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≪第104号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その9 2019/11/19〜




11/22(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CALLIOPE



CAL 1746
(4CD/特別価格)
¥6000→¥5590
新旧「Calliope(カリオペ)」の名演の数々を収録!
ブラームス:管楽器&弦楽器のための9つのソナタ集
 
●CD1
  チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38/チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
    クセニア・ヤンコヴィチ(チェロ)、シルケ・ジーフェンハウス(ピアノ)
    ※録音(ライヴ):1998年1月、ヴュルツブルク(ドイツ)
 ●CD2
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78/ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100/
  ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
    アレクサンドル・ブルシロフスキー(ヴァイオリン)、インエル・セーデルグレン(ピアノ)
    ※録音:1985年、パリ
 ●CD3
  ヴィオラ・ソナタ第1番 Op.120-1/ヴィオラ・ソナタ第2番 Op.120-2
    ヤン・ターリヒ(ヴィオラ)、スタニスラフ・ボグニア(ピアノ)
    ※録音:1989年、パリ
 ●CD4
  クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1/クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
    ギィ・ダンガン(クラリネット)、ジャン=フランソワ・エセール(ピアノ)
    ※録音:1985年、パリ

 新旧「Calliope(カリオペ)」の名演の数々を収録!ブラームスの管楽器&弦楽器のためのソナタ集BOX!

 長い歴史を持つフランスの老舗レーベル「Calliope(カリオペ)」に録音された管楽器、弦楽器のためのブラームスの「ソナタ」から9作品をまとめてボックス・セット!
 旧カリオペの創設者で1972年から2010年まで芸術監督、プロデューサーとして活躍したジャック・ル・カルヴェが起用したターリヒ弦楽四重奏団の創設者ヤン・ターリヒやフランス国立管弦楽団の首席クラリネット奏者ギィ・ダンガン、1975年のロン=ティボー国際コンクールの覇者アレクサンドル・ブルシロフスキーによる名演奏の復刻は嬉しいところ。しかも2017年に全収録曲ともリマスタリングが施されており、音質のさらなる向上も見逃せないポイントです。
 また、2曲のチェロ・ソナタを演奏しているヤンコヴィチとジーフェンハウスは現在の「Calliope(カリオペ)」のプロデューサー、ブノワ・ドーの起用によるもの。
 新旧の「Calliope(カリオペ)」のアイディアが融合した充実のブラームス・ボックスです!
 





CRD


CRD 3538
(CD-R)
¥2200
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
 ソナタ第14番ハ短調 K.457
 ソナタ第13番変ロ長調 K.333
 ソナタ第12番ヘ長調 K.332
 ソナタ第8番イ短調 K.310
ヴァージニア・ブラック(ピアノ)

 スカルラッティの音楽の解釈に定評のあるイギリスの女流チェンバロ
 奏者ヴァージニア・ブラック。ロンドンの王立音楽アカデミーでチェンバロ科の教授として後進の育成にもあたっている名手がモダン・ピアノ(ベヒシュタイン)で奏でるモーツァルト。

 ※録音:2017年3月4日、ライオン・ボールルーム(レオミンスター、イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 





FRA BERNARDO



FB 1909373
(2CD/特別価格)
¥3600
オケゲム:ミサ曲集 Vol.2
 ミサ・ミ・ミ
 ミサ・エッチェ・アンチルラ・ドミニ
 ミサ・カプト
 ミサ・クユスヴィス・トニ
ビューティー・ファーム

 オーストリアの注目男声ヴォーカル・アンサンブル"ビューティー・ファーム"のオケゲム第2弾!

 ☆オーストリアの有力男声ヴォーカル・アンサンブル、"ビューティー・ファーム"!
 ☆デュファイとジョスカンを繋ぐ重要作曲家、ヨハンネス・オケゲムのミサ曲集第2弾!
 ☆高い完成度を誇る精緻なポリフォニーと刺激的なジャケット・デザインに注目!

 "ビューティー・ファーム"は、2014年に設立された男声6人のヴォーカル・アンサンブル。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルで活躍してきたメンバーでスタートし、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの音楽を中心に歌っています。

 これまで、オケゲム、ラ・リュー、オブレヒトといったルネサンスの巨匠や知られざるフランドル楽派のミサ曲録音で高い評価を得てきたビューティー・ファーム。レコーディング第7弾は、「ミサ・ロム・アルメ」などを収録した前作(FB 1701743)に続く、ヨハンネス・オケゲム(c.1420ᬢ1497)のミサ曲集第2巻。デュファイとジョスカンの間を繋ぐ重要人物として再評価が進んでいる15世紀フランドル楽派の巨匠です。
 高い完成度を誇る精緻なポリフォニーはもちろん、ビューティー・ファームのアルバムでは恒例となっている、刺激的で印象的なジャケット・デザインもポイントです。

 ※録音:2018年9月&2019年5月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)





INDESENS!

INDE 091
¥2600→¥2500
ティエリー・カンス 〜 レクリエーション
 マレ:ル・バスク/モーツァルト:トルコ行進曲/
 伝承曲:グリーンスリーヴス/
 ガリアーノ:シャ・ピートゥル/
 ゴセック:タンバリン/
 ニン:ヴェイエールの歌/
 スメタナ:喜劇役者たちの踊り/
 オルフ:天秤棒に心をかけて/
 タルゴーン:ワルツ《ティアの歌》/
 ハッセ:タンバリン/
 バルトーク:ルーマニア民族舞曲/
 ピアソラ:メディタンゴ/
 ポルポラ:偉大なるジュピターよ/
 リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行/
 サティ:グノシエンヌ第1番/
 J.S.バッハ:メヌエットとバディネリ/
 コロンビエ:エマニュエル/
 ボーナス・トラック 〜 リムスキー=コルサコフ(カエシス編):熊蜂の飛行
ティエリー・カンス(トランペット)、
カロリーヌ・カサドシュ(ソプラノ)、
ダニエル・フェルナンデス(ヴォーカル&ギター)、
ノルマンディー管弦楽団、
ジャン・ドロワイエ(指揮)   

 ティエリー・カンスが奏でる時代を超越した名旋律集!

 パリ音楽院でレジェンド、モーリス・アンドレにトランペットを学び、現在では師の後継者としての名声に違わぬ目覚ましい活躍を繰り広げているフランスの名トランペッター、ティエリー・カンス。
 ティエリー・カンスがノルマンディー管弦楽団をバックに奏でる「レクリエーション」は、「様々な時代」の「様々な名旋律」をトランペットで奏でるユニークなプログラム。
 師匠譲りのサウンド、歌心、そして高いセンスを感じさせるプログラミングは流石の一言。トランペット奏者&関係者に贈る魅力満点のアルバムです。

 ※録音:2014年9月2日-5日、ルネサンス・モンドヴィル劇場(フランス)
 
 


INDE 095
¥2600→¥2500
ジャン=フランソワ・デュレ・ミーツ・リシャール・ガリアーノ
 ガリアーノ:クロードに捧げるタンゴ、ローリタ、魂の遊び/
 サティ:グノシエンヌ第4番/ロサウロ:マリンバ協奏曲/
 ガリアーノ:セーヌ川のブルース、マルゴーでワルツを/
 ピアソラ(エリック・サミュ編):リベルタンゴ/
 ガリアーノ:馬鹿笑い
リシャール・ガリアーノ(アコーディオン)
ジャン=フランソワ・デュレ
 (ヴィブラフォン、マリンバ、
  ボンゴ、カホン)
ヴァレンティアーナ・オーケストラ

 フランスが生んだ現代アコーディオン界の巨匠リシャール・ガリアーノと、クラシックからジャズ、インプロまでの幅広いジャンルをカバーし、マリンバをはじめとする打楽器、さらにはピアノも駆使するフランスのマルチ・インストゥルメンタリスト、ジャン=フランソワ・デュレがデュオを結成!
 ピアソラとの親交も深く伝統的なタンゴのスタイル、さらにはジャズなど他ジャンルとの融合を実現させてきたガリアーノと、フランスのマルチ・プレーヤー、デュレのパーカッションの共演は、「タンゴ」の枠に留まらないスタイルを創り上げています。
 これぞ絶妙。ガリアーノとデュレ、アコーディオンと打楽器の斬新かつ劇的な出会いがここにあります。

 ※録音:2016年11月9日-12日、ヴァランシエンヌ(フランス)
 
 
INDE 101
¥2600→¥2500
ペルト、ブリッジ&ブリテン 〜 チェロとピアノのための作品集
 ペルト:フラトレス
 ブリッジ:チェロとピアノのためのソナタ
 ブリテン:チェロとピアノのためのソナタ Op.65
ダヴィッド・ルーヴェルス(チェロ)
フランソワ・ドーデー(ピアノ)

 ブリテンとブリッジ。20世紀イギリスの2曲のチェロ・ソナタに、アルヴォ・ペルトの「フラトレス」を組み合わせたプログラム。
 ペルトが「ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌」を作曲していたことから、ブリテンへのオマージュとして「フラトレス」をプログラムの冒頭に配置することを思いついたとうチェロのダヴィッド・ルーヴェルス。
 パリ音楽院を優秀な成績で卒業した後、現在はフランスのコンポーザー=ピアニスト、ティエリー・ペコーが2010年に創設したアンサンブル・ヴァリアンスのメンバーとして活躍しています。

 ※録音:2016年4月19日-21日、パリ(フランス)
 
 
INDE 097
¥2600→¥2500
ピアノ・モダン・リサイタル Vol.1
 ノヴァーク:音詩《パン》
 チェスノコフ:2つの練習曲《雪》Op.17
パトリック・エメルレ(ピアノ)

 近現代の知られざるピアノのレパートリーを発掘、紹介する「ピアノ・モダン・リサイタル」シリーズの第1巻。
 モラヴィアやスロヴァキアの民謡やドヴォルザーク、さらにはブラームスの影響を感じさせる作品を遺したヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1870ᬢ1949)と、ロシア出身のウクライナ系フランスのコンポーザー=ピアニスト、ディミトリ・チェスノコフ(1982ᬢ)の作品をカップリング。
 自然へのオマージュのプログラムを弾くのはフランスのピアニスト、パトリック・エメルレ。スクリャービン国際ピアノコンクールの入賞歴を持つ期待の俊英です。

 ※録音:2016年9月29日-30日&10月2日、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
 





LYRITA



SRCD.383
(CD-R)
¥2600
イギリスのチェロ・ソナタ集
 エセル・スマイス:チェロとピアノのためのソナタ ハ短調
 エリザベス・マコンキー:
  チェロとピアノのためのディヴェルティメント
 エリザベス・ラッチェンス:
  チェロとピアノのための9つのバガテル Op.10
 レベッカ・クラーク:チェロとピアノのためのラプソディー
ライオネル・ハンディ(チェロ)
ジェニファー・ヒューズ(ピアノ)

 ライオネル・ハンディは、アカデミー室内管の首席チェロ奏者として活躍し、現在はイギリス王立音楽院のチェロ科教授を務めているイギリスのチェリスト。
 今作では、イギリスの女流作曲家たちの作品に焦点を当てている。

 ※録音:2018年12月20日-21日、王立音楽院(ロンドン、イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 





RUBICON


RCD 1052
¥2600
ランドスケープ
 メシアン:イソヒヨドリ(「鳥のカタログ」より 第3番)
 ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ 《1905年10月1日 街頭にて》
 サミール・オデー=タミミ(b.1970):影
 ヴィラ=ロボス:野生の詩 W184, 310
 J.S.バッハ(ブゾーニ編曲):
  コラール「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリスト」 BWV.639
ユヴァル・ゾーン(ピアノ)

 イスラエルの注目ピアニスト、ユヴァル・ゾーンのデビュー・アルバム。

 ☆オペラ&現代音楽の分野で目覚ましい活躍をするイスラエルの若き有望な指揮者&ピアニスト、ユヴァル・ゾーン。
 ☆ソロ・デビュー・レコーディングは、メシアン、ヤナーチェク、ヴィラ=ロボス、バッハ=ブゾーニを横断する大胆で独創的プログラム!

 ユヴァル・ゾーンは1976年イスラエル生まれ、同世代でもっとも著名なイスラエルの指揮者&ピアニストとして活動。指揮者としては、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ロイヤル・オペラ・ハウスで働き、特にオペラと現代音楽の分野で活躍しています。
 ユヴァル・ゾーンのデビュー・アルバムは、メシアン、ヤナーチェク、ヴィラ=ロボス、J.S.バッハ、そして現代イスラエルの作曲家サミール・オデー=タミミ(b.1970)と、様々な歴史や文化を縦横無尽に駆け巡るピアノ作品集。東ヨーロッパの激しい動乱、南フランスのエキゾチックな鳥のさえずり、緊迫した中東、ブラジルの鮮やかなコントラスト、そして最終的には1732年のライプツィヒに至るという極めて独創的で魅力的なリサイタル・プログラムです。





SAYDISC


CDSDL 452
(CD-R)
¥2600
ショーケース・フォー・ブラス
 ・デレク・ブルジョワ:ファンファーレ
   サン・ライフ・スタンショー・バンド、デレク・ブルジョワ(指揮)
 ・ギルバート・ヴィンター:スペクトラム
   スタンショー(ブリストル)・バンド、ウォルター・ハーグリーヴス(指揮)
 ・エルガー(スティーヴン・ロバーツ編):朝の歌
   ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル
 ・フィリップ・レーン:ヨーデリング・ブラス
   サン・ライフ・スタンショー・バンド、デイヴィッド・ウィリアムズ(指揮)
 ・ルグラン:ザ・サマー・ノウズ(映画「おもいでの夏」より)
   リンドン・バグリンズ・ベスト・オヴ・ブラス、ナイジェル・シーマン(指揮)
 ・ギルバート・ヴィンター:ファンシーズ・ネル
   フォーサム・フォー・ブラス
 ・デレク・ブルジョワ:ボーン・イディル
   サン・ライフ・スタンショー・バンド、デレク・ブルジョワ(指揮)
 ・モーツァルト:アヴェ・ヴェルム
   サン・ライフ・スタンショー・バンド、ローリー・ヒンクリー(指揮)
 ・ギルバート・ヴィンター:第9音による変奏曲
   スタンショー(ブリストル)・バンド、ウォルター・ハーグリーヴス(指揮)
 ・J.S.バッハ(ブルジョワ編):フーガ変ホ長調
   サン・ライフ・スタンショー・バンド、デレク・ブルジョワ(指揮)
 ・フィリップ・レーン:子供の遊び
   リンドン・バグリンズ・ベスト・オヴ・ブラス、ナイジェル・シーマン(指揮)
 ・シャルパンティエ(サイモン・ホッグ編):テ・デウムより前奏曲
   ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル
 ・ギルバート・ヴィンター:アラ・ブルレスカ
   フォーサム・フォー・ブラス
 ・フォーレ(スティーヴン・ロバーツ編):パヴァーヌ
   ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル
 ・伝承曲(レーン編):ホエン・ザ・ボート・カムズ・イン
   サン・ライフ・スタンショー・バンド、クリフ・セイヤーズ(指揮)
 ・ハチャトゥリアン:レズギンカ
   リンドン・バグリンズ・ベスト・オヴ・ブラス、ナイジェル・シーマン(指揮)

 Saydiscレーベルの膨大な音源から、イギリスを代表するブラスバンドやブラス・アンサンブルによる名演を集成。
 ブラスバンド作品で人気のブルジョワによる自作自演や、現代を代表する名ユーフォニアム奏者、スティーヴン・ミードの師である、リンドン・バグリンも参加など、ブラスバンド・ファン必聴のアルバムです!

 ※1974年-1989年
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




  

DYNAMIC



CDS-7844
\2100
※DVD&Blu-ray同時発売
オッフェンバック(1819-1880):喜歌劇《追い出された亭主》1幕
 アルフレッド・ドゥラクール&レオン・モラン台本
 ルカ.G.ローギによる管弦楽版
  (フィオレンティーノ・マッジョ・ムジカーレ管弦楽団のために)
アンリ・マルテル…パトリーツィオ・ラ・プラーカ(バリトン)
シュザンヌ…マリーナ・オッジ(メゾ・ソプラノ)
フロレスタン・デュクロケ…マッテオ・メッツァーロ(テノール)
ロジータ…フランチェスカ・ベニテス(ソプラノ)
ヴァレリオ・ガッリ(指揮)
フィオレンティーノ・マッジョ・ムジカーレ管弦楽団

 オッフェンバックの生誕200年を記念し、フィオレンティーノ・マッジョ・ムジカーレ(フィレンツェ5月音楽祭)劇場で上演された1幕物の喜歌劇《追い出された亭主》。
 1859年に初演されたこの作品は、オッフェンバックが活躍した当時のフランスのブルジョワ社会の風俗を描き、風刺の効いたストーリーとともに、オッフェンバックらしい愉快なポルカ、マズルカ、ワルツなどが各場面に散りばめられています。
 フランスではしばしば上演され、人気を博していますが、今回の上演のために新たなオーケストレーションが施されており、一層色彩豊かな音楽が楽しめます。
 実力派の歌手たちによる絶妙なやりとりも聴きどころで、ヴァレリオ・ガッリの軽妙洒脱な音楽作りも魅力的です。
 
 録音 2019年2月
  フィオレンティーノ・マッジョ・ムジカーレ劇場
 
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CDS-7861
(10CD)
\6700→\6290
イタリアDYNAMICレーベルが贈る
 イタリアのヴァイオリン協奏曲集

【CD1】
 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):ラ・ストラヴァガンツァ Op.4より
  1-3.協奏曲 第1番 変ロ長調 RV383a
  4-6.協奏曲 第2番 ホ短調 RV279
  7-9.協奏曲 第3番 ト長調 RV3301
  10-12.協奏曲 第4番 イ短調 RV357
  13-15.協奏曲 第5番 イ長調 RV347
  16-18.協奏曲 第6番 ト短調 RV316a
アントン・マルティノフ(ヴァイオリン)
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)
モード・アンティクォ(アンサンブル)

録音 2017年1月28日-2月3日
Oratorio di San Francesco Poverino, Florence, Italy
【CD2】
 フランチェスコ・アントニオ・ボンポルティ(1672-1749):4声の協奏曲より
  1-3.4声の協奏曲 第1番 イ長調
  4-6.4声の協奏曲 第2番 変ロ長調
  7-9.4声の協奏曲 第3番 変ロ長調
  10-12.4声の協奏曲 第4番 変ロ長調
  13-15.4声の協奏曲 第5番 ヘ長調
アルベルト・マルティーニ(ヴァイオリン&指揮)
アカデミア・イ・フィラルモニチ(アンサンブル)

録音 2001年5月18-20日
【CD3】
 ピエトロ・ロカテッリ(1695-1764):ヴァイオリンの技法より
  1-3.ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.3-No.1
  4-6.ヴァイオリン協奏曲 ハ短調 Op.3-No.2
  7-9.ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 Op.3-No.7
  10-12.ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.3-No.11
ルカ・ファンフォーニ(ヴァイオリン&指揮)
レアーレ・コンチェルト(アンサンブル)

録音 2001年4月21-22日
Chiesa di S. Andrea di S. Polo di Torrile
【CD4】
 ジュゼッペ・タルティーニ(1962-1770):ヴァイオリン協奏曲集
  1-3.協奏曲 イ短調 D114…ヴァイオリン独奏:フェデリコ・グリエルモ
  4-6.協奏曲 ニ長調 D25…ヴァイオリン独奏:カルロ・ラザーリ
  7-9.協奏曲 変ロ長調 D121…ヴァイオリン独奏:フェデリコ・グリエルモ
  10-12.協奏曲 ニ長調 D36…ヴァイオリン独奏:ジョヴァンニ・グリエルモ
  13-15.協奏曲 ハ長調 D11…ヴァイオリン独奏:カルロ・ラザーリ
  16-18.協奏曲 ホ長調 D51…ヴァイオリン独奏:カルロ・ラザーリ
ラルテ・デラルコ(アンサンブル)

録音 2009年9月10-13日
Studio Magister, Preganziol (TV) Italy
【CD5】
 アントニオ・ロッリ(1725-1802):ヴァイオリン協奏曲集
  1-3.協奏曲 第7番 ト長調
  4-6.協奏曲 第8番 ニ長調(2本のオーボエと2つのホルンとともに)
  7-9.協奏曲 第9番 ハ長調(2本のホルンとともに)
  10-12.協奏曲 変ホ長調(2本のホルンとともに)…A.ロッリの作とされる

  カデンツァ…ルカ・ファンフォーニ作
ルカ・ファンフォーニ(ヴァイオリン&指揮)
レアーレ・コンチェルト(アンサンブル)

録音 2006年4月-6月
A. Boito” Conservatory and at the Church of San Silvestro in Parma, Italy
【CD6】
 ピエトロ・ナルディーニ(1722-1793):ヴァイオリン協奏曲集
  1-3.協奏曲 ハ長調
  4-6.協奏曲 ト長調
  7-9.協奏曲 ニ長調
  10-12.協奏曲 イ長調
マウロ・ロッシ(ヴァイオリン&指揮)
ミラノ・クラシカ室内管弦楽団

録音 2001年6月
Teatro dell’Arca, Milano, Italy
【CD7】
 アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841):ヴァイオリン協奏曲集
  1-3.協奏曲 変ロ長調
  4-6.協奏曲 ニ長調
  7-9.協奏曲 イ長調

  マルコ・ピノッティによる手稿譜からの印刷
パオロ・ギドーニ(ヴァイオリン&指揮)
コンセルヴァトーリオ・ディ・マントヴァ室内管弦楽団

録音 2011年10月1-2日
“Girolamo Cavazzoni” Hall,Conservatory of Mantua, Italy,
【CD8】
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(1755-1824):ヴァイオリン協奏曲集
  1-3.協奏曲 第22番 イ短調 W22/G97
  4-6.協奏曲 第24番 ロ短調 W24/G105
  7-9.協奏曲 第28番 イ短調 W28/G143
フランコ・メッツェーナ(ヴァイオリン&指揮)
シンフォニア・ペルジナ(アンサンブル)

録音 2002年10月17-18日
Sala S. Antonio, Perugia, Italy
【CD9】
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840):パガニーニのヴァイオリンで演奏する協奏曲集
 1-3.大協奏曲 ホ短調 M.S.75
  (F.フィオーレによる新しい管弦楽版/M.クアルタによる再構築版
 4-6.ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ短調 M.S.60(M.クアルタによる再構築版)
 7.ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 M.S.49
  (F.フィオーレによる管弦楽版/M.クアルタによる再構築版)
 
  カデンツァ…マッシモ・クアルタ作
マッシモ・クアルタ(ヴァイオリン&指揮)
ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団

録音 2002年9月
Teatro Carlo Felice, Genoa, Italy
【CD10】
 ニコロ・パガニーニ(1782-1840):パガニーニのヴァイオリンで演奏する協奏曲集
 1-3.ヴァイオリン協奏曲 第3番 ホ長調 M.S.50
  (M.クアルタ&G.オデーロによる再構築版)
 4-6.ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ短調 M.S.78
  (F.フィオーレによる管弦楽版//M.クアルタによる再構築版)

  カデンツァ…マッシモ・クアルタ作
マッシモ・クアルタ(ヴァイオリン&指揮)
ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団

録音 2000/2001年9月
Teatro Carlo Felice, Genoa, Italy

 18世紀イタリアが発祥の地とされる「独奏ヴァイオリンのための協奏曲」。瞬く間にヨーロッパ中に広がり、世界的な人気となりました。
 この10枚組のアルバムには、ヴィヴァルディ、ボンポルティ、ロカテッリ、タルティーニ、ロッリ、ナルディーニ、ローラ、ヴィオッティ、パガニーニの作品を収録。
 なかでも冒頭に収録されたヴィヴァルディの協奏曲は、この時代の代表作であり、多くの作曲家たちが彼の作品を模倣しながら、自らの作風を創り上げていったものです。
 各々の作曲家の作品は、どれも個性的であり、作風の違いを聴き取るのも楽しいことでしょう。最後の2枚はパガニーニ自身が演奏した楽器を用いて、パガニーニ作品を演奏したアルバムです。
 時代を超えた美しい音色を存分にお楽しみください。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


LEBHAFT



LBCDR 1014
\2500
モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」、第41番「ジュピター」 カール・シューリヒト指揮、
パリ・オペラ座管弦楽団

 
 カール・シューリヒトは様々なレーベルに多数の録音を残しているが、LP時代に通信販売でクラシック音楽を家庭に配布していたレーベル「コンサート・ホール・ソサエティ」でも多くのレコーディングを行っており、ここに収録のモーツァルトの2曲もそれに含まれる。
 速いテンポ、鋭く冴えたリズム、生命力に満ちた透明度の高い響きは他の追随を許さないこの指揮者ならではのものである。
  録音:1963年6月(モノラル録音) 原盤:英Concert Hall Society AM2326
 




.

