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≪第103号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2019/8/6〜





第103号
8/9(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HMF



HAF 8902622
(3CD+
1ボーナスDVD)
特別価格
¥4400→\3990
ボーナスDVD つき特別価格限定盤
 クリスティ率いる『ポッペアの戴冠』、2018年ザルツブルク音楽祭

 モンテヴェルディ(1567-1643):歌劇『ポッペアの戴冠』
  ≪ボーナスDVD≫演出・振付:ヤン・ロワース
ポッペア:ソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ)、
ネローネ:ケイト・リンゼイ(メゾ・ソプラノ)、
オッターヴィア:ステファニー・ドゥストゥラック(メゾ・ソプラノ)、
オットーネ:カルロ・ヴィストリ(カウンターテナー)、
セネカ:レナート・ドルチーニ(バリトン)、
ドゥルシッラ:アナ・キンタンス(ソプラノ)、
乳母:マルセル・ビークマン(テノール)、
アルナルタ:ドミニク・ヴィス(カウンターテナー)、
フォルトゥーナ:テマラ・バンジェセヴィッチ(ソプラノ)、
ヴィルトゥ:アナ・キンタンス(ソプラノ)、
アモーレ:レア・デァンドル(メゾ・ソプラノ)、
ウィリアム・クリスティ(指揮・チェンバロ)、
レザール・フロリサン   

 超充実の歌唱陣、そして極上の器楽パート!クリスティ率いる『ポッペアの戴冠』、2018年ザルツブルク音楽祭でのライヴ録音。ボーナスDVD つき特別価格限定盤!

 録音:2018年8月、ザルツブルク音楽祭/ボーナスDVD 収録:2018年8月、ザルツブルク音楽祭/NTSC、PCM STEREO 2.0 & 5.1、3CD : 3h06'38、DVD : 3h15'41

 クリスティが「この世でもっとも素晴らしい作品のひとつ」と語るモンテヴェルディの傑作『ポッペアの戴冠』。クリスティにとって初録音の演奏が、超豪華キャストで登場。2018年ザルツブルク音楽祭で絶賛された演奏です。

 独裁者ネローネが魅力的なポッペアと恋に落ち、妻(オッターヴィア)などすべての障害を取り除き、二人は結ばれるという、清く正しい者が勝つというわけではない非道徳的といっても過言ではないストーリーにも関わらず、その音楽があまりに素晴らしく、今なお人を引き付けてやまない魅力に満ちた『ポッペアの戴冠』。
 クリスティはチェンバロを弾きながら指揮をし、軽やかでありながら、物語のドラマティックさを最大限引き出しています。
 器楽アンサンブルは16名、上演では、舞台に設えられたピットに二手に分かれて配置され、重要なパートの時には立ち上がって演奏するなど、歌い手たちと同様あたかも登場人物のように演奏しています。

 歌唱陣はポッペアにブルガリア出身で2010年ドミンゴ主催の「オペラリア」で優勝し世界で活躍する歌姫ソーニャ・ヨンチェヴァ。ネローネには2019年9月にはハーディング指揮ベルリン・フィルのベルリオーズ「ロミオとジュリエット」に出演予定、さらに10月にはウィーン国立歌劇場「ナクソス島のアリアドネ」にも作曲家役で出演予定のアメリカ出身の急上昇歌手、ケイト・リンゼイ。
 他にもクリスティ「声の庭」出身の歌手など、望みうる最高の歌手たちが結集しています。
 全体を通して歌唱陣は抜群の安定と余裕すら感じさせ、器楽パートも文句なしの超充実の演奏。美しい通奏低音も印象に残ります。
 第3幕のオッターヴィアの「さらば、ローマよ」の通奏低音と歌い手の一体感は息をのむ美しさ。

 レザール・フロリサン創立40周年記念セットとして、巨匠ヤン・ロワースによる演出・振付の舞台をおさめた映像が特典として付属します(NTSC, 日本語字幕なし)。
 ヤン・ロワースは「ニードカンパニー」を創立した、ベルギーの演劇界の革新的巨匠。この舞台でもニードカンパニーのダンサーもソロで登場し、また、常に多数のダンサーが動いたり、ダンサーと歌手達が官能的な踊りを展開する映像がスクリーンに映写されたりと、ロワースらしい演出となっています。
 ドミニク・ヴィスの相変わらずの達者な演技にも注目です。

 ■クリスティ&レザール・フロリサン来日情報
 ヘンデル:「メサイア」
 2019 年10月12日(土)いずみホール/10月13日(日)愛知県芸術劇場/10月14日(月・祝)東京オペラシティ

 
HMM 902601
¥2700
バロック・オーボエ奏者レフラーと
 ベルリン古楽アカデミーによるC.P.E.バッハ

  C.P.E.バッハ:
   (1)オーボエ協奏曲 変ホ長調 .468, Wq. 165
   (2)管楽器、弦と通奏低音のためのシンフォニア
    ヘ長調 H.656, Wq.181
   (3)オーボエ協奏曲 変ロ長調 .466, Wq.164
   (4)2つのオーボエ、2つのホルン、弦と通奏低音のための
    シンフォニア ト長調 H.655, Wq.180
ベルリン古楽アカデミー
クセニア・レフラー(オーボエ(1)(3))

 超絶技巧炸裂!名バロック・オーボエ奏者レフラーとベルリン古楽アカデミーによるC.P.E.バッハ

 18世紀中頃、「真の天才」C.P.E.バッハに魅了されていたベルリンの聴衆たちは、彼の書く協奏曲を貪欲に聴いていました。
 これらの作品はソリストに超絶技巧と高度にバランスのとれた音楽性を要求する難曲ばかりですが、ここではベルリン古楽アカデミーのオーボエ奏者であるレフラーが、仲間たちの強力にして万全な共演を得て、素晴らしいソロを展開しています。

 ■ベルリン古楽アカデミー 2019年日本公演スケジュール
  J.B.バッハ:管弦楽組曲 第1番 ト短調
  C.P.E.バッハ:オーボエ協奏曲 変ロ長調 Wq.164
  G.F.ヘンデル:カンタータ HWV99「愛の妄想 ─あの宿命の日から─」
  (ソプラノ:ゾフィー・カルトホイザー)
   9月26日(木) 19:00 名古屋 電気文化会館ザ・コンサートホール
   9月28日(土) 14:00 兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール
   9月29日(日) 15:00 東京 トッパンホール 
   9月30日(月) 19:00 東京 武蔵野市民文化会館小ホール





AVIE


AV 2403
¥2500
グリーグ:リリック・ミュージック クレア・ブース(ソプラノ)
クリストファー・グリン(ピアノ)
 白と赤のバラ EG137/ノルウェーの旋律(抒情小曲集第1巻 Op.12より)*/
 民謡(抒情小曲集第1巻 Op.12より)*/
 待つうちに(小舟にて)(ヴィルヘルム・クラーグの5つの詩 Op.60より)/
 風の精(抒情小曲集第7巻 Op.62より)*/
 睡蓮に寄せて(ヘンリク・イプセンの6つの詩 Op.25より)/蝶々(抒情小曲集第3巻 Op.43より)*/
 メロディ(抒情小曲集第4巻 Op.47より)*/王女 EG133/秘めた愛(6つのロマンス Op.39より)/
 家路(抒情小曲集第7巻 Op.62より)*/歌曲集 《ハウグトゥッサ(山の娘)》 Op.67/
 夢想(抒情小曲集第7巻 Op.62より)*/君を愛す(H・C・アンデルセンの詩による「心の歌」 Op.5より)/
 わたしが死ぬとき(秋の別れ)(悲歌的な詩 Op.59より)/希望にみちて(5つの詩 Op.26より)/
 過ぎ去った日々(抒情小曲集第6巻 Op.57より)*/若い花嫁の棺のそばで(6つのロマンス Op.39より)/
 鐘の音(抒情小曲集第5巻 Op.54より)*/詩集の一節(ヘンリク・イプセンの6つの詩 Op.25より)/
 アリエッタ(抒情小曲集第1巻 Op.12より)*

 (*=ピアノ・ソロ)

 クレア・ブースが歌うグリーグの多彩で抒情的な小品集

 ☆「グレインジャーの民謡集」に続く、クレア・ブースとクリストファー・パーヴェスの共同プロジェクト!
 ☆グレインジャーと親交を結んだグリーグの抒情的作品集!

 クレア・ブースは、ロイヤル・オペラ・ハウス、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ウェールズ・ナショナル・オペラなど英国の主要オペラ・ハウスで活躍し、舞台、コンサートの両面で幅広いレパートリーを披露、2016年10月には「没後20年 武満徹 オーケストラ・コンサート」で来日公演も行ったイギリスのソプラノ歌手。
 グラミー賞受賞歴も誇るピアニスト&名盤奏者のクリストファー・グリンがクレア・ブースと共演したパーシー・グレインジャーの民謡集(AV 2372)の続編となるグリーグのレコーディングが登場。

 ノルウェーの民俗音楽に関心を寄せたグレインジャーとは、1906年にロンドンで出会い親交を深めたグリーグ。
 明るく無邪気な若々しさから秋の夕暮れを彩った作品まで、多彩で抒情的な声楽作品とピアノ・ソロのためのきらめく小品。
 グリーグ自身が妻ニーナとの多くのリサイタル・ツアーで一緒に演奏したプログラムを含んでいます。

 ※録音:2018年10月&2019年5月、ポットン・ホール(サフォーク)



 

AV 2401
¥2500
...ノーバディ・ムーヴ...
 ニュー・ギャラリー・コンサート・シリーズのための委嘱&初演作品集
サラ・ボブ(ピアノ)
  ランドール・ウールフ(b.1959):...ノーバディ・ムーヴ...(ピアノ独奏のための)
  ジョナサン・ベイリー・ホランド(b.1974):調和の親交
  デイヴィッド・ラコフスキ(b.1958):
   前奏曲第18番「マインド・ザ・ギャップ」、前奏曲第51番「Wayo」、前奏曲第48番「チーター」
  カーティス・K.ヒューズ:
   組曲第1番(ピアノ独奏のためのVestibulationsより)、
   アヴォイダンス・タクティクス第1番(ピアノとエレクトロニクスのための)
  リー・ハイラ(1952−2014)(サラ・ボブ編曲):ソロ・カデンツァ集(マイ・ライフ・オン・ザ・プレインズより)
  リウ・シャウポン(b.1979):ネヴァー・ハズ・ビーン・イェット
   (ヴォーカライジング・ピアニストのための)

 サラ・ボブは多くの現代の作曲家の音楽を世界に紹介してきたピアニスト。
 サラ・ボブが20年前にボストンを拠点に設立したニュー・ギャラリー・コンサート・シリーズのために委嘱された6人の作曲家のコレクション。ランドール・ウールフの「...nobody move...」を除く全曲が世界初録音。

 ※録音:2014年〜2019年




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ONYX

OPWBOX 01
(3CD)
¥3000→\2690
ピーター・ウィスペルウェイ 〜
 コンチェルト・レコーディングス
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、
金聖響(指揮)、フランダース交響楽団、
ジェフリー・テイト(指揮)、シドニー交響楽団
  ●CD1〜
   ウォルトン:チェロ協奏曲*/ブロッホ:無伴奏チェロ組曲第1番/
   リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ/
   ウォルトン:無伴奏チェロのための10のパッサカリア/
   ブリテン:無伴奏チェロ組曲第2番より シャコンヌ
     ジェフリー・テイト(指揮)*、シドニー交響楽団*
     ※録音:2007年8月、シドニー・オペラ・ハウス(オーストラリア/ライヴ)*/
      2008年8月、オンデル・デ・リンデン(オランダ)
  ●CD2〜
   ブリテン:チェロ交響曲 Op.68*/無伴奏チェロ組曲第1番 Op.72
     金聖響(指揮)*、フランダース交響楽団*
     ※録音:2009年11月29日デ・シンヘル(ベルギー/ライヴ録音)*/2010年1月21日、メノー派教会(オランダ)
  ●CD3〜
   ラロ:チェロ協奏曲ニ短調/
   ベルリオーズ:劇的交響曲 《ロメオとジュリエット》 より 愛の情景/
   サン=サーンス:チェロ協奏曲第2番ニ短調 Op.119
     ※録音:2012年12月5日、9日、11日、デ・シンヘル(ベルギー)
 
 【日本限定】 ピーター・ウィスペルウェイ!協奏曲名盤3枚をセットにした完全限定BOX!

 ☆日本完全限定企画!
 ☆ピーター・ウィスペルウェイの協奏曲アルバム3つをセットにした待望のコンチェルト・レコーディング。

 Channel ClassicsからOnyxへと移籍したチェロの超人ピーター・ウィスペルウェイが録音したこの3つのアルバム、「ウォルトン」、「ブリテン」、「ラロ&サン=サーンス」の協奏曲録音(+いくつかの無伴奏チェロ作品)がセットなったお買い得BOXセットです。

 ※日本限定企画、完全数量限定のため、ご注文数が限定数を上回った場合は、誠に勝手ながら弊社にて配分とさせていただきます。今回のお得な機会に、ぜひともご注文をご検討ください!





SIGNUM CLASSICS


SIGCD 595
¥2400
ナウ・マイ・ウィ・シンゲン 〜
 アドヴェントとクリスマスのための音楽
ウェストミンスター・スクール聖歌隊
ティモシー・ガラード(指揮)
ベン・ブロー(オルガン)
  マシュー・マーティン:Novo profusi gaudio/
  ジュディス・ウィアー:Drop down, ye heavens, from above/
  ヘンリー・ジョン・ガントレット(オドンネル編曲):ダビデの村に/
  ジェームズ・マクミラン:おお、光り輝く夜明け/
  ギレーヌ・リース=トラップ:アレルヤ!ア・ニュー・ワーク・イズ・カム・オン・ハンド/
  アンドルー・カーター:マリアのマニフィカト/
  ジョン・タヴナー:Ex Maria Virgine: Ave rex angelorum/
  イングランドの伝承曲(ウィルコックス編曲):天なる神には/
  リチャード・アラン:おねむりなさい、いとしい子よ/
  セシリア・マクドウォール:ナウ・マイ・ウィ・シンゲン/
  ジョン・ラッター:ブリスの王/
  イングランドの伝承曲(ヴォーン・ウィリアムズ編曲):ああベツレヘムよ/
  エリザベス・ポストン:イエス・キリスト りんごの木/
  ロクサンナ・パヌフニク:天使の歌〜イエス・キリストは生まれた/
  リチャード・ウィウバーフォース:My musick shine/
  メンデルスゾーン(ウィルコックス編曲):天には栄え/
  ウィリアム・マティアス:Sir Christemas/
  アレグザンダー・キャンプキン:眠れ、聖なる幼子よ/
  作者不詳(ウィルコックス編曲):神のみ子は今宵しも

 1560年に設立され、その起源は14世紀初頭のウェストミンスター寺院ベネディクト会修道院にまで遡るという歴史あるパブリックスクール、ウェストミンスター・スクールの聖歌隊が歌う、アドヴェント(キリストの降誕を待ち望む期間)とクリスマスのための音楽。

 ※録音:2018年1月、キーブル・カレッジ礼拝堂(オックスフォード)




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ALPHA



ALPHA544
\2600→\2390
フランス・エヴィアンのホール「ラ・グランジュ・オ・ラック」での音楽祭、
    「ランコントル・ミュジカル・デヴィアン」2018年ライヴ
サロネン(指揮)、シンフォニア・グランジュ・オ・ラック/
 曲は「英雄」!

 1.リヒャルト・シュトラウス:メタモルフォーゼン
 2-5.ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」
エサ・ペッカ・サロネン(指揮)
シンフォニア・グランジュ・オ・ラック
NYCX-10090
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税

 毎年夏にフランスはエヴィアンで行われる音楽祭、「ランコントル・ミュジカル・デヴィアン」2018年のライヴ。
 この音楽祭はダノンの創業者アントワーヌ・リブーにより始められ、彼の友人であったロストロポーヴィチを音楽監督に招き、やがてヨーロッパ屈指の音楽祭へと成長しました。
 パトリック・ブシャンの設計により1993年に竣工したホール「ラ・グランジュ・オ・ラック」は、巨大な穀物倉庫を思わせる木の外観がまず目を引きますが、内装まで木材で出来ており、ステージ後方の白樺の装飾も相まって、森の中にいるような、あるいは日本の古い劇場にも通じるような温かい作りとなっています。またそれはあたかもチェロの内部にいるようでもあり、天井一面に貼られたアルミ板が唯一の反響素材として、素晴らしい音響を作り出しています。

 このホールに2018年、ヨーロッパ各地の有名オーケストラから優秀な奏者が集まった新しいオーケストラが誕生し、音楽祭の終盤にその結成コンサートがサロネンの指揮により開催されました。
 このアルバムはその時の模様を収録したライヴで、ベートーヴェンの「英雄」をメインに、その葬送行進曲の動機を用いたリヒャルト・シュトラウスの沈痛な「メタモルフォーゼン」を収録。
 木のホールの豊かな響きを深く呼吸するような温かみと大きなスケール、若々しい切れ味を併せ持った快演です。
  録音:2018年7月、ラ・グランジュ・オ・ラック、フランス、エヴィアン

 


 ホール「ラ・グランジュ・オ・ラック」。これは・・・行ってみたい・・・




  
 


ALPHA546
\2600
LANDSCAPES
 
1.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.9
 モンポウ:風景
  2.I 泉と鐘 3.II 湖 4.III ガリシアの馬車
 5.スカルラッティ/カール・タウジヒ(1841-1871)編:ソナタ ホ長調 K.20 カプリッチョ
 6-8.シューベルト:ソナタ 第13番 イ長調 D.664
 9.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.96
 アルベニス:イベリア 第1巻
  10.I エボカシオン 11.II 港 12.III セビリアの聖体祭
 13.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.322
アンドリュー・タイソン(ピアノ)
NYCX-10091
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税

 カーティス音楽院でクロード・フランクに、ジュリアード音楽院でロバート・マクドナルドに師事したタイソン。
 その個性的な解釈で知られますが、聴く者にふと何かを気づかせるような演奏に惹かれ、日本をはじめ世界中にファンを増やしています。
 Zig Zag Territoroisからのショパン(ZZT347)、ALPHAからのラヴェルとスクリャービン(ALPHA277)に続く3枚目のアルバムが登場。
 上野の東京国立博物館で絵画を観ていた時、突然、モンポウの静寂を改めて理解した…という経験が発展し、スペイン、そして風景をテーマとした今回のアルバムの構想が出来たということです。
 収録作品の多くは、2018年秋の来日リサイタルでも披露されたもの。
 スペイン(カタルーニャ)の作曲家であるモンポウ、アルベニスをはじめ、後半生をマドリードで送り当地で多くのソナタを残したスカルラッティを収録。二十代前半のシューベルトが上オーストリアを旅行中に作曲した、田園地帯の風景を思わせる美しいソナタ第13番を軸に、そのほかの作品がシンメトリーに配された、タイソンらしく考えられた構成となっています。
  録音:2019年3月 テルデックス・スタジオ
 
 


ALPHA438
\2600
アッレーグリの「ミゼレーレ」
 アッレーグリがいかに同時代人モンテヴェルディのバロックな音世界の近くにいたか

 1-5) ミゼレーレ(神よ、わたしを憐れんでください) アッレーグリ
 6) 翼のある伝令が ロッシ
 7) これほどまでに甘美な苦しみ モンテヴェルディ
 8-10) 主よ、どうかあなたの激しい怒りを 作者不詳
 11) わたしたちの命は短い マッツォッキ
 12) シンフォニア〜『天国の劇』より アッバティーニ
 13-14) 誰が無垢なる日々を取り戻し得ようか マラッツォーリ
 15) アリエッタ「ああ、かくも強く眠りが」 マラッツォーリ
 16) マリア、なぜ泣いているのですか モンテヴェルディ&コッピーニ
 17) 過越の祝いに モンテヴェルディ&プローフェ

クラウディオ・モンテヴェルディ(1567〜1643)
 アクィリーノ・コッピーニ(生年不詳〜1629)
 グレゴリオ・アッレーグリ(1582〜1652)
 アンブロージオ・プローフェ(1589〜1661)
 ドメーニコ・マッツォッキ(1592〜1665)
 アントニオ・マリア・アッバティーニ(1595〜1679)
 ルイージ・ロッシ(1597〜1653)
 マルコ・マラッツォーリ(1619〜1662)
デボラ・カシェ、マルト・ダヴォ(ソプラノ)
エヴァ・ザイシク(メゾソプラノ)
アナイス・ベルトラン(アルト)
ニコラス・スコット、
ヤン・ファン・エルサッケル(テノール)
マルク・モイヨン、ブノワ・アルヌー(バリトン)
ヴィルジル・アンスリ(バス)

ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
ミラ・グロデアヌ、フィオーナ=エミリー・プパール(ヴァイオリン)
アドリアン・マビール(木管コルネット)
ルカス・ペレス(リローネ)
フランソワーズ・エノク(ヴィオローネ)
サラ・アゲダ(バロックハープ)
マルアン・マンカル(オルガン)
ヴァンサン・デュメストル(テオルボ&総指揮)
NYCX-10093
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税

 Alphaレーベルを創設期から盛り上げてきたフランス随一の古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク待望の新譜……久々の本格的なイタリア・バロック新録音です。
 中心をなす演目は、アッレーグリの『ミゼレーレ』——モーツァルトが暗記して記譜するまで楽譜が門外不出だったことで知られるこの作品に、可能なかぎり17世紀に書かれた当初の響きで迫ろうとするうち、プログラムはいつしかイタリア初期バロック最大の音楽拠点でもあったローマの作曲家たちの世界へ。

 微妙な半音階や暗喩的な音使いが驚くほど官能的な、なまめかしい音で信仰心をかきたてる初期バロック特有の音世界がいかに魅力的か、肌感覚で伝わる至芸を存分に味わえます。

  録音デビュー当初から重点的にイタリア初期バロックの知られざる音世界を探り、2003年の『ノヴァ・メタモルフォージ』で17世紀ミラノの独特なア・カペラ教会音楽世界に迫ってみせたル・ポエム・アルモニーク、今回のメンバーには初期からの腕利き器楽陣に加え、声楽パートは長年の演奏仲間であるブノワ・アルヌーやヤン・ファン・エルサッケルらだけでなく、近年ますます躍進めざましいエヴァ・ザイシクのようなソリストも!
 アッレーグリがいかに同時代人モンテヴェルディのバロックな音世界の近くにいたか、当時の宗教的替歌なども織り込みながら聴かせる注目のプログラムです。

  録音:2018年6月、ボーム=レ=メシュー大修道院跡
   【国内盤】解説・歌詞日本語訳:白沢達生
 




AVANTI



AVA10592
\2700
「明日!」
シューベルト、ブラームス、リヒャルト・シュトラウス作品集

 1.リヒャルト・シュトラウス/レーガー編曲:「明日!」 Op.27-4
 2.ブラームス/レーガー編曲:ポコ・アレグレット
  (交響曲第3番 ヘ長調 Op.90 第3楽章)
 シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
  3.I モルト・モデラート
  4.II アンダンテ・ソステヌート
  5.III スケルツォ アレグロ・ヴィヴァーチェ・コン・デリカテッツァ
  6.IV アレグロ・マ・ノン・トロッポ
 7.ブラームス/レーガー編曲:アンダンテ・ソステヌート
   (交響曲第1番 ハ短調 Op.68 第2楽章)
エフゲニ・ボジャノフ(ピアノ/Shigeru Kawai SK-EX)
NYCX-10095
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税

 【来日記念盤!ボジャノフが誘うドイツ・ロマン派の旅】
 
 ブルガリアに生まれ、2008年リヒテル国際ピアノ・コンクール優勝、2010年エリザベート王妃国際ピアノコンクール第2位、同年ショパン国際ピアノコンクール第4位入賞という輝かしい経歴を持ち、アルゲリッチをはじめとした世界中のアーティストからの称賛を受けているボジャノフ。
 来日経験も豊富で日本にも多くのファンを持つ彼が、「Shigeru Kawai」の音色に合わせて選曲したというドイツ・ロマン派の作品集です。
 振幅の大きい緩急の中にも穏やかな諦観を湛えた表現が惹きつけるシューベルトの最後のソナタを中心に、レーガーが編曲したブラームスとリヒャルト・シュトラウスの名曲を併せ、しっとりと聴かせています。

 日本語解説はオリジナルのブックレットにも掲載されておりますが、国内盤にはさらに追加解説を添付予定。

 録音:2017年11月21-23日 キャンパス44、クレーフェルト、ドイツ

 日本語解説・国内盤追加解説

  高坂はる香



【来日情報】
 2019年9月27日(金)19:00- 浜離宮朝日ホール(東京) リサイタル
 <予定曲目>
  スカルラッティ:ソナタより ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
  ブラームス/レーガー編:交響曲第1番 第2楽章 リスト:ピアノ・ソナタ
 2020年1月30日(木)18:45- 愛知県芸術劇場 コンサートホール (愛知県)
  <予定曲目>ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
 2020年1月31日(金)、2月1日(土) 15:00-(両日とも) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール (兵庫県)
  <予定曲目>ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
 



 

CARPE DIEM


CD-16308
\2700
〔旧譜〕
Quando cala la notte 夜のとばりが降りる頃-16世紀初頭の歌と器楽
コリーナ・マルティ&エネア・ソリーニ:リサイタル

 1.ジューリオ・セーニ(1498-1561):リチェルカーレ
 2.マルケット・カーラ(1465-1525):ああ、心よ、ああ、頭よ
 3.フィリップ・ヴェルドロ(1485頃-1532頃 1552以前):逃げよ、逃げよ、わが心
 4.エリアス・デュプレ(1507頃活躍):私の可愛いコキジバト
 5.アンドレア・アンティーコ(1480-1538頃):大胆な私の欲望
 6.作者不詳:レチェルカーダ
 7.作者不詳:パヴァーナのサルタレッロ-コーダ
 8.カーラ:甘美な笑顔から私の希望が生まれる
 9.セバスティアーノ・フェスタ(1490頃-1524):おお、散り散りの歩み
 10.作者不詳:リプレーサ
 11.作者不詳:あなたは不当に私を苦しめる
 12.ジャコモ・フィリアーノ(1648-1548):リチェルカーレ
 13.イオアネス・リュリヌス・ヴェネトゥス(16世紀初期):地平線に金髪のアポロが現れる
 14.ニコラウス・クラコヴィエンシス(16世紀前半):Alijec Nademna Venus
 15.ミケーレ・ペセンティ(1470-1528):ああ、誰が私に知らせてくれるのか
 16.マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ(1490-1560):
    奥様、私の心はあなたのもの
 17.作者不詳:パヴァーナ-サルタレッロ-コーダ
 18.フォリアーノ:レチェルカーダ
 19.アンティーコ:陽の衣をまといし美しき乙女
 20.トロンボンチーノ(1470-1534以降):
    ここへ私はやって来た、あなたへの愛のために!
コリーナ・マルティ(チェンバロ)
エネア・ソリーニ(テノール)…2.4.8.11.13.15.20

 西山まりえと共演したアルバム「中世の四季(KCD2056)」で優美な中世音楽を聴かせたスウェーデンのチェンバロ奏者コリーナ・マルティ。
 このアルバムではルネサンス音楽を専門に演奏しているグループ「Urbino Bella Gerit」に参加するテノール歌手エネア・ソリーニとともに、16世紀初頭の“イタリアの歌と鍵盤作品”を披露。独奏曲と歌がバランス良く配置されており、技巧的なチェンバロの響きと美しい歌声をお楽しみいただけます。
 録音 2015年1月 Schloss Beuggen, Germany
  
 

CD-16309
\2700
〔旧譜〕
ティミオス・アトザカス:ウードのための作品集
 1.アトザカス:ナーダ
 2.アトザカス:メロス
 3.アトザカス:ブー=ドゥー
 4.サティ:グノシエンヌ 第1番(T.アトザカスによるウードとマリンバ編)
 5.ケメンチェジ・ニコラキ:ディアルプルス
  (T.アトザカスによる室内アンサンブル編)
 6.アトザカス:Lost Dervish
 7.アトザカス:Epua(Ballast)
 8.アトザカス:テルツィア
ティミオス・アトザカス(ウード)/
アヴゲリーニ・ガツィ(ヴォーカル)
ジェイムズ・ワイリー
 (サクソフォン/リラ)/ニコス・パラウラキス(ネイ/マントゥーラ)
エレクトラ・ミラドー(チェロ/ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ディミトリス・ザカラキス(マリンバ/パーカッション)
コスタス・アナスタシアディス(ドラムス/パーカッション)
 
 ギリシャ出身のウード奏者・作曲家ティミオス・アトザカスのデビュー・アルバム。ウードとはリュート属に分類される撥弦楽器で、中近東(特にイラク)で重用されています。
 このアルバムではアトザカス自身がアレンジメントした作品が演奏されていますが、全く違う音楽に変貌した「グノシェンヌ」のように、どの曲もヨーロッパのジャズや東洋の伝統を感じさせる斬新な響きに仕上がっています。
 全編に渡りウードの超絶技巧が用いられており、それを取り巻くアンサンブルもユニークな音色で彼の音を支えています。
  録音 2015年4月、Aghios Lavrendios, Greece
  
 

CD-16313
\2700
〔旧譜〕
En El Amor
歌とセルパンのための室内楽曲集

 1.サラエボ伝承:Madre un manseviko
 2.テッサロニキ伝承:Buenas noches Hanum Dudu
 3.ボスニア民謡(J.フローリー編)Ken kere tomar konsejo
 4.サラエボ伝承:La Tore
 5.ボスニア=ヘルツェゴビナ伝承:Anderleto
 6.ボスニア=ヘルツェゴビナ伝承:Porke yoras
 7.サラエボ伝承:Noches noches, buenas noches
 8.サラエボ伝承:Ken ez esto
 9.イスタンブール伝承:Poko le dash la mi konsuegra
 10.テッサロニキ伝承:Lavaba la blanca nina
 11.サラエボ伝承:Durme durme
 12.ゴダール&カグウィン:En El O
 13.イズミール伝承:Oh! que tiempo muy hermozo
 14.ソフィア民謡:Oy ke buena ke fue la ora
ナターシャ・ミルコヴィチ(ヴォーカル)
ミシェル・ゴダール(セルパン)
ジャロッド・カグウィン(パーカッション)

 ミシェル・ゴダール(セルパン)とジャロッド・カグウィン(パーカッション)、2人の名手とボスニアの歌手ナターシャ・ミルコヴィチによる魅力的なアルバム。
 3人は歴史あるボスニア地域の伝承曲に実験的なアレンジを加えることで、時間、文化、伝統を全て超越した新しい作品へと生まれ変わらせることに成功。聴き手の耳に郷愁と興奮をもたらします。
  録音 2017年2月 Former synagogue of St. Polten, Austria
  
