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≪第100号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2019/1/8〜





1/11(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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ACCENTUS MUSIC



ACC 30476CD
¥2500→\2290
クレーメル新録音、
 ヴァインベルクの「24の前奏曲」!


 ヴァインベルク(クレーメル編):
  24の前奏曲Op.100(ヴァイオリン版)
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)

 クレーメル入魂の新録音、超謎めいたヴァインベルクの「24の前奏曲」!

 録音:2017年12月/パリャシャウス・ドヴァラス(リトアニア)

 クレーメルが待望のソロ新録音を行ないました。それも無伴奏というのが彼の自信と気合の表れと申せましょう。曲はクレーメルが数年来非常な熱意を燃やすヴァインベルク。なんとヴァイオリンのオリジナル曲ではなく、無伴奏チェロのための「24の前奏曲」をクレーメル自身がヴァイオリン用に編曲したものを全曲披露。

 クレーメルは2017年9月に読売日本交響楽団とヴァインベルクのヴァイオリン協奏曲を演奏した際、アンコールにこのなかから2曲を弾き、さらに2018年2月にはサントリーホールで全曲を演奏して話題となりました。

 ヴァインベルクの「24の前奏曲」は1968年の作で、大チェリストのロストロポーヴィチに捧げられました。長短24の調ではなく、異なる性格による作品を集めていて興味津々。ことにショスタコーヴィチやシュニトケに勝るとも劣らぬミステイアスな引用に終始していて、その点もクレーメルの関心を引き、チェリストだけの宝にしておきたくないと編曲の意欲を燃やしたと思われます。

 たとえば第5番はシューマンのチェロ協奏曲から、第21番はショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番から露骨にして大胆な引用(というよりそっくりそのまま)しているのも衝撃。後者はもちろんロストロポーヴィチに捧げられていますが、前者もショスタコーヴィチがロストロポーヴィチのために1963年に再オーケストレーションしていることもあり、なにやら意味深。おそらくクレーメルは意味を理解して披露しているらしいのも、推理小説ばりの面白さ。

 クレーメルの演奏もシャープで緊張感に満ち、この謎めいた作品にさまざまな光を当てています。リトアニアの写真家アンタナス・ストクス(1939 〜)の雰囲気あるモダンな写真が添付されているのもイマジネーションを広げさせられます。






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APARTE



AP 190
¥2600→\2390
コレッリ進化系!
FBOのうまさと能力が炸裂した仰天演奏!
 トランペット、オーボエ、バスーン、トロンボーンがヴァイオリンを増強
 自由な即興部分まで付け加えられている
  コレッリの合奏協奏曲、FBO迫力の初録音!
 コレッリ(1653-1713):
  ・シンフォニア ニ短調 WoO1
   (1689年にローマで演奏されたジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエルのオラトリオ
    「Santa Beatrice d'Este」の序曲(シンフォニア))
  ・合奏協奏曲
   ニ長調op.6-1、ヘ長調 op.6-2、ハ短調 op.6-3、
   ニ長調 op.6-4、変ロ長調op.6-5、ニ長調 op.6-7
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(ヴァイオリン&指揮)
ペトラ・ミュレヤンス(ヴァイオリン)、
グイド・ラリッシュ(チェロ)  

 FBOのうまさと能力が炸裂した仰天演奏!コレッリの合奏協奏曲、FBO迫力の初録音!オーボエ、バスーン、トランペットも参加!通奏低音陣もリュート、ハープまで!

 録音:2017年11月、ドイツ

 フライブルク・バロック・オーケストラが、コレッリの合奏協奏曲op.6 を録音しました!意外にもこれが初録音となります。
 さらに、ここでは編成も演奏も非常に自由で華やか、トランペット、オーボエ、バスーン、トロンボーンがヴァイオリンを増強しているほか、時にはコンチェルティーノになりかわってメインで演奏、さらに自由な即興部分まで付け加えられているという、FBO のうまさと能力が炸裂した仰天演奏!
 通奏低音楽器もチェンバロ、オルガンにくわえ、リュート、ハープも参加しているという編成で、迫力あるサウンドの合奏協奏曲をおたのしみいただけます!なお、op.6 は全12曲から成りますが、ここでは、いわゆる「教会ソナタ」の形式をとる、緩楽章から始まるものを中心に収録されています。

 コレッリは、器楽作品のみで名声を博した最初の作曲家といえるでしょう。声楽(宗教)作品全盛期の17 世紀後半において、これは非常に珍しい現象でした。コレッリは生涯にわたり、ほぼその全ての作品が「パーフェクト」ともいえるほど、どの作品に対しても勤勉な姿勢を保ち、生涯にわたってその名声が消えることはありませんでした。

 合奏協奏曲op.6-6 の第3楽章ラルゴは、1689年にローマで演奏されたジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエルのオラトリオ「Santa Beatrice d'Este」のための序曲(シンフォニア)として書かれたものが元になっています。
 このディスクではその序曲をフルヴァージョンで演奏しているという、凝った内容となっています。






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AUDITE



AU 97764
¥2600→\2390
リストの歌劇!?
 カラビツ率いるシュターツカペレ・ワイマール、
  リスト未完の歌劇「サルダナパール」

  フランツ・リスト(1811-1886):
   (1)交響詩「マゼッパ」S.100
   (2)歌劇「サルダナパール」 S.687(未完、4幕)
    【補完&オーケストレーション:デヴィッド・トリペッド】
キリル・カラビツ(指揮)
シュターツカペレ・ワイマール
(2)ジョイス・エル=コーリー(ミラ/ソプラノ)
 アイラム・エルナンデス
  (サルダナパール/テノール)
 オレクサンドル・プシニアク
  (ベレーソ/バス−バリトン)
 ワイマール国民劇場合唱団
 マリアンナ・ヴォーザ(合唱指揮)

 カラビツ率いるシュターツカペレ・ワイマールがリスト未完の歌劇「サルダナパール」を初演&世界初録音!!

 録音:2018年8月17-20日/ワイマール・ホール/ディジパック仕様、67'01"

 キリル・カラビツ率いるシュターツカペレ・ワイマールが同団の本拠ワイマールにまつわる作品を演奏する好評のシリーズ。当アルバムはフランツ・リストの交響詩「マゼッパ」と未完の歌劇「サルダナパール(サルダナパロス)」を収録しました。

 ヴィクトル=マリー・ユゴーの詩『マゼッパ』による、ピアノのための超絶技巧練習曲集第4 曲「マゼッパ」を拡大したこの交響詩は1854年にワイマールで作曲、初演されました。数奇な運命をたどったコサックの首領マゼッパが、ウクライナ解放の戦いに起ちあがる物語をダイナミックなオーケストラで表現します。

 イギリスの詩人、ジョージ・ゴードン・バイロンの戯曲「サーダナパラス王」(1821年)を台本にした歌劇「サルダナパール」は、1846年より1851年までワイマールの地でスケッチのみ作曲されましたが(ちょうど亡命者ワーグナーを援助していた頃)、その後上演されることはありませんでした。
 しかし、2017年にワイマールのゲーテ・シラー文書館に保管されているスケッチを作曲家デヴィッド・トリペッドが補完、オーケストレーションし170年たった今、日の目を見ることとなりました。
 リストがワイマールに定住した時期に書かれたこの歌劇は生き生きとし、豪華絢爛でスリリングな展開が注目されます。

 キリル・カラビツ指揮、シュターツカペレ・ワイマールによる録音はこれまでにプロコフィエフの革命20 周年のためのカンタータ(AU 97754)、R.シュトラウスの交響詩集(AU 97755)がリリースされており、いずれも好評を博しております。






壮絶!プロコフィエフの問題作!!!
カラビツ、こういうちょっと変わった作品を取り上げるのが好きみたいです


AU 97754
\2600→\2390
キリル・カラビツ(指揮)
 演奏機会は極めて稀
  プロコフィエフ幻の超問題作を若きカラビツが再現!

 プロコフィエフ:革命20周年のためのカンタータOp.74
キリル・カラビツ(指揮)
エルンスト・ゼンフ合唱団
ワイマール・ドイツ国民劇場
エアフルト空軍音楽隊
 録音:2017年8月23日/ワイマール・ホール(ライヴ)/DDD、41’ 55”

 プロコフィエフの作品中でも、前代未聞のキテレツな一篇「革命20 周年のためのカンタータ」。1937 年に作曲されましたが、あまりに大編成すぎるため記念年に初演されることもなく、今日でも演奏機会は極めて稀です。
 4 管の大オーケストラに加え混声合唱、軍楽隊にアコーディオン合奏、さらにモスクワ放送の効果音部隊までを駆使し、さらに革命シーンでは機関銃の乱射まであり、祝祭音楽ながらプロコフィエフ本来のアヴァンギャルドな天才性を完全に発揮しています。
 昨2016 年にゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団が日本初演を行い、一部で非常な話題となりましたが、完全な録音はヤルヴィ盤しかなく、このカラビツ盤の登場は大歓迎と申せましょう。

 多数の出演者のみならず、カンタータとはいえ合唱の歌詞もカール・マルクスの「共産党宣言」冒頭から始まり、レーニン、スターリンの演説を聖書の詩句のように用いているのが時代の異常性を示しています。雪解け後はこのスターリンの詩が問題となり、上演の機会を失いました。しかし音楽自体はプロコフィエフならではの機知に富み、親しみやすいメロディと強烈な音響であきさせません。

 1976 年生まれのカラビツはスターリンの暗黒時代を知らないため、作品をきわめて客観的に音楽的興味を前面に解釈して充実した世界を創り上げています。曲中、レーニンの演説をメガホンでがなり立てる指示がありますが、何とカラビツ自身がロシア語で行っているのも注目。全員が大真面目でこの珍作を力演しています。

 audite ならではの高音質録音で、大編成の複雑な音の綾がクリアに再現されます。







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BIS



BIS SA 2393
(SACD HYBRID)
¥2700→\2490
ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-81):鍵盤のための作品全集
 (1)鍵盤協奏曲第1番 変ロ長調
 (2)6つのやさしいディヴェルティメント〜鍵盤のための
 (3)鍵盤協奏曲第2 番 ヘ長調【世界初録音】
 (4)6つのやさしいレッスン〜鍵盤のための
クレア・ハモンド(ピアノ)
(1)(3)スウェーデン室内管弦楽団
 ニコラス・マギーガン(指揮)

 チェコの音楽性とイタリアの影響を融合したミスリヴェチェクの鍵盤のための作品全集!

 セッション録音:2018年3月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、76'38"

 SACDハイブリッド盤。
 プラハ近郊ホルニー・シャールカに生まれ、ローマで没したヨゼフ・ミスリヴェチェクの鍵盤のための作品全集がリリースされます。
 ヴェネツィアでジョヴァンニ・ペシェッティに師事したミスリヴェチェクは軽快な声部書法と旋律面での豊かな創意によってイタリア歌劇の作曲家として名声を博したほか、古典派の交響曲、室内楽曲を多数作曲しました。
 ここに収録された鍵盤のための作品集では、チェコの音楽性とイタリアの影響を融合した、独自の作曲様式を表しており、その形式上のバランス感覚と多彩な和声はウィーン古典派の巨匠たちの先駆けとなりました。




意外な大人物〜ヨゼフ・ミスリヴェチェク

 

 プラハで父親から粉挽き職人となる訓練を受けた後、プラハ大学で哲学を学ぶが、学業を放棄して1760年代にヴェネツィアに留学。
 その後はイタリアに定住して、「神々しきボヘミア人」と呼ばれて有名になった。

 最初のオペラはベルガモにて1765年ごろに初演。その直後に、《ベレロフォンテ》がナポリで大成功を収め、イタリア中の劇場から委嘱が殺到。
 1770年にボローニャで14歳のモーツァルト少年と出会う。モーツァルトがマルティーニ神父の教えを完璧にマスターして、当時イタリア音楽界最難関といわれていた「アカデミア・フィラルモニカ」入試に合格した頃。
 モーツァルトはミスリヴェチェクについて称賛の念を送り続けたという。

 ミスリヴェチェクの名声はイタリアの外にも広がり、1770年代にはミュンヘンでたくさんの作品が上演されている。
 しかしながら最後のオペラは不成功に終わった。ローマで貧困の末に、梅毒により他界。
 死の直前に、性病の治癒を見込んで鼻の整形手術を受けたが、失敗している。

 ミスリヴェチェクは、国際的に有名になった最初のチェコ人作曲家ではあるのだが、あくまでイタリア音楽作曲家という認識のほうが正しい。
 また現在、モーツァルト特有のリズムと考えられる数々の音楽語法は、そのほとんどがミスリヴィチェクの発案によるものと言われる。

 ヨハン・シュターミッツ( 1717 - 1757)がボヘミアからマンハイムに行き音楽史を変革したように、このミスリヴェチェク(1737-81)もイタリアで密かに音楽の歴史を動かした。
 モーツァルトがザルツブルクの外で大きな影響を受けた一人でもある。

 この人、意外な大人物なわけである。


店主大絶賛の一枚

優雅だが流れすぎない
爽やかだが軽すぎない
優美だが生命感あふれる

このアルバムを聴いてミスリヴェチェクの魅力を知ってほしい・・・

ACCENT
ACC 24336
\2600
ミスリヴェチェク:
  (1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
  (2)シンフォニア 変ホ長調
  (3)ヴァイオリン協奏曲 ホ長調
  (4)序曲第2番 イ長調
  (5)ヴァイオリン協奏曲 イ長調
レイラ・シャイエ(ヴァイオリン)
ヴァーツラフ・ルクス(指揮)
コレギウム1704
 録音:2017 年/72’59’’

 ヨゼフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)はチェコに生まれイタリアで活躍した作曲家で、20 歳ほど年下のモーツァルトにも大きな影響を与えたとされる人物。
 古典派初期らしいすっきりと明るい響きが魅力です。
 しかしシンプルな中にもいきいきとしたリズム感があり、奥深い味わいがあります。
 チェコの腕利き古楽アンサンブル、コレギウム1704 のすばらしい演奏がこの作曲家の神髄を見せつけてくれます。




 さてこの度、協奏曲第2番が世界初録音されたことにより鍵盤のための作品全集が完成。
 名手クレア・ハモンドが軽快に奏でます。




 クレア・ハモンドはこれまでパヌフニク作品集やシマノフスキなどで鋭敏な感覚を聴かせてくれていますが、今回は母国イギリスの現代作品。貴重なイギリス・ピアニズムを聴かせてくれます。



 クレア・ハモンド、ただのカワイコちゃんと思ったら大間違い。かなり個性的で自己主張強い。しかも超絶技巧の持ち主。
 ここではショパンとシベリウスをご紹介しましょうね。シベリウスがとくにすごいです。

ショパンと
https://youtu.be/Yzrb2Cjpmig

シベリウス
https://youtu.be/Ckma1fD_CZ0


 そして下記アルバムでも登場するパヌフニク:12の小練習曲 Nos. 7-12 ウィグモア・ホールでのライヴ
 暗譜なんですね・・・あんまり早くてときどき手が見えなくなります。
https://vimeo.com/25982259



ということでハモンドの個性的なアルバム2枚
BIS SA 2003
(SACD HYBRID)
\2700
パヌフニク父娘
 (1)アンジェイ・パヌフニク:12の小練習曲
 (2)アンジェイ・パヌフニク(ロクサンナ・パヌフニク編):ショパン讃歌 (3曲)
 (3)アンジェイ・パヌフニク:ペンタソナタ (1984)
 (4)アンジェイ&ロクサンナ・パヌフニク:祈り
 (5)ロクサンナ・パヌフニク:第2の故郷
 (6)ロクサンナ・パヌフニク:Glo (2002)
 (7)アンジェイ・パヌフニク:リフレクションズ (1968)
クレア・ハモンド(ピアノ)
 パヌフニク父娘のピアノ曲をイギリス期待の若手が見事に披露

 録音:2013 年9 月/ポットン・ホール、イギリス/DDD、5.0 Surround Sound、71’29”

 SACD ハイブリッド盤。今年生誕百年を迎えるアンジェイ・パヌフニク(1914-1991) は、ルトスワフスキ、セロツキと並ぶ20 世紀ポーランド音楽史の巨星。1954 年に英国へ亡命し、この地で音楽活動を行なったものの、終生故国とその文化への愛着を断ち切らずにいました。近年では美人作曲家ロクサンナ・パヌフニクの父としても知られています。パヌフニクのピアノ・アルバムは初登場で大歓迎。
 パヌフニクはピアニストとして、ルトスワフスキの2 台のピアノのための「パガニーニの主題による変奏曲」を作曲者とともに世界初演したほどですが、ピアノ曲は意外に少なく、1947 年の「12 の小練習曲」、1968 年の「リフレクションズ」、1984 年の「ペンタソナタ」3 作しかありません。いずれも技巧的でダイナミック。
 このアルバムでは、愛娘ロクサンナが、父の作品の編曲もしくは父の精神を受け継いで作ったピアノ曲も収められています。興味深いのは、パヌフニク初期1949 年の作で、もともと女声ヴォカリーズとピアノのために書かれ、後にフルートと弦楽オーケストラ用に編曲された「ショパン讃歌」全5 曲中3曲のピアノ独奏用編曲。ポーランド民謡に基づき、きびきびとしたマズルカの第4 曲などピアノ曲としても非常に魅力的。「祈り」はパヌフニクが未完で残した歌曲をロクサンナが完成させ、ピアノ曲にしたもの。死を前にしたパヌフニクの望郷の念と透明な思いが感動的。
 さらに興味深いのは、ロクサンナが2003 年に作曲し、2006 年に改訂した彼女最初のピアノ曲「第2 の故郷」。タイトルはもちろんポーランドのことで、ポーランド民謡「森のすみれよ」を主題にした変奏曲となっています。
 演奏は若きイギリスの女性ピアニスト、クレア・ハモンド。イギリスには独特なピアニズムの伝統があるにもかかわらず、若いピアニストがほとんど現れないので非常に貴重。高度な技巧を駆使したフレッシュな演奏を繰り広げています。要注目の逸材と申せましょう。


BIS SA 2004
(SACD HYBRID)
\2700
イギリス・ピアニズムの貴重な継承者ハモンドの超絶技巧に驚愕!
 エチュード
  (1)リャプノフ:超絶技巧練習曲集〜テレク川/夏の夜/嵐
  (2)チン・ウンスク(陳銀淑):6つの練習曲 (1995-2003)
  (3)シマノフスキ:12の練習曲Op.33
  (4)カプースチン:異なる音程による5つの練習曲Op.68
クレア・ハモンド(ピアノ)
 録音:2013 年9 月/ポットン・ホール(イギリス)/5.0 Surround sound、67’ 22”

 SACD ハイブリッド盤。
 イギリス若手ピアニストを代表するクレア・ハモンドのBIS 第2 弾は、超絶技巧ぶりに唖然とさせられます。「エチュード」と題されたアルバムで、文字通り練習曲を集めていますが、創作は古今東西120 年にわたり、性別も多様なプログラミングは非常に計算されていて感心させられます。ピアノのための練習曲は、指の独立や運動性、難しい奏法の習熟を目的とし、ほとんどが難曲ですが、ここに収められた作曲家たちはそこに芸術性や個性を盛り込み、魅力的な世界を作り出しています。
 リャプノフの3 曲は「超絶技巧練習曲」からのもので、師匠バラキレフ譲りのボルテージの高いダイナミックな世界。国民楽派らしいロシア色とメロディに魅かれます。現代韓国の女性作曲家チン・ウンスクの練習曲は大井浩明氏が日本で披露し、「(第3 曲は)アジアで最も難しいピアノ曲」と評しています。このハモンドの演奏には作曲者の絶賛の一文を寄せていて、とにかく凄いの一言に尽きます。続くポーランド近代のシマノフスキ作品は、彼が独自の美意識に目覚めた時期のもので、やたらと難しい技巧を要求しながらも、交響曲第3 番やヴァイオリン曲「神話」と共通するBL 趣味を示しています。
 さらに日本にもファンの多いカプースチン。彼のピアノ曲はジャズ語法によるカッコ良さに満ちていますが、技巧的にはどれも難しく、とりわけ練習曲はその頂点に位置します。しかしハモンドは余裕の技術に加え、若さあふれるジャズの乗りで最高。要注目の若手ピアニストと申せましょう。






BONGIOVANNI



GB 5202
¥2500
ファゴットで歌うヴィヴァルディのチェロ・ソナタ
 ヴィヴァルディ:6つのソナタ Op.14
 ヴィルジノ・ビアンキ(1926-1997):
  ファゴットのための3つの練習曲
マウロ・モングッツィ(ファゴット)
ワルター・マッマレッラ・ジョルダーノ(ピアノ)

 意外と合う、ファゴットで歌うヴィヴァルディのチェロ・ソナタ

 録音:2018 年6 月23・24 日/52'28''

 ヴィヴァルディのチェロ・ソナタ6曲をファゴットで演奏。予想以上に楽器の良さが出ていて驚かされます。
 様々な楽器のために大量の協奏曲を書いたヴィヴァルディはファゴット協奏曲についても先駆者で、すばらしい協奏曲を39曲残していますが、それを彷彿とさせる音楽になっています。
 ボーナストラックとして収録されているビアンキの練習曲はファゴットの技巧を突き詰めた、高度な演奏技術を必要とする世界。歌い上げるヴィヴァルディとは対照的です。

 


GB 2089
(2CD)
¥5000
ロマン派全盛期のイタリア
 力強い書法が魅惑の知られざる悲劇

 ジュゼッペ・アポッローニ(1822-1889):
  歌劇『レブレオ』
シモーネ・アライモ
フェルナンダ・コスタ
ディーノ・ディ・ドメニコ
アルマンド・カフォリオ
パオラ・ビディネッリ
フランチェスコ・ピッコリ
マッシモ・デ・ベルナルト(指揮)
サンレモ交響楽団
レッジョ・カラブリア・
 フランチェスコ・チレア合唱団

 録音:1989 年10 月29・31 日/55'38''、54'22''

 ロマン派全盛期のイタリアで書かれた知られざる歌劇。タイトルは「ユダヤ人」の意で、「Melodramma Tragico(悲劇)」となっていますが音楽の熱量が大変高く、歌手も合唱もオーケストラも迫力十分。クライマックスで必ず出てくるティンパニのロールなど一本調子感は否めませんが、それでも非常に力強く胸を打つ音楽が続きます。ラストは悲劇らしく短調ですがやはり力強いフォルテで幕を下ろします。

 
GB 2019
(2CD)
【再発売】
¥2500
序曲だけではありません。『魔法の竪琴』の全貌
 知る人ぞ知る名盤が復活

  シューベルト:付随音楽『魔法の竪琴』
トーマス・モーザー
ヨゼフ・ネーメト、他
ティート・ゴッティ(指揮)
セゲド国立劇場フィルハーモニー
 管弦楽団、同合唱団

 録音:1983 年/ボローニャ、コムナーレ劇場/43'38''、55'18''

 序曲のみ『ロザムンデ』の序曲に転用されて有名な3 幕からなる付随音楽『魔法の竪琴』。貴重な全曲盤が再発売されます。シューベルト・マニアなら必携のアルバムです。




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CAVI MUSIC



4260085533060
¥2700→\2490
孤高のレーガー弾き、コンチェルトに挑む!
 マルクス・ベッカー(ピアノ)

 レーガー:
  (1)ピアノ協奏曲 へ短調 Op.114
  (2)エピソード集 Op.115より 第1〜5曲
  (3)綴じていないページ Op.13より 第7曲「コラール」
マルクス・ベッカー(ピアノ)
ジョシュア・ウェイラーズテイン((1)指揮)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管((1))

 録音:(1)2017年1月(ライヴ)、(2)(3)2017年12月(スタジオ)/57'42''

 知る人ぞ知るマルクス・ベッカーは、レーガーを集中的に弾き続けているドイツのピアニストです。若くしてピアノ作品全集を録音、以降も演奏会で頻繁にレーガーを取り上げており、ソロのみならず室内楽、歌曲など多作家レーガーの残したたくさんの楽曲を演奏してきました。いくつかのレーベルからCD もリリースされています。

 そんな生粋のレーガー弾きである彼が、ついに協奏曲を初録音。ベッカーは協奏曲について「ずっと勉強はしていたものの、作品に対して疑問も多かった」という発言をしており、考え抜いて辿りついたひとつの回答として、この録音が出来上がったとも言えるでしょう。
 pppp やffff といった極端なダイナミクス、非常に多くの音符、凝縮された和音が独奏者に降りかかる大作コンチェルト。レーガーの真骨頂である「晦渋さ」もおおいに炸裂します。レーガーの音楽を極めたベッカーならではの大演奏をお聴きください。




 レーガーのピアノ協奏曲なんてきっと難解で晦渋にちがいない、と思っている方・・・
 そのとおりです。

 ちょっと聞いてみますか?

 ゼルキン/オーマンディ&フィラデルフィアというすごいメンツで。
 全曲入ってるみたいです。
https://youtu.be/XUbp4pRCclI




 さて、今回の主役マルクス・ベッカー。
 ベッカーといえばこの録音史上に残るこの金字塔ボックス。安すぎるのが欠点というくらいの超特価になってます。
 ただ在庫限定なのでお早めに。完売の際はご容赦を。(2019/1/11)




現地在庫のみ!
マルクス・ベッカー/レーガー:ピアノ作品集ボックス
NCA 234239(12CD)\5000→\3990


 ドイツのピアニスト、マルクス・ベッカーが5年の歳月をかけて2000年に完成させたレーガーのピアノ作品集。

 マルクス・ベッカーは知る人ぞ知るドイツの実力派。
 この難解で晦渋なレーガーの作品を驚くほどの集中力で弾き切ったことに絶賛の声が上がっていた。
 ストイックな表現に終始していながら、なぜかぐいぐいと引き込まれる。30代後半という若さでこの充実した音楽性。 
 ドイツ・ピアノ界の貧困が嘆かれてきたこの数年だが、こんなとんでもない人がしっかり育っていたのだ。

 さてそのレーガー・ボックス、かつてはThorofonから豪華木箱入りで発売され、一部のピアノ・マニアから珍重された。
 そのレーガー・ピアノ・ボックスがNCAから再登場。しかもそうとうなプライス・ダウン。
 

 1963年生まれ。カール=ハインツ・ケマーリング に師事し、アルフレッド・ブレンデルからもレッスンを受ける。
 1987年、ブラームス国際コンクールで優勝。
 1993年、ハノーファー音楽大学の教授に就任。




NCA 234239
(12CD)
\5000→\3990
完売の際はご容赦を
(2019/1/11)

マルクス・ベッカー(ピアノ)
 マックス・レーガー:ピアノ作品全集

CD 1
「7つのワルツ」 op. 11 (1893)

1. I A-Dur Allegro ma non troppo
2. II cis-moll Semplice
3. III D-Dur Moderato
4. IV As-Dur Grazioso
5. V E-Dur Comodo
6. VI fis-moll Melancolique (Lento)
7. VII A-Dur Allegro vivace


「即興曲集」 op. 18 (1897)

8. I Allegretto con grazia
9. II Andantino
10. III Caprice (Allegro vivace)
11. IV Andante semplice
12. V Moderate ma marcato
13. VI Allegretto con grazia
14. VII Vivace assai
15. VIII Etude brillante (Allegro con brio)


「5つのユモレスク」 op. 20 (1898)

16. I Allegretto grazioso
17. II Andante
18. III Andante grazioso
19. IV Prestissimo assai
20. V Vivace assai


CD 2
「G.P.テレマンの主題による変奏曲」 op. 134

1. Thema: Tempo di Minuetto
2. I L‘istesso Tempo
3. II L‘istesso Tempo
4. III L‘istesso Tempo
5. IV L‘istesso Tempo
6. V Non troppo vivace
7. VI Non troppo vivace
8. VII Quasi Tempo primo
9. VIII Tempo primo
10. IX Non troppo vivace
11. X Quasi Adagio
12. XI Quasi Adagio
13. XII Poco Vivace
14. XIII Tempo primo
15. XIV Meno vivace
16. XV Andante
17. XVI Adagio
18. XVII Poco Andante
19. XVIII Tempo primo
20. XIX Poco vivace
21. XX Poco vivace
22. XXI Vivace
23. XXII Vivace
24. XXIII Poco Andante
Molto Adagio (Uberleitung)
25. Fuge: Vivace con spirit


「6つの小品」op. 24

26. Valse-lmpromptu
27. Menuet
28. Reverie fantastique
29. Un Moment musical
30. Chant de la nuit 4‘50
31. Rhapsodie e-Moll (Den Manen J. Brahms)


CD 3
「ソナチネ」ホ短調 op. 89, Nr. 1

1. Allegro moderate) e con espressione
2. Andantino con variazioni
3. Vivace


「ソナチネ」ニ長調 op. 89, Nr. 2

4. Allegretto grazioso
5. Andantino
6. Vivace
7. Allegro con spirito (ma non troppo vivace)


「ソナチネ」ヘ長調 op. 89, Nr. 3

8. Moderato
9. Poco vivace
10. Allegro commoclo


「ソナチネ」イ短調 op. 89, Nr. 4

11. Allegro
12. Andante(Thema mit 6 Variationen)
13. Allegretto con moto

14.「常動曲」(1905)
15.「スケルツォ」 嬰へ短調 (1906)
16.「とわに汝がもの」(1907)
17.「カプリース」 嬰へ短調 (1906)


CD 4
「10のピアノ小品集」 op. 79a

1. Humoreske - Lebhaft und grazios
2. Humoreske - Auserst lebhaft
3. Intermezzo - Assai vivace ed appassionato
4. Melodie - Andante espressivo
5. Romanze - Con passione
6. Impromptu - Sehr schnell
7. Impromptu (Studie) - Poco vivace
8. Caprice - Auserst lebhaft
9. Capriccio - Vivacissimo
10. Melodie - Etwas bewegt, ausdrucksvoll

「シルエット」 op. 53 (1900)

11. Auserst lebhaft
12. Ziemlich langsam
13. Sehr bewegt und ausdrucksvoll
14. Sehr schnell und anmutig
15. Ziemlich schnell
16. Langsam, schwermutig
17. Auserst lebhaft und mit viel Humor


「葉と花」

18. Albumblatt - Zart bewegt
19. Humoreske - Auserst lebhaft und leicht
20. Fruhlingslied - Langsam und zart
21. Elegie - Bewegt, sehr ausdrucksvoll
22. Jagdstuck - Auserst lebhaft
23. Melodie - Zart bewegt
24. Moment musical Nr. 1 - Sehr lebhaft und aufgeregt
25. Moment musical Nr. 2 - Con moto
26. Gigue - Auserst lebhaft
27. Romanze Nr. 1 - Ziemlich langsam und ausdrucksvoll
28. Romanze Nr.2 - nicht zu langsam
29. Scherzino - Auserst lebhaft


CD 5
「色とりどりの小品」 op.36

1. Humoreske - Vivace assai
2. Albumblatt- Andantino
3. Capriccietto - Vivace assai
4. Reigen - Allegretto grazioso
5. Gigue - Vivace assai
6. Elegie - Andantino sostenuto (ma non troppo)
7. Valse-lmproptu - Con moto
8. Capriccio - Vivace assai
9. Reverie - Andante con espressione


「7つの幻想的小品」 op. 26

10. Elegie - Andante sostenuto con espressione
11. Scherzo - Allegro grazioso
12. Barcarole - Andantino
13. Humoreske - Vivace (ma non troppo)
14. Resignation - Andante espressivo
15. Improptu - Presto agitato
16. Capriccio - Vivace assai