MEMBRAN



600492
(10CD)
\2500
コンヴィチュニー指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
 シューマン、ベートーヴェン:交響曲全集

Disc. 1
 シューマン:交響曲第1番「春」、序曲 スケルツォとフィナーレOp.52
Disc. 2
 シューマン:交響曲第2番、第3番「ライン」
Disc. 3
 シューマン:交響曲第4番、序曲「マンフレッド」 Op.115
Disc. 4
 シューマン:
  歌劇「ゲノヴェーヴァ」序曲
  4つのホルンのための小協奏曲Op.86
   ペーター・ダム、ヘルマン・マーカー、ヴェルナー・ピルツ、ゲオルク・ベーナー(Hrn)
    以上 1960年、1961年録音
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
  ヴィルヘルム・バックハウス(pf) 1960年ライヴ録音
Disc. 5
 ベートーヴェン:交響曲第1番、第2番、バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲
Disc. 6
 ベートーヴェン:
  交響曲第3番「英雄」
  序曲「レオノーレ」第1番Op.138、第2番Op.72a
Disc. 7
 ベートーヴェン:交響曲第4番、第5番
Disc. 8
 ベートーヴェン:
  交響曲第6番「田園」
  序曲「レオノーレ」第3番Op.72b、
  歌劇「フィデリオ」序曲Op.72、序曲「コリオラン」Op.62
Disc. 9
 ベートーヴェン:交響曲第7番、第8番
Disc. 10
 ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」
  インゲボルク・ヴェングロル(Sop)ウルズラ・ゾレンコップ(Alt)
  ハンス=ヨアヒム・ロッチェ(Ten)テオ・アダム(Bs)
  ライプツィヒ放送合唱団
   以上 1959年〜1961年録音
フランツ・コンヴィチュニー指揮、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団






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SCRIBENDUM


「ヴラディーミル・ソフロニツキーの芸術

SC 817
(34CD)
\11000→\9790
*収録曲ならびに収録曲順が変更になる場合がありますがご了承ください。

「ヴラディーミル・ソフロニツキーの芸術」
CD1
スクリャービン
1 前奏曲 Op.13, No.1 ハ長調
2 前奏曲 Op.11, No.2 イ短調
3 前奏曲 Op.11, No.4 ホ短調
4 前奏曲 Op.11, No.5 ニ長調
5 前奏曲 Op.15, No.1 イ長調
6 前奏曲 Op.9, No.1 嬰ハ短調
7 前奏曲 Op.11, No.9 ホ長調
8 前奏曲 Op.22, No.2 嬰ハ短調
9 前奏曲 Op.11, No.16 変ロ短調
10 前奏曲 Op.11, No.17 変イ長調
11 前奏曲 Op.11, No.19 変ホ長調
12 前奏曲 Op.11, No.20 ハ短調
13 前奏曲 Op.11, No.21 変ロ長調
14 前奏曲 Op.11, No.22 ト短調
15 前奏曲 Op.11, No.23 ヘ長調
16 前奏曲 Op.11, No.24 ニ短調
17 詩曲 Op.52, No.1 ハ長調
18 詩曲 Op.59, No.1
19 詩曲 Op.51, No.3「翼のある詩曲」
20 詩曲 Op.52, No.3「やつれの詩曲」
21 詩曲 Op.63, No.1「仮面」
22 詩曲 Op.36, 「悪魔的詩曲」
23 詩曲 Op.32, No.2 ニ長調
24 詩曲 Op.32, No.1 嬰ヘ長調

「2つの詩曲」 Op.69
25 No.1
26 No.2

「2つの舞曲」 Op.73
27 「暗い炎」Op.73 No.2
28 「飾り」 Op.73 No.1
「2つの詩曲」 Op.71
29 No.1「おどけて」
30 No.2「空想して」

31 小品Op.51, No.1「頼りなさ」
32 小品 Op.45, No.1 「アルバムの一葉」
33 悲劇的詩曲, Op.34
34 ワルツ 変イ長調, Op.38
35 練習曲 Op.8 No.11 変ロ短調
録音:1960年1月8日 & 5月13日,Small Hall of the Moscow Conservatoire

ピアノ・ソナタ第4番, Op.30 嬰ヘ長調
36 Andante; Prestissimo volando
録音:1960年5月13日,Small Hall of the Moscow Conservatoire

CD2
スクリャービン
1 前奏曲 Op.13 No.1 ハ長調
2 前奏曲 Op.11 No.2 イ短調
3 前奏曲 Op.13 No.3 ト長調
4 前奏曲 Op.11 No.4 ホ短調
5 前奏曲 Op.11 No.5 ニ長調
6 前奏曲 Op.13 No.6 ロ短調
7 前奏曲 Op.15 No.1 イ長調
8 前奏曲 Op.9 No.1 嬰ハ短調
9 前奏曲 Op.11 No.9 ホ長調
10 前奏曲 Op.11 No.10嬰ハ短調
11 前奏曲 Op.22 No.2嬰ハ短調
12 前奏曲 Op.16 No.2 嬰ト短調
13 前奏曲 Op.16 No. 5 嬰ヘ長調
14 前奏曲 Op.16 No.4 変ホ短調
15 前奏曲 Op.11 No.15変ニ長調
16 前奏曲 Op.11 No.16 ロ短調
17 前奏曲 Op.11 no.19 変ホ長調
18 前奏曲 Op.11 No.21ロ長調
19 前奏曲 Op.11 No.22 ト短調
20 前奏曲 Op.11 No.24ニ短調
21 詩曲 Op.52 No.1 ハ長調
22 詩曲 Op.59 No.1
23 詩曲 Op.51 No.3「翼のある詩曲」
24 詩曲 Op.52 No.3 ロ長調「やつれの詩曲」
25 詩曲 Op.63 No.1「仮面」
26 悪魔的詩曲 Op.36ハ長調
27 ピアノ・ソナタ第9番, Op.68「黒ミサ」
28 詩曲 Op.69 No.1
29 詩曲 Op.69 No.2
30 舞曲 Op.73 No.2「暗い炎」
31 舞曲 Op.73 No.1「飾り」
32 ピアノ・ソナタ第10番, Op.70「トリル・ソナタ」
33 小品 Op.51 No.1「頼りなさ」
34 小品 Op.45 No.1 変ホ長調「アルバムの一葉」
35 練習曲 Op.42 No.5 嬰ハ短調
36 マズルカOp.40 No.2 嬰ヘ長調
37 練習曲 Op.8 No.12 嬰ニ短調
録音:1960年2月2日 (ライヴ),Small Hall of the Moscow Conservatoire

CD3
スクリャービン
ピアノ・ソナタ第3番, Op.23 嬰ヘ短調「心理状態」
1 I Drammatico
2 II Allegretto
3 III & IV Andante; presto con fuoco

4 ピアノ・ソナタ第9番, Op.68「黒ミサ」
5 詩曲 Op.59 No.1
6 前奏曲 Op.74 No.1
7 前奏曲 Op.74 No.3
8 前奏曲 Op.74 No.4
9 ピアノ・ソナタ第5番, Op.53
10 ピアノ・ソナタ第8番, Op.66
11 詩曲 Op.69 No.1
12 詩曲 Op.32 No.1
13 練習曲 Op.42 No.3
14 練習曲 Op.42 No.4
15 練習曲 Op.42 No.5
録音:1958年6月8日,Small Hall of the Moscow Conservatoire

CD4
シューベルト
ピアノ・ソナタ イ短調, Op.143 D.784
1 Allegro giusto
2 Andante sostenuto
3 Allegro vivace

シューベルト(リスト編曲)
4 「さすらい人幻想曲」ハ長調, Op. 15 D.760
5 「白鳥の歌」から街
6 「若い尼僧」, D.828
7 「海辺にて」
8 「春の想い」
9 「水の上で歌う」
10 「白鳥の歌」から「影法師」
11 「魔王」, D328
録音:1953年12月25日(ライヴ),Tchaikovsky Concert Hall, Moscow

CD5
ショパン
1 夜想曲 Op. 37 No.2 ト長調

「24の前奏曲」 Op.28
2 1. ハ長調
3 2. イ短調
4 3. ト長調
5 4. ホ短調
6 5. ニ長調
7 6. ロ短調
8 7. イ長調
9 8. 嬰へ短調
10 9. ホ長調
11 10. 嬰ハ短調
12 11. ロ長調
13 12. 嬰ト短調
14 13. 嬰へ短調
15 14. 変ホ短調
16 15. 変ニ長調「雨だれ」
17 16. 変ロ短調
18 17. 変イ長調
19 18. へ短調
20 19. 変ホ長調
21 20. ハ短調「葬送」
22 21. 変ロ長調
23 22. ト短調
24 23. ヘ長調
25 24. ニ短調

26 マズルカ Op.67 No. 4 イ短調
27 マズルカ Op.6 No.3 ホ長調
28 マズルカ Op.41 No.2 ホ短調
29 マズルカ Op.17 No.1 変ロ長調
30 マズルカ Op.33 No.1 嬰ト短調
31 マズルカ Op.6 No.4 変ホ短調
32 マズルカ Op.63 No.1 ロ長調
33 マズルカ Op.63 No.2 へ短調
34 マズルカ Op.68 No.3 ヘ長調
35 マズルカ Op.68 No.1 ハ長調
36 ワルツ Op.70 No.2 へ短調
37 ワルツ Op.64 No.1 変ニ長調「子犬」
38 「英雄ポロネーズ」変イ長調, Op.53
録音:1949年11月21日 (1951年?) (ライヴ),Great Hall of the Moscow Conservatoire

CD6
ショパン
1 夜想曲 Op.48 No.1ハ短調
2 ワルツ Op.64 No.3 変イ長調
3 マズルカ Op.33 No.3 ハ長調
4 夜想曲 Op.9 No.2 変ホ長調
5 練習曲 Op.25 No.3 ヘ長調「車輪」
6 マズルカ Op.68 No.2 イ短調
録音: 1949年11月21日 (1951年?)

7 幻想曲 Op.49へ短調
8 夜想曲 Op.27 No.2 変ニ長調
9 舟歌 Op.60 嬰ヘ長調
10 マズルカOp.41 No.1嬰ハ短調
11 マズルカOp.30 No.4 嬰ハ短調
12 マズルカOp.50 No.3 嬰ハ短調
13 マズルカOp.30 No.3 変ニ長調
14 マズルカ Op.68 No.2 イ短調
15 「3つの新しい練習曲」から No.2 変イ長調
録音:1949年10月20日 (ライヴ),Great Hall of the Moscow Conservatoire

CD7
ボロディン
「小組曲」
1 1. 尼僧院にて 嬰ハ短調「大聖堂の円天井の下で少女は神を思うことはない」
2 2. 間奏曲 ヘ長調 「彼女は外の世界を夢見る」
3 3. マズルカ ハ長調「彼女は踊りなど考えもしない」
4 4. マズルカ 変ニ長調「彼女は踊りと踊る人を考える」
5 5. 夢 変ニ長調「彼女は踊る人など考えもしない」
6 6. セレナード 変ニ長調「彼女は愛の調べを夢見る」
7 7. 夜想曲 変ト長調「少女は満ち足りた愛によって眠りに就く」

リャードフ
8 前奏曲 Op.46 No.1変ロ長調
9 前奏曲 Op.39 No.2 ハ短調
10 前奏曲 Op.36 No.3ト長調

ラフマニノフ
11 前奏曲 Op.23 No.4 ニ長調
12 前奏曲 Op.32 No.5 ト長調
13 絵画的練習曲「音の絵」Op.39 No.4 ロ短調

スクリャービン
14 練習曲 Op.42 No.2嬰へ短調
15 練習曲 Op.42 No.3 嬰ヘ長調
16 ピアノ・ソナタ第4番, Op.30 嬰ヘ長調
 
プロコフィエフ
「束の間の幻影」Op.22から
17 No.1
18 No.2
19 No.3
20 No.7
21 No.11

カバレフスキー
ソナチネ Op.13 No.1 ハ長調
22 Part I
23 Part II
24 Part III

ボリス・ゴルツ(1913 ? 1942)
25 スケルツォ

メンデルスゾーン
26 練習曲 イ短調

ドビュッシー
27 「風変わりなラヴィーヌ将軍」

ショパン
28 練習曲 Op.10 No.5 変ト長調

スクリャービン
29 詩曲 Op.32 No.1嬰へ長調
30 前奏曲 Op.11 No.13 変ト長調
31 前奏曲 Op.11 No.14 変ホ短調
32 前奏曲 Op.39 No.4変イ長調
33 前奏曲 Op.31 No.3 変ホ短調
34 練習曲 Op.8 No.10変ニ長調

ラフマニノフ
35 前奏曲 Op.32 No.12 嬰ト短調
録音:1954年6月11日,Small Hall of the Moscow Conservatoire

CD8
スクリャービン
ピアノ・ソナタ第3番, Op.23 嬰ヘ短調「心理状態」
1 Drammatico
2 Allegretto
3 Andante
4 Presto con fuoco

5 練習曲 Op.8 No.1嬰ハ長調
6 練習曲 Op.8 No.2 嬰へ短調
7 練習曲 Op.42 No.2 嬰へ短調
8 練習曲 Op.8 No.4 ロ長調
9 練習曲 Op.8 No.5 ホ長調
10 練習曲 Op.8 No.8 変イ長調
11 練習曲 Op.8 No.7 変ロ短調
12 練習曲 Op.8 No.10 変ニ長調
13 練習曲 Op.8 No.11変ロ短調
14 練習曲 Op.8 No.12 嬰ニ短調r

「2つの詩曲」 Op.32
15 第1曲 嬰ヘ長調
16 第2曲 ニ長調r

17 ピアノ・ソナタ第4番, Op.30 嬰ヘ長調(Andante; Prestissimo volando)
18 小品 Op.51 No.1「頼りなさ」
19 小品Op.45 No.1 変ホ長調「アルバムの一葉」
20 マズルカ Op.25 No.3 ホ短調
21 練習曲 Op.42 No.5 嬰ハ短調
22 前奏曲Op.11 No.10 嬰ハ短調
23 前奏曲Op.11 No.13 変ト長調
24 前奏曲Op.22 No.1 嬰ト短調
25 前奏曲Op.22 No.2嬰ハ短調
26 前奏曲Op.17 No.5 へ短調
録音:1952年1月30日(ライヴ),Great Hall of the Leningrad Philharmonia

CD9
プロコフィエフ
「年老いた祖母の物語」Op.31
1 Moderato
2 Andantino
3 Andante assai
4 Sostenuto

録音:1st January 1946(ライヴ)

「束の間の幻影」から
5 1 Lentamente
6 2 Andante
7 3 Allegretto
8 4 Animato
9 5 Molto giocoso
10 6 Con eleganza
11 7 Pittoresco (Arpa)
12 11 Con vivacita
13 10 Ridicolosamente
14 12 Assai moderato
15 17 Poetico
16 18 Con una dolce lentezza

「サルカズム」(風刺)Op.17
17 I Tempestoso
18 II Allegro rubato
19 III Allegro precipitato
20 IV Smanioso
21 V Precipitosissimo

22 「おとぎ話」 Op.3 No.1
録音:1955年4月10日

ショスタコーヴィチ
23 前奏曲とフーガ Op.87 No.9 ホ長調
24 前奏曲とフーガ Op.87 No.3 ト長調

スクリャービン
25 マズルカOp.25 No.3 ホ短調
26 マズルカOp.25 No.8ロ長調
27 練習曲 Op.42 No.4嬰ヘ長調
28 練習曲 Op.42 No.5 嬰ハ短調
29 詩曲, Op.51 No.3「翼のある詩曲」
30 詩曲, Op.63 No.1「仮面」
31 詩曲 Op.71 No.2
32 練習曲 Op.8 No.1嬰ハ長調
33 前奏曲 Op.16 No.4変ホ短調
34 前奏曲 Op.11 No.14 変ホ短調
35 前奏曲 Op.33 No.2 嬰ヘ長調
36 前奏曲 Op.31 No.3 変ホ短調
37 前奏曲 Op.31 No.4 ハ長調
38 前奏曲 Op.17 No.5 へ短調
録音:1955年6月11日

CD10
プロコフィエフ
1 「伝説」 Op.12 No.6

録音:9th February 1957

ピアノ・ソナタ第7番, Op.87 変ロ長調
2 Allegro inquieto
3 Andante caloroso
4 Precipitato

「年老いた祖母の物語」 Op.31
5 1. Moderato in D minor
6 2. Andantino in F sharp minor
7 3. Andante assai in E minor
8 4. Sostenuto in B minor

9 ピアノ・ソナタ第3番, Op.28 イ短調
録音: 1955年6月11日

シューベルト
10 即興曲 Op.142 No.2変イ長調
11 即興曲 Op.90 No.3 変ト長調
録音:1960年

「楽興の時」 D.780, Op 94
12 I.モデラート ハ長調
13 II.アンダンティーノ 変イ長調
14 III.アレグロ・モデラート へ短調
15 IV.モデラート 嬰ハ短調
16 VI.アレグレット 変イ長調
17 V.アレグロ・ヴィヴァーチェ へ短調
録音:1959年or 1956年12月25日

CD11
モーツァルト
1 幻想曲ハ短調 KV.396
録音:1952/53年or 1960年10月11日(ライヴ)??

2 幻想曲ハ短調KV.475

ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第14番, Op.27 嬰ハ短調「月光」
3 Adagio sostenuto
4 Allegro
5 Presto agitato

ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調, Op.111
6 Maestoso
7 Arietta: Adagio molto semplice e cantabile

リスト
8 「詩的で宗教的な調べ」
9 「忘れられたワルツ」第1番 嬰ヘ長調
10 「2つの演奏家用練習曲」から「小人の踊」s145-2

スクリャービン
11 詩曲「焔に向かって」 Op.72
録音:1952年2月3日(ライヴ)Great Hall of the Leningrad Philharmonia

CD12
シューマン
幻想曲 Op.17 ハ長調
1 全く幻想的に、情熱的に弾くこと - 昔語りの調子で - 初めのテンポで
2 中庸に。全く精力的に - ややゆっくりと - 極めて活発に
3 ゆっくり弾くこと。常に静けさをもって - やや活発に

リスト
4 「巡礼の年第2年:イタリア」から「ダンテを読んで−ソナタ風幻想曲」, S.161
ショパン
5 夜想曲 Op.27 No.1 ハ短調
6 夜想曲 Op.27 No.2 変ニ長調
7 即興曲 Op.51 変ト長調
8 マズルカOp.30 No.4嬰ハ短調
9 バラード Op.47 No.3 変イ長調

ドビュッシー
10 前奏曲集第2集から「枯葉」
11 前奏曲集第2集から「カノープ」
12 「子供の領分」から「人形へのセレナーデ」

リャードフ
13 「音楽玉手箱」(おどけたワルツ), Op. 32
録音:1952年1月28日,Great Hall of the Leningrad Philharmonia

CD13
シューベルト
ピアノ・ソナタ第23番 変ロ長調, D.960
1 Molto moderato
2 Andante sostenuto
3 Scherzo
4 Allegro, ma non troppo

シューベルト(リスト編曲)
5 Litania (Am Tage Aller Seelen)

リスト
6 ピアノ・ソナタ ロ短調
録音:1960年10月11日,Small Hall of the Moscow Conservatoire

CD14
シューベルト(リスト編曲)
1 「美しき水車小屋の娘」から「水車職人と小川」
2 「白鳥の歌」から「住処」
3 「魔王」
4 「春の想い」
5 「白鳥の歌」から「影法師」
録音:1960年10月11日,Small Hall of the Moscow Conservatoire

スクリャービン
6 前奏曲 Op.67 No.1

「2 つの舞曲」 Op.73
7 舞曲 Op.73 No.2「暗い炎」
8 舞曲 Op.73 No.1「飾り」

9 ピアノ・ソナタ第5番,Op.53 嬰ヘ長調
10 詩曲 Op.32 No.1 嬰ヘ長調
録音:1955年1月4日(ライヴ),Great Hall of Moscow Conservatoire

シューベルト(リスト編曲)
11 「ウィーンの夜会」から第7曲「ワルツ・カプリス」

リスト
「巡礼の年第2年:イタリア」
12 ペトラルカのソネット第123番
13 ペトラルカのソネット第104番

ハイドン
ピアノ・ソナタ第50番 ニ長調, Hob.XVI/37
14 Allegro con brio
15 Largo e sostenuto
16 Presto, ma non troppo

スクリャービン
17 練習曲 Op.8 No.11変ロ短調
18 前奏曲 Op.33 No.2 嬰ヘ長調
19 詩曲Op.52 No.2 変ニ長調「謎」
録音:1957年1月19日

CD15
ベートーヴェン
1 「アンダンテ・ファヴォリ」 WoO 57ヘ長調

ピアノ・ソナタ第23番, Op.57 へ短調「熱情」
2 Allegro assai
3 Andante con moto
4 Allegro, ma non troppo

ショパン
5 バラード Op.47 No.3 変イ長調

リスト
6 「詩的で宗教的な調べ」
7 忘れられたワルツ第1番 嬰ヘ長調
8 メフィスト・ワルツ第2番

ショパン
9 練習曲 Op.10 No.3 ホ長調
10 練習曲 Op.10 No.4 嬰ハ短調

リスト
11 「巡礼の年第2年:イタリア」からペトラルカのソネット第104番
12 「2つの演奏家用練習曲」から「小人の踊」 s145-2
録音:1960年10月22&28日(ライヴ),Small Hall of the Moscow Conservatoire

CD16
リスト
1 ピアノ・ソナタ ロ短調

シューベルト(リスト編曲)
2 「美しき水車小屋の娘」から「水車職人と小川」
3 「白鳥の歌」から影法師
4 「水の上で歌う」
5 「魔王」

シューマン
ピアノ・ソナタ第1番, Op.11 嬰ヘ短調
6 1. Un poco adagio; Allegro vivace
7 2. Aria: Senza passione, ma espressivo
8 3. Scherzo: Allegrissimo
9 4. Finale: Allegro un poco maestoso
録音:1948年1月5日(ライヴ),Great Hall of the Moscow Conservatoire

CD17
シューベルト
ピアノ・ソナタ第23番 変ロ長調, D.960
1 Molto moderato
2 Andante sostenuto
3 Scherzo: Allegro vivace con delicatezza
4 Allegro, ma non troppo

ショパン
5 マズルカ Op.41 No.2ホ短調
6 マズルカ Op.33 No.4 ロ短調
7 マズルカ Op.33 No.3 ハ長調
8 マズルカ Op.50 No.3嬰ハ短調
9 マズルカ Op.41 No.1 嬰ハ短調
10 マズルカ Op.63 No.2 へ短調
11 マズルカ Op.30 No.4 嬰ハ短調
12 マズルカ Op.30 No.3 変ニ長調
13 前奏曲 Op.28 No.16変ロ短調
14 前奏曲 Op.28 No.18 へ短調
15 ワルツ Op.69 No.2 ロ短調
16 ワルツ Op.70 No.1 変ト長調
17 ワルツ Op.70 No.2 へ短調
18 ワルツ Op.70 No.3 変ニ長調

スクリャービン
19 マズルカ Op.40 No.2嬰へ長調
20 マズルカ Op.25 No.3 ホ短調
21 ワルツ Op.38変イ長調
録音:1956年3月7日(ライヴ)

CD18
ショパン
ピアノ・ソナタ第3番, Op.58 変ロ短調
1 Allegro maestoso
2 Scherzo: Molto vivace
3 Largo (Finale not recorded)

スクリャービン
4 マズルカOp.40 No.1 変ニ長調
5 マズルカ Op.40 No.2 嬰へ長調

ショパン
6 練習曲 Op.10 No.6変ホ短調
7 練習曲 Op.10 No.9 へ短調
8 練習曲 Op.25 No.3 ヘ長調
9 練習曲 Op.25 No.4 変ホ短調
10 3つの新しい練習曲からNo.2 変イ長調
11 マズルカ Op.41 No.4 変イ長調
12 マズルカ Op.41 No.1 嬰ハ短調
13 マズルカ Op.7 No.3 へ短調
14 マズルカ Op.33 No.1 嬰ト短調
15 マズルカ Op.63 No.1 ロ長調
16 マズルカ Op.30 No.4 嬰ハ短調
録音:1956年12月2日

ドビュッシー
17   映像第1集より「水の反映」
18 前奏曲 イ短調
19 「子供の領分」から「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」
録音:1954年12月29日

20 「子供の領分」から「人形へのセレナーデ」
21 前奏曲第1集から No.12 ミンストレル
22 前奏曲第2集から No.6 奇人ラヴィーヌ将軍
23 前奏曲第2集から No.22 カノープ
24 前奏曲第2集からNo.24 花火
録音:1956年5月31日

CD19
シューベルト
1 即興曲 Op.90 No.3 変ト長調
2 即興曲 Op.90 No.4 変イ長調
録音:1948年1月5日(ライヴ),Great Hall of the Moscow Conservatoire

メンデルスゾーン
3 「厳格な変奏曲」 Op.54 ニ短調
録音:1950年1月31日(ライヴ)

ショパン
4 バラード Op.47 No.3 変イ長調
録音:1942年7月14日

5 マズルカ Op.30 No.4 嬰ハ短調
録音:1947年1月1日
6 ワルツ Op.64 No.1 変ニ長調「子犬」
録音:1946/1956年?

