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≪第102号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その10 2019/7/2〜





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7/5(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HMF



HMX 2901590
¥2700→\2490
このCD の売上の一部は、ハルモニアムンディを通して再建のために寄付されます
ノートルダム大聖堂再建を祈るCD
 ペレスの「ノートル・ダム・ミサ」

  ギョーム・ド・マショー(1300-1377):
   ノートル・ダム・ミサ
マルセル・ペレス(指揮)
アンサンブル・オルガヌム

 ノートルダム大聖堂再建を祈るCD。古楽演奏史に残るショッキングな内容。濃密な中世の薫り。

 録音:1995年11月

 火事で倒壊してしまったノートルダム大聖堂の再建を祈って、ペレスの「ノートル・ダム・ミサ」がジャケットも新たに登場します。中世の薫りが濃厚に立ち上ってくる名演奏です。
 ここに収録されているのは作曲者の名前がわかるものとしては、ミサ通常文に作曲された最古のミサ曲。
 中世・ルネサンス期の声楽を研究しているペレスらによる演奏は、長く引く低音をリード・オルガンのようにビリビリと響かせたり、しゃっくりのようなホケトゥスの技法をふんだんに用いたりするなど、通常のミサ曲のイメージとの違いに今もなおびっくりさせられます。鮮烈かつショキングな名演奏です。このCD の売上の一部は、ハルモニアムンディを通して再建のために寄付されます(同内容のHMO 8901590 は廃盤となります)。





ALBION RECORDS


ALBCD 036
¥2500
ヴィオラ・ファンタジア 〜
 ヴォーン・ウィリアムズ:ヴィオラとピアノのため作品全集

  ヴィオラとピアノのための組曲
  ヴィオラとピアノのためのロマンス
  イギリス民謡による6つの練習曲
  グリーンスリーヴス幻想曲
  サセックス民謡による幻想曲
  テノール、ヴィオラとピアノのための4つの賛歌*
マーティン・アウトラム(ヴィオラ)
ジュリアン・ロルトン(ピアノ)
マーク・パドモア(テノール)*

 ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル、RVWのヴィオラとピアノのための作品全集!

 ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」。
 ヴォーン・ウィリアムズのもっともロマンティックで情熱的な音楽に関連するヴィオラをテーマとしたアルバムで、ヴィオラとピアノのための組曲とロマンス、そしてヴィオラとピアノのために編曲された民謡集を収録。

 ヴィオラを弾くマーティン・アウトラムは、イギリス音楽で高い評価を確立しているマッジーニ四重奏団(ヴォーン・ウィリアムズのアルバムは英グラモフォン賞を受賞)で、1988年の創設当初からヴィオラ奏者を務める名手。
 また、「テノール、ヴィオラとピアノのための4つの賛歌」では、2017/18シーズにベルリン・フィルのアーティスト・イン・レジデンスを務めたイギリスの名テノール、マーク・パドモアが歌っているところもポイントです。

 ※録音:2018年7月25日−27日、ワイアストン・レコーディング・スタジオ(モンマス)/2018年12月2日、ポットン・ホール(サフォーク)*





AMON RA


CDSAR 73
(CD-R)
¥2500
ハイ・ルネサンス 〜 ロー・カントリーからのコーラル・ポリフォニー
 ラ・リュー:死者のためのミサ曲/
 ヨハネス・レジス:O admirabile commercium/
 ビュノワ:Anthoni usque limina/
 デュファイ:アヴェ・レジナ・チェロルム/
 オブレヒト:Factor orbis/
 ブリュメル:Nato canunt omnia/
 ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲 《フェラーラ公エルコレ》/
 ジョスカン・デ・プレ:オケゲムの死を悼む挽歌 《森のニンフ》
ニュー・ロンドン室内合唱団
ジェームズ・ウッド(指揮)

 ニュー・ロンドン室内合唱団は、1981年にジェームズ・ウッドが創設したアンサンブルで、Hyperionからリリースされたブーランジェ、ストラヴィンスキー、ハーヴェイ、クセナキスといった近現代作品の優れた演奏で知られています。
 タイトルの「Low Countries」はオランダ、ベルギー、ルクセンブルクの低地帯を指す言葉で、ラ・リューとジョスカンのミサ曲を中心にビュノワ、デュファイ、オブレヒト、ブリュメルなどフランドルのルネサンス・ポリフォニーを収録。

 ※録音:1985年11月&1991年11月
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。





CENTAUR


CRC 3628
¥2400
ピアソラ:ピアノ三重奏のためのアレンジ集
 ピアソラ:
  天使の死/忘却(オブリビオン)/
  ブエノスアイレスの四季/アヴェ・マリア/
  天使のミロンガ/ル・グラン・タンゴ/5つの小品
ピアソラ・ダ・カメラ
 〔カルラ・コウントウペス(ヴァイオリン)、
  アンドルー・ニクルズ(チェロ)、
  オスカル・マッキオーニ(ピアノ)〕

 ピアノ三重奏で紡ぐピアソラの名曲!

 サンタフェ交響楽団、アリゾナ・オペラ管弦楽団、サンタフェ・プロ・ムジカ室内管弦楽団などのメンバーも務めるカルラ・コウトウペスがヴァイオリンを担うピアノ三重奏団「ピアソラ・ダ・カメラ」。その名の通り、ピアソラの名曲をアレンジし、豊かなドラマ、パトス、パッション、パワー、美しいメロディーをピアノ三重奏で表現しています。

 ※録音:2016年7月、テキサス大学

 
CRC 3657
¥2400

F.J.ナデルマン:7つの進歩的なソナティナ Op.92
 ソナティナ第1番変ホ長調/ソナティナ第2番ハ短調/
 ソナティナ第3番変ロ長調/ソナティナ第4番ト短調/
 ソナティナ第5番ヘ長調/ソナティナ第6番ニ短調/
 ソナティナ第7番ハ長調

ルシア・ヴィッセ(ハープ)

 ルシア・ヴィッセは、オランダ出身、コンサートや結婚式、レセプション、ディナー・パーティー等様々なシーンで活動しているハーピスト。
 フランス王室礼拝堂のハープ奏者、パリ音楽院の初代ハープ教授、国王付きの首席ハープ奏者などを歴任したフランソワ・ジョゼフ・ナーデルマン(1781−1835)の「7つのソナティナ」は、現在でもハープの重要なレパートリーとなっている作品。

 ※録音:2017年、オランダ

 

CRC 3597
¥2400
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.4
 クラヴサン第7組曲
 クラヴサン第19組曲
 クラヴサン第21組曲
マーク・クロル(ハープシコード)

 50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロルによるクープランの組曲集第4巻。
 1769年にパスカル・タスカンが製作したオリジナル楽器と、歴史的ハープシコード復興のパイオニア、ウイリアム・ダウドが1974年に製作した楽器を使用。

 ※録音:2016年、マサチューセッツ(アメリカ)

 

CRC 3549
¥2400
南アメリカの歌、前奏曲、舞曲集
 チェルソ・マチャド:ブラジル民俗舞曲集
 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番、ギターのための5つの前奏曲
 ホセ・ルイス・メルリン:プロフレッションズ・パラ・ポリーン
ミシェル・ラポルテ(フルート)
ジェリー・ソルター(ピアノ)
ジェームズ・キャロル(パーカッション)

 「パリからの手紙」(CRC 2883)というアルバムもリリースしていた、共にニューヨークのファイブ・タウンズ・カレッジで教鞭を執る女流フルート奏者ラポルテとギターのソルターのデュオ。ニュー・アルバムはラテン・アメリカを舞台に、ブラジルのショーロ、サンバ、ボサ・ノヴァなどの舞曲やヴィラ=ロボスの名曲「ブラジル風バッハ第5番」で、魅惑のフルート&ギター・デュオを披露。

 ※録音:2015年&2016年、ニューヨーク

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CRC 3626
¥2400→\2190
なんとも優美な・・・
 カール・ロスコット:ヴァイオリン作品集

  ヴァイオリン協奏曲
  ヴァイオリン・ソナタ
高山明美(ヴァイオリン)
シルヴァン・ネグルティウ(ピアノ)
ポール・S.キム(指揮)
シェナンドー音楽院交響楽団

 アメリカ、ボルチモア出身で、ボルチモア交響楽団の指揮者なども務めたアメリカの作曲家、カール・ロスコット(1953−2008)の優美なヴァイオリン協奏曲とヴァイオリン・ソナタ。
 ソリストはアメリカで活動し、ロアノーク交響楽団とウィリアムズバーグ交響楽団のコンサートマスターを兼ねる高山明美。

 ※録音:2012年2月&2017年5月、アメリカ





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HALLE



CDHLD 7551
(4CD-R/特別価格)
¥6200→\5690
マーク・エルダー&ハレ管!ワーグナーの「ジークフリート」2018年ライヴ!
 ワーグナー:楽劇 《ジークフリート》
マーク・エルダー(指揮)、
ハレ管弦楽団、ゲルハルト・シーゲル(ミーメ)、
サイモン・オニール(ジークフリート)、
イアイン・ペイターソン(さすらい人)、
マーティン・ヴィンクラー(アルベリヒ)、
クライヴ・ベイリー(ファーフナー)、
マリン・クリステンソン(森の小鳥)、
アンナ・ラーション(エルダ)、
レイチェル・ニコルズ(ブリュンヒルデ)   

 長き歴史を誇るイギリス、マンチェスターの雄、ハレ管弦楽団と音楽監督マーク・エルダーのコンビによるワーグナーのオペラ・シリーズ。
 「神々の黄昏」(CDHLD 7525)、「ワルキューレ」(CDHLD 7531)、「パルジファル」(CDHLD 7539)、「ラインの黄金」(CDHLD 7549)に続く第5弾。「ニーベルングの指環」の第1日「ジークフリート」の2018年ブリッジウォーター・ホール・ライヴ。
 英ガーディアン紙では「マーク・エルダーは見事なワグネリアン」と称賛された圧巻のパフォーマンスです。

 ※録音(ライヴ):2018年6月2日−3日&リハーサル、ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター、イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。





LYRITA



SRCD.382
(CD-R)
¥2500
スタンフォードのミサ曲「ヴィア・ヴィクトリクス 1914-1918」(勝利のミサ)
 スタンフォード:
  ミサ曲 《ヴィア・ヴィクトリクス 1914-1918》 Op.173(世界初録音)
  アット・ジ・アビー・ゲート Op.177*(世界初録音)
キアンドラ・ホワース(ソプラノ)
ジェス・ダンディ(コントラルト)
ルアイリ・ボーウェン(テノール)
ギャレス・ブリンモア・ジョン(バリトン)
エイドリアン・パーティントン(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団&合唱団

 1919年12月に完成しながらも、21世紀になるまで演奏されないままであったというスタンフォードのミサ曲「ヴィア・ヴィクトリクス 1914-1918」(勝利のミサ)。2018年に第1次世界大戦の終戦100周年記念イベントで世界初演されたライヴ。

 ※録音:2018年10月27日、ホディノット・ホール(カーディフ/ライヴ)/2018年10月29日、ホディノット・ホール(カーディフ)*
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 


SRCD.379
(CD-R)
¥2500
バーナード・ランズ:ピアノ協奏曲*
 ショーコのための音楽 〜
  オーバード(イングリッシュ・ホルンと弦楽四重奏版) 
  カンティ・デル・ソレ(全曲世界初録音)
    ジョナサン・ビス(ピアノ)*、マルクス・ステンツ(指揮)*、BBCスコティッシュ交響楽団*、
    ロバート・ウォルターズ(イングリッシュ・ホルン)スティーヴン・ローズ(ヴァイオリン)
    ジェフリー・ゼングト(ヴァイオリン)Aジョアンナ・パターソン・ザカニー(ヴィオラ)
    チャールズ・バーナード(チェロ)Aスティーヴン・チャウンディ(テノール)、
    ウィリアム・ボートン(指揮)、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団

 Nimbus Recordsから精力的に作品が録音されているアメリカの作曲家、オーガスタ・リード・トーマスの夫でもあるイギリス系アメリカの作曲家、バーナード・ランズ(b.1934)の協奏的作品集。ランズの80歳を記念してボストン交響楽団から委嘱されたピアノ協奏曲では、レオン・フライシャーの高弟として活躍するアメリカの名ピアニスト、ジョナサン・ビスがソリストを担当。

 ※録音:2014年8月15日*、2018年1月15日₁A2018年6月18日−19日
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。





NIMBUS



NI 5976
(2CD-R/特別価格)
¥3800
ジョージ・ベンジャミン(1960−)の新作オペラ「愛と暴力のレッスン(Lessons in Love and Violence)」
 ジョージ・ベンジャミン:歌劇 《愛と暴力のレッスン》
   ステファヌ・デグー(王)、バーバラ・ハンニガン(イザベル)、ギュラ・オレント(ガヴェストン、ストレンジャー)、
   ピーター・ホーレ(モルティマー)、サミュエル・ボーデン(少年)、ジェニファー・フランス(証人1、歌手1、女性1)、
   クリスティナ・サボー(証人2、歌手2、女性2)、アンドリ・ビョルン・ロバートソン(証人3、マッドマン)、
   ジョージ・ベンジャミン(指揮)、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団

 ニンバス(Nimbus)が長きに渡って情熱を注いでいる現代イギリスのリーディング・コンポーザー、ジョージ・ベンジャミン(1960−)の新作オペラ「愛と暴力のレッスン(Lessons in Love and Violence)」。劇作家マーティン・クリンプのテキストに基づく2幕のオペラで、2018年5月に作曲者自身の指揮とロイヤル・オペラによって初演された作品。
 このアルバムでは、ロイヤル・オペラと共同委嘱者&共同プロデューサーとなっているオランダ・ナショナル・オペラでの演奏を収録。
 ステファヌ・デグーやバーバラ・ハンニガンといった豪華キャストにも注目。

 ※録音:2018年6月&7月、オランダ・ナショナル・オペラ(オランダ音楽祭)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。


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NIMBUS ALLIANCE



NI 6384
(2CD-R/特別価格)
¥3800→\3490
フェルツマンのシューベルト第5巻!
 シューベルト:ピアノ・ソナタ集Vol.5

 ピアノ・ソナタ第9番ロ短調 D.575
 ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850
 ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566
 ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
 断章 嬰ヘ短調 D.571
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)

 フェルツマンのシューベルト第5巻!

 旧ソ連での活動禁止と事実上の追放、アメリカへの移住という激動を生き抜いてきた孤高のピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。
 全集完結まであとわずかとなったシューベルトのピアノ・ソナタ集第5巻。繊細なタッチから雄弁な表現力を生み出すフェルツマンの儚くも美しいシューベルトです。

 ※録音:2013年6月(断章)、2015年3月(その他の作品)、ワイアストン・レイズ(イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




売れてます!
若きウラディミール・フェルツマン/
 コンプリート・ソニー・レコーディングス


19075911432
(8CD)
\6000→\5490

ウラディミール・フェルツマン/
 コンプリート・ソニー・レコーディングス

CD1
 ショパン:24の前奏曲 Op.28
  ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
   録音:1984年10月1日 モスクワ、Spaso House

CD2
 シューベルト:幻想曲ハ長調『さすらい人』 D.760, Op.15
 シューベルト:楽興の時 D.780, Op.94
  ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
   録音:1978年12月 パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会

CD3-4
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664, Op.120
 メシアン:幼子イエスに注ぐ20の眼差し
 シューマン:交響的練習曲 Op.13
 ラフマニノフ:13の前奏曲集 Op.32〜第12番嬰ト短調(アンコール)
 ベートーヴェン:創作主題による6つの変奏曲ニ長調 Op.76(アンコール)
  ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
  録音:1987年11月11日 ニューヨーク、カーネギー・ホールでのライヴ

CD5
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30
 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
  ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
  イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
  ズービン・メータ(指揮)
   録音:1988年2月28日〜3月2日 テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム

CD6
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番変ニ長調Op.10
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.16(1923年版)
  ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
  ロンドン交響楽団
  マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
   録音:1988年9月23,24日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ

 プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』からの10の小品 Op.75〜
  別れの前のロメオとジュリエット
   ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
    録音:1988年11月7,8日
     プリンストン大学、リチャードソン・オーディトリアム

CD7
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
 リスト:ペトラルカのソネット第47番、第104番、第123番 S.161/4-6
 リスト:『2つの伝説』 S.175〜小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
  ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
   録音:1988年11月7,8日 
    プリンストン大学、リチャードソン・オーディトリアム

CD8
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第3番変ホ長調 Op.75
  ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
  ワシントン・ナショナル交響楽団
  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)
   録音:1989年7月18日 ワシントンDC、ケネディ・センター

 1971年のロン=ティボー・コンクールで優勝して一躍その名を世界に轟かせながら、旧ソ連共産党体制のもとで演奏を禁じられ、1987年にセンセーショナルなアメリカ・デビューを果たしたウラディミール・フェルツマン。
 マイスキーやウゴルスキと同じく、共産党体制の下での芸術の統制という文脈の中で語られがちですが、そうした政治的な要素を考えずとも、フェルツマンが極めて優れたピアニスト、ヴィルトゥオーゾであるのみならず、詩的・哲学的な意味においても、稀有な高みに達している音楽家といえるでしょう。

 ウラディミール・フェルツマンは1952年モスクワ生まれ。11歳の時にモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でデビューし、1969年にチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に入学。ピアノをヤコブ・フリアー教授のもとで学ぶと同時に、モスクワとレニングラード(現サンクトペテルブルク)の両音楽院で作曲を学んでいます。
 1971年にパリで開催されたマルグリット・ロン国際ピアノ・コンクール(ロン・ティボー・コンクールのピアノ部門)でグランプリを受賞後、広範囲な演奏活動に乗り出し、旧ソビエト連邦、ヨーロッパ、日本へのコンサート・ツアーを行いました。
 旧ソ連体制下で芸術活動の自由が制限されていることに次第に不満が募っていたフェルツマンは、1979年出国ビザを申請することで移住の意思を表明。その結果直ちに公の場での演奏を禁じられ、レコードは販売禁止。8年間実質的に芸術界から追放状態にありましたが、ようやくソ連出国を許可され、1987年アメリカ合衆国に到着するや、当時大統領だったロナルド・レーガンよりホワイトハウスで温かい歓迎を受け、CBSマスタワークス(現ソニー・クラシカル)はすぐさま彼と録音契約を結びました。
 同年に行われたカーネギー・ホールでのアメリカ・デビューは、彼を一気にアメリカ音楽界の一流ピアニストの座に押し上げたのです。
 現在、ソリストとして合衆国のあらゆる主要オーケストラと定期的に共演しているばかりでなく、世界中の著名なコンサート・チクルスや音楽祭で活躍。また若手音楽家の指導にも熱心なフェルツマンはニューヨーク州立大学(ニュー・パルツ校)のピアノ科特別名誉教授であり、「ピアノ・サマー」と銘打つ国際フェスティバル・インスティテュートを創設し、その芸術監督を務めています。彼の上級ピアノ専攻生対象の3週間に及ぶ集中トレーニング講座は世界中の若い才能を惹きつけています。

