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≪第113号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その11 2021/10/26~




10/28(木)・29(金)合併号
マイナー・レーベル新譜


ALBA



ABCD 503
¥2400
マルクス・クイッカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのための幻想曲
マルクス・クイッカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ・幻想曲第1番(ハ短調) TWV 40:26 幻想曲第2番(ニ長調) TWV 40:27
 ・幻想曲第3番(ホ短調) TWV 40:28 幻想曲第6番(ト長調) TWV 40:31
 ・幻想曲第7番(ト短調) TWV 40:32 幻想曲第8番(イ長調) TWV 40:33
 ・幻想曲第9番(ハ長調) TWV 40:34 幻想曲第10番(ホ長調) TWV 40:35
 ・幻想曲第11番(ニ短調) TWV 40:36

 フィンランドの古楽界を牽引するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者マルクス・クイッカによるテレマンの幻想曲

 使用楽器:Viola da gamba: after Collichon by Tilman Muthesius, 1997, bow by Luis Emilio Rodriguez Carrington, 2007
 録音:2018年8月26日–28日 カッリオ=クニンカラ、レオノーレ・ホール(ヤルヴェンパー、フィンランド)/71'05
 制作:マルクス・クイッカ、ミトラ・ヴィルタペルコ/録音、編集、ミクシング 、マスタリング:オッリ・オヴァスカイネン

 テレマンは、ヴィオラ・ダ・ガンバのための「幻想曲(ファンタジア)」を12曲書き、1735年に《Fantasies pour la Basse de Violle》としてハンブルクで出版しました。
 この曲集は、作品目録には掲載されているものの、出版された楽譜は失われてしまったとされていました。
 2015年、北ドイツ、オスナブリュックのレーデンブルク城(Schloss Ledenburg)の個人図書館に現存する出版譜が見つかり、翌年、音楽学者でもあるガンバ奏者のトマス・フリッチュによって演奏、初めての録音も行われました。
 「これらの幻想曲からは、当時の有名な作品の断片が聞こえてくるだろう。音楽仲間や一家の親しい友人たちへの贈り物として書かれた作品だということは、間違いない」(マルクス・クイッカ)。

 マルクス・クイッカ Markus Kuikka は、シベリウス・アカデミーでチェロを専攻、クオピオ交響楽団で30年間、首席チェロ奏者として演奏しました。
 1990年代の初め、カタルーニャの著名なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の演奏に接して感銘を受け、シベリウス・アカデミーのヴェリ=マルクス・タピオの下でリラ・ヴィオールのレパートリーを研究しました。
 2009年にアカデミーの博士号を取得。アルフレート・レッシングとジェレミー・ブルッカーに個人的に師事、アルペッジョーネとバリトンを学びました。
 古楽の「バロッキ=クオピオ・フェスティヴァル」を創設、2005年から2016年まで芸術監督を務めました。
 現在、「ジェイ・コンソート・ヘルシンキ(Jaye Consort Helsinki)」で演奏し、ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーの DocMus Doctoral School で教えています。
 




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HARMONIAMUNDI



HMM 902463
(3CD)
¥4200
アラールの大注目シリーズ第5弾!
 超有名曲「トッカータ ニ短調 BWV 565」

  J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集 第5集
   「"トッカータ"~ヴァイマール期(1708-1717)」
バンジャマン・アラール
 (オルガン、チェンバロ、クラヴィコード)
KKC 6437
(3CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4730

 アラールの大注目シリーズ第5弾!超有名曲「トッカータ ニ短調 BWV 565」も収録、クラヴィコードの演奏も必聴

 録音:2019年4月(CD1)、2019年9月(CD2)、2020年9月(CD3)

 注目の鍵盤奏者バンジャマン・アラールによる、J.S.バッハの鍵盤作品を全て録音する一大プロジェクトの第5弾の登場!

 オルガンやチェンバロによって、バッハの鍵盤作品をすべて録音していく(作曲年代順)というプロジェクト。
 今回は、バッハのヴァイマール時代(1708-1717)に作曲された作品を収録しています。ヴァイマールの地では、バッハは宮廷楽団の楽師および宮廷の礼拝堂のオルガニストを務めていたこともあり、オルガン作品が多く書かれた時期でもあります。
 ヴィルトゥオーゾ的、即興的要素に満ちたトッカータの様式の作品が多く書かれ、あの有名な「トッカータ ニ短調 BWV565」もこの時期に書かれています。
 今回の目玉の一つは、クラヴィコードが登場すること。たとえばBWV 895 の前奏曲でのアラールの即興的で歌に満ちた緻密な空気が、クラヴィコードの素朴であたたかみのある音色によって、却って際立つような不思議な印象です。
 壮大にして荘厳なオルガン、チャーミングで雄弁なチェンバロ、そしてユニークな繊細さをもつクラヴィコードと、3つの楽器の特徴を見事にとらえて弾き分けているアラールの技量に感服です。
 なお、シリーズの次には、平均律クラヴィーア曲集第1巻が予定されております。アラールのシリーズ、ますます充実、注目です!

 アラールは1985年、フランスのルーアン生まれ。2004年に開かれた古楽演奏の登竜門であるブルージュ国際古楽コンクールに18歳で優勝したのち、クイケンにその才能を評価されてラ・プティット・バンドのメンバーとして活躍。その後はソリストとして世界各地で演奏活動を展開しております。

 バンジャマン・アラールによる「J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集」
  ■第1集「若き継承者」(KKC-6225/7 / HMM-902450)
  ■第2集「北へ」(KKC-6221/4 / HMM-902453)
  ■第3集「フランス風に」(KKC-6236/8 / HMM-902450)
  ■第4集「ヴェネツィア風―イタリア様式の協奏曲」(KKC-6328/ HMM-902460)
 





ARS PRODUKTION

代理店変更に伴い再掲載

ARS38162
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
三重奏曲集
 クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.17(1846)
 レベッカ・クラーク:ピアノ三重奏曲(1921)
 アルバ・ローザ・ヴィエータ―:
  ピアノ三重奏曲 イ短調(1951)、カンツォネッタ(1939)
ストリオーニ三重奏団

 ストリオーニ三重奏団による女性作曲家特集!

 1995年に設立されたオランダを代表するストリオーニ三重奏団が、三人の女性作曲家によるピアノ三重奏曲を収録したアルバム。
 ロベルト・シューマンの妻であったクララ・シューマン、レベッカ・クラーク(1886-1979)はイギリスのヴィオラ奏者としても活躍、そして アルバ・ローザ・ヴィエーター(1889-1979)はイタリアでヴァイオリン奏者兼作曲家として活躍しました。
 普段あまり耳にすることのない作品ですが、逸品揃いです。

 ※録音:2014年7月1-3日
 
 


ARS38161
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
パッション・タンゴ
 カルロス・ガルデル(1890-1935):ジェラシー
 ホセ・ブラガート(1915-2016):グラシエラとブエノスアイレス
 ピアソラ:
  オブリビオン、フーガと神秘、アディオス・ノニーノ、
  天使の死、天使のミロンガ
 カルロス・ガルデル:ポル・ウナ・カベサ
 ピアソラ:ル・グラン・タンゴ、リベルタンゴ、悪魔のロマンス
フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)

 ARS Produktionの看板アーティストの一人でもあるオーストリア・グラーツ出身のチェリスト、フリードリヒ・クラインハプルと、クラシックのみならずロックやソウル、ジャズなどジャンルを横断し活躍するドイツのピアニスト、アンドレアス・ヴォイケによるタンゴを集めたアルバム。
 二人の情熱的な魂のぶつかり合いのような演奏が、聴きどころです。

 ※録音:2014年5月
 
 


ARS38158
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
フルートとハープのための協奏曲集
 ヘンツェ:C.P.E.バッハへの想い(1982)
 C.P.E.バッハ:フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22(1747)
 モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299(1778)
マリア・セシリア・ムニョス(フルート)
サラ・オブライエン(ハープ)
バーゼル室内管弦楽団

 アルゼンチン生まれのフルート奏者マリア・セシリア・ムニョスは、2010年の「北京オーレル・ニコレ国際フルート・コンクール」にて優勝をするなどこれまでも数々のコンクールで優秀な成績をおさめてきました。
 これまでピエール・ブーレーズやペーテル・エトヴェシュなどと共演していることからも現代音楽への注力へも並々ならぬものを感じさせます。
 今回のアルバムでは、C.P.E.バッハの作品を基因として古典と現代音楽を吹き分けます。
 ロイヤル・コンセルトヘボウ管とミュンヘン・フィルの首席ハープ奏者であるサラ・オブライエンと見事な演奏を聞かせてくれています。

 ※録音:2014年3月7日-9日
 
 

ARS38156
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
モーツァルト&アイヴス&ヴェルディ:弦楽四重奏曲
 モーツァルト:弦楽四重奏曲第21番 ニ長調 KV575
 アイヴス:弦楽四重奏曲第2番
 ヴェルディ:弦楽四重奏曲
シューマン弦楽四重奏団
 [エリック・シューマン(ヴァイオリン)、
  ケン・シューマン(ヴァイオリン)、
  リザ・ランダル(ヴィオラ)、
  マーク・シューマン(チェロ)]

 2007年にケルンにて結成されたシューマン弦楽四重奏団は、アルバン・ベルク弦楽四重奏団に師事しました。
 2013年にはボルドー国際弦楽四重奏コンクールにて優勝しています。彼らの音楽は、譜面をそのまま音にするということではなく、現代の解釈も踏まえた上で演奏することによって、その音楽をより刺激的に新しいものとして聞かせてくれます。

 ※録音:2014年1月
 





AULICUS CLASSICS


ALC0048
¥2600
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.2
 ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1
 ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2
 ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3
コスタンティーノ・マストロプリミアーノ
 (フォルテピアノ)

 楽器はアントン・ヴァルターのレプリカ・モデル。イタリアの名手によるベートーヴェン全集第2巻!

 クレメンティやフンメルのピアノ・ソナタの全曲録音、クラウスのピアノ作品全集を完成させ、チェリストのマルコ・テストリやヴァイオリンのステファノ・バルネスキとのデュオ、トリオで大活躍中のフォルテピアニスト、コンスタンティーノ・マストロプリミアーノによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音の第2巻!
 イタリアのフォッジャ音楽院、キジアーナ音楽院でピアノと室内楽を学んだ後、フォルテピアノ(ピリオド・ピアノ)奏者に本格的に転向し、現在のイタリア古楽界を支える存在の1人となっています。
 マストロプリミアーノはベートーヴェンのソナタの全曲に取り組むにあたり、作曲者が生きた時代の楽器やその響きと作品の関連付けを行い、様々な資料や筆写譜の比較研究を録音の反映させています。
 使用楽器は第1巻に続きパレルモの楽器製作者ウーゴ・カシーリアが製作したアントン・ヴァルター1795年頃のフォルテピアノのレプリカ。マストロプリミアーノが目指している楽器の響きと作品との関連性に要注目です。

 ※録音:年月日記載無し、テレシネサウンド・スタジオ(ローマ、イタリア)
 
 

ALC0023
¥2600
トリオ・シチリアーナが改名する前に録音が行われた
 ブラームスとドヴォルザークの名作2選

  ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番 Op.101
  ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調 Op.90《ドゥムキー》
トリオ・シチリアーナ(イナル・トリオ)
 〔シルヴィウ・ディマ(ヴァイオリン)、
  ジョルジオ・ガスバッロ(チェロ)、
  ファビオ・ピアッツァ(ピアノ/カワイRX-3)〕

 1985年にピアノのファビオ・ピアッツァによって結成された歴史あるアンサンブル、トリオ・シチリアーナが2020年に改名する前に録音が行われたブラームスとドヴォルザークの名作2選。
 濃密なドイツ・ロマンティシズムと、民謡的なカラーが色濃い「ドゥムキー」のコントラストを巧みに描いています。
 ヴァイオリンのシルヴィウ・ディマはパレルモ・マッシモ劇場の首席奏者として活躍中であり、チェロのジョルジオ・ガスパッロもパレルモ・マッシモ劇場の首席奏者として活躍した経歴を持つ実力者です。

 ※録音:2010年、U07スタジオ・カリーニ(イタリア)
 
 

ALC0049
¥2600
ポリクローム
 ジョルジオ・ノットーリ(1945-):
  フルート、打楽器、ライヴ・エレクトロニクスのための《7つの島》
ジャンニ・トロウアルスキ(フルート)
アントニオ・カッジャーノ(打楽器)
ジョルジオ・ノットーリ(ライヴ・エレクトロニクス)

 チェゼーナ出身でペーザロのロッシーニ音楽院で作曲を学んだジョルジオ・ノットーリ。その「コンポジション・ジェスチャー」は、現代の音楽思想における明確な光のサインをなぞるものと評されています。
 ノットーリは音作りのために常に最新のテクノロジーを駆使し、無限の可能性を秘めた新しいフィールドを切り開いてきました。
 フルートのジャンニ・トロウアルスキは現代音楽のスペシャリスト。欧米の様々な現代音楽祭に招聘されているヴィルトゥオーゾです。

 ※録音:年月日記載無し、アビー・ロッキ・スタジオ(ローマ、イタリア)

 

ALC0030
¥2600
ランフランコ・メンガ:
 カンティカ・ノヴァ ~ 21世紀の新しいグレゴリオ聖歌集
グレゴリアン・スコラ・オヴ・ローマ
ランフランコ・メンガ(指揮)

 「カンティカ・ノヴァ」は、ローマの教皇庁立聖歌学院(Pontifical Institute of Sacred Music)でグレゴリオ聖歌、作曲、音楽学を学んだイタリアの作曲家ランフランコ・メンガが、中世の古典的な単旋律のレパートリーを徹底的に研究した後にその成果として生み出した21世紀の新しいグレゴリオ聖歌集。
 幅広い編成での演奏を想定して作曲されており、ソロでも合唱でも演奏可能となっているものの、最も推奨されているのは混声ではない小編成のアンサンブルが最適であるとされています。

 ※録音:2008年12月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
 
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ALC0011
¥2600
モーツァルト2世
 フランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト:
  ピアノ協奏曲集

   ピアノ協奏曲集第1番ハ長調 Op.14
   ピアノ協奏曲第2番変ホ長調 Op.25
オルガ・ズドレンコ(ピアノ)
コレギウム・ムジクム室内管弦楽団
イヴァン・オスタポヴィチ(指揮)

 父の名声の重圧に抗い続けた悲運の天才。モーツァルト2世のピアノ協奏曲2作品!

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの末子(第4子)として生まれ、「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト2世」として生きるという宿命の大きすぎる重圧に抗い続けた悲運の天才フランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト(1791-1844)。
 父とは生後4か月で死別しているものの、ハイドン、サリエリ、フンメル、さらにはフォーグラーやアルブレヒツベルガーから音楽を学び、ジュスマイヤーから「クサーヴァー」の名を貰い受けたと伝わるなど、絵に書いたようなエリート街道を約束されていたフランツ・クサーヴァー・モーツァルト。
 ハイドンからもその才能を称賛されながらも、母コンスタンツェからの大きすぎる期待、モーツァルト2世というあまりにも大きな重圧が常に壁として立ちふさがり、その豊かな才能を如何なく発揮することの出来る活躍の場を見つけることなく53歳でこの世を去ってしまいます。
 ここに収録されている2つのピアノ協奏曲は父親譲りの音楽的才能が随所に見られ、ウィーン古典派の伝統に則って作曲された秀作。
 父親が余りにも偉大過ぎたゆえ、その真価を発揮することが出来なかった悲運の天才の確かな足跡をピアニストのオルガ・ズドレンコを筆頭とするウクライナ勢の演奏で。

 ※録音:2017年2月25日、レオポリー・ナショナル・フィラルモニア(ウクライナ)

 
 
 

ALC0010
¥2600
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
 ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
 ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
セバスティアーノ・ブルスコ(ピアノ)

 天才ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの2曲のピアノ・ソナタを弾くのは、イタリアのピアニスト、セバスティアーノ・ブルスコ。
 ミケランジェリの弟子であるエンニオ・パストリーノに師事したミケランジェリの系譜に連なるピアニストであり、アルド・チッコリーニからも教えを受けるなど錚々たる巨匠たちから音楽を学び、共演を果たしてきました。
 ブルスコはモーツァルトのピアノ・ソナタを室内楽として捉え、ソナタに感情的な深みと想像力の強さを持たせるという美学的なビジョンを貫いています。

 ※録音:2019年12月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
 
 

ALC0012
¥2600
ダウランド、ファルコニエリ、ロヴェッタ、フレスコバルディ&
 モンテヴェルディ

  ダウランド:戻っておいで、流れよわが涙、来たれ重苦しい夜/
  ファルコニエリ:甘美なる旋律/
  ロヴェッタ:殺めよ美しき暴君/
  フレスコバルディ:カンツォネッタ第3番《ラ・ベルナルディーナ》/
  モンテヴェルディ:
   これまで武装し続けた私、美しさへの称賛、
   苦しみが甘美なものならば、あの蔑みのまなざし、
   夜が明け、美しい乙女
インカント・バロッコ
 〔ロベルタ・ダミアーニ(ソプラノ)、
  アンドレア・マニスカルコ(バス)、
  フランチェスカ・カンデリーニ(リコーダー)、
  エンリカ・ペトロセッリ(スピネット)〕

 モンテヴェルディの他に類を見ない作曲技法によって切り開かれた新様式「第二作法」による作品群を中心に据えた初期バロックの美しき作品集。
 インカント・バロッコは17世紀初期の音楽の発掘、紹介を目的として2015年に結成されたイタリアの古楽アンサンブル。
 鍵盤のエンリカ・ペトロセッリは、デ・ペルティチス1684年製のイタリアン・ポリゴナル(ポータブル)のスピネットのレプリカを弾いています。

 ※録音:2017年7月24日、スタジオ8(ローマ、イタリア)
 




 

CHRISTOPHORUS

CHR77455
¥2700
オトマイアー:毒と解毒剤 ~ ルネサンスの歌による美徳と悪徳
 カスパー・オトマイアー(1515-1553)
 ローレンツ・レムリン(c.14995-c.1549)
 ジャック・バルビロー(c.1455-1491)
 パウル・ホフハイマー(1459-1537)
 ルートヴィヒ・ゼンフル(c.1490-1543)
 ハインリヒ・イザーク(c.1450-1517)
 他、作者不詳の作品
フランツ・ヴィッツム(カウンターテナー)
ドリアデス・コンソート
シルヴィア・テカルディ(指揮)

 男声ヴォーカル・アンサンブル、シュティムヴェルクのメンバーで、ドイツ古楽界が期待を寄せるカウンターテナー、フランツ・ヴィッツムが歌う、カスパー・オトマイアー(1515-1553)を中心とした16世紀の声楽作品。カスパー・オトマイアーはドイツのルター派牧師及び作曲家で、ハイルスブロン修道院学校の学長やアンスバッハの楽長を務め、マルティン・ルターに触発された讃美歌を数多く作曲しています。
 「毒と解毒剤(Gift & Gegengift)」は、ガンビストのシルヴィア・テカルディが、カスパー・オトマイアーと同時代作品のガイドとしてまとめたもので、ゲオルク・フォルスターが5巻に編纂した歌曲集「Frische Teutsche Liedlein」から、キリスト教の7つの大罪とそれに対する美徳をテーマに、オトマイアーと様々な作曲家の作品を組み合わせています。

 ※録音:2020年9月-10月、ドイツ
 





FRA BERNARDO


FB2105989
¥2600
ルイ・クープラン:プレリュード・ノン・ムジュレ集 ヨハネス・マリア・ボグナー(ハープシコード)
 前奏曲ヘ長調(13 | p.18)、前奏曲ニ短調(1 | p.1)、前奏曲ハ長調(11 | p.16v)、
 前奏曲ト短調(3 | p.6)、前奏曲ト短調(4 | p.7v)、前奏曲ホ短調(14 | p.19v)、
 前奏曲イ短調(6 | p.9) 《フローベルガー氏を模して》[MS Parville]、前奏曲ハ長調(9 | p.14)、
 ピエモント地方の女 イ短調(102 | p.64v)、前奏曲イ短調(7 | p.12v)、前奏曲イ長調(8 | p.13)、
 前奏曲ハ短調[MS Parville]、パッサカイユ ハ長調(27 | p.24v)、前奏曲ニ長調(2 | p.4)、
 前奏曲ト短調(5 | p.8v)、前奏曲ハ長調(10 | p.15v)、前奏曲ヘ長調(12 | p.17)、
 前奏曲ト長調[MS Parville] (16)、ド・ブランロシェ氏のトンボー ヘ長調(81 | p.49)[MS Parville]

 ルイ・クープランの不規則なプレリュード集!
 ウィーン国立音楽大学で講師を務め、これまでもフローベルガーのクラヴィコード作品集(FB1703213)などの録音で評価を高めてきた鍵盤楽器奏者、ヨハネス・マリア・ボグナー。
 新録音は、大クープランことフランソワ・クープランの伯父であるルイ・クープラン(1626-1661)のクラブサン(ハープシコード)作品集。
 不規則なリズムや音価、拍子で記譜された「プレリュード・ノン・ムジュレ」を最初に取り入れた作曲家と言われるルイ・クープランの作品は、17世紀の自由な演奏芸術の頂点を表しています。

 ※録音:2020年11月、マウアーバッハ・チャーターハウス、エンペラーズ・ホール(オーストリア)
 





GWK


CLCL123
【旧譜】
¥2600
サクソフォンとピアノのための作品集
 プーランク:フルート・ソナタ
 サティ:
  ジムノペディ第3番、グノシエンヌ第1番、
  冷たい小品第2番よりPasser、ジムノペディ第1番
 フェルナンド・デクリュック(1896-1954):
  サクソフォン・ソナタ 嬰ハ長調
 ドビュッシー:第1狂詩曲
 ルネ・コルニオ(1901-1972):エクローグと田園風舞曲
バルテク・ドゥシ(サクソフォン)
マグダレナ・ヴォイチェホフスカ(ピアノ)

 バルテク・ドゥシによるサクソフォンとピアノのための作品集

 ポーランド・カトヴィツェ出身の若手サクソフォン奏者、バルテク・ドゥシによる、サクソフォンとピアノのためのオリジナル作品とアレンジ作品を組み合わせたフレンチ・アルバム。
 アルバムのタイトルはMALINCONICO(憂鬱)で、サティの作品とそれ以外の作曲家の作品が交互に演奏されてゆきます。
 有名なプーランクのソナタや、サティのジムノペディのアレンジは誰にとっても嬉しい選曲ですが、名サクソフォン奏者マルセル・ミュールに捧げられた隠れた名作、コルニオの《エクローグと田園風舞曲》も必聴。
 ドゥシはカトヴィツェのカロル・シマノフスキ音楽院(カトヴィツェ音楽院)で学んだ後、パリのコンセルヴァトワールでクロード・ドゥラングルに師事しています。

 ※録音:2012年8月(ドイツ、オスナブリュック)
 
 


CLCL122
【旧譜】
¥2600
ミリヤム・コンツェン(ヴァイオリン)
ヒンデミット&ホイケ:ヴァイオリン・ソナタ集

 ヒンデミット:
  ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.11-1(1918)、
  ヴァイオリン・ソナタ ホ長調(1935)
 シュテファン・ホイケ(1959-):
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.58(2009)、
  ヴァイオリン・ソナタ第1番《A.F. zum Gedenken》Op.38(2000)
ミリヤム・コンツェン(ヴァイオリン)
トビアス・ブレドール(ピアノ)

 実力派ヴァイオリニストのミリヤム・コンツェンが聴かせる、20世紀&21世紀ドイツのヴァイオリン・ソナタ!
 7歳の時にハンガリーの伝説的なヴァイオリニストであるティボール・ヴァルガに見出され、師事したというコンツェンは、プラハ放送国際ラジオ音楽コンクール第1位やティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクール優勝など受賞歴も多く、ARTE NOVAやOehmsレーベルなどでのレコーディングを含め日本でも人気の高いヴァイオリニストです。
 ホイケのソナタは2000年と2009年に書かれたものですが、どちらも難解な曲調ではなく、部分的にはロマン派の作品のようにも聴こえる美しさ、親しみやすさが魅力的。
 一方で同時代作品ならではの新鮮味にも事欠きません。
 コンツェンの演奏の素晴らしさもあり、多くのリスナーにとって発見となることでしょう。

 ※録音:2012年4月(ドイツ、オスナブリュック)
 
 


CLCL121
【旧譜】
¥2600
チェロのユリアン・ステッケルは2010年ミュンヘン国際音楽コンクール優勝
 弦楽三重奏曲集

  モーツァルト:ディヴェルティメント(弦楽三重奏曲)変ホ長調 K.563
  ギデオン・クライン(1919-1945):弦楽三重奏曲
  ジラード・ホックマン(1982-):ブリーフ・メモリーズ
アンサンブル・ガリアーノ

 アンサンブル・ガリアーノはヴァイオリンのカリーナ・ブッシンガー(1978-)、ヴィオラのアリーネ・ザニター(1978-)、チェロのユリアン・ステッケル(1982-)の3名からなるドイツの弦楽三重奏団。
 ブッシンガーは2001年にザールブリュッケンでマキシム・ヴェンゲーロフに師事し、2003年にフライブルク音楽大学でライナー・クスマウルと学位を取得、ザニターはデュッセルドルフのロベルト・シューマン大学でユルゲン・クスマウルに師事し、2004年からハンブルクのNDR交響楽団(現・NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)のメンバーとして活躍。
 ステッケルは5歳でチェロを始め、グスタフ・リヴィニウスやハインリヒ・シフ、アンティエ・ヴァイトハースらに師事した同世代で最も注目されているチェリストの一人です。
 2010年にはミュンヘン国際音楽コンクールのチェロ部門で優勝しています。