7 ポロネーズ, Op.44
録音:1948年1月5日(ライヴ),Great Hall of the Moscow Conservatoire

8 ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26 No.1
録音:1948年

9 ポロネーズ Op.26 No.1 嬰ハ短調
録音:1946年1月1日

10 練習曲 Op.10 No.6 変ホ短調
録音:1948年10月2日

11 練習曲 Op.10 No.3 ホ長調
録音:1953年7月6日

12 夜想曲 Op.37 No.2 ト長調
録音:1949年11月21日(ライヴ)

CD20
シューマン
ピアノ・ソナタ第1番, Op.11 嬰ヘ短調
1 1. Un poco adagio; Allegro vivace
2 2. Aria: Senza passione, ma espressivo
3 3. Scherzo: Allegrissimo
4 4. Finale: Allegro un poco maestoso

5 ロマンス Op.28 No.1 変ロ短調
6 ロマンス Op.28 No.2 嬰ヘ長調
7 ロマンス Op.28 No.3 ロ長調

メトネル
8 ノヴェレッテ Op.17, No.2 ハ短調

ラフマニノフ
9 「楽興の時」から Op.16, No.5 変ニ長調
10 絵画的練習曲「音の絵」 Op.39, No.6 イ短調
11 絵画的練習曲「音の絵」Op.39, No.5 変ホ短調

スクリャービン
12 詩曲 Op.52, No.3 ロ長調「やつれの詩曲」
13   詩曲 Op.51, No.3「翼のある詩曲」
14 練習曲 Op.42, No.4 嬰ヘ長調
15 前奏曲 Op.11, No.10 嬰ハ短調
16 練習曲 Op.42, No.5 嬰ハ短調
録音:1958年7月5日

CD21
ベートーヴェン
「アンダンテ・ファヴォリ」 WoO 57 ヘ長調

ピアノ・ソナタ第32番, Op.111 ハ短調
2 Maestoso
3 Arietta

メトネル
4 ピアノ・ソナタ第3番, Op.11 ハ長調
5 「おとぎ話」 Op.26, No.1変ホ長調
6 「おとぎ話」 Op.26, No.3 へ短調
7 「おとぎ話」 Op.14, No.2 ト長調
録音:1956年6月14日

8 Idyll Op.7, No.1 ロ短調
録音:1956年6月29日

ラフマニノフ
9 前奏曲 Op.32, No.5 ト長調
10 前奏曲 Op.32, No.12 嬰ト短調
11 楽興の時 Op.16, No.3 ロ短調
12 楽興の時 Op.16, No.2 変ホ短調
録音:1956年6月14日

シューベルト
ピアノ・ソナタ イ短調, Op.143 D.784
13 Allegro giusto
14 Andante
15 Allegro vivace
録音:1956年6月31日

CD22
ショパン
1 夜想曲 Op.15 No.3ト短調
2 夜想曲 Op.37 No.2 ト長調
3 バラード Op.52 No.4 へ短調
録音:1958年7月20日

4 夜想曲 Op.9 No.2 変ホ長調
5 夜想曲 Op.15 No.1 ヘ長調
6 夜想曲 Op.15 No.2 嬰ヘ長調
7 前奏曲 Op.28 No.14 変ホ短調
8 前奏曲 Op.28 No.15変ニ長調
9 前奏曲 Op.28 No.16 変ロ短調
10 前奏曲 Op.28 No.17 変イ長調
11 前奏曲 Op.28 No.18 へ短調
12 前奏曲 Op.28 No.21 変ロ長調
13 前奏曲 Op.28 No.22 ト短調

スクリャービン
14 前奏曲 Op.39 No.1嬰ヘ長調
15 前奏曲 Op.39 No.2 ニ長調
16 前奏曲 Op.39 No.3ト長調
17 前奏曲 Op.39 No.4 変イ長調
18 ピアノ・ソナタ第4番, Op.30 嬰ヘ長調(Andante; Prestissimo volando)
録音:1960年7月18日

スクリャービン
19 幻想曲 Op.28 ロ短調
20 小品 Op.51 No.1「頼りなさ」
21 小品 Op.45 No.2 ハ長調「幻想的詩曲」
22 練習曲 Op.49. No.1 変ホ長調
23 前奏曲Op.49 No.2 ヘ長調
24 小品Op.49 No.3 ハ長調「夢想」
25 小品Op.57 No.1 ハ長調「欲望」
26 小品 Op.57 No.2「舞い踊る愛撫」
録音: 1960年7月22日

CD23
ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第15番, Op.28 ニ長調「田園」
1 Allegro
2 Andante
3 Scherzo: Allegro vivace
4 Rondo: Allegro, ma non troppo

5 「アンダンテ・ファヴォリ」 WoO 57ヘ長調
録音:1952/53年

ピアノ・ソナタ第14番, Op.27 嬰ハ短調「月光」
6 Adagio sostenuto
7 Allegro
8 Presto agitato
録音:1956年12月9日

ピアノ・ソナタ第23番, Op.57 ヘ短調「熱情」
9 Allegro assai
10 Andante con moto
11 Allegro, ma non troppo
録音:1957年10月12日

CD24
ショパン
バラード Op.23 No.1ト短調

シューベルト(リスト編曲)
2 「美しき水車小屋の娘」から「水車職人と小川」
3 「水の上で歌う」
4 「白鳥の歌」から「影法師」

リスト
5 忘れられたワルツ第1番 嬰ヘ長調
6 「超絶技巧練習曲」から「鬼火」
7 「2つの演奏家用練習曲」から「小人の踊」s145-2
録音:1955年6月25日

ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調, Op.111
8 Maestoso
9 Arietta
録音:1946/1956年?

シューベルト
10 即興曲Op.90 No.1 ハ短調
録音:1953年

CD25
シューマン
1 アラベスク, Op.18
2 ピアノ・ソナタ第3番より第3楽章
録音:1956年2月29日

3 クライスレリアーナ, Op.16
録音:1956年6月25日

「色とりどりの小品」から, Op.99
4 3つの小品 第1曲
5 3つの小品 第2曲
6 3つの小品 第3曲
7 5つの音楽帳 第1曲
8 5つの音楽帳 第2曲
9 5つの音楽帳 第3曲
10 5つの音楽帳 第4曲
11 5つの音楽帳 第5曲r
録音:1958年7月26日

12 ノヴェレッテ Op.21 No.7ホ長調
13 ノヴェレッテ Op.21 No.8 嬰ヘ短調
録音:1958年6月25日

ラフマニノフ
14 絵画的練習曲「音の絵」Op.33, No.2 ハ長調
録音:1958年7月26日

CD26
シューマン
1 アラベスク, Op.18

「クライスレリアーナ」 Op.16
2 激しく躍動して
3 たいへん心をこめて速すぎずに
4 激しく駆り立てるように〜いくぶんゆっくりと
5 きわめて遅く〜いくぶん動きをもって
6 非常に生き生きと
7 きわめて遅くいくぶん動きをもって
8 非常に速く〜さらに速く
9 速くそして遊び心をもって
録音:1952年

10 幻想小曲集, Op.12 No.1「夕べに」

「謝肉祭」Op.9
11 1. 前口上
12 2. ピエロ
13 3. 道化役者(アルルカン)
14 4. 高貴なワルツ
15 5. オイゼビウス
16 6. フロレスタン
17 7. コケット
18 8. 返事
19 9. 蝶々
20 10. A.S.C.H. - S.C.H.A: 踊る文字
21 11.キアリーナ
22 12.ショパン
23 13.エストレラ
24 14.回り逢い
25 15.パンタロンとコロンビーヌ
26 16.ワルツ・アルマンド、間奏曲
27 17.告白
28 18.プロムナード
29 19.休憩
30 20.フィリシテ人と闘う「ダヴィッド同盟」の行進
録音:1959年

CD27
スクリャービン
1 前奏曲 Op.35 No.2 変ロ長調
2 前奏曲 Op.35 No.1 変ニ長調
3 前奏曲 Op.37 No.1 変ロ短調
4 ピアノ・ソナタ第6番, Op.62
5 マズルカOp.25 No.3 ホ短調
6 ピアノ・ソナタ第10番, Op.70「トリル・ソナタ」
7 舞曲 Op.73 No.2「暗い炎」
8 前奏曲 Op.74 No.2 (Tres lent, contemplatif)
録音:1961年1月7日

9 ピアノ・ソナタ第8番, Op.66
録音:1960年12月24日

スクリャービン
10 ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
録音:1955年4月27日

ピアノ・ソナタ第3番, Op.23 嬰へ短調「心理状態」
11 I. Drammatico
12 II. Allegretto
13 III & IV Andante; Presto con fuoco
録音:1958年9月12日?(ライヴ),Great Hall of the Moscow Conservatoire

CD28
スクリャービン
ピアノ・ソナタ第3番, Op.23 嬰へ短調「心理状態」
1 Drammatico
2 Allegretto
3 Andante
4 Presto con fuoco

5 詩曲 Op.32 No.2 ニ長調
録音:1946年1月1日

6 詩曲Op.44 No.1 ハ長調
7 小品Op.52 No.2 変ニ長調「謎」
8 小品 Op.56 No.2 ハ長調「皮肉」r
9 小品 Op.57 No.1 ハ長調「欲望」
10 詩曲 Op.72「焔に向かって」
録音:1946年

11 マズルカ Op.25 No.3 ホ短調
12 マズルカ Op.40 No.2 嬰ヘ長調
13 即興曲 Op.14 No.2 嬰へ短調
録音:1948年

14 ポロネーズ Op.21 変ロ短調
録音:1950年11月3日

15 マズルカ Op.3 No.6 嬰ハ短調
16 マズルカ Op.3 No.9 嬰ト短調
17 マズルカ Op.25 No.8 ロ長調
録音:1952年

18 マズルカ風即興曲, Op.2 No.3 ハ長調
19 マズルカ Op.25 No.7 嬰へ短調
20 詩曲 Op.44 No.2 ハ長調
録音:1953年

21 前奏曲 Op.11 No.1 ハ長調
22 前奏曲 Op.11 No.3 ト長調
23 前奏曲 Op.11 No.6 ロ短調
24 前奏曲 Op.11 No.7 イ長調
25 前奏曲 Op.11 No.8 嬰へ短調
26 前奏曲 Op.11 No.11 ロ長調
27 前奏曲 Op.11 No.12 嬰ト短調
28 前奏曲 Op.11 No.13 変ト長調
29 前奏曲 Op.11 No.17 変イ長調
30 前奏曲 Op.11 No.20 ハ短調
録音: 1951年2月(ライヴ)

CD29
スクリャービン
24の前奏曲, Op11
1 1. ハ長調
2 2. イ短調
3 3. ト長調
4 4. ホ短調
5 5. ニ長調
6 6. ロ短調
7 7. イ長調
8 8. 嬰へ短調
9 9. ホ長調
10 10. 嬰ハ短調
11 11. ロ長調
12 12. 嬰ト短調
13 13. 変ト長調
14 14. 変ホ短調
16 16. 変ロ短調
17 17. 変イ長調
18 18. へ短調
19 19. 変ホ長調
20 20. ハ短調
21 21. 変ロ長調
22 22. ト短調
23 23. ヘ長調
24 24. ニ短調

25 前奏曲 Op.13 No.1 ハ長調
26 前奏曲 Op.16 No.2 嬰ト短調
27 前奏曲 Op.16 No.4 変ホ短調
28 前奏曲 Op.16 No.5 嬰ヘ長調
29 前奏曲 Op.17 No1 ニ短調
30 前奏曲 Op.17 No.3 変イ長調
31 前奏曲 Op.17 No.4 変ロ短調
32 前奏曲 Op.17 No.6 変ロ長調
33 前奏曲 Op.22 No.1 嬰ト短調
34 前奏曲 Op.22 No.2 嬰ハ短調
35 前奏曲 Op.22 No.3 ロ長調
36 前奏曲 Op.22 No.4 変ロ短調
37 前奏曲 Op.27 No.1 ト短調
38 前奏曲 Op.27 No.2 ロ長調
39 前奏曲 Op 31 No.1 変イ長調
40 前奏曲 Op.31 No.2 嬰へ短調
41 前奏曲 Op.31 No.3 変ホ短調
42 前奏曲 Op.31 No.4 ハ長調
43 前奏曲 Op.33 No.1 ホ長調
44 前奏曲 Op.33 No.2 嬰ヘ長調
45 前奏曲 Op.33 No.3 ハ長調
46 前奏曲 Op.37 No.1 変ロ短調
47 前奏曲 Op.37 No.2 嬰ヘ長調
48 前奏曲 Op.37 No.3 ロ長調
49 前奏曲 Op.37 No.4 ト短調
50 前奏曲 Op.39 No.4 変イ長調
51 前奏曲 Op.49 No.2 ヘ長調
52 前奏曲 Op.49 No.3 ハ長調「夢想」
53 前奏曲 Op.74 No.2 (Tres lent, contemplatif)
54 前奏曲 Op.74 No.4 (Lent, vague, indecis)
録音:1957/1959年

CD30
シューベルト
ピアノ・ソナタ変ロ長調, D.960
1 Molto moderato
2 Andante sostenuto
3 Scherzo
4 Allegro, ma non troppo
録音:1956年1月25日

シューベルト(リスト編曲)
5 「美しき水車小屋の娘」から「水車職人と小川」
6 「魔王」
7 「万霊節のための連?」
8 「春の想い」
9 「白鳥の歌」から「影法師」
10 「白鳥の歌」から「住処」
録音:1960年

メンデルスゾーン
11 「厳格な変奏曲」 Op.54 ニ短調
録音:1952/53年

CD31
ラフマニノフ
1 前奏曲 Op.23, No.1 嬰へ短調
2 前奏曲 Op.23, No.4 ニ長調
3 前奏曲 Op.23, No.6 変ホ長調
4 前奏曲 Op.32, No.3 ホ長調
5 前奏曲 Op.32, No.12 嬰ト短調
6 楽興の時 Op.16, No.2 変ホ短調
7 楽興の時 Op.16, No.3 ロ短調
8 楽興の時 Op.16, No.5 変ニ長調
録音:1946年

9 絵画的練習曲「音の絵」Op.33, No.8 ト短調
10 絵画的練習曲「音の絵」Op.39, No.4 ロ短調
11 絵画的練習曲「音の絵」Op.39, No.6 イ短調
録音:1946年1月1日

12 前奏曲 Op.3, No.2 嬰ハ短調
録音:1949年

13 絵画的練習曲「音の絵」Op.39, No.5 変ホ短調
録音:1951年9月10日

14 絵画的練習曲「音の絵」Op.33, No.2 ハ長調
録音:1951年10月6日

15 前奏曲 Op.32, No.5 ト長調r
録音:1960年

メトネル
16 「おとぎ話」 Op.20 No.2 ロ短調
録音:1947年

グラズノフ
17 前奏曲 変ニ長調 Op.49 No.1
18 前奏曲とフーガ イ短調 Op.101 No.1
録音:1952年

CD32
シューマン
交響的練習曲, Op.13
1 Theme
2 Etude 1
3 Variation I (Posth.)
4 Etude 2
5 Etude 3
6 Etude 4
7 Etude 5
8 Variation IV (Posth)
9 Etude 6
10 Etude 7
11 Variation II (Posth)
12 Variation V (Posth)
13 Etude 8
14 Etude 9
15 Etude 10
16 Etude 11
17 Finale: Etude 12
録音:1959年

「色とりどりの小品」から, Op.99
18 Nicht schnell, mit Innigkeit
19 Sehr rasch
20 Frisch
録音:1953年4月6日(ライヴ)

「謝肉祭」 Op.9
21 1. 前口上
22 2. ピエロ
23 3. 道化役者(アルルカン)
24 4. 高貴なワルツ
25 5. オイゼビウス
26 6. フロレスタン
27 7. コケット
28 8. 返事
29 9. 蝶々
30 10. A.S.C.H. - S.C.H.A: 踊る文字
31 11.キアリーナ
32 12.ショパン
33 13.エストレラ
34 14.回り逢い
35 15.パンタロンとコロンビーヌ
36 16.ワルツ・アルマンド
37 17.間奏曲
38 18.告白
39 19.プロムナード
40 20.休憩
41 21.フィリシテ人と闘う「ダヴィッド同盟」の行進
録音:1950年11月28日(ライヴ)

CD33
ボロディン
「小組曲」
1 1. 尼僧院にて 嬰ハ短調「大聖堂の円天井の下で少女は神を思うことはない」
2 2. 間奏曲 ヘ長調 「彼女は外の世界を夢見る」
3 3. マズルカ ハ長調「彼女は踊りなど考えもしない」
4 4. マズルカ 変ニ長調「彼女は踊りと踊る人を考える」
5 5. 夢 変ニ長調「彼女は踊る人など考えもしない」
6 6. セレナード 変ニ長調「彼女は愛の調べを夢見る」
7 7. 夜想曲 変ト長調「少女は満ち足りた愛によって眠りに就く」
録音:1950年

リスト
8 われらの主イエス・キリストの変容の祝日に, S.188
9 灰色の雲 変ロ長調, S.199
録音:1956年12月25日

10 B-A-C-Hの主題による幻想曲とフーガ
録音:1959年8月17日

11 「巡礼の年第1年:スイス」から「牧歌」
録音:1952年7月23日(ライヴ)

「巡礼の年第2年:イタリア」から
12 婚礼
13 物思いに沈む人
14 サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ
録音:1949年3月9日(ライヴ)

15 ペトラルカのソネット第123番
録音:1952年7月23日(ライヴ)

スクリャービン
ピアノ・ソナタ第1番, Op.6 へ短調
16 Funebre; Quasi niente
録音:1958年(ライヴ)

ピアノ・ソナタ第9番, Op.68「黒ミサ」
17 Moderato, quasi andante
録音:1958年9月12日,Small Hall of the Moscow Conservatoire

CD34
スクリャービン
ピアノ・ソナタ第2番, Op.19 嬰ト短調「幻想ソナタ」
1 Andante
2 Presto
3 Andante
4 Prestissimo volando
録音:1960年7月12日(ライヴ)

ピアノ・ソナタ第3番, Op.23 嬰へ短調「心理状態」
5 Drammatico
6 Allegretto
7 Andante
8 Presto con fuoco
録音:1961年

9 幻想曲 Op.28 ロ短調
録音:1959年

ピアノ・ソナタ第2番, Op.19 嬰ト短調「幻想ソナタ」
10 Andante
録音:1960年1月1日

11 幻想曲 Op.28 ロ短調
録音:1959年4月24日



<メジャー・レーベル>

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WARNER



8709997426
\2900→\2690
ゲルギエフ&ミュンヘン・フィル
 マーラー:交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
ジモーネ・シュナイダー(ソプラノ)
ジャクリーン・ワグナー(ソプラノ)
レグラ・ミューレマン(ソプラノ)
クラウディア・マーンケ(メゾ・ソプラノ)
カタリーナ・マギエラ(メゾ・ソプラノ)
サイモン・オニール(テノール)
ミヒャエル・ナジ(バリトン)
エフゲニー・ニキーチン(バス)
オルフェオン・ドノスティアラ合唱団
アウグスブルク大聖堂少年合唱団
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
 録音時期:2019年2月17日、フィルハーモニー・ド・パリ 

 マーラーの大作「交響曲第8番」が初演されたのは「ミュンヘン博覧会1910」と題された音楽祭でした。
 ほぼ4か月間に渡る大規模な音楽祭のメインイベントとして企画され、9月12日、13日ともに3000枚の切符が初演2週間前には売り切れたというほどの人気を獲得しました。
 もちろん初演は大成功。嵐のような熱狂が30分近くも続き、マーラーにとっても記憶に残る勝利の瞬間だったのです。

 この初演を担ったのが、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の前身であるカイム管弦楽団であり、以降、マーラーの第8番交響曲はオーケストラにとっても大切な作品となり、幾度となく演奏され続けています。
 とりわけ、2018/2019年のオーケストラ創立125周年記念シーズンでは複数回のコンサートが開催された中の一つで、フィルハーモニー・ド・パリでのライヴが、このアルバムに収録されたものとなります。

 「千人の交響曲」とも呼ばれるほど大規模な編成を持つだけでなく、至るところに複雑な対位法が仕組まれたマーラーの作曲技法が極限まで駆使されたこの作品、全てを掌握するのは指揮者にとって大変なことですが、オペラを得意とするゲルギエフは、物語の流れを重視し、聴き手をぐいぐいと作品に引き込んでいきます。とりわけ第1部での厳格なフーガでの息を飲むような迫力はゲルギエフならではの仕上がり。第2部でもゲーテの「ファウスト」の最後の情景が迫真の響きで描かれていきます。

 独唱者、合唱、オーケストラ、全ての奏者たちの持てる力を集結した素晴らしい演奏です。
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 限定盤
フィルハーモニア管弦楽団/創立75周年記念歴史的録音集(24CD)

9029534951
(24CD)
\11000→\9790


 フィルハーモニア管弦楽団は1945年に、旧EMIの伝説のプロデューサーであるウォルター・レッグによってEMIの録音のためのオーケストラとして設立されました。

 世界的な偉大なアーティストらとの共演の歴史は、現在ワーナー・クラシックのカタログに数多くの画期的な録音として刻まれています。

 ここに収録されている音源は、1946年から1964年までの期間を対象としています。
 カラヤン、フルトヴェングラー、トスカニーニ、クレンペラー、ジュリーニ、カンテッリなどの名指揮者だけでなく、デニス・ブレインなどの首席演奏者の演奏にも光があてられています。

 オリジナル・マスターテープからリマスターされた音源によって収録されていますが、多くの音源が2019年「Studio Art & Son」による24bit/192kHzリマスター音源が使用されています。

 1952年9月29日と10月1日、前年に完成したばかりのロイヤル・フェスティヴァル・ホールで行われた、トスカニーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団によるブラームス交響曲全曲演奏会は、ウォルター・レッグによって録音されましたが、トスカニーニがRCAの専属だったため商品化されず、マスターテープはレッグが所有していました。2000年にそのマスターテープから「TESTAMENT」社がリマスターした音源で収録(ディスク9-11)されています。

 1958年4月7日、クレンペラー指揮によるR.シュトラウスの『ドン・ファン』『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』のロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴは、BBCが録音をしていたものを特別に初出音源として収録されています(ディスク14)。

 現音楽監督のエサ=ペッカ・サロネン指揮による2018年9月にライヴ録音された『浄夜』も収録(ディスク23)。

 また4人の主要な指揮者とのフィルハーモニアの関係についての興味深い洞察を提供したインタビューが、ディスク24にボーナスディスクとして収録されています(英語)。

 初回限定生産盤となります。


フィルハーモニア管弦楽団
創立75周年記念歴史的録音集

CD1
1. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54

ディヌ・リパッティ(ピアノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1948年4月9-10日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2013年、アビー・ロード・スタジオによる24bit/96kHzリマスター

2. シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』
3. レスピーギ:交響詩『ローマの松』

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
録音:1955年5月17-19日(2)、1958年1月10,13日(3)
 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2013年、アビー・ロード・スタジオによる24bit/96kHzリマスター


CD2
1. ベートーヴェン:『エグモント』 Op.84〜序曲
2. ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67
3. ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1951年2月28-30日(3)、1953年6月20日(1)、
1954年11月9,10日(2) ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2013年、アビー・ロード・スタジオによる24bit/96kHzリマスター


CD3
1. R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 Op.20
2. バルトーク:弦楽と打楽器とチェレスタのための音楽 Sz.106
3. シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 Op.82

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
録音:1949年11月29,30日(2)、1951年12月4日(1)、
1960年9月20,21,23日(3) ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2013年、アビー・ロード・スタジオによる24bit/96kHzリマスター
CD4
1. ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲と『愛の死』
2. ワーグナー:『神々の黄昏』より『ブリュンヒルデの自己犠牲』

キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音:1952年6月10-22日(1)、1952年6月22日(3)
 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

3. マーラー:さすらう若者の歌

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音:1952年6月24,25日、ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

4. R.シュトラウス:4つの最後の歌

キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音:1950年5月22日 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
音源:2007年、アセテート盤からの
TESTAMENT社による16bit/44.1kHzリマスター


CD5
1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』

エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、
録音:1953年2月19-20日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

2. バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調 Sz.112

イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音:1953年2月19-20日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター


CD6
1. メンデルスゾーン:交響曲第4番イ短調 Op.90『イタリア』
2. シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
3. モーツァルト:音楽の冗談 K.522

グイド・カンテッリ(指揮)
録音:1953年5月15,21日(2)、1955年8月13,16日(1)、
1955年8月18日(3) ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター


CD7
1. ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90

グイド・カンテッリ(指揮)
録音:1955年8月8,9,12,16,18日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

2. 幻想序曲『ロメオとジュリエット』

グイド・カンテッリ(指揮)
録音:1955年10月13日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

3. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

グイド・カンテッリ(指揮)
録音:1952年10月24,25日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

4. ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲

グイド・カンテッリ(指揮)
録音:1955年6月4,6日、1956年5月28日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター


CD8
1. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
2. ドビュッシー:夜想曲
3. ドビュッシー:交響詩『海』
4. ドビュッシー:交響的断章『聖セバスティアンの殉教』

グイド・カンテッリ(指揮)
録音:1954年6月4,8日(4)、1956年5月8,9日(1)、
1954年9月13,14日(3)、1955年8月3,4,6日(2) ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

5. デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』

グイド・カンテッリ(指揮)
録音:1954年6月1日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター


CD9
1. 英国国歌
2. ブラームス:悲劇的序曲 Op.81
3. ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68

アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
録音:1952年9月29日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
音源:2000年、TESTAMENT社による16bit/44.1kHzリマスター


CD10
1. ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73
2. 英国国歌
3. ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a

アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
録音:1952年9月29日(1)、1952年10月1日(2,3) 
ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
音源:2000年、TESTAMENT社による16bit/44.1kHzリマスター


CD11
1. ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
2. ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98

アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
録音:1952年10月1日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
音源:2000年、TESTAMENT社による16bit/44.1kHzリマスター


CD12
1. チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48

パウル・クレツキ(指揮)
録音:1952年7月8-10日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

2. ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14

アンドレ・クリュイタンス(指揮)
録音:1952年7月8-10日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2017年、Studio Art & Sonによる24bit/96kHzリマスター


CD13
1. ウォルトン:交響曲第1番変ロ短調

ウィリアム・ウォルトン(指揮)
録音:1951年10月17-19日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

2. ウォルトン:ヴィオラ協奏曲

ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)
ウィリアム・ウォルトン(指揮)
録音:1946年7月22,23日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

8. ウォルトン:行進曲『宝玉と勺杖』

ウィリアム・ウォルトン(指揮)
録音:1953年3月18日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター


CD14
1. モーツァルト:セレナード第13番ト長調 K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
2. モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』

オットー・クレンペラー(指揮)
録音:1954年10月5,6日&11月21日(2)、1956年3月25日(1)
 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

3. R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 Op.20(※初出)
4. R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28
(※初出)

オットー・クレンペラー(指揮)
録音:1958年4月7日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
音源:BBC録音プライベート所有テープ

CD15
1. ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

オーセ・ノルドモ=レーヴベリ(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ヴァルデマール・クメント(テノール)
ハンス・ホッター(バス・バリトン)
フィルハーモニア合唱団
オットー・クレンペラー(指揮)
録音:1957年10月30,31日、11月21-23日
 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

