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≪第104号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 2019/10/8〜


10/11(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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ALTUS

 大指揮者ロジェストヴェンスキーが最晩年に読響と残した超名演!!
 あのシャルク版ブルックナー5番をはじめとした、ロジェストヴェンスキー&読響の伝説の名ライヴがCD化!
 2018年に惜しくも世を去ったロシアの巨匠が日本の聴衆に贈った超名演、3タイトル同時発売。
 録音もたいへん素晴らしく、演奏の魅力を十二分に伝えてくれます!


ALT 411
¥2900→\2690
2017年日本クラシック界最大の話題となった
 急逝したスクロヴァチェフスキに代わって登場した
  ロジェストヴェンスキーによる空前絶後の「シャルク版」ブルックナー5番
   最強のシャルク版ブル5、真打・決定盤

 第568回定期演奏会
  ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB105
   (シャルク版)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
読売日本交響楽団

 最強のシャルク版ブル5、真打・決定盤、すべてを呑み込む圧倒的フィナーレ、巨大な感動が押し寄せる歴史的名演!!

 録音:2017年5月19日/東京芸術劇場(ライヴ)/国内プレス、日本語帯・解説付

 もともと指揮する予定だったスクロヴァチェフスキが2月に世を去ったため、代役指揮者での演奏となったブルックナー5番。何と「ロジェストヴェンスキー」が「シャルク版」で演奏する、ということになりとんでもない話題となった公演です。
 バンダを用い拡張された音楽がこれでもかと空間を満たす、歴史に残る超名演。まさに唯一無二、空前絶後の音響をとくとご堪能ください!

 ロジェストヴェンスキーのブルックナーと言えば、様々な版を網羅したソビエト国立文化省交響楽団との全集がありますが、5番に関しては原典版を基本として一部シャルク版を採り入れた折衷版を使用していました。
 ゆえに堂々と「シャルク版」と銘打っての録音は初となります。そして演奏は期待をはるかに上回る素晴らしさと巨大さ。その足取りはひとつひとつの響きを慈しむかのような悠々たるもので、管弦楽のバランス処理も見事。ブルックナーの美しい音楽にどっぷりと浸れます。フィナーレのクライマックスで鳴り響くバンダを伴う大音響は幸福の極み。長い道のりのすべてが報われ、感動が押し寄せてくる最強のコーダです。

 解説書は金子健志氏が執筆。演奏会プログラムに掲載した文章にさらに手を加え、シャルク版の説明はもちろん、当日の演奏についても詳細に記述されています。
 ロジェストヴェンスキーはシャルク版を用いながらも細かな所で独自のアイデアを採用していたため、そのあたりの指摘も興味深いです。

 第1楽章 26:02 / 第2楽章 19:26 / 第3楽章 11:44 / 第4楽章(拍手含む) 22:23



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ALT 412
¥2900→\2690
ロジェストヴェンスキー(指揮)&読売日本交響楽団
 第562回定期演奏会
  ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調 作品93
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
読売日本交響楽団

 これぞ伝家の宝刀、ショスタコの深淵を覗く名演、言いようのない寂しさに始まって圧巻のスケールで展開していく巨大な音の建造物

 録音:2016年9月26日/サントリーホール(ライヴ)/国内プレス、日本語帯・解説付

 泣く子も黙るロジェヴェンのショスタコ!ソ連時代の名演を思い出させつつも、晩年の境地をおおいに感じさせる音造りとなっており圧巻の演奏です。

 第1楽章の静寂からして心をつかみます。過度な色付けを避けることによって、言いようのない寂しさが支配する世界を描き出すロジェストヴェンスキー。やがて旋律が動き出し音楽が激しい展開を見せると、まずは有無を言わさぬ巨大な演奏に驚かされますが、しかし同時に旋律それぞれの持つフレーズやリズムが生き生きと伝わってくる見通しの良い音響であることにも気づかされます。
 これこそロジェストヴェンスキーならではの面白さで、様々な意味を内包するショスタコーヴィチの音楽をあらゆる角度から磨き上げた演奏と言えます。
 
 全体的にテンポは遅めで、第2楽章はズッシリと重厚な演奏です。一見、明るくあっけらかんとしたフィナーレも入念に構築されており、キラキラとした響きにあふれながらもショスタコーヴィチの深淵を覗くような終結部は唯一無二の説得力と深みを持っています。

 解説書には坂入健司郎氏の書き下ろし原稿を掲載。指揮者の目線から見た当日の演奏の感想も含め、ロジェストヴェンスキー愛にあふれる文章となっています。

 第1楽章 28:07 / 第2楽章 4:46 / 第3楽章 14:24 / 第4楽章(拍手含む) 15:09



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ALT 413/4
(2CD)
¥3600→\3290
ロジェストヴェンスキー(指揮)&読売日本交響楽団
 第191回日曜マチネーシリーズ
  チャイコフスキー:三大バレエ名曲選

  [CD1]
   『白鳥の湖』から序奏、ワルツ、4羽の白鳥の踊り、
    ハンガリーの踊り、スペインの踊り、フィナーレ
   『眠りの森の美女』からワルツ、パノラマ、アダージョ
  [CD2]
   『くるみ割り人形』から第2幕
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
読売日本交響楽団

 驚くほど名演!心揺さぶる感動のチャイコ。儚い異境の夢も、生々しい現実の悲しみも、あらゆる感情を細やかに描き出した最高に上質な逸品!

 録音:2016年9月25日/東京芸術劇場(ライヴ)/国内プレス、日本語帯・解説付

 親しみやすい名曲コンサートに留まらない、驚くほど感動的な大演奏。包容力のある響きで迫力がありながら、美しく細やかな表情も見せます。壮大な音響絵巻となって展開し聴く者の心を激しく揺さぶる、ロジェヴェン流の選曲で魅せる涙の名演!

 バレエ音楽を魅力的に演奏する魔術師、といったイメージのあるロジェストヴェンスキー。彼はそもそもボリショイ劇場で『くるみ割り人形』を振ってデビューした指揮者であり、チャイコフスキーのバレエは十八番のレパートリーと言えます。
 その表現力はまさに舌を巻くレベルで、歌い上げるメロディがどこまでも美しいのはもちろん、悲しみと喜びが手を取り合い踊っているような感情の多彩さに耳を奪われます。
 儚い夢のような幻想性と現実の生々しい感覚が平然と同居した世界はロジェストヴェンスキー最晩年の境地。オケのバランスも考え抜かれシンフォニックな充実ぶりが目覚ましく、この上なく贅沢な音楽を聴いているという幸福感で心が満たされます。

 解説書には許光俊氏の書き下ろし原稿を掲載。あまりの強烈さに客席で呆然とした、という当日の演奏を振り返っており、読み手にもその稀有な空気感を伝えてくれます。







SKARBO



DSK 3192
¥2400→\2190
マルディロシアン指揮、プラハ放送響との共演、
 ボーマディエがピッコロ協奏曲を録音

  (1)ミュルサン:ピッコロ協奏曲 Op.72
  (2)リーバーマン:ピッコロ協奏曲 Op.50
  (3)アンデルセン(ポルツ編曲):無窮動 Op.8
  (4)ポルツ:キルマック Op.36
  (5)カンポ:タッチ・ザ・スカイ
  (6)ダマーズ:ピッコロ協奏曲 遺作
ジャン=ルイ・ボーマディエ(ピッコロ)
ヴァハン・マルディロシアン(指揮)
プラハ放送交響楽団

 世界初録音。これはすごい。マルディロシアン指揮、プラハ放送響との共演でピッコロの第一人者ボーマディエがピッコロ協奏曲を録音!

 セッション録音:2018年4月2-4日/プラハ放送スタジオ/75'15"

 ピッコロの第一人者ボーマディエ。2018年4月の来日公演でも話題となりました。
 期待の新譜は現代作曲家によるピッコロ協奏曲集、世界初録音です!
 神業といえるボーマディエの技量だからこそ表現のできる圧巻の仕上がりで、ピッコロという楽器の新たな一面を知ることができます。



 共演はピアニスト指揮者として活躍するヴァハン・マルディロシアン指揮、プラハ放送交響楽団です。

 ヴァハン・マルディロシアン(指揮) 来日公演情報
 ■ 2019年11月2日(土) 15:00 開演 いずみホール
  関西フィル いずみホールシリーズVol.46
  グリーグ:ホルベルク組曲&ピアノ協奏曲、シベリウス:交響詩「エン・サガ(伝説)」&「タピオラ」
 ■ 2019年11 月9日(土) 14:00 開演 福岡シンフォニーホール
  九響 第19回名曲・午後のオーケストラ
  シベリウス:交響詩「フィンランディア」、グリーグ:ピアノ協奏曲&組曲「ペール・ギュント」第1、2番
 ■ 2019年12月21日(土) 14:00 開演 福岡シンフォニーホール
  キエフ国立フィルハーモニー交響楽団「第九」
  ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱付き》、他
 ■ 2019年12月28日(土) 18:30 開演 東京オペラシティコンサートホール
  キエフ国立フィルハーモニー交響楽団「第九」
  ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱付き》、他






LCMS


LCMS 1903
¥2500
ヴォルフガング・フォン・シュヴァイニッツ:クラング
 プレインサウンド・ストリング・トリオ
  《KLANG auf Schon Berg La Monte Young......》 Op.39
フイヴェールツ弦楽三重奏団

 アイルランドの現代音楽レーベル、ラウズ・コンテンポラリー・ミュージック・ソサエティ!

 2006年に設立されたアイルランドの現代音楽レーベル、LCMS(ラウズ・コンテンポラリー・ミュージック・ソサエティ)の新録音。
 リゲティらに作曲を学んだドイツの作曲家、ヴォルフガング・フォン・シュヴァイニッツ(b.1953)の弦楽三重奏のための作品。43分間にわたって、ストリングスの様々な表情の和音が途切れなく続きます。
 フイヴェールツ弦楽三重奏団は、ベルギーの作曲家カレル・フイヴェールツ(1923−1993)の名を冠した、20世紀〜21世紀の音楽を専門とするアンサンブル。

 ※録音:2019年2月6日−7日、ベルギー
 
 

LCMS 1701
【旧譜】
¥2500
フローティング、ドリフティング
 リゲティ:ムジカ・リチェルカータ第7番
 マイケル・ゼヴ・ゴードン:クリスタル・クリア
 ジョン・ルーサー・アダムズ:フォー・サウザンド・ホール*
 ベリオ:水のピアノ
 マイケル・ピサロ:フローティング, ドリフティング
イアン・ペイス(ピアノ)
サイモン・リンブリック(パーカッション)*

 イギリスの現代音楽ピアニストであり音楽学者、イアン・ペイスが弾くリゲティ、ゴードン、ベリオらの作品集。
 アルバム・タイトルにもなっているマイケル・ピサロ(ニューヨークのギタリスト&作曲家)の「フローティング, ドリフティング(浮遊、漂流)」は、きっかり30分の作品(ストップウォッチの使用が推奨される)を1テイクで録音しており、ほとんど無音の中わずかなピアノが漂う音楽。

 ※録音:2017年6月8日−10日、アイルランド
 
 

LCMS 1303
【旧譜】
¥2500
オ・リアダ・リ=イマジジンド
 ショーン・オ・リアダ(ヤノフ=ヤノフスキ編曲):ミサ曲
EQシンガーズ
イーモン・ドゥーガン(指揮)

 アイルランド伝統音楽の作曲家ショーン・オ・リアダ(1931ー1971)のミサ曲をウズベキスタンの作曲家、ドミトリ・ヤノフ=ヤノフスキ(b.963)がアレンジしたミサ曲。
 指揮は、ザ・シックスティーンのポーランド・バロック・プロジェクトを担い、 ハリー・クリストファーズの後継者と目されているイーモン・ドゥーガンが担当。
 アイルランドの民俗音楽・伝統音楽をメインとする音楽祭「Temple Bar TradFest」でのライヴ録音。

 ※録音(ライヴ):2013年1月24日、ダブリン
 





TACTUS



TC720701
¥2500→\2290
ジェルヴァシオ:マンドリン・ソナタ集
 アンサンブル編成版

 ソナタ ニ長調 GIMO.144/ソナタ ハ長調 L.2767/
 ソナタ ニ長調 GIMO.142/ソナタ ニ長調 L.2768/
 ソナタ ニ長調 L.2082/ソナタ ト長調 GIMO.145
セルジオ・ジジョッティ(ナポリ・バロック・マンドリン)
インチョルディス・アンサンブル
 


TC720702
¥2500→\2290

ジェルヴァシオ:マンドリン・ソナタ集
 ハープシコード伴奏版

 ソナタ ニ長調 GIMO.144/ソナタ ハ長調 Gimo.141-L.2767/
 ソナタ ニ長調 L.2768/ソナタ ニ長調 ms.2082/
 ソナタ ト長調 GIMO.145-146/ソナタニ長調 Gimo.142-143

マルコ・ジャチントゥッチ(バロック・マンドリン)
ワルテル・ダルカンジェロ(ハープシコード)

 マンドリンの研究と改善を行い、ヨーロッパ中にこの楽器を広めた18世紀ナポリの音楽家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ジェルヴァシオのマンドリンと通奏低音のためのソナタ集。
 ジェルヴァシオの現存するすべてのソナタを収録したというTactusならではの録音が、バロック・マンドリンによる2種類の演奏で別々に登場。片方はマンドリン、アーチリュート&テオルボ&バロック・ギター、クラヴィチェンバロ&オルガン、チェロ、ヴィオローネによるアンサンブル編成、もう片方はマンドリンとハープシコードというデュオ編成で、同じ曲を別々のサウンドで楽しめます。

 ※録音:2017年7月、イタリア
 


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TACTUS SERIE BIANCA

TB 672260
¥1600
名盤復活!
モード・アンティクォ&フェデリコ・マリア・サルデッリ
 ヴィヴァルディ:パリ協奏曲集
モード・アンティクォ
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)
 協奏曲第1番ト短調 RV.157/協奏曲第2番ホ短調 RV.133/協奏曲第3番ハ短調 RV.119/
 協奏曲第4番ヘ長調 RV.136/協奏曲第5番ハ長調 RV.114/協奏曲第6番ト短調 RV.154/
 協奏曲第7番イ長調 RV.160/協奏曲第8番ニ短調 RV.127/協奏曲第9番変ロ長調 RV.164/
 協奏曲第10番ニ長調 RV.121/協奏曲第11番ト長調 RV.150/協奏曲第12番イ長調 RV.159

 ヴィヴァルディのスペシャリスト、フェデリコ・マリア・サルデッリの名盤復活!

 ☆ヴィヴァルディ研究家、フェデリコ・マリア・サルデッリ!
 ☆Tactus時代の名盤、「パリ協奏曲集」がSerie Biancaから復活!

 イタリアのフルーティスト&指揮者、そして音楽学者、歴史家としても高名なフェデリコ・マリア・サルデッリのTactus時代の名盤が、Tactusの「Serie Bianca(ホワイト・シリーズ)」から復活!
 モード・アンティクォはサルデッリが1984年に結成したピリオド・アンサンブル。1990年代のTactusにコレッリやヴィヴァルディなどのイタリア・バロックの名盤を数多く録音しており、その中からパリに現存する12の協奏曲コレクション『パリ協奏曲集』(新たに作曲されたのは2曲のみで、残りはヴィヴァルディが既存の作品を巧妙に編集し1つの作品集としてまとめたもの)がお求めやすい価格で新装リリースとなります。

 ※録音:1999年1月、フィレンツェ





何度でも紹介します
サルデッリ&モード・アンティコの代表作
ロミーナ・バッソの歌う/ヴィヴァルディ「新発見」作品集!


 ぶっとんだ。久々にぶっとんだ。もうたいていのことでは驚かなくなってきたが、これにはぶっとんだ。
 こんな曲があるのだ。

 ヴィヴァルディって実はとんでもない大天才ではないのか?
 ヴィヴァルディは「四季」の作曲家じゃなくて、とんでもない才人があの曲も書いた、最近そう思えてならない。次から次へと現れる美しく印象的なテーマ、息を呑むドラマティックな展開、心かきむしらせる暗く切ないメロディー。しかもそれらが精一杯努力の結果として表われるのではない。何かの余技か、勝手に、自然に流れてくる野放図さがある。それはモーツァルトとかショパンとか、長く偉大な音楽史の中でもごくごく一部の人だけがたどり着けた境地。ヴィヴァルディにはそうした途方もない才能を感じる。

 さて、今回のアルバムはヴィヴァルディ「新発見」作品集。
 この1曲目がすごい。

アリア「Se lento ancora il fulmineまだ光が遅いなら」

 ひょっとしたらサルデッリはこのアリアを見つけてこのアルバムの制作を思いついたんじゃないかと思うくらいすごい。残りの曲は聴かなくてもいいからこの曲だけでも聴いて、と言いたくなるくらいすごい。当時の超人カウンター・テナーが歌ったであろう超英雄的なアリア。
 すでに楽譜は散逸してしまっているオペラ「アルジッポ」の1曲。
 もうコロラトゥーラなんてあまっちょろいもんじゃない。
 超人的、というより怪人的なすさまじい歌唱で聴いているあなたの脳天を直撃する。歌によって斬首されることがあるとしたらこういう曲。聴くだけで鮮血がほとばしるようなそんな歌。当時のオペラ劇場なんて所詮謀議の巣か愛の巣だったに違いないが、おそらくこのアリアが始まる前には観客全員客席に戻ってステージを食い入るように眺めていたはず。だからこそヴィヴァルディは超人気作曲家だった。

 モーツァルトも腰を抜かすようなこんなとんでもないアリアを書いたヴィヴァルディ・・・絶対に普通の男じゃなかったはず。

 それにしてもロミーナ・バッソって・・・すごい。
 往年のカストラートを思わせる強烈で突き刺すような声量・声質、そしてコロラトゥーラなんて可愛いもんじゃない変幻自在の歌唱力。
 こんなすさまじい歌手が今の時代にも存在していたのだ!!
 というかこの人がいたからこそこの歌のすごさが伝わってきたのだ。
 先日別の人の録音を聴いたら・・・普通のアリアになっていた。


しかし・・・このアルバム
ついに・・・ついにフランスの在庫も完売してしまった
このアルバムが聴けなくなるなんて、なんという損失!

Vivaldi - New Discoveries
NAIVE
OP 30480
廃盤/完売
入手不能
ヴィヴァルディ:「新発見」
 アリア「Se lento ancora il fulmineまだ光が遅いなら」
 協奏曲ト短調RV478a(2つのヴァイオリン、チェロ、弦と通奏低音のための)
 ソナタ ト短調RV806(フラウト・ドリットと通奏低音のための)
 モテット「Vos invito私はあなたを喚ぶ」(アルト、弦と通奏低音のための)
 ソナタ ニ長調RV798(ヴァイオリン、通奏低音のための)
 協奏曲 ト短調(オーボエ、チェロ、弦と通奏低音のための)
 アリアRV749.32
  「Se fide quanto belle星よ、おまえたちが美しいのと同じくらいに誠実ならば」
 ソナタ ニ長調RV810
モード・アンティコ、
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指)
ロミーナ・バッソ(Ms)
パオロ・パッラストリ(Ob)
エンリコ・カサッツァ(Vn)
ベッティーナ・ホフマン(Vc)
録音:2008年5月



しかし!
1曲目のアリア「Se lento ancora il fulmineまだ光が遅いなら」の録音が入っているオムニバス・アルバムを発見!
代理店からはもう入らないが、これはまだフランスに少しだけ在庫があるらしい。
未聴のかた、どうかお急ぎください!



NAIVE
\2600

ヴィヴァルディ:オペラ・アリア集

 (1)『アルジッポ』RV.697より アリア「まだ光が遅いなら」 

    ロミーナ・バッソ(コントラルト)、フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指)、モード・アンティコ【旧品番:OP 30480】

 (2)『怒れるオルランド』RV.728 より ルッジェーロのアリア「そなたの下でだけだ、愛しい人よ」
    フィリップ・ジャルスキー(C-T)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2004 年6 月、フランス] 【旧品番:OP 30393】
 (3)『忠実な(貞節な)ニンファ』RV.714 より リコリのアリア「アルマは残酷な運命に苦しめられて」
    サンドリーヌ・ピオー(S)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2008 年4&5 月、パリ] 【旧品番:OP 30410】
 (4)『アテナイデ』RV.702 より マルツィアーノのアリア「Cor mio che prigion sei」
    ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)、フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指)、モード・アンティクォ
    [録音:2007 年4 月、テアトロ・デッラ・ペルゴラ(フィレンツェ)] 【品番:OP 30438】
 『グリゼルダ』RV.718 より グリゼルダのアリア (5)「不幸なグリゼルダ!」  (6)「もう私の心は引き裂かれ」
    マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2005 年12 月、フランス] 【旧品番:OP 30419】
 (7)『忠実な(貞節な)ニンファ』より ナレーテのアリア「ああ、あなたは身をかがめ」 
    トピ・レーティプー(T)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2008 年4&5 月、パリ] 【旧品番:OP 30410】
 (8)『グリゼルダ』より ロベルトのアリア「このティラナの掟」
    フィリップ・ジャルスキー(C-T)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2005 年12 月、フランス] 【旧品番:OP 30419】
 (9)『怒れるオルランド』RV.728 より アルチーナのアリア「Amorose ai rai del sole」
    ジェニファー・ラーモア(Ms)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2004 年6 月、フランス] 【旧品番:OP 30393】
 (10)『離宮のオットーネ』RV.729 より カイオのアリア「嫉妬」
    ユリア・レージネヴァ(S)、ジョヴァンニ・アントニーニ(指)、イル・ジャルディーノ・アルモニコ
    [録音:2010 年5&6 月、バリャドリッド] 【OP 30493】
 『アテナイデ』RV.702 より 
   (11)プローボのアリア「不実なアルミードは私に教えてくれる」 (12)テオドージョのアリア「私の過ちとはどんな」
    (11)ステーファノ・フェルラーリ(T)、(12)ヴィヴィカ・ジュノー(Ms)、
    フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指) モード・アンティクォ
    [録音:2007 年4 月、テアトロ・デッラ・ペルゴラ(フィレンツェ)] 【旧品番:OP 30438】
 『怒れるオルランド』(1714 年版)RV.819 より
   (13)ルッジェーロのアリア「私は泣こう、涙の波が和らぐまで」 (14)オルランドのアリア「この暗闇の世で」
    (13)デイヴィッド・DQ・リー(C-T)、(14)リッカルド・ノヴァーロ(Br)、
    フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指)、モード・アンティクォ
    [録音:2012 年7 月、フィレンツェ] 【旧品番:OP 30540】
 (15)『テウッツォーネ』RV.736 より テウッツォーネとゼリンダの二重唱「なんと苦しい恐怖」
    パオロ・ロペス(ソプラニスタ)、デルフィーヌ・ガルー(コントラルト)、ジョルディ・サヴァール(指)、
    ル・コンセール・デ・ナシォン [ 録音:2011 年6 月、ヴェルサイユ宮殿内オペラパレス] 【旧品番:OP 30513】
 (16)『ファルナーチェ』RV.711 より ファルナーチェのアリア「すべての血管で凍えるような血が」
    フリオ・ザナッシ(Br)、ジョルディ・サヴァール(指)、ル・コンセール・デ・ナシォン
    [録音:2001 年10 月26 & 28 日マドリッド、サルスエラ劇場(ライヴ)] 【旧品番:OP 30471】
 (17)『グリゼルダ』RV.718 より コッラードのアリア「ツバメの恋人」
    イェスティン・デイヴィス(C-T)、ジャン=クリストフ・スピノージ(指)、アンサンブル・マテウス
    [録音:2005 年12 月] 【旧品番:OP 30419】
 (18)『エジプトの戦場のアルミーダ』RV.699 より シンフォニア
    リナルド・アレッサンドリーニ(指)、コンチェルト・イタリアーノ [録音:2009 年] 【旧品番:OP 30492】
 ヴイヴァルディ・エディション・シリーズ、オペラタイトルの聴き所を凝縮したアリア集!やっぱりあのアリアが先頭にやってきた。







ALPHA



ALPHA554
\2600
裏声を使わない高音域テノール、オートコントル
 『デュメニ〜リュリのオートコントル歌手にして稀代の料理人』
   フランス・バロックのアリア集

《リュリによるフランス歌劇の草創期》
 ジャン・バプティスト・リュリ(1632-1687):
  1.歌劇『イシス』 LWV54 (1677) 〜 序曲
  2.歌劇『ペルセー』 LWV60 (1682) 〜 「残酷な運命を恐れない」
  3.歌劇『アルミーデ』 LWV71 (1686) 〜 「見れば見るほど素晴らしい所」
  4.歌劇『アマディス』 LWV63 (1684) 〜 「暗い森は陰を濃くして」
  5.歌劇『アシスとガラテ』 LWV73 (1686) 〜 「また帰るのを待って」
  6.同 〜 リトルネッロ
《リュリの死と後継者たち》
 リュリ:
  7.歌劇『アシールとポリュクセーヌ』 LWV74 (1687)
                    〜 「パトロクルが戦い、命を賭すのを」
  8.ミゼレーレ LWV25 (1664)
 パスカル・コラッス (1649-1709):
  9.歌劇『アシールとポリュクセーヌ』 補筆 (1687) 〜 「残酷な苦しみのあと」
  10.同 〜 幕間
  11.同 〜 「ああ、よりによって愛の神は私に」-前奏曲
 マラン・マレ(1656-1728)とルイス・ド・リュリ(1664-1734):
  12.歌劇『アルシード』 (1693) 〜 「わが愛の気がかり」
  13.同 〜 「癒す術はないのだろうか」
《自由な道》
 コラッス:
  14.歌劇『テティスとペレ』 (1689) 〜 「神よ、このみごとな神殿を前にして」
  15.歌劇『エネとラヴィニー』 (1690) 〜 「快い合奏が聴こえる」
 アンリ・デマレ (1661-1741):
  16.歌劇『ディドン』 (1693) 〜 「あわれな私はどうすればよいのか」
  17.同 〜 「太陽の勝利」(器楽合奏)
 マルク・アントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
  18.歌劇『メデ』 H.491 (1693) 〜 「むしろ愛されていなければよかったのに」
  19.同 〜 アルゴス人のための第2のエール-サラバンド
《歌手デュメニの活躍は終わる》
 エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):
  20.歌劇『セファールとプロクリス』 (1694) 〜 「愛神よ、おまえの残酷な掟のもとで」
 デマレ:
  21.歌劇『テアジェーヌとシャリクレ』 (1695) 〜 「私の力は道を譲る」
  22.バレエ『モミュスの恋人たち』 (1695) 〜 「魅力的な場所、静かな隠れ家」
 シャルル=ユベール・ガルヴァ (1671-1744):
  23.歌劇『メデュース』 (1697)-エール、サラバンド、メヌエ
 デマレ:
  24.歌劇『雅びな祝祭(フェート・ギャラント)』 (1698)
                〜 「心からそれを望んでいます」
  25.歌劇『シルセ』 (1694)
           〜 「眠り(ああ!眠りのなんと魅力的なことか)」
 アンドレ・カルディナル・デトゥーシュ(1672-1749):
  26.歌劇『ギリシャのアマディス』 (1699)
                  ~ 「ああ!何も和らげはしない」
 アンドレ・カンプラ(1660-1744):
  27.歌劇『優雅なヨーロッパ』 (1697) 〜 「眠り(毎晩の眠り」
ア・ノクテ・テンポリス
 レイナウト・ファン・メヘレン(オートコントル、指揮)

 フランスのバロック期に活躍した、裏声は使わない高音域のテノールをオートコントルといいます。
 17世紀の中盤、既に歴史に名を残したオートコントルは存在しましたが、その生涯のうちに名を馳せたということでは、ルイ・ゴーラル・デュメニ(またはデュメニル)が最初の重要なオートコントルと言えるでしょう。
 リュリが見出した時、彼はなんと料理人でした。1677年にデビューした頃には、彼の演技と声の力強さを誰もが称賛し、音楽の全てを吸収して益々磨きをかけてゆくその耳の良さに驚かされたといいます。

 数世紀を経た現代、バロックのスター・テノールであるレイナウト・ファン・メヘレンは、リュリ、ラモー、グルックが生きた各時代に活躍した、オートコントルを讃えるアルバム三部作を企画、こちらはその第一弾です。
 リュリはもちろん、マレやシャルパンティエなど、デュメニの輝かしい経歴を彩った作品の数々を、生き生きとした快演で収めています。
  録音:2018年8月、聖アウグスティヌス音楽センター、ベルギー、アントウェルペン
 
 

ALPHA552
(2CD)
\3200
モンテヴェルディ(1567-1643):聖母マリアの夕べの祈り クレール・ルフィリアトル (ソプラノ)
フィオーナ・マゴーン (メゾ・ソプラノ)
ユジェニー・ド・メ、アクセル・ヴェルネ (以上、アルト)
フランシスコ・マニャリッチ、セバスティアン・オブレクト、
ピエール=アントワーヌ・ショミアン、エドゥアルト・モンジャネル (以上、テノール)
アルノー・リシャール、ルノー・ブレス (以上、バス)

ラ・タンペート (古楽器使用)
シモン=ピエール・ベスティオン (指揮)

 ベスティオンはこう語ります「私はこの有名な『晩祷』を、異教徒との親密で神聖な繋がりを伴う呪術的な儀式と捉えました。子供の頃聖歌隊で歌っていた時に、晩夏から秋にかけての強い光が修道院にずっと差し込んで来るのをみて、私はそんなことを強く感じるという経験をしたのです」。
 ラ・タンペートの主宰者たる彼は、この録音のために、特に管弦楽の構成に関して特別な選択をしました。
 さまざまに異なる文化背景を持つ楽器、例えばセルパンとキタローネ、2台のトリプル・ハープなどを加え、編成を充実させたのです。さらには曲の合間に17世紀の写本から取られた作者不明のファルソボルドーネ(重唱唱法)による聖歌を挿入しています。
 この録音はそうしたものによって、一般に知られる姿とは大きく異なる色彩を帯びたモンテヴェルディの『晩祷』となりました。
 それらはコルシカ島、サルデーニャ島やジョージア(グルジア)などのポリフォニーの影響を強く受けています。
  録音:2018年11月、レバノンの聖母聖堂、パリ
 
 


ALPHA551
\2600→\2390
ヴァン・カイック四重奏団
 モーツァルト(1756-1791):

  弦楽四重奏曲第14番 ト長調 K.387、
  同 第15番 ニ短調 K.421、
  ディヴェルティメント ヘ長調 K.138
ヴァン・カイック四重奏団
 ニコラ・ヴァン・カイック(第1ヴァイオリン)
 シルヴァン・ファーヴル=ビュル(第2ヴァイオリン)
 エマニュエル・フランソワ(ヴィオラ)
 フランソワ・ロバン(チェロ)

 2012年にパリで結成されたヴァン・カイック四重奏団。2016年に発表されたCDデビュー作『モーツァルト:四重奏曲第16番、第19番』(ALPHA246)は、フランス「クラシカ」誌でChoc de Classica、「ディアパソン」誌でもDiapason Decouverteを受賞するなど、大きな評判となりました。
 続くアルバム『フランスの弦楽四重奏曲』(ALPHA295)、『シューベルト:死と乙女 ほか』(ALPHA417)も高い評価を受けてきた彼らですが、4枚目のアルバムはモーツァルトに回帰し、デビューCDに収めた『ハイドン・セット』、そして『ザルツブルク・シンフォニー(ディヴェルティメント)』の続編という嬉しい内容となっています。
 セット中唯一短調で書かれた第15番も収録しており、このカルテットならではの瑞々しい表情を多面的に鑑賞することが出来ます。残る第3弾への期待も膨らむ一枚です。
 録音:2019年4月、テルデックス・スタジオ、ベルリン



フランス「クラシカ」誌Choc de Classica受賞、「ディアパソン」誌Diapason Decouverte受賞
この自由な感性!
とくにKv.136ザルブルク・シンフォニー第1番の鮮烈なまでの自在さ!
ときにバリバリのロック、ときにゴリゴリの民族音楽のように奏でるこの感性。
ここまで若きモーツァルトの溌剌さを示した演奏はなかったような気がする。
ヴァン・カイック四重奏団、注目。


Alpha246
\2600→\2390
モーツァルト:弦楽四重奏曲第16・19番、ディヴェルティメント第1番
 1. 弦楽四重奏曲 第16番 変ホ長調 KV428
 2. ディヴェルティメント ニ長調 KV136
 3. 弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調 KV465「不協和音」

ヴァン・カイック四重奏団
 ニコラ・ヴァン・カイック(vn1)
 シルヴァン・フォーヴル=ビュル(vn2)
 グレゴワール・ヴェッキオーニ(va)
 フランソワ・ロバン(vc)

 続々と新世代が登場するカルテット界、Alphaの目のつけどころに感服!

 現代楽器で、このモーツァルト.!
 21世紀型の気鋭集団も次から次へと現れ、とくにフランス語圏は魅力的なグループが多く活況なように思います。

 アルデオSQやヴォーチェSQなどもそうですが、古楽シーンを中心にフランスで「小規模レーベルの革命」と呼ばれたカリスマ的レーベルAlphaが新たに鳴り物入りで紹介するヴァン・カイック四重奏団は、古楽器使用でなく現代楽器でモーツァルトに正面から向き合い、ドキドキするほどのパフォーマンスをあげてみせる、先が楽しみすぎる才人集団!

 「弦16本で奏でるオペラ」と題された解説からして面白いのですが、スタイリッシュに様式感をふまえながらも鼻息荒く、スリリングな丁々発止のやり取りをリスクぎりぎりまで攻めてみせる演奏スタイルはあらためて刺激的!
 選曲も彼らの持ち味を3通りに示してくれる充実度で、不思議な浮遊感と熾烈な勢いのバランスが魅力の第16番、センスのよい上品さがきわだつ初期のディヴェルティメント、そしてシンフォニックな充実度満点の「不協和音」...と、どれから聴きはじめても興奮必至!