 ※録音:2012年4月(ドイツ、オスナブリュック
 
 

CLCL120
【旧譜】
¥2600
クラリネット三重奏曲集
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 《街の歌》 Op.11
 ヴィオレタ・ディニスク(1953-):Et pourtant c'est mieux qu'en hiver
 ブラームス:クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
 ジラード・ホックマン(1982-):Shedun Fini
ボヴィアル・トリオ

 ボヴィアルトリオはクラリネットのダニエル・ボリンガー(1979-)、ピアノのゲルハルト・フィールハーバー(1982-)、チェロのユリアン・アルプ(1981-)の3名からなるドイツの三重奏団。
 ボリンガーは1992年から1997年までザールブリュッケン音楽大学でディートリヒ・フリッチェに師事した後、ケルン音楽大学でラルフ・マンノに師事。
 アルプはエドウィン・コッホに師事した後、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で学び、後にダヴィド・ゲリンガスに師事。
 フィールハーバーは12歳からカール=ハインツ・ケマーリングの個人レッスンを受け、ハノーファー音楽演劇大学でも彼のもとで学びました。
 卒業後はベルリン芸術大学でジャック・ルヴィエのソロクラスを受講しています。

 ※録音:2012年11月(ドイツ、オスナブリュック)
  





QUARTZ


QTZ2143
¥2600
ニコライ・メドヴェージェフが弾くラフマニノフとチャイコフスキー!
 ラフマニノフ:楽興の時 Op.16
 メトネル:ピアノ・ソナタ ト短調 Op.22
 チャイコフスキー:グランド・ソナタ ト長調 Op.37
ニコライ・メドヴェージェフ(ピアノ)

 1986年生まれのニコライ・メドヴェージェフはリムスキー=コルサコフ音楽大学などで学び、ヴラディーミル・トロップ、ニコライ・ペトロフらに師事しました。
 クラスノダールで行われたバラキレフ国際ピアノ・コンクールでは優勝を果たしています。
 今回がデビュー・アルバムとなりますが、その柔軟なタッチと透き通るような高音で聴く者の心をしっかりと掴んでしまうようなチャイコフスキーと、哀愁を帯びたラフマニノフが聴きものです。

 ※録音:2020年12月15日-17日
 
 

QTZ2144
¥2600
J.S.バッハ:オルガン作品集
 トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540
 トッカータ ホ長調 BWV566
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV538
 トッカータ,アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
エレーナ・プリヴァロワ(オルガン)

 エレーナ・プリヴァロワは、まずオレンブルク音楽大学でピアノと音楽学を学びました。その後2001年にモスクワ音楽院に入学し、オルガンと音楽学を学びました。
 2011年から2013年まではロシアを代表するオルガニスト、アレクセイ・シェフチェンコに師事しています。
 2010年からモスクワで行われているサマー・コンサート「Organ Evenings in Kuskovo」を創設し、芸術監督を務めています。
 
 ※録音:2021年1月-3月
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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MUSO



MU998
(3CD)
¥4500→\4190

エリザベート王妃国際音楽コンクール
 ヴァイオリン部門歴史的録音集
【DISC 1】(MU018)
 ギドン・クレーメル

  1. ロベルト・シューマン(1810-1856):幻想曲 ハ長調 Op. 131
  2. エルネスト・ショーソン(1855-1899):詩曲 Op. 25
  3-5. エドワード・エルガー(1857-1934):ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op. 61
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)、
マリーナ・ボンダレンコ(ピアノ)...1、
RTB大交響楽団...2、
ダニエル・スターンフェルド(指揮)...2、
ベルギー国立管弦楽団...3-5、
ルネ・デフォセ(指揮)...3-5
 録音: 1967年(ライヴ)

 1947 年生まれのクレーメル、20 歳の時のコンクールの貴重なライヴ音源の登場。
 前年にコンクール出場が決まったときからファイナルで演奏しようと決めたほど、思い入れのあったエルガーのヴァイオリン協奏曲は「当時20 歳だった自分にとって特別に重要だったあらゆる感情と失望に根ざした私自身のロマン的なスピリットをすべて注ぎ込んだ」と語る完璧にして迫真の出来栄え。にも拘わらず第3 位という結果に終わったことは大きな「失望」であり、「私の一番表現したいことが理解されなかった、受け入れられなかった、と感じた」と述べています(ライナーノートより/邦訳なし)。
 オイストラフ、メニューイン、フランチェスカッティ、シゲティ、グリュミオー、ギンゴールドといった錚々たる巨匠達が審査員に名を連ねた1967 年の優勝者はフィリップ・ヒルシュホーンでした。
 この演奏で第3 位とは、とあらためてこの年のレヴェルの高さに思いを馳せる、色々な意味で貴重な1 枚です。コンクールの結果が出た後に行われた受賞者コンサートでのショーソンの「詩曲」は神がかったような演奏です。
【DISC 2】(MU019)
 エディト・フォルケルト

  1-4. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op. 77
  5-7. ベーラ・バルトーク(1881-1945):ヴァイオリン協奏曲第2番 BB 117
エディト・フォルケルト(ヴァイオリン)、
RTB大交響楽団...1-4、
ルネ・デフォセ(指揮)...1-4、
ベルギー国立管弦楽団...5-7、
ミヒャエル・ギーレン(指揮)...5-7
録音: 1971年(ライヴ)

 ベルギーの女性ヴァイオリン奏者、エディト・フォルケルト(1949-1992)21 歳の時のコンクールの記録。
 この年の第1 位はミリアム・フリードで、20 回目となるコンクール史上初の女性優勝者でした。第3 位には藤原浜雄、さらに第12 位にザハール・ブロンが名を連ねています。
 フォルケルトは、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1 番を、初演したオイストラフが審査員にいる前で、しかもオーケストラとの時間も十分ではない2 度のみのリハーサルの後に弾くという難しい状況の中素晴らしい演奏をし、見事第5 位をかちとりました。
 受賞者コンサートでは、この数か月前に録音をしたバルトークの作品をギーレンの明晰かつ詩的な指揮で見事に演奏しています。
 フォルケルトは1980 年半ばから病に苦しみ、1992 年7 月2 日に亡くなりました。素晴らしいベルギー出身の奏者のコンクールの貴重な記録の登場となりました。
【DISC 3】(MU020)
 堀米ゆず子

  1-3. ウジェーヌ・イザイ(1858-1931):ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 Op. 27-2 より I、II、IV楽章
  4. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):ロンド ハ長調 K. 373
  5-7. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op. 78 「雨の歌」
  8-10. ジャン・シベリウス(1865-1957):ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op. 47
堀米ゆず子(ヴァイオリン)、
ジャン=クロード・ファンデン・エイデン(ピアノ)...4-7、
ベルギー国立管弦楽団...8-10、
ジョルジュ=エリ・オクトール(指揮)...8-10
録音: 1980年(ライヴ)

 堀米ゆず子が優勝したのは1980 年。ファイナルの結果発表で最初に名前を呼ばれた堀米は、自分が優勝したとは最初はわからなかったけれども、熱狂した聴衆や審査員の笑顔で、自分が優勝したと次第に理解したといいます。
 この上なく明晰で決然とした、集中しきったイザイは見事。ブラームスでのやわらかさは、コンクールということを忘れて聴衆が聞き入っていることが感じられるもの。
 シベリウスの協奏曲でも、冒頭からピンと張りつめた空気が心地よい演奏。世界が堀米を認めた瞬間のすべてがここにとらえられています。
    

 エリザベート王妃国際音楽コンクール、ヴァイオリン部門の歴史に残る3人の名手のアルバムをセットにしたもの。

 現在まで目覚ましい活躍をみせるギドン・クレーメルが、弱冠20歳で初めて国際舞台で注目され、大きなコンクールのファイナルとしては異例の選曲といえるエルガーの協奏曲で3位に輝いた1967年の録音。
 1971年のファイナルで、ショスタコーヴィチの協奏曲を2回のリハーサルという条件の中、審査員として臨席していた初演者オイストラフの前で見事に弾き切り、第5位を獲得したエディト・フォルケルトは、受賞者コンサートでギーレンと共演したバルトークも収録しています。
 フォルケルトは闘病の末1992年に亡くなっており、このアルバムはベルギーのヘント出身であった不遇の芸術家の偉業を讃えるものです。
 冷戦の高まりでソヴィエトからの参加が無かった1980年、日本からは優勝者堀米ゆず子をはじめ、第3位に清水高師、第4位に塚原るり子と3人もの入賞者を輩出し話題となりました。
 セミ・ファイナルにおけるイザイの無伴奏で聴衆を圧倒した堀米ゆず子は、ファイナルのシベリウスの協奏曲でも、このコンクール史上同曲の最も素晴らしい演奏と称賛されるパフォーマンスを残しています。
 



<メジャー・レーベル>

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DG



4861555
\2300→\2090
《ブルース・リウ~第18回ショパン・コンクール優勝者ライヴ》
 ショパン:
  1-2 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
  3 マズルカ 嬰ト短調 作品33の1(第22番)
  4 マズルカ ニ長調 作品33の2(第23番)
  5 マズルカ ハ長調 作品33の3(第24番)
  6 マズルカ ロ短調 作品33の4(第25番)
  7 練習曲 嬰ハ短調 作品10の4(第4番)
  8 練習曲 イ短調 作品25の4(第16番)
  9 夜想曲 嬰ハ短調 作品27の1(第7番)
  10 ワルツ 変イ長調 作品42(第5番)
  11 スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54
  12-19 モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》の「お手をどうぞ」による変奏曲 作品2
ブルース・リウ(ピアノ)
 
 ハイ・レヴェルな混戦を制したライジング・スター!

 2021年10月21日、第18回ショパン国際ピアノ・コンクールの結果が発表され、第1位にカナダ出身の24歳、ブルース・リウが選ばれました。

 ピアノの詩人、フレデリック・ショパンの名を冠した「フレデリック・ショパン国際ピアノ・コンクール」は1927年から続く現存する最古の音楽コンクールで、ショパンの作品のみで競われる最高峰のピアノ・コンクール。
 ポリーニ、アルゲリッチ、ツィメルマン、ブレハッチ、チョ・ソンジンなど綺羅星のようなスターを輩出してきた若手ピアニストにとっては最大の登竜門といえます。
 5年に一回の開催ですが、2020年に開催予定だった第18回は新型コロナ・ウイルスの影響で1年延期され、参加者は入念な準備で臨むことができたため、非常にハイ・レヴェルなコンクールとなりました。
 その混戦を制したのがカナダのブルース・リウです。

 2021年のショパン・コンクールはYouTubeを通じて全世界に生配信され、今までにない盛り上がりをみせました。

 ドイツ・グラモフォンとショパン・インスティテュートのコラボレーションにより、第1位優勝者のコンクールでのライヴ録音をいち早くお届けします。

 ドイツ・グラモフォン社長のクレメンス・トラウトマンは、「ショパン・インスティテュートと協力し、クラシック界の新星を紹介できることを嬉しく思います。
 今年のショパン国際ピアノ・コンクールでは、世界中の音楽ファンが各ステージで魅了されましたが、この数週間の間に素晴らしい演奏を披露してくれたブルース・リウを、誰もが祝福してくれることでしょう。
 ショパン芸術の力強い感情と並外れた美しさは、若い音楽家たちに深く語りかけています。
 だからこそ、私たちはショパン・コンクールのこれらの録音を共有することが非常に重要であると信じています」 とコメント。

 ショパン・インスティテュートのディレクター、アルトゥール・シュクレナー博士は、コンクールの全公演をマルチ・メディアで紹介したことが、バーチャルで熱狂的な支持を得ていると指摘します。
 「ドイツ・グラモフォンとの継続的な協力関係は、素晴らしい若いアーティストの演奏を広めるだけでなく、コンクールのウェブサイトやメディア・パートナーを通じて、初めてショパンを知った人たちにもアプローチできる重要なものです。
 コンクールの白熱した雰囲気の中で収録されたこの録音は、ショパンの音楽を世界中に広めるという私たちのミッションの重要な一部であると考えています。
 今年のコンクールにおけるブルース・リウさんの演奏は、強烈で、集中力があり、情熱的で、非常に特別な才能を示しています」。と語っています。

 録音:2021年10月 ワルシャワ〈ショパン国際ピアノ・コンクールのライヴ録音〉


 ブルース・リウ Bruce (Xiaoyu) Liu

  1997年5月8日にパリで生まれ、モントリオール音楽院でリチャード・レイモンドに師事、現在はダン・タイ・ソンに師事している。
  クリーヴランド管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、モントリオール交響楽団、オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズなどの主要オーケストラと共演し、中国NCPA管弦楽団とは北米ツアーを行っている。
  近年では、ウクライナ国立交響楽団およびリヴィウ・フィルハーモニー管弦楽団との2年連続の中国ツアー(国立舞台芸術センター、北京コンサート・ホール、上海オリエンタル・アーツ・センターへの出演を含む)や、サル・ガヴォーでのラムルー管弦楽団との共演がある。
 また、仙台、モントリオール、テルアヴィヴ、ヴィセウなどの国際ピアノ・コンクールで入賞している。
  




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DHM



19439900642
(2CD)
\3200
カペラ・クラコヴィエンシス (ピリオド楽器オーケストラ&合唱団)
 モニューシュコ:歌劇「ハルカ」全曲

 (1848年初稿・ビリニュス2幕版:ポーランド語歌唱)
ナタリア・ルビス(ソプラノ:ハルカ)
ミハリナ・ジェンキヴィチ(ソプラノ:ゾフィア)
プシェミスワフ・ボリス(テノール:ヨンテク)
セバスティアン・スムスキ(バリトン:ヤヌシュ)
マレク・オプスカ(バス:マルスツァレク)
プシェミスワフ・ヨゼフ・バルカ(バス:チェスニク)
カペラ・クラコヴィエンシス (ピリオド楽器オーケストラ&合唱団)
ヤン・トマシュ・アダムス(指揮)
 録音:2019年9月2-5日、ポーランド、クラクフ、Laznia Nowa Theatre

 モニューシュコのロマンティックなポーランド国民オペラ『ハルカ』。
 この録音は、近年復活が著しいモニューシュコの生誕200年を記念して上演された同曲の、1848年にビリニュスで初演された2幕版・ポーランド語での世界初録音です(ビオンディ指揮エウローパ・ガランテによる録音は1858年の4幕への改訂版でイタリア語上演)。
 このビリニュス2幕版は非常に劇的かつダイナミックな作風で、個々の音楽エピソードがシーンの一部として組み立てられています。当時のヨーロッパ圏では前例のない作品であり、メロディアスなアリアとポーランドの民族色に彩られた素晴らしい合唱シーンによって、1人の農民の少女の悲劇的な恋物語が綴られていきます。
 ビリニュス版の『ハルカ』は見事な音楽ドラマであり、直接聴く者の心を打つメッセージを持っています。耳には心地よく、不要なものは省かれ凝縮されています。ポーランドの演出家で演劇改革者のレオン・シレル[1887-1954]は、このオペラではストーリーが論理的に構築され、極めて優れたドラマとして構成されている点を高く評価していました。しかしシレルでさえ、1858年の改訂版で付加された要素をそぎ落とした初稿版がこれほど素晴らしいものだとは想像もできず、「初稿に立ち返ってもいい結果にはならない」と主張していたほどでした。しかし最近では初稿の価値がきちんと評価されるようになり、上演回数も増えてきています。この世界初録音はその成果の積み重ねの結果ともいえるでしょう。

 1970年に創設されたカペラ・クラコヴィエンシスは、ポーランドのピリオド楽器オーケストラ。そのレパートリーは、ルネサンスのポリフォニーからロマン派やオペラまで多岐に亘り、多くの重要な音楽祭やコンサート・ホールに迎えられています。2016年8月27日、クラクフでベートーヴェンの交響曲全曲演奏を1日で成し遂げ、ラジオでの生放送を実現させ大きな話題となりました。最近では「Decca」よりポルポラの歌劇『ドイツのジェルマニコ』、ペルゴレージの歌劇『シリアのアドリアーノ』などの秘曲オペラの復活録音をリリースするなど、情感たっぷりに名作を生き生きと蘇らせています。

 72ページのブックレットには、歌詞・対訳(英語・ドイツ語のみ)付き。



ビオンディ(指揮)、エウローパ・ガランテ
 モニューシュコ:歌劇 《ハルカ》



 NIFCCD 082-083
(2CD/特別価格)
\5100→\4590
ビオンディ(指揮)、エウローパ・ガランテ
 生誕200周年記念、モニューシュコ復権!
 モニューシュコ:歌劇 《ハルカ》
  (イタリア語版/演奏会形式/ピリオド楽器による世界初録音)
   ファビオ・ビオンディ(指揮)、
   エウローパ・ガランテ、
   ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニック合唱団、
   ティナ・ゴリナ(ハルカ/ソプラノ)、モニカ・レジオン=ポルシンスカ(ソフィア/ソプラノ)、
   マテウス・ポンペウ(ヨンテック/テノール)、ロベルト・ギェルラフ(ジャンニ/バリトン)、
   ラファウ・シヴェク(アルベルト/バス)、カロル・コズウォフスキ(ジョヴァノット/テノール)、
   コーラス・ソリスト ? マテウシュ・スタフラ(ジェンバ/バリトン)、
   キリル・レパイ(コンタディーノ、ザンポニャーロ/テノール)、
   パヴェウ・チホンスキ(コンタディーノ/テノール)

 NIFCが祝うモニューシュコ生誕200周年記念!ファビオ・ビオンディが振る「ハルカ」!

 ☆「ポーランド・オペラの父」、スタニスワフ・モニューシュコ生誕200周年記念!
 ☆ビオンディ&エウローパ・ガランテによるモニューシュコの代表作「ハルカ」!
 ☆イタリア語版で行われた「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」2018ライヴ!
 ☆ピリオド楽器による世界初録音!





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WARNER



9029653343
(3CD)
\4100→\3790
日の出の勢いの期待の新星
 クリスティアン・マチェラル(指揮)
  フランス国立管弦楽団
サン=サーンス:交響曲全集

 交響曲イ長調
 交響曲第1番変ホ長調 Op.2
 交響曲ヘ長調「ローマ」
 交響曲第2番イ短調 Op.55
 交響曲第3番ハ短調 Op.78「オルガン付き」
フランス国立管弦楽団
クリスティアン・マチェラル(指揮)
オリヴィエ・ラトリー(オルガン:第3番)
 録音:2020年9月、10月、2021年7月、パリ、ラジオ・フランス・オーディトリアム

 1980年ルーマニア生まれの若手ながら着々とキャリアを築いている新星、クリスティアン・マチェラル。
 2020/2021シーズンからは、フランス国立管弦楽団の音楽監督に就任、その最初の録音は、サン=サーンス没100年の年にふさわしく、新感覚な濃厚さによる交響曲全集!

 サン=サーンスの5つの交響曲は、1、2、3番とイ長調の初期交響曲&ヘ長調の交響曲『ローマ』。
 これらの作曲の期間は35年に及んでおり、『交響曲ヘ長調』は15歳だった1850年頃にさかのぼり、『交響曲第3番』は1886年に初演されています。サン=サーンスの最も壮大で最も象徴的な作品の1つである『交響曲第3番』では、1985年からパリのノートルダム寺院の正オルガニストを務めるオリヴィエ・ラトリーによって、この新しい録音で花を添えています。

 指揮者のクリスティアン・マチェラルは、1980年ルーマニア生まれ。
 若手ながら、北米で着々とキャリアを築いている新星。
 ヴァイオリニストとして出発し、マイアミ交響楽団の最年少コンサートマスターとして活動した後、マイアミ大学、ライス大学で学び、タングルウッド音楽祭、アスペン音楽祭で研鑽を積みました。
 2011年にフィラデルフィア管弦楽団でアシスタント・コンダクターを務めると、その貢献ぶりが評価されて翌年にはアソシエイト・コンダクターに就任、さらに定期演奏会デビューを成功させると、2014年にはコンダクター・イン・レジデンスの地位を獲得。また、ピエール・ブーレーズの代役をきっかけにシカゴ交響楽団の定期演奏会でも好評を博しました。
 2019/2020シーズンからドイツ・ケルンのWDR交響楽団の首席指揮者を務めており、2025年まで任期が延長されたところに、2020/2021シーズンからは、フランス国立管弦楽団の音楽監督に就任。
 まさに日の出の勢いの期待の新星。おそらく10年後にはこんなコメントを書いたことが恥ずかしくなるような実力者になっていることでしょう。


  

9029667494
(3CD)
\2900

自叙伝「アンセンサード」の発売を記念して
 ナイジェル・ケネディ/アンセンサード


CD1
 1. ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」より「春」~第1楽章
 2. ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」より「夏」~第2、3楽章
 イギリス室内管弦楽団

 3. ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調 RV.522~第2楽章
 4. ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 RV.356 ~第1楽章
 5. J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041~第2楽章
6. J.S.バッハ:2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043~第2、3楽章
 ダニエル・シュタブラーヴァ(ヴァイオリン)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団員

 7. ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26
  ジェフリー・テイト指揮、イギリス室内管弦楽団

CD2
 1. カルウォーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.8~第2楽章
  ヤーツェク・カスプシーク指揮、ポーランド室内管弦楽団

 2. エルガー:ヴァイオリン協奏曲ロ短調 Op.6 ~第1、2楽章
  ヴァーノン・ハンドリー指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

 3. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77~第3楽章
  クラウス・テンシュテット指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

 4. ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61~第2楽章
  クラウス・テンシュテット指揮、北ドイツ放送交響楽団

 5. ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61~第3楽章
  ポーランド室内管弦楽団


CD3
 1. ナイジェル・ケネディ:From Adam to Eve
 2. ナイジェル・ケネディ:Fallen Forest
 3. デューク・エリントン:‘Black, Brown and Beige’ Suite ~ Come Sunday
 4. ナイジェル・ケネディ:Stranger in a Stranger Land
 5. ジョージ・ガーシュウィン:The Man I Love
 6. ナイジェル・ケネディ:Nice Bottle of Beaujolais, Innit?
 7. ナイジェル・ケネディ:Breathing Stone
 8. ナイジェル・ケネディ:Soleil levant sur la Seine
 9. ニック・ドレイク:Riverman

ナイジェル・ケネディ
 (ヴァイオリン、エレクトロニック・ヴァイオリン、ヴィオラ、
 ヴァルカン・ハープ、ピアノ、チェンバロ、チェロ、ヴォーカル、他)
 録音:1984-2018年

 世界を代表するヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾと評され、英国が誇る奇才ナイジェル・ケネディ。
 高度な技術、特異な才能、クラシックの枠を越えた独自の音楽性は現代の音楽シーンに大きな影響を与えてきました。
 6歳よりイェフディ(ユーディ)・メニューイン主宰の音楽学校でヴァイオリンを学び始め、在学中に出会ったジャズ・ヴァイオリニスト、ステファン・グラッペリとの共演でジャズにも目覚めました。
 15歳の時に渡米、ニューヨークのジュリアード音楽院にて名教師ドロシー・ディレイに師事。1977年にロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールにて、リッカルド・ムーティ指揮の下フィルハーモニア管弦楽団との共演でプロ・デビューを果たしました。

 1989年に旧EMIから発売されたヴィヴァルディの『四季』で披露した高度な技術、特異な才能、斬新な解釈に基づいた演奏は絶賛を博し、クラシック作品として至上最高売上の200万枚以上を達成したことで、ギネスブックに認定されたほどでした。

 「はじめてヴィヴァルディの四季を聴いたとき、なんて退屈な曲かと思った。誰もがあくびが出るようなやり方で演奏されていたから。スペインのコンサートでこの曲を弾いていた時、突然、ここに流れる途方もないエネルギー、美しいメロディ、そして激しいコントラストがあることに気付いたんだ。この曲にはミュージシャンとしての僕自身を刻印するに足るあらゆるものがあるってことにね」と、ケネディ自身はこのように語っていました。

 このアルバムは、2021年秋にイギリスで発売される自叙伝「アンセンサード」の発売を記念(ドイツ語版2022年春発刊予定)して、この本の中で取り上げられている録音や曲が収録されたベスト盤的なものとなっています。
 この本にも書かれているように、ナイジェル・ケネディによって定義される様々なヴァイオリンに関する考えが、独自の演奏法で語られた演奏で、ディスク1にはバッハとヴィヴァルディを、ディスク2にはロマン派の作品を、ディスク3にはスイングやジャズを取り入れたナイジェル・ケネディによる作品や編曲作品が収録されております。

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9029660797
\2600→\2390
ウィーン・フィル首席ハープ奏者アンネレーン・レナエルツ
 ウィーンの物語~ハープ作品集


 1. ドヴォルザーク:「ルサルカ」~月に寄せる歌(アンネレーン・レナエルツ編)
 2. スメタナ:「わが祖国」~「モルダウ」(ハンス・トゥルネチェク編)
 3. ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」~
   朝は薔薇色に輝いて(トゥルネチェク編)
 4. ツァーベル:グノーの「ファウスト」の主題による幻想曲 Op.12
 5. リスト:前奏曲 S.97(アンネレーン・レナエルツ編)
 6. レナエルツ:プッチーニの「ボエーム」の主題による幻想曲
 7. ワルターキューネ:チャイコフスキーの「エフゲニ・オネーギン」の主題による幻想曲
 8. R.シュトラウス:「ばらの騎士」~ワルツ(ヴァウテル・レナエルツ編)
 9. J.シュトラウス2世:美しく青きドナウ Op.314(ヴァウテル・レナエルツ編)
アンネレーン・レナエルツ(ハープ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバー(8,9)
ライナー・ホーネック(ヴァイオリン)
ベンジャミン・モリソン(ヴァイオリン)
ゲルハルト・マルシュナー(ヴィオラ)
ラファエル・フリーダー(チェロ)
ミヒャエル・ブラーデラー(コントラバス)
 録音:2021年3月17-20日、ウィーン、カジノ・バウムガルテン

