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≪第113号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その12 2021/11/2~




11/5(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


BIS


BIS SA 2561
(SACD HYBRID)
¥2800
ナッシュ・アンサンブル、ハリソン・バートウィッスルの室内楽作品
 ハリソン・バートウィッスル(1934-):
  (1)三重奏曲~ヴァイオリン、チェロとピアノのための(2011)
  (2)8弦のための二重奏曲(ヴィオラとチェロ)【世界初録音】
  (3)パルス・サンプラー(1981/2018)~オーボエと打楽器のための
  (4)オーボエ四重奏曲(2009-2010)
ナッシュ・アンサンブル

 英国最高の名人集団、ナッシュ・アンサンブルがハリソン・バートウィッスルの室内楽作品を録音!

 セッション録音:2021年1月4-6日/キングズ・プレイス(ロンドン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、64'44

 SACDハイブリッド盤。
 1934年生まれの作曲家サー・ハリソン・バートウィッスルは、イギリスの代表的な現代作曲家。1965年作曲の「トラゴエディア」で注目を集めました。
 「トラゴエディア」は古典から現代に至るまでの雰囲気と強烈な暴力性、そして脆い力強さを併せ持っており、イギリス音楽に新たな感性を提示したものとして高く評価されています。
 その「トラゴエディア」が作曲された同時期の1964年創立にされたナッシュ・アンサンブルがバートウィッスルの室内楽作品を録音しました!

 ナッシュ・アンサンブルはウィグモア・ホールのレジデント・チェンバー・アンサンブルを務める名人集団。可変アンサンブルとして、多様な作品、編成で演奏し、これまで300を超える世界初演も行ってきました。
 当団は創設時よりバートウィッスルの作品を取り上げ現在も非常に良好な関係が築かれております。
 その蜜月な関係から生み出された委嘱作品も多く、内容度の濃い高水準の演奏をお届けします!
 
 .


BIS SA 2607
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
アンドレアス・ヘフリガーによる
 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第16番、第17番「テンペスト」、18番!

  ベートーヴェン:
   (1)ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 Op.31-1
   (2)ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調「テンペスト」 Op.31-2
   (3)ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op.31-3
アンドレアス・ヘフリガー
 (ピアノ/
  C. Bechstein grand piano D 282)

 感性豊かな表現で魅了。アンドレアス・ヘフリガーによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ第16番、第17番「テンペスト」、18番!

 セッション録音:2021年1月8-10日/ラ・ショー=ド=フォン(スイス)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、70'28

 SACDハイブリッド盤。
 1962年にベルリンで生まれ、テノール歌手の父エルンスト・ヘフリガーの母国スイスで育ったピアニスト、アンドレアス・ヘフリガーは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタと他の作曲家の作品を組み合わせた独創的なプログラム『パースペクティヴ』シリーズで注目されてきました。

 当アルバムではベートーヴェンの作品31のソナタ3篇を録音。「作品31の3篇はベートーヴェンのピアノ・ソナタの中で非常に特別な位置を占める」と語るヘフリガー。
 悲しみ、優しさなど人間の心理を探求することができるこの作品を全身全霊で演奏します。

 ヘフリガーは1988年にニューヨーク・デビューを大成功させ、のちに欧米の主要オーケストラへの客演、ソロのリサイタル、またマティアス・ゲルネなど世界的歌手とのリート伴奏などか多岐に渡る活動を展開。
 強靭なテクニックでスケールの大きな演奏をお楽しみいただけます。
 





MDG

MDG 61322192
¥2500
モンポウ:歌曲集
 ポール・ヴァレリーの詩による5つの歌(1973)
  1. 偽りの死/2. ほのめかし/
  3. 失くしたワイン/4. 空気の精/5. 歩み
 8つの子守唄(1926/48)
  6. 乳母車の上で/7. おしゃべりマーゴット/
  8. 私は月で見た/9.フレデリック、ティク、ティク/
  10. かわいいナイチンゲール/11.アセリン、アセラン/
  12. パリから来た女の子/13. ピト、ピト、コロリト
 夢のたたかい(1943/51)
  14.君の上にはただ花ばかり/15.今宵、同じ風が/
  16.君の気配は海のよう/
 17.詩編(1936)/
 18.アヴェ・マリア(1957)
 4つのメロディ(1925)
  19. 小径のバラ/20. 葉のカーテン/
  21.不確実性/22.雪/23.市場の歌
ユリア・ゾフィー・ヴァグナー(ソプラノ)
シュテッフェン・シュライエルマッヒャー(ピアノ)

 モンポウが生涯をかけて追及した美とエレガンスが凝縮した歌曲集

 52'45

 スペイン・カタルーニャ地方バルセロナに生まれ、「ピアノの詩人」とも呼ばれ、その静謐な音楽は、20 世紀の作曲家の中でも異彩を放っているフェデリコ・モンポウ。
 モンポウが生涯をかけて追及した美とエレガンスは、彼の声楽曲にも存分にあらわれています。浮遊感漂う独特の旋律に、鐘の音のようなピアノ伴奏が印象的響きます。
 モンポウの家は15世紀から続く鐘造り職人であり、祖先への敬意を捧げているようにも聴こえます。
 ユリア・ゾフィー・ヴァグナーの透明感と輝きあふれる歌声は、モンポウの繊細かつ絶妙な間合いをもつ音楽に見事に溶け合っています。
 
 


MDG 90322286
(SACD HYBRID)
¥2500
エヴァルト・シュトラッサー(1867-1933):ヴァイオリン作品集
 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.32
 アリオーソ Op.13a
 無伴奏ヴァイオリンのための組曲 ホ短調
 ヴァイオリンとピアノのためのつの輪舞 Op.25
グートルン・ホーボルト(ヴァイオリン)
内野 江梨(ピアノ)

 当時ブラームスの後継者の呼び声も高かった忘れられた作曲家エヴァルト・シュトラッサーのヴァイオリン作品集

 Stereo/5.1/2+2+2、64'20、輸入盤・日本語帯・解説付

 ドイツ、ケルン近郊のブルシャイトで生まれたエヴァルト・シュトラッサー。
 現在では完全に忘れられた作曲となっていますが、当時は、フルトヴェングラー、アーベントロート、メンゲルベルク、ニキシュ、プフィッツナーらが彼の作品を取り上げ、ピアニストのエリー・ナイもコンサート・プログラムに入れるなど、高く評価されていました。
 作品は広く認められていましたが、彼自身は政治的意図は作品には込めていませんでしたが、周囲が疑心し、さらには彼は人前に出ることを好む性格ではなかったために、次第に演奏されなくなりました。

 シュトラッサーは200曲以上の作品を残していますが、ヴァイオリンとピアノのための作品は13 曲あります。
 シュトラッサーはブラームスの後継者とも言われるほど当時作曲家として高く評価され、1917年秋にはケルンでシュトラッサー音楽祭が開催されたほどでした。
 そのオープニングコンサートで演奏されたのが、ヴァイオリン・ソナタ。シュトラッサーは、旋律の創意工夫については、そのブラームスよりも優れていたとも言われ、このヴァイオリン・ソナタにもそのような点を感じることができます。

 今回録音した、ヴァイオリンのグートルン・ホーボルトとピアノの内野江梨の演奏は、そうしたシュトラッサーの美質を存分に伝えることに成功しています。
 
 


MDG 90322066
(SACD HYBRID)
¥2500
古都ドレスデンの伝統を継承するチェロとオルガンのレパートリー
  オスカー・ヴェルマン(1840-1906):
  ・2つの奏楽曲 Op.92
  ・前奏曲とフーガ~ドレスデン聖十字架教会の鐘の音(E,G,A,H,D) Op.146-2
  ・2 つの小品 Op.72
  ・ソナタ ト短調 Op.58
 グスタフ・メルケル(1827-1885):
  ・アリオーソOp.55
  ・アダージョ・レリジョーソOp.114
  ・バッハのフーガOp.40
 オスカー・ヴェルマン:ラルゴ・レリジョーソ
 マックス・レーガー(1873- 1916):アリア Op.103a
ハンナ・ヴィンツェンス(チェロ)
ゴードン・サファリ(オルガン)

 Stereo/5.1/2+2+2、72'45、輸入盤・日本語帯・解説付

 ドレスデン出身の作曲家、オスカー・ヴェルマン、グスタフ・メルケルのチェロとオルガンのための作品すべてを収録したアルバム。
 フリードリヒ・ドッツァウアー、フリードリヒ・クンマー、フリードリヒ・グリュッツマッハーらドレスデン宮廷楽団のチェリストたちは、何世代にもわたって、伝統を継承するチェリストを輩出していました。
 そしてヴェルマンやメルケルがドレスデン聖十字架教会のオルガン奏者として、チェロの名手達に影響を受けたとしても不思議はありません。
 そして本作を録音するにあたってチェロ奏者のハンナ・ヴィンツェンスが調べたところ、チェロとオルガンのために書かれた最初のオリジナル作品は、オスカー・ヴェルマンの「ソナタ ト短調Op.58」であることが分かりました。
 この作品から発展したドレスデンの伝統を、若い二人の奏者が見事に継承しています。
 
 


MDG 90322256
(SACD HYBRID)
¥2500
世紀末~ベルク、マーラー、ウェーベルン、ツェムリンスキー
 マーラー:
  ・夏の交代(「子供の魔法の角笛」より) *
  ・私はこの世に捨てられて(リュッケルト歌曲集より)*
 ツェムリンスキー:
  ・クラリネット・トリオ ニ短調Op.3
  ・アルバン・ベルクによる即興曲 ホ長調(ピアノ・ソロ)
 ベルク:4つの小品(クラリネットとピアノのための)
 ウェーベルン:2つの小品(チェロとピアノのための)
 マーラー:
  ・さすらう若人の歌*
  ・原光(交響曲第2番第4楽章より)*
キメラ・トリオ
 アネミック・デ・ブルーイン(クラリネット)
 イレーネ・コック(チェロ)
 ローレンス・デ・マン(ピアノ)* 編曲

 MDGデビューの若きオランダのトリオが世紀末ウィーンを彩った作曲家たちを録音

 Stereo/5.1/2+2+2、76'21、輸入盤・日本語帯・解説付

 クラリネット、チェロ、ピアノによるオランダのトリオがMDG よりデビューします。
 世紀末の作曲家といえばマーラーと並んでやはりウィーンの音楽家たちがあげられます。
 マーラーの妻アルマの元恋人ツェムリンスキー、そして20世紀まで活躍したベルク、ウェーベルンの作品を収録しています。
 マーラーは、自身のリート歌曲をオーケストラ伴奏編曲することも多く、詩の世界を深く音楽的にも広がりをもたせることに成功しています。
 ここでは、ピアニストのローレンス・デ・マンがマーラーのリート歌曲を美しく哀愁たっぷりにクラリネットやトリオ用に編曲しています。
 世紀末を華麗に彩った作曲家たちの輝きをトリオに凝縮させ、さらにMDGの高音質録音によって響かせています。
 





ARS PRODUKTION


代理店変更に伴い旧譜再掲載

ARS38194
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
ファゴット・ソナタ&四重奏曲集
 モーツァルト:
  ファゴットとチェロのためのソナタ 変ロ長調 KV.292
 ドヴィエンヌ:
  ファゴット四重奏曲 Op.73 第1番 ハ長調、
  第2番 ヘ長調、第3番 ト短調
マティアス・ラーチ(ファゴット)
メレル四重奏団のメンバー

 トーンハレ管、ルツェルン祝祭管の首席fg、マティアス・ラーチ!

 ベルリン出身のファゴット奏者マティアス・ラーチは、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席奏者を経て、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団およびルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者を務めている名手。
 ドイツでフリッツ・フィンシュとダーグ・イェンセンに師事しています。本作ではファゴットの室内楽レパートリーに重要な貢献をした「フランスのモーツァルト」ことフランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803)の四重奏と、謎の多いモーツァルトの二重奏を収録。
 ファゴットが独奏楽器として使われることが多くなってきた18世紀の音楽に焦点を当てています。「藪の中に隠れているスミレのように、(ファゴットは)草原に香りを漂わせている。
 独奏楽器としてではなく、和声を補うために使われるのであれば、周囲を美しく彩る花々の中に姿を現すことはない。」(カスティル・ブラーズ、1820年)

 ※録音:2015年5月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
 
 

ARS38211
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
タイム・イン・モーション
 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番 ヘ長調 《アメリカ》
  (フキオ・アンサンブルによるサクソフォン四重奏編)
 ファビアン・レヴィ(1968-):Towards the door we never opened
 ギジェルモ・ラゴ(1960-):Ciudades
 ロビン・ホフマン(1970-):Der blutige Schaffner
 ファリャ:歌劇《はかなき人生》より スペイン舞曲第1番
  (フキオ・アンサンブルによるサクソフォン四重奏編)
フキオ・アンサンブル
 (サクソフォン四重奏)

 ルクセンブルクのUGDAコンクールやスイスのジャンニ・ベルガモ・クラシック音楽賞で金賞を獲得するなど、2008年の設立以来、多数の音楽祭、コンクールで好成績を収めているサクソフォン四重奏団、フキオ・アンサンブル。
 メンバーはヨーロッパ有数の名門大学、ケルン音楽舞踊大学で現代音楽を、パリのコンセルヴァトワールで室内楽を専攻しており、サクソフォン四重奏のため音楽の演奏と、このジャンルの新しいレパートリーの創造に焦点を当てて活動を行っています。
 2016年にWDR(西部ドイツ放送)、ARS Produktion、ケルン音楽舞踊大学から「Taste the Best」賞を受賞し、本アルバムはその支援を受け制作されました。見事なテクニックで披露されるドヴォルザークの《アメリカ》は必聴です。

 ※録音:2016年1月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
 
 

ARS38200
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
アパッショナート
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 《熱情》 Op.57
  11のバガテル Op.119
  ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90
  ロンド・ア・カプリッチョ ト長調《失われた小銭への怒り》Op.129
ドンカ・アンガチェヴァ
 (ピアノ/
  ベーゼンドルファー 280VC)

 ブルガリア出身のピアニスト、ドンカ・アンガチェヴァは、10歳でプロヴディフ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でソリスト・デビュー。ウィーン国立音楽大学でハインツ・メジモレックに師事し、第8回サレルノ国際ピアノコンクール(イタリア)で第2位など、数々の国際コンクールで上位入賞を果たしている実力派。
 「ピアノで旋風を巻き起こす、優れた技術力と驚異的な表現力を持つ繊細な音楽家」などと、オーストリアやスイスの批評家からも高く評価されています。ベーゼンドルファー・アーティストならではの美しい音色にも注目です。

 ※録音:2015年7月(オーストリア、ライディング)
 
 

ARS38204
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
アウト・オヴ・ドアーズ
 ラヴェル:鏡
 バルトーク:戸外で
 メシアン:鳥のカタログより ヒメコウテンシ
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調《田園》
ファビアン・ミュラー(ピアノ)

 1990年にボンで生まれ、ブラームス通りで育ったドイツのピアニスト、ファビアン・ミュラー。
 ケルン音楽大学ではピエール=ロラン・エマールとタマラ・ステファノヴィッチに師事し、2013年のブゾーニ国際ピアノ・コンクールで入賞、現代ピアノ音楽の最高の解釈に対する特別賞などを受賞しています。
 ファースト・アルバムとなる本作では、さまざまな形で自然と結びついた作品や、屋外での情景にインスパイアされた作品からなるプログラムを作り上げました。

 ※録音:2015年11月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
 





C’AVI MUSIC


8553205
¥2600
モーツァルト: 弦楽四重奏曲集 Vol.4
 モーツァルト:
  弦楽四重奏曲第4番 ハ長調 K157
  弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調
  弦楽四重奏曲第7番 変ホ長調 K160
  弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K465《不協和音》
アルミーダ弦楽四重奏団

 アルミーダ弦楽四重奏団、モーツァルト第4巻!

 ☆これまでも高い評価を得てきたアルミーダ弦楽四重奏団によるモーツァルト!
 ☆深い探求心によって綿密に練られた演奏が、聴衆に新たな発見をさせてくれる!

 「弦楽四重奏の父」であるハイドンのオペラにちなんで名付けられ2006年にベルリンで設立されたアルミーダ弦楽四重奏団。

 アルミーダ弦楽四重奏団は2012年にミュンヘンの国際ARDコンクールで1等賞と聴衆賞更に6つの賞を受賞しカルテットとしての華々しいキャリアをスタートさせました。
 2014年~2016年にはBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれています。また前作のVol.3(8553032)は、BBCミュージック・マガジンで「Instrumental Choice」に選ばれ高い評価を得ています。
 その続編となる今作でもモーツァルトの作品を徹底的に吟味し探求する姿勢は全く変わっていません。
 彼らが弾くとモーツァルトの作品はより新鮮さと刺激に溢れた物になり、これらの作品の新たな魅力を伝えてくれる演奏になっています。

 ※録音:2020年3月&2021年3月、ベルリン(ドイツ)
 
 

8553499
¥2600
クリスマス・ソングス
 伝承曲:
  高く戸を上げよ、船がやってくる、
  羊を見守っている、マリアは茨の森を歩み
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:Frondens
 マルティン・ルター:高き天より我は来たれり
 ジョセフ・モール(1792-1848):きよしこの夜
 伝承曲:
  世界に告げよ、Es wird scho glei dumpa、Ein Kind geborn、
  馬槽のかたえにわれは立ちて、ベツレヘムに生まれたもう、
  来たれ羊飼いたち、鳥の歌
 ヘンデル/ベートーヴェン:よろこべやたたえよや
 アドルフ・アダン(1803-1856):さやかに星はきらめき
 伝承曲:3人の王の行列
ヴィオロンチェッロ・ア・ドゥ
 〔ウタ・シュリヒティヒ(チェロ)、
  ビルギット・ハイネマン(チェロ、ボーカル)〕
ヴィンセント・ティンバ
 (ギター、ジャンベ、
  コントラバス、スレイベル)

 ヴィオロンチェッロ・ア・ドゥ、チェロ・デュオによるクリスマス・アルバム!

 ☆ドイツのヴィオロンチェッロ・ア・ドゥが息の合った演奏を聞かせるクリスマス・アルバム!
 ☆幅広いレパートリーを持つ二人からのクリスマス・プレゼント!

 これまでのアルバムでものクラシック以外の幅広いジャンルの中から選曲し、私たちの耳を楽しませてくれたチェロ二重奏「ヴィオロンチェッロ・ア・ドゥ」からのクリスマス・プレゼント!
 2020年のクリスマス、ドイツはロックダウン中で歌うことも許されなかったとのことで、クリスマス・アルバムの構想が生まれたということです。
 人間の声に近い楽器といわれるチェロが、クリスマスの夜に寄り添うように響きます。
 ヴィオロンチェッロ・ア・ドゥの二人は、デュオ活動の他にもソリストや、ケルン弦楽六重奏団のメンバーとしても活動しています。

 ※録音:2021年3月(ドイツ)
 





DA VINCI CLASSICS



C00483
¥2600
ベートーヴェンによるベートーヴェンの解釈
 ベートーヴェン:
  ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op.38(七重奏曲 Op.20の編曲)
  ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.16(五重奏曲 Op.16の編曲)
エヴァ・ビンデレ(ヴァイオリン)
ウラディーミル・メンデルスゾーン(ヴィオラ)
ダミアーノ・スカルパ(チェロ)
ニコラ・ブルフォーネ(クラリネット)
アンドレア・ルクリ(ピアノ)

 楽聖自身の手によって編曲された室内楽集。ラトビアの才女エヴァ・ビンデレが登場!

 初期の秀作である「七重奏曲 Op.20」から「ピアノ三重奏曲 Op.38」へ、そしてピアノを伴う室内楽の傑作の1つ「五重奏曲 Op.16」から「ピアノ四重奏曲 Op.16」へと姿を変えてコンパクトになったベートーヴェンの室内楽2作品。
 ベートーヴェン自身の手によって編曲が施され、新しい編成へと生まれ変わった室内楽の傑作2作品には、ベートーヴェンの作曲技法の妙と解釈が込められています。

 ベートーヴェンの2つの"編曲された"室内楽作品の演奏をリードするのは、ラトビアの女流ヴァイオリニスト、エヴァ・ビンデレ。
 ラトビア・フィルハーモニー室内管弦楽団で活躍した後、2012年まで15年に渡ってギドン・クレーメルのクレメラータ・バルティカの第1ヴァイオリンとして活躍した才女。
 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団やバイエルン放送交響楽団でも活躍したチェロのダミアーノ・スカルパを筆頭とする名手たちと見事なアンサンブルを繰り広げてくれています。

 ※録音:2021年2月、アソシアツィオーネ・ガジア(チヴィダーレ・デル・フリウーリ、イタリア)

 
 
 

C00487
¥2600
オフ=バランス
 ケージ:未焦点の源
 ヤナーチェク:霧の中で
 シューマン:創作主題による変奏曲 WoO.24
 クラム:3つの幻想曲
 スクリャービン:詩曲《焔に向かって》Op.72
 ケージ:地球は再び生まれる
 R・シュトラウス(レーガー編):あした!
ダニエラ・ペッツォ(ピアノ/スタインウェイ)

 イタリアの女流ピアニスト、ダニエラ・ペッツォは故郷であるイタリア、カラブリア州のピッツォでピアノを学び始め、名教師コンスタンティン・ボギーノにピアノを師事。
 その後、バーゼル音楽大学への留学と同時に拠点をスイスに移し、2012年から2014年にかけては自ら主宰するコラド・ロレッロ室内音楽祭で芸術監督を務めるなど精力的な活動を展開しています。
 この「オフ=バランス」は選曲がユニーク。ケージで幕が上がり、ヤナーチェク、シューマンと続いたと思いきやクラムが登場し、最後はレーガー編曲によるリヒャルト・シュトラウスで締めくくります。

 ※録音:2021年5月、アビー・ロッキ・スタジオ(ローマ、イタリア)
 
 

C00488
¥2600
無伴奏ギターのための「完璧」な音楽
 ファリャ:ドビュッシーの墓への讃歌/ルーセル:セゴビア Op.29/
 トゥリーナ:ファンダンギーリョ Op.36/イベール:アリエッテ/
 トゥリーナ:ソナタ Op.61/マリピエロ:前奏曲/
 トゥリーナ:ラファガ Op.53/プーランク:サラバンダ/
 トゥリーナ:タレガへのオマージュ Op.69/
 レスピーギ:変奏曲/トゥリーナ:セビリャーナ Op.29
アントニーノ・イエロ(ギター)

 ミュージック・テクノロジーを学び、情報通信エンジニアの学士号を取得しているという異色の経歴を持つアントニーノ・イエロは、ギタリストとしての経歴も本格的。
 チェゼーナのブルーノ・マデルナ音楽院でギターをジョルジオ・アルビアーニに学んだ後、ヨーロッパ各地のギター音楽祭で活躍。
 自身にとってのセカンドアルバムとなる当盤では、ファリャやトゥリーナを中心に無伴奏ギターのために書かれた「完璧なクォリティ」を持つ作品でプログラムを組んでいます。

 ※録音:2020年5月-2021年4月、フォイアーノ・デッラ・キアーナ(イタリア)
 





INDESENS!



PINDE152
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
1900年頃のパリの音楽 Vol.1 ~ コルネットの芸術
 ギヨーム・バレイ(1871-1943):演奏会用小品
 ガブリエル・パレ(1862-1934):ソロ第1番
 ジョルジュ・ユー(1857-1948):演奏会用小品
 ジュール・シャルル・ぺネカン(1864-1914):演奏会用小品
 フィリップ・ゴーベール(1879-1941):カンタービレとスケルツェット
 テオ・シャルリエ(1868-1944):演奏会用独奏曲
 ギィ・ロパルツ(1864-1955):アンダンテとアレグロ
 バレイ:アンダンテとアレグロ
 フェルナン・アンドリウ(1863-1935):演奏会用独奏曲第3番
 ジョゼフ・コロンボ(1900-1973):さまよう心(ヴァルス・ミュゼット)
 ジャン=バティスト・アーバン
  (1825-1889)(ドナルド・ハンスバーガー編):
   華麗なる幻想曲
エリック・オービエ(コルネット)
ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
INDE152
¥2600

 名手エリック・オービエが奏でる魅惑のコルネット・アルバム!

 ☆モーリス・アンドレの後継者、エリック・オービエが奏でるコルネットのためのパリの音楽!

