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≪第113号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2021/8/24~




8/27(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


PROSPERO CLASSICAL


PROSP 0027
¥2700
孤独を離れて~無伴奏ヴィオラ作品集
 ビーバー:パッサカリア ト短調C.105
 J.S.バッハ:シャコンヌ ニ短調 BWV1004
 ハラール・ハウゴー:Peder Gyes(デンマーク民謡)
 伝承曲:Dronningens Contillion(デンマーク民謡)
 伝承曲:Rumlekvadrillen(デンマーク民謡)
 伝承曲:Vor der Alphutte. Zwei Zauerli.(スイス民謡)
 ノルディ・アルダー: ポルカ「Nicht ganz allein!」(スイス民謡)
 伝承曲: Schottisch(スイス民謡)
 フランツ・アントン・ホフマイスター:練習曲第5番 ト長調『変奏曲』
 伝承曲: A Frunzei. Doina(ルーマニア民謡)
 ペンデレツキ::ダンス(2011)
 マリウス・ウングレアーヌ:Cantec de Dor / Brau. Doina(ルーマニア民謡)(1995)
 アルミン・シブラー:小協奏曲 Op.9
ウルスラ・サーンテイン
 (ヴィオラ;
  ストラディヴァリウス
   「Gibson」、1734年)

 一挺のヴィオラから紡ぎ出される多彩な響き無伴奏と向き合うことで生まれたつながり

 録音:2020年9月8日・12月3日、2021年3月12日・4月9日/58'18''

 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団のヴィオラ奏者、ウルスラ・サーンテインによるヴィオラ・ソロのためのアルバム。
 バッハ、ペンデレツキ、民族音楽、現代スイスの作曲家シブラーなど多彩な響きが一挺のヴィオラから次々と紡ぎ出されていきます。
 一見すると古典的な調和から離れた世界のようですが、実際にはそれぞれの音楽に明らかな対照性とともに強いつながりをも発見することができるでしょう。
 1734年製ストラディヴァリウス「ギブソン」での演奏。
 
 

PROSP 0019
¥2700
トンボー~バロック時代の追悼音楽
 W.F. バッハ:幻想曲 ニ短調 WFB A 105
 ローラン・ド・サン=リュック:プロイセン女王のトンボー ハ短調
 エヌモン・ゴーティエ: メッサンジョーのトンボー ニ短調
 ゲオルク・ゲベル:マダムJのトンボー ハ短調
 ロベール・ド・ヴィゼー:老ガロ師のトンボー アルマンド イ短調
 作者不詳(1730頃):前奏曲 変ホ長調
 作者不詳(1730頃):トンボー/嘆き/アダージョ
 ヨハン・ゲオルク・ヴァイヒェンベルガー:ヨーゼフ皇帝のトンボー ハ短調
 シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス:ロジー伯爵のトンボー ロ短調
 フランソワ・デュフォー:ブランロシェ氏のトンボー ト短調
 ジェルメーヌ・ピネル:イングランド王の死に寄せるトンボー
 ドゥニ・ゴーティエ:ランクロ氏のトンボー イ短調
 ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー:
  ブランクロシェ氏の死に寄せてパリで書かれたトンボー ハ短調
ミヒャエル・デュッカー(リュート)

 リュートの響きが身に染みる愛すべき人物との別れを惜しむ美しい音楽

 録音:2020年/65'38''

 フランス・バロックで流行した「トンボー」は愛すべき人物との別れを偲ぶ音楽。
 ただし必ずしも悲しい音楽でなければならない、という訳ではなく、長調の曲あり、快速なものがあればゆったりしたものもあったりと、様々な音楽語法が用いられているのが特徴です。
 古楽アンサンブル「ヌオーヴォ・アスペット」のリーダーとしても活躍するリュート奏者、ミヒャエル・デュッカーによる巧みな演奏は、喪に服したバロックの作曲家たちが無尽蔵の創意と独創性を発揮したことをおおいに示してくれます。
 
 

PROSP 0021
¥2700
セルゲイ・タニン デビュー・アルバム
 ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.1
 シューベルト(リスト編):
  「12の歌曲」より 挨拶を贈ろう S.558-1
  「12の歌曲」より 糸を紡ぐグレートヒェンS.558-8
  「白鳥の歌」より 住処 S.560-3
  「12の歌曲」より セレナード S.558-9
  「白鳥の歌」より 影法師 S.560-12
  「白鳥の歌」より 鳩の便り S.560-13
 プロコフィエフ:10の小品 Op.10
セルゲイ・タニン(ピアノ)

 ロシアの若き逸材、注目デビュー・アルバム!

 録音:2021年/75'08''

 1995年シベリア生まれで5歳からピアノを始め、11歳で早くもチャイコフスキー音楽院の大ホールでモスクワ交響楽団と共演、2018年にゲザ・アンダ国際ピアノコンクールで第3位と聴衆賞を獲得した若きピアニスト、セルゲイ・タニンのデビュー・アルバムです。
 ブラームスのソナタ、リスト編曲のシューベルト、プロコフィエフの小品という選曲からは、彼が高い技術と深い歌謡性の両立を武器にしていることがうかがえます。
 



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HYPERION



PCDA68330
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
タカーチ弦楽四重奏団
フェリックス&ファニー・メンデルスゾーン:
 弦楽四重奏曲集

  ファニー・メンデルスゾーン:
   弦楽四重奏曲変ホ長調
  フェリックス・メンデルスゾーン:
   弦楽四重奏曲第6番ヘ短調 Op.80
   弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13
タカーチ弦楽四重奏団
 〔エドワード・ドゥシンベア(第1ヴァイオリン)、
  ハルミ・ローズ(第2ヴァイオリン)、
  リチャード・オニール(ヴィオラ)、
  アンドラーシュ・フェイェール(チェロ)〕
CDA68330
¥2500→\2290

 この選曲で来るとは。さすがタカーチQ。
 フェリックスが残した2つの悲劇的弦楽四重奏曲に、最愛の姉ファニーの作品というカップリング。
 これはすごいことになるかもしれない。
 ついにパシフィカSQを超える録音が出るか?

 しかしなぜ第2番を後にしたのだろう。「2番」、「ファニー」、「6番」、としそうなものなのに。
 ここにも何か深い訳がありそうな気がする。



 タカーチ弦楽四重奏団新録音!メンデルスゾーン姉弟の弦楽四重奏曲!

 ☆グラミー受賞ヴィオリスト、リチャード・オニールが参加した新体制によるタカーチ弦楽四重奏団の新録音!
 ☆フェリックスとファニーのメンデルスゾーン姉弟による弦楽四重奏曲集!

 1975年にブダペストのフランツ・リスト音楽院の学生であったガボル・タカーチ=ナジらによって結成され、1977年エヴィアン国際弦楽四重奏コンクールで一等賞と批評家賞を獲得し国際的な注目を浴び、ポーツマス、ボルドー、ブダペスト、ブラティスラヴァ等多くのコンクールで優勝してきた世界最高峰の弦楽四重奏団のひとつ、タカーチ弦楽四重奏団。
 2020年6月には、グラミー賞受賞(+3度のノミネート)で知られる世界的ヴィオリスト、リチャード・オニールが新たなメンバーとして加わり、新体制となってからの新録音は、ファニー・メンデルスゾーンとフェリックス・メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲を組み合わせた姉弟プログラム。
 作曲の約2か月前に亡くなった姉へと捧げる「レクイエム」であると考えられている情熱的で悲劇的なヘ短調の四重奏曲(第6番)を中心に、未完成のピアノ・ソナタに基づいて1834年に書かれたファニーの唯一の弦楽四重奏曲(そして、女性が書いた現存する最初の弦楽四重奏曲の1つ)を、見事に対比させて描いています。

 ※録音:2020年11月9日-12日、ローン・ツリー・アーツ・センター(コロラド)

 
 
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OCDA68351
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
特別価格
¥4400
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
ショパン:夜想曲全集

 夜想曲第1番変ロ短調 Op.9-1/夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2/
 夜想曲第3番ロ長調 Op.9-3/夜想曲第4番ヘ長調 Op.15-1/
 夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2/夜想曲第6番ト短調 Op.15-3/
 夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.27-1/夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2/
 夜想曲第9番ロ長調 Op.32-1/夜想曲第10番変イ長調 Op.32-2/
 夜想曲第11番ト短調 Op.37-1/夜想曲第12番ト長調 Op.37-2/
 夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1/夜想曲第14番嬰ヘ短調 Op.48-2/
 夜想曲第15番ヘ短調 Op.55-1/夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2/
 夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1/夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2/
 遺作&偽作 ~
  レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ 嬰ハ短調《夜想曲》KKIVa/16/
 夜想曲ホ短調 Op.72-1/
 夜想曲ハ短調 KKIVb/8(おそらくシャーロット・ド・ロスチャイルド作)/
 ラルゲット 嬰ハ短調《忘れられた夜想曲》KKAnh.Ia/6(作者不詳)/
 夜想曲第2番変ホ長調 Op9-2b(ショパンによる追加装飾)
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
CDA68351
(2CD)
特別価格
¥3600→\3290

 スティーヴン・ハフのショパン新録音!華麗なるノクターン集!

 ☆英国の名匠スティーヴン・ハフのショパン新録音!
 ☆ハフがその華麗な特徴を「史上最高のオペラ・アリアのいくつか」と評したショパンの夜想曲集!

 イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニストです。
 2011年にリリースされ、英グラモフォン賞にノミネートされた「ワルツ全集」(CDA67849)以来となる、スティーヴン・ハフのショパン・アルバム。
 その華麗な特徴を「これまでに書かれた最高のオペラ・アリアのいくつか」とハフが表現するショパンの夜想曲集が登場!
 19世紀前半ロマン主義の開花を反映する詩的で抒情的なセットを、ハフの歌うような素敵なアプローチで収録しています。

 ※録音:2020年7月18日-23日、クイーン・エリザベス・ホール(ロンドン)

 
 
 


PCDA68379
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
ジェズアルド・シックス
 ジョスカンの遺産


 ヨハネス・オケゲム(c.1410-1497):汚れ無き神の御母
 ジョスカン・デ・プレ(c.1450/55-1521):森のニンフ/レクイエム・エテルナム
 ロワゼ・コンペール(c.1445-1518):Quis numerare quest
 アントワーヌ・ブリュメル(c.1460-1512/13):Tous les regretz
 ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452-1518)&ジョスカン・デ・プレ:わが子、アブサロンよ/
 ジョスカン・デ・プレ:神の御母なる穢れなき乙女
 アントワーヌ・ド・フェヴァン(c.1470-1511/12):処女なる御母
 ジャン・ムートン(before 1459-1522):Qui ne regrettoit
 アドリアン・ヴィラールト(c.1490-1562):不幸なる我が身
 ハインリヒ・イザーク(c.1450-1517):Esto mihi
 ジョスカン・デ・プレ:いと聡明なる乙女、汝のみ奇蹟をなし給う者なり
 ジャン・レリティエ(c.1480-after 1551):ミゼレーレ・メイ・ドミネ

  ジェズアルド・シックス
   〔ガイ・ジェームズ(カウンターテナー)、アンドルー・レスリー・クーパー(カウンターテナー)、
    ジョゼフ・ウィックス(テノール)、ジョシュ・クーター(テノール)、
    マイケル・クラドック(バリトン)、サミュエル・ミッチェル(バス)〕、オワイン・パーク(指揮、バス)
CDA68379
¥2500

 若き男声アンサンブル ジェズアルド・シックス、ジョスカン没後500周年プログラム!

 ☆英国合唱界の若き天才オワイン・パークが率いるア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。
 ☆ジョスカン・デ・プレ没後500周年記念盤。ジョスカンと同世代の様々な作曲家によるモテット集!

 2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。
 ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。

 Hyperionとジェズアルド・シックスが贈るジョスカン・デ・プレ没後500周年記念プログラムは、ジョスカン・デ・プレと同世代の様々な作曲家たちによるモテットをセレクトし、巨匠ジョスカンが与えた偉大な影響と素晴しき遺産を辿ります。

 ※録音:2020年11月20日-22日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)






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NOVANTIQUA RECORDS

NA34
¥2600
旧シンフォニア・レーベルの名物プロデューサー、
 シグリット・リーとの二人三脚で創り上げた
  巨匠クルニョーラのヴァイス作品集
ヴァイス:リュート作品集

 前奏曲変ホ長調 WeissSW17
 シャコンヌ ~
  ソナタ変ホ長調 WeissSW10
  ソナタ嬰ヘ短調 WeissSW48
  ソナタ変ロ長調 WeissSW49
  ファンタジア ハ短調 WeissSW9
アルベルト・クルニョーラ(リュート)

 海外直輸入、入手困難になる可能性あり。

 イタリア・リュート界の巨匠アルベルト・クルニョーラ。ドイツ後期バロックの巨匠、ヴァイスの芸術の神髄。

 イタリアのヴァレーゼ出身で同国の古楽界、リュート界を代表する巨匠アルベルト・クルニョーラが奏でるレオポルト・ヴァイスの芸術の神髄。
 クルニョーラはドイツ後期バロックの巨匠で当時を代表するコンポーザー=リューティストだったヴァイスの作品集を創るためにその膨大な作品群を研究。
 約650曲とも約850曲とも伝わるヴァイスの作品の中から、ドレスデン、ブルノ、ロンドンの各地に保管されていた5作品を厳選しています。
 アーティスティック・ディレクターを務める旧シンフォニア・レーベルの名物プロデューサーであるシグリット・リーとの二人三脚で創り上げたクルニョーラのヴァイス作品集は、古楽ファン要注目です。

 ※録音:2018年9月、ピエヴェッキア(イタリア)
 ※アーティスティック・ディレクター:シグリット・リー

 
 
 
NA56
¥2600
無伴奏クラリネットのための20世紀音楽
 オズヴァルド・ラセルダ(1927-2011):メロディア/
 ストラヴィンスキー:無伴奏クラリネットのための3つの小品/
 メシアン:鳥たちの深淵/
 ケージ:クラリネットのためのソナタ/
 クラウディオ・サントロ(1919-1989):アメリカのファンタジー/
 アーノルド:ファンタジー/
 べリオ:セクエンツァIX/
 ロナルド・ミランダ(1948-):ルディカⅠ/
 べリオ:リート(歌)/ガーシュウィン(ルチアーノ編):サマータイム
ルカ・ルチアーノ(クラリネット)

 イギリスのリーズ音楽大学でクラシック、ジャズ、コンテンポラリーを学び、その全てのジャンルで優秀な成績を収めたイタリアのコンポーザー=クラリネッティスト、ルカ・ルチアーノ。
 前作の自作自演集「フラグメンツ」(NA28)に続くセカンド・アルバムは、20世紀にクラリネットのために作曲された「無伴奏作品集」!
 ストラヴィンスキーやメシアン、アーノルド、ケージ、べリオの重要作に、ブラジルの作曲家であるラセルダとサントロ、ミランダの3作品をカップリング。
 アンコールとしてルチアーノ自身の編曲によるガーシュウィンの「サマータイム」を収録しています。

 ※録音:2020年、ナポリ(イタリア)
 



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AVANTI



AVA10632
(6CD)
¥8000→\7490

ランデヴー・ウィズ・マルタ・アルゲリッチ 第2集
  アルゲリッチ・ウィズ・フレンズ 2019ハンブルク・ライヴ


アルゲリッチ出番多いです!曲もすごい!
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番「クロイツェル」、
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番、
 シューマン:子供の情景
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番、
 モーツァルト:4手ピアノのためのソナタK. 381、ほか!

そして豪華出演陣!
 シャルル・デュトワ、シルヴァン・カンブルラン
 ルノー・カピュソン、ミッシャ・マイスキー、カティア・ブニアティシヴィリ、テディ・パパヴラミ、スティーヴン・コヴァセヴィチ、酒井茜
 ニコラ・アンゲリッシュ、ガブリエラ・モンテーロ、エフゲニ・ボジャノフ、セルジオ・ティエンポ
【DISC 1】   
   フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
    1-4. ピアノ三重奏曲 第2番 ハ短調 Op. 66
     ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)、エドガー・モロー(チェロ)、
     マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

   ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
    5-7. ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op. 78 「雨の歌」
     ルノー・カピュソン(ヴァイオリン)、ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
【DISC 2】   
   ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
    1. 4手ピアノのためのアンダンテと変奏 ト長調 K. 501
     マルタ・アルゲリッチ(第1ピアノ)、スティーヴン・コヴァセヴィチ(第2ピアノ)

   ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
    2-4. ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 Op. 47 「クロイツェル」
     テディ・パパヴラミ(ヴァイオリン)、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

   フランツ・シューベルト(1797-1828):
    5-8. 4手ピアノための幻想曲 ヘ短調 D. 940
     ガブリエラ・モンテーロ(第1ピアノ)、マルタ・アルゲリッチ(第2ピアノ)
【DISC 3】   
   ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
    1-3. ピアノ協奏曲 第1番 ロ短調 Op. 23
     マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
     ハンブルク交響楽団、シャルル・デュトワ(指揮)

   イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
    4-7. 結婚
     マリア・バヤンキナ(ソプラノ)、イリーナ・シシュコヴァ(メゾ・ソプラノ)、
     イリヤ・セリヴァノフ(テノール)、ユーリ・ヴラソフ(バス)、
     ニコラ・アンゲリッシュ/ガブリエレ・バルドッチ/
      アレクサンドル・モギレフスキー/ステパン・シモニアン(ピアノ)、
     ディミトリオス・デシラス/アンドレアス・ファルマキス/ニコラオス・メタリノス/セルゲイ・ミハイレンコ/
      コルネリア・モンスケ/クーン・プラーティンク/アンドレイ・ヴォロソフスキー(パーカッション)、
     ヨーロッパ合唱アカデミー、ゲルリッツ、エカテリーナ・アントネンコ(合唱指揮)、
     シャルル・デュトワ(指揮)
【DISC 4】   
   ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
    1. ソナタ ホ長調 K. 495/2. ソナタ ホ長調 K. 20/3. ソナタ イ短調 K. 109/
    4. ソナタ ロ短調 K. 128/5. ソナタ ト長調 K. 55/6. ソナタ ニ短調 K. 32/
    7. ソナタ ト長調 K. 455
     エフゲニ・ボジャノフ(ピアノ)

   ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
    8-10. 4台のチェンバロ(ピアノ)と弦楽のための協奏曲 イ短調 BWV 1065
     マルタ・アルゲリッチ/イム・ドンヒョク/ソフィー・パチーニ/マウリシオ・バリーナ(ピアノ)、
     ハンブルク交響楽団

   ロベルト・シューマン(1810-1856):
    11-23. 子供の情景
      マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)


   フレデリック・ショパン(1810-1849):
    24. 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op. 3
      ミッシャ・マイスキー(チェロ)、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
【DISC 5】   
   セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):

    1-4. ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 Op. 94a
     テディ・パパヴラミ(ヴァイオリン)、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

    5-7. ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 Op. 26
     マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
     ハンブルク交響楽団、シルヴァン・カンブルラン(指揮)
【DISC 6】   
   モーツァルト:
    1-3. 4手ピアノのためのソナタ ニ長調 K. 381/123a
     酒井茜(第1ピアノ)、マルタ・アルゲリッチ(第2ピアノ)

   クロード・ドビュッシー(1862-1918):
    4-7. 小組曲 L. 65
     セルゲイ・ババヤン(第1ピアノ)、エフゲニ・ボジャノフ(第2ピアノ)

   エンリケ・グラナドス(1867-1916)/フリッツ・クライスラー(1875-1962)編曲:
    8. スペイン舞曲 第5番
   クライスラー:
    9. 美しきロスマリン
     ゲザ・ホッス=レゴツキ(ヴァイオリン)、セルゲイ・ババヤン(ピアノ)

   フランシス・プーランク(1899-1963):
    10-13. 2台のピアノのためのソナタ
   ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
    14. パガニーニの主題による変奏曲
      セルジオ・ティエンポ(第1ピアノ)、カリン・レヒナー(第2ピアノ)

   セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
    15. ワルツ ~ 4手ピアノのための6つの小品 Op. 11 より
     カティア・ブニアティシヴィリ(第1ピアノ)、マルタ・アルゲリッチ(第2ピアノ)

 録音: 2019年6月23日-7月1日 ライスハレ、ハンブルク(ライヴ)

 【アルゲリッチ&フレンズ2019年ライヴ、アルゲリッチの「子供の情景」収録!】

 世界中の音楽ファンを沸かせた2018年ライヴ(AVA10572)の続編として、翌2019年に同じハンブルクで行われたライヴが6枚組というボリュームで登場。
 アルゲリッチ本人の演奏トラックが多いことも魅力で、中には貴重なソロ録音「子供の情景」も含むのが嬉しいところ。
 さらにシルヴァン・カンブルランとの共演によるプロコフィエフ、シャルル・デュトワとの共演でチャイコフスキーを収録しており、デュトワはストラヴィンスキーの「結婚」の指揮も担当。
 ルノー・カピュソン、ミッシャ・マイスキー、カティア・ブニアティシヴィリ、テディ・パパヴラミ、スティーヴン・コヴァセヴィチ、酒井茜など、今回も素晴らしいゲストたちの共演を楽しむことができるほか、2019年の来日公演でも大きな評判となったエフゲニ・ボジャノフのスカルラッティも収録しています。

 






第1弾 2018年
再生産の可能性もあるが現時点で代理店、メーカーで完売
アリアCDには若干の在庫あり(2021/8/26)
完売の際はご容赦を



AVA10572
(7CD)
\9800
2018年夏のハンブルクを沸かせた、豪華アーティストの饗宴
 ランデヴー・ウィズ・マルタ・アルゲリッチ
  アルゲリッチ・ウィズ・フレンズ 2018ハンブルク・ライヴ

 【DISC 1】
 1.ドビュッシー(ラヴェル編曲2台ピアノ版):祭り(『夜想曲』より)
    マルタ・アルゲリッチ(ピアノ1)
    アントン・ゲルツェンベルク(ピアノ2)
 2-4.ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト短調
    ゲザ・ホッス=レゴツキ(ヴァイオリン)
    エフゲニ・ボジャノフ(ピアノ)
 5.ドビュッシー(作曲者編曲2台ピアノ版):牧神の午後への前奏曲
    スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ1)
    マルタ・アルゲリッチ(ピアノ2)
 6-8.ドビュッシー:チェロとピアノのためのソナタ ニ短調
    ミッシャ・マイスキー(チェロ)
    マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 9.ラヴェル(2台ピアノ版):ラ・ヴァルス
    マルタ・アルゲリッチ(ピアノ1)
    ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ2)
 10-13.ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
    アレクサンドラ・コヌノヴァ(ヴァイオリン)
    エドガー・モロー(チェロ)
 【DISC 2】
 1-4.プロコフィエフ(寺嶋陸也 編曲2台ピアノ版):交響曲第1番 ニ長調 「古典」 Op.25
    エフゲニ・ボジャノフ(ピアノ1)
    酒井茜(ピアノ2)
 5.プロコフィエフ:ヘブライの主題による序曲 ハ短調 Op.34
     マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
     パブロ・バラガン(クラリネット)
     諏訪内晶子(ヴァイオリン1)
     アレクサンドラ・コヌノヴァ(ヴァイオリン2)
     リダ・チェン(ヴィオラ)
     エドガー・モロー(チェロ)
 プロコフィエフ(プレトニョフ編曲2台ピアノ版):バレエ音楽『シンデレラ』より組曲
  6.I 序章 7.II 喧嘩 8.III 冬 9.IV 春 10.V シンデレラのワルツ
     アレクサンドル・モギレフスキー(ピアノ1)
     酒井茜(ピアノ2)
 11.VI ガヴォット 12.VII ギャロップ 13.VIII ゆるやかなワルツ 14.IX 終章
    エフゲニ・ボジャノフ(ピアノ1)
    カスパラス・ウィンスカス(ピアノ2)
 15-18.プロコフィエフ:2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56
    テディ・パパヴラミ(ヴァイオリン1)
    諏訪内晶子(ヴァイオリン2)
 【DISC 3】
 1-4.ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.35
    マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
    セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)
    ハンブルク交響楽団
 5-8.ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 Op.67
    ガイ・ブラウンシュタイン(ヴァイオリン)
    アリサ・ワイラースタイン(チェロ)
    マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 9-11.コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7
    ガイ・ブラウンシュタイン(ヴァイオリン)
    アリサ・ワイラースタイン(チェロ)
 【DISC 4】
 1-4.メンデルスゾーン(フルート、チェロ、ピアノへの編曲版):ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.49
     スザンネ・バーナー(フルート)
     ガブリエレ・ジェミニアーニ(チェロ)
     マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 5-7.ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 Op.56
     テディ・パパヴラミ(ヴァイオリン)
     ミッシャ・マイスキー(チェロ)
     マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
     イオン・マリン(指揮)
     ハンブルク交響楽団
 【DISC 5】
 1-3.シューマン:幻想小曲集 Op.73
     ミッシャ・マイスキー(チェロ)
     マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 4-23.シューマン:詩人の恋 Op.48 (1840年初稿20曲版)
     トーマス・ハンプソン(バリトン)
     マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 【DISC 6】
 1-3.ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100
     諏訪内晶子(ヴァイオリン)
     ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
 4-7.ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
     趙 静 チョウ・チン(チェロ)
     リーリャ・ジルベルシュテイン(ピアノ)
 【DISC 7】
 1-30.サン=サーンス:動物の謝肉祭
     アニー・デュトワ(語り)
     趙 静 チョウ・チン(チェロ)
     リーリャ・ジルベルシュテイン(ピアノ1)
     マルタ・アルゲリッチ(ピアノ2)
     イオン・マリン(指揮)
     ハンブルク交響楽団
 31-34.レクオーナ:4つのキューバ舞曲
 35-37.レクオーナ:3つのアフロ=キューバ舞曲
 38.アルベニス(バリーナ編曲):タンゴ
 39.アンヘル・ビジョルド(レア・ペトラ編曲):エル・チョクロ
     マウリシオ・バリーナ(ピアノ)
 40.エドゥアルド・ロビーラ(クロエ・ファイファー編曲):エバリスト・カリエゴに捧ぐ
 41.ピアソラ:勝利
 42.ピアソラ:アディオス・ノニーノ
 43.モーツァルト(クロエ・ファイファー編曲):アイネ・クライネ・ナハトムジーク
     グットマン・タンゴ・カルテット
     マイケル・グットマン(ヴァイオリン)
     リサンドレ・ドノソ(バンドネオン)
     アリエル・エバースタイン(コントラバス)
     クロエ・ファイファー(ピアノ)
     趙 静 チョウ・チン(チェロ)
 白黒ながら写真も満載の約100ページに及ぶ欧文ブックレット入り。
  ライヴ録音:ドイツ、ハンブルク
   2018年6月25日-7月1日、ライスハレ
   2018年7月2日、シュミット劇場(DISC 7、Track31-39) 


