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≪第105号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その11 2020/2/18〜






第105号
2/21(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ACCENTUS MUSIC



ACC 30499CD
(2CD)
¥3900
ラーデマン&ゲヒンガー・カントライ
ヘンデル:オラトリオ≪メサイア≫HWV56
 (1742年ダブリン版)

  Dics1(74'51)
   第1部/ 第2部
  Disc2'62'08)
   第2部/ 第3部
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
ベンノ・シャヒトナー(アルト)
トビアス・クナウス(アルト)
ベネディクト・クリスティアンソン(テノール)
トビアス・ベルント(バス)
ゲヒンガー・カントライ(ゲヒンゲン聖歌隊)
ハンス・クリストフ・ラーデマン(指揮)

 ラーデマン&ゲヒンガー・カントライによる1742年ダブリン初演版の「ヘンデル・メサイア」

 録音:2019年9月、マルガレーテ教会、ゴータ、ドイツ

 合唱指揮者ヘルムート・リリングが創設したゲヒンゲン聖歌隊。2016年より、リリングの後継者のハンス・クリストフ・ラーデマンが、新たに設立したバロック・オーケストラとともにゲヒンガー・カントライという名称で活動しています。ドイツの伝統に根差した正統派の合唱団です。
 今回録音されたのは、ヘンデルの「メサイア」。1742年にアイルランドのダブリンで初演された際に使用された版を使っての演奏です。
 ヘンデルは、友人チャールズ・ジェネンズの台本に触発され、1741年8月22日から9月14日の約3週間で、全53曲演奏時間2時間にも及ぶ「メサイア」を書き上げました。翌1742年4月13日にダブリンで初演され大成功をおさめます。
 その後、ヘンデルは改訂、再演を重ね、現在使用されている楽譜にはいくつかの版があります。また、ロンドンで初演された際に、国王ジョージ2 世が「ハレルヤ」の部分で感動して立ち上がった、という逸話も存在します。

 ドイツの名ソプラノ、ドロテー・ミールズ。気鋭の2人のカウンターテナー、ベンノ・シャヒトナーとトビアス・クナウス。アイスランド出身の注目のテノール、ベネディクト・クリスティアンソン。フィッシャー=ディースカウにも学んだバリトンのトビアス・ベルントとソリスト陣も実力派を揃えています。







ALBA

ABCD 451
¥2400
『メンデルスゾーン姉弟』
 ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805–1847):
  ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.11
 フェリクス・メンデルスゾーン(1809–1847):
  ピアノ三重奏曲第2 番 ハ短調 Op.66
ロードベリ三重奏団
 【ヨーナス・アホネン(ピアノ)
  アンティ・ティッカネン(ヴァイオリン)
  マルクス・ホホティ(チェロ)】

 フィンランドのトリオ, ロードベリ三重奏団によるメンデルスゾーン姉弟の作品集

 [楽器 Piano: Joseph Bohm, Vienna 1828, Violin: Antonio Stradivarius" ex-Berglund" 1699, Cello: Anonymous, Italy mid-19th century]
 録音:2014年9月11日–12日 サンデルス音楽学校「ギュッレンベリ・ホール」(ヘルシンキ)/52'11
 制作・録音:サイモン・フォックス=ガール

 フィンランドのトリオ「ロードベリ三重奏団 Rodberg Trio」は、古典時代とロマンティシズム時代の音楽をピリオド楽器で演奏するため、2010年に結成されました。
 ヨーナス・アホネンのピアノ、アンティ・ティッカネンのヴァイオリン、マルクス・ホホティのチェロ。三人ともシベリウス・アカデミー(現 ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミー)の出身者です。
 『メンデルスゾーン姉弟(The Mendelssohn Siblings)』は、彼らのデビュー・アルバム。

 姉ファニー・メンデルスゾーンと弟フェリクス・メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲をピリオド楽器を使って演奏しています。
 ファニーの《ピアノ三重奏曲 ニ短調》は「アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ」「アンダンテ・エスプレッシーヴォ」「リート:アレグレット」「終曲:アレグレット・モデラート」。フェリクスの《ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調》は「アレグロ・エネルジーコ・エ・コン・フオコ」「アンダンテ・エスプレッシーヴォ」「スケルツォ:モルト・アレグレオ・クワジ・プレスト」「終曲:アレグレット・アパッショナート」。
 共通点の多い音楽語法をもちながら、それぞれに個性的な輝かしい音楽を書いた姉と弟の姿を示すプログラムが組まれました。

 
 [プロフィール]
  ヨーナス・アホネン Joonas Ahonen(1984–)。
   シベリウス・アカデミーでトゥイヤ・ハッキラとリーサ・ポホヨラに学びました。ヘルシンキ・フィルハーモニック、フィンランド放送交響楽団、BBC交響楽団、アヴァンティ!室内管弦楽団、「イクトゥス」にソリストとして客演。ヴァイオリニストのペッカ・クーシストとパトリツィア・コパチンスカヤ、ソプラノのアガタ・ズーベルとコラボレート。現代音楽を専門とするオーストリアのソリスト・アンサンブル「クラングフォルム・ウィーン」のメンバーです。
 リゲティのピアノ協奏曲(BIS SA 2209)とアイヴズの《コンコード・ソナタ》と《キャンプ・ミーティングの子供の日》(BIS SA 2249)をBIS レーベルに録音しています。

 アンティ・ティッカネン Antti Tikkanen。
  シベリウス・アカデミーでイ・ミギョン、ヨーロッパ室内楽アカデミー(ECMA)でハット・バイエルレとヨハネス・マイスルに学びました。弦楽四重奏団「META4」のメンバー。ユハ・レイノネンの室内楽曲(ABCD447)、ロッシーニとホフマイスターの『四重奏の音楽』(BIS SA2317/BIS SA 2318)などの録音に参加しています。

 マルクス・ホホティ Markus Hohti(1976–)。
  シベリウス・アカデミーでマッティ・ロウシ、バーゼル音楽院でトーマス・デメンガに師事、マルック・ルオヤラン=ミッコラの下でバロック・チェロを学びました。
 ソリスト、室内楽奏者として活動。ウーシンタ・アンサンブルに参加、現代音楽のグループ「defunensmble」を主宰しています。
 




BIS



BIS SA 2301
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
スロボデニューク、ラハティ響とプロコフィエフの管弦楽作品
 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
  (1)歌劇『賭博者』による4つの描写と終結 Op.49
  (2)交響的スケッチ『秋』 Op.8
  (3)バレエ音楽『石の花』からの組曲
   (バレエ音楽『石の花』のプロローグ「銅山の女王」
     +『結婚組曲』
     【恋の歌/女友達の踊り/娘たちの踊り/
      結婚/結婚の歌】Op.126
     +ジプシー幻想曲
     【序奏/ジプシーの踊り/セヴェリアンの踊り/
      ジプシーの独舞/全体の踊り】Op.127)
ディーマ・スロボデニューク(指揮)
ラハティ交響楽団

 期待の指揮者スロボデニュークが手兵ラハティ響とプロコフィエフの管弦楽作品を録音!

 セッション録音:(3)2016年10月、(1)2017年9月、(2)2018年3月/シベリウス・ホール(ラハティ)
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、62'42"

 SACD ハイブリッド盤。
 期待の指揮者ディーマ・スロボデニュークがプロコフィエフの管弦楽作品を録音しました。
 スロボデニュークは1975年モスクワ生まれ。17歳でフィンランドに移住しシベリウス音楽院でレイフ・セーゲルスタム、ヨルマ・パヌラから指揮を学びました。
 2016年秋のシーズンからラハティ交響楽団の首席指揮者に就任し、その後ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にもデビューをしている期待の指揮者です。BIS レーベルからリリースされているハオチェン・チャンのプロコフィエフ&チャイコフスキーの協奏曲の録音でも知られます。

 手兵ラハティ響との期待の新録音ではプロコフィエフをとりあげました。歌劇『賭博者』の音楽をプロコフィエフ自身が再編集した5曲からなる組曲「『賭博者』による4つの描写と終結」。
 終曲の第5曲は同歌劇第4幕で登場するルーレットの場面の前後を編集した曲で、ルーレットの回転をあらわす動機が実に印象的です。

 「バレエ音楽『石の花』からの組曲」はバレエ音楽『石の花』のプロローグ「銅山の女王」に『石の花』の改編である結婚組曲 Op.126とジプシー幻想曲 Op.127を併せた演奏したもの。
 スロボデニュークは手兵ラハティ響とともに抜群の構成力で秀演を聴かせます。







ANALEKTA


AN 28924
¥2600
カンスタレイションズ 〜 金管アンサンブルのための作品集
 R.ワーグナー:エルザの大聖堂への行列/
 G.ガブリエリ:おお, 大いなる神秘よ、聖なるマリアよ/
 オラ・ヤイロ:サンクトゥス/
 ホルスト:組曲「惑星」より 火星、木星/
 シルベストレ・レブエルタス:センセマヤ/
 チャイコフスキー:序曲「1812年」Op.49
  カナディアン・ナショナル・ブラス・プロジェクト
  【トランペット】
   ステファヌ・ボーラック(モントリオール・メトロポリタン管弦楽団首席)、
   カレン・ドネリー(ナショナル・アーツ・センター管弦楽団首席)、
   ロビン・ドワイヨン(カルガリー・フィルハーモニー管弦楽団首席)、
   ミッシェル・フェディスン(ハミルトン・フィルハーモニー管弦楽団首席)、
   ポール・ジェフリー(ウィニペグ交響楽団)、ラリー・ノップ(バンクーバー交響楽団首席)、
   ラリー・ラーセン(キッチナー=ウォータールー交響楽団首席)、
   アダム・ジナテッリ(カルガリー・フィルハーモニー管弦楽団首席)、
   ベンジャミン・レイモンド(モントリオール・メトロポリタン管弦楽団首席)
  【ホルン】
   パトリシア・エヴァンス(ウィニペグ交響楽団首席)、
   ジュリー・フォチュー(ナショナル・アーツ・センター管弦楽団副首席)、
   二コラス・ハートマン(トロント交響楽団)、デイヴィッド・パーカー(ノヴァ・スコシア交響楽団首席)、
   ガブリエル・ラドフォード(トロント交響楽団)、アレン・ハッケルマン(エドモントン交響楽団首席)
  【トロンボーン】
   シャルル・ベナロヤ(カナディアン・オペラ・カンパニー首席)、スティーヴン・ダイアー(ウィニペグ交響首席)、
   キース・ディルダ(ウィニペグ交響楽団2nd)、ゴードン・ヴォルフェ(トロント交響楽団首席)
  【バストロンボーン】 デイヴィッド・ペル(ナショナル・アーツ・センター管弦楽団)
  【トロンボーン&ユーフォニアム】 ピーター・サリヴァン(ピッツバーグ交響楽団首席)
  【チンバッソ&テューバ】 サッシャ・ジョンソン(カナダ国立バレエ管弦楽団首席)
  【テューバ】 トム・マッキャスリン(カルガリー管弦楽団首席)
  【ティンパニ】 ジョナサン・ウェイド(ナショナル・アーツ・センター管弦楽団)
  【パーカッション】
   クリストファー・マディガン(カナダ国立バレエ管弦楽団首席)
   ロバート・スラプコフ(モントリオール・グラン・バレエ・カナディアン管弦楽団首席)

 モントリオール響やボストン響で活躍した名ホルン奏者、ジェームズ・サマーヴィルと、カナダ国立バレエ管弦楽団首席テューバ奏者のサッシャ・ジョンソンによって2015年に創設された大編成ブラス・アンサンブル「カナディアン・ナショナル・ブラス・プロジェクト」。

 ピッツバーグ響やトロント響といったカナダとアメリカを代表するメジャーオーケストラ奏者、総勢25人による豪華ブラスサウンドでワーグナー、ホルスト、チャイコフスキーなどの名曲の数々を奏でます。
 原曲のサウンドとはまた一味違ったブラスの荘厳な響きは、ブラス・ファン、管楽器関係者必聴です!

 ※録音:2018年7月23日ᬢ27日、2015年7月25日(センセマヤ)、マギル大学ポラック・ホール(モントリオール、カナダ)

 ☆カナダの名手達が集った大編成ブラス・アンサンブル!
 ☆豪華ブラスサウンドで贈るワーグナー、ホルスト、チャイコフスキーの名アレンジ!

 
 




ARS PRODUKTION



ARS 38497S
¥2600→\2390
ドミニク・ヴェルナー&鈴木優人「美しきマゲローネの物語」
 ブラームス:美しきマゲローネの物語 Op.33
ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
鈴木優人(フォルテピアノ)

 ドミニク・ヴェルナー&鈴木優人!「美しきマゲローネの物語」日本語解説&歌詞訳付!

 ☆日独リートフォーラムを主宰するドミニク・ヴェルナーと鈴木優人による「美しきマゲローネの物語」。
 ☆日独リートフォーラムの第1回公演で披露された画期的なマルチメディア・プロジェクト(歌、物語、絵画)のCD化!
 ☆日本語解説&歌詞訳付き!

 ドミニク・ヴェルナー、鈴木優人、映像プロデューサー田村吾郎により結成された「日独リートフォーラム」(DJL)の第1回公演として、2008年にトッパンホールで行なわれた画期的なマルチメディア・プロジェクト。
 ドイツ初期ロマン派の詩人ルートヴィヒ・ティークの小説「美しきマゲローネとプロヴァンスの伯爵ペーターの愛の物語」に基づく、ブラームスが唯一完成した連作歌曲集『美しきマゲローネの物語』を、原作小説から抄出した物語の朗読とドミニク・ヴェルナーが歌う歌、そして画家 深澤健作による書き下ろし絵画を組み合わせたプロジェクトのCD化。
 CDには朗読部分は収録されていませんが、79ページに及ぶカラー・ブックレットには、ヴィリー・ピルツァーが抄出した物語と歌詞(日本語、ドイツ語、英語)、深澤健作の絵画が掲載され、ティークの原作物語が再創造されています。

 鈴木優人が弾くフォルテピアノは、ヨハン・バプティスト・シュトライヒャー親子会社製のオリジナル楽器。「美しきマゲローネの物語」が作曲された1869年に近い1870年にウィーンで製作されたもので、ブラームスはこの楽器と同一のモデルを所有していました。

 ※録音:2010年10月19日−22日
 




CHANNEL CLASSIS


CCSSASEL 7120
(SACD HYBRID/
特別価格)
¥1500
チャンネル・クラシックス創立30周年記念 〜 グラモフォン・エディターズ・チョイシズ
 
1. ヴィヴァルディ:協奏曲ト長調 Op.4-12 第3楽章〔レイチェル・ポッジャー(指揮)、アルテ・デイ・スオナトーリ〕
  (CCSSA 19503「ヴィヴァルディ:ラ・ストラヴァガンツァ」より)
 2. カプスベルガー:トッカータ・アルペッジャータ〔マシュー・ワーズワース(リュート)〕
  (CCSSA 24206「マスターズ・オブ・ザ・リュート」より)
 3. 作曲者不詳(18世紀):トタ・サルティス〔フロリレジウム〕(CCSSA 24806「ボリビアのバロック Vol.2」より)
 4. テレマン:四重奏曲第1番ニ長調〔フロリレジウム〕(CCSSA 20604「テレマン:パリ四重奏曲集 Vol.2」より)
 5. ブクステフーデ:カンタータ「おお神の都」BuxWV.87
  〔ヨハンネッテ・ゾマー(ソプラノ)、ピーター・ハーヴェイ(バス)、
   ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)、オランダ・バッハ協会〕(CCSSA 20804「死と献身」より)
 6. モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第1番ハ長調 K.6
  〔レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)、ゲイリー・クーパー(フォルテピアノ)〕
  (CCSSA 21804「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.1」より)
 7. パーセル:トランペットを吹き鳴らせ
  〔ヴィム・ファン・ハッセルト(トランペット)、ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン)、
   マイク・フェントロス(バロック・ギター)、ベネディクト・エンツラー(チェロ)、
   ホルヘ・ロペス=エスクリバーノ(オルガン)〕(CCSSA 36315「ティントマラ」より)
 8. ヴェルディ:弦楽四重奏曲ホ短調 第2楽章
  〔カンディダ・トンプソン(ヴァイオリン&リーダー)、アムステルダム・シンフォニエッタ〕
  (CCSSA 21504「チャイコフスキー&ヴェルディ」より)
 9. ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 Op.27 第2楽章〔イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団〕
  (CCSSA 21604「ラフマニノフ:交響曲第2番」より)
 10. ドヴォルザーク:組曲イ長調 Op.98 b, B.190 《アメリカ》 第1楽章
  〔イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団〕
  (CCSSA 30010「ドヴォルザーク:交響曲第7番&組曲イ長調」より)
 11. ビーバー:ロザリオのソナタより パッサカリア〔レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)〕
  (CCSSA 35513「守護天使」より)
 12. マーラー:交響曲第3番 第5楽章〔イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団〕
  (CCSSA 38817「マーラー:交響曲第3番」より)
 13. シルベストレ・レブエルタス:センセマヤ〔ウェルナー・ヘルバース(リーダー)、エボニー・バンド〕
  (CCSSA 21104「レブエルタスへのオマージュ」より)

 チャンネル・クラシックス30周年記念盤!

 ☆ オランダの高音質レーベル、チャンネル・クラシックスの30周年記念盤!
 ☆ 英グラモフォン誌の編集長が選びぬいた13トラック!
 ☆ すべて「エディターズ・チョイス」を受賞したDSD録音です!

 世界最高峰の高音質録音と超一流の演奏にこだわり続ける名エンジニア、ジャレッド・サックスによって設立され、創立30周年を迎えたオランダのハイ・クォリティ・レーベル「チャンネル・クラシックス(Channel Classics)」。
 これまで435のレコーディングが行われ、世界でもっとも権威のあるクラシック音楽誌の1つ、イギリスの「グラモフォン」誌では43件以上録音が「エディターズ・チョイス(特選盤)」に選ばれてきました。
 創立30周年を記念したスペシャル・コンピレーション・アルバムには、グラモフォンの編集長であるジェイムズ・ジョリーが、歴代の「エディターズ・チョイス」に輝いたアルバムの中から更に厳選した13トラックを収録。
 レイチェル・ポッジャー、イヴァン・フィッシャー、フロリレジウム、オランダ・バッハ教会、アムステルダム・シンフォニエッタらの名演を、チャンネル・クラシックスが誇るSACDサラウンド録音でお贈りします。
 



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DANACORD



PDACOCD 866
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2857+税
広瀬悦子(ピアノ)
 モシュコフスキー:ピアノ作品集

 ワルツ op.34-1/
 ホフマンの舟歌(オッフェンバックの「ホフマン物語」より)/
 ゼフィール op.57-4/愛のワルツ op.57-5/
 イゾルデの愛の死(ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」より)/
 練習曲 op.72-13/デュオ op.52-3/女軽業師 op.52-4/
 秋 op.36-4/火花 op.36-6/ポロネーズ op.17-1/
 ギター op.45-2/スペイン奇想曲 op.37/
 ジプシーの歌(ビゼーの「カルメン」より)
広瀬悦子(ピアノ)
DACOCD 866
¥2700→\2490

 広瀬悦子新録音!モシュコフスキーのピアノ作品集!

 ☆広瀬悦子が新たに紹介するロマン派の知られざる宝石!
 ☆ポーランド・ロマン派のスター・コンポーザー=ピアニスト、モーリツ・モシュコフスキーのピアノ作品集!

 1999年マルタ・アルゲリッチ国際ピアノ・コンクールで優勝し、フランス、パリを拠点に活躍する才媛、広瀬悦子。近年はシプリアン・カツァリスとのデュオによるレコーディングや来日公演でも好評を博してきた広瀬悦子の新録音が、デンマークのDanacord(ダナコード)からリリース!
 ポーランド出身、ベルリンで卓越したピアニスト&ヴァイオリニストとして活躍し、優れた指導者として多くの著名な音楽家も育てた後期ロマン派のコンポーザー=ピアニスト、モーリツ・モシュコフスキー(1854−1925)の優雅で洗練されたピアノ作品を、スケールの大きな音楽作り、美しい音色、幅広いレパートリーで高い評価を集める広瀬悦子の妙技でお贈りします。

 ※録音:2019年10月29日−11月1日、サン=マルセル福音教会(パリ)

 今日ではモシュコフスキーの名を耳にすることは稀になったが、19世紀後半から20世紀初頭にかけては、絶大な尊敬と人気を集めたピアニスト兼作曲家であった。私自身、学生時代には、J.ホフマン、I.フリードマン、S.ラフマニノフ、V.ホロヴィッツら伝説のピアニストの録音を愛聴し、彼らがレパートリーとしていたモシュコフスキーを聴いて親しみを覚えていた。モシュコフスキーはその人生を通して、彼の理想とする伝統的なベル・エポック(良き時代)の美学を貫いた。煌びやかな華麗さと繊細な表情を兼ね備えた、彼の洗練されたサロン音楽は、優雅な古き良き時代のエスプリを反映し、魅惑的で格調高いひと時をもたらしてくれる。広瀬悦子(日本語解説書より)

 ☆広瀬悦子 来日公演情報!
 ・2020年5月2日(土)・5月3日(日・祝)・5月4日(月・祝) ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2020に出演!
 ・2020年5月8日(金) ザ・フェニックスホール オーギュスタン・デュメイ&関西フィルと共演!
 ・2020年11月19日(木)アイリスホール他、秋にも来日ツアーを予定!



