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≪第111号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 2021/4/27〜



4/30(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


2L



2L 163SACD
(SACD HYBRID)
¥2700
おとぎ話
 ゲイル・トヴェイト(1908-1981):風神の竪琴(1945)
 クリスチャン・シンディング(1856-1941):
  ピアノソナタ ロ短調 Op.91(1909)
 アルフ・フールム(1882-1972):おとぎ話の国 Op.16
  [魔法にかけられた庭で/ 王女さまが金のリンゴで遊んでいる/
   三匹のトロル/ 雪やこんこん/ 鬼の宴/オーロラの娘たち]
 エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):バラード ト短調 Op.24(1875-76)
クリスチャン・グローヴレン(ピアノ)

 北欧のおとぎ話の美しくも狂気をはらんだ不思議な世界に入り込むようなアルバム

 録音:2019年11月 ソフィエンベルグ教会 (オスロ、ノルウェー)
 (5.0 surround/stereo)[DXD(24bit/352.8kHz)録音][SACD: 5.0 multichannel DSD/2.0 stereo DSD/RedBook PCM: MQA CD]85'08
 制作・バランスエンジニアリング・ミクシング・マスタリング:モッテン・リンドベルグ
 編集:ヨルン・シメンスタ、モッテン・リンドベルグ

 ノルウェーの人たちは "eventyr" という言葉を聞くと、おとぎ話、冒険談、民話、幻想物語といったことを思い浮かべると言います。
 ノルウェーのピアニスト、クリスチャン・グローヴレンは、このアルバムで、トヴェイト、シンディング、フールム、グリーグの作品を弾きました。
 「彼らの、狂気じみていたり、美しかったり、悲しみと喜びにあふれ、魔法と愛がいっぱい『物語』と向き合っていること、それ自体が冒険の物語だった」と彼は語ります。「故郷に帰ったような気分だ」。

 ゲイル・トヴェイト(ガイル・トヴァイト)(1908-1981)の《風神の竪琴》は、イェールハルド(ゲルハール)・ムンテの絵からインスピレーションを得て作曲された作品です。「‛&翼をつけた竪琴が、荒れる海を渡ってゆく、空高く、煌く星を弦(つる)にのせて」。
 フランス印象主義、とりわけラヴェルの《夜のガスパール》の影響が明らかな手法で書かれた、「険しい崖、深いフィヨルド、荒れた天気、そして、雲間から差し込む光がなによりも美しい、ノルウェー西岸を想起させる音楽」(グローヴレン)。
 手稿譜の日付は「1945年6月22日」。トヴェイト自身の1949年の録音(Simax PSC1805)は、彼の「私的」な版で演奏されたため、初稿を弾いたこの演奏がこの作品の事実上初めての録音です。

 クリスチャン・シンディング(1856-1941)の《ピアノソナタ ロ短調》は、1909年の作品です。シンディングの特徴が顕著に表れ、「《春のさざめき》という、たったひとつの作品でほとんどの人に知られている」彼の代表作のひとつとされています。
 「アレグロ・マ・ノン・トロッポ」「アンダンテ」「ヴィヴァーチェ」の3楽章の構成。
 この作品をグローヴレンは、この作品を「シンディングの吠え声」と呼び、「私にとっては、ヴァイキング船、大きく膨らんだ帆、ヴァイキングたちの略奪と英雄的な行動という『サガ』のスタイルの作品」と語っています。
 アルフ・フールム(1882-1972)も、トヴェイトと同様、フランス音楽の影響を受けたひとりです。1920年の《おとぎ話の国》は、妖精やトロルなどノルウェーの伝説を題材にした作品で知られるテオドール・キッテルセンの絵画に通じる雰囲気をもち、画家でもあったフールムの「音の描画」と呼べる作品です。

 エドヴァルド・グリーグ(1843-1907)の《バラード》は、1876年春、彼がさまざまな苦難をかかえていた時期に作曲されました。悲しい音調のヴァルドレスの民謡《北国の農民》を主題にした「変奏曲」の形式で書かれ、技術的、表現的なチャレンジと「冒険」を克服してはじめて、聴き手の心をとらえる輝かしい音楽として示される作品です。
 グローヴレンをはじめとする多くのピアニストたちから、ノルウェーのピアノ音楽でもっとも重要な作品とみなされています。

 クリスチャン・グローヴレン(1990-)は、ベルゲン生まれ。イジー・フリンカに教わった後、ノルウェー国立音楽大学でホーヴァル・ギムセとラーシュ・アンデシュ・トムテルに学びました。ウィーン国立音楽大学に留学、王立デンマーク音楽アカデミーではイェンス・エルヴェケーアのソリスト・クラスで学んでいます。
 ノルウェー国内の「青少年音楽コンペティション」には三度出場、第1位をソリストとして二度、室内楽奏者として一度獲得。ベルゲン・フィルハーモニックと共演した2007年の回には「聴衆賞」に選ばれました。
 『おとぎ話』は、配信だけの『Bach - Inside Polyphony』(2L139)に続く彼のアルバム第2作です。グローヴレンが29歳だった2019年11月、ソフィエンベルグ教会でセッション録音されました。

 
 




CLAVES



50 3033
¥2800
モーツァルトの末子
 フランツ・クサーヴァーの変奏曲を集めたピアノ作品集!
アンドリー・ドラガン(ピアノ/スタインウェイ)
 フランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト(1791-1844):
  (1)ウクライナ民謡の主題による変奏曲 Op.18
  (2)ロシア民謡の主題による幻想曲とクラコヴィアク FXWM VII:30
  (3)ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲「ドン・ジョヴァンニ」第1 幕終曲の主題による変奏曲 Op.2
  (4)ピエール=ジャン・ガラ作曲「私はあなたを愛している」の主題による変奏曲 FXWM VII:18
  (5)作者不詳の主題による変奏曲 Op.13
  (6)アンリ・モンタン・ベルトン作曲「ゴルコン・ドの女王アリーヌ」 第1幕からの主題による変奏曲 Op.3
  (7)ウクライナ民謡の主題による変奏曲 Op.6
  (8)アントン・ディアベリのワルツによる2 つの変奏曲 FXWM VII:35

 生誕230周年!モーツァルトの末子フランツ・クサーヴァーの変奏曲を集めたピアノ作品集!

 セッション録音:2020年10月/ルツェルン/ディジパック仕様、56'57

 モーツァルトの末子フランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト(1791-1844)は今年(2021 年)に生誕230周年を迎えました。
 これを記念して彼の作品に魅了されたピアニスト、アンドリー・ドラガンが変奏曲ばかりを集めたピアノ独奏曲を録音しました。
 フンメル、サリエリらに師事したフランツ・クサーヴァーはピアニストとしてヨーロッパ各地での演奏旅行を成功させた一方、作曲家としてはピアノ曲、声楽曲を残しております。
 その愛らしい変奏曲は一聴の価値あり。ピアニストとして成功したフランツ・クサーヴァーらしく、非常に効果的な技巧が散りばめられております。

 
 



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CONTINUO CLASSICS



CC777 818
(3CD)
¥3700→\3390
2021年現在107歳の現役ピアニスト、コレット・マズ
 87歳から105歳に録音したドビュッシー:ピアノ作品集
コレット・マズ(ピアノ/スタインウェイ)
 CD 1【1890-1905】
  ロマンティックなワルツ/アラベスク第1番/夜想曲第1番/版画
   【I.パゴダ/II.グラナダの夕べ/III.雨の庭】/
    舞曲/喜びの島/月の光〜ベルガマスク組曲より/
    映像第1集【I.水に映る影/II.ラモーにたたえて/II.運動】
 CD 2【1907-1910】
  映像第2集【I.葉末を渡る鐘の音/II.そして月は荒れた寺院に落ちる/III.金色の魚】/
  子供の領分
   【I.グラドゥス・アド・パルナッスム博士/II.象の子守歌/III.人形へのセレナード/
    IV.雪は踊っている/V.小さな羊飼い/VI.ゴリウォーグのケークウォーク】/
  前奏曲集第1集
   【I.デルフィの舞姫/II.ヴェール/III.野を渡る風/IV.夕べの大気に漂う音と香り/
    V.アナカプリの丘/VI.雪の上の足跡/VII.西風の見たもの/VIII.亜麻色の髪の乙女/
    IX.とだえたセレナード/X.沈める寺/XI.パックの踊り/XII.ミンストレル】
 CD 3【1910-1917】
  レントより遅く/
  前奏曲集第2集
   【I.霧/II.枯葉/III.ヴィーノの門/IV.妖精たちはあでやかな踊り子/V.ヒース/
    VI.奇人ラヴィーヌ将軍/VII.月の光が降り注ぐテラス/VIII.水の精/
    IX.ピクウィック殿をたたえて/X.カノープ/XI.交代する三度/XII.花火】/
  悲歌/燃える炭火に照らされた夕べ

 コルトーに師事した世にも尊き香り高き至芸。2021年現在107歳の現役ピアニスト、コレット・マズ。
 これまでリリースした録音からドビュッシーを集めたセットが登場!

 録音:2001年〜 2019 年/パリ/DDD、3h30'00

 コレット・マズ(マゼ)は1914年6月16日パリ生まれの現役ピアニスト。1935年から1940年までエコール・ノルマルでアルフレッド・コルトーに師事。2021年4月現在、なんと107歳!というから驚き。
 しかしコロナ禍の現在も自宅で日課の練習に励んでおり、その演奏を特集したテレビ番組がフランスのみならずヨーロッパ各国で放映、また新聞でも大きく掲載され話題となっております。

 1914年(大正3年)といえば伊福部昭(1914-2006)と同い年。ラヴェル、ドビュッシー、フォーレ、サティはマズが生を受けた1914年には存命であったというから驚きです。
 さらに1876年ル・アーブル生まれのコレットの夫、エミール・マズ(コロンヌ管弦楽団の第2ヴァイオリン奏者)は生前サティと親交があったとのこと。コレットは夫をはじめ、師のコルトーなど音楽史に残る様々な音楽家から多くを吸収し、2021年の現在もピアノと真摯に向き合い「世にも尊き至芸」の磨きをかけています。

 当セットでは今世紀に録音されたドビュッシーの作品を集めた3枚組。マズが87歳から105歳に録音した唯一無二の奇跡の演奏です。一音一音丁寧に紡ぎだすマズの演奏は、コルトーの演奏法を実践する最後の愛弟子として現在に伝える非常に貴重な記録ともいえます。CONTINUOレーベルから初発売の前奏曲集第1集&第2集など、魂のこもった演奏をお聴きください。

 これまでリリースした「104歳の現役ピアニスト(CC777 804)」、「105歳の現役ピアニスト(CC777 814)」には当セットには収録されていないモンポウ、ヒナステラ、ピアソラ、フォーレ、ラヴェル、サティも収録。併せてお楽しみください。




コレット・マズ、2つのアルバム



 CC777 804
\2500→\2290
1914 年生まれ、コレット・マゼ(ピアノ)
 104歳の現役ピアニストの世にも尊き至芸
 (1)ドビュッシー:喜びの島
 (2)同:映像第1集
 (3)同:映像第2集
 (4)同:ロマンティックなワルツ
 (5)同:舞曲
 (6)モンポウ:「風景」〜泉と鐘/湖
 (7)ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集〜優雅な乙女の踊り
 (8)ピアソラ:天使のミロンガ
コレット・マゼ(ピアノ)
 録音:2017 年/パリ/73’ 30”

 コレット・マゼは1914 年6 月16 日パリ生まれの女性ピアニスト。1935 年から1940 年までエコール・ノルマルでアルフレッド・コルトーにピアノを学び、現在104 歳ながら活躍しています。
 1914 年といえば大正3 年、伊福部昭やコンドラシンと同い年の現役ピアニストというから驚き。現在も毎日4 時間の練習、3 個の卵とワインとチーズ、それにチョコレートを欠かさないとのが健康の秘訣とのこと。
 録音は昨年パリで行われましたが、ドビュッシーの「喜びの島」や「映像第1 集」の終曲のような、敏捷な指の動きを必要とする作品も鮮やかに弾ききっています。
 さらにモンポウやピアソラのゆっくりした作品で示される深い情感や歌い回しの巧さは古い時代の名手を思わせます。
 日本の室井摩耶子さんも97 歳の現役ピアニストですが、それを超える世にも尊い音楽を拝聴することができます。





 CC777 814
\2500→\2290
「105歳の現役ピアニスト」〜コレット・マズ
 (1)モーリス・ラヴェル(1875-1937):「悲しげな鳥たち」〜組曲『鏡』より
 (2)クロード・ドビュッシー(1862-1918):悲歌
 (3)ドビュッシー:「燃える炭火に照らされた夕べ」
 (4)ドビュッシー:夜想曲
 (5)ドビュッシー:アラベスク第1番 ホ長調
 (6)ガブリエル・フォーレ(1845-1924):夜想曲第6番 変ニ長調 Op.63
 (7)エリック・サティ(1866-1925):3つのグノシエンヌ
 (8)サティ:3つのジムノペディ
 (9)サティ:夜想曲第1番
 (10)サティ:梨の形をした3つの小品より
  【?.開始のひとつのやり方/?.その延長/
   ?.小品 I/?.小品 II/?.おまけにもうひとつ】
コレット・マズ(ピアノ)
(10)ヂェンヂェン・スー(ピアノ)

 2019年最新録音、コルトーに師事した1914年生まれの105歳の現役ピアニスト、コレット・マズが奏でるフレンチ作品集

 セッション録音:2019年/パリ/68'16"

 コレット・マズは1914年6月16日パリ生まれの女性ピアニスト。1935年から1940年までエコール・ノルマルでアルフレッド・コルトーにピアノを師事。
 2019年6月現在、なんと105歳の現役ピアニストとして活躍し、母国フランスではテレビ番組をはじめ新聞でも大きく掲載され話題となっております。

 1914年(大正3年)といえば伊福部昭(1914-2006)と同い年。また当アルバムに収録しているラヴェル、ドビュッシー、フォーレ、サティはマズが生を受けた1914 年には存命であったというから驚きです。
 さらに1876年ル・アーブル生まれのコレットの夫、エミール・マズ(コロンヌ管弦楽団の第2 ヴァイオリン奏者)は生前サティと親交がありサティとの逸話もあったとのこと。コレットは夫をはじめ、師のコルトーなど音楽史に残る様々な音楽家から多くを吸収し、2019年の現在も「世にも尊き至芸」ともいえる奇跡の演奏を聴かせてくれます。

 ドビュッシーでは2001年に発見され話題となった最晩年1917年の小品「燃える炭火に照らされた夕べ」も収録。子供時代からドビュッシーの作品に親しんできたマズが満を持して録音した1曲です。
 また、ラヴェルの「悲しげな鳥たち」やフォーレの夜想曲第6 番では玉を転がすような美しいタッチと、コルトーを思わせる独創的かつ感受性とイメージに富んだアプローチで演奏。そしてサティでは色合いや響きを探求し、空気感や雰囲気抜群の演奏を聴かせ、「梨の形をした3つの小品」(短い7曲からなり当録音では5曲を収録)では愛弟子ヂェンヂェン・スーと息の合った4手連弾演奏を披露しております。

 全体としてゆっくりとしたテンポで一音一音丁寧に紡ぎだすマズの演奏。当録音はコルトーの演奏法を実践する最後の愛弟子として現在に伝える非常に貴重な記録といえます。







 
 


CC777 741
¥2500
「プリムローズ・アンサンブル」が奏でる
 ヴィラ=ロボス、ポンセ、マイアニ!
プリムローズ・アンサンブル
 (リーダー:ピエール=アンリ・ゼレブ)
  (1)ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第1番(ファブリス・ピエール編曲による6つのヴィオラと2 つのチェロ版)
  (2)ヴィラ=ロボス:
   ブラジル風バッハ第9番(ファブリス・ピエール編曲による2つのヴァイオリン、6つのヴィオラと2つのチェロ版)
  (3)ポンセ:夜(フェイサル・シュボーブ編曲による3 つのヴァイオリン、5つのヴィオラと2つのチェロ版)
  (4)ポンセ:間奏曲第1番(ピエール=アンリ・ゼレブ編曲による2つのヴァイオリン、5つのヴィオラと2 つのチェロ版)
  (5)ポンセ:サラバンド(ピエール=アンリ・ゼレブ編曲による2つのヴィオラ版)
  (6)ヤルダニ・トレス・マイアニ(1988-):
    Manguindoy(ルンバ)〜3つのヴァイオリン、5つのヴィオラと2つのチェロのための
     【プリムローズ・アンサンブル委嘱作品】

 プリムローズ最後の弟子の一人ゼレブが創設した「プリムローズ・アンサンブル」が奏でるヴィラ=ロボス、ポンセ、マイアニ!

 録音:(1)2018年11月28日/ワルー城(ベルギー)、(2)-(6)2019年2月21-23日/聖ピエール教会(デュールフィ)/DDD、48'09

 スコットランドのヴィオリスト、ウィリアム・プリムローズ(1904-1982)の最後の弟子の一人ピエール=アンリ・ゼレブが2018年に創設した弦楽アンサンブル「プリムローズ・アンサンブル」がヴィラ=ロボス、ポンセ、マイアニの作品を収録!

 プリムローズはもともとヴァイオリニストとして演奏活動をはじまたものの、イザイのすすめによりヴィオラに転向。その後は目覚ましい活躍を見せ20 世紀においてヴィオラを独奏楽器としての地位を高めた演奏家です。

 その師の名をとった当アンサンブル。その特徴といえば主軸がヴィオラであること。ここに収められた作品ではヴィオラの美しい音色ばかりでなく、弦楽アンサンブルだからこそ認識できるその役割と魅力に溢れております。

 ヤルダニ・トレス・マイアニは1988年スペイン・アンダルシア生まれのヴァイオリニスト・コンポーザー。ハルモニアムンディの新人演奏家紹介シリーズ(HMN-916116)でCD デビューを果たしております。
 Manguindoy(ルンバ)は当アンサンブル委嘱作品。ピアソラのような世界観でソリスティックな聴かせどころも満載。フラメンコのテイストで実に情熱的に締めくくります。
 




PASSACAILLE RECORDS


PAS 1086
¥2600
ヘンデル:クラヴィオルガヌムのための協奏曲とソナタ集
 オルガン協奏曲 ヘ長調 HWV292, Op.4-4
 フルート協奏曲 イ短調 HWV287(原曲:オーボエ協奏曲 ト短調)
 オルガン協奏曲 ヘ長調 HWV293, Op.4-5
 チェンバロ組曲 ヘ長調 HWV427
 合奏協奏曲 ニ長調 HWV317, Op.3-6
 トリオ・ソナタ ロ短調 HWV386b, Op.2-1
 オルガン協奏曲 変ロ長調 HWV306, Op.7-1
バルト・ナセンス(クラヴィオルガヌム)
イル・ガルデリーノ

 チェンバロとオルガンのハイブリッド楽器で愉しむヘンデルの作品集

 録音:2015年1月6-8日/アントワープ、AMUZ/74'40''

 チェンバロとオルガンが合体した珍しい楽器「クラヴィオルガヌム(クラヴィオルガンとも)」を使用したアルバムです。
 もしヘンデルがこの楽器を使っていたらというアイデアに基づき、いくつかの作品を選んで演奏。
 1台でオルガン・ソロも通奏低音チェンバロも賄える魅力的な楽器を取り入れることで、アンサンブルの生き生きとした愉しみがより強化されているよう。
 ベルギー古楽界の名団体イル・ガルデリーノによる創意あふれる1枚。
 
 

PAS 1084
¥2600
シューベルト:小さな歌曲集 マルクス・シェーファー(テノール)
ツヴィ・ メニカー(フォルテピアノ)
 5つの歌 Op.5
  (憩いなき愛 D138 / 恋人の近くに D162 / 漁師 D225 / 最初の喪失 D226 / トゥーレの王 D367)
 3つの竪琴弾きの歌 Op.12, D478
  (孤独に身を委ねる者は / 涙を流しながらパンを食べたことのない者 / 家々の門辺に歩み寄って)
 4つの歌 Op.59
  (あなたは私を愛していない D759 / 美と愛がここにいたことを D775 / 君はわが憩い D776 / 笑いと涙 D777)
 3つの歌 Op.65
  (双子座に寄せる舟人の歌 D360 / さすらい人 D649 / ヘリオポリスより「I 冷たい風の北国で」 D753)
 3つの歌 Op.80
  (月に寄せるさすらいの歌 D870 / 臨終を告げる鐘 D871 / 戸外にて D880)
 4つのリフレインの歌 Op.95, D866
  (ちがい / 君のそばにいるときだけ / 男はたちの悪いもの / この世の幸福)

 ラ・プティット・バンドとの共演でおなじみのシェーファーがシューベルトを歌う

 録音:2018年11月29日-12月3日/ブライバッハ、コンツェルトハウス/70'10''

 シューベルトは良く知られる大規模な歌曲集以外にも多くの小さな歌曲集を作曲・出版しています。
 これらの「ミニチュア・サイクル」の中には、異なる時期に書いた作品をシューベルト自身がテキストの関連性などに基づいてまとめたものもあります。
 個々に単曲の作品として演奏されることがほとんどですが、このアルバムは1つの流れに沿って大きな歌曲集として聴けるように構成されています。

 マルクス・シェーファーは1961年生まれのドイツのリリック・テノール。オペラ、オラトリオ、リートと幅広く活躍、ラ・プティット・バンドとの共演でも知られています。ハノーファー音楽大学で声楽の教授を務めています。
 




ARS PRODUKTION


代理店変更に伴い旧譜を紹介しています。
ARS38199
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700

プレイエルの秘宝 Vol.2 イグナツ・プレイエル
 ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Ben 1106
 ヴィオラ協奏曲 ニ長調 Ben105
 交響曲 変ロ長調 Ben1493
 (すべて世界初録音)

コーネリア・レシャー(ヴァイオリン)
ロベルト・バウアーシュタッター(ヴィオラ)
クリスティアン・ビルンバウム(指揮)
カメラータ・プロ・ムジカ


 ハイドンとモーツァルトに認められた、イグナツ・プレイエル!