 



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CAPRICCIO



C5460
(2CD)
¥3100→\2890
ヘンツェがオペラ化した三島『午後の曳航』
 ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):歌劇《裏切られた海》

  台本: ハンス・ウルリッヒ・トライヒェル/原作: 三島由紀夫『午後の曳航』
 登/3号...ジョシュ・ラヴル(テノール)、黒田房子...ヴェラ=ロッテ・ベッカー(ソプラノ)、
 塚崎竜二...ボー・スコウフス(バリトン)、1号...エリック・ファン・ヘイニンゲン(バリトン)、
 2号...カンミン・ジャスティン・キム(カウンターテナー)、4号...シュテファン・アスタホフ(バリトン)、
 5号...マルティン・ヘスラー(バス)、船乗り見習いの声...イェルク・シュナイダー(テノール)
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団、シモーネ・ヤング(指揮)

 録音 2020年12月14日(ライヴ) ウィーン国立歌劇場(オーストリア)

 未亡人の母と二人で暮らす海が好きな少年、登。母の部屋に通じる覗き穴を見つけた登は、ある日"海の男"竜二と母との情事を目撃、竜二を英雄とみなし強い憧れを抱きます。
 しかし竜二が母の経営する洋品店を手伝いはじめたことで憧れは失望に変わり、ついに・・・

 三島由紀夫の作品に魅了された作曲家ハンス・ヴェルナー・ヘンツェは、1986年に『午後の曳航』のオペラ化に着手。
 三島が描いた男女間の危うい愛と、少年が抱く理想がもろくも崩れ去る様を迫力ある管弦楽と歌唱で表現し、1989年に《裏切られた海》として完成させました。
 その翌年ベルリン・ドイツ・オペラで初演、その後、ゲルト・アルブレヒトの企画で日本語版の《午後の曳航》を作成、2003年に読売日本交響楽団が演奏会形式で初演。
 そしてこの日本語版をヘンツェが大幅に改訂し、2006年にはザルツブルク音楽祭で初演されています。このアルバムはコロナ禍の中、無観客で行われたウィーン国立歌劇場のプレミエ公演の収録。
 主人公登を歌うのはヘンデルからブリテンまで幅広いレパートリーを誇るカナダ出身の若手テノール、ジョシュ・ラヴル。竜二を歌うのはベテラン、ボー・スコウフスです。
 また未亡人房子を演じたヴェラ=ロッテ・ベッカーパーの奮闘も見事。パーカッションを多用した色彩豊かなオーケストラの響きを自在に操るシモーネ・ヤングの指揮にも注目です。

 
 
 
C5350
¥2600
アルフレード・シュニトケ(1934-1998):映画音楽集 第5集
 昼間の星(1966)
  1. Drehorgel ハーディ-ガーディ Moderato/2. Zoo 動物園 Andante/
  3. Drehorgel II – Die Glocke - Die Schutzenハーディ-ガーディ II - 鐘 - 狙撃者 Moderato/
  4. Foxtrott フォックストロット Allegro moderato/
  5. Aufruhr - Finale 反乱-.フィナーレ Agitato/6. Drehorgel III ハーディ-ガーディ III Moderato
 最愛の人(1985)
  7. Titelmusik オープニング・テーマ/8. Marsch 行進曲/9. Gladiatoren - Galopp グラディエーター - ギャロップ/
  10. Walzer ワルツ/11. Vor dem Spiegel 鏡の前で/12. Krim - Nacht - Verfolgungsjagd クリミア - 夜 - 追跡/
  13. Ragtime - Spiel ラグタイム - ゲーム
 セルギー神父(1978)
  14. Ouverture 序曲/15. Polonaise ポロネーズ/16. Mazurka マズルカ/
  17. Kavallerie-Marsch 騎兵隊の行進/18. Monolog モノローグ/19. Epilog エピローグ
 全てフランク・シュトローベルによる組曲編
  ベルリン放送合唱団...19、ベルリン放送交響楽団、フランク・シュトローベル(指揮)

 録音 2018年3月8-10日 Berlin, Haus des Rundfunks(ドイツ)

 ユダヤとドイツの血を引く作曲家シュニトケは、少年時代からドイツ語を使い12歳の時には父親の赴任地ウィーンで最初の音楽教育を受けました。
 14歳の時にモスクワに転居し、27歳でモスクワ音楽院を卒業、翌年から10年間はモスクワ音楽院の講師を務めましたが、その後は一時、1960年代から手掛けていた映画音楽の作曲で糊口をしのいでいました。
 彼は1984年までに66作の映画音楽を作りましたが、これらには「polystylis=多様式主義者」と自称する彼の作曲スタイルのさまざまな形が示されており、疑似バロック風の美しい旋律を持つ曲から、実験的な曲まで、多彩な作品が含まれています。
 プロコフィエフの『イワン雷帝』をはじめとする数々の映画音楽の復刻で知られるフランク・シュトローベルは、シュニトケの映画音楽の紹介に熱心に取り組んでおり、これまでにも『無名の俳優の物語』や『歯科医の冒険』などのサウンド・トラックを組曲に再編してきましたが、今回は『昼間の星』『最愛の人』『セルギー神父』の3編の音楽を組曲に編成し、音による物語を存分に聴かせます。

 
 
 
C5431
(2CD)
¥2600
POETRY OF WOMEN COMPOSERS 女性作曲家による女性作曲家のための作品集
 【CD1】
  1.ソフィー・レイヤー/ スザンナ・リドラー: アンナ・マーラーのために: Mahler's Anna マーラーのアンナ
  2. リドラー: オルガ・ノイヴィルトのために: Dance, music box ダンス、ミュージック・ボックス
  3. ユリア・ラヘルシュトルファー:ヴィオレッタ・パッラのために: Lamen ラメン
  4. ラヘルシュトルファー: メル・ボニス(ボニ)のために: Dance of the flames 炎の踊り
  5. メリッサ・コールマン: メレディス・モンクのために: Straight to heaven まっすぐ天国に
  6. コールマン: 久保摩耶子のために: Hommage to Mayako Kubo 久保摩耶子へのオマージュ
  7. パメリア・スティックニー: ルイーゼ・アドルファ・ル・ボーのために:Sounds: always open 響き: 常に開いている
  8. スティックニー: ドーラ・ペヤチェヴィチのために: What to do 何をすべきか
  9. ヨハンナ・ドーデラー: ナディア・ブーランジェのために
  10. ドーデラー: アルマ・マーラー・ヴェルフェルのために
  11. エルフィ・アイヒンガー: クララ・シューマンのために
  12. レイヤー/アイヒンガー: メイ・アウフデルハイドのために Rag for May
  13. ガブリエーレ・プロイ: ウルスラ・マムロックのために: ウルスラ・マムロックへのオマージュ
  14. スザンネ・ハルト: ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルのために
  15. ハルト: グラジナ・バツェヴィチのために
  16. アレクサンドラ・カラストヤノヴァ=ヘルメンティン: レオノーラ・ドゥアルテのために: Voca me あなたと私
  17. カラストヤノヴァ=ヘルメンティン: カシアのために
  18. マリア・グシュテットナー: ソフィア・グバイドゥーリナのために: When voices are silenced 声が沈黙させられる時
 【CD2】
  1. マリア・グシュテットナー: ヒルデガルト・フォン・ビンゲンのために: Sounds 響き
  2. レイヤー/ミア・ザベルカ: ジェルメーヌ・タイユフェールのために
  3. ザベルカ: パティ・スミスのために(ソフィー・レイヤー詩)
  4. ナザニン・アガハニ: リリ・ブーランジェのために: Think of me eternally 私を思ってください、いつまでも
  5. アガハニ: レーラ・アウエルバッハのために: I am not afraid 私は恐れていない
  6. ツェイナ・アツォウガー: ケイト・ブッシュのために
  7. アツォウガー: シェイカ・リミッティのために
  8. ラウラ・メッロ: シキーニャ・ゴンザーガのために: Bloco dos doidos sao voces
  9. メッロ: サハクドゥクトのために: Lamento da caverna
  10. ザラー・リー: マリアンナ・フォン・マルティネスのために
  11. アネッテ・ギースリーグル: カーラ・ブレイのために
  12. ギースリーグル: セリア・クルスのために
  13. エリザベート・ハルニック: パウリーネ・オリベロスのために-パウリーネ・オリベロスへのオマージュ
  14. ハルニック: オノ・ヨーコのために: Clear the air – to Yoko Ono 空気をきれいにする - オノ・ヨーコのために
  15. ファン・ユーチュン: オノ・ヨーコのために
  16. イヴァ・ザブカー: ノラ・ジョーンズのために
  17. ナタリー・ハウスマン: エイミー・ワインハウスのために: Rehab forever, Amy エイミー、リハブは不滅よ
  18. レイヤー: サッフォーのために: Weiss 白
  19. アンドレア・ソドムカ: ルート・シェーンタールのために: ルートへのサウンドトラック
  20. レイヤー/ソドムカ: エセル・スマイスのために: Shout, shout シャウト、シャウト
  21. ドロ・ボール: バーブラ・ストライサンドのために
 エルフィ・アイヒンガー(声&ピアノ)、ジョアンナ・ルイス(ヴァイオリン)、メリッサ・コールマン(チェロ)、
 エリザベート・ハルニック(ピアノ、スピーカー)、シュテファン・ヘッケル(シュルティボックス)、
 ユリア・ラヘルシュトルファー(ヴァイオリン、声、エレクトロニクス)、ケイトリン・スミス(エレクトロニクス)、
 フィリップ・シュテッケニウス(ビート、ミキシング、声)、パメリア・スティックニー(テルミン、ピアノ)、
 レナ・ファンクハウザー(ヴィオラ、声)、マリア・グシュテットナー(ファゴット)、
 カオリ・ニシイ(ピアノ)、スザンナ・リドラー(声、エレクトロニクス)

 録音: 2018年

 2018年にウィーンで開催された展覧会"Musica Femina – Women Made Music 女性が作った音楽"。
 2か月の開催期間中に56,000人が訪れたこの展覧会ではサッフォーの時代から現代までの100人の女性作曲家についての特集が組まれました。
 展示には各々の作曲家たちの短い伝記が添えられていましたが、現代オーストリアで活躍する詩人、映像作家で作曲家のソフィー・レイヤーはその伝記を補完するために100篇の詩を作成するというアイディアを思いつきました。
 そしてレイヤーは今を生きる女性作曲家たちに自らの詩を用いた短い曲、または詩からインスパイアされた曲の創造を依頼、歴史を創り上げた過去の女性作曲家たちへと捧げています。
 レイヤーの言葉は朗読されるだけではなく、曲に合わせて歌われたり、断片的に組み込まれたりと自在に変化します。

 ※ブックレットに歌詞は印刷されておりません。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS



ALT 494
¥3000→\2790
グレン・グールド 若き日の記録 第5集
 「58年のゴールドベルク変奏曲」

  J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲 BWV988
グレン・グールド(ピアノ)

 他のどの録音とも違う『ゴールドベルク』。グールド、58年バンクーバー・ライヴ!自在な緩急で弾き切った一回限り・驚きの大名演!音質も今までにない鮮烈さで登場

 録音:1958年7月23日/バンクーバー音楽祭でのライヴ(モノラル)/国内プレス、2021年デジタル・リマスター、日本語帯・解説付

 グールドはステージ上でも聴衆のためでなく、あくまでも自分のために弾いている。自身の内で瞬間に湧き上がってきた音楽をこのディスクを通じて我々は聴くことができるわけだ。
 ここにはインテンポを維持して完成させた55年のスタジオ録音では聴くことのできない、内面の音楽が残されている―

 Altus の最新技術で鮮やかに蘇る、グールド若き日の貴重なライヴ録音。知られざるゴールドベルクの名演、58年バンクーバー音楽祭でのライヴが望みうる最高の音質で登場!

 スタジオの録音技術を駆使して緻密に作り上げた55年の『ゴールドベルク変奏曲』で一躍音楽界にその名をとどろかせたグールド。
 多忙な演奏活動に明け暮れるうちコンサートというものを疑問視し、精神的不調の波にもまれ、50年代から既に演奏会のキャンセルが多くなっていきます。
 そんななか興が乗って充実したライヴ演奏を繰り広げることもあって、この58年バンクーバー・ライヴがまさにそれ。ライヴの一回性の中でイマジネーションが自由に飛翔した素晴らしい『ゴールドベルク変奏曲』です。
 
 大胆な緩急を持ち、各変奏の繰り返しの有無にも独自性がある演奏で、55年のスタジオ録音を完成された設計図としつつもそこにこだわらない自在さがあり、大きな違いがあります。
 また59年のザルツブルク・ライヴでは81年スタジオ盤へと繋がっていくテンポ感が現れてきますが、このバンクーバー・ライヴは緩急のせめぎ合いがまだまだ白熱しています。
 ブックレットには各録音を比べながら詳細に検証された演奏論が掲載され、圧倒的な読み応えとなっています。

 ジャケット・デザインはシルバーを用いたこだわりの印刷。画面上の画像データでは再現できない色になっておりモノとしての価値も十分。
 ぜひコレクションに加えたいアルバムです。
 
 


ALTSA 441
(4SACD シングルレイヤー)
¥15900
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
チェリビダッケ/フランス国立放送管弦楽団
 INAライヴ録音大集成
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
  [Disc1]
   ルーセル:交響曲第3番 ト短調 Op. 42/
   ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op. 98
     録音:1974年10月23日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
   シェーンベルク:6つの管弦楽伴奏付き歌曲 Op. 8/
   シューベルト:交響曲第8番 ロ短調『未完成』 D. 759/
   ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op. 92/
   ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1番/
   ミヨー:ブラジルの郷愁~第11曲『ラランジェイラス』/
   ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(管弦楽版)/
   ストラヴィンスキー:小管弦楽組曲第2番 より『ギャロップ』
     録音:1974年9月17日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
   ブラームス:悲劇的序曲 Op. 81/
   ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調『皇帝』 Op. 73
     アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ( ピアノ)
     録音:1974年10月16日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
  [Disc2]
   ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調『田園』 Op. 68
   ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』より抜粋
     録音:1974年2月6日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
   ブラームス:交響曲第3 番 ヘ長調 Op. 90/
   ミヨー:ブラジルの郷愁 Op. 67b/
   レスピーギ:交響詩『ローマの松』 P. 141
     録音:1974年2月15日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
   シューベルト:『ロザムンデ』 序曲/
   ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op. 104
     ピエール・フルニエ(チェロ)
   デュティユー:メタボール
     録音:1974年10月2日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
  [Disc3]
   シューベルト:6つのドイツ舞曲(ウェーベルンによる管弦楽編)/交響曲第5番 変ロ長調 D. 485
   ヨハン・シュトラウスII 世:
    喜歌劇『こうもり』序曲/ウィーンの森の物語/フィガロ・ポルカ/
    ピツィカート・ポルカ/トリッチ・トラッチ・ポルカ/皇帝円舞曲
      録音:1973年12月30日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
   モーツァルト:レクイエム ニ短調 K. 626
     アーリーン・オジェー(ソプラノ)、グーリ・プレスナー(コントラルト)、
     アダルベルト・クラウス(テノール)、ロジェ・ソワイエ(バス)、
     ジャン・ポール・クレダー(合唱指揮)、フランス国立放送合唱団
     録音:1974年2月22日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
   ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』 序曲/
   ハイドン:交響曲第102 番 変ロ長調 Hob.I:102/
   シューマン:交響曲第2 番 ハ長調 Op. 61
     録音:1974年2月27日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
  [Disc4]
   シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
     マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
   プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第2 番 Op.64より抜粋
     録音:1974年5月29日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
   ラヴェル:
    スペイン狂詩曲  録音:1973年12月23日
    『マ・メール・ロワ』  録音:1974年2月6日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
    道化師の朝の歌  録音:1974年5月29日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
   ラヴェル:
    ラ・ヴァルス  録音:1974年10月2日
    『ダフニスとクロエ』 第1,2組曲  録音:1974年10月16日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
      ジャン・ポール・クレダー(合唱指揮)、フランス国立放送合唱団

 チェリとフランス国立管の超絶名演集。INA音源を2021年リマスターでSACD化!4枚のディスクにたっぷり800分弱収録!

 完全限定生産、2021年新マスタリング、国内プレス、一部歌詞対訳付き、ステレオ、219分/ 200分/216分/ 161分、日本語帯・解説付

 ALTUS 屈指のベストセラー、チェリビダッケ&フランス国立管弦楽団のINA 音源シリーズをすべてまとめた長時間収録SACD4 枚組。
 当盤のためにリマスターされ通常CD版とは異なる魅力を付加。
 最新リマスタリングにはALTUSの新技術〈High sampling overtone〉が採用されており、自然な倍音とオーケストラの確かな質感がチェリビダッケの名演をより引き立たせてくれます。

 1973・74年録音ですべてステレオ。
 ミケランジェリ、フルニエ、アルゲリッチとの協奏曲録音は超絶の名演。他にも極上に美しい『未完成』、スローテンポに仰天の『ペトルーシュカ』、チェリの叫びも高らかな凄演『ローマの松』、精緻な佇まいに涙の『モツレク』、ユニークなウィーン音楽に圧倒的最弱音のラヴェル作品などなど、何所をとってもチェリビダッケの威容をビシビシ感じる圧巻の内容!

 解説書には既発盤に使われた原稿をもれなく収録。
 鈴木淳史氏、久保木泰夫氏、許 光俊氏による各ディスクの解説から演奏者プロフィールに楽曲解説、シェーンベルク『6つの管弦楽伴奏付き歌曲』歌詞対訳まで、全60ページを超える充実のブックレットです。
 



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PROFIL



PH 20074
(7CD)
¥4500→\4090

フィッシャー=ディースカウ初期録音集
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 Disc1 76'17"
  シューベルト:
   (1)漁夫の娘(白鳥の歌)/(2)君こそわが憩い D.776/(3)セレナード(白鳥の歌)/
   (4)さすらい人の月に寄せる歌D.870/(5)ヴィルデルマン山地を越えてD.884/
   (6)孤独な人D.800b/(7)夕映えの中でD.799/(8)別れ(白鳥の歌)/(9)わが宿(白鳥の歌)/
   (10)魔王D.328/11()至福D.433/(12)野ばらD.257/13()聞け、青空にいるひばりをD.889/
   (14)漁夫の歌D.881b/(15)ますD.550d/(16)流れD.565/(17)万霊節の日のための連祷D.343
  シューマン:
   (18)蓮の花Op.25 の7(ミルテの花)/(19)君は花のごとくOp.25 の24(ミルテの花)/
   (20)リーダークライスOp.24(全9曲)
     ジェラルド・ムーア(1)-(19)、ヘルタ・クルスト⑳(ピアノ)
     録音:1951 年10月(1)-(3)(18)(モノラル)、1955 年5月(4)-(8)(モノラル)、
      1958 年5月(9)(10)、1965 年2、3月(11)-(17)、1956 年9月(19)(20)(モノラル)【全点初CD 化】

 Disc2 77'03"
   (1)ブラームス:4つの厳粛な歌Op.121
   (2)ヴォルフ:メーリケ詩集~鼓手/散歩/こうのとりの使い
   (3)リヒャルト・シュトラウス:たそがれの夢Op.29の1/セレナードOp.17の2/朝Op.27の4
   (4)レーヴェ:魔王Op.1の3
   (5)ベートーヴェン:遥かなる恋人に寄すOp.98(全6曲)
   (6)ハイドン:すこぶる平凡な話/平静/母の遅すぎた到着/叶えられた恋/宗教的な歌/皇帝賛歌
   (7)テレマン:孤独/幸福/ご婦人方/稀な幸福/忘れられたフィリス/偽り/酒賞賛
     ヘルタ・クルスト(1)、ジェラルド・ムーア(2)-(6)(ピアノ)、
     エディット・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ)(7)、イルムガルト・ポッペン(チェロ)(7)
     録音:1949年9月(1)(4)(モノラル)、1955年1月(2)(4)(モノラル)、
      1955年12月(3)(モノラル)、1951年10月(5)(モノラル)、1959年6月(6)、1962年3月(7)

 Disc3 78'34"
  (1)ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」~激しい苦しみ/復讐の話なら
  (2)ロルツィング:「ロシア皇帝と船大工」~皇帝の歌
  (3)同:「密猟者」~ほがらかで陽気
  (4)グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」~私は彼女を失った
  (5)モーツァルト:「魔笛」~おれは鳥刺し/パパゲーナ、パパゲーナ
  (6)ワーグナー:「タンホイザー」~夕星の歌
  (7)同:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」~あなたの歌の導き
  (8)チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」~あなたは手紙をくれました
  (9)プッチーニ:「ラ・ボエーム」~馬車の中で/おおミミ、君はもう戻ってこない
  (10)ヴェルディ:「ファルスタッフ」~行儀よく/老ハンス
  (11)同:「ドン・カルロ」~
   おおカルロ、聞いてくれますね/陛下、私はフランドルから来ました/あなたが世界にお与えになる
    フェレンツ・フリッチャイ(指揮)RIAS交響楽団、RIAS室内合唱団、
     テオドル・シュロット(ライモンディ;バス):1953年1月(1)
    ヴィルヘルム・シュヒター(指揮)ベルリン・フィル:1955年12月(2)(3)
    フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリン放送交響楽団:1956年9月(4)
    フェレンツ・フリッチャイ(指揮)RIAS交響楽団、マルゴ・ギヨーム、マリア・リース(童子;ソプラノ)、
     ディアナ・エーストラティ(童子;アルト)、リザ・オットー(パパゲーナ;ソプラノ):1955年6月(5)
    ヴィルヘルム・シュヒター(指揮)フィルハーモニア管弦楽団:1954年3月(6)
    アンドレ・クリュイタンス(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団1956、
     ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ヴァルター;テノール):1956年バイロイト・ライヴ(7)
    ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団、
     セーナ・ユリナッチ(タチヤナ;ソプラノ):1961年1月ウィーン・ライヴ(8)
    ヴィルヘルム・シュヒター(指揮)ベルリン・フィル、ルドルフ・ショック(ロドルフォ;テノール):1954年9月(9)
    フェレンツ・フリッチャイ(指揮)RIAS 交響楽団、ヨーゼフ・メッテルニヒ(ファルスタッフ;バリトン)、
     コルネリウス・ファン・ダイク(バルドルフォ;テノール):1951年1月(10)
    フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリン歌劇場管弦楽団、ボリス・グレヴェルス(カルロ;テノール)、
     ヨーゼフ・グラインドル(フィリッポ;バス):1948年11月18日ライヴ(11)

