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≪第103号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 2019/7/16〜



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7/19(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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POOH’S HOOP



PCD 1812
¥2500→\2290
塚谷水無子のゴルトベルク変奏曲第4弾、
 トイピアノで演奏!

  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
塚谷水無子
 (トイピアノ/
  使用楽器: KAWAI製トイピアノほか)

 塚谷水無子のゴルトベルク変奏曲第4弾はなんとトイピアノで演奏!!!!

 セッション録音:2018 年12 月15-17 日/山梨県小淵沢、フィリア美術館/53'59"

 Pooh's Hoop レーベルよりバッハ《ゴルトベルク変奏曲》を3種(【パイプオルガン演奏(PCD 1204)】【ポジティフオルガン演奏(PCD 1305)】【ブゾーニ版のピアノ演奏(PCD 1712)】)リリースしてきた塚谷水無子。

 期待の新録音は、昭和の象徴的なおもちゃ楽器でもあり幼児音楽教育の扉でもあったトイピアノで《ゴルトベルク変奏曲》に挑戦します!!
 多くの職人やメーカーや創り出してきた音色はさまざま、それらを組合わせて丁寧に仕上げていくプロセスはまさにオルガンのレジストレーションと同じ!音痴だったりメカ音がうるさかったり、、、小さな楽器たちに愛おしさを感ぜずにはいられないワンダーランドの音楽世界です。クラシック音楽ファシリテーターであり自らもトイピアノ奏者である飯田有抄との化学反応コラボ。録音は今回もオーディオ誌でお馴染みの生形三郎が手掛けています。

 なお、トラック33「Digital Aria Non da Capo」は、今回取り上げたおもちゃとしての幼児音楽教育としてのトイピアノというアナログの楽器が、すでにデジタル技術を使ったミニ・キーボードへ置き換えられており、その役目を終えようとしていること、消えつつあること、、、つまり昭和のあの時代へは立ち戻ることはないことへの寂寞で複雑な思いを込めて作られています。

 下記、当演奏のトラック・タイムです。
 アリア(2'54")+第1変奏(1'44")+第2変奏(1'30")+第3変奏(2'14")+第4変奏(1'10")+第5変奏(1'01")+第6変奏(0'48")+第7変奏(1'42")+第8変奏(1'16")+第9変奏(1'41")+第10変奏(0'56")+第11変奏(1'33")+第12変奏(1'27")+第13変奏(2'37")+第14変奏(1'24")+第15変奏(2'25")+第16変奏(1'47")+第17変奏(1'24")+第18変奏(0'49")+第19変奏(1'18")+第20変奏(1'21")+第21変奏(1'18")+第22変奏(1'01")+第23変奏(1'30")+第24変奏(1'40")+第25変奏(3'23")+第26変奏(1'33")+第27変奏(1'12")+第28変奏(1'27")+第29変奏(1'38")+第30変奏(1'14")+アリア(ダ・カーポ)(2'21")+ Digital Aria Non da Capo(2'40")=53'59"





 これまでの3作は、すごいとはいえ、まあ、あるかな、と思っていたが・・・第4作が出てきた。しかもトイピアノ。
 これは俄然盛り上がってきた。
 さあ、どうなるのか。この人、天才かもしれない。




POOH’S HOOP
塚谷水無子、ゴールドベルク過去3作



PCD 1204
\2500
パイプオルガンによる
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
塚谷水無子(パイプオルガン)
 決定的代表盤登場!オランダを拠点に活動するオルガニスト塚谷水無子がゴルトベルク変奏曲をパイプオルガンで録音!使用楽器はモーツァルトやリストも演奏したことのある、オランダ、聖バフォ教会の大オルガン!

録音:2012 年4 月15-17 日、聖バフォ教会、ハーレム、オランダ/レコーディング・エンジニア:ダニエル・ファン・ホルセン/使用楽器:ミューラー・オルガン、1738 年製作/DDD、日本語解説付

 パイプオルガンの常識を覆し、クラシックの名曲を自ら編曲・演奏してきた日本人オルガニスト塚谷水無子が、バッハが残した名曲中の名曲、ゴルトベルク変奏曲をパイプオルガン演奏で録音!日本人オルガニストとして初めてこの大曲の録音に挑んだ塚谷水無子の代表盤となるのは言うまでもなく、同曲のオルガン版の決定盤になること間違いなしです。

=聖バフォ教会のクリスティアン・ミューラー制作の大オルガンを使用=
 使用楽器はあのモーツァルト、メンデルスゾーン、そしてリストも演奏したことのあるオランダ、ハーレムの聖バフォ教会の大オルガンです( クリスティアン・ミューラー、1738 年制作)。このオルガンは巨匠マリー=クレール・アラン、ジグモント・サットマリーなど、世界の名だたる選ばれしオルガニストのみが録音を許された世界的名器で、音の広がり、響きの美しさ、そして存在感は圧倒的なものがあります。塚谷水無子のこの名器との出会いは、アムステルダム音楽院在学時代に遡り、ジャック・ファン・オートメルセンに師事していたときに弾く機会を得ました。それ以来、何度もこの楽器を演奏してきただけにこのオルガンの特性を十分理解した上で録音に臨むことができました。
=選び抜かれたレジストレーション=
 約6000 本ものパイプをもつこの巨大なオルガンですが、塚谷はまるでバッハ自身がストップの指定をしたと思えるほどの巧みなレジストレーションで美しい響きを作り出しております。オルガン版のゴルトベルクではストップを多用するあまり旋律が曖昧になり本来の美しい響きを損ねてしまうことがしばしばありますが、塚谷水無子のこの演奏は透き通るようなストップのみで構成し、また過度な装飾音は控えたことにより、楽曲の本質と美しさを見事に表現しております。オルガンの大音量が苦手の方もこの演奏を聴けばその素晴らしい音色に感動すること間違いなしでしょう。



=こだわりのワンポイント録音=
 録音担当のダニエル・ファン・ホルセン氏は自身のレーベルをもつエンジニア。これまでの塚谷水無子の録音全てを担当し、絶大なる信頼を得ています。
ホルセン氏自身も大学時代にオルガンを専攻していたこともあり、オルガン音楽、教会の響きの録音特性も知り尽くしていることからオルガンの録音には非常に定評があります。当録音ではワンポイント録音を採用し、臨場感に富んだ演奏を楽しむことができます。
PCD 1305
\2500
塚谷水無子
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988

 (ポジティフオルガンによる演奏)
塚谷水無子
 (ポジティフオルガン;
  草苅徹夫2004年製作)
 楽曲の持つ真骨頂を描き紡ぎ出した演奏、塚谷水無子が今度はポジティフオルガンを使用してゴルトベルクを録音!楽器は草苅徹夫2004 年製作のポジティフオルガン

 録音:2013 年5 月4-6 日、草苅オルガン工房、小淵沢/ エンジニア:四方善郎(Pooh's Hoop)、エディット&マスタリング:行方洋一/DDD、日本語解説付

 2012 年にリリースされた塚谷水無子のアルバムはオランダ、ハーレムの聖バフォ教会の世界最大級かつ歴史的なクリスティアン・ミュラー・オルガンを使用したゴルトベルク変奏曲(PCD 1204)で、各誌話題となりました。このリリースから1 年、早くも同曲を録音!!これには驚きです。しかし、単に同曲のゴルトベルクを録音と言うことではなく、リリースには次のような意味を持っております。それは、聖バフォ教会での録音を踏まえ、同曲を最小のポジティフオルガンで表現し切ってみる試みで180 度真逆のアプローチを行うことにより、塚谷水無子が求める全く特性の違う2 つのゴルトベルク変奏曲は完結するからです。『《ゴルトベルク》の譜読みは絡み合った糸をほぐす作業に似ていた。ひとつひとつ糸がほぐれていくと《ゴルトベルク》はバッハの解体新書、魅力満載の宝石箱だった。(塚谷水無子・著『《ゴルトベルク変奏曲》を聴こう』)より』と語る塚谷が今考える現在進行形で斬新なゴルトベルク。
 前作(PCD 1204)と合わせて2 つの世界をお楽しみください。
 使用楽器は日本が誇るカリスマ・オルガンビルダーの草苅徹夫氏が2004 年に製作したポジティフオルガンでストップは3 つという小さな楽器です。しかし、音色の美しさ豊かさは、教会内に据えつけられた足鍵盤つきの大オルガンにも匹敵するほどです。また編集&マスタリングは行方洋一が担当しており、オーディオ面からも推薦できる優秀録音と言えましょう。


PCD 1712
\2500
塚谷水無子
 ブゾーニ版《ゴルトベルク変奏曲》!

 J.S.バッハ(ブゾーニ編曲):
  (1)ゴルトベルク変奏曲 BWV988
  (2)「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」 BWV 639
  (3)「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 BWV 659
塚谷水無子(ピアノ)
 ゴルトベルク弾きとしても名高い塚谷水無子がブゾーニ版の《ゴルトベルク変奏曲》を収録!!

 ピアノ;ベーゼンドルファー Bosendorfer model225(2009)
 セッション録音:2017 年12 月26-28 日/チャボヒバホール(立川/東京)/63’02”

 バッハの作品を現代ピアノで演奏することに於いて、ピアノという「楽器」を知り尽くしたブゾーニの編曲の手法やピアニスティックな響きへの置き換えなどその叡智を知ることは、バッハ作品自体の素晴らしさを深め開眼させてくれます。
 バッハ《ゴルトベルク変奏曲》のブゾーニ編曲版は、多くが20 変奏前後に省略した「コンサート版」だったり、楽譜の細かなところまで精査し演奏したものが皆無だったりします。
 今回、塚谷水無子は、ブゾーニ楽譜の細部、書き換えた音符の意味を探り、Ossia(簡略譜ではなく、むしろ出来ればこうして弾いて欲しいんだが… )の指示や演奏至難過ぎて別書きにしたNB 譜など徹底的に読み砕き拾い上げて、「ブゾーニ・ゴルトベルクのMAX」で演奏し収録しています。
 バロックの響きを現代ピアノでどう響かせるか?に腐心したブゾーニの楽譜を紐解き忠実に演奏することで、改めてバッハ・オリジナルの《ゴルトベルク変奏曲》へ立ち返っていきます。また名曲「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」 BWV 639、「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」 BWV 659 も収録しております。録音は今回もオーディオ誌でお馴染みの生形三郎氏が手掛けています。

 下記、当演奏のゴルトベルク変奏曲のトラック・タイムです。
 アリア(3'21")+第1 変奏(0'57")+第2 変奏(0'53")+第3 変奏(1'21")+第4 変奏(0'29")+第5 変奏(0'49")+第6 変奏(0'29")+第7 変奏(1'01")+第8 変奏(1'02")+第9 変奏(1'10")+第10 変奏(0'43")+第11 変奏(1'06")+第12 変奏(1'15")+第13 変奏(5'11")+第14 変奏(1'08")+第15 変奏(3'17")+第16 変奏(3'25")+第17 変奏(1'05")+第18 変奏(0'42")+第19 変奏(0'38")+第20 変奏(1'13")+第21 変奏(1'20")+第22 変奏(0'54")+第23 変奏(1'20")+第24 変奏(1'27")+第25 変奏(5'40")+第26 変奏(1'17")+第27 変奏(1'12")+第28 変奏(1'33")+第29 変奏(1'54")+第30 変奏(0'57")+アリア(ダ・カーポ)(3'17")





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ICSM RECORDS

ICSM 012
¥2500→\2290
新発見の手稿譜による新バージョン
ペルゴレージ:ナポリのスターバト・マーテル 〜
 G.B.ペルゴレージの傑作からのニュー・パースペクティヴ
ル・コンセール・ドゥ・ロステル・ディユ
フランク=エマニュエル・コント(オルガン、指揮)
  ナポリの伝統的なポリフォニー:オストゥーニのスターバト・マーテル/
  ペルゴレージ:スターバト・マーテル
   〔Stabat Mater、Cujus Animam、O quam tristis〕/
  ナポリの伝統的なポリフォニー:カンツォーネ「ドンナ・イザベッラ」とミゼレーレ/
  ペルゴレージ:スターバト・マーテル
   〔Quae maerebat、Quis est homo〕/
  伝承曲:タランテッラ「ア・カンティーナ」/
  ペルゴレージ:スターバト・マーテル
   〔Vidit suum、Eja mater、Fac ut ardeat〕/
  伝承曲:タランテッラ「ラ・チチェレネッラ」/
  ペルゴレージ:スターバト・マーテル
   〔Sancta Mater、Fac ut portem、Inflammatus〕/
  伝承曲:器楽によるタランテッラ/
  ナポリの伝統的なポリフォニー:スターバト・マーテル/
  伝承曲:タランテッラ「ラ・カルピネーゼ」/
  ペルゴレージ:スターバト・マーテル〔Quando corpus、Amen〕

 ペルゴレージの「スターバト・マーテル」、新発見の手稿譜による新バージョン!

 ☆新たに発見された手稿譜に基づくペルゴレージの「スターバト・マーテル」新バージョン!

 リヨン国立高等音楽院で学び、フランス古楽界を代表する芸術家・研究家として活動するフランク=エマニュエル・コントと、コントが芸術監督を務める声楽と器楽によるピリオド・アンサンブル、ル・コンセール・ドゥ・ロステル・ディユ。

 フランス、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏の図書館に所蔵されている様々な手稿譜から地域の独創性・特異性を維持した音楽を再現し、民俗音楽など様々なジャンルとのコラボレーションによってバロック音楽の多様性を示してきたル・コンセール・ドゥ・ロステル・ディユならではの注目新録音。
 リヨン図書館で近年新たに発見されたペルゴレージの「スターバト・マーテル」(5人のソリストのためのバージョン)を軸に、ナポリのポリフォニー、伝統舞曲を組み合わせて神聖な音楽と民族的な音楽が共存するナポリの聖週間を再現しています。

 ※録音(ライヴ):2015年7月6日、シャゼル=シュル=リヨン教会



 
ICSM 013
¥2500
光に向かって 〜 ラウタヴァーラ:アカペラ・ミサ
 エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928−2016):アカペラ・ミサ
 ロッタ・ヴェンナコスキ(1970−):光の中で
 ラウタヴァーラ:われらがいと楽しき祭の日
 ヴェンナコスキ:針目
 パオラ・リヴォルシ(1967−):哀歌
ヘルシンキ室内合唱団
ニルス・シュヴェケンティーク(指揮)

 ヘルシンキ室内合唱団が歌うラウタヴァーラの「アカペラ・ミサ」!

 ☆ラウタヴァーラの多様性を反映した大規模合唱作品「アカペラ・ミサ」!

 ヘルシンキ室内合唱団は、1962年にフィンランド放送室内合唱団として創設され、2005年、現在の名前に変わりました。
 2007年から、ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーで教授として合唱指揮を教えるドイツ出身のニルス・シュヴェケンティークが芸術監督を務め、録音活動も活発になってきました。「神秘の音色と透明な音の美」。

 イギリスの ICSM レーベルからリリースされる新しいアルバムでは、フィンランドのラウタヴァーラとヴェンナコスキ、イタリアのパオラ・リヴォルシの作品を歌っています。
 ラウタヴァーラの《アカペラ・ミサ》は、オランダ放送合唱団、チェルトナム音楽祭、スウェーデン放送合唱団などの共同委嘱を受けて作曲された、多様なテクスチュアの駆使された作品です。《Our joy-ful'st feast(われらがいと楽しき祭の日)》は、シェイクスピアとジョージ・ウィザーの詩をテクストに採ったクリスマスの音楽として作られました。ヴェンナコスキは、遊び心の感じられることの多い、抒情的な作風の音楽で知られる作曲家です。
 『聖書』の断片をさまざまにつなぎ、「明らかにされるものはみな、光となるのです」(「エフェソの信徒への手紙」5章14節)で終わる《光の中で(Valossa)》。『万葉集』に収められた阿部女郎(あべのいらつめ)の和歌「わが背子(せこ)が著(け)せる衣(ころも)の針目落ちず 入りにけらしも わが情(こころ)さへ」を5ヶ国語で歌う《針目(Ommel)》。そして、リヴォルシの「死を瞑想」する《哀歌》。《アカペラ・ミサ》以外は、ヘルシンキ室内合唱団が委嘱、初演した作品です。

 ※録音:2014年4月12日、オタニエミ教会(フィンランド)

 
ICSM 011
¥2500
アメリカン・ドリームズ 〜
 ガーシュウィン:ピアノ作品集
ヴィヴ・マクリーン(ピアノ)
サイモン・リー(指揮)*
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団*
  ガーシュウィン:
   ラプソディ・イン・ブルー/サムワン・トゥー・ウォッチ・オーヴァー・ミー/
   ザ・マン・アイ・ラヴ/アイ・ガット・リズム/3つの前奏曲/サマータイム/フー・ケアーズ?/
   マイ・ワン・アンド・オンリー/天国への階段/エンブレイサブル・ユー/サムバディ・ラヴズ・ミー/
   ザット・サートゥン・フィーリング/ギター弾きの恋/ス・ワンダフル/パリのアメリカ人/
   ボーナス・トラック(ガーシュウィン・ソングブックからのピアノと管弦楽のためのアレンジ) 〜
   ドゥー・ドゥー・ドゥー/レディー・ビー・グッド*/
    魅惑のリズム*/アイ・ガット・リズム*

 バルセロナのマリア・カナルス国際コンクールで第1位を受賞しているイギリスのピアニスト、ヴィヴ・マクリーンが弾くガーシュウィン。
 超絶技巧が際立つラプソディ・イン・ブルーを始め、ジャズやポピュラーのスタンダードとしても広く親しまれているガーシュウィンのナンバーを軽やかなタッチで披露。ボーナス・トラックでは、ハーシー・ケイがピアノと管弦楽版に編曲したガーシュウィン・ソングブックからの音楽も収録。
 イギリスの名エンジニア、トニー・フォークナーによる優秀録音にも注目。

 ※録音:2016年1月6日、セント・ジョン・ザ・エヴァンゲリスト教会(オックスフォード)/2007年5月30日、ロンドン(ボーナス・トラック)

 
ICSM 010
¥2500
ゲオルギエフ:パーカッション協奏曲第3番《ジェネシス》
 交響的三部作第1番
 パーカッション協奏曲第3番 《ジェネシス》
  (マリンバと交響楽団のための)
タチアナ・コレヴァ(マリンバ)
マーティン・ゲオルギエフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団

 1983年ブルガリア生まれの若き作曲家マーティン・ゲオルギエフの管弦楽作品集。
 ブルガリア、ソフィアの国立音楽アカデミーとロンドンの王立音楽アカデミーで学び、王立音楽アカデミーでは作曲の博士号を取得、2005年以降はロンドンをベースに、ブルガリアとイギリスの両方の国籍を取得して活動しています。
 パーカッション協奏曲第3番でソロを務めるのは、ブルガリア出身オランダ在住で、音楽祭「アムステルダム・マリンバ・ウィークエンド」の創設者&芸術監督でもあるマリンビスト、タチアナ・コレヴァ。

 ※録音:ブルガリア国立放送スタジオ1(ソフィア)





SIGNUM CLASSICS


SIGCD 598
¥2400
夏の名残のばら 〜 ブリテン諸島からの民謡集
 踊って見せてごらん/夏の名残のばら/恋人は赤い、赤いバラ/
 茂みとイバラ/思い出のサリーガーデン/ダニー・ボーイ/
 アイロンをかけまくる/コキジバト/ヒバリ空高くさえずる時/
 ラグル・タグル・ジプシーズ/ヴィーナスのような恋人/
 アニーローリー/ある朝早く/ブリッグの定期市/
 スカボロー・フェア/酔いどれ水夫/マイ・ラガン・ラヴ/
 ボビー・シャフトー/広い河の岸辺/タインの流れ/
 スオ・ガン(子守歌)/我が父祖の土地
クイーンズ・シックス
 〔ダニエル・ブリテイン(カウンターテナー)、
  ティム・カールストン(カウンターテナー)、
  ニコラス・マッデン(テノール)、
  ドミニク・ブランド(テノール)、
  アンドルー・トンプソン(バリトン)、
  サイモン・ホワイトリー(バス)〕

 ウィンザー城の精鋭たち。クイーンズ・シックスが歌うイギリス民謡集!

 ☆ウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの精鋭たち。
 ☆クイーンズ・シックスが歌うイギリスの民謡集!

 エリザベス1世の即位450周年となった2008年に、ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成された男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス。
 タリス・スコラーズやザ・シックスティーン、ポリフォニーなど、合唱王国イギリスの名アンサンブルのメンバーとしても活躍する6人の精鋭たちが歌う、イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズの民謡集。
 夏の名残のばら(庭の千草)、ダニー・ボーイ、スカボロー・フェアを始めとする世界で親しまれている名旋律を、磨き抜かれたハーモニーで贈ります。
 クイーンズ・シックスは現在の英国王室とも縁が深く、2018年にウィンザー城で行われたユージェニー王女とハリー王子の両ロイヤル・ウェディングでも歌っています。

 ※録音:2016年9月26日−28日、アスコット小修道院(イギリス)



 

SIGCD 599
¥2400
デイヴィッド・ブルース:作品集
 シンベリン*
 ザ・ノース・ウィンド・ワズ・ア・ウーマン 
 ザ・コンソレーション・オヴ・レイン‡
アヴィ・アヴィタル(マンドリン)*
ドーヴァー四重奏団*
ノラ・フィッシャー(ソプラノ) 
ザ・ノース・ウィンド・アンサンブル 
カメラータ・パシフィカ‡

 アヴィ・アヴィタルが弾く!マンドリンと弦楽四重奏のための「シンベリン」

 デイヴィッド・ブルース(b.1970)は、その豊かでカラフルなサウンド、詩的で美しい音楽から、BBCプロムス、カーネギー・ホール、コヴェント・ガーデンなどから委嘱を受けているイギリスの作曲家。
 南アフリカの音楽を取り入れた「ガムブーツ」(SIGCD 448)に続くSignum Classics第2弾。イスラエル出身のマンドリンのヴィルトゥオーゾ、アヴィ・アヴィタルのために書かれた「シンベリン(Cymbeline/古いケルトの言葉で『太陽の王』の意味)」など、民俗や宗教、自然をテーマとする作品集。

 ※録音:2017年2月&10月、アメリカ

 
SIGCD 590
¥2400
オリヴァー・デイヴィス:アルカディア
 ザ・インフィニット・オーシャン
  (独奏ヴァイオリンと管弦楽のための6セクションのバレエ)
 アルカディア(独奏ピアノのための)
 ジェミニ(独奏ヴァイオリンと弦楽のための)
 組曲(ピアノと管弦楽のための)
 インフェルノ(独奏ヴァイオリンと管弦楽のための)
 エレメンツ
ポール・ベイトマン(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ベンジャミン・ベイカー(ヴァイオリン)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ)
ケレンザ・ピーコック(ヴァイオリン)
ザ・ハンケ・ブラザーズ

 オリヴァー・デイヴィス(1972−)は英国王立音楽アカデミーで研鑽を積み、コンサート音楽からバレエ、サウンドトラック、テレビ・スコアなど様々な音楽でロンドンの主要オーケストラと共演してきたイギリスの若手作曲家。
 これまでSignum Classicsからリリースされた4つのアルバム、「フライト」(SIGCD 411)、「シーズンズ」(SIGCD 437)、「ダンス」(SIGCD 469)、「リバティ」(SIGCD 522)はそれぞれ独自の成功を収めており、iTunesのクラシック・チャートでは、「リバティ」が第1位、「フライト」が第2位、「シーズンズ」がトップ10に入っています。

 ※録音:2018年8月、ドイツ&2019年2月、ロンドン




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ECM


4818564
\2500→\2290
《デンマーク弦楽四重奏団〜PRISM Ⅱ》
 1) J.S.バッハ:フーガ変ロ短調BWV869
 2-4) シュニトケ:弦楽四重奏曲第3番
 5-10) ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調Op.130
デンマーク弦楽四重奏団
〔ルネ・トンスガード・ソレンセン(第1ヴァイオリン)、
 フレデリック・オーランド(第2ヴァイオリン)、
 アスビョルン・ノルガード(ヴィオラ)、
 フレーデリク・スコイエン・シェーリン(チェロ)〕

 現在最も刺激的な若き弦楽四重奏団によるニュー・アルバム
 2002年に設立された若き弦楽四重奏団、デンマーク弦楽四重奏団がバッハ、シュニトケ、ベートーヴェンを採り上げたニュー・アルバムがリリースされます。
 現代音楽とコアなクラシックのレパートリーに対し、新たな視点でその本質を浮き彫りにしています。

  【録音】2017年5月、ノイマルクト、ライトシュターデル

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 店主が今一番注目している弦楽四重奏団、デンマーク弦楽四重奏団。
 「デンマーク青年弦楽四重奏団」の名から、最近「青年」が取られて「デンマーク弦楽四重奏団」となってきた。そしてだんだん知名度が高くなってきた。

 今回の新譜はベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、バッハという超本格派。
 ECMレーベルの看板スターにさえなりつつある彼らが全世界のクラシック・ファンに贈る真剣勝負の一枚。

 10年前、ニールセンのアルバムが出たとき、彼らがここまでの存在になると一体誰が予想しただろう。


前作、PRISM I
  ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、バッハ


4817267
\2500→\2290
全世界のクラシック・ファンに贈る真剣勝負の一枚
 デンマーク弦楽四重奏団〜PRISM I/
  ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、バッハ

  1) J.S.バッハ:フーガ 変ホ長調BWV876、
  2-7) ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第15番変ホ長調Op.144
   (エレジー/セレナード/間奏曲/
    ノクターン/葬送行進曲/エピローグ)
  8-11) ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番変ホ長調Op.127
デンマーク弦楽四重奏団
 ルネ・トンスガード・ソレンセン(第1ヴァイオリン)
 フレデリック・オーランド(第2ヴァイオリン)
 アスビョルン・ノルガード(ヴィオラ)
 フレーデリク・スコイエン・シェーリン(チェロ)
 現在最も刺激的な若き弦楽四重奏団によるニュー・アルバム
 2002年に設立された若き弦楽四重奏団、デンマーク弦楽四重奏団がベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、バッハを採り上げたニュー・アルバムがリリースされます。2009年ロンドン国際弦楽四重奏コンクールで優勝して以来、世界各地で見事なアンサンブルを聴かせ、音楽ファンのハートを鷲づかみにしているデンマーク四重奏団。
 その刺激的な演奏は、若武者、あるいは若き猛獣などと評され、今回6月に行われた初となる来日公演でも真摯な演奏を繰り広げ、強烈な印象を残しました。

  録音:2016年11月 ノイマルクト、ライトシュターデル




デンマーク弦楽四重奏団、旧譜!!
これは聴いておいた方がいい。衝撃のニールセン!


Nielsen - String Quartets Volume 2
DACAPO
6.220522
(SACD-Hybrid)
\2400
カール・ニールセン:弦楽四重奏曲集
 1.弦楽四重奏曲 第2 番 へ短調 Op.5
 2.弦楽四重奏曲 第3 番 変ホ長調 Op.14
デンマーク(青年)弦楽四重奏団


 ニールセンの弦楽四重奏曲第2番、とってもいい曲なのである。

 劇的な冒頭から一気に引き込まれる第1楽章、ちょっとチェコを思わせるノスタルジックで幻想的な第2楽章、結構深遠なスケルツォ風第3楽章。

 そして圧巻が第4楽章。


 これが・・・なんともニールセンなのである。ひょっとするとニールセンの全ての作品でもっともニールセンらしいかもしれない。
 かっこいい。ムチャクチャかっこいい。
 
 こんなかっこいい主題を終楽章冒頭に用意するなんて、ニールセン男前過ぎる。ちょっとかっこよすぎて引いちゃうかもしれないが、おそらくニールセンってこの音楽のような、熱いまっすぐな男だったんだろう。
 間違いなくニールセンの「動」系音楽の中では一番好きな曲。

 ではCDはどれにするか。

 最高なのはこのデンマーク(青年)弦楽四重奏団の演奏。
 青年商工会議所みたいな名前だが、その演奏はまったく侮れない。というかすごい。才気煥発、縦横無尽。アルテミスSQなみの過激で刺激的な演奏を聴かせてくれる。
 襲い掛かってきそうな鋭いヴァイオリン、そのヴァイオリンを底から地響きを立てて追い立てるチェロ。終楽章は血が噴き出しそうな超高速スピード。その劇的な表現にはもう口アングリ。最初聴いたときはそのあまりに激しい自己主張に「そこまでやるか」と冷や汗ものだったが、考えてみれば第2番は若きニールセンの傑作。血気盛んで燃えるような情熱のたぎる作品。これくらい激しく熱い演奏で聴きたいではないか。すごい。すごいです。

 「ニールセンってどんな作曲家なの?」ともし聴かれたら、迷わずこのCDのトラック4をかけてこう答える。「こんな作曲家」。

 あらゆるニールセンのアルバムの中で、店主が最もお薦めするもののひとつ。



旧譜、こいつもやっぱりすごかった!