「10の演奏会用小品」op. 44 (1899)

17. Albumblatt - Mit Ausdruck, nicht zu langsam
18. Burletta - Sehr lebhaft, mit Humor
19. Es war einmal - Masig langsam und ausdrucksvoll
20. Capriccio - Sehr rasch
21. Moment musical - Anmutig, etwas lebhaft, doch nicht zu sehr
22. Scherzo - Sehr schnell
23. Humoreske - Lebhaft
24. Fughette - Masig langsam
25. Gigue - So schnell als moglich
26. Capriccio - Sehr schnell, mit Humor


CD 6
「6つの前奏曲とフーガ」 op. 99

前奏曲とフーガ ホ短調 op. 99-1
1. Praludium: Andante
2. Fuge: Quasi Adagio
前奏曲とフーガ ニ長調 op. 99-2
3. Praludium: Vivace con grazia
4. Fuge: Allegro con grazia
前奏曲とフーガ イ短調 op. 99-3
5. Praludium: Allegro
6. Fuge: Andante
前奏曲とフーガ ロ短調 op. 99-4
7. Praludium: Largo
8. Fuge: Andante
前奏曲とフーガ ト長調 op. 99-5
9. Praludium: Allegretto
10. Fuge: Allegretto
前奏曲とフーガ ニ短調 op. 99-6
11. Praludium: Con moto
12. Fuge: Moderate


「エピソード」 op. 115

13. Andante
14. Andantino con moto
15. Allegretto
16. Andante sostenuto
17. Larghetto
18. Vivace
19. Vivace, quasi presto
20. Vivace

CD 7
「6つの間奏曲」 op. 45

1. No .l: d-moll. Sehr aufgeregt und schnell
2. No. 2: Des-Dur. Auserst lebhaft, anmutig
3. No. 3: es-moll. Langsam, mit leidenschaftlichem, durchaus phantastischem Ausdruck
4. No. 4: C-Dur. So schnell wie moglich, mit Humor
5. No. 5: g-moll. Mit groser Leidenschaft und Energie
6. No. 6: e-moll. So schnell wie nur irgend moglich


「綴じてないページ」 op.13

7. 1. Petite Romance

8. 2. Valsette
9. 3. Scherzoso
10. 4. Moment musical
11. 5. Petite Caprice
12. 6. Prelude et Fugue
13. 6. Fuga
14. 7. Sarabande
15. 8. ?
16. 9. Danse des Paysans
17. 10. Chant sans paroles
18. 11. Appassionato
19. 12. Choral
20. 13. Marcia funebre

21. 14. A la hongroise

「水彩画」 op. 25

22. 1. Canzonetta
23. 2. Humoreske
24. 3. Impromptu
25. 4. Nordische Ballade
26. 5. Mazurka

抒情的アンダンテ「愛の夢」(ピアノ版) (1898)

27. Andante espressivo

CD 8
「私の日記より」第1巻 op. 82-1

1. 1. Vivace
2. 2. Adagio “
3. 3. Andante sostenuto
4. 4. Vivace
5. 5. Gavotte: Moderate
6. 6. Sostenuto
7. 7. Vivace
8. 8. Andantino
9. 9. Vivace
10. 10. Andante innocente
11. 11. Sostenuto ed espressivo “
12. 12. Larghetto


「私の日記より」第3巻 op. 82-3

13. 1. Lied: Andante sostenuto
14. 2. Albumblatt: Andante sostenuto
15. 3. Gavotte: Allegretto
16. 4. Romanze: Andante sostenuto (un poco con moto)
17. 5. Melodie: Andante sostenuto
18. 6. Humoreske: Vivace


CD 9
「私の日記より」第2巻 op. 82-2

1. 1. Allegretto con grazia
2. 2. Andantino
3. 3. Andante espressivo
4. 4. Andantino
5. 5. Allegretto con grazia; sempre poco agitato
6. 6. Andantino espressivo
7. 7. Larghetto
8. 8. Vivacissimo
9. 9. Andantino
10. 10. Scherzando e vivace


「私の日記より」第4巻 op. 82-4

11. 1. Praludium: Poco con moto
12. 2. Fuge: Sostenuto
13. 3. Intermezzo: Andante
14. 4. Arabeske: Allegretto
15. 5. Silhouette: Con moto
16. 6. Melodie: Molto sostenuto
17. 6. Humoreske: Poco vivace


CD 10
「7 つの性格的小品」 op. 32

1. 1. Improvisation
2. 2. Capriccio
3. 3. Burleske
4. 4. Intermezzo
5. 5. Intermezzo
6. 6. Humoreske
7. 7. Impromptu


「若き日の歌」 op. 17
8. 1. Frohsinn
9. 2. Hasche mich!
10. 3. Ein Spielchen
11. 4. Das tote Voglein
12. 5. Uber Stock und Stein
13. 6. Was die Grosmutter erzahlt
14. 7. Ein Tanzchen
15. 8. Bange Frage
16. 9. Weihnachtstraum
17. 10. Groses Fest
18. 11. Abendgesang
19. 12. Fast zu keck!
20. 13. Fruhlingslust
21. 14. Kleiner Trotzkopf
22. 15. Reigen
23. 16. Fast zu ernst
24. 17. A la Gigue
25. 18. Nordischer Tanz
26. 19. Erster Streit
27. 20. Versohnung


「3つのアルバムの綴り」

28. 1. Allegretto grazioso (1898)
29. 2. Miniatur-Gavotte (1898)
30. 3. Andante (1899)


31.「婦人慈善団体の行進曲」 (1914)
32.「ドイツの歌によるフゲッタ」 (1916)


CD 11
ワルツ「美しく青きドナウ」op. 314.

1. Improvisation uber den Walzer


「炉辺の夢」 op. 143

2. 1. Larghetto
3. 2. Con moto
4. 3. Molto adagio
5. 4. Allegretto grazioso
6. 5. Agitato
7. 6. Poco vivace
8. 7. Molto sostenuto
9. 8. Vivace
10. 9. Larghetto
11. 10. Vivace
12. 11. Andantino
13. 12. Larghetto


「青年への挨拶」 (1898)

14. 1. Fughette uber den Namen Edvard Grieg
15. 2. Caprice fantastique
(Danse macabre)
16. 3. Abenddammerung
17. 4. Albumblatt
18. 5. Scherzo
19. 6. Humoreske


20.
「素朴な歌」op. 76-第52曲「マリアの子守歌」(ピアノ編)


CD 12
「J.S.バッハの主題による変奏曲とフーガ」 ロ短調 op. 81

1. Thema: Andante
2. L‘istesso tempo
3. Sempre espress. ed assai legato
4. Grave assai
5. Vivace
6. Vivace
7. Allegro moderato
8. Adagio
9. Vivace
10. Crave e sempre molto espressivo
11. Poco vivace
12. Allegro agitato
13. Andante sostenuto
14. Vivace
15. Con moto
16. Fuge: Sostenuto


「左手のための4つの特別な練習曲」

17. 1. Scherzo
18. 2. Vivace
19. 3. Romanze
20. 4. Preludium: Crave
21. Fuge: Moderato


22.
「夜に」(1902)


「4つの小品」

23. 1. Improvisation
24. 2. Perpetuum mobile
25. 3. Nachtstuck
26. 4. Romanze
クラムシェル・ボックス仕様



 

4260085534654
(4CD)
¥6200
「フランス万歳!」〜ルール・ピアノ・フェスティヴァル 第37集
 [CD1]
  ドビュシー:
   映像第1集&第2集(ピアノ:セルゲイ・レドキン)
   喜びの島(ピアノ:ヤミナ・ガール)
   版画(ピアノ:藤田真央)
   2つのアラベスク(ピアノ:イグナ・フィオリア)
   ピアノのために(ピアノ:藤田真央)
 [CD2]
  サン=サーンス:
   6つのバガテル Op.3(ピアノ:ユアン・カルロス・フェルナンデス・ニエト)
   アルバムOp.72(ピアノ:ヤミナ・ガール)
   カナリアのワルツ Op.88、物憂げなワルツ Op.120、愉快なワルツ Op.139
    (ピアノ:ユアン・カルロス・フェルナンデス・ニエト)
   ガボット Op.23(ピアノ:藤田真央)
   アルバムのページ(ピアノ:セルゲイ・レドキン)
 [CD3]
  サン= サーンス:歌曲集(13曲)
   (ソプラノ:グラハム・ジョンソン、ソラヤ・マフィ/バリトン:フランソワ・ル・ルー)
  ドビュッシー:歌曲集(9曲)
   (ソプラノ:グラハム・ジョンソン、サラ・フォックス/バリトン:フランソワ・ル・ルー)
 [CD4]
  ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調
   (ピアノ:テオ・フシュヌレ、ヴァイオリン:梁 美沙、チェロ:ビクター・ジュリアン・ラフェリア)
  ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲
   (ピアノ:ベンジャミン・モーザー、ヴァイオリン:リザ・フェルシュトマン、弦楽四重奏:デリアン四重奏団)

 ドビュッシー没後100年に沸いた音楽祭の記録

 録音:2018年(ライヴ)/43'24''、74'46''、78'01''、65'08''

 ルール地方で毎年行われるこのピアノ・フェスティヴァルはドイツでも最大級の音楽祭。世界各国からピアニストが集結、若手の逸材も参加し豊かな音楽が奏でられます。
 シリーズ37集となる今作にはドビュッシー没後100年に沸いた2018年の演奏会を収録。ドビュッシーにサン= サーンスやショーソンを組み合わせフランス音楽の粋を楽しむアルバムとなっています。

 

4260085534241
¥2700
SIN PALABRAS - Without Words
 3つのタンゴ(アニバル・トロイロのスタイルによる)
 コルティナ(Karel Bredenhorst:サンバによる)
 3つのミロンガ
 コルティナ
  (J.S.バッハ:パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006のジーグによる)
 3つのタンゴ(オスバルド・プグリエーセのスタイルによる)
 コルティナ(J.S.バッハ:シンフォニア ト長調 BWV796による)
 3つのタンゴ(ルシオ・デマーレのスタイルによる)
 コルティナ(Julie Rokseth/Andreas Rokseth:Noctilucas による)
 3つのタンゴ・ワルツ
 コルティナ(ショパン:前奏曲 嬰ハ短調Op.28-10による)
 3つのタンゴ(オラシオ・サルガンのスタイルによる)
クアルテート・ソルタンゴ
 [アンドレアス・ロクセス
   (バンドネオン)、
  マルティン・クレット(ピアノ)、
  カレル・ブレデンホルスト
   (チェロ)、
  トマス・レイフ(ヴァイオリン)]

 伝統的空気感と現代的感性が混じり合うタンゴ・アルバム

 59'34''

 2008年に結成されたタンゴ四重奏団、クアルテート・ソロ・タンゴ。使用楽器はヴァイオリン、チェロ、バンドネオン、ピアノ。現代の室内楽を土台として伝統的なタンゴを奏でるスタイルが刺激に満ちた空間を作ります。1st アルバム(品番:4260085533312)に続く2作目のタンゴ・アルバムです。

 アルゼンチン・タンゴを踊る場のことを指す「ミロンガ」(単に踊りの形式を指すこともある)では、数曲セットになった「タンダ」と、ダンスに一区切りつけ踊り相手を替えるために様々なジャンルの音楽を流す「コルティナ」が交互に演奏されます。
 このアルバムは伝統的なミロンガの雰囲気をそのまま伝える構成になっており、コルティナの部分ではメンバーによるソロや二重奏が繰り広げられます。





CYBELE RECORDS

CYBELE 361804S
(SACD HYBRID)
¥2500
ヒンデミットの系譜は、ドイツからアメリカへ。
 ヒンデミット(1895-1963):
  3つの小品 Op.8(1917)、求婚にでかけた蛙(1941)
 ベルンハルト・ハイデン(1910-2000):
  チェロ・ソナタ(1958)、シエーナ(1961)
 ウォルター・スコリック(1934-):
  チェロ・ソナタ(2004)、4つのバガテル(1998)
セシル・グルーブラー(チェロ)
タマーラ・チターゼ
 (ピアノ; スタインウェイD)

 72'08''、Stereo、5.1ch Surround Sound、3D-Binaural-Stereo(ArtificialHead)、pure DSD Recording

 高音質レーベルCYBELE RECORDS ならではの名録音で味わうチェロ作品集。
 SACD ハイブリッドで、SACD 層ではバイノーラル録音、サラウンド録音が楽しめます。

 ベルンハルト・ハイデンはドイツに生まれベルリン音大でヒンデミットに作曲を学んだ人物です。後年アメリカに帰化し、作曲活動を続けながらインディアナ大学の作曲教授を務めました。
 そしてこの大学でハイデンに教えを受けたのが、ニューヨーク生まれのウォルター・スコリック。ヒンデミットと弟子、そして孫弟子のチェロ作品が聴けるという面白いディスクなのです。
 書法にも非常に似たものを感じるからまた面白い。バッハ的な折り目正しい調性音楽と思いきや、移ろうように変化音を交えトリッキーな転調を行い、軽妙なユーモアを感じさせる展開。
 時には厳しくシリアスな曲調も。無調の音列主義とはまったく違う方向に深められた現代音楽の系譜をお楽しみください。




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ESTONIAN RECORDS PRODUCTIONS



ERP 10518
¥2400→\2190
街をゆけば歌があふれる!自由に生き生きと、楽しく!
 CANTO:) 
  16、17世紀のイタリア音楽

 ジョルジョ・マイネリオ:Caro Ortolano / Saltarello / Ballo Francese
 フレスコバルディ:Se l'aura spira tutta vezzosa
 モンテヴェルディ:O mio bene, o mia vita
 バンキエーリ:Canzona terza "La Galluppa revista"
 アウレリオ・ボネッリ:Canzona "Istrina"
 モンテヴェルディ:Jubilet tota civitas
 マリーニ:Aria "La Soranza"
 モンテヴェルディ:Si dolce e 'l tormento
 マリーニ:Sinfonia grave "La Zorzi"
 モンテヴェルディ:Christe, redemptor omnium
 ジョルジョ・マイネリオ:Tedescha / Saltarello / Ungarescha
 モンテヴェルディ:Eri gia tutta mia
 ザネッティ:Bassa Gioiosa / Gagliarda / II Matacino
 モンテヴェルディ:Non voglio amare
 ザネッティ:II Spagnoletto / Gallaria d'Amor / Caccia Amorosa
 モンテヴェルディ:Salve Regina
 ザネッティ:
  II Ballo Della Torchia / II Tortaglione/ II Ballo de Colla / II Bagaran
 モンテヴェルディ:Zefiro torna e di soave
ホルトゥス・ムジクス

 街をゆけば歌があふれる!自由に生き生きと、楽しく奏でるイタリア古楽

 録音:2018年1 月12・13日/タリン、エストニア・コンサート・ホール/65'40''

 笑顔の顔文字付きで「CANTO:)」と題されたこのアルバムは、棚の奥で埃にまみれて保管された音楽を学術的に再演するのではなく、当時イタリアの往来のあちこちにあふれていた「生きた音楽」をそのまま演じることに心を向けています。
 管楽器、弦楽器、打楽器を自由に使い、ときには羽目を外したような演奏を繰り出し、楽しく歌を歌う。そして曲はモンテヴェルディの「Si dolce e ' l tormento」など名曲揃い。街を歩けば次々に美しい音楽に出逢うことが出来る、そんなイメージで聴きたいアルバムです。





FIRST HAND RECORDS



FHR 69
¥2100
クリスティーヌ・ド・ピザンの詩をテーマに選曲、あえて管楽器で演奏 ブロンデル
 デュファイ:Se le face ay pale / Or me veult bien Esperance / Belle, veullies moy retenir
 ジョン・ベディンガム:O rosa bella
 バンショワ:Les tres doulx ieux du viaire ma dame
 作曲者不詳:A Cheval, tout homme, a cheval / Reveillez vous piccars / Gardes le trait della fenestre
 バンショワ:Dueil angoisseus
 ヨハンネス・チコーニア:A Le ray au solely
 ボード・コルディエ:Tout par compas suy composes
 マショー:Aymi! dame de valour 1 ・ Je vivroie liement 2
 ソラージュ:Corps femenin par vertu de nature tant noblemen
 ロバート・モートン:Le Souvenir de vous me tue mon seul bien
 デュファイ:Le Serviteur hault guerdonne
 ジョン・ベディンガム:Le Serviteur
 作曲者不詳:De quan qu’on peut belle et bonne estrener, Anxci bon youre
 ランディーニ:Adiu, adiu dous dame
 作曲者不詳:
  La Spagna / Pues servicio vos desplaze ・ Cancion contrahecha Pues servicio vos desplaze, letra y punto /
  Allez a la fougere
 ジョスカン・デ・プレ:Lomme arme
 バンショワ:Files a marier ne vous mariez ja

 録音:2015 年7 月24-27 日/イギリス

 中世後期の音楽をショーム、スライドトランペット、リコーダー、サックバット、バグパイプ、パーカッションで演奏。ヴェネツィア出身の詩人、クリスティーヌ・ド・ピザンの詩がアルバムを貫くテーマとして選ばれています。
 女性の視点から多くの文学表現を創造したド・ピザンを取り上げつつも、歌ではなく管楽器で演奏することで音楽に込められた力を立ち上らせます。
 ブロンデルのメンバーはエンシェント室内管弦楽団、ガブリエリ・コンソート& プレイヤーズ、イ・ファジョリーニ、ベルリン古楽アカデミー、フライブルク・バロックオーケストラなどで演奏する奏者たちで、技術面も申し分ありません。

  <公式トレーラー動画> https://youtu.be/Th9gy-rGDGs
 



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HMF



HMM 902273
¥2700→\2490
ベザイデンホウト、久々の独奏アルバム新録音
 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):ソナタ集
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)
 ・ソナタ ハ短調 Hob. XVI:20 (1770頃)
 ・「神よ、皇帝フランツをまもりたまえ」の主題による変奏曲 Hob. i, 430
  (弦楽四重奏曲第77番「皇帝」op.76-3 (1797) の第2楽章のハイドン自身による鍵盤編曲版)
 ・パルティータ(ディヴェルティメント) ト長調 Hob. XVI:6 (1760頃)
 ・ソナタ ハ長調 Hob. XVI:48 (1789)
 ・変奏曲(ソナタ、あるいは小さなディヴェルティメント) ヘ短調 Hob. XVII:6 (1793)

 濃厚に漂う芳香、豊かな陰影・・・ベザイデンホウトがさらなる深みで魅せるハイドン

 フォルテピアノ/2009年製ポール・マクナルティ、1805年ウィーン、アントン・ヴァルター&ゾーン・モデル.アレクサンダー・スキーピング・コレクションより
 録音:2017年9月

 フォルテピアノの申し子ベザイデンホウト。モーツァルトの全集(2014年完成)以降協奏曲や室内楽、歌曲での録音が続いており、どれも絶賛されましたが、ここで久々に独奏アルバム、ハイドンの登場です。
 ハ短調ソナタの冒頭から、濃厚に漂う色、芳香、そして豊かな陰影に驚かれます。

 弦楽四重奏曲「皇帝」第2楽章のハイドン自身による鍵盤編曲版もベザイデンホウトらしいインスピレーションに満ちた、幻想的な雰囲気のある演奏。
 パルティータ(ディヴェルティメント)は、ひょっとしたらハイドンの最初のピアノ曲かもしれないとされているもので、1760年頃の作。既にハイドンが優雅でウィットに富んだ作風を確立していたことを感じさせると同時に、当時ウィーンで流行していたD.スカルラッティをも思わせる、長調と短調の歯切れの良い入れ替わりなどもみられます。

 初期から後期にわたる幅広いプログラミング。どの作品も、ベザイデンホウトにしかできない優雅な雰囲気をまといつつ、美しく際だたされた陰影とともに、実に生き生きと響いてきます。




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LA DOLCE VOLTA



LDV 45
¥2600→\2390
ジャン=フィリップ・コラール、「展覧会の絵」を録音!
  ラフマニノフ (1873-1943):≪6つの楽興の時≫ op.16
  ムソルグスキー (1839-1881):展覧会の絵
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)

 録音:2018年1月4-6日、メス音楽都市/輸入盤・日本語帯・解説付

 フランスの名手、ジャン=フィリップ・コラールの最新録音の登場。
 2013年録音のショパン(LDV 09)、2016年録音のシューマン(LDV 30) につづき、レパートリーの軸の一つであるラフマニノフです!
 ―《6つの楽興の時》を演奏している時、私は自分自身を上回り、超越したような感覚をおぼえるのですが、それは筆舌に尽くせない高次元の体験です。当然それは、ありとある技術的な課題を克服した先にある体験です!(ライナーノートより)―。

 ラフマニノフが音符に込めたすべての思いが表出されたかのような、肉厚で熱い音楽に圧倒される演奏です。カップリングはムソルグスキーの展覧会の絵。プロムナードから、ひとつひとつのフレーズの細やかな語り口から、コラールがこの作品を完全に手中に収めていることを感じさせる、圧倒的な演奏です。

 


LDV 42
¥2600→\2390
「第1次世界大戦のチェロ」
 ゲイリー・ホフマン(チェロ)
  アルミンク(指揮)&ベルギー王立リエージュ・フィル

 エルネスト・ブロッホ(1880-1959):チェロと管弦楽のための≪シェロモ≫
 エドワード・エルガー(1857-1934):チェロ協奏曲 作品85
ゲイリー・ホフマン(チェロ)
クリステァイン・アルミンク(指揮)
ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管

 チェロ/ 1662年製ニコラ・アマティ
 録音:2017年4月4-8日/輸入盤・日本語帯・解説付

 カナダ出身の中堅チェリスト、ゲイリー・ホフマンの新譜は、第1次世界大戦のさなかに書かれたヘブライ狂詩曲≪シェロモ≫と、大戦直後に書かれたエルガーのチェロ協奏曲というプログラムです。アルミンクと共演しているのも注目です。

 ≪シェロモ≫は大量殺人が繰り返される荒廃したヨーロッパを脱出し、亡命者としてアメリカに身を寄せていたブロッホのつらい境遇が映し出されているようでもある作品で、完全な否定と共に幕が閉じられる作品です。
 そして、大戦で身も心も疲弊したエルガーの絶筆となった「チェロ協奏曲」。当時エルガーは、62歳。かつての大成功作ヴァイオリン協奏曲を振り返り、協奏曲の形式に再び向き合うことで、不幸を追い払おうとしたのでしょうか。ホフマンが、アルミンクと素晴らしいオーケストラという力強い共演者を得て、大きなスケールでチェロをうたわせています。

 ホフマンはシュタルケルに師事した経歴をもちます。シュタルケルはバルビローリの指揮でエルガーのチェロ協奏曲を演奏したことがあり、その時にバルビローリから作品に秘められた表現について詳細に教えを受けたといいます。
 ホフマンはシュタルケルからこの作品についてのヴィジョンを得ています。また、ホフマン自身ブロッホの娘に会ったことがあるなど、ブロッホについても並みならぬ感情を持っています。

 ゲイリー・ホフマン(チェロ)
  カナダ出身。15歳でウィグモア・ホールにデビュー。1986年ロストロポーヴィチ国際コンクールで優勝。1990年からパリ在住。2011年に、ブリュッセルの名門エリーザベト王妃音楽大学の教授に就任。
  使用楽器は、レナード・ローズが所有していた1662年製のニコラ・アマティ。

 

 
LDV 38
(4CD)
¥3800→\3490
1980年代のスタインウェイD型、不均等律による調律
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集(全48曲)

  [CD1&2] 第1巻
  [CD3&4] 第2巻
セドリック・ペシャ(ピアノ)

 セドリック・ペシャ、平均律全曲で登場!1980年代のスタインウェイD型、不均等律による調律

 ピアノ/スタインウェイD 型、1980年代を使用。不均等律による調律
 録音:2017年4月18-22日(第2巻/ヘンレ版使用)、2017年8月26-30日(第1巻/ベーレンライター版使用)/輸入盤・日本語帯・解説付

 7歳か8歳の時に母から「平均律クラヴィーア曲集」の楽譜を送られて以降、時間をかけてバッハの鍵盤作品をまんべんなく習得、チェンバロやクラヴィコードでも弾いたというペシャ。アンドレアス・シュタイアーにも薫陶を受け、カンタータ全曲にも向きあい、バッハを崇拝してやまないといいます。
 ペシャは、2002年、ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールで第1位に輝いた、スイスとフランスの国籍を持つローザンヌ出身のピアニストです。この録音にはすべて暗譜で臨んだといい、開放的なロマンティシズム漂うペシャならではのバッハとなっています。

 楽器についてのペシャのコメント(ライナーノートより)
 80年代のスタインウェイD 型です。アンドラーシュ・シフが定期的に録音で用いているピアノで、実に優れたカンタービレの効果を期待できます。楽器選びの際、私にとって音の持続は重要なポイントでした。ただし極めてピアノらしい楽器でしたので、不均等律による調律をリクエストしました。等分平均律が用いられていなかったバッハの時代には、それぞれの調性が特異な性格を有していたからです。





LIMEN


CPLT108 C108
¥2900
XIX Pop Dance XX
 ファリャ:恋は魔術師より
  「間奏曲」「悩ましい愛の歌」「火祭りの踊り」
 ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
 ラフマニノフ:前奏曲 Op.2-1、東洋風舞曲 Op.2-2
 シューマン:民謡風の5つの小品 Op.102
 ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ Op.3
ルカ・ピンチーニ(チェロ)
ジルダ・ブッタ(ピアノ)

 チェロが躍り、歌う、ヴァリエーション豊かな1 枚

 19世紀、20世紀のチェロ作品を集めたアルバムです。舞曲を軸に構成されていて、直接舞曲と謳っていない曲も含め、歌とリズムのヴァリエーションが豊か。

 限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。

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CPLT065 C065
(2CD)
¥3500→\3290
レティシア・ミキエロン(ピアノ)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第3集

 [CD1]
  ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1
  ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
  ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22
 [CD2]
  ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26
  ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
  ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調『月光』 Op.27-2
レティシア・ミキエロン(ピアノ)

 『月光ソナタ』を含む、イタリアの女流ミキエロンによる第3弾

 イタリアを拠点に活躍する女流ピアニストで作曲家でもあるレティシア・ミキエロン。ベートーヴェンのピアノ・ソナタを番号順に録音しており、全集になる予定です。
 今作には一時期『夫婦喧嘩』とあだ名された軽妙な第10番、変奏曲と葬送行進曲が印象的な第12番、高い人気を誇る有名な『月光』等を収録しています。
 第1集(CDVD022-C022)には第1〜3番、第2集(CDVD041-C041)には第4〜8番が収録されています。

 限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。


 ここで悲愴の動画が見られます。
http://www.letiziamichielon.it/cd01beeth02v.htm



レティシア・ミキエロン(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1&2

CDVD022 C022
(1CD+
1DVD[NTSC])
\3000
レティシア・ミキエロン(ピアノ)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1

 CD
  (1)ピアノ・ソナタ第1番 へ短調 Op.2-1
  (2)ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2-2
  (3)ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-
 DVD
  CDと同内容の映像+
   今回の作品についてレティシア・ミキエロンが語る映像付き
    (原語:イタリア語、字幕:英語)
レティシア・ミキエロン(ピアノ)
 ミキエロン、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音を開始!特典のDVDでは指使いが見えるカメラワーク、ピアノを学ぶ方々にもおすすめの内容

 録音:2013 年、リメン・ミュージック・スタジオ/71’02”

CDVD041 C041
(2CD+
1DVD[NTSC])
\3500
レティシア・ミキエロン(ピアノ)
 
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.2

 Disc 1
  (1)ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7
   (I.7’58”+II.8’14”+III.5’00”+IV.7’00”)
  (2)ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」Op.13
   (I.8’51”+II.4’35”+III.4’20”)
 Disc 2
  (3)ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op.10-1
   (I.5’28”+II.7’15”+III.4’08”)
  (4)ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2
   (I.5’32”+II.3’44”+III.2’43”)
  (5)ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3
   (I.7’35”+II.9’49”+III.2’46”+IV.4’00”)
 DVD
  CDと同内容の映像+今回の作品についてレティシア・ミキエロンが語る
   映像付き(原語:イタリア語、字幕:英語)
レティシア・ミキエロン(ピアノ)
 イタリア人女流ピアニスト、ミキエロンによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音第2 弾!ボーナスDVDでみる運指にも注目

 セッション録音:2014年/リメン・ミュージック・スタジオ/DDD

 イタリアを拠点に活躍する女流ピアニスト、レティシア・ミキエロンによるベートーヴェンのピアノ・ソナタの全曲録音。第2 弾は「悲愴」を含む第4番から第8 番です。確かな解釈と繊細なタッチでベートーヴェンに挑んでいるミキエロン。CD と同内容のDVD には今回収録した作品について独自のベートーヴェン論を展開しております。
 また、ミキエロンの運指も堪能でき、こちらも興味深く見ることができます。




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LSO LIVE



LSO 0810
(SACD HYBRID)
¥2500→\2290
ノセダ(指揮)&ロンドン交響楽団
 ドラマチックなチャイコフスキー4番!
 LSO のうまさ際だつ「展覧会」

  ・チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36
    〔録音:2017 年10月29日、11月1日〕
  ・ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェルによる管弦楽編)
    〔録音:2018年6月3日〕
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
ロンドン交響楽団

 LSO 0810このうえなくドラマチックなチャイコフスキー4番!LSO のうまさ際だつ「展覧会」

 オペラを聴いているようなドラマチックなチャイ4。冒頭のファンファーレの沈痛な表情に驚かされて始まります。第2楽章の物悲しい旋律には思わず涙となってしまいそうです。終楽章ではノセダとLSO が一丸となってエネルギー炸裂しています。
 「展覧会の絵」ではLSO の管楽器セクションの活躍が見もの。冒頭のプロムナードから、高らかに響くトランペットに気持ちよく身をゆだねられます。各曲のキャラクターの違いも際だった、実に楽しめる演奏です。
 ノセダはロンドン交響楽団の首席客演指揮者であるほか、2021/22 のシーズンからはチューリヒ歌劇場の音楽監督に就任予定で、ノセダにとって初となるリングのプロジェクトも予定されているなど、これからますますオペラシーンでの活躍もたのしみな状況となっていますが、この演奏もオペラのような劇場型アプローチで、エネルギーに満ちています。







PENTATONE



PTC 5186741
(SACD HYBRID)
¥2700→\2490
タマラ・ステファノヴィチ(ピアノ)
 『影響』
タマラ・ステファノヴィチ(ピアノ)
 1.-7.チャールズ・アイヴズ(1874-1954):ピアノ・ソナタ第1 番(1901-1910)
 8.-15.ベーラ・バルトーク(1881-1945):ハンガリー農民の歌による即興曲 Op.20 Sz.74
 16.オリヴィエ・メシアン(1908-1992):「カンテヨージャーヤー」(1949)
 17.-27.ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
       イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV989

 アイヴズ、バルトーク、メシアン、J.S.バッハ。タマラ・ステファノヴィチ自身による選曲のアルバム『影響』

 セッション録音:2018 年6 月21-24 日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
 PCM HI-RES、ディジパック仕様、79'39"、輸入盤・日本語帯付

 SACD ハイブリッド盤。
 タマラ・ステファノヴィチのPENTATONE レーベル第1 弾となる新録音は自身の選曲によるアルバム『影響』です。
 アイヴズにはじまりバルトーク、メシアンそしてJ.S.バッハと構成され、作品ごとに様々な影響をもとに作曲されております。
 ステファノヴィチはこれらの作品を連ねることによりアルバム全体として有機的なつながりを見事に表しております。

  





CORO



COR 16170
¥2500→\2290
ザ・シックスティーン
 不朽の声 〜 チューダー朝と20世紀&21世紀の名曲
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指揮)
 単旋聖歌:ようこそ天の女王/
 ジョン・タヴナー(1944−2013):神の御母への賛歌
 ジョン・シェパード(c.1515−1558/9):グローリア(ミサ・カンターテより)
 エリック・ウィテカー(b.1970):サント・シャペル
 ロバート・ウィルキンソン(c.1450−1515):ようこそ天の女王
 ジョン・タヴナー:神の御母の永眠への讃歌
 ロバート・フェアファックス(1464−1521):永遠の称賛にふさわしいユリ
 ガブリエル・ジャクソン(b.1962):アヴェ・マリア
 ジェームズ・マクミラン(b.1959):おお、いと聡明なる乙女
 ジョン・シェパード:アニュス・デイ(ミサ・カンターテより)
 ボーナス・トラック 〜
  ジョン・タヴナー:アテネのための歌

 創設40周年を迎えるザ・シックスティーン!過去と現代の栄光なる合唱芸術!

