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≪第114号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2021/12/28~




12/31(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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CHALLENGE CLASSICS



CC 72866
¥2700→\2490
寺神戸亮がバッハのソナタを再録音
J.S.バッハ:
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 第1集

  第1番 ロ短調 BWV1014
  第2番 イ長調 BWV1015
  第3番 ホ長調 BWV1016
寺神戸亮
 (ヴァイオリン;
  Andrea Guarneri 1665 Cremona)
ファビオ・ボニッツォーニ
 (チェンバロ;
  Willem Kroesbergen,
  Utrecht, after Couchet)
KKC 6466
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 寺神戸亮がバッハのソナタを再録音!経験を生かした熟練の技が光る、力強くも澄み切った高貴なる名解釈、ボニッツォーニとの自然な掛合いにも注目

 録音:2020年10月12-14日/イタリア、ノマーリオ/42'01''

 バロック・ヴァイオリンの名手・寺神戸亮がChallenge Classicsレーベル初登場。1996年以来の再録音となるバッハのヴァイオリン・ソナタをリリースします!
 今作は第1集として、第1~3番を収録。ハーグ王立音楽院の同僚として知り合い、2019年に初共演したチェンバロ奏者ボニッツォーニとの共演。
 「私たちは共通の音楽言語を持ち、同じように音楽にアプローチすることが出来る」と寺神戸は語っており、楽器間の対位法的掛合いが鍵となるこのソナタはまさに二人にうってつけと言えましょう。

 全6曲からなるバッハのヴァイオリン・ソナタは無伴奏ヴァイオリンや無伴奏チェロの作品と同じく、バッハが注意深く練り上げ組み上げた画期的な曲集です。
 これらを重要なレパートリーとして演奏してきた寺神戸(チェロ組曲はスパッラでの録音がある)、時間をかけてバッハと対峙し深めてきた熟練の解釈がここに結実しています。
 それは音楽に敬意を払い謙虚な姿勢で臨んだもので、奇抜さのまったくない高貴な演奏。力強くも澄み切ったあたたかな音色で、「バッハは私たちの人生の喜び」と語る寺神戸の心境がまっすぐに伝わってくる内容となっています。

 ファビオ・ボニッツォーニはコープマンに学んだイタリアのオルガン、チェンバロ奏者。名だたる古楽オーケストラと共演するほか、自らのアンサンブル「ラ・リゾナンツァ」を結成し活躍中。
 同レーベルからはバッハのチェンバロ協奏曲(第1集:CC-72773/第2集:CC-72800)をリリースしています。

 ブックレット解説は寺神戸本人によるもの。国内仕様盤(KKC-6466)は日本語訳付きです。

 
 



