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≪第103号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2019/8/27〜





8/30(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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GLOSSA



PGCD 921127
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2857+税
チェロの神様がついにこの曲を録音
 ロエル・ディールティエンスが弾くC.P.E.バッハWq.172!
  C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲集

 チェロ協奏曲イ短調(Wq 170, 1750)
 チェロ協奏曲変ロ長調(Wq 171, 1751)
 チェロ協奏曲イ長調(Wq 172, 1753)
ロエル・ディールティエンス(チェロ)
18世紀オーケストラ
GCD 921127
¥2500→\2290

 "ポスト=ブリュッヘン時代"の18世紀オーケストラ!ロエル・ディールティエンスが弾くC.P.E.バッハ!

 ☆"ポスト=ブリュッヘン時代"を歩む18世紀オーケストラ!
 ☆ベルギーの名チェリスト、ロエル・ディールティエンスが弾く「ベルリンのバッハ」!

 「ポスト=ブリュッヘン時代」へと突入したピリオド・オーケストラのパイオニア、18世紀オーケストラの音楽創造の旅路。
 第4作目のレコーディングは、ベルギーの名チェリスト、ロエル・ディールティエンスを迎えたC.P.E.バッハのチェロ協奏曲集が登場。ロエル・ディールティエンスは、ブリュッヘン、ヘレヴェッヘ、デ・レーウ、ポンスたちからの信頼も厚く、自身が創設した"アンサンブル・エクスプロラシオン"との多数の録音でも知られる、モダンとバロックの両方のチェロの権威です。

 J.S.バッハの息子たちのなかでもっとも成功した音楽家である次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハは、バロックと古典派の過渡期を歩んだ作曲家で、鍵盤楽器ソナタによってモーツァルトやベートーヴェンにも大きな影響を与えました。
 18世紀には「チェロ協奏曲」はまだ新しいジャンルであり、C.P.E.バッハのこれらのチェロ協奏曲(1750年〜1753年)は、ボッケリーニやハイドンがチェロ協奏曲を書くよりも前に生み出された作品。
 ブリュッヘンが築いた18世紀オーケストラのサウンドとディールティエンスの雄弁なチェロによって、魅力的で多彩な物語が紡がれています。
 レコーディング・セッションにも訪れて解説のエッセイを寄稿しているのは、ブリュッヘンの長年の友人でもあったというオランダの人気小説家アンナ・エンクヴィスト(Anna Enquist)です。

 ※録音:2019年3月、カイゼル運河教会(アムステルダム、オランダ)






 何度か紹介しているエマニュエル・バッハ:チェロ協奏曲 イ長調 H.439 (Wq 172)
 エマニュエル・バッハの最高傑作であるというだけでなく、最近はすべてのチェロ協奏曲の中で最高の作品ではないかという気がしてきた。
 先日ミュラー=ショット が録音したのも当然。ケラスが取り上げたのも当然。
 
 そして今回ついにチェロの神様がこの曲を録音。
 おそらく過去の名盤を一気に凌駕する決定的な名録音となるだろう。





ロエル・ディールティエンスのアルバムといえばこの絶対的名盤を思い出す。
もしまだ聴かれたことがないという方は、今から人生最高の幸せを実感することになる。
ぜひ。

HMG 508235
(2CD)
\3200
ディールティエンスのヴィヴァルディ
 ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集

 [CD1]
  協奏曲RV401 ハ短調,RV417ト短調,
  RV423 変ロ長調,RV405 ニ短調*,
  RV400 ハ長調,RV419 イ短調、RV415 *
 [CD2]
  協奏曲RV420 イ短調,RV408 変ホ長調,
  RV411 ヘ長調,RV407 ニ短調,
  ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
   「プロテウス」RV544 ヘ長調,
  RV421 イ短調,
  ヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲RV561 ハ長調
ロエル・ディールティエンス
 (Vc &指、ピッコロ・チェロ*)
アンサンブル・エクスプロラシオン
 ヴィヴァルディの珠玉のチェロ協奏曲、ディールティエンスのしっとり美しい音色で!

 録音:[CD1]1997 年 [CD2]2001 年

 発売当時、朝日試聴室推薦、レコード芸術特選ときわめて高い評価を得た、ディールティエンス率いるアンサンブル・エクスプロラシオンによるヴィヴァルディの名盤。ヴィヴァルディのチェロ協奏曲は、音楽史上初めて、チェロがソロの楽器として活躍するように書かれたもの。RV405ニ短調のデモーニッシュな冒頭と、続くチェロのソロで奏でられる美しい旋律、RV415 ト長調協奏曲のターフェルムジークを思わせるきらびやかな音世界・・・ヴィヴァルディが腕によりをかけて書いたことがよくわかる秀作ぞろいです。ディールティエンスの奏でるしっとりとした音色がまた魅力です。


 昔リリースされて人気を得たディールティエンスの2枚のチェロ協奏曲集。

 ヴィヴァルディはご存知のとおり多作家である。その中にあってチェロ協奏曲はあまり目立った作品群ではない。
 そのちょっと控えめなたたずまいは、「四季」などの華美なヴァイオリン協奏曲と比べるまでもなく、軽く聴き流してしまうと地味にしか聴こえない。
 ・・・が、よく耳を澄ますと、控えめなロマンの中に、ときおりどうしようもなく切ない旋律が現れる。
 それに気づいて聴き込み始めると、その深く沈んだ、まるで宗教的アリアのような抒情が胸にしみこんでくるようになる。

 ヴェネツィアの喧騒に隠れた裏通りの平穏な一角。
 破廉恥な仮面舞踏会で残されたわずかな道徳。

 ヴァイオリン協奏曲が「陽」だとしたらこれは明らかに「影」。
 だからあんな強烈な太陽の下でも、この音楽だけは不思議と自然に心に入り込んできたのだろう。
 人生、そうしたふと足を止める影のようなものが必要なときもある。




 


GCD 922809
¥2500
ジェズアルド:マドリガーレ集第2巻(1594)
 おまえはわずかな痛手で/いとしいひとを奪わないでくれ/苦悩がこんなにも甘美なものなら/
 私が黙ると悲しみが迫り/かわいらしくて色っぽいほくろよ/雪のように白い手を/この手ではないのか/
 かぐわしい手袋から/優美なヴェールの中から/あの燃えるような輝く眼が現れると/おまえは少しずつ/
 ああ, なんと大きな苦しみなのか/別れにあたって私の心は/私は決して変えないだろう/
 アディショナル・トラック 〜
  ポンポニオ・ネンナ(1556−1608):情けをと私は泣きながら叫ぶのだが/
  ジョヴァンニ・デ・マック(c.1548−1614):あなたは私の涙に泣く/
  ネンナ:ああ, あなたは私を捨てた、ため息, 口づけと言葉/
  デ・マック:私の悲しみが増し/ネンナ:Ecco, o dolce, o gradita/
  ジュゼッペ・パラッツォット・タリャヴィーア(1583-beforeー1653):私を殺して, 残酷な女よ/
  シジズモンド・ディンディア(c.1582ー1629):さあ, これで私は死ぬのです/
  ジェズアルド:ああ, 痛ましい喜び
   ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ
    〔ロッサーナ・ベルティーニ(ソプラノ)、フランチェスカ・カッシナーリ(ソプラノ)、
     エレーナ・カルツァニーガ(アルト)、ジュゼッペ・マレット(テノール)、
     ラッファエレ・ジョルダーニ(テノール)、ダニエレ・カルノヴィチ(バス)〕

 ラ・コンパーニャ・マドリガーレ新録音!ジェズアルドのマドリガーレ集第2巻!

 ☆レコード・アカデミー賞2017で音楽史部門賞を受賞した屈指のヴォーカル・アンサンブル "ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ"!
 ☆これまで度々取り組んできた異端の天才カルロ・ジェズアルドの新録音!

 モンテヴェルディの傑作「聖母マリアの夕べの祈り」(GCD 922807)で2017年レコード・アカデミー賞「音楽史部門賞」を受賞し、一躍その名を世界へ轟かせた屈指のラテン系ヴォーカル・アンサンブル、"ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ"。

 第9弾となる新アルバムは、「マドリガーレ集第6巻(GCD 922801)」、「レスポンソリウム集(GCD 922803)」、「マドリガーレ集第3巻(GCD 922806)」と、同グループが最初の録音から度々取り組んできた異端の天才、ジェズアルドの音楽。
 聖職者の家柄、ヴェノーサ公、コンツァ伯という貴族であると同時に、妻と不倫相手を殺めた血塗られた側面、晩年の孤独な末路という数奇な人生を歩んだ天才作曲家、カルロ・ジェズアルド(1566−1613)。1594年にフェラーラで出版された5声のマドリガーレ集第2巻は、後期のマドリガーレ集に見られるテキストの心理的な歪みや苦しみ等は少なく、より穏やかなアプローチですが、その感受性豊かな音楽の洗練さは既に成熟したものとなっていました。
 アディショナル・トラックとして、ジェズアルドの宮廷で働き影響を与え合ったポンポニオ・ネンナやジョヴァンニ・デ・マックなど、同時代のマドリガーレ作曲家たちの作品も多数収録しています。

 ※録音:2018年4月24日ー28日(ジェズアルド:第2巻)、2018年6月24日ー26日(その他の作曲家)、2018年9月20日(ジェズアルド:ああ, 痛ましい喜び)、聖ロッコ&セバスティアーノ信心会(トリノ、イタリア)







GUILD

GMCD 7817
¥2500
モーツァルト:交響曲第40番、ピアノ協奏曲第21番
 《フィガロの結婚》 K.492より 序曲
 ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467*
 エクスルターテ・ユビラーテ
  (踊れ、喜べ、幸いなる魂よ) K.165**
 交響曲第40番ト短調 K.550
ジョン・レネハン(ピアノ)*
グレース・デイヴィッドソン(ソプラノ)**
リマ・スシャンスカヤ(指揮)
ロンドン・ナショナル交響楽団

 ジョン・レネハン、グレース・デイヴィッドソン!Guildからモーツァルト名曲アルバム登場!

 ☆Guildから意外なモーツァルト新録音が登場!
 ☆レネハンが弾く「エルヴィラ・マディガン」、デイヴィッドソンが歌う「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」、そして「フィガロの結婚序曲」と「交響曲第40番」と名曲のオンパレード!
 ☆レコーディング・エンジニアはトニー・フォークナー!

 多くの知られざる作品、意欲的なレパートリーを録音してきた老舗Guildレーベルから、意外とも思えるモーツァルトの新録音が登場!
 今日のクラシックシーンでもっとも多才なピアニストの一人、ジョン・レネハンが弾くのは、映画『みじかくも美しく燃え』から「エルヴィラ・マディガン」の愛称を持つ「ピアノ協奏曲第21番」。
 英国を代表する古楽系ソプラノ、グレース・デイヴィッドソンは「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」のタイトルでも親しまれるモテット「エクスルターテ・ユビラーテ」を歌います。
 そして、オイストラフの最後の弟子であったワールドクラスのヴァイオリニストから指揮者へと転向し活躍しているリマ・スシャンスカヤが、多くのクラシック、TV、映画、ブロードウェイの音楽を手掛けてきたロンドンのナショナル交響楽団を振り、「フィガロの結婚序曲」、「交響楽第40番」を演奏。
 いずれも、時代を超えて世界中で愛され続けてきたモーツァルトの超名曲たちが1つのアルバムに凝縮されています。

 ※録音:2018年12月11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)





NIFC



NIFCCD 080-081
(2CD)
¥5100→¥4690
ポーランド最高傑作オペラ!
 ステファニの「想定された奇跡」

  ステファニ:
   歌劇《想定された奇跡、またはクラクフ人と山地の人々》
    (ピリオド楽器による世界初のスタジオ録音)
コレギウム・ヴォカーレ1704、コレギウム1704
ヴァーツラフ・ルクス(指揮)
ヴァーツラフ・チジェク(テノール)
レンカ・カフォウルコヴァー(ソプラノ)
ナタリア・ルビス(ソプラノ)
クリスティアン・アダム(テノール)
ヤン・マルチニーク(バス)
トマーシュ・クラール(バリトン)

 啓蒙時代のポーランドの最高傑作オペラ!ステファニの「想定された奇跡」がNIFCから登場!

 ☆ピリオド楽器使用によるスタジオでの全曲録音は今回が世界初です!貴重!

 東欧チェコの古楽界を代表するアンサンブルであり、世界の古楽シーンの最前線に躍り出たヴァーツラフ・ルクス率いるコレギウム・ヴォカーレ1704がNIFCに再登場!
 前作「ドニゼッティ:レクイエム」(NIFCDVD 006)での卓越した演奏で、その実力の高さを改めて証明してくれた同コンビが取り上げているのは、啓蒙時代のポーランド語のオペラの最高傑作と名高い、ヤン・ステファニ(1746ᬢ1829)の歌劇「想定された奇跡、またはクラクフ人と山地の人々」!

 18世紀末、1793年から94年にかけて作曲された全2幕から成る「想定された奇跡、またはクラクフ人と山地の人々」は、ヴォイチェフ・ボグスワフスキ(1757-1829)の台本と、ヤン・ステファニの音楽によるもので、ポーランドの伝統、音楽文化の豊かさと美しさを作品の重要な要素とし、具現化たステファニの代表作として知られています。
 また、クラクフの都会に暮らす人々と、山地に暮らす素朴な人々の道徳観を対照させて、当時の社会階層の問題を浮き彫りにするという意味合いも持ち合わせた意義深い作品でもあります。

 ルクス率いるコレギウム・ヴォカーレ1704はもちろんのこと、テノールのヴァーツラフ・チジェクやレンカ・カフォウルコヴァー、ナタリア・ルビスなど東欧方面で大活躍中の歌い手たちをズラリとソリストたちも豪華!
 ショパン以前のポロネーズのスペシャリストであり、ワルシャワ大聖堂の楽長も務めたポーランドの重要作曲家の最高傑作のオペラを、最高の布陣で!

 ※録音:2017年7月21日ᬢ23日、チェコ放送スタジオ21(プラハ、チェコ)



 


NIFCCD 027
¥2500
使用楽器はオリジナルのプレイエルとエラール
ショパン:歌曲集 Op.74

 美しき若者 Op.74-8(WN 54)*/どこで会いましょう Op.74-5(WN 22)+/
 乙女の願い Op.74-1(WN 21)*/私のいとしい人 Op.74-12(WN 51)+/
 リトアニアの歌 Op.74-16(WN 38)*/魅惑(WN 31)+/指輪 Op.74-14(WN 50)+/
 愁い Op.74-13(WN 57)*/枯れ葉よ Op.74-17(WN 49)+/濁った水 Op.74-3(WN 39)*/
 ドゥムカ(WN 57、愁い p.74-13の原典版)+/どこかで会いましょう Op.74-5(WN 22)*/
 浮かれた女 Op.74-4(WN 32)+/春 Op.74-2(WN 52)*/闘士 Op.74-10(WN 34)+/
 2人の死 Op.74-11(WN 58)*/花婿 Op.74-15(WN 40)+/使者 Op.74-7(WN 30)*/
 私の見えぬところに! Op.74-6(WN 33)*/メロディ Op.74-9(WN 61)+
   オルガ・パシェチュニク(ソプラノ)*、
   ケヴィン・ケナー(ピリオド・ピアノ/プレイエル1848年製)*、
   マリウシュ・ゴドレフスキ(バリトン)+、
   ラドスラフ・クレック(ピリオド・ピアノ/エラール1838年製)+

 NIFCの"新たな"ショパン歌曲集!使用楽器はオリジナルのプレイエルとエラール!

 ポーランド国立ショパン研究所の自主レーベル「NIFC」のベストセラー・タイトルの1つ、BCJへの客演でもお馴染みのソプラノ、ハナ・ブラシコヴァが歌うショパンの「歌曲集 Op.74」(NIFCCD 037)以来、久々のショパン歌曲集が登場!
 今回は、ウクライナ出身で現在はポーランドの声楽シーンに欠かせない存在となったソプラノ、オルガ・パシェチュニクと名匠ケヴィン・ケナーのコンビ、そして「モニューシュコ:歌曲集」(NIFCCD 112)での名唱が印象深いポーランドの名バリトン、マリウシュ・ゴドレフスキとカタジーナ・ポポヴァ=ズィドロン門下の実力派ラドスラフ・クレックのコンビが歌い分けるというスタイルを採用。

 使用楽器も前回のブラシコヴァ盤は名工マクナルティが製作したグラーフ1819年頃製作のレプリカだったのに対し、パシェチュニク&ケナーのコンビは1848年製のプレイエル、ゴドレフスキ&クレックのコンビは1838年製のエラールのオリジナルを使用。名歌手たちの歌声と、ショパンの時代のオリジナル楽器とのブレンドも楽しみな聴きどころです。
 ポーランド国立ショパン研究所が自信を持って送り出す"新たな"ショパン歌曲集の決定盤!どうぞご期待下さい。

 ※録音:2009年&2017年、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)







ALPHA



ALPHA462
(2CD+BOOK)
¥4500

『エール・ド・クール』16-17世紀、フランス宮廷歌曲の発祥と発展
 【DISC 1】
  <バレ(舞踏劇):エール(歌)、レシ(独唱の場面)とアントレ(見せ場)>
   1.作者不詳:私たちの自由で満足した心は作者不詳:サンジェルマンの森の妖精たちのバレ(器楽合奏)/
   2.I. 誘惑者たちのアントレ/3.II. 半ばおかしくなった者たちのアントレ/4.III. 酔狂な者たちのアントレ/
   5.アンリ・ド・バイイ(1585頃-1637):狂気のパサカーユ「わたしは狂気」/
   6.エティエンヌ・ムリニエ(1599-1676):さまよえるユダヤ人の歌/7.エティエンヌ・ムリニエ:さまざまな鳥の合奏
  <大自然は、打ち明け話を聞いてくれる>
   8.ジャン・ボワイエ(1600以前-1648):どうしよう?何と言おう?
   9.アントワーヌ・ボエセ(1587-1643):野原の甘美な風よ
  <敵わない恋>
   10.ピエール・ゲドロン(1565頃-1620頃):死すべき者よ、溜息をつくのをやめよ
  <美しき女性とその恵み>
   11.ファブリス=マリン・カイェタン(1540頃-1578以降):ぼくの気持ちを見ておくれ
  <愛は見捨てられる>
   12.ジラール・ド・ボーリュー(1540頃-1590)/カイエタン編曲:ああ、何をすればよいのか
  <恋の不幸に酔う者>
   13.アドリアン・ル・ロワ(1520頃-1598)/ピエール・セルトン編曲:ああ、なんという喜び/恋の炎を
   14.エティエンヌ・ムリニエ:対話「スペインの人、お願いです」
  <不誠実>
   15.エティエンヌ・ムリニエ:なにもかも緑に満ちて
 【DISC 2】
  <無関心>
   1.シャルル・テシエ(1550頃-?):もう、航海はたくさんだ/
   2.シャルル・テシエ:スペインの歌:私のより熱いものはなし
  <報われた恋>
   3.アントワーヌ・ボエセ:ついにこの女羊飼いは
  <遠く離れて>
   4.ディディエ・ル・ブラン(1579-1584頃活躍):さあ!リュートよ、悲しい調べで/
   5.ギヨーム・コストレ(1530頃-1606):死の苦しみの方がまだましだ/
   6.エティエンヌ・ムリニエ:ガスコーニュの歌「茂みの小鳥よ」
  <軽い男>
   7.ピエール・ゲドロン:パリの小さな橋の上
   8.ルイス・デ・ブリセーニョ(1610-1630):サラバンダ「さあ踊ろう!サラバンダだ」
   9.アントワーヌ・ボエセ:音楽を<それは美徳なのか>
   10.ルイス・デ・ブリセーニョ:パサカーリェ「おれが仕込んできたなら、おれの妻を」
  <-これも小さな美徳>
   11.シャルル・テシエ:数珠も嫌いじゃないね/12.作者不詳/カイエタン編曲:ほら、ご不自由なお婆さん
  <酒の歌>
   13.エティエンヌ・ムリニエ:友よ、共に酔おう
  <舞踏歌>
   14.ピエール・ゲドロン:ダンスのステップを教わりたいなら/15.ルイス・デ・ブリセーニョ:斧の踊り/
   16.ルイス・デ・ブリセーニョ:セギディーリャ「教えて、何がいやなの」/
   17.ピエール・ゲドロン:海辺に3人のきれいな娘がいて/
   18.ディディエ・ル・ブラン:船頭たちは晴れの日が大好き/19.作者不詳:ラ・グラン・チャコーナ
  <トルコめかした偽言語>
   20.シャルル・テシエ:擬トルコ語による小唄 「ヘ・ヴェル・アケウル」/「タル・リシ・マン」
    ヴァンサン・デュメストル(バロック&ルネサンス・ギター、テオルボ、リュート、楽譜校訂&総指揮)
    ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
   ※ 代表的な参加メンバー
    クレール・ルフィリアトル(ソプラノ)、イザベル・ドリュエ(メゾソプラノ)、
    ブリュノ・ル・ルヴルール(カウンターテナー)、
    ジャン=フランソワ・ノヴェリ、ヤン・ファン・エルサッケル(テノール)、
    マルク・モイヨン(バリトン)、マルコ・オルヴァ(バス) 、
    ジョアンヌ・メートル(ボンバルド〔ダブルリード管楽器〕、リコーダー)、
    ウィリアム・ドンゴワ(木管コルネット)、ジュリアン・ショーヴァン、ミラ・グロデアヌ(ヴァイオリン)、
    上村かおり(ドゥシュ&バス・ド・ヴィオル〔高音&低音ガンバ〕)、酒井淳、ソフィー・ワティヨン、
    フリーデリケ・ホイマン(ド(ドゥシュ・ド・ヴィオル)、
    シルヴィア・アブラモヴィチ(テノール&バス・ド・ヴィオル〔中音&低音ガンバ〕)、
    アンジェリーク・モイヨン(バロックハープ)、
    マッシモ・モスカルド(バロックギター、アーチリュート、テノール・リュート)、
    ミシェル・クロード、ジョエル・グラール(各種打楽器)

 録音:1999-2015年

 【カリスマ的レーベルAlphaの粋、「リュリ以前」のフランス古楽を堪能する2枚組】
 21世紀フランスにおける「小資本レーベルの革命」と言われたAlphaレーベルの創設期から、看板グループとして活躍を続けるル・ポエム・アルモニーク。
 このフランス随一の古楽グループの本領ともいうべき初期録音の傑作『エール・ド・クール三部作』をはじめとする、フランス・ルネサンス〜初期バロック音源の数々からトラックを厳選して届けられた絶好企画。
 太陽王ルイ14世とその音楽監督リュリが登場する以前、これら17世紀初頭までのフランス音楽の存在感は、まさに彼らル・ポエム・アルモニークの録音群を通じて飛躍的に世界的注目が高まったジャンルでもあり、フランスを拠点に活躍する彼らの最上の部分があら
われた2枚組といってよいでしょう。
 2枚のCDに収録されているトラックには、長くプレス切れが続いた、あるいは現役盤がBOXにしかないような入手しにくい初期音源も含まれています。
 タイトルは「エール・ド・クール(宮廷歌曲)」ながら、その歴史を知るうえで欠かせないバレ・ド・クール(宮廷舞踊)にも触れているのはさすが。今はグループを離れてしまった初期メンバーには、その後に古楽系ソリストとしてどんどん存在感を強めている歌手も多数。
 上村かおりやウィリアム・ドンゴワらをはじめ、器楽勢には超ヴェテランの名手も含まれています。美しい関連カラー図版に彩られた原文解説も充実しており、フランスの歴史・音楽・諸文化にまつわる略年表など、ジャンル理解を深めるうえでの配慮も行き届いています。
 




ARCANA



A202
(10CD)
¥5300
バロック・コレクション
 〜バロック・オーボエを使った18世紀の管弦楽・室内楽作品を中心に〜
  ゼフィーロ結成30周年
アルフレード・ベルナルディーニ(オーボエ、指揮)
ゼフィーロ(古楽器使用)
 【DISC 1】 (A380)「ヴェネツィアのオーボエ協奏曲」
  1-3.アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲 ハ長調 RV499/178 (Op.8-12)
  4-6.ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697-1763):協奏曲 ト短調 I 47
  7-9.トマゾ・アルビノーニ(1671-1751):協奏曲 変ロ長調 Op.7-3
  10-12.アレッサンドロ・マルチェッロ(1673-1747):協奏曲 ニ短調 SF-D 935
  13-15.ジュゼッペ・サンマルティーニ(1695-1750):協奏曲 ニ長調
  16-18.アントニオ・ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調 RV460 Op.11-6
  19-21.ディオゲニオ・ビガーリャ(1676頃-1745頃):協奏曲 変ロ長調
    アルフレード・ベルナルディーニ(オーボエ)
    録音:2014年2月24-26日、ローマ教皇庁宗教音楽研究所アカデミア会堂
 【DISC 2】 (A365)「ヴィヴァルディ(1678-1741):ファゴット協奏曲集」
  1-3.協奏曲 変ホ長調 RV483 / 4-6.協奏曲 ハ短調 RV480 / 7-9.協奏曲 ト長調 RV494 /10-12.協奏曲 イ短調 RV500
  13-15.協奏曲 ハ長調 RV474 / 16-18.協奏曲 ニ短調 RV481 / 19-21.協奏曲 ハ長調 RV472
    アルベルト・グラッツィ(ファゴット)
    録音:2010年12月11-24日、ギスレーリ会堂、モンド—ヴィ、イタリア
 【DISC 3】 (A400)「J.S.バッハ(1685-1750):管弦楽組曲(1、3、4)」
  1.序曲 ハ長調 〜カンタータBWV119 第1曲合唱より、アルフレード・ベルナルディーニによる管弦楽への再構成
  2-8.序曲(管弦楽組曲) 第1番 ハ長調 BWV1066
  9-13.序曲(管弦楽組曲) 第3番 ニ長調 BWV1068
  14.序曲 変ロ長調 〜カンタータBWV194 第1曲合唱より、アルフレード・ベルナルディーニによる管弦楽への再構成
  15-19.序曲(管弦楽組曲) 第4番 BWV1069
    録音:2015年11月6-9日、マーラー音楽堂(グラントホテル文化センター)、ドッビアーコ(トープラハ)、イタリア
 【DISC 4】 (A386)「ヘンデル(1685-1759):王宮の花火の音楽」
  1-5.王宮の花火の音楽 HMV351
  6-11.2つの合奏体のための協奏曲 第3番 ヘ長調 HMV334
  12-18.2つの合奏体のための協奏曲 第1番 変ロ長調 HMV332
  19-24.2つの合奏体のための協奏曲 第2番 ヘ長調 HMV333
    録音:2008年8月14-17、イエズス会修道院、カターニア、シチリア(イタリア)
    ピッチ:a=415 Hz
 【DISC 5】 (A432)「ヘンデル(1685-1759) & テレマン(1681-1767):水上の音楽」
  1-10.ヘンデル:水上の音楽 組曲ヘ長調 HMV348 (1715? ロンドン)
  11-20.テレマン:序曲 ハ長調 水上の音楽「ハンブルクの潮の満干」 TWV55:C3(1723 ハンブルク)
  21-29.ヘンデル:水上の音楽 組曲ニ長調 HMV349 (1717? ロンドン)、組曲ト長調 HMV350 (1736? ロンドン)
    録音(ライヴ):2003年6月9日、セント・ジョーンズ・スミス・スクエア、ロンドン
 【DISC 6】 (A371)
  「テレマン(1681-1767)8声の組曲集〔3本のオーボエとファゴット、3挺のヴァイオリンと通奏低音のための作品集〕」
   1-8.序曲(組曲) ニ長調 TWV55:D15 / 9-17.序曲(組曲) ニ短調 TWV55:d3 / 18-26.序曲(組曲) 変ロ長調 TWV55:B10
    録音:2010年5月2-5日、ビビエーナ科学劇場、マントヴァ、イタリア
 【DISC 7】 (Deutsche Harmonia Mundi 88697367922)「ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758)作品集」
  1-3.協奏曲 ニ長調 ガブリエレ・カッソーネ(ソロ・トランペット) /
  4-6.協奏曲 ハ短調 アルベルト・グラッツィ(ソロ・ファゴット)
  7-9.協奏曲 ト短調 パオロ・グラッツィ(独奏オーボエ) / 10-15.序曲(組曲) ニ長調
  16-18.カール・フリードリヒ・クリスティアン・ファッシュ(1736-1800):協奏曲 ホ長調
    ガブリエレ・カッソーネ(ソロ・トランペット)、マッシモ・スパダーノ(ソロ・ヴァイオリン)、
    アルフレード・ベルナルディーニ(ソロ・オーボエ・ダモーレ)
    録音:2005年4月11-14日、サン・サルヴァトーレ教会、ロデーニョ・サイアーノ、ブレッシア県(イタリア)
    ピッチ:a=415 Hz
 【DISC 8 & 9】 (A394)
  「ゼレンカ(1679-1745):2つのオーボエ、ヴァイオリン、ファゴットと通奏低音のための6つのソナタ ZWV181」
   <DISC 8>
    1-3.ソナタ 第5番 ヘ長調 ZWV181/5 / 4-7.ソナタ 第6番 ハ短調 ZWV181/6 / 8-11.ソナタ 第2番 ト短調 ZWV181/2
   <DISC 9>
    1-4.ソナタ 第1番 ヘ長調 ZWV181/1 / 5-8.ソナタ 第3番 変ロ長調 ZWV181/3 / 9-12.ソナタ 第4番 ト短調 ZWV181/4
     パオロ・グラッツィ、アルフレード・ベルナルディーニ(オーボエ)、アルベルト・グラッツィ(ファゴット)、
     マンフレード・クレメル(ヴァイオリン-CD9/5-8)
     リナルド・アレッサンドリーニ(チェンバロ)、ロルフ・リスレヴァン(テオルボ-CD8)
     ジャンカルロ・ラード(テオルボ-CD9)
     ロベルト・センシ(コントラバス-CD8)、ローレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオローネ-CD9) 
     録音:DISC8-1993年2月、スキアリーノ荘、マントヴァ、イタリア
      DISC9-1995年2月、ティボール・ヴァルガ・スタジオ、シオン、スイス
 【DISC 10】 (A438)「ドレスデン」
  1-4.ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):四重奏曲 変ロ長調 FWV N:B2(1727以降)
   〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ)
  5-8.ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):ソナタ ト短調 QV 2:41 a/b
   〜2つのオーボエと通奏低音(ファゴット、チェンバロ)
  9-12.ヨハン・ダヴィット・ハイニヒェン(1683-1729):ソナタ 変ロ長調 SeiH257 (1726)
   〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
  13-16.アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):4声のソナタ ハ長調 RV801
   〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
  17-20.ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):ソナタ ハ短調 TWV42:c4
   〜2つのオーボエと通奏低音(ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ)
  21-23.アルカンジェロ・カリファーノ(1733-1756に活躍):4声のソナタ ハ長調
   〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
  24-27.ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ:四重奏曲 ト短調 FWV N:g1(1727以降)
   〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
  28-30.アントニオ・ロッティ(1667-1740):エコー ヘ長調(1717-1719)
   〜2つのオーボエ、ファゴットと通奏低音(ヴィオローネ、チェンバロ、テオルボ)
    アルフレード・ベルナルディーニ、パオロ・グラッツィ(オーボエ)、アルベルト・グラッツィ(ファゴット)、
    パオロ・ズッケーリ(ヴィオローネ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
    エヴァンゲリーナ・マスカルディ(テオルボ)、アンナ・フォンターナ(チェンバロ)
    録音:2016年11月13-16日、マーラー音楽堂(グラントホテル文化センター)、ドッビアーコ(トープラハ)、イタリア