 さすがAlphaレーベル、目の付けどころに唸らされる新発見の1枚!お見逃しなく。


ALPHA417
\2600→\2390

いまや最大注目の4人。ヴァン・カイック四重奏団
 シューベルト:弦楽四重奏曲 第10番&第14番「死と乙女」

 弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 D87
  1.第1楽章:ALLEGRO MODERATO
  2.第2楽章:SCHERZO. PRESTISSIMO
  3.第3楽章:ADAGIO
  4.第4楽章:ALLEGRO
 弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調「死と乙女」 D810
  5.第1楽章:ALLEGRO
  6.第2楽章:ANDANTE CON MOTO
  7.第3楽章:SCHERZO: ALLEGRO - TRIO
  8.第4楽章:PRESTO - PRESTISSIMO
ヴァン・カイック四重奏団
【メンバー】
 ニコラ・ヴァン・カイック(第1ヴァイオリン)
 シルヴァン・ファーヴル=ビュル(第2ヴァイオリン)
 エマニュエル・フランソワ(ヴィオラ)
 フランソワ・ロバン(チェロ)
 「作曲家にアプローチする時には、その作風の進化を理解するために、彼、または彼女の初期の作品に没頭するのが好きです」と語るヴァン・カイック四重奏団のメンバーたち。そのアイデアは前作のモーツァルト・アルバムでも生かされていましたが、今回はシューベルトをテーマに、一人の作曲家の成熟過程を探っています。
 収録されているのは、シューベルトが16歳の時に書いた弦楽四重奏団第10番と、早すぎる晩年である27歳の作品「死と乙女」。
 親密な家のリビングで演奏されたであろう幸せな第10番、苦難に満ちた暗さと悲痛さを持つ第14番。彼らの演奏は、全く違う雰囲気を持つ2つの作品からシューベルトが辿った時間の経過を鮮やかに浮かび上がらせています。
  録音 2018年2月 スイス、チューリヒ スイス放送協会


 こちらの動画も必見!熱いです。
 プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch?v=xvp8Q_oOv7c



  



 

RICERCAR



RIC408
(5CD)
\5600→\5190
マラン・マレ(1656-1728):
ヴィオール曲集第2巻 (1701)

【DISC 1】
 《組曲 ロ短調》 (通奏低音:クラヴサン、バス・ド・ヴィオール)
1.前奏曲(83) 2.小さなファンタジア(84) 3.アルマンド(85) 4.アルマンド(86)
5.クーラント(87) 6.サラバンド(88) 7.サラバンド(89) 8.ジグ(90)
9.ジグ(91) 10.ガヴォット(92) 11.メヌエット(93) 12.メヌエット(94)
13.リュリ氏のためのトンボ―(95)
 《組曲 ト長調》 (通奏低音:ハープ、テオルボ)
14.前奏曲(65) 15.アルマンド(68) 16.サラバンド(71)
17.軽やかなジグ(73) 18.メヌエット(77) 19.メヌエット(78)
20.ロンドー(76) 21.ロンドー風シャコンヌ(82)
 《組曲 ニ短調》 (通奏低音:テオルボ、ギター)
22.前奏曲(42) 23.ファンタジア(43) 24.お馴染みのアルマンド(47)
25.ドゥーブル(48) 26.クーラント(52) 27.サラバンド(53)
28.ジグ(55) 29.メヌエット(60) 30.メヌエット(61)
31.ロンドー(58) 32.シャコンヌ(64)
【DISC 2】
 《組曲 イ長調》 (通奏低音:ギター、テオルボ、バス・ド・ヴィオール)
1.優美(132) 2.冗談(127) 3.アルマンド(126) 4.サラバンド(131)
5.英国風ジグ(133) 6.メヌエット(136) 7.村のブランル(138)
8.大衆のエール(140) 9.半分のロンドー(141)
 《組曲 ニ短調》 (通奏低音:クラヴサン)
10.前奏曲(21) 11.前奏曲(3) 12.アルマンド(23) 13.クーラント(11)
14.サラバンド(11) 15.荘重なサラバンド(27) 16.ジグ(13) 17.ガヴォット(15)
18.メヌエット(18) 19.メヌエット(35) 20.カプリース(14) 21.ロンドー(34)
22.ブーラスク(5) 23.田園のロンドー(37)
 《組曲 ト長調》 (通奏低音:ギター、バス・ド・ヴィオール)
24.前奏曲(81) 25.アルマンド(66) 26.ドゥーブル(67) 27.クーラント(69)
28.切なさのサラバンド(70) 29.サラバンド(72) 30.ジグ(74)
31.ガヴォット(75) 32.メヌエット(79) 33.田園のロンドー(80)
【DISC 3】
 《組曲 ホ短調》 (通奏低音:テオルボ、バス・ド・ヴィオール)
1.前奏曲(96) 2.ファンタジア(97) 3.アルマンド(98) 4.クーラント(99)
5.サラバンド(100) 6.スペイン風サラバンド(101) 7.ジグ(102)
8.軽やかなジグ(103) 9.田園のロンドー(104) 10.パッサカーユ(105)
11.ガヴォット(106) 12.メヌエット(107) 13.メヌエット(108)
14.サント=コロンブ氏のためのトンボー(109) 15.楽しいフーガ(110)
 《組曲 ホ長調》 (通奏低音:クラヴサン)
16.前奏曲(111) 17.アルマンド(112) 18.かわいらしいアルマンド(113)
19.クーラント(114) 20.サラバンド(115)
21.昔のリュート作曲家の流儀によるパヴァーヌ(116)
22.ガヴォット(117) 23.ジグ(118) 24.ジグ(119)
25.不規則なロンドー(120) 26.メヌエット(121) 27.メヌエット(122)
28.大衆のロンドー(123) 29.シャコンヌ(124)
【DISC 4】
 《組曲 ニ短調》 (通奏低音:ハープ、バス・ド・ヴィオール)
1.前奏曲(1) 2.アルマンド(24) 3.クーラント(9) 4.サラバンド(28)
5.お気に入りのジグ(12) 6.ジグ(31) 7.メヌエット(41)
8.メヌエット(36) 9.前奏曲(6) 10.ラ・フォレット(8) 11.リュート風ファンタジア(30)
12.冗談(29) 13.百姓娘(39) 14.ロンドーによるバレ(19)
15.ポーランドの女(40) 16.鐘、あるいはカリヨン(38)
 《組曲 イ長調》 (通奏低音:クラヴサン、バス・ド・ヴィオール)
17.前奏曲(125) 18.アルマンド(128) 19.クーラント(129)
20.サラバンド(130) 21.ジグ(134) 22.ガヴォット(135)
23.メヌエット(137) 24.エコー(139) 25.ファンタジア(142)
【DISC 5】
 《組曲 ニ長調》 (通奏低音:テオルボ)
1.前奏曲(44) 2.アルマンド(45) 3.ドゥーブル(46)
4.アルマンド(49) 5.ドゥーブル(50) 6.クーラント(51)
7.サラバンド(54) 8.英国風ジグ(56) 9.ガヴォット(57)
10.メヌエット(62) 11.村娘(11) 12.人間の声(63)
 《組曲 ニ短調》
 (通奏低音:ギター、テオルボ、クラヴサン、バス・ド・ヴィオール)
13.前奏曲(4) 14.ファンタジー(2) 15.アルマンド(7)
16.クーラント(26) 17.サラバンド(7) 18.ジグ(32)
19.ドゥーブル(33) 20.メヌエット(16) 21.メヌエット(17)
22.前奏曲(22) 23.フォリアのクプレ
フランソワ・ジュベール=カイエ(バス・ド・ヴィオール)
ラシェロン(古楽器使用)
 サラ・ファン・アウデンホーヴェ(バス・ド・ヴィオール)
 アンジェリク・モイヨン(ハープ)
 ミゲル・アンリ(テオルボ)
 ヴァンサン・フリュッキガー(ギター)
 フィリップ・グリスヴァール(クラヴサン)

 「Ricercar」レーベル主宰者の絶大な信頼のもとマラン・マレ全曲録音を進行中のジュベール=カイエ。
 小品を集めた第1巻(RIC364)、『1台あるいは2台のヴィオールのための曲集第1巻』(RIC379)に続く第3弾。
 5枚組という重量級ながら、組曲の特性により通奏低音の編成を変えて飽きさせない作りとなっています。
 時に沈鬱に、時に軽やかに、「人間の声」に最も近いと言われるヴィオールを自在に操り、フランス・バロックの寵児が残した歌を今に伝えます。ラストは大編成による圧倒の「フォリア」。
  録音:2015年10月-2018年4月、サンテイユ・ノートルダム教会
  
   ※ ブックレット3ページ目に『ヴィオール曲集第1巻』と誤った表記がございます。ご了承ください。



第1弾・・・というより良質な「予告編」といっていい!
プレ企画・名曲集


RIC364
\2600→\2390
マレ:ヴィオール作品全集 Vol.1
 (散和音(アルパジュマン)による前奏曲
 ▲▲薀戰好 L瓦澆觸 ち袷婉 イ短調
 チ埖腓覆詆馥Г両讚Εラント ト長調*
 Дター ┘汽薀丱鵐 ニ短調*
 ポーランドの女ジグ「おどけた女」
 田園での祭り サント・コロンブ氏の墓標
 人間の声 ラ・フォリア アルマンド イ短調
 哀轡礇灰鵐 ト長調 韻弔爐孤 欧ふざけ
 
  第1曲集(1686/89)…Ν
  第2曲集(1701)…
  第3曲集(1711)…きキ
  第4曲集(1717)…鵜
  第5曲集(1725)…´
  その他:エディンバラの手稿譜より…
フランソワ・ジュベール=カイエ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アンサンブル・ラシェロン(古楽器使用)
アンドレアス・リノス、
サラ・ファン・アウデンホーフ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミゲル・アンリ(テオルボ)
ヴァンサン・フリュッキガー(バロックギター、アーチリュート)
フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ)
 フランス語圏随一の古楽レーベルRicercarがついにマレ全集を!
 精巧な選曲で偉業に臨むのは「この人」フランス・バロックの最重要楽器、それはやはりヴィオール…つまりヴィオラ・ダ・ガンバかもしれません。
 フランス貴族たちはヴィオールを愛するあまり、ヴァイオリンというイタリア人が好んで弾いた楽器を「外来の軽薄なダンス向き楽器」と長らく斥けつづけていたほどでした。
 フランス語圏の古楽界で長く名盤を刻み続けた老舗古楽レーベルRicercarが、この作曲家のヴィオール作品全集を今の今まで作っていなかった…という事実が改めて驚きですが、主宰者ルジュヌ教授はかねてからアイデアを温めていたもよう。
 リチェルカール・コンソートのフィリップ・ピエルロとさえやらなかったこの大事業を「この人なら任せられる!」と言える名手に出会ったからこそ、こうして企画はスタートしたのです。
 その名手とは…F.ジュベール=カイエ!少し前にヴィーラント・クイケン御大(!)とのシェンク盤で共演して以来、レーベルがこの演奏家にかけてきた愛着を十全に上書きしてやまないマレ全曲録音の第1弾は、通奏低音陣も豪奢かつセンス抜群の多彩な仕上がり!
 今後も五つの曲集から少しずつ曲を選んで録音する方針のようですが、その選曲も毎回楽しみです。師匠への追悼曲、フォリア、数々の性格的名品群など聴きどころ満載!


RIC379
(4CD)
\5600→\5190
マレ:ヴィオールのための作品集 第1巻
(全/二つのヴィオールのための組曲を含む)
 〜閥 ニ短調(theo)∩閥 イ長調(vg, theo, a-lt)
 A閥 ニ短調(vg, cmb)ち閥 ニ長調I(vg, b-g)
 チ閥 ト短調(vg, cmb)α閥 ニ長調II(vg, cmb)
 Я閥 嬰ヘ短調(cmb)┘侫.鵐織献 ト短調(同)
 さまざまな主題(同)ロンドー(b-g, theo)
 二つのヴィオールのための組曲 ト長調(cmb)
 二つのヴィオールのための組曲 ニ短調(theo, a-lt)
 メリトン氏のトンボー 〜二つのヴィオールのための(cmb)
  ()内は通奏低音編成
  ※曲順は´↓┃きキΝ
フランソワ・ジュベール=カイエ
       (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
Ens.ラシェロン(古楽器使用)
アンドレアス・リノス(ヴィオラ・ダ・ガンバvg)
ミゲル・アンリ(テオルボ theo)
ヴァンサン・フリュッキゲル
  (バロックギターb-g・アーチリュートa-lt)
フィリップ・グリスヴァール(チェンバロcmb)


 マラン・マレといえば、ヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)というフランス宮廷で愛された楽器の音楽を、18世紀初頭にひとたび絶頂へと押し上げた“天使のように弾いた”天才演奏家=作曲家!
 その体系的録音は数多くあれど、実は全5集・総数500ほどにものぼるマレのヴィオール作品をすべて録音してみせたというヴィオール奏者は、これほど古楽がさかんになった今でも実はいなかったのです。
 なにしろマレの作品は1曲ごとに精巧そのもの・含蓄豊かな仕上がりを誇っており、全曲となれば長期間にわたって神経をすりへらすプロジェクトになるのは必定―ーそのうえであえてこの偉業に取り組んでみせたジュベール=カイエを、老舗古楽レーベルRicercarの主宰者は大いに買っているとのこと!

 昨年のプレ企画・名曲集(RIC364)でも、ガンバを手足の延長のように使いこなし、豊かな歌心から特殊奏法から繊細な表現まで如何なく示した彼は、まず17世紀中に出版された「第1巻」を、意外に日の目を見ないヴィオール独奏曲まで全曲録音。
 マレを、フランスバロックを知る上で必携BOXになるでしょう!


  
 

RIC405
\2600
ナターレ・モンフェッラート(1603-1685):
 サルヴェ・レジナ 〜独唱のためのモテット集 第3巻

  1. Sic ergo Jesu de Sacramento
  2. Ad sonos pro quotlibet Sancto
  3. Regina Cali
  4. Jubilate Deo de Beata Maria Virgine
  5. Salve Regina
  6. Vigila mortalis in omni tempore
  7. Propera Domine de Sacramento
  8. Convenite terrigena de Beata M. Virgine
  9. Clamo ad te de Beata Maria Virgine
アンサンブル・セラドン
 ポラン・ビュンドゲン(カウンターテナー、音楽監督)
 フローラン・マリー(テオルボ)
 マリー=ドミティル・ムレ(トリプル・ハープ)
 ノルウェン・ル・ゲルン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 リュク・ゴーグレ(ヴィオローネ)
 カロリーヌ・ヒュン・ファン・シュアン(オルガン、チェンバロ)

 【世界初録音!聖マルコ大聖堂楽長が残したアルトのための貴重な宗教モテット集】
 
 1676年フランチェスコ・カヴァッリの死去に伴い、ヴェネツィアの聖マルコ大聖堂楽長に就任したナターレ・モンフェッラートは、この聖堂で最も高い地位にあった作曲家のうち、今日最も忘れられていると言ってもよいでしょう。
 宗教作品の作曲に専念した彼は、1647年から81年にかけて20曲からなる作品集を数回出版しています。
 その作品は大規模なポリフォニーもありましたが、独唱のためのモテット集も3巻を数えました。
 彼の作品は当時にしては珍しくアルトを念頭に置いた作品が多く、これはその時代のレパートリーとして重要なものといえ、今回録音された1666年出版の第3巻においても顕著です。
 これらのモテットはレチタティーヴォとアリアが明確かつ対照的に分かれており、そこには1637年以降ヴェネツィアで盛んであった歌劇の影響を存分に受けています。
 世界初となる今回の録音は、忘却の彼方へ不当に押しやられてしまった作曲家を再認識する、またとない大きな契機と言えるでしょう。
  録音:2018年10月 聖ルイ聖ブルーノ学院礼拝堂、リヨン
  
 

RIC410
\2600
『ヨーロッパの心』
中世プラハのクリスマス

 1. Antiphona Ave spes nostra
 2. Benedicamen In hac precelsa sollempnitate
 3. Kyrie Creator pater increate
 4. Hymnus Veni Redemptor gencium
 5. Lectio Primo tempore
 6. Offertorium Tui sunt celi ? Tropus Nate dei
 7. Lectio Iube Domine ? Consolamini
 8. Benedicamen Splendor patris et sol ? Festivali melodia
 9. Benedicamen Puer natus in Bethlehem
 10. Lectio Consolamini
 11. Responsorium Descendit de calis ? Tropus Fabrica mundi
 12. Lectio Iube Domine ? Consurge
 13. Benedicamen Nos respectu gracie
 14. Introitus Lux fulgebit ? Tropus Lumen clarum rite
 15. Cantio Gaude quam magnificat
 16. Sanctus super Gaude quam magnificat
 17. Benedicamen Patrem parit filia
 18. Agnus Dei
 19. Motet Exordium quadruplate ? Nate Dei
        ? Concrepet infanti ? Verbum caro
ティブルティナ・アンサンブル
 ハナ・ブラジコヴァ、テレツァ・ハヴリコヴァ (ソプラノ)
 ダニエラ・チェルマコヴァ (アルト)
 バルボラ・カバートコヴァー
  (ソプラノ、音楽監督、演出)

 【ア・カペラ女声合唱が誘う、中世プラハのクリスマス】

 街並みの美しさから古より「ヨーロッパの心」の異名を持つ都市プラハ。その大聖堂とプラハ城のベネディクト派修道院に伝わる13世紀から14世紀、アルス・ノヴァの影響を映す伝承曲を集めたアルバム。
 バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストなどで日本でもお馴染みのブラシコヴァが参加する声楽アンサンブル、ティブルティナ・アンサンブルによるたいへん美しい一枚です。
 録音:2019年3月24-29日、ズブラスラフ城聖ヤコプ教会、プラハ、チェコ
 





ALBANY



TROY 1784
¥2300
「空」
 〜マイケル・トーキー(b.1961)協奏曲集

  (1)「空」〜ヴァイオリン協奏曲
  (2)「西」〜バスーン協奏曲
  (3)「南」〜オーボエ協奏曲
  (4)「東」〜クラリネット協奏曲
デイヴィッド・アラン・ミラー(指揮)
オルバニー交響楽団
(1)テッサ・ラーク(ヴァイオリン)
(2)ピーター・コルケイ(バスーン)
(3)ライアン・ロバーツ(オーボエ)
(4)ウェイション・ワン(クラリネット)

 人気の現代作曲家マイケル・トーキー(トーク)の協奏曲集第2弾

 録音:2017年10月米国,ニューヨーク州トロイ、DDD,54'42

 好評の「マンハッタンの橋(TROY1643)」に続く米国の人気作曲家マイケル・トーキー(1961-)の協奏曲集。
 トーキーの作風は基本的に明快かつロマンティックで、大変に親しみやすいものである。このCDに収録された4曲の協奏曲もとても面白く、時折エキゾティズムが加わる。「空」だけ約24分、他の3曲は10分ほどの作品。
 4人のソリストはいずれも若手。デイヴィッド・アラン・ミラーは1992年からオルバニー交響楽団の音楽監督を務めている。
 
 
TROY 1767
¥2300
「ジョゼフ・フェニモア(b.1940):4手作品集」
 (1)8つのワルツ 第2巻(1958-1975)
 (2)8つのワルツ 第1巻(1958-1974)
 (3)第1ソナタ(1964)/(4)第2ソナタ(1965)/
 (5)第1ソナチネ(1965)/(6)第3ソナチネ(1973)/
 (7)パサカーユ(1994)/
 (8)その令嬢は浮浪者ではない(2000)
ジョゼフ・フェニモア(ピアノ)
(1)(2)ゴードン・ヒッバード(ピアノ)

 DDD、77'27

 米国の作曲家、ピアニスト、ジョゼフ・フェニモア(1940―)の4手ピアノ作品集。
 いずれも近代的な美しさ溢れる極である。60年来の友人というゴードン・ヒッバードと組んでの演奏。
 
 
TROY 1768
¥2300

「風」〜パン・パシフィック・アンサンブル
 チェン・イ:風
 シンヤン・リ:モソ族の婚礼儀式
 タナポン・チーウィンピティ:おしゃれ男スタイル1
 ナロン・プランチャロエン:影
 イ・チャオ:ミャオ山の印象
 イー・カホワ:赤道直下の熱帯雨林
 ド・キェン・クォン:田んぼ
 シラセート・パントゥラアンポーン:長い声

パン・パシフィック・アンサンブル
 (Fl、Ob、Cl、Hr、Fg、Pf)

 DDD、68'28

 東アジア、東南アジアの中堅から若手の作曲家の作品を収録。
 チェン・イは中国系米国人の作曲家。シンヤン・リ、イ・チャオ、イ・カファは中国人。タナポン・チーウィンピティはタイ人。2017年の坂本龍一 設置音楽コンテストで最優秀賞を受賞している。「おしゃれ男」という題名は日本語(ローマ字)をそのまま用いている。
 ナロン・プランチャロエンもタイ人。イー・カホワはマレーシア人(おそらく中国系)。ド・キェン・クォンはベトナム人。シラセート・パントゥラアンポーンはタイ人。2002年、第23回入野賞を受賞。2014年、武満徹作曲賞で第4位。 
 
 

TROY 1769
¥2300
「デイヴィッド・ゴンパー:弦楽音楽」
 (1)ニュアンス(2012)〜ヴァイオリン独奏のための
 (2)イコナ(2008)〜ヴァイオリンとピアノのための
 (3)サイクルズ(2016)〜チェロとピアノのための
 (4)ベイリーの数珠(2017)〜ダブルベースとピアノのための
(1)(2)ウォルフギャング・デイヴィッド(ヴァイオリン)
(2)(4)デイヴィッド・ゴンパー(ピアノ)
(3)ハンナ・ホルマン(チェロ)
レヌ・レクオーナ(ピアノ)
(4)ヴォルカン・オーホン(ダブルベース)

 録音:(1)(2)2017年2月27日、(3)2016年10月22日、(4)2019年7月18-19日、全て アイオワシティ、DDD、58'36

 デイヴィッド・ゴンパーは1954年生まれの米国のピアニスト、作曲家。1991年からアイオワ大学のニュー・ミュージック・センターの作曲と指揮の教授を務めている。作風はあまり前衛的でない現代音楽という感じ。
 
 

TROY 1771
¥2300
ロバート・ムチンスキ(1929-2010)のピアノ・ソナタ全集
 ロバート・ムチンスキ(1929-2010):
  ピアノ・ソナタ第1番Op.9
  ピアノ・ソナタ第2番Op.22
  ピアノ・ソナタ第3番Op.35
ザカリ・ロペス(ピアノ)

 録音:2018年5月15-17日 米国ケンタッキー州ルイスヴィル、DDD、42'44

 シカゴ生まれの作曲家、ロバート・ムチンスキ(1929-2010)のピアノ・ソナタ全集。晦渋な第1ソナタから第3ソナタへと徐々に静かで落ち着いた作風に変貌している。ザカリ・ロペスは米国の中堅ピアニスト。
 
 

TROY 1772
¥2300
「鉄の馬」〜パン・パシフィック・アンサンブル
 オミッチョリ:鉄の馬
 チェン・イ:木管五重奏曲
 スリニヴァサン:カイルヴィ
 チャイプルック・メカラ:モン・ザーエ
 ジォン・ジュィンチァン:鼓楼の反射音
 P.Q.ファン:思い出の幻想曲
 シラセート・パントゥラアンポーン:ドローン
パン・パシフィック・アンサンブル
 (Fl、Ob、Cl、Hr、Fg、Pf)

 録音:2018年2-4月、DDD、69:22

 様々な国の作曲家の室内楽作品を集めている。
 米国人のニック・オミッチョリ(1982-)、中国系米国人のチェン・イ(1953-)、インド系米国人のアシャ・スリニヴァサン(1980-)、タイ人のチャイプルック・メカラ(1971-)、中国人のジォン・ジュィンチァン、ベトナム系米国人のP.Q.ファン(1962-)、タイ人のシラセート・パントゥラアンポーン(1982-)の作品。
 パン・パシフィック・アンサンブルは2007年結成の団体。
 
 

TROY 1773
¥2300
「聖と俗」〜ダロン・ハーゲン(1961-)の歌曲集
 野菜小詩集(全8曲)(2011)
 ジェイクの歌(全8曲)(2015)
 一掴みの日々(全7曲)(1988)
ステファニー・ワイス(MS)
クリスティーナ・ライト=イヴァノヴァ(Pf)

 録音:2017年5月12-15日 ラスヴェガス、DDD、55'42

 米国の作曲家、ダロン・ハーゲン(1961―)の歌曲集。野菜小詩集はマーガレット・G.ヘイズの詩、ジェイクの歌はジェイク・ミラーの詩、一掴みの日々はキム・アドニジオの詩による。いずれも世界初録音と表示されている。
 ステファニー・ワイスはベルリン・ドイツオペラやライプツィヒ歌劇場で長年活躍している米国のメッゾソプラノ。高い実力を誇る歌手だが録音は皆無だったので、彼女の実力を存分に発揮したCDでもある。

 ※このCDには背に品番が表記されておりません。裏面でご確認ください。
 
 

TROY 1774
(CD+Blu-Ray Disc)
¥2300
アルベニスのピアノ作品集
 アルベニス:
  パヴァナ・カプリコ Op.12
  入江のざわめき Op.71-6
  伝説
  イベリア〜
   エヴォカシオン,ラヴァピエス,
   エル・アルバイシン,トゥリアーナ
ポーラ・バイテルマン(ピアノ)
ウォルター・クラーク(音楽学者)

 録音:2016年1月 米国 ニューヨーク州サラトガ・スプリングズ、DDD
 CD:34'23、レクチャーBD:47'55

 アルベニスのピアノ作品集。ポーラ・バイテルマンはチリのピアニスト。アルベニスのスペシャリストで、1993年にはアルベニスのピアノ作品の年代表と主題目録という本も著している。
 Blu-Ray Discが付いており、こちらにはバイテルマンらによるレクチャーが収録されている。仕様が明記されていないが、日本のBRDプレイヤーで再生可能。字幕は付いていない。

 ※Blu-Ray Disc用のケースにCDとBlu-Ray Discの2枚が収納されています。
 
 

TROY 1775
¥2300
「この青い部屋で」〜カイル・スミス(1956)歌曲集
 この青い部屋で(全17曲)
 ジェラード・メンリー・ホプキンスの詩集(3曲)
 スティーヴン・バーグの詩集(3曲)
 大きなものも小さなものもない
 音楽に印を付けろ
リリック・フェスト:
 【シュザンヌ・デュプランティス(MS)
  ジェシカ・レニック(S)
  ジョナス・ハッカー(T)
  ダニエル・テッド(Br)
  ローラ・ウォード(Pf)
  ドリス・ホール=ギュラティ(Cl)】

 DDD、77'28

 米国の作曲家、カイル・スミス(1956-)の歌曲集。ジャズやブルースの影響が顕著な作風である。「この青い部屋で」は3部17曲からなる、50分弱もかかる歌曲集。
 リリック・フェストは、シュザンヌ・デュプランティスらによって結成された声楽団体。フィラデルフィアを拠点にしている。
 
 


TROY 1777
¥2300
ALBANYとしては珍しい名曲レパートリー
 ヤロスラフ・セニュシン初の協奏曲の録音、
  ショパンとリストのピアノ協奏曲第2番

   ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
   リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調 S125
ヤロスラフ・セニュシン(ピアノ)
オリヴェル・ヴォン・ドホナーニ(指揮)
チェコ・ナショナル交響楽団

 録音:2019年2月プラハ、DDD、58'02

 カナダ出身のウクライナ系のピアニスト、ヤロスラフ・セニュシンのAlbanyへの3枚目のCD。初の協奏曲の録音はショパンとリストのピアノ協奏曲第2番という王道もの。悠然とした演奏が良い。
 オリヴェル・ヴォン・ドホナーニ(あるいはオリヴァー・フォン・ドホナーニ)は、1955年生まれのスロヴァキアの指揮者。現在はロシア、エカテリンベルクのウラル・オペラ・バレエの客演音楽監督を務めている。



ヤロスラフ・セニュシン旧譜

TROY1444
\2200

「リフレクション&リレーションシップ」
 (1)リスト:巡礼の年第2年〜ソネット第104番
 (2)フランク:フルート・ソナタ(原曲ヴァイオリン・ソナタ)
 (3)イベール:ソナチネ「戯れ」
 (4)ラリサ・クズメンコ:チェルノブイリの犠牲者への追憶
 (5)ウィリアム・デヴィッド・スミス(b.1949):映像Op.33
 (6)リーヴズ・マダリア=ミラー:練習曲第1番ハ短調Op.8

ヤロスラフ・セニュシン(Pf)
(2)(3)(4)
 スーザン・オニール=セニュシン(Fl)
 スタインウェイ・アーティストであるヤロスラフ・セニュシンのアルバムに夫人であるフルーティスト、スーザン・オニールが参加。フランクのヴァイオリン・ソナタのフルート版やイベールのソナチネを収録。

 
 
TROY 1778
¥2300
「シャミナード:歌曲集」
 不在/理想/セレナータ/捨てられた花/晩の夢/夢/
 君が私に言うのなら/子守歌/とらわれた愛/朝の歌/
 月に寄せるバラード/愛の歌/セビリアのセレナード/
 裏切り/ヴィエールの歌/ヴィラネル/夏の夜/贈り物
パク・スア(ソプラノ)
カン・サンウ(ピアノ)

 録音:2019年1月8-10日ニューヨーク、DDD、48'38

 フランスの作曲家、セシル・シャミナード(1857-1944)のCDは多くあるが、彼女の歌曲だけを集めたCDは珍しい。基本的にサロン風の音楽である。
 パク・スアは韓国のソプラノ。カン・サンウは韓国のピアニスト。他社からモーツァルトのピアノ小品集が出ている。
 
 
TROY 1781
¥2300
「敬意と記憶」
 ポール・タロク:パッサカリア
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調 K.331
 ドビュッシー:二つのアラベスク
 ジェイムズ・アドラー:ノーマンへの悲歌
 ヘンコ・エスパグ:思い出
 ムソルグスキー:展覧会の絵
ジェイムズ・アドラー(ピアノ)

 録音:2018年4月11日,12月19-20日,2019年2月1日 ニューヨーク、DDD,77'16

 米国のピアニスト、作曲家のジェイムズ・アドラー(1950-)のCD。
 ポール・タロク(1929-2012)はニューヨークで生まれ亡くなった作曲家。音楽批評家としても高名。ヘンコ・エスパグは南アフリカ出身、2007年に米国に移住した若い作曲家。
 
 

TROY 1783
¥2300
「橋」〜ショパンからピアソラへ
 ショパン:
  夜想曲 嬰ハ短調/夜想曲 嬰ヘ短調Op.48-2/
  ワルツ 変ト長調 Op.70-1
 ジョルジュ・マティアス(1826-1910):
  言葉の無いロマンス Op.18-4/カプリス〜ワルツOp.38-1
 アルベルト・ウィリアムズ(1862-1952):
  ワルツ Op.29-3/ノヴェレット Op.8/跡 Op.46-1
 ヒナステラ:
  エスタンシア/12のアメリカの前奏曲/ミロンガ
 ピアソラ:ロコへのバラード/忘却/別れ/私は黒人
ローサ・アントネッリ(ピアノ)

 録音:2019年4月ニューヨーク、DDD、75'26

 ショパンからピアソラまでの様々な作品を収録。ドイツとポーランドの血を受け継いだフランス人、ジョルジュ・マティアス(1826-1910)、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれでパリで学んだアルベルト・ウィリアムズ(1862-1952)の作品が珍しい。
 ローサ・アントネッリはアルゼンチンのピアニスト。南米のピアノ音楽に積極的に取り組んでおり、ことにピアソラの作品のピアノ演奏で知られる。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2208
¥2500
トスカニーニ&NBC響、ブラームスの第1番+第4番
 ブラームス:
  (1)交響曲第4番 ホ短調 Op.98
  (2)交響曲第1番 ハ短調 Op.68
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC 交響楽団

 トスカニーニ&NBC響、ブラームスの第1番+第4番、2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ

 録音:(1)1951年12月3日、(2)1951年12月6日/カーネギーホール(ニューヨーク)モノラル(放送用録音)/モノラル、78'19"
 使用音源: Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)

 ■制作者より
  トスカニーニのブラームスは、フルトヴェングラーやワルターらのそれと比較すると、それほど頻繁に聴かれていないかもしれません。
  その理由にひとつに、音質が固くて素っ気ない印象を与えるからではないでしょうか。当復刻盤では2トラック、38センチのオープンリール・テープから、望みうる最上の音質を引き出しています。
  これで聴くとひたむきな情熱だけではなく、思った以上に響きに厚みがあり、なおかつ繊細な表現であることが再認識されるでしょう。
  また、解説書にはトスカニーニ家の日常生活を捉えた「トスカニーニ夫妻」(その1)を掲載しています。普段着のトスカニーニについて記された、面白くて興味深い内容です。
  なお、「トスカニーニ夫妻」(その2)は交響曲第2番+第3番(GS-2209 /近日発売)に掲載されます。(平林直哉)
 




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PROFIL



PH 18061
(10CD+1ボーナスCD)
¥5700→\5290

入手困難な音源をBox 化
 ハンス・スワロフスキー・ボックス
ハンス・スワロフスキー(指揮)
 Disc 1 61' 38"
  ハイドン:
   (1)交響曲第70番ニ長調Hob:70/(2)交響曲第93番ニ長調Hob:93/
   (3)交響曲第100番ト長調「軍隊」Hob:100
     ウィーン・アカデミー室内管弦楽団(1)、ケルン放送交響楽団(2)、ウィーン交響楽団(3)
     録音:1952年(1)、62年2月8-10日ケルン(2)、56年5月3日ウィーン・ムジークフェライン(3)
 Disc 2 72' 29"
  モーツァルト:
   (1)ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467/(2)ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
   (3)アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525
     フリードリヒ・グルダ(ピアノ)(1)(2)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
     録音:1963年6月(1)(2)(ステレオ)、55年12月18日ウィーン・ムジークフェライン(3)
 Disc 3 67' 36"
  ベートーヴェン:
   (1)交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」/(2)プロメテウスの創造物Op.43〜序曲
   (3)大フーガOp.133(ワインガルトナー編)
     ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1)、ケルン放送交響楽団(2)(3)
     録音:1955年ウィーン(1)、52年11月2-4日ケルン(2)、62年9月10-14日(3)
 Disc 4 73' 12"
  シューベルト:
   (1)交響曲第9番ハ長調「グレート」/(2)交響曲第8番ロ短調「未完成」
     ウィーン交響楽団(1)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団(2)
     録音:1957年1月2日ウィーン・ムジークフェライン(1)、57年ウィーン・ムジークフェライン(2)
 Disc 5 51' 21"
  メンデルスゾーン:
   (1)ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64/(2)2台のピアノのための協奏曲ホ長調
     イヴリー・ギトリス(ヴァイオリン)(1)、
     オラッツィオ・フルゴーニ、エドゥアルト・ムラゼク(ピアノ)(2)、ウィーン交響楽団
     録音:1954年(リリース)
 Disc 6 59' 44"
  マーラー:交響曲第3番ニ短調〜第1-3楽章
     ベルリン放送交響楽団
     録音:1963年1月21日ベルリン・ライヴ
 Disc 7 54' 22"
  (1)マーラー:交響曲第3番ニ短調〜第4-6楽章/
  (2)シェーンベルク:コール・ニドレOp.39/
  (3)同:6つの歌Op.8/(4)ワルシャワの生き残りOp.46
     ソニャ・チェルヴェナー(アルト)、
     RIAS女声合唱団、ベルリン大聖堂少年合唱団、ベルリン放送交響楽団(1)、
     ハンス・ヤーライ(語り)、アカデミー室内合唱団、ウィーン交響楽団(2)(4)、
     ゲオルク・イェルデン(テノール)、ケルン放送交響楽団(3)
     録音:1963 年1月21日ベルリン・ライヴ(1)、
      52年10月28、30日ウィーン・コンツェルト・ハウス(2)(4)、61年12月16、20日ケルン(3)
 Disc 8 52' 36"
  ブラームス:
   (1)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83/(2)ハンガリー舞曲第1番/
   (3)ハンガリー舞曲第2番/(4)ハンガリー舞曲第3番/(5)ハンガリー舞曲第5番
     エドゥアルト・ムラゼク(ピアノ)(1)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
     録音:1956年、57年(1)、54年9月12-14日(2)-(5)
 Disc 9 69' 17"
  リヒャルト・シュトラウス:
   (1)交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28/
   (2)楽劇「ばらの騎士」〜導入曲とワルツ/(3)歌劇「インテルメッツォ」〜ワルツの情景/
   (4)交響的断章「ヨセフ伝説」Op.63/(5)歌劇「サロメ」〜7 つのヴェールの踊り
     ケルン放送交響楽団
     録音:1960年11月18-21日(1)(2)(5)、63年12月16-20日(3)、61年11月2-4日(4)
 Disc 10 74' 36"
  ワーグナー:
   (1)歌劇「リエンツィ」序曲
   (2)歌劇「ローエングリン」〜第1幕への前奏曲/第3幕への前奏曲/
   (3)楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲/(4)歌劇「タンホイザー」序曲/
   (5)楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲/(6)楽劇「パルジファル」前奏曲
     チェコ・フィル(1)(4)(5)(6)、ウィーン交響楽団(2)(3)
     録音:1952年7月15日(1)、54年11月30日-12月2日(2)(3)、51年11月9日(4)、50年(5)(6)
 Disc 11 57' 20"(ボーナス)
  ヨハン・シュトラウスJr:
   (1)喜歌劇「ジプシー男爵」序曲/(2)ポルカ「観光列車」Op.281/
   (3)ワルツ「ウィーンの森の物語」Op.325/(4)ポルカ「百発百中」Op.326/
   (5)喜歌劇「騎士パスマン」〜チャールダーシュ/(6)ワルツ「春の声」Op.410/
   (7)ヨセフ・シュトラウス:ポルカ「憂いもなく」Op.271/
   (8)ヨハン・シュトラウスJr:ワルツ「親しき仲」Op.367/(9)皇帝円舞曲Op.437
     ウィーン国立歌劇場管弦楽団(2)(4)(6)(7)(8)(9)、チェコ・フィル(1)(3)(5)
     録音:1951年(2)(4)(6)(7)(8)(9)、57年9月19日(1)(3)(5)

 名教師スワロフスキーは指揮者としても凄かった!