広瀬悦子は人気が高い。
MIRAREから出ていた、店主が最も愛するショパンのバラードの1番が入っているアルバムも、
シーマンとリストのコンチェルト・アルバムもともに現在入手不能である。
mirare
MIR 390
\2700→\2490
広瀬悦子
 リャプノフ:12の超絶技巧練習曲Op.11

 【子守歌/幽霊の踊り/鐘/テレク河/夏の夜/
  嵐/牧歌/ブィリーナ/エオリアン・ハープ/
  レズギンカ/妖精の踊り/リスト追悼のエレジー】
広瀬悦子(ピアノ)
 フォルジュルネ音楽祭でも演奏予定!広瀬悦子入魂のリャプノフ!!

 録音:2017 年10 月29 日-11 月2 日/聖マルセル福音教会(パリ)/輸入盤・日本語帯・解説付

 パリを本拠に活躍する広瀬悦子待望の新録音。今回はセルゲイ・リャプノフ(1859-1924) の「12 の超絶技巧練習曲」。
 リャプノフが崇拝したリストの追悼で作られていますが、もともとリストがすべての調性で24 曲作るつもりながら12 曲で終った「超絶技巧練習曲」の残り12 曲をひきつぐ意図で始められました。
 リャプノフは、ロシア風の美しいメロディと恩師バラキレフゆずりの極度に難しいテクニックと異様なボルテージの高さが特徴ですが、ここではさらにリスト流の華麗さもあいまり、彼の最高傑作となっています。
 絵画性も強く、民族舞曲から吹雪や大河の流れまでを色彩的に描いていて魅力的。
 広瀬悦子はバラキレフ・アルバム(MIR181) で示した余裕の技巧とボルテージの持続を、ますますパワーアップ、ピアノの機能の極限までを追求しています。
 正確な技巧のみならずロシア的な歌い回しや明るい音色も魅力で、「子守歌」や「妖精の踊り」など聴き惚れさせられます。



 




ET’CETERA

KTC 1674
¥2600
ベルジャン・トロンボーン・ID 〜 ベルギーのトロンボーン作品集
 
・アルトゥール・ムールマンス:4本のトロンボーンのための組曲
   ザ・ボーン・プロジェクト
   〔ブラム・フルニエ(トロンボーン)、ヤン・スメッツ(トロンボーン)、
    クーン・セフェレンス(トロンボーン)、ヘールト・デ・フォス(バス・トロンボーン)〕
 ・ジェフ・マース:4本のトロンボーンのためのフラグメント
   ザ・ボーン・プロジェクト
   〔ヤン・スメッツ(トロンボーン)、ブラム・フルニエ(トロンボーン)、
    ロデ・スメーツ(トロンボーン)、ヘールト・デ・フォス(バス・トロンボーン)〕
 ・アウフスト・デ・ブック:トロンボーンとピアノのための幻想曲
   ブラム・フルニエ(トロンボーン)、ヤスコ・タカハシ(ピアノ)
 ・エドゥアルト・ラッセン:2つの幻想的小品Op.48
   ブラム・フルニエ(トロンボーン)、カスコ・フィル、ベンヤミン・ハームハウツ(指揮)
 ・フランソワ=ジョゼフ・フェティス:
  トロンボーンのための三重奏曲/トロンボーンのための四重奏曲/トロンボーンのための五重奏曲
   ザ・ボーン・プロジェクト
   〔ブラム・フルニエ(トロンボーン)、ヤン・スメッツ(トロンボーン)、ロデ・スメーツ(トロンボーン)、
    クーン・セフェレンス(トロンボーン)、ヘールト・デ・フォス(バス・トロンボーン)〕
 ・エミール・ワンバッハ:コンサート・アリア
   ブラム・フルニエ(トロンボーン)、カスコ・フィル、ベンヤミン・ハームハウツ(指揮)
 ・ジョゼフ・ジョンゲン:アリアとポロネーズOp.128
   ブラム・フルニエ(トロンボーン)、ヤスコ・タカハシ(ピアノ)
 ・カレル・フイヴェールツ:プリコナム・ミクコナ(Plikonamu Micucona)
   ブラム・フルニエ(トロンボーン)、ヤスコ・タカハシ(ピアノ)
 ・クーン・セフェレンス:アベル(Aber)
   ブラム・フルニエ(トロンボーン)、ブラム・ドクロワ(コントラバス)
 ※ジョンゲンの「アリアとポロネーズ」を除く作品は、この編成版による初CD録音。

 ベルギー音楽の先駆者であるフェティスから、現代の作曲家クーン・セフェレンスまで、約150年におよぶベルギーのトロンボーン作品の歴史を紡ぐアルバム。

 ブラム・フルニエは、アントワープの王立音楽院でヤン・スメッツに師事。ブリュッセルのモネ王立歌劇場管弦楽団のソロトロンボーン奏者とアントワープのウインド・アンサンブル「イ・ソリスティ」のメンバーであり、ヘルメス・アンサンブル、ベルジアン・アンサンブル、アントワープ交響楽団、ブリュッセル・フィルハーモニック、ベルギー国立管弦楽団、カスコ・フィルなどとも度々共演をしている。

 アラン・トゥルーデル、クリスティアン・リンドベルイ、イアン・バウスフィールド、ヨルゲン・ファン・ライエン、ミシェル・ベッケといった世界最高峰の奏者達のマスタークラスを受講。
 2010年から2013年は、フランダース交響楽団のメンバーとして活動し、2012年にはエサ=ペッカ・サロネンの下、フィルハーモニア管弦楽団のトライアル・プリンシパル・トロンボーン奏者のポジションについている。
 ソロからアンサンブルまで濃密なプログラムで描かれるベルギーの作品は、トロンボーン関係者だけでなく、管楽器関係者必聴です!

 
 




LAWO CLASSICS


LWC 1194
¥2600
ニブルス 〜 トロンボーン四重奏曲集 〜テレマンからABBAまでの400年を紡ぐ
 テレマン:4声のソナタ/バート・バカラック(b.1928)(ペッテル・ヴィンルート編):アルフィー/
 ドビュッシー(マイケル・レヴィン編):3つの歌/
 ベートーヴェン:3つのエクアーレ/
 ガーシュウィン(オイヴィン・ヴェストビ編):魅惑のリズム/
 G.ガブリエリ:ソナタ/
 ジョビン(キム・シャーンバーグ編):ノー・モア・ブルース/
 シャイト:カンツォン/
 伝承曲(ペッテル・ヴィンルート編):移民の歌/
 ブルックナー:神が作り給いし場所/
 ベニー・アンダーソン(b.1946)&ビョルン・ウルヴァース(b.1945)(ペッテル・ヴィンルート編):マネー,マネー,マネー/
 トミー・ペダーソン(1920-1998):ニブラー
  ノルウェー・トロンボーン・アンサンブル
   スヴェッレ・リーセ(トロンボーン)
    (ノルウェー放送管弦楽団首席、元ノルウェー歌劇場管弦楽団首席、元マレーシア・フィルハーモニック管弦楽団副首席)
   ペッテル・ヴィンルート(トロンボーン)
    (ノルウェー放送管弦楽団副首席、元マレーシア・フィルハーモニック管弦楽団首席、元デンマーク放送交響楽団首席)
   アウドゥン・ブレーン(トロンボーン)
    (オスロ・フィルハーモニー管弦楽団首席、元ヨーテボリ交響楽団副首席、元クリスチャンサン交響楽団首席)
   クレア・ファー(バストロンボーン)(ノルウェー放送管弦楽団)

 オスロ・フィルの首席、アウドゥン・ブレーンを筆頭にノルウェー放送管のトロンボーン・セクションら4人により2014年に結成されたノルウェー・トロンボーン・アンサンブル。
 ソリストおよび室内楽奏者としての幅広い経験から培った優れたテクニックは、ルネサンスやバロックからコンテンポラリー、ジャズ、ポップまで、幅広いジャンルを網羅。

 テレマン、ガブリエリ、ベートーヴェンからバカラック、ABBAに至るまで、まるで1つのコンサートを聴いている感覚で400年以上にわたるトロンボーンの歴史を凝縮。
 神の楽器と呼ばれるトロンボーンの芳醇な美しいハーモニー、力強く輝かしい音色、華麗なるスライド・テクニックをご堪能下さい!

 ※録音:2018年12月21日、2019年1月10日&2月7日、NRKラジオ・コンサート・ホール(オスロ、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz

 
 

<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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DANACORD



DACOCD 867-868
(2CD-R)
¥5100→\4790
デンマークの偉大なピアニスト、ヴィクト・シューラー 第4集
 皇帝&英雄ポロネーズ

 [Disc 1]〜
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 《皇帝》 Op.73*[録音:1947年]
  リスト:ピアノと管弦楽のためのハンガリー幻想曲₁m録音:1942年]
  ガーシュウィン:ラプソディー・イン・ブルー‡[録音:1941年]
  ニルセン:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.9§[録音:1954年]
 [Disc 2]〜
  ベートーヴェン:32の変奏曲ハ短調 WoO.80[録音:1951年]
  シューベルト:さすらい人幻想曲 Op15, D.760[録音:1966年 ライヴ]
  セリム・パルムグレン:ピアノ協奏曲第2番 《川》₁m録音:1962年 ライヴ]
  ショパン:
   ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53 《英雄》[録音:1942年]、
   スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39[録音:1950年]
  リスト:即興円舞曲[録音:1951年]
  シューマン:飛翔(幻想小曲集 Op.12より)[録音:1957年]
  ブラームス:ハンガリー舞曲第6番変ニ長調[録音:1959年]
 ヴィクト・シューラー(ピアノ)、カール・フォン・ガラグリ(指揮)*、デンマーク放送交響楽団*、
 トマス・イェンセン(指揮)₁Aチボリ管弦楽団₁Aエーリク・トゥクセン(指揮)‡、
 ジャズ・コンサート・オーケストラ‡、エミール・テルマーニ(ヴァイオリン)§

 20世紀中期を代表するデンマークのピアニストのひとり、ヴィクト・シューラー(1899−1967)の録音を復刻するシリーズ。
 第4集では、ベートーヴェン、リスト、ガーシュウィンの協奏的作品、ショパンやリスト、ブラームスらの名曲、ハンガリー出身デンマークで活躍したヴァイオリニスト、エミール・テルマーニとの共演によるニルセンのソナタなど、HMV(Denmark)とTONOレーベルからLPリリースされていた音源の初CD化と、商業録音としては初出となるシューベルトとセリム・パルムグレンの放送音源を収録しています。

 ※録音:1941年−1966年/MONO ADD
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



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VAI(CD)



VAIA 1286
(2CD)
¥2500→\2290

キルステン・フラグスタート希少録音集
 ベルゲン音楽祭1953&ハバナ・コンサート1948
キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
 CD1(61'12)
  ・ベルゲン音楽祭1953
    グリーグ: モンテ・ピンチオから/ 夏の夜/ 夢
    ワーグナー:
    ≪トリスタンとイゾルデ≫より「前奏曲と愛の死」/
    ≪神々の黄昏≫より「ブリュンヒルデの自己犠牲」
      ベルゲン交響楽団 カール・フォン・ガラグリ(指揮)
    グルック:≪アルチェステ≫より(抜粋)
     デンマーク放送管弦楽団&合唱団 ヨハン・ハイ・ヌードセン(指揮)
      録音:1957年、コペンハーゲン
 CD2(64'54)
  ・ハバナ・コンサート1948
    ワーグナー:≪さまよえるオランダ人≫より「ゼンタのバラード」
    ベートーヴェン:ああ!裏切り者めop.65
    ワーグナー:≪トリスタンとイゾルデ≫より「愛の二重唱:おお、降りてきてくれ」
     (セット・スヴァンホルム(テノール))
    ワーグナー:≪トリスタンとイゾルデ≫より「愛の死」
    ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集より
     (天使/ 止まれ!/ 温室にて/ 悩み/ 夢)
      ハバナ・フィルハーモニー管弦楽団 クレメンス・クラウス(指揮)
    パーセル:≪ディドとエネアス≫より「ディドの哀歌」
     ノルウェー放送
      録音:1955年頃
  『Desert Island Discs』英BBC Radio 4より抜粋 1952年頃

 126''

 ノルウェー出身の伝説の名ソプラノ、キルステン・フラグスタート(1895-1962)。フルトヴェングラーにも絶賛された、偉大なワーグナー歌手として名をはせています。
 当盤はキルステン・フラグスタートの希少な録音を集めたもの。1953年のベルゲン音楽祭、1948年クレメンス・クラウス指揮のハバナ公演などを収録。
 1957年のグルック≪アルチェステ≫は、豊かな声量、輝かしい歌声は62歳とは思えない見事な録音です。
 


















第105号
2/20(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CORO



PCOR 16179
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2857+税
マクミラン:交響曲第5番 《ル・グランタンコニュ》
 ザ・サン・ダンスト(太陽が踊った)(2016)*
 交響曲第5番 《ル・グランタンコニュ(大いなる未知)》(2019)
  〔I.Ruah(息)、II.Zao(生ける水)₁A
   III.Igne vel igne(火あるいは火)〕
ザ・シックスティーン
ブリテン・シンフォニア
ハリー・クリストファーズ(指揮)
メアリー・ベヴァン(ソプラノ)*
ジュリー・クーパー(ソプラノ) 
キム・ポーター(アルト) 
マーク・ドベル(テノール) 
ベン・デイヴィス(バス)�
COR 16179
¥2600→\2390

 ザ・シックスティーン新録音!マクミランの合唱交響曲世界初録音!

 ☆英国合唱界の至宝、ザ・シックスティーン!
 ☆「ミゼレーレ」、「スターバト・マーテル」に続くマクミラン・コラボレーション!
 ☆待望の新しい交響曲「第5番」世界初録音!

 1979年にハリー・クリストファーズが結成し、40年以上にわたって世界最高峰の水準を維持し続けてきた合唱界の至宝、ザ・シックスティーン。
 スコットランドのリーディング・コンポーザー、ジェイムズ・マクミラン(b.1959)とは「ミゼレーレ」(COR 16096)、「スターバト・マーテル」(COR 16150)で世界初演&初録音を行い大きな成功を収めてきました。
 新たなマクミランとのコラボレーションは、ジェネシス財団の委嘱により、ハリー・クリストファーズとザ・シックスティーンのために書かれた合唱交響曲。2019年8月にエディンバラ国際音楽祭で行われた世界初演が絶賛され、バービカン・ホールで行なわれたロンドン初演のライヴ・パフォーマンスがこのCDに収録されています。

 ※録音:2019年10月14日、バービカン・ホール(ロンドン)

 新作の交響曲を「ル・グランタンコニュ(大いなる未知)」と呼ぶことによって、ジェイムズは、このテーマの神秘を探求するあの自由を自らに与えている。そして、これを繰り返し聴くことによって、聴く側の私たちは、音楽の内にますます多くのことを発見するのである‛& この交響曲のほとんど聞こえないような息づかいの開始部から、聴衆はすっかり心を奪われた。
 最初の「フォルテ」は、あまりに突然で恍惚としていたので、あの心臓がドキドキする瞬間のひとつを生み出した‛& すべてがジェイムズによってひとつにまとめられ、圧倒的なヴィルトゥオーゾ性と輝きの宝庫を生み出しているのである。(ハリー・クリストファーズ/日本語訳:SOREL)

  私はハリー・クリストファーズの合唱団は世界の偉大な合唱団のひとつであると考えている。彼らの輝かしく溶け合う声の水準を超えるものはないのである。(サー・ジェイムズ・マクミラン/日本語訳:SOREL)

 
 



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GLOSSA PLATINUM



OGCD P32116
(3CD/特別価格税抜価格)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5333+税
聴くのが怖い〜グランドラヴォア
 ジェズアルド:テネブレ

 CD1〜
  聖木曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
 CD2〜
  聖金曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
 CD3〜
  聖土曜日のためのテネブレ・レスポンソリウム
グランドラヴォア
ビョルン・シュメルツァー(指揮)
GCD P32116
(3CD/特別価格)
¥4800→\4390

 グランドラヴォア新録音!ジェズアルドの「テネブレ」!

 ☆レコード・アカデミー賞2019で音楽史部門賞を受賞し大きな話題を呼んだ古楽アンサンブル "グランドラヴォア"!
 ☆ルネサンス後期のもっとも急進的な作曲家、カルロ・ジェズアルドの「テネブレ」を歌う!

 古楽大国ベルギーの音楽学者としても高名なビョルン・シュメルツァーが1999年に創設した古楽アンサンブル「グランドラヴォア」。
 ギヨーム・ド・マショーの傑作「ノートル・ダム・ミサ曲」の録音(GCDP32110)では見事「レコード・アカデミー賞」を受賞し、その野性的で迫力のある「古楽演奏」で世界に大きな衝撃を与えました。
 そんなグランドラヴォアが新たに取り組んだ大プロジェクトは、ルネサンス後期のもっとも急進的な作曲家の一人であり、異端の天才カルロ・ジェズアルド(1566−1613)の音楽。
 聖職者の家柄、ヴェノーサ公、コンツァ伯という貴族であると同時に、妻と不倫相手を殺めた血塗られた側面、晩年の孤独な末路という数奇な人生を歩んだ天才作曲家が晩年(1611年)に書いた、ジェズアルドの記念碑的、遺言的な大作。
 朗誦(レクティオ)を含め3時間超に及ぶ「聖週間のためのテネブレ・レスポンソリウム」を、個々人が圧倒的な技術を誇るグランドラヴォアの歌声で録音。
 シュメルツァー自身が「これはこれまでの我々のもっとも重要な録音」(this is our most important recording to date)と語る、グランドラヴォアの最注目レコーディングです!

  ブックレットには、スロヴェニアの著名な哲学者、文化理論家、音楽評論家であるムラデン・ドラー氏のエッセイを掲載。

 ※録音:2019年7月28日ー8月6日、サン=ジャン・レヴァンジェリスト教会(福音史家聖ヨハネ教会)(ボーフェ、ベルギー)

 


GLOSSA
これがマショーか、これがグランドラヴォアか
歌というより呪詛
1CD\2500→\2390


 いまからもう3年も前のこと。


 GLOSSAの代理店担当者が突然メールしてきた。

「グランドラヴォアのマショー「ノートルダム・ミサ」、衝撃的でした。
男声合唱全体がとにかく見事ですが、地鳴りのように響くバス・パートが圧巻です。
最初に聴いた瞬間に、これまで聴いた演奏とは何か違うものを感じました。」


 そう告げて突然サンプルを送ってきた。
 それがこのマショー。


 送られてきたサンプルを聴いてそのあまりの生々しさに絶句。

 マショーの作品はもっと空の上を流れていくような音楽だと思っていた・・・が、このグランドラヴォアのマショーは違う。

 この時代において宗教曲よりも世俗曲で知られた男。
 ペスト大流行も百年戦争のランス包囲戦も経験した男。
 老いてなお19歳の少女と愛し合った男。

 そんなマショーという、現実にこの地上で生きた男の歌。
 音楽が生きていて、のたうち、煩悶し、乱舞しているのだ。それは呪術的ですらあり、歌というより呪詛に近い。


 これがマショーか。
 これがグランドラヴォアか。


 このアルバムのことは覚えておいていい。



 


GLOSSA
GCD P32110
\2500→\2390

マショー:ノートルダム・ミサ
 傷の無い/幸いな処女は/わたしたちはあなたを慕い/
 めでたし聖なる産みの母/キリエ/グローリア/
 祝福され、尊ばれし聖母マリア/御身が生まれてより/
 善き甘き御言葉/クレド/嘆け、王国の/あなたは支配者の群れを/
 大盾と盾を取って立ち上がってください/サンクトゥス/
 アニュス・デイ/幸いな御胎/イテ・ミサ・エスト

グランドラヴォア
ビョルン・シュメルツァー(指揮)
 多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォアの快挙!マショーの傑作"ノートルダム・ミサ"!
 日本語曲目表記オビ付き!

