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≪第110号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3-3 12/31(木)紹介新譜

12/31(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


GRAZIOSO



GNY 706
(UHQCD)
¥2800
吉野直子/ハープ・リサイタル6
 〜トゥルニエ・ルニエ・カプレ・カゼッラ・サルツェード・フォーレ

  トゥルニエ:ハープのためのソナチネ Op.30
  ルニエ:交響的小品(3つのエピソードによる)
  カプレ:2つのディヴェルティスマン[ 嬉遊曲]
  カゼッラ:ハープのためのソナタ Op.68
  サルツェード:バラード Op.28
  フォーレ:即興曲 Op.86
吉野直子(ハープ)

 吉野直子の自主レーベル第6弾。オリジナル作品を集めた注目盤。ハープの幅広さと奥深さを伝えるために欠かせない作品集!

 セッション録音:2020年7月6-8日、9月5-7日/軽井沢/DDD、76'13、日本語・英語・帯・解説付

 『自主レーベル"grazioso"からの6枚目のCD は、ハープの重要なオリジナル作品を集めたアルバムです。どの曲も、ハープの幅広さと奥深さを伝えるために欠かせないものばかりです。いかにもハープらしい響きはもちろん、ハープの少し意外な一面も発見していただけるのではないかと思います。』(吉野直子)

 今回の収録作品はトゥルニエのハープのためのソナチネ、ルニエの交響的小品、カプレの2つのディヴェルティスマン、カゼッラのハープのためのソナタ、サルツェードのバラード 、そしてフォーレの即興曲と、すべてハープのオリジナル作品を集めた充実のアルバムです。吉野直子が紡ぐ美しいハープの音色をご堪能ください。

 「ハープ・リサイタル〜その多彩な響きと音楽」(GNY 701)、「ハープ・リサイタル2 〜ソナタ、組曲と変奏曲」(GNY 702)、「ハープ・リサイタル3 〜バッハ・モーツァルト・シューベルト・ブラームス 他」(GNY 703)、「ハープ・リサイタル4 〜武満・細川・吉松・ケージ・サティ」(GNY 704)、「ハープ・リサイタル5 〜その多彩な響きと音楽Ⅱ」(GNY 705)も好評発売中。いずれもレコード芸術特選盤です。

 


2L


2L 164SACD
(Blu-ray Disc Audio
+SACD HYBRID)
¥4000
静かな村
 1. ミコラ・レオントヴィチ(1877–1921)/ ピーター・J・ウィルウフスキー(1902–1978)
  (ノルウェー語歌詞:マイク・マクガーク、シーグヴァット・ダーグスラン(1963–)):
   キャロル・オブ・ザ・ベル(鐘のキャロル)(Carol of the Bells)
 2.トルド・グスタフセン(1970–):鐘(The Bells)(《キャロル・オブ・ザ・ベル》によるピアノ即興)
 3.ラーシュ・ソロース d.y.(1887–1976)/ヤコブ・サンデ(1906–1967)(ヘンニング・ソンメッロ(1952–)編曲):
  静かな村は光に輝き(静かな村に明るい光が)(Det lyser i stille grender)(クリスマスイブ(Julekveld))
 4.ヤコブ・ゲアハード・マイデル(1778–1857)/N・F・S・グロントヴィ(1783–1872)(アンドルー・スミス(1970–)編曲):
  うるわしき青空(Deilig er den himmel blå)
 5. オッド・ノールストーガ(1972–)/
  シェティル・インドレガール(1972–)(アンネ・カーリン・スンダール=アスク(1973–)編曲):
   スヴィンゲンのクリスマス(Jul i svingen)
 6.フランツ・グルーバー(1787–1863):聖しこの夜(Glade jul/Stille natt)(ヴォカリーズとピアノ即興による)
 7.リカルド・ノルドローク(1842–1866)/アンデシュ・ホーヴデン(1860–1943)(トーネ・クローン(1960–)編曲):
  この世にクリスマスの鐘が鳴る(Joleklokk over jorda)
 8. 伝承曲/ ベルント・ストイレン(1858–1937)(リン・アンドレーア・フールセット(1969–)編曲):
  天にある砦を知っている(Eg veit i himmelrik ei borg)
 9.グスタフ・ヌードクヴィスト(1886–1949)/カール=ベッティル・アイネスティーグ(1924–)/
  エドヴァルド・エーヴェシュ(1853–1919):
   クリスマス、輝くクリスマス(Jul, jul stralande jul)
 10. ペーデル・クヌーセン(1819–1863)/ マリー・ヴェクセルセン(1832–1911)(アンドルー・スミス(1970–)編曲):
  クリスマスイブには幸せな気持ちに(Jeg er sa glad hver julekveld)
 11.エミー・シェーレル(1858–1925): たくさんのキャンドルに灯がともった(Na tennes tusen julelys)
 12. 伝承曲/ ハンス・エードルフ・ブロアソン(1694–1764)(ヘンニング・ソンメッロ(1952–)編曲):
  つねに待ち望む心を(Mitt hjerte alltid vanker)
 13. アインシーデルン伝承曲/ ベルント・ストイレン(1858–1937)(トーネ・クローン(1960–)編曲):
  われらが救い主よ来たれ(Folkefrelsar)
 14.トルド・グスタフセン(1970–):昨日の夜、新たな光が(Ljoset nytt i natti rann)(ピアノ・ソロ)
 15.シュレジェン民謡/ベアンハート・セヴェリン・インゲマン(1789–1862):この世はうるわし(Deilig er jorden)
  ノルウェー少女合唱団、アンネ・カーリン・スンダール=アスク(指揮)
  トルド・グスタフセン(ピアノ)

 ECM のレコーディングでもジャズ・ピアニストのトルド・グスタフセンが共演、ノルウェーの人たちが親しみ、大切にするクリスマス・キャロル集

 録音 2020年2月 ウラニエンボルグ教会(オスロ、ノルウェー)
 制作・バランスエンジニアリング・編集・ミクシング・マスタリング モッテン・リンドベルグ
 [DXD(24bit/352.8kHz)録音]
 [Blu-ray: 5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), 7.1ß.4. Auro-3D(96kHz), 7.1.4. Dolby Atmos(48kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz),mShuttle: MQA + FLAC + MP3 Region ABC]
 [SACD hybrid(5.1 multichannel DSD/2.0 stereo DSD)]

 70年を超す歴史をもつノルウェー少女合唱団 Det Norske Jentekor は、芸術監督スンダール=アスク Anne Karin Sundal-Ask(1973–)の指揮で『人々の心の調べ(Folketoner)』(2L144SACD)と『いまだ残る美しいもの(The Beauty That Still Remains)』(2L157SABD)の2枚のアルバムをここ数年の間にリリースし、独創性の高いユニークな音楽を強く印象づけました。新作の『静かな村(stille grender)』は、2020年の2月、オスロのウラニエンボルグ教会でセッション録音されたアルバム。ノルウェーの人たちが親しみ、大切にするクリスマス・キャロルを、ECM Records のアルバムで知られるジャズ・ピアニストのトルド・グスタフセン Tord Gustavsen(1970–)の共演で歌っています。
 プログラム最初は、カリヨンの音を模したとされる4つの音のオスティナートをベースにした《キャロル・オブ・ザ・ベル》。この曲に基づくピアノ・ソロの「即興」。ヘンニング・ソンメッロの編曲による《静かな村は光に輝き》とアンドルー・スミス編曲の《うるわしき青空》。ノルウェー放送のテレビドラマ・シリーズ『Jul i Svingen(スヴィンゲンのクリスマス)』の主題歌。グスタフセンの即興をともなってヴォカリーズで歌われる《聖しこの夜》。「合唱とピアノのクリスマス」から想像されるものとは異なる「体験」を意図して作られたアルバムです。

 [Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure Audio Blu–ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。SACD ハイブリッドディスクはSACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray ディスクはCD やDVD のプレーヤーでは再生できないので、Blu–ray プレーヤーもしくは Blu–ray 対応のPC をお使いください]



 

 



KLARTHE

KLA 105
(CD)
¥2800
ベートーヴェン、あなたが私たちを聞くことができれば
 ベートーヴェンの主題をロバン・メルシオールが再構築
  (1)前奏曲/(2)学習/(3)間奏曲1/
  (4)近寄りがたい情熱/(5)間奏曲2/
  (6)反感/(7)間奏曲3/
  (8)英雄の死/(9)和解
ニコラ・シモン(指揮)
ポケット交響楽団

 これは面白い。ベートーヴェンの名旋律がポケット・サイズでカラフルに様変わり

 録音:2020年8月9-12日/スタジオ・セクスタン(マラコフ)