 ☆創設40周年を迎えたザ・シックスティーン!
 ☆チューダー朝と現代の素晴らしき合唱芸術!
 ☆ウィテカーのタリス・スコラーズ委嘱曲「サント・シャペル」収録!

 1979年にハリー・クリストファーズが創設し、2019年に40周年を迎えたザ・シックスティーン。記念すべき創設40周年の年の"合唱巡礼"(ザ・シックスティーンの中心的行事の一つであるイギリス・ツアー)のプログラムでもある「不朽の声(An Enduring Voice)」は、過去と現代のもっとも栄光的な音楽のいくつかを組み合わせたプログラム。
 イングランドのチューダー朝の音楽(特にイートン・クワイアブック)と20世紀の合唱遺産の擁護者として、また21世紀の作曲家との共同作業によって長い間認められてきたザ・シックスティーンの功績を祝います。

 ジェームズ・マクミランの「おお、いと聡明なる乙女(O virgo prudentissima)」は、ジェネシス財団による新たな委嘱作。また、タリス・スコラーズの創設40周年記念のために作曲されたエリック・ウィテカーの「サント・シャペル」の収録もポイントです。
 ボーナス・トラックには、ダイアナ妃の葬儀で歌われ有名になったジョン・タヴナーの「アテネのための歌」も収録。

 ※録音:2018年11月12日−14日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)







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NIFC



NIFCCD 082-083
(2CD/特別価格)
¥5100→\4590
ビオンディ(指揮)、エウローパ・ガランテ
 生誕200周年記念、モニューシュコ復権!
 モニューシュコ:歌劇 《ハルカ》
  (イタリア語版/演奏会形式/ピリオド楽器による世界初録音)
   ファビオ・ビオンディ(指揮)、
   エウローパ・ガランテ、
   ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニック合唱団、
   ティナ・ゴリナ(ハルカ/ソプラノ)、モニカ・レジオン=ポルシンスカ(ソフィア/ソプラノ)、
   マテウス・ポンペウ(ヨンテック/テノール)、ロベルト・ギェルラフ(ジャンニ/バリトン)、
   ラファウ・シヴェク(アルベルト/バス)、カロル・コズウォフスキ(ジョヴァノット/テノール)、
   コーラス・ソリスト 〜 マテウシュ・スタフラ(ジェンバ/バリトン)、
   キリル・レパイ(コンタディーノ、ザンポニャーロ/テノール)、
   パヴェウ・チホンスキ(コンタディーノ/テノール)

 NIFCが祝うモニューシュコ生誕200周年記念!ファビオ・ビオンディが振る「ハルカ」!

 ☆「ポーランド・オペラの父」、スタニスワフ・モニューシュコ生誕200周年記念!
 ☆ビオンディ&エウローパ・ガランテによるモニューシュコの代表作「ハルカ」!
 ☆イタリア語版で行われた「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」2018ライヴ!
 ☆ピリオド楽器による世界初録音!

 ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)の自主レーベルより、ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテの録音が登場!
 NIFCはショパンの音楽とともに、ショパン以外のポーランドの音楽の振興にも力を入れており、今年は生誕200周年となるスタニスワフ・モニューシュコ(1819−1872)のアルバムをリリース。
 歌劇「ハルカ」は、1848年に全2幕の初版が上演され、全4幕に作り直された改訂版(ワルシャワ版)は1858年に上演。ポーランド国内にとどまらず、プラハ、モスクワ、サンクトペテルブルクなどでも上演されるなど熱狂的な人気を博したモニューシュコの代表作です。
 これによって、モニューシュコはポーランドのオペラ作曲家の第一人者としての名声を高め、「ポーランド・オペラの父(the father of Polish national opera)」と呼ばれるようになりました。

 イタリア古楽界の巨匠ファビオ・ビオンディと手兵エウローパ・ガランテによって、2018年の「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」で上演された「ハルカ」は、イタリア語による演奏会形式で行われ、ピリオド楽器による世界初録音ともなっています。248ページに及ぶカラー・ブックレットには、イタリア語、ポーランド語、英語によるリブレットも掲載。



 ※録音:2018年8月21日−24日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)





モニューシュコって誰?


 スタニスワフ・モニューシュコ(1819年5月5日 - 1872年6月4日 )はポーランド人指揮者・作曲家。
 19世紀ポーランドを代表するオペラ作曲家であり、ポーランド・オペラの父と称されている。

 ただ一般的認知度は低い。
 めちゃくちゃ低い。
 ポーランドといえばショパンであり、モニューシュコについては「ショパン以外にポーランドに作曲家はいたか?」という問いに対して「モニューシュコというひと「も」いたらしい」という程度に語られるに過ぎない。
 あるいは「ショパンとシマノフスキーの間隙を埋める人」か。
 
 だから残念ながらいまではわずかに歌劇《ハルカ》が知られている程度・・・ずっと後の世代のカルウォーヴィチのように大管弦楽曲作品を書いていたらもっと有名になれたかもしれないのに。



 後にシマノフスキは、「モニューシュコのような田舎くさい音楽書いてたらアカン」というようなことを言っていたようだが、ロマン派全盛期に生きた人なのでポーランド・ロマンたっぷりの音楽書くのは当然だったかと。
 というか、それの何が悪いのか、と。

 そのモニューシュコに素晴らしい曲がある。
 ほとんど知られていない、密かな名曲。
 CDも一つしか出てない。

 「ラテン・ミサ曲 変ニ長調」。

 とくにそのなかのオッフェルトリウム。
 モーツァルトとポーランド音楽の奇跡的な融合。
 もしよろしければどうぞ。

https://youtu.be/B51FvPvlVyo

 これを聴けば、モニューシュコは、ポーランドに根付いた偉大な、そして魅力的な作曲家だったことを理解していただけるかと。


 NIFCがようやくこの祖国の偉大な作曲家の作品を真剣に取り上げ始めたというのは本当に嬉しい。
 そして歌劇「ハルカ」も、ショパンとヴェリズモ・オペラを一緒にしたようななかなかダイナミックでかっこいい傑作なのにこれまで決定盤的録音がなかった。そこにこんなとんでもない大物録音が現れたというのは本当に本当に嬉しい。


いつか、いつか紹介しようと思っていた曲
モニューシュコ:ラテン・ミサ曲 変ニ長調

演奏も非常に水準が高い

DUX 0657
\2800
スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872):
  ラテン・ミサ曲 変ニ長調(1870)

  葬送ミサ ト短調(1871)
  聖ペテロのミサ 変ロ長調(1872)
マルタ・ボベルスカ(ソプラノ)
アグニェシュカ・レフリス(アルト)
ラファウ・バルトミンスキ(テノール)
ヤロスワフ・ブレンク(バス)
ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団
アンジェイ・ビャウコ(オルガン)
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(指揮)
録音:2008年5-8月、ワルシャワ国立フィルハーモニー・コンサートホール



 
 ということでモニューシュコのほかの珍しい作品もいくつかご紹介しましょう。

 まずは弦楽四重奏曲集。
 20歳前後の作品ですが意外にしっかりしていて、そして情感たっぷり。
 楽しめると思います。


10年前のアルバム。
おまけに東欧系レーベルなのでお早めに・・・


DUX 0561
\2800
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):
  弦楽四重奏曲第1番ホ短調 Op.7(1827-1828)
スタニスラフ・モニュシュコ(1819-1872):

  弦楽四重奏曲第2番ヘ長調(1840)/
  弦楽四重奏曲第1番ニ短調(1839)
カメラータ弦楽四重奏団
 ウウォジミェシュ・プロミンスキ
 アンジェイ・コルディキェヴィチ
 ピオトル・レイヘルト(ヴィオラ)
 ロマン・ホフマン(チェロ)
録音:1994年11月、1995年3月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1


 そして昨年発売されてスマッシュ・ヒットとなったこの管弦楽作品集もとても親しみやすくいていいです。



NAXOS
8.573610
\1500
モニューシュコ(1819-1872):バレエ音楽集
 1.演奏会用ポロネーズ(1866)
 歌劇《伯爵夫人》:バレエ音楽(1859)
  2.ゼファーはフローラを追う
  3.ヴィズワ川のネプチューン
  4.サチュルスの踊り
  5.コティヨン
 6.《アントニ・オロフスキ》より葬送行進曲(作曲年代不詳)
 7.市民のポロネーズ(1863以降)
 8.歌劇《ハルカ》第1幕:マズルカ(1857)
 9.歌劇《ハルカ》第3幕:高地の踊り(1857)
 10.《ウィンザーの陽気な女房たち》バレエ音楽(1849頃)
 11.《モンテ・クリスト伯》:マズルカ(1866)
 12.《ヤウヌータ》:ジプシーの踊り(1860)
 13.レオカディア・ポルカ(作曲年代不詳)
 14.《幽霊屋敷》第1幕:マズルカ(1864)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
アントニ・ヴィト(指揮)

 スタニスワフ・モニューシュコ。
 4歳でピアノを始め、18歳の時にベルリンのジングアカデミーに留学。2年間学んだ後にポーランドに帰国、結婚、ビリニュスでピアノ教師と劇場オーケストラの指揮者として活躍した人です。彼は作曲家として、歌劇だけでなく、バレエ音楽をはじめとした管弦楽作品もいくつか残しましたが、そのどれもが大衆的な題材に基づく、ポーランドの愛国主義精神を賛美、聴衆からも大きな賛同を得ました。
 1863年から64年にかけて、ワルシャワに起きた「1月蜂起」の影響で、劇場での職を失ってしまいましたが、亡くなるまで歌劇の作曲を手掛けていたとされています。

 このアルバムでは、ポーランドを代表する指揮者ヴィトの演奏で、モニューシュコの有名な歌劇《ハルカ》《伯爵夫人》のバレエ音楽と、単独の舞曲など、ポーランドの民族意識を強く感じさせる作品を楽しめます。

 録音 2011年8月29日-9月2日Warsaw Philharmonic Concert Hall, Poland






RUBICON


RCD 1029
¥2500
ロシアン・バレエ・ピアノ・トランスクリプションズ
 チャイコフスキー:
  組曲 《くるみ割り人形》 Op.71a(プレトニョフ編曲)
 ストラヴィンスキー:
  《ペトルーシュカ》からの3楽章、
  組曲 《火の鳥》(アゴスティ編曲)
 プロコフィエフ:《シンデレラ》からの6つの小品 Op.102
アレグザンダー・ウルマン(ピアノ)
 
 リスト国際コンクール2017優勝!!アレグザンダー・ウルマンのデビュー・アルバム!

 ☆ブダペストとユトレヒト、2つのリスト・コンクールで優勝したイギリスの注目ピアニスト、アレグザンダー・ウルマンのデビュー・アルバム!
 ☆並外れたテクニックと音楽性が発揮される、ロシアのバレエ音楽トラクリ集!

 次代を担う才能あふれる若きアーティストたちのための"クリエイティヴ・ホーム" 「Rubicon」 から、アレグザンダー・ウルマンのデビュー・アルバムが登場。
 アレグザンダー・ウルマンは、1991年ロンドン生まれ。2011年ブダペストで行われたフランツ・リスト国際ピアノ・コンクール(ブダペスト国際音楽コンクール)で優勝し国際的な注目を集め、2014年から2017年までヤング・クラシカル・アーティスツ・トラスト(YCAT)の代表として活動。2017年にはオランダ、ユトレヒトで行われたフランツ・リスト国際ピアノ・コンクールでも見事優勝を勝ち取り、ヨーロッパ、アメリカ、韓国、中国の各地で演奏。2020年には日本、中国、北米でのリサイタル・ツアーも計画されています。

 デビュー・アルバムでは、「くるみ割り人形」、「ペトルーシュカ」、「シンデレラ」、「火の鳥」といった、世界で愛されるロシアのバレエ音楽の華麗なピアノ・トランスクリプションを収録。ウルマンの並外れたテクニックと音楽性が発揮される魅惑のプログラムをお楽しみください。




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CAPRICCIO



C5352
\2600→\2290
次代の巨匠コルネリウス・マイスター
 ストラヴィンスキー(1882-1971):
  1.葬送の歌 Op.5
  バレエ音楽「火の鳥」組曲 (1919年版)

   2.第1曲:導入部?第2曲:火の鳥の踊り
   3.第3曲:王女たちのロンド
   4.第4曲:カスチェイの凶悪な踊り
   5.第5曲:子守歌
   6.第6曲:終曲
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  交響曲 第12番 ニ短調 Op.112「1917年」

   7.第1楽章:革命のペトログラード
   8.第2楽章:ラズリーフ
   9.第3楽章:アヴローラ
   10.第4楽章:人類の夜明け
コルネリウス・マイスター(指揮)
ウィーン放送交響楽団

 2017年4月より読売日本交響楽団の首席客演指揮者に就任したコルネリウス・マイスター。
 巨匠ゲルト・アルブレヒトの薫陶を受けたという彼は、編成の大きな曲を得意とし、同時に首席指揮者兼芸術監督を務めるウィーン放送交響楽団とは、これまでにブルックナーやマーラー、マルティヌーなどの後期ロマン派の作品を中心に録音、精緻な演奏で好評を博しました。
 今回彼が取り上げたのは20世紀ロシアを代表する2人の作曲家の作品です。ロシアの民話や伝承を大切にしたストラヴィンスキー、生々しい歴史の出来事を作品に盛り込んだショスタコーヴィチ。
 この方向性の異なる2作品にマイスターはじっくりと向き合い渾身の表現で演奏しています。爆発的な響き、恐ろしいまでの静寂、このコントラストも見事です。
  録音:ウィーン、コンツェルトハウス ライヴ録音 2018年2月15日…1-6 2017年10月17日





こんなすごい指揮者がドイツから現れていたとは
次代の巨匠、コルネリウス・マイスター


これがまた堂々たる巨匠の演奏なんです
コルネリウス・マイスター&ORFウィーン放送響
アントン・ブルックナー:交響曲 第9番&ミサ曲第3番


C5247
(2CD)
\2700→\2490
コルネリウス・マイスター(指揮)&ORFウィーン放送響
 アントン・ブルックナー:交響曲 第9番&ミサ曲第3番


<CD1.交響曲 第9番 ニ短調 WAB109>
<CD2.ミサ曲 第3番 ヘ短調 WAB28>
ルート・ツィーザク(ソプラノ)/
ヤニナ・ベヒレ(アルト)/
ベンジャミン・ブルーンス(テノール)/
ギュンター・グロイスベック(バス)/
ウィーン・ジンクアカデミー/
ORFウィーン放送交響楽団/
コルネリウス・マイスター(指揮)
録音 2013年4月26日…CD1, 2015年6月23日 ライヴ収録…CD2 ウィーン コンチェルトハウス

 ブルックナー(1824-1896)の最高傑作の一つ「交響曲第9番」は彼が取り組んだ最後の交響曲です。1887年、第8番を完成させた直後に作曲に取り掛かったものの、なかなか筆が進まず、気持ちがのりはじめたのはその5年後、1892年に第8番が初演した後からでした。しかし、その頃には病が進行し、結局1894年に3楽章までが完成、第4楽章も進めていたのですが、結局は未完のまま残されてしまったのです。
 ブルックナーとしては、「未完に終わった場合は、終楽章の替わりにテ・デウムを演奏して欲しい」と語っていたといい、彼自身、この作品の終楽章については完成を望んでいなかったのかもしれません。

 最近は補筆完成版で演奏されることも多いこの作品ですが、コルネリウス・マイスターは3楽章のみでゆったりと曲を締めくくっています。かわりに置かれているのは、1867年頃に作曲されたミサ曲第3番。厚みのある響きと敬虔な精神に満たされたある意味「歌つきの交響曲」のような構造を持った大作です。
 コルネリウスが紡ぎ出す流麗な音楽はもちろんのこと、ソリストたちの素晴らしさも特筆すべき点でしょう。
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破格のスケール
この人、近く大化けするかも

コルネリウス・マイスターマルティヌー:交響曲全集


C5320
(3CD)
\3300→\2990
次代の巨匠、コルネリウス・マイスター
 マルティヌー(1890-1959):交響曲全集

【CD1】
 1-4.交響曲 第1番 H.289(1942)
 5-8.交響曲 第2番 H.295(1943)
【CD2】
 1-3.交響曲 第3番 H.299(1944)
 4-7.交響曲 第4番 H.305(1945)
【CD3】
 1-3.交響曲 第5番 H.310(1946)
 4-6.交響曲 第6番「交響的幻想曲」H.343(1954)
コルネリウス・マイスター(指揮)
ウィーン放送交響楽団

 スメタナ、ドヴォルザーク、ヤナーチェクが築いた「チェコ音楽の伝統」を継承しながら、フランス六人組やストラヴィンスキーの影響を取り入れた広範囲なジャンルの作品を多数残した作曲家マルティヌー。
 交響曲は6曲残されており、第1番から第5番までは1942年から1946年まで、毎年コンスタントに1曲ずつ作曲されていますが、第6番だけは作曲年代に7年のギャップがあり、内容もかなり異なっています。
 端正な筆致で描かれた正統派の交響曲である「第1番」、室内楽的な響きを持つ「第2番」、悪化する戦況を反映した悲痛な「第3番」、戦争終結の喜びが感じられる「第4番」、チャイコフスキーの引用もある「第5番」、自身が「交響的幻想曲」と名付けた「第6番」と、多彩な表現で描かれており、マルティヌーが生きた時代を反映させた名作揃いです。

 録音 2011-2017年 Vienna Konzerthaus ライヴ録音



 劇的でロマンティック。しかも重厚な響き。
 多作家で、ときに晦渋な音楽を書くマルティヌーだが、交響曲は創作の円熟期に書かれた真の代表作であり、とっつきにくいものでもない。ベートーヴェンが好きな人、ブラームスが好きな人、マーラーが好きな人、シベリウスが好きな人、チャイコフスキーが好きな人、ドヴォルザークが好きな人なら、間違いなく大好きになるはず。
 でもそんなマルティヌーの交響曲がなぜか日本ではあまり聴かれない。
 いつか雑誌で、交響曲ベスト20とかいう企画をやったときに、何人かの賢明な評論家がマルティヌーの第6番を入れていた。きっといつか彼の作品が正当に評価される日が来ると信じている。

 そんなマルティヌー交響曲全集の新録音。



 




 最近とみにその名を聞くようになったコルネリウス・マイスターは、1980年ハノーファー生まれ。

 音楽家の両親のもとに育ち、ハノーファーとザルツブルクで指揮とピアノを学び、指揮では大植英二やデニス=ラッセル・デイヴィスに師事。
 2005年にハイデルベルクの音楽総監督に就任(そのとき25歳!)、2010年にはウィーン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督を務めており、2018年からはシュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督に就くという。

 そして!2017年4月に読売日本交響楽団の首席客演指揮者に就任したばかり。9月16日に就任後初の演奏会が開催された。聴かれた方も多いと思う。

 以前出たブルックナーの交響曲第9番は若手のフレッシュな演奏家と思いきや、堂々たる豪演。
 「若手」の肩書きなど必要ない巨匠演奏でびっくりした。読売日響が首席客演指揮者に選んだのも分かる破格のスケール。
 この人、近く大化けするかも。

 これは今回のマルティヌー交響曲全集のプロモーション映像。
 やはりカリスマ性を感じる。大物の予感がヒシヒシと。
 そしてマルティヌーの交響曲・・・やっぱりすごい・・・。
https://youtu.be/oF0W3w3uCRM



 
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C5318
\2600→\2390
ウィーンの後期ロマン派
 カール・ヴァイグル(1881-1949):室内楽作品集

 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 ト長調(1937)…世界初録音
  1.第1楽章:Allegro
  2.第2楽章:Adagio
  3.第3楽章:Allegro molto
 チェロとピアノのための2つの小品 Op.33(1940)
  4.Love song 愛の歌
  5.Wild Dance 野生の踊り
 ヴァイオリンとピアノのための2つの小品(1942)
…世界初録音
  6.Notturno 夜想曲
  7.Hungarian Dance ハンガリー舞曲
 ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲 ニ短調(1938-1939)
  8.第1楽章:Allegro moderato
  9.第2楽章:Andante
  10.第3楽章:Allegro molto
ダフィド・フリューヴィルト(ヴァイオリン)
ベネディクト・クレクナー(チェロ)
フローリアン・クルムペック(ピアノ)

 オーストリア後期ロマン派の時代に生きた作曲家カール・ヴァイグル。活動の初期には華々しい活躍を見せましたが、同時代の多くのユダヤ系作曲家たちと同じく、ナチス政権に国を追われ、厳しい後半生を送り、作品のほとんども忘れられてしまいました。
 21世紀になってようやく再評価されはじめ、交響曲やピアノ曲、歌曲などいくつかの作品が録音され、彼のユニークな作風が評価され始めています。
 このアルバムには彼の様々な室内楽曲を収録。世界初録音となるヴァイオリン・ソナタの豊潤な響きからはウィーンの良き伝統が感じられます。

  録音:2012年12月12日 ゲルトナーシュトラッセ…1-3.6-7 2016年7月6-7日 ゼンメリンク クルハウス、オーストリア…4-5.8-10




 カール・イグナーツ・ヴァイグル(1881年2月6日 ウィーン - 1949年8月11日 ニューヨーク)は、オーストリアの後期ロマン派音楽の作曲家。
 とりわけ戦間期に芸術家や教育者としてウィーンの楽壇で優れた業績を残したが、ナチスの権力掌握によって出国を強制されて大量難民の一人とならざるを得ず、新たな土地では、もはや過去の成功を取り戻すことができなかった。
 アメリカでは隠遁してほとんど人知れず暮らしていたヴァイグルであったが、最晩年に音楽を究め、2つの巨大な交響曲を作曲した後、病に倒れ、長患いの末に1949年8月に骨髄腫によって帰らぬ人となった。



ということでその交響曲2題
でもそんな甘い曲じゃないです


BIS1077
¥2600
ヴァイグル:
 交響曲第5番/
 幻想的間奏曲
トーマス・ザンデルリンク指揮
ベルリン放送響
トーマス・ザンデルリンクによるヴァイグルの交響曲。
カール・ヴァイグル (1881-1949)はウィーンに生まれ、ツェムリンスキーに作曲を師事、マーラーとシェーンベルクをつなぐ存在だった。


BIS 1167
¥2600
ヴァイグル:
 (1)交響曲第6番(1947)
 (2)古都ウィーン (1939)
トーマス・ザンデルリンク指揮(1)
アルン・フランシス指揮(2)
ベルリン放送響
ユダヤ人だったためアメリカへ移住するが、彼の音楽はブルックナーやマーラーの強い影響を受けている。
「古都ウィーン」はヨハン・シュトラウス未亡人邸の常連だったヴァイグルのウィーン賛歌。




ヴァイグルの協奏曲とピアノ曲も


CAPRICCIO
C5232
\2600
カール・ヴァイグル:協奏曲集
 1-3.左手のためのピアノ協奏曲 変ホ長調(1924)/
 4-6.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調(1928)
フローリアン・クルムペック(ピアノ)…1-3/
ダヴィッド・フリューヴィルト(ヴァイオリン)…4-6/
北ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団/
マンフレッド・ヘルマン・レーンナー(指揮)…1-3/
フリーリアン・クルムベック(指揮)…4-6
録音 2013年3月25-27日 ロストック フォルクス劇場

 1990年代から始まった「頽廃音楽」の復興は、ナチスに迫害された多くの作曲家たちを歴史の闇から救い出しています。
 このカール・ヴァイグル(1881-1949)もその中の一人、まだまだ全貌を知るまでには至りませんが、このアルバムはその手がかりになることでしょう。
 彼はウィーンの裕福な家庭に生まれ、少年時代から音楽に親しんでいます。あのツェムリンスキーと家族ぐるみの付き合いがあり、作曲の手ほどきもツェムリンスキーから受けています。その後はウィーン大学に進み、音楽学をアドラーの元で学び、ウィーン音楽院ではローベルト・フックスに作曲を学んでいます。この頃にシェーンベルクとも知り合い、強く影響を受けましたが、結局ヴァイグル自身は十二音技法に同調することはなく、その作品も後期ロマン派の作風から外れることはありませんでした。
 彼の「左手のためのピアノ協奏曲」は、あの戦争で左手を失ったヴィトゲンシュタインのために書かれたものですが、なぜかヴァイグルの作品は演奏されることはなく、2002年にようやくウィーンで初演されたというものです。
 このアルバムには、同じく忘れられた作品である「ヴァイオリン協奏曲」がカップリングされています。


NAOXS
8.572423
\1500
ヴァイグル:ピアノ曲集〜死の島・6つの幻想曲他
 1-6.6つの幻想曲(1942)/7.死の島(1903)…世界初録音/
 8-13.絵画とお話Op.2(1909)…世界初録音
  <むかし、むかし/白雪姫/コウノトリ、ひょろひょろ、長い脚/
  眠れ、よいこ、眠りなさい/眠り姫の墓/月の光の中で>/
 14.復讐の女神の踊り(1937-38)…世界初録音/
 15-19.夜の幻想曲集Op.13(1911)
ジョセフ・バノヴェツ(ピアノ)

 不思議な・・・音楽。
 カール・ヴァイグル(1881-1949)はウィーンの後期ロマン派の作曲家です。彼は上流階級出身の両親の元で、幼い頃から音楽に親しみ、一時期はツェムリンスキーから作曲の手ほどきも受けていました。ウィーン大学に進み、音楽学を学びながら、ウェーベルンやシェーンベルクとも交友関係を結びます。1903年には「創造的音楽家協会」を設立し、その会員として、当時の最先端の音楽の初演に携わります。
 この頃に書かれた「死の島」は、あの有名なベックリンの絵に触発されたもので、同じ絵を題材としたラフマニノフやレーガーの曲とは、また違った雰囲気を有しています。
 マーラーの第7交響曲を彷彿させる「夜の幻想曲集」も秀逸。しかし、ナチスの台頭とともにアメリカに亡命し、故国への思いが募るとともに、その作品も懐古的となり、最晩年に書かれた「6つの幻想曲」には良き時代へのオマージュとも思える郷愁が漂っています。

ベックリン 「死の島」

 
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C7297
(6CD)
\4200→\3790

エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):作品集
  多彩な6枚組


【CD1】
 交響曲 第2番(1932)
  1.第1楽章:Allegro ma non troppo
  2.第2楽章:Andante con moto
  3.第3楽章:Scherzo alla Jazz: Allegro assai
  4.第4楽章:Finale: Allegro con spirito
 5-10.組曲 Op.37(1921)
  ラグタイム/ワルツ・ボストン/タンゴ/シミィ/ステップ/ジャズ
 交響曲 第5番(1938/39)
  11.第1楽章:Andante ma molto risoluto
  12.第2楽章:Adagio
  13.第3楽章:Allegro con brio
  14.第4楽章:Allegro con brio - Allegro moderato

 録音 2003年12月2-5日 ヘルクレスザール ミュンヘン
ジェームズ・コンロン(指揮)
バイエルン放送交響楽団
【CD2】
 フルートとピアノのための二重協奏曲 Op.63(1927)
  1.第1楽章:Allegro moderato
  2.第2楽章:Andante
  3.第3楽章:Rondo: Allegro con spirito
 ピアノ協奏曲 第2番 Op.43(1923)
  4.第1楽章:Molto sostenuto
  5.第2楽章:Sostenuto
  6.第3楽章:Allegro alla jazz
 弦楽四重奏と管楽アンサンブルのための協奏曲(1930)
  7.第1楽章:Allegro moderato
  8.第2楽章:Largo
  9.第3楽章:Finale: Allegro con brio
 10.ベートーヴェン(1770-1827):
  ロンド・ア・カプリッチョ「失われた小銭への怒り」Op.129(E.シュルホフによる管弦楽編)

 録音 2007年11月28-29日 ゼンデザール ドイツ 
ジャック・ズーン(フルート)…1-3
フランク=インモ・ツィヒナー(ピアノ)…1-3.4-6
ライプツィヒ弦楽四重奏団…7-9

ローラント・クルティヒ(指揮)
ベルリン=ドイツ交響楽団
【CD3】
 弦楽四重奏曲 第1番(1924)
  1.第1楽章:Presto con fuoco
  2.第2楽章:Allegretto con moto e con malinconia grotesca
  3.第3楽章:Allegro giocoso alla Slovacca
  4.第4楽章:Andante molto sostenuto
 5つの小品(1923)
  5.第1番:Alla Valse viennese ウィンナ・ワルツ風に
  6.第2番:Alla Serenata セレナード風に
  7.第3番:Alla Czeca チェコ風に
  8.第4番:Alla Tango タンゴ風に
  9.第5番:Alla Tarantella タランテッラ風に
 弦楽四重奏曲 第2番(1925)
  10.第1楽章:Allegro agitato
  11.第2楽章:Tema con variazioni: Moderato
  12.第3楽章:Allegro gajo
  13.第4楽章:Finale: Andante quasi introduzione

 録音 1992年4月.9月 ベルリン放送 第1ホール
ペーターゼン弦楽四重奏団
【CD4】
 弦楽四重奏曲 ト長調 Op.25
  1.第1楽章:Frisch und kraftig
  2.第2楽章:Langsam, getragen und ausdrucksvoll
  3.第3楽章:Menuet
  4.第4楽章:Rondo
 弦楽六重奏曲 Op.45(1924)
  5.第1楽章:Allegro risoluto
  6.第2楽章:Tranquillo: Andante
  7.第3楽章:Burlesca
  8.第4楽章:Molto adagio
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1927)
  9.第1楽章:Allegro con fuoco
  10.第2楽章:Andante cantabile
  11.第3楽章:Scherzo: Allegretto grazioso
  12.第4楽章:Finale: Allegro risoluto
 ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲(1925)
  13.第1楽章:Moderato
  14.第2楽章:Zingaresca: Allegro giocoso
  15.第3楽章:Andantino
  16.第4楽章:Moderato