 古楽大国ベルギーの音楽学者であり、民族音楽の権威としても高名なビョルン・シュメルツァーが率いる、アントワープの多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォア。
 フランドル楽派の音楽や「オヌクール三部作」など、新たなアプローチによる中世、ルネサンスのレパートリーで、古楽界に一石を投じてきた精鋭たちがギョーム・ド・マショー(c.1300−1370)の傑作「ノートルダム・ミサ」を歌う!

 1人の作曲家による通作ミサ曲としては史上最初の作品として知られ、長き音楽史の中で輝き続けるマショーの「ノートルダム・ミサ」。
 シャープなテノールの高声部、驚異的な存在感を放つバスの低声部、そして分厚く神秘的なハーモニーと表現力、シュメルツァーの時代考証と楽曲研究が、14世紀当時、極めて例外的で革新的だった「ノートルダム・ミサ」の未知なる魅力を紐解いてゆく。まさに圧巻。「ノートルダム・ミサ」の新定盤、此処にあり!

 ※録音:2015年3月25日−31日、聖アウグスティヌス教会(アントワープ、ベルギー)






衝撃のグランドラヴォア
 ヴェッキ:レクイエム


GCD P32113
\2500→\2390
衝撃のグランドラヴォア
 ヴェッキ:レクイエム 〜
  ルーベンスの葬送とアントワープのバロック

  ジョルジュ・ドゥ・ラ・エル:
   ミサ曲《自然の摂理に逆らって》より
    キリエ、サンクトゥス、アニュス・デイ
  ペドロ・ルイモンテ:
   ミサ曲《めでたしいとも聖なる乙女》より アニュス・デイ
  ドゥアルテ・ローボ:
   ミサ・ドゥム・アウローラより アニュス・デイ
グランドラヴォア
ビョルン・シュメルツァー(指揮)
 グランドラヴォア!オラーツィオ・ヴェッキのレクイエム!

 古楽大国ベルギーの音楽学者であり、民族音楽の権威としても高名なビョルン・シュメルツァー。シュメルツァーが率いる、アントワープの多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォア。

 ギョーム・ド・マショーの傑作「ノートルダム・ミサ(GCDP 32110)」の録音で大きな話題を呼んだシュメルツァー&グランドラヴォアが歌うのは、マドリガル・コメディの作曲家として知られるイタリア・ルネサンスの音楽家、オラーツィオ・ヴェッキ(1550−1605)のレクイエム(死者のためのミサ曲)。
 ヴェッキのレクイエムに、ドゥ・ラ・エル、ルイモンテ、ドゥアルテ・ローボのアニュス・デイなどをつなげ、フランドルの画家ピーテル・パウル・ルーベンスの葬送音楽を表現。
 イタリア・ルネサンスとフランドル・バロック、音楽と絵画などの様々な側面を、妥協なきヴォーカル・アンサンブルで描きます。

 録音:2016年2月1日−5日、ベルギー




 




CPO



555326
(2CD)
¥4500
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ・デュオ作品全集 ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ
 【CD1】
  1.幻想的小品集 Op.3-2「前奏曲 嬰ハ短調」-2台ピアノのための/
  2.「ロシア狂詩曲」ホ短調 TN ii/23-2台ピアノのための/
  3-6.組曲 第1番「幻想的絵画」Op.5-2台ピアノのための/
  7.交響詩「岩」Op.7-連弾のための/8-11.組曲 第2番 Op.17-2台ピアノのための/
  12.ロマンス ト長調 TN ii/20-連弾のための/
  13.イタリア風ポルカ TN ii/21-連弾のための
 【CD2】
  1-6.6つの小品 Op.11-連弾のための/
  7.ジプシーの主題による奇想曲 Op.12-連弾のための/
  8-10.交響的舞曲 Op.45-2台ピアノのための

 録音 2018年7月9-12日,2019年4月1-4日 WDR Funkhaus, Köln, KvB-Saal

 「ジェノヴァ&ディミトロフ・ピアノ・デュオ」結成25周年の記念アルバム。デュオ結成前、ハノーヴァー音楽大学の学生だった2人は、当時の彼らの教師ウラディーミル・クライネフからピアノ・デュオ・コンペティションを受けるように勧められ、その時に「準備しておくように」と示されたのがラフマニノフの「組曲第2番」とシューベルトの「幻想曲」、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」だったそうです。
 それ以来、2人にとってラフマニノフは大切なレパートリーとなり、ずっと全作品の録音企画を温め続け、今回のCDが実現しました。

 ラフマニノフのピアノ・デュオ曲(2台ピアノ&連弾)は、ピアニスティックな技巧を存分に用いながら、まるでオーケストラを聴くかのような重厚な響きも楽しめる充実した作品であり、とりわけ"幻想的絵画"の副題を持ち、チャイコフスキーに献呈された「組曲第1番」、交響曲第1番の初演が失敗し、自信をなくしていた頃に書かれた「組曲第2番」の2作は、詩的な雰囲気をまとった独自の作品とされています。
 あまり耳にする機会のない「イタリア風ポルカ」や「ロマンス」、ラフマニノフ最後の名作「交響的舞曲」もオーケストラ版とは違う味わいを楽しめます。
 25年間デュオとして活動してきた2人の熱い思いが詰まったアルバムです。
 
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555337
¥2800→\2590
全集完結!早く聴きたい!!
フランツ・クロンマー(1759-1831):交響曲集 第3集
 交響曲第6番&第9番

  1.交響曲 第6番 ニ長調(1823)
  2.交響曲 第9番 ハ長調(1830)
ハワード・グリフィス(指揮)
スイス・イタリア語放送管弦楽団

 録音 Auditorio Stelio Molo RSI, Lugano (CH) 2016年5月‛&1 2017年2月‛&2

 ボヘミア出身、ウィーンで活躍した古典派の作曲家フランツ・クロンマー(チェコ名フランティシェク・ヴィンツェンツ・クラマーシュ)。300曲を超える作品を残しましたが、なかでも管楽器のための作品が良く知られています。cpoはクロンマーの交響曲全曲録音シリーズを2014年から開始、ハワード・グリフィスとスイス・イタリア語放送管弦楽団の演奏は、すっかり忘れられてしまったクロンマー作品を丁寧に演奏、現代によみがえらせています。第3集となるこのアルバムには端正な風情を持つ第6番、革新的なアイデアが随所に見られる最後の交響曲となった第9番の2曲が収録されています。失われてしまった第8番を除き、これで全曲録音が完成となります。




 クロンマーの交響曲。
 その無骨と言っていいのか、野生的と言っていいのか、逆に巧妙と言っていいのか、独自のリズム展開に唖然。
 ハイドンに似ているがもっと大衆的。ノセるのがうまいのだ。これは絶対当時受けていたはず。

*********

 フランティシェク・ヴィンツェンツ・クラマーシュ(クラマールシュ 1759年11月27日 モラヴィアのチェスカー・カメニツェ - 1831年1月8日 ウィーン)はボヘミア出身のウィーン古典派の作曲家。
 フランツ・クロンマーというドイツ語名で有名。
 おじのアントニーン・マチャーシュ・クラマーシュにオルガンとヴァイオリンを学び、ハンガリーのいくつかの土地で活動する。
 1785年にウィーンに行き、シュテュルム伯爵の宮廷に仕える。
 1790年から1795年までハンガリーのペーチ大聖堂の教会楽長に就任。その後はカーロイ連隊楽師長やグラサルコヴィチ侯の宮廷楽長を歴任。
 1810年よりウィーン・ブルク劇場の楽長を務め、1818年に皇室専属作曲家の称号を得る。


いいんです!クロンマー!
クロンマー:交響曲集 第1・2集


555099
\2800→\2590
フランツ・クロンマー(1759-1831):交響曲集
 1.交響曲 第1番 ヘ長調 Op.12
 2.交響曲 第2番 ニ長調 Op.40
 3.交響曲 第3番 ニ短調 Op.62
スイス・イタリア語放送管弦楽団
ハワード・グリフィス(指揮)

 1759年ボヘミアで生まれ、ハンガリーで活躍、一時はウィーンで宮廷に仕えるも、ハンガリーに戻り20年間ペーチ大聖堂の教会楽長に就任した作曲家フランティシェック・クラマーシュ。しかし晩年はウィーンの劇場の楽長を務め、1818年には皇室専属作曲家の称号を得るなど、すっかりウィーンの作曲家として定着。そんな名声を得ていたにもかかわらず、その作品はハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンの影に隠れてしまって存在自体すらも忘れられてしまいました。
 1997年になってようやくチェコの音楽学者カレル・パドルタによって彼の伝記と作品目録が編纂され、名前もドイツ読みのフランツ・クロンマーが定着。クラリネット協奏曲をはじめとした作品が少しずつ見直されてきています。
 この3曲の交響曲もハイドン風ではありますが、二長調とニ短調が入り混じる第2番の第1楽章など、ユニークな部分の多い魅力的な作品です。



555125
\2800→\2590
フランツ・クロンマー(1759-1831):交響曲集 第2集
 1.交響曲 第4番 ハ短調 Op.102
 2.交響曲 第5番 変ホ長調 Op.105
 3.交響曲 第7番 ト短調
ハワード・グリフィス(指揮)
スイス・イタリア語放送管弦楽団

 1759年ボヘミアで生まれ、ハンガリーで活躍、一時はウィーンで宮廷に仕えるも、ハンガリーに戻り20年間ペーチ大聖堂の教会楽長に就任した作曲家フランツ・クロンマー(ハンガリー名:フランティシェック・クラマーシュ)。
 晩年はウィーンの劇場の監督に就任、1818年には皇室専属作曲家の称号を得るなど、すっかりウィーンの作曲家として定着。そんな名声を得ていたにもかかわらず、その作品はハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンの影に隠れてしまって存在自体すらも忘れられてしまいました。
 そのクロンマーの作品は、グリフィスが指揮する交響曲第1集で、魅力を再認識した人も多いでしょう。第2集ではクロンマーの最も成功した交響曲である劇的な第4番と、祝祭的な雰囲気を持つ第5番、第4番と同じく劇的な第7番の3曲を収録。どれも瑞々しい魅力にあふれた聴きどころの多い作品です。



クロンマー:協奏曲集

CHRISTOPHORUS
CHE 0199-2
\1600
ヤクブ・フルシャ指揮!
 クロンマー:協奏曲集

  2本のクラリネットと管弦楽のための協奏曲 Op.35
  フルート、クラリネット、ヴァイオリンと
   管弦楽のための協奏交響曲 Op.80
フレデリック・ラパン(クラリネット)
クルツィオ・ペトラリオ(クラリネット)
ブルジット・ブクストルフ(フルート)
ヤクブ・チェルノホルスキー(ヴァイオリン)
ヤクブ・フルシャ(指揮)
バドワイズ・フィルハーモニー管弦楽団

 ボヘミアの生まれでウィーン古典楽派の作曲家として活躍したフランツ・クロンマー(1759−1831)。
 ウィーンやハンガリーで宮廷楽長をつとめ、生涯に300を超える作品を書き上げながらも、モーツァルトやベートーヴェンの影に隠れ、演奏・録音機会の少ないクロンマーの協奏的作品を、ヤクブ・フルシャの指揮で。

 


777707
¥2800
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):4つのマニフィカト集
 1.マニフィカト ハ長調 PWV 1502
 2.Meine Sunde betruben mich わが罪は我を悲しませる 変ホ長調 PWV 1221
 3.マニフィカト ヘ長調 PWV 1511
 4-6.ミサ曲 ニ長調 PWV 1302
 7.マニフィカト ト短調 PWV 1513
 8.Vergeh doch nicht, du armer Sunder
  離れないでください、あなたは貧しい罪人です ハ短調 PWV 1225
 9.マニフィカト ハ長調 PWV 1504
ヤン・コボウ(指揮)
ヒムリッシェ・カントライ

 録音 2017年7月4,5日 Nurnberg St. Sebald im Rahmen der Internationalen Orgelwoche Nurnberg

 「パッヘルベルのカノン」として、クラシック音楽に馴染みのない人にもその名を知られるバロック期の作曲家パッヘルベル。
 cpoレーベルでは「オルガン曲の偉大な作曲家」や「宗教音楽家」としてのパッヘルベルの姿を丹念に追っています。
 今回収録されたのは、4曲のマニフィカトとミサ曲、2曲の器楽による宗教的な協奏曲です。「カノン」のような穏やかな作風ばかりではなく、時には心境を吐露するかのような劇的な表現も含まれる多彩な作品は、パッヘルベルの真実の姿を伝えるにふさわしいものです。
 自身もテノール歌手であるヤン・コボウがタクトを執り、共感溢れる演奏を聴かせます。
 
 


555144
¥2800
ナチュラル・トランペットの神秘
 1.アントン・シュターミッツ(1717-1757):協奏曲 ニ長調-
    トランペット、弦楽と通奏低音のための
 2.ヨハン・マティアス・シュペルガー(1750-1812):協奏曲 第1番 ニ長調 -
    トランペット、2台のホルン、2本のオーボエ、弦楽と通奏低音のための
 3.ヨーゼフ・リーペル(1709-1782):シンフォニー ハ長調 -
    3本のトランペット、ティンパニ、2本のオーボエ、弦楽と通奏低音のための
 4.ヨハン・ゲオルク・ラング(1722-1798):
   協奏曲 ニ長調-トランペット、弦楽と通奏低音のための
 5.シュペルガー:協奏曲 第2番 ニ長調-
    トランペット、2台のホルン、2本のオーボエ、弦楽と通奏低音のための
 6.ヨハン・オットー(18世紀中頃):協奏曲 変ホ長調 -
    トランペット、2台のホルン、2本のオーボエ、弦楽と通奏低音のための
  クリスティアン・コヴァーツ(トランペット)、
  クリストフ・ヘッセ(指揮)、
  リエン・フォスクイレン(指揮)、
  ラルパ・フェスタンテ(古楽器使用)

 録音 2017年1月10-12日 2月6-7日 Konzerthaus Blaibach

 現在のようなバルブ機構が付いたトランペットが出現したのは、およそ1815年頃。それまでは、円筒形の直管にベル(朝顔)が付いただけのシンプルな楽器=ナチュラル・トランペットでした。もちろん楽器として様々な改良が加えられていましたが、基本的に奏でることができるのは倍音のみで正確な音階を奏でることは難しく、主に軍楽隊のファンファーレに用いられていました。
 バロック期になってようやく簡単なメロディが演奏できる楽器も現れはじめ、このアルバムに収録されている作品はどれも、その頃のナチュラル・トランペットのために書かれたもの。ニ長調という調性が多いのは、一番楽器の特性が活かしやすいという理由によります。

 このアルバムの演奏者は1796年、ハンガリー生まれのトランペット奏者クリスティアン・コヴァーツ。フランツ・リスト音楽院でトランペットと教会音楽を学び、スコラ・カントルム・バシリエンシスでツィンク(音孔を持つコルネット)の奏法を学び、修士号を取得した古楽トランペット奏法のプロフェッショナルです。
 彼はクラリオンと呼ばれる巻管の長いバロック・トランペットを用い、卓越した技術による滑らかな旋律を奏で、オーケストラと雄弁な対話を聴かせます。
 
 


555347
(2CD)
¥4500
テレマン(1681-1767):マルコ受難曲(1759)
 福音伝道者マルコによる世界の調停者
  イエス・キリストの苦悩の物語
   詩的な考察事項を追加
 世界初録音
ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)
アンネ・ビアヴィルト(アルト)
ゲオルク・ポプルッツ(テノール)
マルクス・フライク(バス)
エッケハルト・アベーレ(バス)

 録音 2018年9月29日 第25回マグデブルク・テレマン音楽祭 ライヴ Klosterbasilika Knechtsteden

 バロック期に活躍した作曲家の中で、おそらく最も作品数が多いとされているのがテレマンです。
 彼の作品の全てが整理されておらず、その上、ハンブルクの図書館を中心に数多くの未発表作品が存在すると推測されており、その全貌は未だわかっておりません。
 この1759年作の「マルコ受難曲」も、これまではマグデブルク市の音楽監督を務めていたヨハン・ハインリヒ・ローレの作品と考えられていましたが、最近ブリュッセル王立図書館に所蔵されていた資料からテレマンの作品と断定されました。
 匿名の神学者によるテキスト「詩的な考察事項」が追加されたこのヴァージョンは、テレマンがテキストを細かく調整したことで、完成された物語として整えられています。アリアよりも雄弁なレチタティーヴォも聴きどころです。
 この演奏にあたり、ヘルマン・マックスはアルトのパートを1オクターヴ下に移調するなど、テレマンの構想を忠実に守り、鮮やかな世界を描き出しています。
 
 


555080
(2CD)
¥4500
ユーモアに満ちた物語とクロアチアの民族性が融合、
 1935年に作曲された歌劇《いたずら者エロ》

  ヤコヴ・ゴトヴァツ(1895-1982):歌劇《いたずら者エロ》3幕
 ジュラ:マルコの最初の結婚相手との娘‛&ヴァレンティナ・フィアチコ・コビッチ(ソプラノ)、
 ドーマ:マルコの後妻‛&イェレナ・コルディッチ(メゾ・ソプラノ)、
 ミーチャ(エロと呼ばれる)‛&トミスラフ・ムジェク(テノール)、
 シーマ:製粉業者‛&リュボミール・プシュカリチ(バリトン)、
 マルコ:豪農‛&イヴィツァ・チケシュ(バス)、若い羊飼い‛&スザンナ・チェシュニア(ソプラノ)
 イヴァン・レプシッチ(指揮)、
 クロアチア放送合唱団(合唱指揮‛&ルカ・ヴクシッチ)、
 ミュンヘン放送管弦楽団

 ミラン・ベルゴヴィッチ:台本

 ヤコブ・ゴトヴァツは現代クロアチアを代表する作曲家の一人。ウィーンでヨーゼフ・マルクスに師事、ザグレブ歌劇場の指揮者として歌劇を演奏しながら、作曲家として歌劇、管弦楽、ピアノ曲、歌曲など多数の作品を残しました。
 作風は後期ロマン派の様式を踏襲しており、どれも民俗的要素に溢れた聴きやすいもので、日本では、彼の作品を愛した巨匠マタチッチがNHK交響楽団とともに、いくつかの舞曲を演奏したことでも知られています。
 1935年に作曲された歌劇《いたずら者エロ》は、ユーモアに満ちた物語とクロアチアの民族性が融合したゴトヴァツの最も成功した作品。ザグレブ歌劇場で初演されたのち、作品は9か国の言語に翻訳され、ヨーロッパ中の80を超える歌劇場で上演され続け、2018年には700回目の記念すべき上演が行われるほどの人気作となっています。
 700回目の上演時にはドイツ語版での演奏でしたが、このアルバムに収録されたミュンヘンでの上演はオリジナルのクロアチア語版が用いられており、指揮者のレプシッチを始め、主役の歌手たちは全てクロアチアのネイティブ・スピーカーを起用、合唱団はクロアチアからわざわざ呼び寄せるという念の入った演奏です。
 
 


555351
(4CD)
【再発盤】
¥5100
エルンスト・トッホ(1887-1964):弦楽四重奏曲集
 【CD1】999775
  1-4.弦楽四重奏曲 第7番 ト長調 Op.155.献呈
  6-9.弦楽四重奏曲 第10番 Op.28
 【CD2】999776
  1-4.弦楽四重奏曲 第6番 イ短調 Op.12
  5-8.弦楽四重奏曲 第12番 Op.70
 【CD3】999686
  1-5.弦楽四重奏曲 第8番 変ニ長調 Op.18
  6-9.弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 Op.26
 【CD4】999687
  1-4.弦楽四重奏曲 第11番 Op.34
  5-8.弦楽四重奏曲 第13番 Op.74
【CD1】【CD4】
 ブッフベルガー四重奏団
【CD2】【CD3】
 ヴェルディ四重奏団

 録音【CD1】2001年1月4-6日‛&1-5,2000年3月6-8日‛&6-9Evangelische Kirche, Koln-Ronorf, Germnay 【CD2】2000年4月23-25日,12月8-10日Westdeutscher Rundfunk Koln, Germany 【CD3】1998年12月21-23日‛&6-9,1999年5月14-16日‛&1-5 Evangelische Kirche, Koln-Rondorf, Germany 【CD4】 1999年3月22-24日‛&1-4,5月10-12日‛&5-8Evangelische Kirche, Koln-Ronorf, Germnay