2. クレンペラー:メリー・ワルツ

オットー・クレンペラー(指揮)
録音:1961年10月31日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター


CD16
1. マーラー:交響曲第4番ト長調

エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
オットー・クレンペラー(指揮)
録音:1961年10月6-8,10,25日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2012年、アビー・ロード・スタジオによる24bit/96kHzリマスター

2. クルト・ヴァイル:小さな三文音楽

オットー・クレンペラー(指揮)
録音:1961年10月31日、12月2日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター


CD17
1. ビゼー:小組曲『子供の遊び』
2. ムソルグスキー/リムスキー=コルサコフ編:交響詩『禿山の一夜』
3. チャイコフスキー:交響曲第2番ハ短調 Op.17『小ロシア』
4. ラヴェル:道化師の朝の歌

カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
録音:1956年10月2,10日(1)、1956年10月8日(2)、
1956年9月27-29日(3)、1958年6月4日(4)
 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

5. フランク:交響詩『プシュケ』より『プシュケとエロス』

カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
録音:1958年5月31日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター


CD18-19
1. ヴェルディ:レクィエム

エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ニコライ・ゲッダ(テノール)
ニコライ・ギャウロフ(バス)
フィルハーモニア合唱団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
録音:1963年9月16-21,23-27日、1964年4月7日
 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

2. ヴェルディ:聖歌四篇

ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
フィルハーモニア合唱団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
録音:1962年12月10-13日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

3. ロッシーニ:歌劇『タンクレーディ』序曲
4. ロッシーニ:歌劇『アルジェのイタリア女』序曲
5. ロッシーニ:歌劇『ブルスキーノ氏』序曲
6. ロッシーニ:歌劇『絹のはしご』序曲

カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
録音:1964年4月1-3日(3)、1959年6月9日(4)、1959年5月9日(5)、
1959年11月21,24日(6) ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター


CD20
1. J.シュトラウス2世:喜歌劇『ヴェネツィアの一夜』序曲(コルンゴルト編)
2. ホイベルガー:喜歌劇『オペラ舞踏会』より『別室へ行きましょう』
3. ツェラー:喜歌劇『坑夫長』より『気を悪くしないで』

エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ:2,3)
オットー・アッカーマン(指揮)
録音:1954年5月25-31日(1)、1957年7月4,5日(2,3)
 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

4. スッペ:喜歌劇『幸福の旅路』序曲
5. ワルトトイフェル:ワルツ『ポモーヌ』
6. マックス・シェーンヘル:オーストリア舞曲

ヘンリー・クリップス(指揮)
録音:1956年1月5,6日(4)、1956年1月9,10日(5)、
1958年1月3-6日(6) ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

7. J.シュトラウス2世/ドラティ編:バレエ音楽『卒業記念舞踏会』

サー・チャールズ・マッケラス(指揮)
録音:1961年4月17,20日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター


CD21
1. グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』より
 (チェルノモールの行進曲/東洋の踊り)(※初CD化)

ニコライ・マルコ(指揮)
録音:1950年12月3日、1952年1月21日
 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

2. ドホナーニ・エルネー:組曲嬰ヘ短調 Op.19(※初CD化)

ロバート・アーヴィング(指揮)
録音:1954年6月2,3日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

3. R.シュトラウス:F.クープランのクラヴサン曲による舞踏組曲 AV.107

アルトゥール・ロジンスキー(指揮)
録音:1958年3月7日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター


CD22
1. マスネ:タイスの瞑想曲

マヌーグ・パリキアン(ヴァイオリン)
ジョージ・ウェルドン(指揮)
録音:1951年7月3日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

2. R.シュトラウス:ホルン協奏曲第2番変ホ長調 AV.132

デニス・ブレイン(ホルン)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:1956年9月21-23日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

3. ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲

ガレス・モリス(フルート)
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)
録音:1954年6月3日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

4. ショスタコーヴィチ:ピアノとトランペット、
 弦楽合奏のための協奏曲ハ短調 Op.35

シューラ・チェルカスキー(ピアノ)
ハロルド・ジャクソン(トランペット)
ハーバート・メンゲス(指揮)
録音:1954年11月16日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

5. バーバー:バレエ組曲『思い出(スーヴェニール)』 Op.28

シドニー・サトクリフ(オーボエ)、ガレス・モリス(フルート)
バーナード・ウォルトン(クラリネット)、セシル・ジェームス(ファゴット)
デニス・ブレイン(ホルン)、ハロルド・ジャクソン(トランペット)
アルフレート・フラシンスキ(トロンボーン)、エフレム・クルツ(指揮)
録音:1955年3月25日、5月4日 ロンドン、キングズウェイ・ホール
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター


CD23
1. ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』
2. サティ:バレエ音楽『パラード』

イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)
録音:1959年1月10,12,13日&2月17日(1)、1954年5月12日(2)
 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
音源:2019年、Studio Art & Sonによる24bit/192kHzリマスター

3. シェーンベルク:浄夜 Op.4(※初出)

エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
録音:2018年9月30日
 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
音源:BBC


CD24:インタビュー集
1. カラヤンとフィルハーモニア管弦楽団の回想
2. カンテッリとフィルハーモニア管弦楽団の回想
3. クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団の回想
4. ジュリーニとフィルハーモニア管弦楽団の回想

出演:ヒュー・ビーン、ヒュー・マグワイア、ジョン・ミーク、
アーサー・ウィルソン、ガレス・モリス、ジョン・ケーヴ、
ジリアン・イーストウッド、マーティン・ジョーンズ、
ベイジル・チャイコフ、アントニー・タンストール、ロード・ハーウッド

フィルハーモニア管弦楽団





<映像>


DYNAMIC(映像)



DYNDVD37844
(DVD)
\3100
※CD同時発売
オッフェンバック(1819-1880):喜歌劇《追い出された亭主》1幕
 アルフレッド・ドゥラクール&レオン・モラン台本
 ルカ.G.ロージによる管弦楽版
  (フィオレンティーノ・マッジョ・ムジカーレ管弦楽団のために)
アンリ・マルテル…パトリーツィオ・ラ・プラーカ(バリトン)
シュザンヌ…マリーナ・オッジ(メゾ・ソプラノ)
フロレスタン・デュクロケ…マッテオ・メッツァーロ(テノール)
ロジータ…フランチェスカ・ベニテス(ソプラノ)

ヴァレリオ・ガッリ(指揮)
フィオレンティーノ・マッジョ・ムジカーレ管弦楽団

ルイージ・ディ・ガンジ&ウーゴ・ジャコマッツィ(演出)
フェデリカ・パロリーニ(装置)
アニェーゼ・ラバッティ(衣装)
ルイージ・ビオンディ(照明)

マッテオ・リケッティ(映像ディレクター)
DYNBRD57844
(Blu-ray)
\3100
※CD同時発売

 フィオレンティーノ・マッジョ・ムジカーレ劇場の新プロダクション
 
 舞台はシュザンヌの部屋。煙突から突然現れたのは作曲家フロレスタン。彼は債権者や取り立て屋から逃げる途中で煙突に隠れていたのでした。彼はベッドの下に隠れますが、そこにシュザンヌと彼女の友達ロジータがやってきます。
 新婚のシュザンヌは夫マーテルと婚礼後にけんかしたばかりで、夫を部屋に入れようとしません。しかし突然現れた闖入者フロレスタンに驚き、立ち去るように言いますが、部屋は高いところにあり…。さてこの物語の結末は?


 オッフェンバックの生誕200年を記念し、フィオレンティーノ・マッジョ・ムジカーレ(フィレンツェ5月音楽祭)劇場で上演された1幕物の喜歌劇《追い出された亭主》。
 1859年に初演されたこの作品は、オッフェンバックが活躍した当時のフランスのブルジョワ社会の風俗を描き、風刺の効いたストーリーとともに、オッフェンバックらしい愉快なポルカ、マズルカ、ワルツなどが各場面に散りばめられています。
 フランスではしばしば上演され、人気を博していますが、今回の上演のために新たなオーケストレーションが施されており、一層色彩豊かな音楽が楽しめます。
 また、鳥小屋を模したカラフルな装置と衣装が4人の歌手たちの表現力豊かな歌唱を一層引き立てています。
 
 収録 2019年2月 フィオレンティーノ・マッジョ・ムジカーレ劇場

 収録時間:47分
 字幕:日本語,フランス語(歌唱言語),イタリア語,英語,ドイツ語,韓国語

 映像:
  カラー 16:9 NTSC All Region 片面2層(DVD)、片面単層(Blu-ray)
  HD (Blu-ray)

 音声:
  Dolby Digital 2.0 & 5.1(DVD)
  LPCM 2.0 & DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray) 

  プロモーション動画 https://youtu.be/KBkPITFXdTw
 
 
 


















11/21(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


FARAO CLASSICS

B 108106
(2CD)
特別価格¥2600
コンテンポラリー・クリスマス&
 パーカッシヴ・クリスマス
ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
[CD1]ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)、
 アンサンブル・ユナイテッド・ベルリン
[CD2]シモーネ・ルビーノ(打楽器)
 [CD1]バリトンと室内管弦楽のための12の新作
  1. Karim Al-Zand: The Mistletoe/
  2. Jamie Man: GEBURT/3. Matan Porat: Puppenhaus/
  4. Manfred Trojahn: Christmas Greetings from a Fairy to a child/
  5. Annette Schlunz: La Blancheur abolit le temps/
  6. Jose M. Sanchez-Verdu: White Silence/7. Detlev Glanert: Stille/
  8. Olga Rayeva: Sotto voce/
  9. Michele Reverdy: Soixante et quelques mains pour la Nativite/
  10. Jobst Liebrecht: CHRISTMAS / weihnacht/
  11. Arno Waschk: Frohes Fest/12. Vanessa Lann: Tree of Life So Green
 [CD2]バリトン、パーカッション、チェレスタとピアノのための12のクリスマス・キャロル
  (シモーネ・ルビーノ、ディートリヒ・ヘンシェル編)
   1. Ich steh an deiner Krippen hier/
   2. In dulci jubilo/3. SuBer die Glocken nie klingen/
   4. Kommet ihr Hirten/5. Es kommt ein Schiff geladen/
   6. Lobt Gott, ihr Christen alle gleich/
   7. Maria durch ein Dornwald ging/8. Ihr Kinderlein kommet/
   9. Wachet auf, ruft uns die Stimme/10. O Tannenbaum/
   11. Vom Himmel hoch da komm ich her/12. O Du frohliche

 現代におけるクリスマスとは?
 ひと癖ある企画

 録音:2018年12月、2019年1月/85'17''

 名バリトン、ディートリヒ・ヘンシェルが歌うクリスマス・アルバム!現代の新作もあって一癖ある企画となっています。

 CD1 はディートリヒ・ヘンシェルが様々な国、様々な文化圏の作曲家に「クリスマスにちなんだ歌曲」を依頼して出来た新作。ひとくちにクリスマスと言っても多様な見方があり、各々違った色を持つ作品が集まっているのが興味深いです。指揮はユロフスキ。

 CD2 は伝統的なクリスマス・キャロル集。気鋭パーカッショニスト、シモーネ・ルビーノの活躍も聴きものです。豊富な打楽器を揃え、太鼓や音盤打楽器のみならず石や貝殻まで使っています。

 

FHR 94
¥2200
The Secret Life of Carols
 Lullay, my child/Es kommt ein Schiff, geladen/
 O Jesulein su B, BWV 493/
 Christmas Eve (Tommy Coen's reel)/
 Gabriel fram evene king/Stille Nacht/
 Lullay, lullay, als I lay on Yoolis Nicht/
 El Noi de la Mare /Maria durch ein' Dornwald ging/
 Maa on niin kaunis/Verbum Caro Factum Est/
 Coventry Carol/Heinilla harkien kaukalon/
 Patapan/As I lay upon a night/
 Nowell, nowell (Salutation Carol)
ザ・テリング
 [Clare Norburn(歌)
  Ariane Pru ssner
   (歌、フレームドラム)
  Kaisa Pulkkinen
   (中世ハープ、バロック・ハープ)
  Jean Kelly
   (中世ハープ、ケルティック・ハープ)]

 中世から続く伝統のキャロル

 中世音楽を得意とし演奏会も多く開き、ろうそくの明かりを使った親密感のあるコンサートなどで人気を誇るグループ、ザ・テリングによるクリスマス・アルバムです。
 ヨーロッパの伝統的なキャロル集で、そのいくつかはルーツを遡ると中世にまで至ります。
  





ABC CLASSICS



ABC 4818406
¥2600
チェロとギターのための二重奏曲集 スラヴァ&シャロン・グリゴリアン
 〔スラヴァ・グリゴリアン(ギター)、
  シャロン・グリゴリアン(チェロ)
 サマー(スラヴァ・グリゴリアン編曲):ジュリー・オー/
 アサド:ジョビニアーナ第4番/
 ラヂーニャ(スラヴァ・グリゴリアン編曲):タント・エスパソ/
 ムースピール:ダーク・シルク/
 ラヴェル(スラヴァ・グリゴリアン編曲):ハバネラ形式の小品/
 エドワード・グリゴリアン:ネリンガ/
 ペルト(スラヴァ・グリゴリアン編曲):鏡の中の鏡/
 ピアソラ:タンゴの歴史第2曲「カフェ1930」/
 ラヴレディ:ザ・ブライテスト・スターズ・シャイン・ハーフ・アズ・ロング/
 ゼナモン:リフレクショエス(反射)第6番/
 ピアソラ(スラヴァ・グリゴリアン編曲):アヴェ・マリア(with レオナルド・グリゴリアン)

 グレゴリアン夫婦デュオ!チェロとギターのための「鏡の中の鏡」!

 ☆グリゴリアン夫婦デュオのファースト・アルバム!
 ☆ペルト「鏡の中の鏡」やラヴェル、ピアソラを「チェロとギター」のために編曲!

 オーストラリア屈指の兄弟ギター・デュオ、グリゴリアン・ブラザーズの兄スラヴァ・グリゴリアンと、夫人でありオーストラリア弦楽四重奏団のメンバーを務めるチェリスト、シャロン・グリゴリアン(シャロン・ドレイパー)との夫婦デュオのファースト・アルバム。
 「チェロとギター」のデュオのためにスラヴァが編曲したラヴェルの「ハバネラ形式の小品」やペルトの「鏡の中の鏡」などの名曲、そして家族や友人らがこのデュオのために書いた作品を収録しています。

 ※ABC Classicsのタイトルはレーベル側の事情により、急な廃盤やオーストラリア国外への輸出の終了が発生する場合がございます。予めご了承下さい。
 
 

ABC 4818774
¥2600
キュリオス・カレドニアンズ 〜
 オーストラリアのスコティッシュ・ミュージック
エヴァーグリーン・アンサンブル
  ミス・スザンナ・ベアードのリール/ミス・ジョンストンのリール/ブラック・メアリー/
  スコットランドのブルーベル/フェイヴァリット・スコッチ・ロンド/
  織り師ジェニー・ダン/ホースマンズ・ポート/フランス女王の哀歌/
  ブラックバード・ワルツ/ラ・フェネッラ/ドン・アルフォンソ/他

 18世紀〜19世紀の植民地時代にオーストラリアに持ち込まれたスコットランドの音楽を復元・演奏しているエヴァーグリーン・アンサンブル。前作「ワン・ハンドレッド・デイズ・アウェイ(ABC 4818463)」に続くニュー・アルバム「キュリオス・カレドニアンズ(好奇心旺盛なカレドニア人)」では、シドニー・リヴィング・ミュージアムやニューサウスウェールズ州立図書館の資料から、当時のスコティッシュ・ミュージックを復元。クラシック、フォーク、スコティッシュ、オーストラリア音楽のファンは要チェックのユニークなアルバムです。

 


ABC 4818890
(2CD/特別価格)
¥3700
フレデリック・セプティマス・ケリー:管弦楽作品集
 ルパート・ブルックの追憶によるエレジー*
 ジャーマン・シンフォニー(ドイツ交響曲)
 スケルツォ
 サム・ラメント
 フェリーマンのためのコイン
 2つのオルガン前奏曲
 フルート、ハープ、ホルンと弦楽のためのセレナード
 愛と喪失の歌曲集S
ベンジャミン・ノーシー(指揮)
タスマニア交響楽団
ヨハネス・フリッチュ(指揮)*
アンドルー・グッドウィン(テノール) 
クリスティーナ・ウィルソン(メゾ・ソプラノ)

 シドニーで生まれイギリスで育ち、1908年のロンドン・オリンピックではボート・レースのメンバーとして出場し金メダルを獲得するという異色の経歴を持つ音楽家、フレデリック・セプティマス・ケリー(1881ᬢ1916)。
 第一次大戦中に35歳の若さで生涯を閉じたケリーの、現存するすべての管弦楽作品を収録。「ドイツ交響曲(German Symphony)」を始めとする6曲が世界初録音。
 
 

ABC 4818617
¥2600
ニコ・マーリー&フィリップ・グラス 〜
 アンエクスペクテッド・ニュース

  マーリー:
   ノー・アンサートゥン・タームズ(2017/世界初録音)
   アンエクスペクテッド・ニュース(2019/世界初録音)
   バイ・オール・ミーンズ(2004)
  グラス:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番
オメガ・アンサンブル

 オーストラリアでもっとも名高い室内楽グループの1つ、オメガ・アンサンブル。ジャンルを超えたエキサイティングな活動で人気を高めている作曲家ニコ・マーリーの2つの世界初録音を含む3つの作品と、フィリップ・グラス(マーリーはグラスのアシスタントを務めていたこともある)の作品を通して、アメリカの現代音楽の伝統を探求。
 フィリップ・グラスの「ピアノ・エチュード」の初演者でもあるスペシャリスト、サリー・ウィットウェルも参加しています。

 

ABC 4818202
(3CD/特別価格)
¥4900
オール・ザ・ストップス 〜
 ザ・デイヴィッド・ドゥラリー・コレクション
デイヴィッド・ドゥラリー(オルガン)
  CD1〜
   メンデルスゾーン:僧侶の戦争行進曲/
   フランク:カンタービレ/ジグー:トッカータ/
   ワーグナー:巡礼の合唱/
   デュプレ:行列と連祷/
   フロール・ペーテルス:アリア/
   サン=サーンス:死の舞踏/
   スタンフォード:幻想曲とトッカータ/
   ドゥラリー:ナイジェル・バタリーの主題による即興曲/
   アルフレッド・ホリンズ:サンシャインの歌/
   モシュコフスキ:言葉のないロマンス/
   グレアム・ケーネ:ゴシック・トッカータ/
  CD2〜
   エルガー:威風堂々第1番/
   J.S.バッハ:G線上のアリア/
   パーシー・ウィットロック:ソナタ ハ短調(抜粋)/
   リスト:コラール「私たちへ、魂の救いを願う人々へ」による幻想曲とフーガ/
   エルガー:エニグマ変奏曲より「ニムロッド」/
   ドゥラリー:ピーター・スカルソープの主題による即興曲/
   ホリンズ:トランペット・メヌエット/
   ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘/
  CD3〜
   サン=サーンス:前奏曲とフーガ ハ長調/ドゥラリー:即興曲/
   フランシス・ジャクソン:トッカータ、コラールとフーガ/
   ジョンゲン:4つの小品/
   レーガー:コラール「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」による幻想曲

 1890年にウィリアム・ヒルによって建造された、世界で最大かつもっとも保存状態の良い19世紀のロマンティック・オルガン、シドニー・タウン・ホールのグランド・オルガンの輝かしき音色を残そうと、オーストラリアの名オルガニスト、デイヴィッド・ドゥラリーが100周年となる1990年からレコーディングしてきた2枚のアルバムと、1995年にメルボルンのセント・メアリー大聖堂に建造されたT.C.ルイス・オルガンを弾いたアルバムをセットにしたデイヴィッド・ドゥラリーの3枚組コレクション。

 ※録音:1990年&1993年、シドニー・タウン・ホール/1995年、セント・ポール大聖堂(メルボルン)




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BMC



BMCCD 170S
¥2500→\2290
BMC屈指の名盤再案内
 諏訪内、エマール参加
  エトヴェシュ:協奏曲集

 ・ヴァイオリンとオーケストラのための《セヴン 〜 コロンビア宇宙飛行士への追悼》 (2006/ rev.2007)
   諏訪内晶子(ヴァイオリン)、
   ヨーテボリ交響楽団、ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
    録音(ライヴ):2008年3月30日、(ブダペスト、ハンガリー)
 ・2つのクラリネット、弦楽とアコーディオンのための《空中浮遊》(2007)
   リチャード・ホスフォード(クラリネット)、ジョン・ブラッドバリー(クラリネット)、
   BBC交響楽団、ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
    録音:2011年5月14日、バービカン・ホール(ロンドン、イギリス)
 ・アコースティック・ピアノ及びキーボードと管弦楽のための協奏曲《CAP-KO 〜 ベラ・バルトークに捧げる》
   ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)、
   ヨーテボリ交響楽団、ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
    録音:2006年2月2-3日、ヨーテボリ・コンサート・ホール(スウェーデン)

 諏訪内、エマール参加のエトヴェシュ協奏曲集!第53回レコード・アカデミー賞受賞の名盤!
 代理店移行に伴い再案内。

 2015年度第53回レコード・アカデミー賞の現代曲部門賞を受賞した「BMC Records」最大のベストセラー・アルバムであるエトヴェシュの協奏曲集は、諏訪内晶子、ピエール・=ロラン・エマールという世界有数のソリストたちが参加した豪華布陣による2000年代の作品集!

 諏訪内晶子がソリストを務めているのは、2003年に起きたスペースシャトル、コロンビア号の空中分解事故で亡くなった宇宙飛行士の追悼のために作曲され、レクイエムとしての意味合いも持つヴァイオリン協奏曲。
 バルトークの「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」に着想を得て作曲された「CAP-KO」では、名手エマールが縦横無尽に大活躍!圧巻の演奏を繰り広げてくれています。
 また、2007年の作品「空中浮遊」ではBBC交響楽団の首席リチャード・ホスフォードと、BBCフィルハーモニックの首席ジョン・ブラッドバリーという、BBCの2大オーケストラのクラリネット・セクションを支える2人の豪華共演が展開されています。






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SIGNUM CLASSICS



SIGCD 594
(2CD/特別価格)
¥3600→\3290
ピーター・ドノホー(ピアノ)
チャイコフスキー:独奏ピアノ作品集

 2つの小品 Op.1/カプリッチョ 変ト長調/
 同一主題による6つの小品 Op.21/
 熱い告白 Op.Posth./
 ピアノ・ソナタ第2番ト長調 Op.37/
 ユモレスク Op.10-2/ドゥムカ Op.59
ピーター・ドノホー(ピアノ)

 ピーター・ドノホー第4弾!「大ソナタ」含むチャイコフスキーのピアノ作品集!

 ☆ サイモン・ラトルからの信頼も厚い英国の名手、ピーター・ドノホー!
 ☆ 自在な色彩感や円熟した表現で人気を集めてきたSignum Classicsでのロシアン・レコーディング。
 ☆第4弾は、チャイコフスキー!

 サイモン・ラトルがベルリン・フィルの音楽監督就任記念コンサートにソリストとして招聘し、バーミンガム市響時代にも数多くの共演を重ねるなど、ラトルから厚い信頼を寄せられているイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホー。
 若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得しています。

 「24の前奏曲とフーガ Op.87」(SIGCD 396)、「ピアノ協奏曲第1番&第2番とピアノ・ソナタ第1番&第2番」(SIGCD 493)のショスタコーヴィチ2アルバムでスタートし、前作(SIGCD 566)ではムソルグスキーにラヴェルとメシアンの作品を組み合わせて幅広いレパートリーを示してくれたSignum Classicsでのレコーディング・プロジェクト。
 第4弾は、オーケストラ作品に比べるとまだまだ演奏機会の少ないままとなっているチャイコフスキーの独奏ピアノのための作品集。サロン風の小品から大規模なOp.37のソナタ(大ソナタ)まで、チャイコフスキーのメロディー・メーカーとしての魅力が詰まった2枚組です。

 ※録音:2018年10月15日-17日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モルティングス、イギリス)



 


SIGCD 593
¥2500
クリストファー・ガニング(b.1944)交響曲第2番、第10番&第12番
 ガニング:交響曲第2番、第10番&第12番
ケネス・ウッズ(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団

 「名探偵ポワロ」シリーズや「エディット・ピアフ〜愛の讃歌」を始め、数多くの映画やテレビドラマの音楽で知られるイギリスの作曲家、クリストファー・ガニング(b.1944)。現在はクラシック音楽の作曲・録音を中心に活動しており、12の交響曲、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、フルート、オーボエ、クラリネット、サクソフォン、ギターのための各協奏曲を書きその多くがレコーディングされています。
 ガニングの新たな録音プロジェクトで、2003年に作曲された交響曲第2番と、比較的最近の2曲、交響曲第10番(2016年)、交響曲第12番(2018年)を振るのは、イギリス交響楽団の首席指揮者&芸術監督を務め、ハンス・ガルを始めとする様々なレア作品・現代作品の録音に定評のある実力者、ケネス・ウッズです。

 ※録音:2019年4月4日ᬢ6日、ホディノット・ホール(カーディフ)
 
 

SIGCD 603
¥2500
エセンヴァルズ:合唱作品集
 優しく雨ぞ降りしきる/新しい月/長い道/
 光の川/ノーザン・ライツ(北極光)/
 オンリー・イン・スリープ/
 ああ、彼女は松明に輝き方を教えている/
 兵士の母の子守歌/春の雨/私の小さな額縁に/
 イヴニング/恋人は赤い、赤いバラ/
 星々/アメイジング・グレイス
パシフィック・ルーテラン大学クワイア・オヴ・ザ・ウェスト
リチャード・ナンス(指揮)

 現代合唱界における人気作曲家の一人、ラトヴィア出身のエリクス・エセンヴァルズ(エシェンヴァルズ/b.1977)の合唱作品集。
 「クワイア・オヴ・ザ・ウェスト」は、ワシントンにあるパシフィック・ルーテラン大学(Pacific Lutheran University)の音楽学部による合唱団で、1926年の設立以来全米で広範囲にツアーを行い、ヨーロッパ、スカンジナヴィア、日本、中国で演奏してきた実力派合唱団です。

 ※録音:2018年4月4日ᬢ10日、パシフィック・ルーテラン大学(ワシントン、アメリカ)
 




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VIVAT



VIVAT 119
¥2500→\2290
壮大な歌曲のアンソロジー・プロジェクト
 歌曲の100年 Vol.4 〜 1840年-1850年

 シューマン:リーダークライス Op.24/
 ダルゴムイシスキー:夜のゼファー、私は悲しい、私は16歳だった、告白/
 フランク:回想 FWV.70、バンガドールの酋長 FWV.72、空気の精 FWV.73、愛する FWV.76/
 ドニゼッティ:一粒の涙、ため息/
 アードルフ・フレードリク・リンドブラード(1801ᬢ1878):夏の日、夕べ/
 ヤーコブ・アクセル・ユーセフソン(1818ᬢ1880):セレナード Op.8/
 エーリク・グスタフ・イェイエル(1783ᬢ1847):夜の空/
 メンデルスゾーン:
   古いドイツの春の歌 Op.Posth.86-6、夜の歌 Op.71-6、
   ヴェネツィアの舟歌 Op.57-5、ライン川への警告 WoO.16
  フローリアン・ベッシュ(バリトン)、アヌーシュ・ホヴァニシアン(ソプラノ)、
  イーダ・エヴェリーナ・レンスレーヴ(メゾ・ソプラノ)、オリヴァー・ジョンストン(テノール)、
  ニック・プリッチャード(テノール)、アレクセイ・グセフ(バリトン)、
  サミュエル・ハッセルホルン(バリトン)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)

 壮大な歌曲のアンソロジー・プロジェクト、「歌曲の100年」第4弾、フローリアン・ベッシュ参加!