 Disc4 78'12"
  (1)ヘンデル:「ジュリオ・チェザーレ」~抜け目ない狩人は
  (2) 同:「ベレニーチェ」~鎖に繋がれても
  (3)ハイドン:「変わらぬまこと」~耳をほじってよく聞け
  (4)モーツァルト:「フィガロの結婚」~もうあんなの勝ちだと言ったな
  (5)同:「ドン・ジョヴァンニ」~さあワインで/奥様お手をどうぞ/あんたの半分はこっち
  (6)同:「コジ・ファン・トゥッテ」~私にその手を差し出して
  (7)ロッシーニ:「ウィリアム・テル」~動かぬまま
  (8)グノー:「ファウスト」~ここを離れる前に
  (9)ヴェルディ:「オテロ」~ロデリーゴ、飲もう! /行け、私にはお前の目標がみえる
  (10)リヒャルト・シュトラウス:「影のない女」~今、私の手に委ねられた
  (11)同:「アラベラ」~あなたこそ私を支配する者
  (12)ヒンデミット:「画家マチス」~太陽の国
  (13)ヴェルディ:「イル・トロヴァトーレ」~あの人の笑顔は
  (14)同:「リゴレット」~下劣で呪わしき廷臣たちよ
  (15)同:「シチリア島の夕べの祈り」~そうだ、わしを心底嫌っていた
  (16)同:「仮面舞踏会」~立て!
  (17)同:「ファルスタッフ」~おい小姓!
    カール・ベーム(指揮)ベルリン放送交響楽団:1960年4月(1)
    カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団(2)
    ラインハルト・ペータース(指揮)ウィーン・ハイドン管弦楽団:1969年10月(3)(4)
    フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリン放送交響楽団(5)(7)(8)、
     イルムガルト・ゼーフリート(ツェルリーナ;ソプラノ)(5):1958年9、10月(5)、1961年4月(7)(8)
    オイゲン・ヨッフム(指揮)ベルリン・フィル、エルンスト・ヘフリガー(フェルランド;テノール)、
     ヘルマン・プライ(グリエルモ;バリトン)、エリカ・ケート(デスピーナ;ソプラノ):1962年12月(6)
    ジョン・バルビローリ(指揮)ニューフィルハーモニア管弦楽団、ピエロ・デ・パルマ(カッシオ;テノール)、
     フロリンド・アンドレオッリ(ロデリーゴ;テノール):1968年10、11月(9)
    ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)バイエルン州立交響楽団、
     インゲ・ボルク(皇后;ソプラノ):1963年11月21日ミュンヘン・ライヴ(10)
    ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)バイエルン州立交響楽団、
     リーザ・デラ・カーザ(アラベラ;ソプラノ):1963年8月ミュンヘン・ライヴ(11)
    レオポルト・ルートヴィヒ(指揮)ベルリン放送交響楽団:1961 年11月(12)
    アルベルト・エレーデ(指揮)ベルリン・フィル:1959年6月(13)-(17)【全点初CD 化】

 Disc5 76'17"
  (1)シュッツ:主に向かいて新しき歌を歌えSWV324
  (2)トゥンダー:われに与えたまえ、主よ
  (3)ブルーンス:聖なるキリストは蘇えりたまえる
  (4)J.C.バッハ:ああ、たっぷりと水さえあれば
  (5)J.S.バッハ:わがイエスをしかと捉え~カンタータ第157 番より
  (6)同:ああ願わくば、喜びの霊を~カンタータ第73 番より
  (7)同:カンタータ第158 番「平安、汝にあれ」BWV158
  (8)同:わが心を清めたまえ~マタイ受難曲より
  (9)ペッピング:血潮したたる~パウル・ゲルハルトの詩による歌曲集
    ヘルムート・クレプス(テノール)(3)
    南西ドイツ放送交響楽団のメンバー(1)-(4):1953年2月(1)(モノラル)、
     1954年10月(2)(モノラル)、1953年10月(3)(モノラル)、1959年4月(4)(モノラル)
    カール・フォルスター(指揮)ベルリン・フィル、聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団、
     ミシェル・シュワルベ(ヴァイオリン)、オーレル・ニコレ(フルート)、ローター・コッホ(オーボエ)、
     イルムガルト・ポッペン(チェロ)、エディット・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ):1958年2月(5)-(7)
    カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団:1958年8月(8)
    アルトゥール・ローター(指揮)ベルリン放送交響楽団:1957年11月(9)(モノラル)【全点初CD 化】

 Disc6 74'38"
  (1)マーラー:さすらう若人の歌(全4曲)
  (2)シューマン:ゲーテのファウストからの3つの場面
  (3)モーツァルト:
   男たちはいつもつまみ食いをしたがるK.433/私が皇帝になったらK.539/
   さては裏切ったのか~残酷な後悔K.432/御手に口づけすればK.541
  (4)テレマン:カナリア・カンタータ
  (5)ヘンデル:穹窿のように空は覆い
    ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)フィルハーモニア管弦楽団:1952年6月(1)(モノラル)
    ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)ウィーン・フィル:1961年7月29日ザルツブルク音楽祭ライヴ(2)
    ラインホルト・ペータース(指揮)ウィーン・ハイドン管弦楽団:1969年10月(3)
    ヘルムート・ヘラー(ヴァイオリン)(4)、ハインツ・キルヒナー(ヴィオラ)(4)、
     ローター・コッホ(オーボエ)(4)(5)、エディット・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ)(4)(5)、
      イルムガルト・ポッペン(チェロ)(4)(5)、オーレル・ニコレ(フルート)(5):1957年3月(4)、1960年2月(5)

 Disc7 79'35"
  (1)ヘンデル:劇的カンタータ「アポロとダフネ」/(2)同:イタリア語カンタータ「愛の闘いから逃れよ」/
  (3)J.S.バッハ:カンタータ「愛を裏切る者」BWV203/(4)同:農民カンタータBWV212
    ギュンター・ヴァイセンボルン(指揮)ベルリン・フィルのメンバー、
     アグネス・ギーベル(ダフネ;ソプラノ):1966年1月(1)【初CD 化】
    エディット・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ)、ルムガルト・ポッペン(チェロ):1960年2月(2)(3)
    カール・フォルスター(指揮)ベルリン・フィル(4)、聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団(4)、
     リザ・オットー(ソプラノ):1960年10月(4)

 フィッシャー=ディースカウ若き日の美声とエネルギーを満喫できる貴重Box!

 「世界で最も偉大なリート歌手」とも称された不世出のバリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(1925-2012)。彼は録音の多さでも有名ですが、ここでは彼が20代から30代にかけての若き日の記録を集めています。

 フィッシャー=ディースカウの記念すべき録音第1号にあたる1949年9月のブラームス「4つの厳粛な歌」からドイツ歌曲、古典からオペラまで美声と表現を堪能できます。
 初CD化も多く、共演もフルトヴェングラーやベーム、フリッチャイ、歌手陣もヴィントガッセンやグラインドル、ゼーフリートらドイツ・オペラ史に残る大物が目白押し。

 多くは現在入手困難で、7枚組この価格はまさに夢のよう。お買い逃がしなく!
 


<メジャー・レーベル>
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DG



4838530
(2CD)
\3100→\2890
《ダニール・トリフォノフ ~バッハ:アート・オヴ・ライフ 》
CD1
 1. J.C.バッハ:ソナタ 第5番 イ長調 作品17の5
 2. W.F.バッハ:ポロネーズ 第8番 ホ短調 F.12の8
 3. C.P.E.バッハ:ロンド ハ短調 Wq.59の4 H.283
 4. J.C.F.バッハ:「ああ、お母さん聞いて」による変奏曲
 アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳(1725年)から
  5. 作者不詳:ミュゼット ニ短調 BWV Anh.126
  6. 作者不詳:アリア《わが魂よ、とくと思いみよ》BWV509
  7. 作者不詳:メヌエット イ短調 BWV Anh.120
  8. 作者不詳:メヌエット ヘ長調 BWV Anh.113
  9. 作者不詳:ポロネーズ ヘ長調 BWV Anh.117b
  10. 作者不詳:ポロネーズ ニ短調 BWV Anh.128
 11. J.S.バッハ:コラール《己が平安に帰りて静まれ》 BWV511
 12. ペツォールト:メヌエット ト長調 Anh.114
 13. 作者不詳:メヌエット ト長調 BWV Anh.116
 14. C.P.E.バッハ:ポロネーズ ト短調 BWV Anh.125
 15. 作者不詳:メヌエット ハ短調 BWV Anh.121
 16. シュテルツェル:アリア《汝が我がそばに居てくれるのなら》BWV508
 17. J.S.バッハ/ブラームス編:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004から)
 18. J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080(第1コントラプンクトゥス~第5コントラプンクトゥス)
CD2
 19. J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080(第6コントラプンクトゥス以降)
 (ダニール・トリフォノフによる第14コントラプンクトゥス完成版付き)
 20. J.S.バッハ/ヘス編:主よ、人の望みの喜びよ
   (《心と口と行いと生活で》 BWV147から)
ダニール・トリフォノフ(ピアノ)
4860412
(3LP)
\6600

 「音楽の父」から「家族の父へ」。世界を切り拓くピアニストが、偉大な作曲家の二つの姿を解き明かす!

 2010年ショパン国際ピアノ・コンクールや、2011年ルービンシュタイン国際ピアノコンクール、第14回チャイコフスキー国際コンクールなど、数々の世界的コンクールでの受賞をきっかけに世界デビューを果たした、ロシアの若手ピアニスト、ダニール・トリフォノフの新作。

 「音楽の父」J.S.バッハの最晩年の作品「フーガの技法」をはじめ、バッハの息子たちが書いた作品や、二人目の妻、アンナ・マグダレーナ・バッハに贈った音楽帳など、バッハの家庭を覗き込めるような選曲。

 トリフォノフによるコントラプンクトゥス第14の補筆完成版も収録。
 
 録音:2020年12月 マサチューセッツ州、メカニクス・ホール(CD1:1-16)、2021年1月、2月 ベルリン、ジーメンスヴィラ(CD1:17,18, CD2)
 



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DECCA



4852088
(2CD)
\3100→\2890
ヴラディーミル・アシュケナージ
 4年ぶりとなる新作

CD1
 イギリス組曲 (2019年)
  第1番 イ長調 BWV806
  第2番 イ短調 BWV807
  第3番 ト長調 BWV808

CD2(ボーナスCD)
 ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052 (1965年)
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)

デイヴィッド・ジンマン指揮
ロンドン交響楽団(CD2)

 引退を発表したデッカの伝説的ピアニスト、アシュケナージの4年ぶりの新作!
 
 2019年にコンサート活動から引退を表明したデッカの伝説的ピアニスト、アシュケナージによるJ.S.バッハの「イギリス組曲」の新録音。2017年のフランス組曲のリリース以来、4年ぶりとなる新作です。

 近年のインタビューなどではJ.S.バッハへ寄せる熱い思いを語っているレジェンドによる円熟の境地が聴ける貴重なアルバムです。

 また、20代のアシュケナージが世界的なピアニストとして名声を確立した1965年録音のピアノ協奏曲リマスター版をボーナスCDとしてカップリング。
 若きアシュケナージのあらゆるピアニズムが味わえる名演を合わせて楽しめる2枚組!

 録音:2019年4月5日~7日 サフォーク、ポットンホール(CD1)、1965年1月1日~5日 ロンドン、キングズウェイホール(CD2)
 



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SONY



19439914112
\2700→\2490
ティーレマン(指揮)&ウィーン・フィル
 ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104「ロマンティック」

  (1880年第2稿、ハース校訂 1936年出版)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアーン・ティーレマン(指揮)
 録音:2020年8月21,22日、ザルツブルク祝祭大劇場

 シュターツカペレ・ドレスデン首席指揮者、ザルツブルク復活祭音楽総監督を兼任し、名実ともにドイツ音楽の世界的巨匠と目されるクリスティアーン・ティーレマン。
 今やウィーン・フィルにとっても最重要指揮者の1人であり、このコンビが続けているビッグ・プロジェクト『ブルックナー:交響曲全集』録音にも大きな注目が集まっています。

 第3弾は、『ロマンティック』という標題で親しまれてきた名曲、交響曲第4番。
 ブルックナーが初めて長調で書いた交響曲で、ホルンのロマンティックな吹奏で開始され、夜明けを思わせる第1楽章冒頭や、狩りの角笛を想起させる第3楽章など、強い印象を残す箇所が多く、ブルックナー入門に最適の交響曲。
 ティーレマンは、ブルーノ・ワルターや朝比奈 隆ら20世紀の指揮者に根強く支持されたことで今もファンの多いロベルト・ハース校訂の第2稿(1936年出版の旧全集版、第3楽章トリオのテーマをオーボエが担う)を使用しています。ノーヴァク版使用が一般的で、コーストヴェット校訂の新しい全集版楽譜も2018年に出版された昨今、ハースの旧全集を使った新録音が出るのは珍しいですが、そこにティーレマンのこだわりが感じられるところです。またウィーン・フィルとしては1990年のアバド指揮DG盤(ノーヴァク校訂新全集を使用)以来31年ぶりの録音となります。

 第1、第2ヴァイオリンを左右に配する対向配置は、ブルックナーの作品の音楽構造を浮き彫りにする効果が絶大。
 全曲69分とゆっくり目のテンポで作品のスケールを壮大に描き出しています。ティーレマンの『ロマンティック』は、2008年のミュンヘン・フィル、2015年のシュターツカペレ・ドレスデンとの映像以来3回目となりますが(ベルリン・フィルとの2021年のライヴもデジタルコンサートホールで試聴可)、ウィーン・フィルとの今回の最新盤が決定盤となること間違いなし。
 当シリーズは、交響曲第8番が「レコード芸術」誌の「リーダーズ・チョイス」総合第3位に選ばれるなど、各紙・誌で高評価を得ており、この第4番も文字通りブルックナー没後125年のメモリアル・リリースとしての必聴盤の登場といえましょう。
 すでに第1番(ウィーン版)、第2番、第5番、ニ短調(第0番)、ヘ短調(第00番)の収録が終わっているこの全集録音への期待がますます高まる『ロマンティック』の新録音です。




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WARNER



9029659933
(CD)
\2000
アーノンクール1981年録音
 オリジナル・マスターテープより

  モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626(バイヤー版)
ラシェル・ヤカール(ソプラノ)
オルトルン・ヴェンケル(アルト)
クルト・エクウィルツ(テノール)
ロベルト・ホル(バス)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
9029661134
(LP)
\3300
 録音:1981年10月、11月、ウィーン、ムジークフェラインザール
 オリジナル・マスターテープより、2021年「Studio Art & Son」にて24bit/192kHzリマスター

 この演奏はアーノンクールの代表盤のひとつ。それまでは考えられなかったような峻烈で鋭敏な表現が、聴き手に最大級の衝撃を与えた永遠の名盤であり、その深い表現は追随を許しません。
 弟子のジュスマイアーによる加筆を極力抑えたバイヤー版を使用。
 録音から40年、今回はじめてオリジナル・マスターテープから、「Art & Son Studio」において24bit/192kHzリマスターを行い、ウィーン楽友協会に衝撃を与えた名演を現しています。




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ERATO



9029659921
\2600→\2390
アレクサンドル・タロー、初のシューベルト・アルバム

 シューベルト:

  即興曲集 D.899, Op.90(全4曲)
  劇付随音楽『ロザムンデ』 D.797からの音楽(アレクサンドル・タロー編)
   1. アンダンティーノ(バレエ音楽第2番)
   2. アレグロ(序曲からの抜粋)
   3. アンダンティーノ(第3幕間奏曲)
   4. アレグロ・モルト・モデラート(第1幕後の間奏曲からの抜粋)
  楽興の時 D.780, Op.94(全6曲)
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
 録音:2021年3月、ベルリン、ジーメンス・ヴィラ

 ユニークな感性と高い音楽性を持つピアニスト、アレクサンドル・タロー。
 彼の新しいアルバムはシューベルトの作品集。
 彼にとって初のシューベルト・アルバムになりますが、タローならではの厳選されたプログラムが痛快ですらあります。

 アルバムで演奏されているのは『即興曲集 D.899, Op.90』と6曲の『楽興の時』。ここまではありがちな選曲ですが、タローは自身で編曲を行った4曲の『ロザムンデ』からの音楽を合わせ、独自の世界を見せることに成功しています。
 即興曲集は、2014年にウィグモア・ホールで演奏した際にも「ガーディアン」紙で大絶賛されたレパートリー。第1曲のハ短調、冒頭で激しく長く打ち鳴らされるト音のユニゾンの和音から、この演奏がただならぬものであることを物語っています。緩急を織り交ぜた変幻自在な楽想を持つ4つの曲に続くのは『ロザムンデ』の音楽。これは有名な第3幕の間奏曲:アンダンティーノを含む見事な編曲であり、この曲へのタローの愛着が感じられます。そして、変化に富む楽想を持つ6つの『楽興の時』でも、タローは各々の曲の特長を際立たせつつ、軽やかに、かつ繊細にシューベルトの美しい旋律を歌い上げています。
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9029500570
\2600→\2390

カウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーと、
 ギタリストのティボー・ガルシアによる初のジョイント・アルバム


「ギターに寄す」

 プーランク:ギターに寄す
 ダウランド:帰っておいで、やさしい愛が
 ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン
 カッチーニ:愛がどんなものか知りたい者がいれば
 グラナドス:ある女のまなざし
 シューベルト:魔王 D.328
 プーランク:ギターのためのサラバンド FP.179
 バルバラ:美しい九月(9月、なんて美しい季節)
 パーセル:音楽は愛の糧 Z.379
 ダウランド:暗闇に私は住みたい
 ルイス・ボンファ:カーニバルの朝
 ヂレルマンド・ヘイス:バイーア女の風情
 モーツァルト:夕べの想い K.523
 パイジェッロ:もはや私の心には感じない(うつろな心)
 アリエル・ラミレス:アルフォンシーナと海
 フォーレ:川のほとりで Op.8-1
 フォーレ:夜曲 Op.43-2
 ロッシーニ:この胸の高鳴りに(歌劇『タンクレーディ』より)
 ヘラルド・マトス・ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
 パーセル:私が地に伏す時(歌劇『ディドーとエネアス』より)
 フェデリコ・ガルシア・ロルカ:アンダ・ハレオ
 ブリテン:それは幻なのか(民謡編曲集より)

フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)
ティボー・ガルシア(ギター)
 録音時期:2020年8月10,11,13,14,16日、アルフォールビル、イル・ド・フランス国立管弦楽団スタジオ

 カウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーと、ギタリストのティボー・ガルシアによる初のジョイント・アルバム『A sa guitare』は、20世紀フランスの作曲家フランシス・プーランクの歌曲『ギターに寄す』にちなんで名付けられています。
 しかし収録された22曲は400年にもわたってフランス、イギリス、オーストリア、イタリア、スペイン、ブラジル、アルゼンチン、アメリカの作曲家や作詞家によって生み出された極めて広範囲な作品から選ばれています。


 「このアルバムは、さまざまな文化、さまざまな大陸、さまざまな言語の間の旅です。・・・時には曲と曲の間で完全に異なる世界に移動することもあります。でもルネサンス音楽と、フランスの名シャンソン歌手であったバルバラの歌の間でジャグリングするとき、私たちはとても異なる色を呼び起こすことができます。アルバムを作るにあたって多くのことを考えましたが、一番大事なことは心を込めて歌うことです」と、フィリップ・ジャルスキーとティボー・ガルシアは説明しています。















8/26(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CHALLENGE CLASSICS



CC 72859
(SACD HYBRID+
ボーナスディスク付)
¥2800
ミンナ―ルが名作ゴルトベルクを録音!
 [本編ディスク]
  J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 全曲

 [ボーナスディスク]
  ダーン・マンネケ(1938-):
   バッハを思う ~何と儚く、何と空しく A.D.2020
    I. Lontano/II. Toccata primo/
    III. Aria/Ayre
     (Ach wie fluchtig, ach wie nichtig/
      Flow my tears)/
    IV. Intermezzo sospeso/
    V. Evocazione BWV 854 (Berceuse)/
    VI. Toccata secundo
  J.S.バッハ:アリア(ゴルトベルク変奏曲 BWV988より)
 
※ボーナスディスクもSACD ハイブリッド盤です。
ハンネス・ミンナール(ピアノ)

 CHALLENGEレーベルの名手ミンナ―ルが名作ゴルトベルクを録音!透明な響きでじっくり歌われる美しい演奏

 録音:2020年8月3-6日/アムステルダム、デ・ヴァルシェ教会/DSD、81'58'、[ ボーナスディスク]16'03''

 チャレンジ・クラシックス・レーベルの看板ピアニストとしてリリースを続ける名手ミンナールが名作『ゴルトベルク』を録音しました。
 透明度の高い響きとすっきりしたフレージングに加え、素朴にしてじっくりとした歌心。現代におけるひとつの回答のようなアプローチが展開されています。
 遅いテンポで奏でる第25 変奏でも豊かな旋律性の持続があり、全体を貫く雰囲気が美しく統一されています。

 ボーナスディスクに収録されたオランダの作曲家マンネケの『バッハを思う』は、ミンナールの『ゴルトベルク』の演奏会のために書かれた作品で、コンサートでは第15変奏と第16変奏の間に演奏されました。
 単独で演奏することもでき、また最後にバッハのアリアをつけても良い、とされている幻想的な小品です。
 




EVIL PENGUIN RECORDS



EPRC 0039
¥2600
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ集
 第1番 ト短調 BWV1001
 第2番 イ短調 BWV1003
 第3番 ハ長調 BWV1005
リナス・ロス
 (ヴァイオリン;
  ストラディヴァリウス「Dancla」、
   1703年)

 ヴァイオリニストにとって特別な無伴奏、リナス・ロスがソナタ3曲を録音

 録音:2021年9月22-25日、12月20-21日/オクセンハウゼン、ライブラリー・ホール/68'15''

 リナス・ロスは12歳でソナタ第1番のフーガを、15歳で『シャコンヌ』を弾き、17歳で全6曲を演奏しました。それ以来、バッハの無伴奏は彼にとって常に音楽家として成長し続けるための重要な存在となっています。
 このたび無伴奏ソナタ3曲をリリース。

 バッハ自身がタイトルにイタリア語で『Sei Solo』と綴ったこの無伴奏作品には、「6つのソロ曲」であると同時に「あなたは一人である」という意が込められています。
 音楽上の、あるいは楽典的なものを超えたあらゆる要素が一人の演奏家に求められるこの作品に、リナス・ロスが正面から向かい合い録音に踏み切ったのはコロナ禍の自粛期間と無関係ではありません。
 先人の偉大な解釈、原典や当時の弓の研究といった経験値が表現に深みを与えた演奏が展開されています。
 




ARS PRODUKTION

代理店変更に伴い旧譜再掲載


ARS38203
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
プレイエルの秘宝 Vol.3 ~ プレイエル:3つのピアノ三重奏曲
 (ヴァイオリンとチェロを伴うハープシコード
  またはピアノのための3つのソナタ)
   イグナツ・プレイエル(1757-1831):
    ピアノ三重奏曲ヘ長調 Ben437、
    ピアノ三重奏曲ト長調 Ben438、
    ピアノ三重奏曲変ホ長調 Ben439(1790年)
IPG プレイエル・ピアノ三重奏団

 「プレイエルの秘宝」シリーズ第3巻!

