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≪第114号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 2021/11/16~




11/19(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

C’AVI-MUSIC


8553038
¥2600
フランス6人組 ~ ありがとう、そしてさようなら、クロード
 サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.167(1921)
 ドビュッシー:第1狂詩曲(1909/10)
 オネゲル:クラリネット・ソナチネ(1920)
 ミヨー:クラリネット・ソナチネ Op.100(1927)
 プーランク:クラリネット・ソナタ(1962)
 フランセ:主題と変奏
セルジオ・ピレシュ(クラリネット)
秋元孝介(ピアノ)

 俊英セルジオ・ピレシュが奏でる20世紀フランスのクラリネット作品集!

 ☆俊英セルジオ・ピレシュと葵トリオの秋元孝介による、20世紀フランスのクラリネット作品集!

 数々の国際コンクールで10以上の賞を受賞している1995年生まれのクラリネットの俊英セルジオ・ピレシュと、葵トリオのメンバーであり、2018年に開催された権威あるARDミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で日本人初の優勝という栄誉に輝いた秋元孝介のピアノによる、20世紀フランスのクラリネット作品集が登場!

 19世紀から20世紀にかけて、フランスの音楽は独自の地位を築き、国際的にも広く認められるようになりましたが、その成功に大きく貢献したのがカミーユ・サン=サーンスやクロード・ドビュッシー、そしてフランス6人組のメンバーといった、本アルバムに登場する象徴的な音楽家達でした。
 彼らの美学的傾向は異なっており、例えば普仏戦争の敗北後に自国の音楽の普及を目指して「国民音楽協会」を創設したサン=サーンスは、数十年後にフランス6人組のことを激しく拒絶しましたが、後期ロマン派の大げさでワーグナー的な哀愁のある音楽から脱却する必要性については、後輩たちと意見が一致していたのです。
 ドビュッシーが亡くなった3年後に書かれたサン=サーンスのソナタ(同時期にフランス6人組の若い作曲家たちがまったく新しい音楽の道を歩んでいたことを感じさせない作品)から、国民音楽協会創設のおよそ100年後に作曲されたフランセの軽やかで生き生きとした変奏曲まで、ドビュッシー以降のフランス音楽が目指したひとつの方向性を俯瞰することのできる優れたプログラムです。

 ※録音:2021年2月、エッタースブルク城(ドイツ、ワイマール)
 




DA VINCI CLASSICS


C00501
¥2600
ブラジルの風景 ~ ブラジルの無伴奏ヴァイオリン作品集
 フラウジーノ・ヴァレ(1894-1954):
  性格的で協奏的な26の前奏曲
 アンドレ・メマーリ(1977-):
  無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ(世界初録音)
マリアーマ・アルカンタラ(ヴァイオリン)

 南米ブラジル発!無伴奏ヴァイオリン作品集!

 20世紀から現代に至る南米ブラジルにおける「無伴奏ヴァイオリンのための音楽」の歴史と魅力にスポットライトをあてた南米音楽ファン要注目のプログラム!
 ブラジルの生花生産地帯であるバルバセーナで生まれたフラウジーノ・ロドリゲス・ヴァレは、コンポーザー=ヴァイオリニストであると同時に、弁護士でもあり、さらにはブラジルの民族音楽の研究にも大きく貢献した人物。
 ミネイロ音楽院で音楽史の教授を務めていたヴァレの「26の前奏曲」は、先住民、アフリカやヨーロッパからの文化が融合したブラジルの風景を表現しており、ブラジルの自然、風景、民族的伝統、宗教的儀式からインスピレーションを得て作曲されました。
 ジャンルのボーダーレスを自らの演奏で体現しているコンポザー=ピアニストで、新時代のブラジル楽壇の象徴的存在とも称される異才アンドレ・メマーリの「パルティータ」は今回が世界初録音です。

 ブラジルの無伴奏作品を奏でるのは、ブラジルの音楽一家に生まれ、12歳でパライーバ交響楽団との共演によりソリスト・デビューを果たしたマリアーマ・アルカンタラ。
 現在は主に北米、特にアメリカで活躍しており、コロラド大学ボルダー校ではタカーチ弦楽四重奏団のハルミ・ローズのアシスタントを務めており、今後の飛躍が期待されています。

 ※録音:2021年5月-9月、コロラド大学ボルダー校(アメリカ)
 
 

C00504
¥2600
サルセード:無伴奏ハープのための作品集
 バラード Op.28/水の戯れ Op.29/
 古い様式の主題による変奏曲 Op.30/
 シンチレーション/組曲《8つの舞曲》
アレッサンドラ・ジヴェリ(ハープ)

 フランスのアルカション出身であると同時にスペイン系でもあり、フランス、パリで活躍した後、キャリアの後半にはアメリカへと渡るなど国際色豊かなルーツ、経歴を持つ20世紀を代表するコンポーザー=ハーピスト、カルロス・サルセード(1885-1961)。
 パリ音楽院ではハープとピアノで一等賞を獲得するなど非常に優秀な成績を収め、アメリカ時代にはトスカニーニに招かれてメトロポリタン歌劇場の首席ハープ奏者を務めるなど、ハープ史上でも屈指のヴィルトゥオーゾとして活躍したまさに巨匠です。

 サルセードとの縁も深いライオン&ヒーリー社のハープを愛用するアレッサンドラ・ジヴェリは、現在、パルマのアッティリオ・ベルトルッチ・ムジカーリでハープ科の教授を務める女流ハーピスト。
 クラシック・ハープとケルティック・ハープの両方に精通し、ダ・ヴィンチ・クラシックやタクトゥスに精力的に録音を行うなど、ソリストとしても幅広く活躍しています。

 ※録音:2021年8月27日-28日、パラッツォ・シゴラ・マルティノーニ(チーゴレ、イタリア)
 
 


C00502
¥2600
フレンチ・コネクション ~ 20世紀のヴァイオリン・ソナタ集
 ヴィラ=ロボス:幻想的ソナタ第1番
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
 トゥリーナ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.82
 ギジェルメ・バーンスタイン(1968-):ヴァイオリン・ソナタ
デュオ・リスペクトール
 〔エフゲニー・ズヴォンニコフ(ヴァイオリン)、
  ディエゴ・カエターノ(ピアノ)〕

 「フランス、パリ」という共通点を持つヴィラ=ロボス、ドビュッシー、トゥリーナの3人の大作曲家たちに、現代ブラジルの音楽家ギジェルメ・バーンスタインの「ソナタ」を組み合わせたユニークなコンセプトのヴァイオリン・ソナタ集。
 リオデジャネイロ連邦大学の指揮科の教授、オーケストラ指揮者を務めているギジェルメ・バーンスタインは、ブラジル国内のオーケストラや歌劇場の指揮台に登壇し活躍中。
 「エル・システマ」を参考として結成されたブラジルの青少年オーケストラ・プログラム「オルケストラ・シンフォニカ・デ・バラ・マンサ」の音楽監督を5年間務めた経歴を持っています。
 デュオ・リスペクトールはブラジルのピアニスト、ディエゴ・カエターノがロシアのエフゲニー・ズヴォンニコフと結成したデュオ。ディエゴ・カエターノはカワイ・アーティストとしても活躍しています。

 ※録音:2021年7月13日-16日、サム・ヒューストン州立大学(アメリカ)
 
 

C00499
¥2600
他の誰がより降伏しているか? ~ 19世紀と20世紀の無伴奏ギター作品集
 ジュリアーニ:ソナタ ハ長調 Op.15
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:他の誰がより降伏しているか?
 ジュリアーニ:大序曲 Op.61
 オアナ:ティエント
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:パッサカリア Op.180、タランテラ Op.87a
ルチアーノ・モナコ(ギター)

 アメリカはテキサス州、オースティンのオースティン・テキサス大学で19世紀~20世紀の無伴奏ギター・プログラムを披露したのは、イタリア、モリーゼ州の州都カンポバッソ出身のギタリスト、ルチアーノ・モナコ。
 イタリアにおけるマウロ・ジュリアーニの存在の偉大さを改めて知らせてくれるプログラムを奏でるルチアーノ・モナコは、ボストンのニュー・イングランド音楽院でエリオット・フィスクとジェローム・ムフェにギターを学び、2017年にディプロマを修了するなど、アメリカで活躍の場を広げています。

 ※録音:2021年5月6日、オースティン・テキサス大学(アメリカ)
 




ET’CETERA


KTC1746
¥2600
目覚め
 スクリャービン(アレクサンドル・クレイン編):
  練習曲 Op2-1 ハ短調
 スーク:ピアノ三重奏曲 Op.2 ハ短調
 シューベルト:ピアノ三重奏曲 D.897 変ホ長調
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 Op.49 ニ短調

トリオ・アリエス
 〔アリス・ファン・ルーベン(ヴァイオリン)、
  パウル・ヘイマン(チェロ)、
  ヴァウテル・ファルフェケンス(ピアノ)〕


 ベルギーの新進気鋭のトリオ!トリオ・アリエス!

 トリオ・アリエスは。ベルギーの若いミュージシャンによって設立されました。
 彼らはそれぞれ、ルーベンはベルリン芸術大学、ヘイマンはチューリッヒ芸術大学、そしてファルフェケンスはロンドンの王立音楽院でソリストとして、また室内楽奏者として学びました。
 レパートリーも古典だけでなく、現代音楽まで幅広く持っています。
 2020年2月には、ブリュッセルで行われたラジオ・クララが主催した室内楽コンクール「スーパーノヴァ(Supernova)」にて優勝、さらにCDレコーディング特別賞を受賞しました。
 彼らは2018/19シーズンから活動しており、ブリュッセルを中心として、サマーコンサートや王宮での春のコンサートなど、精力的に活動しています。
 
 

KTC1741
¥2600
古典の再訪 クゴーニ・トリオ
 ヴィクトル・ヘルビート(b.1980):トロイカ/
 ケクラン:ジーン・ハーロウの墓碑銘 Op.164/
 ベンジャミン・リッケ(b.1989):パンケーキ/
 ショスタコーヴィチ:5つの小品/
 ニムロッド・ボレンスタイン(b.1969):子守歌/
 パウル・ステーグマンス(b.1957):発明/
 ヴァルト・デ・フレーシュハウウェル(b.1980):Warakun/
 ピーテル・シュールマンス(b.1970):A Tribute To Ferran/
 ティム・ミューレマン(b.1993):Tres/
 ヤン・デキャット(1914-1995):ハバネラ/
 クリスティーナ・アラケリアン(b.1994):2つの小品/
 ピアソラ:オブリビオン/
 ヤン・ファン・ランドヘム(b.1954):ミュゼット/
 ジータ・ブルザイテ:エレジー

 2010年に設立された、クゴーニ・トリオは、ヴァイオリン、ピアノ、サクソフォンという珍しい編成で、ベルギーを中心にヨーロッパ各地でコンサートを開いています。
 今作ではクラシックの編曲物だけでなく、同時代の多くの作曲家から彼らのために作られ捧げられた作品を収録しています。
 
 


KTC1751
¥2600
レーマンス:6つの四重奏曲 Op.3
 (フルートまたはオーボエ、バスーン、ヴァイオリンとチェロのための)

  エベール・レーマンス(1741-1771):
   四重奏曲第1番/四重奏曲第2番/四重奏曲第3番/
   四重奏曲第4番/四重奏曲第5番/四重奏曲第6番
テラ・ノヴァ・コレクティーフ

 ベルギーからパリへ移って活躍した作曲家、エベール・レーマンス!

 ベルギー生まれの作曲家、エベール・レーマンスが書いた四重奏曲集。18世紀前半のヨーロッパではパリが経済発展の中心都市であり、フランドル地方からパリへ移住する芸術家や職人が後を絶ちませんでした。
 レーマンスも同様にブルージュの音楽家庭からパリへ移り住んで活動し、初期のフランスの交響曲スタイルの発展に重要な役割を果たしました。

 テラ・ノヴァ・コレクティーフは、イ・ソリスティ・デル・ヴェントやシャン・ダクションのメンバーでもあるクラリネット奏者、ヴラド・ウェーフェルベルヒを芸術監督として2012年に結成されたベルギーのピリオド・アンサンブル。
 ベルギーの知られざる作曲家の作品を世に紹介することに力を注いており、同レーベルにエベール・レーマンスの交響曲集(KTC1721)も録音しています。
 
 

KTC1732
¥2600
テラン・ヴァーグ ~ ダウランド、ブレル、バルバラ、他:歌曲集 コルドネ
 〔アンナ・ニュイッテン(メゾ・ソプラノ)
  トマス・ラングロワ(リュート&テオルボ)〕
 ジョン・ダウランド(1563-1626):彼女は許してくれるだろうか?/
 ジョン・ダニエル(1564-c.1626):リュートが喜ぶごとく/
 ダウランド:流れよ, わが涙/
 ジャック・ブレル(1929-1978):行かないで/
 フランチェスカ・カッチーニ(1587-c.1640):私を独りにしておいて/
 ダウランド:暗闇に住まわせておくれ/
 バルバラ(1930-1997):いつ帰ってくるの?/
 バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):眠っている愛の神よ/
 ベレロフォンテ・カスタルディ(1580-1649):我流のアルペッジャータ/
 ブレル:懐かしき恋人の歌/
 ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー(1580-1651):わがアヴリッラよ/
 ダウランド:さようなら, 残酷なひと、おいで, もう一度、愛しい人が泣くのを見ました/
 ブレル:泣く友を見る(涙)/
 ダウランド:今こそ, おお今こそお別れせねばならぬ/
 バルバラ:ゲッティンゲン/
 トマス・キャンピオン(1567-1620):夜の糸杉のカーテンが広がって

 ジョン・ダウランドの音楽への共通の興味をきっかけに、ベルギーのヘント王立音楽院のリハーサル室で生まれたというメゾ・ソプラノとリュート&テオルボのデュオ、コルドネのアルバム。
 意気投合した2人は一緒にイギリスへ渡り、名ソプラノ、エマ・カークビーらの下でダウランドの音楽について学びました。
 今回のアルバムでは彼らの中心であるダウランドの音楽はもちろん、ダウランドと同時代の他の作曲家による作品に加え、20世紀のシャンソンも盛り込むという非常な意欲的なプログラムが組まれましたが、これらの作品は音楽的、テキスト的、テーマ的な類似性のおかげで見事に調和し、完璧にまとまった1枚に仕上がっています。
 
 

KTC1724
¥2600
ライト・ブルー ~ 21世紀のギターとチェロのための作品集
 ナタン・コロスコ(b.1975):エピソディクス(2021)*
 ニコラ・ムニエ(b.1991):ギターとチェロのためのセレナーデ(2020)*
 ジョルジョ・ミルト(b.1972):ライト・ブルー(2017)
 アスゲイル・アーレーエン(b.1972):
  ストリングス・オヴ・サイレンス(2012)
 マティアス・デュプレシー(b.1972):
  ギターとチェロのための4つの夢のソナタ(2019)
 アルマン・コック(b.1941):カンティクム・マリス(2019)*
 
 *世界初録音
エデンウッド・デュオ
 〔カトリーヌ・ストルイス(ギター)、
  ヴァウテル・フェルクルイセ(チェロ)〕

 1950年代以降に書かれたギターとチェロのためのレパートリーを広めるために2016年に結成されたエデンウッド・デュオの1枚。
 彼らは結成以来ベルギー国内外で演奏活動を行っており、2017年11月にはパリで開催されたレオポルド・ベラン国際音楽コンクールで第2位を受賞しました。
 今作では現在も現役で活躍している作曲家たちによって2012年以降に書かれた新しい音楽が集められており、彼らのために作曲された3つの作品の世界初録音も含まれています。
 



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KKE RECORDS

 アマリリス弦楽四重奏団のリーダー、ハンブルク・カメラータのコンサートマスター、ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団のゲスト・コンサートマスターなどを務めているヴァイオリニスト、グスタフ・フリーリングハウスがマネージング・ディレクターを担うドイツの独立系レーベル「KKE Records」の取り扱いを開始します。
 KKE(Konstantin Klassik Edition)は、不当に忘れ去られている作曲家や演奏機会の少ない作曲家の作品を一般の人々の耳に届け、一方で古典派やロマン派のレパートリーの名曲を優れたアーティストの解釈で紹介しています。
 CDを総合的な芸術作品として考え、サウンド・エンジニア、音楽学者、ジャーナリスト、グラフィック・アーティスト、フォトグラファー、ミュージシャンなどが協力し、極めて質の高い録音と100%再生紙から作られた紙ジャケットなど、一枚一枚こだわりの作品を作り上げています。(代理店)


KKE21004
(2CD)
¥4800→\4390
ベートーヴェン:室内楽作品集
 ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24《春》*
 ピアノ四重奏曲 変ホ長調 WoO36-1
 七重奏曲 変ホ長調 Op.20
グスタフ・フリーリングハウス(ヴァイオリン)*
ヤーン・オッツ(ピアノ)*
フリーリングハウス・アンサンブル

 グスタフ・フリーリングハウスによる「KKE Records」新規取り扱い開始!

 ベートーヴェンの主要な室内楽曲を収録した今作で演奏するフリーリングハウス・アンサンブルの面々は様々な経歴の持ち主が集まって結成されました。
 創設者であるヴァイオリンのグスタフ・フリーリングハウスは、アマリリス弦楽四重奏団の創設者としても活動しています。フィンランド放送交響楽団の副指揮者でもあるヤーン・オッツのピアノとの《春》では、緻密な掛け合いを繰り広げて最後まで緊張感あふれる演奏を展開しています。

 ※録音:2019年11月7日(ソナタ)、2018年1月19日(四重奏曲)、2015年1月7日-8日(七重奏曲)、ドイツ
 
 


KKE20003
¥2600
メンデルスゾーン&ブルックナー:弦楽五重奏曲集
 メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲第2番 変ロ長調 Op.87
 ブルックナー:弦楽五重奏曲 ヘ長調
フリーリングハウス・アンサンブル

 ブルックナーの弦楽五重奏曲は、あまり演奏される機会はありませんが、編成を小さくした交響曲のような魅力ある作品となっています。
 メンデルスゾーンの弦楽五重奏曲第2番は最晩年の作品であり、独特の美しさに溢れた作品になっています。
 アマリリス弦楽四重奏団の創設者であるグスタフ・フリーリングハウスによって創立されたフリーリングハウス・アンサンブル(ヴィオラのシモーネ・ジャンドルはエイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団、アレハンドロ・レゲイラ・カウメルはベルリン放送交響楽団の首席ヴィオラ奏者)が緻密な演奏で甦らせます。

 ※録音:2014年1月9日-10日、ドイツ
 
 


KKE20002
¥2600
チャイコフスキー&ドヴォルザーク:弦楽六重奏曲集
 チャイコフスキー:
  弦楽六重奏曲 ニ短調《フィレンツェの思い出》
 ドヴォルザーク:弦楽六重奏曲 イ長調 Op.48
フリーリングハウス・アンサンブル

 フリーリングハウス・アンサンブルの2020年1月のツアーで選ばれたチャイコフスキーとドヴォルザークの弦楽六重奏曲を収録しています。
 弦楽四重奏曲にヴァイオリンとヴィオラが加わり弦楽六重奏曲になると音色は当然拡張され、交響曲の響きに近づいていきます。
 そのことからもロマン派の作曲家がこの編成を好んだことも不思議ではありません。
 フリーリングハウス・アンサンブルは、アマリリス弦楽四重奏団のヴァイオリン奏者グスタフ・フリーリングハウスによって創立され、それぞれの個性を活かした緻密なアンサンブルを繰り広げます。

 ※録音:2020年1月9日-10日、ドイツ
 
 


KKE001
¥2600
クルト・アルブレヒト:作品集
 クルト・アルブレヒト(1895-1971):
  ヴァイオリンとピアノのためのシャコンヌ Op.33*
   (Dr. K. Kremersのモティーフに基づく)、
  弦楽とティンパニのための交響曲、
  室内オーケストラのためのパルティータ
   (ハインリヒ・シュッツの「ルカ受難曲」のモティーフに基づく)
グスタフ・フリーリングハウス(ヴァイオリン/指揮)
ヤーン・オッツ(ピアノ)*
ハンブルク・カメラータ

 バッハ、ベートーヴェン、ブラームスといったドイツの作曲家の伝統を引き継ぐクルト・アルブレヒトの作品の多くは第二次世界大戦の時に焼失してしまい、ほとんどの作品は失われてしまいました。
 現存している貴重な作品を、アマリリス弦楽四重奏団の創設者、そして2009年からハンブルク・カメラータのコンサートマスターを務めるグスタフ・フリーリングハウスの演奏でお聴きいただけます。

 ※録音:2017年~2019年、ドイツ
 




SIGNUM



SIGCD696
¥2500
フレットワーク
マシュー・ロック:フラット・コンソート集

 マシュー・ロック(1621-1677):
  フラット・コンソート 組曲第1番 ハ短調、
  ヴィオラ・ダ・ガンバのための二重奏曲 ハ長調、
  フラット・コンソート 組曲第2番 変ロ長調、
  フラット・コンソート 組曲第3番 ニ短調、
  ヴィオラ・ダ・ガンバのための二重奏曲 ニ長調、
  フラット・コンソート 組曲第4番 変ロ長調、
  フラット・コンソート 組曲第5番 イ短調
フレットワーク
 〔森川麻子、エミリー・アシュトン、
  ジョアンナ・レヴァイン、サム・スタッドレン、
  リチャード・ブースビー〕
デイヴィッド・ミラー(アーチリュート、テオルボ)
サイラス・ウォルストン(チェンバロ)

 フレットワーク創設35周年!イギリスを代表する作曲家マシュー・ロック作品集!

 ☆フレットワーク創設35周年リリースの一環としてマシュー・ロックのフラット・コンソート集が登場!
 ☆ヘンリー・パーセルに影響を与えたマシュー・ロックの音楽をたっぷりと堪能できるアルバム!

 フレットワークは、森川麻子やリチャード・ブースビーらの名ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者達によって1986年に創設され、2021年で35周年を迎える世界最高峰のヴィオール・コンソート。

 今回のアルバムのでは、約400年前に生まれたイギリスの作曲家、マシュー・ロックのフラット・コンソートを取り上げています。
 彼はイギリスの作曲家として初めてオペラを作曲したことでも知られ、またヘンリー・パーセルが少年の頃から影響を受けた作曲家としても知られています。
 こうしたことからイギリスのバロック期の重要な作曲家の一人として数えられますが、その作品はあまりまとめてとりあげられることがありません。
 今回録音されたフレットワークと通奏低音にデイヴィッド・ミラーとサイラス・ウォルストンを迎えた演奏を聴くことによって、マシュー・ロックの作品の素晴らしさを気づかされる充実の内容となっています。

 ※録音:2021年4月28日-5月1日、セント・ジョージ教会、チャールストン(イギリス)






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SNAKEWOOD


 エンリコ・ガッティに学んだスペインのバロック・ヴァイオリニスト、ハビエル・ルピアニェスらが2018年に設立したインディペンデント・レーベル「Snakewood」の取り扱いを開始します。
 「Snakewood」はバロック音楽を専門としており、未知なる音楽と広範な音楽的資料を高品質な録音とパッケージで発信しています。(代理店)



SCD202001
¥2600→\2390
ピゼンデル:新発見のソナタ集
 ピゼンデル:
  ヴァイオリン・ソナタ ホ短調、ヴァイオリン・ソナタ ト長調
 作曲者不詳:ハープシコード・ソナタ ニ長調
 ピゼンデル:
  ヴァイオリン・ソナタ イ短調、ヴァイオリン・ソナタ ト長調
スカラムッチャ
 〔ハビエル・ルピアニェス
   (ヴァイオリン&ディレクター)、
  イネス・サリナス(チェロ)、
  パトリシア・ヴィンテム
   (ハープシコード)〕

 ハビエル・ルピアニェスの新レーベル!
 世界初録音! ピゼンデルの知られざるソナタ集!

 2017年にリリースされた「ヴィヴァルディ:新発見のソナタ集」(AYRA02)で話題を呼んだハビエル・ルピアニェス率いるアンサンブル・スカラムッチャの新録音。
 AYRA02と同じく、ドレスデン宮廷の名ヴァイオリニストとして名を馳せたピゼンデルが収集し、近年、ドイツのザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館の「第2書庫」で発見されたコレクションからの音楽を紹介していく「The Cabinet II Project」のシリーズの最新作。今作はトレッリやヴィヴァルディに学び、バッハやテレマンの友人であった18世紀の偉大な巨匠の1人、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデルの知られざる4つのヴァイオリン・ソナタを収録。

 ハビエル・ルピアニェスは、オランダのハーグ王立音楽院でエンリコ・ガッティに師事しバロック・ヴァイオリンの学士号を取得後、ガッティの指導の下ヴィヴァルディの新作を発見し修士号を取得。
 2013年には、知られざるバロック・レパートリーの発掘のためにピリオド・アンサンブル、「スカラムッチャ」を結成し、2018年にスカラムッチャのメンバーらとともに、バロック音楽専門のレコード・レーベル&楽譜出版社「Snakewood」を設立しています。

 ※録音:2020年2月3日-7日、オランダ/DAD




ここでちょっと聴けます!

https://www.snakewoodeditions.com/product/pisendel-neue-sonaten-digipack/#tab-listen








スカラムッチャ、これが話題になったAYRAの「02」
「ヴィヴァルディの知られざる傑作集」

 AYRA 02
\2500→\2290
ヴィヴァルディ:新発見のソナタ集
 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 RV.10
 ヴァイオリン、チェロと通奏低音のための
  トリオ・ソナタ ト長調 RV.820
 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 RV.816
 ヴァイオリン・ソナタ イ長調 RV.205/2(世界初録音)
 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 RV.810
 作曲者不詳:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
ハビエル・ルピアネス(バロック・ヴァイオリン)
アンサンブル・スカラムッチャ
 赤毛の司祭ヴィヴァルディの知られざる傑作。ドレスデンで発見されたヴァイオリン・ソナタ集!