 ARS Produktionによる、オーストリア出身の作曲家イグナツ・プレイエル(1757-1831)の秘曲を発掘する「プレイエルの秘宝(Hidden Gems)」シリーズ第2巻。
 今回は、協奏曲と交響曲という管弦楽を伴う作品を収録しています。ハイドンにも師事したプレイエルの音楽は、モーツァルトもその才能を認めたといいます。
 彼の作品は、モーツァルトの作品のように、とても耳なじみがよく、親しみやすいものになっています。
 今回収録された三曲も生気に溢れた素晴らしい作品ばかりです。
 またその経歴も変わっており、1783年にはフランスに移り住みます。名前も元々はプライエルと名乗っていましたが、フランス風にプレイエルと改めます。そして出版社を設立、後に現在も続くピアノ制作会社「プレイエル」の創始者として知られています。

 ※録音:2015年1月2日(バルトークホール、ソンバトヘイ、ハンガリー)
 
 

ARS38216
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
ルーベンスのアトリエ 〜ベルギーの音楽 アンサンブル・ラ・フェニーチェ
 ニコラウス・ア・ケンピス(c.1600-1676):
  コルネット(ツィンク)、2つのヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンのためのシンフォニア/
 ジョン・ブル(1562/1563-1628):前奏曲とコラール《清き心もて称えん》/
 コルネリス・デ・レーウ(1613-1665):われらに御子が生まれたもう/
 ジョン・ブル:われらに御子が生まれたもう/
 ニコラウス・ア・ケンピス:聖フランシスコ・ザビエルを称えるシンフォニア/
 ヤコブス・クレメンス・ノン・パパ(1510/1515-1555):陽気な五月に/
 ヤコプ・ファン・エイク(1590-1657):陽気な五月に/
 ニコラウス・ア・ケンピス:
  陽気な五月に、クック=クック(かっこう)によるシンフォニア、ラ・チャッコーナによるシンフォニア/
 作曲者不詳:農民の踊り/ペーテル・フランツィスクス・ムニンクス(fl.1670):素朴なダンス/
 ヤコプ・ファン・エイク:美しき乙女ダフネが/作曲者不詳:ダフネが/
 作曲者不詳:フォイボスがダフネに恋した時/ヤコプ・ファン・エイク:道化師/
 ジョン・ブル:道化師/フィリップ・ファン・ウィヘル(1614-1675):ラ・チャコーニャ

 1998年から2014年にベルギーにて行われた、画家のピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)の展覧会及びシンポジウムがきっかけとなって、ルーベンスと同時代の知られざる作曲家の作品を録音するプロジェクトが、アンサンブル・ラ・フェニーチェを中心になって行われました。
 ベルギー、その周辺国であるオランダの作曲家の作品を中心に収録されています。

 ※録音:2015年2月2-5日(インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ)
 
 

ARS38215
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700

交差点 〜R.シュトラウスからシマノフスキへの旅
 R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
 ショーソン:詩曲 Op.25
 メシアン:ヴァイオリンとピアノのための主題と変奏
 シマノフスキ:ヴァイオリンとピアノのための夜想曲とタランテッラ Op.28

ユーキ・ウォン(ヴァイオリン)
エリザヴェータ・トゥリアンキナ(ピアノ)


 20世紀への変わり目に後期ロマン派から近現代のスタイルへと変わっていった音楽の変遷を辿ることをコンセプトとしたプログラム。
 ユーディ・メニューインなどに師事し、ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリン・コンクールなど数々の受賞歴を誇るユーキ・ウォンが、その確かな腕で、作品の核心に迫っていきます。

 ※録音:2016年3月29日-4月1日(インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ)
 




CALA SIGNUM

オーストラリアの指揮者ジェフリー・サイモンが設立し、その独創性溢れるプログラムとハイ・クオリティなサウンドで根強い人気を博してきたCala Recordsの名盤などをSignum Classicsとの共同製作で送る新レーベル「Cala Signum」。
これまではCala Recordsからの再発売が中心でしたが、「Cala Signum」としての新録音アルバムも登場!


SIGCD656
¥2500
再発見 〜 イギリスのクラリネット協奏曲集
 スーザン・スペイン・ダンク(1880-1962):
  クラリネットと管弦楽のためのカンティレーナ Op.51(世界初録音)
 エリザベス・マコンキー(1907-1994):
  クラリネットと弦楽合奏のためのコンチェルティーノ
 ルドルフ・ドルメッチ(1906-1942):
  クラリネット、ハープと管弦楽のための協奏曲(世界初録音)
 ピーター・ウィシャート(1921-1984):
  クラリネットと小オーケストラのための
   セレナータ・コンチェルタンテ(世界初録音)

ピーター・シグレリス (クラリネット)
デイアン・ローランズ(ハープ)
ベン・パーマー(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団


 Cala Signum 新録音!英国の知られざるクラリネット協奏曲集!

 ☆第二次世界大戦期の作品を「再発見」
 ☆知られざるイギリス人作曲家たちのクラリネット協奏曲集

 このアルバムの企画はピーター・シグレリスが、スタンフォードの原稿を英国王立音楽アカデミーへ探しに行った際に、偶然見つけたいくつかの楽譜から始まりました。
 その中から特に彼の興味を引いたのは20世紀前半にイギリス人作曲家によって作られた4曲でした。第二次世界大戦時に作られたその4曲は、イギリスの音楽がその頃を境に後期ロマン派やナショナリズムの影響を感じさせたものから、モダニズム様式へと変化していく様を感じさせます。
 その移り変わりをこのアルバムでは、「再発見」された4曲で描いています。

 イギリス人クラリネット奏者ののピーター・シグレリスは、インド交響楽団の首席奏者としてシャルル・デュトワとの共演をはじめとして、ソリストや室内楽の奏者としてもイギリスを中心として活躍しています。

 ※録音:2019年11月28日−30日、BBCホディノット・ホール(イギリス)
 




C’AVI


8553383
【旧譜】
¥2600
メタモルフォージス 〜 ホルンとピアノのための プジェミスル・ヴォイタ(ホルン)
トビアス・コッホ(ピリオド・ピアノ&ピアノ)
 ・ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17
   使用楽器:ナチュラル・ホルン(クルトワ1833年製)、ピリオド・ピアノ(コンラート・グラーフ1821−22年製)
 ・シューマン:アダージョとアレグロ Op.70*/幻想小曲集 Op.73(ヴォイタ編)+/3つのロマンス Op.94(ヴォイタ編)+
   使用楽器:F管シングルホルン(ダニエル・フックス19世紀末製)*、
    F/B♭管ダブルホルン(アレキサンダー2012年製)+、ピリオド・ピアノ(ピエール・エラール1839年製/No.14845)
 ・クレーベ:ベートーヴェンのピアノ・ソナタ Op.27-2《月光》による変容 Op.95
   使用楽器:F/B♭管ダブルホルン(アレキサンダー2012年製)、
   ピアノ(スタインウェイ1992年製/コンサートグランドNo. D-521670)

 ケルンWDR交響楽団の首席ホルニスト。チェコの天才ヴォイタが描くホルンの歴史!

 若手演奏家の登竜門の中でも最難関として有名なARDミュンヘン国際音楽コンクールの2010年のホルン部門で第1位、聴衆賞、最優秀新作演奏賞、ニュー・フィルハーモニー・ヴェストファーレン特別賞を受賞するなど圧倒的な成績を収め、ラデク・バボラークに続くチェコの天才ホルニストとしてその名を世界に轟かせたプジェミスル・ヴォイタ(1983−)。
 続く2011年のベートーヴェン・フェスティヴァル・ボンでもベートーヴェン・リング賞を受賞するなど目覚ましい活躍を繰り広げたヴォイタは、ドレスデン・シュターツカペレのアカデミーからベルリン・シュターツカペレ、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席奏者へと転身。
 2015年からはケルンWDR交響楽団の首席ホルン奏者を務めている世界屈指のホルニストです。

 このホルンの歴史の「メタモルフォージス(変容、変遷)」を表現したプログラムでヴォイタは、作品の時代ごとにクルトワのナチュラル・ホルン、フックスのシングルホルン、アレキサンダーのダブル・ホルンの3本のホルンを吹き分けており、それぞれの作品が書かれた当時のホルンの響きや奏法の再現を見事に表現しています。
 ヴォイタと共演する鍵盤奏者はピリオド・ピアノの世界的名手として高名なトビアス・コッホ。グラーフとエラールのピリオド・ピアノ、そしてスタインウェイのモダン・ピアノを巧みに弾きこなし、ヴォイタのホルンのサウンドを際立たせています。

 ※録音:2015年、WDRクラウス・フォン・ビスマルク・ザール(ケルン、ドイツ)
 




DA VINCI CLASSICS



C00372
¥2600
ソラーチが奏でるストラヴィンスキーの火の鳥全曲!
 ストラヴィンスキー:
  《ペトルーシュカ》からの3楽章
  バレエ音楽《火の鳥》(全曲/作曲者自身の編曲によるピアノ独奏版)
ピエトロ・ソラーチ(ピアノ)

 イタリアの強面系ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。ソラーチが奏でるストラヴィンスキーの火の鳥全曲!

 ベーレンライター社の批評校訂版(クリティカル・エディション)の楽譜を採用してJ.S.バッハの鍵盤作品全曲録音のプロジェクトに取り組んでいるイタリアの強面系ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ピエトロ・ソラーチ。
 11歳でベッリーニ歌劇場管弦楽団との共演でデビューを果たし、1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールではイタリア人最高位になるなど国際的に活躍するソラーチがバッハの鍵盤作品全集と並行する形で録音に取り組んだのが、このストラヴィンスキーの傑作バレエ2作品「ペトルーシュカ」と「火の鳥」の「ピアノ独奏版」!

 1911年にディアギレフのロシア・バレエ団のために作曲され、10年後の1921年にピアノ独奏のために編曲された「《ペトルーシュカ》からの3楽章」。
 そして1910年全曲版を元としてピアノ独奏版へとストラヴィンスキー自身が仕上げた「火の鳥」の全曲という、本来であれば大編成オーケストラのために作曲された傑作バレエ2作品に1台のピアノで対峙したソラーチ。
 自身のヴィルトゥオージティを余すことなく存分に発揮することにより、ストラヴィンスキーのバレエ音楽が持つ大胆な色調の変化や、豊かな色彩感、さらには洗練されたディティールを、ピアノで巧みに表現してくれています。
 イタリアのヴィルトゥオーゾの卓越したテクニックとピアノ独奏という要素が組み合わさることにより浮かび上がるストラヴィンスキーの傑作バレエの新たな魅力。
 オーケストラ版とは一味違うピアノ版を存分にお楽しみください!

 ※録音:2019年9月、グリファ&フィグリ・スタジオ(イタリア)

 
 
 

C00376
¥2600
ヴィオラとピアノのためのイギリス作品集
 クラーク:ヴィオラ・ソナタ
 ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡による6つの練習曲
 クラーク:
  古いイギリスの旋律によるパッサカリア、私の心に静まれと命じよう
 ブリッジ:ペンシエロ、アレグロ・アパッショナート

ヴィットーリオ・ベナーリア(ヴィオラ)
ファビオ・ナポレターノ(ピアノ)


 大戦間のイギリスにおける最も重要な音楽家の1人であり、ヴィオラ奏者として、そして作曲家として優れたヴィオラ作品を手掛けたレベッカ・クラーク(1886−1979)を中心としたイギリスのヴィオラ作品集。
 このヴィオラのためのイギリス作品集を奏でるのは、アンナ・セーロヴァとアレクサンドル・ゼムツォフに師事した1999年生まれのイタリア人ヴィオラ奏者、ヴィットーリオ・ベナーリア。
 ニューヨークのカーネギー・ホールやザルツブルクのモーツァルテウムへのデビューを果たし、ダヴィド・ゲリンガスとも共演するなど着実にキャリアを積み重ねている俊英です。

 ※録音:2020年9月、ノイズ・スタジオ(パルマ、イタリア)
 
 

C00370
¥2600
ジュゼッペ・ヴェルディ 〜 ラ・セゾン(四季)
 フマガッリ:荘厳ミサ曲
 ヴェルディ:四季 〜
  歌劇《シチリア島の夕べの祈り》第3幕からの
   ディヴェルティスマン
パオロ・ボッティーニ(オルガン)

 ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ「シチリア島の夕べの祈り(ジョヴァンナ・デ・グスマン)」を題材としたイタリアならではのオルガン・アルバム。
 カルロ・フマガッリ(1822−1907)が「シチリア島の夕べの祈り」を題材として作曲した「荘厳ミサ曲」、ヴェルディ自身の作品である「シチリア島の夕べの祈り」の第3幕のバレエ音楽「四季」を、クレモナ出身のオルガニスト、パオロ・ボッティーニが、フラテッリ・リンジャルディ1865年製とジョヴァンニ・カヴァレッティ1778年製のオルガンで奏でています。

 ※録音:2020年9月15日−25日&10月15日、イタリア
 
 
C00275
¥2600
※トラック3で音飛びあり
ピアノ・デュオ+打楽器版!バルトークの「中国の不思議な役人」!
 バルトーク:
  組曲《中国の不思議な役人》Sz.63
   (トリオ・ディアギレフ編/2台ピアノと打楽器版)
  2台のピアノと打楽器のためのソナタ Sz.110
トリオ・ディアギレフ
 〔マリオ・トターロ(ピアノ)、
  ダニエラ・フェラッティ(ピアノ)、
  イヴァン・ガンビーニ(打楽器)〕

 ロシア・バレエ団(バレエ・リュス)を創設し、19世紀後半〜20世紀前半の芸術界に絶大な影響を与えた巨星セルゲイ・ディアギレフの名を関する「ピアノ・デュオ+打楽器」のアンサンブル、デュオ・ディアギレフの衝撃的なバルトーク作品集は、編成と編曲が非常に貴重でユニーク。
 「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」は、2名のピアニストと2名の打楽器奏者のための室内楽曲であるものの、ここでは「2名のピアニストと1名の打楽器奏者」で演奏。打楽器のイヴァン・ガンビーニは多重録音や演奏箇所の削減を行わず、バルトークが書いた2パートを全て1人で演奏しています。
 トリオ・ディアギレフの編曲による「2台ピアノと打楽器」による「中国の不思議な役人」は、ピアノ・パートは作曲者本人の編曲をベースに、そして打楽器パートはオリジナルのオーケストラ・スコアをベースとして構成されており、作曲当時から物議を醸し、上演禁止にもなったバルトークの問題作であると同時に屈指の傑作でもあるこの作品の生々しいストーリーを見事に表現しています。
 バルトーク・ファン、アレンジ・ファン要注目の「マンダリン」です!

 ※録音:1997年4月&2013年6月、ペーザロ(イタリア)

 ※注:当タイトルはトラック3(Sz.110の第3楽章)の4分48秒付近で製造に起因する音飛びが発生いたします。
  現時点でレーベル側での修正の予定がないこと、また収録内容の重要度を鑑み、注意喚起のシールを添付して当タイトルの発売を行うことといたします。
  当該箇所の音飛びを理由とする返品はお受けいたしかねます。予めご了承のほどよろしくお願いいたします。(代理店)
 



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HYPERION



PCDA68341
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
 ラヴ・ソングズ

 シューマン(編曲:リスト):愛の歌 「ロベルト・シューマンの献呈」 S566
 シューマン(編曲:ゴドフスキ):あなたは花のようだ Op.25の24
 シューマン(編曲:リスト):春の夜 — ロベルト・シューマンのリート S568
 シューベルト(編曲:リスト):セレナード 「ささやかな祈り」(第2版) S560-7
 シューベルト(編曲:ジェラルド・ムーア):音楽に寄せて D547
 R・シュトラウス(編曲:ギーゼキング):心地良い幻影 Op.48-1
 R・シュトラウス(編曲:レーガー):明日! Op.27-4、夜の逍遙 Op.29-3、万霊節 Op.10-8、ツェツィーリエ Op.27-2
 グルック(編曲:ケンプ):オルフェオの嘆きと精霊の踊り(歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》より)
 シュテルツェル(編曲:ヒューイット):あなたが私とともにいるのなら(《ディオメデス》より)
 マーラー(編曲:ヒューイット):アダージェット:非常に遅く(交響曲第5番 嬰ハ短調より)
 グリーグ:最後の春 Op.34-2、あなたを愛しています Op.41-3
 フォーレ(編曲:グレインジャー):ネル Op.18-1
 ファリャ(編曲:ハルフテル):《7つのスペイン民謡》より
  〔第3番 アストゥリアス地方の歌、第4番 ホタ、第5番 子守歌、第6番 歌、第7番 ポロ〕
 ガーシュウィン(編曲:グレインジャー):ラヴ・ウォークト・イン
 グレインジャー(編曲:ジロティ):デリー州のアイルランド民謡(ロンドンデリーの歌)
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
CDA68341
¥2500→\2290

 アンジェラ・ヒューイット新録音!珠玉のピアノ・トランスクリプション集!

 ☆鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットが親密に紡ぐ愛の歌。
 ☆ヒューイット自身の編曲を含む、魅惑のピアノ・トランスクリプション集!

 鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットのニュー・アルバムは、シューベルト、シューマン、シュトラウス、ガーシュウィンなどが書いたラヴ・ソングからのピアノ・トランスクリプション集という注目プログラムが登場!
 これまでヒューイットはこういった様々な作曲家のコンピレーション的アルバムは録音してこなかったため意外にも思われるかもしれませんが、実はこの「ラヴ・ソング・トランスクリプション」の録音のアイディアは20年以上前に思いついていたとのこと。
 当時のハイペリオンのプロデューサー(兼創設者)のテッド・ペリーも好意的でしたが、テッド亡き後は他のレパートリーの追求やワールド・ツアーに終われ、そのアイディアを実現する時間が見つけられずにいました。
 そして、2020年のCOVID-19のパンデミックによって数か月先のコンサートまでが一夜にして消え去り、代わりに自宅の孤独の中で自身のアイディアを研究しこの録音をまとめるために何時間も費やす機会が与えられました。
 こうして実現した、ヒューイットが親密に紡ぐ珠玉のトランスクリプション集。マーラーの「アダージェット」と、アンナ・マクダレーナ・バッハのための音楽帳に収録されたBWV.508としても知られるシュテルツェルのアリア「あなたが私とともにいるのなら」は、アンジェラ・ヒューイット自身の編曲です。

 ※録音:2020年11月26日−30日、マリーエンミュンスター文化財団(ドイツ)/※使用楽器:ファツィオリ

 
 
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PCDA68334
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143

ギャリック・オールソンのブラームス
 ブラームス:ピアノ・ソナタ&ラプソディ集


 ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.1
 ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.2
 2つのラプソディ Op.79

ギャリック・オールソン(ピアノ)

CDA68334
¥2500→\2290

 ギャリック・オールソンのブラームス!第3弾は、ピアノ・ソナタ第1番&第2番!

 ☆第8回ショパン国際ピアノ・コンクールを制したアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソン!
 ☆待望のブラームス第3弾は、ピアノ・ソナタ第1番&第2番!

 1966年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール、1968年モントリオール国際コンクール、そして第8回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたアメリカの名ピアニスト、ギャリック・オールソン。2018年のホーネンス国際ピアノ・コンクールでは、参加者へ指導などを行うメンター・イン・レジデンスにも選ばれています。
 Hyperionへと活躍の場を移してから、ブラームス、グラナドス、グリフス、スクリャービン、スメタナ、ドビュッシー、プロコフィエフ、バルトークと多彩で華麗な数々のアルバムを送り出してきたオールソンの新録音は、Hyperionでの最初の録音となった「変奏曲全集」(CDA67777)、2018年にリリースされた「後期ピアノ作品集」(CDA68226)に続く、ブラームス・アルバム第3弾。

 作品番号1と2が付けられた、若きブラームスが書いた2つのピアノ・ソナタ(最初に書かれた「第2番」は10代の頃の作品)に、成熟期の作品「2つのラプソディ(狂詩曲)」をカップリング。
 2018/2019シーズにはニューヨーク、サンフランシスコ、モントリオール、ロサンゼルス、ロンドン、および北米の多くの都市における4つのプログラムで、ブラームスの独奏ピアノ作品全曲を探求するという野心的なプロジェクトも立ち上げたオールソンが描く新たなブラームスにご期待ください!

 ※録音:2019年11月23日、25日−26日、オール・セインツ教会(イースト・フィンチリー、ロンドン)

 「彼は生まれながらのブラームシアン(he's a born Brahmsian)」BBCミュージック・マガジン

 
 
 


CDA68371
(2CD)
¥4500
英国の名ファゴット奏者、ローレンス・パーキンス
 海神の航海 〜 ファゴットが導く20世紀の音楽の旅

 リチャード・ヘンリー・ウォルシュー(1872−1951):序奏とアレグロ*/
 プロコフィエフ:ユーモラスなスケルツォ Op.12bis/
 サン=サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調 Op.168/
 バントック:マクベスからの付随音楽*/
 バックス:哀歌とスケルツォ/
 ヒンデミット:ファゴット・ソナタ/
 ウィリアム・シューマン(1910−1992):4本のファゴットのための小四重奏曲/
 デュティユー:サラバンドとコルテージュ/
 ハウエルズ:メヌエット 《Grace for a fresh egg》/
 エリザベス・マコンキー(1907−1994):ファゴットと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ*/
 アラン・リダウト(1934−1996):キャリバンとエアリエル*/
 アンジェイ・パヌフニク(1914−1991):ファゴットと小管弦楽のための協奏曲/
 リチャード・ロドニー・ベネット(1936−2012):ファゴット・ソナタ*/
 デイヴィッド・ベッドフォード(1937−2011):スタック・ポレイドの夢* (*=初商業録音)
  ローレンス・パーキンス(ファゴット)、マイケル・ハンコック(ピアノ)、エイミー・トンプソン(ファゴット)、
  マシュー・キタリンガム(ファゴット)、カトリーナ・マクダーミド(ファゴット)、
  エイラ・リン・ジョーンズ(ハープ)、カルドゥッチ弦楽四重奏団、スージー・メーサーロシュ(ヴィオラ)、
  マイケル・エスクリート(コントラバス)、ウィリアム・グッドチャイルド(指揮)、バーミンガム市交響楽団

 英国の名ファゴット奏者、ローレンス・パーキンス!20世紀の多様なファゴット作品集!

 ☆40年超にわたってマンチェスター・カメラータの首席奏者を務めたイギリスのベテラン・ファゴット奏者、ローレンス・パーキンス!
 ☆パーキンスと仲間たちによって行われた、20世紀のファゴットの並外れた多様性を祝う勇敢な音楽の旅!

 1974年から2017年まで長きにわたりマンチェスター・カメラータの首席ファゴット奏者を務め、ソリストとしても多くの名演・名録音を残すイギリスのベテラン・ファゴット奏者、ローレンス・パーキンス。ヨーク大学、王立ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック、ノッティンガム大学、リーズ大学など各地でファゴット講師も務め、世界をリードするファゴット奏者の一人であるパーキンスは、非常に興味深いプログラム(そしてアルバム・タイトル)を考案する術にも長けており、2018年にはクラリネットを王女(プリンセス)、ファゴットを熊に例えた「王女と熊」(CDA68263)というユニークなアルバムを企画し評判を呼びました。

 パーキンスの新たな注目企画「海神の航海(Voyage of a SEA-GOD)」は、1900年に作曲されたウォルシューの「序奏とアレグロ」から、1999年に作曲されたベッドフォードの「スタック・ポレイドの夢」まで、パーキンスと仲間たちによって行われた、20世紀のファゴットの並外れた多様性を祝う勇敢な音楽の旅。
 無伴奏のファゴット独奏から、ファゴットとピアノ、ファゴット三重奏&四重奏、ファゴットとハープと弦楽六重奏、そしてファゴットと弦楽合奏のための協奏的作品まで、バラエティに富んだファゴット作品全14曲の2枚組。そのうち6曲はファースト・コマーシャル・レコーディングとなります。

 ※録音:2019年2月&9月、2020年1月、イギリス

 
 




MELISM


MLSCD027
¥2600

ドヴォルザーク:ピアノ連弾作品集
 ボヘミアの森から Op.68 B.133、
 伝説 Op.59 B.117

アンナ・ザシモヴァ(ピアノ)
クリストフ・シロドー(ピアノ)


 異色の経歴を持つ二人の共演!ドヴォルザークのピアノ連弾作品集

 アンナ・ザシモヴァは6歳からモスクワの世界的に有名なグネーシン音楽学校でヴラディーミル・トロップに師事し、その後ドイツに渡り、研鑽を重ねました。
 彼女は、メトネル、スクリャービンなどの20世紀初頭に活躍したロシア人作曲家や、ブラームスやショパンなどのロマン派の作品で評価を得ています。
 クリストフ・シロドーは、フランスで生まれその後ロシアへ渡り、モスクワ音楽院で学びました。ピアニストとしてでなく、作曲家としても活躍しています。
 その二人が描くドヴォルザークの《ボヘミアの森から》と《伝説》は、作品への深い理解に基づく好演となっています。

 ※録音:2020年8月3−4日、サンマルセル教会、パリ(フランス)
 ※使用楽器:C.ベヒシュタイン コンサート・グランド D-282
 
 


MLSCD018
¥2600
モーリス・エマニュエル(1862-1938):6つのソナチネ
 ソナチネ第1番《ブルゴーニュ》Op.4(1893)
 ソナチネ第2番《牧歌》Op.5(1897)
 ソナチネ第3番 Op.19(1920)
 ソナチネ第4番《ヒンドューの旋法で》Op.20(1920年4月)
 ソナチネ第5番《フランス風》Op.22(1925)
 ソナチネ第6番 Op.23(1926)
パトリック・エメルレ (ピアノ)

 モーリス・エマニュエル(1862-1938)は、フランスのパリ音楽院でドリーブに師事しました。同窓生にはドビュッシーもおり、彼との交友は生涯にわたり続きました。
 エマニュエルの興味は古代ギリシャの音楽から、母国であるブルゴーニュ民謡など、様々な音楽に渡り、自分の作品のも取り入れており独特の世界観を持っています。
 パトリック・エメルレはイギリスで活動しているフランス人ピアニストです。彼の音楽的知識は非常に高くまた複雑な音楽概念を明確に説明する能力も素晴らしく、ケンブリッジ大学などで講演も行っています。そういった背景を踏まえた今回の演奏も非常に説得力のあるものとなっています。

 ※録音:2020年8月27−29日、サンマルセル教会、パリ(フランス)
 ※使用楽器:C.ベヒシュタイン コンサート・グランド D-282
 
 

MLSCD015
¥2600
オッフェンバック、リスト、J.S.バッハ:ピアノ作品集
 オッフェンバック:ベンガルのばら(6つの感傷的なワルツ)
 リスト:
  即興ワルツ S.213、忘れられたワルツ第1番 S.215、
  《巡礼の年 第3年》より第4曲「エステ荘の噴水」
 J.S.バッハ:
  カプリッチョ《最愛の兄の旅立ちによせて》変ロ長調 BWV992、
  《来たれ、異教徒の救い主を》BWV659(F.ブゾーニ編)
フローランス・ドラージュ (ピアノ)

 オッフェンバックへのオマージュとして選曲されたアルバム。
 オッフェンバックがチェロを弾き、ピアノで共演したこともあるリストと、オッフェンバックが敬愛したJ.S.バッハの組み合わせの選曲です。
 演奏は、「もし私に娘がいたら、それはフローランス・ドラージュのようであっただろう」とコルトーに言わしめた愛弟子、フローランス・ドラージュ。彼女の並外れた音楽性で奏でられるピアノをご堪能ください。

 ※録音:2019年3月、サンマルセル教会、パリ(フランス)
 
















4/29(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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LSO LIVE



LSO 0867
(SACD HYBRID)
¥2600→\2390
指揮者パッパーノによる
 ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第4&6番

  ヴォーン・ウィリアムズ:
   交響曲第4番ヘ短調
   交響曲第6番ホ短調
サー・アントニオ・パッパーノ(指揮)
ロンドン交響楽団
KKC 6381
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 次期首席指揮者パッパーノによるヴォーン・ウィリアムズの交響曲第4&6番が登場!!