 

CD-16314
\2700
〔旧譜〕
The Wind Rose 風配図
 1.ヨハンセン:海への情熱
 2.アリアンナ・サバール:チニータのラメント
 3.伝承曲:シェナンドー
 4.アリアンナ・サバール:キャロランの組曲
 5.伝承曲:スカボロー・フェア
 6.アンリ・ル・バイイ(生年不詳-1637頃):私は狂気
 7.伝承曲:フィッシャーのホーンパイプ
 8.伝承曲:海軍軍人
 9.伝承曲:ハウス・カーペンター
 10.アリアンナ・サバール:めでたし、海の星よ
 11.伝承曲:さよなら、恋人よ
 12.伝承曲:Ta mi sgith
 13.アリアンナ・サバール:Canco de bressol de la mar
 14.ヨハンセン:最後の航海
ヒルンド・マリス(アンサンブル)
【メンバー】
アリアンナ・サバール
 (ソプラノ/バロック・トリプル・ハープ/ロマンティック・ハープ)
ペッテル・ウトランド・ヨハンセン
 (テノール/ハーディングフェーレ/
  バロック・ヴァイオリン/マンドリン)
ミハル・ナジ(ギター)
スヴェイヌング・リルヘーラー(ギター/ドブロ)
ミケル・アンヘル・コルデロ(コラシオーネ/コントラバス)
デヴィッド・マヨラル(パーカッション)

 バロック・ハープ奏者アリアンナ・サバール(サヴァール)が率いるアンサンブル“ヒルンド・マリス”によるCarpe Diemレーベル3枚目のアルバム。
 古代から現代までの「海にまつわる人々」の人生、希望、夢の旅を集めたこの曲集は、タイトルの「Wind Rose 風配図」(ある地点における各方位の風向および風速の頻度を表した図のこと)が示す通り、地球上のさまざまな場所を起点とし、精神的な旅への指針になるものです。
 録音 2017年5月 Chateau de Flawinne, namur, Belgium
  
 

CD-16315
\2700
〔旧譜〕
J.S.バッハ&カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター作品集
 J.S.バッハ(1685-1750):リュート組曲 ハ短調 BWV997(ギター編)
  1.第1曲:前奏曲
  2.第2曲:フーガ
  3.第3曲:サラバンド
  4.第4曲:ジーグ-第5曲:ドゥブレ

 カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):エスカラマン Op.177
  5.第1曲:ガリャルダ
  6.第2曲:エル・カナリオ
  7.第3曲:エル・ビリャーノ
  8.第4曲:ペサメ・デーリョ
  9.第5曲:良き王様ドン・アロンソ
  10.第6曲:忠実な見張り番[恋に落ちた兵士]

 11.カステルヌオーヴォ=テデスコ:
    悪魔的奇想曲 「パガニーニへのオマージュ」 Op.85
エリーゼ・ノイマン(ギター)

 ドイツの若手女性ギタリスト、エリーゼ・ノイマンが演奏するJ.S.バッハとカステルヌオーヴォ=テデスコの作品集。
 2人の作品に明らかな関係性を見出すのは難しいのですが、大きく括ればどちらも「組曲」であるということでしょうか?しかし作品の中で展開される世界は全く異なり、伝統に則ったバッハの組曲と、自由に曲を集めたカステルヌオーヴォ=テデスコの「エスカラマン」はおよそ200年の様式の変化を如実に物語っています。
 ノイマンが演奏しているのは、1969年にダニエル・フリーデリヒが制作した楽器で、温かみのあるソウルフルな音色が魅力的です。
  録音 2017年9月17-19日、Schloss Borbeck, Essen, Germany
  



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CPO



555301
\2700
オッフェンバック(1819-1880):
 歌劇《天国と地獄(地獄のオルフェ)》より

  交響的音楽とバレエ
  1.序曲
  2.ネプチューンの王宮(アトランティス)…世界初録音
  3.バレエ・パストラール
  4.ディヴェルティスマン「夢と時間」
  5.演奏会用序曲(カール・ビンダー編 1860)
ハワード・グリフィス(指揮)
ベルリン=ドイツ交響楽団

 生誕200年記念!オッフェンバックの新発見作品収録!
 《地獄のオルフェ(天国と地獄)》は、当時流行していたグルックの「オルフェオとエウリディーチェ」をパロディ化したオッフェンバック初の成功作となったオペレッタ。
 神話を題材にしながら、鋭い社会風刺が仕込まれており、大人気となったものの、批判も数多く生まれ、世論は大炎上しました。
 それを知ったオッフェンバックは作品に何回かの改訂を施し、更に論争の火に油を注いだことで知られています。
 このアルバムにはオーケストラ曲とバレエ曲が収録されていますが、中でも「ネプチューンの王宮」は最近になって発見された曲。古い書庫に大切にしまわれていたというこの未知の曲も含め、オーケストラ・ピースを得意とするグリフィスとベルリン=ドイツ交響楽団が魅惑的な演奏を繰り広げます。
 
 録音 2019年3月4-7日、rbb, Groser Sendesaal
 
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555055
\2700→\2490
ユリウス・レントヘン(1855-1932):ピアノ協奏曲集 第2集
 1.ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調
 2.ピアノ協奏曲 第6番 ホ短調
 3.ピアノ協奏曲 第7番 ハ長調
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)

ヘルマン・ボイマー(指揮)
クリスチャンサン交響楽団

 リストとシューマンから影響を受け、ブラームスと親交を結んだドイツ生まれの作曲家レントヘン。生涯に
600作を超える作品を残しましたが、優れたピアニストでもあり、7曲あるピアノ協奏曲はどれも高度な技巧が要求されています。
 初期の作品はブラームスやシューマンを思わせるロマンティックな作風に拠っていますが、次第に彼の関心が新古典派の作品に移ったため、晩年の作品にはヒンデミットやウィレム・ペイペルからの影響を受けたと思われる複調が取り入れられるなど、前衛的な技法を用いたモダンな雰囲気が目立ちます。
 このアルバムには初期の第
3番と、晩年の第6、第7番が収録されており、時代の流行を上手く取り込んでいったレントヘンの作風の変遷がよくわかる1枚になっています。
  録音 2017年6月12-16日、Kristiansand, Kilden, Norway





 新譜が出るたびに、しつこい、と言われようとなんといわれようと必ず全面的にプッシュします。ユリウス・レントヘン。
 もとはドイツ生まれだが、22歳の時にオランダへ行き、ブラームスと親交を結んだり、ロイヤル・コンセルトヘボウ管の結成に関わったりと活発な活動をした。優秀なピアニストでもあったため、1887年にはブラームスのピアノ協奏曲第2番を作曲家の指揮で演奏したという記録もある。
 優美な美しさに通好みの奥深さ。有名な科学者を親戚に持っていることと無縁かどうか、知的なセンスも漂う。マイナー・レーベルとしては異例のヒットを続けるCPOのレントヘン・シリーズだが、もっともっとメジャーな認知度を得てしかるべき大作曲家である。




ユリウス・レントヘンって誰?

 ユリウス・レントゲンまたはレントヘン(1855年 − 1932年)は、オランダで活躍したドイツ人の作曲家・音楽教師。後にオランダに帰化した。
 アムステルダム音楽院の開校、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の結成にも深くかかわった。


 バッハの音楽が死後100年経って評価されたり、マーラーのブームが死後数十年経ったあとで起きたりしたように、今は無名でもこれから大作曲家の仲間入りをしたりするような人が、どこかの時代に眠っているかもしれない。
 このレントヘンの音楽を聴くと、そんな気を特に強くする。


 コンセルトヘボウに行ったとき、ホールの壁に当地とかかわりがある有名な作曲家たちの名前が書かれていたのだが、そのなかに「レントゲン」という名前があって、「何でここに突然科学者が出てくんの?」と思ったが、今にして思えばあれはアムステルダム音楽院長を務めたユリウス・レントヘンのことだったのか。
 さて、そのユリウス・レントヘン。ドイツ的でもあり、確かに北欧っぽかったりフランスっぽかったりするが、物真似のレベルなどはるかに超えてしっかりすっかり自分の音楽世界を築いている。ときおり気難しいあまり人を寄せ付けない雰囲気の作品もある。要は基本的に背筋のピンとした、毅然とした感じのロマンティック音楽なのである。だがその分何回も何回も聴いてこの真剣な音楽をクリアしたいという欲求に駆られる。そのあたりが通な聴き手に受けている理由だろう。




もう8年前・・・ピアノ協奏曲第1弾
第2番&第4番
Julius Rontgen (1855-1932): Klavierkonzerte Nr. 2 & 4, CD
777398-2
\2700→¥2490
ユリウス・レントヘン:ピアノ協奏曲第2番&第4番
 1.ピアノ協奏曲第2番Op.18/
 2.ピアノ協奏曲第4番ヘ長調
マティアス・キルシュネライト(ピアノ)/
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー/
ダーヴィッド・ポルセライン(指揮)

 ライプツィヒに生まれ、オランダで活躍し、その生涯もオランダで終えた作曲家ユリウス・レントヘン(1855-1932)のピアノ協奏曲。
 ブラームスの第2協奏曲を演奏するほどの優れたピアニストでもあったレントヘンですが、彼のピアノ作品もなかなか優美なものです。
 第2協奏曲は1879年の夏に書かれました。この時期は彼の最も幸せな頃で、その喜ばしい気分が曲にも漲っています。
 初演は1881年10月、彼自身の演奏で行われました。ドイツ後期ロマン派の流れを汲んだ作風が光ります。
 しかし、第4番の協奏曲では、ブラームスやベートーヴェンの面影はほとんど見られません。
 流動的な作風へと変化している様子が興味深いところです。
 ドイツの名手キルシュネライトの華麗なる演奏です。



レントヘン、CPOの交響曲アルバム

Rontgen - Symphony No. 3
777119-2
\2700→\2490
レントヘン(1855-1932):
 交響曲第3番/「ヨトゥンヘイム」組曲
ダフィト・ポルセレイン指揮
ラインラント=プファルツ国立フィルハーモニー管


 2 0曲もの交響曲をはじめ、協奏曲、室内楽曲など幅広いジャンルにドイツ的な香りの作品を書いている作曲家。ライネッケやリストほかに作曲を師事し、ウィーンとアムステルダムを拠点とした彼は、ブラームスらにも気に入られて活躍しました。シリーズ第1弾は挨拶代わりとも言える交響曲ほか。A B Cレーベルでのベートーヴェン全集(タスマニア響)でマニアに知られる、ポルセレインの指揮です。

Rontgen - Symphony No. 10
777308-2
\2700→\2490
レントヘン(1855-1932):
 1.交響曲第10 番「ワルツ交響曲」/
 2.シンフォニエッタ・フモリスカ/
 3.3 つの前奏曲とフーガ/4.組曲「古きオランダ」
ダヴィッド・ポルセライン(指揮)/
ラインラント=プファルツ国立フィルハーモニー管弦楽団

 最近、注目が高まるオランダの作曲家レントヘンの作品集です。今作は、20 曲ある交響曲の第10 番目の「ワルツ交響曲」をメインとした収録曲です。木琴などの打楽器を効果的に使用した快活な作品です。古い民謡を主題とする組曲や、古典的な形式に基づいた「前奏曲とフーガ」など、未知の名曲に親しむ喜びがふつふつと湧いてくるような嬉しい1 枚です。

Rontgen - Symphony No. 18
777255-2
\2700→\2490
レントヘン(1855-1932):
 1.交響曲 第18 番 イ調/
 2.ノルウェイ民謡によるバラード/3.海での歌 Op.45/
 4.古いオランダの舞踏曲 Op.46
北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団/
ダーヴィッド・ポルセライン(指揮)

 レントヘンは生涯に20 曲の交響曲を書きましたが、この第18 番がもっとも長く、また驚くほどに古典的な様式で書かれています。あまりにも印象的なトランペットのファンファーレに導かれた壮麗な第1 楽章(合いの手のティンパニがまた絶妙)は、まるで祝祭的なバロック音楽を聴いているかのような錯覚にとらわれることでしょう。他の収録曲は、ゆったりとした「ノルウェイ民謡によるバラード」、描写的な「海での歌」、快活な「古いオランダの舞踏曲」。どれもが穏健で美しい作品。

Rontgen - Symphonies Nos. 8 & 15
777307-2
\2700→\2490
レントヘン(1855-1932):
 1.交響曲第8 番/
 2.交響曲第15 番/
 3.ノルウェー民謡による変奏曲
カルメン・フュジス(S)…1 のみ/
NDR 放送交響楽団/
デヴィッド・ポルセライン(指揮)

 ドイツで生まれ、オランダに帰化した作曲家レントヘンの作品は、すでにCPO から多数リリースされていて、どれもが高い評価を受けています。今回は2 曲の交響曲を中心に収録した1 枚です。100 曲(あるいは200 曲)あるとされるレントヘンの作品ですが、そのほとんどは晩年の8 年間に作曲されたもので、交響曲第8 番は1930 年の作品、交響曲第15 番は1931 年の作品になります。ソプラノ・ソロを伴う交響曲第8 番は、親交のあったグリーグの影響が感じられる魅惑的な曲です。第15 番は力強く色彩的なもの。どちらも彼が訪れたノルウェーのヨトゥンヘイムの風景が感じられる素朴で美しい作品です。


777310-2
\2700→\2490
レントヘン(1855-1932):
  1.交響曲第6番ハ短調「ああ神よ、私は誰に嘆くべきか」/
  2.交響曲第19番ハ短調「B.A.C.H」/
  3.交響曲第5番「死神」
コンセンサス・ヴォカリーズ/
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団/
ダーヴィッド・ポルセライン(指揮)

 20世紀前半に活躍したオランダの作曲家、レントヘン(1855-1932)の「合唱付き」交響曲集です。
 cpoファンにとって、すっかりおなじみとなったレントヘンですが、まだまだ素晴らしい作品が埋もれているようです。今回ご紹介するのは1926年に書かれた、古いイギリスの讃歌をテキストにした混声合唱付きの第5番、1928年に書かれたフラマン語のテキストの伝統的な讃歌のメロディを用いた第6番、そして1931年に書かれたバッハのソナタからメロディを転用した第19番です。この第19番は、若い頃から心酔していたバッハへの敬意を表すために、たった2週間で完成された作品で、冒頭のテーマが次々と繰り返され、壮大なフーガへと発展するという、まさにバッハへのオマージュ。これは聴きごたえたっぷりです。


777120
\2700→\2490
ユリウス・レントヘン(1855-1932):交響曲 第9番&第21番 他
 1.交響曲 第9番「複調で」(1930)
 2-5.セレナード ホ長調(1902)
 6.交響曲 第21番 イ短調(1931)
フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団
デイヴィッド・ポルセライン(指揮)

 ライプツィヒに生まれ、オランダに帰化した作曲家レントヘン(レントゲン)。ヘルツォーゲンベルクを通じてブラームスと交流を持ち、1887年にはブラームスの指揮で「ピアノ協奏曲第2番」を演奏したほどのピアノの腕を持っていたことで知られています。
 そのためか、作品にはブラームスの影響も見られますが、晩年にはかなり独創的な作品を書いていました。
 この交響曲第9番は1930年の作品。レントヘンの生前には出版されなかった作品で単一楽章で書かれています。 







  
 


777558
(3SACD Hybrid)
\5600
パッヘルベル(1653-1706):オルガン作品全集 第3集
【SACD1】
 受難曲集
  ミヒャエル・ベロッティ…トロスト=オルガン、
   St. Walpurgis Grosengottern(1717)
    録音 2010年6月25-27日
【SACD2】
 詩篇歌曲集 第2集
  クリスティアン・シュミット… ハウプトオルガン(1715)、
  コールオルガン(1710/1746)  Klosterkirche Rheinau
   録音 2009年10月13-14日
   ヨハネス・クロイツブルクオルガン
   St. Cyriakus Duderstadt(1735)
    録音 2013年10月22-24日
【SACD3】
 コラールパルティータ集
  ジェームズ・デイビッド・クリスティー…フォルクランド=オルガン
   Crucis-Kirche Erfurt(1735)
    録音 2012年8月14-16日

 誰もが知っている優雅な「パッヘルベルのカノン」。しかしこの作曲家が数多くのオルガン作品を残していたことはあまり知られていません。
 cpoレーベルではほぼ5年をかけてパッヘルベルの全てのオルガン曲の録音を敢行、これまでに第1集(777556…5枚組)、第2集(777557…2枚組)がリリースされ、今回の第3集(3枚組)が完結編となります。
 演奏に用いられたのは様々な教会のオルガンであり、使用楽譜は全て最新版に基づく研究者にとっても貴重な資料となるもの。
 第1集は前奏曲やフーガ、トッカータなどの小品、第2集は同じく小品と、詩篇歌曲集第1集、この第3集はオルガンのための受難曲と、詩篇歌曲集第2集、コラール・パルティータが収録されています。
 なにより、歴史的オルガンの壮麗な響きが余すことなく捉えられており、全ての作品を高音質でお楽しみいただけるのも嬉しいところです。
 
 


555264
(2CD)
\4000
ジングフォニカー/オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594) 第3集
 ダヴィデの悔悛詩篇-贖罪のための詩篇集/主を賛美せよ
【CD1】
 Buspsalmen ダヴィデの改悛詩篇 I?VII
  1.Primus Psalmus 詩篇 第1曲
  2.Secundus Psalmus 詩篇 第2曲
  3.Tertius Psalmus 詩篇 第3曲
  4.Quartus Psalmus 詩篇 第4曲
【CD2】
 1.Quintus Psalmus 詩篇 第5曲
 2.Sextus Psalmus 詩篇 第6曲
 3.Septimus Psalmus 詩篇 第7曲
 4.Laudes Domini 主を賛美せよ
ジングフォニカー
【メンバー】
ヨハネス・オイラー(カウンターテナー)
ダニエル・シュライバー(テノール)
ヘニング・イェンゼン(テノール)
ミヒャエル・マンタイ(バスバリトン)
クリスティアン・シュミット(バス)

[賛助出演]
ヘレーネ・グラビツキー(ソプラノ)
アンドレアス・ペール(カウンターテナー)

 現代ドイツを代表する男声ヴォーカル・グループ「ジングフォニカー」。ルネサンス期の作品からジャズ、ポップスまで幅広いレパートリーを有し、結成から34年間に1300回以上のコンサートを開催しているという人気アンサンブルです。
 彼らは以前からオルランド・ディ・ラッソの作品に熱心に取り組み、これまでに2枚のアルバムをリリース、どちらも高く評価されています。
 3作目となるこのアルバムではラッソの代表作である《ダヴィデの改悛詩篇》全曲を演奏。自由な対位法が使われたこの作品は、同時代のパレストリーナとも違う、独自の表現手段が用いられた力作であり、演奏者にも高い技術が求められます。
 今回はソプラノとカウンターテナーの歌手が参加することで、美しいハーモニーに一層の彩りが加わりました。

  録音 2017年1月25-27日、2018年5月1-4日、Himmelfahrtskirche, Munchen-Sendling

 既発リリース:ジングフォニカー:オルランド・ディ・ラッソを歌う
  第1集 歌曲、シャンソン、マドリガーレ集…999855
  第2集 モテット集/讃歌集…777751

 
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777886
\2700→\2490
ゴロー・ベルク(指揮)
フリッツ・フォルバッハ(1861-1940):管弦楽作品集

 1.「二人の王子」(交響的詩曲)Op.21
 2-5.交響曲 ロ短調 Op.33
ゴロー・ベルク(指揮)
ミュンスター交響楽団

 1861年、ドイツのヴィッパーフルトで生まれたフリッツ・フォルバッハの作品集。
 ライン音楽学校でフェルディナント・ヒラーと共に学び、ベルリン芸術アカデミーでは高名な教師エドゥアルド・グレルに師事、恐らく彼の最後の弟子として作曲の研鑽を重ねました。
 卒業後は教会音楽研究所の教師となり、合唱団を指揮する傍ら、音楽学者として研究を続け、やがてミュンスター音楽協会のディレクターに就任、この地を代表する音楽家となりました。
 彼の作品は、どちらかというと保守的であり、後期ロマン派の作風から外れることはありませんでしたが、いくつか残された作品はどれも豊富な楽想に満ちており、とても聞きごたえがあります。
 フォルバッハが設立したミュンスター交響楽団は、現在音楽監督をゴロー・ベルクが務めており、偉大なる先人の音楽の紹介に力を尽くしています。

  録音 2019年1月29日 ライヴ、ミュンスター劇場






この隠れ名盤の指揮がゴロー・ベルク!
レーゼルとのブラームス!
ANTESレーベルは活動していないので海外在庫限り

ANTES
1CD\3800
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
ヤーン・ラーツ(1932−):交響曲第5番
ペーター・レーゼル(P)
ゴロー・ベルク指揮
デッサウ・アンハルト・フィル
ラーツの交響曲第5番はジャズのリズムと旋律を採り入れた五楽章からなる作品。
北ドイツの名門デッサウ・アンハルト・フィルとゴロー・ベルクの演奏。
カップリングのレーゼルとのブラームスもききもの。

  


CPOではこのベストセラー・アルバムの指揮がゴロー・ベルクでした
知られざる美しい作品
クルークハルト:ヴァイオリン協奏曲

CPO
777465-2
\2700
アウグスト・クルークハルト(1847-1902):
 1.ヴァイオリン協奏曲 Op.68 ニ長調
 2.交響曲第 3 番 Op.37 ニ長調
ミリアム・チョップ(ヴァイオリン)/
デッサウ・アンハルト・フィル
ゴロー・ベルク(指揮)

 木管五重奏曲やチェロ協奏曲などは、今までにも僅かに聴く機会があったが、このアルバムではヴァイオリン協奏曲と交響曲第3 番という珍しい曲が収録されている。

 クルークハルトは19世紀後半に活躍したドイツの作曲家、指揮者。
 1847年、ザクセンの一都市、バッハともゆかりのあるケーテンに生まれ、15 歳の時にデッサウに引っ越し、その翌年ピアニストとしてデビュー。
 作曲家として作品を発表する一方、20歳で指揮者としての活動も始める。
 若い頃はフランツ・リストに認められ、ワーグナーからも強く影響を受け、35歳で音楽監督に就任したデッサウの宮廷では「ニーベルングの指環」を指揮。
 ただその後はその派閥から離れ、どちらかというとシューベルト、シューマン寄りの作風を愛するようになり、伝統的な形式を遵守した音楽へと推移していく。

 なので彼の作品はいわゆる伝統的でロマンティックなドイツ・ロマン派の王道的作品。
 安心してその堅牢で正統派のドイツ音楽を楽しめます。

 このアルバムも収録されているヴァイオリン協奏曲がとても美しいというので評判になった。
 で、確かにそのとおりで伝統的できっちりした作品。ブラボー。
 ヴァイオリニスト、チョップもこのヴァイオリン協奏曲の大ファンとのことで今回の録音が実現したという。

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999608
\1800
〔値下げ再発売〕
マックス・フォン・シリングス(1868-1933):弦楽四重奏曲/弦楽五重奏曲集
 1-4.弦楽四重奏曲 ホ短調
 5-8.弦楽五重奏曲 変ホ長調 Op.32
ウィーン弦楽五重奏団

 第二次世界大戦中、反ユダヤ主義としての態度を貫いたため、大戦後にはその作品自体の演奏が避けられてしまったマックス・フォン・シリングス。
 近年ようやく作品の復興が進み、少しずつ管弦楽作品や歌劇などの上演が行われるようになりました。
 しかし彼が晩年に力を注いだ室内楽作品は、未だ演奏されることがなく、21世紀の今になっても、1998年に録音されたこのアルバム以外はほとんど目にすることができません。
 長らく廃盤となっていたこの弦楽四重奏曲と弦楽五重奏曲を収録した1枚が復刻されることで、忘れられてしまったシリングスの音楽が注目されるきっかけになることでしょう。
  録音 1998年1月13-16日、WDR, Funkhaus Wallrafplatz, Saal 2, Germany
  




マックス・フォン・シリングス(1868-1933):作品集


999404
\1800
マックス・フォン・シリングス(1868-1933):作品集
 2つの交響的幻想曲 Op.6(1895)
  1.Meergruss 海のあいさつ
  2.Seemorgen 海の朝
 3.歌劇《イングヴェルデ》-第2幕 前奏曲(1894)
 4.歌劇《モロク》-第3幕 前奏曲(1906)
 鐘の歌 Op.22(1908)
  5.第1番:Die Fruhglocke 早朝の鐘
  6.第2番:Die Nachzugler 後からついてくるもの
  7.第3番:Ein Bildchen 写真
  8.第4番:Mittagskonig und Glockenherzog 昼間の王と鐘の公爵
ロベルト・ヴェルレ(テノール)…5-8

シュテファン・ゾルテシュ(指揮)
ベルリン放送交響楽団
 ドイツの作曲家、指揮者シリングスの作品集。反ユダヤの姿勢を貫いたため、第二次世界大戦後は彼の作品を取り上げるのはタブーとされ演奏の機会を逸してしまい、近年になってようやく再評価が進んだ作曲家の一人です。
 このアルバムには4つの描写的作品を収録。海を題材にした「2つの交響的幻想曲」、ワーグナー風の作風によるシリングスの最初の歌劇《イングヴェルデ》からの前奏曲と、同じく《モロク》からの前奏曲。マーラーを思わせる歌曲集「鐘の歌」。20世紀初頭のドイツ音楽の潮流に乗った重厚な作品です。

 録音 1996年2月12-16日/1997年2月10-11日 Christuskirche, Berlin-Dahlen, Germany




999233
\1800
マックス・フォン・シリングス(1868-1933):管弦楽作品集
 1.ソフォクレスの悲劇「オイディプス王」のための交響的序章 Op.11
 2.対話 Op.8
 3.花の踊り
 4.魔女の歌 Op.15
エリザベート・グラス(ヴァイオリン)…2
アルバン・ゲルハルト(チェロ)…2
マルタ・メードル(語り)…4

ヤン・ストゥーレン(指揮)
ケルン放送管弦楽団

 ドイツ出身の作曲家マックス・フォン・シリングス。1919年から1925年までベルリン国立歌劇場の首席指揮者を務めた彼は、熱心なナチス政権支持者であったため、第二次世界大戦後は音楽界からほとんど排斥されてしまい、かろうじて、オペラ《モナリザ》の作曲家として現代に名前を残しています。
 このアルバムは1991年と1992年に録音された作品集。後期ロマン派の作風による重厚な音楽が展開されています。
 とりわけ「魔女の歌」は1902年の初演されすぐに大人気を博したという作品で、ドラマティック・ソプラノとして一世を風靡したマルタ・メードルの迫力ある語りとともに劇的な物語が展開するという聴きごたえのある曲です。
 お求めやすい価格設定での再発売です。
  録音 1991年11月、1992年5月、Westdeutscher Rundfunk Koln
  





なかなかすごいんです
指揮者としても完全に忘れられている
マックス・フォン・シリングスの貴重な録音

 フルトヴェングラーの師としても知られているマックス・フォン・シリングス(1868年 - 1933年)は、ドイツの指揮者。

 1919年から1925年までベルリン国立歌劇場の首席指揮者を務めた。
 シリングスは反ユダヤ主義者として知られており、1933年のナチス政権誕生を歓迎した。だが第三帝国の帝国音楽院総裁に就任直後の6月24日に急死した。
 作曲家としても活躍していたが、ナチスとの関係のため、第二次世界大戦後に彼の作品の演奏はタブーと化した。ようやく近年になってオペラや管弦楽曲の演奏・録音が行われるようになった。
 同様にその録音もあまり陽の目を見ることはない。

 ここで紹介する3つのアルバムはナチスのことを思うと複雑な心境ではあるが、貴重なものである。
 そして実際なかなかの名演なのである。


ヒンデンブルグ
マックス・フォン・シリングス3部作



 さっそく「英雄」を聞かせてもらったが、80年以上前の化石のような演奏・・・かと思いきや、毅然とした統制の中に「19世紀生まれ」の指揮者らしい強烈な個性。
 このうねるような音楽運びはすごい。力技だがすごい。
 フルトヴェングラーの師匠というのも分かる。

 ナチスがらみで権威が失墜したシリングスの名声が今後高まることはおそらくないだろう。
 一部には「ナチスに加担しようがすまいがでその芸術的価値に代わりはない」という意見もある。
 ただそう言われても心情的にはそうそう軽々しく納得できないところもあるので個人的な見解は控えるが、この音楽家がすごい才能の持ち主だったことは認めざるを得ない。

 そう考えるとやはり残酷な政党や戦争は多くのものを葬り去るのだという思いを強くする。



BURG-X06
1CD-R\2200
マックス・フォン・シリングス指揮 (Vol.1)
 R.シュトラウス:
  交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30 (短縮版)
  78rpm Polydor 69742/4 - 1924年ラッパ録音
  (最後に弦楽器の演奏ミスがある)
 ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」第3幕(魔の炎の音楽)
  78rpm Brunswick 80001 - 1927年録音
 ワーグナー:神々の黄昏(葬送行進曲)
  78rpm (F)Parlophone 9826 - 1928年録音
 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
  78rpm Brunswick 80020 matrix 366&367 - 1927年録音
  別録音もある(SP盤1枚ものは以前にCD発売されていない?)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
マックス・フォン・シリングス指揮
 

BURG-X07
1CD-R \2200
マックス・フォン・シリングス指揮 (Vol.2) 
 シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」D.759
  78rpm (F)Parlophone 10672/4  -  1927年録音
  ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 シューマン:マンフレート序曲 & 間奏曲
  78rpm Parlophone E11131/2  -  1929年録音
  ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 ウェーバー:「オイリアンテ」序曲 「アブ・ハッサン」序曲
  78rpm USA Decca 25098/9 - 1928年録音
  ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 ウェーバー:「オイリアンテ」序曲
  78rpm Nordisk Polyhon 69576  -  1922年ラッパ録音
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
マックス・フォン・シリングス指揮
 

BURG-X08
1CD-R\2200
マックス・フォン・シリングス指揮 (Vol.3)
 ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
  78rpm Parlophon E10965/70 - 1929年録音
 ベートーヴェン:「エグモント」Op.84序曲
  78rpm (G)Parlophon P9456 - 1928年録音
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
マックス・フォン・シリングス指揮

CD-R製作。
通常ケース入り、裏ジャケあり。





  