 ベートーヴェン・イヤー一番の抱腹絶倒CDが登場します。作曲家ロビン・メルヒオールがベートーヴェンの9篇の交響曲の有名なメロディを中心に、「月光」ソナタなど有名曲もさしはさみつつ再構築した9つの楽曲。それをヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、クラリネット、バスクラリネット、バリトン・サクソフォン各1にアコーディオン、ハープ、打楽器による「ポケット交響楽団」が演じる娯楽アルバム。

 コンセプトはベートーヴェンの生涯をムソルグスキーの「展覧会の絵」のスタイルで見て回るもので、深い知識に裏付けされた多くの仕掛けはベートーヴェン好きをニンマリさせます。アルバム・タイトルは聴覚障害に苦しんだベートーヴェンが聴いたらば、さぞや喜んでくれたであろうという自信にあふれています。

 意外なのはアコーディオンが違和感なく活躍すること。「田園」の冒頭を奏しているのは仰天されられますが、カラフルな色彩と教条的でない世界は大人から子供まで楽しめます。

 コロナ禍中の今年8月にフランスで録音されましたが、全員が楽しんで演奏しているのが伝わってきます。

 

 

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HARMONIAMUNDI



HMM 902460
(3CD)
¥4200→\3890
バンジャマン・アラール
J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集Vol.4〜ヴェネツィア風—イタリア様式の協奏曲

 [CD 1 ]
  1. 協奏曲 ト長調 BWV 973(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ト長調 RV 299)
  2. 協奏曲 ト短調BWV 975(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV 316)
  3. 協奏曲 ロ短調 BWV 979(原曲:トレッリのヴァイオリン協奏曲)
  4. 協奏曲 ニ長調 BWV 972(原曲:ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV 230)
  5. 幻想曲とフーガ イ短調 BWV 944
  6. 協奏曲 ニ短調 BWV 974(原曲:マルチェッロのオーボエ協奏曲 ニ短調 S.Z799)
  7. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV 894
  8. 協奏曲 ト長調 BWV 980(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV 381)
 [CD2]
  1. オルガン協奏曲 イ短調 BWV 593
   (原曲:ヴィヴァルディの2 つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 op.3-8 RV 522)
  2. 協奏曲 ヘ長調 BWV 978(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ト長調 RV 310)
  3. オルガン協奏曲 ニ短調 BWV 596
   (原曲:ヴィヴァルディの2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ニ短調 op.3-11 RV 565)
  4. 協奏曲 ハ長調 BWV 976(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV 265)
  5. 前奏曲とフーガ ト短調 BWV 535
  6.オルガン協奏曲 ト長調 BWV 592
   (原曲:ザクセン=ヴァイマール公子ヨハン・エルンストの消失したヴァイオリン協奏曲)
  7. フーガ ト短調 BWV 542-2
 [CD3]
  1. オルガン協奏曲 ハ長調 BWV 594
   (原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲 ニ長調『グロッソ・モグール』 RV 208)
  2. コラール・プレリュード「われいずこに逃れゆくべき」BWV 694
  3. トリオ ニ短調 BWV 583
  4. コラール・プレリュード「われ汝に別れを告げん」BWV 736
  5. コラール「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV 664
  6. コラール・プレリュード「われらみな唯一なる神を信ず」 BWV Anh.69
  7. コラール・プレリュード「高き天よりわれは来れ」BWV Anh.65
  8. コラール・プレリュード「大いに歓べ、わが魂よ」BWV Anh.52
  9. コラール・プレリュード「イエス、わが喜び」BWV Anh.58
  10. トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV 564
 バンジャマン・アラール
 [CD1]
  チェンバロ(マッティア・デ・ガンド制作(1702年、ローマ)、
  グラツィアーノ・バンディーニ修復(2016年、ボローニャ))
 [CD2]
  ペダル付チェンバロ(チェンバロ:カール・コンラッド・フライシャー制作(1720年、ハンブルク)のレプリカ、
   フィリップ・ユモー制作(1993年、バルバスト)/
  ペダル:クエンティン・ブルメンローダー制作(2017年、アグノー))
 [CD3]
  オルガン(アンドレアス・ジルバーマン制作(1710年)、
  クエンティン・ブルメンローダー修復(2010年、アグノー))
KKC 6328/30
(3CD)
輸入盤・日本語帯・解説付
¥4300+税

 鬼才アラールによる、バッハの鍵盤のための作品全集第4弾!チェンバロ、ペダル付チェンバロ、オルガンを弾き分けた「ヴェネツィア風—イタリア様式の協奏曲」をテーマとした3枚組

 セッション録音:[CD1]2020年6月28-30日/サンタ・カテリーナ博物館、トレヴィーゾ(イタリア)
  [CD2]2019年5月6-7日/アントナン・アルトー講堂、イヴリー(フランス)
  [CD3]2019年9月18日/マルムーティエ大修道院、ストラスブール近郊(フランス)/DDD

 注目の鍵盤奏者バンジャマン・アラールによる、J.S.バッハの鍵盤作品を全て録音する一大プロジェクトの第4弾の登場!アラールは1985年、フランスのルアン生まれ。2004年に開かれた古楽演奏の登竜門であるブルージュ国際古楽コンクールに18歳で優勝したのち、クイケンにその才能を評価されてラ・プティット・バンドのメンバーとして活躍。その後はソリストとして世界各地で演奏活動を展開しております。

 第4弾は「ヴェネツィア風—イタリア様式の協奏曲」と題した3枚組。
 [CD1] にはヴァイマール時代後期、ヨハン・エルンスト公子の注文を受けて行われたイタリア様式を取り入れた協奏曲のクラヴィーア用編曲群でその作品はヴィヴァルディ、トレッリ、マルチェッロの協奏曲に基づきます。アラールはこれらの作品をマッティア・デ・ガンドの歴史的なチェンバロを用いて演奏しております。
 [CD2] には種々の協奏曲のオルガン編曲作品を中心に収録。アラールがここで使用した楽器は、なんとペダル付きチェンバロです。通常BWV 593 やBWV 596 の協奏曲はオルガンで演奏されますが、当時のドイツではペダル付のクラヴィコードも演奏されていたことから、アラールが以前から愛奏しているチェンバロにペダルを付けて演奏しております。アラールは「私の考えでは、ペダル付のチェンバロでの演奏はバッハがこれらの編曲作品を作ったときに意図したものです。」と語っており、実に興味深い試みといえます。
 [CD3] は有名なジルバーマン兄弟の兄、アンドレアス(アンドレ)・ジルバーマン(1678-1734)が1710年に制作した歴史的なオルガンを用いての演奏。この楽器はアンドレアスが制作したオルガンの中で現在も状態が良いと評価されている数少ない銘器です。アラールはオルガン協奏曲の中でも大曲の協奏曲 ハ長調 BWV 594を収録。また、最後にはトッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564 を演奏しております。この作品は北ドイツの伝統的様式と、新しいイタリア協奏曲様式が融合した「イタリア体験」の結実ともいえる名曲です。

 アラールの実に練りこまれたプログラミングと時代背景を考えた楽器の選択は脱帽の一言。若き名手がバッハの鍵盤作品の世界に時代を追って旅することのできる唯一無二のプロジェクト。続編にも期待が高まる充実の演奏です。

 

 


ATMA CLASSIQUE


ACD2 2820
(CD)
¥2300
TAPEO タペオ
 カサド:レクイエブロス
 ファリャ:スペイン民謡組曲
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品/道化師の朝の歌
 トゥリーナ:ポリムニア
 グラナドス:間奏曲
 アルベニス:アストゥーリアス
 ヒナステラ:悲しみ
 ポンセ:エストレリータ
 アルベルト・ゲレーロ:忘却の歌
キャメロン・クロズマン(チェロ)
フィリップ・チウ(ピアノ)

 料理にも音楽にも、多様で豊かな文化が根付くスペインの味わい

 録音:2020年8月

 スペイン音楽を集めたチェロ・アルバム。スペインのタパス・バルをはしごする意の「タペオ」をタイトルに掲げ、様々な作曲家の多様にして美味なる小品を少しずつ味わう内容のアルバムとなっています。クロズマンが使用する楽器は1769年頃のスペイン製チェロ「エル・ティブロン」。



PREISER RECORDS


PRCD 91497
(CD)
¥2500
無垢な歌声で聴くバロック宗教曲の名品
 (1)ヴィヴァルディ:ニシ・ドミヌス RV608
 (2)ペルゴレージ:スターバト・マーテル
アロイス・ミュールバッハー((1)(2)カウンターテナー)
クリスティアン・ツィエムスキ((2)ソプラノ)
フランツ・フランベルガー(指揮)
アンサンブル・スカラムーシュ

 録音:2020年/60'50''

 ヴィヴァルディとペルゴレージの名品をカップリング。聖フロリアン少年合唱団の歌手が参加、「スターバト・マーテル」のソプラノ・パートはボーイソプラノで歌われています。