CAVI
4260085532643
\2600
結成10周年!デンマーク弦楽四重奏団
(1)ハイドン:
 弦楽四重奏曲 第63番 ニ長調「ひばり」op.64-5 / Hob III:63
(2)ブラームス:弦楽四重奏曲 第2番 イ短調op.51-2
デンマーク弦楽四重奏団
 結成10周年!デンマーク弦楽四重奏団によるハイドンの「ひばり」&ブラームス弦楽四重奏曲第2番

 録音:2012 年3 月、スタジオ2(ミュンヘン)

 「デンマーク青年弦楽四重奏団」の名でも知られるデンマーク弦楽四重奏団は、2002 年夏のコペンハーゲン音楽祭にてデビューしたアンサンブル団体。
 今回収録したのは、ハイドンとブラームスの弦楽四重奏曲。ベートーヴェンからペルトまでいたる幅広いレパートリーを持つ当団ですが、意外にも古典派とロマン派の作品を収録するのは本アルバムが初めて。ハイドンでは軽やかかつ溌剌とした演奏で爽やかに聴かせる一方、後半のブラームスでは劇的かつ鮮烈な演奏で圧倒してくれます。ハイドンの「ひばり」では、1st ヴァイオリンを務めるオーランドの瑞々しいソロが聴き所。「ひばり」という愛称の由来ともなった第1 楽章冒頭の有名な旋律はもちろんのこと、第4 楽章で見せる怒涛の掛け合いも見事です。ブラームスの弦楽四重奏曲第2 番は、対位法的に書かれた堅固なアンサンブルと、シューベルトを思わせる流麗な旋律との兼ね合いが素晴らしい名曲。デンマーク弦楽四重奏団の演奏は厭なべたつきを控えた音運びで、アクセントの表現も鮮やか。エネルギッシュな勢いにあふれる瑞々しい演奏スタイルはそのままに、より円熟したアンサンブルで魅せてくれます。
 結成当時はデンマークの若手演奏家たちによる新進気鋭の団体として注目を集めていたデンマーク弦楽四重奏団も、今や室内楽界の中堅を担う実力派。今後のさらなる飛躍に期待したい、注目のアンサンブル団体です。

 



そしてECMからはこんなステキなアルバムを!


481 5746
\2500→\2290
注目の四重奏団が新たに挑んだのは民族音楽プロジェクトだった!
 《デンマーク弦楽四重奏団〜ラスト・リーフ》

 1) Despair not, o heart(民謡)、
 2) Shore(フレーデリク・スコイエン・シェーリン)、
 3) Polska from Dorotea(スウェーデン民謡)、
 4) Tjenneblomen(Gjermund Haugen)、
 5) Minuet no.60(デンマーク民謡)、
 6) A Romeser(デンマーク民謡)、
 7) Intermezzo(フレーデリク・スコイエン・シェーリン)、
 8) Shine you no more(ルネ・トンスガード・ソレンセン)、
 9) Dromte mig en drom(デンマーク民謡)、
 10) Stadelil(フェロー民謡)、
 11) Naja’s Waltz(フレーデリク・スコイエン・シェーリン)、
 12) Unst Boat Song(シェトランド諸島の民謡)、
 13) Fastan(Eva Sather)、
 14) Hur var du i aftes sa sildig(デンマーク民謡)、
 15) The Dromer(デンマーク民謡)、
 16) Now found is the fairest of roses(民謡)

すべてデンマーク弦楽四重奏団による編曲
デンマーク弦楽四重奏団
 ルネ・トンスガード・ソレンセン
  (第1ヴァイオリン、ハーモニウム、ピアノ、
   グロッケンシュピール)、
 フレデリク・オーランド(第2ヴァイオリン)、
  アスビョルン・ノルガード(ヴィオラ)、
  フレーデリク・スコイエン・シェーリン(チェロ、コントラバス)



 たとえばこれ、「Stadelil(フェロー民謡)」
 こういう音楽なわけである。ビアホールで演奏されているような。

https://youtu.be/i1YiTYQbCSE

  



 2002年に設立され、現在最も刺激的な若き弦楽四重奏団として知られているデンマーク弦楽四重奏団は、現代音楽とコアなクラシックのレパートリーに対し新たな視点でその本質を浮き彫りにしています。
 同時に彼らは北欧の民俗音楽の世界にも驚くべき見事な方法で取り組んでいます。2014年のアルバム『ウッド・ワークス(Wood Works)』(ダカーポ・レコード)はレフトフィールドでヒットし、コンサート演奏でも世界の聴衆を魅了してきました。

 そして今回デンマーク四重奏団はECMとの新たな録音に、彼らの民族音楽プロジェクトを選びました。「Now found is the fairest of roses(今見つけたのは最もきれいなバラ)」は1732年、デンマークの神学者で詩人のH.A.ブロアソンにより出版された讃歌から採られています。
 この讃歌は神秘的で暗いメロディの曲です。ブロアソンは自らのクリスマス讃歌に伴奏をつけるため、古いルターの葬儀用の合唱を選びました。それは生と死が常につながっていることを優雅に示しています。

 彼らは次のように話します。
  「私たちは北欧の民族音楽のメロディを通して旅に出て、最後にブロアソンにたどり着きます。それは多くの険しい道があるかもしれない旅ですが、私たちはいくつかの素敵な思い出とともに戻って来ることを信じています。これらの古いメロディの中に、私たちは限りない美と深みを見出だし、私たち四重奏団という手段を通してそれらを歌わずにはいられません。ブロアソンは最もきれいなバラを見つけ、私たちはすばらしい曲と出会いました。そして私たちがこれらの曲に対して行ったことをあなたが楽しんでくださることを心から願っています」。

  【録音】2017年1月、デンマーク、フレストルプ、The Kristen kjar Museum



デンマーク弦楽四重奏団の特集でした。



 



<メジャー・レーベル>

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DG


4837637
(3CD)
\5800→\5290
《ヤン・リシエツキ〜ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集》
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲
《CD 1》
 1) 第1番ハ長調Op.15、2) 第2番変ロ長調Op.19/
《CD 2》
 1) 第3番ハ短調Op.37、2) 第4番ト長調Op.58/
《CD 3》
 第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
ヤン・リシエツキ(ピアノ)
トモ・ケラー指揮
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

 ベートーヴェン生誕250年記念。若きスター・ピアニストによる協奏曲全曲のライヴ録音
 2020年に生誕250年を迎えるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を、1995年生まれのカナダのスター・ピアニスト、ヤン・リシエツキが世界的に有名なアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズとともに演奏したアルバムです。
 ベルリンのコンツェルトハウスで行われ大絶賛された演奏のライヴ録音です。
 第4番は、2013年マルタ・アルゲリッチの代役として急遽、クラウディオ・アバド、モーツァルト管弦楽団とボローニャで共演した曲で、リシエツキの演奏活動に大きな役割を果たしました。
 【録音】2018年12月2−6日、ベルリン、コンツェルトハウス(ライヴ)




ここはあえてリシエツキの16歳のDGデビュー盤をお贈りしましょう!
天才です。


479 0061
\2200→¥1990
16歳のピアノの貴公子、ポーランド系カナダ人のヤン・リシエツキ
驚異的な才能! DGデビュー盤!

 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
  ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
ヤン・リシエツキ(ピアノ)
バイエルン放送交響楽団
指揮:クリスティアン・ツァハリアス

録音:2012年1月
 脅威の16歳、リシエツキのDGデビュー盤です。あどけなさの残る笑顔で、日本でも既にファンが存在する将来有望な新人アーティストです。レパートリーはモーツァルトのピアノ協奏曲で最も人気のある2曲、第20番と第21番。モーツァルトの演奏で名高いピアニスト兼指揮者のツァハリアスが指揮するバイエルン放送交響楽団との共演でみずみずしい演奏を聴かせてくれます。


【ヤン・リシエツキ】
 現在最も注目を集める驚異的な才能を持った若手ピアニスト。1995年カナダのカルガリーにてポーランド系の両親のもとに生まれる。2009年モントリオール交響楽団のスタンダード・ライフ・コンクールに史上最年少でグランプリ、2010年、デビュー・アトランティック、カナダ放送協会カナダ・ミュージックなど多くの音楽賞を受賞している。2008、2009年と2年連続でワルシャワのショパンとそのヨーロッパ音楽祭に招かれ、ショパンの協奏曲を演奏、その公演はラジオ放送され、ポーランド国立ショパン協会の自主レーベルからCD発売された(ディアパゾン・ドール賞受賞)。
 才能豊かなアーティストを紹介する「プロジェクト3×3」シリーズで2011年10月に2度目の来日。2012年、2013年と連続してリサイタルを行う。2011年の公演はNHK BSプレミアム『クラシック倶楽部』にて収録・放送。2011年大晦日のETV『クラシックハイライト2011』でも紹介された。"





せっかくなのでもっと前の録音までさかのぼっちゃいましょう!
リシエツキ、14歳のショパン!


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NIFCCD 200
\2500→¥2290
ショパン:
 ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21
 ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
ヤン・リシエツキ(ピアノ)、
ハワード・シェリー(指揮)、
シンフォニア・ヴァルソヴィア

2008年8月21日(第2番)&2009年8月20日(第1番)、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホールでのライヴ録音。


 ポーランド国立ショパン協会(Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)の自主レーベル「NIFC」の新シリーズ「ショパン協会モダン・シリーズ」は、その名の通り"モダンピアノ"によるショパン!
 ホワイトカラーのジャケットが印象的な新シリーズの幕開けとなる「ピアノ協奏曲第1番&第2番」のソリストは、ポーランド人の両親を持つカルガリー生まれのピアニスト、ヤン・リシエツキ。このヤン・リシエツキ、1995年3月23日生まれなので、なんと現在14歳(2009/3/9現在)!!
 リシエツキは2004年に9歳でカルガリー・シヴィック響にソリストとして招かれオーケストラ・デビュー。その後もケベック響、ミネソタ管、ワルシャワ・フィルなどとのオーケストラや、ヨーヨー・マ、エマニュエル・アックス、ピンカス・ズーカーマンといった名手たちと共演を重ね、13歳で挑戦した2009年浜松国際ピアノアカデミーコンクールでは見事第3位に輝いた驚異の14歳なのである!
 ハワード・シェリー&シンフォニア・ヴァルソヴィアとの共演による「ピアノ協奏曲第1番&第2番」は、ポーランド国立ショパン協会が主催する「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭に2008年、2009年と2年連続で招聘された際のライヴ録音。申し分のないテクニックと音楽性。その両手が生み出す表情豊かな音色。そして14歳とは思えない風格漂う演奏にはただただ驚かされるばかり。
 世界的ピアニストでもあるシェリーの万全のサポートを得て伸びやかに奏でられるリシエツキのショパン。また1人、凄まじい才能を持つ神童が現れた ——! 





 で、指揮のトモ・ケラーって誰だ・・・?
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズのコンマス。
 1974年シュトゥットガルト生まれのケラーは、ウィーン音楽舞台芸術大学とニューヨークのジュリアード音楽学校で学び、2009年から2015年までロンドン交響楽団のアシスタント・コンサートマスターを務め、2014年にはスウェーデン放送交響楽団のリーダーに就任していた。
 マリナー時代のような黄金時代がまた訪れるのか?!



トモ・ケラーの名前がクレジットされたアルバム

PTC 5186539
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席ファゴット奏者、
 グスターボ・ヌニェス
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集

 (1)ファゴット協奏曲 ハ長調 RV474
 (2)ファゴット協奏曲 ヘ長調 RV488
 (3)ファゴット協奏曲 変ロ長調「夜」RV501
 (4)ファゴット協奏曲 ハ長調 RV477
 (5)ファゴット協奏曲 イ短調 RV497
 (6)ファゴット協奏曲 ハ長調 RV467
グスターボ・ヌニェス(ファゴット)、
アカデミー・オブ・セント・マーティン・
 イン・ザ・フィールズ
トモ・ケラー(コンサートマスター)
 優秀録音!RCO 首席ファゴット奏者グスターボ・ヌニェスがヴィヴァルディのファゴット協奏曲を録音!!!

 セッション録音:2015年4月/セント・ジョンズ教会(ロンドン)/DSD、5.0Surround sound、マルチチャンネル、59’35”

 
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4837506
(2CD)
\4000→\3690
《ダニエル・バレンボイム〜モーツァルト:ピアノ三重奏曲集》
 モーツァルト:
《CD 1》
 1) ディヴェルティメント変ロ長調K.254、
 ピアノ三重奏曲2) ト長調K.496、3) 変ロ長調K.502
《CD 2》
 ピアノ三重奏曲1) ホ長調K.542、2) ハ長調K.548、3) ト長調K.564
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)、
マイケル・バレンボイム(ヴァイオリン)、
キアン・ソルターニ(チェロ)

 好評を博した四重奏曲の録音に続く親子共演アルバム
 ダニエル・バレンボイムが、日本でも名演奏を披露している息子でヴァイオリニストのマイケル・バレンボイム、オーストリアのチェリスト、キアン・ソルターニと共演した、モーツァルトのピアノ三重奏曲集です。
 【録音】2019年2月18−22日、ベルリン、ピエール・ブーレーズ・ザール (ライヴ)
 
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4837441
(CD+DVD)
\3400→\3090
ベルリンの壁崩壊30周年記念発売
 《レナード・バーンスタイン〜ODE TO FREEDOM/ベートーヴェン:交響曲第9番》

  ベートーヴェン:
   交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱』
レナード・バーンスタイン(指揮)
ジューン・アンダーソン(ソプラノ)、
サラ・ウォーカー(メッゾ・ソプラノ)、
クラウス・ケーニヒ(テノール)、
ヤン=ヘンドリク・ロータリング(バス)、
バイエルン放送合唱団、
ベルリン放送合唱団、
ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団、
バイエルン放送交響楽団、
シュターツカペレ・ドレスデン団員、
レニングラード・キーロフ歌劇場管弦楽団員、
ロンドン交響楽団員、
ニューヨーク・フィルハーモニック団員、
パリ管弦楽団員

4837443
(2LP)
\5200

 ベルリンの壁崩壊30周年&ベートーヴェン生誕250周年記念。2形態で発売
 来年はベートーヴェン生誕250年に当たりますが、今年2019年はドイツの東西分離の象徴でもあったベルリンの壁の崩壊から30年の年でもあります。
 1989年12月25日、ベルリンの壁崩壊を記念して行われたレナード・バーンスタインの第九演奏会の録音がCDとDVDのセットで発売されるのは今回が初めてとなります。
 バイエルン放送交響楽団をメインに、計6つの楽団のメンバーによって特別に編成されたオーケストラ、東西ドイツの合唱団と東西ドイツと英米のソリストが加わった豪華な布陣による演奏です。
  【録音】1989年12月25日、ベルリン(ライヴ)
 
 
 

 1989年のクリスマスにベルリンの壁崩壊を記念して行われたバーンスタイン指揮による『第九』。
 ガンに侵されていたバーンスタインが渾身の思いで振り下ろすタクト。「歓喜(FREUDE)」という歌詞は「自由(FREIHEIT)」という言葉に置き換えられ、歴史の大きな転換期が高らかに歌われる。
 バイエルン放送交響楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、ニューヨーク・フィル、レニングラード・キーロフ劇場管弦楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、ロンドン交響楽団、パリ管弦楽団という立場も国籍も背景も異なる6つのオーケストラのメンバーが集結。
 これはすでに音楽演奏というよりも歴史の一こま。




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DECCA



4834942
(7CD)
\7000→\6590
分売完結を待たずいきなり全集発売!
 《セミヨン・ビシュコフ&チェコ・フィル〜チャイコフスキー・プロジェクト》

チャイコフスキー:
《CD 1》
 交響曲1) 第1番ト短調Op.13『冬の日の幻想』、
 2) 第2番ハ短調Op.17《『小ロシア』/
《CD 2》
 1) 交響曲第3番ニ長調Op.29『ポーランド』、
 2) 幻想序曲『ロメオとジュリエット』/
《CD 3》
 1) 交響曲第4番ヘ短調Op.36、
 2) 交響的幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』Op.32/
《CD 4》
 マンフレッド交響曲Op.58/
《CD 5》
 1) 交響曲第5番ホ短調Op.64、
 2) 弦楽セレナードハ長調Op.48/
《CD 6》
 1) 交響曲第6番ロ短調Op.74『悲愴』、
 2) ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23/
《CD 7》
 ピアノ協奏曲1)第2番ト長調Op.44、2) 第3番変ホ長調Op.posth.75
キリル・ゲルシュタイン(ピアノ)(CD 6: 2, CD 7)、
セミヨン・ビシュコフ(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

 指揮者と楽団が徹底的に研究し、チャイコフスキーの驚くべき演奏を披露
 2017/18年からチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者・音楽監督に就任したセミヨン・ビシュコフと同楽団による『チャイコフスキー・プロジェクト』と題されたCD7枚組のアルバムが発売されます。
 2013年のプロジェクト開始以来、この楽団と指揮者はチャイコフスキーの音楽を徹底的に研究し、驚くべき演奏を披露しています。
 最初の2つの録音は2016年と2017年にデッカより発売され、批評家の間で広く賞賛されました。
 2019年は、本拠地プラハはもちろん、東京、ウィーン、そしてパリでもチャイコフスキーの演奏会を行います。このアルバムにはチャイコフスキーの交響曲全曲に加えて、キリル・ゲルシュタインをソリストに迎えたピアノ協奏曲3曲、『ロメオとジュリエット』、弦楽セレナード、『フランチェスカ・ダ・リミニ』が収録されています。
 【録音】2015年(CD 2: 2, CD 6: 1)、2016年(CD 2: 1)、2017年(CD 3: 2, CD 4, CD 5, CD 6: 2)、2018年(CD 3: 1)、2019年(CD 1, CD 7)、プラハ
 




MERCURY KX


4817225
(CD)
\2300
《VA〜COLLABORATION(ウェイン・マクレガー監修による)》
 1) Vessel(ジョン・ホプキンス)、2) Infra 5(マックス・リヒター)、
 3) Variant V(Joel Cadbury & Paul Stoney)、
 4) Miserere Mei(William Byrd)、
 5) …og lengra(オーラヴル・アルナルズ)、
 6) Blue i(Jlin)、7) Hymn of Adoration(サー・ジョン・タヴナー)*、
 8) Nemesis 3(Scanner)、9) Eclipse(カイヤ・サーリアホ)、
 10) Swarming Season(Gaika)、11) War Anthem(マックス・リヒター)、
 12) Transit Of Venus(Joby Talbot)、13) After Death(ベン・フロスト)、
 14) Atomos XI(ウィングド・ヴィクトリー・フォー・ザ・サレン)、
 15) Vessel(Orchestral Version)(ジョン・ホプキンス)

*世界初録音
グレイス・デイヴィッドソン(ソプラノ)(7)、
トリスタン・グリフィス(テノール)(7)、
アンッシ・カルットゥネン(チェロ)(9)、
ヒラ・カルニ(チェロ)(11)、
ロバート・エイムズ(3, 5, 7, 13, 15)、
クリストファー・オースティン(12)(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(3, 5, 7, 12, 13, 15)、
ニコラス・コロン(指揮)
オーロラ・オーケストラ(4)、
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
パリ管弦楽団(9)、
ロバート・ツィーグラー(指揮)
バベルスベルク・ドイツ・フィルムオーケストラ(11)
4817226
(2LP)
\4700

 世界的振付師にインスピレーションを与えた曲が最高の時間を演出
 世界で活躍するコンテンポラリー・ダンスの振付師ウェイン・マクレガーが監修する初めてのアルバムが、『COLLABORATION』というタイトルで「Mercury KX」よりリリースされます。
 この25年間に委嘱したすべての作品の中から、ウェインが最高の時間を演出するものを集めました。中にはウェイン自身が選んだ最も革新的な委嘱作品、ウェインの活動と彼とのコラボレーションを称えて作曲者たちから特別に献呈された録音や作品も含まれます。
 オラヴル・アルナルズ、ベン・フロスト、ジョン・ホプキンス、マックス・リヒター、Scanner、ウィングド・ヴィクトリー・フォー・ザ・サレンといった、ネオ・クラシカル、実験音楽、電子音楽、本来のクラシック音楽の超一流のアーティストが演奏しています。故サー・ジョン・タヴナーによる世界初録音も収録。
 【録音】2005年(8)、2008年(9)、2009年(1, 2)、2010年(4)、2013年(14)、2014年(12)、2016年(11)、2017年(10)、2018年(3, 5-7, 13, 15)
 


<国内盤> 

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東武レコーディングズ



TBRCD 0068/71
(4CD)
特別定価¥2100+税
「ホーレンシュタイン・イン・ベネズエラ」
 (1)マーラー:交響曲第1番「巨人」
 (2)ヴィヴァルディ:合奏協奏曲ニ短調作品3−11(初出レパートリー)
 (3)ブルックナー:交響曲第3番「ワーグナー」
 (4)ワーグナー:「ローエングリン」第1幕前奏曲
 (5)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
 (6)シベリウス:交響曲第2番
 (7)ベートーヴェン:交響曲第2番(初出レパートリー)
 (8)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
 (9)ベートーヴェン:「エグモント」序曲
 (10)リヒャルト・シュトラウス:「死と変容」
 (11)リヒャルト・シュトラウス:「メタモルフォーゼン」
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮)
ベネズエラ交響楽団

 ホーレンシュタイン・イン・ベネズエラ!1954年〜1957年ステレオ録音を含むライヴ集!4枚組で1枚価格¥2,100+税!

 録音:(1)(11)1955年5月23日モノラル、(2)(3)(10)1957年2月8日ステレオ、(4)-(6)1957年1月25日ステレオ、(7)(8)1954年2月23日モノラル、(9)1957年2月1日ステレオ/全てカラカス市立劇場にてライヴ録音(ステレオ・モノラル)

 ホーレンシュタインは、1898年にウクライナで生まれ、幼少時にウィーンに移住。ウィーンで音楽教育を受けシュレーカーにも師事。さらにベルリンではフルトヴェングラーの助手としてベルリンフィルを指揮。30歳を前にブルックナーの交響曲第7番をベルリンフィルと録音。デュッセルドルフ歌劇場の監督にも就任。しかしユダヤ人だったためにナチス・ドイツの台頭で活動が制限されたためにヨーロッパを去り、アメリカ国籍を得ます。
 
 第二次大戦後には欧州楽壇にも復帰。ベルリンフィルとも再会。1961年のエディンバラ音楽祭ではマーラーの第5番で共演します。
 しかし特定のオーケストラの地位を持たず客演に終始したために多くの録音がありながらレーベルも跨りその芸術の全容が理解さえているとは言えないもどかしさがあります。
 レパートリーの中心はずばりブルックナーとマーラー。大編成の込入った曲を細部を疎かにせず、それでいてスケールを損なわず、見事に鳴らし切る手腕には多くの聴衆が納得です。
 ベネズエラ交響楽団はフルトヴェングラーも指揮した名門。手作り感溢れる鄙びた音色、ホーレンシュタインのロマンティックな表現にぴったり。最近ではチバスによるベートーヴェン、ブルックナーが話題となりました。
 今回チバス氏の協力のもとホーレンシュタインの未発表ライヴを発掘。全曲初出、しかもオーケストラの財政が豊かだったせいか音質が素晴らしい。1957年の演奏は全てステレオという驚愕のリリース。しかも大特価でご提供となります。
 ライナーノートはホーレンシュタイン研究の第一人者デリク・バーカー氏です。


※⑥シベリウス:交響曲第2 番の第 3 楽章で マスターに起因する欠落が ござい ます 。ご了承ください。




<映像>


ACCENTUS MUSIC(映像)



ACC 10449BD
(Blu-ray)
¥5000
チューリヒ・バレエの
 ≪くるみ割り人形とねずみの王様≫

  チャイコフスキー:
   バレエ≪くるみ割り人形とねずみの王様≫
出演者:ドミニク・スラウコフスキー(ドロッセルマイヤー)
ミシェル・ウィレムス(マリー)
ダニエル・マリガン(フリッツ)
ウィリアム・ムーア(くるみ割り人形/王子/ドロッセルマイヤーの甥)
ジュリア・トネッリ(ピルリパート姫)
チューリヒ・バレエ団
チューリヒ・ジュニア・バレエ団
演奏:フィルハーモニア・チューリヒ
ポール・コネリー(指揮)
チューリヒ歌劇場女声合唱団
チューリヒ歌劇場児童合唱団
KKC 9474
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4762+税
ACC 20449DVD
(DVD)
¥3600
KKC 9475
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3810+税

 E.T.A.ホフマンの原作に忠実に振付けたチューリヒ・バレエの≪くるみ割り人形とねずみの王様≫

 振付:クリスティアン・シュプック(台本:E.T.A.ホフマン)
 舞台美術:ルフス・ディドヴィツァス/照明:マルティン・ゲプハルト/
 衣装:ブキ・シフ/ドラマトゥルク:マルティン・キュスター、クラウス・スパーン/
 プロデューサー:ポール・スマツニュイ/映像監督:ミヒャエル・ベイヤー
 収録:2018年4月、チューリヒ歌劇場(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9、Full HD、音声:DTS-HD MA5.1、PCM ステレオ、リージョン:All、110' 21
 (DVD)画面:16:9、NTSC、音声:DTS5.1、DD5.1、PCM ステレオ、リージョン:All、110' 21

 とても楽しい「くるみ割り人形」の映像が登場しました!
 チャイコフスキーの名作として名高い、バレエ「くるみ割り人形」は、E.T.A.ホフマンの童話『くるみ割り人形とねずみの王様』を、クラシック・バレエの父とも言われる振付師マリウス・プティパ(デュマの仏訳を使用)が、バレエ用の作品として書き直したものが通常上演されています。
 今回リリースされるチューリヒ・バレエのものは、同団の芸術監督でもあるクリスティアン・シュプックがE.T.A.ホフマンの原作に忠実に振付けたものが上演されました。
 物語が重視されているので、演出も演劇的要素が強く出たもので、役柄のキャラクターも際立っており、ダンサーたちの踊りとともに、物語の世界に入り込むことができます。

 原作のあらすじは、ドイツの古い町に雪がしんしんと降り続くクリスマスの日。主人公マリーは、名付け親のドロッセルマイヤーおじさんがプレゼントしてくれた兵隊の姿のくるみ割り人形をとても気に入ります。しかし兄のフリッツが壊してしまい、壊れた人形を手当てするように眠ったマリーが夜中に目を覚ますと‛&。クリスマスの夜に起こる、夢と現実が交差する不思議な世界に子供も大人も惹きつけられます。




<LP>


FANTOME PHONOGRAPHIQUE(LP)



OME1024
(LP)
\2800
1. ルチアーノ・ベリオ: Serenaat I
  ピエール・ブーレーズ(指揮)
  ガッゼローニ(フルート)
2. ピエール・ブーレーズ: Sonatine
   ピエール・ブーレーズ(指揮)
   デヴィッド・チュードア(ピアノ)ガッゼローニ(フルート)
3. カールハインツ・シュトックハウゼン:Zeitmasze
   ピエール・ブーレーズ(指揮)
   アンドレ・ラボ(バズーン)
4. メシアン: Canteyodjaya
   メシアン(指揮)
   イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)













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7/18(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CHANNEL CLASSICS



CCS 37119
¥2500
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ/
 アレンスキー:弦楽四重奏曲第2番

  チャイコフスキー:弦楽のためのセレナーデ ハ長調 Op.48
  アレンスキー:
   室内交響曲 イ短調 Op.35 〜 チャイコフスキーの想い出に
    (原曲:弦楽四重奏曲第2番/編曲 第2楽章:アレンスキー、
     第1&第3楽章:マリン・ファン・プローイェン/世界初録音)
カンディダ・トンプソン
 (ヴァイオリン&芸術監督)
アムステルダム・シンフォニエッタ

 アムステルダム・シンフォニエッタ新録音!チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」!

 ☆オランダ唯一のプロ弦楽オケ、アムステルダム・シンフォニエッタ!
 ☆超名曲、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」!
 ☆アレンスキーの「弦楽四重奏曲第2番」の"弦楽オーケストラ版"世界初録音!