 【結成30年 進化を続ける古楽器アンサンブルによるバロックの名盤を一堂に!】
  1989年の夏、古楽先進地オランダや英国で活躍していたイタリア出身のオーボエ奏者のアルフレード・ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、ファゴット奏者のアルベルト・グラッツィの3人によって結成されたゼフィーロ。
  当初は18世紀の管楽作品をピリオド楽器で演奏することをレパートリーの中心としていましたが、演奏作品の幅はすぐに広がり、編成も弦楽器を含めてどんどん拡大、今ではバッハのブランデンブルク協奏曲やカンタータをリリースするまでになりました。
 結成30年を記念してリリースされる今回のセットには、Astreeレーベルに残された(ARCANAより再発済み)彼らの初期の録音であるゼレンカを初め、Deutsche Harmonia Mundiからリリースされたファッシュも含めて、これまでリリースしてきたバロック期のレパートリーを広くカバーしています。
 
 
A201
(10CD)
¥5300
「ナポリ」
 〜南イタリア随一の古都、大衆音楽と芸術音楽の交わるところ バロックと伝統歌のはざまで〜

  【DISC 1】 (A359)「アッコルドーネの南イタリア伝統音楽〜"悪魔の修道士"と呼ばれた男〜」
   1.伝承曲:いのちなくして/2.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ(1954-):ストルネッロ/
   3.同:この胸は恋の楽器になり/4.同:鳴れよ、ギターよ/5.同:随唱 I/6.伝承曲:恩寵の聖母/
   7.セヴェリーノ・コルネティ(1530-1582):きみに差し出そう、この魂を/8.伝承曲:サンニカンドロのタランテラ/
   9.伝承曲:かわいい天使/10.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ:僕の心は/11.伝承曲:ピッツィカ・タレンタータ/
   12.伝承曲:サンフェディスタ党の行進/13.マウロ・ドゥランテ(1984-):カラータランタ/
   14.クラウディオ・デ・ヴィットリオ(1959-):薔薇で出来た道/15.伝承曲:モンテヴィルジーネの聖母像に捧ぐ/
   16.伝承曲:荷馬車ひきの歌/17.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ:随唱 II/
   18.同:あなたの髪はオリーヴの枝/19.伝承曲:サン・ヴィートのピッツィーカ/
   20.グイード・モリーニ(1959-):甘いいちじくの君/21.伝承曲:スズメダイの歌/
   22.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ/グイード・モリーニ編曲:この胸は恋の楽器になり
    アッコルドーネ(古楽器使用)-グイード・モリーニ(チェンバロ/音楽監督)
    マルコ・ビズリー(歌 ほか) ピーノ・デ・ヴィットリオ(歌 ほか) ほか
    録音:2009年10月7-11日、サン・マウリツィオ教区教会、ジニェーゼ、イタリア
  【DISC 2】 (ALPHA532)「ナポリのことなら、いくらでも話せる。〜故郷に帰ってきたアッコルドーネ」
   1.聖人たちのバッロ/2.アンドレーア・ファルコニエーリ(1585-1656):愛しい美しき薔薇/
   3.伝承曲:牢屋にぶちこめ、パン職人どもを/4.グイード・モリーニ(1959-):窓辺の夜曲/
   5.伝承曲:チチェレネッラ(ひよこまめの君)/6.作者不詳:つめたい仕打ち/
   7.グイード・モリーニ:タランテッラ・タパネッラ(田舎風タランテッラ)/
   8.作者不詳/グイード・モリーニ:マッサニエッロの嘆き/
   9.アドリアン・ヴィラールト(1490-1562):怠け者の年増女たち/
   10.ガエターノ・ラティッラ(1711-1788):おまえが好きでたまらない/
   11.ガエターノ・ラマ(1866-1950):モンテマラーノの聖母に捧ぐ歌/
   12.ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ(1855-1921):あの古き良き日々/
   13.ルーチオ・ダッラ(1943-2012):カルーゾ(小さな丘)/
   14.ガエターノ・ラマ(1866-1950):レジネッラ(女王さま気取り)/
   15.ジュゼッペ・チョッフィ(1901-1976):マッツァとペッツァとピッツォ/
   16.ピーノ・ダニエーレ(1955-):ナプール(ナポリは・・・)/17.ディアーナ、わが星
    アッコルドーネ(古楽器使用)-マルコ・ビズリー(歌) グイード・モリーニ(チェンバロ、ピアノ、音楽監督) ほか
    録音:2012年3月5-9日、マルティネーニョ聖母戴冠教会、イタリア
  【DISC 3】 (Zig Zag Territoires ZZT050302)「ナポリのチェロ協奏曲」
   1-4.ニコラ・フィオレンツァ(?-1764):2つのヴァイオリン、オブリガート・チェロと通奏低音のための協奏曲 ヘ長調
   5-8.ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768):チェロ協奏曲 ト長調
   9-12.レオナルド・レーオ(1694-1744):チェロ、ヴァイオリン合奏と低音楽器のための協奏曲 イ長調
   13-16.ニコラ・フィオレンツァ:チェロ、ヴァイオリン合奏と通奏低音のための協奏曲 イ短調
   17-20.ニコロ・サバティーノ(1705頃-1796):チェロ、第1第2ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調
    ガエターノ・ナジッロ(独奏チェロ) キアラ・バンキーニ(ヴァイオリン、指揮) アンサンブル415
    録音:2004年5月31日-6月4日、フレーヌ=ル=シャトー教会、フランス
  【DISC 4】 (Fuga Libera FUG549)「ニコラ・フィオレンツァ(1700頃-1764):協奏曲とソナタ集」
   1-4.リコーダー、ヴァイオリン合奏、ヴィオレッタ、チェロと通奏低音のための協奏曲 ヘ短調 (1728)
   5-8.2つのヴァイオリン、オブリガート・チェロと通奏低音のための協奏曲 ニ長調 (1728)
   9-12.3つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 イ短調
   13-16.チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
   17-20.2つのヴァイオリン、ヴィオラ、オブリガート・チェロと通奏低音のための協奏曲 ニ長調
   21-24.リコーダー、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア イ短調 (1726)
    ステーファノ・デミケーリ(指揮) ドルチェ&テンペスタ(古楽器使用)
    録音:2008年9月、プリモ・フェラーリ劇場、サン・マルチェッロ(イタリア南部イェージ近郊
  【DISC 5】 (A385)「ナポリ生まれのバロック・チェロ芸術〜ナポリ楽派の独奏曲〜」
   1-3.ロッコ・グレコ(1650頃-1718以降):2つのヴィオールのためのシンフォニア 第3番 ト長調
   4-6.ジュリオ・ルーヴォ(1703-1716に活躍):チェロ・ソナタ ト短調
   7.同:タランテッラ-ロマネッラ-タランテッラ
   8-11.フランチェスコ・アルボレア(フランシスケッロ) (1691-1739):チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
   12-14.同:チェロと通奏低音のためのソナタ ニ長調
   15-18.フランチェスコ・スプリアーニ(1678-1753):チェロのためのディミヌツォーネを伴うトッカータ
   19-22.ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-36):チェロのためのシンフォニア ヘ長調
   23-25.サルヴァトーレ・ランゼッティ(1710頃-1780頃):チェロのための小品
   26-29.ニコラ・ポルポラ(1686-1768):チェロ・ソナタ ヘ長調
   30-32.パスクアーレ・ペリコーリ(18世紀後半):チェロ・ソナタ 第4番 ヘ短調
   33-35.サルヴァトーレ・ランゼッティ:ソナタ Op.5-3 ニ長調
    ガエターノ・ナジッロ(独奏チェロ) ミケーレ・バルキ(チェンバロ) サラ・ベンニーチ(チェロ)
    録音:2014年11月17-19日、サン・ジョヴァンニ美術館会堂、アスティ、イタリア)
  【DISC 6】 (A398)「アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):宗教作品集」
   1-9.死者のためのミサ曲 (1717頃) 10.サルヴェ・レジナ(元后あわれみの母) (1697頃)
   11.ミゼレーレ(神よ、われを憐れみたまえ) (1708) 12-19.マニフィカト (1715以前)
    パオロ・ダ・コル(指揮) オデカトン
    録音:2015年12月5-8日、クストーディ天使祈祷堂、ルッカ、イタリア
  【DISC 7】 (ALPHA009)「ナポリの聖母マリアのための音楽」
   1.詠唱:スターバト・マーテル(悲しみの聖母) 2.作者不詳(ナポリ伝承):タランテッラ
   3.モノポリー写本、サントリーロ写本(1715ナポリ):3声のスターバト・マーテル
   4-7.フランチェスコ・ドゥランテ:協奏曲 第4番 ホ短調 8.単旋律聖歌(オストゥーニ写本)
   9-20.ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):スターバト・マーテル
    パトリツィア・ボーヴィ(ソプラノ) ピーノ・デ・ヴィットリオ(テノール) ベルナルド・アリエータ(バリトン)
    レ・パージュ・エ・レ・シャントル(ヴェルサイユ バロック音楽センター合唱団)
    ヴァンサン・デュメストル(テオルボ、バロック・ギター、指揮) ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
    録音:2000年2月、パリ
  【DISC 8】 (Fuga Libera FUG526)「ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768):死者のためのノットゥルノ」
   1-6.第1のノットゥルノ
   7-10.ニコラ・フィオレンツァ(1726-1764に活躍):2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ヘ短調
   11-16.第2のノットゥルノ
   17-20.ニコラ・フィオレンツァ:独奏チェロ、ヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調
   21-25.第3のノットゥルノ
    モニカ・ピッチニーニ(ソプラノ) ロミーナ・バッソ(アルト)
    ステーファノ・デミケーリ(オルガン、チェンバロ、指揮)
    声楽アンサンブル"ラ・スタジオーネ・アルモニカ" ドルチェ & テンペスタ(古楽器使用)
  【DISC 9】 (Deutsche Harmonia Mundi 88843051022)「ダヴィデ・ペレス(1711-1778):死者のための朝の祈り」
   1-3.第1のノットゥルノ 4-6.第2のノットゥルノ 7-9.第3のノットゥルノ
    ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ) サルヴォ・ヴィターレ(バス)
    ジュリオ・プランディ(指揮) ギスリエーリ合唱団・合奏団(古楽器使用
    録音:2013年9月9-12日、ギスリエーリ修道院大会堂、パヴィア、イタリア
  【DISC 10】 (A437)「ナポリの古典派 聖週間の嘆きの歌〜フェーオから、ふたりのマンナへ〜」
   1-13.ジャンナーロ・マンナ(1715-1779):聖木曜日のための第3の哀歌
   14-17.フランチェスコ・フェオ(1691-1761):独唱カンタータ「内なる火」
   18-27.ガエターノ・マンナ(1751-1804):聖木曜日のための第2の哀歌
   28.ジャンナーロ・マンナ:グローリア・パトリ(栄光あれ)
    シルヴィア・フリガート(ソプラノ) エマヌエーレ・カルディ(指揮) タレンティ・ヴルカニーチ(古楽器使用)
    録音:2015年11月8-11日、ヴェルジーニ伝道教会、ナポリ、イタリア

 【ARCANAレーベルならではの充実度!伝承歌と大衆音楽、バロックから前古典派までのナポリBOX】
  ERATO、ASTREEなどで成功を収めてきた伝説的プロデューサー、ミシェル・ベルンステンが1993年に起こし、創設者の歿後はイタリアに拠点を移して、本格的な音楽学者が企画するレーベルとして歴史を刻んできたARCANAレーベル。「声の魔術師」マルコ・ビズリーや日本でも熱烈に支持されているエンリーコ・ガッティ、その名パートナーでもあるチェロのガエターノ・ナジッロなど、すぐれた奏者が集う古楽レーベルとしての本分をいかんなく発揮して、古都ナポリに焦点をあてた充実BOXが登場します。
 Alphaレーベルの白シリーズやZig-Zag Territoiresなど、現在ARCANAで録音を続けているアーティストが過去に刻んだ名盤も含め、10枚のディスクが多角的に浮き彫りにしてゆくその古都の姿は、古代遺跡や昔年の文化財のかたわら、異教の伝統が根強く息づき、あけすけなまでに地中海的な人々の生活に何気なく歴史が宿っている、まさに「生のままのナポリ」。音楽を通じての歴史旅行が楽しめるのも、個々のアルバムがリリース当初から高い評価を得ている名盤ばかりだからでしょう。美麗パッケージとあわせ、旅好きな友人への格好のプレゼントにもなりそうです。
 




IBS CLASSICAL



IBS132018
¥2600
西澤安澄(ピアノ)
 HOMMAGE DEBUSSY

 ドビュッシー(1862-1918):
  1.喜びの島/2.子供の領分-ゴリウォグのケークウォーク/
  3.前奏曲集 第1集-第10曲 沈める聖堂/
  4.牧神の午後への前奏曲(作曲家自身によるピアノ編曲版)/
  5.前奏曲集 第2集-第3曲 ビーノ門/
  6.ベルガマスク組曲-第3曲 月の光/7.版画-第2曲 グラナダの夕べ
 アルベニス(1860-1909):
  8.イベリア 第3巻-第1曲 エル・アルバイシン/9.スペイン組曲 Op.47-第1曲 グラナダ(セレナータ)
 モンポウ(1893-1987):10.歌と踊り 第6番
 グラナドス(1867-1916):
  11.スペイン舞曲集 Op.37-第5番 アンダルシア舞曲/
  12.ゴイェスカス 第1部-第4曲 嘆き、またはマハと夜啼鶯
 ファリャ(1876-1946):
  13.歌劇「はかない人生」-スペイン舞曲(ピアノ版)/
  14.ドビュッシー墓碑銘のための賛歌(ピアノ版)
西澤安澄(ピアノ)
NYCX-10084
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2700+税

 録音 2018年1月14-17日 Auditorio Manuel de Falla, Granada, Spain

 スペインを拠点に活躍するピアニスト、西澤安澄。このアルバムにはスペインの都市グラナダを軸に、この土地に憧れていたドビュッシーの音楽と、彼を取り巻くスペインの作曲家たちの作品が収録されています。「ドビュッシーをパリで弾くと、何か文明特有のよそよそしさを体感するけれど、グラナダでは、どこか動物的、官能的な音楽の魔力を引き出せる気分になります」と語る西澤。このアルバムではドビュッシー特有の靄のかかった響きの中に、少しだけ挑発的な香りを漂わせる魅力的な演奏を披露しています。

 輸入盤国内仕様:日本語解説付き(田村秀男・ステーファノ・ルソマンノ)
 




NAXOS



8.573766
¥1200
ウェーバー(1786-1826):フルートのための室内楽作品集
 フルート・ソナタ 変イ長調 Op.39 J199(1816)(原曲:ピアノ・ソナタ 第2番 Op.39)
  A.E.ミュラー(1767-1817)によるフルートとピアノ編
   1.第1楽章:Allegro moderato con spirito ed assai legato/2.第2楽章:Andante/
   3.第3楽章:Menuetto capriccioso: Presto assai/4.第4楽章:Rondo:Moderato e molto grazioso
 演奏会用大二重奏曲 変ホ長調 Op.48 (瀬尾和紀によるフルートとピアノ編)
  5.第1楽章:Allegro con fuoco/6.第2楽章:Andante con moto/
  7.第3楽章:Rondo: Allegroフルート三重奏曲 ト短調 Op.63/
  8.第1楽章:Allegro moderato/9.第2楽章:Scherzo:Allegro vivace/
  10.第3楽章:Schäfers Klage: Andante espressivo/
  11.第4楽章:Finale:Allegro
瀬尾 和紀(フルート)、
上野 真(ピアノ)、
上森 祥平(チェロ)-8-11
NYCX-10089
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥1800+税

 録音 2017年11月28-30日 三重県文化会館 大ホール

 歌劇《魔弾の射手》で知られる初期ロマン派の作曲家ウェーバー。若い頃、不幸な事故で声を失うもドイツ各地の劇場の改革に尽力、優れた作曲家として名声を高めました。
 生涯のほとんどを劇場の仕事に費やした彼の作品のほとんどは歌劇でしたが、実は優れたピアニストでもあり、ピアノ曲には惜しげもなく超絶技巧が施されています。
 今回、フルートの瀬尾和紀が着目したのはそんなウェーバーの様々な作品。冒頭に置かれたのは、フルート用に編曲した「ピアノ・ソナタ」という珍しい曲。ミュラーに拠って加えられたというフルートのパッセージが聴きどころです。
 演奏会用大二重奏曲は、もともとクラリネットとピアノのための作品。ヴァイオリンでも演奏可というところを、瀬尾は一味加えフルートで鮮やかに演奏してみせます。
 もともとフルートが使われた「三重奏曲」ではフルート、ピアノ、チェロの絡みが見事。三人の日本人奏者による息詰まるような演奏をお楽しみください。

 輸入盤国内仕様:日本語解説付き(西村 祐)
 




RICERCAR



RIC407
¥2600
「トッカータ」 16-17世紀ヨーロッパ各地のトッカータ
 1.クラウディオ・メールロ(1533-1604):
  トッカータ第1番 〜オルガンのためのインタヴォラトゥーラ譜によるトッカータ第2巻 より
 2.ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):
  トッカータ 〜フリッツウィリアム・ヴァージナル・ブック より
 3.ジョヴァンニ・ピッチニーニ(1571/2-1643):トッカータ 〜フリッツウィリアム・ヴァージナル・ブック より
 4.ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ第10番
  〜チェンバロのためのインタヴォラトゥーラ譜によるトッカータとパルティータ第1巻 より
 5.ミケランジェロ・ロッシ(1601/2-1656):トッカータ第7番
  〜オルガンとチェンバロのためのインタヴォラトゥーラ譜によるトッカータとコレンテ より
 6.ヨハン・ヤコブ・フローベルガー(1616-1667):トッカータ第3番
  〜トッカータ、ファンタジア、カンツォンとその他のパルティータ集第2巻 より
 7.ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):
  ドゥレッツェ・エ・リガトゥーレを伴う半音階的トッカータ第4番
 8.マティアス・ヴェックマン(1616-1674):トッカータ第4番
 9.ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):トッカータ ト長調 BuxWV165
 10.ヨハン・アダム・ラインケン(1643-1722):トッカータ イ長調
 11.J.S.バッハ(1685-1750):トッカータ ニ長調 BWV912
  アンドレア・ブッカレッラ(チェンバロ/フィリップ・ユモー製)
   イタリア式スピネット(2005)-1,2,6,7 / イタリア式チェンバロ(2007)-3,4,5
   ハンス・リュッケルス製(1615 アントウェルペン)の複製(2000)-8,9,10
   ヨハン・ハインリヒ・グレプナー製(1722 ドレスデン)ドイツ式チェンバロの複製-11

 録音:2019年3月、サンテーユ聖母教会、エロー県、フランス南部ラングドック地方

 【4種のチェンバロを弾き分け、「トッカータ」の発展を巡る好企画!】
1987年に生まれシスティーナ礼拝堂聖歌隊を経て、サンタ・チェリーリア音楽院でオルガン、作曲、通奏低音のデュプロマを取得したブッカレッラ。彼が代表を務める古楽合奏団アプコルディス・アンサンブルは、Deutsche Harmonia Mundiより2枚のアルバムをリリースしています。
 2018年のブルージュ古楽コンクールでは独奏者として優勝。このアルバムはその記念となる、彼のソロ第一弾です。オルガン奏者として重点的に研鑽を積んできたブッカレッラだけに、生前オルガン奏者として活躍していた作曲家の作品が多い選曲も示唆的。歴史的奏法にさらに説得力が増すチェンバロ解釈に関心が深まります。
 主に教会のオルガンで、演奏を始める前の指ならしが発祥とされる「トッカータ」。即興的技巧的な鍵盤作品として作曲され始めたのが16世紀中ごろの北イタリアで、まさにそのただ中にいたと思われるメールロの作品で幕を開けます。
 様々な国で特徴的な発展を遂げたトッカータ、ここでは有名無名の作曲家たちの手によるその過程を確認出来るのがたいへん興味深いところ。
 最後は、一世紀以上後にそれを仕上げたと言っても過言ではない、大バッハによる作品で締めくくられます。
 




SONO LUMINUS


DSL-92226
(CD+BD-A)
¥2700
Impermanence ローレライ・アンサンブル
 1.作者不詳:Portum in ultimo(カリクストゥス写本、スペイン 1160-1173)
 2.武満徹(1930-1996):風の馬-ヴォカリーズ第1番
 3-5.ピーター・ギルバート(1975-):月見 第1番:Ama no hara/第2番:Akikaze ni/第3番:Tsuki mireba
 6.デュファイ(1397-1474):Rite maiorem iacobum canamus / Arcibussummis miseri reclusi
 7.作者不詳:Pour ce que point fu de la amere espine / A toi vierge merepresente (トリノ写本 MS s.J.II.9、キプロス 15世紀)
 8.デュファイ:O proles Hispanie / O sidus Hispanie
 9.作者不詳:Qui patris atris honoris / Paraclite spiritus(トリノ写本)
 10-12.ピーター・ギルバート:月見 第4番:Nageke tote/第5番:Wata no hara/第6番:Kokoro ni mo
 13.作者不詳:Par grant soif clere fontainne / Dame de tout pris(トリノ写本)
 14.デュファイ:花の中の花
 15.作者不詳:Sanctus in eternis regnans / Sanctusとingenitus pateratque carens(トリノ写本)
 16.デュファイ:誉れある使徒に
 17-18.ピーター・ギルバート:月見 第7番:Hototogisu/第8番:Natsu no yo wa
 19.武満徹:風の馬-ヴォカリーズ第2番

 録音 2016年7月26-30日 Church of the Redeemer, Chestnut Hill, MABlu
 Blu-ray AUDIO フォーマット/5.1 DTS HD MA 24/192kHz、9.1 Auro-3D 24/96kHz、2.0 LPCM 24/192kHz、9.1 Dolby Atomos 24/48kHz

 ボストンで活躍する女声ヴォーカル・グループ"ローレライ・アンサンブル"。古楽作品から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、その美しいハーモニーは高く評価されています。
 Sono Luminusへのデビューとなるこのアルバムでは、ほぼ1000年の長きに渡る歴史の中から生まれた作品を取り上げ、「すべて移り変わり続けること」についての人々の精神的な拠り所を探っていきます。
 住処を失い彷徨う難民、また精神的な何かを求めて巡礼の旅に出る人、彼らの心に去来する「無常」は逃れる術のないことですが、同時に謙虚さと自由を手に入れることができます。
 このアルバムに集められた音楽の内容も、一定のところにとどまることなく常に変化する可能性を秘めているものばかり。中でもピーター・ギルバートの「月見」は日本的な諦観と無常の心がマッチした瞑想的な雰囲気が心を捉えます。
 
 

DSL-92224
(CD+BD-A)
¥2700
Nordic Affect He(a)r
 1.ステファンスドッティル:He(a)r:I/2.シグフスドッティル(1980-):スパイラルズ/
 3.ステファンスドッティル:He(a)r:II/4.ミリヤーム・タリー(1976-):Warm life at the foot of the iceberg/
 5.ステファンスドッティル:He(a)r:III/6.ソルヴァルドスドッティル(1977-):リフレクションズ/
 7.ステファンスドッティル:He(a)r:IV/8.ソルヴァルドスドッティル:インプレッションズ/
 9.ステファンスドッティル:He(a)r:V/10.グドナドッティル(1982-):Point of Departure/
 11.ステファンスドッティル:He(a)r:VI/12.シグフスドッティル:ルーム/13.ステファンスドッティル:He(a)r:VII
  ノルディック・アフェクト(アンサンブル)、ハラ・ステヌン・ステファンスドッティル(ヴァイオリン&ヴォーカル)、
  グドルン・フルント・ハロアルドッティル(ヴィオラ&ヴォーカル)、
  ハンナ・ロフストッティル(チェロ&ヴォーカル)、グドルン・オスカルスドッティル(チェンバロ&ヴォーカル)

 録音 2017年12月4-15日 Inter Arts Center's studios, Malmo, Sweden
 Blu-ray AUDIO フォーマット 5.1 DTS HD MA 24/192kHz、9.1 Auro-3D 24/96kHz、2.0 LPCM 24/192kHz、9.1 Dolby Atomos 24/48kHz

 好評を博した前作「クロックワーキング」(SLE-70001)に続くアイスランドで活躍するアンサンブル「ノルディック・アフェクト」の新しいアルバム。
 自然の力からインスピレーションを得て、神秘的なサウンドを生み出すことで知られる彼らの新作には、7曲の世界初録音を含む豊かな音楽が収録されています。
 器楽曲の多くは、彼らが長年取り組んできた「近年のアイスランドにおけるエキサイティングなアーティストたちとのコラボレーション」であり、なかでもシグフスドッティルは、インディーズ・バンド「amiina」と世界ツアーを行うなど、ボーダーレスな活動が際立っています。
 作曲家、チェリストであるグドナドッティルの荘厳な弦の響き、数多くの賞を受賞する女性作曲家ソルヴァルドスドッティルの斬新な音、エストニア出身のタリーが描いた遊び心たっぷりの音の連なりなど、耳も楽しい1枚です。

 

DSL-92227
(CD+BD-A)
¥2700
Aequa
 アンナ・ソルヴァルドスドッティル(1977-):作品集

  1.Scape/2.Spectra/3.Aequilibria/
  4.Sequences/5.Illumine/
  6.Reflections/7.Fields
インターナショナル・
 コンテンポラリー・アンサンブル

 録音 2018年5月28-30日 Oktaven Audio, Mount Vernon, New York, USA
 Blu-ray AUDIO フォーマット 5.1 DTS HD MA 24/192kHz、9.1 Auro-3D 24/96kHz、2.0 LPCM 24/192kHz、9.1 Dolby Atomos 24/48kHz

 アイスランド出身、現在最も注目を浴びている女性作曲家アンナ・ソルヴァルドスドッティル。
 このアルバムは彼女の最近の作品を集めた1枚で、ピアノ・ソロから大規模な弦楽アンサンブルまで、様々な楽器編成によるユニークな音楽を聴くことができます。
 彼女は多くの場合、自然からインスピレーションを得るも、直接に自然の要素を取り入れることはないといい、音そのものの構造性と、細部と全体のバランスを考えながら、全ての要素が曲の最後まで成長し続ける様子を描くことに重きをおいています。
 どの曲も緻密に編み込まれたサウンドで構成されており、時には調性感や抒情性も漂う変幻自在な響きが魅力的です。
 演奏しているインターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブルは35人のメンバーからなるアーティストたちの集団。様々な活動を通して世界のコミュニティとの接点を図る前衛的なグループです。
 
 
DSL-92228
¥2500
Citizen ブルース・レヴィングストン:ピアノ・リサイタル ブルース・レヴィングストン(ピアノ)
 1.ノーラン・ガッサー(1984-):アメリカ国民/
 2.ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978):3つの幻影-第2曲 サマーランド/
 3.ショパン(1810-1849):マズルカ 第2番 嬰ハ短調 Op.6-2/
 4.ショパン:マズルカ 第15番 ハ長調 Op.24-2/
 5.ショパン:マズルカ 第13番 イ短調 Op.17-4/
 6-11.デイヴィッド・T・リトル(1978-):Accumulation of Purpose/
 12-14.オーギュスタ・グロス(1944-):3つの小品 「ロケーションズ・イン・タイム」/
 15-16.プライス・ウォールデン(1991-):神聖な空間/
 17.伝承曲:アメイジング・グレイス(P.ウォールデンによるピアノ編)

 録音 2018年5月14-16日 Sono Luminus Studios, Boyce, Virginia, USA

 アメリカで活躍するピアニスト、ブルース・レヴィングストンのコンセプト・アルバム。
 現代作品を得意とする彼は、アルバムを制作する際、かならず「古典的な作品」と「現代作品」をバランスよく配置し、聴き手の注意を喚起します。
 このアルバムは、彼の生まれ故郷であるミシシッピの「シヴィル・ライツ・ミュージアム(公民権博物館)」からコンサートの招待を受けた際、この地の複雑な歴史について思いを馳せたことがきっかけとなり生まれたもの。
 多くの芸術家を輩出する一方、人種差別、貧困、格差などの問題も抱え、戦いの爪痕もいたるところに残っているという地域で育った彼は、人々がお互いを認め合うことが必要だと考えアルバム・タイトルを「シチズン=市民性」とし、民族意識の高い作曲家たちの作品を選びました。多彩な曲が一堂に会し、作曲家とレヴィングストンそれぞれの想いが伝わります。
 
 

DSL-92229
¥2500
Vernacular
 サイウン・ソルステインスドッティル:チェロ・リサイタル

  1.ラグナル・パールソン(1977-):Afterquake
  2.スリドゥル・ヨンスドッティル(1967-):48 Images of the Moon
  3-5.ハルドール・スマウラソン:O
  6-10.ハフリジ・ハルグリームソン(1941-):ソリティア Op.1
サイウン・ソルステインスドッティル(チェロ)