 MONO、STEREO

 Profil レーベルが、現在入手困難な音源をBox 化するシリーズ、今回はオーストリアの指揮者ハンス・スワロフスキー。

 ハンス・スワロフスキー(1899-1975) は指揮者として活躍するかたわら、ウィーン国立音楽大学指揮科教授として、アバド、メータ、ヤンソンス、アダム& イヴァン・フィッシャーなど錚々たる逸材を育てました。
 尾高忠明、湯浅卓雄、大町陽一郎ら薫陶を受けた大物日本人も多数います。

 教育者としての業績が大きすぎたため、彼自身の芸術像は意外に伝わってきませんが、ワインガルトナーとリヒャルト・シュトラウスの指揮の弟子として、ドイツの伝統を現代に伝えた職人と申せましょう。

 いずれも正確なバトン・テクニックで楷書的な演奏を聴かせてくれますが、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウス作品での大きな音楽作りに驚かされます。
 また珍しいマーラーの交響曲第3 番の1963 年ライヴ、ギトリスとの共演によるメンデルスゾーンの協奏曲も興味津々。1952 年10 月のシェーンベルクの「コール・ニドレ」と「ワルシャワの生き残り」はどちらも世界初録音だったとされます。

 もうひとつの魅力はウィーン物で見せる独特の歌い回しと香り。十八番のヨハン・シュトラウスがたくさん入っているのも嬉しく、またハイドンの交響曲やグルダとのモーツァルトも素晴しいのひとことに尽きます。

 大半は入手困難なうえ、驚きの価格の超貴重Box です。





上記ボックスにも入らなかったスワロフスキーの代表的演奏
すでに廃盤で入手不能だが5枚だけ在庫あり
オークション市場では1万円を超える高値で売買されている名盤

SUPRAPHON
110625
\2000
スワロフスキーの代表作
 マーラー:交響曲第4番ト長調
ハンス・スワロフスキー(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ゲルリンデ・ローレンツ(ソプラノ)

1972年6月、1973年6月
プラハ、芸術家の家、ステレオ



アリア・レーベル 第106弾
ものすごい人なのである、でも何か腹にイチモツある
ハンス・スワロフスキー&ウィーン国立歌劇場管
ブラームス:交響曲第1番
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 ものすごい人なのである。

 シェーンベルクとウェーベルンに音楽理論を学び、R・シュトラウスとワインガルトナーに指揮法を師事した。
 指揮者としてはウィーン響首席指揮者、グラーツ市立劇場音楽監督、ウィーン国立歌劇場の指揮者も務めた。
 教育者としてはウィーン国立音楽大学指揮科の教授として活躍、門下にはクラウディオ・アバド、マリス・ヤンソンス、ズービン・メータ、アダム・フィッシャー、イヴァン・フィッシャー、ヘスス・ロペス=コボス、ブルーノ・ヴァイル、日本人では、尾高忠明や湯浅卓雄、矢崎彦太郎、大町陽一郎らがいる。

 とんでもない人。



 
 で、自ら指揮棒を執り録音もいくつか行っているが・・・この評価がすごい。

 「その音楽は楷書的でしっかりしたものではあったが、あまり面白いものではなかった。」(指揮者のすべて)

 「模範的な解釈で知られ、残された録音からもそうした芸風が伝わってくる。」(世界の指揮者名鑑866)

 「尋常でないほど音楽の運びがぎくしゃくしがちな指揮者」(クラシックの聴き方が変わる本)

 ・・・要はボロカスなわけである。

 つまらないと。

 すごい役職を歴任し、弟子にもすごい人はいるが、ご本人の指揮はたいしたことない、と。
 店主も昔この人について「多くの有名指揮者を育てながら、自身は名指揮者かただの凡人か判別つかぬまま今に至る伝説のひと。」とコメントしている。

 
 ところがその後店主が聴いたスワロフスキーの録音は、ヘタウマの極致というような妙竹林な演奏ばかりで、怪獣アニメのような素っ頓狂な終わり方のマーラー5番、ちょっと危ういワーグナー管弦楽曲集、怪奇趣味的な幻想交響曲、ムード歌謡のようなチャイコフスキー1番・・・

 ところが、それらのCDは現在ほぼ壊滅状態。
 人気も知名度もないうえに評論家から「つまらん」と言われるのだからそれも仕方がない。先日ようやくワーグナーの「指環」全曲がCD化されたのは奇跡と言っていい。

 なので、多くの人にこの指揮者をもう一度正当に評価してほしいと思い、今回彼の録音で最も有名なブラームスの交響曲第1番に登場願ったわけである。

 ・・・ところが、これ、残念ながらそれほどムチャはしてないし、それほど妙竹林ではない。
 上記で言われているような「模範的・楷書的」要素が多分にある。

 しかし評論家の片山杜秀氏曰く、

 「出来の悪いロボットでも指揮したのかという風な、つぎはぎだらけのブラームス。
 フレージングは異様で、スムースさがまるでない。切れそうなところが切れず、切れなさそうなところが切れる。テンポの変化も妙に人工的で、各セクションはバラバラに陳列されている感じ。
 はて、この演奏をどう評価すべきか。単に下手ということか。いや、そんなネガティヴな判断を下してはシェーンベルクの弟子で、アバドやメータを育てた名指揮者教授のスワロフスキーに申し訳ない。
 これはむしろ、ロマン派とは流麗とか重厚だとか、そういう世間の常識を打ち壊す、異化演奏の極致なのではないか。
 そう考え出すと、この1枚はたちまち異様な輝きを帯びてくるのである。」(クラシック名盤大全)

 そこまでベタ褒め(?)する勇気は店主にはないが、極端な個性はないものの、なかなか奥深いものを感じさせてくれる何か腹にイチモツある演奏であることは間違いない。


 ということで、試しにどうぞ。



 1950年代のフランス盤、音はあまりよくないです。

 またスワロフスキーのブラームス交響曲第1番には、南ドイツ・フィル(詳細不明)との録音年不明の録音があるが、それとは別。
 こちらのほうが古いです。
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AR 0106
\1700
アリア・レーベル第106弾
 ブラームス:交響曲第1番
ハンス・スワロフスキー指揮 
ウィーン国立歌劇場管
録音:1950年代後期
原盤: フランス盤 Odeon XOC 817 モノラル録音

CD-R製作。薄型ケースで、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。

原盤ジャケット



 



<映像>

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C MAJOR(映像)



73 5004
(Blu-ray)
¥5800→\5390
パーヴォ・ヤルヴィ
 ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
ブラームス:交響曲全集

 交響曲第1番ハ短調作品68
 交響曲第2番ニ長調作品73
 交響曲第3番ヘ長調作品90
 交響曲第4番ホ短調作品98
 ドキュメンタリー
  「ザ・ブラームス・コード」
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
KKC 9501
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5714+税
73 4908
(3DVD)
¥6400→\5990
KKC 9502
(3DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5714+税

 シャンゼリゼ劇場ライヴ、パーヴォ&ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン、ブラームス交響曲全集

 (Blu-ray)画面:1080i,16:9(4K 収録)、音声:DTS-HD MA5.1(交響曲のみ)、PCM ステレオ、字幕(ドキュメンタリー):英独韓日、リージョン:All、267分(交響曲:177分、ボーナス:90分)
 (3DVD)画面:NTSC,16:9、音声:DTS5.1(交響曲のみ)、PCM ステレオ、字幕(ドキュメンタリー):英独韓日、リージョン:All、267分(交響曲:177分、ボーナス:90分)
 監督:クリスティアン・ベルガー/撮影監督:スヴェン・ヤーコプ=エンゲルマン

 ドイツ・ブレーメンに本拠を置く室内オーケストラで、世界屈指と名高いドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン 。2004年よりパーヴォ・ヤルヴィが芸術監督に就任。以降、独自のプロジェクトなど精力的に活動し、世界各地の音楽祭での演奏で聴衆を魅了し、国際的オーケストラとしての評価を一気に高めました。

 本映像は、2018年にパリのシャンゼリゼ劇場で行われたブラームス・チクルスのライヴ。2公演で全4曲を演奏しました。
 パーヴォ・ヤルヴィと同楽団とのブラームス・プロジェクトは、2014年に東京オペラシティで行った全曲演奏会を皮切りにヨーロッパ各地で演奏し、CD録音も行っています。
 ベートーヴェン、シューマンのチクルスを経て世界的に注目されている彼らによるブラームスということで期待が一層高まります。
 ブラームスの全4曲の交響曲は、長年彼らが愛奏してきた作品のひとつ。「何度も繰り返し演奏することで違った風景が見られる」とパーヴォは言います。まさに細部まで血肉化した演奏で、パリの聴衆を熱狂させています。
 また、パーヴォのブラームス論や楽団員たちのインタビューを含めた90分間のドキュメンタリー映像も収録。真摯に音楽に向かい合う音楽家たちの気概が伝わる内容です。
















10/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ALPHA


ALPHA549
\2600
SAGA
シューマン、レーヴェ、イェンゼン、シューベルトの伝説世界

 1.レーヴェ(1796-1869):詩人トム Op.135a
 2.イェンゼン(1837-1879):ロマンスとバラード Op.41-花嫁
 3.イェンゼン:ロマンスとバラード Op.41-リューベツァール
 4.レーヴェ:バラード「オルフ氏」Op.2
 5.レーヴェ:バラード「魔王」Op.1
 6.イェンゼン:4つの歌 Op.5-第4番「森のささやき」
 7.シューベルト(1797-1828):小人 D771
 8.シューベルト:タルタルスの群れ D583
 9.シューマン(1810-1856):ベルシャザール Op.57
 10.シューマン:ロマンスとバラード Op.49-第2番:憎み合う兄弟
 11.シューマン:ロマンスとバラード Op.49-第1番:二人の擲弾 兵
 12.シューベルト:プロメテウス D674
 13.レーヴェ:海をゆくオーディン Op.118
コンスタンティン・クリンメル(バリトン)
ドリアナ・チャカローヴァ(ピアノ)

 1993年、ドイツ生まれの若手バリトン歌手、コンスタンティン・クリンメルが歌う「サーガ=神話・叙事詩」と題されたバラード集。
 どの歌も大きな起伏と劇的な展開を持ち、歌い手の技量を披露するにはぴったりの題材です。
 冒頭に置かれているのはバラードの大家レーヴェの作品。詩人トムが妖精の女王に心惹かれる様子が、チャカローヴァが奏でる美しいピアノの伴奏で表情豊かに歌われるこの曲は、壮大な物語が詰まったアルバムの幕開けにはぴったり。幸せな結末を迎える作品からバッドエンドの作品まで、物語は多種多様。クリンメルは曲にあわせて絶妙に歌い方を変えながら音による物語を綴っていきます。
 クリンメルとチャカローヴァは長年共演を重ねており、幅広いレパートリーを披露していますが、とりわけリートの演奏では高い評価を受けています。
 クリンメルは将来有望の若い歌手に与えられる権威ある「ヘルムート・ドイチュ賞」の2019年受賞者。最も将来が期待される歌手の一人です。
 録音 2019年3月、クローネンツェントルム、ビーティヒハイム=ビシンゲン(ドイツ)
  




 

B RECORDS


LBM021
\2700
Le promenoir des amants 恋人たちの散歩道
 1.レーヴェ(1796-1869):3つのバラード Op.129-2 水の精
 2-6.ラヴェル(1875-1937):博物誌(1907)
  くじゃく/こおろぎ/白鳥/かわせみ/ほろほろ鳥
 7.シューベルト(1797-1828):魔王 D328
 8.シューマン(1810-1856):12の詩 Op.35-第2番:
  愛も喜びも、亡びるがいい!
 9.シューマン:12の詩 Op.35-第5番:森への憧れ
 10.シューマン:リーダークライス Op.39-月の夜

 ドビュッシー(186-1918):恋人たちの散歩道
  11.第1番:暗い洞窟のほとり
  12.第2番:私の忠告を聞いておくれ、愛しのクリメーヌよ
  13.第3番:あなたの顔を見て私はおののく

 14.ツェムリンスキー(1871-1942):12の歌 Op.27-Elend
 15.ツェムリンスキー:12の歌 Op.27-アフリカの踊り
 16-18.カプレ(1878-1925):
  ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの3つの寓話より
   カラスときつね/せみとあり/おおかみと子羊
 19.シューベルト:ロザムンデのロマンス
マリー=ロール・ガルニエ(ソプラノ)…14.15.16-18.19
セリア・オネト=ベンサイド(ピアノ)…14.15.16-18.19
マリルー・ジャカール(メゾ・ソプラノ)…2-6
クーナル・ライリー(ピアノ)…2-6
ジャン=クリストフ・ラニエス(バリトン)…8.9.10.11-13
ロマン・ルーヴォー(ピアノ)…8.9.10.11-13
アレックス・ローゼン(バス)…1.7
ミハウ・ビエル(ピアノ)…1.7

 パリ近郊の静かな場所にあるロワイヨーモン修道院は、年間を通じて若い歌手たちの活動を支援し、コンサート会場と演奏機会を提供しています。
 とりわけ、オルセー美術館の協力のもと、ビジュアルアートと音楽を結び付ける試みには積極的に取り組んでいます。
 B Recordsではこのロワイヨーモン修道院の活動に賛同し、開催されたコンサートの録音を行い、素晴らしい活動の普及に努めています。
 このアルバムには、ドイツ古典派のバラードからドビュッシー、ラヴェルなど印象派の歌曲、後期ロマン派のツェムリンスキーの作品まで、幅広い時代の歌曲が収録されています。
 ガルニエのしっとりとした歌声、ジャカールのユーモラスな「博物誌」、切ない恋心溢れるラニエスの甘い声、迫力たっぷりのローゼン。各々の歌手たちの表現力豊かな歌唱をお楽しみください。
 録音 2019年6月1,2日、ロワイヨーモン修道院
  




 

Musique en Wallonie


MEW1892
\2600
ウジェーヌ・サミュエル=オルマン(1863-1942):「窓辺の少女」ほか作品集

 歌曲集「La jeune fille a la fenetre 窓辺の少女」(1904)
  1.Prelude 前奏曲
  2.Mes mains, mes petites mains … 私の手、小さな手
  3.Mon cSur est comme une eglise …私の心は教会のよう
  4.Nous etions alors autour de la table …私たちは食卓で、姉妹4人で
  5.Et tant qu'elles furent quatre …4人姉妹はいつも一緒に
  6.Parti! Et ce geste encore …行ってしまった!またこのように

 Album de croquis スケッチアルバム(1903)
  7.Horizon calme 穏やかな地平線
  8.Voile blanche 白い帆
  9.Le Rocher Grimaldi グリマルディの岩場
  10.Reverie sur les terrasses テラスで空想
  11.Grisailles du soir  夕暮れの灰色の諧調
  12.Et s'il revenait un jour そして、彼がいつか戻ってきたら(1898)
  13.Les cloches en la nuit 夜の鐘(1909)
  14.Adieu 告別(1909)
ポーリーヌ・クラース(メゾ・ソプラノ)…1-6.12.13.14

トマ・ヴァン・アペレン(指揮)…1-6
シュトルム・ウント・クラング(室内合奏団)…1-6
マティアス・ルコント(ピアノ)…7-11.12.13.14

 ベルギーのピアニスト、作曲家サミュエル=オルマン。若い頃にはヘント音楽院でピアノと音楽理論を学びながら文学と哲学にも興味を示し、モーリス・メーテルリンクと親交を結ぶなど様々な知見を広げました。
 音楽家としての活動はほとんどフランスにおいて行われましたが、晩年は印象派の作風よりも全音階や無調に興味を示し、独創的なハーモニーを用いたユニークな作品を残しています。
 ベルギーの詩人カミーユ・ルモニエの詩を用いた「窓辺の少女」は色彩的な響きを駆使した美しい作品。
 またピアノ曲「スケッチアルバム」はサティを思わせるシンプルさも備えています。
 





MUSO



MU032
(2CD)
\4600
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ヴァイオリン・ソナタ全集
【CD1】
 1-3.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第5番(1951)
 4-7.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番(1947)
 8-12.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番「室内ソナタ」(1945)
 13-15.無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第2番(1958)
【CD2】
 1-4.ヴァイオリンとピアノのためのパルティータ(1955)
 5-8.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番(1946)
 9-12.無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第1番(1941)
 13-16.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第4番(1949)
アナベル・バルトロメ=レノルス(ヴァイオリン)
イヴァン・ドンチェフ(ピアノ)

 ポーランド、ウッジの音楽一家に生まれたグラジナ・バツェヴィチ。ポーランドで初めて国際的に認知された女性作曲家です。
 若い頃にパリに留学し、ナディア・ブーランジェの指導を受けたため、作風にはフランス印象派と新古典派双方の影響が感じられますが、その中にも弦楽器の技巧的な効果を活かしていることに特徴があります。
 前衛的でありながらも独自の感性に支えられた表情豊かな音楽は、名手クリスチャン・ツィメルマンが喧伝したことで広く知られるようになりました。
 優れたヴァイオリニストでもあった彼女の作品の多くはヴァイオリンのために書かれており、このアルバムにはバツェヴィチの音楽を心から愛するというアナベル・バルトロメ=レノルスの演奏で、ヴァイオリンのためのソナタが全曲…ピアノ伴奏のあるものと、無伴奏のものを全て収録しています。
 ヴァイオリンの生き生きとしたメロディ・ライン、伴奏つきの曲での精緻なピアノ・パートが魅力的です。

  録音 2018年7月17-20日,11月26-30日、クシシュトフ・ペンデレツキ欧州音楽センター、ルスワヴィツェ,ポーランド
  





NAXOS



合唱音楽コレクションBOX


 11-12世紀に活躍した女性作曲家ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの清冽な単旋律によるレスポンソリウム(独唱と合唱が交互に歌い交わす方式)から、現代気鋭の作曲家アルネセンの作品まで、およそ900年に渡る膨大な合唱レパートリーの中から選りすぐった傑作選。
 ルネサンス期の精緻な対位法が美しい無伴奏合唱曲やマドリガーレ、バロックから古典派にかけてのヴィヴァルディやモーツァルト、ベートーヴェンらの整った形式を持つミサ曲やカンタータ、イタリア・ロマン派のケルビーニやドニゼッティによるオペラを思わせる華やかな曲、シューマン、ブラームスをはじめとしたドイツ・ロマン派と東欧作曲家たちの詩情豊かな作品を経て多様な作風に至る現代へ。
 人の声の持つ温かさと力強さを伝える合唱芸術の素晴らしいコレクションです。

 プロモーション動画 https://youtu.be/VslZFaZrYrU
 

8.503298(30CD)\7200
合唱音楽コレクションBOX

【CD1】 8.553840

アグリコラ(1446-1506):世俗作品集「絶望した幸福の女神」
1.幸運の最愛の人
2.さようなら、私の恋人 I
3.さようなら、私の恋人 II
4.悲しみよ、去れ
5.あなたの顔を見つめて I(器楽のみ)
6.もしあなたが喜ぶなら
7.そして誰がわかるというのか
8.良いことばかり I(器楽のみ)
9.良いことばかり II(器楽のみ)
10.良いことばかり III(器楽のみ)
11.遠くても近くても
12.あなたの顔を見つめて II(器楽のみ)
13.あなたに何かしてしまったかしら
14.ミューズよ、美しく奏でなさい
15.あなたの顔を見つめて III (器楽のみ)
16.むなしく私は泣く
17.盲目の人は色を見分けない(器楽のみ)
18.絶望した幸福の女神

ミヒャエル・ポッシュ(指揮)/アンサンブル・ユニコーン
録音 1995年12月3-6日 Lutherische Stadtpfarrkirche A.B., Vienna, Austria

ルネサンス時代に活躍したフランドル楽派の音楽家アグリコラ。音楽史の書物で名前だけは目にするものの、その作品を実際に耳にすることはほとんどありません。ミラノ、フィレンツェ、フランスで歌手として活躍したらしいという断片的な記録しか残っていませんが、彼の作風は当時の新しい傾向であったイタリア風の考え方にあまり影響されず、ゴシック的な手法に固執したと言われています。複雑なリズムや、対位法に彩られた透明感溢れるアンサンブルをお楽しみください。


【CD2】 8.573788

キム・アンドレ・アルネセン(1980-):合唱作品集
1.たとえ口を閉ざしていようと(2011)
2.フライト・ソング(2014)
3.おお、聖なる饗宴(2014)
4.子供の歌(2014)
5.あなたに残してあげる贈り物(2015)
6.眠れ、イエス(2012)
7.作るか壊すか(2015)
8.子守歌(2010)
9.子羊(2015)
10.ピエ・イエス(2013)
11.無限大(2016)
12.そこで休もう(2015)

ジョエル・リンセマ(指揮)/カントライ(声楽アンサンブル)

録音 2016年5月27-30日First Plymouth Congregational Church, Denver, Colorado, USA

現代のノルウェーで高い人気を獲得しているアルネセンの合唱曲集。18歳の時に出身合唱団によって自作を初演し、その後も次々と作品を発表、以降、合唱音楽に力を注いでいる作曲家です。このアルバムには2010年以降に書かれた作品を収録。美しい響きを縦横無尽に駆使した繊細、かつモダンな曲が並びます。


【CD3】 8.572783

ベートーヴェン(1770-1827):カンタータ「栄光の瞬間」/合唱幻想曲
1-6.カンタータ「栄光の瞬間」Op.136
7.合唱幻想曲 Op.80

レオン・マッコウリー(ピアノ)…7
マルタ・フォンタナルス=シモンズ(メゾ・ソプラノ)…7
ジュリアン・デイヴィーズ(テノール)…7
ウェストミンスター少年合唱団…1-6

クレア・ラター(ソプラノ)
マティルデ・ヴァレヴィク(メゾ・ソプラノ)
ピーター・ホーレ(テノール)
スティーヴン・ガッド(バリトン)
シティ・オブ・ロンドン合唱団
ヒラリー・デイヴァン・ウェットン(指揮)/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音 2011年2月5-6日 キャドガン・ホール、ロンドン、イングランド

2020年に生誕250年を迎えるベートーヴェン。彼の名前を知らない人はいないでしょう。しかし・・・ベートーヴェンの多くの作品があまねく演奏されているわけではありません。このアルバムにはあまり耳にすることのない2作品を収録。交響曲第9番に良く似た旋律を持つ「合唱幻想曲」、ナポレオンが敗退後に開催された「ウィーン会議」の際に演奏された祝祭的なカンタータ「栄光の瞬間」。どちらも一度は聴いておきたい“隠れた名曲”です。


【CD4】 8.572996

ブラームス(1833-1897):ドイツ・レクイエム
1.第1曲「幸いなるかな、悲しみを抱くものは」
2.第2曲「肉はみな、草のごとく」
3.第3曲「主よ、知らしめたまえ」
4.第4曲「いかに愛すべきかな、なんじのいますところは、万軍の主よ」
5.第5曲「汝らも今は憂いあり」
6.第6曲「われらここには、とこしえの地なくして」
7.第7曲「幸いなるかな、死人のうち、主にありて死ぬるものは」

アンナ・ルチア・リヒター(ソプラノ)
シュテファン・ゲンツ (バリトン)

マリン・オルソップ(指揮)/ライプツィヒMDR交響楽団&ライプツィヒMDR放送合唱団
録音 2013年4月11-14日 ゲヴァントハウス大ホール、ライプツィヒ、ドイツ

ブラームスの「ドイツ・レクイエム」。通常、カトリック教会のレクイエムはラテン語で歌われますが、この曲はブラームス自身が選んだテキスト(ルターが訳したドイツ語版聖書など)を用いて、全てドイツ語のテキストで書かれています。ブラームス自身は、この作品を教会で歌うのではなく、演奏会用として考えていて、テキストからは「キリストの復活に関わる部分」が外されています。穏やかな第1曲のメロディが全般に使われながらも、全体にポリフォニックで極めて構造的に書かれた中身の濃い音楽です。


【CD5】 8.554749

ケルビーニ(1760-1842):葬送行進曲/レクイエム
1.葬送行進曲
レクイエム 第1番 ハ短調「ルイ16世の思い出に捧ぐ」
2.入祭唱とキリエ:レクイエム・エテルナム 永遠の安息を
3.昇階唱:レクイエム・エテルナム 永遠の安息を
4.ディエス・イレ 怒りの日
5.オッフェルトリウム:主イエス・キリストよ
6.サンクトゥス 聖なるかな
7.ピエ・イエス
8.アニュス・デイ 神の子羊

ルガーノ・スヴィッツェラ放送合唱団…2-8
ディエゴ・ファソリス(指揮)…1-8/スイス・イタリア語放送管弦楽団…1-8
録音 1996年4月5日Cathedral of San Lorenzo, Lugano, Switzerland

ベートーヴェンが生きた時代に誰からも一目置かれていたのが、イタリア出身の作曲家ケルビーニ。今日ではオペラ作曲家として知られていますが、この「レクイエム」はベルリオーズが激賞したという作品。ルイ16世のために作曲されたこの名曲は、この手の曲では普通は加わるソロ歌手を省き、合唱と管弦楽で敬虔な祈りを表現します。


【CD6】 8.573360

1-14.ドニゼッティ(1797-1848):カンタータ「アリステア」
アンドレア・ローレン・ブラウン(ソプラノ)
サラ・ハーシュコヴィッツ(ソプラノ)
キャロリン・アドラー(ソプラノ)
コーネル・フレイ(テノール)
ローベルト・セリアー(テノール)
アンドレアス・ブルクハルト(バス)

バイエルン国立歌劇場合唱団のメンバー
ジモン・マイール合唱団
フランツ・ハウク(指揮)/ジモン・マイール・アンサンブル
録音 2012年9月3-6日 Kongregationssaal, Neuburg an der Donau, Germany

19世紀前半の作曲家たちは、本格的な歌劇だけでなく「小さな歌劇」もしばしば作曲しました。これらは特定の人の誕生日や命名日を祝うためや、何か栄誉を受けたときのために演奏され、その題材は神話や寓話から取られることが多かったのです。このドニゼッティ初期作品のカンタータも、ブルボン君主フェルディナンド1世とシチリア王アルフレッド大王に敬意を表して書かれており、牧歌的風景の中に、父と娘の葛藤を盛り込み、最後は平和的解決を得るという内容です。

【CD7-8】 8.572874-75

ドヴォルザーク(1841-1904):レクイエム Op.89


【CD7】第1部
1.入祭唱:永遠の安息を-あわれみたまえ
2.昇階唱:永遠の安息を

ゼクエンティア
3.怒りの火
4.奇しきラッパの響き
5.あわれなるわれ
6.思い出したまえ
7.呪われた者たちが
8.涙の日


【CD8】第2部
奉献唱
1.主イエス・キリストよ
2.賛美の生贄
3.聖なるかな
4.ピエ・イエス
5.神の子羊

クリスティーネ・リボー(ソプラノ)
エヴァ・ヴォラク(アルト)
ダニエル・キルヒ(テノール)
ヤヌス・モナルチャ(バス)

アントニ・ヴィト(指揮)/ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
録音 2012年5月29日-6月5日 ワルシャワ・フィルハーモニック・ホール、ポーランド

1884年と1885年にイギリスを訪れたドヴォルザーク。その際、ロイヤル・アルバート・ホールで演奏した「スターバト・マーテル」が大好評となり、バーミンガム音楽祭から新作の依頼を受けることとなりました。それに応えて書かれたのがこの「レクイエム」です。全曲は素朴で美しいメロディに満ち溢れており、曲の冒頭には彼が敬愛したバッハの最高傑作「ロ短調ミサ」からの引用もあるなど、渾身の力が込められた大作となっています。


【CD9】 8.550765

フォーレ(1845-1924):レクイエム 他
1-7.フォーレ:レクイエム Op.48
8.ヴィエルヌ(1870-1937):幻想的小品集 Op.51-組曲 第1番
9.セヴラック(1872-1921):大いなる秘跡
10-13.フォーレ:小ミサ曲
14.フォーレ:ラシーヌの雅歌 Op.11

リサ・ベックリー(ソプラノ)…1-7
ニコラス・ゲッジ(バス・バリトン)…1-7
カーム・キャリー(オルガン)…1-7.8.10-14

スコラ・カントルム・オブ・オックスフォード
ジェレミー・サマリー (指揮)/オックスフォード・カメラータ
録音 1993年5月17-18日Chapel of Hertford College, Oxford

モーツァルト、ヴェルディの作品とともに「三大レクイエム」の一つに数えられるフォーレのレクイエム。「死は永遠の至福の喜びに満ちた解放感に他なりません」と語ったフォーレの死生観が投影された美しい作品です。モーツァルト、ヴェルディ作品とは違い“ディエス・イレ=怒りの日”を持たないこともあり、全体が静謐な雰囲気を湛えています。このアルバムでは若き日の作品である「ラシーヌの雅歌」と「小ミサ曲」も演奏されています。


【CD10】8.572137

ジェズアルド(1561-1613):マドリガーレ集 第4巻
1.清らかな澄んだ光よ
2.時には正直な欲望に
3.私は沈黙の中で静かでならなければならない(第1部)
4.無駄に、残酷に(第2部)
5.あなたは私に何をしているの?
6.この残酷で信心深き女性
7.私が思ったのと同じように(第1部)
8.おお、ここまで残酷な愛(第2部)
9.わが心よ、ああ、泣くことはない(第1部)
10.だから私を傷つけないで(第2部)
11.ルッツァッスキ(1545-1607):4声のトッカータ(オルガン・ソロ)
12.我が主の顔は死に覆われている
13.最後に溜息をつき、私は死ぬ(第1部)
14.人生は死を歓迎する(第2部)
15.彼女は結局のところ
16.私の心を伝えよう
17.見よ、従って私は死ぬだろう(第1部)
18.ああ、すでに私は血の気が引く(第2部)
19.私の心は燃えている
20.あなたの心に小さな愛があれば
21.太陽は明るく(6声-第1部)
22.わが光よ、戻っておいで(6声-第2部)

マルコ・ロンギーニ(指揮)/デリティエ・ムジケ
録音 2009年7月20-24日 イタリア ヴェローナ,サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会

「高貴なる殺人者」として歴史に名を残す大作曲家、ジェズアルドのマドリガル集。この曲集には、妻とその恋人を殺害するという大事件を起こした後に書かれた、ジェズアルドの苦悩が伺われる曲が含まれており、他にも死の影に覆われた作品など、全体的に暗く重々しい色調となっています。もちろん彼特有の予期せぬ不協和音や、激しい感情表現、半音階的語法が顕著であり、時代の流れからはみだしてしまった悲しい天才を物語るかのような、ドラマティックな音楽が奏でられます。


【CD11】8.553258

ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」(抜粋)
1.シンフォニア
2.汝らわが民を慰めよ…もろもろの谷は高くせられ
3.かくての主の栄光はあらわれ
4.見よ、乙女は身ごもりて…良き訪れをシオンに伝える物よ
5.ひとりのみどり子われらのために生まれたり
6.ピファ(田園曲)
7.シオンのむすめたちよ大いに喜べ
8.そのとき盲人の目は開き…主は牧者のごとくその群れをやしない
9.主は世の人々に悔いられ、捨てられ
10.正しきことを述べる者の足は美しい
11.なぜもろもろの国人は騒ぎ
12.ハレルヤ!
13.われは知るわ贈主は生きたもうことを
14.見よ我汝らに奥義を告げん…ラッパは鳴り
15.子羊にこそふさわしけれ…アーメン

スコラーズ・バロック・アンサンブル
録音 1992年7月6-9日Rosslyn Hill Chapel, Hampstead, London

『ハレルヤ・コーラス』で知られるヘンデルの代表作。“メサイア”とは救世主の意味であり、聖書から歌詞が採られています。意外なことに、ヘンデル唯一の宗教的オラトリオであり、合唱の占める割合が高い曲でもあります。ヘンデルの生前から大好評をもって迎えられ、現在でも人気が途切れることのない名作です。壮麗な曲調であるためかクリスマスに演奏されることも多いのですが、内容はあまり関係がありません。


【CD12】8.572126

ハイドン(1732-1809): 「ミサ・ブレヴィス」&「ハルモニーミサ」
1-7.ミサ曲 ヘ長調「ミサ・ブレヴィス」Hob.XXII:1
8-19.ミサ曲 変ロ長調「ハルモニーミサ」 Hob.XXII:14