 

PRCD 90842
(CD)
¥2500
シューベルト:ゲーテ歌曲集
 歌手 D.149a/湖上にて D.543/流れのほとりで D.160/
 流れのほとりで D.766/羊飼いの嘆きの歌 Op.3-1/
 朝の歌 D.266/遠く離れた人に D.765/
 竪琴弾きの歌 D.478-480/海の静けさ Op.3-2/
 月に寄せて D.259/月に寄せて D.596/
 さすらい人の夜の歌 D.224/さすらい人の夜の歌 D.768/
 聖霊の挨拶 D.142/プロメテウス D.674/
 人間の限界 D.716/希望 D.295
ロベルト・ホル(バス・バリトン)
デイビット・ルッツ(ピアノ)

 得意のシューベルを自然体で歌う名唱

 録音:2020年

 1947年ロッテルダム生まれの名歌手ロベルト・ホルによるシューベルト歌曲集。ゲーテのテキストを用いた作品でまとめられています。自然体で美しい歌唱。

 

 


BONGIOVANNI


GB 2579
(2CD)
¥4800
ナポリ楽派の重要作曲家レーオ、知られざるオペラが復活
 レオナルド・レーオ(1694-1744):
  3幕の宗教劇『マグダラのマリア、死から生へ』
マグダラのマリア:アガタ・ビエンコフスカ(ソプラノ)
リヴィア:ジャンルカ・パゾリーニ(テノール)
アントゥオーノ:ジュゼッペ・ナヴィリオ(バス)
マテルノ:エンリコ・トッレ(カウンターテナー)
アンジョロ:アウレリオ・スキアヴォーニ(カウンターテナー)
デモーニオ:カルロ・トッリアーニ(バス)
リコ:パオロ・リロペス(ソプラニスタ)
コジモ・プロンテラ(指揮)
ラ・コンフラテルニタ・デ・ムジチ・バロック管弦楽団

 録音:2019年12月22日/イタリア、ブリンディジ、聖パオロ教会(レオナルド・レーオ・バロック音楽祭でのライヴ)/[CD1]63'57''、[CD2]57'35''

 ナポリ楽派の重要な作曲家であるレーオ。このオペラは当時演奏されたきり忘れ去られていた作品です。作曲家自身の手による楽譜が2009年にフランスで発見され、入念な準備の結果、2019年に復活蘇演がなされました。そのライヴ録音を収録したのがこのアルバム。イエスの死と復活を見届けたとも言われるマグダラのマリアをテーマにした音楽で、様々な登場人物の美しいアリアに魅了されます。

 

GB 2581
(2CD)
¥4800

各国の音楽家がイタリアに集結、
 モンテヴェルディの傑作『ポッペア』を歌う

  モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』
ポッペア:オクサーナ・マルツェヴァ( ソプラノ)
ネローネ:シン・ヨーウォン(ソプラノ)
フォルトゥーナ:スザンナ・リガッチ(ソプラノ)

フェデリコ・バルダッツィ(指揮)
アンサンブル・サン・フェリーチェ

 録音:2020年1月/フィレンツェ/[CD1]78'00''、[CD2]76'02''

 初期バロックオペラの名作『ポッペア』。この録音ではイタリア、フランス、ロシア、ウクライナ、トルコ、ブラジル、メキシコ、中国、韓国などなど様々な国の若手がキャストに参加しています。また古楽器によるオーケストラもリコーダーやギター、打楽器を鮮やかに用い、迫力ある通奏低音も勇ましい聴き応えのある演奏となっています。

 

GB 2583
(2CD)
¥4800
フィレンツェのペルゴラ劇場で初演された『ランツァウ家の人々』
 マスカーニ:歌劇『ランツァウ家の人々』
ジャンニ・ランツァウ:バリー・アンダーソン
ジョルジョ:オッターヴィオ・ガラヴェンタ
ルイーザ:リタ・ランティエーリ
ジャコモ・ランツァウ:ジャコモ・ボルドリーニ
フィオレンツォ:ドメニコ・コライアンニ
ジュリア:フルヴィア・ベルトリ
レベル:カルロ・ボージ
ブルーノ・リガッチ(指揮)
リヴォルノ歌劇場管弦楽団

 大成功の初演から100周年を記念して演奏されたライヴ

 録音:1992年9月/リヴォルノ、グラン・グアルディア劇場/[CD1]56'23''、[CD2]49'45''

 1892年11月10日、フィレンツェのペルゴラ劇場で初演された『ランツァウ家の人々』。聴衆の反応は上々で6曲がアンコールされ、マスカーニの妻のリナは気を失うほど感動したという作品です。初演100周年記念として1992年に取り上げられた際のライヴ録音。マスカーニらしい美しい旋律が魅力。

 



KAIROS



0015071KAI
¥2600
ピエール=ロラン・エマールからの委嘱、
 マルコ・ストロッパ(1959-)の《ミニアテューレ・エストローゼ》

  マルコ・ストロッパ(1959-):ミニアテューレ・エストローゼ 第1巻
エリック・バーチ(ピアノ)

 ピエール=ロラン・エマールからの委嘱により約20年をかけて作曲された現代ピアノ音楽の古典的作品!

 数々の現代作品で成功を収めているイタリアの作曲家、マルコ・ストロッパ(1959-)の《ミニアテューレ・エストローゼ》は、ピエール=ロラン・エマールからの委嘱で、1991年から2003年の間、約20年をかけて作曲された、現代ピアノ音楽の古典ともいえる作品です(2009年に改訂)。ここで使われているMiniatureは、中世の写本における精巧に装飾されたイニシャルのような、細部に至るまで緻密に作られたものを指すのではなく、単に短い作品を指しています。Estroseという言葉には様々な意味が込められており、想像力、創造的な直観力、ひらめき、天才、さらには贅沢さや奇抜さといった意味が含まれています。(ヴィヴァルディの有名な《調和の霊感 L'estro Armonico》でもこの言葉が用いられています。)

 作曲家、研究者、教育者であるストロッパは、イタリアで音楽を学び、MITのメディア研究所で研究(コンピュータサイエンス、認知心理学、人工知能)を重ねました。1980年から1984年にかけては、パドヴァのCSC(Centro di Sonologia Computazionale)に勤務し、そこで作曲した作品《トライエットーリア》はすぐに大きな成功を収め、現在も定期的に演奏されています。1982年にはブーレーズに誘われIRCAMに参加。1999年にヘルムート・ラッヘンマンの後を継いでシュトゥットガルト音楽演劇大学の教授に就任しています。

 ※録音:2020年2月&3月

 

OR0042
(2CD)
特別価格
¥3600
レバノンの作曲家による声楽とアンサンブルのための作品集
 トウフィク・スッカール:'Atsan (1994)/マンソー・ラーバニ:Atura yadkurunahu (2004)/
 ガーディ・ラーバニ:B'albak (2015)/モナ・A・アダブ:A la fin de cela (2016)/
 イヤド・カナーン:Salatu Mira (2014)/マルセル・ハリーファ:Al-qitar (2000)/ヴィオレーヌ・プリンス:Pater (2016)/
 シャルベル・ルーハナ:Wafaal-asafir (2004/2020)/サミール・トゥーム:Atfal (2018)、Lhaia (2014)/
 ジョエル・フーリー:Vers le soleil bleu (2018)/カブリエル・ヤレド:Baalbeck (2015)/
 ナジ・ハキム:As-sawqu ila s-sama (2016)/ホウタフ・フーリー:Sumer (2016)、Das Lied der Seele (2006/2019)/
 ブシュラ・エル=トゥルク:TIK TAK (2006)/ジョエル・フーリー:Zarqaa s-samsu (2016)/
 ザド・ムルタカ:Where is Light? (2019)/アブダラ・エル・マスリ:Magnat (1987)
  ファディア・エル=ハージェ(コントラルト)、
  フラグメンツ・アンサンブル、ベイルート・オリエンタル・アンサンブル

 レバノンの作曲家による声楽とアンサンブルのための新作を19曲以上収録し、コントラルトのファディア・エル=ハージェをフィーチャーした豪華なアルバム。ドイツでのキャリアを経て、現在では東洋音楽と西洋音楽の伝統を見事に融合させているレバノンの歌手エル=ハージェが、多彩な様式、表現、色彩、楽器編成で作曲された万華鏡のような楽曲たちを披露します。真に新しい音楽を探求したい方にぴったりの1枚です。

 

 

 


INDESENS

INDE071
【初紹介旧譜】
¥2600
フランスにおける近現代のトランペット協奏曲集
 ベッファ:トランペットとオーケストラのための協奏曲*
 マタロン:トランペットと管弦楽のための《トラム5》+
 バクリ:トランペットとオーケストラのための協奏曲**
 グレツェール:アウラ 〜 響きの向こうに++
エリック・オービエ(トランペット)
セバスティアン・ビヤール(指揮)*
ギャルド・レピュブリケーヌ弦楽合奏団*
ジャック・メルシエ(指揮)+、ロレーヌ管弦楽団 +
フランソワ・ビルジェ(指揮)**、ブルターニュ交響楽団**
ホアン・イミン(指揮)++、
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団++

 調性音楽とアヴァンギャルドの対比。オービエが吹く近現代のトランペット協奏曲集!