 サヴァールのル・コンセール・デ・ナシオンの通奏低音奏者、ワルシャワ室内歌劇場の指揮者を務め、コントラスト・アルモニコの音楽監督としても活躍するイタリア出身の鍵盤奏者、マルコ・ヴィターレが創設したポーランドの古楽系レーベル「Ayros(アイロス)」。
 ドレスデン宮廷の名ヴァイオリニストとして名を馳せたピゼンデルが収集し、近年、ドイツのザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館の「第2書庫」で発見されたヴィヴァルディのヴァイオリン・ソナタの数々を収録。イ長調のソナタ「RV. 205/2」は世界初録音!
 ヴィヴァルディの知られざるヴァイオリン・ソナタを発見、録音したハビエル・ルピアネスは、オランダのハーグ王立音楽院でエンリコ・ガッティに師事し、2013年には知られざるバロック・レパートリーの発掘のためにアンサンブル・スカラムッチャを結成したスペイン出身のヴァイオリニスト。
 ヴィヴァルディの「RV.820」と「RV.205/2」の世界初演を担当し、その見事な演奏と功績が絶賛された要注目のバロック・ヴァイオリニスト&ピリオド・アンサンブルです。

 ※録音:2015年





プロモーション動画です。

https://youtu.be/v4_or3zTcDI




 


SCD201801
¥2600→\2390
スカラムッチャ
 1717 ~ イタリアへの旅の記憶

 アルビノーニ:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 TalAl So32
 ジュゼッペ・マリア・ファンファーニ(?-c.1757):
  ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(世界初録音)
 ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(1681-1753):
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調
 アントニオ・マリア・モンタナーリ(1676-1737):
  ヴァイオリン・ソナタ ホ短調
 ピゼンデル/モンタナーリ:ヴァイオリン・ソナタ ホ長調(世界初録音)
 ヴィヴァルディ/ピゼンデル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 RV.25
スカラムッチャ
 〔ハビエル・ルピアニェス
   (ヴァイオリン&ディレクター)、
  イネス・サリナス(チェロ)、
  パトリシア・ヴィンテム
   (ハープシコード)〕

 2017年にリリースされた「ヴィヴァルディ:新発見のソナタ集」(AYRA02)で話題を呼んだハビエル・ルピアニェスらが設立した新レーベル「Snakewood」のリリース第1弾。
 AYRA02と同じく、ドレスデン宮廷の名ヴァイオリニストとして名を馳せたピゼンデルが収集し、近年、ドイツのザクセン州立図書館兼ドレスデン工科大学図書館の「第2書庫」で発見されたコレクションからの音楽を紹介していく「The Cabinet II Project」のシリーズ。

 1717年にイタリアを訪れたピゼンデルが、1年近くにわたってイタリアを巡る中で、当時のイタリアの巨匠たちと出会い、交流を深め、その偉大な作品を収集していった記録がCDとなって再現された好企画。
 単なる当時のヴァイオリン作品集としてではなく、アルビノーニがピゼンデルのために書いたソナタ、ヴァレンティーニがピゼンデルの師モンタナーリに捧げたソナタ、ピゼンデルが完成させるために空きスペースを残したヴィヴァルディのソナタなど、彼らの個人的で親密な関係を物語っています。
 モンタナーリによる修正が加えられたピゼンデルのソナタと、18世紀以来演奏されていなかったファンファーニ(もしくはタンファーニ)のソナタの2曲は世界初録音。

 ハビエル・ルピアニェスは、オランダのハーグ王立音楽院でエンリコ・ガッティに師事しバロック・ヴァイオリンの学士号を取得後、ガッティの指導の下ヴィヴァルディの新作を発見し修士号を取得。
 2013年には、知られざるバロック・レパートリーの発掘のためにピリオド・アンサンブル、「スカラムッチャ」を結成し、2018年にスカラムッチャのメンバーらとともに、バロック音楽専門のレコード・レーベル&楽譜出版社「Snakewood」を設立しています。

 ※録音:2018年2月5日-8日、オランダ/DAD
 ※ICMA(国際クラシック音楽賞)2019 「best baroque instrumental music」ノミネート



プロモーション動画です。アルビノーニが聴けます。
よくできてます。

https://youtu.be/-kbDSg6riEc


こっちは楽しそうです。
https://youtu.be/oN67JV-mc1g





 

 




IBS CLASSICAL


IBS192021
¥2700
A LIQUID THEATER リキッド・シアター
 セサル・カマレロ(1962-):作品集
サイール・エンセンブレ
フアン・ガルシア・ロドリゲス(指揮)
  1. Music for a liquid theater リキッド・シアターのための音楽(2018年版)
   - フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロ、パーカッションとピアノのために
  2. Abreviaturas 略語(1999) - フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのために
  3. Musica para contemplar la evolucion de una ola a camara lenta
   スローモーションで波の進化を観察するための音楽(2012)
    - フルート、クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのために
  4. 37 maneras de mirar un vaso de agua コップ一杯の水を見る37の方法
   - フルート、クラリネット、サクソフォン、2人のパーカッション奏者、
    ギター、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのために
  5. La memoria del agua 水の記憶
   - 独奏ギター、フルート、クラリネット、サクソフォン、パーカッション、
    ハープ、アコーディオン、ヴィオラ、チェロのために

 録音 Espacio Turina、セビリア(スペイン) 2019年10月28-30日‛&1-3 2011年5月23日‛&4 2012年1月31日‛&5

 セサル・カマレロの「リキッド・シアターのための音楽集」。
 収録された5つの作品の中で最も初期に書かれた「Abreviaturas」は全体はピアニシモで統一され、旋律や音色の変化もほとんどありません。
 「Musica para contemplar la evolucion de una ola a camara lenta」はカマレロがドキュメンタリー作品を見ていた時に浮かんだタイトルで、柔らかいガラスでできた彫刻が生きているようにスローモーションで動く波の、幻想的なイメージが描かれています。
 マドリードのソフィア王妃芸術センターでのイヴ・クラインの回顧展から受けた深い印象が反映されているという「La memoria del agua」など水に由来する作品も聴くことができます。

 【セサル・カマレロ】
  1962年マドリード生まれの作曲家。
  1977年にニューヨークに移り音楽を学び始めた彼は、1983年に「弦楽オーケストラと16のアコーディオンのためのメタモルフォシス」でBroadcast Music, Inc. (アメリカ合衆国の実演権団体)の「Young Composers Award」を受賞。
  以降、マドリードで更なる研鑽を積み、世界的な作曲家として活躍しています。
 
 


IBS142021
¥2700
EL CLAVE DEL EMPERADOR 皇帝の鍵 17世紀中国宮廷におけるヨーロッパ音楽の影響
 【I. バルデモロから北京へ】
  1. ロドリーゴ・デ・セバーリョス(1525-1581): Exaltata es, sancta deigenitrix/
  2. 作者不詳: Minguillo vamos a ver/3. 作者不詳: Nueva empresa de Ignacio/
  4. ドゥアルテ・ローボ(1564-1646): Pater peccavi/
  5. 作者不詳: Gloria in excelsis deo/6. 作者不詳: Liangshan (Gloria)
 【II. 北京の会衆】
  7. 作者不詳: Sandixima (Sanctissima)/
  8. フランシスコ・ソト・デ・ランガ(1534-1619): Il pietoso giesu/
  9. デ・ランガ: Nellapparir del sempiterno sole
 【III. 音楽、宇宙、そして人: 皇帝の世界観】
  10. クリストバル・デ・モラーレス(1500-1553): Gloria Patri/
  11. 伝レリオ・コリスタ(1629-1680): Paradigmata/
  12. 作者不詳: Antidotum tarantulae/13. 作者不詳: Tono hypodorio (L.A. Di Chiara編)
 【IV. 皇帝のための音楽】
  テオドリコ・ペドリーニ(1671-1746):ヴァイオリン・ソナタ ト短調 「ネプリーディ」 Op. 3, No. 4,
   14. 第1楽章: Grave/15. 第2楽章: Cantabile
  ジョゼフ=マリー・アミオ(1718-1793):Divertissements chinois 中国風ディヴェルティスマン
   16. Dao chun lai/17. Xiao liangzhou/18. Liuyejin/19. Bang zhuangtai/
   20. Shiliuhua/21. Liuyejin/22. Dahe qu/23. Youzi yin
  24. ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):Les sauvages 未開人(室内アンサンブル編)
 【エピローグ】
  25. 作者不詳: A Chinese Air
 トドス・ロス・トノス・イ・アイレス(アンサンブル)
  【メンバー】
   アビゲイル・R・オッロ(歌‛&2-9/イベリア・ハープ‛&12,13,15/箏‛&1,16-21/モリンホール‛&22-24)
   ルーベン・ガルシア・ベニト
    (二胡‛&7,9,11,13,15,16,19,20,22-25/笛子・・・17,18,21/簫‛&12/笙‛&6/ホーミー‛&23/リコーダー‛&2,3,8,9)
 
 イリベル・アンサンブル
  【メンバー】
   マール・ブラスコ(バロック・ヴァイオリン‛&3、6-9,11-25)
   アニバル・ソリアーノ(リュート‛&6-9,11,14,15,17-23/バロック・ギター‛&2,3,12,13,25,25/リコーダー‛&16)
   ハビエル・ウトラーボ(ヴァイオリン‛&3,6-9,15,24/バロック・コントラバス‛&11-13,16-23)
   ルイス・ビベス(パーカッション‛&2,3,6-9,11-13,16-25)
   ダリオ・タマヨ(チェンバロ‛&3,6-9,11-24/オルガン‛&1,4,5,10)

 1597年、 スペインのイエズス会士ディエゴ・デ・パントーハ(1571-1618)は、帝国全体をキリスト教化するという理想を持って、イタリア人司祭マテオ・リッチをサポートするために中国の地に足を踏み入れました。
 彼は紫禁城にキリスト教とヨーロッパ文化をもたらし、その結果、ほぼ2世紀に渡って中国の宮廷には多彩な音楽が流行することになります。
 このアルバムはパントーハの生誕450年を記念したもので、パントーハの時代から、18世紀の終わりまで中国の宮廷で演奏された音楽が、4つのセクションに分けられて収録されています。
 演奏は中国の古楽音楽を研究するスペインの古楽アンサンブル、トドス・ロス・トノス・イ・アイレスと、2013年にグラナダで設立されたイリベル・アンサンブルが担当。
 多彩な楽器を用い、史実に基づいた知られざる音楽を聴かせます。
 




<メジャー・レーベル>

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DG



《ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団~デラックス・エディション Vol.1》
4842358
(20CD)
\14400→\12990

 歴史ある世界的オーケストラの魅力を集結。CD20枚組。限定盤

 ●世界の偉大なオーケストラの一つ、170年以上の歴史を持つウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の魅力を様々な角度から知ることができる豪華ハードカバー・ブック仕立てのデラックス・エディション第1弾です。
  ウィーン古典派から現代音楽にいたるレパートリーから選りすぐられたものを聴くことができます。
  この楽団は今までに300以上の作品の世界初演を行っており、このセットには初CD化となる3つの世界初演のライヴ録音が収められています。
  CD20枚組。限定盤。

 ●ザ・クラリノッツ(アンドレアス、ダニエル&エルンスト・オッテンザマー)とアンドリス・ネルソンス、そしてセミヨン・ビシュコフの未発売録音を収録

 ●過去70年にわたる24人の指揮者が登場します。
   リッカルド・ムーティ、サー・サイモン・ラトル、ラファエル・クーベリック、イシュトヴァン・ケルテス、サー・ゲオルグ・ショルティ、カール・ミュンヒンガー、
   カール・ベーム、ジェイムズ・レヴァイン、ヘルベルト・フォン・カラヤン、レナード・バーンスタイン、クリストフ・フォン・ドホナーニ、ヨーゼフ・クリップス、
   ロリン・マゼール、ハンス・クナッパーツブッシュ、ピエール・ブーレーズ、クラウディオ・アバド、アンドリス・ネルソンス、セミヨン・ビシュコフ、
   ジョージ・セル、ギュンター・ヴァント、フォルクマール・アンドレーエ、オイゲン・ヨッフム、ダニエル・バレンボイム、サー・アンドレ・プレヴィン。

 ●100ページの豪華写真入りハードカバー・ブック(英語・日本語・ドイツ語)には、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団長ダニエル・フロシャウアーの序文が掲載されています。
  

《ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団~デラックス・エディション Vol.1》


《CD 1》
 モーツァルト:
  1-3) 交響曲第38番ニ長調K.504『プラハ』、4-7) 交響曲第36番ハ長調K.425『リンツ』
   【演奏】リッカルド・ムーティ(指揮)
   【録音】1997年9月(1-3)、1991年10月(4-7)/

《CD 2》
 ベートーヴェン:1-3) ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15、4-7) 交響曲第7番イ長調Op.92
  【演奏】アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)(1-3)、サー・サイモン・ラトル(1-3)、ラファエル・クーベリック(4-7)(指揮)
  【録音】1997年12月(1-3)、1974年9月(4-7)/

《CD 3》
 シューベルト:
  1) フィエラブラスD796、2-5) 交響曲第2番変ロ長調D125、6-7) 交響曲第8番ロ短調D759『未完成』
   【演奏】イシュトヴァン・ケルテス(1-5)、サー・ゲオルグ・ショルティ(6-7)(指揮)
   【録音】1963年10月(1)、1971年10月(2-5)、1984年9月(6-7)/

《CD 4》
 シューマン:
  1) 歌劇『ゲノフェーファ』Op.81より序曲、2) 序曲、スケルツォとフィナーレOp.52、5-8) 交響曲第2番ハ長調Op.61
   【演奏】カール・ミュンヒンガー(1)、サー・ゲオルグ・ショルティ(2-8)(指揮)
   【録音】1967年4月(1)、1969年9月(2-8)/

《CD 5》
 ブラームス:1) 悲劇的序曲Op.81、2) アルト・ラプソディOp.53、3-6) 交響曲第1番ハ短調Op.68
  【演奏】
   アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)(2)、アルノルト・シェーンベルク合唱団(2)、
   カール・ベーム(1)、ジェイムズ・レヴァイン(2)、ヘルベルト・フォン・カラヤン(3-6)(指揮)
  【録音】1977年2月(1)、1992年11月(ライヴ)(2)、1959年3月(3-6)/

《CD 6》
 1-3) ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
  【演奏】レナード・バーンスタイン(指揮)
  【録音】1990年3月(ライヴ)/

《CD 7》
 ドヴォルザーク:
  1-3) ピアノ協奏曲ト短調Op.33、4-7) 交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』
  【演奏】サー・アンドラーシュ・シフ(ピアノ)(1-3)、クリストフ・フォン・ドホナーニ(1-3)、イシュトヴァン・ケルテス(4-7)(指揮)
  【録音】1986年11月(1-3)、1961年3月(4-7)/

《CD 8》
 1-4) チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64、5) シベリウス:交響曲第7番ハ長調Op.105
  【演奏】ヨーゼフ・クリップス(1-4)、ロリン・マゼール(5)(指揮)
  【録音】1958年9月(1-4)、1966年2月(5)/

《CD 9》
 1-5) ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集(天使/とまれ/温室にて/悩み(心痛)/夢)、
 6-9) マーラー:さすらう若人の歌、
 10-13) R.シュトラウス:4つの最後の歌(春/九月/眠りにつくとき/夕映えの中で)
  【演奏】
   キルステン・フラグスタート(1-5)、リーザ・デラ・カーザ(10-13)(ソプラノ)、トーマス・クヴァストホフ(バリトン)(6-9)、
   ハンス・クナッパーツブッシュ(1-5)、ピエール・ブーレーズ(6-9)、カール・ベーム(10-13)(指揮)
  【録音】1956年5月(1-5)、2003年6月(6-9)、1953年6月(10-13)/

《CD 10》
 1) シェーンベルク:ワルシャワの生き残り、
 2-6) ベルク:『ルル』組曲、
 7) ヴェーベルン:パッサカリアOp.1、8-12) 管弦楽のための5つの小品
  【演奏】
   ゴットフリート・ホーニック(ナレーター)(1)、アニャ・シリヤ(ソプラノ)(2-6)、ウィーン国立歌劇場合唱団(1)、
   クラウディオ・アバド(1, 7-12)、クリストフ・フォン・ドホナーニ(2-6)(指揮)
  【録音】1989年5月(1)、1973年4月(2-6)、1990年4月(7-12)/

《CD 11》
 1) リーム:出発、
 リゲティ:2) アトモスフェール、3) ロンターノ、
 4-6) イヴァン・エレート:三重協奏曲(3つのクラリネットと管弦楽のための)、
 7-10) ルネ・シュタール:タイム・リサイクリングOp.22n
  【演奏】
   アンドレアス、ダニエル&エルンスト・オッテンザマー(クラリネット)(4-6)、ウィーン・ユース合唱団(1)、
   クラウディオ・アバド(1-3)、アンドリス・ネルソンス(4-6)、セミヨン・ビシュコフ(7-10)(指揮)
  【録音】1988年10月(1-3)、2016年1月(4-6)、2014年5月(7-10)/

《CD 12》
 モーツァルト:1-3) ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、4-6) ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
  【演奏】ジョージ・セル(指揮)
  【録音】1964年12月/

《CD 13》
 1-3) シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54、
 4-7) ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
  【演奏】ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)、エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)(4-7)、ギュンター・ヴァント(1-3)、カール・ベーム(4-7)(指揮)
  【録音】1960年1月(1-3)、1967年4月(4-7)/

《CD 14》
 1) ウェーバー:コンツェルトシュテュック ヘ短調Op.79、
 2-10) R.シュトラウス:組曲『町人貴族』
  【演奏】
   フリードリヒ・グルダ(ピアノ)、ヴィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)(2-10)、
   エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)(2-10)、フォルクマール・アンドレーエ(1)、ロリン・マゼール(2-10)(指揮)
  【録音】1956年9月(1)、1966年10月(2-10)/

《CD 15》
 1-3) ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
  【演奏】マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)、カール・ベーム(指揮)
  【録音】1979年12月/

《CD 16》
 1-3) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64、
 4-6) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
  【演奏】ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)、クラウディオ・アバド(1-3)、オイゲン・ヨッフム(4-6)(指揮)
  【録音】1973年3月(1-3)、1974年12月(4-6)/

《CD 17》
 1-3) パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調、
 4-6) グラス:ヴァイオリン協奏曲第1番
  【演奏】ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)、リッカルド・ムーティ(1-3)、クリストフ・フォン・ドホナーニ(4-6)(指揮)
  【録音】1995年10月(1-3)、1992年2月(4-6)/

《CD 18》
 1-3) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35、
 4-8) サラサーテ:カルメン幻想曲Op.25、
 9) ラヴェル:ツィガーヌ
  【演奏】アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)、ヘルベルト・フォン・カラヤン(1-3)、ジェイムズ・レヴァイン(4-9)(指揮)
  【録音】1988年8月(ライヴ)(1-3)、1992年11月(4-9)/

《CD 19》
 1-3) シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129、
 4-6) ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102
  【演奏】ミッシャ・マイスキー(チェロ)、ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)(4-6)、レナード・バーンスタイン(指揮)
  【録音】1985年11月(ライヴ)(1-3)、1982年9月(ライヴ)(4-6)/

《CD 20》
 1-3) ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調、
 4-6) ファリャ:スペインの庭の夜、
 7-10) プレヴィン:ディヴァージョンズ
  【演奏】レナード・バーンスタイン(1-3)、ダニエル・バレンボイム(4-6)、サー・アンドレ・プレヴィン(7-10)(ピアノ&指揮)
  【録音】1971年2月(ライヴ)(1-3)、2009年6月(ライヴ)(4-6)、2000年5月(ライヴ)(7-10)  




SONY



19439936062
\2700
アタッカ四重奏団
OF ALL JOYS

 ペルト:スンマ
 マレンツィオ:独り物思いに沈み
 ダウランド:流れよ、わが涙
 ギボンズ:6声のファンタジア ニ短調
 グラス:弦楽四重奏曲第3番『ミシマ』
 アレグリ:ミゼレーレ
 ベネット:涙せよ、我が眼
 クレメンス・ノン・パパ:われは野の花
 ペルト:フラストレス
アタッカ四重奏団
 エイミー・シュローダー(ヴァイオリン)
 ドメニク・サレルニ(ヴァイオリン)
 ネイサン・シュラム((ヴィオラ)、
 アンドリュー・イー (チェロ)]
 録音:2021年3月、アメリカ、インディアナ州ゴーシェン、ソーダー・コンサート・ホール

 2003年、ジュリアード音楽院の学生により結成。
 ジュリアードやグァルネリ、エマーソン、フェルメールおよび東京といった名だたる弦楽四重奏団に師事。現在アメリカで注目を浴びている屈指の若手弦楽四重奏団のひとつ。
 2007年にカーネギー・ホールでデビュー。翌年ニューヨーク現代美術館にて行ったコンサートは、ニューヨーク・タイムズ紙に「彼らのコンサートはセンセーショナルの一言につきる!」と大絶賛をうけ、以降南北米各国、ヨーロッパ、オーストラリア、日本で精力的に演奏活動を行っています。

 2011年に大阪国際室内楽コンクールで第1位、メルボルン国際室内楽コンクールで第3位を立て続けに受賞。その後も2014~15年にかけてニューヨーク・メトロポリタン美術館のレジデント・カルテットをつとめ、2016年秋からはテキサス州立大学でレジデント活動。2013年には米国を代表する作曲家ジョン・アダムズの弦楽四重奏曲全集CD『フェロー・トラベラー』をリリース。また2011年から16年にかけて6年間にわたってハイドンの弦楽四重奏曲68曲すべてを演奏するプロジェクト「The 68」を行い、2015年のセカンド・アルバム『十字架上のキリストの最後の7つの言葉』では、クラシカル弓などを使用したピリオド奏法で演奏するなど、各紙から絶賛を受けています。

 2019年に「Nonesuch Records/New Amsterdam Records」からリリースされたキャロライン・ショウ:『オレンジ』は、2020年グラミー賞(最優秀室内楽・小編成アンサンブル・パフォーマンス賞)受賞。

 それまでヴァイオリンを務めていた徳永慶子が退団し、ドメニク・サレルニが加入。
 2021年にソニー・クラシカルへ移籍し、ダンス・ビートによる独自アルバム『REAL LIFE』(デジタル配信限定)を発表、新たなる新路線活動でも話題を呼んでいます。2014年、2017年にも来日、高い評価を得ています。






<国内盤>

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マイスター・ミュージック



 MM-4500-01
(2CD)
\4400
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 「小林道夫の芸術 X」
 Disc 1
  (1)アリア
  (2)-(16)第1変奏~第15変奏
 Disc 2
  (1)-(15)第16変奏~第30変奏
  (16)アリア
  (17)コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV 699
小林 道夫(チェンバロ)

 ライヴ・レコーディング(2020.12.12 紀尾井ホール)

 バロックの大家の「特別な演目」50回にわたる全曲演奏を記念
 半世紀にわたり、毎年年末にゴルトベルク変奏曲の全曲を演奏し続けてきた小林道夫。鍵盤奏者としてはもとより、指揮者、研究者として膨大なバッハ作品に対峙してきた小林にして、とりわけ特別な演目である本作品。たゆむことなく続けられた演奏の記録とするべく、直近の2020年に高音質ハイレゾでレコーディングされたライヴ演奏を『50回連続演奏記念盤』として、1組のアルバムにいたしました。

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 MM-4098
\3300
飯森 範親(指揮)
ブラームス:ドイツ・レクイエム 作品45

 (1)第1楽章:悲しむ人々は幸いである
 (2)第2楽章:人は皆、草のようで
 (3)第3楽章:教えて下さい、主よ、
 (4)第4楽章:あなたのいますところは、どれほど愛されていることでしょう
 (5)第5楽章:今はあなたがたも、悲しんでいる
 (6)第6楽章:わたしたちはこの地上に永続する都を持っておらず
 (7)第7楽章:主に結ばれて死ぬ人は幸いである
飯森 範親(指揮)
石橋 栄実(ソプラノ)
ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団
日本センチュリー交響楽団&合唱団
平野 和 バス・バリトン

 壮麗なる 響きの大伽藍
 ソプラノ独唱、バリトン独唱、混声四部合唱、オーケストラにオルガンが加わるという、ブラームス作品の中でも最大規模の編成を誇り、深く壮麗な世界が美しい、大曲「ドイツ・レクイエム」。指揮者の飯森範親にとってライフワークであるという同作品。かつてバイエルン州立歌劇場でサヴァリッシュについて学んでいた折に、身近に接していた作品の一つであり、その後、ドイツで指揮を執った演奏会においても大好評を博している。



 
 MM-4097
\3300
ニーノ・ロータと久石譲 ピアノ作品集 白石 光隆(ピアノ)
 ニーノ・ロータ
  (1)-(5)15の前奏曲 より 第2番, 第6番, 第9番, 第10番, 第13番/
  (6)戯れるイッポーリト/(7)ジャンプとゲーム、子どものための7つの小品 第1番/
  (8)小さな階段、子どものための7つの小品 第4番/
  (9)アクロバット、子どものための7つの小品 第7番
 久石 譲
  (10)One Summer’s Day/(11)HANA-BI/(12)Ashitaka and San/(13)Innocent/
  (14)The Wind Forest/(15)人生のメリーゴーランド/(16)Oriental Wind
 ニーノ・ロータ
  (17)アマルコルド/(18)8 1/2/(19)甘い生活

 聴き終えて胸に深いものを残す
 映画音楽の分野で極めた業績と名声によって、作曲家、ひいては音楽家としての全体像が見えにくくなっている。そんな人物がいるとすれば、イタリアの生んだニーノ・ロータ、そして日本の久石譲はさしずめ最右翼の存在ではないだろうか。奇しくも共通点を持つ2人の音楽に共感を寄せるピアニストが、深々と響く美音によって、彼らの魅力を解き明かしてくれる。耳にはいたって優しく、しかし聴き終えて胸に深いものを残す。そんな楽の音が刻み込まれたアルバムだ。(木幡 一誠)



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 MM-4095-96
(2CD)
\4400
復活!シュヌアーのベートーヴェン
 フリードリヒ・ヴィルヘルム・シュヌアー
  ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集

 L. van ベートーヴェン
  Disc 1
   ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 作品101
   ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106「ハンマークラヴィーア」
  Disc 2
   ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
   ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
   ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111
フリードリヒ・ヴィルヘルム・
 シュヌアー(ピアノ)

1996年2月 旭川市音楽堂/大雪クリスタル・ホール、秋川キララホール

 ドイツ・ピアニズムの精髄を聴く。
 1996年7月に発売され絶賛されたMM1021, MM1012をまとめたもの。長らく廃盤だった。


 「ベートーヴェンは生涯に渡り、常に新たな音楽の表現手段と形式を模索し続けた。自身ヴィルトゥオーゾ的技量を意のままにしていたピアノという楽器のために、それぞれの創作時期に、常に第1級の傑作を作曲している。ソナタ形式こそ、彼の天才的創造が新たなる解決を生み出す実験の場であった。」(W. F. シュヌアー)

 

















11/18(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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APARTE



AP 237
¥2700→\2490
クルレンツィスがもっとも信頼する若手ふたり
 プリッチン(ヴァイオリン)&マクシム・エメリャニチェフ(ピアノ)
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集

 (1)F.A.Eのソナタ~スケルツォ
 (2)ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」
 (3)ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
 (4)ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
アイレン・プリッチン(ヴァイオリン)
 1725年ジャック・ボキー製
マクシム・エメリャニチェフ(ピアノ)
 1875年製ニューヨーク・スタインウエイ

 クルレンツィスがもっとも信頼する若手ふたりがブラームスのソナタに挑戦!

 録音:2020年2月24-28日/サン=ピエール・ルーテル教会(パリ)/24bit, 96kHz、73'00"

 1987年に旧レニングラードで生まれ、2011年ヴィエニャフスキ国際コンクールで優秀賞、同年のチャイコフスキー国際コンクールでも入賞したアイレン・プリッチン。
 彼がマクシム・エメリャニチェフとブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲に挑戦。

 エメリャニチェフはムジカ・エテルナの通奏低音の妙技と存在感で注目され、プリッチンも来日公演時にコンサートマスターを務めるなど、ともにクルレンツィスの薫陶を受ける期待の若手だけに興味津々。
 エメリャニチェフの指揮はロジェストヴェンスキーが師ですが、クルレンツィスとゲルギエフの影響を強く受け、2018年に東京交響楽団を振ったブラームスの交響曲第1番は絶賛されました。
 ブラームス好きを公言する彼がここではピアニストとして登場。それもフォルテピアノではなく、ソナタ作曲と同時期1875年製のニューヨーク・スタインウエイで雄弁極まりない伴奏を披露しています。

 若々しさと音楽の大きさをあわせもつ名盤の登場、ご期待ください。




アイレン・プリッチンの旧譜最新アルバム



 AV 190515
\2700→\2490

ロシアの天才プリッチン
 ・プロコフィエフ(1891-1953):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.115(1947)
 ・バルトーク(1881-1945):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ BB 124(1944)
 ・フランセ(1912-1997):主題と8つの変奏(世界初録音)(初演:1980)
 ・オネゲル(1892-1955):無伴奏ヴァイオイン・ソナタ ニ短調 H143(1940)

アイレン・プリッチン(ヴァイオリン)

 録音:2018年9月18-21日

 世界初録音を含む注目のアルバム!
 演奏するのは1987年生まれの注目の逸材アイレン・プリッチン。モンサンジョンに「一言では言い表せない特別な才能と、卓越した音楽文化」の持ち主と激賞されています。
 バルトークの人生のすべてが凝縮されたと言っても過言ではない壮絶な内容の無伴奏ソナタ、ほかにも第二次世界大戦開戦期に書かれたオネゲルの思いが凝縮されたソナタや、楽器がもつスケールを交響曲のようなスケールまでに拡大させたようなプロコフィエフのソナタなど、ヴァイオリンが持つ可能性が最大に発揮された内容の1枚。プリッチンの知性と技巧にただただ圧倒される66 分となっています。

 フランセの作品は、ミハイル・ゴルトシュタイン(1917-1989)に献呈された作品。
 原曲のタイトルはTema con 8 variazioni とイタリア語によっており、どこかパガニーニをも思わせるような超絶技巧も盛り込まれた、非常に華やかな作品となっています。

 ≪プロフィール≫アイレン・プリッチン・・・
  1987年サンクト・ペテルスブルク生まれ。モンサンジョンに「一言では言い表せない特別な才能と、卓越した音楽文化」の持ち主と激賞されています。モスクワ音楽院卒業。
 ロン=ティボー国際コンクール(2014)優勝をはじめ、クライスラー・コンクール、ヴィエニャフスキ・コンクールなどで入賞多数。協奏曲のソリストとしては、エメリャニチェフ、クルレンツィスらと共演をはたしており、室内楽ではゲニューシャス、メルニコフらとも共演を重ねています。





エメリャニチェフ
このモーツァルトがすごかった!!


 APARTE
AP 161
\2700→\2490
クルレンツィスのムジカエテルナの通奏低音
 というか、天才・・・
  エメリャニチェフ、ソロ・デビュー!

  モーツァルト:
   (1)幻想曲ハ短調K.457
   (2)ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
   (3)ピアノ・ソナタ第16(15)番ハ長調K.545
   (4)ピアノ・ソナタ第18(17)番ニ長調K.576


マクシム・エメリャニチェフ(フォルテピアノ)
【ポール・マクナルティによるアントン・ヴァルター1792 年頃のモデル】
 要・大注目!ムジカエテルナの通奏低音で話題のエメリャニチェフ、ソロ・デビュー!