 1988年に設立されたアムステルダム・シンフォニエッタはオランダ唯一のプロ弦楽オーケストラとして、1995年からコンサートマスター、2003年から芸術監督を務めるカンディダ・トンプソンの下、国際的な活動を続けています。
 これまで、チャイコフスキーやベートーヴェン、ショスタコーヴィチなど、様々な室内楽作品の"弦楽合奏版"の演奏&録音で人気を博してきたアムステルダム・シンフォニエッタの新録音。
 弦楽アンサンブルのためのもっとも美しい名曲、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」と、アレンスキーがチャイコフスキーへの追悼に書いた「弦楽四重奏曲第2番」からの"弦楽オーケストラ版"をカップリング。
 アレンスキーの弦楽版は自身が編曲した第2楽章は「チャイコフスキーの主題による変奏曲」としても知られていましたが、今回はこれまでもアムステルダム・シンフォニエッタのブラームス(CCSSA30411)やリック・ストーティンのピアソラ(CCSSA33613)などでアレンジを担当してきたオランダの人気アレンジャー、マリン・ファン・プローイェンが第1&第3楽章も編曲した全曲版(世界初録音)を収録しています。



 


CCS 39619
¥2500
リポーツ・フロム・ザ・ロー・カントリー 〜 オランダのコントラバスのための音楽 ——
 マルタイン・パディング(b.1956):リポーツ・フロム・ザ・ロー・カントリー(2016)
  (コントラバスと交響楽団のための協奏曲)*/
 ミシェル・ファン・デル・アー(b.1970):フォー・ザ・タイム・ビーイング(2012/2017)
  〔インサイド・サムワン・エルスィズ・ヘッド†、
   マイルス・アウェイ†‡、
   アンド・ハウ・アー・ウィ・トゥデイ?‡〕/
 ルイ・アンドリーセン(b.1939):コントラバスとピアノのためのエレジー(1950)§/
 ハンス・コックス(1930−2019):無伴奏コントラバスのための4つの練習曲(1988)
リック・ストーティン(コントラバス)、
ジェームズ・ガフィガン(指揮)*、
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団*、
クリスティアーネ・ストーティン(ソプラノ)、
ロザンヌ・フィリッペンス(ヴァイオリン)†、
ハンス・アイザッカース(ピアノ)§

 スウェーデン放送響&MCOの首席奏者!リック・ストーティンが弾くコントラバス作品集!

 ☆アムステルダム・シンフォニエッタ、ベルリン放送響、スウェーデン放送響、マーラー室内管の首席奏者を歴任したオランダの名コントラバス奏者、リック・ストーティン!
 ☆無伴奏、ピアノとのデュオ、室内楽、協奏曲と様々なスタイルによるオランダのコントラバス作品集。

 リック・ストーティンは、ベルリン放送交響楽団とアムステルダム・シンフォニエッタで首席コントラバス奏者を務め、現在はスウェーデン放送交響楽団とマーラー室内管弦楽団の首席奏者を担うオランダを代表する名コントラバス奏者です。ロンドン響やロイヤル・コンセルトヘボウ管にも客演首席奏者として定期的に出演し、ストックホルム・シンドローム・アンサンブルなど様々な室内楽プロジェクトでも活躍しています。

 Channel Classicsからの3枚目となるソロ・アルバムは、現代の4人のオランダの作曲家が書いたコントラバスのための音楽。無伴奏ソロのための作品から、ピアノとのデュオ、ソプラノやヴァイオリンとの室内楽、そして協奏曲まで、様々なスタイルによるレパートリーで、素晴らしき低音弦楽器の魅力を伝えます。マルタイン・パディングの「リポーツ・フロム・ザ・ロー・カントリー(低地帯諸国からの報告/Low Countryとはオランダ、ベルギー、ルクセンブルク等の低地帯国のこと)」は、2016年にリック・ストーティンとオランダ放送フィルのために書かれた作品です。






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ALPHA



ALPHA469
(8CD)
¥4200→\3790
※値下げ再発売
ベルチャ四重奏団
 ベートーヴェン(1770-1827):弦楽四重奏曲全集

 【CD1】
  1-5. 弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 Op.18-6
  6-9. 弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調 Op.127
 【CD2】
  1-4. 弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 Op.18-2
  5-8. 弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 Op.59-3
   「ラズモフスキー第3番 」
 【CD3】
  1-4. 弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 Op.95「セリオーソ」
  5-11. 弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 Op.131
 【CD4】
  1-4. 弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 Op.18-1
  5-8. 弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 Op.18-4
 【CD5】
  1-4. 弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 Op.18-3
  5-8. 弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 Op.18-5
  9. 大フーガ 変ロ長調 Op.133
 【CD6】
  1-4. 弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー第1番 」
  5-8. 弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー第2番 」
 【CD7】
  1-4.弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 Op.74「ハープ」
  5-10. 弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 Op.130
 【CD8】
  1-4. 弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 Op.132
  5-8. 弦楽四重奏曲 第16番 ヘ長調 Op.135
ベルチャ四重奏団
 コリーナ・ベルチャ(第1ヴァイオリン)
 アクセル・シャハー(第2ヴァイオリン)
 クシシュトフ・ホジェルスキー(ヴィオラ)
 アントワーヌ・レデルラン(チェロ)

 録音:2011-2012年 オールドバラ、スネイプ・モルティングス、ブリテン・スタジオ
 旧品番:ALPHA262 (ZZT315 & ZZT321)

 【ベルチャ・カルテットの名を広めた鮮烈録音、お手頃価格で再登場!】
  来日公演も大成功を収めているベルチャ四重奏団。彼らがメジャーレーベルから移籍後、初の録音となったベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集は、上下巻分売で発売されて間もない頃から絶賛され大きな話題となりました(『レコード芸術』誌特選)。
 「ベートーヴェンの作風の変転」を感じることを意図して録音されており、極めて高い集中力と強い熱意が感じられる名演に仕上がっています。
 Zig-Zag Territoiresレーベルからの移行盤の再発売。
 21世紀の新たなスタンダードと呼ぶにふさわしい、丹念な解釈にもかかわらず絶妙にスリリングな迫真の16曲+大フーガをじっくり味わえます。



 オリジナルのZig-Zag Territoires盤も廃盤、出直しとなったalpha盤も完売。
 多くの方にご迷惑をお掛けしていたベルチャ四重奏団/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集、さすがにalphaが再商品化!


alpha時代のコメントから

 もはや「21世紀の定盤全曲録音」と言っても過言ではないはず。
 Alpha創業者ジャン=ポール・コンベが、2002年頃「いま一番気になるレーベル」として意識しまくっていたのが、同じフランスンのZig-Zag Territoires。2014年に屋号を畳み、過去タイトルは現在庫が切れ次第続々廃盤になっているのですが、やはり特別に話題となったものは短時間のうちに品切れになってしまったようで、ベルチャSQがメジャーレーベルを脱して初めてZig-Zag Territoiresで録音したベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音も、いつのまにか入手不可になっておりました。
 アルテミスSQを追うようにして、久しく新しい全曲録音が見られなかったこの難攻不落の企画を敢行、4枚ずつのセットで2度に分けてリリースされるや全世界で圧倒的な評価をわがものにし、日本でも2分冊がともに『レコード芸術』特選に輝いた決定的銘盤、こうして再び流通するようになったことはまさに、快挙というほうかありません!
 ベートーヴェンのどこまでも奥深く仕掛けの多い響きを、彼らがどのように精緻に「いま」に甦らせてみせたかは、やはり一度しっかりきいていただくほかないのかもしれませんが、1曲でも聴いたが最後、全曲すべて彼らの解釈で接したくなること間違いなし——



zigzag時代のコメントから


 こういうBOX が早々に出てくるというのは考え物な時代なのか、それとも純粋にありがたいことだと考えるべきか——ソナタに比して意外に全曲録音プロジェクトがめったに出てこない、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲をすべて収め、各4枚組の上下2分巻(ZZT315・ZZT321)でリリースされたベルチャ四重奏団の偉業は、2013 年、どちらの巻も相次いで『レコード芸術』誌で特選に輝いたばかり。

 ベートーヴェンにとって、弦楽四重奏曲という分野は交響曲と同じく最初の作品を世に送り出すまでさんざん試行錯誤をくりかえし、最後の作品群はピアノ・ソナタよりも後まで(そしてもちろん、第9交響曲の後までも)作曲を続けていたという、まさに入魂のジャンル。
 初期作品(作品18の6曲)には磨き抜かれたセンスと堅固な形式感覚のみごとな調和があり、ドラマあふれる「傑作の森」時代に書かれた3曲の「ラズモフスキー四重奏曲」(第7〜9番)や「ハープ」「セリオーゾ」の異名をもつ第10番・第11番など充実至極の中期名品をへて、晩年に書かれた5曲はどれひとつとっても桁外れの深みと広がりをもつ小宇宙のごとき世界を体現している...これがピアノ・ソナタなら演奏者ひとりの探求の道で全曲録音へとむすびつきますし、交響曲であればオーケストラ単位のプロジェクトとして企画成立しやすいのでしょうが、弦楽四重奏団となるとやはり、個々の力量と解釈が高ければ高いほど、ベートーヴェン全曲録音には敷居が高くなるのか、この10〜20年でも驚くほどプロジェクトが少ないもの(アルテミス、ミケランジェロ、そしてこのベルチャ…)。しかし名曲であればあるほど「古の決定的録音」だけでなく、できるだけ多くの、新旧両世代の録音を聴き確かめ、その深みをさらに知りたくなるというもの——

 ルーマニアから来たベルチャSQ の4人が届けてくれた新録音は、鮮烈なみずみずしさと勢いがありながら同時に底知れぬ深みをもえぐり出してみせ、何度聴き確かめてもその深みを隅々までとても知り尽くせない、そういう侮りようのない魅力がひしひし伝わってくる「本物」だからこそ、世界一耳が肥えている部類に入る日本のクラシック・ファンの方々にも支持されているのだと思います。


 


ALPHA467
(4CD)
¥4800
ドヴォルザーク(1841-1904):ピアノと弦楽のための室内楽作品全集
 【DISC 1】
  1-4.ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 Op.65 (1883)
  5-10.ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調 Op.90 「ドゥムキー」 (1890-91)
 【DISC 2】
  1-3.ピアノ四重奏曲 第1番 ニ長調 Op.23 (1875)
  4-7.ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 Op.87 (1889)
 【DISC 3】
  1-3.ピアノ五重奏曲 第1番 イ長調 Op.5 (1872)
  4-8.バガテル Op.47 (1878)
  9-12.ピアノ五重奏曲 第2番 イ長調 Op.81 (1887)
 【DISC 4】
  1-4.ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 Op.21 (1875)
  5-8.ピアノ三重奏曲 第2番 ト短調 Op.26 (1876)
ブッシュ三重奏団
 マティウ・ファン・ベレン(ヴァイオリン)
 オリ・エプスタイン(チェロ)
 オムリ・エプスタイン(ピアノ)
ミゲル・ダ・シルヴァ(ヴィオラ)‛&DISC2、3
マリア・ミルステイン(ヴァイオリン)‛&DISC3

 録音:2015年11月-2018年8月 エリザベート音楽院ホール、ベルギー、ワーテルロー

 【若きトリオによるドヴォルザーク】
  2012年にロンドンで結成されたブッシュ三重奏団。メンバーのマティウがアドルフ・ブッシュの所有していたグァダニーニのヴァイオリンを使用していることから、この名ヴァイオリニストの名前を冠しています。
  ALPHAレーベルからリリースしたドヴォルザークの室内楽を集めたCD4枚を集めたこのBOXは、ピアノと弦楽器による室内楽作品全集となっています。
  四重奏曲と五重奏曲では、ロシア出身の同世代のヴァイオリニスト マリア・ミルステインと、フランス出身の一世代上のヴィオラ奏者ダ・シルヴァを迎え、彼らならではの瑞々しい音楽に奥深さを加えています。




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ARCANA



A465
¥2600
18世紀ヴェネツィアのチェロ・ソナタ〜ヴィヴァルディの影で
 1-4.ジローラモ・バッサーニ(17世紀後期-1740):ソナタ第3番 イ短調*
    [通奏低音=チェロ、チェンバロ、テオルボ]
 5-8.ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):ソナタ第6番 ト長調 Op1-6
    [通奏低音=チェロ、チェンバロ]
 9-12.ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697-1763):ソナタ第1番 ト短調(1725)
    [通奏低音=チェロ、チェンバロ、テオルボ]
 13-16.アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):チェロ独奏[と通奏低音]のためのソナタ 変ロ長調 RV46
  [通奏低音=チェロ、チェンバロ、テオルボ]
 17-20.ディオゲニオ・ビガーリア(1676-1745):チェロ・ソナタ ト長調*
    [通奏低音=チェロ、チェンバロ、テオルボ]
 21-23.アントニオ・ヴァンディーニ(1690-1730):ソナタ イ短調(1730)*
    [通奏低音=チェロ、チェンバロ]
 24-27.アントニオ・マルティネッリ(1704-1782):チェロ[と通奏低音]のためのソナタ ニ長調*
    [通奏低音=チェンバロ]
 28-30.ミケーレ・ストラティコ(1728-1787):チェロと通奏低音のためのソナタ イ長調*
    [通奏低音=チェロ、チェンバロ]
   
 *=世界初録音
   ガエターノ・ナジッロ(チェロ)&ファブリアーノのアントニオ・ウンガリーニ1750年頃製作のオリジナル楽器
   アンナ・フォンターナ(チェンバロ)&
    メッシーナのカルロ・グリマルディ1697年製作楽器によるフィレンツェのトニー・キンネリー2002年製作の再現楽器
   サラ・ベンニーチ(チェロ/通奏低音)&ロンドンのバラク・ノーマン1717年頃製作のオリジナル楽器
   エヴァンジェリーナ・マスカルディ(テオルボ)&グラナダのフランシスコ・エルバス1997年製作楽器

 録音:2018年9月19-22日コッラールボ市庁舎ペーター・マイヤーの間、ボルツァーノ県、イタリア

 【音楽大国ヴェネツィア共和国は、チェロ史上も「ヴィヴァルディだけ」ではなかった】
  キアラ・バンキーニやエンリーコ・ガッティらが絶大な信頼を置くバロック・チェロ奏者であり、イタリア17〜18世紀のチェロ音楽史についての該博な知識をソリストとしての活動で活かしてきたガエターノ・ナジッロ。
  2015年にはチェロ先進地としての18世紀ナポリに光をあてた2枚組アルバムが話題を呼びましたが、今度のテーマはヴェネツィア。
  「水の都」たる首都の活況だけでなく、内陸のパドヴァやアドリア海沿岸の現クロアチア領も含めたヴェネツィア共和国領内で、古典派時代初期へ向けてどれほど豊かなチェロ音楽が発達してきたか‛&‛&入念な解釈、闊達にして味わい深い古楽器演奏で明らかにしてゆきます。
  18世紀ヴェネツィアのチェロ音楽といっても、多くの場合はヴィヴァルディの作品ばかりが注目されてきたところ。
  しかしオペラや合奏など音楽目当ての観光客も詰めかけた当時のヴェネツィアだけに、低音を支えるチェロ奏者にも事欠きませんでした。ヴィヴァルディが指揮したピエタ養育院でも教鞭をとった名手たちには、チェロ音楽揺籃の地ボローニャから来たヴァンディーニの姿も。古典派への一歩をみせる作品も少なくなく、リ・インコーニティの鍵盤奏者フォンターナら頼れる通奏低音陣の活躍とあいまって、発見に満ちたガットの中低音世界に興味がつきません。
 




BRU ZANE



BZ1037
(3CD+BOOK)
¥5600
グノー(1818-1893):
 『ファウスト』 1859年 4幕のオペラ・コミック版

  台本&ジュール・バルビエ、ミシェル・カレ
   (ゲーテの原作による)
ファウスト‛&ベンジャミン・ベルンハイム(テノール)
マルグリート‛&ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
メフィストフェレス‛&アンドリュー・フォスター=ウィリアムス(バス)
ヴァランタン‛&ジャン=セバスチャン・ブ(バリトン)
ジーベル‛&ジュリエット・マルス(メゾ・ソプラノ)
ヴァグネル‛&アナス・セガン(バリトン)
マルト‛&イングリット・ペルシュ(ソプラノ)
クリストフ・ルセ(指揮)
レ・タラン・リリク
フランダース放送合唱団

 録音:2018年6月11,13日 la Salle Gramont du Conservatoire Jean-Baptiste Lully de Puteaux/2018年6月14日 Theatre des Champs-Elysees

 【ルセが誘う、ピリオド解釈でのグノー『ファウスト』誕生の姿】
 ルセ率いるレ・タラン・リリクによる、グノーの『ファウスト』が登場。ベルンハイムとジャンスなどキャストも粒ぞろいですが、注目すべきは1859年初演時のオペラ・コミック版を収録している点といえます。
 この版では音楽のない台詞が入るほか、通常の5幕ではなく4幕となり、追加されたバレエ音楽も演奏されません。しかし後に音楽が足されたほか多くの改訂により、マルトのユーモアやメフィストフェレスの冷淡な皮肉さなどが薄れてしまうなど、初演版の方が優れていると考えられる点も多く、ルセは明快なスコア整理により、その価値を浮き彫りにしています。
 BRU ZANEレーベルお馴染みのハードカバー書籍型の装丁で、ブックレットは180ページに及んでいます。
 フランス古楽シーンの躍進を支え、リュリやヘンデルなどバロック系作曲家はもとより、トラエッタやサリエリら古典派前後の知られざるオペラ作曲家たちを痛快な名演で甦らせてきたルセですが、彼がこれほどまで本格的に大管弦楽ありきの19世紀ロマン派音楽をとりあげたのも珍しいのではないでしょうか。
 ピリオド解釈の視点から見据えたグノー代表作の「生まれたての姿」、作曲家生誕200周年を飾るにふさわしい話題盤の登場です。
 




FUGA LIBERA



FUG752
¥2600
同時代のクラリネット協奏曲
 マグヌス・リンドベルイ(1958-)、
  カール・アマデウス・ハルトマン(1905–1963)、
   ジョアン・ファルジョ(1975-)

    1.リンドベルイ:クラリネット協奏曲(2001-2002)
    2-9.ハルトマン:
     クラリネット、弦楽四重奏と弦楽合奏のための
      室内協奏曲(1930-1935)
    10.ファルジョ:ファンタズム -マナの輪(2014-2018)
ジャン=リュク・ヴォタノ(クラリネット)
ダネル弦楽四重奏団‛&2-9
アルノー・トレット(ヴィオラ)‛&10
アントワーヌ・ピエルロ(チェロ)‛&10
クリスティアン・アルミンク(指揮)
リエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団

 2018年6月25-30日、リエージェ・フィルハーモック・ザール

 【リエージュ王立フィル首席ヴォタノとアルミンクによる、20世紀、21世紀のクラリネット協奏曲】
  2002年のリエージュ王立フィル首席奏者就任以来、ソリストとしても数枚のCDをリリースしているヴォタノ。
  ここでは20世紀に作曲された現代のクラシックともいえるハルトマンに、21世紀に作曲された新しいクラリネット協奏曲を収録しています。
  ファルジョのタイトルにあるマナは、ポリネシア諸島に伝わる神秘的な力を表す概念。





エリーザベト王妃国際音楽コンクール
QUEEN ELISABETH COMPETITION



QEC2019
(4CD)
¥5600
エリーザベト王妃国際音楽コンクール 2019年大会 ヴァイオリン
 【DISC 1】
  ステラ・チェン(第1位/アメリカ)・・・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
  スティーヴン・キム(第3位/アメリカ)・・・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
 【DISC 2】
  ティモシー・チョイ(第2位/カナダ)・・・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219
  ユーリア・プシュケル(第5位/ハンガリー)・・・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第1番 変ロ長調 K.207
  ルーク・スー(ファイナリスト/アメリカ)・・・ブラム・ヴァン・キャンプ(1980-):スケルツォ-バガテル
  岡本誠司(ファイナリスト/日本)・・・キンモ・ハコラ(1958-):フィドル Op.99
 【DISC 3】
  ステラ・チェン・・・シューベルト:幻想曲 ハ長調 Op.159 D934
  宇野由樹子(ファイナリスト/日本)・・・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 Op.12-3
  ティモシー・チョイ・・・グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 Op.45
  エヴァ・ラプチェフスカ(ファイナリスト/ウクライナ)・・・ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
 【DISC 4】
  イオアーナ・クリスティナ・ゴイチェア(第6位/ルーマニア)・・・エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番
  シャノン・リー(第4位/アメリカ)・・・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
  チ・ウォン・ソン(ファイナリスト/韓国)・・・プーランク:ヴァイオリン・ソナタ FP119
  シルヴィア・ファン(ファイナリスト・聴衆賞/ベルギー)・・・ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ

 エリーザベト王妃国際音楽コンクール・レーベルの取り扱いを開始いたします。
 チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノ・コンクールと並び世界三大コンクールと呼ばれ、その入賞者には名だたる名手が並ぶこの大会の、実況録音盤をリリースしています。

 ライヴ録音:セミ・ファイナル 2019年3月6-11日 フラジェ、ブリュッセル
  ファイナル 2019年3月20-25日 ブリュッセル・ファイン・アーツ・センター

 【日本人2名がファイナリスト!若き才能が磨き合う名コンクール、2019年の記録】
  前身のウジューヌ・イザイ・コンクールから、世界大戦による中断を挟んで80年を超える歴史を持つエリザベート王妃国際音楽コンクール。
  ピアノ、ヴァイオリン、声楽、チェロのコンクールが交代で行われますが、2019年はヴァイオリンが開催され、日本人の岡本誠司と宇野由樹子のファイナル進出でも話題となりました。
  出場者には既にプロとして来日公演などもこなしているアーティストもおり、そのレベルの高さはよく知られたところ。2019年も熱い演奏が繰り広げられました。





SIGNATURE


SIG81800
(2CD)
【特別価格】
¥2700
RADIOPHONIE VOL.8
 フランス放送各チャンネルの音楽集 Vol.8
  Remy Quincez, Eric Renard, Philippe Zech,Axel Von Hueckの作品

 録音:2017-2019年 フランス放送

 フランス放送の各チャンネル、France Inter, France Culture, France Bleu and Mouv'を彩る音楽を集めたアルバム。





TOCCATA



TOCC-405
\2300
レスピーギ(1879-1936):ピアノ作品全集 第1集
 1-3.ソナタ ヘ短調 p016(1897-1898)
 4.前奏曲 変ロ短調 p043(1903)
 5.前奏曲 ニ短調 p043a(1903)
 6.ドリア調のトッカータ ニ調 p105b(1916)…世界初録音
 7.アンダンテ ヘ長調 p006(1896)
 8.アンダンテ ホ長調 p006a(1896:G.ガットによる完全補筆版)
  …
世界初録音
 9.アンダンテ ニ長調 p007(1896)
 10-12.グレゴリオ聖歌による3つの前奏曲 p131(1921)
  第1番:Molto lento
  第2番:Tempestoso
  第3番:Lento
ジョヴァンナ・ガット(ピアノ)

 華やかなオーケストラの響きを存分に活かした「ローマ三部作」などで知られるレスピーギ。しかし、彼が書いたピアノ曲は、ほんの一部の作品を除きほとんど知られていません。
 この新企画「レスピーギ:ピアノ作品全集」はイタリアの女性ピアニスト、ジョヴァンナ・ガットの演奏により、作曲家の新たな側面を探る興味深いシリーズです。
 第1集に収録されているのは、「グレゴリオ聖歌による3つの前奏曲」など比較的演奏機会の多い作品から、世界初録音となる「ドリア調のトッカータ」まで全8作品。様々な箇所にレスピーギが愛した古風な旋法が散りばめられた多彩な作品が並びます。
 録音 2017年3月24日、Acustica Studio, Lottstetten-Nack,Baden-Wurttemberg,Germany
 
 

TOCC-20
\2300
カール・ツェルニー(1791-1857):ピアノ作品集 第1集
 1-8.スイス・アルプスのこだま 第2巻−第1番
  「お気に入りのスイスの旋律による主題と華麗な変奏」Op.428(1838年出版)
 9.スイス国歌の主題による華麗な即興曲 Op.429(1838年出版)
 10.ロッシーニの歌劇《泥棒かささぎ》の主題による感傷的な即興曲 Op.523(1839年出版)
 11.優雅で華麗なロンド Op.136-1(1827年出版)
 12.ベートーヴェンの旋律による幻想曲 Op.752(1844年出版)

全て世界初録音
ツァオ・ジンシュウ(ピアノ)

 かつては「練習曲の作曲家」として知られたツェルニー。しかし21世紀になってから、900作に及ぶ膨大な作品の研究が進み、ようやく19世紀初頭の重要な作曲家としての位置付けがなされるようになりました。
 ベートーヴェンの弟子、友人であり、リストの師でもあったツェルニーの作品は、古典派からロマン派への過渡期の様式を示す先進的な作風に拠っています。
 なかでもレパートリーの中核を占めるピアノ曲は、彼自身がサロンなどで演奏するために書かれたものが多く、当時流行の旋律を取り入れながら、華麗な変奏が施された技巧的な作品ばかりです。アルバム収録曲は全て世界初録音です。
  録音 2018年8月8.9.10日、Winspear Performance Hall,Murchison Performing Arts Center, University of North Texas, Denton, Texas 
 
  


TOCC-454
\2300
タルティーニ(1692-1770):30の小さなヴァイオリン・ソナタ集 第5集
 1-4.ソナタ 第25番 ト長調
 5-9.ソナタ 第26番 変ロ長調
 10-13.ソナタ 第27番 ニ短調…世界初録音
 14-18.ソナタ 第28番 イ短調…
世界初録音
 19-21.ソナタ 第29番 ト長調…
世界初録音
 22-29.ソナタ 第30番 ホ短調…
世界初録音
ピーター・シェパード・スケアヴェズ
  (ヴァイオリン…1698年アントニオ・ストラディヴァリ「ヨアヒム」)
     弓…2010年スティーヴン・ブリストウ製

 イタリア、バロック期の作曲家タルティーニ。優れたヴァイオリニストでもあった彼は、生涯最後の年に30曲に及ぶ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ」を書き上げました。
 これらは「小さな」と題されているものの、J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン作品に続く重要な作品と見做されていますが、これまでに全曲の録音はありませんでした。
 このシリーズは、最新の研究に基づいた校訂譜が用いられているだけでなく、これまで見落とされていた作品も全て含むという貴重なもの。イギリスの名手、ピーター・シェパード・スケアヴェズがどの曲も丹念に演奏しています。
  録音 2011年1月12日、St John the Baptist, Aldbury, Hertfordshire
  
  


TOCC-311
\2300
ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1812-1865):作品全集 第6集
 無伴奏ヴァイオリンのための重音奏法の6つの練習曲(1864)
  1.第1番:ヘ長調
  2.第2番:イ長調
  3.第3番:ホ長調
  4.第4番:ハ長調
  5.第5番:変ホ長調
  6-12.第6番:アイルランド民謡「夏の名残りのばら」による変奏曲

 ピアノのための3つの舞曲なしのワルツ(1838頃)
  13.第1番:イ長調…世界初録音
  14.第2番:変イ長調…
世界初録音
  15.第3番:変ニ長調

 16.クララ・シューマン夫人のためのロマンス(1842)…
世界初録音
 17.夜想曲 変イ長調 遺作(1864)…
世界初録音

 18-19.2つのゲーテの詩による歌曲…世界初録音
  【告別(1843年以前)/漁師(1830頃)】
 30.シューベルトの「魔王」による華麗な奇想曲 Op.26(1842)
シェルバン・ルプー(ヴァイオリン)…1-12.20
イヴォンヌ・レドマン(ソプラノ)…18-19
イアン・ホブソン(ピアノ)…13-19

 ロマン派時代に活躍した作曲家エルンスト。かのヨーゼフ・ヨアヒムが「私が聴いたなかでの最高のヴァイオリン奏者」と評するほど、テクニック、音楽性に優れたヴァイオリニストでもありました。
 このアルバムは、全7集が予定される作品全集の第6集にあたり、「夏の名残りのばら」の旋律を主題にした“練習曲第6番”で知られる「重音奏法のための6つの練習曲」や、シューベルトの「魔王」による奇想曲など、彼のヴァイオリン作品の中でも最も演奏が困難とされる作品が収録されています。
 また今作にはピアノ曲と歌曲も収録。これらはエルンストの友人であったショパンやリストの影響が感じられる美しい作品です。
  録音:Foellinger Great Hall, Krannert Center for the Performing Arts, Urbana, Illinois 2014年4月17-20日,29日…1-12.30 2017年7月8日…13-17 2017年9月27日…18-19
  
  


TOCC-530
\2300
エミール・タバコフ(1947-):交響曲全集 第4集
 コントラバスとオーケストラのための協奏曲(1975)
  1.第1楽章:Allegro
  2.第2楽章:Lento
  3.第3楽章:Vivace
 交響曲 第5番(2000)
  4.第1楽章:Spirituoso 
  5.第2楽章:Largo
  6.第3楽章:Allegro moderato
  7.第4楽章:Finale: Andante

全て世界初録音
エンチョ・ラドゥカノフ(コントラバス)…1-3

エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団

 ブルガリアの作曲家・指揮者エミール・タバコフ。“人間の精神の深淵を追求する”というタバコフの音楽はどれも壮大で重厚ですが、なかでも2000年に作曲された「交響曲第5番」は1時間近くの演奏時間を必要とする壮大な作品。
 印象的なファンファーレに始まる第1楽章は荒々しく、悲痛な第2楽章の次にはユーモラスな行進曲が置かれ、力強い終楽章で締めくくるという、伝統的な形式を遵守した見事な交響曲です。
 ショスタコーヴィチ風のコントラバス協奏曲は暗さの中にもユーモラスな風情が感じられるユニークな作品。どちらもタバコフ自身の指揮による演奏です。
  録音:1982年12月28日 ブルガリア国立放送…1-3 2011年12月5-8日 ブルガリア・ホール,ソフィア…5-7
  
