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≪第100号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その5 2018/12/25〜






第100号
12/28(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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ANIMAL MUSIC

ANI 076
(2CD)
¥4000→\3690
イルジー・バールタが約四半世紀ぶりにバッハの無伴奏全曲を録音!
J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲(全曲)

 Disc 1
  第1番 ト長調BWV1007
  第2番 ニ短調BWV1008
  第3番 ハ長調BWV1009
  第4番 変ホ長調BWV1010
   【?.前奏曲+?.アルマンド】
 Disc 2
  第4番 変ホ長調BWV1010
   【?.クーラント+?.サラバンド+
    ?.ブーレ機供?.ジーグ】
  第5番 ハ短調BWV1011
  第6番 ニ長調BWV1012
イルジー・バールタ
 (チェロ;作者不詳
  (プラハ/1700年代))

 チェコを代表するチェリスト、イルジー・バールタが約四半世紀ぶりにバッハの無伴奏全曲を録音!低速ではじまる組曲第1番の前奏曲など、興味をつきない大宇宙が広がります!

 録音:2018年7月-10月/ソノ・レコーズ(チェコ)/ディジパック仕様、CD 1 69'02"、CD 2 74'11"

 チェコを代表するチェリスト、イルジー・バールタ久々の新録音は、23年ぶりの再録となるバッハの無伴奏チェロ組曲全曲、ガット弦を使用しての録音です。これまでの演奏経験、また人生経験から培った新鮮な解釈で挑んだ全曲録音。
 まず驚かされるのは組曲第1番前奏曲のテンポ設定。バロック弓を使いながらも驚くほど遅いテンポで始まりつい聴き入ってしまいます。軽やかな演奏にして一音一音たっぷりと聴かせるバールタの演奏で、当作品の新たな魅力にも気づかされます。途中、急にテンポ設定も変わり、前奏曲だけでも驚きの連続です。
 6つの組曲を"6楽章の交響曲" と位置付け、全曲を聴くことで現在のバールタが思い描くバッハの大宇宙が広がります。







B−SHARP



KKC 4168
(SACD HYBRID)
¥2700
ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラによる
 シェーンベルクとベートーヴェンのアルバム。

  シェーンベルク:浄められた夜 作品4
  ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第14番嬰ハ短調 作品131
   (弦楽合奏版/ミトロプーロス編)
ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ
ミヒャエル・エルクスレーベン(コンサートマスター)

 録音:2015年11月5日、ベルリン・コンツェルトハウス
 レコーディング・プロデューサー:フィリップ・ネーデル
 レコーディング・エンジニア:マルティン・キストナー
 62'23、輸入盤・日本語帯・解説・訳付

 2015年11月に、ベルリン・コンツェルトハウスでライヴ録音されたベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラによるシェーンベルクとベートーヴェンのアルバム。

 ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラの母体であるベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団は、ベルリンのコンツェルトハウスを本拠地に1952年設立された名門オーケストラ。2008年にヴァイオリンの日下紗矢子が日本人初の第1コンサートマスターに就任、翌2009年に日下紗矢子とミヒャエル・エルクスレーベンの二人をリーダーとしてベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラが結成されました本録音は、ミヒャエル・エルクスレーベンがコンサートマスターを務めています。

 本ライヴの演目を決定する際まずシェーンベルクの≪浄められた夜≫が候補にあげられました。シェーンベルクはドイツの詩人リヒェルト・デーメルの詩に魅了され、デーメルの詩に基づく作品をいくつか作曲しています。この≪浄められた夜≫もそのひとつ。そしてカップリングには、≪浄められた夜≫が単一楽章であることから、同じように全7楽章が休みなく連続して演奏されるベートーヴェンの弦楽四重奏曲第14番が選ばれています。

 エルクスレーベンは、演奏家の使命として完璧な演奏を目指すのではなく、作曲家の元の意図に近づけ「ルーツに戻る」ということに重きをおいたといいます。そしてライヴでは、作品のメッセージを深く掘り下げ、聴衆に作品の醍醐味を伝えることを目標に挑んでいると。
 しかし、かつての師クルト・ザンデルリングは、厳しいリハーサルの後必ずこう言っていたといいます。「今夜の我々の運命は神に任せるしかない」と。演奏家としての使命と神からの幸運を手にした充実の録音といえるでしょう。

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=cei-8MlSXho


 
 

KKC 4167
(SACD HYBRID)
¥2700
ハイディ・ツァイによる3人の作曲家のピアノ・ソナタ集
 ノルベルト・ブルグミュラー(1810-1836):
  ピアノ・ソナタ ヘ短調作品8
 ルートヴィヒ・シュンケ(1810-1834):
  ピアノ・ソナタ ト短調作品3「グランド・ソナタ」
 ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):
  ピアノ・ソナタ第5番嬰ヘ短調作品81
ハイディ・ツァイ(フォルテピアノ)

 使用楽器:コンラート・グラーフ1819年製コピー、ポール・マクナルティ作
 録音:2016年4月10-14日b-sharpスタジオ、ベルリン
 72'31、輸入盤・日本語帯・解説・訳付

 ヨーロッパを中心に活躍する古楽奏者でありフォルテピアノ奏者であるハイディ・ツァイによるベートーヴェンとシューマンの間にはさまれた3人の作曲家のピアノ・ソナタ集。

 彼女は、アンサンブル「バルセロナ・バロック」を設立、フォルテピアノ奏者としてヨーロッパ各地、上海などで演奏活動を行うほか、現在はフランス在住で後進の指導にもあたっています。
 本アルバムは、ロマン派初期に作曲されたフンメル、ブルグミュラー、シュンケの3 人の作曲家のピアノ・ソナタを収録しています。時代の過渡期にあり現在でこそほとんど知られていないピアノ・ソナタでありますが、ベートーヴェンからシューマンへと続く道に少なからずとも影響を与えた作品群です。

 ベートーヴェンと同時代に生きたフンメル。ピアニストとして名声をほしいままにしていたフンメルですが、作曲家としてベートーヴェンに大きく引き離されることとなります。しかし、このピアノ・ソナタ第5 番についてはベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」を凌駕するような新境地を開いた作品となっています。そして1810年にデュッセルドルフで生まれたノルベルト・ブルグミュラー(教則本で有名なのは兄ヨハン・フリードリヒ・フランツ)は、メンデルスゾーンやシューマン、ショパンらと同世代。幼少より音楽の才能を発揮しましたが、体が弱く26歳という若さでこの世を去っています。

 シューマンは彼の才能を認めており彼の未完の交響曲を補筆しています。ブルグミュラーがまだ10代の頃に作曲されたピアノ・ソナタ。ベートーヴェンの「熱情」を模範とし、ショパンのピアノ・ソナタ第2番を予感させるような野心的な作品となっています。そしてルートヴィヒ・シュンケ。滞在先のライプツィヒでシューマンと親しくなり、この作品3 のピアノ・ソナタはシューマンに捧げられています。シュンケはピアニストとして華々しく活躍していましたが、肺結核にかかり24 歳で亡くなっています。
 17世紀から21世紀まで、そしてチェンバロ、フォルテピアノ、ピアノを巧みに操るハイディ・ツァイならではの好企画盤となっています。

 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=jmor57xlPbM
 




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HMF



HMM 905314/5
(2CD)
¥2800→\2590
マーラーが1902年に交響曲第3番を初演したオーケストラ
 ロトが感動の名演

  マーラー:交響曲第3番ニ短調
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
サラ・ミンガルド(コントラルト)
スコラ・ハイデルベルク女声合唱団
ケルン大聖堂児童合唱隊

 マーラーが1902年に交響曲第3番を初演したオーケストラで、あのロトが感動の名演を果した!

 録音:2018年10月/ケルン・フィルハーモニー/94' 00"

 マーラーの交響曲第5番を、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団と録音して絶賛を受けたロトが、第3番に挑戦しました。同オーケストラは1904年にマーラー自身の指揮で第5 番を世界初演という深い縁がありました。第3 番は多くの文献に「1902年6月9日、クレーフェルトにて作曲者自身の指揮により初演」としか書かれていませんが、この際のオーケストラも、なんとケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団でした。

 ロトはやや速めのテンポながら造型も大きく、ヴィブラート控え目、金管もまろやかに響かせるなど才気煥発ぶりが光ります。牧歌的な歌い回しも絶妙。また児童合唱の天使のような無垢さとイタリアのベテラン、サラ・ミンガルドのカウンターテナーのような低く妖しげな声が、この世のものとは思えぬ不思議な世界を創り上げています。ロトならではの目から鱗の落ちるような「マラ3」が出現しました。

 2018年のセッション録音で、強奏部でも豊かに響く録音も特筆もの。時代楽器演奏でないことを残念に思う向きもあるかもしれませんが、今回もドイツのギュルツェニヒ管で大正解。さらにレ・シエクルで培った「初演当時の響き」をここでも追求、今や少なくなった117年前の古き良きドイツのオーケストラをタイムマシンで聴きに行く感があります。超注目盤の登場です!



 




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ANALEKTA



PAN 29146
(国内仕様盤)
¥2857+税
リシャール=アムランのショパン新録音!
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番

  ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
  ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
シャルル・リシャール=アムラン(ピアノ)
ケント・ナガノ(指揮)
モントリオール交響楽団
AN 29146
¥2500→\2290

 リシャール=アムランのショパン新録音!ケント・ナガノ&OSMとの協奏曲集登場!

 ☆シャルル・リシャール=アムランとケント・ナガノ&モントリオール響!
 ☆2018年9月の来日公演でも披露された、待望のショパン協奏曲集がリリース!

 2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位とソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマン賞)に輝き、ワールドクラスのピアニストとして、一躍のその名と存在感を高めたカナダの若き名ピアニスト、シャルル・リシャール=アムラン。2018年9月の来日公演(福岡、東京、大阪)でも披露され好評を博したショパンのピアノ協奏曲、待望のレコーディングが、カナダのANALEKTA(アナレクタ)よりついに登場!

 カナダ、ケベック州の名門オーケストラ、モントリオール交響楽団、2006年から音楽監督を務める名匠ケント・ナガノとともに、来日公演後の10月にモントリオール交響楽団の本拠地、メゾン・サンフォニク・ド・モンレアル(モントリオール・シンフォニー・ハウス)で行われた情熱のライヴを収録しています。

 ※録音(ライヴ):2018年10月11日−12日&14日、メゾン・サンフォニク・ド・モンレアル(カナダ)






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CHANNEL CLASSICS

CCS 40919
¥2500→\2290
ニン・フェン率いる弦楽四重奏団ドラゴン・クヮルテット
ボロディン、ヴァインベルク、ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲集

 ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調
 ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番ハ短調 Op.110
 ヴァインベルク:弦楽四重奏曲第5番変ロ長調 Op.27
ドラゴン・クヮルテット
 〔ニン・フェン(ヴァイオリン)、
  ワン・シャオマオ(ヴァイオリン)、
  ツェン・ウェンシャオ(ヴィオラ)、
  チン・リーウェイ(チェロ)〕

 パガニーニ・コンクールを制した天才、ニン・フェン率いる弦楽四重奏団 第2弾!

 ☆ニン・フェン率いる中国のスター・アーティストたちによる弦楽四重奏団 "ドラゴン・クヮルテット"!
 ☆セカンド・アルバムは、ロシアの弦楽四重奏曲集!

 中国出身で現在はベルリンを拠点に国際的に活動するニン・フェンは、ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール、ユーディ・メニューイン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなどの権威あるコンクールで入賞し、2005年にマイケル・ヒル国際ヴァイオリン・コンクールで第1位、2006年にはパガニーニ国際コンクールで第1位を受賞した、中国最高峰と評される天才ヴァイオリニスト。

 ドラゴン・クヮルテット(ドラゴン弦楽四重奏団)は、ニン・フェンを筆頭に、チャイコフスキー国際コンクールで銀メダルを受賞したチン・リーウェイ(キン・リウェイ)、中国中央バレエ団オーケストラのコンサートマスター、ワン・シャオマオ、バイエルン放送交響楽団の首席ヴィオラ奏者、ツェン・ウェンシャオといった中国のスター・アーティストたちによって2012年に結成されたアンサンブル。弦楽四重奏のための名曲から、優れた希少作品、中国の現代作品などを世界中で演奏し、活動を続けています。

 シューベルトの「死と乙女」&ドヴォルザークの「アメリカ」の名曲アルバム(CCS 39417)で衝撃的なデビューを飾ったドラゴン・クヮルテット。セカンド・アルバムは、ショスタコーヴィチの第8番、ボロディンの第2番といった、ロシアを代表する重要弦楽四重奏曲を収録し、その並外れた技術と音楽性を聴かせます。




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ONYX



ONYX 4205
¥2500→\2290
ワシリー・ペトレンコ&RLPO/エルガー第3弾!「エニグマ変奏曲」!
 エルガー:
  エニグマ変奏曲 Op.36
  演奏会用序曲《南国にて(アラッシオ)》Op.50
  弦楽セレナード Op.20
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィル

 ワシリー・ペトレンコ&RLPO、エルガー第3弾! 「エニグマ変奏曲」!

 ☆ワシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィル!
 ☆交響曲第1番&第2番に続くエルガー第3弾、「エニグマ変奏曲」!

 2006年9月にワシリー・ペトレンコを首席指揮者(Principal Conductor。2009年9月からはChief Conductor)に迎え、世界を舞台に快進撃を続ける英国の名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(RLPO)。

 エルガーの交響曲第1番(ONYX 4145)、交響曲第2番(ONYX 4165)をリリースし、ロシア音楽だけではない才覚を証明したワシリー・ペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィルのエルガー第3弾では、傑作「エニグマ変奏曲」を中心に、「南国にて」、「弦楽セレナード」を収録。

 ロイヤル・リヴァプール・フィル、オスロ・フィルという2つの名門オーケストラで首席指揮者を務め、2021年からはシャルル・デュトワの後任としてロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に任命されたことでも話題を呼んでいる若き巨匠の筆頭格ワシリー・ペトレンコ(RLPOとは「桂冠指揮者(Conductor Laureate)」のポストで関係を続ける予定)。
 現代最高峰の"エルガリアン"とも称さるワシリー・ペトレンコと、充実の関係を築いてきた英国の名門オケによる新たなエルガー録音にご期待ください!





COL LEGNO


COL20412
\2500
マドリガル集
 1-5.シェールホルン(1962-):マドリガーリ・ア・ディオ(2011)
 6-12.サンチェス=ベルドゥ(1968-):
  Scriptvra antiqva(2010-2012)
 13.ドーメン(1962-):インフラ(2008)
 14.ガーデンシュテッター(1966-):Weh(2007)
ノイエ・ヴォーカルゾリステン・シュトゥットガルト
【メンバー】
サラ・マリア・サン(ソプラノ)
スザンネ・ライツ=ローリー(ソプラノ)
トゥルイケ・ヴァン・デア・ポエル(メゾ・ソプラノ)
マルティン・ナジ(テノール)
グリエルモ・アンツォレーナ(バリトン)
アンドレアス・フィッシャー(バス)

 マドリガルの歴史を辿り、新たな形で現代によみがえらせる「ノイエ・ヴォーカルゾリステン・シュトゥットガルト」。このアルバムでは21世紀に書かれた4つの作品を演奏しています。
 古風な歌い交わしだけでなく、時には囁きなど様々な技巧を凝らした演奏は「声の限界」への挑戦ともいえるでしょう。
  録音 2012年4月2-5日 Siemens-Villa Berlin, Germany
  プロモーション動画 http://ml.naxos.jp/album/WWE1CD20412
 
 

COL20413
\2500
Drama
 1-6.ルカ・ジランチェスコーニ(1956-):Herzstuck 心の小品(2012)
 7-12.カンペ(1976-):Falsche Lieder 偽りの歌(2011)
 13-20.ミシャ・ケーザー(1959-):Praludien 1. Buch 
   前奏曲集 第1巻より第1番-第8番(2004/05)
 21-22.フリードリヒ・チェルハ(1926-):2つの情景(2010/2011)
ノイエ・ヴォーカルゾリステン・シュトゥットガルト
【メンバー】
 サラ・マリア・サン(ソプラノ)
 スザンネ・ライツ=ローリー(ソプラノ)
 トゥルイケ・ヴァン・デア・ポエル(メゾ・ソプラノ)
 マルティン・ナジ(テノール)
 グリエルモ・アンツォレーナ(バリトン)
 アンドレアス・フィッシャー(バス)
 
 「ノイエ・ヴォーカルゾリステン・シュトゥットガルト」のために4人の作曲家が書いたアンサンブル作品。切れ切れの音をつなぎ合わせながら浮き上がる旋律、ささやき、つぶやき、怒号、哀願、多彩な感情を乗せた歌声が交錯する音楽です。
 録音 2013年1月
 
 

COL20416
\2500
Art of Duo サクソフォン作品集
 1-4.オルブライト(1944-1998):アルト・サクソフォン・ソナタ
 5.デサンクロ(1912-1971):前奏曲、カデンツァとフィナーレ
 6-8.デニソフ(1929-1996):アルト・サクソフォン・ソナタ
 9.ムートシュピール(1965-):Music Before Time 時の前の音楽
 10.コッレア(1960-):アレグレ
 11.ツェフ(1960-):パーカッシヴ・モニュメント
 12.ブラインファルク(1971-):The O I Know 私が知る「O」
 13.リュッカー(1985-):Lieber zwei Saxophone
    親愛なる2つのサクソフォン
 14.ミヨー(1892-1974):スカラムーシュ Op.1658b
    -第1曲 Vif(G.ブラインファルク編)
ゲラルト・プラインファルク(ソプラノ&アルト・サクソフォン,クラリネット,バスクラリネット)
イーレン・セレルフォ(ピアノ)…1-8
ヴォルフガンク・ムートスピール(バリトン・ギター)…9
アンドレア・コッレア(ギター)…10
クリストフ・ツェフ(ピアノ)…11
ペール・マティセン(フレットレス・ベース)…12
ファビアン・リュッカー(バリトン・サクソフォン)…13
ハリ・シュトイカー(ギター)…14

 グラーツ音楽大学でサクソフォンを教えているプラインファルクが奏する近現代のサクソフォン作品集。始めの3曲はピアノ伴奏によるシンプルな作品集。その後は様々な楽器とのデュオが続きます。
 前衛的な作品からジャズ風のノリの良い作品まで自由自在な表情を見せるサクソフォンの音色をお楽しみください。おなじみのミヨーのスカラムーシュでは、サクソフォンとクラリネットを持ち換えての演奏が繰り広げられます。
  録音:2013年9月12-13日 Wavegarden Tonstudio, Heiliger Stein (Mitterretzbach), Austria…1-8. 2013年9月 Ziegelwerk…9.11.13 2013年7月-9月 Pezzlgasse…10.12.14
 

旧譜


COL20405
\2500
〔旧譜〕
デュサパン(1955-):歌曲集「O mensch! おお人間よ」
 1.O mensch! Gib acht!
 2.Ein spiegel ist das leben
 3.Ehrgeiz
 4.Der wanderer
 5.Das eherne schweigen
 6.Zurnt mir nicht - Erstes zwischeenspiel
 7.Heiterkeit - Was geschieht?
 8.Auf hohen
 9.Ehrgeiz - Zweites zwischenspiel
 10. Nachtlied
 11.Das wort
 12.Desperat
 13.Drittes zwischenspiel
 14.Das nachtliche geheimn
 15.Lied des ziegenhirten
 16.Viertes zwischenspiel
 17.An Richard Wagner
 18.Ehrgeiz
 19.Die frohliche wissenschaft
 20.Wer hier nicht lachen kann …
 21.Seine gesellschaft zu finden wissen
 22.Aus der tonne des diogenes
 23.Ruhm und ewigkeit - Still!
ゲオルグ・ニグル(バリトン)
ヴァネッサ・ヴァグナー(ピアノ)