 録音:2017 年3 月8-10 日/リトル・トリベカ(パリ)/59’14”

 ロシアからまたまたとてつもない才能が現れました。
 1988 年生まれのマクシム・エメリャニチェフ。

 実はこれまでもクルレンツィスのムジカエテルナのモーツァルトのダ・ポンテ・オペラ三部作(特に「フィガロの結婚」)録音で、通奏低音奏者として驚くべき才気煥発ぶりを発揮、注目されていました。
 しかし彼はムジカエテルナの通奏低音のみならず、指揮者としてもロジェストヴェンスキーの愛弟子で、ムジカエテルナやイタリアのオルケストル・イル・ポモドーロやシンフォニア・ヴァルソヴィアなどを振り、今年9 月には東京交響楽団とブラームスの交響曲第1 番やベートーヴェンの「皇帝」(スティーヴン・ハフ独奏)で日本デビューが予定されています。

 このアルバムはエメリャニチェフのピアノ・ソロ・デビュー盤。
 得意のモーツァルトで、ポール・マクナルティによるアントン・ヴァルター1792 年頃のモデルのフォルテピアノを用いています。
 モーツァルトのピアノ・ソナタの中でも特に充実した3 曲と、第14 番と関連のあるハ短調の幻想曲を披露していますが、一聴して尋常ならざる音楽性に釘付けとなります。
 演奏は楷書風で落ち着いていますが、クルレンツィスのピアノ版というか、ムラヴィンスキーの指揮を思わす緊張感と説得力、リヒテルを思わす深い音楽性、繰返しの際の装飾音はシュタイアーばりの計算された即興性に天才を感じさせます。

 容姿も青い瞳が印象的なBL 風で、今後凄い人気になること間違いなしの逸材と申せましょう。



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 まあ、そうだろうとは思いましたが、やっぱり普通じゃないです。
 というか過去最高に変わってます。

https://youtu.be/VzYeDJYeiKc



 
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AP 262
¥2700→\2490
フライブルク・バロック・オーケストラ
 &音楽監督ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ

アラビアータ(激辛)風協奏曲集

 (1)テレマン:2つのホルンのための協奏曲TWV52:D2
 (2)プラッティ:オーボエ協奏曲ト短調
 (3)ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲変ホ長調RV483
 (4)ジェミニアーニ:コレッリによる合奏協奏曲ニ短調「ラ・フォリア」
 (5)テレマン:交響曲ト長調「コオロギ」TWV50:1
(1)ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮)
  フライブルク・バロック・オーケストラ
 ヘイス・ラシュール&
  リカルド・ロドリゲス(ホルン)
(2)アン=カトリン・ブリュッゲマン(オーボエ)
(3)ハビエル・サフラ(ファゴット)

 イタリア・バロックの激辛刺激的音楽

 録音:2020年10月26-28日/フライブルク・アンサンブルハウス/24bit, 96kHz、49'00"

 17世紀イタリアは唐辛子の一大消費地でしたが、同時に名人芸爆発するバロック音楽の発祥の地でもありました。
 プラッティ、ヴィヴァルディ、ジェミニアーニの協奏曲はその代表と申せましょう。それらはドイツにも影響し、ここに収められたようなテレマンの作品が生まれました。

 1987年創立のフライブルク・バロック・オーケストラが音楽監督ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツの指揮でこれらスリリングなヒリヒリする作品から耳で辛みを感じる演奏を繰り広げています。




 デア・ゴルツ、じわじわ巨匠への道を歩み始めてます。どっかで大化けするかも。


快活で健康的、エネルギーあふれる21世紀ベートーヴェン
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツの新録音



 仏HM
HMM 902446
(2CD)
\3600→\3290
バロック音楽の鬼才ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
 ついにベートーヴェンを録音!
  交響曲7番&「プロメテウスの創造物」

  ベートーヴェン:
   交響曲第7番イ長調Op.92
   バレエ音楽『プロメテウスの創造物』Op.43(全曲)
フライブルク・バロックオーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮)
 KKC 6345
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4400

 ハルモニアムンディのベートーヴェン・シリーズ。ゴルツとFBOによる鋭い切込みで描き出す新しいベートーヴェン像、交響曲7番&「プロメテウスの創造物」

 録音:2020年2月、6月、テルデックス・スタジオ・ベルリン

 ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ指揮フライブルク・バロック・オーケストラ(FBO) による、2020 年録音のベートーヴェンの交響曲第7 番とバレエ音楽(全曲)。
 ベートーヴェンの第7交響曲は初演時から好評を博し、「第5交響曲」「第6交響曲」のように革新的な構造形式ではなく、古典的な交響曲の様式に戻りながらも、ワーグナーが「舞踏の神格化」と呼んだほどに、四つの楽章でそれぞれ特徴的なリズムが登場し、音楽が展開されていきます。
 ゴルツ率いるFBO の演奏は、第1楽章の軽やかさ、厳粛かつ美しい第2楽章、高揚感を高める第3 楽章を経て迎える熱狂的なフィナーレ、と快速なテンポの中音楽を浮かび上がらせ、新しいベートーヴェン像を提示しています。
 そしてバレエ音楽「プロメテウスの創造物」全曲。イタリアの舞踊家サルヴァトーレ・ヴィガノが振付を担当するバレエのためベートーヴェンは、序曲、序奏と16曲の管弦楽曲を作曲。1801年にウィーンのブルク劇場で初演が行われました。
 ベートーヴェンは、第16曲(終曲)の主題をピアノのための変奏曲と『エロイカ』交響曲の変奏曲の主題として使っています。
 ゴルツとFBO による鋭い切込みで作品を魅力を描き出しています。





 指揮者としてではなくコンマス&音楽監督としてフライブルク・バロック・オーケストラを牽引し、バロック音楽の鬼才として名を馳せてきたゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ。
 そのゴルツがついにベートーヴェンに。
 とはいうものの10年ほど前からベートーヴェンの交響曲を取り上げていてそこでは「指揮」もしていた。ただ2012年の来日段階では「ベートーヴェンの録音予定はない」と言っていたのだが、あれから9年、ようやく機が熟してきたのだろう。


 
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AP 265
¥2700→\2490
アレクサンドラ・クルザク(ソプラノ)
 モーツァルト・コンチェルタンテ

 モーツァルト:
  (1)「魔笛」~夜の女王のアリア「復讐の炎は地獄のようにわが心に燃え」
  (2)「ポントの王ミトリダーテ」~愛する人よ、あなたから遠く離れ
  (3)「皇帝ティートの慈悲」~さあ、いよいよ
  (4)「ツァイーデ」~安らかにお休み
  (5)「コジ・ファン・トゥッテ」~あの人は去ってしまう
  (6)「後宮からの逃走」~悲しみが私の宿命となった
  (7)協奏交響曲変ホ長調K.364
アレクサンドラ・クジャク(クルザク)(ソプラノ)
 ユーキ・ウォン(ヴァイオリン)(7)
 トマシュ・ヴァプニツ(ヴィオラ)(7)
モーフィング室内管弦楽団

 今もっとも注目されるソプラノによる薫り高きモーツァルトのアリア集

 録音:2021年2月1-5日/カジノ・バウムガルテン(ウィーン)/24bit, 96kHz、75'00"

 1977年ポーランド出身のソプラノ、アレクサンドラ・クジャク(クルジャク、クルザク)はロベルト・アラーニャの3人目の夫人となったことでも話題となりましたが、今や世界中のオペラ・ハウスで大活躍しています。
 彼女の最新盤はオール・モーツァルトのアリア集。

 「魔笛」の夜の女王のアリアをはじめ、モーツァルトの名アリアの数々、技巧のみならずリリックな表現も見事に発揮し、現在最高潮にある至芸を堪能させてくれます。
 モーフィング室内管弦楽団のウィーンの薫高いサポートも魅力です。コンサートマスターのユーキ・ウォンによる協奏交響曲も注目です。





アレクサンドラ・クルザク(ソプラノ)
ソニー・クラシカルでの初のソロ・アルバム
あたりまえだが破滅的にうまかった



19075883262
\2700
アレクサンドラ・クルザク(ソプラノ)
 ディザイア-オペラ・アリア集

 1. チレア:歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」より
   「私は神の卑しいしもべ」
 2. ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」より
   「夜になったわ・・・エルナーニよ、いっしょに逃げて」
 3. プッチーニ:歌劇「トスカ」より
   「歌に生き、恋に生き」
 4. ビゼー:歌劇「カルメン」より
   「ここが密輸業者のいつもの隠れ家・・・私は言いました、何も怖くはないと」
 5. レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」より
   「あのように自由になれたら」
 6. ドヴォルザーク:歌劇「ルサルカ」より
   「月に寄せる歌」
 7. スタニスワフ・モニューシュコ:歌劇「ハルカ」より
   「Ha! Dzieciatko nam umiera・・・O moj malenki」
 8. プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」より
   「ある晴れた日に」
 9. ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」より
   「ありがとう、愛する友よ」
 10. ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」より
   「恋はばら色の翼に乗って」
 11. プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」より
   「お聞きください、ご主人様」
 12. チャイコフスキー:歌劇「エフゲニ・オネーギン」より
    「私は死んでもいいの」(手紙の場面)
アレクサンドラ・クルザク(ソプラノ)
モルフィング室内管弦楽団
フレデリック・シャスラン(指揮)
 録音:2019年4月14-19日、ウィーン、カジノ・バウムガルテン

 2018年に最愛の夫、ロベルト・アラーニャとのデュオ・アルバム「プッチーニ・イン・ラヴ」でその美しい歌声を披露し、ソニー・クラシカルへのデビュー飾ったアレクサンドラ・クルザクによる待望のソロ・アルバム(2013年のデッカへのロッシーニ・アリア集以来、何と7年ぶり!)。

 アラーニャとのプッチーニのオペラのデュオ・アルバムでは濃厚な愛の表現を聴かせ、ワーナー・クラシックスから同時発売されたマスネの歌劇『ナヴァラの娘』では筋の通った強い女性を演じ切り、聴き手を唖然とさせたアレクサンドラ・クルザク。今回のアルバムでは、ヴェルディ、プッチーニ、チレアというイタリア・オペラを中心としつつも、『カルメン』(ミカエラ)、『エフゲニ・オネーギン』(タチアーナ)、そして自国のモニューシュコのオペラを入れているあたり、クルザクのこだわりを感じさせます。
 いずれも女性の芯の強さを歌い上げる感情豊かなアリアであり、ドラマティックな表現力が要求される難曲でもあります。

「これは夢の実現であり、私のキャリアの新しい側面です」と語る彼女の言葉どおり、これまでの軽めの声を駆使するレパートリーとは一線を画したクルザクの堂々たる歌声をぜひお楽しみください。




オペラだけじゃない!
ポーランド人らしく、こんなアルバムだってちゃんと出してます
ショパン歌曲集

Chopin & Piesni: Songs
NIFC
CD 016
\2,600→\2390
ショパン:ポーランドの歌Op.74
  乙女の願いOp.74-1/
  どこで会いましょうOp.74-5*/使者Op.74-7/
  魔力*/浮かれた女Op.74-4*/
  私の見えぬところにOp.74-6*/
  闘士Op.74-10*/リトアニアの歌Op.74-16/
  濁った水Op.74-3/花婿Op.74-15*/
  枯れ葉よOp.74-17/指輪Op.74-14*/
  いとしき娘Op.74-12*/
  春Op.74-2/美しき若者Op.74-8/ドゥムカ*/
  愁いOp.74-13/2人の死Op.74-11/メロディOp.74-9
アレクサンドラ・クルザック(ソプラノ)、
マリウシュ・クヴィエチェン(バリトン)*、
ネルソン・ゲルナー(フォルテピアノ)

 1859年に友人のユリアン・フォンタナの尽力によってようやく出版が実現した「歌曲集」。
 ポーランド語の歌詞、ポーランド民謡の要素を持つショパンの歌曲には、ショパンが愛した女性たちや祖国ポーランドへの想いが込められており、ピアノ作品に勝るとも劣らぬ詩的で"ショパン的"な魅力がどこか儚くも美しい。


※録音:2009年3月24日-26日&6月23日-27日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)


“NIFC”からショパン歌曲集の大本命盤登場! やっぱりショパンはピアノだけじゃない!
 作曲者存命当時に製作されたエラール(1849年製)とプレイエル(1848年製)の“フォルテピアノ”で、ショパンのピアノ作品全曲録音の完成を目指し好調なリリースを続けているポーランド国立ショパン協会(Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)の自主レーベル“NIFC”。ピアノ作品に比べ圧倒的に録音数が少なく、ショパン・イヤーの盛り上がりと呼応するかのように新録音の登場が渇望されていた“歌曲集”がNIFCレーベルから遂に登場!
 1829年から晩年の1847年にかけて作曲されながらもショパンの存命中には出版されず、死後10年以上が経過した1859年に友人のユリアン・フォンタナの尽力によってようやく出版が実現した「歌曲集」。ポーランド語の歌詞、ポーランド民謡の要素を持つショパンの歌曲には、ショパンが愛した女性たちや祖国ポーランドへの想いが込められており、ピアノ作品に勝るとも劣らぬ詩的で“ショパン的”な魅力がどこか儚くも美しい。
 アルゲリッチの秘蔵っ子、ネルソン・ゲルナーとの共演でショパンの歌曲集を歌うのは、METやコヴェントガーデン、ハンブルクなど欧米各国の主要歌劇場で評価急上昇中のポーランド人歌手、アレクサンドラ・クルザックとマリウシュ・クヴィエチェン。歌唱力、ポーランド語の歌詞への対応力、表現力は一級品!ゲルナーが弾くフォルテピアノの調べに乗り、ショパンの想いが歌となって響きます。やっぱりショパンはピアノだけじゃありません!




 



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CHALLENGE CLASSICS



CC 72876
¥2700→\2490
鬼才、天才、レツボール
 またまた知られざる大作曲家を

フランツ・ヨゼフ・アウマン(1728–1797):聖フローリアン修道院の室内楽

 パルティア ト長調(ヴァイオリン2、ヴィオラ2、ヴィオローネ)
 カッサティオ ニ長調(ヴァイオリン2、フラウテッロ、ヴィオラ、チェロ)
 カッサティオ ハ長調(ヴァイオリン2、ヴィオラ2、通奏低音)
 Die Hex(テキスト:マウルス・リンデマイヤー)
 ディヴェルティメント 変ロ長調
  (ヴァイオリン2、ヴィオラ2、ヴィオローネ)
 パルティア ハ長調
  (ヴァイオリン2、ヴィオラ2、クラリーノ2、通奏低音、ティンパニ)
グナール・レツボール(ヴァイオリン、指揮)
アルス・アンティクヮ・アウストリア

 レツボール再発見。
 自由で革新的な娯楽作品、聖フローリアンで活躍した知られざる作曲家アウマン。

 録音:2021年5月5-8日/聖フローリアン修道院/69'32''

 知られざるバロック音楽を積極的に紹介するレツボール、今回も注目作です。
 フランツ・ヨーゼフ・アウマンは1728年にオーストリアのトライスマウアーに生まれ、ウィーンで音楽を学び、当時の重要な音楽家たちと出会いました。
 1753年に聖フローリアンに移り、数年後に司祭となり1797年に亡くなるまで修道院に仕えます。
 残された作品は決して多くなく室内楽は特に貴重。機会音楽として書かれた高度な娯楽作品であり、2本ずつ対になったヴァイオリンとヴィオラが生き生きと対等な会話を繰り広げたり、勇壮かつ神聖な雰囲気をトランペット(クラリーノ)とティンパニが盛り上げたり、輝かしいリコーダー(フラウテッロ)が協奏的に活躍したり、楽器の使い方も革新的にして自由。
 ハイドンを思わせる愉悦にあふれています。ときおり使われる民族音楽的な節回しも音楽に深みを与えています。
 オーストリアの方言を用いた戯曲を多く書いたマウルス・リンデマイヤーによるテキストの声楽作品もユーモラス。後年、ブルックナーも注目したというアウマンの音楽が鮮やかに蘇ります。
 
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CC 72894
¥2700→\2490
ヴィヴァルディの敵
 ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):バスのためのカンタータ集
セルジオ・フォレスティ(バリトン)
アンサンブル・ドゥエ・ヴェンティ
 《聞け、恋人よ Udite, amanti》 SF A356
  レチタティーヴォ:Udite amanti/アリア:Pena piu cruda e ria/
  レチタティーヴォ:Credei che il mio sincero/アリア:Si disciolga quell'empia catena
 《多くの悲しみの中で Che io viva in tante pene》 SF A55
  レチタティーヴォ:Che io viva in tante pene/アリア:Basta dir/
  レチタティーヴォ:E ver che, accesa d'amoroso foco/アリア:Se a far pago
 《どれほど私に同情を Quanta pieta mi fate》 SF A278
  レチタティーヴォ:Quanta pieta mi fate/アリア:Privo allor delle ruggiade/
  レチタティーヴォ:Ma quanto, o dio! di voi/アリア:Piangete al pianto mio
 《はるかな希望 Lungi, speranze》 SF A182
  レチタティーヴォ:Lungi, speranze/アリア: Nel mio cor/
  レチタティーヴォ:Giuro, giuro quell'empia/アリア:Sento gia nel mezzo al mio core
 《人並外れた運命を Poiche fato inumano》 SF A252
  レチタティーヴォ:Poiche fato inumano/アリア:Luci belle/
  レチタティーヴォ:Questa che mi divide/アリア:Come scoglio che l'onda disprezza

 愛の苦しみを描いた入魂のカンタータ

 録音:2020年9月21日~10月1日/イタリア/72'38''

 18世紀初頭のイタリアで栄えた室内カンタータは、レチタティーヴォとアリア数曲からなる比較的短い音楽です。
 声と通奏低音というシンプルな編成で書かれ、貴族のプライベートな場で演奏されました。
 ヴェネツィアの作曲家ベネデット・マルチェッロ(1686-1737)はこのジャンルで最も多くの作品を残した作曲家の一人で、1710年から1720年にかけて約300曲のカンタータを作曲。
 そのうち20 曲以上がバスのためのカンタータです。詩と音楽の完璧な調和が目指されたこれらの作品はロッシーニ、ビゼー、ヴェルディ、ショパンなどの後世の偉大な作曲家にも影響を与えたとされ、特にヴェルディはマルチェッロのレチタティーヴォを高く評価しました。
 素晴らしい声楽書法と色鮮やかな和声感に支えられて歌われる、拒絶、悲しみ、嫉妬、希望、嘆きといった複雑な感情。真に人間的なものを感じる1枚です。



ベネデット・マルチェッロって誰

 兄アレッサンドロとともに18世紀初頭のヴェネツィアの音楽界を賑わした大作曲家。
 ヴィヴァルディとは劇場の権利をめぐって訴訟沙汰になったりもして、きわめて険悪な関係だった。
 ベネデットは「当世流行劇場」という当時のオペラの世界を描いた本を書いていて、そのなかでヴィヴァルディをこきおろしていて、その憎悪のほどが分かる。
 名門貴族の出であり、法律家でもあり、さらに政治家まで務めたベネデットにとって、平民ヴィヴァルディの成功は許せないものだったのだろう。

 オーボエ協奏曲 ニ短調が有名だが、実は兄貴の作品だったことが分かっている。

 ということで最近はあまりいい評価を受けないベネデット。それだけにこういう復興アルバムは彼の真の才能を知る上で歓迎したい。

 ヴィヴァルディとは合わなさそう。 
 




SIMAX



PSC 1383
(CD+DVD[PAL])
¥3400
キルステン・フラグスタートの
 波乱万丈の人生を題材としたオペラ

  シェティル・ビョルンスタ(1952-):
   オペラ《フラグスタート - オペラ》
ビルギッテ・クリステンセン
 (ソプラノ、キルステン・フラグスタート)
ベルント・オーラ・ヴォルングホーレン
 (バリトン、ヘンリー・ヨハンセン/バーナード・マイルズ)
エルドリ・ゴーシェット(ソプラノ、看護婦)
ステファン・イプセン・スラタノス(指揮、ピアノ)
ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン(打楽器)
ハンネ・レクダール(フルート、ファゴット)
エリサベト・ルン・トムテル(ヴィオラ)
ヨン・オスネス(コントラバス)

 ノルウェーの伝説の名ソプラノ、キルステン・フラグスタートの波乱万丈の人生を題材としたオペラ

 台本(英語)、舞台演出:アイナル・ビョルゲ/オーケストレーション、編曲:ステファン・イプセン・スラタノス/
 舞台装置:ハンス・ペッテル・ハルボー/照明:マッティン・フラック/衣装:リーネ・マーヘル/
 録音・収録:2020年11月5日 ノルウェー・オペラ、第2舞台(オスロ)(ドレスリハーサル・ライヴ)/61'14
 制作:シェティル・ビョルンスタ(CD)オッド・ゲイル・セーテル(DVD)/ポスト・プロダクション:マッティン・アブラハムセン(レインボースタジオ)/
 制作総指揮:ヨーリル・ソングヴォル

 《フラグスタート - オペラ》は、ノルウェーでもっとも国際的に知られ、「ノルウェーを愛する」音楽家のひとりとして国立歌劇場の創設に献身したソプラノ歌手、キルステン・フラグスタート(ヒシュテン・フラグスタ) Kirsten Flagstad(1895–1962)を題材にした一幕の作品です。
 彼女の生誕125 年にあたる2020 年の上演をめざし、オスロ・オペラ・フェスティヴァルのディレクター、ヨーリル・ソングヴォル Gjoril Songvoll が企画。
 劇『Flagstad - Triumph and Tragedy(フラグスタ - 勝利と悲劇)』を書いた劇作家で演出家のアイナル・ビョルゲ Einar Bjorge に台本の執筆、《クジラの歌》(Grappa GRCD 4328)や《帰属の歌》(GRCD 4517)などの作品で知られるジャズピアニストで作曲家のシェティル・ビョルンスタ Ketil Bjornstad(1952–)に作曲が依頼されました。

 「1962年の秋の終わり、オスロの病院の一室。末期ガンのため緩和ケアを受けているフラグスタートは、献身的に尽くす若い看護婦と一緒に、友人のプロデューサーで俳優のバーナード・マイルズの訪問を待っている。
 モルヒネのもたらるフラッシュバックの中で彼女は、ふたりめの夫のヘンリー・ヨハンセンと、ノルウェーがナチス・ドイツに占領された第二次世界大戦中、彼がファシズム政党の党員だったこと、そして戦後、そのせいで受けた不当な仕打ちを思い出す。
 娘エルセとの不幸な関係。メトの舞台で歌ったころの輝かしい日々。苦しい時に彼女を家族と一緒に支えてくれたバーナードが到着する。幸せの記憶。彼が辞した後、フラグスタートは最後の旅への心構えができていた」。

 「クラシカル音楽のフォーマット」のオペラを初めて手がけるというビョルンスタは、喜びにあふれていたり、センチメンタルだったり、さまざまな表情のメロディとリズムを使いながら、一貫性のある室内オペラを作り上げました。
 途中、フラグスタートのかつての姿を懐かしがるように彼女が初演したシュトラウスの《4 つの最後の歌》やワーグナーの楽劇の旋律も引用されます。

 フラグスタート役のビルギッテ・クリステンセン Birgitte Christensen、看護婦のエルドリ・ゴーシェットEldrid Gorset、ヘンリーとバーナードの二役を歌うベルント・オーラ・ヴォルングホーレン Bernt Ola Volungholen は、ノルウェー国立音楽大学やコペンハーゲンのオペラ・アカデミーで学び、ノルウェー・オペラやヨーロッパのオペラハウスに出演する歌手たちです。
 器楽アンサンブルのメンバーは、ノルウェーの現代音楽シーンを代表する打楽器奏者のひとり、ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン Hans-Kristian Kjos Sørensen、ビョルンスタの友人、ヴィオラ奏者のラーシュ・アンデシュ・トムテルを父にもつエリサベト・ルン・トムテル Elisabeth Lund Tomter、ファゴットとフルートのプレーヤーのハンネ・レクダール Hanne Rekdal とベーシストのヨン・オスネス Jon Asnes。編曲とピアノ、指揮を担当するステファン・イプセン・スラタノス Stefan Ibsen Zlatanoa は、ノルウェー国立大学でリヴ・グラーセルとアイナル・ヘンニング・スメビューに学び、クラシカル、ジャズ、ポップ、現代音楽、ギリシャとノルウェーの民俗音楽と、多様なレパートリーをもつ音楽家です。

 2020年11月5日、ノルウェー・オペラの第2舞台(小劇場)で観客数を制限してドレスリハーサルが行われたものの翌日に予定された世界初演は、バレエ団のひとりが COVID-19に感染したことから劇場が閉鎖され、開演の5時間前になってキャンセルが発表されました。
 このアルバムは、そのドレスリハーサルのライヴを使って制作されました。Simax レーベルを主宰する Grappa のヘルゲ・ヴェストビュー Helge Westbye の賛同を受け、限られた数の「幸運な」観客の喝采を受けた関係者全員が望んだとおり、DVD と CD を合わせたアルバムとしてリリースされます。

 [注記]
 DVD には「メニュー」がなく、英語歌詞の字幕が自動的に表示され、オペラが始まります。
 「リージョン・フリー」(All region)ですが、PAL 規格で制作されているので、PAL 対応の機器、PAL/NTSC 変換機能のある機器、あるいは PC で再生してください]

 
 



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DA VINCI CLASSICS



OC00491
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
特別価格 ¥4400
デル・ジェス1743年製「イル・カノーネ(カノン砲)」の伝説のレプリカ
 ジャン=バティスト・ヴィヨーム1833年製「シヴォリ」を用いて

パガニーニ:24+

 24のカプリース Op.1/
 4つの新しい練習曲 ~
  第1番ハ長調《ソステヌート》、
  第2番イ長調《モデラート》、
  第3番ハ長調《モデラート・アッサイ》、
  第4番ト長調《ソステヌート》
クセニア・ミラス
 (ヴァイオリン/
  ヴィヨーム1833年製「シヴォリ」)
C00491
(2CD)
特別価格 ¥3600→\3290

 パガニーニ、ヴィヨーム、シヴォリが関わった歴史的銘器。ロシアの才女ミラスが奏でるパガニーニの「Op.1」!

 パガニーニが愛した歴史的銘器であるグァルネリ・デル・ジェス1743年製「イル・カノーネ(カノン砲)」と共に、イタリア、ジェノヴァのパラッツォ・トゥルシ(トゥルシ宮)で厳重に保管されているもう1台の銘器ジャン=バティスト・ヴィヨーム1833年製作のヴァイオリン「シヴォリ」。
 ヴィヨームがパガニーニから「イル・カノーネ」の修理を依頼された際、この修理期間中に同時進行で「イル・カノーネ」のレプリカを製作、完成させ、パガニーニから後に弟子のカミッロ・シヴォリへと譲られたというエピソードを持つこの「シヴォリ」を用いてパガニーニの「24のカプリース」を録音するというスペシャル・プロジェクトが実現しました!

 「イル・カノーネ」と共にジェノヴァ市によって管理されているこの「シヴォリ」を弾くヴァイオリニストに選ばれたのは、ロシア出身で現在はイタリアで活躍する才女クセニア・ミラス。

 8歳でサンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団との共演でソリスト・デビューを果たした後、9歳でアテネの国際ヴァイオリン・コンクールで優勝を果たし神童としてその名を知られることになります。
 その後、オランダのマーストリヒト音楽院で名匠ボリス・ベルキンに師事し、2012年に同校を優秀な成績で卒業。
 現在はソリストとしてヨーロッパ各国で活躍する傍ら、ウラディーミル・アシュケナージから招聘を受けて2010年からイモラ国際音楽院でロシアン・ヴァイオリン・スクールの伝統を生徒に継承するという大役を担っています。
 また、クセニア・ミラスの演奏に感銘を受けたスウェーデンの作曲家ジョナサン・エストルンドが2018年1月に作曲した「パガニーニ・ファンタジア」を彼女に献呈するなど、その演奏への評価、注目度は確実に高まっています。

 クセニア・ミラスは「シヴォリ」でのパガニーニの録音に臨むにあたり、「24のカプリース」だけでなくダニーロ・プレフーモ教授が最近発見した4つの習作である「4つの新しい練習曲」のカップリングを決断。
 パガニーニ自身との縁が深い「シヴォリ」でのレコ―ディングの内容、完成度をさらに充実させています。
 ロシアの才女がパガニーニ、ヴィヨーム、シヴォリが関わった歴史的銘器で奏でるパガニーニの世界。乞うご期待!