 モーリス・アンドレの系譜に連なり、その流派を受け継ぐフランスを代表するトランペット奏者エリック・オービエが、母国フランスのいわゆる「現代音楽」のトランペット協奏曲4作品を録音。
 近現代音楽という括りの中でも「調性音楽的」なバクリとベッファ、「アヴァンギャルド」なマタロンとグレツェールの作品のコントラストを1枚のアルバムの中で見事に表現してる点もさすがはオービエ。
 20世紀末の1996年から21世初頭の2005年の間に作曲された4作品は全て世界初録音です。

 ※録音:1996年−2014年
 ※輸入盤日本初紹介/当タイトルは旧譜のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。またレーベル在庫切れ、廃盤等により発売が中止となる可能性もございます。予めご了承下さい。

 
INDE068
【初紹介旧譜】
¥2600

偉大なるトランペット協奏曲の数々
 プログ:トランペット、金管アンサンブルと打楽器のための協奏曲*
 ネステロフ:トランペット協奏曲 Op.42+
 ルシュール:トランペットとクラリネット六重奏のための小協奏曲**
 タシジヤン:さなぎ(世界初録音)++
 ズウィリッチ:クラリーノ・カルテット

ティエリー・ジェルヴェ(トランペット)
ダヴィド・リーヴァ(指揮)*
パリ・ソロイスツ金管・打楽器アンサンブル*
バスティアン・スティル(指揮)+
モスクワ交響楽団+
パリ・クラリネット六重奏団**
アンサンブル・ユートピア++

 パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団(吹奏楽団)と並びフランスを代表するプロの吹奏楽団として高名なパリ警視庁吹奏楽団で活躍するフランスのトランペット奏者、ティエリー・ジェルヴェが繰り出す世界各国の近現代トランペット協奏曲集!
 フランスのルシュールとタシジャン、アメリカのプログとズウィリッチ、ロシアのネステロフの作品を選んだジェルヴェ。プログの協奏曲では、チューバ奏者のステファーヌ・ラベリなどフランスの名手たちと共演。圧巻のアンサンブルを繰り広げてくれています。
 アルバムの掉尾を飾るズウィリッチの「クラリーノ・カルテット」は、ジェルヴェが1人で演奏。ピッコロ・トランペット、C管トランペット、B♭管トランペットを駆使して見事な「1人四重奏」を聴かせてくれています。

 ※録音:2013年−2014年
 ※輸入盤日本初紹介/当タイトルは旧譜のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。またレーベル在庫切れ、廃盤等により発売が中止となる可能性もございます。予めご了承下さい。

INDE063
【初紹介旧譜】
¥2600
サクソフォンの芸術
 コネソン:テクノ・パラード/フィトキン:ハード・フェアリー/
 カーゲル:リード/長生淳:パガニーニ・ロスト/
 ガイス:サックス・ヒーロー/ホロヴィッツ:コン・ブリオ/
 ボリング:よどみなく/エスケシュ:朝闇の歌/
 チェスノコフ:トッカータ/吉松隆:ラン・バード/
 フランセ:パンビッシュとメレンゲ/ドビュッシー:狂詩曲/
 パーカー:マイ・リトル・スウェード・シューズ

ニコラ・プロスト(ソプラノ&アルト・サクソフォン)
ジャン=イヴ・フルモー(アルト・サクソフォン)
アンヌ・ルカプラン(ソプラノ・サクソフォン)
馬場みさき(ピアノ)
ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
エリック・オービエ(指揮)
パリ・サクソフォン・アンサンブル


 長生淳の作品ではフルモーと共演!名手ニコラ・プロストの"サクソフォンの芸術"!

 コンセール・ラムルー(ラムルー管弦楽団)の首席サクソフォン奏者を務め、アンサンブル・ヴァリアンスやサクシアーナ・トリオなどのメンバーとしても活躍する名プレイヤー、ニコラ・プロストが「サクソフォンの歴史」を自らの演奏で表現したプログラム。
 サクソフォンのための欧米の作曲家たちの重要作はもちろんのこと、長生淳や吉松隆の作品の収録も嬉しいポイント。長生淳の「パガニーニ・ロスト」では巨匠ジャン=イヴ・フルモーとの共演が実現しています。

 ※録音:2013年、フランス
 ※輸入盤日本初紹介/当タイトルは旧譜のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。またレーベル在庫切れ、廃盤等により発売が中止となる可能性もございます。予めご了承下さい。

 

INDE053
【初紹介旧譜】
¥2600
サクソフォン四重奏のためのフランス音楽集
 ボザ:アンダンテとスケルツォ
 ベランジェ:アクシオーム
 ピエルネ:バスク民衆のロンドによる序奏と変奏
 カンポ:タンタマル
 グリオット:メタルで育った子供たち
アクソーヌ・サクソフォン四重奏団
 〔ギュルヴァン・ペロン(ソプラノ・サクソフォン)、
  ジェロー・エトリヤール(アルト・サクソフォン)、
  セドリック・カルセル(テナー・サクソフォン)、
  マルテイヌ・ヤンセン・ファン・デイク
   (バリトン・サクソフォン)〕

 パリ音楽院でフランス・サクソフォン界の巨匠クロード・ドゥラングルに師事した4人のサクソフォン・プレーヤーたちによって1998年に結成されたアクソーヌ・サクソフォン四重奏団。
 2004年にオランダで開催されたアルメレ室内楽コンクールで第1位を獲得するなど、国際的評価も高いサクソフォン王国フランスの実力派アンサンブルです。

 ※録音:2009年6月1日−3日、オランダ
 ※輸入盤日本初紹介/当タイトルは旧譜のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。またレーベル在庫切れ、廃盤等により発売が中止となる可能性もございます。予めご了承下さい。

 
INDE069
(1CD +1DVD/PAL)
【初紹介旧譜】
特別価格 ¥3600
サヴォワ地方管弦楽団 〜 コンサート・ライヴ
 エルガー:弦楽セレナード ホ短調 Op.20
 ネルーダ:トランペット協奏曲変ホ長調
 ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調 Op.22
ニコラ・シャルヴァン(指揮)
サヴォワ地方管弦楽団
ロマン・ルルー(トランペット)

 フランス、サヴォワ地方のオーケストラ、サヴォワ地方管弦楽団の創立30周年を記念して製作されたライヴ・レコーディング。
 ネルーダのトランペット協奏曲では、フリードリヒ門下の名手で次代のフランス・トランペット界の盟主候補、ロマン・ルルーの見事なソロが繰り広げられています。

 ※DVDにはCDと同プログラムの演奏映像が収録されています。当DVDはPAL方式のため、PAL方式対応のプレーヤーやパソコンのみで再生可能です。予めご了承下さい。
 ※録音(ライヴ):2013年11月23日
 ※輸入盤日本初紹介/当タイトルは旧譜のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。またレーベル在庫切れ、廃盤等により発売が中止となる可能性もございます。予めご了承下さい。

INDE067
【初紹介旧譜】
¥2600
ロマン派初期の協奏曲集
 ウェーバー:
  クラリネット協奏曲第2番変ホ長調 Op.74
   (カデンツァ:シリル・ローズ&ルイ・カユザック)
  クラリネット協奏曲第1番ヘ短調 Op.73
   (カデンツァ:ハインリッヒ&カール・ベールマン)
  クラリネット小協奏曲変ホ長調 Op.26
   (カデンツァ:ハインリッヒ・ベールマン)
 フンメル:トランペット協奏曲変ホ長調
  (カデンツァ:ティエリー・エスケシュ)*
フィリップ・キュペ(クラリネット)
エリック・オービエ(トランペット)
ロード・シュニツレール(指揮)
ヴァンサン・バルト(指揮)*
ブルターニュ管弦楽団

 フィリップ・キュペとエリック・オービエ。独墺の初期ロマン派の傑作協奏曲集!