 フランスの現代作曲家、デュサパンがニーチェのテキストを用いて作曲した「おお人間よ」。詩的で神秘的な雰囲気が宿った美しい歌曲集です。
 演奏するバリトン歌手ニグルはデュサパンの信頼が厚く、この録音以前にも2作の歌劇に出演しています。現代音楽を得意とするピアニスト、ヴァグナーも作品を深く読み込み、見事な伴奏をつけています。
  録音 2012年4月25.26日 Casino Baumgarten
 
 

COL20406
\2500
〔旧譜〕
Notturni 現代のピアノ作品集
 1.ファーニホウ(1943-):レンマ=イコン=エピグラム(1981)
 2.ベンジャミン(1960-):シャドウラインズ(6つのカノン的前奏曲)(2001)
 3.チェルハ(1926-):マリーノのために「gestorte Meditation」(2010)
 4.チェルハ:幼年時代「スロヴァキアの思い出」-
   第5番 Brezova(1956/1989)
 5.シュトックハウゼン(1928-2007):ピアノ小品 V(1954)
 6.チェルハ:幼年時代「スロヴァキアの思い出」-
   第9番 Egbell(1956/1989)
 7.ケージ(1912-1992):One(1987)
 8.チェルハ:幼年時代「スロヴァキアの思い出」-
   第20番 Knabenschwermut(1956/1989)
 9.シュトックハウゼン:音、一日の24時間-
   3時間目「自然の持続時間」Work83-第5番(2005/2006)
マリーノ・フォルメンティ(ピアノ)
 
 2011年の秋、ウィーン・モデルン現代音楽祭での録音。1965年生まれのピアニスト、マリーノ・フォルメンティはこの音楽祭で深夜に開催された「Notturni」と呼ばれるコンサートに4回出演、フリードリヒ・チェルハとその周辺のピアノ曲を演奏しました(チェルハはこの機会に初めてピアノ独奏曲を作曲、フォルメンティに捧げています)。
 演奏された作品はどれも演奏困難な技巧が用いられており、これらをライヴで弾き切ったフォルメンティの技巧と音楽性には驚嘆するばかりです。
  録音 2011年10月29.31日,11月14.23日 Wiener Konzerthaus, Austria
 
 

COL60012
\2500
〔旧譜〕
ソレール(1729-1783):ファンダンゴとソナタ集
 1.ファンダンゴ
 2.ソナタ 第90番 嬰へ長調
 3.ソナタ 第88番 変ニ長調
 4.ソナタ 第21番 嬰ハ短調
 5.ソナタ 第84番 ニ長調
 6.ソナタ 第117番 ニ短調
 7.ソナタ 第6番 ヘ長調
 8.ソナタ 第15番 ニ短調
 9.ソナタ 第18番 ハ短調
 10.ソナタ 第48番 ハ短調
 11.ソナタ 第24番 ニ短調
 12.ソナタ 第27番 ホ短調
13.ムレッドゥ(1975-):ソレール・デリリウム
ダヴィデ・カバッシ(ピアノ)…1-12
リベロ・ムレッドゥ(エレクトロニクス)…13

 2005年に開催された「ヴァン・クライヴァーン国際ピアノ・コンクール」で入賞したピアニスト、ダヴィデ・カバッシ。
 彼はスペインの作曲家、聖職者のソレールを好んでおり、このアルバムではカバッシが代表的なソナタを12曲演奏、最後に現代作曲家ムレッドゥによるソレールヘのオマージュ「ソレール・デリリウム」で締めくくるというプログラムです。
 録音 2008年4月6-8日 Barto?k Studio, Bernareggio, Italy
 
 


COL60014
\2500
〔旧譜〕
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲集
 1-3.ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調「ジュノーム」K271
 4-6.ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K595
ジャスミンカ・スタンチュール(ピアノ)
グスタフ・クーン(指揮)
ボルツァーノ=トレント・ハイドン管弦楽団

 ウィーン音楽大学で学び、1989年、ウィーン国際ベートーヴェン・コンクールで優勝を飾ったピアニスト、ジャスミンカ・スタンチュールをソリストに、グスタフ・クーンが率いるボルツァーノ=トレント・ハイドン管弦楽団が演奏するモーツァルトの2曲の協奏曲。ロサンゼルス・タイムズ誌やウィーン・ツァイトゥング誌などで絶賛されたアルバムです。
 録音 2007年9月19日-10月3日 Auditorium Haydn, Bolzano, Italy.
 
 


COL60016
(3CD)
\4800
〔旧譜〕
ワーグナー(1813-1883):舞台神聖祝典劇《パルジファル》
【CD1】
 1-10.第1幕
【CD2】
 1-2.第1幕 続き
 3-11.第2幕
【CD3】
 1-10.第3幕
パルジファル…ミヒャエル・バーバ(テノール)
アンフォルタス…トーマス・ガツェッリ(バリトン)
ティトゥエル…ミハエル・ドウマス(バス)
グルネマンツ…マンフレード・ヘム(バス)
クリングゾル…ミヒャエル・クプファー(バリトン)
クンドリー…マルティナ・トムチク(メゾ・ソプラノ) 他
グスタフ・クーン(指揮)
ウィルトン修道院少年合唱団
チロル祝祭管弦楽団&合唱団

 現代音楽に特化している「col legno」レーベルには珍しい、ワーグナーの「パルジファル」全曲録音。
 ロマン派のオペラを得意とするグスタフ・クーンの手堅い指揮と、チロル祝祭管弦楽団の奏でる手作り感にあふれたワーグナーが心地よい雰囲気をかもしだしています。歌手たちの熱唱も聴きどころ。
  録音 2007年7月 チロル音楽祭  Passionsspielhaus, Erl, Austria, during
  
 


COL60017
\2500
〔旧譜〕
シューマン(1810-1856):謝肉祭/ピアノ協奏曲
 1-20.謝肉祭 Op.9
 21-23.ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
ダヴィデ・カバッシ(ピアノ)

グスタフ・クーン(指揮)…21-23
ボルツァーノ=トレント・ハイドン管弦楽団…21-23

 2005年に開催された「ヴァン・クライヴァーン国際ピアノ・コンクール」で入賞したピアニスト、ダヴィデ・カバッシによるシューマンの2つの作品集。ベートーヴェンやモーツァルトなど古典派作品で端正な演奏を聴かせるカバッシ、ここでもキレのよいタッチによる美しいシューマンを演奏しています。
 録音 2010年10月15日 Bartok Studio, Bernareggio…1-20 2008年5月5日 Auditorium Haydn, Bolzano ライヴ…21-23
 
 

COL70001
(8CD)
\6000
〔旧譜〕
※ドイツ語による朗読のCDです
ワーグナー(1813-1883):楽劇《ニーベルングの指環》
 スヴェン=エリク・ベヒトルフによるリブレット朗読

  ※CD8枚のほかに、全収録内容のMP3を収めたCD-Rom1枚付き
スヴェン=エリク・ベヒトルフ(朗読)

 長大な《指環》のテキストのみを朗読で延々と楽しむという企画。
 楽しみ方は人それぞれ。ドイツ語の美しい響きに耳を奪われます。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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キング・インターナショナル



KKC 4166
¥2500→\2290
世界初出音盤(LP)のマスターテープから初CD化
 1943年/フルトヴェングラー&ウィーン・フィル/田園

 ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」

 <ボーナストラック>
  リヒャルト・シュトラウス:
   交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」作品28*
  シューベルト:
   交響曲第8番 ロ短調「未完成」 D. 759-第1楽章リハーサル*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
*ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 優美で気品ある至高絶美のサウンド!ウィーン・フィルの美質をいかしたフルトヴェングラー最高の「田園」、ついに世界初出音盤(LP)のマスターテープから初CD化。望みうる復元最高音質で登場。
 併録の2曲は超希少音源―宇野功芳絶賛の「ティル」と巨匠の発言入り「未完成」練習風景。

 録音:1943年12月22,23日 ムジークフェラインザール、ウィーン/*1951年頃 ベルリン〜1952年ドイツ映画 『音楽の大使(フルトヴェングラーと巨匠たち)』サウンドトラックより
 96kHz 24bit、デジタル変換音源、MONO、国内製造品、日本語帯・解説付

 SP時代の「田園」というと、ワルターがウィーン・フィル(VPO)と1936年におこなった録音が有名ですが、フルトヴェングラーもVPO を起用して43年に独エレクトローラ(EMI系)へセッション録音(会場はムジークフェラインザール)を行なっていました。
 しかし、戦時の折、材料不足のためSP発売は見送られることに。1952年、LP時代になって、巨匠はVPO とLP用に再録音したため、43年録音のほうはお蔵入りの状態が続きました。
 1971年に米ターナバウト・レーベル(VOX プロダクション)よりLP(TV-4408)が登場。これは43年録音の世界初出音盤。86年になってようやくエレクトローラがLP で発売したときのような、第1楽章提示部の反復を"加工再使用" したものではなく、巨匠のオリジナル演奏通り(反復なし)のもの。しかも、原盤のSP 11 面中4 面は別テイクとなっています。この巨匠オリジナル演奏通りのマスター音源が96kHz/ 24bit でデジタル・リマスターされて、ついに初めてCDで登場します!

 この演奏こそ、フルトヴェングラー理想の「田園」といえるもの。ムジークフェラインの豊かな残響を取り入れ、弦は典雅にまろやかに響き、低弦はコクある深みの音を、木管は爽やかで瑞々しい歌を奏でます。慈しむように優しい自然な流れ。BPO との翌44年録音のような激烈な「嵐」( ティンパニの強打) にはならず、そのあとに訪れる平安は祈りに満ちた感情を呼び起こしてやみません。

 ボーナストラックとして2 曲を追加。ベルリン・フィルとの「ティル」と「《未完成》の練習風景」で、1952年公開のドイツ映画 「音楽の大使( フルトヴェングラ- と巨匠たち)」で使われた音源です。77年に発売されたLP・米エヴェレストSDBR-3252 のマスターテープから96 k Hz/ 24Bit で変換された迫真の音質にご注目ください。

 「ティル」・・宇野功芳氏が「演奏自体はウィーン盤よりもさらに優れている。・・その気迫の鋭さには誰しも圧倒されよう。・・猛烈な終結も比類がない」(『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社α文庫)と評しているように、巨匠随一の名演。ベルリン・フィルの上手さ、その合奏力には舌を巻くほど。

 「《未完成》の練習風景」・・曲の冒頭から3分強(61小節まで) の練習風景。巨匠の発言入り。市販CD としては初出となる超希少音源。

 




<国内盤> 

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マイスター・ミュージック



MM-4049
¥3000+税
ペーター=ルーカス・グラーフ (フルート)
リサイタル 〜ライヴ・イン・コンサート 2018

 G. F. ヘンデル:ソナタ ヘ長調 作品1-11
 J. ラウバー:3つのフモレスク フルート・ソロのための
 F. シューベルト(グラーフ編):アルペジオーネ・ソナタ第1楽章
 A. ルーセル:笛吹きたち 作品27
 福島 和夫:冥 フルート・ソロのための
 Ph. ゴーベール:ノクチュルヌとアレグロ・スケルツァンド
 アンコール:
  F. シューベルト:セレナーデ 歌曲集「白鳥の歌」第4曲
  Ph. ゴーベール:マドリガル
ペーター=ルーカス・グラーフ (フルート)
田原さえ(ピアノ)

 ファンを魅了し続ける、最高峰フルーティスト
 無伴奏作品2曲を含む、古典〜ロマン派〜現代までの重要作品で構成された、芸術性高い内容。
 90歳目前とは感じさせない強靭な身体から発せられる瑞々しい音楽と、衰えを知らない高い技術、そして、そこにライヴという心地よい緊張感を伴った、一期一会の貴重なレコーディングです。ライヴ・レコーディング
 
 


MM-4050
¥3000+税
モーツァルト:
 交響曲 第29番イ長調K. 201
 ヴァイオリン協奏曲 第4番ニ長調K. 218
 ファゴット協奏曲 変ロ長調 K. 191
 交響曲 第1番 変ホ長調 K. 16
ウィーン・クラシックス
ミヒャエル・ウェルバ(指揮&ファゴット独奏)
ダニエル・フロシャウアー(ヴァイオリン独奏)

 ウィーン・フィルの精鋭メンバーによる室内楽
 伝統的スタイルでの演奏を目的に、ウィーン・フィルの精鋭メンバーで結成された「ウィーン・クラシックス」。少編成の弦楽器にウィンナ・オーボエ2本、ウィンナ・ホルン2本を加え、ニュアンス豊かな響きを内包した音楽の再現を目指しています。
 特に、同団の重鎮ソロ・ファゴット奏者M.ウェルバの指揮と独奏で収められた協奏曲は注目。
 2009年に、日墺交流140周年を記念して制作されたアルバムのリマスタリング盤。
 
 


MM-4045
\3000+税
オーボエとイングリッシュホルンのために
 G. カー : 3人の奏者のための3つの小品
 E. ボザ : プロヴァンスの羊飼いたち
 N. ブレイク: 2本のオーボエとイングリッシュホルンのための組曲
 G. ジェイコブ : 2つの小品
 L. van ベートーヴェン :
  三重奏曲 ハ長調
  モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲
池田 昭子(オーボエ)
金子 亜未(オーボエ)
和久井 仁(イングリッシュホルン)

 屈指の奏者3名、ニュアンスに富む快演
 ダブルリード楽器のイメージにつきまとう“扱いにくさ”をまるで感じさせない、本当にストレスフリーな均質性と融和性を兼ね備えたサウンドを満喫させてくれる。
 ときには「本当にこんな少人数で?」と思わせるほど、和声的な厚みや、その色合と質感の変化まで鮮やかに表出するのも印象的だ。全編を貫くカンタービレの魅力ともあいまって、聴き終えて覚える満足感はすこぶる高い。(木幡一誠、ライナーノーツより)
 




<映像>


BELVEDELE(映像)


BELVED08019
(DVD)
\3500
ヨハンナ・ドーデラー (1969-):
 子供のための歌劇「ファティマ」
 あるいは勇敢な子供たち
  ラフィク・シャミ原作、
  ルネ・ジステラー台本
カルロス・オスナ (テノール)…ハッサン
アンドレア・キャロル (ソプラノ)…ファティマ
ソリン・コリバン (バリトン)…領主(魔物)
モニカ・ボヒネク (メゾ・ソプラノ)…母
キャロル・ウィルソン (メゾ・ソプラノ)…沈黙の老婦人
ウィーン国立歌劇場オペラ学校の子供たち…蝶

ベンジャミン・ベイル (指揮)
ウィーン国立歌劇場オペラ学校少年合唱団
ウィーン国立歌劇場舞台管弦楽団

ヘンリー・メイソン (演出)
ヤン・マイヤー (舞台芸術)

 ※日本語字幕あり
 ファティマは勇気ある賢い少女。お兄さんのハッサンと病気のお母さんの三人暮らしです。家はとても貧しく食べ物にもこと欠いています。ハッサンは家族を助けるため、絶対に腹を立てないことを条件に週に1枚の金貨をもらう約束で城の領主(実は魔物)に雇ってもらいます。
 ハッサンは牛や馬の世話をして一生懸命働き金貨がたまったところで、魔物のずる賢い挑発にのって腹を立ててしまい、金貨をもらえないどころか彼の「夢」も盗られてしまいます。「夢」は魔物の大好物の食べ物でした。打ちひしがれて家に帰ってきたハッサン。それを見た妹のファティマは魔物を退治するために一人で城に乗り込み、知恵比べをして魔物を倒します。するとお兄さんだけではなく、捕らえられていたたくさんの「夢」が解き放たれ持ち主の子供たちに戻ったのです。

 シリア出身の作家ラフィク・シャミの物語に、ヴァイオリニストのコパチンスカヤとのコラボで知られるオーストリアの作曲家ヨハンナ・ドーデラーが作曲した、「喜びと悲しみと興奮にみちた魔法の世界」に子供たちを招待するという意図で制作された新作です。
 アラビアン・ナイトの世界にも通じるエキゾティックな雰囲気とヨーロッパに伝わる伝承民話に基づいたグリム童話やペロー童話などの要素が見事に融合した新しい子供のための物語がオペラになりました。
 ウィーン国立歌劇場所属の、アンドレア・キャロル(タイトルロール)、カルロス・オスナ(ハッサン)らが若々しい歌唱演技を見せ、インターナショナルに活躍するバリトン、ソリン・コルバン(領主)が脇を固めています。
 バックはヨーロッパのオペラ・シーンで活躍するベンジャミン・ベイルの指揮、ウィーン国立歌劇場舞台管弦楽団という豪華版です。
  収録:2015年12月23日 音声:ステレオ 2.0 字幕:ドイツ語(歌唱言語)、英語、フランス語、アラビア語、韓国語、日本語 映像:16:9 リージョンコード0 NTSC 収録時間:62分57秒
 




NAXOS(映像)



2.110590
(DVD)
\3800
ヴェルディ(1813-1901):歌劇《スティッフェリオ》(1850)
3幕

 フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ:台本
 エミール・スーヴェストル&ユージーン・ブルジョワ:
      「牧師、または福音と家」原作
 カトレーン・クズミク・ハンゼルによる比較校訂版
スティッフェリオ:牧師…ルチアーノ・ガンチ(テノール)
リーナ:スティッフェリオの妻…
             マリア・カッツァラーヴァ(ソプラノ)
スタンカー伯爵:リーナの父…
                 フランチェスコ・ランドルフィ(バリトン)
ラファエーレ:リーナの恋人…
                        ジョヴァンニ・サーラ(テノール)
ヨルグ:老牧師…エマヌエーレ・コルダーロ(バス)
ドロテア:リーナのいとこ…
                チェチリア・ベルニーニ(メゾ・ソプラノ)
フェデリコ:ドロテアの恋人…ブリゴイ・ナコスキ(テノール)

グリエルモ・ガルシア・カルヴォ(指揮)
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団
ボローニャ市立歌劇場合唱団…
    合唱指揮:アンドレア・ファイドゥッティ

グラハム・ヴィック:演出
マウロ・ティンティ:装置&衣装
ジュゼッペ・ディ・ロリオ:照明
ロン・ハウエル:振付
ダニエレ・デ・プラーノ:ビデオ・ディレクター
NBD0084V
(Blu-ray)
\3800

 ※日本語字幕あり
 19世紀のドイツ。福音伝導牧師スティッフェリオの妻リーナは、夫の旅行中に若い恋人ラファエーレと密会をしています。これに怒ったスティッフェリオはリーナと離縁し、彼女の父スタンカー伯爵は決闘の末、ラファエーレを殺害。罪を悔い涙を流すリーナを赦すか、赦さないか逡巡するスティッフェリオは…

 1850年作曲、同年トリエステで初演されたこの作品、プロテスタントの牧師とその妻の不倫というスキャンダラスなテーマが検閲にかかり、大幅な改訂を要求されることになりました。ヴェルディは迷った末、時代と舞台となる街を変更し、7年後に《アロルド》として改作。こちらは大絶賛されました。
 注目のテノール、ルチアーノ・ガンチは、スティッフェリオの「神に仕える者としての堂々たる表情」と、「妻の不倫に悩む人間的な表情」を見事に歌い分け、この難しい役に人間的なぬくもりを与えています。リーナ役のカッツァラーヴァ、父のスタンカーを歌うランドルフィも素晴らしい演技で作品を盛り上げるとともに、ラファエーレを歌うサーラの若々しい歌唱も魅力的。全体をまとめ上げたカルヴォはヴェルディの躍動的なリズムを生かして、テンポ良く物語を進めています。
今回の上演は、聴衆が取り巻く中に設えられた舞台の上で物語が進行するというユニークな演出。若い二人の愛を見守るのも、罪人を糾弾するのも全て舞台を見ている人たちというスリリングな演出が話題となり、この映像は2018年の第37回「フランコ・アッビアーティ」音楽評論家賞、特別賞を獲得しています。
 収録 2017年10月 ファルネーゼ劇場 パルマ、イタリア ヴェルディ音楽祭
 収録時間:119分 音声:フランス語歌唱     ステレオ2.0/DTS5.1(DVD)   ステレオ2.0/DTS5.1(Blu-ray)    字幕:日本語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語
 画面:16:9 REGION All(Code:0)…DVD  A.B.C…Blu-ray DVD…片面2層ディスク Blu-ray・・・2層 50GB 1080i  High Definition
 