 このボックスには、当時センセーショナルな話題を巻き起こした1987年カーネギー・ホールでのアメリカ・デビュー・コンサートのライヴ(DISC3&4)を含む、フェルツマンがコロンビア・マスターワークス〜ソニー・クラシカルへ7タイトル8枚分のアルバムが収録されています。

 CD1とCD2はフェルツマンのアメリカ・デビュー前の録音で、CD1のショパン「24の前奏曲」は1984年にモスクワで秘密裏に録音され、CBSによって西側にもたらされたアルバムです。
 CD2のシューベルトはその6年前にパリでCBSが録音していたフェルツマンにとって西側での初録音となったものでした。
 CD3&4のカーネギー・ホールでのアメリカ・デビュー・リサイタルのライヴは、ロシア人音楽家のデビューにもかかわらず、シューベルトとシューマンの大曲にメシアンを挟むという独創的なプログラミングが大いに話題となりました(ようやくアンコールで弾かれたロシア音楽であるラフマニノフの前奏曲が、これまたとんでもない名演)。
 CD5・6・8は、ロシア音楽のメインストリームともいうべき3人の作曲家の名協奏曲で、切れ味鋭くかつ深みのあるフェルツマンのピアニズムを心行くまで堪能できます。
 CD7のリスト・アルバムは、巨大なスケールで作品の内容を抉りぬく「ロ短調ソナタ」をはじめ、リスト音楽の深淵を覗かせてくれる極め付きの名演です。

 各ディスクは初出盤のジャケット・デザインによる紙ジャケに封入され、詳細な録音データを掲載したオールカラー別冊解説書と共に、厚紙製クラムシェル・ボックスに収容されます(ボックスのサイズは L 13cm x W 2.9cm x H 13cm)。
 






PRIMA FACIE

PFCD 096
¥2500
古い都市の新しい印象 〜
 ジョン・マッケイブ&デイヴィッド・エリス作品集

  マッケイブ:弦楽三重奏曲、弦楽四重奏曲第2番
  エリス:
   ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲、
   弦楽四重奏曲第1番
カメラータ・アンサンブル

 ハイドンのピアノ・ソナタ全集などの名演を数多く遺したイギリスのコンポーザー=ピアニスト、ジョン・マッケイブ(1939−2015)と、BBCの音楽プロデューサーとして長年活動し、BBCノーザン・オーケストラ(後のBBCフィル)や、BBCノースを管理してきたデイヴィッド・エリス(b.1933)による室内楽作品集。

 ※録音:200年、2001年、ASCスタジオ





ALPHA



NYCX-10074
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税
CONTINUUM(連続性)
 ドメーニコ・スカルラッティ(1685〜1757)、
 ジェルジ・リゲティ(1923〜2006)


  1) スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K 141
  2) スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K 32
  3) スカルラッティ:ソナタ ハ短調 K 115
  4) リゲティ:ハンガリー風パッサカリア
  5) スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K 18
  6) スカルラッティ:ソナタ イ長調 K 208
  7) スカルラッティ:ソナタ イ短調 K 175
  8) リゲティ:ハンガリアン・ロック(シャコンヌ)
  9) スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K 492
 10) スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K 27
 11) スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K 213
 12) スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K 239
 13) スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K 519
 14) リゲティ:コンティヌウム(連続性)
 15) スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K 481
ジュスタン・テイラー(チェンバロ)
使用楽器:
アントニー・サイディ&フレデリク・バル製作
アントウェルペンのリュッケルス工房1636年製作
 (パリのエムシュ1763年拡張改造)のモデルによる
 
 世界のチェンバロ界が次世代型の新星として注目する、フランスの気鋭奏者ジュスタン・テイラー。
 Alphaデビュー盤となったフォルクレ作品集からも滲み出ていたその破格の感性は、思いがけない2人の作曲家を引きあわせたこの最新ソロ録音でいかんなく発揮されています。
 スカルラッティとリゲティ。18世紀の地中海と20世紀の中欧、大きく時代も環境も違う世界を生きた作曲家同士のように見えますが、彼らは「新しい音」を求め、既存の音楽理論を大きく踏み越えた音作りを志した点において驚くほど似ています。
 とくにチェンバロという楽器が復権を果たしつつあった20世紀の作曲家たるリゲティの3作を、チェンバロ語法に新境地を開いた18世紀のスカルラッティ作品の多彩さと引き合わせてみると、両者の違いと親和性が思わぬ刺激を与え合い、エキサイティングなトラックの連続に。
 こんな離れ業が形を取り得るのも、奏者テイラーの並外れたテクニックと徹底した知識、型にはまらない柔軟な感性あればこそと言えるでしょう。
 解説として寄せられた演奏者自身のコメント(日本語訳付)も示唆に富んだ内容。Alphaならではの新世紀のチェンバロ・アルバムです。

  録音:2017年12月  四季劇場、グラディニャン(フランス南西部アキテーヌ地方)
  解説日本語訳:白沢達生
  【輸入品番】ALPHA399

プロモーション動画
 https://youtu.be/kd1efkpPd4c
 https://youtu.be/C868PH4DNWo
 https://youtu.be/me2lvUSLh9s
 



 

EN PHASES



NYCX-10075
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税
セザール〔ツェザリ〕・キュイ(1835〜1918):
ジャン・リシュパンの詩による歌曲集Op.44 6つの歌曲 Op.23

 ジャン・リシュパンの詩による歌曲集Op.44
  物乞いたちの歌
   1. 子守唄
   2. 老人
   3. 路傍の子ら
   4. 青白くて金髪で
  愛撫
   5. 大地は息絶えた
   6. どこで生きよう?
   7. 覚えているかい、星が
   8. 覚えているかい、口づけを
   9. 好きな女が、たとえば金の髪でも
   10. また息ができる
   11. あなたを見た日
  呪われた者たち
   12. フン族
   13. 刺客
   14. トルコ人
   15. もし恋敵が
  海
   16. 涙
   17. 崖
   18. 我ラガ大洋
   19. 夢見る者たち
   20. 安全なる航海を!
  (以上、全て ジャン・リシュパン詩)

 6つの歌曲 Op.23
  21. ゆたかな金の髪に(フランソワ・コペー)
  22. こだま(F.コペー)
  23. 昔の唄(ヴィクトール・ユゴー)
  24. 孤独(V.ユゴー)
  25. 哀れな花は言いました(スュリ・プリュドム)
  26. 子供よ、もしわたしが王様なら(V.ユゴー)
セリーヌ・ラリ(ソプラノ)
エマニュエル・クリスティアン(ピアノ)
 
 【貴重な歌詞訳付登場!国際色豊かなキュイによるフランス語歌曲集】

 ロシア五人組の一人として有名なキュイですが、実は生まれはリトアニアの首都ヴィリニュス(当時はロシア領)、父はフランス人で母はリトアニアとポーランドの血を引き…と出自から国際的。外国語にも堪能で、その長い生涯のあいだにフランスやベルギーなど諸外国も訪れ、ロシア国粋主義にとどまらない広範な作曲活動を続けていました。批評家としても辣腕をふるい、いわば外から見たロシア音楽のあり方をよく理解したうえで創作に臨んだ人でもありました。
 歌曲も数多く書いているのですが、そのなかにはフランス語の歌詞によるものも少なからず見つかります。
 コペー、プリュドム、ユーゴー…といったフランス19世紀の重要な詩人たちの作品にもとづく6つの歌曲(1884)、多作な詩人・劇作家としてフランス文学史上に独特の立ち位置を占めるジャン・リシュパンの作品を歌詞にした大作歌曲集(1891)、いずれもドビュッシー初期歌曲群やフォーレ、ショーソンらと同時代に書かれフランスで出版された「フランス音楽としてのキュイ」。細やかな世紀末情緒に異国の気配をほんのり忍び込ませた作風を、すでにドイツやイタリアなど諸外国の最前線でも活躍している古楽歌手セリーヌ・ラリと、同じパリ音楽院出身の俊才エマニュエル・クリスティアンが「同じフランスの芸術」として解釈してゆく注目盤です。

 録音:2018年6月    Ferme de Villefavard

  歌詞・解説日本語訳:白沢達生
   【輸入品番】ENP005
 



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MUSO



MU030
\2700→\2490
アレッサンドロでもなくドメニコでもなく・・・
 フランチェスコ・スカルラッティ
  「英国へ渡った合奏協奏曲」

 フランチェスコ・スカルラッティ(1666-1741以降)
 アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725)チャールズ・エイヴス ン(1709-1770)
 フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762)アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)
 1-4) F.スカルラッティ:合奏協奏曲 第2番 ハ短調
 5-8) F.スカルラッティ監修(原作:A.スカルラッティ):合奏協奏曲 第8番 ヘ長調
 9-12) F.スカルラッティ:合奏協奏曲 第3番 イ短調
 13-16) F.スカルラッティ:合奏協奏曲 第9番 ニ長調
 17-20) エイヴスン編(原作:ジェミニアーニ):合奏協奏曲 ト長調
   (ジェミニアーニのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 作品1-1による)
 21-24) ジェミニアーニ編(原曲:コレッリ):合奏協奏曲 ハ長調
   (コレッリのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 作品5-3による)
 25-28) F.スカルラッティ:合奏協奏曲 第1番 ホ長調
 29-32) F.スカルラッティ:合奏協奏曲 第4番 ホ短調
オルキェストラ・ヒストリチナ(古楽器使用)
マルティナ・パストゥシカ(指揮、ソロ・ヴァイオリン)
NYCX-10073
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税

 【バロック期英国で人気を博した、イタリア直送の合奏協奏曲】
 かつてのオランダやベルギー、英国などをよそに、フランスやスペインに次いで確実にヨーロッパ最大の古楽拠点になりつつあるポーランド。
 そんなポーランド古楽界の充実度が如実にあらわれているオルキェストラ・ヒストリチナは南部カトーヴィツェ(ポーランド国立放送交響楽団の本拠)に拠点をおく古楽器集団。その技量に注目したベルギーMUSOレーベルからの新録音のテーマは、ヘンデル時代の英国を賑わせたイタリア人作曲家たち!

 コレッリが絶大な人気を博した当時、大家アレッサンドロ・スカルラッティの6歳年下の弟フランチェスコ・スカルラッティもかの地で活躍をみせ、ロンドンとダブリンで注目を集めていました。
 時おりしも英国では合奏協奏曲が大ブーム。編曲作品や他の作曲家の類例も含め、イタリア直送の芸術で英国人たちを夢中にさせたフランチェスコ・スカルラッティのセンスを、俊英古楽奏者たちが秀逸なセンスで現代に甦らせます。

 Alpha初期の伝説的エンジニア、ユーグ・デショーとアリーヌ・ブロンディオによる自然派録音も魅力。国内仕様では邦訳もつく解説を紐解けば、本盤の存在意義にも深く納得がゆくのではないでしょうか。
 




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STEINWAY&SONS



STNS-30098
(2CD)
\4000→\3690
コンスタンティン・シチェルバコフ
 「リスト&リャプノフ〜24の超絶技巧練習曲」
  リスト(1811-1886):超絶技巧練習曲 S.139/
  リャプノフ(1859-1924):超絶技巧練習曲 Op.11

 【DISC 1】 リスト:超絶技巧練習曲 S.139
  1.第1番 「前奏曲」
  2.第2番 Molto vivace
  3.第3番 「風景」
  4.第4番 「マゼッパ」
  5.第5番 「鬼火」
  6.第6番 「幻影」
  7.第7番  「英雄」
  8.第8番 「荒野の狩」
  9.第9番 「回想」
  10.第10番 Allegro agitato molto
  11.第11番 「夕べの調べ」
  12.第12番 「雪あらし」
 【DISC 2】 リャプノフ:超絶技巧練習曲 Op.11
  1.第1番 「子守歌」
  2.第2番 「幽霊のロンド」
  3.第3番 「鐘」
  4.第4番 「テレク」
  5.第5番 「夏の夜」
  6.第6番 「嵐」
  7.第7番 「牧歌」
  8.第8番 「叙事詩」
  9.第9番 「エオリアン・ハープ」
  10.第10番 「レスギンカ」
  11.第11番 「妖精のロンド」
  12.第12番 「悲歌-フランツ・リストの思い出に」
コンスタンティン・シチェルバコフ
(ピアノ/NY Steinway Model D)

 ロシアの技巧派ピアニスト、シチェルバコフがリャプノフの傑作「超絶技巧練習曲」を再録音。1992年に録音された前作(Marco Polo/8.223491-廃盤-)も、持ち前の技術と感性でこの難曲を颯爽と聴かせた名盤として知られますが、今回はさらに奥行きが加わり、成熟した音楽性で作品の魅力をじっくりと聴かせてくれます。
 さらにここにはリストによる本家「超絶技巧練習曲」も併せて収録。
 
 リャプノフの作品はリストの追悼として書かれ、リストが使わなかった12の音階が使用されていることでも知られており、2作品が一緒に収録されることによって、いわば「24の超絶技巧練習曲」として完結する作りとなっています。
 リストでの彫りの深い表情にも注目で、2つの作品に有機的な流れを作り、対比させながら終曲のリストの追悼曲へと繋げていく技量は圧巻です。

  録音:2018年1月20-23日、スタインウェイ・ホール、ニューヨーク




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 コンスタンティン・シチェルバコフは 1963年生まれのロシアのピアニスト。



 11歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番でデビューしたというのだからもちろん普通じゃない。
 その後、ゲンリフ・ネイガウスの高弟でロシア人民芸術家を受賞した幻のピアニスト、レフ・ナウモフに師事したというのもまた伝説っぽくていい。
 1983年には第1回ラフマニノフ国際コンクールでいきなり優勝。その後のラフマニノフの演奏はリヒテルにも称讃されている。

 そんなシチェルバコフ。

 一般のクラシック・ファンにはそれほど知られていないかもしれないが、ピアノ・マニアはよくご存知。
 その重戦車のごとき超絶技巧。
 「シベリア発、鋼鉄のピアニスト」とも呼ばれる。

 その指は軽くてサーカスのようによく回る感じではなく、重心の低い、どこか「武器」とか「銃器」を思わせるもの。
 黒光りした巨大なミサイルがギュルギュル唸りを上げながらこちらに飛んでくる、そんな瞬間すらある。

 だから当然そのレパートリーも、ロシア系を中心としたコンチェルト録音が中心となる。
 NAXOSの録音はざっとこんな感じ。


・アレンスキー:ピアノ協奏曲 8.570526
・スクリャービン:ピアノ協奏曲 8.550818
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番, 第3番  8.557257
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番  8.557824
・メトネル:ピアノ協奏曲第1番, 第3番  8.553359
・メトネル:ピアノ協奏曲第2番/ピアノ五重奏曲  8.553390
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番, 第3番  6.110013
・ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番  8.554669
・リャプノフ:12の超絶技巧練習曲 Op. 11  8.223491
・ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op. 87  8.554745-46
・ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第1番/24の前奏曲  8.555781
・ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第2番  8.570092
・レスピーギ:ピアノ協奏曲イ短調/トッカータ/スラヴ幻想曲  8.553207
・レスピーギ:ミクソリディア旋法のピアノ協奏曲/5声の協奏曲  8.553366


 ロシアじゃないレスピーギも最初期のものだが印象深い。

 そしてその一方でシチェルバコフは、超絶技巧ピアニストがいつかは挑みたいと願う、リスト編曲のベートーヴェン交響曲全集もNAXOSで完成させている。


NAXOS 8.505219
(5CD)
\6000→\3990
コンスタンティン・シチェルヴァコフ(ピアノ)
 リスト編曲/ベートーヴェン:交響曲全集 


・リスト編曲/ベートーヴェン:交響曲第2番, 第5番  8.550457
・リスト編曲/ベートーヴェン:交響曲第1番, 第3番「英雄」  8.555354
・リスト編曲/ベートーヴェン:交響曲第4番, 第6番「田園」  8.557170
・リスト編曲/ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」  8.557366
・リスト編曲/ベートーヴェン:交響曲第7番, 第8番  8.557856

コンスタンティン・シチェルヴァコフ(ピアノ)


 これはまさに重量級超絶技巧派だからこそ成し遂げられる偉業。

 数ある同曲の全集の中でもファースト・チョイスとなる録音である。

 誰かが言っていたが下手なオケ演奏より全然スゴい
 もしよろしければぜひ。. 
  