 録音 1994年5月6-8日 ベルリン放送 第1ホール
ペーターゼン四重奏団…1-8
ライナー・ヨハネス・キムシュテット(ヴィオラ)…5-8
ミヒャエル・ザンデルリンク(チェロ)…5-8
コンラット・ムック(ヴァイオリン)…9-16
ハンス=ヤコプ・エッシェンブルク(チェロ)…13-16
【CD5】
 ピアノ・ソナタ 第1番(1924)
  1.第1楽章:Allegro molto
  2.第2楽章:Molto tranquillo - Allegro agitato
  3.第3楽章:Allegro moderato grotesco
  4.第4楽章:Allegro molto
 5つのブルレスケ Op.23
  5.第1番:Lebhaft, nicht zu schnell
  6.第2番:Schnell und leicht
  7.第3番:Ruhig flutend, etwas vertraumt
  8.第4番:Leicht und fluchtig
  9.第5番:Zeitmass der Polonaise und ausserst rhythmisiert
 ピアノ・ソナタ 第3番(1927)
  10.第1楽章:Moderato cantabile
  11.第2楽章:Andante tranquillo quasi improvisazione
  12.第3楽章:Allegro molto
  13.第4楽章:Marcia funebre
  14.第5楽章:Finale retrospettivo: Allegretto moderato
 5つのグロテスク Op.21
  15.第1番:Fluchtig
  16.第2番:Ruhig fliessend (frei im Vortrag)
  17.第3番:Schnell und leicht
  18.第4番:Gemutlich
  19.第5番:Gemassigt und ausserst rhythmisch

 録音 2008年10月20-23日 ベルリン=ドイツ放送 ジーメンスヴィラ
マルガレーテ・バビンスキ(ピアノ)
【CD6】
 6つの皮肉 Op.34
  1.第1番:Allegro molto ritmico
  2.第2番:Allegro agitato
  3.第3番:Alla marcia militaristica
  4.第4番:Allegro ma non troppo
  5.第5番:Allegro deciso
  6.第6番:Tempo di Fiox
 5つのピトレスク Op.31
  7.第1番:Foxtrott
  8.第2番:Ragtime
  9.第3番:In futurum
  10.第4番:One-Step
  11.第5番:Maxixe
 ジャズ・インプレッション集
  12.Dein kokettes Lacheln あなたのかわいい笑顔
  13.Capricciolette カプリッチョレッテ
  14.Butterfly 蝶々
  15.Tango タンゴ
  16.Melody Waltz メロディ・ワルツ
  17.A Musical Flips ミュージカル・フリップス
  18.Mitternachtsgespenster 真夜中の幽霊
  19.Humoreska ユモレスク

 録音 2008年10月20-23日ベルリン=ドイツ放送 ジーメンスヴィラ
マルガレーテ・バビンスキ(ピアノ)
マリア・レットベリ(ピアノ)…1-6
アンドレアス・ウィキダール(ピアノ)…12-19

 チェコに生まれ、作曲家、ピアニスト、指揮者として名声を獲得したシュルホフ。20世紀初頭に流行したジャズを自作にいち早く取り入れるなど、あらゆる実験的な試みを行い、第一次世界大戦後のダダイズム運動の旗手としても活躍しましたが、ナチス政権の迫害を受け、最後は強制収容所で命を落とし、その作品も一時はすっかり忘れられてしまいました。

 ピアニストとしての彼は、同時代の作品の演奏を得意としていましたが、自作を弾くことはあまり好まず、あくまでも「客観的に聴くこと」が大切と考え、協奏曲の初演時も友人のカレル・ソルツにソロを任せています。
 演奏会では時に四分音を用いたハーバの曲までをも取りあげたり、当時始まったラジオ放送で、ジャズの即興演奏を披露したりと華々しい活動をしたことでも知られています。
 この6枚組の作品集には、前衛的な管弦楽作品から、彼の技巧が窺い知れるピアノ・ソナタ。そして最も"商業的に成功した"ジャズ風の小品まで多彩な曲を収録。才能に満ちたアウトサイダーを知る手がかりとなることでしょう。
  録音 2008年10月20-23日 ベルリン=ドイツ放送 ジーメンスヴィラ



 エルヴィン・シュルホフ(1894年6月8日 - 1942年8月18日)は、チェコの作曲家。
 第一次世界大戦後のダダイスム運動の音楽家として重要な人物とされており、ジャズや実験音楽の要素を取り入れた曲など、あらゆるジャンルの作品を残し、生涯に作曲した作品は200作にのぼる。
 しかしナチス・ドイツによってシュルホフの曲は「退廃音楽」という烙印を押され、演奏活動の禁止や作品の出版も認められなくなるなど迫害を受け、1942年に強制収容所で命を落
とした。

 シュルホフの死後、彼の作品は半世紀にわたって日の目をみることはなかったが、テレージエンシュタットなどで迫害された他のチェコの作曲家(クライン、ウルマン、ハースなど)と同様に、再評価が進みつつある。
 




 

DYNAMIC



CDS-7830
(2CD)
\3600
※DVD&Blu-ray同時発売
ニーノ・ロータ(1911-1979):2つのオペラ
 1.歌劇《神経症患者の夜》1幕
  リッカルド・バケッリ:台本
   神経症の男…ジョルジョ・チェレンツァ(バリトン)
   コンシェルジェ…カルロ・フェオーラ(バス)
   騎士団長…ダニエーレ・アドリアーニ(テノール)
   彼女…サブリナ・コルテーゼ(ソプラノ)
   彼…アントニオ・サピオ(テノール)
   フロアボーイ…ヴィンセンツォ・カルニ(ヴォーカル)
   他 ホテルのスタッフたち

 2.歌劇《二人の内気な男》1幕
  スーソ・チェッキ・ダミコ:台本
   語り手…ジョルジョ・チェレンツァ(バリトン)
   マリウッチャ…サブリナ・コルテーゼ(ソプラノ)
   ライモンド…ダニエーレ・アドリアーニ(テノール)
   グィドッティ夫人…キアラ・オゼッラ(メゾ・ソプラノ)
   シニスガッリ博士…アントニオ・サピオ(テノール)
   マリウッチャの母…マリアンジェラ・デ・ヴィータ(メゾ・ソプラノ)
   ヴィットーリオ/客人…ジャコモ・ナンニ(バス・バリトン) 他
ガブリエーレ・ボノリス(指揮)
レアーテ祝祭管弦楽団

 映画音楽作曲家として知られるニーノ・ロータによる2作の歌劇。《神経症患者の夜》は1960年にミラノで初演された短い作品。ミラノの高級ホテルの最上階で繰り広げられる物語です。
 物音がすると眠れない男は、ホテルの最上階の3部屋を全て貸し切りにして宿泊していますが、ホテルの手違いで両隣に客を入れてしまったことから起こる騒動が描かれています。
 かたや、《二人の内気な男》は恋のすれ違いをテーマにしたコメディー。本来はラジオ用の作品です。2017年に開催された『レアーテ音楽祭』の目玉公演の一つ。歌手たちのアンサンブルが印象的な上演です。
  収録 2017年9月30日-10月1日 リエーティ フラヴィオ・ヴェスパジアーノ劇場
 
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CDS-7778
(2CD)
\3600→\3290
サルデッリ&モード・アンティコ
 ヴィヴァルディ(1678-1741):ラ・ストラヴァガンツァ Op.4
 12のヴァイオリン協奏曲集

【CD1】
 1-3.協奏曲 第1番 変ロ長調 RV.383a
 4-6.協奏曲 第2番 ホ短調 RV.279
 7-9.協奏曲 第3番 ト長調 RV.301
 10-12.協奏曲 第4番 イ短調 RV.357
 13-15.協奏曲 第5番 イ長調 RV.347
 16-18.協奏曲 第6番 ト短調 RV.316a
【CD2】
 1-4.協奏曲 第7番 ハ長調 RV.185
 5-7.協奏曲 第8番 ニ短調 RV.249
 8-10.協奏曲 第9番 ヘ長調 RV.284
 11-13.協奏曲 第10番 ハ短調 RV.196
 14-16.協奏曲 第11番 ニ長調 RV.204
 17-19.協奏曲 第12番 ト長調 RV.298
アントン・マルティノフ(ヴァイオリン)
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)
モード・アンティクォ(ピリオド楽器アンサンブル)
【メンバー】
 パオロ・カンタメッサ/
 ベアトリーチェ・スカルディーニ
  (ヴァイオリン・ファーストパート)
 ジョルジョ・レオニーダ・トージ/
 ダニエレ・デル・ルンゴ/
 ファブリツィオ・ロンゴ(ヴァイオリン)
 シモーネ・ラーギ(ヴィオラ)
 ベッティーナ・ホフマン(チェロ)
 ニコラ・ドメニコーニ(コントラバス)
 シモーネ・ヴァッレロトンダ/
 ジァンルカ・ゲレミア(テオルボ)
 ジュリア・ヌーティ(チェンバロ)

 現在、最も著名な「ヴィヴァルディ研究家」として知られるサルデッリ。1996年と1999年にはグラミー賞にノミネートされた指揮者であり、絵画や小説の分野でも活躍し、とりわけヴィヴァルディについては数多くの著書があり、2007年からはヴィヴァルディのカタログの作成にも携わっています。
 現在はピリオド楽器アンサンブル「モード・アンティクォ」の創設者として音楽監督を務め、歴史に埋もれてしまったヴィヴァルディの数々のオペラを蘇演、録音したことでも知られています。
 今回の録音は以前もサルデッリとコンビを組んでいたロシアのヴァイオリニスト、アントン・マルティノフを再びソリストに迎え、ヴィヴァルディの代表作「ラ・ストラヴァガンツァ」に挑みました。力強いアンサンブルと活気ある表現による魅力的な演奏を披露しています。
 録音 2017年1月28日-2月3日 オラトリオ・ディ・S.フランチェスコ・ポヴェリーノ、フィレンツェ、イタリア






何度でも紹介します
サルデッリ&モード・アンティコの代表作
ロミーナ・バッソの歌う/ヴィヴァルディ「新発見」作品集!


 ぶっとんだ。久々にぶっとんだ。もうたいていのことでは驚かなくなってきたが、これにはぶっとんだ。
 こんな曲があるのだ。

 ヴィヴァルディって実はとんでもない大天才ではないのか?
 ヴィヴァルディは「四季」の作曲家じゃなくて、とんでもない才人があの曲も書いた、最近そう思えてならない。次から次へと現れる美しく印象的なテーマ、息を呑むドラマティックな展開、心かきむしらせる暗く切ないメロディー。しかもそれらが精一杯努力の結果として表われるのではない。何かの余技か、勝手に、自然に流れてくる野放図さがある。それはモーツァルトとかショパンとか、長く偉大な音楽史の中でもごくごく一部の人だけがたどり着けた境地。ヴィヴァルディにはそうした途方もない才能を感じる。

 さて、今回のアルバムはヴィヴァルディ「新発見」作品集。
 この1曲目がすごい。

アリア「Se lento ancora il fulmineまだ光が遅いなら」

 ひょっとしたらサルデッリはこのアリアを見つけてこのアルバムの制作を思いついたんじゃないかと思うくらいすごい。残りの曲は聴かなくてもいいからこの曲だけでも聴いて、と言いたくなるくらいすごい。当時の超人カウンター・テナーが歌ったであろう超英雄的なアリア。
 すでに楽譜は散逸してしまっているオペラ「アルジッポ」の1曲。
 もうコロラトゥーラなんてあまっちょろいもんじゃない。
 超人的、というより怪人的なすさまじい歌唱で聴いているあなたの脳天を直撃する。歌によって斬首されることがあるとしたらこういう曲。聴くだけで鮮血がほとばしるようなそんな歌。当時のオペラ劇場なんて所詮謀議の巣か愛の巣だったに違いないが、おそらくこのアリアが始まる前には観客全員客席に戻ってステージを食い入るように眺めていたはず。だからこそヴィヴァルディは超人気作曲家だった。

 モーツァルトも腰を抜かすようなこんなとんでもないアリアを書いたヴィヴァルディ・・・絶対に普通の男じゃなかったはず。

 それにしてもロミーナ・バッソって・・・すごい。
 往年のカストラートを思わせる強烈で突き刺すような声量・声質、そしてコロラトゥーラなんて可愛いもんじゃない変幻自在の歌唱力。
 こんなすさまじい歌手が今の時代にも存在していたのだ!!
 というかこの人がいたからこそこの歌のすごさが伝わってきたのだ。
 先日別の人の録音を聴いたら・・・普通のアリアになっていた。


しかし・・・このアルバム
ついに・・・ついにフランスの在庫も完売してしまった
このアルバムが聴けなくなるなんて、なんという損失!

Vivaldi - New Discoveries
NAIVE
OP 30480
廃盤/完売
入手不能
ヴィヴァルディ:「新発見」
 アリア「Se lento ancora il fulmineまだ光が遅いなら」
 協奏曲ト短調RV478a(2つのヴァイオリン、チェロ、弦と通奏低音のための)
 ソナタ ト短調RV806(フラウト・ドリットと通奏低音のための)
 モテット「Vos invito私はあなたを喚ぶ」(アルト、弦と通奏低音のための)
 ソナタ ニ長調RV798(ヴァイオリン、通奏低音のための)
 協奏曲 ト短調(オーボエ、チェロ、弦と通奏低音のための)
 アリアRV749.32
  「Se fide quanto belle星よ、おまえたちが美しいのと同じくらいに誠実ならば」
 ソナタ ニ長調RV810
モード・アンティコ、
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指)
ロミーナ・バッソ(Ms)
パオロ・パッラストリ(Ob)
エンリコ・カサッツァ(Vn)
ベッティーナ・ホフマン(Vc)
録音:2008年5月



しかし!
1曲目のアリア「Se lento ancora il fulmineまだ光が遅いなら」の録音が入っているオムニバス・アルバムを発見!
代理店からはもう入らないが、これはまだフランスに少しだけ在庫があるらしい。
未聴のかた、どうかお急ぎください!



NAIVE
\2600

ヴィヴァルディ:オペラ・アリア集

 (1)『アルジッポ』RV.697より アリア「まだ光が遅いなら」 

    ロミーナ・バッソ(コントラルト)、フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指)、モード・アンティコ【旧品番:OP 30480】

 (2)『怒れるオルランド』RV.728 より ルッジェーロのアリア「そなたの下でだけだ、愛しい人よ」
    フィリップ・ジャルスキー(C-T)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2004 年6 月、フランス] 【旧品番:OP 30393】
 (3)『忠実な(貞節な)ニンファ』RV.714 より リコリのアリア「アルマは残酷な運命に苦しめられて」
    サンドリーヌ・ピオー(S)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2008 年4&5 月、パリ] 【旧品番:OP 30410】
 (4)『アテナイデ』RV.702 より マルツィアーノのアリア「Cor mio che prigion sei」
    ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)、フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指)、モード・アンティクォ
    [録音:2007 年4 月、テアトロ・デッラ・ペルゴラ(フィレンツェ)] 【品番:OP 30438】
 『グリゼルダ』RV.718 より グリゼルダのアリア (5)「不幸なグリゼルダ!」  (6)「もう私の心は引き裂かれ」
    マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2005 年12 月、フランス] 【旧品番:OP 30419】
 (7)『忠実な(貞節な)ニンファ』より ナレーテのアリア「ああ、あなたは身をかがめ」 
    トピ・レーティプー(T)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2008 年4&5 月、パリ] 【旧品番:OP 30410】
 (8)『グリゼルダ』より ロベルトのアリア「このティラナの掟」
    フィリップ・ジャルスキー(C-T)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2005 年12 月、フランス] 【旧品番:OP 30419】
 (9)『怒れるオルランド』RV.728 より アルチーナのアリア「Amorose ai rai del sole」
    ジェニファー・ラーモア(Ms)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2004 年6 月、フランス] 【旧品番:OP 30393】
 (10)『離宮のオットーネ』RV.729 より カイオのアリア「嫉妬」
    ユリア・レージネヴァ(S)、ジョヴァンニ・アントニーニ(指)、イル・ジャルディーノ・アルモニコ
    [録音:2010 年5&6 月、バリャドリッド] 【OP 30493】
 『アテナイデ』RV.702 より 
   (11)プローボのアリア「不実なアルミードは私に教えてくれる」 (12)テオドージョのアリア「私の過ちとはどんな」
    (11)ステーファノ・フェルラーリ(T)、(12)ヴィヴィカ・ジュノー(Ms)、
    フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指) モード・アンティクォ
    [録音:2007 年4 月、テアトロ・デッラ・ペルゴラ(フィレンツェ)] 【旧品番:OP 30438】
 『怒れるオルランド』(1714 年版)RV.819 より
   (13)ルッジェーロのアリア「私は泣こう、涙の波が和らぐまで」 (14)オルランドのアリア「この暗闇の世で」
    (13)デイヴィッド・DQ・リー(C-T)、(14)リッカルド・ノヴァーロ(Br)、
    フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指)、モード・アンティクォ
    [録音:2012 年7 月、フィレンツェ] 【旧品番:OP 30540】
 (15)『テウッツォーネ』RV.736 より テウッツォーネとゼリンダの二重唱「なんと苦しい恐怖」
    パオロ・ロペス(ソプラニスタ)、デルフィーヌ・ガルー(コントラルト)、ジョルディ・サヴァール(指)、
    ル・コンセール・デ・ナシォン [ 録音:2011 年6 月、ヴェルサイユ宮殿内オペラパレス] 【旧品番:OP 30513】
 (16)『ファルナーチェ』RV.711 より ファルナーチェのアリア「すべての血管で凍えるような血が」
    フリオ・ザナッシ(Br)、ジョルディ・サヴァール(指)、ル・コンセール・デ・ナシォン
    [録音:2001 年10 月26 & 28 日マドリッド、サルスエラ劇場(ライヴ)] 【旧品番:OP 30471】
 (17)『グリゼルダ』RV.718 より コッラードのアリア「ツバメの恋人」
    イェスティン・デイヴィス(C-T)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2005 年12 月] 【旧品番:OP 30419】
 (18)『エジプトの戦場のアルミーダ』RV.699 より シンフォニア
    リナルド・アレッサンドリーニ(指)、コンチェルト・イタリアーノ [録音:2009 年] 【旧品番:OP 30492】
 ヴイヴァルディ・エディション・シリーズ、オペラタイトルの聴き所を凝縮したアリア集!やっぱりあのアリアが先頭にやってきた。




 



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SWR CLASSIC



SWR19401CD
\2500→\2290
鉄道ファン歓喜!
 「線路のリズム」
  〜鉄道をめぐるクラシック

 1.ハンス・クリスチャン・ロンビ(1810-1874):
  コペンハーゲン蒸気鉄道のギャロップ
 2.コープランド(1900-1990): ジョン・ヘンリー(鉄道のバラード)
 3.アロイス・パッヒャーネグ(1892-1964):
  出発進行!列車は通り過ぎた
 4.イベール(1890-1962): 交響組曲「パリ」より 第1曲 地下鉄
 5.ダンディ(1851-1931): 交響組曲「海辺の詩」 作品77 より
  第3曲 緑の水平線:ファルコナーラ
 6.E.シュトラウス(1835-1916):
   ギャロップ「テープは切られた!」 Op45
 7.ドヴォルザーク(1841-1904)/ボフスラフ・レオポルト編:
  ユモレスク Op.101-7
 8.ヴィラ=ロボス(1887-1959):
   ブラジル風バッハ 第2番 より カイピラの小さな汽車
 9.E.シュトラウス: ポルカシュネル「蒸気をあげて!」 Op.70
 10.シルベストレ・レブエルタス(1899-1940):
  「おしゃべりのための音楽」 より 鉄道敷設
 11.ヒルディング・ルーセンベリ(1892-1985):
   交響組曲「アメリカ旅行」 より 鉄道のフーガ
 12.J.シュトラウス II世(1825-1899):
  ポルカシュネル「観光列車」 Op.281
 13.バーンスタイン(1918-1990):
   ミュージカル「オン・ザ・タウン」 第2幕
    地下鉄乗車と空想のコーニー・アイランド
 14.オネゲル(1892-1955):
   交響的運動第1番 「パシフィック 231」
イルジー・スターレク(指揮)、
南西ドイツ放送カイザースラウテルン管

 長らく入手不能になっていたSWRレーベルの人気タイトル。鉄道をめぐる管弦楽作品を一堂に集め、世界中のクラシック・ファン、鉄道ファンを狂喜させたアルバムが待望の再登場です。
 ヴィラ・ロボス「カイピラの小さな汽車」、オネゲル「パシフィック231」、J.シュトラウス「観光列車」、ドヴォルザーク「ユーモレスク」などの有名曲はもちろん、コープランドやレブエルタスの残したマイナー作品を聴くことが出来るのがなんとも嬉しいところ。
 収録作品の多くで用いられる、鉄道ならではのリズムに乗りに乗った楽しい演奏で、最後まで飽きさせることありません。
  録音:2005年10月13-14日,11月29日-12月2日,2006年2月21日
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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HUNGAROTON



HCD 32814/6
(3CD)
¥4800→\4390

シフラ、出獄してから出国するまでの2年間のハンガリー録音
 ディスク3 枚全てが難曲
  ザ・マスターズ・コレクション〜ジョルジュ・シフラ

 Disc 1
  (1)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
  (2)同:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
  (3)同:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調
  (4)同:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調
  (5)ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
  (6)リスト:オーベールの「ポルティチの唖娘」による幻想曲
  (7)ブラームス(シフラ編):ハンガリー舞曲第5番嬰ヘ短調
 Disc 2
  (8)ヨハン・シュトラウス(シフラ編):美しき青きドナウ
  (9)ヨハン・シュトラウス(シフラ編):トリッチ・トラッチ・ポルカ
  (10)ヨハン・シュトラウス(シフラ編):こうもり
  (11)ヨハン・シュトラウス(シフラ編):ジプシー男爵
  (12)ワーグナー(リスト編):「タンホイザー」序曲
  (13)リスト:リゴレット・パラフレーズ
  (14)ヴェルディ(シフラ編):イル・トロヴァトーレ
  (15)リスト:ハンガリー狂詩曲第15番イ短調「ラコッツィ行進曲」
  (16)同:ハンガリー狂詩曲第19番ニ短調
 Disc 3
  (17)リスト:超絶技巧練習曲(第1曲〜11曲)
  (18)メンデルスゾーン(リスト編):「真夏の夜の夢」〜結婚行進曲と妖精の踊り
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
 ジェルジー・レヘル(指揮)ブダペスト交響楽団(1)
 ゾルターン・ロジュナイ(指揮)ハンガリー国立管弦楽団(5)

 HUNGAROTONが歴史的録音をリリースしてくるときは要注意。

 人間業とは思えぬテクニック!元祖超絶系シフラの凄すぎる至芸集大成

 録音 : 1954-56年 ブダペスト/MONO、73' 49"、75' 22"、74' 26"

 昨今、アムランやヴォロドス、ユジャ・ワンなど驚異的なテクニックを誇るピアニストが人気ですが、元祖超絶系の王といえばジョルジュ・シフラ。その誰をも凌ぐ指回りに加え、19世紀風なアクの強さでこれでもかと責める体育会的芸風は、真似の出来ない個性と申せましょう。

 シフラは国外脱出に失敗したかどで1950年から53年まで収監され、56年のハンガリー動乱の際に出国、その後の活躍で世界的なスターとなりました。
 ここに収められたものは、彼が出獄してから出国するまでの2年間に祖国ハンガリーで録音したもので、ディスク3 枚全てが難曲というシフラならではのアルバムとなっています。

 リストのピアノ協奏曲第1番とガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」も独特の大時代的な濃さが魅力ですが、シフラ自身によるシュトラウスやヴェルディのとてつもなく難しい編曲で、まさに本人にしかできないすさまじさを発揮しています。ただただ唖然とするしかない凄さ、ピアノ好きなら血沸き肉踊ること間違いなしです。

 リストの「超絶技巧練習曲」も曲芸ばりの妙技で、当時の頭の固い評論家から攻撃されましたが、今日ならば聴衆を熱狂させたはず。50年早く生まれすぎたシフラの先見的芸術をお楽しみください。




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SWR CLASSIC



SWR19412CD
\2200→\1990
ようやく復活!
ヴィルヘルム・ケンプ ピアノ・リサイタル 1962

 1.ラモー(1683-1764):3つの手
 2.ラモー:鳥のさえずり
 3.クープラン(1668-1733):シテール島の鐘
 4.ヘンデル(1685-1759)/ケンプ編曲:
  メヌエット ト短調 (チェンバロ組曲 HMV434 No.4)
 5.伝モーツァルト(1756-1791)/ケンプ編曲:
  パストラール変奏曲 変ロ長調 (KV Anh. C 26.01)
 6-7.ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 Op.54
 8-11.シューベルト(1797-1828):
  ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D845 (Op.42)
 12.シューベルト:即興曲 変ト長調 D899 No.3
ヴィルヘルム・ケンプ (ピアノ)

 長らく入手不能になっていたSWRレーベルの人気タイトルが、待望の値下げ再発売。
 1962年にシュヴェツィンゲン音楽祭で録音された、ケンプ66歳のライヴ音源です。
 フランス・バロックなどの愛らしい小品の数々とベートーヴェンのソナタ、そしてシューベルトのソナタ16番を壮年期のイマジネーション溢れる演奏で堪能。
 SWRのオリジナルテープの使用により、モノラルながら良好な音質であることも嬉しいところです。
  録音:1962年5月11日 シュヴェツィンゲン城 モノラル・ライヴ


*****

 
「どっこいクラシックは死なない!」で紹介しながらその後廃盤になっていた人気アルバムが復活!

 ヴィルヘルム・ケンプ。


 20世紀最大のピアニストの一人で、ベートーヴェンを得意とし、ドイツ音楽の精髄を伝え、高貴な精神性に貫かれた演奏を披露した。
 ・・・と、ちょっと近寄りがたいようなことを言われるケンプだが、実はこの人、とってもチャーミングなロマンチストだったんじゃないかと思う。

 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の録音は確かにすごい。でもライヴ録音で全曲聴いて一番はっとしたのは「月光」の第1楽章だったし、数年前にClaXLからリリースされて話題になったブラームスのピアノ協奏曲第2番のライヴでも、一番惹き付けられたのは華麗壮麗な第1楽章ではなく、恋人と密会するようなひそやかな第3楽章だった。
 そしてこれまで聴いたケンプ最高の音楽は、アンコール集と呼ばれるアルバムにひっそりと収められていたヘンデルの「メヌエット」。愛する人と散歩をしている途中にさりげなく手渡したひな菊のような演奏。

 さてこのアルバムは、その「ひな菊」も入っている67 歳のケンプのシュヴェッツィンゲン城ライヴ。
 1曲目がいきなりラモー。この素朴で可憐な音楽。続くクープラン、そして件の「メヌエット」と、スタジオでのベートーヴェンと比べて、ケンプの音楽のなんと精彩に富んでいることか。
 ケンプ、やはりこういう音楽をこそ愛していたのではないか。
 アルバム自体はそのあとメインとなるベートーヴェンのピアノ・ソナタ第22番とシューベルトのピアノ・ソナタ第16番を迎えるのだが、最後にひときわ輝くのが、おそらく当日のアンコールであろうシューベルトの即興曲D899の3。いつかのClaXLのポツダム・ライヴでも魅惑的な演奏を聴かせてくれていたが、ここでもやはり優しく切なくひたむきな音楽を繰り広げてくれる。

 これを聴いても、ケンプ、やっぱりチャーミングなロマンチストだったんじゃないかという気がする・・・。




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 ではそのケンプのヘンデル「メヌエット」が入っているもうひとつの有名盤もご紹介しておきましょう。
 これも本当に素晴らしいです。


かけた瞬間に部屋の空気が変わる曲
ヴィルヘルム・ケンプ
エリーゼのために〜ケンプ・アンコール集


 久しぶりに一瞬にして事務所の雰囲気が変わる音楽が現れた。
 その音楽がかかった瞬間に、作業をしているスタッフたちの手が止まり、聞き耳を立て、何も話さず聞き入り、しばらくしてまたそれぞれ何もなかったかのように元の仕事に戻る・・・。そういうことが、半年に1回くらいある。

 ケンプといえばやはり重厚長大、ドイツ直球真正面の毅然とした演奏を思い浮かべる。
 これはそんなケンプが残した、愛らしいアンコール的小品集。よく聴きなれたバッハやヘンデル、ベートーヴェンなどの小品が並ぶ。ただ小品とはいえ表情はいつものケンプらしい、質朴で禁欲的な雰囲気。決して聴く者に擦り寄ってくるロマンティックな演奏ということはない。
 そしてそんなちょっと居心地が悪いような、でもちょっと贅沢なような、不思議な雰囲気の中で曲が進んでいく。でも「主よ人の望みの喜びを」やフルート・ソナタ編曲の「シシリアーノ」なんて、ビターなコーヒーの中にちょっと落としたホイップ・クリームという感じでとてもいい。その後のちょっと軽やかな感じの「目覚めよと呼ぶ声」や、ヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」もまたそれまでと違った雰囲気で、ケンプの芸達者ぶりを楽しませてくれる。
 ・・・しかし問題の曲は次に現れる。
 ヘンデルの「メヌエット」。
 下記のように、なぜか代理店からのCD案内からも脱落している。誰も取り上げない、ほとんど聴かれることのない小品。
 なのだが、これがまあなんとも素敵な、本当に切ない、心に染みる美しい曲。かかった瞬間、事務所の空気が変わり、そこに天使が舞い降りて、窓から光が差し込む。そんな音楽。
 原曲は、ヘンデルのハープシコード組曲第2巻第1番。
 第1巻は「調子の良い鍛冶屋」もあったりして比較的演奏される機会も多いのだが、第2巻はほとんど取り上げられることはない。とくにこの第1番(HWV.434)はCDもあまりない。大好きなチェンバリストのソフィー・イエーツが、実はそのヘンデル作品集第1巻の一番最初にこの曲を持ってくるあたり、知っている人は知っている名曲なのだろう・・・が、基本的に有名な作品ではない。またチェンバロで演奏されると、当然ながらさらさらと装飾的に流れ、気づいたら終わっている感じである。
 ところが、これがケンプの編曲で、自身の手で演奏されるや・・・。

 ヘンデルといえばバロック時代を問わず、全音楽史上、作曲家として最も俗世的に成功した人の一人。その遺産は100億円に近かったと聞く。そして常に争いの中心に担ぎ出され、あるいは自らその渦中に飛び込んでいった。権謀術数にも秀でていただろうし、おそろしく政治戦略に優れていただろうし、ひょっとしたらときにはおぞましい所業を行ったこともあるやも知れぬ。常に戦闘体制の男。だからその音楽はいつも野心にあふれ、成功と栄華の香りがする。
 ・・・しかし、このメヌエット、そんな男が残した、なんともあえかで、寂しげで、人間的な音楽なのである。
 原曲を聴いてももうひとつわからないが、それをケンプは引き出した。ヘンデルが隠していた、一人の人間としての孤独と優しさを。

 半世紀も前の録音なので音は悪い。悲しいくらい悪い。しかし、まるで廃屋の屋根裏を片付けていて、ちょっとした拍子に崩れ落ちた書棚から見つかった一篇の詩集のようで、考えようによってはそれも悪くない。



UNIVESARL
480 1288
\1400
ケンプ/エリーゼのために〜ケンプ・アンコール集
 J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV.903/
 同:いざ来たれ、異教徒の救い主よBWV.659/
 同:主よ人の望みの喜びをBWV.147/わが心の切なる願いBWV.727/
 同:甘き喜びのうちにBWV.729/
 同:今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよBWV.734/
 同:シシリアーノBWV.1031/
 同:目覚めよと我れらに呼ばわる物見らの声BWV.140/
 ヘンデル:調子の良い鍛冶屋/
 クープラン:シテールの鐘/
 ラモー:鳥のさえずり/
 ベートーヴェン:バガデル ハ短調WoO.52/
 同:同 ハ短調WoO.59《エリーゼのために》
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)