 アンネレーン・レナエルツは、2010年12月にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者に就任したベルギー出身のハープ奏者。
 1997年から2009年の間には、ベルギー、フランス、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アメリカ、ドイツなどで行われた国際ハープ・コンクールで23にのぼる賞を受賞。その中にはミュンヘン国際音楽コンクールでの優勝及び聴衆賞、リリー・ラスキーヌ国際ハープ・コンクール優勝など世界でもっとも著名なハープ・コンクールも含まれています。
 またソリストとしてソロ・コンサートだけでなく、数多くのオーケストラとも共演や、音楽祭にも多数出演しています。2018年にはPMFも出演参加。
 しばしばエマニュエル・パユと共演もおこなっており、ワーナークラシックスからも共演盤も発売しています。

 このアルバムでは、ウィーン・フィルの首席ハープ奏者として、そして彼女の人生を反映させたレパートリーが選ばれています。
 有名曲のハープ独奏用に編曲した作品、ハープ教則本や数多くのハープ作品を書いたことでも知られるアルベルト・ハインリヒ・ツァーベルのトランスクリプション。
 リッカルド・ムーティやアンドリス・ネルソンスとのオーケストラで共演した印象的な思い出としての作品。
 彼女自身が作曲したハープの本領が発揮された華麗な『ボエーム』の主題による幻想曲。
 最後の2つのトラックでは、彼女の兄で作曲家でもあるヴァウテル・レナエルツがハープと弦楽アンサンブルのために編曲したウィーンらしい作品では、ライナー・ホーネックらウィーン・フィルのメンバーが参加。

 「オペラとオーケストラの世界は、ウィーンの日常生活に完全に溶け込んでいます。このアルバムで、リスナーをハープと一緒に、素晴らしいオーケストラの旅に連れて行ってもらいたいと思っています」とレナエルツは語っています。

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9029653730
(11CD)
\6300→\5790


自作自演含む、1世紀にわたる偉大な録音

マヌエル・デ・ファリャ・エディション11枚組~スペインの魂



CD1 独奏曲・室内楽曲


1-3. 若き日の3つの小品
     ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ)

4-7. 4つのスペイン風小品
     ゴンサロ・ソリアーノ(ピアノ)

8. ベティカ幻想曲(アンダルシア幻想曲)
     アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)

9. ポール・デュカスの墓のために
     ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ)

10. クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌
     トゥリビオ・サントス(ギター)

11-17. 7つのスペイン民謡
     アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)
     ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)

18. プシシェ
19. コルドバへのソネット
     ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
     ジャン・クロード・ジェラール(フルート:18)
     アニー・シャラン(ハープ:18)
     フランス弦楽三重奏団(18)


CD2


1-4. 歌劇「はかなき人生」 ~管弦楽組曲

     ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮、スペイン国立管弦楽団
     ルセロ・テナ(カスタネット)、オルフェオン・ドノスティアラ合唱団

5-7. 交響的印象「スペインの庭の夜」

     ゴンサロ・ソリアーノ(ピアノ)
     ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮、パリ音楽院管弦楽団

8-10. クラヴサン協奏曲

     ゴンサロ・ソリアーノ(クラヴサン)、アンドレ・ブタール(クラリネット)
     ミシェル・デボスト(フルート)、ロベール・コーディエ(チェロ)
     ロベール・カジエ(オーボエ)、ピエール・ネリニ(ヴァイオリン)

11-14. 管弦楽のための讃歌

     エルネスト・アルフテル指揮、フランス国立放送管弦楽団


CD3


1-11. バレエ音楽「恋は魔術師」(オリジナル版)
12-24. パントマイム「お代官と粉屋の女房」(「三角帽子」の原作)

     クレア・パウエル(メゾ・ソプラノ)、ジル・ゴメス(ソプラノ)
     ニコラス・クレオバリー指揮、アクエリアス(室内オーケストラ)




CD4

1-13. バレエ音楽「恋は魔術師」(第2稿)
14-30. バレエ音楽「三角帽子」


     ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
     カルロ=マリア・ジュリーニ(指揮:1-13)
     ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮:14-30)
     フィルハーモニア管弦楽団


CD5

  歌劇「はかなき人生」全曲


     ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
     イネス・リヴァデネイラ(ソプラノ)、アナ・イゲラス=アラゴン(ソプラノ)
     カルロ・コッスッタ(テノール)、ビクトル・デ・ナルケ(バス)
     ガブリエル・モレーノ(バリトン)、ルイス・ビジャレホ(テノール)
     ホセ・マリア・イゲーロ(テノール)、フアン・デ・アンディア(テノール)
     オルフェオン・ドノスティアラ合唱団
     スペイン国立管弦楽団
     ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)


CD6-7

  人形劇「ペドロ親方の人形芝居」全曲

     アナ・イゲラス=アラゴン(ソプラノ)
     トマス・カブレラ(テノール)
     マヌエル・ペレス・ベルムデス(バス)
     ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(クラヴサン)
     シャルル・デュトワ指揮、器楽アンサンブル

  カンタータ「アトランティーダ」
     アンナ・リッチ(メゾ・ソプラノ)
     ビンセンテ・サルディネーロ(バリトン)
     エドゥアルト・ヒメネス(テノール)、他
     スペイン国立管弦楽団&合唱団
     ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)


CD8:トランスクリプションとアレンジ集


1. 歌劇「はかなき人生」~スペイン舞曲第1番(ギュスターヴ・サマズイユによるピアノ編曲版)
     テレサ・ラクーナ(ピアノ)

2. 歌劇「はかなき人生」~スペイン舞曲第2番(ピアノ版)
     アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)

3-7. バレエ音楽「恋は魔術師」~抜粋(ピアノ版)
8-10. バレエ音楽「三角帽子」~3つの舞曲(ピアノ版)
11. クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌(ピアノ版)
     ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ)

12. 「4つのスペイン風小品」~ モンタニェーサ(エルネスト・ビテッティによるギター編曲版)
13. バレエ音楽「恋は魔術師」~魔法の輪(エミリオ・プジョルによるギター編曲版)
14. バレエ音楽「恋は魔術師」~火祭りの踊り(エルネスト・ビテッティによるギター編曲版)
15. バレエ音楽「恋は魔術師」~きつね火の歌(エミリオ・プジョルによるギター編曲版)
     エルネスト・ビテッティ(ギター)

16-19. バレエ音楽「三角帽子」~4つの舞曲(マヌエル・バルエコによるギター編曲版)
     マヌエル・バルエコ(ギター)

20. 歌劇「はかなき人生」~スペイン舞曲第1番(オスカル・カセレスによるギター編曲版)
     トゥリビオ・サントス & オスカル・カセレス(ギター)

21. バレエ音楽「恋は魔術師」~祭りの踊り(オリヴィエ・ラトリーによるオルガン編曲版)
     オリヴィエ・ラトリー(オルガン)

22. 歌劇「はかなき人生」~スペイン舞曲第1番(クライスラーによるヴァイオリンとピアノ編曲版)
     タスミン・リトル(ヴァイオリン)、ピアーズ・レーン(ピアノ)


CD9:トランスクリプションとアレンジ集


1-6. 「7つのスペイン民謡」~「ムルシア地方のセギディーリャ」を除く6曲
     ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
     セバスティアン・クナウアー(ピアノ)

7. 歌劇「はかなき人生」~スペイン舞曲第1番(クライスラーとマレシャルによる、チェロとピアノ編曲版)
8. バレエ音楽「恋は魔術師」~パントマイムと歌(シャルル・シフによるチェロとピアノ編曲版)
9. バレエ音楽「恋は魔術師」~火祭りの踊り(ピアティゴルスキーによるチェロとピアノ編曲版)
     アルバン・ゲルハルト(チェロ)
     リーナ・ドクシンスキー(ピアノ)

10. 「7つのスペイン民謡」~ホタ(モーリス・マレシャルによるチェロとギター編曲版)
     ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
     ジョン・ウィリアムス(ギター)

11-17. 「7つのスペイン民謡」(リョベート&プジョールによるチェロとギター編曲版)
     エドガー・モロー(チェロ)
     ティボー・ガルシア(ギター)

18. 歌劇「はかなき人生」~スペイン舞曲第1番(ナカリャコフによるトランペットとピアノ編曲版)
     セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)
     アレクサンドル・マルコヴィチ(ピアノ)

19-25. 「7つのスペイン民謡」(ベリオよるトランペットと管弦楽編曲版)
     アリソン・バルサム(トランペット)
     エドワード・ガードナー指揮、エーテボリ交響楽団

26. 歌劇「はかなき人生」~スペイン舞曲第1番(M.トーマスによる弦楽四重奏編曲版)
27. バレエ音楽「恋は魔術師」~きつね火の歌(M.トーマスによる弦楽四重奏編曲版)
     ブロドスキー弦楽四重奏団

28-34. 「7つのスペイン民謡」(E.アルフテルによるメゾ・ソプラノと管弦楽編曲版)
     マリーナ・デ・ガバライン(メゾ・ソプラノ)
     ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団


CD10:ヒストリカル録音集


1-2. 「4つのスペイン風小品」~「アラゴネーサ」「クバーナ」
     マヌエル・デ・ファリャによるピアノロール

3-4. バレエ音楽「恋は魔術師」~抜粋(ピアノ版)
     リカルド・ビニェス(ピアノ)

5-11. 「7つのスペイン民謡」
12. バレエ音楽「恋は魔術師」~きつね火の歌
13. コルドバへのソネット
     マリア・バリエントス(ソプラノ)、
     マヌエル・デ・ファリャ(ピアノ)

14. プシシェ
     レイア・ベン・セディラ(ソプラノ)、ピエール・ジャメ五重奏団

15. 歌劇「はかなき人生」~スペイン舞曲第1番(クライスラーによるヴァイオリンとピアノ編曲版)
     イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
     アルトゥール・バルサム(ピアノ)

16-18. クラヴサン協奏曲
     マヌエル・デ・ファリャ(クラヴサン)オーギュスト・クラケェ(チェロ)
     マルセル・モイーズ(フルート)、エミール・グードー(クラリネット)
     ジョルジュ・ボノー(オーボエ)、マルセル・ダリュー(ヴァイオリン)

19-31. バレエ音楽「恋は魔術師」(第2稿)
     コンチータ・ベラスケス(メゾ・ソプラノ)
     エルネスト・アルフテル指揮、セヴィリア・ベチカ管弦楽団

[録音]
 1979 after rolls perforated in 1913(1-2); 31.III.1928(5-8) & 3.VI.1930(9-12);
 18.IV.1928(32-34); 13.XI.1929(3-4); 2 & 7.VI.1930(16-18); 5.VI.1930(13);
 1930(19-31); 23.V.1932, Studio Albert, Paris(15); 12.I.1942(14) - MONO

CD11:ヒストリカル録音集

1. 「7つのスペイン民謡」~ホタ(コハンスキによるヴァイオリンとピアノ編曲版)
     ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
     ウラディーミル・ヤンポルスキー(ピアノ)

2-10. バレエ音楽「三角帽子」
     コンスエロ・ルビオ(メゾ・ソプラノ)
     エドゥアルド・トルドラ指揮、フランス国立放送管弦楽団

11-18. 人形劇「ペドロ親方の人形芝居」
     ローラ・ロドリゲス・アラゴン(ソプラノ)
     ガエターノ・レノン(テノール)、マヌエル・アウセンシ(バス)
     エドゥアルド・トルドラ指揮、フランス国立放送管弦楽団

19-25. 「7つのスペイン民謡」※初出音源
     ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)
     ジェラルド・ムーア(ピアノ)

 録音:17-18, 28.II.1956, No. 1 Studio, Abbey Road, London(1); 21.IV.1953, Theatre des Champs-Elysees, Paris(11-18); VII.1954, Studio No. 3, Abbey Road, London(19-25); 8-9, 12.XI.1956, Salle de la Mutualite, Paris(2-10) - MONO

 マヌエル・デ・ファリャは、20世紀で最も偉大なスペインの作曲家と見なされています。
 1907年から1914年にかけてパリに滞在し、ドビュッシー、ラヴェル、デュカス、ストラヴィンスキー、フローラン・シュミット、アルベニスらの作曲家、バレエのディアギレフとも出会い、交友関係を結び、彼らから印象主義の影響を受けました。

 1949年にマドリードに戻ってからは『スペインの庭の夜』『恋は魔術師』『三角帽子』など緻密なバレエ音楽、彩度の高い管弦楽作品、大胆な声楽作品、洗練されたピアノ作品などを作曲し、スペイン民族主義と印象主義を上手く融合させ、普遍的なモダニズムに大きく貢献しました。1921年からグラナダに移住し、ストラヴィンスキーの新古典主義音楽の影響を受けた『ペドロ親方の人形芝居』や、チェンバロ奏者ワンダ・ランドフスカがファリャに協奏曲を委嘱した『クラヴサン協奏曲』を作曲。1939年にスペイン内戦のためアルゼンチンに亡命。1946年にコルドバで亡くなっています。

 ファリャの主な作品を多様な面から追求したこのアルバム。その録音はスペインとフランスの多くの偉大な器楽奏者、歌手、指揮者、オーケストラを含む、ほぼ1世紀にわたっています。そしてファリャの自作自演は伝説的な録音として、今日讃えられています。

 歌詞・対訳は収録されておりません。

 


9029654503
(2CD)
\2900

「アーリー・イングリッシュ・ポリフォニー」


CD1
 ロバート・ハコンブレン[1455/6-1528]:
   マリアへの賛歌「サルヴェ・レジナ」(「イートン・クワイアブック」より)※初出音源
 ロバート・フェアファックス[1464-1521]:
   マニフィカト「レガーレ」(「イートン・クワイアブック」より)※初出音源
 ジョン・タヴァナー[c.1490-1545]:
   安息日が過ぎて I
 クリストファー・タイ[c.1490-1545]:
   6声のミサ曲「エウジェ・ボネ」
 トマス・モーリー[1557-1602]:
   「私は罪人の死を望まない」(4声)
 トマス・タリス[c.1505-1585]:
   「我、汝のほかに望みなし」
CD2
 トマス・タリス[c.1505-1585]:
   「エレミアの哀歌」
   6声のミサ曲「おさな子われらに生まれ」
   モテット「光より生まれし光」
   モテット「サルバトール・ムンディ(世界の救世主)」
   モテット「汝らわれを愛さば」
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
フィリップ・レッジャー(指揮)
スティーヴン・クレオバリー(指揮:初出音源曲)
 録音:ケンブリッジ・キングズ・カレッジ礼拝堂 1977,1980,1981年/2007,2008年(初出音源曲)

 16世紀前後の英国の音楽崇拝者たちは、教会や修道院に定期的に寄付や遺贈を行っていたため、この時代の音楽は豊かさと複雑さの点で新たな高みに到達します。そうして英国はヨーロッパで作曲された最も精巧なポリフォニーのいくつかの故郷となるのです。
 たとえば1441年にヘンリー6世によって設立されたケンブリッジのキングズ・カレッジは、礼拝堂での政務日課の礼拝で歌うために10人の牧師、6人の書記官(一般の歌手)、16人の合唱団で構成されていました。しかし、それらは宗教的激変と感性の変化によって、長い間姿を消すこととなります。

 当時の作品のいくつかは、初期のチューダー教会音楽の最大かつ最も価値のあるコレクションであるイートン・クワイアブックに保存されており、ウィンザーのイートン・カレッジに今でも所蔵されています。
 その豪華で巨大なサイズの楽譜は、それが制作された王立機関の高い地位を反映しています。1490年から1502年の間に組み立てられた楽譜には、おそらくイートンの姉妹財団の失われた聖歌隊を含む、さまざまなソースからコピーされた音楽が含まれています。
 この2枚組アルバムには、伝統あるケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団による1500年代前半の作品が収録されており、イートン・クワイアブックに収録された2つの作品の録音は初出音源となります。

 現在のケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団は、少年合唱によるソプラノ・パートと、成人男声によるアルト(カウンターテナー)、テノール、バスという、男声のみのいわゆる聖歌隊スタイルになっています。これによって英国国教会の宗教音楽を筆頭に、合唱音楽に求められる透明度の高い表現に最適な均一性が得られているわけです。

 このアルバムでは伝統的な宗教合唱曲をキングズ・カレッジ礼拝堂に響き渡る彼らの美しい合唱で聴くことができます。





<国内盤> 


BRAVO RECORDS



BRAVO 10005
¥3300
「オリヴィア」    林愛実(フルート)、
長井進之介(ピアノ)
 (1)ジュ・トゥ・ヴ=あなたが欲しい(エリック・サティ)
 (2)交響詩《フィンランディア》(ヤン・シベリウス)
 (3)クラシック・メドレー
  サン=サーンス《死の舞踏》~ムソルグスキー《禿山の一夜》~
  ヴェルディ《レクイエム》から「怒りの日」~ファリャ《火祭りの踊り》
 (4)ポル・ウナ・カベーサ(カルロス・ガルデル)
 (5)カントリー・ロード(ジョン・デンバー)
 (6)荒城の月(滝廉太郎)
 (7)ソーラン節(北海道民謡)
 (8)スマイル~G 線上のアリア(チャールズ・チャップリン / J.S. バッハ)
 (9)組曲《惑星》より「木星」(グスタフ・ホルスト)
 (10)オペラ《イーゴリ公》より「ダッタン人の踊り」(アレクサンドル・ボロディン)
 (11)Olivier ~アニメ「オルタンシア・サーガ」劇伴曲( ZENTA)

 Song and Dance...踊るフルーティスト、林愛実の魅力をいっぱいにつめ込んだデビューアルバム、いよいよ今秋リリース!

 セッション録音:2021年1月8-10日/Studio GVIDO、2021年8月11-13日/ZENTA STUDIO/DDD、日本語帯・解説付

 卓抜な技巧と豊かな表現力、みずみずしい音色で聴衆を魅了しつづけてきたフルート奏者の林愛実が、いよいよデビューアルバムをリリースします。

 音楽ホールのステージはもとより、より聴衆との距離を縮めるべく企画された戸外での演奏などの場面で、林愛実は踊りながら楽器を演奏するという独自のスタイルを築いてきました。
 クラシック音楽を、誰にでも親しみやすい演奏で伝える姿は共感を呼び、いまや子どもから大人まで、幅広い層のファンを獲得しています。

 昨年、コロナ禍により聴衆との接点が断たれる中、ファンの声に押される形で完成したのがこのアルバムです。

 伴奏は、8年もの間、息のあった演奏を披露しているピアニストの長井進之介。林愛実が作り出す音楽を熟知している彼は、今回も見事なサポートを展開しています。

 収録楽曲は、クラシックファンなら誰もが知っているナンバーが中心になっていますが、その瑞々しいフルートの音色が場面を彩る劇伴曲《Olivier》は、TVアニメ「オルタンシア・サーガ」の挿入曲。このトラックは、作曲者ZENTA による全面監修の元でレコーディングが完成しました。

 フルカラー24ページに及びCD ブックレットには、林愛実の魅力を伝える写真が満載です。

 *林愛実からのメッセージ(ライナーノートより抜粋)
アルバムのタイトル「OLIVIA」は、平和の象徴である植物「OLIVE(オリーブ)」が語源です。一刻も早く平穏な日々が訪れ、皆様の輝く笑顔と再会できることを祈りつつ......。

 【演奏家プロフィール】
 林愛実(はやしあいみ=フルート)
 千葉県習志野市出身。国立音楽大学附属高等学校を経て、国立音楽大学演奏学科フルート専攻卒業、及び弦菅打楽器ソリスト・コース修了。洗足学園音楽大学院管楽器科首席卒業。横浜国際音楽コンクール2 位最高位。大阪国際音楽コンクールエスポアール賞受賞。ウィーン国立音楽大学のセミナーを受講し、ディプロマを取得。教授推薦を受けウィーン国立音楽大学ディヒラーコンクールに出場、第3位。大学推薦を受けフルート協会主催フルートデビューリサイタルに出演。フルート奏者としてジャンルレスなレパートリーで、年間200回を超えるステージを行うほか、TV 出演やイベントでのパフォーマンス、ドラマ、アニメ、ゲーム音楽などのレコーディングを務めている。また、世界三大ミスコンテストのミスワールドジャパン2019にてファイナリストに選出され、日本大会トップ6、タレント部門1 位、マルチメディア部門2 位を受賞。モデルとしての活動や、自ら立ち上げた子供のためのボランディア団体「みんなのパーク」など活動は多岐にわたる。現在、ホテル櫂会アンバサダー、習志野ソーセージアンバサダーを務めるほか、クラシック音楽専門のインターネットラジオ局「OTTAVA」にて生放送のプレゼンターを担当。2020年12月には東京シンフォニエッタと武満徹《系図》で語り手として共演。NHK FM で全国放送された。その愛らしさを湛えた声色と優艶な語り口にも注目が集まっている。

 長井進之介(ながいしんのすけ=ピアノ)
 国立音楽大学演奏学科鍵盤楽器専修(ピアノ)卒業、同大学大学院修士課程器楽専攻(伴奏)修了を経て、同大学院博士後期課程音楽学領域単位取得満期退学。在学中、カールスルーエ音楽大学に交換留学。DAAD(ドイツ学術交流会)「ISK」奨学生としてライプツィヒにも短期留学。アンサンブルを中心とした演奏活動と並行し、2007年度「柴田南雄音楽評論賞」奨励賞の受賞(史上最年少)を機に音楽ライターとしての活動を開始。「音楽の友」「レコード芸術」「ぶらあぼ」「MOSTLY CLASSIC」などでレビュラー執筆を担当している。クラシック専門のインターネットラジオ局「OTTAVA」では、レギュラープレゼンターを務めるなど、幅広く活躍している。著書に「OHHASHI いい音をいつまでもー幻の国産ピアノ"オオハシ"を求めて」(創英社/ 三省堂書店)、「マンガで教養 はじめてのクラシック」(朝日新聞出版社・共著)、「ベートーヴェンとピアノ」(音楽之友社・編集協力)などがある。男性オペラ歌手3人とのユニット「canto cube(カントキューブ)」のピアニストとしても活動し、2021年10月にデビュー・アルバム「LOVE」をキングインターナショナルからリリースした。日本音楽学会正会員、ピティナ研究会員。




















10/27(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ALBION RECORDS


ALBCD044
¥2600
ヴォーン・ウィリアムズ:民謡集 Vol.3
 イングランド東部の民謡集より/
 12の伝統的な地方の踊り/
 ソールズベリー平原/青柳の堤/
 バスケット・オブ・エッグズ/
 祖国の歌 第3巻より
メアリー・べヴァン(ソプラノ)
ニッキー・スペンス(テノール)
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
ウィリアム・ヴァン(ピアノ)

 豪華歌手陣によるヴォーン・ウィリアムズ編曲の民謡集第3弾!

 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」より、ヴォーン・ウィリアムズが声楽とピアノ、またはヴァイオリンのために編曲した80曲にもおよぶ民謡集の第3弾。

 英国ロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞や英国批評家サークル賞、2019年には栄誉あるMBE(大英帝国五等勲爵士)を受勲するなど、輝かしい活躍を見せるイギリスの名ソプラノ、メアリー・べヴァンをはじめ、ヤナーチェクの歌曲集(Hyperion CDA68282)で2020年BBCミュージック・マガジン賞の声楽部門を受賞したスコットランド出身のテノール、ニッキー・スペンス、2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズという豪華歌手陣と、ロンドン・イングリッシュ・ソング・フェスティヴァルの創設者であり音楽監督でもあるピアニスト、ウィリアム・ヴァンによる充実のシリーズ。

 ※録音:2018年11月27日-12月1日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)/2020年6月7日-11日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン、イギリス)/2021年1月8日、ウェスト・ロード・コンサート・ホール(ケンブリッジ、イギリス)
 




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 ANAKLASIS



ANABOX20898
(36CD)
特別価格
¥34000→\31990

なんと挑戦的な

 ポーランド独立100周年記念、超豪華限定BOXセット!
  ☆1918年から2018年までに作曲されたポーランド音楽を、1年につき1曲ずつ収録!