 録音:2019年12月12日(第4番)、2020年3月15日(第6番)、バービカン・ホール、ロンドン(ライヴ)/68'06

 サイモン・ラトルの後任としてロンドン交響楽団(LSO) の首席指揮者に就任することが決まっているアントニオ・パッパーノによる録音が早速登場!
 内容は、「もっともイギリス的な作曲家」とも呼ばれるヴォーン・ウィリアムズの交響曲第4,6番という直球プログラム。
 この2作品は第2次大戦の影響が色濃く現れた作品です。第4番は、第2次大戦直前の不穏な時期を反映した緊迫感みなぎる曲。そして第6番は、戦中から戦後にかけて書かれ、先の第4番を発展させたような強烈な迫力に満ちた音楽です。

 パッパーノは、LSO の首席指揮者に就任したことを受けて
  「1996年初めて共演して以来、この素晴らしい音楽家たちの団結心に圧倒されていました。私が選ばれたことは、まさに"夢が叶った"ようで、最も素晴らしい贈り物です。ロンドンを私の音楽の故郷とすることを約束し、これから私を待っている重要な旅を楽しみにしています。」
 と語っています。

 ロンドン交響楽団の新時代を予見させる、期待感あふれる1 枚となっています。

 
 




PREISER RECORDS


PRCD 91470
¥2500
ツィーラー・エディション第27集 〜なんてったってウィーン
 1. apoleon-Marsch, OP. 145
 2. Harmonische Wellen, OP. 44: Walzer
 3. l Was fur's Herz, OP. 334: Gesangs-Polka
 4. Heimliche Liebe, OP. 109: Polka-Mazur
 5. Wiener Freudenfest, OP. 115: Marsch
 6. Wendet sich manchmal das Gluck auch von dir
 7. Echt Wienerisch, OP. 381
 8. Tanz-Coupon, OP. 216: Polka francaise
 9. Wir kaufen uns ein Kinderbett
 10. Ihr zu lieb, OP. 280: Polka-Mazur
 11. Wien uber Alles!, OP. 409: Walzerlied
 12. Amor auf dem Balle, OP. 228: Bravour-Polka
 13. Madchen, kann das wirklich sein
 14. Die lustige Nina, OP. 24: Polka francaise
 15. Musestunden, OP. 214: Walzer
 16. Freudensprunge, OP. 15: Polka francaise
 17. Spielduett
 18. Introduktion und Marsch nach Melodien der Operette Furst Casimir
ハンス・シャーデンバウアー(指揮)
オリジナル・カール・ミヒャエル・ツィーラー管弦楽団

 PREISER名物ツィーラー・エディション第27集

 79'43''

 Preiserレーベル名物ツィーラー・エディション。2003年にツィーラーの作品を演奏するために設立されたオーケストラによる演奏です。
 ワルツやポルカといった管弦楽曲の他、オペレッタからのデュエットも数トラック収録。

 ツィーラーはJ.シュトラウスと並ぶウィーンの大作曲家で、19世紀後半から20世紀初頭にかけてのウィーン音楽界を牽引した存在です。32の舞台作品を含む約600もの音楽を作曲しました。
 
 
PRCD 91514
¥2500
ヴォーカル・クレズマー・サウンズ
  ヒルデガルト・フォン・ビンゲン&モリッツ・ヴァイス作曲
   第1楽章:O Ignee Spiritu
   第2楽章:O Nobilissima Viriditas
   間奏曲
   第3楽章:O Vis Aeternitatis
モリッツ・ヴァイス(クラリネット、作曲)
ゲオルク・クロニーズ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ステファン・F・スタインハウザー(ギター)
マクシミリアム・クロイツァー(コントラバス)
モメントゥム・ヴォーカル・ミュージック
シモン・エラシムス(指揮)

 ビンゲンの音楽を現代の感性で再構築

 「ヴォーカル・クレズマー・サウンズ」はクラリネット奏者で作曲家のモリッツ・ヴァイスを中心とした器楽奏者と、シモン・エラシムス指揮のモメントゥム・ヴォーカル・ミュージックとのコラボレーション・プロジェクト。
 神秘の作曲家ヒルデガルト・フォン・ビンゲンのモノディとクレズマーの音楽が組み合わされた、宗教間の対話をテーマとする多楽章のカンタータが演奏されています。
 長調と短調の間で行き来する感情、クレズマー音楽の特徴であるクラリネットの咆哮、そして人間の声の透き通った響き。
 現代的なアプローチで再構築された魅惑的なビンゲンの世界です。
 




ARS MUSICI


代理店変更により旧譜再紹介
232324
【旧譜】
¥2200
アヴェ・マリア
 アントニオ・ツィアーニ(1653-1715):
  救い主のうるわしき母(ソプラノ、ヴァイオリンと通奏低音)Alma Redemptoris mater
 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  ひとりの乙女、ひとりの召使(ソプラノ、弦楽、ホルンと通奏低音)Ein' Magd, ein' Dienerin
 ガエターノ・ドニゼッティ(1791-1848):アヴェ・マリア(ソプラノ、合唱と弦楽)Ave Maria
 アンブロジウス・シュティールリン(1767-1806):
  めでたし、海の星(ソプラノ、弦楽と通奏低音)Ave maris stella
 フリッツ・ノイマイヤー(1900-1983):3本のバラ(先唱者と合唱)Es bluh'n drei Rosen
 マルティン・フォークト(1781-1854):
  救い主のうるわしき母(ソプラノ、合唱とオルガン)Alma Redemptoris mater
 ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):サルヴェ・レジーナ(合唱、弦楽、ホルンと通奏低音)Salve Regina
 マックス・レーガー(1873-1916):
  マリアの子守歌、バラの茂みの中のマリア(ソプラノとピアノ)Maria Wiegenlied, Maria am Rosenstrauch
 ゲオルク・ドンベルガー(1709-1768):めでたし、天の女王(ソプラノ、弦楽と通奏低音)Regina coeli
 ルイジ・ゴルディジャーニ(1806-1860):おお、聖処女マリア(ソプラノとピアノ)O Santissima Vergine
 永井主憲(1937-):サルヴェ・マートル、サルヴェ・レジーナ(ソプラノとオルガン)Salve Mater, Salve Regina
 ユルゲン・エスル(1961-):マニフィカト(ソプラノと合唱)Magnificat
 作曲者不詳(Sirenes Symphoniacae 1678より):スターバト・マーテル(混声合唱、ドイツ語)Stabat mater
 フランツ・シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリア(ソプラノとピアノ)Ave Maria
  トモコ・マリア・ニシオカ(ソプラノ)、ライムンド・フーグ(指揮、ハープシコード、オルガン、ピアノ)、
  フライブルグ大聖堂少年合唱団、インストゥルメンタル・アンサンブル

 トモコ・マリア・ニシオカが歌う究極の《アヴェ・マリア》集

 広島出身のソプラノ歌手、トモコ・マリア・ニシオカが歌う古今東西の聖母マリアにまつわる作品集。
 バラエティ豊かな編成で、ほかではあまり聴くことのできない、かなり珍しい作品も含んでいます。
 ブックレットにはドイツ語歌詞とその英訳が掲載されています。(ラテン語歌詞は英訳無し)

 ※録音:2000年
 
 

232313
【旧譜】
¥2200
トーマス・バウアーによるシューマン歌曲集
 シューマン:
  リーダークライス Op.24、12の歌 Op.35、
  リュッケルト歌曲集
   (私の美しい星 Op.101-4/
    翼よ!翼よ! Op.37-8/献呈 Op.21-1)
トーマス・バウアー(バリトン)
ウタ・ヒールシャー(ピアノ)

 ハンノ・ブラシュケとジークフリート・マウザー、ヘルムート・ドイチュらに学んだドイツのバリトン、トーマス・バウアーによるシューマン歌曲集。
 ウタ・ヒールシャーのピアノも含め、非常に美しい演奏です。
 ブックレットにはドイツ語の歌詞とその英訳が掲載されています。

 ※録音:1999年12月
 
 

232360
【旧譜】
¥2200
復元されたヨハン・アンドレアス・ジルバーマン製オルガン
 ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):第1旋法による組曲
 ヨハン・ウルリヒ・シュタイグレーダー(1593-1635):
  主の祈り(Dass Vatter unser)
 フアン・バウティスタ・ホセ・カバニリェス(1644-1712):
  第1旋法によるパッサカリア
 ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):来たり給え、創り主なる聖霊よ
 マルク・シェーファー(1934-):即興曲
 ジャン・アダム・ギラン (16世紀):第3旋法による組曲
 J.S.バッハ:幻想曲 BWV.572
クリスティアン・シュミット、
クリストフ・ボザール、
マーク・シェーファー、
ハンス・ムッシュ、
ステファン・ロンメルスパッヒャー
 (オルガン)

 ヨハン・アンドレアス・ジルバーマンが1752年に製作しその後破壊されてしまったという、フィリンゲンのベネディクト教会にある歴史的オルガンの修復プロジェクトから生まれた1枚。
 このアルバムを聴くとJ.A.ジルバーマンの楽器が250年の時を経て、クリアでまろやかな音が理想的なダイナミックバランスで空間を満たす、素晴らしいオルガンに生まれ変わったことが分かります。
 プロジェクトの委員会に長年参加し、この楽器を知り尽くしたオルガニスト達による見事な演奏も必聴です。

 ※録音:2002年7月、聖ゲオルク・ベネディクト教会(ドイツ、フィリンゲン)
 



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ARS PRODUKTION



ARS38585
¥2600→\2390
マンリコ・パドヴァーニのベートーヴェン!
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
  ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番 ヘ長調 Op.50
  ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12-1*
マンリコ・パドヴァーニ(ヴァイオリン)
ボリス・ペルノー(指揮)
プラハ・フィルハーモニー管弦楽団
イゴール・ロンガート(ピアノ)*

 「ヴァイオリンの魔術師」!マンリコ・パドヴァーニのベートーヴェン!

 若いころからパガニーニを理想の音楽家とし、音楽的な激しさと技術的な敏捷性、コンサートで聴衆に与える印象から「ヴァイオリンの魔術師」「悪魔的なヴァイオリニスト」などと評される、イタリア出身のスイス人ヴァイオリニスト、マンリコ・パドヴァーニのベートーヴェン。
 プラハ・フィルの味わい深いオーケストラ・サウンドをバックに、聴きどころの多い見事な演奏を聞かせます。パドヴァーニはウィーン楽友協会の大ホール、フランクフルトのアルテ・オーパー、東京の王子ホール、大阪のザ・フェニックスホール、プラハのスメタナ・ホール、ブカレストの国立劇場など世界各国で演奏を行っており、2011年春にはアンネ・ゾフィー・ムターの招きに応じて「ムターズ・ヴィルトゥオージ」に参加、若手音楽家たちとともにヨーロッパの主要11都市でのコンサートを成功させています。

 ※録音:2018年10月(Op.61&Op.50)、2016年9月(Op.12)ライヴ録音
 


マンリコ・パドヴァーニの旧譜
アンドレイ・コルサコフの娘ナターシャと
2台のヴァイオリンのための二重協奏曲


 ARS38552
\2600→\2390
TABULA RASA〜2台のヴァイオリンのための二重協奏曲集
 バッハ:2台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
 アルヴォ・ペルト:タブラ・ラサ
 ヴィヴァルディ:
  2台のヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 Op. 3, No.8, RV522
 シュニトケ:合奏協奏曲 第3番
ナターシャ・コルサコワ (ヴァイオリン)
マンリーコ・パドヴァーニ(ヴァイオリン)

 ナターシャ・コルサコワは、モスクワ放送響の元コンサートマスターを務めた祖父のボリス・コルサコフに最初のヴァイオリンのレッスンを受け、ロシアの名ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾであった、父アンドレイ・コルサコフに大きな影響を受け、ロシアの偉大なヴァイオリン・スクールの系譜を継ぐヴァイオリニスト。
 スイスを拠点に国際的なオーケストラ、音楽祭、コンサートで活動し、また5ヶ国語を話し、2つの小説を出版する作家としての顔も持つ才女です。

 マンリーコ・パドヴァーニは、その華麗で驚異的なテクニックから「ヴァイオリンの魔法使い(Wizard of the Violin)」とも呼ばれる、イタリア出身スイスのヴァイオリニスト。
 バチカンのパウロ6世記念ホールでは、ローマ教皇ベネディクト16世の前で演奏したというコルサコワとパドヴァーニのデュオで、バッハからペルトまで2台のヴァイオリンのための二重協奏曲の歴史を辿ります。

 ※録音:2016年6月20日−22日、チェコ

 

ARS38583
¥2600
ササス、ライヒ、クセナキスほか:
 打楽器作品集(GODS RHYTHMS HUMAN)
ファビアン・ジーグラー
 (ヴィブラフォン、マリンバ、パーカッション)ほか
  ジョン・ササス(1966-):アタランタ(ヴィブラフォン、ピアノとデジタル・オーディオのための)(2020)
  ワン・スタディ-ワン・サマリー(マリンバ、ジャンク・パーカッションとデジタル・オーディオのための)(2005)
  ブルース・ハミルトン(1966-):インターゾーン(ヴィブラフォンとデジタル・オーディオのための)(1996)
  スティーヴ・ライヒ(1936-):四重奏曲(2台のヴィブラフォンと2台のピアノのための)(2013)
  ヤニス・クセナキス(1922-2001):プサッファ(パーカッション独奏のための)(1975)

 打楽器のための新作委嘱を積極的に行っているスイスのパーカッショニスト、ファビアン・ジーグラー初のアルバム『GODS RHYTHMS HUMAN』。
 アルバムタイトルは、収録作品の中に古代/現代のギリシャが主題として繰り返し現れ、変化に富んだリズムやグルーヴに古代の神々を見出すことができる点に由来しています。
 ジーグラーは打楽器レパートリーのレベルを別の次元まで引き上げ、国際的な音楽界をリードする作曲家たちと独創的で価値のあるプロジェクトに取り組むことを目標にしています。ジョン・ササスらの革新的な作品に命を吹き込む、見事な演奏です。

 ※録音:2020年7月(ドイツ)
 
 


ARS38313
(1SACD HYBRID)
¥2700
ミャスコフスキー&バクリ:ピアノ作品集
 ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):
  ピアノ・ソナタ第2番 嬰ヘ短調 Op.13、
  ピアノ・ソナタ第3番 ハ短調 Op.19、
  エキセントリック Op.25
 ニコラ・バクリ(1961-):
  ピアノ・ソナタ第2番 Op.105、
  ピアノ・ソナタ第3番《衝動的なソナタ》Op.122、
  幻想曲 Op.134

ザビーネ・ヴァイアー
 (ピアノ/
  ベーゼンドルファー 208VC No.122)


 ☆ピアノ・ソナタファン必聴!ミャスコフスキーのソナタと、ミャスコフスキーの思い出に捧げられたバクリのソナタ!

 ベルギーの名手ダニエル・ブルメンタールに師事し、ロイヤル・アルバート・ホールへのデビューも果たしたルクセンブルク出身の期待のピアニスト、サビーネ・ヴァイアーによる、ミャスコフスキーとバクリのピアノ作品集。
 1912年と1920年に書かれたスクリャービン風、ポスト・ロマンティックなニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950)のソナタと、2007年から2011年にかけて書かれたフランスの現代作曲家ニコラ・バクリ(1961-)のソナタ。1世紀近くも離れた両者の作品の親和性の高さに驚く1枚です。
 「怒りの日」の引用もある仄暗さが特徴のミャスコフスキーのピアノ・ソナタ第2番、ロマンティックな要素を排し、さらにビターになったピアノ・ソナタ第3番。
 そしてミャスコフスキーの第3番にインスパイアされ、ミャスコフスキーの思い出に捧げられたバクリのピアノ・ソナタ第3番《衝動的なソナタ》。みな過激な表現で、暗く、息を呑むような雰囲気を纏っており、すべて単一楽章で書かれたソナタという点でも共通しています。

 ※録音:2020年8月、インマヌエル文化センター(ドイツ、ヴッパータール)
 
 


ARS38312
(1SACD HYBRID)
¥2700

シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番、第14番、第16番
 シューベルト:
  ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D.784
  ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664
  ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845

エレーナ・マルゴリーナ
 (ピアノ/
  ベーゼンドルファー 208VC No.122)


 サンクトペテルブルク音楽院とデトモルト音楽院でピアノを学んだエレーナ・マルゴリーナは、1995年にドルトムントで行われた第5回国際シューベルト・ピアノ・コンクールで第1位に輝いた実績を持つピアニスト。
 その輝かしいキャリアの中で成熟したシューベルトの解釈によって高く評価されています。
 今作はArs Produktionからリリースされる4枚目のシューベルト・アルバムで、ベーゼンドルファーのピアノを使用しています。彼女の非常に感情的で・共感的でありながらもよくコントロールされた演奏が、シューベルトのソナタがもたらす深い感動を慎重に物語っています。

 ※録音:2020年6月、インマヌエル文化センター(ドイツ、ヴッパータール)
 




CALLIOPE


代理店変更により旧譜再紹介


CAL1620
【旧譜】
¥2600
サヴォワ宮廷の作曲家たち
 プニャーニ:シンフォニア ト長調
 ガスパリーニ:《ミトリダーテ》序曲
 ヴィオッティ:ヴァイオリン協奏曲第23番ト長調
 ジアイ:シンフォニア ニ長調
 オッターニ:《悪意のない恋》序曲
 ソミス:4声の序曲
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
サヴォワ地方管弦楽団
ギィ・コマンタル(ヴァイオリン)

 指揮は名匠ゲーベル!サヴォワ宮廷の音楽!

 ムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)の創設者である世界的バロック・ヴァイオリニスト、ラインハルト・ゲーベルがサヴォワ地方管弦楽団を振り、サヴォワ侯爵家600周年を記念してレコ—ディング行われたその名も「サヴォワ宮廷の作曲家たち」。
 フランスのサヴォワ地方からイタリアのピエモンテ地方にかけての地域を統治していたサヴォワ公の宮廷には、コレッリの門弟ソミスが活躍していたことでも知られています。
 このソミスの「4声の序曲」やプニャーニの「シンフォニア」など、サヴォワ宮廷に縁のある音楽家たちが遺した秀作が備えた魅力を、名匠ゲーベルのタクトが巧みに引き出しています。

 ※録音:2000年5月、アントワーヌ・リブー・デヴィアン劇場(フランス)
 
 

CAL1317
【旧譜】
¥2600
2本のギターによるラテン音楽集
 ヒナステラ:クレオール舞踏組曲 Op.15
 モンポウ:《歌と踊り》より 第2番、第5番、第6番
 スカルラッティ:3つのソナタ(K.308/K.9/K.430)
 グラナドス:詩的なワルツ
 ピアソラ:タンゴ組曲

デュオ・レゾナンス
 〔フレデリク・リュジ(ギター)、
  ピエール・ビボー(ギター)〕


 ベルギーのブリュッセルを拠点に活躍するフランスのギター・デュオ、デュオ・レゾナンスが繰り広げる熱狂と哀愁のラテン・プログラム。
 スカルラッティからグラナドスを経て、モンポウ、ヒナステラ、そしてピアソラへと続くスペイン語圏の作曲家たちの作品の数々。
 フレデリク・リュジとピエール・ビボーの見事なコンビネーションが聴きどころです。

 ※録音:2013年5月、スタジオ・ダダ(ブリュッセル、ベルギー)
 
 
CAL1315
【旧譜】
¥2600

ジャコブ:ピアノのための作品集
 ピアノ・ソナタ第5番(1941)
 夜想曲(1950−1960)
 子守唄(1963)
 ピアノ・ソナタ第14番(1950)

ベルナール・アルビュ(ピアノ)


 サティの薫陶を受けた若手作曲家たちによるアルクイユ楽派に所属し、ドビュッシーや近代フランスの作風の発展を追求したクレマン・ジャコブ神父(本名:マクシム・ジャコブ/1906−1977)のピアノ作品の数々を収録。
 1934年に修道士になって以降に作曲されたピアノ作品の数々は、サティの系譜に連なりグノーを敬愛したジャコブ神父の優れた作曲技法が発揮された佳作揃いです。
 ピアニストのベルナール・アルビュは1958年生まれ。トゥールーズ音楽院を一等賞で卒業し、ウルグアイのモンテビデオ国際コンクールでの第2位入賞などの実績を持つ実力派です。

 ※録音:2011年3月、フランス
 
 
CAL1523
【旧譜】
¥2600
デュカス:ピアノ作品集
 ラモーの主題による変奏曲、間奏曲と終曲
 ピアノ・ソナタ変ホ長調
 嘆きの声、遠くで牧神が(ドビュッシーの墓標)
 ハイドンの名による哀しきプレリュード

オリヴィエ・ショーズー(ピアノ)


 「魔法使いの弟子」だけじゃない!デュカスのピアノ作品集!