 


STNS-30108
(2CD)
\4000
レイナルド・アーン(1874-1947):
 ピアノのための詩 「当惑したナイチンゲール」 (全曲)

【DISC 1】
 第1組曲
【DISC 2】
 第2組曲 東洋
 第3組曲 旅の手帳
 第4組曲 ヴェルサイユ
ユーニー・ハン(ピアノ/NY Steinway Model D)

 ベネゼエラに生まれてフランスに学び、そのまま帰化したアーン。マスネに師事し、指揮者としても活躍した彼は、作曲家としても早熟な才能を発揮しますが、その作品は12歳の頃に書いたという歌曲「私の詩に翼があったなら」を除き、今日演奏機会にあまり恵まれているとは言えません。
 そんな彼が残したピアノ曲「当惑したナイチンゲール」は、4つの組曲からなる全53曲で構成された小品集。
 どの曲も特徴的な性格を持ちながら、小説家プルーストとの親交でも知られる彼らしく、内省的な美しさに満ちています。
 この大作に臨むのは韓国出身のユーニー・ハン。Steinwayで3枚目のアルバムとなる今回は、1枚目でも取り上げていたアーンを色彩豊かに聴かせます。
  録音:2018年8月、スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
  
 


STNS-30074
(2CD)
\4000
アルトゥル・シュナーベル(1882-1951):ピアノ独奏作品全集
【DISC 1】
 3つの幻想的小品 (1898)
  1. I.Diabolique 悪魔のように(カプリッチョ)
  2. II.Douce Tristesse 穏やかな悲しみ(夢想)
  3. III.Valse mignonne かわいらしいワルツ(小さなワルツ)
 3つの小品 Op.15 (1906)
  4. I.Rhapsodie 狂詩曲
  5. II.Nachtbild 夜景
  III.Walzer ワルツ:
   6. i.Sehr lebhaft (非常に元気に)
   7. ii.Nicht zu rasch (速過ぎずに)
   8. iii.Nicht rasch (速くなく)
   9. iv.Mit grosstem Schwung, sehr flottes Walzertempo
             (たいへん元気よく、非常に速いワルツのテンポで)
 舞踏組曲 (1920-21)
  10. I.Fox-trot フォックストロット (出会い)
  11. II.Erste Rast 第一の休憩 (勧誘)
  12. III.Walzer ワルツ (接触)
  13. IV.Zweite Rast 第二の休憩 (うなり)
  14. V.Auf Morgen 朝に (確認)

【DISC 2】
 ソナタ (1923)
  1. 第1楽章
  2. 第2楽章
  3. 第3楽章
  4. 第4楽章
  5. 第5楽章
 7楽章の小品 (1936-37)
  6. I.Moderato e semplice
  7. II.Vivace un poco resoluto - III.Allegretto piacevole
  8. IV.Allegretto agitato
  9. V.Vivacissimo
  10. VI.Adagio
  11. VII.Moderato e semplice

 7つのピアノ小品 (1947)
  12. I.Largo
  13. II.Allegretto
  14. III.Andantino
  15. IV.Agitato vivace
  16. V.Lento
  17. VI.Vivace
  18. VII.Epilogue (Comodo sereno)
 ヨーゼフ・シュトラウス(1827-1870)/シュナーベルによるピアノ編曲:
                           古きウィーンからの4つのワルツ
  19. I. (「水彩画」 Op.258、 「五つ葉のクローバー」 Op.44 より)
  20. II.(「女の面目」 Op.277 より)
  21. III.(「流れ星」 Op.96 より)
  22. IV.(「女の面目」 Op.277、「剣と竪琴」 Op.71 より)
ジェニー・リン(ピアノ/NY Steinway Model D)

 【大ピアニストの意外な一面を垣間見る、ピアノ・ソロ作品全集】
 
 初のソナタ全集を完成させベートーヴェン弾きとして名を馳せたシュナーベル。3曲の交響曲を残すなど、作曲家としても精力的に活動していた彼が残した、ピアノ独奏のための作品を全て納めたアルバム。
 ブラームスの時代までのドイツ・オーストリア作品がピアニストとしての彼のレパートリーでしたが、その作風は多分に現代的であり、複雑なリズムを持つものや多調・無調といったものも少なくありません。
 彼自身のピアノ表現と同様、精神性に負うところの大きな曲想ですが、同時に抒情的でもあり、またチャーミングな一面も持ち合わせています。
 ヨーゼフ・シュトラウスのワルツのエッセンスを1〜2分という極端に短い曲に濃縮したアンコール・ピース、「古いウィーンからの4つのワルツ」も聴きものです。

 Steinwayから既に7枚ほどのアルバムをリリースし、レーベルと強い信頼関係を築いているジェニー・リンは、台湾で生まれたのち若くして世界に学び、現在はアメリカで活躍するピアニスト。
 近現代作品を得意とする彼女が、持ち前の音楽性と安定の技量で大ピアニストが思い描いた世界を再現しています。
  録音:2017-2018 スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
  



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS
PROFIL レーベルの貴重音源をALTUS が最新リマスターで国内盤化



PALT 008
¥2800→\2590
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
 厳しく張りつめた狂気が炸裂

  (1)ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
  (2)ビゼー:歌劇『カルメン』より 3つの間奏曲
  (3)ビゼー:『アルルの女』より『ファランドール』
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの至芸

 厳しく張りつめた狂気が炸裂、恐ろしいまでの切迫感

 録音:(1)1960年2月(ライヴ)、(2)(3)1946年11月23日/国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付

 PROFIL レーベルの貴重音源をALTUS が最新リマスターで国内盤化。丁寧な音造りでムラヴィンスキーの至芸を堪能できる保存盤です。

 『幻想交響曲』はロシアン・ディスクなどでも出ていた有名なライヴ録音。全曲盤としてはこれが唯一の『幻想』録音です。完璧に統率されたレニングラード・フィルの演奏は、単に鳴りの良い演奏を軽々と通り越して恐ろしいまでに切迫した音楽として有無を言わさず響き渡ります。
 常に張りつめた緊張感が空間を支配し心が休まることはなく、時に逃げ出したくなるほどの厳しさ。「断頭台への行進」でテンポを揺らしつつうねりまくる旋律の壮絶さは一度聴いたら忘れられません。カップリングのビゼーでは怒涛の『ファランドール』がとにかく必聴です。



 


PALT 009
¥2800→\2590
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル『アルプス交響曲』
  リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲 作品64
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

 驚異のダイナミクスと空前絶後の壮大さで描く自然への讃歌

 録音:1962年4月21日(ライヴ)/国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付

 PROFIL レーベルの貴重音源をALTUS が最新リマスターで国内盤化。丁寧な音造りでムラヴィンスキーの至芸を堪能できる保存盤です。

 ムラヴィンスキー& レニングラード・フィルと実は相性ピッタリな『アルプス交響曲』。ムラヴィンスキーにとって唯一の録音ですが、同曲のあらゆる録音の中でもトップクラスの超名演として語り継がれてきた世紀のライヴです。細部まで眼を光らせ彫琢を施しながらも実に気宇壮大。ムラヴィンスキー底なしの創造力に打たれます。
 R.シュトラウスの緻密で職人的な管弦楽法を完璧に音楽化し、鍛え上げたオーケストラの響きを武器に驚異的なダイナミクスの広さで登山風景を描いた、緊張感あふれる凄まじい演奏です。「雷雨と嵐、下山」の凄惨なまでのインパクトは空前絶後と言えましょう。


トラック1「夜」の最後(4:52付近)にノイズの発生する箇所がございます。
マスターに起因するものですので、ご了承の上お求め頂きますようお願いします。


 


PALT 010
¥2800→\2590

ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルヴァイオリン協奏曲
  (1)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77
  (2)クリュズネル:ヴァイオリン協奏曲

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン(1))
ミハイル・ヴァイマン(ヴァイオリン(2))
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

 凄みに満ちたソリストと指揮者の一騎打ち。初演メンバーによる圧倒的名演

 録音:(1)1956年11月30日、(2)1957年3月20日(ライヴ)/国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付

 PROFIL レーベルの貴重音源をALTUS が最新リマスターで国内盤化。丁寧な音造りでムラヴィンスキーの至芸を堪能できる保存盤です。

 ムラヴィンスキーにとって重要なレパートリーである同時代のロシア作品。2曲とも初演メンバーによる録音です。
 オイストラフのショスタコーヴィチ1 番は9種録音があり、ムラヴィンスキーとの共演は3 種。ここに収められた演奏は初演の約1年後にセッション録音されたもので、最高の出来とされる名録音です。
 指揮者とソリストが互いの力を限界まで引き出し音楽を構築していく、凄みに満ちた一騎打ちがとくと味わえます。
 一方クリュズネルはPROFIL が発掘したこれまで存在の知られていなかった音源。ロマン派の香りを纏った協奏曲で、この録音が初演時のもの。ヴァイオリンのミハイル・ヴァイマンは潮田益子や前橋汀子の師でもある名匠で貴重な録音です。





<国内盤> 


EDITION HST


HST-118
¥2000+税
楽団結成22周年記念
特別価格!

J.B.ヴァンハル(1739 -1813);交響曲集第25巻 (HST-118)
 交響曲ニ長調Bryan D3 (ca.1770)
 交響曲ホ短調Bryan em1 (ca.1765)
 Bonus-
  オルドニュス:交響曲ニ長調Brown I:D8 (ca.1770)
  ドウルシェツキー:オーボエ協奏曲ヘ長調 (ca.1780)

ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
リーダー;松井利世子(ヴァイオリン)
佐竹 真登(オーボエ独奏)
ほか

 ヴァンハル:交響曲集第25巻、イタリア留学(1769-70)前後の2曲!〜 ホ短調em1を除く、世界初録音!〜

 録音: 2019年 6月17日、東京オペラシティ近江楽堂にてライヴ収録 ※世界初録音!(ホ短調em1以外)

 才能あふれる留学前のホ短調em1(既出ケルン盤などで有名)と、留学後(スランプ時期)の作と推定されるD3(ブライトコプフ貸し譜カタログに1772年に現れる)の比較が検証できる。D3のアンダンテには成長の後が見受けらえる(まるでのちのスランプ期のチャイコフスキーのような)。
 第22巻、第24巻は未発売です。





<映像>

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LSO LIVE



LSO 3066
(1Blu-ray+1DVD)
¥3600→\3290
音楽監督正式就任時の演奏会記録
 THIS IS RATTLE これがラトルだ

 ヘレン・グライム:ファンファーレ
 トマス・アデス:アシュラ
 ハリソン・バートウィッスル:ヴァイオリン協奏曲
 オリヴァー・ナッセン:交響曲第3番
 エルガー:エニグマ変奏曲 op.36
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団

 大興奮!大熱演!!ラトル、2017年9月14日ロンドン交響楽団音楽監督就任記念演奏会の記録!

 収録:2017年9月14日(ラトルの音楽監督就任記念コンサート)、バービカンホール(ロンドン)、ライヴ
 115m、VIDEO FORMATS、Colour.、Blu-Ray: BD25 (All Regions), 16:9,HD 1080i (NTSC)、DVD: DVD9 (Region 0), 16:9 (NTSC)、AUDIO FORMAT、24bit 48kHz, 2.0 PCM STEREO

 ラトルがロンドン交響楽団の音楽監督に就任した折、10日間にわたり、就任を祝う演奏会が行われました。これは、その一連の演奏会の初日、まさに音楽監督に正式に就任した時の演奏会の記録。英国の作曲家作品を中心に組まれたプログラムは、いかにもラトル& LSO。
 そしてその精度の高い演奏と、ラトルの思いをもらさず汲み取って表現する楽団員の気合を感じる演奏です。バートウィッスルのヴァイオリン協奏曲は、オーケストラとヴァイオリンの対話が重要視された作品。2011年、ボストン交響楽団とマルチェロ・レーニンガー( 指揮)、そしてテツラフのヴァイオリンによって初演されました。ヴァイオリン・パートの輝かしいパッセージがちりばめられた作品で、テツラフの妙技を堪能できます。
 そしてそれと対話するオーケストラと、すべてを統率するラトルの一体感が見事です。エルガーでは全体の音色のブレンド具合がたまらなく美しく、ラトルとロンドン交響楽団の躍進をあらためて予感させる演奏となっています。












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7/4(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


COVIELLO



COV 91910
(2CD)
¥2900
ラヴェル:ピアノ作品全集
 [CD1]
  水の戯れ/亡き王女のためのパヴァーヌ/
  鏡/夜のガスパール/ラ・ヴァルス
 [CD2]
  ソナチネ/プレリュード/
  ハイドンの名によるメヌエット/
  クープランの墓/シャブリエ風に/
  ボロディン風に/古風なメヌエット/
  メヌエット(1904)/高雅で感傷的なワルツ
アルフォンソ・ゴメス
 (ピアノ;スタインウェイD)

 現代の感性で明らかにするラヴェルの魅力

 録音:[CD1]2016年6月28-30日、[CD2]2018年7月28-29日/フライブルク、アンサンブルハウス/74'02''、68'14''

 アルフォンソ・ゴメスは現代作品を得意とし多く取り上げているスペインのピアニストです。明晰な読みとメカニックな巧さを武器に、現代的な研ぎ澄まされた音色感覚でカッチリと奏でられるラヴェル。
 とは言え瑞々しさを失うことなく、かと言って甘くなりすぎず、という見事なバランスでいきいきと全曲に対峙。
 ラヴェルが自らの音楽の精粋を封じ込めるべく開発したピアノ書法を丁寧に解きほぐし、その音楽の素晴らしさを明らかにしてくれます。
 スタインウェイの響きも美しく録音も上質で、大変高い完成度のアルバムになっています。





LIMEN


CDVD123 C123
(2CD+1DVD)
¥4400
トルコのヴァイオリニストが奏でる真摯なバッハ
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006
チハト・アスキン(ヴァイオリン)

 録音:2018年/リメン・スタジオ/59'53''、66'03''、DVD: NTSC 16:9

 チハト・アスキンは1968年イスタンブール生まれのイスラム教徒で、幼いころから作曲もこなしているヴァイオリニストです。
 バッハの無伴奏はヴァイオリンの歴史におけるマイルストーンである、と語るチハト・アスキン。モダン・ヴァイオリンを用い、全曲をじっくりと練り上げ真摯に演奏しています。
 限定生産、シリアルナンバー付き。演奏を収めたDVD 付きです。

 

CPLT099 C099
¥2900
「ふたりでリード楽器を」
 ガーシュイン:「パリのアメリカ人」よりブルース
 ベーラ・コヴァーチ:Sholem-alekhem, rov Feidman!
 マルケス:ダンソン第2番
 L.Kolodziejski:Anthill
 N.Ortolano:ロマンツァ
 A.Nebl:タンゴ第1番
 A.Nebl:タンゴ第2番
 E.Blatti:前奏曲と舞曲
 A.Biancamano:Al di la del mare
フランチェスコ・ジャルディーノ
 (クラリネット)
ジュゼッペ・シリアーノ
 (アコーディオン)

 クラリネットとアコーディオンで奏でるタンゴ

 録音:2018年/リメン・スタジオ/56'28''

 クラリネットとアコーディオンによる珍しいアルバム。自由度の高いアレンジでラテンのノリを巧みに表現しており、演奏技術もなかなかのもの。
 限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。




 

ARCANA



A464
\2600
アレッサンドロ・グランディ (1590-1630):
 天の花 〜コンチェルタート様式によるヴェネツィアのモテット集

  1. ああ、なんと美しい
  2. わたしは嘆こう、夜も昼も
  3. 谷間の百合よ〔器楽合奏を伴うモテット〕
  4. 裁きの日までのあいだ
  5. おお、善きイエス
  6. 御名を讃えよ
  7. ああ、わが魂よ、なぜ嘆くのか
  8. お救い下さい、あなたの民を
  9. 善きイエス、父なるかたの約束〔器楽合奏を伴うモテット〕
  10. 主よ、どうか激しい怒りを
  11. すぐに立ち上がり
  12. 天には静けさが広がり
  13. わたしは見た、白鳩のように美しい女性を
  14. 来たれ、わが最愛のかた
  15. 主が建ててくださらないのなら
アカデミア・ダルカディア
 編成:
  ソプラノ×2、アルト×2、テノール×3、
  バス×2、テオルボ、オルガン
ウト・ファ・ソ・アンサンブル
 編成:
  木管コルネット×2、
  テナー・サックバット×2、
  バス・サックバット×1
アレッサンドラ・ロッシ・リューリヒ(指揮)
 
 1590年にヴェネツィアで生まれたグランディは、17世紀前半のヴェネツィア楽派で最も偉大なモテット作曲家とされています。
 極めて早熟で、1627年にはサン・マルコ寺院の副楽長に任命され、当時その才能はモンテヴェルディに匹敵すると噂されるほどでしたが、1630年にはペストのため、妻と10人の子供たちと共に亡くなってしまいました。
 このアルバムは、17世紀イタリア音楽を演奏するため2018年に結成されたばかりのアンサンブルにより、マントヴァのサンタ・バルバラ教会の美しい響きの中で録音されています。
 
 アルバムタイトルの「天の花」は、彼の5番目のモテット集から取られました。収録された作品は1610年から30年までに出版されたもので、ほとんどが初録音。
 早世のためその生涯も音楽も伝わるものが少なく、彼の作品のみで構成されたアルバムというのは今回が初めてとなりますが、この美しい響きはきっと多くの人を虜にすることでしょう。
 
 ピッチ:A=462Hz
 調律:1/6コーマ・ミーントーン
 録音:2018年8月1-4日、サンタ・バルバラ教会、マントヴァ 
 
 プロモーション動画: https://youtu.be/FMH09lZfpkw
 




RAMEE



RAM1911
\2600
J.S.バッハ(1685〜1750):
 どこへ彷徨い出るべきか〜
  ガンバ三重奏によるバッハ鍵盤作品集〜

 3声の組曲 ト長調(フランス組曲 第5番 BWV 816より)
   1) アルマンド
   2) クラント
   3) サラバンド
   4) ガヴォット
   5) ジグ
 ファンタジアとフーガ ニ短調 BWV 905
   6) ファンタジア
   7) フーガ
 8) コラール前奏曲「来たれイエスよ、今こそ天よりここへ」BWV 650
 9) コラール前奏曲「ああ神にして主なるかた」BWV 692
 イタリア様式による協奏曲 ト長調 BWV 971
  10) アレグロ・アッサイ(じゅうぶん快速に)
  11) アンダンテ(歩く速さで)
  12) プレスト(急速に)
 13) コラール「今ぞ来たれ、異教徒の救い主」によるトリオ BWV 660
 14) コラール前奏曲「どこへ彷徨い出るべきか」BWV 646
 トリオ・ソナタ ニ長調 BWV 1028
  15) アダージョ(緩徐に)
  16) アレグロ(快速に)
  17) アンダンテ(歩く速さで)
  18) アレグロ(快速に)
 19) コラール前奏曲「ただ神のみを信じる者は」BWV 691
チェッリーニ・コンソート(ガンバ合奏・古楽器使用)
 トーレ・エーケトルプ
(5弦パルドゥシュ〔最高音域〕・ガンバ、バス・ガンバ)
 ブライアン・フランクリン
(ディスカント〔高音域〕・ガンバ、テノール・ガンバ、バス・ガンバ)
 トーマス・ゲチェル
(6弦パルドゥシュ・ガンバ、テノール・ガンバ、バス・ガンバ)
NYCX-10077
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税

 ヴィオラ・ダ・ガンバ三重奏でなぜバッハの鍵盤作品を?と思われるかもしれません。しかしこれは、バロック期の通例としては決して不思議ではない解釈でもあります。
 ヴィオラ・ダ・ガンバはかつて、調和のとれた社交生活を送れる人物であることの証として貴族たちに愛されていました。
 貴族にふさわしい知的な対位法楽曲にも適しているうえ、人の声に近い美音も好まれ、声楽曲の楽譜をみながら歌い手ぬきでそれを合奏することもあれば、当時は声部別に別々の段に記されることも多かったオルガン独奏曲を合奏曲に見立て、その音の絡みを解き明かしながら演奏するのにもガンバが使われたのです。

 チューリヒとバーゼルで、名匠サヴァールやパンドルフォらに師事したのち世界的に多忙な活躍をみせている3人の新旧世代ガンバ奏者たちは、そうしたこの楽器の演奏習慣を「いま」に甦らせるがごとく、あえて広く知られたバッハの鍵盤曲を原作にそうした編作を試み、きわめて高い評価を博してきました。
 徹底した古楽研究の成果としての「ガンバによるバッハ」は、作品本来のみずみずしい魅力に思わぬ角度から光をあてた魅惑の仕上がり!
 18世紀のオリジナル古楽器を含む銘器の数々から引き出される、素材感あふれる羊腸弦の美音の重なりに酔いしれたい1枚です。
  録音:2017年10月26〜29日、スイス放送局(SRF)第2スタジオ、チューリヒ
   【国内盤】 解説日本語訳:白沢達生
  