 ウィーン大学で哲学、ハイデルベルク大学では医学を学んだエルンスト・トッホ。正式な音楽教育は受けなかったものの、若い頃にモーツァルトの弦楽四重奏曲に魅せられ、自身で写譜を行いながら作曲を試みたものの、あまりの出来の悪さに失望。
 しかし、その後は研鑽を続け、1909年に「室内交響曲」がモーツァルト賞を受賞したことで、本格的に作曲家に転身。マンハイムで新しいスタイルの音楽を模索します。
 ユダヤ系であったため、第二次世界大戦中にアメリカに亡命。ハリウッドの映画音楽を作曲するなど活躍を続けました。13曲ある弦楽四重奏曲はトッホの原点とも言える作品で、この4枚組では初期の美しい風情を持つ第6番から、十二音技法が駆使された第13番までトッホの様々な様式が伺えます。
 ドイツの「ブッフベルガー四重奏団」とイタリアの「ヴェルディ四重奏団」の音色、様式の違いもお楽しみいただけます。
 
 


999724
【再発盤】
¥1900
ヤコヴ・ゴトヴァツ(1895-1982):交響詩集
 1.交響的コロ Op.12
 2.オラチ-農夫たち Op.18
 3.グスラ弾き Op.22
 4.歌劇《エロ》から歌とコロ
 5.バルカン半島からの歌と舞曲 Op.16

6-12.マルコ・タイチェヴィチ(1900-1984):7つのバルカン舞曲
モーシェ・アツモン(指揮)
ハノーヴァー放送フィルハーモニー管

 録音 1999年9月27日-10月10日 Norddeutscher Rundfunk

 バルカン半島の音楽を集めた1枚。前半に置かれているのは、クロアチアの作曲家ゴトヴァツの管弦楽作品集。同郷の指揮者マタチッチが来日時にNHK交響楽団と「コロ舞曲」を演奏したことで、日本でも知られる作曲家です。
 このアルバムではセルビア、クロアチアの代表的な舞曲である「コロ」を中心に、ゴトヴァツのユニークな作品が収録されています。
 聴きものは「オラチ(農夫たち)」と「グスラ弾き」(グスラとは1弦の弓奏民族楽器)の2曲。暗い情念とオリエンタリズムに彩られた熱い音楽です。後半のタイチェヴィチ「7つのバルカン舞曲」もローカル色に溢れた名作です。
 日本でもおなじみの指揮者、モーシェ・アツモンの共感に満ちた演奏で。
 



 

DYNAMIC



CDS-7869
(3CD)
¥3100
タルティーニ(1692-1770):
 独奏ヴァイオリンのためのソナタ集 第2集
チルトミール・シスコヴィッチ(ヴァイオリン)
 【CD1】
  1-5.ソナタ 第16番 ハ長調 Br.C2/6-9.ソナタ 第17番 ニ長調 Br.D2/
  10-13.ソナタ 第18番 ハ長調 Br.C3/14-18.ソナタ 第19番 ニ長調 Br.D3/
  19-22.ソナタ 第20番 ホ短調 Br.e2
 【CD2】
  1-4.ソナタ 第21番 ヘ長調 Br.F2/5-8.ソナタ 第22番 イ短調 Br.a2/
  9-12.ソナタ 第23番 ホ長調 Br.E2/13-16.ソナタ 第24番 ニ長調 Br.D4/
  17-19.ソナタ 第25番 ニ短調 Br.d2/20-23.ソナタ 第26番 ト長調 Br.G5
 【CD3】
  1-3.ソナタ 変ロ長調 Br.B2/4-7.ソナタ イ長調 Br.A2/8-12.ソナタ イ短調 Br.a3/
  13-16.ソナタ ニ短調 Br.d3/17-19.ソナタ ホ短調 Br.e3

 録音 2013年4,5,6月 "La Binlioteca del monastero di San Giovanni"Parma,Italy

 DYNAMICレーベルが力を注ぐ、イタリア・バロック期のヴァイオリン作品集。
 タルティーニの独奏ヴァイオリンのためのソナタ集は、恐らく1745年から1750年に作曲されたであろう31曲がふくまれており、これらはバドヴァの文化団体「Veneranda Arca del Santo」に自筆原稿が保存されています。
 しかし、写本や編纂を繰り返したため、現在では違った形で伝えられている曲も多く、なかなか"正しい形"を特定するのは難しい状況になっています。
 タルティーニ自身の言葉によると「これらのソナタに通奏低音は形式的に付けられているだけで、最初の15曲だけは低音部があるものの、実際には演奏者の自由に任せる」とあり、今回の演奏者シスコヴィッチは第1集(CDS-721)と同じく全ての曲に伴奏を付けることなく、一人で堂々と弾き切っています。
 18世紀の作風による華麗な装飾が付けられた美しいソナタを存分にお楽しみください。
 
 


CDS-7860
¥2400
アントニオ・ヴェラチーニ(1659-1733):室内ソナタ Op.2 全曲
 1-4.室内ソナタ Op.2 No.1/5-8.室内ソナタ Op.2 No.2/9-13.室内ソナタ Op.2 No.3/
 14-16.室内ソナタ Op.2 No.4/17-20.室内ソナタ Op.2 No.5/21-24.室内ソナタ Op.2 No.6/
 25-27.室内ソナタ Op.2 No.7/28-32.室内ソナタ Op.2 No.8/33-36.室内ソナタ Op.2 No.9/
 37-40.室内ソナタ Op.2 No.10
  Op.2全曲収録は世界初録音
 オペラ・クヴィンタ(古楽器使用)
 【メンバー】
  ファブリツィオ・ロンゴ(ヴァイオリン‛&Thomas Cahusac, London 1792/アレッサンドロ・ラナロ復元)
  マルク・ヴァンシューワイク(ヴィオローネ‛&Abraham Prescott, Concord, New Hampshire, 19世紀初頭/デイヴィッド・ケル復元)
  ドメニコ・チェラサーニ(テオルボ‛&Matteo Baldinelli, Assisi 2016/スパニッシュ・ギター‛&Gianluca Ceccarini, Tarquinia 2014)
  アンナ・クレメンテ(チェンバロ‛&Giovan Batti s ta Giusti, 1681/Roberto Mattiaz zo,Bologna復元 2015)

 録音 2017年7月 Fonoprint Studios,Bologna,Italy

 アントニオ・ヴェラチーニはバロック時代のイタリアの作曲家。父フランチェスコは地元で音楽学校を経営する高名な音楽家で、アントニオも最初の音楽教育を父から受けています。
 その後、父の経営を引き継ぎ音楽学校を運営、彼の甥であるフランチェスコ・マリア・ヴェラチーニにヴァイオリンを教えました。ヨーロッパ中を演奏旅行したフランチェスコとは違い、アントニオはほとんどフィレンツェを離れることはありませんでしたが、ローマを2回訪問した際には、コレッリと会ったとされています。
 この室内ソナタは、ヴァイオリン入門者の練習用として作曲されたものであり、さまざまな演奏技法に彩られた興味深い作品集です。
 
 

CDS-7853
¥2400
TRISTES ERANT APOSTOLI 使徒たちの悲歌
 アントニオ・ノーラ&ピエトロ・マルキテッリの音楽集

  アントニオ・ノーラ(1642-1713以降)
   1-5.Ecce nunc Benedicite 今、祝福の時 5声-ヴァイオリンのための
   6-8.Sacramento Laudes 聖礼典のための賛歌 1声-独奏ヴァイオリンのための
   9.Tristes erant Apostoli in tempore Paschali 復活祭の使徒たちの悲歌-5声 リピエーニ
  10.Stabat Mater 悲しみの聖母 4声-ヴァイオリン
  ピエトロ・マルキテッリ(1643-1729)
   11-14.ソナタ 第11番 イ短調
  アントニオ・ノーラ
   15-21.Homo et Angelo dialogo 人間と天使の対話 2声-ソプラノとテノール、ヴァイオリン
  22-25.Ecce nunc Benedicite II 今、祝福の時 II-5声-ヴァイオリンと通奏低音のための
 全てアントニオ・フローリオによる改訂版 世界初録音
  カペラ・ナポリターナ(古楽器アンサンブル)、アントニオ・フローリオ(指揮)、
  レスリー・ヴィスコ(ソプラノ)、アンナ・ザヴィスザ(ソプラノ)、
  マルタ・フマガッリ(アルト)、アレッシオ・トシ(テノール)、ジュゼッペ・ナヴィリオ(バス)

 録音 2019年4月17日 Penderecki Hall at ICE Krakow Congress Center,Krakow

 音楽学者として17世紀の知られざる作品を研究するアントニオ・フローリオ。彼が過去数十年に再発見した数多くの作曲家の中でも、アントニオ・ノーラは最も知られていない人の一人。
 その生涯のエピソードもほとんど残っておらず、唯一はっきりと分かっているのは1642年にナポリで生まれたこと。10歳の時にピエタ・ディ・トゥルキニ音楽院に入学、その後は市の大聖堂のオルガニストとして働き、地元の音楽学校のためにいくつかの宗教作品を書き、晩年は司祭になったとされています。
 このアルバムは、2019年の復活祭を祝うために、ノーラの6つの世界初録音の作品を中心に収録。曲間には彼と同時代の作曲家マルキテッリの器楽曲が配置されています。
 演奏はナポリを代表するパロック・アンサンブルと歌手たちが担い、フローリオが丁寧にまとめています。
 



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OEHMS



OC033
(6CD)
¥4500→\3990
セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):交響詩集BOX

 【CD1】
  1-6.交響詩「英雄の生涯」 Op.40
  7.交響詩「マクベス」 Op.23
 【CD2】
  1.交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」 Op.28
  2-6.家庭交響曲 Op.53
 【CD3】
  1.交響詩「ドン・ファン」 Op.20
  2-5.交響曲第2番 ヘ短調 Op.12
 【CD4】
  1-22.アルプス交響曲 Op.64
 【CD5】
  1.交響詩「死と変容」 Op.24
  2-5.交響的幻想曲「イタリアより」 Op.16
 【CD6】
  1-9.交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 Op.30
  10-23.交響詩「ドン・キホーテ」 Op.35
セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)
フランクフルト歌劇場管弦楽団
イサン・エンダース(チェロ)/
 トーマス・レッセル(ヴィオラ)‛&10-23

 1961年生まれのセバスチャン・ヴァイグレ。ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でホルン、ピアノ、指揮を学び、ホルン奏者としてキャリアを始め、1982年にベルリン国立歌劇場管の首席ホルン奏者に就任。バレンボイムに勧められて指揮者に転向、2003年にフランクフルト歌劇場でリヒャルト・シュトラウスの歌劇《影のない女》を指揮し高く評価されました。
 2008年からはフランクフルト歌劇場の音楽総監督を務め、ロマン派作品を中心とした幅広いレパートリーで聴衆を魅了。2019年4月、読売日本交響楽団の第10代常任指揮者に就任、更なる活躍が期待されています。

 このBOXに収録されているのは、2014年に「リヒャルト・シュトラウス生誕150年」を記念して立ち上げられたプロジェクトによる、ヴァイグレが指揮したシュトラウスの交響詩と交響曲集。
 2011年収録の「英雄の生涯」から2018年収録の「ツァラトゥストラ」まで、ヴァイグレはシュトラウスの絶妙なオーケストレーションによる音楽を余すことなく伝え、ニュアンスに富んだ演奏を聴かせます。
 あまり耳にすることのない「マクベス」や「交響曲第2番」、「イタリアより」など珍しい作品も含まれており、シュトラウスの演奏を得意とするヴァイグレの手腕をたっぷり楽しめます。

 「ドン・キホーテ」でチェロを演奏しているのは韓国系ドイツ人チェリスト、イサン・エンダース。シュターツカペレ・ドレスデンの首席チェロ奏者に弱冠20歳で就任した逸材で、退団後は世界中で活躍。2016年には来日し、J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲を演奏し賞賛を浴びた名手です。

 録音 :【CD1】フランクフルト アルテ・オーパー ライヴ2011年6月19,20日‛&1-62013年5月26,27日‛&7 【CD2】フランクフルト アルテ・オーパー ライヴ2013年5月26,27日‛&12012年1月15,16日‛&2-6 【CD3】フランクフルト アルテ・オーパー ライヴ2015年3月8,9日‛&12014年3月2,3日‛&2-5 【CD4】フランクフルト アルテ・オーパー ライヴ2015年11月1,2日 【CD5】フランクフルト アルテ・オーパー ライヴ2015年3月8,9日‛&12017年6月25,26日‛&2-5 【CD6】録音 フランクフルト アルテ・オーパー ライヴ2018年3月18,19日
 
 


OC988
(2CD)
¥3800
ウェーバー(1786-1826):歌劇《魔弾の射手》3幕
 【CD1】
  1.序曲/2-10.第1幕/11-17.第2幕
 【CD2】
  1.第2幕(続き)/2-10.第3幕
  オットカール侯爵:ボヘミアの領主‛&マーティン・コルネット(バリトン)
  クーノー:森林保護官,アガーテの父‛&カレル・マルティン・ルドヴィク(バス・バリトン)
  アガーテ‛&ジェシカ・ミュアヘッド(ソプラノ)、エンヒェン:アガーテの従姉妹‛&タマーラ・バンジェセヴィチ(ソプラノ)、
  カスパール:若い猟師‛&ヘイコ・トリンジンガー(バリトン)、マックス‛&マクシミリアン・シュミット(テノール)、
  隠者‛&ティール・ファヴェイツ(バス)、キリアン‛&アルブレヒト・クルーツツヴァイト(テノール)、
  二人の花嫁介添人‛&ウタ・シュヴァルツコップフ/ヘルガ・ヴァハター、
  トマーシュ・ネトピル(指揮)、
  アールト劇場合唱団(合唱指揮‛&イェンス・ビンゲルト)
  エッセン・フィルハーモニー管弦楽団

 録音 ライヴ 2018年12月12日,27日 2019年1月17日 Aalto-Musiktheater Essen

 ドイツ・ロマン派オペラの礎を作ったとも言えるウェーバーの《魔弾の射手》。ドイツの民話を元に、封建時代の人々の迷信深い生活と、権力争いを描いた作品は当時のドイツ国民たちから多大なる人気を勝ち得ました。
 チェコ出身の注目の指揮者トマーシュ・ネトピルによるこの演奏は、もともとの物語の舞台が"ボヘミアの深い森の中"であることを意識させる重厚な音作りが魅力的。
 ネトピルは若き恋人たちを巡るメルヘン的なお話をテンポ良く進めるとともに、随所に登場する合唱や角笛の音色を効果的に配し、美しくも緊張感ある作品に仕上げています。
 2018年の上演が人気を博したため、2019年にも再演され、更に2020年4月にも新たな上演が予定されているエッセン歌劇場の人気演目です。
 
 


OC987
(2CD)
¥3800
女性指揮者オクサーナ・リニフ

 マスカーニ(1863-1945):歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》
 レオンカヴァッロ(1857-1919):歌劇《道化師》
オクサーナ・リニフ(指揮)
グラーツ・フィルハーモニー管弦楽団
 【CD1】 1-16.歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》
   サントゥッツァ‛&エズギ・クトゥル(メゾ・ソプラノ)、トゥリッドゥ‛&アルド・ディ・トロ(テノール)、
   ルチア‛&シェリル・ステューダー(ソプラノ)、アルフィオ‛&アウドゥン・イヴェルセン(バリトン)、
   ローラ‛&マレイケ・ヤンコフスキ(メゾ・ソプラノ)
 【CD2】 1-23.歌劇《道化師》
   カニオ‛&アルド・ディ・トロ(テノール)、ネッダ‛&アウレリア・フローリアン(ソプラノ)、
   トニオ‛&アウドゥン・イヴェルセン(バリトン)、ベッポ‛&マルタン・フルニエ(テノール)、
   シルヴィオ‛&ネヴェン・クルニッツ 他

 録音 ライヴ 2018年10月7日,10月19日,11月21日,2019年6月7日 グラーツ歌劇場

 1890年代から20世紀初頭にかけてのイタリア・オペラにおける"新しい潮流"となったヴェリズモ・オペラを代表する2つの作品。
 マスカーニの《カヴァレリア・ルスティカーナ》、レオンカヴァッロの《道化師》。どちらも楽譜出版社ソンゾーニョ社主催の1幕物オペラ・コンクールの応募作品で、《カヴァレリア・ルスティカーナ》は優勝作として初演、《道化師》は2幕物だったため規定から外れていたものの、作品のすばらしさが社長の目に留まり、結局トスカニーニの指揮にて初演。どちらも大好評を博し、その人気は現在も衰えることがありません。

 ここでグラーツ・フィルハーモニーを指揮し、迫真の演奏を披露するのは2020年までオーケストラの首席指揮者を務める女性指揮者オクサーナ・リニフ。ウクライナの音楽一家に生まれ、16歳から指揮を志し、2004年4月にバンベルク交響楽団により開催された第1回グスタフ・マーラー指揮者コンクールに3位入賞。2013年から2014年にはバイエルン国立歌劇場でキリル・ペトレンコのアシスタントを務めるなど才能を発揮、グラーツ歌劇場をはじめとした世界的な舞台で活躍する俊才です。
 ここではオーストラリア出身のテノール歌手、アルド・ディ・トロを中心とした多彩な歌手たちをまとめるとともに、オーケストラから重厚な響きを紡ぎだしています。

 


「ルスランとリュドミラ」やってます。
わりとカッチリした演奏。
https://youtu.be/RYeY5yVsmEA
 





ONDINE



ODE-1341
¥2500
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
 ヒンデミット(1895-1963):室内音楽集

 室内音楽 第1番-12の独奏楽器のための Op.24 No.1(1921)
  1.第1楽章:Sehr schnell und wild/2.第2楽章:MaBig schnelle Halbe: Sehr streng in Rhytymus/
  3.第3楽章:Quartett: Sehr langsam und mit Ausdruck/4.第4楽章:Finale: 1921: Lebhaft
 室内音楽 第2番-オブリガード・ピアノと12の独奏楽器のための Op.36 No.1(1924)
  5.第1楽章:Sehr lebhafte Achtel/6.第2楽章:Sehr langsame Achtel/
  7.第3楽章:Kleines Potpourri: Sehr lebhafte Viertel/8.第4楽章:Finale: Schnelle Viertel
 室内音楽 第3番-オブリガード・チェロと10の独奏楽器のための Op.36 No.2(1925)
  9.第1楽章:Majestatisch und stark. Mässig schnelle Achtel/10.第2楽章:Lebhaft und listig/
  11.第3楽章:Sehr ruhige und gemessen schreitende Viertel/
  12.第4楽章:Massig bewegte Halbe. Munter, aber immer gemachlich
 小室内音楽-5つの管楽器のための Op.24 No.2(1923)
  13.第1楽章:Lustig: Mässig schnelle Viertel/14.第2楽章:Walzer: Durchweg sehr leise/
  15.第3楽章:Ruhig und einfach. Achtel/16.第4楽章:Schnelle Viertel/17.第5楽章:Sehr lebhaft
 クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
 クロンベルク・アカデミー・ソロイスツ(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ奏者)、
 シュレースヴィヒ=ホルシュタイン祝祭管弦楽団のメンバー(管楽器とパーカッション奏者)、
 マリー・ラフォルジェ(フルート)‛&1-17、アルヴァーロ・パストル・ヒメネス(クラリネット)‛&1-17、
 オマー・レヴィ(ファゴット)‛&1-17、ベネディクト・ノイマン(トランペット)‛&1-4,5-8,9-12、
 テオドーロ・アンジェロッティ(アコーディオン)、シー・ジャイ(ピアノ)‛&1-4、
 ニクラス・リーペ(ヴァイオリン)‛&1-4、大江 馨(ヴァイオリン)‛&1-4,9-12、シェン・ジユ(ヴィオラ)‛&1-4,5-8、
 イヴァン・カリズナ(チェロ)‛&1-4,5-8,9-12、アレクサンダー・エーデルマン(コントラバス)‛&1-4,5-8,9-12、
 トビアス・ガッサー(パーカッション)‛&1-4、クリストファー・パク(ピアノ)‛&5-8、
 マルク・ブシュコフ(ヴァイオリン)‛&5-8、ジャゴダ・クルゼミンスカ(フルート)‛&5-8、
 ワン・ユー=ポー(オーボエ)‛&5-8,9-12、ダニエル・ホーホシュテーガー(クラリネット)‛&5-8、
 クリスティアン・ヴォルマン(ホルン)‛&5-8,9-12、ミゲル・ガルシア・カサス(トロンボーン)‛&5-8,9-12、
 ブルーノ・フィリップ(チェロ)‛&9-12、アーロン・シリング(クラリネット)‛&13-17、
 ジェイコブ・ディーン(ホルン)‛&13-17、アルベルト・エステベ・ヒメネス(オーボエ)‛&13-17