DACAPO


8.226077
\2500
ニールス・ヴィゴ・ベンソン(1919-2000):平均律ピアノ
 1.プレリュードとフーガ ハ長調 Book VII
 2.プレリュードとフーガ ハ短調 Bk I
 3.プレリュードとフーガ 嬰ハ長調 Bk.VIII
 4.プレリュードとフーガ 嬰ハ短調 Bk.II
 5.プレリュードとフーガ ニ長調 Bk.VIII
 6.プレリュードとフーガ ニ短調 Bk.VIII
 7.プレリュードとフーガ 変ホ長調 Bk.II
 8.プレリュードとフーガ 変ホ短調 Bk.IV
 9.プレリュードとフーガ ホ長調 Bk.VIII
 10.プレリュードとフーガ ホ短調 Bk.V/IV
 11.プレリュードとフーガ ヘ長調 Bk.IV
 12.プレリュードとフーガ ヘ短調 Bk.VIII
 13.プレリュードとフーガ 嬰へ長調 Bk.XIII/VIII
 14.プレリュードとフーガ 嬰へ短調 Bk.VII
 15.プレリュードとフーガ ト長調 Bk.V
 16.プレリュードとフーガ ト短調 Bk.IV
 17.プレリュードとフーガ 嬰ト長調 Bk.IV/XIII
 18.プレリュードとフーガ 嬰ト短調 Bk.IV
 19.プレリュードとフーガ イ長調 Bk.VII
 20.プレリュードとフーガ イ短調 Bk.VIII
 21.プレリュードとフーガ 変ロ長調 Bk.V/IV
 22.プレリュードとフーガ 変ロ短調 Bk.IV
 23.プレリュードとフーガ ロ長調 Bk.V
 24.プレリュードとフーガ ロ短調 Bk.II
ペア・サロ(ピアノ)

 デンマーク現代音楽の象徴的存在として知られたニールス・ヴィゴ・ベンソン。1940年代より活動をはじめ、独特のスタイルを開拓、ユニークな作品を発表しています。
 この「平均律ピアノ」はJ.S.バッハの「平均律ピアノ曲集」から着想を得たもので、奔放かつ幻想的な音楽語法が用いられた曲集です。
 演奏しているペア・サロは1962年デンマーク生まれのピアニスト。数多くの作曲家たちの委嘱作品を演奏するなど、現代の作品を得意にしており、このアルバムでも巧みなテクニックを駆使し、ベンソンが表現を試みた「未知の音世界」を描き出しています。

 録音 2019年5月19-21日、 Symfonisk Sal, Musikhuset Aarhus
  
 

8.226136
\2500
ペア・ノアゴー(1932-):Whirl's World 渦巻く世界
 1.Spell 第2番-クラリネット、チェロとピアノのための(1973)
 映画《バベットの晩餐会》組曲(1987)-ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための
  2.第1曲:The Dunes. Rider on the Hill
  3.第2曲:The Dunes II
  4.第3曲:Babette by Herself
  5.第4曲:Dinner
  6.第5曲:Pastorale
  7.第6曲:Departure
  8.第7曲:The Final Parting
  9.第8曲:Homecoming

 10-12.Trio breve 3つの断片(アフタードリーム)(2012)
  -ヴァイオリン、チェロとピアノのための
 13.Whirl’s World 渦巻く世界(1970)管楽五重奏のための

世界初録音…10-12
アンサンブル・ミッドヴェスト

 デンマークを代表する現代作曲家ペア・ノアゴー。あらゆるジャンルにまたがる400を超える作品を書き、多くの音楽家にインスピレーションを与える存在です。
 このアルバムでは、オスカー賞を受賞した映画《バベットの晩餐会》の音楽からの組曲が収録されており、映画で効果的に使われた音楽の全曲版が楽しめます。
 他の収録曲の、まるで眠りを誘うような「Spell」や「渦巻く世界」、「Trio breve」(世界発録音)は、どれもノアゴー自身が「モザイクの断片のようなもの」と語る“独自の音”で構成されています。
  録音 2018年12月10-12.14日、Herning Museum of Contemporary Art
  
 

8.226556
\2500
セアン・ニルス・アイクベア(1973-):Scherben
 ピアノとアンサンブルのための作品集
  1.Havark(2002/2003改訂)
   ピアノと10の楽器のためのコンツェルティーノ
  2-20.Scherben(2000)
   19のエチュード-ピアノのためのポストリュード
  21.Nofretete(2011)-ピアノのための
  22.Natsukusa-Ya(2005)-ピアノ四重奏のための

世界初録音
エミル・グリューステン(ピアノ)
ヴァルデマー・ウルリッケルホルム(フルート)
ラディ・ラーデフ(オーボエ)/エレイン・ルービィ(クラリネット)
ニコライ・ヘンリクス(バスーン)/パル・ゾルステン(ホルン) 
キルスティーネ・シュナイダー(ヴァイオリン)/
クーハン・ジャン(ヴァイオリン)
ヤクプ・ルッツェン(ヴィオラ)
トビアス・ファン・デア・パルス(チェロ) /
ユーハン・クラルップ(チェロ)
マティアス・パルム(コントラバス)
セアン・ニルス・アイクベア(指揮)

 デンマークの中堅作曲家セアン・ニルス・アイクベアのピアノを中心とした室内楽作品集。
 彼は2001年の「エリザベート王妃国際音楽コンクール」作曲部門で優勝、このアルバムにはコンクール優勝直後から10年以内に作曲された作品が収録されています。
 どの作品にも若き才能が存分に感じられ、楽し気な曲、難解な曲、狂騒的な曲など多彩な雰囲気を味わうことができます。
 また、この録音には数多くのコンクールに入賞歴を持つピアニスト、エミル・グリューステンと仲間たちが集結、アンサンブルではアイクベア自身が指揮を執り、思う存分素晴らしい演奏が繰り広げられています。
  録音 2018年7月4-5日、8月25-26日、Royal Danish Academy of Music, Copenhagen
  



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HARDY

 イタリアのレーベルHARDYが、ペーザロ・ロッシーニ音楽祭の自主制作CDの取り扱いを開始。
 ロッシーニ生誕の地であるペーザロで1980年から行われているこの音楽祭は、彼が30代までに残した40近いオペラから知られざる作品を上演し、その真価を問うことを目的としています。
 CDはいずれも少し高価ですが、ここでしか聴くことの出来ない珍しい作品がリリースされています。


ROF-1001
(3CD)
\11000
ペーザロ・ロッシーニ音楽祭
 ロッシーニ(1792-1868):歌劇『モーゼとファラオ』
  (『エジプトのモーゼ』改作 フランス語 4幕版1827)
   台本:ルイージ・バロッキ、エティエンヌ・ド・ジュイ
モ−ぜ…ミケーレ・ペルトゥージ(バス)
ファラオ…エルダー・アリエフ(バス)
アメノフィス…チャールズ・ワークマン(テノール)
エリエゼル…ルイージ・ペトローニ(テノール)
オシリーデ…リッカルド・フェッラーリ(バス)
アウフィーデ…チェーザレ・カターニ(テノール)
シナイーデ…マリアナ・ペンチェヴァ(メゾ・ソプラノ)
アナイ…エリーザベト・ノルベルク=シュルツ(ソプラノ)
マリー…エンケレイダ・シコーサ(メゾ・ソプラノ)

ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
プラハ室内合唱団
ボローニャ市立劇場管弦楽団

 1997年に上演された、『エジプトのモーゼ』のフランス語版『モーゼとファラオ』です。歌唱がフランス語に変更されているばかりでなく、3幕から4幕へと拡張されるなど、多くの改訂が行われています。
  録音:1997年8月9,13,17,21日 ペーザロ(ライヴ)
 
 


ROF-1002
(3CD)
\11000
ペーザロ・ロッシーニ音楽祭
 ロッシーニ(1792-1868):歌劇『タンクレディ』
  (1813 フェラーラ上演版) 全2幕
  原作:ヴォルテール『タンクロード』
  台本:ガエターノ・ロッシ
アルジリオ…ジュゼッペ・フィリアノーティ(テノール)
タンクレディ…ダニエラ・バルチェッローナ(メゾ・ソプラノ)
オルヴァッツァーノ…シモーネ・アルベルギーニ(バス)
アメナイーデ…ダリーナ・タコーヴァ(ソプラノ)
イザウラ…ラウラ・ポルヴェレッリ(メゾ・ソプラノ)
ロッジェーロ…ジュゼッピーナ・ピウンティ(ソプラノ)

ジャンルイジ・ジェルメッティ(指揮)
プラハ室内合唱団
トスカーナORT管弦楽団

 【ペーザロ・ロッシーニ音楽祭1999年 『タンクレディ』、悲劇エンディングのフェラーラ版】
 
  1813年、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場からの委嘱で作曲された『タンクレディ』。ヴォルテールによる原作は悲劇でしたが、オペラ版では当時の劇場の慣習に従いハッピーエンドとなっています。
 しかし、近年になって再発見されたフェラーラでの上演版では、原作どおり主人公が最後に死を迎えることになっており、こちらの版での上演も増えています。

 録音:1999年8月11,14,18,22日 ロッシーニ劇場、ペーザロ
 
 


ROF-1003
(3CD)
\11000
ペーザロ・ロッシーニ音楽祭
 ロッシーニ(1792-1868):歌劇『チェネレントラ』 (1817) 全2幕
  台本:ヤコボ・フェレッティ
ドン・ラミロ…フアン・ディエゴ・フロレース(テノール)
ダンディーニ…ロベルト・デ・カンディア(バリトン)
ドン・マニフィコ…ブルーノ・プラティコ(バリトン)
クロリンダ…エカテリーナ・モロゾワ(ソプラノ)
ティスベ…ソニア・プリーナ(アルト)
アンジェリーナ(チェレネントラ)…ソニア・ガナッシ(メゾ・ソプラノ)
アリドーロ…ニコラ・ウルヴィエーリ(バス)

カルロ・リッツィ(指揮)
プラハ室内合唱団
ボローニャ市立劇場管弦楽団

 【ペーザロ・ロッシーニ音楽祭2000年、フローレスとガナッシによる 『タンクレディ』】

 ガナッシのチェネレントラ、フローレスの王子、指揮はリッツィという理想的な『チェネレントラ』。2000年のライヴです。
  録音:2000年8月7,10,13,17,20日 ペーザロ
 
 


ROF-1004
(2CD)
\7200
ペーザロ・ロッシーニ音楽祭
 ロッシーニ(1792-1868):歌劇『新聞』 (1816) 全2幕
  台本:ジュゼッペ・パロンバ
リゼッタ…ステファニア・ボンファデッリ(ソプラノ)
ドラリーチェ…マリサ・マルティンス(メゾ・ソプラノ)
ラ・ローゼ夫人…ラウラ・ポルヴェレッリ(メゾ・ソプラノ)
アルベルト…アントニーノ・シラグーザ(テノール)
トラヴェルセン氏…ジャンピエロ・ルッジェーリ(バリトン)
アンセルモ…クリストフォロス・スタンボグリス(バス)
フィリッポ…ピエトロ・スパニョーリ(バリトン)
ドン・ポンポーニオ…ブルーノ・プラティコ(バリトン)

マウリツィオ・バルバチーニ(指揮)
プラハ室内合唱団
音楽祭青年管弦楽団


 2001年のライヴ。ボンファデッリ、シラグーザら理想的なキャスティングが魅力です。
  録音:2001年8月11,14,17,20,22,24日 アウディトリウム・ペドロッティ、ペーザロ
 
 


ROF-1005
(3CD)
\11000
ペーザロ・ロッシーニ音楽祭
 ロッシーニ(1792-1868):歌劇『試金石』 (1812) 全2幕
  台本:イージ・ロマネッリ
女侯爵クラリーチェ…カルメン・オプリサヌ(アルト)
男爵夫人アスパージア…ラウラ・ブリオーリ(メゾ・ソプラノ)
ドンナ・フルヴィア…パトリツィア・ビッチレ(ソプラノ)
アズドゥルーバレ伯爵…マルコ・ヴィンコ(バス)
騎士ジョコンド…ラウル・ヒメネス(テノール)
マクロービオ…ピエトロ・スパニョーリ(バリトン)
パクーヴィオ…ブルーノ・デ・シモーネ(バリトン)
ファブリツィオ…ダリウシュ・マチェイ(バス)

カルロ・リッツィ(指揮)
プラハ室内合唱団
ボローニャ市立劇場管弦楽団

 若きロッシーニの重要作『試金石』、2001年のライヴ。
  録音:2002年8月9,12,15,18,21日 ペーザロ
 



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RICERCAR



RIC404
\2600→\2390
4つのヴァイオリン、ヴェネツィアにて
 〜17世紀イタリアの弦楽芸術〜

 1) 第17ソナタ 〜四つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による ウッチェリーニ
 2) 第2カンツォン 〜6声〔と通奏低音〕による ガブリエーリ
 3) 2筋の弦で奏でる第4ソナタ 〜ヴァイオリンと通奏低音による マリーニ
 4) 第5シンフォニア 〜5声ないし好みで3声による ロッシ
 5) 四つのヴァイオリンと二つのキタローネによるソナタ ロッシ
 6) 第21ソナタ 〜三つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による ガブリエーリ
 7) こだまのソナタ 〜三つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による マリーニ
 8) 第1カンツォン 〜四つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による マリーニ
 9) 第1ソナタ 〜四つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による ブオーナメンテ
 10) 第16ソナタ 〜三つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による フォンターナ
 11) 第17ソナタ 〜二つのヴァイオリンと、
          こだまを返すもう二つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による カステッロ
 12) 3筋の弦をリラ式に奏でるヴァイオリン〔と通奏低音〕のためのカプリッチョ マリーニ
 13) 第19シンフォニア 〜三つのヴァイオリン〔と通奏低音〕による ウッチェリーニ
 14) 3声のカンツォン 〜二つのヴァイオリンとチェロ〔通奏低音〕による カヴァッリ

ジョヴァンニ・ガブリエーリ(1555頃〜1612)
サロモーネ・ロッシ(1570~1630)
ビアージョ・マリーニ(1587〜1665)
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1589〜1630)
ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオーナメンテ(1595頃〜1642)
ダリオ・カステッロ(1602〜1631)
フランチェスコ・カヴァッリ(1602〜1676)
マルコ・ウッチェリーニ(1603〜1680)
クレマチス(古楽器使用)
 ステファニー・ド・ファイー、
 アマンディーヌ・ソラロ、
 レイシカ・ヴィタネージ、
 カトリーヌ・プラットネル、
 キスン・ボソー(ヴァイオリン)
 ジェローム・ユイユ(チェロ)
 サラ・ファン・アウデンホーフェ、
 マリオン・マルティノー(バス・ガンバ)
 エヴォレーヌ・キエネル(バスーン)
 ベランジェール・サルダン、
 クレール・ピガニオル(バロックハープ)
 キート・ガート(テオルボ、バロックギター)
 ブリス・サイー(チェンバロ、オルガン)
 ヨアン・ムーラン(オルガン)
 音楽監督:ステファニー・ド・ファイー、ブリス・サイー
NYCX-10094
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税

 バロックのヴァイオリン音楽がイタリアで大きな発展をとげた17世紀。その頂点としてローマのコレッリ(1653〜1713)がとくに有名ですが、実は重要な弦楽芸術の拠点は他にもいくつかありました。
 南のナポリ、北のモデナやボローニャ……そして18世紀にはヴィヴァルディを排出したヴェネツィアも、17世紀を通じてヴァイオリン音楽の発展には大きく寄与した都市だったのです。
 老舗古楽レーベルRicercarで初期ヴァイオリン音楽の知られざる世界を解き明かしてきたクレマチスの面々は、モンテヴェルディやカヴァッリらオペラの大家たちを横目に、かの水の都でどれほど豊かなヴァイオリン音楽が紡がれていたか、何挺もの楽器が響きを交わしあう独特の作品を丁寧に選びながら瑞々しく伝えてくれます。

 なにしろタイトルは「四つのヴァイオリン」。一見かなり珍しい編成のようですが、実は世紀初頭のガブリエーリによる副合唱形式の応用(トリオ・ソナタ編成×2部)をはじめ、ヴィオラを用いず4挺が対等に音を交わしあう曲が意外に多い17世紀。初期バロックの中軸を担うマリーニやカステッロ、ウッチェリーニといった定番の異才たちによる思わぬ編成の曲のあいだ、カヴァッリやロッシら声楽の天才たちの作品も盛り込まれ、歌をめざしたヴァイオリン音楽の至芸にも心そそられること間違いなし。
 鍵盤のヨアン・ムーランやブリス・サイーら、Ricercarでソロ録音もリリースしてきた俊才が居並ぶ、頼もしい演奏陣での録音です。
  




SOLO MUSICA



SM310
(2CD)
\3600
ミェチェスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):無伴奏ヴィオラのためのソナタ 全曲
【CD1】
 無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第1番 Op.107(1971)
  1.第1楽章:Adagio
  2.第2楽章:Allegretto
  3.第3楽章:Adagio-Andantino
  4.第4楽章:Allegro
 無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第2番 Op.123(1978)
  5.第1楽章
  6.第2楽章
  7.第3楽章
  8.第4楽章
  9.第5楽章
【CD2】
 無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第3番 Op.135(1982)
  1.第1楽章
  2.第2楽章
  3.第3楽章
  4.第4楽章
  5.第5楽章
 無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第4番 Op.136(1983)
  6.第1楽章
  7.第2楽章
  8.第3楽章
ヴャチェスラフ・ディナーシュタイン(ヴィオラ)

 ミェチェスワフ・ヴァインベルクの100周年記念スペシャル・エディション。
 ヴァインベルクの晩年に書かれた4曲の無伴奏ヴィオラ・ソナタは、あまりにも独特な世界を持つためか、これまでほとんど演奏されることがありませんでした。
 しかしいくつかの演奏がリリースされ、また指揮者トーマス・ザンデルリンクが「この作品こそがヴァインベルクの最高傑作」と評するなど、近年になってようやく人気を取り戻してきました。
 このヴャチェスラフ・ディナーシュタインによる深い洞察と卓越した解釈による演奏は、かのギドン・クレーメルを感動させたほどの名演であり、ヴィオラの温かい音色に彩られたヴァインベルクの音楽を存分に楽しむことができます。
 ブックレットにはヴァインベルクの権威であるデイヴィッド・ファニングによる解説と、今井信子ら識者によるエッセイ、貴重な歴史的写真(未発表もの含む)、演奏者自身の解説(英語、ドイツ語)が掲載されています。
  録音:La Caja Acustica Studios, Mexico City 2015年9月…ソナタ 第1番 2017年3月…ソナタ 第2番 2016年4月…ソナタ 第3番 2017年3月…ソナタ 第4番
  
 

SM292
\2300
ユーリ・クネーツ:「リフレクション」
 1.Memories
 2.You
 3.Reflection
 4.Inspiration
 5.Forest
 6.Caprice
 7.The Birth
 8.Fairy Tale

全てリー・ホールドリッジ編
ユーリ・クネーツ(ピアノ)

リー・ホールドリッジ(指揮)
ミュンヘン交響楽団

 ユーリ・クネーツはロシアの現代作曲家&プロデューサー。
 このアルバムは前作「dedication」と同じく、アメリカの指揮者ホールドリッジとイギリスの敏腕録音プロデューサー、クリストファー・オールダー(グラミー賞を10回受賞!)、そしてクネーツ、3人のコラボレーションから生まれた交響的作品を収録した1枚です。
 「私の音楽は大変抒情的なキャラクターを持っていると思います。なるべく自分自身の人生観や気分を伝えようとしているためです。それはつまり、哲学的な思想の反映であり、我々という存在を取り巻く自然などの小さな物語が我々の感情そのものに繋がっているということを示しています。」と語るクネーツの言葉通り、彼の母国の美しい風景、月の光の魔法、冬景色、ノスタルジー、スピリチュアリティなどインスピレーションを刺激させる多彩なイメージが盛り込まれています。
 録音 2018年4月、バイエルン音楽スタジオ、ミュンヘン
 
 ユーリ・クネーツ:既発リリース
   …SM259 Dedication 

 プロモーション動画 https://youtu.be/7qhntAOrLWw
 
 

SM313
\2300
ヨハネスX.シャヒトナー:ザンメルズーリウム〜ブラスと鍵盤のための音楽
 1.I would prefer not to.-トロンボーンのためのモノローグ (2018)
 2.Natur/Ton/Tanz-
   ナチュラル・トランペット、ナチュラル・ホルンとピアノのための(2008)
  Invenzione I: toccatina Intermezzo -
  Invenzione II: aria - Intermezzo - Invenzione III: minuetto -
  Intermezzo IV: musetta - Invenzione V: a la susato
 3.Pacifi co. Hymnus-4手ピアノのための (2014)
 4.Etude uber das Gedicht -Schtzngrmm“ von Ernst Jandl
  -C管トランペットのための(2004)
 5.sehn-sucht.ラプソディ 第1番-ピアノのための(2015)
 6. FakturKlang.ラプソディ 第2番-ピアノのための(2018)
 7.Jagarna pa Karinhall.ブルレスケ-テノール・ワグネルテューバのための(2010)
 8-16.Sammelsurium Nr. 1ザンメルズーリウム 第1番
   -4台のトランペットのための(2016/2017)
   I.Vor'm Spiel:Con il bocchino
   II.Invocazione:Tromba da tirarsi
   III.Harlekinade:Tromba sopranina
   IV.Meditazione:Chiarina aida
   V.Fanfarig:Tromba cattolica
   VI.Totentrompete:Tromba tedesca
   VII.Silent twins:Tromba marinara
   VIII.Arietta:Flicorno
   IX.Stretta (Omaggio a Arban):Tromba piccola

世界初録音
ウーヴェ・シュローディ(トロンボーン)…1
マシュー・ザドラー(ピッコロ・トランペット、トランペット 他)
 …2.4.9.11.12.14-16
ルーカス・リューディッサー(ナチュラルホルン、ホルン)…2
ヘンリー・ボナミー(ピアノ)…2.3.6
ヨハネス X.シャヒトナー(ピアノ)…3
ローリアン・フォロニアー(ピアノ)…5
クリストフ・エス(テノール・ワグネルテューバ)…7
パウル・ヒューブナー(トランペット 他)…8.9.11.12.14-16
マシュー・ブラウン(トランペット、フリューゲルホルン 他)…9-11.13.15.16
ティロ・シュタインバウアー(トランペット、フリューゲルホルン)…9.11.15.16

 1985年、ドイツ生まれのヨハネス X.シャヒトナーはミュンヘンでヤン・ミュラー=ヴィーラント、ルディ・スプリング、そしてハンス=ユルゲン・フォン・ボーゼから作曲を学び、指揮をブルーノ・ヴァイルに学んだ新進気鋭の若手作曲家兼指揮者。
 彼のユニークな作品は、ユリア・フィッシャー、マティアス・ヘフス、ヤン・フィリップ・シュルツェ、サロメ・カンマー、指揮者のウルフ・シルマーなど世界的なソリストやアーティストに演奏された他、数多くの賞を受賞。
 また、ミュンヘン・ビエンナーレや、レオポルト・モーツァルト・コンクール、クロンベルク・アカデミー音楽祭など世界中から作曲の委嘱を受けるなど、その才能が注目されています。
 このアルバムにはシャヒトナーの最新作品を収録。管楽器とピアノを巧みに用いた音楽が展開されています。
  録音 2018年1月13-16日、バイエルン放送 第2スタジオ
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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CALA SIGNUM


 1990年代中盤にかけてクラシックCDショップで大大大ベストセラーを続けたCALAのジェフリー・サイモン・シリーズ。
 「40人のチェロ奏者たち」が空前の大ヒットとなり、その後珍しい作品や編曲作品を連発し、都内のクラシックCDショップはどこにいっても必ず「ジェフリー・サイモン」コーナーがあった。
 その後CALA自体の沈滞でそれらのアルバムを見る機会はなくなったが、それを惜しんだSIGNUMがCALAと提携。これから新譜を含めてそれら名盤を再発売してくれるという。



 オーストラリアの指揮者ジェフリー・サイモンが設立し、その独創性溢れるプログラムとハイ・クオリティなサウンドで根強い人気を博してきたイギリスのCala Recordsが、Signum Classicsとの共同製作による新レーベル「Cala Signum」として新たにスタートします。
 「ロンドン・サウンド・シリーズ」や「ニューヨーク・フィルの首席奏者シリーズ」、「ストコフスキ協会シリーズ」などの人気シリーズを含め、Calaの豊富なカタログを彩ってきた名録音(旧譜)と新録音は、今後Cala Signumより順次発売予定となります。
 Cala Signumの今後にご期待ください!
 


SIGCD 2007
【新装再発売】
(特別価格)
¥1690
ロンドン・チェロ・サウンド
 サン=サーンス(バルコム編):白鳥(動物の謝肉祭より)
 ラフマニノフ(バルコム編):ヴォカリーズ
 カザルス:チェロ・オーケストラのためのサルダーナ
 リチャード・バルコム:グリーンスリーヴス組曲
 バーンスタイン(バルコム編):
  トゥナイト(《ウェストサイド物語》より)
ジェフリー・サイモン(指揮)
ロンドン4大オーケストラの
 40人のチェロ奏者たち
  〔ロンドン・フィル、
   ロイヤル・フィル、
   BBC響、
   フィルハーモニア管から〕

 Cala Signum始動!「ロンドン・チェロ・サウンド」が新装再発売!

 ☆新生Cala第1弾!
 ☆Calaを代表する人気シリーズ、「ロンドン・サウンド・シリーズ」から「チェロ・サウンド」が新装再発売!

 ジェフリー・サイモンがロンドンのメジャー・オーケストラの名手たちを集めて指揮した超人気シリーズ「ロンドン・サウンド・シリーズ」。シリーズ第1弾となった「ロンドン・チェロ・サウンド」が新装再発売。サン=サーンスの「白鳥」、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」、バーンスタインの「トゥナイト」などの永遠の名ナンバーがゴージャスなチェロ・オーケストラで蘇ります。

 ※録音:録音:1993年1月18日&4月2日、オール・ハロウズ教会(ロンドン)
 ※収録時間:約23分
 
 


SIGCD 2163
【新装再発売】
¥2400→\2190
サン=サーンス:レクイエム/オルガン交響曲
 歌劇 《黄色の姫君》Op.30より 序曲
 レクイエム ハ短調 Op.54
 交響曲第3番ハ短調 Op.79《オルガン付き》
ジェフリー・サイモン(指揮)
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
ハーロウ&イースト・ロンドン合唱団
ティヌケ・オラフィミハン(ソプラノ)
キャスリン・ウィン=ロジャース(アルト)
アンソニー・ローデン(テノール)
サイモン・カークブライド(バス)
ジェームズ・オドンネル(オルガン)

 サン=サーンスとドビュッシー!ジェフリー・サイモンの名盤復活!

 ☆ジェフリー・サイモン&LPOの名盤!
 ☆知られざる名作「レクイエム」と名曲「オルガン交響曲」をカップリングしたサン=サーンス!

 ジェフリー・サイモン&ロンドン・フィルによるサン=サーンスの名録音2タイトルがCala Signumよりリマスタリングされて新装再発売!

 知られざるサン=サーンスの名作「レクイエム」と超有名曲「交響曲第3番《オルガン付き》」をカップリング。オルガン・ソロは、ウェストミンスター寺院のオルガニスト&音楽監督を務める名手ジェームズ・オドンネルです。

 ※録音:1993年1月&4月、オール・ハロウズ教会(ロンドン)
 
 


SIGCD 2162
【新装再発売】
¥2400→\2190
サン=サーンス:アフリカ
 ピアノと管弦楽のための幻想曲 《アフリカ》 Op.89
 劇音楽 《パリザティス》より エアーとバレエ
 ホタ・アラゴネーサ Op.64
 大幻想曲 《サムソンとデリラ》(ルイジーニ編曲)
 フルート、クラリネットと管弦楽のための《タランテラ》 Op.6
 サラバンドとリゴードン Op.93
 死の舞踏(歌曲版) Op.40
 フランス軍隊行進曲(アルジェリア組曲 Op.60より)
 ミューズと詩人たち Op.132
 歌劇 《アスカニオ》より バレエと終曲

ジェフリー・サイモン(指揮)
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
グウェンドリン・モク(ピアノ)
スーザン・ミラン(フルート)
ジェームズ・キャンベル(クラリネット)
ティナ・グルーエンバーグ(ヴァイオリン)
アンソニー・ローデン(テノール)
ステファニー・チェイス(ヴァイオリン)
ロバート・トルーマン(チェロ)


 ☆サン=サーンスの珍しいレパートリー満載!

 ピアノと管弦楽がフル稼働する「アフリカ幻想曲」やフルートとクラリネット妙技を堪能できる「タランテラ」、テノール独唱を必要とする「死の舞踏」の原典版など滅多にお目にかかれないサン=サーンスのレパートリーが満載。
 スーザン・ミラン、ステファニー・チェイス、ロバート・トルーマンらの名手たちのソロにも注目。

 ※録音:1993年1月&4月、オール・ハロウズ教会(ロンドン)
 
 


SIGCD 2092
【新装再発売】
¥2400→\2190
ドビュッシー:管弦楽編曲集 〜 沈める寺
 沈める寺(前奏曲集第1巻 .125より/ストコフスキ編曲)
 喜びの島 L.109(モリナーリ編曲)
 2つのアラベスク L.74(ムートン編曲)
 海 L.111
 ヒースの草むら(前奏曲集第2巻 L.131より/グレインジャー編)
 スティリー風タランテラ .77(ラヴェル編曲)
 子供の領分 L.119(カプレ編曲)
ジェフリー・サイモン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団

 ☆ジェフリー・サイモン&POの名盤!
 ☆ドビュッシーのオーケストラ・アレンジ作品集!

 ジェフリー・サイモン&フィルハーモニア管によるドビュッシーの名録音2タイトルもCala Signumよりリマスタリングされて新装再発売!

 Cala最初期の録音の1つ。ストコフスキ、ラヴェル、グレインジャーらが編曲した珍しいオーケストラ版ドビュッシーを集めたアルバムとして話題となった録音です。

 ※録音:1990年1月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
 
 


SIGCD 2093
【新装再発売】
¥2400→\2190
ドビュッシー:管弦楽編曲集 〜 グラナダの夕べ
 グラナダの夕べ(版画 .108より/ストコフスキ編曲)
 月の光(ベルガマスク組曲 .82bより/カプレ編曲)
 パコダ(版画 L.108より/グレインジャー編曲)
 亜麻色の髪の乙女(前奏曲集第1巻 L.125より/グライヒマン編曲)
 夜想曲 L.98
 クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲 L.124b
 小組曲 L.71(ビュセル編曲)
ジェフリー・サイモン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団

 ☆「月の光」や「亜麻色の髪の乙女」のオーケストラ版!