 19歳でパリ国立歌劇場管弦楽団の首席奏者に就任し、1995年からはソリスト、教育者として世界各地で活躍するモーリス・アンドレの系譜の継承者エリック・オービエ。
 そして同じくパリ国立歌劇場管弦楽団の首席奏者を務め、プラハの春国際音楽コンクール第1位、ミュンヘンARD国際音楽コンクール第2位という輝かしい経歴を持つクラリネット奏者フィリップ・キュペ(キュペール)が奏でる独墺系の初期ロマン派の協奏曲4作品をカップリング!
 ロマンティシズムとヴィルトゥオージティが同居する初期ロマン派の傑作群を名手たちの好演奏で。

 ※録音1990年&1998年*、レンヌ(フランス)
 ※輸入盤日本初紹介/当タイトルは旧譜のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。またレーベル在庫切れ、廃盤等により発売が中止となる可能性もございます。予めご了承下さい。

 
INDE057
【初紹介旧譜】
¥2600
アローン 〜 無伴奏フルートのための作品集
 J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV.1013/
 オネゲル:牝山羊の踊り/ドビュッシー:シランクス/
 ボザ:映像Op.38/プーランク:廃墟をあやす笛吹きの像/
 イベール:無伴奏フルートのための小品/
 フェルー:無伴奏フルートのための3つの小品/
 ブールダン:傷ついた牧羊神/
 ヒンデミット:無伴奏フルートのための八つの小品/
 カルク=エラート:ソナタ・アパッショナータ Op.140/
 C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調
ヴァンサン・リュカ(フルート)

 14歳という若さでパリ音楽院に入学し、トゥールーズ・キャピトル管からベルリン・フィルへと移籍を果たし、現在は母国の名門パリ管弦楽団の首席奏者として活躍するフランス屈指のフルーティスト、ヴァンサン・リュカが、その経歴、評価に違わぬ実力の高さを披露してくれる「無伴奏プログラム」。
 大バッハやC.P.E.バッハから、ドビュッシーやプーランクを経て、ヒンデミットやボザなどの20世紀への傑作へと繋がるプログラムは、フルートのための「無伴奏作品」の変遷を教えてくれています。

 ※録音:2009年7月&2013年7月、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
 ※輸入盤日本初紹介/当タイトルは旧譜のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。またレーベル在庫切れ、廃盤等により発売が中止となる可能性もございます。予めご了承下さい。

 
INDE066
【初紹介旧譜】
¥2600
リベルテ!
 ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 Op.35
 ドラル編:西部戦線の歌*
 ミラー(ドラル編):ムーンライト・セレナーデ
 ピアフ(ドラル編):バラ色の人生
 トレネ(ドラル編):残されし恋には
ルステム・サイトクロフ(ピアノ)
エリック・オービエ(トランペット)
ニコラ・シャルヴァン(指揮)
サヴォワ地方管弦楽団
ソリスト・ド・リヨン

 ナチス・ドイツによるフランス占領に対して行われたフランスのレジスタンス運動、解放から70周年を記念して企画されたプログラム。
 フランス国内でも特にレジスタンス運動が活発だったサヴォアのオーケストラ、サヴォワ地方管弦楽団によって、第二次世界大戦中、そして大戦後に作曲された様々なスタイルの作品が選曲、録音されました。

 ※録音:2014年4月、スタジオ・アンセルメ(ジュネーヴ、スイス)
 ※輸入盤日本初紹介/当タイトルは旧譜のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。またレーベル在庫切れ、廃盤等により発売が中止となる可能性もございます。予めご了承下さい。

 


CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES



CVS032
¥2700
『怒りの日』
 ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):
  グラン・モテ集Vol.1

   1-6. 怒りの日 LWV 64
   7-13. おお涙よ、信徒の涙よ LWV 26
   14-22. 深き淵より LWV 62
ステファーヌ・フュジェ指揮 レゼポペー(古楽器使用)
クレール・ルフィリアトル(ドゥシュ〔ソプラノ〕)
シリル・オヴィティ、セルジュ・グビウ
 (オートコントル〔高音テノール〕)
マルク・モイヨン(ターユ〔テノール〕)
ブノワ・アルヌー(バス=ターユ〔バリトン〕〕他

 録音:2020年7月10-12日 ヴェルサイユ宮殿 旧王室礼拝堂

 【フランス古楽界の「粋」が結晶!とびきりの演奏陣が織りなすリュリ】
 グラン・モテとは17世紀のフランスで発祥した、合唱に比較的大規模な合奏が加わる教会声楽曲のこと。太陽王ルイ14世の宮廷楽団総監督となったリュリが手がけたものは、洗練された手法で弦楽器や管楽器の響きを重ね、劇的起伏に満ちた素晴しい音世界がくり広げられます。その栄華の現場でもあったヴェルサイユ宮殿の王室礼拝堂を拠点に、かの大作曲家が残したグラン・モテの数々を体系的に録音してゆくシリーズがスタート。本場フランスの古楽シーンでも定評あるステファーヌ・フュジェのもと、弦楽パートは大小のヴィオラやバス・ド・ヴィオロンなど、フランス17世紀ならではの楽器を巧みに奏でる総勢22人の大編成。
 管楽器ではリコーダー奏者7人(うち4人はオーボエまたはバスーン持ち替え)に低音楽器セルパンが加わり、重厚にして味わい深い響きをオルガン、クラヴサン(チェンバロ)と2挺のテオルボまで動員した通奏低音勢が支える合奏。21人からなる合唱団には、ル・ポエム・アルモニークの初期メンバーとしても知られるルフィリアトル、グビウ、アルヌーといった超実力派たちが参加しています。一聴して「本場」を感じる求心力の強い演奏は、並み居る競合盤を顔色なからしめるほどの存在感にあふれたもの。「Vol.1」と銘打たれていることに早くも頼もしさを感じる充実の録音で、指揮者自ら書き下ろした解説文(英訳あり)も読みごたえ十分です。



MUSO


MU042
¥2800
『オランダの断片を集めて』〜中世ネーデルラント北部のポリフォニー音楽〜
 1. 名誉と賛美が好機をもたらしますように(マルティヌス・ファブリ(生年不詳-1400頃))/
 2. 別れの挨拶を申し上げなくてはなりません(作者不詳)/
 3. 欲望と希望は仲がわるい〔オルガン独奏〕(ファエンツァ写本(15世紀初頭に編纂))/
 4. これはちょっと前の話なんだが(マルティヌス・ファブリ)*/
 5. ごきげんよう、慈愛の母なる皇后よ〔サルヴェ・レジーナ〕(単旋律聖歌)/
 6. もしそうなら、わたしの苦しみたるや(作者不詳)/7. よう相棒、面白いことになってるらしいな(作者不詳)*/
 8. わしらが歩き始めてすぐ、骸骨がいて/9. 主よ、憐れみたまえ〔キリエ/オルガンと歌〕(ファエンツァ写本)/
 10. 栄光あれ、高き天の神に〔グローリア〕*(作者不詳)/
 11. 大勢が歌う、新たな歌を(フベルトゥス・デ・サリニス(1378/84-1403/09以降))/
 12. 栄光と歓喜を神に*(フベルトゥス・デ・サリニス)/13. 行け、ミサは終わりだ(単旋律聖歌)/
 14. おお、栄光の十字架よ〔オルガン独奏〕(単旋律聖歌による即興)/
 15. 地元の言葉でも、ラテン語でも、フランス語でも(作者不詳)/16. またしても、心浮き立つ五月が(作者不詳)/
 17. 恋に囚われて〔オルガン独奏〕(フローニンゲン鍵盤曲集(15世紀に編纂))*/
 18. 楽しくやろう、歌い跳ねよう(オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン(1376-1445))、
  嬉し楽しでいる理由がないとでも?(マルティヌス・ファブリ)/
 19. 希望もて〔オルガン独奏〕(フローニンゲン鍵盤曲集)/20. ホー、ホー、ホー(作曲者不詳)
 * エリアーネ・ファンクハウザー、ニールス・ベーレントセン、ジャック・メーゲンスによる復元
  オスカル・フェルハール、アンドルー・ハロック(カウンターテナー)、
  ベンヤミン・ヤーホ・ラルハム、ニールス・ベーレントセン(テノール)、
  ジャック・メーゲンス(オルガン)、総指揮:ニールス・ベーレントセン