 ARS Produktionによる、プレイエルの秘曲を発掘する「プレイエルの秘宝(Hidden Gems)」シリーズ第3巻。
 ヨーゼフ・ハイドンの弟子であり、のちにヨーロッパでもっとも有名な作曲家へと上り詰めたイグナツ・プレイエル(プライエル)は、18世紀後半に最も多くの三重奏曲を残した作曲家の一人です。
 プレイエルのトリオは主に鍵盤楽器、ヴァイオリン(またはフルート)、チェロのために作曲されており、それぞれの作品の質の高さから「ピアノ三重奏曲」というジャンルの発展と完成に多大な貢献をした作曲家ということができるでしょう。
 IPG(イグナツ・プレイエル協会)プレイエル・ピアノ三重奏団はピリオド楽器のアンサンブルで、ピアノは作品と同年に製作された1790年製プレイエルのオリジナルを使用しています。全曲世界初録音とのことです。

 ※録音:2015年6月、プレイエル授洗教会(オーストリア、ルッパースタール)
 
 

ARS38206
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
ないしょの手紙
 ヤナーチェク(1854-1928):
  弦楽四重奏曲第2番《ないしょの手紙》
 カート・ローディ(1966-):内なる声
 ビリー・チャイルズ(1957-):報われない
 ピーター・ネル(1971-):親密な声
 ブルース・ブロートン(1945-):ファンシーズ
リリス弦楽四重奏団

 チャイコフスキー国際コンクールやアスペン音楽祭上位入賞のメンバーによって2008年にロサンゼルスで結成されたリリス弦楽四重奏団。
 ロサンゼルス在住の作曲家の音楽に焦点を当てた「ヒア・ナウ・ミュージック・フェスティバル」のファウンディング・レジデント・アンサンブルでもあり、LAタイムズ紙の音楽評論家マーク・スウェッドには「輝かしく、精巧で、パワフルな活動」と評されています。本作はヤナーチェクの《ないしょの手紙》を中心としたプログラムで、アメリカで活躍する作曲家に委嘱した4つの新作を世界初録音で収録しています。

 ※録音:2015年12月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
 
 

ARS38205
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
ビヨンド・タイム
 ファビアン・ミュラー(1964-):
  始まり - 世界を発明する3つの試み
   (ソプラノと室内アンサンブル版)*
 フォルカー・ダーヴィト・キルヒナー(1942-2020):亡命
 メシアン:世の終わりのための四重奏曲
チューリッヒ・アンサンブル、
クリスティアーネ・ベージガー(ソプラノ)*

 スイスの名ヴァイオリニスト、カミラ・シャッツやジュネーヴ国際音楽コンクールで1位受賞のクラリネット奏者、ファビオ・ディ=カゾーラを含む4名の音楽家によって2012年に創設されたチューリッヒ・アンサンブル。
 『Beyond Time』と題された本作には、創造神話やスイスの作家ティム・クローンによる『世界の発明 Die Erfindung der Welt』を音楽で表現したファビアン・ミュラーの《Am Anfang》、個人の孤立や内外への移住に関する問題を扱ったフォルカー・ダーヴィト・キルヒナーの《Exil》、そして絶望的な状況で書かれたメシアンの救済的な《世の終わりのための四重奏曲》という、時代を超えた普遍的な告白ともいえる3作品が収録されています。

 ※録音:2015年11月(スイス、チューリッヒ)
 
 

ARS38209
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
リャプノフ:ピアノ作品集Vol.2
 セルゲイ・リャプノフ(1859-1924):
  ノヴェレッテ Op.18/舟歌 Op.46/
  ユモレスク Op.34/3つ小品 Op.1/
  7つの前奏曲 Op.6/夕暮れの歌 Op.22/
  ロシアの主題による変奏曲とフーガ Op.49/
  降誕祭 Op.41
フロリアン・ノアック(ピアノ)

 1990年ベルギー・ブリュッセル出身の天才ピアニスト、フロリアン・ノアックが奏でるリャプノフのピアノ作品集第2巻。ノアックは12歳でベルギーのエリザベート王妃音楽院のスペシャル・コース(天才児養成コースとも)で学び、ブリジット・エンゲラーからも激賞された才能の持ち主です。ケルン音楽大学でワシーリー・ロバノフに師事した影響もあり、ロシア音楽を自らの重要レパートリーとしています。
 小品の職人としても、大規模作品のマスターとしても、また独立したヨーロッパ人としても、ロシアの最も正統的な作曲家としても、リャプノフの音楽は大胆かつヴィルトゥオジックなスタイルで印象的ですが、まだまだ演奏機会は多くありません。Op.18、Op.22、Op.34の3曲は世界初録音とのことです。

 ※録音:2015年12月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
 
 
ARS38207
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
ムジカ・フィクタ~サクソフォン四重奏のための音楽
 ジョヴァンニ・ガブリエリ:4声のカンツォン第2番
 ドメニコ・スカルラッティ&サルヴァトーレ・シャリーノ:
  スカルラッティのカンツォニエーレ
 ヴェルディ:
  弦楽四重奏曲 ホ短調(アルベルト・ディ・プリオーロ編曲)
 プッチーニ:菊

ミラノ・サクソフォン四重奏団


 2010年にイタリアの異なる地域出身の4人の音楽家によって設立されたミラノ・サクソフォン四重奏団。
 メンバーはダダリオとセルマーのアーティストであり、そのヴィルトゥオジティとイタリア特有の音楽的感性が世界的に認められています。

 ※録音:2015年12月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
 



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COBRA RECORDS



COBRA0076
(2CD)
特別価格
¥2700→\2490
キロガ弦楽四重奏団+ヴェロニカ・ハーゲン!
すると光があった ~ ハイドン&モーツァルト:ハ長調の弦楽四重奏曲集

 CD1 ~
  ハイドン:弦楽四重奏曲第39番 ハ長調 Op.33-3, Hob.III:39《鳥》
  モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K.465《不協和音》
 CD2 ~
  ハイドン:弦楽四重奏曲第72番 ハ長調 Op.74-1, Hob.III:72
  モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番 ハ長調 K.515*
キロガ弦楽四重奏団
ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)*

 キロガ弦楽四重奏団+ヴェロニカ・ハーゲン!「ハ長調」の作品を集めたハイドン&モーツァルト!

 ☆スペインの注目アンサンブル、キロガ弦楽四重奏団!
 ☆啓蒙主義の時代を象徴する「ハ長調」の作品を集めたハイドンとモーツァルト!
 ☆弦楽五重奏曲では、ヴェロニカ・ハーゲンが参加!

 ガリシア地方の大ヴァイオリニスト、マヌエル・キロガ(1892-1961)の名を冠し、2007年にはスペイン国営放送の文化賞を授与されたスペインのアンサンブル、キロガ弦楽四重奏団。
 旧約聖書の天地創造の場面からの引用「UND ES WARD LICHT! すると光があった」をタイトルにした最新盤は、ハイドンとモーツァルトのハ長調作品ばかりを集め、音楽史上最も魅力的な時代のひとつである「啓蒙主義の時代」を描き出した2枚組アルバム。
 ハ長調はハイドンが自身のオラトリオで天地創造の瞬間(UND ES WARD LICHT!)を描くために選んだ調でもあります。
 理性や思考から発せられると同時に、感情に直接語りかける芸術でもある「弦楽四重奏」は、言語のもつ構造的な力と、詩の創造性、自由さを完璧に組み合わせた、普遍的で民主化された音楽であり、啓蒙主義の時代を象徴する新しいジャンルでした。
 アルバムの最後に置かれたモーツァルトの弦楽五重奏曲では、ハーゲン弦楽四重奏団のヴィオラ奏者、ヴェロニカ・ハーゲンが第1ヴィオラとして参加しています。

 ※録音:2020年2月(五重奏曲)&2020年10月(四重奏曲)、オランダ

 
 
 

COBRA0082
¥2700
VOX ~ ヴァイオリンとアコーディオン、ヴォイスのための作品集
 ストラヴィンスキー:タンゴ/
 ヴィレム・イェツ:ポートレイト(2020)/
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ/
 イヴァン・フィッシャー:子守歌(2005)/
 ストラヴィンスキー:ロシアの歌/
 サティ:永遠のタンゴ/
 ラヴェル:カディッシュ/
 ルネ・サムソン:Salaam we-ja'al bient(2001)/
 エフレム・ポドガイツ:アヴェ・マリア(2005)/
 ヘラルト・ベルヨン:進化(2020)/
 ゴルカ・エルモサ:Anantango(2003)
デュオ・ローゼモンド&ベッケルス
 〔ヤコビアン・ローゼモンド
  (ヴァイオリン、ヴォイス)、
  ルネ・ベッケルス(アコーディオン)〕

 ヴァイオリン、アコーディオン、ヴォイス、の組み合わせによるユニークなアルバム

 ☆オランダのヴァイオリン&アコーディオン・デュオ!
 ☆ヴォイス(歌や朗読)とヴァイオリン+アコーディオンの組み合わせによるユニークなプログラム!

 2017年、ヴァイオリニストのヤコビアン・ローゼモンドとアコーディオン奏者のルネ・ベッケルスによって結成された「デュオ・ローゼモンド&ベッケルス」による、ヴォカリーズ(VOX=ラテン語で声)にインスピレーションを受けた極めてユニークなプログラム!
 ラフマニノフ、ストラヴィンスキー、ラヴェル、サティといったおよそ100年前の偉大な巨匠たちの作品と、オランダ人作曲家のヴィレム・イェツとヘラルト・ベルヨン(二人の作品はデュオ・ローゼモンド&ベッケルスのために作曲されたもの)、ユダヤ人作曲家のルネ・サムソン(オランダ)、イヴァン・フィッシャー(ハンガリー)、エフレム・ポドガイツ(ロシア)らによるヴァイオリンとアコーディオン、声楽のための新しい作品を組み合わせ、これらの楽器のあらゆる可能性を追求したコラージュ・アルバムが誕生しました。
 例えばアコーディオンはオルガンのようにも聞こえ、ヴァイオリンと組み合わせることで、深い静寂の感覚を呼び起こすことができます。
 これらはラフマニノフのノスタルジックなロマンティシズムや、タンゴやユダヤ人の歌などの民族音楽と強いコントラストをなしており、さらに時折、歌や朗読のテキストを加えることで、デュオのカラーパレットとプログラムの表現力を広げています。

 ※録音:2021年4月7日-9日、オランダ
 




DA VINCI CLASSICS


C00425
¥2600
カステルヌオーヴォ=テデスコの「平均律ギター曲集」
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  平均律ギター曲集 Op.199 Vol.1
   前奏曲とフーガ第1番~第12番
モノ・ギター・デュオ
 〔ジュゼッペ・モリーノ(ギター)、
  アンナ・クリスティーナ・ノヴィツカ
   (ギター)〕

 大バッハへのオマージュ。カステルヌオーヴォ=テデスコの「平均律ギター曲集」!

 20世紀のイタリアを代表する作曲家の1人であるマリオ・カステルヌォーヴォ=テデスコが書き上げた大作「平均律ギター曲集 Op.199(2台のギターのための24の前奏曲とフーガ)」は、対位法の世界、そしてライプツィヒのカントール、ヨハン・セバスチャン・バッハの芸術への忠実なオマージュです。
 ギター・デュオの編成のために書かれた記念碑的作品であるこの「平均律ギター曲集」に取組んだモノ・ギター・デュオは、イタリアとポーランドのギタリストたちによって2017年に結成。
 技術的にも音楽的にも高度なレベルを要求される「平均律ギター曲集」において、その見事なコンビネーションでカステルヌォーヴォ=テデスコが思い描いた「バッハへのオマージュ」を表現してくれています。

 ※録音:2020年12月27日-29日、サン・セバスティアーノ教会(アルピーノ、イタリア)
 
 
C00429
¥2600
EIVQ ~ サクソフォン四重奏のための近代作品集
 ラッファエーレ・ベッラフロンテ(1961-):バンドネオンとサクソフォン四重奏のための協奏曲第3番
 アストル・ピアソラ(1921-1992):サクソフォン四重奏のための《ブエノスアイレスの四季》
 エドアルド・ディネッリ(1976-):サクソフォン四重奏のための《サクソフォー》
 ロベルト・スカルチエッラ・ペリーノ(1967-):サクソフォン四重奏のための《テニス・クヮルテット》
  エクスクルーシヴ・サクソフォン四重奏団
   〔ヴァレンティナ・レネスト(ソプラノ・サクソフォン)、オルガ・コスタ(アルト・サクソフォン)、
    フランチェスカ・シモネッリ(テナー・サクソフォン)、ステーファノ・アンジェローニ(バリトン・サクソフォン)〕
  マリオ・ステーファノ・ピエトロダルキ(バンドネオン)

 2010年から2020年にかけてイタリアの作曲家たちによって書かれたサクソフォン・アンサンブルのための現代レパートリー集。
 ベッラフロンテのサクソフォン四重奏とバンドネオンによる五重奏曲と、ピアソラのサクソフォン版「ブエノスアイレスの四季」とのコントラスト、親和性がこのプログラムの中でも最も興味深いポイントと言えるでしょう。
 エクスクルーシヴ・サクソフォン四重奏団は2010年9月に誕生したイタリアのアンサンブル。オリジナル、アレンジを問わずシューマンからガーシュウィンを経て21世紀の現代作品をレパートリーにすると同時に、様々な編成にも対応するフレキシブルなスタイルを持ち味としています。

 ※録音:2020年11月、E.R.M.E.Sスタジオ(モデナ、イタリア)
 
 

C00427
¥2600
ア・ロス・マエストロス ~
 バンドネオンとギターのための20世紀作品集
ファビオ・フリア(バンドネオン)
アレッサンドロ・デイアーナ(ギター)
 フアン・カルロス・コビアン(1806-1953):ノスタルジア、酔いどれたち
 ビセンテ・ロメオ(1900-1958):喜び
 アンセルモ・アルフレード・アイエタ(1896-1954)小さな蝶、白い小鳩
 フリオ・デ・カロ(1899-1980):ラ・ラユエラ
 ペドロ・ラウレンス(1902-1972):わが愛のミロンガ
 マリアーノ・モアレス(1918-2016):灰色の午後に
 アニバル・カルメロ・トロイロ(1914-1978):最後の酔い
 カルロス・ガルデル(1890-1935):想いの届く日
 A.G.ビジョルド・アローヨ(1861-1919):エル・チョクロ
 G.H.マトス・ロドリゲス(1897-1948):ラ・クンパルシータ

 バンドネオン奏者のファビオ・フリアとギタリストのアレッサンドロ・デイアーナのデュオが、アストル・ピアソラの登場よりも前に「タンゴ」のジャンルの発展と普及に大きな影響を及ぼした作曲家たちとその作品を集めたプログラム。
 「タンゴ」というジャンルが20世紀の間にどのようなベースを持ち、そして発展していったのかという歴史を明らかにしてくれるディスクです。
 ファビオ・フリアとアレッサンドロ・デイアーナのバンドネオン&ギター・デュオの演奏も抜群です。

 ※録音:2021年1月8日-10日、サードミュージック・スタジオ(カリアリ、イタリア)
 
 

C00428
¥2600
リグーリアのオルガンの秘宝 Vol.1 ~
 18世紀のオルガン・ソナタ集(全曲世界初録音)
ロドルフォ・ベッラーティ(オルガン)
 ジョヴァンニ・ザノッティ(1738-1817):オルガン、またはチェンバロのためのソナタ
 ジョヴァンニ・バッティスタ・プレディエーリ(1678-1764):チェンバロ独奏のためのソナタ
 バルトロメオ・ルストリーニ(18世紀):チェンバロのためのソナタ(Ⅰ)、チェンバロのためのソナタ(Ⅱ)
 作曲者不詳(18世紀後半):5つのソナタ
 ルイージ・デゴーラ(1771-1862):フォルテピアノのためのシンフォニア

 イタリア北西部に位置し、現在は州都をジェノヴァとする「リグーリア州」。
 このリグーリア地方において18世紀に誕生したオルガンのための「宝物」の数々を発掘、録音するプロジェクトが始まりました。
 18世紀の北イタリアにおけるオルガン芸術の歴史の空白を埋めることに大きな役割を果たすことになるであろうシリーズです。

 ※録音:2012年11月22日-23日、サン・ピエトロ教会(ロヴェレート、イタリア)
 




ET’CETERA


KTC1684
¥2600
ベルギーのトランペット音楽 ルーラント・ヘンケンス(トランペット)
エリク・デシンペラーレ(ピアノ)
 ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953):コンチェルティーノ Op.41/
 エリク・デシンペラーレ(b.1990):バラード/
 テオ・シャルリエ(1868-1944):ソロ・ド・コンクール/
 フェルナンド・デ・ポッペ(1933-1998):協奏的幻想曲/
 テオ・シャルリエ:ソロ・ド・コンクール2/
 ポール・ジルソン(1865-1942):演奏会用小品/
 フロール・ペーテルス(1903-1986):トランペット・ソナタ 変ロ長調 Op.51/
 エリアス・ギステリンク(1935-2005):バラード・フォー・モニク(エリク・デシンペラーレ編曲)/
 ハイディ・ミンテン(b.1963):マラガからの夢

 ジョンゲンからエリク・デシンペラーレまでベルギーのトランペット・レパートリー!

 ルーラント・ヘンケンスは、2016年にドイツで開催された有名な「エオルス国際管楽器コンクール」でトランペット部門の優勝者となり、現在はノルウェーの国立オペラ&バレエ劇場のソロ・トランペット奏者を務めながらオーケストラ奏者、室内楽奏者、ソリストとして高い評価を得ているベルギーの名トランぺッターです。
 ノルウェーのスタヴァンゲル交響楽団や国立オペラ&バレエのアシスタント・コンダクターを務めるなど指揮者としても才覚を発揮し始めているヘンケンスが、ジョンゲンからエリク・デシンペラーレの自作自演まで、母国ベルギーの魅惑的なトランペット・レパートリーを集めた、ベルギーのトランペット・アルバム。
 エリク・デシンペラーレは、ブリュッセル王立音楽院でピート・クイケンにピアノを学び、アムステルダム音楽院でエト・スパンヤールとルーカス・フィスに指揮を学んだピアニスト、指揮者、作曲家。交響曲、音楽劇、吹奏楽、室内楽、ソロなど様々なアンサンブルのための音楽を作曲し、ベルギーの王立交響吹奏楽団"Vooruit Harelbeke"の首席指揮者、そして2020年からはコルトレイク音楽院のディレクターも務めています。
 
 

KTC1736
¥2600
ピッコロ・ソナタ集
 ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナチネ Op.100
 サン=サーンス:バスーン・ソナタ Op.168
 プーランク:オーボエ・ソナタ
 ヨーゼフ・リエラント(1870-1965):オーボエ・ソナチネ Op.28
 フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):
  アイルランド民謡「夏の名残のばら」による変奏曲 Op.105
ペーター・フェルホーエン(ピッコロ)
ステファン・デ・シェパー(ピアノ)

 アントワープ交響楽団(元ロイヤル・フランダース管弦楽団)の主席ピッコロ奏者を務めるベルギーの名手、ペーター・フェルホーエンが、ドヴォルザーク、サン=サーンス、プーランクらによるヴァイオリン、バスーン、オーボエのためのソナタ(ソナチネ)をピッコロ・ソナタとして演奏したという、ピッコロ愛好家やフルート関係者要チェックのアルバム。
 著名な作曲家の作品だけでなく、ベルギー後期ロマン派の知られざる作曲家、ヨーゼフ・リエラント(1870-1965)の作品をセレクトしている点もフェルホーエンとEt'ceteraレーベルならではのポイント。
 フルートとピアノのために書かれたクーラウの「夏の名残のばら(庭の千草)」変奏曲のピッコロ版にも注目です。
 
 

KTC1739
¥2600
ピアソラ&ベン・ファース:バンドネオン五重奏曲集
 ピアソラ:
  ラ・カモーラ、コラール、悪魔のタンゴ、悪魔のロマンス
 ベン・ファース:エル・トロ・カリエンテ
トリウンファル・クインテット

 アントワープ音楽院で5人の若く情熱的なミュージシャンたちによって結成されたベルギーのバンドネオン五重奏団(バンドネオン、ヴァイオリン、ピアノ、ギター、コントラバス)、トリウンファル・クインテット。
 ピアソラの名曲「勝利(Triunfal)」から名前がとられており、ピアソラのあまり知られていない名曲や、ベルギーの作曲家によるタンゴ作品などを演奏しています。
 「エル・トロ・カリエンテ」は、ベルギーのジャズ・フォーク・タンゴ・バンド「オルケストラ・タンゲディア」のコントラバス奏者ベン・ファースが自身のバンドのために作曲したナンバーで、各楽器の華麗なソロがフィーチャーされながら熱狂的な合奏による音の渦で締めくくられる、ベルギー発の哀愁溢れるタンゴです。
 
 

KTC1716
¥2600
ニコラ・シェドヴィルが書いた、
 2つのミュゼットのための作品集「フォンテンブローの即興」

  ニコラ・シェドヴィル:フォンテンブローの即興
ジャン=ピエール・ファン・ヘース(ミュゼット)
ピーテリャン・ファン・ケルクホーフェン(ミュゼット)

 ヴェルサイユ宮廷で活躍した18世紀の作曲家、オーボエ&ミュゼット(バグパイプ)奏者であり、ミュゼット製作家としても大きな貢献を果たしたニコラ・シェドヴィル(1705-1782)が書いた、2つのミュゼットのための作品集「フォンテンブローの即興(Les Impromptus de Fontainebleau)」。
 演奏は、60年代からベルギーの伝統的な音楽の復元、ミュゼット(バグパイプ)の復元や演奏技術の革新(バグパイプの2つ目のサムホールの発明等)などを行ってきたスペシャリスト、ジャン=ピエール・ファン・ヘースと、レメンス音楽院(現LUCA School of Arts)でファン・ヘースに学んだベルギーのミュゼット奏者、ピーテリャン・ファン・ケルクホーフェン(古楽アンサンブル「Bourdon Collectief」やフォーク・バンド「WÖR」の共同創設メンバー)による師弟デュオです。
 
 

KTC1728
¥2600
ヴェルレーヌのメロディー
 ドビュッシー:
  海はさらに美しく、角笛の音は、生け垣の列、マンドリン
 フォーレ:5つのヴェネツィアの歌、月の光
 ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲より)
 レイナルド・アーン:灰色の歌
 フォーレ:よき歌(ピアノと弦楽四重奏版)
ウェルナー・ファン・メヘレン(バス・バリトン)
フロレスタン・バタイユ(ピアノ)
デジャン弦楽四重奏団

 エリザベート王妃国際コンクールを始めとする多くの国際コンクールで入賞し、2017年にバイロイト音楽祭デビュー、2021年にもバイロイト音楽祭に出演(『ニュルンベルクのマイスタージンガー』のコートナー役)する予定のベルギーのバス・バリトン、ウェルナー・ファン・メヘレンが、フランスでもっとも広く愛される詩人の1人であり、ドビュッシー、フォーレ、アーンらにも豊かなインスピレーションを与えてきたポール・ヴェルレーヌの詩によるフランスの歌曲を歌う。
 フォーレの「よき歌(La Bonne Chanson)」は、ピアノと弦楽四重奏ヴァージョンで収録。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS



ALT 495
¥3000→\2790
鼻がひん曲がるほどのロシア臭気
ゴロワノフの芸術 第1集

 ラフマニノフ:
  (1)交響曲第2番 ホ短調 作品27
  (2)交響的舞曲 作品45より 第1・3 楽章
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団

 男ゴロワノフの激演、異様な音の塊が燃え盛るラフマニノフ!

 モノラル録音:(1)1953年5月25日、(2)1949年6月17日/国内プレス、日本語帯・解説付

 ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られる伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)の音源をALTUS 渾身のマスタリングで発売!
 脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。ここまで熾烈な演奏はそうありません。衰えを知らぬ最晩年のラフマニノフ2番と、貴重な交響的舞曲(抜粋)の録音を収録。

 「ゴロワノフの芸風はムラヴィンスキーと全く対照的である。ムラヴィンスキーが余分な響きを極力排除し、透明で繊細な音楽を奏でていたのに対し、ゴロワノフは野人のように粗野で熱っぽく、鼻がひん曲がるほどのロシア臭気を発していたのである」
 「ロシアの指揮者について語る時、ゴロワノフの存在は絶対に無視できない」
 「交響曲第2番では冒頭から異様に太くたくましい音の塊が出現し、第2楽章も終始オーケストラが乱れるほど熱くなっている。第3楽章はロシアのセンチメンタリズム満開、第4楽章の粗野な盛り上がりもゴロワノフならではである」(平林直哉氏の解説より)
 
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ALT 496
¥3000→\2790
脳も灼けつく怒涛の大演奏
ゴロワノフの芸術 第2集

 ムソルグスキー:
  (1)組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)
  (2)ポロネーズ(歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』より)
  (3)モスクワ河の夜明け(歌劇『ホヴァンシチーナ』前奏曲)
 チャイコフスキー:
  (4)序曲『1812年』 作品49
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団

 男ゴロワノフの激演、咆哮と爆発の「展覧会」&「1812年」!