 録音 2018年3月12-16日 Sono Luminus Studios,Boyce, Virginia, USA

 アイスランド系アメリカ人のチェリスト、サイウン・ソルステインスドッティルのリサイタル・アルバム。
 アイスランド以外の国でほとんどの日々を過ごしてきたにもかかわらず、自身の言語体系はアイスランド語であり、倍音や音のテクスチュアにも敏感に反応するのも、静寂を大切にし、無駄のない表現を好むのも、アイスランドの文化の特徴であると語るソルステインスドッティル。
 このアルバムでは、探求心溢れる彼女自身が選んだ"ユニークな表現や考え方を共有できる作曲家"の作品を演奏。未知の世界に果敢に挑戦する、若きチェリストの姿が鮮やかに描き出されています。

 

DSL-92230
¥2500
Edge of Youth
 ジャネット・スン:ヴァイオリン・リサイタル

  1-10.エネスコ(1881-1955):幼き頃の印象 Op.28
  11.ミッシー・マッツォーリ(1980-):Dissolve, O My Heart
  12-16.ブリテン(1913-1976):ヴァイオリンとピアノのための組曲 Op.6
  17.ダン・ヴィスコンティ(1982-):
   Rave-Up ヴァイオリンとピアノのための
  18.ガプリエル・プロコフィエフ(1975-):
   Sleeveless Scherzo 独奏ヴァイオリンのための
ジャネット・スン(ヴァイオリン)
ウィリアム・ウォルフラム(ピアノ)-1-10.12-16.17

 録音 2017年12月4-8日Sono Luminus Studios,Boyce, Virginia, USA

 アルバム・タイトルの「The Edge of Youth」とは「人が成長する過程に於いて、より成熟した自分自身を発見する時期」を表しており、自分自身に確信が持てるのは、自身が心地よく感じるぎりぎりの「エッジ(先端)」まで自分を持って行った時だと若きヴァイオリニスト、ジャネット・スンは語ります。
 このアルバムは彼女自身の芸術的な旅の過程を示すもので、ブリテンからエネスコ、若き3人の作曲家の作品に挑戦していくと予想外のサウンドや新発見があったといい、「クラシックの伝統を踏襲しながらも、無意識の内でその伝統に異議を唱えている」作曲家たちの心の声を丁寧に拾い上げ、彼女自身の音で再現しています。
 ジャネット・スン-ワシントン・ポスト紙で「魅惑的な演奏、絶妙な音色」と絶賛、強烈な知性と繊細さ、そして超絶技巧を併せ持ち、世界各地のコンサートホールや音楽祭で活躍中。

 

DSL-92231
¥2500
The Guitar ルパート・ボイド:ギター・リサイタル ルパート・ボイド(ギター)
 1.アントニオ・カルロス・ジョビン(1927-1994):フェリシダージ(R.ディアンスによるギター編)
 2.ジョビン:白い道(P.ベッリナーティによるギター編)
 3.ソル(1778-1839):モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
 4-9.J.S.バッハ(1685-1750):リュート組曲 ホ長調 BWV1006a(ギター編)
 10.グレアム・クーネ(1956-):A Closed World of Fine Feelings and Grand Design
 11-20.レオ・ブローウェル(1939-):シンプルな練習曲
 21.ピアソラ(1921-1992):天使のミロンガ(B.ベニテスによるギター編)
 22.ピアソラ:天使の死(B.ベニテスによるギター編)
 23.ジョン・レノン/ポール・マッカートニー:ジュリア(R.ボイドによるギター編)

 録音 2018年5月7-10日 Sono Luminus Studios, Boyce,Virginia, USA

 ソリスト、室内楽奏者として活躍するルパート・ボイドのカジュアルなギター・アルバム。
 ソルとブローウェルを除き、ここに収録されている作品のほとんどは他の楽器のために書かれたものですが、ボイドはギターの持つ可能性を極限まで引き出し、これらの曲がまるでもともとギターのために書かれたかのように軽やかに弾き切っています。
 ジョビンの哀愁漂う2曲の歌は歌詞がなくとも存分に雰囲気が伝わりますし、ピアソラのタンゴでもバンドネオンとは全く違う魅力が漂います。
 もともとギターのためのソルとブローウェル作品は、まさに超絶技巧の嵐。最後の「ジュリア」での穏やかな歌い口も聴きどころです。
 
 

DSL-92232
¥2500
South of the Circle 現代北欧の弦楽四重奏曲集
 1.ダニエル・ビャルナソン(1980-):Stillshot(2015)
 2-5.ウナ・スヴェインビャルナルドッティル:Opacity(2014)
 6-9.ヴァルゲイル・ジーグルトソン(1971-):ネブラスカ(2011)
 10.ディス・マミコ・ラグナルスドッティル(1984-):
  Fair Flowers(2018)
 11.ヘイクル・トウマソン(1960-):Serimonia(2014)
シッギ弦楽四重奏団

 録音 2018年6月10-14日 Masterkey Studios, Seltjarnarnes, Iceland

 2012年、レイキャビクで開催された「ヤング・スカンジナビア・コンポーザー・フェスティヴァル」でデビューしたシッギ弦楽四重奏団は、現代の作曲家と積極的にコラボレーションし、多くの委嘱作を初演しています。
 彼らはルネサンスから古典派、ロマン派の作品も演奏しますが、何より20世紀から21世紀のレパートリーに情熱を傾けており、即興演奏やエレクトロニクスなども取り入れた実験的な演奏にも力を注いでいます。
 このアルバムに収録された5人の作曲家の作品は、彼らにとってまさに腕の見せ所といったもので、シャコンヌの形式を模した「Stillshot」、断片的な旋律を残しながら混沌の中にに沈んでいく旋律でアイスランドの野に咲く花を描いた「Fair Flowers」、ミニマル要素の強いスヴェインビャルナルドッティルの「Opacity」、アルバム中では最も旋律的なジーグルトソンの「ネブラスカ」、緊張感溢れる「セリモニア」のどれもが主張の強い音楽です。
 
 

DSL-92233
¥2500
The Kernis Project:Debussy
 1-5.アーロン・ジェイ・カーニス(1960-):弦楽四重奏曲 第3番「河」
 6-9.ドビュッシー(1862-1918):弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10
ジャスパー弦楽四重奏団

 録音 2017年12月12-15日 Sono Luminus Studios,Boyce, Virginia, United States

 2008年に設立されたジャスパー弦楽四重奏団。設立後まもなく数々の賞を獲得し、高く賞賛されているアンサンブルです。
 ハイドン、ベートーヴェンからベルク、リゲティ、他現代の作曲家の作品まで幅広いレパートリーを持つ彼らにおける10年間の軌跡を示すのが、今回の「カーニスとドビュッシー」の作品集。2010年に弦楽四重奏曲第2番を初めて演奏した時から、カーニスの作品に魅せられ、まだ見ぬ弦楽四重奏曲第3番を演奏することを夢見ていたという彼ら。遂に作品を手にし、絶え間なく変化する音楽を演奏することに大きな喜びを感じています。
 アルバムでは、ドビュッシーの弦楽四重奏を併せ、更に物語を膨らませました。絶え間なく姿を変える官能的な響きが印象的な作品です。
 
 


DSL-92234
¥2500→\2290
The Food of Love シェイクスピアによる歌、踊り、幻想
 【お気にめすまま】
  1.ジャン・デストレ:The Buffens-Tiers livre de danseries(1559)
  2.作者不詳:Kemp's Jig-Matthew Holmes MSS(1588-1597頃)
  3.トーマス・モーリー:It Was a Lover and his Lasse-First Booke ofAyres(1600)
 【十二夜】
  4.モーリー:O Mistresse Mine -Consort Lessons(1599)
  5.作者不詳:Peg-a-Ramsey -Ballet Lute Book(1600頃)
  6.ロバート・ジョーンズ:Farewell, Dear Love -First Book of Songs(1600)
 【ロメオとジュリエット】
  7.リチャード・エドワーズ(1525-1566):When Griping Grief
  8.作者不詳:My Lady Carey's Dompe(1525頃)
  9.作者不詳:Complain My Lute-broadside ballad(16世紀)
  10.アントニー・ホルボーン:Heart's Ease (The Honiesuckle)-Pavans,Galliards, and Almains(1599)
 【ヘンリー4世 第2部&冬の物語】
  11.トーマス・ロビンソン:The Queen's Goodnight-Schoole OfMusicke(1603)
  12.ジョン・ダウランド(1563-1626):Fancy
  13.作者不詳:The Carman's Whistle-broadside ballad(16世紀)
  14.プレイフォード:Cuckolds All a-Row-The English DancingMaster(1651)
  15.作者不詳:Whoope, Do Me No Harm/Jog On-(16世紀末)
 【ハムレット】
  16.ダウランド:The King of Denmark, his Galliard
  17.ダウランド:Tarleton's Riserrectione (plucked strings)
  18.作者不詳:Gravedigger's Song ("In youth when I did love") /Tarleton's Riserrectione (bagpipes)-(16世紀末)
  19.作者不詳:Bonny Sweet Robin-Matthew Holmes MSS(1588-1597頃)
  20.ダウランド(伝):Tarleton's Jig
 【テンペスト】
  21.作者不詳:Greensleeves(16世紀頃)
  22.ジョン・ジョンソン(1545頃-1594):Greensleeves
  23.ロバート・ジョンソン(1545-1594頃):Where the Bee Sucks
  24.ロバート・ジョンソン:Full Fathom Five
 【ウィンザーの陽気な女房たち&オセロ】
  25.作者不詳:Fortune My Foe-The Dallis Lute Book(1585)
  26.作者不詳:Willow Song-The Lodge Lute Book(1559頃)
 【真夏の夜の夢】
  27.ホルボーン:Fairie Rownde-Pavans, Galliards, and Almains(1599)
  28.「ロクスバラのバラード集」よりベン・ジョンソン:The Mad Merry Pranks of Robin
   ボルティモア・コンソート(アンサンブル)
   【メンバー】
    メアリー・アン・バラード(トレブル&バス・ヴィオール)、マーク・クデク(シターン、バス・ヴィオール)、
    ダリー・リプキス(バス・ヴィオール、リコーダー、クラムホルン、ゲムスホルン)、ロン・マクファーレン(リュート)、
    ミンディ・ローゼンフェルト(フルート、ファイフ、バグパイプ、クラムホルン)、ダニエレ・スヴォナヴェク(ソプラノ)

 録音 2018年7月29日-8月2日 the Leighton Concert Hall, DeBartolo Performing ArtsCenter, University of Notre Dame

 シェイクスピア時代の音楽を演奏するために、1980年に設立された「ボルティモア・コンソート」は、スコットランドからイングランド、フランスにまたがる"宮廷で奏でられた音楽"を中心に、舞曲から民謡まで幅広い曲を演奏、その関係性を探っています。シェイクスピアの作品には、数多くの音楽についての言及があり、それらは一般的に3つのカテゴリーに分類できます。
 劇そのものへの付随音楽、もともとの戯曲のテキストに添えられた特定の歌(シェイクスピア自身が歌詞を付けたものも)、劇中で使われたと推測される音楽。
 例えばロバート・ジョンソンの2つの曲は、明らかに「テンペスト」で使われた確証があり、ジョンソン自身も「シェイクスピアの作曲家」として文書に書かれているなど、彼がシェイクスピア作品と深いかかわりがあったことは間違いないようです。
 この録音では、現存する譜面の最も初期の物を使用して演奏が行われています。
  




BERLIN CLASSICS



BC 0301109
\2300
A Bernstein Story
 クラリネットによるバーンスタイン作品集
 ストラヴィンスキー:3つの小品
 バーンスタイン:クラリネットソナタ
 バーンスタイン(マンツ、シュトゥッドゥニツキー編):チチェスター詩篇
 ライヒ:ニューヨーク・カウンターポイント
 バーンスタイン(マンツ、シュトゥッドゥニツキー編):プレリュード ループスとリフ
 ストラヴィンスキー(シュトゥッドゥニツキー編):Le cauchemar de Stravinski
セバスティアン・マンツ(Cla)
セバスチャン・シュトゥッドゥニツキー(pf)
 


BC 0301096
\2300→\2090
クレア・フアンチ新録音!
 パデレフスキ:ピアノ協奏曲Op.17
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番
クレア・フアンチ(pf)
ソン・シーヨン指揮、
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管
 

 じわじわ人気が高まりつつあるクレア・ファンチの新録音はポーランドのピアノ協奏曲。

 クレア・ファンチは1990年生まれのアメリカ人ピアニスト。

 幼い頃から神童との評判で10歳のときには当時のビル・クリントン大統領のために演奏をしたという。
 フィラデルフィアのカーティス音楽院でエレノア・ソコロフとゲリー・グラフマンに師事し、2007年からは、ハノーバー音楽大学にてアリー・ヴァルディに学んでいる。

 2011年、21歳の時に、世界最難関コンクールであるミュンヘン国際音楽コンクールで第2位となった。

 クレアにとってショパンは特別で、2009年、ドイツ・ダルムシュタットのショパン国際コンクール優勝、2010年、アメリカ・マイアミのショパン国際コンクール優勝と特別賞している。

 これまでエッセン・フィル、シュトゥットガルト放送響、ベルリン響、ミュンヘン室内管、ザールブリュッケン放送響、モスクワ放送響などと共演、2013年に、チャイコフスキーとプロコフィエフを収めたソロ・デビュー・アルバムが発売された。


ショパン協会提供、バラードの1番。
https://youtu.be/xziZgGfZk7g


「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」、これもいっちゃいましょう。
https://youtu.be/4BFVAID5NcM



 


クレア・ファンチ、BCでの3枚のアルバム


BC 0300548
\2300
クレア・ファンチ(pf)
 チャイコフスキー(プレトニョフ編):組曲「眠れる森の美女」
 プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」からの10の小品 Op.75
クレア・ファンチ(pf)


BC 0300905
(2CD)
\4800
クレア・ファンチ(pf)
 Chopin Diary

  ショパン:ノクターン全集
クレア・ファンチ(pf)

 けだるく優雅で美しい・・・13番の妖気的な美しさには絶句。
 また最後にトリスタン・コルヌ とのチェロとピアノによる「エチュード Op. 25-7 嬰ハ短調」が入っているのだが、これがまた絶品。

 このフアンチ、とてもいいピアニストだと思う。
.


BC 0301075
\2300
クレア・フアンチ(pf)
ラフマニノフ:前奏曲集

 前奏曲集Op.23、Op.32、Op.3-2
クレア・フアンチ(pf)

.


BC 0301152
\2300
フリーメイソンの音楽
 ヨハン・ゴットリープ・ナウマン:Zur Eroffnung der Loge
 フリードリヒ・ハインリヒ・ヒンメル:Zur Ehre Gottes/
 ナウマン:An Gott、Die heilige Zahl
 C.P.E.バッハ:Wechselgesang/
 ナウマン:Starke、Geheimnis
 ジョセフ・アウグスティン・グルリッヒ:Bei Eroffnung der Loge
 ベルンハルト・アンセルム・ウェーバー:An einen jungen Bruder
 フリードリヒ・ルートヴィヒ・ザイデル:Zur Ehre Gottes/
 ナウマン:Wiegenlied der Freymaurer
 ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス:Wohltatigkeit
 ジョゼフ・シュスター:Der Meister an die Bruder
 ナウマン:Musik zur Trauerloge fur Jacob Heinrich von Born
 ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ:Der Saemann saet den Samen
 ナウマン:Musique Till andra Graden uti frimureriet
 An die Freude
 Strophe: 'Freude, schoner Gotterfunken' Christian Gottfried Korner
 Strophe: 'Wem der grose Wurf gelungen' Johann Gottlieb Naumann
 Strophe: 'Freude trinken alle Wesen' Friedrich Franz Hurka
 Strophe: 'Freude heist die starke Feder' Johann Christian Muller
 ナウマン:An unsre Schwestern/
 グルリッヒ:Schlusslied
 モーツァルト:汝ら われらの新しき指導者よK.484/
 ナウマン:Schlusslied
ペーター・コップ指揮、
ドレスデン・ヴォーカル・コンソート"


NEUE MEISTER


BC 0301214
\2300
Lifestream/ヨハネス・モッチマン
BC 0301225
(LP)
\4700

 ドイツの作曲家・モッチマンのピアノ、シンセサイザー、ハーモニウム、パーカッション、弦楽器、ハープと声を織り交ぜた作品。
 クラシックスタイルを基本としながら電子楽器を有効に使用した楽曲。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS(profil)



PALT 006
¥3100→\2890
リヒテルとムラヴィンスキー、両雄相見える!ピアノ協奏曲
 (1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83
 (2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

 リヒテルとムラヴィンスキー、両雄相見える!互いを鼓舞し合う、魂のこもりきった轟音!有無を云わさぬ説得力、圧倒的強烈さ!

 録音:(1)1951年5月24日(ライヴ)、(2)1959年7月24日/モノラル、国内プレス、日本語帯・解説付

 ムラヴィンスキーとリヒテル、ロシアの大巨匠ふたりの共演による重量級の協奏曲集。ブラームス第一楽章、提示部でオーケストラが怒涛の盛り上がりを見せたのち、それを凌駕するパワーで入り込んでくるリヒテルのピアノ!爆発的な強烈さで交わされる、魂のぶつかり合いとも言うべき破格の協奏。ライヴの瑕もなんのその、そら恐ろしいまでの凄みに支配されています。
 チャイコフスキーはスタジオ録音とされており年代的にもブラームスと比べて音質が良く、演奏精度の高さもさることながら、こちらもみなぎるような力強さで有無を云わさぬド迫力。
 オーケストラとピアノがそれぞれ実に堂々たる巨大な存在となり、互いをどこまでも鼓舞し合います。細やかなフレーズを的確にこなしながらも凄まじい推進力と爆発力でグイグイと音楽を引っ張っていき、涙の出るような圧倒的クライマックスまで一気呵成に突き進んでいく超名演です!
 
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PALT 007
¥3100→\2890
ムラヴィンスキーは「花のワルツ」も振っていた!
 有名曲を惜しげもなく演奏した「くるみ割り」

  (1)チャイコフスキー:
    バレエ音楽『くるみ割り人形』 作品71より 13曲
     行進曲/お客様の退場、クリスマス・ツリーは伸びる/
     くるみ割り人形とはつかねずみの王との戦闘/冬の松林/
     雪片のワルツ/アラビアの踊り/中国の踊り/
     トレパーク/葦笛の踊り/花のワルツ/パ・ド・ドゥ/
     こんぺいとうの踊り/終幕のワルツとアポテオーズ
  (2)モーツァルト:
    フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K. 299
ボリス・トリズノ(フルート(2))
エレーナ・シニツィナ(ハープ(2))
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

 ムラヴィンスキーは「花のワルツ」も振っていた!有名曲を惜しげもなく演奏した「くるみ割り」。緊張感みなぎる強烈な音響に震える貴重録音集!

 録音:(1)1946-48年、(2)1949年3月15日/モノラル、国内プレス、日本語帯・解説付

 ムラヴィンスキーの『くるみ割り人形』と言えば有名どころの曲をあまり取り上げない独自の選曲によるもの、というイメージが強いのですが、比較的初期の録音ではなじみのある曲もしっかり取り上げています。
 ここで聴ける録音は「花のワルツ」をはじめ有名曲が揃っていて大変貴重!40年代に細切れに録音されたものですが解釈は一本筋が通り、音質もこの時代としては十分に良く、聴き応えのある演奏となっています。
 可愛らしい旋律もガッシリと固めた低音や狂いのない強烈なアタックに彩られ、恐ろしい緊張感に満ちています。またオーケストラのメンバーがソロを務めたと思われるモーツァルトの『フルートとハープのための協奏曲』は、古典的なすっきりとした響きを良しとしつつも精密かつ明晰な音造りで辛口な演奏。こちらもムラヴィンスキー節がおおいに炸裂、聴き逃せません!
  



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DOREMI



DHR 8083
(3CD)
¥7100→\6590
メナヘム・プレスラー 第3集
 モーツァルトとベートーヴェンの協奏曲

 モーツァルト:
  (1)ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449
  (2)ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 K.450
  (3)ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453
  (4)ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
  (5)ピアノ・ソナタ イ長調 K.331
  (6)ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.570
  (7)ピアノ・ソナタ ニ長調 K.576
 ベートーヴェン:
  (8)ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
  (9)ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 WoO.6
メナヘム・プレスラー(ピアノ)
エトガー・ザイペンブッシュ((1)(2)指揮)
ヴィルフリード・ベッチャー((3)(4)指揮)
ウィーン室内管弦楽団((1)~(4))
モーシェ・アツモン((8)(9)指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団((8)(9))

 協奏曲を中心に収録したプレスラーの注目音源

 録音:1966-68年頃

 1923年生まれでソリストとして、またボザール・トリオのメンバーとして活躍、90歳を超えてなお演奏活動を続けるプレスラー40代の録音が3枚組で登場。
 モーツァルトとベートーヴェンの協奏曲が聴けるのが嬉しいです。第1集はDHR-7889、第2集はDHR-7989として発売中。



メナヘム・プレスラーの芸術Vol.1&2



DHR 7889
\2300 →\2090

「メナヘム・プレスラーVol.1 /  メンデルスゾーンを弾く」
  (1)メンデルスゾーン:
   ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
  (2)六重奏曲ニ長調Op.110
  (3)厳格な変奏曲ニ短調Op.54
  (4)ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14
  (5)子どものための小品集Op.72(6曲)

(1〜5)メナヘム・プレスラー(P)
(1) ハンス・スワロフスキー(指)、
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
(2)ギレー四重奏団のメンバー

初CD化 ピアノ界の重鎮プレスラーが弾くメンデルスゾーン録音
録音:1950-1953年

1923年生まれで、半世紀以上に渡る活動歴を誇るボザール・トリオの創立メンバーとして知られる重鎮ピアニスト、メナヘム・プレスラー。コンサートホール録音のスワロフスキーとの協奏曲ほか、メンデルスゾーン作品を集めた一枚はすぐれたソリストとしての姿を伝える貴重なものです。すべて初CD化。



DHR 7989/90
(2CD)
\4400→\3990
メナヘム・プレスラーの芸術Vol.2 ショパンを弾く
 ショパン:
  (1)ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
   [デイヴィッド・ジョゼフォヴィッツ(指)ウィーン国立歌劇場管/
    1965年12月8日]
  (2)ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21
   [ハンス・スワロフスキー(指)ウィーン国立歌劇場管/
    1966年6月4日]
  (3)アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズOp.22
   [ジャン=マリー・オーベルソン(指)ウィーン国立歌劇場管/
    1960年代]
  (4)2つのポロネーズOp.26
  (5)幻想ポロネーズOp.61
  (6)マズルカ変ロ長調Op.7の1/変ロ短調Op.24の4/
   嬰ハ短調Op.30の4/ロ短調Op.33の4/ヘ短調Op.63の2
    [録音:1960年代]
メナヘム・プレスラー(Pf)
 さすがプレスラー、50 年前にかくも現代的ショパン演奏を披露

 STEREO

 ボザール・トリオのメンバーとして、いぶし銀の芸風を聴かせるメナヘム・プレスラー。今回は彼が40 歳前後の1960 年代に残したショパンの録音をまとめました。2 曲の協奏曲は現在入手可能なDoron Music 盤と同一ですが、他は珍しい待望のCD 化。プレスラーは多くのショパン弾きのような華麗さや毒気、甘やかさはないものの、極めて正統的で健康。しかし決して無味乾燥ではなく非常に音楽的。ことに短調の内省的なマズルカは絶品です。伝統にとらわれないユニークなショパンとして必聴の演奏と申せましょう。
 

 
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DHR 8091
(4CD)
¥9400→\8990
フランス弦楽三重奏団 第1集
 モーツァルト:
  ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
  ヴァイオリンとヴィオラのための2つのデュエット K.423、K.424
  ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのアレグロ ト長調 K.562e
  オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
  ピアノ四重奏曲 ト短調 K.478
  協奏交響曲 変ホ長調 K.364
  フルート四重奏曲 第1〜4番 K.285、K.285a、K.285b、K.298
  2つの幻想曲 ヘ短調 K.594、ヘ短調 K.608
  6つの前奏曲とフーガ K.404a
  2つのヴァイオリンとチェロのためのアダージョとメヌエット K.266
  2つのヴァイオリンと2つのチェロのためのフーガ ト短調 K.401
  ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのフーガ ト長調 K.443
  アダージョとフーガ ハ短調 K.546
フランス弦楽三重奏団
 [ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン)、
  セルジュ・コロー(ヴィオラ)、
  ミシェル・トゥルニュ(チェロ)]
モーリス・ブルグ(オーボエ)
ジョルジュ・プルーデルマッハー(ピアノ)
ミシェル・デボスト(フルート)
トゥールーズ室内管弦楽団
ルイ・オーリアコンブ(指揮)

 フランス流の音色で聴かせるモーツァルト

 録音:1966-77年頃

 フランス往年の名トリオ、フランス弦楽三重奏団によるモーツァルト録音集。あまり取り上げられないバッハからの編曲によるフーガ集なども入っています。
 CD4枚に渡り様々な作品を取り上げており、共演者も当時のフランス楽壇の魅力を伝えてくれます。
 




<国内盤> 


ALM/コジマ録音



ALCD-1187
¥2800+税
武久源造〜バッハの錬金術 Vol. 2
■適正律クラヴィーア曲集
 第1集・第2集  第19番〜第24番

 
J. S. バッハ:
 適正律クラヴィーア曲集 第1集より(チェンバロによる)
  第19番 イ長調  Nr.19 A-Dur BWV864
   [1] 前奏曲 Praeludium [2] フーガ Fuga
  第20番 イ短調  Nr.20 a-Moll BWV865
   [5] 前奏曲 Praeludium [6] フーガ Fuga 
  第21番 変ロ長調  Nr.21 B-Dur BWV866
   [9] 前奏曲 Praeludium [10] フーガ Fuga
  第22番 変ロ短調  Nr.22 b-Moll BWV867
   [13] 前奏曲 Praeludium [14] フーガ Fuga
  第23番 ロ長調  Nr.23 H-Dur BWV868
   [17] 前奏曲 Praeludium [18] フーガ Fuga
  第24番 ロ短調  Nr.24 h-Moll BWV869
   [21] 前奏曲 Praeludium [22] フーガ Fuga
 適正律クラヴィーア曲集 第2集より(フォルテピアノによる)
  第19番 イ長調  Nr.19 A-Dur BWV888
   [3] 前奏曲 Praeludium [4] フーガ Fuga
  第20番 イ短調  Nr.20 a-Moll BWV889
   [7] 前奏曲 Praeludium [8] フーガ Fuga
  第21番 変ロ長調  Nr.21 B-Dur BWV890
   [11] 前奏曲 Praeludium [12] フーガ Fuga
  第22番 変ロ短調  Nr.22 b-Moll BWV891
   [15] 前奏曲 Praeludium [16] フーガ Fuga
  第23番 ロ長調  Nr.23 H-Dur BWV892
   [19] 前奏曲 Praeludium [20] フーガ Fuga
  第24番 ロ短調  Nr.24 h-Moll BWV893
  [23] 前奏曲 Praeludium [24] フーガ Fuga
武久源造(チェンバロ [第1集], &フォルテピアノ [第2集])
 
 〜古楽演奏のパラダイムシフト〜
  人類の意識下に存在する「原音楽」を呼び覚まし、音楽言語を通して武久とバッハは対話する。その一瞬に「原音楽」はその生命を全うし、眩しい輝きを放ち、燃え尽きる??それが“音”となる。
古楽とは、音楽とはいかなるものか。ここに生きるひとりの人間・武久源造が示す、美しく鮮やかな生命の営みの軌跡。

 ●チェンバロ:フィリップ・タイアー製作 1993年 アメリカ・フロリダ州
  (モデル:クリスティアン・ツェル 1728年 ハンブルク在)
 ●フォルテピアノ:深町研太製作 2007年 日本・埼玉県
  (モデル:ゴットフリート・ジルバーマン 1747年 ポツダム在)
 
   〈録音〉神奈川県立相模湖交流センター 2018年10月3-5日



 「平均律」の名で呼ばれるこの作品を「適正律」と訳し、武久が満を持して臨む全曲録音、待望の第2弾。
 ペダル付チェンバロとジルバーマン・ピアノを自在に奏し、バッハの真意に迫る。
 《適正律》とバッハ演奏に対する長年培ってきた考察の詳述とともに、新たな地平を開く画期的大作!《適正律》の宇宙はますます熱気を帯びてゆく。


 
 


ALCD-1188
¥2800+税
■あなたはすべて私のものだった
 〜17世紀イタリアの恋歌〜

G.カッチーニ Giulio Caccini
[1] この上なく甘い溜息
  Dolcissimo sospiro
[2] 愛の神よ、私は去る、そして感じる
  Amor, io parto, e sento nel partire
[3] 不実な顔よ
  Perfidissimo volto
[4] 私の太陽を見るだろうか?
  Vedro ’l mio Sol?
[5] 私の美しいアマリッリよ
  Amarilli mia bella

S. ディンディア Sigismondo d'India
[6] 無慈悲なアマリッリ
   Cruda Amarilli
[7] 君は私を捨て、おお、無慈悲な人、美しい人よ!
  Tu mi lasci, o cruda, o bella!
[8] 和らげておくれ、我が涙よ
  Intenerite voi, lagrime mie
[9] 獣も岩も私の嘆きに涙を流し
  Piangono al pianger mio le fere, e i sassi

G.カッチーニ Giulio Caccini
[10] 愛の神よ、何を待っているのか
  Amor ch’attendi
[11] 気高き至福の瞳よ
  Alme luci beate
[12] 痛みと苦しみの狭間で
  Mentre che fra doglie e pene
[13] 帰ってきておくれ、私の愛しい人よ
  Torna, deh torna pargoletto mio

C.モンテヴェルディ Claudio Monteverdi
[14] これほどに甘い苦しみが
  Si dolce e’l tormento
[15] 僕のことを嫌いなんだったら
  Perche se m’odiavi
[16] 優しい光で武装した太陽が
  Ecco di dolci raggi il Sol armato
[17] 今まで私は硬い氷の鎧を身に纏い
  Io ch’armato sin hor d’un duro gelo
[18] あの蔑むような眼差し
  Quel sguardo sdegnosetto
[19] あなたはすべて私のものだった
  Eri gia tutta mia
櫻田亮(テノール)
西山まりえ(バロック・ハープ)