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FENIX MUSIC



FMCD 136
¥3400→\3090

「グリミネッリ・プレイズ・モリコーネ」
 スティング、ズッケロ、ネックら超豪華シンガーも参加!
  ~ア・トリビュート・トゥ・マエストロ・エンニオ・モリコーネ


 (1)"I Sleep Beneath the Stars" from the movie "Once Upona Time in the West"~ヴォーカル、フルートとオーケストラのための
 (2)"Lost Boy Calling"~ヴォーカル、フルートとオーケストラのための
 (3)"The Mission", "Gabriel's oboe"~フルートとオーケストラのための
 (4)"Vita nostra" from the movie "The Mission"~フルートとオーケストラのための
 (5)"Se telefonando"~ヴォーカル、フルートとオーケストラのための
 (6)"Playing love", Reprise "The Legend of 1900"from the movie "The Legend of 1900"
   ~フルート、トランペットとオーケストラのための
 (7)Se(tratto da "Nuovo Cinema Paradiso") Tema d'amore per Nata~ソプラノ、フルートとオーケストラのための
 (8)"A Fistfull of Dollars" from the movie "A Fistful of Dollars"~フルート、オーケストラと合唱のための
 (9)"Once Upon a Time in America" (tema di Deborah and Poverta)~フルートとオーケストラのための
 (10)"Giu la testa"~フルートとオーケストラと合唱のための
 (11)"Musashie l'amore" from the movie "Musashi"~フルートとオーケストラのための
 (12)"Chi mai" from the movie "Le Professionnel"~フルートとオーケストラのための
 (13)"Down the Ancient Staircase" (Prelude) from the movie "Down the Ancient Staircase"
  ~フルート、ピアノとオーケストラのための
 (14)"American Themes"Medley from the movie "Once Upon a Time in America",
  "The Good, the Badand the Ugly"and "Once Upon a Time in the West"
    ~フルート、オーケストラと合唱のための(ステファノ・ナンニ編)
 (15)"For a Few Dollars More"from the movie "For a Few Dollars More"~フルート、オーケストラと合唱のための
  (1)スティング(ヴォーカル)、(2)ズッケロ(ヴォーカル)、(5)ネック(ヴォーカル)、
  (6)クリス・ボッティ(トランペット)、(7)アイーダ・ガリフッリーナ(ソプラノ)
  アンドレア・グリミネッリ(フルート)
  ブダペスト・アート管弦楽団&同合唱団、ディエゴ・バッソ(指揮)
  ネッラ・フリストワ(ピアノ)、ステファノ・ロイエッティ(ピアノ)、アレッサンドロ・ズッキ(ティンパニ)、
  ヴァレリオ・ガッラ(パーカッション)、ジュリア・レットレ(ハープ)、セルジオ・ボルゴ(ギター)

 スティング、ズッケロ、ネックら超豪華シンガーも参加!天才フルート奏者グリミネッリがモリコーネに捧げるハートウォームなアルバム。

 録音:2019年-2020年

 ランパルやゴールウェイに師事し若くして世界的スターとなった天才フルート奏者アンドレア・グリミネッリ。
 近年はクラシックを中心レパートリーに据えながらジャンルを超えた共演でも注目されており、世界的アーティストからも絶大なる信頼を寄せられております。

 注目の最新作はエンニオ・モリコーネ(1928-2020)へのトリビュート・アルバム。8歳のときに『夕陽のギャングたち Giu la testa』、『荒野の用心棒 Per unpugno di dollari』のテーマを聴き、虜になったというグリミネッリ。
 以来モリコーネの音楽のファンとなり自身の重要なレパートリーとしても演奏してきました。

 モリコーネとの夢の初共演は80年後半。モリコーネがピアノを演奏し、美しい旋律が魅力の『古い階段の下で Per le Antiche Scale』のテーマを演奏しました。
 また2016年には『ミッション The Mission』の主人公のガブリエル神父が劇中で演奏する「ガブリエルのオーボエ Gabriel's oboe」をグリミネッリが演奏し、それを聴いたモリコーネが「アンドレアが演奏するフルート版も実に素晴らしい!」と激賞したそう。そんなグリミネッリが敬愛するモリコーネの名作から15曲を選び、愛情深く演奏しております。

 なんといっても驚きなのが世界的シンガーとの共演!スティング Stingが"I Sleep Beneath the Stars"、ズッケロ Zuccheroが"Lost Boy Calling"、ネック Nekが"Se telefonando"をそれぞれ歌っておりその超豪華なアーティスト達にも注目。
 またトランペットのリス・ボッティ、ソプラノのアイーダ・ガリフッリーナとも共演しており、このアルバム作成に対するグリミネッリの並々ならぬ思いが伝わってきます。

 指揮のディエゴ・バッソがフルートとオーケストラのために編曲し、モリコーネのハートウォームな音楽の美観を最大限に引き出しております。ここにモリコーネへの最大の賛辞と敬意を表した最高のアルバムが完成ました。

 
 