 「魔法使いの弟子」、「交響曲」、「ラ・ペリ」などの有名作の作曲家としてその名を知られているポール・デュカス(パウル・デュカ)が、オペラや管弦楽作品、声楽曲の作曲の傍らで書き上げた見事な完成度のピアノ作品の数々を集めたフランスのレーベルならではの好企画。
 オリヴィエ・ショーズーは、レオン・フライシャー、ヴィタリー・マルグリス、ドミトリー・バシキーロフにピアノを学び、アルベニスの「イベリア」での個性的解釈が大きな話題となったフランスのピアニスト。デュカスのピアノ作品集の代表盤の1つです。

 ※録音:2007年9月、オーディトリアム・ディジョン(フランス)
 
 
CAL1418
【旧譜】
¥2600
シューベルト&ブラームス:ピアノ作品集
 リスト:セレナーデ
 シューベルト:3つのピアノ曲 D.946より 第1番、第2番
 ブラームス:
  2つのラプソディ Op.79、間奏曲第1番イ短調 Op.118-1、
  間奏曲第2番イ長調 Op.118-2、バラード第3番ト短調 Op.118-3
クリストフ・ヴォーティエ(ピアノ)

 20世紀ハンガリーの巨匠ジョルジュ・シフラ最後の門弟であり、この偉大なピアニストがその才能を絶賛したというピアニスト、クリストフ・ヴォーティエが奏でる独墺系の重要作、ブラームスとシューベルトの名作の数々——。
 シフラの門弟であることを前面に打ち出さず、超絶技巧の持ち主として知られた師とは対極とも思えるスタイルでブラームスやシューベルトの作品を奏でていくヴォーティエ。丁寧かつ奥深い演奏を聴かせてくれます。

 ※録音:2010年8月24日−27日、スタジオ・クラウディア・サウンド
 
 
CAL1630
【旧譜】
¥2600
20世紀ピアノ作品集
 ピゴヴァート:ピアノ・ソナタ《悔悛》(1988)
 ベインズ:打ち捨てられた難破船(1920)
 ルリエ:フェニックス・パーク夜想曲(1936)
 リャトシンスキー:五つの前奏曲 Op.44(1943)
 フェインベルク:ピアノ・ソナタ第2番 Op.2(1915)
ジェシー・メブヌ(ピアノ)

 ピゴヴァート、リャトシンスキー、そしてフェインベルクといったウクライナ出身の作曲家たちにロシアのルリエ、イギリスの夭折の作曲家ベインズを組み合わせた20世紀のピアノ作品集。
 パリのエコール・ノルマル音楽院で学んだ1989年生まれの女流ピアニスト、ジェシー・メブヌは、度々ウクライナを訪れて研鑽を積むなど、特に同国の音楽の演奏に定評があります。

 ※録音:2015年3月24日、CRRオーディトリアム(フランス)
 




MUSICAPHON


代理店変更により旧譜再紹介

M56979
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
ヨハネス・マルティン・デミング:カンタータ&協奏曲集 カイ・ヴェッセル(カウンター・テナー)
コンサート・ロイヤル・ケルン
 協奏曲 ヘ長調 D-Rh MS152
  (2本のコルノ・ダ・カッチャ、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための)
 協奏曲 イ長調 D-Rh MS156
  (オーボエ・ダモーレ、フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための)
 《Ich senke mich in deine liebe》 カンタータ D-Rh MS145
  (アルト、2本のバロックフルート、オーボエと通奏低音のための)
 三重奏曲 D-Rh MS174(ヴィオラと2本のチェロのための)
 協奏曲 ト長調 D-Rh MS162
  (オーボエ・ダモーレ、2本のフラウト・トラヴェルソ、2本のヴァイオリンと通奏低音のための

 無名のアマチュア音楽家、ヨハネス・マルティン・デミング作品集!

 1703年9月30日にドイツのミルツで生まれたデミングの生涯はあまりよくわかっていませんが、宮廷の厨房に雇われていました。
 しかし、アマチュアの音楽家であったにもかかわらず、音楽監督に就任し、自らもオーボエを吹きながら作曲も行っていました。
 それらの曲はとてもアマチュアが作ったものとは思えないほどの出来栄えですが、彼がどんな音楽教育を受けたのかなど詳しいことはわかりません。
 とはいえ、その音楽を聴いてみれば、デミングが優れた音楽家であったことがうかがえます。

 ※録音:2017年1月4日-6日 セントクレメンツ教会(ドイツ)
 
 

M55725
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
ルッツ=ヴェルナー・ヘッセ 〜 ポートレート
 オルガンのための《トッカータ・ヴィジョナリア》 Op.71(2013)
 独奏チェロのための《エレジー》 Op.55(2007)
 バリトンとピアノのための《月の歌》 Op.49(2004/06)
 3つのイースターの歌 Op.69*(2013)
 フルートとピアノのための《エピグラム》 Op.48₁i2006)
 合唱と大オーケストラのための《雲に覆われた塔》 Op.76
ヴォルフガング・アーベントロート(オルガン)
スザンネ・ミュラー=ホルンバッハ(チェロ)
ティロ・ダールマン(バリトン)
マティアス・ヴィーリヒ(ピアノ)
クリア・ヴォイシズ*、
 ディルク・ペッペル(フルート)
ジヨン・フィリップス(ピアノ) 
ヴッパータール歌劇場合唱団
ヴッパータール交響楽団
アレクサンドル・マルコヴィチ(指揮)

 ドイツのボン出身で、「ヴッパータール・コンサート協会」の会長を務める現代の作曲家、ルッツ・ヴェルナー・ヘッセ(1955-)のポートレート・アルバム。
 彼はケルン音楽院でギュンター・フォルクとユルク・バウアーに音楽学と作曲を師事し、現在はケルンのヴッパータールにあるケルン音楽舞踊大学の教授兼マネージングディレクターを務めています。ヘッセの作曲活動は室内楽と管弦楽を中心に行われており、ドイツ国内の様々なオーケストラからの委嘱を受け、数々の名作を生み出しています。

 ルッツ=ヴェルナー・ヘッセは現代の作曲家としては保守的な作風で知られていますが、彼自身は次のように述べています。
 
 「作曲は私にとって必要不可欠なものであり、自分自身を表現する方法でもあります。作曲は私の生活の一部であり、創造的なプロセスの中で思いもよらない空間を開いてくれます。私の目標は、これらの空間を聴衆がアクセスしやすく、理解しやすいものにすることです。私にとって重要なのは、聴いてもらえるものだけを書くことです。ですから、抽象的で(あまりにも)複雑な構造には興味がなく、理解可能な有機的なプロセスを示すことに非常に興味を感じています。私にとっては知的に理解することよりも、注意深く(感情的に)追体験することのほうが重要なのです。そうして初めて、音楽はその非常に特別な力にふさわしい効果を発揮することができるのです。」

 ※録音:2016年2月-10月、ヴッパータール市庁舎(ドイツ)
 
 

M56970
【旧譜】
¥2600

マルティヌー:ピアノ三重奏曲全集
 ピアノ三重奏曲 第2番 ニ短調 H.327
 ピアノ三重奏のための「牧歌集」H.275
 ピアノ三重奏曲 第3番 ハ長調 H.332
 ピアノ三重奏曲 第1番《5つの易しい小品》H.193

トリオ・マルティヌー


 チェコを代表する作曲家の一人、マルティヌー。彼は非常に多作だったことでも知られています。
 その中で、ピアノ三重奏で編成されたものは、4曲書かれており、その最初の作品となった第1番《5つの易しい小品》は、1930年に作曲されました。
 ストラヴィンスキーから強く影響を受けていた時期に作られたその曲は、ピアノが打楽器的に使われていたり、変拍子が多用されたりとその影響が随所にみられます。
 トリオ・マルティヌーによるテクニカルで刺激的な演奏が印象的です。第2番、第3番は、アメリカに渡っていた1950年代の作品で、スタイルにこだわらず、自分の音楽を追求していったマルティヌーの成果が発揮されています。

 ※録音:2016年12月、2017年1月 (プラハ、チェコ)
 
 

M55726
【旧譜】
¥2600
現代作曲家たちによる、ギター・ソロ作品集
 アロイス・ブローダー(1961):輝く、光
 ディーター・マック(1954):Saitenlinien
 ウルリッヒ・ライエンデッカー(1946):3つの夜想曲
 マイケル・ウォーレン・バレット(1987):オーシャン・スティル
 シドニー・コルベット(1960):Gertrude's Delirium
 ティモ・ユーコ・ヘルマン(1978):オルフェオのリラ
マクシミリアン・マンゴールド(ギター)

 ドイツ人ギター奏者、マクシミリアン・マンゴールドによる現代作曲家によるギター・ソロ作品集。
 マンゴールドはGFA(アメリカギター財団)国際ギターコンクールをはじめとして、数々の受賞歴を持ち、古典やスペイン音楽など幅広いレパートリーを持っています。その中でも特に現代作曲家の作品に注力してきました。
 作曲家からも絶大な評価を受けており、今回のアルバムは、すべて彼のために作曲されたものです。いま最も注目すべきギター奏者の一人といえます。

 ※録音:2016年7月 Auferstehungskirche Schwabisch Hall(ドイツ)
 




<国内盤> 


MCLASSICS


MYCL00010
¥3300
本田ゆりこ待望のデビュー・アルバム
Cappuccino

 1. J.S.バッハ:アリア「ああ!なんて珈琲は甘いのかしら」
  (「コーヒー・カンタータ」BWV211より)
 2. モーツァルト:アリア「復讐の炎は地獄の様に我が心に燃え」
  (歌劇「魔笛」K.620 より)
 3. ロッシーニ:アリア「今の歌声は」(歌劇「セビリアの理髪師」より)
 4. ヴェルディ:乾杯の歌(歌劇「椿姫」より)
 5. ヴェルディ:アリア「不思議だわ!...花から花へ」(歌劇「椿姫」より)
 6. プッチーニ:アリア「私が街を歩くと」(歌劇「ラ・ボエーム」より)
 7. 加賀清孝:チェロ曲「夢のあとに...」<チェロ&ピアノ>
 8. 加賀清孝:どんな歌をあなたに歌ったらいいかしら?
 9. ピアソラ:アヴェ・マリア<チェロ&ピアノ>
 10. R.シュトラウス:献呈 作品10-1
 11. R.シュトラウス:明日! 作品27-4
 12. サルトーリ:コン・テ・パルティロ(君と旅立とう)
本田ゆりこ(ソプラノ)...1-6,8,10-12
水野彰子(ピアノ)...1-12
植木昭雄(チェロ)...1,7,9-11
金山京介(バリトン)...4,5,12

 <収録>2020年12月22-24日 相模湖交流センター DXD352.8kHzレコーディング

 美しく輝く歌声。ソプラノ界の新たなディーヴァ、本田ゆりこ待望のデビュー・アルバム!
 オペラやコンサートのソリストとして活躍の場を広げ、圧倒的な歌声で多くのファンを獲得する本田ゆりこの待望のデビュー・アルバムです。彼女の美しく可憐な歌声が詰まった名アリア集となりました。
 バッハの「コーヒー・カンタータ」からヴェルディ、プッチーニのアリア、R.シュトラウスまで多くの人に愛されるメロディが満載。彼女の幅広いレパートリーと魅力的な歌声に心惹かれることでしょう。
 また、共演者には彼女が日頃演奏を共にする、仲間たちが脇を固め、音楽に彩りを加えます。
 バランスよくアンサンブルをなすことによって、より味わい深くなる、まさに「Cappuccino」のような香り高い演奏をぜひお召し上がりください。
 















4/28(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BIS



BIS SA 2593
(10SACD HYBRID)
¥14000→\12990
全集化で再リマスタリング、すべてSACD ハイブリッド盤でのリリース
 マーク・ウィグレスワース指揮/BBCウェールズ・ナショナル響&オランダ放送フィル
ショスタコーヴィチ:交響曲全集

 Disc 1(81'13)
  交響曲第1番 へ短調 Op.10(32'03)/交響曲第2番 ロ短調 Op.14『10月革命に捧ぐ』(20'02)/
  交響曲第3番 変ホ長調 Op.20『メーデー』(27'51)
 Disc2(66'44)
  交響曲第4番 ハ短調 Op.43(66'03)
 Disc3(83'10)
  交響曲第5番 ニ短調 Op.47(51'45)/交響曲第6番 ロ短調 Op.54(30'29)
 Disc4(79'20)
  交響曲第7番 ハ長調 Op.60『レニングラード』(79'06)
 Disc5(69'54)
  交響曲第8番 ハ短調 Op.65(69'20)
 Disc6(82'10)
  交響曲第9番 変ホ長調 Op.70(24'44)/交響曲第14番 ト短調 Op.135『死者の歌』(56'34)
 Disc7(56'44)
  交響曲第10番 ホ短調 Op.93(56'17)
 Disc8(63'41)
  交響曲第11番 ト短調 Op.103『1905年』(63'09)
 Disc9(84'46)
  交響曲第12番 ニ短調 Op.112『1917年』(37'38)/交響曲第15番 イ長調 Op.141(46'16)
 Disc10(62'22)
  交響曲第13番 変ロ短調 Op.113(61'51)
 オランダ放送合唱団、セルソ・アントゥネス(合唱指揮)【交響曲第3番】
 ヤン=ヘンドリク・ローテリンフ(バス)、オランダ放送合唱団、サイモン・ハルゼー(合唱指揮)【交響曲第13番】
 ジョアン・ロジャース(ソプラノ)、ジョン・トムリンソン(バス)【交響曲第14番】
 BBCウェールズ・ナショナル交響楽団【交響曲第5-7、10、14番】
 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団【交響曲第1-4、8、9、11-13、15番】
 マーク・ウィグレスワース(指揮)

 全ディスクSACDハイブリッド盤で登場!ウィグレスワースによるショスタコーヴィチの交響曲全曲録音が遂に全集として登場!!

 録音:1996年12月【交響曲第5&7番】、1997年11月【交響曲第6&10番】/ブラングィン・ホール、スウォンジー(ウェールズ)
  1999年3月【交響曲第14番】/セント・ジョージ教会、ブランドン・ヒル(ブリストル)
  2004年10月【交響曲第8番】2004年12月【交響曲第9番】、2005年4月【交響曲第12&13番】、2005年9月【交響曲第4番】、
  2006年3月【交響曲第11番】、2006年10月【交響曲第1&15番】、2010年10月【交響曲第2&3番】/
  オランダ放送音楽センターMCO5スタジオ(オランダ)
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、12h10'04
 ※交響曲第5-7、10、14番はマティアス・シュピツバルトによる最新リマスタリング

 SACD ハイブリッド盤。
 マーク・ウィグレスワースによるショスタコーヴィチの交響曲全曲録音が遂に全集として登場!
 1996年より録音開始した当シリーズは最初にBBCウェールズ・ナショナル交響楽団(第5〜7、10、14番)、その後はオランダ放送フィルハーモニー管弦楽団(第1〜4、8、9、11〜13、15番)と2つのオーケストラで録音され2010年に全曲録音されました。

 BBC ウェールズ・ナショナル響との録音は、オリジナル盤はCD でのリリースでしたが、この全集化でリマスタリングが施され、すべてSACD ハイブリッド盤でのリリースとなります。
 リリース当初からウィグレスワースの卓抜な統率力による高水準の演奏が評価されてきましたが、BIS レーベルの優秀録音によりショスタコーヴィチの交響曲全曲をより立体的にお楽しみいただける充実の内容になっております。

 
 



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HARMONIAMUNDI

HMM 902611
¥2800→\2590
ガフィガン(指揮)&ルツェルン交響楽団
 アメリカンズ

 (1)バーンスタイン:「ウエストサイド物語」よりシンフォニック・ダンス
 (2)アイヴス:交響曲第3番「キャンプの集い」
 (3)バーバー:序曲「悪口学校」Op.5
 (4)ルース・クロフォード・シーガー:弦楽のためのアンダンテ
 (5)バーバー:祝典トッカータOp.36
ポール・ジェイコブス(オルガン)(5)
ジェイムズ・ガフィガン(指揮)
ルツェルン交響楽団

 オルガンの響きをハルモニア・ムンディならではの高音質録音がとらえた!アメリカの作曲家たちのさまざまな作風をガフィガンが描き分ける!!

 録音:2018年11月/ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター

 1979年生まれの指揮者ジェイムズ・ガフィガンは近年精力的なレコーディングを示していますが、今回は手兵ルツェルン交響楽団を率いて、故郷アメリカの作品集に挑戦。現代のミニマル音楽ではなく、半世紀以上前に作られた正統派オーケストラ曲が集められています。

 メインはバーンスタインが「ウエストサイド物語」の音楽を自ら交響組曲に編みなおした「シンフォニック・ダンス」。これを発表から60年目に最新録音と若い感性で再構築。
 またバーバー最初のオーケストラ作品「悪口学校」と、驚くべき進歩的感性を示す女性作曲家ルース・クロフォード・シーガーの「弦楽のためのアンダンテ」はともに1931年、大恐慌時代のアメリカで生まれた作品。もとは弦楽四重奏曲の第3楽章だったものを作曲者が弦楽オーケストラ用にしたもので、明瞭なトーンクラスターを用いた音世界は90年前の作とは思えぬフレッシュな感覚に満ちています。

 このアルバムのもうひとつのキーワードとなっているのが「オルガン」。アイヴスの交響曲第3番「キャンプの集い」は当初自身がオルガニストを務めていた教会用にオルガン曲として作ったものをオーケストラ曲に採り入れました。讃美歌の引用が多いため敬虔な雰囲気も感じられます。
 フィラデルフィアのアカデミー・オブ・ミュージックが新しいオルガンを設備したことを祝いバーバーが作曲した「祝典トッカータ」はオルガンの荘厳さと足鍵盤も含め派手なテクニックを楽しめる充実作。1977年生まれのアメリカの名手ポール・ジェイコブスの見事な演奏が聴きものです。
 



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CAPRICCIO



C7360
(6CD)
¥3600→\3290

アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871-1942):生誕150周年記念エディション
 【CD1】
  1-7. 抒情交響曲 Op. 18(1923)
   クリスティーネ・シェーファー (ソプラノ)、マティアス・ゲルネ (バリトン)、
   パリ管弦楽団クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
   録音: 2005年6月22,26日 パリ(フランス)

 【CD2】
  1-4. 交響曲第1番 ニ短調(1892/93)/5-7. シンフォニエッタ Op. 23(1934)/8-10. 3つのバレエ小品『時の勝利』(1903)
   北ドイツ放送交響楽団...1-4、アントニー・ボーモント(指揮)...1-4、ウィーン放送交響楽団...5-7、
   スザンナ・マルッキ(指揮)...5-7、ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団...8-10、ゲルト・アルブレヒト(指揮)...8-10
   録音1995年11月28-30日、1997年4月16-18日  NDR Studio 10, Hamburg(ドイツ)...1-4
    2019年6月13-14日 Konzerthaus, Vienna(オーストリア)...5-7 1992年6月 Musikhalle Hamburg(ドイツ)...8-10

 【CD3】
  1-6. Fruhlingsbegrabnis 春の埋葬(1896-97/1902改訂) -ソプラノ、バリトン、合唱とオーケストラのために
  7. Waldgesprach 森の対話(1895/96) -ソプラノ、2つのホルン、ハープと弦楽のために
  8. Maiblumen bluhten uberall 至るところに5月の花が咲く(1898頃)-ソプラノと弦楽六重奏のために
  9-15. 交響的歌曲 Op. 20(1929) -バリトンとオーケストラのために
  16-21. 6つの歌曲 Op. 13『メーテルリンク歌曲集』(1910/13/24)
   エディット・マティス (ソプラノ)...1-8、ローランド・ヘルマン (バリトン)...1-8、北ドイツ放送合唱団...1-8、
   北ドイツ放送交響楽団...1-8、アントニー・ボーモント(指揮)...1-8、フランツ・グルントヘーバー(バリトン)...9-15、
   ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団...9-15、ゲルト・アルブレヒト(指揮)...9-15、
   ペトラ・ラング(ソプラノ)...16-21、ウィーン放送交響楽団...16-21、スザンナ・マルッキ(指揮)...16-21
   録音1995年10月20日-11月30日、1997年4月16-18日 Hamburg, NDR, Studio(ドイツ)...1-8
   1992年6月 Hamburg, Musikhalle(ドイツ)...9-152019年6月13-14日 Wien, Konzerthaus(オーストリア)...16-21

 【CD4】
  1-6. トスカーナ地方の民謡によるワルツの歌 Op. 6(1898)/7-11. 5つの歌曲 Op. 7(1898/99)/
  12. 昔、ひとりの年老いた王がいた/13. 森の語らい/14-15. 2つのブレットル・リーダー(1901)/
  16. Noch spur ich ihren Atem auf den Wangen/17. Hortest du denn nicht hinein/18. Die Beiden/
  19. Harmonie des Abends/20-25. 6つの歌曲 Op. 13『メーテルリンク歌曲集』(1910/13)(室内楽版)
   トーマス・マイケル・アレン(テノール)...1-6 、チャールズ・スペンサー(ピアノ)...1-6,14-15、
   ルート・ツィーザク(ソプラノ)...7-11,16-19、ゲロルト・フーバー(ピアノ)...7-11,16-19、
   カイ・スティーファーマン(バリトン)...12-13、アレクサンダー・シュマルツ(ピアノ)...12-13、
   トーマス・エベンシュタイン(テノール)...14-15、ゾリアナ・クシュプラー(メゾ・ソプラノ)...20-25、
   リノス・アンサンブル...20-25
   録音2011年6月24-29日 Wien, Tonstudio TONAL(オーストリア)...1-6
    2011年11月19-22日 Zurich, Radiostudio(スイス)...7-11,16-19
    2013年8月25-29日 Wien, 4tune Studios(オーストリア)...12-13
    2017年7月 Wien, 4tune Studios(オーストリア)...14-15
    2011年10月 Deutschlandfunk Koln,Kammermusiksaal(ドイツ)...20-25

 【CD5】
  1-3. ピアノ三重奏曲 Op. 3(1896)/4-7. 弦楽四重奏曲第2番 Op. 15(1913-15)
   パシフィック・トリオ...1-3アルティス四重奏団...4-7
   録音2013年5月28-29日 Soka University, Aliso Viejo, California(USA)...1-3
    1989年6月22-24日 St. Gilgen, Kirche Abersee(オーストリア)...4-7

 【CD6】...オペラ・ハイライト集
  1-4. 歌劇《昔あるとき》(1897-1900/1912改訂)より
   エヴァ・ジョンソン(ソプラノ)、クルト・ウェスティ(テノール)、ペール=アルネ・ヴァルグレン(バリトン) 他
   デンマーク国立放送交響楽団、ハンス・グラーフ(指揮)
  5-7. 歌劇《夢見るゲールゲ》(1905-06)より
   ヨーゼフ・プロチュカ(テノール)、パメラ・コバーン(ソプラノ)、ハルトムート・ヴェルカー(バリトン) 他
   フランクフルト放送交響楽団ゲルト・アルブレヒト(指揮)
  8-12. 歌劇《白墨の輪》(1932)より
   レナーテ・ベーレ(ソプラノ)、ペーター・マティッチ(語り)、ハンス・ヘルム(バリトン)、
   ギドン・サークス(バリトン) 他、ベルリン放送交響楽団、ステファン・ゾルテシュ(指揮)
  13-15. 歌劇《フィレンツェの悲劇》(1915-16)より
   ハイディ・ブルンナー(ソプラノ)、ヴォルフガング・コッホ(バリトン)、
   チャールズ・リード(テノール)、ウィーン放送交響楽団、ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
  16-18. 歌劇《カンダウレス王》より
   ジェイムズ・オニール(テノール)、ニーナ・ウォーレン(ソプラノ)、モンテ・ペーダーソン(バリトン)、
   ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団、ゲルト・アルブレヒト(指揮)

 録音1987年6月 Danmarks Radio(デンマーク)...1-4 1987年9月(ライヴ) Frankfurt, Alte Oper(ドイツ)...5-7 1990年2月12-16日 Berlin,Jesus-Christus-Kirche(ドイツ)...8-12 2010年5月20日(ライヴ) Wien, Konzerthaus(オーストリア)...13-15 1996年10月18日、10月25日(ライヴ) Hamburg, Staatsoper(ドイツ)...16-18

 1871年、ウィーンに生まれたアレクサンダー・ツェムリンスキー。ユダヤ系の血を引いていた彼はシナゴーグ(ユダヤ教の教会)でオルガンを弾くなど少年時代から音楽的才能を発揮。
 13歳の時にはウィーン音楽院に入学、ピアノを学んだ後にロベルト・フックスから作曲の指導を受けます。1895年にはアマチュア・オーケストラを結成し、入団してきたシェーンベルクと親しくなり、後にシェーンベルクはツェムリンスキーの妹マティルデと結婚。二人は義理の兄弟になりました。