 珍しいオーケストラ版ドビュッシーを集めたアルバム第2弾。「月の光」、「亜麻色の髪の乙女」、「グラナダの夕べ」などの名曲が豪華なオーケストラ・サウンドで蘇ります。

 ※録音:1990年1月、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
 




OLYMPIA

久々にOLMPIAの新譜情報が。明らかにジャケットのこれまでと装丁が違う。何かが始まろうとしているのか?

MKM 298
\2200
ベートーヴェン(1770-1827):
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 ニ長調 Op.12 No.1
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 イ長調 Op.12 No.2
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番 変ホ長調 Op.12 No.3

録音:1962年、パリ、フランス 同音源:Philips / Decca

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
レフ・オボーリン(ピアノ)
  

MKM 299
\2200
ベートーヴェン(1770-1827):
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第4番 イ短調 Op.23
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第5番 ヘ長調 「春」 Op.24
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第6番 イ長調 Op.30 No.1

録音:1962年、パリ、フランス 同音源:Philips / Decca

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
レフ・オボーリン(ピアノ)
  

MKM 300
\2200
ベートーヴェン(1770-1827):
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第7番 ハ短調 Op.30 No.2
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第8番 ト長調 Op.30 No.3

録音:1962年、パリ、フランス 同音源:Philips / Decca

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
レフ・オボーリン(ピアノ)
  

MKM 301
\2200
ベートーヴェン(1770-1827):
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第9番 イ長調 「クロイツェル」 Op.47
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第10番 ト長調 Op.96

録音:1962年、パリ、フランス 同音源:Philips / Decca

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
レフ・オボーリン(ピアノ)
 

MKM 302
(4CD)
\7400
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ全集
  第1番 ニ長調 Op.12 No.1/第2番 イ長調 Op.12 No.2/第3番 変ホ長調 Op.12 No.3
  第4番 イ短調 Op.23/第5番 ヘ長調 「春」 Op.24/第6番 イ長調 Op.30 No.1
  第7番 ハ短調 Op.30 No.2/第8番 ト長調 Op.30 No.3
  第9番 イ長調 「クロイツェル」 Op.47/第10番 ト長調 Op.96

録音:1962年、パリ、フランス 同音源:Philips / Decca

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
レフ・オボーリン(ピアノ)
 

MKM 303
\2200
ショパン(1810-1849):ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ト短調 Op.8
ラヴェル(1875-1937):ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 イ短調

録音:1950年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト モノラル

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
セルゲイ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
レフ・オボーリン(ピアノ)
 

MKM 304
\2200
ドヴォルジャーク(1841-1904):
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 第4番 ホ短調 「ドゥムキー」 Op.90
スメタナ(1824-1884):ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲 ト短調 Op.15

録音:1952年、モスクワ、ロシア、ソヴィエト モノラル

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
セルゲイ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
レフ・オボーリン(ピアノ)
 

MKM 305
\2200
メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64(*)
ベートーヴェン(1770-1827):
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(+)
  ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 第1番 ト長調 Op.40(+)

録音:1960年4月24(29?)日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール モノラル(*)
    1970年12月27日、ライヴ(+)

レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
ソヴィエト国立交響楽団(*)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(*))
モスクワ放送交響楽団(+)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(+))
 

MKM 306
\2200
メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64(*)
ブルッフ(1838-1920):ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 Op.26(*)
J・S・バッハ(1685-1750):ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV 1041(+)

録音:1974年11月13-15日、グルーネヴァルト教会、西ベルリン、西ドイツ(*)
    1962年11月3日、モスクワ、ロシア、ソヴィエト(+)
原盤:Ariola-Eurodisc(*)

レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
ベルリン放送交響楽団(*)
ロリン・マゼール(指揮(*))
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(+)
キリル・コンドラシン(指揮(+))

 

MKM 307
\2200
ブラームス(1833-1897):
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 ト長調 「雨の歌」 Op.78
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 イ長調 Op.100(*)
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番 ニ短調 Op.108
  ハンガリー舞曲集(ヴァイオリンとピアノのための版)から
   第1番 ト短調(+)/第2番 ニ短調/第4番 ロ短調/第17番 ヘ短調(#)

録音:1951年(#)/1953年(#)/1955年(無印)/1956年(*) モノラル

レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
アンドレイ・ムイトニク(ピアノ)
 

MKM 308
\2200
レオニード・コーガン・プレイズ・ヴィエニャフスキ、シマノフスキ
 ヴィエニャフスキ(1835-1880):
  ヴァイオリンとピアノのためのマズルカ ト短調 「ポーランドの歌」 Op.12 No.1(*)
  ヴァイオリンとピアノのためのマズルカ ト長調 「オベルタス」 Op.19 No.1(*)
  ヴァイオリンとピアノのための華麗なポロネーズ イ長調 Op.21(*)
  ヴァイオリンとピアノのための自作主題による変奏曲 イ長調 Op.15(+)
  伝説(ヴァイオリンと管弦楽のための) ト短調 Op.17(#)
  グノーのオペラ「ファウスト」の主題による
   ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲 イ長調 Op.20(**)
  ヴァイオリンとピアノのための悲歌的アダージョ イ短調 Op.6(+)
 シマノフスキ(1882-1937):
  ヴァイオリンとピアノのための夜想曲とタランテッラ ホ短調 Op.28(++)
 フランツ・ワックスマン(1906-1967):
  ビゼーのオペラ「カルメン」の主題によるヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲(##)

録音:1948年(**)/1950年(*)/1951年(+)/1952年(#)/1953年(++)/1960年(##) モノラル

レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
アルノルト・カプラン(ピアノ(*/+))
アンドレイ・ムイトニク(ピアノ(++))
モスクワ放送交響楽団(#)
アレクサンドル・ガウク(指揮(#))
ソヴィエト国立交響楽団(**/##))
ヴィラディーミル・デクチャレンコ(指揮(**))
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(##))
 

MKM 309
\2200
レオニード・コーガン・プレイズ・
 グリーグ、アルベニス、ドビュッシー、ヴュータン、ブロッホ、サラサーテ

 グリーグ(1843-1907):
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番 ハ短調 Op.45(*)
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 ヘ長調 Op.8(*)
 アルベニス(1860-1909):
  エル・プエルト(「イベリア」より、ヴァイオリンとピアノのための編曲版)(+)
  セビリャ(スペイン組曲 第1番 より、ヴァイオリンとピアノのための編曲版)(#)
 ドビュッシー(1862-1918):
  私の心は涙で濡れる(「忘れられた小唄」より、ヴァイオリンとピアノのための編曲版)(**)
 ヴュータン(1820-1881):ヴァイオリンとピアノのためのロンディーノ Op.32 No.2(++)
 ブロッホ(1880-1959):バール・シェム(ヴァイオリンとピアノのための)から ニグン(++)
 サラサーテ(1844-1908):マラゲーニャ(ヴァイオリンとピアノのための)(##)

録音:1947年(*/++)/1949年(##)/1952年(+)/1953年(#)/1978年(**)
     モノラル((**)はステレオ?)

レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
グルゴリー・ギンズブルク(ピアノ(*))
アンドレイ・ムイトニク(ピアノ(+/#))
ニーナ・コーガン(ピアノ(**))
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ(++))
アブラム・マカロフ(ピアノ(##))
 

MKM 310
\2200
リスト(1811-1886):
  ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 S.124(*)
  ピアノ協奏曲 第2番 イ長調 S.125(*)
  ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178(+)
  ピアノのためのポロネーズ ホ長調 S.223 No.2(#)

録音:1961年6月19-21日、ウォルサムストー・アセンブリー・ホール、ロンドン、イギリス(*)
    1966年11月12日、ラ・グラン・グアルディア劇場、リヴィルノ、イタリア(+)
    1956年6月10日、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ モノラル(#)
同音源:Philips / Decca(*/+)

スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
ロンドン交響楽団(*)
キリル・コンドラシン(指揮(*))
 

MKM 311
\2200
バルトーク(1881-1945):ピアノ協奏曲 第2番 ト長調 Sz.95(*)
ベルク(1885-1935):ピアノ、ヴァイオリンと13の管楽器のための室内協奏曲(+)

録音:1969年11月、サル・ワグラム、パリ、フランス(*)
    1977年11月12-13日、ライヴ、アテネ座、パリ、フランス(+)
同音源:EMI(*)

スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
パリ管弦楽団(*)
ロリン・マゼール(指揮(*))
オレグ・カガン(ヴァイオリン(+))
モスクワ音楽院アンサンブル(+)
ユーリー・ニコライエフスキー(指揮(+))


<映像>

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HARDY(映像) 



HCD-4058
(DVD)
\2600→\2390
チョン・ミョンフン
 フェニーチェ歌劇場ニューイヤー・コンサート2019


 ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
  1.I Poco sostenuto - vivace
  2.II Allegretto
  3.III Presto
  4.IV Allegro con brio

 5.ビゼー:歌劇『カルメン』より
  「来たぞ!来たぞ!カドリーリャが来たぞ!」
 6.ヴェルディ/ロータ編曲:映画『山猫』より 華麗なるワルツ
 7.ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』より 「人知れぬ涙」
 8.ヴェルディ:歌劇『椿姫』より 「花から花へ」
 9.ヴェルディ:歌劇『オテロ』より 「喜びの炎よ」
 10.プッチーニ:歌劇『つばめ』より
    「あなたの爽やかな微笑みに乾杯」
 11.ヴェルディ:歌劇『椿姫』より 前奏曲
 12.プッチーニ:歌劇『トスカ』より 「星は光りぬ」
 13.ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より 「慕わしき御名」
 14.ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』より
    「行けわが思いよ、黄金の翼に乗って」
 15.プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より
    「おお神聖なる父君陛下よ」
 16.ヴェルディ:歌劇『椿姫』より
   乾杯の歌 「友よ、さあ飲み明かそう」
ナディーネ・シエッラ(ソプラノ)
フランチェスコ・メーリ(テノール)
セレーナ・ガンベローニ(ソプラノ2)
マッテオ・リッピ(テノール2)
チョン・ミョンフン(指揮)
フェニーチェ歌劇場管弦楽団・合唱団
ヴェネツィア少年少女合唱団

 【2019年ヴェネツィアの幕開けを飾ったベートーヴェンの7番と華麗なるオペラ・ガラ】
 
 毎年恒例、ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場(フェニーチェ座)のニューイヤー・コンサート。
 2018-2019年の公演は、昨年に続いてチョン・ミョンフンの指揮で華やかに行われました。冒頭のベートーヴェンから躍動感と印象的な”引き”の表現で聴かせ、いつもは歌手の陰になりがちなオーケストラの巧さを引き出します。
 後半のオペラ・ガラには、スカラ座でも活躍するアメリカ出身のソプラノ シエッラと、ヨーロッパ各地で活躍し日本にもファンを増やしつつあるイタリア出身のテノール メーリが登場。
 メーリの夫人でもあるソプラノのガンベローニと、2020年1月には来日予定もあるテノール リッピも加わり、お約束の「行けわが思いよ〜」、「乾杯の歌」へ向かい華麗なステージが繰り広げられます。
 


<LP>


DG(LP)

ウラディミール・ホロヴィッツ 没後30周年記念
DG銘盤 LP リリース
全てオリジナル・ソースからリマスタリングされたオプティマル社製 180g重量盤

 その究極のヴィルトゥオジティで「私たちの時代のリスト」と称されたヴラディーミル・ホロヴィッツ。
 没後30周年を記念して(1989年11月5日没)、ドイツ・グラモフォンより、LP5タイトルがリリースされます。
 グラミー賞を3回受賞した『ザ・スタジオ・レコーディングス/1985』を含む伝説のLP録音4枚、そしてLPとして初めて発売される2枚組の『ホロヴィッツ・イン・ハンブルク/ザ・ラスト・コンサート』です。

4837589
(LP)
\3200
ザ・ラスト・ロマンティック
[Side A]
 1) J.S.バッハ:コラール『いざ来たれ、異邦人の救い主よ』BWV859、
 2-4) モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330、
 ショパン:
  5) マズルカ第13番イ短調Op.17 No.4、
  6) スケルツォ第1番ロ短調Op.20
[Side B]
 1) シューベルト:4つの即興曲Op.90/D899より第4番変イ長調、
 2) リスト:6つのコンソレーションS.172より第3番変ニ長調、
 3) シューマン:ノヴェレッテンOp.21より第1番ヘ長調、
 4) ラフマニノフ:前奏曲第12番嬰ト短調Op.32 No.12、
 5) スクリャービン:練習曲嬰ハ短調Op.2 No.1、
 6) ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調Op.53『英雄』、
 7) モシュコフスキ:練習曲第6番ヘ長調Op.72 No.6
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
【録音】1985年4月、ニューヨーク
 

4837590
(LP)
\3200
ザ・スタジオ・レコーディングス/ニューヨーク 1985年
[Side A]
 1-8) シューマン:クライスレリアーナ
[Side B]
 スカルラッティ:
  1) ソナタロ短調K.87、2) ソナタホ長調K.135、
 リスト:
  3) 即興曲(夜想曲)S.191、
  4) 忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調S.215、
 5) スクリャービン:12の練習曲Op.8より第12番嬰ニ短調、
 シューベルト:
  6) 4つの即興曲Op.142/D935より第3番変ロ長調、
  7) 軍隊行進曲第1番ニ長調Op.51/D733 No.1
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
【録音】1985年9月、ニューヨーク
 

4837591
(LP)
\3200
ホロヴィッツ・アット・ホーム
[Side A]
 モーツァルト:
  1-3) ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調K.281、
  4) アダージョ ロ短調K.540
[Side B]
 1) モーツァルト:ロンド ニ長調K.485、
 2) シューベルト:楽興の時Op.94/D780より第3番ヘ短調、
 リスト:
  3) 白鳥の歌S.560より第4曲:セレナード、
  ウィーンの夜会
   (シューベルトの『ワルツ・カプリス』)S.427より
    4) 第7番イ長調、5) 第6番イ短調
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
【録音】1988年12月(Side A: 1-3, Side B: 2)、1986年3月(Side A: 4, Side B: 1, 3)、1989年2月(Side B: 4, 5)、ニューヨーク
 

4837592
(LP)
\3200
ホロヴィッツ・ザ・ポエット
[Side A]
 1-2)シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調(第1・2楽章)
[Side B]
 1-2) シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調(第3・4楽章)、
 3-15) シューマン:子供の情景Op.15
  (1. 知らない国々/2. 珍しいお話/3. 鬼ごっこ/
   4. おねだり/5. 満足/6. 大事件/7. トロイメライ/
   8. 炉ばたで/9. 木馬の騎士/10. むきになって/
   11. おどかし/12. 子供は眠る/13. 詩人のお話)
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
【録音】1986年3月、ニューヨーク(シューベルト)、1987年5月、ウィーン(シューマン)
  

4837593
(2LP)
\4400
ホロヴィッツ・イン・ハンブルク−ザ・ラスト・コンサート
[Side A]
 1) モーツァルト:ロンド ニ長調K.485、
 2) リスト:ウィーンの夜会(シューベルトの『ワルツ・カプリス』)S.427より
  第6番イ短調
[Side B]
 1-3) モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
《LP 2》
[Side C]
 1-13) シューマン:子供の情景Op.15
  (1. 知らない国々/2. 珍しいお話/3. 鬼ごっこ/4. おねだり/
   5. 満足/6. 大事件/7. トロイメライ/8. 炉ばたで/
   9. 木馬の騎士/10. むきになって/11. おどかし/
   12. 子供は眠る/13. 詩人のお話)
[Side D]
 ショパン:
  1) マズルカ第25番ロ短調Op.33 No.4、
  2) ポロネーズ第6番変イ長調Op.53『英雄』、
 3) シューベルト:楽興の時Op.94/D780より第3番ヘ短調、
 4) モシュコフスキ:8つの性格的小品Op.36より第6曲:火花
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ)
【録音】1987年6月21日、ハンブルク















8/8(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


AUDITE



AU 23445
(2CD)
¥4200
大バッハの名作を精神的子孫レーガーがピアノ・デュオに編曲
 J.S.バッハ(レーガー編):
  Disc 1
   (1)ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
   (2)ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050
   (3)ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調BWV1046
   (4)パッサカリア ハ短調BWV582
  Disc 2
   (5)トッカータとフーガ ニ短調BWV565
   (6)ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV1049
   (7)ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調BWV1051
   (8)ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048
   (9)前奏曲とフーガ変ホ長調BWV552「聖アン」
ピアノ・デュオ・タカハシ
レーマン
 【高橋礼恵、
  ビョルン・レーマン】

 大バッハの名作を精神的子孫レーガーがピアノ・デュオに編曲。超興奮のピアノ曲に変身して蘇った!

 録音:2019年1月2-5日/イエス・キリスト教会(ベルリン)、2016年3月1-3 /マリーエンミュンスター修道院(ブランデンブルク協奏曲第5番のみ)/DDD、65' 19"、62' 53"

 日本人の高橋礼恵とドイツ人ビョルン・レーマン夫妻による実力派ピアノ・デュオのアルバム第4弾。
 前作CD に収録したレーガー編曲の「ブランデンブルク協奏曲第5番」が、あまりに素晴らしい演奏ゆえ、ぜひ全曲をという声が世界中から起き、この録音が実現しました。

 マックス・レーガーは旺盛な創作をこなすかたわら編曲も数多く行なっていますが、なかでも精神的先祖バッハ作品には特別な思いがあったらしく、さまざまな形態を試みています。
 名作ブランデンブルク協奏曲は全6篇を1904-5年にピアノ4手用へ編曲しましたが、作品にとって、これ以上考えられないほど理想的な組合せながら、これまでほとんど演奏、録音されてきませんでした。

 それは、レーガー自身がピアノの名手だったにもかかわらず、リストやラフマニノフのような合理的な編曲ではなく、バッハの錯綜する声部をあますことなく4つの手に振り分け、それらが複数の旋律を同時に奏するため、プリモの左手がとてつもなく難しいのと、手の交差が多すぎて1台のピアノでは困難を極めるなど、「机上の空論」とされていたからでした。
 しかしピアノ・デュオ・タカハシ/レーマンはこれを指定のテンポで完璧に再現し、レーガーの編曲がすさまじく効果的であることを実証しました。

 バッハのブランデンブルク協奏曲は、6曲の楽器編成がそれぞれ異なり、その特性や音色を駆使していることも魅力ですが、レーガーはそれをすべてピアノの色に塗り替え、メロディ自体の魅力や作曲法の巧みさを倍増させ「目から鱗」の連続。数字付低音などのレアリゼーションも興味津々。まさにレーガーの耳を通したバッハの世界となっています。

 さらにフィル・アップとして、レーガーによるバッハの人気オルガン曲3篇のピアノ4手用編曲も収められています。有名な「トッカータとフーガ」の壮麗さ、「パッサカリア」のボルテージの高さ、「聖アン」の感動など、連弾ならではのオーディオ的音世界を満喫できます。いずれもアウディーテならではの高音質録音。「ブランデンブルク協奏曲第5番」のみスタインウェイですが、他はヤマハの銘器の音色をたっぷり楽しめます。

 高橋礼恵とビョルン・レーマンは、ともにベルリン芸術大学でクラウス・ヘルヴィヒに師事。レーマンは現在同校教授を務め、高橋とふたりで日本でもマスタークラスをしばしば行うなど、お馴染みとなっています。
 このふたりの凄いところは、4手連弾のために書かれた作品はどんなに込み入っていても1台4手で弾ききってしまうこと。2台で分ければ容易になっても、その形態で書かれたことの意味を追求しています。
 深い楽譜の読み、精巧なアンサンブル、冴えた技巧によるピアノ・デュオ界きってのスター。
 
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AU 21439
(5SACD HYBRID)
特別価格 ¥6700→\5990

ボックスで登場!
 アイヴィン・オードランによるグリーグ管弦楽曲全集


Disc 1
 ●交響的舞曲集Op.64
 ●劇付随音楽「ペール・ギュント」第1 組曲Op.46
 ●劇付随音楽「ペール・ギュント」第2 組曲Op.55
 ●リカルド・ノルドロークの思い出のための葬送行進曲EG 107
   ケルンWDR交響楽団、アイヴィン・オードラン(指揮)
    セッション録音:2010 年10 月4-8日/ケルン・フィルハーモニー(ケルン)[WDR 制作]
Disc 2
 ●2 つの悲しい旋律Op.34
 ●組曲「ホルベアの時代より」Op.40
 ●2 つのメロディOp.53
 ●2 つのノルウェーの旋律 Op.63
  ケルンWDR交響楽団、アイヴィン・オードラン(指揮)
   セッション録音:2009年8 月31 日-9 月2 日/クラウス・フォン・ビスマルク・ザール(ケルン)[WDR 制作]
Disc 3
 ●演奏会用序曲「秋に」Op.11
 ●抒情組曲 Op.54【羊飼いの少年/ノルウェー農民の行進曲/夜想曲/トロルの行進】
 ●鐘の音 Op.54-6(ザイドル編曲)
 ●古いノルウェーのロマンスと変奏 Op.51
 ●組曲「十字軍の兵士シーグル」Op.56【前奏曲「王宮にて」/間奏曲「ボルグヒルの夢」/忠誠行進曲】
  ケルンWDR交響楽団、アイヴィン・オードラン(指揮)
   セッション録音:2012 年10 月1-2日、4-6日/ケルン・フィルハーモニー(ケルン)[WDR 制作]
Disc 4
 ●交響曲 ハ短調 EG 119
 ●ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16*
  ヘルベルト・シュフ(ピアノ)*、アイヴィン・オードラン(指揮)、ケルンWDR交響楽団
   録音:2013年12月9-13 日(交響曲)、2014年2 月24-26日(ピアノ協奏曲)/
    ケルン・フィルハーモニー(ケルン)[WDR 制作]
Disc 5
 ●「ペール・ギュント」の音楽 Op.23【婚礼の場で/山の王の娘の踊り】
 ● 6 つのオーケストラ伴奏歌曲
    【ソルヴェイグの歌 Op.23-18/ソルヴェイグの子守歌Op.23-23/
     モンテ・ピンチョから Op.39-1/白鳥 Op.25-2/
     過ぎ去りし春 Op.33-2/ヘンリク・ヴェルゲラン Op.58-3】*
 ●2 つの抒情小品 【高い山の夕べop. 68-4/揺りかごでop. 68-5
 ●山の精に捕われた人op. 32】**
 ●ノルウェー舞曲 Op.35
  カミラ・ティリング(ソプラノ)*、トム・エリク・リー(バリトン)**、ケルンWDR 交響楽団、アイヴィン・オードラン(指揮)
   録音:
    2012年10月1-6日(Op.32&Op.68)、2013年12月9-13日(Op.35)、
    2014年2月25日(ペール・ギュントの音楽)、2014年11月3-4日(6つのオーケストラ伴奏歌曲)/
     ケルン・フィルハーモニー[WDR 制作]
ケルンWDR 交響楽団
アイヴィン・オードラン(指揮)

 ノルウェーを代表する指揮者アイヴィン・オードランによるグリーグ管弦楽曲全集がお買い得なセットになって登場!

 SACD ハイブリッド盤。
 ノルウェーを代表する指揮者アイヴィン・オードランがケルンWDR 交響楽団とともに録音したとグリーグの管弦楽曲全集がお買い得なセットになって登場です。
 グリーグの語法を体得し、名匠ヨルマ・パヌラの薫陶を授かった指揮者が生み出す音楽は冴えており、ここに完成した管弦楽全集は音楽的解釈の意味でも本流といえる充実した内容です。

 Disc4 には交響曲を収録しております。生前は未出版で、ようやく1981年になって蘇演された「交響曲」は、グリーグがデンマークのコペンハーゲンに居住していた時期の1863年から64年にかけて、当時の師でデンマークを代表する交響曲作家ニルス・ヴィルヘルム・ゲーゼの勧めにより作曲されたもの。
 ゲーゼに師事する以前、グリーグはライプツィヒ音楽院に学んでいますが、作風的にはメンデルスゾーンやシュポーア、そしてシューマンの影響を指摘されています。
 グリーグ自身は交響曲をドイツ音楽の影響が色濃いとして、「決して演奏してはならない」とまでスコアに書き込んだそうですが、むしろここではドイツのオーケストラによる演奏というところが作風にマッチしているといえるかもしれません。

 演奏はもちろん、優秀録音で知られるaudite レーベルの社主にしてトーンマイスターのルトガー・ベッケンホーフが手掛けた注目の録音です。
 単売時と同じくSACD ハイブリッド盤でのBOX 化も嬉しいところです。




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(「どっこいクラシックは死なない!」より)

 久しぶりに生きのいい「ペール・ギュント」に出会った。
 ノルウェーの指揮者アイヴィン・オードランの指揮、西ドイツ放送交響楽団の演奏。

 この曲は人気があるわりに新録音が出ない。組曲形式の新録音はいつ以来だろう。
 そしてノルウェーの指揮者というのもあまり見かけない。店主ひいきのオーレ・クリスティアン・ルードはノルウェーの指揮者だが、なかなかブレイクしない。
 そうした中でノルウェーの若手指揮者がこの曲の新録音を出してくれたというのは、それだけで嬉しい。
 ・・・と思ったら、アイヴィン・オードラン、1956年生まれ。若手じゃなかった。フィンランドの強豪たち、サロネン、ミッコ・フランク、サカリ・オラモ、サラステ、ヴァンスカを送り出した名教師ヨルマ・パヌラに師事した実力派だった。
 そのオードランの「ペール・ギュント」、完全なるお国ものということだが、われわれがノルウェー音楽に漠然と抱く文学的で内向的なイメージを崩す、エネルギッシュで大胆な演奏。ノルウェーにもいろんな人がいるだろうから、オードラン一人の演奏をとってこれが「真のノルウェー的解釈」というつもりはないが、想像以上にド派手で大スケールの演奏にはびっくりした。聴かせどころで決して物怖じしないのである。これでもかとたっぷり「ロマン」を前面に押し出してくる。「このくらいでやめておきます」という変な遠慮がないのは、やはりノルウェー人の誇りと自信がなせる技か。

 今回の録音はAUDITEレーベルが贈る「グリーグ管弦楽曲全集第1弾」ということで相当力が入ってたんだろうけど、真っ向勝負でここまで聴かせてくれるオードランの力量は相当なものだと思う。要注意。





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HMF



HMM 902271
¥2700→\2490
「三角帽子」初演100周年記念!
 エラス=カサドによる熱く鮮烈なファリャ!

  ファリャ:
   1-8.バレエ「三角帽子」
   9-17.バレエ「恋は魔術師」
カルメン・ロメウ(メゾ・ソプラノ/「三角帽子」)
マリーナ・エレディア(カンタオーラ/「恋は魔術師」)
マーラー・チェンバー・オーケストラ
パブロ・エラス=カサド(指揮)

 「三角帽子」初演100周年記念!エラス=カサドによる熱く鮮烈なファリャ!

 バレエ「三角帽子」が初演されたのは1919年。今年は初演100周年記念イヤーにあたります。
 スペインのグラナダ出身のエラス=カサドが、名門マーラー・チェンバー・オーケストラを率いて「三角帽子」と「恋は魔術師」を録音しました!
 長年これらの作品を収録したいと考えていたエラス=カサド。このたびマーラー・チェンバー・オーケストラという世界最高峰のオーケストラを得ての満を持してのレコーディングとなりました。
 まるで極彩色のキュビズムの絵画のような、熱く鮮烈な演奏に圧倒され、これまでのこれらの作品観を覆されるよう。
 オーケストラの奏でる音色ひとつひとつから、極彩色の風景が薫り立ちます。さらにカサド仕込みの本場のスペインのリズムに聴き手の耳も心も踊ります。「恋は魔術師」で歌い手を務めるマリーナ・エレディアは、世界にフランメンコの魅力を伝え、受賞多数の世界的歌い手であり、当作品の世界最高峰のスペシャリストでもあります。
 カサドによる、最高レベルでアップデートされたファリャ2 作品、注目です!
 