  

TOCC-448
\2300
リヴィア・テオドレスク=ショケニア(1959-):ピアノ作品集
 1.Endeavour Bells:ソロ・ピアノのための幻想曲(2008)
 2.ノクタニアーナ:
   ショパンの夜想曲による2台ピアノのための幻想曲(2013)…世界初録音
 3-4.独奏ピアノのためのソナチネ(1985)…
世界初録音
 5-7.ソナチネ・ブッファ:ピアノ・デュオのための「チャーリー・チャップリンへのオマージュ」
  …
世界初録音
 8.カリプソ:ソロ・ピアノのための幻想曲(2013)…
世界初録音
 9-11.ピアノ協奏曲 第2番「Lebenskraft」(2台ピアノ編)…
世界初録音
タマラ・スモリャール(ピアノ…1.3-4.8),(第1ピアノ…2.5-7.9-11)
リヴィア・テオドレスク=ショケニア(第2ピアノ…2.5-7.9-11)

 ルーマニアの女性作曲家リヴィア・テオドレスク=ショケニア。地元の音楽院でピアノを学び、1998年から1999年にはルーマニア政府から奨学金を得て、イギリスに留学。その後はブカレストに戻り、国立音楽大学の教授としてルーマニアの音楽教育に力を注いています。
 作品はピアノ曲が多く、このアルバムに収録されている「ノクタニアーナ」はショパンの夜想曲第8番がそのままの形で素材として用いられているように、ショパン作品への偏愛の強さが知られています。
 このアルバムには他にもユニークな曲が収録されており、なかでも「チャーリー・チャップリンへのオマージュ」はユーモアのセンスに溢れた作品です。
 また彼女は2015年に来日、「ノクタニアーナ」の日本初演を行うなど、優れたピアニストとしても活動しており、このアルバムでも素晴らしい腕前を披露しています。
  録音:2010年12月7日  Move Records, Melbourne…1 2013年5月16-23日 George Enescu Hall, National University of Music, Bucharest…2-11
  
  

TOCC-501
\2300
ロジャー・スモーリー(1943-2015):ピアノ、声楽作品と室内楽作品集
 1.ピアノのための小品(1990)…世界初録音

 9つの生活-ネコについてのソプラノとピアノのための歌曲集(2008)…
世界初録音
  2.With slow and confidential pace
  3.In a dim corner of my room
  4.A cat tinkles on a piano
  5.Of a noble race she came
  6.I am the cat of cats
  7.One of the clock, and silence deep
  8.The cat has a nervous nervous nervous ear
  9.I shall go I shall go I shall go into a cat
  10.Observe the cat upon this page

 11.カプリッチョ 第1番(1966)…
世界初録音
 12.舟歌(1986)
 13.試験のための小品(2008)…
世界初録音
 14-18.ピアノのための小品 I-V(2008)
 19-21.ピアノの黒鍵と白鍵のための3つの練習曲(2002-2004)…
世界初録音
 22.自然災害の犠牲者への悲歌-ホルンと4つのタムタムのための(2005)
   …
世界初録音
タリン・フィービッグ(ソプラノ)…2-10
ダリル・プールセン(ホルン)…22
ジェームズ・カドフォード(ヴァイオリン)…11
ダニエル・ヘルスコヴィチ(ピアノ)…1
スコット・デイヴィー(ピアノ)…2-10
ロジャー・スモーリー(タムタム)…22

 イギリス出身の作曲家ロジャー・スモーリーの作品集。
 1967年にケンブリッジ大学のロイヤル・カレッジ初の「コンポーザー・イン・レジデンス」に任命された他、1974年にはオーストラリア大学で教鞭を執り、その後はオーストラリアに拠点を置き活動を重ねました。
 指揮者、ピアニストとしても知られ、自身の作品を含む多くの演奏がCD化されています。モダンな作風の中に、しばしばロマン派の作曲家たちの音楽の断片を取り入れるという彼の作品は、とても耳なじみがよく、とりわけ“ネコの生態”を描いた「9つの生活」はユーモラス、かつ楽しい歌曲集に仕上がっています。
 録音 Recital Hall West, The University of Sydney Conservatorium of Music 2018年2月13日…2-10 2018年3月28日…11 2018年3月29日…1.12.14-18.19-21 2005年 The University of Western Australia, Perth…22
 
 


TOCC-526
\2300
ウィリアム・ワーズワース(1908-1988):管弦楽作品集 第2集
 1-5.ピアノ協奏曲 ニ短調 Op.28(1946)

 
3つの田園風景のスケッチ Op.10(1937)
  6.第1曲:Sundown 日没
  7.第2曲:The Lonely Tarn 孤独な納屋
  8.第3曲:Seascape 海の情景

 ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.60(1955)
  9.第1楽章:Moderato e sostenuto
  10.第2楽章:Adagio cantabile
  11.第3楽章:Allegretto Allegro spiritoso

全て世界初録音
アルタ・アルニカーネ(ピアノ)…1-5
カミラ・ビドロヴスカ(ヴァイオリン)…9-11

ジョン・ギボンズ(指揮)
リエパーヤ交響楽団

 イギリスの現代作曲家ウィリアム・ワーズワース。自然賛美の詩で知られる“同名の偉大な詩人”を血縁関係に持つ彼の作品は抒情的で、ヴォーン・ウィリアムズとシベリウスからの伝統を大切にした壮大さも持ち合わせています。
 第2集となる管弦楽作品集では、長い間忘れられていた2つの協奏曲を収録。単一楽章で書かれた「ピアノ協奏曲」、古典的な3楽章形式の「ヴァイオリン協奏曲」、どちらも起伏に富んだ劇的な作品です。
 一方「3つの田園風景のスケッチ」は色彩豊かなオーケストラの響きを存分に活かした美しい曲。ワーズワースの卓越した管弦楽法が味わえます。
  録音 2019年1月21-25日、Great Amber Concert Hall, Liepja, Latvia 
 
  プロモーション動画:  https://youtu.be/QLCzVMfcRbU
 



<国内盤> 

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アール・アンフィニ(Art Infini)



MECO-1055
\3000+税
大谷康子/イタマール・ゴラン
 フランク&プーランク:ヴァイオリン・ソナタ

 ①マスネ:タイスの瞑想曲
 ②ラヴェル:ハバネラ形式の小品
 プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
  ③第1楽章 アレグロ・コン・フォーコ
  ④第2楽章 インテルメッツォ
  ⑤第3楽章 プレスト・トラジコ
 ⑥ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 ⑦サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ

 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
  ⑧第1楽章 アレグレット・ベン・モデラート
  ⑨第2楽章 アレグロ
  ⑩第3楽章 レチタティーヴォ - ファンタジア
  ⑪第4楽章 アレグレット・ポコ・モッソ
 ⑫パラディス:シチリアーノ
 ⑬ドビュッシー:美しい夕暮れ
大谷 康子(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン(ピアノ)
 
 2019 年5月3日、軽井沢大賀ホールで開催された「大谷康子&イタマール・ゴラン〜ジネット・ヌヴーへのオマージュ〜」のライブレコーディングです。
 大谷が心から愛してやまない世紀の名ヴァイオリニスト、ヌヴーが生前愛奏したフランス音楽から珠玉の名曲を収録しました。共演は、大谷が絶大の信頼を寄せる現代最高のアンサンブル・ピアニストであるイタマール・ゴラン。
 その突き動かされるように歌い上げる演奏は、まさに大谷&ゴランの真骨頂といえるでしょう。
  録音:2019 年5 月3 日 軽井沢大賀ホール(ライブレコーディング)
  DSD Recording 11.2MHz (DSD 256)
 




<映像>


NAXOS(映像)



2.110632
(DVD)
\3800
グノー(1818-1893):歌劇《血まみれの修道女》5幕
 ウジェーヌ・スクリーブ(1791-1861)&
 ジェルマン・ドラヴィーニュ(1790-1868):台本
ロドルフ…マイケル・スパイアーズ(テノール)
アニェス…ヴァニナ・サントーニ(ソプラノ)
修道女の亡霊…マリオン・ルベーグ(メゾ・ソプラノ)
リュドルフ伯爵…ジェローム・ブティリエ(バリトン)
アルテュール…ジョディ・デヴォス(ソプラノ)
隠者ピエール…ジャン・テジェン(バス)
モルダヴ男爵…リュック・ベルタン=ユーゴー(バス)
フリッツ/夜警…エンゲルラン・ド・イス(テノール)
アナ…オリヴィア・ドレイ(ソプラノ)
アルノルド…ピエール=アントワーヌ・ショミアン(テノール…アクサンテュスのメンバー)
ノルベルク…ジュリアン・ネイエ(バス…アクサンテュスのメンバー)
テオバルド…ヴァンサン・エヴェノ(バス・バリトン…アクサンテュスのメンバー)

ロランス・エキルベイ(指揮)
アクサンテュス(声楽アンサンブル:合唱指揮…クリストフ・グラップロン)
インスラ・オーケストラ

ダヴィド・ボベ(演出・ドラマトゥルギー・装置)
ロランス・エキルベイ(ドラマトゥルギー)
オーレリ・ルメニャン(装置)
アラン・ブランショー(衣装)
ステファーヌ・バビ・オーベール(照明)
ジョゼ・ゲラク(映像デザイン)
フランソワ・ルシオン(映像監督)
NYDX-50025
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000+l税
NBD0097V
(Blu-ray)
\3800
NYDX-50026
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000+税

 舞台は11世紀のボヘミア。長らく対立しているモルダヴ男爵一派とロドルフ伯爵一派をまとめるために、隠者ピエールは彼らの子供たちの結婚を提案しました。白羽が立ったのはモルダヴの娘アニェスとリュドルフの息子テオバルド。
 しかしアニェスが愛していたのは、テオバルドの弟ロドルフでした。2人は5年に一度の「血まみれの修道女」の亡霊が現れ、騒ぎが起きる機会に駆け落ちを企みますが、アニェスは約束の時間に遅れてしまいます。ロドルフは現れた亡霊をアニェスと勘違いし愛を誓ってしまいますが・・・

 なんとも恐ろしいタイトルのグノーのオペラ《血まみれの修道女》。ドイツ中世の伝説を元に、マシュー・グレゴリー・ルイスが執筆した19世紀のベストセラー「僧侶」に基づいた台本が用いられています。
 この恐怖譚は19世紀に好んで取り上げられたテーマで、ベルリオーズも未完ではありますが、同じ題材に音楽を付けています。
 1854年の初演時に素晴らしい成功を収めたのにも関わらず、時の流れのなかで忘れ去られたレパートリーが、グノーの生誕200周年(2018)を記念しオペラ=コミック座で見事に蘇演されました。
 
 この上演では、エキルベイ率いるインスラ・オーケストラとアクサンテュスの活力に満ちた演奏をバックに、スパイアーズをはじめとしたヴェテラン歌手たちが見事な歌唱を聴かせます。
 また、若手注目株のデボスの可憐さと、なにより「修道女」を演じるルベーグの鬼気迫る歌唱演技が見事です。ステージ上に配されたダンサーたちも一体となった印象的な舞台をお楽しみください。
 
 収録 2018年6月10.12日、オペラ=コミック座、パリ
 収録時間:143分
 音声:フランス語歌唱
      ステレオ2.0/DTS5.1(DVD)
      ステレオ2.0/dts-HD マスターオーディオ5.1(Blu-ray)
  
 字幕:日本語・イタリア語・英語・ドイツ語・韓国語
 画面:16:9 REGION All(Code:0)…DVD
      16:9 REGION A.B.C…Blu-ray
 DVD…片面単層ディスク×1/片面2層ディスク×1
 Blu-ray・・・2層 50GB 1080i  High Definition

 プロモーション動画:https://youtu.be/qyNR7wj_UZ0

  
 














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7/17(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



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BR KLASSIK 



900328
(2CD)
\4200→\3890
レオ・ヌッチが迫真の歌唱
ヴェルディ(1813-1901):歌劇《二人のフォスカリ》3幕

フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ:台本
【CD1】
 1-7.第1幕
 8-11.第2幕
【CD2】
 1-4.第3幕
フランチェスコ・フォスカリ…レオ・ヌッチ(バリトン)
ルクレツィア・コンタリー二…ユ・ガンクン(ソプラノ)
ヤコポ・フォスカリ…イヴァン・マグリ(テノール)
ヤコポ・ロレダーノ…ミクローシュ・セベスティエン(バス・バリトン)
ピザーナ…ベルナデット・フォドル(メゾ・ソプラノ)
バルバリーゴ…イシュトヴァン・ホルヴァート(テノール) 他

イヴァン・レプシック(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団/
バイエルン放送合唱団(合唱指揮…ハワード・アーマン)

 2017年秋、ヴェルディの《ルイザ・ミラー》を振ってミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者としてデビューしたイヴァン・レプシック。
 今作でもヴェルディの初期の知られざる歌劇を渾身の演奏で紹介しています。バイロンの原作に基づく《二人のフォスカリ》は、政敵ロレダーノの企みで、実の息子を処刑しなくてはならなくなった主人公フォスカリの悲劇を描いた作品。
 主人公フォスカリを歌うバリトンには高い演技と歌唱力が求められますが、ここではヴェテラン、レオ・ヌッチが迫真の歌唱で救いようのない悲劇の物語を歌い上げています。若手中心の歌手たちのアンサンブルも抜群です。
  録音 ライヴ収録、2018年11月23.25日 Munchen, Prinzregententheater 2018年11月27日 Budapest, Mupa
  
 


900327
(2CD)
\4200
カナダ出身の女性指揮者ケリー=リン・ウィルソン
ロッシーニ(1792-1868):歌劇《シジスモンド》2幕

 ジュゼッペ・マリア・フォッパ:台本
アルディミーラ…パク・ヘラ・ヘソン(ソプラノ)
シジスモンド…マリアンナ・ピッツォラート(メゾ・ソプラノ)
アナジルダ…レイチェル・ケリー(メゾ・ソプラノ)
ラディスラオ…ケネス・ターヴァー(テノール)
ラドスキ…ギャヴァン・リング(バリトン)
ツェノヴィート…グィド・ロコンソロ(バス・バリトン)
ウルデリコ…ホン・イル(バス)
オルガ・ワッツ(フォルテピアノ)

ケリー=リン・ウィルソン(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団/
バイエルン放送合唱団(合唱指揮…ユヴァル・ヴァインベルク)

 カナダ出身の女性指揮者ケリー=リン・ウィルソン。学生時代はフルートを学び、16歳でウィニペグ交響楽団、カルガリー・フィルハーモニーと共演するなど才能を発揮し、その後はジュリアード音楽院でフルートの研鑽を積みますが、やがて指揮に転向。ザルツブルク音楽院でアバドのアシスタントを務めるなど経験を重ね、1998年から本格的な指揮活動に入ります。
 以降、アメリカの錚々たるオーケストラと共演する他、ヨーロッパではオペラ指揮者としても華々しく活躍し、2018/2019年のシーズンではロイヤル・オペラにて《カルメン》を振ってデビュー、注目を浴びています。
 この2018年の《シジスモンド》は演目の珍しさも含め、軽快さと力強さを併せ持つロッシーニの音楽を的確に表現したウィルソンの指揮が高く評価されました。ロッシーニと得意とする歌手たちの水準の高い歌唱も聴きものです。
  録音:2018年10月12-14日 ライヴ収録 Munchen, Prinzregententheater
  



 

CAPRICCIO



C5353
\2600
ルーベン・ガザリアン(指揮)
グレゴリー・フリード(1915-2012):交響曲 第3番 他

 ヴィオラ、ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.73(1981)
  1.第1楽章:Lento
  2.第2楽章:Allegro moderato
  3.第3楽章:Sostenuto
 交響曲 第3番-弦楽オーケストラとティンパニのための Op.50(1964)
  4.第1楽章:Allegro
  5.第2楽章:Lento
  6.第3楽章:Allegro energico
 2つのインヴェンション Op.46A-弦楽オーケストラのための(1962)
  7.第1番 嬰ハ短調 (Moderato assai)
  8.第2番 ヘ長調 (Moderato assai)
イザベル・ファン・クーレン(ヴィオラ)
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)

ルーベン・ガザリアン(指揮)
インゴルシュタット・ジョージア室内管弦楽団

 ロシアの作曲家グリゴリー・サムイロヴィチ・フリード。1969年に作曲したモノ・オペラ《アンネの日記》で世界的に注目を浴びるとともに、数多くの映画音楽や歌曲で高く評価されました。
 しかし、純粋なオーケストラや器楽のための作品は未だ深く研究されておらず、彼が若い世代の作曲家たちに与えた影響などはこれから少しずつ解明されていくことでしょう。
 このアルバムにはショスタコーヴィチの影響が感じられる「交響曲第3番」や「2つのインヴェンション」など初期の“社会主義的リアリズム”の伝統に則って書かれた作品と、現代的なテクニックを用いて書かれた「ヴィオラ、ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲」を収録。55歳前後でスタイルを根本的に変えたとされるフリードの作風の変化を実際に味わうことができます。
 ヴィオラ協奏曲ではオランダを代表する名手クーレンとドイツの名手トリンドルがソロを担当、迫力ある演奏が繰り広げられています。
  録音 2018年5月8日 ライヴ、インゴルシュタット、祝祭ホール
  
 

C5373
(2CD)
\3200
ウェーバー(1786-1826):歌劇《オイリアンテ》 Op.81 3幕
ヘルミーナ・フォン・シェジー:台本
【CD1】
 1.序曲
 2-17.第1幕
 18-22.第2幕
【CD2】
 1-8.第2幕(続き)
 9-24.第3幕
ルートヴィヒ6世…シュテファン・チェルニー(バス)
アドラール…ノーマン・ラインハルト(テノール)
オイリアンテ…ジャクリーン・ヴァーグナー(ソプラノ)
リジアルト…アンドリュー・フォスター=ウィリアムズ(バス)
エグランティーネ…テレサ・クロンターラー(ソプラノ)
ブルガン侯爵夫人…エヴァ・マリア・ノイバウアー(ソプラノ)

コンスタンティン・トリンクス(指揮)
アルノルト・シェーンベルク合唱団
 (合唱指揮…エルヴィン・オルトナー)
ウィーン放送交響楽団
 
 ウェーバーの歌劇といえば《魔弾の射手》が知られていますが、この《オイリアンテ(オイリュアンテ)》全曲演奏の機会はほとんどありません。
 物語の内容は、主人公の女性オイリアンテが知り合いの娘の企みにはまり、恋人と別れさせられてしまいますが、最後はハッピーエンドを迎えるというもの。
 序曲のみが有名ですが、ウェーバーはこの物語全編に3時間に及ぶ野心的で美しい音楽を付けており、実に聴きごたえのある作品として成立させています。
 この演奏は豪華なソリストをフィーチャーし、アルノルト・シェーンベルク合唱団がコーラスを担当、1975年カールスルーエ生まれの気鋭の指揮者、コンスタンティン・トリンクスが振るウィーン放送交響楽団が色彩豊かな音楽で物語を盛り上げています。
 録音 2018年12月11日-12日,15日、アン・デア・ウィーン劇場
 




GRAMOLA


GRAM99192
\2500
リスト(1811-1886):ソナタ/パガニーニ大練習曲 他
 2つの演奏会用練習曲 S145
  1.森のざわめき
  2.小人の踊り

 3.ピアノ・ソナタ ロ短調 S178

 パガニーニ大練習曲 S141
  4.第1曲:トレモロ/5.第2曲:オクターヴ/6.第3曲:ラ・カンパネラ
  7.第4曲:アルペジオ/8.第5曲:狩り/9.第6曲:主題と変奏
マルティン・イヴァノフ(ピアノ)

 1990年ブルガリア生まれのピアニスト、マルティン・イヴァノフ。4歳でピアノを始めた彼は、すぐに才能を発揮し、ピアニストとして着々と成長し続けています。
 これまでにショパン(Gram99146)、シューマン(Gram99177)の2枚のアルバムをリリースし、瑞々しい才能が高く評価されましたが、今回のアルバムではリストのソナタと練習曲に挑戦。ショパンとシューマンでは美しい音色で作品の抒情性を際立たせていましたが、今作では華麗なテクニックを存分に駆使し、単一楽章のソナタから起伏のあるストーリーを引き出しました。
 “ラ・カンパネラ”を含む「パガニーニ大練習曲」と「2つの練習曲」でも難曲を見事に弾きこなしています。
  録音 2018年10月15-16日、Studio Wavegarden,Mitterretzbach,Lower Austria
  
 


GRAM99186
\2500
1825年
ヒストリカル・ハープによる“ウィーンのこだま”

 1.エライアス・パリシュ・アルヴァーズ(1808-1849):マンドリンを模した大練習曲「マンドリン」Op.84
 2.シュポア(1784-1869):幻想曲 ハ短調 Op.35
 3-5.アルヴァーズ:イタリアの詩による描写 Op.97…世界初録音
 6.ロッシーニ(1792-1868):ハープのためのソナタ
 7.アルヴァーズ:セレナード Op.83(オリジナル版)
 8.プレイエル(1757-1831):ロンド Ben613…
世界初録音
 9-11.ラハナー(1803-1890):ハープのための3つの無言歌
  第1番:Andantino quasi Allegretto/第2番:Adagio non troppo/第3番:Andante
 12.ベートーヴェン(1770-1827):
    スイスの旋律による変奏曲 WoO64…
ハープ演奏による世界初録音
 13.ニコラ=シャルル・ボクサ(1789-1856):
   《セヴィリアの理髪師》の三重唱「静かに、静かに」による変奏曲
エリザベ-ト・プランク(ハープ)

 オーストリアの若きハープ奏者エリザベート・プランク。ウィーン国立音楽大学でハープを学び、来日経験もある俊英です。
 彼女のアルバムのタイトルである「1825」とは、楽器会社エラールが新しいハープ(No.3804)を製造した記念すべき年。それまでは様々な工夫を重ねながら、作品が求める半音階や転調に対応してきたハープですが、1811年にエラールが更なる改良を加え、現代のペダル・ハープの原型となる「ダブルアクション・ハープ」を発表。
 このアルバムでは前述の1825年に製造された“当時の最新型”である楽器で、その時代の作品を演奏するという意欲的な試みが行われています。
 イギリス生まれ、ウィーンで名声を誇ったアルヴァーズの作品を中心に、世界初録音の曲も交えた様々な19世紀のハープ音楽を美しい音色でお楽しみいただけます。
  録音 2018年12月12-14日、Barocksaal Stift Vorau,Styria,Austria
 




EIGENART



10580
\2600
夜の歌 "Gesange der Nscht" 歌、ヴィオラ、ピアノのための作品集

 I. ヤン・クーツィール(1911-2006 Jan Koetsier)
  「始まりと終わり」夜の歌 Op.1 "Anfang und Ende" Gesange der Nacht
   1. 始まりと終わり "Anfang und Ende" (詩:K.B.カペシウス)
   2. 夜 "Nacht" (詩:R.v.Ostau)
   3. 窓辺の少女 "Madchen am Fenster" (詩:R.v.Ostau)
   4. 夜想曲 "Nocturn I,II" (詩:R.v.Ostau)
   5. 結び "Schlussstuck" (詩:リルケ)
ハーン・トリオ
 ハイドゥラン・マリア・ハーン(ソプラノ)
 マルティン・ハーン(ヴィオラ)
 ヴォルフガング・ハインツ(ピアノ)
 多くの金管アンサンブルの作品で知られるヤン・クーツィールの歌(声)を伴う作品。
 ヒンデミット、ストラヴィンスキー、プーランクの影響が強く感じられる刺激的な作品です。
 II. アドルフ・ブッシュ(1891-1952: Adolf Busch)
  歌、ヴィオラ、ピアノの為の3つの歌 Op.3a
   6. 暗い闇が "Num die Schatten dunkeln" (詩:E.ガイベル)
   7. 悲しみの喜び "Wonne der Wehmut"(詩:ゲーテ)
   8. 上なる天の目から "Aus den Himmelsaugen droben"(詩:ハイネ)
  9. 夜 Op.3b (ヴィオラ版編:マルティン・ハーン)
    "Nacht fur Singstimme, Cello und Klavier"(詩:アイフェンドルフ)
  10. まなざし Op.3c (ヴァイオリン:マルティン・ハーン)
    "Der Blick fur Singsimme, Violin und Klavier"(詩:アイフェンドルフ) 
 偉大なヴァイオリニスト:アドルフ・ブッシュはケルン音楽院で作曲をフリッツ・シュタインバッハに学び、1929年に最初のオーケストラ作品を書き上げる等、作曲家としても生涯に渡って多くの作品を残しています。
 今回取り上げた作品は1915年に作曲されたブッシュ若かりし頃の作品でレーガーの影響が強く感じられるロマンティックな作品です。
 III. オットー・ヨッフム(1898-1969: Otto Jochum)
  夜の歌 作品番号(Werk).83
  "Gesange an die Nacht fur eine mittlere Stimme, Viola und Klavier"
   11. 夕空 "Abendhimmel"(詩:アーサー・M・ミラー)
   12. 彼女の傍で "In ihren Nahen"(詩:アーサー・M・ミラー)
   13. 深い森の中 "Im tiefen Walde"(詩:アーサー・M・ミラー)
   14. 月夜 "Mondnacht"(詩:Rudolf Hagni)
   15. 大きな夜 "Die Nacht ist gross"(詩:Rudolf Hagni)  
 偉大な指揮者:オイゲン・ヨッフムの兄である作曲家オットー・ヨッフムは100以上のモテット、16のミサ曲、4つのオラトリオなど主に合唱作品を多く残しています。
 今回取り上げた作品は新古典主義風で壮大な世界観が感じられる作品。
 作品番号83aとしてオーケストラ版も残されています。
2018年9月 ドイツ、キルヒハイム(テック)での録音




CARUS



83278
(2CD)
\4200
シュッツ:詩篇と平和のための音楽 (シュッツ録音全集Vol.20:完結)
シュッツ:
DISC. 1 (69分02秒)
 1. 主、御身自身が家を建ててくださるのでなければ SWV.473
  Wo der Herr nicht das Haus (詩篇.127)
 2. 主よ、どのような人が貴方の幕屋に宿り SWV.466
  Herr, wer wird wohnen (詩篇.15)
 3. 聖霊来たりたまえ SWV.475
  Veni Sancte Spiritus
 4. 主なる神の守りなきところ SWV.467
  Wo Gott, der Herr (詩篇.124)
 5. バビロンの流れのほとりに SWV.500
  An den Wassern zu Babel (詩篇.137)
 6. 主よ、あなたは御自身の地に恵み深くあられを SWV.461
  Herr, der du bist vormals (詩篇.85)
 7. 私の愛する主 SWV.51
  Das ist mir lieb (詩篇.116)
 8. 主よ、われらの主よ SWV.449
  Herr, unser Herrscher (詩篇.8)
 9. 主よ、わたしはあなたに依り頼みます SWV.462
  Auf dich, Herr, traue ich (詩篇.7)
DISC. 2 (69分53秒)
 1. 主よ、平和を与えたまえ SWV.465
  Da pacem, Domine
 2. 燃える炉の中なる3人の男の歌 SWV.448
  Gesang der drei Manner
 3. 徳こそ最良の友 SWV.442
  Tugend ist der beste Freund
 4. 感謝の歌 SWV.368
  Danklied "Furstliche Gnade"
 5. ドイツは苦しい戦を耐え SWV.338
  Teutoniam dudum belli
 6. 音楽の喜びの泉 SWV.49
  Syncharma musicum "En novus Elysiis"
 7. 父アブラハムよ、私を憐れんでください SWV.477
  Vater Abraham, erbarme dich mein
 8. 女よ、あなたはなぜ泣いているのか SWV.443
  Osterdialog "Weib, was weinest du"
 9. アンティフォンとともに、わがオルガン、竪琴は SWV.501
  Mit dem Amphion zwar
 10. 慰めの歌 SWV.502 (世界初録音)
  Trostlied
ゲルリンデ・ゼーマン(ソプラノ) 
イザベル・シュケタンツ(ソプラノ) 
ドロテー・ミールズ(ソプラノ) 
マリア・シュトジーク(メゾ・ソプラノ) 
ダヴィド・エーラー(アルト)
シュテファン・クナート(アルト) 
ゲオルグ・ポプルッツ(テノール) 
トビアス・メトガー(テノール) 
フェリックス・シュヴァントケ(バス) 
マルティン・シュケタンツ(バリトン) 