 ※使用楽器:ジャン=バティスト・ヴィヨーム1833年製作
 ※録音:2020年9月21日、パラッツォ・トゥルシ、パガニーニ・ルーム(ジェノヴァ、イタリア)

 



デル・ジェス1743年製「イル・カノーネ(カノン砲)」についてはこのレクチャーCD-Rをどうぞ!


松本大輔の解説付き名曲CD第5弾
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天才グァルネリのヴァイオリン
驚愕の「カノン砲」と悪魔のパガニーニ
解説&音楽入りCD





 
 

C00500
¥2600
ピアソラ:天使の季節 ~ ブエノスアイレスでのコントラバスの冒険
 1-2. ピアソラ:ブエノスアイレスの四季(コントラバスと管弦楽版/ホルヘ・A.ボッソ編曲)
 3. ピアソラ:オブリビオン(チェーザレ・キアッキアレッタ編曲)
 4. ピアソラ:リベルタンゴ(チェーザレ・キアッキアレッタ編曲)
  〔エンリコ・ファゴーネ(コントラバス)、ルイス・バカロフ(指揮)、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団/
   録音:2013年7月28日、パドヴァ(イタリア)〕
 5. ネストル・マルコーニ(b.1942):モーダ・タンゴ
  〔マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ネストル・マルコーニ(バンドネオン)、リダ・チェン(ヴィオラ)、
   エンリコ・ファゴーネ(コントラバス)/録音:2012年10月20日、エル・シルクロ劇場(ロサリオ、アルゼンチン)〕
 6. マルコーニ:旅のために(パラ・エル・レコリード)
  〔ネストル・マルコーニ(バンドネオン)、ガブリエレ・バルドッチ(ピアノ)、リダ・チェン(ヴィオラ)、
   エンリコ・ファゴーネ(コントラバス)/録音:2012年10月20日、エル・シルクロ劇場(ロサリオ、アルゼンチン)〕
 7. ピアソラ:現実との3分間
  〔マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ダニエル・リベラ(ピアノ)、ネストル・マルコーニ(バンドネオン)、
   リダ・チェン(ヴィオラ)、エンリコ・ファゴーネ(コントラバス)/
   録音:2012年10月20日、エル・シルクロ劇場(ロサリオ、アルゼンチン)〕
 8. ピアソラ:天使のミロンガ(エンリコ・ファゴーネ編曲)
  〔スアレス・パス四重奏団
   [フェルナンド・スアレス・パス(ヴァイオリン)、チェーザレ・キアッキアレッタ(バンドネオン)、
    マルコ・コラチョッポ(ピアノ)、エンリコ・ファゴーネ(コントラバス)]/
   録音:2008年7月12日、ジュゼッペ・ニコリーニ音楽院(ピアチェンツァ、イタリア)〕
 9.ピアソラ:アヴェ・マリア(エンリコ・ファゴーネ編曲)
  〔エンリコ・ファゴーネ(コントラバス)、アンドレア・ディンド(ピアノ)/
   録音:2015年3月9日、サラ・アルフレード・ピアッティ(ベルガモ、イタリア)〕

 ☆イタリアのカリスマ・コントラバシスト、エンリコ・ファゴーネが描くピアソラの世界!
 ☆アルゼンチンで行われたアルゲリッチとの共演も収録!

 スイス、ルガーノを本拠地とするスイス・イタリアーナ管弦楽団(スイス・イタリア語放送管弦楽団)の首席コントラバス奏者、ルガーノ音楽院のコントラバス教授を務め、マルタ・アルゲリッチが主宰するルガーノ音楽祭でも度々共演してきたコントラバスの名手、エンリコ・ファゴーネ。ファゴーネを主役とし、コントラバスのためのアレンジを施したピアソラ作品のいくつかの録音を集成したスペシャル・アルバムが、ピアソラ・アニヴァーサリー・イヤーの締めくくりとして、Da Vinci Classicsより登場!
 アルゼンチン、ロサリオで行われた「マルタ・アルゲリッチ&フレンズ」での録音ではアルゲリッチや娘のリダ・チェン、ガブリエレ・バルドッチといったアルゲリッチと縁の深いアーティストたちも参加。
 三浦一馬の先生としても知られるバンドネオンの巨匠ネストル・マルコーニの2作品も収録し、マルコーニ本人もバンドネオン演奏で共演しています。
 「ブエノスアイレスの四季」や「オブリビオン(忘却)」、「リベルタンゴ」、「天使のミロンガ」などのピアソラの永遠の名曲が、優雅に躍動するコントラバスの音色と刺激的なアレンジで堪能いただけます。
 ピアソラ・ファンはもちろん、コントラバス愛好家もバンドネオン愛好家も要注目の一枚です!

 ※録音:2008年、2012年、2013年、2015年
 
 

C00492
¥2600
サン=サーンス:ピアノ4手連弾のための作品全集
 小二重奏曲ト長調 Op.11/
 ベートーヴェンの主題による変奏曲 Op.35/
 交響詩《死の舞踏》Op.40(エルネスト・ギロー編)/
 バラード Op.59/アルバムのページ Op.81/
 パ・ルドブレ Op.86/子守歌ホ長調 Op.105/
 連合国の行進曲 Op.155/白鳥(ジャッ・クデュラン編)
デュオ・ソッリーニ・バルバターノ
 〔マルコ・ソッリーニ&
  サルヴァトーレ・バルバターノ
   (ピアノ4手連弾)〕

 サン=サーンス没後100周年記念!ピアノ4手連弾全集!

 ダ・ヴィンチ・クラシックス(Da Vinci Classics)がイタリアから、「ピアノ4手連弾の作品全集」でサン=サーンスの没後100周年を華やかに祝います!
 デュオ・ソッリーニ・バルバターノは、シャンドス(Chandos)にロッシーニのピアノ独奏作品全集を録音した実績を持つマルコ・ソッリーニと、イタリアのモーツァルト弾きとして評価が高いサルヴァトーレ・バルバターノが2004年に結成したピアノ・デュオ。
 ベートーヴェンやシューベルト、モーツァルト&コジェルフ、マスカーニ、ラフマニノフの4手連弾、編曲作品を様々なレーベルへ録音しており、その優れた演奏はロシアのメディアから「イタリアの黄金の20本の指」と称えられました。
 ギロー編曲の「死の舞踏」を加えて作品番号順に作品が並べられており、アルバムの掉尾を飾るのはクデュラン編曲の「白鳥」。イタリア屈指のピアノ・デュオが、サン=サーンスのアニヴァーサリー・イヤーを彩ります。

 ※録音:2021年8月12日-13日、聖マリア教会(ポンツァーノ・ディ・フェルモ、イタリア)



 


C00495
¥2600
J.S.バッハ:1713年~23年頃に作曲された木管楽器を伴う初期ソナタ集
 リコーダー、オーボエ・ダモーレと通奏低音のためのソナタ ト短調(未完)
 リコーダーと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV.1034
 リコーダー、オーボエと通奏低音のためのソナタ変ロ長調 BWV.525&1032(クラウス・オフマンによる再構築)
 オーボエ・ダモーレ、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV.528a(ピーター・ダークセンによる再構築)
 リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調
 ヴァイオリン、オーボエと通等低音のためのトリオ ヘ長調 BWV.1040
  アンサンブル・ラ・セルヴァ
   〔カロリーナ・パーチェ(リコーダー)、ヴァレリオ・ロジート(ヴァイオリン&ヴィラ・ダモーレ)、
    アンドレア・ミオン(オーボエ&オーボエ・ダモーレ)、
    アンドレア・ラッタルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、レベッカ・フェッリ(チェロ)、
    ミケーレ・カレッカ(リュート)、エリザベッタ・フェッリ(ハープシコード)〕

 大バッハの若かりし時代、ヴァイマール時代(1708-1717)とケーテン時代(1717-1723)の「1713-1723」の間に作曲されたとされる未完成や後年になって再構成された作品を含むソナタ集。
 リコーダーやオーボエ、オーボエ・ダモーレが活躍する若かりし日のバッハの秀作の数々は、新鮮さの中にすでに成熟した雰囲気が息づき、後年の大成を予感させる佳作揃い。
 バッハの初期ソナタに着目したアンサンブル・ラ・セルヴァは、ルネサンス時代から後期バロックのレパートリーの演奏を目的として、リコーダー奏者のカロリーナ・パーチェが中心となって2005年に結成された古楽演奏団体。
 イタリアをはじめとしたヨーロッパだけでなく、アメリカやブラジル、アルジェリアなどへツアーを行い、その演奏は好評を博しています。

 ※録音:2017年10月13日-16日、グロピナ教区(アレッツォ、イタリア)






 

URANIA RECORDS



LDV14080
¥2300
発掘!ロンバルディア州の18世紀の交響曲
フォルトゥナート・ケッレリ(1690-1757):6つのシンフォニア集

 シンフォニア第1番ニ長調/シンフォニア第2番ハ長調/
 シンフォニア第3番変ロ長調/シンフォニア第4番イ長調/
 シンフォニア第5番ニ長調/シンフォニア第6番変ロ長調/
 ブリュッセル交響曲変ロ長調/
 ブリュッセル交響曲イ長調より ポロネーズ
アタランタ・フーギエンス管弦楽団
ヴァンニ・モレット(指揮)

 ロンバルディア州の18世紀の交響曲を発掘!ケッレリの6つのシンフォニア集!

 イタリア、ロンバルディア州の18世紀の交響曲レパートリーを収集し、その研究、演奏、普及を促進することを目的としている「Archivio della Sinfonia Milanese」との共同製作シリーズの第2弾は、18世紀イタリアの作曲家フォルトゥナート・ケッレリのシンフォニア集!
 イタリア時代は主にオペラを作曲していたケッレリはフィレンツェ、バルセロナ、ヴェネツィアで活動した後にスウェーデンやドイツへと渡り、これらの地で「シンフォニア」を作曲したと伝わっています。
 スウェーデン古典主義の誕生に大きく寄与したケッレリは「偉大な模倣者」とも呼ばれており、この「6つのシンフォニア(新しい交響曲)」は1730~40年代のヨーロッパで流行した新しい様式を研究した作品であると同時に、独自のロンバルディア様式(ミラノ・スタイル)で書かれた作品でもあります。

 ピリオド楽器使用の弦楽オーケストラ、アタランタ・フーギエンス管弦楽団を率いるのはヴァンニ・モレット。
 イル・ジャルディーノ・アルモニコのコントラバス奏者を務めた経歴を持つのと同時に、バロック音楽の研究、さらには現代音楽やジャズにも精通するマルチな才能の持ち主です。
 




MUSIQUES SUISSES


代理店変更により一部旧譜再掲載

NXMS7002
¥2700
スイスのクラリネット作品集
 1-2. アウグスト・ヴァルター(1821-1896): 幻想曲とカプリッチョ Op. 13(1857) クラリネットとピアノのために
 3. デイヴィッド・フィリップ・ヘフティ(1975-): カント(2012) 無伴奏バス・クラリネットのために
 4. オトマール・シェック(1886-1957): アンダンテ 変ホ長調 WoO 35(1916) クラリネットとピアノのために
 5. デイヴィッド・フィリップ・ヘフティ(1975-): (T)raum-Ze(n)it(2008) 2本のバス・クラリネットのために
 6-14. ジャン=リュク・ダルブレー(1946-): センテンス(2009/2020年改訂) (バセット・クラリネット版)
 15-17. シェック: バス・クラリネット・ソナタ Op. 41(1927-28) バス・クラリネットとピアノのために
 18. ダルブレー: 別れの歌(1998) A管クラリネットとバセットホルンのために
 19. ヘフティ: 「甘き死よ来たれ」によるカウンター・ポイント(2000) クラリネット・トリオのために
 
 1-4、6-14、18-世界初録音
  ベルンハルト・レートリスベルガー
   (クラリネット-1-2、4、18、19バセットクラリネット-6-14/バス・クラリネット-3、5、15-17)
  ニルス・ケーラー(バス・クラリネット-5/バセットホルン-18-19)
  エルネスト・モリナーリ(コントラバス・クラリネット-19)
  ベンヤミン・エンゲーリ(ピアノ-1-2、4、15-17)

 録音 Diaconis Kirche Bern(スイス) 2020年6月6日-1-2、4、15-17 2020年7月1日-3、5、18-19 2020年6月19日-6-14

 19世紀半ばから現代に至るスイスの作曲家によるクラリネットのための作品集。
 ロマンティックなヴァルターの「幻想曲とカプリッチョ」やオトマール・シェックのラグタイムのリズムを駆使した「アンダンテ」など、収録曲8曲のうち5曲は世界初録音です。
 用いられているのはクラリネット属の6種類の楽器で、ピアノとの共演の他、無伴奏からデュオ、トリオまで、個々の楽器の個性や組み合わせが生み出すサウンドの妙を楽しめます。
 演奏しているベルンハルト・レートリスベルガーは20年近くルツェルン交響楽団に在籍した後、2010年からベルン交響楽団のクラリネット/バス・クラリネット首席奏者を務める名手。
 ソリストとしてもジョナサン・ノットやマリオ・ヴェンツァーゴ、ヴァシリー・ペトレンコらと共演し高く評価されています。
 
 


NXMS7005
¥2700
ロマン派後期のスイスの室内楽作品集
 1-2. ヨハン・カール・エシュマン(1826-1882): 幻想曲小品 Op. 9(1850-51)
 3-5. パウル・ユオン(1872-1940):ピアノ三重奏曲第1番 イ短調 Op. 17(1901)(クラリネット、チェロとピアノ版)
 6-7. ユオン: 2つの小品 Op. 25(1902)(クラリネットとピアノ版)-世界初録音
 8. リヒャルト・フルーリー(1896-1967):クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲(1950)
 9-10. パウル・ミュラー=チューリッヒ(1898-1993):
  クラリネット、ヴァイオリン, チェロとピアノのための四重奏曲 ハ短調 Op. 26(1937/1952/1971改訂)
   ベルンハルト・レートリスベルガー(クラリネット)-1-10、ベンヤミン・エンゲーリ(ピアノ)-1-10、
   ミレーナ・ウミリア(チェロ)-3-5.8-10、フィオーナ・クレーゲ(ヴァイオリン)-9.10

 録音 2021年3月6-8日 Radiostudio Zurich(スイス)

 スイスのクラリネット奏者ベルンハルト・レートリスベルガーとピアニスト、ベンヤミン・エンゲーリを中心としたスイス後期ロマン派の作曲家による室内楽作品集。
 このアルバムは、コロナ禍の中、2020年の夏に録音された「スイスのクラリネット作品集」(NXMS7002)と密接な関係があり、どちらも知られざるスイス作曲家の作品を紹介するという目的で制作されました。
 収録された作品全てに共通するのは、音楽的イディオムがロマン派から後期ロマン派の様式に深く根差していることであり、どれも複雑な和声と魅力的な旋律を備えています。
 
 
MGB6244
【旧譜】
¥2700
パウル・ユオン(1872-1940):ピアノ四重奏曲第1番/第2番
 ピアノ四重奏曲第1番 ニ短調 「狂詩曲」 Op. 37
  1. I. Moderato/2. II. Allegretto/3. III. Sostenuto
 ピアノ四重奏曲第2番 ト長調 Op. 50
  4. I. Moderato/5. II. Scherzo: Presto non troppo/
  6. III. Adagio lamentoso/7. IV. Allegro non troppo
ベルリン・フィルハーモニー・ピアノ四重奏団
【メンバー】
 パーヴェル・ギリロフ(ピアノ)
 ライナー・ゾンネ(ヴァイオリン)
 ライナー・メーネ(ヴィオラ)
 マルクス・ニコス(チェロ)

 録音 2006年5月2-4日 Radiostudio、チューヒリ(スイス)

 スイス系ロシア人の作曲家パウル・ユオン。両親はスイス人でしたが、父の仕事の都合でモスクワで生まれ、モスクワ音楽院で作曲をアントン・アレンスキーとセルゲイ・タネーエフに師事、その後ベルリン高等音楽学校に留学し、クララ・シューマンの異父兄弟ヴァルデマール・バルギールに師事しました。
 彼の作品はどれもドイツ・ロマン派の伝統に則っており、このアルバムに収録された2つの四重奏曲も、第1番の冒頭で奏でられるチェロの旋律などブラームスを思わせるロマンティックな曲調を持っています。
 1985年に設立されたベルリン・フィルハーモニー・ピアノ四重奏団による演奏です。
 
 

MGB6273
(2CD)
【旧譜】
¥3500
ヴィリー・ブルクハルト(1900-1955):
 オラトリオ『イザヤの顔』/『1年』

  【CD1】
   1-7. オラトリオ『イザヤの顔』 Op. 41
  【CD2】
   1-6. オラトリオ『1年』 Op. 62
バーバラ・ロッハー(ソプラノ)-CD1
ベルンハルト・フンツィカー(テノール)-CD1
ペーター・ブレフビューラー(バス)-CD1
マヤ・ボーク(ソプラノ)-CD2
イレーネ・フリートリ(アルト) -CD2
ルドルフ・ローゼン(バス) -CD2
ルツェルン・アカデミー合唱団-CD1
ベルリン大聖堂合唱団-CD1
トーマス・ザウアー(オルガン) -CD1
ヴィンタートゥーア・ムジークコレギウム-CD2
アロイス・コッホ(指揮)

 録音(ライヴ) 2000年4月12日 Jesuit Church, Lucerne(スイス)-CD1 2012年9月2日 Winterthur(スイス)-CD2

 スイス、ベルン出身の作曲家ヴィリー・ブルクハルトの2曲のオラトリオ。
 ライプツィヒでジークフリート・カルク=エーレルトに作曲を師事し、1928年からベルン音楽院の教職に就き、後進を育てるとともに合唱団や小オーケストラの指揮活動を行いました。
 このアルバムに収録されたオラトリオはどちらもブルクハルトの代表作であり、マルタンやオネゲル作品に匹敵する重要な宗教曲です。
 
 


MGB6285
【旧譜】
¥2700
フリードリヒ・テオドール・フレーリヒ(1803-1836):
 弦楽四重奏曲集

  弦楽四重奏曲 ト短調(1826)
   1. I. Andante con variazioni
   2. II. Scherzo. Molto animato
   3. III. Largo cantabile
   4. IV. Finale: Allegro molto
  弦楽四重奏曲 ホ長調(1827/28)
   5. I. Allegretto ma non troppo
   6. II. Scherzo. Molto animoso
   7. III. Adagio. con molto espressione
   8. IV. Finale: Allegro agitato
   弦楽四重奏曲 ハ短調(1832)
   9. I. Allegro agitato
   10. II. Andante
   11. III. Scherzo. Presto-Trio
   12. IV. Finale: Adagio-Allegro
ベートーヴェン四重奏団
【メンバー】
 マティアス・バルタ(ヴァイオリン)
 ラオレンティウス・ボニッツ(ヴァイオリン)
 ヴァハグン・アリスタケシャン(ヴィオラ)
 カルロス・コンラート(チェロ)

 録音 ハンス・フーバー・ザール、bmn-medien、バーデン 2015年4月23日、2015年6月15,16日

 初期ロマン派に属するスイスの作曲家フリードリヒ・テオドール・フレーリヒ。
 このアルバムには彼の3つの弦楽四重奏曲が収録されています。治安判事の父の6番目の子として生まれた彼は、法の道に進むべくバーゼルの大学で法学を学びましたが、病に倒れたため故郷に戻り、やがて作曲家の道を志します。
 公立高校の教師を務めながらベルリンで小さな成功を収めたものの、経済的な苦労や夫婦間のトラブルなどが元となり、1836年にアーレ川に身を投げ悲劇的な最期を遂げてしまいました。
 いくつかの作品の存在が知られますが、作曲年代がはっきりしないものもあり、今後の研究が俟たれています。
 この弦楽四重奏曲はメンデルスゾーンを思わせる流麗な旋律で満たされた充実の作品です。
 
 
MGB6264
【旧譜】
¥2700
フランク・マルタン(1890-1974):ギターを伴う作品集
 死の詩(1969-71)
  1. Mort saisit sans exception
  2. Mort, j'appelle de ta rigueur
  3. Ballade des Pendus
  4-7. 4つの短い小品(1933)
 3つのミンネリート(1960)
  8. Ach herzeliep -
  9. Ez stuont ein frouwe alleine -
  10. Unter der linden -
 11-12. 練習曲集(1955-56)(H.スタンパによる2つのギター編)
 13. Quant n'ont assez fait do-do(1947)
ハラルド・スタンパ
 (エレクトリック・ギター-1-3/ギター-4-13)
ティノ・ブリューチェ(テノール)-1-3、13
ザムエル・ツンド(バリトン)-1-3
ルネ・コッホ(バス)-1-3
ベンヤミン・シェック
 (エレクトリック・ギター)-1-3、11-12
リチャード・ペコタ(エレクトリック・ベース)-1-3
ミリアム・テラーニ(フルート)-8-10
バルバラ・ヴィグソフソン(ソプラノ)-8-10
アンティエ・マリア・トラウブ(ピアノ)-13
グレゴール・ロエプフェ(ピアノ)-13

 録音 2007年4月27-29日 Waldshut, Kirche Waldkirch (ドイツ)-1-3、11-12 2007年4月27-29日 Kantonsschule Baden(ドイツ)-13 2006年10月18-19日 Waldshut, Kirche Waldkirch(ドイツ)-4-10

 フランス系スイス人の作曲家フランク・マルタン。このアルバムは彼の「ギターを伴う室内楽曲」を集めた1枚。
 ヴィラ=ロボスやマヌエル・ポンセと同じように、マルタンも名ギタリスト、アンドレス・セゴビア(1893-1987)に魅せられた一人でした。
 1918年から1926年までチューリヒ、ローマ、パリで過ごしジュネーヴに戻ったマルタンは、1930年代、セゴビアの演奏を聴き感銘を受けたようです。
 「4つの小品」はこの時期に生まれた作品ですが、セゴビアが直接マルタンに作品を委嘱したのかはわかっていませんし、二人の関係についてもほとんど知られていません。
 とはいえ、この作品はマルタン唯一の独奏ギターのための作品です。他には中世の詩人のテキストを用いた「3つのミンネリート」、エレクトリック・ギターを駆使した作曲家晩年の作品「死の詩」、マルタンの家で開催された私的演奏会(ディヌ・リパッティと彼の妻を含む)で演奏された子守歌「Quant n'ont assez fait do-do」などが収録されています。
 
 
MGB6155
【旧譜】
¥2700
チマローザ:歌劇《宮廷楽士長》/
パエール:歌劇《宮廷楽士長》

 1-5. ドメニコ・チマローザ(1749-1801): 歌劇《宮廷楽士長》
 6-12. フェルディナンド・パエール(1771-1839): 歌劇《宮廷楽士長》
フェルナンド・コレーナ(バス)-1-12
ジャクリーヌ・マルテル(ソプラノ)-6-12
ルイジ・ポンティッジャ(テノール)-6-12
スイス・イタリア語放送管弦楽団
レオポルド・カゼッラ(指揮)

歴史的録音になります。

 録音 Auditorio della RSI di Lugano-Besso(スイス) 1966年6月24日-1-5 1964年1月14日-6-12

 スイスを代表するバス歌手フェルナンド・コレーナ(1916-1984)をフィーチャーした前古典派の歌劇2作品。
 チマローザ作品は一人芝居であり、宮廷楽士長がオーケストラの指導に悪戦苦闘する様が面白おかしく描かれています。
 パエールの作品はもともと2幕ですが、通常短縮版で演奏されます。コレーナは1940年にチューリッヒで歌手デビューを飾り、1947年にトリエステ歌劇場でモデスト・ムソルグスキーの《ボリス・ゴドゥノフ》のヴァルラーム役として登場して注目を集めました。
 このアルバムでは表情豊かな歌唱を存分に披露しています。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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URANIA RECORDS



WS121397
(2CD)
特別価格
¥2500→\2290
シャルル・ミュンシュ・イン・コンサート
 ・ハイドン:交響曲第100番ト長調 Hob.I-100《軍隊》
   録音(ライヴ):1959年10月9日
 ・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67
   録音(ライヴ):1960年1月31日
 ・シベリウス:交響曲第7番ハ長調 Op.105
   録音(ライヴ):1965年7月30日
 ・ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.485*
   録音(ライヴ):1958年7月19日
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団
タングルウッド音楽祭合唱団*
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)*
ドナルド・グラム(バリトン)*

 20世紀フランスの巨匠シャルル・ミュンシュ!アメリカ時代、ボストン響とのライヴ録音集!

 20世紀を代表する伝説的な指揮者の1人であるシャルル・ミュンシュは、ピエール・モントゥーと並んで、この時代のフランスにおいて最も偉大な指揮者であると同時に、ナチスに抵抗したフランス人の英雄でもあり、レジオン・ドヌール勲章を授与されたことも有名です。
 オネゲル、ロジェ=デュカス、ロパルツ、ルーセル、シュミットなどの作品の初演を手懸けたフランスでの長い活動を経て、ミュンシュは1946年に渡米。
 アメリカの市民権を得て、1949年にボストン交響楽団の常任指揮者に就任し、RCAへ交響曲を中心に数多くの演奏を録音しました。
 今回発売となる2枚のCDに収められた演奏は、いずれもミュンシュのアメリカでのキャリアにおける重要なドキュメントであり、新たにデジタル・リマスタリングを施されての復刻は大いに歓迎されることでしょう。
 音質面の向上にも要注目です!

 ※STEREO録音/ADD
 ※リマスタリング:ノエミ・マンゾーニ&ウラニア・レコーズ
 



<映像>


C MAJOR(映像)


KKC 9709
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥6500
デイヴィッド・ギャレット・アンリミテッド~ライヴ・フロム・アレーナ・ディ・ヴェローナ
 1.イントロダクション・アンリミテッド・ツアー(フランク・ファン・デル・ヘイデン)/
 2. ザ・フィフス(ベートーヴェン: 交響曲 第5番「運命」)/
 3. 彼こそが海賊(映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』テーマ)/
 4.スメルズ・ライク・ティーン・スピリット(ニルヴァーナ)/5.サンダーストラック(AC/DC)/
 6.G線上のアリア(J.S.バッハ)/7.アイ・オブ・ザ・タイガー(サバイバー)/8.ティコ・ティコ(アブレウ)/
 9.ロック・トッカータ(フランク・ファン・デル・ヘイデン/ディヴィッド・ギャレット)/
 10.ウォーク・ディス・ウェイ(エアロスミス)/11.迷信/スーパスティション(スティーヴィー・ワンダー)/
 12.スムーズ・クリミナル(マイケル・ジャクソン)/13.伝説/アストゥリアス(アルベニス)/
 14.子供の凱旋/チャイルズ・アンセム(トト)/15. ベートーヴェン「第9」/16.月の光(ドビュッシー)/
 17. 美しき生命(コールドプレイ)/18.バック・イン・ブラック(AC/DC)/
 19. エイント・ノー・サンシャイン(ビル・ウィザース)/20. ビル・ウィザース(デヴィッド・ゲッタ)/
 21.ノーヴェンバー レイン( ガンズ・アンド・ローゼズ)/22.剣の舞(バレエ「ガイーヌ」より)(ハチャトゥリアン)/
 23. パープル・レイン(プリンス)/24. ボヘミアン・ラプソディー(クイーン)/
 25.ワン・ヴィジョン(クイーン)/26. 伝説のチャンピオン/ウィーアーザ・チャンピオン(クイーン)/
 27.ウィー・ウィル・ロック・ユー(クイーン)/28. ヘイ・ジュード(ビートルズ)/29. 拍手、クレジット
  デイヴィッド・ギャレット(ヴァイオリン、ショウ・コンセプト、クリエイティヴ・ディレクター)、
  フランク・ファン・デル・ヘイデン(音楽監督、ギター)、
  バンド・メンバー:フランク・ファン・デル・ヘイデン(ギター)、
  ジョン・ヘイウッド(キーボード)、ジェフ・リプステイン(ドラム)、
  ジェフ・アラン(ベース)、ロジエ・ヴァン・ヴェークベルク(ギター)
KKC 9710
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4500

 ディヴィッド・ギャレットのグレイテスト・ヒッツ、2019年ヴェローナでの熱気溢れるライヴ映像が発売!