 

HMX 2908990
(6CD)
¥3200
「100のピアノ傑作集」ハルモニアムンディのよりすぐりトラック!
 「100のピアノ傑作集〜100 Piano Masterpieces」
[CD1]
 ・D.スカルラッティ:ソナタ K.492/ジョイス・ヤン
 ・ハイドン:
   ピアノ・ソナタ第53 番 ホ短調より第3 楽章、
   第47 番 ロ短調より第1 楽章/アラン・プラネス
 ・モーツァルト:
  ソナタ イ長調 K331より「トルコ行進曲」、
  ソナタ ハ長調 K330より第1 楽章、アレグロ ト短調 K312、
  ソナタ 変ロ長調 K333より第3 楽章/
   ジョルジュ・プルーデルマッハー
 ・ベートーヴェン:エリーゼのために WoO59/ブリジット・エンゲラー
 ・ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ 第14 番 op.27-2「月光」より第1,3 楽章、
   ピアノ・ソナタ第8 番 op.13「悲愴」より第2 楽章/ポール・ルイス
 ・ベートーヴェン(リスト編):交響曲第6 番「田園」より第4 楽章/ミシェル・ダルベルト
[CD2]
 ・シューベルト:
   ソナタ ヘ短調 D625より第1 楽章、
   さすらい人幻想曲 op.15 D760より第2 楽章アダージョ、
   楽興の時 op.94 D780より第3 番 ヘ短調、即興曲 op.90-4 変イ短調/アラン・プラネス
 ・シューベルト:ハンガリー風ディヴェルティスマン ト短調 op.54 D818より第1 楽章/
   アレクサンドル・タロー、シュ・シャオ=メイ
 ・シューベルト(リスト編):白鳥の歌よりセレナーデ/フレデリック・チュウ
 ・メンデルスゾーン:
   無言歌集より op.19-1, op.19-6、ロンド・カプリチョーソ op.14/ハヴィエル・ペリアネス
 ・シューマン:
   ピアノ・ソナタ第2 番 ト短調 op.22より第3 楽章、
   「ショパン」(『謝肉祭』op.9より)、パピヨンop.2より第2 曲/ジョン・ナカマツ
 ・シューマン:「見知らぬ国」「鬼ごっこ」(『子供の情景』op.15より)/ブリジット・エンゲラー
 ・シューマン:交響的練習曲より第10曲/ベアトリーチェ・ラナ
[CD3]
 ・ショパン:華麗なるワルツ イ短調 op.34-2、舟歌 op.60/ハヴィエル・ペリアネス
 ・ショパン:
   ワルツ(遺作)イ短調、ワルツ 嬰ハ短調 op.64-2、ワルツ(遺作)ホ短調、
   ワルツ ロ短調 op.69-2、前奏曲第4番 ホ短調、前奏曲第8番 嬰ヘ短調、
   前奏曲第20 番 ハ短調/アレクサンドル・タロー
 ・ショパン:幻想即興曲 op.66/オリガ・カーン
 ・ショパン:夜想曲 変ロ短調 op.9-1、変ホ長調 op.9-2、ロ長調 op.9-3/ブリジット・エンゲラー
 ・ショパン:夜想曲 嬰ヘ短調 op.48-2/アラン・プラネス
 ・ショパン:マズルカ イ短調 op.68-2、幻想ポロネーズ 変イ長調 op.61/セドリック・ティベルギアン
[CD4]
 ・リスト:即興曲(夜想曲)、春の夜(シューマン)、ハンガリー狂詩曲第2 番/ジョン・ナカマツ
 ・リスト:巡礼の年「イタリア」への補遺「ヴェネツィアとナポリ」より
   第3 曲タランテッラ/フレデリック・チュウ
 ・リスト:ソナタ ロ短調より第2 楽章/ポール・ルイス
 ・ブラームス:ハンガリー舞曲 WoO1より第4, 5 曲、バラード op.10-1/セドリック・ティベルギアン
 ・ブラームス:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 op.2より第1 楽章/アレクサンドル・メルニコフ
 ・シャブリエ:
   10の絵画的小品より第9曲「華やかなメヌエット」、
    ハバネラ、アルバムの綴り/アラン・プラネス
 ・R-コルサコフ(ラフマニノフ編):熊蜂の飛行/オリガ・カーン
 ・ヤナーチェク:
   ピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905年10月1日、街頭にて」、
   『草陰の小道を通って』より第10 曲/アラン・プラネス
[CD5]
 ・ドビュッシー:2 つのアラベスク、「月の光」(『ベルガマスク組曲』より)/ニコライ・ルガンスキー
 ・ドビュッシー:
   「雨の庭」(『版画』より)、
   レント(憂鬱に、そしてやさしく)(『忘れられた映像』より)/アラン・プラネス
 ・サティ:
   グノシエンヌ第1 番、ジムノペディ第1 番、グノシエンヌ第2 番、
   グノシエンヌ第3 番、ヴァルス=バレエ、金の粉/アレクサンドル・タロー
 ・スクリャービン:6 つの前奏曲op.13より第3 番、第4 番/ヴァディム・ホロデンコ
 ・ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 op.3-2、前奏曲 op.23-1/ニコライ・ルガンスキー
 ・ラフマニノフ:イタリアン・ポルカ/ブリジット・エンゲラー、オレグ・マイセンベルク
 ・ラヴェル:
   亡き王女のためのパヴァーヌ、水の戯れ、「オンディーヌ」(『夜のガスパール』より)、
   洋上の小舟(『鏡』より)、プレリュード(『クープランの墓』より)/アレクサンドル・タロー
[CD6]
 ・ファリャ:「クバーナ」(『4 つのスペイン小品』より)、カンシオン、ノクトゥルノ/ハヴィエル・ペリアネス
 ・バルトーク:ルーマニア民俗舞曲(全6 曲)/アラン・プラネス
 ・ストラヴィンスキー:「ロシアの踊り」(『ペトルーシュカ』より)/アレクサンドル・メルニコフ
 ・プロコフィエフ:
   モンタギュー家とキャピュレット家(『ロミオとジュリエット』op. 75より)、
   ロマンス(『キージェ中尉』より/チュウ編)/フレデリック・チュウ
 ・モンポウ:ひそやかな音楽Ⅰ/ハヴィエル・ペリアネス
 ・ガーシュウィン:
  ジョン・ブラウンのブルース、ラプソディ・イン・ブルー、ザ・マン・アイ・ラヴ/フランク・ブラレイ
 ・ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ op.87より
    前奏曲第4 番、第5 番、第13番/アレクサンドル・メルニコフ
 ・ウィリアム・ボルコム(b.1938):グレイスフル・ゴースト(ラグ)/マイケル・シェパード

 「100のピアノ傑作集」ハルモニアムンディのよりすぐりピアノ作品100トラック!名手たちの名演の連続に圧倒の6時間56分!!超お買い得!

 録音:2009年-2014年/ケルン/6h56'47

 ハルモニアムンディのカタログから、「100のピアノ傑作集」として、6枚組全100トラックのピアノ音楽集の登場。
 プルーデルマッハー、フレデリック・チュウ、さらにはダルベルトによるベートーヴェン=リスト編の交響曲第6番「田園」という懐かしのトラックも!
 タローのショパンにラヴェル、メルニコフも収録された超充実のラインナップ、そしてそれぞれの演奏の質の高さにあらためて驚く6枚組です。




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CHANNEL CLASSICS



CCSSA 39719
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ベートーヴェン:交響曲第1番&第5番

 交響曲第1番ハ長調 Op.21
 交響曲第5番ハ短調 Op.67《運命》
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団

 鬼才イヴァン・フィッシャー&BFO、ベートーヴェンの交響曲第1番&第5番!

 ☆ 鬼才イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管弦楽団!
 ☆ 待望のベートーヴェン新録音!
 ☆ 「レコード・アカデミー賞 録音賞」を受賞した優秀録音チームが贈る、格別の「運命」!

 ハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと、フィッシャーがゾルターン・コチシュと共に創設し、世界最高峰のオーケストラへと育てたブダペスト祝祭管弦楽団(BFO)。
 Channel Classicsからは「第4番&第6番(CCSSA30710/廃盤)」と「第7番(CCSSA25207/廃盤)」がリリースされていた同コンビによるベートーヴェン録音。
 待望の新録音は、ハイドンやモーツァルトなど古典的な交響曲の伝統に根ざしながらも、新たな時代への重要な転換点となった「交響曲第1番」、そしてベートーヴェンの不朽性の究極の証明となる傑作「交響曲第5番 《運命》」のカップリング!

 イヴァン・フィッシャーは、ベルリン・フィルやロイヤル・コンセルトヘボウ管(RCO)など世界トップクラスのオーケストラにも頻繁に客演しており、RCOとはベートーヴェンの交響曲全集も録音しているだけに、自らが鍛え上げた手兵ブダペスト祝祭管との新たなベートーヴェン録音にも期待がかかります。
 「マーラーの交響曲第3番(CCSSA 38817)」では、第55回レコード・アカデミー賞において「特別部門録音賞」を受賞した優秀録音チーム、名エンジニアのジャレッド・サックス率いるChannel Classicsによる超ハイクオリティ・レコーディングにも注目です。







LAWO CLASSICS



LWC 1173
¥2500
プーランク 協奏曲集
 プーランク:
  ピアノ協奏曲*
  2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調**
  オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲 ト短調
クリスチャン・イーレ・ハドラン(ピアノ)*/** 
ホーヴァル・ギムセ(ピアノ)**
コーレ・ノールストーガ(オルガン)
ノルウェー放送管弦楽団
トマス・セナゴー(指揮)*/** 
ペーテル・シルヴァイ(指揮)

 「世紀を超え、多種多様なスタイルからインスピレーションを得て、苦もなく自分の音楽に織りこんでゆく。その美しさと優美さに魅せられてしまったら、それに代わることのできるものがどれほどあるだろうか」。
 20世紀、比類のない作曲家フランシス・プーランクの3つの協奏曲を、優美さと鋭敏な感覚をあわせもった「魅力あるヴィルトゥオーゾ」たちがノルウェー放送管弦楽団と共演しました。

 スカルラッティ、モーツァルト、シューマン、ショパン、ブラームス、シンディング、現代ノルウェーと、幅広い時代の作品を手がけ、ノルウェーの音楽シーンに新しい風をもたらしたクリスチャン・イーレ・ハドラン(b.1983)が2曲のピアノ協奏曲を弾き、ハドランに先立つ世代の「ナンバーワン」ピアニスト、シベリウスのピアノ作品の全曲録音で国際的に知られアルヴェ・テレフセンやトルルス・モルクが信頼を寄せるホーヴァル・ギムセ(b.1966)が、2台の協奏曲の第2ピアノ。
 2009年から2012年までノルウェー放送管弦楽団(KORK)の首席指揮者を務めたトマス・セナゴー(スナゴー) (b.1969)が、2曲の指揮をしています。
 オルガン協奏曲は、オスロ大聖堂で録音が行われました。大聖堂オルガニストのコーレ・ノールストーガ(b.1954)のソロ、ベートーヴェンから後期ロマンティシズムの音楽を主なレパートリーとし、現代ノルウェー音楽の初演や録音を数多く任せているペーテル・シルヴァイ(b.1971)の指揮による演奏です。

 ※録音:2012年1月23日ᬢ25日、ノルウェー放送コンサートホール(大スタジオ)(オスロ)*/2011年1月27日ᬢ28日、ノルウェー放送コンサートホール(大スタジオ)(オスロ)**/2012年10月13日 オスロ大聖堂(ノルウェー) 


 



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ONYX



ONYX 4177
¥2500→\2290
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2弾 第1番〜第3番

 ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
 ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.12-2
 ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3
 モーツァルトの歌劇《フィガロの結婚》の
  「もし伯爵様が踊るなら」による12の変奏曲 WoO.40
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
アンドルー・アームストロング(ピアノ)

 カナダの天才ジェームズ・エーネス、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第2弾

 ☆2019年グラミー賞を受賞したカナダの天才ヴァイオリニスト!
 ☆ジェームズ・エーネスが弾くベートーヴェン第2弾!

 「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX 4189)で見事「最優秀器楽賞(Best Classical Instrumental Solo)」を受賞したカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。

 2017年3月に発売され高く評価されたベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」に続くエーネスのベートーヴェン・ソナタ集第2弾。
 エーネスが長年コンビを組む名手アンドルー・アームストロングとのデュオで、ベートーヴェンが師アントニオ・サリエリへと捧げた初期の3つのヴァイオリン・ソナタ(Op.21)と、モーツァルトの「フィガロの結婚」に基づく変奏曲(WoO.40)をレコーディング。
 前作の「ヴァイオリン・ソナタ第6番&第9番(ONYX 4170)」では英グラモフォン誌の「Editor's Choice」を獲得し、「ヴァイオリン協奏曲(ONYX 4167)」では同「Editor's Choice」とレコード芸術「特選盤」を受賞するなど、その気高き音色と圧倒的なテクニックが絶賛されてきたエーネスのベートーヴェン新録音にご期待ください!





第1弾 第6番&第9番


ONYX 4170
\2500→\2290
カナダの天才ジェームズ・エーネス「クロイツェル・ソナタ」登場!
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
  ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47《クロイツェル》
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
アンドルー・アームストロング(ピアノ)
 天才エーネスのソナタ集第3弾は、ベートーヴェン!

 「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受けているカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。エーネスが長年コンビを組むアンドルー・アームストロングとのデュオによるヴァイオリン・ソナタ集第3弾は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集が登場!
 美しく内観的な第6番と、勇ましく劇的な第9番「クロイツェル」。元々第6番の終楽章であったものが第9番のフィナーレに転用されるなど関連性を持ち、ともにイ長調でありながら異なったムードを持つ2つの作品の姿を、天才エーネスが鮮やかに描いてくれることでしょう。




先日案内が来たエーネスの伝説の名演


ONYX 4164
(2CD/特別価格)
\4000→\3690
同曲屈指の名演・・・ひょっとしたら「最高の名演」かもしれない
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集

 ヴァイオリン協奏曲
  第1番変ロ長調 K.207/第2番ニ長調 K.211/
  第3番ト長調 K.216/第4番ニ長調 K.218/
  第5番イ長調 K.219《トルコ風》/
 アダージョ ホ長調 K.261/
 ロンド 変ロ長調 K.269(261a)/ロンド ハ長調 K.373
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
モーツァルト・
 アニヴァーサリー・オーケストラ
 
 カナタ放送協会のレーベルCBC。
 今はほとんど活動していない。

 今回のエーネスのモーツァルトはこのCBCからリリースされていて、店主の大推薦アルバムだった・・・が、残念ながらオークションの異常高騰価格以外では入手することはできなかった。

 それが今回ONYXから復活発売されることになったわけである。


(当時のコメントから)

 すごかった。
 正直、ここまでとは思わなかった。

 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集・・・。

 もちろん数々の名演名盤がひしめく。
 ・・・しかし店主としてはどの演奏も若きモーツァルトに翻弄されて、もうひとつ核心に迫れず撤退している演奏が多かった。というか、この曲の核心を突くことなど人間には不可能と思っていた。

 しかし・・・エーネス・・・かなり近い。
 この天衣無縫さと、湧き出る天才的感性。

 これがモーツァルトのヴァイオリン協奏曲。カデンツァも素敵。

 すべてにおいてモーツァルトと感性がシンクロしているような気がする。
 真の天才だけがなせる業ということか。









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 LINN RECORDS



CKD623
\2700→\2490
ロビン・ティチアーティ(指揮)
 ドビュッシー:夜想曲

   1.I 雲 2.II 祭り 3.III シレーヌ
 デュリュフレ:レクイエム
   4.I 入祭文 5.II キリエ 6.III 主、イエス・キリスト
   7.IV サンクトゥス 8.V ピエ・イエズ
   9.VI 神の子羊 10.VII 永遠の光
   11.VIII 我を許したまえ 12.IX 楽園にて
ロビン・ティチアーティ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
ベルリン放送合唱団
マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)
※バリトン独唱はバスのユニゾンで歌われています。
NYCX-10092
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税

 【近代フランスの対照的な2曲を収録】
  3回目のシーズンを迎えたベルリン・ドイツ交響楽団と音楽監督ロビン・ティチアーティ。
  CD第4弾は近代フランスの大作2曲を収録し、ドビュッシーの管弦楽作品に、コジェナーを迎えた同時代フランスの声楽作品という組み合わせでは3枚目となります。
  特に「海」と「忘れられた歌」の組み合わせ(CKD550)は、各方面でたいへん高い評価を得ています。

 ノートルダム大聖堂などフランスの大きな教会で、始めは聖歌隊、のちにオルガニストとして奉職したデュリュフレ。
 1947年に作曲した「レクイエム」は、グレゴリオ聖歌を元にしたたいへん美しい作品で、フォーレのそれと並び日本でも広く人気があります。
 ここではフルオーケストラの版で演奏されており、メゾ・ソプラノのソリストとしてコジェナーが登場しますが、バリトン独唱は合唱のバスのユニゾンに置き換えられています。逆に、生涯を通じて教会へ出向くことに積極的ではなく、宗教作品も残さなかったドビュッシーが1890年代末に書いた「夜想曲」では、ティチアーティの繊細な棒さばきと、ベルリン・ドイツ響ならではの力強いアンサンブルが、音楽に心地よいうねりをもたらしています。
   2019年3月19−22日、ゼンデザール、ベルリン放送
  



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ONDINE



ODE-1334
\2400→\2190
クリスティアン・テツラフ&ロビン・ティチアーティ
 ベートーヴェン&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲集

 ベートーヴェン(1770-1827):
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61(1806)
   1.第1楽章:Allegro ma non troppo-
    カデンツァ:ピアノ協奏曲 ニ長調 作品61aから転用
   2.第2楽章:Larghetto
   3.第3楽章:Rondo. Allegro
  シベリウス(1865-1957):ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47(1905)
   4.第1楽章:Allegro moderato
   5.第2楽章:Adagio di molto
   6.第3楽章:Allegro, ma non tanto
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)

ロビン・ティチアーティ(指揮)
ベルリン=ドイツ交響楽団
NYCX-10088
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2500+税

 現代最高のヴァイオリニストの一人クリスティアン・テツラフと、「もっともエキサイティングな指揮者」ロビン・ティチアーティ。注目の2人が奏でるベートーヴェンとシベリウスのヴァイオリン協奏曲が登場!
 
 2011年、シューマンとメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲の発売以来、ONDINEレーベルからJ.S.バッハやブラームスなど数々の名演をリリースしているテツラフですが、ベートーヴェンは2017年の「三重協奏曲」の録音のみ。
 テツラフにとってギーレン、ジンマンとの共演に次ぐ3度目の録音となる「ヴァイオリン協奏曲」は2020年の“ベートーヴェン・イヤー”を控え、満を持しての強力リリースと言えるでしょう。
 なおカデンツァにこだわりを持つテツラフは、第1楽章にピアノ協奏曲ニ長調からのアレンジをしたものを置き(ティンパニが入るヴァージョン)、第2楽章と第3楽章は自身のオリジナル・カデンツァを使用しているものと思われます。

 同時収録のシベリウスにおいても、テツラフは抜群のテクニックと音楽性を発揮、終楽章では目が覚めるような快速テンポとユニークな解釈を聴かせるなど、2つの作品の新たな魅力を聴き手に提示します。

 バックを務めるティチアーティは2009/10シーズンから26歳でスコットランド室内管弦楽団の首席指揮者に就任、2014年にはグラインドボーン音楽祭の音楽監督となりました。
 2017/18シーズンからはベルリン・ドイツ交響楽団(DSO)の音楽監督を務めるなど、高い評価を受ける俊英です。この録音でも名門オーケストラを率いて、テツラフと真向から対峙、共に緻密な音楽を紡ぎだしています。

 録音:
  2018年10月30-31日 Groser Sendesaal, Haus des Rundfunks Berlin…4-6
  2018年11月16-17日 Philharmonie Berlin…1-3

 【国内盤】
  日本語解説:池田卓夫

 2019年10月来日!
  ロビン・ティチアーティ(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団

  2019年10月6日(日) サントリーホール 大ホール
  2019年10月7日(月) オーチャード・ホール(東京)
  2019年10月9日(水) 東京オペラシティコンサート・ホール
  2019年10月10日(木) サントリーホール 大ホール
  2019年10月11日(金) 東京芸術劇場 コンサートホール

  



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


APR



APR 6029
(2CD/特別価格)
¥2500→\2290
ウィリアム・マードック 〜 コロンビア・ソロ電気録音全集1925−1931 ウィリアム・マードック(ピアノ)
 【CD1】
  ・メンデルスゾーン:無言歌第18番変イ長調 Op.38-6《デュエット》 【録音:1927年4月14日】
  ・メンデルスゾーン:無言歌第30番イ長調 Op.62-6《春の歌》 【録音:1927年4月14日】
  ・ショパン:練習曲第13番変イ長調 Op.25-1《エオリアン・ハープ》 【録音:1926年2月9日】
  ・ショパン:ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3《華麗なる円舞曲》 【録音:1926年2月9日】
  ・ショパン:子守歌変ニ長調 Op.57 【録音:1926年4月13日】
  ・ショパン:バラード第3番変イ長調 Op.47 【録音:1927年4月20日】
  ・シューマン:ロマンス嬰ハ長調 Op.28-2 【録音:1927年4月19日】
  ・リスト:愛の夢第3番変イ長調 S.541-3 【録音:1927年4月14日】
  ・パガニーニ(リスト編):ラ・カンパネラ S.141-3 【録音:1930年5月5日】
  ・リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 S.244-12 【録音:1927年4月14日】
  ・シューベルト/リスト編:きけ、きけ、ひばり S.558-9 【録音:1926年2月9日】
  ・シューベルト/タウジヒ編:軍隊行進曲第1番ニ長調 D.733-1,Op.51-1 【録音:1927年4月14日】
  ・ブラームス:ワルツ変イ長調 Op.39-15 【録音:1927年4月14日】
  ・パデレフスキ:メヌエット ト長調 Op.14-1 【録音:1927年4月14日】
  ・グリーグ:ノルウェーの花嫁の行列 Op.19-2 【録音:1931年10月8日】
  ・シベリウス:悲しいワルツ Op.44-1 【録音:1931年9月30日】
  ・ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2 【録音:1926年4月13日】
  ・ラフマニノフ:前奏曲ト短調 Op.23-5 【録音:1931年5月5日】
  ・ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32-12 【録音:1927年4月20日】
  ・ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2 【録音:1931年5月5日】
 【CD2】
  ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13《悲愴》 【録音:1926年10月12日】
  ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57《熱情》 【録音:1927年19日ᬢ20日】
  ・J.S.バッハ/ブゾーニ編:目覚めよと呼ぶ声あり BWV.645 【録音:1925年11月23日】
  ・ドビュッシー:アナカプリの丘 【録音:1925年11月23日】
  ・ドビュッシー:ヒースの茂る荒れ地 【録音:1925年11月23日】
  ・ドビュッシー:吟遊詩人 【録音:1927年4月20日】
  ・アルベニス:エル・プエルト 【録音:1925年11月23日】
  ・ファリャ:クバーナ 【録音:1925年11月23日】
  ・ファリャ:アンダルシア 【録音:1925年11月23日】

 ●デイリー・エクスプレス・ナショナル・ピアノ・プレイング・コンペティション課題曲集
  ・アダム・カース:小さなスケルツォ 【録音:1928年6月12日】
  ・リチャード・ウォルシュー:太陽と陰 【録音:1928年6月11日】
  ・トーマス・ダンヒル:しずくの妖精 【録音:1928年6月12日】
  ・アーネスト・マーカム・リー:伝説 【録音:1928年6月11日】
  ・オーランド・モーガン:美しい粉 【録音:1928年6月11日】
  ・アレック・ローリー:ランブリング・セイラー 【録音:1928年6月29日頃】
  ・フェリックス・スウィンステッド:セレナータ 【録音:1928年6月11日】
  ・ジョージ・ダイソン:プリムローズ・マウント 【録音:1928年6月12日】
  ・ボーウェン:夢 Op.86 【録音:1928年6月11日ᬢ12日】
  ・アイアランド:ロンド 【録音:1928年6月12日】

 1920年台の英コロンビアを支えた名ピアニスト。豪州出身の知られざる名手マードックのソロ録音集!

 1920年台のUKコロンビア社を代表するレコーディング・アーティストの1人だったものの、現在ではその名前、演奏ともに知る人ぞ知る存在であるオーストラリアのピアニスト、ウィリアム・マードック(1888ᬢ1942)。
 この知られざるオーストラリア人ピアニストが、電気録音の最初期の時代にコロンビア社に遺したソロ録音の全曲を、同レーベルでお馴染みのエンジニア、アンドルー・ハリファックスがリマスタリングを施し、貴重なピアノ録音を続々と発掘しているイギリスのAPRが復刻!
 
 主にソロ、室内楽で活躍し、エルガーのヴァイオリン・ソナタやピアノ五重奏曲の初演にも参加したマードックですが、1925年にはハミルトン・ハーティ&ハレ管弦楽団とのコンビでベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第3番」を録音するなど、幅広いレパートリーを誇ったピアニストでもあります。
 また、マードックの遺産の一部である1928年の「デイリー・エクスプレス・ナショナル・ピアノ・プレイング・コンペティション」課題曲集(全10曲)非常に貴重であると同時に、ピアノ・マニア必聴のレア・レパートリーです!

 ※リマスタリング:アンドルー・ハリファックス
 



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ERMITAGE



BM 6100
(5CD)
¥3200→\2990
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
 〜生誕100年記念BOX
 CD 1
  モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K 415(1953年,ナポリ)
     フランコ・カラッチオーロ(指揮) アレッサンドロ・スカルラッティ管弦楽団
   ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K 466 (1953年,フィレンツェ)
     ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
   ピアノ協奏曲第15番  K.450 (1951年,ミラノ)
     カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮) RAI国立交響楽団
 CD 2
  シューマン:謝肉祭 Op.9 (1957年,ロンドン)/ピアノ協奏曲 op.54 (1948年,ニューヨーク)
     ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
 CD 3
  リスト:
   ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124/R.455 (1953年,フィレンツェ)
     ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
   死の舞踏(1962年,ヴァチカン)
  フランク:交響的変奏曲(1949年,ロサンジェルス)
     アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)ロサンジェルス・フィルハーモニック
  アルベニス:入江のざわめき(1942年,ミラノ)
  グラナドス:スペイン舞曲(1939年,ミラノ)
  マレスコッティ:幻想曲(1939年,ミラノ)
 CD 4:
  ヴィヴァルディ:協奏曲ロ短調〜アレグロ(1942年,ジュネーヴ)
     エルネスト・アンセルメ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団
  クレメンティ:ソナタ Op.12-1 (1959年,ロンドン)
  スカルラッティ:
   ソナタ K.322 L.483 (1961年,ロンドン)/ソナタ K.27 L.449 (1955年,トリノ)/
   ソナタ K.9 L.413/ソナタ K.11 L.352
  Tomeoni:アレグロ(1943年,ミラノ)
  バッハ:イタリア協奏曲 BWV 971 (1943年,ミラノ)
  ガルッピ:プレスト 変ロ短調(1941年,ミラノ)/ソナタ ハ長調(1941年,ミラノ)
 CD 5:
  ショパン:
   ピアノ・ソナタ Op.35-2 (1952年,アレッツォ)/スケルツォ第2番 Op.31 (1941年,ミラノ)/
   マズルカop.68-2 (1941年,ミラノ)/ワルツ Op.69-1 (1941年,ミラノ)/
   子守歌 Op.57 (1962年,ミラノ)/
   アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ(1962年,ミラノ)/
   マズルカop.33-4 (1962,ミラノ)




GRAND SLAM



GS 2206
¥2500
トスカニーニ&NBC響、
 ベートーヴェン「英雄」とシューベルト「未完成」

  (1)ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」
  (2)シューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D.759「未完成」
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC 交響楽団
 
 トスカニーニ&NBC響、灼熱のベートーヴェン「英雄」とシューベルト「未完成」、2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻!

 セッション録音:(1)1953年12月6日/カーネギー・ホール(ニューヨーク)、(2)1950年3月12日/ NBC、スタジオ8H(ニューヨーク)/モノラル
 使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
  トスカニーニの録音の中でも最も強烈と言われる1953年のベートーヴェン「英雄」、そして意外にもしなやかな演奏であるシューベルトの「未完成」、これら2曲を2トラック、38センチのオープンリール・テープに刻まれた情報を忠実に再現しました。結果、細部まで克明に聴き取れるようになり、演奏全体の色彩感がより豊かに感じられます。
  また、解説書にはトスカニーニの棒でベートーヴェンの「合唱幻想曲」と第9を歌った日本人の合唱団員の手記を掲載しています。その女声歌手はトスカニーニのもとで演奏出来たことにひたすら感激して筆を走らせていますが、リハーサルや本番の空気がとてもいきいきと伝わって来ます。トスカニーニと共演した経験を持つ日本人の手記は他に類例がなく、きわめて貴重です。(平林 直哉)




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MEMBRAN



MEMBRAN 600531
(10CD)
¥2400
Milestones of a Conductor Legend
 アタウルフォ・アルヘンタ(Cond)名演奏集
  Disc. 1
   アルベニス:ナヴァーラ/
   グラナドス:ゴイェスカス
     スペイン国立管弦楽団/1953年〜1956年録音
   グラナドス:アンダルーサ
     ロンドン交響楽団/1957年録音
   トゥリーナ:交響詩「幻想舞曲集」Op.22
     パリ音楽院管弦楽団/1953年〜1956年録音
   トゥリーナ:セビーリャ交響曲Op.23
     スペイン国立管弦楽団/1953年〜1956年録音
  Disc. 2
   ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
     ナルシソ・イエペス(Guitar)スペイン国立管弦楽団/1956年録音
   ロドリーゴ:ヴァイオリンと管弦楽のための「夏の協奏曲」
     クリスチャン・フェラス(Vln)フランス国立管弦楽団/1951年録音
  Disc. 3
   ファリャ:バレエ音楽「恋は魔術師」
     テレサ・ベルガンサ(MSop)フランス国立放送管弦楽団/1957年録音
   ドビュッシー:管弦楽のための映像
     スイス・ロマンド管弦楽団/1957年録音
  Disc. 4
   ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」、歌劇「はかなき人生」より序奏
     ゴンサロ・ソリアーノ(pf)フランス国立放送管弦楽団/1957年ライヴ録音
   フランシスコ・アセンホ・バルビエリ(1823-1894):サルスエラ「ラバピエスの理髪師」より前奏曲
   フェデリコ・チュエーカ(1846-1908):サルスエラ「果樹園の愉しみ」よりパッサカリア
   マヌエル・フェルナンデス・カバリェーロ(1835-1906):
    サルスエラ 「アフリカの二人組」よりCoro de la Murmuracion
   ヘスス・グリーディ(1886-1961):サルスエラ「農場」より第2幕への前奏曲
   ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923):
    サルスエラ 「ルイス・アロンソの結婚式」より幕間劇
    サルスエラ「ルイス・アロンソの舞踏会」より前奏曲、幕間劇
   フェデリコ・モレノ・トローバ(1891-1982):
    サルスエラ「ルイサ・フェルナンダ」より第3幕への前奏曲
     オルケスタ・シンフォニカ/マドリッド室内管弦楽団、合唱団/1951〜56年録音
  Disc. 5
   アルベニス(アルボス編):イベリア
     パリ音楽院管弦楽団/1953年録音
   ラヴェル:道化師の朝の歌 Orchestre des centro soli
     1956年ライヴ録音
   ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」より3つの踊り
     フランス国立放送管弦楽団/1957年録音
  Disc. 6
   シャブリエ:狂詩曲「スペイン」/リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
     スペイン国立管弦楽団/1956年録音
   モシュコフスキ:スペイン舞曲集Op.12
     ロンドン交響楽団/1957年録音
   ファリャ:組曲「三角帽子」
     スペイン国立管弦楽団/1956年録音
  Disc. 7
   グリーディ:10のバスクの歌
   エルネスト・アルフテル(1905-1989):シンフォニエッタ ニ長調
     スペイン国立管弦楽団/1953年〜1956年録音
  Disc. 8
   トマス・ブレトン(1850-1923):アンダルシアの情景
    アルハンブラにて、演奏会用ボレロ、ラ・ドロレス
     グラン・オルケスタ・シンフォニカ/1955年録音
  Disc. 9
   リスト:交響詩「レ・プレリュード」
     スイス・ロマンド管弦楽団/1954年録音
   リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番
     ジュリアス・カッチェン(pf)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/1957年録音
  Disc. 10
   リスト:ファウスト交響曲
     パリ音楽院管弦楽団/1955年録音

 スペイン最大のカリスマ指揮者アタウルフォ・アルヘンタ。
 今でこそアルヘンタのCDは店頭で見つけるのが難しいほど少なくなってしまったが、LPファンには熱心な彼の信者が多い。