 トランペット界の伝説的プレーヤー、モーリス・アンドレの高弟であり、その流派を受け継ぐフランスの名手エリック・オービエ。
 これまでにトランペットのための作品を多数レコーディングしてきたオービエが新たに取り上げたのは、コルネットの発展が目覚ましい19世紀から20世紀にかけて作曲された作品集。

 現在は、主にブラスバンドの花形として用いられることが多いコルネットは、金管楽器のためのバルブの発展により1828年頃に開発され、その暖かく美しい音色と細やかなパッセージによる表現力の広さで人気を博しました。
 「1900年頃のパリの音楽」と題された本アルバムは、19世紀を締めくくり、20世紀への展望を示す、パリ万博史上最大規模となった博覧会の年でもあり、当時の様々な文化芸術が著しい発展を迎える中で書かれた作品を集約。
 金管楽器のためのバイブル的教則本の著者でもあり、当時のフランスで活躍したコルネットの名手、ジャン=バティスト・アーバンの「華麗なる幻想曲」など、哀愁帯びたコルネットのための名作の数々を、オービエの師匠譲りの美しい音色と卓越したテクニックで奏でます。
 トランペット関係者は勿論のこと、管楽器ファンが虜になること間違いない注目の1枚が登場です。

 ※録音:2020年6月27日、7月14日&2021年1月26日、27日、4月6日、スタジオ・セクエンツァ(フランス)
 ※使用楽器:Yamaha YCR 6335HS、使用マウスピース:Denis Wick 4 1/2&RW3
  
 


PINDE153
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
1900年頃のパリの音楽 Vol.2 ~ フルートの芸術
 クロード・ドビュッシー(1862-1918):6つの古代碑銘 《ビリティス》
 メル・ボニ(1858-1937):
  ソナタ 《ルイ・フルーリー氏に捧ぐ》、
  スケルツォ(フィナーレ)opus posthume 187
 ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
  シシリエンヌ Op.78、演奏会用小品
 アルベール・ルーセル(1869-1937):
  フルートを吹く人たち、アンダンテとスケルツォ Op.51、アリア
 モーリス・ラヴェル(1875-1937):ハバネラ形式による小品
 セシル・シャミナード(1857-1944):コンチェルティーノ Op.107
ヴァンサン・リュカ(フルート)
ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
INDE153
¥2600

 名フルーティスト、ヴァンサン・リュカ!パリ万博の時代に作曲された作品集!

 ☆アバド時代のベルリン・フィルで活躍し、現在は名門パリ管弦楽団の首席奏者を務めるフランスの名フルーティスト、ヴァンサン・リュカ新録音!

 世界有数のフルーティストの1人であるヴァンサン・リュカは、14歳という若さでパリ国立高等音楽院に首席入学を果たし、同校を首席で卒業。
 トゥールーズ・キャピトル管弦楽団に在籍した後、1989年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団しアバド時代に6年間在籍。現在は母国フランスの名門、パリ管弦楽団の首席奏者として活躍するフランス・フルート界のエリートです。

 1795年にパリ国立高等音楽院が創設されて以来、フランスは多くの優れたフルート奏者を輩出してきました。そのフランスが世界に誇る名フルーティストの最新作は、19世紀を締めくくり、20世紀への展望を示す、パリ万博史上最大規模となった博覧会の年でもある1900年頃のパリの音楽を集約。

 ドビュッシーが友人のピエール・ルイスの詩集「ビリティスの歌」の朗読を伴奏するための付随音楽として作曲した「6つの古代碑銘(エピグラフ)」から始まり、歴史に思いをはせるような美しい旋律から成るフォーレの「シシリエンヌ」、コンクールの課題曲として作曲され、フルート奏者の重要作品のひとつとも呼ぶべきシャミナードの「コンチェルティーノ」で華々しくアルバムのトリを飾ります。
 ここ日本におけるフルートメーカーのパイオニア的存在である「ムラマツフルート」を、ヴァンサン・リュカは本アルバムでも勿論愛用。麗しき音色を存分にお楽しみいただける1枚に仕上がりました。

 ※録音:2019年10月14日-15日、スタジオ・リブレット(フランス)
 





SIGNUM CLASSICS

SIGCD703
¥2500
チルコット:サークルソング
 ボブ・チルコット(b.1955):
  サークルソング*
   〔序奏、パート1:誕生、パート2:幼少期、
    パート3:ラヴァー、パート4:成人期、
    パート5:中年期、パート6:老年期、パート7:死〕
  ライク・ア・レインボウ 
  オール・シングス・パス 
  サークルズ・オヴ・モーション 
  ウォーキング・ザ・レッド・ロード‡
ヒューストン室内合唱団*‡
トレブル・クワイア・オヴ・ヒューストン* 
ロバート・シンプソン(指揮)*‡
アンドレーア・ムット(ピアノ)* 
ジェシカ・マイアーズ(ピアノ)*
リチャード・ブラウン(パーカッション)*
マーク・スタイン(パーカッション)*
レオナルド・ソト(パーカッション)*
マット・リチャーズ(パーカッション)*
マリアナ・パルナス=シンプソン(指揮)�

 ボブ・チルコット新作!先住民の詩を用いた意欲作、「サークルソング」

 ☆北米先住民の詩を用いて人生を描いたボブ・チルコットの意欲作、「サークルソング」!
 ☆2019年グラミー賞を受賞したロバート・シンプソン&ヒューストン室内合唱団!

 英オブザーバー紙より『英国合唱界の現代的ヒーロー』と称賛された人気合唱作曲家&指揮者、ボブ・チルコット(b.1955)。
 「故郷」(SIGCD311)や「メイキング・ウェーヴス」(SIGCD142)など、数々のチルコット作品のヒット・アルバムを贈り出してきたSignum Classicsより、新たなボブ・チルコットの合唱作品集がリリース。

 「サークルソング(CIRCLESONG)」は、北米の先住民族の詩に見られる人間のライフサイクルを音楽で表現したという野心作。
 チヌーク族、コマンチ族、ダコタ族、エスキモー族、イロコイ族、クワキウトル族、ナバホ族、オジブワ族、プエブロ族、セミノール族、スー族、ヤキ族など様々なネイティヴ・アメリカンたちの伝統的な詩をもとに、序奏と7つのパートからなる13の楽章で、誕生、幼少期、成人期、中年期、そして死という人生のさまざまな段階を表現しています。
 2台のピアノと4人の打楽器奏者によるエネルギッシュな伴奏、トゥッティ・コーラスのためのクライマックス、優しい無伴奏のパッセージや独唱など、印象的なドラマ、多様性、深みのある壮大な合唱作品です。

 芸術監督のロバート・シンプソンによって1995年に設立されたヒューストン室内合唱団は、デュリュフレの合唱作品全集(SIGCD571)で2019年グラミー賞の最優秀合唱演奏賞(Best Choral Performance, Classical)を受賞しました。
 トレブル・クワイア・オヴ・ヒューストン(ヒューストン・トレブル合唱団)は、ヒューストン室内合唱団の創設メンバーでありロバート・シンプソン夫人でもあるマリアナ・パルナス=シンプソンが2006年に創設した合唱団で、グレード6~12(日本では主に中高生の年齢)までの若い女性の育成コミュニティとして、地域社会で広く活動しています。

 ※録音:2020年2月24日-26日、サウス・メイン・バプティスト教会(ヒューストン、テキサス)

 
 






<メジャー・レーベル>

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SONY


SONYのこのボックス・シリーズは発売前に完売してしまうことがあります。どうかご注文はお早めに。
完売の際はご容赦を。


19439912922
(4CD)
\3200→\2990

サー・コリン・デイヴィス
 コンダクツ・モーツァルト


CD1

モーツァルト:
1. セレナード第13番ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
2. クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
3. セレナード第11番変ホ長調 K.375

 カール=ハインツ・シュテフェンス(クラリネット:2)
 バイエルン放送交響楽団(1,2)
 バイエルン放送交響楽団管楽アンサンブル(3)
 サー・コリン・デイヴィス(指揮)


CD2

1. ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191/186e
2. セレナード第9番ニ長調 K.320「ポストホルン」

 バーハルト・マーシャル(ファゴット:1)
 ヨハネス・リツコフスキー(ポストホルン:2)
 バイエルン放送交響楽団
 サー・コリン・デイヴィス(指揮)


CD3
 セレナード第10番変ロ長調 K.361/370a「グラン・パルティータ」
 セレナード第12番ハ短調 K.388/384a

 バイエルン放送交響楽団管楽アンサンブル
 サー・コリン・デイヴィス(指揮)


CD4

 歌劇「フィガロの結婚」序曲
 歌劇「バスティアンとバスティエンヌ」序曲
 歌劇「劇場支配人」序曲
 歌劇「ルチオ・シルラ」序曲
 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲
 歌劇「にせの花作り女」序曲
 歌劇「後宮からの逃走」序曲
 歌劇「羊飼いの王様」序曲
 歌劇「イドメネオ」序曲
 歌劇「皇帝ティートの慈悲」序曲
 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
 歌劇「魔笛」序曲

シュターツカペレ・ドレスデン
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
 録音:1991-1993年(ディスク1-3)、1998年(ディスク4)
 ステレオ(デジタル/セッション)

 コリン・デイヴィスは、オペラ・ハウスとレコーディング・スタジオの両方で、間違いなく20世紀の最も偉大なモーツァルト指揮者の1人でした。
 1990年代初頭のミュンヘンで、バイエルン放送交響楽団の首席指揮者としての任期の終わり近くに、人気のあるセレナード4曲と管楽器のための2つの協奏曲を録音。これは、「デイヴィスはこの音楽を完全に把握しており、適切な解釈と見事なバランスで、壮大さと繊細さをもたらします」とグラモフォン誌で評されています。
 そして1998年、シュターツカペレ・ドレスデン名誉指揮者として、オペラの序曲集を録音しています。「美しく巧みな弦楽器、管楽器のセクションの掛け合いは、モーツァルトの透明な質感をもたらしています。すべてが現代の伝統における素晴らしい「ビッグバンド」のようにモーツァルトを表している」と「Classics Today」は評しています。

 初回生産限定盤。制作時点での最新のリマスターを使用。

 このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
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19439917892
(4CD)
\3200→\2990

グレン・グールド(ピアノ)
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ集


CD1
 ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K.279
 ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調 K.280
 ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281
 ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282
 ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
 ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284

CD2
 ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309
 ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
 ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311
 ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330

CD3
 ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.33 「トルコ行進曲付」
 ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
 ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
 ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457

CD4
 ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 K.533+494
 ピアノ・ソナタ第16番ハ長調 K.545
 ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調 K.570
 ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576
 幻想曲 ニ短調 K.397
 幻想曲 ハ短調 K.475
グレン・グールド(ピアノ)
 録音:1966年~1974年、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ/トロント、イートンズ・オーディトリアム 
 ステレオ(アナログ/セッション)

 グールドのモーツァルトは、それまでのモーツァルト弾きといわれる名ピアニストたちの演奏に比較しても非常に個性的かつ圧倒的な説得力がみなぎっているのは言うまでもありません。
 それらは1966年から1974年にかけて、ほぼ9年の歳月を費やして、ニューヨークとトロントのお気に入りのスタジオで収録されました。
 しばしば啓示的で、時には風変わりともいえるものですが、常に刺激的で物議を醸す彼の演奏は、グールド自身の限りなく魅力的な音楽的精神を反映したもので、モーツァルトへのグールドの敵対心にも似た関係を露わにするかのようです。4枚組CDボックスでの再発売となります。

 初回生産限定盤。制作時点での最新のリマスターを使用。

 このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。

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19439916202
(9CD)
\4400→\3990

ヨーヨー・マ/
 クロッシング・ボーダーズ~ミュージカル・ジャーニー



CD1:「エニシング・ゴウズ」


 コール・ポーター:エニシング・ゴウズ
 コール・ポーター:イージー・トゥ・ラヴ
 コール・ポーター:アイ・コンセントレイト・オン・ユー
 コール・ポーター:ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス
 コール・ポーター:イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト
 ロジャー・ケラウェイ:ラヴ・オブ・マイ・ライフ
 エットーレ・ストラッタ:パ・ドゥ・トゥー
 C.バーウェル/M.パリッシュ:スウィート・ロレイン
 コール・ポーター:ソー・イン・ラヴ
 コール・ポーター:オール・スルー・ザ・ナイト
ヨーヨー・マ(チェロ)
ステファン・グラッペリ(ヴァイオリン)
ロジャー・ケラウェイ(ピアノ)、マーク・フォセット(ギター)
ジョン・バー(ベース)、 ダニエル・ユメール(ドラムス)
録音:1989年6月、パリ、Davout Studios

CD2:「バロック・イン・リズム」


クロード・ボリング:チェロとジャズ・ピアノ・トリオのための組曲
1. バロック・イン・リズム
2. コンチェルタンテ
3. ギャロップ
4. バラード
5. ロマンティック
6. チェロ・ファン

ヨーヨー・マ(チェロ)
クロード・ボリング(ピアノ)
マーク・ミッシェル(ベース)、ジャン=ルック・ダヤン(ドラムス)
録音:1983年9月、パリ、Davout Studios

CD3:「ハッシュ」

 ボビー・マクファーリン:グレース
 ヴィヴァルディ:2つのマンドリンのための協奏曲 RV.532~アンダンテ
 リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
 ボビー・マクファーリン:スターズ
 ボビー・マクファーリン:ハッシュ・リトル・ベイビー
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 J.S.バッハ:アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽手帳~ミュゼット
 ボビー・マクファーリン:コヨーテ
 バリエール:2つのチェロのためのソナタ~アレグロ・プレスティッシモ
 グノー/J.S.バッハ:アヴェ・マリア
 ボビー・マクファーリン:ホーダウン
 J.S.バッハ:G線上のアリア
 ボビー・マクファーリン:グッバイ

ヨーヨー・マ(チェロ)
ボビー・マクファーリン(ヴォーカル)
録音:1991年8月、ニューヨーク、ウッドストック、Dreamland Recording Studios

CD4:「アパラチア・ワルツ」


 プレリュード~アイルランドの緑の木立/赤い丘の花
 アパラチア・ワルツ
 チーフ・シティング・イン・ザ・レイン
 Mama Instrumental
 バタフライズ・デイ・アウト
 ドゥルーイッド・フルーイッド
 ファースト・インプレッションズ
 エティエンヌとペトゥーニア
 F.C.のジーグ
 カレッジ・ホーンパイプ
 ピクルス
 古い田舎のおとぎ話
 スキッズージー
 スター・オブ・ザ・カウンティ・ダウン
 スピード・ザ・プラウ・メドレー
 美しい踊り子のリール

ヨーヨー・マ(チェロ)、
マーク・オコーナー(ヴァイオリン)、エドガー・メイヤー(コントラバス)
録音:1995年8月、ナッシュヴィル、Sound Emporium

CD5:「アパラチア・ワルツ2」

 1B
 ミスティ・ムーンライト・ワルツ
 つらい時はもうごめんだ
 ためらい
 ライムロック
 ベンジャミン
 フィッシャーズ・ホーンパイプ
 デュエット・フォー・チェロ&ベース
 エミリーズ・リール
 クローヴァーフット・リー
 カーリータの詩
 カプリース・フォー・スリー
 セカンド・タイム・アラウンド
 おやすみ,いとしい人
 ヴィスタズ

ヨーヨー・マ(チェロ)
マーク・オコーナー(ヴァイオリン)、エドガー・メイヤー(コントラバス)
ジェイムズ・テイラー(ギター、ヴォーカル)、アリソン・クラウス(ヴァイオリン、ヴォーカル)
録音:1999年7月&9月、ウースター、Mechanics Hall

CD6:「ヨーヨー・マ・プレイズ・ピアソラ」

ピアソラ:
 リベルタンゴ
 タンゴ組曲
 スール(南)愛への帰還
 ル・グラン・タンゴ
 フガータ
 追憶のタンゴ
 ムムーキ
 現実との3分間
 天使のミロンガ
 カフェ1930

ヨーヨー・マ(チェロ)
アントニオ・アグリ(ヴァイオリン)
オラシオ・マルビチーノ、アサド兄弟、オスカー・カストロ・ネペス(ギター)
ネストル・マルコーニ、アストル・ピアソラ(バンドネオン)
エクトル・コンソーレ(ベース)
キャサリン・ストット、ヘラルド・ガンディーニ(ピアノ)
録音:1997年3-5月、ニューヨーク、Right Track Studio

CD7:「オブリガード・ブラジル」

 マリアーノ:クリスタル
 ジョビン:シェガ・ヂ・サウダージ(想いにあふれて)
 ヴィラ=ロボス:ア・レンダ・ド・カボークロ
 バンドリン:ドーシ・ヂ・ココ(ココナツ菓子)
 グアルニエリ:ダンサ・ブラジレイラ
 パウエル:アペーロ(哀訴)
 グアルニエリ:ダンサ・ネグラ
 ピシンギーニャ:ウン・ア・ゼロ(1対0)
 アサド:ミニーノ
 マリアーノ:サマンバイア
 ピシンギーニャ:カリニョーゾ(愛情深く)
 ヴィラ=ロボス:アルマ・ブラジレイラ(ブラジルの魂)
 ジョビン:オ・アモール・エン・パス(平和な愛)
 ジスモンチ:ボーダス・ヂ・プラタ(銀婚式)~クアトロ・カントス(4つの歌)
 アゼヴェード:ブラジレイリーニョ
 ジスモンチ:サルヴァドール

ヨーヨー・マ(チェロ)
ホーザ・パッソス(ヴォーカル、ギター)
アサド兄弟、オスカー・カストロ=ネヴィス、ホメロ・ルバンボ(ギター)
エグベルト・ジスモンチ(ギター、ピアノ)
セーザル・カマルゴ・マリアーノ、キャスリン・ストット(ピアノ)
パキート・デリヴェラ(クラリネット)、 シロ・バチスタ(パーカション)、他
録音:2002年3月、ニューヨーク、Right Track Studio

CD8:「シルクロード・ジャーニー」

 モンゴル伝承曲:オルティン・ドー
 ビャンバスレン・シャラフ:ケルレンの伝説
 中国伝承曲:蘭の花
 中国伝承曲:弥渡山歌
 チャオ・チーピン:関山月
 間宮芳生:「5つのフィンランド民謡」~なきこじき
 間宮芳生:「5つのフィンランド民謡」~ヨーイク
 ペルシャ伝承曲:アーヴァーゼ・ダシュティ
 フランギス・アリ=ザデ:ハビル・サジャヒ~ハビルのスタイルで
 ケイハン・カルホール:ネイシャブールの蒼い夜
 フィリッポ・アザイロ:道歩む人
 タン・ドゥン:「グリーン・デスティニー」オリジナル・サウンドトラック~デザート・カプリッチョ

ヨーヨー・マ(チェロ、馬頭琴)
ザ・シルクロード・アンサンブル
録音:2001年8月、ニューヨーク、The Hit Factory - Studio 1

CD9:「日本をうたう」


 松島音頭
 荒城の月
 ずいずいずっころばし
 出船
 平城山
 ちんちん千鳥
 さくらさくら
 お六娘
 中国地方の子守唄
 ちらん節

ヨーヨー・マ(チェロ)
パトリシア・ザンダー(チェンバロ)、中川昌三(フルート)
吉原すみれ(パーカッション)、中 博昭(コントラバス)
日本音楽集団、間宮芳生(指揮)、他
録音:1983年11月、新座市民会館

 チェロ奏者ヨーヨー・マのきわめて多岐にわたる活動は、彼が聴衆とのコミュニケーションの方法を絶えず模索し続けてきたこと、ヨーヨー・マ本人が芸術的な成長と革新を望んでいることを物語っています。
 また異文化のクラシック音楽以外の音楽形式に挑戦する時であっても、ヨーヨー・マは想像力を刺激するつながりを常に見出そうとしています。
 50枚を越えるアルバム(うち15枚がグラミー賞を獲得)には彼の幅広い興味、関心が反映されています。

 多くのアルバムから、9枚のアルバムを収録したこのボックス・セット『クロッシング・ボーダーズ』には、ラテン・アメリカやアジアの音楽だけでなく、アメリカのブルーグラスやジャズなどを情熱的に受け入れ演奏したもので、彼の野心的なものとして高く評価されているものです。

 マーク・オコーナー、エドガー・メイヤーとの『アパラチア・ワルツ』と『アパラチア・ワルツ2』(グラミー1998:「ベストクラシック・クロスオーバーアルバム」)、『ヨーヨー・マ プレイズ・ピアソラ』(グラミー1997:「ベストクラシック・クロスオーバーアルバム」)、『オブリガード・ブラジル』(グラミー2000:「ベストクラシック・クロスオーバーアルバム」)、ボビー・マクファーリンとの『ハッシュ』、ステファン・グラッペリやクロード・ボリングとのジャズ・アルバムや、日本で録音した『日本をうたう』、この方面への関心をさらに深めたヨーヨー・マが創設した「シルクロード・アンサンブル」とのモンゴル、中国、アゼルバイジャンのメロディなど、人間の内面に到達する音楽を通して、世界各地に暮らす私たちの生活と文化の理解を深めようという驚きと新たな魅力をもって、新しい音楽として送りだしています。


 初回生産限定盤。制作時点での最新のリマスターを使用。
 このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。





<国内盤> 


イプシロン・インターナショナル



YIL-006
¥3000
「吉川隆弘ショパンを弾く」
 ~子犬のワルツ・バラード第1番・幻想ポロネーズ他

  フレデリック・フランソワ・ショパン:
   (1)ノクターン第13番 ハ短調 作品48-1 [5'47"]
   (2)バラード第3番 変イ長調 作品47 [7'58"]
   (3)幻想曲 へ短調 作品49 [13'32"]
   (4)幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61 [13'18"]
   (5)ワルツ第6番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」[01'49"]
   (6)ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64-2 [03'32"]
   (7)ワルツ第8番 変イ長調 作品64-3 [03'17"]
   (8)バラード第1番 ト短調 作品23 [09'22"]
   (9)マズルカ第30番 ト長調 作品50-1 [02'31"]
   (10)マズルカ第31番 変イ長調 作品50-2 [03'14"]
   (11)マズルカ第32番 嬰ハ短調 作品50-3 [04'54"]
   (12)ノクターン第14番 嬰へ短調 作品48-2 [07'11"]
吉川隆弘(ピアノ)

 子犬のワルツ・バラード第1番・幻想ポロネーズ他!吉川隆弘のショパン・アルバム

 録音:(1)(5)(6)(9)-(12)2021年3月3日、(2)2015年11月3日、(3)2015年3月3日、(4)(7)2019年6月4日、(8)2021年3月4日、Studio Pianoforte、東京
 ピアノ:Steinway&sons C-227 n. 584042

 ドビュッシー(YIL-002)、シューマン(YIL-003)、リスト(YIL-004)の各作品集がレコード芸術特選、ベートーヴェン(YIL-001)、モーツァルト(YIL-005)はレコード芸術準特選になるなど、全てのアルバムが高評価を得ているイプシロン・インターナショナル・レーベルでの吉川隆弘第6弾!