 映像監督:マルク・シュトルンプ
 収録:2019年9月、アレーナ・ディ・ヴェローナ(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9,1080i,Full HD、音声:PCMステレオ、DTS HD-MA5.1、BD50、リージョン:All、字幕:英、独、105分輸入盤・日本語帯・解説付
 (DVD)画面:16:9, NTSC、音声:PCMステレオ、DTS 5.1、DVD9、リージョン:All、字幕:英、独、105分、輸入盤・日本語帯・解説付

 クラシックのヴァイオリンの神童としてデビュー、その後はクロスオーバーの世界に転身、パガニーニの生涯を描いた映画『愛と狂気のヴァイオリニスト』では主演を務めるなど幅広い活躍をするディヴィッド・ギャレット。
 この映像は、2018年にリリースされた自身初のベスト盤「アンリミテッド(Unlimited)」を引き下げて行ったツアーから、2019年9月にイタリアの野外劇場アレーナ・ディ・ヴェローナで行われたライヴ映像を収めたもの。

 演奏はもちろん、自らショウ・コンセプト、クリエイティヴ・ディレクターとして、ファンへの感謝の気持ちを込めた、必見のパフォーマンス映像です。
 コールドプレイの「美しき生命」、ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」、デヴィッド・ゲッタの「デンジャラス」、そして、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のテーマ曲などの人気ナンバーに加えて、クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディー」「ワン・ヴィジョン」「ウィーアーザ・チャンピオン」「ウィー・ウィル・ロック・ユー」、さらにはファンの間で高い人気を誇る「スムーズ・クリミナル」「ウォーク・ディス・ウェイ」「G 線上のアリア」「アストゥリアス」、そして最後はビートルズの「ヘイ・ジュード」で締める見事な選曲で、ディヴィッド・ギャレットの魅力満載で聴衆を魅了しています。(国内仕様のみのご案内となります。)
 
















11/17(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


PRO MUSICA

PPC 9081
¥2700
ペッテル・ダスの歌によるモーセの十戒
 モーセの十戒(ペッテル・ダス(c.1647–1707)歌詞)
  第1の戒め「幾重にも手をたたき」/第2の戒め「主の御名による第二の戒めを」/
  第3の戒め「始めよう第三の主の戒め」/第4の戒め「娘であろうと息子であろうと」/
  第5の戒め「始めよ、われら主の慈悲とともに」/第6の戒め「姦淫について語ろう」/
  第7の戒め「さあ神とともに始めよう」/第8の戒め「シナイの八番目の言葉は」/
  第9の戒め「九番目に戒めることは」/第10の戒め「シナイの最後の戒めは」
 バロック・ボレアル
 【カトリーネ・ボートネル=ビュー(歌)オイオン・グローヴェン・ミューレン(歌)
  ヴェーガル・ヴォルダール(ハリングフェレ、ヴァイオリン、ヴィオラ)
  ウルリク・ガストン・ラーシェン(バロックギター、歌)】

 ノルウェーに根付く宗教と音楽の幸せな結びつきをうかがわせるアルバム

 録音:2019年3月5日–6日、12月10日 アイヴィン・グローヴェン・オルガンハウス(Eivind Grovens orgelhus)(オスロ、ノルウェー)/39'41
 制作:ライフ・ソールベルグ/録音:アルフ・クリスチャン・ヴィドステーン

 17世紀ノルウェーのルーテル教会の聖職者ペッテル・ダス(c.1647–1707)は、バロック賛美歌とともに自然神学詩も手がけ、人々の間で広く親しまれました。
 彼の詩は後の時代にも受け継がれ、民謡歌手たちはダスの詩を歌に作り、多くの歌曲を書いたエドヴァルド・グリーグもダスの詩をテクストに使った〈漁師の歌〉を《子供の歌》(Op.61)の一曲としました。
 ヌールラン県のアルスタハウグには「ペーテル・ダス博物館」も作られ、彼は、民俗文化とキリスト教文化に貢献したひとりとして今も敬愛されています。
 『ペッテル・ダスの歌によるモーセの十戒』は、古代イスラエルの指導者のひとり、モーセ(モーゼ)がシナイ山で神から授かった「十戒」をダスが2節から10節で書いた10の歌に、彼と同時代の1698 年のさまざまな旋律をつけて歌った作品です。
 「バロック・ボレアル」は、古楽の音楽家ふたり、ボートネル=ビューとガストン・ラーシェンと、民俗音楽のグローヴェン・ミューレン とヴォルダールが結成、17世紀の詩人たちの作品と伝承曲による音楽をレパートリーに活動しています。
 ノルウェーの人々の間に浸透した宗教と音楽の幸せな結びつきをうかがわせるアルバムです。
 




SIMAX



PSC 1360
¥2700
友だちの曲~モーツァルト:歌曲集
 1. 来れ、いとしのツィター K.351/367b/2. すみれK.476/3. 春へのあこがれK.596/
 4. 偽りの世K.474/5. ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼くときK.520/6. 秘めごとK.518/
 7. 鳥よ、年ごとにK.307/284d/8.さびしい森の中でK.308/295b/9. 別れの歌K.519/
 10. いかに私は不幸なことかK.147/125g/11. 魔法使いK.472/12.小さな紡ぎ娘K.531/
 13.春K.597/14.クローエに寄すK.524/15.子供の遊びK.598/16.老婆K.517/
 17.静けさはほほえみK.152/210a/18.結社員の旅に寄せる歌K.468/
 19.わたしの慰めであってくださいK.391/340b/20.小さなフリードリヒの誕生日K.529/
 21.満足K.473/22.ラウラに寄せる夕べの想いK.523
  アン=ヘレン・モーエン(ソプラノ)
  リヴ・グラーセル(フォルテピアノ/アントン・ヴァルター/ポール・マクナルティによるコピー)

 ノルウェー人に愛されているピアニスト、リヴ・グラーセルが長年温めてきたモーツァルト、実力派ノルウェー・ソプラノのアン=ヘレン・モーエンと共に奏でる歌曲集

 録音:2018年9月28日–29日、2019年3月8日–9日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)/62'32
 制作、編集:エーリク・ガルド・アムンセン/録音:アウドゥン・ストリーペ

 リヴ・グラーセルは、1960年にピアニストとしてデビューしてからずっと、たくさんのコンサートやテレビ番組に出演してきました。
 ノルウェー国立音楽大学で教授として教え、ノルウェー王国「聖オラヴ勲章」を授かった今も、彼女は、ノルウェーの人たちに愛され、若い音楽家たちから慕われています。
 グラーセルは、古典時代から現代まで幅広く演奏しながら、モーツァルトの作品をもっとも大切なレパートリーのひとつと考えています。
 彼女がフォルテピアノを弾いて録音したピアノソナタの全曲(PSC 1066/1092/1125/1148/1149)は、海外でも高く評価されてきました。そして今、彼女が長年温めてきたというモーツァルトの歌曲アルバムを作りました。

 「小学生のころ、雪が消え寒さがゆるむと、『おいで、素敵な五月』のノルウェー語の歌を楽しく歌ったものでした。光と希望と喜びの歌ですね。
 そして、後になって、モーツァルトの K.595 の変ロ長調のピアノ協奏曲を初めて耳にした時、ロンドの楽章に同じ主題が使われていて、ノルウェーの民謡だと思ってた私の大好きて、モーツァルトの K.595 の変ロ長調のピアノ協奏曲を初めて耳にした時、ロンドの楽章に同じ主題が使われていて、ノルウェーの民謡だと思ってた私の大好きリン伴奏で書かれた《来れ、いとしのツィター》など、モーツァルトが私的な「友だちの集まり」のために作曲したとされる22曲のプログラム。アルバムのパートナーには、ノルウェーのアン=ヘレン・モーエンが選ばれました。

 グリーグ・アカデミーとコペンハーゲンのオペラ・アカデミーで学び、《魔笛》のパミーナとパパゲーナ、《ドン・ジョヴァンニ》のドンナ・アンナ、ドンナ・エルヴィラとツェルリーナといったモーツァルト・オペラの役、シュトラウスやプッチーニの役で世界のオペラハウスで歌っているソプラノです。古き良き日々を追慕するご婦人の愚痴の歌《老婆》は、例によって「声色」を使って歌っています。
 やりすぎず、どこか優しく、チャーミングな歌。グラーセルの弾くフォルテピアノは、モーツァルトが1782年に買ったというアントン・ヴァルターのフォルテピアノのポール・マクナルティによるコピーミングな歌。
 グラーセルの弾くフォルテピアノは、モーツァルトが1782年に買ったというアントン・ヴァルターのフォルテピアノのポール・マクナルティによるコピー楽器です。
 




C’AVI-MUSIC


代理店変更により再掲載


8553309
【旧譜】
¥2600
ショパン:ピアノ作品集
 ショパン:
  バラード第4番ヘ短調 Op.52/夜想曲第1番変ロ長調 Op.9-1/
  夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2/夜想曲第7番嬰ハ短調 Op.27-1/
  夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2/スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31/
  幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66/夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1/
  幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
ソフィー・パチーニ(ピアノ)

 アルゲリッチが惚れ込んだ秀才、ソフィー・パチーニのショパン!

 1991年にミュンヘンに生まれたソフィー・パチーニは、11歳からザルツブルクのモーツァルテウムでカール=ハインツ・ケメリングに師事するなど、早くから並外れた才能を発揮。
 彼女の演奏を聴いたマルタ・アルゲリッチがその若き才能に惚れ込み、自身が主宰するルガーノ音楽祭へ招待したという、注目の逸材です。

 ※録音:2013年12月(ケルン)
 
 


8553314
【旧譜】
¥2600
フランスのチェロ・ソナタ集第2集
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV 8(チェロとピアノ版)
 フォーレ:ロマンス Op.69、子守歌 Op.16、エレジー ハ短調 Op.24
 サン=サーンス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.123
 フォーレ:3つの無言歌 Op.17(チェロとピアノ版)
ユリアン・シュテッケル(チェロ)
パウル・リヴィニウス(ピアノ)

 2010年ミュンヘン国際音楽コンクール優勝という輝かしい実績を誇る1982年生まれのドイツのチェリスト、ユリアン・シュテッケルが弾く、フランスの室内楽作品集の第2集。
 ヴァイオリン・ソナタの傑作として名高いフランクの作品のチェロ版をはじめ、小品ながら高い音楽性が要求されるフォーレの小品やサン=サーンスのソナタを収録。
 ステッケルは高いテクニックと幅広い表現力で余裕のある演奏を聴かせてくれます。

 ※録音:2013年4月(ケルン)
 
 


8553312
【旧譜】
¥2600
ヴィオラ・ガランテ ~ 18世紀のヴィオラ作品集
 C.P.E.バッハ:トリオ ト短調 Wq.88(H.510)
 ウィリアム・フラックトン(1709-1798):ソナタ ハ短調 Op.2-8
 ジョルジョ・アントニオット(c.1692-c.1776):ソナタ 変ホ長調*
 フランツ・ベンダ(1709-1786):ソナタ ハ短調 LeeB 3.137*、ソナタ ヘ長調*
 クリストリープ・ジークムント・ビンダー(1723-1789):
  ヴィオラとハープシコードのためのトリオ ニ長調 FleB 2.10*
 *世界初録音
  パウリーネ・ザクセ(ヴィオラ/パオロ・マッジーニ1610年製作、ガット弦)
  アンドレアス・ヘッカー(ハープシコード/ブルース・ケネディ製作、ミヒャエル・ミートケ1700年製作のレプリカ)

 1980年ハンブルク出身のヴィオラ奏者パウリーネ・ザクセは、マーラー室内管弦楽団、ルツェルン祝祭管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などでクラウディオ・アバド、ダニエル・バレンボイム、マリス・ヤンソンス、サイモン・ラトル、小澤征爾などの世界的指揮者と共演。イザベル・ファウストやジャニーヌ・ヤンセンなどとも室内楽で共演しており、ベルリン放送交響楽団では首席奏者を務めました。
 現在は演奏活動の傍ら、教育活動にも熱心に取り組んでいます。ここには世界初録音作品を含む、18世紀に作曲されたヴィオラのためのレパートリーが収録されています。

 ※録音:2016年9月(ヴァイマール)
 
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8553325
(2CD)
特別価格
¥3600→\3290
【旧譜】
ダニエル・ライスキン(指揮)&ライン州立フィル
 マーラー:交響曲第3番二短調
ダニエル・ライスキン(指揮)
ライン州立フィルハーモニー管弦楽団
エヴァ・マルチニェク(アルト)
マインツ大聖堂少年合唱団&女声合唱団
ペーター・メーンケディーク(ポストホルン・ソロ)

 サンクトペテルブルクで育ち、マリス・ヤンソンス、ネーメ・ヤルヴィといった名匠たちに師事し、着実にキャリアを積んできたダニエル・ライスキン。
 次世代を担う指揮者として注目を集めているライスキンが挑んだのは、マーラーの交響曲の中でも最も長く、全6楽章100分以上の演奏時間を要する交響曲第3番。

 首席指揮者を務めたライン州立フィルハーモニー管との演奏は、マーラーがこの大規模な作品に込めた思いを余すところなく伝えようとする意欲に満ちた熱演です。

 ※録音(ライヴ):2013年12月13日ライン・モーゼル・ハレ(ドイツ、コブレンツ)



 ダニエル・ライスキン
 1970 年サンクトペテルブルク生まれ。指揮者デビューする以前にはヴィオラ奏者として活躍。2005 年からライン州立フィルハーモニーの首席指揮者に就任。またアルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、ヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、ミッケリ・シティ・オーケストラ常任指揮者なども務め、若き世代を代表する指揮者として注目を集めています。
 
 


8553348
¥2600
【旧譜】
ツェムリンスキー&ブルックナー:弦楽五重奏曲集
 ツェムリンスキー:弦楽五重奏曲ニ短調 o.O.
 ブルックナー:
  弦楽五重奏曲ヘ長調 WAB112、
  弦楽五重奏のためのインテルメッツォ ニ短調 WAB113
バルトルディ弦楽五重奏団

 レパートリーの拡大と弦楽五重奏の魅力を広めることを目的として、2009年に結成されたバルトルディ弦楽五重奏団が奏でるツェムリンスキー&ブルックナー。

 メンバーは、"トリオ・ジャン・ポール"として大阪とメルボルンの国際室内楽コンクール、ドイツ音楽コンクール(ボン)で一等賞と特別賞を受賞し、師でもあるトーマス・ツェートマイヤーの四重奏団にも参加してきたドイツの名ヴァイオリニスト、ウルフ・シュナイダーを筆頭とした名手達から構成されており、まるで交響曲のごとく分厚いサウンドから、繊細でいて温かみのあるサウンドまで情感豊かな演奏を披露しています。

 ※録音:2013年11月、クラウス・フォン・ビスマルク・ザール(ケルン、ドイツ)
 
 


8553345
¥2600
【旧譜】
ソリティア ~ ピアノ三重奏作品集 ブーランジェ・トリオ
 メル・ボニ:夕べと朝 Op.76/
 グリーグ:ピアノ三重奏のためのアンダンテ・コン・モート ハ短調/
 ブロッホ:3つの夜想曲/
 エネスク:ピアノ三重奏のための 《遠くのセレナーデ》/
 ブーランジェ:ピアノ三重奏のための 《悲しみの夕べに》、ピアノ三重奏曲のための 《ある春の朝に》/
 ぺルト:モーツァルト=アダージョ(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)/
 スーク:悲歌 変ニ長調 Op.23/
 シューベルト:ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op. post.148 D.897 《ノットゥルノ》/
 ヘンツェ:アダージョ・アダージョ, セレナーデ(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)

 2006年にハンブルクで結成された女性3人によるブーランジェ・トリオ。
 本アルバムは、パリ出身の女性作曲家メル・ボニや、アンサンブル名にもなっているブーランジェの作品など希少なプログラムで構成。
 結成当初から各所から高い評価を得ている彼女たちの魅力が詰まった1枚です。

 ※録音:2014年5月、カンマームジークザール(ケルン、ドイツ)
 




DA VINCI CLASSICS



C00467
¥2600
ヨクヴェラ ~ アフリカ大陸からの現代のピアノ作品集 シルヴィア・ベルフィオーレ(ピアノ)
 ナイジェリア ~ ジョシュア・ウゾイグウェ(1946-2005):トーキング・ドラムズ ~ ウコム
 ナイジェリア ~ ゴドウィン・サドー(1965-):月光の踊り
 南アフリカ ~ ステファン・グローヴェ(1922-2014):ノニャナ ~ 式典の踊り手
 エチオピア ~ ジルマ・イフラシェヴァ(1967-):前奏曲第1番《フルートを持った羊飼い》
 南アフリカ ~ マイケル・ブレイク(1951-):フランス組曲
 南アフリカ ~ ステファン・グローヴェ:狩りの音楽
 ナイジェリア ~ ゴドウィン・サドー:3つの踊り
 ガーナ ~ アフリカのリズムによる練習曲第20番

 舞台はアフリカ大陸!近現代のピアノ作品集!

 20世紀後半以降に作曲されたアフリカ大陸の国々の作曲家たちによるピアノ作品を集めたこのプログラムは、新しい国々、新しい作曲家、そして新しいスタイルの音楽の一挙に知ることが出来るという非常に興味深い内容に仕上がっています。
 ナイジェリア、エチオピア、南アフリカ、ガーナ出身の作曲家たちの多彩な顔ぶれは、アフリカにおけるクラシック音楽の「現在」を見せてくれており、この広大な大陸の作曲家たちが生み出した独自の様式、それぞれの国々の起源と結び付いた音楽に触れることの出来る貴重な機会となっています。
 「アフリカ大陸」をテーマとした意欲満点のプログラムを打ち出したのは、ブラジルやエチオピア、コートジボワール、南アフリカ、タンザニア、トーゴなど世界各地で500回を超えるコンサートを開催してきたイタリアの女流ピアニスト、シルヴィア・ベルフィオーレ。
 アフリカや南米を含む世界各地を訪れた経験が生んだ独創的なプロジェクトで、アフリカ・クラシックの今に接してみて下さい。

 ※録音:2020年5月、ジェーンスタジオ(カリアリ、イタリア)
 
 
C00469
¥2600
瞬間の街 ~ サウンドトラックとオペラの中のタンゴ ~
 ピアソラ:
  《ガルデルの亡命》より/《ローマに散る》より/
  《サンチャゴに雨が降る》より/《スール》より/
  《エンリコ四世》より/《ブエノスアイレスのマリア》より
フィリッポ・ロガイ(フルート)
ファブリツィオ・ダッテリ(ピアノ)

 イタリアのフルーティスト、フィリッポ・ロガイとピアニストのファブリツィオ・ダッテリの野心的なプロジェクト「瞬間の街」は、生誕100周年を迎えた巨星アストル・ピアソラへのオマージュを、バンドネオン作品のアレンジではなく、そのオペラや映画からの音楽で表現するというユニークなコンセプト。
 ロガイとダッテリのデュオは、バンドネオンの作品と比べると残念ながら知名度が低いと言わざるを得ないピアソラのオペラや映画音楽に敢えてスポットライトをあてており、まだあまり知られていない、しかしながら興奮と感動を与えてくれる素晴らしい音楽の数々を紹介してくれています。
 フィリッポ・ロガイは、イタリア、ルッカのルイジ・ボッケリーニ音楽院で教授を務めており、ムラマツフルートの9Kゴールドなどをこの録音で使用しています。

 ※録音:2021年4月、アウディトリアム・デル・スッファラジオ(ルッカ、イタリア)
 
 


C00468
¥2600
ピアノ版「牧神の午後への前奏曲」、
 ドビュッシーのピアノ作品集

  ドビュッシー:
   前奏曲集第1巻
   牧神の午後への前奏曲
    (レオナルド・ボーヴィック編曲によるピアノ独奏版)
レオナルド・ズニカ(ピアノ)

 新鮮かつ優雅な雰囲気を湛える「前奏曲集第1巻」と、レオナルド・ボーヴィックによってピアノ独奏版へと編曲された「牧神の午後への前奏曲」で構成されるドビュッシーのピアノ作品集。
 ピアノのレオナルド・ズニカはマントヴァ出身。ヴェローナ音楽院、ウィーン国立音楽大学、モスクワ音楽院で研鑽を積み、レンゾ・ボニッツァートやレフ・ナウモフ、イリーナ・チュコフスカヤといった名匠たちに師事しています。
 ソリストとしてはヴェローナ・アレーナ管弦楽団やイ・ヴィルトゥオージ・イタリアーノ、ウクライナ国立交響楽団と共演を重ね、パオロ・ギドーニとアントニオ・モスタッチとはマントヴァ・トリオを結成して活発に活動を展開しています。

 ※録音:年月日不詳、ヴィラ・ボッシ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
 
 

C00470
¥2600
マスケレ ~ サクソフォン独奏、またはサクソフォンと電子音楽のための近現代作品集 マリーナ・ノターロ(サクソフォン)
 アルベルト・ディ・プリオーロ:LO!/
 オラツィオ・ショルティーノ:ドリアーデ・フッギティヴァ/
 アンジェロ・ソルマーニ:ヘクサトーナル/
 ファビオ・マッシモ・カポグロッソ:ノッテ・ディ・ルナ/
 ネリー・リ・プーマ:ユーバーレーグング/
 マッシミリアーノ・ヴィエル:ディアフォニエ/
 ジュリオ・マラツィア:アンテシス/
 ジョルジオ・コロンボ・タッカーニ:ブランク/
 レオナルド・マリーノ:ブレーカー

 「メイド・イン・イタリー」のサクソフォンのためのレパートリーを拡充させたいという思いから誕生した「マスケレ・プロジェクト」は、サックスのための未発表のソロ作品、またはサックスと電子音楽のための作品で構成されています。
 9人の作曲家はいずれもイタリア出身で、同国の現代現代シーンにおいて重要な役割を果たしており、その作曲言語は、楽器技術の進化と同時にアップデートされており、革新的なスタイルを特徴としています。
 マリーナ・ノターロはイタリアの女流サクソフォニスト。2018年11月にはフィレンツェ五月音楽祭財団のオーディションに合格するなど、イタリア国内での実績を着実に重ねているプレーヤーです。

 ※録音:2021年4月-6月、サーラ・デル・コミネット(フィーノ・モルナスコ、イタリア)
 




GWK


代理店変更により再掲載

CLCL111
【旧譜】
¥2600
ファゴット作品集
 タンスマン:ファゴットとピアノのためのソナチネ(1952)
 サン=サーンス:ファゴット・ソナタ Op.168(1921)
 ケックラン:ファゴット・ソナタ Op.71(1918/19)
 ジャン・フランセ:ファゴットとピアノのための2つの小品(1996)
 チンギス・タンチ(1933-1997):無伴奏ファゴットのためのパルティータ
 ロジェ・ブトリ(1932-2019):Interference Ⅰ
ゼイネップ・ケイルオール(ファゴット)
トビアス・ブレドール(ピアノ)

 クラウディオ・アバドが認めた、ゼイネップ・ケイルオール

 1986年トルコのアンカラ生まれのファゴット奏者ゼイネップ・ケイルオールによる20世紀のファゴット作品集。
 グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団にも定期的に参加していた彼女は、クラウディオ・アバドが芸術監督であったモーツァルト管弦楽団のファゴット奏者を務めていました。
 プラハの春国際コンクールでは第3位を獲得し、特に新作の演奏に関して高い評価を得ました。

 ※録音:2008年9月25日-27日
 
 

CLCL110
【旧譜】
¥2600
フォルテッツァ ~サクソフォンとアコーディオンのための作品集 コリュン・アサトリャン(サクソフォン)
エンリケ・ウガルテ(アコーディオン)
 ミヨー:《スカラムーシュ》より「ブラジルの女」/
 ピアソラ:ブエノスアイレスの秋/
 クリスチャン・ローバ:ジャングル/
 ピアソラ:Contrabajeando/
 ハチャトゥリアン:剣の舞/
 野田燎:Mai/
 モンティ:チャルダッシュ/
 棚田文紀:ミステリアス・モーニングⅢ/
 フリアン・プラサ:ノクターナ/
 ピアソラ:アディオス・ノニーノ/
 プラサ:Payadora/
 グリゴラス・ディニーク:ホラ・スタッカート/
 ピアソラ:La fortezza dei grandi perche

 1985年アルメニアのエレバン生まれのサクソフォン奏者コリュン・アサトリャンは、2007年にケルン大学を卒業しました。
 ルツェルンで行われた「ユーロヴィジョン・ヤング・ミュージシャン・コンクール」では、2位に輝いています。

 1957年スペイン生まれのアコーディオン奏者エンリケ・ウガルテは、4歳でアコーディオンを始め、7歳の時には1500人の前で公開コンサートを行っていました。
 現在はヨーロッパの主要なホールでコンサートを開いています。

 ※録音:2008年9月30日-10月2日
 
 

CLCL109
【旧譜】
¥2600
アリ=ザデ(1947-):チェロ作品集
 チェロとアコーディオンのためのCounteractions(Yanar Dag)
 無伴奏チェロのためのOyan!
 無伴奏チェロのためのAsk havasi
 チェロとピアノのためのHabil-ayagy
コンスタンチン・マナーエフ(チェロ)
フランギス・アリ=ザデ(ピアノ)
アレクサンドル・マトロソフ(アコーディオン)

 1983年ロシア生まれのコンスタンチン・マナーエフによるフランギス・アリ=ザデの作品集。
 フランギス・アリ=ザデは、1947年にアゼルバイジャンのバクーに生まれました。バクー音楽院にてピアノと作曲を学び、1990年には現代音楽と管弦楽法の教授にも就任しました。
 一時期ドイツに移りましたが現在では母国に戻り、アゼルバイジャン作曲家同盟の議長に選ばれています。
 彼女の作品は早い時期から数々の演奏家に取り上げられ評価を得ています。

 ※録音:2008年7月
 
 

CLCL108
【旧譜】
¥2600
モーツァルト&イザイ&クライスラー&ミルシテイン:
 ヴァイオリン作品集

  モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 KV454
  イザイ:
   悲劇的詩曲 Op.12、
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.27-3「バラード」
  クライスラー:ジプシーの女、ウィーン奇想曲 Op.2
  ミルシテイン:パガニーニアーナ
キャシー・カン(ヴァイオリン)
マーラ・メドニク(ピアノ)

 1990年韓国ソウル生まれのキャシー・カンは3歳でヴァイオリンを始め、11歳でその才能を認められデュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学のマスタークラスを受講しています。
 2006年には「Deutsche Stiftung Musikleben」の奨学金も受けており、期待の若手として注目されました。
 2002年にはデビュー・コンサートも行っており、ドイツを中心にヨーロッパの主要なオーケストラと共演しています。

 ※録音:2008年7月
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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PRAGA DIGITALS