 録音2018年7月2-3日 NDR Studio 1‛&1-12 2018年7月4-6日 Rolf-Liebermann-StudioHamburg‛&1-12 2019年6月30日-7月4日‛&NDR, Rolf-Liebermann-Studio, Hamburg‛&13-17

 ヒンデミットが1920年代に作曲した一連の「室内音楽」。あまり聞きなれない曲名ですが、実際には"合奏協奏曲"の形式で書かれた第1番を除く、第2番から第7番までは「独奏楽器を伴う協奏曲」として成立しています。
 作風こそ先鋭的ですが、ヒンデミットはこれらの曲を、バロック時代の王侯貴族の館で演奏するイメージで作曲したといい、どの曲も簡潔なフォルムでありながらも、独奏者の技巧が存分に披露される華やかさも持ち合わせています。
 今回の「室内音楽」全曲シリーズは、エッシェンバッハの指揮のもと、若き奏者たちが巧みな演奏を繰り広げるもので、第1集には第1番から第3番と、小ぶりな編成による「小室内音楽」を収録。ソリストだけではなく、他のメンバーも見事な技術と音楽性を誇り、各々の個性が際立つ見事なアンサンブルを聴かせます。
 
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ODE-1329
¥2500→\2290
ONDINEで登場!
ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)
 スクリャービン(1872-1915):マズルカ集
ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)
 10のマズルカ Op.3(1889)
  1.第1番:ロ短調 Tempo giusto/2.第2番:嬰ヘ短調 Allegretto non tanto)/3.第3番:ト短調 Allegretto/
  4.第4番:ホ長調 Moderato/5.第5番:嬰ニ短調 Doloroso/6.第6番:嬰ハ短調 Scherzando/
  7.第7番:ホ短調 Con passione/8.第8番:変ロ短調 Con moto/9.第9番:嬰ト短調/10.第10番:変ホ短調
 9のマズルカ Op.25(1899)
  11.第1番:ヘ短調 Allegro/12.第2番:ハ長調 Allegretto/13.第3番:ホ短調 Lento/
  14.第4番:ホ長調 Vivo/15.第5番:嬰ハ短調 Agitato/16.第6番:嬰ヘ長調 Allegretto/
  17.第7番:嬰ヘ短調 Moderato/18.第8番:ロ長調 Allegretto/19.第9番:変ホ短調 Mesto
 2つのマズルカ Op.40(1903)
  20.第1番:変ニ長調 Allegro/21.第2番:嬰ヘ長調 Piacevole/22.マズルカ ヘ長調(1889)/
  23.マズルカ ロ短調(1889)/24.マズルカ風即興曲 ハ長調 Op.2,No.3(1889)

 録音 2019年7月16-18日ファツィオーリ・コンサート・ホール,サチレ(ポルデノーネ),イタリア

 1971年、南スウェーデン生まれのピアニスト、ペーテル・ヤブロンスキー。五大陸全てで演奏会を行なっており、共演したオーケストラ、指揮者も数知れず。これまでにもプロコフィエフやチャイコフスキーなどロシアのレパートリーを中心に数多くのアルバムをリリース。そのどれもが高く評価されています。
 彼のONDINEレーベルへの初アルバムは、スクリャービンのマズルカ集。ショパンの影響が垣間見える初期のマズルカから、独自の神秘的な作風による後期のマズルカまで全ての曲が収録されています。
 作品の多くは♭(フラット)や♯(シャープ)が数多く付された調性で書かれた柔らかい響きを持ち、スクリャービンの個性と音の好みが見て取れるユニークな曲集を、ヤブロンスキーは豊かな表現力と多彩な音色を駆使し見事に弾き切っています。
 「ピアノの貴公子」と呼ばれたヤブロンスキーの今をお聴きください。
 
 



 生きていたのかヤブロンスキー。

 先年NIFCから大々的に復活したのはクシシトフ・ヤブウォンスキ。
 名前の似てるこのヤブロンスキーは何をしているんだろうと思っていた。
 今回ONDINEから復活。

まだDECCAのときの美少年のイメージが強いが、数年前にこんなアルバムも出るには出ていた。



OVCT-00106
(SACD Hybrid)
\3200+税
ペーテル・ヤブロンスキー (ピアノ)
 グリーグ:
  「抒情小曲集」より
    アリエッタ、民謡、ノルウェーの旋律、小鳥、
    愛の詩、ハリング、メランコリー、ノクターン、
    スケルツォ、鐘の音、小川、夢想、
    青春の日々から、おばあさんのメヌエット、
    あなたのそばに、山の夕べ、小妖精、余韻
  バラード ト短調 作品24
ペーテル・ヤブロンスキー (ピアノ)
 グリーグの美しい珠玉の小曲が導く郷愁漂う音楽への旅路。
 ヤブロンスキーとグリーグの心が描く、抒情溢れるピアニズム。
 日本でも高い人気を誇るピアニスト、ペーテル・ヤブロンスキーの最新アルバムです。

 ヤブロンスキーにとって、同じ北欧出身の作曲家として最も大事にしているグリーグのピアノ作品「抒情小品集」。グリーグの生涯に渡って描き続けた「魂」というべき美しい珠玉の小品集です。
 ヤブロンスキーがそれらの曲を愛おしく丁寧に紡いでゆきます。繊細で鮮烈なリズムを見せつつも、透明感溢れるピアノの響きが空間に広がってゆきます。
 幼きころの北欧の風景を回帰しながら、語りかけるかのような音楽。ひとつの旅をするかのように巡り、そして最後のバラードへと繋がります。この純度の高い詩情により、ヤブロンスキーの音楽家としてのさらなる高みへと登ってゆくことを確信出来ることでしょう。
 長年ヤブロンスキーが温めてきたグリーグ・アルバム。ぜひお聴き下さい。

 2013年11月12、13日 東京・稲城iプラザ にて収録 

 ONDINEでまた暴れてくれることを期待しています!

 



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ORCHID CLASSICS



ORC100117
(9CD)
¥10500→\9990
ジョナサン・ビス
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ全集
ジョナサン・ビス(ピアノ)
 【CD1】
  1-3.ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1/4-7.ピアノ・ソナタ 第11番 変ロ長調 Op.22/
  8-11.ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調「葬送」Op.26/12-14.ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調「告別」Op.81a
 【CD2】
  1-4.ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 Op.7/5-7.ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調「月光」Op.27/
  8.幻想曲 ト短調 Op.779-10.ピアノ・ソナタ 第24番 嬰ヘ長調「テレーゼ」 Op.78
 【CD3】
  1-4.ピアノ・ソナタ 第15番 ニ長調 Op.28/5-7.ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 Op.31-1/
  8-10.ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 Op.53「ヴァルトシュタイン」
 【CD4】
  1-4.ピアノ・ソナタ 第1番 へ短調 Op.2-1/5-7.ピアノ・ソナタ 第6番 ヘ長調 Op.10-2/
  8-9.ピアノ・ソナタ 第19番 ト短調 Op.49-1/10-12.ピアノ・ソナタ 第23番 へ短調 Op.57「熱情」
 【CD5】
  1-4.ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3/5-7.ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 Op.79/
  8-9.ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90/10-12.ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op.101
 【CD6】
  1-3.ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 Op.14-1/4-7.ピアノ・ソナタ 第13番 変ホ長調 Op.27-1/
  8-11.ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」
 【CD7】
  1-4.ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 Op.2-2/5-6.ピアノ・ソナタ 第20番 ト長調 Op.49-2/
  7-9.ピアノ・ソナタ 第17番 Op.31-2「テンペスト」/10-12.ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109
 【CD8】
  1-3.ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」/4-6.ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 Op.14-2/
  7-8.ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 Op.54/9-11.ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110
 【CD9】
  1-4.ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3/5-8.ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 Op.31-3/
  9-10.ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111

 録音 2011年5月11-13日‛&CD1/2012年5月23-25日‛&CD2 2013年8月12-14日‛&CD3/2014年9月10-12日‛&CD4 2015年5月10-13日‛&CD5/2016年6月5-8日‛&CD6 2017年6月13-16日‛&CD7/2018年6月11-14日‛&CD8 2019年6月9-12日‛& CD9

 アメリカ生まれ、フィラデルフィアに拠点を置くジョナサン・ビス。祖母はサミュエル・バーバーからチェロ協奏曲を献呈された名チェリスト、ラヤー・ガールブゾヴァ、父はヴィオラ奏者ポール・ビス、そして母は、彼が生まれる直前にマゼールの指揮でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を演奏したという名手ミリアム・フリードという、錚々たる音楽一家の出身です。
 6歳でピアノを始めレオン・フライシャーに師事。2000年にリサイタル・デビューを果たしてからはヨーロッパを中心に活躍。リサイタル、オーケストラとの共演の他、世界各地の音楽祭に出演し国際的な評価を受けています。多彩なレパートリーで知られ、録音においてもモーツァルト、ベートーヴェンなどの古典派作品からシェーンベルクなど現代作品まで、数多くの作品がリリースされています。
 ビスは2011年からベートーヴェンのソナタ全曲録音に取り組んでおり、これまでツィクルスは別レーベルで進行していましたが、2019年に録音された第9集がORCHIDレーベルから発売されたことに伴い、9枚組からなる全集もORCHIDレーベルからリリースされることになりました。
 深い考察に裏打ちされた優れた解釈、確かな打鍵から生まれる明晰な音。ビスの共感と愛情に満ちた演奏は21世紀の新しいベートーヴェン像を構築するにふさわしいものです。

 
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ORC100127
(3CD)
¥4100→\3790
スチュワート・グッドイヤー(ピアノ)
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ協奏曲全集

 【CD1】
  1-3.ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15
  4-6.ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19
 【CD2】
  1-3.ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37
  4-6.ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.68
 【CD3】
  1-3.ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」
スチュワート・グッドイヤー(ピアノ)
アンドリュー・コンスタンティン(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団

 録音 2018年9月4-14日 Hoddinott Hall, Cardiff, Wales

 ORCHID CLASSICSレーベルやSTEINWAYレーベルなどから次々と新録音をリリース。作曲家としてもユニークな才能を発揮する注目のピアニスト、スチュワート・グッドイヤー。
 今作では2020年の"ベートーヴェン生誕250年"を記念し、アンドリュー・コンスタンティンが指揮するBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団を従え、ピアノ協奏曲の全曲演奏を披露しています。
 最初に完成された第2番ではモーツァルト風の楽想をきわめて軽やかに演奏し、すでにベートーヴェンの個性が表出された第1番ではゆったりとした第2楽章の美しさが印象的。第3番では劇的な終楽章での場面転換が見事であり、第4番ではピアノとオーケストラの親密な対話に主眼を置き、壮大な第5番で音楽が頂点に達します。
 曲ごとの性格描写と巧みな技術が融合した素晴らしい演奏を存分にお楽しみください。


旧譜
グラモフォン誌絶賛

グッドイヤー、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集!
しゃきっとクールで都会的。いいです。
旧譜

MARQUIS
MAR 81513
(10CD 5枚価格)
\11000→\9990
カナダの作曲家兼ピアニスト、グッドイヤー
 明晰なベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集!

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
 ピアノ・ソナタ第1番-第32番
スチュアート・グッドイヤー(Pf)
 録音:2010-2012年、CBCグレン・グールド・スタジオ,トロント

 スチュアート・グッドイヤーはカナダ・トロント出身で地元トロント音楽院で学んだ後、ジュリアード音楽院で学士号を修得。ソリストとしてニューヨーク・フィル、トロント響、フィラデルフィア管と共演している。レパートリーはバッハからベートーヴェン、ガーシュイン、メシアンまで及び、自ら作曲も行うマルチ・タレントである。
 先に発売になっていた後期ピアノ・ソナタ集は曖昧さのない明晰さと緩徐楽章における繊細さが評判となっており、グラモフォン誌などでも絶賛されている。



グッドイヤー、チャイコフスキー&グリーグ:ピアノ協奏曲
旧譜

Steinway&Sons
STNS-30035
\2100→\1890
チャイコフスキー&グリーグ:ピアノ協奏曲
 1-3.チャイコフスキー(1840-1893):ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23/
 4-6.グリーグ(1843-1907):ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
スチュワート・グッドイヤー(ピアノ)/
チェコ・ナショナル交響楽団/
スタニスラフ・ボグニア(指揮)
録音 2013年7月16-17日 プラハ CNSO第1スタジオ

 トロント音楽院で学んだ後、ジュリアード音楽院で学士号を修得。ソリストとして活躍しています。
 日本でも人気者の彼、2013年の来日の際にはN響の演奏会にて、バーンスタインの交響曲第2番「不安の時代」のピアノ・パートを演奏。こちらも大絶賛されました。
 明晰なピアニズムと卓越したリズム感が評価されていますが、その美点はここでも最大に発揮されていて、チャイコフスキーの冒頭の華やかな部分での決然とした演奏は、まさにクールの一言です。
 一転、グリーグでは驚くほどの叙情的な表情を見せます。やはり只者ではありません!

 
 


ORC100126
¥2400
グリーグ(1843-1907):ヴァイオリン・ソナタ集
 1-3.ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ヘ長調 Op.8
 4.最後の春 Op.33-2(T.ポスター&E.ウリオステ編)
 5-7.ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ト長調 Op.13
 8.春に寄す Op.43-6(T.ポスター&E.ウリオステ編)
 9-11.ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 Op.45
エレナ・ウリオステ(ヴァイオリン)
トム・ポスター(ピアノ)

 録音 2017年9月18-20日 Wyastone Leys, Monmouth

 グリーグが書いた3曲のヴァイオリン・ソナタはどれも北欧的情緒に溢れた名作です。第1番は1865年、グリーグ22歳の作品で、民謡風の第2楽章の旋律はまさに彼ならではの味わいを有しています。
 第2番は1867年の作品。もともとはチェロとピアノのために構想された曲で、第1楽章は憂いを帯びた序奏に始まり、快活な主部へと移ります。この曲も第2楽章が特徴的で、やはりグリーグらしい郷愁に溢れた旋律に満たされています。
 それから約20年を経て書き上げられた第3番は、グリーグのヴァイオリン・ソナタの中でも最も人気の高い曲。情熱的な第1楽章は当時彼が魅了されたとされるイタリアのヴァイオリニスト、テレジーナ・トゥアの面影を映し出すかのようです。
 このアルバムには、2曲の「春」にちなんだグリーグ作品のヴァイオリン編曲版が収録されており、歌心に満ちた両作品はヴァイオリン・ソナタとのつながりも感じさせる見事な仕上がりです。
 ヴァイオリニスト、エレナ・ウリオステの情感に満ちた演奏で。
 
 


ORC100129
¥2400
ジャック・リーベック(ヴァイオリン)
シェーンベルク/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
 シェーンベルク(1874-1951):ヴァイオリン協奏曲 Op.36
  1.第1楽章:Poco allegro – Vivace
  2.第2楽章:Andante grazioso
  3.第3楽章:Finale: Allegro
 ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
  4.第1楽章:Allegro non troppo ‛&カデンツァ:フリッツ・クライスラー
  5.第2楽章:Adagio
  6.第3楽章:Allegro giocoso, ma non troppo vivace – Poco piu presto
ジャック・リーベック(ヴァイオリン)
アンドリュー・グーレイ(指揮)
BBC交響楽団

 録音 2019年10月15-17日 BBC Maida Vale Studios, London

 ジャック・リーベックはユダヤ系のヴァイオリニスト。彼の父方の祖父ウォルターは第二次世界大戦時にナチス侵攻を逃れ、南アフリカに移住しました。
 ブラームスのヴァイオリン協奏曲を殊の外愛していたというウォルターですが、孫であるジャックがヴァイオリニストとして大成しこの曲を演奏した時には、すでにこの世を去っていました。
 このアルバムでリーベックは、祖父の思い出の曲であるブラームスの協奏曲に、彼の祖父と同じく大戦時にヨーロッパを離れアメリカへと移住したシェーンベルクのヴァイオリン協奏曲を併せ、1930年代の不安な社会情勢を表現することを試みています。
 


<映像>

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ARTHAUS MUSIK(映像)



10 9398BD
(Blu-ray)
¥5400→\4990

ティーレマン指揮『ナクソス島のアリアドネ』
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):歌劇『ナクソス島のアリアドネ』

 


 [序章]
  ハンス・ペーター・カンメラー(執事長)、マルクス・アイヒェ(音楽教師)、
  ソフィー・コッシュ(作曲家)、ヨハン・ボータ(テノール歌手/バッカス)、
  ダニエラ・ファリー(ツェルビネッタ)、ソイレ・イソコスキ(プリマドンナ/アリアドネ)、
  オレグ・ザリツキー(士官)、ノルベルト・エルンスト(舞踊教師)、
  ウォン・チョル・ソン(かつら師)、マルクス・ペルツ(下僕)、
  アダム・プラチェトカ(ハーレキン)、カルロス・オスナ(スカラムーチョ)、
  パク・ジョンミン(トラファルディン)、ベンヤミン・ブルンス(ブリゲッタ)
 [オペラ]
  ソイレ・イソコスキ(アリアドネ)、ヨハン・ボータ(バッカス)、
  ヴァレンティナ・ナフォルニツァ(水の精)、ラヘル・フレンケル(木の精)、
  オルガ・ベズメルトナ(エコー)、ダニエラ・ファリー(ツェルビネッタ)、
  アダム・プラチェトカ(ハーレキン)、カルロス・オスナ(スカラムーチョ)、
  パク・ジョンミン(トラファルディン)、ベンヤミン・ブルンス(ブリゲッタ)、
  ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、
  クリスティアン・ティーレマン(指揮)
KKC 9492
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5400+税
10 9397DVD
(2DVD)
¥5400→\4990
KKC 9493
(2DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5400+税

 2016年ウィーン国立歌劇場ライヴ、ティーレマン指揮『ナクソス島のアリアドネ』

 演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ、美術:ロルフ・グリッテンベルク、衣装:マリアンネ・グリッテンベルク、照明:ユルゲン・ホフマン
 収録:2014年10月 ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9、1080i、音声:DTS-HD MA5.1,PCM ステレオ、言語:ドイツ語、字幕:英独仏西伊韓日、リージョン:All、141分
 (2DVD)画面:16:9、NTSC、音声:DTS-HD MA5.1,PCM ステレオ、言語:ドイツ語、字幕:英独仏西伊韓日、リージョン:All、141分

 2014年10月ウィーン国立歌劇場で行われたティーレマン指揮『ナクソス島のアリアドネ』のBlu ray とDVD が発売されます。
 DVD は、「ウィーン国立歌劇場150周年記念ボックス」(KKC9457) に収録されていましたが、Blu ray は初リリースです。
 演出は2016年の来日公演でも上演されたスヴェン=エリック・ベヒトルフ。ティーレマンは、シュターツカペレ・ドレスデンとも録音がありますが、やはり彼のリヒャルト・シュトラウスには脱帽。アリアドネ役には、リヒャルト・シュトラウスの音楽によく合う澄んだ美声の持ち主ソイレ・イソコスキ。ソフィー・コッシュ、ダニエラ・ファリーらも見事な歌唱を披露します。
 またバッカス役には2016年9月に急逝したヨハン・ボータ。輝かしい美声を持ち、ヘルデン・テノールとしても名をはせていました。2016年来日公演直前の死去だったため、惜しくも日本でこのバッカスを聴くことが出来なかったため、この映像は貴重なもの。

 
 




DYNAMIC(映像)



DYNDVD37863
(DVD)
¥3500
レオンカヴァッロ自身が台本を書いた《道化師》
 レオンカヴァッロ(1857-1919):歌劇《道化師》2幕

ネッダ‛&ヴァレリア・セーペ(ソプラノ)
カニオ‛&アンジェロ・ヴィッラーリ(テノール)
トニオ‛&デヴィッド・チェッコーニ(バリトン)
シルヴィオ‛&レオン・キム(バリトン)
村人‛&ヴィト・ルチアーノ・ロベルティ/
 レオナルド・メラーニ 他
ヴァレリオ・ガッリ(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭劇場管弦楽団



DYNBRD57863
(Blu-ray)
¥3500

 ルジェッロ・レオンカヴァッロ:台本
 ルイージ・ディ・ガンギ&ウーゴ・ジャコマッツィ(演出)、フェデリカ・パロリーニ(装置)、アニェーゼ・ラバッティ(衣装)、
 ルイージ・ビオンディ(照明)、マッテオ・リケッティ(映像ディレクター)