アン・ホイット(ソプラノ)…1-7
ジュリー・リストン(ソプラノ)…1-7
リチャード・リポルド(バス)…1-7
ナコル・パルマー(ソプラノ)…8-19
ニーナ・ファイア(ソプラノ)…8-19
キルステン・ゾレク=アヴェラ(アルト)…8-19
ダニエル・ムトル(テノール)…8-19
マシュー・ヘンスラッド(テノール)…8-19
アンドリュー・ノーレン(バス)…8-19

ニューヨーク・トリニティ教会合唱団
オーウェン・バーディック(指揮)/ルベル・バロック管弦楽団
録音 Trinity Church, Broadway at Wall Street, New York City, USA
2001年5月23-24日…1-7
2008年9月5-6日…8-19

“小さなミサ”という意味を持つ「ミサ・ブレヴィス」はハイドン17歳の作品。声変わりを迎え、聖歌隊を去るにあたっての卒業制作の意味を持つ作品でした。この曲を書くために当時の巨匠、ポルポラからイタリアの音楽様式を学んだといわれています。かたや「ハルモニー・ニサ」は70歳の作品。「天地創造」や「四季」などの数々の傑作をものにしたハイドンならではの熟達の技法が冴える充実作です。


【CD13】8.572639

ヤナーチェク(1854-1928):グラゴル・ミサ/シンフォニエッタ
1-8.グラゴル・ミサ JW III/9 (最終稿)(1928)
9-13.シンフォニエッタ JW VI/18(1926)

クリスティーネ・リボー(ソプラノ)…1-8
エヴァ・マルシニク(アルト)…1-8
ティモシー・ベンチ(テノール)…1-8
ヴォチェク・ギールラッハ(バス)…1-8
ヤロスラフ・マラノヴィチ(オルガン)…1-8
ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団…1-8

アントニ・ヴィト(指揮)/ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
録音 ワルシャワ・フィルハーモニーホール、ポーランド
2010年4月26-27日…1-8
2009年9月29-30日…9-13

晩年になって、人生の輝きを取り戻したヤナーチェクは、堰を切ったように次々と名作を生み出します。この「グラゴル・ミサ」と「シンフォニエッタ」もその中に含まれる傑作です。「グラゴル・ミサ」のグラゴルとは、スラヴ人が使った最古の文字と言われることから、この曲はスラヴ文化のための奉祝であり、大規模な管弦楽、合唱、独唱、そしてオルガンが織り成す神秘的で輝くような調べは聴くものの心を躍らせます。「シンフォニエッタ」は本来は軍楽のために構想された作品。金管が大活躍する冒頭から、わくわくするような楽想に満ちています。


【CD14】8.573840

オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594):マタイ受難曲
1-28.マタイ受難曲…聖木曜日
29-54.マタイ受難曲…聖金曜日

ボー・ホルテン(指揮)/ムジカ・フィクタ
録音 2015年4月6,9-10日 Isaiah Church, Copenhagen, Denmark

後期ルネサンス期、フランドル楽派を代表するオルランドゥス・ラッスス(オルランド・ディ・ラッソ)。4つの福音書による全ての応唱受難曲を残しており、その中でも最初に出版された「マタイ受難曲」は素晴らしい傑作です。イエスの受難の物語が福音史家によって、淡々と歌われ、それに合唱が応えるという形の音楽は、シンプルでありながら力強さも兼ね備えています。ルネサンス期の作品を研究するホルテンは、当時の礼拝の慣例に従いこの「マタイ」の曲中にもいくつかのモテットを挿入することで、16世紀当時の礼拝場面を再現しています。


【CD15】8.557340

レオナン(レオニウス)(1150-1201)/ペロタン(ペロティヌス)(1180-1225):ノートルダム大聖堂の音楽
1.ペロタン:祝せられた胎よ(単旋律コンドゥクス)
2.作者不詳:地上のすべての国々は
3-8.レオナン:地上のすべての国々は(1)
9-14.レオナン:地上のすべての国々は(II)
15-16.レオナン:地上のすべての国々は(III)
17-22.作者不詳:2声のクラウズラ
23-28.ペロタン:地上のすべての国々は
29.作者不詳:全地よ、主に向かって歓声を
30.作者不詳:主よ、我々にではなく
31.ペロタン:支配者らは集まりて(4声のオルガヌム)
32.作者不詳:古き法は廃れ

アンソニー・ピッツ(指揮)/トーヌス・ペレグリヌス
録音 2004年1月5-9日Chancelade Abbey, Dordogne, France

「グレゴリオ聖歌」のような単声部の旋律だけの音楽から、複数の声部の音楽への進化は、西洋音楽の発展の上で革命的な出来事だったことは言うまでもありません。「ノートルダム楽派」は初期のポリフォニー音楽を発展させた作曲家たちの集まりですが、個人名が特定できるのはペロタンとレオナンの2人のみですが、その作品は当時の音楽を想像させるにふさわしい衝撃的な美しさを持っています。


【CD16】8.570926

モーツァルト(1756-1791):荘厳ミサ曲 ハ長調/マイール(1763-1845):テ・デウム
1-16.モーツァルト:荘厳ミサ曲 ハ長調 K.Anh.C1.20
17-23.ジモン・マイール:テ・デウム

プリスカ・エセル=シュトライト(ソプラノ)…1-16,17-23
カーチャ・シュテューバー(ソプラノ)…1-16
メリット・オスターマン(アルト)…1-16,17-23
ローランド・シュナイダー(カウンターテナー)…1-16
アンドレアス・ヒルトライター(テノール)…1-16,17-23
イェルク・シュナイダー(テノール)…17-23
マルク・メゲーレ(テノール)…1-16
ロベルト・メルヴァルト(バス)…1-16
アンドレアス・ブルクハルト(バス)…1-16

ジモン・マイール合唱団
フランツ・ハウク(オルガン・指揮)/インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団
録音 2007年9月29日-10月1日 Asamkirche Maria de Victoria, Ingolstadt, Germany

「荘厳ミサ曲 ハ長調」…ジモン・マイールは1802年にこの曲を書き写した時に「モーツァルト作」と表紙に記しました。この作品が本当にヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルト、あるいは彼の父親レオポルドの作品であるのかは永遠の謎になってしまいましたが、いずれにしても、この曲がマイールによって上演された時には聴衆から大絶賛を浴びたと言われています。一方、マイール自身による祝祭的なテ・デウムは、1805年のミラノ大聖堂で行われたナポレオンの戴冠式のために書かれたもので、マイールの伝記作家ジローラモ・カルビは、この曲を“傑作”と宣言した魅力的な作品です。


【CD17】8.557728

モーツァルト(1756-1791):レクイエム 他
1.女より生まれしもののうち K72
2.オッフェルトリウム 「主の御憐れみを」 K222
3-16.レクイエム ニ短調 K626(F.X.ジュスマイヤーによる補筆完成版)

ミリアム・アレン(ソプラノ)…3-16
アンネ・ブター(メゾ・ソプラノ)…3-16
マルクス・ウルマン(テノール)…3-16
マルティン・シュネル(バス)…3-16

ゲヴァントハウス室内合唱団
モルテン・シュルト=イェンセン(指揮)/ライプツィヒ室内管弦楽団
録音 2004年11月10-12日 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、大ホール、ドイツ

永遠の名曲、モーツァルトの「レクイエム」。この演奏の特徴はテンポの速さ。ジュスマイヤー補筆完成版であるにもかかわらず、全曲を40分ほどで駆け抜けています。エリック・エリクソンに師事したデンマーク出身の指揮者モルテン・シュルト=イェンセンの演奏です。カップリングの2曲はあまり耳にすることのない秘曲です。


【CD18】8.553314

パレストリーナ(1525-1594):ミサ・シネ・ノミネ/ミサ曲「武装した人 他
1.モテット「私は日々罪を犯し」
2-7.無名のミサ曲(ミサ・シネ・ノミネ)(6声)
8.モテット「鹿が水を求めるように」
9-14.ミサ曲「武装した人」(ミサ・ロム・アルメ)
15.モテット「バビロンの流れのほとりで」

セルジオ・ヴァルトロ(指揮)/サン・ペトロニオ・カペラ・ムジカーレ・ソロイスツ
録音 1995年10月 Chiesa di S. Zeno a Cavalo, Verona, Italy

ルネサンス期、フランスで流行した「武装した人」。作者不詳の世俗曲ですが、当時の作曲家たちがこの曲を挙ってミサ曲に使用したことで知られています。ここではパレストリーナの作品を収録。彼もこの曲を愛好しており、有名な「教皇マルチェルスのミサ曲」にも似た旋律が使われています。もう1曲の「シネ・ノミネ」は名のないミサという意味。こちらも作者不詳の旋律が用いられています。

【CD19】8.555860

ペルト(1935-):ヨハネ受難曲
1.イエスはゲッセマネで裏切られ捉えられた(ヨハネ書18:1-12)
2.イエスは大祭司によって尋問され、ペテロによって拒絶された(ヨハネ書18:13-27)
3.イエスはピラトによって裁かれ、民によって罵られる(ヨハネ書18:28-ヨハネ書19:15)
4.イエスはゴルゴダの丘で十字架に掛けられる(ヨハネ書19:16-30)

アンソニー・ピッツ(指揮)/トーヌス・ペレグリヌス
録音 2001年5月15-18日,6月28日Abbey Church of St Peter & St Paul, Dorchester-on-Thames, UK

エストニア出身の作曲家ペルトが1982年に書き上げた「ヨハネ受難曲」。ペルトが創案した「ティンティナブリの様式」が用いられた簡素な和声による鮮烈な音楽を、ごく少数の歌手とヴァイオリン、オーボエ、チェロ、ファゴット、オルガンだけという、極限まで切り詰められた楽器編成で奏でています。現代における「キリストの受難」の物語です。


【CD20】8.572031

ペンデレツキ(1933-):ウトレンニャ
第1部:キリストの埋葬
1.トロパリ
2. 賛美の歌
3.イルモス
4.聖土曜日のカノン
5.イルモロギオン

第2部:キリストの復活
6. 福音(ゴスペル)
7.スティヒラ
8.トロパリの詩篇
9.過越の祭りのカノン 第1番&第3番
10.過越の祭りのカノン 第8番
11.コンダク
12 イコス
13.過越の祭りのカノン、断章

イヴォナ・ホッサ(ソプラノ)
アグニエツカ・レーリス(メゾ・ソプラノ)
ピョートル・クシェヴィチ(テノール)
ピオトル・ノヴァツキ(バス)
ゲンナジー・ベズベンコフ(バス)

ワルシャワ少年合唱団
アントニ・ヴィト(指揮)/ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
録音 2007年9月24-27日,30日,12月3-4日 ワルシャワ・フィルハーモニーホール,ポーランド

1962年に発表された「スターバト・マーテル」、そして1963年の「ルカ受難曲」に連なるペンデレツキの宗教的合唱作品である「ウトレンニャ」。地の底から響くようなおどろおどろしい合唱で始まりますが、実はロシア正教の早朝礼拝の典礼文が用いられているというから驚きです。第1部(名指揮者オーマンディに捧げられた)でキリストの埋葬を描き、第2部ではその復活を描いています。衝撃的な大音量に圧倒される部分も多いのですが、根底を貫いているのは静かな神への祈りです。


【CD21】8.553444

パーセル(1659-1695):聖セシリアの日のためのオード/テ・デウム
1.早祷式 ニ長調 Z.232 - テ・デウム
2.はるか遠くの国の戦いの騒音
3.聖セシリアの祝日のためのオード「高らかに歌え」Z.334
4-6.トランペット・ソナタ ニ長調 Z.850
7.聖セシリアの祝日のためのオード 来たれ、歓喜よ」Z.339
8.早祷式 ニ長調 Z.232 - 全地よ、主に向かって歓声を

ジェニー・バーン(ソプラノ)
スーザン・ビサット(ソプラノ)
ウィリアム・ピュアフォイ(カウンターテナー)
クリストファー・ロブソン(カウンターテナー)
イアン・ハニーマン(テノール)
トーマス・ガスリー(バス)
ロバート・グレントン(指揮)/黄金時代の管弦楽団&合唱団
録音 1995年5月13-14日Manchester Grammar School, Manchester

36歳という若さでこの世を去ったパーセル。しかしイタリアやフランスの影響を受けつつ400曲を超える独自の音楽を生み出した、最も優秀なイギリス人の作曲家の1人として知られています。このアルバムには彼の代表的な声楽曲であるオード(頌歌)やテ・デウムを収録。楽譜が不完全だったため、今まで録音されなかったオードも含まれています。


【CD22】8.555908

1-15.ラフマニノフ(1873-1943):徹夜祷 Op.37

オイゲン・アントニ(テノール)
ライザ・パルム(ソプラノ)
エルヤ・ヴィメリ(コントラルト)

エリク=ウーロフ・セーデルストレム(指揮)
録音 2001年4月1日,5月29-31日,6月5日St John Church, Helsinki, Finland

ラフマニノフの代表作の一つ、ロシア正教の典礼に触発されて書かれた無伴奏混声合唱のための「徹夜祷」、通称「晩祷」。大地から湧き上がるような壮大な響き、美しいハーモニーの移ろいには、心を大きく揺さぶられます。フィンランド国立歌劇場合唱団の約70名によるアンサンブルでお楽しみください。


【CD23】8.573531

ロッシーニ(1792-1868):スターバト・マーテル
1-13.スターバト・マーテル(1832年版、A.フォリアーニによるソロ、合唱と管弦楽編)
14-17.5:13老いの過ち 第11集 声楽の難曲-第10曲 ジャンヌ・ダルク(M.タラッリによる声楽と管弦楽版)

マジェラ・カラーフ(ソプラノ)…1-13
マリアンナ・ピッツォラート(メゾ・ソプラノ)…1-13.14-17
ホセ・ルイス・ソーラ(テノール)…1-13
ミルコ・パラッツィ(バス)…1-13
ポズナン・カメラータ・バッハ合唱団…1-13

アントニーノ・フォリアーニ(指揮)/ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
録音 2011年7月14,15,17日Ev. Stadtkirche, Bad Wildbad, Germany

1831年、すでにオペラ作曲の筆を折っていたロッシーニですが、「自身の楽しみのため」や「必要に迫られて」いくつかの作品を書いていました。その中でも最も有名な曲の一つが「スターバト・マーテル」です。この演奏は、様々な変遷を経て世に出た総譜を研究の上、ロッシーニが望んだ本来の形に近づけたという貴重なものです。


【CD24】8.557130

ラター(1945-):レクイエム 他
1-7.レクイエム
8.合唱とオルガンのためのアドヴェント頌歌「目覚めよ、輝け」
9.来たりて聖なるものを愛でよ
10.合唱とフルートのための頌歌「音楽は神の贈り物」
11-12.合唱とオルガンのための2つの天恵
13-14.オルガンのための2つの小品

エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)…1-7
ニコラス・リンマー(オルガン)…8.11-12.13-14
ニコラス・コロン(オルガン)…13.14
カレン・ジョーンズ(フルート)…10

ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊
ティモシー・ブラウン(指揮)/シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア
録音 2002年7月Douai Abbey, Berkshire, England

日本のアマチュア合唱団にも人気の高いラターの「レクイエム」。冒頭こそ前衛風の響きに彩られていますが、曲が始まるとすぐに親しみやすい雰囲気へと変わります。ジャズやゴスペル風の箇所もあり、また「ピエ・イエズス」の清らかさも愛されています。このアルバムはラター自身のプロデュースで制作されたもので、彼の若くして亡くなった息子に捧げられています。


【CD25】8.570456

シューマン(1810-1856):ロマンスとバラード集
1-5.ロマンスとバラード集 第1集 Op.67
6-10.ロマンスとバラード集 第2集 Op.75
11-16.ロマンツェ 第1集 Op.69
17-21.ロマンスとバラード集 第3集 Op.145
22-26.ロマンスとバラード集 第4集 Op.146
27-32.ロマンス 第2集 Op.91

マルク・ミシェル・ド・スメット(指揮)アクエリアス(声楽アンサンブル)

録音 2004年7月1-3日,2006年2月26日O.L.V. Presentatiekerk, Sint-Niklaas, Belgium

若い頃から自身で合唱団を組織し、自作を発表することが好きだったというシューマン。1848年には男声合唱団「リーダーターフェル」となり、以降次々と素晴らしい合唱曲を発表します。
このアルバムでは1849年頃から書き始めた4集からなる「ロマンスとバラード」を中心に収録。アカペラで歌われる繊細さと力強さを併せ持つ曲集です。


【CD26】8.555080

ヴァンハル(1739-1813):ミサ曲集
1-6.ミサ・パストラリス ト長調
7-12.荘厳ミサ曲 ハ長調

コリン・エインスワース(テノール)
マリー・エニド・ヘインズ(ソプラノ)
スティーヴン・ピッカネン(バス・バリトン)
ニーナ・スコット・ストッダート(アルト)
タワー・ヴォイセズ・ニュージ−ランド
ウーヴェ・グロット(指揮)/アラディア・アンサンブル
録音 2000年7月30日-8月1日St John’s Cathedral, Napier, New Zealand

ボヘミア出身の作曲家ヴァンハル。ウィーンでは音楽教師として活動した後、作曲家として名声を博し、作曲だけで生計を立てることのできた、おそらく最初の作曲家だったと言い伝えられています。この2曲のミサ曲は、当時の彼の人気が推測できる楽しく心躍る音楽です。とりわけ「荘厳ミサ曲」はモーツァルト作品を思わせる優雅さを湛えています。


【CD27】8.554056

ヴィヴァルディ(1678-1741):グローリア/バッハ(1685-1750):マニフィカト
1-11.ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調 RV589
12-23.J.S.バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV234

スコラ・カントルム・オブ・オックスフォード
ニコラス・ウォード(指揮)/ノーザン室内管弦楽団
録音 1993年12月2-3日,1994年3月14日St Peter’s Church, Hale, Cheshire, UK

ヴィヴァルディの宗教曲の中でも、とりわけ高い人気を誇る「グローリア(栄光あれ)」。簡潔かつに印象的な冒頭は、一度聞いたら忘れられません。明るい楽想が溢れる輝かしい作品です。かたやバッハの「マニフィカト」はもともと1723年にクリスマス用として書かれた聖母マリアの祈りの音楽。後に改訂が施され現在の形になりました。冒頭ではトランペットとティンパニが華やかに活躍します。


【CD28】8.557983

ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):天空の響き-レスポンソリウムとアンティフォナ
1.おお、聖なる軍隊よ
2.おお、継承者よ
3.おお、汝ら倣いしものよ
4.おお、魅力的な選択よ
5.おお、最高の勝利を得し者
6.おお、血みどろの惨事よ
7.おお、永遠の力よ
8.おお、輝く宝玉よ

ジェレミー・サマリー(指揮)/オックスフォード・カメラータ
録音 2005年8月10-11日Chapel of Hertford College, Oxford, UK

ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(ビンゲンのヒルデガルト)は8歳の時に女子修道会に入り、当時としては驚異的な80歳という長寿を全うしました。作曲家、聖職者として、また自らの幻視体験を書と絵にした預言者としても知られます。彼女の作品は初期のドイツ・ネウマ譜で伝えられており、全て単旋律で書かれていますが、そのメロディは得も言われぬほどに魅力的です。


【CD29】8.559677

ウィテカー(1970-):合唱作品集
1.彼女の聖なる魂が舞い上がる
2.少年と少女
3.水の夜
4.結婚
5.黄金の光(ルクス・アルムク)
6.小さな樹
7.ダヴィデが聞きしとき
8.レオナルドは空飛ぶ機械を夢見る
9.私はこの素晴らしき日を神に感謝する
10.眠り
11.小鳥

レスリー・デアス(ピアノ)…6.11
キャロル・バウマン(打楽器)…8
ノエル・エジソン(指揮)/エローラ・シンガーズ
録音 2009年4月18-20日St. John's Church, Elora, Ontario, Canada

アメリカ合衆国出身のウィテカー。精巧なテキストとユニークな響きを用いて、美しい音楽を作り出す作曲家として人気を誇っています。瞬間の美と調和の確かな表出、そして流動的な時間。これらを軸に、荘厳で光に満ちた音を組み上げ、神秘的で詩情豊かな世界が描かれます。


【CD30】 8.553088

イギリスのマドリガルと歌曲集
1.ヘンリー8世(1491-1547):良き仲間との気晴らし
2.ウィリアム・コーニッシュ2世(1468-1523):狩人よ、角笛を吹け
3.ウィリアム・コーニッシュ2世:ああロビン、優しいロビン
4.作者不詳:Hey Trolly Lolly Lo
5.ジョン・ウィルビー(1574-1638):おいで、心地よい夜よ
6.ウィールクス(1575-1623):Thule, the Period of Cosmography
7.ウィルビー:涙せよ、わがまなこ
8.ウィールクス:ヴェスタはラトモス山を駆けおりつつ
9.カールトン(1568-1638):Sound Saddest Notes
10.ジョン・ファーマー(1570-1601):Fair Phyllis
11.ラムゼイ(1595-1644):眠れ、肉体の誕生
12.トマス・ヴォーター(1570-1630):お母さん、私は夫を持つわ
13.ロバート・ルーカス・ピアサル(1795-1856):花輪をかけよ
14.グレインジャー(1882-1961):ブリッグの定期市
15.伝承曲:高く伸びる木
16.スタンフォード(1852-1924):8つのパートソング Op.119-第3曲 青い鳥

カリス-アン・レーン(ソプラノ)…16

ジェレミー・サマリー(指揮)/オックスフォード・カメラータ
録音 1994年3月21-22日Chapel of Hertford College, Oxford

“合唱王国”の名を欲しいままにするイギリスでは、はるか昔から現代に至るまで数多の合唱の名曲が生まれています。このアルバムには、強烈な印象を受けるヘンリー8世の「良い仲間との気晴らし」を始めとしたルネッサンス時代のマドリガルや、19世紀の「花輪をかけよ」からグレインジャー、スタンフォードなど近代作品まで、6世紀に渡る魅力的なアカペラ合唱曲を収録。



HALLE

CDHLL 7552
¥2100
(CD−R)
ドビュッシー:夜想曲
 管弦楽のための《夜想曲》〔雲、祭、シレーヌ〕*/
  第1狂詩曲/スコットランド風行進曲/
 燃える炭火に照らされた夕べ
  (コリン・マシューズ編曲管弦楽版/世界初録音)/
 選ばれし乙女
マーク・エルダー(指揮)
ハレ管弦楽団
ハレ合唱団&ハレ・ユース合唱団の上声部*
セルジオ・カステロ・ロペス(クラリネット)
ソフィー・ベヴァン(ソプラノ)
アンナ・ステファニー(メゾ・ソプラノ)

 ハレ管のドビュッシー!「夜想曲」と世界初録音となる編曲作品!

 ☆エルダー&ハレ管のドビュッシー新録音!
 ☆ドビュッシーの「夜想曲」登場!
 ☆「燃える炭火に照らされた夕べ」はマシューズ編曲オーケストラ版世界初録音!

 長き歴史を誇るイギリス、マンチェスターの雄、ハレ管弦楽団と音楽監督マーク・エルダー。
 「冥王星」の作曲家として知られるコリン・マシューズが編曲した「前奏曲集(CDHLD 7527)」に続く新たなドビュッシー管弦楽作品集。「管弦楽のための3つの夜想曲」を中心に、今回もマシューズ編曲による管弦楽版世界初録音となった「燃える炭火に照らされた夕べ」(原曲は2001年に発見されたピアノ小品)を収録。
 また、ハレ管の首席クラリネット奏者セルジオ・カステロ・ロペスが吹く「クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲」、2018年のBBCプロムスでも絶賛された、ソフィー・ベヴァンとアンナ・ステファニーが歌う「選ばれし乙女」など、ドビュッシーの魅惑のオーケストラ作品を凝縮しています。

 ※録音:2019年4月4日、ブリッジ・ウォーター・ホール(マンチェスター/ライヴ)*/2018年7月31日ᬢ8月1日、ブリッジ・ウォーター・ホール(マンチェスター)“ↁ^2019年5月11日、BBCスタジオHQ9(サルフォード)

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。





SIGNUM CLASSICS



SIGCD 602
¥2400
ゴッドファザー 〜 ドイツ&イタリア・バロックの巨匠たち
 テレマン:
  3本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、
   弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 TWV.54:D3
 ピゼンデル:ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 イ短調
 ピゼンデル:2本のオーボエ、ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 変ホ長調
 J.S.バッハ:
  ヴァイオリン、3本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、ファゴット、
   弦楽と通奏低音のための協奏曲断章 ニ長調 BWV.1045
 ブレシャネッロ:ヴァイオリン、ファゴット、弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲断章 変ロ長調 RV.745
 ヴィヴァルディ:弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ長調 RV.158
 ファッシュ:
  ヴァイオリン、2本のオーボエ、ファゴット、3本のトランペット、
   ティンパニ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 FaWV.LD3
    ラ・セレニッシマ、エイドリアン・チャンドラー(指揮、ヴァイオリン)、
    レイチェル・チャップリン(オーボエ)、マーク・ベイジェント(オーボエ)、
    ピーター・ウィーラン(ファゴット)、サイモン・マンデイ(トランペット)

 チャンドラー&ラ・セレニッシマ!バロックのレア・コンチェルト集!

 ☆赤毛の司祭の申し子、エイドリアン・チャンドラーとラ・セレニッシマが、Signum Classicsから登場!
 ☆ドイツ&イタリア・バロックの偉大な巨匠たちによるレア協奏曲集!

 英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。赤毛の司祭とその同世代の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いてきたラ・セレニッシマがSignum Classicsから初登場。

 C.P.E.バッハの名付け親(ゴッドファザー)であるテレマンを皮切りに、J.S.バッハ、ヴィヴァルディ、当時最高のヴァイオリニストでありテレマンやJ.S.バッハ、ヴィヴァルディらが彼のために技巧的な作品を書いたというピゼンデル、ピゼンデルとテレマンの親友だったファッシュ、そしてドイツ語圏でイタリアの器楽音楽を広め、彼の協奏曲はドレスデンでピゼンデルによって演奏されたというブレシャネッロらの様々な編成の協奏曲作品を集めた、バロック時代のドイツとイタリアの偉大な巨匠たちの豊かな繋がりを感じられるプログラム。

 完成した作品ばかりではなく、未完成で残されている(あるいは全曲は未発見となっている)協奏曲の断章も多数収録した、ラ・セレニッシマならではのこだわりの選曲にも注目。このアルバムに収録されているピゼンデルのイ短調協奏曲断章には師ヴィヴァルディが手を加えた痕跡があるとのことです。
 もちろん、レイチェル・チャップリンやピーター・ウィーラン、サイモン・マンデイら、世界一流の古楽アンサンブルで活躍する名手たちの華麗なソロも聞きものです。

 ※録音:2019年2月11日ᬢ14日、シダーズ・ホール(ウェルズ、イギリス)


 

SIGCD 592
¥2400
ザ・ソルジャー 〜 セヴァーンからソンムへ クリストファー・マルトマン(バリトン)
ジョゼフ・ミドルトン(ピアノ)
 ●ホーム 〜
  バターワース:ラヴリースト・オヴ・ツリーズ/
  ガーニー:ブラック・スティッチェル/
  サマヴェル:もの憂い夏の丘にて/
  バターワース:ルック・ノット・イントゥ・マイ・アイズ/
  マーラー:美しいラッパの鳴るところ/
 ●ジャーニー 〜
  フォーレ:ゆりかご Op.32-1/
  アイヴズ:彼はあそこだ!/
  サマヴェル:月明りに白く/
  ガーニー:セヴァーンの草地/
  マーラー:死せる鼓手/
 ●バトル 〜
  ムソルグスキー:司令官/ガーニー:イン・フランダース/
  サマヴェル:シンク・ノー・モア, レッド/
  シューマン:二人の擲弾兵 Op.49-1/
  ヴォルフ:少年鼓手/シューマン:兵士 Op.40-3
 ●エピタフ 〜
  フィンジ:チャンネル・ファイアリング/
  サマヴェル:イントゥー・マイ・ハート・アン・エア・ザット・キルズ/
  バターワース:
   ホエン・アイ・ワズ・ワン・アンド・トゥウェンティ、
   ザ・ラッズ・イン・ゼア・ハンドレッズ、 わたしの馬たちは耕しているか?/
  プーランク:4月の月
 ●アンコール 〜 アイアランド:少年時代に

 クリストファー・マルトマン(モルトマン)は、英国王立音楽アカデミーで歌を学び、世界の主要オペラ・ハウスで活躍するイギリスのオペラティック・バリトン。
 特に、ロンドン、ベルリン、ミュンヘン、ケルン、ザルツブルク、アムステルダム、トゥールーズ、サンセバスチャン、北京、シカゴ、ニューヨーク、エディンバラで演じてきた「ドン・ジョヴァンニ」役で広く知られており、シューベルトやマーラーのリート歌手としても国際的に活動。日本でも、東京・春・音楽祭2016や、都響による「エルガー:ゲロンティアスの夢」公演など度々来日公演を成功させてきました。

 「ザ・ソルジャー(The Soldier)」は、マルトマンが音楽アカデミー時代に生み出し、その後20年にわたって進化させていったという思い入れの深いプログラム。
 第一次世界大戦を中心とする19世紀末〜20世紀初頭の戦争の犠牲をテーマとする構成で、アルフレッド・エドワード・ハウスマンの詩集「シュロップシャーの若者(A Shropshire Lad)」に曲を付けたジョージ・バターワースとアーサー・サマヴェルの歌曲と、マーラー、フォーレ、シューマン、プーランクらの作品を組み合わせています。

 ※録音:2018年9月3日ᬢ5日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)






BRIDGE


BCD 9527
¥2300
ポール・ルーザースの新作オペラ「13番目の子供」!
 ポール・ルーザース(b.1949):歌劇「13番目の子供」
  (全2幕,脚本:ベッキー&デヴィッド・スタロビン)
サラ・シェーファー(S)、タマラ・マムフォード(MS)
アシュラフ・セウェイラム(B, Br)
マット・ベーラー(B)、アラスデア・ケント(T)
デヴィッド・ポーティロ(T)、アレックス・ローゼン(B)
ベンジャミン・シュワルツ(指揮,第1幕)
デヴィッド・スタロビン(指揮,第2幕)
オーデンセ交響楽団
ブリッジ・アカデミー・シンガーズ

 グラミー賞オペラ部門ノミネート作品!ポール・ルーザースの新作オペラ「13番目の子供」!

 録音:2018年5月12-14日、DDD、77'50

 デンマークの作曲家ポール・ルーザースの新作オペラでベッキー&デヴィッド・スタロビンの台本による一種のメルヘン・オペラ。
 表現主義的な厳しい語法を一部採りつつもメルヘン・オペラらしいロマンティックで幻想的な雰囲気を持っている秀作。
 
 
BCD 9521
¥2300
表現主義的で完成度の高いワゴナー協奏曲集!
 アンドルー・ワゴナー(b.1960):
  (1)ヴァイオリン協奏曲
  (2)ピアノ協奏曲
  (3)ギター協奏曲
ジュリア・タイ(指揮)
シアトル・モダン・オーケストラ
(1)マイケル・リム(Vn)
(2)グロリア・チェン(Pf)
(3)ケネス・マイヤー(Gtr)

 録音 : 2018年5月12-14日、47:06

 アンドルー・ワゴナー(Andrew Waggoner)はニューオリンズ出身で現在デューク大学ほかで教鞭を執っている作曲家。
 彼の近作である協奏曲が収められた本ディスクはいずれも表現主義の様式で書かれた緊密で完成度の高い内容。アメリカの保守的現代音楽のひとつの理想形を体現。
 





MSR


MS 1731
¥2300
「ダブル・ベース・アンコール!」
 (1)ボッテジーニ:エレジー第1番
 (2)ドラゴネッティ:ワルツ第7番〜第12番
 (3)クーセヴィツキー:悲しい歌、ユーモレスク
 (4)ブロッホ:祈る人 第1番
 (5)シェーファー:カント
 (6)クレイトン:バッハ・トゥ・ブルース
 (7)チェンバース:フィッシャーストリート・デュオ
 (8)ペンデレツキ:協奏的二重奏曲
ロバート・オッペルト(CB)
(1)(3)(4)クリストファー・ケルツァー(Pf)
(7)エリック・デワールト(Va)
(8)イリーナ・ムレサヌ(Vn)

 ワシントン・ナショナル交響楽団の首席コントラバス奏者、ロバート・オッペルトの12年ぶりのソロ・アルバム!