 このアルバムでは、1836年、1841年と1846年の作品を取り上げた。1810年に生まれ39歳で没したポーランドの作曲家は、26歳ですでに独自の作風を確立しており、31歳では円熟の極みにあり、36歳にして晩年の境地に達した。
 ノクターンに始まりノクターンに終わるこのアルバムの収録には、2015年から2021年まで、6年の歳月を費やした。
 ショパンの初期から晩年にかけての作風を網羅しているとともに、私のピアニストとして、芸術家として、そして少し大袈裟ではあるが一人の人間としての6年間の変遷を記しているとも言える。(吉川隆弘 ライナーノーツより抜粋)
 





SONORITE


SNRT2103
¥3080
ラヴェル&ファリャ 神谷悠生
 1. ラヴェル:前奏曲
 2-4. ラヴェル:ソナチネ
  I. Modere/II. Mouvement de Menuet/III. Anime
 5. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 6-8. ラヴェル:夜のガスパール
  I. オンディーヌ/II. 絞首台/III. スカルボ
 9. ファリャ:火祭りの踊り(《恋は魔術師》より)
 10. ファリャ:スペイン舞曲第1番(《はかなき人生》より)
神谷悠生(ピアノ)

 録音:2021年9月、小樽マリンホールにて収録
 使用ピアノ:Steinway & Sons, Hamburg Model D-274
 Producer/Director 内藤 晃/Co-producer/Piano Technician 川岸秀樹/Recording & Mixing Engineer 加賀谷昭仁/Mastering Engineer 夷石徳男

 神谷悠生は1994年生まれの新鋭。その音楽は、感覚的な色彩美と立体感を併せ持ち、あたかも音の粒子による工芸品のような趣で、聴き手の五感を刺激します。
 今回のデビューアルバムでも、持ち前の透明なタッチを駆使し、きわめて高解像度の響きを描き出しており、ラヴェルとファリャの名曲が色鮮やかに躍動します。
 2021年9月、小樽マリンホールにて収録。

 神谷悠生(かみや ゆうき)
  1994年生まれ。神奈川県出身。6歳よりピアノを始める。
  桐朋学園大学大学院音楽研究科 修士課程を修了。これまでに音楽理論を内藤晃氏に、指揮を梅田俊明氏に、ピアノを大嶋郁子、徳丸聰子、水谷稚佳子、中井恒仁の各氏に師事。
  第82回日本音楽コンクール入賞。ソリストとして東京交響楽団、モーツァルトシンフォニーオーケストラ、桐朋学園大学オーケストラ等と共演。JTが育てるアンサンブルシリーズ、カワイ表参道を始めとした各地でのリサイタル、四月は君の嘘クラシックコンサート全国ツアーにソリストとして帯同、フィギュアスケートTVクラシックコンサート出演等全国各地での演奏会に出演。「令和二年度小学6年音楽教科書教材用演奏動画」の演奏を担当。またBSフジ 「世界の音楽ハロー!クラシック」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」等メディアへの出演も行なっている。
  現在ベルリン芸術大学修士課程在学中。ビョルン・レーマン氏に師事。
 

















11/4(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ARS PRODUKTION


代理店変更に伴い旧譜再案内

ARS38175
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
ソロ・フルート - Vol.5:現代 1960年~2000年 ミリヤム・ナスタシ(フルート)
 エディソン・デニソフ(1929-1996):フルートのためのソロ*/
 福島和夫(b.1930):冥/アンリ・トマジ(1901-1971):シクラデス*/
 ロバート・ムチンスキー(1929-2010):3つの前奏曲 Op.18より 3.アレグロ・モルト/
 ルドルフ・エッシャー(1912-1980):モノローグ/
 ゲルハルト・ブラウン(b.1932):アフォリズムより 第2番、第5番*/
 アヴラハム・アムザラグ(b.1941):デソレイション*/
 尹伊桑(1917-1995):5つの練習曲より 第5番:アレグレット*/
 ゲルハルト・ブラウン:マニフィカト*/ト
 リスタン・クーリス(1946-1996):ファンタジア/
 アンリ・プスール(1929-2009):フレクション*/
 エディソン・デニソフ:フルート・ソロのための2つの小品*/
 マーク・コピィトマン(1929-2011):哀歌*/
 ヴウォジミエシュ・コトンスキ(1925-2014):ブコリカ*/
 エリオット・カーター(1908-2012):風に書く/
 武満徹(1930-1996):エア/
 ハインツ・ホリガー(b.1939):プチ・エア*
 
 *世界初録音

 1960年~2000年に作曲された独奏フルート小品集!

 オランダ・ユトレヒトに生まれ、ユトレヒトとフライブルクでフルートと音楽学を学び、フライブルク音楽大学フルート科の主任教授も務めたフルート奏者、ミリヤム・ナスタシが、自らが校訂した楽譜集に収録されているフルートのための小品を時代ごとに録音するシリーズの第5巻。
 今作は現代の中でも1960年~2000年に作曲された作品が収録されています。
 この時代はフルートにとってあらゆる面での拡大期であり、作曲、解釈、指導において様々な新たな手法が試されました。
 ここに収録されている作品も、それまであまり用いられなかった奏法や音色などが駆使され、フルートという楽器の多彩な表現力が生かされたものが多く含まれています。

 ※録音:2014年9月、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
 
 

ARS38171
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン:管弦楽作品集
 モーツァルト:
  オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットと
   管弦楽のための協奏交響曲 変ホ長調 KV.297b
 ハイドン:交響曲第44番ホ短調 Hob.I:44《悲しみ》
 ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管
オーラ・ルードナー(指揮)
ラモン・オルテガ・ケロ(オーボエ)
セバスティアン・マンツ(クラリネット)
マルク・グルーバー(ホルン)
テオ・プラト(ファゴット)

 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団とのサントリーホール・ニューイヤーコンサートをはじめ度々の来日公演で日本でもお馴染みのスウェーデン出身の指揮者・ヴァイオリニスト、オーラ・ルードナーが、首席指揮者を務めるロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団とともにウィーン古典派を代表する3人の作品を録音。
 モーツァルトの協奏交響曲ではバイエルン放送交響楽団の首席オーボエ奏者を務めるラモン・オルテガ・ケロ、2008年にミュンヘン国際音楽コンクールのクラリネット部門で40年ぶりの第1位を獲得したセバスティアン・マンツ、hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)首席ファゴット奏者のテオ・プラトという錚々たる顔ぶれがソロを務めた贅沢な演奏です。

 ※録音:2014年
 
 

ARS38170
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
八季 ~ ヴィヴァルディ&ピアソラ
 ヴィヴァルディ:協奏曲第1番ホ長調 Op.8, RV 269《春》/
 ブエノスアイレスの喫茶店(語り)/
 ピアソラ:ブエノスアイレスの四季より《夏》/
 ヴィヴァルディ:協奏曲第2番ト短調 Op.8, RV 315《夏》/
 酔いどれたち(語り)/ピアソラ:ブエノスアイレスの四季より《秋》/
 ヴィヴァルディ:協奏曲第3番ヘ長調 Op.8, RV 293《秋》/
 わが両親の家(語り)/ピアソラ:ブエノスアイレスの四季より《冬》/
 ヴィヴァルディ:協奏曲第4番ヘ短調 Op.8, RV 297《冬》/
 場末のバンドネオン(語り)/ピアソラ:ブエノスアイレスの四季より《春》
ユーリ・レヴィチ(ヴァイオリン)
マンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団
ヨハネス・シュレフリ(指揮)

 ヴィヴァルディの「四季」とピアソラの「ブエノスアイレスの四季」を組み合わせた所謂"八季"のアルバムですが、「四季」はセシーリア・インゲニート=ノイチュの朗読によるソネット付き、さらに各曲の間にはエンリケ・サントス・ディセポロの作詞の「ブエノスアイレスの喫茶店」やパスクアル・コントゥルシ作詞の「場末のバンドネオン」などの語りが挿入されています。
 1991年ロシア生まれのユーリ・レヴィチは5歳からヴァイオリンを始め7歳でモスクワ音楽院附属中央音楽学校に入学。
 2009年からはウィーンに移り、ウィーン・コンセルヴァトリウム音楽大学などで学びました。2015年にはICMA(国際クラシック音楽賞)の若手音楽家賞を受賞しており、今後の一層の活躍が期待されます。

 ※録音:2014年9月(ドイツ)
 





CHRISTOPHORUS


CHR77458
(2CD)
¥5100
ヴォルフルム:クリスマスの神秘
 フィリップ・ヴォルフルム(1854-1919):クリスマスの神秘 Op.31(1898) ~
  ワーグナー、リスト、フンパーディンクの影響を受けた後期ロマン派のシンフォニック・オラトリオ
 マルクト教会ハーメルン・カントライ、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団、
 シュテファン・ヴァンゼロウ(指揮)、ヨー=アンネ・ビター(ソプラノ)、アンネ・シュルト(あると)、
 パヴェウ・ブロジェク(テノール)、マーティン・ベルナー(バリトン)、
 ハンス・クリスティアン・ヒンツ(バリトン)、ハーメルン・少年カントライ、フィリップ=ヴォルフルム=アンサンブル

 後期ロマン派のシンフォニック・オラトリオ、フィリップ・ヴォルフラムの「クリスマスの神秘」!
 
 フィリップ・ヴォルフラム(1854-1919)は、1900年前後のドイツ音楽界でもっとも影響力のある人物の一人でした。
 彼はハイデルベルクで聖歌隊長、オルガン奏者、作曲家、教授、大学の音楽監督として活躍し、フンパーディンク、レーガー、R・シュトラウスと交友を深め、ワーグナーの未亡人コジマを中心としたバイロイト・サークルとも密接な関係を保っていました。
 リストとワーグナーは彼の偉大なアイドルであり、それは彼の作曲にも顕著に表れています。
 ヴォルフラムの最高傑作は、1898年に初演された「Weihnachtsmysterium(クリスマスの神秘)」で、イエスの誕生が絵画的に演出されたシンフォニック・オラトリオです。
 1時間半を超えるこの作品の構想は、中世の神秘劇やワーグナーの総合美術の影響を受けており、音楽素材はドイツの有名なクリスマス・キャロルで構成、高い半音階的な和声と後期ロマン派的な旋律、そして色彩豊かなオーケストラ演奏で処理されており、ワーグナーのオペラやリストの交響詩、ところどころにブラームス、フンパーディンク、レーガーなどを彷彿とさせます。

 ※録音:2019年11月30日-12月1日、聖ニコライ・マルクト教会(ハーメルン、ドイツ)
 
 

CHR77457
¥2700
ヴェネツィア1631 「サルーテ祭」 ~ 疫病からの解放のために エッコ・ラ・ムジカ
 ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(c.1575-1630):4声のソナタ
 アレッサンドロ・グランディ(c.1586-1630):サルヴェ・レジナ
 ジョヴァンニ・ロヴェッタ(c.1596-1668):3声のカンツォン第2番
 フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):カンターテ・ドミノ
 アントニオ・ベルターリ(1605-1669):2声のソナタ
 バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(c.1595-after 1638):カンツォン22
 ダリオ・カステッロ(1602?-1631?):4声のソナタ第14番
 クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):われは御身に告白す、主よ
 ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチオ(c.1570-1621):4声のソナタ
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ(c.1589-c.1631):ソナタ第2番
 ダリオ・カステッロ:2声のソナタ第6番
 タルクィニオ・メールラ(1595-1665):あなたのくちびるは甘露をしたたらせ(4声)
 ジュゼッペ・スカラーニ(c.1600-1674?):《ラ・ノヴェッラ》によるソナタ第18番
 バルトロメオ・バルバリーノ(c.1568-after 1617):いと優しきマリアを賛えよ

 1630年の初夏、ヴェネツィアは最後の疫病に襲われ、壊滅的な被害を受けました。
 ペストは1年半にわたって猛威を振るい、当時の人口の3分の1以上にあたる約5万人がなくなりました。
 ペストからの解放のために壮大な教会、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂(救済の聖母マリア聖堂)が建設され、1631年以降毎年11月に「救済の聖母マリア」を讃える祭典「マドンナ・デッラ・サルーテ祭」が開催されています。

 ヴィオール奏者のハイケ・ヒュンマーとサックバット奏者のマティアス・シュプリンツが主宰し、1987年の設立以来17世紀前半の豊かな音楽遺産を発表し続けてきた声楽と器楽による古楽アンサンブル「エッコ・ラ・ムジカ(ecco la musica)」は、1631年の最初のサルーテ祭の音楽がどのようなものであったかを探求し、現代に再現します。

 ※録音:2020年12月9日-11日、ドイツ
 





FINETONE

FTM8057
¥2600
ソリチュード    マルク・ザイフゲ(ギター)
 フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):松のロマンス
 アグスティン・バリオス・マンゴレ(1885-1944):
  フリア・フロリダ、前奏曲 ハ短調、すべての祈り、
  人形の夢、前奏曲 ト短調 Op.5-1、ワルツ Op.8-3、ワルツ Op.8-4
 フェルナンド・ソル(1778-1839):
  練習曲 ニ長調 Op.35-17、練習曲 ロ短調 Op.35-22、練習曲 ホ短調 Op.6-11、
  メヌエット ハ長調 Op.22、メヌエット ニ長調 Op.11-5、メヌエット イ長調 Op.11-6
 グイド・サントルソラ(1904-1994):前奏曲(古風な組曲)
 アベル・カルレバーロ(1916-2001):ビダリータの歌、ミロンガ・オリエンタル

 地元カールスルーエとケルンの音楽アカデミーで学び、エリオット・フィスクに師事したドイツのギタリスト、マルク・ザイフゲ(b.1956)が、初期と後期ロマン派のギターのためのオリジナル作品からセレクション。
 センシティヴな前奏曲や瑞々しい練習曲とメランコリックなワルツやメヌエットが組み合わされた、魅惑のギター独奏プログラムとなっています。
 ザイフゲはソリストとして、またエストニア室内管弦楽団やチェコのシュターミッツ四重奏団など様々な団体と演奏。
 プロフェッショナルなサウンド・エンジニア、レコーディング・プロデューサーとしても活動しており、このアルバムも録音、編集、マスタリングまですべて自身で行っています。

 ※録音:2019年9月&2020年8月、ドイツ
 





KAIROS


代理店変更に伴い旧譜再案内

0015058KAI
【旧譜】
¥2600
ジョルジオ・ネッティ(1963-):ソプラノ・サクソフォン作品集
 necessita d'interrogare il cielo(1996/1999)、最後に(2005)
パトリック・シュタードラー
 (ソプラノ・サクソフォン)

 現代音楽に精通したパトリック・シュタードラー、イタリアの巨匠、ジョルジオ・ネッティを吹く!

 ジョルジオ・ネッティは、1963年にミラノで生まれました。イタリアの現代作曲家、サンドロ・ゴロリに師事し、その作風はリームやクセナキスから影響を受けています。
 今作でソプラノ・サクソフォンを吹いているパトリック・シュタードラーは現代音楽に非常に精通しており、ヨーロッパを中心に活躍しています。

 ※録音:2018年8月25日-26日、ベルン芸術大学スタジオ(スイス)
 
 

0015057KAI
【旧譜】
¥2600
ピエルルイジ・ビローネ(1960-):OM ON(2015) ヤロン・ドイチュ(エレクトリック・ギター)
トム・パウエルズ(エレクトリック・ギター)

 1960年イタリア出身で現在はウィーンの活躍の場としているピエルルイジ・ビローネ(1960-)は、作曲をサルヴァトーレ・シャリーノとヘルムート・ラッヘンマンに師事。
 グラーツ音楽大学、フランクフルト音楽大学を経て2017年からはバルセロナのカタルーニャ高等音楽院の教授職を務めています。
 静寂と神秘性が両立した音風景を描くというスタイルを掲げているビローネ。2本のエレクトリック・ギターを対峙させながら独特の世界観を生み出しています。

 ※録音:2018年2月17日-18日
 
 

0015053KAI
【旧譜】
¥2600
スチュアート・サンダース・スミス(1948-):ニュー・イングランド ベルント・ターナー(ヴィブラフォン)

 1948年アメリカのポートランド出身の作曲家、スチュアート・サンダース・スミスによる「ニュー・イングランド」はアメリカでも最も古い地域です。
 その地域の移り変わりをヴィブラフォンで神秘的に描いています。

 ※録音:2017年10月
 
 

0015052KAI
【旧譜】
¥2600
マウリツィオ・ピサーティ(1959-):作品集
 Set7[ALP、EY DE NET、HABERGEISS、SAMBLANA、YEMELES、ODOLGHES、DERSCIALET] 、
 Sette Studi
  ルーベン・マッティア・サントローザ(クラシック・ギター)、
  マリー・デルプラート(ペッツォルト・リコーダー)、ジョアン・カルロス・パチェコ(パーカッション)、
  ウーゴ・ケイロス(バス・クラリネット)、ケヴィン・ジュイエラ(テナー・サクソフォン)、
  セリーヌ・ヴァスマー(声)、リーノ・メンドーサ(コントラバス)、アンヌ=ロール・ドットラン(ヴィオラ)

 1959年ミラノ生まれのミュージシャン兼作曲家であるマウリツィオ・ピサーティ。
 《Set7》では、ルーベン・マッティア・サントローザを中心として、それぞれの楽器とのデュオ構成になっています。

 ※録音:2020年8月(オランダ、アムステルダム)
 





PALADINO


代理店変更に伴い旧譜再案内


PMR0096
【旧譜】
¥2500
メンデルスゾーン:クラリネットとピアノのための作品全集
 演奏会用小品第2番 ニ短調 Op.114₁A無言歌集 ヘ長調 Op.19-1、
 無言歌集 変ホ長調 Op.53-2、無言歌集 変ロ長調 Op.19-4、
 無言歌集 変ホ長調 Op.38-1、クラリネット・ソナタ 変ホ長調、
 無言歌集 変ロ長調 Op.62-6、無言歌集 変ロ長調 Op.19-3、
 無言歌集 変ホ長調 Op102-2、無言歌集 変イ長調 Op.62-3、
 演奏会用小品第1番 ヘ短調 Op.113 
  (無言歌集はロバート・スターク編クラリネットとピアノ版)
ディミトリ・アシュケナージ(クラリネット)
ピート・ファーニス(バセット・ホルン) 
カール=アンドレアス・コリー(ピアノ)

 ディミトリ・アシュケナージ、メンデルスゾーン作品集!

 昔から愛され続けてきたメンデルスゾーンの演奏会用小品第1番と第2番にあまり知られていない、クラリネット・ソナタと無言歌集のクラリネットとピアノ版を収録しました。
 ディミトリ・アシュケナージが優しく美しく歌い上げる音楽はまさにメンデルスゾーンにぴったりです。

 ※録音:1994年10月、2017年9月
 
 

PMR0099
【旧譜】
¥2500
クライスラー・トリオ・ウィーンのモーツァルト
 モーツァルト:
  ディヴェルティメント K563、ホルン五重奏曲 K407.
クライスラー・トリオ・ウィーン
ヴォルフガング・ヴラダー(ホルン)
ユリア・プルギナ

 2007年に結成されたクライスラー・トリオ・ウィーン。オーストリアでヴァイオリニスト兼作曲家として活躍したフリッツ・クライスラーに敬意を表して名付けられました。
 精密なアンサンブルを保ちながらウィーン独特の柔らかな音色に耳を奪われずにはいられません。
 ウィーン・フィルのホルン奏者ヴォルフガング・ヴラダーを迎えたホルン五重奏でも見事なアンサンブルで、ウィーンのモーツァルトを描いています。

 ※録音:2018年4月7日-9日
 
 
PMR0098
【旧譜】
¥2500
プーランク:ピアノ作品集
 2台ピアノのためのソナタ FP156、
 シテール島への船出(2台ピアノのためのワルツ・ミュゼット)、
 《仮面舞踏会》の終曲によるカプリッチョ(2台ピアノのための)、
 2台ピアノのためのエレジー FP175、
 4手のためのピアノ・ソナタ FP8、15の即興曲
エヴァ=マリア・メイ(ピアノ)
アレクサンダー・ヴィーナント(ピアノ)

 ドイツのコンサート・ピアニスト、エヴァ=マリア・メイがオーストリアの「パラディーノ(Paladino)」レーベルにフランス6人組の1人、フランシス・プーランクの器楽&室内楽を録音しているシリーズの一枚。
 2台ピアノと4手の連弾がメインの今回のアルバムでエヴァ=マリア・メイとアレクサンダー・ヴィーナントは、プーランクのユーモラスな側面と真面目な側面をリスナーに気づかせてくれています。

 ※録音:2016年、2018年
 
 
PMR0095
【旧譜】
¥2500
プーランク:ソナタ・ウィズ・ピアノ
 ヴァイオリンとピアノのためのバガテル ニ短調 FP60-3、
 チェロ・ソナタ FP143、
 ホルンとピアノのためのエレジー FP168、
 クラリネット・ソナタ FP184、オーボエ・ソナタ FP185
エヴァ=マリア・メイ(ピアノ)
コリンナ・デッシュ(ヴァイオリン)
マルティン・ルンメル(チェロ)
ヨハネス・デングラー(ホルン)
ギオルギ・グヴァンツェラーゼ(オーボエ)
ラースロー・クティ(クラリネット)

 ドイツのコンサート・ピアニスト、エヴァ=マリア・メイがオーストリアの「パラディーノ(Paladino)」レーベルにフランス6人組の1人、フランシス・プーランクの器楽&室内楽を録音しているシリーズの一枚。
 《ホルンとピアノのためのエレジー 》、《クラリネット・ソナタ》そして《オーボエ・ソナタ》はプーランクの後期の作品の中でも重要な位置を占めていますが、エヴァ=マリア・メイがそれぞれのソリストと見事にプーランクの世界を描き出しています。

 ※録音:2010年11月&2021年1月(オーストリア、ウィーン)
 





SOMM RECORDINGS



SOMMCD0643
¥2500
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ集 第4集
 1-3. ソナタ第48番 ハ長調 Hob.XVI:35
 4-7. ソナタ(パルティータ) 第1番 ト長調 Hob.XVI:8
 8-10. ソナタ第35番 変イ長調 Hob.XVI:43
 11-13. ソナタ第49番 嬰ハ短調 Hob.XVI:36
 14-16. ソナタ第51番 変ホ長調 Hob.XVI:38
 17-19. ソナタ第30番 ニ長調 Hob.XVI:19
レオン・マッコーリー(ピアノ)

 録音 2020年12月18-19日 メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、サリー(UK)

 1993年にウィーンのベートーヴェン国際ピアノコンクールで優勝し、同年リーズ国際ピアノコンクールで第2位を獲得したイギリスのピアニスト、レオン・マッコーリーが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ集。
 これまでの第1集から第3集は、どれも英国の音楽誌で高く評価されています。
 第4集では、ピアノ学習者が手掛けることの多い「第48番ハ長調」と「第49番嬰ハ短調」を中心に1766年から1780年に作曲された6曲のソナタを演奏。
 第1番は平易に書かれた教育的要素を持った作品ですが、ディヴェルティメント風の楽しさも持ちあわせています。
 マッコーリーの演奏は、ハイドン作品の楽魅力を存分に伝えています。
 
 

SOMMCD0644
¥2500
Lockdown Blues ロックダウン・ブルース ピーター・ディキンスン(ピアノ)
 1. ピーター・ディキンスン(1934-): Freda's Blues フリーダのブルース
 2. エドゥワルド・マクダウェル(1860-1908): 野ばらに寄す(森のスケッチ Op. 51 No. 1)
 3. ディキンスン: 青いばら
 4. コンスタント・ランバート(1905-1951): Elegiac Blues 悲しきブルース
 5. ディキンスン: Lockdown Blues ロックダウン・ブルース
 6. フランシス・プーランク(1899-1963): 夜想曲 ハ短調「Bal fantôme 幻の舞踏会」 FP56
 7. サミュエル・バーバー(1910-1981): カンツォネッタ(P.ディキンスン編)...世界初録音
 8. レノックス・バークリー(1903-1989): アンダンテ(6つの前奏曲 Op. 23 No. 6)
 9. ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937): スリー・クォーター・ブルース(アイリッシュ・ワルツ)
 10. プーランク: パストラーレ(ジャンヌの扇)
 11-13. エリック・サティ(1866-1925): 3つのグノシエンヌ
 14. ガーシュウイン: Who Cares? 誰がかまうものか
 15. ユージン・グーセンス(1893-1962): Lament for a Departed Doll
  死んでしまったお人形への哀歌(万華鏡 Op. 18より)
 16-18. サティ: 3つのジムノペディ
 19-30. エドワード・ケネディ(デューク・エリントン)(1899-1974):
  12のメロディ(P.ディキンスン編)...世界初録音
 31. ジョン・ケージ(1912-1992): In a Landscape ある風景の中で

 録音 2021年4月16-17日 ポットン・ホール、サフォーク(UK)

 イギリスの作曲家・ピアニスト、ディキンスンの選曲によるピアノ小品集。
 新型コロナウイルス感染症の影響によるロックダウンで気分が沈みがちな人々の気持ちに寄り添うように企画されました。
 サティやプーランクのメランコリックな作品をはじめ、ピアノを愛する人にはおなじみのマクダウェルの「野ばらに寄す」を元にディキンソンが作曲した「青いばら」やグーセンスの「哀歌」などの憂いに満ちた曲が収録されています。
 とりわけ注目したいのがデューク・エリントンの「12のメロディ」。
 ジャズとクラシックが融合した洗練された旋律が楽しめます。
 





TOCCATA CLASSICS



TOCC-598
¥2400
モーリッツ・モシュコフスキ(1854-1925):管弦楽作品集 第3集
 1. 序曲 ニ長調(1871-1872)
 管弦楽のための第1組曲 へ長調 Op. 39(1885)
  2. I. Allegro molto e brioso/3. II. Allegretto giojoso/
  4-12. III. Tema con variazioni 主題と変奏/
  13. IV Intermezzo 間奏曲: Allegretto con moto/
  14. Perpetuum mobile 常動曲: Vivace
 15-16.弦楽オーケストラのための前奏曲とフーガ Op. 85(1910)
 