 ヨーロッパ各地の主要な音楽祭のオペラ公演や、バッハ・コレギウム・ジャパンなど、オペラやソリストとして大活躍の、日本を代表する歌手の一人、櫻田亮。意外なことに、今回がソロとしてのファースト・アルバム。
 イタリアで主にバロック時代の声楽曲を学び、日本イタリア古楽協会を設立するなど、イタリア古楽分野に精通した櫻田ならではの選曲。17世紀イタリアでは、それまでの主流だった重唱によるマドリガーレからモノディ様式(器楽伴奏の独唱曲または重唱曲)が発生し、発展。
 このCDでは、そのような激動期のモノディ様式の声楽曲をまとめて聴くことができる。通奏低音は、過去にも共演を重ね、息の合った西山まりえのバロック・ハープ。
 
  〈録音〉相模湖交流センター 2018年12月26-28日
 
  

ALCD-7238
¥2500+税
■Viaggio
  [佐藤秀徳(トランペット) 佐藤紀雄(ギター)]

[1] アストゥーリアス地方の歌 《7つのスペイン民謡》より [M.de ファリャ]
   Astriana from Siete Canciones populares Espanolas[Manuel de Falla]
[2] アダージョ《オーボエと弦楽合奏のための協奏曲 ニ短調》より [A.マルチェロ]
   Adagio from Concerto for Oboe and Strings in D minor[Alessandro Marcello]
[3] バルケッタ—トランペットとギターのための(2018) [渡辺裕紀子]
   Barchetta for Trumpet and Guitar (2018) [Yukiko Watanabe]
[4] 美しき夕べ [C.ドビュッシー]
   Beau Soir[Claude Debussy]
[5] カンシオン 《7つのスペイン民謡》より [M.de ファリャ]
   Cancion from Siete Canciones populares Espanolas[Manuel de Falla]
[6] 朧月夜 [岡野貞一/渡辺裕紀子 編曲]
   Oborozukiyo[Teiichi Okano/arr. Yukiko Watanabe]
[7] デンマーク王のガリアード [J.ダウランド]
   The King of Denmark’s Galliard[John Dowland]
[8] ムルシア地方のセギディーリャ 《7つのスペイン民謡》より [M.de ファリャ]
   Seguidilla muruciana from Siete Canciones populares Espanolas[Manuel de Falla]
[9] 涙のパヴァーヌ [J.ダウランド]
   Flow my tears[John Dowland]
[10] 翼 [武満徹/渡辺裕紀子 編曲]
   Wings[Toru Takemitsu/arr. Yukiko Watanabe]
[11] ポロ 《7つのスペイン民謡》より [M.de ファリャ]
   Polo from Siete Canciones populares Espanolas[Manuel de Falla]
[12] 上を向いて歩こう [中村八大/Momo 編曲]
   Uewo muite Arukou[Hachidai Nakamura/arr. Momo]
[13] ムーア人の織物 《7つのスペイン民謡》より [M.de ファリャ]
   El pano moruno from Siete Canciones populares Espanolas[Manuel de Falla]
[14] ホタ 《7つのスペイン民謡》より [M.de ファリャ]
   Jota from Siete Canciones populares Espanolas[Manuel de Falla]
[15] エセックス伯のガリアード [J.ダウランド]
   The Earl of Essex Galliard[John Dowland]
[16] カヴァティーナ [S.マイヤーズ]
   Cavatina[Stanley Myers]
[17] 小麦のダンス 《エスタンシア》より [A.ヒナステラ]
   Danza del trigo from Estancia[Alberto Ginastera]
[18] さよならのワルツに溺れて [本田祐也/上屋安由美 編曲]
   Sayonarano waltz ni oborete[Yuya Honda/arr. Ayumi Kamiya]
[19] ナナ 《7つのスペイン民謡》より [M.de ファリャ]
   Nana from Siete Canciones populares Espanolas[Manuel de Falla]
Barchetta
 [佐藤秀徳(トランペット) & 佐藤紀雄(ギター)]
GUEST:
 相川瞳 (パーカッション)

 Barchettaは、2016年に結成されたトランペットの佐藤秀徳とギターの佐藤紀雄によるデュオ。
 音量からしてだいぶ違うこの2つの楽器によるデュオは珍しく、CDでもなかなかお目にかかれない。
 しかし二人の佐藤は、性格がまったく違う楽器によるアンサンブルだからこそ、今まで聴いたことのない豊かな世界が広がることを存分に示してくれる。未知の世界へと聴き手を誘う瑞々しいアルバムの誕生。
 
  〈録音〉相模湖交流センター 2019年1月12-14日
  




LIVE NOTES



WWCC-7901/2
(2CD)
\3000+税
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲) 延原武春(指揮)
テレマン室内オーケストラ

 ノン・レガートを基本としたピリオド奏法で、モダン楽器を使用。
 2018年11月18日、東京文化会館小ホールでのライヴ録音。
 




COO−RECORDS



COO-538
【再発売】
¥2500+税
「悠久のペテル」
 〜ホルンのための小品集 ロシアの音楽を中心に〜

  (1)グリンカ:北方の星(A.ウーソフ編)
  (2)アニシモフ:ポエム(詩曲)
  (3)スクリャービン:ロマンス
  (4)チャイコフスキー:ユモレスク(E.カルプーヒン編)
  (5)サルニコフ:ポエム(詩曲)
  (6)ラフマニノフ:エレジー(悲歌)
   (A.ウーソフ編曲版を基本とした楽譜使用)
  (7)ブヤノフスキー:狩風スケルツォ
  (8)ショスタコーヴィチ:ポルカ(「黄金時代」より)(古野淳編)
  (9)プロコフィエフ:ロメオとジュリエットの別れ
   (ピアノのための10の小品Op.75から古野淳編)
  (10)成田為三:浜辺の歌(外山雄三編)
  (11)外山雄三:ホルンとピアノのためのファンタジー
   (2013年委嘱作品)
  (12)リムスキー=コルサコフ:夜想曲(4本のホルンのための)
  (13)グラズノフ:夢想Op.24
古野淳(ホルン)
(2)-(9)(11)(13)奥谷恭代(ピアノ)
(1)(10)奥田恭子(ハープ)
(8)(9)黒尾文恵(クラリネット)
(12)JAMSホルン四重奏団
 【古野淳、大東周、
  阿部麿、木村淳】
(8)高橋晴彦(プリペアド・ピアノ)

 2014年度レコード・アカデミー賞の名盤が待望の再発売!「悠久のペテル」〜ロシア・ホルン小品集!古野淳

 録音:2013年10月所沢市民文化センター、キューブホール,(ワンポイント録音)56:54 ※旧COO-038の再発売

 2014年、第52回日本レコード・アカデミー賞受賞アルバム。待望の再発売!
 「ペテル」とはロシアの古都サンクトペテルブルクの愛称。西と東にまたがる大国ロシアの伝統が、洗練された文化とひとつになる帝都。そこで、かの地の豊かな音楽を心にに刻んできた東京フィルハーモニー交響楽団の名手・古野淳がクルスペの銘器で深々と伝える、さまざまな調べ。ロシアの作曲家たちがホルンの響きに託した、あるいはホルンの響きでこそ美しく心に染みわたる、在りし日の詩情、愛と悲哀、狩りの情景、はてしない夢想——。
 時に故郷への抗いがたい想いも楽器に託し、ピアノと、ハープと、そして時にはクラリネットと・・・。

 
COO-015
【旧譜】
¥2800+税
「ハルモニア・ナシェンティス・ムンディ」
 (1)フローベルガー:ドレミファソラによるファンタジア
 (2)フレスコバルディ:小さな舞曲風のアリア
 (3)M.ロッシ:第3のトッカータ
 (4)-(9)コレッリ(ビリントン編):第8のコンチェルト「クリスマス協奏曲」
 (10)ケルル:パッサカリア
 (11)ムファット:第6のトッカータ
 (12)-(15)パスクィーニ:組曲イ調
 (16)フレスコバルディ:ラソファミレドによる第2のカプリッチョ
 (17)ブクステフーデ:前奏曲ト短調BuxWV149
エドアルド・ベロッティ(Org)

 小さなパイプオルガンで聴く、17世紀の鍵盤作品集

 録音:2005年3月9-10日、宮崎市・日本福音ルーテル宮崎教会

 
COO-016
【旧譜】
¥2800+税
「幻の楽器、パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオール」〜趣味の融合〜
 《フランス趣味による音楽》
  (1)-(5)オデリンヌ:組曲ニ短調〜第2曲集(1705)より
  (6)ドゥ・ヴィゼー:リュートのためのアルマンド「老ガロ師のトンボー」
  (7)-(11)マレ:組曲ト短調〜トリオによる小品集(1692)より
 《イタリア趣味による音楽》
  (12)ローゼンミュラー:2声部のソナタ第2番〜ソナタ集(1682)より
  (13)(14)ジャノンチェッリ:
   リュートのための2つの小品〜イル・リウト(1650)より
  (15)メルーラ:カンツォン「ラ・ギーザ」〜カンツォン集(1637)より
 《趣味の融合》
  (16)-(19)クープラン:
   トリオ・ソナタ「パルナッスス山の和解」〜「リュリ讃」(1725)より
宍戸俊子
 (パルドゥシュ・ドゥ・ヴィオール)
エリゼオ・バロック・アンサンブル

 18世紀に大流行しながらも歴史上から姿を消した、幻の弦楽器の妙なる響とは・・・?

 録音:2006年9月5-7日、バウルメス・プロテスタント小教区,スイス

 
COO-018
【旧譜】
¥2800+税
「テレマン:2本のリコーダーのためのソナタ集(ハンブルク1727)」
 ソナタ変ロ長調Twv40:101/ソナタト短調Twv40:104/
 ソナタ ヘ長調Twv40:102/ソナタ ニ短調Twv40:105/
 ソナタ ハ長調Twv40:103/ソナタ ト長調Twv40:106
田中せい子(リコーダー)
ダニエレ・ブラジェッティ(リコーダー)

 凛と冴えわたる、旋律線と旋律線

 録音:2005年4月29日〜5月1日アナスタジオ教会、ピアッツァ・アルセルキオ、イタリア

 
COO-019
【旧譜】
¥2800+税
「J.S.バッハ:フルート独奏による無伴奏チェロ組曲
 (パウル・マイゼン編)」

  組曲第1番ト長調BWV1007
  組曲第2番ニ短調BWV1008
  組曲第4番変ホ長調BWV1010
新谷要一(フルート)

 録音:2008年4月4日、日本大学カザルスホール

 
COO-024
【旧譜】
¥2800+税
J.S.バッハ:フルート・ソナタ集+無伴奏チェロ組曲第5番
 (1)フルートとチェンバロのためのソナタ変ホ長調BWV1031
 (2)フルートとチェンバロのためのソナタ ト短調BWV1020
 (3)無伴奏チェロ組曲第5番BWV1011(無伴奏フルート版)
 (4)フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調BWV1030
新谷要一(フルート)
新谷久子(チェンバロ)

 録音:2009年10月、日本大学カザルスホール

 
COO-025
【旧譜】
¥2800+税
「オルガン・デュオ」〜2台のオルガンのための作品と連弾作品
 (1)ヴィアダーナ:マントヴァーナ
 (2)ガブリエリ:ソソラソファミによるカンツォン
 (3)グッサゴ:レオーナのソナタ
 (4)-(5)ソレール:コンチェルト ト長調
 (6)モーツァルト:自動オルガンのためのアダージョとアレグロKV594*
 (7)ベートーヴェン:音楽時計のためのアダージョ ヘ長調WoO33/1
 (8)-(10)J.C.バッハ:クインテット ニ長調Op.11-6
 (11)-(13)ヘンデル:オルガン協奏曲 変ロ長調Op.4-6
 (14)ヘッセ:ファンタジーOp.87*
岩崎真実子(オルガン)
菅哲也(オルガン)

 たった1大で、さまざまな音色を奏でられる「楽器の王」オルガン。それが2台、あるいは演奏者が2人いる時、音楽的可能性はどれほど広がることでしょう?

 録音:2009年3月、聖グレゴリオの家,東久留米
 オルガンⅠ(1986年製)ユルゲン・アーレント/オルガンⅡ(1996年製ポジティフ・オルガン)ユルゲン・アーレント
 *印は連弾による演奏、他は2台のオルガンによる演奏

 
COO-026
【旧譜】
¥2800+税
「更紗の響き」〜ヴァイオリンとピアノ、6人の名匠たち〜
 (1)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
 (2)シューマン:3つのロマンツェOp.94
 (3)タルティーニ:悪魔のトリル(初刊版)
 (4)ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント(「妖精の口づけ」より)
 (5)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調KV301
 (6)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ノエ・乾(ヴァイオリン)
パク・スミジャ(ピアノ)

 生まれはブリュッセル、ギリシャと日本人の血をひき、パリとカールスルーエでも研鑚を積み、ベルギー、フランス、ドイツの伝統を一身に宿したノエ・乾のデビュー・アルバム。

 録音:2010年8月18-19日、岩舟町文化会館コスモスホール

 
COO-027
【旧譜】
¥2800+税
「カミーノ(道)」〜
 オーボエ・クラリネット・ファゴットによる作品集

  (1)ハッセ:
   シャリュモー、オーボエ、ファゴットと
    通奏低音のためのコンチェルト ヘ長調
  (2)モーツァルト:ディヴェルティメントKV439b
  (3)イベール:木管三重奏のための5つの小品
  (4)ヒンデミット:8つの小品
  (5)?仁善:
   オーボエ、クラリネット、ファゴットのための
    '-カミーノ-'(2008)※世界発録音
トリオ・ダンシュ・シュアーヴ:
 【李承恩(オーボエ)
  横田揺子(クラリネット)
  池田愛(ファゴット)】
(1)アンドレアス・キュッパース(Org)
(5I)張景麗(Perc)

 録音:2011年8月マンハイム聖ヨハネ教会(ドイツ)

 
COO-028
【旧譜】
¥2800+税
「J.S.バッハ:オルガン小曲集(オルゲルビュヒライン)」
 BWV.599〜644
森武靖子(オルガン)

 人力ふいごを用いた全曲録音

 録音:2010年8月SDA立川キリスト教会,草苅オルガン

 
COO-029
【旧譜】
¥2800+税
「ワンダフル・ファゴット」
 (1)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 (2)萩京子:三つの悲歌(書き下ろし作品)
 (3)林光:ソナチネ風夜曲(遺作)
 (4)ヴォーン=ウィリアムズ:イギリス民謡による6つの習作
 (5)ビゼー:間奏曲(歌劇「カルメン」より)
 (6)カステルヌオーヴォ=テデスコ:エクローグ
 (7)シーコラ:2つの瞑想曲
 (8)ピアソラ:タンゴ・エチュード第3、4番
前田正志(ファゴット)
(1)(6)助川太郎(ギター)
(2)-(5)(7)(8)榊原紀保子(ピアノ)
(1)(2)(5)(6)古川仁美(フルート)

 録音:2012年3月三鷹芸術文化センター 風のホール

 
COO-030
【旧譜】
¥2800+税
「究極の音楽」
 グレゴリオ聖歌〜2つのミサ
  (待降節第1主日/年間第9主日)
ゴデハルト・ヨッピヒ(指揮)
カペラ・グレゴリアーナ
ファヴォリート東京

 録音:2009年1月ザンクト・オッティリエン大修道院(ドイツ)

 
COO-031
【旧譜】
¥2800+税
「2012☆ふるさと」〜オクタビスト石塚勇
 (1)輝く日を仰ぐとき/(2)16トン/(3)ナイト・アンド・デイ/
 (4)この素晴らしき世界/(5)アメイジング・グレイス/
 (6)アニー・ローリー/(7)ロンドンデリーの歌/(8)埴生の宿/
 (9)思い出(セルバンテス)/(10)くちばしでつつく(セルバンテス)/
 (11)インヴェンション4番(J.S.バッハ)/
 (12)インヴェンション13番(J.S.バッハ)/(13)夕べの鐘/
 (14)ヴォルガの舟歌/(15)ここに幸あり/(16)落葉松/
 (17)赤とんぼ/(18)ふるさと
(1)-(8)(11)-(18)石塚勇(バス)
(6)-(8)(13)(17)前田ヒロミツ(テノール)
(1)(2)(9)(10)(14)-(18)根本英子(ピアノ)
(3)(5)(13)EMiKO VOiCE(ヴォーカル)
(3)-(5)(13)助川太郎(ギター)
(11)(12)前田正志(ファゴット)

 録音:2012年2月28、29日、3月14日、三鷹芸術文化センター 風のホール

 
COO-033
【旧譜】
¥2800+税
「至高のハーモニー」
 グレゴリオ聖歌〜2つのミサ
  (年間第6主日/年間第8主日)
ゴデハルト・ヨッピヒ(指揮)
カペラ・グレゴリアーナ
ファヴォリート東京

 録音:2012年1月2、3日ザンクト・オッティリエン大修道院(ドイツ)

 
COO-034
【旧譜】
¥2800+税
「歴史的楽器で聴くドイツオルガン音楽」
 シャイト:「暁の星のいと美しきかな」コラールと6つの変奏曲
 スヴェーリンク:
  トッカータ ハ調SwWV283/アレマンダSwWV330/
  4声のファンタジアSwWV273
 シャイデマン:トッカータ ハ調WV43
 ラッソ:「よい羊飼いはよみがえられた」5声のモテット
 シャイデマン:「よい羊飼いはよみがえられた」
  モテット・インタヴォリールンク
 シュトゥルンク:「よい羊飼いはよみがえられた」
  モテット・インタヴォリールンク
松波久美子
 (オルガン/ホーリー1713年製)

 録音:2012年5月7-9日北ドイツニーダーザクセン州マリエンハーフェ・福音ルター派聖マリエン教会 64:34

 
COO-035
【旧譜】
¥2800+税
「This is guitarist」
 (1)エグベルト・ジスモンチ:パリャーソ
 (2)ラルフ・タウナー:リラクタント・ブリッジ
 (3)バーデン・パウエル:テンポフェリーズ〜宇宙飛行士のサンバ/
  アントニオ・カルロス・ジョビン:ジェット機のサンバ
 (4)セロニアス・モンク:ブルー・モンク
 (5)ヴィラ=ロボス:プレリュードNo.3
 (6)ミルトン・ナシメント:トラベシア
 (7)バーデン・パウエル:シャンゴーの歌
 (8)林光:2つのギターのためのエチュード
 (9)エルメート・パスコアール:ベベー
 (10)中村八大:上を向いてあるこう
 (11)バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番〜プレリュード
 (12)ヴィクター・ヤング:星影のステラ
 (13)エグベルト・ジスモンチ:水とワイン/
  ウンベルト・テイシェイラ:アーサ・ブランカ
助川太郎(ギター)
(4)(8)(9)(12)尾尻雅弘(ギター)

 ジャズ、バッハ、ブラジル音楽・・・ジャンルを超えたギターの魅力

 録音:2013年3月13日、5月17日、三鷹芸術文化センター 風のホール

 
COO-036
【旧譜】
¥2800+税
「西から吹く風」〜英国の歌は抒情豊かに〜
 ロジャー・クィルター(1877-1953):
  三つのシェイクスピア歌曲/優しい声は消えても音楽は/
  深紅の花びらは眠り/去年の薔薇/五つのシェイクスピア歌曲
 ピーター・ウォーロック(1894-1930):
  晩夏/男は何でも手に入れた/子守唄/
  西から吹く風/眠り/憩え、やさしいニンフ達
 トマス・キャンピオン(1567-1620):嵐にあった帆船も
 ジョン・ダウランド(1562/63-1626):おいで、甘い愛がよんでいる
 ウィリアム・ヘンリー・モンク(1823-1889):主よ、我とともに
 アイルランド民謡:サリー・ガーデンズ(ベンジャミン・ブリテン編)
前田ヒロミツ(テノール)
三平順子(ピアノ)
助川太郎(ギター)

 録音:2013年5月、12月、三鷹芸術文化センター 風のホール

 
COO-037
【旧譜】
¥2800+税
「OCTAVIST (オクタビスト) - 超低音ヴォイスの魅力」
 (1)ムソルグスキー:蚤の歌(モデスト・Oc/fg/p)
 (2)ロシア民謡:ステンカ・ラージン(Oc/p)
 (3)ジェローム・カーン:オール・マン・リバー(Oc/p)
 (4)エロル・ガーナー:ミスティ(Oc/g)
 (5)ヘンリー・マンシーニ:ムーン・リバー(Oc/g)
 (6)ジェイ・リビングストーン:モナ・リザ(Oc/g)
 (7)シルヴァー・ディー&シド・リップマン:トゥー・ヤング(Oc/p)
 (8)ホーギー・マイケル:スターダスト(Oc/vn/p)
 (9)コール・ポーター:ソー・イン・ラブ(Oc/vn/p)
 (10)イベール:「2つの間奏曲」〜第1楽章(fl/vn/p)
 (11)ヘンデル:オンブラ・マイ・フ(ゲオルク・フリードリヒ・Oc/fl/p)
 (12)マヌエル・ポンセ:ガボッタ(p)
 (13)中山晋平:ゴンドラの歌(Oc/p)
 (14)岡野貞一:朧月夜(Oc/T/p)
 (15)本居長世:七つの子(Oc/T/p)
 (16)草川信:どこかで春が(Oc/T/p)
 (17)山田耕筰:この道(Oc/T/p)
 (18)中村八大:夢で逢いましょう(Oc/T/fl/p)
(1)-(9)(11)(13)-(18)石塚 勇(バス、オクタビスト)
(14)-(18)前田ヒロミツ(テノール)
(1)-(3)(7)-(13)(18)根本英子(ピアノ)
(4)-(6)助川太郎(ギター)
(8)-(10)岩井真美(ヴァイオリン)
(10)(11)(18)増田多加(フルート)
(1)前田正志(ファゴット)

 録音:2013年3月12、13日、三鷹芸術文化センター 風のホール

 
COO-300
【旧譜】
¥2800+税
「ホールトーン」〜メヲコラソン流ブラジル音楽のススメ〜
 (1)砂の岬/(2)サイバ/(3)マダムと喧嘩は何のため?/
 (4)黒いオルフェ/(5)ココナッツ菓子/(6)ジローのように/
 (7)バラに降る雨/(8)偽ウミガメの歌/(9)ソウ・スア・サビア/
 (10)もし皆があなたと同じだったなら/(11)コルコヴァード/
 (12)イパネマの娘/(13)あなたなしでは生きられない/
 (14)花と刺/(15)サイ・デッサ/(16)想いあふれて
メヲコラソン:
 【EMiKO VOiCE(ヴォーカル)
  助川太郎(ギター)】

 録音:2008年8月、ハミング・ホール(東京)

 
COO-301
【旧譜】
¥2800+税
「ホールトーン2」〜アントニオ・カルロス・ジョビンを歌う〜
 (1)イマジーナ/(2)あなたのせいで/(3)3月の雨/
 (4)ポ・トーダ・ミーニャ・ヴィーダ/(5)フォトグラフィア/
 (6)もし皆があなたと同じだったなら/(7)フェリシダージ/
 (8)無意味な風景/(9)イパネマの娘/(10)サビア/
 (11)白い道/(12)誰もいない海/(13)愛の語らい/(14)リジア/
 (15)デサフィナード/(16)ポント・ダ・マイン・アンブローシア
メヲコラソン:
 【EMiKO VOiCE(ヴォーカル)
  助川太郎(ギター)】

 録音:2012年2月、三鷹芸術文化センター 風のホール


<LP>


ALTUS(LP)


WEITLP 032/3
(2LP)
¥14000+税
イダ・ヘンデル ヴァイオリン協奏曲集
 [LP-1]ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53
  (A面:第1・2楽章、B面:第3楽章)
 [LP-2]シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
  (A面:第1・2楽章、B面:第3楽章)
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
[LP1]フェルディナント・ライトナー(指揮)
[LP2]ロリン・マゼール(指揮)
ケルン放送交響楽団

 世界初出音源がLPに!特にドヴォルザークはマーク&パイネマン盤以来の名演!イダ・ヘンデル自ら認めた超絶演奏の記録。

 録音:[LP1]1963 年3月22日、[LP2]1960 年2月8日/ケルン放送会館クラウス・フォン・ビスマルク・ホール
 モノラル、国内プレス、完全限定生産盤、日本語帯・解説付

 WEITBLICK レーベルからリリースされた世界初出音源を初 LP 化。LP 用にリマスターを施し、アナログのマスターテープを作った上で LP 化しております。

 「確たるテクニックと溢れんばかりのロマンティシズム、そして何より、ことに両端楽章においてはヘンデルのヴァイオリンのテンションの高さをマイクが生々しく捉えている」(レコード芸術、岡部真一郎氏による新譜月評より)

 イダ・ヘンデルは1928年ポーランドの都市ヘウムで生まれました。5歳でベートーヴェンを演奏し、7歳でヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールに入賞。その後パリに渡りカール・フレッシュやジョルジュ・エネスコの下で学びます。9歳でロンドン・デビュー、以来多くのツアーをこなし1952年にカナダに移住。レコーディングも多く、長きに渡って相当数の録音を残しています。1989年フロリダ州マイアミに居を移し、現在は実演から引退しているものの90 代にして教師として活動を続けています。このLPに収められた2曲は60年代の気迫みなぎるイダ・ヘンデル絶頂期に録られた、同曲の決定版というべき名演です。

 

TALTLP 058/9
(2LP)
¥14000+税
ヨッフム・コンセルトヘボウ・ブルックナー・ライヴシリーズ
 ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調『ロマンティック』

  [LP1] A面:第1楽章、B面:第2楽章
  [LP2] A面:第3楽章、B面:第4楽章
オイゲン・ヨッフム(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

 待望の分売LPで登場!「黄金に輝く金管、ベルベットのごとき弦」と評されたコンセルトヘボウとヨッフム円熟の壮絶ステレオ・ライヴ。

 録音:1975年1月16日 /アムステルダム(ライヴ)/モノラル、国内プレス、完全限定生産盤、日本語帯・解説付

 これがヨッフム翁のブルックナーの結論!高音質録音で話題となった限定生産ブルックナー交響曲選集LP からの分売がついに登場します。
 気力横溢、1975年ヨッフム翁快心の第4番。オーケストラの素晴らしき響きを活かしきった、ヨッフム無類の崇高なる音楽の建造物に酔いしれます。ステレオ録音によるヨッフムの大名演をじっくりとお楽しみください。

 

TALTLP 060/1
(2LP)
¥14000+税
ヨッフム・コンセルトヘボウ・ブルックナー・ライヴシリーズ
 ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調

  [LP1] A面:第1楽章、B面:第2楽章
  [LP2] A面:第3楽章、B面:第4楽章
オイゲン・ヨッフム(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

 待望の分売LPで登場!「黄金に輝く金管、ベルベットのごとき弦」と評されたコンセルトヘボウとヨッフム円熟の壮絶ステレオ・ライヴ。日本ライヴとは別演奏、本拠地コンセルトヘボウでの70年盤。

 録音:1970年3月15日 /アムステルダム(ライヴ)/モノラル、国内プレス、完全限定生産盤、日本語帯・解説付

 これがヨッフム翁のブルックナーの結論!高音質録音で話題となった限定生産ブルックナー交響曲選集LP からの分売がついに登場します。
 1970年録音で壮年期の濃厚な味わいが堪らぬ、本拠地コンセルトヘボウでの第7番。オーケストラの素晴らしき響きを活かしきった、ヨッフム無類の崇高なる音楽の建造物に酔いしれます。
 ステレオ録音によるヨッフムの大名演をじっくりとお楽しみください。
















8/29(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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CHALLENGE CLASSICS



CC 72828
(SACD HYBRID)
¥2600→\2390
レツボール&アルス・アンティクヮ・アウストリア
 知られざる名品、第2弾
ルペルト・イグナーツ・マイヤー(1646-1712):
 宗教曲集(1681)からのアンティフォナ集

  1. In terras descendam
  2. Ave Regina coelorum
  3. Salve Regina
  4. Alma Redemptoris mater
  5. Regina coeli laetare
グナール・レツボール(ヴァイオリン、指揮)
アルス・アンティクヮ・アウストリア

 古楽界の巨匠レツボールによる知られざる名品、第2弾

 46'14''

 「宗教曲集からの詩篇集」(CC-72759)に続く、レツボールによる貴重なマイヤー作品録音です。
 アンティフォナは「交唱」とも訳される古くから伝わる聖歌の伝統的な歌い方で、2郡に分かれ呼び交わしを行うもの。マイヤーによる収録曲はほぼ聖母マリアについての内容で、美しく敬虔な音楽となっています。歌手陣と器楽陣が交わり合い織りなす立体的なサウンドのなか、レツボールのヴァイオリンや華やかなトランペットの掛け合いなども登場。変化に富んだ響きが楽しめます。





知られざる名品、第1弾


CC 72759
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
ビーバーと同じ時代に活躍したマイヤーの美しき秘曲
 ヴァイオリンはレツボール
  ルペルト・イグナーツ・マイヤー:
   宗教曲集(1681)からの詩篇集

  1. Laudate pueri Dominum(詩篇112/113)
  2. Confitebor tibi Domine(詩篇110/111)
  3. Beati omnes(詩篇127/128)
  4. Nisi Dominus(詩篇126/127)
  5. Venite gentes(聖歌)
グナール・レツボール
 (ヴァイオリン、ヴィオラ、指揮)
アルス・アンティクヮ・アウストリア
 ヴァイオリンのオブリガートも活躍する秘曲

 録音:2017 年11 月26-28 日/オーストリア、聖フローリアン/59’13’’

 録音されるだけでも珍しい作品を古楽界の巨匠レツボールが演奏した注目のディスク。
 ルペルト・イグナーツ・マイヤー(1646-1712)による宗教曲集です。彼は1683 年から死ぬまでミュンヘンで活動し、ドイツにおけるプロテスタント音楽の改革者のひとりとみなされていました。
 その音楽にはイタリアの協奏曲様式が巧みに組み合わされています。ここに収録されている楽曲は小規模な弦と通奏低音に独唱が加わる編成で、演奏は当時の教会の慣習に従い男声のみによる歌唱。
 曲によってはボーイソプラノも登場します。ヴァイオリンのオブリガートが技巧的なソロをとることもあり、レツボールの魅力が最大限に発揮されています。





レツボール、「とある古い手書き楽譜帳にある音楽を録音してゆくシリーズ」第3弾

ルペルト・イグナーツ・マイヤーのアルバム



 PAN CLASSICSの美しいヴァイオリン・アルバムのなかでもひときわ輝くような曲が収録されていたルペルト・イグナーツ・マイヤー。
 ビーバーとほぼ同じ世代といえば、大体の雰囲気はお分かりいただけると思う・・・
 でもビーバーよりももっと洗練されたイメージ
 レツボールのヴァイオリンも冴えてます。



PAN CLASSICS
PC10334
\2500
ウィーン17世紀、見出された作曲家たちとヴァイオリンのための音楽 第3弾
 〜コンヴェツァル聖フランチェスコ会
    修道院の写本XIV-726より〜

 ヴィヴィアーニ:①ソナタ(第90曲)
 トイプナー:②ソナタ(第88曲)
 ベルターリ:③ソナタ(第97曲)
 シュメルツァー(1623-1680):④ソナタ(第100曲)
 ルペルト・イグナーツ・マイヤー(1646-1712)
  ⑤ソナタ(第67曲)
  ⑥ソナタ(第78曲)
  ⑦ソナタ(第102曲)
 ビーバー(1644-1704):⑧ソナタ(第75曲)
  ⑨ソナタ(第9曲)
グナール・レツボール(バロック・ヴァイオリン)
アルス・アンティクヮ・アウストリア
 (古楽器使用)

 レツボールが最近開眼した、とある古い手書き楽譜帳にある音楽を録音してゆくシリーズ。
 作曲者不詳の曲を集めた1枚目(PC10310)、変則調弦を駆使した曲ばかりの2枚目(PC10322)に続く本盤は、ビーバーやベルターリら知名度ある巨匠たちの作品を含む、作曲者が同定されている曲ばかりからなる1枚
 なかでもルペルト・イグナーツ・マイヤーの作品の美しさは特別。
 ヴァイオリン・ソナタの発展史に、オーストリアがどれほど貢献してきたか、超絶技巧をものともしない痛快解釈でまたしてもじっくり感じ入りたいものです。




PAN CLASSICS
とある古い手書き楽譜帳にある音楽を録音してゆく」シリーズ
こちらはシリーズ第1弾&第2弾


PC10310
¥2500
ウィーン×バロック×ヴァイオリン
 〜17世紀オーストリア、作者不詳の傑作さまざま〜
 第1弾
 ウィーン・フランチェスコ会修道院写本XIV-726より
  1) 第94 曲:トッカータ イ短調
  2) 第87 曲:ソナタ
  3) 第74 曲:ソナタ ヘ長調
  4) 第68 曲:音楽による時計 イ短調
  5) 第4曲:ソナタ ニ長調
  6) 第77 曲:ソナタ イ長調
  7) 第73 曲:ソナタ イ短調
  8) 第69 曲:郵便馬車の角笛 ロ長調
グナール・レツボール(バロック・ヴァイオリン)
アルス・アンティクヮ・アウストリア(古楽器使用)
 作曲家名を知らなくても“演奏者で選ぶ”が正解、それがバロック盤の世界...鬼才レツボールのさらなる超絶技巧ガット弦アルバムは、なんと「作曲者不詳の傑作」ばかりを集めた注目盤!
 心そそる歌心、胸のすくようなテクニック、標題、ソナタ...オーストリアこそ、弦楽器の天国だった!