KLARTHE


KLA 134
¥2800
金管五重奏で聴くドビュッシー&ラヴェルの色彩感。
 (1)ドビュッシー(フーフ・ステケテー編):「亜麻色の髪の乙女」 L.117
 (2)ラヴェル(ガブリエル・フィリポ編):
  弦楽四重奏曲 ヘ長調 M.35より第2楽章「十分に活き活きと。きわめてリズミカルに」
 (3)ドビュッシー(フィリポ編):「レントより遅く」
 (4)ラヴェル(フィリポ編):
  ピアノ協奏曲 ト長調より第2楽章「アレグロ・アッサイ」【金管五重奏とピアノ版】
 (5)フィリポ:金管五重奏のための3つの舞曲【世界初演】
 (6)ドビュッシー(フィリポ編):「月の光」L.75
 (7)ドビュッシー(フィリポ編):舞曲「スティリー風タランテッラ」
 (8)ドビュッシー(ジャヴィエル・ロゼット編):
  弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10 L.113より第3楽章「アンダンティーノ、甘く表情豊かに」
 (9)ラヴェル(フィリポ編):「ドゥルシネア姫に心を寄せるドン・キホーテ」M.84
 (10)ドビュッシー(フィリポ編):「牧神の午後への前奏曲」【金管五重奏とピアノ版】
  ローカル金管五重奏団
   【フランソワ・プティプレ(トランペット)、ジャヴィエル・ロゼット(トランペット)、
    ブノワ・コレット(ホルン)、ロマン・デュラン(トロンボーン)、
    タンクリード・サイマーマン(チューバ)】
  (4)(10)マティルド・ヌエン(ピアノ)

 こんなにも美しい響きになるとは!金管五重奏で聴くドビュッシー&ラヴェルの色彩感。

 録音:2020年8月、2021年4月/シテ・ドゥ・ラ・ミュージック/ディジパック仕様

 2015年結成のローカル金管五重団。パリ国立高等音楽院の卒業生5人で構成され2016/2017年のシーズンにはシェルジェール・ブラス・フェスティヴァルでも演奏しております。
 また2017年に開催された第9回大阪国際室内楽コンクール&フェスタの管楽アンサンブル部門にて第3位を受賞している若手実力派です。

 期待のセカンド・アルバムではラヴェル、ドビュッシーの作品を収録。
 アルバム作成の経緯は2018年、フランスの「音楽の日Fete de la Musique」の演奏会で「亜麻色の髪の乙女」の演奏を聴いたガブリエル・フィリポが金管五重奏でこんなにもうまく演奏ができることに驚いたことがきっかけ。
 「その他の作品も弾いてほしい!」という思いからドビュッシー、ラヴェルの名作を彼らのために編曲しました。
 金管ならではの音色の豊かさ、コントラストの美しさを最大限に引き出した編曲で、原曲では気づくことのできない新たな魅力にも出会えます。
 またフィリポが彼らのために書いた「3つの舞曲」の世界初演も収録しております。
 
 

KLA 133
¥2800
「Accorgueon」
 (1)メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第6番 ニ短調 Op.65-6
 (2)フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
 (3)J.S.バッハ:パッサカリア ハ短調 BWV582
 (4)パッヘルベル:シャコンヌ ヘ短調 P 42
 (5)ボエルマン:ゴシック組曲 Op.25
 (6)エスケシュ:「復活のいけにえに」による5 つのヴェルセット
メラニー・ブレガン(アコーディオン)

 これはすごい!オルガンの名曲をアコーディオンで演奏!

 録音:2021年2月8-10日、2021年7月10&11日/フランス/ディジパック仕様

 アコーディオン奏者メラニー・ブレガンがオルガンの名作をなんとアコーディオンで演奏したアルバム「Accorgueon」をリリース!
 収録作はメンデルスゾーンのオルガン・ソナタ第6番、バッハのパッサカリア、フランクの前奏曲、フーガを変奏曲など魅力的な作品ばかりを選曲しました。

 ふいごと鍵盤の操作によって演奏するという原理の点ではアコーディオンとパイプオルガンは近い楽器であるものの、手鍵盤とペダルで演奏されるオルガン作品をアコーディオンで弾くのは超絶技巧を要します。
 名手ブレガンがこの楽器の無限の可能性を引き出した充実のアルバムを完成させました!
 