 1-13...世界初録音
シンフォニア・ヴァルソヴィア
アンジェイ・クシジャノフスキ(フルート)...8
イアン・ホブソン(指揮)

 録音 Witold Lutoslawski Concert Studio (S1), PolishRadio, Warsaw 2019年10月12-13日、11月4日...2-14 2019年11月7日...1 2021年6月5日...15-16

 ユダヤ系ポーランド人のモーリッツ・モシュコフスキの管弦楽作品集。
 第3集には世界初録音を含む3作品を収録。
 生前ピアニストとして高い名声を誇り、ロマンティックなピアノ曲の作り手として知られるモシュコフスキですが、オーケストラのためにも優れた作品を残しています。
 「序曲」は彼が初めて書いたオーケストラ作品。17歳にして既に巧みなオーケストレーションの技法を身に着けていたことがうかがえます。
 「第1組曲」は次から次へと流麗な旋律が溢れてくる作品。多彩なリズムを持った楽章や変奏曲などで構成されています。
 「前奏曲とフーガ」は、1910年、彼の母親が亡くなり失意の底にあった時に書かれた曲。晩年、苦難にあえいだモシュコフスキの心情が現れた作品です。
 シリーズを通じて、シンフォニア・ヴァルソヴィアが共感溢れる演奏を披露しています。
 
 

TOCC-498
¥2400
マヌエル・カルドーソ(1566-1650):ミサ曲全集 第1集
 1. ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1594):
   Hic est discipulus ille これはその弟子なり(1569)
 2-7. マヌエル・カルドーソ:
  ミサ「Hic est discipulus ille これはその弟子なり」(1625出版)
 8. パレストリーナ: Tradent enim vos 汝らは裁判所に引き渡され (1575)
 9-15. カルドーソ:
  ミサ「Tradent enim vos 汝らは裁判所に引き渡され」(1625 出版)
 
 1を除き世界初録音
ロンドン・カルメル会修道院聖歌隊
サイモン・ロイド(指揮)

 録音 2017年4月17,18日 St Jude-on-the-Hill, Hampstead,ロンドン(UK)

 知られざる作品を意欲的に発掘するToccata Classicsからルネサンス・ポリフォニーの新シリーズがスタートします。
 マヌエル・カルドーソは、17世紀前半のポルトガル・ポリフォニー音楽の黄金時代を代表する作曲家ですが、彼の肖像画とその作品の多くは1755年のリスボン大地震と火災により焼失してしまい、ミサ曲3巻とモテットなど2巻の作品が知られるのみ。それらはモラレスやゲレーロといったスペインの作曲家からの影響と、特にパレストリーナの作品を深く研究したことを感じさせます。
 英語圏ではあまり知られていなかったカルドーソの作品ですが、20世紀終盤から録音も増えて注目度が高まりました。
 それらに魅せられた音楽家の一人がこのCDの指揮者サイモン・ロイドで、オルガン曲を含む作品186曲を校訂。
 カルドーソの生誕450年を祝うべく、ロンドン・カルメル会修道院と共に2016年2月から17年11月までかけて演奏しました。
 このプロジェクトは、その好評から生まれたものです。解説書(英語のみ)には、指揮者で校訂者でもあるロイドによる曲目解説が掲載されています。
 
 

TOCC-619
¥2400
デレク・B・スコット(1950-):バリトンと室内アンサンブルのための歌曲集
 Former Beauties かつての美女たち Op. 0 (1972)
  1. I. She Dwelt among the Untrodden Ways/2. II. A Satirical Elegy on the Death of a Late Famous General/
  3. III. Highland Mary/4. IV. The Album/5. V. Former Beauties
 Three Shakespeare Sonnets 3つのシェイクスピアのソネット Op. 5 (1974)
  6. No. 1 ソネット27/7. No. 2 ソネット49/8. No. 3 ソネット113
 Five Songs from The Rose 「薔薇」からの5つの歌曲 Op. 14 (1982)
  9. No. 1 The Lake Isle of Innisfree/10. No. 2 The Sorrow of Love/
  11. No. 3 Who Goes with Fergus?/12. No. 4 A Cradle Song/13. No. 5 The Ballad of Father Gilligan
 Three Love Songs 3つの愛の歌 Op. 19 (1986)
  14. No. 1 Your Many Gifts to Me/15. No. 2 A Hidden Meaning/16. No. 3 As I Wait for Friday
 Four Songs from The Wind among the Reeds 「葦間の風」からの4つの歌曲 Op. 22(1993)
  17. No. 1 The Song of Wandering Aengus/18. No. 2 Aedh Wishes for the Cloths of Heaven/
  19. No. 3 The Cap and Bells/20. No. 4 The Fiddler of Dooney
 Past and Present 過去と現在 Op. 33 (2017)
  21. I To Lizbie Browne/22. II The Darkling Thrush/23. III The Tenant-for-Life/
  24. IV The Levelled Churchyard/25. V The Ruined Maid/26. VI To Life
 世界初録音
 ジェイムズ・アトキンソン(バリトン)/
 リン・アーノルド(ピアノ)...1-8、24-26/ティペット四重奏団
 【メンバー】
  ジョン・ミルズ(ヴァイオリン)、ジェレミー・アイザック(ヴァイオリン)、
  リディア・ラウンズ=ノースコット(ヴィオラ)、ボジダル・ヴコティッチ(チェロ)

 録音 2021年7月15日 St George's Church, Pinner View, Headstone, Harrow(UK)

 1950年バーミンガム生まれの作曲家デレク・スコット。彼は作曲家であるとともに音楽学、歴史学の教授であり、音楽、文化、イデオロギーを研究しています。
 またポピュラー音楽と舞台音楽の歴史に特別な関心を抱いており、自身の作品にもこの研究成果を反映させています。
 このアルバムには6つの連作歌曲を収録。
 スコットはヴォーン・ウィリアムズからビートルズまでの音楽語法に影響を受けたと言いますが、バーンズ、シェイクスピア、ワーズワース、イェイツなどの有名詩人から自作の詩まで多岐にわたるテキストに付けられた音楽は、英国近代歌曲の伝統に連なる美しい抒情を感じさせるものが多くあります。
 
 

TOCC-624
¥2400
サミュエル・アドラー(1928-):室内楽と器楽曲集
 1. 幻想曲 -- 独奏ピアノのために(2014)...世界初録音
 2-4. ヴァイオリン・ソナタ第2番(1956)
 5. ミルトンの思い出に – 無伴奏ヴァイオリンのために...世界初録音
 6. ヴァイオリン・ソナタ第3番(1965)
 7. Festschrift 記念論文集 – 独奏ピアノのための祭典(2007) ...世界初録音
 8. Thy Song Expands My Spirit 貴方の歌が我が心を広げ
   - 独奏ピアノのために(1980) ...世界初録音
 9-11. ヴァイオリン・ソナタ第4番(1989)
 12. 弦楽四重奏曲第10番(2014)...世界初録音
ミシェル・ロス(ヴァイオリン)...2-6、9-11
マイケル・ブラウン(ピアノ)...1-4、6-11
カサット弦楽四重奏団...12
【メンバー】
 大谷宗子(ヴァイオリン)
 ジェニファー・レシュノワー(ヴァイオリン)
 アー・リン・ヌー(ヴィオラ)
 エリザベス・アンダーソン(チェロ)

 録音 Oktaven Studio, Mount Vernon, ニューヨーク(USA) 2021年6月17,19日...1-11 2021年6月29日...12

 1928年ドイツ生まれの作曲家・指揮者、サミュエル・アドラー。
 彼はユダヤ音楽をアメリカ国内に広めた功績で知られていますが、オリジナルの作品も聴きごたえがあります。
 このアルバムに収録された室内楽と器楽作品の作曲年代はほぼ60年間にわたっており、初期の躍動的なヴァイオリン・ソナタから、2014年の弦楽四重奏曲第10番まで作風の変遷を追うことで、作曲家の音楽的肖像を楽しむことができます。
 弦楽四重奏曲を演奏するカサット四重奏団は、ヴァイオリニスト大谷宗子が在籍する現代曲を得意とアンサンブル。切れ味鋭い演奏を聴かせます。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


LEBHAFT



LBCDR 1025
(CD-R)
¥2500
ウィルヘルム・シュヒター渾身のチャイコフスキー
 チャイコフスキー:交響曲第5番
ウィルヘルム・シュヒター指揮
北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団

 アインザッツレコード・プロデュース
 アインザッツレコードが企画・制作のCD-Rをフォーマットとしたレーベルです。ザンデンオーディオシステム社製「LCR型フォノイコライザ」を使用し、各レーベルに適応したイコライザカーブで再生しています。

 録音:1950年代後期(モノラル録音) 原盤:英HMV XLP20009

 NHK交響楽団の指揮者としても活躍した名匠ウィルヘルム・シュヒター渾身のチャイコフスキー。
 基本的にはイン・テンポで正統派な解釈ながらも、時として弦楽器群が大きなうねりを見せ、金管も野蛮に咆哮する骨太な演奏。
 当時の北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団は、決してA級評価とは言い難いオーケストラだが、この演奏ではシュヒター仕込みの鉄壁のアンサンブルが聴ける。
 




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NIFC



PNIFCCD637
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
アルゲリッチとモレイラ・リマ
 数奇な運命辿ることとなるふたりの
  第7回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ ~ ショパン:ピアノ協奏曲集

  ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*
  ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21**
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)*
アルトゥール・モレイラ・リマ(ピアノ)**
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
NIFCCD637
¥2600→\2390

 第18回ショパン国際ピアノ・コンクール開催記念、NIFCオフィシャルリリース!アルゲリッチとモレイラ・リマ!1965年ショパン・コンクール・ライヴ!

 ☆マルタ・アルゲリッチ80歳記念リリース!
 ☆1965年ショパン・コンクールの第1位(アルゲリッチ)と第2位(モレイラ・リマ)のファイナル・ステージ・ライヴが、本家NIFCからリリース!

 女王マルタ・アルゲリッチの80歳を記念して、ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)から、アルゲリッチの秘蔵音源が登場!
 1965年、第7回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位に輝いたマルタ・アルゲリッチと、第2位となったアルトゥール・モレイラ・リマがファイナル・ステージで披露したコンチェルトのライヴ録音が復刻となります!

 アルゼンチンのアルゲリッチ、ブラジルのモレイラ・リマと、ともに南米大陸出身となる2人の偉大な芸術家によってワルシャワのフィルハーモニック・ホールが占拠され、第7回ショパン国際ピアノ・コンクールは、歴史に残る名勝負となりました。
 第1ステージでは、並外れたピアニズムと繊細で精妙なショパンのリリシズムを披露したモレイラ・リマが優勝候補となりました。その姿はショパンそのもので、まるでタイムマシンでやってきた幻のようだったとのこと。
 一方、アルゲリッチは第2ステージの最初の音で観客を魅了し、その後もずっと君臨しました。彼女の演奏は、優しさと繊細さに満ちていますが、何よりも並外れたエネルギーと自発性に支配されていました。

 アルゲリッチが80歳となった2021年のショパン・コンクールでは、病気により審査員を辞退したネルソン・フレイレとともにアルゲリッチも共に辞退することとなり、フレイレの代役としてモレイラ・リマが審査員に加わりました。
 そんな数奇な運命辿ることとなったアルゲリッチとモレイラ・リマが、半世紀以上前に繰り広げた白熱のショパン・コンチェルト対決をお楽しみください。

 ※録音:1965年3月13日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)

 
 
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NIFCCD635636
(2CD)
特別価格
¥3600→\3290

ザ・ベスト・パフォーマンス・オヴ・マズルカ

 ショパン国際ピアノ・コンクール、「マズルカ賞」受賞者達による究極の演奏集
 【CD1】
  マズルカ ホ短調 Op.41-1、マズルカ 変イ長調 Op.41-3
   〔ヘンリク・シュトンプカ(ピアノ)/録音:1948年〕
  マズルカ ト長調 Op50-1、マズルカ 変イ長調 Op.50-2、マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3
   〔ヘンリク・シュトンプカ(ピアノ)/録音:1959年〕
  マズルカ 嬰ヘ短調 Op6-1、マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
   〔アレクサンダー・ウニンスキー(ピアノ)/録音:1932年〕
  マズルカ ハ短調 Op30-1、マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3
   〔ヤコフ・ザーク(ピアノ)/録音:1949/1950年〕
  マズルカ ニ長調 Op.33-3、マズルカ イ短調 Op.17-4、
  マズルカ イ短調 Op.67-4、マズルカ ハ長調 Op.68-1
   〔ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ(ピアノ)/録音:1953年〕
  マズルカ ハ短調 Op.56-3、マズルカ イ短調 Op.59-1、マズルカ ヘ短調 Op.68-4
   〔フー・ツォン(ピアノ)/録音:1955年〕
  マズルカ 嬰ト短調 Op.33-1、マズルカ ニ長調 Op.33-3、マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3
   〔イリーナ・ザリツカヤ(ピアノ)/録音:1960年〕
  マズルカ イ短調 Op.59-1、マズルカ 変イ長調 Op.59-2、マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3
   〔マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)/録音:1965年〕
  マズルカ ホ短調 Op.41-1、マズルカ 変イ長調 Op.41-3、マズルカ 嬰ハ短調 Op.41-4
   〔ギャリック・オールソン(ピアノ)/録音:1970年〕
 【CD2】
  マズルカ ト短調 Op.24-1、マズルカ ハ長調 Op.24-2、マズルカ 変ロ短調 Op.24-4
   〔クリスティアン・ツィメルマン(ピアノ)/録音:1975年〕
  マズルカ イ短調 Op.59-1、マズルカ 変イ長調 Op.59-2、マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3
   〔ダン・タイ・ソン(ピアノ)/録音:1980年〕
  マズルカ イ短調 Op.59-1、マズルカ 変イ長調 Op.59-2、マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3
   〔エヴァ・ポブウォツカ(ピアノ)/録音:1980年〕
  マズルカ 嬰ト短調 Op.33-1、マズルカ ニ長調 Op.33-3、マズルカ ハ長調 Op.33-2、マズルカ ロ短調 OP.33-4
   〔マルク・ラフォレ(ピアノ)/録音:1985年〕
  マズルカ ロ長調 Op.56-1、マズルカ ハ長調 Op.56-2、マズルカ ハ短調 Op.56-3
   〔ラファウ・ブレハッチ(ピアノ)/録音:2005年〕
  マズルカ ロ長調 Op.56-1、マズルカ ハ長調 Op.56-2、マズルカ ハ短調 Op.56-3
   〔ダニール・トリフォノフ(ピアノ)/録音:2010年〕
  マズルカ ロ長調 Op.56-1、マズルカ ハ長調 Op.56-2、マズルカ ハ短調 Op.56-3
   〔ケイト・リウ(ピアノ)/録音:2015年〕

 第18回ショパン国際ピアノ・コンクール開催記念、NIFCオフィシャルリリース!アルゲリッチ、オールソン、ツィメルマン、ブレハッチ他、「マズルカ賞」受賞者達による究極のマズルカ集!

 ☆「マズルカ賞(ポーランド放送局賞)」で辿る、ショパン国際ピアノ・コンクールの歴史!
 ☆15人の錚々たるショパン弾きによるマズルカ集の決定版!

 1927年に第1回が開催され数々の名ピアニストを生んできたショパン国際ピアノ・コンクール。
 その長い歴史の中で「マズルカ賞(ポーランド放送局賞)」を受賞した15名のピアニストたちのマズルカ演奏(CD1トラック13〔チェルニー=ステファンスカ〕まではコンクール外のアーカイヴ音源、トラック14〔フー・ツォン〕以降はすべてショパン・コンクールのライヴ録音)だけを2枚組のCDに収めてた好企画が登場です。
 1932年のアレクサンダー・ウニンスキーから2015年のケイト・リウまでの半世紀以上に渡る演奏を網羅しておりますので、マズルカの演奏がどう変わってきたのかその変遷を辿るもよし、アルゲリッチやツィメルマン、そしてブレハッチなど偉大な名手たちの受賞当時の演奏を振り返るもよし、いろいろな楽しみ方の出来る充実の内容となっています。

 ※録音:1932年~2015年
 




<メジャー・レーベル>

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SONY

SONYのこのボックス・シリーズは発売前に完売してしまうことがあります。どうかご注文はお早めに。
完売の際はご容赦を。

19439927532
(7CD)
\3900→\3590

ジャン=マルク・ルイサダ/プレイズ・ショパン

CD1

 バラード第1番ト短調 Op.23
 バラード第2番へ長調 Op.38
 バラード第3番変ニ長調 Op.47
 バラード第4番ヘ短調 Op.52
 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
 夜想曲 第13番ハ短調 Op.48-1
 夜想曲 第2番変ホ長調 Op.9-2

ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

録音:2010年7月26-29日、岐阜サラマンカホール
CD2

 ワルツ第1番変ホ長調 「華麗なる大円舞曲」Op.18
 マズルカ第12番変イ長調 Op.17-3
 マズルカ第13番イ短調 Op.17-4
 マズルカ第15番ハ長調 Op.24-2
 幻想曲 ヘ短調 Op.49
 ノクターン第8番変ニ長調 Op.27-2
 スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
 プレリュード 変イ長調 Op.28-17
 プレリュード ト短調 Op.28-22
 バラード第3番変イ長調 Op.47
 ノクターン第17番ロ長調 Op.62-1
 エチュード第12番ハ短調 Op.10 12「革命」
 プレリュード イ長調 Op.28-7

ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

録音:1999年2月13-16日、スイス、ティボール・ヴァルガ・スタジオ
CD3

 ワルツ第1番変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」
 ワルツ第3番イ短調 Op.34-2
 ワルツ第4番へ長調 Op.34-3
 ワルツ第12番へ短調 Op.70-2
 ワルツ第13番変二長調 Op.70-3
 ワルツ第14番ホ短調(遺作)
 ワルツ第9番変イ長調 Op.69-1「別れのワルツ」
 ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1「小犬のワルツ」
 ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2
 ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3
 ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1
 ワルツ第5番変イ長調 Op.42
 ワルツ第10番ロ短調 Op.69-2
 ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1
 マズルカ第42番ト長調 Op.67-1
 マズルカ第43番ト短調 Op.67-2
 マズルカ第44番ハ長調 Op.67-3
 マズルカ第45番イ短調 Op.67-4
 マズルカ第46番ハ長調 Op.68-1
 マズルカ第47番イ短調 Op.68-2
 マズルカ第48番ヘ短調 Op.68-3

ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

録音:2013年11月26-28日、アクロス福岡シンフォニーホール
CD4

 4つのマズルカ Op.6~第1番嬰へ短調 Op.6-1
 4つのマズルカ Op.6~第2番嬰ハ短調 Op.6-2
 4つのマズルカ Op.6~第3番ホ長調 Op.6-3
 4つのマズルカ Op.6~第4番変ホ短調 Op.6-4
 5つのマズルカ Op.7~第5番変ロ長調 Op.7-1
 5つのマズルカ Op.7~第6番イ短調 Op.7-2
 5つのマズルカ Op.7~第7番へ短調 Op.7-3
 5つのマズルカ Op.7~第8番変イ長調 Op.7-4
 5つのマズルカ Op.7~第9番ハ長調 Op.7-5
 4つのマズルカ Op.17~第10番変ロ長調 Op.17-1
 4つのマズルカ Op.17~第11番ホ短調 Op.17-2
 4つのマズルカ Op.17~第12番変イ長調 Op.17-3
 4つのマズルカ Op.17~第13番イ短調 Op.17-4
 4つのマズルカ Op.24~第14番ト短調 Op.24-1
 4つのマズルカ Op.24~第15番ハ長調 Op.24-2
 4つのマズルカ Op.24~第16番変イ長調 Op.24-3
 4つのマズルカ Op.24~第17番変ロ短調 Op.24-4
 4つのマズルカ Op.30~第18番ハ短調 Op.30-1
 4つのマズルカ Op.30~第19番ロ短調 Op.30-2
 4つのマズルカ Op.30~第20番変ニ長調 Op.30-3
 4つのマズルカ Op.30~第21番嬰ハ短調 Op.30-4

ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

録音:2008年10月20-23日、軽井沢大賀ホール
CD5

 4つのマズルカ Op.33~第22番嬰ト短調 Op.33-1
 4つのマズルカ Op.33~第23番ニ長調 Op.33-2
 4つのマズルカ Op.33~第24番ハ長調 Op.33-3
 4つのマズルカ Op.33~第25番ロ短調 Op.33-4
 4つのマズルカ Op.41~第26番ホ短調 Op.41-1
 4つのマズルカ Op.41~第27番ロ長調 Op.41-2
 4つのマズルカ Op.41~第28番変イ長調 Op.41-3
 4つのマズルカ Op.41~第29番変イ長調 Op.41-4
 3つのマズルカ Op.50~第30番ト長調 Op.50-1
 3つのマズルカ Op.50~第31番変イ長調 Op.50-2
 3つのマズルカ Op.50~第32番嬰ハ短調 Op.50-3
 3つのマズルカ Op.56~第33番ロ長調 Op.56-1
 3つのマズルカ Op.56~第34番ハ長調 Op.56-2
 3つのマズルカ Op.56~第35番ハ短調 Op.56-3
 3つのマズルカ Op.59~第36番イ短調 Op.59-1
 3つのマズルカ Op.59~第37番変イ長調 Op.59-2
 3つのマズルカ Op.59~第38番嬰へ短調 Op.59-3
 3つのマズルカ Op.63~第39番ロ長調 Op.63-1
 3つのマズルカ Op.63~第40番へ短調 Op.63-2
 3つのマズルカ Op.63~第41番嬰ハ短調 Op.63-3

ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

録音:2008年10月20-23日、軽井沢大賀ホール
CD6

 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58

ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

録音:2004年3月29日~4月2日、パリ、ボン・セクール寺院

 ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(ピアノ六重奏版)

ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)
ターリヒ四重奏団
ベンジャミン・ベルリオーズ(コントラバス)

録音:1998年8月、スイス、シオン・ヴァルガ財団ホール
CD7
 夜想曲 第20番嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」(遺作)
 夜想曲 第1番変ロ長調 Op.9-1
 夜想曲 第16番変ホ長調 Op.55-2
 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
 ポロネーズ第7番変イ長調 Op.61「幻想ポロネーズ」
 スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
 練習曲 変イ長調 Op.10-10
 練習曲 変ト長調 Op.10-5「黒鍵」
 ワルツ第3番イ短調 Op.34-2「華麗なる円舞曲」

ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)

録音:2007年11月6-9日、軽井沢大賀ホールジャン=マルク・ルイサダ/プレイズ・ショパン


 1958年チュニジア生まれのフランス人ピアニスト、ジャン=マルク・ルイサダは、6歳でピアノを始め、マルセル・シャンピとドゥニーズ・リヴィエールについてパリで、その後はイギリスのユーディ・メニューイン音楽学校で、16歳でパリ国立高等音楽院に入学しピアノをドミニク・メルレらに師事しています。

 1985年ワルシャワでのショパン国際ピアノ・コンクールで5位に入賞し、あわせて国際批評家賞を獲得。このショパン・コンクールでの成功が彼を国際的キャリアに導くきっかけとなりました。
 それ以来、独特のショパン解釈者として評判を得ています。
 たびたび来日し、この7枚組CD中、5枚は日本での録音となっています。
 2005年には、「NHKスーパーピアノレッスン-ショパン編」の講師として出演し、好評を博しました。
 ルイサダは、2021年のショパン・コンクールに出演した角野隼斗さんの先生の1人で、角野さんはワルシャワに赴く前にパリでルイサダのレッスンを受けています。

 1998年から2013年にかけて、ルイサダはRCAに断続的にショパン作品を録音、マズルカ、ワルツ、バラードの全曲、ピアノ・ソナタ第3番、幻想曲、幻想ポロネーズ、舟歌、スケルツォ第2番、第4番、ピアノ協奏曲第1番の室内楽版(ターリヒ四重奏団が参加)などが含まれています。コルトーを思わせる濃密な感情のこもったショパン演奏の最右翼で、気品ある音色、絶妙なテンポの揺れ、内声部の個性的なバランスなど、現代のショパン演奏としては極めて珍しい特質を備えています。特に2007年に大賀ホールで録音されたディスク7はそうしたルイサダの特質が極まったもので、『レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ』に始まり、ワルツ第3番で閉じる構成も絶妙、ディスクの中心をなす舟歌→幻想ポロネーズと続く感情の深まりはルイサダとしても超絶的。