 録音:2015年11月24日、2016年9月26日、2018年2月16日メリーランド大学 [54:13]

 ワシントン・ナショナル交響楽団の首席コントラバス奏者ロバート・オッペルトの12年ぶり(!)のMSRレーベルへのソロ・アルバム。(「ザ・ダブルベース」品番:MS1221)
 ダブル・ベース奏者にはなじみの深いボッテジーニ、クーセヴィツキー、ドラゴネッティなどの小品を集めたディスク。ドラゴネッティのワルツと他の作品が概ね交互に収録されています。
 ダブル・ベースの見た目の豪快なイメージとは裏腹に繊細で歌心あふれるショート・ピースが集められている。ポーランドの巨匠、ペンデツキのヴァイオリンとダブル・ベースのための珍しい「協奏的二重奏曲」は短い中に緊密なドラマがバランスよく構成された秀作であり、一聴の価値あり。

 

MS 1470
¥2300
「ベートーヴェン・オデッセイ第6集」
 〜ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集Vol.6

  ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7
  ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26
  ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
ジェームズ・ブローン(Pf)

 録音:2018年12月16-18日 [73:43]

 MSRで進行中のジェームズ・ブローン、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集録音シリーズ第6弾。ブローンは1971年イギリス出身。ニュージーランドで教育を受け、以後オーストラリアを中心に音楽活動を開始。メルボルン響とも度々共演した。このディスクでは質実剛健なベートーヴェンを聴かせる。

 

MS 1595
¥2300
「ダンス」〜世紀を越えて ミン・クォン(Pf)
 J.S.バッハ:アルマンド/
 G.ムファット:ブーレ/
 モーツァルト:メヌエット ハ長調/
 シューベルト:ディアベリの主題による変奏/
 シューベルト:12のグラーツ・ワルツ〜第1、2、3、4、7番/
 ショパン:マズルカイ短調/
 リスト:小さなお気に入りのワルツ/
 ドビュッシー:レントより遅く/ナザレー:ノベ・デ・ジュリョ/
 サティ:ジュ・トゥ・ヴー/
 グラナドス:スペイン舞曲第5番/レスピーギ:甘美なワルツ/
 ポンセ:それでも/
 ギーゼキング:チャールストンのテンポで/
 ショスタコーヴィチ:前奏曲第24番/
 ヴィム・スタティウス・ミュラー(b.1930):アヴィラ・ビーチ・ワルツ/
 ウィリアム・ボルコム(b.1938):グレースフル・ゴースト・ラグ/
 オルドリッジ(b.1954):ワルツ第9、11、14、12番/
 チョンウン・キム(b.1978):ディアベリの主題による変奏

 録音:2015年1月20-22日 [60:31]

 ミン・クァンは韓国系アメリカ人ピアニスト。すでにカーネギー・ホール、アヴェリー・フィッシャー・ホールでリサイタルを開き、大成功を収めている。
 このディスクにはもじ通り、世紀を越えた舞曲が収められている。彼女のピアノは粒のそろった澄み切った音色が魅力で今後の活躍が大いに期待される。
 
 

MS 1655
¥2300
「レゾナンス」
 J.S.バッハ:パルティータ第4番ニ長調BWV828
 キャロライン・ショー(b.1982):グスターヴ・ル・グレイ(2012)
 ロベルト・シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集Op.6
エイミー・ヤン(Pf)

 録音:2017年12月17-19日[76:18]

 エイミー・ヤンは韓国系アメリカ人のピアニストでソリスト、室内楽奏者としてマーラー・チェンバー・オーケストラ、ヒューストン響などと共演している。
 ここではバッハ、シューマンの他、新ロマン主義風の現代曲を取り上げており、彼女の幅広い芸風を堪能できる。
 
 

MS 1675
¥2300
「冬の白樺」〜アメリカとエストニアの合唱音楽
 イヴリン・セッパー(b.1986):ニアー/サイレンの回数
 カイル・スミス(b.1956):炎の言葉
 ピャルト・ウースベルグ(b.1986):コドゥマ・ラウルド
 グレゴリー・W.ブラウン(b.1975):
  そして/ファブリック・オヴ・ストリームズ/冬の白樺
 マリア・コルヴィツ(b.1987):
  この魂は泣いてばかり、安らぐ暇もない/私はそれでした
デイヴィッド・パダーボーグ(指揮)
ヴォーチェ・ムジカーレス

 録音:2018年4月 [57:15]

 アメリカとエストニアの比較的新しい世代の作曲家の合唱曲を収録・いずれも宗教が題材となった調性的で美しい作品ばかり。
 アルヴォ・ペルト、ペーテリウス・ヴァスクスが好きな合唱曲ファンにお薦め。
 
 
MS 1703
¥2300

「ポール・リール(b.1943):弦楽のための作品集」
 (1)アメリカン・エレジー(2008)
 (2)ヘクステット(2017)
 (3)ピアノ協奏曲「氷の洞窟があるカルデラ」(2002/12)
 (4)踊り手の夢(2018版)
 (5)合奏協奏曲(2015)、
 (6)アメリカン・エレジー(鐘入り)(2008)

リン・フィルハーモニア
(1)(4)-(6)ギレルモ・フィゲロア(指揮)
(2)(3)ジョン・ロバートソン(指揮)
(3)(5)クリストファー・グズマン(Pf)
(5)ヨルダン・タネフ(Vn)
(5)ダニエル・ムーア(Va)
(5)ソーニャ・ナノス(Vc)

 録音:2019年1月9-10日 [73:18]

 ポール・リールによる弦楽オーケストラを中心とした作品集。リールはカリフォルニア大学ロス・アンジェルス校で教鞭を執りつつ多くの作品を発表している。
 作風は調性やモード、無調を折衷しつつストラヴィンスキーの新古典主義期の音楽を思わせる古典的なフォームを土台とした端正なもの。
 
 

MS 1707
¥2300
「ポケット・グルーヴス」〜ファゴットのための新しい音楽
 (1)グレアム・シールズ(b.1992):4つのオノマトペ
 (2)ジェス・ヘンドリクス(b.1972):
  ファゴットとエレクトロニクスのための協奏曲
 (3)スティーヴン・モーレリング(b.1977):ファゴット・ソナタ
 (4)ジーン・コシンスキ(b.1981):ポケット・グローヴス
 (5)ジーン・コシンスキ:ゲット・イット!
 (6)ブルース・グレインジャー(b.1954):スチームボート・ララバイ
 (7)ブラッド・ボンバルディア(b.1960):バスーン・ローク
 (8)スティーヴン・ソンドハイム(b.1930):道化師を送り込む
ジェファーソン・キャンベル(Fg)
アレクサンダー・サンドア(Pf)
ジーン・コシンスキ(Perc)

 録音:2018年 [58:27]

 アメリカの中堅から若手世代の作曲家によるファゴットのための新作。ジェス・ヘンドリクスはコンピュータで制作した音響とファゴットのための作品だが、現代音楽というよりテクノ・ポップといった趣の音楽。
 全体に親しみ易くポップで楽しい作品が集められている。
 
 

MS 1723
¥2300
「ボタニカ」〜オーボエとイングリッシュ・ホルンのための新しい音楽
 パヴェル・ハース(1899-1944):
  中国語の詩による4つの歌曲(1944、サラ・フレーカー編)
 グレン・ローヴン(1957-2018):エレジー(2018)
 アシャ・スリニヴァサン(b.1980):
  ブレイディング(2017)〜オーボエとエレクトロニクスのための
 ウラディミール・ソウクップ(1930-2012):オーボエ・ソナタ(1970)
 フーゴ・ゴドロン(1900-1971):牧歌的組曲(1939)
 パヴェル・ハース:組曲(1939)
サラ・フレーカー(Ob, イングリッシュHr)
キャセイ・ロバーズ(Pf)

 録音:2017年9月6-7日 [70:42]

 様々な国、世代の作曲家によるオーボエ、イングリッシュ・ホルンのための比較的新しい作品。なおパヴェル・ハースはチェコを代表する作曲家の一人でユダヤ人であったためアウシュヴィッツで非業の死を遂げた。
 その他、新古典主義風、新ロマン派風、ポップな作風ありと現代音楽というより親しみやすい作品が揃っている。
 サラ・フレーカーはトゥーソン交響楽団の次席オーボエ奏者。
 












10/9(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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APARTE



AP 210
¥2600→\2390
ジュリアン・ショヴァン(指揮)&ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
 18世紀パリの交響曲コンサート再演シリーズ第4弾
ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)
ジュリアン・ショヴァン(指揮)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
 ヨーゼフ・ハイドン:交響曲第87番 イ長調
 アントニオ・ザッキーニ(1730-1786):
  《C'est votre bonte que j'implore(私がほしいのはあなたの優しさです)》
 グルック:
  《Fortune ennemie(なんと惨めな生活なのだろう)》『オルフェオとエウリディーチェ』より
 ジャン=バティスト・ルモワーヌ:
  《Il va venir(彼は来るだろう)》『フェードル』より
 ヨハン・クリストフ・フォーゲル:
  《Age d'or, o bel age(おお黄金の時よ)》『デモフォン』より
 アンドレ=エルンスト=モデスト・グレトリ:
  《O sort! Par tes noires fureurs(おお運命よ!)》『サムニウム人の結婚』より
 ルイ=シャルル・ラグエ:交響曲 ニ短調 op.10-1

 録音:2018年10月、2019年3月

 ジュリアン・ショヴァンの率いるル・コンセール・ド・ラ・ローグによるハイドンのパリ交響曲とその同時代の作品をレコーディングしていくプロジェクト。
 今回は交響曲第87番。さらに、その表情豊かな声で世界を魅了しているソプラノ、ゾフィー・カルトホイザーをゲストに迎えてのアリア集、というプログラムです。
 ル・コンセール・ド・ラ・ローグのモデルとなったのは、1783年に設立され、ハイドンの「パリ交響曲」を献呈されたコンセール・ド・ラ・ローグ・オランピック。
 ここに収録されたハイドンの交響曲以外もすべてこの団体に捧げられたものです。
 ハイドンの交響曲以外はほぼすべて歴史に埋もれてしまっていましたが、カルトホイザーの表情豊かな歌唱と、ショヴァン率いる管弦楽の見事さで、かつての光を取り戻したようです。



APARTE
才気煥発!1枚1枚決してただで終わらない
ジュリアン・ショヴァン(指揮)&ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
18世紀パリの交響曲コンサート再演第1〜3弾


 ショヴァン(指揮)&ル・コンセール・ド・ラ・ローグの「18世紀パリ交響曲コンサート再演」シリーズ。
 
 ル・コンセール・ド・ラ・ローグは2015 年、ヴァイオリン奏者のジュリアン・ショヴァンによって設立された古楽器オーケストラ。
 この名称は、1783 年に設立されたコンセール・ド・ラ・ローグ・オランピックにちなんでいる。マリー=アントワネット下のチュイルリー宮でレジデント・オーケストラを務めた、おそらくヨーロッパ随一の楽団だった。


 さてそんな彼らの演奏がすこぶる面白い。
 才気煥発。生きが良くて自由闊達。
 18世紀当時のパリ、ヨーロッパ音楽の中心のひとつであり、交響曲が盛んに演奏されたあの当時のノリのよさがそのまま肌に伝わってくるような、そんなシリーズなのである。

 で、メインは一応ハイドンのパリ交響曲(第82-87 番)なのだが、実際に聴いてみるとそれ以外の作品めっぽう面白かったりする。
 いろいろな意味でぜいたくで、そして刺激的なシリーズなのである。



第1弾 注目はリジェルの交響曲第4番

 ハイドンのパリ交響曲(第82-87 番)を録音するプロジェクトの第1 弾。
 当時の演奏会習慣に則り、交響曲をメインに据え、様々な編成の楽曲でプログラムが構成されています。
 リジェルの交響曲、2曲のアリア、そしてハイドンの交響曲、という当時ありがちなプログラム。

 2 曲収録のソプラノ・アリアでは、サンドリーヌ・ピオーが客演。最後のハイドンの「王妃」では快活なテンポで、きざむ弦のリズムが小気味よい。

 でも注目は最初の作品だったりします。
 アンリ=ジョゼフ・リジェルの交響曲第4番 。

 アンリ=ジョゼフ・リジェル(1741-1799)は、名前を見てピンと来た方もおられるかもしれませんが、本来、南ドイツのヴェルトハイムという町に生まれたドイツ人。
 1767年にパリに移住し、ここで後半生を過ごし、亡くなっています。
 ハイドンより一世代後の人だけに、ドイツで確立した手法をしっかり身につけ、その上でパリ好みの作風となっています。
 そんなリジェルの交響曲は管楽器の活躍も印象的な、ドラマティックな作品。ヨーゼフ・マルティン・クラウスなどを思わせる疾風怒濤の激しい音楽。
 聴いておいてよい傑作です。


アンリ=ジョゼフ・リジェル
AP 131
\2600→\2390
ピオーも参加の注目アルバム
 ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
 
 ハイドンのパリ交響曲チクルス

 ・アンリ=ジョゼフ・リジェル(1741-1799):交響曲第4番 ハ短調 op.12

 ・ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):「見捨てられたディドーネ」よりセレーナのアリア*
 ・J.C.バッハ(1735-1782):「エンディミオーネ」よりディアーナのアリア

 ・J.ハイドン(1732-1809):交響曲第85番「王妃」変ロ長調 Hob I:85
ジュリアン・ショヴァン(指揮)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)

 録音:2016年3月 * 世界初録音



第2弾 注目はモーツァルトのピアノ協奏曲第17番



 フランスの気鋭ヴァイオリン奏者、ジュリアン・ショヴァンの指揮による、ハイドンのパリ交響曲(第82-87 番)を録音するプロジェクトの第2 弾。
 当時の演奏会習慣に則り、交響曲をメインに据え、様々な編成の楽曲でプログラムが構成されています。

 ハイドンの交響曲第83番 の品の良さは格別。モーツァルトでも、ひとつひとつのパッセージがきわめて細やかで活き活きと響いています。

 ソリストを務めるジャスティン・テイラーは、23 歳の若さでブルージュ古楽国際コンクール(2015 年) で優勝した逸材。オリヴィエ・ボーモンやブランディーヌ・ランヌに学び、さらにピアノをロジェ・ムラロにも学んだといいますから、古楽演奏も、モダンピアノのテクニックも併せ持った注目の存在です。ここでも前奏から素晴らしい演奏で参加しております。
 マリー=アレクサンドル・ゲナンは、古典派からロマン派へと移行する時期のパリを代表する存在でした。1783 年に設立された、コンセール・ド・ラ・ローグ・オランピック(ハイドンの「パリ交響曲」もこの団体のために書かれた)でも、第二ヴァイオリン奏者をつとめていました。

 1778 年、モーツァルトのバレエが王立音楽アカデミーで、モーツァルトの名を伏せて上演された頃、ハイドンの交響曲の演奏機会が増えていましたが、ゲナンは名声をほしいままにしていましたし、他にカンビーニ、ゴセックといったフランスの作曲家たちの交響曲も頻繁に演奏されていました。
 オーストリア=ドイツ圏の交響曲と同じくらいに、フランスの交響曲も熱狂的に受け入れられており、とりわけゲナンはそのフランス陣の中でもトップクラスの作曲家だったといえるでしょう。

 そして今回も、ハイドン以外の作品が注目だったりする。
 今回だと傑作はモーツァルトのピアノ協奏曲第17番。フォルテピアノのジャスティン・テイラーがもう自由自在に気持ちよさそうに暴れまくってて、同曲歴代の華やかな名演を聴かせてくれる。
 冒頭からいきなりまるで花びら舞い散るように、ピアノが踊りまわるのである。本来出番がないはずなのに!

 
AP 157
\2600→\2390
ショヴァン率いるル・コンセール・ド・ラ・ローグ
 ハイドン・プロジェクト第2弾
  
  モーツァルトのピアノ協奏曲第17番が秀逸!快演!

 ・ハイドン(1732-1809):
   交響曲第83番 ト短調 Hob.I:83
 ・モーツァルト(1756-1791):
   ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K453
 ・マリー=アレクサンドル・ゲナン(1744-1835):
   交響曲ニ短調 op.4-3
ジュリアン・ショヴァン(指揮)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
ジャスティン・テイラー(フォルテピアノ)
 ショヴァン率いるル・コンセール・ド・ラ・ローグ、ハイドン・プロジェクト第2弾。フォルテピアノの若手逸材、ジャスティン・テイラーも参加!

 録音:2016年10月、ルーヴル・オーディトリウム(ハイドン)/2017年2月、ジャン=バティスト・リュリ音楽院(プトー)(ゲナン、モーツァルト)


ハイドン:パリ交響曲集第83番もがんばってます


(2011年「まだまだクラシックは死なない!」から抜粋)

 ハイドン「パリ交響曲集」・・・。
 そのなかにむっちゃかっこいい曲があるのだ。
 第1楽章の冒頭のかっこよさはハイドン疾風怒濤の中期シンフォニーにも勝り、マルティン・クラウスにも肉薄し、モーツァルトの25番をも脅かす。そのドラマティックな展開と、胸を切り裂くような切ないメロディー。とにかくむちゃくちゃかっこいいのである。
 こんなかっこいいシンフォニー、どうして今まで隠してたんだ!・・・って、まあ誰も隠していないんだろうけど、ああ!ハイドンの80番台にこんな素敵な曲があったとは。
 で、何番かというと・・・第83番。
 お持ちの全集があったらさっそく聴いてみて。





第3弾 注目はドゥヴィエンヌの協奏交響曲


 フランスの気鋭ヴァイオリン奏者、ジュリアン・ショヴァンの指揮による、ハイドンのパリ交響曲(第82-87番)を録音するプロジェクトの第3弾(第1弾 AP 131 /第2弾 AP 157)。当時の演奏会習慣に則り、交響曲をメインに据え、様々な編成の楽曲でプログラムが構成されています。
 冒頭から実に痛快な「熊」でたちまち演奏に引き込まれます。その後も心地よいテンポ感で滑舌のよい音楽発語が見事。18世紀フランスの、ウィットに富み、ヴィルトゥオーゾ要素満載の音楽を心ゆくまで堪能できる1枚です。

 ダヴォーは当時のフランスで聴衆から最も人気のあった作曲家の一人で、ゴセックと同じくらいに有名でした。この協奏交響曲に含まれるアリアは、ダヴォー自身のオペラ「テオドーラ」からとられています。

 パリでは管楽器は特別な人気がありました。
 ドゥヴィエンヌのこの作品は、変奏曲の形式をとりながら、テーマを奏でる各楽器奏者に高い難度の技巧を要求しつつも、当時の記述に「花畑の中で幸せに語り合う恋人たち」と称されたような幸福に満ちた作品となっています。途中粋な演出もあったりして、「当時の音楽を楽しむ」という製作者の心憎い意図に感動することになります!

 しかし1枚1枚決してただで終わらないル・コンセール・ド・ラ・ローグ、ほんとにいいですね・・・。



AP 186
\2600→\2390
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
  ハイドン・プロジェクト第3弾

ジュリアン・ショヴァン指揮の痛快な「熊」!
 ドゥヴィエンヌの協奏交響曲

  ・ハイドン:交響曲第82番「熊」ハ長調 Hob.I:82
  ・ジャン=バティスト・ダヴォー(1742-1822):
    2台の独奏ヴァイオリンのための愛国的アリアを伴う協奏交響曲
  ・フランソワ・ドゥヴィエンヌ(1759-1803):
   協奏交響曲第4番 ヘ長調〜
    フルート、オーボエ、バスーン、ホルンのための
ジュリアン・ショヴァン(指揮)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
シュシャヌ・シラノシアン(ヴァイオリン)
タミ・クラウス(フルート)
エンマ・ウラック(オーボエ)
ハヴィエ・ザフラ(バソン)
ニコラ・シェドメイユ(ホルン)

 ジュリアン・ショヴァンの注目シリーズ第3弾、痛快な「熊」!ドゥヴィエンヌのヴィルトゥオジックな協奏交響曲。

 録音:2017 年10 月、ルーヴル・オーディトリウム







 
 
AP 211
¥2600→\2390

ジュリアン・ショヴァン
ライヒャの9つの楽器のための
 グランド・サンフォニー・ド・サロン!

  ・アントン・ライヒャ(アントニーン・レイハ)(1770-1836):
   9つの楽器のためのグランド・サンフォニー・ド・サロン
    (室内大交響曲)第1番 ニ長調(世界初録音)*
  ・ベートーヴェン:
   ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、
    クラリネット、ホルンとバソンのための
     七重奏曲 変ホ長調 op.20

ジュリアン・ショヴァン(ヴァイオリン)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグのメンバー
アンエ・カミロ(ヴァイオリン)*
ピエール=エリック・ニミロヴィチ(ヴィオラ)
ジェローム・ユイル(チェロ)
ミシェル・ゼオリ(コントラバス)
アントワーヌ・トルンチュク(オーボエ)*
トニ・サラール・ヴェルドゥ(クラリネット)
ハヴィエル・ザフラ(バソン)
ニコラ・シュドマイユ(ナチュラル・ホルン)

 世界初録音!失われたと考えられていたライヒャの9つの楽器のためのグランド・サンフォニー・ド・サロン!

 録音:2019年2月

 2017年、ジュリアン・ショヴァンらは、BNF の音楽部門に寄贈されたアーカイヴを調査していた際、失われたと考えられていたライヒャの「9つの楽器のためのグランド・サンフォニー・ド・サロン(室内大交響曲)」(このCD に世界初録音している)、そして他にも10の楽器のための同タイプの作品を発見しました。
 いずれの作品も、明らかにライヒャによるものと断定できる自筆譜のほか、演奏の際に用いられたパート譜(こちらは筆写譜)がそろって残されていました。
 ここに収録された9つの楽器のための作品をレコーディングするにあたり、演奏者たちは、19世紀初頭の楽器を用い、さらに実にパリジャン的な雰囲気の、優れた音響を備えたサロンで録音することができました。このことにより、実にパリ的な空気に満ちた響きの演奏をたのしむことができます。
 



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ECM



4818558
(2CD)
\4600→\4190
《トーマス・ツェートマイアー〜
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)》

J.S.バッハ:
CD1
 1.無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV1001
 2.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調 BWV1002
 3.無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV1003
CD2
 1.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004
 2.無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV1005
 3.無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV1006
トーマス・ツェートマイアー(バロック・ヴァイオリン)

 現代ヴァイオリン界の巨匠がオリジナル楽器でバッハ無伴奏を再録音!
 
 現代を代表するヴァイオリニストの一人であるトーマス・ツェートマイアーが約40年ぶりにバッハのヴァイオリン・レパートリーの金字塔、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータを再録音しました。
 今作ではピリオド楽器を使用し、究極のテクニックで知的かつ鮮やかな演奏を聴かせます。
 音楽に深く深く入り込むと同時に、ツェートマイアーならではの唯一無二の演奏が刻まれています。
 アルバムは聖ゲロルド教会で録音され、トーマス・ツェートマイアーとピーター・ギュルケによるドイツ語のライナーノートとポール・グリフィスによる英語の翻訳を含む36ページのブックレットが入った2枚組CDです。
 
 【録音】2016年8月23-27日、オーストリア 聖ゲロルド教会




指揮者ツェートマイアー最新作


CLAVES
50 1916
(2CD)
\4600→\4190
鬼才ツェートマイアー(指揮)
 &ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):交響曲全集

 CD1
  (1)交響曲第1番 ハ短調 Op.68
   (I.15'15"+II.8'03"+III.4'18"+IV.15'41"=43'17")
  (2)交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
   (I.12'09"+II.8'08"+III.5'37"+IV.7'40"=33'34")
 CD2
  (3)交響曲第2番 ニ長調 Op.73
   (I.19'10"+II.8'48"+III.5'12"+IV.9'16"=42'26")
  (4)交響曲第4番 ホ短調 Op.98
   (I.11'47"+II.9'42"+III.5'50"+IV.8'56"=36'15")
トーマス・ツェートマイアー(指揮)
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム

 鬼才ツェートマイアーが手兵ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムとブラームスの交響曲全曲を録音!

 録音:2018年8月、9月、11月、12月/ヴィンタートゥール(スイス)/CD 1 77'11"、CD 2 78'58"/ディジパック仕様

 鬼才ヴァイオリニストとして知られるトーマス・ツェートマイアー。2000年代より指揮活動も積極的に行い、2002 年から2014年までノーザン・シンフォニアの音楽監督を務めるなど指揮者としても確固たる地位を得ております。
 録音ではヴィンタートゥール・ムジークコレギウムとのメンデルスゾーンやブルックナー、ノーザン・シンフォニアとのシューマン、シューベルトなどがあり高く評価されております。

 2016/17シーズンより首席指揮者を務めるヴィンタートゥール・ムジークコレギウムとの期待の新録音はブラームスの交響曲全集です。ツェートマイアーは2015年にスタヴァンゲル交響楽団とブラームスの交響曲第2番を録音しておりますが、今回全曲録音ということでさらなる期待が高まります。

 ヴァイオリニストとして多才な演奏スタイルで魅了してきたツェートマイアー。指揮者としてもその高い音楽性を示した巧みなタクトが冴えわたります。細かなニュアンスでの自在なテンポ変化も見事に表現。手兵からも絶大なる信頼を得ていることを証明するブラームスを聴かせてくれます。
 各楽器の特性と音色を理解し、まるで大編成の室内楽曲のように仕立てあげます。ことに弦楽パートの美しさは傑出しており、やはりヴァイオリニストであるツェートマイアーの色が現れた演奏といえるでしょう。

 ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムは1629年に設立された伝統あるアンサンブル。総勢約50名で結成されています。
 近年の首席指揮者には、フランツ・ウェルザー=メスト(1987-1990)、フュルスト・ヤーノシュ(1990-1994)、ハインリヒ・シフ(1995-2001)、ジャック・ファン・ステーン(2002-2008)らが首席指揮者を務めている格式あるアンサンブルです。






すごいんです
ツェートマイアー&ノーザン・シンフォニア

 



 鬼才で知られるヴァイオリニスト、ツェートマイアー。
 しかし今回紹介するノーザン・シンフォニアとの指揮がなかなかすごい。


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 トマス・ツェートマイアー(1961年11月23日 ザルツブルク - )はオーストリアのヴァイオリニスト・指揮者。

 地元モーツァルテウム音楽大学に学び、マックス・ロスタルやナタン・ミルシテインらのマスタークラスを履修した。
 1977年にザルツブルク音楽祭でデビューを果たし、1978年にモーツァルト国際コンクールにて優勝。翌年にはウィーン楽友協会音楽ホールにデビューした。
 その後は国際的な主要なオーケストラや指揮者と共演を重ねている。

 その後はソリストとしての活動のほかに、室内楽奏者や指揮者としての活動にも携わるようになった。
 たとえばアルフレッド・ブレンデルやハインリヒ・シフ、タベア・ツィマーマンのパートナーを務めるほか、1994年にはツェートマイアー四重奏団を結成している。
 指揮者としては、カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクやバルセロナ交響楽団、トロント交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団に客演している。

 2005年に、演奏家や指揮者としての活動に対して、「ドイツ・レコード批評家賞」から表彰された。

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Brahms: Violin Concerto
AVIE
¥2900→\1990
海外在庫限り
完売の際はご容赦を
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77/
シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120(1841年初版)
トーマス・ツェートマイアー(Vn&指揮)、
ノーザン・シンフォニア
2006年12月9日−11日の録音。

 ツェートマイヤーって指揮もするんだ。
 ・・・と思ったけどすでにノーザン・シンフォニアの音楽監督として実績もあり、アンサンブル金沢を指揮したりもしてるらしい。へー、おみそれしました。

 で、ここではブラームスのコンチェルトの「弾き振り」という難事業に挑んでる。そんなことできんの?・・・と思うけど実際やってる。きっと入念な打ち合わせ・練習をして、実際の演奏のときにはリアルタイムであっちゃこっちゃ指示しなくてもいいようにしてるんだろう。ご苦労さん。ただ演奏のほうは、その奇抜な取り組みがとんでもない変態異常な結果として現れる・・・というところまではいってないかも。自作のカデンツァを披露してくれるけれど、それも仰天びっくりということはない(ただカデンツァのあとちょっと興奮気味になってるところなんて、まじめな性格を物語っててほほえましい)。どうせ弾き振りするんなら自作のカデンツァのときに宙返りするとか、弾きながらパンツ一丁になる、とかいうものすごい曲芸を見せてくれても良かったかもしれない(どっちもCDでは見えんけど)。人によっては「弾き振りでいっぱいいっぱい」とか言うかもなあ。終楽章なんてかなりがんばってるけどね。

 そんで、もう1曲がおまけの交響曲の4番。

 と思ったら大間違い。

 というか、おそらくこっちがやりたかったみたい。
 指揮者ツェートマイヤー本格デビュー。10年前にアーノンクールの録音を聴いてぶっ飛んだ人も多いと思うけど、ここでツェートマイヤーが取り上げたのが交響曲第4番の1841年初稿版。作曲家の死後35年に出版された異端の版。近藤健児さんの本によるとブラームスは評価していたがクララは認めなかったらしい。そりゃクララが認めないのもわかる。オケ全体に厚みがないし、この曲のツボといっていい第1楽章の男気あふれるカッコよさや、気合一発のタメみたいなのがまだ練れてない。店主など最初初稿版だということを忘れてて、シューマンの無名の序曲が始まったのかと思った。でも、その駄作っぽい序曲がだんだん名作交響曲に変容していく様はなかなか面白い。「あ、そっか、初稿版だった」と気づいた後も、かなり、というかそうとう改訂版と違うので、それなりにずっと楽しめる。初恋の人に良く似た女性に出会って、「でも初恋の人のほうがすばらしかったなあ」、と言いながら目の前の女性の短所や欠点をあら捜ししているうちに、いつの間にかそこがいとおしくなってしまうような感じ。
 ツェートマイヤーの指揮がアーノンクールほどスマートでなく、陳腐な作品を陳腐なまま表現してくれているのが嬉しかったりする。
 とにかくはつらつとして生きがいい。ラストの追い込みなんてかなり泣かせる。変だけど。

 なんだかほめてんだかけなしてんだかわかんなくなってきたけど、面白かった。

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Sibelius - Symphonies Nos. 3 & 6
AVIE
AV 2150
¥2900→\2490
ツェートマイヤー&ノーザン・シンフォニア/シベリウス
 シベリウス:交響曲第3番ハ長調Op.52/
 ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調/
 シベリウス:交響曲第6番ニ短調Op.104
トーマス・ツェートマイヤー(ヴァイオリン&指揮)、
ノーザン・シンフォニア

 鬼才ツェートマイヤー、今はそのとんがり具合をノーザン・シンフォニアに向けて発信中。
 二足のわらじかと思いきや、これがなかなか堂に入ったもの。

 ブラームスの弾きふりのときはそのこと自体に驚いて、シューマンはへんてこりんな曲に驚いて終わってしまったが、シベリウスは真っ向勝負。
 まさかツェートマイヤーのシベリウスが聴ける時代が来るとは夢にも思わなかったが、これがどうして壮絶なる名演。そこまでダイナミック・レンジを広げる必要があるのか、とか、そこまで太鼓ドンドンする必要があるのか、とか、そこまで生き生きハッチャケで行く必要があるのか、などなど、いろいろ突っ込みたいところはあるでしょうけど、全然OK。こんな緊張感あふれる、人の心を煽り倒すような第3番、聴いたことない。とにかくツェートマイヤー、このちょっと妙な交響曲を、今まで一度もほかの人の演奏で聴いたことがないというような鮮烈な解釈で聴かせてくれます。シベリウス・ファンなら「こんなの嫌い」か「そうそう、これこれ!」というかどっちか真っ二つ。店主は喜んで受け容れます。

 ちなみにストラヴィンスキーも冒頭からいきなり過激です。早く6番が聴きたいと思っていたのに、すっかり聞き惚れてしまいました。

 そして圧巻のシベリウス第6番・・・。

 ちょっと・・・・これは・・・すごい。
 怪物。この男。普通じゃない。


 どうしてこのアルバムの噂を聞かないのだ?
 なんにしてもツェートマイヤー、普通の人間じゃない。ここ最近で聴いた中で最も衝撃的だった。

 2007年&2008年、セージ・ゲイツヘッド・ホールでのライヴ録音。




 



ORCHID CLASSICS



ORC100104
\2300
ガブリエラ・モンテーロ&ラヴェル:ピアノ協奏曲集
 ガブリエラ・モンテーロ(1970-):
  ピアノ協奏曲 第1番「ラテン」協奏曲…世界初録音
   1.第1楽章:Mambo
   2.第2楽章:Andante moderato
   3.第3楽章:Allegro venezolano
 ラヴェル(1875-1937):ピアノ協奏曲 ト長調
  4.第1楽章:Allegramente
  5.第2楽章:Adagio assai
  6.第3楽章:Presto
ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ)

カルロス・ミゲル・プリエト(指揮)
オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズ

 ベネズエラ出身のピアニスト、ガブリエラ・モンテーロ。5歳で初の公開演奏会を行うなど神童ぶりを発揮、順調にキャリアを重ね、アルゲリッチからも「稀有の才能の持ち主」と評価されました。
 即興演奏を得意としており、尊敬するバッハ作品をモティーフにした一連の即興演奏のアルバムが大ヒットしたことでも知られています。
 このアルバムでは彼女の作曲家としての一面にも注目。世界初演となるピアノ協奏曲第1番「ラテン」は彼女自身の体験を元にした南米の人々の物語を描いた作品。躍動するリズムに支えられた喜びの感情と、激しい怒りの感情が交錯する魅力的な協奏曲です。
 同じく、特有のリズムとジャズのイディオムが取り入れられたラヴェルの協奏曲がカップリングされており、アルバムの特色を強調しています。
  録音 2017年7月 ライヴ、Teatro del Lago, Frutillar, Chile
  
 


ORC100102
\2300
ベートーヴェン&ブラームス:クラリネット三重奏曲集
 ベートーヴェン(1770-1827):クラリネット三重奏曲 変ホ長調 Op.38
  1.第1楽章:Adagio Allegro con brio
  2.第2楽賞:Adagio cantabile
  3.第3楽章:Tempo di Menuetto
  4.第4楽章:Andante con variazioni
  5.第5楽章:Scherzo
  6.第6楽章:Andante con moto alla marcia ? Presto
 ブラームス(1833-1897):クラリネット三重奏曲 Op.114
  7.第1楽章:Allegro
  8.第2楽章:Adagio
  9.第3楽章:Andantino grazioso
  10.第4楽章:Allegro 
アレクサンドル・ベデンコ(クラリネット)
キリル・ズロトニコフ(チェロ)
イタマール・ゴラン(ピアノ)

 初期のベートーヴェン作品の中で最も人気を獲得したと言われる作品が、管、弦、七つの楽器で奏される「七重奏曲」Op.20でした。
 もっと容易に演奏できる編成が求められたため、ベートーヴェン自身はピアノ三重奏の形に編曲しOp.38として出版。
 他にもフンメルやブルクハルト、シュミット、ツェルニーら同世代の作曲家、編曲家たちによる夥しい編曲版が残されています。
 ここではベートーヴェン自身の編曲を演奏。クラリネットが活躍する楽しい音楽です。ブラームスのクラリネット三重奏曲は、三人の奏者全員の見せ所がある名作。
 抒情的なチェロと巧みなピアノ・パートに支えられた郷愁溢れるクラリネットの旋律が美しい作品です。
 それぞれ、ソリストとしても活躍するペデンコ、ズロトニコフ、ゴランによる素晴らしいハーモニーをお楽しみください。
  録音 2017年6月5-7日、Teldex Studio Berlin
  
 


ORC100103
(2CD)
\2300
エルガー&チャドウィック:作品集
【CD1】
 エルガー(1857-1934):交響的習作「ファルスタッフ」Op.68
  -ナレーション入りヴァージョン  

  1.I am not only witty in myself,but the cause that wit is in other men
  2.Falstaff and Prince Henry
  3.What's the matter?
  4.Eastcheap-the robbery at Gadshill-The Boar's Head -revelry and s leep
  5.Dream interlude:'Jack Falstaff,
    now Sir John,a boy,
    and page to Thomas Mowbray,Duke of Norfolk’
  6.Come,  sir,which men shall I have?
  7.Falstaff’s March-The return through Gloucestershire
  8.Interlude: Shallow's orchard-
    The new king -The hurried ride to London
  9.Sir John,thy tender lambkin now is king.
    Harry the Fifth's the man
  10.King Henry V's progress-The repudiation of Falstaff and his death

 チャドウィック(1854-1931):タモシャンター
  11.チャドウィックによる「タモシャンター」入門
  12.タモシャンター
アンドリュー・コンスタンティン(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団

ファルスタッフ…ティモシー・ウェスト
プリンス・ヘンリー…サミエル・ウェスト
ジョージ・ホワイトフィールド・チャドウィック…エリック・チャプマン
ロバート・バーンズ…ビリー・ウィッツ
【CD2】
 エルガー(1857-1934):交響的習作「ファルスタッフ」Op.68