 ユーターボクの教会オルガニストの家庭に生まれ、父や祖父から多大な影響を受けた巨匠ヴィルヘルム・ケンプにとって、バッハやヘンデルの宗教音楽は、いつも身近にあった大切な作品で、コンサートのアンコールピースとしてしばしば愛奏していました。
 当盤には、そんな彼の得意曲に加え、クープラン、ラモー、ベートーヴェンの類稀な名演奏も多数収録。ケンプの録音は、そのほとんどがドイツ・グラモフォンで行われていますが、初期には、当盤の収録曲をはじめ、デッカにも録音を残しています。今回が初CD化となる貴重なバッハ他の名演の数々をお届けします。



  


<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE



4826158
\1200
《エルネスト・アンセルメ〜アンセルメ・アンコール集》
フランス&ロシア作曲家の珠玉の小品集

『アンセルメ・アンコール集』
 1) ベルリオーズ:『ファウストの劫罰』より「ハンガリー行進曲」、
 シャブリエ:2) 狂詩曲『スペイン』、3) ハバネラ、
 4) ラヴェル:道化師の朝の歌、
 ドビュッシー:
  5) 月の光(カプレ編)、6) スコットランド風行進曲、
 7) ラロ:管弦楽のためのスケルツォ、
 8) オネゲル:パシフィック231、
 9) J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番より「アリア」、
 10) ウェーバー:歌劇『アブ・ハッサン』より序曲、
 11) ファリャ:歌劇『はかなき人生』よりスペイン舞曲第1番、
 12) バルトーク:ルーマニア民俗舞曲第1番「棒踊り」、
 13) ストラヴィンスキー:ロシア風スケルツォ、
 14) プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』より行進曲、
 ムソルグスキー:
  15) 歌劇『ホヴァンシチナ』より「ペルシャの女奴隷たちの踊り」
    (リムスキー=コルサコフ編)、
  16) 歌劇『ソロチンスクの市』よりゴパック(リャードフ編)、
 17) チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より「花のワルツ」
エルネスト・アンセルメ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団

 アンセルメによるフランス&ロシア作曲家の珠玉の小品集
 個別に録音された作品や、エルネスト・アンセルメのデッカ録音からの抜粋など、小品が惜しげなく収録されたコンピレーション・アルバムです。
 『Orchestral Favourites』と題された10インチLPのアンコール集全曲に、ファリャ、シャブリエ、ムソルグスキー、ドビュッシーの曲が加えられています。
 録音はデッカのステレオ・カタログが始まった頃の1955年10月から、ラロの『スケルツォ』が録音された1968年9月まで。その録音の翌年にアンセルメは亡くなり、特にフランスとスイスの作曲家による莫大な録音カタログが残されました。
 個人的にも親交があった多くの作曲家の中には、ドビュッシー、ラヴェル、オネゲルがいました。
 加えて、このアルバムではストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ムソルグスキー、チャイコフスキーといった作曲家によるロシア音楽の躍動感をスイス・ロマンド管弦楽団から引き出した魅力的な演奏がお楽しみいただけます。
  【録音】1955年10月(3, 5, 6, 11, 16)、1958年10月−11月(10, 17)、1960年10月−11月(4)、1961年3月(14)、9月−11月(9)、1963年4月(8)、1964年4月−5月(12, 15)、11月(13)、12月(1, 2)、1968年9月(7)、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール

 

4826913
(3CD)
\3000
《クレシミル・バラノヴィッチ〜リムスキー=コルサコフ:歌劇『雪娘』》
 リムスキー=コルサコフ:歌劇『雪娘』

DECCA初CD化
春の精………Biserka Cveji?(メッゾ・ソプラノ)
氷の翁………Miroslav ?angalovi?(バス)
雪娘(スネグローチカ)………Sifija Jankovi?(ソプラノ)
森の精…………Drago Dimitrijevi?(テノール)
レル………Milica Miladinovi?(メッゾ・ソプラノ)
クーパワ………ヴァレリア・ヘイバローヴァ(ソプラノ)
ベレンディ皇帝……Stepan Andrashevich(テノール)
Bermyata…………Ilija Gligorijevi?(バス)
ミスギール…ドゥシャン・ポポヴィチ(バリトン)
Bobil……ニコラ・ヤンチッチ(テノール)
Bobilikha………Ljubica Versaykova(メッゾ・ソプラノ)
Shrovetide Straw-Dummy………Ivan Murga?ki(バス)
First Herald………ボゴルブ・グルブヒ(バス)
Second Herald……Krsta Krstich(テノール)
Page………Anita Yelinek(メッゾ・ソプラノ)
クレシミル・バラノヴィッチ(指揮)
ベオグラード国立歌劇場合唱団・管弦楽団

 「ベオグラード・オペラ・シリーズ」最終作はR.=コルサコフの最高傑作
 リムスキー=コルサコフによる魅惑的な青春のラヴストーリー、歌劇『雪娘』の初ステレオ録音の初CD化です。既発売の6作にこの作品を加え、ベオグラード・オペラとのデッカによる1955年録音のロシア・オペラ7作品すべてがエロクァンスから初CD化されました。
 1955年のベオグラード・オペラは、前年にスイスで『ボリス・ゴドゥノフ』のツアーで成功し、世界の聴衆に強い印象を与えていました。
 1882年に作曲された『雪娘』はリムスキー=コルサコフの3作目のオペラで、それ以外に12の作品を遺しましたが、晩年に彼はこの『雪娘』を自身の一番の傑作としていました。
 『雪娘』はモノラルとステレオの両方で録音されましたが、オリジナルはモノラルのみで発売され、ステレオ盤は1960年代に入ってやっと世に出ました。その時はすでにベオグラード・オペラは世界で大好評を博していました。オリジナルのステレオ・テープは初めてリマスタリングされ、名声を博した初期のデッカ・サウンドのクォリティーの高さを証明しています。
  【録音】1955年9月26−30日、10月1、2&4日、ベオグラード
 
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4840193
(5CD)
\4500→\3990
《エドゥアルド・デル・プエヨ〜フィリップス録音全集》
《CD 1*》
 1) フランク:前奏曲、コラールとフーガ、
 J.S.バッハ:
  2) イタリア協奏曲ヘ長調BWV971、
  3) パルティータ第1番変ロ長調BWV825、
 4) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53『ワルトシュタイン』/
《CD 2*》
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
  1) 第8番ハ短調Op.13『悲愴』、
  2) 第23番ヘ短調Op.57『熱情』、
  3) 第18番変ホ長調Op.31 No.3『狩』/
《CD 3*》
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
  1) 第14番嬰ハ短調Op.27 No.2『月光』、
  2) 第26番変ホ長調Op.81『告別』、
  3) 第29番変ロ長調Op.106『ハンマークラヴィーア』/
《CD 4》
 グラナドス:スペイン舞曲集Op.37、/
《CD 5》
 1)グラナドス:ゴイェスカス、
 2) ファリャ:スペインの庭の夜

*DECCA初CD化
エドゥアルド・デル・プエヨ(ピアノ)、
ジャン・マルティノン(指揮)
コンセール・ラムルー管弦楽団(CD 5: 2)

  スペイン生まれのベートーヴェン弾きが1950年代後期の絶頂期に録音した演奏を新規リマスタリング。
 1905年サラゴサ生まれのエドゥアルド・デル・プエヨは、1920年にスペインを離れ、パリ音楽院に入学。その後、ベートーヴェン弾きとしての才能が認められ、マリー・ジャエル門下のジャンヌ・ボスキ・ヴァン・ス・グラーヴェンムーアーに学び、リストの孫弟子となりました。その力強さと音階をとらえるセンスで、ここに録音されたデル・プエヨの演奏は、彼がジャエルの教えの継承者であることを証明しています。これはまさしく価値あるベートーヴェン演奏です。

【録音】1955年11月(CD 5: 2)、1956年8月(CD 4, CD 5:1)、パリ、1958年5月(CD 2: 1, 2, CD 3)、1959年9月(CD 1: 4, CD 2: 3)、10月(CD 1: 1-3)、アムステルダム


 プエヨといえばやはり2年前に発売になったこの画期的なベートーヴェン。
 もしまだ未体験の方がいらっしゃいましたら。限定盤なので完売する前に。今回は超特価で。



エドゥアルド・デル・プエヨ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集

PAVANE (9CD/特別価格)
¥10800→¥4990
5セットのみ!完売の際はご容赦を

 


 在庫3本限りの在庫セール。

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 生きているのか死んでいるのか、少なくともあまり元気ではないベルギーのPAVANEレーベルがいきなりすごいことをやってのけた。

 スペインの伝説的巨人、エドゥアルド・デル・プエヨのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ録音をリマスタリングして一気の全集リリース。

 ひょっとするとPAVANE、このリリースに社運を賭けているのか?



 知る人ぞ知る存在とはいえ、ベルギーで活躍した名匠プエヨの名前はピアノ・ファンなら耳にしたことがあると思う。

 そのプエヨが生涯最高の演奏として世に送り出したのがこのベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集録音。

 実は今回のリリースのうわさはすでにピアノ・ファンの間では広まっており、質問も来ていた。


 そしてようやく登場したプエヨのベートーヴェン・・・その演奏は普通ではない。

 たとえばこれは「ワルトシュタイン」。

https://youtu.be/g8vIVUZuPF4

 目の覚めるような超絶技巧ということはない。

 独特の奏法とでもいうのか、あまり他の人では聴いたことのないようなベートーヴェン。

 朴訥さや素朴さ、そしてひたむきな強靭さ。

 華やかさやきらびやかさとは違う世界の、もっと汗臭い、人間くさい演奏。
 無骨でぶっきらぼうだが、こちらの目の奥をジロリとにらんでくるような演奏。

 まるで、「うまく弾くんじゃない、お前という人間を出せ」と言っているような、どこか絶海の修道士のような演奏。
 もっといえば、「そのままでいいのか?その生き方でいいのか?」となにかを突きつけてくるような演奏。


 聴けば聴くほど、これまで聴いてきたベートーヴェンが薄っぺらな戯言のようにさえ思えてくる。

 長年かけてプエヨだけが身につけることができた、プエヨだけが弾くことを許されたかのような、特別なベートーヴェン。


 これが最高最良のベートーヴェンとは言わない。

 しかし唯一無二のベートーヴェンであることは間違いない。


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 スペインのサラゴサで生まれ、ベルギーを活躍の場とした20世紀の知られざるベートーヴェン弾き、エドゥアルド・デル・プエヨ(1905−1986)。
 2016年で没後30周年を迎えたデル・プエヨの遺産、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音が入念なリマスターを施されて堂々の復活!
 母国スペインの音楽も得意とし、ベルギーでは名教師として数多くのピアニストを育てたデル・プエヨ。
 20世紀のスペイン、アラゴン地方が生んだ名ピアニストの至芸「ベートーヴェン」がここに蘇ります。





PAVANE
ADW 707381
(9CD/特別価格)
¥10800→¥4990

このセットはもっておいたほうがいい。
 エドゥアルド・デル・プエヨ
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(全32曲)
 CD1
  ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1/ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2/
  ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3
 CD2
  ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1/ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2/
  ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3/ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1/
  ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2
 CD3
  ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7/ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13《悲愴》/
  ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1/ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2
 CD4
  ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22/
  ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26《葬送》/
  ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28《田園》
 CD5
  ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1/
  ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2《月光》/
  ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53《ワルトシュタイン》/
  ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
 CD6
  ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1/
  ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2《テンペスト》/
  ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
 CD7
  ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57《熱情》/
  ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78《テレーゼ》/
  ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79/
  ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a《告別》/
  ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
 CD8
  ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101/
  ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106《ハンマークラヴィーア》
 CD9
  ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109/
  ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110/
  ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
エドゥアルド・デル・プエヨ(ピアノ)

 ※録音:1976年−1977年、2016年新リマスター(Equus, Brussels)



 
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4827223
(2CD)
\1800
フィストゥラーリのチャイコフスキー交響曲録音!
 チャイコフスキー:眠りの森の美女/交響曲第4番

  チャイコフスキー:
   1) バレエ『眠りの森の美女』Op.66、
   2) 交響曲第4番ヘ短調Op.36

DECCA初CD化
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
パリ音楽院管弦楽団(1)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(2)

 バレエ音楽のスペシャリスト、フィストゥラーリの珍しい交響曲をカップリング
 ウクライナ生まれの指揮者アナトール・フィストゥラーリによるチャイコフスキーのバレエ曲録音は、「かつてなかった素晴らしい録音」(『グラモフォン』誌)と賞賛されました。すでにエロクァンスより発売されている『白鳥の湖』と『くるみ割り人形』組曲のカップリングに続くこのアルバムは、新規リマスタリングされ、CD初発売となります。曲目は1952年パリで録音されたバレエ『眠りの森の美女』(モノラル録音)と4回目のステレオ録音となる1971年の交響曲第4番です。
 コンサート指揮者、バレエ監督としてデッカで活躍したフィストゥラーリですが、交響曲の指揮者としての録音は大変珍しく、この交響曲第4番は貴重な記録です。
 【録音】1952年6月、パリ(1)、1971年1月、ロンドン(2)





フィストラーリが主役じゃないんですが、この人を知るには格好のアルバムかと

HINDENBURG
Burg 1019
1CD-R\1800

音楽に陵辱されるとしたらこんな感じか
 エリザベス・ロックハート

  (1)ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調op.50 *
  (2)ショーソン:詩曲
   ラヴェル:ツィガーヌ
エリザベス・ロックハート(Vn)

(1)アナトゥール・フィストラーリ指揮
 ベルリン・リアス交響楽団
(2)アナトゥール・フィストラーリ指揮
  ロンドン交響楽団
 12inch Bertelsmann 7000 * &MGM E3041 ) 1950年代録音mono

 ヨーゼフ・ハシッドをご存知だろうか。
 カール・フレッシュ門下のイギリスのヴァイオリニスト。
 恋に破れ発狂し、最後は精神病院で凶暴患者を従順にするロボトミー手術を受け廃人となり、結局そのまま正常に戻ることなく26歳でこの世を去った天才。



 その演奏を聴いたものはみな絶賛し、ハシッドが夭折しなければハイフェッツですら敵でなかったとまで言われる。
 フレッシュは「すべての弟子のうちで最も才能豊かなヴァイオリニスト」と語り、クライスラーは「天才ヴァイオリニストは100年に1人出るが、ハシッドは200年に1人の逸材だ」と絶賛した。

 で・・・。
 
 そのハシッドを廃人たらしめた美しきヴァイオリニストが・・・

 エリザベス・ロックハート。

 1921年生まれのスコットランド出身の女性ヴァイオリニスト。

 「詩曲」と「ツィガーヌ」は存在が知られていたが、今回HINDENBURGはベートーヴェンの「ロマンス第2番」を発掘したらしい。



 ベートーヴェンの「ロマンス」は、会員制配布LPで、しかもヨッフムのベートーヴェンの交響曲第2番の余白に入っていて見過ごされていたらしい。
 カタログ類や資料などにも載っていなかった音源なのでこれはありがたい。


 ちなみに「詩曲」、「ツィガーヌ」、「ロマンス第2番」、すべて指揮はフィストラーリ。
 フィストラーリはグスタフ・マーラーの次女、アンナ・マーラーと結婚したが、1956年に離婚し、翌年には2番目の女性と結婚している。
 その2番目の女性というのが・・・ロックハート。



 魔性の女かどうかそれは分からない。
 だがその演奏を聴けば何か分かるかもしれないと思って聴いたのだが・・・、先入観からか・・・、「詩曲」の妖艶さはちょっと普通じゃない。

 音楽に陵辱されるとしたらこんな感じか。
 フィストラーリはこの共演でやられたのだろうか。



  
 

4825063
(2CD)
\1800
《ベンジャミン・ブリテン&アンソニー・ルイス〜
 パーセル:歌劇『妖精の女王』&劇音楽集》

 パーセル:
  1) 歌劇『妖精の女王』
 [劇音楽集]
  2) 歌劇『テンペスト』(抜粋)*、
  3) トランペットと弦楽のためのソナタ*、
  4) 劇音楽『貞淑な妻』*、
  5) 劇音楽『ディオクレシアン』よりアリア「What shall I do?」*、
  6) シャコンヌ ト短調*

*DECCA初CD化
[妖精の女王]
 ジェニファー・ヴィヴィアン、
 メアリー・ウェルズ、
 ノーマ・バロウズ(ソプラノ)、
 アルフレーダ・ホジソン(メッゾ・ソプラノ)、
 ジェイムズ・ボウマン、
 チャールズ・ブレット(カウンターテノール)、
 ピーター・ピアーズ、
 イアン・パートリッジ(テノール)、
 ジョン・シャーリー=カーク、
 オーウェン・ブラニガン(バス)、
 アンブロジアン・シンガーズ、
 ベンジャミン・ブリテン(指揮)
 イギリス室内管弦楽団
[劇音楽集]
 ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)、
 ウィリアム・ハーバート(テノール)、
 ハーヴェイ・アラン(バス)、
 デニス・イーガン(トランペット)、
 アンソニー・ルイス(指揮)
 フィロムジカ・オブ・ロンドン

 ソプラノ歌手ジェニファー・ヴィヴィアンの圧巻の歌唱によるパーセル・アルバム
 イギリスのソプラノ歌手ジェニファー・ヴィヴィアンの澄んだ歌声、鮮やかな役作りは、すでにエロクァンスから発売されているいくつかのアルバムで高い評価を得ています。
 1953年のリサイタル・アルバム『イギリスの歌』は、「宝の宝庫」(『BBCミュージック・マガジン』)と評されました。4年後、ヴィヴィアンはパーセルの歌劇『妖精の女王』を初めて全曲録音し(アンソニー・ルイス指揮)、その均整の取れたフレージングと明確に刻み付けられた音の彩色で再び賞賛されました。その後ベンジャミン・ブリテンのお気に入りのソプラノとしていろいろな役をこなし、1970年9月に録音されたのがこの『妖精の女王』です。
 1958年のオワゾリール・アルバム(モノラル)からの新規リマスタリングによるパーセルの劇音楽集が初CD化でカップリングされています。ヴィヴィアンはテノール歌手ウィリアム・ハーバートとともに『テンペスト』への劇音楽からの曲を歌っています。
 【録音】1970年9月、オールドバラ(1)、1958年、ロンドン、(2-6)
  


<映像>


C MAJOR(映像)


74 2107
(Ultra HD Blu-ray)
¥5800
ドミンゴの≪二人のフォスカリ≫が4Kブルーレイで登場!
 ヴェルディ:歌劇≪二人のフォスカリ≫
 ボーナス:
  イオアン・ホーレンダーによるドミンゴへのインタビュー
   (二人のフォスカリについて)
プラシド・ドミンゴ
 (フランチェスコ・フォスカリ/バリトン)
フランチェスコ・メーリ
 (ヤコポ・フォスカリ/テノール)
アンナ・ピロッツィ
 (ルクレツィア/ソプラノ)
アンドレア・コンチェッティ
 (ヤコポ・ロレダーノ/バス)
エドアルド・ミッレッティ
 (バルバリーゴ/テノール)
キアーラ・ポリドーリ(ピザーナ/ソプラノ)
アゼル・レザ= ザデ
 (十人委員会の委員/テノール)
ティル・フォン・オルロフスキー
 (総督の従僕/バス)
ミケーレ・マリオッティ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団及び同合唱団
ブルーノ・カソーニ(合唱指揮)
KKC 9393
(Ultra HD Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥6018+税

 第56回「レコード・アカデミー賞」受賞のドミンゴの≪二人のフォスカリ≫が4Kブルーレイで登場!

 演出、舞台美術:アルヴィス・ヘルマニス/衣裳:クリスティーヌ・ユリアーネ
 照明:グレブ・フィルシュティンスキー/振付:アラ・シガロヴァ/映像:イネタ・シプノヴァ
 ドラマトゥルギー:オリヴィエ・レクサ/映像監督:ティツィアーノ・マンシーニ
 収録:2016 年2月25日ミラノ・スカラ座
 画面:4K(2160p) ULTRA HD 16:9、音声:PCM Stereo、DTS-HD Master Audio5.1、原語:イタリア語、字幕:英独仏西韓日、リージョン:Free、収録時間:122

 第56回「レコード・アカデミー賞」の特別部門ビデオ・ディスク「舞台&劇作品」に選ばれたヴェルディの≪二人のフォスカリ≫が4K ブルーレイ(UHDBD)となって発売されます。
  "三大テノール" として一世を風靡し、数年前にテノールからバリトンに転向、2016年に75歳を迎えてもなおレパートリーを拡大しているプラシド・ドミンゴが、イタリア・オペラ界の最高峰スカラ座に登場。

 ヴェルディの初期作品であり、近年上演回数も増え評価の高まっている歌劇≪二人のフォスカリ≫。1840年代の若きヴェルディが、それまでの熱血路線とは違った新たな道、つまり「渋く重厚な」作風を探った、後の≪シモン・ボッカネグラ≫を先駆したような作品。ヴェネツィアでの政治抗争とそれによって引き起こされたフォスカリ親子の悲劇を描いたもの。

 総督には強い説得力のあるバリトンが要求されますが、ドミンゴはその成熟した声で総督フォスカリの葛藤と悲哀を見事に歌い上げています。共演者も豪華で、柔らかく輝かしい声をもつイタリアン・テノール、フランチェスコ・メーリ、近年ドラマティック・ソプラノとして評価が高いアンナ・ピロッツィ。彼女は、この上演がスカラ座デビューとなりました。

 演出と舞台美術は、2012年ザルツブルク音楽祭「軍人たち」や2016年同音楽祭「ダナエの愛」などで注目を集めているラトビアの演出家アルヴィス・ヘルマニス。ヘルマニスは、シンプルな解釈と豪華な舞台美術で近年評価が高まってきています。今回の上演も、総督フォスカリの苦悩、息子ヤコポの悲哀、妻ルクレツィアの懇願などの感情を見事視覚的に表現しています。





DYNAMIC(映像)



DYNDVD37830
(DVD)
\3600
※CD同時発売
ニーノ・ロータ(1911-1979):2つのオペラ
 1.歌劇《神経症患者の夜》1幕
  リッカルド・バケッリ:台本
   神経症の男…ジョルジョ・チェレンツァ(バリトン)
   コンシェルジェ…カルロ・フェオーラ(バス)
   騎士団長…ダニエーレ・アドリアーニ(テノール)
   彼女…サブリナ・コルテーゼ(ソプラノ)
   彼…アントニオ・サピオ(テノール)
   フロアボーイ…ヴィンセンツォ・カルニ(ヴォーカル)
   他 ホテルのスタッフたち

 2.歌劇《二人の内気な男》1幕
  スーソ・チェッキ・ダミコ:台本
   語り手…ジョルジョ・チェレンツァ(バリトン)
   マリウッチャ…サブリナ・コルテーゼ(ソプラノ)
   ライモンド…ダニエーレ・アドリアーニ(テノール)
   グィドッティ夫人…キアラ・オゼッラ(メゾ・ソプラノ)
   シニスガッリ博士…アントニオ・サピオ(テノール)
   マリウッチャの母…マリアンジェラ・デ・ヴィータ(メゾ・ソプラノ)
   ヴィットーリオ/客人…ジャコモ・ナンニ(バス・バリトン)
    他

ガブリエーレ・ボノリス(指揮)
レアーテ祝祭管弦楽団
チェザーレ・スカルトン(演出)
ミケーレ・デッラ・チオッパ(装置)
アンナ・ビアジオッティ(衣装)
アンドレア・トッキオ(照明)

マキシム・デレヴィアンコ(映像ディレクター)
DYNBRD57830
(Blu-ray)
\4600
※CD同時発売

 ※日本語字幕あり
 
 歌劇《神経症患者の夜》は1960年にミラノで初演された短い作品。人々で溢れかえるミラノの見本市。物音がすると眠れない男は、ホテルの最上階の3部屋を貸し切りにしますが、ホテル側は両隣に退役軍人と新婚風のカップルを泊めてしまうことから起こるドタバタ物語。
 歌手たちは歌だけでなく優れた演技もしなくてはならないという、まさに映画を見ているような緊張感に満ちた作品です。かたや、歌劇《二人の内気な男》は恋のすれ違いをテーマにしたコメディー。
 本来はラジオ用の作品であり、情景が見えず音のみで物語は進行するため、却って舞台で上演するのは困難です。

 2017年に開催された『レアーテ音楽祭』の目玉公演の一つが、ニーノ・ロータの2つのオペラでした。
 映画音楽作曲家として知られるロータですが、彼自身はクラシック作曲家を目指していたこともあり、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニの作品を研究するなどイタリアオペラの伝統にも精通していました。生涯に10曲以上の歌劇を作曲し、これまでにこの2作を含め《フィレンツェの麦わら帽子》などいくつかの歌劇が上演されたことがありますが、映像化されたのは今回が世界初となります。
 チェレンツァ、コルテーゼといった同じ歌手が役柄を変えて2つの作品を歌うというパターンで、性格の違う物語にもどことなく共通性が生まれる見事な演出です。
  収録 2017年9月30日-10月1日 リエーティ フラヴィオ・ヴェスパジアーノ劇場

 プロモーション動画 https://youtu.be/vqkNWgFJH80

   
 















1/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ANTARCTICA


ANTAR 008
¥2500
コントラスツ
 (1)マルティヌー:チェロ・ソナタ第2番
 (2)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
 (3)シュニトケ:チャロ・ソナタ
カツペル・ノヴァーク(チェロ)
フリスチャ・フージイ(ピアノ)

 21世紀チェロ期待の若手、ノヴァーク・デビュー

 録音:2017年11月22、23、30日、12月1日/メヘレン・モーター・スタジオ・ドヴァラス(ベルギー)/67' 03"

 ポーランド出身の若手チェロ奏者ノヴァークとウクライナ出身の若手ピアニスト、フージイ。ともにベルギーのエリザベート王妃音楽院で学び、そこで知り合いデュオを組みました。
 「コントラスツ」というタイトルを持つ彼らのデビュー・アルバムは、3篇のチェロ・ソナタが集められています。18世紀半ばに作曲されたブラームスに20世紀半ばのマルティヌーとシュニトケ、さらに中欧で作曲されたブラームスと、アメリカでチェコを思いながら作られたマルティヌー、暗黒の旧ソ連で作られたシュニトケとさまざまな意味のコントラストを成しています。

 ノヴァークはジェラール・コセ、ゴーチエ・カプソン、ジャン=ギアン・ケラスの薫陶を受けた期待の新星。みずみずしく、正確かつ清潔な演奏を聴かせてくれる注目株です。

 

ANTAR 009
(2CD)
¥3000
「ブエノスアイレスのマリア」〜ピアソラ(1921-1992)作曲/オラシオ・フェレル(1933-2014)詩
 [CD1]
  アレヴァーレ - Alevare
  マリアのテーマ - Tema de Maria
  狂ったストリートオルガンのバラード - Balada Renga para un Organito Loco
  わたしはマリア - Yo soy Maria
  (少女マリアに捧げる)カリエーゴのミロンガ - Milonga Carrieguera por Maria la Nina
  フーガと神秘 - Fuga y Misterio
  ワルツになった詩 - Poema Valseado
 [CD2]
  罪深きトッカータ - Tocata Rea para Bandoneon, Recitante y Percusion
  下水道の古い盗賊たちの場末の懺悔の歌 - Miserere Canyengue de los Ladrones Antiguos en las alcantarillas
  マリアの最初の死のための葬儀のコントラミロンガ - Contramilonga a la funerala por la primera muerte de Maria
  夜明けのタンガータ - Tangate del Alba
  街路樹と煙突に寄せる手紙 - Carta a Los Arboles Y a Las Chimeneas
  精神分析医たちのアリア - Aria de los Analistas
  詩人で酔った小悪魔のロマンサ - Romanza del Duende Poeta y Curda
  アレグロ・タンガービレ - Andante a la Sordina para mi Buenos Aires tan querido (Allegro Tangabile)
  受胎告知のミロンガ - Milonguita de la Anunciacion
  タングス・ディ- Tangus Dei
   ラファエル・グリーン(ヴォーカル) アレハンドロ・フォンテ(ヴォーカル)
    アンネミー・ファンデーレ(ヴォーカル) スヴェスドリキ・アンサンブル

 臨場感のある音も魅力、オーセンティックな編成によるピアソラのタンゴ・オペレッタ「ブエノスアイレスのマリア」全曲録音

 録音:2018年2月3,4日/スタジオにおけるライヴ録音(聴衆あり)

 「ブエノスアイレスのマリア」はピアソラ作曲、フェレール作詞によるタンゴ・オペレッタ。この録音は14名の器楽奏者と歌手たちによるオーセンティックな演奏です。臨場感のある録音も魅力です。

 

ANTAR 011
¥2500
ウィム・ヘンドリックス(b.1962):作品集「Nostalgia」
 (1)4 つの小品〔1.フリオーソ 2.ミステリオーソ 3.コモド 4.デチーゾ〕
 (2)2 つのノクターン
 (3)イン・ディープ・サイレンス
 (4)Makyo
 (5)ノスタルジア
デイヴィッド・ラメル(指揮、すべて)
Boho ストリングス(すべて)
ルーラント・ヘンドリックス(クラリネット(1)(5))
ヴァレリー・ドゥベーレ(フルート(5))
リン・チン・チェン(マリンバ(4))

 オランダの作曲家ウィム・ヘンドリクッス作品集

 オランダの作曲家、ウィム・ヘンドリックスの作品集。弦楽アンサンブルBoho ストリングスによる演奏で、アジア(日本)を思わせる作品から、モダニズムの極北のような作品まで、ヘンドリックスの幅広さを味わえる1 枚です。

 

ANTAR 010
¥2500
BALSAM〜ヒルデガルト・フォン・ビンゲン、ギョーム・デュファイらの作品集
 1. O Spectabiles Viri/ 2. La Rosee des Larmes/
 3. Sous le Noyer/ 4. Les Roses de Saadi/
 5. A un Lilas/ 6. Yggdrasil / Fossegangar/
 7. Balsamus et Munda Cera/ 8.Sous le Figuier I/
 9. Purior in Vicis/ 10. Sous le Figuier II/
 11. Ou Rien ne Bouge/ 12.Le Doux Desir Douloureux/
 13. Meninas Vamos a Murta/
 14. Artemisia Absinthium(polska) / 15. To Yasemi
ゼフィーロ・トルナ

 ビンゲンらによる作品集

 ヒルデガルト・フォン・ビンゲンや、ギョーム・デュファイらによる作品集。
 ベルギーのアンサンブル、ゼフィーロ・トルナが、歌とバッグパイプなどの音色によって、聴き手を古の世界へといざないます。




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EVIL PENGUIN RECORDS



EPRC 0029
¥2500→\2290
名盤の予感・・・
レ・メタモルフォーゼス〜ハイドン、リパッティ、モーツァルト
 「Lignes Paralleles(平行の線)」

 ハイドン:交響曲 第49番 ヘ短調
 ディヌ・リパッティ:古典様式によるピアノ・コンチェルティーノ op.3
 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 KV 595
ジュリアン・リベール(ピアノ)
レ・メタモルフォーゼス(管弦楽)
ラファエル・ファイユ(指揮)

 ベルギーのピアノの神童ジュリアン・リベール

 録音:2018年6月

 ベルギーのピアノの神童ジュリアン・リベールによる、「18世紀」を象徴する作品集。モーツァルトのピアノ協奏曲第27番のほか、リパッティの古典スタイルによるピアノ・コンチェルティーノ、そしてハイドンの交響曲「受難」という興味深いプログラムです。

 リパッティ(1917-1950)の古典様式によるピアノ・コンチェルティーノは、1936年、まだリパッティが10代で、コルトーの下で学んでいた頃の作品。1938年にミュンシュの指揮でリパッティ自身のピアノで初演されています。4楽章からなり、ピアノと管弦楽のからみが美しい古典派を思わせる作品です。
 レ・メタモルフォーゼスは新設のアンサンブルで、彼らの実力を知らしめるハイドンの交響曲第49 番も見事です。リパッティ作品での繊細な管弦楽も聞きものです。


 この選曲がなんともすごい。選曲だけでうならされるアルバムも久しぶり。才能の塊のような二人が競う、高水準アルバムになりそうな予感。

プロモーション動画見つけた!!
https://youtu.be/5d0jh_OwM_o







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CHANNEL CLASSICS



RCCSSA 38019
(SACD HYBRID/特別価格)
【国内仕様盤】
¥3238+税
イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管!
 マーラー最新録音、交響曲第7番!