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


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SPECTRUM SOUND



CDSMBA 046
(8CD)
¥9600→\8990

スペクトラム・サウンド&ベルアーム 10周年記念完全限定BOX
 カラヤン、ロジェストヴェンスキー、
 ショルティ、クライバーンの正規初出音源も収録!
 CD 1 初出音源
  ・カバレフスキー:「コラ・ブルニョン」序曲
  ・プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 Op.125*
  ・ラフマニノフ:交響曲第3番 イ短調 Op.44    
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)*、
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
ライヴ録音:1960年9月28日/
 シャイヨー国立劇場(モノラル)/音源:INA archives
 CD 2
  ・ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調 Op.93
    
クルト・ザンデルリンク(指揮)、
フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1978年1月18日/
シャンゼリゼ劇場(ステレオ)/音源:INA archives
 CD 3&4
  ・ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB.108(ノヴァーク版)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ライヴ録音:1957年4月17日/ウィーン楽友協会(モノラル)
音源:Private archives and previously released on Andante CD
 CD 5 初出音源
  ・ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB.109
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ライヴ録音:1967年8月27日/
ザルツブルク(モノラル)/音源:INA archives
 CD 6
  ・モーツァルト:交響曲第29番イ長調K.201
  ・R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』Op.20
  ・ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
カール・ベーム(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
ライヴ録音:1973年5月25日/
サル・プレイエル(ステレオ)/音源:INA archives(CDSMBA 001)
 CD 7 初出音源
  ・ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調「運命」 Op.67
  ・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23*
ゲオルク・ショルティ(指揮)、
ヴァン・クライバーン(ピアノ)*、
フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1962年5月4日/
シャンゼリゼ劇場(ステレオ)/音源:INA archives
INAに保管されていたマスターテープの放送用編集よりチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番第1楽章の終結部がフェイドアウトされており5秒ほど収録されておりません。あらかじめご了承ください。
 CD 8 今後リリース予定タイトルからの抜粋音源 初出音源
・ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98より第1楽章
・ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73より第4楽章
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ライヴ録音:1975年6月2日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
・ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21より第3楽章 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)、
エリアフ・インバル(指揮)、
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
ライヴ録音:1970年4月17日/サル・プレイエル(ステレオ)
・ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB.109より第2楽章 オガン・ドゥリャン(指揮)、
フランス放送新フィルハーモニー管弦楽団
ライヴ録音:1981年5月8日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
・シューベルト:交響曲第8番 ロ短調「未完成」 D.759より第1楽章 カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)、
パリ管弦楽団
ライヴ録音:1986年4月11日/サル・プレイエル(ステレオ)
・モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」K.551より第4楽章 カール・ベーム(指揮)、
フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1975年6月25日/サル・プレイエル(ステレオ)
 

 カラヤン、ロジェストヴェンスキー、ショルティ、クライバーンの正規初出音源も収録!スペクトラム・サウンド&ベルアーム10周年を記念して完全限定BOXが登場!!

 スペクトラム・サウンド・レーベルが10周年を迎えました。これを記念してフランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源から完全限定の8枚組がリリースされます。

 今回の完全限定BOX には大注目の初出音源を多数収録しております。
 1967年8月ザルツブルクでのカラヤン&ウィーンフィルのブルックナーの交響曲第9番、1960年9月シャイヨー国立劇場でのロジェストヴェンスキー&レニングラード・フィルのラフマニノフの交響曲第3番とロストロポーヴィチを迎えてのプロコフィエフの交響的協奏曲、1962年5月シャンゼリゼ劇場でのショルティ&フランス国立管の「運命」とクライバーンを迎えてのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番(INA に保管されていたマスターテープの放送用編集より第1楽章の終結部がフェイドアウトされており5秒ほど収録されておりません。)を収録。そのどれもがスペクトラム・サウンドの確かな技術でリマスタリングされました。

 またCD 8には今後同レーベルよりリリース予定のタイトルから選りすぐりの音源を収録!今後のリリースにも大注目です。
 当セットは初回生産完全限定となっており、在庫なくなり次第廃盤となります。この機会をお見逃しなく!(日本語解説は付きません)



<メジャー・レーベル>
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DG



4836400
(2CD)
\4600→\4190
《ネゼ=セガン〜モーツァルト:歌劇『魔笛』》
 モーツァルト:歌劇『魔笛』
クラウス・フロリアン=フォークト----タミーノ
クリスチアーネ・カルク----パミーナ
ローランド・ビリャソン----パパゲーノ
レグラ・ミューレマン――パパゲーナ
アルビナ・シャギムラトヴァ----夜の女王
フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ---ザラストロ
パウル・シュヴァイネスター---モノスタトス
RIAS室内合唱団
ヤニック=ネゼ・セガン(指揮)
ヨーロッパ室内管弦楽団

 ネゼ=セガン&ビリャソンによる「モーツァルト・オペラ・シリーズ」第6弾は待望の『魔笛』

 バーデン=バーデン音楽祭におけるライヴ録音によるネゼ=セガンのモーツァルト:オペラ録音第6弾となる今作は大好評を博した『魔笛』。
 ビリャソンのパパゲーノのみならず、タミーノにはフロリアン=フォークトを迎え、現在最高のキャストで繰り広げられた舞台のライヴ録音です。
  録音:2018年7月、バーデン=バーデン祝祭劇場(演奏会形式によるライヴ録音)
  
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4836096
\2300→\2090
アブドラザコフ, DGファースト・ソロ・アルバム
 《イルダル・アブドラザコフ〜ヴェルディ:オペラ・アリア集》

 ヴェルディ:
  歌劇『アッティラ』より
   1)「ウルディーノ!ウルディン!」、
   2)「ローマの前で私の魂が」、3)「恐ろしや!」、
  歌劇『ドン・カルロ』より
   4)「彼女は私を愛したことがない」、5)「一人寂しく眠ろう」、
  歌劇『ナブッコ』より
   6)「希望を持て、ああ子らよ」、7)「エジプトのあの海辺で」、
  歌劇『シモン・ボッカネグラ』より
   8)「お前とも最後の別れだ」、9)「悲しい胸の思いは」、
  歌劇『オベルト、サン・ボニファーチョ伯爵』より
   10)「奴は遅いぞ!」、11)「裏切りに対する怒りが」、
   12)「貴様にだ、傲慢な若造」、
  歌劇『ナブッコ』より
   13)「来なさい、レヴィの人よ」、
   14)「お前は預言者の言葉によって」、
  歌劇『シチリア島の夕べの祈り』より
   15)「おお、祖国よ」、16)「おお、お前、パレルモ」、
  歌劇『ルイザ・ミラー』より
   17)「なんということを話してくれたんだ」、
   18)「わしの血も命も与えてやる」、
  歌劇『マクベス』より
   19)「気をつけて進め、わが息子よ」、20)「なんという暗い闇が」、
  歌劇『エルナーニ』より
   21)「私は何を見ているのか」、
   22)「私は不幸な男だ!…お前は信じていたのだ」、23)「復讐の刃が」
イルダル・アブドラザコフ(バス)、
ローランド・ビリャソン(テノール)(1, 3, 7)、
Geoffroy Salvas(バリトン)(17)、
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
モントリオール・メトロポリタン管弦楽団

 人気バス歌手によるDGファースト・ソロ・アルバムはヴェルディ・アリア集!
 
 ロシアのバス歌手イルダル・アブドラザコフが指揮者ヤニック・ネゼ=セガンとモントリオール・メトロポリタン管弦楽団という最強のメンバーで臨んだドイツ・グラモフォンからのファースト・ソロ・アルバムです。ヴェルディはイルダルの人生にとって大きな役割を果たした作曲家で、常に寄り添ってきました。イルダルのヴェルディの役は非常に評判が高く、今まで同様、これからもずっと歌い続けていくことでしょう。このアルバムではヴェルディの特に有名なバス役の歌唱を収録しています。
 イルダルは現在最もよく知られた人気のバス歌手で、ロンドン、ミュンヘン、パリ、ベルリン、ミラノの主要な歌劇場に出演しています。
 【録音】2018年10月21−27日、モントリオール
 




<国内盤> 

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スリーシェルズ



3SCD-0049
¥2777+税
実は伊福部昭の弟子!主演俳優宝田明指揮「ゴジラ」!
 「伊福部昭百年紀Vol.6」
水戸博之(指揮)
オーケストラ・トリプティーク
 (コンサートマスター:三宅政弘)
宝田明(1のみ.指揮)、藤井麻理(2.ピアノ)
 (01)「ゴジラのテーマ」(宝田明指揮)
 (02)ラモー:タンブラン (三宅政宏、藤井麻理)
 (03)「怪獣大戦争」組曲
  【No.1 メインタイトル/No.4 P1号と木星/No.10 鷲ヶ沢と明神湖/No.16 X星の三大怪獣/
   地球大混乱(復元のためNo.不明)/(No.1)怪獣大戦争マーチ/No.25 エンディング】
 (04)「ゴジラ対モスラ」組曲
  【No.2 メインタイトル/No.11 不思議な洞窟/No.14 Mバトラ Slow/
   No.16-B メーサーマーチ/No.18 Mモスラ Fast/No.37 ローリングタイトル〜エンディング】
 (05)オマージュ宝田明
  【緯度ゼロ大作戦/暗黒街の顔役/二人の息子/コタンの口笛/忠臣蔵より"討ち入り"/ゴジラよりメインタイトル】
 (06)「わんぱく王子の大蛇退治」組曲
  【No.1 プロローグ〜メインタイトル/No.6 スモウ〜イザナミの昇天/No.12 旅立ち〜月夜の海/
   No.22 火の国への道/No.24 火の神/No.27 氷の玉の威力(抜粋)/No.29 アメノトリフネ〜タカマガハラ/
   アメノウズメの踊り I/No.45 クシナダヒメ/No,49 戦いの準備/No.51 ヤマタノオロチ出現/
   (No.1)わんぱく王子の大蛇退治/No.56 KAMA 1対スサノオ/
   No.59 KAMA 2 追撃す/No.61 最終戦〜闘いの後/No.63 エンディング】
 ------以下アンコール-----
 (07)アメノウズメの踊り/(08)メーザーマーチ/(09)怪獣大戦争マーチ

 宝田明の指揮による「ゴジラのテーマ」を収録!伊福部昭百年紀Vol.6の伝説のライブがCD化!

 録音データ 2018年4月28日北とぴあ さくらホール(録音・編集:上埜嘉雄)
 ■企画:スリーシェルズ ■解説:小林淳、■協力:伊福部家、宝田明

 今年で公開65年をむかえた東宝映画『ゴジラ』(1954年/監督:本多猪四郎)。
 音楽を担当した伊福部昭は生誕105年、主演俳優の宝田明も芸能生活65年の記念の年を迎えました。
現在大ヒット上映中のアメリカ映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』と共に楽しみたいCDが発売されます。
 100年単位で愛される伊福部昭の音楽の素晴らしさを伝えるために「百年紀」として2014年にスタートしたシリーズVol.6。伊福部昭の名作映画音楽を現代に甦らせるコンサートとして続いています。これまでに多くのゲストをむかえて、様々な側面から伊福部サウンドにスポットを当ててきました。
 
 Vol.6のゲストは、1954年に『ゴジラ』で主演デビューとなった俳優の宝田明。
 「ゴジラは同級生」と語る宝田明が、オーケストラを指揮してあの「ゴジラのテーマ」を演奏しました。宝田明は、東宝の俳優養成所時代に、伊福部昭から音楽について指導を受けていて、今回の演奏は、伊福部先生への恩返しであった、とも語っています。ミュージカルでも活躍する音楽的才能に溢れた宝田明指揮による「ゴジラのテーマ」はダイナミックでゴージャス。記念碑的な録音となりました。また、宝田明出演、伊福部昭音楽による「緯度ゼロ大作戦」「コタンの口笛」「忠臣蔵」などをメドレーにした組曲も演奏、収録されています。

 樋口真嗣監督のリクエストによる映画版「わんぱく王子の大蛇退治」組曲!
 2003年に交響組曲として再編された映画音楽「わんぱく王子の大蛇退治」。再編した折には、電気楽器をカットして通常の演奏会で取り上げやすく再編されていました。このバージョンも素晴らしいのですが、映画の原典版をと望む声も多かったのです。そのようなファンと同じ気持ちを持っていたのが伊福部昭百年紀の副委員長をつとめる樋口真嗣監督。樋口真嗣監督に「百年紀へリクエストするならば?」と質問したところ、その返答が「わんぱく王子の大蛇退治」の映画版を聴きたい!でした。
 カットされた楽器を復活させて、交響組曲に使われなかった楽曲も含む25分近い大作として映画版の「わんぱく王子の大蛇退治」組曲を復元!エレクトーンを含むハイブリッド編成であるオーケストラ・トリプティークの底力を味わえるクオリティーの高い演奏となりました。

 「怪獣大戦争」「ゴジラVSモスラ」など、人気作品の組曲も収録!
 伊福部マーチ愛好者には絶対にはずせない「怪獣大戦争マーチ」はもちろん。映画の録音では、黒柳徹子の父・黒柳守綱が演奏したと言われるラモーの楽曲も加えた「怪獣大戦争」組曲。これまででも最高レベルのメーサーマーチ!と絶賛された演奏を含む「ゴジラVSモスラ」組曲も聴きどころです。
 オーケストラ・トリプティークの常任指揮者水戸博之(北海道出身)による初のフルオーケストラ編成の百年紀となりました。

 



3SCD-0034
(2CD)
¥4000+税

「室内合唱団 日唱による伊福部昭個展」 和田薫(指揮)
室内合唱団 日唱
藤井麻理(ピアノ)
竹蓋彩花(エレクトーン)
 DISC1 「合唱とピアノによる伊福部昭個展」
  (01)和田薫:谷神不死-無伴奏混声四部合唱のための-伊福部昭十年祭へ寄せる(委嘱初演・この作品のみ和田薫作曲)
  (02)『北海道讃歌』(1961) 作詞:森みつ
  (03)全開発の歌(全北海道開発局労働組合の歌)作詞:沢谷純一
  (04)『シレトコ半島の漁夫の歌』(1966)作詞:更科源蔵 ピアノリダクション
  (05)合唱頌詩『オホーツクの海』(1958)作詞:更科源蔵 ピアノリダクション
 DISC2 「合唱とエレクトーンによる伊福部昭個展」(編曲:竹蓋彩花)
  (01)『わんぱく王子の大蛇退治』(1963)No.6
  (02)『わんぱく王子の大蛇退治』(1963)No.63
  (03)『セロ弾きのゴーシュ』(1953)No.11
  (04)『セロ弾きのゴーシュ』(1953)No.19
  (05)『イワンと子馬』(影絵劇『せむしの子馬』より 1953) 子馬の唄
  (06)『イワンと子馬』イワンの唄
  (07)『イワンと子馬』No.36
  (08)『イワンと子馬』No.44
  (09)映画『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』(1962)
  (10)映画『鯨神』(1962)
  (11)映画『反逆児』(1965)
  (12)映画『ひろしま』(1953)
  (13)『ゴジラ』(1954)メインタイトル(エレクトーンのみ)〜『大怪獣バラン』(1958)
  (14)『海底軍艦』(1963)ムウの祈り
  (15)『モスラ対ゴジラ』(1964)メインタイトル(エレクトーンのみ)〜マハラ・モスラ
  (16)聖なる泉〜『キングコング対ゴジラ』(1962)メインタイトル~眠れる魔神~メインタイトル
  (17)『ゴジラ』エンディング

 北海道讃歌、全開発の歌、シレトコ半島漁夫の歌、オホーツクの海、そして映画音楽の豊穣なる作品群が合唱と共に甦る!「室内合唱団 日唱による伊福部昭個展」 和田薫(指揮)

 収録:2016年9月2日渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール (録音・編集:磯部英彬)
 ■企画:スリーシェルズ/■解説:小林淳/■協力:伊福部家、和田薫、日本合唱協会

 伝統あるプロ合唱団「日唱」がスタートさせた日本の巨匠シリーズ第1弾「伊福部昭」。
 独自なる伊福部ワールドが鳴り響いた伝説のコンサートの完全CD化!
 伊福部門下の和田薫による師の十年祭へ捧ぐ無伴奏合唱曲からコンサートは幕開ける。音を穿ち、響きを創出するピアノによる透徹した世界とエレクトーンオーケストラによる熱狂の歓喜へ至る伊福部合唱個展!2時間半に及ぶ重量級コンサートを2枚組CDとして完全収録

 伊福部昭の愛弟子である和田薫の指揮で、「大楽必易」なる伊福部の重厚で雄々しい音楽性をクローズアップ。和田薫の音楽テーマである「喚起」の世界が伊福部の根源的エネルギーを呼び起こす!
 DISC1は「ピアノ:藤井麻理」によって研ぎ澄まされた響きと炸裂するピアニズムによる、DISC2は「エレクトーン・編曲:竹蓋彩花」によって伊福部映画音楽をアレンジして極彩色のダイナミズムとともに鳴り響くエレクトーンによる。いずれも指揮:和田薫、合唱:日唱による確かな譜読みと伊福部への深い理解が隅々まで伝わった演奏となっている。
 ピアニストの藤井麻理、エレクトーンの竹蓋彩花は、オーケストラ・トリプティークのメンバーとして、伊福部昭や日本人の様々な作品を演奏する奏者としても好評を得ており、その入魂の演奏が記録されたCDが発売される。

 
3SCD-0048
¥2778+税
「佐藤勝音楽祭」 松井慶太(指揮) 、
オーケストラ・トリプティーク、
藤井麻理(ピアノ)、
竹蓋彩花(エレクトーン)
 (01)『幸福の黄色いハンカチ』(1977)〜はためく黄色いハンカチ [M-17]
 (02-04)岡本喜八監督作品による3つの映画音楽
 (02)『独立愚連隊』(1959)〜独立愚連隊マーチ
 (03)『肉弾』(1968)
 (04)『吶喊』(1975)
 (05-07)黒澤明監督作品による3つの映画音楽
 (05)映画『隠し砦の三悪人』(1958)
 (06)映画『用心棒』(1961)M1、M28、 M46 M47
 (07)映画『赤ひげ』(1965)M1 、M7、M19、M24、M26
 (08-10)ゴジラシリーズ
 (08)『ゴジラの逆襲』(1955)メインタイトル
 (09)『ゴジラの息子』組曲(1967)
  【オープニング(M1)/メインタイトル(M2)/実験準備(M8)/大カマキリ(M6)/
   カマキラス(M12)/ゴジラ対クモンガ(M32)/エンディング(M34T3)】
 (10)ゴジラ対メカゴジラ(1974)
  【オープニング(M1)/メインタイトル(M2)/黒雲の山(M6)/メカゴジラ出現(M11)/
   ゴジラ対アンギラス(M9)/ゴジラ対ゴジラ(M10)/シーコーラル(M16)/
   西から昇る太陽(M23)/ミヤラビの祈り(M26)/三大怪獣・沖縄決戦!2(M30)/エンディング(M32T2)】
 ------以下アンコール-----
 (11)ゴジラ対メカゴジラより/(12)赤ひげより

 ゴジラシリーズ、黒澤、喜八、日本映画を音楽で支えた作曲家佐藤勝のダイナミックで痛快なサウンドが甦る!