 2010年に岐阜サラマンカホールで録音されたバラード(ディスク1)では、作品の内奥への踏み込みが恐ろしいほどで、冒頭を「ショパンの心臓の音を思わせる」とルイサダが描写するバラード第4番のコーダでの破滅的なパワーは他に例を見ないもの。また2013年のワルツ集(ディスク3)は、ミケランジェリの録音としても知られるコード・ガーベンによるプロデュースによっており、DGへの旧録音に比べて落ち着きがあり、独特の沈鬱な気分が醸し出されている点が極めて個性的です。

 「MusicWeb International」はこれらの録音について、「ルイサダの芸術性の最も素晴らしい点は、ショパン音楽の本質を探究しようとしていることだ。現代のスタインウェイをフルに活かして、ショパンの音の世界と精神を音として表現している」と絶賛しています。また「ClassicsToday」はルイサダのショパンについて「この演奏からは一瞬たりとも気を逸らすことができない」とも書いています。 ルイサダのRCAへの全ショパン録音を、7枚組のCDボックス・セットとし初めてひとつのパッケージにまとめたものです。

 初回生産限定盤。制作時点での最新のリマスターを使用。

 このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。
 
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19439911902
(4CD)
\3200→\2990

1959年発売の日本コロムビア盤以降再発売も含めて日の目を見ることがなかった
 ロバート・クラフト監修 / ヴェーベルン作品全集



CD1


 パッサカリア Op.1

ロバート・クラフト指揮、ロバート・クラフト管弦楽団
録音:1956年2月24日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 軽やかな小舟に乗って逃れよ Op.2

ロバート・クラフト指揮、スタジオ合唱団
録音:1955年1月3日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 「第7の環」による5つの歌曲 Op.3

 S.ゲオルゲの詩による5つの歌曲 Op.4
マルニ・ニクソン(ソプラノ)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年7月21日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 弦楽四重奏のための5つの楽章 Op.5

ドロシー・ウェイド(ヴァイオリン)、ウォード・フェンリー(ヴァイオリン)
ミツロン・トーマス(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
録音:1956年5月2日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 管弦楽のための6つの小品 Op.6

ロバート・クラフト指揮、ロバート・クラフト管弦楽団
録音:1956年2月24日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 4つの小品 Op.7

ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年7月21日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 2つの歌 Op.8

グレース=リン・マーティン(ソプラノ)
ジェイムス・デッカー(ホルン)、モリス・ボルトッチ(トランペット)
レナード・スタイン(チェレスタ)、バーバラ・シク(ハープ)
ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)、セシル・フィゲルスキー(ヴィオラ)
エメット・サージェント(チェロ)、ウィリアム・ウルヤテ(クラリネット)
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1954年7月21日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

CD2


 6つのバガテル Op.9

ドロシー・ウェイド(ヴァイオリン)、ロバート・スーシェル(ヴァイオリン)
セシル・フィゲルスキー(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
録音:1954年9月10日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 5つの小品 Op.10

ロバート・クラフト指揮、ロバート・クラフト管弦楽団
録音:1954年7月21日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 3つの小品 Op.11

エメット・サージェント(チェロ)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年7月21日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 4つの歌 Op.12

マルニ・ニクソン(ソプラノ)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年7月21日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 4つの歌 Op.13

グレース=リン・マーティン(ソプラノ)、
ロバート・クラフト指揮、ロバート・クラフト管弦楽団
録音:1954年7月21日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 ゲオルク・トラークルの詩による6つの歌 Op.14

グレース=リン・マーティン(ソプラノ)
フーゴ・ライモンディ(クラリネット)、ウィリアム・ウルヤテ(バス・クラリネット)
ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)、エメット・サージェント(チェロ)
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1954年2月23日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 5つの宗教的歌曲 Op.15
 ラテン語のテクストによる5つのカノン Op.16
 3つの宗教的民謡 Op.17

グレース=リン・マーティン(ソプラノ)、モリス・ボルトッチ(トランペット)
ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)、セシル・フィゲルスキー(ヴィオラ)
ミッチェル・ルーリー(クラリネット)、ウィリアム・ウルヤテ(バス・クラリネット)、他
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1954年2月12日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 3つの歌 Op.18

グレース=リン・マーティン(ソプラノ)、
フーゴ・ライモンディ(クラリネット)、ジャック・マーシャル(ギター)
録音:1954年2月23日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 2つの歌 Op.19

マルニ・ニクソン(ソプラノ)、グレース=リン・マーティン(アルト)
リチャード・ロビンソン(テノール)、チャールズ・シャーバック(バス)
レナード・スタイン(ピアノ) 、ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)
ミッチェル・ルーリー(クラリネット)、ウィリアム・ウルヤテ(バス・クラリネット)、他
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1954年2月12日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 弦楽三重奏曲 Op.20

ドロシー・ウェイド(ヴァイオリン)
セシル・フィゲルスキー(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
録音:1954年5月17日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

CD3


 交響曲 Op.21

ロバート・クラフト指揮、ロバート・クラフト管弦楽団
録音:1956年2月9日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 四重奏曲 Op.22

ミッチェル・ルーリー(クラリネット)、ウィリアム・ウルヤテ(テナー・サクソフォン)
ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年2月23日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 ヒルデガルト・ヨーネの「道なき道」より3つの歌 Op.23

マルニ・ニクソン(ソプラノ)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年7月21日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 9つの楽器のための協奏曲 Op.24

アーサー・グレグホーン(フルート)、ゴードン・ポープ(オーボエ)
フーゴ・ライモンディ(クラリネット)、ジェイムス・デッカー(ホルン)
レスター・レムゼン(トランペット)、ロイド・ウルヤテ(トロンボーン)
ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)、セシル・フィゲルスキー(ヴィオラ)
レナード・スタイン(ピアノ)
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1956年3月8日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 ヒルデガルト・ヨーネの詩による3つの歌 Op.25

マルニ・ニクソン(ソプラノ)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1956年3月8日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 眼の光 Op.26

ロバート・クラフト指揮、ロバート・クラフト管弦楽団
録音:1956年2月9日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 ピアノのための変奏曲 Op.27

レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年9月10日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

CD4


 弦楽四重奏曲 Op.28

ドロシー・ウェイド(ヴァイオリン)、ロバート・スーシェル(ヴァイオリン)
セシル・フィゲルスキー(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
録音:1954年9月10日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 カンタータ第1番 Op.29

マルニ・ニクソン(ソプラノ)、
ロバート・クラフト指揮、ロバート・クラフト管弦楽団&合唱団
録音:1956年2月9日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 管弦楽のための変奏曲 Op.30

ロバート・クラフト指揮、ロバート・クラフト管弦楽団
録音:1956年3月8日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 カンタータ第2番 Op.31

マルニ・ニクソン(ソプラノ)、チャールズ・シャーバック(バス)
ロバート・クラフト指揮、ロバート・クラフト管弦楽団&合唱団
録音:1955年7月28日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 J.Sバッハ/ヴェーベルン編:音楽の捧げもの BWV.1079~6声のリチェルカーレ

ロバート・クラフト指揮、ロバート・クラフト管弦楽団
録音:1955年7月28日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ

 ピアノ五重奏曲

ドロシー・ウェイド(ヴァイオリン)、ウォード・フェンリー(ヴァイオリン)
ミツロン・トーマス(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1955年7月28日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
 監修:ロバート・クラフト
 モノラル(セッション)

 オーストリアの作曲家アントン・ヴェーベルンの作品は、1900年代初頭にかけて、ウィーンで活動した新ウィーン楽派の師アルノルト・シェーンベルクの作品よりもはるかに大きな影響を与えるはずでしたが、彼の1945年の悲劇(喫煙のためにベランダに出てタバコに火をつけたところを、オーストリア占領軍の米兵により闇取引の合図と誤解され射殺)が起きたとき、彼の作品は音楽界にほとんど知られていませんでした。しかしその作品のストイックな魅力は、ストラヴィンスキーや現代音楽の解釈者と知られる20世紀後半を代表する知の巨人、ロバート・クラフト[1923-2015]が監修・指揮をし、アメリカの若手の名演奏家達を起用して、約2年をかけてニューヨークのコロンビア・スタジオで録音した『ヴェーベルン作品全集』(1957年4枚組LPでリリース)によって劇的に広く知られることになりました。

「壮大な事業であり、大きな成功とともに達成された、ヴェーベルンを理解したその演奏は、コロンビア・レコードとの素晴しいコラボレーションであり、現代のディスコグラフィの主要な記念碑の1つとして非常に長い間残るもの」と、ハイ=フィデリティ誌は評しています。

 クラフトは晩年のストラヴィンスキーのアシスタントを務め、ストラヴィンスキー没後はその遺産継承者となり、指揮者として、あるいは著作や書簡集の編纂を通じてその作品の普及に力を注いだため何よりもストラヴィンスキー作品の解釈者として知られていますが、それと並行して1950年代からシェーンベルク、ベルク、ヴェーベルンの新ウィーン楽派3巨頭や、ヒンデミット、ヴァレーズらの作品を数多くコロンビアに録音しています。中でも1960年代の『シェーンベルク全集』とこの1950年代の『ヴェーベルン全集』は、この2人の作曲家の作品を網羅的に録音した世界で初めての企画であり、彼らの作品を広く世に届けるうえで極めて重要な役割を果たしました。いずれも日本国内でLPとして発売されており、前者は1971年度「レコード・アカデミー賞」企画部門賞を受賞するなど高く評価されています。後者はモノラル録音であったこと、1979年にブーレーズ指揮・監修の全集版が発売されたこともあって、1959年発売の日本コロムビア盤(RL140~43)以降再発売も含めて日の目を見ることがなく、今回の正規マスターからのCD化は大いに歓迎されるところです。今回のMastersシリーズの中でも最も重要な再発売と言えるでしょう。

 初回生産限定盤。
 このセットにはブックレットは付いておりません。トラック表は、各ディスクの紙ジャケットに記載されています。




<国内盤> 


オクタヴィア・レコード



OVCL-00763
(SACD Hybrid)
¥3520
<ハイドン交響曲集Vol.13>
飯森範親(指揮)&日本センチュリー交響楽団
 交響曲 第94番「驚愕」、第1番、第64番「時の移ろい」

  ハイドン:
   交響曲 第94番 ト長調 Hob. I:94 「驚愕」
   交響曲 第1番 ニ長調 Hob. I:1
   交響曲 第64番 イ長調 Hob. I:64 「時の移ろい」
飯森範親(指揮)
日本センチュリー交響楽団

 <ハイドン交響曲集Vol.13>
 ハイドン:交響曲 第94番「驚愕」、第1番、第64番「時の移ろい」 飯森範親(指揮)日本センチュリー交響楽団

 2019年1月25日(第94番)、2020年1月17日(第1番、第64番)大阪、いずみホールにてライヴ収録

 日本センチュリー交響楽団と首席指揮者飯森範親との一大プロジェクト!
 精緻に奏でられた気品あるハイドン交響曲集 Vol.13
 
 日本センチュリー交響楽団が首席指揮者の飯森範親と共にスタートした「ハイドンマラソン」は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。
 当盤は第14回、第18回コンサートのライヴ収録です。
 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。
 柔和で晴々とした優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。
 





MIRARE(キング・インターナショナル)

MIRSA 001
(2SACD シングルレイヤー)
¥5500
バッハ&レーガー:無伴奏ヴァイオリン作品集/庄司紗矢香
 [CD1]
  ・マックス・レーガー:前奏曲とフーガ ト短調 op.117-2
  ・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001
  ・レーガー:前奏曲とフーガ ロ短調 op.117-1
  ・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
 [CD2]
  ・レーガー:シャコンヌ ト短調 op.117-4
  ・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
庄司紗矢香(ヴァイオリン)

 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。

 
 庄司紗矢香のバッハ&レーガー、シングルレイヤーSACDで登場!日本独自企画・限定生産

 録音:2010年8月、イエスの子聖堂/日本独自企画・限定生産、日本語帯・解説付、2021 年SACD リマスタリング

 庄司紗矢香のバッハ&レーガーの名盤が、シングルレイヤーSACD で登場。
 庄司の存在感と臨場感が、より一層増したものとなり、その気迫にあらためて圧倒される内容です。

 16歳のときパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで日本人初、史上最年少優勝を果たし、世界の注目を集めてきた若きヴァイオリニスト庄司紗矢香。
 数々の録音とコンサートでその並はずれた才能を見せつけてきた天才少女が20代後半にさしかかり、より一層成熟したテクニックと表現力を携えてMIRARE レーベルに初登場したのが、このバッハ&レーガー〔MIRARE原盤/MIR-128 & KKC-5125〕。MIRAREのプロデューサーであるルネ・マルタンが手がける音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」への参加をきっかけに、このアルバムが誕生しました。

 収録曲はバッハとレーガーの無伴奏作品。バッハの無伴奏ヴァイオリンのための6 曲は数多くの録音が存在しますが、レーガーの作品と組み合わせ、ニ短調の「シャコンヌ」を最後の山場に持ってくるという、極めて考え抜かれた構成となっています。
 レーガーの無伴奏作品はバッハを範として作曲されていますが、その中にレーガー独自の幻想世界を作り込んでいく高い技巧を必要とされている作品です。
 庄司紗矢香は抜群のテクニックと安定感、明るい音色で力強くストレートな演奏を披露しています。レーガーの「シャコンヌ」は、作品の本質を真摯に追い求めていき、バッハの無伴奏パルティータ第2番では、高い集中力と深い音楽性を発揮した熱演となっております。
 使用楽器は、上野製薬株式会社の上野隆三氏より貸与された1729年製のストラディヴァリウス。(ミッシャ・エルマンが所有・演奏)。
 





molto fine



MF-25603
\3000
《立石博子~センセーショナルな冒険》
モーツァルト:
  歌劇「フィガロの結婚」KV492
  1. 序曲
  2. 愛の神よ安らぎを与えたまえ(伯爵夫人のアリア)
  3. 楽しい思い出はどこに?(伯爵夫人のアリア)
 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」KV527
  4. 序曲
  5. むごい女ですって?(アンナのアリア)
  6. もう判ったでしょう!(アンナのアリア)
 イタリア古典歌曲集より
  7. 私の美しいアマリッリ(カッチーニ/牟岐 礼 編曲)
  8. 懐かしい木陰よ(ヘンデル) ?歌劇「セルセ」より
  9. 私を泣かせて下さい(ヘンデル) ?歌劇「リナルド」より

 10-16 ボーナス・トラック:
  カラオケ(2,3,5,6,7,8,9の楽曲)
立石博子(ソプラノ)
西脇義訓(指揮)
デア・リング東京オーケストラ
 
 フィガロの結婚、ドン・ジョヴァンニ、イタリア歌曲集より
 カラオケつき! 

 「モーツァルト2つの冒険」「ショパン2つの冒険」につづく、立石博子のCD第3弾「センセーショナルな冒険」は、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚「ドン・ジョヴァンニ」の序曲とアリアに加えて、イタリア古典歌曲集より「私の美しいアマリッリ」など3曲を収録、さらにカラオケも収録しています。
 
 立石博子はグレゴリオ聖歌を音楽の基礎として学んだあと、パリに渡り24歳から6年にわたりピアノをピエール・サンカンに師事しましたが、帰国後どうしてもオペラが歌いたいと2011年にはCD第一弾で、モーツァルトのピアノ・ソナタ作品とともに、歌劇「魔笛」の「2つの夜の女王のアリア」に挑みました。10年を経て再びデア・リング東京オーケストラとの共演を実現しました。
 
 ウィーン・フィルのかけがえのない音色と音楽は、ムジークフェライン・ザールという極上の空間と、日頃彼等がウィーン国立歌劇場管弦楽団のメンバーとしてオーケストラ・ピットに入り、歌と日常的に共演していることから生み出されてきました。
 立石博子さんは65歳にして歌手としてオーケストラとの共演に挑みました。
 歌との共演の結果、デア・リング東京オーケストラからより深みのある音色、響きが生まれました。
 共に歌っていただけるように、カラオケも収録しています。
 
 録音:府中の森芸術劇場「ウィーンホール」 2021年2月3、4、5日
 


<LP>


ANALOGPHONIC(LP)


LP 43174
(2LP)
¥10800
チャイコフスキー&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲集/ムローヴァ
 【LP1】
  チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
   [A] 第1 楽章/[B] 第2,3楽章
 【LP2】
  シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
   [A] 第1 楽章/[B] 第2,3楽章
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
小澤征爾(指揮)
ボストン交響楽団

 ムローヴァの超美音の名盤、チャイコフスキーとシベリウスがanalogphonic渾身のマスタリングでLPで登場!

 録音:1985年10月、ボストン/180g 重量盤、限定生産、ステレオ
 マスタリング:シドニー・クレール・メイエ(エミール・ベルリナー・スタジオ)/180gLP盤プレス:パラス(ドイツ)

 ムローヴァ(1959年生まれ)の超美音がさえわたるチャイコフスキーとシベリウスの名盤が、アナログフォニックのこだわりのマスタリングでLP で登場!
 ムローヴァ(1959年生まれ)がシベリウス国際ヴァイオリン・コンクール(1980年)、チャイコフスキー・コンクールに優勝(1982年)してから3年後に録音された、世界がムローヴァに注目していた頃に収録された当演奏。
 ムローヴァならではのスっと美しい音が冴えわたり、ムローヴァと共に歌う小澤の指揮がまた胸を打つ名演です。
 音量や音の美しさを追求するため、2枚組での登場となっております。
 














11/3(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ANTARCTICA


ANTAR 028
¥2800
物語 ~チェロとピアノのための作品集
 ギヨーム・コネソン(1970-):アガルタの唄
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
 ヤナーチェク:おとぎ話
アステローペ・アンサンブル
 [エマヌエレ・トンドゥス(チェロ)、
  ダミアン・ボッシー(ピアノ)]

 チェロとピアノが想像力豊かに物語る3曲

 録音:2020年5月26-28日/65'53''

 一見まったく異なる音楽性を持つ3人の作曲家の、チェロとピアノのための作品をまとめたアルバム。
 並べて聴いてみるとどれも想像力を刺激する物語性のある音楽で統一感すらある内容です。
 デュオとして活動するふたりの演奏なだけに緊密なアンサンブルと遠慮のない技巧が交錯する熱演。
 フランスの作曲家ギヨーム・コネソンの『アガルタの唄』は神話にヒントを得たもので、聴きやすくカッコよい楽曲です。
 
 
ANTAR 029
¥2800
ディルク・ブロッセ(1960-):作品集
 UGent? Me2! ~大学祝典序曲と讃美歌
 音楽のDNA
 死
 ショスタコーヴィチの追憶に
 神秘の子羊の秘密
 キープ・ムーヴィング
 In Motu
 アヴィーチーの追憶に
 喜びのパルス
ディルク・ブロッセ(指揮)
ブリュッセル・フィルハーモニック

 ベルギーの作曲家ブロッセの自作自演集

 録音:11月9-13日/65'07''

 ベルギーの作曲家・指揮者ディルク・ブロッセの自作自演集。どれも世界初録音です。
 リズムや和声を持った映画音楽的サウンドで、生命力に満ちた力強い音楽が、同時に死を思う側面を持ちながら展開されます。
 
 

ANTAR 030
¥2800
MISIA ミシア
 セヴラック:12のメロディより「Temps de neige」「Un Reve」
 サティ:梨の形をした3つの小品より「Maniere de commencement」
 ルイ・デュレ:マラルメの詩による6つのマドリガーレ
 ラヴェル:ソナチネ
 セヴラック:12のメロディより「Les Hiboux」 / 不実者
 サティ:梨の形をした3つの小品より「En plus」
 オーリック:6つの詩
 カゼッラ:さらば人生
 デュパルク:恍惚
ルヴュ・ブランシュ
 [ローレ・バイノン(ソプラノ)、
  キャロライン・ピータース(フルート)、
  クリス・ヘレマンス(ヴィオラ)、
  アヌーク・スタートワーゲン(ハープ)]

 絶妙のアレンジ、翳りのある美しさに酔うフランス音楽集

 録音:2020年9月/59'40''

 フォーレにピアノを習ったこともある芸術家のパトロン、ミシア・セールを導き手として編まれたアルバムです。
 人と人をつなぐことに力を注いだ偉大な女性に思いを馳せながら自由な編曲を通して紡がれていく、世紀の変わり目のパリ音楽集。
 歌、フルート、ヴィオラ、ハープという編成がこれほどぴったりな世界もないでしょう。
 
 

ANTAR 032
¥2800
ホフマイスター:6つのクラリネット四重奏曲集
 第6番 ニ長調
 第4番 変ロ長調
 第5番 変ホ長調
 第1番 変ロ長調
 第2番 変ホ長調
 第3番 イ長調
エディ・ヴァノオーストハーゼ(クラリネット)
ツェムリンスキー弦楽四重奏団

 再発見の楽曲を含む貴重な録音

 録音:2021年2月9日/55'28''

 クラリネット奏者のエディ・ヴァノオーストハーゼによって再発見された楽曲を含む、はじめて6 曲セットの形で録音されたホフマイスターのクラリネット四重奏曲集です。
 フルート音楽を多く書いたホフマイスター、クラリネットにおいても軽やかで美しい筆致が冴えわたり、なかなかの佳品と言えます。
 




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SIMAX

PSC 1371
¥2700→\2490
ヘンニング・クラッゲルード、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲
 チャイコフスキー:弦楽セレナードOp.48ハ長調
 クラッゲルード:ラグナロク~太陽の娘
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.35ニ長調
ヘンニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)
アークティック・フィルハーモニック
クリスチャン・クルクセン(指揮)

 ノルウェーを代表するヴァイオリニスト、ヘンニング・クラッゲルード、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を弾く!

 ノルウェーを代表するヴァイオリニスト、ヘンニング・クラッゲルード。ソリストだけでなく、アークティック・フィルハーモニー室内管弦楽団の音楽監督も務め、さらには作曲家としても活躍している彼が、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をメインに、自作の北欧の神話を基にした作品「ラグナロク~太陽の娘」、そしてアークティック・フィルハーモニックによる「弦楽セレナード」を収録したアルバムをリリースしました。

 美しい旋律と詩情あふれる音楽で人気を博しているヴァイオリン協奏曲。クラッゲルードの演奏は、テクニックはもちろんのこと、端正な演奏と美しいフレージングで、隙のない音楽的に高い完成度で聴かせてくれます。
 「弦楽セレナード」は、クリスチャン・クルクセン指揮によるアークティック・フィルハーモニックの小気味良いアンサンブルとハリのある響きで、弦楽オーケストラの魅力を堪能出来る演奏となっています。

 アークティック・フィルハーモニックは、ノルウェーの北極圏に2009年に設立されました。
 小編成のシンフォニエッタと室内管弦楽団からフル編成の交響楽団と、異なる大きさのアンサンブルで活動、「アークティック・オペラ」のピットにも入ります。
 2019年1月、カナダのヴィクトリア交響楽団の音楽監督、コペンハーゲン生まれのクリスチャン・クルクセン(1981-)が、クリスチャン・リンドベリの後任として首席指揮者に就任。
 ヘンニング・クラッゲルード(1973-)が、室内管弦楽団の音楽監督を務めています。







何度でもご紹介します。
ヘンニング・クラッゲルードのシベリウス!