 スペイン生まれらしい情熱的で豊かな色彩感覚と、師シューリヒト譲りの実直で堅実な音楽作りが本物志向のファンに愛されたのである。
 メーカー主導のレパートリー作りのためにどちらかというと「色物系」扱いされてしまいがちなアルヘンタであるが、生み出す音楽にこんなにも独特の「芯」がある人も珍しい。

 アルヘンタは50年代に入って活発に録音活動を続けたが、ようやく世界的に認められ始めた1958年、突然の自動車事故によりわずか44歳でこの世を去ってしまった。
 短く見ても残り30年生きていればどんなにもすばらしい音楽をわれわれに残してくれていたことか。
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MEMBRAN 600532
(10CD)
¥2400
Milestones of a Piano Legend
 ニキタ・マガロフ(pf)名演奏集
  Disc. 1
   ショパン:ピアノソナタ第3番、4つの即興曲、子守歌Op.57
     1954年録音
  Disc. 2
   シューマン:謝肉祭Op.9/リスト:パガニーニによる大練習曲
     1961年録音
  Disc. 3
   ハイドン:ピアノソナタHob.XVI:48/ベートーヴェン:ピアノソナタ第30番/
   シューマン:交響的練習曲Op.13
     1960年録音
  Disc. 4
   ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
     ヴィレム・ファン・オッテルロー指揮、ウィーン交響楽団/1961年録音
   リスト:死の舞踏S.126
     ロベルト・ベンツィ指揮、コンセール・ラムルー管弦楽団/1961年録音
  Disc. 5
   グラナドス:ゴイェスカス第1部、わら人形、ゴイェスカス第2部
     1952年、1954年録音
  Disc. 6
   ショパン:4つのマズルカOp.6、5つのマズルカOp.7、4つのマズルカOp.17、Op.24
     1956年録音
   ヘンデル:ヴァイオリンソナタ ニ長調HWV.371
     ヨゼフ・シゲティ(Vln)/1937年録音
  Disc. 7
   ショパン:4つのマズルカOp.30、Op.33、Op.41/3つのマズルカOp.50、Op.56
     1956年録音
   モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第21番K.304
     ヨゼフ・シゲティ(Vln)/1937年録音
  Disc. 8
   ショパン:
    3つのマズルカOp.56、Op.59、Op.63/4つのマズルカOp.67、Op.68/
    マズルカ イ短調 「ノートル・タン」Op.posth./マズルカ イ短調 「エミール・ガイヤール」Op.posth.
     1956年録音
  Disc. 9
   ショパン:ピアノ協奏曲第1番
     ロベルト・ベンツィ指揮、コンセール・ラムルー管弦楽団/1961年録音
   リスト:ピアノソナタ ロ短調
     1951年録音
  Disc. 10
   ストラヴィンスキー:ピアノと管楽器のための協奏曲、カプリッチョ
     エルネスト・アンセルメ指揮、スイス・ロマンド管弦楽団/1955年録音



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SCRIBENDUM



SC 814
(34CD)
¥10800→\9490

マリヤ・グリンベルクの芸術
 CD1
  J.S.バッハ:
   サラバンドとパルティータ, BWV 990
     録音:1960年
   前奏曲とフーガ ニ長調, BWV 532 (編:ブゾーニ)
     録音:1961年
   ピアノ協奏曲第5番 ヘ短調, BWV 1056/前奏曲とフーガ イ短調, BWV 543 (編:リスト)/
   ソナタ第5番 ハ長調〜ラルゴ, BWV 529 (編:フェインベルク)/前奏曲とフーガ ニ長調, BWV 532 (編:ブゾーニ)
     録音:1976年2月5日 (ライヴ)
  テレマン:ファンタジア第3番〜ラルゴ TWV33
     録音:不明
  コレッリ:合奏協奏曲 ト短調 Op.6 No.8 「クリスマス協奏曲」〜パストラーレ(編:ゴドフスキー)
     録音:1951年
 CD2
  スカルラッティ:
   ソナタ ハ長調, L.104/ソナタ ニ短調, L.413/ソナタ ヘ短調, L.382/
   ソナタ イ長調, L.345/ソナタ ハ短調, L.352/ソナタ ハ短調, L.360
     録音:1968年5月19日(ライヴ)
  セイシャス(1704-1742):メヌエット へ短調/トッカータ ヘ短調
     録音:1967/68年
  アントニオ・ソレール(1729-1783) :
   ソナタ第12番嬰 へ長調〜アレグロ/ソナタ第2番嬰 ハ短調〜アレグロ/
   ソナタ第11番 ト短調〜アレグロ
     録音:1967or1959年(ステレオ)
  モーツァルト:
   アレグレットによる12の変奏曲 変ロ長調, K500
     録音:1960年
   幻想曲 ハ短調, .396(シュタットラーによる補筆完成版)
     録音:1963年
   幻想曲 ハ短調, KV.475
     録音:1973年1月30日(ライヴ)
 CD3
  カール・ハインリヒ・グラウン:ジーグ 変ロ短調
     録音:1959年
  モーツァルト:
   ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調, K332
     録音:1967年
   ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調, K.576
     録音:1961年
   ピアノ・ソナタ第18番 ヘ長調, K.533
     録音:1970年
   ピアノ・ソナタ ハ短調, KV.457
     録音:1973年1月30日(ライヴ)
 CD4
  ベートーヴェン:
   パイジェッロの歌劇「水車屋の娘」の二重唱「わが心もはやうつろになりて」による6つの変奏曲 WoO.70
     録音:1961年
   メヌエット 変ホ長調, WoO.82/メヌエット 変ホ長調, WoO.10 No.3/
   メヌエット ト長調, WoO.10 No.2/メヌエット ニ長調, WoO.10 No.5
     録音:1951年
   ロンド・ア・カプリッチョト長調, Op.129「なくした小銭への怒り」
     録音:1952年
   創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80/
   ロンドト長調, Op.51 No.2 /6つのエコセーズ 変ホ長調, WoO.83
     録音:1965年(モノラル)
   ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調, Op.2 No.1
     録音:1959年
   ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調, Op.10 No.2
     録音:1950年
 CD5
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調, Op.13「悲愴」
     録音:1951年
   ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調, Op.27 No.2「月光」
     録音:1961or1959年
   ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調, Op.53「ワルトシュタイン」
     録音:1958年
   ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調, Op.57「熱情」
     録音:1960or1961年
 CD6
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調, Op.2 No.1/ピアノ・ソナタ第2番 イ長調, Op.2 No.2/
   ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調, Op.2 no.3
     録音:1968年10月29日(ライヴ)
 CD7
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調, Op.7
     録音:1968年10月29日(ライヴ)
   ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調, Op.10 No.3
     録音:1974年1月20日(ライヴ)
   ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調, Op.26「葬送行進曲」
     録音:1973年1月30日(ライヴ)
 CD8
  ベートーヴェン:
   ピアノ協奏曲第1番 ハ長調, Op.15
     モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ドミトリー・キタエンコ(指揮)
     録音:1970年(ライヴ,モノラル)
   ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調, Op.19
     モスクワ放送交響楽団、キリル・コンドラシン(指揮)/録音:1947年
 CD9
  ベートーヴェン:
   ピアノ協奏曲第3番 ハ短調, Op.37
     モスクワ放送交響楽団、クルト・ザンデルリンク(指揮)/録音:1952or1965年
  ピアノ協奏曲第4番 ト長調, Op.58
     ロシア国立交響楽団、ネーメ・ヤルヴィ(指揮)/録音:1965年(ステレオ)
 CD10
  ベートーヴェン:
   ピアノ協奏曲第3番 ハ短調, Op.37 (Cadenza by Reinecke)
     ロシア国立交響楽団、カール・エリアスベルク(指揮)/録音:1958年1月25日(ライヴ)
   ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調, Op.73「皇帝」
     モスクワ放送交響楽団、アレクサンンドル・ガウク(指揮)/録音:1957年1月23日
 CD11
  ベートーヴェン :
   ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調Op.2 No.1
     録音:1966年
   ピアノ・ソナタ第2番 イ長調O.2 No.2 /ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調Op.2 No.3
     録音:1965年
 CD12
  ベートーヴェン :
   ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op7
     録音:1965年
   ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op.10 No.1/ピアノ・ソナタ第6番 へ長調Op.10 No.2
     録音:1964年
 CD13
  ベートーヴェン :
   ピアノ・ソナタ第7番 ニ短調 Op.10 No.3
     録音:1965年
   ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」
     録音:1966年
   ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14 No.1/ピアノ・ソナタ第10番 ト長調Op.14 No.2
     録音:1965年
 CD14
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調, Op.22
     録音:1964年
   ピアノ・ソナタ第12番変 イ長調Op.26「葬送行進曲」
     録音:1965年
   ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調Op.27 No.1
     録音:1964年
   ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2「月光」
     録音:1966年
 CD15
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 Op.28「田園」/ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 Op.31 No.1 /
   ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31 No.2「テンペスト」
     録音:1964年
 CD16
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op.31 No.3「狩り」
     録音:1966年
   ピアノ・ソナタ第19番 ト短調Op.49 No.1
     録音:1964年
   ピアノ・ソナタ第20番 ト短調 Op.49 No.2
     録音:1965年
   ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
     録音:1966年
   ピアノ・ソナタ第22番 へ長調 Op.54
     録音:1965年
 CD17
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
     録音:1966年
   ピアノ・ソナタ第24番 嬰へ長調 Op.78 「テレーゼ」
     録音:1965年
   ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 Op.79/
   ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 Op.81a「告別」 /ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90
     録音:1966年
 CD18
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
   ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
     録音:1966年
 CD19
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
     録音:1967年
   ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調Op.110/ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調Op.111
     録音:1966年
 CD20
  シューマン:春の夜(編:リスト)/献呈(編:リスト)
     録音:1950年
  グリーグ:組曲「ホルベアの時代から」
     録音:不明
  シューマン:
   ピアノ協奏曲 イ短調, Op.54
     ロシア国立交響楽団、カール・エリアスベルク(指揮)
     録音:1958年1月25日(ライヴ)
   ピアノ・ソナタ第1番 嬰へ短調, Op.11 (断片)  Un poco Adagio;Allegro vivace Aria
     録音:1948年
 CD21
  シューマン:
   子供の情景, Op.15
     録音:1951年
   色とりどりの小品 Op.99
     録音:1947年
   交響的練習曲 Op.13
     録音:1961年
   3つの幻想小品集, Op.111
     録音:1970年
 CD22
  シューベルト:
   4つの即興曲, D. 899 (Op. 90) /ワルツ、レントラー&ドイツ舞曲集(編:グリンベルク編)/
   ピアノ・ソナタ第13番 イ長調, Op.120 D.664
     録音:1974年10月14日(ライヴ,ステレオ)
 CD23
  シューベルト:
   さすらい人 D.489 (編:リスト)/白鳥の歌, D.957 I (編:リスト)/
   アトラス D.957 VIII (編:リスト)/別れ D.957 VII(編:リスト)/
   街 D.957 XI (編:リスト)/冬の旅 D911 IV (編:リスト)/水の上で歌うD.774 (編:リスト)
     録音:1976年2月5日(ライヴ,モノラル)
   ピアノ・ソナタ第13番 イ長調, Op.120 D.664
     録音: 1973年1月30日(ライヴ,モノラル)
  フランク:交響的変奏曲
     モスクワ放送交響楽団、ロマン・マツォヴ(指揮)/録音:1961年(ステレオ)
 CD24
  メンデルスゾーン:
   無言歌集 /ホ長調 Op30 No.3 /イ短調 Op.38 No.5 /イ短調 Op.53 No.5「民謡」
     録音:1967
   嬰へ短調 Op.67 No.2 /変ロ長調 Op.67 No.3 /ト長調, Op.62 No.4 /ホ短調 Op.62 No.3「葬送行進曲」 /
   ホ短調 Op.102 No.1 /ハ短調 Op.38 No.2 /変ホ長調Op.53 No.2 /ト長調 op.62 No.1 /
   イ短調Op.85 No.2 /ロ短調 Op.67 No.5 /ト短調 Op.102 No.4 /イ長調 Op.62 No.6「春の歌」/
   イ長調 Op.102 No.5
     録音:1968年
   幻想曲 嬰へ短調 Op.28「スコットランド・ソナタ」
     録音:1951年
   スケルツォ・カプリッチ 嬰へ短調 WoO 3
     録音:1950年
  グリンカ:
   アンダルシア舞曲 ト長調 /ワルツ 変ホ長調 /子供のポルカ ロ長調 /マズルカ ハ短調
     録音:1959年
   タランテラ イ短調
     録音:1966年12月12日
   アリャビエフの「夜鳴きうぐいす」の主題による変奏曲
     録音:1964年5月18日
   マズルカ 変イ長調 /別れのワルツ ト長調
     録音:1959年6月13日
 CD25
  ショパン:
   バラード第1 番 ト短調 Op.23
     録音:1952年
   バラード第3番 変イ長調 Op.47
     録音:1950年
   バラード第4番 ヘ短調 Op.52
     録音:1961年
   マズルへカ 嬰ハ短調 Op.6 No.2/マズルカ ホ長調 Op.6 No.3/
   マズルカ 変ホ短調 Op.6 No.4
     録音:1949年
   マズルカ 変ニ長調 Op.30 No.3/マズルカ 嬰ト長調 Op33 No.1/
   マズルカ ト長調 Op.50 No.1/マズルカ ヘ短調Op.63 No.2
     録音:1961年
   マズルカ へ長調 Op.68 No.3/マズルカ ト長調 Op.67 No.1/
   マズルカ ト短調 Op.67 No.2
     録音:1951年
   華麗なる変奏曲 変ロ長調 Op.12
     録音:1948年
   タランテラ 変イ長調 Op.43
     録音:1950年
  クライスラー:愛の悲しみ(編:ラフマニノフ)
     録音:1952年
 CD26
  グリーグ:詩的な音の絵
     録音:不明
  リスト:
   ピアノ・ソナタ ロ短調
     録音:1952年
   スペイン狂詩曲 (スペインのフォリアとホタ・アラゴネーサ)
     録音:1951年
   ハンガリー民謡による幻想曲
     モスクワ放送交響楽団、Elic Klass(指揮)
     録音:1971年
   超絶技巧練習曲第9番 変イ長調「回想」
     録音:1951年
 CD27
  ブラームス:
   バラード ロ長調 Op.10 No.4 /バラード ロ短調 Op.10 No.3
     録音:1950年
   創作主題による変奏曲 ニ長調, Op.21 No.1
     録音:1964年(?)
   カプリッチョ ロ短調 Op.76 No.2
     録音:1971or1964年
   16のワルツOp.39(抜粋)
    第3番 嬰ト短調、第1番 ロ長調、第7番 嬰ハ短調、
    第6番 嬰ハ長調、第15番 変イ長調、第16嬰 ハ長調
     録音:1964年(ステレオ)
   3つの間奏曲, Op.117 第1番 変ホ長調 、第2番 ロ短調、第3嬰 ハ短調
     録音:1961年
   ハンガリー舞曲(抜粋)
    第3番 へ長調、第14番 ニ短調 、第11番 ニ短調、第7番 へ長調、第9番 ホ短調
     録音:1960年
 CD28
  ブラームス:
   シューマンの主題による変奏曲 嬰へ短調 Op.9
     録音:1951年(モノラル)
   16のワルツ Op.39(抜粋)
    第1番 ロ長調 、第3番 嬰ト短調、第7番 嬰ハ短調、第16番 嬰ハ長調、
    第6番 嬰ハ長調、第15番 変イ長調
     録音:1964年(モノラル)
  ビゼー:ラインの歌/夜明け/出発 /夢 /ジプシー女/打ち明け話/帰還
     録音:1951年
  ボロディン:ピアノ五重奏曲 ハ短調
     ボリショイ劇場弦楽四重奏団/録音:1946年5月7日
 CD29
  ドビュッシー:
   版画〜グラナダの夕べ
     録音:1951年
   前奏曲集第1集より
    帆、雪の上の足跡、とだえたセレナード、西風の見たもの、亜麻色の髪の乙女、
    パックの踊り、ミンストレル、
   前奏曲集第2集より 花火
   6つの古代の墓銘碑(編:グリンべルク)
    第1曲 夏の風の神パンに祈るために、第2曲 無名の墓のために、
    第3曲 夜が幸いであるために、第6曲 朝の雨に感謝するために
     ニカ・ザバブニコワ(ピアノ)/録音:1961年
  アレンスキー:ロシア民謡による幻想曲 Op.48 (1899)
     モスクワ放送交響楽団、セルゲイ・ゴルチャコフ(指揮)/録音:1947年12月20日
  アナトーリ・リャードフ:
   ポーランドの民謡の主題による変奏曲変イ長調, Op.51
     録音:1947年
   練習曲 変イ長調 Op.5、練習曲 ホ長調 Op.12
     録音:1950年1月14日
   練習曲 へ長調 Op.37
     録音:1950年1月6日
   練習曲 嬰ハ短調, Op.40
     録音:1950年1月10日
  グラズノフ/フェリックス・ブルーメンフェルト:演奏会用ワルツ第1番ニ長調Op.47
     録音:1948年6月23日
 CD30
  ラフマニノフ:
   楽興の時 ロ短調 Op.16 No.3
     録音:1953年12月25日
   10の前奏曲Op.23から
    第2番 ロ長調、第4番 ニ長調、第7番 ハ短調、第9番 変ホ短調
   13の前奏曲Op.32から 第1番 ハ長調、第5番 ト長調
     録音:1960年12月3日
   第8番
     録音:不明
   第10番 ロ短調
     録音:1961年6月13日
   第11番 ロ長調
     録音:1960年12月3日
   幻想的小品 ト短調
     録音:1952年2月18日
  メトネル:
   2つのおとぎ話 Op.20
     録音:1953or1961年
   忘れられた調べより(抜粋)
    夕べの歌 Op.38 No.6 、森の舞曲 Op.38 No.7 、花の舞曲 Op.40 No.3 、
    祝祭の舞曲 Op.38 No.3 、春 Op.39 No.3 、回想 Op.38 No.8
   ピアノ・ソナタ ト短調 Op.22
     録音:1948年
 CD31
  プロコフィエフ:
   スケルツォ Op.12 No.10/ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調 Op.14/
   ピアノ・ソナタ第5番 ハ長調 Op.38
     録音:1961年
   ピアノ・ソナタ第6番 イ長調 Op.82
     録音:1973年
   エジプトの夜 (2台ピアノ版/編:ミャスコフスキー)
     ニカ・ザバブニコワ(ピアノ)/録音:1964年5月20日(ライヴ)
 CD32
  ショスタコーヴィチ:
   24の前奏曲とフーガ, Op.87より
    第1番 ハ長調 、第7番 イ長調 、第8番 嬰へ短調、第15番 変ニ長調
     録音:1961年
   人形の踊りより
    第5番 おどけたワルツ、第3番 ロマンス、第7番 踊り
     録音:14th June 1960年
   ピアノ協奏曲 ハ短調, Op.35
     セルゲイ・ポポフ(トランペット) 、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 、
     ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)/録音:1962年
  アレクサンドル・ロクシーン(1920 - 1987):ピアノのための変奏曲(1953)
     録音:1956年
 CD33
  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第2番, Op.44 (arr. Siloti)
     モスクワ放送交響楽団、キリル・コンドラシン(指揮)/録音:1946年
  ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調, Op.30
     録音:1958年1月25日
 CD34
  ミェチスワフ・ヴァインベルク:
   ピアノ・ソナタ第6番, Op.73
     録音:1964年
   組曲「子供のノート第I巻」 Op.16
     録音:1964年(?)
  ドミトリー・カバレフスキー:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ長調, Op.46
     録音:1958年
  ヒンデミット:4手のためのピアノ・ソナタ (1938)
  ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):パガニーニの主題による変奏曲(2台ピアノ版)
     ニカ・ザバブニコワ(ピアノ)/録音:1964年5月20日(ライヴ)
  バルトーク:組曲「戸外にて」/太鼓と笛で/舟歌/ミュゼット/夜の音楽/狩
     録音:1962年

 ロシアにおいて最初にベートーヴェン:ソナタ全曲録音を完成させた女流ピアニスト、グリンベルグ。
 マリア・グリンベルグ(1908-1978)は1925年モスクワ音楽院で学ぶが、1930年にユダヤ系である事を理由に迫害を受ける。1950年代にはようやく国内に限り演奏活動を再開。1960年代から海外への演奏活動を開始。ハンガリー、ドイツ、オランダ等で成功を収める。
 ベートーヴェン、シューベルト、リスト等を得意とし、そのシリアスで真摯な演奏は、大きく評価されている。



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VENIAS



VN 035
(23CD)
¥9900→\8990

クララ・ハスキル・コレクション 〜1934-1960 Recordings
 CD1
  アントニオ・ソレール(1729-1783):ソナタ ニ長調*
  Giovanni Battista Pescetti(c.1704-1766):ソナタ ハ長調*
  ハイドン:変奏曲 ヘ短調,Hob.XVⅡ:6*
  シューマン:アベッグ変奏曲,op.1**/森の情景op.82***
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調,op.58?
     ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、カルロ・ゼッキ(指揮)
     録音:1934年1月(*),1938年3月29日 (**),1947年10月 (***),1947年6月(?)
 CD2
  J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調, BWV 1056*
     カザルス祝祭管弦楽団、パブロ・カザルス(指揮)
  モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調,K459**/ピアノ協奏曲第20番 ニ短調,K466**
     ヴィンタートゥール交響楽団、ヘンリー・スヴォボダ(指揮)
     録音:1950年(*),1950年9月(**)
 CD3
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調,op.37*
     ヴィンタートゥール交響楽団、ヘンリー・スヴォボダ(指揮)
  シューベルト:ピアノ・ソナタ 変ロ長調,D.960(遺作)**
     録音:1950年10月(*),1951年6月8日(**)
 CD4
  シューマン:
   森の情景op.82*/アベッグ変奏曲,op.1**/
   色とりどりの小品,op.99(抜粋)*** 3つの小品、5つの音楽帳/
   ピアノ協奏曲 イ短調,op.54?
     ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団、ウィレム・ファン・オッテルロー(指揮)
  ラヴェル:ソナチネ 嬰へ短調**
     録音:1947年11月(*),1951年10月(**),1952年4月(***),1951年5月(?)
 CD5
  スカルラッティ*:ソナタ
   嬰ハ短調,Kk 247(L256/P297)/ト長調,Kk 2(L388/P58)/ハ長調,Kk 132(L457/P295)/
   ト短調,Kk 35(L386/P20) /ヘ短調,Kk 193(L142/P254)/ヘ短調,Kk 386(L171/P137)/
   ヘ短調,Kk 519(L475/P445)/イ長調,Kk 322(L483/P360)/ロ短調,Kk 87(L33/P43)/
   ハ長調,Kk 515(L255/P417)/ヘ長調,Kk 437(L278/P499)
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調,K271「ジュノーム」**
     南ドイツ放送交響楽団、カール・シューリヒト(指揮)/録音:1950年(*),1952年5月23日(**)
 CD6
  スカルラッティ*:
   ソナタ 変ホ長調,Kk 193(L142/P254)/ソナタ ロ短調,Kk 87(L33/P43)/
   ソナタ ヘ短調,Kk 386(L171/P137)
  モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調,K271「ジュノーム」**
     カザルス祝祭管弦楽団、パブロ・カザルス(指揮)
   ピアノ協奏曲第13番 ハ長調,K415***
     RIAS交響楽団、フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
     録音:1951年10月(*),1953年6月19日(**),1953年(***)
 CD7
  スカルラッティ:ソナタ ハ長調、ソナタ 変ホ長調、ソナタ ロ短調/
  J.S.バッハ:トッカータ ホ短調BWV 914 /シューマン:アベッグ変奏曲,op.1/
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調,op.111/
  ドビュッシー:練習曲〜対比的な響きのために、練習曲〜半音階のために/ラヴェル:ソナチネ 嬰へ短調
     録音:1953年4月11日
 CD8
  モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第23番 イ長調,K488*
     スイス・イタリアーナ管弦楽団、オトマール・ヌッシオ(指揮)
   ピアノ協奏曲第20番 ニ短調,K466**
     フィルハーモニア管弦楽団、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
     録音:1953年6月25日(*),1956年1月28日(**)
 CD9
  モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調,K271「ジュノーム」/ピアノ協奏曲第23番 イ長調,K488
     ウィーン交響楽団、パウル・ザッハー(指揮)/録音:1954年10月
 CD10
  モーツァルト:
   ピアノ・ソナタ ハ長調,K330*/デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 ニ長調,K.573*/
   ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調,K386**/
     ウィーン交響楽団、ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)
  シューマン:森の情景 op.82*/5つの音楽帳**
     録音:1954年5月5-6日(*),1954年(**)
 CD11
  モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調,K271「ジュノーム」*
     ケルン放送交響楽団、オットー・アッカーマン(指揮)
   ピアノ協奏曲第20番 ニ短調,K466**
     ウィーン交響楽団、ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)
     録音:1954年6月11日(*),1954年10月(**)
 CD12
  シューマン:
   ピアノ協奏曲 イ短調,op.54*
     ストラスブール市管弦楽団、カール・シューリヒト(指揮)
   子供の情景,op.15**
  J.S.バッハ:2台のピアノのための協奏曲 ハ長調,BWV 1061***
     フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガリエラ(指揮)
     録音:1955年6月15日(*)1955年5月(**),1956年(***)
 CD13
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調,o.31 no.2「テンペスト」*/
   ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調,op.31 no.3「狩り」*/シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調,op.54**
     スイス・ロマンド管弦楽団、エルネスト・アンセルメ(指揮)/録音:1955年5月(*),1956年(**)
 CD14
  モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第20番 ニ短調,K466*
     ボストン交響楽団、シャルル・ミュンシュ(指揮)
   ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調,K595**
     ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団、オットー・クレンペラー(指揮)
   ピアノ・ソナタ ハ長調,K330***
     録音:1957年11月9日(*),1956年9月9日(**),1957年8月23日(***)
 CD15
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調,op.31 no.3「狩り」
  モーツァルト:デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 ニ長調,K.573
  シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番 イ短調,Op.42,D.845
  シューマン :子供の情景,op.15
     録音:1956年9月7日
 CD16
  モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調,K365*
     フィルハーモニア管弦楽団、アルチェオ・ガリエラ(指揮)
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調,op.37**
     ボストン交響楽団、シャルル・ミュンシュ(指揮)
     録音:1956年4月 (*),1956年11月3日(**)
 CD17
  モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調,K595*
     バイエル国立歌劇場管弦楽団、フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
   2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調,K365**
     ゲザ・アンダ(第2ピアノ)、
     カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク、ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)
   ピアノ・ソナタ ハ長調,K330***
     録音:1957年5月(*),1957年8月4日(**),1957年8月8日(***)
 CD18
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調,op.31 no.3「狩り」*
  シューベルト:ピアノ・ソナタ 変ロ長調,D.960(遺作)*
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 ハ長調,K415**
     ルツェルン祝祭弦楽合奏団、ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)
     録音:1957年8月23日(*),1960年(**)
 CD19
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調,K466*
     フィルハーモニア管弦楽団、オットー・クレンペラー(指揮)
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調,op.37**
     録音:1959年9月8日(*),1959年12月(**)
 CD20
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調,o.31 no.2「テンペスト」*
   ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調,op.31 no.3「狩り」*
  モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調,K459**
     ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
     録音:1960年9月(*),1955年9月(**)
 CD21
  モーツァルト:きらきら星変奏曲 ハ長調,K265*/
  ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調,op.21**/ファリャ—:スペインの庭の夜**
     コンセール・ラムルー管弦楽団、イーゴリ・マルケヴィッチ(指揮)
     録音:1960年5月(*),1960年10月(**)
 CD22
  モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第20番 ニ短調,K466*/ピアノ協奏曲第24番 ハ短調,K491*
     コンセール・ラムルー管弦楽団、イーゴリ・マルケヴィッチ(指揮)
   ピアノ・ソナタ ヘ長調,K280**
     録音:1960年11月(*),1960年5月(**)
 CD23
  ベートーヴェン:
   ピアノ協奏曲第3番 ハ短調,op.37*
     スイス・ロマンド管弦楽団、エルネスト・アンセルメ(指揮)
   ピアノ協奏曲第4番 ト長調,op.58**
     RAI国立交響楽団、マリオ・ロッシ(指揮)
     録音:1960年(*),1960年4月22日(**)
 *収録曲ならびに収録曲順が変更になる場合がありますが予めご了承ください。

<LP>


韓国WARNER(LP)


PWCL 0009
(LP)
¥6700
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)/
 タルティーニ、モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ

 SIDE A
  タルティーニ:ヴァイオリ・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」(編曲:クライスラー)
 SIDE B
  モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番 変ロ長調 K.454
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ウラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)

 *180グラム重量盤、オリジナル・ジャケット仕様(別途オリジナル・ジャケット表裏印刷物封入)

 録音: 1956年2月16-17日, アビー・ロード第1スタジオ,ロンドン
 プロデューサー: ウォルター・レッグ/バランス・エンジニア: Neville Boyling /オリジナルLP: Columbia 33CX 1415
 リマスタリング・レート: 24bit/96kHz/リマスタリング日: 2019年 5月

 オリジナル・ジャケット仕様
 ワーナー・ミュージック社保管のオリジナル・マスター・テープからの復刻

 (p) 1957 Parlophone Records Limited. Remastered (p) 2008 Parlophone Records Limited.
 (c) 2019 Parlophone Records Limited, a Warner Music Group Company.
 Made in U.K.