 1.Falstaff and Prince Henry
  ファルスタッフとヘンリー王子
 2.Eastcheap-the robbery at Gadshill-The Boar's Head -revelry and sleep
  イーストチープ〜ガズヒルの強盗〜猪首亭〜騒乱と眠り
 3.Dream interlude: 'Jack Falstaff,now Sir John,a boy,and page to Sir  Thomas Mowbray,Duke of Norfolk
  間奏曲機夢,ジャック・ファルスタッフ、
  今はサー・ジョン、少年、そしてノーフォーク公トーマス・モーブレー
 4.Falstaff's March-The return through Gloucestershire
  ファルスタッフの行進〜グロスターシャーを通っての帰還〜
 5.Interlude: Gloucestershire. Shallow's orchard-
  The new king -The hurried ride to London
   間奏曲:グロスターシャー、シャローの果樹園〜
    新しい国王〜ロンドンへの急ぎの帰京
 6.King Henry V's progress-The repudiation of Falstaff and his death
  ヘンリー5世の行進〜ファルスタッフの拒絶とその死
アンドリュー・コンスタンティン(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
 
 アンドリュー・コンスタンティンが指揮するBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団によるエルガーの交響的習作「ファルスタッフ」の2つの異なるヴァージョンを収録した2枚組。
 シェイクスピアの「ウィンザーの陽気な女房たち」に登場する体格のよい騎士(ならずもの)ファルスタッフを主人公にした戯曲は、ヴェルディやニコライなど多くの作曲家が歌劇に仕立てていますが、エルガーは歌を用いることなく、オーケストラのみで物語を描いています。
 この録音では、シェークスピア原作の朗読を挿入した演奏と、オーケストラのみの演奏を比べることができ、作品の成り立ちをじっくりと楽しむことができます。
 併せて収録されているのはチャドウィックの「タモシャンター」。こちらはロバート・バーンズの詩を原作にした曲で、“シャンタのタム”と呼ばれる主人公が、酒場で魔女に絡まれ、命からがら逃げだしたというお話。こちらはチャドウィックが起こした作品紹介を朗読したトラックも含まれています。
 イギリスならではの楽しいアルバムです。
 
 録音:
  2018年9月17-19日 Hoddinott Hall, Millennium Centre,Cardiff
  2019年2月8日 Henry Wood Hall, London(タモシャンターのイントロダクション)
  2018年12月17日 Wathen Hall, St Paul’s Boys’ School,
  Hammersmith, London(ヘンリー五世の朗読)
 
 

ORC100105
\2300
KOTTOS
歌と踊り

 ニコス・スカルコッタス(1904-1949):
  オーケストラのための36のギリシャの踊りから
   4つのギリシャの踊り
    1.第3番:Epirotikos
    2.第2番:Kretikos
    3.第19番:Kathistos
    4.第27番:Kleftikos
 5-12.リャードフ(1855-1914):ロシア民謡 Op.58(モーゲンセン編)
  【宗教的な歌/クリスマス・キャロル「Kolyada」/
   遅い歌/おどけた歌/小鳥の物語/
   子守歌/踊り歌/ホロヴェット】
 13.ヴィヴァルディ(1678-1741):ラ・フォリア(コットス編)
 14.グリーグ(1844-1907):
   25のノルウェーの踊りと歌 Op.17-
    第22番「沼地を越えて」(ファーマキス編)
 15.グリーグ:ノルウェイ舞曲 ニ短調
  (モーゲンセン、ペテルセン、オプサール編)
 16-21.バルトーク(1881-1945):
   ルーマニア民謡 Sz.56(ファーマキス編)
 22-27.ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
   イギリス民謡による6つの習作
 28.リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
   歌劇《サドコ》-インドの歌(ペテルセン編)
 29.リムスキー=コルサコフ:歌劇《ムラダ》-
   組曲第3番「リトアニアの踊り」
    (モーゲンセン、ペテルセン編)
 30.ヤコブ・ゲーゼ(1879-1963):
    タンゴ・ジェラシー(モーゲンセン編)
コットス(アンサンブル)
【メンバー】
ビャルケ・モーゲンセン(アコーディオン)
ペルニレ・ペテルセン(リコーダー)
ジョセフィーネ・オプサール(チェロ)
クリストス・ファーマキス(ブズーキ)

 デンマークのアンサンブル「KOTTOS コットス」の魅惑的なアルバム。
 アンサンブル名の「コットス」とはギリシャ神話に登場する、天空神ウラノスと地母神ガイアの子で巨人族の一人。
 百の腕と五十の頭を持ち、ティターン族との大戦「ティタノマキア」ではゼウス軍に加勢、ゼウスを勝利に導いたとされています。
 多腕、多頭のイメージから高機能、高性能なもの、集合体や集団を指す名称として引用されることが多く、このアンサンブルもまさに「名は体を表す」の言葉通り、ユニークな楽器を用いて、アバンギャルドからケルト民謡まで多彩な音楽を奏でることで知られています。
 このアルバムでは、現代作曲家スカルコッタスの「ギリシャの踊り」をメインに、ロシアから北欧、イタリア、東欧と彩り豊かな民謡風の作品を楽しめます。
 録音 2019年4月10日-4月30日、Stavnsholt Church, Copenhagen, Denmark
  
 

ORC100106
\2300
JOY&DESOLATION
 1-4.モーツァルト(1756-1791):
   クラリネット五重奏曲 イ長調 K581
 5-10.フィンジ(1901-1956):
   5つのバガテル(C.アレクサンダー編)
 11.コリリアーノ(1938-):Soliloquy(1995)
 12.キャロリーナ・ヘレディア(1981-):Jus in Bello(2014) 
アレクサンダー・フィターステイン(クラリネット)

テスラ四重奏団
【メンバー】
 ロス・スナイダー(ヴァイオリン)
 ミケーレ・リー(ヴァイオリン)
 エドウィン・カプラン(ヴィオラ)
 セラフィム・スミゲルスキー(チェロ)

 ベラルーシで生まれ、2歳の時にイスラエルに移住しイスラエル芸術科学アカデミーとジュリアード音楽院で学んだクラリネット奏者アレクサンダー・フィターステイン。
 カール・ニールセン国際クラリネット・コンクールで優勝し世界的な注目を浴び、以降、名だたるオーケストラと共演を重ねています。
 室内楽にも力を注いでおり、今作ではテスラ四重奏団とともに、モーツァルト、フィンジの名作や、コリリアーノ、アルゼンチンの作曲家ヘレディアによる現代作品を演奏。
 なかでも、亡き父に捧げたコリリアーノの感動的な旋律を持つ「Soliloquy」や、ラテン・アメリカのポピュラー・スタイルを取り入れた躍動的なヘレディアの曲は、新しいレパートリーを探求する彼らのポリシーにふさわしい作品です。
 録音 2018年4月25日-27日、Wyastone Concert Hall,Monmouth, UK
  



 

RESONUS


RES10245
\2500
アマディオ・フレッディ(1580頃-1643):Vespers 晩課(1616)
 1.イグナツィオ・ドナティ(1570頃1638):Domine ad adiuvandum
 2.フレッディ:Dixit Dominus 主は言われた…世界初録音
 3.ビアジオ・マリーニ(1594-1663):シンフォニア:La Cornera
 4.ジョヴァンニ・ガブリエリ(1554頃/1557-1612):
  Intonazione del Secondo Tono
 5.フレッディ:
  Laudate pueri ほめたたえよ、神のしもべたちよ
…世界初録音
 6.アレッサンドロ・グランディ(1586-1630):Tota pulchra es
 7.フレッディ:Laetatus sum 私は喜んだ
…世界初録音
 8.ダリオ・カステッロ(17世紀初頭に活躍):第2ソナタ
 9.G.ガブリエリ:Intonazione del Oavo Tono
 10.フレッディ:
   Nisi Dominus 主が家を建てられるのでなければ
…世界初録音
 11.フレッディ:Cognoscam te, Domine 主よ、あなたを知っています
 12.G.ガブリエリ:Intonazione del Terzo et Quarto Tono
 13.フレッディ:Lauda Jerusalem ほめよ、エルサレムよ
…世界初録音
 14.マリーニ:シンフォニア:La Marnenga
 15.フレッディ:Ave maris stella めでたし、海の星

    世界初録音
(J.サヴァンによる再構築版)
 16.フレッディ:Salve Regina 元后あわれみの母
 17.アンドレア・ガブリエリ(1532頃/1533-1585):
    Intonazione del Sesto  Tono
18.フレッディ:6声のマニフィカート
…世界初録音
ゴンザガ・バンド(アンサンブル)
【メンバー】
 フェイ・ニュートン(ソプラノ)
 マーク・チェンバーズ(カウンターテナー)
 ティム・トラヴァース=ブラウン(カウンターテナー)
 スティーヴン・ハロルド(テノール)
 トーマス・ハーフォード(テノール)
 ウィリアム・ゴーント(バス)
 オリヴァー・ウェッバー(ヴァイオリン)
 ジェイミー・サヴァン(指揮・コルネット)
 スティーヴン・デヴァイン(オルガン)

 デビュー・アルヴァム「ヴェネツィア1629年」(RES10218)が大成功を収めた指揮者・コルネット奏者、ジェイミー・サヴァン。今作でも彼が率いる“ゴンザガ・バンド”(ゴンザガとはモンテヴェルディが仕えたマントヴァの名家の名)と共に、ヴェネツィアの知られざる作曲家の作品を探求します。
 このアルバムで彼が取り上げたのは、モンテヴェルディがサン・マルコ寺院の楽長を務めていた時代と同じ頃、ヴェネトのトレヴィーゾ大聖堂の楽長であったアマディオ・フレッディの世界初録音となる「晩課」です。
 演奏の際は、同時代の作曲家の作品を組み込みながら、あたかも目の前で一連の祈りが行われているかのような選曲が行われており、自然な流れの中で際立つフレッディの独創性を存分に味わうことができます。
 録音 2019年3月19-21日、St Andrew’s Church, Toddington 
  
 

RES10247
\2500
愛と死の歌
ロベルト・シューマン(1810-1856):歌曲集

 ケルナーの詩による12の歌 Op.35
  1.嵐の夜の楽しみ
  2.愛と喜びよ、消え去れ
  3.旅の歌
  4.新緑
  5.森へのあこがれ
  6.亡き友の杯に
  7.さすらい
  8.ひそやかな愛
  9.問い
  10.ひそやかな涙
  11.誰がおまえをそんなに悩ますのだ
  12.古いリュート

 5つの歌 Op.40
  13.においすみれ
  14.母の夢
  15.兵士
  16.吟遊詩人
  17.裏切られた恋

 詩人の恋 Op.48
  18.美しい五月に
  19.私の涙から
  20.ばらよ、ゆりよ、鳩よ
  21.私がおまえの瞳を見つめるとき
  22.私の心をゆりの杯にひたそう
  23.聖なるラインの流れに
  24.私は恨むまい
  25.花がわかってくれるなら
  26.それはフルートとヴァイオリンの響き
  27.あの歌の響きを聞くと
  28.若者は乙女を愛した
  29.明るい夏の朝に
  30.私は夢の中で泣いた
  31.夜ごとの夢に君をみる
  32.昔のおとぎ話より
  33.昔のいまわしい歌
サイモン・ウォルフィッシュ(バリトン)
エドワード・ラシュトン(ピアノ)

 現在、イギリスで注目を集めるバリトン歌手サイモン・ウォルフィッシュと、ピアニストのエドワード・ラシュトンによるシューマンのさまざまな歌曲を集めた1枚。
 このアルバムがResonusへのデビューとなるウォルフィッシュは、チェリストのラファエル・ウォルフィッシュを父に、バロック・ヴァイオリニストのエリザベス・ウォルフィッシュを母に持つ逸材。
 祖父母や兄妹も音楽家であり、彼自身も歌だけでなくチェロも奏でるなどマルチな活動を続けています。
 これまでにウォルフィッシュとラシュトンは何枚かのアルバムをリリースしていますが、今作ではシューマンに焦点を当て、その繊細で内面性豊かな世界を探求、シューマンの歌曲の持つ幻想性と深い音楽性を引き出しています。
 録音 2019年3月24-26日、St John the Evangelist, Oxford
  
 

RES10246
\2500
O gemma clarissima おお、明るい宝石
聖カタリナを称賛する音楽集

 1.ヤコブ・ルニャール(1540/45?1599):
   Ave Katherina martir
 2.ルートヴィヒ・ゼンフル(1489/91-1543):
   Ave Katherina martir/Costi regis
 3.アドリアン・ヴィラールト(1490頃-1562):gemma clarissima
 4.セーラム聖歌:Ave virginum gemma
 5.ジャン・ムートン(1459以前-1522):Ave virginum gemma
 6.セーラム聖歌:Virgo sancta Katherina
 7.ニコラス・ゴンベール(1595頃-1560頃):Virgo sancta Katherina
 8.セーラム聖歌:Virgo flagellatur
 9.ピエール・ヴァーモン(1495頃-1532頃):Virgo flagellatur
 10.作者不詳(16世紀初期)‘Annaberg’ Choirbook 1/D/506: [Katherinae collaudemus カタリナを称えて]
 11.セーラム聖歌:Nobilis et pulchra
 12.ウォルター・フライ(1460-1474頃活躍):キリエ:‘Deus creator omnium 神は万物を創造し給い
  Missa Nobilis et pulchraより
 13.セーラム聖歌:Inclita sancte virginis Catherinae
 14.ジャケ・ド・マントヴァ(1483-1559):Inclita sancte virginis Catherinae
 15.パレストリーナ(1525/6-1594):Inclytae sanctae virginis Catherinae
 16.作者不詳(16世紀初期)(コペンハーゲン、MS1848):Ave virgo Katharina
 17.セーラム聖歌:Passionem gloriose
 18.リチャード・フォーキナー(1480頃活躍):Gaude rose sine spina
エドワード・ウィッカム(指揮)
ケンブリッジ・セント・キャサリン・カレッジ合唱団

 聖カタリナは4世紀頃に実在したとされるエジプト、アレキサンドリアの貴族の女性。才能に恵まれた彼女はキリスト教の教えに賛同し洗礼を受けましたが、当時のローマ皇帝マキシミヌスの怒りに触れ改宗を迫られます。しかし彼女はそれを拒否、最後まで信仰を捨てなかったため処刑され、死後聖人に列聖されました。
 多くの分野の守護聖人であり、彼女の名を冠する団体が世界中に存在しています。
 このアルバムで素晴らしい歌声を披露している「ケンブリッジ・セント・キャサリン・カレッジ合唱団」も彼女の名を冠するアンサンブルの一つ。
 聖カタリナの崇拝が最高潮に達した15-16世紀頃の彼女を讃える音楽を集め、敬虔さと崇拝の心を込めて各曲を歌い上げています。
  録音 2018年6月,2019年3月、the Chapel of St Catharine’s College, Cambridge
  
 

RES10249
\2500
ベートーヴェン変容 第1集
 ベートーヴェン(1770-1827):ハルモニーミュージックのための室内アンサンブル集
  1-6.七重奏曲 変ホ長調 Op.20
    (カール・ツェルニーによる編曲)
  7-10.六重奏曲 変ホ長調 Op.71
ボックスウッド&ブラス
【メンバー】
 エミリー・ワージントン(クラリネット)
 フィオナ・ミッチェル(クラリネット)
 アンネケ・スコット(ナチュラル・ホルン)
 ケイト・ゴールドスミス(ナチュラル・ホルン)
 ロバート・パーチヴァル(ファゴット)
 功刀 貴子(ファゴット)

 2018年にリリースされた「プロイセンのサロン音楽(RES10177)」でマンハイム楽派に属する作曲家フランツ・タウシュの作品を中心に、見事なアンサンブルを披露した、ピリオド楽器によるイギリスのアンサンブル「ボックスウッド&ブラス」(メンバーには日本のファゴット奏者 功刀 貴子も含む)。
 新シリーズ「ベートーヴェン変容」の第1集では、ベートーヴェンのハルモニームジーク(18世紀後半からドイツ語圏の貴族階級を中心に流行した管楽合奏の形態)を取り上げています。
 当時は様々な作品が、管楽器アンサンブルのために編曲されており、ベートーヴェンの作品も例外ではありませんでした。
 とりわけ七重奏曲 Op.20は当時抜群の人気を獲得、ベートーヴェン自身もこの曲をピアノ三重奏版に編曲しましたが、ハルモニームジーク版は弟子のツェルニーに編曲を依頼、これはツェルニーの作曲技術の向上にも大いに役立ったとされています。
 六重奏曲はベートーヴェン自身のオリジナル。充実したホルン・パートが際立つ名曲です。
  録音 2019年1月31日-2月2日、National center for Early Music,York
  
 

RES10248
\2500
ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲集 Op.20 第1集
 弦楽四重奏曲 ト短調 Op.20-3 Hob.III:33
 弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.20-2 Hob.III:32
 弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.20-5 Hob.III:35
アムステルダム・デュドック四重奏団
【メンバー】
ユディト・ヴァン・ドリエル(第1ヴァイオリン)
マルレーン・ヴェスター(第2ヴァイオリン)
マリー=ルイーズ・デ・ヨング(ヴィオラ)
ダヴィッド・フェイバー(チェロ)

 オランダの若手奏者たちによって結成された「アムステルダム・デュドック四重奏団」は、「最も創造的で多彩なカルテット」の一つとして評価を高めています。
 音楽の核心を聴き手と共有することを使命とする彼らは、古典から現代まで様々な作品に取り組んでいますが、このアルバムではハイドンの「太陽四重奏曲」から3曲を演奏しています。
 弦楽四重奏曲の形式を確立させ「弦楽四重奏の父」と呼ばれることもあるハイドンが、1772年に作曲した全6曲からなる「太陽四重奏曲」。
 名前の由来はアムステルダムのフンメル社から出版された版の表紙に、太陽の絵が描かれていたことであり、内容とは関係ありませんが、「シュトゥルム・ウント・ドラング=疾風怒濤」期におけるハイドンの作風の変遷を示す重要な作品の一つとして広く愛されています。
 ハ長調とヘ短調の2曲は最終楽章にフーガが置かれるなど凝った作風も聴きどころです。
  録音 2019年5月13-15日、Studio 1, Muziekcentrum van de Omroep, Hilversum, The Netherlands
  
 

RES10250
\2500
The Waiting Sky
アドヴェントとクリスマスの音楽集

 1.トーマス・タリス(1505-1585):
   Videte miraculum 見よ、天主の御母の奇跡を 6声
 2.ジョスカン・デプレ(1450頃-1521):
  nviolata, integra et casta es, Maria けがれなく完全で清い方、マリア 5声
 3.ジュディス・ワイア(1954-):
  Ave regina caelorum 幸いなるかな天の女王
 4.ヒエロニムス・プレトリウス(1560-1629):
  Joseph, lieber Joseph mein ?Magnificat quinti toni-In dulci jubilo
  ヨセフ、わたしの愛しいヨセフ-第5旋法のマニフィカト-もろびと声あげ
 5.ジェームズ・マクミラン(1959-):
  Dominus dabit benignitatem 神は良いものをお与えになり
 6.オリヴァー・ターニー(1984-):The Waiting Sky 空を待つ
 7.リアノン・ランドル(1993-):O magnum mysterium おお、偉大なる神秘よ
 8.ジョン・タヴナー(1944-2013):The Lamb 子羊
 9.ターニー:Balulalow バルラロウ
 10.マルコ・ガルヴァーニ(1994-):The Oxen 牛
 11.ウィリアム・バード(1543-1623):
   Reges Tharsis et insulae a5 タルシスの王らは 5声
 12.ターニー:The Wise Men and the Star 賢者と星
 13.ガルヴァーニ:On Christmas Morn クリスマスの朝に
サンサラ(声楽アンサンブル)
トム・ヘリング(共同芸術監督)
ベンジャミン・カニンガム(芸術監督)

 「SANSARA サンサラ」は数多くの受賞歴を持つロンドンのアカペラ声楽アンサンブル。
 音楽監督や指揮者を持つことなく、メンバー同士の自然な掛け合いから生まれる表現豊かな音楽を特長にしています。
 Resonusレーベルへのデビュー・アルバムはルネサンス期と現代、作曲年代におよそ500年代の隔たりを持つアドベントとクリスマスの音楽集。
 タリスやデプレなどの荘厳な作品と、現代の神秘的な響きを持つ作品がバランス良く配置されており、聴き手にクリスマスの喜びを静かに伝えます。
  録音 2019年6月25-27日、St Augustine's Church.Kilbum,London
  



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


DIAPASON


DIAP 119
¥1600
ミンコフスキの「聖セシリアの日のための頌歌」!
 ヘンデル:
  聖セシリアの日のための頌歌*
  オルガン協奏曲第11番ト短調 Op.7-5, HWV.310 
  ハープ協奏曲変ロ長調 Op.4-6, HWV.294\
ルーシー・クローウェ(ソプラノ)*
リチャード・クロフト(テノール)*
マルク・ミンコフスキ(指揮)*
グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊&合唱団*
ラ・ディヴィナ・アルモニア 
ロレンツォ・ギエルミ(オルガン) 
マルグレット・クロル(ハープ)�

 DIAPASON誌の自主レーベルシリーズVol.119、ミンコフスキの「聖セシリアの日のための頌歌」!

 ヨーロッパ有数のフランスの音楽雑誌「ディアパゾン(Diapason)」が、音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン 〜 ディアパゾンが選んだ決定盤』の第119集は「ヘンデル」の3作品が登場!
 アルバムのメインとなるのは、ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊のコンビによる「聖セシリアの日のための頌歌」。音楽の守護聖人、聖セシリアを祝い歌われる頌歌は同コンビを代表する名演の1つ。
 また、聖セシリアとオルガンとの関係性を連想させる「オルガン協奏曲第11番」を含む協奏曲2作品をカップリングしています。プログラムの組み合わせにもこだわりが見られる、ディアパゾン・レーベルの注目盤と言えるでしょう。

 ※録音:2009年*/2007年&2012年
 ※リマスタリング:Circa(フランス)
 



<映像>


DYNAMIC(映像)



DYNDVD37859
(13DVD)
\11000
ドニゼッティ(1797-1848)のヒロインたち
【DVD1-2】
歌劇《アンナ・ボレーナ》全曲

 アンナ・ボレーナ…ディミトラ・テオドッシュウ(ソプラノ)
 ペルシ…ジャンルカ・パゾリーニ(テノール)
 ジョヴァンナ…ソフィア・ソロヴィイ(メゾ・ソプラノ)
 エンリーコ‥リッカルド・ザネッラート(バス) 他 

 ファブリツィオ・マリア・カルミナーティ
 ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭管弦楽団&合唱団 

 演出:フランチェスコ・エスポージト
  2006年10月、ベルガモ 収録

収録時間:183分
画面:カラー、16:9
音声:LPCM 2.0、Dolby Digital 5.1
字幕:イタリア語・英語・
フランス語・ドイツ語・スペイン語

原盤 DYNDVD33534
【DVD3-4】
歌劇《ピーア・デ・トロメイ》全曲…日本語字幕付き

 ピーア…パトリツィア・チョーフィ(ソプラノ)
 ギーノ…ダリオ・シュムンク(テノール)
 ネッロ…アンドルー・シュレーダー(バリトン)
 ロドリーゴ…ラウラ・ポルヴェレッリ(メゾ・ソプラノ) 他

 パオロ・アッリヴァベーニ(指揮)、
 フェニーチェ劇場管弦楽団&合唱団

 演出:クリスティアン・ガンニェロン
  2005年4月 フェニーチェ劇場 収録 

収録時間:137分
画面:カラー、16:9
音声:LPCM 2.0、Dolby Digital 5.1
字幕:日本語・イタリア語・英語・
フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語

原盤 DYNDVD33488
【DVD5】
歌劇《ランメルムーアのルチア》全曲

 ルチア…デジレ・ランカトーレ(ソプラノ)
 エドガルド…ロベルト・デ・ビアージョ(テノール)
 エンリーコ…ルカ・グラッシ(バリトン)
 ライモンド…エンリーコ・イオーリ(バス) 他

 アントニーノ・フォリアーニ(指揮) 
 ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭管弦楽団,合唱団

 演出:フランチェスコ・エスポージト
  2006年10月 ドニゼッティ劇場

収録時間:143分
画面:カラー、16:9
音声:LPCM 2.0、Dolby Digital 5.1
字幕:イタリア語・英語・フランス語
ドイツ語・スペイン語

原盤 DYNDVD33535
【DVD6】
歌劇《ケニルワース城のエリザベッタ》全曲…日本語字幕付き

 エリザベッタ…ジェシカ・プラット(ソプラノ)
 アメーリア…カルメラ・レミージョ(ソプラノ)
 レスター…サビエル・アンドゥアーガ(テノール)
 ヴァーニー…ステファン・ポップ(テノール)

 リッカルド・フリッツァ(指揮)
 ドニゼッティ・オペラ管弦楽団&合唱団


 演出:マリア・ピラール・ペレス・アスパ
  2018年11月24-30日、12月2日 ベルガモ収録

収録時間:139分
画面:カラー、16:9
音声:LPCM 2.0、Dolby Digital 5.1
字幕:日本語・イタリア語・英語
フランス語・ドイツ語・韓国語

原盤 DYNDVD37834
【DVD7】
歌劇《マリア・ストゥアルダ》全曲…日本語字幕付き

 マリア・ストゥアルダ…カルメラ・レミージョ(ソプラノ)
 エリザベッタ…ソニア・ガナッシ(メゾ・ソプラノ)
 レスター…ヨゼフ・カレヤ(テノール)
 タルボ…リッカルド・ザネッラート(バス) 他

 ファブリツィオ・マリア・カルミナティ(指揮)
 ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ財団管弦楽団

 
 演出:フランチェスコ・エスポージト
 2001年 ベルガモ収録

収録時間:153分
画面:カラー、4:3
音声:LPCM 2.0、Dolby Digital 5.1
字幕:日本語・イタリア語・英語
フランス語・ドイツ語・スペイン語

原盤 DYNDVD33407
【DVD8-9】
歌劇《ファヴォリータ》(フランス語歌唱)全曲…日本語字幕付き

 レオノール…ヴェロニカ・シメオーニ(メゾ・ソプラノ)
 フェルナン…チェルソ・アルベーロ(テノール)
 アルフォンス11世…マッティア・オリヴィエリ(バリトン)
 バルタザール…ウーゴ・グァリアルド(バス)

 ファビオ・ルイージ(指揮)
 フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団


 演出:アリエル・ガルシア=バルデス
  2018年2月 フィレンツェ、テアトロ・コムナーレ

収録時間:156分
画面:カラー、16:9
音声:LPCM 2.0、Dolby Digital 5.1
字幕:日本語・イタリア語・英語
フランス語・ドイツ語・韓国語

原盤 DYNDVD37822
【DVD10】
歌劇《ピグマリオーネ》全曲…日本語字幕付き

 ビグマリオーネ…アントニーノ・シラグーザ(テノール)
 ガラテイア…脇園 彩(メゾ・ソプラノ)

 ジャンルカ・カプアーノ(指揮)
 アッカデミア・スカラ座管弦楽団


 演出:ロベルト・カタラーノ
 2017年 テアトロ・ソチャーレ・ディ・ベルガモ

収録時間:38分
画面:カラー、16:9
音声:LPCM 2.0、Dolby Digital 5.1
字幕:日本語・イタリア語・英語
フランス語・ドイツ語・韓国語

原盤 DYNDVD37811
・・・ピグマリオーネのみ収録
ケ・オリジナーリは含まれておりません。
【DVD11】
歌劇《ロベルト・デヴリュー》全曲…日本語字幕付き

 イングランド女王エリザベス…マリエッラ・デヴィーア(ソプラノ)
 ノッティンガム公爵夫人サラ…ソニア・ガナッシ(メゾ・ソプラノ)
 エセックス伯爵ロベルト・デヴリュー…シュテファン・ポップ(テノール)
 ノッティンガム公爵…キム・マンスー(バリトン) 他

 フランチェスコ・ランツィロッタ(指揮)
 ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団

 演出:アルフォンソ・アントニオッツィ
  2016年3月 イタリア、カルロ・フェリーチェ劇場

収録時間:138分
画面:カラー、16:9
音声:LPCM 2.0、Dolby Digital 5.1
字幕:日本語・イタリア語・英語
フランス語・ドイツ語・韓国語

原盤 DYNDVD37755
【DVD12-13】
歌劇《イングランドのロズモンダ》全曲…日本語字幕付き

 ロズモンダ…ジェシカ・プラット(ソプラノ)
 レオノーラ…エヴァ・メイ(ソプラノ)
 エンリーコ…ダリオ・シュムンク(テノール)
 クリフォード…ニコラ・ウリヴィエリ(バス・バリトン)
 アルトゥーロ…ラファエッラ・ルピナッチ(メゾ・ソプラノ)

 セバスティアーノ・ロッリ(指揮)
 ドニゼッティ歌劇場管弦楽団

 演出:パオラ・ロータ
  2016年11月  ベルガモ、ドニゼッティ歌劇場

収録時間:151分
画面:カラー、16:9
音声:LPCM 2.0、Dolby Digital 5.1
字幕:日本語・イタリア語・英語
フランス語・ドイツ語・韓国語

原盤 DYNDVD37757

 イタリア、ベルガモで生まれ、同世代のロッシーニやベッリーニとともに、イタリア歌劇普及の立役者となったドニゼッティ。
 彼の歌劇のほとんどは、女性が主人公に据えられるか、もしそうでない場合でも女性たちを印象的な音楽で彩っています。
 多くの場合、彼女(ヒロイン)たちは、政治的圧力や理不尽な政略結婚などむごい運命に翻弄されながらも、それに屈することなく、運命に立ち向かう強い性格を持ち合わせています。

 1818年から1843年にかけてドニゼッティはほぼ70作のオペラを作曲、その多くは幅広い人気を獲得しました。
 彼の最初の成功は1830年の《アンナ・ボレーナ》であり、以降、同じくイタリアの作曲家ベッリーニとともに、美しい作品を次々と生み出します。
 その中の何曲かは19世紀歌劇の傑作にランクされましたが、残念なことに初期の多くの作品は時代とともに忘れられてしまい、演奏される機会もほとんどありませんでした。

 しかし、1900年代後半、素晴らしい歌手たちの誕生とともに、忘れられたドニゼッティの歌劇が次々と蘇演され、その真価が再評価されています。
 このBOXにはドニゼッティの個性が光る9作のオペラを収録。
 その中には代表作《ランメルムーアのルチア》や前述の《アンナ・ボレーナ》などの有名曲だけではなく、この映像が世界初収録となった《ケニルワース城のエリザベッタ》や珍しいフランス語版の劇《ファヴォリータ》などの珍しい作品も含まれています。
 全編を彩るのはマリエッラ・デヴィーアやパトリシア・チオーフィ、カルメラ・レミージョ、ソニア・ガナッシ、ジェシカ・プラットら、現代における「ドニゼッティ・ヒロイン」たち。素晴らしい歌唱を美しい映像とともに存分にお楽しみいただけます。
 


<LP>


ベルリン・フィル・自主制作盤(LP)
BERLINER PHILHARMONIKER RECORDINGS


KKC.1149/55
(7LP)
¥31818+税
シベリウス:交響曲全集
 LP1: 交響曲第1番 (37:39)
 LP2: 交響曲第2番 (43:12)
 LP3: 交響曲第3番 (28:17)
 LP4: 交響曲第4番 (36:50)
 LP5: 交響曲第5番 (30:32)
 LP6: 交響曲第6番 (29:13)
 LP7: 交響曲第7番 (21:48)
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 ベルリンの聴衆をも魅了したラトルのシベリウス全集がクリア・レコード盤でリリース!

 録音:2014年12月18-20日(5番)2015年1月28日〜 2月6日(1〜4番)2015年2月7〜9日(5〜7番)/180g、限定盤、Clear Vinyl、輸入盤・日本語帯・解説付
 録音場所:フィルハーモニー、ベルリン/[24bit/192kHz 録音]
 Vinyl マスタリング:ライナー・マイヤール、エミール・ベルリナー・スタジオ/カバー写真:ヨルマ・プラーネン

 「ベルリン・フィル・レコーディングス」からサー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるシベリウス交響曲全集の7 枚組クリア・レコード盤が発売されます。
 カバー写真は、これまでのCD,SACD と同様フィンランドの写真家ヨルマ・プラーネン。このアナログ・セットでは、それぞれのスリーブ・ケースに違うデザインが施されています。
 ブルーを基調とした写真と、クリア盤のLP がシベリウスの音楽を思わせる、演出となっています。

 ラトルは1981〜1987年にかけてバーミンガム市交響楽団とシベリウスの全集をレコーディングしており、今回が2度目の全集録音となります。
 ラトルは子供の頃からイギリス人としてシベリウスに愛着があり、リバプール・フィルで指揮者としてデビューした際も、シベリウスの交響曲第5番を振っており、ラトルにとってシベリウスは特に思い入れのある作曲家のひとりであることがわかります。
 このベルリン・フィルとのシベリウス・チクルスは、2002年の首席指揮者就任からの希望であり、2015年シベリウス・イヤーにあわせて録音されました。

 [ ラトル、シベリウスを語るから]
  マーラーの音楽では、人間と自然、とりわけ彼自身がテーマとなっています。しかしシベリウスでは、「人がそこにいる」とは感じられません。もし人間がいるとすれば、自分自身の「不安の藪」に入り込み、捕らわれた人がいる、という意味においてでしょう。つまり、そこに足を踏み入れる者は、もう二度と帰って来られないかもしれないのです。私はシベリウスの音楽の本質は、最終的にはそこにあるような気がします。
 
















10/8(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


B−SHARP



KKC 4179
(SACD HYBRID)
¥2700
日下紗矢子率いるベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラの
 作曲家グリーグ、シベリウス

  グリーグ:
   (1)ホルベルク組曲 作品40
   (2)弦楽四重奏曲第1番 ト短調 作品27(弦楽合奏版/日下紗矢子編)
  シベリウス:
   (3)ヴァイオリンと弦楽のための組曲 作品117
ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ
日下紗矢子(コンサートマスター)

 日下紗矢子率いるベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ、結成10周年&来日記念盤、北欧の作曲家グリーグ、シベリウスを清涼感、抒情性あふれる演奏で聴かせる!