 録音:2017年5月、デン・ハーグ旧カトリック教会  2017年11月、オルヘルパルク音楽堂、アムステルダム

 【きわめて珍しいオランダ中世音楽! 音楽学者と古楽プレイヤーの幸福なコラボレーション】
17世紀初頭、ハプスブルク領ネーデルラント諸州から北部7州が独立して出来た国、オランダ。その国土となった地域では、すでに中世から知識人たちの豊かな文化が育まれていました。南部ネーデルラントのルネサンス期にフランドル楽派が栄光の時代を迎えたため影に隠れがちだった「オランダの中世」を丹念に研究してきた音楽学者エリアーネ・ファンクハウザーの研究成果が今、古楽先進地であるオランダやベルギー、およびフランスで研鑚を積んできたミレニアル世代の俊才古楽歌手たちによって1枚のアルバムに結晶しました。14世紀、つまりアルス・ノーヴァの作曲家たちがフランスやイタリアで活動していた頃、この北部の文化拠点でいかに清廉かつ精巧なポリフォニーが紡がれていたか、男声4人による美しい歌唱でじっくり味わうことができます。
 歌われる詩句はラテン語もあれば中世オランダ語、中世フランス語の一種など俗語によるものもあり、のちのフランドル楽派にも通じる、百年戦争期の文化的広がりを感じさせる独特な言葉の響きも魅力。マショーやランディーニといった同時代の巨匠たちに負けない音世界は、一度聴いたら虜になること必至です。古楽鍵盤奏者として豊富なキャリアをもつアンドレア・フリッジが録音技師をつとめ、古い時代の音楽のツボを押さえたエンジニアリングでその魅力を的確に収めているのもポイント。また一部オルガンが使われる部分では、現存最古のオルガンとも言われる1479年建造のユトレヒトの楽器を精巧に再現したレプリカを使用。シンプルかつ古雅なその音色で、知られざる音楽の面白さをいっそう味わい豊かなものにしています。



BRU ZANE



BZ1043
(CD+BK)
¥4500
レイナルド・アーン(1874-1947):《未だ見ぬ人よ》 3幕のミュージカル
 台本: サシャ・ギトリ/初演: 1933年10月5日、パリ・ブフ=パリジャン劇場
  ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)‛&帽子屋の妻アントワネット、
  オリヴィア・ドーリー(ソプラノ)‛&帽子屋の娘マリー=アンヌ、
  エレオノール・パンクラツィ(メゾソプラノ)‛&乳母フェリシ、トマ・ドリエ(バリトン)‛&パリの帽子屋プロスペール、
  ヨアン・デュブリュク(バリトン)‛&クロード、カール・ガザロシアン(テノール)‛&ジャン=ポール、
  イラリオン・ラリュメットジャン=クリストフ・ラニエス(バリトン)‛&ヴィクトール氏、店員の男、
  サミュエル・ジャン指揮、アヴィニョン=プロヴァンス国立管弦楽団

 録音:2019年9月12-14日 グランタヴィニョン音楽堂  ル・ポンテ(フランス南部プロヴァンス地方)

 【アーン壮年期の舞台作品は洗練の極致! ジャンスら歌手陣も絶好調】
 『失われた時を求めて』の作家プルーストとの親交で知られる世紀転換期フランスの作曲家レイナルド・アーンは、大の社交家らしく、早くから舞台音楽でも成功を収めていますが、これはかなり後期の作品。両大戦間の1933年、かつてオッフェンバックが自らのオペレッタ上演の牙城としていたブフ=パリジャン劇場で初演された際には、のちに『北ホテル』や『天井桟敷の人々』といった名画で銀幕を賑わせることになる名女優歌手アルレットも乳母フェリシ役で登場。台本は、こちらも後年映画監督として活躍をみせたサシャ・ギトリ。名作《シブレット》でタッグを組んで以来10年ぶりのアーンとの仕事は、ここでも大きな成功につながりました。新聞広告で密かに浮気相手を募ったところ、数々の応募者の中に自分の妻、娘、娘の乳母らが含まれていると知り大慌てする帽子屋プロスペールの喜劇‛&‛&荒唐無稽な内容でありながら、アーンはフランス近代音楽らしいオーケストラを使い(管楽器はフルート、クラリネット、サクソフォン、バスーン各1にクラリネット2本のみ)、彼の歌曲やピアノ曲に通じるような、親しみやすくも極めて洗練された音楽を付けています。
 演劇の都としても知られる南仏アヴィニョンのオーケストラを鮮やかにまとめてゆくサミュエル・ジャンのタクトも絶妙なら、ヴェロニク・ジャンスをはじめとした歌手陣も、音楽の美しさと機微をとらえた歌唱で作品の味わいをじっくり引き出してゆきます。Bru Zaneレーベルならではの200ページを超える充実したブックレットでは、いつも通りの口絵の多さと解説の充実に加え、録音では省略されている音楽抜きの台詞部分まで含めたギトリ執筆の台本全編も英訳付で読むことができます。



FUGA LIBERA

FUG769
¥2700
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975)/ルドルフ・バルシャイ編曲:
 室内交響曲 Op. 73a、83a

  1-5. 室内交響曲 ヘ長調 Op. 73a(原曲: 弦楽四重奏曲 第3番 ヘ長調 Op. 73)
  6-9. 室内交響曲 ニ長調 Op. 83a(原曲: 弦楽四重奏曲 第4番 ニ長調 Op. 83)
  ボーナス・トラック
   10. ジョシュア・ワイラースタインによる室内交響曲 ヘ長調 Op. 73a の解説
   11. ジョシュア・ワイラースタインによる室内交響曲 二長調 Op. 83a の解説
ジョシュア・ワイラースタイン(指揮)
ローザンヌ室内管弦楽団

 録音: 2019年6月30日-7月2日 メトロポール劇場、ローザンヌ

 【注目の指揮者ワイラースタインによるショスタコーヴィチ!】
 1987年ニューヨーク生まれのジョシュア・ワイラースタイン。ニューヨーク・フィルでアラン・ギルバートの助手を務めたのち、現在はローザンヌ室内管弦楽団の音楽監督の座にあり、NHK交響楽団にも既に登場しています(チェリストのアリサ・ワイラースタインは姉)。協奏曲や歌手との共演以外では2016年のストラヴィンスキー(MDG)以来となるアルバムは、彼が高い興味を持っている作曲家の一人ショスタコーヴィチ。バルシャイが室内交響曲として編曲した5曲の弦楽四重奏曲のうち、番号の若い2曲を収録しています。
 これらはワイラースタインが手兵ローザンヌ室内管と作り上げた音楽性に非常にマッチしたものとみえて、編曲の巧みさもさることながら、作品のツボを隅々まで心得た明快な表現は爽快感を覚えるほど。ボーナス・トラックとして自らの解説も収録する力の入れようで、ここは敬愛するバーンスタインに倣ったものかもしれません。幅広い表現力で評価されているワイラースタイン。今後のリリースも楽しみです。



ALPHA


ALPHA455
¥2700
ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op. 27 (全6曲)
 1-4. 第1番 ト短調 ヨーゼフ・シゲティに
 5-8. 第2番 イ短調 ジャック・ティボーに
 9. 第3番 ニ短調 「バラード」 ジョルジェ・エネスクに
 10-12. 第4番 ホ短調 フリッツ・クライスラーに
 13-14. 第5番 ト長調 マチュー・クリックボームに
 15. 第6番 ホ長調 マヌエル・キロガに
カーソン・レオン(ヴァイオリン)

 録音: 2019年10-11月 ドメーヌ・フォルジェ、ケベック

 【カナダの俊英によるイザイ登場!】
 カナダ出身で、現在はベルギーなどでも活躍するヴァイオリニスト、カーソン・レオン。様々なレーベルからリリースしたアルバムは既に高い評価を得ており、2017年に関西フィルのソリストとして来日した折には、その技巧と音色で聴衆を魅了しています。今回は満を持して、技巧的レパートリーの定番といえるイザイの無伴奏(新発見を除く6曲)をリリース。並外れた表現力と圧倒的な存在感が大きな魅力です。



TEMPERAMENTS


TEM316066
¥2800
『オルガン・トランスクリプションの芸術』
 〜展覧会の絵、トリスタンとイゾルデ、ド・ラ・ゲール

  エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):
   1-8. ソナタ ト短調
  リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):
   9. 楽劇《トリスタンとイゾルデ》より前奏曲
  モデスト・ムソルグスキー(1839-1881):
   10-24. 展覧会の絵
 ※ 全てヴァンサン・ジャンヴランによる編曲
ヴァンサン・ジャンヴラン
 (オルガン/
  ゲルハルト・グレンツィング
   2015年製)

 録音: 2019年9月 ラジオ・フランス、オーディトリアム

【ラジオ・フランス自慢の最新鋭オルガンと音響を名編曲で堪能!】
 ハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」のオルガン編曲(Hortus)も評価の高いジャンヴランによる、ワーグナーとムソルグスキー、そしてフランス・バロックの女性作曲家という興味深い組み合わせのアルバム。2015年にオープンしたラジオ・フランスの新しいコンサートホール、オーディトリアムで録音されており、グレンツィング社製の大オルガンの表現力と、永田音響設計が手掛けた評判の音響を楽しむことが出来ます。様々な音楽表現を聴かせてくれる『展覧会の絵』はまさにうってつけといえ、この編曲は既に世界中で様々なオルガニストに取り上げられています。なおラヴェル編曲版などに倣い5回目のプロムナードは省かれています。

 

 