 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=1doo_WYbB94
 
 

2.110591
(DVD)
\3800
ピエール・ガヴォー(1761-1825):歌劇《レオノール》(1798)
2幕

 ジャン・ニコラ・ブイイ:台本
レオノール/フィデリオ…キミィ・マクラーレン(ソプラノ)
フロレスタン…ジャン=ミシェル・リシェル(テノール)
ロック…トミスラフ・ラヴォワ(バス)
マルセリーヌ…パスカル・ボーダン(ソプラノ)
ピザール…ドニミク・コテ(バリトン)
ジァッキノ…ケヴェン・ゲデス(テノール)
フェルナン…
    アレクサンドル・シルヴェストル(バスバリトン)

ライアン・ブラウン(指揮/芸術監督)
オペラ・ラファイエット管弦楽団&合唱団

オリオール・トーマ(演出)
ローレンス・モンゴー(装置&衣装)
ジュリー・バセ(照明)
アントニーノ・ドゥルゾ(サウンド・エンジニア)
ジェイソン・スター(ビデオ・ディレクター)
NBD0085V
(Blu-ray)
\3800

 ※日本語字幕あり
 愛するフロレスタンを救うために男装して牢に潜入するレオノール(フィデリオ)。その颯爽とした姿に恋心を抱くマルセリーヌ。その姿を見て嫉妬に苦しむジャキノ。様々な人々の思惑が交錯するなか、フロレスタンの処刑の時が迫り・・・。

 ベートーヴェンが完成させた唯一のオペラ《フィデリオ》。この原作はフランスの役人ジャン・ニコラ・ブイイがトゥーレーヌで起きた実際の事件を元に仕立てた作品であり、女性が男装して囚われの夫を救い出すというユニークな設定の根底に流れる英雄的精神が当時大評判となったものです。
 この物語を最初にオペラにしたのが、このガヴォーの《レオノール》で、ベートーヴェンの「レオノーレ」第1稿よりも7年ほど前に完成されています。
 ガヴォーの作品は、ベートーヴェンのような厳めしさは感じられず、全体的にのどかで牧歌的。冒頭のマルセリーヌのアリアも純朴で美しい舞曲であり、清楚な雰囲気を漂わせています。
颯爽とした舞台姿が美しいマクラーレンのフィデリオ、悪役然としたピザール役のコテら、実力ある歌手たちによる歌唱に加え、オペラ・ラファイエットによる鮮やかな演奏は、忘れられた作品を色鮮やかに蘇らせるとともに、聴衆の興味と好奇心を刺激、知られざるオペラを見る楽しみを与えてくれます。
 収録 2017年2月23日 ジェラルドW.リンチ劇場 ジョン・ジェイ・カレッジ(ニューヨーク)
 収録時間:82分 音声:フランス語歌唱      ステレオ2.0(DVD)  ステレオ2.0(Blu-ray)   字幕:日本語・英語・フランス語・韓国語
 画面:16:9 REGION All(Code:0)…DVD A.B.C…Blu-ray DVD…片面2層ディスク Blu-ray・・・単層 25GB 1080i  High Definition 
 
 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=SEtf1mkGfZQ
 
 

2.110393
(DVD)
\3000
ラモー(1683-1764):歌劇《イメンとアムールの祭り、またはエジプトの神》
 プロローグと3場のオペラ=バレ(1747)
 ルイ・ド・カユザック:台本
【プロローグ】
愛…ケリー・バロウ(ソプラノ)
喜び…アーロン・シーハン(テノール)
婚姻の神…レティティア・スピツァー・グリマルディ(ソプラノ)
他の神々…ニューヨーク・バロック・ダンス・カンパニー
カトリーヌ・テュロシー(演出)

【第1幕-オシリス】
オルテジー:アマゾンの女王…クレア・デボノ(ソプラノ)
ミリーヌ:オルテジーの守護者…イングリッド・ペルシュ(ソプラノ)
オシリス…ジェフリー・トンプソン(テノール)
アマゾンの住民たち…カラーニディ・ダンス
他の人々…ニューヨーク・バロック・ダンス・カンパニー

【第2幕-カノープ】
カノープ:ナイルの神…フランソワ・リス(バス)
アゲリス:カノープの守護者
メンフィス…イングリッド・ペルシュ(ソプラノ)
高僧…ウィリアム・シャープ(バリトン)
エジプトの女…ケリー・バロウ(ソプラノ)
エジプト人たち…ニューヨーク・バロック・ダンス・カンパニー
カノープの信奉者たち…ショーン・カラン・カンパニー

【第3幕-アリュエリスまたはイシエス】
アリュエリス:芸術の神…
    ジェフリー・トンプソン(テノール)
オリエ…クレア・デボノ(ソプラノ)
羊飼いの女…
     レーティティア・スピツァー・グリマルディ(ソプラノ)
羊飼い…カイル・ビールフィールド(テノール)
エジプト人の五重唱…
 ケリー・バロウ/レティティア・スピツァー・グリマルディ/
 カイル・ビールフィールド/ウィリアム・シャープ/フランソワ・リス
エジプト人…アーロン・シーハン(テノール)
アマゾンの住民たち…カラーニディ・ダンス
ナイルの神の信奉者たち…ショーン・カラン・カンパニー

ライアン・ブラウン(指揮&芸術監督)
オペラ・ラファイエット管弦楽団&合唱団
コリン K.ビルズ(照明)
ミーシャ・カシュマン(情景)
ジェニファー・タルディフ・ベル(衣装)
マリー・アンヌ・シマン&マリリン・スコウ
  (ニューヨーク・バロック・ダンス・カンパニーの衣装)

 ※日本語字幕あり
 ラモーのオペラ=バレ《イメンとアムールの祭り、またはエジプトの神》は1747年にフランス王ルイ15世の息子、王太子ルイ・フェルディナンの2度目の結婚を祝うために作曲されました。エジプト神話を題材にしたこの作品は、ソリストたちのアリアや合唱の他、タイトル通り「バレ=舞踊」も主役。神々や自然、魔法が入り混じる幻想的な世界を背景に、牧歌的な物語が繰り広げられるという作品で、上演するためには歌手、オーケストラに加え、優れた踊り手も必要とされます。
 このライアン・ブラウンとオペラ・ラファイエットによる上演は、洗練された音楽はもちろんのこと、数多くの出演者たちが入れ替わり立ち代わり表れては踊り、歌うという実に見ごたえのある舞台です。彩り豊かな装置、衣装と素晴らしいダンサーたちのしなやかな動きにしばし目を奪われることでしょう。
 収録 2014年 オペラ・ラファイエット 収録時間:148分
 音声:フランス語歌唱     ステレオ2.0(DVD)   字幕:日本語・フランス語・英語・韓国語
 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク
 
 

2.110589
(DVD)
\2800
アメリカのオール=スター・バンド《アメリカ海兵隊バンド》
シンフォニック・バンドのためのマスター・ピース集 プログラム1-3

 プログラム1:ABOVE AND BEYOND
  1.プログラム1:オープニング
  2.グレインジャー:リンカーンシャーの花束 解説
  3-9.リンカーンシャーの花束 演奏
  9.アメリカ海兵隊バンドのショート・ヒストリー:第1部
  10.ジェラード・シュワルツ:Above and Beyond 解説
  11.ジェラード・シュワルツ:Above and Beyond 演奏
  12.新しい音楽とアメリカ海兵隊バンドを俯瞰して
  13.ジェニファー・ヒグドン:ファンファーレ・リトミコ 解説
  14.ジェニファー・ヒグドン:ファンファーレ・リトミコ 演奏
  15.スーザ:忠誠 解説
  16.スーザ:忠誠 演奏
  17.クレジット
 プログラム2:NEW ENGLAND SPIRIT
  18.プログラム2:オープニング
  19.ウィリアム・シューマン:ニュー・イングランド3部作 解説
  20-22.ウィリアム・シューマン:ニュー・イングランド3部作 演奏
  23.アメリカ海兵隊バンドのショート・ヒストリー:第2部
  24.パーシケッティ:仮面舞踏会 解説
  25.パーシケッティ:仮面舞踏会 演奏
  26.ユーフォニアム-ユニークなバンドの楽器
  27.アメリカ海兵隊バンドのショート・ヒストリー:第3部
  28.スーザ:星条旗よ永遠なれ 解説
  29.スーザ:星条旗よ永遠なれ 演奏
  30.クレジット
 プログラム3: CLASSIC BAND MASTERPIECES
  31.プログラム3:オープニング
  32.ホルスト:
    吹奏楽のための組曲 第1番 変ホ長調 解説
  33-35.ホルスト:
    吹奏楽のための組曲 第1番 変ホ長調 演奏
  36.アメリカ海兵隊バンドのショート・ヒストリー:第4部
  37.ヒンデミット:コンサート・バンドのための交響曲
    変ロ長調 解説
  38-40.ヒンデミット:コンサート・バンドのための交響曲
    変ロ長調 解説
  41.ブライト・シェン:序曲「上海」解説
  42.ブライト・シェン:序曲「上海」演奏
  43.アンコール…スーザ:
   星条旗よ永遠なれ&クレジット
ジェラード・シュワルツ(指揮)
ジェイソン K.フェティグ大佐(指揮)…16.28.43
アメリカ海兵隊バンド

 "The President's Own=大統領のために"を精神に掲げるアメリカで最も長い歴史を持つ「アメリカ海兵隊バンド」。1798年に活動を始め、アメリカ建国とともに歩んできた由緒あるバンドです。
 現在はジェイソン K.フェティグ大佐が指揮者として演奏を行っておりますが、この映像ではジェラード・シュワルツを客演指揮者に迎え、3つの革新的なプログラムを披露しています。
 第1部でグレインジャーの名作「リンカーンシャーの花束」を中心に、自作とヒグドンの作品を。
 第2部では近代アメリカ音楽の立役者の一人、ウィリアム・シューマンの作品や、パーシケッティの作品、第3部はホルストの名作「組曲 第1番」とヒンデミット、ブライト・シェンの作品を取り混ぜてシュワルツが極めてスマートに演奏しています。映像にはアメリカ海兵隊バンドのショート・ストーリーも挿入されるなど、ファンにとってもうれしい内容です。
 収録時間:170分 音声:英語(字幕なし)   ステレオ2.0(DVD) 画面:16:9 REGION All(Code:0) DVD…片面2層ディスク
 
 


2.110612
(DVD)
〔旧譜〕
\2800
カルロ・コロンバーラ〜バスの芸術
 1.フラメンコ・イントロダクション
 2.ビゼー(1838-1875):歌劇《カルメン》-
   エスカミーリョのアリア「闘牛士の歌」
 3.ヴェルディ(1813-1901):歌劇《ドン・カルロ》-
   ひとり淋しく眠ろう
 4.ロッシーニ(1791-1868):歌劇《セヴィリアの理髪師》-
   かげ口はそよ風のように
 5.ヴェルディ:歌劇《シモン・ボッカネグラ》-哀れなる父の胸は
 6.グノー(1818-1891):歌劇《ファウスト》-眠ったふりをしている君
 7.ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》-御身は預言者たちの唇を
 8.ボーイト(1842-1918):歌劇《メフィストフェーレ》-これが世界であるか
 9.ヴェルディ:歌劇《アッティラ》-わが魂を膨れあがらせて
 10.ラフマニノフ(1873-1943):歌劇《アレコ》-アレコのカヴァティーナ
 11.ムソルグスキー(1839-1881):歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》-
   さようなら、わが息子よ
 12.クレジット
カルロ・コロンバーラ(バス)
ジェルジ G.ラート(指揮)/
スイス・イタリア放送管弦楽団…1.6.7.8.9.10
ウラディーミル・ギャウロフ(指揮)/
ブルガリア国立交響楽団…2.5.11
ファブリツィオ・ミラーニ(指揮)/
プラハ・チャイコフスキー管弦楽団…3.4

オスカー・マルトス(ディレクター)

 1964年、イタリア・ボローニャ生まれのバス歌手カルロ・コロンバーラ。12歳でピアノを始め、やがて歌の勉強を始めたコロンバーラは、1986年に“ヴィオッティ・コンクール”で最優秀イタリア人歌手賞を受賞。1989年にはミラノ・スカラ座でムーティが指揮する「シチリアの晩鐘」に出演し注目を浴びました。
 また紫禁城で上演されたメータとの《トゥーランドット》にはティムール王役で出演し、こちらは世界で上演された他、映像も発売され大ヒットとなったため、彼の名声も一躍上がったことで知られています。
 この映像には、2003年と2006年に3つのオーケストラと共演し、名アリアを歌った場面が収録されており、当時の彼の若々しい歌唱と巧みな技術、幅広いレパートリーを聴くことができます。
 収録:2006年1月28-31日 ソフィア…1.2.5.11 2006年 プラハ…3.4 2003年4月 スイス・イタリア放送…6-10
 日本語字幕なし
 

<LP>


COL LEGNO(LP)


COL20312
(LP)
\3500
フラヌイはアルプスの牧草地
 1.マルクス・クレーラー:Ohne Ruh'
 2.クレーラー&アンドレス・シェット:アダムとエヴァ
 3.シューベルト:水の上で歌う(M.クレーラー&A.シェット編)
 クレーラー&アンドレス・シェット:
  4.マジック・レントラー
  5.Litanei der Fluche
  6.Schreibt die Ortsbauerin
  7.Regen 雨
  8.B 100
 9.シューベルト:ドイツ・ミサ D872-
  世界はまだ形もなく、そこにあった(M.クレーラー&A.シェット編)
 10.エルサレムへの旅(M.クレーラー&A.シェット編)
 11.シューマン:もう陽は輝かない(M.クレーラー&A.シェット編)
 12.マーラー:子供の不思議な角笛より(M.クレーラー&A.シェット編)
 13.クレーラー&アンドレス・シェット:神よ、私を護りたまえ
フラヌイ(アンサンブル)

 1993年から活動を始め、2018年に結成25周年を迎えるアンサンブル「フラヌイ」。このアルバムは彼らの結成20年を記念して製作されたLPレコードです。
 フラヌイとは標高2300m、東チロリアン・ヴィルグラーテン渓谷の山の牧草地を意味する言葉。「フラヌイ」はこの地方の民謡からウィーンの現代音楽まで様々な素材を自在に編曲し、管楽器、民族楽器と歌を組み合わせた楽しい演奏を聞かせます。
 














12/27(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HMF



HMM 902503
¥2700→\2490
エッセール&ジョゼフ・ジュード
 対面型ダブル・ピアノによるエッセール編の「幻想交響曲」

 ベルリオーズ(エッセール編):
  幻想交響曲Op.14(2台ピアノ版)
ジャン=フランソワ・エッセール、
マリー=ジョゼフ・ジュード
 (ピアノ)

 オーケストラに肉薄する迫力!対面型ダブル・ピアノによるエッセール編の「幻想交響曲」

 ピアノ:1928年プレイエル製対面ピアノ使用
 録音:2018年6月/シテ・ド・ラ・ミュジーク(パリ)/53' 00"

 ベルリオーズ・イヤーの幕開けを飾る注目のアルバムがリリースされます。ベルリオーズの幻想交響曲をジャン=フランソワ・エッセールがみずから2台のピアノ用に編曲、マリー=ジョゼフ・ジュードと共演しています。

 ベルリオーズの幻想交響曲の編曲といえばリストによる独奏用が有名ですが、徹頭徹尾オーケストラ的発想で作られている曲だけに、10本の指でカバーするにはリストであっても限界がありました。連弾版もいくつか作られましたが、音域がかぶる部分は必ずしも再現できませんでした。
 何故かこれまで2台のピアノ版がありませんでしたが、全く非ピアノ的な音楽にもっともふさわしいのは、演奏者の自由度の高いこの形態だという「コロンブスの卵」的アイディアが実現しました。

 名ピアニスト、エッセールの編曲だけに華麗かつ効果的。「舞踏会」でのフランス的な洒脱さ、「断頭台への行進」迫力と終楽章の狂気いずれも充実度満点。技巧的なピアノ作品特有なボルテージの高い興奮にも満ちています。

 さらに興味深いのは、通常のピアノでなく1928年プレイエル社製対面ピアノを用いていること。これは同社が1897年に開発した両サイドに鍵盤を持つ大きな長方形の楽器で、一台で2台ピアノを演奏できるもの。全部で74台製造され、コルトーやホルショフスキも所有していたとされます。
 今回はパリの音楽博物館所蔵の貴重なオリジナル楽器で演奏・録音となりました。コンディションの異なる2台のピアノを用いることでは達成できない響きの均一性が驚異的で、理想的なピアノ版・幻想交響曲が誕生しました。




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CHANDOS

RCHSA 5234
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤)
¥3238+税
ガードナー&バーミンガム市響のシューベルトの交響曲集スタート!
シューベルト:交響曲集 Vol.1

 交響曲第3番ニ長調 D.200
 交響曲第5番変ロ長調 D.485
 交響曲第8番 ロ短調 D.759《未完成》
エドワード・ガードナー(指揮)
バーミンガム市交響楽団
CHSA 5234
(SACD HYBRID)
(輸入盤)
¥2800→\2590

 エドワード・ガードナー&バーミンガム市響!シューベルトの交響曲集スタート!

 ☆エドワード・ガードナー、CBSOとの新シリーズ。シューベルトの交響曲集スタート!

 イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督として活動し、2015年からはベルゲン・フィルの首席指揮者を務めているイギリスの若きマエストロ、エドワード・ガードナー。2010年から2016年まで首席客演指揮者を務め、Chandosでは「メンデルスゾーン・イン・バーミンガム」(CHSA 5132、CHSA 5139、CHSA 5151、CHSA 5161)という録音プロジェクトで成功を収めたガードナーとバーミンガム市交響楽団(CBSO)の新たなシリーズは、なんとシューベルトの交響曲集がスタート!

 第1弾は、交響曲第3番、第5番、そして「未完成」の2楽章を収録。メンデルスゾーンで反響を呼んだガードナー&CBSOのコンビによる期待のシューベルト。メンデルスゾーンに引き続き、SACDハイブリッド・サラウンドによる録音です!

 ※録音:2018年7月9日ー10日、タウン・ホール、バーミンガム(イギリス)



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CHAN 20030
¥2400→\2190
タスミン・リトル(ヴァイオリン)
女流作曲家のヴァイオリン作品集

 エイミー・ビーチ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.34
 クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22
 エセル・スマイス:ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.7
 エイミー・ビーチ:
  ロマンス イ長調 Op.23、
  インヴォケーション(祈り) Op.55
タスミン・リトル(ヴァイオリン)
ジョン・レネハン(ピアノ)

 タスミン・リトル新録音、女流作曲家のヴァイオリン作品集!

 ☆英国の名女流ヴァイオリニスト、タスミン・リトル。
 ☆3人の偉大な女流作曲家、クララ・シューマン、エイミー・ビーチ、そしてエセル・スマイスのヴァイオリン作品を集めたタスミン・リトルならではのプログラム!