 オーストリア随一のバロック・ヴァイオリン奏者にして指揮者でもある天才グナール・レツボールは、“音楽の都”ウィーンやハプスブルク皇室だけにとどまらない、オーストリア全体のバロック音楽のありようを生々しく「当時どおり」に再現しつづけることに意欲を燃やしてきた人—-合唱が必要なら高音部は少年歌手に任せるという、当時のオーストリアで最も一般的だった「修道院スタイル」を徹底させ、時にはストイックなまでに弦楽編成の員数も減らすなど、当時の現状をふまえた演奏条件のもとで最大級の説得力ある名演をくりひろげてゆく...そうしたことが可能なのも、ひとえに彼自身が凄腕の名手であればこそ!


 21 世紀のいま彼が新たに乗り出したのは、ウィーンのフランチェスコ会修道院に伝わる17 世紀の手稿譜集(管理番号XIV-726)に記されている驚くべき超絶技巧のヴァイオリン音楽群を最初の切り口に、17 世紀のオーストリアにおけるヴァイオリン芸術の粋をあらためて縦横無尽に読み解いてみせる、3作のアルバムからなる連作企画——
 その第1弾となる本作で、彼はあえて楽譜上に作曲者の名前が記されていない曲ばかりを8曲集めてみせています。
 そう、この時代は作曲家の技量もさることながら、なにより演奏者が当意即妙、その場でどう音楽を豊かなものにするか?が大きく問われていた頃——作品を誰が書いたか?よりも、どう演奏するか?に焦点が当てられていたところ、この手稿譜は書き写した人物がそもそも手練のヴァイオリニストだったらしく、作曲者の記名がある曲ではビーバー、シュメルツァー、ヴァルター...と、17 世紀のドイツ語圏きっての超絶技巧派が残した難曲ばかりが出揃っていて。
 畢竟、記名のない作曲者不詳の作品もまた、まさしくヴァイオリンの演奏技巧のむずかしさを易々と乗り越えてみせる名手のテクニックがきわだつであろう、聴きごたえあるヴィルトゥオジテ満載の充実作ばかりなのです!これだから古楽の世界は面白い——そう、作曲者の名前なんぞに縛られていては、ほんとうにすばらしい音楽をみすみすスルーしてしまうことが多々。演奏者やレーベルを手がかりに見つけてゆくのがいちばんの早道だとしたら、このとおり、Pan Classics レーベルが提案してくれる古楽盤、とくに弦楽器もの(レツボールのほか、ガンバのグイード・バレストラッチの盤も傑作揃い!)というのはまさに「絶対にはずさない!」と断言してもよいくらい、逸品ばかりが揃っているところ。
 今回もそうした信頼を上書きしてくれる名盤になっていて嬉しい限りです。標題つきの楽曲でも、レツボールの芸達者ぶりがタイトルのニュアンスをよく伝えてくれる——超絶技巧の炸裂とのメリハリも魅力的!羊腸弦の至芸を堪能しつくせる逸品、お見逃しなく...!



PC10322
\2500
レツボール
 変則調弦のバロック・ヴァイオリン
  〜17世紀ウィーンの写本より〜
  第2弾
 ① シュメルツァー:ソナタ「恋の小ソナタ」
  (第1曲/ソナティナ・アモローザ)
 ②ファーバー:ソナタ(第2曲)
 ③作者不詳:ソナタ(第6曲)
 ④ソナタ第3番(第72曲)
 ⑤ソナタ 第1番(第70曲)
 ⑥作曲者不詳:ソナタ(第89曲)
 ⑦ヴォイタ:ソナタ 第2番(第71曲)
 ⑧シュメルツァー:ソナタ(第80曲)
グナール・レツボール(vn)
アルス・アンティクヮ・アウストリア
 (古楽器使用)
エーリヒ・トラックスラー(cmb.org)
フーベルト・ホフマン(リュート)
ヤン・クリゴルスキー(ヴィオローネ)

 オーストリアの異才レツボ—ルが「生のまま」にたどるバロック・ヴァイオリンの至芸は、オーストリアにあり!
 バロックのヴァイオリン音楽といえば、何よりもまず「ヴァイオリンの故郷」イタリアに目が向きます。
 ヴィヴァルディ、コレッリ、マリーニ…しかし超絶技巧と独特の歌心を育んできた点では、実はアルプス以北、なかんずくオーストリアにも確かなヴァイオリン芸術の洗練はあり、むしろこの地域にこそルーツのある音楽スタイルというものもあったことが徐々に明らかになっています(「クライスラーとヨハン・シュトラウスの遠い祖先」というべきでしょうか)。
 ウィーンの修道院に伝わる編纂者不明のヴァイオリン音楽写本に着目し、そこで縦横無尽に展開されている17世紀バロック・ヴァイオリン芸術の粋を「同郷人ならでは」の確かな目線と圧倒的なテクニックで再現してみせるのは、ビーバーやシュメルツァーら17世紀オーストリアの超絶技巧系弦芸術にも適性の高い「レコード・アカデミー受賞者」レツボール!
 弦の高さを通常より緩めたりきつくしたりし、弾きやすさだけでなく音色変化の効果もねらった「スコルダトゥーラ」(変則調弦)での名曲群の存在感を、強くアピールする新譜を新たに刻んでくれました!


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CC 72788
(SACD HYBRID)
¥2600→\2390
クリストフ・プレガルディエンによるシューマンとワーグナーの歌曲集
 シューマン:詩人の恋 Op.48
 ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集 WWV91
 シューマン:レーナウの6つの詩とレクイエム Op.90
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
ミヒャエル・ゲース(ピアノ)

 当代きっての名歌手による、あたたかく柔らかな歌唱。

 63'36''

 当代きっての名テノールの一人、クリストフ・プレガルディエンによるシューマンとワーグナーの歌曲集。あたたかで柔らかな、落ち着いた雰囲気のなかで歌われる珠玉の名品です。
 『レーナウの6つの詩とレクイエム』はニコラウス・レーナウの詩による6曲の後にレクイエムが続く独特な構成。シューマンがこの歌を作曲しているときレーナウは精神を患い病院に入っていましたが、実際に亡くなったのは作品完成直後というエピソードが知られています。このレクイエムは死者への畏敬の念や強い悲しみというものでなく、とても安らかな音楽となっていて実に感動的です。
 
 


CC 72560
(2CD)
【旧譜再プレス】
¥2600
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタ BWV1014-1019
 [CD1]
  ソナタ第1番 変ロ短調 BWV1014
  ソナタ第2番 イ長調 BWV1015
  ソナタ第3番 ホ長調 BWV1016
 [CD2]
  ソナタ第4番 ハ短調 BWV1017
  ソナタ第5番 ヘ短調 BWV1018
  ソナタ第6番 ト長調 BWV1019
  補遺:第6番初稿版からの2楽章
   (Cantabile, ma un poco Adagio / Adagio)
キャサリン・マンソン(ヴァイオリン)
トン・コープマン(チェンバロ)

 廃盤だった名演ソナタが復活しました!コープマンとマンソンの雄弁な対話

 録音:2011年/41'08''、58'25''

 レーベルでいったん廃盤となっていたコープマンの名アルバムが復活しました。

 キャサリン・マンソンは2006年にコープマンの手兵オケ、アムステルダム・バロック管弦楽団のリーダーに任命され、またロンドン・ハイドン四重奏団のメンバーとしても活躍し国際的にも高い評価を得ている名手。
 もちろんコープマンとの相性も抜群で、ヴァイオリンとチェンバロが同等の発言力を持ち雄弁な掛け合いを繰り広げるバッハのソナタから、すばらしく愉しい音楽を紡ぎ出しています。
 



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R−RESONANCE



RRSC 20010/11
(2SACD HYBRID)
【再リリース】
¥4800→\4490
SACD ハイブリッド盤で復活!
 ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
J.S.バッハ:
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006
ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
  [Disc 1]
   ソナタ第1番 ト短調 BWV1001/パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002/
   ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
  [Disc 2]
   パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004/ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005/
   パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006

 初SACD ハイブリッド化!デジタルマスターからアナログマスターを作成し、最新マスタリングを経てDSD 化。
 ライナー・キュッヒルが、名器ストラディバリウス《シャコンヌ》で描き出すJ.S.バッハの音宇宙!SACD ハイブリッド盤(2019年最新マスタリング)で待望の再リリース!

 セッション録音:2003年4月/ショッテン修道院(ウィーン)/2019年最新リマスタリング、日本語・英語解説書付【解説:安田和信】

 SACD ハイブリッド盤。
 ライナー・キュッヒルが名器ストラディバリウス《シャコンヌ》で演奏したバッハの『無伴奏』。長らく再リリースが待たれていましたが、いよいよSACD ハイブリッド盤で蘇ります。

 2016年、長い間務めたウィーン・フィルのコンサートマスターを定年退職したキュッヒルは、ソロ活動や教育活動など、幅広い分野で活躍を続けています。
 とりわけ、NHK 交響楽団のゲスト・コンサートマスターとしての活動は、ウィーン・フィル時代の勇姿を見る思いで、私たちを大いに楽しませてくれています。
 本作品は、キュッヒルが52歳という壮年期にウィーンのショッテン修道院においてセッション録音されたもので、バッハへの熱い思いが込められた演奏が展開されます。

 2017年、タワーレコードとアールレゾナンスの提携企画によるアナログレコード(300セット限定)を制作した際にキング関口台スタジオで作成したアナログマスターを使用し、2019年最新マスタリングを経てDSD 化しました。従来CD の豊かで骨太な中低域と輝く高音域に加え、より柔らかくしなやかな音色が再現され、キュッヒルによるバッハ演奏の本質を見事に描き出します。

 


RRSC 20009
(SACD HYBRID)
【再リリース】
¥2900→\2690
SACD ハイブリッド盤で復活!
 ライナー・キュッヒルとグザヴィエ・ドゥ・メストレ
『日本の歌』

 1 浜辺の歌(成田為三)/2 椰子の実(大中寅二)/
 3 初恋(越谷達之助)/4 早春賦(中田 章)/
 5 芭蕉布(普久原恒男)/6 荒城の月(滝 廉太郎)/
 7 宵待草(多 忠亮)/8 故郷(岡野貞一)/
 9 浜千鳥(弘田龍太郎)/10 ペチカ(山田耕筰)/
 11 叱られて(弘田龍太郎)/12 中国地方の子守歌(山田耕筰)/
 13 かなりや(成田為三)/14 さくら貝の歌(八洲秀章)/
 15 からたちの花(山田耕筰)/16 赤とんぼ(山田耕筰)
 ※全ての編曲:小野崎孝輔
ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)

 初SACDハイブリッド化!デジタルマスターからアナログマスターを作成し、最新マスタリングを経てDSD化。
 キュッヒル+メストレ 黄金のデュオによる不朽の名盤『日本の歌』、SACD ハイブリッド盤(2019年最新リマスタリング)で待望の再リリース!

 セッション録音:2003年4月/ショッテン修道院(ウィーン)/2019年最新リマスタリング、日本語・英語解説書付【解説:安田和信、白柳龍一(レコーディングノート)】

 SACD ハイブリッド盤。
 私たちの心にのこる美しい日本の旋律、ライナー・キュッヒルとグザヴィエ・ドゥ・メストレが深い情感と共に歌いあげます。

 録音当時、ウィーン・フィルの第一コンサートマスターを務めていたキュッヒルは、デュオの相手にピアニストではなく、同じくウィーン・フィルの首席ハープ奏者、メストレを指名しました。
 キュッヒルは日本の歌の録音に際し、「日本の歌に内在する繊細で瑞々しく、豊かな抒情性を描き出すためには、ピアノよりハープによる伴奏の方がよい」と明確な方向性を示してくれました。

 編曲は深い抒情をたたえた作品を数多く世に送り出した巨匠・小野崎孝輔。キュッヒルとメストレは共に、小野崎の編曲に大きな信頼と強い共感をもって録音に臨みました。

 録音エンジニアは、ウィーン・ムジーク・フェライン弦楽四重奏団やキュッヒルの諸作などで定評のあるミヒャエル・コルンホイッスル。
 今回も、ウィーン・ショッテン修道院内部の豊かな残響の中に、限りなく美しい日本の旋律が浮かび上がります。

 今回、新たにデジタル音源をキング関口台スタジオでアナログ化、その音源ソースをもとに入念なマスタリングを経てDSD データを作成しました。これにより、キュッヒルのヴァイオリンが、より艶やかな響きを聞かせるとともに、メストレのハープも細かい粒立ちが明瞭になりました。





CARO MITIS

CM 0042004
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
短調のテレマン
 管弦楽組曲イ短調 TWV.55:a3(世界初録音)
 ソナタ ヘ短調 TWV.44:32
 協奏曲ホ短調 TWV.52:e3
 ソナタ変ロ長調 TWV.44:34
 協奏曲ホ短調 TWV.53:e1
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ
 (古楽器使用)

 ポーランドやハンガリーなど東欧での古楽隆盛が叫ばれて久しい昨今、モスクワ音楽院で学び、古楽に興味を抱いた実力者などによって結成されたロシアでは非常に珍しい常設のピリオド・オーケストラ、プラトゥム・インテグルムの「短調」のテレマン・プログラム。

 芸術監督で首席チェリストのパヴェル・セルビン、コンサートマスターのセルゲイ・フィルチェンコを中心に繰り広げられていくテレマンの音楽からは、ロシアにおける古楽の豊かで確かな土壌の存在を知ることが出来ます。
 「管弦楽組曲イ短調」は世界初録音。また、短調の中に唯一存在する長調の「ソナタ変ロ長調」のアクセント具合も絶妙です。

 ※録音:2004年5月16日-19日、RTRスタジオ5
 
 
CM 0032005
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
長調のテレマン
 管弦楽組曲変ロ長調 TWV.55:B4
 合奏協奏曲ト長調 TWV.52:G1
 協奏曲ホ長調 TWV.51:E1
 協奏曲ト長調 TWV.51:G4
 合奏協奏曲ト長調 TWV.53:G1
 ソナタ ト短調 TWV.44:33
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ
 (古楽器使用)

 かつて鬼才リュビモフが率いていたエンシェント・ミュージック・アンサンブル(Ancient Music Ensemble)を前身とするモスクワのピリオド・オーケストラ、プラトゥム・インテグルム。
 「短調のテレマン」(CM 0042004)と対を成すこの「長調のテレマン」でも、ピリオド楽器の管楽器、弦楽器、通奏低音が、様々なテレマンのスタイルの音楽で大活躍!テレマンはポーランドの民族音楽から影響を受けたことも知られており、スラヴの民族音楽の香りも漂わせるプログラムです。

 ※録音:2005年6月、RTRスタジオ5
 
 
CM 0022004
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
ティッツ:器楽のための作品集
 交響曲(シンフォニア)第4番ハ長調/
 五重奏曲第6番ニ短調/二重奏曲ハ長調/
 五重奏曲ニ短調 Op.1-5/
 協奏曲変ホ長調(全曲世界初録音)
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ
 (古楽器使用)

 ドイツのニュルンベルクで生を受けた18世紀後期〜19世紀初期の知られざるコンポーザー=ヴァイオリニスト、アントン・フェルディナンド・ティッツ(1742-1810)の作品集は全曲世界初録音!
 ドイツからロシアへと渡り、サンクトペテルブルクで40年近く、またエカチェリーナ2世の宮廷で宮廷音楽家として活躍するなど、古典派時代のロシアの楽壇の発展に寄与した音楽家の1人です。
 ロマン派の到来を感じさせる一面、またウィーン古典派的な一面を感じさせる作風が特徴的なティッツの珍しい作品を、ロシア、モスクワ古楽界の精鋭たちが解き放ちます。

 ※録音:2004年1月30日-2月2日、RTRスタジオ5
 
 
CM 0022006
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
ヨハン・クリスティアン・バッハ:協奏交響曲ト長調(C.45;T.286/4)
 五重奏曲ト長調 Op.2(B.66;T.310/9)
 六重奏曲 Op.3(B.78;T.302/1)
 交響曲(シンフォニア)ト短調 Op.6-6(C.16a;T.276/3)
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ
 (古楽器使用)

 大バッハの末子とモスクワの精鋭ピリオド・オーケストラがコネクト!ロシアにおける古典派音楽の発掘を進めてきたプラトゥム・インテグルムが、ドイツ古典派、バッハ一族の天才の作品を取り上げた注目盤。
 オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロが活躍する「協奏交響曲」や、「交響曲(シンフォニア)」などJ.C.バッハの様々なスタイルの音楽を、プラトゥム・インテグルムの艶やかなサウンドで愉しませてくれます。
 「協奏交響曲」を除き世界初録音。

 ※録音:2006年-2007年
 
 
CM 0042003
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
ボルトニャンスキー:イタリアン・アルバム
 歌劇《クィント・ファビオ》より シンフォニア
 アリア「愛しい人、どうか無事に戻っておくれ」
 カンツォネッタ「さあ、この誇り高きひと時に」
 アリア「テミールの胸を飾りに」
 習作フーガ《アーメン》
 モテット《主が連れ帰ってくださったとき》
 モテット《アヴェ・マリア》
 モテット《サルヴェ・レジナ》
 モテット《山も谷も響きをあげて》
プラトゥム・インテグルム・オーケストラ
 (古楽器使用)
アナトーリ・グリンデンコ(指揮)
ガリーナ・クニシュ(ソプラノ)
エレーナ・ポジダエヴァ(アルト)
アントン・ヴァシリエフ(バリトン)
ロシア総主教区聖歌隊のソリストたち
モスクワ少年カペラ

 古典派時代のロシアを代表する作曲家の1人、ドミトリー・ボルトニャンスキー(1751-1825)のイタリア留学時代の作品を集めたまさに「イタリアン・アルバム」。
 師であるガルッピからの影響、イタリアの楽壇で吸収したスタイルをベースとした作品群は、ロシア時代の作品を集めた「ロシアン・アルバム」(CM 0052003)との聴き比べも面白い。
 合唱協奏曲(合唱聖歌コンチェルト)の作曲家として有名なボルトニャンスキーのイタリア時代を捉えた貴重な企画です。

 ※録音:2003年8月、10月
 




CHANDOS



CHAN 20036
¥2400
エリック・コーツ:管弦楽作品集 Vol.1
 ザ・メリーメイカーズ(小序曲)
 結婚式の道化師(バレエからの組曲)
 ダンシング・ナイツ(演奏会用ワルツ)
 バラッド Op.2(弦楽オーケストラのための)
 2つの交響的狂詩曲(ポピュラー・ソングによる)
 スリーピー・ラグーンにて(ヴァルス=セレナード)
 ロンドン〔ロンドン・エヴリデイ〕(管弦楽のための組曲)
ジョン・ウィルソン(指揮)
BBCフィルハーモニック

 絶好調のジョン・ウィルソン!エリック・コーツの作品集がスタート!

 ☆ライト・ミュージック&アメリカ音楽のスペシャリスト、ジョン・ウィルソン!
 ☆英国ライト・ミュージックを代表する作曲家、エリック・コーツの管弦楽作品集始動!

 指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍し、Chandosでは、リチャード・ロドニー・ベネット、そしてアーロン・コープランドの管弦楽作品集で圧倒的な評価を築いてきたジョン・ウィルソン。

 絶好調のジョン・ウィルソンがコルンゴルト(CHSA 5220)と並行してスタートを切るのは、英国のライト・ミュージックの全盛期を代表するコンポーザー=コンダクター、エリック・コーツ(1886−1957)の管弦楽作品集。
 初期にはアーサー・サリヴァンやエドワード・ジャーマンの影響を受け、ジャズやダンス・バンドの要素を取り入れながら独自に進化していったエリック・コーツの音楽。
 「スリーピー・ラグーンにて(バイ・ザ・スリーピー・ラグーン)」や「ナイツブリッジ行進曲(組曲『ロンドン』の終楽章)」など、そのキャッチーなメロディーで世界に親しまれ続けてきたナンバーを、長年エリック・コーツの作品を演奏してきたジョン・ウィルソンの軽やかな指揮で贈ります。

 ※録音:2019年1月9日−10日、メディア・シティUK(サルフォード)



 

CHAN 20118
¥2400
ハイドン:オルガン協奏曲集
 協奏曲第1番ハ長調 Hob.XVIII:1
  (オルガンとオーボエを伴う弦楽オーケストラのための)
 協奏曲第6番ヘ長調 Hob.XVIII:6
  (ヴァイオリン、オルガンと弦楽オーケストラのための)*
 協奏曲第2番ニ長調 Hob.XVIII:2
  (オルガンと弦楽オーケストラのための)
イアン・クイン(オルガン)
ソフィー・ジェント(ヴァイオリン)*
ジョナサン・コーエン(指揮)
アルカンジェロ

 コーエン&アルカンジェロと共演!イアン・クインのハイドン協奏曲集!

 ☆イアン・クインが弾くハイドンのオルガン・コンチェルト!
 ☆共演は、ジョナサン・コーエン&アルカンジェロ!

 イアン・クインは、アメリカ、ニュー・メキシコ州のセント・ジョン大聖堂でオルガニスト兼音楽監督を務め、英米の多くの大学や教会で音楽を教えているウェールズ出身のオルガン奏者、合唱指揮者、作曲家。
 Chandosでは、「ロシア」、「アメリカ」、「北欧」など様々なテーマに沿ったユニークなオルガン作品集をリリースしてきました。久しぶりとなる新録音は、ハイドンのオルガン協奏曲集。

 伴奏は、イギリスの優れた若手チェリスト、指揮者であるジョナサン・コーエンによって2010年に結成された新鋭ピリオド・アンサンブル「アルカンジェロ」が務めます。ヴァイオリンとオルガンのための二重協奏曲である第6番では、アルカンジェロの他、ラ・プティット・バンド、レトロスペクト・トリオ、イル・ガルデリーノ、水戸芸術館専属弦楽四重奏団「ミト・デラルコ」など多くのピリオド・アンサンブルで活躍してきた名手ソフィー・ジェントが共演します。

 ※録音:2019年3月19日−22日、セント・メリー教区教会(サウス・ウッドフォード、ロンドン)



 


CHAN 20139
¥2400
第3弾は「女性作曲家」!
ハー・ヴォイス 〜 ニーヴ・トリオ
 ビーチ、クラーク、ファランク:ピアノ三重奏曲集

  ルイーズ・ファランク(1804−1875):
   ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.33
  エイミー・ビーチ(1867−1944):ピアノ三重奏曲 Op.150
  レベッカ・クラーク(1886−1979):ピアノ三重奏曲
ニーヴ・トリオ
 〔アンナ・ウィリアムズ(ヴァイオリン)、
  ミハイル・ヴェセロフ(チェロ)、
  エリ・ナカムラ(ピアノ)〕

 ビーチ、クラーク、ファランク!ニーヴ・トリオ第3弾は「女性作曲家」!

 ☆アメリカ、ロシア、日本の若き才能が集った、アメリカのピアノ三重奏団!
 ☆サード・アルバムのテーマは、女流作曲家!

 アメリカ、ロシア、日本の若き才能が集い、2010年に結成されたアメリカのピアノ三重奏団、"ニーヴ・トリオ(Neave Trio)"。
 ゲール語で「明るく」、「晴れやかな」といった意味の名前を持つ、フレッシュでアイディアに満ち溢れた期待の若きトリオです。

 「アメリカン・モーメンツ(CHAN 10924)」、「フレンチ・モーメンツ(CHAN 10996)」といったこだわりのプログラミングで続いてきたChandosでのレコーディング、第3弾のテーマは、「女流作曲家」。
 パリ音楽院初の女性教師となったフランスのルイーズ・ファランク。ヘンリー・ウッド・クイーンズ・ホール管弦楽団の最初の女性奏者となったイギリスのヴィオリスト、レベッカ・クラーク。アメリカの女性作曲家で初めて交響曲を作曲&出版したエイミー・ビーチ。スタイルや作風はそれぞれ異なりながらも、女性音楽家としての地位と権利を開拓してきた偉人という共通点を持つ3人のピアノ三重奏曲を組み合わせています。

 ※録音:2019年5月21日−23日、ポットン・ホール(サフォーク)
 



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STRADIVARIUS



STR 37131
¥2300→\2090
ルイーザ・セッロ&ブルーノ・カニーノの第2弾!
 「イタリア風!」
ルイーザ・セッロ(フルート)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
 ガッリ:ベッリーニの「ノルマ」に基づく幻想曲 Op.168-4
 ブリッチャルディ:ヴェルディの「トラヴィアータ」のヴィオレッタのアリア
 カザレット:ヴェルディの「トラヴィアータ」によるサロン小品
 デ・ミケリス:ヴェルディの「運命の力」のレオノーラのアリア Op.47
 ガッリ:ヴェルディの「リゴレット」に基づく幻想曲 Op.40
 ドニゼッティ:ソナタ
 ガッリ:ドニゼッティの「愛の妙薬」に基づく幻想曲 Op.165-1
 チュル:ロッシーニの「セビリアの理髪師」のアルマヴィーヴァ伯爵のカヴァティーナ
 チュル:ロッシーニの「セビリアの理髪師」のロジーナのカヴァティーナ
 コッティニエス:ロッシーニの音楽の夜会から(5曲)

  ルイーザ・セッロ&ブルーノ・カニーノの第2弾!イタリア・オペラ・アリアに基づくフルート作品集!

 録音:2019年1月5、6日 イタリア,ウーディネ、71'28

 「イタリア風!」と題されたCD。フルートとピアノで19世紀のイタリアオペラのアリアを演奏している。原曲に忠実なものから自由に翻案しているものまで、いずれも楽しめる。
 ルイーザ・セッロはイタリアの人気フルート奏者。彼女はムーティ時代のスカラ座のオーケストラでも度々フルートを吹いていたので、こうしたイタリアオペラを基にした作品はお手の物である。
 バッハのフルート・ソナタ集(STR 37095)に続いて、ここでも伴奏は大ベテラン、ブルーノ・カニーノ。やはり実に巧く、単なる伴奏に終わっていない。



ルイーザ・セッロ&ブルーノ・カニーノの第1弾


STR 37095
\2300→\2090
「バッハ:ソナタ・コンチェルタンテ」
 J.S.バッハ:
  フルート・ソナタ イ長調 BWV1032
  フルート・ソナタ ロ短調 BWV1030
  フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031
  フルート・ソナタ ト短調 BWV1020(疑作)
ルイーザ・セッロ(フルート)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
 イタリアのフルート奏者、ルイーザ・セッロと巨匠ブルーノ・カニーノによるバッハのフルート・ソナタ集!

 録音:2017年11月4,5日 イタリア ポルデノーネ,DDD、54'25

 イタリアのフルート奏者、ルイーザ・セッロが、日本でもお馴染みのイタリアの大ベテラン・ピアニスト、ブルーノ・カニーノの伴奏でバッハのフルート・ソナタを演奏している。
 ルイーザ・セッロはイタリア最北東部、スロヴェニアに近いウーディネの生まれ。短期間ミラノのスカラ座のフルート奏者を務めたこともあるが、その後はソリストとして国際的に活躍している。


 
 

STR 37129
¥2300
「グロンドーナ・プレイズ・ソル」
 フェルナンド・ソル(1778-1839):
  大ソナタ第12番 Op.25/
  モーツァルトの「魔笛」から選んだ6つのアリアOp.19/
  メヌエット Op.11-4/アンダンティーノ Op.2-3/
  メヌエット Op.11-12/マズルカ Op.32-4/
  メヌエット Op.11-5/
  導入とモーツァルトの主題による変奏曲 Op.9/
  メヌエット Op.5-3/メヌエット Op.24-1/
  メヌエット Op.3/シチリリアーナ Op.2-6
ステファノ・グロンドーナ
 (ギター,1839年
  ルネ・ラコト製作のギター使用)

 日本でもおなじみグロンドーナのフェルナンド・ソル作品集!