  マーラー:交響曲第7番ホ短調
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団
CCSSA 38019
(SACD HYBRID/特別価格)
【輸入盤】
¥2800→\2590

 イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管!マーラー最新録音、交響曲第7番!

 ☆ 鬼才イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管弦楽団!
 ☆ マーラー・サイクル最新盤は、フィッシャーが愛する「交響曲第7番」が登場!
 ☆ 前作で「レコード・アカデミー賞 録音賞」を受賞したChannel Classicsによる優秀録音にも注目!

 ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、フィッシャーが鍛え上げた奇跡のオーケストラ、ブダペスト祝祭管弦楽団(BFO)。2005年にリリースされた「交響曲第6番」以来、慎重に録音を進めてきたフィッシャー&BFOによるグスタフ・マーラーの交響曲集もついに8作目。
 最新作は、交響曲第6番《悲劇的》に続けて作曲され、第2楽章、第4楽章の「夜曲」から《夜の歌》の愛称を持つ「交響曲第7番」がいよいよ登場!
 終楽章の解釈を中心に専門家や愛好家からも評価が分かれ、他の交響曲と比べて演奏・録音機会が少ない交響曲第7番ですが、イヴァン・フィッシャーは「I love this symphony」と語っており、この終楽章が傑作であることを証明するため、オランダの放送局VPROにより、レコーディングのドキュメンタリーも製作されています。

 また、このマーラー・シリーズはオーケストラの優秀録音盤として国際的に高い評価を得ており、前作「交響曲第3番(CCSSA 38817)」は、第55回レコード・アカデミー賞において「特別部門録音賞」を受賞しています。オランダの高音質レーベルChannel Classicsとプロデューサー&レコーディング・エンジニアであるジャレッド・サックスの技術の粋を集めたハイクオリティ・レコーディングにご注目ください。

 ※録音:2015年9月、ブダペスト芸術宮殿







ALPHA



ALPHA437
\2600
ジョディ・ドヴォ(ソプラノ)
 オッフェンバックでコロラトゥーラ 〜喜歌劇の技巧的名歌集〜

 ジャック・オッフェンバック(1819〜1880)
 1.喜歌劇 『雪だるま』〜
   女調教師の歌「わたしの故郷は緋色の郷」
 2.喜歌劇 『ヴェル=ヴェル(緑のオウム)』〜
   歌姫のエール「きれいなエサは大抵まずい」
 3.喜歌劇 『地獄のオルフェ(天国と地獄)』〜
   ユリディスの祈り「死神は笑顔で現れる」
 4.喜歌劇 『追い出された亭主』〜
   ロジータのチロル風ワルツ「お話しになって、美しい人」
 5.喜歌劇 『ファンタジオ』〜
   エルスベートのエール「心の憂いは隠してしまいましょう」
 6.喜歌劇 『おしゃべりな連中』〜イネスのエール「おかしな人ばかり」
 7.喜歌劇 『市場の婦人がた』〜シブレットのロンド「なに、この足音は」
 8.喜歌劇 『ニンジンの王様』〜花のロマンス「まあ、あの人だわ」
 9.喜歌劇 『羊飼いたち』序曲
 10.喜歌劇 『ファンタジオ』〜
    エルスベートのロマンス「まあ、町中お祭りさわぎ」
 11.歌劇 『ホフマン物語』〜オランピアの歌「鳥たちは止まり木に」
 12.喜歌劇 『ロビンソン・クルーソー』〜
   エドヴィグのワルツ「連れていってください、好きな人のところへ」
 13.喜歌劇 『雪だるま』〜オルガのロマンス「子供のころを思い出す」
 14.喜歌劇 『雪だるま』〜オルガの小唄「さあ! 伏せ!」
 15.歌劇 『ホフマン物語』〜ニクロースの舟歌「麗しき夜、おお愛ある夜」
 16.喜歌劇 『月世界旅行』〜ファンタジアのアリエット「ムズムズするの」
ジョディ・ドヴォ(ソプラノ)
アデル・シャルヴェ(メゾソプラノ)…15
ローラン・カンペローネ(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団
NYCX-10039
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税
 
 2019年はクララ・シューマンやスッペとともに、オペレッタの神ともいうべき異才オッフェンバックの生誕200周年でもあるところ、この作曲家の作風の機微をあざやかに伝える注目盤がAlphaから登場します。
 エリザベート王妃国際コンクールでの受賞を機にわずか数年で世界から注目を集める歌手となったジョディ・ドヴォが、オッフェンバックの膨大な作品群から有名・無名作を問わず超絶技巧がきわだつアリアを厳選、「シャンゼリゼのモーツァルト」の綽名のもと絶大な人気を博したかの作曲家の作風を縦横無尽、巧みな選曲で味あわせてくれます。
 国内仕様は詳細解説・歌詞の訳も添付。2、3の有名作以外は多くの人が意外に知らないオッフェンバック芸術を、フランス19世紀の希少作品蘇演でも確かな実績を築いてきた南仏の才人指揮者カンペローネのタクトとともにじっくり味わえる1枚です。

 録音:2018年7月、バイエルン放送第1スタジオ、ミュンヘン
  【国内盤】解説日本語訳、歌詞日本語訳:白沢達生
  




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GRAMOLA



GRAM99189
(SACD Hybrid)
\2600→\2390
異色の解釈で知られるレミ・バローのブルックナー録音
 ブルックナー(1824-1896):交響曲 第7番 ホ長調 WAB 107
レミ・バロー(指揮)
ザンクトフローリアン・アルトモンテ管弦楽団
NYCX-10038
(SACD Hybrid)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税

 異色の解釈で知られるレミ・バローのブルックナー録音、今年も最新盤が登場します!
 オーストリア北部のリンツにほど近いザンクトフローリアンで夏ごとに開催されているブルックナー音楽祭のハイライトを飾るべく、かの作曲家が若い頃オルガン奏者として奉職していた修道院教会を会場に行われる交響曲演奏会は、イギリスやアメリカなど海の向こうからも耳の肥えたブルックナー・ファンを集める注目度の高いステージ。
 2018年夏の演奏会ではついに第7番が披露されましたが、ここでもバローは玄人ファンたちの期待を裏切ることなく、残響10秒という異例の音響空間を最大限味方につけた異色解釈で満場を唸らせました。
 俊才エンジニア陣がこだわりぬいたDSD録音で、指揮者自身も音源監修に携わり仕上げられた今回のリリースは、レーベルサイドが「過去最高の出来」と胸を張る仕上がり。
 解釈の音像をぼやかすことなく絶妙に収録されたその響きがブルックナーの創意にどう影響をおよぼしたか……国内仕様では充実解説の訳とともにお楽しみいただけます。

  録音:2018年8月17日、聖フローリアン修道院教会、ザンクトフローリアン(オーストリア北部オーバーエスターライヒ地方)
   【国内盤】解説日本語訳:白沢達生
 




MELODIYA


MEL1002568
\2500
アレクサンドル・ラム(チェロ)
ブリテン(1913-1976):無伴奏チェロ組曲 全曲

 1-9.無伴奏チェロ組曲 第1番 Op.72
 10-14.無伴奏チェロ組曲 第2番 Op.80
 15-23.無伴奏チェロ組曲 第3番 Op.87
アレクサンドル・ラム(チェロ)

 1988年、ウラジオストック生まれのチェリスト、アレクサンドル・ラムが弾くブリテンの「無伴奏チェロ組曲」。彼はモスクワ国立チャイコフスキー音楽院で、ナタリア・シャホフスカヤ(ロストロポーヴィチの愛弟子)に学び、大学院過程を終えた後、ベルリンのハンス・アイスラー高等音楽院に留学し更なる研鑽を積みました。
 数多くの国際コンクールでの入賞歴を誇りますが、なかでも2013年にヘルシンキで開催された「パウロ国際チェロコンクール」でロシア勢初の3位入賞と、2015年のチャイコフスキー国際コンクールでの第2位入賞が彼の名声を一気に高めることとなりました。
 このアルバムで彼が演奏する「無伴奏チェロ組曲」は、名チェリスト、ロストロポーヴィチの演奏を聴いて感銘を受けたブリテンが作曲した一連のチェロ作品の一つ。
 バッハの「無伴奏チェロ組曲」にインスパイアされた作品は、バロック的な様式と新古典主義の融合を試み、さまざまな作品からの引用を散りばめられた20世紀チェロ曲の最高傑作です。
 第1番は1965年、第2番は1968年にロストロポーヴィチによって初演されたものの、1971年に作曲された第3番は、ロストロポーヴィチの“渡英禁止”の余波を受け、1974年まで初演がお預けとなってしまいました。
 すさまじいテクニックと奥深い感情表現が要求される一連の曲にラムは真摯に取り組み、瑞々しい感性がほとばしる演奏を聞かせています。
  録音:2018年20.21.23日 モスクワ音楽院、小ホールSound engineer-М.Spassky
 
 

MEL1002544
\2500
SEASONS OF TANGO
タンゴによるヴィヴァルディの「四季」(S.I.ヨーナー編)

 1-3.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調「春」RV269
 4-6.ヴァイオリン協奏曲 ト短調「夏」RV315
 7-9.ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調「秋」RV293
 10-12.ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調「冬」RV297
 13-15.ヴァイオリン協奏曲 イ短調 「調和の霊感 第6番」RV356
ユーリ・メディアニク(バヤン)
エモーション・オーケストラ
【メンバー】
 セルゲイ・ポスペロフ(ヴァイオリン)
 アレクセイ・コルバノフ(ギター)
 オレグ・トゥルソフ(コントラバス)

 ロシアからウクライナにかけて用いられる楽器バヤン。1907年にピョートル・ステリゴフが考案し、主としてバラライカとのアンサンブルで用いられるロシア式のアコーディオンです。
 このアルバムは、著名なバヤン奏者ユーリ・メディアニクが考案したプロジェクト“クラシック音楽とタンゴの融合”の最初の録音で、ヴィヴァルディの「四季」をバヤンとヴァイオリン、ギター、コントラバスという異色のアンサンブルで演奏するという試みがなされています。
 ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」とヴィヴァルディの「四季」を組み合わせた演奏は、これまでにも時折リリースされていますが、ここでのアレンジはヴィヴァルディそのものがタンゴに変容するという斬新なもの。
 メディアニクとエモーション・オーケストラはまるで中世のバンドのような柔軟な表現を駆使し作品を自在に演奏、誰もが知っている名曲に新たな魅力を加えています。
  録音:2014年Sound engineer . R. Oreshnikova
 
 

MEL1002552
\2500
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ 第8.14.23番
 1-3.ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調「悲愴」Op.13
 4-6.ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調「月光」Op.27-2
 7-9.ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調「熱情」Op.57
オレグ・アクラトフ(ピアノ)

 1989年生まれのピアニスト、オレグ・アクラトフ。生まれた時から視覚障害を持っていましたが、優れた音楽的才能を発揮、4歳でイェイスクの音楽学校に入学し、点字を用いて楽譜を学び才能を開花させました。
 モスクワの大学ではジャズを専攻、ジャズピアニストとしてデビューし、エヴェリン・グレニーやウィントン・マルサリスと共演したり、リンカーン・センターでジャズ・コンサートを開催して絶賛されました。
 また歌手としても活動し、ユネスコ世界合唱団の一員として世界中のチャリティー・イヴェントに参加するなど精力的に活躍しています。
 そんな彼が今回挑戦したのは、ベートーヴェンの最も有名な3つのソナタ。多くのピアニストが取り組んできたこの作品ですが、アクラトフはベートーヴェンの苦悩と自身のさまざまな経験を重ねることで、彼のみが表現できるユニークな世界を創り上げることに成功しています。
 録音:2017年 モスクワ音楽院、大ホールSound engineer-Mikhail Spassky
 
 


MEL1002379
(2CD)
\3600
旧ソ連時代の「ヨハネ受難曲」
J.S.バッハ(1685-1750):ヨハネ受難曲 BWV245
エヴァンゲリスト…アレクセイ・マルティノフ(テノール)
イェズス…アナトリー・サフィウリン(バス)
ピラト…ユーリ・サヴェリエフ(バス)
リュドミラ・ベロブラジナ(メゾ・ソプラノ)
ニーナ・ロマノヴァ(メゾ・ソプラノ)
ユーリ・セミヨノフ(オルガン)
モスクワ合唱学校少年合唱団(合唱指揮…レフ・コントロヴィチ)
ヴィクトル・ポポフ(芸術監督)
エドゥアルド・セーロフ(指揮)
レニングラード古楽・現代音楽室内管弦楽団
 (現:サンクトペテルブルク国立アカデミー交響楽団)

 1981年、の歴史的録音。
 1967年にカール・エリアスベルクとニコライ・ラビノヴィチによって創設された「レニングラード古楽・現代音楽室内管弦楽団(現在名称:サンクトペテルブルク国立アカデミー交響楽団)を当時の首席指揮者エドゥアルド・セーロフが振り、当時ソ連で名を馳せていた名合唱指揮者アレクサンドル・スヴェシニコフの教えを受けた3人の歌手がソロを担当、同じく彼が創設した合唱団が参加しており、実質上、この公演は1980年にこの世を去ったスヴェシニコフの偉業を讃えたものとなっています。
 当時のソ連での最高水準の演奏家たちによるバッハは、驚くほど洗練された解釈と力強さを備えており、少年合唱の澄んだ響きも美しく、最近のピリオド奏法を用いた演奏とは異なる味わいを持っています。

  録音:1981年11月15日 モスクワ音楽院、大ホール(放送録音)
 
 


MEL1002566
\2500
モーツァルト(1756-1791):
 弦楽三重奏のためのディヴェルティメント 変ホ長調 K563
シュニトケ(1934-1998):弦楽三重奏曲(1985)
ルボツキー・トリオ
【メンバー】
 マルク・ルボツキー(ヴァイオリン)
 カタリナ・アンドレアソン(ヴィオラ)
 オルガ・ドウブッシュ=ルボツキー(チェロ)

 2003年結成、長年親密なアンサンブルを繰り広げてきた「ルボツキー・トリオ」が演奏するモーツァルトとシュニトケの三重奏曲。
 活躍した時代におよそ200年の隔たりがある2人の作曲家ですが、大胆な作風と豊かな感性に裏打ちされた各々の作品には、多くの共通性を見出すことができます。
 モーツァルトがフリーメイソンのために作曲したとされるディヴェルティメントは、本来の意味である「娯楽性」を排した演奏至難な曲。晩年のモーツァルトらしく、精緻な作風によって書かれています。
 1985年に作曲されたシュニトケの三重奏曲は後にピアノ三重奏曲に改編され、どちらのヴァージョンでも演奏される名作。マルク・ルボツキーはシュニトケの親友であり、彼の作品を何度も演奏しその真価を世に問うたことで知られるヴァイオリニスト。この最新録音でも作曲家への深い共感が感じられます。

 録音:2017年 Vikers kyrka, SwedenSound engineer-Andrew Hallifax
 



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RICERCAR



RIC398
\2600→\2390
『忠実な羊飼い』の作者
 ニコラ・シェドヴィル(1705-1782):『春、または楽しい四季』

 (ヴィヴァルディの『四季』にもとずく)
 1-3.春
 4-6.夏のさまざまな楽しみ
 7-9.収穫期 
 10-12.秋
 13-15.サン=マルタン祭のさまざまな楽しみ
 16-18.冬
トビー・ミラー(バロック式ヴィエラルー=ハーディガーディ、総指揮)
アンサンブル・ダンギー(古楽器使用)
 エリー・ニメロスキ、
 アムライ・ショーン・グロッス(ヴァイオリン)
 キャロライン・リッチー(チェロ)
 ノラ・ハンセン(ファゴット)
 サム・シャンパン(テオルボ、バロックギター)
 ヨハンネス・ケラー(チェンバロ)
NYCX-10040
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税

 ヴィヴァルディの『四季』は20世紀に劇的復権を遂げるよりはるか昔、18世紀のパリでも大人気でした。とくに「春」はモーツァルトが最初にパリを訪れた1764年にも公の場で演奏されていたほど。

 この人気を見逃さなかったのが、楽譜出版業界でも活躍をみせた音楽家シェドヴィル……

 ヴィヴァルディの既存作品の数々から切り貼りで『忠実な羊飼い』というソナタ集を(堂々ヴィヴァルディの作品13として)発表したこともある彼は『四季』を下敷に、同様の手法で編作した2曲を加えた全6曲からなる『楽しい四季』という曲集を出版。
 折しもパリのアマチュア音楽家たちのあいだで人気だった楽器ヴィエラルー(ハーディガーディ、弦をこする車輪をハンドルで回して弾く弦楽器)で有名曲を弾ける楽譜として成功を収めたそうです。

 この曲集を、フランス・バロックの作曲家たちの作品集(『美しきヴィエル弾き』RIC382)でめざましい技巧を聴かせてくれた新世代ヴィエラルー奏者トビー・ミラーが室内楽編成で、隅々まで流麗な最新解釈で聴かせてくれます。
 古楽通には知られた曲集ながら詳細を知る機会も少ないところ、充実した解説(国内仕様では全訳付)もありがたい1枚です。

  録音:2018年、サンテーユ聖母教会、シラン(フランス南部エロー県)
   【国内盤】解説日本語訳:白沢達生





 ニコラ・シェドヴィル。

 そう、長年ヴィヴァルディの作品と思われていた『忠実な羊飼い(Il pastor Fido)』Op.13」の真の作曲家。
 その目的がお金なのか、不遇なミュゼットという楽器のためなのかは不明だが、かなり肝の据わった音楽家だったことは間違いない。
 
 さてそのシェドヴィル、パリで人気だった「四季」にも手を出した。
 大好きなハーディ・ガーディが登場するように編曲し、これがまた大好評だったらしい。
 いろいろ楽章を入れ替えたり、好き勝手にアレンジしたり、果ては自作の旋律まで書き加えているという。
 ちなみにヴィヴァルディ「四季」の完全な編曲ものではなく、何曲かを適当に組み入れている感じです。

 シェドヴィル、こういう大衆的アレンジで当時そうとうな人気を博し、なんと70歳近くになって若い娘と結婚。
 ただ、そのまま幸せな晩年をすごしそうに見えたが経済的に破綻、最後は厳しいことになったらしい。
 なかなかの俗物である。


 今回のアルバムもかなり楽しませてくれそうだが、20年前のこのアルバムもなかなか画期的だった。
 今はもう廃盤で在庫限りだが、パラディアン・アンサンブル による楽しい演奏。
 もしよろしければ合わせてどうぞ。



20年前のパラディアン・アンサンブル の名盤

LINN
\3000
すでに廃盤
 海外在庫のみ
ニコラ・シェドヴィル (1705-1782):楽しい季節

 シェドヴィル:楽しい季節 - 協奏曲 ハ長調 「春」 (ヴィヴァルディRV 269「春」 No. 1による)
 ヴィヴァルディ :ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op. 2, No. 12, RV 32
 シェドヴィル:楽しい季節 - 協奏曲 ハ長調 「夏の喜び」(ヴィヴァルディのRV 178 、RV 362による)
 シェドヴィル:しい季節 - 協奏曲 ト長調 「秋」(ヴィヴァルディ RV 293「秋」、RV 297「冬」による)
 ヴィヴァルディ(?):ソナタ集 「忠実な羊飼い」 Op. 13 - ソナタ第4番 イ長調 RV 59
 シェドヴィル:楽しい季節 - 協奏曲 ハ短調 「冬」(ヴィヴァルディのRV 242、RV 454による)
ジャン・ピエール・ラスル (ミュゼット)
ナイジェル・イートン (ハーディ=ガーディ)
リチャード・エガー (オルガン)
パラディアン・アンサンブル
録音: 6-8 May 1997


 



<国内盤> 


アールアンフィニ


MECO-1053
\3000+税
河野智美/ザ・スペイン
 イサーク・アルベニス:
  1. アストゥリアス . スペイン組曲 作品47 第5 番(河野智美 編曲)
 フランシスコ・タレガ:
  2. アラビア風奇想曲
 エンリケ・グラナドス:
  3. オリエンタル . 12 のスペイン舞曲 第2 番 (河野智美 編曲)
 ホアキン・ロドリーゴ:
  4. ヘネラリーフェのほとり
  5. 小麦畑で . 「スペインの野辺を通って」より
 エンリケ・グラナドス:
  6. ビリャネスカ . 12 のスペイン舞曲 第4 番 (河野智美 編曲)
 レヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサ:
  7. エル・ビート
  8. サパテアード
  9. ロンデーニャ
 マヌエル・デ・ファリャ:
  10. ドビュッシーの墓に捧げる讃歌
  11. 粉屋の踊り . バレエ音楽「三角帽子」第2 幕より(河野智美 編曲)
 イサーク・アルベニス:
  12. グラナダ(セレナータ) . スペイン組曲 作品47 第1 番 (河野智美 編曲)
 フランシスコ・タレガ:
  13. アルハンブラの想い出
河野 智美(ギター)
 
 西洋、アラブ、東方諸国の音楽が融合し、フラメンコやサルスエラなど、ヨーロッパの他の国々にはない独特の発展を遂げたスペイン音楽。
 河野智美はこのアルバムのレコーディングにあたり、単身スペインに渡り現地で研鑽を積み、自身の音楽性をさらなる高みへと昇華させました。
 薫り立つトレモロ、華麗なラスゲアード、パーカッシブなゴルペ奏法等、究極のギター・テクニックが披露され、聴く者を至福の感動へといざないます。河野智美が全身全霊で編んだ、珠玉のスペイン・ギター名曲集が完成しました。
  録音:2018 年5 月30 . 6 月1 日 横浜市栄区民文化センター リリス DSD Recording 11.2MHz (DSD 256)

 ■秀抜なギタリストの目と心と指が憧れ、いとおしみ、美しく紡ぎ出すスペイン河野智美は今やまさしく中堅。日本のギター界を背負って立つ一人である。
  なお、このことは、アルバムを通じてもだが、彼女の実演に触れるとき、ひときわよく感じられる。そのような実力者でありながら、この人が本格的にCD アルバムを作り始めたのは、ほんの数年前からである。
 最初の1枚は彼女にとっても「愛奏曲集」と呼ぶべきもの、次が現代(20世紀以降)のギター音楽、3枚目は打って変わってJ.S.バッハの音楽。
 こう書くとずいぶん違った世界をめぐっているようだが、それでいて雑多な印象はなく、むしろ全てのアルバムが、目に見えぬ糸でつながれている、という気が、私にはする。それはひとえに、弾き手が河野智美というギタリストであることから発するのだ。
 河野智美がまだ10代、20代の頃、ギター・コンクールの場に登場してきたときから私は常に感じていた気がする。この人は、ギターという楽器の、“心”に触れながら奏でる人だ、と。人一倍デリケートなタッチと歌ごころによって、彼女の手の内にあるとき、ギターは常に、ギターにしかない詩情を綴る。
 そして、ここにお聴きのアルバム、「ザ・スペイン」と題し、ギターの祖国の最も美しく、最も深く聞き手の胸に染み渡る楽曲の数々を揃えたアルバムを紡ぎ上げるとき、河野智美の持つかけがえのない味わいは、まさしくこよないものとなる。
 ギターはこんにち汎世界的な楽器となり、各地から生み出されるギター音楽は、それぞれの価値を競い合っている。だが、そうしたパノラマの中にあってもなお、ギターの“本場”スペインから、この楽器本来の風味を湛えて生まれ出た名曲の数々には、やはり不朽の香りと魅力とがある。スペイン音楽のエッセンス、ギターの心を織る名手の奏楽を、是非、存分に味わって頂きたい。濱田 滋郎
   




<映像>

 

ALPHA(映像)



ALPHA718
(DVD)
\4700
フランチェスコ・カヴァッリ(1602〜1676):『ジャゾーネ』〜
 序幕付3幕の音楽劇(ドランマ・ムジカーレ) (1649)
 台本:ジャチント・アンドレーア・チコニーニ(1606〜1651)
ヴァレア・サバドゥス(カウンターテナー)…ジャゾーネ
クリスティナ・ハンマーストレーム(メゾソプラノ)…メデア
クリスティナ・ムヒタリアン(ソプラノ)…イジフィレ
ウィラード・ホワイト(バリトン)…大神ジョーヴェ、オレステ
ギュネス・ギュルレ(バス=バリトン)…ベッソ
ラウル・ヒメネス(テノール)…エジェオ
アレクサンドル・ミレフ(バス)…エルコーレ
ドミニク・ヴィス(カウンターテナー)…デルフォイの巫女、エオーロ
ミグラン・アガドジャニアン(テノール)…デーモ、ヴォラーノ
マリアナ・フローレス(ソプラノ)…アリンダ
メアリー・フェミニア(ソプラノ)…恋神アモーレ
セレナ・ぺルヌー(ソプラノ)…太陽神ソーレ
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指揮・楽譜校訂)
カペラ・メディテラネア(古楽器使用)
セレーナ・シニガリア(演出)
NYDX-10005
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5000+税
 
 ※日本語字幕なし

 20世紀までの忘却から一転、ここ数十年でめざましい復権を遂げたバロック・オペラの世界でも、とくにモンテヴェルディとヘンデルの間をつなぐ存在として歌劇界隈でいま新たな注目を集めているのが、モンテヴェルディの有能な弟子でもあったフランチェスコ・カヴァッリ……
 Alphaレーベルが満を持してリリースする今回のDVDでは、2年前にも同じ作曲家の『エリオガバロ』で大成功をおさめた敏腕古楽指揮者アラルコンのチームによる演奏です。
 しかも今回の主役格歌手には『エリオガバロ』でも独特の存在感で客席を引きつけた最前線のカウンターテナー、サバドゥスの名が……2月の来日ツアーも大いに注目されているところ、話題が温まった絶好のタイミングでのリリースとなるでしょう。
 『ジャゾーネ』は見せ場も登場人物も多い重要作品、新収録映像としてもまさに古楽ファン待望。しかも国内仕様では粗筋完備の解説も全訳付です。
 マリアナ・フローレスやドミニク・ヴィス(!)ら新旧世代の実力派歌手たちの存在もさることながら、地中海バロック作品をラテンの躍動感と稀有の様式感覚であざやかにまとめあげるアラルコンの楽隊の音作りにも注目です。

 収録:2017年2月、ジュネーヴ市民歌劇場NTSC/REGION ALL、片面2層 182分29秒 / 字幕:英・仏・独
  【国内盤】解説日本語訳、あらすじ:白沢達生
  












1/9(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



BIS



BIS SA 2073
(SACD HYBRID)
¥2700
ケラスと18人のトップ音楽家たちによる壮大な旅物語
『遊牧の民(Nomaden)』

 ヨエル・ボンス(1952-):
  遊牧の民(Nomaden)〜チェロと異文化交流大アンサンブルのための(2015-16)
  「チェロと異文化交流大アンサンブルのための38楽章のバラエティ豊かなモザイク」
  ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)、アトラス・アンサンブル、エド・スパンヤード(指揮)
  アトラス・アンサンブル
   【管楽器】
    ドゥドゥク(アルメニア)/ラファエラ・ダンクサグミュラー、シェン(笙)(中国)/
    ウー・ウェイ、笙(日本)/佐藤尚美、尺八(日本)/ハリー・スターレヴェルド
   【撥弦楽器】
    セタール(ペルシャ)/キヤ・タバッシアン、タール(コーカサスから中東)/
    エルシン・ナギジェフ
   【擦弦楽器】
    二胡(中国)/シャオ・ユアンチュン、ケマンチェ(イラン、コーカサス)/
    エルシャン・マンスロフ(ヴァイオリン)/アンゲル・ヒメノ、ケメンチェ(トルコ)/
    ネヴァ・オズゲンサーランギー(インド、ヒンドゥスターニー音楽)/
    ドゥルバ・ゴーシュ、コントラバス/ダリオ・カルデローヌ

 
 録音:2016年10月28日、11月5日/アムステルダム・ムジークヘボウ
 制作:ヨエル・ボンス、グイド・ティヘルマン
 録音:グイド・ティヘルマン
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、61'35"

 SACDハイブリッド盤。
 もはや押しも押されぬ世界的チェリスト、ジャン=ギアン・ケラス。バロックから現代作品、さらには「トラキアの音楽」プロジェクトでの異文化奏者たちとのコラボレーションと、おそるべき精確さと知性で圧巻の演奏で世界を魅了しています。
 このたびBIS から登場するのは、『遊牧の民(Nomaden)』と題した、ケラスと18人の音楽家による異文化交流アルバム。
 主人公(ケラス)が、様々な土地で、様々なバックグラウンドを持つ18人の音楽家と「出会い」、彼らと対話をする、という旅の物語です。
 チェロとアンサンブルの協奏曲なのではなく、むしろチェロと、異文化のソリストたちのためのコンチェルタンテ(複数の楽器が<対抗>的に用いられる)的作品です。序奏につづき、11のパサージュと様々な土地の音楽を思わせる25 の楽曲が並び、エピローグで幕となる全38楽章から成ります。この「遊牧の民」は、アムステルダム・チェロ・ビエンナーレの委嘱を受け、ジャン=ギアン・ケラスとアトラス・アンサンブルのために作曲されたものです。2016年10月28日に初演され、この初演時の録音(および11月5日のセッション録音)をディス化したのが当盤。

 チェロと二胡によるミニマル・ミュージック的なパッセージの丁々発止のかけあい、インドの擦弦楽器サーランギーとチェロの微分音合戦など、ケラスと様々な楽器の世界的奏者たちによる演奏は実に刺激的。これらの高難度の楽曲はケラスだからこそ実現可能だったのだろうと思わずにはいられません。

 アトラス・アンサンブルは、中国、日本、インド、イラン、アゼルバイジャン、アルメニア、トルコとヨーロッパ各地で、その土地特有の楽器を演奏している奏者たちによって結成されています。
 全篇を通じてボンスによる書き下ろし作品から成り、伝統音楽は挿入されません。ボンスはアトラス・アンサンブルと実に14年にわたりコラボレーションしており、この作品はいわばその総決算といえるもの。
 アンサンブルの中には西洋音楽の楽譜はまったく読めないが素晴らしい即興をする奏者もいれば、西洋音楽の楽譜はどんなに難しいものでも演奏するが即興はあまりしない、という奏者もいます。
 こうした彼ら一人一人の可能性を超越した領域で、すべてのメンバーが音楽を展開する、というのがボンスのねらいです。ケラスと世界トップ奏者たちによる丁々発止のアンサンブル、聴き逃せません!