 収録:2017年7月30日渋谷区総合文化センター大和田さくらホール (録音・編集:上埜嘉雄)
 ■企画:スリーシェルズ/■解説:小林淳/
 ■協力:佐藤家、喜八プロ、東宝ミュージック、岩瀬政雄、瀬戸伸雄、佐々木淳

 ゴジラシリーズ、黒澤明映画、岡本喜八映画、山田洋次映画など、数々の映画を彩る音楽はその多くが佐藤勝の作曲であった。
 偉大な仕事にあらたな生命を!意義ある仕事を後世に残していこう!と行われた音楽祭が待望のCD化。
  失われたスコア(楽譜)を復元して再演奏、ステレオ録音の快挙!

 来場した樋口真嗣監督が「メロディーが刺さり音圧に感情をぐわんぐわん揺さぶられます」「ブラスファンクな金管の唸り、野蛮なリズムセクションのビート感。文字通り血液が沸騰して体温と血圧が上昇します」と絶賛した名演を収録した決定版!
 ゴジラ「ミヤラビの祈り」で沖縄のメロディーを取り入れた佐藤勝の美しくおおらかな音楽性にも注目です!

 佐藤勝(さとう まさる/1928-1999)
  北海道留萌市生まれ。生家の近くに映画館があったことから、また母親が映画好きだったことから幼少時より映画に親しんだ。とりわけ映画から流れてくる音楽に心を惹かれた。1951(昭和26)年3月、音楽で身を立てるために入学した国立音楽学校を卒業する1週間前、映画音楽の仕事に就きたいという想いをどうしても捨てきれずに黒澤明監督作『羅生門』(1950/大映京都)の音楽ですっかり心酔していた早坂文雄の門を叩く。『羅生門』との出会い。『羅生門』から聞こえてきた早坂文雄の音楽。これが佐藤の人生を決定づけた。
 その後、音楽学校の講師やバンドマンの仕事に従事して生計を立てながら、早坂の助手のような形で師から映画音楽作曲技法を学んでいく。早坂が音楽を手がける溝口健二監督作や黒澤明監督作、ほかの作品でアシスタント兼協同作業者をつとめる。佐藤は早坂の手伝いをするとともに、師から映画音楽作曲術、映画に音楽を付すにあたっての考え方、映画音楽作曲家としての姿勢、心構えなどを学んでいった。
 1952(昭和27)年、早坂の推薦を受けて新理研プロダクション作品『三太と千代の山』(小田基義監督)で映画音楽デビューを飾った。同作はクレジット上では早坂との共作となっているが、実質、佐藤の単独担当作品だった。以後、師との共作も経験しながら、主に新東宝の小品で腕を磨いていく。
 1953(昭和28)年、小田基義が東宝に復帰した。それにともなって東宝作品『ゴジラの逆襲』(1955)の音楽担当者に抜擢される。滝沢英輔監督作『六人の暗殺者』(1955/日活)とともに、佐藤自ら「映画音楽の入学試験だった」とふりかえる同作の音楽は高評価を獲得し、以後、映画音楽作曲家としてひとり立ちし、大手各映画会社のプログラム・ピクチャーを筆頭に大作から独立映画プロダクションの小品に至るまで、さまざまな分野の映画で健筆をふるっていく。
 1955(昭和30)年、早坂文雄が急逝した。師の逝去を受けて早坂の絶筆作品となった黒澤明監督作『生きものの記録』(1955/東宝)の音楽をまとめ上げたことが契機となり、1957(昭和32)年の『蜘蛛巣城』(東宝)から黒澤明とのコンビが築かれる。1965(昭和40)年の『赤ひげ』(黒澤プロダクション、東宝)まで、佐藤は全8本の黒澤映画の音楽を担当した。この一連の仕事で佐藤の名は世界に知れわたった。
 黒澤明ばかりでなく、そのほか多くの日本映画の巨匠・名匠たちからも全幅の信頼が寄せられた。幾人かの名をあげれば、岡本喜八、沢島忠、福田純、山本薩夫、田坂具隆、五社秀雄、森崎東、佐藤純彌などは常に佐藤音楽を強く欲した。代表作にあげられる作品群も実に多い。これらの監督作ばかりでなく、日本映画の名作、傑作、佳作、秀作、その少なからずの作品が佐藤音楽に彩られたものである。
 佐藤の音楽は変化自在なスタイルで種々様々な映画に寄り添っていった。映画音楽で最も大切なものは音色、音のカラーだ、という信念のもと、佐藤でなければ導けないと思わせる響きとリズムで映画を躍動させた。たとえば、日活活劇映画や岡本喜八の「暗黒街」シリーズ、「独立愚連隊」シリーズ、福田純の荒唐無稽風娯楽作を彩ったビッグバンド・ジャズ調の鳴りは、佐藤音楽のアグレッシブかつ陽性の特徴を端的に伝えてくる。人間ドラマ映画、文芸映画を包み込んだリリカルな旋律、和声豊かな調べ、活劇映画でとどろく躍動的で観る者の感情を正面から刺激していくサウンド、映画の方向性にかんがみ、剛柔自在な音楽を付した時代劇映画や戦争映画などにおける音楽采配は佐藤の真骨頂だった。
 映画音楽作曲の仕事はおよそ半世紀にわたった。1952年のデビューから2000年代の到来の時代までに組んできた監督は100人近くとなり、担当本数も300作を優に超える(ただし、これは佐藤公認のもの)。文字通り日本映画史を常に書き換えながら歩んできた映画音楽作曲家である。
 黒澤明の遺稿を映画化した、小泉堯史監督作『雨あがる』(1999/「雨あがる」製作委員会)が遺作となった。1999(平成12)年の暮れ、『雨あがる』の封切りを待たずして、自身の叙勲を祝うパーティー会場で倒れ、不帰の客となった。(小林淳)





<映像>

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Chateau de Versailles Spectacles(映像)



CVS012
(DVD)
\4700→\4290
1.ジャン=バプティスト・リュリ(1632-1687):テ・デウム
2.ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704):
  53声部のザルツブルク大聖堂祝典ミサ曲
ヴァーツラフ・ルクス(指揮)
コレギウム1704(古楽器使用)
コレギウム・ヴォカーレ1704
ヴェスサイユ・バロック音楽センター少年少女合唱団

 【世界遺産ラテラノ大聖堂での壮麗ライヴ!】
 
 近年急速に注目を浴びているチェコの指揮者ヴァーツラフ・ルクスと、彼が率いるピリオド・アンサンブル「コレギウム1704」が、古代の建築様式を随所に残す世界遺産ローマのサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂にて、リュリとビーバーの大規模宗教作品を演奏した映像が登場。
 正面とは別に参列席左右に陣取ったトランペットとティンパニの効果もあいまって、聖堂全体を華麗な響きで包み込みます。
 トランペット隊を正面に集約し児童合唱を伴ったリュリも聴き応えたっぷり。煌びやかさだけでない、長い歴史を感じさせる壮大な演奏空間にも注目です。

 彼らは2016年にも、ビーバーの53声部ミサ初演の地とされるザルツブルク大聖堂で当作品を演奏、話題となったほか、度重なる公演を行っており、これだけの規模の作品ながら、その解釈はすっかり手中に収めているといった貫禄で聴かせています。
 また数々のピリオド楽器を視覚で楽しめることも、こういった映像作品の醍醐味の一つ。テオルボには、世界的リュート奏者・野入志津子の姿も見ることができます。

 収録:2018年10月28日、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂、ローマ
 収録時間:89分
 片面2層ディスク
 NTSC All-Regions
 ドルビーデジタル5.1/ステレオ


 リュリの「テ・デウム」の映像が少し観られる。
https://youtu.be/e4R5VT3Spk4

 ビーバーの53声部のミサ曲は一体どんな風になってるんだろう・・・。
 17世紀フランスと神聖ローマ帝国の二大作曲家による豪華絢爛たる宗教曲、映像で観てみたい。













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7/3(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CANARY CLASSICS



CC 17
¥2600
アヴネル・ドルマンの声楽曲、ピアノ曲、ヴァイオリン・ソナタ!
 アヴネル・ドルマン(1975-):
  (1)「ゲティスバーグからの手紙」〜
    ソプラノ、バリトン、混声合唱とパーカッションのための
     【世界初録音】(24'01")
  (2)「アフター・ブラームス」〜
     ピアノのための3つの間奏曲(12'13")
  (3)ヴァイオリン・ソナタ第3番「ニグン」(19'47")
(1)アマンダ・ハイム(ソプラノ)
 リー・ポウリス(バリトン)
 トレモノ・パーカッション・アンサンブル
 ゲティスバーグ大学合唱団
 ロバート・ナッター(指揮)
(2)オルリ・シャハム(ピアノ)
(3)ギル・シャハム(ヴァイオリン)
 オルリ・シャハム(ピアノ)

 シャハムの立ち上げたレーベルからの注目作!イスラエル注目の作曲家、アヴネル・ドルマンの声楽曲、ピアノ曲、ヴァイオリン・ソナタ!!

 録音:(1)2015 年12 月4 日、(2)2014 年12 月21 日、(3)2011 年4 月13 日/アメリカ/56'01"、ディジパック仕様

 世界的ヴァイオリニスト、ギル・シャハムが2004年に立ち上げた自主レーベルCanary Classics。
 膨大なレパートリーを誇るシャハムですが、彼のルーツであるイスラエルの作品も積極的にとりあげております。当アルバムはイスラエル、テルアビブ出身の期待の作曲家、アヴネル(アヴナー)・ドルマンの作品3篇を収録しました。
 
 ドルマンはテルアビブ大学で作曲、音楽学に加えて物理学を専攻し、修士号を取得した逸材。その後、作曲家としての研鑚を積むためジュリアード音楽院にてジョン・コリリアーノに師事しました。25歳、2000年の時には作曲家としてイスラエル総理大臣賞を受賞。これは作曲家としては最年少での受賞でした。現在、ギル・シャハムをはじめ様々なオーケストラからの委嘱も多い、注目の作曲家として活躍しております。

 南北戦争において事実表の決戦となったゲティスバーグの戦い(1863年7月1-3日)の150年を記念し、2013年にゲティスバーグ大学の委嘱で作曲された「ゲティスバーグからの手紙」は、この戦いで致命傷を負いその数日を亡くなった第97ニューヨーク歩兵の手紙をもとに作曲されたソプラノ、バリトン、大合唱とパーカッションのための作品。その初演はアメリカ中のラジオ局で放送されました。
 まるでオーケストラを思わせる大合唱とソプラノとバリトンの独唱との掛け合いにより悲痛な叫びを表現したドルマンの意欲作です。

 他2篇は既発タイトルにも収録されている作品。「アフター・ブラームス」はオルリ・シャハムのソロ・プロジェクト『ブラームス・インパイアド』(CC15)で録音された作品で、いわばブラームスの語法を用いドルマンの個性で書かれたピアノ独奏のための3つの間奏曲です。
 また、シャハム兄妹の委嘱作品、ヴァイオリン・ソナタ第3番「ニグン」は2011年に初演されており、『ヘブライのメロディ』(CC 10)にも収録されております。4楽章構成の当作品は終始独特な世界に引き込まれ、微分音、重音でグリッサンド、フラジョレット奏法により神秘的な世界へと誘います。
 シャハムでしか表現することのできない緊張感と唯一無二の歌い回し、そして美音を堪能することができる作品です。







GRAND PIANO



GP756
\2300
ヴァンサン・ダンディ(1851-1931):
 ピアノ・ソナタ ホ長調 Op.63 (1907)
  1-7.第1楽章 8-12.第2楽章 13-23.第3楽章
 旅の画集 Op.33 (1889) より
  24. I.(序章) 25. III.牧場 26. IV.緑の湖 27. V.弔いの鐘
  28. XI.ボイロン修道院 29. XII.雨 30. XIII.夢
ジャン=ピエール・アルマンゴー
 (ピアノ/Steinway, Model D)

 【大作ソナタを含むダンディのピアノ作品集】

 セザール・フランク門下生としてパリ音楽院に学び、スコラ・カントルムの創立に関わるなど近代フランス音楽史に決して小さくない足跡を残したダンディですが、その作品が今日演奏される機会は多いとは言えません。
 50代の円熟期にあった彼が書いたピアノ・ソナタは、演奏時間40分を超す知る人ぞ知る大作で、変奏曲形式の第1楽章、トリオとコーダを持つスケルツォ・スタイルの第2楽章、ソナタ形式の第3楽章と構造も意欲的なものとなっています。
 「旅の画集」は様々な印象を綴った多彩な小品集ですが、全13曲からここでは約半数の7曲、作者の心象風景を思わせる憂愁の影さす曲が特に選ばれています。
 1943年生まれのフランスのピアニスト・アルマンゴーは、近代作品に対する深い造詣と高い学識で知られる大御所。
 ここでも母国が誇る大作曲家の真価を知らしめるべく、その音楽の奥深さを雄弁に展開しています。
  
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GP812
\2300→\2090
レバノンのピアノ作品 2
 1-4.アニス・フレイハーン:ピアノ・ソナタ第4番 (1951)*
 5-6.ホウタフ・フーリー:ピアノ・ソナタ第4番 「シャーム」 (2016)*
 8-10.ボグホス・ゲラリアン:ピアノ・ソナタ (1964)*
 11.ワリード・ハウラニ:レバノン狂詩曲 (1995)
 12-13.アニス・フレイハーン:白鍵によるエアとフーガ (1943)

  *=世界初録音
タチアナ・プリマク=フーリー (ピアノ/Steinway)


 【中東に花咲く、個性あふれるピアノ作品第2集】

 「レバノンのピアノ作品集」(GP715)に続く第2弾。
 イスラム色の強い中東では珍しく多民族・他宗教国家であるレバノンは、その国情と立ち位置から長年諍いの絶えない厳しい歴史の中にありましたが、そこでは西洋と中東アジアの様々な文化が影響し合い、独自の文化を育んで来たこともまた事実です。
 ここで生まれたピアノ作品の数々は、スリリングなまでに技巧的で示唆に富み、ほかでは聴けない個性的なものばかり。また前衛に走りすぎないのも大きな魅力です。
 ピアニストは今回も、ウクライナ出身で現在はレバノンに住むプリマク=フーリー。フレイハーンのソナタは前作の第9番に続き第4番を収録しており、これは第1、2楽章、間奏曲と第3楽章という構成で、様々な風景が目の前に次々と現れるような作品。
 またこちらも前作に続いて登場で、ピアニストの夫でもあるフーリーのソナタ第4番には、「大シリア」とも訳される大きなイスラム社会を表す「シャーム」という副題が付いています。
 これは(時に極端な)理想イスラム社会の象徴としても用いる言葉ですが、子供の頃からレバノン内戦の辛い時代を生きてきたフーリーは、この第2楽章「荒廃」に深い祈りの思いを込めており、これを攻撃的な性格の2つの楽章「湿地帯」「シャーム」で挟む構造となっています。
 録音:2017年5月15-17日  Reitstadel, Neumarkt, Germany
  
 


GP801
(2CD)
\3200
ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポ(1775?1842):
 ピアノ・ソナタ全集

【DISC 1】
 1-2.ピアノ・ソナタ ヘ長調 Op.1 「大ソナタ」
 3-6.ピアノ・ソナタ ハ短調 Op.5 「大ソナタ」
 7-9.ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.9-1 「大ソナタ」
 10-12.ピアノ・ソナタ ハ長調 Op9-2 「大ソナタ」
 13-15.ピアノ・ソナタ ハ長調 Op.13 「易しいソナタ」
【DISC 2】
 1-3.ピアノ・ソナタ 変イ長調 Op.15-1
 4-5.ピアノ・ソナタ ト短調 Op.15-2
 6-8.ピアノ・ソナタ ト長調 Op.18-1
 9-11.ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.18-2
 12-14.ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.18-3
 15-17.ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.20 「大ソナタ」
ルイザ・テンダー(ピアノ/Steinway Model D)

 【知られざるポルトガル古典派のピアノ・ソナタ】
 
 合唱ファンの間では「レクイエム」で知られるポルトガルの作曲家ボンテンポ。父親はリスボンの宮廷でオーボエ奏者を務めていたイタリア人で、ボンテンポも当地で音楽を学んだのち管弦楽団やピアニストとしても活躍しました。
 1801年にはパリへ、さらに数年後には、ポルトガルへ侵攻したナポレオンを嫌いイギリスへ出国。その間作曲家として華々しく活動を行い、親交のあったプレイエルやクレメンティらがその作品を出版していました。
 「レクイエム」やここに収められたピアノ・ソナタはこの時期に作曲されたもので、いずれも古典派の作風の範疇ながらもパリやロンドンの発展的な芸術文化を吸収した、華やかで色彩豊かな作品となっています。
 形式は2楽章から4楽章まで様々で、初期作はいずれも「大ソナタ」となっていますが15分前後の演奏時間。最後のソナタでまた「大ソナタ」の表題を用いていますが、こちらは30分近い作品で、表現的技術的に大きく発展したものとなっています。
 1820年頃ポルトガルへ帰ったボンテンポは、フィルハーモニー協会を設立して当時最先端の管弦楽作品を母国に広め、後年にはリスボンに設立された音楽院の初代院長に就任しました。
 ポルトガルのポルト出身のピアニスト・テンダーは、母国の音楽発展の恩人による知られざる作品を、豊かな表現で魅力的に聴かせています。
  録音:2018年6月27日-7月1日 Calouste Gulbenkian Foundation, Lisbon
  



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NAXOS



8.505251
(5CD)
\5500→\4990
お待たせしました!一挙発売!
 アダム・フィッシャー(指揮)&デンマーク室内管弦楽団
  ベートーヴェン(1770-1827):交響曲全集

【DISC1】   ( )内は収録日
 交響曲第1番 ハ長調 Op.21
  (2016年2月29日-3月1日)
 交響曲第2番 ニ長調 Op.36
  (2016年11月28-29日)
【DISC 2】
 交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」
  (2017年10月23-26日)
 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
  (2016年11月30日-12月1日)
【DISC 3】
 交響曲第5番 ハ短調 Op.67
  (2019年2月4-6日)
 交響曲第6番 ヘ長調 Op.68 「田園」
  (2018年3月12-16日)
【DISC 4】
 交響曲第7番 イ長調 Op.92
  (2017年11月27-29日)
 交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
  (2016年3月2-3日)
【DISC 5】
 交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」
  (2018年11月26-29日)
アダム・フィッシャー(指揮)
デンマーク室内管弦楽団