 モノラル録音:(1)1953年3月24日 (2)1950年6月7日 (3)1947年10月17日 (4)1948年2月7日/国内プレス、日本語帯・解説付

 ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られる伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)の音源をALTUS 渾身のマスタリングで発売!
 脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。ここまで熾烈な演奏はそうありません。
 「展覧会の絵」や「1812 年」といった大管弦楽のエネルギーを存分に味わえる濃厚作品を収録。

 「〈金管楽器の咆哮〉という言葉が使われるが、ゴロワノフの演奏は、まさにこの言葉の通りである。咆哮とは獣が何かに対して本能的、直観的に叫び声をあげることで、決して理性的なものとは相いれない。ゴロワノフの演奏での金管楽器の鳴らし方は、理性を失う寸前のようなスリルと興奮がある」
 「《展覧会の絵》では冒頭の脂ぎったトランペットから早くも金管楽器が爆発。さらに独自のカットや打楽器の追加をし、曲を完全にゴロワノフ調に塗りつぶしている」
 「《1812 年》も凄い。開始して間もなく最初に盛り上がるところがあるが、そこからしてすでに正気ではない。その興奮も音楽をねじ曲げるようなリタルダンドでいったん落ち着かせるが、主部に入ると小太鼓を追加して大暴れしている」(平林直哉氏の解説より)
 



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MEMBRAN



MEMBRAN 600591
(10CD)
¥2500→\2290

キリル・コンドラシン(Cond)名演奏集

 名手たちとの協奏曲を中心に

    ヴァン・クライバーン、スヴャストラフ・リヒテル
    ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
    ダヴィド・オイストラフ、レオニード・コーガン
 Disc. 1
  ショスタコーヴィチ:交響曲第4番Op.43
    モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 1962年録音

 Disc. 2
  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番Op.23
    ヴァン・クライバーン(pf)交響楽団 1957年録音
  フランク:交響詩「ジン」
    スヴャストラフ・リヒテル(pf)モスクワ・ユース交響楽団 1952年録音

 Disc. 3
  チャイコフスキー:イタリア奇想曲Op.45/
  リムスキー=コルサコフ:スペイン綺想曲Op.34
    RCAビクター管弦楽団 1958年録音
  ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番Op.107
    ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1960年ライヴ録音

 Disc. 4
  ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番Op.30
    ヴァン・クライバーン(pf)シンフォニー・オブ・ジ・エアー 1958年5月19日録音

 Disc. 5
  チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.35
     ダヴィド・オイストラフ(Vln)ソビエト国立管弦楽団 1957年録音
  ショスタコーヴィチ:交響曲第1番Op.10
     ボリショイ劇場管弦楽団 1951年録音

 Disc. 6
  ラロ:スペイン交響曲/
  チャイコフスキー:憂鬱なセレナードOp.26
    レオニード・コーガン(Vln)フィルハーモニア管弦楽団 1959年録音
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番Op.103
    スヴャストラフ・リヒテル(pf)モスクワ・ユース交響楽団 1952年ライヴ録音

 Disc. 7
  ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
    レオニード・コーガン(Vln)フィルハーモニア管弦楽団 1959年録音
 グラズノフ:吟遊詩人の歌Op.71
    ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)モスクワ・ユース交響楽団 1954年ライヴ録音

 Disc. 8
  ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲Op.53/
  グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲Op.82
    ダヴィド・オイストラフ(Vln)ソビエト国立管弦楽団 1949年、1948年録音

 Disc. 9
  プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.63
    レオニード・コーガン(Vln)ソビエト国立管弦楽団 1956年録音
  プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番Op.10
    スヴャストラフ・リヒテル(pf)モスクワ・ユース交響楽団 1952年録音

 Disc. 10
  ショーソン:詩曲Op.25/
  ラヴェル:ツィガーヌ/タネーエフ:協奏的組曲Op.28
    ダヴィド・オイストラフ(Vln)ソビエト国立管弦楽団 1948年、1958年録音

 名匠キリル・コンドラシン、そうそうたる大家たちとのコンチェルトを中心にまとめた超特価10枚組ボックス。




<映像>


新書館(映像)


 マリインスキー・バレエ Blu-ray 豪華3本立て発売決定!


DB21 0201
(Blu-ray)
¥5060
マリインスキー・バレエ「ジゼル」 ヴィシニョーワ&ガニオ
 ジゼル:ディアナ・ヴィシニョーワ/アルブレヒト:マチュー・ガニオ(パリ・オペラ座バレエ)/
 ハンス:イーゴリ・コルプ/ミルタ:エカテリーナ・イワンニコワ/
 ベルタ(ジゼルの母):ワレリア・カルピーナ/バチルド:エレーナ・バシェノワ/
 太刀持ち:アレクセイ・ネドヴィガ/公爵:ウラディーミル・ポノマリョフ/
 モンナ(ドゥ・ウィリ):クセーニャ・オストレイコフスカヤ/
 ズルマ(ドゥ・ウィリ):ディアナ・スミルノワ/
 ペザント・パ・ド・ドゥ:レナータ・シャキロワ、フィリップ・スチョーピン/
 ほか マリインスキー・バレエ

 芸術監督:ワレリー・ゲルギエフ/振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパ/音楽:アドルフ・アダン/
 台本:ジュール・アンリ・ヴェルノワ・ド・サン・ジョルジュ、テオフィル・ゴーティエ、ジャン・コラーリ/
 舞台美術:イーゴリ・イワノフ/衣裳:イリーナ・プレス/指揮:ワレリー・オフシャニコフ/演奏:マリインスキー劇場管弦楽団/
 収録:2016年7月11,13日 マリインスキー劇場/113分

 マリインスキー劇場が誇る大バレリーナ、ヴィシニョーワとパリ・オペラ座の美しきエトワール、ガニオ。
 それぞれのカンパニーを代表するスーパースターが出逢い、新たなケミストリーが生まれた奇跡のような時間「ジゼル」に新たな決定盤が誕生!
 
 


DB21 0202
(Blu-ray)
¥5060
マリインスキー・バレエ「ライモンダ」
 テリョーシキナ&パリッシュ
ライモンダ:ヴィクトリア・テリョーシキナ
ジャン・ド・ブリエンヌ:ザンダー・パリッシュ
アブデラフマン:コンスタンチン・ズヴェレフ
クレマンス:エカテリーナ・チェブィキナ
アンリエッタ:ナデージダ・バトーエワ
ほか マリインスキー・バレエ、
 ワガノワ・バレエ・アカデミー

 芸術監督:ワレリー・ゲルギエフ/振付:マリウス・プティパ/改訂振付:コンスタンチン・セルゲーエフ/
 追加振付:フョードル・ロプホーフ/音楽:アレクサンドル・グラズノフ/美術:シモン・ヴィルサラーゼ/
 衣裳:エレーナ・ザイツェワ(ヴィルサラーゼのスケッチに基づく)/指揮:ワレリー・ゲルギエフ/演奏:マリインスキー劇場管弦楽団/
 収録:2018年5月26日 マリインスキー劇場/129分

 マリウス・プティパ最後の傑作をこのバレエが生まれたマリインスキー劇場による豪華絢爛なプロダクションでお届けする。
 音楽性にあふれたプリマ、テリョーシキナと中世の美しい騎士にふさわしい貴公子パリッシュの共演。
 マリインスキー劇場総監督である巨匠ゲルギエフがグラズノフの珠玉の名曲を自ら指揮する。
 
 


DB21 0303
(Blu-ray)
¥5060
マリインスキー・バレエ「海賊」
 キム・キミン/ソーモワ/アスケロフ
コンラッド:ティムール・アスケロフ
メドーラ:アリーナ・ソーモワ
アリ:キム・キミン
ギュルナーラ:ナデージダ・バトーエワ
ランケデム:フィリップ・スチョーピン
ビルバント:イスロム・バイムラードフ
パシャ:ソスラン・クラエフ
オダリスク:ダリア・イオノワ、
 マリア・ホーレワ、アナスタシア・ニュイキナ
ほか マリインスキー・バレエ、
 ワガノワ・バレエ・アカデミー

BD21 0303からDB21 0303に変更。(2021/10/20)

 芸術監督:ワレリー・ゲルギエフ/原振付:マリウス・プティパ/振付:ピョートル・グーゼフ/
 音楽:アドルフ・アダン、チェーザレ・プーニ、レオ・ドリーブ/リッカルド・ドリゴ、ペーター・オルデンブルク/舞台美術:テイムラス・ムルヴァニーゼ/
 照明:ウラジーミル・ルカセーヴィチ/指揮:アレクセイ・レプニコフ/演奏:マリインスキー劇場管弦楽団衣裳:ガリーナ・ソロヴィヨワ/
 収録:2019年6月 マリインスキー劇場/96分

 いまもっとも注目のダンサー、キム・キミンの初の映像が登場! 共演はソーモワ、アスケロフ。新星マリア・ホーレワも出演。
 













8/25(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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LSO LIVE



LSO 0834
(2SACD HYBRID)
¥3800→\3490
オールソップ指揮による「キャンディード」!豪華歌手が集結
 バーンスタイン:『キャンディード』(全曲)
  マリン・オールソップ(指揮)、ロンドン交響楽団、ロンドン交響楽団合唱団(合唱指揮:サイモン・ホールジー)
  レオナルド・カパルボ(テノール/キャンディード)、ジェーン・アーチボルト(ソプラノ/クネゴンデ)、
  アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ/オールドレディー)、
  サー・トーマス・アレン(バリトン/パングロス博士、ナレーター)

 LSOの名人芸炸裂!オールソップ指揮による「キャンディード」!豪華歌手が集結しての新・決定盤登場!

 録音:2018年12月8&9日、バービカン・ホール(ロンドン)/5.1 multi-channel、disc1: 70'13"、disc2: 43'30"

 バーンスタイン『キャンディード』、LSOによる2018年の最新録音の登場。
 バーンスタインとLSOがおこなった代表的な録音(1989年)から約30年を経て、バーンスタイン生誕100周年を記念して行われたコンサートの記録です。
 「キャンディード」は1956年に初演されましたがその後もバーンスタインは完成後も何度も手直しをし、1988年5月、改訂版が初演されました。
 そして翌年1989年の12月に、バーンスタイン自身の指揮ロンドン交響楽団の演奏で、バービカンの地で演奏、収録され、その後アビー・ロード・スタジオで同じメンバーで録音も行われました。
 それから約30年が経過、ふたたびバービカンの地での作曲者自身が納得したかたちでの演奏が実現したのです。オールソップとLSO の並々ならぬ気合と気迫は序曲からひしひしと感じられます。
 聴きどころ満載の楽曲がならびますが、世界的歌手がキャスティングされており、どの曲も余裕たっぷり、いきいきとした表情が魅力。『キャンディード』に現代のあたらしい決定盤が登場したといえるでしょう。

 あらすじ:
  第1幕 舞台はウェストファーレン州。キャンディードとクネゴンデは恋人同士。そんな二人の仲は認められず、彼女の兄マキシミリアンからも非難され、キャンディードは城から追い出され、ブルガリア軍に入れられる。城は攻撃され、町も破壊された中、キャンディードはクネゴンデを探しまわる。パリでは謎の美女がユダヤ人と大司教の心をつかんでいたがそれこそクネゴンデ。キャンディードは彼女を見つけて大喜び。そこに老婦人が現れ、クネゴンデの追っ手がやってくると警告、三人はカディスに逃げ込み、南米へとわたる。

 第2幕:
  彼らはモンテビデオに到着する。キャンディードはジャングルをさまよい、イエズス会の伝道所に迎えられる。そこにいたのはマキシミリアン。キャンディードは彼を殺害し、逃亡する。ヴェニスの地でキャンディードとクネゴンデは再会。カジノでキャンディードは彼女の自由を賭け、それを手に入れる。キャンディードとクネゴンデはめでたく結ばれる。


 まあ、ムチャクチャな話。

 
 




PENTATONE



PTC 5186287
¥2600
「ロシアへの思い」
 ●プロコフィエフ(ワジム・ボリソフスキー編):『ロメオとジュリエット』より
  【「序奏」(1961)/「少女ジュリエット」(1967)/
   「騎士たちの踊り」(1961)/「バルコニーの情景」(1977)/
   「マーキュシオ」(1961)/「ジュリエットの死」(1977)】
 ●ラフマニノフ(ボリソフスキー編):
  チェロ・ソナタ ト短調 Op.19(ヴィオラ編)
 ●ストラヴィンスキー(ヘスス・ロドルフォ編):
  イタリア組曲『プルチネルラ』(1925年版)
ヘスス・ロドルフォ(ヴィオラ)
ミン・ヨン・カン(ピアノ)

 コロナ禍の今届けたい思い。ヴィオラ奏者のヘスス・ロドルフォがプロコフィエフ、ラフマニノフ、ストラヴィンスキーの作品を収録!

 セッション録音:2020年8月5-7日/NVレコーディング・スタジオ(アメリカ)/DDD、84'10、輸入盤・日本語帯付

 ヴィオラ奏者のヘスス・ロドルフォが20世紀のロシアを代表する3人の作曲家プロコフィエフ、ラフマニノフ、ストラヴィンスキーを収録したアルバムをリリース。当初2020年4月上旬にヘススの故郷である北スペインで録音する予定でしたが、COVID-19の影響で渡航困難となり、同年8月にアメリカで録音しました。

 ここに収録されたプロコフィエフの『ロメオとジュリエット』、ラフマニノフのチェロ・ソナタ(ヴィオラ編)、ストラヴィンスキーのイタリア組曲は、「愛」、「死」、「希望」など人間の感情に訴えかける濃厚な作品です。その選曲理由として、深刻なパンデミックの状態でも愛と希望を持ち続けることが何よりも重要だというロドルフォの思いが詰まっております。

 情熱的な演奏、天性の音楽性、そして圧倒的なテクニックで高く評価されるスペインのヴィオラ奏者ヘスス・ロドルフォは、ニューヨーク・タイムズで「ステージを超越した光を放つスター」と称されている注目の音楽家。若くしてグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の首席ヴィオラ奏者に就任し、その後、アバドやパッパーノなど世界的な名指揮者との共演を誇ります。







DA VINCI CLASSICS


C00423
¥2600
トイ・ピアノ、舞台に立つ ~ トイ・ピアノのための作品集 アントニエッタ・ロッフレード(トイ・ピアノ)
 ダイアナ・ブロム:日本の編み物 ~ トイ・ピアノと3本の編み針のための/
 成本理香:ラインズ/
 ガストン・ポッレ・アンサルディ:クアジ・リチュアーレ ~ トイ・ピアノとトイ・パーカッションのための/
 マルコ・ペドラッツィ:チク=タク=トイ/
 マッツ・オー・ハンソン:時間の海/
 J.M.ブロック:前奏曲《BACHAGE》/
 ポール・スミス:コンステレイションズ ~ トイ・ピアノ、トイ・シロフォンとリストベルのための/
 メルセデス・サバラ:おもちゃの踊り/
 ファビオ・ルッピ:ディヴァージョンズ/
 アリシア・S.レジェス:ディレトーレ・ディ・ラッタ ~ トイ・ピアノとブリキのロボット・ドラマーのための/
 ジャン・パオロ・ルッピ:トイ・トイ・トイ!/
 アントニオ・ジャコメッティ:
  チョリーニョ・サンバド・パラ・オ・シュローダー ~ トイ・ピアノとトイ・パーカッションのための

 トイ・ピアノのソロ楽器として可能性を追求した意欲作にして異色作!!

 本来は子供用の楽器、または子供のための玩具として作られた「特別」な楽器であり、現在も音楽的な可能性が追及され続けている「トイ・ピアノ」をソロ楽器としてステージ上に送り出したユニークな企画が登場!
 予てからトイ・ピアノの可能性の追求と研究に取り組んできたイタリアの女流ピアニスト兼音楽学者のアントニエッタ・ロッフレードは、この楽器のために2018年以降に作曲された新作13作品を今回のレコーディングのために選曲。
 1872年創業という非常に長い歴史を持つアメリカのトイ・ピアノ・メーカー「シェーンハット(Schoenhut)社」の2台のトイ・ピアノ(37鍵のコンサートグランド、25鍵のトラディショナル・スピネット)を使い分け、さらには「編み針」や「トイ・パーカッション」、極めつけ「ブリキのドラマー・ロボット」までを採り入れるという徹底ぶり。
 現代の作曲家たちがその想像力を最大限に発揮して書き上げた「トイ・ピアノ」のための意欲作の数々。その摩訶不思議な音世界は「トイ・ピアノ」のソロ楽器としての可能性を感じさせてくれます。

 ※録音:2021年2月27日-28日、HDスタジオ(レッコ、イタリア)
 
 

C00430
¥2600
登場人物は僅か3人という小さな喜歌劇「リータ」
 ドニゼッティ:喜歌劇《リータ》
 マルコ・イアンネッリ(指揮)、
 イッタ・ファン(ソプラノ/リータ)、
 チェン・ヨン(テノール/ベッペ)、
 イサーク・ドロシャ(バリトン/ガスパーロ)、
 シュ・ウェイ=エン(ピアノ)、アンガス・リー(フルート)、クラウディア・ン(クラリネット)、
 パトリック・イム(ヴァイオリン)、スン・ユー(ヴィオラ)、アンナ・クワン(チェロ)

 1841年の夏にドニゼッティ作曲した登場人物は僅か3人という短く小規模の喜歌劇「リータ」。
 この香港でのライヴ・レコーディングでは、イタリア人指揮者のマルコ・イアンネッリによって室内アンサンブル版へと編曲が行われ、ピーター・ゴードンによる英語のナレーションが加わるなど「リータ」に新たな息吹を吹き込まれています。
 ガスパーロとベッペによるリータの取り合い、さらには押し付け合いというストーリーの「リータ」は、音楽的なクォリティの高さとウィットに富んだ登場人物たちが光る知られざる秀作です。

 ※録音(ライヴ):2020年11月23日、ハウ・パー・マンション(香港)
 
 

C00431
¥2600
5弦ギターのための二重奏曲集
 ドワジー:3つの二重奏曲 Op.15
 メルキ:2本のギターのための4つの二重奏曲 Op.3
 ド・ロワイエ:12のワルツ Op.23
デュオ・ノーリ=ソアッティン
 〔ロベルト・ノーリ(ギター)、
  ルカ・ソアッティン(ギター)〕

 18世紀に製作されたヒストリカル・ギターの音色の美しさ、甘さ、そして魅力を存分に味わうことが出来るという貴重なプロジェクト。
 18世紀末の1795年頃にフランスのパリで製作された2本の貴重なヒストリカル・ギターの優美で味わい深い音色が、同じく18世紀を生きた3人のフランスの音楽家たちの作品とシンクロすることにより、その音楽的な魅力を最大限に際立たせてくれています。
 デュオ・ノーリ=ソアッティンは2011年に結成されたイタリアのギター・デュオ。18~19世紀におけるギターのレパートリーの発掘、紹介を進めるべく精力的に活動している期待のアンサンブルです。

 ※録音:2019年7月26日-29日、ヴィッラ・ドゥケッサ・ディ・ガッリエーラ劇場(ジェノヴァ、イタリア)
 
 
C00432
¥2600
マータ・アルマ ~
 「アヴェ・マリス・ステラ」のテキストに基づく音楽
コロ・ファコルタ・ディ・ムジコロジア
ジョヴァンニ・チェスティーノ(指揮)
  ポンツィオ:アヴェ・マリス・ステラ/
  デル・ピーノ:ルス/ナスターリ:朝/
  ブラガ:イマンジャ/
  作曲者不詳:《カンブレの写本 A.410》より おおマリア、海の星/
  作曲者不詳:《ラス・ウエルガスの写本》より おおマリア、海の星/
  作曲者不詳:《モンペリエの写本 H.196》より おおマリア、海の星/
  ベネッティ:アヴェ/
  アルビーニ:アヴェ・マリス・ステラ Op.62/
  マルグッティ:アヴェ・マリス・ステラ/
  ベッティネッリ:天国にて

 「アヴェ・マリス・ステラ」のテキストを共通点とする現代の作品と16世紀の作品、そして3つの写本に収められた作品を集めた時代を超越した「アヴェ・マリス・ステラ集」。
 時代、スタイル、作曲技法は違えども「アヴェ・マリス・ステラ」のテキストで繋がる11曲の聖なる歌の数々が1つにまとまることにより、そのテキストの偉大な存在感を改めて教えてくれています。
 コロ・ファコルタ・ディ・ムジコロジアはクレモナ、パヴィア大学の音楽学、文化遺産の学部生たちによって2002年に結成された合唱団。
 2013年からはミラノ大学などで研鑽を積んだ指揮者、作曲家、ルネサンス・リュート奏者のジョヴァンニ・チェスティーノが指揮者を務めています。

 ※録音:2019年1月-2021年3月、クレモナ(イタリア)
 




GWK

GWK152
¥2600
管弦楽のない協奏曲
 サン=サーンス:
  ピアノ協奏曲第3番 変ホ長調 Op.29より第1楽章(ピアノ独奏版)
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 KV.333
 スクリャービン:演奏会用アレグロ 変ロ短調 Op.18
 J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
 シューマン:
  管弦楽のない協奏曲 ヘ短調 Op.14(ピアノ・ソナタ第3番)
エレーナ・コレスニチェンコ
 (ピアノ/ベヒシュタイン D282)

 エレーナ・コレスニチェンコによる"管弦楽のない協奏曲"

 エレーナ・コレスニチェンコは1981年、ウクライナに生まれたピアニスト。9歳にしてニューヨークの国連本部前やバチカンのローマ教皇の邸宅で演奏するなど、早くから溢れんばかりの才能を開花させます。
 18歳でドイツに渡りハノーファー音楽院でウラディーミル・クライネフに師事してその腕にさらに磨きをかけ、現在はドイツを中心に幅広く活躍しています。

 本アルバムでは、ピアノは一つの小さなオーケストラであるという考え方の下、サン=サーンス自身が編曲したピアノ協奏曲第3番第1楽章のピアノ独奏版や、第3楽章にまるで協奏曲のような長大なカデンツァが置かれているモーツァルトのピアノ・ソナタ第13番、出版時は「管弦楽のない協奏曲」というタイトルがつけられていたシューマンのピアノ・ソナタ第3番などで、ピアノの持つオーケストラ性とその無限の可能性を強調しています。

 ※録音:2020年9月15日-18日(ベルリン)
 
 
GWK150
¥2600
友情
 ブラームス:2つの歌 Op.91
 ヨーゼフ・ヨアヒム:ヘブライの旋律 Op.9
 ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
レナ・エッケルス(ヴィオラ)
ソフィー・ハームセン(メゾソプラノ)
ジモーネ・ヴォルフ(ピアノ)

 長きに亘って特別に親しい間柄であったブラームスとヨーゼフ・ヨアヒムの室内楽作品集。ヴァイオリニストとしてブラームスへの助言や作品の初演などを行っていたヨアヒムは、ここに収録されている「ヘブライの歌」をブラームスに献呈しました。
 またブラームスも、「2つの歌」の第2曲「聖なる子守唄」をヨアヒムの息子の誕生を祝って作曲しており、2人の強い"友情"を感じられるアルバムになっています。

  ※録音:2020年5月28日-30日(ブレーメン)
 
 

GWK149
¥2600
月      アンナ・シュテーグマン(リコーダー)
ホルヘ・ヒメネス(ヴァイオリン、ヴィエール)
 「新月」 ~
  ホルヘ・ヒメネス(b.1978):サウンドスケープ 1a - チコーニア/
  バルトーク:ルーマニア民俗舞曲より第3番《踏み踊り》/
 「三日月」 ~
  ホルヘ・ヒメネス:サウンドスケープ 1b - チコーニア/
  作曲者不詳(1275頃):カンティガ第166番「奇跡を讃える歌」/
  作曲者不詳(14世紀):イスタンピッタ/
 「満月」 ~
  ホルヘ・ヒメネス:サウンドスケープ 2/
  ルチアーノ・ベリオ:ジェスティ - 二重奏曲第17番 レオナルド/
  ホルヘ・ヒメネス:サウンドスケープ 3/
  ウジェーヌ・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 Op.27-2より第2楽章《憂鬱》/
  バルトーク:ルーマニア民俗舞曲より第6番《速い踊り》/
 「月食」 ~ ホルヘ・ヒメネス:サウンドスケープ 4/
  タルクィニオ・メールラ(1595-1665):子守歌による宗教的カンツォネッタ 「今や眠りの時」

 リコーダー奏者のアンナ・シュテーグマンとヴァイオリニストのホルヘ・ヒメネスが、慣習や様式を超えて、新しい音の世界を創出しようと試みた1枚。
 月は人々の行動や感情に影響を与えると考えられているため、2人は月の満ち欠けに特定の人間の表情や気分、そして音楽を関連付けることにしました。
 様々なリコーダーやヴァイオリン、ヴィエール(中世フィドル)を用いて、月の満ち欠けに対応した4つのセットを録音。各セットにヒメネスがこのアルバムのために作曲したサウンドスケープが置かれています。

 ※録音:2020年7月21日(ディーメン、オランダ)
 
 
GWK148
¥2600
大聖堂
 カルロ・ドメニコーニ(b.1947):コユンババ
 アグスティン・バリオス(1885-1944):大聖堂
 フェルナンド・ソル(1778-1839):《魔笛》からの6つのアリア Op.19
 タレガ:ヴェニスの謝肉祭による変奏曲
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
 レオ・ブローウェル(b.1939):11月のある日
 ローラン・ディアンス(1955-2016):リブラ・ソナチネ
フアン・カルロス・ナバロ(ギター)

 フアン・カルロス・ナバロはペルー出身、ドイツのギタリスト。リマ国立音楽院で名教師オスカル・サモラに師事し、リマのヴィヴァーチェ・ギター・コンペティションで第2位を、アレキパでの国際ギター・コンペティションで第1位を獲得。渡独後はデトモルト音楽大学でアマデウス・ギター・デュオの2人に学び、その後も数々のコンクールで入賞しています。
 このアルバムではクラシカルギターにおける最重要レパートリーの一つであるアグスティン・バリオスの"大聖堂"をはじめ、「ギターのベートーヴェン」とも呼ばれるフェルナンド・ソルなどの王道レパートリーから、バッハの無伴奏ソナタの編曲版に至るまで高いレベルで弾きこなしており、これからギターを聴き始める人にもギターファンにも広くおすすめできる1枚になっています。

 ※録音:2020年5月5日-8日(シュヴェルテ、ドイツ)
 



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ALPHA



ALPHA782
¥2700→\2490
パーヴォ・ヤルヴィ&トーンハレ管
 チャイコフスキー(1840-1893):
  1-4. 交響曲 第6番 ロ短調 Op. 74 「悲愴」
  5-7. 幻想序曲 「ロミオとジュリエット」 ロ短調
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
NYCX-10249
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音: 2019年11月..1-4、2021年1月..5-7 トーンハレ・マーグ、チューリヒ、スイス
 ※国内盤には日本語解説付 日本語解説:山田治生

 【室内楽的アンサンブルから雄大なフォルテまで、パーヴォ渾身の「悲愴」】
 2019/20のシーズンに予定されていた、トーンハレ管弦楽団と新音楽監督パーヴォ・ヤルヴィによるチャイコフスキー・チクルス。
 新型コロナ・ウイルスの世界的パンデミックの影響で予定変更を余儀なくされていましたが、アーティストと関係者たちの熱意により、2021年1月に無観客ライヴにて約1年遅れで完結し、併せて行われた録音が交響曲全集として発売されることとなりました。
 先に発売されていた第5番、第4番(と第2番)に続き、後期3大交響曲の完結として第6番「悲愴」の分売も決定。
 
 パーヴォ・ヤルヴィにとって2007年のシンシナティ響との盤(Telarc)以来の再録音となる「悲愴」ですが、実は第4番と並んでチクルス最初期に演奏・録音されていたもの。
 しかしながら、新たにタッグを組んだ彼らの相性の良さを示す、各奏者の自発的な表現とアンサンブルの緊密さの同居、全体がうねるような濃密さを既に聴くことが出来ます。
 木管楽器同士のやり取りが室内楽的な印象を与えながら、オーケストラが高みに導かれるフォルテもまた雄大で、映像に例えれば高解像度かつ被写界深度の深い演奏といえ、比較的速めのテンポ設定の中でも、作品の魅力を十二分に引き立てています。
 「ロミオとジュリエット」はチクルス終盤に収録されたもの。こちらも美しく力強い演奏です。

 
 
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ALPHA778
(5CD)
¥4900→\4490
すでに5番と2,4番を買った人の立場は?しかし・・・安い!