 BIS ecopak パッケージについて
  BIS レーベルの社主、ロベルト・フォン・バール氏が環境に配慮した『BIS ecopak パッケージ』を採用。こちらのパッケージは、森林認証制度のFSC 及びPEFC を取得している素材、また環境に配慮された接着剤や大豆油インク、水性ニスを使用しリサイクル性に優れており、プラスチックは使用されておりません。今後、当レーベルではこちらのパッケージでのリリースが増えていく予定です。



 


BIS SA 2406
(SACD HYBRID)
¥2700
エルビョルク・ヘムシングが奏でるタン・ドゥンのヴァイオリン協奏曲!
 タン・ドゥン(1957-):
  (1)ヴァイオリン協奏曲『ラプソディとファンタジア』(2009、2018改訂)
    【I.ロック・ザ・ヴァイオリン・イン・ラプソディ+II.京劇の夢】
  (2)ヴァイオリン協奏曲『火の儀式』(2018)
エルビョルグ・ヘムシング(ヴァイオリン)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
タン・ドゥン(指揮)

 タン・ドゥンが最も信頼を寄せるエルビョルク・ヘムシングが奏でる注目のヴァイオリン協奏曲!!

 ヴァイオリン;G.B.グァダニーニ1754年(ミラノ)
 録音:2018年9月/オスロ・コンサートホール(ノルウェー)
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、62'37"

 SACDハイブリッド盤。
 ノルウェーの期待の星、エルビョルグ・ヘムシング。BISレーベルからリリースされたショスタコーヴィチ&ボルグストレムのヴァイオリン協奏曲(BIS SA 2366)、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲、スークの幻想曲、愛の歌(BIS SA 2246)で注目を浴びておりますが、期待の第3 弾では中国を代表する作曲家タン・ドゥンのヴァイオリン協奏曲を収録しました。

 母、姉(ラグンヒル・ヘムシングは2L レーベルからリリースしています)、弟がヴァイオリニストという音楽一家に生まれたエルビョルグは、11歳でベルゲン・フィルとの共演でデビュー。ジュリアン・ラクリンやニコライ・スナイダーを育てたことでも知られるボリス・クシュニールに師事し、その才能を開花させました。優雅な音色にしてスケールの大きな演奏が魅力のヘムシングは、今最も期待のされるヴァイオリニストの一人として注目されており、欧州を中心に積極的な演奏活動を展開しております。

 ヘムシングとタン・ドゥンとの出合いは2010年。上海国際博覧会で共演したことがきっかけですぐに意気投合し、その後頻繁に共演を重ねてきました。
 ヴァイオリン協奏曲『ラプソディとファンタジア』は2009年にチョー・リャン・リンの独奏、ジュリアード管弦楽団により初演された2部構成の作品。この度ヘムシングとともに改訂した版を採用しております。
 1楽章にあたる「ロック・ザ・ヴァイオリン・イン・ラプソディ」はヒップホップ―マリンコニーア―ヒップホップから成り、パワフルかつ強烈なインパクトを与えます。2楽章にあたる「京劇の夢」はドルチェ・モルト―アンダンテ―アダージョ−アレグロと続く作品で、タイトル通り北京オペラから旋律を用い流麗な旋律が印象的です。

 一方、ヴァイオリン協奏曲『火の儀式』はオスロ・フィルとの共演で2018年9月に初演された作品です。モデラート―アンダンテ―モデラート―モデラート―モデラートの5部で構成されています。
 罪なく戦争で亡くなった人々に捧げる思いで書かれたこの作品は作曲家と演奏者の思いが強く込められており、悲痛な叫びや生きようとする強い魂を感じる渾身の作品です。
 管楽器の一部をステージ外で演奏させるなど、音響にもこだわりを持って配置されております。

 両作とも作曲家タン・ドゥン作曲家のシャーマニズムとスピリチュアルな世界を北京オペラの要素をふんだんに取り入れた注目作といえます。







CAPRICCIO



C5305
(2CD)
\3200
ピアソラ(1921-1992):歌劇《ブエノスアイレスのマリア》
 2部16場
 オラシオ・フェレール:台本
語り手(小悪魔) …ダニエル・ボニッラ・トーレス
マリア…ルシアーナ・マンシーニ
カントール…ヨハネス・メルテス
ローター・ヘンゼル(バンドネオン)
マリスカ・ファン・デア・ザンデ(フルート)
クリスティアン・キーファー(ギター)
トーマス・ワイズ(ピアノ)
ミハイル・オヴルツキ(ヴァイオリン)
グリゴリー・アルミアン(チェロ)
ロベルト・グロンゼル(コントラバス)
クリストファー・シュプレンガー(指揮)
ボン・ベートーヴェン管弦楽団

 「《ブエノスアイレスのマリア》が私の心に内なる平和をもたらしました。それは当時、音楽生活の絶頂にあった私の《音楽へのアプローチ方法》を変えるほどの静けさでした」
 ピアソラ自身がこのように語った重要な意味を持つオペリータ(小歌劇)。当時、ピアソラがタンゴの立ち位置について悩んでいたこともあり、物語は極めて神秘的で、時には宗教的と言ってもよいほどの内容を持っています。
 主人公のマリアは「タンゴの象徴的存在」であり、一度死んだ彼女の魂は悪魔や魔女たちの祈りと共に蘇り、呪詛に塗れながらも美しく印象的な「私はマリア」を歌い上げます。
 マリアを歌うマンシーニはイタリア・バロック期の作品を得意としており、これまでの主人公を演じてきたヴォーカリストたちとは異なる古典的なアプローチを用い、21世紀に続くタンゴの伝統をみせてくれます。
 強烈な存在感を放つバンドネオンやギターなどの楽器群とオーケストラを丁寧にまとめるシュプレンガーの指揮も聴きどころ。
  録音 2016年3月28日,4月8日ボン歌劇場 ライヴ
 
     
 
 
 


C5357
\2600
ゴットフリート・フォン・アイネム(1918-1996):管弦楽作品集
 管弦楽のための協奏曲 Op.4(1944)
 フニャディ・ラースロー Op.59(1981/1982改訂)
 セレナード-2つの弦楽オーケストラのための Op.10(1949)
 夜の小品-オーケストラのための Op.29(1960)
ヨハネス・カリツケ(指揮)
ベルリン放送交響楽団

 2018年に生誕100年を迎えたオーストリアの作曲家アイネム。第二次世界大戦中も数多くの同僚たちの力になると共に、終戦後のオーストリア音楽界の再建に力を尽くした人として、昨年はウィーンを中心に数多くの演奏会が開かれ、彼の栄誉を称えました。
 初期は新ウィーン楽派の影響で無調に近い作品を書いていましたが、次第に調性を備えた耳当たりの良い作品を書くようになり晩年は「保守的な作曲家」として知られていたアイネム、このアルバムでは新古典派の様式で書かれた「管弦楽のための協奏曲」から晩年の劇音楽「フニャディ・ラースロー(ハンガリーの政治指導者)」まで多彩な作品を聴くことができます。
 個性的なメロディに彩られた活気ある曲の数々をお楽しみください。
  録音 2018年6月25-29日ベルリン、RBB、グローサー・ゼンデザール
 
 


C5364
\2600
ユン・イサン(1917-1995):室内楽作品集
 1.East-West-Miniature 東と西の小品(1993)
  オーボエとチェロのための
 2.Rencontre 出会い(1986)
  クラリネット、ハープとチェロのための
 3.Interludium A インターリューディウム A(1986)
  ピアノのための
 4.オーボエと弦楽三重奏のための四重奏曲(1994)
 5.ヴァイオリンピアノのためのソナタ(1991年初稿版…初演)
 6.East-West-Miniature II東と西の小品 II(1993)
高橋 鐘汰(オーボエ)…1.4.6
ヴァルター・グリンマー(チェロ)…1.2.4.6
ゲオルグ・アルツベルガー(クラリネット)…2
マリア・シュタンゲ(ハープ)…2
カヤ・ハン(ピアノ)…3
マリアーナ・ドウティ(ヴィオラ)…4
エギディウス・シュトライフ(ヴァイオリン)…5
マルクス・シュタンゲ(ピアノ)…5

 大韓民国で生まれ、1967年の東ベルリン事件(韓国中央情報部がヨーロッパ在住の韓国人たちをスパイ嫌疑で大量に逮捕した事件)を機に西ドイツに帰化、独自の作品を生み出し続けたユン・イサン。
 彼の作品は老子の教え「道(タオ)=道徳経」の思想に貫かれているとされ、ヨーロッパで作曲した100曲以上の作品はどれも自国の伝統と国際的な近代性が組み合わされたユニークな様式によっています。
 彼の音楽の特徴は、室内楽などの小編成の作品で遺憾なく発揮されており、どこか懐かしさを感じさせるメロディは聴き手の耳を強烈にひきつけます。
  録音 2017年7月12日,2018年2月3.4日Hochschre fur Musik Karlsruhe-Wolfgang-Rihm-For
 




CPO


555214
\2700
テレマン(1681-1767):
 1762年、聖ミヒャエル教会新礼拝堂の就任式へのオラトリオ
  「戻ってきなさい、千人ものイスラエルの群衆たち」TVWV2:12

   ヨアヒム・ヨハン・ダニエル・ツィンマーマン:台本
ラヘル・マース(ソプラノ)
マリアンダイクハウゼン(メゾ・ソプラノ)
ジュリアン・ポッジャー(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
マウロ・ボルジョーニ(バス)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー

 1762年、歴史的に重要なスウェーデンとプロイセンの講和条約「ハンブルク条約」がハンブルクにて調印されました。
 しかし、市の名物でもあった聖ミヒャエル教会はその2年前に消失しており、ようやく再建されたばかり(塔はまだなかった)で、この再建式も州の公式行事として開催されることとなりました。
 市の音楽監督であったテレマンは当時81歳という高齢でしたが、この大切な行事のために音楽を作曲、イヴェントの重要性を踏まえ、これまでの作品よりも更に壮大で華麗な音楽を創り出しました。
 6組の二重合唱、トランペット、ティンパニを従えた壮麗な作品はテレマンの最高傑作と呼ぶにふさわしい仕上がりです。
  録音 2018年1月31日-2月2日、ケルン・スタジオ、シュトルベルガー・シュトラッセ
 
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555242
\2100→\1990
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)
 コルトー編曲「ヴァイオリン・ソナタ」ピアノ独奏版!
 フランク(1822-1890):ピアノ作品集

 1-3.前奏曲、コラールとフーガ ロ短調
 4-7.ヴァイオリン・ソナタ イ長調(A.コルトーによるピアノ独奏編)
 8-10.前奏曲、アリアと終曲 ホ長調
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)

 フランクによる2曲の前奏曲を伴う晩年のピアノ曲。1884年に作曲された「前奏曲、コラールとフーガ」は全ての主題に関連性があり、全曲は通して演奏されます。
 本来はバッハに倣い「前奏曲とフーガ」のみで構想されましたが、のちにコラールが挿入され、全体の統一感が図られています。
 「前奏曲、アリアと終曲」は1886年から87年の作品。オルガン的な響きと複雑な対位法が駆使されており、アリアの祈るような旋律も魅力的です。
 コルスティックはこの2曲に、コルトーが編曲した「ヴァイオリン・ソナタ」のピアノ独奏版を加えて演奏。彼の巧みな演奏技術を存分に披露しています。

 録音 ドイツ放送室内楽ホール、ケルン 2013年7月17日…4-7 2017年4月26-27日…1-3.8-10
 
  

555111
(3CD)
\4800
ハイニヒェン(1683-1729):歌劇《フラヴィオ・クリスポ》…世界初録音
 3幕
 シュテファノ B.パラヴィチーニ:台本
フラヴィオ・クリスポ:コスタンティーノの息子…
 レアンドロ・マルツィオッテ(アルト)
エレナ:イギリスの王女…ダナ・マールバッハ(ソプラノ)
ファウスタ:コンスタンティーノの妻…
 アレッサンドラ・ヴィセンティン(アルト)
イムリー:東フランク帝国王の娘…
 シルケ・ゲング(アルト)
ギリメロ:軍の司令官、フラヴィオの友人…
 ニーナ・ベルンシュタイナー(ソプラノ)
マッシミニアーノ:ファウタスの兄弟、フラヴィオの敵…
 トビアス・フンガー(テノール)
コンスタンティーノ:ローマ皇帝、ファウスタの夫…
 イズマエル・アロニス(バス)
イェルク・ハルベク(指揮)
イル・グスト・バロッコ-シュトゥットガルト・バロック管弦楽団

 ザクセン選帝侯アウグスト1世の宮廷に仕え、長らく宮廷楽長として活躍したハイニヒェン。弁護士としても才能を示すも、音楽に身を捧げ、一時はJ.S.バッハの同僚として見事な働きを示しました。
 作曲家としても数多くの作品を残しましたが、残念ながら彼の死後はほとんど顧みられることなく、今世紀になってようやく宗教曲や器楽曲などが演奏されるようになりましたが、彼が力を入れていた歌劇のほとんどは未だ手つかず。
 この《フラヴィオ・クリスポ》も初演もされずに約300年お蔵入りになっていた作品です。作品が初演されることのなかった理由は、イタリア人歌手の力不足とリハーサル時のいさこざなど様々ですが、作品自体の価値を損ねるものではありません。
 各楽器の繊細な使い方、主役エレナを歌うマールバッハを始めとした歌手たちの技巧など聴きどころ満載の知られざる「バロック・オペラ」です。
 
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555056
\2700→\2490
チェコ系貴族の末裔
 レズニチェク(1860-1945):管弦楽作品集

 1.古風な形式による組曲「謝肉祭」(1931/1935改訂)
 2.組曲「夢の戯曲」(1926/1921改訂)
 3.交響的組曲 第1番(1882)
シュテファン・ソリョム(指揮)
ワイマール・シュターツカペレ

 チェコ貴族の末裔として生まれ音楽と法学を学び、作曲家、音楽教師として活躍したレズニチェク。ボヘミア系でありながらヒトラーからの信頼も厚く『第三帝国』では重要な地位を与えられていました。
 とは言え、彼の作品には皮肉や冗談が多く取り込まれており、同時代の人々から理解されることはあまりなかったとされています。
 cpoレーベルはレズニチェクの管弦楽作品の録音を集中的に行い、これまでに第1番から第5番までの交響曲と、多彩な管弦楽作品、歌劇《ドンナ・ディアナ》などをリリースしており、そのどれもが高い評価を受けています。
 このアルバムでは初期の作品で、ワーグナーからの影響が感じられる「交響的組曲第1番」と、名声が確立してから作曲された2曲を収録。「謝肉祭」ではジーグやフーガ、パスピエなどバロック期の様式を用いながら、ユニークで色彩的な世界が描かれていきます。
  録音 2012年1月17-19日、ワイマール・ハレ





CPO レズニチェクの交響曲集



 エーミール・ニコラウス・ヨーゼフ・フォン・レズニチェクは1860年生まれのドイツ後期ロマン派音楽の作曲家。
 チェコ系貴族の末裔としてオーストリア帝国に生まれた。実家は騎士階級であり、1860年1月2日に男爵位を授かっていたという。

 ライプツィヒ音楽院で音楽を学び、チューリヒやグラーツ、シュテッティン、マインツ、マンハイム、ヴァイマルの劇場で指揮者を歴任、1886年から1894年までプラハの楽長に就任。
 1909年から1911年までベルリン・コーミッシェ・オーパーの首席指揮者となり、1920年からベルリン高等音楽学校作曲科で教鞭を執り、プロイセン芸術アカデミーの会員ならびに役員となった。

 その作品は、ニキッシュやマーラー、ワインガルトナー、リヒャルト・シュトラウス、レオ・ブレッヒらの指揮者によって取り上げられ、第三帝国期には一目置かれる作曲家となった。
 1934年から1942年まで「作曲家国際協力常任顧問」ドイツ全権使節を務め、1936年4月20日にはアドルフ・ヒトラーから教授職に任命され、1940年からは月々の恩給も受けていたようである。

 1945年8月、ドイツ降伏の3ヵ月後に亡くなっている。



777223-2
\2700→\2490
狂気と崩壊を孕んだ
 レズニチェク(1860-1945):
  交響曲 第1 番「悲劇的」〜祈りと贖罪の歌
マリナ・プルデンスカヤ(メゾ・ソプラノ)/
フランクフルト・ブランデンブルク州立オーケス
トラ/フランク・ベールマン(指揮)

 レズニチェクは多くの作品を残していますが、現在知られているのは、歌劇「ドンナ・ディアナ」の序曲くらい。他の作品は戦争中に散逸してしまい、ここに収録された交響曲第1 番も90 年間行方がわからなかったものです。
 この交響曲第1 番は、絶えず繰り返される強迫観念のようなメロディを持つ、声楽と大編成(タムタムも使用)のオーケストラのための作品です。「悲劇的」というタイトルがなくともこの音楽の本質を理解することは容易いでしょう。狂気と崩壊を孕んだウィーン世紀末の特色を備えた作品です。

777056-2
\2700→\2490
典型的なロマン派の作風
 レズニチェク(1860-1945):
  交響曲第2番「皮肉」/
  交響曲第5番「ダンス・シンフォニー」
フランク・ベールマン指揮
ベルン響

 1 9 0 5年に作曲された第2番は「皮肉」と名づけられながらも典型的なロマン派の作風。
 1925年に書かれた第5番は、古き佳き時代の舞踏会を思わせる作品。

777047-2
\2700→\2490
ボーナス・トラックは自作自演「ドンナ・ディアナ」序曲
 レズニチェク(1860-1945):
  喜劇的序曲
  シャミッソーの詩による主題と変奏曲/
  “コル・ニドライ”交響変奏曲
ボーナス・トラック
  レズニチェク自作自演:
    喜劇的序曲/
    歌劇“ドンナ・ディアナ”序曲
ミハイル・ユロフスキ(指揮)
ケルンWDR 交響楽団

 CPO レーベルで系統的にリリースされているレズニチェクの作品集。底抜けに明るい歌劇“ドンナ・ディアナ”序曲のみで、かろうじてその存在が知られていたため「保守的な作風」の作曲家として認知されているレズニチェクですが、ここに収録された作品を改めて聴いてみれば、その評価はもしかしたら間違いであったのではないか?と考えさせられるほどシニカルで多様な音楽を書いていた人だったことがわかるでしょう。
 名指揮者ユロフスキの見事な演奏も注目。
 ボーナス・トラックには作曲家自身の演奏も収録されています。

777637
\2700→\2490
エミール・ニコラウス・フォン・レズニチェク(1860-1945):交響曲 第3番&第4番
 1-4.交響曲 第3番 ニ長調「古風な様式で」/
 5-8.交響曲 第4番 ヘ短調
ロベルト・シューマン・フィルハーモニー管弦楽団/
フランク・ベールマン(指揮)
録音 2010年9月6-10日 ケムニッツ

 cpoレーベルの隠れた人気シリーズ、レズニチェク(1860-1945)の交響曲全集もこれで完結。
 レズニチェクはもともとチェコの貴族の血を引く良家の出身で、法学と音楽を学び、指揮者として活動し、1886年から1894年まではプラハの楽長も務めたほどの才人です。第三帝国の時代には高い名声を得て、またヒトラーからも擁護され、その作品は数多くの楽団、指揮者によって演奏されました。
 個人的にはリヒャルト・シュトラウスとも友人関係を築いていましたが、作品的にはシュトラウスを超えることはなかったようで、新古典派、ロマン派、表現主義など、その時代のあらゆる流派を取り入れ、なおかつそこに皮肉っぽさを加えた彼の作品は、結局のところほとんどが忘れ去られて現在に至っています。
 第3番の交響曲は、その前の第2番の完成から14年を経て作曲されましたが、第3番の表題に見られるように、若干時代を遡った感もあり、却って魅力的な音楽となっているところが面白いものです。





歌劇「ドンナ・ディアナ」 序曲を楽しみたいならこのアルバムも!

BERLIN CLASSICS
0185772BC
\1800

名オペラ序曲集
 歌劇「ドンナ・ディアナ」 序曲は・・・ケーゲル!

オットー・ニコライ:歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲 シュターツカペレ・ベルリン
ベルンハルト・クレー (指揮)
ベドジフ・スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲
エンゲルベルト・フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとクレーテル」 序曲
シュターツカペレ・ドレスデン
オトマール・スイトナー(指揮)
リヒャルト・ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」 序曲 シュターツカペレ・ベルリン
フランツ・コンヴィチュニー (指揮)
ジュゼッペ・ヴェルディ:歌劇「椿姫」 - 第3幕 前奏曲 シュターツカペレ・ドレスデン
ジュゼッペ・パターネ (指揮)
エミール・ニコラウス・フォン・レズニチェク:歌劇「ドンナ・ディアナ」 序曲 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
フランツ・フォン・スッペ:歌劇「詩人と農夫」 序曲
              喜歌劇「軽騎兵」 序曲
シュターツカペレ・ドレスデン
オトマール・スイトナー (指揮)
ヨハン・シュトラウスII世:歌劇「こうもり」 第1幕 序曲 バンベルク交響楽団
マンフレッド・ホーネック (指揮)

 これでもかとオペラの素敵な序曲や前奏曲を集めたアルバム。寄せ集めと言われたら寄せ集めなんだけど、こんな豪華な寄せ集めなら文句ない。
 冒頭のクレーの「ウィンザー」からもう幸福度100%全開。その後登場する指揮者もスイトナー、コンヴィチュニー、パターネ、ちょっと若いがホーネックと大家ぞろい。そして曲もごらんのとおりの娯楽度100%選曲。
 その中で唯一知名度が落ちるのがレズニチェクの歌劇「ドンナ・ディアナ」 序曲だが、これももちろん痛快極まりない名曲。そしてこの曲の指揮が・・・ケーゲルときたら、もうこれはグウの音も出ない。
 本気でお勧めします。


 
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777965
\2700→\2490
ナチスと共に歴史から消えたドイツの天才
 パウル・グレーナー(1872-1944):協奏曲集

 1.チェロ協奏曲 イ短調 Op.78
 2.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.104
 3.フルート協奏曲 Op.116
ウラジミール・シンケヴィチ(チェロ)…1
ヘンリー・ラウダレス(ヴァイオリン)…2
クリスティアーネ・ドーン(フルート)…3
ウルフ・シルマー(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団

 ベルリン生まれの作曲家パウル・グレーナー。彼の音楽はドイツ風でありながら、フランス印象派からの影響も強く受けており、同時代のドイツの作曲家とは作風を異にしています。
 このアルバムには円熟期から晩年にかけて作曲された3曲の協奏曲が収録されており、グレーナーの独特の作風を楽しむことができます。
 1927年に初演されたチェロ協奏曲は、チェロが良く歌う美しいアダージョ楽章が当時の批評家に絶賛されました。
 新古典主義の様式で書かれたヴァイオリン協奏曲、グレーナー最後の作品となったフルート協奏曲は、第二次世界大戦中に爆撃されたベルリンの痛ましい情景が反映されています。

  録音 2014年4月28-30日,5月2日、バイエルン放送




CPO グレーナー作品集


777447-2
\2700→\2490
パウル・グレーナー:管弦楽作品集第1集
 1.コメディエッタ Op.82/
 2.ロシア民謡による変奏曲Op.55/
 3.夕べの音楽Op.44/
 4.短い交響曲Op.96
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団/
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指揮)
 作曲家グレーナー(1872-1944)は、幼い頃からボーイソプラノとして聖歌隊で活躍、その才能を認められ、音楽院で学んだ後は、数々の土地で楽長を務め、1898年から1906年まではロンドン王立ヘイマーケット劇場の音楽監督に就任します。1911年からはザルツブルク・モーツァルテウムの院長も務め、フリーランスの作曲家として作品も発表するようになります。しかし、1944年にベルリンの自宅が爆撃されたことで、全ての自筆譜が消失してしまい、失意のうちに各地を転々とし、ザルツブルクで生涯を閉じました。彼はナチスに傾倒していたことでも知られ、どうしてもその作品が敬遠される傾向にありますが、音楽は注目に値するものです。既発のピアノ三重奏曲(777599-2)も秘かな人気を誇っています。



777679
\2700→\2490
パウル・グレーナー:管弦楽作品集 第2集
 1.交響曲 ニ短調「鍛冶屋シュメルツ」Op.39/
 2.組曲「牧羊神の王国から」Op.22/
 3.「騎士オイゲン公」による変奏曲 Op.108
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団/
ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指揮)
 ドイツの作曲家グレーナー(1872-1944)。彼は苦難の生涯を送り、また数多くの作品を残したにも拘わらず現在ではほとんど忘れられてしまっています。その理由の一つに、彼がナチスへ加担したことが挙げられるでしょう。作品のいくつかはナチスのプロパガンダのために使われ、また自身もナチス体制から数々の名誉を受けたこと。これらが終戦後に彼の名誉を却って貶めてしまったことは間違いありません。とはいうものの、音楽自体の価値が変わるはずもなく、最近ようやくその全貌が見え始めたと言っても間違いありません。
 このアルバムに収録されている曲のうち、交響曲ニ短調は、8歳で亡くなった彼の長男の思い出のために書かれた作品で、悲劇的な激しさを有した堂々たる音楽です。ドビュッシーを思わせる「牧羊神の王国から」も注目作です。


777697
\2700→\2490
パウル・グレーナー:ピアノ協奏曲 他
 1.ピアノ協奏曲 Op.72/
 2.弦楽とハープのためのシンフォニエッタ Op.27/
 3.3つのスウェーデンの舞曲 Op.98/
 4.ディヴェルティメント Op.67
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)/
ウタ・ユングヴィルス(ハープ…2)/
ミュンヘン放送交響楽団/
ウルフ・シルマー(指揮)

 ベルリンの職人の家に生まれたグレーナーは、他の優れた作曲家たちと同じく幼い頃から楽才を発揮、長じてからは、ドイツの各地で楽長として活躍後、ロンドン王立ヘイマーケット劇場の音楽監督に就任し、同時に英国王立音楽院で教えるなど、多彩な活躍をしました。勤勉な生活を送っていましたが、1920年代の終わりから国家社会主義党に入会し、いくつかの作品はナチス・ドイツのプロパガンダとして使われ、また1933年には国家社会主義ドイツ労働者党に入党することで、ナチスから数多くの便宜を図られることとなります。しかし、1944年に自宅が爆撃に遭い、全ての自筆譜は失われてしまったのです。
 そのような理由により、彼の作品についての評価は現在でも定まってはいませんが、いくつかの作品を聴いてみれば、彼の真の才能を感じることができるのではないでしょうか。



グレーナー、密かに売れてるピアノ・トリオ

暗くてカッコいい・・・
Paul Graener: Works for Piano Trio
777599-2
\2100→\1990
グレーナー(1872-1944):ピアノ三重奏曲集
 1.ピアノ三重奏曲「組曲」 Op.19/
 2.室内楽の詩曲 Op.20/3.ピアノ三重奏曲 Op.61/
 4.ピアノ三重奏とバリトンのための「テオドール・シュトルムの調べ」
ハイペリオン三重奏団/
アルブレヒト・ペール(バリトン)

 ベルリンで生まれ、幼少から美しいボーイソプラノを生かして聖歌隊で活躍、その後音楽院で作曲を学んだグレーナーのピアノ三重奏曲集です。ドイツだけでなく、ロンドンのヘイマーケット劇場の音楽監督や、英国王立音楽院でも教鞭を執り多くの学生に影響を与えました。戦時中ナチスとの関わりが深かったため、立場的にも音楽的にも、色々な憶測を醸しましたが、結局のところ没した後は、作品もほとんど演奏されることなく、ほとんど忘れ去られてしまった作曲家と言えそうです。そんな彼の作品は、当時の風潮をしっかり反映した後期ロマン派色の強いもので、この時代の音楽を好む人ならば文句なしに好きになれそうです。




STERLINGからはこんな1枚も
ナチスと共に歴史から消えたドイツの天才
パウル・グレーナー/管弦楽作品集

 パウル・グレーナー(1872−1944)は、モーツァルテウム音楽院の院長、新ウィーン音楽院の作曲科講師を務め、ライプツィヒ音楽院にはレーガーの後任として作曲科教授に招聘されるなど、ドイツ語圏の音楽教育に大きな功績を遺した作曲家。
 後期ドイツ・ロマン派の伝統を受け継ぎながらも、ナチスへの傾倒の影響、1944年の爆撃による楽譜の消失によって現在では完全に"忘れられた存在"となってしまったグレーナー。
 ソレーン&アルテンブルク=ゲラ・フィルによって、グレーナーの音楽が不遇の過去と決別の時を迎えます。


STERLING
CDS 1090-2
\2900
グレーナー:
 ウィーン交響曲Op.110/
 フルートと室内オーケストラのための組曲《サンスーシ宮殿のフルート》*/
 鐘楼守りの歌Op.107/フルート協奏曲Op.116**
アンドレアス・ヌープ(フルート)*
コルネリア・グローマン(フルート)**
エリク・ソレーン(指揮)
アルテンブルク=ゲラ・フィルハーモニー管弦楽団
※録音:2009年3月16日−19日、ゲラ市立歌劇場コンサートホール(ドイツ)





  
  

555200
\2700
ジョヴァンニ・アルベルト・リストーリ(1692-1753):宗教的作品集
 1.ミサ曲 ハ長調
 2.聖ザヴィエルのリタニー
 3.ミゼレーレ ハ短調
ハイディ・マリア・タウベルト(ソプラノ
)ダヴィッド・エルラー(アルト)
アンドレアス・ポスト(テノール)
コルネリウス・ウーレ(バリトン)
マティアス・ユング(指揮)
ザクセン声楽アンサンブル
バツドルファー・ホーフカペレ

 イタリアで王に仕える役者を父として生まれたリストーリ。父の赴任先となったザクセンに移住し、作曲家、オルガニストとして才能を伸ばしました。
 1746年にはドレスデンの教会音楽家となり、ロシアでも活躍しましたが、残念なことにその名声はあまり広まることがありませんでした。
 その上、ザクセンの宮廷に保存されていた彼の手稿のほとんどは第二次世界大戦中に散逸してしまったのも、彼の作品が忘れられてしまった一因です。
 しかし、幸いなことにかなりの数の写譜が残されており、現在でも彼の作品が演奏される機会は少なからずあります。
 このアルバムでは3曲の宗教曲が収録されており、控え目ながらも美しい音楽は、18世紀ドレスデンの教会の壮麗な式典を想起させます。
  録音 2017年1月19-22日、Radeberger Kirche
 
  

777706
(3SACD Hybrid)
\5600
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
 オルガン交響曲 第5.6.8-10番

【SACD1】
 1.オルガン交響曲 第5番 ヘ短調 Op.42-1
 2.オルガン交響曲 第9番 ハ短調 OP.70「ゴシック」
【SACD2】
 1.オルガン交響曲 第6番 ト短調 Op.42-2
 2.オルガン交響曲 第10番 ニ長調 Op.73「ローマ風」
【SACD3】
 1.オルガン交響曲 第8番 ロ長調 Op.42-4
クリスティアン・シュミット
 (カヴァイエ・コル・オルガン…ルーアン、サントゥアン教会)