第九:
 サラ・スヴィトリツキ(ソプラノ)
 モルテン・グローヴェ・フランゼン(カウンターテナー)
 イルケル・アルザユレク(テナー)
 ラルス・メラー(バリトン)
 デンマーク国立コンサート合唱団

 【新鮮なアイデアが満載!アダム・フィッシャーのベートーヴェン交響曲全集】
 
 デンマーク室内管弦楽団は、以前はデンマーク放送所属の団体(デンマーク放送シンフォニエッタからデンマーク国立室内管弦楽団に改称)でしたが、2015年より現在の名称で独立した団体として活動しています。
 1997年から共演を続けているアダム・フィッシャーとは、2013年にデンマーク国立室内管弦楽団としてリリースしたモーツァルトの交響曲全集(DACAPO/8.201201)が、世界的に高い評価を得ました。
 彼らのベートーヴェンは、デンマーク放送時代から刺激的な内容で実演では大きな評判となっており、2013年から録音も始まっていたようですが、デンマーク放送はこのプロジェクトを中止してしまいました。
 そこで独立後の2016年から新たに録音されたものが今回の全集となったといういわく付きで、多くのファンが待ち望んだリリースといえます。
 彼らの以前の本拠地であり、今では王立デンマーク音楽アカデミーの所属となっているコペンハーゲンのコンサートホールで、満席の聴衆を前に劇的な公演が行われ、その直後にセッション録音されていったものです。
 録音場所:王立デンマーク音楽アカデミー コンサート・ホール、デンマーク放送コンサートホール 第2スタジオ (第5番のみ) 
 
 プロモーション動画:  https://youtu.be/sxP-kwh-6fU
 
     
   
 




TACET



S 234
(SACD Hybrid)
\2600
アウリン四重奏団/モーツァルト:弦楽四重奏曲第16,18番
 モーツァルト:
  1. 弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 K.428(421b)
  2. 弦楽四重奏曲 第18番 イ長調 K.464
アウリン四重奏団
 2017年2-4月 ドイツ、ヴッパタール、インマヌエル教会での録音
 
 ・5.1 Version Real Surround Sound for all SACD Surround Systems
 ・Stereo Version for all Stereo Systems Plays on CD/SACD/DVD Players

  ※既に発売中のモーツァルト:ハイドン四重奏曲全集(TACET972 )からの第14,15番(TACET S233)に続く分売SACD盤です。
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S 250
(SACD Hybrid)
\2600→\2390
高音質レーベルTACETから
アンドラーシュ・ケラー指揮/「新世界より」
 ペレーニを迎えての小品も

 ドヴォルザーク:
  1. 交響曲第9番 ホ短調「新世界より」 Op.95
  2. チェロとオーケストラのための「森の静けさ」 Op.68 No.5 
  3. チェロとオーケストラのための「ロンド」 ト短調 Op.94
  4. スラヴ舞曲 第1集から第5番 イ長調 Op.46 No.5
  5. スラヴ舞曲 第1集から第6番 二長調 Op.46 No.6
  6. スラヴ舞曲 第1集から第8番  ト短調 Op.46 No.8
ミクローシュ・ペレーニ(チェロ) (2,3)
コンチェルト・ブタペスト
アンドラーシュ・ケラー指揮
250
(通常CD)
\2600→\2390
 
 ブダペスト祝祭管弦楽団のコンサートマスターとして、またケラー四重奏団のヴァイオリニストとして世界的に活躍し、近年では指揮者としても多くの活動を行うアンドラーシュ・ケラー指揮によるTACETレーベルへの録音、ブルックナー:交響曲第9番に続く「第9番交響曲シリーズ」第2段です。
 長年、弦楽四重奏団で活躍してきたケラーは各楽器が持つ音質・音色を室内楽のように繊細に調和させ豊かな響きを生み出し歌心に溢れたこの交響曲を清らかに格調高く表現しています。
 ハンガリー出身の名チェリスト、ミクローシュ・ペレーニを迎えての慎ましやかで気品のある美しい2曲の演奏も魅力的です。
  2018年1,6月 ブダペスト、イタリア文化研究所コンサート・ホールでの録音
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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SPECTRUM SOUND



CDSMBA 048
(4CD)
¥4800→\4390
「グレイト・アーティスト」
 〜レヴィ、オークレール、ミシュラン、スヴェトラーノフ、エルリー、シェリング、オイストラフ

CD 1 初出音源

 オイストラフ、シェリング、ドゥヴィ・エルリー、オークレール
・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)、
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)
  録音:1959 年1月16日/パリ(モノラル/ライヴ)
・J.S.バッハ:シャコンヌ ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
  録音:1961年9月8日/
   ブザンソン国際音楽祭(モノラル/ライヴ)
・ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調 ドゥヴィ・エルリー(ヴァイオリン)、
ジャック・フェヴリエ(ピア)
 録音:1961年2月21日/
 ラジオ・フランス(モノラル/放送用セッション)
・ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)、
クリスチャン・イヴァルディ(ピアノ)
 録音:1965年/ORTF(テレビ放映用収録)

CD 2

・パラディス:シチリアーノ
・リャードフ:ロシア舞曲
・グラナドス:スペイン舞曲第2番
・カサド:愛の言葉
ベルナール・ミシュラン(チェロ)、
アンドレ・コラール(ピアノ)
 1959 年1月2日/パリ(モノラル)
・ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ アンドレ・レヴィ(チェロ)、
ジャンヌ・ゴーティエ(ヴァイオリン)
 録音:1959年4月7日/
  ORTFスタジオ(セッション/モノラル)
・オネゲル:チェロ・ソナタ アンドレ・レヴィ(チェロ)、
アンリエット・ピュイグ=ロジェ(ピアノ)
 録音:1966年5月5日/
 ORTFスタジオ(セッション/モノラル)
・マルティヌー:チェロ・ソナタ第3番 H.340 アンドレ・レヴィ(チェロ)、
ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(ピアノ)
録音:1968年4月1日/
  ORTFスタジオ(セッション/モノラル)
     

CD 3& CD 4
 スヴェトラーノフ「悲愴」「革命」、ネウガウスを迎えてのラフマニノフ
   
・スヴィリドフ:「トリプティク」
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18*
・チャイコフスキー: 交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」
・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調Op.47「革命」
スタニスラフ・ネイガウス(ピアノ)*、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、
フランス国立放送管弦楽団
  1973年2月7日/
  シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ/ステレオ)
  1978年4月12日/
  サル・プレイエル(ライヴ/ステレオ) 初出音源
    


 フランス国立視聴覚研究所提供。オイストラフ、シェリングなどの初出音源を含むお買い得セット!
 「グレイト・アーティスト」〜レヴィ、オークレール、ミシュラン、スヴェト、ラーノフ、エルリー、シェリング、オイストラフ!

 24bit/192kHz Digital Restoration & 24bit Remastering from the original master tapes

 フランス国立視聴覚研究所より提供を受けた貴重な音源を丁寧な復刻をしていることでも評判のスペクトラム・サウンドから初出音源を含むお買い得な4枚組が登場。

 当セットにはアンドレ・レヴィ、ミシェル・オークレール、ベルナール・ミシュラン、エフゲニー・スヴェトラーノフ、ドゥヴィ・エルリー、ヘンリク・シェリング、ダヴィッド・オイストラフの音源を収録。このうち、CD 1に収録のオイストラフ、シェリング、エルリー、オークレールの4音源はCDでは世界初出となります。
 いずれも巨匠が最も得意としたレパートリーを収録しており、とりわけ弦楽器の復刻に定評のあるスペクトラム・サウンドが自信を持ってリリースしました。
 この他、過去にLPでのみリリースしたベルナール・ミシュラン、アンドレ・レヴィの音源や現在廃盤となっているスヴェトラーノフの悲愴交響曲とネイガウスを迎えてのラフマニノフも収録しております。(日本語解説はつきません)

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CDSMBA 049
(4CD)
¥4800→\4390
「グレイト・アーティスト」
  〜リヒテル円熟期のパリ・ライヴ(1977& 1980)
    シルヴェストリのパリ白熱ライヴ(1959)
CD 1 
 ・ベートーヴェン:アンダンテ・ファヴォリWoO.57
 ・シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
 ・ショパン:スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20
 ・ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
 ・ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
 ・ショパン:舟歌 Op.60
 ・ショパン:エチュード第10番 変イ長調 Op.10-10
 ・ショパン:エチュード 嬰ハ短調 Op.10-4
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1977年3月3日/
サル・プレイエル、パリ(ライヴ/ステレオ)
  
CD 2 & CD 3
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31-2
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op.31-3
・ショパン:エチュード第12番 ハ短調「革命」 Op.10-12
・ショパン:前奏曲第15番 変ニ長調「雨だれ」 Op.28-15
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1980年11月7日/
サル・プレイエル、パリ(ライヴ/ステレオ)
・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』 コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)、
フランス国立放送管弦楽団
録音:1959 年2月12日/
シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ/ステレオ)
    

CD 4
 ・モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 KV.459*
 ・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 ・ラヴェル:ボレロ(冒頭3小節が欠けております)
クララ・ハスキル(ピアノ)*、
コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)、
フランス国立放送管弦楽団
録音:1959年2月12日/
シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ/ステレオ)

 フランス国立視聴覚研究所提供。リヒテル円熟期のパリ・ライヴ(1977& 1980)とシルヴェストリのパリ白熱ライヴ(1959)が再登場!
 「グレイト・アーティスト」〜コンスタンティン・シルヴェストリ、スヴャトスラフ・リヒテル

 24bit/192kHz Digital Restoration & 24bit Remastering from the original master tapes

 スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ" ベルアーム"。
 当セットは円熟期のリヒテルが1977年と1980年にパリで行ったリサイタルとシルヴェストリが1959年にフランス国立管を振ったライヴ音源を収録。
 いずれのライヴもエネルギッシュでその迫力に圧倒されます。今回お買い得な4 枚組となって再登場です!(日本語解説はつきません)




<国内盤> 

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NAXOS(国内盤)



NYCX-10076
(14CD)
\5600+税
ノルウェーの大ピアニスト、アイナル・ステーン=ノックレベルグ
 グリーグ(1843-1907):ピアノ独奏曲集

CD1
 1-4.ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7(1865)
 5.ノルドロークのための葬送行進曲 EG. 107(ピアノ編)(1866)
 6-9.4つの小品 Op.1(1861-63)
 10.ノルウェーの旋律 EG.108より第67番「サイレーン(海の精)の呼び声」(1874-75)
 11-17.気分 Op.73(1901-05)
 18.自作の歌曲によるピアノ曲op.41より第3曲「君を愛す」(1875)
 19-22.ユモレスク集 Op.6(1865)
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(ピアノ)
CD2
 1-2.2つのノルウェー民謡による即興曲 Op.29(1878)
 3.ノルウェーの旋律EG.108より第62番 栄あるウーラフ王へのバラード(1874-75)
 4-28.25のノルウェーの踊りと舞曲 Op.17(1869)
 29.自作の歌曲によるピアノ曲 Op.52より第2曲「最初の出会い」(1891)
 30-48.伝承によるノルウェー民謡 Op.66(1896)
CD3
 1-4.4つのアルバムの綴り Op.28(1864-78)
 5-10.詩的な音の絵 Op.3(1863)
 11.ノルウェーの旋律 EG.108より第33番 アイスランド(1874-75)
 12-14.民族生活の状況 Op.19(1869-71)
 15.組曲「十字軍の兵士シグール」Op.56より第1曲 王宮にて(1893頃)
 16.ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード Op.24(1875-76)
CD4
 1-5.組曲「ホルベアの時代より」Op.40(1884)
 6.ノルウェーの旋律 EG.108より第110番
  私はあまりに早く身を横たえてしまった(1874-75)
 7-12.6つのノルウェーの山の旋律 EG.108A
 13.ペール=ギュント第1組曲 Op.46より第1曲 朝(1874-75)
 14-30.スロッテル Op.72(1902-1903)
CD5
 1-64.ノルウェーの旋律 EG.108 第1番〜第63番(1874-1875)
  アイナル・ステーン=ノックレベルグ(ピアノ、クラヴィコード、オルガン、ハルモニウム)
CD6
 1-55.ノルウェーの旋律 EG.108 第64番〜第117番(1874-1875)
  アイナル・ステーン=ノックレベルグ(ピアノ、クラヴィコード、オルガン、ハルモニウム)
CD7
 1-35.ノルウェーの旋律 EG.108 第118番〜第152番(1874-1875)
  アイナル・ステーン=ノックレベルグ(ピアノ、クラヴィコード、オルガン、ハルモニウム)
CD8
 1-8.抒情小品集 第1集 Op.12(1864-1867)
 9-16.抒情小品集 第2集 Op.38(1866-1883)
 17-22.抒情小品集 第3集 Op.43(1886)
 23-29.抒情小品集 第4集 Op.47(1886-88)
CD9
 1-6.抒情小品集 第5集 Op.54(1891)
 7-12.抒情小品集 第6集 Op.57(1890-1893)
 13-18.抒情小品集 第7集 Op.62(1895)
CD10
 1-6.抒情小品集 第8集 Op.65(1896)
 7-12.抒情小品集 第9集 Op.68(1897-99)
 13-19.抒情小品集 第10集 Op.71(1901)
CD11
 1-3.付随音楽「十字軍の兵士シグール」Op.22より(1872)

 「ペールギュント」第1組曲 Op.46(作曲者によるピアノ用編曲)(1874-75)
  4.朝/5.オーゼの死/6.アニトラの踊り/7.山の魔王の宮殿にて

 「ペールギュント」第2組曲 Op.55(作曲者によるピアノ用編曲)(1891)
  8.花嫁の略奪-イングリードの嘆き/9.アラビアの踊り
  10.ペール・ギュントの帰郷/11.ソルヴェイグの歌
 
 12-13.歌劇「オラヴ・トリュグヴァソン」より2つの小品 Op.50(1893頃)
 14.メロドラマ「ベルグリオット」Op.42(1871)
CD12
 1.アジタート EG.106(1865)
 2-5.ノルウェー舞曲 Op.35(ピアノ独奏版)(1880/1887改訂)
 6.アルバムの一葉 EG.109(1874-78)
 7-8.ワルツ=カプリース Op.37(1883/1887改訂)
 9.ヨハン・ハルヴォルセン(1864-1935)(グリーグ編曲)
  〜ロシア貴族の入場行進曲 EG.183(1895)

 付随音楽「ペール・ギュント」Op.23より(作曲者によるピアノ用編曲)(1875-1876)
  10.オーゼの死/11.アラビアの踊り/12.アニトラ の踊り/13.ソルヴェイグの歌

 14.山の魔王の娘の踊り Op.55-5 
 (「ペール・ギュント」第2曲第5曲として作曲者がピアノ用編曲)(Op.23-9)(1891)
 15-17.組曲「十字軍の兵士シグール」Op.56-3つの管弦楽曲
  (作曲者によるピアノ用編曲)(1872/1892改訂) 
CD13
 1-3.3つのピアノ曲 EG.105(1860)
 4-5.2つの悲しき旋律 Op.34(1880)
 6.ノルウェーの旋律 EG.108より第6番 ヴィーニェの飛び跳ね舞曲(1874-75)
 7-8.2つのメロディ Op.53(1890)

 自作の歌曲によるピアノ曲 Op.41(1875)
  9.子守歌/10.小さなハーコン(マルグレーテの子守歌)/11.君を愛す
  12.愛しき人はとても白い/13.王女/14.私は春に歌を捧げる

 15.ノルウェーの旋律 EG.108から第22番 エステルダーレンのハリング
  (民族舞曲)(1874-75)
 16-18.2つのノルウェーの旋律 Op.63(作曲者によるピアノ版)(1895)

 3つのピアノ小品(ユリウス・レントゲン校訂)
  19.嵐雲 EG.110
  20.小人の行進 EG.111
  21.踊りの渦 EG.112
CD14
 1.ラルヴィク・ポルカ EG.101(1858頃)
 2-24.ピアノのための23の小品 EG.104(1859)
 25-26.ハルフダン・ヒェ−ルルフの像にて EG.167(1874)

 自作の歌曲によるピアノ曲(第2集) Op.52(1891)
  27.母の嘆き/28.初めての出会い/29.海の永遠の動きをあなたは知らない
  30.ソルヴェイグの歌/31.愛/32.老いた母

 33.4声のカノン EG.179(1860)
 34.ノルウェーの旋律 EG.108第より146番
   聖トーマスのヨーデル、ヴァルドゥレスより(1874-75)

 35.ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7(初版)〜第2楽章(1865)
 36.ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.7(初版)〜第4楽章 フィナーレ(1865)
 37.ノルウェーの旋律 EG.108より第87番 ヴァルドゥレスの山の歌(1874-75)
 38.ピアノ協奏曲 ロ短調(断片)EG.120(1882-82)

 「作曲家への愛と尊敬、聴衆への深い思いから生まれた人の心を癒す最高の演奏!」大束 省三(日本グリーグ協会会長)
  …ステーン=ノックレベルグの「グリーグ・ピアノ曲全集」を聴いて〜ボックス初出時添付、日本語解説より抜粋

 アイナル・ステーン=ノックレベルグ演奏によるエドヴァルド・グリーグ・ピアノ独奏曲全集は、世のグリーグ音楽愛好家にとって、またグリーグ研究者にとって、欠かすことのできないものであり、福音である。(中略)このCDの、どの一枚からも聴こえて来る、人の「心を癒す」ような音楽は、彼のグリーグに対する尊敬と愛、そして聴衆への深い思いから生まれている。この14巻は、これまでに聴かれなかった、グリーグの秘められた多くのピアノ曲をも収めている点に、大きな特色がある。(後略)


 良く知られた抒情小品集から、未完成に終わった第2ピアノ協奏曲の断章、ピアノソナタの初版、そしてこの録音で初めて録音された「ノルウェーの旋律(全152曲)」まで、グリーグの魅力的なピアノ独奏曲を収録したボックスが待望の復刻!
 「グリーグは非常にピアニスティックな作曲家です。多くの曲では、非常に高いレヴェルのテクニックも必要とされます。」と語るノルウェーの代表的ピアニストであり、グリーグ演奏の権威として知られるアイナル・ステーン=ノックレベルグによる決定盤です。(録音時における)グリーグの全ピアノ独奏曲を演奏した14枚のアルバムは、録音から20年以上経た現在でも、聴き手に感銘を与え続けています。
 1996年に国内仕様ボックスとして発売された際に添付された、オスロ大学図書館のオイヴィン・ノルドハイム氏による学問的にも意義のある充実した解説日本語訳も、今回の国内仕様盤では完全復刻しました。
 この翻訳を監修されたわが国の北欧音楽研究の第一人者、「日本グリーグ協会桂冠名誉会長」大束省三先生の1周忌に合わせての発売です。
 国内仕様盤は数量完全限定販売となります。
 