 作曲家、指揮者として着々と名声を高めていくツェムリンスキーですが、8歳年下のアルマ・シントラーとの失恋は彼の心に大きな痛手を残し、この出来事はその後の作品にも影を落としたことが知られています。
 1906年にはウィーン・フォルクスオーパーの初代首席指揮者、1911年からはプラハ・ドイツ国立劇場の指揮者を務めるなど活躍の幅を広げましたが、1938年にナチスの圧力から逃れ、アメリカに亡命。しかしこの地では認められることなく、1942年にひっそりと生涯を閉じました。
 一時期は"退廃音楽"として無視されていた彼の作品ですが、20世紀の終わりから急速に再評価が進み、現在では数多くの曲が演奏されるなど人気も復興しています。

 このBOXは、ツェムリンスキー再評価の一翼を担ったCapriccioレーベルの一連の録音から交響曲から声楽曲までを収録。
 名演として知られるエッシェンバッハの「抒情交響曲」をはじめ、研究者でもあるボーモント、近現代音楽で評価の高いマルッキによる一連の演奏や、ツェムリンスキー歌劇復興の立役者、ゲルト・アルブレヒトが指揮する歌劇の抜粋まで代表的な演奏で、ブラームスの影響を受けたとされる初期の作品から、未完に終わった《カンダウレス王》まで、後期ロマン派時代の最後を生きたツェムリンスキーの作風の変遷も楽しめます。
 
 


C5440
(2CD)
¥2600
ハンス・グラーフ(指揮)
アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871-1942):
 歌劇《昔あるとき》(1897-1900/1912改訂)全3幕
王女...エヴァ・ヨハンソン(ソプラノ)
王子...クルト・ウェスティ(テノール)
カスパール...ペール=アルネ・ヴァルグレン(バリトン)
王...オーゲ・ヘウグラン(バス)
求婚者...オーレ・ヘーゼゴー(テノール)
グイド・ペヴァタルー(バリトン)
クリスティアン・クリスチャンセン (バス)
スーセ・リレソー(ソプラノ)
デンマーク国立放送交響楽団&合唱団
ハンス・グラーフ(指揮)

録音 1987年6月 Denmarks Radio(デンマーク)
旧品番…C60019

 1899年に完成された、美しき王女と、魔法の湯沸かしを携えた王子を巡るタイトル通りの古いおとぎ話を題材にした歌劇《昔あるとき》。
 1900年にマーラーが指揮するウィーン宮廷歌劇場(後のウィーン国立歌劇場)で初演されたツェムリンスキーの出世作の一つです。マーラー自身がツェムリンスキーに作曲や台本についてアドバイスをするなどかなり力の入った作品です。
 しかし10回ほど上演された後は忘れられてしまいました。
 その後、デンマークの詩人ホルガー・ドラックマンの作品が原作に用いられていたことが縁となり、1987年にデンマーク国立放送交響楽団で蘇演され、この上演自体がツェムリンスキー復興のきっかけとなりました。
 この伝説的なプロジェクトを録音したCapriccioのアルバムは、長い間唯一の音源として親しまれてきましたが、今回は新しいリマスターを施しての再登場となります。ロマンティックで美しいワーグナー風の音楽をお楽しみください。
 
 


C5443
(2CD)
¥2600
ゲルト・アルブレヒト(指揮)
アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871-1942):
 歌劇《カンダウレス王》全3幕

  アントニー・ボーモント補筆完成版
カンダウレス王...ジェイムズ・オニール(テノール)
ギゲス...モンテ・ペーダーソン(バリトン)
ニシア...ニーナ・ウォーレン(ソプラノ)
フェドロス...クラウス・ヘーガー(バス)
ペーター・ガイヤール(テノール)
マリウシュ・クヴィエチェン(バリトン)
クルト・ハイセン (バス)サイモン・ヤング(バス)
フェルディナンド・ザイラー (テノール)
ギド・イェンチェンス(バリトン)
ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団
ゲルト・アルブレヒト(指揮)

 録音 1996年10月18日、10月25日(ライヴ) Hamburg, Staatsoper(ドイツ)

 舞台は古代ギリシャ。美しい妻ニシアを娶った王カンダウレスは、護衛官ギゲスにニシアの裸体を見るように強制、怒ったニシアはギゲスをたきつけ王を殺害し、ギゲスは罪の意識を抱いたまま王となります...
 ツェムリンスキーの未完となった歌劇《カンダウレス王》は1933年に着手され、その後1936年から作曲を続行しましたが、なかなか進まず、1938年にドイツ軍がオーストリアを占領した際、プラハ経由でニューヨークへと亡命した彼の荷物に中に含まれていた作品です。
 若い頃のようなロマンティックな作風も残されてはいるものの、ほとんど無調に近い野心的な作風が特徴であるとともに、ツェムリンスキーの屈折した恋愛観も反映されているとされています。
 彼はアメリカでこれを完成させ、メトロポリタン歌劇場での上演を夢見ていましたが、第2幕に盛り込まれた過激なベッドシーンがあだとなり、結局作品は完成されることはありませんでした。
 その後、1992年にイギリスの音楽学者アントニー・ボーモントが補筆完成、この録音は、ツェムリンスキー作品の良き理解者ゲルト・アルブレヒトによる1996年の伝説的な演奏です。
 



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CPO



555302
(SACD HYBRID)
¥2900→\2690
マルクス・ボッシュ(指揮)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
 劇場のための音楽集 第3集

  1-17. 劇音楽『エグモント』 Op. 84(付随音楽、完全版)
  18. 序曲「コリオラン」 Op. 62
  19. 序曲「献堂式」 Op. 124
  20. 序曲「命名祝日」 Op.115
  21. ウェリントンの勝利 Op. 91
ラファエラ・リントル(ソプラノ)
フレデリック・ベーレ(語り...ドイツ語)
カペッラ・アクイレイア
マルクス・ボッシュ(指揮)

 録音 2020年7月23-25日 Festspielhaus Congress Centrum Heidenheim(ドイツ)

 マルクス・ボッシュが率いるカペッラ・アクイレイアによる「ベートーヴェンの劇場のための音楽集 第3集」。
 今回収録されているのは、1809年、ウィーン宮廷劇場の支配人ヨゼフ・ハルトルの依頼を受け、ゲーテの同名戯曲のために作曲した劇付随音楽『エグモント』です。
 16世紀に実在したオランダの軍人エグモント(エフモント)伯爵を巡る物語に付けられた音楽は、ベートーヴェンの政治的関心とゲーテへの称賛が込められており、近年全曲が演奏される機会も増えてきました。
 全体は、序曲とソプラノ・アリアを含む9曲で構成されており、劇の内容はナレーターによって語られます。
 この台本は、通常、ゲーテの友人フリードリヒ・モセンゲイルとベートーヴェンの友人、フランツ・グリルパルツァーによるものが使われますが、この録音では現代の劇作家シュテファン・ニースが自由にセリフを追加、より深化した物語が描かれています。
 アルバムには他3曲の序曲と、『戦争交響曲』の別名でも知られる「ウェリントンの勝利」も収録。
 これらの臨場感ある演奏をSACDハイブリッドの高音質盤でお届けいたします。
 
 


555295
(3CD)
¥4500
ドメニコ・チマローザ(1749-1801):歌劇《秘密の結婚》全2幕
  ジョヴァンニ・ベルターティ: 台本
 ロビンソン伯爵...レナート・ジローラミ(バス)、ジェロニモ...ドナート・ディ・ステファノ(バス)、
 フィダルマ...ロリアーナ・カステラーノ(メゾ・ソプラノ)、エリゼッタ...クララ・エク(ソプラノ)、
 カロリーナ...ジューリア・セメンツァート(ソプラノ)、パオリーノ...ヘスス・アルバレス(テノール)
 アカデミア・モンティス・レガリス管弦楽団(古楽器使用)、アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)

 録音 2016年8月10,12,14,16日(ライヴ) インスブルック古楽音楽祭(オーストリア)

 1791年にレオポルト2世の招きで、アントニオ・サリエリの後任としてウィーンの宮廷楽長となったチマローザが最初に書き上げた歌劇《秘密の結婚》。
 裕福な商人ジェロニモの娘カロリーナと恋人でジェロニモの使用人パオリーノ、カロリーナの姉エリゼッタとロビンソン伯爵、そしてジェロニモの妹でパオリーノに気があるフィダルマ。この登場人物が入り乱れ巻き起こすコミカルな恋愛騒動を描いたこの作品は、1792年の初演時にレオポルド2世が「Da capo!=もう一度」と叫んだほどの大成功を収めるとともに、現代に至るまで数えきれないほどの再演が繰り返されている18世紀のオペラ・ブッファの最高峰の一つです。
 この録音は、インスブルック古楽音楽祭40周年の記念公演を収録したもので、イタリア・バロックのオペラと声楽作品に定評のあるアレッサンドロ・デ・マルキと彼の手兵たちが18世紀の響きを再現するだけではなく、通常は省略されることの多いアリアやリピート部分も即興的な変奏を加えながら全て演奏することで、オリジナルの形を再現しています。
 歌手たちのコミカルな歌唱も聴きどころです。
 
 


555463
¥2200
Cello meets Harp チェロとハープの出会い マティアス・ヨハンセン(チェロ)
ジルケ・アイヒホルン(ハープ)
 1. フランツ・シュトラウス(1822-1905): 夜想曲 Op. 7
 2. フリッツ・クライスラー(1875-1962): 愛の悲しみ
 3. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):笛時計のためのアダージョ WoO 33 No. 1
 4. ニコラス・クラフト(1778-1853): ディヴェルティメント
 5. ルイ・シュポーア(1784-1859): ソナタ Op. 114 - 魔笛の主題による変奏曲
 6. ガブリエル・フォーレ(1845-1925): シシリエンヌ Op. 78
 7. フォーレ: 夢のあとに Op. 7
 8. マルセル・トゥルニエ(1879-1951): 夜想曲 Op. 21
 9. ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792-1868): アレグロ・アジタート
 10. アルフォンス・アッセルマン(1845-1912): コンフィデンス Op. 24
 11. チャールズ・オベルトゥール(1819-1895): オールド・ロビン・グレイ
 12. モーリス・ラヴェル(1875-1937): 亡き王女のためのパヴァーヌ
 13. ガブリエル・ヴェルダッレ(1847-1915): 瞑想曲 Op. 18
 14. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921): 白鳥

 録音 2020年7月15-17日 SWR Studio Kaiserslautern(ドイツ)

 チェロとハープが生み出す魅力的な音楽を広めるために、2018年にデュオを結成したチェリスト、マティアス・ヨハンセンとハープのジルケ・アイヒホルン。
 19世紀にはフリードリヒ大王がハープ奏者を雇い、自身のフルートや、ヴァイオリニストのベンダ、グラウンと共演させるなど様々な試みを行っただけではなく、革命以前のフランスでもヴァイオリンとの共演が貴族の間で流行していたため、ヴァイオリンとハープの組み合わせの曲は多いのすが、残念なことにチェロとハープのためのオリジナル曲はあまり残されておりません。
 そこでヨハンセンとアイヒホルンは様々なオーケストラ作品や器楽曲をアレンジし、見事な演奏を披露、聴き手は新しい魅力を体験することができます。
 
 

555387
¥2800
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
 カンタータ集 - 『音楽による神への賛美』より

  1. カンタータ「Jauchzet, ihr Himmel 全ての天よ、喜べ」 TWV 1:957
  2. ファンタジー TWV 40:26 - ヴィオラ・ダ・ガンバのために
  3. ファンタジー TWV 40:27 - ヴィオラ・ダ・ガンバのために
  4. カンタータ「Gedenke doch, wie ich so elend und verlassen
   どうか、わが悩みと苦しみを心に留めてください」 TWV 1:583
  5. ファンタジー TWV 40:28 - ヴィオラ・ダ・ガンバのために
  6. ファンタジー TWV 40:29 - ヴィオラ・ダ・ガンバのために
  7. カンタータ「Dies ist der Tag, den der Herr macht
   これぞ主が設けられた日なり」 TWV 1:359
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
ハンナ・ツムザンデ(ソプラノ)
クラウス・メルテンス(バス)
ハンブルク・ラーツムジーク(古楽器使用)
ジモーネ・エッケルト(指揮)

 録音 2020年5月8-11日 Sendesaal Bremen(ドイツ)

 1744年頃に出版されたテレマンのカンタータ集『音楽による神への賛美』は、彼の出版作品の中でも最高のものと位置づけられています。
 いずれも1〜3声の声楽とふたつのオブリガート楽器,通奏低音のみの小さい編成で書かれており、当時の教会での演奏を容易にするとともに作品の普及にも一役買っていました。
 この録音では、ミールズ、ツムザンデ、メルテンスの3人の名歌手を揃え、この室内楽風の凝縮された響きを持つ親密な書法で書かれたカンタータを見事に再現しました。
 また曲間に置かれたヴィオラ・ダ・ガンバのために書かれた精巧なファンタジーは、カンタータの持つ宗教的な雰囲気を更に深める役割を持ち、まるで一連の礼拝を聴いているかのように巧妙に配置されています。
 ハンブルク・ラーツムジークは1991年にヴィオラ奏者、ジモーネ・エッケルトによって組織されたアンサンブル。16世紀から18世紀の音楽を当時の様式で演奏し、常に高い評価を受けています。
 
 

777985
¥2800
マリアンナ・マルティネス(1744-1812):詩篇110篇&151篇 他
 1. 詩篇第110篇「Dixit Dominus 主は言われた」
 2. 交響曲 ハ長調
 3. 詩篇第151篇「Come le limpide onde 澄んだ波のように」
マリアンナ・ヘルツィヒ(ソプラノ)
アレクサンドラ・ザモイスカ(ソプラノ)
ネーレ・グラムス(メゾ・ソプラノ)
エヴァ・シュロスライトナー(メゾ・ソプラノ)
クリスティアン・ハーヴェル(テノール)
ヴァージル・ハルティンガー(テノール)
ローランド・ファウスト(バス)
ハイデローレ・シャウアー(サルテリオ)
ザルツブルク・ホーフムジーク(古楽器使用)
ヴォルフガング・ブルンナー(指揮)

 録音 2020年2月24日...1 2015年3月1,2日...2,3 モーツァルテウム音楽大学、ザルツブルク(オーストリア)

 マリアンナ・マルティネスは、1744年ウィーン生まれ。イタリアの詩人ピエトロ・メタスタージオとも交流のあったという文化的な家庭で育った彼女は、幼い頃から音楽と文学に親しみ、ハイドンやポルポラ、ハッセらから指導を受け、17歳の時にはウィーン宮廷礼拝堂で作品が演奏されたほどの才能を発揮しました。
 1772年には『音楽見聞録』で知られるチャールズ・バーニーが彼女の作品と歌唱能力を大絶賛、また彼女の師でもあるメタスタージオ(彼は1750年代から1782年頃までマルティネス家に住んでいた)も「モーツァルトと並ぶ才能」を見抜き、彼女のために書いた多くのイタリア語のテキストは、カンタータやオラトリオに仕上がりました。そして1773年には国際的な音楽サークルとして知られたボローニャの"アカデミア・フィラルモニカ"への入会申請を行い、初の女性会員として認められます。
 その際提出したのがこのアルバムに収録された「詩篇第110篇」で、この作品は彼女にとっても名刺代わりとなるほどの代表作の一つになったのです。
 もう1曲の詩篇第151篇は、サルテリオ(ダルシマーのような箱に張られた弦を叩いたり爪弾いたりする楽器)をオブリガート部分に持つ2つのアリアが含まれた印象的な作品。
 またアルバムには彼女が残した唯一の交響曲も収録されています。
 
 

555374
¥2800
ヴォルフェンビュッテル城の音楽集 第5集
 ゲオルク・カスパー・シュールマン(1672-1751): カンタータ集

  1. 教会奉献カンタータ
   「Auff! Jauchzet, lobsinget dem Konig der Ehren ああ!
    喜び叫べ、王の栄光の賛美を歌え」
  2. 1720年元日のためのカンタータ
   「Nimm das Opfer unsrer Herzen 心の犠牲を取り払いたまえ」
  3. キリスト降誕のためのカンタータ
   「Siehe, eine Jungfrau ist schwanger 見よ、聖処女は身ごもりたもう」
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス(古楽器使用)
マンフレート・コルデス(指揮)

 録音 2020年1月27-29日 Kulturstadt Wolfenbuttel e.V.Stiftskirche,バッスム(ドイツ)

 「ヴォルフェンビュッテル城の音楽」シリーズ第5集。
 ヴォルフェンビュッテル城はニーダーザクセン州にあった神聖ローマ帝国の領邦国家で、1514年から1568年にこの国を統治したハインリヒ2世は宗教改革に身を投じた人物として知られています。
 今作で採り上げられたのはドイツ・バロック期の作曲家ゲオルク・カスパー・シュールマンのカンタータ。ニーダーザクセンで音楽を学び、歌手としてハンブルク歌劇場で活躍すると同時に作曲家としても名をあげた人物で、1694年には、ブラウンシュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル侯アントン・ウルリヒがヴォルフェンビュッテルに建設したザルツダールム城の完成式典にカンタータを作曲しています。
 その後、ウルリヒはシュールマンを自身の宮廷作曲家として迎え入れ、若干の中断はあったものの、およそ50年に渡ってヴォルフェンビュッテル城に奉職。宮廷音楽界に包括的な影響を及ぼすとともに多彩な作品を書きあげました。
 このアルバムに収録されているカンタータ「Nimm das Opfer unsrer Herzen」は、長い間作曲者不詳とされていましたが、今ではシュールマンの作品であることがわかっており、とりわけ不協和音を含む冒頭のアリアは、シュールマンの他のオペラ・アリアに近い様式を持っています。
 
 


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(2CD)
¥4500
ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル(1690-1749):
 受難オラトリオ

   "Ein Lammlein geht und tragt die Schuld
   子羊が往く、咎を背負って"(1731)
ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)
フランツ・フィッツトゥム(カウンター・テナー)
マルクス・ブルッチャー(テノール)
マルティン・シッケタンツ(バス)
ライニッシェ・カントライ
ダス・クライネ・コンツェルト(古楽器使用)
ヘルマン・マックス(指揮)

 録音 2019年6月14-15日 トーマス教会、ライプツィヒ(ドイツ)

 ドイツ・バロック期の作曲家シュテルツェルは、ライプツィヒで神学とオルガンを学び、1713年にはイタリアに留学。当時最先端の音楽様式を採り入れながら、この地で活躍する音楽家たちと親交を結びました。
 1719年にはゴータの宮廷礼拝堂楽長に就任、亡くなるまでこの地で数多くの管弦楽作品や宗教曲を生み出しました。存命当時の人気はとても高く、J.S.バッハもシュテルツェルの作品を研究したことで知られています。
 このアルバムに収録された受難オラトリオは22の『Reflections』と呼ばれる部分で構成されており、福音史家はイエスの最後の時を忠実に歌い上げながら、3人の寓意的な人物の視点が絡み合って物語が展開されていきます。
 ここでは厳格な聖書のテキストのみではなく、同時代の『ブロッケス受難曲』のように詩的で自由なテキストも歌われています。
 また、後年J.S.バッハはこの作品のアリア「Dein Kreuz〜」を、自身の作品カンタータ第200番の一部に転用しています。
 ドイツ・バロック音楽の名匠、ヘルマン・マックスとダス・クライネ・コンツェルトによる演奏で。
 
 
999352
【再発売】
¥1900
エセル・スマイス(1856-1944):
 弦楽四重奏曲/弦楽五重奏曲

  1-4. 弦楽四重奏曲 ホ短調
  5-9. 弦楽五重奏曲 ホ長調 Op. 1
ヨアヒム・グリースハイマー(チェロ)...5-9
マンハイム弦楽四重奏団...1-9
【メンバー】
 アンドレアス・クレヒャー(ヴァイオリン)
 クラウディア・ホホルスト(ヴァイオリン)
 ニクラス・シュヴァルツ(ヴィオラ)
 アルミン・フロム(チェロ)

 録音 Funkstudio, Villa Berg(ドイツ) 1990年3月...1-4 1994年11月...5-9

 エセル・スマイスはイギリスの女性作曲家。若い頃ドイツに留学し、ライプツィヒ音楽院でヤーダスゾーンとライネッケに作曲を学ぶものの短期間で退学し、その後はウィーンでヘルツォーゲンベルクから個人指導を受けました。
 初期の作品には彼女が崇拝したブラームスやメンデルスゾーンの影響が強く表れていますが、その後はワーグナー風の半音階進行や新古典派主義の作風を採り入れた独自の作品を多く書き上げました。後半生は女性解放運動に身を投じ、多くの著書を残したことでも知られています。
 世界初録音となったマンハイム弦楽四重奏団の演奏によるこのアルバムには1883年の弦楽五重奏曲と、1902年に書かれ1912年に改訂された弦楽四重奏曲を収録。
 およそ30年の歳月が彼女の作風にどのような変化をもたらしたかを聴くことができます。
 




DACAPO


8.226585
¥2600
ペア・ノアゴー(1932-):歌の秘密
 1-3. 五重奏曲 Op.1 - マルク・シャガールの思い出に(1952-53)...世界初録音
  フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのために
 4. Vintersalme 冬の賛歌: Som aret gar 第1部(1976)...世界初録音 独唱のために
 5-9. ノブコのための本: I. ソナタ - 秘められた旋律(1992) ヴィオラ独奏のために
 10. Vintersalme 冬の賛歌: Som aret gar 第2部...世界初録音 独唱のために
 11. Fragment フラグメント V(1961) 独奏ヴァイオリンのために
 12. Zwei Saiten, eine Stimme 2つの弦、1つの声(2004)...世界初録音 メゾ・ソプラノとヴァイオリンのために
 13-14. Cantica カンティカ(1977/2004改訂)...世界初録音 チェロとピアノのために
  シーネ・アスムセン(ソプラノ)、イレーナ・カフチッチ(フルート)、ヘルガ・スラーット(ヴァイオリン)、
  アネッテ・スラーット(ヴィオラ)、ジョン・エーデ(チェロ)、エリク・カルトフト(ピアノ)

 録音 2019年3月1-2日 Kulturstedet Lindegaarden, リュンビュー(デンマーク)...1-3 2020年1月22日 Symfonisk Sal, オーフス(デンマーク)...13-14 2020年3月28-29日 Rudolf Steiner Bornehaveseminariet, シャルロッテンルンド(デンマーク)...4-12

 デンマークの作曲家ペア・ノアゴー。長年の音楽活動において数多くの賞を受賞するなど、世界中で称賛されています。
 ノアゴーは静謐さを重視した作品を多く書いており、このアルバムで聴くことができる作品の作曲年代も多岐にわたりますが、どれも小さな編成による内省的な作品です。
 聴きどころはヴィオラ独奏のために書かれた「ノブコのための本」。
 この小品集は日本の名手、今井信子のために書かれたもので、凛としたヴィオラの響きが心地よい神秘的な作品です。
 デンマークを代表する奏者たちによるアンサンブルからは、彼の思慮深いメッセージを聴きとることができるでしょう。
 




SOLO MUSICA



SM362
¥2400
Bach Frequencies 60-90 バッハと彼に影響された作品集
 1. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):前奏曲集 Op. 87より ハ長調
 2. ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
   われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV 639
 3-5. J.S.バッハ: ピアノ協奏曲 ニ短調 BWV 1052
 6. J.S.バッハ: 神の時こそいと良い時 BWV 106 - ソナティナ
 7. J.S.バッハ: パストラーレ BWV590 - アリア
 8. アストル・ピアソラ(1921-1992): アヴェ・マリア ハ長調
 9-11. アレッサンドロ・マルチェロ(1669-1747): オーボエ協奏曲 ニ短調
 12. J.S.バッハ: 主よ人の望みの喜びよ BWV147
  
  ※全てJ.ベルガーとA.プシュカレフによるチェロ・ピッコロ、ヴィブラフォンとマリンバ編
ユリウス・ベルガー(チェロ・ピッコロ)
アンドレイ・プシュカレフ(ヴィブラフォン)
バベル・ベリアエフ(マリンバ)

 録音 2020年6月28-29日、8月4-8日 Christkonigskirche inDillingen(ドイツ)

 バッハが影響を受けた作品、そしてバッハから影響を受けた作品を集め、チェリストのユリウス・ベルガーと、クレーメルとのコラボレーションで知られるパーカッション奏者アンドレイ・プシュカレフが新たな編曲を施したという興味深い作品集。
 タイトルの数字「60-90」は穏やかな心拍数を意味するもので、これを聴くことで脈拍や鼓動を落ちつけて、自分自身と向き合う効果が期待されます。
 マルチェッロのオーボエ協奏曲は、バッハが鍵盤のための協奏曲に編曲し、またBWV1052は自身のヴァイオリン協奏曲とされる作品をチェンバロのための協奏曲に編曲したもの。
 ショスタコーヴィチとピアソラ作品はバッハの影響が強く、他のバッハ作品もしばしば様々な形の編曲題材となっています。
 今回はバッハがカンタータで好んで使用したチェロ・ピッコロを主役とし、オーケストラ・パートはヴィブラフォンとマリンバで演奏。現代的な解釈も盛り込まれた見事な演奏をお楽しみください。

 プロモーション動画: https://youtu.be/7v0kcazd13o

  
 
 

SM354
¥2400
プロムナード〜ショパン: 24の前奏曲、ムソルグスキー: 展覧会の絵
 1-24. フレデリック・ショパン(1810-1849): 24の前奏曲 Op. 28
 25-40. モデスト・ムソルグスキー(1839-1881): 展覧会の絵
アンドレア・カウテン(ピアノ)

 録音 Schopfheim(ドイツ) 2020年7月17-19日...1-24 2016年10月11-15日...25-40

 「プロムナード」と題されたショパンとムソルグスキーの作品集。
 様々な性格を持つ小品で構成された2つの曲集を演奏するのはハンガリー系スイスのピアニスト、アンドレア・カウテン。
 彼女は色とりどりのショパンの前奏曲と、ロシア風の重厚な雰囲気を持つムソルグスキー、それぞれの特長をいかしながら、2作品に共通する民族性も探求しています。
 カウテンは7歳からピアノを始め14歳の時にスイス青年音楽コンクールで一等賞を受賞しました。そして、バーゼル音楽院を経てブダペストのリスト音楽院に入学。抑制の効いたロマンティックな演奏様式を身に着けており、これまでにクララ・シューマンやブラームスのピアノ協奏曲の他、リストやシューマンの作品で高評価を得ています。
  



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS

新シリーズ「グレン・グールド 若き日の記録」始動!
入念なマスタリングで蘇るCBSデビュー前のグールド。
シルバーを用いた美しいジャケット印刷でモノとしての価値も十分!