 フランス屈指のオルガン製作者アリスティド・カヴァイエ=コルが1890年にルーアンのサントゥーアン教会に建立したオルガンを用いて録音されたヴィドールのオルガン交響曲全集。
 ヴィドールはフランスを代表するオルガン奏者、作曲家の一人で、彼の父親もリヨンの教会オルガニストを務めるなど、幼いころからオルガンを熟知した人。25歳の若さで、カヴァイエ=コルの推薦によりサン・シュルピス教会の終身オルガニストに就任し、64年間この職を全うし、数多くのオルガン作品を残しました。
 彼の代表作「オルガン交響曲」は管弦楽を使わずに、シンフォニックな響きを創り出すという曲であり、クリスティアン・シュミットは2012年と2014年に渡って歴史的な価値を持つ楽器の性能を存分に引き出しながら5曲を演奏。
 高音質の録音はオルガンの壮麗な響きを余すことなく捉えています。
  録音2012年10月2-4日…第5番、第6番、第9番 2014年10月27-29日…第8番、第10番
 













1/8(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

SOMM


ARIADNE5002
\2300
バーンスタイン(1918-1990):ブロードウェイからハリウッドまで
 1.歌劇《キャンディード》序曲
 2.交響組曲「波止場」
 3.バレエ「ファンシー・フリー」
 4.交響舞曲「ウェスト・サイド・ストーリー」
 ダンス・エピソード「オン・ザ・タウン」
  5.ロンリー・タウン
  6.グレート・ラヴァー
イアイン・サザーランド(指揮)
ハノーヴァー・フィルハーモニー管弦楽団

 SOMMレーベルは2018年のバーンスタイン生誕100年を記念し、1993年、ハノーヴァー・フィルハーモニーによるのライヴ録音(未発表音源)をリリースします。
 このコンサートでは、「キャンディード」や「ウェスト・サイド・ストーリー」などブロードウェイを魅了したバーンスタインの5つの名作から選ばれた曲が演奏されており、イアイン・サザーランドの指揮は躍動的、かつ刺激的。作品の魅力を存分に引き出しています。
 イギリスの名プロデューサー、マシュー・ウォーカーによる詳細な作品紹介(ブックレット…英語のみ)が付属しています。

  録音 1993年 ライヴ NDR Radiophilharmonie, Hanover
 
 

SOMMCD0186
\2400
ペルト&J.S.バッハ:ピアノ作品集
 1.ペルト(1935-):アンナ・マリアのために(2006)
 2-16.J.S.バッハ(1685-1750):2声のインヴェンション BWV772-786
 17.アリーナのために(1976)
 18-32.3声のインヴェンション(シンフォニア) BWV787-801
 33.ペルト:アリヌシュカの癒しによる変奏曲(1977)
 34.J.S.バッハ:前奏曲 ハ長調 BWV924
コーデリア・ウィリアムズ(ピアノ)
 
 J.S.バッハとアルヴォ・ペルト。250年の時を違えて生まれた2人の作品から共通項を見出すのは、イギリスの女性ピアニスト、コーデリア・ウィリアムズです。
 「ティンティナブリ(鐘)様式」で知られるペルトは、限りなく切り詰めた音で構成された静謐な作品を書くことで知られており、このアルバムの冒頭に置かれた「アンナ・マリアのために」はまるで小さな子供のおけいこ用の練習曲を思わせるかわいらしい分散和音のみで書かれた作品。そのままバッハのインヴェンションやシンフォニアに移行しても全く違和感がありません。
 「アリーナのために」も同じように音の少ない静かな作品。「アリヌシュカの癒しに基づく変奏曲」ではこだまのように音と音が対話を繰り広げます。最後はバッハの小さな前奏曲で締めくくられます。
  録音 2018年1月13-14日 Turner Sims,Southampiom
  
 

SOMMCD272
\2400
パリー(1848-1918):英語詩による歌曲集 第3集
 1.My heart is like a singing bird 私の心は歌う小鳥のように
 2.The Blackbird 黒鳥
 3.If I might ride on puissant wing 私がポザッサンの翼に乗るのなら
 4.A moment of farewell 告別の時
 5.The sound of hidden music 隠された音楽の響き
 6.Through the Ivory Gate 象牙の門を通って
 7.Nightfall in Winter 冬の夜明け
 8.Sleep 眠り
 9.When the dew is falling 露が落ちるとき
 10.Thine eyes still shined for me わが瞳は輝いていた
 11.When lovers meet again 恋人に再び会ったとき
 12.A Lover's garland 恋人たちの花輪
 13.The Faithful Lover 真実の愛
 14.A stray nymph of Dian ダイアンの飛び回る妖精
 15.A girl to her glass
 16.When the Sun's Great Orb 太陽の偉大なオーブ
 17.One golden thread 金の糸
 18.Whence 深淵
 19.At the hour the long day ends 長い一日の終わりの時
 20.Looking backward 過去を振り返る
 21.She is my love beyond all thought 彼女はすべてを超えた私の愛
 22.From a city window 街の窓から
 23.The Spirit of the Spring 春の精霊
 24.The child and the twilight 子供と夕暮れ
 25.Grapes 葡萄
サラ・フォックス(ソプラノ)…1.4.5.9.10.11.14.15.16.22.24
ロードリック・ウィリアムズ (バリトン)…2.3.6.7.8.12.13.17-21.23.25
アンドリュー・ウェスト(ピアノ)
 
 合唱作品「イェルサレム」で知られる英国20世紀初頭の作曲家パリー。このアルバムは「英国抒情歌曲集」シリーズの第3集であり、12巻で構成された歌曲集の追尾を飾るものです。
 どの曲もパリーが大切にしている詩が用いられており、その時の気分によって明るい曲、暗い曲と書き分けられています。
 同時代のドイツ、フランス歌曲とはまた違う郷愁を含んだ繊細な曲調は、日本人の感性にも寄り添うことでしょう。流麗なピアノ・パートも聴きどころです。
  録音 2016年4月8日,2017年4月19-21日 Turner Sims, University of Southampton
 
 

SOMMCD0187
\2400
思い出に
イギリスの合唱作品集

 1.アイアランド(1879-1962):至上の愛
 2.パリー(1848-1918):イェルサレム
 3.ゲスト(1916-1966):For the Fallen
 4.エルガー(1857-1934):彼ら安息の地に
 5.チャールズ.K.ハリス(1867-1930):おお、勇ましい心
 6.パリー:告別の歌-第4曲「There is an old belief」
 7.ホルスト(1874-1934):祖国よ、われは汝に誓う
 8.スタンフォード(1852-1924):3つのラテン語のモテット Op.38
    -第1曲「Justorum animae 正しき人の魂は」
 9.ホルスト:死への頌歌 Op.38
 10-16.フォーレ(1845-1924):レクイエム Op.48(I.ファリントン編)
 17.ヴェナブルス(1955-):レクイエム・エテルナム
ケイティ・ヒル(ソプラノ)…1.10-16
リア・ジャクソン(ソプラノ)…1
ギャレス・ブリンモア・ジョン(バリトン)…1.10-16
ジェームズ・オーフォード(オルガン)…1.10-16
ヒュー・ローランズ(オルガン)…1.2.5.7.9.10-16.17
チェルシー・ペンショナーズ(合唱団)…1.2.5.7

ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団
ウィリアム・ヴァン(指揮)

 「思い出に」と題された美しいイギリスの合唱作品集。第一次世界大戦終結100周年と第二次世界大戦開始80周年を記念し、戦いに敗れた人々に敬意を表して2018年に制作された1枚です。
 「安息」「魂」などの言葉をキーワードに作曲年代として130年に及ぶ作品が収録されており、どの曲も慈愛溢れる演奏で死者の心だけでなく、今を生きる人の心をも慰めてくれます。
 イギリスの合唱曲らしくオルガン伴奏が荘厳な雰囲気をかもしだしており、まるで教会の中でそのまま聴いているような臨場感も素晴らしいアルバムです。
  録音 2018年1月13-14日 Temple Church, London, UK
  プロモーション動画  https://youtu.be/-Ba7qwlt_lk
 
 

SOMMCD0189
\2400
THE DARKEST MIDNIGHT
冬とクリスマスの歌集

 1.伝承曲:Don oiche ud i mBeithil(S.ヴァンゴ編)…世界初録音
 2.伝承曲:マリアはいばらの道を通って(P.ローソン編)
…世界初録音
 3.15世紀英国民謡:Nowell, tidings true there be come new
 4.伝承曲:O Jesulein zart(V.ブルックナー編)
 5.タヴナー(1944-2013):A Nativity
 6.ウクライナ民謡:キャロル・オブ・ザ・ベル(E.ドルリー編)
…世界初録音
 7.ウェダーバム兄弟/ヴァンゴ:バルラロウ
…世界初録音
 8.ジョニ・ミッチェル:The River(J.クレメンツ編)
 9.ラヴェル(1875-1937):子供と魔法-Toi, le coeur de la rose(C.ゴットヴァルド編)
 10.13世紀:Angelus ad Virginem
 11.作者不詳:Sancta Mater Graciae/Dou way Robin
 12.作者不詳:Gaudete(S.ヴァンゴ編)
…世界初録音
 13.アイルランド民謡:The Darkest Midnight 夜明け前の真夜中(D.Muirithe編)
 14.クィンノールト/ターネイ(1970-):The Waiting Sky
…世界初録音
 15.ノルウェイ民謡/クローン(1960-):幼子
 16.伝承曲:In dulci Jubilo(M.クロトン編)
 17.ドイツ民謡:Es ist ein Ros entsprungen
  (M.プレトニウス/S.テナント=フラワーズ編)
…世界初録音
 18.マクドナルド(1966-):When the Earth Stands Still
 19.マクドナルド:フュージョン
パパゲーナ(ヴォーカル・アンサンブル)
エリザベス・ドルリー(ソプラノ)
アビー・テンプル(ソプラノ)
スッジー・ヴァンゴ(ソプラノ)
スージー・プルキス(アルト)
サラ・テナント=フラワーズ(アルト)

 AMAZON UKのデジタル・チャートで第1位を獲得したクリスマス・アルバム。
 ヴォーカル・アンサンブル「パパゲーナ」は女声5人で結成されており、曲によっては各々のメンバー自身がユニークなアレンジを加えているため、ほとんどが世界初録音となります。
 賑やかな歌だけでなく、アイルランドやスコットランドの魅力的な子守歌や、ノルウェーやドイツ、時にはラヴェルの「子供と魔法」からの曲など選曲はバラエティに富み、聴き手の耳をひきつけます。英国では“女声のヒリアード・アンサンブル”と称される「パパゲーナ」の美しいハーモニーを心行くまでお楽しみください。
 録音 2018年4月14-15日 Challow Park Studios, Wantage on April
 
 


SOMMCD271
(2CD)
\3800
エルガー:管弦楽伴奏歌曲集
【CD1】
 連作歌曲集 Op.59
  1.O soft was the song
  2. Was it some golden star?
  3.Twilight
  4.The Wind at Dawn
  5.The Pipes of Pan
 6.トーチ Op.60-1
 7.河 Op.60-2
 8.弁解 Op.48
 9.Follow the Colours
 10.王の道(声楽と管弦楽版)
 11-13.劇音楽「グラーニアとディアーミッド」Op.42
  録音 2017年3月21-23日 Watford Colosseum, Watford, UK
ヘンク・ネヴェン(バス)…9/
ナタリー・デ・モントモリン(ソプラノ)…11-13
バリー・コレット(ピアノ)…11-13
BBCコンサート・オーケストラ/
バリー・ワーズワース(指揮)
【CD2】
 1.ダマスクローズが如く
 2.羊飼いの歌 Op.16-1
 3.Dry those fair, those crystal eyes
 4.粉ひき(冬)
 5.Muleteers' Song
 6.As I laye a-thynkynge
 7.メアリー女王の歌
 8.トーチ Op.60-1
 9.河 Op.60-2
 10.夜明けに Op.41-1
 11.語り、音楽 Op.41-2
  録音 2016年11月27日 Turner Sims, Southampton, UK
ナタリー・デ・モントモリン(ソプラノ)/
バリー・コレット(ピアノ)

 このエルガーの2枚の歌曲集にはあまり耳にすることのない、しかしまさに英国の至宝とも言える美しい作品が詰まっています。
 CD1にはオーケストラ伴奏による歌曲の数々を収録、静かな郷愁に満たされたOp.59の連作歌曲集、「威風堂々第4番」の旋律を用いた「王の道」、バリトンで歌われる勇壮な「Follow the Colours」などエルガーの愛国精神が示された曲、古代アイルランドの神話の中の愛の物語を題材にした劇音楽「グラーニアとディアーミッド」などを聴くことができます。
 CD2はピアノ伴奏による歌曲集。「河」や「トーチ」は管弦楽版との聴き比べも楽しめます。ソプラノのモントモリンの美しい声が耳に残ります。
 
 


ARIADNE5001
\2400
キャロル・ファーリー(ソプラノ)&ホセ・セレブリエール(指揮)
 グリーグ(1843-1907):歌曲集

 1.ソルヴェイグのゆりかごの歌
 2.吟遊詩人 Op.25-1
 3.白鳥 Op.25-3
 4.小句集 Op.25-3
 5.睡蓮とともに Op.25-4
 6.亡き人 Op.25-5
 7.鳥の歌 Op.25-6
 8.山の精にとらわれた人 Op.32
 9.まぼろし Op.33-6
 10.モンテ・ピンチョより Op.39-1
 11.挨拶 Op.48-1
 12.いつの日か、わが思いは Op.48-2
 13.世のなりゆき Op.48-3
 14.沈黙したナイチンゲール Op.48-4
 15.青春時代に Op.48-5
 16.夢 Op.48-6
 17.ノルウェーへ(祖国に寄す) Op.58-2
 18.王女 EG133
 19.小さなヒルステン Op.60-1
 20.母の悲歌 Op.60-2
 21.水の上で待ちながら Op.60-3
 22.鳥の嘆き Op.60-4
 23.エロス Op.70-1
キャロル・ファーリー(ソプラノ)
ホセ・セレブリエール(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
フィルハーモニア管弦楽団…1.3.

 アメリカのソプラノ歌手キャロル・ファーリーが歌うグリーグの歌曲集。メトロポリタン歌劇場で活躍し、現代作品を得意とするファーリーは、指揮者セレブリエールの妻でもあり、2人は協力して現代作品の演奏を行っていることで知られます。
 ここではセレブリエールが伴奏部を色彩豊かなオーケストラ版に編曲、息のあった演奏を繰り広げています。1990年代に発売されていたアルバムの復刻盤。
 録音 1997年7月3.29日、11月28日、1998年1月24日 Henry Wood Hall and  St. Jude’s Church, London
 

SOMMCD203
\2400
〔旧譜〕
ハイドン(1732-1809):
 オラトリオ「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」Hob.XX:2

  1.序曲1:Maestoso ed adagio
  2.第1ソナタ「父よ!彼らの罪を赦したまえ」
  3.第2ソナタ「おまえは今日、私と共に楽園にいる」
  4.第3ソナタ「女性よ、これがあなたの息子です」
  5.第4ソナタ「わが神よ!何故私を見捨てたのですか?」
  6.序曲2:Largo e Cantabile
  7.第5ソナタ「渇く!」
  8.第6ソナタ「果たされた!」
  9.第7ソナタ「父よ!あなたの手に私の霊を委ねます」
  10.地震
モスクワ交響楽団
 
 ピアノ版、弦楽四重奏版、管弦楽版など様々な形態が知られるハイドンの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」。
 このアルバムでは最も編成の大きな管弦楽と独唱、合唱による演奏を聴くことができます。要所要所で用いられるティンパニやトランペットの鋭い響き、オーケストラの強烈な色彩は作品の持つ劇的な性格を強調しています。
 ロシアの合唱団の力強いハーモニーは本当に大地を揺るがすが如くのパワーを備えています。
 
 


SOMMCD226
\2400
〔旧譜〕
エマ・カークビー(ソプラノ)
ヘンデル(1685-1759):特別な機会のための作品集

 1-7.7つのフランス語歌曲 HWV155
 8-9.2つの異なる言語の歌
 10.Der Mund spricht zwar gezwungen Nein
  へつらう舌よ、もうおまえの言うことは
 11.カンタータ「決して心変わりしない」HWV140−
  アリア「Dicente mis ojos 私の目を」
 12.陰なす柳の下で−夢
 13.美しいクローリ
 14.喜びの希望を持ち HWV228-7
 15.おお、残酷で横暴なる愛よ!HWV228-14
 16.メヌエット ト長調 HWV530
 17.メヌエット ト短調 HWV543
 18.コリンの不平への回答 HWV228-23
 19.貧しい羊飼いHWV228-2
 20.メヌエット ニ長調 HWV506
 21.メヌエット イ長調 HWV15-7
 22.ええ、私は恋におちる HWV228-24
 23.不幸せな恋人たち HWV228-1
 24.私のおじは言う HWV228-15
 25.憂鬱なニンフ HWV228-19
 26.愛らしい青春 HWV228-11
 27.愛ははかない思いに過ぎず HWV218
 28.朝はすばらしく(狩りの歌) HWV226
 29.雄々しく立て、勇気ある若者たちよ  HWV28-18
 30.行進曲 ト長調 HWV418
 31.奔流の反乱から

全て世界初録音
エマ・カークビー(ソプラノ)
…1-11.14.18.19.23.25-27
チャールズ・ダニエルズ(テノール)
…1-7.12-13.15.22.24.28.29.31
ウィリアム・ソープ(ヴァイオリン)
…16.17.20.21.30
キャスリーン・シャーマン(チェロ)
デイヴィッド・ミラー
 (テオルボ&アーチリュート)
ポール・ニコルソン(チェンバロ)

 1707年から1740年に書かれたヘンデルの秘曲を集めた1枚。各々の曲はどれも様々な用途があって作曲されましたが、基本的には「使い捨て」であったり、音楽劇のための歌であったりと、一度上演されれば、以降再演されることもなく眠っているものがほとんど。
 このアルバムに収録されている歌曲も全て世界初録音。とても貴重な1枚です。エマ・カークビーやチャールズ・ダニエルといった名手たちによる軽やかな歌声でお楽しみいただけます。
  録音 2000年1月13-14日、7月20日
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


SOMM



SOMMBCHM26
(3CD)
\5500
ベルリオーズ(1803-1869):歌劇《トロイ人》
【CD1】
 1-11.第1幕
 12-15.第2幕
【CD2】
 1-13.第3幕
 14-19.第4幕
【CD3】
 1-3.第4幕(続き)
 4-18.第5幕
 19.拍手
デニス・ダウリング(バリトン)
マリサ・フェレル(ソプラノ)
チャールズ・ガンボン(ヴォーカル)
ジャン・ジロードー(テノール)
コリン・カニンガム(ソプラノ) 他
トーマス・ビーチャム(指揮)
BBC劇場合唱団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

 珍しい作品を好むビーチャムのレパートリーの中でも最も貴重、かつ長大な作品の一つであるベルリオーズの《トロイ人》。
 ソリストをフランス系のキャストで固めた本格的な演奏(オーケストラと合唱はイギリス)は、演奏当時も大きな話題を呼びました。
 録音は1947年で古めではありますが、歌とオーケストラの音色は鮮明です。第3幕のディドを讃える壮大な合唱が聴きどころ。
  録音:1947年6月3.6日,1947年7月2.4日 BBC Maida Vale Studios, Delaware Road, Maida Vale, London, England, United Kingdom
 


<メジャー・レーベル>
.

DG



4836484
(50CD)
\18000→\16990
《小澤征爾〜ドイツ・グラモフォン録音全集》
《CD 1》
 1) チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』、
 2) プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲(抜粋)、
 3) ベルリオーズ:ロメオとジュリエット
  【録音】1972年 /
《CD 2》
 1) ルッソ:ブルース・バンドとシンフォニー・オーケストラのための3つの小品、
 2) バーンスタイン:『ウェスト・サイド・ストーリー』より「シンフォニック・ダンス」
  【録音】1972年 /
《CD 3》
 ベルリオーズ:幻想交響曲 【録音】1973年 /
《CD 4-5》
 ベルリオーズ:ファウストの劫罰
  【演奏】スチュアート・バロウズ(テノール)、
  ドナルド・マッキンタイア(バリトン)、トマス・ポール(バス)、タングルウッド祝祭合唱団
   【録音】1973年 /
《CD 6》
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
  【演奏】クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
  【録音】1973年 /
《CD 7》
 1) バルトーク:『中国の不思議な役人』組曲、
 アイヴズ:2) 交響曲第4番、3) 宵闇のセントラル・パーク
  【録音】1975年(1)、1976年(2, 3)/
《CD 8》
 ラヴェル:
  1) ボレロ、2) 『鏡』より「海原の小舟」、3) 古風なメヌエット、
  4) 道化師の朝の歌、5) 亡き王女のためのパヴァーヌ、6) ラ・ヴァルス
  【録音】1974年(1, 3-6)、1975年(2)/
《CD 9》
 ラヴェル:1) クープランの墓、2) マ・メール・ロワ、3) スペイン狂詩曲 【録音】1974年 /
《CD 10》
 ラヴェル:1) ダフニスとクロエ、2) 高雅で感傷的なワルツ 【録音】1974年(1)、1975年(2)/
《CD 11》
 1) ブラームス:交響曲第2番、
 2) ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』序曲、
 3) パガニーニ:常動曲
  【録音】1975年(1)、1976年(2)、1978年(3)/
《CD 12-13》ベルリオーズ:ロメオとジュリエット
 【演奏】ユリア・ハマリ(アルト)、ジャン・デュプイ(テノール)、
 ニュー・イングランド音楽院合唱団
  【録音】1975年 /
《CD 14》
 1) ルッソ:ストリート・ミュージック、
 2) ガーシュウィン:パリのアメリカ人
  【演奏】コーキー・シーゲル(ハーモニカ)(1)【録音】1976年 /
《CD 15》
 1) グラズノフ:吟遊詩人の歌、
 2) ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番、
 3) デ・ファリャ:三角帽子
  【演奏】ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)(1, 2)、
  テレサ・ベルガンサ(メッゾ・ソプラノ)(3)
  【録音】1975年(1, 2)、1976年(3)/
《CD 16》
 1) リムスキー=コルサコフ:シェエラザード、
 2) バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
  【演奏】ジョセフ・シルヴァースタイン(ヴァイオリン)(1)
  【録音】1976年(2)、1977年(1)/
《CD 17》
 チャイコフスキー:交響曲第5番 【録音】1977年 /
《CD 18》
 モーツァルト:1) クラリネット協奏曲K.622、2) ファゴット協奏曲K.191、
 武満徹:3) カトレーン、4) 鳥は星形の庭に降りる
  【演奏】ハロルド・ライト(クラリネット)(1)、シャーマン・ウォルト(ファゴット)(2)
  【録音】1977年(3)、1978年(1, 2, 4)/
《CD 19》
 ブラームス:交響曲第1番 【録音】1977年 /
《CD 20》
 レスピーギ:1) ローマの松、2) ローマの祭り、3) ローマの噴水 【録音】1977年 /
《CD 21》
 マーラー:交響曲第1番 【録音】1977年 /
《CD 22》
 1) ベルグ:ヴァイオリン協奏曲『ある天使の思い出』、
 2) ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ調
  【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)【録音】1978年 /
《CD 23》
 レスピーギ:古風な舞曲とアリア(第1−3組曲)【録音】1978年 /
《CD 24-25》
 チャイコフスキー:白鳥の湖 【録音】1978年 /
《CD 26-27》オッフェンバック:ホフマン物語
 【演奏】プラシド・ドミンゴ(テノール)、
 エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)、フランス放送合唱団 他 【録音】1986年 /
《CD 28-29》
 プロコフィエフ:ロメオとジュリエット 【録音】1986年 /
《CD 30》
 フォーレ:
  1) ペレアスとメリザンド、2) 夢のあとに、
  3) パヴァーヌ、4) エレジー、5) 『ドリー』組曲
【演奏】
 ロレイン・ハント・リーバーソン(ソプラノ)(1)、
 ジュールズ・エスキン(チェロ)(2, 4)、タングルウッド祝祭合唱団(3)
  【録音】1986年 /
《CD 31》
 1) シャブリエ:スペイン、
 2) グノー:ファウスト、
 3) トーマス:ミニョン、
 4) オッフェンバック:パリの喜び
  【録音】1986年(1, 2)、1987年(3, 4) /
《CD 32》
 リスト:ピアノ協奏曲1) 第1番、2) 第2番、3) 死の舞踏
  【演奏】クリスティアン・ツィメルマン(ピアノ)
  【録音】1987年 /
《CD 33》
 プーランク:1) グローリア、2) スターバト・マーテル
  【演奏】キャスリーン・バトル(ソプラノ)、タングルウッド祝祭合唱団 【録音】1987年 /
《CD 34》
 チャイコフスキー:1) 交響曲第4番、2) イタリア奇想曲
  【録音】1988年 /
《CD 35》
 チャイコフスキー:1) 交響曲第5番、2) 大序曲『1812年』
  【録音】1989年(1)、1992年(2)/
《CD 36》
 バルトーク:1) ヴィオラ協奏曲、2) 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
  【演奏】ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ)
  【録音】1989年(1)、1992年(2)/
《CD 37》
 プロコフィエフ:交響曲1) 第1番『古典』、2) 第6番
  【録音】1989年(1)、1991年(2)/
《CD 38》
 プロコフィエフ:交響曲1) 第2番、2) 第7番 【録音】1989年(2)、1990年(1)/
《CD 39》
 プロコフィエフ:交響曲1) 第3番、2) 第4番 【録音】1992年 /
《CD 40》
 プロコフィエフ:交響曲1) 第5番、2) 交響組曲『キージェ中尉』
  【録音】1990年 /
《CD 41》
 オネゲル:1) 火刑台上のジャンヌ・ダルク、2) 交響曲第3番
  【演奏】マルト・ケラー(語り手)、
  ジョルジュ・ウィルソン(語り手)、フランス放送合唱団
  【録音】1989年 /
《CD 42-43》
 チャイコフスキー:1) くるみ割り人形、2) 『眠りの森の美女』組曲
  【録音】1990年 /
《CD 44》
 1) バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番、2) モレ:夢の中へ
  【演奏】アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)【録音】1991年 /
《CD 45》
 1) フランク:交響曲ニ短調、2) プーランク:オルガン協奏曲
   【演奏】サイモン・プレストン(オルガン)(2)、エヴェレット・ファース(ティンパニ)(2)
   【録音】1991年(ライヴ)/
《CD 46》
 プーランク:田園のコンセール
  【演奏】トレヴァー・ピノック(チェンバロ)【録音】1991年(ライヴ)/
《CD 47》
 1) ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番、
 2) シューマン:チェロ協奏曲(ヴァイオリン編)
  【演奏】ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)【録音】1992年 /
《CD 48》
 メンデルスゾーン:夏の夜の夢
  【演奏】キャスリーン・バトル(ソプラノ)、
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メッゾ・ソプラノ)、
  ジュディ・デンチ(語り手)、タングルウッド祝祭合唱団
  【録音】1992年 /
《CD 49》
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲1) 第1番、2) 第2番
  【演奏】クリスティアン・ツィメルマン(ピアノ)
  【録音】1997年(1)、2000年(2)/
《CD 50》
 1) プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番、
 2) ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
  【演奏】ユンディ・リ(ピアノ)【録音】2007年
小澤征爾(指揮)
ボストン交響楽団
 (CD 1, CD 3-13, CD 15-25, CD 28-33, CD 42-50)、
サンフランシスコ交響楽団(CD 2, CD 14)、
フランス国立管弦楽団(CD 26, CD 27, CD 41)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD 34-40)
 
 ドイツ・グラモフォン創立120周年記念
 ●アジアの指揮者から世界の指揮者となった小澤征爾は、日本人で初めてウィーンの「ニューイヤー・コンサート」の指揮も行いました。ドイツ・グラモフォンは創立120周年を記念して、絶大な人気を誇る伝説的な指揮者の中から小澤征爾を取り上げ、ドイツ・グラモフォンに行われた全録音を50枚組のCDで発売します。オリジナル・ジャケット付き。
 ●2019年に没後150年となるベルリオーズの『幻想交響曲』『ファウストの劫罰』『ロメオとジュリエット』、そしてプロコフィエフの交響曲全曲も収録。
 



<LP>


DG(LP)

ドイツ・グラモフォン LP銘盤
オリジナル・ソースからリマスターされた180gオプティマル社製LP


4836397
(LP)
\3700
《ヘルベルト・フォン・カラヤン〜リムスキー=コルサコフ:シェエラザード》
 リムスキー=コルサコフ:シェエラザードOp.35
ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 
 R.=コルサコフ生誕175年記念、カラヤンによるオリジナル音源からのLP発売
 ●リムスキー=コルサコフの生誕175年を記念し、ドイツ・グラモフォンよりヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による1967年録音の『シェエラザード』をLPで発売します。
  【録音】1967年1月26−31日、ベルリン、イエス・キリスト教会
 
 

4836398
(LP)
\3700
《ヘルベルト・フォン・カラヤン〜オッフェンバック:序曲集》
オッフェンバック:
《Side A》
 1) 喜歌劇『地獄のオルフェ』より序曲、
 2) 喜歌劇『青ひげ』より序曲、
 3) 喜歌劇『ジェロルスタン女大公殿下』より序曲
《Side B》
 1) 喜歌劇『美しきエレーヌ』より序曲、
 2) 喜歌劇『ヴェル=ヴェル』より序曲、
 3) 歌劇『ホフマン物語』より「舟歌」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 
 オッフェンバック生誕200年記念、カラヤンによるオリジナル音源からのLP発売
 ●オッフェンバックの生誕200年を記念し、喜歌劇『地獄のオルフェ』『青ひげ』『ジェロルスタン女大公殿下』『美しきエレーヌ』『ヴェル=ヴェル』からの序曲集と『ホフマン物語』より「舟歌」を収録した、ヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のLPがドイツ・グラモフォンより発売されます。
 【録音】1980年6月−9月、ベルリン、フィルハーモニー
  
 

4836399
(LP)
\3700
《フェレンツ・フリッチャイ〜ベートーヴェン:三重協奏曲》
 ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための協奏曲ハ長調Op.56
ゲザ・アンダ(ピアノ)、
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)、
ピエール・フルニエ(チェロ)、
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
ベルリン放送交響楽団

 アンダ、シュナイダーハン、フルニエによる伝説の録音をLPで発売
 ●1960年に行われたゲザ・アンダ、ヴォルフガング・シュナイダーハン、ピエール・フルニエとフェレンツ・フリッチャイによるベートーヴェンのピアノ、ヴァイオリンとチェロのための協奏曲の伝説の録音がLPで発売されます。
  【録音】1960年5月30日−6月1日、ベルリン、イエス・キリスト教会
 
 

4836408
(LP)
\3700
《マルタ・アルゲリッチ〜J.S.バッハ:作品集》
J.S.バッハ:
《Side A》
 1) トッカータ ハ短調BWV911、2) パルティータ第2番ハ短調BWV826
《Side B》
 イギリス組曲第2番イ短調BWV807
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 
 バッハ生誕333年記念、アルゲリッチの名録音をLP発売
 ●バッハ生誕333年、グラモフォンの「最も優れたバッハ録音50」にも選ばれたマルタ・アルゲリッチのバッハ録音(トッカータ ハ短調、パルティータ第2番、イギリス組曲第2番)がLPで発売されます。
  【録音】1979年2月6−9日、ベルリン、Studio Lankwitz
 



















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