8/7(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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ALTUS



ALTL 014
¥2800→\2590
指揮は坂入!ヴァイオリンは石上!
 東京ユヴェントス・フィルハーモニー第18回定期演奏会

  (1)ラヴェル:ツィガーヌ
  (2)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調『 運命』 Op.67
石上真由子((1)ヴァイオリン)
坂入健司郎(指揮)
東京ユヴェントス・フィルハーモニー


 なんか日本も面白くなってきた。
 坂入&ユヴェントスの『運命』ついにディスク化。石上真由子を迎えたラヴェルも必聴。

 スタッフのミヒン君の情報では石上は「運命」の録音にも参加しているらしい。


 録音:2019年3月10日/第一生命ホール(ライヴ)/日本語帯・解説付、国内プレス

 2008年に慶應義塾の高校生・大学生を中心として結成されたオーケストラ「東京ユヴェントス・フィルハーモニー」。今では慶応出身者以外の社会人などもメンバーに名を連ね、年齢層も幅広く、演奏会のたびに充実した音楽を聴かせる名団体として広く知られています。2018年に創立10周年記念として行われた『千人の交響曲』の演奏会は大変な話題になりました(ALTL-012 として発売中)。

 今回のアルバムには2019年3月のライヴを収録。
 まずは新進気鋭のヴァイオリニスト石上真由子を迎えた『ツィガーヌ』。「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019」でも同曲を共演し名演を聴かせており、改めてCD で聴けるのが嬉しい1曲。
 そしてカップリングは新たな時代を歩み出したユヴェントス・フィル渾身の『運命』!王道の名曲から目の醒めるような演奏を繰り出してくれます。いずれも名匠・坂入健司郎氏の力強い指揮ぶりに注目です。


 坂入健司郎
  1988年5月12日生まれ、神奈川県川崎市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。
  これまで指揮法を井上道義、小林研一郎、三河正典、山本七雄各氏に、チェロを望月直哉氏に師事。また、モスクワ放送響音楽総監督ウラディーミル・フェドセーエフ氏、元アルメニア国立放送交響楽団音楽監督井上喜惟氏と親交が深く、指揮のアドバイスを受け、アシスタントを務めている。
  13歳ではじめて指揮台に立ち、2007年3月東京芸術劇場で行なわれたチャイコフスキーの『交響曲第4番』をメインとした演奏会で成功を収め、音楽現代2007年5月号において「クライマックスを作るのが実に上手く、白熱した名演となり未来の巨匠ぶりを存分に発揮していた。」と絶賛される。
  2008年より東京ユヴェントス・フィルハーモニーを結成、現在まで音楽監督を務める。これまで、イェルク・デームス氏、ジェラール・プーレ氏、舘野泉氏など世界的なソリストとの共演や、数多くの日本初演・世界初演の指揮を手がける。
  2015年1月、ミューザ川崎でマーラーの交響曲第2番『復活』を指揮した演奏会で好評を博したことを機に、同年3月に指揮者として初めて「かわさき産業親善大使」に就任。5月には、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭に出演を果たし、MOSTLY CLASSIC 誌2015年8月号の特集「注目の気鋭指揮者」にも推挙された。
  2016年、新鋭のプロフェッショナルオーケストラ、川崎室内管弦楽団を結成。音楽監督に就任。その活動は、2016年12月朝日新聞紙「旬」にて紹介された。その後、湯山玲子氏主宰「サロン・ド・爆クラ!」にて、シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」の連続上演を企画・指揮、2018年には東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に初客演しオルフ「カルミナ・ブラーナ」を指揮、成功を収めた。その他にもマレーシア国立芸術文化遺産大学に客演し、新作を世界初演するなど海外での指揮活動も行なっている。


 石上真由子
  5歳からヴァイオリンを始め、8歳の時にローマ国際音楽祭に招待される。高校2年生で第77回日本音楽コンクール第2位、併せて聴衆賞及び E・ナカミチ賞受賞。第7回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽部門第1 位、全部門最優秀賞及びコンチェルトデビュー賞受賞。第5回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール第4位受賞。第14回チェコ音楽コンクールヴァイオリン部門第1位受賞。2017年9月バルトークコンクールにて特別賞受賞。NHK-FM名曲リサイタルやリサイタル・ノヴァに出演。NHK テレビではドキュメンタリーや大阪フィルハーモニー交響楽団との共演も放送された。
  東京交響楽団、京都市交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、ブラショフ国立交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京ニューシティ管弦楽団、セントラル愛知交響楽団など、国内外で多数のオーケストラと共演。ヨーロッパ各地でも演奏会に出演。ソロ活動と共に長岡京室内アンサンブル、アンサンブル九条山のメンバーとしても活躍している。森悠子氏らに師事。

 

 となるとこのアルバムも紹介しないわけにいかない。



日本コロムビア
COCQ-85448
¥2000+税
石上 真由子/【Opus One】ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
 ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
 ラヴェル:ハバネラ形式のヴォカリーズ
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 幸田 延:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調
石上 真由子(ヴァイオリン)
船橋美穂(ピアノ)
 
 あー、石上 真由子がデビューしてしまった。

 宗次ホールのプロデューサーに「すごい人がいる」と言われ、アリア・レーベルのレコーディング・シリーズ、五島史誉の次はこの人と決めて、京都まで会いにいってレコーディングの話を進めていたのだが、お互い忙しくてなかなか話が進まずいつしか立ち消えに。

 でもいつか・・・と思っていた。

 でもまあこんな逸材をレコード会社がほうっておくはずがない。

 いま医学の道と音楽の道と両方を歩んでいて、おそらくマスコミはそこに注目すると思うが、はっきりいってそんなことはどうでもいい。
 ヴァイオリニストとして天才なのである。野獣的というか、本能的というか。ヌヴーとかムターとか、そういう人たちと同様に。

https://www.youtube.com/watch?v=Z99A3UVE_Yo

https://www.youtube.com/watch?v=RPB6rcwujJE

https://youtu.be/1zrhYxFgTgE


 今回はコロムビアの「若者シリーズ」の一枚だが、どうか引き続きコンチェルトとかも録音してくれますように。


**************************

 その異能、規格外。医学と音楽の二足を極めながら、その音楽の才は海越えて、心揺さぶる

 医大で研鑽を重ね医師免許を取得しながら、ヴァイオリニストとして活躍する異色の石上真由子。2008年の日本音楽コンクールにて第2位となりNHKでドキュメンタリーでも取り上げられその名をクラシックファンに知らしめた。拠点の関西を中心とし、ソロ、室内楽、オーケストラなど国内外に止まらず活躍の場を拡げている。
 収録のヤナーチェクのヴァイオリン・ソナタは、石上の十八番とも言える曲で、情熱的で色彩豊かな音色が生み出す石上の真骨頂。
 ラフマニノフの「ヴォカリーズ」は呼吸をためらってしまうほど緊張感に満ちた唯一無二な演奏となっている。
 邦人作品の作曲家・幸田延は、かの大文豪・幸田露伴の妹で日本の洋楽の黎明期に素晴らしい才能を開花させた作曲家。元々レパートリーにあったこの曲を、数少ない録音の決定盤として世に送り出す。

 





BIS



BIS SA 2293
(SACD HYBRID)
¥2700
ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット)〜「物語」
 (1)ベッツィ・ジョラス(1926-):
   真実の物語(Histoires vraies)〜
   ピアノ、トランペットと管弦楽のための協奏的組曲(2015)
 (2)サリー・ビーミッシュ(1956-):トランペット協奏曲(2003)
 (3)オルガ・ノイヴィルト(1968-):
    ・・・miramondo multiplo・・・〜
     トランペットと管弦楽のための(2006)
ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット)
(1)ロジェ・ムラロ(ピアノ)
(1)(3)マルメ交響楽団
(2)ナショナル・ユース・
 オーケストラ・オブ・スコットランド
マーティン・ブラビンズ(指揮)

 スウェーデンのトランペット奏者、ハーデンベルガーのために書かれた音楽

 録音:(1)(3)2017 年6 月/マルメ・ライヴ・コンサートホール(マルメ、スウェーデン)、(2)2014 年8 月/ヘンリー・ウッド・ホール(グラスゴー、スコットランド)
 制作:(1)(3)マリオン・シュヴェーベル、(2)トゥーレ・ブリンクマン
 録音:(1)(3)ディルク・リューデマン、(2)インゴー・ペトリ
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、61'00"

 SACD ハイブリッド盤。
 スウェーデンのトランペット奏者、ホーカン・ハーデンベルガー(ハーデンベリエル)(1962-)のために書かれた音楽。ブレット・ディーンとルカ・フランチェスコーニの協奏曲(BIS SA 2067)につづき、ベッツィ・ジョラスとオルガ・ノイヴィルトの協奏的作品のアルバムがリリースされます。

 ベッツィ・ジョラス(1926-)は、パリ生まれ。1940年からアメリカで一般教育を受けた後、ポール・ベップルに作曲、ヘレン・シュナーベルにピアノ、カール・ワインリックにオルガンを学びました。1946年、ベニントン大学を卒業後、パリ音楽院でミヨー、シモーヌ・プレ=コサード、メシアンの下で作曲の研究を続けました。
 「ピアノ、トランペットと管弦楽のための協奏的組曲」として書かれた《真実の物語》は、2015年の作品です。「ピアニスト」のミュラロと「トランペッター」のハーデンベルガーのふたりから寄せられた、一緒に演奏したいという願いを叶えたという「真実」、「私たちが聞かないようにしている音」を意識して使ってみせたという「真実」。「モンテカルロの芸術の春」フェスティヴァルの委嘱で作曲されました。

 オーストリアの作曲家オルガ・ノイヴィルト(1968-)は、子供ころからトランペットの音に魅せられ、プロのジャズ・トランペッターをめざしたものの、15歳の時、交通事故で顎を負傷したため夢を実現できなかったといいます。
 「世界を眺める時の見方の多様性」を意味する曲名をもつ《‛&miramondomultiplo‛&》は、トランペットと大編成の管弦楽のために書かれた、夢幻的とも言える瞬間をさまざまに示した作品です。「空気」ないし「雰囲気」と「旋律」を意味する "aria"(アリア、エア)のタイトルを共通して与えられた5つの楽章で構成されています。
 〈天使のアリア(aria dell' angelo)〉〈記憶のアリア(aria della memoria)〉〈冷血のアリア(aria del sangue freddo)〉〈平安のアリア(aria della pace)〉〈喜びのアリア(aria del piacere)〉。2006年ザルツブルク音楽祭、ハーデンベルガーとピエール・ブーレーズ指揮ウィーン・フィルハーモニーの共演で初演されました。

 ジョラスとノイヴィルトの間に置かれたサリー・ビーミッシュ(1956-)のトランペット協奏曲は、彼女のオーケストラ作品集(BIS SA 2156)に入っていたものと同じ録音です。
 イタロ・カルヴィーノの『見えない都市』、「12歳の息子が家で鳴らしていたジャズ・プレーヤー、クリフォード・ブラウンのトランペットの豊かな音」と「もちろん、ハーデンベルガーの素敵な演奏」をインスピレーションに作曲された「前奏曲:アダージョ − アレグロ」「アンダンテ」「アレグロ − プレスト」の3楽章の音楽です。


 

BIS SA 2439
(SACD HYBRID)
¥2700
「affinities」 ファニー・アントネルー(ソプラノ)、
ケルスティン・モルク(ピアノ)
 ヤニス・コンスタンティニディス(1903-1984):『ギリシャ人の20の歌』より
  第2番「Young Irene」、第19番「The Break of Day」、
  第10番「The Black Headscarf」、第16番「Tonight at Midnight」
 アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871-1942):
  「乙女の嘆き」、「Madel, kommst du mit zum Tanz?」、「Nun schwillt der See so bang」
 マノリス・カロミリス(1883-1962):「I neraidoparmeni」*、「I neraida」*、「Rumeliotissa」*
 アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):「期待」Op.2-1、「乙女の歌」Op.48-3
 ディミトリ・ミトロプーロス(1896-1960):「船員の死」*、「アプロディーテーへ」
 クルト・ヴァイル(1900-1950):「別れの手紙」、「Klops Lied」
 フィリップ・ヤルナッハ(1892-1982):「子供の不思議な角笛」
 ニコス・スカルコッタス(1904-1949):「I lafina」*
 アントン・ベーア=ヴァルブルン(1864-1929):「Mariae Sehnsucht」
 エミリオス・リアディス(1880-1935):『9つの短いギリシャの歌』より
  「Magissa」、「Missiriotissa」
 ルートヴィヒ・トゥイレ(1861-1907):「Klage」
 ドミトリス・リャリオス(1869-1940):「Es erklingt wie Liebestone」*
 
  * =世界初録音

 大指揮者ミトロプーロスが作曲した歌曲も収録!ギリシャとドイツの芸術にまつわる歌曲集

 セッション録音:2017年8月/ライツターデル、ノイマルクト(ドイツ)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、63'41"

 SACD ハイブリッド盤。
 ソプラノ歌手ファニー・アントネルーがギリシャとドイツの芸術にまつわる歌曲を録音しました。
 注目はギリシャ人の指揮者ディミトリス・ミトロプーロス作曲による歌曲も収録していることです。
 ミトロプーロスは大指揮者にしてピアニスト、作曲家としても活躍。ここに収録した歌曲はミトロプーロスの多才さを示した作品といえます。





HAENSSLER


HC 19049
¥2600
「Der du die Zeit in Handen hast」
 (1)「Er weckt mich alle Morgen」
 (2)「Gelobt sei deine Treu」
 (3)「Der Tag ist seiner Hohe nah」
 (4)「Es mag sein, dass alles fallt」
 (5)「Ja, ich will euch tragen」
 (6)「Herr, wir stehen Hand in Hand」
 (7)「Nun sich das Herz von allem loste」
 (8)「Wir glauben Gott im hochsten Thron」
 (9)「Gott wohnt in einem Lichte」
 (10)「Ich liege Herr in deiner Hut」
 (11)「Abend ward, bald kommt die Nacht」
 (12)「Die Nacht ist vorgedrungen」
 (13)「Sieh nicht an, was du selber bist」
 (14)「Du Kind, zu dieser heiligen Zeit」
 (15)「Von guten Machten wunderbar geborgen」
 (16)「Der du die Zeit in Handen hast」
ゾリステン・アンサンブル
ゲルハルト・シュニッター(合唱指揮)

 スピリチュアルな世界。悲劇の詩人ヨッヘン・クレッパーと同時代の作品集

 49'53"

 スピリチュアルな世界が広がる詩人ヨッヘン・クレッパーと同時代の作品集。ナチ迫害により、家族とともに自死へと追い込まれた悲劇の詩人、ヨッヘン・クレッパーの詩の世界観は神への賛美とともに内なる心の叫びもあらわしており、マルティン・ルター、パウル・ゲルハルトと並びドイツを代表する讃美歌詩人として知られます。

 このアルバムにはクレッパーのほかにルドルフ・ツェベレイ、ギヨーム・フランツ、ヨハンズ・ペツォルト、ピーター・シュトラウヒ、ディートリヒ・ボンヘッファー、ゲルハルト・シュニッターなどの作品を収録しております。




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LPO



LPO 0113
¥2100→\1990
ユロフスキ&LPO
  マーラー:交響曲第4番 ト長調
ソフィア・フォミナ(ソプラノ)
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 (コンサートマスター/ピーター・シェーマン)

 オペラのような表情豊かさユロフスキとLPO による細かな彫琢が光るマーラー4番

 録音:2016年10月12日、ロイヤル・フェルティバルホール(ライヴ)/58'55

 ユロフスキとLPOによるマーラー4番の登場。ひとつひとつのリズムやパッセージが、オペラの登場人物のように実に細やかにキャラクターづけられており、表情豊か。ユロフスキとLPOの意思疎通の確かさを感じる演奏となっております。
 ソプラノのソフィア・フォミナはモスクワで学び、2012年ロイヤル・オペラハウスでデビュー、他にもメータ指揮バイエルン国立歌劇場の「仮面舞踏会」(KKC-9211, 9210, 9369)にも出演し、幅広いレパートリーと活躍している注目のソプラノです。
 ここでも抜群の安定と、余裕ある歌声で聴かせます。







CORO


 
COR 16175
¥2500

パレストリーナ Vol.8 〜
 ミサ曲《兄弟たちよ、わたしは主から受けたことを》

  1. わたしは生けるパン/
  2. 兄弟たちよ、わたしは主から受けたことを/
  3. 主イエスは杯をとり/
  4-9.ミサ曲 《兄弟たちよ、わたしは主から受けたことを》/
  10. わたしの肉はまことの食物/
  11. パーテル・ノステル(天にいますわれらの父よ)/
  12. 主の司祭たちは/
  《ソロモンの雅歌》 より 第25番−第27番
   〔13. あなたの足はなんと麗しいことであろうか/
    14. あなたの両乳ぶさは/15. あなたはなんと美しく〕/
  16. 過越の小羊を称えさせよ/
  17. パンゲ・リングァ(舌よ、褒めよ)
ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮)
PCOR 16175
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2857+税

 ザ・シックスティーンのパレストリーナ!第8巻は"ミサ・フラトレス・エゴ・エニム・アッチェピ"!

 ☆結成40周年。英国合唱界の至宝、ザ・シックスティーン!
 ☆パレストリーナの第8巻!

 2019年に結成40周年を迎えた、英国が誇る合唱界の至宝、ザ・シックスティーン。
 現在のザ・シックスティーンを代表する一大シリーズとなった「パレストリーナ・プロジェクト」の最新作となる「第8集」が登場!

 パレストリーナが遺した100曲を超えるミサ曲の中からハリー・クリストファーズが選んだミサ曲を中心に、旧約聖書の「ソロモンの雅歌」に基づく連作モテット集からの3曲や関連するイムヌス、モテットなどでプログラムを構成するという秀逸なプロジェクト。
 第8巻は、1601年に出版された「ミサ曲集第13巻」に収録されている「ミサ曲 《兄弟たちよ、わたしは主から受けたことを》 (ミサ・フラトレス・エゴ・エニム・アッチェピ)」を中心とした、最後の晩餐と十字架上のキリストの犠牲をテーマとしたプログラム。
 自作の8声のモテットに基づくパロディ・ミサで、パレストリーナのもっとも壮大で素晴らしいミサ曲の1つを、世界で絶賛されるザ・シックスティーンのポリフォニーで表現します。

 ※録音:2019年3月20日−22日、聖オルバン・ザ・マーター教会(ロンドン)







ET’CETERA


KTC 1920
¥2500
リコーダーによる作法の新旧
 
ヘンリー8世宮廷の手写本より 〜
  
ヘンリー8世(1491−1547):コンソート第20番
  ハインリヒ・イザーク(1450−1517):ラ・ミ[・ラ・ソ]
  国王ヘンリー8世:コンソート第1番
  ジョン・ロイド(ca.1475−1523):パズル − カノンⅠ、パズル − カノンⅡ
  国王ヘンリー8世:コンソート第22番
  ロバート・フェアファックス(1464−1521):パズル − カノン Ⅳa/b
 ルチャーノ・ベリオ(1925−2003):
  ジェスティ(テナー・リコーダーのための)
 コスタンツォ・フェスタ(ca.1485−1545):
  定旋律「ラ・スパーニャ」による125のコントラプンティ集より
   21のコントラプンティ
 ルチャーノ・ベリオ:ジェスティ(アルト・リコーダーのための)
 ボールドウィンの手写本より 〜
  ジョン・ボールドウィン(ca.1560−1615):コンソート集
   〔iii voc. upon the plainsong、Ⅳ vocum、A Duo、
    Salva Jesu Ⅰ、Salva Jesu Ⅱ、Upon In Nomine〕
オリーブ・コンソート
 〔ケース・ブッケ(リコーダー)、
  ヴァルター・ファン・ハウヴェ(リコーダー)、
  田中せい子(リコーダー)、
  ダニエレ・ブラジェッティ(リコーダー)〕

 ケース・ブッケとハウヴェによる新四重奏団!オリーブ・コンソートのファースト・アルバム!

 ☆ブリュッヘンの高弟、ケース・ブッケとヴァルター・ファン・ハウヴェが再び共演!
 ☆両氏の薫陶を受けた田中せい子、ダニエレ・ブラジェッティが参加した世界屈指のリコーダー四重奏団!
 ☆ルネサンス時代と20世紀のリコーダーのための超絶作品集!
 ☆日本語解説付き!

 フランス・ブリュッヘンに薫陶を受け、ブリュッヘンが指揮者へと転身後にリコーダー界を背負ってきた二人の巨匠、ケース・ブッケとヴァルター・ファン・ハウヴェ。
 二人がブリュッヘンの葬儀でおよそ四半世紀ぶりに共演を果たし、ハウヴェに師事した田中せい子、ブッケに師事したダニエレ・ブラジェッティが加わり、2018年に世界屈指のリコーダー四重奏団「オリーブ・コンソート」を結成。
 2018年6月にミラノとアレッツォで行われた結成コンサート「リコーダーによる作法の新旧」のプログラムがCDとなって登場!
 2019年12月には、同プログラムでオリーブ・コンソートの日本初公演も予定しております。

 「作法の新旧(ジェスティ・アンティーキ・エ・モデルニ)」は、イタリアとイギリス・ルネサンスの器楽曲と20世紀の1曲が、「大いなる実験と探求の精神」という共通点によって結びつけられたプログラム。
 バッハより2世紀前に、類い稀なる対位法の手法を魅せたコンスタンツォ・フェスタの「コントラプンティ(対位法)」。自身もリコーダーの演奏や作曲を行う愛好家であったイングランド王ヘンリー8世の宮廷でまとめられた手写本からのコンソート音楽。
 1970年代にブッケが大英図書館で発見した「ボールドウィンの手写本」に収められている、高度で複雑なポリリズムが取り入れられた難曲。そして、ベリオがブリュッヘンのために作曲した超絶リコーダー作品「ジェスティ」。
 リコーダーの現代史に決定的な影響を与えることになったこの「ジェスティ」は、息、指、舌、声に分解されたそれぞれの動作(ジェスチャー)が個別に記譜され、まるで独奏楽器のための究極のポリフォニーと言えるような音楽が生み出されます。
 このプログラムでは、ブッケがアルト・リコーダーで、ハウヴェがテナー・リコーダーでそれぞれ「ジェスティ」を演奏し、多分に含まれる即興的要素から全く異なる表現を楽しめます。

 ※録音:2018年6月25日−28日、ピエーヴェ・ディ・サン・ピエトロ・ア・プレシャーノ(アレッツォ、イタリア)

 ☆2019年12月にオリーブ・コンソートの日本初公演決定!

 2019年12月15日 東京文化会館 小ホール 「リコーダーによる作法の新旧〜究極のポリフォニー」
 
 

KTC 1653
¥2500
ヤスパー・シュウェップが歌うシューベルト。
 『美しき水車小屋の娘』

  シューベルト:歌曲集 《美しき水車小屋の娘》
ヤスパー・シュヴェッペ(バリトン)
福田理子(フォルテピアノ)

 オランダの主要な合唱団のメンバーとして活躍し、オランダ室内合唱団の芸術コーディネーターも務めるバリトン歌手、ヤスパー・シュウェップが歌うシューベルト。前作『冬の旅』(KTC 1534)に続き『美しき水車小屋の娘』も登場。
 オーボエ奏者からフォルテピアノ奏者へと転向した日本人ピアニスト、福田理子が、エドウィン・ベウンク・コレクションの貴重な歴史的楽器、コンラート・グラーフ1827年製のフォルテピアノを弾いています。

 ※録音:2017年11月、エドウィン・ベウンク・スタジオ(オランダ)
 
 

KTC 1649
¥2500
ピアノ版にトランスクリプションされた
 「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」

  ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(ピアノ版)
ヤン・ミヒールス(ピアノ)

 2018年1月に大野和士(指揮)&東京都交響楽団とメシアンの大作「トゥーランガリラ交響曲」を披露したベルギーの名ピアニスト、ヤン・ミヒールスが弾くハイドン。
 ハイドン自身の監修によってピアノ版にトランスクリプションされた「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」の2004年録音が、Et'ceteraレーベルより復刻。

 ※録音:2004年11月、オランダ
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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BIDDULPH



LAW 1023
\2200→\1990
フリッツ・クライスラー 愛奏小品集 1926-38
 【1926、1928年録音】(*)
 フリムル(1879-1972)/クライスラー(1875-1962)編曲:インディアンの愛の呼び声
 ルメア(1865-1934)/センジャー(1865-1935)編曲:月光とばら(アンダンティーノ)
 レハール(1870-1948):クライスラー・セレナード
 チャイコフスキー(1840-1893)/クライスラー編曲:ユモレスク
 レハール/クライスラー編曲:フランシスキータのセレナード
 フリムル/クライスラー編曲:娘たちの踊り
 クライスラー:羊飼いのマドリガル
 アルベニス(1860-1909)/クライスラー編曲:マラゲーニャ
 ドホナーニ(1877-1960)/クライスラー編曲:ハンガリー牧歌
 ドルドラ(1868-1944):思い出
 マスネ(1842-1912)/マルシック(1847-1924)編曲:タイスの瞑想曲
 フォスター(1826-1864)/クライスラー編曲:故郷の人々
 ファリャ(1876-1946)/クライスラー編曲:スペイン舞曲
 アルベニス/クライスラー編曲:タンゴ
 ヴィンターニッツ(1892-1948)操り人形の踊り
 クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
 【1938年録音】(+)
 J・S・バッハ(1685-1750)/クライスラー編曲:
  ガヴォット(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 より)
 ブラームス(1833-1897)/ホックスタイン(1892-1918)編曲:ワルツ Op.39 No.15
 ドヴォルジャーク(1841-1904)/クライスラー編曲:ユモレスク
 チャイコフスキー/クライスラー編曲:アンダンテ・カンタービレ
 クライスラー:ウィーン奇想曲/愛の喜び/愛の悲しみ/美しきロスマリン
 アイルランド民謡/クライスラー編曲:ロンドンデリーの歌

78回転盤音源。トランスファー:Ward Marston、エクストラ・リストレーション:Gene Gaudette、ファイナル・マスター:Paul Arden-Taylor。

フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
カール・ラムソン(ピアノ(*))
フランツ・ルップ(ピアノ(+))

 BIDDULPHの人肌の復刻で聴くクライスラー。


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LEBHAFT



LBCDR 1013
(CD-R)
¥2400→\2190
「幻の指揮者」エルネスト・ボルサムスキー
 マーラー:交響曲第1番「巨人」
エルネスト・ボルサムスキー指揮
ベルリン放送交響楽団

 ◎アインザッツレコード・プロデュース
  アインザッツレコードが企画・制作のCD-Rをフォーマットとしたレーベルです。ザンデンオーディオシステム社製「LCR型フォノイコライザ」を使用し、各レーベルに適応したイコライザカーブで再生しています。

 録音:1949年3月 原盤:米Urania URLP7080

 「幻の指揮者」と言われるエルネスト・ボルサムスキーだが、ここでその全貌が明らかになる。ドイツを中心に活躍したこの指揮者のマーラー「第1番」は1949年に録音されたが、これはセッション録音としては1940年のディミトリ・ミトロプーロス指揮ミネアポリス交響楽団に次ぐ史上2番目の同曲録音となる。
 ボルサムスキーの録音は極めて僅かしか残されておらず、当盤は実に貴重な音源。
















8/6(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CLAVES



50 1919/20
(2CD)
¥4600
シネ・ノミネ四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番-第6番 Op.18(1798-1800)

 CD 1
  (1)弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18-1
  (2)弦楽四重奏曲第2番 ト長調 Op.18-2「挨拶する」
  (3)弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.18-3
 CD 2
  (4)弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op.18-4
  (5)弦楽四重奏曲第5番 イ長調 Op.18-5
  (6)弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 Op.18-6
シネ・ノミネ四重奏団
 【パトリック・ジュネ(1st ヴァイオリン)、
  フランソワ・ゴトロー(2nd ヴァイオリン)、
  ハンス・エジディ(ヴィオラ)、
  マルク・ジェルマン(チェロ)】

 名クァルテット、シネ・ノミネ四重奏団がベートーヴェンの弦楽四重奏曲を録音!!

 セッション録音:2018 年10 月& 11 月/ラ・ショー=ド=フォン(スイス)/ディジパック仕様、CD 1 76'27"、CD 2 76'17"

 1975年にローザンヌで設立し現在も精力的に演奏活動・録音している名クァルテット、シネ・ノミネ四重奏団がベートーヴェンの弦楽四重奏曲第1番〜第6番を録音しました。
 結成時より第1ヴァイオリンのパトリック・ジュネ、第2ヴァイオリンのフランソワ・ゴトロー、ヴィオラのニコラシュ・パシュ(現在はハンス・エジディ)、チェロのマルク・ジェルマンという4人によって編まれたアンサンブルは、2018年現在結成43年を迎えて一際美しく奏でられます。
 期待のベートーヴェンでも阿吽の呼吸から奏でられるアンサンブルを聴くことができます。2020年のベートーヴェン・イヤーを前に注目のリリースです!







HAENSSLER



HC 19020
¥2600
ユダヤ系作曲家によるヴァイオリンとオーケストラのための作品集
 (1)ハンス・ガル(1890-1987):
   ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ
 (2)ヨーゼフ・カミンスキ(1903-1972):
   ヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲
 (3)レナード・バーンスタイン(1918-1990):
   ヴァイオリン、弦楽、ハープと打楽器のためのセレナード
エツェツ・オフェル(ヴァイオリン)
ベルリン放送交響楽団
(1)(2)フランク・ベールマン(指揮)
(3)オメール・メイア・ウェルバー(指揮)

 20世紀に活躍した3人のユダヤ系作曲家によるヴァイオリンとオーケストラのための作品集

 セッション録音:(1)(2)2016年2月15-17日、(3)2017年6月30日&7月1日/ハウス・デス・ルンドフンクス・ベルリン・ザール1/74'55"

 このアルバムは20世紀に活躍した3人のユダヤ系音楽家、ハンス・ガル、ヨーゼフ・カミンスキ、レナード・バーンスタインによるヴァイオリンとオーケストラのための作品集です。
 このうちガルとカミンスキは戦前のドイツにおける国民社会主義の弾圧の結果に苦しんだ音楽家です。

 1890年オーストリア・ハンガリー帝国に生まれた作曲家、指揮者、ピアニスト、音楽学者のハンス・ガルは、1933年にナチ党の権力掌握にともないマインツ高等音楽学校の校長を辞任に追い込まれ、のちにイギリスに渡りました。

 ヨーゼフ・カミンスキは1903年オデッサ生まれ。音楽的才能に恵まれ12歳でワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団とソリストとして共演した神童です。1924年にウィーンに渡りガルとともに作曲を学び、その後1937年にはイスラエルに移住し、パレスチナ管弦楽団(現イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団)の首席ヴァイオリニストに就任したヴァイオリニスト、作曲家です。

 レナード・バースタインは言わずと知れた20世紀を代表する指揮者、作曲家、ピアニスト。ヴァイオリン独奏、弦楽、ハープと打楽器のためのセレナード(プラトンの『饗宴』による)はクーセヴィツキー財団の委嘱によって1954年作曲された作品。1986年当時14歳だった五嶋みどりが当作品演奏中に2度もE線が切れたにもかかわらず見事に弾ききった「タングルウッドの奇跡」でも知られるバーンスタインの代表作。近年では実演・録音ともに増えており、ヴァイオリニストの重要レパートリーの一つとなっております。

 


HC 19046
¥2600
グノーの聖チェチーリア荘厳ミサ曲とビゼーのテ・デウム!
 (1)グノー:聖チェチーリアの荘厳ミサ曲
 (2)ビゼー:テ・デウム
   (1)アンジェラ=マリア・ブラシ(ソプラノ)、クリスティアン・エルスナー(テノール)、
    ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
   (2)アンジェラ=マリア・ブラシ(ソプラノ)、クリスティアン・エルスナー(テノール)
   ハンス・ルドルフ・ツェベレイ(指揮)、ミュンヘン交響楽団、ミュンヘン・モテット合唱団

 ヘンシェル参加のグノーの聖チェチーリア荘厳ミサ曲とエルスナー参加のビゼーのテ・デウム!!