ALT 479
¥3000→\2790
グレン・グールド 若き日の記録 第1集
 「54年のゴールドベルク変奏曲」

   J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲 BWV988
グレン・グールド(ピアノ)

 "55年の衝撃"から遡ること1年、既にこの時グールドはグールドだった!!若き天才の鮮やかな創造、54年のゴールドベルク

 録音:1954年6月21日(モノラル)/国内プレス、2021年デジタル・リマスター、日本語帯・解説付

 フルトヴェングラーの死の翌年、1955年に録音されたグールドのゴールドベルク変奏曲は音楽界に大きな衝撃をもたらした。しかしこれは突然生まれたわけでも、他の惑星からやってきたわけでもない。その前年に録音された当演奏が土台となっていたのである—

 ALTUS 最新技術で鮮やかに蘇る、グールド若き日の貴重なCBC 録音。才気ほとばしる類まれな感性、CBS 専属契約前に残した名演奏が望みうる最高の音質で登場!

 55年の「ソニー旧録盤」に先立つ、54年のCBC 録音によるゴールドベルク。既にグールド無二の世界が出来上がっていながら、編集を駆使したソニー盤とは異なる感興が乗った非凡な演奏です。
 たっぷり歌うアリアに、聴き手をぐいぐいと引き込むスリリングな変奏。斬新な緩急が生み出す求心力と推進力に終始わくわくさせられます。グールドが影響を受けたというテューレックなどの録音と比べてその演奏を考察した解説書も、バッハ演奏史におけるグールドの存在を改めて見直すための一助となるでしょう。

 ジャケット・デザインはシルバーを用いたこだわりの印刷。画面上の画像データでは再現できない色になっておりモノとしての価値も十分。ぜひコレクションに加えたいアルバムです。
 
 


ALT 480
¥3000→\2790
グレン・グールド 若き日の記録 第2集「バッハ: ピアノ独奏曲集」 グレン・グールド(ピアノ)
 J.S.バッハ:
  (1)イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
  (2)平均律クラヴィーア曲集第2巻より 第9番 ホ長調 BWV878
  (3)15のシンフォニア BWV787-801
   (I.ハ長調/II.ハ短調/V.変ホ長調/XIV.変ロ長調/XI.ト短調/
    X.ト長調/XV.ロ短調/VII.ホ短調/VI.ホ長調/XII.イ長調/
    III.イ短調/III.ニ長調/IV.ニ短調/VIII.ヘ長調/IX.ヘ短調)
  (4)平均律クラヴィーア曲集第2巻より
     第14番 嬰ヘ短調 BWV883、第7番 変ホ長調 BWV876、第22番 変ロ短調 BWV891
  (5)パルティータ第5番 ト長調 BWV829

 すべてCBSデビュー前のCBC音源!グールドをグールドたらしめたバッハ作品、若き天才の強烈な個性が刻印された貴重な記録!

 録音:(1)(2)1952年10月21日、(3)1955年3月15日、(4)1954年2月28日、(5)1954年10月4日(モノラル)/国内プレス、2021年デジタル・リマスター、日本語帯・解説付

 これだけ正確に駆け巡る音型の有り余るまでのテクニックを聴かせれば、カナダの若き天才ピアニスト出現としてのインパクトは十分すぎるものだったと想像できる。パルティータ第5番の演奏は特に完成度が高く、音楽は若々しい感性と美しい透明感に満ちあふれているー

 ALTUS 最新技術で鮮やかに蘇る、グールド若き日の貴重なCBC 録音。才気ほとばしる類まれな感性、CBS 専属契約前に残した名演奏が望みうる最高の音質で登場!

 鮮烈なドライヴ感のイタリア協奏曲、対位法的な面白さとリリシズムがせめぎ合う平均律、後年の録音と同じ独自の配列がすでに完成しているシンフォニア、水際立った表現が輝かしいパルティータ。55年のゴールドベルクでCBS デビューを飾る前のグールドが残した、貴重なバッハ演奏の数々が収められています。
 フィッシャーなど往年のピアニストを引き合いに出しながらグールドの演奏を考察した解説書も、バッハ演奏史におけるグールドの存在を改めて見直すための一助となるでしょう。

 ジャケット・デザインはシルバーを用いたこだわりの印刷。画面上の画像データでは再現できない色になっておりモノとしての価値も十分。ぜひコレクションに加えたいアルバムです。
 



<映像>


MARCO POLO(映像)



2.220007
(DVD)
¥3500
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):歌劇《太陽の炎》 全3幕
 皇帝アレクシオス...ウリ・ビュッツァー(バリトン)、皇后イレーネ...レベッカ・ブロバーグ(ソプラノ)、
 フリドリン: フランコニアの騎士...ジョルジオ・ヴァレンタ(テノール)、
 アルブレヒト/物乞い/占い師...スティーヴン・シーシャレッグ(バリトン)、
 ゴメラ: 宮廷道化師...ディルク・メストマッハー(テノール)/ウィリアム・ウォレス(テノール)、
 イリス...ユリア・レズニク(ソプラノ) 他
 PPPミュージック・シアター・インストゥルメンタル・アンサンブル、
 バイロイト・デジタル・オーケストラ、ウルリッヒ・レイカム(指揮)

 ペーター P.パクル(演出)、ロベルト・プフランツ(装置)、クリスティアン・ブルーンス(衣装)
 収録 2020年8月15-16日(ライヴ) バイロイト辺境伯歌劇場(ドイツ)/収録時間: 135分
 音声:ドイツ語歌唱 PCMステレオ2.0/字幕:英語・ドイツ語/画角:16:9 REGION All(Code:0)/DVD...片面二層

 リヒャルト・ワーグナーとコジマ・リストの長男として生まれたジークフリート・ワーグナー。もともとは建築家を志していたものの、父に倣い作曲家に転向。フンパーディンクに師事し作曲を学びました。
 指揮者としても素晴らしい能力を発揮、バイロイト音楽祭でも演奏、演出の両面で大活躍しています。
 父とは違い温厚な性格であったことが知られ、その作品も大言壮語ではなく、おとぎ話などを題材にした穏健なものが多く、作品数は多いものの、そのほとんどは忘れられています。
 この《太陽の炎》は1912年に作曲された8番目の歌劇。13世紀、十字軍の侵入で崩壊しつつあるビザンチン帝国で立ち往生してしまった脱走兵が主人公の悲劇で、第1次世界大戦が勃発する直前の作曲当時の不安な情勢が反映されています。
 初演後一旦は忘れられてしまいましたが、1979年に一部蘇演され、2002年にようやくハレ劇場で完全上演されました。
 この映像は、2020年、バイロイト辺境伯歌劇場でのライヴ収録で、実力派の歌手たちの歌唱が聴きどころ。舞台装置と衣装は簡素ですが、背景に様々な情景を映し出すことで物語を補完。
 歌手たちは必要に応じてマスクを手にして歌うという、2020年ならではの時代情勢も反映された興味深い演出が施されています。
 














4/27(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


MIRARE


MIR 566
(2CD)
¥2500
「光明と霊感」
 〜ラ・フォル・ジュルネ音楽祭公式CDバッハとモーツァルト
 CD 1 J.S.バッハ
  (1)シンフォニア〜カンタータ第21番『わがうちに憂いは満ちぬ』BWV21より
    リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ(指揮)
  (2)ソナティーナ〜カンタータ第106番『神の時こそいと良き時』BWV106より
    リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ(指揮)
  (3)「クイ・トリス」〜ミサ曲 イ長調 BWV234より
    キャサリン・フーグ(ソプラノ)、リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ(指揮)
  (4)アリア・ダ・カーポ〜ゴルトベルク変奏曲 BWV988より
    ピエール・アンタイ(チェンバロ)
  (5)アンダンテ〜フルートと通奏低音のためのソナタ ト短調 BWV1034より
    ヒューゴ・レーヌ(フラウト・トラヴェルソ)、ピエール・アンタイ(チェンバロ)、
    エマニュエル・ギゲス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  (6)シチリアーノ〜ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 ハ短調 BWV1017より
    アマンディ−ヌ・ベイエ(ヴァイオリン)、ル・コンセール・フランセ、ピエール・アンタイ(指揮)
  (7)アンダンテ—プレスト〜フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BWV1033より
    ヒューゴ・レーヌ(フラウト・トラヴェルソ)、ピエール・アンタイ(チェンバロ)、
    エマニュエル・ギゲス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  (8)「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639
    ベルナール・フォクルール(オルガン)
  (9)アダージョ〜カプリッチョ 変ロ長調「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992より
    レミ・ジュニエ(ピアノ)
  (10)サラバンド〜イギリス組曲第2番 イ短調 BWV807より
    ユリアンナ・アヴデーエワ(ピアノ)
  (11)前奏曲〜平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番 ハ長調 BWV846より
    シュ・シャオメイ(ピアノ)
  (12)前奏曲〜平均律クラヴィーア曲集第2巻第3番 嬰ハ長調 BWV872より
    シュ・シャオメイ(ピアノ)
  (13)アルマンド〜パルティータ第4番 ニ長調 BWV828より
    シュ・シャオメイ(ピアノ)
  (14)前奏曲 ロ短調 BWV855a(ジロティ編)
    アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
  (15)前奏曲〜平均律クラヴィーア曲集第1巻第8番 変ホ短調 BWV853より
    アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
  (16)「エト・ミゼリコルディア」〜マニフィカト ニ長調 BWV243より
    カルロス・メーナ(カウンターテナー)、ハンス・イェルク・マンメル(テノール) 、
    リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ(指揮)
  (17)「ああ、善悪を弁えるわが思いよ」〜ヨハネ受難曲 BWV245より
    マリア・キーオヘイン(ソプラノ)、リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ(指揮)
  (18)「わが心よ、涙の川となって溶けて流れよ」〜ヨハネ受難曲 BWV245より
    マリア・キーオヘイン(ソプラノ)、リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ(指揮)
  (19)「愛の修練もて」〜『しりぞけ、もの悲しき影』BWV202より
    ヌリア・リアル(ソプラノ)、パトリック・ボージロー(オーボエ)、
    リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ(指揮)
  (20)パスピエ I – II〜管弦楽組曲第1番 BWV1066 ハ長調より
    アマンディ−ヌ・ベイエ(ヴァイオリン)、ル・コンセール・フランセ、ピエール・アンタイ(指揮)
 CD 2 モーツァルト
  (1)アンダンテ〜ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467より第2楽章
    ジャン=クロード・ペヌティエ(ピアノ)、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、クリストフ・ポッペン(指揮)
  (2)アンダンテ〜ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 K.271より第2 楽章
    リーヤ・ペトロヴァ(ヴァイオリン)、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
  (3)アンダンテ・カンタービレ〜ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 K.306より第2楽章
    梁美沙(ヴァイオリン)、ジョナス・ヴィトー(ピアノ)
  (4)アダージョ〜ピアノ・ソナタ ハ短調 K.457より第2楽章
    アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
  (5)アダージョ〜モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581より第2楽章
    ロマン・ギュイヨ(クラリネット)、ヨーロッパ室内管弦楽団
  (6)アダージョ〜ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332より第2楽章
    アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
  (7)アンダンテ・カンタービレ〜弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K.465「不協和音」より第2楽章
    モディリアーニ弦楽四重奏団
  (8)ラルゲット〜クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581より第2楽章
    ロマン・ギュイヨ(クラリネット)、ヨーロッパ室内管弦楽団
  (9)アレグロ・モデラート〜交響曲第29番 イ長調 K.201より第1楽章
    ワロニー王立室内管弦楽団、オーギュスタン・デュメイ(指揮)

 ナント2021年ラ・フォル・ジュルネ音楽祭公式CDが限定入荷!テーマは「バッハ&モーツァルト」。
 今この時代だからこそ届けたい緩徐楽章を中心とする心温まる選曲。

 DDD、限定盤、2h19'

 1995年にフランスの港町ナントで生まれた「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭。当アルバムはナントで開催予定の公式アルバム「光明と霊感」でテーマ作曲家のJ.S.バッハとモーツァルトを収録しております。
 新型コロナウィルス感染拡大により開催延期(2021年4月21 日現在)となっておりますが、今この時代だからこそ届けたい緩徐楽章を中心とするバッハとモーツァルトの心温まる作品が選曲されました。
 演奏はピエルロ率いるリチェルカール・コンソート、P.アンタイ、ケフェレック、ペヌティエなどMIRAREレーベルが誇る充実の演奏をお楽しみいただけます。限定入荷となりますのでこの機会をお見逃しなく!

 ※日本語帯はつきません。
 





ARTALINNA


ATLA019
(2CD)
特別価格
¥3600
ベートーヴェン&フレース:ピアノ作品集 末永夢人(ピアノ)、
シャルル・ラヴォー(ピアノ)*
 CD1 〜
  ベートーヴェン:
   ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 Op.129(奇想曲的なハンガリー風のロンド)(失われた小銭への怒り)、
   バガテル 変ロ長調 WoO.60、ピアノ小品 ロ短調 WoO.61、バガテル ト短調 WoO.61a(Hess56)、
   ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲 ハ長調 Op.120(ディアベリ変奏曲)、ワルツ 変ホ長調 WoO.84/
 CD2 〜
  ベートーヴェン:11のバガテル Op.119より〔第2曲 ハ長調、第3曲 ニ長調、第6曲 ト長調〕/
  イザベル・フレース(b.1949):ディアベリのワルツへの三つのモックリー(からかい) — 末永夢人に捧ぐ/
  ベートーヴェン:
   エコセーズ 変ホ長調 WoO.86、ワルツ ニ長調 WoO.85、
   11のバガテル Op.119より〔第9曲 イ短調、第10曲 イ長調、第7曲 ハ長調〕、
   大フーガ 変ロ長調 Op.134(弦楽四重奏曲(大フーガ)Op.133から
    四手連弾ピアノ曲へのベートーヴェン自身による編曲*/
  イザベル・フレース:「111」 〜 ベートーヴェン Op.111との対話 — 末永夢人のために/
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111

 末永夢人!ベートーヴェンの後期ピアノ作品と現代のオマージュ!

 ☆日本人の両親のもとフランスで生まれたピアニスト、末永夢人!
 ☆ベートーヴェンの後期ピアノ作品(ディアベリ変奏曲やソナタ第32番などの大作+作品番号なしの数々の小品)に、イザベル・フレースが書いた現代のベートーヴェン・オマージュ作品を収録!
 ☆輸入盤日本語解説付き!

 日本人アーティストの両親のもとフランスで生まれた30代若手ピアニスト末永夢人によるこのアルバムは、私たちをベートーヴェン晩年の音楽世界のただなかへいざなう創意に満ちた旅となっている。
 曲目は大作と小品の組み合わせからなる。大作とはディアベリ変奏曲や最後のピアノソナタop.111などであり、小品には時としてごく短いスケッチのような作品も含まれる。
 ここで繰り広げられるのは、紛れもない一つの動き続ける思索である。末永夢人はさらにフランス人作曲家イザベル・フレースの二作品も演奏する。
 一つは、作品「111」である。これは「ベートーヴェン作品との3つの対話」のなかの一曲であり、ソナタ第32番へのオマージュである。
 もう一つは「ディアベリのワルツについての三つのモックリー(からかい)」であり、最も独創的な試みが生み出した作品である。

 ※録音:2016年8月30日−9月4日、ドイツ

 
 





CALLIOPE


CAL2183
¥2600
ハープと共にロシアから   アレクサンドル・ボルダチョフ(ハープ)
 ●ロシアの鳥 〜
    グリンカ:ひばり/
    スロニムスキー:火の鳥/
    アリャビエフ:夜鳴きうぐいす
 ●ロシアの花 〜
    グレチャニノフ:スノードロップ/
    アレンスキー:スズラン/
    ラフマニノフ:ひなぎく
 ●ロシアのバレエ 〜
    グラズノフ:バレエ音楽《ライモンダ》より ハープ・ソロ/
    プロコフィエフ:バレエ音楽《ロメオとジュリエット》より 朝/
    チャイコフスキー:バレエ音楽《くるみ割り人形》より 花のワルツ
 ●ロシアの絵画 〜
    リムスキー=コルサコフ:白鳥の王女/
    ムソルグスキー:古城/ルビンシテイン:幻想曲
 ●ロシアのワルツ 〜
    グリボエードフ:ワルツ ホ短調/
    リャードフ:音楽の玉手箱 Op.32/
    スヴィリードフ:《吹雪》より ワルツ

 ハープが奏でるロシア音楽の歴史。天才ボルダチョフのロシアン・プログラム!

 9歳でリトアニア国立管弦楽団と共演し国際的なデビューを果たし、チューリッヒ芸術大学に留学。
 ザハール・ブロン・チェンバーのメンバーとして活躍した後、2015年からは名門ボリショイ劇場のゲスト・ソロ・ハーピストとしても活躍し、さらには「ハープ・フェスティヴァル・チューリッヒ」の創設、さらには2018年のサッカー・ワールドカップの開会式で演奏された楽曲の作曲を担当するなど、マルチな才能を発揮している現代有数のハーピストであるアレクサンドル・ボルダチョフ。
 ショパンのピアノ作品をハープでこの上なく美しく奏でた「フレデリック」(CAL2083)に続くボルダチョフの新作は母国「ロシア」をテーマとしたプログラム!

 ボルダチョフはこの「ハープと共にロシアから」で、ハープで演奏されるロシア音楽の長い歴史と多様性を表現。
 ロシアの鳥や動物、有名なバレエ、有名な絵画にまつわる音楽、そして様々な時代の最も美しいワルツなどをテーマとして厳選されたレパートリーは様々なストーリーを表現しています。
 ロシアが誇る天才ハーピストが愛用するサルヴィのハープを通じて、母国ロシアの様々な魅力を伝えてくれる美しいプログラムです!

 ※録音:コネクション・スタジオ(イタリア)







CHANDOS



PCHAN20162
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
バッハへのオマージュ 〜
 3つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集(弦楽四重奏版)

  ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
  ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
  ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
   (全曲ポール・キャシディ編曲による弦楽四重奏版/
    この編曲による世界初録音)
ブロドスキー弦楽四重奏団
 〔ジーナ・マコーマック(ヴァイオリン)、
  イアン・ベルトン(ヴァイオリン)、
  ポール・キャシディ(ヴィオラ)、
  ジャクリーン・トマス(チェロ)〕
CHAN20162
¥2500

 ブロドスキー・クヮルテット新録音!バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」弦楽四重奏版!

 ☆ブロドスキー・クヮルテット新録音!
 ☆バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」弦楽四重奏アレンジ!
 ☆メンバーであるポール・キャシディによる編曲版世界初録音!

 1972年の結成以降、世界の主要なステージで3,000を超えるコンサートを行い、60以上の録音をリリースしてきたイギリスを代表するアンサンブルの1つ、ブロドスキー弦楽四重奏団。
 ダニエル・ローランドに代わり、13年間ソレル弦楽四重奏団のリーダーを務めたイギリスの名手、ジーナ・マコーマックを第1ヴァイオリンに迎えた新体制でのレコーディングは、大バッハの偉大なる聖典「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ」全3曲を弦楽四重奏版にアレンジして演奏するという超注目企画。
 編曲は、1980年代からブロドスキー弦楽四重奏団のヴィオラ・パートを支えてきたポール・キャシディによるもので、もちろんこの編曲版では世界初録音。
 毎日の練習で常にこの作品と時を過ごしてきたというキャシディが、新たなアプローチで挑戦。4つの楽器に分割されることで原曲の(ポリフォニーの)構造が鮮明となった "弦楽四重奏版無伴奏ソナタ" に乞うご期待!

 ※録音:2020年11月9日−11日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)

 「....この困難な課題は、原曲の暗黙のポリフォニーを4部構成に変換し、同時にバッハのテキストにできるだけ忠実であることにあった...」
 「...特に非フーガ的な楽章では、メロディの実体が第1ヴァイオリンだけにあることは許されないからだ。ここでは、バッハのソナタでたびたび崩された(分割された)旋律線の対話的な性格を利用し、それを4人のアンサンブルの全身に移すという解決策をとっている....」(ピーター・ヴォルニー)

  
 
 


CHAN20224
¥2500
アメリカの五重奏曲集 〜 ビーチ、プライス、バーバー
 エイミー・ビーチ(1867−1944):
  ピアノ五重奏曲嬰ヘ短調 Op.67
 サミュエル・バーバー(1910−1981):
  ドーヴァー海岸 Op.3(中声と弦楽四重奏のための)
 フローレンス・プライス(1887−1953):
  ピアノ五重奏曲イ短調(世界初録音)
カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ
 〔マシュー・ローズ(バス)、
  エレーナ・ユリオステ(ヴァイオリン)、
  メリッサ・ホワイト(ヴァイオリン)、
  ロザリンド・ヴェントゥリス(ヴィオラ)、
  ラウラ・ファン・デル・ハイデン(チェロ)、
  トム・ポスター(ピアノ)〕

 カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ!「アメリカの五重奏曲」でデビュー!

 ☆トム・ポスターが主宰する多機能アンサンブル、「カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ」!
 ☆ピアノ+弦楽四重奏、声楽+弦楽四重奏の編成によるアメリカン・プログラムでデビュー!