 

KLA 113
¥2800
ニコラ・バクリの弦楽四重奏曲第7-9番を
 プソフォス弦楽四重奏団が録音!

   ニコラ・バクリ:
   (1)弦楽四重奏曲第9番 Op.140(2015)
   (2)弦楽四重奏曲第8番 Op.112(2008-09)
   (3)弦楽四重奏曲第7番 Op.101(2006-07)
プソフォス弦楽四重奏団
 【マチルド・ボルサレロ・エルマン
   (ヴァイオリン)、
  ブルーエン・ル・メートル(ヴァイオリン)、
  セシル・グラッシ(ヴィオラ)、
  ギヨーム・マルティニェ(チェロ)】

 録音:2020年9月19-22日/パリ/ディジパック仕様

 フランス現代を代表する作曲家ニコラ・バクリの弦楽四重奏曲集。ティペット、ショスタコーヴィチ、ブリテン、デュティユー、ヴァインベルクら、20世紀の偉大な作曲家の弦楽四重奏曲からも影響を受けたというバクリ。
 これまで11曲の弦楽四重奏曲を作曲していますが当アルバムでは第7、8、9番を演奏しております。
 プソフォス弦楽四重奏団がキリッとした演奏を披露しております。
 
 

KLA 049
¥2800
「星座」
 (1)ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 M.35
 (2)デュティユー:弦楽四重奏曲「夜はかくのごとく」
 (3)ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 Op.10
プソフォス弦楽四重奏団
 【エリック・ラクルー(ヴァイオリン)、
  ブルーエン・ル・メートル(ヴァイオリン)、
  セシル・グラッシ(ヴィオラ)、
  ギヨーム・マルティニェ(チェロ)】

 気品に満ちた音色。プソフォス弦楽四重奏団が美しく奏でるラヴェル、デュティユー、ドビュッシー。

 録音:2016年5月/デュルタル城(フランス)/ディジパック仕様

 プソフォス弦楽四重奏団がラヴェル、デュティユー、ドビュッシーというフランスを代表の弦楽四重奏曲を集めたアルバムをリリース。

 ラヴェルの弦楽四重奏曲はいわずと知れた名曲。繊細にして情景美あふれる旋律と、きりりとしまった構成が絶妙な作品です。

 「夜」に秘められた妖しくも官能的な世界が薫るデュティユーの作品では、ピツィカート、グリッサンド、フラジョレットなど様々な技巧が散りばめられております。

 そしてドビュッシーの作品は1893年にイザイ四重奏団献呈され、フランスを代表する弦楽四重奏曲として頻繁に演奏されております。
 現代のフランスの弦楽四重奏団を代表するプソフォス弦楽四重奏団が母国の名作を美しく奏でます。
 
 

KLA 036
¥2800
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27
 (1)第1番 ト短調 Op.27-1『ヨーゼフ・シゲティに献呈』
 (2)第2番 イ短調 Op.27-2『ジャック・ティボーに献呈』
 (3)第3番 ニ短調 Op.27-3『ジョルジェ・エネスクに献呈』
 (4)第4番 ホ短調 Op.27-4『フリッツ・クライスラーに献呈』
 (5)第5番 ト長調 Op.27-5『マチュー・クリックボームに献呈』
 (6)第6番 ホ長調 Op.27-6『マヌエル・キロガに献呈』
エリック・ラクルー(ヴァイオリン)

 野太く力強く。フランスの実力派エリック・ラクルーがイザイの無伴奏を録音!