PRD 250421
(30CD)
完全限定発売
¥14000→\12990

プラハ・レーベルの30年

 Disc1
  ヤナーチェク:
   (1)弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」/
   (2)ヴァイオリン・ソナタ(1912/21)/(3)弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」 
     プラジャーク四重奏団(1)(3)、ヴァーツラフ・レメシュ(ヴァイオリン)、萱原祐子(ピアノ)(2)
     録音:1997 年5-6月/プラハ
 Disc2
  ドヴォルザーク:
   (1)弦楽四重奏曲第14番変イ長調Op.105/(2)弦楽四重奏曲第12番《アメリカ》ヘ長調Op.96
    プラジャーク四重奏団/録音:1998 年1月11-15日(2)、1999年4月24-25日(1) /プラハ
 Disc3
  シュールホフ:
   (1)弦楽四重奏のための5 つの小品(1925)/(2)ピッコロ、ヴィオラ、コントラバスのための小協奏曲(1925)/
   (3)ヴァイオリンとチェロの二重奏曲(1925)/(4)弦楽六重奏曲(1920-4)
     プラジャーク四重奏団、コチアン四重奏団、イジー・フデツ(コントラバス)、ヴァーツラフ・クント(フルート)
     録音:2003年7月5日、12月3日、2004 年1月4日/プラハ
 Disc4
  (1)スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」/
  (2)シベリウス:弦楽四重奏曲ニ短調「親愛なる声」/(3)同:アンダンテ・フェスティヴォ
    コチアン四重奏団/録音:2009年4月3-4日、17-18日/プラハ
 Disc5
  (1)スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調Op.15/(2)スーク:ピアノ三重奏曲ハ短調Op.2/
  (3)同:エレジーOp.23/(4)フィシェル:ピアノ三重奏曲(1978)
    プラハ・グァルネリ・トリオ/録音:2004年6月18、20日、9月10日/プラハ
 Disc6
  マルティヌー:
   (1)ピアノ四重奏曲H.287/(2)ピアノ五重奏曲第1番H.229/(3)同第2番 H.298
     イヴァン・クラーンスキー(ピアノ)、コチアン四重奏団
     録音:2007年3月31日(1)、2008 年3月19-20日(2)、10月12、17日(3) /プラハ
 Disc7
  (1)ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調/(2)ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調/
  (3)バルトーク:弦楽四重奏曲第4番Sz.91
    パールカーニ四重奏団
    録音:2003年12月/ドープヘジンデ教会(オランダ)(1)(2)、2008年6月3日/プラハ(3)
 Disc8
  ショスタコーヴィチ:
   (1)弦楽四重奏曲第8番ハ短調Op.110/(2)同第7番嬰ヘ短調Op.108/(3)ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
     プラジャーク四重奏団、パヴェル・フーラ(ヴァイオリン)(2)、エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)(3)
     録音:2010年1月17日、4月2日/プラハ(1)(2)、2009年11月12日/グルノーブル(3)
 Disc9
  シェーンベルク:
   (1)弦楽四重奏曲第4番Op.37/(2)弦楽六重奏曲「浄夜」Op.4
     プラジャーク四重奏団、ヴラディミル・ブカチ(ヴィオラ)、ぺトル・プラウセ(チェロ)
     録音:2006年4月27-29日、2007 年1月9-10日/プラハ
 Disc10
  シューベルト:
   (1)弦楽四重奏曲第13番イ短調D.804「ロザムンデ」/(2)同第14番ニ短調D.810〈死と乙女〉
     プラジャーク四重奏団/録音:1995 年6月/プラハ
 Disc11
  ベートーヴェン:
   (1)弦楽四重奏曲第13番変ロ長調Op.130(大フーガ付き)/(2)弦楽四重奏曲第13番の別フィナーレ
     プラジャーク四重奏団/録音:2003年11月25-26日、12月8-11日/プラハ
 Disc12
  (1)モーツァルト:ケーゲルシュタット三重奏曲K.498/(2)同:クラリネット五重奏曲イ長調K.581/
  (3)ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調Op.34
    パスカル・モラゲス(クラリネット)、プラジャーク四重奏団、
    ヴラディミル・メンデルスゾーン(ヴィオラ)(1)、フランク・ブラレイ(ピアノ)(1)
    録音:2003年2月17日(1)、2002年1月13日(2)/マルセイユ、2001年1月15-16日/パリ(3)
 Disc13
  ハイドン:
   (1)弦楽四重奏曲第78番変ロ長調「日の出」Op.76の4/
   (2)弦楽四重奏曲第79番ニ長調「ラルゴ」Op.76の5/(3)弦楽四重奏曲第80番変ホ長調Op.76の6
     プラジャーク四重奏団/録音:1998年5月30-31日、7月3-4日/プラハ
 Disc14
  ブラームス:
   (1)弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51の1/(2)クラリネット五重奏曲 ロ短調Op.115
     パスカル・モラゲス(クラリネット)、プラジャーク四重奏団
     録音:2005年7月1-2日、9月22-23日/プラハ
 Disc15
  メンデルスゾーン:
   (1)弦楽四重奏曲ホ短調Op.44の2/(2)カプリッチォ ホ短調Op.81の3/(3)弦楽四重奏曲ヘ短調Op.80
     ツェムリンスキー四重奏団/録音:2009年9月2日、12月15日/プラハ
 Disc16
  (1)バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽/
  (2)オネゲル:交響曲第3番「典礼風」/(3)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「アゴン」
    エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)レニングラード・フィル
    録音:1967年5月24日/プラハ(1)、1965年2月28日/モスクワ(2)、1968年10月30日/ モスクワ(3)(すべてライヴ)
 Disc17
  プロコフィエフ:
   (1)交響曲第5番変ロ長調Op.100/(2)交響曲第6番変ホ短調Op.111
     エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)レニングラード・フィル
     録音:1973年6月29日/レニングラード(1)、1967年5月25日/プラハ(2)(すべてライヴ)
 Disc18
  チャイコフスキー:
   (1)ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23/(2)交響曲第6番ロ短調Op.74
     スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)(1)、
     エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)レニングラード・フィル
     録音:1959年7月24日/レニングラード(スタジオ)(1)、1956年6月/ウィーン(2)
 Disc19
  (1)ショスタコーヴィチ:交響曲第13番変ロ短調「バビ・ヤール」Op.113
  (2)プロコフィエフ:十月革命20周年のためのカンタータ Op.74(抜粋)
    ヴィタリー・グロマツキー(バス)(1)、
    キリル・コンドラシン(指揮)モスクワ・フィル、ロシア共和国合唱団、
    ユルロフ国立合唱団(現:ユルロフ記念国立アカデミー合唱団)
    録音:1962年12月20日/モスクワ(ライヴ)(1)、1966年5月5日/モスクワ(2)
 Disc20
  ショスタコーヴィチ:
   (1)交響曲第9番変ホ長調Op.70/(2)ピアノ三重奏曲第2番ホ短調Op.67/
   (3)弦楽四重奏曲第3番ヘ長調Op.73
     ズデニェク・コシュラー(指揮)チェコ・フィル(1)、オイストラフ・トリオ(2)、スメタナ四重奏団(3)
     録音:1967年5月26日(1)、1961年5月26日(2)、1961年1月20日(3)/プラハ(すべてライヴ)
 Disc21
  バルトーク:
   (1)2つの肖像Op.5, Sz37/(2)舞踊組曲Sz77/
   (3)ピアノ協奏曲第2番Sz95/(4)弦楽のためのディヴェルティメントSz113
     ルドルフ・シュルツ(ヴァイオリン)(1)(4)、ゲザ・アンダ(ピアノ)(3)、
     フェレンツ・フリッチャイ(指揮)RIAS交響楽団
     録音:1951年9月11日(1)、1953年6月10日(2)、9月9日(3)、1952年2月10日(4)/ ベルリン
 Disc22
  バルトーク:
   (1)弦楽四重奏曲第1番Sz.40/(2)弦楽四重奏曲第3番Sz.85/(3)弦楽四重奏曲第5番Sz.102
     ヴェーグ四重奏団/録音:1954年9-10月/ロンドン
 Disc23
  ヤナーチェク:
   (1)「死の家から」~前奏曲/(2)カンタータ「アマールス」/
   (3)「利口な女狐の物語」組曲(ターリヒ&スメターチェク編)/(4)「死の家から」組曲
     ヴァーツラフ・ノイマン(1)‐(3)、フランティシェク・イーレク(4)(指揮)チェコ・フィル、
     ヴェラ・ソウクポヴァー(ソプラノ)、ヴィレム・プシビル(テノール)、プラハ・フィル合唱団
     録音:1974年3月28日(1)(2)、1988年3月3日(3)、1979 年4月12日(4) /プラハ(すべてライヴ)
 Disc24
  (1)ムソルグスキー(マルケヴィチ編):
   農民の子守歌/おなかの白いおしゃべり鳥/夜/小さな星よ、おまえはどこに?/悪童/ドニエプル川にて
  (2)同(ラヴェル編):展覧会の絵/(3)ストラヴィンスキー:詩篇交響曲
    イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)ベルリン・フィル(2)、ロシア国立交響楽団(1)(3)、
    ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)(1)、ロシア国立アカデミー合唱団(3)
    録音:1962年6月/モスクワ(1)(3)、1953年2月21-25日/ ベルリン(2)
 Disc25
  ドビュッシー:
   (1)牧神の午後への前奏曲/(2)映像/(3)バレエ音楽「おもちゃ箱」
     マニュエル・ロザンタール(指揮)パリ・オペラ座管弦楽団、
     エルネスト・アンセルメ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団
     録音:1957-8年/ パリ(1)(1)、1957年5月/ジュネーヴ(3)
 Disc26
  マーラー:
   (1)子供の不思議な角笛(全13曲)/(2)5つのリュッケルトの歌
     モーリン・フォレスター(コントラルト)、ハインツ・レーフス(バリトン)(1)、
     フェリックス・プロハスカ(指揮)ウィーン祝祭管弦楽団(1)
     フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリンRIAS交響楽団(2)
     録音:1963年5月27-31日/ウィーン(1)、1956年/ベルリン(2)
 Disc27
  リヒャルト・シュトラウス:
   (1)ドン・ファンOp.20/(2)死と変容Op.24/
   (3)ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28/(4)4つの最後の歌 
     ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)ウィーン・フィル(1)‐(3)、
     エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)(4)、
     オットー・アッカーマン(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(4)
     録音:1954年3月2-3日(1)、1950年3月21, 23-24日(2)、
      1954年3月3日3() /ウィーン、1953年9月25日/ウォルドルフ・タウン・ホール(4)
 Disc28
  ベートーヴェン:
   (1)ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための三重協奏曲Op.56 
   (2)ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.71
     ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)(1)(2)、
     スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)、レフ・オボーリン(ピアノ)、
     マルコム・サージェント(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(1)、
     アンドレ・クリュイタンス(指揮)フランス国立放送管弦楽団(2)
     録音:1958年5月4日/ロンドン(1)、11月8-10日/ パリ(2)
 Disc29
  ベートーヴェン:
   (1)ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」/
   (2)同第17番ニ短調Op.31の2「テンペスト」/(3)同第18番変ホ長調Op.31の3
     スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
     録音:1959年11月1日(1)、1965年6月2日(2)(3) /プラハ(ライヴ)
 Disc30
  (1)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」/
  (2)同:バラード第1番ト短調Op.23/(3)同:ワルツ第17番変ホ長調/(4)同:幻想曲ヘ短調Op.49/
  (5)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番ト短調Op.40
    アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)、
    エットレ・グラチス(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(5)
    録音:1960年6月3日(1)、1957年5月30日(2) /プラハ(ライヴ)、
     1957年3月4日(3)(4) /ロンドン(ライヴ)、1957年3月10日/アビーロード・スタジオ(5)

 大物揃い!プラハ・レーベル30年の名盤から選りすぐった超お買い得Box

 完全限定生産。
 1991年に創立されたPragaレーベルはハルモニア・ムンディ・フランス傘下のレーベルとしてプラジャーク四重奏団をはじめとする新録音と、「プラハの春」音楽祭など歴史的音源でチェコ系音楽家や作品を普及し注目されました。
 折しも旧共産主義国崩壊による混乱で旧東欧圏のCD 制作が不振だったため、チェコ音楽を提供してくれる稀有なレーベルでした。

 その後いち早くSACD に注目し、音の良さでも定評がありました。
 歴史的音源もムラヴィンスキーやリヒテルなど旧ソ連系からフルトヴェングラーやカラヤンなどまで次々リリースして世を驚かせました。
 しかし社主ピエール=エミール・バルビエが2018年4月に歿したためレーベルは一旦終了となりました。

 名サウンド・エンジニアのニコラ・バルトロメはサヴァールのAlia Vox 録音の多くを手がけるほか、自身の録音会社リトル・トライベッカ、さらにはAparteやevidence レーベルの代表でもありますが、Praga のカタログに興味を持ち、コロナ禍の経済不況下にありながら全カタログ445マスターを買い取り、新生Pragaレーベルを立ち上げることとなりました。

 その記念と、今年がPragaレーベル創業30 周年になることから、選りすぐりの30タイトルをBox 化してお買い得価格で提供いたします。
 プラジャーク四重奏団やコチアン四重奏団のものはもちろんながら、ムラヴィンスキー、リヒテル、コンドラシン、オイストラフ、フルトヴェングラー、マルケヴィチ、アンセルメ、ミケランジェリの名演中の名演が目白押し。

 現在入手困難なものばかり。完全限定発売につきお買い忘れのないようお願い致します。

 
 



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VOXBOX



「VOX BOX」に新たな代理店が登場。入手困難だったアイテムを含め取り扱い開始。
今回第2弾は19タイトル



前回のお知らせはこちら
shopping.php?pg=112/112new09#15

 ジャン・マルティノン(指揮)、レナード・スラットキン(指揮)
 エドゥアルド・マータ(指揮)、ハロルド・ファーバーマン(指揮)
 デイヴィッド・ジンマン(指揮)、ミヒャエル・ギーレン(指揮)
 アルフレート・ブレンデル(ピアノ)、ワルター・クリーン(ピアノ)
 マイケル・ポンティ(ピアノ)、ガブリエル・タッキーノ(ピアノ).
 イングリット・ヘブラー(ピアノ)、ルドルフ・フィルクシュニー(ピアノ)
 マヌエル・バルエコ(ギター)、東京クァルテット



CDX5002
(2CD)
【旧譜】
¥2400
フレデリック・フランソワ・ショパン(1810-1849):
 ピアノと管弦楽のための作品全集

  【CD1】
   1-3. ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op. 11
   4.《ドン・ジョヴァンニ》の「お手をどうぞ」による変奏曲 変ロ長調 Op. 2
   5. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op. 22
  【CD2】
   1-3. ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op. 21
   4. 演奏会用ロンド 「クラコヴィアク」 Op. 14
   5. ポーランドの歌による幻想曲 イ長調 Op. 13
アビー・サイモン(ピアノ)
ハンブルク交響楽団
ヘリベルト・バイセル(指揮)

 録音: 1972年 ハンブルグ

 アメリカのピアニスト、アビー・サイモン(1922-2019)が弾くショパンのピアノと管弦楽のための作品全集。
 カーティス音楽院でヨーゼフ・ホフマンに師事、レオポルト・ゴドフスキーとハロルド・バウアーの指導も受けたという技巧派で、1977年からはジュリアード音楽院のピアノ科教授を務めました。
 この演奏は技巧を誇示するだけではなく、輝かしい音色で若きショパンの瑞々しい音楽を存分に表現しています。
 
 


CDX5011
(2CD)
【旧譜】
¥2400
エリック・サティ(1866-1925):ピアノ作品集 フランク・グレイザー(ピアノ)
 【CD1】
  1. 3つのジムノペディ/2. 官僚的なソナチネ/3. 壁掛けとしての前奏曲/4. パッサカリア/
  5. 太った木製人形のスケッチとからかい/6. ひからびた胎児/7-8. 冷たい小品/
  9. 自動記述法/10. 3つのサラバンド/11. 世紀ごとの時間と瞬間的な時間/12. 短い子供のお話/
  13. 絵に描いたような子供らしさ/14. 迷惑な微罪/15. 操り人形の踊り/16. 4つのオジーヴ
 【CD2】
  1. 3つのグノシエンヌ/2. 古い金貨と古い鎧/3. パンタグリュエルの幼年時代の夢/
  4. 最後から2番目の思想/5. 最初のメヌエット/6. いやな気取り屋の3つのワルツ/
  7. 犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲/8. スポーツと気晴らし/9. 夜想曲第1番~第5番/
  10. あらゆる意味にでっちあげられた数章/11. 天国の英雄的な門の前奏曲/
  12. 4つの前奏曲/13. ゴシック舞曲

 録音: 1968年

 アメリカのピアニスト、フランク・グレイザー(1915-2015)。
 彼は1960年代にサティの全ピアノ作品を録音したことで「サティのピアノ曲の最高の演奏者」と称されました。
 この2枚組では代表的な作品を網羅。ウィットに富んだ演奏が楽しめます。
 


 いまから40年近く前、この演奏を聴いて初めてサティという人を知ってたいそう驚いた。
 たしかVOXで一番売れたのがこのシリーズだったように思う。
 
CDX5031
(2CD)
【旧譜】
¥2400
モーリス・ラヴェル(1875-1937):管弦楽作品全集 第1集
 【CD1】
  1-3. ピアノ協奏曲 ト長調/4. スペイン狂詩曲/
  5. 道化師の朝の歌6. ボレロ
 【CD2】
  1. 高雅で感傷的なワルツ/2. 古風なメヌエット/
  3. 亡き王女のためのパヴァーヌ(管弦楽版)/
  4-7. 弦楽四重奏曲 ヘ長調
アビー・サイモン(ピアノ)...CD1:1-3
ルクセンブルク放送管弦楽団...CD1:1-3
ルイ・ド・フロマン(指揮)...CD1:1-3
ミネソタ管弦楽団...CD1:4-6、CD2:1-3
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
 ...CD1:4-6、CD2:1-3
新ハンガリー四重奏団...CD2:4-7

 録音: 不明(STEREO)

 1960年代から70年代のスクロヴァチェフスキとミネソタ管弦楽団の演奏によるラヴェルの名作を中心に収録。
 「ボレロ」や「古風なメヌエット」などメリハリの利いたリズムに支えられた演奏が楽しめます。
 他にはルイ・ド・フロマンが指揮するルクセンブルク放送管弦楽団と、ショパンやラフマニノフを得意としたアビー・サイモンによるピアノ協奏曲が聴きどころ。
 
 


CDX5028
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
 ピアノ・ソナタ集 第1集

  【CD1】
   1-4. ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
   5-6. ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
  【CD2】
   1-3. ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
   4-6. ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
   7-9. ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
   10-11. ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op.90
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)

 録音: 1962-64年

 ブレンデルが1960年代に録音したベートーヴェンのソナタ。
 第4番と第20番は他のアルバム(CD3X3017...現在製造中止)に含まれているため、第1集から第4集では全集にはなりませんが、各々のアルバムでもその素晴らしさは存分に味わえます。
 この第1集には最後の6つのソナタを収録。第32番の第2楽章のはずむリズムが聴きどころです。
 

 


CDX5042
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
 ピアノ・ソナタ集 第2集

  【CD1】
   1-3. ピアノ・ソナタ第23番 へ短調 「熱情」 Op.57
   4-5. ピアノ・ソナタ第22番 へ長調 Op. 54
   6-8. ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 「告別」 Op. 81a
   9-11. ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 Op. 31 No. 1
  【CD2】
   1-3. ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 「テンペスト」Op. 31 No. 2
   4-7. ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op. 31 No. 3
   8-10. ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 「ワルトシュタイン」Op. 53
   11-12. ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 Op. 49 No. 1
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)

 録音: 1962-64年

 1960年代のブレンデルによるベートーヴェンのソナタ集。この第2集には中期の作品が収録されています。
 「熱情」「告別」「テンペスト」「ワルトシュタイン」など良く知られる曲はもちろんのこと「小さなソナタ」と呼ばれる第19番でも丁寧な演奏を聴かせています。
 
 


CDX5056
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
 ピアノ・ソナタ集 第3集

  【CD1】
   1-4. ピアノ・ソナタ第1番 へ短調 Op. 2 No. 1
   5-7.ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 Op. 79
   8-10. ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op. 10 No. 1
   11-13. ピアノ・ソナタ第6番 へ長調 Op. 10 No. 2
   14-16. ピアノ・ソナタ第9番 ホ短調 Op. 14 No. 1
  【CD2】
   1-3. ピアノ・ソナタ第10番 ト長調 Op. 14 No. 2
   4-7. ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 Op. 27 No. 1
   8-10. ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 「月光」 Op. 27 No. 2
   11-13. ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 「田園」 Op. 28
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)

 録音: 1962-64年

 1960年代のブレンデルによるベートーヴェンのソナタ集。
 この第3集では初期から中期の作品を中心に収録。白眉は「月光」と「田園」ですが、ドラマティックな表情を見せる第1番も見事な演奏。
 
 


CDX5060
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
 ピアノ・ソナタ集 第4集

  【CD1】
   1-4. ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10 No. 3
   5-8. ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op. 2 No. 2
   9-12. ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op. 2 No. 3
  【CD2】
   1-3. ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」Op. 13
   4-7. ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 Op. 22
   8-11. ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op. 26
   12-13. ピアノ・ソナタ第24番 嬰へ長調「テレーゼ」Op. 78
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)

 録音: 1962-64年

 1960年代のブレンデルによるベートーヴェンのソナタ集。この第4集も初期から中期のソナタを中心に収録。
 規模の大きい第7番でのパワフルな演奏、第8番「悲愴」の抒情的な第2楽章など聴きどころはたっぷり。
 第24番「テレーゼ」のしっとりとした風情も美しさの極み。
 
 


CDX5064
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト 第1集
 【CD1】
  1-3. アドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814-1889): ピアノ協奏曲 へ短調 Op. 16
  4. フェルディナンド・ヒラー(1811-1885): コンチェルトシュトゥック Op. 113
  5. フレデリック・ショパン(1810-1849): 演奏会用アレグロ イ長調 Op. 46
 【CD2】
  1-3. フレデリック・カルクブレンナー(1785-1849): ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op. 61
  4-6. ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837): ピアノ協奏曲第4番 ホ長調 Op. 110
 マイケル・ポンティ(ピアノ)...CD1:1-3,5、ジェローム・ローズ(ピアノ)...CD1:4、ハンス・カン(ピアノ)...CD2、
 フィルハーモニア・フンガリカ...CD1:1-3、オトマール・マーガ(指揮)...CD1:1-3、
 ルクセンブルク放送管弦楽団...CD1:4、ピエール・カオ(指揮)...CD1:4、
 ベルリン交響楽団...CD1:5、フォルカー・シュミット=ゲルテンバッハ(指揮)...CD1:5、
 ハンブルク交響楽団...CD2、ヘリベルト・バイセル(指揮)...CD2

 録音:1973年...CD1:4、CD2 1968年...CD1:1-3 1978年...CD1:5

 VOXBOXレーベルを一躍有名にしたことで知られる「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」シリーズ。
 1960年代から70年代にここまで珍しい協奏曲を録音できたのは、名手マイケル・ポンティ(1937-)の超絶技巧の力が大きいと言えるでしょう。
 第1集ではジェローム・ローズと、往年のファンにはおなじみのハンス・カンの演奏も収録されており、こちらも興味深いものです(第4集は現在入手不可となっております)。
 
 


CDX5065
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト 第2集
 【CD1】
  1-3. イグナーツ・モシェレス(1794-1870): ピアノ協奏曲第3番 ト短調 Op. 58
  4-6. フェルディナンド・ヒラー(1811-1885): ピアノ協奏曲 嬰ヘ短調 Op. 69
  7-10. ヘンリー・リトロフ(1818-1891): 協奏交響曲第3番 変ホ長調 Op. 45
 【CD2】
  1-3. カール・ライネッケ(1824-1910): ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op. 72
  4. フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847): 華麗なカプリッチョ ロ短調 Op. 22
  5-7. ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1904): ピアノ協奏曲 Op. 94
 マイケル・ポンティ(ピアノ)/フィルハーモニア・フンガリカ...CD1:1-3/
 オトマール・マーガ(指揮)...CD1:1-3/ルクセンブルク放送管弦楽団...CD1:4-6、CD2:1-3/
 ルイ・ド・フロマン(指揮)...CD1:4-6/ベルリン交響楽団...CD1:7-10、CD2:4-7/
 フォルカー・シュミット=ゲルテンバッハ(指揮)...CD1:7-10、CD2:4-7/
 ピエール・カオ(指揮)...CD2:1-3

 録音:1968年...CD1:1-3 1974年...CD1:4-6 1973年...CD2:1-3 1978年...CD1:7-10、CD2:4-7

 「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」シリーズの第2集は、モシェレスをはじめとしたロマン派の作曲家たちの協奏曲集。
 現在でもほとんど録音のないヘンリー・リトロフ作品など珍しい曲が並びます。
 全ての曲を弾きこなすポンティの技巧も驚異的です。
 
 


CDX5066
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト 第3集
 【CD1】
  1-4.モーリッツ・モシュコフスキ(1854-1925): ピアノ協奏曲 ホ長調 Op. 59
  5-7.クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924): ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op. 56
 【CD2】
  1-3. アントン・ルビンシテイン(1829-1894): ピアノ協奏曲第4番 ニ短調 Op. 70
  4-6. ジギスムント・タールベルク(1812-1871): ピアノ協奏曲 へ短調 Op. 5
 マイケル・ポンティ(ピアノ)/
 フィルハーモニア・フンガリ/カ...CD1:1-4、CD2:1-3/ハンス・リヒャルト・ストラッケ(指揮)...CD1:1-4/
 ハンブルク交響楽団...CD1:5-7/リチャード・カップ(指揮)...CD1:5-7、CD2:4-6/
 オトマール・マーガ(指揮)...CD2:1-3/ウェストファリアン交響楽団...CD2:4-6

 録音:1969年...CD1:1-4 1972年...CD1:5-7 1973年...CD2:1-3 1968年...CD2:4-6

 「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」シリーズの第3集には、モシュコフスキのピアノ協奏曲を含む4作品を収録。
 シャルヴェンカ、ルビンシテイン、タールベルクと当時、超絶技巧の持ち主として名を馳せた作曲家たちが趣向を凝らした流麗な協奏曲が存分に楽しめます。
 
 


CDX5068
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト 第5集
 【CD1】
  1-2. ニコライ・メトネル(1880-1951): ピアノ協奏曲第3番 ホ短調 「バラード」 Op. 60
  3-4. ミリー・アレクセイヴィチ・バラキレフ(1837-1910): ピアノ協奏曲 変ホ長調
  5. セルゲイ・リャプノフ(1859-1924): ウクライナの主題による狂詩曲 Op. 28
 【CD2】
  1-3. クリスティアン・シンディング(1856-1941): ピアノ協奏曲 変ニ長調
  4-5. ヘルマン・ゲッツ(1840-1876): ピアノ協奏曲 変ロ長調 Op. 18
 マイケル・ポンティ(ピアノ)...CD1、CD2:4-5/ロラント・ケラー(ピアノ)...CD2:1-3/
 ルクセンブルク放送管弦楽団...CD1:1-2、CD2:4-5/ピエール・カオ(指揮)...CD1:1-2、CD2:4-5/
 ウェストファリアン交響楽団...CD1:3-5/ジークフリート・ランドウ(指揮)...CD1:3-5/
 ベルリン交響楽団...CD2:1-3/イェルク・フェルバー(指揮)...CD2:1-3

 録音:1973年...CD1:1-2、CD2:4-5 1975年...CD1:3-5 1978年...CD2:1-3

 「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」シリーズの第5集。1枚目はロシアの作曲家の作品、2枚目は北欧とドイツの作曲家の作品を収録。味わいの違いが楽しめます。
 シンディングを演奏しているのはドイツのピアニスト、ロラント・ケラー(1949-)。数多くのコンクール入賞歴と、1986年からウィーン国立音楽大学のピアノ科教授を務め後進の指導にあたったことで知られています。
 
 


CDX5069
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト 第6集
 【CD1】
  1-3. エドワード・マクダウェル(1860-1908): ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 Op. 23
  4-7. エイミー・ビーチ(1867-1944): ピアノ協奏曲 嬰ハ短調 Op. 45
 【CD2】
  1-3. ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937): ピアノ協奏曲 へ調
  4-6. サミュエル・バーバー(1910-1981): ピアノ協奏曲 Op. 38
 ユージン・リスト(ピアノ)...CD1:1-3、CD2:1-3/マリー・ルイーズ・ベーム(ピアノ)...CD1:4-7/
 アボット・ラスキン(ピアノ)...CD2:4-6/ウェストファリアン交響楽団...CD1、ジークフリート・ランドウ(指揮)...CD1/
 ベルリン交響楽団...CD2:1-3/サミュエル・アドラー(指揮)...CD2:1-3/MIT交響楽団...CD2:4-6/
 デイヴィッド・エプステイン(指揮)...CD2:4-6

 録音:1972年...CD1:1-3 1976年...CD1:4-7、CD2:4-6 1971年...CD2:1-3

 「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」シリーズの第6集はアメリカ近代のピアノ協奏曲集。
 「森のスケッチ」で知られるマグダウェルやガーシュウィン、バーバー、ビーチ、この4人の作品が収録されています。
 ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番をアメリカで初演したユージン・リスト(1918-1985)、知られざるレパートリーの開拓に尽力したマリー・ルイーズ・ベーム(1924-2002)、このバーバーの協奏曲の他はリスト作品の録音のみで知られるラスキン、3人の演奏です。
 
 
CDX5098
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト 第7集
 【CD1】
  1-3. カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826): ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op. 11
  4-6. ウェーバー: ピアノ協奏曲第2番 変ホ長調 Op. 32
  7. ウェーバー: コンツェルトシュテュック へ短調 Op. 79
  8. フリードリヒ・ロベルト・フォルクマン(1815-1883): コンツェルトシュテュック
 【CD2】
  1. フランツ・ベルワルド(1796-1868): ピアノ協奏曲 ニ長調
  2. シャルル=ヴァランタン・アルカン(1813-1888): 室内協奏曲第2番 嬰ハ短調
  3. ロベルト・シューマン(1810-1856): 序奏とアレグロ・アパッショナート (コンツェルトシュテュック) ト長調 Op. 92
  4. ヨアヒム・ラフ(1822-1882): 春への頌歌 Op.765. フランツ・リスト(1811-1886): 死の舞踏 S126/R457
 ロラント・ケラー(ピアノ)...CD1:1-7/ジェローム・ローズ(ピアノ)...CD1:8/
 マイケル・ポンティ(ピアノ)...CD2/ベルリン交響楽団...CD1:1-7、CD2:5/
 ジークフリート・ケーラー(指揮)...CD1:1-7/フォルカー・シュミット=ゲルテンバッハ(指揮)...CD2:5/
 ルクセンブルク放送管弦楽団...CD1:8/ピエール・カオ(指揮)...CD1:8/
 南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団...CD2:1-2/パウル・アンゲラー(指揮)...CD2:1-2/
 ルクセンブルク放送管弦楽団...CD2:3/ルイ・ド・フロマン(指揮)...CD2:3/
 ハンブルク交響楽団...CD2:4/リチャード・カップ(指揮)...CD2:4