 知られざる作品の探求、そしてイギリス音楽の伝導者として長いキャリアを歩む英国の名女流ヴァイオリニスト、タスミン・リトル。
 ブラームスのヴァイオリン・ソナタ集(CHAN 10977)に続くリトルの録音は、ドイツのクララ・シューマン(1819-1896)、アメリカのエイミー・ビーチ(1867-1944)、そしてイギリスのエセル・スマイス(1858-1944)といった、時代を切り拓いてきた偉大な女流作曲家たちによるヴァイオリンとピアノのための作品集。
 クララ・シューマンはもちろんのこと、ビーチ、スマイスともロベルト・シューマンとブラームスから影響を受けた3名の作品を、タスミン・リトルの暖かく熟練したヴァイオリンで贈ります。

 ※録音:2018年6月12日−14日、ポットン・ホール(サフォーク)


 


CHAN 20077
¥2400
ファンホ・メナ(指揮)&BBCフィル
アリアーガ:管弦楽作品集

 序曲《幸福な奴隷》
 エルミニー(ソプラノと管弦楽のためのカンタータ)*
 序曲 ニ長調 Op.20
 歌劇《メデア》 のアリア
  (Hymen! viens dissiper une vaine frayeur)*
 大管弦楽のための交響曲 ニ短調
ファンホ・メナ(指揮)
BBCフィルハーモニック
ベーリト・ノルバッケン・スールセット(ソプラノ)*

 ファンホ・メナのスペイン音楽、アリアーガの管弦楽作品集!

 ☆2018シーズンまでBBCフィルのチーフ・コンダクターを務めたスペイン音楽のスペシャリスト!
 ☆ファンホ・メナの「スペイン音楽シリーズ」、最新作は「スペインのモーツァルト」ことアリアーガの音楽!

 ジャナンドレア・ノセダの後任として2011年〜2018年までBBCフィルハーモニックのチーフ・コンダクター(首席指揮者)を務め、現在はシンシナティ5月音楽祭の首席指揮者、スペイン国立管弦楽団の首席客演指揮者(Director Asociado)を務めるスペインのマエストロ、ファンホ・メナ。スペイン音楽のスペシャリストであるメナが、母国スペインの音楽を発掘する人気シリーズ「ラ・ムジカ・デ・エスパーニャ」の最新作。
 これまでの、ファリャ、トゥリーナ、アルベニス、モンサルバーチェらから少し時代を遡り、「スペインのモーツァルト」の異名を誇る夭逝の天才作曲家、ホアン・クリソストモ・アリアーガ(1806−1826)の音楽が登場!

 ※録音:2018年3月15−16日、メディア・シティUK(サルフォード)


 


CHAN 20081
¥2400
バヴゼ・プレイズ・シューマン 〜 大ソナタ
 大ソナタ(ピアノ・ソナタ第3番) ヘ短調 Op.14
 ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
 3つの幻想小曲集 Op.111
 暁の歌 Op.133
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)

 ジャン=エフラム・バヴゼ ロマン派へ、シューマンのグランド・ソナタ!

 ☆ジャン=エフラム・バヴゼ、古典派からロマン派へ!
 ☆バヴゼがヤマハCFXで弾く、シューマンの「大ソナタ」!
 ☆2019年2月来日、札響と共演!

 フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。ドビュッシーやラヴェル等フランス音楽の権威として名声を誇り、Chandosレーベルでは、ベートーヴェン、ハイドン、モーツァルトらの録音でも定評を得てきたバヴゼが、ロマン派音楽へと進出。「大ソナタ(ピアノ・ソナタ第3番)」を中心とした、ロベルト・シューマンのピアノ作品集を録音。

 「大ソナタ」をバヴゼが最初に発見したのは、1980年代のホロヴィッツのレコーディング。その後1985年にパリでホロヴィッツと演奏と話し合いをする機会を得ており、バヴゼもホロヴィッツと同じように、1835年のオリジナル版と1853年の改訂版の両方の要素を組み合わせたハイブリッド・バージョンで録音しています。

 ハイドンやモーツァルトのレコーディングに続いて、今回のシューマンでもYAMAHA CFXモデルのピアノを使用しています。

 ※録音:2018年7月4−6日、ポットン・ホール(サフォーク)

 ☆バヴゼ2019年来日公演予定!
 2019年2月15日(金)&16日(土) 札幌コンサートホールKitara
 ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調、左手のためのピアノ協奏曲
 広上 淳一(指揮)、札幌交響楽団






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CHANNEL CLASSICS



OCCSSA 41119
(2SACD HYBRID/
特別価格)
(国内仕様盤)
¥5333+税

天女レイチェル・ポッジャーの新譜は・・・
 バッハ!"ヴァイオリン版" 無伴奏チェロ組曲!!

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(ヴァイオリン版/世界初録音)

 組曲第1番ト長調 BWV.1007
 組曲第2番ニ短調 BWV.1008
 組曲第3番ハ長調 BWV.1009
 組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
 組曲第5番ハ短調 BWV.1011
 組曲第6番ニ長調 BWV.1012

レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
CCSSA 41119
(2SACD HYBRID/
特別価格)
(輸入盤)
¥4000→\3690

 天女レイチェル・ポッジャーのバッハ!"ヴァイオリン版" 無伴奏チェロ組曲!!

 ☆グラモフォン賞2018「アーティスト・オヴ・ザ・イヤー」受賞!
 ☆バロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャーのバッハ伝説最新章!
 ☆J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」を全曲ヴァイオリンで演奏するという画期的な録音!

 "バロック・ヴァイオリンの天女" レイチェル・ポッジャーは、1997年から2002年にかけてイングリッシュ・コンサートのリーダーを務め、2006年には自身が主宰するブレコン・バロック・フェスティヴァルの芸術監督に就任。
 オランダのChannel Classicsレーベルより数々の伝説的名盤を生み出し、2015年には英国王立音楽アカデミーの誉れ高き「バッハ賞」を受賞(女性アーティストとしては初)。そして、2018年の英グラモフォン賞では「アーティスト・オヴ・ザ・イヤー」に選ばれるという快挙を達成しています。

 2018年来日公演時のインタビュー(レコード芸術2018年11月号掲載)でも語られ話題を呼んでいた、バッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲をヴァイオリンで演奏するという画期的なプロジェクトの録音がついに登場。様々な楽器のために作品をリサイクルするのもバッハの魅力のひとつと語るポッジャーが、チェロの真似ではなく、ヴァイオリンならではの表現で実現させた「無伴奏チェロ組曲」です。

 歴史的名盤となった「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」(CCSSEL 2498)に始まり、トレヴァー・ピノックと共演した「ヴァイオリン・ソナタ集」(CCS 14798)、ブレコン・バロックのデビュー・アルバム「ヴァイオリン協奏曲集」(CCSSA 30910)、ピリオド・アンサンブル版の「フーガの技法」(CCSSA 38316)と、ポッジャーが築いてきた輝かしき「バッハ伝説」に、新たな、そして偉大な一枚が加わります!







IBS CLASSICAL


IBS32018
\2600
ウルマン(1898-1944):歌劇《アトランティスの皇帝》 ピエール=イヴ・プリュヴォ(バリトン)/
ヴァシル・スリパーク(バリトン)
アンナ・ウォール(メゾ・ソプラノ)/
ナタリー・ペレス(ソプラノ)
セバスティアン・オブレヒト(テノール) 他
オルケストレ・ムジケ・デ・ルミエレス/
ファクンド・アグディン(指揮)

 退廃音楽の烙印を押されたことで知られるヴィクトル・ウルマンがテレジエンシュタットの強制収容所で作曲したオペラ「アトランティスの皇帝」。
 主人公である皇帝がヒトラーを揶揄したものとされたのか、リハーサルまではこぎつけたものの、結局上演されることなくウルマンは強制収容所で命を落とします。
 物語は極めてわかりやすいもの。“社会の近代化に伴い、死神がへそを曲げ、誰も死ななくなってしまう世界。危機感をいだいた皇帝が死神に「元の世界にもどすように」詰め寄るのですが、死神はその代償として皇帝の命を要求する・・・”作品には当時流行していたジャズやハイドン、ヴァイルなどの旋律もさりげなく取り入れられていますが、やはり全曲に漂う「死の影」からは逃れることができません。
 この演奏は、各々の歌手の表現力が高く、全体がすっきりとまとめられています。
  録音 2015年3月5-7日 Podium Dudingen,Switzerland
 
 

IBS22018
(2CD)
\3000
ドビュッシー(1862-1918):前奏曲集 第1巻&第2巻 他
【CD1】
 1-3.版画
 4.バラード
 5-16.前奏曲集 第1巻
【CD2】
 1-12.前奏曲集 第2巻
 13-15.忘れられた映像
クラウディオ・コンスタンティーニ(ピアノ)

 ペルー出身のピアニスト、コンスタンティーニが弾くドビュッシー。彼はピアノだけでなくバンドネオンの演奏家としても国際的なキャリアを持ち、作曲家、編曲家としても活躍するというマルチな才能の持ち主です。
 このアルバムは、彼によるドビュッシー作品全集の第2集となるもので、後期の傑作である2巻の「前奏曲」を中心に、版画やバラード、「忘れられた映像」が並べられており、陰影に富んだ響きと美しいタッチを味わうことができます。
 2014年にリリースされた第1集(IBS72014)と併せ、南米出身のピアニストによる初のドビュッシー、ピアノ作品全曲録音となる記念すべきアルバムです。
  録音 2015年3月10-11日,2016年2月22-23日 Auditorio Manuel de Falla, Granda, Spain
 
 

IBS12018
\2600
ドヴォルザーク(1841-1904):歌曲集
 4つの歌 Op.82
  1.Lasst mich allein 私にかまわないで
  2.Die Stickerin 縫い取りしながら
  3.Fruhling 春
  4.Am Bache 小川のほとりで
 ジプシーの歌 Op.55
  5.Ma pisen zas 私の歌が鳴り響く、愛の讃歌
  6.Aj! Kterak trojhranec muj preozkosne zvoni
   ああ、聴けよ私のトライアングルを
  7.A les je tichy kolem kol 森はひっそりと静まりかえり
  8.Kdyz mne stara matka zpivat ucivala
 わが母の教え給いし歌
  9.Struna naladena 弦の調子をあわせて
  10.Siroke rukavy 大きくゆったりとした軽い亜麻の服を着て
  11.Dejte klec jestrabu 鷹の翼はタトラの峰高く
 民謡風の歌曲 Op.73
  12.第1番:Dobru noc, ma mila おやすみ
  13.第2番:Zalo dievca zalo travu 草刈り女
  14.第3番:Ach, neni, neni tu, co by me tesilo
   ああ、お前はもういない
  15.第4番:Ej, mam ja kona faku 私は馬を持っている
 聖書の歌 Op.99
  16.Oblak a mrakota jest vukol Neho
    黒雲と闇は主のまわりにあり
  17.Skryse ma a paveza ma Ty jsi
   主よ、御身はわが隠れ家にしてわが盾
  18.Slys, o Boze, slys modlitbu mou
   神よ、わが祈りを聞きたまえ
  19.Hospodin jest muj pastyr 主はわが羊飼い
  20.Boze! Boze! Pisen novou
   神よ、神よ、新しき歌を歌わん
  21.Slys, o Boze, volani me
   おお神よ、わが願いを聞きたまえ
  22.Pri rekach babylonskych
   バビロン川のほとりで
  23.Popatriz na mne a smiluj se nade mnou
   主よ、われを顧みたまえ
 24.Pozdvihuji oci svych k horam
   山に向かいてわれ眼を上げ
 25.Zpivejte Hospodinu pisen novou
   主に向かいて新しき歌を歌え
マルタ・インファンテ(メゾ・ソプラノ)
ホルヘ・ロバイナ(ピアノ)

 1874年から1878年の間、若いドヴォルザークはオーストリア政府の国家奨学金の審査を受け、これを得ることに成功しました。
 当時の彼の年収の2倍以上の高額でしたが、彼は結局5年間に渡り受けとれたため、心おきなく中央ヨーロッパ音楽の伝統を学ぶことができたのです。
 とは言え、当時のウィーンがチェコ出身の作曲家に求めたのは「チェコの音」であり、モラヴィア民謡やスラヴの民謡だったのです。
 このアルバムに収録されている多くの歌は民謡に由来しており、なかでも「わが母の教え給いし歌」の郷愁溢れる旋律は日本でも広く愛される名曲です。
 かたや「聖書の歌」はドヴォルザークがニューヨークで過ごした時期の作品。彼の友人たちや故郷の父親を思い作曲したとされる深い感情表現に彩られた曲です。マルタ・インファンテの美しい声が魅力的な1枚です。
 録音 2016年9月4-6日 Auditorio Manuel de Falla, Granada, Spain
 
 


IBS162017
\2600
近現代のスペイン・ヴァイオリン作品集
 1.ロドルフォ・アルフテル(1900-1987):カプリッチョ Op.40
 2.ギンジュアン(1931-):テンシオ
 3-4.ガルシア・アブリル(1933-):ディプティコ
 5.ベルナオラ(1929-2002):パジーナ
 6.トレス(1965-):チャコーナ
 7.ブロトンス(1959-):地には平和を Op.97
 8.サラーテ(1972-):歌 第1番
 9.サラーテ:歌 第2番
 10.ホセ・アレナス(1983‐):マクトゥーブ 1
アレハンドロ・ブスタマンテ(ヴァイオリン)

 19歳でソリストとして舞台に立って以来、アレハンドロ・ブスタマンテはその誠実な演奏で世界的に活躍しています。コンクールの受賞歴も多く、また各国の批評家たちも彼に好意的な意見を寄せています。
 2010年からピアニスト、エンリケ・バガリアとデュオを結成し、ロマン派から近現代の作品を演奏していますが、このアルバムではスペイン近現代の無伴奏作品を演奏、幅広いスタイルによる多彩な作品を聴かせています。
 アルフテルとパジーナ以外は、全てプスタマンテのために作品が提供されており、彼自身も作曲家たちの惜しみなき献身に感謝していると言葉を寄せています。
  録音 2017年4月23-25日 Auditorio, Manuel de Falla, Granada, Spain
 
 

IBS182017
\2600
フェルナンデス(1570-1629):カンツォネッタ集
 1.Si a Belen Carillo vas
 2.Virgen, a parir te atreves
 3.Oh, que gozo tan profundo
 4.Sabes, Bras, como entre el heno
 5.Si de amor la viva fragua(室内アンサンブル編)
 6.Aunque por extranos modos
 7.Corramos, Gil, tras de aquel
 8.Senor, si el alma os agrada
 9.A San Pedro(室内アンサンブル編)
 10.Si es que a adorarme os provoco
 11.En tres casas de ajedrez
 12.Quien es la Iglesia romana
 13.Hoy a la reina en su dia
 14.De San Pedro(室内アンサンブル編)
 15.Verbo en carne soberano
 16.De estas ovejas de aca
 17.Que juzgas tu, Juan pastor
 18.Cenemos, que es Nochebuena
 19.Cenemos, que es Nochebuena
 20.Algun bocado de pan
 21.Cual es la comida
 22.Hombre, no estes descuidado
カペラ・プロラティオヌム
アンサンブル・ラ・ダンスリー

 1614年、ハエンの詩人アロンソ・デ・ボニッラ・ガルソン(1570頃-1635)が出版した文学作品集「Peregrinos pensamientos de misterios divinos en varios versos y glosas dificultosas」は688の詩を含む分厚い本で、概念主義による最も初期の残存する出版物として知られています。Peregrino=ペレグリーノとは奇妙なもの、偽りのもの、様々な解釈が可能なもの、不正確なものなど、いくつかの意味を持つ言葉であり、この書を完全に解釈することは困難とされていました。しかし著者でさえ、この書物から「歌うための音楽」が生まれていたとは想像もできなかったでしょう。フェルナンデスはプエブラ大聖堂のチャペルマスターであり、1614年のクリスマス・イブのためにこの曲集を書いたとされています。この世界初録音となるアルバムは、知られざるフェルナンデスの音楽を通して、ボニッラの文学を辿ります。
 録音 2017年4月23-25日 Auditorio, Manuel de Falla, Granada, Spain
 
 

IBS172017
\2600
HAUSPOZ
現代のアコーディオン作品集

 1-2.デュケ:Iduna
 3.ウルキーサ(1988-):Assur
 4.エドラー=コペス(1976-):Rumores de limite I, "Escuchar al viento"
 5.サントコフスキー:Desierto y oasis
 6.リュウ・ウェン(1988-):Penumbra
 7.ボニラウリ(1964-):Al Tasto 010
 8.ホセ・ドミンゲス・ロブレス:3つのノクトゥルノス
 9.ストーク:Botschaft
 10.アブラミドウ:Vocx
マリア・スボメンディ・デ・ラ・オス(アコーディオン)…1-2.6.7.9.10
アンデル・タレリア(アコーディオン)…3.4.5.6.
オルガ・モラル(アコーディオン)…6.8

ルシア・オタエギ(クラリネット)…3.5/エリサ・アイロン(チェロ)…3
アイトル・ウカール(ギター)…4/ハイゼ・リザラズ(ピアノ)…7
マッディ・サンス・サンチェス(ハープ)…9
アガーテ・アミリビア・ガライ(チェロ)…9
ラウラ・ガルシア・イタルテ(クラリネット)…10

 1994年生まれの若き女性アコーディオン奏者デ・ラ・オス。数々のコンクールで受賞経験を持つ彼女は現在、バーゼルで現代音楽を学ぶほか、世界初演曲の演奏も数多くこなし、作曲家が要求する超絶技巧にもやすやすと応える存在です。
 このアルバムでもソロだけでなくアンサンブルにも見事な順応性を見せる彼女、その才能に世界中が注目しています。
 オルガ・モラルは1992年バルセロナ生まれ。すでにスペイン、フランス、ドイツで演奏活動を多く行うだけでなく、スペインのユース管弦楽団(JONDE)とも共演。もちろんコンクール受賞歴も多い逸材です。
 もう一人のアンデル・タレリアは「アコーディオンの天才」として高く評価されており、このアルバムでも安定した技巧による悠々たる演奏を聴かせています。
 3人の共演はトラック6の1曲のみですが、この曲では意表を突く音を楽しむことができます。アコーディオンの概念が覆されるような興味深い1枚です。
  録音 2017年7月12-15日 Musikene, San Sebastian, Spain
 
 

IBS152017
(2CD)
\3000
トマス・マルコ(1942-):カンタータ「イスラ・デソラーダ」
 【CD1】
  1.La sombra de los recuerdos
  2.Aquelarre
  3.El tiempo y la memoria
 【CD2】
  1.La soledad violada
  2.El mar de las Nereidas
マリナ・ロドリゲス=クージ(メゾ・ソプラノ)
エドゥアルド・サンタマリア(テノール)/マヌエル・ガリアーナ(ヴォーカル)
カンタブリア大学室内合唱団
グスタボ・ディアス=ヘレス(ピアノ)/ハビエル・ネグリン(ピアノ)
アントニオ・ドミンゴ(打楽器)/ペドロ・テラン(打楽器)
ホセ・ラモン・エンシナール(指揮)

 2015年にルチアーノ・ゴンザレス・サルミエント(長いキャリアを持つピアニストであると同時に詩人としても活躍)によって書かれた詩的な文章をテキストに、トマス・マルコが作曲したカンタータ。
 内容は5つのエピソードで構成されており、荒廃した島で孤独に生きる人々が描かれています。物語は合唱、語り、メゾ・ソプラノとテノール独唱によって進められます。
 複雑なプロットを包みこむかのようなピアノと打楽器の合いの手が聴きどころです。
  録音 2017年8月16日 ライヴ 66 Festival Internacional de Santander, Cantabria, Spain
 
 