100 for 100 ~ ポーランド音楽の100年


 【CD1】
  1. 1918年
   カロル・シマノフスキ(1882-1937):狂ったムアッジンの歌 Op.42
     バルバラ・ザゴルザンカ(ソプラノ)、ポーランド国立歌劇場テアトロ・ヴィエルキ管弦楽団、
     ロベルト・サタノフスキ(指揮)
     録音年月日記載無し(1986年頃)
  2. 1919年
   カジミエシュ・シコルスキ(1895-1986):交響曲第1番イ短調
     ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団、マジェナ・ディアクン(指揮)
     録音:2018年5月-6月、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ)
  3. 1920年
   ルドミル・ミハウ・ロゴフスキ(1881-1954):ファンタスマゴリーズ
     イザベラ・コペッチ(メゾ・ソプラノ)、
     ポーランド国立歌劇場テアトロ・ヴィエルキ管弦楽団、ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
     録音年月日記載無し(2017年頃)

 【CD2】
  1. 1921年
   アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):7つの前奏曲
     イグナツィ・リシエツキ(ピアノ)
     録音:2018年2月、ワルシャワ・フィルハーモニー室内楽ホール(ワルシャワ)
  2. 1922年
   エウゲニウシュ・モラフスキ(1876-1948):バレエ音楽《シヴィテジアンカ》
     ポーランド国立歌劇場テアトロ・ヴィエルキ管弦楽団、ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
     録音:2017年11月、ポーランド国立歌劇場テアトロ・ヴィエルキ・モニューシュコ・ホール(ワルシャワ)
  3. 1923年
   アポリナリ・シェルト(1884-1966):交響組曲《パン・タデウシュ》Op.17
     ポーランド放送管弦楽団、ミハウ・クラウザ(指揮)
     録音:2018年4月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ(ワルシャワ)

 【CD3】
  1. 1924年
   カロル・シマノフスキ:歌劇《ロジェ王》Op.46
     ヴォイチェフ・ドラボヴィチ(バリトン)、オルガ・パシェチニク(ソプラノ)、
     クシシュトフ・シュミト(テノール)、ピオトル・ベチャワ(テノール)、
     ロムアルト・テサロヴィチ(バス)、ステファニア・トチスカ(メゾ・ソプラノ)、
     アラ・ポラッカ合唱団、ポーランド国立歌劇場テアトロ・ヴィエルキ管弦楽団&合唱団、
     ヤツェク・カスプシク(指揮)/録音年月日記載無し(2003年頃)

 【CD4】
  1. 1925年
   アレクサンデル・タンスマン:ピアノ協奏曲第1番
     ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ)、カトヴィツェ・ポーランド放送大交響楽団、アンドレイ・ボレイコ(指揮)
     録音年月日記載無し(1997年頃)
  2. 1926年
   カロル・シマノフスキ:スターバト・マーテル Op.53
     アレクサンドラ・クジャク(ソプラノ)、アグニェシュカ・レーリス(メゾ・ソプラノ)、
     アルトゥル・ルチキンスキ(バリトン)、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団、
     ヤツェク・カスプシク(指揮)
     録音年月日記載無し(2017年頃)

 【CD5】
  1. 1927年
   スタニスワフ・ヴィエホヴィチ(1893-1963):ホップ ~ シンフォニー・オーケストラのための婚礼の踊り
     カトヴィツェ・ポーランド放送交響楽団、ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
     録音:2017年10月、NOSPRコンサートホール(カトヴィツェ)
  2. 1928年
   ロマン・マチエイェフスキ(1910-1998):クルピエ地方の歌
     ポーランド放送合唱団、マリア・ピオトロフスカ=ボガレツカ(指揮)
     録音:2018年1月、聖マルティン教会(クラクフ)
  3. 1929年
   タデウシュ・シェリゴフスキ(1896-1963):カジウキ
     ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団、ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
     録音:2017年12月、アダム・ミツキェヴィチ大学講堂(ポズナン)
  4. 1930年
   ミハウ・コンドラツキ(1902-1984):小さな高地の交響曲《ピクチャーズ・オン・グラス》Op.8
     シンフォニア・ヴァルソヴィア、ヴォイチェフ・ミチニエフスキ(指揮)
     録音年月日記載無し(2007年頃)

 【CD6】
  1. 1931年
   カロル・シマノフスキ:バレエ音楽《ハルナシェ》Op.55
     イェジー・クネティク(テノール)、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団、
     カジミエシュ・コルド(指揮)
     録音年月日記載無し(1996年頃)
  2. 1932年
   ユゼフ・コフレル(1896-1944):ピアノ協奏曲 Op.13
     マウゴジャタ・ヴァレンティノヴィチ(ピアノ)、シンフォニア・ヴァルソヴィア、
     セバスティアン・ペルウォフスキ(指揮)
     録音:2018年3月、ATMスタジオ(ワルシャワ)

 【CD7】
  1. 1933年
   フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):オルガン交響曲第9番ヘ短調 Op.45
     エルジュビエタ・カロラク(オルガン)、ポズナン空軍管弦楽団、パヴェウ・ヨクス(指揮)
     録音:2017年11月、聖ペテロ・パウロ大聖堂(ポズナン)
  2.1934年
   ボレスワフ・ヴァレク・ヴァレフスキ(1885-1944):上部シレジアでの結婚
     スタニスワフ・ハディナ・ポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」、
     クシシュトフ・ジェヴィエンツキ(指揮)、ミロスワフ・マチェイ・バナフ(指揮)
     録音:2018年2月、パレス&パーク・コンプレックス(コシェンチン)

 【CD8】
  1. 1935年
   シモン・ラクス(1901-1983):ポーランド組曲
     ポーランド放送管弦楽団、ギヨーム・トゥルニエール(指揮)
     録音年月日記載無し(2008年頃)
  2. 1936年
   アントニ・シャウォフスキ(1907-1973):序曲
     シンフォニア・ヴァルソヴィア、イェジー・マクシミウク(指揮)
     録音年月日記載無し(2014年頃)
  3. 1937年
   ルドミル・ルジツキ(1883-1953):バレエ音楽《アポロと乙女》
     シンフォニア・ヴァルソヴィア、バッセム・アキキ(指揮)
     録音:2018年1月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロピアン・センター(ルスワビツェ)

 【CD9】
  1. 1938年
   ヤン・アダム・マクラキエヴィチ(1899-1954):バレエ音楽《ワルシャワのカリオストロ》
   シンフォニア・ヴァルソヴィア、レナート・リヴォルタ(指揮)
   録音:2017年10月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
  2. 1939年
   ロマン・パドレフスキ(1915-1944):スターバト・マーテル
     ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団、バルトシュ・ミハウォフスキ(指揮)
     録音:2018年2月、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ)
  3. 1940年
   ウワディスワフ・シュピルマン(1911-2000):ピアノとオーケストラのためのコンチェルティーノ
     ピオトル・サワイチク(ピアノ)、ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)
     録音:2018年2月、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー・コンサート・ホール(カトヴィツェ)

 【CD10】
  1. 1941年
   ミハウ・スピサク(1914-1965):クラリネット協奏曲
     クシシュトフ・グジボフスキ(クラリネット)、ポーランド放送管弦楽団、ミハウ・クラウザ(指揮)
     録音:2018年3月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ(ワルシャワ)
  2. 1942年
   アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):悲劇的序曲
     ポーランド放送管弦楽団、ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)/録音年月日記載無し(2008年頃)
  3. 1943年
   カロル・ラートハウス(1895-1954):交響楽のためのポロネーズ Op.52
     シンフォニア・ヴァルソヴィア、アンドレス・ムストネン(指揮)
     録音年月日記載無し(2015年頃)
  4. 1944年
   コンスタンティ・レガメイ(1907-1982):五重奏曲
     ユリアン・パプロツキ(クラリネット)、アルトゥル・カスペレク(ファゴット)、
     ヤクブ・ヤコヴィチ(ヴァイオリン)、アンジェイ・バウアー(チェロ)、バルトシュ・ベドナルチク(ピアノ)
     録音:2018年3月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロピアン・センター(ルスワビツェ)

 【CD11】
  1. 1945年
   ボレスワフ・ヴォイトヴィチ (1899-1980):交響曲第2番《ワルシャワ》
     カトヴィツェ・ポーランド放送交響楽団、ホセ・マリア・フローレンシオ(指揮)
     録音:2017年7月、NOSPRコンサートホール(カトヴィツェ)
  2. 1946年
   タデウシュ・ジークフリート・カッセルン(1904-1957):オーボエと弦楽オーケストラのための協奏曲
     アルカディウシュ・クルパ(オーボエ)、
     ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団、アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮)
     録音年月日記載無し(2015年頃)
  3. 1947年
   ジグムント・ミチェルスキ(1907-1987):トリスタンの嘆き
     ポーランド放送管弦楽団、アンジェイ・ストラシンスキ(指揮)
     録音年月日記載無し(2007年頃)

 【CD12】
  1. 1948年
   ズビグニェフ・トゥルスキ(1908-1979):交響曲第2番《オリンピック》
     シレジア・フィルハーモニー管弦楽団、ミロスワフ・ヤツェク・ブワシュチク(指揮)
     録音:2017年12月、H.M.グレツキ・シレジア・フィルハーモニー・コンサート・ホール(カトヴィツェ)
  2. 1949年
   ステファン・キシエレフスキ(1911-1991):室内オーケストラのための協奏曲
     ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)
     録音:2017年11月、アルヴェニア・スタジオ

 【CD13】
  1. 1950年
   アルトゥル・マラフスキ(1904-1957):バレエ・パントマイム《ザ・ピークス》
     ヨアンナ・フレシェル(ソプラノ)、トマシュ・クーク(テノール)、シモン・コマサ(バリトン)、
     NFM合唱団、NFMヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団、ピオトル・スウコフスキ(指揮)
     録音:2018年6月、
      ヴィトルト・ルトスワフス国立音楽フォーラム(NFM)メイン・コンサート・ホール(ヴロツワフ)
  2. 1951年
   タデウシュ・バイルト(1928-1981):コラ・ブルニョン
     ウカシュ・ドゥウゴシュ(フルート)、ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)
     録音:2017年11月、アルヴェニア・スタジオ

 【CD14】
  1. 1952年
   ロマン・パレスター(1907-1989):交響曲第4番
     シンフォニア・ヴァルソヴィア、バッセム・アキキ(指揮)
     録音:2018年1月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロピアン・センター(ルスワビツェ)
  2. 1953年
   グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):交響曲第4番
     シンフォニア・ヴァルソヴィア、エヴァ・ストゥルシンスカ(指揮)
     録音:2018年5月、ATMスタジオ(ワルシャワ)

 【CD15】
  1. 1954年
   ロマン・ハウベンストック=ラマティ(1919-1994):ハープシコード協奏曲《レチタティーヴォとアリア》
     ゴシュカ・イスフォルディング(ハープシコード)、ポーランド放送管弦楽団、ミハウ・クラウザ(指揮)
     録音:2018年4月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ(ワルシャワ)
  2. 1955年
   ピオトル・ペルコフスキ(1901-1990):夜想曲
     ポーランド・シンフォニア・ユヴェントス管弦楽団、マチェイ・トヴォレク(指揮)
     録音:2018年1月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ(ワルシャワ)
  3. 1956年
   カジミェシュ・セロツキ(1922-1981):2つの弦楽オーケストラのためのシンフォニエッタ
     ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団、アンナ・ドゥチマル=モルズ(指揮)
     録音:2018年1月、アダム・ミツキェヴィチ大学講堂(ポズナン)
  4. 1957年
   タデウシュ・マフル(1922-2003):オルガン協奏曲第4番
     アンジェイ・ビアウコ(パイプ・オルガン)、シンフォニエッタ・クラコヴィア、ユレク・ディバウ(指揮)
     録音:2018年1月、カロル・シマノフスキ・フィルハーモニック・コンサート・ホール(クラクフ)

 【CD16】
  1. 1958年
   ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):葬送音楽
     カトヴィツェ・ポーランド放送大交響楽団、ヴィトルト・ルトスワフスキ(指揮)
     録音年月日記載無し(1978年頃)
  2. 1959年
   ヴウォジミエシュ・コトンスキ(1925-2014):スタディ・オン・ワン・シンバル・ストローク
     エウゲニウシュ・ルドニク(テープ制作)/録音年月日記載無し(1959年頃)
  3. 1960年
   クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020):広島の犠牲者の追悼のための哀歌
     シンフォニア・ヴァルソヴィア、クシシュトフ・ウルバンスキ(指揮)
     録音年月日記載無し(2013年頃)
  4. 1961年
   グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):夜の思想
     シンフォニア・ヴァルソヴィア、レナート・リヴォルタ(指揮)
     録音:2017年10月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
  5. 1962年
   ボレスワフ・シャベルスキ(1896-1979):「9つの」箴言
     ニュー・ミュージック・オーケストラ〔アリチャ・モリトリス(フルート)、
     アダム・スタフラ(オーボエ)、ヤドヴィガ・チャルコフスカ(クラリネット)、
     トマシュ・ソスヴァ(トランペット)、マテウシュ・コノプカ(トロンボーン)、
     ヴォイチェフ・ヘジク(パーカッション)、イレナ・カリノフスカ=グロース(ヴァイオリン)、
     クシシュトフ・バトグ(ヴィオラ)、ダヌタ・ソビク=プトク(チェロ)〕、シモン・ビヴァレツ(指揮)
     録音:2018年1月、NOSPRコンサート・ホール(カトヴィツェ)
  6. 1963年
   ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):古風な3つの小品
     ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)/録音年月日記載無し(2015年頃)
  7. 1964年
   ボグスワフ・シェッフェル(1929-2019):交響曲《テープのためのエレクトリック・ミュージック》
     ボフダン・マズレク(テープ制作)/録音年月日記載無し(1970年頃)

 【CD17】
  1. 1965年
   クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020):ルカ受難曲
     ステファニア・ヴォイトヴィチ(ソプラノ)、アンジェイ・ヒオルスキ(バリトン)、
     ベルナルト・ワディシュ (バス)、レシェク・ヘルデゲン(朗読)、
     クラクフ・フィルハーモニー少年合唱団、クラクフ・フィルハーモニー混声合唱団、
     クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団、ヘンリク・チェズ(指揮)
     録音年月日記載無し(1966年頃)

 【CD18】
  1. 1966年
   タデウシュ・バイルト(1928-1981):音楽ドラマ《明日》
     クリスティナ・ショステク=ラトコヴァ(メゾ・ソプラノ)、イェジー・アルティシュ(バリトン)、
     エドヴァルト・パフラク(バス)、ヤヌシュ・オストロフスキ(朗読)、
     ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団、レナルト・チャイコフスキ(指揮)
     録音年月日記載無し(1973年頃)
  2. 1967年
   エウゲニウシュ・ルドニク(1932-2016):ディクシー
     エウゲニウシュ・ルドニク(テープ制作)/録音年月日記載無し(1967年頃)

 【CD19】
  1. 1968年
   ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):オーケストラのための書
     カトヴィツェ・ポーランド放送大交響楽団、ヴィトルト・ルトスワフスキ(指揮)
     録音年月日記載無し(1978年頃)
  2. 1969年
   ジグムント・クラウゼ(1938-):オーケストラのための小品第1番
     シンフォニア・ヴァルソヴィア、シモン・ビヴァレツ(指揮)
     録音:2017年10月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ(ワルシャワ)
  3. 1970年
   アンジェイ・ドブロヴォルスキ(1921-1990):オーケストラのための音楽第2番《Amar.》
     ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)
     録音:2017年11月、アルバーニア・スタジオ(クラクフ)
  4. 1971年
   カジミェシュ・セロツキ(1922-1981):ファンタズマゴリア
     エミリア・シタシュ(ピアノ)、マグダレーナ・コルディラシンスカ=ペンカラ(パーカッション)
     録音:2017年12月、ポーランド放送S2スタジオ(ワルシャワ)
  5. 1972年
   ズビグニェフ・ペンヘルスキ(1935-2019):呪文 I
     ホブ=ビーツ・パーカッション・グループ
     録音:2017年12月、ポーランド放送S2スタジオ(ワルシャワ)

 【CD20】
  1. 1973年
   ユリウシュ・ウーチュク(1927-):2部のオペラ=バレエ《オルフェウスの愛》
     オルガ・パシェチュニク(ソプラノ)、ヨアンナ・フレシェル(ソプラノ)、
     タデウシュ・シュレンキェル(テノール)、トマシュ・コニェチュニ(バリトン)、
     ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団、シンフォニア・ヴァルソヴィア、グジェゴシュ・ノヴァク(指揮)
     録音:2017年12月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ(ワルシャワ)
  2. 1974年
   バルバラ・ブチェク(1940-1993):89楽器のための《アネクメーネ》
     カトヴィツェ・ポーランド国立放送交響楽団、マチェイ・トヴォレク(指揮)
     録音:2018年7月、NOSPRコンサートホール(カトヴィツェ)
  3. 1975年
   アンジェイ・クシャノフスキ(1951-1990):プログラム IV
     ミウォシュ・ペンカラ(テープ・プロダクション、アーティスティック・ディレクション)、
     オルガ・プシビウ(サイレン)、マグダレーナ・コルディラシンスカ=ペンカラ(プレート)、
     ラドスワフ・クシジョフスキ(スピーカー)、ヤロスワフ・ベステル(アコーディオン)
     録音:2017年12月、ポーランド放送S2スタジオ(ワルシャワ)

 【CD21】
  1. 1976年
   ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):交響曲第3番《悲歌のシンフォニー》 Op.36
     ゾフィア・キラノヴィチ(ソプラノ)、カトヴィツェ・ポーランド国立放送交響楽団、アントニ・ヴィト(指揮)
     録音年月日記載無し(1994年頃)
  2. 1977年
   ロムアルト・トヴァルドフスキ(1930-):ポーランドの守護聖人のセクエンツィア
     トマシュ・コニェチュニ(バリトン)、ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団、
     シンフォニア・ヴァルソヴィア、グジェゴシュ・ノヴァク(指揮)
     録音:2017年12月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ(ワルシャワ)

 【CD22】
  1. 1978年
   エウゲニウシュ・クナピク(1951-):コラール、間奏曲とアリア
     ウカシュ・ドゥウゴシュ(フルート)、マルチン・シヴィオントキエヴィチ(ハープシコード)、
     ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)/録音:2017年11月
  2. 1979年
   アウグスティン・ブロフ(1929-2006):アネナイキ
     カメラータ・シレジア、アンナ・ショスタク(指揮)
     録音:2017年10月、NOSPRコンサートホール(カトヴィツェ)
  3. 1980年
   トマシュ・シコルスキ(1939-1988):ストリングス・イン・ジ・アース
     ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)
     録音:2017年10月、アルバーニア・スタジオ(クラクフ)
  4. 1981年
   アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):シンフォニア・ヴォティーヴァ
     カトヴィツェ・ポーランド国立放送交響楽団、タデウシュ・ヴォイチェホフスキ(指揮)
     録音年月日記載無し(2001年頃)

 【CD23】
  1. 1982年
   ブロニスワフ・カジミエシュ・プシビルスキ(1941-2011):プログラム《S》 カロル・シマノフスキへのオマージュ
     ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)
     録音:2017年10月、アルバーニア・スタジオ(クラクフ)
  2. 1983年
   ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):交響曲第3番
     カトヴィツェ・ポーランド放送大交響楽団、ヴィトルト・ルトスワフスキ(指揮)
     録音年月日記載無し(1992年頃)
  3. 1984年
   ユゼフ・シヴィデル(1930-):カノン
     カメラータ・シレジア、アンナ・ショスタク(指揮)
     録音:2017年11月、NOSPRコンサートホール(カトヴィツェ)

 【CD24】
  1. 1985年
   マルタ・プタシンスカ(1943-):マリンバ協奏曲
     マルタ・クリマサラ(マリンバ)、シンフォニア・ヴァルソヴィア、シモン・ビヴァレツ(指揮)
     録音:2017年10月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ(ワルシャワ)
  2. 1986年
   ヴォイチェフ・キラル(1932-2013):オラヴァ
     ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)
     録音:2018年8月、カロル・シマノフスキ音楽院コンサートホール(カトヴィツェ)
  3. 1987年
   ヴィトルト・シャロネク(1927-2001):内側?外側?(Inside? – Outside?)
     ミハウ・グルチンスキ(バスクラリネット)、シレジア弦楽四重奏団
     録音年月日記載無し(2004年頃)

 【CD25】
  1. 1988年
   タデウシュ・ヴィエレツキ(1954-):枝分かれした無数の織(Numerous Branches of Ramified Plaits)
     ユリアン・パプロツキ(クラリネット)、アダム・コシュミエヤ(ピアノ)、アンジェイ・バウアー(チェロ)
     録音:2018年3月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター(ルスワビツェ)
  2. 1989年
   アレクサンデル・ラソン(1951-):大聖堂
     カトヴィツェ・ポーランド放送大交響楽団、アントニ・ヴィト(指揮)
     録音年月日記載無し(1990年頃)

 【CD26】
  1. 1990年
   パヴェウ・シマンスキ(1954-):シンフォニエッタ風に(Quasi una sinfonietta)
     ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)
     録音:2018年8月、カロル・シマノフスキ音楽院コンサートホール(カトヴィツェ)
  2. 1991年
   グラジナ・プストロコニスカ=ナヴラティル(1947-):打楽器協奏曲
     マリアンナ・ベドナルスカ(パーカッション)、
     ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団、マチェイ・トヴォレク(指揮)
     録音:2018年1月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・スタジオ(ワルシャワ)
  3. 1992年
   ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):室内交響曲第4番
     ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団、アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮)
     録音年月日記載無し(2015年頃)

 【CD27】
  1. 1993年
   スタニスワフ・クルポヴィチ(1952-):世紀末
     カトヴィツェ・ポーランド放送大交響楽団、浮ヶ谷孝夫(指揮)/録音年月日記載無し(1993年頃)
  2. 1994年
   ズビグニェフ・バルギェルスキ(1937-):トリゴナリア
     マルチン・ディラ(ギター)、クラウディウシュ・バラン(アコーディオン)、
     リシャルト・ハーバ(パーカッション)、シンフォニエッタ・クラコヴィア、ユレク・ディバウ(指揮)
     録音:2018年1月、クラクフ放送ロマナ・ボブロフスカ・スタジオ
  3. 1995年
   クリスティナ・モシュマンスカ=ナザル(1924-):弦楽四重奏曲第3番
     シレジア弦楽四重奏団
     録音:2018年1月、カロル・シマノフスキ音楽院コンサートホール(カトヴィツェ)

 【CD28】
  1. 1996年
   クシシュトフ・メイエル(1943-):ミサ曲 Op.68
     ポーランド放送合唱団、カトヴィツェ・ポーランド放送交響楽団、アントニ・ヴィト(指揮)
     録音年月日記載無し(1999年頃)
  2. 1997年
   ラファウ・アウグスティン(1951-):鏡
     NFMアンサンブル、ジャヌシュ・ムシャウ(コントラバス)、
     ヴワジスワフ・コセンディアク(サクソフォン)、エロイ・パニソ(トロンボーン)、
     クシシュトフ・クションジェク(ピアノ)、ヴォイチェフ・ブリンスキ(パーカッション)、
     ラファウ・アウグスティン(ヴォイス)
     録音:2018年6月、
      ヴィトルト・ルトスワフス国立音楽フォーラム(NFM)メイン・コンサート・ホール(ヴロツワフ)

 【CD29】
  1. 1998年
   マレク・スタホフスキ(1936-2004):シンフォニエッタ
     ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団、アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮)
  2. 1999年
   パヴェウ・ウカシェフスキ(1968-):アンティフォン
     シレジア・アンサンブル、アンナ・ショスタク(指揮)
     録音:2017年12月、NOSPRコンサート・ホール(カトヴィツェ)

 【CD30】
  1. 2000年
   エルジュビェタ・シコラ(1943-):ピアノ協奏曲第1番 《フレデリック・ショパンへのオマージュ》
     アダム・コシュミエヤ(ピアノ)、シンフォニア・ヴァルソヴィア、バッセム・アキキ(指揮)
     録音:2018年1月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター(ルスワビツェ)
 2. 2001年
   ズビグニェフ・ブヤルスキ(1933-2018):弦楽四重奏曲 《秋のために》
     ルトスワフスキ四重奏団
      〔バルトシュ・ヴォロフ(第1ヴァイオリン)、マルチン・マルコヴィチ(第2ヴァイオリン)、
       アルトゥル・ロズミスウォヴィチ(ヴィオラ)、マチェイ・ムウォダフスキ(チェロ)〕
     録音:2018年5月、
      ヴィトルト・ルトスワフス国立音楽フォーラム(NFM)メイン・コンサート・ホール(ヴロツワフ)
  3. 2002年
   アンジェイ・コシェフスキ(1922-2015):ウニティス・フィリブス
     シレジア・アンサンブル、アンナ・ショスタク(指揮)
     録音:2017年11月、NOSPRコンサート・ホール(カトヴィツェ)
  4. 2003年
   ツェザリ・ドゥフノフスキ(1971-):monad3
     アガタ・ズベル(ヴォイス)、ツェザリ・ドゥフノフスキ(コンピューター、ピアノ)
     録音年月日記載無し(2004年頃)

 【CD31】
  1. 2004年
   クシシュトフ・クニッテル(1947-):マタイ受難曲
     ドロタ・ラホヴィチ=ピエンジェイェフスカ(メゾ・ソプラノ)、
     アグニェシュカ・リプスカ=ナコニェチニク(メゾソプラノ)、クシシュトフ・クル(テノール)、
     ウカシュ・ロシアク(バリトン)、ヤロスワフ・ブレンク(バリトン)、
     ヴォイチェフ・ギエルラフ(バス)、クシシュトフ・クニッテル(電子楽器)、
     ポーランド放送アマデウス室内管弦楽団、アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮)
     録音年月日記載無し(2004年頃)

 【CD32】
  1. 2005年
   クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020):交響曲第8番 《儚さの歌》
     イヴォナ・ホッサ(ソプラノ)、エヴァ・ヴォラク(アルト)、トマス・E.バウアー(バリトン)、
     シレジア・フィルハーモニー合唱団、ポーランド放送合唱団、
     カトヴィツェ・ポーランド放送交響楽団、クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
     録音年月日記載無し(2007年頃)
  2. 2006年
   イェジー・コルノヴィチ(1959-):暁光Ⅳ 《Melos-Ethos》
     ニュー・ミュージック・オーケストラ〔アリチャ・モリトリス(フルート)、
     アダム・スタフラ(オーボエ)、ヤドヴィガ・チャルコフスカ(クラリネット)、
     ヤチェク・オレシク(ファゴット)、トマシュ・ソスヴァ(トランペット)、
     ミロスワフ・クフレフスキ(ホルン)、マテウシュ・コノプカ(トロンボーン)、
     ヴォイチェフ・ヘジク(パーカッション)、ドロタ・アダムチャク(ピアノ)、
     マレク・アンドリセク(アコーディオン)、イレナ・カリノフスカ=グロース(ヴァイオリン)、
     アグニェシュカ・ラソン(ヴァイオリン)、クシシュトフ・バトグ(ヴィオラ)、
     ダヌタ・ソビク=プトク(チェロ)、ウカシュ・ベブウォト(コントラバス)〕、シモン・ビヴァレツ(指揮)
     録音:2017年10月、NOSPRコンサート・ホール(カトヴィツェ)
  3. 2007年
   リディア・ジェリンスカ(1953-):コンラッドの7つの島
     ニュー・ミュージック・オーケストラ〔シモン・ビヴァレツ(指揮)
     録音年月日記載無し(2007年頃)