 「カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ」は、2007年スコットランド国際ピアノ・コンクールで最優秀賞を受賞し、Chandosではジェニファー・パイクやドーリック弦楽四重奏団と共演してきたイギリスのピアニスト、トム・ポスターが、BBCラジオ3新世代アーティスト・スキームを通じて出会ったパートナー、エレーナ・ユリオステとともに2017年に結成したアンサンブル。
 2020年にはウィグモア・ホールのアソシエイト・アンサンブルにも選ばれたカレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴは、器楽奏者と歌手の両方をフィーチャーした柔軟で多様な編成で活動し、名前の通り「カレイドスコープ(万華鏡)」のような多彩でまばゆい音楽を生み出しています。

 彼らのデビュー・アルバムとなる「American Quintets」も、二人の女性作曲家によるピアノ五重奏の間に、「声楽と弦楽四重奏」のためのレパートリーのもっとも有名な作品の1つ、バーバーの「ドーヴァー海岸(ドーヴァー・ビーチ)」を挟むという興味深いプログラムで構成しています。
 アメリカ初の黒人女性の交響曲作曲家としても知られるフローレンス・プライスは、「性別と人種」という2つのハンディキャップに直面してきた作曲家で、彼女が亡くなった時点では多くの作品は未出版であり、かなりの量の原稿も紛失していました。
 今回世界初録音となるプライスのピアノ五重奏曲イ短調は、2009年にイリノイ州の廃屋の屋根裏部屋から、2つの失われていた交響曲と共に発見された作品です。

 ※録音:2020年9月17日−19日、ポットン・ホール(サフォーク)
 





KAIROS


0015074KAI
(3CD)
特別価格
¥4800
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):フルート作品集 マッテオ・チェザーリ(フルート)
 アトンの光輝く地平線(1989)/遠くのオーラへ(1977)/フェニキアのイメージ(2000)/
 三美神が花開かせるヴィーナス(1989)/さようなら 風の家(1993)/
 雲に捧げられたテキストで(1989)/どのようにして魔法は生み出されるのか?(1985)/
 感謝祭の歌(1985)/死の太鼓(1999)/風が運ぶ町外れの人々からの手紙(2000)/
 ヘルメス(1984)/ベルクソンの時計(1999)/バビロン前のハイウェイ(2014)/
 駐車場の警報機の午後(2015)/消えた章(2016)/急激に成長するクリスタル(2017)/
 若い牧神のためのフォリオ(2018)/パリのチベット人(2018)

 サルヴァトーレ・シャリーノ、フルート作品集3枚組!

 ☆サルヴァトーレ・シャリーノお気に入りのフルート奏者、マッテオ・チェザーリが演奏した充実の3枚組!

 人気が高く、演奏機会も多いサルヴァトーレ・シャリーノ(1947-)のフルート作品を、シャリーノお気に入りのフルート奏者、マッテオ・チェザーリが演奏した充実の3枚組。
 マッテオ・チェザーリは新たな音・奏法の発明や作品の解釈を通じてシャリーノの創作に影響を与え、初演も手掛けているほか、来日公演でもシャリーノのフルート作品を演奏し、聴衆にその魅力を伝えています。

 シャリーノのフルート作品には、ジャンカルロ・グラヴェリーニ、ロベルト・ファブリチアーニ、マリオ・カロリ、そしてマッテオ・チェザーリが創意工夫を凝らして作り出した珍しい音がふんだんに使われています。
 これらの音は後付けで文法を与えられ、命を吹き込まれるような抽象的なテクニックから生まれたものではなく、自身が配置された構造と融合し、楽曲の形成にも大いに貢献しています。

 ※録音:2013年7月&10月、2019年11月
 





ORLANDO RECORDS


OR0043
¥2500
ICONS2 無伴奏フルートのための作品集 vol.2 エリック・ラム(フルート&バスフルート)
 カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ:無伴奏フルートソナタ イ短調 Wq.132(c.1747)
 ルチアーノ・ベリオ:セクエンツァI(1958)
 シャルル・ケクラン:ネクテールの歌 Op.198より6曲(第5番、第6番、第20番、第24番、第29番、第30番)(1944)
 武満徹:巡り(イサム・ノグチの追憶に)(1989)
 イヴァン・ブッファ:無伴奏バスフルートのためのアリア(2009)、 蝶々(2015)
 ヨンギー・パクパーン:Dreisam-Nore(1975)
 ブライアン・ファーニホウ:カサンドラの夢の歌(1970)

 これまでに200以上の作品を初演しているフルーティスト、エリック・ラムが2017年にレコーディングした『ICONS』(OR0030)の続編が登場!
 第1集同様、収録曲は近現代の作品を中心としたフルートのレパートリーの礎となるもので、どれも彼の演奏や指導のキャリアに寄り添ってきた作品です。
 今作では、カール・フィリップ・エマニュエル・バッハと20世紀から21世紀のさまざまな時代に活躍した6人の作曲家に焦点を当て、それぞれの多様な音楽言語や芸術的ビジョンをフルート1本で描き出しています。

 ※録音:2019年7月&2020年8月(オーストリア、ウィーン)
 





PALADINO



PMR0118
¥2500
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第12番(室内楽版)
 ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
  (カール・チェルニーによる室内楽版、カデンツァ:ベートーヴェン)
 ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414(室内楽版)
 ピアノと管弦楽のためのロンド K.386
  (リサ・スミルノヴァによる室内楽版)
リサ・スミルノヴァ(ピアノ)
ベルンハルト・クラバッチュ(フルート)
ニュー・クラシック・アンサンブル・ウィーン

 モーツァルトのエキスパート、リサ・スミルノヴァ!室内楽版ピアノ協奏曲集!

 ☆モーツァルトのピアノ協奏曲第20番、チェルニーによるフルート+弦楽四重奏+コントラバス版!

 ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学の著名なピアノ教育者カール・ハインツ・ケマーリングや、マリア・クルシオ、ロバート・レヴィンらに師事したモーツァルトのエキスパート、リサ・スミルノヴァと、彼女が2007年に設立したニュー・クラシック・アンサンブル・ウィーンによる、室内楽版のモーツァルト:ピアノ協奏曲集!

 注目は第20番 K.466で、この作品の室内楽版というとフンメルの編曲(ピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロ)が有名ですが、ここではカール・チェルニーによるコントラバスが加わった版(ピアノ、フルート、2本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)を採用しています。
 チェルニーの編曲は非常に良く出来ており、モーツァルトの原曲のエッセンスはそのままに、豊かな倍音と低音を強調したオーケストラ・サウンドを作り出しています。
 もともと弦楽四重奏での伴奏が可能な第12番 K.414でもコントラバスはチェロ・パートを増強する形で参加し、さらにK.414の終楽章の代替として作曲されたという説のあるK.386を、第2楽章と第3楽章の間に配置して演奏しています。

 ※録音:2017年5月、ゴルデック城 リッターザール(騎士の間)(オーストリア)
 
 

PMR0119
¥2500
アントニオ・ソレール:
 鍵盤のためのソナタ集(アコーディオンによる演奏)

  ソナタ第88番 変ニ長調/
  第62番 変ロ長調よりアレグロ・スピリトーソ/
  第36番 ハ短調/第120番 ニ短調/第117番 ニ短調/
  第25番 ニ短調/第47番 ハ短調/第45番 ト長調/
  第85番 嬰へ短調/第87番 ト短調
シュテファン・フッソング(アコーディオン)

 ジョン・ケージや尹伊桑などのレコーディングで有名な、現代を代表するアコーディオン奏者シュテファン・フッソングが魅せる、ソレールの世界!
 音楽史の本の中で、アントニオ・ソレール神父(1729−1783)について詳しく触れているものはほとんどありませんが、特にスペインの音楽家はソレールの音楽が大好きで、作曲の喜びを解き放つかのような彼のソナタを、大作の合間やアンコールでしばしば取り上げています。
 フッソングはソレールが意外にも多く作曲している短調の楽曲を中心にセレクトし、アコーディオンのカラフルなサウンドで、万華鏡のような世界を作り上げています。
 キレのある指捌きと、アコーディオンならではの美しいデュナーミクが見事な演奏です。

 ※録音:2020年7月(ドイツ、ヴュルツブルク)
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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キング・インターナショナル



KKC 079
¥2600
ラザール・レヴィ追悼演奏会2台ピアノの競演
 田中希代子、安川加壽子

 (1)ブゾーニ:モーツァルトによるデュエット・コンチェルタンテ
 (2)シューマン:アンダンテと変奏曲Op.46
 (3)シャブリエ:3つのロマンティックなワルツ
 (4)サン=サーンス:ベートーヴェンの主題による変奏曲Op.35
高橋幸子、平尾はるな(ピアノ)①
野辺地勝久、安川加壽子(ピアノ)②
山根美代子、安川加壽子(ピアノ)③
田中希代子、安川加壽子(ピアノ)④

 田中希代子、安川加壽子が出演、これほどの2台ピアノ・コンサートが1965 年の東京で行われていた!伝説として語り継がれたコンサートがついに日の目を見る!!

 録音:1965年3月4日 イイノホール(ライヴ)/MONO、日本語帯・解説付

 フランスのピアニストで教育者、ラザール・レヴィが1964年9月に歿して半年後、その薫陶を受けた日本のピアニストたちが東京のイイノホールで追悼コンサートを催しました。
 コンサートの前半はレヴィ作曲のピアノ曲を、後半は彼ゆかりの2 台ピアノの名作を驚愕の豪華演奏家が披露しています。安川加壽子はエンジニアを雇いコンサート全体を記録していました。今回はご遺族のご好意でその後半が初めて日の目をみます。

 安川加壽子を中心に田中希代子、野辺地勝久、山根美代子、平尾はるな、高橋幸子が4作品で競演。
 いずれも日本を代表するピアニストですが、2台ピアノの録音は非常に珍しく貴重。
 1台のピアノを連弾するのと異なり、練習にも公演にも同質のピアノを2台用意することは当時の日本で楽でなく、現在ほど実演の機会に恵まれません。
 そうした悪条件にもかかわらず、この6名のピアニストは驚くべき活気と、丁々発止に渡り合う演奏で2台ピアノ芸術の凄さと魅力を全開させています。
 まさに2台ピアノ演奏の理想形がこの時期の日本で実現していたことを示していたと伝説になったコンサートでした。

 田中希代子の鬼気迫る集中力、野辺地勝久の繊細極まりないロマンティシズム、平尾はるなと高橋幸子のはじけるエネルギー、山根美代子の華やかさを安川加壽子が端正に支え、少しの隙も無い見事な世界を作り上げた至宝的記録と申せましょう。
 2台ピアノの効果と魅力に目を開かせてくれるアルバムです。
 



<メジャー・レーベル>

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DG


《サー・ジョン・エリオット・ガーディナー〜アルヒーフ/ドイツ・グラモフォン録音全集》

4839963
(104CD)
\32000→\29990

 ガーディナーによるアルヒーフ&DGのすべての録音を集大成。CD104枚組BOXセット
 イギリスの指揮者ガーディナーがアルヒーフとドイツ・グラモフォンに行ったすべての録音がCD104枚組BOXセットで発売されます。ガーディナーのインタビューを収録したCDも含まれます。
 演奏は主兵のモンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークと、北ドイツ放送交響楽団・合唱団、ロンドン交響楽団。
 ソリストにはアンネ・ソフィー・フォン・オッター、イアン・ボストリッジ、バーバラ・ボニー、エマ・カークビー、マーク・パドモア、ベルナルダ・フィンク、マグダレーナ・コジェナー、ブリン・ターフェル、ヴィクトリア・ムローヴァ、ロバート・レヴィンといった名だたるアーティストが参加しています。
 CD104枚組BOXセット。

 サー・ジョン・エリオット・ガーディナーはロンドンとパリで指揮を学んだ後(パリではナディア・ブーランジェに師事)、同時に2つの道を歩み始めます。
 ロンドン、チューリヒ、リヨンの歌劇場などでハンブルクの北ドイツ放送交響楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などの楽団の指揮を行う傍ら、自身の古楽アンサンブルとの活動も行いました。
 特にガーディナーが1964年に結成したモンテヴェルディ合唱団はその中で中心的な存在でした。そしてこの合唱団と、その後1978年に結成したイングリッシュ・バロック・ソロイスツとともにガーディナーは多くの先駆的な録音を行いました。
 そしてまだ輝かしいキャリアのスタート地点にいた多くのアーティストと共演しました。ガーディナーは常に完璧な音楽家であり、19世紀の音楽を古楽器で演奏したいという思いは避けられず、その結果1989年に設立されたのがオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークでした。
 その名前はフランスの指揮者フランソワ=アントワーヌ・アブネックが確立した伝統を暗示しています。
 このセットでのガーディナーの、特にバッハ、ベートーヴェン、シューマンの録音は歴史に残る画期的な演奏です。
 音楽作りを力いっぱい楽しみ、心に響く表現力とたくましい生命力を持った、ガーディナーの録音はこれからも続きます。
 

《サー・ジョン・エリオット・ガーディナー〜アルヒーフ/ドイツ・グラモフォン録音全集》

《CD 1-2》J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248
 【演奏】ナンシー・アージェンタ、ルース・ホールトン、ケイティ・プリングル(ソプラノ)、アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)、
アンソニー・ロルフ・ジョンソン、ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(テノール)、オラフ・ベーア(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1987年1月、ロンドン/

《CD 3-4》J.S.バッハ:マタイ受難曲BWV244
 【演奏】
バーバラ・ボニー、アン・モノイオス(ソプラノ)、アンネ・ソフィー・フォン・オッター(コントラルト)、マイケル・チャンス(カウンターテノール)、
アンソニー・ロルフ・ジョンソン、ハワード・クルーク(テノール)、アンドレアス・シュミット、オラフ・ベーア(バリトン)、コルネリウス・ハウプトマン(バス)、
モンテヴェルディ合唱団、ロンドン・オラトリー・ジュニア合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1988年4月、スネイプ/

《CD 5-6》J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV245
 【演奏】ルース・ホールトン、ジリアン・ロス、ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、マイケル・チャンス(カウンターテノール)、
アンソニー・ロルフ・ジョンソン、アンドリュー・マーガトロイド、ニコラス・ロバートソン、ルーファス・ミュラー、ニール・アーチャー(テノール)、
スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)、コルネリウス・ハウプトマン、サイモン・バーチャル(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1986年3月、ロンドン/

《CD 7-8》J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV232
 【演奏】ナンシー・アージェンタ、リン・ドーソン、ジェーン・フェアフィールド、ジーン・ニッブズ、パトリツィア・クウェッラ、キャロル・ホール(ソプラノ)、
メアリー・ニコルズ(メッゾ・ソプラノ)、アシュリー・スタッフォード、パトリック・コリン(アルト)、マイケル・チャンス(カウンターテノール)、
ウィンフォード・エヴァンズ、ハワード・ミルナー、アンドリュー・マーガトロイド、リチャード・ロイド・モーガン(テノール)、スティーヴン・ヴァーコー(バス)、
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1985年2月、ロンドン/

《CD 9》J.S.バッハ:マニフィカト ニ長調BWV243
 【演奏】ナンシー・アージェンタ、パトリツィア・クウェッラ、エマ・カークビー(ソプラノ)、チャールズ・ブレット(カウンターテノール)、
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、デイヴィッド・トーマス(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1983年11月、ロンドン/

《CD 10》
J.S.バッハ:1) カンタータ第61番『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』BWV61、
2) カンタータ第36番『喜びて舞いあがれ』BWV36、3) カンタータ第62番『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』BWV62
 【演奏】ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、ペトラ・ラング(メッゾ・ソプラノ)(2, 3)、
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、オラフ・ベーア(バリトン)(1, 3)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1992年1月、ロンドン/

《CD 11》
J.S.バッハ:1) カンタータ第63番『キリスト者よ、この日を銘記せよ』BWV63、
2) カンタータ第64番『見よ、いかなる愛を父はわれらに示されたるか』BWV64、3) カンタータ第121番『われらキリストを讃えまつらん』BWV121、
4) カンタータ第133番『われ汝に喜びあり』BWV133
 【演奏】アン・モノイオス(1-3)、キャサリン・フーグ(4)(ソプラノ)、サラ・ミンガルド(メッゾ・ソプラノ)(1-3)、デレク・リー・レイギン(カウンターテノール)(4)、
ルーファス・ミュラー(1, 3)、ジュリアン・ポッジャー(4)(テノール)、シュテファン・ローゲス(1-3)、ゴットホルト・シュヴァルツ(4)(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1998年12月、ロンドン/

《CD 12》
J.S.バッハ:1) カンタータ第98番『神のみわざは善きかな』BWV98、
2) カンタータ第139番『自らの神によれる者は幸いなり』BWV139、3) カンタータ第16番『主なる神よ、われら汝をたたえん』BWV16
 【演奏】キャサリン・フーグ(ソプラノ)(1, 2)、デレク・リー・レイギン(カウンターテノール)、ゴットホルト・シュヴァルツ(バス)、
ジュリアン・ポッジャー(テノール)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1998年12月、ロンドン/

《CD 13》
J.S.バッハ:
1) カンタータ第72番『すべてはただ神の御心のままに』BWV72、2) カンタータ第73番『主よ、汝の御心のままにわれはあらん』BWV73、
3) カンタータ第111番『わが神の欲したもうこと、つねに起こらん』BWV111、
4) カンタータ第156番『片足は墓穴にありてわれは立つ』BWV156
 【演奏】ジョアン・ラン(ソプラノ)(1-3)、サラ・ミンガルド(コントラルト)(1, 3, 4)、ジュリアン・ポッジャー(テノール)(2-4)、
スティーヴン・ヴァーコー(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】2001年1月、ミラノ/

《CD 14》
J.S.バッハ:1) カンタータ第83番『新しき契約の喜びの時』BWV83、2) カンタータ第82番『我は満ち足れり』BWV82、
3) カンタータ第125番『安らぎと喜びもてわれは行く』BWV82、4) カンタータ第200番『我は彼の名を告げん』BWV200
 【演奏】ロビン・タイソン(カウンターテノール)(1, 3, 4)、ポール・アグニュー(テノール)(1, 3)、ピーター・ハーヴェイ(バス)(1-3)、
モンテヴェルディ合唱団(1-3)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】2002年2月、イギリス、ドーセット/

《CD 15》J.S.バッハ:1) カンタータ第6番『われらのもとにとどまれ、はや夕べとなれば』BWV6、2) カンタータ第66番『喜べ、汝らの心』BWV66
 【演奏】ベルナルダ・フィンク(コントラルト)(1)、マイケル・チャンス(カウンターテノール)(2)、スティーヴ・ダヴィスリム(1)、マーク・パドモア(2)(テノール)、
ジュリアン・クラークソン(1)、ディートリヒ・ヘンシェル(2)(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1999年4月、ロンドン/

《CD 16》
J.S.バッハ:1) カンタータ第43番『神は歓呼の声とともに上り』BWV43、
2) カンタータ第128番『ただキリストの昇天にのみ』BWV128、
3) カンタータ第37番『信じて洗礼を受けるものは』BWV37、4) カンタータ第11番『神はそのもろもろの国にて頌めよ』BWV11(昇天祭オラトリオ)
 【演奏】ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)(1, 3, 4)、マイケル・チャンス(カウンターテノール)(1, 3, 4)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(1, 3, 4)、
クリストフ・ゲンツ(2)、ロビン・ブレイズ(2)(テノール)、スティーヴン・ヴァーコー(1, 3, 4)、ラインハルト・ハーゲン(2)(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1993年10月(1, 3, 4)、1999年4月(2)、ロンドン/

《CD 17》
J.S.バッハ:1) カンタータ第172番『鳴りひびけ、汝らの歌声』BWV172、2) カンタータ第59番『われを愛する者は、わが言葉を守らん』BWV59、
3) カンタータ第74番『われを愛する者は、わが言葉を守らん』BWV74、4) カンタータ第34番『おお永遠の炎、愛のみなもと』BWV34
 【演奏】マルティナ・ヤンコヴァー(1)、マグダレーナ・コジェナー(2, 3)(ソプラノ)、ベルナルダ・フィンク(コントラルト)(4)、
ロビン・ブレイズ(カウンターテノール)(3)、スティーヴ・ダヴィスリム(4)(テノール)、ラインハルト・ハーゲン(1)、クリストフ・ゲンツ(1, 3)、
ピーター・ハーヴェイ(2, 3)、クリストファー・フォスター(4)(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1999年4月、ロンドン/

《CD 18》
J.S.バッハ:
1) カンタータ第94番『われ何ぞ世を思いわずらわん』BWV94、
2) カンタータ第168番『償いをなせ、そは恐ろしき言葉』BWV168、3) カンタータ第105番『主よ裁きたもうな』BWV105
 【演奏】キャサリン・フーグ(ソプラノ)、ダニエル・テイラー(カウンターテノール)、ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、
ピーター・ハーヴェイ(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】2000年8月、イタリア/

《CD 19》
J.S.バッハ:1) カンタータ第179番『心せよ、汝の敬神いつわりならざるか』BWV179、
2) カンタータ第199番『わが心は血にまみれ』BWV199、3) カンタータ第113番『主イエス・キリスト、汝こよなき宝』BWV113
 【演奏】マグダレーナ・コジェナー(ソプラノ)、マーク・パドモア(1, 3)、ウィリアム・タワーズ(3)(テノール)、
シュテファン・ローゲス(バス)(1, 3)モンテヴェルディ合唱団(1, 3)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】2000年9月、イギリス、ペンブルックシャー/

《CD 20》J.S.バッハ:1) カンタータ第140番『目覚めよ、と呼ぶ声あり』BWV140、2) カンタータ第147番『心と口と行いと命もて』BWV147
 【演奏】ルース・ホールトン(ソプラノ)、マイケル・チャンス(カウンターテノール)(2)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、
スティーヴン・ヴァーコー(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1993年3月、イギリス、ドーセット/

《CD 21》
J.S.バッハ:
1) カンタータ第106番『神の時こそいと良き時』BWV106、
2) カンタータ第118番『おおイエス・キリスト、わが命の光』BWV118、3) カンタータ第198番『侯妃よ、さらに一条の光を』BWV198
 【演奏】ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)(1, 3)、マイケル・チャンス(カウンターテノール)(1, 3)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)(1, 3)、
スティーヴン・ヴァーコー(バス)(1, 3)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1989年、9月、ロンドン/

《CD 22》ベートーヴェン:1) 交響曲第1番ハ長調Op.21、2) 交響曲第2番ニ長調Op.36
 【演奏】オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1993年3月、スネイプ(1)、1991年11月、ロンドン(2)/

《CD 23》ベートーヴェン:1) 交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』、2) 交響曲第4番変ロ長調Op.60
 【演奏】オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1993年3月、スネイプ(1)、ロンドン(2)/

《CD 24》ベートーヴェン:1) 交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』、2) 交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』
 【演奏】オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1994年3月、バルセロナ(1)、1992年10月、ロンドン(2)/

《CD 25》ベートーヴェン:1) 交響曲第7番イ長調Op.92、2) 交響曲第8番ヘ長調Op.93
 【演奏】オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1992年12月、ロンドン/

《CD 26》ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125『合唱』
 【演奏】リューバ・オルゴナソヴァ(ソプラノ)、アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、
ジル・カシュマイユ(バス)モンテヴェルディ合唱団、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1992年10月、ロンドン/

《CD 27》ベートーヴェン:1) ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19、2) ロンド変ロ長調WoO6、3) ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
 【演奏】ロバート・レヴィン(ピアノ)、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1995年9月、ロンドン(1, 3)、1996年9月、ワトフォード(2)/

《CD 28》ベートーヴェン:1) ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37、2) ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
 【演奏】ロバート・レヴィン(ピアノ)、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1997年11月、ワトフォード/