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GRAMOLA


GRAM99236
¥2600→\2390
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
Heifetz Favorites ハイフェッツのお気に入り
 ヤッシャ・ハイフェッツによる編曲集とアンコール・ピース
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
アリアーネ・ヘーリンク(ピアノ)
  1. プロコフィエフ(1891-1953): 歌劇《三つのオレンジへの恋》 - 行進曲
  2. ウィリアム・クロル(1901-1980): バンジョーとフィドル
  3. ドリゴ(1846-1930): 火花のワルツ
  4. ガーシュウィン(1898-1937): 歌劇《ポーギーとベス》 - ブルースのテンポで
  5. ポンセ(1882-1948): エストレリータ
  6. チャイコフスキー(1840-1893): セレナード Op.48-ワルツ(レオポルト・アウアー編)
  7. ハチャトゥリアン(1903-1978): 『ガイーヌ』 - 剣の舞
  8. アントニー・ドンチェフ(1959-): Mish Mash
  9. パラディス(1759-1824): シシリエンヌ(サムエル・ドゥシュキン編)
  10. ラヴェル(1875-1937): 高貴で感傷的なワルツ 第7番
  11. ゴドフスキー(1870-1938): 古きウィーン
  12. フラウシーノ・バレ(1894-1954): Ao pé da fogueira
  13. ガーシュウィン: 歌劇《ポーギーとベス》- It Ain't Necessarily So なんでもそうとは限らない
  14. ザビーナ・ハンク(1976-): Thoughts over Caravan(デューク・エリントンからのインスパイア)
  15. ハンク: In A Sentimental Mood for Two(デューク・エリントンからのインスパイア)
  16. チャイコフスキー: 感傷的なワルツ
  17. フォーレ(1845-1924): 子守歌
  18. ゴルドマルク(1830-1915): ヴァイオリン協奏曲 Op.28 - エア
 ヤッシャ・ハイフェッツによるヴァイオリンとピアノ編‛&1,3-5,7,10-13

 録音 2020年5月28,29日,7月11日 Musikschule Bad Goisern,Austria

 「ヴァイオリニストの王」と呼ばれたヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)。20世紀を代表する偉大な巨匠の生誕120年を記念し、オーストリアのヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミットが、妻アリアーネ・ヘーリングとともに"ハイフェッツのお気に入り"作品を録音しました。コンサートで大成功を収めた「剣の舞」やゴドフスキーの「古きウィーン」などの巧みなアレンジ作品や《ポーギーとベス》のジャズ風アレンジの曲、またハイフェッツが好んでンコールで採り上げたクロルやパラディスの煌めくような小品を選ぶだけでなく、ジャズから想起されたというデューク・エリントンのインスパイア作品も取り混ぜることで、ハイフェッツへの敬意を捧げるとともに、21世紀の名手であるシュミット自身の"お気に入り"もアピールしています。

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GRAM99204
(SACD)
¥2600→\2390
イルンベルガー(ヴァイオリン)
 ストラヴィンスキー(1882-1971):ヴァイオリンのための作品集

 1-4. ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
 イタリア組曲(ヴァイオリンとピアノ編)
  5. I Introduzione 序曲: Allegro moderato/6. II Serenata セレナータ: Larghetto/
  7. III Tarantella タランテッラ: Vivace/8. IV Gavotta con due variazioni ガヴォットと2つの変奏/
  9. V Scherzino スケルツィーノ: Presto alla breve/
  10. VI Minuetto e finale メヌエットとフィナーレ:Moderato - Molto vivace
 11. 『ペトルーシュカ』 - ロシアの踊り(ストラヴィンスキー/サムエル・ドゥシュキンによるヴァイオリンとピアノ編)
 12. 歌劇《マヴラ》 - ロシアの娘の歌(ストラヴィンスキー/サムエル・ドゥシュキンによるヴァイオリンとピアノ編)
 13-17. 協奏的二重奏曲 - ヴァイオリンとピアノのために
 18. リムスキー=コルサコフ(1844-1908):ロシアの主題による協奏的幻想曲 ロ短調 Op.33
  トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン)
  ウィーン放送交響楽団‛&1-4,18、ドロン・ザロモン(指揮)‛&1-4,8、パヴェル・カシュパル(ピアノ)‛&5-17

 録音2018年6月25-26日 Grosser Sendesaal、ORFオーストリア放送協会‛&1-4,18 2019年11月4-10日 Mozartsaal Salzburg‛&5-17

 ザルツブルクを拠点に活躍するヴァイオリニスト、トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー。モーツァルト、ベートーヴェンやシューベルトなど古典派の作品からコルンゴルト、ゴルトマルク、エルガーなど近代の作品までを目の覚めるようなテクニックと美音で弾きこなしています。今回は、彼のレパートリーとしては珍しいストラヴィンスキーのヴァイオリン作品を演奏。サミュエル・ドゥシュキンのために作曲された唯一の協奏曲を中心に、『プルチネルラ』の中の曲をヴァイオリンとピアノ用に編纂した『イタリア組曲』とドゥシュキンが編曲した2作品が収録されています。アルバムにはストラヴィンスキーの師であったリムスキー=コルサコフの「ロシアの主題による協奏的幻想曲」も添えられており、ロシアのヴァイオリン音楽の伝統を辿ることができます。ピアノはイルンベルガーと長く共演を続けているパヴェル・カシュパル。協奏曲ではザロモンが指揮するウィーン放送交響楽団がバックを務めています。

 


GRAM99230
¥2600
ヴァイオリンにおけるウィーン楽派 第1集 ヴァイオリン二重奏曲集(1820-1869)
 1-3. ヨーゼフ・マイセダー(1789-1863):二重奏曲 ホ長調 Op.32
 4-6. レオポルト・ヤンサ(1795-1875):二重奏曲 イ長調 Op.64 No.6
 7. ヨーゼフ・ベーム(1795-1876):練習曲第2番 ト短調
 8. ベーム: 練習曲第1番 嬰ハ短調
 9-10. ゲオルク・ヘルメスベルガー(1800-1873): 二重奏曲第3番 ホ短調
 11. フランツ・グルチュ(1800-1867):二重奏曲 Op.7 No.3より第3楽章 主題と変奏
 12-15. ヤコブ・ドント(1815-1888):二重奏曲 ハ長調 Op.43
 世界初録音
アデラ・フラジネアヌ
 (第1ヴァイオリン‛&1-3,8,9-10、
  第2ヴァイオリン‛&4-7,11-15)
ライムント・リッシー
 (第1ヴァイオリン‛&4-7,11-15、
  第2ヴァイオリン‛&1-3,8,9-10)

 録音 2020年5月20日,6月9,25日,9月7日 Studio Wavegarden、Mitterretzbach、ニーダーエスターライヒ州(オーストリア)

 19世紀ウィーンの音楽界に脈々と息づくヴァイオリン音楽の系譜を辿るシリーズ。第1集では1820年から1869年に6人の作曲家によって書かれたヴァイオリン二重奏曲を採り上げます。1819年から1849年までウィーン音楽院の教授を務めたヨーゼフ・ベーム、彼からヴァイオリンを学んだヘルメスベルガー、ベームとヘルメスベルガーの2人から教えを受けたドント、1816年からアン・デア・ウィーン劇場のヴァイオリン奏者を務めたグルチュ、1824年からウィーン宮廷管弦楽団の奏者を務めたボヘミア出身のヤンサ、そしてこのアルバムの演奏者の一人リッシーが熱心に研究を続けているマイセダー。彼らが伝えた官能的な音色と、完璧かつエレガントなステージマナーは、21世紀の現代でもしっかり受け継がれています。