ドレスデン室内合唱団 
インストゥルメンタリステン 
ハンス=クリストフ・ラーデマン指揮 

 ラーデマン指揮シュッツ作品録音全集、最後を飾る20番目のアルバムは詩篇と平和のための音楽集。
 1618年から48年の間に各種の行事や感謝祭のために書かれた色彩感の強い、豪華な音楽が楽しめます。
※DISC.2、Track.10の SWV.502が世界初録音と成ります。2018年7月22-26日、ドレスデン、ラデベルグ”Zum Heiligen Namen Gottes”教会での録音

 ※ラーデマン指揮シュッツ作品録音全集(全20アルバム)
  Vol.1: 83232, Vol.2: 83237, Vol.3: 83238, Vol.4: 83239, Vol.5: 83252
  Vol.6: 83253, Vol.7: 83254, Vol.8: 83255, Vol.9: 83256, Vol.10: 83257
  Vol.11: 83259, Vol.12: 83258, Vol.13: 83270, Vol.14: 83273, Vol.15: 83276
  Vol.16: 83275, Vol.17: 83271, Vol.18: 83274, Vol.19: 83277, Vol.20: 83278
 
 


83310
\2600
ヘンデル:
 1. 組曲「忠実な羊飼い」 HWV.8a
 2. アン女王の誕生日のための頌歌 HWV.74
 3. ユトレヒト・テ・デウム ニ長調 HWV.278
 4. ユトレヒト・ユビラーテ ニ長調 HWV.279
クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)
アニャ・シェルク(ソプラノ) 
レジナルド・モブリー(アルト:カウンターテナー) 
ベネディクト・クリスティアンソン(テノール) 
アンドレアス・ヴォルフ(バス) 
ゲッヒンゲン聖歌隊、オーケストラ
ハンス=クリストフ・ラーデマン指揮

 2018年9月9日、「戦争と平和」を主題にしたインターナツィオナーレ・バッハアカデミー・シュトゥットガルトにおける演奏会のライヴ録音。
 1713年当時の世界的な戦争を終結させるため締結された「ユトレヒト条約」のイギリス戦勝記念に際して書かれたユトレヒト・テ・デウムとユビラーテを軸に、同じくユトレヒト条約に関連して作曲されたイギリスの王女「アン女王の誕生日のための頌歌」、1713年に初演された「忠実な羊飼い」を含む4曲で構成されたアルバムと成っています。
 ラーデマンは、これら平和への喜びに溢れた曲を生き生きと、晴れやかに演奏しています。
 2018年9月9日、シュトゥットガルト、リーダーハレでのライヴ録音
 




TACET


247
(3CD)
\2600
クリストフ・ウルリッヒ(ピアノ)D.スカルラッティ:全集 Vol.3
D.スカルラッティ:
CD. 1 :
 ソナタ K.98 - K.114  (74分08秒)
 ホ短調 K.98、ハ短調 K.99、ハ長調 K.100、イ長調 K.101、ト短調 K.102
 ト長調 K.103、ト長調 K.104、ト長調 K.105、ヘ長調 K.106
 ヘ長調 K.107、ト短調 K.108、イ短調 K.109、イ短調 K.110、ト短調 K.111
 変ロ長調 K.112、イ長調 K.113、イ長調 K.114
CD. 2
 ソナタ K.115 - K.130 (76分39秒)
 ハ短調 K.115、ハ短調 K.116、ハ長調 K.117、ニ長調・二短調 K.118
 ニ長調・二短調 K.119、ニ短調 K.120、ト短調 K.121、二長調 K.122
 変ホ長調 K.123、ト長調 K.124、ト長調 K.125、ハ短調 K,126
 変イ長調 K.127、変ロ短調 K.128、ハ短調 K.129、変イ長調 K.130
CD. 3
 ソナタ K.131 - K.146 (72分54秒)
 変ロ短調 K.131、ハ長調 K.132、ハ長調 K.133、ホ長調 K.134
 ホ長調 K.135、ホ長調 K.136、ニ長調 K.137、ニ短調 K.138
 ハ短調 K.139、ニ長調 K.140、ニ短調 K.141、嬰ヘ短調 K.142
 ハ長調 K.143、ト長調 K.144、ニ長調 K.145、ト長調 K.146
クリストフ・ウルリッヒ(ピアノ)
 
 ドイツ生まれのウルリッヒはレオナルド・ホカンソン、ルドルフ・ブッフビンダー等に学び、特に古典音楽演奏を得意とするピアニストです。
 主にアンサンブルのピアニストとして活躍しつつ、自身がプロデュースするあまり耳にすることの無い音楽の普及を目的としたコンサートや、テレビ局と子供の為の教育プログラムを組み、放送を通して活動。教育者としての側面も持つ、ドイツ国内で活躍するピアニストです。
 派手さはないものの、音楽への誠実さが伝わる丁寧な演奏です。
 D.スカルラッティ全集第6弾の発売です。
  2017,18年の共に9月 ベルリン、ダーレムのイエス・キリスト教会での録音
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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BR KLASSIK



900717
\2100→\1990
クレンペラー、1956&1957年ライヴ/バイエルン放送交響楽団
ハイドン(1732-1809):交響曲 第101番 ニ長調「時計」Hob.1:101

 1.第1楽章:Adagio - Presto
 2.第2楽章:Andante
 3.第3楽章:Menuetto. Allegretto Trio
 4.第4楽章:Finale. Vivace
ブラームス(1833-1897):交響曲 第4番 ホ短調 Op.98
 5.第1楽章:Allegro non troppo
 6.第2楽章:Andante moderato
 7.第3楽章:Allegro giocoso - Poco meno presto
 8.第4楽章:Allegro energico e passionato - Piu allegro
オットー・クレンペラー(指揮)
バイエルン放送交響楽団

 20世紀を代表する名指揮者の一人、オットー・クレンペラー(1885-1973)。古典派からロマン派、近現代作品まで幅広いレパートリーを持つとともに、数々のユニークなエピソードで知られる人物です。
 バイエルン放送交響楽団とは(ヨッフムの招聘により)1956年4月に初共演を果たしたクレンペラー、この「70歳でのデビュー」は大きな話題となり、以降1969年5月までミュンヘンで合計11回のコンサートを行うことになりました。
 健康状態の悪化に苦しみながらも一連の素晴らしい演奏を披露したクレンペラー、この1956年と1957年のライヴからも、熱気あふれるハイドンと、重厚で一音一音に魂を込めるかのような感情の起伏が激しいブラームスを楽しめます。
 ブラームスはOrfeo C201891DRと同音源です。今回はバイエルン放送が所有するオリジナル音源がどのような音質で復刻されているのか興味深いところです。
  録音 ミュンヘン、ヘルクレスザール ライヴ、1956年10月18.19日…1-4、1957年9月26.27日…5-8 モノラル
  




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MARSTON



51601-2
(16CD 10枚価格)
¥25000→\23990

MARSTON偉業!
「ジョン・マコーマック 電気録音全集+補遺」
ジョン・マコーマック(テノール)
共演者多数
 1925年4月23,24日 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  ロソフ:あなたと私が17歳だった時/ルメア:月の光と薔薇(2種)/
  オープンショー:6月が薔薇をもたらした(2種)/モロー:とても甘い呼び声/
  ヴォルフ:眠る幼な子イエス/ウッド:私はあなたの庭を覗き込む/
  ロー:何と素晴らしい世界になることだろう/ウッド:献身
    ロザリオ・ブルドン(指揮)管弦楽団

 1925年10月14日 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  バーリン:あなたは覚え忘れた/バーク:ああ、私は何とあなたを今夜失ったことか
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1925年10月27日 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  ハンリー:ただ小さな小屋が/メルヴィル=ホープ:すべての日々は過ぎ去ったけれども(2種)/
  トレハーン:私のいとしい母
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1925年12月17,18日 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  スナイダー:私を愛しておくれそうすれば私はあなたを永遠に愛する(2種)
  バターフィールド:あなたと私が若かった時、マギーよ
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団
  ドナウディ:明るい懐しの地よ/ラフマニノフ:子どもたちに Op.26-7
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)
  シューマン:窓の下で Op.34-3
    ルクレツィア・ボリ(ソプラノ)、ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1925年12月23日 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  ウッド:茶色の鳥が歌い/ダンクス:金の中の銀の糸(2種)
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1925年12月24日 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  ゴリング・トマス:海での夜の讃歌(2種)
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団、ルクレツィア・ボリ(ソプラノ)

 1926年9月28日 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  ゴードン:遠く離れた鐘(2種)/ホーン:黄昏が来るとき(3種)/シーヴァー:今日一日だけ
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1926年9月30日 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  コーナー:ロレーヌの百合/キャドマン:あらゆる心への薔薇(2種)/
  シーヴァー:私をあなたの元に呼び戻して
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1926年10月1日 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  伝承歌:神の御子は
    ロザリオ・ブルドン(指揮)管弦楽団,トリニティ合唱団
  コールリッジ=テイラー:彼女は壊れた川の傍で休んだ
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)
  フォード:聖母マリアへの祈り
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)、アレグザンダー・シュミット(ヴァイオリン)、
    アルフレッド・レンナーツ(チェロ)
  バントック:愛の秘密
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1926年10月4日 キャムデン VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  フォーレ:枝の主日
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1826年12月17日 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  マーティン:聖なる子(2種)/バーリン:なぜなら私はあなたを愛しているから
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団
  伝承歌(カルク=エレールト編):私の思いのすべて
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1927年4月12日 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  テイト:どこかで声が呼んでいる/シャーツィンガー:マルキータ
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1927年5月4日 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  マーティン:ワイルド・ローズ・レーン/ローガン:落ち葉 Op.101(2種)/
  ヘイジマン:キリストは丘に登り
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1927年5月6日 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  ブローファス:君が恋に落ちた時/ハンブレン:チク、チク、タク
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1927年5月6日 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  ハンブレン:チク、チク、タク/フランク:天使の糧(2種)
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1927年9月1,2日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  フランク:行列/バントック:中国の詩人による歌—孤独感 Op.2-3(2種),春の夢 Op.2-2(2種)/
  R.シュトラウス:あなたは私の心の王冠 Op.21-2(2種),万霊節 Op.10-8(2種)/
  伝承歌(サマヴェル編):あなたの顔を最初に見てから/
  メサジェ:「フォルチュニオ」—私はあの古い灰色の家が好きだった(2種)/
  シューベルト:シルヴィアに D891(2種),愛は裏切った D751(2種)/
  メリカント:炎の妖精の物語/シャミナード:銀の指輪/
  クィルター:深紅色の花びらが今眠っている Op.3-2(2種)/ダンヒル:天の衣
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1927年9月5日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  フランク:天使の糧
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)、レジナルド・ゴス=カスタード(オルガン)、
    ローリ・ケネディ(チェロ)

 1927年10月11—13日 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  クラウチ:いとしいキャスリーン(2種)
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)
  モロイ:懐かしき愛の歌/コーツ:夕方の鳥の歌(2種)/
  クラクストン:いとしい人よ、私は孤独だ(2種)
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)
  チャイコフスキー:いいえ、渇きを知っている人だけが(ミニョンの歌) Op.6-6(2種)/ネヴィン:ロザリオ
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)、ローリ・ケネディ(チェロ)
  マーシャル:私はあなたが読んでいるのを聞いている(2種)/オルコット&ボール:親愛な母よ/
  スコット夫人:アニー・ローリー(2種)/リーソン:古いスコットランドの歌

 1928年1月13日 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  ライス:親愛なる私の旧友(2種)/バーカー:アイルランド人移民(2種)/
  ウッド:ピカルディの薔薇/伝承歌(フォックス編):ロス家への近道を通って(2種)
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1928年11月19日 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  ジョルソン,ヘンダーソン,デシルヴァ,ブラウン:坊や/
  シルクレット:ジェニーヌよ、私はライラックの時の夢を見ている/
  ウォルドロップ:夜の歌/イングリッシュ:夢の門
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1928年11月27,28日 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  シューベルト:
   アヴェ・アリア D839(2種)/セレナーデ D957-4/辻音楽師 D911-24/別れ D795-7
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団,サロン・グループ

 1928年12月6,7日 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE COMPANY
  シューベルト:
   きけきけ、ヒバリ D889(2種)/野薔薇 D889(オーケストラのみ)(2種)/
   シルヴィアに D891(2種)/夜と夢 D827/鱒 D550(オーケストラのみ)/
   即興曲 変イ長調 D935-2(オーケストラのみ、冒頭)/竪琴に D737
  マーティン:ワイルド・ローズ・レーン第3番(2種)
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団,サロン・グループ

 1929年4月10,12日 ニューヨーク RCA VICTOR
  ウッド:私はあなたが歌っているのを聞くのが好きだ/
  ジョルソン,ヘンダーソン,デシルヴァ,ブラウン:リトル・パル/
  ギボンズ:雨の庭園/ロンバーグ:愛する人よ私のもとに帰っておいで
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1929年10月15—18日 ニューヨーク RCA VICTOR
  ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」—ああ王よ、それはあなたには言えない
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)
  伝承歌:ああいとしのメアリー(ロンドンデリーの歌)/ヘンリー:私にはただ天国の曲がったところ
  メサジェ:「フォルチュニオ」—私はあの古い灰色の家が好きだった/
  ラフブラー:アイルランド、母なるアイルランド/伝承歌(ヒューズ編):ノラ・オニール
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1930年2月19日 ニューヨーク RCA VICTOR
  グローヴァー:トラリーの薔薇/カーネル:青い両目(2種)
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1930年2月21日 ニューヨーク RCA VICTOR
  ネヴィン:小さな青い少年/メリカント:炎の妖精の物語/
  ラフブラー:アイルランド、母なるアイルランド(2種)/
  ヘンリー:私はあなたが私の近くにいると感じている
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1930年2月27日 ニューヨーク RCA VICTOR
  ベートーヴェン:
   「オリーヴ山上のキリスト」—ヤハウエ! 私の父であるあなた!/
   私の魂は衝撃を受けている!(前半のみ2種)
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1930年3月10日 ニューヨーク RCA VICTOR
  ヘンリー:歌えああ私の心よ/ヴォルフ:私はどこに慰めを見出すのか(2種)/
  ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」—ああ王よ、それはあなたには言えない
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1930年12月3,4日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  パリー:そこで Op.176-7(2種)/オブライエン:妖精の木/
  シュナイダー:遠く離れて/パリー:三つの様子 Op.176-1(2種)/
  ヴォルフ:アナクレオンの墓(2種)、眠る幼子イエス/バントック:愛の秘密/
  伝承歌(リドル編):ジャガイモの育つ庭園(2種)/
  伝承歌:かつてタラの広間に響いたハープ/ダン:愛の苦味
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1930年12月5日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  コーネリウス:アヴェ・マリア/スピークス:純粋な祈り
    ハーバート・ドーソン(オルガン)

 1931年7月6日 ハリウッド RCA VICTOR
  トーランス:神が私に花をくれた(2種)
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1931年11月2日 ニューヨーク RCA VICTOR
  ヴォルフ:そして君が君の最愛の男が死ぬのを見たいなら
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1932年5月27日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  オブラエン:王者キリストへの讃歌
    ハーバート・ドーソン(オルガン)、男声八重唱

 1932年5月31日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ヴォルフ:省察(2種)、ガニメード
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1932年9月16日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ブラーエ:この家に祝福を/フィッシャー:かつて青い月に/フォーレ:秋 Op.18-3/
  エルガー:彼女はそれほど美人ではないのか?/フォード:聖母マリアへの祈り/
  サンダーソン:私に眠る魔法をかけてくれ/クラットサム:私は明るい両目を知っている
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1933年9月7日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  サンダーソン:私がここに座ると/フィッシャー:夕べの祈り
    マーティン・ブルーンズ(ピアノ)
  ブルーンズ:愛の薔薇
    パーシー・カーン(ピアノ)
  カーン:南風(2種)/フィビヒ:私の月明かりの聖母
    パーシー・カーン(ピアノ)

 1933年9月13日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  クラットサム:私は明るい両目を知っている
    パーシー・カーン(ピアノ)

 1934年8月24日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  コーツ:夜の音楽、思い出の歌/キャムデン:ろうそくの灯り/
  コーナー(リドル編):古い聖なる子守歌、新しい厳かな幼子のゆりかご/
  サンダーソン:私の友/ラッセル:貧しい男の庭/
  フォスター:彼女は甘美に寝ている、私の美しいアリスよ/金髪のジェニー
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)
    1934年8月29日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  サンダーソン:緑の牧場/ラッセル:私のための小さな祈り/
  ネヴィン:人生のレッスン、愛の首飾り/
  伝承歌:キャスリーンへのテレンスの告別/伝承歌:その日の夜明け/
  コーツ:いとしい人よ、君と僕のために作られた家が/ウッド:とても静かな物
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1935年6月27,28日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  伝承歌(ベイン編):ああ集まり来る雲よ/バーリー:メアリーの小さな子(2種)/
  ラッセル:子どもたちが祈りを唱える時/オブライエン:ベイビー・アルーン(2種)/
  チャールズ:私が私の歌を歌った時/バントック:アシカたちへの歌/
  伝承歌(リッジー編):ブリストル卿の告別/
  伝承歌(シュナイダー編):ああいとしのメアリーよ(2種)/
  伝承歌:私を信じておくれ、人の心を惹き付ける若い魅力というものはすべて/
  モーガン:シャノン川(2種)、私は天使に会った(2種)/
  オリヴァー:私の計画した小さな家/カントン:昇れ、愛の夜明けよ/
  ヴォルフ:主よ、ここでは大地に何が芽生えるのか/小さなものでも
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1935年7月23日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  バントック:愛の秘密/コールリッジ=テイラー:彼女は壊れた川の傍で休んだ/
  ダンヒル:天の衣/伝承歌(ヒューズ編):ああ平野から来た人たちよ
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1936年3月31日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  サンダーソン:甘い喜びに/ラッセル:私の心の中でずっと
    パーシー・カーン(ピアノ)
  レッケル:緑の島エリン/モロイ:ケリーでの踊り/
  伝承歌(ランバート編):彼女は国から遠く離れた/
  伝承歌(コルコット編):ただあなたの眼だけで乾杯しよう
    ローレンス・コリングウッド(指揮)管弦楽団

 1936年4月7日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ヘンデル:「忠実な羊飼い」—親愛なる愛の神よ/「セメレ」—あなたが歩くところは/
  ワーグナー:夢/ヴォルフ:眠る幼子イエス
    ウォルター・ゲール(指揮)管弦楽団

 1939年11月30日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  オコナー:古い家/セイヤー:子の祈り/伝承歌(ヒューズ編):ダウン州の星々/
  マレー:私はあなたの傍らを歩くつもりだ
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1940年4月12日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ハーライン:「ピノキオ」—星に願いを,小さな木でできた頭(2種)
  レハール/ストサート:あなたの愛の魔法
    ローレンス・コリングウッド(指揮)管弦楽団

 1940年5月2日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ショパン(メルフィ編);夜はあまりに深く(悲しみ)/
  ネヴィン:とても薔薇のように/トレヴァルサ:私の宝
    ウォルター・ゲール(指揮)管弦楽団

 1940年6月19日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  マルティーニ(ウッドゲイト編):愛の喜び/
  チャンピ:ニーナ/サマセット:こだま/ラスバック:木々
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1940年7月11日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ウッドフォード=ファインドン:「4つのインドの愛の詩」—カシミールの歌,私が目覚めるまで/
  アーン(レーマン編):優美な様子をした少女/クラーク:盲目の農夫/
  E・パーセル:通りすがり/ピーターソン:咲いたとても甘い花
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1940年8月9日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  伝承歌(シュナイダー編):静かな夜にはしばしば/伝承歌(シュナイダー編):二つの川の出会い/
  伝承歌(サマヴェル編):優美な娘/伝承歌(ヒューズ編編):アーマーの詩人
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1940年10月25日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  グルーバー(ウッドゲイト編):静かな夜(清しこの夜)/チャイコフスキー:伝説 Op.54-5/
  カルネ:信頼/伝承歌:夜中ずっと/伝承歌(ゴス編):冬の雪の中をご覧
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1940年12月17日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  グノー:遥か遠くに緑の丘がある/クラーク:盲目の農夫/
  モーツァルト:私は何と不幸なのか K.147/
  マラシュキン:ああ、私の苦しみを音で描けさえできれば/
  伝承歌(サマヴィル編):私があなたの顔を最初に見てから/
  ミラー:(ムーア編):美しいドゥーン川の岸と土手よ/
  伝承歌(ローソン編):モーヴァンの娘/マーティン(テイラー編):夕映えの光(2種)
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1941年1月28日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  レイ:「神があなたを守ってくださるように」が私の祈り/伝承歌(スタンフォード編):真夜中に/
  ライト:私が目覚める時/伝承歌(ヒューズ編):柳の庭の脇を下って/
  コールリッジ=テイラー:彼女は壊れた川の傍で休んだ
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1941年3月6日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  バッハ:
   カンタータ「キリストは死の縄目に繋がれた」—イエス・キリスト、神の子よ
   カンタータ「口と心と行いと生活で」—イエスは私の友
  サマヴェル:兵隊の足音が通りを鳴らす/ヴォーン=ウィリアムズ:静かな真昼/
  サマヴィル:何より愛らしい木/白く長い道は月に伸びる
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1941年5月29日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ウッド:夜が明けるだろう/誰も知らない村
  オックス(フランケ編):あなたに感謝する、主よ
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1941年6月25日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ヴォーン=ウィリアムズ:シナノキの牧場/バックス:白い平和/伝承歌(ヒューズ編):小さな船/
  伝承歌(ヒューズ編):彼女は市(いち)の中を抜け/
  伝承歌(キール編):いいや、あまり歓迎されない
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1941年8月26日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  伝承歌(ライアン編):緑の茂み/伝承歌(モロイ編):バントリー湾/ロバートン:モリーン
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1941年9月17日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ムーア:私たちのとても素晴らしい時(2種)
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1941年10月6日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ペン:笑顔を絶やさず/ホワイト:信心深い恋人/
  デ・コーヴェン:ああ、私に約束してくれ/ウッド:ピカルディでは薔薇がまだ咲いている
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1941年11月6日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ウッド:ピカルディでは薔薇がまだ咲いている/パーシー:エルサレム
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1941年11月8日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  マレー:あなたは私と一緒に行くだろうか
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1941年11月25日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ゴリング・トマス:海での夜の讃歌/ゲッツ:夜のように静かに
    マギー・テイト(ソプラノ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1941年12月3日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  伝承歌(ヘインズ編):フィラデルフィアに向かって
  ルビンシテイン(ガン編):戻っておいで私のいとしい人よ
  カーン:この静かな丘の上で
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1941年12月23日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  バーリン:神がアメリカを祝福している/ステッフ:リパブリック讃歌
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1942年5月26日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  ケイス:キラーニー湖沼群の傍で/伝承歌:あなたを愛している、最愛の人よ、あなたを愛している/
  ウォルフ:戦時の子どもの祈り
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1942年8月10日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  レスリー=スミス:一つの愛が永遠に/メイソン:小さな祈りを言って
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1942年9月10日 ロンドン THE GRAMOPHONE COMPANY, LTD.
  モーツァルト(シュミット編):アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618/
  モーツァルト:クロエに K.524/フィリップス:君のために待っている
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 補遺その1放送録音

 1926年1月1日 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE HOUR
  バターフィールド:あなたと私が若かった時、マギーよ/ゴリング・トマス:海での夜の讃歌
    ルクレツィア・ボリ(ソプラノ、)ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団

 1927年1月1日 ニューヨーク VICTOR TALKING MACHINE HOUR
  シーヴァー:私をあなたの元に呼び戻して/マーティン:聖なる子
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団
  メンデルスゾーン:歌の翼に
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)
  マコーマックによる終わりの告知

 1933年2月10日 収録場所不明 THE INSIDE STORY
  伝承歌:私を信じておくれ、人の心を惹き付ける若い魅力というものはすべて/
  シーヴァー:今日一日だけ/伝承歌:美の島/サンダース:アスローンの荒れ果てた小屋
    ナサニエル・シルクレット(指揮)管弦楽団
  伝承歌(ロビンソン編):雪のように白い胸をした真珠/
  メンデルスゾーン:歌の翼に/伝承歌(リドル編):ジャガイモの育つ庭園
  スコット:アニー・ローリー/クラウチ:いとしいキャスリーン
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1933年4月2日 ニューヨーク THE HOLY YEAR INAUGURAL
  フランク:天使の糧 チェロとピアノ伴奏

 1934年9月18日 ニューヨーク VINCE MOUTHWASH PROGRAM
  ヘンデル:「フロリダンテ」—私の魂の人よ/伝承歌(ヒューズ編編):アーマーの詩人
    ウィリアム・デーリーズ・オーケストラ

 1935年1月9日 ニューヨーク VINCE MOUTHWASH PROGRAM
  ボイス:厳しい時間はほとんど過ぎ去った
    ウィリアム・デーリーズ・オーケストラ

 1935年8月21日 ニューヨーク PROGRAM HONORING ACTOR THOMAS MEIGHAN
  ブルーンズ:愛の薔薇
  伝承歌:私を信じておくれ、人の心を惹き付ける若い魅力というものはすべて
   ピアノ伴奏

 1936年10月11日 ニューヨーク THE MAGIC KEY
  シーヴァー:今日一日だけ/
  伝承歌(ヒューズ編):古い泥炭の火/伝承歌(ヒューズ編):ダウン州の星々
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)

 1936年11月19日 ニューヨーク THE MAGIC KEY
  伝承歌(シュナイダー編):ああいとしのメアリー(ロンドンデリーの歌)/
  ラッセル:私の心の中でずっと
    フランク・ブラック(指揮)管弦楽団

 1936年12月27日 ニューヨーク THE MAGIC KEY
  モーツァルト:私は何と不幸なのか K.147
    フランク・ブラック(指揮)管弦楽団
  伝承歌(ヒューズ編):ダウン州の星々
    エドゥイン・シュナイダー(ピアノ)
  キャドマン:祈りの静かな時間
    フランク・ブラック(指揮)管弦楽団

 1937年1月2日 ハリウッド SEALTEST SATURDAY NIGHT PARTY
  リッチフィールド:ある夏の朝
    ファーディ・グローフェ(指揮)管弦楽団
  伝承歌(ヒューズ編):古い泥炭の火
   ピアノ伴奏
  ヘンデル:「時と真実の勝利」—ドリュアスたち、シルヴァンたち、美しいフローラと共に
   ファーディ・グローフェ(指揮)管弦楽団、ニューヨーカーズ混声合唱団
  ラッセル:お入りなさい、そしていらっしゃい
   ファーディ・グローフェ(指揮)管弦楽団

 1937年2月1日 RED CROSS FUNDRAISER
  シーヴァー:今日一日だけ
    エドウィン・シュナイダー(ピアノ)

 1937年3月14日 ニューヨーク THE MAGIC KEY
  マコーマックがアイルランドのバリトン、ロバート・アーウィンを紹介する

 1937年5月13日 ハリウッド KRAFT MUSIC HALL
  ウッド:そのように私はあなたを愛している/モーガン:シャノン川
    エドウィン・シュナイダー(ピアノ)

 1938年3月17日 ハリウッド ROYAL GELATIN HOUR
  伝承歌(リドル編):ジャガイモの育つ庭園/伝承歌:万歳、輝かしい聖パトリック
    エドウィン・シュナイダー(ピアノ)

 1938年4月25日 UNIVERSAL NOTRE DAME NIGHT
  伝承歌:アーマーの詩人/伝承歌(ヒューズ編):ダウン州の星々
    エドウィン・シュナイダー(ピアノ)

 1938年12月6日 ロンドン BBC SCRAPBOOK FOR 1903
  伝承歌(ロビンソン編):雪のように白い胸をした真珠/
  伝承歌(ヒューズ編):ダウン州の星々/オコナー:古い家
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 1940年6月25日 ロンドン BBC BROADCAST FOR THE ENTERTAINMENTS NATIONAL SERVICE ASSOCIATION
  ヘンデル:「セメレ」—あなたの歩くところ/伝承歌(ヒューズ編):ダウン州の星々/
  マレー:私はあなたの傍らを歩くつもりだ
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)
  ポップルウェル:もし私がもう一度恋に落ちるなら
    イヴリン・レイエ(ソプラノ)、管弦楽団

 1942年1月2日 ロンドン BBC BROADCAST FOR THE ENTERTAINMENTS NATIONAL SERVICE ASSOCIATION
  スコット:子守唄 Op.57-2
    マギー・テイト(ソプラノ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
  ショパン:練習曲 Op.10-12 「革命」
    アイリーン・ジョイス(ピアノ)
  伝承歌(サマヴェル編):優美な娘/マレー:私はあなたの傍らを歩くつもりだ
    ジェラルド・ムーア(ピアノ)

補遺その2 最初期のシリンダーおよびディスク録音

 1904年9月21—23日 ロンドン NATIONAL PHONOGRAPH COMPANY
  伝承歌:二つの川の出会い/フォックス:エリンで一日が始まる時/
  伝承歌:あなたを愛する、最愛の人よ、あなたを愛する/ラヴァー:モリー・ボーン/
  バーカー:アイルランドからの移民/バルフ:キラーニー/レッケル:緑の島エリン/
  伝承歌(ロビンソン編):雪のように白い胸をした真珠/キング:いとしい人/
  伝承歌:私を信じておくれ、人の心を惹き付ける若い魅力というものはすべて
    ヒューバート・バス(指揮)管弦楽団
  伝承歌:あなたを愛する、最愛の人よ、あなたを愛する/フォックス:エリンで一日が始まる時/
  伝承歌:私を信じておくれ、人の心を惹き付ける若い魅力というものはすべて
    ピアノ伴奏
  バルフ:キラーニー
    ピアノ伴奏とヴァイオリン
  パリー:ノラ、キルディアの誇り/クラリベル:エリンに戻れ/トマス:アイリーン・アラナー/
  バーカー:アイルランドからの移民/伝承歌:ミンストレルの少年
    ピアノ伴奏

 1904年9月24日 ロンドン GRAMOPHONE AND TYPEWRITER, LTD.
  伝承歌(ロビンソン編):雪のように白い胸をした真珠/
  伝承歌(ムーア編):二つの川の出会い/レッケル:緑の島エリン/ラヴァー:モリー・ボーン
    ピアノ伴奏
  バルフ:キラーニー(2種)
  伝承歌:私を信じておくれ、人の心を惹き付ける若い魅力というものはすべて(2種)
  クラリベル:エリンに戻れ
    ピアノ伴奏とヴァイオリン

 1904年9月26日 ロンドン GRAMOPHONE AND TYPEWRITER, LTD.
  トマス:アイリーン・アラナー/伝承歌(スタンフォード編):霧ががかった雫/
  伝承歌:ミンストレルの少年/クラウチ:いとしいキャスリーン
    ピアノ伴奏

 1904年11月3日 ロンドン EDISON-BELL CONSOLIDATED PHONOGRAPH COMPANY
  シールド:かわいい小さなシャムロック/レッケル:緑の島エリン/
  トマス:アイリーン・アラナー(2種)/バルフ:キラーニー/
  クラウチ:いとしいキャスリーン/ベネディクト:「キラーニーの百合」—いとしいアイリー/
  伝承歌:ミンストレルの少年/クラリベル:エリンに戻れ
    オーケストラ伴奏

 1904年11月10日 ロンドン EDISON-BELL CONSOLIDATED PHONOGRAPH COMPANY
  シールド:かわいい小さなシャムロック(2種)/トマス:アイリーン・アラナー(2種)/
  クラウチ:いとしいキャスリーン/サリヴァン:もう一度/
  クラリベル:エリンに戻れ/伝承歌(ジェイムズ編):緑の装い
    オーケストラ伴奏

 1906年7−8月 ロンドン EDISON-BELL CONSOLIDATED PHONOGRAPH COMPANY
  グリーン:アスローンのふるさと
    オーケストラ伴奏

補遺その3 VICTOR TALKING MACHINE COMPANY録音

 1912年4月5日 ニュージャージー州キャムデン
  ダンクス:金の間に銀の糸
    オーケストラ伴奏

 1915年3月31日 キャムデン
  ウィリアムズ:ティペラリーへの長い道
    シリル・マコーマック(歌)、エドウィン・シュナイダー(ピアノ)、
    ハワード・ラッタイ(ヴァイオリン)

 1917年5月9日 ニューヨークもしくはキャムデン
  ハッベル:かわいそうな蝶々さん
    グェン・マコーマック(歌)、エドウィン・シュナイダー(ピアノ)、
    ハワード・ラッタイ(ヴァイオリン)
  グラント:もし私がケリーからLを打ったら
    シリル・マコーマック(歌)、エドウィン・シュナイダー(ピアノ)

 アイルランド出身の20世紀前半の偉大なテノール、ジョン・マコーマック(1884—1945)電気録音全集!