 録音:1993-94年、リンデマン・ホール、ノルウェー国立音楽大学、オスロ
 
 プロモーション動画 https://youtu.be/YZZm2TcCNiw

  




拙著「このNAXOSを聴け!」から「グリーグ:ピアノ曲全集第11集(8.553397)」についてのコメント



 
付随音楽「十字軍の兵士シグール」Op.22(作曲家によるピアノ用編曲)
 「ペール・ギュント」第1組曲Op.46/同第2組曲Op.55(作曲者によるピアノ用編曲)
 歌劇「オラヴ・トリュグヴァソン」より2つの小品Op.50
 メロドラマ「ベルグリオット」Op.42( 朗読とピアノ版)

アイナル・ステーン=ノックレベルグ(p)
ルー・テレフセン(朗読)/ペル・トフテ(朗読)
ステファン・シェル指揮
ノルウェー国立音楽協会室内合唱団


 アイナル・ステーン=ノックレベルグ。
 ノルウェーの‘グラミー賞’をはじめ、数多くの栄誉ある賞を受賞している偉人的ピアニスト。

 そんな彼の名を世界に知らしめ、同時にNAXOSブランドを一気に高めたのが、彼が完成させたCD14枚に渡るグリーグのピアノ独奏曲全集シリーズ。
 NAXOSの全集録音物の中でもひときわ光る金字塔。業界関係者も驚くベストセラーとなった。
 ただ、この本ではそうした全集をカタログ的に紹介することはしない。ここで紹介するのはそのうちの1枚。・・・でもファンの間で愛好されている「抒情小品集」全集ではない。
 「ペール・ギュント」組曲のグリーグ自身によるピアノ編曲版。
 しかも、というか、しかし、というかこの録音には、朗読や台詞や合唱が入っている。
 最初、「げー」と思った。
 ノックレベルグのピアノが聴きたいのであって、余計な朗読や合唱とか入ったら邪魔。・・・と思っていた。
 ご存知のように元々「ペール・ギュント」は劇音楽がオリジナルで、それを後年グリーグが組曲に編みなおした。今では組曲のほうが一人歩きしているが、劇音楽のほうも音楽と台詞がうまく絡みあっていてかなり衝撃的な作品だったりする。とはいえ、このノックレベルグの「ペール・ギュント」ピアノ版は「組曲」の編曲版なのだから、台詞とか入れるのはやめてくれと思ったわけである。
 ところがどっこい、これがすこぶる素敵な1枚だった。
 とにかく迫真の演奏。役者たちや合唱団が、ノックレベルグのピアノと完全に一体化して、新たな「ペール・ギュント」像を作り上げている。ただ単純に「台詞や合唱を入れてみました」、というのではない。演奏家たちの作品に対する深い理解と親近感をひしひしと感じる。あまたの管弦楽演奏に匹敵する、いやそれを凌駕する「ペール・ギュント」録音史上に残る名演といっていい。
 店主はこれを聴いて、この曲にとって音楽は引き立て役であり、主役が別にいたことを初めて知った。それはおそらく「演出家」であり「指揮者」でもあるノックレベルグの人間性、音楽性による。「山の魔王の宮殿にて」や「イングリッドの嘆き」での役者たちとの丁々発止の激しいやり取り、「アラビアの踊り」での清らかな合唱を支える優しさと温かさ。ノックレベルグは「ペール・ギュント」の真の姿を見抜いているのである。
 ノックレベルグのピアノだけが聴きたかったのに、台詞や合唱が入ったことでノックレベルグのすごさを余計に知らされることになってしまった。

 












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7/2(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



BIS



BIS SA 2402
(SACD HYBRID)
¥2700
カイヤ・サーリアホの管弦楽作品集
 カイヤ・サーリアホ(1952-):
  (1)Vers toi qui es si loin(はるか遠くのあなたへ)(2000 arr.2018)〜
    ヴァイオリンと管弦楽のための
  (2)Circle Map(円周写像)(2012)〜管弦楽とエレクトロニクスのための
  (3)Neiges(雪)(1998)〜12のチェロのための版
  (4)Graal Theatre(聖杯劇場)(1994)〜ヴァイオリンと管弦楽のための版
ペーテル・ヘッレスタール(ヴァイオリン)
オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
クレマン・マオ=タカーチュ(指揮)

 フィンランドを代表する作曲家、カイヤ・サーリアホの管弦楽作品集

 ヴァイオリン;G.B.Guadagnini,Milan(1753)
 録音:2018年6月/オスロ・コンサートホール(オスロ、ノルウェー)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、87'12"
 制作:ハンス・キプファー 録音:リタ・ヘルマイヤー

 SACDハイブリッド盤。
 カイヤ・サーリアホ(1952–)は、フィンランドでもっとも国際的に知られる作曲家のひとり。彼女がフランスを本拠に活動するようになってから作曲した管弦楽のための作品を4曲、オスロ・フィルハーモニック管弦楽団が演奏したアルバムがリリースされます。

 ヴァイオリンと管弦楽のための《Verstoi qui es si loin(はるか遠くのあなたへ)》は、12世紀の吟遊詩人ジョフレ(ジャウフレ)・リュデル の物語による歌劇《L' Amour de loin(はるかな愛)》(2000)の終幕のアリアを「ペーテル・ヘッレスタールのために」編曲した作品です。《Circle Map(円周写像)》は、13世紀ペルシャの詩人ルミの6つの詩からインスピレーションを得て「管弦楽とエレクトロニクス」のために作曲されました。
 〈Morning Wind(朝の風)〉〈Walls closing(壁が迫ってくる)〉〈 Circles(円)〉〈Daysare sieves(昼は篩(ふるい))〉〈Dialogue(対話)〉〈Day and Night, Music(昼と夜、音楽)〉の6曲。アルシア・コントが朗読したルミの詩がエレクトロニクス処理され、織りこまれます。《Neiges(雪)》は、サーリアホがシベリウス・アカデミーの客員教授を務めた1997 年から1998 年の冬のヘルシンキを思い出し、8 つのチェロのために作曲されました。
 〈Nuages de neige(雪の雲)〉〈Etoile de neige 1(雪の星 1)〉〈Etoile de neige 2(雪の星 2)〉〈Aguillesde glace(つらら)〉〈Fleurs de neige(雪の花)〉の5 曲。「12 のチェロの版」は、今回、初めて録音されます。
 《Graal Théâtre(聖杯劇場)》は、サーリアホが初めて手がけた協奏曲。イギリスBBC とオランダの Vara Radio4 が委嘱、ギドン・クレーメルにより初演されました。ジャック・ルボーの著書『GraalTheatre』から曲名をとり、「Graal(聖杯)」の内向的、神聖な性格と「theatre(劇場)」の 外向的、芝居がかった性格を反映する〈Delicato(繊細に)〉と〈Impetuoso(猛烈な)〉の2楽章の作品に作っています。

 ノルウェーのヴァイオリニスト、ペーテル・ヘッレスタール(1970–)は、BIS レーベルに録音したヌアゴーのヴァイオリン協奏曲(BIS 1872)やヴァリーンとビューエネの協奏曲(BIS SA 2242)など、現代の作品をレパートリーの中心に活動。
 サーリアホの《Graal Théâtre(聖杯劇場)》は、2016 年から2019 年の間にヨーロッパとアメリカで15 回以上演奏しています。指揮者のクレマン・マオ=タカーチュは、パリ国立高等音楽舞踊学校とシエナのアカデミア・ムジカーレ・チギアナで学び、ピアニスト、作曲家としても活動。《La Passion de Simone(はるかな愛)》《La Passion de Simone(シモーヌの受難)》の室内バージョンをはじめとするサーリアホ作品の初演を指揮、彼女の音楽のスペシャリストとみなされています。

 


BIS SA 2422
(SACD HYBRID)
¥2700
ラウタヴァーラ作曲の混声合唱のための『ヴィジリア』
 エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-2016):
  ヴィジリア(Vigilia)(洗礼者聖ヨハネ追悼の徹夜の祈り)
   (1971–72 rev.1996)〜
    混声合唱のための
ナイル・コレル(テノール)
トゥーカ・ハーパニエミ(バス)
ヘルシンキ室内合唱団
ニルス・シュヴェケンディーク(指揮)

 ヘルシンキ・フェスティヴァルとフィンランド正教会の共同委嘱作。ラウタヴァーラ作曲の混声合唱のための『ヴィジリア』

 録音:2018年8月/ヤルヴェンパー教会(ヤルヴェンパー、フィンランド)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、70'34"
 制作・録音:ノラ・ブランデンブルク

 SACD ハイブリッド盤。
 ラウタヴァーラの《ヴィジリア》(洗礼者聖ヨハネ追悼の徹夜の祈り)は、ヘルシンキ・フェスティヴァルとフィンランド正教会の共同委嘱で作曲された作品です。
 「おお来たれ、神を賛美しよう」と詩篇103番「わたしの魂よ、主をたたえよ」に始まる第1部〈晩祷(Ehtoopalvelus/Vespers)〉と「聖なる三位一体に栄光あれ」から「最後の祝福」までの第2部〈朝祷(Aamupalvelus/Matins)〉から構成され、厚い合唱書法、微分音、ウィスパーボイス、グリッサンドを用いた、ビザンティン聖歌の伝統に近い音楽に作られました。ラウタヴァーラによると、1939年「冬戦争」の直前にラドガ湖のヴァラモ修道院を訪れた子供のころの思い出がインスピレーションになったといわれます。この作品は、本来、典礼のために作曲され、〈晩祷〉が1971年、〈朝祷〉が1972年にウスペンスキ大聖堂で初演された後、1996年に「演奏会版」が作られました。
 フィンランド放送室内合唱団による最初のCD 録音もシュヴェケンディークとヘルシンキ室内合唱団の新録音も、この演奏会版による演奏です。
 アイルランドのダブリン生まれ、シベリウス・アカデミーでヨルマ・ヒュンニネンとトム・クラウセに学んだナイル・コレルがテノール・ソロ、ヘルシンキ大学男声合唱団(YL)をはじめとするフィンランドの合唱団で歌い、ヴォーカル・アンサンブル「Club For Five」の創設メンバーのひとり、トゥーカ・ハーパニエミ(1978–)がバスのソロを担当しています。
  




CENTAUR


CRC 3610/11/12
(3CD)
¥7200
ジャック・シャルパンティエの大作、72のエチュード!
 ジャック・シャルパンティエ:
  カルナティック旋法による72の練習曲
   (72のエチュード・カルナティック)
ジューシー・カルーソー(ピアノ)

 シャルパンティエはシャルパンティエでも、フランス・バロックの巨匠マルカントワーヌではなく、現代フランスの巨匠ジャック・シャルパンティエ(1933-)の代表的大作である「カルナティック旋法による72の練習曲」の全曲録音!
 師であるメシアンの音楽的哲学や美学を自らの作風に取り入れたシャルパンティエ。1953年から54年にかけて滞在したインドで受けた影響も大きく、まさにこの作品もインドのカルナータカの旋法を用いた作品です。

 ※録音:2016年11月26日、フランス
 ※使用ピアノ:YAMAHA C6

 

CRC 3642/3643
(2CD)
¥4800
イタリアの銘器ファツィオリで奏でた
 バッハの「6つのパルティータ」

  J.S.バッハ:6つのパルティータ BWV.825ᬢ830
ショシャナ・テルナー(ピアノ)

 カナダの女流ピアニストが、イタリアの銘器ファツィオリで奏でたバッハの「6つのパルティータ」。
 ショシャナ・テルナーは、16歳でカナダのナショナル・アーツ・センター管弦楽団との共演を果たしコンチェルト・デビュー。
 その他にも、ケベック交響楽団やボストン・クラシカル・オーケストラ、ナショナル・アカデミー・オーケストラと共演を重ねる実力者です。

 ※録音:2012年9月4日-6日
 ※使用楽器:ファツィオリ

 

CRC 3670
¥2400
フレンチ・オペラ・アリア集
 グノー:《ファウスト》より 第4幕への前奏曲、Elles ne sont plus la!
 サン=サーンス:《ヘンリー8世》より O cruels souveniors
 ビゼー:《カルメン》より 何を恐れることがありましょう
 ドビュッシー:《放蕩息子》より 前奏曲、来る年も来る年も空しく
 オッフェンバック:《ホフマン物語》より 逃げてしまったの、雉鳥は
 マスネ:
  《タイス》より タイスの瞑想曲、《エロディアード》より 美しく優しい君
 ラロ:《イスの王様》より Une femme viendra
 グノー:《ロメオとジュリエット》より ああ!何という戦慄が
 プーランク:《レオカディア》より 愛の小径
イリス・ヘンドリックス(ソプラノ)
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ管弦楽団
パトリック・フルニリエール(指揮)

 イリス・ヘンドリックスは、フランダース・オペラ、リール歌劇場、ワロン王立劇場、ベルゲン歌劇場、パレ・デ・ボザールなど、ヨーロッパ各地のオペラハウスで活躍するベルギーのソプラノ。
 フランスのロマンテックなアリア集で共演するのは、イタリアの名門ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ管弦楽団。フルニリエールの指揮とオーケストラが、ヘンドリックスの歌声を引き立てています。

 ※録音(ライヴ):2017年9月29日-10月1日、ミラノ

 

CRC 3653
¥2400
ジョゼフ・M.レヴィンの室内楽作品集
 レヴィン:
  九月
  メンダシーノ
  ラビット・トラックス
  バラクラヴァ
  フルートのための5
ヤーナ・フリグスタッド(フルート)
デニス・マクエロリー(クラリネット)
ジラ・ゴールドスタイン(ピアノ)
ジェシカ・L.ドーマン(ピアノ)

 クラシック、ジャズの両方の作曲法を学び、その独自色豊かなスタイルで注目を集めているアメリカの作曲家、ジョゼフ・M.レヴィンの室内楽作品集。
 NASAのニュー・ホライズンズをテーマとした作品などが話題を呼んだ実績を持っています。

 ※録音:2004年7月27日(マスタリング:2017年8月28日)

 

CRC 3640
¥2400
グレート・カンヴァセーション レベッカ・ラスト(チェロ)
フリードリッヒ・エーデルマン(ファゴット)
スコット・フェイゲン(ピアノ)
 日本の歌:砂山(チェロとファゴットのための)*/
 ジャン=バティスト・ルイエ:組曲第1番ト短調(チェロとファゴットのための)*/
 日本の歌:夏の思い出(チェロとファゴットのための)/
 ヨハン・パウル・シッフェルホルツ:三重奏曲ト長調(チェロ、ファゴット、ピアノのための)*/
 エルガー:愛の挨拶 Op.12(チェロとピアノのための)/
 ジョージ・ピーター・ティングレイ:
  火曜日のタンゴ・トリオ(チェロ、ファゴット、ピアノのための)*、
  ヴォカリーズ(チェロとピアノのための)*、ミズーリ・ラグ(チェロ、ファゴット、ピアノのための)*/
 クレンゲル:アンダンテ・ソステヌート Op.51(チェロとピアノのための)*/
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品(チェロとピアノのための)/
 ドビュッシー:美しき夕暮れ(チェロとピアノのための)/
 ティングレイ:グレート・カンヴァセーション(チェロ、ファゴット、ピアノのための)*
  * 世界初録音

 親日家、エーデルマン夫妻の最新盤!

 元イスラエル・フィルのチェロ奏者、レベッカ・ラストと元ミュンヘン・フィル首席ファゴット奏者、フリードリッヒ・エーデルマン夫妻によるデュオ・アルバム。
 夫妻は親日家としても知られ、度々来日し公演も行っている。今作では、日本にゆかりのある「夏の思い出」やエルガーの「愛の挨拶」など、お馴染みの曲から世界初録音作品まで多数収録。夫婦の強い絆が生む、濃密な中低音の魅力に注目。

 録音:2017年7月23日-26日、スタジオ・カヴァッリ・レコーズ(バンベルク、ドイツ)

 


CRC 3649
¥2400
ジョゼフ=マリ=クレマン・ダッラーバコ:11の奇想曲
 奇想曲第1番ハ短調、奇想曲第2番ト短調、奇想曲第3番変ホ長調、
 奇想曲第4番ニ短調、奇想曲第5番変ロ長調、奇想曲第6番ホ短調、
 奇想曲第7番変ロ長調、奇想曲第8番ト長調、奇想曲第9番ハ長調、
 奇想曲第10番イ長調、奇想曲第11番ヘ長調
チャーリー・ラスムッセン(チェロ)

 知られざるイタリア系ネーデルランドの作曲家、ダッラーバコのチェロのための無伴奏作品集。
 チャーリー・ラスムッセンは、ヒストリカル、モダン楽器のプレーヤーとしてだけでなく、ウィスコンシン音楽院の教授として後進の指導にも当たっている。

 録音:2017年7月26日-27日&8月11日、タナー・モナグル・スタジオ(ウィスコンシン州、アメリカ)

 

CRC 3614
¥2400

ブラック・ラインズ 〜 クラリネットと弦楽のための室内楽作品集
 カレル・フサ:スロヴァキアの喚起
 ペル・モーテンソン:三重奏曲
 インゴルフ・ダール:協奏曲第1番
 ユーミ・パイク:ブラック・ラインズII

タシュア・ウォーレン(クラリネット)
ゾラ弦楽四重奏団、他

 ミシガン州立大学音楽学部の室内楽における助教授や国際的な奏者として活動しているクラリネット奏者、タシュア・ウォーレンのソロアルバム。「プラハ1968年のための音楽」で有名なカレル・フサの作品などを収録。
 2009年にリリースされた「The Naked Clarinet」では、クラリネット・マガジンなどの各誌で好評を得ている。

 録音:2015年3月ᬢ4月、ブルーミントン(インディアナ州)、バトン・ルージュ(ルイジアナ州)、イーストランシング(ミシガン州)

 

CRC 3651
¥2400

イントゥ・ザ・ライト 〜
 キルヒナー、ウェーベルン、ブリテン:弦楽四重奏曲集

  キルヒナー:弦楽四重奏曲第1番
  ウェーベルン:弦楽四重奏のための5つの楽章 Op.5
  ブリテン:3つのディベルティメント

テレグラフ弦楽四重奏団

 一般的な室内楽作品と同様に珍しい作品へ情熱を注ぐ目的で2013年に結成された、テレグラフ弦楽四重奏団が贈る20世紀前半の弦楽四重奏曲集。
 テレグラフ弦楽四重奏団は、アメリカ最大級の室内楽コンクールの1つ、フィショフ室内楽コンクールにおいて大賞を受賞し、カーネギーホールなど主要なホールでの演奏も行っている。

 録音:2016年5月31日-6月3日、聖スティーヴン監督派教会(カリフォルニア、アメリカ)

 


CRC 3650
¥2400

アメリカン・ロマンティック 〜 オールドバーグ:ピアノ作品集
 アーン・オールドバーグ:
  伝説 Op.26、カンツォネッタ Op30-2、3つの小品 Op.27、
  アラベスク、即興曲 Op.32、主題と変奏 O.25

ジェニファー・ムニィツ(ピアノ)

 アメリカ出身のピアニスト、作曲家として活躍したアーン・オールドバーグのピアノ作品集。
 ジェニファー・ムニィツは、11歳でのコンチェルト・デビュー後、カーネギー・ワイル・リサイタルホールでのニューヨークソロデビューを飾り、その後多くの賞を受賞している。2013年からインディアナ大学サウスベンド校の音楽助教授に就任している。

 録音:2017年5月16日-17日、グルーシン音楽ホール、コロラド大学ボルダー校(アメリカ)




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SIGNUM



SIGCD 577
¥2400→\2190
クラシカル・オペラのモーツァルト第1弾「アポロとヒュアキントス」が復刻!
 モーツァルト:歌劇 《アポロとヒュアキントス》 K.38
クラシカル・オペラ、
モーツァルティスツ、
イアン・ペイジ(指揮)、
アンドルー・ケネディ(オエバルス/テノール)、
クララ・エク(メリア/ソプラノ)、
ソフィー・ベヴァン(ヒュアキントス/ソプラノ)、
ローレンス・ザッツォ(アポロ/カウンターテナー)、
クリストファー・エインズリー(ゼフィルス/カウンターテナー)、
マーカス・ファーンズワース(アポロの司祭/バリトン)、
デイヴィッド・シップレー(アポロの司祭/バス)   

 ☆モーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ&クラシカル・オペラ!
 ☆モーツァルト・オペラ・プロジェクトの第1弾となった「アポロとヒュアキントス」がSignumから登場!
 ☆11歳の神童モーツァルトが書いたラテン語のオペラ!