 ☆1810年から1910年までの歌曲の歴史を、10年ごとの区切りでたどるという壮大な新プロジェクト「歌曲の100年」。第4弾は、1840年〜1850年の音楽!
 ☆リート界の新星フローリアン・ベッシュが歌う「リーダークライス Op.24」!

 キングズ・コンソートの自主レーベル"ヴィヴァット(VIVAT)"からスタートした新シリーズ、1810年から1910年までの一世紀における歌曲の歴史を、10年ごとの区切りでたどるという壮大な新プロジェクト「歌曲の100年」。

 シリーズ第4巻は「1840年〜1850年」の10年間に作曲された歌曲。シューマンのリーダークライス Op.24を中心に、ドイツのメンデルスゾーン、ベルギー(フランス)のフランク、ロシアのダルゴムイシスキー、イタリアのドニゼッティ、そしてスウェーデン・ロマン派の知られざる作曲家、アードルフ・フレードリク・リンドブラード、ヤーコブ・アクセル・ユーセフソン、エーリク・グスタフ・イェイエルの作品と、19世紀の音楽遺産を包括的に俯瞰。名盤奏者であり、歌曲の専門家でもあるマルコム・マルティヌーの深い見識が活かされたプログラムです。

 シューマンの「リーダークライス Op.24」を歌うオーストリアの名バリトン、フローリアン・ベッシュを始め、2018年のエリザベート王妃国際音楽コンクール(声楽部門)で第1位に輝いたドイツのサミュエル・ハッセルホルン、アルメニアのアヌーシュ・ホヴァニシアン、スウェーデンのイーダ・エヴェリーナ・レンスレーヴ、ロシアのアレクセイ・グセフら各国の今をときめく歌手たちが参加しています。
 ブックレット解説は前作に引き続き、歌曲研究の第一人者であるスーザン・ユーインス教授(英語、フランス語、ドイツ語)です。

 ※録音:2018年7月2日-5日、アルフトン・ニュー・モルティングス(サフォーク、イギリス)
 





DB PRODUCTIONS



DBCD191
\2700
フェリックス・メンデルスゾーン:
 1-3.ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための協奏曲 ニ短調
ファニー・メンデルスゾーン:
 4-7.歌曲集(ヴィオラとピアノによる)
  4.夜のとばりが天から降りてくる
  5.秋に
  6.竪琴弾きの歌
  7.悲しい道
 8-11.弦楽四重奏曲 変ホ長調 (弦楽合奏版)
マリン・ブロマン(指揮、ヴァイオリン1-3、ヴィオラ4-7)
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ1-7)
ムシカ・ヴィテ(室内管弦楽団)

 【メンデルスゾーン姉弟の比較的珍しい作品をあつめたアルバム】
 
 フェリックス・メンデルスゾーンがわずか15歳の頃に書いたヴァイオリンとピアノのための協奏曲では、その才能の早熟さを実感することが出来ます。
 姉のファニーによる歌曲はヴィオラによる演奏で収録されているため、その息の長いメロディラインの特徴がよく表れているのもポイント。
 そして珍しいファニーの弦楽四重奏曲を弦楽合奏で収めているのも嬉しいところで、弟に勝るとも劣らないと言われるその才能を堪能することが出来ます。
 
 スウェーデン出身の女流ヴァイオリニスト、指揮者マリン・ブロマンは、スウェーデン放送交響楽団のコンサートマスターを務めたほか、マーラー・チェンバー・オーケストラ、ヨーロッパ室内管弦楽団とも共演し、現在はこのアルバムで演奏するスウェーデンの室内管弦楽団ムジカ・ヴィテの芸術監督のほか、2019年からはサカリ・オラモの後を継いでオストロボスニア室内管弦楽団の芸術監督にも就任しました。
 サイモン・クロフォード=フィリップスはピアニストとして、また指揮者としてスウェーデン内外で活躍しており、首席指揮者を務めるヴェステロース・シンフォニエッタと共にdb Productionからリリースした「RE FORMATION」(DBCD187)は高い評価を得ています。
 録音:2018年6月5-8日 パラディウム劇場、ベクシェー、スウェーデン 

 プロモーション動画  https://youtu.be/Drc4clYCRBo
 

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美しき女流天才作曲家
アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894)


 スウェーデン出身のヴァイオリニストであり作曲家アマンダ・レントヘン=マイエルは、グリーグやブラームスと親交を結び、ロマンティックな美しい作品を生み出しました。
 ドイツ出身でオランダで活躍した作曲家ユリウス・レントヘンと1880年に結婚しています。





DBCD188
\2700→\2490
ユリウス・レントヘンの奥さんでもある
 アマンダ・マイエル:ピアノ三重奏曲
  作品集第3集

  アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):
   1.ピアノ小品
   2-5.ピアノ三重奏曲 変ホ長調 (1873)
   6-8.3つの前奏曲 (1869)
   9-10.弦楽四重奏曲 イ長調 (1877)
   11.前奏曲 第5番 ホ長調 (1869)
   12-15.聖ニコラの茶番 (1880)
   16-22.前奏曲(7曲) (1869)
  23.シューマン:夕べの歌(マイエル編曲)
セシリア・シリアクス、ユリア・マリア・クレッツ (ヴァイオリン)
カティ・レイティネン(チェロ)
ベンクト・フォシュベリ、デイヴィッド・ファン (ピアノ)
ヨハンナ・ペルション(ヴィオラ)

 dB Productions が力を入れているその作品集第3集にはダイナミックなピアノ三重奏曲や弦楽四重奏曲など、いずれも世界初録音となる室内楽作品を収録。
 録音:2017年、2018年
 世界初録音
 発売:2018年10月6日 
  
 プロモーション動画  https://youtu.be/6lV8ghag7tg
 
 


DBCD182
\2700→\2490
アマンダ・マイエル:ヴァイオリン・ソナタ
 作品集第2集

  アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):
   1-3.ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
   4-12ヴァイオリンとピアノのための9つの小品
   13-16.4つの歌 (詩:C・D・アフ・ヴィルセーン)
  ボーナストラック
   14.ブラームス:湖上にて Op.106-2 (ヴァイオリンとピアノのための編曲)※
    ※ アマンダ・マイエルが所持した18世紀のヴァイオリンにて演奏 
ザビーナ・ビショルト (ソプラノ)…13-16
セシリア・シリアクス (ヴァイオリン)1-12、14
ベンクト・フォシュベリ (ピアノ)

 dB Productions が力を入れているその作品集第2集には、程よい技巧性と流れるようなメロディが魅力のヴァイオリンのための作品と、愛らしい歌曲を収録。最後にはマイエルが使用したヴァイオリンによる、友人ブラームスの作品を収めています。
  録音:2017年6月
  発売:2017年10月5日 

  プロモーション動画  https://youtu.be/S8hldXVCzkY
   
 


DBCD174
\2700→\2490
アマンダ・マイエル:ヴァイオリン協奏曲
 作品集第1集

  アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):
   1.ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
   2-5.ピアノ四重奏曲 ホ短調
   6-11.スウェーデン民謡と舞曲集 Op.6 (ユリウス・レントヘンとの共作)
グレゴリー・マイタン (ヴァイオリン)
ベルント・リュセル (ヴィオラ)…2-5
サラ・ヴィーク (チェロ)…2-5
アン=ソフィ・クリングベリ (ピアノ)…2-11
アンドレアス・シュテーア (指揮)…1
ヘルシンボリ交響楽団…1

 dB Productions が力を入れているその作品集第1集には、単一楽章ながらも楽器を知り尽くしたメイエルのインスピレーションが詰め込まれた、聴き応えのあるヴァイオリン協奏曲、ドラマティックなオープニングと展開が聴く者を引き付けるピアノ四重奏曲、夫との共作による愛らしいスウェーデンの民謡集などを収録。
 録音:2016年
 発売:2016年10月8日 

  プロモーション動画  https://youtu.be/UEj9oCO_aps
 
 


DBCD185
\2700→\2490
アマンダ&ユリアス・レントヘン夫妻のピアノ作品集
 アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894)
 ユリウス・レントヘン(1855−1932)
  1.アマンダ:前奏曲 第15番 ハ長調 (1869)
  2-11.アマンダ&ユリアス:「対話」 (1883)
  12.伝承曲:ネッケンス・ポルカ (1871)
  13.ユリウス:ネッケンス・ポルカ変奏曲 (1874)
  14.アマンダ:前奏曲 第3番 ニ長調 (1869)
  15-23.ユリウス:Juilklapp! Op.12 (1875)
  24.アマンダ:前奏曲 第1番 ヘ長調 (1869)
  25.アマンダ:前奏曲 第25番 ヘ短調 (1869)
  26.アマンダ:前奏曲 第11番 ロ長調 (1869)
  27.アマンダ:前奏曲 第24番 ヘ短調 (1869)
  28.アマンダ:前奏曲 第2番 ト短調 (1869)
  29.アマンダ:前奏曲 第23番 変ニ長調 (1869)
  30.アマンダ:前奏曲 第10番 嬰ハ短調 (1869)
  31.アマンダ:前奏曲 第21番 変ホ長調 (1869)
  32.ユリウス:ヴァイオリンとオルガンのためのアダージョ ニ長調
ベンクト・フォシュベリ (ピアノ、オルガン…32)
セシリア・シリアクス (ヴァイオリン…32)
ハンナ・アベリ(歌…12)
 
 アマンダ・レントヘン=マイエルとユリウス・レントヘンの夫婦によるピアノ作品集。お互いを認め合うおしどり夫婦だったようで、共作も含まれています。
 録音:2017年
 発売:2018年2月7日 
 
  プロモーション動画  https://youtu.be/jbZJJUc83tI
 







URLICHT
UAV 5994
\2800
ユリウス・レントヘン夫人
 アマンダ・マイエルとブラームスの出会い

 ブラームス(1833-1897):
  ホルン、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲変ホ長調 Op.40(*)
 アマンダ・マイエル(1853-1894):ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
エルミラ・ダルヴァロヴァ(ヴァイオリン)
フィリップ・マイヤーズ(ホルン(*))
ブライアン・ワゴーン(ピアノ)
フィリップ・マイヤーズ(ホルン)も参加!
 録音:2013年1月6-7日、ブリストル・ホール、ウェストミンスター・クワイアー・カレッジ、 プリンストン、ニュージャージー州、アメリカ合衆国

 アマンダ・マイエルはスウェーデンのヴァイオリン奏者・作曲家。ストックホルム王立音楽学校を卒業後、ドイツのライプツィヒ音楽院で作曲をライネッケ他に、ヴァイオリンをエンゲルベルト・レントゲンに師事。1880年にエンゲルベルトの息子で最近人気急上昇の作曲家ユリウス・レントゲン[レントヘン](1855-1932)と結婚しオランダのアムステルダムに移住、以後公開の場には表れませんでしたが、夫妻のサロンにはブラームス、グリーグ、ヨアヒム、リビンシテインといった大音楽家たちが出入りし、彼らはアマンダの作曲とヴァイオリンのみならず、チェロ、ピアノの演奏や音楽史家としての才能を称賛しました。
 アマンダ・マイエルは作曲家ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900)の妻でピアニストのエリザベートと共にブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番を試奏し助言を行い、ブラームスはそれを受け容れて書き換えを行いました。
 エルミラ・ダルヴァロヴァはメトロポリタン・オペラ管弦楽団の前コンサートマスター、ニューヨーク・ピアノ四重奏団の第1ヴァイオリニストで当レーベルの看板アーティスト。フィリップ・マイヤーズ(1949-)は1980年以来ニューヨーク・フィルハーモニー楽団の首席を務める世界的名ホルン奏者。


<店主妄言>
 エリザベート・ヘルツォーゲンベルクに対するブラームスの想いはなんとなく有名だが、レントヘンの奥さんアマンダ・マイエルとブラームスをはっきり対比させたアルバムというのはあまり聴いたことがない。惚れっぽいブラームスはアマンダにも恋心を抱いていたというのか?それは完全な邪推だが、そう思わせたがっているようなジャケット。
 それにしてもエリザベートが1892年に亡くなり、アマンダが1894年に亡くなり、クララが1896年に亡くなったら、ブラームスはさぞや寂しかったろう。



 


DBCD190
\2700
1-12.アンドレア・タッローディ(1981-):ピアノのための12の小品
13.タッローディ:クリスタライト
14-18.ユルヴァ・スクーグ(1963-):5つの月の小品
19-23.スクーグ:ピアノ組曲
24.冬の詩
25.ステイング・イン・トゥルー
アン=ソフィ・クリングベリ(ピアノ)
マッツ・ヴィードルンド(ピアノ)
            …24、25

 親しみやすい現代音楽として、スウェーデンで最も注目すべき二人を特集したCD。スウェーデン音楽の今を知る、格好の一枚です。
  録音:2018年4月18-20日
  発売:2019年3月8日 
   
   プロモーション動画   https://youtu.be/bjTcvSbazZ0
  
 

DBCD189
\2700
Double Trouble ピアノ・デュオ作品集
 
1.ユリウス・レントヘン(1855-1932):4手ピアノのためのワルツ
 2.アマンダ・レントヘン=マイエル(1853-1894):午後のポプリ
 3-7.ヤーコブ・アードルフ・ヘッグ(1850-1928):主題と変奏 Op.30
 8-11.アドルフ・イェンセン(1837-1879):婚礼の音楽 Op.45
 12.レイナルド・アーン(1874-1947):アリアの形式による小品と牧歌
 13-18.セシル・シャミナード(1857-1944):6つのロマンティックな小品 Op.55
 19.エマニュエル・シャブリエ(1841-1894):村のブルレスク
ベンクト・フォルシュベリ&デイヴィッド・ファン(4手ピアノ)

 1900年前後のチャーミングな4手ピアノ作品を集めたアルバム。アーンとシャブリエ以外は世界初録音となっています。

 プロモーション動画 https://youtu.be/X9Ha3PrVii8
 
 

DBCD187
\2700
RE FORMATION
サイモン・クロフォード=フィリップス

 1-4.メンデルスゾーン(1809-1847):
   交響曲第5番 ニ長調 「宗教改革」 Op.107
 5.シューマン(1810-1856):ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO23 より
   第2楽章 (カデンツァ:ブリテン)
 6.J.S.バッハ(1685-1750):『音楽の捧げもの』より
   6声のリチェルカーレ (ウェーベルンによる管弦楽編曲)
 7.アンドレア・タッローディ(1981-):「B、A、C、H」による夜想曲
 8.ストラヴィンスキー(1882-1971):新しい劇場のためのファンファーレ
 9.ストラヴィンスキー:ラグタイム
 10.ドビュッシー(1862-1918):
    舞曲 スティリー風タランテッラ (ラヴェルによる管弦楽編曲)
ダニエル・フランケル(ヴァイオリン)…5
サミュエル・コッピン(チェロ)…5
イルヴァ・ラースドッテル(ヴァイオリン)…7
ジョン・アクセルソン(トランペット)…8
トム・ポールソン(トランペット)…8
サイモン・クロフォード=フィリップス(指揮、ピアノ)
ヴェステロース・シンフォニエッタ

 何かしら原曲があり、特徴的に編曲や引用が行われている作品を集めた興味深いアルバム。
 ルターのコラールが引用された『宗教改革』やバッハの編曲から、ライン川へ入水直前のシューマンが「天使に教えてもらった」と語った主題まで、一癖も二癖もある作品ばかりです。
 
 

DBCD186
\2700
メランコリー・ドリーム
現代スウェーデンの女流作曲家による室内楽

 テボゴ・モンナクゴトラ(1972-):
  1.タイムクラフト
  2.エンディングス
 アンドレア・タッローディ(1981-):
  3-6.アンリ・ルソーの世界
 カーリン・マルムレーヴ=フォシュリング(1916-2005)
  7-11.5つの俳句(炭太祇/松尾芭蕉/西山宗因/小林一茶/与謝蕪村)
 ユルヴァ・スクーグ(1963-):
  12.クリスマス・ギフト
  13-15.ステン・ハンソンの詩による組曲
  16.ノスタルジア
  17.元気?元気! Ca va? Ca va!
オーサ・カールベリ (フルート)…1,2,7-11,13-15,17
モッテン・ファルク (アコースティック・ギター)…1-6,12-17
イングリード・ファルク (ソプラノ)…2,7-11,13-15
ペル・グロス (リコーダー)…3-6

 現代スウェーデンの女性作曲家による、フルートとギターを中心とした室内楽作品とソプラノを加えた歌曲を収録しています。
 アルバムタイトルに表れているように、夢の中を思わせるような不思議で美しい世界です。
  録音:2017年11月
  発売:2018年8月25
 
 


DBCD184
\2700
アンデシュ・ニルソン:作品集
 アンデシュ・ニルソン(1954-):
  1-3.ピアノ協奏曲
  4.ツァラー組曲
  5-8.交響曲 第4番
  9.シャコンヌ
マルティン・ストゥルファルト (ピアノ)…1-3,9
サミュエル・コッピン (チェロ)…4
ガボール・タカーチ=ナジ (指揮)…1-3
エヴァ・オッリカイネン (指揮)…4-8
ヴェステロース・シンフォニエッタ…1-8

 1954年ストックホルム生まれのアンデシュ・ニルソンによる管弦楽を中心とした作品集。
 最新の交響曲である第4番と、2作目のオペラ『ツァラー』からの美しい管弦楽作品、神秘的な中にジャズの影響も感じさせる曲想から徐々に動的なリズムへと変貌するピアノ協奏曲など。
 最後にはピアノ・ソロのためのシャコンヌが収められています。
  録音:2017年?
  発売:2018年2月16日
  




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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VENIAS



マグダ・タリアフェロ・コレクション 〜1928-1963 Recordings

VN 038
(11CD)
\5200→\4790


 ブラジルに生まれ地元サン・パウロ音楽院で学んでいたタリアフェロの才能を見出し、彼女にパリ音楽院への入学を勧めたのはカザルス。
 そのパリ音楽院で彼女に指導し、強い個性を羽ばたかせたのがコルトー。
 そして入学後わずか8ヵ月後の試験でプルミエ・プリを獲得した彼女に対し、「すでに一人の芸術家で、人もうらやむ才能を持っている」と絶賛した審査員の一人がアルベニス。
 その賞を彼女に授与し、のちにピアノ協奏曲第5番で半世紀たった今も決定盤となっている名演を彼女に残してもらうことになるのがサン=サーンス。
 歌劇「はかなき人生」のピアノ編曲用舞曲を彼女に捧げたのがファリャ。
 世界で最初に彼女に作品を録音してもらったのがモンポウ。
 美しいピアノ協奏曲を献呈し、指揮までして録音を残したのがアーン。

 ・・・いやはや、とんでもない人なのだ。

 その魅力は、コルトー譲りの純フランス的ピアニズム・・とよく言われる。
 店主もそのつもりで今まで聴いてきた。

 ただ同時にどこか出生地ブラジルを思わせる熱く激しい情熱やリズムを感じることがあった。ただのフランス風ピアニストで終わらない何か。
 普通の優雅さや艶やかさだけでは、こうまで匂い立つような音楽にはならない。
 ここには独特の強いリズム感がある。もっといえば彼女だけが持っている舞踏感覚。いや・・・人間としてのかっこよさとでも言おうか。これは間違いなく生まれながらのものだ。自分自身は強い香りを発しながら、決して自らはその香りに溺れない南国の花のような。

 このファリャ、アルベニス、グラナドス・・・ただのフランスの優れたピアニストが弾いたスペインもの、ではないのである。
 スペイン音楽の熱く沸きあがるような血を全身に浴びながらの演奏。


 これがタリアフェロなのだ。

マグダ・タリアフェロ・コレクション

CD1
フォーレ
1.バラード op.19*
2.即興曲第3番 変イ長調, op.34
3.即興曲第2番 ヘ短調, op.31

ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調, op.13**
4.Ⅰ Allegro molto
5.Ⅱ Andante
6.Ⅲ Allegro vivo
7.Ⅳ Allegro quasi presto

ドビュッシー
ピアノのために
8.前奏曲
9.サラバンド
10.トッカータ

11.版画〜第3曲「雨の庭」

モンポウ
12.庭のおとめたち
13.ギター奏者と老馬の情景

録音:1928年11月13日(1-2),1932年7月(3&10-11),1934年(4-7),1930年3月(8-9&12-13),
Orchestre du Gramophone(*)
ピエロ・コッポラ(指揮)(*)
ドゥニーズ・ソリアーノ(ヴァイオリン)(**)



CD2
モーツァルト
ヴァイオリン・ソナタ第39番 変ロ長調,K.454*
1.Ⅰ Largo.Largo
2.Ⅱ Andante
3.Ⅲ Allegretto

4.ピアノ協奏曲第26番 ニ長調, K.537**
Ⅰ Allegro moderato
Ⅱ Larghetto
Ⅲ Allegretto

5.ピアノ・ソナタ第11番 イ長調, K.331〜トルコ行進曲

ピアノ・ソナタ第18番 ニ長調, K. 576
6. I. Allegro
7.Ⅱ Adagio
8.Ⅲ Allegretto

録音:1937年(1-3),1930年(4),1392年7月(5),1963年(6-8)
ドゥニーズ・ソリアーノ(ヴァイオリン)(*)
パドルー管弦楽団(**)
レイナルド・アーン(指揮)(**)



CD3
シューマン
ウィーンの謝肉祭の道化 op.26
1.Ⅰ Allegro
2.Ⅱ Romance
3.Ⅲ Scherzino
4.Ⅳ Intermezzo
5.Ⅴ Final

6.3つロマンス〜第2曲 嬰へ長調, op.28-2

ピアノ・ソナタ第1番 嬰へ短調, op.11
7. I. Introduction:un poco adagio.Allegro vivace
8.Ⅱ Aria
9.Ⅲ Shcerzo e intermezzo
10 Ⅳ Finale:Allegr un poco maestoso

ウェーバー
11.華麗なロンド 変ホ長調「ざれごと」 op.62

メンデルスゾーン
12.6つの子供の小品〜第4番 ニ長調 op.72-4
13.練習曲 ヘ長調 op.104b-2

アルベニス
14.セビリア
15.セギディーリャ

グラナドス
16.スペイン舞曲集〜第6番 ニ長調, op.37

録音:1934年(1-6),1951年(7-10),1936年5月(11-13),1934年7月19日(14),1932年7月(15-16)



CD4
ショパン
1.幻想即興曲 op.66
2.即興曲第1番 op.29
3.ワルツ 変イ長調, op.42
4.ワルツ 変イ長調, op.42
5.アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調, op.22

ドビュッシー
6.月の光

モンポウ
7.庭のおとめたち

レイナルド・アーン(1874-1947)
ソナチネ ハ長調
8.Ⅰ Allegro non troppo
9.Ⅱ Andante rubato
10.Ⅲ Final en forme de tambourin

ピアノ協奏曲 ホ長調*
11.Ⅰ Improvisation
12.Ⅱ Danse
13.Ⅲ Reverie,Toccata e Finale

録音:1934年7月19日(1),1933年(2-3),1951年(4-7),1936年(8-10),1937年(11-13)
レイナルド・アーン(指揮) 管弦楽団(*)



CD5
サン・サーンス
ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調,op.103「エジプト風」*
1.Ⅰ Allegro animato
2.Ⅱ Andante
3.Ⅲ Molto allegro

4.6つの練習曲op.52-6〜「ワルツ形式の練習曲」

シューマン
謝肉祭,op.9
5.Preambule
6.Pierrot
7.Arlequin
8.Valse noble
9.Eusebius
10.Florestan
11.Coquette
12.Replique
13.Sphinx
14.Papillons
15.A.S.C.H.-S.C.H.A.(Lettres dansantes)
16.Chiarina
17.Chopin
18.Estrella
19.Reconnaissance
20.Pantalon et Colombine
21.Valse allemande-Intermezzao:Pganini
22.Aveu
23.Promenade
24.Pause
25.Marche des”Davidsbundler”contre les Philistins