 【CD33-34】
  1. 2008年
   パヴェウ・ミキエティン(1971-):マルコ受難曲
     ウルシュラ・クリゲル(ソプラノ)、カタジナ・モシ(ナチュラル・ヴォイス)、
     マチェイ・ストゥール(朗読)、カントレス・ミノレス・ヴラティスラヴィエンセス、
     フレデリック・ショパン音楽大学ワルシャワ少年合唱団、ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、
     クシシュトフ・バルチク(エレクトリック・ギター)、
     パヴェウ・スタンキエヴィチ(エレクトリック・ギター)、
     ヴォイチェフ・ゴンショル(ベース・ギター)、ヴワディスワフ・コセンディアク(サクソフォン)、
     ロベルト・シヴァク(パーカッション)、モニカ・シュリンスカ(パーカッション)、
     ヤクブ・ウルバンチク(テューバ)、マレク・モシ(指揮)
     録音年月日記載無し(2010年頃)

 【CD34】
  1. 2009年
   ダリウシュ・プシビルスキ(1984-):ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲 《Oneiros》 Op.47
     ヤヌシュ・ヴァフロフスキ(ヴァイオリン)、ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)
     録音年月日記載無し(2010年頃)

 【CD35】
  1. 2010年
   アガタ・ズベル(1978-):Not I
     アガタ・ズベル(ヴォイス)、
     ニュー・ミュージック・オーケストラ
      〔アリチャ・モリトリス(フルート)、ヤドヴィガ・チャルコフスカ(クラリネット)、
       ヴォイチェフ・ヘジク(パーカッション)、アンナ・クシェショヴィエツ(ピアノ)、
       クシシュトフ・ラソン(ヴァイオリン)、スタニスワフ・ラソン(チェロ)〕、
     シモン・ビヴァレツ(指揮)
     録音:2018年1月、NOSPRコンサート・ホール(カトヴィツェ)
  2. 2011年
   ヤゴダ・シュミトゥカ(1982-):electrified memories of bloody cherries(血まみれのサクランボの電子的な思い出)
     コンテンポラリー・アンサンブル「o?dzielnia Muzyczna」、
     バルバラ・ボロヴィチ(クラリネット)、ミハウ・ラザル(ギター)、
     アレクサンデル・ヴヌク(パーカッション)、マルティナ・ザクジェフスカ(ピアノ)、
     ヤクブ・グチク(チェロ)、マテウシュ・ラスカ(コントラバス)
     録音:2017年12月、ポーランド放送イェジー・ヴァソフスキ・スタジオ(ワルシャワ)
  3. 2012年
   マルツェル・フィジンスキ(1971-):浮世絵
     ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)
     録音:2017年11月、アルヴェルニア・スタジオ(ポーランド)
  4. 2013年
   アンジェイ・クヴィエチンスキ(1984-):Canzon de' baci
     カロル・コズウォフスキ(テノール)、ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)
     録音年月日記載無し(2013年頃)
  5. 2014年
   ドブロミワ・ヤスコト(1981-):スレイプニル
     フランク・ヴォルナー(バリトン)、マウゴジャタ・ヴァレンティノヴィチ(ピアノ、ヴォイス)、
     アグニェシュカ・コプロフスカ=ボルン(パーカッション、ヴォイス)
     録音年月日記載無し(2014年頃)

 【CD36】
  1. 2015年
   アレクサンデル・ノヴァク(1979-):ナニナーナ
     ピオトル・オジェホフスキ(ローズ・ピアノ)、ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》、マレク・モシ(指揮)
     録音:2018年6月、カロル・シマノフスキ音楽アカデミー・コンサート・ホール(カトヴィツェ)
  2. 2016年
   マルチン・スタンチク(1977-):サム・ドロップス
     マルコ・ブラーウ(トランペット)
     ニュー・ミュージック・オーケストラ
      〔アリチャ・モリトリス(フルート)、アダム・スタフラ(オーボエ)、
       ヤドヴィガ・チャルコフスカ(クラリネット)、ドロタ・アダムチャク(ピアノ)、
       ヴォイチェフ・ヘジク(パーカッション)、ドミニク・コスサコフスキ(ヴァイオリン)、
       イザベラ・コザク(ヴァイオリン)、クシシュトフ・バトグ(ヴィオラ)、
       ダヌタ・ソビク=プトク(チェロ)、ウカシュ・ベブウォト(コントラバス)〕、
     アンサンブル・ムジクファブリク、シモン・ビヴァレツ(指揮)
     録音:2018年3月、NOSPRコンサート・ホール(カトヴィツェ)
  3. 2017年
   ハンナ・クレンティ=マヨール(1961-):コンチェルト・ロッソ
     アトム弦楽四重奏団
      〔ダヴィド・ルボヴィチ(第1ヴァイオリン)、マテウシュ・スモチンスキ(第2ヴァイオリン)、
      ミハウ・ザボルスキ(ヴィオラ)、クシシュトフ・レンチョフスキ(チェロ)〕、
     NFMレオポルディヌム・オーケストラ、クリスティアン・dノヴィチ(指揮)
     録音年月日記載無し(2017年頃)
  3. 2018年
   クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020):独立したポーランドのためのファンファーレ
     ポーランド国立放送交響楽団の室内ミュージシャン
      〔タデウシュ・トマシェフスキ(ホルン)、スタニスワフ・ジェヴィオル(トランペット)、
       ピオトル・ピダ(トランペット)、ピオトル・ノヴァク(トランペット)、
       トマシュ・ハイダ(トロンボーン)、ミハウ・マズルキエヴィチ(トロンボーン)、
       マレク・コストゥカ(テューバ)、ヴォイチェフ・モルチンチク(ティンパニ)、
       ミハウ・ジメウカ(パーカッション)〕、マチェイ・トヴォレク(指揮)
     録音:2018年7月、NOSPRコンサート・ホール(カトヴィツェ)

 こういうことをしれっとしてくるからヨーロッパはすごいと思う。


 ポーランド独立100周年記念CD36枚組 超豪華限定BOXセット!

 ☆ポーランド音楽ファン必聴必携! ポーランド独立100周年記念、超豪華限定BOXセット!
 ☆1918年から2018年までに作曲されたポーランド音楽を、1年につき1曲ずつ収録!
 ☆CD36枚組+豊富な楽譜資料を含む詳細な作品解説を掲載した10冊のブックレット(英語)

 ポーランド最大級の音楽出版社「ポーランド音楽出版社(PWM Edition)」が設立したレーベル「Anaklasis(アナクラシス)」より、2018年のポーランド独立100周年を記念した超特大BOXセットがリリース。
 1918年から2018年までに作曲されたポーランド音楽から、その年を代表する1曲を選び、1年につき1曲ずつ収録。
 シマノフスキ、タンスマン、パヌフニク、バツェヴィチ、ルトスワフスキ、ペンデレツキなど20世紀ポーランドを代表する作曲家たちの作品から、ポーランド国外では余り知られていない作曲家の作品、現代ポーランド楽壇を担う現代作曲家たちの作品までを36枚のCDに集成(ポーランド放送のアーカイヴ音源と、このプロジェクトのために製作された新録音)。
 重厚な10冊のブックレット(英語)には、豊富な楽譜資料を含む詳細な作品解説や作曲家の略歴、演奏家の紹介、録音データ、ポーランド音楽の歴史についてなどが掲載されています。
 もちろん、参加アーティストはポーランドを代表する指揮者、オーケストラ、合唱団、アンサンブル、ソリストたちが満載。ポーランド音楽ファン必聴必携の限定豪華BOXセットにご期待ください!

 ※輸入商品、特殊形態商品につき、ポーランドからの輸送中に収納ケース外側などに軽微な傷や汚れ、へこみ等が発生する可能性がございます。予めご了承下さい。
 ※当タイトルは完全数量限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。(代理店)

 





ARS PRODUKTION


ARS38301
(1SACD HYBRID)
¥2700
チェロと管弦楽のための作品集
 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
 カプレ:悟り Op.22
ナデージュ・ロシャ(チェロ)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
バンジャマン・レヴィ(指揮)

 どこまでも雄弁なドヴォルザーク!ナデージュ・ロシャ!

 1991年生まれのチェリスト、ナデージュ・ロシャは学生時代にはハインリヒ・シフやアンナー・ビルスマのマスタークラスで学ぶ傍ら、フラメンコやベリーダンスなどほかのジャンルの文化にも幅広い興味を示してきました。
 そんな彼女が今回はいよいよドヴォルザークのチェロ協奏曲を録音しました。
 繊細で美しい高音の響きを存分に活かしたその演奏は、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の音とも相まってドヴォルザーク独特の哀愁をたっぷりと漂わせるものとなっています。
 また、カプレではクラシックのみならず他ジャンルにも取り組んできた彼女の実力がいかんなく発揮されたものとなっておりこちらもおすすめです。

 ※録音:2019年11月14日-16日
 
 

ARS38327
(1SACD HYBRID)
¥2700
ラインベルガー作曲による、クリスマス合唱曲集
 ラインベルガー:
  ベツレヘムの星 Op.164
  9つの降誕節のモテット Op.176
ディレク・ジェチェル(ソプラノ)
ミヒャエル・ユンゲ(バリトン)
ドレスデン大学合唱団
フォクトラント・フィルハーモニー管弦楽団
シュテファン・フラース(指揮)

 多数の宗教曲を残したラインベルガー作曲による、クリスマス合唱曲集です。
 特に《ベツレヘムの星》はラインベルガーの作詞をした妻フランチスカとの最後の合作でこの作品が初演された直後にフランチスカが亡くなったことでも知られています。
 ドレスデン大学合唱団の神秘的な歌声でお聴きいただけます。

 ※録音:1998年12月20日-21日、1999年2月7日
 
 


ARS38601
¥2600
ラインベルガー:ヴァイオリン・ソナタ集
 ラインベルガー:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調 Op.105、
  ヴァイオリン・ソナタ第1番 変ホ長調 Op.77
 イェルク・ハンゼルマン(1960-):ヴァイオリン・ソナタ(2018)
ライナー・ヴォルターズ(ヴァイオリン)
ユルク・ハンゼルマン(ピアノ)

 ラインベルガーと同じリヒテンシュタインに生まれたピアニストのユルク・ハンゼルマンは、すでにラインベルガーのピアノ作品全集を録音し、2曲のピアノ協奏曲も録音しています。
 その彼がヴァイオリニストのライナー・ヴォルターズと組んで2曲のヴァイオリン・ソナタを録音しました。
 存命中後期ロマン派の作曲家として大変人気のあったラインベルガーらしい美しいメロディに富んだ作品となっています。

 ※録音:2020年8月4日-8日、2021年1月25日-27日
 





EM RECORDS


EMRCD072
¥2600
バットンホール&テイルズ    ザ・ニュー・フォックストロット・セレネイダーズ
 ノエル・カワード(1899-1973):Mad Dogs and Englishmen*、Dance, Little Lady*、Poor Little Rich Girl*/
 レイ・ノーブル(1903-1978):Love is the Sweetest Thing*/
 アイヴァー・ノヴェロ(1893-1951):We'll Gather Lilacs*/
 ハリー・パー=デイヴィス(1914-1955):Smile When You Say "Goodbye"*/
 FIRST WORLD WAR MEDLEY/ノエル・カワード:Could You Please Oblige Us With a Bren Gun?*/
 アイヴァー・ノヴェロ:Keep the Home Fires Burning*/
 フィル・パーク(1907-1978)&ハリー・パー=デイヴィス:
  Wish Me Luck(As You Wave Me Goodbye)*/
  FLANAGAN AND ALLEN MEDLEY/
 ノエル・ゲイ(1898-1954):Learning on a Lamp-post*/
 レイ・ノーブル&ジミー・キャンベル(1903-1967)&レッグ・コネリー(1895-1963):Goodnight, Sweetheart/
 ロス・パーカー(1914-1974)&ヒュー・チャールズ(1907-1995):We'll Meet Again*
  *世界初録音

 近代イギリスの知られざる作品や新作を続々と送り出しているthe English Music Festivalの自主レーベル「EM Records」が贈り出す、ノエル・カワードやアイヴァー・ノヴェロといった、20世紀のイギリスで人気を博した作曲家、バンドマスター、エンターテイナーなどによるクラシックやジャズの要素も取り入れたライト・ミュージックの作品集。
 ザ・ニュー・フォックストロット・セレネイダーズは、ヴォーカルを務めるグレイアム・ライト率いる7人組バンド。本アルバムではヴァイオリニストのルパート・マーシャル=ラックがゲストで参加しています。

 ※録音:2019年12月16日&17日、ザ・キングズ・スクール(カンタベリー、イギリス)
 





 ET’CETERA



KTC1691
¥2600
ヴィジョンズ ~ 弦楽四重奏の宝石 エンアコード弦楽四重奏団
 パーセル:弦楽のためのチャコニー ト短調 Z.730
 プロコフィエフ:束の間の幻影より 〔V: Molto giocoso、VI: Con eleganza〕*
 マッダレーナ・ラウラ・ロンバルディーニ=ジルメン(1745-1818):弦楽四重奏曲第2番変ロ長調
 プロコフィエフ:束の間の幻影より 〔VIII: Commodo、IX: Allegro tranquillo〕*
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第7番 Op.81(未完成)
 プロコフィエフ:束の間の幻影より 〔X: Ridicolosamente〕*
 ルクー:弦楽四重奏のための瞑想曲
 プロコフィエフ:束の間の幻影より 〔XIV: Feroce、XV: Inquieto〕
 エリザベス・マコンキー(1907-1994):弦楽四重奏曲第3番
 プロコフィエフ:束の間の幻影より 〔XVI: Dolente、XVII: Poetico〕

 (*=セルゲイ・サムソノフ編曲/弦楽四重奏版)

 オランダの女流クヮルテット「エンアコード弦楽四重奏団」知られざる弦楽四重奏の宝石を探求!

 エンアコード弦楽四重奏団は、1998年に設立されケルン音楽大学でアルバン・ベルク弦楽四重奏団のメンバーに学んだオランダの女流クヮルテット。
 「弦楽四重奏のレパートリーは、発見と探検の絶え間ない航海」と語る彼女らが、素晴らしい作品でありながらあまり演奏されていない、未知なる宝石のような弦楽四重奏のレパートリーを集めて披露するプロジェクト。
 シュルホフ、ルクー、プッチーニ、トゥリーナらの作品を収録した「カプリッチョ」(KTC1608)に続く新たな宝石箱は、弦楽四重奏版へとアレンジされたプロコフィエフの「束の間の幻影」をはさみながら、パーセルの荘厳な宮廷音楽、ロンバルディーニの優雅な古典的世界、ルクーの高揚した情熱、マコンキーの実存的畏怖、メンデルスゾーンの抑制されたロマンティシズムなど、スタイル、雰囲気、芸術的意図が大きく異なる作品を集めた意欲的なプログラムです。
 
 

KTC1737
¥2600
プレ・リュード ~
 ドビュッシー、プーランク、フランクによるヴァイオリン・ソナタのニュー・テイク
ニコラ・デュポン(ヴァイオリン)
オルガ・キルピチェワ(ピアノ)
  キアラ・ヴァネイジェム:ドビュッシーへのプレリュード/
  ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L.148/
  ノエ・ジルロー:2つの間へのプレリュード/
  プーランク:ヴァイオリン・ソナタ FP119/
  アントワーヌ・ブラン:3つの予兆(セザール・フランクのソナタへのプレリュード)/
  フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

 ベルギーのヴァイオリニスト、ニコラ・デュポンは、堀米ゆず子(ブリュッセル王立音楽院)、ロドニー・フレンド(ロンドン王立音楽アカデミー)、イタマール・ゴラン(パリ音楽院)らに師事し、クゴーニ・トリオ、マリブラン四重奏団、アーバン・ピアノ四重奏団、アルヘンタ・トリオ、デュオ・アンダルーサなどのメンバーとして8枚のアルバムを録音し、ベルギー、オランダ、イタリア、スイス、イギリスのラジオ、テレビに出演しています。
 ブリュッセルでは堀米ゆず子のアシスタントも務めるニコラ・デュポンが、2013年からフランスで活動するロシアのピアニスト、オルガ・キルピチェワと贈る、ドビュッシー、ルクー、フランクのヴァイオリン・ソナタ集。
 3つのソナタの前に、それぞれの作品への前奏曲として作られた現代作品が挿入されています。
 
 

KTC1714
¥2600
ケイオティック・パルス - パルセイティング・ケイオス ~
 ピーテル・シュールマンス:作品集
ピーテル・シュールマンス(指揮)、他
 ピーテル・シュールマンス(1970-):Accretion Dance(2019)
  〔バート・コッホ(ピアノ)、アタネレス・アンサンブル、ピーテル・シュールマンス(指揮)〕
 Double Dotted(2009)〔ニコラ・デュポン(ヴァイオリン)、セバスティアン・ワルニエ(チェロ)〕
 Saavuttamaton(2021)
  〔クルト・バーテルス(サクソフォン)、アタネレス・アンサンブル、ピーテル・シュールマンス(指揮)〕
 Escape Velocity(2018)〔クゴーニ・トリオ〕

 LUCA芸術学校のレメンス・キャンパス(レメンス音楽院)で作曲、コントラバス、フルート、オーケストラ指揮の分野で音楽修士号を取得し、ヘントのオルフェウス研究所や海外で研究を続け、ルーヴェン・カトリック大学で博士号を取得した多才な作曲家・音楽家、ピーテル・シュールマンスの作品集。
 コントラバス奏者、指揮者、作曲家、演出家として幅広く活動しながら、現在はレメンス音楽院で作曲を教えています。
 ピーテル・シュールマンスは博士課程の研究で、2つの極端な要素(リズムの複雑さ、ダイレクトなスタイルと親しみやすいイディオム)を結びつける方法を模索し、このアルバム「Chaotic Pulse - Pulsating Chaos(混沌とした脈動、脈動する混沌)」でその研究成果を披露しています。
 
 

KTC1742
¥2600
プリマヴェーラ・アモローサ ラ・プリマヴェーラ
 モンテヴェルディ:かくも甘い苦悩が/作者不詳:それは愛/
 ディエゴ・オルティス(1510-1576):リチェルカーダ第1番/
 セバスティアン・デュロン(1660-1716):コラソン/
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632-1692):Cappritio sopra otto figure/
 モンテヴェルディ:呪わしいその姿/
 ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600-1679):スターバト・マーテル ~ 聖母マリアの嘆き/
 ヨハネス・ヒエロニムス・カプスベルガー(1580-1651):眠れやわが子/
 ヴィターリ:Passagalli per la lettera E/
 ヴィンチェンツォ・カレスターニ(1589-1617):私の涙に獣たちも/
 ジュリオ・カッチーニ(1551-1618):アマリッリ/
 カプスベルガー:トッカータ・アルペッジャータ/
 フアン・イダルゴ(1614-1685):Peynandose estava un olmo/
 ホセ・マリン(1619-1699):No se yo como es/
 オルティス:リチェルカーダ第2番/
 アンリ・ド・バイイ(?-1637):私の名は狂気 ~ ラ・フォリア

 オランダで音楽を学んだ様々な国々の演奏家たちによって1995年に結成されたピリオド楽器アンサンブル「ラ・プリマヴェーラ」。
 アンサンブル名の「La Primavera(春)」は、ルネサンス後期からバロックへの移行期に起こった「音楽の春」から取られています。
 2020年には結成25周年を迎え、後期ルネサンスと17世紀バロック様式の多彩なレパートリーで再発見を行ってきた功績を讃える様々なプロジェクトやコンサートを企画していましたが、COVID-19のパンデミックによりすべてが中止となり、その代わりにこの新しいアルバムのレコーディングが行われました。
 25年間の音楽制作により培ってきたミュージシャンと聴衆との深い愛情が込められ、とりわけ最近10年間において優勢となってきたイタリアとスペインの17世紀バロック作品のレパートリーを中心にプログラムされています。
 





EUDORA


EUDSACD2105
(1SACD HYBRID)
¥2700
キアロスクーロ
 ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120/1
 シューマン:幻想小曲集 Op.73
 クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22
 ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120/2
オーナ・カルドーナ(クラリネット)
ジュゼップ・コロン(ピアノ)

 SACDとMQA-CDハイブリッド盤第6弾!オーナ・カルドーナが奏でるクラリネット作品集!

 ☆高音質レーベル Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド盤第6弾!
 ☆オーナ・カルドーナが奏でるブラームス、シューマン夫妻のクラリネット作品集!

 スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様によるリリース第6弾。
 カタルーニャ高等音楽院を最高の成績で卒業、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校や王立音楽大学でも学び、ソリストや室内楽奏者として各地で活躍する他、最近ではマラガ音楽院のクラリネット科教授への就任や各コンクールの審査員に抜擢されるなどますます活躍の場を広げるクラリネット奏者、オーナ・カルドーナ。
 古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持つ彼女が奏でるのは、完成後にクララ・シューマンへ楽譜を贈りその批評を問うたといわれるブラームスの2つのクラリネット・ソナタ、ロマン派を代表するクラリネット作品の一つとされるシューマンの幻想小曲集、元はヴァイオリンとピアノのために書かれたクララ・シューマンによる表情豊かな3つのロマンスという深い関係にあった3人の作曲家による作品。
 豊富な演奏経験から生み出される卓越した音楽性とその伸びやかな音色が、これまでもEudoraレーベルから秀逸なアルバムをリリースしてきたスペイン・ピアノ界の知る人ぞ知る巨匠、ジュゼップ・コロンの好サポートによって一際輝きます。

 フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。

 ※録音:2020年7月8日ー10日、オーディトリオ・デ・サラゴサ モーツァルト・ホール(サラゴサ、スペイン)

 
 
 

EUDSACD2106
(1SACD HYBRID)
¥2700
スラヴの魂
 エルンスト・フォン・ドホナーニ:チェロ・ソナタ 変ロ長調 Op.8
 ヤナーチェク:ポハドカ(おとぎ話) JW VII/5
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
フェルナンド・アリアス(チェロ)
ノエリア・ロディレス(ピアノ)

 SACDとMQA-CDハイブリッド盤第7弾!チェロとピアノのための3つの作品集!

 スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様によるリリース第7弾。
 フェルナンド・アリアスはバルセロナで行われる若手音楽家のためのコンクール、「Primer Palau」など権威あるコンクールで優勝したスペインの実力派チェリスト。
 室内楽にも熱心に取り組んでおり、アンティエ・ヴァイトハース、カール・ライスター、ドナルド・ワイラースタインなどといった著名な演奏家と共演を重ねています。
 ヨーロッパをはじめアメリカやアフリカ、そして日本でも演奏活動を行い、今後の活躍がますます期待されています。
 今回ドホナーニ、ヤナーチェク、ドヴォルザークという19世紀後半から20世紀前半の重要なチェロ・レパートリー・アルバムで共演するのは、Eudoraレーベルからソロ・アルバム(EUDSACD2001)もリリースしている、アルバセーテ国際ピアノ・コンクールで第1位と3つの特別賞を受賞した女流ピアニスト、ノエリア・ロディレス。Eudoraによる優秀録音にも注目です。

 フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。

 ※録音:2020年7月4日ー6日、オーディトリオ・デ・サラゴサ モーツァルト・ホール(サラゴサ、スペイン)

 
 





HARP&COMPANY



CD505046
¥2600
ポール・ルイス:ロマンティック・ミュージック・フォー・ハープ
 ポール・ルイス(b.1943):
  イスラエルの歌/アンボワーズの思い出/
  コンチェルト・ロマンティコ*(全曲世界初録音)
ラシェル・タリトマン(ハープ)
イスラエル弦楽アンサンブル
ドロン・サロモン(指揮)*

 イスラエル、テルアビブ出身の世界的ハーピスト、ラシェル・タリトマンが設立した「ハープ音楽に特化」した世界でも珍しい自主レーベル、「ハープ・アンド・カンパニー(Harp & Company)」から、コメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」や「ベニー・ヒル・ショー」などの音楽で知られる1943年生まれのイギリスの作曲家、ポール・ルイスによるハープと弦楽アンサンブルのための作品集が登場。
 半世紀近くに亘ってテレビや映画の音楽を書いてきたポール・ルイスの手腕によって、弦楽の甘美な旋律やハープの神秘的な響きが存分に発揮されたロマンティックな作品の数々に仕上がっています。
 





PRIMA FACIE


PFCD162163
(2CD)
特別価格
¥3600
ジョン・ジュベア:ピアノ独奏作品全集
 ジョン・ジュベア(1927-2019):
  ピアノ・ソナタ第1番 Op.24(1957)/ピアノ・ソナタ第2番 Op.71(1972)/
  ピアノ・ソナタ第3番 Op.157(2005/2010改訂)/
  エヴォケーションズ - ピアノのための狂詩曲(1949)*/舞踏組曲 Op.21(1956)/
  歌劇《ジェーン・エア》の主題による抒情的幻想曲(2000)
ダンカン・ハニーボーン(ピアノ)

 ジョン・ジュベアはケープタウンに生まれ、南アフリカ音楽大学卒業後の1944年に渡英。ロンドンの王立音楽アカデミーで学び数々の賞を受賞し、イギリス国籍を取得すると、積極的な作曲活動に加えハルやバーミンガムで教鞭を執り後進を育成するなど、2019年にその生涯を終えるまでイギリスで活躍した作曲家です。
 特に合唱作品がよく知られている彼ですが、交響曲やオペラ、室内楽など実に多彩な作品を遺しました。
 本アルバムにはジュベアの作品の中では比較的陰に隠れがちなピアノ独奏作品をすべて収録。3つのソナタや、自作のオペラの主題を引用した作品など、巧みな作曲技法を生かした正統派な作品が並びます。
 演奏は近代イギリス音楽やアイルランド音楽のスペシャリストとして非常に高い評価を得ている1977年イギリス生まれのピアニスト、ダンカン・ハニーボーン。2005年に作曲されたピアノ・ソナタ第3番は彼に捧げられました。

 ※録音:2018年8月8日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール(サウサンプトン、イギリス)(ピアノ:ファツィオリ)/2021年3月27日、ホーリー・トリニティ教会(ヘレフォード、イギリス)(ピアノ:スタインウェイ)*
 





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS



ALT 499
(2CD)
¥3200→\2990
ゴロワノフの芸術 第5集
 ワーグナー:管弦楽作品集

   [Disc 1]
   歌劇《さまよえるオランダ人》序曲
     モノラル録音:1951年12月16日
   歌劇《リエンツィ》序曲
     モノラル録音:1951年12月13日
   歌劇《タンホイザー》序曲
     モノラル録音:1951年11月14日
   序曲《ファウスト》
     モノラル録音:1947年
  [Disc 2]
   楽劇《トリスタンとイゾルデ》 前奏曲と愛の死
     モノラル録音:1950年10月3日
   楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》 第1幕への前奏曲
     モノラル録音:1951年12月16日
   舞台神聖祭典劇《パルジファル》 前奏曲
     モノラル録音:1951年
   舞台神聖祭典劇《パルジファル》 聖金曜日の奇跡
     モノラル録音:1948年
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団

 男ゴロワノフの激演、押し潰されそうな重量感!熱狂と興奮のワーグナー

 国内プレス、日本語帯・解説付

 ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られるロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)の音源をALTUS 渾身のマスタリングで発売!
 脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。
 第5集はワーグナーの管弦楽作品集。
 厚く塗りこめられた管弦楽の響きとその中にあってなお突出した叫びを上げる金管楽器、リミッターなどあろうはずがない圧倒的な表現力。人類の表現しうる極北のさらに先といった凄まじさに心底打ちのめされます。

 《リエンツィ》は序奏の重心の低い、そして色でいうとドス黒いような響きが何とも言えない。主部は酩酊した連中が大騒ぎしたかのようなお祭状態で、その熱狂と興奮は凄い。
 《マイスタージンガー》も最初のフレーズからして異常で、金管楽器の各奏者が野獣のようにわめいているようにも思える。
 そして中間部の濃厚な歌、そして最後の大きな緩急と、まさにやりたい放題である。《パルジファル》前奏曲では〈信仰の動機〉の金管楽器が場違いなほど隆々と奏される‛&(平林直哉氏の解説より)
 
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ALT 500
(5CD)
¥6000→\5490
カール・ベーム&ウィーンフィル 東京ライヴ・コレクション1977&1980

  (1)【ALT-026/7】2CD
  ベートーヴェン:
   [CD1] 交響曲第6番「田園」
   [CD2] 交響曲第5番「運命」、レオノーレ序曲第3番(アンコール)

 (2)【ALT-065】1CD
  ベートーヴェン:交響曲第2番、交響曲第7番

 (3)【TFMC-1011】2CD
  [CD1]
   モーツァルト:交響曲第29番 イ長調 K.201(186a)、
   R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 Op.20 
  [CD2]
   ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73、
   ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスターシンガー」第1幕前奏曲
    (ゲネプロ)
カール・ベーム(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 買うなら今!!大名演ベームVPO の'77&'80 東京ライヴ、CD5 枚分を数量限定でお買い得セット化!

 ライヴ録音:(1)1977年3月2日/NHKホール、(2)1980年10月6日/昭和女子大人見記念講堂、(3)1977年3月11日/東京文化会館(すべてステレオ)
 国内プレス、完全限定生産、日本語帯・解説付

 ベームとウィーン・フィルの伝説的来日公演、ALTUSとTOKYO FM からリリースされている3タイトルCD5 枚分をまとめた数量限定特別価格セットです。
 単売のパッケージをそのまま紙ケースに収納した仕様となっており、大変お買い得な価格となっております。
 数量限定ですのでお早めにどうぞ!

 【ALT-026/7】
  「77年3月2日のベーム、ウィーン・フィルの来日公演はまさに夢と陶酔のひとときであった。
  普通、極上の名演奏はマイクに入らないものだが、この録音には当夜のすべてが刻み込まれている。奇蹟というほかない。」~宇野功芳・ライナーノートより

 【ALT-065】
  1980年最後の来日演奏会、昭和女子大学人見記念講堂こけらおとしコンサート。
  「巨人ベームのエネルギーが最後に最も激しく燃焼した瞬間だった」~ウィーン・フィル、クラリネット奏者 E.オッテンザマー

 【TFMC-1011】
  FM 東京のマスターテープをもとに今CD 用のアナログテープを作り、そこから16bit/44.1KHz に落とし込みCD 化。
  「AAD」によるあたたかで野太い見事な音質。ベーム伝説の美演を堪能できます!
 





DIAPASON



DIAP140
¥1700
スカルラッティ:24のソナタ集
 ・ソナタ ホ長調 K.380, L.23《行列》
   ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)/録音:1951年
 ・ソナタ イ長調 K.322, L.483/・ソナタ ハ長調 K.132, L.457/
 ・ソナタ ロ短調 K.87, L.33/・ソナタ変ホ長調 K.193, L.142
   クララ・ハスキル(ピアノ)/録音:1951年
 ・ソナタ ト長調 K.14, L.387
   ロベール・カサドシュ(ピアノ)/録音:1952年
 ・ソナタ ニ長調 K.29, L.461
   アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)/録音:1952年
 ・ソナタ ニ短調 K.9, L.413《田園》/・ソナタ ニ長調 K.96, L.465/・ソナタ ヘ短調 K.519, L.475/
 ・ソナタ ニ長調 K.492, L.14/・ソナタ イ長調 K.533, L.395/・ソナタ ト短調 K.30, L.499《猫のフーガ》
   マルセル・メイエ(ピアノ)/録音:1946年-1955年
 ・ソナタ ハ短調 K.11, L.352
   マイラ・ヘス(ピアノ)/録音:1957年
 ・ソナタ ヘ短調 K.481, L.187
   ニーナ・ミルキーナ(ピアノ)/録音:1958年
 ・ソナタ ニ短調 K.141, L.422《トッカータ》/・ソナタ ロ短調 K.27, L.449/
 ・ソナタ ト長調 K.2, L.388/・ソナタ ニ短調 K.32, L.423/・ソナタ ヘ短調 K.466, L.118
   エミール・ギレリス(ピアノ)/録音:1957年&1960年
 ・ソナタ ト長調 K.125, L.487/・ソナタ ト短調 K.450, L.338
   ギオマール・ノヴァエス(ピアノ)/録音:1940年
 ・ソナタ ハ長調 K.159, L.104《狩り》
   カルロ・ゼッキ(ピアノ)/録音:1937年
 ・ソナタ イ長調 K.113, L.345
   シモン・バレル(ピアノ)/録音年月日不詳

 ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第139集!11人のピアニストたちによるスカルラッティ!

 フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。
 シリーズの第140巻として登場するのは、11人の往年の名ピアニストたちの「ピアノ」による演奏を集めたドメニコ・スカルラッティのソナタ24曲!
 ディアパゾン誌が数あるスカルラッティの録音の中から選んだのは、ホロヴィッツ、ハスキル、カサドシュ、ミケランジェリ、メイエ、ヘス、ミルキーナ、ギレリス、ノヴァエス、ゼッキ、バレルの11人。
 十人十色ではなく、十一人十一色のスカルラッティを楽しむことの出来る贅沢なプログラムです。ディアパゾン・レーベルのリマスタリングによる音質改善にもご期待下さい。
 




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MEMBRAN



MEMBRAN 600596
(10CD)
¥2500

オットー・アッカーマン(Cond)名演奏集




 Disc. 1  
モーツァルト:
   ピアノ協奏曲第15番変ロ長調K.450、
   ピアノソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付き」
ソロモン(pf)
フィルハーモニア管弦楽団 
 1953年、1952年録音
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲、
         歌劇「後宮からの逃走」序曲
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
 1953年録音
    

 Disc. 2・3  
モーツァルト:交響曲
   第4番ニ長調K.19、第14番イ長調K.114、第10番ト長調K.74、
   第11番ニ長調K.84、第16番ハ長調K.128、第17番ト長調K.129
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
 1952年録音
モーツァルト:交響曲
   第22番ハ長調K.162、第23番ニ長調K.181、第24番変ロ長調K.182、
   第25番ト短調K.183、第18番ヘ長調K.130
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
 1953年録音
     

 Disc. 4  
リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調、
    ハンガリー幻想曲S.123
ゲザ・アンダ(pf)
フィルハーモニア管弦楽団
 1955年録音
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガ-」より
   第1幕への前奏曲、第3幕への前奏曲
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
 1953年録音
    

 Disc. 5  
ドヴォルザーク:
   交響曲第9番ホ短調「新世界より」Op.95、
   チェロ協奏曲ロ短調Op.104
ポール・トルトゥリエ(Vc)
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
  1953年録音


 Disc. 6  
メンデルゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64 ルイス・カウフマン(Vln)
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
 1952年録音
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11 ディヌ・リパッティ(pf)
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
 1950年ライヴ録音
  

 Disc. 7  
J.S.バッハ:
   2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043、
   ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042
レオニード・コーガン、
エリザベータ・ギレリス(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団
 1955年録音
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16 ベンノ・モイセイヴィチ(pf)
フィルハーモニア管弦楽団
 1953年録音
    

 Disc. 8 
エリーザベト・シュヴァルツコップ(Sop)オペレッタを歌う
  ホイベルガー:「オペラ舞踏会」から Geh'n wit im Chambre Separeae
  ツェラー:「小鳥売り」から
   Ich bin die Christel von der Post、Rosenlied:Schenkt man sich Rosen in Tirol
  レハール:「ロシア皇太子」から
   Einer Wird Kommen、「ルクセンブルク伯爵」から Hoch, Evoe, Angele, Dider
  J.シュトラウス2世:「カサノヴァ」から Nonnenchor und Lied der Laura
  ミレッカー:「デュバリー伯爵夫人」から Ich schenk' mein Herz、Was ich im Leben beginne
  スッペ:「ボッカチョ」から Hab ich nur deine Liebe
  レハール:「ルクセンブルク伯爵」から Heut' noch werd' ich Ehefrau
  ツェラー:「抗夫長」から Sei nicht bos
  レハール:「ジュディッタ」から Meine Lippen sie kuussen so heiss
  ジーツィンスキ:ウィーンわが夢の町
エリーザベト・シュヴァルツコップ(Sop)
ニコライ・ゲッダ(Ten)
フィルハーモニア管弦楽団、合唱団
 1957年録音
R.シュトラウス:4つの最後の歌 エリーザベト・シュヴァルツコップ(Sop)
フィルハーモニア管弦楽団
 1953年録音
    

 Disc. 9、Disc. 10 
J.シュトラウス2世:喜歌劇「ジプシー男爵」 ニコライ・ゲッダ(Ten)、
エリーザベト・シュヴァルツコップ(Sop)、
エーリッヒ・クンツ(Br)、
エリカ・ケート(Sop)、
ゲルトルーデ・ブルクシュターラー=シュスター(Contralto)、
ウィリー・フェレンツ(Bs)、
モニカ・シンクレア(Contralto)、
ヨーゼフ・シュミディンガー(Bs)、
ヘルマン・プライ(Br)、
エーリッヒ・ポーリック(Br)、
フィルハーモニア管弦楽団、合唱団、他
  1954年録音 


 縁の下の力持ち的な印象のアッカーマンが陽の目を浴びた。
 オペレッタあり、交響曲あり、協奏曲ありの充実10枚組。

 オットー・アッカーマン( 1909年10月18日 - 1960年3月9日)はルーマニア出身の指揮者。
 地元の音楽院で学び、15歳でルーマニアの王立歌劇場の巡業公演の指揮を任された。その後ドイツに留学してベルリン高等音楽院のヴァルター・グマインドルの下で音楽理論を学び、ジョージ・セルに指揮法を学んだ。
 1928年から1932年までデュッセルドルフ歌劇場の指揮者を務め、その後ブルノの歌劇場で働いた後、1935年から1947年までベルン市立劇場の指揮者となった。
 1947年から1953年までアン・デア・ウィーン劇場を中心に音楽活動を展開し、パリ、ブリュッセル、バルセロナ、チューリヒなどの歌劇場にも客演した。
 1953年からケルン歌劇場の音楽監督になり、1958年にチューリヒ歌劇場の音楽監督に転出。1960年、ヴァーベルン・バイ・ベルンにて没。
 1950年代前半に、EMIにエリーザベト・シュヴァルツコップとともに録音した5組のオペレッタ全曲録音で長年親しまれてきたが、近年これ以外の録音も多く発掘されつつある。




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SPECTRUM SOUND



CDSMBA 088
(8CD)
¥12000→\10990

INAとラジオ・フランスからの正規ライセンス

「不滅のフレンチ・ピアニズム」正規初出音源


 ハイドシェック、モニク・アース、ラザール・レヴィ、ジャノーリ、バレンツェン、ブンダヴォエ、
 ブリュショルリ、マルセル・メイエ、アンリエット・フォール、ジャクリーヌ・エマールら
  フランスの名ピアニスト達の初出音源8枚組

  ★ブリュショルリ&ジャン=バティスト・マリのサン=サーンス:ピアノ協奏曲第5 番
  ★ハイドシェック&ポール・パレーの「皇帝」、
     など大曲も!


 CD-1(56'30)
  ・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310/
  ・シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17/
  ・ドビュッシー:オンディーヌ、交代する3 度
モニク・アース(ピアノ)
  ライヴ録音:1973年2月10日/メゾン・ド・ラジオ・フランス【ステレオ】

 CD-2 (72'00)
  ・ラモー:ミューズたちの対話、トリコテ/
  ・レヴィ:ピアノ・ソナタ第2番 ヘ長調/2つの子守唄
ラザール・レヴィ(ピアノ)
    録音:1961年6月13日/ORTFスタジオ31【モノラル】
  ・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310 ラザール・レヴィ(ピアノ)
    録音:1956年2月5日/ORTFスタジオ31【モノラル】
  ・バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタ Sz.110 BB.115 アニェル・ブンダヴォエ(ピアノ)、ジャニーヌ・ダコスタ(ピアノ)、
ヴァンサン・ジェミニアーニ(打楽器)、フィリップ・サリエ(打楽器)、
ピエール=ミシェル・ル・コント(指揮)
    録音:1959年3月22日/サール・エラール・スタジオ31【モノラル】
  ・イヴ・ナット:2つの前奏曲 ジャクリーヌ・エマール(ピアノ)
    ライヴ録音:1972年6月8日/サン・ナゼール教会(ベジエ)【モノクロ】
  ・ブラームス:カプリッチョ Op.76-2 アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(ピアノ)
    ライヴ録音:1974年5月25日/メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ105【ステレオ】
    
 CD-3(58'00)
  ・ブラームス:間奏曲 Op.117-1、ラプソディ第1番 Op.79 アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(ピアノ)
    ライヴ録音:1974年5月25日/メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ105【ステレオ】
  ・ピエール・キャプドヴィエル:ピアノと管弦楽のための協奏曲「DELDISPETTO」 アニェル・ブンダヴォエ(ピアノ)
マニュエル・ロザンタール(指揮)、
フランス国立放送管弦楽団
    ライヴ録音:1960年6月14日/シャンゼリゼ劇場【ステレオ】
  ・リスト:ハンガリー幻想曲 レーヌ・ジャノーリ(ピアノ)、
フアン・パブロ・イスキエルド(指揮)、
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
    ライヴ録音:1977年3月22日/メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ104【ステレオ】

 CD-4(65'00)
  ・J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV1056 レーヌ・ジャノーリ(ピアノ)
フィリップ・ベンダー(指揮)、
プロヴァンス=アルプ・コート・ダジュール室内管弦楽団
    録音:1977 年10月26日/メゾン・ド・ラジオ・フランス【モノラル】
  ・J.S.バッハ:シャコンヌ BWV1004/5 レーヌ・ジャノーリ(ピアノ)
    録音:1965年12月14日/シャンゼリゼ劇場【モノラル】
  ・モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475/
  ・ハイドン:ピアノ・ソナタ第35番 ハ長調 Op.30-1 Hob. XVI:35/
  ・ショパン:ワルツ第11番 変ト長調 Op.70-1/
  ・ショパン:ワルツ第13番 変ニ長調 Op.70-3/
  ・ショパン:ワルツ第14番 ホ短調 遺作/
  ・ショパン:英雄ポロネーズ 変イ長調 Op.53
モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ(ピアノ)
    ライヴ録音:1962年3月30日/シャンゼリゼ劇場【モノラル】

 CD-5(66'17)
  ・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」 エリック・ハイドシェック(ピアノ)、
ポール・パレー(指揮)、フランス国立管弦楽団
    ライヴ録音:1965年4月30日/メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ104【モノラル】
  ・ドビュッシー:ラモー賛歌、金色の魚
  ・ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60、マズルカ第3番 ホ長調 Op.6
マルセル・メイエ(ピアノ)
    録音:1957年12月28日/RTFスタジオ(パリ)【モノラル】
  ・ラヴェル:ソナチネ アンリエット・フォール(ピアノ)
    録音:1969 年12月29日/RTFスタジオ(パリ)【モノラル】

 CD-6(72'00)
  ・モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453 ジャクリーヌ・エマール(ピアノ)、
ジャン=ジャック・ウェルナー(指揮)、
ニース・コート・ダジュール室内管弦楽団
    ライヴ録音:1973年1月27日/ヨーロッパ宮(マントン)【ステレオ】
  ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29 番 変ロ短調Op.106「ハンマークラヴィーア」 エリック・ハイドシェック(ピアノ)
    ライヴ録音:1980 年5月6日/メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ104【ステレオ】
    
 CD-7(72'00)
  ・ショパン:24の前奏曲 Op.28 レーヌ・ジャノーリ(ピアノ)
    録音:1966年4月19日/メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ104【ステレオ】
  ・ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ M.61 アンリエット・フォール(ピアノ)
    録音:1962年11月22日/RTFスタジオ(パリ)【モノラル】
  ・フォーレ:夜想曲第7番、主題と変奏曲 Op.73 アンリエット・フォール(ピアノ)
    録音:1969年11月4日/RTFスタジオ(パリ)【モノラル】

 CD-8(72'00)
  ・フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調 M.21 アンリエット・フォール(ピアノ)
    録音:1969年10月10日/RTFスタジオ(パリ)【モノラル】
  ・シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 Op.78 D.894 アンリエット・フォール(ピアノ)
    録音:1968年10月26日/メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ105【ステレオ】
  ・サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5 番 ヘ長調 Op103 モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ(ピアノ)、
ジャン=バティスト・マリ(指揮)、フランス国立管弦楽団
    ライヴ録音:1965 年4月7日/メゾン・ド・ラジオ・フランス、スタジオ104【モノラル】

    

 ピアノ・ファン狂喜!INAとラジオ・フランスからの正規ライセンスで実現!
 ハイドシェック、アース、レヴィ、ジャノーリ、フォールらフランスの名ピアニスト達の初出音源8枚組!

 音源:INA & Radio France(24bit/192KHz digital restoration and remastering from the original master tapes)

 フランス国立視聴覚研究所(INA)およびラジオ・フランスからの正規ライセンスで実現!
 20世紀フランスを代表するフランスの名ピアニスト達の演奏を集めた初出音源の8枚組。
 モニク・アース、ラザール・レヴィ、アニェル・ブンダヴォエ、モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ、アリーヌ・ヴァン・バレンツェン、ジャクリーヌ・エマール、エリック・ハイドシェック、アンリエット・フォールという名ピアニストの演奏が揃っております。

 中でも注目はハイドシェックのベートーヴェンの「皇帝」(1965年/モノラル)、「ハンマークラヴィーア」(1980年/ステレオ)。唯一無二の高貴な音楽には感動せずにはいられません。

 このほかも注目演奏ばかり。ブンダヴォエ唯一のステレオ録音であるピエール・キャプドヴィエルのピアノ協奏曲「尊敬」も実に感動的。
 また、ブリュショルリ、1962年3月30日(モノラル)のシャンゼリゼ劇場でのリサイタルはINA Memoire Viveから2005年リリースした音源(1962年3月31日)とは別日の音源。このこだわりこそスペクトラム・サウンドと言えます。
 そして、名手ラザール・レヴィの自作自演(1961年/モノラル)、同じくレヴィが弾くモーツァルトのピアノ・ソナタ第8番など、ピアノ・ファン狂喜の充実の内容です。
 





TOKYO FM


TFMCSA 0041/2
(2SACD シングルレイヤー)
¥10900
カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ベートーヴェン交響曲全集 1977年普門館ライヴ

  ベートーヴェン:交響曲
   [Disc1]
    第1番 ハ長調 作品21/第2番 ニ長調 作品36/
    第3番 変ホ長調《英雄》作品55/
    第4番 変ロ長調 作品60/第5番 ハ短調《運命》作品67
   [Disc2]
    第6番 ヘ長調《田園》作品68/
    第7番 イ長調 作品92/第8番 ヘ長調 作品93/
    第9番 ニ短調《合唱付き》作品125
[第9番]
 バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
 ヘルイェ・アンゲルヴォ(アルト)
 ヘルマン・ヴィンクラー(テノール)
 ハ ンス・ゾーティン(バス)
 田中信昭(合唱総指揮)
 日本プロ合唱団連合
 東京藝術大学合唱団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
 
 帝王カラヤン&ベルリン・フィル、最強コンビの1997年伝説的東京ライヴからベートーヴェンの交響曲全曲を2枚のSACDに集約刮目必至の新リマスター、完全限定生産!!

 録音:1977年11月13日(第1・3番)、14日(第2番)、15日(第4・7番)、16日(第5・6番)、18日(第9番)
 国内プレス、完全限定生産、2021 年新リマスター、[Disc1]166'25''、[Disc2]160'45"、日本語帯・解説付

 TOKYO FMが録音した帝王カラヤン&ベルリン・フィルの1977年ベートーヴェン・チクルス、東京・普門館ライヴを長時間収録でSACD化。
 シングルレイヤーの収録時間を活かし2 枚のディスクに交響曲全9 曲を集約しました。
 ティンパニはテーリヒェンとフォーグラー、コンサートマスターはシュヴァルベ、シュピーラー、ブランディスという当時の黄金メンバーが来日し最高のサウンドを披露した伝説的ライヴ。
 カラヤンが激賞した田中信昭氏率いる合唱団との第9も見事な熱演です。聴き継がれるべき記念碑的録音!

 今回改めてリマスターを施し、さらなる音質改善をめざしました。
 白熱のトゥッティがまばゆく炸裂し、また同時にしなやかな空気感が大きく広がり、カラヤン全霊の指揮に対して待ってましたとばかりにベルリン・フィルが応えるさまが目に浮かぶ極上の音質!
 交響曲の1 曲1 曲が圧倒的スケールで迫ってくる、真の大演奏を大いに愉しめます。
 何と贅沢な逸品なのでしょう!
 



















10/26(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


BIS



BIS SA 2600
(SACD HYBRID)
¥2800
アレクサンドル・カントロフによる圧倒的なスケールのブラームス!
 ブラームス:
  (1)バラード集 Op.10
    【I.ニ短調/II.ニ長調/III.ロ短調/IV.ロ長調】(1854)
  (2)ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5(1853)
  (3)左手のための「シャコンヌ」(1879)
アレクサンドル・カントロフ
 (ピアノ/Steinway D)
KKC 6436
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 チャイコフスキー国際コンクール優勝から2年。期待の新譜登場!劇的な情感を見事に表現。アレクサンドル・カントロフによる圧倒的なスケールのブラームス!
 ピアノ・ソナタ第3番、バラード、左手のための「シャコンヌ」が教会に響き渡る!

 セッション録音:2021年3月6-9日/ドミニカ教会、ゲブヴィレール(フランス)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、85'16
 プロデューサー&サウンド・エンジニア:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production)

 SACD ハイブリッド盤。
 2019年に開催された16回チャイコフスキー国際コンクールでフランス人としてはじめて優勝したアレクサンドル・カントロフ。
 本選ではチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番を演奏し、有名な第1 番を上回る高度なテクニックを要する難曲をコンクールの場で見事に披露したことでも話題となりました。
 現在フランスの英雄として全世界から注目される気鋭のピアニストですが、BIS レーベルの社長バール氏はカントロフの才能にいち早く惚れ込み、10代より録音を行ってきました。
 期待の新録音は2021年3月、フランス、ゲブヴィレールのドミニカ教会におけるセッションでオール・ブラームス・プログラムです!