《CD 29》ベートーヴェン:1) ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』、2) 合唱幻想曲Op.80
 【演奏】ロバート・レヴィン(ピアノ[1]、フォルテピアノ[2])、アンゲラ・カジミエルツシュク、コンスタンツェ・バッケス(ソプラノ)(2)、
スザンナ・スパイサー(アルト)(2)、ロバート・ジョンソン、ジュリアン・ポッジャー(テノール)(2)、ジュリアン・クラークソン(バス)(2)、
モンテヴェルディ合唱団、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1995年1月、ロンドン/

《CD 30》ベートーヴェン:1) ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58、2) 交響曲第2番ニ長調Op.36
 【演奏】ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)、ピーター・ハンソン、ルーシー・ハワード(1)(ヴァイオリン)、
アラン・ジョージ、アネット・イッサーリス(ヴィオラ)(1)、デイヴィッド・ワトキン(チェロ)
  【録音】1997年12月、ロンドン/

《CD 31》ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
 【演奏】ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】2002年6月、ワトフォード/

《CD 32》ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123
 【演奏】シャルロット・マルジョーノ(ソプラノ)、キャサリン・ロビン(メッゾ・ソプラノ)、ウィリアム・ケンドール(テノール)、アラステア・マイルズ(バス)、
モンテヴェルディ合唱団、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1989年11月、ロンドン/

《CD 33》ベートーヴェン:1) ああ、不実なる人よOp.65、2) 静かな海と楽しい航海Op.112、3) ミサ曲ハ長調Op.86
 【演奏】シャルロット・マルジョーノ(ソプラノ)(1, 3)、キャサリン・ロビン(メッゾ・ソプラノ)(3)、ウィリアム・ケンドール(テノール)(3)、
アラステア・マイルズ(バス)(3)、モンテヴェルディ合唱団(2, 3)、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1991年11月(1)、1989年11月(2)、ロンドン/

《CD 34-35》ベートーヴェン:歌劇『レオノーレ』Op.72
 【演奏】ヒレヴィ・マルティンペルト、クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)、ミヒャエル・シャーデ、キム・ペグリー、ロバート・バート(テノール)、
フランツ・ハヴラタ、コリン・キャンベル(バリトン)、マシュー・ベスト、アラステア・マイルズ(バス)、クリストフ・バンツァー(語り手)、
モンテヴェルディ合唱団、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1996年9月、ワトフォード/

《CD 36》サー・ジョン・エリオット・ガーディナー、交響曲について語る(英語、ドイツ語、フランス語)
  【録音】1994年/

《CD 37》ブリテン:戦争レクイエムOp.66
 【演奏】リューバ・オルゴナソヴァ(ソプラノ)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、ボー・スコウフス(バリトン)、
モンテヴェルディ合唱団、テルツ少年合唱団、北ドイツ放送交響楽団・合唱団
  【録音】1992年8月、リューベック/

《CD 38》ブリテン:1) 春の交響曲Op.44、2) 聖チェチーリア賛歌Op.27、3) 5つの花の歌Op.47
 【演奏】アリソン・ハーグリー(1)、エマ・プレストン=ダンロップ(2)、ジリアン・ロス(2)(ソプラノ)、キャサリン・ロビン(1)、
Penelope Vickers(2)(コントラルト)、ジョン・マーク・エインズリー(1)、Peter Mitchell(2)(テノール)、
リチャード・サヴェイジ(バス)(2)、モンテヴェルディ合唱団、フィルハーモニア管弦楽団
  【録音】1995年6月(1)、5月(2, 3)、ロンドン/

《CD 39》
ブルックナー:1) ミサ曲第1番ニ短調、
[モテット集]2) アヴェ・マリア、3) マリアよ、あなたはことごとく、4) この所を作り給うたのは神である、5) 正しき者の口は、6) キリストはおのれを低くして
 【演奏】リューバ・オルゴナソヴァ(ソプラノ)(1)、ベルナルダ・フィンク(コントラルト)(1)、クリストフ・プレガルディエン(1)、
ジュリアン・ポッジャー(3)(テノール)、アイケ・ウィルム・シュルテ(バス)(1)、モンテヴェルディ合唱団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
  【録音】1996年6月、ウィーン(ライヴ)(1)、1998年5月、ノーフォーク(2-6)/

《CD 40》1) シュッツ:おお、慈悲深きイエス、2) ブクステフーデ:我らがイエスの四肢
 【演奏】ルース・ホールトン(ソプラノ)(1)、アシュリー・スタッフォード(カウンターテノール)(1)、
ニコラス・ロバートソン(テノール)(1)、モンテヴェルディ合唱団(2)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1988年9月、ロンドン/

《CD 41》
シャブリエ:1) 田園組曲、2) ハバネラ、3) 狂詩曲『スペイン』、4) ホルンと管弦楽のためのラルゲット、
5) 『グウェンドリーヌ』序曲、6) 田園前奏曲、7) 楽しい行進曲、8) 喜歌劇『いやいやながらの王様』より「ポーランドの祭り」
 【演奏】ロナルド・ヤネシッツ(ホルン)(4)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1995年3月、ウィーン/

《CD 42》
ドヴォルザーク:1) 交響的変奏曲Op.78、2) チェコ組曲Op.39、
ブラームス:
ハンガリー舞曲
3) 第1番ト短調、4) 第3番ヘ長調、5) 第5番ト短調、6) 第10番ヘ長調、7) 第16番ヘ短調−ヘ長調(パーロウ編)、
8) 第18番ニ長調、9) 第19番ロ短調、10) 第20番ホ短調、11) 第21番ホ短調
 【演奏】北ドイツ放送交響楽団
  【録音】1992年1月、ハノーファー/

《CD 43》エルガー:1) 序曲『南国にて』Op.50、2) 序奏とアレグロOp.47、3) ため息Op.70、4) エニグマ変奏曲Op.36
 【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1998年10月、ウィーン/

《CD 44》ヘンデル:アシスとガラテアHWV49
 【演奏】ノルマ・バロウズ(ソプラノ)、ポール・エリオット、アンソニー・ロルフ・ジョンソン、
マーティン・ヒル(テノール)、ウィラード・ホワイト(バス)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1978年2月、ロンドン/

《CD 45》ヘンデル:アシスとガラテア(初稿版)
 【演奏】ノルマ・バロウズ(ソプラノ)、ポール・エリオット、アンソニー・ロルフ・ジョンソン、マーティン・ヒル(テノール)、
ウィラード・ホワイト(バス)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1978年2月、ロンドン/

《CD 46-47》歌劇『ヘラクレス』HWV60
 【演奏】ジェニファー・スミス(ソプラノ)、キャサリン・デンリー、サラ・ウォーカー(メッゾ・ソプラノ)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、
ジョン・トムリンソン、ピーター・セイヴィッジ(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1982年8月、ロンドン/

《CD 48-49》ハイドン:オラトリオ『天地創造』Hob.XXI:2
 【演奏】シルヴィア・マクネアー、ドナ・ブラウン(ソプラノ)、
キャロリン・ストーマー(コントラルト)、ミヒャエル・シャーデ(テノール)、ジェラルド・フィンリー、ロッド・ギルフリー(バス)、
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1995年2月、ロンドン/

《CD 50-51》ハイドン:オラトリオ『四季』Hob.XXI:3
 【演奏】バーバラ・ボニー(ソプラノ)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、アンドレアス・シュミット(バス)、
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1990年1月、ロンドン/

《CD 52》1) グレインジャー:戦士たち、2) ホルスト:惑星Op.32
 【演奏】モンテヴェルディ合唱団(2)、フィルハーモニア管弦楽団
  【録音】1994年2月、ロンドン/

《CD 53》レハール:喜歌劇『メリー・ウィドウ』
 【演奏】バーバラ・ボニー、コンスタンツェ・バッケス、シェリル・ステューダー、アンゲラ・カジミエルツシュク(ソプラノ)、
リネット・アルカンターラ(アルト)、ウヴェ・ペパー、ハインツ・ツェドニク、フィリップ・サーモン、ライナー・トロスト(テノール)、
カール=マグヌス・フレドリクソン、ボー・スコウフス(バリトン)、ブリン・ターフェル(バス・バリトン)、
リチャード・サヴェイジ、ジュリアン・クラークソン(バス)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1994年1月、ウィーン/

《CD 54》
1) マーラー:さすらう若者の歌、
2) ツェムリンスキー:6つの歌Op.13、
3) マーラー:リュッケルト歌曲集
 【演奏】アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)、北ドイツ放送交響楽団
  【録音】1993年1月、ハンブルク/

《CD 55》
メンデルスゾーン:
1) 交響曲第4番イ長調Op.90『イタリア』、2) 交響曲第5番ニ短調Op.107『宗教改革』、
3) 交響曲第4番イ長調Op.90『イタリア』(1834年版)より第2−4楽章
 【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団  【録音】1997年11月(1)、1996年6月(2)、1998年3月(3)、ウィーン/

《CD 56-57》モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
 【演奏】アン・モノイオス、マリネッラ・ペンニッキ(ソプラノ)、
マイケル・チャンス(カウンターテノール)、ナイジェル・ロブソン、マーク・タッカー、
サンドロ・ナグリア(テノール)、ブリン・ターフェル(バス)、モンテヴェルディ合唱団、
ロンドン・オラトリー・ジュニア合唱団、ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1989年5月、ヴェネツィア(ライヴ)/

《CD 58-59》モンテヴェルディ:1) 歌劇『オルフェオ』よりトッカータ、2) 歌劇『オルフェオ』
 【演奏】ナンシー・アージェンタ、ジュリアン・ベアード(ソプラノ)(2)、
アンネ・ソフィー・フォン・オッター、ダイアナ・モンタギュー(メッゾ・ソプラノ)(2)、
マイケル・チャンス(カウンターテノール)(2)、マーク・タッカー、アンソニー・ロルフ・ジョンソン、ナイジェル・ロブソン、ハワード・ミルナー、ニコラス・ロバートソン(テノール)(2)、
サイモン・バーチャル、ジョン・トムリンソン(バリトン)、ウィラード・ホワイト(バス)(2)、モンテヴェルディ合唱団(2)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1985年12月(1)、1986年10月(2)、ロンドン/

《CD 60-62》モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』
 【演奏】キャサリン・ボット、マリネッラ・ペンニッキ、シルヴィア・マクネアー、ダーナ・ハンチャード、コンスタンツェ・バッケス(ソプラノ)、
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)、ベルナルダ・フィンク(アルト)、マイケル・チャンス、ロベルト・バルコーニ(カウンターテノール)、
マーク・タッカー、ナイジェル・ロブソン(テノール)、フランチェスコ・エッレロ・ダルテーニャ、ジュリアン・クラークソン(バス)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1993年12月、ロンドン/

《CD 63》
モーツァルト:1) ピアノ協奏曲第5番ニ長調K.175、2) ピアノ協奏曲第6番変ロ長調K.238、
3) ピアノ協奏曲第7番ヘ長調K.242『ロドロン』、4) ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調K.382
 【演奏】マルコム・ビルソン、ロバート・レヴィン(3)、メルヴィン・タン(3)(フォルテピアノ)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1985年4月(1)、1987年10月(2, 3)、1986年4月(4)、ロンドン/

《CD 64》1) ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246『リュッツォウ』、2) ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271『ジュノム』、3) ピアノ協奏曲第10番変ホ長調K.365
 【演奏】マルコム・ビルソン、ロバート・レヴィン(3)(フォルテピアノ)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1985年4月(1)、1983年6月(2)、ロンドン、1989年、イギリス(3)/

《CD 65》モーツァルト:1) ピアノ協奏曲第11番ヘ長調K.413、2) ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414、3) ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415
 【演奏】マルコム・ビルソン(フォルテピアノ)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1983年6月(1)、5月(2)、1984年4月(3)、ロンドン/

《CD 66》1) ピアノ協奏曲第14番変ホ長調K.449、2) ピアノ協奏曲第15番変ロ長調K.450、3) ピアノ協奏曲第18番変ロ長調K.456
 【演奏】マルコム・ビルソン(フォルテピアノ)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1983年5月(1)、1984年4月(2)、3月(3)、ロンドン/

《CD 67》モーツァルト:1) ピアノ協奏曲第16番ニ長調K.451、2) ピアノ協奏曲第19番ヘ長調K.459、3) ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
 【演奏】マルコム・ビルソン(フォルテピアノ)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1985年4月(1)、1984年4月(2)、1986年4月(3)、ロンドン/

《CD 68》モーツァルト:1) ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453、2) ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466、3) ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調K.386
 【演奏】マルコム・ビルソン(フォルテピアノ)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1985年4月(1)、1986年4月(2)、10月(3)、ロンドン/

《CD 69》モーツァルト:1) ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482、2) ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
 【演奏】マルコム・ビルソン(フォルテピアノ)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1987年3月、ロンドン/

《CD 70》モーツァルト:1) ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491、2) ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503
 【演奏】マルコム・ビルソン(フォルテピアノ)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1988年5月(1)、1986年10月(2)、ロンドン/

《CD 71》モーツァルト:1) ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537『戴冠式』、2) ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
 【演奏】マルコム・ビルソン(フォルテピアノ)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1986年10月(1)、1988年5月(2)、ロンドン/

《CD 72-74》モーツァルト:歌劇『イドメネオ』K.366
 【演奏】シルヴィア・マクネアー、アンゲラ・カジミエルツシュク、ヒレヴィ・マルティンペルト(ソプラノ)、
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)、
フィリップ・サーモン、ナイジェル・ロブソン、アンソニー・ロルフ・ジョンソン、グレン・ウィンズレイド(テノール)、
コルネリウス・ハウプトマン、スティーヴン・チャールズワース(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1990年6月、ロンドン(ライヴ)/

《CD 75-76》モーツァルト:歌劇『後宮からの誘拐』K.384
 【演奏】リューバ・オルゴナソヴァ、シンディア・ジーデン(ソプラノ)、スタンフォード・オルセン、ウヴェ・ペパー(テノール)、
コルネリウス・ハウプトマン(バス)、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1991年7月、ロンドン/

《CD 77-79》モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』K.492
 【演奏】アリソン・ハグリー、スーザン・マカロック、ヒレヴィ・マルティンペルト、コンスタンツェ・バッケス(ソプラノ)、
パメラ・ヘレン・スティーヴン(メッゾ・ソプラノ)、フランシス・エジャートン(テノール)、
カルロス・フェレル、ロドニー・ジルフリー(バリトン)、
ブリン・ターフェル(バス・バリトン)、ジュリアン・クラークソン(バス)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1993年7月、ロンドン(ライヴ)/

《CD 80-82》モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527
 【演奏】リューバ・オルゴナソヴァ、シャルロット・マルジョーノ(ソプラノ)、
エイリアン・ジェイムズ(メッゾ・ソプラノ)、クリストフ・プレガルディエン(テノール)、
ロドニー・ジルフリー(バリトン)、アンドレア・シルヴェストレッリ、イルデブランド・ダルカンジェロ、ジュリアン・クラークソン(バス)、
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1994年7月、ルートヴィヒスブルク/

《CD 83-85》モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』K.588
 【演奏】アマンダ・ルークロフト、ローザ・マニョン(ソプラノ)、エイリアン・ジェイムズ(メッゾ・ソプラノ)、
ライナー・トロスト(テノール)、ロドニー・ジルフリー、
カルロス・フェラー(バリトン)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1992年6月、フェラーラ/

《CD 86-87》モーツァルト:歌劇『皇帝ティートの慈悲』K.621
 【演奏】ユリア・ヴァラディ、シルヴィア・マクネアー(ソプラノ)、アンネ・ソフィー・フォン・オッター、キャサリン・ロビン(メッゾ・ソプラノ)、
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、コルネリウス・ハウプトマン(バス)、
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1990年6月、ロンドン/

《CD 88-89》モーツァルト:歌劇『魔笛』K.620
 【演奏】クリスティアーネ・エルツェ、シンディア・ジーデン、コンスタンツェ・バッケス、スーザン・ロバーツ(ソプラノ)、
カローラ・グーバー(コントラルト)、
ミヒャエル・シャーデ、ウヴェ・ペパー、ロバート・ジョンソン(テノール)、ジェラルド・フィンリー(バリトン)、ハリー・ペータース(バス)、
デトロフ・ロート(語り手)、モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1995年7月、ルートヴィヒスブルク/

《CD 90-91》パーセル:歌劇『妖精の女王』
 【演奏】アイドウェン・ハーリー、エリザベス・プライデイ、ジュディス・ネルソン、ジェニファー・スミス(ソプラノ)、
ティモシー・ペンローズ、アシュレイ・スタフォード(カウンターテノール)、
ウィンフォード・エヴァンズ、マーティン・ヒル(テノール)、
スティーヴン・ヴァーコー、デイヴィッド・トーマス(バス)、
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1981年6月、ゲッティンゲン/

《CD 92》1) ラフマニノフ:交響的舞曲Op.45、2) ヤナーチェク:狂詩曲『タラス・ブーリバ』
 【演奏】北ドイツ放送交響楽団
  【録音】1993年1月(1)、11月(2)、ハンブルク/

《CD 93》シューベルト:1) 水上の精霊の歌D714、2) 交響曲第9番ハ長調D944『ザ・グレート』
 【演奏】モンテヴェルディ男声合唱団(1)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1997年8月、ザルツブルク/

《CD 94》
シュッツ:
1) 汝の若き時よりの妻に喜びを抱け、2) モテット『エフライムは私のかけがえのない息子』、
3) コンチェルト『サウル、サウル、なぜ私を迫害するのか』、4) モテット『山上で叫びがきこえた』、5) 音楽による葬送
 【演奏】ルース・ホールトン(2, 3)、キャロル・ホール(3)、メアリー・シアーズ(5)、レイチェル・プラット(5)(ソプラノ)、
アシュレイ・スタフォード(2, 4, 5)、マイケル・チャンス(3, 4)(カウンターテノール)、
フリーダー・ランク(1, 3, 5)、ニコラス・ロバートソン(5)(テノール)、
ローレンス・ウォリントン(3, 5)、サイモン・バーチャル(3)、スティーヴン・チャールズワース(5)(バス)、
モンテヴェルディ合唱団(1-3, 5)、
ヒズ・マジェスティーズ・サックバッツ&コルネッツ、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  【録音】1987年4月、ロンドン/

《CD 95》
シューマン:1) 交響曲ト短調『ツヴィッカウ』、2) 交響曲第1番変ロ長調Op.38『春』、3) 序曲、スケルツォとフィナーレOp.52
 【演奏】オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1997年10月(1)、5月(2, 3)、ワトフォード/

《CD 96》
シューマン:1) 交響曲第4番ニ短調Op.120(原典版)、2) 交響曲第2番ハ長調Op.61
 【演奏】オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1997年5月(1)、10月(2)、ワトフォード/

《CD 97》
シューマン:
1) 4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック ヘ長調Op.86、
2) 交響曲第3番変ホ長調Op.97『ライン』、3) 交響曲第4番ニ短調OP.120
 【演奏】ロジャー・モンゴメリー、ギャビン・エドワーズ、スーザン・デント、
ロバート・マスケル(ホルン)、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1997年10月(1, 2)、5月(3)、ワトフォード/

《CD 98-99》シューマン:1) ミニョンのためのレクイエムOp.98b、2) 夜の歌Op.108、3) 楽園とペリOp.50
 【演奏】バーバラ・ボニー、アレクサンドラ・コーク、ルシンダ・ホートン、ドンナ・ディーム、キャサリン・フーグ、
コンスタンツェ・バッケス(ソプラノ)(3)、ベルナルダ・フィンク、スザンナ・スパイサー、ジャクリーヌ・コネル(コントラルト)(3)、
クリストフ・プレガルディエン、ニール・アーチャー(テノール)(3)、ウィリアム・デイズリー(バリトン)(1)、ジェラルド・フィンリー、
コルネリウス・ハウプトマン(バス)(3)、モンテヴェルディ合唱団、ハノーファー少年合唱団員(1)、
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
  【録音】1997年10月(1, 2)、4月(3)、ワトフォード/

《CD 100》
ブーランジェ:1) 詩篇第24番、2) 詩篇第129番、3) 仏教の古い祈り、4) 詩篇第130番、
5) ストラヴィンスキー:詩篇交響曲(1948年改訂版)
 【演奏】サリー・ブルース=ペイン(メッゾ・ソプラノ)(4)、ジュリアン・ポッジャー(テノール)(1, 3, 4)、モンテヴェルディ合唱団、ロンドン交響楽団
  【録音】1999年7月、ロンドン/

《CD 101-102》ストラヴィンスキー:歌劇『放蕩児の遍歴』
 【演奏】デボラ・ヨーク、アン・ハウエルズ(ソプラノ)、アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)、
イアン・ボストリッジ、ピーター・ブロンダー(テノール)、ブリン・ターフェル(バス・バリトン)、
マーティン・ロブソン、ジュリアン・クラークソン(バス)、モンテヴェルディ合唱団、ロンドン交響楽団
  【録音】1997年6月、ロンドン

《CD 103》
ヴァイル:
1) 七つの大罪、2)『Lady in the Dark』より「My Ship」「One Life To Live」、
3) Buddy On The Nightshift、4) ナナの歌、
5) 歌劇『ハッピー・エンド』より「ビルバオ・ソング」「スラバヤ・ジョニー」「難儀の歌」、
6) Je ne t’aime pas、7) Schickelgruber、8) Der Abschiedsbrief、9)『金星のワンタッチ』より「Foolish Heart」
 【演奏】アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)、ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)(3, 4, 6-8)、北ドイツ放送交響楽団(1, 2, 5, 9)
  【録音】1993年9月、ハンブルク/

《CD 104》
1) スッペ:『ウィーンの朝・昼・晩』序曲、
2) ツィーラー:ワルツ『ウィーン市民』Op.419、
3) レハール:ワルツ『舞踏会の妖精たち』、
4) ランナー:ワルツ『シェーンブルンの人々』Op.200、
5) ツィーラー:扇のポロネーズOp.525、
6) レハール:ワルツ『金と銀』Op.79、
7) ランナー:ギャロップ『旋風』Op.142 No.1(H.ペクによる管弦楽編)、
8) ツィーラー:シェーンフェルト行進曲Op.422(M.ウーアによる管弦楽編)、
9) ホイベルガー:喜歌劇『オペラ舞踏会』序曲
 【演奏】フランツ・バルトロメイ(チェロ)(1)、ペーター・シュミードル(クラリネット)(1)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1999年2月、ウィーン

サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
(CD 30,&CD 103: 3, 4, 6-8を除く) 



<映像>


ARTHAUS MUSIK(映像)



10 9438DVD
(DVD)
¥3700
伝説の指揮者〜ハンス・ツェンダー
 [ドキュメンタリー]
  『THINKING WITH YOUR SENSES』〜ハンス・ツェンダー
   監督:ライナー・E・モーリツ
 [コンサート]
  ドビュッシー:交響詩「海」
   ザールブリュッケン放送交響楽団、ハンス・ツェンダー(指揮)
    録音:1974年

 ハンス・ツェンダー人生を語るドキュメンタリー映像とザールブリュッケンとの「海」を収録したDVD

 画面:16:9、NTSC、音声:PCM2.0Stereo(Documentary) ,PCM Mono1.0(Concert)、
 リージョン:ALL、原語:ドイツ語、字幕:英、独、79'00

 指揮者、作曲家として活躍したハンス・ツェンダー(1936-2019)。彼の芸術的な創造過程を知ることのできる興味深いドキュメンタリー映像『THINKINGWITH YOUR SENSES』。
 ツェンダーの指揮者として、作曲家として音楽・芸術に向き合い、創造していくプロセスを見ることができる貴重な内容です。友人でもある作曲家のヘルムート・ラッヘンマンや作曲の弟子のフランク・ゲルハルトへのインタビュー、さらに2019年10月亡くなる直前に収録されたツェンダー自身へのインタビュー映像も含んでいます。
 そして首席指揮者を務めていたザールブリュッケン放送交響楽団(1972-1984年)と1974年に収録されたドビュッシーの「海」のコンサート映像も収録しています。
 ハンス・ツェンダーという芸術家の全体像をつかむことのできる1枚といえるでしょう。

 
 
















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