録音:1953年4月(1-3),1955年(4),1953年3月(5-25)
ラムルー管弦楽団(*)
ジャン・フルネ(指揮) (*)


CD6
ヴィラ・ロボス
ブラジル風バッハ第8番
1.前奏曲
2.アリア
3.トッカータ
4.フーガ

5.ブラジルの子供の謝肉祭による幻想曲

6.ブラジルの詩〜第3番:奥地の祭り
7.ブラジルの詩〜第2番:吟遊詩人の印象
8.赤ちゃんの一族第1組曲「お人形たち」より道化人形

録音:1954年(1-5),1960年(6-8)



CD7
ショパン
1.ポロネーズ第1番 嬰ハ短調,op.26-1
2.ポロネーズ第2番 変ホ短調,op.26-2
3.ポロネーズ第7番 変イ長調,op.61「幻想ポロネーズ」

ウェーバー
4.華麗なロンド 変ホ長調「ざれごと」 op.62

リスト
5.愛の夢第3番 変イ長調
6.3つの演奏会用練習曲〜第2曲「軽やかさ」

モーツァルト
ピアノ協奏曲第26番 ニ長調,K.537「戴冠式」*
7.Ⅰ Allegro
8.Ⅱ Larghetto
9.Ⅲ Allegretto

録音:1955年(1-6),1955年3月27日(7-9)
パリ室内コンセール協会管弦楽団(*)
フェルナン・ウーブラドゥ(指揮) (*)



CD8
ブラームス
1.間奏曲 イ長調,op.118-2
2.奇想曲 ト短調, op.116-3
3.間奏曲 変ロ短調,op.117-2
4.奇想曲 ロ短調, op.76-2
5.間奏曲 変ロ長調, op.76-4
6.ラプソディ ロ短調,op.79-1

ピアノ・ソナタ ヘ短調,op.5
7.Ⅰ Allegro maestoso
8.Ⅱ Andante espressivo
9.Ⅲ Scherzo.Allegro energico
10.Ⅳ Intermezzo.Andante molto
11.Ⅴ Finale.Allegro moderato ma rubato

録音:1953年



CD9
グラナドス
「ゴイェスカス」第1部
1.第3曲: 燈し火のファンダンゴ
2.第4曲: 嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす

ヴィラ・ロボス

3.ブラジルの詩〜第2番:吟遊詩人の印象
4.ブラジルの詩〜第3番:奥地の祭り

ファリャ
5.歌劇「はかなき人生」〜スペン舞曲
6.バレエ音楽「三角帽子」〜粉屋の舞踏

グラナドス
7.組曲「ゴイェスカス」〜 第4曲: 嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす
8.スペイン舞曲集 op.37〜第5曲「アンダルーサ」
9.スペイン舞曲集 op.37〜第2曲「東洋風」

アルベニス
10.組曲「スペインの歌」 op.232〜第5曲「セギディーリャ」
11.組曲「スペインの歌」 op.232〜第4曲「コルドバ」

12.スペイン組曲Op.47〜第3曲「セビーリャ」
13.組曲「イベリア」〜第1曲「エヴォカシオン」
14.組曲「イベリア」〜第6曲「トゥリアーナ」

録音:1955年5月(1-4),1960年(5-14)



CD10
ベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調,op.47「クロイツェル」*
1.Ⅰ Adagio sostenuto.Presto
2.Ⅱ Andante con variazioni
3.Ⅲ Finale:Presto

ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調,op.24「春」*
4.Ⅰ Allegro
5.Ⅱ Adagio molto espressivo
6.Ⅲ Scherzo:Allegro molto
7.Ⅳ Rondo:Allegro ma non troppo

シューベルト
ピアノ・ソナタ第13番 イ長調,op.120
8.Ⅰ Allegro moderato
9.Ⅱ Andante
10.Ⅲ Allegro

録音:1960年(1-7),1955年(8-10)
マヌーグ・パリキアン(ヴァイオリン)(*)
マグダ・タリアフェロ(ピアノ)(*)



CD11
シャブリエ
1.絵画的小曲集〜第10曲「スケルツォ=ワルツ」
2.絵画的小曲集〜第6曲「牧歌」

デオダ・ド・セヴラック(1872-1921)
3.セルダーニャ−5つの絵画的練習曲〜らば引きたちの帰還

レイナルド・アーン(1874-1947)
4.当惑したナイチンゲール〜第16曲「エグランティーヌの王子の夢」

サン・サーンス
5.6つの練習曲op.52-6〜「ワルツ形式の練習曲」

ドビュッシ
ピアノのために
6.前奏曲
7.サラバンド
8.トッカータ

9.アラベスク第1番
10.アラベスク第2番
11.喜びの島

プロコフィエフ
12.ピアノ・ソナタ第3番 イ短調,op.28

録音:1961年(1-11),1963年(12)

*収録曲ならびに収録曲順が変更になる場合がありますが予めご了承ください。















11/20(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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APARTE



AP 215
¥2700→\2490
フライブルク・バロック・オーケストラ
モーツァルト:初期交響曲集
 (そこにモーツァルト最後の舞曲を挿入)

 ・交響曲第1番 変ホ長調 K.16
 ・コントルダンス第2番 変ホ長調 K.609
 ・交響曲第4番 ニ長調 K.19
 ・コントルダンス第3番 ニ長調 K.609
 ・交響曲 ヘ長調 K.Anh.223/ 19a
 ・コントルダンス第1番 ハ長調 K.609
 ・交響曲第5番 変ロ長調 K.22
 ・コントルダンス第4番 ハ長調 K.609
 ・交響曲 ト長調 Anh.221/ 45a
 ・コントルダンス第5番 ト長調 K.609
フライブルク・バロック・オーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
 (コンサート・マスター)

 FBOが超絶技巧で奏でるエレガントなモーツァルトの初期交響曲集

 録音:2019年2月

 モーツァルト若書きの交響曲を、古楽オーケストラの雄、フライブルク・バロック・オーケストラの演奏で。交響曲第1番は1764年、モーツァルトが8歳の頃の作品。習作的だとも言われてはおりますが、やはりまさに「神童」モーツァルトをあらためて実感させられる作品です。
 他の作品も子供の頃のモーツァルトがどんな風だったか、そして、その先に書くこととなる傑作の数々の萌芽がみられるものばかり。フライブルク・バロック・オーケストラが、実に活き活きと、そしてエレガントに奏でます。
 交響曲の間に挿入されているコントルダンスは、1791年に作曲されたとされている、モーツァルトの最後の舞曲。管楽器はフルートが入るのみの編成ですが、第1番は『フィガロの結婚』の有名なアリア「もう飛ぶまいぞ」の旋律を主題とした楽しい舞曲となっています。
 ほかにもにぎやかに太鼓の音がとどろく軍楽調の第3 番など、交響曲からオペラまでモーツァルト作品を知り尽くしたFBOの面々だからこそ可能な、愉悦の極みの名演となっております。





HAENSSLER



HC 19039
¥2700
イッポリトフ=イワーノフ:ピアノ・デュオ編曲集
 (1)組曲「コーカサスの風景」第1番Op.10
 (2)アルメニア狂詩曲Op.48
 (3)歌劇「ルース」序曲Op.34
 (4)トルコ行進曲Op.55
 (5)組曲「コーカサスの風景」第2番「イヴェリア」Op.42
マリヤ・イワーノワ&
 アレクサンドル・ザガリンスキー
  (ピアノ・デュオ)

 あの「酋長の行進」が魅力的なピアノ曲になった!

 録音:2017年7月18日/ボトロップ室内楽ザール、2018年2月10-11日/デュルメン・ゴットシュリング・スタジオ/54' 21"

 イッポリトフ=イワーノフ(1859-1935) はグラズノフやアレンスキーと同世代のロシアの作曲家。「コーカサスの風景」中の「酋長の行進」が比較的有名ですが、ボロディンをさらに妖しげにしたような東方的色彩とリズムが独特。ジョージアのチフリス(現トビリシ)に暮らした際、現地の民俗音楽を採取していくつかの作品に反映させていますが、その代表作5篇を収録。いずれもワールド・ミュージックを先駆けたような鮮かな感覚に満ちています。

 とはいってもすべてピアノ・デュオ(4手連弾)編曲であるのがユニーク。マリヤ・イワーノワとアレクサンドル・ザガリンスキーのデュオは、オリジナル編曲にこだわりを示しているので、作曲者自身のピアノ・デュオ版と思われますが、明記されていません。
 しかしデュオとしての効果抜群で驚きの連続。「コーカサスの風景」第2番「イヴェリア」の第2曲「子守歌」はジョージアの伝承曲ですが、チャイコフスキーが名作「くるみ割り人形」の「アラビアの踊り」の素材にも用いているので興味津々です。

 マリヤ・イワーノワとアレクサンドル・ザガリンスキーはともにモスクワ、ベルリン、ザルツブルク、リューベックでドレンスキー、メルジャーノフ、トレンクナー、ライグラフに師事した実力派。2004年よりデュオを結成し、演奏活動を繰り広げています。
 2018年にリリースしたキュイ作品集に続き、ロシアのピアノ・デュオの珍品を高水準の演奏で披露する得難い団体です。
 





PROFIL



PH 19067
¥2600
コラボレーション
 ・ヴァイオリンとギター
  (1)モーツァルト:トルコ行進曲/(2)ピアソラ:オブリビオン、鮫
 ・タンゴ・プロジェクト
  (3)ピアソラ:バチンの少年、アディオス・ノニーノ、リエージュに捧ぐ
 ・ギターと弦楽四重奏
  (4)グラナドス:オリエンタル、サラバンド
 ・ギターと室内オーケストラ
  (5)ハイドン:アダ−ジョ、プレスト
 ・チェロとギター
  (6)バルトーク:ルーマニア民俗舞曲〜第1、2、3曲
 ・ギターと弦楽四重奏
  (7)ボッケリーニ:ミヌエット、アレグレット
 ・ギターとオーケストラ
  (8)ロドリーゴ:カナリオ
 ・ダウランド・コンセプト
  (9)ダウランド:暗闇に私は住みたい
 ・ギターと弦楽四重奏
  (10)ファリャ:粉屋の踊り
 フリーデマン・ヴットケ(ギター)
 セバスティアン・シュミット(ヴァイオリン)(1)(2)、
 ウィリアム・サバティエ(バンドネオン)、ヴィンフリート・ホルツェンカンプ(コントラバス)、
 ティモ・ハンドシュー(指揮)南西ドイツプフォルツハイム室内管弦楽団(3)、
 ミングエット四重奏団、フェリックス・マツラ(カスタネット)(4)(10)、
 イーゴリ・ジューコフ(指揮)新モスクワ室内管弦楽団(5)、
 ベルンハルト・シュミット(チェロ)(6)、ダヴィド・ブラッチーニ四重奏団(7)、
 セバスティアン・テヴィンケル(指揮)南西ドイツプフォルツハイム室内管弦楽団(8)、
 サラ・マリア・スン(ソプラノ)、ヨッヘン・ファイフト(サクソフォン)、
  ヴェルナー・マツケ(バロック・チェロ)(9)

 ヴットケの名人ぶりが光るギターとさまざまな楽器とのコラボ

 71' 16"

 ドイツのベテラン・ギター奏者フリーデマン・ヴットケ。彼が他楽器の仲間たちと奏したアンサンブルから聴きどころをピックアップ。
 ギターをメインに弦楽器やオーケストラと味わい深い音楽作りを見せてくれます。
 ハイドンの協奏曲は往年のソ連のヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、イーゴリ・ジューコフが指揮を務めているのも興味津々です。
 




 

BMC


BMCCD 259
(2CD/特別価格)
¥3600
ペーテル・ヴォルフ:ピアノのための24の小品
 《ヴォルフ=テンペリエルテス・クラヴィーア
  (Wolf-temperiertes Klavier)》
ヨージェフ・バログ(ピアノ)

 「ヴォルフ=テンペリエルテス・クラヴィーア(Wolf-temperiertes Klavier)」は、アイザック・スターンが録音した「クライスラー作品集」(SONY)のアレンジャー、ダブリン・ユーロヴィジョン・フェスティヴァル・オーケストラの指揮者としてもその名を知られてきたハンガリーの作曲家、ペーテル・ヴォルフがJ.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」をモデルとして作曲した"ポストモダン・スタイル"のピアノ曲集。
 バッハの「平均律」とは異なりフーガが無く、自由に構成された前奏曲が印象的なヴォルフの作品の作風は、バロック時代よりもロマン派寄り。
 バッハと20世紀における前奏曲のスタイルを結び付けた興味深い作品です。

 ※録音:2018年7月9日ᬢ12日、BMCコンサート・ホール(ブダペスト、ハンガリー)
 
 
BMCCD 117
¥2500
シュトックハウゼン:グルッペン&プンクテ
 
・3群のオーケストラのための《グルッペン》(1955ᬢ57)
   ケルン放送交響楽団、アルトゥーロ・タマヨ(指揮、オーケストラ1)、
   ペーテル・エトヴェシュ(指揮、オーケストラ2)、ジャック・メルシエ(指揮、オーケストラ3)
   録音:1997年5月28日&6月2日、WDR、メッセ・ラインラントザール(ドイツ)
 ・オーケストラのための《プンクテ》(1952/62)
   ケルン放送交響楽団、ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
   録音:2004年6月8&9日、ケルン・フィルハーモニー(ドイツ) 

 シュトックハウゼンの"グルッペン"!「BMC Records」を代表する名盤!

 シュトゥックハウゼンの50年代を代表する超大作であると同時に3群のオーケストラと3名の指揮者を要する超難曲として有名な「グルッペン」!
 席の位置によって聴こえてくる音楽が異なり、3群のオーケストラが強大なパワーとサウンド、そして独創的な世界を生み出すセリエリズムの傑作です。
 「BMC Records」の名盤中の名盤であるこの「グルッペン」は、作品の委嘱者であるWDRのオーケストラ、ケルン放送交響楽団による演奏。
 クセナキスの一連の録音で名声を高めたタマヨ、ハンガリーの鬼才エトヴェシュ、フランスの近代作品のスペシャリストであるジャック・メルシエという豪華な顔触れが「グルッペン」でタクトを振るっています。

 「プンクテ」は1952年の完成の後、1962年に大幅改定、さらにはその約30年後となる1994年にようやく出版されたというシュトックハウゼン渾身の大作。このエトヴェシュの録音は作曲者自身が太鼓判を押したまさに決定盤です。







INDESENS!



INDE 129
¥2600→¥2390
ミシェル・ルグランへのオマージュ
 ルグラン:華麗なる賭け/ロシュフォールの恋人たち/
 愛のイエントル/ワンス・アポン・ア・サマータイム/
 ウォッチ・ホワット・ハプンズ/サン・トワ/
 ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング/
 おもいでの夏/シェルブールの雨傘/過ぎゆく青春/
 Marion ne m'aimait pas/デディケーション/
 これからの人生/ル・シネマ/風の向こうへ/Celui-la
エルヴェ・セラン(ピアノ)
アンリ・ドマルケット(チェロ)
エリック・ベルショ(ピアノ)
クロード・エジェア(トランペット)
マシャ・メリル(ヴォイス)

 アンリ・ドマルケット参加! 没後1周年記念!ミシェル・ルグランへのオマージュ!

 ☆ミシェル・ルグランの没後1周年アルバム!
 ☆巨匠ルグランが残した映画、ミュージカル、ジャズ等の名曲を、エルヴェ・セランのウィットの効いたピアノで。

 映画やミュージカルのための音楽やジャズ・スタンダードの名曲を数多く残し、3度のアカデミー賞、5度のグラミー賞に輝いたフランスの巨匠、ミシェル・ルグラン。2019年1月にその生涯を閉じたミシェル・ルグランの没後1周年記念としてリリースされるルグランへのオマージュ・アルバム。
 エルヴェ・セランは、ジャズ・ピアノ・トリオからクラシックの名曲をジャズと即興で再構築する「ジャズ・インプレッションズ」シリーズなどクロスオーヴァー的なアルバム等で評価を得てきた、知的で薫り高きフレンチ・ジャズ・ピアノの名手。

 巨匠ルグランが残した映画、ミュージカル、ジャズの名曲を、セランのウィットの効いたピアノで彩ります。ルグランの『チェロ協奏曲』を録音したアンリ・ドマルケットや、それぞれルグランの映画音楽集を録音してきたエリック・ベルショ、クロード・エジェアといったルグランのスペシャリストとも言えるサポート・メンバーも強力。
 ラスト・トラック「Celui-la」では、ルグラン夫人で女優のマシャ・メリルの囁くような歌声も収録されています。

 ※録音:2019年9月&10月、フランス




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CPO



555299
(5CD)
\6300→\5990
J.S.バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲&ヴァイオリン協奏曲全集
【CD1】…999989
 1.チェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV 1052
 2.チェンバロ協奏曲 ニ長調 BWV 1054
 3.チェンバロ協奏曲 ホ長調 BWV 1053

  ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
  コンチェルト・コペンハーゲン

【CD2】…777248
 1.チェンバロ協奏曲 イ長調 BWV 1055
 2.チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV 1056
 3.チェンバロ協奏曲 ヘ長調 BWV 1057
 4.チェンバロ協奏曲 ト短調 BWV 1058

  ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
  コンチェルト・コペンハーゲン

録音 2005年

【CD3】…777681(2枚組-1)
 1.2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
 2.2台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV 1061
 3.2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調 BWV 1062
 4.フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV 1044

  トレヴァー・ピノック(チェンバロ)…1,2,3
  ケイティ・バーチャー(フルート)…4
  マンフレッド・クレーマー(ヴァイオリン)…4
  ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
  コンチェルト・コペンハーゲン

録音 2011年1月30日-2月2日,2011年3月31日-4月1日,
    2013年11月26-28日
ガルニソン教会、コペンハーゲン、デンマーク

【CD4】…777681(2枚組-2)
 1.3台のチェンバロのための協奏曲 ニ短調 BWV 1063
 2.3台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV 1064
 3.4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV 1065
  (原曲:ヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 Op.3-10. RV 580)

  マルクス・モーリン(チェンバロ)…3
  マリーケ・スパーンス(チェンバロ)
  トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮&チェンバロ)
  コンチェルト・コペンハーゲン

録音 2011年1月30日-2月2日,2011年3月31日-4月1日,2013年11月26-28日
ガルニソン教会、コペンハーゲン、デンマーク

【CD5】…777904
 1.ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041
 2.ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 1042
 3.2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043
 4.オーボエ協奏曲 ニ短調 BWV 1060R

  フレドリーク・フレム(ヴァイオリン)…1,2
  ペーター・スピシュスキー(ヴァイオリン)…3
  ビャッテ・アイケ(ヴァイオリン)…3
  アントワーヌ・トリュンツィク(オーボエ)…4
  マンフレート・クレーマー(ヴァイオリン)…4

  ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮)
  コンチェルト・コペンハーゲン

録音 2011年3月31日-4月3日
ガルニソン教会、コペンハーゲン、デンマーク

 これまでリリースされ、大好評を博していたコンチェルト・コペンハーゲン(COCO)と名手ラルス・ウルリク・モルテンセンによる「バッハ協奏曲集」が遂にBOX化されました。
 最初にリリースされた独奏チェンバロの協奏曲が高く評価されたのに続き、2011年に録音されたトレヴァー・ピノックを迎えた複数チェンバロのための協奏曲集、そして同じ年の録音である「ヴァイオリン協奏曲集(オーボエ協奏曲を含む)」はどれもコンチェルト・コペンハーゲンの奏者たちの自主性を生かしながら、見事なアンサンブルが構築されており、モルテンセンの指揮者としての才能を強く感じさせます。
 今回、お求めやすい価格を設定、この機会に素晴らしい演奏をお楽しみください。
 
 


555250
\2800→\2590
珍しい管弦楽曲集
ニコライ・チェレプニン(1873-1945):

 1.交響的前奏曲「遠き王女」Op.4
 2.バレエ音楽「ナルシスとエコー」Op.40
オー・ムーヤン(テノール)・・・2
アイン・ヴォーカルアンサンブル・・・2

ウーカシュ・ボロヴィツ(指揮)
バンベルグ交響楽団

 壮麗な響きを駆使ニコライ・リムスキー=コルサコフに師事、指揮者として活動を始め、やがてディアギレフが率いる「ロシア・バレエ団」の指揮者を務め、パリ公演にも参加しています。1911年に作曲されたバレエ音楽「ナルシスとエコー」はこの頃の作品で、チェレプニンは妖精エコーの報われない恋を描いた物語に重厚な音楽を付けています。
 1911年4月、初演時の舞台美術はレオン・バクスト、振付はミハイル・フォーキンが担当。華やかで色彩豊かな舞台が話題となりました。
 もう1曲の交響的前奏曲「遠き王女」は1896年の作品。ハープの分散和音が印象的に使われた前奏が、やがて活動的なチャイコフスキー風のワルツに変わり、幻想的な世界を描き出していきます。
  録音 2018年5月22-25日、Bamberg, Konzerthalle Bamberg, Joseph-Keilberth-Saal
  
 


555196
\2800
ジョージ・アンタイル(1900-1959):セレナード 第1番&第2番 他
 1.弦楽のためのセレナード 第1番
 2.弦楽のためのセレナード 第2番
 3.バレエ音楽「黄金の鳥」
 4.バレエ音楽「夢」
ファウジ・ハイモー(指揮)
ロイトリンゲン・ヴェルテンベルク・フィルハーモニー管

 アメリカのピアニスト、作曲家ジョージ・アンタイル。自らを「音楽の悪童」と名乗り「バレエ・メカニック」をはじめとした前衛的で奇妙な作品を数多く書き、スキャンダルを巻き起こしたことで知られています。
 このアルバムに収録されているのは、1930年代から1940年代にかけて書かれた4つの作品で、「年代を追うごとに伝統的になっていく」と言われる彼の作風の変遷を辿ることができます。
 2曲の弦楽セレナードは、いずれも1947年から1948年にかけて作曲されており、当時、映画音楽やオペラで成功を収めていたアンタイルらしく親しみ易い雰囲気を備えています。
 なかでも第1番は、彼自身の「交響曲第5番」と「交響曲第6番」と同じ素材が使われるなど多くの共通点が見られます。
 「黄金の鳥」は1921年の作品で中国風の味付けがなされたエキゾチックな音楽。1934年の「夢」は振付師バランシンの依頼によって作曲された新古典派風の様式による色彩的な音楽です。
  録音 2017年9月27日,2018年7月2-3日、Studio der Wurttembergischen Philharmonie Reutlingen
  
 


555240
\2200
ドニゼッティ(1797-1848):弦楽四重奏曲 第4番-第6番
 1-4.弦楽四重奏曲 第4番 ニ長調
 5-8.弦楽四重奏曲 第5番 ホ短調
 9-12.弦楽四重奏曲 第6番 ト短調
ケルン・プレイエル四重奏団
 インゲボルク・シェーラー(第1ヴァイオリン…1-4),(第2ヴァイオリン…5-12)
 ミレナ・シュースター(第1ヴァイオリン…5-12),(第2ヴァイオリン…1-4
 アンドレアス・ゲルハルドゥス(ヴィオラ)
 マリー・デラー(チェロ)

 2000年代初めに相次いでリリースされ高い評価を受けた、ピリオド楽器アンサンブル“レヴォルーショナリー・ドローイング・ルーム”による一連のドニゼッティの弦楽四重奏曲は、オペラ作曲家として名高いドニゼッティの知られざる傑作の再発見は、多くの聴き手を興奮させました。
 しかし、そちらは第7番から第18番までのみの録音で、残念なことにこのシリーズは全集として完結しませんでした。
 その後、20年以上を経てようやくケルン・プレイエル四重奏団の演奏で残りの曲が録音され、前作の第1番から第3番(777909) に続き、今回のアルバムで全集が完結します。
 ウィーンの文化に精通していたドニゼッティは、自身の弦楽四重奏曲でイタリアとオーストリアの伝統を融合、かっちりとした形式の中に流麗な旋律が散りばめられた美しい作品に仕上げています。
 ケルン・プレイエル四重奏団は前作第1番から第3番と同じく、バランスの良い響きと新鮮な解釈で作品を聴かせます。 
  録音 2014年5月29-31日、 Pfarrkirche St. Martin, Messerich (Eifel)
  
 


555260
\2800
ヨハン・クーナウ(1660-1722):宗教曲全集 第5集
 1.Gott sei mir gnadig nach deiner Gute
  神よ、その慈しみをもってわたしを憐れんでください
 2.Ich habe Lust abzuscheiden
   私はこの世を去って
 3.Erschrick, mein Herz, vor dir
   驚くなかれわが心、あなたの前で
 4.Weicht,ihr Sorgen, aus dem Herzen
   消え去れ憂い、あなたの心から
 5.Singet dem Herrn ein neues Lied
   主に向かって新しき歌をうたえ
オペッラ・ムジカ(声楽アンサンブル)
カメラータ・リプシエンシス(古楽器使用)
グレゴール・マイヤー(指揮)

 チェンバロのための「聖書ソナタ」をはじめ、数多くの鍵盤楽器のための作品で知られるドイツ・バロック期の作曲家ヨハン・クーナウ。
 1701年からヨハン・シエッレの後任としてライプツィヒの聖トーマス教会カントルの地位に就き、1722年に亡くなるまでその地位にあったこともあり、宗教曲も数多く残しています。
 このシリーズは彼の全宗教作品を録音するというプロジェクトに基づくもので、マニフィカトやミサ・ブレヴィスを含む様々なカンタータの演奏はグレゴール・マイヤー指揮するカメラータ・リプシエンシスが担当、最近出版された比較校訂版を用いた学術的にも貴重な録音です。
 第5集では、この時代に好んで用いられたテキスト「Singet dem Herrn ein neues Lied 主に向かって新しき歌をうたえ」を含む5つのカンタータを聴くことができます。
 管と弦のバランスの良い響きと、合唱の素朴な響きが融合した美しい演奏です。
  録音 2018年6月27-29日、St. Marien, Rotha
  