(かれこれ15年も前のコメントから・・・)

 NAXOSは毎月、3ヵ月後くらいにリリースされるCDのハイライトを収録したサンプルCDを送ってくる。
 流し聴きして、印象に残ったものはチェックする。
 わずか2、3分とはいえ、すごい演奏、すごい音楽というのはさすがにピピンとくる。しかし聴いた瞬間のけぞって、泡吹きそうになり、いきなり代理店に電話して未発売のCDを無理やりドイツから取り寄せてもらったのは今回が初めてである。

 ヘンニング・クラッゲルードというヴァイオリニストのシベリウスのヴァイオリン協奏曲。

 すごい。
 ほんとにすごい。

 この曲には数々の名演があり、最近ではCD?Rで紹介したブスタボやクレーメル、トゥルバン、CDならムター、ヘンデル、フリード、イグナティウス、ウィックスと恐るべき名演がひしめく。ちょっとやそっとの演奏ではなかなかそのすさまじい集団に入り込むことはできない。
 ところが・・・。

 ヘンニング・クラッゲルード。1973年オスロ生まれ。いかにも北欧系の美青年である。
 ウィックスなどに師事したあと、1992年にデビュー。地元で活動しながらいくつかの賞を取りつつ、1998年にカーネギー・ホール・デビュー。2000年には北欧系のオケと数多く共演、翌年には全世界各地で公演している。協奏曲ではベルグルンド、ザンデルリンク、ヤンソンス、ドミトリエフ、I・フィッシャー、ラザレフ、室内楽ではアンズネス、アルゲリッチ、カプコン、コヴァセヴィチ、モルク、ウィスペルヴェイなど超一流と共演してきた。

 クラッゲルードといえば、3、4年前に同じNAXOSから「ノルウェー・ヴァイオリン名曲集」というアルバムをリリースして、ベストセラーになった記憶がある。が、それ以来とくに名前は聞かなかったような気がする。そのアルバムはノルウェーの知られざる美しいヴァイオリン作品を集めたもので、北欧ファンばかりでなく一般ファンからも大いに受け容れられた。
 そのアルバムはまさにクラッゲルードのためのアルバム。
 超・超絶技巧となるシンディングの作品もすごいのだが、ブルやハルヴォルセン、スヴェンセンたちの作品に抒情と憂愁と激しい情熱をこんなにも心込めて音楽に注ぎ込めることができたのは、まさにクラッゲルードだったからこそ。美しい作品にも注目が集まったが、やはりクラッゲルードのヴァイオリンに話題が集中した。

 ・・・だが、20代半ばの青年らしい清潔で若々しさに満ちた素敵な演奏ではあったが、そこに人生を変えさせるようなおそるべき魔性は存在しなかった。

 しかし、あれから6年。
 クラッゲルードが放った最新作は、まさしく魔性というにふさわしい特別ななにかをまとっていた。


 ・・・今回のシベリウス。技巧は完璧。

 しかしそんなことはどうでもいい。このヴァイオリニストの放つ強烈、且つ甘美なエネルギーに魅せられたのである。
 ヴィオラ・ソリストとしても活躍しているからなのか、ヴァイオリンとは思えないような野太い音。一音一音に込めるずっしりとした思いのようなものが伝わってくる。それは早いパッセージでも同じで、決して安直に弾き流さない。
 ジェラール・プーレも同じように一音一音を大事に弾くが、プーレが軽快なのに対してクラッゲルードは重い。
 グルベルトも同じように一音一音を大事に弾くが、グルベルトが殺気立っているのに対してクラッゲルードはもっと颯爽としている。

 そのずば抜けた存在感は単なるマッチョな太さや、根暗な鈍重さからくるものではない。なんだかスケールのでかさを感じさせる安心感。男が惚れる男気のようなものか?
 とにかくかっこいいのである。
 こんなにも重厚で颯爽としていて、そしてセクシーなシベリウスは初めて。
 この曲は男には弾けない、となんとなく思っていたが(クレーメルのライヴCD-Rやトゥルバンの演奏があってもなお)、今回完全に撤回する。 
 あのベストセラー・アルバム「ノルウェー・ヴァイオリン名曲集」から6年。クラッゲルードは音楽を愛する気持ちはそのままに、ひとまわりもふたまわりも大きくなって、男らしくなって我々の元に返ってきたのである。


 ちなみに続くシンディングがまた美しく切ない作品。シベリウスやメンデルスゾーン、ブルッフなど古今の名作をひっくるめたような作品だが、もちろん独立した作品としても十分な傑作。なんとなく聴いたことがあると思って誰の演奏で聴いたんだろうとカタログを見たら、完全な錯覚だった・・・・なんと競合盤は1枚もなかった。ひょっとしたら初CD化なのか?クラッゲルードのヴァイオリンはここでももちろん縦横無尽。この無名の名作を華麗に美しく仕立て上げる。




naxos
8.557266
\1600
海外直輸入
クラッゲルードのシベリウス
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
        2つのセレナードから第2番
 シンディング:ヴァイオリン協奏曲
         ロマンス
ヘンニング・クラッゲルード(vn)
ビャーテ・エングスト指揮
ボーンマス響
今回はクラッゲルードの特集なのでエングストの指揮のことはあまり書かなかったが、このひとのツボを得たサポートも見事。





 
 


PSC 1363
¥2700
ノルウェーの若きチェリスト、
 サンドラ・リード・ハーガのデビュー・アルバム

  チャイコフスキー:
   ロココ風の主題による変奏曲Op.33(オリジナル版)
  ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
サンドラ・リード・ハーガ(チェロ)
 使用楽器:
  Joannes Florenus Guidantus,
   Bologna, 1730(Dextra Musicaより貸与)
ロシア国立交響楽団
 (スヴェトラーノフ・オーケストラ)
テリエ・ミケルセン(指揮)

 世界が注目するノルウェーの若きチェリスト、サンドラ・リード・ハーガのデビュー・アルバム

 録音:2019年2月20.21日、3月1日、モスクワ音楽院大ホール/61'57

 1994年生まれのノルウェー出身のチェリスト、サンドラ・リード・ハーガのデビュー・アルバム。
 12歳でウィグモア・ホールにデビューして以来、国際的なコンクールでの優勝を重ね、有名音楽祭にも招待されヨーヨー・マ、ジャニーヌ・ヤンセン、ポール・ルイス、レイフ・オヴェ・アンスネスらと共演、さらにはダニエル・バレンボイムやアンネ=ゾフィー・ムターをはじめ世界的なアーティストにも認められ、現在音楽家としてのキャリアの重要な入口にいる注目の奏者です。

 本作は、19世紀に書かれたチェロ協奏曲の名作2 曲が収録されています。チャイコフスキーの親友であったヴィルヘルム・フィッツェンハーゲンのために作曲された「ロココの主題による変奏曲」。
 初演の際にフィッツェンハーゲンがオリジナルの楽譜に大胆に改訂を加えましたが、1955年に科学技術によって本来の姿に復元され、現在はオリジナル版での演奏が普及しています。
 18世紀中頃に流行したロココ様式に従って書かれた主題をもとに、チェロの歌心と名人芸が繰り広げられ、サンドラ・リード・ハーガの勢いのある演奏を堪能することができます。
 そして故郷ボヘミアの民謡や黒人霊歌などに触発され、美しい旋律を惜しげもなく披露したドヴォルザークの名作チェロ協奏曲。、サンドラ・リード・ハーガは、伸びやかな歌いまわしで、生命力あふれる演奏を繰り広げています。
 2019年2,3月に、テリエ・ミケルセン指揮、ロシア国立交響楽団(スヴェトラーノフ・オーケストラ)との共演でモスクワ音楽院の大ホールで録音されました。
 





AULICUS



ALC0017
¥2600
ショパン:4つのバラード
 バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調 Op.38/
 バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ヘ短調 Op.52/
 夜想曲第1番変ロ短調 Op.9-1/夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2/
 夜想曲第3番ロ長調 Op.9-3

セバスティアーノ・ブルスコ(ピアノ)


 ミケランジェリの孫弟子、ブルスコのショパン&シューベルト!

 ミケランジェリの弟子であるエンニオ・パストリーノに師事し、ミケランジェリの系譜に連なるイタリアのピアニスト、セバスティアーノ・ブルスコが奏でるショパンの詩情、「4つのバラード」と「夜想曲集 Op.9」。
 ブルスコの解釈は、奥深い楽曲研究と、洗練されたオーセンティシティとオリジナリティを特徴としています。
 ショパン国際ピアノ・コンクールの審査員を務めるなど、ショパンを重要なレパートリーとしていたミケランジェリのピアニズムの継承も興味深いポイントです。

 ※録音:2017年12月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
 
 


ALC0016
¥2600
セバスティアーノ・ブルスコが奏でるシューベルトの8曲の即興曲
 シューベルト:
  4つの即興曲 D.899,Op.90
  4つの即興曲 D.935,Op.142
セバスティアーノ・ブルスコ(ピアノ)

 ミケランジェリの孫弟子にあたるイタリアの実力派、セバスティアーノ・ブルスコが奏でるシューベルトの8曲の即興曲。
 多彩な表現力と洗練された解釈を披露してくれているブルスコは、ロマンティシズムにあふれる幻想的な即興曲の世界を創り出してくれています。
 ちなみにジャケットに用いられている絵画は、グスタフ・クリムトの1945年の作品「Schubert at the Piano」です。

 ※録音:2017年12月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
 
 

ALC0013
¥2600
ラ・ダンツァ ~ ヴァイオリンとギターのための舞曲集
 ロッシーニ:踊り(ナポリのタランテラ)
 ファリャ:7つのスペイン民謡
 ベノーネ・ダミアン:サルバ・オルテネアスカ
 グリゴラス・ディニク:ホラ・マルティソルルイ、チョカーリア
 バルトーク:12のルーマニア民族舞曲
 ピアソラ:
  ボルデル1900、カフェ1930、ナイトクラブ1960、
  現代のコンサートホール、リベルタンゴ
ボグダン・ズヴォリステアヌ(ヴァイオリン)
アレッシオ・ネビオーロ(ギター)

 ルーマニアのブカレスト出身でティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールの第24回大会(1990年)において第3位入賞経験を持つ東欧の名ヴァイオリニスト、ボグダン・ズヴォリステアヌと、スイスのジュネーヴ音楽院で教鞭を執り、ズヴォリステアヌと10年以上に渡ってコンビを組んできたイタリアのギタリスト、アレッシオ・ネビオーロによる情熱のダンス・プログラム!
 異なる伝統文化の音楽や舞曲のリズムが散りばめられたこのプログラムは、「舞曲」の世界を巡る旅への招待状となることでしょう。

 ※録音:2018年4月、ピノ・ロディーチェ(ローマ、イタリア)
 




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GENUIN



GEN 21766
¥2400→\2190
リスト編2台ピアノ版ベートーヴェン第9
 ティンパニを追加!


 ベートーヴェン(リスト編):
  交響曲第9番 ニ短調 Op.125(ティンパニ追加版)
ピアノ・デュオ・チパク=クシュニル:
 【オルハ・チパク(ピアノ)、
  オレクシー=クシュニル(ピアノ)】
フランシスコ・マヌエル・
 アンガス・ロドリゲス(ティンパニ)

 録音:2021年2月26―28日 ドイツ ロストック、65'18

 ピアノ・デュオ・チパク=クシュニルのGENUINへの3枚目のCD。
 ベートーヴェンの交響曲第9番 「合唱付き」をリストが2台ピアノ用に編曲したもの。
 リストによるベートーヴェンの交響曲の編曲は有名で録音も多々ある。
 これらピアノ独奏用編曲に先立ち、1851年に第9交響曲を2台ピアノ用に編曲、これも人気がある。
 今回の新録音では、このリストの2台ピアノ用編曲の第9交響曲に、ベートーヴェンの楽譜からティンパニを抜き出してリスト編曲の2台ピアノに加えて演奏している。
 これだけでガラッと印象が変わるのが面白い。
 オルハ・チパクとオレクシー=クシュニルは共にロストック音楽舞台大学とウクライナのリヴィウ国立音楽アカデミー(彼らの母校である)で指導に当たっている。
 フランシスコ・マヌエル・アンガス・ロドリゲス1990年、セビリア生まれの打楽器奏者。ベルリンを中心にドイツで活躍している。
 
 


GEN 21756
¥2400
一人でピアノとヴァイオリンを
「バッハに触発されて」

 ブゾーニ:シャコンヌ
 リスト:B-A-C-Hの主題に基づく幻想曲とフーガ S.529(ピアノ版)
 プーランク:BACHの名前に基づくワルツ即興曲
 ダミアン・ショル(b.1988):‛&は穏やかな大河である(2013)
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27 第2番 「ジャック・ティボー」
 バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004~シャコンヌ
ザミラ・シュピーゲル
 (ピアノ,ヴァイオリン) 

 一人でピアノとヴァイオリンを演奏?!バッハとバッハに触発された作品集!

 録音:2020年11月17-19日 ライプツィヒ,66'06

 バッハとバッハに関連した作品を集めている。ブゾーニのシャコンヌ、リストのB-A-C-Hの主題に基づく幻想曲とフーガ、プーランクのBACHの名前に基づくワルツ即興曲、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番と有名曲ばかりの中、1988年生まれの作曲家ダミアン・ショルの作品が2013年の作品が珍しい。
 ザミラ・シュピーゲルはピアニストでありヴァイオリニストであり、どちらにおいても高く評価されている。
 このCDでも、ブゾーニ、リスト、プーランクではピアノを、ショル、イザイ、バッハではヴァイオリンを弾いて、どちらも見事な腕前を聞かせてくれる。
 
 
GEN 21755
¥2400
「数世紀からの数分間」
 フアン・デ・アンチエータ:愛を心に抱いて、私の母よ/
 ガストルディ:美しい人,愛の狩り,愛の希望/
 モーリー:4月が私の恋人の顔に/
 スコットランド民謡:ローモンド湖/
 シューベルト:夜 D983C/
 ベルガー:海辺の教会/
 ムーディ:平和のための祈り/
 メイソン:より近くに、私の神よ、あなたへと/
 ローリゼン:ああ光から生まれた光/
 テイラー:あなたはあなたの目を閉じることができる/
 ドーシー:谷の平和/
 レノン:イマジン/
 シュヴィルムス:青い惑星/
 サイモン:明日に架ける橋,ボクサー/
 スティング:黄金色の畑 フィールズ・オブ・ゴールド/
 スコットランド民謡:別れの盃/
 クーフ:ハイ=ホ/
 マイ:おやすみなさい、友よ/
 ラインベルガー:晩の歌/
 アダム:再び晩になる
  オクタヴィアンス:
   【ハイコ・クノプフ(カウンターテノール)、レネ・ラッハマン(カウンターテノール)、
    マティアス・モイラー(カウンターテノール)、クレメンス・リス(テノール)、
    クリスティアン・ガイダ(テノール)、マルティン・クレーカンプ(バリトン)、
    アンドレアス・イェッケル(バリトン)、ヨハネス・シュロイスナー(バス)、
    ヤコプ・ランデンバッハ(ビートボックス)】

 録音:2020年10月4-8日 ドイツ コルディッツ、2020年10月9-13日 ドイツ クロムスドルフ、74'49

 ドイツの男声声楽アンサンブル、オクタヴィアンスのGENUINへの2枚目のCD。
 「数世紀からの数分 Minuten aus Jahrhunderten」と題されている通り、15世紀末/16世紀初頭のフアン・デ・アンチエータからジョン・レノン、ポール・サイモンまでおよそ500年の作品が美しい無伴奏男声アンサンブルで歌われている。
 シューベルトの男声4声の傑作「夜」も実に見事な完成度。
 
 
GEN 21757
¥2400
ボッケリーニ三重奏団によるベートーヴェンの
 弦楽三重奏曲集の第2弾、完結編

  ベートーヴェン:
   弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.3
   セレナーデ ニ長調 Op.8
ボッケリーニ三重奏団:
 【カン・セヨン(ヴァイオリン)
  ヴィッキ・パウエル(ヴィオラ)
  パオロ・ボノミーニ(チェロ)】

 録音:2020年11月30日-12月3日 ベルリン、68'23

 ボッケリーニ三重奏団によるベートーヴェンの弦楽三重奏曲集の第2弾、完結編。先に発売されたOp.9の3曲(GEN 20699)が大変に素晴らしい演奏だったボッケリーニ三重奏団、ここで瑞々しい音色と和やかな優しさに満ちた演奏で、初期のベートーヴェンの魅力を存分に引き出している。
 どうしても偉大な弦楽四重奏曲群の陰に隠れがちな弦楽三重奏曲だが、ボッケリーニ三重奏団の2枚によって極めてよくできた名曲だと分かることだろう。
 特にOp.3は6楽章から成る40分近い大作で、18世紀古典派のディヴェルティメントを受け継いだとても聞きやすい佳作。
 ヴァイオリンのカン・セヨンは韓国生まれ、カナダとオーストラリアで育ち、2007年からヨーロッパ在住。
 彼女の滴る美音のヴァイオリンが大変魅力的である。ヴィッキ・パウエルは米国生まれのヴィオラ奏者。2018年からストックホルム王立フィルハーモニー管弦楽団の首席ヴィオラ奏者を務めている。
 パオロ・ボノミーニはイタリアのチェロ奏者。2016年にライプツィヒの国際バッハ・コンクールのチェロ部門で第1位を獲得。現在はカメラータ・ザルツブルクのソロ・チェロ奏者を務めながらソリストとしても活躍している。

 
GEN 21758
¥2400
「まじめな?!」~ドイツの歌曲集
 ツェムリンスキー:
  メーテルリンクの詩による6つの歌 Op.13/
  2つのキャバレー・ソング
 スフェン・ダイガー(b.1984):風の要求
 シェーンベルク:4つの歌 Op.2/キャバレー・ソング
 スフェン・ダイガー:孤独(4曲)/拒絶
アリス・ラックナー(メッゾソプラノ)
イムケ・リヒトヴァルク(ピアノ)

 録音:2021年3月1-4日 ベルリン、59'39

 ツェムリンスキーとシェーンベルクの20世紀初頭歌曲に加え、ドイツの中堅作曲家、スフェン・ダイガーの歌曲が収録されている。スフェン・ダイガーは1984年、ドイツのエーババッハの生まれ。ハイデルベルクで育ち、ロストック音楽舞台大学で学ぶ。
 今ドイツで注目されている作曲家の一人である。
 ラックナーはドイツのメッゾソプラノ。バロック声楽作品と20世紀21世紀歌曲を得意としている。透明でかつ温かみのある声が素敵だ。
 リヒトヴァルクはライプツィヒ生まれのピアニスト。
 
 


GEN 21759
¥2400
ブラームス、セレナーデ第1番の九重奏曲版復元
 ブラームス:セレナーデ第1番 ニ長調 Op.11(九重奏曲復元版)
 シュポーア:九重奏曲 Op.31
  アンサンブル・オブリガート・ハンブルク:
   【インメ・イェアンネ・クレット(フルート)/アネッテ・ベール・ケーニヒ(ヴァイオリン)/
    ボリス・ファウスト(ヴィオラ)/マルク・シューマン(チェロ)/山崎裕幸(コントラバス)/
    ゴンザロ・マイヤ(オーボエ)/ヨハン=ペーター・ターフェルナー(クラリネット)/
    ブレイク・ウェストン(クラリネット)/エマニュエル・ジャン=プティ=マティル(ホルン)/
    クリスティアン・エルスナー(ファゴット)】

 録音:2021年1月6-8日 ハンブルク、78'57

 ブラームス20代前半の佳作、セレナーデ第1番 ニ長調 Op.11は、当初フルート、クラリネット×2、ファゴット、ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスという九重奏曲として作曲され、私的に演奏されたが、好評を受けてブラームスは2管オーケストラ作品に書き直した。
 これが今日知られているセレナーデ第1番である。残念なことにオリジナルの九重奏曲稿は破棄されてしまい現存しない。
 この録音では管弦楽版から九重奏曲を復元した楽譜を用いている。シュポーアの九重奏曲は、大九重奏曲 Grand Nonettoの名で知られる名曲。
 アンサンブル・オブリガート・ハンブルクは、1995年、フルート奏者のインメ・イェアンネ・クレットを中心に結成された。
 コントラバスに、2005年からブレーメンフィルハーモニー 管弦楽団の首席コントラバス奏者を務める山崎裕幸が参加している。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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GENUIN

GEN 21761
(4CD、1枚価格)
¥2400→\2190

しかも安い・・・
 「デトモルトのアーカイヴの宝物」
  ~デトモルト音楽大学の創立75周年記念アルバム
    リヒター=ハーザーにティボール・ヴァルガ、アンドレ・ナヴァラ、ヘルムート・ヴィンシャーマンも登場!
 ベートーヴェン:
  幻想曲 ホ長調 Op77、ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調Op.78「テレーゼ」、
  ピアノ・ソナタ第25番 ト長調Op.79
 ムソルグスキー:「展覧会の絵」
 シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化Op.26~間奏曲 変ホ短調
 シューベルト:行進曲 ホ長調 D606
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op.31-3~第4楽章
   ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ)
   録音:1976年5月11日(広がりに乏しいステレオ)

 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
   ハンス・リヒター=ハーザー(ピアノ)
   エーリヒ・ベルゲル(指揮)北西ドイツ・フィルハーモニー
   録音:1973年12月11日(極めて広がりに乏しいステレオ)

 ドリースラー(1921-98):ピアノ協奏曲 Op.27
   クラウス・シルデ(ピアノ)、マルティン・シュティファニ(指揮)
   北西ドイツ・フィル、ムジークアカデミー・デトモルト
   録音:1971年2月19日、世界初演のライヴ録音(ステレオ)

 バッハ:オーボエ・ダモール協奏曲 イ長調 BWV1055R
   ヘルムート・ヴィンシャーマン(オーボエ)、ティボール・ヴァルガ室内管弦楽団
   録音1971年12月14日 (ステレオ)

 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
   アンドレ・ナヴァラ(チェロ)、ヴェルナー・ゲヌイト(ピアノ)
   録音:1972年1月14日 (極めて広がりに乏しいステレオ)

 ベルク:ヴァイオリン協奏曲
   ティボール・ヴァルガ(ヴァイオリン)、
   ギルバート・ヴァルガ(指揮)、ティボール・ヴァルガ室内管弦楽団
   録音:1979年11月20日 (ステレオ)

 バルトーク:2つのピアノと打楽器のためのソナタ Sz.110
   ヴィルフリート・カッセバウム(ピアノ)、フリードリヒ・ヴィルヘルム・シュヌル(ピアノ)、
   ヴァルデマール・デリング(打楽器)、マルティン・クリストフ・レーデル(打楽器)
   録音:1981年11月10日(ステレオ)

 シェーンベルク:ピアノ曲 Op.33a、ピアノ曲 Op.33b
   エドムンド・ラスヘラス(ピアノ)
   録音:1966年初頭(拍手無し) (モノラル)

 レーガー:クラリネット五重奏曲
   ヨスト・ミヒャエルス(クラリネット)、エルンスト・マイヤー=シールニング(ヴァイオリン)、
   カタリーナ・リンデンバウム(ヴァイオリン)、ライナー・モーク(ヴィオラ)、
   イレーネ・ギューデル(チェロ)
   録音:1973年12月14日 (ステレオ)

 リヒター=ハーザーにティボール・ヴァルガも登場!デトモルト音楽大学のアーカイヴより復刻!4CD1枚価格!