 ライヴ録音:1996年3月13日&17日/ヘラクレス・ザール(ミュンヘン)/60'21"

 当時の基準で技巧的な点でも、またオペラ的な様式の導入という点でも画期的で、グノーの教会音楽家としての名を不動にした聖チェチーリアの荘厳ミサ曲。
 当代の名バリトン、ヘンシェルが参加しているのに注目です。カップリングはビゼーの珍しい宗教曲を収録。こちらはエルスナーが参加しております。

 

HC 19034
¥2600
ルネサンス期ポーランドのリュート音楽 ヨアヒム・ヘルト(リュート)
 (1)アルベルト・ドゥゴライ:
   前奏曲/3つのファンタジア/2つのホレア・ポローニカ/クーラント
 (2)ディオメデス・カート:
   前奏曲/3つのガリアルダ/レ・ミ・ファ・ソ・ラ/ファヴォリート/2つのファンタジア
 (3)作者不詳:モニハ/クーラント/4つのポーランド舞曲
 (4)ヤクブ・ポラク:
   前奏曲/2つのヴォルテ/4つのファンタジア/ガリアルダ/クーラント

 淡いメランコリーに翳る絶美の世界

 録音:2019年2月24-27日/救世主教会(ヴァレンドルフ)/59' 00"

 16世紀ヨーロッパではリュート音楽が隆盛をみましたが、ポーランドも同様で味わい深く美しい作品が数多く生まれました。
 そこにはマズルカのリズムが明瞭なものもあり、かのランドフスカがチェンバロで奏して録音したり、タンスマンがギター曲の素材にしているほどです。
 アルベルト・ヴォイチェフ・ドゥゴライ(1558-1618頃) やヤクブ・ポラク(1545-1605) のようなポーランド人リュート奏者の作品のほか、ポーランドの宮廷で活躍したイタリア人ディオメデス・カート(1565-1628) も当時の雰囲気を伝えてくれます。

 ヨアヒム・ヘルトは1963年ハンブルク生まれのベテラン。イル・ジャルディーノ・アルモニコとの活動でも知られています。
 



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PENTATONE



PTC 5186815
¥2400→\2190
多彩な出演陣!
 フルート四重奏版「アメリカ」

 (1)ベートーヴェン:
   ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23【フルート五重奏版】
 (2)ヴォルフ:イタリア風セレナード【フルート四重奏版】
 (3)クライスラー:シンコペーション【フルート四重奏版】
 (4)ドヴォルザーク:
  弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 Op.96「アメリカ」【フルート四重奏版】
  ※全てガイ・ブラウンシュタインによる編曲
ギリ・シュワルツマン(フルート)
ガイ・ブラウンシュタイン(ヴァイオリン)
アミハイ・グロス(ヴィオラ)
アリサ・ワイラースタイン(チェロ)
(1)スザンナ・ヨーコ・ヘンケル(ヴァイオリン)

 全てブラウンシュタインが編曲。ワイラースタインも参加!ブラウンシュタインと仲間たちが送るベートーヴェン、ヴォルフ、クライスラー、ドヴォルザーク作品集

 セッション録音:(2)(4)2016年1月31日/ナレパ通り第4スタジオ(ベルリン)、(1)(3)2017年6月21&22日/救世主教会内コミュニティ・ホール(ポツダム)/52'19"、ディジパック仕様、輸入盤・日本語帯付

 元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターで現在ソリストとして活躍するガイ・ブラウンシュタインと気心の知れた仲間たちが送る室内楽のアルバムが登場!
 メンバーは期待のフルート奏者ギリ・シュワルツマンを迎え、チェロのアリサ・ワイラースタイン、ヴィオラのアミハイ・グロス、ヴァイオリンのスザンナ・ヨーコ・ヘンケル、そしてガイ・ブラウンシュタインというなんとも贅沢な顔ぶれです。

 全てブラウンシュタインによる編曲でフルート四重奏曲または五重奏曲の編成の作品に仕上げました。
 収録作品はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番、ヴォルフのイタリア風セレナード、クライスラーのシンコペーション、そしてドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」です。

 シュワルツマンはエルサレム交響楽団、イスラエル室内管弦楽団、バレンシア交響楽団、ポツダム室内管弦楽団などとソリストとして共演するなど現在ヨーロッパを中心に活躍する若手フルート奏者。ソリストだけではなく室内楽にも積極的に取り組み、当録音でも高い技術に裏付けされた演奏を聴かせてくれます。




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 消えてしまたっと思ったスザンナ・ヨーコ・ヘンケルがほんのちょっとでも参加してくれていたのが嬉しかった。
 必ずこれからブレイクすると信じていたので。




 「 こんな人だったのか。
 1年前に紹介しながらバッハの無伴奏が長期にわたって入荷せず、ほとんどの方のご注文分がキャンセルとなってしまったスザンナ・ヨーコ・ヘンケル。このたびまさに数ヶ月ぶりに入荷したので特集しようと思って本人のサイトを観て驚いた。
http://www.susanna-yoko-henkel.com/
 そこで彼女はモーツァルトのコンチェルトとシューベルトの幻想曲の演奏姿を披露しているのだが、その印象がCDのジャケットと全然違うのだ。
 CDのジャケットを観ると、どれだけ突っ張ってとんがった感性重視の個性派かと思ってしまうが、いい意味でまったく正反対。きわめて丁寧で、真摯な演奏。曲に対してとてもひたむきに向き合っているのがわかる。そしてその感性は穏やかで優しい。少しも力みがない。容姿がいいものだから(意外にも全然派手じゃない)、見ているとどことなく経験豊富な看護婦さんのように見えてくる。しかもときどきうっすら浮かべる表情が少女っぽかったりもする。
 こんなにもジャケットの印象と実際の印象が違う人も珍しい。
 なのでバッハの無伴奏も、聴いてみるととてもこの人らしい、古風で気品があって凛とした雰囲気。清楚な昔かたぎの日本女性、そう、やまとなでしこを思わせる。
 ムターの後継者という呼び声もあって、確かに女王さま的な雰囲気はあるが、ムターがどこか世界制覇を狙う帝国の女王なのに対し、このひとは平和なおとぎの国の女王。
 とても素敵なヴァイオリニストである。



 
 チュマチェンコ門下の隠しだまスザンナ・ヨーコ・ヘンケル。
 在学中にブリュッセルのクィーン・エリザベス、ザルツブルグのモーツァルト、シオンのティボール・ヴァルガなど多くのコンクールに入賞し、1998年ベルリンにてドイツ音楽コンクールの1位を得てモーツァルト協会とドイツ音楽財団の奨学生になった。
 これらの実績を持つ彼女は多くののオーケストラと共演。2003年には「トヨタ・クラシック」のソリストとして南アジアのツアーでメンデルスゾーンの協奏曲を演奏。またソロ活動の傍ら スザンナ・ヨーコ・ヘンケルは室内楽に情熱を注ぎ2006年にクロアチアのザグレブに室内楽フェスティバルを発足させる。その地の文化への貢献は 2007以来 国立テレビ局によって広められた。2009/2010年にスザンナ・ヨーコ・ヘンケルは デュイスブルグ・フィルハモニカーのアーティスト・イン・レジデンスに選ばれた。
 スザンナ・ヨーコ・ヘンケルが演奏するヴァイオリンは( 個人所有者の寛大な好意によリ)ストラディバリ 1710 作の "Ex Leslie Tate" 。(第58号でのコメント)




 



彼女のアルバムはほとんど廃盤
かつては7枚ほどリリースされていたのだが・・・

以下のアルバムもおそらく全世界であと数枚。完売の際はご容赦を。

ACOUSENCE
ACOCD21510
\3000
在庫僅少
スザンナ・ヨーコ・ヘンケルが弾くチャイコフスキー
 ①チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
 ②ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲
スザンナ・ヨーコ・ヘンケル(ヴァイオリン)
ジョナサン・ダーリントン指揮
デュイスブルグ・フィルハーモニカ
チャイコフスキーは2010年2月3/4日 ライヴ録音、ヴォーン・ウィリアムズは2009年9月9/10日ライヴ録音※

 ACOUSENCEレーベルからダーリントンの新譜が出たと思ったら、主役はスザンナ・ヨーコ・ヘンケルという若手女流奏者だった。
 その面構えがいい。容貌はまちがいなく一流モデル並みだが、それよりも、その野心に満ちたギラリと光る眼がいい。

 スザンナ・ヨーコ・ヘンケルは 若い年代の先端を担うヴァイオリンニストに属し、ドイツの新聞「Welt am Sonntag」 はアンネ=ゾフィー・ムターの後継者と称し、アメリカの専門誌「Strings」は2007年1月号の表紙に選び、彼女のCDを誉めたたえた。
 独日の音楽一家に生まれ 2歳から母よりヴァイオリンを学び、12歳にてフライブルグ音大の ライナー・クスマウルのクラスに入学。その後 ミュンヘンの音大のアンナ・チュマチェンコのもとで研鑽を積んだという。


Spot
288694
(2CD)
\6000
在庫僅少

バッハ:
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
スザンナ・ヨーコ・ヘンケル(ヴァイオリン)
2004年。

 微妙なニュアンスの変化を加えつつも、きりっと引き締まった構成力と推進力を感じさせる速めのテンポから紡ぎだされたこぼれ落ちそうな程の豊かな音で、スザンナ・ヨーコ・ヘンケルは、この大曲を一気に弾き上げます。
 音楽に対して真摯に向かい合うスザンナ・ヨーコ・ヘンケルの凛とした姿勢が演奏を通して一貫して具現化されており、彼女を知る上で注目に値するアルバム。

 


PTC 5186742
(2CD)
¥2800
ピエモンテージ、シューベルトの最後の3つのソナタ
 シューベルト:
  (1)ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 .958
  (2)ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 .959
  (3)ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
フランチェスコ・ピエモンテージ(ピアノ)

 俊英ピエモンテージがシューベルトの最後の3つのソナタに挑む!

 録音:(1)(2)2018年2月(セッション)、(3)2018年2月14日(ライヴ)/ラ・ショー=ド=フォン内音楽ホール(スイス)/CD 1 74'12"、CD 2 42'19"、ディジパック仕様、輸入盤・日本語帯付

 1983年スイス生まれの俊英フランチェスコ・ピエモンテージ、PENTATONE レーベルのデビュー盤はシューベルトの最高傑作ピアノ・ソナタ第19番〜第21番です。
 2007年のエリーザベト王妃国際音楽コンクール第3位をはじめ華々しいコンクール歴を誇るピエモンテージはClaves,naive,Orfeo など様々なレーベルからCDをリリースしている注目のピアニスト。
 繊細で透き通るような美しい演奏が魅力です。当録音では雄大で華麗なシューベルトを聴かせてくれます。




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PROFIL



PH 19033
(4CD)
¥5200→\4790
ショパンの師、ポーランド音楽界の大偉人
 エルスネル:室内楽曲全集

 Disc 1 73' 30"
  (1)ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.10の1
  (2)ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.10の2
  (3)ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調Op.10の3
  (4)七重奏曲ニ長調〜
   ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、
    フルート、クラリネット、ピアノのための
 Disc 2 51' 24"
  (5)ピアノ三重奏曲変ロ長調Op.2
  (6)マズルカ風ロンド ト短調
  (7)クラコヴィアク風ロンド変ロ長調
  (8)ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.15
 Disc 3 56' 51"
  (9)弦楽四重奏曲ハ長調Op.8の1
  (10)弦楽四重奏曲変ホ長調Op.8の2
  (11)弦楽四重奏曲ニ短調Op.8の3
 Disc 4 67' 41"
  (12)ピアノ・ソナタ第1番
  (13)ピアノ・ソナタ第2番
  (14)ピアノ・ソナタ第3番
  (15)4手のためのソナタ 変ロ長調Op.16
トリオ・マルゴー
 【荒木紅(フォルテピアノ)、
  クリストフ・ハイデマン(ヴァイオリン)、
  マルティン・ゼーレン(チェロ)】
マチアス・キースリング(フルート)(4)
リサ・シクリャヴェル(クラリネット)(4)
アイノ・ヒルデブラント(ヴィオラ)(8)
ホフマイスター四重奏団(9)(10)(12)
ミヒャエル・ハーゼル(ピアノ)(15)

 9 月に来日公演予定の団体によるショパンの恩師エルスネルの典雅な世界

 録音:2015、2018、2019年/福音アンドレアス教会(ベルリン)

 ユゼフ・エルスネル(1769-1854) はポーランドの作曲家。何よりショパンの師として知られ、学生時代の習作ピアノ・ソナタ第1 番は彼に捧げられています。
 これまではショパンの師という形容ばかりでエルスネルの作品を聴く機会はあまりありませんでしたが、なんと室内楽をすべて集めた4枚組のセットが登場します。
 各3篇のヴァイオリン・ソナタと弦楽四重奏曲も嬉しい限りながら、3篇のピアノ・ソナタと1篇の連弾用ソナタが驚き。いずれも古典派的作風で、ショパンのような民族色は薄いもののすっきりとした格調高さが魅力です。

 録音自体貴重ながら、さらにピリオド楽器を用いているのも興味津々。日本人フォルテピアノ奏者・荒木紅を中心としたトリオ・マルゴーが生き生きとした演奏を繰り広げます。今年10月7日に武蔵野市民文化会館で来日公演が予定されています。
 4手のためのソナタで連弾相手を務めるのはベルリン・フィルのフルート奏者でおなじみのミヒャエル・ハーゼル。余技とは思えぬピアニズムを聴かせてくれます。




ユゼフ・エルスネルって誰!?


 ユゼフ・クサヴェルィ・エルスネル( 1769年 - 1854年)はポーランドの作曲家で音楽教育家。
 フリデリク・ショパンの師として知られる。

 家系はドイツ系だったが、後にワルシャワへ移住した頃にはほぼ完全にポーランド化していた。
 ヴロツワフとウィーンで音楽を学んだ後、1791年にブルノでヴァイオリニストとなる。
 1792年にはルヴフの劇場の楽長となり、1799年から1824年までワルシャワ国立劇場にて首席指揮者を務める。

 愛国的なポーランド語オペラ(全38曲)を史上初めて作曲して同劇場で初演した他、交響曲やミサ曲、ポロネーズ、オラトリオ、室内楽などを残した。
 教育家としては1821年にワルシャワ音楽院を設立し、音楽大学の学長となる。
 つまりポーランド音楽界の大偉人である。

 1823年から1829年までショパンに音楽理論と作曲を教えた。
 「ショパン、フリデリク、3年生。驚くべき才能、音楽の天才」と有名な記述を残したのがこのエルスネルである。
 またショパンにポーランド語によるオペラの作曲を勧めたのもこの人。
 ちなみにショパンは彼の最初のソナタ作品をエルスネルに捧げている。

 また最近店主がいやにはまっている、ポーランドの国民歌劇『ハールカ』の作曲者モニューシュコの師でもある。


 これは珍しいヴァイオリン・ソナタの映像。
 古典的、上品で優雅な作品。
https://youtu.be/RukYv0N-TMg

 ロマン派の萌芽ともいうべき自由な感性も楽しめる。


 




ARS PRODUKTION



ARS 38234
(SACD Hybrid)
\2800
スパイス!パフューム!トキシン!
 アヴネル・ドルマン(1975-):
  スパイス、パフューム、トキシン![香辛料!香水!毒素!]
   (2人の打楽器奏者と管弦楽のための協奏曲)(*)
 デュカス(1865-1935):交響詩「魔法使いの弟子」
ダン・タウンセンド、アーロン・レイエンデッケルス(打楽器(*))
北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
マルクス・フーバー(指揮)

 
 録音:2017年1月10-12日、シュタットパルク・シュッツェンホーフ、ヘルフォルト、ドイツ
 アヴネル・ドルマンはイスラエルの作曲家。
 

  


ARS 38238
(SACD Hybrid)
\2800
無伴奏「マンドリン」ソナタ&パルティータ Vol. 1
 J・S・バッハ(1685-1750)/フロリアン・クラウス・ルンプ編曲:
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001(マンドリンのための版)
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002(マンドリンのための版)
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003(マンドリンのための版)
フロリアン・クラウス・ルンプ(マンドリン)
 録音:2017年7月24-28日、Ergin Music、ハンブルク、ドイツ
 

ARS 38240
(SACD Hybrid)
\2800
ドビュッシー没後百年 1918-2018
 ドビュッシー(1862-1918):
  映像 第1集(ピアノのための)
  ピアノのための前奏曲集第2巻
 ドビュッシー/アンドレ・カプレ(1878-1925)編曲/ヴァンサン・ラルデル改訂・補完:
  「聖セバスチャンの殉教」からの交響的断章(*)
ヴァンサン・ラルデル(ピアノ)

 
 録音:2017年7月25-27日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ 
 (*)はこの版による世界初録音。

 

ARS 38241
(SACD Hybrid)
\2800
イザイ(1858-1931):6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27 シュテファン・タララ(ヴァイオリン)
 録音:2017年8月7-10日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
 

ARS 38242
(SACD Hybrid)
\2800
ロマンティック、ブリリアント、イマジネイティヴ
 グリーグ(1843-1907):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番 ヘ長調 Op.8
 チャイコフスキー(1840-1893):感傷的なセレナード(ヴァイオリンと管弦楽のための)Op.26
 カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  フィガロ(ロッシーニのオペラ「セビリャの理髪師」のカヴァティーナによる
   ヴァイオリンとピアノのためのコンチェルト・パラフレーズ
 パガニーニ(1782-1840):
  ロッシーニのオペラ「タンクレーディ」のアリア「こんなに胸騒ぎが」による
   ヴァイオリンとピアノのための序奏と変奏曲
 シューベルト(1797-1828):ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D 934
アレクセイ・セメネンコ(ヴァイオリン)
インナ・フィルソヴァ(ピアノ)
 録音:2017年9月4-6日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
 


ARS 38243
(SACD Hybrid)
\2800
WAR NO MORE 第一次世界大戦の犠牲者の記念に
 戦争と平和を歌った男声合唱作品集

 クレマン・ジャヌカン(1485頃-1558):戦争 [La Guerre]
 エドワード・マクダウェル(1860-1941):十字軍 [The Crusaders] Op.52 No.3
 ヴィルヘルム・キーンツル(1860-1908):戦争での祈り [Gebet im Kriege] Op.92
 ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):
  ヴェストファーレンより [Aus Westalen] Op.130 から フン族 [Die Hunnen](No.3)
  湖畔の風景 [Seebilder] Op.116 から トロ湖の夕べ [Abend am Toro-See](No.3)
 ニコライ・ソコロフ(1859-1922):シベリアより Op.6 No.1
 ペーター・コルネリウス(1824-1874):老兵 Op.12 No.1
 ヨハン・ネポムク・ダーヴィト(1895-1977):われらは戦場へ赴いた [Wir zogen in das Feld]
 ユセフ・シフィデル(1930-2014):平和 [Pax]
 アイヴァン・ムーディ(1964-):平和への祈願 [Supplication for Peace]
 ヴェリヨ・トルミス(1930-2017):神、戦いの守護者 [Deus, protege a bello]
 ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):平和の歌 [Friedenslied] MH 644
 フィリードリヒ・ジルヒャー(1789-1860):
  良き戦友 [Der gute Kamerad]/ターラウのエンヒェン [Annchen von Tharau]/不実 [Untreue]
 ジョン・レノン(1940-1980)/ハンス・プリチェット編曲:イマジン [Imagine]
 伝承曲(ゴスペル)/ハンス・プリチェット編曲:川辺を下って [Down by the Riverside]
レナー・アンサンブル・レーゲンスブルク(男声合唱)
ハンス・プリチェット(指揮)
 録音:2017年6月30日-7月2日、8月19-20日、聖ニコラウス教区教会、バート・アプバッハ、ドイツ
 

ARS 38244
(SACD Hybrid)
\2800
サン=サーンス(1835-1921):ピアノ・デュオのための作品集 Vol.3
  ホタ・アラゴネサ(管弦楽のための)Op.64(2台のピアノのための編曲版)
  ピアノ四手連弾のための小二重奏曲 ト長調 Op.11
  ハルモニウムとピアノのための2つの二重奏曲 Op.8 から
   カヴァティーナ(No.2)(2台のピアノのための編曲版)
  タランテッラ イ短調(フルート、ピアノと管弦楽のための)Op.6(2台のピアノのための編曲版)
  アルバムの綴り 変ロ長調(ピアノ四手連弾のための)Op.81
  勝利に向かって(吹奏楽のための)Op.152(ピアノ四手連弾のための編曲版)
  祝婚曲 ヘ長調(オルガンのための)Op.9(ピアノ四手連弾のための編曲版)
  ナイル川の岸辺(吹奏楽のための軍隊行進曲)Op.125(ピアノ四手連弾のための編曲版)
  死の舞踏(管弦楽のための交響詩)Op.40(2台のピアノのための編曲版)
  トランペット、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとピアノのための七重奏曲
   変ホ長調 Op.65(ピアノ四手連弾のための編曲版)
ヴィリヤ・ポスクテ&トマス・ダウカンタス(ピアノ)
 録音:2017年7月10-14日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
 


ARS 38245
(SACD Hybrid)
\2800
バッハ・トゥ・ザ・フュチャー
 J・S・バッハ(1685-1750)/ブゾーニ(1866-1924)編曲:
  われは御身に呼びかける、主イエス・キリストよ [Ich ruf' zu dir, Herr Jesu Christ]
   (オルガンのためのコラール前奏曲 BWV 639/ピアノのための版)
  目覚めよ、とわれらを呼ぶ声あり [Wachet auf, ruft uns die Stimme]
   (オルガンのためのコラール前奏曲 BWV 645/ピアノのための版)
  いざ来たれ、異教徒の救い主よ [Nun komm' der Heiden Heiland]
   (オルガンのためのコラール前奏曲 BWV 639/ピアノのための版)
  イエス・キリスト、われらの救い主 [Jesus Christus]
   (オルガンのためのコラール前奏曲 BWV 665/ピアノのための版)
 J・S・バッハ:フランス組曲第2番 ハ短調 BWV 813(クラヴィーアのための)
 J・S・バッハ/ジロティ(1863-1945)編曲:
  シチリアーノ(フルートとチェンバロのためのソナタ BWV 1031 から/ピアノのための版)
  前奏曲 ロ短調
   (W・F・バッハのためのクラヴィーア小曲集 から、BWV 855a/ピアノのための版)
  アンダンテ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV 1003 から/ピアノのための版)
  エア(管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV 1068 から/ピアノのための版)
 J・S・バッハ/サン=サーンス(1835-1921)編曲:
  ブーレ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 BWV 1002 から/ピアノのための版)
  ラルゴ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV 1005 から/ピアノのための版)
ザビーネ・ヴェーヤー(ピアノ)
 録音:2017年3月20-21日、8月28-29日、インマヌエル文化センター、ヴッパータール、ドイツ
 

ARS 38246
(SACD Hybrid)
\2800
ドビュッシー(1862-1918):
  前奏曲集第1巻(ピアノのための)L.117
  映像 第2集(ピアノのための)L.111
  子供の領分(ピアノのための)L.113
  夢想(ピアノのための)L.68
マリオ・ヘリング(ピアノ)
 録音:2017年11月13-15日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
 

ARS 38247
(SACD Hybrid)
\2800
サザーン・チューンズ
 エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):海の眺め [Vistes al mar] (弦楽のための)
 レスピーギ(1879-1936):弦楽のための組曲
 コミタス(1869-1935)/セツゲイ・アスラマジアン編曲(1897-1978):
  小曲集 [Miniatures](弦楽のための版)
 ニーノ・ロータ(1911-1979):弦楽のための協奏曲
アンサンブル・エスペランサ(弦楽合奏)
 録音:2017年10月16-19日、アンゲリカ・カウフマン・ザール、シュヴァルツェンベルク、ドイツ
 

ARS 38278
(SACD Hybrid)
\2800
モーツァルト(1756-1791):
  ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
  弦楽三重奏断章
   (ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)ト長調 K.562e/Anh.66
トリオ・オレアーデ
 石橋幸子(ヴァイオリン)
 ウルズラ・ザルンタイン(ヴィオラ)
 クリスティーネ・フー(チェロ)

 
 録音:2018年12月4-6日
 トリオ・オレアーデはスイスのチューリヒに本拠を置く弦楽三重奏団。メンバーは日本・ドイツ・中国出身。ヴァイオリン奏者の石橋幸子(いしばしゆきこ)は原田幸一郎、ザハール・ブロンに師事。
 2002年以来2019年現在チューリヒ・トーンハレ管弦楽団第1ヴァイオリン奏者。
 






<メジャー・レーベル>

.

DECCA



4833080
\2300→\2090
《リッカルド・シャイー&ルツェルン祝祭管〜
 R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき 他》

  R.シュトラウス:
   1) 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』Op.30、
   2) 交響詩『死と変容』Op.24、
   3) 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』Op.28、
   4) サロメの踊り(7つのヴェールの踊り)
     (楽劇『サロメ』Op.54より)
リッカルド・シャイー(指揮)
ルツェルン祝祭管弦楽団

 シャイーとルツェルン祝祭管との夢の共演
 世界初録音となったストラヴィンスキーの『葬送の歌』以来、高い評価の続くシャイーとルツェルン祝祭管弦楽団との共演。
 今回はR.シュトラウスの交響詩集で、映画『2001年宇宙の旅』で有名になった『ツァラトゥストラはかく語りき』による劇的な開始が印象的です。

  【録音】2017年8月11、12日、ルツェルン、ルツェルン文化会議センター(ライヴ)
 


これがその世界初録音となったストラヴィンスキーの『葬送の歌』
シャイーとルツェルン祝祭管との偉業です


4832562
\2300→\2090
《リッカルド・シャイー〜「春の祭典」
 ライヴ・イン・ルツェルン2017》

ストラヴィンスキー(1882-1971)
 1.葬送の歌 作品5  ※世界初録音
 2.花火 作品4
 3.幻想的スケルツォ 作品3
 4.組曲《牧神と羊飼いの娘》 作品2
 5.バレエ《春の祭典》
ゾフィー・コッシュ(メッゾ・ソプラノ)(4)
ルツェルン祝祭管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー

 世界最強ヴィルトゥオーソ・オーケストラによる“ハルサイ”!
 現代の楽壇を代表する巨匠リッカルド・シャイーと、世界の名だたる名手達が集うヴィルトゥオーソ・オーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団による同コンビのファースト・アルバムがデッカから登場!
 2016年に同管弦楽団の音楽監督に就任したシャイーは、凄腕揃いの音楽家たちと空前絶後の名演を披露し聴衆の熱い注目を浴びています。そんな彼らの第1弾アルバムは、20世紀の管弦楽曲のなかでも突出した難しさを誇るバレエ曲、《春の祭典》を中心としたストラヴィンスキー・アルバムです。
 卓越したオーケストラの技術とシャイーのエネルギッシュな音楽が生み出す、これまでにない野性味溢れる“ハルサイ”が堪能できます。

 そしてこのアルバムのもう一つのポイントは、2015年にサンクトペテルブルク音楽院で約1世紀ぶりに発見された、ストラヴィンスキー幻の作品《葬送の歌》が世界初録音されている点です。
 この作品は、ストラヴィンスキーの師ニコライ・リムスキー=コルサコフの追悼曲として、26歳の時に作曲されました。

 この他、《花火》《幻想的スケルツォ》などの初期作品をカップリングに配置した興味深いアルバムに仕上がっています。

 録音:2017年8月19日 スイス、ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター〈ライヴ・レコーディング〉

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4834938
\2300→\2090
《ケント・ナガノ&モントリオール響〜ジョン・アダムズ・アルバム》
 ジョン・アダムズ:
  1) Common Tones in Simple Time、
  2) ハルモニーレーレ(和声学)
   (1. First Movement/2. The Anfortas Wound/
    3. Meister Eckhardt and Quackie)、
  3) ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン
ケント・ナガノ(指揮)
モントリオール交響楽団

 作曲者と指揮者との強い結びつきが感じられる一枚
 アメリカの作曲家ジョン・アダムズの代表的な管弦楽作品を、ジョン・アダムズの長きにわたる擁護者の一人ケント・ナガノがモントリオール交響楽団を指揮して演奏しています。
 作曲者と指揮者との強い信頼関係から生まれたアルバムです。

  【録音】2017年11月1−4日、モントリオール、La Maison de Symphonique de Monral
  


DECCA GOLD



4818544
\2300
《Wei Luo〜WEI LUO》
 1) ラヴェル:ラ・ヴァルス、
 ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガOp.87より
  2) 第5番ニ長調、3) 第24番ニ短調、
 4) ハイドン:ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI:52、
 5) プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83、
 6) シチェドリン:2つのポリフォニックな小品
  (1. 2声のインヴェンション/2. バッソ・オスティナート)
Wei Luo(ピアノ)

 自身の名をタイトルにした新進気鋭のピアニストによるデビュー・アルバム
 Wei Luoは現在カーティス音楽院で、ラン・ランやユジャ・ワンの師でもあるゲイリー・グラフマンに学んでいるピアニストです。
 10歳で上海フィルハーモニー管弦楽団とオーケストラ・デビューを果たし、2010年には若いピアニストのためのショパン国際コンクールとラフマニノフ国際コンクールに優勝。最近では2018年にギルモア・ヤング・アーティスト賞を受賞しました。
 自分の名前をタイトルにしたこのデビュー・アルバムにはプロコフィエフ、シチェドリン、ショスタコーヴィチの作品が収録されています。
  【録音】2018年7月21−24日、ニューヨーク、ディメンナ・クラシック音楽センター、Benzaquen Hall
  




MERCURY KX


7766892
(CD)
\2300
《ランバート〜トゥルー》
 1)Porcelain
 2)Jean-Luc
 3)The Dance
 4)The Stream
 5)Sparrow
 6)Vienna
 7)Awake
 8)Wedding
 9)Tram
 10)Otis
 11)Nostalgia
 12)November
ランバート(P)
7782302
(LP)
\3700

 仮面のピアニスト、ランバートの最新作。2形態で発売
 聴き手を深く不思議な心地よい世界に誘うランバートのピアノ。

 https://www.youtube.com/watch?v=usd1op4Vy1k&feature=youtu.be
 





















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