 フィレンツェ五月音楽祭劇場の新プロダクション、カルロ・フェリーチェ劇場との共同制作による
 収録 2019年9月11,13日    フィレンツェ五月音楽祭劇場
 収録時間:84分/音声:イタリア語歌唱 ステレオ2.0/DD5.1(DVD)、ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
 字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語/画面:16:9 REGION All(Code:0)
 DVD‛&片面2層ディスク、Blu-ray・・・単層 25GB 1080i High Definition

 ソンゾーニョ社のオペラ・コンクールで優勝したマスカーニの《カヴァレリア・ルスティカーナ》の大成功を受け、同じコンクールに応募すべくレオンカヴァッロ自身が台本を書いた《道化師》。
 ただし、2幕で設定したため規定から外れてしまい審査自体は失格となったものの社長の目に留まり、1892年にトスカニーニによる初演は大成功。現在では《カヴァレリア・ルスティカーナ》とともにヴェリズモ・オペラの代表作として広く愛されている作品です。
 南イタリアの小さな村で実際に起きた事件を元に、レオンカヴァッロは激しい男女間の愛憎の物語を創作、聖母被昇天の祭日の午後から夜までの出来事をリアルに描いています。
 メッシーナ生まれのテノール、アンジェロ・ヴィッラーリが現実と妄想の狭間を揺れ動くカニオを鬼気迫る演技で表現し、ガンギとジャコマッツィの演出は、仄暗い照明を効果的に用いて劇中劇の舞台上の観客とオペラ会場が一体化する演劇空間を見事に創り出しています。
 作品を手中に収めたガッリのタクトによる表情豊かな音楽も聴きどころです。

 
 
 


DYNDVD37867
(2DVD)
¥4000
ヴェルディ3作目のオペラ《ナブッコ》
 ヴェルディ(1813-1901):歌劇《ナブッコ》4部のドラマ・リリコ

ナブッコ‛&アマルトゥフシン・エンクバット(バリトン)
イズマエーレ‛&イヴァン・マグリ(テノール)
ザッカリーア‛&ミケーレ・ペルトゥージ(バス)
アビガイッレ‛&サイオア・エルナンデス(ソプラノ)
フェネーナ‛&アンナリーサ・ストロッパ(ソプラノ)
高僧‛&ジャンルーカ・ブレーダ(バス) 他
フランチェスコ・イヴァン・チャンパ(指揮)
アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団
パルマ歌劇場合唱団(合唱指揮‛&マルティノ・ファッジャーニ)



DYNBRD57867
(Blu-ray)
¥4000

 テミストークレ・ソレーラ:台本 オギュスト・アニセ=ブルジョワ&フランシス・コルヌの戯曲『ナブコドノゾル』:原作
 クリエイティヴ・プロジェクト‛&Ricci/Forte、ステファーノ・リッチ(演出)、ニコラ・ボヴィ(装置)、ジャンルーカ・スビッカ(衣装)、
 アレッサンドロ・カルレッティ(照明)、マルタ・ベヴィラクア(振付)、マッテオ・リケッティ、アドリアーノ・フィガーリ(映像ディレクター)

 パルマ歌劇場の新プロダクション
 収録 2019年9月29日 ヴェルディ音楽祭2019 パルマ歌劇場
 収録時間:160分/音声:イタリア語歌唱 ステレオ2.0/DD5.1(DVD)、ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
 字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語/画面:16:9 REGION All(Code:0)
 DVD‛&片面2層ディスク、Blu-ray・・・2層 50GB 1080i High Definition

 1842年に初演されたヴェルディ3作目のオペラ《ナブッコ》は、第2作である《一日限りの王様》の失敗や、妻子を亡くすなどの私生活の悲しみを乗り越え、初めて大成功を勝ち得た作品でした。
 本来は別の作曲家のために制作されたソレーラの台本は、旧約聖書のエピソードから採られており、ヴェルディはこの壮大な悲劇に魅せられ「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」などの名旋律を次々に作曲、1842年に初演された際は前述の通り、大成功を収めました。
 本映像は、演劇畑出身のステファーノ・リッチとジャンニ・フォルテによるパルマ歌劇場の上演収録。香港の映画監督ウォン・カーウァイの映画「2046」にインスパイアされたというこの上演は、時代設定を紀元前から近未来である2046年の軍艦上に移し、ヘブライ人の奴隷たちは救命胴衣を身に着けた囚われの難民、ナブッコは冷酷な艦長というユニークな読み替え演出です。
 タイトルロールを歌うモンゴル出身のバリトン、アマルトゥフシン・エンクバットを始め優れた歌唱陣と国際的に声価の高まる若手指揮者フランチェスコ・イヴァン・チャンパのドラマティックな音楽づくりが見事です。

 
 















第105号
2/19(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

WERGO



WER 7391
¥2600
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):コントラバス作品集
 (1)サン・ビアージョ8月9日12時7分 〜
   コントラバス独奏のための追憶(1977)
 (2)コントラバスとオーケストラのための協奏曲(1966)
 (3)セレナーデ 〜チェロのための(1949)/
   ルーカス・ドリュー編、コントラバス版(1981)
 (4)マーガレット・ゲデスのための哀悼頌歌 〜6つのチェロのための(1997)/
   ダニエレ・ロッカート編、6つのコントラバス版(2010)
 
※(4)世界初録音
ダニエレ・ロッカート(コントラバス)
(2)トニーノ・バッティスタ(指揮)、
 アブルッツェーゼ交響楽団
(4)ルドゥス・グラヴィス・
 コントラバス・アンサンブル

 ヘンツェの音楽をくまなく理解したコントラバス奏者による圧巻の演奏!

 録音:(1)(3)2019年2月24日、(2)2017年5月24日、(4)2015年2月27日/52'12''

 20世紀以降のドイツ音楽で今もなお熱心に取り上げられる機会の多いヘンツェの音楽、その中からコントラバス作品を集めたアルバムです。
 ヘンツェが愛し移り住んだこともあるイタリアでコントラバスの名手として活躍し、作曲家とも交流があったロッカートによる演奏です。独奏曲での雄弁さはヘンツェの音楽を研究し尽くしたロッカートの面目躍如というべきもの。また、自らコントラバス用に編曲した『哀悼頌歌』は作曲家をおおいに満足させ、ヘンツェ公式の作品リストに加わりました。

 コントラバス協奏曲はこのアルバムのハイライトです。楽器の可能性を拡大したこの作品は、技術的にも難易度の高い奏法が散りばめられており、現代コントラバス奏者が挑むべき作品の最高峰に位置付けられています。
 ロッカートの圧倒的な演奏は編成の珍しさを超えて、「ヘンツェの音楽を聴くこと」の楽しみを見出させてくれるでしょう。
 
 
WER 7390
¥2600
アルベルト・ポサダス(1967-):
 迷宮の詩 〜サクソフォン四重奏のためのツィクルス

  I. クノッソス Knossos (2016)
  II. 上昇と下降 Klimmen en dalen (2017)
  III. 八岐 Senderos que se bifurcan (2017)
 ※世界初録音
シグマ・プロジェクト

 異界へ迷い込む謎めいた四重奏曲

 録音:2016・2017年/55'11''

 アルベルト・ポサダスは1967年スペイン生まれの作曲家です。
 ここに収録されているのは、クレタ島の遺跡「クノッソス」、エッシャーのだまし絵「上昇と下降」、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの伝奇小説「El jardín de los senderos que se bifurcan(八岐の園)」をそれぞれ表題に持った3曲からなる謎めいた四重奏曲です。
 サクソフォンは電子音のノイズのように吹かれ、聴くものを異界へといざないます。
 
 

WER 5126
¥2600
多作家シュナイダーの協奏曲2題
 エンヨット・シュナイダー(1950-):
  (1)シベリアの精神 〜
     トランペット、弦楽と打楽器グループのための
  (2)レオポレッロとジョヴァンニ 〜
     コントラバス、コントラバラライカと管弦楽のための協奏曲
 
※世界初録音
(1)ラインホルト・フリードリヒ
  (フリューゲルホーン、トランペット、
   ピッコロトランペット)、
 マルティン・バエサ・ルビオ(指揮)、
 クラスノヤルスク室内管弦楽団、
 シベリアン・パーカッション
(2)アルテム・チルコフ(コントラバス)、
 ミハイル・ジューゼ(コントラバスバラライカ)、
 ヴラディーミル・ランデ(指揮)、
 シベリア州立交響楽団

 録音:2019年/63'48''

 エンヨット・シュナイダーは1950年ドイツ生まれで映画音楽も数多く手掛け、ロマンティックな響きを特徴とする作曲家です。
 (1)はシベリアの自然とシャーマニズムを描いた幻想的な世界。(2)はコントラバスとコントラバスバラライカというユニークな編成の二重協奏曲で、モーツァルトのオペラを題材にレポレッロとドン・ジョヴァンニの関係を描いた作品。
 モーツァルトの引用、パロディが頻出します。
 

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Amadeus



ARB 004-2
(3-CD)\2800
ブラームス:
 交響曲第4番
レスピーギ:
 リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲
ベートーヴェン:
 交響曲第1番、第2番
J.S.バッハ:
 2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV.1043、
 ブランデンブルク協奏曲第3番BWV.1048、
 ヴァイオリン協奏曲第2番BWV.1042
エツィオ・ロヤッティ指揮、
ベルガモ・ブレシア管弦楽団
フランチェスコ・デ・アンジェリス(Vln)
ディーノ・ソッサイ(Vln)



ARB 008-2
\2400
メンデルスゾーン:
 (1)弦楽のための交響曲第10番
 (2)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
 (3)ヴァイオリン、ピアノと弦楽合奏のための協奏曲ニ短調
ドメニコ・マソン指揮、
アカデミア・ダルキ・アリゴーニ
(2)クリスティアン・セバスティアヌット(Vln)
(3)ラウラ・ボルトロット(Vln)
  レオノーラ・アルメッリーニ(pf)




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


HMF


ヘレヴェッヘのバッハ・カンタータ 3タイトル、復活!



HMM 931644
¥2200
J.S.バッハ:アルトのためのカンタータ集
 (1)カンタータ第54番「いざ、罪に抗すべし」BWV 54
 (2)カンタータ第170番「喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜」BWV 170
 (3)カンタータ第35番「心も魂も乱れはて」BWV 35
アンドレアス・ショル(カウンターテナー)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ

 ショルの高貴にして明晰、知的な歌声によるバッハ

 録音:1997年7月

 バッハの4曲あるアルト・ソロカンタータのうちの3曲を収録。ソロはアンドレアス・ショル。
 管弦楽では、ファゴットでミンコフスキが参加しており、歴史を感じます。ショルの高貴にして明晰、知的な歌声が全編を通じて胸を打つ1枚です。
 
 


HMM 931659
¥2200
「死」に対するバッハのまなざし
 J.S.バッハ:
  カンタータ第8番「愛する神よ,われいつの日に死すや」BWV 8
  カンタータ第125番「安らぎと喜びもてわれは逝く」BWV 125
  カンタータ第138番「何ゆえに悲しむや,わが心よ」BWV 138
ペーター・コーイ(Bs)
デボラ・ヨーク(S)
インゲボルク・ダンツ(A)
マーク・パドモア(T)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ

 録音:1998年2月

 「死」や「死んでいくこと」は、バッハと同時代の作曲家たちがカンタータを作曲する際に好んで取り上げたテーマでした。
 1723年から25年の間に作曲されたこれらのカンタータでは、'素晴らしき始まり(' BWV 8)、平和と喜びへの最終出発(BWV 125)、この世で生きることの虚しさ(BWV 138)と、それぞれ「死」を違った角度から見て歌っています。
 ヘレヴェッヘが紡ぐ究極の美音が、バッハの音楽がもつ力を引き出しています。
 
 


HMM 931328
¥2200
初期の傑作カンタータBWV 21を含むきわめつけの名演
 J.S.バッハ:
  カンタータ「わが心に憂い多かりき」BWV21
  カンタータ「されど同じ安息日の夕べに」BWV42
バルバラ・シュリック(S)
ジェラール・レーヌ(A)
ハワード・クルック(T)
ピーター・ハーヴェイ(Bs)
ペーター・コーイ(Bs)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
シャペル・ロワイヤル,コレギウム・ヴォカーレ

 録音:1990年1月

 21番は2部構成、全11曲から成る初期の大作。バッハの生涯に何度も演奏された名曲です。
 嘆きを歌う第1部、救いの喜びを歌う第2部の対照も見事な、きわめつけの美演です。
 BWV 42は「教会コンチェルト」と自筆譜にタイトルが書かれた作品で、実際晴れやかなシンフォニア、明るく快活なアリアなど、協奏曲的な要素を多分に含んでいます。
 



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PROFIL



PH 20002
(4CD)
¥4500→\4190
いずれの音源も今日入手が難しい
 アントニオ・ヤニグロ(1918-1989) 〜レア音源集
アントニオ・ヤニグロ(チェロ)
 Disc 1 75' 44"
  (1)ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob. Ⅶ :2
  (2)モーツァルト:ディヴェルティメント変ロ長調K.137
  (3)ボッケリーニ:チェロ協奏曲第9番変ロ長調G.482
  (4)ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ニ長調Op.3の9, RV230
  (5)コレッリ:合奏協奏曲ニ長調Op.6の4
    ルドルフ・ケンペ(指揮)RAIローマ交響楽団(1)、ザグレブ室内合奏団(2)(4)(5)
    フランコ・カラッチョーロ(指揮)RAIナポリ交響楽団(3)
    1959年(1)、61年(2)(4)、59年(3)、57年(5)
 Disc 2 79' 18"
  (1)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」
  (2)同:チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
  (3)ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト二世(J.S.バッハ/ミルコ・ケレメン編):チェロ協奏曲
    パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)、ジャン・フルニエ(ヴァイオリン)(1)、
    ヤン・ナテルマン(ピアノ)(2)、ザグレブ室内合奏団(3)
    1953年(1)、56年(2)、61年(3)
 Disc 3 69' 01"
  (1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
  (2)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102
  (3)ミルコ・ケレメン:協奏的即興曲
  (4)ヒンデミット:葬送音楽〜ヴィオラと弦楽のための
    エーリヒ・クライバー(指揮)ケルン放送管弦楽団(1)、ヤン・ナテルマン(ピアノ)(2)、
    ステーファノ・パッサッジョ(ヴィオラ)(3)、ザグレブ室内合奏団(3)(4)
    1955年(ライヴ)(1)、56年(2)、58年(3)(4)
 Disc 4 69' 43"
  (1)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調Op.38
  (2)リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op.35
    イェルク・デムス(ピアノ)(1)、
    ミルトン・プレヴェス(ヴィオラ)、フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団(2)
    1957年(1)、59年(ステレオ)(2)

 明るい音色と歌ごころ。ヤニグロの至芸をBox 化!

 アントニオ・ヤニグロ(1918-1989) は、チェロ奏者としてカザルスの愛弟子でイタリア的な明るくのびやかな演奏で知られたほか、指揮者としてザグレブ室内合奏団を世界的な水準に育てました。

 ここではチェリストとしての彼の名演を数多く収録。協奏曲をたっぷり聴くことができるのも大歓迎ですが、ハイドンはケンペ、ドヴォルザークはエーリヒ・クライバー、リヒャルト・シュトラウスの「ドン・キホーテ」はライナーといった指揮者との共演なのも聴きごたえ満点。同様にソナタや室内楽でもバドゥラ=スコダやデムスの妙技を楽しめます。

 いずれの音源も今日入手が難しく、これだけまとめられてお手頃価格でリリースされるのは嬉しい限り。イタリアのチェロの魅力を満喫できます。
 


<メジャー・レーベル>

DG



4838378
(14CD)
\7400

《グンドゥラ・ヤノヴィッツ
 —ア・ヴォイス・オブ・シルヴァー・アンド・ゴールド》


 モーツァルト:
  歌曲K.272、K.374、K.578、K.42-4、K.583、K.528、K.369、
  《イドメネオ》から1曲、《コジ・ファン・トゥッテ》から7曲、
 テレマン:《イーノ》から8曲、
 ヘンデル:《メサイア》から4曲、
 J.S.バッハ:《クリスマス・オラトリオ》から3曲、
 ベートーヴェン:《エグモント》から2曲、《ミサ曲ハ長調》、
 ブラームス:《ドイツ・レクイエム》から第5曲、
 ウェーバー:《魔弾の射手》から2曲(各2録音)、《オベロン》から2曲、
 ワーグナー:《タンホイザー》から2曲、《ローエングリン》から2曲、《リエンツィ》から1曲、《パルジファル》から1曲、
 ロルツィング:《刀鍛冶》から2曲、
 J.シュトラウス2世:《こうもり》から第9曲と第10曲、
 R.シュトラウス:《カプリッチョ》から5曲、《4つの最後の歌》(2録音)、
 オルフ:《カルミナ・ブラーナ》から2曲、
 モーツァルト:《フィガロの結婚》から4曲、《ミサ・ソレムニス》から4曲(〈サンクトゥス〉は2録音)、
 メンデルスゾーン:《聖パウロ》から第7曲と第27曲、
 ブラームス:《ドイツ・レクイエム》から第5曲、
 ハイドン:《四季》から6曲、《天地創造》から9曲、
 グルック:《オルフェオとエウリディーチェ》から3曲、
 ベートーヴェン:《フィデリオ》から5曲、
 ワーグナー:《ワルキューレ》から17曲、《ローエングリン》から5曲、
 シューベルト:
  〈嘆きの歌〉、〈糸を紡ぐグレートヒェン〉、〈乙女の嘆き〉3曲、〈太陽に〉、〈君よ知るや南の国〉、
  〈セレスの嘆き〉、〈お妃の夕べの歌〉、〈夜鶯に寄せて〉、〈子守歌〉2曲、〈ブランカ(乙女)〉、
  〈恋する女の手紙〉、〈ズライカ Ⅰ&Ⅱ〉、〈君はわが憩い〉、〈若い尼〉、〈アン・ライルの歌〉、〈ノーナの歌〉、
  〈エレンの歌 Ⅰ-Ⅲ〉、《4つのリフレイン歌曲》から第3番、《ミニョンの歌》から第1-3曲、〈野外で〉、
  〈岩の上の羊飼い〉、〈ハガルの嘆き〉、〈テクラ、霊の声 Ⅰ&Ⅱ〉、〈コルマの嘆き〉、〈恋はいたるところに〉、
  〈暁を讃えるリラ〉、〈ランベルディーネ〉、〈トゥーレの王〉、〈ます〉、〈グレートヒェンの祈り〉、〈イフィゲニア〉、
  〈マリアの苦悩を思って〉、〈乙女〉、〈ベルタの夜の歌〉、〈舟人〉、〈不幸な男〉、〈ばら〉、〈妹の挨拶〉、〈勿忘草〉、
  劇『ラクリマス』から〈デルフィーネ〉、〈猟師の歌〉、〈春に〉、〈秘めた恋〉、
 J.S.バッハ:
  《ミサ曲ロ短調》から3曲、《マタイ受難曲》から第12、18、19、33、57、58曲、
 ワーグナー:《神々の黄昏》から2曲

 ★ヤノヴィッツのインタビュー
  (ヤノヴィッツが創設した、若い歌手のための財団と、
   モーツァルト:《フィガロの結婚》の伯爵夫人の歌唱について)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
アーウィン・ゲージ(ピアノ)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン、
カール・ベーム(指揮)、
ウィーン交響楽団、
ベルリン・フィルハーモニー、
ウィーン・フィルハーモニー、他

 カラヤンが愛した声、グンドゥラ・ヤノヴィッツの80歳記念BOXアルバムがプライスダウンして再登場
 2017年8月にグンドゥラ・ヤノヴィッツ80歳を記念して発売された限定BOXが完売となり、今回キャップBOX版の通常盤としてプライスダウンして再発売の運びとなりました。
 カラヤンお気に入りのリリック・ソプラノ、ヤノヴィッツによるモーツァルト、R.シュトラウスの伝説的なレコーディングは、今でもカタログの中で最高の地位を保ち続けています。
 1937年ベルリン生まれのヤノヴィッツはカラヤンに才能を見出だされ、1960年ウィーン国立歌劇場にデビュー。ウィーンではベーム、カラヤン、クリップスのもとでモーツァルトのオペラの役を究めます。
 今回のBOXにはドイツ・グラモフォン、デッカ、フィリップスに行われたレコーディングの中から選びぬかれたオペラ、アリア、オラトリオ、歌曲などが14枚のCDに収録されています。ヤノヴィッツのインタビューも収められています。
 【録音】1962年-1986年
 