 


555294
\2200
イスラエルの作曲家によるピアノ作品集
 1.ヨアヒム・ストゥチェフスキー(1891-1982):パレスチナのスケッチ
 2.ストゥチェフスキー:ピアノのための3つの小品
 3.セルジゥ・ナトゥラ(1924-):ピアノのための変奏曲
 4.ナトゥラ:ピアノのためのソナチネ
 5.ツヴィ・アヴニ(1927-):カプリッチョ
 6.アヴニ:In Spite of all that それにもかかわらず
 7.アブニ:Dedication 献呈
 8.エデン・パルトス(1907-1977):前奏曲
 9.パルトス:メタモルフォーゼン
 10.モルデカイ・セター(1916-1994):ピアノのための三部作 II
コーリャ・レッシング(ピアノ)

 レーガーなどドイツ作品を中心としたレパートリーを持つ名ヴァイオリニスト、コーリャ・レッシング。
 しかし最近の彼が熱中しているのは、ピアニストとして「知られざる作品」を演奏、普及することです。前作ではツェルニーの練習曲「前奏曲の技法」Op.300の全曲(555169)をリリースし、ツェルニーの新たな魅力を伝えましたが、今作は更にめずらしい「イスラエルの作曲家」たちの作品を演奏、全く異なる世界を見せています。
 アルバムに収録された一連の作曲家は、ほとんど名前も知られていませんが、彼らは誰もが芸術、政治、宗教について強い信念を持っており、これらが反映された作品はどれも聴きごたえのあるものばかりです。レッシングは作品に込められた様々な思いを丁寧に描き出しています。
 録音 2018年7月17-19日、ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン
  
 

555205
(4CD)
\5100
ヘンデル(1685-1759):歌劇《カスティリアの女王アルミーラ》 HWV1 アルミーラ…エメケ・バラート(ソプラノ)
エディリア…アマンダ・フォーサイス(ソプラノ)
フェルナンド…コリン・バルザー(テノール)
コンサルヴォ…クリスティアン・イムラー(バリトン)
オスマン…ザカリー・ワイルダー(テノール)
ライモンド…ジェシー・ブランバーグ(バリトン)
ベランテ…テレサ・ワキム(ソプラノ)
タバルコ…ヤン・コボウ(テノール)
ポール・オデット&スティーヴン・スタッブス(音楽監督)
ボストン古楽音楽祭管弦楽団(コンサートマスター…ロバート・ミーリィ)

 グラミー賞を始めとした数々の賞を獲得、定評ある演奏で知られるポール・オデット&スティーヴン・スタッブスが音楽監督を務めるボストン古楽音楽祭管弦楽団によるヘンデルの歌劇《カスティリアの女王アルミーラ》。
 ヘンデル19歳の時に初めて手掛けた歌劇であり、主人公は王族たちですが、内容は恋人同士の誤解と秘められた恋が描かれるというもの。テキストにはドイツ語とイタリア語が混在し、曲中には舞曲を多数含めむため、演奏には4時間以上かかるという意欲作です。
 1705年にハンブルクで初演され、20回以上再演、大成功を収めました。当時のハンブルク歌劇場の監督はラインハルト・カイザーが務めており、彼はヘンデルの才能を大絶賛したということです。
 今回の演奏では主役アルミーラをエメケ・バラートが歌っており、ヘンデルが要求する高い技術を完璧に自分のものにして、難しいアリアを難なく歌いこなしています。輝かしい響きによるオーケストラの演奏も聴きどころです。
 録音 2018年1月21日-2月1日、Sendesaal Bremen
 
 

555318
\2200
Mirabile Mysterium 素晴らしき謎
様々な国と様々な時代のクリスマスのための合唱音楽

【収録曲の作曲家】
 ハインリヒ・イサーク(1450-1517)
 ヨハネス・エッカールト(1553-1611)
 ギュンター・ラファエル(1903-1960)
 アンドレアス・ハンマーシュミット(1612-1675)
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)
 ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)
 ヨーゼフ・ラインベルガー(1839-1901)
 マックス・レーガー(1873-1916)
 ヤーコブス・ガルス(1550-1591)
 カール・ティール(1862-1939)
 フェリックス・ヴォイルシュ(1860-1944)
 エリック・ウィテカー(1970-)
 ヤン・サンドストレム(1954-)
 ヘルベルト・ハウエルズ(1892-1983)
 ジョン・ラッター(1945-)
 アントニン・チャプスキー(1928-2014)
 モーテン・ローリゼン(1943-)
ザクセン・ヴォーカルアンサンブル
マティアス・ユング(指揮)

 様々な国と時代の「イエスの誕生(クリスマス)」を祝う合唱作品を集めたアルバム。
 キリスト教の信者だけでなく世界中が祝祭ムードに包まれるクリスマスのために、はるか昔から数多くの作曲家が作品を書いています。
 その中には直接、キリストの誕生を祝うものだけでなく、「その日を待ち焦がれる」アドヴェントの曲も含まれています。
 イサークやエッカールトによる素朴で敬虔な作品から、ラッターやローリゼンなどの現代的で華やかな曲まで、幅広い喜びを味わえる1枚であり、ザクセン・ヴォーカルアンサンブルの演奏は神への祈りと喜びに溢れています。
 録音 2018年2月&4月、アン教会、ドレスデン
  





NAXOS



8.574189
\1200
ハースケダール:BEHIND THE WALL 壁の後ろに
 1.Welcome to Ramallah - The Hill of God
   ラマッラーへようこそ-神の丘
 2.Smoking Shisha at Al-Manara Square
   アルで煙草を吸うシーシャ-マナラ広場
 3 Moosiqa Alsalam Peace Music 平和の音楽
 4.The Olive Farmer オリーヴ農場
 5.Salah Elfajer Morning Prayer 朝の祈り
 6.Abu Ezz Grill アブ・エズ・グリル
 7.Sunrise in Ramallah ラマッラーの日の出
 8.Amal Caravan of Dreams Hope
   アマール-キャラヴァンの夢-希望
エリン・トルプ・メラド(オーボエ/コールアングレ)
ヒェル・マグネ・ロバク(チェロ)
グロ・メレテ・イェルトヴィク(ピアノ)

 ダニエル・ハースケダールはヨーロッパにおける最先端の音楽シーンを牽引するミュージシャンの一人。
 クラシック、民謡、ジャズの要素を融合したスタイルによる作品は世界中で人気を誇っています。
 このアルバムには、彼自身がシリア、レバノン、パレスチナを巡り、戦争によって破壊された地域の遺産を研究し、失われた古代の伝統や、大いなる力に脅かされた人々の悲しみと尊厳を伝えるための音楽が収録されています。
 タイトルの「WALL」とはイスラエル西岸地区の分離壁のこと。2005年には匿名の芸術家“バンクシー”がここに9枚の壁画を残したことで知られ、アルバムジャケットには、その中の1枚が使用されています。
 中近東風の音楽と西洋のスタイルによる音楽が見事に組み合わされた一連の作品は、もともとハースケダール自身が率いる即興バンドが演奏していたものですが、今回この録音のためにハースケダールが室内楽アンサンブル用のヴァージョンを創り上げ、ロイヤル・ノーザン・シンフォニアの3人の奏者たちが演奏。作品に新たな命と平和への祈りを込めています。
 録音日不明、Bagsvard kirke, Denmark by August Wanngren
  
 


8.574034
\1200
プティジラール(1950-):Etats d'ame 心情
 Etats d'ame 心情(2011-2012)
  1.第1楽章
  2.第2楽章
  3.第3楽章

 4.Solitaire 寂しさ(2014)
 5.交響詩「Le Marathon マラソン」(1992/2010改訂)
 6.交響詩「Flaine フレーヌ」(2018)

世界初録音
ミシェル・スペラ(アルトサクソフォン)…1-3
ベラーシュ・カントール(チェロ)…5

ローラン・プティジラール(指揮)
ブダペスト・ハンガリー交響楽団

 抒情的な作風で知られるフランスの現代作曲家ローラン・プティジラールの作品集。
 冒頭の「Etatsd'ame-心情」は、彼が長年作曲したいと考えていたサクソフォンのための協奏曲。良くあるように「ソリストに2種類や3種類の楽器を演奏させるのではなく」あくまでもアルト・サクソフォンのみを用い、楽器の音色と表現力を極限まで追求。また第1楽章ではフルートやクラリネットを効果的に使い、合奏協奏曲を思わせる仕上がりも見せています。
 パーカッションが効果的に使われた「Solitaire 寂しさ」は、曲調とタイトルに関連性は持たされておらず、あくまでも「白紙に向かった作曲家の心情」がタイトルになっているとプティジラールは説明しています。
 書かれることのなかったオペラから生まれた交響詩「マラソン」はオリンピックを目指す3人の男性の物語。芸術と建築、文化を通して精神的な旅へといざなう交響詩「フレーヌ」も感動的な作品です。
  録音 Hungarian Radio Studio, Budapest 2018年6月24-26日…1-5 2018年11月27日…6
  
 

8.573922
\1200
クレメンティ(1752-1832):鍵盤のためのソナタ集
 1-3.ソナタ ヘ長調 Op.24-1(1784)
 4-5.ソナタ イ長調 Op.1bis,No.4(1771)
 6-8.ソナタ 変ロ長調 Op.13-4(1785)
 9-10.ソナタ ホ長調 Op.1-6(1771)
 11-12.ソナタ ヘ長調 Op.1bis,No.1(1771)
 13.ソナタ イ短調 Op.1bis,No.5(1771)
 14-15.ソナタ ヘ長調 Op.26(1791)
リ・ソヨン・ケイト(ピアノ)

 モーツァルトの4年前に生まれ、ベートーヴェンよりも長く生きたクレメンティ。80年という当時としては長命を得た彼の鍵盤作品は、チェンバロからピアノへと楽器の発展に伴う表現力、演奏技術の可能性を探求したもの。ベートーヴェンの先駆的役割を担う重要な作曲家ですが、現在では一部のソナチネや教則本「グラドゥス・アド・パルナッスム」が教育用として使われるのみで、ソナタなどの主要作品はあまり演奏されることがありません。NAXOSではクレメンティのソナタの全曲録音シリーズを企画しており、このアルバムでは、彼のイギリスでの保護者を務めたピーター・ベックフォードに捧げた作品番号1のソナタを中心に、華麗な作風を誇る作品番号24の「ヘ長調ソナタ」などを配し、クレメンティの作風の変遷を探ります。
 録音 2018年1月5-7日、Performing Arts Centre, Country Day School, King City, Ontario, Canada
 
 

8.559872
(2CD)
\2400
レイトマン:歌曲集 Living in the Body 肉体の中の生命
【CD1】
 1-2.The Joy of Uncreating
   創造しない喜び(2013/2017年改訂)…世界初録音
 3-6.The Blood Jet
   血液の噴出(2008/2010/2017改訂)
…世界初録音
 7-9.Sable Pride
   セーブルのプライド(2013/2017改訂)
 10.And I Will Bring Them
   そして、持っていこう(2001/2003/2009/2017改訂)
   
…世界初録音
 11-12.Two William Carlos Williams Songs
   2つのウィリアム・カーロス・ウィリアムズの歌(1997/2006/2017改訂)
…世界初録音
 13-18.Living in the Body
   肉体の中の生命(2001/2017改訂)
…世界初録音
 19.Todesfuge 死のフーガ(2010/2013改訂)
…世界初録音
 20.Tis Philosophy 哲学(2011/2017改訂)
…世界初録音
 21-25.Five Lovers 5組の恋人たち(2004/2017改訂)
…世界初録音
 26.Dear Future Roommate 親愛なる未来のルームメイト(2015/2017改訂)
  
…世界初録音
 27.What You Wanted あなたは何を欲しがっていたの(2011/2017改訂)
  
…世界初録音
【CD2】
 1.I Am In Need of Music
  私は音楽を必要とする(1999/2017改訂)
…世界初録音
 2-4.On the Green Trail
   緑の小径にて(2007/2017改訂)
…世界初録音
 5.Journey 旅(2005/2017改訂)
…世界初録音
 6-10.River of Horses 馬たちの川(2005/2017改訂)
…世界初録音
 11.The Act 行為(2010/2017改訂)
…世界初録音
 12.The Silver Swan 銀色の白鳥(2007)
…世界初録音
 13.On a Photograph 写真で(2004/2017改訂)
…世界初録音
 14-18.Soul Fox ソウル・フォックス(2013/2017改訂)
 19.Lullaby 子守歌(2000)
…世界初録音
 20-23.Short Songs for Edward
   エドワードのための短い歌(2017)
…世界初録音
 24.You Leave Me Bent(2016/2017改訂)
…世界初録音
ジェニファー・チェック(ソプラノ)…CD2:6-10,14-19
アシュリー・エマーソン(ソプラノ)…CD2:11
サリ・グルーバー(ソプラノ)…CD1:3-6,20,CD2:1
アリサ・ヨルドハイム(ソプラノ)…CD1:21-25
モーリーン・マッケイ(ソプラノ)…CD1:13-18,CD2:12,20-23
マーガレット・ゴーリシアック(メゾ・ソプラノ)…CD1:1-2,27.CD2:13-14
ダリル・テイラー(カウンターテナー)…CD1:7-10
ドミニク・アームストロング(テノール)…CD2:2-4,11
ヴェール・ライドアウト(テノール)…CD1:11-12,26
ランダル・スカルラータ(バリトン)…CD1:19,CD2:1,13
トーマス・クライネス(チェロ)…CD1:19
ギャリー・ルイス(アルト・サクソフォン)…CD1:13-18,CD2:5,19
エミリー・スカラ(フルート)…CD2:12
ウォーレン・ジョーンズ(ピアノ)…CD2:2-4,6-10,14-18
ロリ・ライトマン(ピアノ)…CD1:3-6,10-12,26,CD2:12,13,24
アンドリュー・ローゼンブルム(ピアノ)…CD1:1-2,7-9,20-25,27,
                       CD2:1,11,20-23
カーステン・テイラー(ピアノ)…CD2:5,19

 ロリ・レイトマンは現代アメリカを代表する声楽曲作曲家の一人。複数の歌劇を始め、合唱曲、250曲以上の歌曲を含む多数の声楽作品を発表しています。
 様々な詩人や作家の詩を用い、時にはホロコーストの犠牲者の詩を用いて問題提起を行うなど、多彩な作品を発表する彼女、このアルバムでもエリザベス・ビショップ、ポール・セランなどの高名な詩人のテキストを用いた深遠な曲から、彼女の自作の詩を用いた「最初の孫エドワードの2歳の誕生日」のために書いたという「エドワードのための短い歌」などのユニークで個人的な曲まで、ヴァラエティ豊かな作品を披露しています。
 また、世界初録音の歌曲を多数含むだけではなく、曲想に合わせて最もふさわしい歌手を起用、レイトマン自身もピアノを演奏するなど、現在の彼女の姿をあますことなく伝える2枚組です。
  録音:
   Scorca Hall,National Opera Center, New York, NY
    2017年12月12日…CD2:2-4,11,14-18
    2017年12月13日…CD1:19,21-25,CD2:6-10,20-23
   Spencerville Seventh-day Adventist Church,
   Silver Spring, MD, USA
    2017年7月19日…CD1:11-12,26,CD2:5,12,19
    2017年7月20日…CD1:13-18
    2017年6月21日…CD1:3-6,7-10,20,CD2:1,13
    2017年6月22日…CD1:1-2,27,CD2:24
  


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NAXOS〜Idil Biret



8.571349
(2CD)
\2400→\2190
イディル・ビレット:協奏曲エディション 第7/8集
 モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲集
【CD1】
 ピアノ協奏曲 第15番 変ロ長調 K450
  1.第1楽章:Allegro
  2.第2楽章:Andante
  3.第3楽章:Allegro
 ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K491
  4.第1楽章:Allegro
  5.第2楽章:Larghetto
  6.第3楽章:Allegretto
【CD2】
 ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K503
  1.第1楽章:Allegro maestoso…(カデンツァ:イディル・ビレット)
  2.第2楽章:Andante
  3.第3楽章:Allegretto
 ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K595
  4.第1楽章:Allegro
  5.第2楽章:Larghetto
  6.第3楽章:Rondo: Allegro
イディル・ビレット(ピアノ)

ジョン・ギボンズ(指揮)
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ

 イディル・ビレットによるモーツァルトの4曲のピアノ協奏曲。第15番と第24番は、以前リリースされた12枚組のBOX(バッハ&モーツァルト・エディション…8.501206)に収録されていましたが、今回は2018年に録音された第25番と第27番を加えての2枚組として登場。
 柔らかい曲調が魅力的な第27番では、ビレットはゆったりとしたテンポで大きく旋律を歌わせるなど、ここでもユニークな表現で曲を聴かせます。
 第25番のカデンツァはビレット自身によるものであることにも注目です。
 2019年11月に78歳の誕生日を迎えたイディル・ビレット。ますます音楽性に磨きがかかっています。
  
 録音:
   2015年10月29日 St.John's Smith Square,London
    …CD1(ピアノ:スタインウェイ)
   2018年9月30日 Worthing Assembly Hall
   …CD2(ピアノ:シゲル・カワイ)
 
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8.571401
(2CD)
\2400→\2190
イディル・ビレット:ソロ・エディション 第10/11集
 ドビュッシー(1862-1918):練習曲,前奏曲集 第1巻,映像 他
【CD1】
 映像 第1集
  1.水に映る影
  2.ラモー賛歌
  3.動き
 映像 第2集
  4.葉ずえを渡る鐘
  5.荒れた寺にかかる月
  6.金色の魚

 7.レントより遅く

 練習曲集 第1集
  8.五本の指のための練習曲
  9.三度のための練習曲
  10.四度のための練習曲
  11.六度のための練習曲
  12.オクターヴのための練習曲
  13.八本の指のための練習曲

 練習曲集 第2集
  14.半音階のための練習曲
  15.装飾音のための練習曲
  16.反復音のための練習曲
  17.対比的な響きのための練習曲
  18.組み合わされたアルペッジョのための練習曲
  19.和音のための練習曲

【CD2】
 ベルガマスク組曲
  1.前奏曲
  2.メヌエット
  3.月の光
  4.パスピエ

 ピアノのために
  5.前奏曲
  6.サラバンド
  7.トッカータ

 8.喜びの島

 前奏曲集 第1巻
 9.デルフィの舞姫
  1 0.ヴェール
  11.野を渡る風
  12.夕べの大気に漂う音と香り
  13.アナカプリの丘
  14.雪の上の足跡
  15.西風の見たもの
  16.亜麻色の髪の乙女
  17.途絶えたセレナード
  18.沈める寺
  19.パックの踊り
  20.ミンストレル
イディル・ビレット(ピアノ)

 1941年生まれの名手イディル・ビレット。2018年と2019年に録音されたばかりの彼女の最新アルバムはドビュッシーの作品集。
 印象派を代表する作品「映像」や「前奏曲集 第1巻」での絶妙なペダル使いによる多彩な音色、超絶技巧の持ち主であるビレットならではの巧みな演奏が光る「練習曲」、ビレットらしいユニークでゴツゴツした表現が面白い「レントより遅く」「喜びの島」など、古典から現代まで幅広い時代の作品に精通する彼女ならではのアプローチが光ります。
 年齢を重ねても全く技巧は衰えることなく、一層表現に深みが増したビレット、その進化から目を離せません。

  録音 Chateau de Flawinne,Namur,Belgium
  2018年4月19-21日
   …CD1:8-19,1-6.CD2:5-7,8
  2019年5月8-10日
   …CD2:9-20,1-3.CD1:7
  





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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BMC



BMCCD 253
¥2500→\2290
「ハンガリー初演」の貴重な演奏 1944年1月5日
 ペーテル・セルヴァーンスキ(ヴァイオリン)
  バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番
ペーテル・セルヴァーンスキ(ヴァイオリン)
ヤーノシュ・フェレンチク(指揮)
メトロポリタン・オーケストラ

 バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番。1944年1月、母国ハンガリーでの初演の記録が登場!

 1939年3月23日、アムステルダムのコンセルトヘボウで行われた「世界初演」から数年後、1944年1月5日にブダペストのヴィガドー・コンサート・ホールで行われたバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番の「ハンガリー初演」の貴重な演奏がBMCレーベルから登場!
 「世界初演」を担当したゾルターン・セーケイに対し、「ハンガリー初演」を担当したのは、同じくハンガリーのヴァイオリニスト、ペーテル・セルヴァーンスキ。1913年にハンガリーの音楽一家に生まれたセルヴァンスキはリスト音楽院で19世紀後半〜20世紀前半の同国を代表する大ヴァイオリニスト、イェネー・フバイにヴァイオリンを師事。

 ブダペスト・コンサート管弦楽団のコンサートマスターを務め、ヴァルトバウエル・ケルペーイ四重奏団(後のハンガリー弦楽四重奏団)では第2ヴァイオリンとしてシャーンドル・ヴェーグやデネーシュ・コロムサイ、ヴィルモシュ・パロタイと共に活動した20世紀ハンガリーを代表する名ヴァイオリニストの1人です。
 ハンガリーにおけるレコーディング・エンジニアのパイオニア的存在、イシュトヴァーン・マカイが、1936年以降にラジオ・ブダペストで放送された全てのバルトーク作品の演奏を集めたアーカイヴ「バビチ=マカイ・コレクション」からの復刻です。

 ※録音:1944年1月5日、ヴィガドー・コンサート・ホール(ブダペスト、ハンガリー)
 ※当録音にはマスターテープに起因するノイズがございます。予めご了承下さい。




















11/19(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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ARS PRODUKTION



ARS 38256
(SACD HYBRID)
¥2700→\2490
北西ドイツ・フィルのショスタコーヴィチ!
 指揮は俊英エーリッヒ・ポルツ
  ショスタコーヴィチ:
   祝典序曲イ長調 Op.96
   ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.102
   交響曲第9番変ホ長調 Op.70
ザビーネ・ヴァイアー(ピアノ)
エーリッヒ・ポルツ(指揮)
北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団

 ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州ヘルフォルトを本拠地とし、歴代の首席指揮者にはアンドリス・ネルソンズや上岡敏之、古くにはヘルマン・シェルヘンも名を連ねるドイツのオーケストラ、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団のショスタコーヴィチ・アルバム。
 指揮者のエーリッヒ・ポルツはオーストリア出身の有望株。2013年に創設したウィーンの室内オーケストラ、モードゥス21の首席指揮者の任にあり、エルル・チロル音楽祭の「The 24 Hour Ring」ではアシスタント・コンダクター、合唱指揮者を務めるなど頭角を現しています。
 「ピアノ協奏曲第2番」のソリストは、1988年ルクセンブルク出身の若手女流サビーネ・ヴァイアー。ベルギーの名手ダニエル・ブルメンタールに師事し、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールへのデビューも果たしている期待のピアニストです。

 ※録音:2017年10月24日ᬢ26日、ヘルフォルト・シュタットパルク(ドイツ)



 
オ−ストリアの俊英、エーリッヒ・ポルツ。
サイトもあります!
http://erichpolz.at/

「運命」の第1楽章がちょっとだけ聞けちゃいます!
https://youtu.be/6_XBV63wKeU
 
ARS 38230
(SACD HYBRID)
¥2700
クインタエッセンティア・リコーダー四重奏団、
 J.S.バッハ「フーガの技法」

  J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080
クインタエッセンティア・
 リコーダー四重奏団

 南米ブラジルのリコーダー・アンサンブル、クインタエッセンティア・リコーダー四重奏団が、J.S.バッハがその卓越した対位法で構築した最高峰の作品の1つである「フーガの技法」を4本のリコーダーで録音。
 クインタエッセンティアはこの録音に臨むにあたり、バッハ自身のマニュスクリプト(1742ᬢ46)と、C.P.E.バッハによって編纂された1751年のsyぅつパンフの2種類のソースを研究。4本のリコーダーで「フーガの技法」を構築するための最適な姿を追求するなど、並々ならぬ情熱を注いでいます。
 4本のリコーダーが築き上げてゆく対位法の最高峰。81分超という長時間収録もポイントです。

 ※録音:2016年2月&3月
 
 

ARS 38109
(SACD HYBRID)
¥2700
J.S.バッハ:オルガンのためのトランスクリプション集 マルティン・シュメーディング(オルガン)
 リスト編曲:モテット《われは憂い多く》による導入部とフーガ
 シャープ編曲:《マタイ受難曲》より われらは涙を流してひざまずき
 J.S.バッハ編曲:オルガン協奏曲第5番ニ短調 BWV.596(ヴィヴァルディのOp.3-11に基づく)
 カルク=エラート編曲:《クリスマス・オラトリオ》より パストラール・シンフォニア
 ウィドール編曲:ミゼレーレ・メイ
 レーガー編曲:前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.867
 J.S.バッハ編曲:コラール《目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ》BWV.645
 デュプレ編曲:カンタータ第29番《神よ、われら汝に感謝す》BWV.29より シンフォニア
 シュメーディング編曲:トリオ・ソナタ ハ長調 BWV.1031
 ランドマン編曲:シャコンヌ ニ短調

 作曲者自身を含む様々な作曲家、音楽家たちによって「オルガン用」にアレンジされたJ.S.バッハの音楽を集めた「オルガン・トランスクリプション集」。
 演奏は、ハノーファーのナザレ教会のカントール兼オルガニスト、ドレスデン聖十字架教会のオルガニストなどの要職を歴任したマルティン・シュメーディング。
 ドイツ、カールスルーエのドゥルラッハ市教会に設置されている1999年に再建されたオルガンが壮大に響きます。