 パーヴォ・ヤルヴィ&トーンハレ管
  チャイコフスキー:交響曲全集、管弦楽作品集


 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):

  【DISC 1】(ALPHA659/NYCX-10175)
   ・交響曲 第5番 ホ短調 Op. 64
   ・幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 Op. 32

  【DISC 2】(ALPHA735/NYCX-10212)
   ・交響曲 第2番 ハ短調 Op. 17 「小ロシア」
   ・交響曲 第4番 ヘ短調 Op. 36

  【DISC 3】(上記ALPHA782/NYCX-10249)
   ・交響曲 第6番 ロ短調 Op. 74 「悲愴」
   ・幻想序曲 「ロミオとジュリエット」 ロ短調

  【DISC 4】(初出)
   ・交響曲 第1番 ト短調 Op. 13 「冬の日の幻想」
   ・イタリア奇想曲 イ長調 Op. 45
   ・歌劇《エフゲニー・オネーギン》Op. 24 より「ワルツ」

  【DISC 5】(初出)
   ・交響曲 第3番 ニ長調 Op. 29 「ポーランド」
   ・歌劇《エフゲニー・オネーギン》Op. 24 より「ポロネーズ」
   ・戴冠式祝典行進曲 ニ長調
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

 録音:2019年10-11月...交響曲第4番、第6番、フランチェスカ・ダ・リミニ、「ワルツ」「ポロネーズ」
  2020年1月...交響曲第2番、第5番2021年1月...交響曲第1番、第3番、イタリア奇想曲、 ロミオとジュリエット、戴冠式祝典行進曲
 トーンハレ・マーグ、チューリヒ、スイス

 【困難を乗り越え完結!パーヴォ&トーンハレ管のチャイコフスキー】
 新音楽監督パーヴォ・ヤルヴィ就任の記念として、2019/20のシーズンに肝いりで計画されたトーンハレ管弦楽団によるチャイコフスキー・チクルス。
 新型コロナ・ウイルスの世界的パンデミックの影響で予定変更を余儀なくされていましたが、アーティストと関係者たちの熱意により約1年遅れで完結し、併せて行われた録音が、スイスのオーケストラ初のチャイコフスキー交響曲全集として発売されることとなりました。
 リリース済みの第5番、第2番と第4番、全集と同時発売の第6番に加え、2021年1月に無観客ライヴが行われた第1番と第3番を収録し、さらに厳選された管弦楽作品も収められる嬉しい内容です。
 初登場の第1番でのロシア民謡的なフレーズの躍動感も素晴らしいもの。
 緊密なアンサンブル、各奏者の生き生きとした表現、濃密なオーケストラのうねりが作品のロマン性を引き立て、それでいて気品も感じさせるという、パーヴォ・ヤルヴィならではチャイコフスキー像が刻まれています。

 


 

 
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ALPHA766
¥2700→\2490
カフェ・ツィマーマン
『空想のバッハ音楽帳』 ~カンタータを中心とした作品を室内楽編成で

 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  1. シンフォニア ニ長調 ~教会カンタータ『我ら汝に感謝せん、神よ』 BWV 29 より
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
  2-4. トリオ・ソナタ 変ロ長調 Wq. 161-2/H. 578
 伝ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  5-6. 前奏曲とフーガ K. 404a より第4曲
   5. アダージョ (バッハ「オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ 第3番」BWV 527より第2楽章)
   6. フーガ (バッハ「フーガの技法」BWV 1080より第8曲)
 J.S.バッハ:
  7. アリア「アレルヤ、強さと力は」~教会カンタータ『我ら汝に感謝せん、神よ』BWV 29より
  8. シンフォニア ト長調 ~教会カンタータ『天の王よ、汝を迎え奉らん』BWV 182より
  9. アリア「神のみにぞ我が心を捧げん」~教会カンタータ『神のみにぞ我が心を捧げん』BWV 169より
  10. アリア「口を塞がれ、声は弱くとも」~教会カンタータ『喜びて舞い上がれ』BWV 36より
  11. アリア「飾りなき心ぞ」~教会カンタータ『飾りなき心ぞ』BWV 24より
  12-15. 王の主題によるトリオ・ソナタ ~『音楽の捧げもの』BWV 1079より
  16. コラール前奏曲「汝が玉座に我は進み出で」BWV 668
 カフェ・ツィマーマン(古楽器使用)
  カレル・ヴァルテル(フラウト・トラヴェルソ)、パブロ・バレッティ(ヴァイオリン)、
  ペトル・スカルカ(チェロ)、セリーヌ・フリッシュ(チェンバロ)
NYCX-10250
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音:2020年11月 サン=ジャン教会 ミュルーズ (フランス東部アルザス地方)
 ※国内盤には日本語解説付日本語解説-白沢達生

 【Alphaのバッハといえばカフェ・ツィマーマン 作曲家の素顔に迫る個性的選曲の小品集!】
 21世紀のクラシック・レコード界を古楽の領域から活性化させ「小資本レーベルの革命」と謳われたAlphaレーベル。
 その発足当初から看板アンサンブルの一つとして注目を集めてきたカフェ・ツィマーマンは、独特の香気と熱気をまとったバッハ解釈で世界を瞠目させてきました。
 全6タイトルからなる『さまざまな楽器による協奏曲』シリーズの完成から10年、新たなバッハ演奏として彼らが提案するのは「プライベートな音楽帳」。楽譜出版業が活性化しはじめた18世紀も手書きで楽譜を写す習慣は健在で、私的な仲間同士で音楽を楽しむ場では、自分たちに演奏可能な編成への編曲も兼ねて楽譜を記したと考えられますが、今回のプログラムはまさにそうした時代の習慣にあわせた選曲。
 教会カンタータの器楽合奏曲やアリアを室内楽向けに直した興味深いトラックの数々に加え、フリードリヒ大王の宮廷で活躍するようになった頃に次男が書いた曲、大王のために書かれた『音楽の捧げもの』など、晩年のバッハをとりまく世界に響いた18世紀的日常を追体験できる1枚になっています。
 モーツァルトがバッハ作品を編曲した『前奏曲とフーガ』の再編曲もスリリングな演奏。21世紀ならではの進化型古楽器アルバム、彼らの協奏曲録音との比較も面白そうです。
 



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CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES



CVS048
¥2700→\2490
ル・ポエム・アルモニーク
王の食欲を刺激し芸術愛好家たちを陶然とさせた
 ミシェル=リシャール・ド・ラランド(1657-1726):『王の晩餐のためのサンフォニー集』

 1. 王の偉大なる楽曲 ~ルイ14世の頻繁に所望せる曲
 2-7. 組曲 ト短調
  2. 序曲/3. 羊飼いたちの行進/4. 戦士たちのエール/
  5. ミュゼット/6. 水夫たちのアントレ/7. タンブラン
 8. プレリュード ~トランペット合奏曲集より
 9-13. 組曲 ニ長調
  9. ヴィレール=コトレのカプリース(抜粋)/10. ルベル氏の「村落風」/
  11. ルベル氏の「嵐」/12. ルベル氏の四重奏/13. パサカーユ
 14-21. 組曲 ホ短調
  14. プレリュード/15. アルマンド/16. トリオ/17. 小さなエール/18. ロンド/
  19.《謎の男の舞踏劇》のミュゼット/20. ジグ/21. パサカーユまたは偉大なる楽曲

管弦楽復元:
  9,13,14,15,17,20,21...リュカス・ペレス、3,4,6,7,11...ジェラール・ジェー1,8...トマ・ラコント
 
 ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用) - フィオナ=エミリー・プパール(首席ヴァイオリン)
 ヴァンサン・デュメストル(指揮)
NYCX-10251
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音: 2020年11月21-24日 ヴェルサイユ王室歌劇場、フランス
 ※国内盤には日本語解説付日本語解説-白沢達生

 【これぞフランス管弦楽の原点! デュメストル指揮の精鋭古楽器楽団と】
 バッハやヘンデルが活躍する前から、ヨーロッパ音楽の一大潮流として影響力を誇ったフランス。
 そのオーケストラ芸術の原点ともいうべきド・ラランドの貴重な曲集が、作品成立の場にあたるヴェルサイユ宮殿での、フランス最前線で活躍する名手たちによる録音で登場!
 宮殿の主だったルイ14世は、外交で訪れた賓客たちを洗練された芸術作品や調度品で圧倒、王室独自の音楽をいたるところで奏でさせてはフランス文化の威光を印象づけましたが、自らの晩餐まで音楽とともに公開したことも有名。
 その音楽はリュリ亡き後の宮廷音楽総監督として活躍した若き天才ド・ラランドが手掛け、王の歿後にまとめられた楽譜によって現代に残っています(「サンフォニー=シンフォニー」は18世紀以降「交響曲」の意味で使われることになる単語ですが、この時点では単に「合奏曲」という意味)。
 これらはルイ14世の宮廷音楽でもユニークな存在で、録音も決して多いとは言えない中、このアルバムは久しぶりにフランス古楽界から出た本格録音として注目必至。
 なにしろ指揮はド・ラランドの大規模声楽曲やリュリのオペラの指揮で実績を築いたヴァンサン・デュメストル!
 ル・ポエム・アルモニーク名義では珍しい管弦楽のみの編成は比較的大規模で、バロック・バソンの才人でニケ指揮『水上の音楽』などでも活躍したジェレミー・パパセルジオーを筆頭に重要奏者続々。
 フランス式の3種のヴィオラも用いた楽隊はテオルボ奏者二人を含め弦24+管6+打楽器・鍵盤各1という構成。現存譜の補筆にも専門家たちがあたり、ライナー解説も充実しています。
 王の食欲を刺激し芸術愛好家たちを陶然とさせた名作の数々を本場直送の響きで味わえる注目の一枚。
 




CYPRES

CYP8613
¥2700
『ジャパニーズメール』 ~クロード・ルドゥ(1960-):ピアノ作品集
 1. 笙...(z) 子供のアルバムより (2013)
 2. ジャパニーズメール No.1 藤倉大氏へ (2015)
 3. ジャパニーズメール No.2 野村幸子氏へ (2015)
 4. ジャパニーズメール No.3 細川俊夫氏へ (2017)
 5. 星の曲線 No.1 (1994)
 6. 星の曲線 No.2 ダブルの星 (1996)
 7. 星の曲線 No.3 "神戸の暗星" (2001)
 8. 星の曲線 No.6 (2012)
籾谷奈芳(ピアノ)

 ※日本語解説付解説...クロード・ルドゥ/日本語訳...籾谷奈芳

 日本をはじめとしたアジア音楽の研究でも知られる、ベルギーの作曲家クロード・ルドゥの生誕60年を記念して企画された作品集。
 エリザベート王妃国際音楽コンクール課題曲の作曲も手掛ける彼の、約30年に及ぶ期間の作品を収録しています。

 彼の数多いピアノ作品の中で、最も私の心とシンクロする曲を選曲しました。彼のピアノ作品は超絶技巧でありながら、心に強く訴えかけるセンシティブな現代曲と言えます。
 常に時間、空間を意識し、音が立体的に構成され、様々な色彩、ある時にはまるで芳香まで感じさせる、五感を刺激する音楽。
 音の振動、方向性、弾いた後のジェスチャー(動き)まで思考された彼の曲は、彼自身がピアニストである故でもあると思われます。 ―― 籾谷奈芳(原盤解説より)
 




NAXOS



8.574107
¥1200
ティアンワ・ヤン(ヴァイオリン)
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):ヴァイオリン協奏曲集

 ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op. 19(1916-17)
  1. I. Andantino/2. II. Scherzo: Vivacissimo/3. III. Moderato
 ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op. 63(1935)
  4. I. Allegro moderato/5. II. Andante assai/
  6. III. Allegro, ben marcato
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op. 115(1947)
  7. I. Moderato/8. II. Theme and Variations/
  9. III. Con brio - Allegro precipitato - Tempo I - Allegro precipitato
ティアンワ・ヤン(ヴァイオリン)
ウィーン放送交響楽団...1-6
準・メルクル(指揮)...1-6
NYCX-10246
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥1980

 録音 2020年11月11-13日 Grosser Sendesaal、ORF Funkhaus、ウィーン(オーストリア)
 ※国内仕様盤には片桐卓也氏による日本語解説が付属します。

 レインゴリト・グリエールから私的に作曲の指導を受けた11歳のプロコフィエフ。しかし若きプロコフィエフの心を魅了したのはグリエールが弾くヴァイオリンの演奏でした。
 それから十数年後の1916年、彼はヴァイオリン協奏曲第1番を作曲。抒情的な旋律と気まぐれな遊び心を備えた作品で、とりわけ第2楽章の野性的なスケルツォが強い印象を残します。
 1935年に作曲されたヴァイオリン協奏曲第2番は穏やかながら、時折控えめな情熱を垣間見せる美しい曲。
 第3楽章ではスペイン風の楽想が用いられており、カスタネットが活躍します。無伴奏ヴァイオリンのためのソナタは「才能ある子供たちの斉奏(ユニゾン)用」に書かれた曲。もちろん一人で演奏することも可能です。
 サラサーテ、イザイからリームまで、卓越した技巧と幅広いレパートリーを持つティアンワ・ヤン。このプロコフィエフでは、更なる音楽性の深化と弱音から強音までの美音を駆使し、作品の魅力を存分に引き出しました。
 準・メルクルが指揮するウィーン放送交響楽団も隙のない演奏で彼女を引き立てています。

 【ティアンワ・ヤン】
 北京生まれ。4歳でヴァイオリンを学び始めるといち早く才能を発揮し、10歳の時に北京中央音楽院で林耀基の指導を受ける。13歳でパガニーニの24のカプリースを録音。
 2003年に奨学金を得てドイツへ留学したのを機に、同地に拠点を移した。これまでに英独仏をはじめとする欧州諸国や北米、オセアニア、アジア諸国のオーケストラに出演し、リサイタルや室内楽ではルツェルン音楽祭、ラインガウ音楽祭、ラヴィニア音楽祭、ウィグモア・ホール、サル・プレイエル、リンカーン・センターなどで演奏している。
 Naxosレーベルに多くの録音があり、2014年にはメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とサラサーテのヴァイオリン音楽集でドイツ・レコード批評家賞を受賞。
 2015年にはイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集の録音でECHOクラシック賞の年間最優秀器楽奏者に選ばれた。
 音楽上の師として、林耀基、イェルク=ヴォルフガング・ヤーン、そしてチェリストのアンナー・ビルスマの名を挙げている。

 
 




ONDINE



ODE-1396
¥2500
AMERICASCAPES アメリカの眺望
 1. チャールズ・マーティン・レフラー(1861-1935):
  La Mort de Tintagiles ティンタジレスの死 Op. 6(1897)
 カール・ラッグルズ(1876-1971):
  Evocations エヴォケーション(1943 管弦楽版)
   2. I. Largo/3. II. Andante con fantasia/
   4. III. Moderato appassionato/5. IV. Adagio sostenuto
 6. ハワード・ハンソン(1896-1981):
  Before the Dawn 夜明け前 Op. 17(1920)...世界初録音
 7. ヘンリー・カウエル(1897-1965):
  オーケストラのための変奏曲(1956)
デルフィーヌ・デュピュイ(ヴィオラ・ダモーレ)...1
バスク国立管弦楽団
ロバート・トレヴィーノ(指揮)
NYCX-10245
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2750

 録音 2020年9月15-19日 Miramon, Donostia–San Sebastian(スペイン)
 ※国内仕様盤には谷口昭弘氏による日本語解説が付属します。

 ロバート・トレヴィーノとバスク国立管弦楽団による2枚目のアルバムは、19世紀から20世紀にかけて活躍した4人のアメリカ人作曲家の作品集。
 アメリカ生まれのトレヴィーノはこのCDの原盤解説(英語)の中で「ガーシュウィン、コープランド、バーンスタインだけがアメリカ音楽ではない」「多様な文化的背景を持った個人が相互に感化し、影響し、結びつきながら大きな理想を追求してゆくことがアメリカ的」と語り、作風の異なる4人の作曲家を通して、見過ごされがちなアメリカ音楽の側面を伝えます。

 チャールズ・マーティン・レフラーはベルリンに生まれ、欧州を転々とした後に1882年に渡米し、ボストン交響楽団のヴァイオリン奏者としても活躍しました。「アルザスの作曲家」と自称し、その作風はフランス印象派の流れを感じさせます。
 メーテルリンクの人形芝居に想を得た「ティンタジールの死」は26分ほどの堂々たる交響詩で、レフラーが好んだヴィオラ・ダモーレが活躍します。
 評論家のティム・ペイジはこの作品を「リムスキー=コルサコフの『シェエラザード』をフォーレがオーケストレーションし直したものと思えばイメージがつかめるだろう」と評しています。

 「無調の人」として知られるカール・ラッグルズは、生前は作曲よりも絵を描くことを好んだというエピソードがあります。
 残された音楽作品は極端に少ないながら、その厳格で突き詰めた作曲技法は近年再評価されています。「エヴォケーション」は4楽章で10分ほどの曲。ラッグルズの特徴である緻密な管弦楽法が示されています。

 3人目は保守的な新ロマン主義音楽の作曲家ハワード・ハンソン。「夜明け前」は彼の若き日の作品で、今回が世界初録音となります。
 7分弱の短い曲ですが、リヒャルト・シュトラウスを思わせる壮大な響きで雄大な自然が感じさせます。

 ヘンリー・カウエルはトーン・クラスターなど実験音楽で知られる人。その先進的な作風は後続世代に大きな影響を与えました。
 演奏時間20分ほどの「オーケストラのための変奏曲」は後期の作品。実験的な要素は影をひそめているものの、サックスの美しい響きや、ピアノやパーカッションの活躍など、次々と変化する情景が見事です。
 





<映像>


ARTHAUS MUSIK(映像)



10 9440BD
(Blu-ray)
¥5400
サティの『パラード』とストラヴィンスキーの『プルチネルラ』    ローマ歌劇場バレエ団
エレオノラ・アッバニャート(芸術監督)
 『パラード』
   振付:レオニード・マシーン/台本:ジャン・コクトー/
   音楽:エリック・サティ/装置&衣裳:パブロ・ピカソ/
   出演者:
    マヌエル・パルッチーニ(中国の奇術師)、サラ・ローロ、ミケーレ・サトリアーノ(アクロバット師)、
    クリスティアーナ・ミリリアーノ(アメリカの少女)、ジャコモ・カステッラーナ(フランス人マネジャー)、
    ロイック・ピロー(アメリカ人マネジャー)、ルカ・ドッターヴィオ、ルイジ・コッラード(馬)

 『プルチネルラ』
   台本&振付:レオニード・マシーン
   音楽:イーゴル・ストラヴィンスキー(ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージの音楽から)
   装置&衣裳:パブロ・ピカソ
   出演者:
    クラウディオ・コチーノ(プルチネルラ)、レベッカ・ビアンキ(ピンピネッラ)、
    マリアンナ・スリアーノ(プルデンツァ)、エレーナ・ビディーニ(ロゼッタ)、
    マルコ・マランジョ(魔術師)、ジュゼッペ・デパーロ(カビエッロ)、ジャコモ・ルーチ(フロリンド)、
    マヌエル・ザッパコスタ(医者)、マッシモ・ペルジーニ(タルタッリア)、ルカ・ドッターヴィオ(バッボ)、
    ジャコモ・カステッラーナ、ルイジ・コッラード、
     ジョヴァンニ・カステッリ、マッシミリアーノ・リッツォ(4人のプルチネルラ)

 ピカソがデザインしたバレエ・リュスの名作が現代のポンペイに甦る!パリ・オペラ座バレエのエトワール、アッバニャート率いるローマ歌劇場野外公演

 収録:2017年7月27日~29日ポンペイ大劇場/画面:1080i/16:9/Full HD、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、原語:イタリア語、字幕:英独仏伊日、63分
 映像監督:パオロ・サントーニ

 バレエ・リュスを率いたセルゲイ・ディアギレフが活躍した20世紀初頭のパリには才能ある芸術家が集まり、後世の残る作品を次々と生み出しました。
 この映像は、その時代の数ある名作からパブロ・ピカソが衣装と舞台装置を手掛けた、サティの『パラード』とストラヴィンスキーの『プルチネルラ』の2つのバレエ作品を収録。
 ピカソのイタリア訪問100周年を記念して、古代ローマ・ポンペイ遺跡の中の野外大劇場で行われた公演の模様です。
 さらには、レオニード・マシーンの振付など初演の舞台を再現した内容にも注目。パリ・オペラ座バレエのエトワール、エレオノラ・アッバニャートが芸術監督を務めるローマ歌劇場バレエのダンサーたちの、見事な踊りが、初演当時の雰囲気を伝え、現在見てもまったく古びないカラフルな舞台は必見です。

 ピカソの色彩とサティの奇抜な音楽、そしてコミカルで軽やかな愉悦が溢れ出す『パラード』。
 月明かりに照らされた美しいナポリの夜を模したピカソの舞台画とディアギレフの提案で、ペルゴレージの音楽から選んだものをバロックの組曲風に並べ、そこにストラヴィンスキーならではのモダンなオーケストレーションを施した『プルチネルラ』。
 ピカソがデザインしたバレエ・リュスの名作を現代のポンペイで観られる、貴重な映像作品です。
 
















8/24(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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CHACONNE



OCHAN0826
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400
ソフィー・イェーツ4年ぶり新録音
 J.S.バッハ:イギリス組曲(全曲)

  組曲第1番イ長調 BWV806
  組曲第2番イ短調 BWV807
  組曲第3番ト短調 BWV80
  組曲第4番ヘ長調 BWV809
  組曲第5番ホ短調 BWV810
  組曲第6番ニ短調 BWV811
ソフィー・イェーツ(ハープシコード)
CHAN0826
(2CD)
特別価格 ¥3600→\3290

 ソフィー・イェーツ新録音!大バッハの「イギリス組曲」!

 ☆シャンドスが誇る古楽系鍵盤奏者ソフィー・イェーツ!
 ☆4年ぶりの新録音で、バッハ「イギリス組曲」が登場!