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WARNER CLASSICS



9029527643
\2200→\1990
イアン・ボストリッジ(テノール)
 ベートーヴェン:歌曲集、民謡編曲集
  ピアノはパッパーノ、ヴァイオリンでフラングも登場

 1. 連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」 Op.98
 2. 歌曲「アデライーデ」 Op.46
 3. 歌曲「あこがれ」(ただ憧れを知る人だけが) WoO.134
 4. 歌曲集「6つの歌」 Op.75より
   「ゲーテのファウストより」(ノミの歌)
 5. 歌曲「優しき愛」 WoO.123
 6. アリエッタ「この暗い墓の中に」 WoO.133
 7. 歌曲集「8つの歌」 Op.52より「5月の歌」
 8. 歌曲「ぼくは君を想う」(思い出) WoO.136
 9. 歌曲「あきらめ」 WoO.149
 10. 「12のアイルランドの歌」 WoO.154より
    「アイルランド男の胸は高鳴る」
 11. 「12のアイルランドの歌」 WoO.154より
    「いとしいダーモットよ、だれが」
 12. 「7つのイギリスの歌」 WoO.158bより
    「おおメアリーは、絹をまとい」
 13. 「26のウェールズの歌」 WoO.155より
    「別れのキス」
 14. 「25のスコットランドの歌」 Op.108より
    「インヴァネスの愛らしい乙女」
 15. 「25のアイルランドの歌」 WoO.152より
    「アルスターへの帰還」
 16. 「25のアイルランドの歌」 WoO.152より
    「みんな楽しく輪になって」
 17. 「25のスコットランドの歌」 Op.108より
    「夕暮れに」
 18. 歌曲集「8つの歌」 Op.52より
    「モルモット」
イアン・ボストリッジ(テノール)
アントニオ・パッパーノ(ピアノ)
ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン:10-17)
ニコラ・アルトシュテット(チェロ:10-17)
 録音:2019年10月2-4日、ロンドン、ハムステッド、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会

 このアルバムの中心となるのは、1816年に作曲された連作歌曲集『遥かなる恋人に寄す』。
 この時期のベートーヴェンは第7交響曲を出版したばかりで、少しスランプに陥っていたとされますが、この歌曲集は第1曲の主題が最後の第6曲で回帰するなどの工夫が凝らされているだけではなく、パッパーノは「ベートーヴェンがこれまでになく集中して書いた13分から14分の音楽」と評し、ボストリッジも「遠く離れた最愛の恋人」というテーマはベートーヴェンの秘められた情熱を感じさせると高く評価し、限りない共感を込めて優しく歌い上げています。

 この歌曲集と同じく、良く知られる『アデライーデ』は1790年代の作品。
 歌の主人公はこの世を去った男で、遺してきた恋人に語り掛けるという内容ですが、ゆったりとした導入部と活発な後半部の対比が美しく、発表当時から大変な人気を誇った曲です。このような曲を歌わせるとボストリッジの右に出る者はいないでしょう。切々と語り、時には哀願しながら感情の高まりを歌い上げるボストリッジの妙技をお楽しみください。

 こちらも良く知られる『ノミの歌』や爽やかな風が吹き抜けるような『5月の歌』などベートーヴェンのチャーミングな一面を楽しむとともに、あまり耳にすることのない一連の民謡編曲集では名手ヴィルデ・フラングとニコラ・アルトシュテットがアンサンブルに加わり、パッパーノとともに奏でる上質なピアノ三重奏を伴奏にしたボストリッジが「気の置けない楽しい歌」を披露。
 そして最後に置かれた『モルモット』。小動物を連れて「あっちへ、こっちへ」さまざまな国を旅する大道芸人の歌でアルバムを締めくくるというのもボストリッジらしいひねりの効いた選曲です。

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8709997424
\2900→\2690
正規盤初登場!
 チェリビダッケの1986年6月28日「幻想」
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィル
 録音:1986年6月28日、ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー ステレオ(ライヴ)

 正規盤初登場!
 チェリビダッケの、1986年6月28日の『幻想交響曲』圧巻ライヴ。

 ミュンヘン・フィルとセルジュ・チェリビダッケによる素晴らしい遺産が、またミュンヘン・フィル・レーベルより発売となります。
 1979年6月に首席指揮者に就任し、17年間この地位を務めたチェリビダッケ。1986年といえばこの年の10月に、チェリビダッケ&ミュンヘン・フィルが来日し、ブラームス、ムソルグスキー、ブルックナーを演奏し、伝説的演奏を日本に残しました。この録音はその4か月前のミュンヘンでのライヴ録音となります。
 これまでチェリビダッケの幻想交響曲は、1960年代のスウェーデン放送響、トリノRAI交響楽団によるものがありましたが、1986年という比較的新しい時期の濃厚な演奏を聴くことができます。
 第2楽章の美しき管楽器のメロディと動き回るヴァイオリンの掛け合いの緻密さ。第4楽章の断頭台へのかなりテンポの遅い行進。最終楽章でのトロンボーンの柔らかい音色による他の指揮者には無い独特な解釈、猛烈なアッチェランドをかけて突進するフィナーレなど、全曲で演奏時間約60分というチェリビダッケを全面的に受け入れたミュンヘン・フィルと、そこから出る妥協を許さない断固たる姿勢による、音楽の可能性を徹底して突き詰めた正に音のドラマがここに記録されています。

 この発売のために、ミュンヘン・フィル所蔵のオリジナルのアナログ・マスターテープより24bitリマスターを行い、さらに最近ECMの監修の下でマスタリングを担当し、キース・ジャレットの諸作にかかわってきたエンジニア、クリストフ・スティッケル氏が最終マスタリングを担当し、ライヴの緊迫感ある演奏が甦っています。















第105号
2/18(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

MD+G


MDG 90621406
(SACD HYBRID)
¥2500
リスト:オルガン作品全集 Vol.1 ズザナ・フェリェンチーコヴァー(オルガン)
 1. バッハ(B-A-C-H)の名による前奏曲とフーガ(初稿1855) 11'49
 2. アヴェ・マリアI(1846/1856/1859-60) 8'40
 3. バッハ/リスト:カンタータ「わが心に憂い多かりき」(BWV 21)による導入部とフーガ(1860) 5'15
 4. バッハ/リスト:深き淵より、われ汝に呼ばわる(BWV 38)(1860/61?) 8'18
 5. バッハ/リスト:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタよりアダージョ(BWV1017) (1864?) 5'03
 6. ニコライ/リスト:コラール「われらが神はかたき砦」による教会祝典序曲 (1852) 10'12
 7. ラッソ/リスト:レジーナ・チェリ(1865) 5'04
 8. ダンテ交響曲より、導入部、フーガ、マニフィカト(1860/1862) 17'11
 9. ラッソ/リスト:レジーナ・チェリ(1865) (マンデルシャイト製オルガン1655-57) *ボーナス・トラック 4'43

 ズザナ・フェリェンチーコヴァーによるリストのオルガン作品全集の録音がスタート!

 使用楽器:アロイ・モーゼル(1834年製)、聖ニコラ大聖堂、フリブール、スイス/Stereo/5.1/2+2+2、76'23

 チェコ出身のオルガニスト、ズザナ・フェリェンチーコヴァーによるリストのオルガン作品全集の録音がスタート。
 リストは超絶技巧ピアニストでしたが、オルガンも得意としており、オルガンならではの大音量と幅広い音色を活かせる壮麗な音楽からひっそりと瞑想的な音楽までさまざまな作品を作曲・編曲していました。

 リストのオルガン曲は、その時代に有名だった曲を素材にした作品や、自作をオルガン用にアレンジしたものが多く、当時としても演奏効果の上がる傾向が強いのが特徴。
 本盤の1曲目も「変ロ-イ-ハ-ロ/B-A-C-H」の連続した4音を使ったバッハの名の主題による作品です。
 1855年、リストは当時ドイツで最大のロマン派オルガンであった、メルゼブルク大聖堂のラーデガスト・オルガンの奉献式のために作曲した「バッハ(B-A-C-H)の名による前奏曲とフーガ」。「後に1870年に「バッハの名による幻想曲とフーガ」ピアノ版として改訂されています。
 ズザナ・フェリェンチーコヴァーの高度な技巧で迫力の作品群を全曲MDGの高音質録音で聴けるのは嬉しいかぎりです。
 
 


MDG 90621566
(SACD HYBRID)
¥2500
ナチス政権の弾圧によって夭折した作曲家
フーゴ・ディストラー(1908-1942):宗教曲、オルガン作品集

 1. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
 2.シュパンゲンベルクに大きな栄光あれ 1545
 3.ストラスブールに大きな栄光あれ 1525
 4-6. 教会コンツェルト(ソプラノとオルガンのための)op.17
 7-9.オルガン・ソナタop.18-2
 10-15. Dreimaliges Kyrie Nurnberg 1525
 ハインツ・ヴェルナー・ツィンマーマン(1920-)
  16.フーゴ・ディストラーの主題による一つの和音による変奏曲
クリスティーナ・ローテルベルク(ソプラノ)
アルヴィド・ガスト(オルガン)
北ドイツ放送室内合唱団
 (指揮:マリア・ヨルゲンセン)

 ナチスの弾圧によって自死したディストラーのオルガン作品集

 使用楽器:シュテルヴァーゲン・オルガン
 Stereo/5.1/2+2+2、55'02

 ドイツ近現代の作曲家フーゴ・ディストラー。16,17世紀の音楽、特にシュッツに大きな影響を受けています。
 教会音楽の作曲家として才能に恵まれつつも、ナチス政権の弾圧によって夭折した作曲家です。
 彼は、ニュルンベルクに生まれ、ライプツィヒで音楽を学び、23歳のときにリューベックの聖ヤコビ教会のオルガニストの職を得ると、多くの宗教曲を作曲します。その後、シュトゥットガルト、ベルリンの音楽大学で教鞭をとり、1942年34歳でベルリン大聖堂合唱団の楽長に就任。しかし、ディストラーの順調なキャリアと同時にナチスが勢力を強めていき、彼は徴兵の恐怖、さらには彼の音楽はナチス政権下で頽廃音楽の烙印を押されたことにより、ディストラーは耐え切れず、1942年11月1日に自ら死を選んだのです。
 20世紀ドイツの教会音楽において多大なる影響を与えたディストラーの音楽は、ハインツ・ヴェルナー・ツィンマーマンも魅了し作曲した、ディストラーの主題による変奏曲をここに収録しています。
 



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PHILHARMONIA・REC



PHR 0111
¥2500→\2290
ルイージ&フィルハーモニア・チューリッヒによる
 シューベルトの「グレート」

  シューベルト:交響曲第9(8)番 ハ長調 D944「グレート」
フィルハーモニア・チューリッヒ
ファビオ・ルイージ(指揮)
KKC 6151
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3000+税

 ファビオ・ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによるシューベルトの「グレート」

 録音:2019年2月、チューリッヒ歌劇場(ライヴ)/58'43

 ファビオ・ルイージ率いるフィルハーモニア・チューリッヒによるシューベルトの「グレート」。
 ルイージは、2012年からチューリヒ歌劇場の音楽総監督を務め2019/20シーズンで離任することが決まっています。次期音楽総監督には、ワシントン・ナショナル交響楽団の首席指揮者を務めているジャナンドレア・ノセダが2021/22シーズンより就任します。
 オペラで培った表現力をオーケストラ演奏にも余すところなく落とし込むルイージ、そして歌手たちと日々ドラマを作り上げてきた経験豊かなフィルハーモニア・チューリッヒの感性だからこそ実現する、隅々にあふれ出る歌心と、圧倒的な推進力を持つ演奏を聴かせてきた「PHILHARMONIA●REC」レーベル。今回のシューベルトでもその力が遺憾なく発揮されています。

 シューベルトの交響曲の最高傑作「グレート」。「未完成」交響曲の後、1825年から1826年にかけて作曲されシューベルトの死の2,3年前に書かれた最後の交響曲です。
 1828年12月にウィーンでの初演の際「あまりに長すぎる」という理由で初演を拒否されるなど不遇でありましたが(シューベルトは同年11月19日に死去)、1839年シューマンがシューベルトの遺品から「グレート」のスコアを見つけ、その素晴らしさに圧倒され、メンデルスゾーンに推薦し、1839年3月21日にゲヴァントハウス管弦楽団メンデルスゾーン指揮によってライプツィヒで初演されました。
 色彩豊かで厚みのあるオーケストレーション、流麗な旋律、壮大な響きとまさに「グレート」の名に相応しい大作。ルイージは、冒頭のホルンの有名なフレーズも、テーマを一つ一つ丁寧に提示させ、圧倒的なフィナーレも明瞭で堂々たる演奏で聴かせます。
 
 
 




ECM


4819041
\2600
《ヴォックス・クラマンティス〜The Suspended Harp of Babel/
キリルス・クレーク:合唱作品集》

 キリルス・クレーク:
  1) The sun shall not smite thee(詩篇121篇)、2) Whilst great is our poverty、
  3) Jacob’s dream/Proemial Psalm(詩篇104篇)、
  4) From heaven above to earth I come、5) Bless the Lord, my soul(詩篇104篇)、
  6) Awake, my heart、7) Praise the name of the 3(詩篇135、136篇)、
  8) Do the birds worry?、9) Lord, I cry unto Thee(詩篇141篇)、
  10) He, who lets God prevail、11) By the rivers of Babylon(詩篇137篇)、
 12) マルコ・アンブロジーニ、アンジェラ・アンブロジーニ:The last dance、
 13) キリルス・クレーク、ギョーム・ド・マショー:
    O Jesus, Thy pain/Dame, vostre doulz viaire
マルコ・アンブロジーニ、
アンジェラ・アンブロジーニ(ニッケルハルパ)
 (2-4, 6, 8, 10, 12, 13)、
Anna-Liisa Eller(カンネル)
 (2-4, 6, 8, 10, 12, 13)、
ヤーン=エイク・トゥルヴェ(指揮)
ヴォックス・クラマンティス

 エストニアの声楽アンサンブルによる清冽で崇高な合唱曲集
 民謡収集家としても知られるエストニアの作曲家キリルス・クレーク(1889-1962)による合唱作品集です。
 歌っているのはヴォックス・クラマンティス。1996年にヤーン=エイク・トゥルヴェによって創設されたエストニアの声楽アンサンブルで、グレゴリオ聖歌、中世の多声声楽曲、現代音楽を得意としています。
 スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパ(nyckelharpa)、エストニアのチター属の楽器カンネル(kannel)が、民族音楽を愛したクレークの作品をさらに奥深いものにしています。歌詞付き。
  【録音】2018年4月23−27日、エストニア、タリン、キリスト変容教会
  


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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SPECTRUM SOUND



CDSMBA 050
(4CD)
¥6000→\5490
協力:フランス国立視聴覚研究所(INA)
「偉大なる指揮者たち
 〜モントゥー、クーベリック、ディクソン、クリップス、パレー、シュミット=イッセルシュタット」

  CD 1
   ●プロコフィエフ:交響曲第1番 ニ長調 Op.25
   ●チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
     ピエール・モントゥー(指揮)、フランス国立管弦楽団
      ライヴ録音:1958年5月8日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
  CD 2
   ●ブラームス:交響曲第4 番 ホ短調 Op.98 初CD 化
     ラファエル・クーベリック(指揮)、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
      ライヴ録音:1960年9月9日/ルドゥー劇場(モノラル)
   ●ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67「 運命」 初CD化
     ポール・パレー(指揮)、フランス国立管弦楽団
      ライヴ録音:1957年5月2日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
  CD 3
   ●ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98 初CD 化
     ディーン・ディクソン(指揮)、フランス国立管弦楽団
      ライヴ録音:1959年12月22日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
   ●ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73 初CD 化
     ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)、フランス国立管弦楽団
      ライヴ録音:1960年2月9日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
  CD 4
   ●ブラームス:大学祝典序曲 ハ短調 Op.80 初CD 化
   ●ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73 初CD 化
     ヨゼフ・クリップス(指揮)、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
      ライヴ録音:1959年5月28日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)

 完全限定盤。初CD 化を含むSpectrum Sound レーベルが丁寧に復刻した貴重音源、モントゥー、クーベリック、ディクソン、クリップス、パレー、シュミット=イッセルシュタットの名演集

 音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives

 丁寧な復刻で定評のあるSpectrum Sound レーベル。当セットはフランス国立視聴覚研究所(INA)の貴重音源とスペクトラム・サウンド・レーベルが保有するオープンリール・テープからの復刻で構成されている名指揮者モントゥー、クーベリック、ディクソン、クリップス、パレー、シュミット=イッセルシュタットの録音集です。
 ここに生々しく蘇った名演をお楽しみください。
 完全限定プレス。日本語解説は付きません。
 
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CDSMBA 051
(12CD)
¥12700→\11990
ベートーヴェン生誕250 周年記念
 初CD化を含むスペクトラム・サウンド・セレクション
ベートーヴェン:交響曲集



 ■第1番【カラヤン(1966年/モノラル)】
 ■第2番【モントゥー(1960年/モノラル)】
 ■第3番「英雄」【ルドルフ(1967年/ステレオ)、フリッチャイ(1961年/モノラル)、フルトヴェングラー(1953年/モノラル)、クリップス(1958年/モノラル)】
 ■第4番【サヴァリッシュ(1964年/ステレオ)、クレンペラー(1969年/ステレオ)】
 ■第5番「運命」【クレンペラー(1969年/ステレオ)、クリップス(1957年/モノラル)、プレートル(1960年/モノラル)、シェルヘン(1965年/ステレオ)】
 ■第6番「田園」【E.クライバー(1955年/モノラル)】
 ■第7番【クリップス(1952年/モノラル)】
 ■第8番【モントゥー(1962年/モノラル)、マルケヴィチ(1955年/モノラル)、フィエルスタート(1958年/モノラル)】
 ■第9番「合唱付き」【カラヤン(1960年/モノラル)、クリップス(1965年/ステレオ)】

 CD 1
  ●交響曲第1番 ハ長調 Op.21
    ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
     ライヴ録音:1966年8月28日/ザルツブルク(モノラル)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes
 CD 2
  ●交響曲第2番 ニ長調 Op.6
    ピエール・モントゥー(指揮)、北ドイツ放送交響楽団
     録音:1960年10月1日/ハンブルク(モノラル)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes
  ●交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」
    マックス・ルドルフ(指揮)、シンシナティ交響楽団
     録音:1967年12月20-22日/シンシナティ(ステレオ)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes
  ●交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
    ピエール・モントゥー(指揮)、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
     録音:1962年5月14日(モノラル)/音源:Private open reel-to-reel audio tapes
 CD 3
  ●交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」
    フェレンツ・フリッチャイ(指揮)、RIAS交響楽団
     録音:1961年2月5日/自由ベルリン放送(モノラル)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes
 CD 4
  ●交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」
    ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
     ライヴ録音:1953年9月4日/ヘラクレスザール(モノラル)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes
 CD 5
  ●交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」 初CD 化
    ヨゼフ・クリップス(指揮)、フランス国立管弦楽団
     ライヴ録音:1958年9月18日/モントルー、ヴヴェイ(モノラル)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes & SRG Archiven
  ●交響曲第8番 ヘ長調 Op.93 初CD 化
    イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)、フランス国立管弦楽団
     録音:1955 年1月6日/ORTF、パリ(モノラル)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
 CD 6
  ●交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
    ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)、スイス・イタリア語放送管弦楽団
     ライヴ録音:1964年/イタリア(ステレオ)/音源:Private open reel-to-reel audio tapes
  ●交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
    オットー・クレンペラー(指揮)、バイエルン放送交響楽団
     ライヴ録音:1969年5月30日/ヘラクレスザール(ステレオ)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes
 CD 7
  ●交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」
    オットー・クレンペラー(指揮)、バイエルン放送交響楽団
     ライヴ録音:1969 年5月30日/ヘラクレスザール(ステレオ)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes
  ●交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」 初CD 化
    ヨゼフ・クリップス(指揮)、フランス国立管弦楽団
     ライヴ録音:1957年10月10日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
 CD 8
  ●交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」 初CD 化
    ジョルジュ・プレートル(指揮)、フランス国立管弦楽団
     ライヴ録音:1960年2月1日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
  ●交響曲第5番 ハ短調 Op.67「運命」
    ヘルマン・シェルヘン(指揮)、スイス・イタリア語放送管弦楽団
     録音:1965年2月24-26日/ルガーノ(ステレオ)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes
 CD 9&10
  ●交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
    エーリヒ・クライバー(指揮)、ケルンWDR 交響楽団
     録音:1955年4月4日/フンクハウス、ザール1、ケルン(モノラル)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes
  ●交響曲第7番 イ長調 Op.92
    ヨゼフ・クリップス(指揮)、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
     録音:1952年5月24日/スヘフェニンゲン(モノラル)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes
  ●交響曲第8番 ヘ長調 Op.93 初CD 化
    エイヴィン・フィエルスタート(指揮)、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
     録音:1958年3月17日/ORTF、パリ(モノラル)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes & INA archives
 CD 11
  ●交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱付き」
    ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
    エリザベート・ブラッスール合唱団、ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、
    クリスタ・ルートヴィヒ(アルト)、ヴァルデマール・クメント(テノール)、
    ゴットロープ・フリック(バス)
     ライヴ録音:1960年4月26日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)/音源:INA archives
 CD 12
  ●交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱付き」 初CD 化
    ヨゼフ・クリップス(指揮)、フランス国立管弦楽団、スイス・ロマンド放送合唱団
    マリア・シュターダー(ソプラノ)、マルグリット・コンラッド(アルト)、
    アントン・デルモタ(テノール)、ヴァルター・ベリー(バス)
     ライヴ録音:1965年8月28日/モントルー、ヴヴェイ(ステレオ)
     音源:Private open reel-to-reel audio tapes & SRG Archiven

 ベートーヴェン生誕250 周年記念。初CD化を含むスペクトラム・サウンドがセレクトしたベートーヴェンの交響曲集完全限定12 枚組!