 録音:1972年...CD2:4 1973年...CD2:3 1975年...CD1:8 1979年...CD1:1-7、CD2:1-21980年...CD2:5

 「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト」シリーズの第7集。ロラント・ケラーによるウェーバーの協奏曲を中心に、マイケル・ポンティが弾くさまざまな作曲家の協奏的作品が収録されています。
 ヨアヒム・ラフの「春の頌歌」もこのポンティの演奏で人気を獲得したと言えるでしょう。
 「死の舞踏」の迫力あるオーケストラの音も聴きどころ。
 
 


CDX5077
(2CD)
【旧譜】
¥2400
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌集/厳格な変奏曲
  【CD1】
   1-6. 無言歌集 第1巻 Op. 19b/7-12. 無言歌集 第2巻 Op. 30/
   13-18. 無言歌集 第3巻 Op. 38/19-24. 無言歌集 第4巻 Op. 53
  【CD2】
   1-6. 無言歌集 第5巻 Op. 62/7-12. 無言歌集 第6巻 Op. 67/
   13-18. 無言歌集 第7巻 Op. 85/19-24. 無言歌集 第8巻 Op. 102
   25. 厳格な変奏曲 ニ短調 Op. 54
レナ・キリアコウ(ピアノ)

 録音: 1962年

 ギリシャ出身の女性ピアニスト、レナ・キリアコウ(1917-1994)が弾くメンデルスゾーンの無言歌集。
 6歳でリサイタルを開いた神童で、その後ヨーロッパに留学。パリでヴァンサン・ダンディとアルベール・ルーセルに音楽理論を学び作曲家としても活動しました。
 シャブリエのピアノ作品全集の録音で知られますが、メンデルスゾーンも得意とし、この無言歌集も発表当時高く評価された演奏です。
 
 


CDX5087
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
 ピアノ曲全集 第1集

  【CD1】
   1-12. 四季 Op. 37b
   13-18. 6つの小品 Op. 51
   19-42. 子供のアルバム Op. 39
  【CD2】
   1-4. ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調 Op. 80
   5-22. 18の小品 Op. 72
マイケル・ポンティ(ピアノ)

 録音: 不明/初リリース 1971年

 マイケル・ポンティが弾くチャイコフスキーのピアノ曲集。
 難曲「ピアノ・ソナタ」での余裕ある演奏はもちろんのこと、初心者用の「子供のアルバム」でのウイットに富んだ表現も見事です。
 
 


CDX5105
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ホルスト:組曲「惑星」/スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
 【CD1】
   1-7. グスターヴ・ホルスト(1874-1934):組曲「惑星」Op. 32
 【CD2】
   1-6. ベドジフ・スメタナ(1824-1884):連作交響詩「わが祖国」
セントルイス交響楽団
ヴァルター・ジュスキント(指揮)

 録音: 1974年

 チェコ出身の指揮者ヴァルター・ジュスキント(1913-1980)が振るホルストとスメタナの名作2つ。
 1968年からセントルイス交響楽団の音楽監督に就任し、オーケストラを掌握していたジュスキントらしい重厚で緊張感溢れる「惑星」、自国作品への愛が見えるような堂々たる「わが祖国」。
 曲のすばらしさを素直に伝える演奏として評価されています。
 
 


CDX5109
(2CD)
【旧譜】
¥2400
ダリウス・ミヨー(1892-1974):室内交響曲第1番 - 第6番 他
 【CD1】
  1. 室内交響曲第1番「春」Op. 43/2. 室内交響曲第2番「牧歌」Op. 49/
  3. 室内交響曲第3番「セレナード」 Op. 71/4. 室内交響曲第4番 Op. 74/
  5. 室内交響曲第5番 Op. 75/6. 室内交響曲第6番 Op. 79/7. 男とその欲望 Op. 48/
  8. ピアノ協奏曲第2番 Op. 225/9. シザルパン組曲 Op. 332
 【CD2】
  1. バレエ音楽「屋根の上の牡牛」 Op. 58/2. 打楽器協奏曲 Op. 109/
  3. ヴィオラ協奏曲第1番 Op. 108/4. 家庭のミューズ Op. 245/5. 祭りの大通り Op. 83b
 ルクセンブルク放送管弦楽団...CD1:1-5、7-9、CD2:1-3、5/
 ダリウス・ミヨー(指揮)...CD1:1-7、CD2:2-3、5/ベルンハルト・コンタルスキー(指揮)...CD1:8-9/
 ルイ・ド・フロマン(指揮)...CD2:1/マリー=ジャンヌ・クライン(コントラルト)...CD1:6-7/
 ライモン・コスター(バス)...CD1:6-7/グラント・ヨハネセン(ピアノ)...CD1:8、CD2:4/
 トーマス・ブレース(チェロ)...CD1:9/ウルリヒ・コッホ(ヴィオラ)...CD2:3/カール・ゼーマン(ピアノ)...CD2:5

 録音:1972年、1968年

 1974年まで存命だったため、数多くの自作自演を録音に残したミヨー。
 この一連の「室内交響曲」を含むアルバムはその代表的なもののひとつとして知られています。
 他、ルイ・ド・フロマンの指揮による「屋根の上の牡牛」などのバレエ作品や協奏曲も収録。
 タンゴやジャズからも影響を受けたというミヨーの多彩な作風がじっくり味わえます。
 
 


CD3X3039
(3CD)
【旧譜】
¥2900
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):カンタータ集
 【CD1】
  1-9. 結婚カンタータ「いまぞ去れ、悲しみの影よ」BWV 202
  10-33. 農民カンタータ 「おいらは新しい領主様をいただいた」 BWV 212
 【CD2】
  1-10. コーヒー・カンタータ「そっと黙って、お喋りなさるな」 BWV 211
  11-13. 裏切り者なる愛よ BWV 20314-21. われらが神は堅き砦 BWV 80
 【CD3】
  1-8. われはおのがうちに満ち足れり BWV 204/9-13. 悲しみを知らぬ者 BWV 209
 ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)...CD1/エリーザベト・シュパイザー(ソプラノ)...CD2:1-10、CD3/
 スザンネ・ラウテンバッハー(ヴァイオリン)...CD3:1-8 他
 ヴュルテンベルク室内管弦楽団...CD1-3/シュトゥットガルト記念教会フィグラータ合唱団...CD2:14-21/
 ルドルフ・エヴァーハルト(指揮)...CD1、CD2:1-13、CD3/ヘルムート・リリング(指揮)...CD2:14-21

 録音:1964-66年

 ドイツ出身のオルガン奏者ルドルフ・エヴァーハルト(1928-)と合唱指揮者ヘルムート・リリング(1933-)が1960年代にヴュルテンベルク室内管弦楽団を指揮して録音した一連のバッハのカンタータ集。
 旋律をたっぷりと歌わせる奏法はこの時代ならではのもの。
 BWV 204では名ヴァイオリニスト、ラウテンバッハーも参加。アンサンブルに華を添えています。
 
 


CD3X3040
(3CD)
【旧譜】
¥2900
フランツ・シューベルト(1797-1828):ミサ曲集全集/ドイツ・ミサ曲
 【CD1】
  1-9. ドイツ・ミサ曲 D. 872/10-15. ミサ曲第1番 ヘ長調 D. 105/
  16. われらに平和を与えたまえ(ドナ・ノビス・パーチェム)D. 185/17-22. ミサ曲第2番 ト長調 D. 167
 【CD2】
  1-6. ミサ曲第3番 変ロ長調 Op. 141/D. 324/7-12. ミサ曲第5番 変イ長調 D. 678
 【CD3】
  1-6. ミサ曲第4番 ハ長調 Op. 48 D. 452/7-12. ミサ曲第6番 変ホ長調 D. 950
 エリザベート・トーマン(ソプラノ)...CD1:1-9/ゲルトルーデ・ヤーン(コントラルト)...CD1:1-9/
 大橋國一(バス)...CD1:1-9/エヴァ・チャポ(ソプラノ)...CD1:10-22、CD2:1-6、CD3:1-6/
 コルネリア・ベルガー (アルト)...CD1:10-22/ピーター・マウス(テノール)...CD1:10-22/
 カーリ・レヴァース(ソプラノ)...CD2:7-12、CD3:7-12/シルヴィア・アンダーソン(アルト)...CD3 他
 ウィーン室内合唱団...CD1:1-9/ウィーン交響楽団...CD1:1-9/ハンス・ギレスベルガー(指揮)...CD1:1-9/
 シュパンダウ・カントライ・ベルリン...CD1:10-22、CD2、CD3/
 ベルリン・バッハ・コレギウム...CD1:10-22、CD2、CD3/
 マルティン・ベールマン(指揮)...CD1:10-22、CD2、CD3

 録音:1962年...CD1:1-9 1978年...CD1:10-22、CD2、CD3

 ドイツの合唱指揮者ハンス・ギレスベルガー(1909-1986)とマルティン・ベールマン(1930-2014)によるシューベルトのミサ曲集。
 「ドイツ・ミサ」で通常最後に置かれる補遺の「主の祈り」ですが、この演奏では第7曲に挿入され、またオルガン版ではなく死後出版された管楽器とティンパニによる大規模な編成による伴奏パート版が用いられています。
 一連のミサ曲も清々しい美しさに満ちた佳曲です。
 















11/16(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HARMONIAMUNDI



HMM 902682
(2CD)
¥4200→\3890
アンドレアス・シュタイアー、ついに。
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻(全曲)BWV 870-893

 [CD1] 平均律クラヴィーア曲集第2巻 第1番~第12番
 [CD2] 平均律クラヴィーア曲集第2巻 第13~第24番
アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)
KKC 6440
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400

 シュタイアー、音楽の聖典を弾く平均律クラヴィーア曲集第2巻の多彩な世界

 使用楽器:アンソニー・サイディ&フレデリック・バル制作、パリ、2004年/1734年ヒエロニムス・アルブレヒト・ハス(ハンブルク製)のモデルによる
 録音:2020年6-7月、テルデックス・スタジオ・ベルリン

 アンドレアス・シュタイアー。いまなお静かに丁寧な仕事を続け、奏でる楽器がチェンバロであろうとフォルテピアノであろうと、あるいはピアノであろうと、その音楽からは「シュタイアー」の世界がたちのぼってくる鍵盤奏者にして音楽家。
 その知性と見識は音楽にとどまることなく深く広く、その語り口も、ひとつひとつの言葉の裏には広く深い宇宙が感じられます。
 そんなシュタイアーが、平均律クラヴィーア曲集を録音しました。ピアニストにとっての旧約聖書であり、すべての調があらわれる曲集の形式は、のちの作曲家たちにとっても非常に大きな影響をあたえました。
 このたびシュタイアーがとりあげたのは第 2巻。第 1巻はバッハがブランデンブルク協奏曲などを書いたのと同時期の 1722年に完成、そしてこの第 2巻は 1742年頃に完成されました。
 第 2 巻を構成する作品は比較的長い期間にわたって作曲されたもので、そのスタイルは室内楽やオルガン作品、前古典派を思わせるものなど、第 1 巻よりもより多彩なものとなっております。
 シュタイアーは、楽器の多彩な音色も味方につけあそびを見せつつ、大バッハがのこしたこの音楽の聖典にして大きな宇宙を、気負うことなく、ひとつひとつ奏でています。

 

 




LA DOLCE VOLTA

LDV 062
(2CD)
¥3400
ジョフロワ・クトー(ピアノ)
 ブラームス:室内楽作品集

 [CD1]
  ピアノ四重奏曲 第2番 イ長調 作品26
 [CD2]
  ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 作品25
  ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 作品60*
ジョフロワ・クトー(ピアノ)
エルメス弦楽四重奏団メンバー
 【オメール・ブシェーズ(ヴァイオリン)、
  エリーゼ・リュウ(ヴァイオリン)*op.60、
  ユン=シン・チャン(ヴィオラ)、
  アンソニー・コンドウ(チェロ)】

 ブラームス愛に生きるジョフロワ・クトー、ピアノ四重奏曲全曲

 録音:2018年3,5,10月/輸入盤・日本語帯・解説付

 ブラームスへの愛に生きるフランスのピアニスト、ジョフロワ・クトー。ブラームスによるピアノ作品(ピアノが含まれる室内楽作品含む)を全曲録音するプロジェクトが進行中。
 ピアノ四重奏曲全曲を収録した本巻では、フランスで活躍するエルメス弦楽四重奏団との抜群に息の合ったアンサンブルと、熱さとみずみずしい音色で聴かせます。
 第3番の第1楽章冒頭はともすると悲痛な重みばかりが目立ちがちですが、この演奏はコントロールが行き届き、節度ある表現に好感がもてます。適度な抑制感に裏打ちされた熱きブラームスです。
 
 
LDV 66
¥2700
ジョフロワ・クトー、抑制の効いたチェロ・ソナタ
 ブラームス:
  チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 op.38
  チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 op.99
ラファエル・ペロー(チェロ)
ジョフロワ・クトー(ピアノ)

 ブラームス愛に生きるジョフロワ・クトー、抑制の効いたチェロ・ソナタ

 録音:2017年10月/輸入盤・日本語帯・解説付

 ブラームスへの愛に生きるフランスのピアニスト、ジョフロワ・クトー。
 ブラームスによるピアノ作品(ピアノが含まれる室内楽作品含む)を全曲録音するプロジェクトが進行中。
 本巻では、フランスで活躍するラファエル・ペローを迎えてのチェロ・ソナタ集。言葉はないけれど、歌曲以上の切実な何かを感じさせるブラームスのチェロ・ソナタですが、クトーとペローはひとつひとつの音符の裏に込められたブラームスの声を自然に響かせています。
 ペローの渋くも切れ味よいチェロの音色と、クトーの抑制感のあるピアノが耳と心にのこります。
 
 


LDV 87
¥2700
ヴァネッサ・ワーグナー&ラチュウミア、ふたりの仏ピアニストが奏でる「アメリカ」
  ・メレディス・モンク(b.1942):Ellis Island(エリス島)
 ・バーンスタイン(1918-1990)/ジョン・マスト編:
  シンフォニック・ダンス(ウェストサイド物語より)
   〔プロローグ、サムホエア、マンボ、チャ=チャ、
    出会いの場面、クール、フーガ、ランブル、フィナーレ〕
 ・フィリップ・グラス(b.1937):2台ピアノのための4つの楽章
 ・ジョン・アダムズ(b.1947):ハレルヤ・ジャンクション
ヴァネッサ・ワーグナー、
ウィレム・ラチュウミア(ピアノ)

 録音:2020年7月

 ふたりのフランスのピアニストが奏でる「アメリカ」。
 1973年レンヌ生まれ、クラシックのみならず電子音楽など多彩な活躍で魅せるヴァネッサ・ワーグナー、そして1974年リヨン生まれ、ハイドシェックにも薫陶を受け、独自のプログラムを追求するラチュウミア。
 二人の最初の接点は、ラチュウミアのヴィラ=ロボスの録音を聴いて衝撃を受けたワーグナーがラチュウミアにコンタクトをとり、ヴァレーズのアメリカを演奏するツアーで共演しないか、と誘ったことだといいます。
 それからコラボレーションを重ね、今回のアルバムの登場となりました。
 選曲は、昔のヨーロッパの人々がアメリカにわたるときに必ず通過したエリス島に始まり、ニューヨーク(ウェストサイド物語)を冒険し、グラスのミニマル風音楽、そして奏者には極めて緻密なリズム感覚を要求しながらも、爆発的なエネルギーを秘めたジョン・アダムズと、アメリカ音楽の世界を堪能できるプログラムとなっています。
 
 


LDV 94
¥2700
ジョフロワ・クトー
 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
 ブラームス編曲によるバッハのシャコンヌも収録

  ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15
  バッハ/ブラームス編:左手のためのシャコンヌ
   (原曲/ J.S.バッハ:
    ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004~
     「シャコンヌ」)
ジョフロワ・クトー(ピアノ)
ダヴィド・レイラン(指揮)
メス国立管弦楽団

 ブラームス愛に生きるジョフロワ・クトー、協奏曲プロジェクト、始動!ブラームス編曲によるバッハのシャコンヌも収録

 録音:2020年12月2-5日(協奏曲)、2021年1月2-3日(シャコンヌ)/輸入盤・日本語帯・解説付

 ブラームス愛に生きるピアニスト、ジョフロワ・クトー。独奏曲全曲、そしてピアノを伴う室内楽の全曲録音につづき、協奏曲プロジェクトも始動。
 独奏曲、そして室内楽も完全に手中におさめたクトーによる協奏曲は、作品のもつ雄大さを、オーケストラに負けることなく描ききっております。
 さらに、カップリングはブラームス編曲によるシャコンヌ。バッハを崇拝していたブラームスが、バッハと心を通わせ、さらに自身にとって近い存在であったクララ・シューマン、そして当時の大ヴァイオリン奏者であるヨーゼフ・ヨアヒムらを思いながら編曲したこのシャコンヌを、クトーは熱き音色で弾ききっています。
 メス国立管弦楽団(旧称:フランス国立ロレーヌ管弦楽団)は、ラ・ドルチェ・ヴォルタ・レーベルがレコーディングの拠点としているアルスナル・ホールのレジデント・オーケストラで、2018年よりダヴィド・レイランが音楽監督兼芸術監督を務め、その存在感をさらに大きなものとしています。
 
 
LDV 67
¥2700
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
 ・ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調「雨の歌」作品78 [27'02]
 ・ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 作品100 [21'53]
 ・ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 作品108 [21'58]
 ・スケルツォ ハ短調 WoO2(F.A.E.ソナタから)
ジョフロワ・クトー(ピアノ)
アモリ・コエトー(ヴァイオリン)

 ブラームス愛に生きるジョフロワ・クトー。モディリアーニ弦楽四重奏団のヴァイオリン奏者コエトーと組んだ、ヴァイオリン・ソナタ集

 録音:2019年2月/輸入盤・日本語帯・解説付

 ブラームス愛に生きるピアニスト、ジョフロワ・クトーによる、ヴァイオリン・ソナタ集。
 ヴァイオリニストにはアモリ・コエトーを迎えました。
 コエトーは2016年よりモディリアーニ弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者としても活躍。2008-2012年までオーヴェルニュ室内管弦楽団のソロ・コンサートマスターを、2012-2017年までフランス放送フィルのソロ・コンサートマスターを務めました。
 使用楽器は1773年製のガダニーニ。
 心地よい明るさを備えたヴァイオリンの音色とクトーのピアノが紡ぐ歌が胸をうちます。
 



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LSO LIVE



LSO 0855
(2SACD HYBRID)
¥3000→\2790
LSO の首席奏者たちによるモーツァルト!
モーツァルト:管楽のための作品集

 [CD1]
  ・ホルン協奏曲 変ホ長調 K417〔ティモシー・ジョーンズ(ホルン)〕
  ・オーボエ協奏曲 ハ長調 K314〔オリヴィエ・スタンキエヴィチ(オーボエ)〕
  ・クラリネット協奏曲 イ長調 K622〔アンドルー・マリナー(クラリネット)〕
 [CD2]
  ・協奏交響曲 変ホ長調 K297b
   〔ジュリアナ・コッホ(オーボエ)、クリス・リチャーズ(クラリネット)、
     レイチェル・ゴフ(ファゴット)、ティモシー・ジョーンズ(ホルン)〕
  ・セレナード第10番 変ロ長調「 グラン・パルティータ」 K361
 ハイメ・マルティン(指揮)、ティモシー・ジョーンズ(ホルン)、
 オリヴィエ・スタンキエヴィチ(オーボエ)、アンドルー・マリナー(クラリネット)、
 ジュリアナ・コッホ(オーボエ)、クリス・リチャーズ(クラリネット)、
 レイチェル・ゴフ(ファゴット)、LSO木管アンサンブル、ロンドン交響楽団

 録音:2019年10月12-13日(K417, 314, 622, 297b)、2015年10月31日(K361)/ジャーウッド・ホール(セント・ルークス)
 SACD 層:Disc 1---2.0 stereo &5.1 multi-channel mix Disc 2---2.0 stereo &5.0 multi-channel mix

 ピアニストでありヴァイオリン奏者でもあったモーツァルトですが、管楽器にもまたその音楽が存分に発揮された作品をのこしています。
 このたびLSO の首席奏者たちが、モーツァルトの管楽器をソロにした協奏曲および協奏交響曲、そしてグラン・パルティータを録音しました。
 すみずみまで行き届いた自然な音楽、そして非の打ち所がないテクニックと、どのソリストをとってもまさに完璧の出来栄え。
 同じオーケストラで奏でる仲間を支えるオーケストラも、まるで室内楽のように濃密な空気でアンサンブルしています。
 指揮を務めるのは自身フルート奏者としてもロイヤル・フィルやロンドン・フィルなど名だたるオーケストラで首席奏者としても活躍、2013年より指揮活動に専念し、イェヴレ交響楽団、ロサンゼルス室内交響楽団の首席指揮者を務め、2022年からはメルボルン交響楽団の首席指揮者に就任するハイメ・マルティン。
 LSOの結束力と底力をあらためて実感する内容です。

 ★なお、CD2に収録されている「 グラン・パルティータ」はLSO-5075として2017年に発売された音源と同一のものです。ご了承ください。

 ティモシー・ジョーンズ(ホルン)---ロンドン生まれ。15歳でホルンをはじめ、17歳でミュンヘン・フィルに入団、その後バーミンガム市響などを経て、1986年よりLSOで首席を務める。

 アンドルー・マリナー(クラリネット)---1986年より2019年まで、LSO 首席奏者を務める。オーケストラおよびソリスト、そして室内楽奏者として、そして教師としても世界的に活躍している。

 オリヴィエ・スタンキエヴィチ(オーボエ)--- ニース生まれ。2015年、LSO 首席奏者、そして王立音楽院教授に就任。2012年オーボエ国際コンクール(日本)第1位。現代音楽にも積極的に取り組んでいる。

 ジュリアナ・コッホ(オーボエ)---LSO 首席奏者。2017年ミュンヘン国際コンクール入賞。王立音楽院教授。ソリストとしてもベルリン・ドイツ響、バイエルン放送響などと共演。客演首席奏者としてバイエルン放送響、フィラデルフィア響などに登場している。

 クリス・リチャーズ(クラリネット)---2010年LSO首席奏者に就任。ほか英国内の主要オーケストラで客演首席奏者として活躍している。

 レイチェル・ガフ(ファゴット)---1999年よりLSO首席奏者を務める。ケンブリッジ・キングス・カレッジで学ぶ。現代作品のいくつかは彼女に献呈されている。ミュンヘン国際コンクールの審査員を務めている。


 




BASTILLE MUSIQUE


RBM019
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3562
ベッドフォード:ビーシルヴァーリング ~ ソロ、デュオ&アンサンブル作品集
 ルーク・ベッドフォード(b.1978):
  1. Man Shoots Strangers from Skyscraper(2002)
   (フルート、オーボエ、クラリネット、ハープ、チェレスタ、ヴァイオリン、ヴィオラ&チェロ))、
  2. フォーリング・フォーリング(2014)(クラリネット、ホルン、ヴァイオリン&チェロ)、
  3. 彼に帽子を与えなさい(2010)(ピアノ)、4. Besilvering(2016)(フルート)、
  5. スロー・ミュージック(2005)(フルート、オーボエ、クラリネット、ハープ、チェレスタ、ヴァイオリン&チェロ)、
  6-8. 3つの洞窟(2016)(トランペット&ピアノ)、
  9. 遠方からのカノン(2018)(バス・ドラム&ピアノ)、
  10. ホルンピース・ソロ(2019)(ホルン)、
  11. In Black Bright Ink(2016)(バス・クラリネット、ヴァイオリン、チェロ&ピアノ)、
  12. Wonderful No-Headed Nightingale(2011-2012)
   (フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、トロンボーン、弦楽四重奏&コントラバス)
 (1.を除く全曲世界初録音)
 クラウス・ジモン(指揮/1, 2, 5, 11, 12&ピアノ/9)、
 ホルスト=シンフォニエッタ、マルティナ・ロート(フルート/1, 4, 5, 12)、
 ユミコ・ヒラヤマ(オーボエ/1, 5, 12)、ロレンツォ・ザルヴァ・ペラルタ(クラリネット/1, 2, 5, 12&バス・クラリネット/11)、
 エダー・パチャチ(ホルン/2, 10, 12)、シュテファン・ボルジッヒ(トランペット/6-8)、
 トーマス・メルカット(トロンボーン/12)、リー・フォレスト・ファーガソン(バス・ドラム/9)、
 ユリア・ヴァイスバルト(ハープ/1, 5)、ハンス・フルボム(チェレスタ/1, 5&ピアノ/3, 6-8, 11)、
 シルヴィア・エールクルック(ヴァイオリン/1, 2, 5, 12)、コルネリウス・バウアー(ヴァイオリン/11, 12)、
 アイーダ=カルメン・ソアネア(ヴィオラ/1, 5, 12)、フィリップ・シーメンツ(チェロ/1, 2, 5, 11, 12)、
 ティモテ・メトウ(コントラバス/12)
BM019
特殊価格
¥2900

 イギリスを代表する現代作曲家、ルーク・ベッドフォードの器楽作品集!

 ☆ウィグモア・ホール初のコンポーザー・イン・レジデンスを務めた作曲家による器楽(ソロ~アンサンブル)作品集!
 ☆イギリス現代音楽を代表するルーク・ベッドフォードの約20年間分の器楽作品の軌跡を追う!

 ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille musique」からリリースされる19番目のアルバムは、1978年イギリス生まれの作曲家、ルーク・ベッドフォードによる器楽作品集です。
 ルーク・ベッドフォードは、2000年にはロイヤル・フィルハーモニー協会作曲賞を、2004年には英国作曲家賞のリスナー賞を受賞しています。
 また、2008年から2011年にかけてウィグモア・ホール初のコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなど、イギリス現代音楽を代表する作曲家のひとりです。

 このアルバムには、2002年から2019年という約20年間のうちに制作された、ルーク・ベッドフォードのソロ作品から10名のアンサンブル作品までを多種多様な組み合わせで収録しており、室内楽及び器楽作品の集大成ともいうべきアルバムに仕上がっています。

 演奏は、bastille musiqueレーベルからリリースされたルーク・ベッドフォードのオペラ《Through his Teeth》(BM007)と同じくクラウス・ジモンの指揮と、ジモンが設立したホルスト=シンフォニエッタの組み合わせ。作品解説やインタビューを掲載した全48ページの2か国語ブックレット(英語、ドイツ語)に加え、作曲家や収録の様子を撮影した写真などを印刷したリーフレットが付属しています。

 ※録音:ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン(ドイツ)

 
 



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DA VINCI CLASSICS



C00463
¥2600→\2390
「モーツァルト研究の父」ヨハン・アントン・アンドレ(1775-1842)
モーツァルト(ヨハン・アントン・アンドレ編):
 クラリネット四重奏曲集 Op.79

  クラリネット四重奏曲第1番
   (ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調 K.317dからの編曲)
  クラリネット四重奏曲第2番
   (ヴァイオリン・ソナタ第36番変ホ長調 K.374fからの編曲)
  クラリネット四重奏曲第3番
   (ピアノ三重奏曲第2番ト長調 K.496からの編曲)
ルイージ・マジストレッリ(クラリネット)、
イタリアン・クラシカル・コンソート
 〔ジャコモ・オルランディ(ヴァイオリン)、
  ジャンマリア・ベッリサリオ(ヴィオラ)、
  グラツィアーノ・ベルッフィ(チェロ)〕

 モーツァルト研究の権威が遺した名アレンジ。アンドレ編、モーツァルトのクラリネット四重奏曲集!

 モーツァルト未亡人のコンスタンツェから大量の自筆譜の原稿を買い取った後に楽譜を整え、自身の一族が経営するアンドレ出版社が刊行したことなどにより、19世紀前半のモーツァルト研究の権威として「モーツァルト研究の父」とも称されるヨハン・アントン・アンドレ(1775-1842)。
 このアンドレ自らが編曲を行い1799年に出版したモーツァルトの「3つのクラリネット四重奏曲 Op.79」は、当時のヨーロッパにおけるクラリネットの人気の高さ、演奏するためのレパートリーを必要としていた偉大なヴィルトゥオーゾたち(アントン・シュタードラーなど)の存在を証明しています。

 2つのヴァイオリン・ソナタとピアノ三重奏曲から編曲されたモーツァルトのクラリネット四重奏曲を演奏するのは、イタリアにおけるこの分野の絶対的権威であるルイージ・マジストレッリ。
 カール・ライスターやディーター・クレッカーなどの巨匠たちとの共演も数多く、国際クラリネット協会イタリア支部の会長を20年以上に渡って務め、ミラノ音楽院の教授も務めるイタリアの重鎮です。
 260本を超えるクラリネットのコレクションを誇るマジストレッリがアンドレ編曲のモーツァルトを演奏するために選んだ楽器は、ルートヴィヒ・ウァルシェウスキーが1920年頃に製作したエーラー(ジャーマン)・システムのB♭管とフリードリッヒ・アーサー・ユーベルが1950年頃に製作したエーラー(ジャーマン)・システムのC管の2種類。
 モーツァルトの音楽、アンドレのアレンジの手腕、そしてマジストレッリが奏でる2本のクラリネットのコラボレーションは期待大!