 録音:1966-1981年、北西ドイツ音楽アカデミーの新ホールにおけるライヴ(全て)、254'34

 ドイツのデトモルト音楽大学の創立75周年を記念して、1966年から1981年までの様々なライヴ録音が集められている。
 なかでもティボール・ヴァルガが弾くベルクのヴァイオリン協奏曲は貴重。
 ヴァルガはこの曲のウィーン初演やさらにオーストラリア初演でも演奏するなど、この曲を世に広めたヴァイオリニストの一人でありながらこれまで録音が聞けず、これはファンにはたいへん嬉しいもの。
 当時58歳で技術的には難も見られるものの、意気込みは見事。名ピアニスト、ハンス・リヒター=ハーザーは、まずアンコールも含めたリサイタルが素晴らしい。得意のベートーヴェンを前半に、メインはなんとムソルグルスキーの「展覧会の絵」。
 さらにヘルムート・ヴィンシャーマンのバッハや、アンドレ・ナヴァラのブラームスなど、興味深い音源が多々。
 いずれも記録用の音源らしく、音の状態はまちまちで、「広がりに乏しいステレオ」と付記しているものは楽器の音像はほぼモノラル。
 それでも嬉しい4CDである。
 




<国内盤> 


PHI



NYCX-20007
(2CD)
【再発売】
¥4950
カルロ・ジェズアルド:聖週間のためのレスポンソリウム、およびその他の礼拝音楽(1611)
 カルロ・ジェズアルド(1566-1613):
  【DISC 1】
   1-9. 聖木曜日の朝課のレスポンソリウム*/10-18. 聖金曜日の朝課のレスポンソリウム**
  【DISC 2】
   1-9. 聖土曜日の朝課のレスポンソリウム**
   10. ほめたたえよ、イスラエルの神である主を(ベネディクトゥス/ザカリアの祈り)*
   11. 神よ、わたしを憐れんでください(ミゼレーレ)*
 コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
  ジュリエット・フレイザー、アレクサンドラ・レヴァンドフスカ、
   ドミニク・フェルキンデレン(カントゥス=最高音部)
  ゾエ・ブラウン*、フリート・ド・ヘイテル*、マルゴット・オイツィンガー**、
   ジュジ・トート**、ルイーズ・ウェイマン(セクストゥス=高音部)
  トビアス・フンガー、アレクサンダー・シュナイダー(アルトゥス=中高音部)
  シュテファン・ゲーラー、デイヴィッド・マンダーロー(クィントゥス=中音部)
  トーマス・ホッブズ*、ヘルマン・オスヴァルト*、ベルント・フレーリヒ**、
   マヌエル・ヴァルヴィッツ**(テノル=中低音部)
  マティス・ルッツェ、ステファン・マクラウド、アドリアン・ピーコック(バスス=低音部)
 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

 録音: 2012年6月、ノートルダム・デュ・リバン教会、パリ 2012年8月、サン・フランチェスコ教会、アシアーノ(イタリア中部トスカーナ地方)
 輸入品番: LPH010 日本語解説・歌詞訳(旧国内盤LPH010の改訂版): 白沢達生

 【ヘレヴェッヘが信頼する演奏陣の細やかな和声感が解き明かす、異才晩年の傑作の真相】
 古楽やピリオド楽器の世界で、おもに声楽曲の指揮を中心に、作品本来のみずみずしい和声の響きへのこだわりを徹底させ、他の追従を許さぬ実績を築いてきたフィリップ・ヘレヴェッヘ。
 齢70を記念して制作された特集盤(LPH026)に寄せられた長大なインタビューでも「これからは限られた時間の中、本当に指揮すべきと思える作品だけに取り組む」と語っていましたが、その彼がバッハなどの大作だけでなく、ルネサンス期のア・カペラ作品を近年なお録音していることは注目に値します。
 特に、同時代人たちだけでなく現代まで人々を瞠目させ続ける異例の和声感覚の持ち主、カルロ・ジェズアルドの晩期3作を自主レーベルPhiに刻んだことは快挙と言って良いでしょう。
 極度の被害妄想から居城に引きこもり、亡くなる2年前の1611年、楽譜出版者に大きな印刷機を持ち込ませて目の前で印刷させたという3つの曲集のうち、ヘレヴェッヘが最初に取り組んだのは『聖週間のためのレスポンソリウム集』。
 第3レスポンソリウムのみ1989年に録音していましたが、この新録音では3つのレスポンソリウムを全て録音、他に2つの教会音楽作品を加えた堂々の2枚組となりました。
 作品の和声推移を丁寧に読み解き、徹底した響きの調整の末にたどりついた自然な流れの中、軋んだ不協和音と思われていたジェズアルド晩年の難解な和声が、いかに詩句を雄弁に語らしめる技法とつながっていたかを伝える名演。
 解説全訳の再校訂を添付して国内仕様盤を再発売いたします。
 
 
NYCX-20008
【再発売】
¥3300
カルロ・ジェズアルド: 5声のマドリガーレ集 第6巻(1611)
 カルロ・ジェズアルド(1566-1613):
  1. もし、わたしの死がお望みなら/2. 美しきひと、きみがわたしを/3. 泣いているのかい、愛しいフィッリ/
  4. やめてください、わたしを弄ぶのは/5. 明るい光を放ってやまない、いつも/
  6. 「もう行きます」―それはいやだ、と/7. 千度でも、日は死にゆく/8. おお、うるわしき、わが宝のごときひと/
  9. ああ...ただ徒(いたず)らに溜息をつき/10. わたしはただ溜息をつくだけ/11. その心は、恋神にも不誠実/
  12. 汚れない、みずみずしい花/13. 血潮あつき羽虫め/14. わたしは身を焦がす、あなたゆえに/
  15. いのちを奪えるのは、死神だけ/16. その「いや」はなんと残酷に/17. わたしは死ぬ、ああ、わたしの悲運ゆえに/
  18. 飛んでゆこう、蝶々のように */19. わたしが喜んでいると、天はおだやかに安らぎ */
  20. きみはついていってしまう、ああ、美しいクローリ/21. それでもまだ、あなたを愛するために/
  22. かつて苦しみのうちにあったのに/23. あなたが微笑み、きれいでいると
 コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
  ハナ・ブラジコヴァー、バルボラ・カバートコヴァー(ソプラノ)
  マルニクス・ド・カット(アルト=カウンターテナー) トーマス・ホッブズ、デイヴィッド・マンダーロー* (テノール)
  ペーター・コーイ (バス) トーマス・ダンフォード (リュート)
 フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

 録音: 2015年8月1-3日 サン・フランチェスコ教会、アシアーノ(イタリア中部トスカーナ地方)
 輸入品番: LPH024 日本語解説・歌詞訳(旧国内盤LPH024の改訂版): 白沢達生

 【ジェズアルド芸術のあまりにも特異な到達点、その真価を伝える天才集団の金字塔録音】
 今でこそ現代楽器オーケストラとともにドヴォルザークやストラヴィンスキーの大作声楽曲も披露するフィリップ・ヘレヴェッヘですが、彼の出発点は古楽のア・カペラ合唱指揮であり、そこで培われた明敏な響きへのこだわりが、以後のピリオド楽器によるバロック以降の作品解釈の素晴らしさにも結実していったと言えます。
 その原点ともいえるルネサンス作品に、経験を重ねた現在もなお定期的に取り組んでいることは見逃せません。
 2010年に始動した彼のプライベート・レーベルPhiでの極めつきとも言える偉業、イタリア・ルネサンス末期の異才カルロ・ジェズアルド晩年の集大成的曲集3作の録音は、どれをとっても他の追従を許さない抜群の仕上がり。
 2012年録音の宗教曲集『聖週間のためのレスポンソリウム』2枚組(LPH010/NYCX-20007)に続いて録音されたジェズアルド最後のマドリガーレ集は、5人の歌手とリュート奏者という極小編成の精鋭陣が、深い信頼で結ばれたヘレヴェッヘの克明な作品解釈を形にしてゆく稀有の名演。
 いずれ劣らぬ名歌手たちが圧倒的な和声感覚で声を重ねながら、歌詞の言葉一つ一つを明確に浮かび上がらせ、隅々まで考え抜かれた解釈を1曲ごと稀有の小宇宙に凝縮してゆく、聴き深め甲斐のある内容に仕上がっています。
 世界から絶賛されたこのアルバムは、レスポンソリウム集および2021年10月に発売され早くもシーンを騒がせつつある『マドリガーレ集第5巻』(LPH036/NYCX-10241)とともに、ジェズアルド晩期3大作の金字塔的録音といってよい名盤。
 解説全訳の再校訂を添付して国内仕様盤を再発売いたします。
 





アール・アンフィニ


MECO-1068
(SACD HYBRID)
¥3300
伊藤順一/プロフォンド    伊藤順一(ピアノ)
 フレデリック・ショパン(1810-1849):
  1. 舟歌 嬰ヘ長調 作品60/2. ノクターン 第17番 ロ長調 作品62-1/3. スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54/
  4. マズルカ 第11番 ホ短調 作品17-2/5 マズルカ 第13番 イ短調 作品17-4/
  6. バラード 第2番 ヘ長調 作品38/7. マズルカ 第14番 ト短調 作品24-1/
  8. マズルカ 第15番 ハ長調 作品24-2
 モーリス・ラヴェル(1875-1937):
  9. クープランの墓~第5曲 メヌエット ト長調
 クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  10. アラベスク 第1番 ホ長調/11. アラベスク 第2番 ト長調
 ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
  12. 夜想曲 第4番 変ホ長調 作品36/13. 夢のあとに ロ短調 作品7-1(アルトゥーロ・ルツァッティ編曲)

 レーベル:アールアンフィニ/企画制作:ソニー・ミュージックダイレクト/発売:ミューズエンターテインメント
 録音:2021年6月7日&8日

 長きにわたりフランスで研鑽を積んだ、薫り立つフランス・エスプリ。
 溜息の出るようなロマンティシズムとソット・ヴォーチェの至芸を聴く。

 フランスの3大音楽学校であるパリ国立高等音楽院、リヨン国立高等音楽院、パリ・エコール・ノルマル音楽院にてフランス本流のピアニズムを極めた伊藤順一のデビューアルバムです。ショパン、ラヴェル、ドビュッシー、フォーレという今まで伊藤が長きにわたり磨き上げてきた作品に発露されるそのフランス・エスプリ、究極のピアニシモ、千変万化する音のうつろいは聴く者を天上の世界へと誘います。その至極のフランス・ロマンティシズムをお楽しみ下さい。

 デビューアルバムに寄せて
 この度、デビューアルバム「プロフォンド」のリリースにあたり、ご尽力頂いた多くの方々に御礼申し上げます。
  「プロフォンド」とはフランス語で、深みや奥行きのある、また心底からのという意味があります。奥行きのある立体的な音作りを常に考えながら、心底から好きなショパンとフランス作品を収録しました。

 私自身、ショパンの作品には幼い頃から触れてきましたが、その作品を愛する気持ちや、作品を通して覚える感銘は年々増しています。
 とりわけ美しいメロディーや和声に感心することはもちろん、感情を荒げなくとも内に秘めた熱い想いを感じられるショパンの音楽に心を打たれます。
 ショパンが過ごしたそれぞれの場所で作られた曲と共に、彼の心に常にあった祖国への深い愛情、各地で過ごした穏やかな日の思い出などを感じ取って頂ければ幸いです。

 アルバムの後半ではフランスを代表する3人の作曲家を取り上げましたが、フランス作品はどれも色彩が非常に豊かで、音から色や絵画、景色を容易に連想させます。
 私は8年間にわたりフランスに留学していましたが、ラヴェル、ドビュッシーが暮らした家に足を運び、作曲家本人が弾いていたピアノに触れたり、家の細かな装飾や周りの風景を感じたり、影響を受けた絵画や思想にも多数触れることが出来ました。
 このような経験からフランス作品にも積極的に取り組んでいます。

 世界の状況や考え方が大きく変わりつつある今、何百年と変わらず受け継がれてきた美しいピアノ曲で、少しでも安らぎを得て頂けたら嬉しく思います。
 最後になりますが、これまでご指導下さった先生方に心より感謝申し上げます。


 伊藤順一(ピアノ) Junichi Ito, Piano
 4歳よりヤマハ音楽教室にて及川良子氏のもとピアノを始め、その後ヤマハピアノ演奏研究コース、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学にて秦はるひ氏に師事し、在学中第21回彩の国・埼玉ピアノコンクール金賞、第4回横浜国際音楽コンクール大学の部第1位、並びにパリ・エコール・ノルマル音楽院への奨学金を得て2011年より渡仏し留学。
 アンリ・バルダ氏のクラスで学び演奏課程を首席で修了する。翌年コンサーティストディプロムをピアノ、室内楽共に首席、審査員特別賞で修了し、2014年パリのサル・コルトーにてソロリサイタルを開催。

 その後パリ国立高等音楽院、リヨン国立音楽院にてエルベ・エヌカウア、ティエリー・ロシュバック両氏に師事し研鑽を積み、2016年よりシャトゥ国際ピアノコンクール、ステファノ・マリッツァ国際ピアノコンクールなどの国際コンクールで1位を受賞、またイタリア、スペイン、クロアチアなどヨーロッパ各地のコンクールに入賞し、バカウ・フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・サウンディフ、クロアチア放送交響楽団と共演。
 2017年には2台ピアノで第91回レオポルド・ベラン国際コンクールにおいて第1位を受賞。

 帰国後、日本ショパン協会主催第4回日本ショパンピアノコンクールにおいて第1位を受賞。
 毎年ショパン作品に優れた演奏を示したピアニストに贈られる「2020年度第47回日本ショパン協会賞」を受賞。
また、以前より室内楽の分野でもデュオ、カルテット、2台ピアノなどのアンサンブルコンサートを日本とフランスで主宰し、多くのアーティストの共演者としても活躍。現在、東京や神戸にて後進を指導する他、各地で演奏会を開催している。  (2021年10月現在)
 















11/2(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ARS PRODUKTION


ARS38310
(1SACD HYBRID)
¥2700
ロシアン・ムード ~ ロシアのチェロ作品集
 チャイコフスキー:奇想的小品 ロ短調 Op.62
 グラズノフ:吟遊詩人の歌 Op.71
 カルル・ダヴィドフ:日曜日の朝 Op.20-1
 チャイコフスキー:
  ロココ風の主題による変奏曲イ長調 Op.33、
  夜想曲 Op.19-4、アンダンテ・カンタービレ Op.11
 ポッパー:小ロシアの歌による幻想曲 Op.43
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
ベンヤミン・クルイトフ(チェロ)
コンラート・ファン・アルフェン(指揮)
北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団<

 1999年ドイツ出身の若き名手、ベンヤミン・クルイトフのデビュー・アルバム。ヴァイオリン奏者の両親のもとで育ったクルイトフは、4歳でヴァイオリンを、5歳からはチェロを学び始め、12歳の時にオーケストラをバックにソロを奏でています。

 その時の経験をきっかけに、チェリストとしてのキャリアを重ねる決心をしたクルイトフは、ケルン音楽大学でカタリーナ・デセルノとマリア・クリーゲルに、ベルリン芸術大学でイェンス・ペーター・マインツに師事。
 これまでに、レオポルド・ベラン国際コンクール(第1位および審査員特別賞)や、ルクセンブルクで開催された若いソリストのためのコンクール(第1位、サセム賞)など、数々のコンクールで上位に輝いています。
 本アルバムでは、「ロシアン・ムード」と題され、チャイコフスキー、ラフマニノフといったロシアを代表する作曲家や、チャイコフスキーから「チェロ界の帝王」とも称されたダヴィドフまで、技巧的な作品から、歌心に溢れた作品まで幅広く取り上げています。

 ※録音:2020年2月(ドイツ)
 
 
ARS38328
(1SACD HYBRID)
¥2700
メタモルフォーゼ
 バルトーク(クリストフ・ケーニッヒ編):ルーマニア民族舞曲
 ラフマニノフ(クリストフ・ケーニッヒ編):ヴォカリーズ
 マーラー(クリストフ・ケーニッヒ編):アダージェット(交響曲第5番嬰ハ短調より)
 メンデルスゾーン(クリストフ・ケーニッヒ編):スケルツォ(真夏の夜の夢より)
 ラヴェル:2つのヘブライの歌-永遠の謎(パスカル・シュヴェレン編)、カディッシュ(アネッテ・マイブルク編)
 ドビュッシー(パスカル・シュヴェレン編):シランクス・リローデッド(原曲:シランクス)
 ショパン(パスカル・シュヴェレン編):フレデリックのダンス(原曲:ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64-2)
 アルメニア民謡(パスカル・シュヴェレン編):農民の訴え
  マイブルク・アンサンブル
   〔アネッテ・マイブルク(フルート)、パスカル・シュヴェレン(ピアノ)、
    マティアス・ハッカー(コントラバス)、フェティ・アク(パーカッション)〕

 ハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団やケルン放送交響楽団、デュッセルドルフ交響楽団のフルート奏者を務めたアネッテ・マイブルクと、彼女が率いるマイブルク・アンサンブルによるアレンジ・アルバム。

 マイブルクは、これまでに様々な国のポピュラー演奏者と共演しており、本アルバムでは、お馴染みのクラシックの名曲にポピュラー音楽のエッセンスを加え、古典的なフルートのレパートリーに新たな一面を見出しています。

 ※録音:2021年3月19日-22日
 
 

ARS38595
¥2600
ZEIT ~ コントラバスとピアノのための作品集
 ジョヴァンニ・ボッテジーニ:
  アレグロ・ディ・コンチェルト "メンデルスゾーン風に"、夢想
 J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV.1028
 アドルフ・ミシェク:コントラバスとピアノのためのソナタ第2番ホ短調 Op.6
 ロベルト・フックス:コントラバスとピアノのための3つの小品 Op.96
コンスタンティン・クラーマー(コントラバス)
世古 隆蔵(ピアノ)

 1989年フランクフルト出身のコントラバス奏者、コンスタンティン・クラーマーが奏でるコントラバスのためのソロ・アルバム。

 コントラバスのソロ楽器としての音色の多様性と技術的進歩を表したボッテジーニから、ロマンチックなアドルフ・ミシェクの作品など、ZEIT(時間)と題された本アルバムでは、コロナ禍という閉ざされた時間を通して、クラーマーのコントラバスに対する愛と情熱を訴えた充実のプログラムに仕上がっています。

 ※録音:2020年-2021年
 
 

ARS38602
¥2600
リトル・クリスマス
 Veni, redemptor gentium/God rest you, merry Gentlemen*/Amid the cold of winter/
 Im Wald is so stad/Ach mein Seel, fang an zu singen/Auf, auf ihr Hirten/Kommet ihr Hirten/
 Ein groBe Freud verkund ich euch/Die Engel und die Hirten/Unser lieben Frauen Traum/
 Es ist ein Ros entsprungen*/Morgen, Kinder, wird's was geben/O Tannenbaum/
 Morgen kommt der Weihnachtsmann/Frohliche Weihnacht uberall/Zu Bethlehem geboren/
 Jesus Christ geboren ward (A la minuit de Nool)/Es bluhen die Maien/Schlaf, mein Kindelein/
 O Jesulein suB/Zwischen Ochs und Eselein*/Gaudete, Christus est natus*/Born on a New Day/
 Have yourself a merry little Christmas/Jingle Bells*/Aiblinger Weihnachtsweis & Adeste fideles*
  聖フロリアン少年合唱団、フランツ・ファーンベルガー(指揮、ピアノ)、マルクス・スタンプナー(指揮)*

 1071年に創設された歴史ある少年合唱団によるクリスマス・アルバム。約1000年の歴史を誇る「聖フロリアン少年合唱団」は、かつてはブルックナーが在籍していたことでも知られています。
 何世紀にもわたって、ヨーロッパの伝統的合唱団の1つとして人気を誇る聖なる歌声がクリスマスの名曲を彩ります。

 ※録音:1998年-2021年
 





COBRA RECORDS



COBRA0083
¥2700
セレブレーティング・ウィメン!
 ミリアム・ハイド(1913-2005):弦楽三重奏曲(1932)
 エミー・フレンセル・ウェゲナー(1901-1973):
  弦楽三重奏のための組曲(1925)
 エセル・スマイス(1858-1944):弦楽三重奏曲 ニ長調 Op.6(c.1884)
 アイリーン・ブリットン・スミス(1907-1999):フーガ ト短調(1938)
ハーグ弦楽三重奏団

  ハーグ弦楽三重奏団による女性作曲家たちの作品集!

 ☆オランダのハーグ弦楽三重奏団による充実の演奏!
 ☆19世紀から20世紀前半を生き抜いた女性作曲家たちの作品集!

 ハーグ弦楽三重奏団による4人の女性作曲家に焦点を当てた今アルバム。
 今でこそ女性作曲家の作品の演奏機会は増えてきましたが、19世紀から20世紀前半までは演奏機会はおろか作曲家になることすら女性には困難な時代でした。
 そんな時代を生きた女性作曲家が残した作品に陽の目をあてるような企画をハーグ弦楽三重奏団は立ち上げました。

 このアルバムのメイン・プログラムとなるエセル・スマイスは、幼い頃から作曲家になることを夢みましたが、軍人であった厳格な父から猛烈な反対にあいます。
 それでもライプツィヒやウィーンで作曲を学びその技法を磨いていきました。このアルバムに収められている《弦楽三重奏曲》は、ライプツィヒ時代に作曲されたものですが、おそらくその当時女性によって作曲された唯一の大規模な弦楽三重奏曲と思われます。
 その他にもオーストラリアのハイド、オランダのヴェゲナーの作品などまだまだ知られていない女性作曲家たちの遺産に目を向けられる貴重なアルバムに仕上がっています。

 ※録音:2021年4月14日-16日
 





GWK


CLCL117
【旧譜】
¥2600
トマシュ・サヴィエルハ・プレイズ・バッハ
 J.S.バッハ:
  パルティータ第2番 BWV 1004
  組曲 BWV995
  組曲 BWV997
  (すべて演奏者自編、ギター独奏による演奏)
トマシュ・サヴィエルハ(ギター)

 東京国際ギターコンクールの優勝者、トマシュ・サヴィエルハのバッハ!

 東京国際ギターコンクールでの優勝経験を持つトマシュ・サヴィエルハによるギター版バッハ!サヴィエルハはトーマス・ミュラー=ペリングとモニカ・ロストに師事し、有名な東京国際ギターコンクールやパリのアントニー国際ギターコンクールで優勝、東京の文化会館で行われたソロリサイタルは「同世代のギターシーンで最も興味深い人物の一人であることは間違いない」(現代ギター)と称賛されています。
 すべて彼自身の手によるギター独奏編曲で、パルティータ第2番は楽譜の出版も行われています。

 ※録音:2011年4月(イギリス、ウェストン)
 
 

CLCL119
【旧譜】
¥2600
カフェ
 ピアソラ:タンゴの歴史
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:
  フルートとギターのためのソナチネ Op.205
 レニャーニ:デュエット・コンチェルタンテ Op.23
 エミリオ・プホール:ブエノスアイレス組曲
アリー・デュオ(フルートとギター)

 ハンガリー出身のフルート奏者アニタ・ファルカス(1983-)とペルー出身のギター奏者フアン・カルロス・アランシビアの両名からなるアリー・デュオによるアルゼンチン、イタリア、スペインの作曲家を集めたラテン系アルバム。
 デトモルト音楽大学でファルカスはヤーノシュ・バーリントに、アランシビアはトーマス・キルヒホフに師事しており、大学で出会った2人は2008年以降デュオとして活躍しています。

 ※録音:2011年10月(ドイツ、シュヴェールテ)
 
 

CLCL118
【旧譜】
¥2600
時の放浪者
 ヴァイス:ソナタ第5番 ト長調(演奏者自編)
 コスト:ロッシーニの主題による序奏と変奏曲
 トゥリーナ:ギター・ソナタ Op.61
 セルジオ・アサド:水彩画
 セロニアス・モンク:ラウンド・ミッドナイト(ローラン・ディアンス編)
 コンスタンティン・ヴァシリエフ(1970-):時の放浪者
ロマン・ヴィアゾフスキー(ギター)

 1999年の東京国際ギターコンクールをはじめ、ドイツやポーランドのコンクールでも第1位を獲得している1974年生まれのウクライナのギター奏者、ロマン・ヴィアゾフスキー。
 ドイツ国立ケルン音楽大学アーヘン校にて佐々木忠に師事。
 Dreyer Gaidoレーベルよりリリースされたデビューアルバム(CD21001)や、GWKレーベルよりリリースされたセカンド・アルバム(CLCL102)も非常に高く評価されています。

 ※録音:2011年3月(ドイツ、オスナブリュック)
 
 

CLCL116
【旧譜】
¥2600
ヴォリューム・ヌエボ
 キエル・マイエリング(1954-):琥珀とクリーム
 イヴォ・ペトリッツ(1931-):デュオ・コンチェルタンテ
 シンタ・ウルル(1958-):ムードとモード
 ブルーノ・シュトローブル(1949ー):Wellen, Brechungen
 ヘラルト・ベルヨン(1952ー):Bye‛&
 ニコ・ハウブレヒツ(1961-):ファルシェ・タンゴ
デュオ・マレス(ヴィオラとアコーディオン)

 トルコ出身のヴィオラ奏者エスラ・ペーリヴァンリ(1977-)、オーストリア出身のアコーディオン奏者マルコ・カスル(1976-)の両名からなるデュオ・マレスによる、オランダの作曲家を中心とした現代作品アルバム。
 ぺーリヴァンリはヴィオラをミハイル・クーゲルに師事し、ヴァレンティーノ・ブッキ国際コンクールのヴィオラ部門で1位を受賞、カスルはアコーディオンを御喜美江に師事し、オーストリアのアコーディオン・コンクールで優勝、東京のJAA国際アコーディオンコンクールも入賞と好成績を収めています。

 ※録音:2010年3月(オランダ、アムステルダム)
 




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HYPERION



OCDA68381
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400
マルク=アンドレ・アムラン新録音!
 なんとカール・フィリップ・エマヌエル!