 前作(BIS SA-2380)ではブラームスのラプソディ第1番、ピアノ・ソナタ第2番を収録しましたが、今回はバラード集、ピアノ・ソナタ第3番、そして左手のための「シャコンヌ」を録音しました。
 ロマン派のなかにありながら純音楽の伝統を固執するブラームスのピアノ作品は特に若手ピアニストにとって難曲といえます。しかし、カントロフは劇的な情感を見事に表現しております。

 バラード集とピアノ・ソナタ第3番はブラームスが20歳から21歳にかけて書き上げた作品。初期の作品でありながら音楽的な深みと高度なテクニックを要するこの作品をカントロフは圧倒的なスケールで演奏を展開しており、ブラームスが作曲した年齢と同年代にあたるカントロフが全身全霊で演奏しております。
 そして、左手のための「シャコンヌ」は研ぎ澄まされた感性と集中力の高さを感じる入魂の演奏。
 カントロフはドミニカ教会の残響も考慮し、17 分半ほどの演奏時間でたっぷりと歌い上げます。

 来日公演情報(2021年10月20日現在)
  シリーズ杜の響きVol.45 アレクサンドル・カントロフ ピアノ・リサイタル<開館20周年記念>
   2021年11月23日(火)15:00開演/杜のホールはしもとホール
  アレクサンドル・カントロフ ピアノ<エスポワール スペシャル 17>
   2021年11月24日(水)19:00開演&2021年11月25日(水)19:00開演/トッパンホール

 
 




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PENTATONE



PTC 5186867
¥2600→\2390


フランチェスカ・アスプロモンテ
 PENTATONE第2弾はイタリア・バロック・オラトリオ・アリア集!

オケはディエゴ・ファゾリス(指揮)、イ・バロッキスティ


 (1)ジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエル(1662~1700):
  『世の贖い主の降誕のための6声のオラトリオ』より、聖母マリアのアリア「夜明けが誇る光のうちの」
 (2)ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ(1670~1747):『マグダラのマリアの回心』より、
  マグダラのマリアのレチタティーヴォとアリア「私はまだ神の御言葉を...芳香なバラが咲きほこる限りは」
 (3)神聖ローマ皇帝レオポルト1 世(1640~1705):『恩寵なりし十字架』の挿入曲、
  アントニオ・ドラーギ(1634~1700)作曲の聖母マリアのアリア「私には理解できないものが」
 (4)アントニオ・カルダーラ(1670~1734):
  『キリストの足元のマグダラのマリアのアリア』より、「シンフォニア」
 (5)ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ:
  『マグダラのマリアの回心』より、「弱い心は2つの敵に」
 (6)アントニオ・カルダーラ:『キリストの足元のマグダラのマリア』より、
  マグダラのマリアのレチタティーヴォとアリア「その結び目を解き...不必要なる華やかさは」
 (7)ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ:『マグダラのマリアの回心』より、
  「はい、私は苦しみによって不実な心を」
 (8)ジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエル:『世の贖い主の降誕のための6声のオラトリオ』より、
  聖母マリアのレチタティーヴォとアリア
   「お眠り、わたしのかわいい子...わたしのかわいい子、もし考えているなら」
 (9)ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ:『マグダラのマリアの回心』より、「シンフォニア」
 (10)ジャコモ・アントニオ・ペルティ(1661~1756):『キリストの埋葬』より、
  聖母マリアのアリア「ナザレの人は傷付く心を持たなかった」
 (11)アントニオ・カルダーラ:『キリストの足元のマグダラのマリア』より、
  マグダラのマリアのレチタティーヴォとアリア「ああ、かつては...涙を流しながら」
 (12)ジャコモ・アントニオ・ペルティ:『墳墓のキリスト』より、
  聖母マリアのレチタティーヴォとアリア「ヨハネ、ああ、私の息子...野原の美しい花々が」
 ジョージ・フレデリック・ヘンデル(1685~1759):『復活』より
  (13)「シンフォニア」
  (14)マグダラのマリアのレチタティーヴォとアリア「マリア様が望まれるなら...私の心の中にある何か」
  (15)マグダラのマリアのアリア「不動にして、不滅なれば」
 (16)アレッサンドロ・スカルラッティ(1640~1725):『この上なく聖なるお告げ(受胎告知)』より、
  聖母マリアのアリア、
  レチタティーヴォとアリア「苦き幹の下に...死を免れぬ人に届けましょう...充足した日々を送れる祖国で」
 (フランチェスコ・ローラによる批判校訂版:トラック(2)(3)(5)(7)(9)(10)(12))
  フランチェスカ・アスプロモンテ(ソプラノ)
  (5)(8)(10)ボリス・ベゲルマン(ヴァイオリン独奏)
  ディエゴ・ファゾリス(指揮)、イ・バロッキスティ

 気鋭の古楽系ソプラノ歌手フランチェスカ・アスプロモンテのPENTATONE第2弾は聖母マリアとマグダラのマリアに着目したイタリア・バロック・オラトリオ・アリア集!

 セッション録音:2020年7月/RSIスタジオ、ルガーノ(スイス)/DDD、62'09、輸入盤・日本語帯付
 アルバム・コンセプト、選曲:フランチェスカ・アスプロモンテ

 2018年、PENTATONEレーベルからソロ・デビュー・アルバム『プロローグ~バロック・オペラのプロローグ集』(PTC-5186646)をリリースした気鋭の古楽系ソプラノ歌手フランチェスカ・アスプロモンテのPENTATONE 第2弾は、キリスト教における二人のマリア、聖母マリアとマグダラのマリアに着目したイタリア・バロック・オラトリオ・アリア集。
 A・スカルラッティ、カルダーラ、ヘンデルらの1700年前後に作曲されたオラトリオの中から、聖母マリアとマグダラのマリア役の歌手が歌う楽曲をセレクト。
 前作同様、アルバム・コンセプトやレパートリー選曲も、アスプロモンテ自身が行ったという大変凝った内容のアルバムとなっています。
 アスプロモンテは、持ち前の美声を生かした感情表現の激しい圧巻の歌唱を披露し、劇的なバロック・オラトリオの世界へと導いてくれます。
 また、多くの楽曲で最新のクリティカル・エディションを用いている点にも注目です。共演は、バロック・オペラやオラトリオでの演奏・録音も数多い才人ディエゴ・ファゾリスと、イタリアの優れたピリオド楽器オーケストラ、イ・バロッキスティ。
 一部の曲目では、注目のバロック・ヴァイオリニスト、ボリス・ベゲルマンも独奏で参加するなど、アスプロモンテの歌を支える器楽演奏家も秀逸です。
 上質なイタリア・バロック・オラトリオの名アンソロジーをお楽しみください。

 



フランチェスカ・アスプロモンテ
 PENTATONE第1弾



PTC 5186646
(SACD HYBRID)
\2600→\2390
フランチェスカ・アスプロモンテ(ソプラノ)
 エンリコ・オノフリ&イル・ポモ・ドーロ
  モンテヴェルディからスカルラッティまで
   17 世紀バロックオペラのプロローグだけを集めたもの
フランチェスカ・アスプロモンテ(ソプラノ)、
エンリコ・オノフリ(指揮)、
イル・ポモ・ドーロ

 録音:2016 年12 月19 日-22 日/テアトロ・デッレ・ヴォーチ・ストゥーディオ(トレヴィーゾ)/PCM HI-RES、マルチチャンネル、74’ 31”、クラムシェル・ボックス仕様、輸入盤・日本語帯付

 バロックオペラお決まりの慣習「プロローグ」。
 オペラ本編には登場しない神話の中の人物や、ありとあらゆるものが擬人化されたキャラクターが登場し、その後に続くオペラ本編の前置きとなる歌を披露することで観客を物語の世界に導きます。
 このディスクは、モンテヴェルディからスカルラッティまで、17 世紀バロックオペラのプロローグだけを集めたものです。
 当ディスクに収録されたプロローグの登場人物は「ヴィーナス」や「キューピッド」などキャラクターとしてわかりやすいものから「音楽」「悲劇」果ては「ローマ」や「和声」の擬人化まで様々。オペラの1 部分でありながらも1 つの小さな物語としての独立性を持つプロローグが集められたこのCD は、抜粋集ではなく統一性を持ったミニオペラ集のような趣を持つディスクとなっています。
 途中ストラデッラの器楽曲を「幕間の間奏曲」のように挟むなど、曲目構成の演出も粋です。

 歌手のフランチェスカ・アスプロモンテは、20 代にしてカーネギーホールをはじめとする世界的なホールに立ち、著名な指揮者と共演を重ねる新進気鋭のソプラノ。特にバロック、古典派を強みとし、世界中の聴衆を魅了しています。
 共演はエンリコ・オノフリが率いるバロック・古典派のスペシャリスト集団「イル・ポモ・ドーロ」です。
 



 




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AULICUS CLASSICS



ALC0043
¥2600→\2390
バロック・ヴァイオリン独奏芸術の最初期を飾る大家のひとり
 カルロ・ファリーナ(c.1600-1639):カプリッチョ・ストラヴァガンテ

 《第1集》(1626年、ドレスデン)より 4声のパヴァーナ第3番、4声のガリアルダ第1番、4声のヴォルタ第1番
 《第2集》(1627年、ドレスデン)より 4声のパヴァーナ第3番
 《第3集》(1627年、ドレスデン)より
  4声のパヴァーナ第3番、4声のパヴァーナ第5番、フランス風アリア第2番、4声のパヴァーナ第6番
 《第4集》(1628年、ドレスデン)より 4声のヴォルタ第1番、4声のガリアルダ第1番、4声のヴォルタ第3番
 《第5集》(1628年、ドレスデン)より 4声のパヴァーナ第1番、4声のガリアルダ第2番、4声のバレット第2番
 《第2集》(1627年、ドレスデン)より カプリッチョ・ストラヴァガンテ
  アンサンブル・コンチェルト〔クラウディア・コムズ(ヴァイオリン)、
  マッシモ・ペルチヴァルディ(ヴィオラ)、ロベルト・ジーニ(テノール・チェロ&指揮)、
  マルコ・アンジレッラ(ヴィオローネ)、サラ・ディエチ(ハープシコード&オルガン)

 マントヴァのヴィルトゥオーゾのカプリッチョ・ストラヴァガンテ!

 イタリアの古楽界を牽引してきたヴィオラ・ダ・ガンバの世界的巨匠ロベルト・ジーニが、自身が創設した古楽演奏団体アンサンブル・コンチェルトを率いて取り組んだのは、17世紀前半のイタリア、マントヴァのコンポーザー=ヴァイオリニスト、カルロ・ファリーナの作品集「カプリッチョ・ストラヴァガンテ」!
 ゴンザーガ家の宮廷楽団のヴィオラ奏者だった父親に音楽を学び、1625年から1628年までドレスデンの宮廷楽団でコンサートマスターとして活躍し、ハインリヒ・シュッツとは同僚でした。
 ドレスデン、ボン、パルマ、グダニスク、ウィーンなどで活躍しながらも志半ばでペストで命を落としたファリーナは、当時有数のヴァイオリンのヴィルトゥオーゾであったことでも知られ、ダブルストップ奏法の考案者であるとも伝えられています。
 音楽形式、宮廷舞踊としての「パヴァーヌ」への愛情、「カプリッチョ・ストラヴァガンテ」で描かれた環境や動物、街の楽器の音や様子など、ファリーナの非常に豊かな音楽表現のアイデンティティ、革新的な手法を、ロベルト・ジーニとアンサンブル・コンチェルトが素晴らしい合奏で伝えてくれる充実のアルバムです。

 ※録音:2016年10月26日-28日、サン・ロッコ教会(パルマ、イタリア)

 





ジャケ人気?いえいえ中身もすごいんです
ファリーナ作品集

長らく廃盤でしたがようやく復活!


(昔のスタッフのコメントから)

 内容で選ぶんじゃなくCDのジャケットだけで判断して買ってしまうことを「ジャケ買い」というのだそうですが、けっこうその「ジャケ買い」は馬鹿にできない、というのがCD屋の間のもっぱらの評判です。
 なんだか呼ばれるような気がして買ってしまうんですよね。でもそれが「当たり」になることが結構あるんです。

 このアルバム、ジャケットのカワイさから言ったらほんとにこれまでで一番かも。楽譜を前にしてネコがいろいろ言い争ってるんです。それをふくろうが上から「ホッホッホ」と見てたりして。
 内容はよくわかりません。

 ・・・ってだめですよね。

 作曲したのは聞いたこともない人でカルロ・ファリーナという人。
 1600年生まれですから、そうとう昔の人です。そのファリーナという人の作品集。歌は入ってません。

 面白いのは動物の鳴き声やいろんな音を楽器がまねするんです。ニャーニャーとか。同じようなことをしていた人がほかにもいましたよね。そういうのが流行だったのでしょうか。
 でもそんな真似っこの曲ばかりでもなくて、とてもしっとりとしたきれいな曲もあって、今はこのアルバムがお気に入りです。






 RICERCAR
RIC139
\2400
ファリーナ作品集
 カルロ・ファリーナ(1600頃-1640):
  1. パヴァーナ第3番(第4曲集より)
  2. 『絶望したソナタ』と呼ばれる2声のソナタ(第5曲集より)
  3. 『海辺』と呼ばれる2声のカンツォン(第1曲集より)
  4. 『北アフリカの少女』と呼ばれる3声のソナタ(第1曲集より)
  5. 3声のバレット(第1曲集より)
  6. 3声のパッサメッツォ(第4曲集より)
  7. 『小麦粉(ファリーナ)』と呼ばれる2声のソナタ(第1曲集より)
  8. 酔狂なる奇想曲(カプリッチョ・ストラヴァガンテ)(第2曲集より)
クレマチス(古楽器使用)
 ステファニー・ド・ファイー(ヴァイオリン)
 ジローラモ・ボティリエーリ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
 アンドレア・デ・カルロ、エルナン・カドラド、
  ジェローム・ルジュヌ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 エリック・マトート(コントラバス)
 トーマス・ダンフォード(テオルボ、ギター)
 レオナルド・ガルシア=アラルコン
  (室内オルガン、ヴァージナル、総指揮)

 録音:2008年11月 Beaufays, eglise Saint-Jean l'evangeliste 【旧品番】RIC285

 イタリアのマントヴァに生まれたヴァイオリンの名手ファリーナ。イタリアのほか、シュッツが楽長を務めていたドレスデンの宮廷楽団に於いてコンサート・マスターの座に就くなど活躍しました。
 ヴァイオリンの演奏技術の発展に貢献し、「酔狂なる奇想曲」(8)では、様々な特殊奏法も駆使して、犬や猫のほか様々な描写を行っています。
 ド・ファイーの切れの良いテクニック、アラルコンの鮮烈な音楽運びなどが生きたアルバム。




カルロ・ファリーナの名盤
ライラ・シャイエークによる「17世紀初頭のヴァイオリン芸術」


PAN CLASSICS
PC10368
\2700→\2490
ライラ・シャイエーク
 カルロ・ファリーナ ~17世紀初頭のヴァイオリン芸術

 ファリーナ:
  ①「ファリーナ」と呼ばれたるソナタ
  ②「海辺の女」と呼ばれたるソナタ
  ③「絶望した女」と呼ばれたるソナタ
  ④「ボローニャの女」と呼ばれたるソナタ
  ⑤「炎」と呼ばれたるソナタ ⑥「フランスの女」と呼ばれたるソナタ
 ナウ:⑦シュテーファン・ナウのファンタジア
 M.ロッシ:⑧第7トッカータ(鍵盤のための) ⑨第4トッカータ(鍵盤のための)
 メッリ:⑩半音階的カプリッチョ「チャルリーノ(愛すべきカルロ)」(リュートのための)
 フランツ:⑪フランツのファンタジア
 作曲者不詳:⑫大いなる悲しみが、わが心に(ヴィオラ・ダ・ガンバのための)
   ※曲順は⑦①⑧②⑫③⑨④⑩⑤⑪⑥
ライラ・シャイエーク(バロックvn)
イェルク・ハルーベク(cmb・org)
ダニエレ・カミニーティ(アーチリュート)
ヨナタン・ペシェク(vc・vg)

 17世紀初頭の多芸な異才の世界は、古楽ファン必聴!

 古い音楽は音の構造からして、現代のヴァイオリンでクライスラーなどを弾くときのやり方では美しく響かせられない、当時の楽器と奏法によってこそ真価が立ち現れてくるもの。
 そうした歴史的楽器と奏法を20世紀に甦らせてきたシュレーダーやクイケン兄弟らのあとを受け、古楽教育のメッカたるバーゼル・スコラ・カントルムで多くの門弟を育ててきた伝説的名手キアラ・アバンキーニが2010年に引退したあと、この教育機関のバロック・ヴァイオリン科を受け継いだのが、近年の来日公演でも人気のアマンディーヌ・ベイエールと、本盤の主人公ライラ・シャイエーク!バロック奏法を学ぶ人が必ず通る17世紀イタリアの音楽世界を、ここでは縦横無尽の名演でじっくり味わえます。

 作曲家ファリーナは、フォンターナやカステッロ、ウッチェリーニなどと並んで17世紀初頭を代表する、つまりバロック・ヴァイオリン独奏芸術の最初期を飾る大家のひとり!
 イタリアからドイツ語圏にまで活躍地を広げながら展開された独特のエキサイティングな音世界を、シャイエークの確かな楽器選択と奏法でしみじみ味わえる喜び!

 ジャケット写真からして「初期バロック楽器と奏法の鑑」なポートレートで期待感を誘う逸品。




 
 


ALC0047
¥2600
ヴィオラ・ダ・ガンバ ~ 和声の奏法   ロベルト・ジーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ムッシュ・デュ・ビュイッソン:前奏曲ニ短調
 セオドア・ステフキンス(ディートリヒ・シュテフケン):
  アルマンド ニ短調、クーラント ニ短調、クーラント ニ短調
 ウィリアム・ヤング:前奏曲イ短調、クーラント イ短調、エアー イ短調
 ムッシュ・デュ・ビュイッソン:
  前奏曲ニ短調、アルマンド ニ短調、クーラント ニ短調、
  サラバンド・グラーヴェ ニ短調、ジーグ ニ短調、ファンタジー ニ短調、バレ ニ短調
 セオドア・ステフキンス(ディートリヒ・シュテフケン):
  アルマンド ハ長調、クーラント ハ長調、クーラント ハ長調
 ムッシュ・デュ・ビュイッソン:前奏曲ニ短調
 ニコラ・オトマン:
  アルマンド ヘ長調、クーラント ヘ長調、サラバンド ヘ長調、ジーグ ヘ長調、エアー ニ短調、バレ ニ短調
 ムッシュ・デュ・ビュイッソン:前奏曲ト短調
 セオドア・ステフキンス(ディートリヒ・シュテフケン):
  アルマンド ト短調、クーラント ト短調、クーラント ト短調、サラバンド ト短調、ジーグ ト短調
 ウィリアム・ヤング:
  前奏曲ニ短調、アルマンド ニ短調、アルマンド ニ短調、
  クーラントとヴァリエーション ニ短調、サラバンド ニ短調
 ニコラ・オトマン:バレ ニ短調

 イタリア古楽界の巨匠ロベルト・ジーニ。自らのプロデュースによる無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集!

 イタリア古楽界の巨匠であり、世界を代表するヴィオラ・ダ・ガンバ奏者であるロベルト・ジーニが自らプロデューサーとエディティングを担当したソロ・レコーディングの舞台は「17世紀後半」!
 17世紀後半はヴィオラ・ダ・ガンバが激しい論争の主役となった時代。様々な派閥が論説や手紙、序文などの中で、この楽器の本質、ヴィオラ・ダ・ガンバのスタイルの全体について議論を交わしました。
 ロベルト・ジーニが自身のソロ録音のために選んだのは、マレの師匠であるサント=コロンブの師であったとされるニコラ・オトマンや、イギリスのウィリアム・ヤング、フランスのデュ・ビュイッソン、ヨーロッパ各地で活躍したセオドア・ステフキンス(ディートリヒ・シュテフケン)の4人の音楽家たちの佳作の数々。
 マレやフォルクレ、クープランが生まれ、アーベルへと続くヴィオラ・ダ・ガンバ隆盛の時代の知られる数々の作品の魅力とその歴史を、ジーニの奏でるヴィオラ・ダ・ガンバが雄弁に語ります。

 ※使用楽器:フェデリコ・レーヴェンベルガー2009年製作、ヘンリー・ジェイ1624年モデルのレプリカ
 ※録音:年月日不詳、アントニア・ポッツィ音楽院講堂(ミラノ、イタリア)

 
 





CALLIOPE



CAL2192
¥2600
ヴィヴァルディ(?)の図書館より
 ~ 18世紀初期イタリアの未出版のヴァイオリン・ソナタ集

 マニュスクリプト Mus.1-R-70 からの5つのソナタ(ザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館より)(*を除く)
  1-4. ヨハン・フリードリヒ・シュライフォーゲル(fl.1707-1749):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調
  5-8. 作者不詳:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
  9-11. 作者不詳:ヴァイオリン・ソナタヘ長調
  12-16. ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729):ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 HauH 3.2
  17. ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):前奏曲ト短調 P.410(オルガンのための)*
  18-20. 作者不詳(アントニオ・ヴィヴァルディ?):ヴァイオリン・ソナタ ト短調
 マニュスクリプト Mus.2-R-8,52 からのソナタ(ザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館より)
  21-28. 作者不詳:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
 ヴァンサン・ベルナール(ハープシコード&オルガン)、シューイン・コン(ヴァイオリン)、
 ディアナ・ヴィナグレ(チェロ)、パルシバル・カストロ(テオルボ&ギター)

 全曲世界初録音! 手稿譜から蘇らせた18世紀イタリアのヴァイオリン・ソナタ!

 ☆ヴァンサン・ベルナールが、18世紀初期イタリアの知られざるヴァイオリン・ソナタを発掘!
 ☆ヴィヴァルディ作と推測される作品を含む、手稿譜から蘇らせた世界初録音となる6つのヴァイオリン・ソナタ!

 EUバロック・オーケストラに参加した後、ラ・チェトラ・バロック・オーケストラや、フライブルク・バロック・オーケストラ、アンサンブル・ジル・バンショワ、RIAS室内合唱団などと共演を重ね、2009年にはリヨン大聖堂のオルガニストに就任した古楽演奏家、ヴァンサン・ベルナール。

 ヴァンサン・ベルナールがザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館(SLUB Dresden/ザクセン州の地域図書館とドレスデン工科大学の大学図書館が合併して作られ、双方の伝統を尊重して長い正式名称となっている)から発見された手稿譜(マニュスクリプト)から、18世紀初期イタリアの知られざるヴァイオリン・ソナタを発掘。
 ヴィヴァルディの弟子が慌てて書き写し、未出版のままとなっていた筆写譜より、ヨハン・フリードリヒ・シュライフォーゲル(fl.1707-1749)、ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729)、そして作者不詳(ヴィヴァルディ作と推測される作品を含む)の「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」6曲を収録。
 ヴァルマンステ音楽祭などでヴァンサン・ベルナールと共演してきたシューイン・コン(Sue-Ying Koang)は、リエージュ・フィルの第2ヴァイオリン・リーダーを7年間務めたあと古楽に目覚め、ジュネーヴ音楽学校で歴史的楽器を学んだバロック・ヴァイオリニスト。
 優美なバロック・ヴァイオリンの音色と躍動する通奏低音によって、18世紀初頭のイタリアの煌びやかな世界へと誘います。

 ※録音:2020年11月、ベルモン=シュル=ローザンヌ・プロテスタント教会(スイス)
 




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CPO



555228
(4CD)
¥7400→\6990
ミヒ・ガイック(指揮)&オルフェオ・バロック管
 フランツ・シューベルト(1797-1828):交響曲全集と断章集
オルフェオ・バロック管弦楽団(古楽器使用)
ミヒ・ガイック(指揮)
 【CD1】
  1. 交響曲第1番 ニ長調 D 82/2. 序曲 ニ長調 D 2a(断章)...世界初録音/
  3. 交響曲 ニ長調 D 2b(断章)...世界初録音/4. 序曲 ニ長調 D 2g(断章)...世界初録音/
  5. 2つのオーケストラ作品 D 74a...世界初録音 D 71c(断章)...世界初録音/
  6. 交響曲第2番 変ロ長調 D 125/7. オーケストラ作品 D 94a(断章)...世界初録音
 【CD2】
  1. 交響曲第3番 ニ長調 D 200/2. 交響曲第5番 変ロ長調 D 485/
  3. 交響曲第7番 ロ短調 「未完成」 D 759/4. 交響曲第7番のスケルツォよりアレグロ(断章)
 【CD3】
  1. 交響曲第4番 ハ短調 「悲劇的」 D 417/2. 交響曲第6番 ハ長調 D 589/3. 交響曲 ホ長調 D 729(断章)
 【CD4】 1. 交響曲第8番 ハ長調 「ザ・グレート」 D 944

 録音 Markus-Sittikus-Saal, Hohenems(オーストリア) 2018年5月2-5日(ライヴ) 2018年5月7-10日 2021年4月25-28日

 オルフェオ・バロック管弦楽団の創立25年記念企画は、新シューベルト全集及びホーエネムスのシューベルティアーデ音楽祭との協力によるシューベルト交響曲全集&断章集です。
 もととなっているのは、2018年5月にシューベルティアーデ音楽祭で4日間連続で行われた演奏会のライヴ録音。
 演奏会では新シューベルト全集(Neue Schubert-Ausgabe)の研究者ミヒャエル・クーベが作品紹介を行いましたが、CD1 に収められた6曲の断章はクーベによって校訂譜が編集されたもので、これが世界初録音です。
 ガイッグとオルフェオ・バロック管は2011年にドイツ・ハルモニア・ムンディにシューベルトの交響曲第5番と序曲集の録音を行っていますが、ここでは更に一歩進んだ最新の知見に基づくシューベルト演奏をしているものと期待されます。
 