 モーツァルトとその同世代の作曲家たちの音楽のスペシャリスト、イアン・ペイジが1997年に設立し、イギリスで最もエキサイティングと称されるピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、クラシカル・オペラ。
 「ポントの王ミトリダーテ」、「羊飼いの王様」、「ツァイーデ」、「シピオーネの夢」などのレア作品を含めたモーツァルトのオペラ全曲録音完成を目指すプロジェクトの記念すべき第1弾録音となった「アポロとヒュアキントス」のアルバムが、Signum Classicsから登場。

 当時11歳(!)だった神童モーツァルトが作曲した3幕のラテン語の叙事詩劇「アポロとヒュアキントス」。クラシカル・オペラは、この若きモーツァルトが書いた2番目の舞台作品を1998年と2006年に上演しており、ヒュアキントスを歌うソフィー・ベヴァンをはじめとしたソリストたち、あのマッケラスも称賛したピリオド・オーケストラがイギリス内外で高く評価されたという実績があります。

 ※録音:2011年8月13日−15日、ブラックヒース・ホール(ロンドン)







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CASCAVELLE



VEL 1568
¥2100→\1990
これは掘り出し物!
 フランスの幻の作曲家デュロゾワール管弦楽作品集

 デュロゾワール(1878-1955):
  (1)デジャニラ(デイアネイラ)(1923)
  (2)弦楽合奏のためのアダージョ(1921)
  (3)ヴァイオリン、ヴィオラと管弦楽のための詩(1920)
  (4)フルートと小管弦楽のための組曲(1931)
(前奏曲、ディヴェルティスマン、悲歌、後奏曲)
(1)(3)(4)ミハイル・ゴリコフ(指揮)
 タウリダ国際交響楽団
(2)ラヴァルド・スコウ=ラルセン(指揮)
 ザルツブルク室内ソロイスツ
(3)アントン・スタロドゥブツェフ(Vn)
 アレクサンドル・ディアギレフ(Va)
(4)ヴァルヴァラ・ヴェロベヴァ(Fl)

 これは掘り出し物!20世紀前半のフランスの作曲家デュロゾワール管弦楽作品集

 録音 : (1)(3)(4)2017年7月 サンクトペテルブルグ、(2)2018年10月7日 ザルツブルク,57'12

 フランスのヴァイオリニスト、作曲家のリュシアン・デュロゾワール(1878-1955)は、その作品が長らくまったく埋もれていたが、ここ10年ほどで再評価が進んだ。
 まず室内楽作品が世に出て、なぜこれほど素晴らしい音楽が埋もれてしまったのかと人々を驚かせた。そして今回、待望のデュロゾワールの管弦楽作品が登場。
 
 「デジャニラ」は、ギリシャ神話のヘラクレスの妻デイアネイラのことで、ソポクレスの「トラキスの女たち」からの断章に基づいた交響練習曲。1923年の作。
 弦楽合奏のためのアダージョは1921年の作。ヴァイオリン、ヴィオラと管弦楽のための詩は、小編成管弦楽伴奏にヴァイオリンとヴィオラが絡む、たいへん美しい作品。1920年の作。
 フルートと小管弦楽のための組曲は、1931年、デュロゾワールの最後の管弦楽作品。集大成的名作であると同時に、彼が順調に作曲家として活動し続けたらもっと名作を生み出したろうと惜しまずにはいられない。

 デュロゾワールは、ドイツでヨーゼフ・ヨアヒムらにヴァイオリンを学んだ後、ヴァイオリニストとして順調なキャリアを積んでいたが、第一次世界大戦に従軍中から作曲活動に向かい、大戦後にヴァイオリニスト活動を断念せざるを得なくなってから本格的に作曲に取り組んだ。
 独自の作風を貫いたデュロゾワールの作品は、生前ですら知る人ぞ知るもので、没後は完全に忘れ去られていた。しかしそのまったく個性的なフランス近代の響きが今日再評価されている。
 
 デュゾワールの息子リュックの妻で音楽学者のジェオルジ・デュゾワールによる詳しい解説(仏語・英訳)付き。
 ミハイル・ゴリコフは1980年生まれのロシアの指揮者。タウリダ国際交響楽団の音楽監督と首席指揮者を務めている。



リュシアン・デュロゾワール
Alphaの美しいアルバム2枚


 2006 年末に刊行されたリュシアン・デュロゾワールの評伝は、ヴァイオリニストから作曲に転じて以来、かたくなに自作品の公表を拒んできた「幻の作曲家」の存在を世に知らしめた。
 この作曲家がラヴェルやカプレ、イベールらと同時代を生きたこの知られざる作曲家が、基本的に誰にも似ていないにもかかわらず、いかにもフランス近代らしい「繊細な美しさ」にあふれた作風で、忘れがたい傑作ばかりを残していたことを、まざまざと印象づけてくれた。
 デュロゾワールは19世紀最後の数年間にパリで頭角をあらわし、R.シュトラウスやブラームス、ゲーゼらの協奏曲をパリ初演するなどドイツ音楽の紹介につとめ、逆にフォーレのソナタのウィーン初演を果たすなどフランス音楽の普及にも寄与した。しかし第1次大戦で独・墺が敵国となると、こうした活動ぶりが逆に災いし、戦後は諸々の妨害の末、演奏活動停止に追い込まれてしまう。そこで彼は人知れず作曲家となり、無理解な世間には、作品をいっさい公表しない――そんな余生を送った。


 そんなデュロゾワールのヴァイオリン作品集は『レコ芸』でも特選に輝き、ちょっとしたスマッシュ・ヒットとなった。
 その美しさたるや言葉を失うほど。無調的空間のなか行方も知れずたゆたう、ヴァイオリンの細くしなやかな音の、なんと美しく響くこと。 小品でのサティめいたあざとさ、長大なソナタでの繊細なピアノ・パートの音の連なり…素朴派画家アンリ・ルソーの世界にも通じそうな、ドビュッシーも顔負けの詩情をたたえた、ほんとうに美しい音世界がここにある。

 そしてその傑作盤(Alpha105)につづき、Alpha はデュロゾワールの知られざる名品を発掘した。
 「三つの弦楽四重奏曲」。もちろん世界初録音。
 作曲家としての最初期から最盛期にあたる充実した時代にうみだされた3作の四重奏曲は、大オルガニストのトゥルヌミルに対位法を師事し、戦友カプレ(ご存知、ドビュッシーの秘書だった作曲家)に作曲のノウハウを学んだデュロゾワールの作風を端的にしめしている。旋法や非・調性など20世紀初頭のフランスらしい語法を彼なりに咀嚼したユニークな音楽は、あまりのうつくしさに息を呑むばかり!


Alpha105
\2700→\2490
リュシアン・デュロゾワール(1878〜1955):
 1. ピアノとヴァイオリンのためのソナタ(1921)
 2. 青い雛(1927)
 3. 夢(1925)
 4. 夜想曲(1950)
 5. 伝説(1923)
 6. 五つの水彩画(1920)
 7. もの哀しき歌(1950)
 8. 聖母マリアへの祈り(1949)
 9. リュシアン・デュロゾワールの
肉声、1950年(詩「ブルターニュ」朗読)
ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(Vn)
ロレーヌ・ド・ラチュルド(P)
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Alpha125
\2700→\2490
リュシアン・デュロゾワール(1878〜1955):
 1. 弦楽四重奏曲 第1番(1920)
 2. 弦楽四重奏曲 第2番(1922)
 3. 弦楽四重奏曲 第3番(1934)
ディオティマ四重奏団







GALLO



GALLO 1441
¥2100
「フルートによるファド」
 パラウ:私の通りの石/
 ラモス:ファド・トレス・バイロス/
 ヴァレリオ:なぜあなたが去ったのか私には分からない/
 オルマン:放浪者/
 トリンダーデ:海の歌/
 デ・ソウザ:既に私を捨て去って/
 マルセネイロ:ファド・バイラド/
 ポルテラ:リスボン旧市街/
 オルマン:難破船/
 シモンエス:悲しいギター/
 オルマン:どんな声で/
 フェラーニョ:サント・アントニオの夜/
 オルマン:祈り/
 フォネスカ:ポルトガルの家/
 ノブレ:ナザレの聖母/
 ロペス,ノブレ・コスタ,カルデリア:ファド・ロペシュ変奏曲
シェフィカ・クトゥルエル(フルート)
ダニエル・パレデス(ギター)
アルトゥール・カルデリア(ポルトガル・ギター)

 録音:2018年8月 ポルトガル,ブラガ, DDD、59'30

 トルコを代表するフルート奏者、シェフィカ・クトゥルエルが、ポルトガルの大衆歌謡、ファドをフルートで演奏したCD。
 いずれもファドの名作ばかりだが、フルートによって演奏されると高貴な雰囲気が漂い、原曲の親しみやすさと相まってとても楽しく聞ける。

 

GALLO 1559
¥2100
ヴィヴィアーヌ・ロリオとギー・ボヴェによる4手オルガン演奏
  ボヴェ:
   ロマンモティエのステンドグラス(13曲)
   ドン・キショット(12曲)
ヴィヴィアーヌ・ロリオ(オルガン)
ギー・ボヴェ(オルガン)

 録音:2017年6月26-28日 スイス ロマンモティエ, 62'02

 4手オルガンによる「火の鳥」と「展覧会の絵」が話題になったヴィヴィアーヌ・ロリオとギー・ボヴェによる4手オルガン演奏、新譜はボヴェのオリジナル作品。
 「ロマンモティエのステンドグラス」は、ロマンモティエの大修道院教会に据えられたカシミア・レモン製作のステンドグラスに発想を得た作品。「ドン・キショット」は、もちろん、セルバンテスの「ドン・キホーテ」に寄っている。
 そのロマンモティエの大修道院教会のオルガンを使用。





MERIDIAN



CDE 84642
¥2100
「ピアッティ:オペラ幻想曲集 第1集」
 ベッリーニの「ベアトリーチェ・ディ・テンダ」の思い出
 ベッリーニの「夢遊病の女」の思い出
 ベッリーニの「清教徒」の思い出
 パチーニの「ニオベ」の主題に基づくカプリッチョ
 ドニゼッティの「ジェンマ・ディ・ヴェルジ」のいくつかの動機による幻想曲
 パーセルの「インドの女王」のエアに基づく即興曲
エイドリアン・ブラッドベリー(チェロ)
オリヴァー・デイヴィーズ(ピアノ)

 ピアッティのオペラを題材にしたチェロ作品集!

 録音:2016年9月24-26日 ケンブリッジ、DDD、71'45

 19世紀半ばから後半のイタリアのチェロ奏者、 アルフレード・ピアッティ(1822―1901)がオペラに素材を採った作品集。
 ピアッティは北イタリア、ベルガモの生まれ。16歳からヨーロッパ各地を巡り、ことにロンドンで高い人気を誇った。
 ここに収録されている作品の原曲は、パチーニの「ニオベ」を除いていずれも今日でも上演されているもの。また19世紀にパーセルを取り上げているのも珍しい。
 エイドリアン・ブラッドベリーは英国のチェロ奏者。ケンブリッジ大学チャーチル・カレッジで学んでおり、この録音もそこで行われている。

 

CDE 84650
(2CD)
¥4200
「ブラームス:ピアノ四重奏曲全集」
 ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 Op.25
 ピアノ四重奏曲第2番 イ長調 Op.26
 ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 Op.60
プリムローズ・ピアノ四重奏団:
 【スーザン・スタンツェライト(Vn)
  ドロシー・ヴォージェル(Va)
  アンドルー・フラー(Vc)
  ジョン・スウェイツ(Pf)】

 プリムローズ四重奏団のブラームス:ピアノ四重奏曲全集!

 録音:2018年2月19-日ウィーン、DDD、123'47

 英国のピアノ四重奏団、プリムローズ・ピアノ四重奏団によるブラームスのピアノ四重奏曲全集。
 この録音では曲ごとにピアノ変えており、19世紀後半のブラームスの時代のピアノが選ばれている。
 第1番ではヨハン・シュトライヒャーが1870年に製作したピアノ。第2番ではユリウス・ブリュトナー製作のピアノ。第3番ではフリードリ・エールバー製作のピアノ。いずれのピアノも現代のモダンピアノに比べてしっとりとした美感に長け、ブラームスの内省的ロマンティシズムの音楽に相応しい。もちろん弦三人の腕前も見事。

 

CDE 84653
¥2100
「ヒュー・モーガン(b.1975):オルガン作品集」
 対話/祈りと踊り/前奏曲/
 讃歌前奏曲集(6曲)/
 子守歌/生きている石/
 アリア/ファンファーレ/
 パルティータ・ボレアリス
デイヴィッド・パイプ(オルガン)

 録音:2018年4月9-11日 英国 ブリドリントン, 70'18

 英国の作曲家、ヒュー・モーガンのオルガン作品集。
 ヒュー・モーガンは1975年、ウェールズのニューポートの生まれ。やや晦渋だがロマンティックな味わいのある作風である。
 デイヴィッド・パイプは英国のオルガン奏者。ブリドリントン修道院のオルガンを使用。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2191
¥2500
フルトヴェングラー/ベルリン・フィル、
 ベートーヴェン「コリオラン」&シューベルト「ザ・グレート」!

  (1)ベートーヴェン:「コリオラン」序曲 Op.62
  (2)シューベルト:交響曲第9番 ハ長調 D.944「ザ・グレート」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 フルトヴェングラー/ベルリン・フィル、大戦中の最も荒れ狂ったライヴ、ベートーヴェン「コリオラン」&シューベルト「ザ・グレート」!2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻

 録音:(1)1943年6月27-30日、ベルリン、旧フィルハーモニー モノラル(放送用ライヴ)/(2)1942年12月6-8日、ベルリン、旧フィルハーモニー モノラル(放送用ライヴ)
 使用音源:Private archive(2トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
 フルトヴェングラーとベルリン・フィルによる戦時中のライヴ、ベートーヴェンの「コリオラン」序曲、シューベルトの「ザ・グレート」は2 大白熱演奏として、あまりにも有名です。
 近年ではノイズを可能な限りカットした復刻盤が主流ですが、当シリーズではそのような操作は行っていません。客席のざわめきや演奏ノイズも、すべて音楽のひとつとして捉えています。
 復刻には2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用しました。
 なお、メロディア系など、一部のディスクでは「ザ・グレート」の第2楽章、249〜250小節の間合いが短くなっていますが、当ディスクでは切れ目なく収録されています。(平林 直哉)



<国内盤> 


ACOUSTIC REVIVE

KKC 6062/3
(2CD)
¥4167+税
佐藤俊介、待望のバッハ無伴奏全曲盤が登場!!
 オランダの教会で行われた驚異の高音質録音!

  J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
    BWV1001-1006
佐藤俊介(バロック・ヴァイオリン)

 国際的に活躍するヴァイオリンの名手・佐藤俊介、待望のバッハ無伴奏全曲盤が登場!!オランダの教会で行われた驚異の高音質録音!

 録音:2017年5月1-4日、31日、6月2日/オランダ、ハールレム・ドープスゲジンデ教会/70'80''、70'30''、日本語帯・解説付

 モダン、バロック両方の楽器を弾きこなし世界で活躍するヴァイオリニスト、佐藤俊介。2013年よりアムステルダム音楽院古楽科教授を務め、2018年にはオランダ・バッハ教会の第6 代音楽監督に就任するなど古楽の本場オランダでも抜群の評価を得ている彼がついに、満を持してバッハの無伴奏全曲をリリース。
 ガット弦とバロック弓を用いて複雑なフーガや長大なシャコンヌをいとも自然に響かせてしまう高い技量に驚かされますが、その演奏は勢いに流されることのないたいへん巧妙なもの。克明に声部を弾き分け、陰影に富んだニュアンスを纏わせ、間を大事に取りながらも時に輝かしい装飾を繰り出す、それでいて表現過多にならない絶妙な佇まいでもって、バッハの音楽の真髄をじっくりと語り聴かせます。

 非常に「ヴァイオリンらしく」書かれていながら、ヴァイオリンを完全に超越しているこの6 曲に、ただただ圧倒されます――バッハの音楽には、私たちの心を動かす「何か」があります。その「何か」こそ、言葉を超えたところにあるものです(解説書中、佐藤俊介氏のインタビューより)

 高音質で定評のあるACOUSTIC REVIVEレーベルからの発売です。
 オランダのハールレム教会で24bit/96khzで録音されました。エンジニアは同レーベルの他の作品も手掛けているトーンマイスターの濱瀬祥。ハールレム教会の極上の音響空間に漂うバロック・ヴァイオリンの繊細かつ鮮烈な響きを克明に収録した、バッハ無伴奏録音至上最高峰の仕上がりとなっています。
 録音にはACOUSTIC REVIVE 製の電源ケーブルや電源BOX、ラインケーブル、マイクケーブルなどがフルに使用され、これまでにない超高音質を実現しています。





















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