 録音:2014-2015年 イタリア,ヴィチェンツァ、74'08

 日本でもおなじみのイタリアの名ギター奏者、ステファノ・グロンドーナがフェルナンド・ソル(1778-1839)の作品を録音、しかもソルの没年に製作されたルネ・ラコト製作のギターを使用しているのだから目が離せない。
 ソルはカタルーニャのバルセロナ生まれで後にパリで活躍。ピアノなどと同様、ギターも19世紀半ばの楽器は現代のそれとは音色がかなり異なっており、本来の味わいを引き出すためには時代楽器が不可欠である。
 ステファノ・グロンドーナは1958年、ジェノヴァ生まれのギター奏者。詩情豊かな歌い口が実に素晴らしい。
 
 

STR 37109
¥2300
「近代イタリアの歌曲集」 スタンシー・マストリアン(ソプラノ)
スコット・クラウン(ピアノ)
 ルピ(1908-1971):7つの寓話と寓意
 ピッツェッティ(1880-1968):優しく嘆き悲しむあのサヨナキドリ
 マリピエロ(1882-1973):カニとニワムシクイ
 コルテーゼ(1889-1976):私の船は忘却に満ちて進む
 コルテーゼ:清らかな水よ、私はお前たちのささやきを聞いている
 カゼッラ(1883-1947):トリルッサによるローマ方言の4つの寓話
 カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):ダンテの「新生」による4つのソネット
 モルターリ(1902-1993):回れ、回れ、輪になって(全6曲)
 ブッツィ=ペッチャ(1854-1943):コロンベッタ

 録音:2014年1月13-17日 米国 メリーランド州 カレッジパーク、56'43

 近代イタリアの作曲家による歌曲集。ロベルト・ルピ(1908-1971)、ルイージ・コルレーゼ(1889-1976)、ヴィルジーリオ・モルターリ(1902-1993)、アルトゥーロ・ブッツィ=ペッチャ(1854-1943)の作品が珍しい。
 スタンシー・マストリアンはイタリア系米国人のソプラノ。20世紀のイタリア歌曲のスペシャリストとして知られている。
 
 

STR 37126
¥2300
「ムタツィオーニ」〜無伴奏サクソフォン作品集
 シャリーノ:ベルグソンの時計/遥か遠くの微風に/感謝の歌
 テレマン:ファンタジア第2番/第9番/第11番
 ナポリターノ:3つの小品
 ドビュッシー:シランクス
アルベルト・ナポリタ (サクソフォン)

 録音:2018年5月25,27日 イタリア,フォッジャ、66'12

 イタリアを代表するクラシカル・サキソフォン奏者、アルベルト・ナポリターノの無伴奏演奏。
 サクソフォンというとフランスのイメージが強いが、南イタリアのフォッジャ生まれのナポリターノの演奏はカラリと明るく美しい。自作と、彼に捧げられたサルヴァトーレ・シャリーノの作品を収録。
 またテレマンのファンタジアが素敵だ。
 
 

STR 37127
¥2300
「フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):ギター作品集」
 カスティーリャ組曲(1920)(全3曲)
 ソナティナ(1923)
 性格的小品集(1931)〜
  プレアンブロ/オリベラス/メロディア/
  ロス・マジョス/アルバーダ/パノラマ
 ソナタ=ファンタジア(1953)
 ブルガレーサ(1928)
ピエトロ・ロカット(ギター)

 録音:2017年9月30日,2018年9月29,30日 イタリア,トリノ, 65'26

 20世紀スペインの偉大な作曲家、フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982)のギターの名作を収録。
 ピエトロ・ロカットは1990年、イタリア、トリノ生まれのギター奏者。様々なコンクールを受賞し、イタリアの若い世代のギター奏者でも特に注目されている。
 
 
STR 37130
¥2300
「コンフィニ」〜サクソフォン四重奏作品集
 ウォルトン:5つのバガテル(1970-71)
 ボノメッティ(1979-):晩の思索(2019)
 リッケッリ:
  バルトークのルーマニア舞曲から霊感を受けたカプリッチョ
   (2016)
 ロメロ:
  サクソフォンのためのラテンアメリカ四重奏曲(1976)
 サッコ(1981-):都会の(2006)
 リゲティ:6つのバガテル(1953)
コリタジェ・サキソフォン四重奏団:
 【グイド・コンソーリ(ソプラノSax)
  ロエンツォ・リッケッリ(アルトSax)
  マッテオ・タンブリン(テノールSax)
  ロベルト・ジェノヴァ(バリトンSax)】

 録音:2019年4月 イタリア,ブレッシャ,56'58

 様々なサクソフォン四重奏曲を集めている。クラウディオ・ボノメッティ(1979-)はコリタジェ・サキソフォン四重奏団のために書かれた作品。
 グイード・ウンベルト・サッコ(1981-)の「都会の Urban」はジャズの即興演奏的味わいを盛り込んだ作品。リゲティの6つのバガテルは木管五重奏曲を編曲しているが、実にピッタリあっている。
 コリタジェ・サキソフォン四重奏団は、イタリアの4人のサクソフォン奏者によって結成されたサクソフォン四重奏団。名前は4人の姓から取っている。
 
 

STR 37140
¥2300
「D.スカルラッティと18世紀スペイン・チェンバロ曲集」 アマヤ・フェルナンデス・ポスエロ(チェンバロ)
 D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K213
 ソレル:ソナタ第84番 ニ長調
 D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K1
 M.P.デ・アルベニス(1755-1831):ソナタ ニ長調
 D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K201/ソナタ ホ短調 K98/ソナタ イ長調 K208
 デ・アルベロ(1722-1756):ソナタ第12番 ニ長調
 F.M.ロペス(1742-1821):ミヌエ・アファンダンガドによる変奏曲 ニ短調
 D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K184/ソナタ ハ短調 K115

 録音:2018年6月29日-7月1日 ミラノ,67'28

 ドメニコ・スカルラッティ他、18世紀のスペインで活躍した作曲家のチェンバロ曲集。スカルラッティ、ソレルに加え、マテオ・ペレス・デ・アルベニス(1755-1831)、セバスティアン・デ・アルベロ(1722-1756)、フェリックス・マキシモ・ロペス(1742-1821)の作品が珍しい。
 アマヤ・フェルナンデス・ポスエロは、マドリッドで学んだ後、ミラノでラウラ・アルヴィーニに学んだチェンバロ奏者。柔らかく上品な音色の中にも南欧の血が感じられる演奏である。
 
 
STR 57919
¥2300
「風の翼に乗って」 ジョン・ハケット(フルート)
マルコ・ロ・ムシオ(オルガン,ピアノ,チェンバロ)
 ロ・ムシオ:G.A.N.D.A.L.F.の名に基づくリチェルカーレ
 グルック:精霊の踊り
 ロ・ムシオ:リチェルカーレ「ピエンツァの大聖堂」/半音階的リチェルカーレ「オルヴィエートの大聖堂」
 テレマン:ソナタ ヘ長調
 ハッケット:アイスクリーム・ワルツ
 ロ・ムシオ:ヴォカリーズ第1番/ヴォカリーズ第2番
 ハッケット:思いは家路に向かう/ガラドリエルの思い出
 ラヴェル:眠りの森の美女のパヴァーヌ
 ロ・ムシオ:ヴォカリーズ第3番/ヴォカリーズ第5番
 キング・クリムゾン:ムーンチャイルド
 ロ・ムシオ:記念碑で/上品な愛
 リゲティ:ムジカ・リチェルカータ〜第6番,第7番,第8番
 ハッケット:第2の機会/巫女の手/無毛の心/厳しい試練の後

 録音:2018年9月9、10日,11月3日,12月2日 ローマ、61:07

 「風の翼に乗って」と題されたCD。基本的にフルート独奏に鍵盤楽器伴奏の演奏だが、鍵盤楽器独奏もある。バロック音楽から現代音楽、擬バロック曲、そしてキング・クリムゾンの名曲まで多種多様。
 ジョン・ハケットは英国のフルート奏者。彼は英国の有名ロックバンド、ジェネシスの元メンバー(ギター)、スティーヴ・ハケットの弟で、ジョンもクラシックとポップスと両方で活躍している。近年はイタリア人オルガン奏者、マルコ・ロ・ムシオとのコンビで、こうした時代や分野を問わない演奏活動をしている。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2199
¥2500
天才チェリスト、アニア・タウアーの放送録音集!
 (1)サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 Op.33
 (2)チャイコフフスキー:ロココの主題による変奏曲 Op.33
 (3)シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
 (4)ドビュッシー:チェロ・ソナタ
 (5)マルセル・ドラノワ:抒情的スケッチ
アニア・タウアー(チェロ)
(1)ハンス・ミュラー=クライ(指揮)
 シュトゥットガルト放送交響楽団
(2)クリストフ・シュテップ(指揮)
 シュトゥットガルト放送交響楽団
(3)クラウス・ペーター・ザイベル(指揮)
 ニュルンベルク交響楽団
(4)(5)ヘルムート・シュルテス(ピアノ)

 夭折の天才チェリスト、アニア・タウアーの放送録音集!全点国内初登場!2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻

 録音:(1)1966年3月3日/シュトゥットガルト、SDR、フンクスタジオ (2)1967年6月29日/シュットットガルト、SDR、フンクスタジオ (3)1965年7月15日/ニュルンベルク、マイスタージンガーハレ 
(4)1962年4月28日/バイエルン放送、スタジオ・フランケン (5)1962年10月23日/バイエルン放送、スタジオ・フランケン
 録音方式:ラジオ放送用録音((1)(2)ステレオ、(3)(4)(5)モノラル)

 ■制作者より
 不世出の天才チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレと同じ1945年に生まれ、そのデュ・プレと同じく短命だったドイツの名女流チェリスト、アニア・タウアー(1945-1973)。
 短期間の活動ゆえに正規録音は非常に少なく、このディスクに収録された放送録音は非常に貴重な記録です。
 これらすべては正規録音には含まれないも演目であり、かつ国内初登場となります。タウアーのダイナミックで情熱的な演奏はデュ・プレに匹敵するもので、注目の発売です。
 また、従来からタウアーの最期については謎や噂などが飛び交っていただけで、詳細は明らかではありませんでしたが、この解説書ではそれらがすべて明らかにされています。
 また、既存盤では収録場所が不明でしたが、これらも最新の調査により判明しています。2トラック、38センチのオープンリール・テープ復刻で、サン=サーンスとチャイコフスキーがステレオ、その他はモノラルです。珍しいプライヴェート写真も掲載されています。(平林直哉)
 



<映像>

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クレンペラー・フィルム財団
OTTO KLEMPERER FILM FOUNDATION(映像)



KKC 9476/80
(5Blu ray)
¥14400
クレンペラー・フィルム財団
 1970年ベートーヴェン生誕200年記念演奏会
  ベートーヴェン:交響曲全集
オットー・クレンペラー(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 BD1
  交響曲第1番ハ長調Op.21/交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
    収録:1970年5月26日
    放映(BBC TV):1970年6月19日(第1番)、6月21日(第2番)
 BD2
  交響曲第4番変ロ長調Op.60/交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
    収録:1970年6月2日/放映(BBC TV):1970年6月26日
 BD3
  交響曲第2番ニ長調Op.36/交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
    収録:1970年6月9日
    放映(BBC TV):1970年6月19日(第2番)、6月28日(第6番)
 BD4
  交響曲第8番ヘ長調Op.93/交響曲第7番イ長調Op.92
    収録:1970年6月21日/放映(BBC TV):1970年7月3日
 BD5
  交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」
    テレサ・ツィリス=ガラ(ソプラノ)、ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
    ジョージ・シャーリー(テノール)、テオ・アダム(バリトン)、ニュー・フィルハーモニア合唱団
    収録:1970年6月30日/放映(BBC TV):1970年7月5日
 [ボーナス・オーディオ]
  オットー・クレンペラーについて/ガレス・モリスによる回想録
   (インタビューアー:ジョン・トランスキー)

 クレンペラー・フィルム財団ベートーヴェン生誕250年企画
 クレンペラー生涯最後のベートーヴェン・チクルスがなんとブルーレイで発売!1970年ベートーヴェン生誕200年記念演奏会、オリジナルのアナログ素材を完璧にリマスター。高解像度の映像と音声で復刻!

 収録:1970年5、6月、ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール/3h02、音声:PCM MONO、リージョン:0、直輸入盤・日本語解説書付

 以前クラシカ・ジャパンで放映され、神々しいばかりの『田園』などマニアのあいだで話題となっていたクレンペラー最後のベートーヴェン・サイクルがついにブルーレイソフトで登場。

 新たにリマスターされて画質・音質共に大幅にアップ。演奏の様子をクリアな映像で見ることができるため、楽員たちの献身的というほかない真剣な様子がそれだけでも感動的。1970年のテレビ放映プログラムなので音声はモノラルですが、情報量も十分に多くたいへん聴きやすい音になっています。

 このベートーヴェン・サイクルのライヴ映像は、1967年にデッカを退職してBBC テレビ音楽部門の責任者になっていたジョン・カルショーの尽力で制作されたものです。カルショーは米キャピトル時代の1953年にクレンペラーと契約しようとして、上層部に阻まれ断念した過去がありました。

 クレンペラーは1966年8月に腰部を骨折して大きな手術を受け、療養のため約6か月間という予定外の空き時間を過ごすことになります。

 その長い空き時間に、死や宗教の問題について思いを巡らせ、1967年1月には、47年間のカトリック信仰を終えてユダヤ教に改宗。背景には、イスラエル在住の妹マリアンネの危篤状態に、前年の姉レギーナの死、そしてなかなかうまくいかないイスラエルとの関わり方の問題などもありました。

 1967年2月に現場復帰したクレンペラーは、マーラー交響曲第9番のリハーサルの際、近くにあった指揮棒を手に取って気に入り、楽員の意見も聞き入れて三十数年ぶりに指揮棒を使用することに決定。1971年9月の最後のコンサートまでの4年7か月、基本的には棒を使って指揮しています。

 クレンペラーの最晩年様式は、死や宗教への強い思いで始まり、指揮の方法も、楽員が見やすい指揮棒スタイルに変更。それが超低速化した演奏を崩壊寸前で食い止め、独自の世界を築き上げることに繋がったものと考えられます。
 





<LP>


ベルリン・フィル・自主制作盤
BERLINER PHILHARMONIKER RECORDINGS


KKC 1135
(LP)
¥7255+税
ベルリン・フィルの首席指揮者に就任した
 キリル・ペトレンコとの最初の共演LP

  チャイコフスキー(1840-1893):
   交響曲第6番 ロ短調≪悲愴≫作品74
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
キリル・ペトレンコ(指揮)

 ついに2019/20シーズンよりベルリン・フィルの首席指揮者に就任したキリル・ペトレンコとの最初の共演盤がLPで登場!世界2019個限定生産

 録音:2017年3月22/23日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)/180g、ハーフスピード・マスタリング、直輸入盤・日本語帯解説付

 【デジタルバウチャー】
 ・ハイレゾ・ダウンロード・コード[24bit/192kHz]
 ・デジタル・コンサートホール7 日間無料視聴

 2019年8月23日のシーズン・オープニング・コンサートで正式にベルリン・フィルの首席指揮者に就任したキリル・ペトレンコ。就任コンサートでは「第9」が演奏され、ベルリン・フィルの新しい時代のスタートが切られました。
 この度記念すべき2019/20 シーズンの始まりにあたって、ベルリン・フィルとペトレンコの最初の共演盤チャイコフスキーの交響曲第6番《悲愴》がLPでリリースされます。今年にかけて、2019個限定販売となります。
 この演奏は、2015年夏に彼が首席指揮者に選出された後、最初に客演した機会(2017年3月)に収録されたもので、ゲネプロと3回の演奏会をもとにしたライヴ録音となります。
 キリル・ペトレンコは、1972年、シベリアのオムスク生まれ。18歳の時に家族(父親はヴァイオリン奏者)と共にオーストリアに移住し、ウィーンで指揮者としての教育を受けました。その意味で、ロシアと独墺双方の伝統を吸収した音楽家と呼べます。ウィーン・フォルクスオーパー、マイニンゲン劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパーで活躍した後、2013年よりバイエルン国立歌劇場の音楽総監督に在任。
 ベルリン・フィルには、2006年に初登場し、その後わずか3回の共演で首席指揮者に選ばれました。
 
 その音楽性の特徴は?彼はこれまで、ほとんど音源がなく、入手可能なのは特定の希少曲に限られていました。これは、彼が自分の演奏に極めて厳しく、録音の発売を了承してこなかったからからだと言われています。
 密度の高いリハーサルや、解釈を厳密に徹底させることでも知られますが、最大の魅力は、そうした自分を追い詰める厳格さが、本番では沸き立つような感情の奔流へと変化する点でしょう。
 彼自身はそれを、「リハーサル中に抑えてきた感情の箍を、演奏会の瞬間において外し、解放する」と表現しています。

 当盤の《悲愴》も、そうした感情の横溢を示すものとなっていますが、この表現性の高さが、ベルリン・フィルの力強い音楽性と合致していることは言うまでもありません。
 キリル・ペトレンコの放散するエネルギーと、オーケストラの表現意欲がぶつかり合い、激しくドラマチックなチャイコフスキーが展開されています。その燃焼度の高さは、両者の関係に大きな期待を抱かせると同時に、なぜ彼がベルリン・フィルから嘱望され、首席指揮者に選ばれたのかを納得させてくれます。
 当エディションのデザインは、首席指揮者就任に当たってベルリン・フィルが展開するイメージ・キャンペーンに依拠し、キリル・ペトレンコが放つ音楽的・感情的な「エナジー」を象徴しています。



















8/28(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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ACCENT



ACC 24362
¥2600→\2390
久々、ハンナ・モリソン(ソプラノ)!
 カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):
 イタリア語カンタータ集

  (1)カンタータ『Disperata Porcia』
  (2)歌劇『Cinna』(ベルリン、1748)よりシンフォニア
  (3)カンタータ『Apollo amante di Dafne』
  (4)カンタータ『Lavinia a Turno』
ハンナ・モリソン(ソプラノ)
マイン・バロックオーケストラ

 流行のイタリアの響きを取り入れた後期ドイツ・バロックのカンタータ

 録音:2019年1月/ドイツ、ギーセン、ペトロ教会/68'03''

 後期バロックにおける重要なドイツ人作曲家であるカール・ハインリヒ・グラウンはイタリア・オペラの大家としても知られ、カンタータもイタリア語のものを残しています。兄のヨハン・ゴットリープ・グラウンも作曲家で、(1)と(3)は兄の作品とも言われています。

 ハンナ・モリソンはオランダ生まれのソプラノで、ガーディナーやクリスティなど古楽界の巨匠と多く共演している若き名歌手です。






・・・ハンナ・モリソン


 ハンナ・モリソンはバッハ・コレギウム・ジャパンとバッハ《マタイ受難曲》で共演、また一時期店主がやたらとお奨めしていた「パンタグリュエル」のアルバムでご紹介していたので覚えている方も多いかと。
 その透き通るような歌声(と容姿)には感動すら覚える。

 その後ガーディナーと共演、 BBC プロムスやザルツブルク音楽祭に登場、さらにゲヴァントハウス管弦楽団と共演。
 ガーディナーの「復活祭オラトリオ」にも登場していた。

 ただそれからCDの世界ではほとんど名前を聞かなくなっていた。今回のアルバムは新録音としては3年ぶりとなる。


ハンナ・モリソン 「パンタグリュエル」のジャケット・・・惜しくも廃盤


ガーディナーによる
「ロ短調ミサ」&ベルニウスによる「マタイ」


SDG 722
(2CD)
\3600→\3290
ガーディナー、モンテヴェルディ合唱団
 ハンナ・モリソン(ソプラノ)

  J.S.バッハ:ロ短調ミサ曲 BWV232
モンテヴェルディ合唱団
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
ハンナ・モリソン(ソプラノ)
エスター・ブラジル(メゾ・ソプラノ)
メグ・ブラグレ(アルト)
ケイト・サイモンズ=ジョイ(アルト)
ペーター・ダヴォレン(テノール)
ニック・プリッチャード(テノール)
アレックス・アシュワース( バス) 
デイヴィッド・シプリー(バス)
 
 録音:2015 年3 月28-31 日ロンドン 聖ルカ教会/CD1 : 51' 10/CD2 : 54' 46


83286
(3SACD Hybrid)
\5800
フリーダー・ベルニウス指揮/バッハ:マタイ受難曲
 バッハ:マタイ受難曲 BWV.244
ハンナ・モリソン(ソプラノ) 
ソフィー・ハームセン(アルト) 
ティルマン・リヒディ(テノール、福音史家) 
ピーター・ハーヴェイ(バス) 
クリスティアン・イムラー(バス、イエス)
フリーダー・ベルニウス指揮
シュトゥットガルト室内合唱団
シュトゥットガルト・バロック・オーケストラ
 2015年3月10-14日 ドイツ、ゲニンゲン福音教会での録音

 ドイツ合唱界を代表する名指揮者ベルニウスが満を持して発表するマタイ受難曲。
 完璧な発声、音楽に生命を吹き込む生き生きとしたリズム美しく透明感ある合唱。第1オーケストラに合唱16名と15名の器楽アンサンブル。第2オーケストラに合唱14名と18名の器楽アンサンブル。バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演で我々になじみの深いハンナ・モリソン、ティルマン・リヒディ、クリスティアン・イムラー。特にモリソンの美しく深い歌声は感動的です。
 経験豊かなソフィ・ハームセン。2015年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」でコルボ指揮によるヨハネ受難曲でも福音史家として素晴らしい歌声を披露したティルマン・リヒディ。
 多くのバッハ作品演奏をしてきた実力派の素晴らしいソリストを迎えて豊かで彫の深い音楽がベルニウスの指揮のもと、溢れだします。

 装丁は単行本のような紙製のハードカバー。 形状は通常のCDタイプ(厚さは13mm)。限定盤です。
 縦:12.5cm x 横:14.2cm


 


ACC 26412
(3CD)
¥4800
ヘンデル初期の注目オペラ、音楽祭ライヴ盤!
 ヘンデル:歌劇『ロドリーゴ』 HWV5
エリカ・エロフ(ソプラノ;ロドリーゴ)
フフルール・ウィン(ソプラノ;エジレーナ)
アンナ・デニス(ソプラノ;フロリンダ)
ホルヘ・ナヴァッロ・コロラード(テノール;ジュリアーノ)
ラッセル・ハーコート(カウンターテナー;エヴァンコ)
レアンドロ・マルツィオッテ(カウンターテナー;フェルナンド)
ローレンス・カミングス(指揮、チェンバロ)
ゲッティンゲン祝祭管弦楽団

 録音:2019年5月17日/ドイツ、ゲッティンゲン劇場(ライヴ)/75'53''、59'40''、32'48''

 ヘンデルの活動初期であるイタリア時代、1707年に初演された3幕のオペラ『ロドリーゴ』。長い間完全な形で残っておらず忘れられていた作品でしたが、1974年に台本が、その9年後に第3幕の楽譜が発見され、1984年にインスブルックの古楽音楽祭で復活上演されました。
 2019年にヘンデル国際音楽祭で取り上げられ、ライヴ録音されたのがこのアルバム。
 音楽祭の音楽監督でありヘンデルのスペシャリストである、カミングスの指揮によりヘンデルの初期オペラが輝かしく蘇ります。
 



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CYBELE RECORDS



3D 001901
(SACD HYBRID)
¥2500→\2290
「バイノーラル録音」
 2台のオルガンと打楽器のための編曲集 第2集

  ホルスト:『惑星』 Op.32
  デュカス:『魔法使いの弟子』
ヨルグ・エンデブロック
 (歴史的ヴァルカーオルガン)
スザンネ・レーン(クライスオルガン)
コンラード・グラーフ(打楽器)

 豊饒な音の宇宙、高音質録音による編曲版『惑星』!

 62'23''、Stereo、5.1 ch Surround Sound、3D-Binaural-Stereo、(Artificial Head)、pure DSD Recording

 ヘッドホンで聴くことにより最高音質の効果を発揮するように作られた「バイノーラル録音」を用いた、2台オルガンとパーカッションによる編曲シリーズ第2弾。教会に鳴り響く大音響を余すことなく捉えた充実のディスクです(SACD 層に通常の録音とバイノーラル録音の2種類が収められています。CD層は通常録音のみになります)。

 第1弾(3D-001701)では『展覧会の絵』他を収録していましたが、今作はホルストの名作『惑星』を収録。
 大管弦楽のために書かれた豊饒な響きをそのままにアレンジし、高音質で収録するというシリーズの目的が表れている選曲と言えます。
 




LIMEN


CDVD136 C136
(CD+DVD)
¥3500
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ集
 第1番 ニ長調 D.384
 第2番 イ長調 D.385
 第3番 ト短調 D.408
チハト・アスキン(ヴァイオリン)
ジャーナ・ギュルメン(ピアノ)

 シューベルトならではの伸びやかな歌に魅了される

 録音:2018年/リメン・スタジオ/51'20"、NTSC 16:9

 チハト・アスキンは1968年イスタンブール生まれのイスラム教徒で、幼いころから作曲もこなしているヴァイオリニストです。簡潔な展開のなかでシューベルトの歌が伸びやかに奏でられる名品ソナチネ3曲を収録。

 シリアルナンバー付き限定盤。演奏風景を収めたDVD がセットになっています。
 
 

CPLT117 C117
¥2900
フルートで聴く20世紀イタリア音楽の進化
 カゼッラ:バルカローラとスケルツォ
 マルコ・エンリコ・ボッシ:インプロヴィゾ、シチリアーナとジーガ
 アレッサンドロ・ロンゴ:組曲
 ブゾーニ:アルバムの一葉
 ブルーノ・ベネデッティ:演奏会用ソナチネ
 ニーノ・ロータ:5 つのやさしい小品
 ゴッフレド・ペトラッシ:セレナータ
ジョヴァンニ・マレッジーニ(フルート)
内本久美(ピアノ)

 録音:2018年/リメン・スタジオ

 1903年のカゼッラ作品から1980 年のペトラッシ作品まで、20世紀イタリアのフルート音楽を集めたアルバムです。時代の流れと共に前衛的な響きを取り入れながらも、古典的歌謡性を残しつつ独自の進化を遂げたイタリア音楽をお聴きください。

 限定生産、シリアルナンバー付き。商品にはインターネット上で映像やオーディオが楽しめる無料アクセスコードが封入されています。
 




PAN CLASSICS



PC 10406
¥2500
マンハイム楽派が打ち上げた華麗な作品群
 フランツ・クサヴァー・リヒター:
  フルート協奏曲 ホ短調、トリオ・ソナタ 変ロ長調 Op.4-1
 ヨハン・シュターミッツ:
  フルート協奏曲 ト長調
 フランツ・クサヴァー・リヒター:
  チェンバロ三重奏曲 ニ長調、チェンバロ三重奏曲 ト短調
ヤナ・セメラードヴァー
 (フラウト・トラヴェルソ)
アンサンブル・カストール

 録音:2019年2月14-16日/オーストリア/79'57''

 マンハイム楽派を興した重要な作曲家のひとり、フランツ・クサヴァー・リヒター。モラヴィア生まれの彼は20年以上にわたりマンハイムの宮廷楽団でヴァイオリン奏者を務め、さらにバス歌手としても活躍しました。
 この時期に書かれた作品はバロックと古典派の狭間で特別な輝きを放つマンハイム様式の魅力をおおいに伝えてくれます。
 同じくマンハイム楽派の創設者であるヨハン・シュターミッツの作品もカップリング。華麗なフルート協奏曲や、雄弁なチェンバロ三重奏曲などを収録しています。
 後者はオブリガート・チェンバロとヴァイオリン、チェロのための作品でまさに古典派ピアノ・トリオの前身。
 




CARO MITIS

CM 0032003
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
J.S.バッハ:オーボエ作品集 Vol.2
 管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV.1066
 オーボエとチェンバロのためのソナタ ト短調 BWV.1030b
 オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
 イタリア協奏曲 BWV.971
アレクセイ・ウトキン(オーボエ)
エルミタージュ室内管弦楽団

 ロシアの奇才オーボイスト、アレクセイ・ウトキンによるバッハ・アルバムの第2弾。
 ここでの「オーボエのための編曲作品」に選ばれたのは、「2本のヴァイオリンと弦楽、通奏低音のための協奏曲 BWV.1043」!
 「オーボエとヴァイオリン版」の「BWV.1043」では、ウトキンのオーボエと手兵エルミタージュ管弦楽団の第1ヴァイオリン、ピョートル・ニキフォロフが、艶やかな音色で素晴らしいアンサンブルを披露。
 ボーナストラックの「イタリア協奏曲(同オーケストラのチェンバリスト、アンナ・カルペンコの演奏です)」も含め、聴きごたえ十分のバッハ・アルバムです。

 ※録音:2003年9月22日ᬢ28日、RTRスタジオ5(モスクワ)
 
 
CM 0032004
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
オーボエシュピッツェ 〜
 モーツァルト:オーボエのための作品集Vol.1

  オーボエ、ヴァイオリン、2本のヴィオラと
   チェロのための五重奏曲ト短調 K.516
  オーボエとオーケストラのためのアンダンテ変ロ長調 K.315
  オーボエ協奏曲ハ長調 K.314
アレクセイ・ウトキン(オーボエ)
エルミタージュ室内管弦楽団

 ウトキンのモーツァルト・アルバム第1集、使用楽器はフランスの老舗メーカー、F・ロレー社のオーボエ!
 モーツァルトでも様々な仕掛けを用意したウトキン。自らの編曲による「五重奏曲 K.516」と「アンダンテ K.315」はともに世界初録音。
 「オーボエ協奏曲」も含め、ウトキンのロシアン・オーボエ・サウンドが光ります。

 ※録音:2004年2月、RTRスタジオ5(モスクワ)
 
 
CM 0042006
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
もしハイドンがオーボエのために書いたならばVol.1
 ハイドン:協奏交響曲変ロ長調 Hob.I:105
 ディヴェルティメント イ長調 Hob.XV:35
 オーボエ協奏曲ハ長調 Hob.VIIg:C1
アレクセイ・ウトキン(オーボエ)
エルミタージュ室内管弦楽団

 古典派の大巨匠ハイドンが他の楽器(弦楽器など)のために書いた作品を、もし「オーボエ」のために書いていたら・・・?という奇才アレクセイ・ウトキンならではの好企画の第1弾。
 オリジナルの「協奏交響曲」と「オーボエ協奏曲(作曲者不詳?)」に挟むのは、「鍵盤楽器、ヴァイオリンとチェロのためのディヴェルティメント」を、オーボエ・ダモーレのための編曲したヴァージョン!
 もし、ハイドンがこの「Hob.XV:35」をオーボエのために書いていたならば・・・と感じずにはいられない興味深い仕上がりです。

 ※録音:2006年4月、RTRスタジオ5(モスクワ)
 
 
CM 0042007
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集
 ソナタ ニ長調 K.306/301I
 ソナタ ホ短調 K.304/300c
 ソナタ ト長調 K.379/373a
アレクサンドラ・ネポムニャシュチャヤ(ピアノ)
セルゲイ・フィルチェンコ(ヴァイオリン)

 ロシアの実力派ピリオド・オーケストラ、プラトゥム・インテグルムのコンサートマスターを務めるセルゲイ・フィルチェンコと、グネーシン音楽大学、モスクワ音楽院でオルガ・マルティノワに師事した気鋭の鍵盤奏者、アレクサンドラ・ネポムニャシュチャヤのデュオによるモーツァルトのソナタ集。
 ロシアの古楽界で活躍する弦楽器奏者と鍵盤楽器奏者が織りなす、ロシア発のモーツァルト。その響きにご注目下さい。

 ※録音:2008年5月、RTRスタジオ5(モスクワ)
 



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CHANDOS

RCHSA 5236
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3238+税
エドワード・ガードナー(指揮)&ベルゲン・フィル
 ブラームス:交響曲全集Vol.1

 交響曲第1番ハ短調 Op.68
 交響曲第3番ヘ長調 Op.90
エドワード・ガードナー(指揮)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団


CHSA 5236
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590

 エドワード・ガードナーの新プロジェクト、ブラームスの交響曲全集始動!!