 イギリスではルース・ダイソンとロバート・ウーリーに、オランダではボブ・ファン・アスペレンに師事し、ボストン古楽音楽祭での国際コンクール優勝を果たし国際的なキャリアをスタートさせたシャンドスが誇る古楽系鍵盤奏者ソフィー・イェーツ。
 イギリスとフランスの音楽との親和性で高く評価される他、英国に現存する演奏可能なヴァージナルのほとんどを演奏したことがあるなど、オリジナル楽器、アンティーク楽器のスペシャリストとしても知られています。

 「ヴィヴァルディとマルチェッロ兄弟からの編曲集」(CHAN0796)以来となる、ソフィー・イェーツのバッハ・アルバムは、バッハの初期の傑作の1つ「イギリス組曲」の全曲録音。
 フランス、ウンターリンデン美術館に所蔵されたヨハネス・ルッカース1624年製ハープシコードのレプリカである、アンドルー・ガーリック製作のダブル・マニュアル・フレミッシュ・ハープシコードの煌びやかな音色を活かし、豊かな舞曲を生き生きと描いています。

 ※録音:2021年4月7日-9日、ウィルトシャー音楽センター(イギリス)

 

10年以上前の特集から

 クラシックをそこそこ楽しむ人であれば、誰でも偏愛する演奏家というのがいると思う。
 何がどう好きなのかわからないけれど、新譜が出たらとりあえず買ってしまう、というような。
 でも個人的な思い入れが強すぎたり、容姿が好きだったりする場合が多いからあまり人には薦めない、・・・そんな演奏家が一人か二人はいると思う。で、そのくせその演奏家が何かの拍子に脚光を浴びたりしたらやきもちを妬いたりする。

 店主の偏愛する演奏家の一人が、今回ご紹介するチェンバロ奏者のソフィー・イエーツ。
 しかしそんな秘密の演奏家をレコ芸で吉田秀和氏が紹介してしまった。
 そんなこともあってほんの少しだけ注目されたりもした・・・がその後またCDが出なくなり、名前を聞くこともなくなった。

 ソフィー・イエーツはおそらく30代半ば(40近いかもしれない)。ロイヤル・カレッジ・オヴ・ミュージックを卒業後アムステルダムでアスペレンに師事した。その後ボストン・アーリー・ミュージック・フェスティヴァル国際コンクールで優勝、CHANDOSからデビューを果たした。これまで11枚ものアルバムをリリースし、CHANDOSの古楽レーベルCHACONNEの花形チェンバロ奏者として活躍している。
 が、全く知名度はなく、東京の大型CDショップでも彼女のアルバムを置いている店はよほど変っているといっていいだろう。今年初来日したがお客さんは入ったのだろうか。

 アスペレンのお弟子さんだからレオンハルトの孫弟子ということになる。だからというわけではないが、実際アルバムを聴いて「おお、すごい」とか「天才だ」とか言って感激して涙ぐむということもなく、一貫して清潔で品のよいちょっとクールな音楽が奏でられる。これぞ正当王道のチェンバロ。しかし師匠たちと比べて明らかなのはその優しげでまろやかな音色。チェンバロは演奏家によってこんなに音が変わるのか。そして巨匠たちと違って、彼女からはなにかふっきれない陰気さのようなものを感じる。それは未熟さではない。おそらく性格によるもの。しかしその暗さがチェンバロの明るい音色に不思議な陰影をもたらすのである。

 アルバムはどれもそれぞれ工夫を凝らしたもので、コンセプト・アルバムとしても評価は高い。ソフィー個人に興味のない人でも十分楽しめるだけの内容の深さは持つ。
 今後、際立った話題やベストセラーが出ないまままた表舞台からは消えるかもしれない。が、なんとなく記憶に留めておいてほしい人。






<ソフィーの旧譜>
French Baroque Harpsichord
CHANDOS
CHAN 0545
\2500
フランス・バロック音楽
 ダングルベール、ラモー、クープラン、フォルクレ

 デビュー・アルバム。日本ではまともに紹介されなかった。
 最近のように自分の個性を表面に出すというところまでは行っていないが、派手さを抑えた内的な情感というものはすでにこの頃から感じ取れる。とくにラモーでの繊細ではかない感性は秀逸。
Spanish and Portuguese Harpsichord
CHANDOS
CHAN 0560
\2500
スペイン&ポルトガルのルネッサンス・バロック音楽
 ヒメネス、コエリョ、A・カベソン、H・カベソン、カレイラ、カバニーリェス

 第2作にしてグラモフォンの「エディターズ・チョイス」に選ばれているということからすると、イギリスではデビュー当時からそこそこ注目されていたということか。16世紀当時のヨーロッパで異常に早く器楽音楽が流行っていた頃のイギリス音楽。技巧的にかなり難易度の高い作品が並んでいるが、それなりに味付けもしてある。ただちょっと優等生的すぎるかも。無名の作曲家の「エスパニョレタ」でほっと息をつける。
Rameau - Pieces de clavecin
CHANDOS
CHAN 0659
\2500
ラモー:クラヴサン曲集 第1,2,3組曲

 吉田秀和が紹介していたアルバム。これまでのアルバムでも抜群の相性を見せていたラモーだったが、ようやくオール・ラモーのアルバム登場。しかも超有力盤が多数あるラモーのクラヴサン組曲。これだけの有名曲に真正面から取り組むようになったんだなあ。でもこの曲はまじめで優雅で繊細なソフィーにはまさにぴったり。
 聴いてみたら、これまで部屋に閉じこもっていたような少女が、まるで毅然とした貴婦人に変身したかのような印象。




CHAN 0762
〔Chaconne〕
\2500
J・C・バッハ:6つのソナタOp.5
 ソナタ第1番変ホ長調Op.5-1/
 同第2番ニ長調Op.5-2/同第3番ト長調Op.5-3/
 同第4番変ホ長調Op.5-4/
 同第5番ホ長調Op.5-5/同第6番ハ短調Op.5-6

 ソフィーのクリスティアン・バッハ!
 これまでフランスやイギリスもので傑作をリリースしてきたソフィーだったが、バッハ一族とはあまり縁がなかった。彼女のキャラクターが「貴族的優雅音楽」に合うので、バッハはあまり向かないと思ったのか。
 ただ、クリスティアンはご存知のとおりロンドンで活躍したイギリスの作曲家。また親父さんと違ってどちらかというとブルジョア志向。そういう意味ではソフィーの貴族的感性とは合うはず。これまでクリスティアンの鍵盤作品の録音は、親父さんの作品を演奏するようにきっちりかっちり演奏する人が多かったので、ソフィーのようなちょっと抒情系のまろやかな演奏はある種クリスティアンの本質を突くかもしれない。
 モーツァルトがなぜ生涯クリスティアンのことを愛し、尊敬し続けたかがわかるような演奏。

 CHAN 0796
〔CHACONNE〕
\2500
ソフィー・イェーツ(チェンバロ)
J.S.バッハ:ヴィヴァルディとマルチェッロ兄弟からの編曲集
 協奏曲ニ長調 BWV.972(原曲:ヴィヴァルディ, Op.3-9)
 協奏曲ト長調 BWV.973(原曲:ヴィヴァルディ, Op.7-8)
 協奏曲ニ短調 BWV.974(原曲:A.マルチェッロ)
 協奏曲ト短調 BWV.975(原曲:ヴィヴァルディ, Op.4-6)
 協奏曲ハ長調 BWV.976(原曲:ヴィヴァルディ, Op.3-12)
 協奏曲ヘ長調 BWV.978(原曲:ヴィヴァルディ, Op.4-1)
 協奏曲ト長調 BWV.980(原曲:ヴィヴァルディ, Op.4-1)
 協奏曲ハ短調 BWV.981(原曲:B.マルチェッロ)
 
 前作。もう4年前!
 バッハがイタリア音楽に憧れ、リスペクトの思いを持って創り上げた作品集。
 ちょっとイタリア協奏曲にも通じるような雰囲気のところもあって楽しい。
 「イタリア行ってみたいけどまあムリだよなあ、ああ、でもなんかいいんだよなあ」とか言いながら作ってたんでしょうね。まあバッハがこの曲とかを作ったおかげで20世紀にヴィヴァルディが再発見されるわけで、世の中何がどうなるか分からない。
 とかなんとかいろいろ想像させてくれるのはソフィーのチェンバロがちょっと夢想的だからでしょうか。

 華やかで愉しげで優雅で夢見心地。
 店主が考えるにソフィーの最高傑作はこれ。



 J.S.バッハが大きな影響を受けた18世紀イタリアの音楽と作風、そして同世代の3人のイタリア人作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディ、アレッサンドロ・マルチェッロ、ベネデット・マルチェッロの「協奏曲」。
 初期バロック時代における中心地としての役割を担ったヴェネツィア、そこでのヴァイオリンのサウンドを鍵盤楽器で表現するという難しいテーマに挑んだバッハ。


 ※録音:2012年8月20日?21日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル、ブリストル)
 ※使用楽器:ダブル・マニュアル・ハープシコード(アンドルー・ガーリック1996年) パリ音楽院音楽博物館所蔵のジャン・クロード・グージョン(1748年製、パリ)のレプリカ




 





CHANDOS



CHAN20189
¥2500
ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)
ポーランドのヴァイオリン作品集 Vol.2

 シマノフスキ:
  ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9、
  アイタコ・エニアの子守歌 Op.52、3つのパガニーニのカプリス Op.40
 ポルドフスキ(イレーヌ・レジーヌ・ヴィエニアフスカ):
  ヴァイオリン・ソナタ ニ短調(c.1912)
 グラジナ・バツェヴィチ:ポーランドのカプリス(ヴァイオリン独奏)
 ポルドフスキ:タンゴ
ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)
ペトル・リモノフ(ピアノ)

 ジェニファー・パイク新録音!ポーリッシュ・アルバム第2巻!

 ☆イギリス・ヴァイオリン界の麗しきミューズ、ジェニファー・パイク。
 ☆自身のルーツともリンクするポーリッシュ・アルバム第2巻では、バツェヴィチとポルドフスキ、2人の女流作曲家のレア・レパートリーをフィーチャー!

 2002年のBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーに史上最年少の12歳で輝き、Chandosから世界の舞台へと颯爽と羽ばたいたイギリス・ヴァイオリン界の麗しきミューズ、ジェニファー・パイク。2019年にリリースし、BBCミュージック・マガジンでは「チェンバー・チョイス」に選ばれた「ポーランドのヴァイオリン作品集」(CHAN20082)の続編が登場!

 単なる音楽面での探求だけではなく、自身のルーツ(母親がポーランド人)からも特別な思い入れを持っているというジェニファー・パイクのポーランド・アルバム。
 入魂の第2巻は、シマノフスキのヴァイオリン・ソナタ、子守歌、3つのパガニーニ・カプリスから始まりますが、注目はポルドフスキとバツェヴィチ、2人の女流作曲家のレア・レパートリーたち。
 ポーランドを代表するヴァイオリニスト、ヘンリク・ヴィエニアフスキ(ヴィエニャフスキ)の娘としてベルギーで生まれ、ポーランドとベルギーの血を引きイギリスに移民したポルドフスキ(本名はイレーヌ・レジーヌ・ヴィエニアフスカ)のヴァイオリン・ソナタとタンゴはパイクにとって大きな発見となり、この「ポーランドのヴァイオリン作品集第2巻」の実現にも結びつきました。
 特に和声の使い方に多様性を感じるという彼女の音楽がもっと広く演奏されることを願って、真摯な演奏で収録されています。

 ※録音:2021年3月3日-5日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)

 
 
 


CHAN20231
¥2500
ミュージック・イン・エグザイル ~ 亡命者たちの音楽 Vol.5
 ドミトロ・クレバノフ(1907-1987):室内楽作品集(全曲世界初録音)
  弦楽四重奏曲第4番(1946)
  ピアノ三重奏曲第2番(1958)
  弦楽四重奏曲第5番(1965)
ARCアンサンブル

 「亡命者たちの音楽」シリーズ第5弾!ウクライナの忘れられた作曲家クレバノフ!

 ☆好企画「亡命者たちの音楽」シリーズ第5弾!
 ☆ウクライナの忘れられた作曲家、クレバノフの室内楽作品集!

 カナダにおける最も優れた文化大使であるARCアンサンブル(Artists of The Royal Conservatory)が注力する『ミュージック・イン・エグザイル~亡命者たちの音楽』シリーズの最新巻は、ウクライナの忘れられた作曲家、ドミトロ・クレバノフ(1907-1987)の室内楽作品集。
 ARCアンサンブルは20世紀の全体主義体制下で抑圧され、その後も疎外され続けてきた音楽の研究と復興に力を注いでおり、シリーズではこれまでに「ベン=ハイム(CHAN 10769)」、「フィテルベルク(CHAN 10877)」、「シモン・ラクス(CHAN 10983)」、「カウフマン(CHAN 20170)」の4巻がリリースされています。

 亡命というと一般的には地理的な移動を連想しますが、「国内亡命」という考え方も古くから存在し、ソビエト連邦では、このような亡命が長期にわたって行われていました。
 音楽のスタイルや内容に対する国家の監視は1920年代に始まり、スターリンの死後、1953年まで続いたとされています。
 国家社会主義のもとで殺害されたり追放されたりした中欧の作曲家たちと異なり、ソビエト時代の音楽の犠牲者の多くはいまだ注目を浴びているとは言い難い状況です。

 ウクライナのユダヤ人作曲家ドミトロ・クレバノフ(1907-1987)は、神童のような存在としてそのキャリアをスタートさせましたが、1945年に発表した交響曲第1番(ショスタコーヴィチの第13番と同様、バビ・ヤールでのユダヤ人虐殺を題材にしたもの)で当局の反感を買い、その後の数十年は社会主義リアリズム作品の作曲に費やすことになりました。
 今回全曲世界初録音で収録された室内楽作品以外にも、9つの交響曲、ヴァイオリン協奏曲とチェロ協奏曲、ヴァイオリンとピアノのためのさまざまな作品、いくつかのオペラやバレエ、約100曲の歌曲(そのほとんどが手稿として残されている)、20数曲の映画音楽など、クレバノフの遺産は多岐にわたっています。

 ※録音:2021年1月5日-7日、トロント王立音楽院(カナダ)
 
 


CHAN20236
¥2500
珊瑚礁のあるところ ~ エルガーの歌の旅 ジュリア・シトコヴェツキー(ソプラノ)
クリストファー・グリン(ピアノ)
 エルガー:
  歌曲集 《海の絵》 Op.37/
  7つの歌より
   〔第7曲「羊飼いの歌」、第1曲「ダマスク・ローズのように」、
    第2曲「メアリー女王の歌」、第3曲「秋の歌」、第6曲「ロンデル」〕/
  2つの歌 Op.60/弁解 Op.48/ラバ追い人のセレナーデ/
  自己追放/語れ音楽よ Op.41-2/アフター Op.31-1/月明かりで/
  春になると
  (砂漠での声 Op.77より/作曲者自身による声楽とピアノ版編曲/ピアノ伴奏版世界初録音)/
  パンジー
  (愛の挨拶 Op.12より/マックス・レイスナー(1853-1917)
   による声楽とピアノ版/このヴァージョンによる世界初録音)

 ジュリア・シトコヴェツキー、エルガーの歌曲集でシャンドス・デビュー!

 ☆シトコヴェツキー・ファミリーの若きソプラノ、ジュリア・シトコヴェツキーがシャンドス・デビュー!
 ☆声楽版「愛の挨拶」(パンジー)を含む、エルガーの歌曲集!

 アメリカのソプラノ歌手スーザン・ロバートとロシアのヴァイオリニスト、ドミトリー・シトコヴェツキーの間にロンドンで生まれ、ギルドホール音楽院で学んだリリック・ドラマティック・コロラトゥーラ・ソプラノ、ジュリア・シトコヴェツキー。
 16歳でグラインドボーン音楽祭とイングリッシュ・ナショナル・オペラにプロ・オペラ・デビューを果たし、代表役の1つ「夜の女王」(魔笛)では、スコティッシュ・オペラ、サンティアゴ市立劇場、ドレスデン・ゼンパーオーパー、ライン・ドイツ・オペラハウスに出演。
 近年はコンサート・ホールでのリサイタルも、ウィグモア・ホール、スネイプ・モルティングス、マドリードのフアン・マーチ財団(Fundacion Juan March)などでロジャー・ヴィニョールズと共演し、2021年夏にはドレスデンで開催された「国際ゴーリッシュ・ショスタコーヴィチ・ターゲ」で父ドミトリーとともにショスタコーヴィチの歌曲を披露しています。

 ジュリア・シトコヴェツキーのChandos(シャンドス)デビューとなるエルガーの歌曲集では、エルガーが生活のために書いた多くのポピュラーなバラード、大衆へアピールした親しみやすく演奏しやすい様々な歌曲で、エルガーの作品を巡ります。
 ラスト2曲には世界初録音となるヴァージョンの作品(ソプラノと管弦楽のための「砂漠での声」のエルガー自身の編曲によるピアノ伴奏版と、マックス・レイスナー(1853-1917)による声楽版の「愛の挨拶」(パンジー))も収録しています。

 ※録音:2021年5月5日-6日、メニューイン・ホール(ユーディ・メニューイン・スクール、イギリス)
 
 

CHAN20225
¥2500
ギターを讃えて
 ホアキン・ロドリーゴ:
  祈りと踊り(マヌエル・デ・ファリャを讃えて)、ギターを讃えて
 ミゲル・リョベート・ソレス:ソルの主題による変奏曲 Op.15
 カステルヌーヴォ=テデスコ:
  悪魔的奇想曲 Op.85(パガニーニを讃えて)
 アストル・ピアソラ:5つの小品
クシシュトフ・メイシンゲル(ギター)

 ポーランドのカリスマ的ギタリスト、クシシュトフ・メイシンゲルがシャンドス・デビュー!

 ☆ペペ・ロメロと比較されるほどのカリスマ的クラシック・ギタリスト!
 ☆クシシュトフ・メイシンゲルのChandosデビュー・アルバム!
 ☆オマージュ作品を中心とした、スペイン、イタリア、アルゼンチンの多彩なプログラム!

 1984年生まれのクシシュトフ・メイシンゲルは、アニエロ・デシデリオやクリストファー・パークニングといった音楽界の権威から多大な影響を受け、芸術的な成長を遂げてきたポーランドのカリスマ的クラシック・ギタリスト。
 ペペ・ロメロと比較されるほどの才能を発揮し、東京からロサンゼルス、ブエノスアイレスまで(ホールではウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、ロンドンのウィグモア・ホール、パリのシャトレ座など)世界各地で演奏を行っています。
 Chandosでのデビュー・アルバムとなる本作では、オマージュ作品を中心とした多彩なプログラムが用意されており、彼の卓越した技術と天性の音楽家としての資質が存分に発揮されています。
 (《5つの小品》はピアソラが遺した唯一のギター独奏用オリジナル作品です。)ギターはイグナシオ・フレタのコピーにノブロックの弦を張ったものを使用しています。

 ※録音:2021年5月5日、8日&24日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ポーランド、ワルシャワ)
 





DA VINCI CLASSICS


C00437
¥2600
堂々とした夢を見て ~ ピアノ4手連弾のためのロシア音楽集
 チャイコフスキー(ラフマニノフ編):
  組曲《眠りの森の美女》Op.66a
 ラフマニノフ:6つの小品 Op.11
 ボルトキエヴィチ:ロシアの旋律と踊り Op.31
モデネーゼ・ジェズアート・デュオ
 〔エリア・モデネーゼ&
  エリザベッタ・ジェズアート
  (ピアノ4手連弾/スタインウェイ)〕

 イタリアのピアノ4種連弾が繰り広げる魅惑のロシア音楽集!

 イタリアのピアノ・デュオ、モデネーゼ・ジェズアート・デュオはピアノ4手連弾というスタイルを通じて3つの発見を聴き手にもたらしてくれます。
 1つ目はピアノ・デュオ芸術の傑作であるラフマニノフの「6つの小品」の絶対的な美しさ、2つ目は「眠りの森の美女」で際立つラフマニノフの天才的なアレンジ、そして3つ目はボルトキエヴィチの秀作が備える華麗で魅惑的なリズムと旋律美。
 パドヴァのチェーザレ・ポリーニ国立音楽院で学んだモデネーゼ・ジェズアート・デュオが、これまでとは異なる角度から3人の大作曲家たちの至芸を観察することで、収録3作品で「夢のような」解釈を提供することに成功しています。

 ※録音:2021年2月、ヴェデラゴ・ディジタル・サウンド(トレヴィーゾ、イタリア)
 
 

C00442
¥2600
ラファエル・ミトハナ・ゴードン(1869-1921)
 「カンシオネロ・デ・ウプサラ(ウプサラ歌曲集)」

  カンシオネロ・デ・ウプサラ(ウプサラ歌曲集)第1巻 ~
   様々な作曲家のビリャンシーコ集
バルタザール・ズニガ(テノール)
アッカデミア・デリ・インペルフェッティ

 スウェーデン、ストックホルムのスペイン大使館で秘書官を務めていたラファエル・ミトハナ・ゴードン(1869-1921)が、ウプサラの図書館「カロリーナ・レディヴィヴァ」で発見した曲集である「カンシオネロ・デ・ウプサラ(ウプサラ歌曲集)」。
 今回の第1巻には、スペイン民謡で有名なクリスマスソングでもある「川よ、轟く川よ、岸を護るものよ(リウ、リウ、チウ)」などを収録。
 メキシコ・シティ出身のテノール、バルタザール・ズニガとイタリアの小編成古楽器アンサンブル、アッカデミア・デリ・インペルフェッティの優れた演奏が、ウプサラに眠っていた曲集の魅力を解き放ちます。
 このスペインの「ウプサラ歌曲集」のリリースは全3巻での完結が予定されており、全曲録音が実現した際は「世界初」の貴重な資料となります。

 ※録音:2020年6月、オラトリオ・ディ・サン・ジョヴァンニ・バッティスタ(ジェノヴァ、イタリア)
 
 

C00434
¥2600
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ集
 ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
 ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調 Op.108
パオロ・ギドーニ(ヴァイオリン)
ジャンパオロ・ストゥアーニ(ピアノ)

 マントヴァ出身のヴァイオリニスト、パオロ・ギドーニはシエナのキジアーナ音楽院でフランコ・グッリの下で研鑽を積んだのち、スイスのシオンでイヴリー・ギトリスに師事。
 サルヴァトーレ・アッカルドやフランコ・クラウディオ・フェラーリからもヴァイオリンを学び、19歳という若さでフィレンツェのヴィットリオ・グイ賞を受賞した経歴を持ち、トリオ・マティスを1983年に創設。現在もソリスト、室内楽奏者として活躍し続けているイタリアのヴァイオリン界の巨匠の1人です。
 19世紀のヴァイオリン芸術の最高峰に位置するフォーレの傑作では、イタリアのマエストロが深みと輝きが伴う演奏を披露してくれています。

 ※録音年月日不詳(イタリア)
 
 

C00436
¥2600
モーツァルト:ピアノのための変奏曲集
 グラーフのオランダ語歌曲《われは勝てり》による8つの変奏曲ト長調 K.24
 アレグレットの主題による6つの変奏曲ヘ長調 K.54/K.547b
 ドゼードの《リゾンは森で眠っていた》による9つの変奏曲ハ長調 K.264
 《ああ、ママに言うわ》による12の変奏曲ハ長調 K.265(キラキラ星変奏曲)
 グルックの《メッカの巡礼》の
  「愚かな民が思うには」による10の変奏曲ト長調 K.455
アレッサンドロ・コスタンティーノ・ビアンキ
 (ピアノ/スタインウェイ)

 1993年にイタリア、ラツィオ州の都市ラティーナで生まれた俊英ピアニスト、アレッサンドロ・コスタンティーノ・ビアンキが「ソナタ」や「幻想曲」ではなく「変奏曲」のみに着目したモーツァルト・アルバム!
 ルガーノのスイス・イタリア音楽院で研鑽を積んだのち、2018年からは奇才アレッサンドロ・デリャヴァンに師事し、そのピアニズムに磨きをかけ続けているビアンキ。
 天才作曲家であると同時に天才鍵盤楽器奏者でもあったモーツァルトが、「変奏曲」で表現しようとした自由闊達な即興性の魅力をビアンキの両手が巧みに伝えてくれる好演奏です。

 ※録音:2019年12月、エクス・インフェルメリア(イタリア)
 





PERFECT NOISE


PN1601
【旧譜】
¥2600
ロシアのハープシコード奏者、アレクサンドル・プリャエフ!
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
アレクサンドル・プリャエフ
 (ハープシコード)

 ロシアのハープシコード奏者、アレクサンドル・プリャエフによるゴルトベルク変奏曲。楽器は1710年製のミヒャエル・ミートケに基づくフォルカー・プラッテ製のハープシコードを使用しています。
 プリャエフはモスクワ音楽院でピアノをウラディーミル・ナタンソンに師事。渡欧後はグスタフ・レオンハルトやヨス・ファン・インマゼールにレッスンを受け、スヴェーリンク音楽院でハープシコードとフォルテピアノを専攻。
 その後はドイツに在住し、ケルン音楽大学で教鞭をとりながら、国際的な活動を続けています。ペーター・シュライアー、アイヴァー・ボルトン、ダニエル・ロイスらの指揮のもと演奏し、また鈴木秀美、ドロテー・オベルリンガー、アントン・シュテックらとも共演を重ねています。