 録音:(1)(3)2017年5月11日、(2)2018年11月15日、ベルリン、コンツェルトハウス/2.0Stereo、62'07、輸入盤・日本語帯・解説付
 レコーディング・プロデューサー:フィリップ・ネーデル

 ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団を母体する室内オーケストラ、ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラは、2009年に日下紗矢子とミヒャエル・エルクスレーベンの二人をリーダーとして結成され、今年で10周年を迎えます。
 日下は、2008年からベルリン・コンツェルトハウス管の第1コンサートマスターを務めるほか、2013年読売日本交響楽団コンサートマスター就任(2017年度より特別客演)、日独両オーケストラのコンサートマスターを兼務しながら、オーケストラ、室内楽、ソロと活発な活動を展開しています。

 今回リリースされるのは、グリーグの「ホルベルク組曲」、弦楽四重奏曲第 1 番(弦楽合奏版)とシベリウスの「ヴァイオリンのための組曲」という北欧プログラム。
 弦楽四重奏曲第 1 番では、日下自身の編曲による弦楽合奏版で、弦楽四重奏曲の親密な雰囲気を、力強いオーケストラの響きへと見事に表現しています。
 そして、デンマーク文学の創始者ルードヴィヒ・ホルベア(1684‐1754)の生誕200周年記念に際して作曲された「ホルベルク組曲」。ホルベアの生きた17,18世紀の組曲で書かれており、新しい響き、鮮やかな色彩が表現された美しい北欧のリリシズムを感じる作品です。最近、ガット弦を使用して演奏することに挑戦している日下(本アルバムではスティール弦)。
 作曲された時代の様式や背景を丁寧に紐解く真摯な姿勢が演奏にもあらわれています。
 アルバムの最後を締めくくるのは、シベリウスの「ヴァイオリンと弦楽のための組曲」。あまり演奏されることのない作品ですが、ヴァイオリンのソロ・パートは難易度が高く、日下の巧みなテクニックが披露され聴きごたえのある演奏です。

 来日スケジュール
 ■ 12/06(金)14:00 神奈川/フィリアホール( 横浜市青葉区民文化センター)
 ■ 12/08(日)15:00 福岡/宗像ユリックス ハーモニーホール
 ■ 12/09(月)19:00 東京/東京文化会館小ホール
 ■ 12/14(土)14:00 兵庫/兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
 ■ 12/15(日)16:00 群馬/昌賢学園まえばしホール( 前橋市民文化会館)大ホール





日下紗矢子、ベルリン・コンツェルトハウス
 バーバー&ブルックナー
KKC 4071
(SACD HYBRID)
\2700→\2490
日下紗矢子、ベルリン・コンツェルトハウス
 バーバー&ブルックナー

  バーバー:弦楽のためのアダージョOp.11
  ブルックナー:弦楽五重奏曲
   (ミヒャエル・エルクスレーベンによる弦楽合奏版)
ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ
日下紗矢子
 (コンサートマスター/バーバー)
ミヒャエル・エルクスレーベン
 (コンサートマスター/ブルックナー)
 日下紗矢子がコンサートマスターを務めるベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラによるバーバー&ブルックナー

 録音:2015年6月25日(バーバー)、2014年11月13日(ブルックナー)/50’26、日本語帯・解説付

 ベルリン・コンツェルトハウスは、東ベルリンの中心に位置するコンサートホールです。
 ここに所属するベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団(旧称ベルリン交響楽団)は、クルト・ザンデルリングのもと黄金時代を迎えた名門オーケストラ。2009 年には、室内アンサンブル「ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ」が発足しています。
 このディスクは、ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラとして3 枚目のアルバム。ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラの芸術監督は、日下紗矢子( ベルリン・コンツェルトハウス管第1 コンサートマスター&読響兼任) がコンサートマスターを務めた、バーバーの「弦楽のためのアダージョ」と、ミヒャエル・エルクスレーベン編曲によるブルックナーの弦楽五重奏曲(弦楽合奏版)を収録しています。
 バーバーの「弦楽のためのアダージョ」は、弦楽四重奏曲第1 番の第2 楽章アダージョを指揮者トスカニーニの提案でバーバー自身が弦楽合奏に編曲したもの。沈痛な感情にあふれた音楽で、映画やドラマ等で印象的なシーンで使われ、多くの人に親しまれている作品です。音価の長い音符が多く、指揮者無しの編成で演奏するのは意外と難しいですが、日下紗矢子の巧みなリードによって見事なアンサンブルを聴かせてくれます。
 交響曲作家として傑作を生み出したブルックナーは、弦楽五重奏曲にも優れた作品を残しています。交響曲第5 番、第6 番とほぼ同時期に作曲されており、厳格な構成と圧倒的なスケール感で、交響曲にも通じる要素があるため、より大きな編成の弦楽合奏版で演奏されることもあります。
 この録音は、ベルリン・コンツェルトハウス室内管弦楽団のコンサートマスターの一人、ミヒャエル・エルクスレーベンによる編曲版を用いています。
 ※国内品番のみのご案内となります。








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CONTINUO CLASSICS



CC777 724
¥2400
ロシアの室内楽秘曲、ついに素晴しい演奏が登場!
 (1)ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第1番(未完)
 (2)アレンスキー:ピアノ五重奏曲ニ長調Op.51
 (3)ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第2番(未完)
中野真帆子(ピアノ)(2)
エリゼ四重奏団
 【ユスティナ・ザヤンチャウスカイテ、
  ロラン・ル・フレシェ(ヴァイオリン)、
  アンドレイ・マラーホフ(ヴィオラ)、
  イーゴリ・キリチェンコ(チェロ)】

 録音:2014年3月/スタジオ・ダヴ(パリ)、12月/レンヌ音楽院講堂(1)(3)/54' 29"

 アレンスキーの室内楽といえばピアノ三重奏曲第1番が知られていますが、ピアノ五重奏曲は、ピアノの名手だったアレンスキーならではの華麗な演奏効果に満ちています。
 第3楽章はフランス民謡「アヴィニヨンの橋の上で」による変奏曲とされていますが、日本でも有名な「はしのうえで、おどるよおどるよ」という歌詞のではなく、短調の主題がしみじみと変奏されます。
 ウィーンとパリで学んだ中野真帆子の輝かしいピアニズムはアレンスキーにうってつけ。協奏曲ばりのダイナミックな演奏ぶりに引き込まれます。

 ラフマニノフは弦楽四重奏曲に2度挑戦しています。第1番はモスクワ音楽院在学中の1889年、16歳の時に作曲の課題で書いたアンダンテ・エスプレッシーヴォのロマンスとアレグロのスケルツォの2章。
 出だしからラフマニノフならではの美しいメロディが歌われ、ロシアの叙情の世界が広がりますが、ナイーヴな感覚も魅力。第2番は交響曲第1番と同時期の作で、残された第1、第2楽章だけでも20分という大規模なものながら、交響曲の失敗による痛手で放置されました。
 1910年代初頭にこれを完成させようと考えますが、それも構想だけで終りました。ラフマニノフ好きでさえ未知のメロディをたっぷり味わえます。ロシア人を中心としたエリゼ四重奏団の演奏で作品の真価を味わえると申せましょう。
 





HAENSSLER



HC 19058
(56CD)
¥12000

メンデルスゾーン・エディション
 【CD 1-6】交響曲全集、弦楽のための交響曲全集
  【CD 1】(65'01")
   ・交響曲第1番 ハ短調Op.11/・弦楽のための交響曲第8番 ニ長調(管弦楽版)/
   ・弦楽のための交響曲第13番 ハ短調(交響的断章)
     トーマス・ファイ(指揮)、ハイデルベルク交響楽団
  【CD 2】(69'23")
   ・弦楽のための交響曲第7番 ニ短調/・弦楽のための交響曲第12番 ト短調/
   ・交響曲第4番 イ長調 Op.90「イタリア」
     トーマス・ファイ(指揮)、ハイデルベルク交響楽団
  【CD 3】(72'19")
   ・弦楽のための交響曲第1番 ハ長調/
   ・弦楽のための交響曲第2番 ニ長調/・弦楽のための交響曲第3番 ホ短調/
   ・弦楽のための交響曲第4番 ハ短調/・弦楽のための交響曲第9番 ハ長調
     トーマス・ファイ(指揮)、ハイデルベルク交響楽団
  【CD 4】(59'32")
   ・交響曲第5番 ニ長調 Op.107「宗教改革」/・弦楽のための交響曲第5番 変ロ長調/
   ・弦楽のための交響曲第6番 変ホ長調/・弦楽のための交響曲第10番 ロ短調
     トーマス・ファイ(指揮)、ハイデルベルク交響楽団
  【CD 5】(73'08")
   ・交響曲第3番 イ短調 Op.56「スコットランド」/・弦楽のための交響曲第11番 ヘ長調
     トーマス・ファイ(指揮)、ハイデルベルク交響楽団
  【CD 6】(62'49")
   ・交響曲第2番 変ロ長調 Op.52「讃歌」
     トーマス・ファイ(指揮)、ハイデルベルク交響楽団
     エレオノーレ・マルグエッレ(ソプラノ)、ウルリカ・ストレムステッド(メゾ・ソプラノ)、
     マルクス・シェーファー(テノール)、ドイツ室内合唱団、マルクス・メルヒオーリ(合唱指揮)

 【CD 7& 8】ピアノ協奏曲集
  【CD 7】(74'24")
   ・2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 変イ長調/・2台のピアノと管弦楽のための協奏曲 ホ長調
     ベンジャミン・フリス(ピアノ)、ヒュー・ティニー(ピアノ)、
     RTEシンフォニエッタ、プリンシアス・オ・デュイン(指揮)
  【CD 8】(70'31")
   ・ピアノ協奏曲第1番 ト短調 Op.25/・ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 Op.40
     ベンジャミン・フリス(ピアノ)、スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団、
     ロベルト・スタンコフスキー(指揮)

 【CD 9】ヴァイオリン協奏曲集
  【CD 9】(66'41")
   ・ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64/・ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 MWV O3
     楊天堝(ティアンワ・ヤン)(ヴァイオリン)、
     シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ、パトリック・ガロワ(指揮)
   ・ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.4 MWV Q12
     楊天堝(ヴァイオリン)、ロマン・デシャルム(ピアノ)

 【CD 10& 11】ピアノ四重奏曲集、ピアノ六重奏曲集
  【CD 10】(61'27")
   ・ピアノ六重奏曲 ニ長調 Op. 110*/・ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 Op.1
     バルトルディ・ピアノ四重奏団、アンドラ・ダルツィンス(ヴィオラ)*、
     ヴォルフガング・ワーグナー(コントラバス)*
  【CD 11】(60'54")
   ・ピアノ四重奏曲第2番 ヘ短調 Op.2/・ピアノ四重奏曲第3番 ロ短調 Op.3
     バルトルディ・ピアノ四重奏団

 【CD 12-14】弦楽四重奏曲集、弦楽五重奏曲集
  【CD 12】(70'23")
   ・弦楽五重奏曲第2番 変ロ長調 Op.87/・弦楽五重奏曲第1番 イ長調 Op.18
     ファイン・アーツ四重奏団、ダニーロ・ロッシ(ヴィオラ)
  【CD 13】(65'22")
   ・弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80/・弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.44-1/
   ・カプリッチョ ホ短調 Op.81-3/・フーガ 変ホ長調 Op.81-4
     オーロラ弦楽四重奏団
  【CD 14】(69'48")
   ・弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.13/・弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 Op.44-3/
   ・主題と変奏 ホ長調 Op.81-1/・スケルツォ イ短調 Op.81-2
     オーロラ弦楽四重奏団

 【CD 15& 16】ヴァイオリン・ソナタ集、チェロ・ソナタ集
  【CD 15】(67'40")
   ・ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調(1838)/・ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.4(1823)/
   ・ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調(1820)
     ノモス・デュオ
  【CD 16】(71'44")
  ・協奏的変奏曲 ニ長調 Op.17/・チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58/
  ・チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
   ルカ・フィオレンティーニ(チェロ)、ステファニア・レダエッリ(ピアノ)

 【CD 17-19】オルガン作品集
  【CD 17】(53'54")
   ・前奏曲 ニ短調(1820)/・アンダンテ ニ長調(1823)/
   ・コラール前奏曲『全能の神のみわざは大いなるかな』(1823)/
   ・オスティナート ハ短調(1823)/・フゲッタ イ長調(1828)/・後奏曲 ニ長調(1831)/
   ・フゲッタ ニ長調(1834)/・前奏曲とフーガ ハ短調 Op.37-1(1837)/
   ・前奏曲とフーガ ト長調 Op.37-2(1837)
     ジュリオ・ピオヴァーニ(オルガン)
  【CD 18】(64'58")
   ・前奏曲とフーガ ニ短調 Op.37-3(1837)/・オルガン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.65-1(1844)
     ジュリオ・ピオヴァーニ(オルガン)
  【CD 19】(65'20")
   ・オルガン・ソナタ第2番 ハ短調 Op.65-2(1844)/・オルガン・ソナタ第3番 イ長調 Op.65-3(1844)/
   ・オルガン・ソナタ第4番 変ロ長調 Op.65-4(1845)/・オルガン・ソナタ第5番 ニ長調 Op.65-5(1844)/
   ・オルガン・ソナタ第6番 ニ短調 Op.65-6(1845)
     ジュリオ・ピオヴァーニ(オルガン)

 【CD 20】ピアノ作品集
  【CD 20】(58'25")
   ・6つの前奏曲とフーガ Op.35/・幻想曲 嬰ヘ短調 Op.28
     ギッティ・ピルナー(ピアノ)

 【CD 21-23】セレナード、二重唱、歌曲集
  【CD 21】(44'22")
   ・セレナードとアレグロ・ジョコーソ ロ短調
     レーナ・キリアコウ(ピアノ)、ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団、ハンス・スワロフスキー(指揮)
   ・恋人よ打ち明けておくれ Op.63-1/・挨拶 Op.63-3/・リュイ・ブラスからの歌 Op.77-3/
   ・3つの民謡 WoO.11/・渡り鳥の別れの歌 Op.63-2/・秋の歌 Op.63-4
     ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
     ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)、ハルトムート・ヘル(ピアノ)
   ・収穫の歌Op.8-4/・魔女の歌(もうひとつの五月の歌)Op.8-8/
   ・遠くOp.9-9/・恋する女の手紙Op.86-3/・巡礼の格言Op.8-5/・ズライカOp.57-3
     グードルーン・シドニー・オットー(ソプラノ)、ヴォルフガング・ブルンナー(フォルテピアノ)
  【CD 22】(43'41")
   ・春の歌Op.34-3/・春の歌Op.8-6/・わたしは木陰に横たわりOp.84-1/・夕べの歌Op.8-9/
   ・星が見ているOp.99-2/・諦めOp.9-11/・秋の歌Op.84-2/・慰めOp.74-1/
   ・日曜の歌Op.34-5/・春の歌Op.47-3/・だれが知るものかOp.99-6/・葦の歌Op.71-4/
   ・冬の歌Op.19a-3/・揺りかごのそばでOp.47-6/・朝の歌Op.86-2
     グードルーン・シドニー・オットー(ソプラノ)、ヴォルフガング・ブルンナー(フォルテピアノ)
  【CD 23】(55'17")
   ・6つの男声合唱曲 Op.50/・2つの宗教的合唱曲 Op.115/
   ・4つのリート Op.75/・4つの男声合唱曲 Op.120
     ジングフォニカー

 【CD 24】序曲集
  【CD 24】(49'04")
   ・「フィンガルの洞窟」序曲 Op.26/・「トランペット」序曲 Op.101/
   ・「美しいメルジーネの物語」序曲 Op.32/・「静かな海と楽しい航海」序曲 Op.27/
   ・「ルイ・ブラス」序曲 Op.95
     クルト・マズア(指揮)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

 【CD 25】付随音楽「真夏の夜の夢」
  【CD 25】(46'19")
   ・付随音楽「夏の夜の夢」 Op. 61
     アリソン・ハーグリー(ソプラノ)、ルイーズ・ウィンター(メゾ・ソプラノ)
     ヴァルター・ヴェラー(指揮)
     ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団&ジュニア合唱団

 【CD 26& 27】歌劇「ボストンから来たおじさん」
  【CD 26 & 27】(60'58" & 44'59")
   ・歌劇「ボストンから来たおじさん」
     ケイト・ロイヤル(ファニー/ソプラノ)、カーステン・ジュス(カール/テノール)、
     ユリア・バウアー(リゼッテ/ソプラノ)、ベルント・バレンティン(タウバー/バリトン)、
     ヘルムート・リリング(指揮)、バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト、
     ゲヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト

 【CD 28& 29】歌劇「異国よりの帰郷」
  【CD 28 & 29】(69'45" & 30'30")
   ・歌劇「異国よりの帰郷」
     ユリアーネ・バンゼ(リズベート/ソプラノ)、イリス・ヴェルミリオン(母/あると)、
     カルステン・ジュース(ヘルマン/テノール)、クリスティアン・ゲルハーヘル(カウツ/バス)、
     シュテファン・ミュラー=リュッペルト(シュルツ/バス)
     ヘルムート・リリング(指揮)、シュトゥットガルト放送交響楽団、
     シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ

 【CD 30】付随音楽「アタリア」
  【CD 30】(75'52")
   ・付随音楽「アタリー(アタリア)」 Op.74
     ウルリケ・ゲッツ(語り)、ルドルフ・グッケルスベルガー(語り)、
     レティーツィア・シェラー(ソプラノ)、カタリン・ハルマイ(ソプラノ)、
     ダニエレ・シンドラム(アルト)、ヨナス・カウフマン(テノール)、
     ロマン・トレケル(バリトン)、ラルス・ヴォルト(バス)
     ヘルムート・リリング(指揮)、シュトゥットガルト放送交響楽団、
     ゲヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト

 【CD 31& 32】オラトリオ「エリヤ」
  【CD 31 & 32】(65'18" & 62'59")
   ・オラトリオ「エリヤ」 Op.70
     クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)、コルネリア・カリッシュ(アルト)、
     ミヒャエル・シャーデ(テノール)、ヴォルフガング・シェーネ(バス)
     ヘルムート・リリング(指揮)、シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、
     シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム

 【CD 33& 34】オラトリオ「聖パウロ」
  【CD 33 & 34】(72'53" & 57'12")
   ・オラトリオ「聖パウロ」 Op.36
     ジュリアーヌ・バンス(ソプラノ)、インゲボルク・ダンツ(アルト)、
     ミヒャエル・シャーデ(テノール)、アンドレアス・シュミット(バス)
     ヘルムート・リリング(指揮)、シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、
     プラハ室内合唱団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

 【CD 35& 36】詩篇集
  【CD 35】(45'02")
   (1)詩篇第98番「主に向かいて新しき歌をうたえ」Op.91
   (2)詩篇第115番「われらにではなく、主よ」Op.31
   (3)詩篇第114番「イスラエルの民エジプトを出て」Op.51
     (1)(2)マルリス・ペーターゼン(ソプラノ)、(2)アレクサンドラ・パウルミヒル(アルト)、
     (1)(2)トーマス・マイケル・アレン(テノール)、(1)(2)モルテン・エルンスト・ラッセン(バス=バリトン)
     ヘルムート・リリング(指揮)シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム,
     シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
   ・詩篇第42番「鹿が谷の水を慕いあえぐように」Op.42
     シビッラ・ルーベンス(ソプラノ)、スコット・ウィアー(テノール)、クリストフ・ゲンツ(テノール)、
     マティアス・ゲルネ(バス)、トーマス・メーネルト(バス)
     ヘルムート・リリング(指揮)シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム,
     シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
  【CD 36】(38'56")
   ・詩篇第95番「さあ、主に向かって礼拝しよう」 Op. 46
   ・詩篇第115番「我らにではなく、主よ」 Op.31
     イザベル・ミュラー・カント(ソプラノ)、ペトラ・ラビツケ(ソプラノ)、ダニエル・サンズ(テノール)、
     ゲルハルト・ネネマン(テノール)、ヨーロッパ室内合唱団、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団、
     ニコル・マット(指揮)、アリス・ドゥシュコヴァー(オルガン)

 【CD 37-43】声楽曲集
  【CD 37】(78'49")
   ・8つのコラール・カンタータ
     ヨーロッパ室内合唱団、ニコル・マット(指揮)、アリス・ドゥシュコヴァー(オルガン)
  【CD 38】(67'37")
   ・讃歌 Op.96/・カンタータ「ラウダ・シオン」Op.73
     ヨーロッパ室内合唱団、ニコル・マット(指揮)、アリス・ドゥシュコヴァー(オルガン)
  【CD 39】(72'40")
   ・マニフィカト/・グロリア(1822)/・6つのアンセム Op.79
     ヨーロッパ室内合唱団、ニコル・マット(指揮)、アリス・ドゥシュコヴァー(オルガン)
  【CD 40】(67'15")
   ・「時は今」〜混声合唱とオルガンのための(1828)
   ・「テ・デウム」〜混声合唱、独唱とオルガンのための(1832)
   ・「アヴェ・マリア」〜混声合唱とオルガンのための Op.23
   ・「ドイツ典礼」〜独唱と混声合唱のための
     ヨーロッパ室内合唱団、ニコル・マット(指揮)、アリス・ドゥシュコヴァー(オルガン)
  【CD 41】(72'11")
   ・3つの教会音楽 Op.23/・モテット Op.69/・詩篇集 Op.78
     ヨーロッパ室内合唱団、ニコル・マット(指揮)、アリス・ドゥシュコヴァー(オルガン)
  【CD 42】(78'17")
   ・コラール集〜混声合唱のための/・キリエ ハ長調(1823)/・モテット&詩篇集
     ヨーロッパ室内合唱団、ニコル・マット(指揮)
  【CD 43】(53'09")
   ・3つのモテット Op.39〜女声合唱とオルガンのための/・レスポンソリウムと讃歌『讃歌の歌』 Op.121
     ヨーロッパ室内合唱団、ニコル・マット(指揮)

 【CD 44-49】ピアノ作品集
  【CD 44】(63'46")
   ・無言歌集第1巻 Op.19/・無言歌集第2巻 Op.30/・無言歌集第3巻 Op.38/・無言歌集第4巻 Op.53
     ダナ・プロトポペスク(ピアノ)
  【CD 45】(54'11")
   ・無言歌集第5巻 Op.62/・無言歌集第6巻 Op.67/・無言歌集第7巻 Op.85/・無言歌集第8巻 Op.102
     ダナ・プロトポペスク(ピアノ)
  【CD 46】(61'26")
   ・ロンド・カプリッチョーソ ホ長調 Op.14/・カプリッチョ 嬰ヘ短調 Op.5/
   ・3つの幻想曲、またはカプリス Op.16/・3つのカプリス Op.33
     ダナ・プロトポペスク(ピアノ)
  【CD 47】(63'31")
   ・ピアノ・ソナタ第1番 ホ長調 Op.6/・ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 Op.105/
   ・ピアノ・ソナタ第3番 変ロ長調 Op.106
     ダナ・プロトポペスク(ピアノ)
  【CD 48】(58'14")
   ・7つの性格的な小品 Op.7/・「夏の名残のばら」による幻想曲 ホ長調 Op.15/
   ・幻想曲 嬰ヘ短調「スコットランド・ソナタ」 Op.28
     ダナ・プロトポペスク(ピアノ)
  【CD 49】(58'46")
   ・厳格な変奏曲 ニ短調 Op.54/・変奏曲 変ホ長調 Op.82/・変奏曲 変ロ長調 Op.83/
   ・アンダンテ・カンタービレとプレスト・アジタート ロ長調/ロ短調/・カプリッチョ ホ長調 Op.118/
   ・無窮動 ハ長調 Op.119/・ヴェネツィアの舟歌 イ長調/・アルバムの綴り「無言歌」 ホ短調 Op.117
     ダナ・プロトポペスク(ピアノ)

 【CD 50】協奏曲とピアノ作品集
  【CD 50】(64'45")
   ・ピアノ協奏曲 イ短調 MWV O2
     アナ=マリヤ・マルコヴィナ(ピアノ)、ベルリン・ブランデンブルク・カンマーフィルハーモニー
   ・前奏曲とフーガ ホ短調/・6つの子供の小品 Op.72/・3つの前奏曲 Op.104-1/・3つの練習曲 Op.104-2
     ダナ・プロトポペスク(ピアノ)

 【CD 51】ピアノ、ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲
  【CD 51】(36'42")
   ・ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲 ニ短調MWV O3
     アナ=マリヤ・マルコヴィナ(ピアノ)、ベルリン・ブランデンブルク・カンマーフィルハーモニー

 【CD 52】ピアノ三重奏曲集
  【CD 52】(58'43")
   ・ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49/・ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66
     オイストラフ・トリオ【ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)、
     スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)、レフ・オボーリン(ピアノ)】

 【CD 53-55】弦楽四重奏曲集、弦楽八重奏曲、クラリネット・ソナタ
  【CD 53】(57'11")
   ・弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.12/・弦楽四重奏曲第4番 ホ短調 Op.44-2
     フォーグラー四重奏団
  【CD 54】(59'20")
   ・弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.13
     ミネッティ・クァルテット
   ・弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20
     コペンハーゲン・チェンバー・ソロイスツ、マイケル・マルムグリーン(指揮)
  【CD 55】(50'25")
   ・弦楽四重奏曲 変ホ長調
     ゲヴァントハウス弦楽四重奏団
   ・クラリネット・ソナタ 変ホ長調 MWV Q15
     エリザベート・ガンター(クラリネット)、ペーター・シュマルフス(ピアノ)

 【CD 56】歌曲
  【CD 56】(52'32")
   ・5月の歌 Op.41-5/・プリムローズ Op.48-2/・ひばりの歌 Op.48-4/
   ・朝の祈り Op.48-5/・早春 Op.59-2/・ナイチンゲール Op.59-4/・緑のなかで Op.59-6
     レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊、エベルハルト・クラウス(オルガン)、
     ゲオルク・ラッツィンガー(指揮)
   ・新しい恋 Op.19-4/・愛の歌 Op.47-1/・2人の心が離れてしまえば Op.99-5/
   ・ヴェネツィアの舟歌 Op.57-5/・春の歌 Op.19-1/・収穫の歌 Op.8-4/・古いドイツの歌 Op.57-1/
   ・朝の挨拶 OP.47-2/・小姓の歌/・民謡 Op.47-4/・好きな場所 Op.99-3/
   ・夜ごとの夢に Op.86-4/・挨拶 Op.19-5/・夜の歌 Op.71-6/・森の城/・月 Op.86-5
     マルクス・シェーファー(テノール)、クラウス・ライナー・フェルドマン(ギター)

 メンデルスゾーンの主要作品を網羅!ヘンスラー・レーベルが誇る音源を中心とした名盤から構成された注目のボックス登場!

 バッハ大全集などをリリースしているドイツ老舗レーベルのヘンスラー・クラシックよりメンデルスゾーンの主要作品を網羅した56枚組のボックスがリリースされます!
 当レーベルが誇る音源を中心にライセンス盤も含めたこの集成では交響曲、室内楽曲、協奏曲、器楽曲はもちろんのこと、主要な声楽・合唱作品も収録しております。

 交響曲は颯爽としたピリオド・アプローチがたまらないトーマス・ファイ率いるハイデルベルク交響楽団による演奏です。
 全篇を通して快速テンポが特徴でノンヴィブラート奏法と激烈アプローチとのコントラストが実に鮮やかな演奏で、とにかく明るく弾むようなファイの音楽は聴き手を幸せにさせる魔法のようです。
 また、ピアノ独奏曲では名手ダナ・プロトポペスクによる好演も注目です。この他、ニコル・マット率いるヨーロッパ室内合唱団が澄み切った歌声を聴かせてくれます。
 高水準の演奏で揃えた注目のボックスの登場です!
 




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HMF



HMM 902293
(2CD)
¥3600→\3290
エマニュエル・ベルトラン(チェロ)
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
 
[CD1]
  第1番 ト長調 BWV 1007、第2番 ニ短調 BWV 1008、
  第3番 ハ長調 BWB 1009
 [CD2]
  第4番 変ホ長調 BWV 1010、
  第5番 ハ短調 BWV 1011、第6番 ニ長調 BWV 1012
エマニュエル・ベルトラン(チェロ)

 あふれ出る音楽への喜びと感謝、ベルトランがふくよかに歌いあげるバッハ

 チェロ/カルロ・トノーニ、ヴェネツィア、18世紀前半。バロック弓使用
 録音:2018年2,3月、ノートル=ダム・ド・ボン・スクール教会

 フランスのチェロ奏者、エマニュエル・ベルトラン。彼女にとって、バッハの無伴奏組曲を録音するのは長年の夢でしたが、このたび素晴らしい楽器と出会い、夢が実現しました。
 ベルトランのあふれ出る音楽への喜びと感謝をすべて受け止めながらより豊かに響くカルロ・トノーニの音色は深く豊か。ガット弦、そしてバロック弓を用いて、西洋音楽史上燦然と輝くバッハの無伴奏を高らかに歌い上げます。


 エマニュエル・ベルトラン(チェロ)
  1973年フランス、ロワーヌ地方フェルミニ出身。ジャン・ドプラス(1944-2015)、フィリップ・ミュレル(1946-)の両氏に師事。20世紀後半から現代にかけてのフランスを代表する作曲家アンリ・デュティユーからも薫陶を受ける。
  1996年、東京の日本室内楽コンクールで優勝、2001年にはヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク・クラシックのソリスト部門で1位を獲得し注目を集める。
  2002年にはフランス・クラシック音楽賞及びフランス・芸術文化勲章を授与された。2005年にはピアニストのパスカル・アモワイヤルと俳優・監督であるジャン・ピアトと共に" Block 15" を立ち上げて公演を行っている。
  録音は、ハルモニアムンディよりアルカンとリストのチェロ作品集(HMA-1951758)、20世紀のチェロ・ソロ作品集(HMG-508466)、ショスタコーヴィチ:チェロ作品集(HMC-902142)、ショパン・チェロ作品集(HMC-902199)、デュティユーとドビュッシーのチェロ作品集(HMC-902209) 、サン=サーンス:世界初録音となるチェロ・ソナタ第3番遺作を含むチェロ作品集(HMM 902210/ KKC.5769)等をリリース。いずれも高い評価を得ている。




いかにもベルトランらしい旧譜から
HMA 1951758
\1800
アルカンとリスト
 2 大ヴィルトゥオーゾ・ピアニストのチェロ作品集


 アルカン:チェロとピアノの協奏的ソナタop.47
 リスト:
  2つのエレジー/尼僧院の僧房/
  忘れられたロマンス/悲しみのゴンドラ
エマニュエル・ベルトラン(チェロ)
パスカル・アモワイヤル(ピアノ)
 録音:2001 年3 月11-14 日パリ


 仏HMの「新世代の演奏家シリーズ」で登場した若手は、全部が全部とはいわないが後に大スターとなっている人が多い。フランク・ブラレイ、イザベル・ファウスト、セドリック・ティベルギアン、ジャン=ギアン・ケラス、ポール・ルイス、ニコラ・アンゲリッシュ・・・。そしてチェロなら、このエマニュエル・ベルトラン。

 もともとルックスのよい人を選んでいるんじゃないか、というHMNシリーズの人選だが、ベルトランも確かに美人。しかし華やかで誰もが振り向く美貌ではなく、どちらかというと慎ましやかで素朴な美しさ。秀逸な演奏を邪魔しない程度に、というと語弊があるか。図書館のいつも決まった隅の場所で勉強しているあの子、という雰囲気である。いつか話しかけようと思っているのだが、なかなかその機会がない、というような。

 そんな可憐で控えめな美女ベルトランのアルバム。

 この人、選曲も地味で、ちょっと普通じゃないレパートリーばかりもってくる。しかも小品を散りばめたりして、本人の意思なのか、とても自由きままにアルバム作りを楽しんでいる。きわめてマイペース。そしてそのマイペースさがアルバム全体に文学的といってもいいような独特の香りをもたらす。
 さきほど「図書館の片隅にいる」と言ったが、彼女のアルバムもまた、図書館のどこかからつい引っぱり出してきてしまったというような、そんな雰囲気がある。
 
 今回のアルバムもいかにも彼女らしい「文学少女」っぽい作りになっている。

 アルカンとリスト、19 世紀を代表するヴィルトゥオーゾ・ピアニスト2 人がのこしたチェロ作品集。
 アルカンのソナタは、非常に深みのある規模の大きな作品。
 リストの作品も沈思の趣の強いもので、ヴィルトゥオーゾとして活躍していた2 名の別の面を見せてくれる。





 





PROFIL



PH 19072
¥2500
ミュンヘン・ピアノ・トリオ、待望のアレンスキーに挑戦!
 アレンスキー:
  (1)ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.32
  (2)ピアノ三重奏曲第2番ヘ短調Op.73
ミュンヘン・ピアノ・トリオ
 【アドリアン・ラザル(ヴァイオリン)、
  ゲルハルト・ツァンク(チェロ)、
  ヘルマン・レフラー(ピアノ)】

 録音:1992年3月23-26日/BRスタジオ3/58' 11"

 アレンスキーは生涯に2篇のピアノ三重奏曲を残していますが、第1番は美しいメロディと華やかな効果、手ごろな長さなどからロシアのピアノ三重奏を代表する作品としてしばしば演奏されています。
 それに比べ、最晩年の第2番はあまり演奏されることがありませんが、やはり華麗なピアノ・パートとチャーミングなメロディにあふれた魅力作。終楽章は主題と6つの変奏によりますが、それぞれの変奏が楽章風で、いろいろなスタイルを味わえます。
 





GLOSSA



GCD 920114
(12CD/特別価格)
¥8900→¥7600

スペインのギター 〜 グロッサ・レコーディングス1991−2004
 CD1(GCD 920101/GCD C80101)
  騎士の歌 〜 ビウエラのための音楽
   ルイス・ベネーガス・デ・エネストローサ(c.1510−c.1557):
    牛を見張れによる5つの変奏曲、では話してくれぬのか、
    クラーロス伯爵による5つのディフェレンシアス、パバーナとその変奏/
   ミゲル・デ・フエンリャーナ(c.1500−ca.1579):
    《花咲く日々に生きるかぎり》のグローサ、音階的パッセージのファンタシア、何で洗いましょう、
    ムーア人はアンテケラから馬に乗って去っていく小麦色の肌の少女よキスしておくれ/
   ディエゴ・ピサドール(1509/10−a.1557):
    騎士に告げよ、マドナ・マラ・ヴォストラ、ラ・コルテシア、演奏容易なパバーナ/
   アントニオ・デ・カベソン(1510−1566):
    《婦人の望み》によるディフェレンシアス、《騎士の歌》によるディフェレンシアス/
   エンリケス・デ・バルデラーバノ(c.1500−a.1557):
    ソネット第27番、ソネット第27番、ソネット第8番、カンシオン第7番/
   ルイス・ミラン(ca.1500−1561):
    ファンタシア第8番、ファンタシア第12番、ファンタシア第1番、愛は誰が持っている?(ビリャンシーコ)、
    話して恋人よ(ビリャンシーコ)、ファンタシア第11番、パバーナ第4番、パバーナ第5番/
   シマンカスの写本:牛を見張れによる変奏曲
     ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)

 CD2(GCD 920108/GCD C80108)
  皇帝の歌 〜 ビウエラのための音楽
   ダサ:長いパッセージによるファンタシーア第22番/
   オルティス:ベルガマスカによるレセルカーダ第3番、新しいパッサメッツォによるレセルカーダ第2番/
   マイモン:ディフェレンシアス・デ・バカス/ダサ:長いパッセージによるファンタシーア第21番/
   ムダーラ:クラロス伯爵のディファレンシアス/作曲者不詳:夜明け頃来てね/
   ナルバエス:クラロス伯爵のディフェレンシアス、何で洗いましょう/フエンリャーナ:きみは私を殺めた/
   ピサドール:夜は暗く/フエンリャーナ:《花咲く日々に生きるかぎり》のグローサ/
   オルティス:古いパッサメッツォによるレセルカーダ第5番、ロマネスカによるレセルカーダ第7番/
   パエス:ディフェレンシアス・デ・バカス/ナルバエス:皇帝の歌
     ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)