IBS142017
\2600
TRUTHS
サクソフォン作品集

 1.フィゲーラ(1988-):Via
 2.トレス(1965-):Epodo
 3.キスラン(1984-):Sobre la expresion del movimiento
 4.エスラバ(1970-):http://ml.naxos.jp/opus/800807
 5.ポサダス(1967-):アナバシス
 6.ベルナル(1978-):Numbers No. 1, "post truth"
アンヘル・ソリア(サクソフォン)

 1842年、ベルギーの音楽家、楽器職人アドルフ・サックスが持ち込んだ楽器に賞賛の声を上げたベルリオーズ。彼はこの楽器のすばらしさを新聞記事にしましたが、当時はまだ多くの賛同者を得るには至りませんでした。
 しかし20世紀後半になって、サクソフォンはジャズの分野で予想以上の人気を獲得、人々はこの楽器の新たな可能性を見出すこととなりました。
 このアルバムではアバンギャルドと呼ばれる世代に属する作曲家たちによって書かれた6つの作品を聴くことができます。彼らの美学はどれも異なり、その表現方法は多様性に富むため、結果的に楽器のあらゆる表現力を引き出すことに成功しています。
 録音 2016年7月,2017年1-3月 Lamila Studio, Spain
 
   


IBS112017
\2600
トマス・マルコ(1942-):ピアノ作品集
 1.ソレア
 2.お守り
 3-5.カルメネスの形式によるソナタ
 6-8.ジャルディーニ・スカルラッティアーニ(マドリードのソナタ)
 9-11.3つの小品
 12.無窮動によるトッカータ
 13-19.Movilidad de la escultura 彫刻のモビリティ
マリオ・プリスエロス(ピアノ)

 1942年スペイン生まれの作曲家、トマス・マルコ。マドリードで法律を学びながら、音楽(作曲とヴァイオリン)も学び、フランスで現代音楽の雄、ブーレーズ、マデルナに教えを乞い、ドイツではシュトックハウゼンの助手も務めたという万能の人。
 彼のポリシーは現実を解体した上で再構成し、アート作品へと変換するというもので、このアルバムに収録されている作品も、ラテン的なリズムと不思議な音の並び方がユニーク。
 「マドリードのソナタ」と題された曲や、音が乱雑に並べられているような「トッカータ」が聴きごたえたっぷりです。
  録音 2017年6月4-6日 Auditorio Manuel de Falla, Granada, Spain
 
 

IBS102017
\2600
MIRROR
J.S.バッハ(1685-1750):カンタータ BWV170&82 他

 1.ジョスカン・デ・プレ(1455-1521):森のニンフ、泉の女神(管弦楽編)
 2-6.J.S.バッハ:カンタータ 第170番「喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜」
 7.バード(1540-1623):聖なるミューズたちよ
 8-12.J.S.バッハ:カンタータ 第82番「われは満ちたれり」
アンナ・ウォール(メゾ・ソプラノ)…2-6.7
リザンドロ・アバディー(バス・バリトン)

ファクンド・アグディン(指揮)
オルケストレ・ムジケ・デ・ルミエレス

 「MRROR」と題されたこのアルバムは、バッハの2曲のカンタータと、これに呼応するかのようなジョスカン・デ・プレとバードの作品で構成されています。
 本来は声楽で歌われるデ・プレの「Nymphes des bois 」はオケゲムの死を悼んで書かれたもの。バードの「Ye sacred muses」はトマス・タリスのためのエレジー。
 そしてバッハの2つのカンタータは生きていることへの疑問と感謝が歌われるなど、これら4つの作品は「魂の終着」というテーマを持っており、作曲された年代の違いこそあれ、どれも諦念と悲しみを反映するかのような静かな美しさを有しています。
 2004年にスイス、バーゼルで創設されたオルケストレ・ムジケ・デ・ルミエレスは、フランスとスイスを中心に活躍する室内管弦楽団。バロック期以前の作品だけでなく、最近では「ヌエボ・タンゴ・ヌエボ」というプロジェクトに取り組み大きな成果を上げているアンサンブルです。
 録音 2016年10月12-14日 Salle de l'Inter - Porrentruy, Switzerland
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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TOKYO FM



TFMC 0049/50
(2CD)
【新装再発売】
¥3900→\3590

ローラ・ボベスコ全盛期の美音
 1983年ボベスコ東京ライヴ
ジャケット一新、
 魅力的なビジュアルと共に楽しむ至高の名演。

  ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.2-8
  ショーソン:詩曲 Op.25
  ブラームス:
   ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調『雨の歌』Op.78
  ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
 【アンコール】
  クライスラー:
   ガエターノ=プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット
  ストラヴィンスキー:『イタリア組曲』より タランテラ
  ジョプリン:ジ・エンターティナー
  エスペホ:
   『古風なスタイルによる2つの小品』より プレスト

ローラ・ボベスコ(ヴァイオリン)
岩崎 淑(ピアノ)
TFMCSA 0049
(SACD シングルレイヤー)
【新装再発売】
¥4800

 品格の色香。全盛期の美音をとらえた鮮明ステレオ録音。ジャケット一新、魅力的なビジュアルと共に楽しむ至高の名演。

 (2CD)ステレオ、新リマスタリング、国内プレス、日本語帯・解説付
 (SACD シングルレイヤー)ステレオ、国内プレス、日本語帯・解説付

 1983年ボベスコ東京ライヴがジャケットを替えて新装再発売。CDとSACDでのリリースです。高級感あふれるジャケット・デザインでボベスコを聴く悦びが更に大きくなりました。ボベスコ絶頂期のしたたる美音を心行くまで堪能ください。

 この1983年の東京ライヴは東京FMが総力を挙げて録音しました。当時のエンジニアが録音技術の粋を尽くし「セッション録音並みの音」を目指したもので、ライヴ離れした高音質がたいへんな魅力となっております。
 ボベスコは多彩なプログラムを披露、得意のヴェラチーニや美しいショーソンなど、彼女にしか出来ない演奏を大いに聴かせます。クライスラーやジョプリンなどアンコールまでしっかり収録。ファンにはたまらない愛蔵盤となりましょう。

 ※移行発売に伴いTFMC-1006/7 およびTFMCSA-1006 は廃盤になります。

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TFMC 0051/2
(2CD)
【新装再発売】
¥3900→\3590
フルニエ、東京ライヴ!
バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲 BWV1007-1012

 第1番ト長調 BWV1007
 第5番ハ短調 BWV1011
 第3番ハ長調 BWV1009
 第4番変ホ長調 BWV1010
 第2番ニ短調 BWV1008
 第6番ニ長調 BWV1012
ピエール・フルニエ(チェロ)
TFMCSA 0051
(SACD シングルレイヤー)
【新装再発売】
¥4800

 名演の誉れ高いバッハ無伴奏の東京ライヴ!フルニエのリアルな音が真摯な気迫と品格でせまる。

 録音:1972年3月2日(第1・5・3番)、1972年3月4日(第4・2・6番)/東京、虎ノ門ホール(ライヴ、ステレオ)

 (2CD)ステレオ、新リマスタリング、国内プレス、日本語帯・解説付
 (SACD シングルレイヤー)ステレオ、国内プレス、日本語帯・解説付

 フルニエ伝説の1972年バッハ無伴奏東京ライヴがジャケットを替えて新装再発売。CDとSACDでのリリースです。高級感あふれるジャケット・デザインでフルニエを聴く悦びが更に大きくなりました。品格と気迫に満ちたフルニエ渾身の演奏を心行くまで堪能ください。第1 夜に第1・5・3番、第2夜に第4・2・6番が演奏された、名演の誉れ高き虎ノ門ホール・ライヴを当時の演奏順そのままにすべて収録。

 「音楽を愛する、とりわけ私の父のことを知らない世代の皆さん。当ライヴ録音は、クラシックの美と、沸き起こる興奮を結び合わせ、情感、力感、構成力の真髄がつまっています。そして日本の皆様はこの素晴らしい演奏家を記憶にとどめることでしょう。
 父、ピエール・フルニエを。彼は1954年に初めて日本を訪れ、その後も日本のファンをいつも身近に感じていたのでした。父の誠実さ、気高さ、勇気は好評を博したこの東京公演で永遠となりました。激しさと美しさをあわせもつ父のサウンドを、見事に復元したこのディスクに喜びを感じます」〜ジャン・フォンダ・フルニエ

 ※移行発売に伴いTFMC-1010/1 およびTFMCSA-1010 は廃盤になります。



<LP>


TOKYO FM(LP)


TFMCLP 1057/8
(2LP)
¥14000+税
佐藤陽子、斎藤秀雄の芸術
 [LP1]
  チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
   (A面:第1楽章、B面:第2・3楽章)
 [LP2-A面]
  モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543
 [LP2-B 面]
  ロッシーニ:歌劇『セビリアの理髪師』序曲
  ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲 Op.437
佐藤陽子(ヴァイオリン)
斎藤秀雄(指揮)
新日本フィルハーモニー交響楽団

 コーガンに見出された天才・佐藤陽子。凱旋帰国公演の白熱的興奮、ついにLP化!世界の小澤を育てた名匠・斎藤秀雄のタクトも素晴らしい。

 録音:[LP1、2-B面]1974年2月18日/東京文化会館、[LP2-A面]1973年4月3日/東京文化会館
 国内プレス、完全限定生産盤、日本語帯・解説付

 TOKYO FMからCDで出ていた名盤がめでたくLP化!LP用のリマスタリングを施しアナログ・マスター・テープを作成した上で製品化しています。佐藤陽子の至芸、斎藤秀雄の芸術をとくとお楽しみください。

 超天才ヴァイオリニスト佐藤陽子のチャイコフスキーは何度聴いても凄まじいです。完璧な技巧に鬼気迫る表現、開いた口がふさがらない大興奮の巧さ。斎藤秀雄のタクトがまた寸分の狂いもなくソリストにビタッと合わせ、爽快ですらある凄味にあふれています。斎藤秀雄芸術をさらに味わえるのがモーツァルト。
 この縦横の揃い具合と音程の綺麗さはいったい何事か?しかも非常に多声的。しかし最近の古楽的解釈とはまったく違う、必要なものだけを徹底的に鍛え上げた現代オーケストラという響きで唯一無二。

 注目を集めたのは、モスクワでレオニード・コーガンに師事し、4年ぶりに帰国した佐藤陽子さんだった。このチャイコフスキーは快演と評されて話題になったものだ。完璧なテクニックと精妙なカンタービレ、音楽の強い推進力など、鮮やかというほかはない演奏である。
 なおこの時の佐藤さんの演奏には盛り上げたフィナーレの大詰で楽器の弦が切れてしまい(パンという音が録音にも入っている)、最後の二つの16分音符は、エイッと弾く身振りだけしてしめくくった、というエピソードがある。しかし不思議なもので、演奏の現場で激しい音楽のエネルギーに巻き込まれている聴き手は、実際に出なかった音も何となく聞こえたような気になってしまうものらしい。
 ラジオ中継室にいた筆者も一瞬オヤと思った程度だった。ただ部屋の窓から、佐藤さんがその瞬間におそろしく派手な大見得を切ったように見えたのは確かだった。
 ―音楽評論家 元・FM 東京プロデューサー 東条碩夫














12/26(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ARCODIVA

 1998年に創設されたARCODIVA(アルコディーヴァ)。チェコと中央ヨーロッパの作品に100以上のカタログを誇るチェコのレーベルです。
 チェコの放送局や「プラハの春」音楽祭などのコラボレーションも多く、アルバムのクォリティの高さで知られています。

UP0203
\2300
グラナドス&ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲集
 1-4.グラナドス(1867-1916):ピアノ三重奏曲 Op.50
 5-8.ドヴォルザーク(1841-1904):
  ピアノ三重奏曲 第3番 ヘ短調 Op.65
ハリール・トリオ
【メンバー】
 エドゥアルド・ガルシア・サラス(ヴァイオリン)
 ヤーナ・ポドルスカ(チェロ)
 ヴァーツラフ・マーシャ(ピアノ)

 スペインのヴァイオリニスト、ガルシア・サラスを中心に結成されたアンサンブル“ハリール・トリオ”。彼らの目標は19世紀後半に活躍したチェコのヴァイオリニスト、カレル・ハリールの名前を広めることでした。
 ハリールは長年ヨアヒム四重奏団(初代)の第2ヴァイオリニストを務めただけでなく、ソリストとしては1886年にチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をドイツで初演、またピアニスト、作曲家として知られるテレサ・カレーニョと共演するなど多彩な活動をした人です。このアルバムでアンサンブルはグラナドスとドヴォルザークの三重奏曲を演奏、良き19世紀の香りを存分に伝えています。
 録音日 不明
 


UP0204
(2CD)
\3600
トリオ・クラヴィオ:ピアノ三重奏曲集
【CD1】
 1-5.ストラヴィンスキー(1882-1971):組曲「兵士の物語」
 6-8.バルトーク(1881-1945):コントラスツ BB116
 9-12.シェーンフィールド(1947-):クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲
【CD2】
 1.フルニーク(1967-):アルファベット
 2-4.ブルンナー(1983-):Like Children 子供のように
 5.フィラス(1955-1997):キアロスクーロ
 6-7.ボドロヴァ(1954-):ダンシング・マウンテン
トリオ・クラヴィオ
【メンバー】
 ヤーナ・チェルノホウツォーヴァ(クラリネット)
 ルシア・フルカ・コプソーヴァ(ヴァイオリン)
 ルシエ・ソウトローヴァ・バルチョーヴァ(ピアノ)

 チェコの三重奏団「トリオ・クラヴィオ」はポーランドのクラリネット奏者、指揮者、ヤクブ・ボクンの支援のもとに2013年に設立されたアンサンブルです。
 ブロツワフで開催された音楽祭でデビュー、以降、ヨーロッパ全土でリサイタルを開催し高い評価を獲得している彼女たち、3人それぞれがヤマハの奨学金を得た俊英でもあり、ソリスト、オーケストラのメンバーとしても活躍しています。
 このアルバムではバルトークやストラヴィンスキーをはじめとした近現代の作品を演奏、多彩な音色をいかした闊達な表現が魅力的です。
  録音 2017年 Sound Studio HAMU, Martinu Hall, Prague, Czech Republic
 
 

UP0179
\2000
ボニ・プエリ/ヨーロッパからの心
 1.ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」HWV56-ハレルヤ
 2.ライヒャ(1770-1836):テ・デウム
 3.ヴァヴィロフ(1925-1973):カッチーニ伝「アヴェ・マリア」
   (V.ポペルカによる合唱と管弦楽編)
 4.フランク(1822-1890):天使の糧
   (S.ボドロヴァによる合唱と管弦楽編編)
 5.J.S.バッハ(1685-1750):G線上のアリア(V.ポペルカによる合唱と管弦楽編)
 6.スメタナ(1824-1884):連作交響詩「わが祖国」-第2曲 モルダウ
   (V.ポペルカによる合唱と管弦楽編)
 7.イェレミアーシュ:チェコ民謡-モラヴィアとスロヴァキア民謡
 8.伝承曲:Za tichu Moravu(V.ポペルカによる合唱と管弦楽編)
 9.伝承曲:Ty bystersky zvony(V.ポペルカ、M.ライチルによる合唱と管弦楽編)
 10.伝承曲:Tancuj, tancuj(V.ポペルカ、M.ライチルによる合唱と管弦楽編)
 11.チェン・チーガン(1951-):あなたとわたし
 12.ポペルカ:ハリウッド・メドレー
クリスティーナ・ジョンストン(ソプラノ)…4.11
ボニ・プエリ少年合唱団
チェコ室内管弦楽団パルドビツェ
マレク・シュティレツ(指揮)

 チェコを代表する合唱団「ボニ・プエリ」。東ボヘミアの都市、フラデツ・クラロヴェを本拠地とし、世界中で活躍。2000年には初来日し、以降、日本に何度もやってきて見事なハーモニーを披露しています。
 通常の少年合唱団とは違い、変声期を迎えたメンバーもそのまま在籍(23歳まで)することで、ソプラノ、アルト、テノール、バスまですべてのパートをカバー、厚みのあるハーモニーを紡ぎだすことで知られています。
 このアルバムには、「アヴェ・マリア」や「G線上のアリア」など彼らの最も得意とするレパートリーと、イェレミアーシュによる“ボヘミア民謡”をもとにしたアレンジ作品など洗練された曲が収録されており、合唱団の魅力が存分に提示された魅力的な1枚となっています。
 録音日 不明
 
 

UP0197
\2000
ボニ・プエリのワンダフル・ワールド
 1.シール/ウェイス:この素晴らしき世界(V.ポペルカによる合唱とピアノ編)
 2.モーツァルト(1756-1791):アイネ・クライネ・ナハトムジーク K525-第1楽章
  (V.ポペルカによる合唱とピアノ編)
 3.スメタナ(1824-1884):連作交響詩「わが祖国」-第2曲 モルダウ
  (V.ポペルカによる合唱とピアノ編)
 4.伝承曲:Ty bystersky zvony(V.ポペルカによる合唱とピアノ編)
 5.ヴェイヴォーダ(1902-1988):シュコーダ・ラスキ(V.ポペルカによる合唱とピアノ編)
 6.リンダ:ライオンは寝ている(A.ラフ、D.シャロンによる合唱とピアノ編)
 7.伝承曲:Trepa no coqueiro(V.ポペルカによる合唱とピアノ編)
 8.ソロヴィオフ=セドイ(1907-1979):モスクワの夜(V.ポペルカによる合唱とピアノ編)
 9.伝承曲:Rege, rege(V.ポペルカによる合唱とピアノ編)
 10.伝承曲:聖者の行進(J.ラターによる合唱とピアノ編)
 11.モリコーネ(1928-):ミッション-ネッラ・ファンタジア
  (V.ポペルカによる合唱とピアノ編)
 12.ホーナー(1953-2015):タイタニック-My Heart Will Go On
  (V.ポペルカによる合唱とピアノ編)
 13.ジョン・ウィリアムズ(1932-):スター・ウォーズ(V.ポペルカによる合唱とピアノ編)
 14.ハンプトン(1957-):聖なる御名をたたえよ
 15.バーリン(1888-1989):ホワイト・クリスマス(H.マッカーシーによる合唱とピアノ編)
 16.ベルナルド(1897-1944):ウィンター・ワンダーランド(カピニェックによる合唱とピアノ編)
 17.ジョン・レノン&オノ・ヨーコ:ハッピー・クリスマス(V.ポペルカによる合唱とピアノ編)
 18-19.Hye-Seung Nam:シカゴ・タイプライター(パク・サンヒによる合唱とピアノ編)
 20.バルタク(1954-):Just Dream Your Dream(I.ゼレンカによる合唱とピアノ編)
ボニ・プエリ少年合唱団
ローベルト・フックス(ピアノ)
パヴェル・ホーラク(指揮)

 1982年に設立された「ボニ・プエリ」はチェコの青少年合唱団。1252年からプラハの聖ヴィート大聖堂で活動していた聖歌隊の伝統を継承しながら、現代の魅力的なレパートリーも歌いこなす注目の合唱団です。このアルバムには彼らのとりわけユニークなレパートリーを収録。チェコ民謡からスター・ウォーズなどの映画音楽までを親密なハーモニーで聴かせています。世界を魅了する歌声をお楽しみください。
 録音日 不明
 
 


UP0195
\2000
シューマン(1810-1856):ピアノ作品集 第1集
 1-6.6つの間奏曲 Op.4
 7-24.交響的練習曲 Op.13
マリーナ・サムソン=プリマチェンコ(ピアノ)

 ロシア、サンクトペテルブルクで生まれ、現在はフランスを拠点に活躍しているピアニスト、マリーナ・サムソン=プリマチェンコ。4歳でピアノをはじめ、名手ゲンリフ・ネイガウスの弟子となり更なる研鑽を積み、ピアニストとして演奏する傍ら、数多くの後進を育てています。
 シューマンは彼女の得意とする作曲家であり、ARCODIVAの2枚のアルバムでは、シューマン作品の持ち味を存分に生かしたロマンティックな演奏を披露しています。
  録音 2017年4月 Martino Hall, Lichtenstein Palace, Prague
 