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GRAM99229
¥2600→\2390
ショパン作品を歌曲に
 1. ルイージ・ボルデーゼ(1815頃-1886): Les Fleurs 花(原曲: 子犬のワルツ Op.64-1)
 2. 作者不詳: 葬送行進曲(原曲: ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 第3楽章)
 3. 作者不詳: La Libellule bleue 青いとんぼ(原曲: エチュード Op.25-9)
 4. 作者不詳: A la Lune 月へ(原曲: 夜想曲第2番 Op.9-2)
 ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド(1821-1910):
  5. Seize ans 16歳(原曲: マズルカ第31番 Op.50-2)/6. Aime-moi 私を愛して(原曲: マズルカ第23番 Op.33-2)/
  7. Berceuse 子守歌(原曲: マズルカ第24番 Op.33-3)
 ボルデーゼ:
  8. La Fille de l'onde 流行にのる娘(原曲: バラード第2番 Op.38)/
  9. Les Traineaux そり(原曲: マズルカ第36番 Op.59-1)/10. L'Attente 待つ(原曲: マズルカ第6番 Op.7-2)/
  11. Violette すみれ(原曲: マズルカ第31番 Op.50-2)/12. La Fete des Prairies 草原の祭り(原曲: マズルカ第5番 Op.7-1)
 ガルシア=ヴィアルド:
  13. Plainte d'Amour 愛の嘆き(原曲: マズルカ第1番 Op.6-1)/14. Separation 別離(原曲: マズルカ第14番 Op.24-1)/
  15. L'Oiselet 小鳥(原曲: マズルカ第47番 Op.68-2)/16. La Beaute 美しさ(原曲: マズルカ第42番 Op.67-1)
 17. 作者不詳: Berceuse 子守歌(原曲: 子守歌 Op.57)
 18. 作者不詳: Hymne 賛歌(原曲: 夜想曲第15番 Op.55-1)
 ガルシア=ヴィアルド: 19. Coquette コケット(原曲: マズルカ第5番 Op.7-1)
 ショパン(1810-1849): 歌曲集 Op.74より
  20. Wiosna春 WN52/21. Pierscien 指環 WN50/22. Moja pieszczotka わが喜び WN51
 リディア・トイシャー(ソプラノ)‛&1,2,5-7,10,15,16、
 オリヴィア・フェルミューレン(メゾ・ソプラノ)‛&1-3,10,13,14,16-19、
 カロル・コズウォフスキ(テノール)‛&2,4,8-12,20-22、アンドレアス・シュミット(バリトン)‛&2,8-12
 ヴォルフガンク・ブルンナー(フォルテピアノ)、
  ミヒャエル・ローゼンベルガー 1810年頃製の復元楽器(2010年 ローベルト A.ブラウン)

 「指で歌うべきだ」「ピアノを弾きたいのなら、歌を学ぶ必要がある」とレッスンの際に多くの生徒たちに語っていたというショパン。その教えは忠実に守られるとともに、彼のピアノ曲に詩を付け歌曲にする試みも数多く行われてきました。中でもショパンの信奉者であり、歌手としても素晴らしい才能を持っていたポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルドは、師のマズルカを12曲の歌曲に仕立て、自らも歌いながらその魅力を広めていました。このアルバムはガルシア=ヴィアルドの歌曲を中心に、イタリアで生まれフランスで活躍した作曲家ボルデーゼがアレンジした「子犬のワルツ」や「バラード」、他、作者不詳の数曲に、ショパン自身の歌曲を3曲併せ、アンドレアス・シュミットらベテランの歌手たちの歌声とショパン時代のフォルテピアノ(復元楽器)の伴奏でその旋律の美しさを味わいます。

 

GRAM99223
¥2600
シューベルトの女性たち 歌曲と詩の朗読
 1. 朗読: Das Echoこだま(Ignaz Franz Castelli)
 シューベルト(1797-1828):
  2. 男は人が悪い D866-3/3. 汝はわれを愛さず D756/4. おとめの嘆き D191/
  5. 朗読: Kennst du das Land 君よ知るや南の国(Johann Wolfgang von Goethe)/
  6. 朗読: Nur wer die Sehnsucht kennt ただあこがれを知るものだけが(Johann Wolfgang vonGoethe)
 シューベルト:
  7. 君よ知るや南の国 D321/8. ミニョンの歌 その1「私に言わせないで」 D877-2/
  9. ミニョンの歌 その2「大人になるまでこのままに」 D877-3/
  10. ミニョンの歌「ただあこがれを知るものだけが」 D877-4/
  11. 朗読: Erster Verlust 最初の損失(Johann Wolfgang von Goethe)/
  12. 朗読: Liebesbotschaft 愛の便り(Ludwig Rellstab)
 シューベルト:
  13. 泉のほとりの若者 D300/14. ルイーゼの答え D319/
  15. 朗読: Thekla, eine Geisterstimme テクラ、精霊の声(Friedrich Schiller)
 シューベルト:
  16. テクラ D595/17. 若い尼僧 D828/18. 朗読: Der Fischer 漁夫(Johann Wolfgang von Goethe)/
  19. 朗読: Das Rosenband ばらの帯(Friedrich Gottlieb Klopstock/
  20. 朗読: Das Heidenroslein 野ばら (Johann Wolfgang von Goethe)
 シューベルト:
  21. 漁夫 D225/22. 野ばら D257/23. 朗読: Faust ファウスト(Johann Wolfgang von Goethe)-最終行
 シューベルト:
  24. テューレの王 D367/25. 糸を紡ぐグレートヒェン D118/
  26. 塔の中のグレートヒェン D564(B.ブリテンによる補筆完成版)
 クラウディア・タンドル(メゾ・ソプラノ)、ガブリエーレ・ヤコビ(朗読)、ナイアル・キンセラ(ピアノ)

 録音 2020年2月17-19日 Studio Wavegarden、Mitterretzbach、ニーダーエスターライヒ州(オーストリア)

 多くの友人たちに囲まれつつも、生涯独身で過ごしたシューベルト。彼にまつわる女性の話は数えるほどしか残されておりません。そんなシューベルトが女性や愛について抱いた思いはどのようなものだったのでしょうか。このアルバムは、残された歌と歌詞から女性について書かれた作品を選び、彼の女性観を探っていく1枚です。採り上げられたのはゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』に登場する薄幸の少女ミニョンや、同じくゲーテの『ファウスト』のヒロイン、グレートヒェン。そして恋人に棄てられて嘆くルイーゼや名もなき乙女をはじめとする可憐な女性たち。決して妖艶な女や魔女たちは出て来ません。これらを表現豊に歌うのはオーストリアの歌手クラウディア・タンドル。名優ガブリエーレ・ヤコビの朗読が物語に花を添えています。

 


299MUSIC


NIKU-9031
¥2800+税
ピカレスク 無伴奏チェロ作品集/丸山泰雄(チェロ) 丸山泰雄(チェロ)
 (1)-(4)ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):コンチェルト・ロトンド(1998)[21'01"]
  I. Lento con liberta/II. Allegro/III. Yafu/IV. Allegro
 (3)-(5)平野義久(1971-):ピカレスク 〜 丸山泰雄に捧ぐ〜(2018)[14'06"]
  I. 佐平治(居残り佐平治より)/II. 長吉(双蝶々より)/III. 与太郎
 (6)-(10)ベンジャミン・ブリテン:無伴奏チェロ組曲第1番Op.72(1964)[24'21"]
  Canto primo/I. Fuga/II. Lamento/Canto secondo/III. Serenata/
  IV. Marcia/Canto terzo/V. Bordone/VI. Moto perpetuo e Canto quarto
 (17)ナローン・プランチャルーン(1973-):ファー・フロム・ホーム(2004)[09'17"]
 (18)フィリップ・グラス(1937-):オービット(2004)[07'27"]

 音楽もまた、業の肯定たれ。ピカレスク 無伴奏チェロ作品集/丸山泰雄(チェロ)

 録音:2020 年8 月12-14 日 相模湖交流センター「ラックスマン・ホール」/DXD 24bit/352.8kHz RECORDING [76'42"]

 クラシック音楽界に於いて類なき精彩を放つチェロ奏者 丸山泰雄。そんな彼の最新作がこの怒涛の無伴奏作品集である。「え?多重録音?」と思わず訝しんでしまうソッリマの「コンチェルト・ロトンド」や "一人ダンス・バンド" を展開する平野の「ピカレスク」、タイの伝統音楽から着想を得たプランチャルーンの「ファー・フロム・ホーム」など、丸山の規格外のテクニックと表現力が遺憾なく発揮された一枚。丹田に染み入る魂の演奏を、体感せよ。

 丸山泰雄(チェロ) Yasuo Maruyama, cello
 1987年、東京藝術大学音楽学部卒業。1989年、第58回日本音楽コンクール第1位、併せて増沢賞・特別賞を受賞。プレミオ・パオロ・ボルチアーニ弦楽四重奏国際コンクール(イタリア)第3位及び特別賞、マルクノイキルヒェン国際器楽コンクール(ドイツ)チェロ部門特別賞、東京国際音楽コンクール第2位及びアサヒ・ビール賞、第2回日本室内楽コンクール第1位及び特別賞。1992年9月より、文化庁海外研修員としてベルリン芸術大学に留学、ディプロマを最高位で取得。現在はチェロの可能性を広げるコンサート企画を次々と打ち出し、ソロ・室内楽で活動している。
 一方、主要オーケストラの客演首席としても活躍しており、紀尾井ホール室内管弦楽団、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア(首席)メンバー、弦楽四重奏団ヴィルタス・クヮルテット及びスーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウのリーダー。
 いわき市民有志とともに「いわき室内楽協会」を設立し、 ミュージック・ディレクターに就任。
 2013 年第2 回ウイーン・フィル&サントリー音楽財団音楽復興祈念賞受賞
 使用楽器:バルトロメオ・パスタ(1674 製 ミラノ)

 














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