 丁寧な復刻で定評のあるSpectrum Soundレーベル。当セットはベートーヴェン生誕250周年を記念してINA及びARGのアーカイヴからの貴重音源に加えてスペクトラム・サウンド・レーベルが保有するオープンリール・テープからの復刻でカラヤン、モントゥー、フリッチャイ、フルトヴェングラー、クリップス、クレンペラー、プレートル、マルケヴィチ、ルドルフ、サヴァリッシュ、シェルヘン、E.クライバー、フィエルスタートが演奏したベートーヴェンの交響曲を収録。
 初CD化を含め充実の演奏が生々しく蘇ります。
 
 完全限定プレス。※日本語解説は付きません。
 

<メジャー・レーベル>
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DG



4837887
(15CD)
\6500→\5990

《シュターツカペレ・ベルリン
  〜創立450周年記念グレート・レコーディングス》



《CD 1》
 1) モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550、
 2) R.シュトラウス:交響詩『ドン・キホーテ』Op.35
  【演奏】Georg Kniestedt(ヴァイオリン)(2)、カール・ライツ(ヴィオラ)(2)、エンリコ・マイナルディ(チェロ)(2)、リヒャルト・シュトラウス(指揮)
  【録音】1927年(1)、1933年(2)/

《CD 2》
 モーツァルト:
  1) 歌劇『フィガロの結婚』K.492より序曲、
  2) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より序曲、
  歌劇『イドメネオ』へのバレエ音楽より
   3 シャコンヌ、4) ガヴォット、
  5) フリーメイソンのための葬送音楽K.477 (479a)、
  6) 交響曲第34番ハ長調K.338、
 ビゼー:歌劇『カルメン』より
  7) 第1幕への前奏曲、8) 第2幕への間奏曲、
  9) 第3幕への間奏曲、10) 第4幕への間奏曲、11) バレエ音楽、
 ワーグナー:
  12) 楽劇『ラインの黄金』より「ヴァルハラ城への神々の入場」、
  13) 楽劇『ジークフリート』より「森のささやき」、
  14) 楽劇『ヴァルキューレ』より「ヴォータンの告別と魔の炎の音楽」
   【演奏】
    Genia Guszdewicz(ソプラノ)(12)、ヴァルデマール・ヘンケ(テノール)(12)、フリードリヒ・ショア(バリトン)(12, 14)、
    レオ・ブレッヒ(指揮)
   【録音】1916年(1, 9)、1927年(2, 10-12, 14)、1931年(3, 4)、1929年(5)、1930年(6)、1928年(7, 8, 13)、/

《CD 3》
 1) ベートーヴェン:序曲『コリオラン』序曲Op.62、
 2) メンデルスゾーン:序曲『夏の夜の夢』Op.21、
 3) ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68、
 4) R.シュトラウス:楽劇『サロメ』Op.54より「7つのヴェールの踊り」、
 クルト・ヴァイル:『小さな三文音楽』より
  5) 第2曲:メッキー・メッサーのモリタート、6) 第4曲:快適な生活のバラード、
  7) 第6曲:タンゴ・バラード、8) 第7曲:大砲ソング
   【演奏】オットー・クレンペラー(指揮)
   【録音】1927年(1, 2)、1928年(3, 4)、1931年(5-8)/

《CD 4》
 1) スメタナ:モルダウ、
 2) ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』、
 3) ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67
  【演奏】エーリヒ・クライバー(指揮)
  【録音】1928年(1)、1929年(2)、1955年(ライヴ)(3)/

《CD 5》
 1) モーツァルト:歌劇『魔笛』K.620序曲、
 2) ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲、
 3) ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92、
 4) ブルックナー:交響曲第8番ハ短調より第4楽章
  【演奏】ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
  【録音】1938年(1)、1939年(2)、1941年(3)、1944年(4)/

《CD 6》
 ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』第2幕
  【演奏】エルナ・シュリューター(ソプラノ)、マルガレーテ・クローゼ(アルト)、
  ルートヴィヒ・ズートハウス(テノール)、カート・レーム(バリトン)、ハロ・プロハスカ(バス・バリトン)、
  ゴットロープ・フリック(バス)、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
  【録音】1947年(ライヴ)/

《CD 7》
 ヴェルディ:歌劇『マクベス』第1幕&第2幕(ドイツ語歌唱)
  【演奏】マルタ・メードル(ソプラノ)、テオ・ヘルマン、アルフレート・ヒュールゲルト、
  カール=ハインツ・ストラッケ(テノール)、ヨーゼフ・メッテルニヒ(バリトン)他、
  ベルリン国立歌劇場合唱団、ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
   【録音】1950年(ライヴ)/

《CD 8》
 ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕
   【演奏】
    ルース・ケプリンガー(ソプラノ)、アンネリーゼ・ミュラー(メッゾ・ソプラノ)、
    エーリヒ・ヴィッテ、ゲルハルト・ウンガー、ハインリヒ・プフランツル(テノール)、
    ゲルハルト・ニーセ、ヨーゼフ・ヘルマン(バリトン)、テオ・アダム(バス・バリトン)、
    ベルリン国立歌劇場合唱団、フランツ・コンヴィチュニー(指揮)
     【録音】1955年(ライヴ)/

《CD 9》
 1) ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番ト短調Op.46 No.8、
 2) ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容、
 3) ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
  【演奏】セルジュ・チェリビダッケ(指揮)【録音】1966年(ライヴ)/

《CD 10》
 1) モーツァルト:弦楽五重奏曲変ホ長調K.614(デッサウ編)、
 2) レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガOp.132、
 シューベルト:劇付随音楽『ロザムンデ』D797より
  3) 序曲、4) 間奏曲第1番【演奏】オトマール・スウィトナー(指揮)
   【録音】1975年(ライヴ)(1)、1987年(ライヴ(2)、1985年(3, 4)/

《CD 11》
 マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』
  【演奏】ピエール・ブーレーズ(指揮)【録音】2009年(ライヴ)/

《CD 12》
 1) シューベルト:交響曲第8番ロ短調D759『未完成』、
 2) シェーンベルク:交響詩『ペレアスとメリザンド』Op.5
  【演奏】ミヒャエル・ギーレン(指揮)
  【録音】2001年(ライヴ)(1)、1999年(ライヴ)(2)/

《CD 13》
 ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
  【演奏】ダニエル・バレンボイム(指揮)
  【録音】2010年(ライヴ)/

《CD 14》
 1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37、
 2) チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
  【演奏】ダニエル・バレンボイム(ピアノ)、ズービン・メータ(指揮)
  【録音】2012年(ライヴ)/

《CD 15/BONUS CD》[シェラック盤時代の録音]
 ワーグナー:
  1) 歌劇『さまよえるオランダ人』序曲、
  2) 舞台神聖祝典劇『パルジファル』より第3幕フィナーレ、
 3) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲、
 4) プフィッツナー:歌劇『パレストリーナ』第1幕への前奏曲、
 5) ワーグナー:ジークフリート牧歌、
 6) ニコライ:歌劇『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲、
 7) ヴォルフ=フェラーリ:歌劇『スザンナの秘密』序曲、
 8) レズニチェク:歌劇『ドンナ・ディアナ』序曲、
 ヴェルディ:歌劇『椿姫』より
  9) 第1幕への前奏曲、10) 第3幕への前奏曲、
 11) ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』Op.77より序曲
  【演奏】
   マックス・フォン・シリングス(1, 2)、ピエトロ・マスカーニ(3)、ハンス・プフィッツナー(4)、
   カール・ムック(5)、ゼルマー・マイロヴィッツ(6)、ロベルト・ヘーガー(7, 8)、
   ヨハネス・シューラー(9, 10)、パウル・ファン・ケンペン(11)(指揮)
    【録音】1926年(1)、1927年(2, 3)、1931年(4)、1929年(5, 6)、1936年(7, 8)、1940年(9, 10)、1939年(11)
    【演奏】シュターツカペレ・ベルリン
    【録音場所】ベルリン

 シュターツカペレ・ベルリン創立450周年記念
 偉大な指揮者たちと由緒ある楽団との歴史的共演

 ベルリンに本拠を置くベルリン国立歌劇場附属オーケストラであるシュターツカペレ・ベルリンは今年2020年に創立450周年を迎えます。それを記念してドイツ・グラモフォンよりCD15枚組の録音集が発売されます。
 この由緒ある楽団の演奏に強い影響を残した偉大な指揮者1人ずつ1枚のCDにまとめられています。

 シューベルトからブラームス、ブルックナーからマーラーのロマン派の交響曲、R.シュトラウス、レーガー、シェーンベルク、そしてパウル・デッサウという近代音楽作品、さらに主にワーグナーによるオペラ作品など、この楽団のウィーンのクラシック・レパートリーが並びます。ボーナスCD(CD 15)ではシェラック盤時代の貴重な録音を聴くことができます。

 現在シュターツカペレ・ベルリンの音楽監督を務めているダニエル・バレンボイムの序文、ベルリン国立歌劇場の首席ドラマトゥルクのデトレフ・ギーゼによるエッセーとオーケストラの450年の歴史を記録した年表も掲載されたブックレット付きです。
  



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DECCA



4850374
(38CD)
\13400→\11990

《ズービン・メータ&ロサンゼルス・フィルハーモニック
 〜デッカ録音全集》


《CD 1》
 ベートーヴェン:
  1)『エグモント』序曲Op.84、2) 交響曲第7番イ長調Op.92、
  3) ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』
  【演奏】アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)(3)
  【録音】1974年(1, 2)、1978年(3)/
《CD 2》
 リスト:1) フン族の戦いS.105、2) オルフェウスS.98、3) マゼッパS.100
  【録音】1971年/
《CD 3》
 サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78『オルガン』
  【演奏】アニタ・プリースト(オルガン)【録音】1970年/
ブルックナー:
《CD 4》
 交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(1878/80年稿)
  【録音】1970年/
《CD 5》
 交響曲第8番ハ短調(1890年稿ノヴァーク版)【録音】1974年/
《CD 6》
 ヴェルディ:聖歌四篇【演奏】イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、ロサンゼルス・マスター・コラール
  【録音】1970年/
《CD 7》
 ムソルグスキー:展覧会の絵
  1) ラヴェルによる管弦楽編曲版、
  2) オリジナル・ピアノ版
   【演奏】ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)(2)
   【録音】1967年/
チャイコフスキー:
《CD 8》
 1) 大序曲『1812年』Op.49、2) 幻想序曲『ロメオとジュリエット』、
 3) 交響曲第4番ヘ短調Op.36
  【録音】1969年(1, 2)、1967年(3)/
《CD 9》
 交響曲1) 第1番ト短調Op.13『冬の日の幻想』、2) 第2番ハ短調Op.17『小ロシア』
  【録音】1977年/
《CD 10》
 交響曲1) 第3番ニ長調Op.29『ポーランド』、2) 第4番ヘ短調Op.36
  【録音】1977年/
《CD 11》
 交響曲1) 第5番ホ短調Op.64、2) 第6番ロ短調Op.74『悲愴』
  【録音】1977年/
《CD 12》
 リムスキー=コルサコフ:シェエラザードOp.35
  【演奏】シドニー・ハース(ヴァイオリン)
  【録音】1974年/
ドヴォルザーク:
《CD 13》
 1) 交響曲第8番ト長調Op.88、2) 交響詩『野鳩』Op.110
  【録音】1975年/
《CD 14》
 1) 交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』、2) 序曲『謝肉祭』Op.92
  【録音】1975年/
R.シュトラウス:
《CD 15》
 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』Op.30
  【演奏】デイヴィッド・フリシナ(ヴァイオリン)【録音】1968年
《CD 16》
 ドン・キホーテOp.35
  【演奏】Jan Hlinka(ヴィオラ)、クルト・レーア(チェロ)
  【録音】1973年/
《CD 17》
 交響詩『英雄の生涯』Op.40
  【演奏】デイヴィッド・フリシナ(ヴァイオリン)
  【録音】1968年/
《CD 18》
 家庭交響曲Op.53【録音】1969年/
《CD 19》
 アルプス交響曲Op.64
  【録音】1975年/
マーラー:
《CD 20-21》
 交響曲第3番ニ短調
  【演奏】モーリーン・フォレスター(コントラルト)、カリフォルニア少年合唱団、ロサンゼルス・マスター・コラール
  【録音】1978年/
《CD 22》
 交響曲1) 第5番嬰ハ短調、2) 第10番嬰ヘ長調よりアダージョ
  【録音】1976年/
《CD 23》
 1) リュッケルトの詩による5つの歌曲、2) さすらう若人の歌
  【演奏】マリリン・ホーン(メッゾ・ソプラノ)
  【録音】1978年/
《CD 24》
ストラヴィンスキー:
 1) バレエ『ペトルーシュカ』(1947年版)、2) サーカス・ポルカ、
 3) 15人の奏者のための8つのミニアチュア、4) バレエ『春の祭典』
  【演奏】シブリー・ボイス(ピアノ)(1)、ロサンゼルス室内アンサンブル(3)
  【録音】1967年(1, 2)、1969年(3, 4)/
《CD 25》
 ホルスト:惑星
  【演奏】ロサンゼルス・マスター・コラール
  【録音】1971年/
《CD 26》
ラヴェル:
 1)『ダフニスとクロエ』第2組曲、2) 『マ・メール・ロワ』組曲、3) ラ・ヴァルス
  【演奏】ロサンゼルス・マスター・コラール(1)
  【録音】1970年/
《CD 27》
 ニールセン:交響曲第4番Op.29『不滅』
  【録音】1973年/
《CD 28》
 1) アイヴズ:交響曲第1番、
 2) エルガー:エニグマ変奏曲Op.36
  【録音】1972年/
《CD 29》
 アイヴズ:
  1) 交響曲第2番、2) 交響曲『ニュー・イングランドの祝日』より第2楽章:戦没将兵追悼記念日、3) アメリカ変奏曲
   【録音】1975年/
《CD 30》
 1) コープランド:リンカーンの肖像、
 クラフト:2) 4人の打楽器奏者のための協奏曲、3) コンテクスチュア—暴動(1960年代の10年間)
  【演奏】グレゴリー・ペック(語り手)(1)、ロサンゼルス・パーカッション・アンサンブル(2)
  【録音】1968年/
《CD 31》
 1) バーンスタイン:『キャンディード』序曲、
 2) ガーシュウィン:パリのアメリカ人、
 コープランド:3) 市民のためのファンファーレ、4) 『アパラチアの春』組曲
  【録音】1976年(1, 2, 4)、1977年(3)/
《CD 32》
 1) シェーンベルク:浄夜Op.4、
 2) スクリャービン:法悦の詩Op.54【録音】1967年/
《CD 33》
 シェーンベルク:1) 室内交響曲第1番Op.9、2) 管弦楽のための変奏曲Op.31【録音】1968年/
《CD 34》
 ヴァレーズ:1) アルカナ、2) アンテグラル、3) イオニザシオン
  【演奏】ロサンゼルス・パーカッション・アンサンブル(3)【録音】1971年/
《CD 35》
 ジョン・ウィリアムズ:1) 『スター・ウォーズ』組曲、2)『未知との遭遇』組曲
  【演奏】カンティーナ・バンド(1)
  【録音】1977年/
《CD 36》[HITS AT THE HOLLYWOOD BOWL]
 1) ラヴェル:ボレロ、
 2) チャイコフスキー:スラヴ行進曲Op.31、
 ビゼー:歌劇『カルメン』より
  3) 第1幕への前奏曲、4) 第4幕への前奏曲、
 5) ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲、
 6) スッペ:喜歌劇『詩人と農夫』序曲
  【録音】1972年/
《CD 37》[VIRTUOSO OVERTURES]
 1) J.シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』序曲、
 2) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』K.492より序曲、
 3) ロッシーニ:歌劇『泥棒かささぎ』序曲、
 4) ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』Op.77より序曲、
 5) ワーグナー:歌劇『リエンツィ』序曲
  【録音】1973年/
《CD 38》[CONCERTOS IN CONTRAST]
 1) ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調、
 2) ヴィヴァルディ:フラウティーノ協奏曲イ短調、
 3) ウェーバー:クラリネット協奏曲変ホ長調Op.26、
 ヴィエニャフスキ:
  4) ポロネーズ第1番ニ長調Op.4、5) スケルツォ・タランテラOp.16
  【演奏】
   トーマス・スティーヴンス(トランペット)(1)、マイルス・ゼントナー(ピッコロ)(2)、
   Michele Zukovsky(クラリネット)(3)、グレン・ディクテロウ(ヴァイオリン)(4, 5)
  【録音】1974年
ズービン・メータ(指揮)
ロサンゼルス・フィルハーモニック

 ロサンゼルス・フィルを世界に知らしめたマエストロとの録音を集大成
 ズービン・メータがロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督を務めていた16年以上にわたる期間はこの楽団の歴史にとって重要な時期となりました。
 デッカ・レコードに多くの録音を行い、国際的にも高い知名度を得ました。その全録音がCD38枚組のBOXで発売されます。
 新規リマスタリング。
 マーラーとサン=サーンスの交響曲第3番、ラヴェルの管弦楽作品、R.シュトラウスによる交響詩、『スター・ウォーズ』と『未知との遭遇』の音楽など、歴史的録音を収録。
 オリジナル・ジャケット仕様。140ページのブックレット付。
  【録音場所】ロサンゼルス(CD 7: 2のみロンドン)
 


<LP>


DG(ARCHIV)(LP)

4838432
(3LP)
\6100
《サー・ジョン・エリオット・ガーディナー〜J.S.バッハ:マタイ受難曲》
《LP 1-3》
 J.S.バッハ:マタイ受難曲BWV244
バーバラ・ボニー、
アン・モノイオス(ソプラノ)、
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(コントラルト)、
マイケル・チャンス(カウンターテノール)、
アントニー・ロルフ・ジョンソン、
ハワード・クルーク(テノール)、
オラフ・ベーア、アンドレアス・シュミット(バリトン)、
コルネリウス・ハウプトマン(バス)、
モンテヴェルディ合唱団、
ロンドン・オラトリー・ジュニア合唱団、
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ

 センセーションを巻き起こした録音当時の感動をさらなる高音質で蘇らせたLP3枚組


 サー・ジョン・エリオット・ガーディナーがこのJ.S.バッハの『マタイ受難曲』を録音してから30年、今でもカタログに画期的な録音としてその名をとどめています。ガーディナーのこの作品に対するアプローチはもちろん、一流のソリストたち、卓越したモンテヴェルディ合唱団、輝かしいイングリッシュ・バロック・ソロイスツも称賛されています。

 1989年以来初めてのレコード発売となります。LP3枚組。
 オリジナル音源からプレスされた180g重量盤。
 より高度な音質を実現するため、LPのどの面も演奏時間が30分以内に抑えられています。そのため、オリジナル・リリースとはサイドの区切りが少し違っています。
 ガーディナーによるオリジナル・ライナーノーツ(ドイツ語、英語)を掲載した2ページのリーフレット付き。2つ折りジャケットの内側には詳細なトラックリストとアーティスト写真が載っています。
  【録音】1988年4月6−16日、スネイプ、モルティングス・コンサートホール

 
  


















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