 ※録音:2014年10月&11月(ドイツ、レムシャイト)
 
 
PN1802
【旧譜】
¥2600
アウクスブルクのクリスマス~
 17世紀のクリスマスにまつわる作品集

  ハンス・レオ・ハスラー、
  クリスティアン・エルバッハ、
  ヨハン・フィッシャー、
  ヨハネス・エッカールトらの作品
  (全16曲)
アンサンブルFAMA

 アンサンブルFAMA(フォルム・アルテ・ムジーク・アウクスブルク)は、設立10周年を記念して、アウクスブルクとシュヴァーベンの初期バロック音楽の中から、モテット、歌曲、器楽曲を中心に、救い主の出現とその誕生を伝える華やかなクリスマス・コンサート・アルバムを録音しました。
 アンサンブルのメンバーは、バーゼルやアムステルダムなど古楽演奏活動の中心地で長年学んだスペシャリストたちによって構成されています。この時代の自由帝国都市の音楽文化の重要性が明らかとなる、逸品揃いの1枚です。

 ※録音:2018年2月&7月(ドイツ)
 
 
PN1801
【旧譜】
¥2600
ナポリ・ギャランテ~18世紀ナポリのギャラント様式の音楽
 ゼジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ、
 ヨハン・アドルフ・ハッセ、
 ドメニコ・サッロ、
 レオナルド・ヴィンチらの作品
 (全11曲)
ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)
アンドレアス・クッパース(指揮)
テアトロ・デル・モンド

 ソプラノ歌手ロビン・ヨハンセンと古楽アンサンブル、テアトロ・デル・モンドの演奏による、18世紀初頭のナポリにおけるギャラント様式の音楽。
 当時ナポリはイタリアで最も重要な音楽の中心地のひとつであり、1729年、フランス啓蒙主義時代の思想家シャルル・ド・ブロスは「ナポリは音楽世界における首都である」と記しています。
 アメリカのソプラノ、ロビン・ヨハンセンは、ベルリン・ドイツ・オペラの若手アーティストとして渡欧し、その後すぐにソリストとして参加。2017/2018年シーズンのハイライトとしては、ハンブルクのテレマン・フェスティバルでの《ミリヴァイス》(ベルナール・ラバディ指揮)や、ザルツブルクのモーツァルテウムでの新演出による《後宮からの誘拐》(ルネ・ヤーコプス指揮、アンドレア・モーゼス演出)などが挙げられます。

 ※録音:2016年5月(ドイツ、ヴィースバーデン)
 
 
PN1703
【旧譜】
¥2600
ヘンデル氏の音楽家たち~ヘンデルとその周辺音楽家たちの音楽
 ジュゼッペ・サンマルティーニ、
 ジャン=バティスト・ルイエ、
 ジョヴァンニ・ボノンチーニ、
 ウィリアム・バベルらの作品
 (全13曲)
ブノワ・ローラン(バロック・オーボエ)
テアトロ・デル・モンド

 ヘンデルのオーケストラでコンサートマスターを務めたピエトロ・カストルッチをはじめ、ロンドンのルイエ(ジャン=バティスト・ルイエ)、ヨハン・エルンスト・ガリアルド、ジュゼッペ・サンマルティーニら、キングスシアターでヘンデルの指揮のもと演奏し、ヘンデル作品の圧倒的な成功に貢献した音楽家の作品を収録。
 ベルギー出身のバロック・オーボエ奏者、ブノワ・ローランと古楽アンサンブル、テアトロ・デル・モンドによる演奏です。

 ※録音:2016年5月(ドイツ、ロスバッハ・フォア・デア・ヘーエ)
 
 

PN1503
【旧譜】
¥2600
オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594)の《4声のためのレクイエム》
 オルランド・ディ・ラッソ:4声のレクイエム
  (1575年のオリジナル版、世界初録音)
カペッラ・フォッカーラ

 音楽学者のトビアス・リメク博士がアウクスブルクの旧ベネディクト修道院に保管されている写本の中から発見したオルランド・ディ・ラッソ(1532-1594)の《4声のためのレクイエム》を収録。
 この版が本作品のもっとも古いバージョンであり、オリジナルであることは間違いなく、後世のすべての版で欠落している「怒りの日」が含まれています。
 このアウクスブルクの原典版では、音程が後に印刷されたものより5度低くなっているのも特徴で、テノール、バリトン、バス、バッソ・プロフォンドの4声からなる、低音の充実した独特の響きが楽しめます。

 ※録音:2015年8月(ドイツ、メーリング)
 
 
PN1501
【旧譜】
¥2600
ヴァイオリンの声 ~
 16世紀のヴァイオリン・コンソートのための音楽

  ジャック・アルカデルト、
  クレマン・ジャヌカン、
  ジョスカン・デ・プレ、
  フィリップ・ヴェルデロらの作品
  (全18曲)
エクスクイジット・ノイズ

 ケルンを拠点とするルネサンス時代のヴァイオリン属の楽器とトリプル・ハープのアンサンブル、エクスクイジット・ノイズが贈る16世紀のヴァイオリン・コンソートのための音楽。
 アルカデルトやジャヌカン、ジョスカンの美しく心に残るマドリガル、シャンソン、モテットなどの声楽作品の編曲や、即興演奏、作曲者不詳の舞曲など、ヴァイオリンが誕生した時代の多彩な音楽世界の再現と創造を試みています。

 ※録音:2014年2月(ドイツ、ケルン)
 




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PIANO21



OP21062N
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400
どうかどうかお早めに
 シプリアン・カツァリス
  J.S.バッハ:ピアノ作品集 ~ 未発表1994&2000録音集

 CD1 「ア・ニュー・バッハ・リサイタル」 ~
  J.S.バッハ:
   幻想曲とフーガ ハ短調 BWV906/トッカータ ニ長調 BWV912/
   前奏曲 イ短調 BWV922 《幻想曲》/イタリア風アリアと変奏 イ短調 BWV989/
   組曲 ホ長調 BWV1006a
    (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV1006からのバッハ自身による編曲/ピアノによる演奏)/
   アルビノーニの主題によるフーガ
    〔フーガ ハ長調 BWV946、フーガ イ長調 BWV950、フーガ ロ短調 BWV951〕/
 CD2 「バッハ、ジ・アレンジャー」 ~
  J.S.バッハ:
   鍵盤楽器のための協奏曲 ニ短調 BWV974
    (アレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲 ニ短調 S.Z799より)/
   鍵盤楽器のための協奏曲 ハ短調 BWV981
    (ベネデット・マルチェッロのヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.1-2, S.C788より)/
   鍵盤楽器のための協奏曲 ロ短調 BWV979
    (ジュゼッペ・トレッリのヴァイオリン協奏曲 ニ短調より)/
   鍵盤楽器のための協奏曲 変ロ長調 BWV982
    (ザクセン=ヴァイマール公子のヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 Op.1-1より)/
   鍵盤楽器のための協奏曲 ト短調 BWV983(原曲のソース不明)/
   ヨハン・アダム・ラインケン(1643-1722):《音楽の園》より
    パルティータ第3番 ハ長調 第1部「ソナタ」 第1楽章 レント(アダージョ)
     (2本のヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための/ピアノによる演奏)/
  J.S.バッハ:
   鍵盤楽器のためのソナタ ハ長調 BWV966
    (ラインケンの《音楽の園》からのソナタ第11番(第3番)とアルマンドより)/
   オルガン協奏曲 イ短調 BWV593
    (アントニオ・ヴィヴァルディの2本のヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 RV522
     (《調和の霊感》Op.3の第8番)より/
     サムイル・フェインベルクによる独奏ピアノのための編曲)
 シプリアン・カツァリス(ピアノ)
P21062N
(2CD)
特別価格
¥3600→\3290

 シプリアン・カツァリスの新バッハ・アルバム!1994年と2000年の未発表音源集!!

 PIANO21はすぐに完売するのでご注意ください。どうかどうかお早めに。


 ☆鍵盤の魔術師シプリアン・カツァリス!
 ☆衝撃の未発表バッハ・レコーディング!

 超絶技巧の化身、鍵盤の魔術師シプリアン・カツァリスの自主レーベル「Piano21」より、待望のバッハ・ニュー・アルバムが登場!
 これまでのアルバムには未収録だった1994年と2000年のドイツ・レコーディングから厳選したバッハ作品という衝撃の未発表音源集です。
 CD1は「ア・ニュー・バッハ・リサイタル」と題し、華麗なバッハ・リサイタルを再現。CD2は「バッハ、ジ・アレンジャー(編曲者バッハ)」として、マルチェッロ兄弟やヴィヴァルディ、トレッリ、ラインケン、ザクセン=ヴァイマール公子ヨハン・エルンスト2世らの作品からバッハが鍵盤楽器のための作品へとアレンジした楽曲を集め、バッハの編曲者としての遥かな才能にフィーチャーした魅惑のプログラムを創り上げています。
 カツァリス・ファン垂涎、大注目のバッハ未発表音源集にご期待ください!

 ※録音:2000年6月、トーンスタジオ・テイエ・ファン・ギースト(ドイツ)(BWV1006a, 982, 983 & 593)/1994年6月、フリードリヒ=エーベルト・ホール(ドイツ)(その他の作品)/
 使用楽器:スタインウェイD

 
 




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ALPHA



ALPHA757
¥2700→\2490
まさぁまさかのガベッタ&コパチンスカヤ共演!
 『SOL & PAT ソル&パット』~ヴァイオリンとチェロの二重奏による作品集

 1. ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764): タンブーラン ハ長調 ~ヴァイオリン・ソナタ Op. 9-3 第4楽章
 2-3. イェルク・ヴィトマン(1973-): ヴァイオリンとチェロのための24の二重奏曲(2008) より
  2. XXIV. Toccatina all'inglese 英国風小トッカータ (小トッカータ・アングレーズ)
  3. XXI. Valse bavaroise バイエルン風ワルツ (ワルツ・ババロア)
  4. カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788): プレスト Wq 114/3, H. 230
  5. フランシスコ・コーイ(1985-): Rizoma リゾマ(地下茎) (2017)
 6-9. モーリス・ラヴェル(1875-1937): ヴァイオリンとチェロのためのソナタ イ短調 M. 73
  6. I. Allegro/7. II. Tres vif/8. III. Lent/9. IV. Vif, avec entrain
 10. マルチン・マルコヴィチ(1979-): Interlude 間奏曲 (2018?)
 11-16. ジュリアン=フランソワ・ツビンデン(1917-2021): La Fete au village 村の祭り Op. 9 (1947)
  11. I. Dimanche matin 日曜日の朝/12. II. Fanfare ファンファーレ/
  13. III. Discours du syndic 村長のスピーチ/14. IV. Filles et garcons 少女たちと若者たち/
  15. V. Pont de danse 踊りの橋/16. VI. Soir 夕暮れ
 17. ヤニス・クセナキス(1922-2001): ディプリ・ジーア(2人の踊り) (1951)
 18. ジェルジ・リゲティ(1923-2006): ヒルディング・ルーセンベリへのオマージュ(1982)
 19-22. ゾルタン・コダーイ(1892-1967): ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 ニ短調 Op. 7
  19. I. Allegro serioso, non troppo/20. II. Adagio – Andante/
  21. III. Maestoso e largamente, ma non troppo lento/22. IV Presto
 23. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):前奏曲 第15番 ト長調 ~ 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 より
  パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
  ソル・ガベッタ(チェロ)
NYCX-10247
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音: スイス2014年8月 ザーネン教会..6-9、17、19-222018年8月 ツヴァイジンメン教会..1-5、10-16、18、23
 ※国内盤には、2人の対話形式の原盤解説日本語訳付解説日本語訳..伊東信宏

 【ガベッタとコパチンスカヤの白熱デュオ・アルバム!】
 アルバムをリリースする度にただならぬ企画で世界中の音楽ファンを驚かせ、今最も目の離せないモルドヴァ出身の鬼才ヴァイオリニスト、パトリツィア・コパチンスカヤ。
 協奏曲やソロ、様々な企画盤など多くのアルバムをリリースしてきたアルゼンチン出身の人気チェリスト、ソル・ガベッタ。
 一見大きく違う個性を持つ二人は、2002年の出会い以来の親友であり、実演での共演も多く、コパチンスカヤのアルバム『照らし出された快楽』(ALPHA580/NYCX-10180)ではフランシスコ・コーイの二重協奏曲で共演していましたが、今回満を持してデュオ・アルバムが届けられました。
 ラヴェルとコダーイの作品を軸に、クセナキスやリゲティ、ヴィトマン、マルコヴィチに至る作曲家たちによるデュオ作品、鍵盤作品の右手と左手をデュオに振り分けたC.P.E.バッハやJ.S.バッハなど、多彩な作品を収録。
 期待にそぐわぬはじけた演奏で、冒頭のルクレールから原曲を大きくデフォルメした表現で楽しませてくれます。
 タイトルのSOLもPATも彼女たちの名前からとられていますが、SOLはガベッタの母国語(スペイン語)で「太陽」、PATはコパチンスカヤの母国語(ルーマニア語)で「ベッド」あるいは「ザック(袋)」という意味もあります。

 
 
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ALPHA764
¥2700→\2490
アストリグ・シラノシアン(チェロ)
サン=サーンス:
 チェロ協奏曲 第1番、交響曲 第1番、
  歌劇《サムソンとデリラ》より「バッカナール」

   カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
    1-3. チェロ協奏曲 第1番 イ短調 Op. 33
    4-7. 交響曲 第1番 変ホ長調 Op. 2
    8. 歌劇《サムソンとデリラ》Op. 47 より「バッカナール」
アストリグ・シラノシアン(チェロ)1-3
南ヴェストファーレン・フィルハーモニー管弦楽団
ナビル・シェハタ(指揮)
NYCX-10248
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音: 2021年1月 レオンハルト=グレーザー=ザール、ジーゲン、ドイツ
 ※国内盤には日本語解説付日本語解説..相場ひろ

 【熱演!アストリグ・シラノシアン、ナビル・シェハタによるサン=サーンス】
 ベルリン・フィルの首席を務めたコントラバス奏者でもあるナビル・シェハタによるタクトと、彼が2006年から首席指揮者を務める南ヴェストファーレン・フィルハーモニー管弦楽団によるサン=サーンス。
 チェロ協奏曲でソロをとるのはラ・フォル・ジュルネでの来日で日本でも人気のチェリスト、アストリグ・シラノシアンで、その艶やかな音色と隅々にまで行きわたる豊かな歌心で、壮年期のサン=サーンスらしい東洋趣味も感じさせるこの作品の魅力を最大限引き出しています。
 続く交響曲第1番は作曲者18歳の作品で、早熟を感じさせる巧みなオーケストレーションと若さ漲る爽快な曲想が特徴ですが、シェハタはこれを瑞々しく、また力強く歌い上げました。
 最後を飾る「バッカナール」の熱いクライマックスも実に見事。聴き応えたっぷりのアルバムです。

 
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


PARNASSUS



PACL 95005
¥1900
シェリングとルービンシュタインのブラームス
 ブラームス (1833-1897) :
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 ト長調 Op.78 (*)
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 イ長調 Op.100 (*)
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番 ニ短調 Op.108 (+)
ヘンリク・シェリング (ヴァイオリン)
アルトゥール・ルービンシュタイン (ピアノ)

 録音 : 1960年 (*) / 1960年12月30日、1961年1月3日 (+)/原盤 : RCA
 
 


PACL 95006
¥1900
ジネット・ヌヴー/シベリウスの協奏曲と小品録音集
 シベリウス (1865-1957) : ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 (+)
 スク (1874-1935) : ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 Op.17
 ラヴェル (1875-1937) : ツィガーヌ / ハバネラ形式の小品
 ディニク (1889-1949) / ハイフェッツ (1901-1987) 編曲 : ホラ・スタッカート
 グルック (1714-1787) : オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」 より
   精霊の踊り (メロディー) (*)
 イオン [イオアン]・スカルラテスク (1872-1922) : バガテル
 マリア・テレジア・フォン・パラディス (1759-1824) /
  サミュエル・ドゥシュキン (1891-1976) 編曲 : シシリエンヌ (*)
 ファリャ (1876-1946) / クライスラー (1875-1962) 編曲 :
  歌劇 「はかなき人生」 より スペイン舞曲
シネット・ヌヴー (ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団 (+)
ワルター・ジュスキント (指揮 (+))
ジャン・ヌヴー (ピアノ (無印))
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー (ピアノ (*))

 録音 : 1945年11月21日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、イギリス (+)/1946年、ロンドン、イギリス (無印) / 1938年、ベルリン、ドイツ (*)
  





RCD



RCD 16200
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 セルゲイ・ラフマニノフ セルゲイ・ラフマニノフ (ピアノ)
フリッツ・クライスラー (ヴァイオリン (*))
 シューベルト (1797-1828) / リスト (1811-1886) 編曲 : セレナード D 957 No.4 [1942/2/27]
 J・S・バッハ (1685-1750) :パルティータ 第4番 ニ長調 BWV 828 から 第5曲 サラバンド [1925/12/16]
 J・S・バッハ / ラフマニノフ (1873-1943) 編曲 :
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV 1006 より 前奏曲 / ガヴォット / ジーグ [1942/2/26-27]
 ドメニコ・スカルラッティ (1685-1757) / カール・タウジヒ (1841-1871) 編曲 :
  パストラーレ (ソナタ ニ短調 L.413 に基づく) [1919/4/19]
 ジャン=クロード・ダカン (1694-1772) : かっこう [1920/10/21]
 ヘンデル (1685-1759) :チェンバロ組曲 第5番 ホ長調 HWV 430 から エアと変奏曲「調子の良い鍛冶屋」 [1936/1/3]
 モーツァルト (1756-1791) : ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331 から
  第1楽章 主題と変奏曲 [1919/4/18] / 第3楽章 トルコ風ロンド (トルコ行進曲) [1925/5/14]
 グルック (1714-1787) / ズガンバーティ (1841-1914) 編曲 :
  オペラ 「オルフェオとエウリディーチェ」 より メロディー (精霊の踊り) [1925/5/14]
 ベートーヴェン (1770-1827) / ルビンシテイン (1829-1894) 編曲 :
  劇付随音楽 「アテネの廃墟」 より トルコ行進曲 [1925/12/24]
 ベートーヴェン :
  創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80 [1925/4/13 & 1925/5/14]
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第8番 ト長調 [1928/5/22] (*)

 (C) 1994 Restored by RCD / (C)(P) 1994 RCD / (P) 2020 Europe RCD
 
 


RCD 16219
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 ヴィクトル・メルジャーノフ
 スクリャービン (1872-1915) : 12の練習曲 Op.8 (+)
 ラフマニノフ (1873-1943) : ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30 (*)
ヴィクトル・メルジャーノフ (ピアノ)
モスクワ放送交響楽団 (*)
ニコライ・アノーソフ (指揮 (*))

 録音 : 1956年 (*) / 1969年 (+) (C) 1995 Restored by RCD / (P) 2020 Europe RCD
 
 


RCD 16276
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 エミール・ギレリス
 シューマン (1810-1856) : トッカータ ハ長調 Op.7 (*)
 J・S・バッハ (1685-1750) / カール・タウジヒ (1841-1871) 編曲 :
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565 (+)
 J・S・バッハ : 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV 532 (**)
 ヴェーバー (1786-1826) : ピアノ・ソナタ 第2番 変イ長調 Op.39 (#)

 録音 :1938年 (*) / 1954年1月6日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト (+)/1968年1月18日、ライヴ、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、レニングラード、ロシア、ソヴィエト (#) 1969年 (**)
 (C) 2003 Restored by RCD / (P) 2020 Europe RCD
 
 


RCD 16356
¥2200
ロシア楽派 ナターリア・シャメーエヴァ
 ヨハン・クリスティアン・バッハ (1735-1782) :
  鍵盤楽器、2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 第2番 イ長調 Op.1 No.2
   (ハープ、2つのヴァイオリンとチェロのための編曲版) [1986] (+)
 ジョン・パリー (1930-) : ハープ・ソナタ 第1番 ニ長調 [1983]
 ガブリエル・フォーレ (1845-1924) : 塔の中の奥方 Op.110 [1977]
 アンリエット・レニエ (1875-1956) : 小さな妖精たちの踊り [Danse des Lutins] [1976]
 ポール・クレストン (1906-1985) : オリンピア (狂詩曲) Op.94 [1970]
 ルイージ・マウリツィオ・テデスキ (1867-1944) : ハープとチェロのための劇的即興曲 Op.33 [1995] (#)
 エライアス・パリシュ・アルヴァーズ (1808-1849) : セレナード Op.83 [1982]
 マルセル・トゥルニエ (1879-1951) : 森の泉へ [1982]
 アンドレ・カプレ (1878-1925) : 幻想的物語 (ハープと弦楽四重奏のための) [1986] (*)
  ナターリア・シャメーエヴァ (ハープ)、ヴィクトル・シャメーエフ (チェロ (*/#))、
  ロベルト・ステパニアン、アレクサンドル・コレスニコフ (ヴァイオリン (*/+))、
  レオニード・カプラン (ヴィオラ (*))、ドミトリー・ミレル (チェロ (+))

 (C) 2003 Restored by RCD / (P) 2020 Europe RCD
 
 
RCD 30102
(2CD)
¥3200
シューマン (1810-1856) : ピアノ作品集
 [CD 1]
  幻想曲 ハ長調 Op.17 /
  ピアノ・ソナタ 第2番 ト短調 Op.22 / 交響的練習曲 Op.13
 [CD 2]
  クライスレリアーナ Op.16 /
  クララ・ヴィークの主題による変奏曲 Op.14 / 謝肉祭 Op.9
ヴラディーミル・セリヴォヒン (ピアノ)

 録音 : 1996年5月、モスクワ音楽院小ホール、モスクワ、ロシア (C) 2003 Restored by RCD / (C)(P) 2021 Europe RCD
 
 


RCD 30305
¥2200
シューマン (1810-1856) :
 ダーヴィト同盟舞曲集 Op.6
 ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調「大ソナタ」Op.14
 暁の歌 Op.133
テミルジャン・エルジャーノフ (ピアノ)

 録音 : 2001年3月27、30日、モスクワ放送、モスクワ、ロシア
 
 


RCD 30306
¥2200
ハープの聖なる印象   イリーナ・クラプヒナ (ハープ)
 グリンカ (1804-1857) : モーツァルトの主題による変奏曲 変ホ長調 / 夜想曲 変ホ長調
 リムスキー=コルサコフ (1844-1908) / ロバート・マクスウェル 編曲 :交響組曲 「シェエラザード」 より 愛のテーマ
 チャイコフスキー (1840-1893) / クセニア・エルデリ [エルデーイ] (1878-1971) 編曲 :
  6つの小品 Op.51 より 第4曲 ナタ・ワルツ
 パッヘルベル (1653-1706) / スーザン・マクドナルド (1935-)、L・ウッド 編曲 : カノン ニ長調
 グラズノフ (1865-1936) : バレエ 「ライモンダ」 から ソロ
 ジョン・バリー (1933-) / ペニー・ビーヴァーズ 編曲 : ある日どこかで
 ロバート・マクスウェル (1921-2012) : 引き潮
 イッシー・アリーフディーン / イリーナ・クラプヒナ 編曲 : 郷愁 (間奏曲)
 デイヴ・フランクリン (1895-1970) / デボラ・ヘンソン=コナント (1953-) 編曲 :アニヴァーサリー・ワルツ
 モーリス・アルバート(1951-) / エレナー・フェル (1994-2013) 編曲 : フィーリング
 ガーシュウィン (1898-1937) / ポール・ベイカー 編曲 : サマータイム
 フランシス・レイ (1932-2018) / エレナー・フェル 編曲 : 男と女

 録音 : 2001年8月、アラブ首長国連邦 (C) 2002 I. Kparukhina / (P) 2002 RCD / (C)(P) 2021 Europe RCD
 





<国内盤> 

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SONARE



SONARE 1053
¥2640
元・新日本フィル コンサートマスター
磯崎陽一の最新録音はメンデルスゾーンとブルッフの協奏曲!

 (1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
 (2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26
磯崎陽一(ヴァイオリン)
新通英洋(指揮)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

 元・新日本フィル コンサートマスター磯崎陽一の最新録音はメンデルスゾーンとブルッフの協奏曲!!

 録音:2021年4月20&21日/所沢ミューズ、アークホール/DDD、52'41、日本語帯・解説付

 元・新日本フィル コンサートマスター磯崎陽一の2021年の最新録音は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団との共演でメンデルスゾーンとブルッフの協奏曲録音!
 磯崎の艶やかな音色が十分に堪能できる内容です。

 「(磯崎の)オーケストラ経験がこの録音にも見事に反映され、すべてに齟齬のない一体感のある音楽がつくりあげられている。」(萩谷由喜子 ライナーノーツより)
 
















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