 CD3(GCD P30110)
  ルイス・ミランのファンタジア
   ルイス・ミラン(1500頃-1561):
    ファンタジア第1、3、4、8、10−12、18、22、35番/パヴァナ第1−6番/テント/
    話して私の恋人よ/貴婦人よ, 私は汝がために燃え立ち/バルドビーナの溜め息
     ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)、エリジオ・キンテイロ(ルネサンス・ギター&ビウエラ)

 CD4(GCD 920103/GCD 920111)
  スペインのギター音楽第1集
   ナルバエス:
    "私の牛の見張りをしておくれ"による4つのディフェレンシア、ムーアの王は散策していた、
    "私の牛の見張りをしておくれ"による3つのディフェレンシア、皇帝の歌/
   ロペス:ファンタジア/ミラン:パヴァナ供
   ムダラ:アレクサンドルのパヴァナ、ルドヴィーコの手法によってハープを模したファンタジア/
   ムルシア:ジーグ、クンベス/ゲラウ:マリオナス、カナリオス/
   サンス:スペインの歌によるパヴァナ、フォリア、ラントゥルルー、カナリオス/
   ソル:アンダンテ・マエストーゾ、アンダンテ・エクスプレッシーヴォ、モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲
     ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ、バロック・ギター&クラシカル=ロマンティック・ギター)

 CD5(GCD 920105/GCD 920111)
  スペインのギター音楽第2集
   ソル:序奏と「マルブルクは戦争に行った」による変奏曲、アンダンティーノ ニ短調/
   メルツ:セレナード(シューベルト作曲、メルツ編曲)、無言歌/
   タレガ:アンダンテ・ソステヌート、涙、マズルカ ト長調、パキート、アデリータ、マリエータ/
   リョベート:カタルーニャ民謡集〔アメリアの遺言、聖母の御子、盗賊の歌、糸を紡ぐ娘〕/
   タレガ:哀歌、夢、われ祈らん、パヴァナ、別れ(シューベルト作曲、タレガ編曲)
     ホセ・ミゲル・モレーノ(クラシカル=ロマンティック・ギター、ポスト=ロマンティック・ギター)

 CD6(GCD 920205/GCD C80205)
  《清く澄んだ川》 〜 スペイン・ルネサンスの歌曲と器楽曲
   作曲者不詳:私に何をお望みですか/エステバン・ダサ:フアン・パストラール、なぜお前はこうなった/
   バスケス−ピサドール:バラの茂みの泉にて/エステバン・ダサ:異国の地に/
   フレチャ−フエンリャーナ:かわいい妹テレサよ/
   モラレス−フエンリャーナ:ムーア人はアンテケラから馬に乗って去っていく/
   エステバン・ダリ:ブルネットの少女が叫んだ/作曲者不詳:クラロス伯爵のディフェレンシア/
   アロンソ・デ・ムダラ:恋人たちの嫉妬/ディエゴ・ピサドール:夜の闇が訪れ/
   アロンソ・デ・ムダラ:イサベルは腰ひもをなくした/モラレス−フエンリャーナ:ベネディクトゥス/
   ディエゴ・ピサドール:エンデチャス/ミゲル・デ・フエンリャーナ:エンデチャス/
   エンリケス・デ・バルデラーバノ:愛する人よ、あなたはどこから来たの/
   アロンソ・デ・ムダラ:ロマネスカ、彼らが私を呼べば、清く澄んだ川、幸せな男/
   バスケス−フエンリャーナ:私のために嘆いてください/ディエゴ・ピサドール:バプテスマのヨハネの祭日の朝に/
   ミゲル・デ・フエンリャーナ:ファンタジア、ムーア王は散策していた/ディエゴ・ピサドール:騎士に告げよ
     ヌリア・リアル(ソプラノ)、ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ&ルネサンス・ギター)

 CD7(GCD 920203/GCD C80203)
  《夜明けにおいで》 〜 スペイン・ルネサンスの世俗音楽
   ルイス・デ・ナルバエス、フアン・デル・エンシーナ、ディエゴ・オルティス、アロンソ・ムダーラ、作曲者不詳、他の作品
     ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ、指揮)、
     アンサンブル・ラ・ロマネスカ
      〔マルタ・アルマハーノ(ソプラノ)、パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
       フアン・カルロス・デ・ムルダー(ビウエラ、ギター)、ペドロ・エステバン(パーカッション)〕

 CD8(GCD 90204/GCD C80204)
  ミゲル・デ・フエンリャーナ(c.1500−c.1579):ビウエラ曲集《オルフェニカ・リラ》(1554)
    ヌリア・リアル(ソプラノ)、カルロス・メナ(カウンターテナー)、
    ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ&指揮)、
    オルフェニカ・リラ
     〔グイド・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
      アルバ・フレスノ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、セルヒ・カサデムント(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
      ファン・カルロス・デ・ムルデル(ルネサンス・ギター)、
      フェルナンド・パス(リコーダー)、ダビド・マヨラル(打楽器)〕

 CD9(GCD 920207)
  《ドン・キホーテ》の音楽〜ロマンス、歌曲、器楽による小品集
   ルイス・ミラン:パヴァナ此榛邏兵塢埔棔夜明けにおいで/フアン・アラネス:チャコナ/
   ミラン:デュランダルテのロマンス/アロンソ・ムダーラ:ガリアルダ/ゲレーロ:草原の緑と花/
   作曲者不詳:紳士よ、私から何をお望みですか、ドン・ガイフェロスのロマンス/
   アントニオ・マルティン・イ・コル:カナリオス/
   作曲者不詳:お母さん, 私のお母さん、おお, 輝ける月、ヤカラス/ムダーラ:ファンタジアX/
   ミラン:バルドビーナのロマンス/マルティン・イ・コル:ビリャーノ/作曲者不詳:何とかわいい坊や/
   ムダーラ:ベアートゥス・イッレ/アントニオ・デ・リベラ:カルディーニャのロマンス/
   ディーゴ・オルティス:レセルカーダ第2番/ガブリエル:私のかわいい敵/
   作曲者不詳:マントヴァのマルキのロマンス/ディエゴ・デ・ナルバエス:クラロス伯のロマンス/
   オルティス:レセルカーダ・オクターヴァ/アラネス:チャコナ
     ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ、バロック・ギター&指揮)、オルフェニカ・リラ

 CD10(GCD 920206/GCD C80206)
  ガスパール・サンス:スペイン・ギターのための音楽指南
   ガスパール・サンス(c.1640−c.1710):カナリオス/マリオナス/サラバンダ/
   フランス王のマスケット銃兵のクラリオン/2つのラッパを持ったナポリの騎兵隊/
   ナポリのエスファチャタ/ラッパとトランペット/ポルトガルの雌猫/カンシオン/フランスの貝/
   馬上試合/バターリア(戦争の音楽)/別の音によるエスパニョレタ/ルヘーロ/パラデータ/
   松明/マリサパロス/道化役者/多数のディフェレンシア(変奏)を伴うニ調のパッサカリア/
   ビリャーノ/スペインの歌によるパルティダを伴う二調のパヴァナ/
   カナリオス/エスパニョレタス/カタルーニャの歩兵の女房/ラ・ガルソナ/ハカラス/
   スウェーデン女王の2つのトランペット/フォリア/ラントゥルル/カナリオス/チャコナ
     ホセ・ミゲル・モレーノ(バロック・ギター&指揮)、
     オルフェニカ・リラ
      〔エジリオ・クインテイロ(トレブル・ギター)、
       ファン・カルロス・デ・ムルダー(テオルボ&バロック・ギター)、
       ペドロ・エステバン(パーカッション)〕

 CD11(GCD 920201/GCD C80201)
  ベラスケスの時代の音楽 〜 17世紀スペインの歌曲と器楽作品集
   ガスパール・サンス/アントニオ・マルティン・イ・コル:フォリア/
   フアン・イダルゴ:eynandose estaba un olmo、雷神ゼウス/マルティン・イ・コル:カナリオス/
   ホセ・マリン:Ojos, pues me desdenais/バルトロメー・デ・セルマ・イ・サラベルデ:スサナ・パッセジャータ/
   イダルゴ:De las luces que en el mar、Cuydado, pastor/ガスパール・サンス:カナリオス/
   イダルゴ:Ay que si, ay que no/ルカス・ルイス・デ・リバリャス:エスパニョレタス/
   マリン:Ay que si, ay que no/フランシスコ・ゲラウ:マリオナス/
   セバスティアン・ドゥロン:Sosieguen, descansen/イダルゴ:Ay, que me rio de Amor/サンス:ラントゥルル
     ホセ・ミゲル・モレーノ(バロック・ギター&指揮)、
     アンサンブル・ラ・ロマネスカ
      〔マルタ・アルマハーノ(ソプラノ)、パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
       ファン・カルロス・デ・ムルダー(テオルボ)、
       ヌリア・リョピス(ダブル・ハープ)、トニー・ミラーン(チェンバロ)〕

 CD12(GCD 920202/GCD C80202)
  女ってもんとギターの弦にゃ 〜 ギター伴奏による歌曲集
   マルティン・イ・ソレール(1754−1806):純な娘、移り気な女、堅気の女、報い/
   フェルディナンド・カルッリ(1770−1841):アンダンテ・アッフェトゥオーソ/
   マウロ・ジュリアーニ(1781−1829):
    《3つのアリエッタ》(遅れ/その日はいつ来るの/ほかの男の腕に)、アンダンティーノ・ソステヌート、
    《3つのアヴァティーナ》(あわて、うろたえて/愛の神よ、なぜ/あまりの苦しみ)/
   フェルナンド・ソル(1778−1839):
    宗教的祈りの楽章、4つのアリエッタ(涙/魂をなくして/哀れな心/私のうそつき!/若さも輝きも失い)/
   ヨハン・ガスパール・メルツ(1806−1856):無言歌/
   フェルナンド・ソル:《5つのセギディーリャ》
    (私の目があなたを死なせるというのなら/ムチャチャ、あんたの恥じらいはどこへいっちまったんだい?/
     私の不用心な目は/永遠の安息のセギディーリャ/女ってもんとギターの弦にゃ)
      マルタ・アルマハーノ(ソプラノ)、ホセ・ミゲル・モレーノ(ロマンティック・ギター)

 ホセ・ミゲル・モレーノの貴重な音楽遺産、スペインのギター音楽 全12枚組BOX!

 世界有数の古楽系撥弦楽器の名手、音楽学者、楽器製作者、歴史的楽器のコレクター、そしてスペインの名門古楽レーベル"グロッサ(Glossa)"の共同創設者という様々な姿を持つホセ・ミゲル・モレーノがGlossaに残した多数の録音のうち、1991年〜2004年までに録音されたスペイン音楽を集めた豪華12枚組BOXが登場!

 ビウエラ、バロック・ギター、クラシカル=ロマンティック・ギター、ポスト=ロマンティック・ギター(ロマン派以降に製作されたギター)を弾き分けたモレーノのソロ録音から、ヌリア・リアル、マルタ・アルマハーノが歌うギター歌曲、モレーノが率いるアンサンブル「ラ・ロマネスカ」や「オルフェニカ・リラ」との録音まで、ギターの聖地スペインが歩んだ四百有余年の歴史を様々な形で伝える貴重な音楽遺産です。

 ブックレットには新たに書き下ろされたエッセイ(英語、仏語、独語、西語)と原語歌詞を掲載。PDFデータにて、全オリジナル・ブックレット・データも収録。ギター関係者、古楽ファン必携の豪華コレクションBOXです。

 ※録音:1991年〜2004年




GLOSSA PLATINUM



GCD P33003
¥2500
ニンナ・ナンナ 〜 イタリア・バロックの子守歌
 フランチェスコ・フィアメンゴ、エマヌエレ・バルベッラ、
 ジョヴァンニ・バッティスタ・カプーティ、
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー、
 ジョヴァンニ・ザンボーニ、マッテオ・コフェラーティ、
 ドメニコ・チマローザ、クリストファロ・カレザーナ、
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ダ・ガリアーノ、
 ロベルト・デ・シモーネと作曲者不詳の歌と器楽
ピノ・デ・ヴィットーリオ(ヴォイス)
ラボラトリオ'600
 〔エリーザ・ラ・マルカ(リュート)、
  フローラ・パパドプーロス(ハープ)、
  フランコ・パヴァン
   (テオルボ、アーチリュート、
    キタラ・バッテンテ&ディレクター)〕

 ピノ・デ・ヴィットーリオ第2弾!イタリア・バロックの様々な「子守歌」集。

 ☆イタリア、ターラント出身の名歌手、ピノ・デ・ヴィットーリオが歌う!
 ☆イタリアの優しくあたたかな子守歌集。

 フローリオ&イ・トゥルキーニとの共演で、「バロック時代のナポリのカンタータ」(GCD 922603)を歌ったイタリア、ターラント出身の名歌手、ピノ・デ・ヴィットーリオのGlossa第3弾。
 アルバム・タイトルの「ニンナ・ナンナ(Ninna Nanna)」はイタリア語で子守歌のこと。lullaby、wiegenlied、berceuse、nana、ninna nannaなど世界中の様々な言語・文化で作曲され、歌われてきた「子守歌」。
 民謡的な子守歌から宗教的な作品まで、ヴィットーリオの出身地である南イタリア地方を中心としたバロック時代のイタリアの様々な子守歌ばかりを集めたという、Glossaとピノ・デ・ヴィットーリオならではの素敵なコレクション・アルバム。
 イタリアのリュート&テオルボ奏者であり、音楽学者としてもリュートの歴史と17世紀の音楽について重要な論文や記事を書いているフランコ・パヴァンが率いる古楽アンサンブル、ラボラトリオ'600の演奏も秀逸です。

 ※録音:2019年7月15日−18日、ミラノ





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ALPHA



ALPHA564
\2600→\2390
幻想交響曲の5年前
 ベルリオーズ幻の大作、久々の新録音!
エルヴェ・ニケ&ル・コンセール・スピリチュエル
  エクトール・ベルリオーズ(1803〜1869):
   荘厳ミサ曲H20(1824/25)
アドリアーナ・ゴンサレス(ソプラノ)
ジュリアン・ベール(テノール)
アンドレアス・ヴォルフ(バス)

ル・コンセール・スピリチュエル(合唱・管弦楽/古楽器使用)
 コンサートマスター:シュシャーヌ・シラノシアン
総指揮:エルヴェ・ニケ
NYCX-10113
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税

 【鬼才ニケが放つ、若きベルリオーズの純然たる才能の驚き!聞き覚えのある旋律も…!】
 
 ベルリオーズが、まだ医学生としてパリで勉強していた頃からそう時間も経たない頃、サリエーリのオペラを聴いて本格的に音楽の道を志し、ついに書きあげた最初期の大作……ベートーヴェン『荘厳ミサ曲』の数年後、ケルビーニやシューベルトのミサ曲と同時期に書かれたベルリオーズの『荘厳ミサ曲』は、作曲者自身が楽譜を破棄したという証言に基づき長く未知の存在でした。
 しかし20世紀の終わりに奇跡的にベルギーで楽譜が発見され、ジョン・エリオット・ガーディナーが間もなく録音。ピリオド楽器で19世紀の作曲家の作品が世界初録音されたことも当時としては斬新でしたが、以後めったに新録音が現れないというのは作曲家像を見極めるうえであまりに惜しい事態でした。
 そこへ今回、かつてヘンデルの『王宮の花火の音楽』の徹底した古楽器再現で話題を呼んだエルヴェ・ニケがまったく新しい録音をAlphaからリリースするというのは、大きな朗報ではないでしょうか。

 『荘厳ミサ曲』はベルリオーズ齢21の頃、まるで音楽教育を施されていないに等しい状態で書きあげた大管弦楽つきの大作。
 初演には大きな困難が伴いましたが、その結果に当時のパリの音楽通たちは息をのみ、常軌を逸した異才の登場に驚きました。『幻想交響曲』誕生の5年前のことです(この『荘厳ミサ曲』には、『幻想』第3楽章のメロディが合唱付きで現れるほか、『レクイエム』の「テューバ・ミルム」の原曲など、他の作品に転用された箇所が散見されます)。

 作曲家は後に自筆譜を破棄、1991年にベルギーのアントウェルペン(アントワープ)で楽譜が奇跡的に発掘されるまで長らく幻の作品となっていたこの大作を、古楽器演奏に通じたエルヴェ・ニケ率いるル・コンセール・スピリチュエルの演奏で聴くことが出来ます。
 管弦楽には無孔ナチュラル金管のパイオニアたるマドゥーフ兄弟や、セルパンの名手パトリック・ヴィバール(レ・シエクルのオフィクレイド奏者)のような敏腕ソリストたちも名を連ね、パリの人々を驚かせた生まれたての19世紀サウンドに最新の古楽的知見とともに迫ります。

 録音:2019年6月、ヴェルサイユ宮殿旧王室礼拝堂、フランス
 解説:ブルノ・メッシーナ、エルヴェ・ニケ
  【国内盤】
   解説日本語訳:白沢達生
  




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 LINN RECORDS



CKD619
\2700→\2490
やがてこの男の時代が来る
 エメリャニチェフ、新作は「グレート」!
シューベルト(1797-1828):
 交響曲第9(8)番 ハ長調 『グレート』 D.944
マキシム・エメリャニチェフ(指揮)
スコットランド室内管弦楽団(一部古楽器使用)
NYCX-10112
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税
 
 【注目のエメリャニチェフとスコットランド室内管弦楽団 第1弾!】

 1988年ロシア生まれのエメリャニチェフ。フォルテピアノ奏者として「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集」(APARTE)でフランスのショック賞を受賞したほか、数々の賞に輝いたテオドール・クルレンツィス指揮の「モーツァルト:フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」(SONY)に通奏低音として参加し、話題となりました。
 指揮者としても12歳でデビュー。モダンとピリオド両方のスタイルを振り分け、ディドナートと共演した『戦争と平和の中で』(ERATO)ではグラモフォン・アワードのリサイタル部門を受賞しています。
 音楽監督を務めるピリオド・アンサンブル”イル・ポモ・ドーロ”のほか数々のオーケストラに客演。2019-20シーズンからは、スコットランド室内管弦楽団の首席指揮者就任が決まっています。
 
 そんなエメリャニチェフとスコットランド室内管弦楽団との初めての録音がLINN RECORDSから登場。曲はドイツ音楽に強い嗜好を示すエメリャニチェフらしく、シューベルトの『グレート』となりました。
 モダン楽器のオーケストラながら、ナチュラル・トランペットとナチュラル・ホルン、古典タイプのティンパニを使用。プレイバックは全団員で確認するなど、早くもエメリャニチェフらしい流儀で録音が進められ、テキパキとしたテンポと見通しの良いサウンドがたいへん心地よい演奏となっています。
 「この録音を聴く人々には、(古い時代を模した演奏ではなく)現代的で今の時代らしいと感じてほしい」とエメリャニチェフ自身が語るように、新しい世代の確固たる意志が伝わる一枚です。

 録音:2019年2月11-13日、カイヤード・ホール、ダンディー、UK
 解説:ブライアン・ニューボールド

 【国内盤】
  日本語解説:鈴木淳史 
 

  プロモーション動画、どうぞ。これは期待できそうです。
 https://youtu.be/T4txD2KUqiA
  



DGでは一足早く指揮デビューしていた


DG
4835784
(3CD)
\6000→\5490
マクシム・エメリャニチェフ&イル・ポモドーロ
 《フランコ・ファジョーリ〜ヘンデル:歌劇『セルセ』全曲》
セルセ………フランコ・ファジョーリ(カウンターテノール)
アルサメネ………ヴィヴィカ・ジュノー(メッゾ・ソプラノ)
ロミルダ………イルガ・カルナ(ソプラノ)
アタランタ………フランチェスカ・アスプロモンテ(ソプラノ)
アリオダテ………アンドレア・マストローニ(バス)
アマストレ……デルフィーヌ・ガルー(アルト)
エルヴィーロ……ビアージョ・ピッツーティ(バリトン)
ウィーン・アカデミー室内合唱団
カンティカ・シンフォニア
マクシム・エメリャニチェフ(チェンバロ&指揮)
イル・ポモドーロ
  
 ヘンデルのオペラの中で最も知られている『セルセ』は、紀元前470年のペルシャ(現在のイラン)を舞台にしたクセルクセス1世の話に基づいています。
 オリジナルはソプラノ・カストラートによって歌われましたが、現在では通常メッゾ・ソプラノかカウンターテノールにより演じられます。
 そのイタリア語の台本には興味深い歴史があり、1654年ニコロ・ミナートにより書かれ、後にシルヴィオ・スタンピーリャによって(1694年のジョヴァンニ・ボノンチーニのオペラのために)書き直されました。
 けれどもヘンデルの台本を誰が書き改めたのかは不明です。この3幕のオペラは1738年4月15日、ロンドンのキング・シアターで初演されましたが、残念ながら全く成功せず、5回の上演で打ち切られ、このオペラはほぼ200年忘れ去られていました。
 セルセによってプラタナスの木に対して歌われる有名なアリア「オンブラ・マイ・フ」はその傑出した美しさで、ヘンデルの最もよく知られたメロディの一つです。

  【録音】2017年11月8−17日、イタリア、ロニーゴ、ヴィラ・サン・フェルモ

このモーツァルトがすごかった!!


APARTE
AP 161
\2600→\2390
クルレンツィスのムジカエテルナの通奏低音
 というか、天才・・・
  エメリャニチェフ、ソロ・デビュー!

  モーツァルト:
   (1)幻想曲ハ短調K.457
   (2)ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
   (3)ピアノ・ソナタ第16(15)番ハ長調K.545
   (4)ピアノ・ソナタ第18(17)番ニ長調K.576


マクシム・エメリャニチェフ(フォルテピアノ)
【ポール・マクナルティによるアントン・ヴァルター1792 年頃のモデル】
 要・大注目!ムジカエテルナの通奏低音で話題のエメリャニチェフ、ソロ・デビュー!

 録音:2017 年3 月8-10 日/リトル・トリベカ(パリ)/59’14”

 ロシアからまたまたとてつもない才能が現れました。
 1988 年生まれのマクシム・エメリャニチェフ。

 実はこれまでもクルレンツィスのムジカエテルナのモーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作(特に「フィガロの結婚」)録音で、通奏低音奏者として驚くべき才気煥発ぶりを発揮、注目されていました。
 しかし彼はムジカエテルナの通奏低音のみならず、指揮者としてもロジェストヴェンスキーの愛弟子で、ムジカエテルナやイタリアのオルケストル・イル・ポモドーロやシンフォニア・ヴァルソヴィアなどを振り、今年9 月には東京交響楽団とブラームスの交響曲第1 番やベートーヴェンの「皇帝」(スティーヴン・ハフ独奏)で日本デビューが予定されています。

 このアルバムはエメリャニチェフのピアノ・ソロ・デビュー盤。
 得意のモーツァルトで、ポール・マクナルティによるアントン・ヴァルター1792 年頃のモデルのフォルテピアノを用いています。
 モーツァルトのピアノ・ソナタの中でも特に充実した3 曲と、第14 番と関連のあるハ短調の幻想曲を披露していますが、一聴して尋常ならざる音楽性に釘付けとなります。
 演奏は楷書風で落ち着いていますが、クルレンツィスのピアノ版というか、ムラヴィンスキーの指揮を思わす緊張感と説得力、リヒテルを思わす深い音楽性、繰返しの際の装飾音はシュタイアーばりの計算された即興性に天才を感じさせます。

 容姿も青い瞳が印象的なBL 風で、今後凄い人気になること間違いなしの逸材と申せましょう。



****

 まあ、そうだろうとは思いましたが、やっぱり普通じゃないです。
 というか過去最高に変わってます。

https://youtu.be/VzYeDJYeiKc


そしてこの「エロイカ」で一気にブレイク!!


AP 191
\2600→\2390
鬼才天才エメリャニチェフ
 驚きの指揮者デビュー!まさかの「エロイカ」!!

 (1)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
 (2)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
マクシム・エメリャニチェフ(指揮)
ニジニ・ノヴゴロド・ソロイスツ室内管弦楽団
 ムラヴィンスキーの再来?!エメリャニチェフ驚きの指揮者デビュー

 録音:2017年9月/ニジニ・ノヴゴロド/64' 26"

 先日初来日し、東京交響楽団とブラームスの交響曲第1 番やベートーヴェンの「皇帝」(スティーヴン・ハフ独奏)で日本デビューを果したマクシム・エメリャニチェフ。
 クルレンツィスのムジカエテルナの通奏低音奏者として、モーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作録音で驚くべき才気を発揮して注目されました。しかし彼はモスクワ音楽院指揮科でロジェストヴェンスキーに師事、さらにクルレンツィスのもとで研鑽を重ねるなど、現在最高の訓練を受けたサラブレッド。イタリアのイル・ポモドーロを指揮し、イタリア・バロックの声楽作品などのディスクもリリースしていますが、今回は古典派、ロマン派のドイツ作品に挑戦しました。
 ニジニ・ノヴゴロド交響楽団は、ロジェストヴェンスキーがモスクワで演奏を禁じられたシュニトケ作品を初演したり、ロストロポーヴィチが指揮者デビューしたことで知られる優秀団体。今回エメリャニチェフは、フル編成ではなく室内管弦楽団まで刈り込んで録音に臨みました。
 彼はオーケストラの音響効果に非常な興味を持ち、客席でどう聴こえるか細心の注意を払って楽器を配置し、その微妙な向きまでこだわるオーディオ・マニアの一面もあります。単に音響のみならず、初演当時のオーケストラの編成まで丹念に調べ、当録音でも弦楽器をそれに則した数にしたとのこと。
 まず驚かされるのはテンポの速さ。それが全く自然で推進力と生命力となっています。また小編成ながら音量も造形も大きく、まさに「21 世紀のムラヴィンスキー」登場かと興奮させられます。
 クルレンツィスに勝るとも劣らぬ才能の発見と申せましょう。



 前回の新譜のときに、「そう遠くない将来クラシック界を担うことになるのでしょうね。 マクシム・エメリャニチェフ。 3回唱えて覚えておきましょう。」というようなことを言ったが・・・きました・・・「英雄」!
 DGからヘンデルを指揮したアルバムの案内は来てましたが、APRTEではまさかの「エロイカ」。


 ここではベートーヴェンの交響曲第7番を指揮してます。

https://youtu.be/baQabfr62x0


 そろそろ爆発しそうですエメリャニチェフ。


 
 




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PHI



LPH032
 \2600→\2390
ヘレヴェッヘ指揮&アントワープ響
 シューマン(1810-1856):
  交響曲第2番 ハ長調 Op.61/
  交響曲第4番 ニ短調 Op.120
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
アントワープ交響楽団
 コンサートマスター:リサンネ・スーテルブルック
NYCX-10111
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税
 
 
 古楽と合唱指揮の世界から徐々にレパートリーを広げ、シンフォニックなレパートリーでも注目されるようになって久しいヘレヴェッヘ。
 彼がドイツ・ロマン派の作品に相対するときには、圧倒的な古楽研究の経験値が大きな意味を持つことが少なくありませんが、さらに言うなら、彼が何よりもまず合唱指揮で頭角をあらわし、ロマン派作品でも「ことば」のある合唱作品で名演を刻んだのが先だったことも忘れてはならないポイントです。
 そうした音楽との向きあい方がとくに意味をもつのがシューマンの演奏解釈。
 長くピアノ曲しか書かなかったシューマンが交響曲を書くまでの間、徹底的に歌曲ばかり書いていた時期を挟んでいることを考えれば、ヘレヴェッヘのアプローチは最適な経験の重ね方と言ってよいかもしれません。

 ヘレヴェッヘはすでにharmonia mundi franceでシューマン交響曲を全曲録音していますが、そのときには自らのピリオド楽器楽団であるシャンゼリゼ管弦楽団との共演だったのに対し、今回はピリオド奏法の発想を取り入れた現代楽器の楽団であるアントワープ交響楽団(旧称ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団)を指揮しての録音。
 長年の共演歴がもたらした信頼関係のもと「残された時間は自分にとって意味ある作品の解釈に使いたい」と語るヘレヴェッヘが新たに問うシューマン像に期待が募ります。
 同様にピリオド楽器での全曲録音のあと、改めてロンドン交響楽団とシューマン・ツィクルスを録音したガーディーナーの解釈と聴き比べながら、ピリオド解釈ありきの21世紀のシューマン像に思いを馳せるのもよいのではないでしょうか。

 録音:[1-4]2018年6月18〜20日、[5-8]2018年4月17〜19日
   エリザベート王妃記念音楽堂、アントウェルペン(アントワープ)、ベルギー
  解説:アンドリュー・メラー
  【国内盤】
   解説日本語訳:白沢達生
 



<映像>


ARTHAUS MUSIK(映像)

10 9413BD
(Blu-ray)
¥5700
ケント・ナガノ(指揮)&ウィーン・フィル
52年ぶりにザルツブルク音楽祭に戻ってきた
 ヘンツェ≪バッカスの巫女≫

  ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ:
   歌劇≪バッカスの巫女≫
ケント・ナガノ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
 (合唱指揮:ヒュー・リース・ジェームス)

ショーン・パニッカー(テノール/ディオニュソス)
ラッセル・ブラウン(バリトン/ペンテウス)
ウィラード・ホワイト(バリトン/カドモス)
ニコライ・シューコフ(テノール/テイレシアース、カリオペ)
カロリー・セメレディ(バリトン/ 隊長、アドニス)
ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー
 (メゾソプラノ/アガウエ、アフロディテ)
ヴェラ=ロッテ・ベッカー
 (ソプラノ/アウトノエ 、 ペルセポネー)
KKC 9490
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5400+税


10 9412DVD
(2DVD)
¥5700
KKC 9491
(2DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5400+税

 52年ぶりにザルツブルク音楽祭に戻ってきたヘンツェ≪バッカスの巫女≫、ケント・ナガノ指揮、クリストフ・ワリコフスキ演出

 演出:クリストフ・ワリコフスキ/舞台・衣装:マウゴジャータ・シュチェシニャク
 収録:2018年8月、ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:1080i,Full HD,16:9、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1、字幕:英独韓日、言語:英語、165分、リージョン:All
 (2DVD)画面:NTSC,16:9、音声:PCM ステレオ、DTS5.1、字幕:英独韓日、言語:英語、165分、リージョン:All

 2018年ザルツブルク音楽祭で上演されたケント・ナガノ指揮、クリストフ・ワリコフスキ演出による、ヘンツェの代表作≪バッカスの巫女≫の映像です。
 エウリピデスの戯曲『バッコスの信女たち』をもとにしたディオニュソス(別名バッカス)とペンテウスの争いを描いたギリシャ悲劇。
 ディオニュソスは、狂乱と酩酊の神。バッカスの巫女たるテーバイの女性たちが、彼の神性を認めようとしなかったことで、復讐を誓います。
 一方、テーバイの王ペンテウスは、この快楽信仰に終止符を打ちたいと考え、女性に偽装してその様子を見に行きます。しかし、ペンテウスは残酷な運命の魔力により、母親であるアガウエに殺されてしまします。最後に正気を取り戻したアガウエは、自分が殺した者が、息子ペンテウスであることを知り打ちのめされる。というあらすじです。

 歌劇≪バッカスの巫女≫は、1966年8月にドホナーニ指揮によりザルツブルク音楽祭で初演されました。今回再び52年の時を経てザルツブルクで再演されました。
 ポーランドの演出家、クリストフ・ワリコフスキによる新演出で、横長の劇場フェルゼンライトシューレの空間を生かした巨大なセット、そしてワリコフスキ独特の心理描写で現代にも通ずる政治的な側面を見事にあらわしています。
 ディオニュソスを演じたショーン・パニッカーは、快楽主義の英雄を見事に演じ切り、対するペンテウス役のラッセル・ブラウンは、紳士的な歌いまわしで両者の対比を一層刻み込みます。
 また近現代のオペラ作品のスペシャリストであるケント・ナガノは、オリジナルのスコアにあった20分強の「カリオペの審判」の場面を追加し、新たなアプローチで提示します。

 





C MAJOR(映像)



71 4404
(Blu-ray)
¥5800
ノイマイヤー振付・演出による
 《オルフェオとエウリディーチェ》

  グルック:
   ≪オルフェオとエウリディーチェ≫(パリ版)
シカゴ・リリック・オペラ管弦楽団・合唱団
 (合唱指揮:マイケル・ブラック)
ハリー・ビケット(指揮)
ディミトリー・コルチャック(オルフェオ)
アンドリアーナ・クッシュマン(エウリディーチェ)
ローレン・スナファー(愛の神アモーレ)
ジョフリー・バレエ団
71 4308
(DVD)
¥4000

 2018年シカゴ・リリック・オペラでの上演、巨匠ノイマイヤー振付・演出による《オルフェオとエウリディーチェ》

 収録:2018年、シカゴ・リリック・オペラ(ライヴ)
 振付・演出・舞台・衣装・照明:ジョン・ノイマイヤー/映像監督:マシュー・ダイアモンド
 プロデューサー:ジョン・ウォーカー/エグゼクティヴ・プロデューサー:デイヴィッド・ホルン
 (Blu-ray)画面:16:9、1080i、HD、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1、字幕:英独韓日、原語:フランス語、118分、リージョン:All、
 (DVD)画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.1、字幕:英独韓日、原語:フランス語、118分、リージョン:All

 1954 年創立のシカゴ・リリック・オペラは、メトロポリタン・オペラ、サンフランシスコ・オペラと並ぶ、アメリカ3大オペラ・ハウスの一つです。
 この映像は、2018年シカゴ・リリック・オペラで上演された、グルックの1762年に初演されオペラ改革の旗印ともなった作品≪オルフェオとエウリディーチェ≫。
 本上演ではパリ版が採用され、バレエ部分が多く、初演のウィーンではカストラートが歌うオルフェオがテノールへと書き換えられています。
 今回の見どころは、世界的振付師のジョン・ノイマイヤーが、振付・演出・舞台・衣装・照明すべてを引き受け、シカゴ・ジョフリー・バレエ団とのコラボレーションが実現した点です。
 オーケストラ部分の多いパリ版ですが、イギリス古楽界を牽引するハリー・ビケットの的確な古楽アプローチによる魅力的な演奏、さらに振付がない部分にもバレエダンサーが踊り、ノイマイヤーの世界が余すところなく表現されています。

 オルフェオ役にはロシア出身のテノール、ディミトリー・コルチャック。出番の多い役であり、さらに技巧的にも高い難度を要求されるだけに、実力が試されますが、コルチャックはシルクを思わせる質感の高音、気品薫る出で立ちに加え、オルフェオの苦悩を見事に演じています。
 エウリディーチェのアンドリアーナ・クッシュマンもノイマイヤーの演出を身体で表現ししなやかな美声で聴かせます。そして愛の神アモーレのローレン・スノウファーも安定した歌唱で二人を支えています。
 

















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