 録音:1925〜1942年(補遺:1904〜17年)、ADD 20h22m

 marstonがまた一つ偉業を成し遂げた。アイルランド出身の20世紀前半の偉大なテノール、ジョン・マコーマック(1884—1945)の1925年から1942年にかけて行った膨大な電気録音(マイクロフォンを用いた録音)をすべて収録。概ねマコーマック40代以降の歌声ということになる。
 マコーマックは当時のスター歌手で、続々と大量の録音を発表、中でも彼の歌うアイルランド民謡は極めて高い人気を誇った。
 このセットにはそうした録音を、未刊行録音も含めて復刻している。中にはマコーマックの歌うトリスタンという珍しいものも含まれる。元々美声だった上にミラノで修行を積んだマコーマックは50代末になってもとても良く声を保持し、実に味わい深い歌を聞かせてくれる。
 このセットにはさらに初期のシリンダーや片面ディスク録音、放送用録音、私的録音まで集め20時間超、この上なく充実した内容になっている。
 marstonのいつも通り、良好な復刻に仕上げられている。




<メジャー・レーベル>
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SONY



19075956602
\2600→\2390
※国内盤紹介済
早くも輸入盤の案内が!
 ポゴレリチ、21年ぶりのアルバム!
  
1. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
  2.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番嬰へ長調 Op.78『テレーゼ』
  3. ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)

 録音:2016年9月(1,2) 2018年6月(3)、ドイツ、エルマウ城(1,2) オーストリア、ライディング、リスト・ホール(3)
 




<映像>

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東武レコーディングズ(映像)



TBRDVD1002
¥4320→¥2190
復活!廃盤だった朝比奈隆のブルックナー8番
 86歳バースデイ・コンサート

  ブルックナー:交響曲第8番
朝比奈隆指揮
大阪フィルハーモニー交響楽団

 廃盤だった朝比奈隆のブルックナー8番DVDをセール価格にてご提供!

 収録:1994年7月9日大阪ザ・シンフォニーホールに於けるライヴ(朝比奈隆86歳バースデイ・コンサート)/DVD片面一層、4:3、リニアPCM

 1994年7月9日、朝比奈隆86歳を祝うバースデイ・コンサート(大阪ザ・シンフォニーホール)における超名演が今映像作品として初のソフト化!亡くなる三ヶ月前まで採り上げた巨匠の愛奏曲ですが、エネルギッシュにグイグイとオーケストラを引っ張る当演奏こそ、その矍鑠たる舞台姿(舞台袖からステージに至る光景も含まれております)も含めベストに相応しいものと言えましょう。これぞDVDで見るに相応しい名演です。当演奏のほぼ二週間後には、東京サントリーホールでも同曲を取上げ、その名演も語り草です。

 ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ交響楽団総裁)のライナーノートより1994年7月24日、妻と私は東京サントリーホールで、朝比奈隆の指揮のもと大阪フィルハーモニーによるブルックナー交響曲第8番の途方もなく圧倒的な演奏の目撃者となる栄に浴した。この演奏こそ、まさしく、私に−当時私はシカゴ交響楽団の総裁だったが−巨匠朝比奈をシカゴに招くことを決意させたものだった。

 当DVDにおける演奏は東京での公演の2週間ほど前のものであるが、あの時私の心を虜にしたあらゆる特質がはっきりと見て取れる。アントン・ブルックナーの音楽が朝比奈の芸術家としての魂の中心を占めているのは明らかだ。彼はこの曲が本当に好きで、その長いキャリアを通じて幾度も取り上げた。この深い愛着と見識はこのディスクを聴くだけでなく、また見ることによって顕著となる。音楽がその賞賛に満ちた高みに到達するとき、崇高な美しさの瞬間、また圧倒的な緊張に溢れたときどきに、ただ朝比奈の表情を読み取ることで、どんなに深く彼に、そして彼を通して大阪フィルハーモニーのメンバーにこの音楽が語りかけているか知ることとなる。














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第103号
7/16(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ACCENTUS MUSIC



ACC 80498CD
(3CD)
¥4200→\3790
リープライヒとポーランド国立放送響の20世紀ポーランド音楽シリーズ3枚組
 CD1(45'56)
  ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲 (1954)
  シマノフスキ(フィテルベルク編):カスプロヴィチの詩による3 つの断章OP.5
    エヴァ・ポドレシュ(コントラルト)、アレクサンダー・リープライヒ(指揮)ポーランド国立放送交響楽団
    録音:2014年6月25-28日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール
    (ACC.30332CDと同内容)
 CD2(64'50)
  シマノフスキ:交響曲第2 番変ロ長調Op.19
  ルトスワフスキ:管弦楽のための書(1968)、葬送音楽(1958)
    アレクサンダー・リープライヒ(指揮)ポーランド国立放送交響楽団
    録音:2015年6月30日、8月26/27日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール
    (ACC.30349CDと同内容)
 CD3(59'33)
  シマノフスキ:演奏会用序曲Op.12
  ルトスワフスキ:チェロ協奏曲 (1969/70)*、交響曲第4 番 (1988/92)
    ゴーチエ・カプソン(チェロ)*、アレクサンダー・リープライヒ(指揮)ポーランド国立放送交響楽団
    録音:2016年1月27-29日、6月28-30日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール
    (ACC.30388CDと同内容)

 充実のリープライヒとポーランド国立放送響の20世紀ポーランド音楽シリーズが3枚組となって登場!

 今もっとも注目される指揮者のひとりアレクサンダー・リープライヒ。1968年レーゲンスブルク生まれ、アバドとギーレンの薫陶を受け、NHK 交響楽団や紀尾井シンフォニエッタにも客演しています。
 2012年からは、外国人としては初めてポーランド国立放送交響楽団の首席指揮者兼音楽監督を務めるなど、動向が気になる存在となっています。
 
 当アルバムはルトスワフスキとシマノフスキという20世紀ポーランド音楽史の2 大巨頭の作品を収録した好評シリーズがセット化されたもの。

 CD1 に収録されているものは、どちらも初期作品ですが、両者の個性は明瞭に現れています。
 ルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」は3つの楽章から成り、バルトークの同名作品の影響を感じさせます。ポーランドのオーケストラゆえ、民族色を自然に表出しているのはさすが。リープライヒのスピード感あふれる演奏も快適です。
 シマノフスキ作品は、もともとピアノ伴奏だったものを朋友の指揮者フィテルベルクが極彩色のオーケストレーションを施したもの。宗教的な詩に基づきながらも、シマノフスキ初期のワーグナーやリヒャルト・シュトラウス風退廃の世界にゾクゾクさせられます。ポドレシュはキャスリーン・フェリアを思わすコントラストで妖しさをより深めています。

 CD2 に収録されているものは、自己の作風が確立される直前の魅力を味わうことができます。
 シマノフスキの交響曲第2番は1909年の作で、ワーグナーとリヒャルト・シュトラウスの影響が濃い複雑な作曲技法によりながらも、シマノフスキならではのナルシズムが横溢する甘美な世界が広がります。
 リープライヒはリヒャルト・シュトラウス風な退廃美を巧みに表現していて絶品。ルトスワフスキの「管弦楽のための書」は1968年の作で、ドイツのハーゲン市の委嘱で書かれました。弦楽器のグリッサンドによる異様な音響に始まり、最後は崩壊へと向かうメッセージ性が読み取れます。1958年の葬送音楽はバルトークの死を悼んで書かれた弦楽オーケストラの作品。十二音技法により、独特な暗い響きはワイダやカヴァレロヴィチのモノクロ映画を思わせます。

 CD3 に収録されている、シマノフスキの演奏会用序曲は1904年、22歳の作で初のオーケストラ曲。その後何度も改訂されましたが、リヒャルト・シュトラウスの影響が濃く、シマノフスキ特有のひんやりとした美感には欠けるものの、エネルギッシュで聴き応え満点。
 ルトスワフスキのチェロ協奏曲は1970年の作で、ロストロポーヴィチの希望で書かれました。現代的な作風ながら、チェロ独奏がオーケストラという権力に立ち向かい、攻撃される様を魔術のように描きます。ゴーチエ・カプソンが超絶的テクニックで大太刀まわりを演じます。最晩年の交響曲第4番は不思議な透明感と枯淡の境地を味わえます。



 


ACC 30489CD
(2CD)
¥4200→\3790
アバドが晩年心血を注いだルツェルン祝祭管弦楽団とのブルックナー
 CD1(50'14)
  ブルックナー:交響曲第1番ハ短調WAB101
   (ウィーン稿1891)ギュンター・ブロシェ版
    録音:2012年8月17,18日KKL ルツェルン・コンサートホール
     (ルツェルン音楽祭、ライヴ)
 CD2(63'09)
  ブルックナー:交響曲第9番ニ短調WAB109
    録音:2013年8月21-26日KKLルツェルン・コンサートホール
     (ルツェルン音楽祭、ライヴ)
クラウディオ・アバド(指揮)
ルツェルン祝祭管弦楽団

 アバドが晩年心血を注いだルツェルン祝祭管弦楽団とのブルックナー。最晩年のアバドが達した最高の演奏!

 2014年1月20日8歳で惜しくも亡くなった指揮者のクラウディオ・アバド。2002年にベルリン・フィルの首席指揮者を退いた後2003年よりルツェルン祝祭管弦楽団の音楽監督に就任。
 オケは、マーラー室内管弦楽団を母体とし、アバドを慕う世界的な名手たちが集結して結成されました。
 このディスクは、既発の音源ではありますが、アバドが晩年心血を注ぎ、また友人のようなオーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団とのブルックナーを収めたもの。

 CD1 には、2012年の音楽祭で演奏されたブルックナー交響曲第1番。ブルックナーの交響曲は版の問題が複雑ですが、この第1番は大きく分けてリンツ稿とウィーン稿があります。
 ウィーン稿は作曲から25年後(第8番第2稿より後)に作曲者自身によって改訂されており、ウィーン稿の響きは初期の作品というより、後期ロマン派を感じさせるものとなっています。
 アバドはブルックナーの交響曲の中でも演奏される機会の少ないこの第1番を好んで取り上げています。
 これまでの録音ではリンツ稿を主に使用していますが、今回はウィーン稿。ウィーン稿でのブルックナーの第1番といえば、ヴァント&ケルン放響とシャイー&ベルリン放響などがあげられますが、今回のアバド&ルツェルン祝祭管の演奏は初期作品の活気ある雰囲気を残しつつも、後期の洗練されたオーケストレーションを堪能出来るウィーン稿の良さが、より味わうことのできる演奏となっています。

 そしてCD2 には、すでにDG からリリースされている交響曲第9番が収録されています。
 この録音は、Accentus Music によってライヴ録音されていました。この時よりアバドの健康状態は芳しくなく、直後に予定されていたルツェルン祝祭管弦楽団との来日は中止されました。
 来日公演でも、この第9番を演奏予定でありましたが、来日を果たすことなく、翌年1月に亡くなってしまったのでした。
 そうした背景もあり、アバドを慕う楽団員が想いを込めて演奏し、そしてアバド自身も音楽の高みに達したかのような、崇高で慈愛に満ちた演奏を聴かせています。







BIS


BIS SA 2407
(SACD HYBRID)
¥2700
ペニャローサ、エスコバル、ゲレーロの作品を
 ニューヨーク・ポリフォニーが歌いあげる!

  (1)フランシスコ・デ・ペニャローサ(1470-1528):
   聖金曜日のためのエレミアの哀歌
  (2)ペドロ・デ・エスコバル(c.1465-1535):
   スターバト・マーテル・ドローローサ
  (3)ペニャローサ:聖土曜日のためのエレミアの哀歌
  (4)ペニャローサ:
   「天のいと高きところには神に栄光あれ」〜ミサ曲『武装した人』より
  (5)ペニャローサ:
   「聖マリア、哀れな者たちを助けに急ぎ来てください」
  (6)ペニャローサ:「ユニカ・エスト・コロンバ・メア・アヴェ」
  (7)ペニャローサ:「我は信ず、唯一の神」〜ミサ曲『武装した人』より
  (8)フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):「それは誰か」
  (9)ゲレーロ:「Antes que comais a Dios」
  (10)ペニャローサ:「神の子羊」〜ミサ曲『武装した人』より
ニューヨーク・ポリフォニー
 【ジェフリー・ウィリアムズ(カウンターテナー)、
  スティーヴン・カルディコット・ウィルソン(テノール)、
  クリストファー・ディラン・ハーバート(バリトン)、
  クレイグ・フィリップス(バス)】

 なんと美しい男性合唱によるポリフォニー!スペイン盛期ルネサンス音楽の作曲家、ペニャローサ、エスコバル、ゲレーロの作品をニューヨーク・ポリフォニーが歌いあげる!

 録音:2018 年6 月/プリンストン・アビー(ニュージャージー)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、56'41"

 SACDハイブリッド盤。
 2006年に結成された男声4名のアンサンブル、ニューヨーク・ポリフォニー。
 BISレーベル第5弾は15世紀後半から16世紀にかけてのスペイン盛期ルネサンス音楽の作曲家、フランシスコ・デ・ペニャローサ、ペドロ・デ・エスコバル、フランシスコ・ゲレーロの作品を収録しました。
 ニューヨーク・ポリフォニーによる極上の声楽アンサンブルを聴かせてくれます。







BONGIOVANNI

GB 2496
(2CD)
¥5000
幻想的でドラマティックなギリシャ神話の世界
 『ヘラクレスとオケアロスの戦い』

  ステッファーニ:歌劇『ヘラクレスとオケアロスの戦い』
ダラ・サヴィノヴァ(アルチーデ)
フェデリカ・パリュウカ(デイアニーラ)
リッカルド・アンゲロ・ストラーノ(アケローオ)
アウレリオ・スキアヴォーニ(エネーオ)
アントニオ・グレコ(指揮)
イタリア国際管弦楽団バロック・アンサンブル

 録音:2014年7月24-27日/47'53''、46'26''

 アルチーデ(ヘラクレス)とアケローオ(オケアロス)の戦いを描いた、ギリシャ神話に基づくオペラ。一人の女性デイアネイラを求めて戦うこととなった英雄ヘラクレスと河の神オケアロスの物語です。

 アゴスティーノ・ステッファーニ(1654-1728)はイタリア生まれのバロック作曲家で、おもにドイツで活躍。ハノーファーで宮廷楽長を務め、同地の歌劇場のためにオペラも多く作曲しました。『ヘラクレスとオケアロスの戦い』はこの歌劇場のために書かれた1689年の作品です。

 
GB 5204
(2CD)
¥5000
ヨハン・バプティスト・クラーマー、60曲、改めて聴いてみましょう
 ヨハン・バプティスト・クラーマー:
  60の練習曲(ハンス・フォン・ビューロー版)
ジョルジョ・ファリーナ(ピアノ)

 録音:2017年11月26-30日/56'30''、38'38''

 「クラーマー=ビューロー」の名でピアノ学習者におなじみのこの練習曲。
 ヨハン・バプティスト・クラーマー(1771-1858)はクレメンティに習いベートーヴェンと出会ったこともある作曲家で、ピアノ教師としても活躍しました。
 彼の残した練習曲から、指揮者・ピアニストとして有名なハンス・フォン・ビューロー(1830-1894)が校訂し編み直したものが、この60 曲からなる練習曲集です。

 イタリアのピアニスト、ジョルジョ・ファリーナによるこの演奏は機械的な指の運動だけのものとは一線を画す、生き生きとした快活なもの。YAMAHA のピアノを使用しています。

 
GB 5203
¥2500
教会の贅沢な残響をたっぷりと含んだ演奏
 レーオ:
  詩篇112 "Beatus vir"(アルト、2つのヴァイオリン、通奏低音)*
  詩篇115 "Credidi propter quod licutus sum"( 4声)*
  第2トッカータ ト短調(アコーディオンで演奏)
  第3トッカータ ト短調(アコーディオンで演奏)
  三重奏曲 ニ長調(2つのヴァイオリンと通奏低音)
 ポルポラ:
  シンフォニア(2つのヴァイオリンとヴィオラ)
  第3協奏曲 ト短調(3楽器のための室内シンフォニア)
  第6協奏曲 変ロ長調(3楽器のための室内シンフォニア)
 * 世界初録音
ルチア・シュヴァルツ(ソプラノ)
ミケーレ・アンダロー(カウンターテナー)
ラッファエーレ・ジョルダーニ(テノール)
マッテオ・ベッロット(バス)
アンサンブル・アニマンティカ

 録音:2018年10月30日、11月2・4日/61'03''

 ともに後期バロック時代にイタリアで活躍した作曲家の作品集です。教会で演奏しており、豊饒な残響を伴う録音。最低限の編成ですが贅沢な音響が味わえます。
 通奏低音でアコーディオンを使用している楽曲もあり、自由度の高いオルガンのような面白い効果を上げています。

 
GB 2021
(2CD)
【再発売】
¥2500
チマローザ:歌劇『オラーツィ家とクリアーツィ家』 ダニエラ・デッシー(ソプラノ)
カティア・アンジェローニ(メゾソプラノ)、他
マッシモ・デ・ベルナール(指揮)
サンレモ交響楽団
ジョコーサ歌劇場合唱団

 2タイトル、バーコードを変更して1枚価格で再発売されます。

 録音:1983年11月2日/69'23''、64'35''
 
 

GB 2191
(2CD)
【再発売】
¥2500
マスカーニ:
 [CD1]
  (1)管弦楽のための『コウノトリの神化』
  (2)2幕の牧歌劇『ピノッタ』
 [CD2]
  (3)ソプラノと管弦楽のための音詩『ア・ジャコモ・レオパルディ』
  (4)1幕のオペラ『ザネット』
グローリア・グイダ・ボレッティ(ソプラノ)他
(1)〜(3)ディルク・デ・カルヴェ(指揮)、
 ブリュッセル祝祭管弦楽団
(4)マウロ・チェッカンティ(指揮)、
 コミタート・エスターテ・
  リヴォルネーゼ管弦楽団& 合唱団

 録音:(1)〜(3)1995年8月29日、(4)1986年7月30日/54'50''、71'15''
 




STERLING



CDO 1118/1119-2
(2CD-R/特別価格)
¥5400
スウェーデン・ロマン派のオペラ・シリーズ第8集!
 オーランデルの唯一のオペラ、「ブレンダ」!

  スウェーデンのロマンティック・オペラ 第8巻 〜
   ペール・アウグスト・オーランデル(1824−1886):歌劇 《ブレンダ》
スウェーデン放送交響楽団&合唱団、
ミケール・バットシュ(指揮)、
カーリン・インゲベック(ソプラノ、ベリンダ)、
マッティアス・エルメダール(テノール、ハラルド)、
ラーシュ=エーリク・ユーンソン(テノール、ユーハン)、
スティーグ・テュスクリンド(バス、枢機卿)、
イェスペル・トーブ(バリトン、国王スヴェルケル)、
フレードリク・セッテシュトロム(バリトン、ニルス・ドッタ)、
ラグナル・ブーリーン(テノール、騎士カール)、
ミケール・アクセルソン(バリトン、スヴェン・グラーテ)、
ラグナル・ブーデーン(バス、司教)   

 ☆スウェーデン・ロマン派のオペラ・シリーズ第8集!
 ☆オーランデルの唯一のオペラ、「ブレンダ」全曲録音。

 ペール・アウグスト・オーランデル Per August Ölander は、1824年、リンショーピングのオルガン奏者の子に生まれました。
 1844年、ウプサラ大学に進み、下宿先だった大聖堂オルガン奏者のユーハン・エーリク・ヌードブルムに支えられ、音楽に励む学生生活を送りました。卒業後、ストックホルムに移り、税関に勤務しながら、作曲家、ヴァイオリン奏者、著述家、音楽批評家として活動。
 弦楽六重奏曲 ニ長調、歌曲、《ダビデの詩編121番》《荘厳ミサ曲》などの宗教的声楽曲、オペレッタ《Master Placide och hans elev(プラシーデ親方と見習い)》《交響曲 変ホ長調》(Sterling CDS1005-2)といった作品を発表しました。1864年に王立音楽アカデミーの会員に選出、1886年にストックホルムで没しました。

 《ブレンダ》は、オーランデルの唯一のオペラ。12世紀、スウェーデン南部スモーランド地方を舞台に、国王スヴェルケルの子ユーハンがデンマークの貴族の娘を連れ去ったことから起きたスウェーデンとデンマークの戦争でヴェールンドの少女軍団を率いたブレンダを主役にしたルードヴィグ・ユーセフソン Ludvig Josephson(1832−1899)とエルンスト・ヴァルマルク Ernst Wallmark(1834−1910)の劇に基づく作品です。
 
 オーランデルは原作の5幕を4幕に改変。19世紀のロマンティックな空気を反映した「マイアベーア風の大がかりな作品」とみなされる作品に仕上げました。
 1876年4月25日、ストックホルムの大劇場(現、王立スウェーデン歌劇場)で初演。オスカル二世のコンテストで賞を獲得しながら、大きな成功を収めることはなかったと言われます。
 アンデシュ・ヴィークルンド Anders Wiklund(1947−)校訂版による演奏の録音です。

 ※録音:1997年、ベールヴァルドホール(ストックホルム)
 ※原語(スウェーデン語)と英語の全リブレット付き
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 

CDA 1834-2
(CD-R)
¥2600
すべての丘と谷が 〜 スウェーデンの歌、バラード集
 スウェーデン民謡:すべての丘と谷が/
 民謡:エリーンにかなり恋してる/
 北欧民謡(ラッセ・ルシドール(1638−1674)作詞、トマス・キンゴ(1634−1703)曲):
  嘆いたりすれば、わたしは愚か者だ/
 クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714−1787):男の子たち/
 スウェーデン民謡:乾いた春を嘆く歌/
 グスタフ・デューベン(父)(c.1628−1690):ルストヴィーンは感じるままにガヴォットを踊る/
 スウェーデン・バラード(1825年の三文草紙):火のように/
 伝承の踊りゲーム歌:わたしは東を向き/
 カール・ユーナス・ルーヴェ・アルムクヴィスト(1793−1866):君はひとりで歩いてはいない/
 カール・ゴットフリード・レインホルド・リトマルク(1842−1899):素晴らしいこと/
 グンナル・ヴェンネルベリ(1817−1901):寝てはいけない/
 ニルス・B・セーデシュトレム(1894−1956):エデンは西へ/
 エヴェルト・トーブ(1890−1976):海の星/ルーベン・ニルソン(1893−1971):これぞ海の男の歌/
 ビリエル・シェーベリ(1885−1929):フリーダの窓に映る春の夜、春の掃除をするフリーダ/
 ヤルマル・カッセルマン(1891−1967):鳥を狩る/
 エヴェルト・トーブ(1890−1976):海鷲ワルツ、ニースのタンゴ/
 アンデシュ・ベリエ(1920−1982):では道で待っていよう/
 ウッレ・アドルフソン(1934−2004):望みどおりの人を手に入れた/
 ポヴェル・ラメル(1922−2007):素晴らしいことは束の間/
 グンナル・ド・フルメリ(1908−1987):もっとも美しい時は黄昏
トシュテン・モッスベリ(テノール)、
スティーナ・ヘルベリ・アイバック(ハープ)、
ユーナス・イーサクソン(ギター)   

 スウェーデンのテノール、トシュテン・モッスベリ Torsten Mossberg のソング・コレクション。
 『セーデルルンド歌曲集』(CDA1657-2)、『スウェーデン・ロマンティック歌曲集』(CDA1682-2)、『セシリアに − スウェーデンの愛の歌』(CDA1818-2)につづく『すべての丘と谷が』では、中世から現代までのスウェーデンの歌、民謡、三文草紙の歌、バラードが歌われます。
 スウェーデンのポリフォニー音楽の先駆者といわれるグスタフ・デューベン(父)(c.1628−1690)の《ルストヴィーンは感じるままにガヴォットを踊る》。作家アルムクヴィストの《君はひとりで歩いてはいない》。詩人グンナル・ヴェンネルベリの《寝てはいけない》。カールフェルトの詩にニルス・B・セーデシュトレムが作曲した《エデンは西へ》。「バラードの友協会」の創設会員でもあった医師ヤルマル・カッセルマンの《鳥を狩る》。シンガーソングライター、エヴェルト・トーブは、《海の星》など3曲。
 そして、チェロ協奏曲や《田園組曲》で知られるグンナル・ド・フルメリの《もっとも美しい時は黄昏》。
 スウェーデンの人たちの親しんできた歌をモッスベリは、ハープとギターとともに、素朴な語り口で歌っていきます。
 ゆったりとした時の流れるアルバムです。

 ※録音:2018年5月14日−19日、グリスリンゲ・ゴード(インガロー島、スウェーデン)
 ※言語(スウェーデン語)と英語による全歌詞掲載
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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CAPRICE