C.P.E.バッハ:ソナタ&ロンド集

 CD1 ~
  ソナタ イ短調 H247 Wq57/2/ロンド ホ長調 H265 Wq57/1/
  ファンタジア ハ長調 H291 Wq61/6/ソナタ ホ短調 H66 Wq62/12/
  わがジルバーマン・ピアノへの別れ H272 Wq66/
  アリオーソと9つの変奏 ハ長調 H259 Wq118/10/
  行進曲 ト長調 BWVAnh124/ソルフェッジョ ハ短調 H220 Wq117/2/
 CD2 ~
  ロンド ハ短調 H283 Wq59/4/ソナタ ヘ短調 H173 Wq57/6/
  アリ・ルーパリヒ H95 Wq117/27/ソナタ ニ長調 H286 Wq61/2/
  ソナタ 変イ長調 H31 Wq49/2/ロンド 変ロ長調 H267 Wq58/5/
  ソナタ ホ短調 H281 Wq59/1/La complaisante H109 Wq117/28/
  ロンド ホ長調 H274 Wq58/3/
  クラヴィーアのための自由な幻想曲 嬰ヘ短調 H300 Wq67/
  L'Herrmann H92 117/23/La Prinzette H91 Wq117/21
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
CDA68381
(2CD)
特別価格
¥3600→\3290

 マルク=アンドレ・アムラン新録音!C.P.E.バッハの優美で快活な鍵盤作品集!

 ☆超人マルク=アンドレ・アムラン新録音!
 ☆C.P.E.バッハの優美で快活な鍵盤作品を、アムランの輝かしきピアニズムで集成した魅惑の2枚組!
 ☆コロナ禍において、名エンジニア&プロデューサー、ジュディス・シャーマンとの出会いによって実現した運命的録音です!

 現代最高のスーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、マルク=アンドレ・アムラン。
 待望の超絶技巧アルバムとして人気を博し、レコード芸術「特選盤」、グラモフォン賞ノミネートなどを果たした「リスト&タールベルク」(PCDA68320)以来、約1年数ヵ月ぶりのリリースとなる新録音!
 アメリカ在住のアムランがCOVID-19パンデミックの影響により渡英できず、コンサートとともにレコーディング計画も大きな変更を余儀なくされていましたが、Hyperionが交渉・紹介したアメリカの名プロデューサー&エンジニア、ジュディス・シャーマンとの出会いによって新たなレコーディングが実現。
 グラミー賞を10度受賞(そのうち5度は「Producer of the Year, Classical」)している名プロデューサーとの運命的な出会いによってお贈りするのは、J.S.バッハの息子たちのなかでももっともラディカルに成功したカール・フィリップ・エマヌエル・バッハのソナタ&ロンド集。
 その明晰なリズムとタッチで、ハイドンやモーツァルトの古典派ソナタ集でも圧倒的な評価を確立してきたアムランが弾くC.P.E.バッハに乞うご期待!

 ※録音:2021年1月21日-25日、メカニクス・ホール(ウースター、マサチューセッツ)

 
 
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CDA68368
¥2500→\2290
ハワード・シェリー(ピアノ)
メンデルスゾーン:ピアノ独奏作品全集Vol.6

 アルバムの綴り ホ短調 《無言歌》 Op.117/
 歌 イ短調 Op.19b-2(初期版, 1830)/
 カプリッチョ ホ長調 Op.118/常動曲 ハ長調 Op.119/
 前奏曲とフーガ ホ短調 WoO.13/音楽のスケッチ WoO.19/
 騎手の歌 ニ短調/ピアノ・ソナタ 変ロ長調 Op.106/
 無言歌集第7集 Op.85/無言歌集第8集 Op.102
ハワード・シェリー(ピアノ)

 名匠ハワード・シェリー!メンデルスゾーンのピアノ独奏作品全集最終巻!

 ☆名匠ハワード・シェリーのピアノ・ソロ新録音!
 ☆メンデルスゾーンのピアノ作品を体系的に探究する、独奏作品全集第6巻!

 膨大なレパートリーを誇り、ピアニスト、指揮者の両面で活躍するイギリスの名匠、ハワード・シェリーが2013年にスタートし、じっくりと進行してきたレコーディング・プロジェクト。
 あまり馴染みのない作品も含めたメンデルスゾーンのピアノ独奏作品を体系的に探求するシリーズの最終巻となる第6巻は、後期の作品と死後に出版された遺作などに焦点を当てたプログラム。
 まったく異なるスタイルと感性を持ち、様々な魅力を内包するメンデルスゾーンのピアノ作品の新たな魅力を、円熟のハワード・シェリーが明らかにします。

 ※録音:2020年6月23日-24日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

 
 
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CDA68349
¥2500→\2290
オルランド・コンソート
ザ・フロランタン・ルネサンス ~ デュファイ、バンショワ、イザーク

 「1430年代~1450年代:デュファイとバンショワ」 ~
  ギヨーム・デュファイ(1397-1474):若々しいバラの花 / ここは畏るべきところ/
  デュファイ(?)(聖歌):Nuper almos rosae flores/
  デュファイ:
   Salve flos Tuscae gentis / Vos nunc Etruscae iubeo / Viri mendaces、Vanne mio core 'Va t'en mon cueur'/
  ジル・バンショワ(c.1400-1460):
   Vanne mio core 'Pour prison'/デュファイ:Mirandas parit haec urbs Florentina/
 「1460年代~90年代:ロレンツォ・デ・メディチ、イザークとサヴォナローラ」 ~
  作者不詳:Hora mai che fora son'、Quando riguardo el nostro viver rio/
  作者不詳/ハインリヒ・イザーク(c.1450-1517)(?):
   Canto de' profumi Sian galanti di Valenza、Canto dello zibetto、O maligno e duro core/
  作者不詳:Ben venga maggio/
  イザーク:
   Prophetarum maxime、Trionfo delle dee "Ne piu bella di queste",Corri, Fortuna、
   Lasso quel ch'altri fugge、Quis dabit capiti meo aquam?/
  作者不詳:Ora mai sono in eta、Che fai qui core?、Viva, viva in nostro core/
  イザーク:Quis dabit pacem populo timenti?
 オルランド・コンソート
  〔マシュー・ヴェンナー(カウンターテナー)、マーク・ドーベル(テノール)、
   アンガス・スミス(テノール)、ドナルド・グレイグ(バリトン)〕

 オルランド・コンソート!15世紀フィレンツェの音楽!

 ☆中世ポリフォニーを専門とする男声ヴォーカル・アンサンブル。
 ☆15世紀フィレンツェの宗教的&世俗的プログラム!

 1988年にイギリス国立古楽センターで結成された男声ヴォーカル・クヮルテット、オルランド・コンソート。
 かつてアンドルー・カーウッドが在籍し、現在はタリス・スコラーズのメンバーでもあるドナルド・グレイグが低声部を支える精緻な歌声で、中世ポリフォニー音楽の最高峰として活動しています。
 7巻に及ぶギヨーム・ド・マショーの録音プロジェクトでも注目を浴びてきたオルランド・コンソートの新録音は、「フロランタン(フィレンツェの)・ルネサンス」。
 1430年代のコジモ・デ・メディチの庇護から、1490年代のサヴォナローラの時代まで、15世紀フィレンツェの宗教的&世俗的プログラムで、この時代の文化的・芸術的な視点の移り変わりを歌います。

 ※録音:2020年1月8日-9日&11月27日、洗礼者聖ヨハネ教区教会(ラフトン、エセックス)
 

 





KAIROS


0015108KAI
¥2600
マルチン・スタンチク:Mosaique
 マルチン・スタンチク(1977-):
  Geysir-Grisey(2006)
  Sighs(2012)
  Mosaique(2012)*
  Blind Walk(2015)
  Afterhearings(2015)
ベネディクト・ライトナー(チェロ)*
クラングフォルム・ウィーン
パトリック・ハーン(指揮)

 クラングフォルム・ウィーンがポーランドの現代音楽シーンを探求!

 ポーランドの現代作曲家、マルチン・スタンチク(1971-)による、室内楽やオーケストラのための作品集。
 彼はローマのサンタ・チェチーリア音楽院とパリのIRCAMで研鑽を積み、ポーランド、フランス、イタリア、ドイツ、アメリカ、オランダ、ルーマニア、日本、中国で開催された10以上の国際作曲家コンクールに入賞、2013年には武満徹作曲賞で第1位を受賞した現代ポーランドにおける最も多才で独創的な作曲家であり、アガタ・ズベルと並んで最も国際的に評価されている作曲家です。
 さまざまな楽器編成のために作曲された5つの収録作品は、それぞれが彼の創作活動における重要な領域を代表しています。

 ※録音:2021年1月&3月、ウィーン・コンツェルトハウス(オーストリア、ウィーン)
 
 

0015109KAI
¥2600
ツェザリ・ドゥフノフスキ:phonoPhantomatics
 ツェザリ・ドゥフノフスキ(1971-):
  WELOVELIVE(2019)*
  Drone Music(2014)
  phonoPhantomatics(2021)
  Parallels(2014)
アガタ・ズベル(ヴォイス)*
クラングフォルム・ウィーン
ティトゥス・エンゲル(指揮)

 ポーランドの現代作曲家、ツェザリ・ドゥフノフスキ(1971-)による、アンサンブルとエレクトロニクスのための作品集。
 彼は意識的に専門分野を選択した特殊な作曲家だと思われていますが、絶対音楽以外にも、音楽と言葉の関係、音楽と演劇(またはパフォーマンスアート)、そして広い意味での視覚芸術にも強い関心を持っており、極めて多彩な活動を行っているアーティストです。
 特に作曲と即興、決定論と自由論の間の論争を刺激するものに親しみを感じており、作品の形態はマルチメディア・オペラ、交響形式、小編成のオーケストラや室内アンサンブルのための音楽、劇場やパントマイムのための音楽など広範にわたっています。
 またほとんどすべての作品において、電子メディアを楽器編成の不可欠な一部として、あるいは伝統的な楽器の新たな文脈として使用しているのも特徴です。

 ※録音:2021年2月&4月、トンツァウバー・スタジオ(オーストリア、ウィーン)
 
 

0015110KAI
¥2600
アレクサンドラ・グリカ:Interialcell
 アレクサンドラ・グリカ(1977-):
  Youmec(2006)*
  Interialcell(2003)
  Emtyloop(2020)
  einerjedeneither(2011)
  Mutedisorder(2015)
フロリアン・ミュラー(ハープシコード)*
クラングフォルム・ウィーン
ヨハネス・カリツケ(指揮)

 ポーランドの若い世代の作曲家の中で最も謎めいていて、かつ魅力的な人物、アレクサンドラ・グリカ(1977-)によるアンサンブルのための作品集。
 彼女は自分の作品についてコメントせず、インタビューにも答えず、批評家に自作についての洞察を与えることもありません。
 音楽自体もミステリアスであり、さながら独自の雰囲気と法則を持つ惑星のようです。その物語はたいてい引き裂かれていて、断片的で、常に不完全であり、聴き手に満足感を与えません。
 彼女の音楽は自然科学や理論科学、特に量子物理学から強い影響を受けており、SFなどの文学からも影響を受けています。
 このアルバムは、クラングフォルム・ウィーンがポーランドの現代音楽シーンを探求するシリーズの一環として制作されました。

 ※録音:2021年1月&2月、ウィーン・コンツェルトハウス(オーストリア、ウィーン)
 
 

0015111KAI
¥2600
ヴォイチェフ・ブワジェイチク:General Theory of Relativity
 ヴォイチェフ・ブワジェイチク(1981-):
  #NetworkMusic(2017)*
  General Theory of Relativity(2018)
  M.A.D.(2007/20)
  Angels of Peace(2017)
  Aether(2020)
ホルガー・ファルク(バリトン)*
クラングフォルム・ウィーン
ヨハネス・カリツケ(指揮)

 ポーランドの現代作曲家、ヴォイチェフ・ブワジェイチク(1981-)による、アンサンブルやライヴ・エレクトロニクスのための作品集。
 彼の音楽は科学理論やインターネットの潮流を糧にしており、それは時に様々な色やフォント、メモ、図表、感嘆詞、下線のついた言葉であふれるナード(オタク)の日記のようでもあります。
 そこではグローバルなニュースがしばしばローカルな出来事と一緒に登場し、偽の事実は知覚的な錯覚とともに、戦争についての戦略は平和主義的なメッセージとともに現れます。
 彼の作品においては、これらのすべてがサウンドデザインとロックの要素で風味付けられた新しい音楽様式で表現されています。
 このアルバムは、クラングフォルム・ウィーンがポーランドの現代音楽シーンを探求するシリーズの一環として制作されました。

 ※録音:2021年1月&2月、ウィーン・コンツェルトハウス(オーストリア、ウィーン)
 





ORLANDO RECORDS

OR0051
(2CD)
特別価格
¥3600
「魔笛」のピリオド楽器三重奏バージョン!
 モーツァルト:歌劇 《魔笛》(三重奏版)
ノイエ・ホーフカペレ・グラーツ
 〔アニー・ラフラム(バロック・フルート)、
  ルチア・フロイホファー(ヴァイオリン)、
  ペーター・トレフリンガー(チェロ)〕
ヨハネス・ジルバーシュナイダー(語り)

 ☆「魔笛」のピリオド楽器三重奏バージョン!
 ☆ジルバーシュナイダーが演じるスティリア方言パパゲーノ!?

 18世紀後半には、交響曲、オペラ、その他の大規模な作品の室内楽ヴァージョンが流行し、様々な人気作品が家庭や小規模なサロンへと持ち込まれました。
 Orlando Recordsから新たにリリースされるのは、オーストリアのグラーツで2010年に設立されたピリオド楽器アンサンブル、ノイエ・ホーフカペレ・グラーツ(Neue Hofkapelle Graz)のメンバーによる、バロック・フルート、ヴァイオリン、チェロの三重奏によるモーツァルトの「魔笛」。
 3本の古楽器だけで「魔笛」全体の魅惑的な世界を再現し、舞台、映画、テレビのスターであるオーストリアの名俳優ヨハネス・ジルバーシュナイダーが、スティリア訛りのパパゲーノの視点で語るというユニークな構成です。

 ※録音:2019年10月4日-7日、オーストリア

 
 





SIGNUM CLASSICS


SIGCD695
¥2500
「不思議の国のアリス」を基にしたジェラルド・バリーの新作オペラ!!
 ジェラルド・バリー:歌劇 《地下の国のアリス》
  アンドレ・デ・リッダー(指揮)、アイルランド国立歌劇場、アイルランド室内管弦楽団
  クローディア・ボイル(アリス/ソプラノ)
  クレア・プレスランド
   (赤の女王、ハートの女王、公爵夫人、海ガメ、パッセンジャー1、オイスター1/メゾ・ソプラノ)
  ヒラリー・サマーズ
   (白の女王、ヤマネ、タイガー・リリー、海ガメ、料理人、パッセンジャー2、オイスター2/コントラルト)
  ギャヴァン・リング
   (白の王、白兎、マッド・ハッター、トゥイードルダム、カエル従僕、
    小鹿、ビン1、ケーキ2、赤ん坊1、パッセンジャー3、雛菊/テノール)
  ピーター・タンジッツ
   (三月兎、トゥイードルディー、魚の従僕、警備員、メッセンジャー、
    ビン2、ケーキ1、赤ん坊2、パッセンジャー4、雛菊2/テノール)
  スティーブン・リチャードソン
   (白の騎士、チェシャ猫、兵隊、ビン3、ケーキ3、赤ん坊3、
    オイスター3、パッセンジャー5、雛菊3/バス・バリトン)
  アラン・ユーイング
   (ハンプティ・ダンプティ、ハートの王、赤の騎士、ビン4、ケーキ4、
    赤ん坊4、オイスター4、パッセンジャー6、雛菊4/バス)

 ☆ジェラルド・バリーによる新作オペラ、世界初録音!
 ☆《不思議の国のアリス》と《鏡の国のアリス》から生まれた《地下の国のアリス》!

 2020年のベートーヴェン・イヤーにベートーヴェンをテーマとする作品が続けて録音され(SIGCD616、639、659)話題を呼んだアイルランドの作曲家ジェラルド・バリー(1952-)。
 彼による新作オペラ《地下の国のアリス(Alice's Adventures Under Ground)》の世界初録音が、Signum Classicsから初登場となるアイルランド国立歌劇場(アイリッシュ・ナショナル・オペラ)によって行われました。
 ルイス・キャロルのおとぎ話の名作《不思議の国のアリス》とその続編にあたる《鏡の国のアリス》を併せたかたちでオペラ化。
 台本も作曲者であるジェラルド・バリーによるものです。音楽もバリーならではのユニークなものになっており、一幕の短いオペラではありますが、例えばベートーヴェンの《歓喜の歌》を一部引用するなど、ところどころに聴衆の興味を引きつけるものに仕上がっています。

 今作はアリス以外の歌手陣は一人で何役も演じる形式になっています。
 2016年にコンサート形式で世界初演、2020年にステージで世界初演されていますが、今回の収録では、半分ほどがその時の歌手陣となっています。

 ※録音:2021年5月、リムリック大学コンサート・ホール(アイルランド)

 
 
 

SIGCD679
(2CD)
特別価格
¥3600
ヘンデル:8つのチェンバロ組曲 ブリジット・カニンガム(チェンバロ)
 組曲第1番 イ長調 HWV426、組曲第2番 ヘ長調 HWV427、組曲第3番 ニ短調 HWV428、
 組曲第4番 ホ短調 HWV429、組曲第5番 ホ長調 HWV430、組曲第6番 嬰ヘ短調 HWV431、
 組曲第7番 ト短調 HWV432、組曲第8番 ヘ短調 HWV433、
 ヘンデル自身によるチェンバロ編曲集
  〔序曲(歌劇 《ムツィオ・シェーヴォラ》 HWV13より)、
   Pupille sdegnose, sareste pietose HWV482-4(歌劇 《ムツィオ・シェーヴォラ》 HWV13より)、
   Come, se ti vedro, cara, partir potro? HWV482-5(歌劇 《ムツィオ・シェーヴォラ》 HWV13より)、
   Sventurato, godi, o core abbandonato HWV482-2(歌劇 《フロリダンテ》 HWV14より)、
   序曲 HWV456-5 (歌劇 《リッカルド1世》 HWV23より)、
   Ombra cara de mia sposa HWV482-3 (歌劇 《ラダミスト》 HWV12より)〕、
 シャコンヌ ト長調 HWV435

 イギリスの女流チェンバリストでありオペラ指揮者、音楽学者のブリジット・カニンガム。
 これまでも「イタリアのヘンデル」、「ヴォクソールのヘンデル」、「アイルランドのヘンデル」など、様々な角度でヘンデルと同時代の音楽を取り上げてきたスペシャリストによる《8つのチェンバロ組曲》は、一音一音までこだわりぬいた緻密な演奏になっています。

 ※録音:2019年11月、セント・オーガスティン教会(キルバ―ン、ロンドン)
 





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EIGENART

10590
¥2700→\2490
バッハ、ロベルト&クララ・シューマン:室内管弦楽の為の編曲演奏集 南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団
ゲオルグ・マイス指揮
 1. ロベルト・シューマン:「予感」 Ahnung
 2. クララ・シューマン:バッハの主題による3つのフーガ(1845)
 3. クララ・シューマン:3つの前奏曲とフーガ op.16
 4. バッハ:イタリア協奏曲 BWV.971
 5. バッハ:「ルターの讃美歌」から9つのコラール
  I)キリストは死の縄目につながれたり Christ lag in Todesbanden
  II)われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり Christ, unser Herr, zum Jordan kam
  III)高き御そらよりわれは来たり Vom Himmel hoch, da komm ich her
  IV)神はわがやぐら Ein feste Burg ist unser Gott
  V)主よ、われらに汝の言葉を守らせたまえ Erhalt uns, Herr, bei Deinem Wort
  VI)いざ来たれ、異教徒の救い主よ Nun komm, der Heiden Heiland
  VII)来たれ、創り主にして聖霊なる神よ Komm, Gott Schopfer, Heilger Geist
  VIII)イエス・キリストよ、汝はたたえられよ Gelobet seist du, Jesu Christ
  IX)主よ深きふちの底より Aus tiefster Not schrei ich zu Dir
 
 ※全ての室内管弦楽編曲(「予感」は補筆含む)は本アルバムの指揮者でもある、ゲオルグ・マイス

 2021年3月29日-4月1日 ドイツ、プフォルツハイム・コンヅレスセンター大ホールでの録音

 クララへ献呈されたとされるロベルト・シューマンの「予感」に始まり、クララによるバッハをモチーフにした作品を挟み、バッハの豊かに奏でられる数々のコラールで終わる、物語性あるコンセプト・アルバム。
 全ての室内管弦楽編曲は指揮者ゲオルグ・マイスの手で行われています。
 名ヴァイオリニスト、メニューインから「卓越した音楽性と芸術的な閃きはオーケストラと観衆を等しく喜ばせる」と評された指揮者ゲオルグ・マイスによる多くの人々から愛される優しく美しい音楽を、至福の時と共にお届します。
 




 

TACET

269
(2CD)
¥2700
クリストフ・ウルリッヒ(ピアノ)D.スカルラッティ:全集 Vol.6 クリストフ・ウルリッヒ(ピアノ)
 D.スカルラッティ:
  CD. 1 : ソナタ K.206 - K.218 (77分56秒)
   ホ長調 K.206、ホ長調 K.207、イ長調 K.208、イ長調 K.209、ト長調 K.210、
   イ長調 K.211、イ長調 K.212、ニ短調 K.213、ニ長調 K.214、ホ長調 K.215、
   ホ長調 K.216、イ短調 K.217、イ短調 K.218
  CD. 2 ソナタ K.219 - K.235 (77分34秒)
   イ長調 K.219、イ長調 K.220、イ長調 K.221、イ長調 K.222、
   ニ長調 K.223、ニ長調 K.224、ハ長調 K.225、ハ短調 K.226、
   ロ短調 K.227、変ロ長調 K.228、変ロ長調 K.229、ハ短調 K.230、
   ハ長調 K.231、ホ短調 K.232、ホ短調 K.233、ト短調 K.234、ト長調 K.235

 2020年9月 ドイツ、エルツェ での録音
 調律:ゲルト・フィンケンシュタイン

 ドイツ生まれのウルリッヒはレオナルド・ホカンソン、ルドルフ・ブッフビンダー等に学び、特に古典音楽演奏を得意とするピアニストです。
 主にアンサンブルのピアニストとして活躍しつつ、自身がプロデュースするあまり耳にすることの無い音楽の普及を目的としたコンサートや、テレビ局と子供の為の教育プログラムを組み、放送を通して活動。
 教育者としての側面も持つ、ドイツ国内で活躍するピアニストです。

 派手さはないものの、音楽への誠実さが伝わる丁寧な演奏です。

 D.スカルラッティ全集第9弾の発売です。下記は既に発売。全て1CD価格です。
 第1弾 Vol. 1 (TACET199 #4009850 019909) 2CD
 第2弾 Vol.11 (TACET212 #4009850 021209) 2CD
 第3弾 Vol.14 (TACET215 #4009850 021506) 2CD
 第4弾 Vol.15 (TACET218 #4009850 021803) 2CD
 第5弾 Vol. 2 (TACET237 #4009850 023708) 3CD
 第6弾 Vol. 3 (TACET247 #4009850 024705) 3CD
 第7弾 Vol. 4 (TACET263 #4009850 026303) 2CD
 第8弾 Vol. 5 (TACET267 #4009850 026709) 2CD
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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TACET



244
(2CD)
¥2700→\2490
フェルッチョ・ブゾーニ(ピアノ) ピアノ・ロール復刻 フェルッチョ・ブゾーニ(ピアノ)
 CD.1
  1. バッハ(ブゾーニ編):コラール・プレリュード
   「今ぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間たちよ」 Now rejoice, dear Christians
  2. ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」 op.53-6
  3. ショパン:夜想曲第5番 嬰ヘ長調 op.15-2
  4. リスト:ドニゼッティの「ルチア」と「パリジーナ」のモチーフによるワルツ・カプリッチョ
  5. リスト/ベートーヴェン:「アデライーデ」
  6. リスト:「パガニーニによる超絶技巧練習曲集」から第3番「鐘」 嬰ト短調
  7. リスト/ヴェルディ:リゴレット(演奏会用パラフレーズ)
  8. リスト:「ハンガリー風メロディー」(シューベルトのop.54 D818による)
 CD.2
  1. ショパン:24の前奏曲 op.28-15「雨だれ」 変ニ長調
  2. リスト:ポロネーズ第2番 ホ長調
  3. リスト/ベッリーニ:「ノルマ」の回想
  4. リスト:ベートーヴェンの「アテネの廃墟」による幻想曲
  5. リスト/モーツァルト:ドン・ファンの回想

 1905/1907年に記録されたピアノ・ロール音源の再現(2012年)

 ※フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924年)
 イタリア生まれのピアニスト、作曲家。若くして神童と呼ばれ超絶技巧を用いた演奏の数々は私達の心を今でもときめかせます。
 音質の良さで知られるTACETレーベルによる復刻です。
 

















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