 


UP0196
\2000
シューマン(1810-1856):ピアノ作品集 第2集
 1-20.謝肉祭 Op.9
 21-33.子供の情景 Op.15
 34.花の曲 変ニ長調 Op.19
 35.アラベスク ハ長調 Op.18
マリーナ・サムソン=プリマチェンコ(ピアノ)

 マリーナ・サムソン=プリマチェンコが弾くシューマン、第2集。メインとなる「謝肉祭」では、さまざまな表情を持つ小さな曲を丁寧に取りまとめ、賑やかさともの悲しさを併せ持つ全曲のストーリーを描き出しています。
 一転、「子供の情景」では憧憬、郷愁といったシューマン作品の持つ内省的な魅力を引き出して見事。ロマンティックなシューマン像を的確に表現した聴き応えのある1枚です。
  録音 2017年4月 Martino Hall, Lichtenstein Palace, Prague
 
 

UP0199
\2000
ヤナーチェク(1854-1928):草陰の小径にて/霧の中で(弦楽四重奏編)
 草陰の小径にて-第1集
  (J.ブルクハウザーによる弦楽四重奏編)
  1.われらの夕べ
  2.散りゆく木の葉
  3.一緒においで
  4.フリーデクの聖母マリア
  5.彼女らは燕のようにしゃべり立てた
  6.言葉もなく
  7.おやすみ
  8.こんなにひどく怯えて
  9.涙ながらに
  10.ふくろうは飛び去らなかった
 草陰の小径にて-第2集
  (T.イールによる弦楽四重奏編)
  11.Andante
  12.Allegretto
  13.Piu mosso
  14.Allegro
  15.Vivo
 霧の中で(T.イールによる弦楽四重奏編)
  16.Andante
  17.Molto adagio
  18.Andantino
  19.Con moto (Presto)
チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団

 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のソリストたちによって結成された弦楽四重奏団「チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団」が演奏するヤナーチェク。
 彼らが選んだ作品は、モラヴィア民謡が効果的に使われた「草陰の小径にて」と、ヤナーチェク最後のピアノ作品「霧の中」を弦楽四重奏版に編曲したもの。
 夭逝した娘オルガのための追悼音楽である「草陰の小径」、晩年の不安な心情が反映された「霧の中」、どちらも拍子や速度があいまいに設定された移ろいやすい気分を持つ、ヤナーチェクらしい作品ですが、弦楽四重奏で演奏することにより、原曲のピアノ版よりも更に神秘的な色合いが濃く打ち出された興味深い表現を楽しめます。
 録音日 不明
 
 

UP0200
\2000
エベン&ルカーシュ:宗教的合唱曲集
 エベン(1929-2007):
  1.プラハ・テ・デウム
  2.愛あるところに神ありて
  3-8.待降節と四旬節第3主日のためのミサ曲
 ルカーシュ(1928-2007):
  9-15.レクイエム Op.52
  16.ガーナのクリスマスの祈り Op.59
  17.われら神であるあなたを讃えん Op.311
  18.ホディ-ドナ・モビス・パーチェム Op.350
プラハ・カレル大学合唱団

 20世紀チェコを代表する2人の作曲家による宗教的合唱作品集。優れたピアニスト、オルガン奏者として知られるペトル・エベンの愛国心溢れる「プラハ・テ・デウム」や、チェコ国内で広く知られた合唱作曲家ルカーシュの代表作「レクイエム」など、チェコの近現代合唱曲の作風を端的に示す全7曲が収録されています。
 プラハ・カレル合唱団は1948年に創設された、チェコで最も古い大学合唱団の一つで、このアルバムは合唱団設立70周年を記念して制作されました。素晴らしい残響を誇るプラハの教会での録音も聴きどころです。
  録音日 不明
  
 


UP0201
\2000
クルチェク(1939-):管弦楽作品集
 1-3.オーボエ協奏曲
 4.ヴァイオリン協奏曲
 5-7.古い様式による3つの舞曲
 8-13.スラブの物語への音楽「古い水車小屋の秘密」
  序奏-方法/嵐-夜/恐怖-夢/喜劇役者/
  市場/魔法の書-新しい水車小屋
ガブリエラ・クルコヴァ(オーボエ)…1-3
レンカ・コウブコヴァー=トルゲルセン(ヴァイオリン)…4
スロヴァキア室内管弦楽団…5-7/ボフダン・ヴァルハル(指揮)…5-7
ヤロスラフ・クルチェク(指揮)…1-13
ムジカ・ボヘミカ…1-4.8-13

 指揮者、録音プロデューサーとしても活躍する作曲家ヤロスラフ・クルチェクの作品集。
 南ボヘミア近郊で生まれ、プラハ音楽院で作曲を学び、電子音楽とチェコ民謡を研究したというクルチェクは、20年以上に渡りアンサンブル「ムジカ・ボヘミア」を率い、民族音楽を基にした作品や現代作品を演奏、聴衆を魅了しています。
 このアルバムではオーボエ、ヴァイオリンのための協奏曲や、怪奇物語「古い水車小屋の秘密」など、クルチェクの特徴的な作品を聴くことができます。どの曲もボヘミア民謡が効果的に使われたとても聴きやすい作風です。
 
 


UP0202
\2000
クルチェク(1939-):声楽作品集
 1.Aramejsky Ot enaa アラム語による主の祈り
 2-6.ミサ曲 第10番
 7-10.Ne tempori credideris 信頼できない時間
 11-13.O, lux mundi ああ、世界の光よ
カレル・ヤクブ(テノール)…1.2
ペトラ・ハヴランコーヴァ(ソプラノ)…2-6
リュドミラ・ヴェルネローヴァ(ソプラノ)7-10
レンカ・ピスティエカー(アルト)…7-10
リュボミール・ブラスピール(テノール)…7-10.11
ズデニェク・ハヴラーネク(バス)…7-10
ジェントルメン・シンガーズ
ムジカ・ボヘミカ
チェコ児童合唱団ジトロ
イウヴェントゥス・パエダゴギア・プラハ
スロヴァキア室内管弦楽団

 ヤロスラフ・クルチェクは、プラハ音楽院で作曲を学んだ後、CDレーベル「Suraphon」の音楽ディレクターを務め、プラハの放送局で働くなど現代チェコ音楽界を牽引する人物の一人として知られています。
 このアルバムは作曲家としての彼の本質を示すシリアスな合唱作品が収録されており、中世音楽の伝統とチェコの民族音楽のエッセンスが融合された興味深い作品を聴くことができます。
 冒頭の「アラム語による主の祈り」では東洋的な雰囲気を持つ清冽な合唱と、これを包み込む美しいオーケストラの響きが融合し、素晴らしい効果を上げています。「ミサ曲」にはジャズ風の要素も盛り込まれるなど、ジョン・ラターを思わせる親しみやすい作風も魅力です。
 録音日 不明
  
 


UP0205
\2300
モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ集
 1-3.ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K281
 4-6.ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K330
 7-9.ピアノ・ソナタ 第17番 変ロ長調 K570
 10-12.ピアノ・ソナタ 第18番 ニ長調 K576
マリーナ・サムソン=プリマチェンコ(ピアノ)

 プラハの歴史ある聖ラウレンツィウス教会で録音されたモーツァルトの4曲のピアノ・ソナタ。
 演奏するマリーナ・サムソン=プリマチェンコはロシア、サンクトペテルブルク生まれ。4歳でピアノをはじめ、現在はフランスを拠点に活躍するピアニストです。
 このアルバムでは繊細な感覚を生かし、一つ一つの音に心配りを行った美しいモーツァルトを聴かせています。
  録音 2018年1月 聖ラウレンツィウス教会、プラハ チェコ
  
 


UP0208
\2300→\2090
INSPIRED BY CLASSICS 〜民族音楽に魅せられた作曲家たち
 ブラームス:21のハンガリー舞曲 WoO1より(室内アンサンブル編)
  1.第5番:嬰ヘ短調
  2.第7番:イ長調
  3.第4番:ヘ短調
 4-5.サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20より
 6-7.リスト:ハンガリー狂詩曲 第2番 S224/R105(室内アンサンブル編)
 バルトーク:ルーマニア民族舞曲 BB68(室内アンサンブル編)
  8.第1番:棒の踊り
  9.第2番:飾り帯の踊り
  10.第3番:足踏みの踊り
  11.第4番:プチュム人の踊り
  12.第5番:ルーマニア風ポルカ
  13.第6番:速い踊り
 コダーイ:ガランタ舞曲(室内アンサンブル編)
  14.第1番:Lento
  15.第3番:Allegretto moderato
  16.第5番:Allegro con moto, grazioso
  17.第7番:Allegro
  18.第8番:Poco meno mosso
  19.第9番:Allegro vivace
チェコ・フィルハーモニック・ツィムバロン・アンサンブル

 チェコ・フィルハーモニック・ツィムバロン・アンサンブルは、世界各地で民族音楽を演奏し、作品に対する強い情熱を聴衆に届けています。
 コンサートのプログラムは、ブラームスやバルトーク、コダーイなどの民謡に由来するクラシック作品に独自の編曲を施し、ツィンバロンをはじめとした多彩な楽器で演奏するというユニークなもの。
 作曲家たちが魅せられた民謡本来の楽しさに加え、各々の作曲家たちのアプローチの違いもはっきり感じさせるとともに、オリジナルに縛られることのない自由な編曲が、民謡とクラシック音楽の素晴らしい融合を更に引き立てています。
 録音日 不明
  
 




RESONUS


RES10219
(2CD)
\3600
ヘンデル(1685-1759):メサイア HWV56(S.アーレショルド編)
【CD1】
 1-19.第1部
 20-21.第2部
【CD2】
 1-21.第2部(続き)
 22-31.第3部
スザンナ・ハレル(ソプラノ)
レベッカ・アフォンウィ=ジョーンズ(メゾ・ソプラノ)
サミュエル・ボーデン(テノール)
ジェームズ・プラット(バス)

BBCシンガーズ
ノルウェー管楽アンサンブル
ディヴィッド・ヒル(指揮)

 ノルウェーの編曲者アーレショルドが管楽合奏用に編曲した「メサイア」全曲。
 演奏しているノルウェー管楽アンサンブルは、1734年にハルデンのフレドリクステン要塞において創設された「First Brigade Band=第一旅団バンド」もしくは「Division Band=ディヴィジョン・バンド」を起源とするノルウェーにおける最古のアンサンブルです。彼らはハルデンを拠点に年に120回のコンサートを開催するだけでなく、世界中で演奏会を行うなどユニークな活動をすることで知られます。
 このメサイアではモダン木管楽器各1〜2、ピリオド金管楽器各2〜3、チェロとコントラバス(モダン各1)、チェンバロにオルガンといった編成で、デイヴィッド・ヒルの指揮のもと、BBCシンガーズと優れた独唱者たちとともに輝かしい演奏を披露。編曲者アーレショルドもナチュラル・トランペットで演奏に参加しています。
 録音 2016年8月8-12日 サフロン・ホール,エセックス ウォルデン
 
 


RES10231
\2500
TABLEAUX DE PROVENCE プロヴァンスの風景
サクソフォンのための作品集

 1.ドビュッシー(1862-1918):
  オーケストラとサクソフォンのためのラプソディ(1903)
   ヴァンサン・ダヴィッドによるサクソフォンとピアノ編
 2-4.フェルナンド・デクリュック(1896-1954):ソナタ 嬰ハ短調(1943)
  第1楽章:Tres modere, expressif/第2楽章:Andante/
  第3楽章:Fileuse/第4楽章:Nocturne et Final
 6-10.ポール・モーリス(1910-1967):
  Tableaux de Provence プロヴァンスの風景(1954-59)
   Farandoulo di Chatouno 若い娘のファランドール/
   Cansoun per ma Mio 愛しい人への歌
   La Boumiano ジプシーの女/
   Dis Alyscamps l'amo souspire アリスカンの魂は嘆きて
   Lou Cabridan カブリダン
 11.フランソワ・ボルヌ(1840-1920):「カルメン」のアリアによる華麗な幻想曲
  イワン・ロート&レイモンド・メイラン編
ドミニク・チャイルズ(サクソフォン)
サイモン・キャラハン(ピアノ)

 新進気鋭のサクソフォン奏者、ドミニク・チャイルズのデビュー・アルバム。
 1840年代にアドルフ・サックスが考案したサクソフォンは、最初のうちはあまり人気がなかったものの、ジャズが流行してからは一気に市民権を獲得しました。
 しかし、それ以前からベルリオーズやドビュッシーは楽器を高く評価するなど、何人かの作曲家たちはサクソフォンのための作品を書いています。なかでも20世紀初頭に活躍した女性作曲家ポール・モーリスの「プロヴァンスの風景」はサクソフォン好きの間で広く知られており、名手マルセル・ミュールと親交のあった彼女ならではの、楽器の性能をとことん追求しながらも、のどかな雰囲気を持つ名作です。
 このアルバムでは「プロヴァンスの風景」を中心とした作品が並べられており、チャイルズは作品と楽器の魅力の双方を伝えています。
  録音 2017年4月18日.5月30日.6月1日 ブラッドビー・ホール ハイレイベリー・カレッジ
 
 

RES10232
\2500
フォーレ、ショーソン、サティ:ピアノ三重奏曲集
 ショーソン(1855-1899):ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.3
  1.第1楽章:Pas trop lent
  2.第2楽章:Vite
  3.第3楽章:Assez lent
  4.第4楽章:Anime
 フォーレ(1845-1924):ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.120
  5.第1楽章:Allegro, ma non troppo
  6.第2楽章:Andantino
  7.第3楽章:Allegro vivo
 8.サティ(1866-1925):貧者のミサより Priere pour le salut de mon ame
   「愚かなるわが魂の救済のための祈り」(J.ホワイト編)
 サティ:メドゥーサの罠
  9.カドリーユ
  10.ワルツ
  11.速くなく
  12.マズルカ
  13.少し生き生きと
  14.ポルカ
  15.カドリーユ
フィデリオ三重奏団
【メンバー】
 ダラー・モーガン(ヴァイオリン)
 アディ・タール(チェロ)
 メアリー・デュリア(ピアノ)

 サンデータイムズ紙で「素晴らしく美しい演奏」と評されたイギリスのアンサンブル「フィデリオ三重奏団」、2016年のロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティ音楽賞に選ばれるなど、世界中のピアノ三重奏団のなかでも傑出した存在として知られています。
 ロンドンのサウスバンクセンターでデビューして以来、世界中で演奏会を開くほか、古典派からロマン派、マイケル・ナイマンなどの現代曲まで幅広いレパートリーを録音、こちらも高い評価を受けました。
 このアルバムではフランスの多彩な作品収録。ショーソンの抒情的な三重奏曲、晩年のフォーレによる簡潔かつ澄み切った作風の三重奏曲を軸に、サティの珍しい作品を配置することで、アンサンブルの実力を見せています。
  録音 2018年4月27-28日 New Maltings, Alpheton, Suffolk
  
 

RES10227
\2500
The Heavens and the Heart 天国と心
ジェームズ・フランシス・ブラウン(1969-):合唱と管弦楽作品集

 1.トリオ・コンチェルタンテ
  ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと弦楽オーケストラのための
 クラリネット協奏曲(Lost Lanes-Shadow Groves)
  クラリネットと弦楽オーケストラのための
   2.Broad Sky ? Interlude I
   3.Dark Lane ? Interlude II
   4.Around the Church ? Interlude III
   5.The Far Grove
 The Heavens and the Heart  天国と心
  合唱と小オーケストラのための3つの詩篇
   6.Caeli enarrant gloriam Dei 天は神の栄光を語る(詩篇19番)
   7.Si vere utique justitiam loquimini (詩篇58番)
   8.Bonum est confiteri Domino (詩篇92番)

全て世界初録音
ベンジャミン・ナバロ(ヴァイオリン)…1
レイチェル・ロバーツ(ヴィオラ)…1
ジェンマ・ローズフィールド(チェロ)…1
カトリオーナ・スコット(クラリネット)…2-5

ジョージ・ヴァス(指揮)
ロイヤル・ホロウェイ合唱団…6-8
オーケストラ・ノーヴァ

 イギリスの現代作曲家J.F.ブラウンの作品集。ブラウンはロンドン王立音楽院で作曲を学び、主として室内楽と合唱作品の作曲家として知られています。彼の作風は英国音楽の伝統をはっきり受け継ぐもので、器楽作品はホルストやウォルトン風、合唱曲はラッターを思わせる豊かな響きと明快な楽想が持ち味です。このアルバムには弦楽オーケストラの美しい響きを生かした2つの協奏的作品「トリオ・コンチェルタント」と「クラリネット協奏曲」、「天国の心」と名付けられた宗教的な3つの合唱作品が収録されています。
 録音 2018年2月9-10日 聖オーガスティン教会、ロンドン キルバーン
 
 

RES10230
\2500
Dance Maze 迷宮のダンス
トム・アームストロング:室内楽作品集

 Morning Music 朝の音楽(2012?15)
  1.Limit 限界
  2.Trails 軌跡
  3.Aubade 暁の歌
 4.Divertissements デイヴェルティスマン(2009)
 5.Diversions 3 ディヴァーション 3(2015)
 6.Dance Maze 迷宮のダンス:ピアノのための変奏曲(1994/2008.2017改訂)
 7.Dance Maze 迷宮のダンス:トランペットとピアノのためのデュオ(2016-2017)
 8.Akin 血族(2008)

全て世界初録音
サイモン・デブリュレ(トランペット)…7
ヤコプ・フィッケルト(ピアノ)…6-7
ニコラ・ミーチャム(ピアノ)…1-3
オードリー・ライリー(チェロ)…5
ジェームズ・ウッドロウ(エレクトリック・ギター)…5
フィデリオ三重奏団
【メンバー】
ダラー・モーガン(ヴァイオリン)…4.8
ロビン・マイケル(チェロ)…4
メアリー・デュリア(ピアノ)…4.8

 現代イギリスを代表する作曲家、トム・アームストロングの作品集。
 彼はヨーク大学とダーティントン国際音楽サマースクールでジョージ・ニコルソンとロジャー・マーシュから作曲を学び、作曲家として活躍するだけでなく、アマチュアミュージシャンを指導し、時にはダンスの振付を行うなど多彩な活動を続けています。
 今回のアルバムの録音では彼を慕う多くの演奏家たちが参加、彼の描く音楽を理想的な形として再現しています。
 どの曲も極めてユニークですが、中でもアルバムタイトルである「Dance Maze」は彼が力を入れている作品。いくつかの楽器違いのヴァージョンが存在しており、ここで聴ける2つのヴァージョンも、同じ素材が全く違う音楽に発展していく様子が手に取るように理解できる興味深い作品です。
 録音 Studio One, PATS Building, University of Surrey 2011年12月22日…4 2014年9月25日…1-3 2017年6月19日…8 2017年12月20日…5.6.7
 
 

RES10229
\2500
ジェントルマン・オブ・チャペル・ロイヤル
 トマス・タリス(1505頃-1585):作品集

  1.Suscipe quaeso Domine
  2.
Si enim iniquitates
  
Missa Puer natus est nobis ミサ曲「幼子われらに生まれ」
   3.グローリア/4.サンクトゥス&ベネディクトゥス/
   5.アニュス・デイ/
 6.
In pace in idipsum 平安のうちに
 7.
Miserere nostri Domine 主よ、われらをあわれみたまえ
  Mass for Four Voices 4声のミサ曲
  8.グローリア/9.クレド/10.サンクトゥス/
  11.ベネディクトゥス/12.アニュス・デイ
 13.
Loquebantur variis linguis 使徒らは口々に
カール・ジャクソン(指揮)
ハンプトン・コート宮殿聖歌隊