CAP 21920
(3CD+BOOK/
特別価格)
¥5400→\4990

コレクターズ・クラシックス Vol.15 〜 作曲者の指揮で
様々なアーティスト
 [Disc 1] クット・アッテルベリ(1887−1974) 自作を指揮する
  ・交響曲第6番 ハ長調 Op.31《ドル交響曲(Dollarsymfonin)》
    〔ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、クット・アッテルベリ(指揮)〕
    [録音:1928年10月18日 ベルリン音楽大学 大ホール(シャルロッテンブルク、ドイツ)][Polydor/DG 95193-95]
  ・ホルン協奏曲 イ短調 Op.28 − 第2楽章 アダージョ
    〔アクセル・マルム(ホルン)、ヒルディング・ルーセンベリ(オブリガート・ピアノ)、
     スウェーデン放送局第一放送管弦楽団、クット・アッテルベリ(指揮)〕
    [録音:1928年6月 スウェーデン放送第2スタジオ(ストックホルム)][Columbia 13603 & 13602]
  ・バレエ《愚かなおとめたち(De favitska jungfrurna)》 Op.17(抜粋)
    〔スウェーデン放送局第一放送管弦楽団 クット・アッテルベリ(指揮)〕
    [録音:1928年6月 スウェーデン放送第2スタジオ(ストックホルム)][Columbia 13603 & 13602]
  ・交響曲第4番 ト短調 Op.14 《シンフォニア・ピッコラ(Sinfonia Piccola)》 − 第1楽章 コン・フォルツァ
    〔スウェーデン放送局第一放送管弦楽団 クット・アッテルベリ(指揮)〕
    [録音:1934年5月4日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)(ヨーロッパコンサート)]
    [SR Programarkivet LB 456]
  ・ピアノ協奏曲 変ロ長調 Op.37 − 第1楽章 ペザンテ・アレグロ
    〔オーロフ・ヴィーベリ(ピアノ)、スウェーデン放送局第一放送管弦楽団、クット・アッテルベリ(指揮)〕
    [録音:1935年1月4日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)(放送サービス10周年記念)]
    [SR Programarkivet LB 715]
  ・組曲第8番《古風な様式の田園組曲》 Op.34 より(第1曲 前奏曲、第2曲 アリア、第5曲 セレナータ、第6曲 ジグ)
    〔室内管弦楽団(王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団員18名)、クット・アッテルベリ(指揮)〕
    [録音:1937年10月21日 ストックホルム・コンサートホール アティックホール(ストックホルム)][HMV X 4946−47]
  ・ヴェルムランド・ラプソディ(En Varmlandsrapsodi) Op.36
    〔スウェーデン放送交響楽団、クット・アッテルベリ(指揮)〕
    [録音:1948年4月23日 王立音楽アカデミー 講堂(ストックホルム)][Cupol 4119]
  ・バラードとパッサカリア(Ballad och passacaglia) Op.38
    〔スウェーデン放送交響楽団、クット・アッテルベリ(指揮)〕
    [録音:1950年8月21日、9月9日 王立音楽アカデミー 講堂(ストックホルム)][HMV DB 11034−35]

 [Disc 2] ラーシュ=エーリク・ラーション(1908−1983) 自作を指揮する
  ・ラジオ番組『Dagens stunder(今日の時間)』(《田園組曲》 Op.19)
    〔スウェーデン放送娯楽音楽オーケストラ(王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団員37名)、
     ラーシュ=エーリク・ラーション(指揮)、グンナル・ショーベリ(朗読)、グン・ヴォールグレーン(朗読)〕
    [録音:1938年10月11日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)][SR Programarkivet L-B 2908]
  ・冬物語(En vintersaga)Op.18(4つのヴィニェット)
    〔スウェーデン放送娯楽音楽オーケストラ(王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団員37名)、
     ラーシュ=エーリク・ラーション(指揮)〕
    [録音:1938年1月18日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)][SR Programarkivet L−B+2.295]
  ・オスティナート Op.17(交響曲第2番 終楽章)
    〔王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団、ラーシュ=エーリク・ラーション(指揮)〕
    [録音:1948年6月7日 ストックホルム・コンサートホール 大ホール(ストックホルム)][Cupol 6018]
  ・赤い十字架(Det roda korset) Op.30 [放送未使用作品]
    〔ストックホルム放送管弦楽団(王立ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団員64名)、
     ラーシュ=エーリク・ラーション(指揮)〕
    [録音:1945年5月7日 ストックホルム・コンサートホール 小ホール(ストックホルム)][SR Programarkivet LB 9.508]

 [Disc 3] イングヴァル・リードホルム(1921−2017) 自作を指揮する(オレブルー、ノルショーピング最終コンサート)
  ・ラウディ(Laudi)(1947)(混声合唱のための)
    〔スウェーデン放送合唱団、イングヴァル・リードホルム(指揮)〕
    [録音:1958年10月17日 王立音楽アカデミー 講堂(ストックホルム)][SR Programarkivet Ma 58/11997]
  ・カント LXXXI(1956)(混声合唱のための)(エズラ・パウンド 詩)
    〔室内合唱団、イングヴァル・リードホルム(指揮)〕
    [録音:1961年3月10日 (おそらく)第2スタジオ(クングスガータン、ストックホルム)]
    [SR Programarkivet Ma 61/M/5180(SR RELP 5002)]
  ・ムタンザ(Mutanza)(1959)
    〔オレブルー交響楽団、イングヴァル・リードホルム(指揮)〕
    [録音:1959年4月26日 オレブルー・コンサートホール(オレブルー、スウェーデン)
     (オレブルー管弦楽協会50周年記念コンサート)]
    [P2(1959年6月25日)放送 私的録音(エアチェック)]
  ・孤独なナウシカー(Nausikaa ensam)(1963)
    〔マッタ・シェーレ(ソプラノ)、音楽同好会室内合唱団、ノルショーピング交響楽団、イングヴァル・リードホルム(指揮)〕
  ・ハインリヒ・イザークの『インスブルックよ、さようなら』(Heinrich Isaak: Innsbruck, ich muss dich lassen)
    〔イングヴァル・リードホルム(解説、ピアノ)〕
  ・旧世界からの挨拶(Greetings from an Old World)(1976)
    〔マッツ・リードストレム(チェロ)、ノルショーピング交響楽団、イングヴァル・リードホルム(指揮)〕
    [録音:1983年6月9日 ノルショーピング講堂(ノルショーピング、スウェーデン)(ライヴ)]
    [ノルショーピング管弦楽協会私的録音(24.5.2018)]

 スウェーデンの超貴重音源、コレクターズ・クラシックス第14集&第15集!

 ヨーテボリに生まれ、電気技師として特許局に勤めながら作曲家、指揮者として音楽活動をつづけ、スウェーデン著作権協会の設立に関わったクット・アッテルベリ Kurt Atterberg(1887−1974)。オーカルプで生まれ、ウィーンのアルバン・ベルクに学び、1937年からスウェーデン放送で指揮者、作曲者、プロデューサーとして働き、第二次世界大戦中に放送した抒情組曲(カンタータ)《姿を変えた神(変装した神)》でドイツ軍占領下にあったノルウェーとデンマークの市民を勇気づけたというラーシュ=エーリク・ラーション Lars-Erik Larsson(1908−1983)。ルーセンベリに学び、1920年代のヨーロッパ前衛音楽を身につけ、ブルムダールの『月曜グループ』のひとりとして戦後スウェーデンのモダニズムの発展に貢献したイングヴァル・リードホルム Ingvar Lidholm(1921−2017)。

 Caprice "Collector's Classics" の第15集には、三人の作曲家が代表作を含む自作を指揮した録音が3枚のディスクに収録されています。アッテルベリが商用アルバムとしてベルリンで録音した《ドル交響曲》、ラーションの《田園組曲》の元になる音楽を使ったラジオ番組『Dagens stunder(今日の時間)』と、シェイクスピアの『冬物語』を放送した際の付随音楽、リードホルムがノルショーピング交響楽団を最後に指揮したコンサートの《孤独なナウシカー》と《旧世界からの挨拶》。アッテルベリの《古風な様式の田園組曲》とラーションの《オスティナート》は『自作を指揮するスウェーデンの作曲家たち』(Phono Suecia PSCD79)にも収録された録音です。

 ※録音:1928年〜1973年

 


CAP 21910
(3CD+BOOK/
特別価格)
¥5400
コレクターズ・クラシックス Vol.14
 〜 P=Bの秘密の箱で見つけた音楽
様々なアーティスト
 ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867−1942)
  [Disc 1:歌劇《アルンヨット(Arnljot)》(1907)第1幕]
   ・『アルンヨット』「抜粋」とペッテション=ベリエルの思い出
     〔マリア・シルトクネヒト(朗読・語り)(スウェーデン語)〕[録音:1974年12月9日(SR 放送)]
   ・歌劇《アルンヨット》(1907)第1幕(初稿版)(全曲)
     〔スウェーデン王立歌劇場、ニルス・グレヴィリウス(指揮)〕
     [録音:1942年9月17日 王立歌劇場(ストックホルム)(ライヴ録音)]
   ・「今もなお、たくましい山々は連なり(Alltjamt de maktiga fjall sig valva)」(短縮版)
     〔ヨン・フォシェル(バリトン)、ヤルマル・メイスネル(ピアノ)〕
     [録音:1912年8月22日 ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Grammophon 082072]
   ・「今もなお、たくましい山々は連なり(Alltjamt de maktiga fjall sig valva)」
     〔エイナル・ラーション(バリトン)、ストックホルム放送管弦楽団、ニルス・グレヴィリウス(指揮)〕
     [録音:1928年10月6日と8日の間 ホテル・イレット、バンケットホール(ストックホルム)][Odeon D4808/A162309]
  [Disc 2:歌劇《アルンヨット》(1907)第2幕]
   ・『アルンヨット』「抜粋」とペッテション=ベリエルの思い出
     〔マリア・シルトクネヒト(朗読・語り)(スウェーデン語)〕[録音:1974年12月9日(SR 放送)]
   ・歌劇《アルンヨット》(1907)第2幕(初稿版)(全曲)
     〔スウェーデン王立歌劇場、ニルス・グレヴィリウス(指揮)〕
     [録音:1942年3月(2日) 王立歌劇場(ストックホルム)(ライヴ録音)]
   ・ヴァイノの第1の歌「山を越えて聞こえるのは誰の泣き声だろう(Vems rost hor jag ropa over fjallen)」
   ・ヴァイノの第2の歌「O, vore var maska, jag knyter」
     〔カーリン・リュードクヴィスト(ソプラノ)、オスヴァルド・ローパレ(ピアノ)〕
     [c.1960年 ローパレ家(私的テープ録音)]
   ・ヴァイノの第2の歌「O, vore var maska, jag knyter」
     〔エッラ・ピール(ソプラノ)、ピアノ伴奏〕[1945年12月13日 スウェーデン放送第2スタジオ(ストックホルム)]
   ・《アルンヨット》の「管弦楽のための3つの断片」(第1幕第9場、第2幕第10場、第3幕第18場)
     〔ストックホルム放送管弦楽団、アルマス・ヤルネフェルト(指揮)〕
     [録音:1929年1月14日と31日の間 Auditorium(ストックホルム)]
 [Disc 3]
   ・「今もなお、たくましい山々は連なり(Alltjamt de maktiga fjall sig välva)」
     〔ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(朗読)、王立オペラ管弦楽団〕
     [録音:1942年8月15日 ソンマルハーゲン(フローセ)][映画『Frosoblomster(フローセの花)』(1943)]
   ・ラジオ・インタビュー「音楽との最初の出会い(Mitt forsta mote med musiken)」[録音:1941年12月30日(SR 放送)]
   ・ラジオ・インタビュー「歌劇《最後の審判の予言者》について(Om operan Domedagsprofeterna)」
    [録音:1940年9月28日(SR 放送)]
   ・ラジオ・インタビュー「ワーグナーの楽劇《パルジファル》について(Om Wagneropperan Parsifal)」
    [録音:1933年4月9日(SR 放送)]
     〔ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(語り)(スウェーデン語)〕
   ・ベリヴィーク駅長ティレーンのための即興
    (3つの即興:1913年3月22日、即興:1913年3月28日、3つの即興:1913年5月11日、
     即興:1913年8月23日、即興:1913年(月日不明))
      〔ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(ピアノ)[録音:1913年 ベリヴィーク駅]
   ・ピアノのための6つの旋律(1897)より(第3曲 西の山地で(Vest i fjellom)、第5曲 神秘のコーラス(Chorus mysticus))
     〔ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(ピアノ)〕[録音:1928年11月 ストックホルム][Polyphon X.S.47035]
   ・夕べの気分(Aftonstamning)(1888)、マルハナバチ(Humlor)(1928)
     〔リンダ・オリェルンド(ソプラノ)、ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(ピアノ)〕
     [録音:1935年より後 Hamm & Nilsson ミュージックストア(オステルスンド)][私的ラッカー盤録音]
   ・《フローセの花 第1巻(Frosoblomster I)》(断片) (夏の歌(Sommarsang)、あいさつ(Halsning))
     〔ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(ピアノ)〕
     [録音:1942年8月15日 ソンマルハーゲン(フローセ)][映画『Frosoblomster(フローセの花)』(1943)]
   ・王立劇場150周年記念カンタータ(1922/1935-36)
    (早春(Varbrytning)(混声合唱のための)(30−41小節)&
     (60−81小節)、バラード(独唱者重唱のための)(89−130小節)、
      バッカスの行列(Bacchostaget)(混声合唱のための)(1−52小節))
     〔メルタ・ビューストレム(ソプラノ)、マルギット・セールマルク=カールソン(メゾソプラノ)、
      王立ストックホルム音楽大学合唱団・管弦楽団、ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(指揮)〕
     [録音:1936年11月24日 王立ストックホルム音楽大学(リハーサル・私的録音)]
   ・神々の会合(Gudamotet)(バリトンとテノールのための)(59−80, 88−132小節)
   ・神々の会合(Gudamotet)(バリトンとテノールのための)(170−230小節)
     〔セト・スヴァンホルム(テノール)、コニー・ムーリーン(バリトン)、
      王立ストックホルム音楽大学合唱団・管弦楽団、ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(指揮)〕
     [録音:1936年11月27日 王立ストックホルム音楽大学(総練習・私的録音)]
   ・歌劇《アルンヨット》(1907)〜第3幕「若く勇敢に茶色の海鷲は翼を広げ(Ung och bald den bruna havsorn breder)」
     〔ユーセフ・ヘーロウ(バリトン)、ヤルマル・メイスネル(ピアノ)〕
     [録音:1910年10月15日 ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Grammophon 2-82864/282595]
   ・歌劇《ラン(Ran)》(1899−1900)〜第2幕「バラード」
     〔リヴァ・エードストレム=ヤルネフェルト(メゾソプラノ)、ピアノ伴奏〕
     [録音:1904年10月1日 ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Grammophon 083000]
   ・ミルテとジャスミンの間を(Ibland myrten och jasminer)(歌曲集《愛の物語》 Op.14 から)(第1テイク・第2テイク)
   ・待つときほどいいことは(Intet ar som vantans tider)(《スウェーデン抒情詩 第2集 第1巻》から)(第1テイク・第2テイク)
     〔マティルダ・ユングステット=リンデン=レウテシュヴェード(メゾソプラノ)〕
     [録音:1904年2月、10月 ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Grammophon 83136/83517/83215/83250]
   ・菩提樹の陰の乙女(Jungfrun under lind)(《3つの歌》 Op.10 から)
     〔ダーヴィド・ストックマン(テノール) 王立管弦楽団員〕
     [録音:1908年9月30日 ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Grammophon 2-82741]
   ・イルメリンのばら(Irmelin Rose)(《3つの歌》 Op.3 から)
     〔ダーヴィド・ストックマン(テノール)、ピアノ伴奏〕
     [録音:1912年12月3日 ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Favorit Record 1-85135]

 スウェーデンのヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル Wilhelm Peterson-Berger は、作曲家、批評家として活躍、3巻の《フローセの花》をはじめとするピアノ曲、混声合唱のための《春の歌 III 「ヴァルプルギスの夜に春が来た」》や男声合唱曲集《山の小旅行》などの合唱曲、《グッレバーンの子守歌》に代表される歌曲で親しまれています。2017年、彼の生誕150年に際して、それまで知られていなかったり忘れられてしまっていた録音が「秘密の箱」の中から見つかり、アルバム『P=Bの秘密の箱で見つけた音楽』にまとめられました。

 ストックホルムの王立劇場のライヴが収録された歌劇《アルンヨット》の第1幕と第2幕の全曲、自作と即興のピアノ演奏の記録、「合唱指揮者」P=Bの姿を垣間見ることのできる《王立劇場150周年記念カンタータ》の断片、彼の気に入りの歌手のひとりとされるマティルダ・ユングステット Mathilda Jungstedt(1864−1923)。シリンダー(蝋管)録音、ワイヤー(スチールテープ)録音(《アルンヨット》第1幕・第2幕)など、さまざまな媒体に記録された音源と、ペッテション=ベリエルの夏の別荘「ソンマルハーゲン」で発見された、ひびの入ったラッカー盤は、すべて、カール=グンナル・オーレーン Carl-Gunnar Ahlen がデジタル技術を使い、復刻、修復しました。

 ※録音:1904年〜1974年/セレクション・復刻・プロセシング・テクスト:カール=グンナル・オーレーン/マスタリング:ユン・ヒュットネス





DIAPASON



DIAP 113
¥1600
カラヤン、ウィーン・フィル、ヴェルディの「レクイエム」
 ヴェルディ:レクイエム
   レオニー・リザネク(ソプラノ)、クリスタ・ルートヴィヒ(コントラルト)、
   ジュゼッペ・ザンピエーリ(テノール)、チェーザレ・シエピ(バリトン)、
   ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン楽友協会合唱団

 カラヤンが得意とし、そのキャリアの中で幾度となく取り上げたヴェルディの「レクイエム」。数あるカラヤンの同作品の録音の中からディアパゾン誌が自主レーベルのために選んだ演奏のは、ウィーン・フィルとの1958年ザルツブルク音楽祭でのライヴ・レコーディング!
 1955年にベルリン・フィルの首席指揮者兼芸術監督に就任し、ますます勢いを増していた時期のカラヤンが振った「ヴェルレク」の名盤が新リマスタリングで復活します。ルートヴィヒやシエピなど往年の名歌手たちが名を連ねるソリスト陣も非常に豪華です!

 ※録音(ライヴ):1958年8月1日、ザルツブルク(オーストリア)

 


DIAP 112
¥1600
リスト:管弦楽作品&歌曲集
 
・メフィスト・ワルツ
   シカゴ交響楽団、フリッツ・ライナー(指揮)/録音:1955年
 ・ローレライ
   イロナ・トコディ(ソプラノ)、ハンガリー国立管弦楽団、ゾルターン・ドゥーリ(指揮)
   録音:1985年
 ・交響詩《オルフェウス》S.98
   ハンガリー国立管弦楽団、ヤーノシュ・フェレンチク(指揮)/録音:1982年
 ・交響詩《マゼッパ》S.100
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)/録音:1961年
 ・平和が見つからず
   ヨージェフ・レーティ(テノール)、ゼンプレーニ・コルネル(ピアノ)/録音:1963年
 ・交響詩《レ・プレリュード》S.97
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
   録音:1954年
 ・それはすばらしいことに違いない S.314  ・ラインの美しき流れのほとり S.272-2
   ハインリヒ・シュルスヌス(バリトン)、ベルリン・シュターツカペレ、アロイス・メリヒャル(指揮)
   録音:1932年
 ・山々に憩いあり S.75
   ハンス・ホッター(バス)、ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)/録音:1944年

 ディアパゾン誌の「フランツ・リスト」の作品集は、カラヤン、フェレンチク、フルトヴェングラー、ライナーが指揮する「管弦楽曲」と、トコディ、レーティ、オッター、シュルスヌスが歌う「歌曲」のカップリング。
 「管弦楽曲(交響詩)」と「歌曲」の両面から19世紀ハンガリーの巨匠の作品をたどることのできる好プログラムです。ディアパゾンがこだわった選曲にもご注目下さい。

 


DIAP 033
¥1600
バーンスタイン・コンダクツ・リムスキー=コルサコフ
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェヘラザード》
 スペイン奇想曲 Op.34
レナード・バーンスタイン(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ジョン・コリリアーノ(ヴァイオリン)

 意外にもバーンスタインにとって唯一となるリムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」の録音。前年の1958年に音楽監督に就任したバーンスタインとNYPの熱気あふれる濃密な演奏です。
 往年の名コンサートマスター、ジョン・コリリアーノ(作曲家のジョン・コリリアーノの父)のソロは何度聴いても絶品です。

 ※録音:1959年

 
DIAP 032
(2CD)
¥1800
ボリス・ハイキン(1904-1978)の「エフゲニー・オネーギン」
 チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》
   ボリス・ハイキン(指揮)、ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団、エフゲニー・ベロフ(バリトン)、
   ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、セルゲイ・レメシェフ(テノール)、
   ラリーサ・アフデーエワ(メゾ・ソプラノ)、イワン・ペトロフ(バリトン)、
   イーゴリ・ミハイロフ(テノール)、アンドレイ・ソコロフ(テノール)、
   ヴァレンティナ・ペトロワ(メゾ・ソプラノ)、エフゲニア・ヴェルビツカヤ(アルト)、ゲオルギ・パンコフ(バス)

 レニングラード・マールイ劇場、キーロフ歌劇場、ボリショイ歌劇場の指揮者を歴任するなど20世紀のロシアを代表するオペラ指揮者としてその名を馳せたボリス・ハイキン(1904ᬢ1978)の「エフゲニー・オネーギン」。
 ソプラノのガリーナ・ヴィシネフスカヤを筆頭に、当時のボリショイ劇場のスター歌手たちが揃い踏みとなった豪華キャストによる同曲の代表的名盤です。

 ※録音:1955年

 


DIAP 031
¥1600
ベートーヴェン演奏の世界的大家として高名な
 ルドルフ・ゼルキンの「ディアベッリ」と「熱情」

  ベートーヴェン:
   ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120
   ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57《熱情》
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)

 20世紀におけるベートーヴェン演奏の世界的大家として高名なルドルフ・ゼルキンの「ディアベッリ」と「熱情」のカップリング。
 30代の時の「熱情」(1947年録音)、40代の時の「ディアベッリ」(1957年録音)は共にモノラル期のベートーヴェンを代表する名演奏として親しまれ続けており、フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングにも期待がかかります。

 ※録音:1947年&1957年

 
DIAP 026
(2CD)
¥1800
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.1
 
・2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365
   クララ・ハスキル(ピアノ)、ゲザ・アンダ(ピアノ)、フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガリエラ(指揮)
   録音:1956年
 ・ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
   クリフォード・カーゾン(ピアノ)、ボイド・ニール(指揮)、ナショナル管弦楽団
   録音:1945年
 ・ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
   エドウィン・フィッシャー(ピアノ&指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1946年
 ・ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
   クララ・ハスキル(ピアノ)、RIAS交響楽団、フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
   録音:1953年
 ・ピアノ協奏曲第16番ニ長調 K.451
   ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、ニューヨーク・フィルハーモニック、ディミトリス・ミトロプーロス(指揮)
   録音:1955年
 ・ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
   ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、フィラデルフィア管弦楽団、ユージン・オーマンディ(指揮)
   録音:1951年

 ディアパゾン誌が選ぶモーツァルトのピアノ協奏曲集の第1巻には、独墺系レパートリーを得意としたゼルキンの「K.451」、「K.466」など5曲のピアノ協奏曲と、名演の誉れが高いハスキルとアンダのデュオによる「K.365」の2台ピアノのための協奏曲を収録。
 40〜50年代に録音された往年の名ピアニストたちによるモーツァルトの秀演が、ディアパゾン・レーベルのカタログを彩ります。

 


DIAP 015
¥1600
ショパン:ピアノ作品集 ギオマール・ノヴァエス(ピアノ)
 ショパン:
  ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35《葬送》/
  子守歌変ニ長調 Op.57/幻想曲ヘ短調 Op.49/
  ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1《小犬》/即興曲第2番嬰ヘ長調 Op.36/
  夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2/マズルカ第23番ニ長調 Op.33-2/
  マズルカ第26番嬰ハ短調 Op.41-1/マズルカ第25番ロ短調 Op.33-4/
  マズルカ第17番変ロ短調 Op.24-4/マズルカ第37番変イ長調 Op.59-2/
  マズルカ第15番ハ長調 Op.24-2/マズルカ第13番イ短調 Op.17-4

 ディアパゾン誌が選んだピアノ・ソナタ第2番を含む「ショパンのピアノ作品集」は、南米、ブラジル出身の名ピアニスト、ギオマール・ノヴァエスの1954年&1956年録音。
 パリ音楽院の卒業試験では、試験官として列席したドビュッシーやフォーレらからアンコールを求められたというエピソードを持つノヴァエス。独特の感性から生まれたフレージング、個性豊かな作品解釈によるこのショパンは、ノヴァエスの代名詞の1つとして知られてきた演奏です。

 ※録音:1954年&1956年

 


DIAP 013
¥1600
シュトラウス父子のワルツと序曲集 フリッツ・ライナー(指揮)
シカゴ交響楽団
 ヨハン・シュトラウスII世:ワルツ《朝の新聞》Op.279、ワルツ《美しく青きドナウ》Op.314、皇帝円舞曲 Op.437
 ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《オーストリアの村つばめ》Op.164
 メンデルスゾーン:序曲《フィンガルの洞窟》Op.26
 ロッシーニ:
  歌劇《セビリャの理髪師》序曲、歌劇《どろぼうかささぎ》序曲、
  歌劇《ブルスキーノ氏》序曲、歌劇《絹のはしご》序曲、歌劇《ウィリアム・テル》序曲

 フリッツ・ライナーとシカゴ交響楽団のコンビの名刺代わりとしても有名な「ウィリアム・テル序曲」を含むロッシーニの序曲の数々と、シュトラウス親子のワルツ、メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」をカップリング。
 同コンビの蜜月時代を存分に感じさせるロッシーニでの圧巻の演奏と、ワルツでの優雅な演奏とのコントラストが絶妙です。

 ※録音(ステレオ):1956年-1958年




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PROFIL



PH 19002
(6CD)
¥5700→\5290

PROFIL音源
 ギュンター・ヴァント 協奏曲エディション
ギュンター・ヴァント(指揮)
 Disc 1 73' 28"
  (1)J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041
  (2)ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調Hob. ⅩⅧ /11
  (3)同:オーボエ協奏曲ハ長調Hob. Ⅶ :C1
  (4)同:交響曲第76番変ホ長調Hob.Ⅰ /76
    ロラント・グロイッター(ヴァイオリン)(1)、ニキタ・マガロフ(ピアノ)(2)、
    ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)(3)、北ドイツ放送交響楽団(1)(2)、ケルン放送交響楽団(3)(4)
    1992年3月15-17日(1)、85年12月2日/ハンブルク・ムジークハレ(2)、
    80年1月11日(3)、73年2月10日(4)/ケルンWDRザール

 Disc 2 60' 50"
  (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
  (2)リヒャルト・シュトラウス:ホルン協奏曲第1 番変ホ長調Op.11
  (3)モーツァルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447
    ルドルフ・フィルクシュニー(ピアノ)(1)、ヘルマン・バウマン(ホルン)(2)、
    デニス・ブレイン(ホルン)(3)、ケルン放送交響楽団
    1969年9月13日(1)、75 年10月31日(2)/ケルンWDRザール、51 年1月22日(3)(モノラル)

 Disc 3 70' 00"
  (1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
  (2)同:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
    ロベール・カサドシュ(1)、エミール・ギレリス(2)(ピアノ)、ケルン放送交響楽団
    1970年3月6日(1)、74年12月13日(2)/ケルンWDR ザール

 Disc 4 64' 45"
  (1)ブラームス:セレナード第1番ニ長調Op.11
  (2)ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番変ホ長調Op.74
    ヘルムート・ギーサー(クラリネット)(2)、ケルン放送交響楽団
    1968年10月2日(1)、77年11月25日(2I)/ケルンWDRザール

 Disc 5 57' 42"
  (1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1 番変ロ短調Op.23
  (2)プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1 番ニ長調Op.19
    ホルヘ・ボレット(ピアノ)(1)、エディット・パイネマン(ヴァイオリン)(2)、
    北ドイツ放送交響楽団(1)、バイエルン放送交響楽団(2)
    1985年11月13日/ハンブルク・ムジークハレ(1)、83年1月13日(2)

 Disc 6 62' 40"
  (1)サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調Op.61
  (2)ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」Op.9
  (3)ケルビーニ:「アナクレオン」序曲
  (4)モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」序曲K.588
  (5)同:「魔笛」序曲K.620
  (6)同:「フィガロの結婚」序曲K.492
    ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)(1)、ケルン放送交響楽団
    1970年12月1-5日(1)、67年10月27日(2)、75年10月31日(3I)、68年10月2日(4)、
    2月3日(5)、69年9月13日(6)/ケルンWDRザール

 ヴァントが錚々たる名手たちと共演した協奏曲集、驚きの価格で登場!