 ☆エドワード・ガードナーとベルゲン・フィルの新シリーズはブラームス!
 ☆第1弾は、交響曲第1番&第3番!

 2015年からノルウェーの名門ベルゲン・フィルの首席指揮者を務め、2021年からはユロフスキの後任としてロンドン・フィルの首席指揮者を担うことが発表され話題を呼んでいるイギリスの次代を担うマエストロ、エドワード・ガードナー。

 2016年まで首席客演指揮者を務めていたバーミンガム市交響楽団とは、メンデルスゾーンやシューベルトの交響曲集録音で高い評価を得てきたガードナーが、ついにベルゲン・フィルでスタートする交響曲集。
 ブラームスの室内楽の豊富な知識と経験を活かしたアプローチで、オーケストラの傑出したアンサンブル、力強くしなやかな弦の響きを、ベルゲン・フィルの本拠地であるグリーグホールで生み出しています。
 ハイクオリティなオーケストラ録音で定評のあるChandosのSACDサラウンド・サウンドにも注目!

 ※録音:2018年10月2日−5日、グリーグホール(ベルゲン、ノルウェー)



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CHSA 5240
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
サカリ・オラモ(指揮)&BBC交響
 エセル・スマイス:ミサ曲ニ調

  歌劇 《難船略奪者》への序曲
  ミサ曲ニ調(独唱、合唱と管弦楽のための)*
サカリ・オラモ(指揮)
BBC交響楽団、
BBC交響合唱団*
スザンナ・ハレル(ソプラノ)*
カトリーナ・モリソン(メゾ・ソプラノ)*
ベン・ジョンソン(テノール)*
ダンカン・ロック(バリトン)*

 話題沸騰中のサカリ・オラモ第3弾!スマイスの「ミサ曲」!

 ☆BBC交響楽団の現首席指揮者を務めるフィンランドの名匠サカリ・オラモ!
 ☆デイム・エセル・スマイスの「ミサ曲」!

 サカリ・オラモは、2015年にロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの「コンダクター・オヴ・ザ・イヤー」を受賞したフィンランド出身の名指揮者。現在、BBC交響楽団の首席指揮者に加え、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者&アーティスティック・アドヴァイザー、オストロボスニア室内管弦楽団(フィンランド)の首席指揮者、フィンランド放送交響楽団の名誉指揮者を務めています。

 2013年の首席指揮者就任以降、知られざる近現代作品の発掘、演奏に積極的に取り組み、着実に関係を深めてきたオラモとBBC交響楽団。
 Chandosでは、「フロラン・シュミットの交響曲第2番(CHSA 5200)」、「シベリウスのレンミンカイネン組曲(CHAN 20136)」といったあまり録音のなかった稀少なプログラムで優れたレコーディングを続け、レコード芸術特選盤、英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」など圧倒的な評価を獲得してきました。

 同コンビ期待の新録音は、19世紀後半の女性作曲家の偉大な先駆者であり、デイムの称号を叙された最初の女性作曲家、また著名なサフラジェット(女性参政権運動家)としても知られるエセル・メアリー・スマイス(1858−1944)の「ミサ曲ニ調」。スマイス唯一の大規模宗教作品であり、教会ではなくコンサートホールのために作曲されたニ長調とニ短調のミサ曲です。
 4人の独唱と合唱団によってミサの典礼文が歌われますが、第2曲「グローリア」は、作曲者の指示によって「キリエ」の後(2番目)ではなく、最後に配置されています。
 BBC Cardiff Singer of the World 2017を受賞しているカトリーナ・モリソンを始め、スザンナ・ハレル、ベン・ジョンソンら若手有望シンガー4人による優れた独唱陣も注目です。

 ※録音:2019年1月26日ー27日、ワトフォード・コロッセウム





サカリ・オラモ(指揮)&BBC交響楽団
前作のシベリウス

サカリ・オラモ(指揮)&BBC交響楽団
 シベリウス:レンミンカイネン組曲

 レンミンカイネン組曲 Op.22(管弦楽のための4つの伝説)
 春の歌 Op.16(管弦楽のためのトーン・ポエム)
 《ベルシャザールの饗宴》 Op.51 からの組曲
サカリ・オラモ(指揮)
BBC交響楽団
CHAN 20136
【輸入盤】
\2400→\2190

 サカリ・オラモのシベリウス!レンミンカイネン組曲!

 ☆BBC交響楽団の現首席指揮者を務めるフィンランドの名匠サカリ・オラモ!
 ☆十八番のシベリウス新録音「レンミンカイネン組曲」登場!

 サカリ・オラモは、2015年にロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの「コンダクター・オヴ・ザ・イヤー」を受賞したフィンランド出身の名指揮者。現在、BBC交響楽団の首席指揮者に加え、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者&アーティスティック・アドヴァイザー、オストロボスニア室内管弦楽団(フィンランド)の首席指揮者、フィンランド放送交響楽団の名誉指揮者を務めています。

 2013年の首席指揮者就任以降、知られざる近現代作品の発掘、演奏に積極的に取り組み、着実に関係を深めてきたオラモとBBC響による新録音は、ロンドンのバービカン・センターでのサイクルが大きな話題を呼んでいるフィンランドの大作曲家、ジャン・シベリウス!
 フィンランドの叙事詩「カレワラ」による人気曲「レンミンカイネン組曲」を中心に、初期の「春の歌」、そして「ベルシャザールの饗宴」からのあまり知られていない組曲を収録。
 2018年の来日ツアーでも素晴らしい演奏を聴かせてくれたオラモ&BBC響の麗しきシベリウスにご期待ください。

 ※録音:2018年5月22日ー23日、ワトフォード・コロッセウム



 




<メジャー・レーベル>

オーストラリアDECCA


4840144
(8CD)
\6800
《クルト・マズア〜ブラームス:交響曲・管弦楽曲全集》
ブラームス:
《CD 1》
 1) 交響曲第1番ハ短調Op.68、
 2) ハイドンの主題による変奏曲Op.56a/
《CD 2》
 交響曲1) 第2番ニ長調Op.73、2) 第3番ヘ長調Op.90/
《CD 3》
 1) 交響曲第4番ホ短調Op.98、2) 大学祝典序曲Op.80、
 3) 悲劇的序曲Op.81/
《CD 4》
 1) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77、
 2) ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102/
《CD 5》
 ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15/
《CD 6》
 ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83/
《CD 7》
 セレナード
  1) 第1番ニ長調Op.11、2) 第2番イ長調Op.16/
《CD 8》
 ハンガリー舞曲第1番−第21番
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)(CD 4)、
ハインリヒ・シフ(チェロ)(CD 4: 2)、
ミシャ・ディヒター(ピアノ)(CD 5, CD 6)、
クルト・マズア(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

 ドイツの名指揮者&楽団が磨き上げたブラームスの集大成
 クルト・マズアが長年手兵とした名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と磨き上げたブラームスの管弦楽演奏の全集が発売されます。
 1977年から1981年に東独ETERNAとフィリップスに行われたブラームス録音がCD8枚組のセットとしてまとめられたものです。
 協奏曲ではサルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ハインリヒ・シフ(チェロ)、アメリカのミシャ・ディヒター(ピアノ)が共演しています。
 限定盤。オリジナル・ジャケット仕様。
  【録音】1977年-1981年、ライプツィヒ

 
  
 

4840204
(9CD)
\7000
《ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団〜ブルックナー:交響曲全集》
 アバド、シュタイン、ベーム、マゼール、ショルティ、メータ

ブルックナー:交響曲
《CD 1》
 第1番ハ短調[リンツ版]/
《CD 2》
 第2番ハ短調/
《CD 3》
 第3番ニ短調『ワーグナー』[ノーヴァク版]/
《CD 4》
 第4番変ホ長調『ロマンティック』[1978/80年版]/
《CD 5》
 第5番変ロ長調[ノーヴァク版]/
《CD 6》
 第6番イ長調/
《CD 7》
 第7番ホ長調/
《CD 8》
 第8番ハ短調/
《CD 9》
 第9番ニ短調
クラウディオ・アバド(CD 1)、
ホルスト・シュタイン(CD 2, CD 6)、
カール・ベーム(CD 3, CD 4)、
ロリン・マゼール(CD 5)、
サー・ゲオルグ・ショルティ(CD 7, CD 8)、
ズービン・メータ(CD 9)(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 デッカに残された輝かしいブルックナーの伝説
 
 1960年代、70年代の6人の指揮者(アバド、シュタイン、ベーム、マゼール、ショルティ、メータ)によるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のブルックナー交響曲全曲録音です。
 第1番から第9番まで各曲ごとのCD9枚組セット。デッカに残された輝かしいウィーン・フィルによるブルックナーの伝説です。
 今では世界中でブルックナー交響曲を演奏しているウィーン・フィルですが、若きクラウディオ・アバドが1969年にこの見事な録音を行った時、少なくともオーストリアとドイツ以外では第1番はあまり知られていませんでした。
 ここでの最も早い録音はズービン・メータにより1965年5月に行われた第9番で、この指揮者のデビュー録音でした。発表後まもなく批評家たちから称賛された名演です。
 オリジナル・ジャケット仕様。
  【録音】1969年(CD 1)、1973年(CD 2, CD 4)、1970年(CD 3)、1974年(CD 5)、1972年(CD 6)、1965年(CD 7, CD 9)、1966年(CD 8)、ウィーン

 
  
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4828527
\1200
《モーリス・アンドレ、サーストン・ダート〜ロイヤル・ブラス・ミュージック》
[ジェームズ1世の宮廷音楽]
 1) シンプソン:イントラーダ、
 2) ハーディング:アルマンド、
 3) ホルボーン:妖精のラウンド、
 4) リーザーランド:パヴァーヌ、
 5) ガイ:アルマンド第13番、
 6) ホルボーン:ザ・チョイス、
 7) バッサーノ:ファンタジア、
 8) ファーナビー:アルマンド、
 9) ホルボーン:ガリヤード、
 10) ジョンソン:アルマンド第7番、
 11) ホルボーン:聖夜のことだった、
 12) コプラリオ:ファンタジア第76番、
 13) フェラボスコ2世:アルマンド第5番、
 14) ディアリング:ファンタジア、
 15) ルポ:アルマンド、
 16) バッサーノ:パヴァーヌ第16番、
 17) ホルボーン:愛の果実、
 フェラボスコ2世:
  18) パヴァーヌ、19) アルマン、
[イギリス・バロック・トランペット音楽]
 20-22) ムッゲ:トランペット協奏曲第1番ニ長調、
 23-31) クラーク:組曲ニ長調、
 32-34) ボンド:トランペット協奏曲第1番ニ長調

DECCA初CD化
モーリス・アンドレ、
ジャン・ピロー(1-19)(トランペット)、
モーリス・スーザン、アンリ・アルケ、
カミーユ・ヴェルディエ、
Bernard Gallot(トロンボーン)(1-19)、
サーストン・ダート(指揮)(1-19)、
ピエール・コロンボ(指揮)オワゾリール・アンサンブル(20-34)

 イギリス・バロック音楽の名アルバム2タイトルを初カップリング
 戦後のイギリスでバロック音楽の復活に指導的役割を果たしていたチェンバロ奏者&指揮者サーストン・ダート。
 2019年、エロクァンスからはその芸術を称えたアルバムをリリースしてきましたが、今回は17、18世紀のイギリス・ブラス音楽の2つのオワゾリール・アルバム——「ジェームズ1世の宮廷音楽」と「イギリス・バロック・トランペット音楽」——をまとめて新規リマスタリング、初CD化となります。
 ダート指揮するアンサンブルをリードしているのは伝説のフランスのトランペット奏者モーリス・アンドレです。
  【録音】1956年5月(20-34)、1960年(1-19)、パリ
 
 


4828531
\1200
《サーストン・ダート、ボイド・ニール、ジョージ・セル〜
 ヘンデル:水上の音楽/モーツァルト:教会ソナタ》

 ヘンデル:水上の音楽
  1-8) 第1組曲ヘ長調HWV348、
  9-12) 第3組曲ト長調HWV350、
  13-17) 第2組曲ニ長調HWV349、
  18) 歌劇『アルチーナ』HWV34序曲*、
  19) 歌劇『ベレニーチェ』HWV38序曲*、
  20) 歌劇『忠実な羊飼い』HWV8cよりメヌエット(ビーチャム編)、
  21) 歌劇『セルセ』HWV40よりラルゴ、
 モーツァルト:教会ソナタ22) ヘ長調K.244*、23) ト長調K.274*

*DECCA初CD化
サーストン・ダート(オルガン)(22, 23)、
サーストン・ダート(指揮)
フィロムジカ・オブ・ロンドン(1-17, 22, 23)、
ボイド・ニール(指揮)ボイド・ニール管弦楽団(18, 19)、
ジョージ・セル(指揮)
ロンドン交響楽団(20, 21)

 50年代に録音されたヘンデルの人気管弦楽曲を絶妙に組み合わせた一枚
 好評を博したサーストン・ダートによるヘンデルの『水上の音楽』のオワゾリール録音です。
 1954年録音のボイド・ニール指揮による序曲、1961年録音のジョージ・セルによる歌劇からの曲をカップリングし、ダートの演奏をさらに盛り上げています。
 ダートによるモーツァルトの2曲の教会ソナタも収録しています。
  【録音】1960年1月(1-17)、1954年7月(18, 19)、1961年8月(20, 21)、1957年(22, 23)、ロンドン
 
  


4840518
\1200
《アルフレッド・デラー〜ブクステフーデ/パーセル/キャンピオン》
 ブクステフーデ:
  1) 天に向かって歓呼せよBuxWV64、
  2) フーガ ハ長調BuxWV174*、
  3) 甘き喜びのうちにBuxWV52*、
 フランチェスコ・カノーヴァ・ダ・ミラノ:
  4) リュート・ファンタジア第30番&第30番40番*、
  5) リュート・ファンタジア(番号なし)**、
 キャンピオン:
  6) 風雨に晒された帆、7) 最も甘美で心地よきは御身の道、
  8) 光の創造主よ、9) To music bent、
  10) わが創造主を哀れみたまえ、
 11-19) パーセル:来たれ、汝ら芸術の子よZ.323*

*DECCA初CD化
**初発売
アルフレッド・デラー(1, 3, 6-19)、
ジョン・ウィットワース(11-19)(カウンターテノール)、
アイリーン・マクローリン(3)、
マーガレット・リッチー(11-19)(ソプラノ)、
ブルース・ボイス(バリトン)(11-19)、
モーリス・ベヴァン(バス・バリトン)(3)、
セント・アンソニー・シンガーズ(11-19)、
エリ・ゴーレン、レナード・フリードマン(ヴァイオリン)(1, 3)、
アンナ・シャトルワース(チェロ)(1, 3)、
デズモンド・デュプレ(ヴィオラ・ダ・ガンバ[1, 3]、リュート[4-10])、
デニス・ヴォーン(オルガン)(2, 3)、
アンソニー・ルイス(指揮)
オワゾリール・アンサンブル(11-19)

 カウンターテノールの代名詞、デラー最盛期の芸術
 1950年代から70年代に大人になった音楽愛好家にとって、アルフレッド・デラー(1912-1979)はギター界のセゴビア、チェロ界のカザルスのように、まさしくカウンターテノールの代名詞でした。
 作曲家マイケル・ティペットは初めて聴いた時、その声の美しさを絶賛しました。デラーの初期のLPを聴いた多くの人々もティペットと同じ思いを抱いたことでしょう。
 その初期のLPの中から新たに選曲されたアルバムが新規リマスタリングで発売されます。デラーの最盛期の芸術をお楽しみいただけます。
 一部初CD化。一部初発売。
  【録音】1955年(1-10)、1954年(11-19)、イギリス
 
  


4825237
(2CD)
\1800
《マーガレット・プライス〜マーガレット・プライス・イン・リサイタル》
 《CD 1》
  1) ベッリーニ:せめて、私にかなわぬなら*、
  2) ドニゼッティ:糸巻き*、
  3) ヴェルディ:アヴェ・マリア*、
  4) ロッシーニ:誘い*、
  シューベルト:
   5) 君はわが憩いD776*、6) 野ばらD257*、
   7) 糸を紡ぐグレートヒェンD564*、8) ますD550*、
  伝承曲(ウェールズ民謡):
   9) Y bore glas*、10) Bugeilio’r Gwenith Gwyn*、
   11) Wrth Fynd Efo Delo I Dowyn*、
   12) Dafydd y Garreg Wen*、13) Y Deryn Pur*、
 14-16) テイト:Three Gaelic Ballads*、
 17) ホディノット:Roman Dream Op.54*、
 18-22) ベルク:アルテンベルク歌曲集/
《CD 2》
 ヴェルディ:
  1) 日没、2) 誘惑、3) ひとつの星に、4) 煙突掃除夫、
  5) 私は安らぎを失い、6) ああ、悲しみの聖母様、
  7) 美しい日々を誰が私に返してくれるのか、8) ジプシーの女、
  9) 亡命者、10) 墓に近づかないでおくれ、11) 寂しい部屋で、
  12) 暗い夜の恐怖の中で、13) 哀れな男、14) ストネッロ、
  15) アヴェ・マリア、16-18) ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』

*DECCA初CD化
マーガレット・プライス(ソプラノ)、
ジェイムズ・ロックハート(CD 1: 1-17)、
ジェフリー・パーソンズ(CD 2: 1-15)(ピアノ)、
クラウディオ・アバド(指揮)
ロンドン交響楽団(CD 1: 18-22, CD 2: 16-18)

 ウェールズが生んだ大ソプラノの歌声を集めた充実のアルバム
 ウェールズのソプラノ歌手マーガレット・プライスによるリサイタル録音です。初CD化となるアーゴ、オワゾリール録音と、ヴェルディの歌曲集、アバドによるベルクの『アルテンベルク歌曲集』とラヴェルの歌曲集『シェエラザード』のドイツ・グラモフォン録音がまとめて発売されます。マーガレット・プライスの芸術を余すところなく堪能できるアルバムとなっています。
 CD2枚組。
  【録音】1969年(CD 1: 1-13)、イギリス、1971年7月(CD 1: 14-17)、1970年12月(CD 1: 18-22)、1987年(CD 2: 16-18)、ロンドン、1986年、ウィーン(CD 2: 1-15)
 














8/27(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ANIMAL MUSIC

ANI 079
¥2600
『Inner Place』
 1.INTRO/2.HAPPY TO BE THREE/
 3.AMBER LANTERN/4.BURNT UMBER/
 5.I GUESS SO/6.THE WEIGHT OF LIGHT THOUGHTS/
 7.SCARLET/8.CORNER OF THE ROOM/
 9.SEVEN/10.VERMILION/11.INNER PLACE/
 12.SOMEDAY SOON/13.OUTRO/
 ※全て二コル・ボーコヴァーのオリジナル作品
ニコル・ボーコヴァー(ピアノ)
マルチン・コツィアーン
 (アコースティック・ベース)
ミハル・ヴィエルツィゴン(ドラムス)

 魅惑のピアニスト、ボーコヴァーがジャズをベースとした自作のピアノ・トリオ作品を録音!

 録音:2019年/オルリー劇場録音スタジオ(ブリュノ)/ディジパック仕様、44'07"

 ジャンルにとらわれずチェコの優秀なアーティストの録音に力を入れているANIMAL MUSIC から注目のピアニストがデビューします。
 ヤナーチェクが没した地としても知られるオストラヴァ出身の女性ピアニスト、二コル・ボーコヴァーがジャズをベースとしたオリジナルのピアノ・トリオ作品を13曲収録しました。
 ボーコヴァーはバロックから現代までのレパートリーをもつ実力派ですが、近年はジャズを中心とした演奏活動を展開しております。
 ボーコヴァーの自作はクラシック、ミニマルミュージック、ポピュラーにインスパイアされたピアノ・トリオで、達者な腕前で華麗なテクニックと美しいメロディが融合した演奏を聴かせます。
 まさにジャンルをこえた新時代のピアニストと申せましょう。
  




ARCANTUS



ARC 19016
¥2500
コレギウム・ヴォカーレ・ハノーファーがグラツィアーニの
 『聖母マリアの夕べの祈り』

  ボニファツィオ・グラツィアーニ(1604-1664):
  『聖母マリアの夕べの祈り』
ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)
ハンナ・ツムザンデ(ソプラノ)
ヨハネス・オイラー(カウンターテナー)
ミルコ・ルートヴィヒ(テノール)
ラルフ・グローベ(バス)
ラ・フェスタ・ムジカーレ
コレギウム・ヴォカーレ・ハノーファー
フローリアン・ローマン(合唱指揮)

 コレギウム・ヴォカーレ・ハノーファーがグラツィアーニの『聖母マリアの夕べの祈り』を世界初録音!

 ライヴ録音:2018年6月/聖ヨハネス教会(ハノーファー)/ディジパック仕様、66'54"

 コレギウム・ヴォカーレ・ハノーファーがボニファツィオ・グラツィアーニ(1604-1664)の『聖母マリアの夕べの祈り』を世界初録音しました。

 1604年、ミラノ生まれに生まれたボニファツィオ・グラツィアーニは、1646年にジェス教会の関連教会で楽長に就任するなど活躍するとともに多くの作品を残しました。
 ここに収録された『聖母マリアの夕べの祈り』もグラツィアーニらしい温かみのある作品です。

録音はBIS レーベルでもおなじみのTake 5 MusicProduction が担当しております。
 
 

ARC 18013
¥2500
「おお 救い主よ、天を引き開け」〜クリスマス合唱曲集
 (1)メンデルスゾーン:「喜べ、もろびと」Op.79-1
 (2)ヴァインライス:「船がやって来る」
 (3)シュレック:「我いかに汝を迎えん」
 (4)ブラームス:「おお救い主よ、天の扉を開け」Op.74-2
 (5)フォルバッハ:「ベツレヘムに生まれたもう」
 (6)ティール「神の御子は今宵しも」
 (7)ラインベルガー:ミサ曲 変ホ長調 Op.109
 (8)ティール:「もろびと声あげ」
 (9)ブルッフ:「クリスマスの夜に」Op.60-1
 (10)ティール:「クリスマスの歌」
 (11)ヘルマン:「クリスマス・キャロル」
 (12)ティール:「3 人の天使がやさしい歌を歌う」
 (13)レーガー:「眠れ、愛しい子」
 (14)ミースナー:「きよしこの夜」
 (15)コルネリウス:「三人の王が」Op.8-3
 (16)ヘルツォーゲンベル:「クリスマス・キャロル」
カペラ・サンクテ・クルチス・ハノーファー
フローリアン・ローマン(合唱指揮)

 カペラ・サンクテ・クルチス・ハノーファーが歌うクリスマス合唱曲集

 セッション録音:2017年/聖ヨハネス教会(ハノーファー)/ディジパック仕様、64'45"

 フローリアン・ローマン率いるカペラ・サンクテ・クルチス・ハノーファーが歌うクリスマス合唱曲集。カール・ティールの作品を中心にブルッフ、レーガー、ラインベルガーなど、この上なく美しいクリスマス合唱作品を収録されております。

 録音はBIS レーベルでもおなじみのTake 5 Music Production が担当しております。
 
 

ARC 17007
¥2500
『音の跡(Klangspuren)』 ブラスバンド・ブレヒクラング
ロベルト・フォイクト(フリューゲルホルン)*
 1.ジェームズ・カーノウ(カーナウ)(1943–):
   レジェンド・イン・ブラス(Legend in Brass)− ファンファーレ(Fanfare)
 2.ヤコブ・デ・ハーン(1959–):オレゴン(Oregon)
 3.アラン・ファーニー(1960–):鋼鉄の空(Stal Himmel)
 4.-6.ダロル・バリー(1956–):北欧三部作(A Nordic Trilogy)
   バイキング船団(The Longboats) 
  オーディン賛歌(Hymn to Odin) 
  危険な航海(Perilous Voyages)
 7. マーク・テイラー(サンディ・スミス 編曲):クレージー・ブラス・マシン(The Crazy Brass Ma-chine)
 8.-10.リチャード・グランタム:アフリカ・オデッセイ(African Odyssey)
   大草原(Open Plains)* サハラ(Sahara) フィナーレ(Finale)
 11.ケイティ・モス(1881–1947)(デレク・ブロードベント 編曲):花の踊り(フローラル・ダンス)(The Floral Dance)
 12.ピーター・グレーアム(1958–):世界の窓(Windows of the World)− アマゾン熱帯雨林(Amazonia)
 13. ハンス・ジマー(1957–)(アラン・ファーニー 編曲):ライオン・キング(The Lion King)

 ブラスバンド・ブレヒクラング、創設10周年を記念して録音した『音の跡』!!

 セッション録音:2017年3月24日-27日、4月21日-23日/「グレーテ・ウンライン」総合学校講堂(イェーナ、ドイツ)/ディジパック仕様、58'18"
 制作:インゴ・ペトリ(Take5 Music Production)/録音:ファビアン・フランク(Arcantus Musikproduktion)

 ドイツ、イェーナの「ブラスバンド・ブレヒクラング」は、1971年、「ブラスバンド・カール・ツァイス・イェーナ」として発足。21世紀に入り、トランペット、テノールホルンをコルネット、バリトン、ユーフォニアムに替え、英国式ブラスバンド「ブラスバンド・ブレヒクラング(シートメタルの音)」に改組されました。
 メンバーのアレクサンダー・リヒターとパトリシオ・コセンティーノが共同で指揮を担当、ブラスバンドのためのオリジナル曲と別ジャンルの作品の編曲をレパートリーにホール・コンサート、ピクニック・コンサート、フィルハーモニー・オーケストラとのジョイント・コンサートと、さまざまな活動を行ってきました。

 2017年、創設10周年を記念して制作された『音の跡(Klangspuren)』では、団の歴史を振り返り、スコットランドとイングランドの作品が中心に演奏されます。
 オーストラリアの作曲家リチャード・グランタムの《アフリカ・オデッセイ》は、初録音の作品。

制作は、BIS レーベルの録音で知られる Take5 MusicProduction のインゴ・ペトリが担当しました。
 



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AUDITE



AU 97770
¥2600→\2390
大バッハのはとこ、ヨハン・ベルンハルト・バッハ

チューリンゲン・バッハ・コレギウムが奏でる
 ヨハン・ベルンハルト・バッハの管組全4曲!

  ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749):
   (1)管弦楽組曲第1番
   (2)管弦楽組曲第2番
   (3)管弦楽組曲第3番
   (4)管弦楽組曲第4番
チューリンゲン・バッハ・コレギウム
ゲルノート・ジュスムート
 (ヴァイオリン、指揮)

 チューリンゲン・バッハ・コレギウムが奏でる大バッハのはとこ、ヨハン・ベルンハルト・バッハの管組全4曲!