 ハンプトン・コート宮殿は英国ロンドン南西部、テムズ川の上流に位置する由緒ある建物 。13世紀に聖ヨハネ騎士団がこの地に荘園を開き、16世紀には現在の宮殿の基礎ができたという長い歴史を持ち、数多くの伝説とエピソードに包まれた美しい宮殿は、現在では毎年開催される「ハンプトン・コート宮殿フラワー・ショー」の会場となるなど、イギリス有数の観光名所としても知られています。
 トマス・タリスは1540年代から王室礼拝堂のオルガン奏者となり、ヘンリー8世、エドワード6世、メアリー1世とエリザベス1世と君主が替わる中、慎ましくも美しい作品を残しました。
 当時はカトリックとプロテスタントが対立していたこともあり、宗教作品もラテン語と英語の双方を書く必要がありましたが、タリスはそれに柔軟に応え、そのどちらにおいても素晴らしい作品を残しました。
 このアルバムでは、カール・ジャクソン率いるハンプトン・コート宮殿聖歌隊が、タリスのクリスマス用のミサを含む7作品を演奏。宮殿内の美しい響きを捉えた録音も聴きどころです。
  録音 2018年7月18-19日 HM Chapel Royal, Hampton Court Palace
 




<メジャー・レーベル>
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SONY



19075862152
(10CD)
\4800→\4390

黒人作曲家シリーズ 1974-1978/
 ポール・フリーマン&ロンドン交響楽団


CD1
 サン=ジョルジュ:
  交響曲第1番ト長調 Op.11-1
   ロンドン交響楽団
    録音:1973年6月、11月
  弦楽四重奏曲第1番ハ長調 Op.1-1
   ジュリアード弦楽四重奏団
    録音:1973年11月
 2台のヴァイオリンのための協奏交響曲ト長調 Op.13
  ミリアム・フリート(ヴァイオリン)
  ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)
  ロンドン交響楽団
   録音:1973年6月
 「エルネスタイン」からのシェーナ
  フェイ・ロビンソン(ソプラノ)
  ロンドン交響楽団
   録音:1973年6月

CD2
 スティル:
  1. 交響曲第1番「アフロ=アメリカン」
  2. 「ハイウェイ1号線U.S.A.」より「What does he know of dreams ?」
  3. 「ハイウェイ1号線U.S.A.」より「You're wonderful, Mary」

 コールリッジ=テイラー:
  4. カンタータ「ハイアワサの婚礼」より「Onaway! Awake, Beloved」
  5. 黒人の歌
   ウィリアム・ブラウン(テノール:2-4)
   ロンドン交響楽団
   録音:1973年6月、9月、12月

CD3
 1. ケイ:マーキングズ
 2. ウォーカー:トロンボーン協奏曲
  デニス・ウィック(トロンボーン:2)
  ロンドン交響楽団
   録音:1973年6月、9月

CD4
 コルデロ:
  1. ヴァイオリン協奏曲
  2. 小管弦楽のための8つの小品
   サンフォード・アレン(ヴァイオリン:1)
   デトロイト交響楽団
    録音:1973年11月

CD5
 ガルシア:レクィエム
  ダラレーン・デイヴィス(ソプラノ)
  ベティー・アレン(メゾ・ソプラノ)
  ウィリアム・ブラウン(テノール)
  マッティ・トゥロイセラ(バリトン)
  モーガン州立大学合唱団
  ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1974年10月

CD6
 1. ホセ(ジョゼフ)・ホワイト:ヴァイオリン協奏曲
  アーロン・ローザンド(ヴァイオリン)
  ロンドン交響楽団
   録音:1974年11月
 2. ベイカー:チェロ・ソナタ
  ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
  アラン・プラネス(ピアノ)
   録音:1975年3月

CD7
 1. スティル:バレエ音楽「サハジ」
 2. ソワンデ:弦楽のためのアフリカ組曲
 3. ウォーカー:弦楽のための抒情詩
  モーガン州立大学合唱団(1)
  ロンドン交響楽団
   録音:1973年9月、1974年11月

CD8
 1. ウィルソン:アクワン(ピアノ、電子ピアノ、アンプリファイド・ストリングス、管弦楽のための)
 2. ジェファーソン:スクエアーズ
 3. ハキム:イーシュヴァラのヴィジョンズ
  ボルティモア交響楽団
   録音:1974年12月

CD9
 1. ウォーカー:ピアノ協奏曲
 2. ヘイルストーク:セレブレーション
 3. スミス:儀式と呪文
  ナタリー・ヒンデラス(ピアノ:1)
  デトロイト交響楽団
   録音:1976年2月

CD10
 黒人霊歌集(ヘイル・スミスによる独唱、ナレーターとオーケストラのための編曲)
  1. ひとり残らず声をだして歌おう Lift Every Voice and Sing
  2. Jesus Lay Your Head In
  3. ほむべきかな Honor Honor
  4. He Never Said Mumballi
  5. A Change Has Got to Come
  6. 静かに揺れよ、愛しい荷車 Swing Low Sweet Chariot
  7. ゴスペル・トレイン Gospel Train
  8. パンを分かち合おう Let Us Break Bread Together
  9. 目撃者 Witness
  10. The Revival
  11. 私のこの小さな明かりを輝かせよう This Little Light of Mine
  12. 深い河 Deep River
   ウィリアム・ブラウン(テノール)
   バーバラ・ジョーダン(ナレーション)
   ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1978年6月
ポール・フリーマン(指揮)
録音方式:ステレオ(アナログ)

 シュタルケル、ローザンドも参加!

 1970年代に米国黒人指揮者ポール・フリーマンのもとで米CBSが制作した革新的な「黒人作曲家シリーズ」の全貌が世界初CD化・最新リマスターでよみがえる。

 アナログLPの完熟期だった1970年代、米CBSは、黒人作曲家によるクラシックのオーケストラ作品をシリーズ化した画期的な録音を行いました。
 《Black Composers Series=黒人作曲家シリーズ》と銘打ってリリースされた9枚のLPにはすべて、自身も黒人だったアメリカの指揮者であるポール・フリーマンが起用され、古典派から同時代にいたる黒人作曲家の作品を収録。その多くが世界初録音であり、オーケストラはロンドン交響楽団のほか、ボルティモア交響楽団やダラス交響楽団が起用され、演奏面での充実が図られているのもこのシリーズの特筆すべきポイントでした。いわばCBSがLP時代に成し遂げたバーンスタインのマーラー交響曲全集、ストラヴィンスキー自作自演集、ウェーベルンとシェーンベルク作品全集、アイヴズの主要作品の録音などと並び、時代を超えて不滅の価値を持つ画期的な企画であったといえましょう。

 今回、オリジナル・アナログ・マスタテープより24bit/192kHzにてマスタリングされ、コンプリート・アルバム・コレクション・シリーズのひとつとしてその全貌がボックスといてリリースされます。

 指揮者ポール・フリーマンは、1936年1月2日、ヴァージニア州リッチモンドに生まれ、5歳より音楽を習い始めます。イーストマン音楽学校でチェロとクラリネットを学び、卒業後はベルリン高等音楽院に留学。カラヤンの元でも研鑽を積んでいます。1961年に帰国し、ロチェスター歌劇場の音楽監督に就任。1967年のミトロプーロス国際指揮者コンクールで優勝し、翌年よりダラス響の副指揮者、1970年には正指揮者に転任。その後、ヘルシンキ・フィル、ヴィクトリア響、サギノー響で要職を歴任。1987年にはシカゴ・シンフォニエッタを創設し、首席指揮者に就任。2011年に指揮活動を引退し 2015年7月22日にカナダで亡くなっています。



CD1
 このシリーズで録音された黒人作曲家は時代も国も多岐にわたりますが、最も古い作曲家はシュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュ(Chevalier de Saint-Georges 1745-1799)で、プランテーション(大規模農園)を営む地主を父に、プランテーションで奴隷として働いていたウォロフ族出身の女性を母に持ち、優れた音楽の才能を持っていました。ルクレールにヴァイオリンを、ゴセックに作曲を師事し、ルイ16世のヴェルサイユ王室楽団のディレクターに指名されましたが、人種差別を受け断念。しかしその古典派の作風は「黒いモーツァルト」とも呼ばれました。交響曲、弦楽四重奏曲、協奏曲、声楽曲と、多作だったシュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュのさまざまな側面をお聴きいただけるセレクションです。


CD2
 ウィリアム・グラント・スティル(William Grant Still 1895-1978)の「アフロ=アメリカン交響曲」(交響曲第1番)は、ブルースの要素を取り入れ、1931年にアメリカのメジャー・オーケストラが黒人作曲家の作品で初めて演奏された作品でした。スティルはエドガー・ヴァレーズと師弟関係にあり、アメリカの黒人としての誇りや精神、フランス近代音楽的洗練と気品が融合された作風が特徴的です。彼のオペラ「ハイウェイ1号線U.S.A.」からの2曲のアリア、それにCD7にはバレエ音楽「サハジ」も収録されています。サミュエル・コールリッジ=テイラー(Samuel Coleridge-Taylor1875-1912)は、ロンドン生まれの混血のイギリス人作曲家で、アメリカを何度か訪れた際に若きスティルに影響を与えたことでも知られています。彼は作曲する指揮者として名を馳せ、「黒いマーラー」と呼ばれました。代表曲であるカンタータ「ハイアワサの婚礼」(当ディスクにはその中からテノールのアリアを収録)は、ヘンデルの「メサイア」やメンデルスゾーンの「エリヤ》に肩を並べるほどの人気で、マルコム・サージェントは、1928年から1940年にかけての12年間に、ロイヤル・アルバート・ホールに厖大な人員を迎えて上演しました。


CD3
 ユリシーズ・ケイ(Ulysses Simpson Kay 1917-1995)はアフリカ系アメリカ人で、作曲家ウィリア ム・グラント・スティルの激励を受けアリゾナ大学に入学。1941年にバークシャー・ミュージック・ センターで著名な新古典主義の作曲家パウル・ヒンデミットの影響を受け、彼の作曲した作品 のほとんどが新古典主義系の音楽です。ジョージ・ウォーカー(George Walker 1922-2018)は、 カーティス音楽院で学び、ルドルフ・ゼルキン、ウィリアム・プリムローズ、グレゴール・ピアティゴ ルスキーらと室内楽で共演し、1945年に同音楽院でピアノと作曲のディプロマを得た、初の黒 人音楽家でした。ピューリッツアー賞を受賞し「現在最も偉大な作曲家の一人」(ファンファーレ 誌)と称賛され、ショパン、ブラームス、ベートーヴェン、ジャズ、フォークソング、教会の賛美歌 の音楽にも触れ、様々な音楽スタイルの影響を受けています。珍しいトロンボーン協奏曲、CD7 には「弦楽のための抒情詩」、CD9にはピアノ協奏曲を収録。


CD4
 ロケ・コルデロ(Roque Cordero 1917-2008)は、パナマ市出身。アメリカに留学し、作曲をエル ンスト・クルシェネクに、指揮をディミトリ・ミトロプーロスに師事。このころすでに12音技法による 音楽が一般的になりつつあったにもかかわらず、彼はその感情と力を、より魅力的な方法で再 現しています。ヴァイオリン協奏曲のソリストであるサンフォード・アレンは、ジュリアードで学び 1962年にニューヨーク・フィルのメンバーとなった最初の黒人音楽家でした。


CD5
 ホセ・マウリシオ・ヌネス・ガルシア(Jose Mauricio Nunes Garcia 1767-1830)は、ブラジル、リ オデジャネイロ出身で、モーツァルトやハイドンの影響を強く受けた作風で、音楽の才能だけで なく司祭、チャペルマイスターも務めました。ガルシアの大作「女王マリア1世のためのレクイエ ム」は、指揮者フリーマンが首席客演指揮者を務めていたヘリシンキ・フィルと録音されていま す。


CD6
 ヴァイオリンの名手アーロン・ローザンドとチェロの巨匠ヤーノシュ・シュタルケルが起用され た豪華な1枚です。ホセ・ホワイト(Jose Silvestre White 1836-1918)は、キューバ生まれのヴァ イオリニスト・作曲家。作曲家ルイス・モロー・ゴットシャルクとの共演で話題となり、パリ音楽院 へ留学。そこでロッシーニに賞賛されています。ジョルジュ・エネスコの師でもありました。ヴィエ ニャフスキ的で幻想的なヴァイオリン協奏曲は、彼の代表作。デイヴィッド・ベイカー(David Baker 1931-2016)は、インディアナ大学ジェイコブス音楽学校のジャズ研究教授でチェリスト。 シュタルケルに学び、ジャズスタディーのプログラムの創始者であり、教育者として最も知られ ています。チェロ・ソナタは師シュタルケルのために書かれた作品で、ここでは名手アラン・プラ ネスとの共演による録音が実現しました。


CD7
 フェラ・ソワンデ(Fela Sowande 1905-1987)は、ナイジェリアの作曲家で、近代ナイジェリア音楽 の父と称され、アフリカのクラシック音楽の作曲家で最も知られているひとりです。第二次世界 大戦中は情報省で教育映画の音楽アドバイザー、1945年から1952年までメソジスト教会のオル ガニストと合唱指揮者を務め、この時期にはイギリス国教会の音楽とヨルバ人の五音音階を結 合させたオルガン作品を多く作曲しています。代表曲「弦楽のためのアフリカ組曲」は、アフリカ のリズムと和声が特徴的。


CD8
 オリー・ウィルソン(Olly W. Wilson 1937-2018)は、現代音楽作曲家だけでなく、ピアニスト、ダブ ルベーシストとしても有名。電子楽器とその技術を取り入れた独自のプログラムを確立したひと りです。さらに子供のころよりジャズと黒人霊歌を聴いて育ち、さらに西アフリカの音楽も取り入 れた斬新な作風です。トーマス・ジェファーソン(T.J.アンダーソンJr)(T. J. Anderson b.1928)は ペンシルベニアに生まれ、オペラや交響曲から合唱作品、室内楽、バンド作品まで80以上の作 品を書いています。ラングストン大学、テネシー州立大学教授を務めた後、アトランタ交響楽団 の委嘱作曲家としても活躍しました。また、ヨーヨー・マのためにも作品を書いています。タリブ・ ラスル・ハキム(Talib-Rasul Hakim 1940-2018)は、ノースカロライナでジャズを演奏しながら、 クラリネット、ピアノを学びました。マンハッタン音楽学校で本格的に学び、モートン・フェルドマ ン、オーネット・コールマンらに師事。特にジャズに特化した作品が多いのですが、「イーシュ ヴァラのヴィジョンズ」は数少ない管弦楽のための作品。


CD9/10
 アドルファス・ヘイルストーク(Adolphus Hailstork b.1941)は、ニューヨーク生まれのアフリカ系 作曲家。幼少期より聖歌隊に参加し、ニューヨーク州立学校でヴァイオリン、ピアノ、オルガンを 学んでいます。1957年に作曲を始め、アフリカ系の音楽と、伝統的なヨーロッパの音楽を融合さ せています。ヘイル・スミス(Hale Smith 1925-2009)は、クリーブランド音楽院で学び、作曲家、 ピアニスト、教育者、編曲者、編集者として活躍しコネチカット大学名誉教授としても迎えられて います。主にアメリカのオーケストラのための委嘱作品を書くだけでなく、ジャス・アーティストへ の作品も数多く作曲しています。その代表作「儀式と呪文」を収録。[CD10]の作品は、彼が独 唱とオーケストラ用にアレンジした12曲の黒人霊歌が収録されています。



[仕様]
各ディスクは発売当時のレーベル・デザインを採用し、初出LPのジャケット・デザインを復刻した 紙ジャケットに封入、厚紙製のクラムシェル・ボックスに収納されています。トラックリスティング と詳細な録音データを記載した別冊解説書添付。

















12/25(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HAENSSLER



HC 18072
(2CD)
¥4400→\3990
オムニバス/ペーター=ルーカス・グラーフ(フルート)
 「フラウト・トラヴェルソ・オブリガート」
ペーター=ルーカス・グラーフ(フルート)
 J.S.バッハ:
  CD 1
   (1)カンタータ「甘き慰め、わがイエスは来ませり」BWV151より第1曲「アリア」
     ノブコ・ガモオ=ヤマモト(ソプラノ)
   (2)カンタータ「汝至高の善なる、主イエス・キリスト」BWV113より第5曲「アリア」
     アーダルベルト・クラウス(テノール)
   (3)カンタータ「安らぎと喜びもてわれは逝く」BWV125より第2曲「アリア」
     マルガ・ヘフゲン(アルト)
   (4)カンタータ「われらが口を笑いにて満たすべし」BWV110より第2曲「アリア」
     アルド・バルディン(テノール)
   (5)(6)カンタータ「わが心よ、汝備えをなせ」BWV115より第1曲「コラール合唱」、第4曲「アリア」
     アーリーン・オジェー(ソプラノ)
   (7)カンタータ「愛する神よ、われいつの日に死すや」BWV8より第4曲「アリア」
     フィリップ・フーテンロッハー(バス)
   (8)カンタータ「主なる神よ、われらはみな汝をたたえん」BWV130より第5曲「アリア」
     アーダルベルト・クラウス(テノール)
   (9)復活祭オラトリオ BWV249より第5曲「アリア」
     アーリーン・オジェー(ソプラノ)
   (10)カンタータ「おお愛する魂よ、汝を飾れ」BWV180より第2曲「アリア」
     アーダルベルト・クラウス(テノール)
   (11)カンタータ「汝何を悲しまんとするや」BWV107より第1曲「コラール合唱」
   (12)カンタータ「喜べ、救われし群れよ」BWV30より第5曲「アリア」
     メヒティルド・ゲオルク(アルト)
   (13)カンタータ「われは貧しき者、われは罪の僕」BWV55より第3曲「アリア」
     アーダルベルト・クラウス(テノール)
   (14)カンタータ「おお永遠の炎、おお愛のみなもと」BWV34より第3曲「アリア」
     ヘレン・ワッツ(アルト)

     シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、フランクフルト・カントライ、
     シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、ヘルムート・リリング(指揮)
     録音:(14)1972年、(2)(3)1973年、(4)(8)1974年、(1)1977年、(7)(10)(11)1979年、
      (5)(6)1980年、(9)1981年、(13)1982年、(12)1984年

  CD 2
   (1)カンタータ「神のみわざは善きかな」BWV99より第1曲「コラール合唱」
   (2)カンタータ「神のみわざは善きかな」BWV100より第3曲「アリア」
     アーリーン・オジェー(ソプラノ)
   (3)カンタータ「ああ、いかにはかなく、いかに空しき」BWV26より第2曲「アリア」
     アーダルベルト・クラウス(テノール)
   (4)カンタータ「主なる神は、太陽にして楯なり」BWV79より第2曲「アリア」
     ユリア・ハマリ(アルト)
   (5)カンタータ「ああ、愛するキリスト者よ、心安んぜよ」BWV114より第2曲「アリア」
     クルト・エクヴィルツ(テノール)
   (6)(7)カンタータ「われ何ぞ世を思いわずらわん」BWV94より第1曲「コラール合唱」、第4曲「アリア」
     エルセ・パースケ(アルト)
   (8)カンタータ「われらあまたの苦難を経て神の御国に入らん」BWV146より第5曲「アリア」
     ヘレン・ドナート(ソプラノ)
   (9)カンタータ「愛するイマヌエル、信仰厚き者の将軍よ」BWV123より第5曲「アリア」
     フィリップ・フッテンロッハー(バス)
   (10)カンタータ「主、汝まことの神よ、われらから取り去りたまえ」BWV101 より第6曲「アリア」
     アーリーン・オジェー(ソプラノ)
   (11)カンタータ「主よ、汝の目は信ずる者を見守りたもう」BWV102より第5曲「アリア」
     クルト・エクヴィルツ(テノール)
   (12)カンタータ「汝ら、自らキリスト者と名づけし者」BWV164 より第3曲「アリア」
     ユリア・ハマリ(アルト)
   (13)カンタータ「神のひとり子なる主キリスト」BWV96より第3曲「アリア」
     アーダルベルト・クラウス(テノール)
   (14)カンタータ「いと高きにある神に栄光あれ」BWV191より第2曲「アリア」
     ノブコ・ガモオ=ヤマモト(ソプラノ)

     アーダルベルト・クラウス(テノール)
     シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、フランクフルト・カントライ、
     シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、ヘルムート・リリング(指揮)
     録音:(14)1971年、(11)1972年、(8)(13)1973年、(5)-(7)1974年、(1)1979年、
      (3)(10)1980年、(4)())1981年、(12)1982年、(2)1983年&1984年

 ペーター=ルーカス・グラーフがオブリガートを演奏したバッハのカンタータ集!