 指揮者のミヒ・ガイックはオーストリア、シェーフリング出身。ザルツブルク・モーツァルテウム大学でヴァイオリンを学び、在学中にニコラウス・アーノンクールから強い影響を受け、イングリッド・セイファートとシギスヴァルト・クイケンからバロック・ヴァイオリンの指導を受けました。
 1983年にラルパ・フェスタンテ・バロック管弦楽団を創設、1995年まで音楽監督を務めた後、1996年にオーボエ奏者のカリン・ファン・ヘールデンとともにオルフェオ・バロック管弦楽団を創設。
 これまでに40作以上のアルバムを録音し、世界中で高く評価されました。

 
 
 


555451
(2CD)
¥3700
アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):弦楽四重奏曲集 第4集
 【CD1】
  1. 弦楽四重奏曲第2番 変ロ長調 B17
 【CD2】
  1. 弦楽四重奏曲第5番 へ短調 B37
  2. 三重奏曲 ハ長調 Op.75 - 2つのヴァイオリンとヴィオラのために
フォーグラー弦楽四重奏団

 録音 Studioboerne45、ベルリン(ドイツ) 2019年12月12-13日、18-19日...四重奏曲第2番、第5番 2020年7月9-10日...三重奏曲

 フォーグラー弦楽四重奏団によるドヴォルザークの弦楽四重奏曲集。第4集には第2番と第5番の四重奏曲と三重奏曲が収録されています。
 1870年頃に作曲された第2番は若々しく瑞々しい旋律で彩られた作品ですが、ドヴォルザークの生前には演奏されることなく、現在でも演奏機会は多くありません。
 第5番は伝統的な形式で書かれていますが、全ての楽章がへ短調という珍しい作品でもあります。
 三重奏曲は4つの性格的小品で構成された組曲のような作品。スラヴ民謡が多用されており、最終曲の「ラルゲット」は哀愁に満ちた旋律による変奏曲です。
 
 演奏するフォーグラー弦楽四重奏団は1985年、ベルリンのハンス・アイスラー音楽アカデミーの学生たちによって結成されたアンサンブル。
 その翌年に開催されたエヴィアン弦楽四重奏団コンクールで1位を獲得したことで、一躍知名度を得て国際的な活躍を始めました。
 創設以来、メンバーの交代をすることなくハイドンからバルトークまで幅広いレパートリーを演奏、時にはタンゴやポップスまでをも易々と演奏することで知られます。
 
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777309
(2CD)
¥4500→\4190
人気シリーズ最新作!
ユリウス・レントヘン(1855-1932):交響曲集

 【CD1】
  1-4. 交響曲第7番 へ短調「エディンバラ」
  5. 交響曲第14番 ニ長調「ヴィンタートゥール」
  6. 交響曲第12番 ハ長調「バビロンにて」
 【CD2】
  1. 交響曲第11番 ト短調「Wirbel」
  2. 交響曲第23番 ハ短調
  3. 交響曲第22番 嬰へ長調
  4. 交響曲第24番 ホ長調
フランクフルト・ブランデンブルク
 州立管弦楽団...CD1
ヘルシンボリ交響楽団...CD2
ダーヴィッド・ポルセライン(指揮)

 録音 2006年9月25-28日 Konzerthalle Carl-Philipp-Emanuel Bach,Frankfurt Oder(ドイツ)...CD1 2007年5月29日-6月6日 Helsingborgs Konserthus(スウェーデン)...CD2

 cpoレーベルが力を入れている作曲家の一人がユリウス・レントヘン。ライプツィヒに生まれ、オランダに帰化したピアニスト・作曲家で、ブラームスと交流がありました。
 1887年にはブラームスの指揮で「ピアノ協奏曲第2番」のソリストを務めています。そのためか初期作品にはブラームスやシューマンの影響も見られますが、晩年にはここから脱却し、かなり独創的な作品を書いていました。
 この2枚組はダヴィッド・ポルセラインの指揮による一連の交響曲シリーズの続編で、今作にはレントヘンの最後の3つの交響曲が含まれています。
 交響曲第7番以外の6曲は、全て10分から15分程度の単一楽章で書かれており、凝縮された形式の中に多彩な音楽が詰まっています。
 なかでも第12番「バビロンにて」ではティンパニ、スネアドラムとバスドラム、シンバル、トライアングルによる「トルコ風音楽」の使用と壮大なオルガンの響きが全体を印象付けています。
 第7番の「エディンバラ」のみ4楽章。1930年12月4日にアッシャーホールで初演され大好評を博しました。






 新譜が出るたびに、しつこい、と言われようとなんといわれようと必ず全面的にプッシュします。ユリウス・レントヘン。
 もとはドイツ生まれだが、22歳の時にオランダへ行き、ブラームスと親交を結んだり、ロイヤル・コンセルトヘボウ管の結成に関わったりと活発な活動をした。優秀なピアニストでもあったため、1887年にはブラームスのピアノ協奏曲第2番を作曲家の指揮で演奏したという記録もある。
 優美な美しさに通好みの奥深さ。有名な科学者を親戚に持っていることと無縁かどうか、知的なセンスも漂う。マイナー・レーベルとしては異例のヒットを続けるCPOのレントヘン・シリーズだが、もっともっとメジャーな認知度を得てしかるべき大作曲家である。



ユリウス・レントヘンって誰?

 ユリウス・レントゲンまたはレントヘン(1855年 ? 1932年)は、オランダで活躍したドイツ人の作曲家・音楽教師。後にオランダに帰化した。
 アムステルダム音楽院の開校、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の結成にも深くかかわった。


 バッハの音楽が死後100年経って評価されたり、マーラーのブームが死後数十年経ったあとで起きたりしたように、今は無名でもこれから大作曲家の仲間入りをしたりするような人が、どこかの時代に眠っているかもしれない。
 このレントヘンの音楽を聴くと、そんな気を特に強くする。


 コンセルトヘボウに行ったとき、ホールの壁に当地とかかわりがある有名な作曲家たちの名前が書かれていたのだが、そのなかに「レントゲン」という名前があって、「何でここに突然科学者が出てくんの?」と思ったが、今にして思えばあれはアムステルダム音楽院長を務めたユリウス・レントヘンのことだったのか。
 さて、そのユリウス・レントヘン。ドイツ的でもあり、確かに北欧っぽかったりフランスっぽかったりするが、物真似のレベルなどはるかに超えてしっかりすっかり自分の音楽世界を築いている。ときおり気難しいあまり人を寄せ付けない雰囲気の作品もある。要は基本的に背筋のピンとした、毅然とした感じのロマンティック音楽なのである。だがその分何回も何回も聴いてこの真剣な音楽をクリアしたいという欲求に駆られる。そのあたりが通な聴き手に受けている理由だろう。





レントヘン、CPOの交響曲アルバム

Rontgen - Symphony No. 3
777119-2
\2800→\2590
レントヘン(1855-1932):
 交響曲第3番/「ヨトゥンヘイム」組曲
ダフィト・ポルセレイン指揮
ラインラント=プファルツ国立フィルハーモニー管


 2 0曲もの交響曲をはじめ、協奏曲、室内楽曲など幅広いジャンルにドイツ的な香りの作品を書いている作曲家。ライネッケやリストほかに作曲を師事し、ウィーンとアムステルダムを拠点とした彼は、ブラームスらにも気に入られて活躍しました。シリーズ第1弾は挨拶代わりとも言える交響曲ほか。A B Cレーベルでのベートーヴェン全集(タスマニア響)でマニアに知られる、ポルセレインの指揮です。

Rontgen - Symphony No. 10
777308-2
\2800→\2590
レントヘン(1855-1932):
 1.交響曲第10 番「ワルツ交響曲」/
 2.シンフォニエッタ・フモリスカ/
 3.3 つの前奏曲とフーガ/4.組曲「古きオランダ」
ダヴィッド・ポルセライン(指揮)/
ラインラント=プファルツ国立フィルハーモニー管弦楽団

 最近、注目が高まるオランダの作曲家レントヘンの作品集です。今作は、20 曲ある交響曲の第10 番目の「ワルツ交響曲」をメインとした収録曲です。木琴などの打楽器を効果的に使用した快活な作品です。古い民謡を主題とする組曲や、古典的な形式に基づいた「前奏曲とフーガ」など、未知の名曲に親しむ喜びがふつふつと湧いてくるような嬉しい1 枚です。

Rontgen - Symphony No. 18
777255-2
\2800→\2590
レントヘン(1855-1932):
 1.交響曲 第18 番 イ調/
 2.ノルウェイ民謡によるバラード/3.海での歌 Op.45/
 4.古いオランダの舞踏曲 Op.46
北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団/
ダーヴィッド・ポルセライン(指揮)

 レントヘンは生涯に20 曲の交響曲を書きましたが、この第18 番がもっとも長く、また驚くほどに古典的な様式で書かれています。あまりにも印象的なトランペットのファンファーレに導かれた壮麗な第1 楽章(合いの手のティンパニがまた絶妙)は、まるで祝祭的なバロック音楽を聴いているかのような錯覚にとらわれることでしょう。他の収録曲は、ゆったりとした「ノルウェイ民謡によるバラード」、描写的な「海での歌」、快活な「古いオランダの舞踏曲」。どれもが穏健で美しい作品。

Rontgen - Symphonies Nos. 8 & 15
777307-2
\2800→\2590
レントヘン(1855-1932):
 1.交響曲第8 番/
 2.交響曲第15 番/
 3.ノルウェー民謡による変奏曲
カルメン・フュジス(S)…1 のみ/
NDR 放送交響楽団/
デヴィッド・ポルセライン(指揮)

 ドイツで生まれ、オランダに帰化した作曲家レントヘンの作品は、すでにCPO から多数リリースされていて、どれもが高い評価を受けています。今回は2 曲の交響曲を中心に収録した1 枚です。100 曲(あるいは200 曲)あるとされるレントヘンの作品ですが、そのほとんどは晩年の8 年間に作曲されたもので、交響曲第8 番は1930 年の作品、交響曲第15 番は1931 年の作品になります。ソプラノ・ソロを伴う交響曲第8 番は、親交のあったグリーグの影響が感じられる魅惑的な曲です。第15 番は力強く色彩的なもの。どちらも彼が訪れたノルウェーのヨトゥンヘイムの風景が感じられる素朴で美しい作品です。


777310-2
\2800→\2590
レントヘン(1855-1932):
  1.交響曲第6番ハ短調「ああ神よ、私は誰に嘆くべきか」/
  2.交響曲第19番ハ短調「B.A.C.H」/
  3.交響曲第5番「死神」
コンセンサス・ヴォカリーズ/
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団/
ダーヴィッド・ポルセライン(指揮)

 20世紀前半に活躍したオランダの作曲家、レントヘン(1855-1932)の「合唱付き」交響曲集です。
 cpoファンにとって、すっかりおなじみとなったレントヘンですが、まだまだ素晴らしい作品が埋もれているようです。今回ご紹介するのは1926年に書かれた、古いイギリスの讃歌をテキストにした混声合唱付きの第5番、1928年に書かれたフラマン語のテキストの伝統的な讃歌のメロディを用いた第6番、そして1931年に書かれたバッハのソナタからメロディを転用した第19番です。この第19番は、若い頃から心酔していたバッハへの敬意を表すために、たった2週間で完成された作品で、冒頭のテーマが次々と繰り返され、壮大なフーガへと発展するという、まさにバッハへのオマージュ。これは聴きごたえたっぷりです。


777120
\2800→\2590
ユリウス・レントヘン(1855-1932):交響曲 第9番&第21番 他
 1.交響曲 第9番「複調で」(1930)
 2-5.セレナード ホ長調(1902)
 6.交響曲 第21番 イ短調(1931)
フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団
デイヴィッド・ポルセライン(指揮)

 ライプツィヒに生まれ、オランダに帰化した作曲家レントヘン(レントゲン)。ヘルツォーゲンベルクを通じてブラームスと交流を持ち、1887年にはブラームスの指揮で「ピアノ協奏曲第2番」を演奏したほどのピアノの腕を持っていたことで知られています。
 そのためか、作品にはブラームスの影響も見られますが、晩年にはかなり独創的な作品を書いていました。
 この交響曲第9番は1930年の作品。レントヘンの生前には出版されなかった作品で単一楽章で書かれています。 


 
 

555407
(2SACD HYBRID)
¥5300
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707): オルガン作品全集 第2集
 【SACD1】
  1. 前奏曲 ハ長調 BuxWV 138
  2. Nun komm, der Heiden Heiland いざ来たれ、異教徒の救い主よ BuxWV 211
  3. 第1旋法によるマニフィカト BuxWV 203
  4. Puer natus in Bethlehem みどり児ベツレヘムに生まれたまえり BuxWV 217
  5. 前奏曲 ト短調 BuxWV 149
  6. Der Tag, der ist so freudenreich かくも喜びに満てる日 BuxWV 182
  7. Gelobet seist du, Jesu Christ イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ BuxWV 189
  8. Gelobet seist du, Jesu Christ イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ BuxWV 188
  9. Lobt Gott, ihr Christen allzugleich 神を讃えよキリスト教徒よ BuxWV 202
  10. In dulci jubilo 甘き喜びのうちにBuxWV 197
  11. 前奏曲 ト長調 BuxWV 162
  12. Herr Christ, der einig Gottes Sohn 神のひとり子なる主キリスト BuxWV 191
  13. Herr Christ, der einig Gottes Sohn 神のひとり子なる主キリスト BuxWV 192
  14. 前奏曲 ニ長調 BuxWV 139
  15. Wie schon leuchtet der Morgenstern 暁の星のいと美しきかな BuxWV 223
 【SACD2】
  1. トッカータ へ長調 BuxWV 156
  2. Komm, heiliger Geist, Herre Gott 来たれ精霊、主なる神 BuxWV 199
  3. Komm, heiliger Geist, Herre Gott 来たれ精霊、主なる神 BuxWV 200
  4. チャコーナ ハ短調 BuxWV 159
  5. 前奏曲 ト短調 BuxWV 148
  6. Danket dem Herrn 主に感謝せよ BuxWV 181
  7. Von Gott will ich nicht lassen われ神より去らじ BuxWV 220
  8. Von Gott will ich nicht lassen われ神より去らじ BuxWV 221
  9. 前奏曲 イ短調 BuxWV 158
  10. Nun lob, mein Seel, den Herren 今ぞわが魂よ主をたたえよ BuxWV 212
  11. Nun lob, mein Seel, den Herren 今ぞわが魂よ主をたたえよ BuxWV 214
  12. Nun lob, mein Seel, den Herren 今ぞわが魂よ主をたたえよ BuxWV 215
  13. トッカータ ト長調 BuxWV 165
  14. カンツォネッタ ト長調 BuxWV 171
  15. 前奏曲 ト短調 BuxWV 150
 フリードヘルム・フランメ(オルガン)
 クリストフ=トロイトマン=オルガン(1734-37製)
 Klosterkirche St. Georg zu Grauhof bei Goslar(ドイツ)

 録音 2020年7月19-20日、26-28日

 「北ドイツ・バロックの作曲家たちのオルガン作品集」で知られるフリードヘルム・フランメによるブクステフーデのオルガン作品全集第2集。
 デンマーク出身でありながらリューベックを中心に活躍したブクステフーデは、約40年に渡りリューベックの聖母マリア教会のオルガニストを務め、朝や日曜日の礼拝時でのオルガン演奏のほか、前任のトゥンダーが始めた演奏会「夕べの音楽」を拡大し、多くの聴衆たちを喜ばせたことでも知られています。
 ブクステフーデのオルガン曲はコラール編曲と自由な形式の曲を併せて40曲ほどが遺されており、この第2集のSACD1では前奏曲に組み合わせたコラールの数々を紹介し、SACD2では同じコラールによるいくつかの異なるヴァージョンが中心に紹介されています。
 グラウホフのトロイトマン=オルガンの美しい低音の響きが存分に捉えられた高音質の録音も聴きどころです。
 
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555241
(SACD HYBRID)
¥2900→\2690
完結!
フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ(1690-1768):序曲と協奏曲集 第3集

 1. 序曲第5番 変ロ長調
 2. ソナタ第6番 ホ短調
 3. ソナタ第3番 ニ短調
 4. 序曲第4番 へ長調
ラルテ・デラルコ(ピリオド楽器使用)
フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン&指揮)

 録音 2018年2月21-23日 Gabinetto di Lettura, Este、パドヴァ(イタリア)

 フェデリコ・グリエルモが指揮するラルテ・デラルコによるヴェラチーニの序曲と協奏曲集。
 シリーズの完結編となる第3集には、1721年に出版された作品番号1に含まれるソナタ第6番と1716年に出版された作品番号なしの曲集に含まれるソナタ第3番を収録。他、2曲の序曲を聴くことができます。
 序曲の写本はヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽院に所蔵されており、恐らく1716年にヴェネツィアで作曲されたものと考えられていますが、作品自体はドレスデンとロンドンで大成功を収めた可能性も指摘されています。



ちょっといかレたいかしたヤツ、ヴェラチーニ。



ヴェラチーニっていいですよね。
第1集と第2集


777302-2
(SACD ハイブリッド)
\2900→\2690
ヴェラチーニ(1690-1768):序曲と協奏曲集第 1 集
 1.序曲第 2 番ヘ長調/2.序曲第 4 番ト短調/
 3.ソナタ第 6 番イ短調/
 4.ソナタ第 7 番イ長調/5.ヴァイオリン協奏曲イ長調
ラルテ・デラルコ(オリジナル楽器使用)/
フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン&指揮)

 フィレンチェの薬剤師の息子として生まれたヴェラチーニは、なかなか血気盛んな人だったらしく、ある時歌手たちとの論争に巻き込まれ何と3 階席から飛び降り、その時のケガが元で一生足が不自由になってしまったほどでした。
 そのせいか「頭がおかしい奴"capo pazzo" 」とあだ名されたりもしましたが、彼自身がヴァイオリンの名手だったこともあり、その作品は非常に聴き応えのあるものとなっています。

 彼はイタリアだけでなくドレスデンやロンドンでも活躍し、ヴァイオリンを演奏したり自作の歌劇を発表したりと充実した人生を送ったようです。そんな彼の作品を名手フェデリコ・グリエルモとラルテ・デラルコの自由自在な演奏でお楽しみください。

CPO レーベルでは久しぶりとなるSACD ハイブリッドの高音質録音も魅力的です。


555220
(SACD Hybrid)
\2900→\2690
ヴェラチーニ(1690-1768):序曲と協奏曲集 第2集
 1.序曲 第1番 変ロ長調
 2.ソナタ 第1番 ト短調
 3.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
 4.ソナタ 第5番 ハ長調
 5.序曲 第3番 変ロ長調
フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン&指揮)
ラルテ・デラルコ(アンサンブル)

 イタリア、バロック期に活躍したヴェラチーニ。奔放な性格で知られ、宮廷でのいざこざが絶えなかったなど様々なエピソードが伝えられています。
 しかし作品は端正で簡潔な書法に拠って書かれており、ヴェラチーニ自身が卓越したヴァイオリニストであったため、華麗な技巧に彩られたヴァイオリン曲が数多く残されています。
 このcpoのシリーズは、ヴェラチーニの「序曲と協奏曲」の全てを録音することを目的に始められており、代表作であるヴァイオリン協奏曲を中心に序曲(シンフォニア)とトリオ・ソナタを散りばめた様々な作品が収録されています。
 この第2集では、作品番号をもたない1716年作曲の2曲の序曲、ハ長調のソナタと、1721年に書かれた作品番号第1番からのト短調のソナタ、ヴァイオリン協奏曲を収録。
 祝祭的な音色を持つ序曲は、ヴァイオリン曲よりも更に華麗であり、ラルテ・デラルコの表現豊かな演奏がヴェラチーニ作品の魅力を引き立てています。
  録音 2018年2月19-21日、ガビネット・ディ・レットゥーラ、エステ

 




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BERLIN CLASSICS



BC 0302083
(4CD)
¥3900→\3590
それは巨匠の。
 エッシェンバッハ指揮&ベルリン・コンツェルトハウス管
  ブラームス:交響曲全集
クリストフ・エッシェンバッハ指揮
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団



録音詳細
 Symphony 1: Recording: Konzerthaus, Berlin; 28.-30.11.2019
 Symphony 2: Recording: Konzerthaus, Berlin; 5.-7.10.2020
 Symphony 3: Recording: Konzerthaus, Berlin; 27.-29.2.2020
 Symphony 4: Recording: Konzerthaus, Berlin; 7.-9.11.2020

ベルリン、コンツェルトハウス
 交響曲第1&3番:ライヴ録音
 交響曲第2&4番:COVID-19感染対策のため無観客ライヴ録音


 なんでヒューストンとのブラームスの交響曲全集がBERLIN CLASSICSから?と思ってオケを見たらベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団だった!新録音じゃないか!

エッシェンバッハは2019/20のシーズンからベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席指揮者


 でもそれがなんでBERLIN CLASSICSから?と思って代理店に聞いたら、BCレーベル、最近はよく売れるオーケストラ録音に比重が傾きつつあるとのこと。
 その一環でこの大物をリリースしてきたらしい。
 
 ということでさっそく全曲聴かせてもらいました。

 おっと、これが最新のエッシェンバッハか!
 まさに巨匠。
 第1番の冒頭3秒で「あ、巨匠」とうなりたくなる堂々演奏。終楽章まで聴いてもなんの小細工もないどっしり演奏。
 はったり一切なし。まっすぐ歌い、うねり、響かせる。
 第2番、そして第3番では「ホールの音響の限界を試してみました」といわんばかりの強烈な美音が響き渡る。悦楽の洪水。甘美な拷問。
 そして第4番。圧巻の終楽章は同曲屈指の壮絶なる演奏となった。ここでも一切小技は利かせず横綱相撲でがぶり寄る。(最後1秒だけタメがある

 完全なる巨匠に進化したエッシェンバッハの雄雄しく悠々たるブラームス、期待していいです。


Marco Borggreve


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 そういえば最近こんなアルバムもあった。(↓)
 これがまたすさまじいアルバムだった。
 この1枚でウェーバーの評価が変わるんじゃないかと思わせるような壮絶なアルバムだった。
 これで一気にウェーバーの大ブームが来るのかと思わせられるくらいのアルバムだった。
 かけている途中で女子スタッフが「こんな曲初めて聴きました、こんな作曲家いましたっけ」、と突然聞いてきてしまうようなアルバムだった。

 これからどこのレーベルでお世話になるか試してるのかエッシェンバッハ?それともそれぞれ単なるワンショット契約なのか。

 いずれにしても80の齢を超えたエッシェンバッハ、そろそろ音楽家として最後の仕上げにかかってきた。

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エッシェンバッハ
ALPHAからリリースされた
コンツェルトハウス大ホール劇場落成200周年記念アルバム

これ、聴いといたほうがいいです・・・
 

 ALPHA744
\2700→\2590
コンツェルトハウス大ホール劇場落成200周年
 コンツェルトハウス管音楽監督エッシェンバッハ指揮

  カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):作品集

 1. 序曲 「精霊の支配者」 ニ短調 Op. 27 (歌劇《リューベツァール》 序曲)
 2. ピアノと管弦楽のための小協奏曲
   (コンツェルトシュトゥック) ヘ短調 Op. 79
 3-5. 歌劇《魔弾の射手》Op. 77 より
  3. 序曲
  4. エンヒェンのロマンツェ、レチタティーヴォとアリア
   「死んだ従姉が見た夢よ」 (第3幕)
  5. エンヒェンのアリエッタ「凛々しい青年の姿を見れば」 (第2幕)
 6. 歌劇《オベロン》 序曲
マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)...2
アンナ・プロハスカ(ソプラノ)...4、5
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
 NYCX-10221
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2970

 録音: 2020年11月21-23日、2021年2月15-16日 コンツェルトハウス大ホール、ベルリン ※ 国内盤には日本語解説付き

 【ベルリン・コンツェルトハウス200周年記念!ゆかりの演目による豪華演奏陣の快演】
 1821年5月26日、躍進めざましいプロイセン王国の首都ベルリンに新しい王立劇場がオープンしました。
 直後の6月18日にはウェーバーの歌劇《魔弾の射手》の初演が大成功を収めてドイツ・ロマン派音楽に決定的一歩をもたらし、翌週には同じ作曲家の「ピアノと管弦楽のための小協奏曲」も同劇場で初演されました。
 後にケルン大聖堂を完成に導くことになる大建築家シンケルが設計したこの劇場は、第二次大戦での損壊を経ながら1984年10月に「シャウシュピールハウス」と名を変えて復活。
 東ドイツ時代にはクルト・ザンデルリング率いるベルリン交響楽団(現ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団)の拠点となったほか、「ベルリンの壁」開放直後の1989年12月にはバーンスタイン指揮の下に第二次大戦での対戦国の音楽家が集まり記念コンサートが開催されるなど、ベルリンの音楽史において独自の伝統を誇っています。
 2021年は劇場落成200周年を記念すべく、来日機会も多いベルリン生まれの俊才ヘルムヒェン、ベルリンを拠点に際立った個性を発揮してきたプロハスカをゲストに迎え、2019年にコンツェルトハウス管音楽監督となったクリストフ・エッシェンバッハの指揮のもと、《魔弾の射手》の重要ナンバーを軸としたウェーバー・アルバムを録音!
 やはり同劇場ゆかりの小協奏曲、作曲家最後の傑作《オベロン》の序曲、演奏会用に転用された《リューベツァール》序曲と、ウェーバーの天才を多角的に味わえる選曲も嬉しいところです。
 2008年からコンサートマスターを務める日下紗矢子も参加。名技師シュテファン・レーの適切なエンジニアリングによって劇場空間の音響が鮮やかに収められ、抑揚鮮やかな名演の魅力がきわだつ記念盤となりました。

 




















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