 セッション録音:2019年1月28日-2月1日/ゲオルク教会(アイゼナハ)/ディジパック仕様、82'22"

 ヨハン・エルンスト公2世のヴァイオリン協奏曲を集めたアルバム(AU 97769)が高い評価を得るチューリンゲン・バッハ・コレギウム。注目の第2弾はヨハン・セバスティアン・バッハのはとこ、ヨハン・ベルンハルト・バッハの管弦楽組曲全4曲を収録したアルバムです。

 ヨハン・ベルンハルトは1676年にエアフルトに生まれ、音楽家であった父から音楽の手ほどきを受けました。1695年には生地でオルガニストとなり、その後はマクデブルク、アイゼナハでもオルガニストとして、またザクセン=アイゼナハ公の宮廷音楽家として活躍し、1749年にアイゼナハにて死去しました。作曲家としてはオルガン作品を中心に作曲しましたが現在その大部分は失われており、現存している作品の代表作がこの4つの管弦楽組曲です。





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 親戚といってもかなり離れているが(最上段右から2番目)、同年代で同族ということを考えると何らかの形で関わりがあったと考えて自然かと。
 この4つの管弦楽組曲はJ.S.バッハと息子のヨハン・クリスティアンが演奏するためにコピーされたこともあるらしい。
 ヨハン・ベルンハルトはパッヘルベルの弟子でテレマンと同僚だった可能性もあるらしく、そういう意味ではJ.S.バッハとはちがったドイツ音楽の伝統を引き継いでいたのだろう。





 この作品をチューリンゲン・バッハ・コレギウムはJ.B.バッハが晩年を過ごしたアイゼナハで収録しました。
 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、audite レーベルの社主にしてトーン・マイスターのルドガー・ベッケンホーフ氏による録音であることも注目です。







スマッシュ・ヒットとなった
夭折の天才貴族作曲家
ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト2世


AU 97769
\2600→\2390
バッハと縁の深い
 夭折の天才貴族作曲家
  ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト2世(1696-1715):協奏曲集

  (1)協奏曲第3番 ホ短調/(2)協奏曲第4番 ニ短調/
  (3)協奏曲第7番 ト長調/(4)協奏曲第5番 ホ長調/
  (5)2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ長調/
  (6)協奏曲第8番 ト長調/(7)協奏曲第1番 変ロ長調/
  (8)協奏曲第2番 イ短調/(9)協奏曲第6番 ト短調/
  (10)トランペット協奏曲 ニ長調
チューリンゲン・バッハ・コレギウム
 【ゲルノート・ジュスムート
   (ヴァイオリン、指揮)、
  (5)ダーヴィット・カストロ=バルビー
   (ヴァイオリン)、
  (10)ループレヒト・ドレース(トランペット)】

 J.S.バッハのオルガン協奏曲のオリジナル作品でも知られるエルンスト公子の協奏曲集!

 セッション録音:2018年10月29-31日/ヨハン・セバスチャン・バッハ教会(アルンシュタット)/63'37"、ディジパック仕様

 ザクセン= ヴァイマール領主ヨハン= エルンスト公の息子、ヨハン・エルンスト公2世のヴァイオリン協奏曲を集めたアルバムの登場です。
 1696年生まれのエルンスト公2世は幼少時より音楽的才能を開花させた逸材で、作曲をJ.G.ヴァルター、J.S.バッハに習いました。1715年、わずか18歳という若さでこの世を去った鬼才エルンスト公2世。彼が遺したヴァイオリン協奏曲6篇はテレマンが出版し、またJ.S.バッハはオルガン協奏曲(BWV592、BWV595)やチェンバロ独奏のための作品(BWV982、BWV984、BWV987、BWV592a)として編曲しました。

 エルンスト公2世が作曲した協奏曲は10代らしい溌剌さとともにイタリア・バロック風の様式感をもった明るい旋律が魅力で"チューリンゲンのヴィヴァルディ"との異名をもちます。ゲルノート・ジュスムート率いるチューリンゲン・バッハ・コレギウムが見事な演奏を披露しております。また、audite レーベルの社主にしてトーン・マイスターのルドガー・ベッケンホーフ氏による録音であることも注目です。



ヨハン・エルンスト2世が住んでいたお城


 バッハは学生生活が終わってアルンシュタットで正式採用されるまでの半年間、ワイマールでバイトっぽいことをやっていたが、その5年後、もう一回ワイマールで、今度は宮廷礼拝堂オルガニスト兼宮廷楽師として働くことになる。
 今回の主役ヨハン・エルンスト2世はこのときにバッハからいろいろ学んだ。
 またこの当時ヨハン・エルンスト2世がオランダからヴィヴァルディやアルビノーニの楽譜を大量に買い付けてくれたおかげで、バッハはイタリアの協奏曲様式を身につけることができた。

 ワイマールは、当時、第1領主(ヴィルヘルム・エルンスト)と第2領主(エルンスト・アウグスト)が共同統治するという不思議な統治体制を敷いていた。
 バッハはやがてその二人のいさかいに巻き込まれるような形でケーテンに転出することになる(第2領主がケーテンを紹介してくれるが、一方第1領主によって一時期投獄される)。

 いままではバッハのワイマール時代の音楽を聴くことであの宮廷の音楽を知ることができたが、今回ヨハン・エルンスト2世の作品を聴くことで、当時の音楽をいうものをもっとダイレクトに感じ取ることができそう。

 



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PENTATONE



PTC 5186817
(2CD)
¥2700→\2490
PENTATONEから
 イノン・バルナタン(ピアノ)
  アラン・ギルバート(指揮)&アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第1集

 CD 1(74'56")
  (1)ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15(1795/1801)
  (2)ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37(1800/1804)
 CD 2(70'40")
  (3)ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58(1805/1808)
  (4)ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための
   協奏曲 ハ長調 Op.56(1803/1804)

 ※全てのカデンツァ:ベートーヴェン
イノン・バルナタン(ピアノ)
アラン・ギルバート(指揮)
アカデミー・オブ・セント・
 マーティン・イン・ザ・フィールズ
(4)ステファン・ジャッキーヴ(ヴァイオリン)
(4)アリサ・ワイラースタイン(チェロ)
KKC 6102/3
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3000+税

 ワイラースタインからの信頼も厚いバルナタンが満を持してベートーヴェンの協奏曲を録音。ギルバート指揮アカデミー室内管の好演も光る!!

 セッション録音:(1)-(3)2015年12月、(4)2017年9月/エア・スタジオ内リンドハースト・ホール(ロンドン)/ディジパック仕様、CD 1 74'56"、CD 2 70'40"

 欧米での評価を上げるイスラエル出身のピアニスト、イノン・バルナタンが2020年のベートーヴェン・イヤーに合わせ満を持してピアノ協奏曲をリリースします。当アルバムはその第1弾でピアノ協奏曲第1、3、4番と三重協奏曲を収録しております。

 1979年テルアビブに生まれたバルナタンは、3歳でピアノを始め、11歳でオーケストラ・デビューを果たした逸材。これまでにヴィクトル・デレヴィアンコ、マリア・クルチョ、クリストファー・エルトン、レオン・フライシャーに師事し研鑽を積みました。
 その後の活躍は目覚ましくニューヨーク・フィルハーモニックの初代アーティスト・イン・アソシエーションに任命されたバルナタンは、3シーズンに渡るその任期の間に、同オーケストラと協奏曲や室内楽を演奏するなどアメリカを中心に活動の場を広げていきました。

 バルナタンの魅力はなんといっても色彩感豊かなピアノの音色。ロンドンのイブニング・スタンダード紙では「洗練された、緻密で、確かな伝達力を持つ、鍵盤楽器の真の詩人」と、BBCミュージック誌では「素晴らしい演奏。鋭い楽才、解釈における圧倒的な洞察力、優雅なピアニズム、それらすべてがほぼ完璧な均衡を成している」など激賞されており、確かなテクニックに裏付けされた唯一無二の演奏で聴衆を虜にしています。

 共演はニューヨーク・フィルハーモニックの定期公演デビュー時より厚い信頼を寄せるアラン・ギルバートの指揮、オーケストラはイギリスの名門アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズです。ソリストに寄り添い、個性を発揮させながらギルバートの巧みな指揮が冴えわたります。
 当録音のピアノ協奏曲3篇は2015年12月ですがバルナタンはその翌月2016年1月に来日を果たしギルバート指揮、東京都交響楽団との共演でベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を披露し絶賛を博しました。その後バルナタンは2017年4月、2018年6月と来日しており日本の聴衆にその名が知られるようになりました。

 三重協奏曲では注目の若手ヴァイオリニスト、ステファン・ジャッキーヴ、そして室内楽で長きに渡り共演を果たしているチェロのアリサ・ワイラースタインという豪華メンバーで実現しました。
 まさに阿吽の呼吸から生まれる伸びやかな表現力で聴かせます。


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いまから20年も前の4番のコンチェルトの動画を見つけました。
なかなかどうして堂々たる演奏じゃないですか。

https://youtu.be/KTtI14WtlZM






イノン・バルナタン(ピアノ)
AVIEの2枚のアルバム

『鍵盤の本物の詩人』(英イヴニング・スタンダード誌)
『類稀な感受性を持ったプレーヤーだ』(米ザ・ニューヨーカー誌)

AV 2256
\2400→\2190
イスラエルの俊英ピアニスト、イノン・バルナタンAVIE初登場!
ダークネス・ヴィシブル
 ラヴェル:夜のガスパール/アデス:ダークネス・ヴィシブル/
 ドビュッシー:ベルガマスク組曲/
 スティーヴンソン:ブリテンの《ピーター・グライムズ》による幻想曲/
 ラヴェル:ラ・ヴァルス
イノン・バルナタン(ピアノ)
『鍵盤の本物の詩人』(英イヴニング・スタンダード誌)
『類稀な感受性を持ったプレーヤーだ』(米ザ・ニューヨーカー誌)

 ロンドンの王立音楽アカデミーで学び、現在はアメリカ、ニューヨークを拠点として輝かしい活躍を展開しているイスラエルのピアニスト、イノン・バルナタンがアヴィー・デビュー!
 2009年には、その年の最も優れた器楽奏者に贈られるアメリカの権威ある音楽賞、「エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント」を受賞するなど、その存在感と世界的評価は急上昇中。
 アデス、ドビュッシー、ラヴェル、スティーヴンソン(ブリテン)の作品が持つ異なる陰影を追い求めたプログラムは、バルナタンのピアニズムを知る絶好の機会となる。

※録音:2010年2月8日−10日、パフォーミング・アーツ・センター(ニューヨーク)

AV 2283
\2400→\2190
イノン・バルナタン(ピアノ)

シューベルト:
 ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
 ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959
 即興曲変ト長調 D.899-3,Op.90-3
イノン・バルナタン(ピアノ)
 

 ロンドンの王立音楽アカデミーで学び、現在はアメリカ、ニューヨークを拠点として輝かしい活躍を展開しているイスラエルのピアニスト、イノン・バルナタン。
 2009年には、その年の最も優れた器楽奏者に贈られるアメリカの権威ある音楽賞、「エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント」を受賞するなど、その存在感と世界的評価は急上昇中。
 アヴィー・デビュー・アルバムとなったアデス&ラヴェルでは、独自のプログラミングとピアニズムを披露し、ニューヨークタイムズやBBCミュージック・マガジンで称賛を浴びた。
 "感受性"と"平静"の均衡のとれた優美なピアニズムで、シューベルトの後期ピアノ・ソナタを奏でる。







SUPRAPHON



SU 4236
¥2600
カハーネクがドヴォルザークとマルティヌーの協奏曲に挑む!
 (1)ドヴォルザーク(1841-1904):ピアノ協奏曲 ト短調 Op.33(1876)
 (2)マルティヌー(1890-1959):ピアノ協奏曲第4番「呪文」 H.358(1956)
イヴォ・カハーネク(ピアノ)
ヤクブ・フルシャ(指揮)
バンベルク交響楽団

 フルシャ&バンベルク響の好サポートを得てカハーネクがドヴォルザークとマルティヌーの協奏曲に挑む!

 録音:(1)2017年10月4&5日(セッション)、(2)2019年1月17-19日(ライヴ)/バンベルク・コンサート・コングレス・ホール「ヨーゼフ・カイルベルト・ザール」/59'24

 イヴォ・カハーネクがドヴォルザークとマルティヌーのピアノ協奏曲を録音。共演はヤクブ・フルシャ指揮、バンベルク交響楽団で、スプラフォン・レーベルとバイエルン放送の共同企画により実現しました!

 ドヴォルザーク唯一のピアノ協奏曲は1876年に作曲されたものの何度も書き換えられました。1883年に改訂版が完成。作曲を依頼し作品を献呈されたカレル・スラフコフスキーのピアノによって演奏されました。ヴァイオリン協奏曲にくらべて演奏頻度が少ないもののドヴォルザークの作品を知るうえでかかせない作品といえましょう。

 カップリングはスプラフォン・レーベルが力を注いで新録音をリリースしているチェコの作曲家、ボフスラフ・マルティヌーです。
 マルティヌーは生涯400作にも及ぶ作品を残した多作曲家として知られ、ピアノ協奏曲は5つ作曲されております。
 「呪文」と題された第4番はチェコを代表する大ピアニスト、ルドルフ・フィルクシュニーの委嘱により作曲された作品。オーケストラを縮小し、打楽器やハープを加えている興味深い協奏曲です。

 ピアノのイヴォ・カハーネクは感情の豊かさと深さで評価されている演奏家で、サイモン・ラトルが2014年11月のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートにてソリストに指名するなど、ヨーロッパを中心に活躍を場を広げているチェコ期待の星です。
 
 


SU 4270
¥2300
ベルフィアト五重奏団がライヒャの木管五重奏曲を録音!
 ライヒャ(1770-1836):
  (1)木管五重奏曲 変ホ長調 Op.88-2
  (2)木管五重奏曲 ホ短調 Op.88-1
  (3)木管五重奏曲 ニ長調 Op.91-3
ベルフィアト五重奏団
 【オト・レイプリハ(フルート)、
  ヤン・ソウチェク(オーボエ)、
  イルジー・ヤヴーレク(クラリネット)、
  オンドレイ・シンデラーシュ(ファゴット)、
  カテジナ・ヤヴールコヴァー(ホルン)】

 卓越した技術と感性豊かなアンサンブルが魅力!新進気鋭のベルフィアト五重奏団がライヒャの木管五重奏曲を録音!

 セッション録音:2018年1月6,7,24-26日/ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム(プラハ)/68'04

 現在チェコを拠点に活躍する新進気鋭の木管五重奏団、ベルフィアト五重奏団。当団のデビュー盤となった母国チェコの作曲家フェルステル、ハース、ヤナーチェクの作品を収めたアルバム(SU 4230)でも卓越した腕前を聴かせてくれました。また、2017年11月には待望の来日公演を果たし話題となりました。

 期待の第2弾もチェコの作曲家でライヒャ(レイハ)の木管五重奏曲です。
 ライヒャは1770年にプラハに生まれるも10歳の時に孤児となり、チェリストで作曲家としても活躍していた叔父ヨーゼフ・ライヒャに引き取られました。1785年にはケルン選帝侯マクシミリアンの宮廷楽団のフルート奏者及び楽長を務め、同団にてヴィオラ奏者をつとめていたベートーヴェンと知り合い、後の1789年にはベートーヴェンとともにボン大学に入学しました。ハイドンに師事したライヒャはマンハイム楽派、ウィーン楽派の影響による作品を残しました。

 "木管五重奏の父"の異名をもつライヒャは作品88(1817)、作品91(1818)、作品99(1819)、作品100(1820)(いずれの作品も6 曲から構成されている)を作曲し、計24曲の木管五重奏を残しました。
 ここに収録された作品はその中からの3 曲で木管五重奏曲の最重要レパートリーです。ベルフィアト五重奏団の知性的な解釈で母国の作品を敬愛をこめて奏でます。
 
 


SU 4274
¥2600
F.X.リヒターの旋律美しい詩篇に基づく2篇!
 フランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789):
  (1)「バビロンの流れのほとりに」(1768)(詩篇第136篇に基づく)
  (2)「ミゼレーレ」(1770-73)(詩篇第50篇に基づく)
マルケータ・ブーモヴァー(ソプラノ)
パヴィア・ラドストヴァー(ソプラノ)
ピョートル・オレク(アルト)
カミラ・マザロヴァー(アルト)
ラロスラフ・ブレジナ(テノール)
ヤクブ・クビーン(テノール)
イルジー・M・プロハースカ(バス)
チェコ・アンサンブル・バロック
 管弦楽団&合唱団
ロマン・ヴァーレク(指揮)

 マンハイム楽派の巨星F.X.リヒターの旋律美しい詩篇に基づく2篇!

 セッション録音:2019年6月12-15日/聖ミカエル教会(ズノイモ)

 スプラフォン・レーベルが力を注いで録音をしているフランツ・クサヴァー・リヒター(1709-1789)の作品集。当アルバムには詩篇に基づく2篇「バビロンの流れのほとりに」「ミゼレーレ」が収録されました。

 モラヴィア出身のリヒターは1747年よりマンハイム宮廷の歌手となり、1769年よりストラスブール大聖堂の楽長を務めた18 世紀にボヘミアからドイツに出て活躍した作曲家たちの代表格。
 前古典主義をリードしたリヒターは宮廷楽団での目覚ましい活躍によりマンハイム楽派の巨星として音楽史にその名を残しました。
 歌手であったリヒターの作品はそのどれもが美しい旋律を伴い、ここに収録された2篇でも作曲から250年ほどたった現在も色褪せることなく輝きます。素晴らしいソリスト陣を従えたロマン・ヴァーレク指揮、チェコ・アンサンブル・バロック管弦楽団(オリジナル楽器)&合唱団の演奏が光ります。

 同団によるリヒターの録音はこれまでにシンフォニア第52番、テ・デウム、オーボエ協奏曲(SU 4240)、聖金曜日のためのオラトリオ《キリストの降架》(SU4204)、レクイエム(SU 4177)がリリースされており、オリジナル楽器による貴重な録音として高く評価されております。
 




TACTUS



TC 841880
(3CD/特別価格)
¥5000
ジョヴァンニ・リナルディ:ピアノ作品集
 20の陰影 Op.68
 9月
 アルバムのページ
 「子供の笑顔」への序曲集
 「子供の笑顔」
ダリオ・ボヌッチェッリ(ピアノ)

 19世紀イタリアの可憐なピアノ小品集!

 19世紀イタリアの作曲家ジョヴァンニ・リナルディ(1840−1895)のピアノ作品集。ピアノ・ソナタや変奏曲といった重厚なコンサート・ピースではなく、自然や風景、日常や些細な感情等をテーマにした可憐で楽しい小品ばかり(恐らくすべて世界初録音)が3枚のCDに収められています。
 数々の国際コンクールにおいて受賞歴を誇るイタリア出身の若手ピアニスト、ダリオ・ボヌッチェッリが繊細なタッチで描きます。

 ※録音:2017年7月、ジェノヴァ(イタリア)
 
 

TC 600006
¥2500
めでたし栄ある乙女 〜
 ルネサンスからバロックへの聖母マリアの音楽

  A.スカルラッティ:ようこそ天の女王
  フレスコバルディ:4声のカンツォン第2番
  作者不詳:めでたし栄ある乙女
  メールロ:4声のカンツォン
  モンテヴェルディ:4声のマニフィカト第2番
  フレスコバルディ:4声のカンツォン第6番
  モンテヴェルディ:聖母のための連祷
  ジョバンニ・バッティスタ・グリッロ:4声のカンツォン第16番
サビーノ・マンツォ(指揮)
ヴォクス・ポエティカ・アンサンブル
ノヴァ・アルタ

 人類の歴史におけるすべての芸術にとってもっとも重要なインスピレーションの源となってきた聖母マリアへの信仰と献身をテーマに、イタリア・ルネサンスとバロックの重要な作曲家たちの聖母マリアへの音楽を歌う。

 ※録音:2016年4月、フェルモ(イタリア)
 
 

TC 881601
¥2500
フランチェスコ・バリッラ・プラテッラ:歌曲集
 4つの詩 Op.7/2つの詩 Op.8/印象 Op.26/
 ラ・カンツォーニ・デル・ニエンテ Op.36より/
 古いバラード Op.42/
 カンティレーネ・ア・コロンビーナ Op.45より
ガブリエッラ・モリージ(ソプラノ)
アドリアーノ・トゥミアッティ(ピアノ)

フランチェスコ・バリッラ・プラテッラ(1880−1955)は、20世紀初頭のイタリアで起こった芸術運動「未来派」に属する音楽家で、 第一次世界大戦後には民俗音楽の研究に専念し、故郷ロマーニャ地方の音楽に関する重要な研究とコレクションを発表しています。

 ※2017年2月、イタリア
 
 

TC 841601
¥2500
ジョヴァンニ・マリア・ペレッツァの勇壮軽妙なオルガン・ソナタ集
 ジョヴァンニ・マリア・ペレッツァ:12のオルガン・ソナタ
ブルーノ・ベルガミーニ(オルガン)

 1847年トリノに生まれ、フランスを経て、アルゼンチンのブエノスアイレスで活動(ブエノスアイレスで没)、サンサーンス、ヴェルディ、プッチーニらとも親交を結んだという作曲家、ジョヴァンニ・マリア・ペレッツァの勇壮軽妙なオルガン・ソナタ集。トリノのティエネ・サン・ガエターノ教会のオルガン(Carlo Vegezzi Bossi, 1890)を使用。

 ※録音:2017年10月、ティエネ・サン・ガエターノ教会(トリノ、イタリア)
 
 
TC 970202
¥2500
エドアルド・ブルーニ:アルス・モーディ
 トリオ・リコルシーヴォ
  (クラリネット、チェロとピアノのための)
 メタトロペス(ハープのための)
ロレンツォ・グッツォーニ(クラリネット)
ジュゼッペ・バルッティ(チェロ)
ヴォルハ・カルミザヴァ(ピアノ)
フランチェスカ・ティラーレ(ハープ)

 イタリアのピアニスト兼作曲家エドアルド・ブルーニ(b.1975)の、アルス・モーディ(旋法の芸術)・プロジェクト第2弾。
 2015年に作曲されたクラリネット三重奏のための作品、2016年に作曲されたハープのための作品を収録。

 ※録音:2017年10月、ロンチェーニョ(イタリア)
 
 

TC 971301
¥2500
ジュリオ・メルカティ:宗教作品集
 「Interrogatorio a Maria」組曲
 合唱とオルガンのための3つのモテット
 エルマ・ビフロンテ(両面彫刻)〜
  アリアンナとマリア(ソプラノ、チェロとオルガン)
 聖母マリアのアンティフォナによるオルガンのための4つのヴァース
 3つのオッフェルトリウム(オルガン)
 来たり給え、創造主なる聖霊よ(オルガン)
ジュリオ・メルカティ(オルガン、指揮)
グルッポ・ヴォカーレ・サン・ベルナルド

 「ワーグナー・オルガン・トランスクリプションズ」(TC 812301)などの録音もあるイタリアのオルガニスト兼作曲家、ジュリオ・メルカティ(b.1971)の自作自演による宗教作品集。

 ※録音:2018年10月、ルガーノ(イタリア)
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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キング・インターナショナル


 ニッポン放送開局65周年記念、伝説の名演シリーズ開始

 日本を代表するラジオ局ニッポン放送は1954年開局で、今年が65周年にあたります。開局以来クラシック音楽にも熱心で、1955年から2005年まで「新日鉄コンサート」(1970年まではフジセイテツ・コンサート)を毎週放送、音楽ファンから支持を受けていました。既成のレコードを放送する番組ではなく、内外の名演奏家の実演を公開収録する趣旨だったため、貴重音源が多数残されています。
 それらを厳選のうえCD化するシリーズ開始となります。ほとんどが初めて日の目を見るどころか、存在さえ知られていなかったものばかり。今後、驚きのラインナップをご期待ください。

 *古い音源を使用しているため、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。

 田中希代子幻の音源

  田中希代子(1932 − 1996)は輝かしい栄光と壮絶なる悲劇のピアニスト。1950年18歳で敗戦国の焦土から単身欧州に渡りパリ音楽院に入学、5年後日本人として初めてショパン・コンクール入賞という快挙を成し遂げ、ヨーロッパで華々しい活躍をみせながらも12年後には膠原病という不治の病で演奏生命を絶たれてしまいました。その軌跡を紹介すべく、没後10周年記念CDとして2006年にキングレコードより発売された「田中希代子〜東洋の奇蹟」は各方面で反響を呼びました。
 「戦後日本が生んだ最大の天才女性ピアニスト」とまで称賛された田中希代子の遺された数少ない音源を探し求める人は、いまも後を絶ちません。これまで世に出た演奏は「戦慄が走る」「異常な興奮が甦る」と多くの方々から絶賛の嵐で迎えられました。
 出つくしたと思われていた田中希代子の新たな音源が、ニッポン放送に残っていました。それも彼女がいちばん輝いていた1964年帰国時の公開録音で、他で聴くことのできないレパートリーが多いのも大歓迎。とんでもない幻の音源の出現と申せましょう。
 


KKC 2501
¥2400
壮絶な「熱情」、狂気と沈潜の「クライスレリアーナ」
 (1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
 (2)シューマン:クライスレリアーナOp.16(第3曲なし)
田中希代子(ピアノ)

 壮絶な「熱情」、狂気と沈潜の「クライスレリアーナ」。凄すぎる田中希代子の芸術。

 収録:1964年12月7日/東京文化会館(ライヴ)/STEREO

 激しいパッションと力強い表現を魅力とした田中希代子にとり、ベート−ヴェンの「熱情ソナタ」はまさにうってつけの演目。明快な打鍵、物凄いエネルギーの放出による推進力に満ちた演奏で、聴き手を一瞬たりとも離さない魔力が独特。「クライスレリアーナ」も狂気と沈潜の振幅が極端なまでに大きく、誰にも真似の出来ないものとなっています。放送時間の都合で第3曲がカットされています。

 


KKC 2502
¥2400
ミケランジェリを感心させた田中希代子のショパン
 (1)ショパン:24の前奏曲Op.28
 (2)同:ノクターン ホ長調Op.62の2
 (3)同:幻想即興曲Op.66
田中希代子(ピアノ)

 あのミケランジェリを感心させた田中希代子のショパン

 収録:1964年6月2日/都市センターホール(ライヴ)(3)/STEREO

 田中希代子のショパンの「24の前奏曲」は、ポーランドで行なったコンサートのライヴがかつてリリースされていましたが、これは同年に東京で行なった初出ライヴ。
 こちらも得意曲だっただけに、その説得力と語り口の巧さに聴き惚れます。「幻想即興曲」のみ、2004年にリリースされたCD「新日鉄コンサートArchive」に収録されていました。
 
 


KKC 2503
¥2400
超感動的な田中希代子、辛口のショパン
 (1)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」
 (2)同:バラード第1番ト短調Op.23
 (3)ハイドン:ピアノ・ソナタ第46番変イ長調
田中希代子(ピアノ)

 収録:1964年6月22/都市センターホール(ライヴ)(2)/STEREO

 これは奇跡! 田中希代子の「葬送ソナタ」と「バラード第1 番」の演奏が残っていました。
 これがどちらも凄まじいのひとことに尽きるもので、まさに「戦慄が走る」という表現がぴったり。緊張感とボルテージの高さはもちろんながら、静かに歌う部分の美しさも絶品。一転ハイドンの古典的な均整美からこぼれる音楽の愉悦感も最高です。
 
 


KKC 2504
¥2400
田中希代子の生気あふれるスカルラッティ
 (1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲つき」
 (2)スカルラッティ:ソナタ ヘ長調K.445 (L.385)
 (3)同:ソナタ 変ホ長調K.193 (L.142)
 (4)同:ソナタ 変ロ長調K.551 (L.396)
 (5)同:ソナタ 変ロ長調K.544 (L.497)
 (6)同:ソナタ ト長調K.146 (L.349)
 (7)同:ソナタ ニ長調K.96 (L.465)
 +田中希代子の語り
田中希代子(ピアノ)

 きらめくタッチ、田中希代子の生気あふれるスカルラッティ

 収録:1964年6月2日(1)、22日(2)-(7)/都市センターホール(ライヴ)/STEREO

 田中希代子はスカルラッティを得意としていたとされますが、ついに実際の音で堪能できます。6篇が選ばれていますが、いずれも生き生きとした音楽作りが輝く快演。どの曲にも大きな物語性を感じます。
 モーツァルトの「トルコ行進曲つきソナタ」は1960年にキングレコードのスタジオ録音がありますが、こちらはその4年後のライヴ。端正ながら独自の歌い回しがさすがです。
 


<国内盤> 


マイスター・ミュージック



MM-4060
\3000+税
パッサカリア 〜ザ・ベスト・オブ・チェンバロ〜 
 G.F. ヘンデル:シャコンヌ ト長調(調子の良い鍛冶屋)
 G.F. ヘンデル:パッサカリア 組曲ト短調より
 G.F. ヘンデル:サラバンド 組曲 ニ短調 HWV437より
 J-P. ラモー:未開人
 J-P. ラモー:やさしい訴え
 J. デュフリ:ラ・デリクール
 J. デュフリ::ラ・ヴィクトワール
 A. スカルラッティ:フォリア ニ短調
 D. スカルラッティ:ソナタ ニ短調(アレグロ)K. 9
 D. スカルラッティ:ソナタ イ長調(アダージョ・エ・カンタービレ)K. 208
 J.S. バッハ:アリア ゴルトベルク変奏曲より
 J.S. バッハ:
  ラルゴヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 ハ短調 BWV1017 より
 J.S. バッハ:チェンバロとフォルテピアノのための協奏曲BWV1061 より第1楽章
 C.P.E. バッハ:3つの小さな二重奏 Wq. 115 より第2番
 C.P.E. バッハ:チェンバロ協奏曲 ハ短調より第3楽章
 J.A. ベンダ:チェンバロ協奏曲ト長調より第1楽章
中野 振一郎 チェンバロ
ヴァイオリン:川田 知子
フォルテピアノ:高田 泰治
コレギウム・ムジクム・テレマン

 古楽界屈指のチェンバロ奏者、中野振一郎で聴く興味深いアンソロジー。
 彼の幅広いレパートリーより「調子の良い鍛冶屋」の旋律を持つ『シャコンヌ』、壮大な響きの『パッサカリア』、そしてゴルトベルクより『アリア』など同楽器の定番曲に加え、フォルテピアノとの希少な二重奏なども含めた充実の内容。
 時代の響きとスタイルに合わせた4種類のチェンバロの、それぞれの音色とともに楽しむ。
 
 


MM-4059
\3000+税
ことばのない詩集
 フランソワ・クープラン:花開くユリ
 フランソワ・クープラン:葦(あし)
 ジャン・フランチェスコ・マリピエロ:アーゾロ詩集
 ジャン・フランチェスコ・マリピエロ:きらめき
 高橋 悠治:空撓(そらだめ)連句
 アルノルト・シュリック:優しいマリア
 チャポー・ジュラ:「優しいマリア」変奏曲
高橋 悠治 ピアノ
 ユリの花 
 マリアのバラの園
 新しい音楽
 未知の響きへ
  - 高橋 悠治 -

 ならぶ個々の作品が、プログラムを通じて、一つの組曲を形づくっているような印象。
 周到に練られた音の運び、陰影に富む冴えた響きは、高橋悠治でしか聴くことの出来ない、印象深いもの。その音世界をすくい取った、1枚です。
  ライヴ・レコーディング(2019.3.7 浜離宮朝日ホール)
  


















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