 CD 1 78'22"、CD 2 76'25"

 独ヘンスラー・レーベルの誉れ高きリリング指揮によるJ.S. バッハのカンタータ大全集。その作品中、オブリガートは巨匠ペーター=ルーカス・グラーフも演奏しておりました。
 当アルバムではグラーフが演奏した作品の中から構成されたオムニバスです。グラーフのオブリガートが美しき歌唱に華を添えます。




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AEOLUS



AE-10097
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
サン=サーンス:交響曲第3番《オルガン付き》
 (ボヴェ編曲/オルガン協奏曲版)

  交響曲第3番ハ短調 Op.78 《オルガン付き》
   (ギー・ボヴェ編曲/オルガンと管弦楽のための協奏曲版)
  フルートとオルガンのためのロマンス Op.37
   (ウルリッヒ・メルダウ編曲)
  フルート、クラリネットとオルガンのためのタランテラ Op.6
   (ウルリッヒ・メルダウ編曲)
ウルリッヒ・メルダウ(オルガン)
カレル・ヴァルター(指揮)
カプリッチョ・バロック・オーケストラ
アン・フライターグ(トラヴェルソ)
フランチェスコ・ネグリーニ(クラリネット)

 サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」ピリオド・オケによる "オルガン協奏曲版"!

 ☆サン=サーンスの傑作「交響曲第3番《オルガン付き》」の「オルガン協奏曲バージョン」!
 ☆19世紀の楽器を使用したピリオド・オケ!
 ☆Aeolusの高音質SACDサラウンド録音!

 スイスのオルガニスト&作曲家であるギー・ボヴェによって、「オルガンと管弦楽のための協奏曲」のようにオルガンが活躍するトランスクライブが施されたサン=サーンスの傑作「交響曲第3番」。オルガンは、チューリッヒの改革派教会でカントルとオルガニストを務めるウルリッヒ・メルダウが、1951年建造のクーン社製の巨大なオルガンを使用し、スイスのピリオド・アンサンブル、カプリッチョ・バロック・オーケストラが19世紀の時代楽器を使用して伴奏。
 優れた音響で知られるこの教会で、定評あるAeolusの高音質SACDサラウンドにて世界初録音されています。
 ウルリッヒ・メルダウが編曲した「オルガン伴奏版」の室内楽作品2曲も収録。

 ※録音:2017年12月、チューリッヒ改革派教会(スイス)



 


AE-11171
(SACD HYBRID)
¥2800
アントニオ・デ・カベソン
 「世界でもっとも古いオルガン作品の1つ」、鍵盤作品集

  カベソン:ティエント、ディフェレンシア&グロサーダ集
レオン・ベルベン(オルガン)

 スペイン・ルネサンスの盲目の大作曲家でありオルガニスト、アントニオ・デ・カベソン(1510−1566)の、「世界でもっとも古いオルガン作品の1つ」と言われる鍵盤作品集。

 演奏は、レオンハルトの最後の弟子であり、スヴェーリンクの鍵盤作品全集(AE-11021/6CD+Bonus CD)で仏ディアパゾン・ドール賞を受賞したオランダの名手、レオン・ベルベン。
 演奏可能なコンディションで残されている世界でもっとも古いオルガンの1つである、ドイツ、オステンネンの聖アンドレアス教会のゴシック・オルガン(c.1425/30)を使用。

 ※録音:2018年9月、聖アンドレアス教会(オステンネン、ドイツ)





OEHMS



OC1891
\2300
マリンバのための協奏曲集
 ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲 ハ長調 RV443
  1.第1楽章:Allegro
  2.第2楽章:Largo
  3.第3楽章:Allegro molto
 エマニュエル・セジョルネ(1961-):
  マリンバと弦楽の為の協奏曲(2015年版)
   4.第1楽章:Avec force (勢いをもって)
   5.第2楽章:Tempo souple (自由なテンポで)
   6.第3楽章:Rythmique, energique
     (リズミカルに、エネルギッシュに)
 信長貴富 (のぶなが・たかとみ 1971-):
  マリンバ協奏曲「混線するドルフィン・ソナー」
   7.第1楽章:Underwater Communication
     (アンダーウォーター・コミュニケーション),
     Tranquillo
   8.第2楽章:Shoals and Ocean Currents
     (魚群と海流), Largo
   9.第3楽章:The Quest for the Horizon
     (水平線への探求), Allegro risoluto
布谷史人(マリンバ)
ベンヤミン・ヌス(ピアノ)…7-9

ヨハネス・シュレーフリ(指揮)
マンハイム・クアプファルツ選帝候室内管弦楽団

 「オーケストラとの共演が好きだ」と語るマリンバ奏者、布谷史人(ぬのや・ふみと)。
 その理由の一つは「大きなステージの上で一人孤独を感じることもないし、たくさんの仲間たちとともに精一杯の心を込めて一つの音楽を創り上げることにある」だそう(解説より)。
 彼は他にもさまざまな要因を上げ、オーケストラと共に演奏する魅力を語り、その言葉通りの魅力的な演奏を披露しています。このアルバムには3曲のスタイルの違う協奏曲を収録。もともとリコーダーのための作品であるヴィヴァルディ、リンツ国際コンクールのために作曲されたセジョルネのエネルギッシュな曲、そして布谷が委嘱した信長貴富(のぶながたかとみ)のイルカと海をモティーフにした曲と、それぞれ曲調や用いられる技巧が違いますが、どの曲も聴き手のインスピレーションを刺激する素晴らしい仕上がりになっています。
 エキサイティングで熱意に溢れた演奏をお楽しみください。
  録音 2018年6月19-22日 Epiphaniaskirche Mannheim
 
 


OC1702
\2300
From Byrd to Byrd バードからバードへ
 ウィリアム・バード(1543-1623):
  1.The Bells 鐘
  2.Monsieur's Alman I ムッシュのアルメイン I
  3.Lord Willoughby's Welcome home ウィロビー卿のご帰館
  4.Prelude in g 前奏曲 ト短調(ムジカ・ブリタニカ 第27巻-第1番)
 ジョン・ダウランド(1563-1626):パイパーのパヴァンとガリアルド(編曲者不明)
  5.Pavan パヴァン
  6.Galliard ガリアルド
  7.If my complaints もし私の嘆きで(伝:バード編)
 バード:
  8.Monsieur's Alman II ムッシュのアルメイン II
 マシュー・ロック(1621-1677):
  組曲 ニ長調(メロテジア 1673年より)
   9.Prelude 前奏曲
   10.Almain アルメイン
   11.Corant クーラント
   12.Saraband サラバンド
   13.Rant ラント
 ウィリアム・ローズ(1602-1645):
  Musick's Handmaid「音楽のはしため」(1663)より
   14.Symphony シンフォニー
   15.Saraband サラバンド ト短調
 ヘンリー・パーセル(1659-1695):
  組曲 ト短調 Z668
   16.Almand “Bell-barr アルマンド「ベル=バル」
   17.Corant クーラント
   18.Hornpipe ホーンパイプ
 バード:
  Pavan&Galliard “Bray”パヴァンとガリアルド「ブレイ」
   19.Pavan パヴァン
   20.Galliard ガリアルド
 21.バード:ファンタジー ハ長調(MB27/25)
 ギボンズ(1583-1625):
  22.Mask:The Fairest Nymph マスク「うるわしき妖精」
 ジョン・ブル(1562/63-1628)…原曲:ダウランド伝
  23.Piper’s Galliard I パイパーのガリアルド I
  24.Piper’s Galliard II パイパーのガリアルド II
 モーリー(1557/58-1602):
  25.Alman in C アルメイン ハ長調
 26.バード:ホーンパイプ
フリーデリケ・シュレク(チェンバロ)
イオアネス・ルッカース 1624年製による
マティアス・グリーヴィシュの複製楽器

 ウィリアム・バードはイングランドで活躍したルネサンス時代の作曲家。ラテン語のミサ曲広く知られていますが、鍵盤音楽の分野でも当時最先端の様式を用いた革新的な作品を残し、同時代の作曲家たちに大きな影響を与えました。
 バーゼルのスコラ・カントルムで学んだチェンバロ奏者フリーデリケ・シュレクはこの時代の音楽の研究者であり、アルバムではバードの作品を中心に、彼を取り巻く作曲家たちの作品を配置し、バードの音楽の持つ独自性を探求していきます。
 録音 2017年10月10-13日 アルテ教会 ファウテンバッハ アーハーン、ドイツ
 
 


OC1701
\2300
リヒャルト・シュトラウス&ワーグナー:チェロのための作品集
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6
  1.第1楽章:Allegro con brio
  2.第2楽章:Andante ma non troppo
  3.第3楽章:Finale. Allegro vivo
 4.リヒャルト・シュトラウス:ロマンス ヘ長調 AV75
 5-9.ワーグナー(1813-1883):ヴェーゼンドンクの5つの歌(チェロ編)
  天使/とまれ/温室にて/悩み/夢
 10.ワーグナー:アルバムの一葉から-ロマンス ホ長調
   (ダーヴィト・ポッパーによるチェロとピアノ編)
 11.楽劇《トリスタンとイゾルデ》-序曲
    (ウェルナー・トーマス=ミフネ編)
ノルベルト・アンガー(チェロ)
ミヒャエル・シェーフ(ピアノ)

 ドイツ注目のチェリスト、ノルベルト・アンガー。ベルリン芸術大学でダヴィド・ゲリンガス、ハインリヒ・シフらの薫陶を受け、パリで開催された「ロストロポーヴィチ国際コンクール」で優勝、2011年のチャイコフスキー国際コンクールで第4位入賞など華々しい成果を収め、現在は世界中のオーケストラと共演、数多くのプロジェクトに参加しています。
 このアルバムで彼が取り組んだのは、リヒャルト・シュトラウスとワーグナーの作品集。シュトラウスには若き頃のチェロ・ソナタがありますが、ワーグナーにはチェロのための作品はありません。
 そこで彼が演奏したのは「ヴェーゼンドンク歌曲集」や『トリスタン』の序曲でした。歌うような語り口と深い音色が耳を捉えて離しません。ピアニスト、シェーフも彼の演奏にぴったり寄り添い、全ての曲に彩りを添えています。
  録音 2017年9月1-3日 テルデック・スタジオ ベルリン
 
 

OC1705
\2300
SPLENDID SILBERMANN 素晴らしきジルバーマン
 1-12.J.S.バッハ(1685-1750):
   コラール・パルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ BWV768
 13-19.ヨリス・フェルダン(1952-):オルガネット 第1番-第7番
 グリニー(1672-1703):「オルガンの書」より
  20.Veni Creator, en taille a 5 来たれ精霊よ 5声
  21.Fugue a 5 フーガ 5声
  22.Duo デュオ
  23.Recit de Cromorne 半音階的リチェルカーレ
  24.Dialogue sur les Grands Jeux グラン・ジュのディアローグ
 クリスティアン・フォン・ブローン(1963-):
  25.Des Heil'gen Geistes reiche Gnad 聖霊の豊かなる恵みを
  26.Herzlich tut mich verlangen われ心よりこがれ望む
  27.Christus, der ist mein Leben キリストこそ わが生命
 28-29.メンデルスゾーン(1809-1847):オルガン・ソナタ イ長調 Op.65-3
 30.ピエール=フランソワ・ボエリ(1785-1858):幻想曲とフーガ 変ロ長調
クリスティアン・フォン・ブローン
(ジルバーマン=オルガン)

 ドイツの職人家庭に生まれたアンドレアス・ジルバーマン。13歳から3年間の修行を経て21歳の時にアルザスでオルガン製作を開始、彼の工房はストラスブールでも人気が高く、やがて5歳下の弟ゴットフリートが修行に来るなど注目を集めていました。修行を終えた弟と2人で何台かのオルガンを製作、その後は彼の子供たちが工房を継ぐなど「ジルバーマン」の名前は優れたオルガンの代名詞ともされるほどの知名度を誇っています。
 このアルバムで演奏された楽器は1668年にバルトナーによってBouxwiller(=フランス、ブクスヴィレール)のプロテスタント教会に建立されたオルガンで、1699年にアンドレアスが改築を施し、その出来栄えの良さが彼の評価を高める要因となった彼にとっても思い出深い楽器です。
 現在でも補修を繰り返しながら18世紀の音色を伝える名器を、ザールブリュッケン出身の名手、ブローンが演奏。オルガン建立時の作品から現代曲まで幅広い作品にも対応できる、素晴らしい楽器の音色をお楽しみください。
  録音 2017年9月4日 Eglise Protestante zu Bouxwiller フランス
 




BRIDGE


BCD 9512
【再発売】
¥2300
マーシー・ローゼンが歌う
 R.シュトラウス&グリーグのチェロ・ソナタ!

  R.シュトラウス:チェロ・ソナタホ長調Op.6
  グリーグ:チェロ・ソナタイ短調Op.36
マーシー・ローゼン(Vc)
スーザン・ウォルターズ(Pf)

 若き日のマーシー・ローゼンが情緒豊かに歌うR.シュトラウス&グリーグのチェロ・ソナタ!!

 録音:SUNYパーチェス・リサイタル・ホール,[52:29]
 ※1989年ミュージカル・ヘリテージ・ソサエティから出ていたもの

 先ごろ発売になった「メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品全集」(BCD9501)が好評のアメリカのベテラン女流チェリスト、マーシー・ローゼン。このアルバムはマーシー・ローゼンがウォーカー・ファンド賞を受賞した記念に1989年にリリースされたものの再発売です。

 演奏される頻度はさほど多くないこの2つのチェロ・ソナタは通には人気の作品で、ロマンティックな情感に溢れていますが、まだ若手だったころのマーシー・ローゼンは瑞々しく歌い上げ、聴くものを唸らせます。

 

BCD 9519
¥2300
「ハンガリーから台湾へ」
 ダナ・ウィルソン:ハンガリー民謡集[19:02]
 レイ・リァン:ソング・リコレクションズ[24:07]
 バルトーク:弦楽四重奏曲第4番Sz.91[24:24]
 ウェイチー・リン(林偉傑):4つの台湾民謡[10:38]
フォルモサ四重奏団:
 【ジャスミン・リン(Vn)
  ウェイン・リー(Vn)
  チェイェン・チェン(Va)
  デボラ・パエ(Vc)】

 実力派フォルモサ四重奏団の「ハンガリーから台湾へ」

 録音:2017年10月16-20日シカゴ音楽院ニコラス・ホール[78:11]

 フォルモサ四重奏団は2002年台湾で結成され、メンバー・チェンジを経て現在も台湾やアメリカで活躍する弦楽四重奏団です。
 ロンドン国際弦楽四重奏コンクール(現ウィグモア・ホール弦楽四重奏コンクール)で第1位とアマデウス賞を受賞した経歴を持ちます。フォルモサとは台湾の別称で欧州では今もこの呼称が使われているところもあります。

 最初と最後にそれぞれハンガリーと台湾の民謡を題材とした作品を置き、中の2曲は民族的ながらも現代的なサウンドの作品を置くという考えられたプログラムです。
 吹奏楽作品でも著名なダナ・ウィルソンのハンガリー民謡集はまるで民族音楽のようで楽しい。レイ・リァン作品は現代的なサウンドとローカルな味わいが巧妙にかけ合わされ、バルトークの強烈な名作では温かみのあるサウンドが余裕を感じさせます。最後は台湾民謡集で、ハンガリー民謡との親和性が感じられます。





DUX


DUX1283
\2400
FIRST DATE/ピアノ連弾曲集
 クレメンティ:3つの連弾曲第3番Op.14-3/
 ドビュッシー:小組曲/
 ラフマニノフ:6つの小品Op.11
バーヨン・デュオ
  

DUX1445
\2400
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲 ホ・ウォンスク(pf)
  

DUX1470
\2400
アコーディオンのためのソナタ集
 ウラディスラフ・ゾロタリョフ(1942-1975):ソナタ第3番
 グバイドゥーリナ:ソナタ「われ死者の復活を待ち望む」
 ヴャチェスラフ・セミオノフ(1946-):
  ソナタ第3番「Reminiscence of the Future」
アダム・マクシミエンコ(accordion)
 

DUX1497
\2400
ショパン:19のポーランドの歌Op.74 ヘンリカ・ヤヌシェフスカ(Sop)
マレク・ドレフノフスキ(pf)"
 

DUX1504
\2400
ヴァイオリンのための作品集
 ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズOp.21/
 ルトスワフスキ:レチタティーヴォとアリオーソ/
 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ポーランド奇想曲/
 イザイ:ソナタ第6番/
 イーゴリ・フロロフ(1937-):
  ガーシュインのポーギーとベスの主題による演奏会用幻想曲Op.19
マルタ・ゲエンプスカ(Vln)
グレゴリ・スクロビンスキ(pf)
 

DUX1524
\2400
女性の作曲家による歌曲集
 イレーネ・レジーネ・ヴィエニャフスカ(1879-1932):
  L'heure exquise、Berceuse d'armorique、Cythere
 クララ・シューマン:
  なぜ他の人に尋ねるの、さすらい人、
  おやすみ、彼はやってきた、我が星
 セシル・シャミナード(1857?1944):
  ミニョンヌ、アモローソ、浜辺で、夏、不在
 アガーテ・バッケル=グロンダール(1847-1907):
  4つの歌Op.65
ウルシュラ・クリゲル(MSop)
アガタ・グルスカ・コウォジェイスカ(pf)
 

DUX1525
\2400
ヴァインベルク:
 室内交響曲第1番、第3番
 フルート協奏曲第1番Op.75 
アン・ドゥチマル・ムロツ指揮
ポーランド放送アマデウス室内管
ルーカス・ドゥルゴスツ(Flu)
 

DUX1526
\2400
室内管弦楽のための編曲集
 ベートーヴェン(J.コヴァレフスキ編):
  ピアノソナタ第14番「月光」Op.27-2
 ドビュッシー(A.ドゥチマル編):弦楽四重奏曲Op.10
 コルンゴルト(A.ドゥチマル編):弦楽六重奏曲Op.10"
アグニェシュカ・ドゥチマル指揮、
ポーランド放送アマデウス室内管

<LP>


MD+G(LP)


MDG 103 2014
(LP)
\3600
ゲルハルト・タシュナー〜アンコール ゲルハルト・タシュナー(ヴァイオリン)
 
 LP初出!180g重量盤。
 
 

MDG 140 2022
(LP)
\3800
クリスティアン・ツァハリアス〜
 モーツァルト・ピアノ協奏曲シリーズ第2弾

  モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調 K.238、
   ピアノ協奏曲第5番 ニ長調 K.175   
ローザンヌ室内管弦楽団
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ&指揮)
 
 LP初出!180g重量盤。
 録音:2011年3月9-11日(6番)2008年6月25-28日(5番)
 




















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