 ※録音:2011年9月20日ᬢ22日、ドゥルラッハ市教会(カールスルーエ、ドイツ)
 




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NAXOS



8.574093
\1200
トロンボーンの旅 第1集
 シューベルト(1797-1828):Winter Journey(冬の旅) Op.89 D911
  (マシュー・ジーによるトロンボーン編)
 1.おやすみ  2.風見の旗
 3.凍った涙  4.氷結
 5.菩提樹  6.溢れる涙
 7.川の上で  8.回想
 9.鬼火  10.休息
 11.春の夢  12.孤独
 13.郵便馬車  14.霜おく頭
 15.からす  16.最後の希望
 17.村にて  18.嵐の朝
 19.まぼろし  20.道しるべ
 21.宿屋  22.勇気
 23.幻の太陽  24.辻音楽師
マシュー・ジー(トロンボーン)
クリストファー・グリン(ピアノ)

 2019年に来日、大評判となったブラス・アンサンブル「セプトゥーラ」でトロンボーンを吹くマシュー・ジー。彼は2010年からロイヤル・フィルハーモニーの首席奏者を務め、ロンドン王立音楽アカデミーでは後進の指導にあたるだけでなく、ソリストとしても引く手あまたの活躍をしています。
 このアルバムで彼が取り上げたのはシューベルトの名作歌曲集「冬の旅」。もとよりトロンボーンはポルタメントやビブラートなど様々な技巧を駆使することで、多彩な音色を創り出すことが可能が楽器であり、この歌曲への挑戦も決して無謀なことではありません。
 とはいえ、さすがに言葉を用いることができず“歌詞をとりわけ重んじる”ドイツ・リートを演奏するためには、まず歌詞の概念を取り払う必要がありました。
 そこでジーは全ての曲のタイトルを一度、英語に置き換えることで、テキストの呪縛から解き放たれることに成功。言葉を使うことのないトロンボーンによる新たな「冬の旅」が生まれました。
 時には優しく、時には激しく、絶望に打ちひしがれた若者の想いを切々と伝えます。
  録音 2018年8月9-11日、Turner Sims, Southampton, UK
 
  

8.579051
\1200
カミロ・シューマン&ローラン・メナジェ:ホルンとピアノのための作品集
 カミロ・シューマン(1872-1946):
  1-4.ホルンとピアノのためのソナタ 第2番 ニ長調 Op.Posth(1936)…世界初録音
 ホルンとピアノ伴奏のための3つのリサイタル用小品 Op.82(1908)
…世界初録音
  5.ロマンス
  6.インテルメッツォ
  7.狩の小品
 8-10.ホルンとピアノのためのソナタ 第1番 ヘ長調 Op.118(1911)
…世界初録音
 11.ローラン・メナジェ(1835-1905):Sur la montagne 山上で Op.35(1883頃-1887)
レオ・ハルスドルフ(ホルン)
白木 加絵(ピアノ)

 ザクセン出身のカミロ・シューマンは、カール・ライネッケに師事し音楽の基礎を学びました。その後はベルリン音楽大学に進み、クララ・シューマンの異父弟であるヴォルデマール・バルギールとロバート・ラデッケのもとで更なる研鑽を積み、オルガニストとしてデビュー。後に作曲家に転向しました。
 彼の作品はドイツロマン派の伝統を遵守しながらも、晩年にはシェーンベルクやストラヴィンスキーなどの先進的な作風も取り入れた折衷的な作風を持っていますが、このホルンのための作品は明らかにロマンティックな様式を備えており、時にはまるで古典派作品であるかのような端正な佇まいを見せています。
 最後に添えられているのは、ルクセンブルクの作曲家メナジェの小品。まさに「山上」の荘厳な景色を思わせる雄大な作品です。
 ルクセンブルク出身のホルン奏者レオ・ハルスドルフの表現豊かな演奏に加え、ルクセンブルクに拠点を置き活躍するピアニスト白木加絵の絶妙な伴奏も聴きどころです。
  録音 2018年8月20-23日、Conservatory of Music Auditorium, Luxembourg City, Luxembourg
  
  


8.574073
\1200
Baltic Inspiration バルト海のひらめき
 アルヴィダス・マルシス(1957-):
  1.Blackthorn Eyes サンザシの目(1999)(ピアノ四重奏版 2004)…世界初録音
  2.Hyacinth of the Snowfields 雪原のヒヤシンス(2012)
…世界初録音
  3.Milky Way (2002)(ピアノ四重奏版 2012)
…世界初録音
 ペトリス・ヴァスクス(1946-):ピアノ四重奏曲(2001)
  4.第1楽章:Preludio 前奏曲
  5.第2楽章:Danze 舞曲
  6.第3楽章:Canti drammatici 劇的な歌
  7.第4楽章:Quasi una passacaglia パッサカリアのように
  8.第5楽章:Canto principale 主要な歌
  9.第6楽章:Postludio 後奏曲
イッポリトフ・イヴァノフ・ピアノ四重奏団
【メンバー】
アナスタシア・ヤクシナ(ヴァイオリン)
オルガ・コーガン(ヴィオラ)
セルゲイ・アナニチ(チェロ)
イリナ・グライフェル(ピアノ)

 18世紀後半から19世紀にかけて数多くの名作が生まれた「ピアノ四重奏曲」ですが、それ以降は目立った作品はあまり生まれていません。
 しかしバルト海沿岸のリトアニアやラトヴィアの作曲家たちはこの形態を愛し、たくさんの作曲家によるピアノ四重奏曲が生まれています。
 なかでも、ラトヴィアの作曲家ペトリス・ヴァスクスは、母国の音楽要素を作品に取り入れた印象的なピアノ四重奏曲を作曲し、2001年に初演されてから高い人気を保持。多彩な表情を持つ6つの楽章で構成されたこの作品は、聴き手に強い印象を残します。
 マルシスの作品は、もともとは別編成のために書かれた曲ですが、ピアノ四重奏曲に編曲することで夾雑物がそぎ落とされ、曲の持つグロテスクな面やアイロニーが強調されています。
  録音:2017年6月8日 CineLab SoundMix, Moscow, Russia…4-9 2015年7月7日 Great Hall,Lithuanian National Philharmonic, Vilnius, Lithuania…1-3
  
  


8.574141
\1200
ジェネシスのキーボード奏者
トニー・バンクス(1950-):5 FIVE

 ニック・イングマン(1948-)による管弦楽版&編曲
  1.Prelude to a Million Years 100万年への前奏曲
  2.Reveille 起床ラッパ
  3.Ebb and Flow 満ち引き
  4.Autumn Sonata 秋のソナタ
  5.Renaissance ルネッサンス
トニー・バンクス(ピアノ、チェレスタ)

ジョン・バークレイ(コルネット、トランペット)…2,4
マルティン・ロバートソン(アルト&ソプラノサクソフォン)…3,5(ドゥドゥク)…5
フランク・リコッティ(パーカッション)
スカイラ・カンガ(ハープ)
チェコ国立交響合唱団…2,4,5
ニック・イングマン(指揮)
チェコ国立交響楽団

 大物プログレッシブ・ロック・バンド、ジェネシスのキーボード奏者として1969年にデビューしたトニー・バンクス。彼の活動はロックだけに留まることはなく、映画のサウンドトラックを書いたり、ソロで演奏したりと多岐に渡っています。
 2004年には「SEVEN」(8.557466)、2012年には「SIX」(8.572986)とかねてから念願であった“管弦楽作品”をNAXOSからリリースしたバンクス、今回はチェルトナム音楽祭のために作曲した「FIVE」の登場です。
 彼曰く「5と聞いて、誰もが予想するような5つの曲による組曲にはしたくなかった」とのことですが、結果的には「運命に抗うことができず」“5曲”で構成されました。
 彼自身の総譜を更に指揮者ニック・イングマンが最適な形にアレンジ、個々のパートは全て別々に録音し、ピアノ・パートはバンクスの自宅で別録りをするという凝った方法を取ることで、完璧なテンポ、完璧な仕上がりとなったということです。鬼才が放つユニーク、かつ美しい作品をぜひお楽しみください。
 録音 2017年3月22-26日  CNSO Studio Gallery 1, Prague, Czech Republic …オーケストラ&合唱 トニー・バンクス自宅…ピアノ&チェレスタ Angel Studios, London…パーカッション&ハープ
 
  


8.574005
\1200
オーベール(1782-1871):序曲集
 歌劇《石工》(1825)
  1.序曲
  2.第3幕への間奏曲…世界初録音
  3.第2幕:対話の音楽
…世界初録音
  4.歌劇《恥ずかしがり屋、または新しい誘惑》序曲(1826)
…世界初録音

 歌劇《レスター、またはケニルワース城》(1823)
…世界初録音
  5.序曲
  6.第3幕への間奏曲

 7.歌劇《兵隊屋敷》(1813)序曲
…世界初録音

 歌劇《エマ、または無分別な約束》(1821)
…世界初録音
  8.序曲
  9.第2幕への間奏曲
  10.第3幕への間奏曲


 歌劇《雪、または新しいエギンハルト》(1823)
  11.序曲
  12.第3幕への間奏曲

 13.歌劇《新約聖書と恋文》(1819)序曲…世界初録音

 歌劇《女羊飼いの城主》(1820)
…世界初録音
  14.第2幕への間奏曲
  15.第3幕への間奏曲
  16.序曲
ダリオ・サルヴィ(指揮)/
チェコ室内管弦楽団パルドビツェ

 フランスのロマン派オペラの頂点を築いた作曲家の一人、フランソワ・オーベール。生涯に50作ほどのオペラを作曲、当時のパリ・オペラ座ではワーグナーと人気を二分するほどに評価が高かったにもかかわらず、現在ではその作品がすっかり忘れられてしまいました。
 しかしそのオペラは、華麗かつエネルギッシュなスタイルを持ち、登場人物の卓越した性格描写だけではなく、随所に散りばめられた舞曲風の洒落た音楽など聴きどころが満載です。
 このアルバムには、7つの歌劇の序曲と間奏曲が収録されており、歌がなくとも、ロッシーニ風の色彩豊かな旋律とオーケストレーションを聴くだけでオーベール作品の素晴らしさの一端を知ることができます。
 演奏は珍しいオペラの研究家でもある指揮者ダリオ・サルヴィが指揮するチェコ室内管弦楽団パルドビツェ。素朴な響きが作品を引き立てています。
  録音 2018年10月28-31日、The House of Culture Dukla, Pardubice, Czech Republic
  
  


8.574047
\1200
コジェルフ(1747-1818):交響曲集 第3集
 交響曲 イ長調「ア・ラ・フランセーズ」 PosK I:10
  1.第1楽章:Allegro di molto
  2.第2楽章:Poco adagio ma piu andante
  3.第3楽章:Menuetto
  4.第4楽章:Presto con fuoco

 交響曲 ハ長調 PosK I:9
  5.第1楽章:Allegro molto
  6.第2楽章:Poco adagio
  7.第3楽章:Menuetto: Allegretto
  8.第4楽章:Presto con fuoco

 交響曲 変ロ長調「不屈」Posk I:11
  9.第1楽章:Allegro ma piu presto
  10.第2楽章:Adagio
  11.第3楽章:Menuetto: Vivace
  12.第4楽章:Allegro molto poco presto

 交響曲 ハ長調 PosK I:2
  13.第1楽章:Allegro con brio
  14.第2楽章:Andante
  15.第3楽章:Menuetto: Allegretto
  16.第4楽章:Allegro ma non presto
マレク・シュティレツ指揮
チェコ国立室内管弦楽団パルドビツェ

フィリップ・ドヴォルザーク(チェンバロ)

 ボヘミアで生まれ、プラハで頭角を現したのち、当時ヨーロッパにおける音楽の中心地ウィーンに赴き才能を発揮した作曲家コジェルフ。
 求められるままに器楽曲、室内楽曲、宗教曲など膨大な作品を書き上げましたが、現在、それらのほとんどが忘れられてしまったのは、あまりにも多作だったため、批評家から「作品の質が悪い」と酷評されたことも一因だといわれています。
 とはいえ、彼が残した17曲の交響曲は高い人気を誇り、ヴァンハルの次世代を担う「交響曲作曲家」としての地位を確立しました。
 作風はコジェルフの師、ドゥシェクの影響を受けているものの、師の作品を上回る複雑なオーケストレーションと華麗さを備えており、今、改めて聴いてみてもその素晴らしさを実感することができます。
 シリーズ全ての作品は、最新の研究結果が反映された校訂版で演奏されています。
  録音 2018年9月27-31日、The House of Music Pardubice, Czech Republic

 【コジェルフ:交響曲集既発リリース】
  第1集・・・8.573627
  第2集・・・8.573872
  


8.573918
\1200
シュポア(1784-1859):ヴァイオリンニ重奏曲集 第2集
 2台のヴァイオリンのための二重奏曲 Op.39
  第1番 ニ短調 Op.39-1
   1.第1楽章:Allegro
   2.第2楽章:Adagio
   3.第3楽章:Presto

  第2番 変ホ長調 Op.39-2
   4.第1楽章:Andante
   5.第2楽章:Menuetto: Allegro
   6.第3楽章:Vivace

  第3番 ホ長調 Op.39-3
   7.第1楽章:Adagio - Allegro molto agitato
   8.第2楽章:Andante con variazioni
   9.第3楽章:Rondo alla polacca
ジェムソン・クーパー(ヴァイオリン)
ジェームス・ディケンソン(ヴァイオリン)

 第1集(8.573763)が好評を得たシュポアのヴァイオリン二重奏曲。第2集には1816年に出版された作品番号39の3つの曲が収録されています。
 もともとイタリア・ツアーの資金調達のために書かれたこれらの作品、シュポア自身は「誰でも演奏できるように易しく書いた」と述べていますが、出版社ペータースは「難し過ぎる」と出版に難色を示しました。
 かろうじて出版にこぎつけたものの、ペータース側はシュポアに対して「やはり、作品は挑戦的であり難し過ぎる(売れそうもない)」と苦言を呈しています。
 シュポアは「難しくない。広く流通するはずだ」と言い続けていましたが、その後、ミラノで彼自身が当時最高のヴァイオリニスト、アレッサンドロ・ロッラとともに実際に演奏したところ「意図的に難しくしたのではないのだけど、より多くの調和を求めた結果、難しくなってしまった」と初めて“演奏の困難さ”を認めたというエピソードを持っています。
 もちろんこのアルバムのクーパーとディケンソンは完璧な演奏を披露しています。
  録音 2018年3月13-15日、Joshi Performance Hall, Indiana University South Bend, US
  
 


8.573422
\1200
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):ブルガリア組曲
 7つの交響的ブルガリア舞曲 Op.23(1931)
  1.第1番:Allegro moderato
  2.第2番:Allegro moderato grazioso
  3.第3番:Presto
  4.第4番:Andante con moto
  5.第5番:Vivamente
  6.第6番:Allegro comodo
  7.第7番:Animato con vivezza - Vivacissimo

 8.ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」(1922/1928オーケストラ版)

 ブルガリア組曲 Op.21(1927)
  9.第1曲:Quasi marcia
  10.第2曲:Chant
  11.第3曲:Chorovodna
  12.第4曲:Ratchenitza
ナイデン・トドロフ(指揮)
ルセ・フィルハーモニー管弦楽団

 20世紀ブルガリアにおける「最も卓越し、影響力のある作曲家」の一人ヴラディゲロフ。1933年にはブルガリア現代音楽協会(ブルガリア作曲家同盟の前身)にも創立メンバーとして名を連ね、ブルガリアの音楽発展に貢献しただけではなく、教師としても優れた才能を見せ、数多くの後進を育てました。
 彼は2つの世界大戦の狭間に高い名声を得て、多くの作品はヨーロッパだけではなくアメリカでも演奏されています。
 このアルバムに収録された3つの作品は、どれも彼の故郷であるブルガリアの音楽を国際的に注目させるという使命を持っています。どの曲にも、古典的な佇まいによる作風の中にエキゾチックな民謡素材が組み込まれており、その結果、とれもが楽しく活発な作品に仕上がっています。
 なかでも「ブルガリア狂詩曲」は“ブルガリアのショパンが作ったポロネーズイ長調”と呼ばれるほどに親しみ易い曲です。バレエ曲を得意とするトドロフのパワフルな演奏が作品を引き立てます。
  録音 Rousse Philharmonic Hall, Bulgaria、2016年1月30日…1-7 2016年11月7-8日…8-12
  
 

8.579058
\1200
ニキタ・コシュキン(1956-):独奏ギターのための24の前奏曲とフーガ 第1集(2008-2010)
 1.前奏曲  第1番 ハ長調
 2.フーガ 第1番 ハ長調
 3.前奏曲 第2番 イ短調
 4.フーガ 第2番 イ短調
 5.前奏曲 第3番 ト長調
 6.フーガ 第3番 ト長調
 7.前奏曲 第4番 ホ短調
 8.フーガ 第4番 ホ短調
 9.前奏曲 第5番 ニ長調
 10.フーガ 第5番 ニ長調
 11.前奏曲 第6番 ロ短調
 12.フーガ 第6番 ロ短調
 13.前奏曲 第7番 イ長調
 14.フーガ 第7番イ長調
 15.前奏曲 第8番 嬰ヘ短調
 16.フーガ 第8番 嬰ヘ短調
 17.前奏曲 第9番 ホ長調
 18.フーガ 第9番 ホ長調
 19.前奏曲 第10番 嬰ハ短調
 20.フーガ 第10番 嬰ハ短調
 21.前奏曲 第11番 ロ長調
 22.フーガ 第11番 ロ長調
 23.前奏曲 第12番 嬰ト短調
 24.フーガ 第12番 嬰ト短調
アシャ・セルティナ(ギター)
 
 1956年、モスクワに生まれたコシュキンは幼い頃から音楽に親しみ、ショスタコーヴィチやストラヴィンスキーなどの近現代曲やロックなどを好んで聴いていました。
 しかし14歳の時に祖父からギターと、アンドレス・セゴビアのレコードを贈られたことで、彼の好みは一転、それからは熱心にギターを習得し、1980年に発表したギターのための組曲「王子のおもちゃ」で国際的な名声を獲得。
 以降はギター音楽の作曲家として幅広く活躍しています。2017年に発表された「24の前奏曲とフーガ」は“世界の全てのギタリストに捧げる”作品であり、ギターのレパートリーに顕著な貢献を果たすだけではなく、奏者には完璧な技術の習得と解釈の明晰さを求めています。
 各々の曲には古典的な手法と前衛的な手法をバランスよく取り混ぜ、時にはジャズ、ロック、ラテンアメリカのリズム要素を織り込んでいます。
 ヴァラエティ豊かに仕立てられた全曲を演奏するのは、コシュキンの伴侶で良き理解者であるギタリスト、アシャ・セルティナ。こちらのアルバムには第12番までの前奏曲とフーガが収録されています。
  世界初録音

   録音 Alexander Volkov Studio, Yauza Palace, Moscow, Russia
   2012年6月8-10日…1-2,5-10
   2010年11月4-5日…3-4,11-16
   2016年1月3-5日…17-24
 
 

8.574117
\1200
アタナス・ウルクズノフ(1970-):Cycling Modes
 1-3.ギター・ソナタ 第1番(1996)
 4-7.ギター・ソナタ 第2番「バルトークへのオマージュ」(1997)
 8-10.ギター・ソナタ 第3番「Cycling Modes」(2014)
 11-13.ギター・ソナタ 第4番(2016)
 14-16.ギター・ソナタ 第5番(2018)
コスタス・トシディス(ギター)

 ブルガリアで最も優れた作曲家の一人として認知されているウルクズノフ。彼はパリ音楽院で一等賞を獲得したギタリストでもあり、独奏曲、二重奏曲、アンサンブル、2曲の協奏曲などこれまでに発表したギターのための作品は、多くの国際的な賞を受賞しています。
 来日経験もあり、その際には、彼の妻である日本のフルート奏者小倉美英との華麗なデュオを披露し話題となりました。
 このアルバムには5つのソナタの連作「Cycling Modes」が収録されています。どの曲もブルガリアの伝統音楽のテイストを盛り込みながらも、1996年から1997年までに書かれた第1番と第2番と、2014年から2018年に書かれた第3番から第5番までとは、明らかにスタイルの違いがありますが、これは作曲家自身の表現方法の変遷が反映されたためで、民謡を直接取り込んだ初期の作品に比べると、後の3曲は技巧的にも表現的にも巧妙な方法を用いて作品が作られています。
 研究者、教育者としても活躍するギリシャのギタリスト、コスタス・トシディスの超絶技巧をお楽しみください。
  録音 Studio of the Mozarteum University Salzburg, Austria
   2017年12月27-29日…1-3,8-13
   2018年1月28日…4-7
   2018年10月13日…14-16
 





<国内盤> 

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若林工房



WAKA 4216-17
(2CD)
¥3770(税込)
ドビュッシー・リサイタル(東京ライヴ2018)〜イリーナ・メジューエワ
 ●Disc-1
  前奏曲集 第1巻/映像 第1集/
  映像 第2集/喜びの島
 ●Disc-2
  前奏曲集 第2巻
  組み合わされたアルペジオのための(「練習曲集」第2巻〜第5曲)
  月の光(「ベルガマスク組曲」〜第3曲)
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 「まず何よりも音楽を」〜夢のヴェールに包まれた詩的な時間が溢れ出るドビュッシー・リサイタル (東京ライヴ2018) イリーナ・メジューエワ

 ピアノ:ニューヨーク・スタインウェイ 、1922年製
 録音:2018年12月1日、東京文化会館、小ホールにおけるコンサート・ライヴ/STEREO / 96kHz+24-Bit録音、発売元:若林工房

 2018年12月1日に東京文化会館・小ホールで行われたメジューエワによるドビュッシー没後100年記念リサイタルのライヴ録音。
 「前奏曲集」(2巻、24曲)、「映像」(2集、6曲)に「喜びの島」という聴き応え充分のプログラム。いずれも過去に録音のあるレパートリーですが、近年のメジューエワの深化を示す素晴らしい演奏内容になっています。
 アンコールのエチュード「組み合わされたアルペジオのための」は初録音。使用楽器は今回初登場となる1922年製のニューヨーク・スタインウェイ。力強さと枯れた味わいの両方を持ち合わせた独特の音色が魅力で、詩情あふれる夢幻の世界を紡ぎ出します。

 ライナーノートより
  「メジューエワの目と耳はドビュッシーの精神と豊かな響きで交感する。彼女の手元からは、人間の内面にある感覚や記憶が外部の世界のあらゆることがらと秘密裏に結びついた、夢のヴェールに包まれた詩的な時間があふれ出しているのだ」(谷口康雄)
 





パウ・レーベル

PAU-8003
¥2500+税
栃尾克樹と高橋悠治によるバリトン・サクソフォーンとピアノの「冬の旅」!?
 シューベルト:「冬の旅」 全曲(バリトン・サクソフォーン版)

栃尾克樹(バリトン・サクソフォーン)
高橋悠治(ピアノ)


 録音:2018年10月15、16日 横浜市戸塚区民センターさくらプラザ

 【このCDに添えられた演奏者の言葉】
  バリトン・サックスとピアノの『冬の旅』
  ことばもなくこの冬は季節の冬ではない 冬は出口のない時代の冬 社会の冬
  旅は自由な空間へ出ていく 終わりのない旅夢に見る春を 花と緑と鳥をさがして さまよっていく
   高橋悠治

 『冬の旅』この音楽に憧れ
  レコードが擦り切れるまで聴いた二十代になったばかりのころ 畏敬 いや畏怖 近づいてはならないような畏れが心にあふれた
  遠くから険しい山を眺めるような感覚 あれから三十余年 シューベルトの没年齢をはるかに超えたいま
  彼の旅を少しは追体験できる心境に やっとなれたような気もするこの録音 この旅は 悠治さんのピアノ無しには考えられなかった
   栃尾克樹

 この演奏には歌詞はまったくなく、歌の旋律を栃尾克樹がバリトン・サックスで演奏しています。言葉がないから、言葉の制約もありません。そこからはお聴きになる方それぞれの「冬の旅」が浮かび上がって来ます。それを聴いていいただければ思っています。

 栃尾克樹(とちお・かつき)/バリトン・サクソフォーン
  喜田賦、阪口新、冨岡和男の各氏にサクソフォーンを師事 1986年、東京藝術大学卒業
  同年、民音コンクール「室内楽」一位 現在までに、高橋悠治との共演による「影の庭」「ワルツ形式によるカプリス」を含む ソロアルバム5
  同年、民音コンクール「室内楽」一位 現在までに、高橋悠治との共演による「影の庭」「ワルツ形式によるカプリス」を含む ソロアルバム5枚、アンソロジーアルバム「Voice of the baritone saxophone」 高橋悠治、波多野睦美とともにトリオ「風ぐるま」として活動 2018年4月、風ぐるま2枚目のアルバムをリリース また「アルモ・サクソフォーン・クァルテット」として7枚、 ジャンルを越えたアンサンブル「カラーズ」で3枚、等のCDがある 東京佼成ウインドオーケストラ団員 武蔵野音楽大学及び同附属高校講師、聖徳大学非常勤講師

 高橋悠治(たかはし・ゆうじ)/作曲家・ピアニスト
  柴田南雄、小倉朗、ヤニス・クセナキスに作曲をまなぶ
  1974 - 76年音楽雑誌「トランソニック」編集 1976年から現在まで画家富山妙子と映像と音楽による物語を製作 1978-85年水牛楽団を組織し市民集会でプロテスト・ソング演奏 月刊「水牛通信」発行 1991 - 2006年日本の伝統楽器と声のための作品 2012年 波多野睦美(声)、栃尾克樹(バリトン・サックス)と「風ぐるま」結成 バロックと新作の演奏。
  著書:「音の静寂静寂の音」(平凡社)「きっかけの音楽」 「カフカ 夜の時間」「カフカノート」(みすず書房)
 
















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