 STEREO、一部 MONO

 Profil レーベルといえばギュンター・ヴァント。同レーベル所有の音源から、協奏曲を集めた6 枚組Box が登場します。

 なによりソリストの豪華さに目を瞠らせられます。
 ピアノではマガロフ、フィルクシュニー、カサドシュ、ギレリス、ボレット。いずれも絶品ながら、後天性免疫不全症候群を発症する直前で、円熟の極みにあったボレット入魂のチャイコフスキーが聴きもの。ヴァントも燃えに燃え、これ以上説得力にあふれたチャイコフスキーの協奏曲は滅多にお目にかかれないと申せましょう。

 管楽器はオーボエのシェレンベルガー、ホルンのバウマンとブレインが注目。デニス・ブレインとのモーツァルトは、1951 年の放送用セッションで、モノラルながら会場ノイズや拍手はありません。早いテンポによるきびきびした音運びはヴァントながらですが、ブレインは危なげな所の一切ない完璧な演奏を繰り広げています。

 ヴァイオリンで注目なのは女流エディット・パイネマンによるプロコフィエフの協奏曲第1 番。協奏曲エディションと銘打ちながらも、ヴァント十八番のハイドンの交響曲第76番やブラームスのセレナード第1 番、モーツァルトの序曲集など純オーケストラ・ナンバーも堪能できます。



<メジャー・レーベル>

DG


『ヴァイオリンの巨匠たち—伝説の録音集』


 ドイツ・グラモフォンが誇る伝説のヴァイオリニストたち
 『ヴァイオリンの巨匠たち—伝説の録音集』
 フリッツ・クライスラーが自身の作曲及び編曲作品を録音した1900年代初期より、ドイツ・グラモフォンは世界の名だたるヴァイオリニストと契約し、それはアンネ=ゾフィー・ムター、ダニエル・ホープ、そして若きダニエル・ロザコヴィッチなどが活躍する現在も続いています。
 これらの録音遺産を発掘する『ヴァイオリンの巨匠たち』と題された新シリーズの発売がスタートしました。一人のヴァイオリニストがドイツ・グラモフォンに行ったすべての録音をまとめ、魅力的な価格でお届けします。
 今回はギル・シャハム、ナタン・ミルシテイン、シュロモ・ミンツの3人による録音全集3タイトルです。BOX仕様。ブックレット付き。
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4836334
(22CD)
\12000

《ギル・シャハム〜ドイツ・グラモフォン録音全集》

《CD 1》
 1) バーバー:協奏曲Op.14、
 コルンゴルト:2) 協奏曲ニ長調Op.35、3) 劇音楽『空騒ぎ』Op.11より第2−5曲
  【演奏】アンドレ・プレヴィン(ピアノ[3]、指揮[1, 2])ロンドン交響楽団
  【録音】1993年、ロンドン/
《CD 2》
 バルトーク:1) 協奏曲第2番Sz.112、2) 狂詩曲第1番Sz.87、3) 狂詩曲第2番Sz.90
  【演奏】ピエール・ブーレーズ(指揮)シカゴ交響楽団
  【録音】1998年、シカゴ/
《CD 3》
 ブラームス:1) 協奏曲Op.77、2) ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102
  【演奏】ジャン・ワン(チェロ)(2)、クラウディオ・アバド(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】2000年(1)、2001年(2)、ベルリン/
《CD 4》
 1) ブルッフ:協奏曲第1番ト短調Op.26、2) メンデルスゾーン:協奏曲ホ短調Op.64
  【演奏】ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
  【録音】1988年、ロンドン/
《CD 5》
 ドヴォルザーク:1) ソナタ ヘ長調Op.57、2) ロマンティックな小品Op.75、3) ソナチネ ト長調Op.100
  【演奏】オルリ・シャハム(ピアノ)【録音】1995年、ニューヨーク/
《CD 6》
 1) グラズノフ:協奏曲イ短調Op.82、
 2) カバレフスキー:協奏曲ハ長調Op.48、
 チャイコフスキー:3) なつかしい土地の思い出Op.42、4) ワルツ・スケルツォOp.34
  【演奏】ミハイル・プレトニョフ(指揮)ロシア・ナショナル管弦楽団
  【録音】1996年、モスクワ/
《CD 7》
 メシアン:世の終わりのための四重奏曲
 【演奏】ポール・メイエ(クラリネット)、ジャン・ワン(チェロ)、チョン・ミョンフン(ピアノ)
 【録音】1999年、パリ/
《CD 8》
 1) パガニーニ:協奏曲第1番ニ長調Op.6、
 2) サン=サーンス:協奏曲第3番ロ短調Op.61
  【演奏】ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
  【録音】1989年、ニューヨーク/
《CD 9》
 パガニーニ:
  1) 協奏的ソナタ イ長調M.S.2、2) 6つのソナタM.S.27より第1・4・6番、
  3) 大ソナタ イ長調M.S.3、4) チェントーネ・ディ・ソナタM.S.112より第2・4番、
  5) カンタービレ ニ長調M.S.109、6) ソナタ・プレギエーラ ヘ短調M.S.23、
  7) 無窮動によるアレグロ・ヴィヴァーチェ ハ長調M.S.72
   【演奏】イェラン・セルシェル(ギター)
   【録音】1992年、ベルリン/
《CD 10》
 アルヴォ・ペルト:1) フラトレス、2) タブラ・ラサ、3) 交響曲第3番
  【演奏】
  ロジャー・カールソン(パーカッション)(1)、アデル・アンソニー(ヴァイオリン)(2)、
  ネーメ・ヤルヴィ(指揮)エーテボリ交響楽団
  【録音】1997年、エーテボリ/
《CD 11》
 プロコフィエフ:
  1) 協奏曲第1番ニ長調Op.19、2) 協奏曲第2番ト短調Op.63、3) ソナタ ニ長調Op.115
  【演奏】アンドレ・プレヴィン(指揮)ロンドン交響楽団(1, 2)
  【録音】1995年、ロンドン/
《CD 12》
 1) サン=サーンス:ソナタ第1番ニ短調Op.75、2) フランク:ソナタイ長調、3) ラヴェル:ツィガーヌ
 【演奏】ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
 【録音】1989年、ミュンヘン/
《CD 13》
 シューベルト:
  1) ソナタ ニ長調D384、2) 楽興の時D780より第3番、
  3) 白鳥の歌D957より第4曲「セレナード」、4) 高雅なワルツ集D969より第4番、
  5) 12のドイツ舞曲(レントラー集)D790より第3番、
  6) 20のワルツ(最後のワルツ集)D146より第12番、
  7) 高雅なワルツ集D969より第3番、8) 16のドイツ舞曲D783より第10番、
  9) アルペジョーネ・ソナタ イ短調D821、10) 36の独創的舞曲D365より第36番、
 11) 16のドイツ舞曲D783より第2番、
 12) 36の独創的舞曲D365より第2番「悲しみのワルツ」、
 13) 36の独創的舞曲D365より15曲、14) アヴェ・マリアD839(エレンの歌第3番より)
  【演奏】イェラン・セルシェル(ギター)
  【録音】2002年、トロント/
《CD 14》
 1) シベリウス:協奏曲ニ短調Op.47、
 2) チャイコフスキー:協奏曲ニ長調Op.35
  【演奏】ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
  【録音】1991年/
《CD 15》
 1) R.シュトラウス:ソナタ 変ホ長調Op.18、
 2) シューマン:ロマンス イ長調Op.94 No.2、
 3) パガニーニ:奇想曲ホ長調Op.1 No.1、
 クライスラー:4) プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット、5) 愛の悲しみ
 6) エルガー:気まぐれな女Op.17、
 7) サラサーテ:カルメン幻想曲Op.25
  【演奏】ロハン・デ・シルヴァ(ピアノ)【録音】1986年、ニューヨーク/
《CD 16》
 ヴィヴァルディ:
  協奏曲『四季』1) 第1番『春』ホ長調RV269、2) 第2番『夏』ト短調RV315、
 3) 第3番『秋』ヘ長調RV293、4) 第4番『冬』ヘ短調RV297、
 5) クライスラー:ヴィヴァルディの様式による協奏曲ハ長調
  【演奏】オルフェウス室内管弦楽団
  【録音】1993年、ニューヨーク/
《CD 17》
 ヴィエニャフスキ:
  1) 協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.14、2) 協奏曲第2番ニ短調Op.22、3) 伝説 ト短調Op.17、
 サラサーテ:4) ツィゴイネルワイゼンOp.20、5) カルメン幻想曲Op.25
  【演奏】
  ローレンス・フォスター(指揮)ロンドン交響楽団(1-4)、
  クラウディオ・アバド(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(5)
  【録音】1990年、ロンドン(1-4)、1997年、ベルリン(5)/
《CD 18》ジョン・ウィリアムズ:1) 木の歌、2) 協奏曲、3) 『シンドラーのリスト』からの3つの小品
 【演奏】ジョン・ウィリアムズ(指揮)ボストン交響楽団
 【録音】2000年(1)、1999年(2, 3)、ボストン/
《CD 19》
 1) ガーシュウィン:3つの前奏曲、
 2) コープランド:ノクターン(ヴァイオリンとピアノのための2つの小品より)、
 3) プレヴィン:ソナタ『Vineyard』、4) コープランド:ソナタ、5)バーバー:カンツォーネ
  【演奏】アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
  【録音】1996年、アメリカ/
《CD 20》
 1) カステルヌオーヴォ=テデスコ:
   ロッシーニの『セビリャの理髪師』のアリア「私は町の何でも屋」によるパラフレーズ、
 2) サラサーテ:モーツァルトの『魔笛』による幻想曲、
 3) グルック:メロディ?精霊の踊り(歌劇『オルフェとエウリディーチェ』より)、
 4) パガニーニ:ロッシーニの『タンクレディ』のアリア「こんなに胸騒ぎが」による主題と変奏曲、
 5) プロコフィエフ:行進曲(歌劇『三つのオレンジへの恋』より)、
 6) R.シュトラウス:ワルツ(歌劇『ばらの騎士』より)、
 7) ガーシュウィン:歌劇『ポーギーとベス』からのトランスクリプション、
 8) リムスキー=コルサコフ:インドの歌(歌劇『サドコ』より)、
 9) イェネー・フバイ:ビゼーの『カルメン』による華麗な幻想曲
  【演奏】江口玲(ピアノ)【録音】1996年、ミュンヘン/
《CD 21》
 1) ジョン・ウィリアムズ:悪魔のダンス(映画『イーストウィックの魔女たち』より)、
 2) ジョン・モリス:トランシルヴァニアの子守歌(映画『ヤング・フランケンシュタイン』より)、
 3) グリーグ:小妖精Op.71 No.3、
 4) サン=サーンス:死の舞踏Op.40、
 5) コルンゴルト:幻想的奇想曲、
 6) ブラームス:ワルプルギスの夜Op.75 No.4、
 7) メンデルスゾーン:魔女の歌Op.8 No.8、
 8) バッジーニ:妖精の踊りOp.25、
 9) ボルコム:恵み深い亡霊、
 10) サラサーテ:グノーの『ファウスト』による演奏会用幻想曲、
 11) パガニーニ:カプリース変ロ長調Op.1 No.13、
 12) タルティーニ:ソナタ ト短調『悪魔のトリル』、
 13) イザイ:妄想(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ イ短調Op.27 No.2より)
  【演奏】ジョナサン・フェルドマン(ピアノ)【録音】1998年、ミュンヘン/
《CD 22》
 1) エルガー:愛の挨拶Op.12、2) クライスラー:美しきロスマリン、
 3) スヴェンセン:ロマンス ト長調Op.26、
 4) クライスラー:愛の喜び、
 ベートーヴェン:5) ロマンス第1番ト長調Op.40、6) ロマンス第2番ヘ長調Op.50、
 7) クライスラー:愛の悲しみ、
 8) チャイコフスキー:憂鬱なセレナード 変ロ短調Op.26、
 9) サラサーテ:アンダルシアのロマンスOp.22 No.1、
 10) ドヴォルザーク:ロマンス ヘ短調Op.11
  【演奏】オルフェウス室内管弦楽団
  【録音】1995年、ニューヨーク
ギル・シャハム(ヴァイオリン)

 ヴィヴァルディからペルト、メシアンに至る幅広いレパートリー!
 ギル・シャハムは、7歳からヴァイオリンを始め、わずか3年後にソリストとしてエルサレム交響楽団とデビュー。その後1年足らずでズービン・メータ、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団との共演を果たしました。
 11歳でニューヨークのジュリアード音楽院への入学を許可され、1989年に病気のイツァーク・パールマンに代わってマイケル・ティルソン・トーマス、ロンドン交響楽団とコンサートを行い、その後世界の一流オーケストラと演奏を行いました。
 ドイツ・グラモフォンの録音では、レパートリーが広範囲にわたり、特にコルンゴルト、ペルト、プレヴィン、ジョン・ウィリアムズ、メシアンといった20世紀音楽に強い関心を示していることがよくわかります。CD22枚組。
 
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4836312
(5CD)
\4000

《ナタン・ミルシテイン〜ドイツ・グラモフォン録音全集》


《CD 1》
 1) チャイコフスキー:協奏曲ニ長調Op.35、
 2) メンデルスゾーン:協奏曲ホ短調Op.64
  【演奏】クラウディオ・アバド(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1972年(1)、1973年(2)、ウィーン/
《CD 2》
 ブラームス:協奏曲ニ長調Op.77
  【演奏】オイゲン・ヨッフム(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1974年、ウィーン/
J.S.バッハ:
 《CD 3》
  1) ソナタ第1番ト短調BWV1001、
  2) パルティータ第1番ロ短調BWV1002、
  3) ソナタ第2番イ短調BWV1003
   【録音】1973年、ロンドン/
 《CD 4》
  1) パルティータ第2番ニ短調BWV1004、
  2) ソナタ第3番ハ長調BWV1005、
  3) パルティータ第3番ホ長調BWV1006
   【録音】1973年(1)、1974年(2, 3)、ロンドン/
《CD 5》
 1) ジェミニアーニ:ソナタ イ長調Op.4 No.10、
 2) シューベルト:ロンド ロ短調D895、
 3) ミルシテイン:パガニーニアーナ(変奏曲)、
 4) リスト:コンソレーション第3番変ニ長調S.172 No.3、
 5) ストラヴィンスキー:ロシアの娘の歌(歌劇『マヴラ』より)(ドゥシュキン編)、
 6) コダーイ:巷に雨が降るようにOp.11 No.3、
 7) ムソルグスキー:ゴパック(歌劇『ソルチンスクの定期市』より)
  【演奏】ジョルジュ・プリュデルマシェ(ピアノ)(1, 2, 4-7)
  【録音】1975年、ミュンヘン
ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)

 20世紀最高のヴァイオリニストとも称される正統派!
 ナタン・ミルシテインは20世紀の傑出したヴァイオリニストの一人とみなされ、バッハの無伴奏ヴァイオリン作品の演奏とロマン派の作品でよく知られています。
 その経歴が長かったことも有名で、晩年にドイツ・グラモフォンに行った録音では、彼が80代まで絶頂期にあったことがわかります。ヴァイオリン編曲、協奏曲へのカデンツァの作曲も多く行いました。
 ここではブラームスの作品で聴くことができます。イタリア・バロック作曲家、バッハ、モーツァルトを得意とし、ラロ、ブラームス、チャイコフスキー、そして特にグラズノフでも名声を得ていました。自身の作品で最も有名な『パガニーニアーナ』も収録しています。CD5枚組。
 
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4836318
(15CD)
\8000

《シュロモ・ミンツ〜ドイツ・グラモフォン録音全集》


J.S.バッハ:
《CD 1》
 1) ソナタ第1番ト短調BWV1001、
 2) パルティータ第1番ロ短調BWV1002、
 3) ソナタ第2番イ短調BWV1003
  【録音】1983年、ドイツ/
《CD 2》
 1) パルティータ第2番ニ短調BWV1004、
 2) ソナタ第3番ハ長調BWV1005、
 3) パルティータ第3番ホ長調BWV1006
  【録音】1983年、ドイツ/
《CD 3》
 ベートーヴェン:
  1) 協奏曲ニ長調Op.61、2) ロマンス第1番ト長調Op.40、3) ロマンス第2番ヘ長調Op.50
   【演奏】ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団
   【録音】1986年(1)、1987年(2, 3)、ロンドン/
《CD 4》
 ブラームス:協奏曲ニ長調Op.77
  【演奏】クラウディオ・アバド(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1987年、ベルリン/
《CD 5》
 1) フランク:ソナタ イ長調、
 2) ドビュッシー:ソナタ ト短調、
 3) ラヴェル:ソナタ ト長調
  【演奏】イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
  【録音】1985年、ラ・ショードフォン/
《CD 6》
 フォーレ:1) ソナタ第1番イ長調Op.13、2) ソナタ第2番ホ短調Op.108
  【演奏】イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
  【録音】1986年、ケルン/
《CD 7》
 クライスラー:
  1) 道化役者のセレナード、2) ジプシーの女、
 3) アルベニス:タンゴ(『スペイン』Op.165より)、
 クライスラー:4) ベートーヴェンの主題によるロンディーノ、5) ウィーン奇想曲Op.2、
 6) ウェーバー:ラルゲット、
 7) クライスラー:ジプシー奇想曲、
 8) ヴィエニャフスキ:カプリース変ホ長調、
 クライスラー:9) 愛の悲しみ、10) 中国の太鼓Op.3、
 11) ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第2番ホ短調Op.72 No.2、
 12) クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリースOp.6、
 13) グラズノフ:スペイン風セレナードOp.20 No.2(クライスラー編)、
 14) グラナドス:アンダルーサ(スペイン舞曲集Op.37 No.5)、
 クライスラー:15) クープランの様式によるラ・プレシューズ、16) シンコペーション、17) 愛の喜び
  【演奏】クリフォード・ベンソン(ピアノ)(1-11, 13-17)
  【録音】1980年、エルサレム/
《CD 8》
 1) ラロ:スペイン交響曲ニ短調Op.21、
 2) ヴュータン:協奏曲第5番イ長調Op.37
  【演奏】ズービン・メータ(指揮)イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1988年、テルアヴィヴ(ライヴ)/
《CD 9》
 1) メンデルスゾーン:協奏曲ホ短調Op.64、
 2) ブルッフ:協奏曲第1番ト短調Op.26、
 3) バルトーク:理想的なもの(『2つの肖像』Sz.37 No.1)
  【演奏】クラウディオ・アバド(指揮)シカゴ交響楽団(1, 2)、ロンドン交響楽団(3)
  【録音】1980年、シカゴ(1, 2)、1983年、ロンドン(3)/
《CD 10》
 メンデルスゾーン:1) ソナタ ヘ短調Op.4、2) ソナタ ヘ長調
  【演奏】ポール・オストロフスキー(ピアノ)
  【録音】1986年、オランダ/
《CD 11》
 パガニーニ:24のカプリースOp.1(全曲)
  【録音】1981年、ハンブルク/
《CD 12》
 プロコフィエフ:1) 協奏曲第1番ニ長調Op.19、2) 協奏曲第2番ト短調Op.63
  【演奏】クラウディオ・アバド(指揮)シカゴ交響楽団
  【録音】1983年、シカゴ/
《CD 13》
 プロコフィエフ:1) ソナタ第1番ヘ短調Op.80、2) ソナタ第2番ニ長調Op.94b
  【演奏】イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
  【録音】1987年、ケルン/
《CD 14》
 1) シベリウス:協奏曲ニ短調Op.47、
 2) ドヴォルザーク:協奏曲イ短調Op.53
  【演奏】ジェイムズ・レヴァイン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1986年、ベルリン/
《CD 15》
 1) ヴィヴァルディ:協奏曲『四季』より第3番『秋』ヘ長調RV293、
 2) J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043、
 3) ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調RV580
  【演奏】アイザック・スターン(2, 3)、イヴリー・ギトリス、イダ・ヘンデル(3)(ヴァイオリン)、
  ズービン・メータ(指揮)イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1982年、テルアヴィヴ(ライヴ)
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン)

 みずみずしい美音で珠玉の名曲を多数収録
 シュロモ・ミンツは6歳で初めてステージで演奏、11歳でソリストとしてイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団と共演、2年後イツァーク・パールマンの代役としてパガニーニのコンサートに招聘されました。
 16歳でウィリアム・スタインバーグ、ピッツバーグ交響楽団とカーネギー・ホール・デビュー、18歳でヨーロッパ・ツアーを行いました。
 そして20代初期にドイツ・グラモフォンと契約し、メンデルスゾーンとブルッフの協奏曲から実り多い関係が始まりました。そして他の協奏曲はもちろん、特にバッハの無伴奏ソナタとパルティータ、パガニーニの『24のカプリース』、メンデルスゾーンのソナタの素晴らしい録音が続きました。
 CD15枚組。
 



<映像>

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ACCENTUS MUSIC(映像)



ACC 60497BD
(3Blu-ray)
¥8000→\7490

巨匠ブロムシュテットのベートーヴェン映像集がセット化
 ベートーヴェン:交響曲第5,6,7,9番、三重協奏曲

 BD1/DVD1
  ベートーヴェン:
   ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲ハ長調Op.56
   交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
     イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
     ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
     マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)
      収録:2016 年6月12,13日、ゲヴァントハウス・コンサートホール(ライヴ)
 BD2/DVD2
  ベートーヴェン:
   交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」、交響曲第7番イ長調Op.92
     収録:2016年5月19日(第6番)、2015年5月7日(第7番)、
      ゲヴァントハウス・コンサートホール(ライヴ)
 BD3/DVD3
  ベートーヴェン:交響曲第9 番ニ短調Op.125「合唱付き」
    シモナ・シャトゥロヴァー(ソプラノ) 藤村実穂子(アルト)
    クリスチャン・エルスナー(テノール)
    クリスチャン・ゲルハーヘル(バリトン)
    MDR 放送合唱団  ゲヴァントハウス合唱団 ゲヴァントハウス児童合唱団
    収録:2015年12月31日 ゲヴァントハウス・コンサートホール(ライヴ)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ACC 70497DVD
(3DVD)
¥6400→\5990

 現役最高齢指揮者の一人、巨匠ブロムシュテットがエネルギッシュに振るベートーヴェン映像集がセット化!

 映像監督:ウテ・フォイデル/プロデューサー:パウル・シュマツニー
 (3Blu-ray)画面:1080i,16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS-HD MA5.1、字幕(ドキュメンタリー):独英仏韓日、リージョン:All
 (3DVD)画面:NTSC,16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、字幕(ドキュメンタリー):独英仏韓日、リージョン:All

 2015年末から2016年6月にかけて行われたブロムシュテット指揮ゲヴァントハウス管によるベートーヴェン演奏集の映像3部作がセット化されました。ブロムシュテットは2019年7月に92歳を迎えてもなお精力的に指揮活動を行い、ゲヴァントハウス管をはじめ、NHK 交響楽団、バンベルク交響楽団など世界中を飛びまわり、年間約80回のコンサートを指揮しています。年齢を感じさせないエネルギッシュな指揮ぶり、清新で覇気に満ちた演奏が収録されています。

 ヴァイオリンにイザベル・ファウスト、チェロにジャン=ギアン・ケラス、そしてピアノにはマルティン・ヘルムヒェンと屈指のソリストが集結したトリプル・コンチェルト。ブロムシュテットの小気味良いテンポと冴えわたる表現、重厚かつ細部を積み重ねるゲヴァントハウス管の確かなサウンドが素晴らしい演奏を聴かせる「運命」。そして抒情性に満ち、生命力あふれる「田園」、緊張感と推進力で聴く者の心を掴む第7番、ブロムシュテットの長い腕を大きく広げる指揮姿は溌剌としたエネルギーを感じます。
 さらに2015年大晦日に行われたゲヴァントハウス管の伝統でもある「年末の第九」。ソリスト陣も豪華で、スロヴァキア出身のソプラノ歌手シモナ・シャトゥロヴァー、世界に誇る日本人メゾ藤村実穂子、名指揮者たちからの指名も多いテノール、クリスチャン・エルスナー、 21世紀における"フィッシャー=ディースカウの後継者" とも言われるドイツ出身のバリトン、クリスチャン・ゲルハーヘルといった顔ぶれです。






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C MAJOR(映像)




74 9204
(Blu-ray)
¥5000→\4690

佐渡裕(指揮)、トーンキュンストラー管弦楽団
 グラフェネック音楽祭〜真夏の夜のガラ・コンサート2018

 ロッシーニ:歌劇『泥棒かささぎ』より序曲
 ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より"清きアイーダ"
 ベッリーニ:歌劇『清教徒』より"やさしい声が私を呼んでいた‛&いらっしゃい愛しい人"
 オッフェンバック:ジャクリーヌの涙 op.76
 ベルリオーズ:『ファウストの劫罰』〜ハンガリー行進曲(ラコッツィ行進曲)
 ポッパー:ハンガリー狂詩曲op.68
 ヒメネス/ ニエト:サルスエラ『セビリアの理髪師』より"皆が私を別嬪と呼ぶ"
 バーンスタイン:『ウェスト・サイド・ストーリー』より"マリア"
 バーンスタイン:オーケストラのためのディヴェルティメントよりワルツ
 アルディーティ:くちづけ
 ヴェルディ:歌劇『アイーダ』よりバレエ音楽
 プッチーニ:歌劇『トスカ』より"星は光りぬ"
 ヴェルディ:歌劇『ラ・トラヴィアータ』より"パリを離れて"
 エルガー:行進曲「威風堂々」第1番ニ長調よりop.39


   佐渡裕(指揮)、トーンキュンストラー管弦楽団、プリティ・イェンデ( ソプラノ)、
   ジョセフ・カレヤ(テノール)、ハリエット・クリーフ( チェロ)

KKC 9415
(Blu-ray)
輸入盤・
日本語帯・解説付
¥5000+税
74 9108
(DVD)
¥3500→\3190
KKC 9416
(DVD)
輸入盤・
日本語帯・解説付
¥4000+税

 夏の夜のお祭り!佐渡裕率いるトーンキュンストラー管によるグラフェネック音楽祭、真夏の夜のガラ・コンサート2018

 収録:2018年6月22日ヴォルケントゥルム野外劇場、グラフェネック(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:1080i/HD、16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.0、字幕:伊英独仏韓日、リージョン:All、76分
 (DVD)画面:NTSC、16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.0、字幕:伊英独仏韓日、リージョン:All、76分
 映像監督:ハイデリンデ・ハシェク

 トーンキュンストラー管弦楽団の本拠地のザンクト・ペルテンで行われるグラフェネック国際音楽祭。2015 年からは同楽団の音楽監督佐渡裕も登場し華やかな音楽祭を盛り上げています。
 この映像は2018 年6 月に行われたオープニング・ガラ・コンサートのライヴ映像。
 2018年は、生誕100周年を迎え佐渡裕ともゆかりの深いバーンスタインと、没後150 年のロッシーニの作品を中心に、豪華ソリストを迎えたプログラム。艶のある抒情的な歌声が魅力のマルタ島出身のテノール歌手、ジョセフ・カレヤ。いま飛ぶ鳥を落とす勢いの南アフリカ出身のソプラノ、プリティ・イェンデ。そしてオランダの新星チェリスト、ハリエット・クリーフという顔ぶれで音楽祭の幕開けを盛り上げています。
 最後は、音楽祭恒例のアンコール曲エルガーの「威風堂々」と盛大な花火とともに、華麗に締めくくられました。

 また国内仕様盤には初回特典として佐渡裕のサインが付属する予定です。




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EURO ARTS(映像)



20 64304
(Blu-ray)
¥5000→\4690
ジルヴェスター・コンサート2018
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第26番ニ長調「戴冠式」KV537
 ラヴェル:
  スペイン狂詩曲、道化師の朝の歌、
  亡き王女のためのパヴァーヌ、ボレロ
 ビゼー:カルメン組曲第1番より(抜粋)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮・ピアノ)
20 64308
(DVD)
¥3500→\3190

 毎年大晦日恒例のベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート、2018年はバレンボイムが弾き振りで登場!

 収録:2018年12月31日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:1080i/Full HD,16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.0(24bit/96kHz)、リージョン:All、95分
 (DVD)画面:NTSC,16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.0、DTS5.0、リージョン:All、95分
映像監督:トルベン・ヤコブセン

 2018年の年末に行われたベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサートの映像が発売されます。ラトルが2018年6月に16年務めた首席指揮者を勇退し、キリル・ペトレンコが就任するまでの1年は首席指揮者不在で迎えた2018/19 シーズン。
 その年末を飾るコンサートで指揮者を務めるのはダニエル・バレンボイムです。
 前半ではモーツァルトのピアノ協奏曲第26番《戴冠式》を弾き振りし、その後ラヴェルの管弦楽作品《スペイン狂詩曲》、《道化師の朝の歌》、《亡き王女のためのパヴァーヌ》、《ボレロ》を演奏。「スペイン」がモチーフになっているラヴェルの作品をバレンボイムは、それらをひとつのスペイン風交響曲として演奏しています。またアンコールのビゼーの《カルメン》組曲もスペイン情緒あふれ、大晦日らしい盛り上がりをみせています。またブルーレイはハイレゾ音声(24bit/96k)で収録されており、より鮮明で臨場感のあるサウンドを楽しむことができます。






















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