 ※録音:2019年10月、サント・ステファノ・ティチーノ(ミラノ、イタリア)

 
 

C00481
¥2600
コモンウェルス(イギリス連邦)の音楽 ~
 サクソフォンとピアノのための新しい音楽

  スティーヴン・チャットマン(カナダ):6つのプレリュード
  スティーヴン・マクネフ(イギリス):風と西の月の男
  ルーベン・ザーラ(マルタ):沸き立つ雲
  アリス・アントニアデス(キプロス):ノストス
  ブレントン・ブロードストック(オーストラリア):ハンマーブロー
  プラディープ・ラトナヤケ(スリランカ):ランカのアリア
HDデュオ
 〔マイケル・デューク(サクソフォン)
  デイヴィッド・ハウイー(ピアノ)〕

 54の加盟国から構成される経済同盟である1931年に設立されたコモンウェルス・オブ・ネイションズをテーマとしたサクソフォンとピアノのための作品集。
 シグナム(Signum)やカーラ(Cala)でお馴染みのHDデュオはこれらの国で制作された音楽に敬意を表してスポットライトをあて、スリランカ、オーストラリア、カナダ、キプロス、マルタ、そしてもちろんイギリスの作曲家を再発見することができます。
 HDデュオはそれぞれの作品のスタイルや背景を強調しつつ、音楽でコミュニティ内の帰属意識の結びつきを表現するという意欲的な取り組みを成功させています。
 しっかりと創りこまれた見事なコンセプトのプログラムは、サクソフォンのレパートリーの拡大にも役立つことでしょう。

 ※録音:2018年7月&12月、シドニー音楽院フェルブルッヘン・ホール(オーストラリア)

 

C00482
¥2600
ヨハン・セバスチャン・バッハのレガシー クリスティアン・タラッビア(オルガン)
 J.S.バッハ:《フーガの技法》BWV.1080より コントラプンクトゥス1、われ汝の御座の前に進みいで BWV.668
 ゴットフリート・アウグスト・ホミリウス(1714-1785):これらは聖なる十戒、装いせよおお愛する魂よ
 C.P.E.バッハ:ソナタ ト短調 Wq.70-6, H.87
 ヨハン・ペーター・ケルナー(1705-1772):前奏曲ト短調
 ヨハン・クリスティアン・バッハ:BACHの名による半音階的フーガ W.YA.50
 W.F.バッハ:日にして光なるキリスト FALK.38, 1B、フーガ ハ長調 FALK.31-1、フーガ ハ短調 FALK.31-2
 ヨハン・クリスティアン・キッテル(1732-1809):前奏曲イ短調
 ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):
  暁の星はいと麗しきかな KrebsWV.552、イタリア風幻想曲 KrebsWV.422、
  前奏曲とフーガ ハ長調 KrebsWV.400

 ヨハン・セバスチャン・バッハが遺した名作の数々は現在に至るまで、西洋音楽の全てに影響を与える大いなる遺産となっていますが、ここでは弟子や同僚に与えた直接的、間接的な影響を表現したプログラムが披露されています。
 イタリアの若手オルガニスト、クリスティアン・タラッビアはこの「バッハ・レガシー」のプログラムを、イタリアはトスカーナ州、カマイオーレのバディア・ディ・サン・ピエトロに設置されている「マショーニ・オルガン Op.1130」で演奏。
 名匠ロレンツォ・ギエルミのプロジェクトとして1995年に建設されたオルガンです。

 ※録音:2021年5月、バディア・ディ・サン・ピエトロ(カマイオーレ、イタリア)

 

C00472
¥2600
森の中の泉へ ~ ハープ、フルートとバスーンのためのフランス作品集
 イベール:2つの間奏曲/
 トゥルニエ:森の中の泉へ/
 ボザ:ソナチネ/
 ジョリヴェ:クリスマスのパストラール/
 ルイジーニ:青い夢/
 ラヴェル:ソナチネ
アリオーソ・フリオーソ・トリオ
 〔マッシミリアーノ・ペッツォッティ(フルート)、
  フランチェスコ・フォントラ(バスーン)、
  フランチェスカ・ティラーレ(ハープ)〕

 編成はフルート、バスーン、そしてハープのトリオ!

 今日においても非常に珍しい編成であるフルート、バスーン、ハープのトリオのために作曲されたフランスのレパートリーを集めたユニークかつ魅力的なプロジェクト。
 この特定の編成のために書かれたフランスのレパートリーが備える真珠のごとき美しさを探求しており、3つの楽器が織り成す華麗なアンサンブルの音色に魅了されます。
 ボローニャ歌劇場管弦楽団の首席フルート奏者としても活躍したマッシミリアーノ・ペッツォッティを中心とするアリオーソ・フリオーソ・トリオとフランス音楽の相性も◎です。

 ※録音:2019年12月、マギステル・アレア・スタジオ(プレガンツィオール、イタリア)
 
 

C00471
¥2600
バルトーク:ピアノ作品集
 ブルガリアのリズムによる6つの舞曲(ミクロコスモスより)
 ピアノ・ソナタ BB.88, Sz.80
 バガテル集 Op.6, BB.50, Sz.38
アダモ・アンジェレッティ
 (ピアノ/ベヒシュタイン)

 「中国の不思議な役人」で物議を醸しつつも、東ヨーロッパの民族音楽の収集、研究において多大な功績を残すなど、様々なスタイルの作品を世に送り出したハンガリーの巨星べーラ・バルトーク。
 学問分野としての民族音楽の開祖的な存在もあるバルトークが遺した数あるピアノ作品の中から、東欧ブルガリアのリズムを題材とした「6つの舞曲」、バルトーク唯一のピアノ・ソナタである「BB.88, Sz.80」、そして「バガテル集」の3作品をカップリング。
 ベヒシュタインのピアノでバルトークを奏でるのは、イタリアのピアニスト、アダモ・アンジェレッティ。
 3つの作品を通じてバルトークの作風の変遷と作曲技法の発展の歴史を描いた好演奏です。

 ※録音:2021年3月-4月、アウラ・ドムス・サン・ジュリアーノ(マチェラータ、イタリア)
 
 

C00474
¥2600
メシアン:「主の降誕」 フランチェスコ・ボッティ(オルガン)
ドン・ジュゼッペ・フサーリ(ヴォーカル)

 20世紀において最も精神性の強い作曲家の1人であり、神学者でもあったことから宗教と内省面の音楽との関連性が特徴とされることの多いメシアン。
 初期作品に分類される「主の降誕」では、自身が提唱した「移調の限られた旋法」やインドの「非可逆的なリズム」、「鳥の歌」などが用いられ、後のメシアンの語法の発展の出発点になったとも言われています。
 メシアンの大作と対峙するのは2000年ブレッシャ生まれの若きオルガニスト、フランチェスコ・ボッティ。
 2018年の北アイルランド国際オルガン・コンクールでファイナリスト、2019年のトリチェージモ=ウディネ・国際オルガン・コンクールで第2位入賞を果たすなど、着実に歩みを進めている期待の奏者です。

 ※録音:2021年5月、聖トーマス&アンドリュー寺院(ブレッシャ、イタリア)
 
 


C00476
¥2600
20世紀の中央ヨーロッパにおけるヴァイオリンとチェロのための二重奏曲集
 シュールホフ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
 マルティヌー:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第2番 H.371
 オネゲル:ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ H.80
 ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
ファビオラ・ガウディオ(ヴァイオリン)
マルコ・シモナッチ(チェロ)

 数多くの革新と実験が行われた20世紀の楽壇において、その世紀の前半に「ヴァイオリン&チェロ」という編成に注視したヨーロッパの作曲家たちによる「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲」を集めたプログラム。
 ヴァイオリンとチェロという2つの弦楽器の多様性が存分に引き出され、20世紀の室内楽の分野に一石を投じた佳作の数々が並んでいます。
 共にサンタ・チェチーリア音楽院で学んだ2人の弦楽器奏者ファビオラ・ガウディオとマルコ・シモナッチが、その演奏で20世紀のヨーロッパにおける弦楽器の「デュオ」の魅力を聴かせてくれています。

 ※録音:2021年6月、サクラ・ファミリア・ミーティング・ホール(パドヴァ、イタリア)
 




SIGNUM



SIGCD697
¥2500
大英帝国勲章(MBE)カウンターテナー、イェスティン・デイヴィス
シューベルト:美しき水車小屋の娘 Op.25 D.795

 さすらい、どこへ?、止まれ、小川に寄せる感謝の言葉、
 憩いの夕べに、好奇心の強い男、いらだち、朝の挨拶、
 水車屋の花、涙の雨、僕のもの、休み、緑のリボンで、
 狩人、ねたみと誇り、好きな色、いやな色、
 しおれた花、水車職人と小川、小川の子守歌
イェスティン・デイヴィス(カウンターテナー)
ジョゼフ・ミドルトン(ピアノ)

 イェスティン・デイヴィスが歌うシューベルト!美しく知的な「美しき水車小屋の娘 」!

 ☆大英帝国勲章(MBE)を授与されたカウンターテナー、イェスティン・デイヴィス!
 ☆歌手としてのキャリアをスタートさせたケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のシリーズから、シューベルトの傑作「美しき水車小屋の娘」をリリース!

 イェスティン・デイヴィスは、その美しく器用な声と知的なミュージシャンシップによって、世界でもっとも優れた歌手の一人として広く知られるイギリスのカウンターテナー。
 これまで2度のグラモフォン賞受賞、グラミー賞受賞、ローレンス・オリヴィエ賞ノミネートなどの実績を誇り、その功績から2017年には大英帝国勲章(MBE)を授与されています。

 今回のアルバムはシューベルトの3大歌曲集の1つ「美しき水車小屋の娘」を歌ったものですが、イェスティン・デイヴィスが歌手としてのキャリアをスタートさせた、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のシリーズの一環として、Signum Classicsからリリースされます。
 現在セント・ジョンズ・カレッジの音楽監督を務めるアンドルー・ネスシンガとイェスティン・デイヴィスは、1987年の同じ日にセント・ジョンズでの活動をスタートさせたとのこと。
 当時ネスシンガはオルガン・スカラーで、デイヴィスは7歳の見習い生(probationer)でした。その後、デイヴィスは少年聖歌隊長(Head Chorister)やコーラル・スカラーとしても長らくセント・ジョンズ・カレッジと関り、伝統を築いてきました。

 ブックレット(英語)には、作品解説や歌詞の他、アンドルー・ネスシンガと、デイヴィスが11歳の頃にセント・ジョンズ・カレッジ音楽監督を務めていたクリストファー・ロビンソンによるコメントも掲載されています。

 ※録音:2020年6月15日-19日、ポットン・ホール・レコーディング・スタジオ、サフォーク(イギリス)

 
 




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OEHMS CLASSICS



OC478
¥2400→\2190
アントン・ブルックナー(1824-1896):オルガン編曲による交響曲全集 Vol.2 ハンスイェルク・アルブレヒト(ウィリス-オルガン)
 1. ブルックナー:
  詩篇150篇 WAB 38 - ソプラノ、合唱とオーケストラのために(1892) (エルヴィン・ホルンによるオルガン編)
 2. デイヴィッド・マシューズ (1943-):
  ブルックナーの第2交響曲の緩徐楽章による瞑想 ブルックナー・フェンスター III -オルガンのために(2021)
 
 ブルックナー: 交響曲第2番 ハ短調 WAB102/1877年版(エルヴィン・ホルンによるオルガン編)

  3. I. Moderato/4. II. Andante. Feierlich, etwas bewegt/
  5. III. Scherzo. MaBig schnell – Trio. Gleiches Tempo/6. IV. Finale. Ziemlich schnell

 録音 2021年8月5-9日 ウェストミンスター大聖堂、ロンドン(UK)

 2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第3弾です。
 このシリーズは毎年2~3巻をリリース、2024年に完結予定です。

 1868年からウィーン宮廷礼拝堂のオルガン奏者として活躍をはじめたブルックナー。パリに赴き演奏会を開いたところサン=サーンスやフランクに絶賛され自信を得ました。
 そして1871年にはロンドンのオルガン・コンクールに参加し第1位を獲得します。彼は当時存在した巨大な建造物「水晶宮」で70,000人の聴衆の前で即興演奏とバッハの小品、自作などを演奏したと伝えられています。
 その後、しばらくロンドンに滞在し、同年10月から交響曲第2番の作曲に取り掛かりました。
 ロンドンで得た経験も採り入れられながら1年も経たずにウィーンで完成されたこの交響曲は、すぐさま彼の友人の指揮者オットー・デッソフが初演を試みましたが、オーケストラの団員が「演奏不可能」と評したことからブルックナーは作品を改訂、翌1873年にようやくブルックナー自身の指揮によって初演が行われます。その後、1877年に更なる改訂が行われており、今回のオルガン版はこの1877年の改訂稿が用いられています。

 ブルックナー自身は大きなオルガンを演奏することを好んでいたようで、1871年に完成したばかりのロイヤル・アルバート・ホールの巨大なオルガン(ヘンリー・ウィリス工房製造)にも魅了されました。
 このアルバムでハンスイェルク・アルブレヒトが使用したのは、ヘンリー・ウィリスの孫"ウィリスIII世"が製造したオルガンで、こちらも4段鍵盤と78ストップを備えた壮麗な楽器。ロンドンに縁ある交響曲第2番を演奏するには最もふさわしい楽器と言えるでしょう。

 毎回注目されるこのプロジェクトのための新作は、イギリスの作曲家デイヴィッド・マシューズの「ブルックナーの第2交響曲の緩徐楽章による瞑想」です。
 他にはブルックナーの詩篇第150篇のオルガン版。こちらは交響曲と同じくエルヴィン・ホルンによる編曲版が収録されています。

 
 



<メジャー・レーベル>
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DG



4861929
\2300→\2090
エリーナ・ガランチャ~Live From Salzburg
 ティーレマン(指揮)&ウィーン・フィル

 ワーグナー:『ヴェーゼンドンク歌曲集』
  1) 天使、2) とまれ、3) 温室にて、4) 悩み(心痛)、5) 夢、
 マーラー:『リュッケルトの詩による5つの歌曲』
  6) 私は仄かな香りを吸い込んだ、7)美しさゆえに愛するのなら、
  8) 真夜中に、9) 私の歌を覗き見しないで、10) 私はこの世に捨てられて

 (管弦楽編:
   F.Motti[1-4]、ワーグナー[5]、マーラー[6, 8-10]、M.Puttmann[7])
エリーナ・ガランチャ(メッゾ・ソプラノ)、
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 
 昨年と今年のザルツブルク音楽祭でライヴ録音された濃密な歌曲

 メッゾ・ソプラノ歌手エリーナ・ガランチャが、2020年と2021年の夏、クリスティアン・ティーレマン指揮のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とともにザルツブルク音楽祭に出演しました。
 どちらもパンデミックという特別な状況の中で行われています。そのライヴ録音がドイツ・グラモフォンよりリリースされます。収録曲はワーグナーの『ヴェーゼンドンク歌曲集』とマーラーの『リュッケルト歌曲集』です。

 エリーナ・ガランチャは歌曲を「最も内面的な形の音楽表現」ととらえ、この2つのザルツブルクのコンサートで、これらのオーケストラ伴奏の歌曲の内面性を表現し、音楽の本質に立ち返っています。
 ガランチャの艶のある低い声域と、楽々と発せられる高音で、多彩な描写を探り、完璧な歌詞のアーティキュレーションと濃密な情感を聴き手に印象付けています。
 ティーレマンの指揮がソリストとオーケストラの間のバランスを公平に保ちながら、その個性的な声の力にオーケストラの響きの音色と深みを与え、これらの歌を濃密なアリアに変えています。

【録音】2020年8月19-22日(1-5)、2021年7月31日-8月3日(6-10)、ザルツブルク
  
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4856238
\2300→\2090
ウィーン少年合唱団~世界の名曲集「Together」
 1) Day-dah Light(バナナ・ボート・ソング)(伝承曲)、
 2) ラ・パロマ(S.Yradier)、3) ドナ・ドナ(S.Secunda)、
 4) The Choir(G.Wirth)、5) 束の間の音楽(パーセル)、
 6) Music Down In My Soul(伝承曲)、
 7) Vem Kan Segla F?rutan Vind(スウェーデン民謡)、
 8) Dorogoi Dlinnoyu(B.Fomin)、
 9) O La, O Che Bon Eccho(O. di Lassus)、
 10) 希望(ロッシーニ)、11) Ni?ka Banja(伝承曲)、
 12) Sesivuma Sigiya(伝承曲)、
 13) Dreaming of Home and Mother-旅愁-Song Bie-Li Ge
   (J. P.オードウェイ)、
 14) 荒城の月(滝廉太郎)、
 15) Raghupati Raghav Raj Ram(インド民謡)、
 16) Man Kunto Maula(A.Khusro)、
 17) ?sk?dar’a Gider Iken(伝承曲)、
 18) オン・ザ・ロード・アゲイン(W.Nelson)、
 19) ウェラーマン(伝承曲)
ウィーン少年合唱団、
ヤーノシュカ・アンサンブル(3, 8, 11, 17)
 
 連帯感を求める気持ちに寄り添う“世界の名曲集”


 歌うこと、特に合唱として共に歌うことはパンデミックの中、難しいことでした。
 リハーサルはまるで障害物競走のように、コロナの検査、マスク着用、消毒、換気、可能であれば12歳以上の少年のワクチン接種といった予防策が求められました。
 こうしたことは皆で協力して行わなければなりません。
 そこでウィーン少年合唱団は連帯感から遠ざかってしまった特別な感情を表現する19曲の歌を選びました。これらの曲はすべて様々な文化の中から生まれ、世界中で愛され歌い継がれているヒット・ソングです。

 「これらの曲には素晴らしいストーリーがあります。ある曲は1850年代にアメリカで生まれ、今では日本や中国でタイトルも歌詞も変わり、有名なフォーク・ソングになっています。」と語るのは、合唱団の芸術監督であり、会長でもあるゲラルト・ヴィルト。
 ウィリー・ネルソンの「オン・ザ・ロード・アゲイン」や「ラ・パロマ」、パンデミックの賛美歌ともなった「ウェラーマン」など、17曲が彼らの新たなレパートリーに加わりました。

 https://www.youtube.com/watch?v=TLKOOTzVNOc
 






<国内盤> 


MCLASSICS


MYCL00015
(SACD HYBRID)
¥3520
リアル・ユーフォニアムⅣ 波の綾
 1. ドス:パルス
 2. ヴェルディ/松本望 編:オペラ「運命の力」によるグランド・ファンタジー
 3. フォーレ:夢のあとに
 4. ソレル/山田武彦 編:ファンダンゴ
 5-7. 伊藤康英:3つのロマンス
  I. ノスタルジア/II.バラード/III.インテルメッツォ
 8. プライヤー:スコットランドの釣鐘草
 9. 加羽沢美濃:波の綾
 10. ポンセ/加羽沢美濃 編:エストレリータ
 11. 天野正道:無窮動
外囿祥一郎(ユーフォニアム)
藤原亜美(ピアノ)

 <収録>2021年4月24-25日 神奈川県、相模湖交流センター ラックスマンホール

 さらに深みを増す音楽とサウンド。まだ見ぬ高みへ続く外囿祥一郎とユーフォニアムの終わりなき旅。
 世界に誇る日本のトップ金管奏者、外囿祥一郎の久々となるピアノとのデュオ・アルバムです。
 外囿がライフワークとしているユーフォニウムの新たなるレパートリーと魅力を探求するシリーズ「リアル・ユーフォニアム」の続編となります。(Ⅰ~Ⅲは校正出版社よりリリース)
 今アルバムでも人気作曲家、加羽沢美濃と天野正道が作品を提供。二人の美しいメロディとインスピレーションによってユーフォニアムの魅力が存分にもたらされています。
 そして、外囿の圧倒的な技術と音楽性!その音はより深みを増し、表情豊かに音楽を表現してゆきます。揺るぎない技術を披露する「パルス」「スコットランドの釣鐘草」は聴きもの。
 ユーフォニアムの美しい音色を聴かす「ロマンス」など現在の充実した音楽家、外囿祥一郎の姿が刻まれているかのようです。
 さらなる高みを目指す日本のトップランナー、「世界のホカゾノ」の新たなる旅の始まりです。
 
 

MYCL00024
(SACD HYBRID)
¥3520
いのちの名前
 1. 久石譲:いのちの名前/2. 木村弓:世界の約束/
 3. 久石譲:風のとおり道/4. ジョン・デンバー:カントリーロード/
 5. 久石譲:遠い日々/6. 久石譲:空とぶ宅急便/
 7. 久石譲:メイがいない/8. 久石譲:ねこバス/
 9. 久石譲:アシタカせっ記/
 10. S.キャビー、C.コルベル:アリエッティーズ・ソング/
 11. 谷山浩子:テル―の唄/12. 久石譲:君をのせて/
 13. 久石譲:真紅の翼/14. 久石譲:ハトと少年
佐藤友紀
 (トランペット‛&1,3,4,7-9,11,12,14、
  フリューゲルホルン‛&2,5,6,13、
  ピッコロトランペット‛&5,10)
大野真由子(ピアノ)
石川亮太(アレンジ)

 <収録>2021年5月11-13日 神奈川県、相模湖交流センター ラックスマンホール

 心癒すトランペットの美しい調べ。艶やかなサウンドが描くジブリ映画の名曲たち。
 東京交響楽団首席トランペット奏者やソリストなどで活躍著しい佐藤友紀のソロ・アルバムです。
 「だれが聴いても、心温まるトランペット作品集を!」というコンセプトのもと、本アルバムでは久石譲のジブリ映画音楽を中心に、誰もが知る名曲ばかりをセレクトしました。
 人の心に優しく寄り添う美しいメロディを、艶やかで豊かな音色のトランペットが奏でます。佐藤友紀の深みのある柔和なサウンドに心癒されることでしょう。
 また、クリスタルに煌めく大野真由子か奏でるピアノ。石川亮太の彩り豊かなアレンジにも注目です。
 音楽を愛するすべての人々に捧げる、癒しの名曲集です。
 




SONORITE


SNRT2102
¥3080
An die Musik~シューベルト・アルバム
 1-5. フランツ・シューベルト:ピアノソナタ第3番 ホ長調 D459
  I. Allegro moderato/II. Scherzo - Allegro/
  III. Adagio/IV. Scherxo - Allegro/V. Allegro patetico
 6-8. シューベルト:3つの小品 D946
  I. Allegro assai/II. Allegetto/III. Allegro
 9. シューベルト:アダージョ 変ニ長調 D505
 10. シューベルト(リヒャルト・シュトラウス編曲):
  クーペルヴィーザー・ワルツ
鶴澤 奏(ピアノ)

 2021年6月23日~25 日、コピスみよしにおいて録音/使用ピアノ:1982年製ハンブルク・スタインウェイ D 型(タカギクラヴィア所蔵)
 Producer/Director 内藤 晃/Piano producer 高木 裕/Recording & Mixing Engineer 北見 弦一

 1994年生まれの鶴澤奏によるシューベルト・アルバム。謙虚で気負いのない自然体のピアノが、シューベルトの佳曲の魅力を清々しく引き出しており、珍しいD459のソナタを含む選曲もたいへん素敵です。アルバム名のAn die Musikは、シューベルトの名歌曲のタイトルに、鶴澤の信条を重ね合わせたもの。凛として純度の高い音楽を奏でる、稀有な新進ピアニストのデビュー盤です。

 鶴澤 奏(つるさわ かなで)
 高校3年時にピティナ・ピアノコンペティション特級にて銅賞を受賞し、本格的に演奏活動を始める。2016年に野島稔・よこすかピアノコンクールにて第1位を受賞した際には審査委員長の野島稔氏から「自分の内にある音楽を極めて自然に表出し(中略)作為のあとが見えない、けれん味のない音楽がそのまま楽曲の満ち足りた表現として十分に聴き手に伝わる」と評された。

 現在主に日本と北米を行き来しながら活発に演奏活動を行っている。2019年にはカサルマッジョーレ音楽祭(イタリア)で弦楽器の公式伴奏者を務め、またカナダではバンクーバー交響楽団の管楽器首席メンバーらと共演するなど、室内楽奏者としての信頼も厚い。

 菊地麗子、野島稔、清岡登志子、鈴木弘尚の各氏に師事し、東京音楽大学ピアノ演奏家コースを首席で卒業。在学中ヤマハ音楽奨学金を受ける。2017年よりバンクーバー音楽院に所属、Lee Kum-Sing氏のもと研鑽を積んでいる。
 




<映像>


RICCARDO MUTI MUSIC(DVD+CD)

RMM 2021DVD
(3DVD+2CD)
¥9900
ドニゼッティ:歌劇《ドン・パスクワーレ》
 リハーサル&コンサート映像とCDセット
リッカルド・ムーティ(指揮)
 DVD1(2h33')
  リッカルド・ムーティ~ピアノ演奏によるオペラの紹介(字幕なし)
   ドン・パスクワーレ:クラウディオ・デスデリ、ニコラ・アライモ
   マラテスタ医師:マリオ・カッシ、ブルーノ・タッディア
   エルネスト:フアン・フランシスコ・ガテル、デイヴィット・アレグレ
   ノリーナ:ラウラ・ジョルダーノ、サンドラ・パストラーナ
   公証人:バブリエレ・スピナ
   収録場所:アリギエーリ劇場、ラヴェンナ
 DVD2(58')
  リッカルド・ムーティ~オーケストラ・リハーサル(字幕なし)
   ドン・パスクワーレ:クラウディオ・デスデリ、マラテスタ医師:マリオ・カッシ
   エルネスト:フアン・フランシスコ・ガテル、ノリーナ:ラウラ・ジョルダーノ、
   公証人:バブリエレ・スピナ
   収録場所:ピアチェンツァ市劇場
 DVD3(2h9')
  リッカルド・ムーティ~コンサート形式(字幕あり)(ムーティによるオペラ紹介あり/字幕なし)
   ドン・パスクワーレ:ニコラ・アライモ、マラテスタ医師:マリオ・カッシ、
   エルネスト:フアン・フランシスコ・ガテル、ノリーナ:ラウラ・ジョルダーノ、
   公証人:ルーカ・ダッラミーコ、ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団、
   ピアチェンツァ市劇場合唱団(合唱指揮:コッラード・カサティ)
   収録場所:ソチャーレ歌劇場、コモ
 CD1(1h16') 第1幕&2幕
 CD2(40') 第3幕
 ※ DVD 3と同じ演奏

 リッカルド・ムーティが語るドニゼッティの魅力、傑作《ドン・パスクワーレ》のリハーサル&コンサート映像とCDセット

 NTSC、原語:イタリア語 字幕:英語、DVD:5h40' /CD:2h

 現代の巨匠リッカルド・ムーティ。2004年に自らが創立したユース・オーケストラ、ルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団とのリハーサル&コンサート映像。
 今回はドニゼッティの傑作《ドン・パスクワーレ》です。ドニゼッティの数あるオペラ・ブッファの中でも完成度の高い作品です。
 
 ムーティはのこの作品について以下のように語っています。
 「《ドン・パスクワーレ》は、他のドニゼッティの作品のように皮肉の効いたオペラであるが、その喜劇性やアイロニーは常に大いなる悲哀に満ちています。これは強調されるべきです。これがドニゼッティとロッシーニの違いでもあります。
 しかしロッシーニがメランコリーでもなく、ドラマチックでもなく、悲劇的でもないと言っているわけではありません。
 ロッシーニのオペラ・ブッファではドニゼッティが思いつかない楽器の妙技で楽しませることができるのです。
 実際、ドニゼッティは、音楽と言葉を巧みに融合させ、台本から皮肉と微笑みを見出すことができます。
 そのような小さなヒントでドニゼッティは《ドン・パスクワーレ》をドラマトゥルク的に完璧なオペラとして創り上げることができたのです。」
 
 この商品にはムーティによる充実した作品解説(字幕なし)も入っており、作品をより深く知ることができます。
 (この商品にはRMM MUSICのデジタル・ストリーミング・プラットフォームでHDの映像を観ることができるアクセス・コードが入っています。)
 

















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