 録音:2016年3月22-25日/デュルタル城(フランス)/ディジパック仕様

 フランスの実力派エリック・ラクルーがイザイの無伴奏全曲を録音しました!ラクルーはレジス・パスキエなどフランス本流のヴァイオリニストに師事。その後イーゴリ・オイストラフら著名なヴァイオリニストからも薫陶を受けました。

 2003年よりパリ国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターをつとめ、小澤征爾、ゲルギエフ、ブーレーズなどの世界的な指揮者のもとオペラを中心に幅広いレパートリーを演奏。
 またプソフォス弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者もつとめ室内楽にも力を入れてきました。

 6曲から成るイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ。バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータを強く意識して書かれているものの、各曲が名ヴァイオリニストやイザイの高弟に捧げられており、それぞれ強い個性を示した作品で、近年名手の必須レパートリーに数えられます。
 ラクルーは野太く力強い演奏が魅力。技術的にも安定感抜群でイザイの世界に没入できます。
 
 

KLA 125
¥2800
「ヴァイオリン一挺で旅をする」
 (1)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
 (2)ティエリー・ド・メイ(1956-):パッサカリアと変奏曲
 (3)ハチャトゥリャン:無伴奏ヴァイオリンのソナタ・モノローグ
アニエス・ピーカ(ヴァイオリン)

 コロナ禍、ヴァイオリン一挺で挑んだピーカ渾身の無伴奏録音!

 録音:2021年4月15-17&27-29日/ステファン・ポレロ・スタジオ/ディジパック仕様

 コロナ禍で音楽活動が制限された2020年。ヴァイオリニスト、アニエス・ピーカはヴァイオリンと向き合う日々が続きました。その生活の中で無伴奏録音に挑戦することを決意。
 録音は2021年4月に行われ、J.S.バッハ、ティエリー・ド・メイ、ハチャトゥリャンの作品を収録しました。

 ティエリー・ド・メイの「パッサカリアと変奏曲」は舞台音楽のために書かれた作品(ティエリーは振付家ミシェル・アンヌ・ド・メイの弟)。
 バロックの組曲のように構成されとてもリズミカルな作品で、バルトークやバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタにも似た響きが特徴です。

 コロナ禍になってから弾き始めたというハチャトゥリヤンの「ソナタ・モノローグ」はピーカがコロナ禍で感じていたことを音楽的に具現化しているように思え、取り上げたとのこと。
 晩年のこの作品は演奏会ではほとんど弾かれることはありませんが、詩的な美しさを讃える当作の多くの人に聴いてもらいたいという思いが詰まっております。
 アニエス・ピーカがヴァイオリン一挺で音楽の旅路に誘います。
 





CYPRES


CYP8610
¥2700
ブラームス、ベルク、ツェムリンスキー:クラリネットを伴う室内楽作品集
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  1-4. クラリネット、チェロ、ピアノのための三重奏曲 イ短調 Op. 114
 アルバン・ベルク(1885-1935):
  5-8. クラリネットとピアノのための4つの小品 Op. 59. アダージョ
    ~室内協奏曲より、作曲者によるヴァイオリン、クラリネット、ピアノのための編曲版
 アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキー(1871-1942):
  10-12. クラリネット、チェロ、ピアノのための三重奏曲 ニ短調 Op. 3
アンサンブル・ケオプス
 タチアーナ・サムイル(ヴァイオリン)
 マリー・アランク(チェロ)
 ロナルド・ヴァン・スパーンドンク(クラリネット)
 ムヒディン・デュルオグル(ピアノ) 

 録音: 2020年7月、2021年7月  フラジェ(スタジオ1)、ブリュッセル

 ベルギーを中心に活動するアンサンブル・ケオプスによるドイツ・オーストリアの室内楽作品。
 グループの中心人物の一人、ロナルド・ヴァン・スパーンドンクのクラリネットを全面的に押し出し、ロマン派から新ウィーン楽派へと移り行く時代の作品と、この楽器との相性の良さを再認識させてくれます。
 




SOOND


SND22020
¥2800
フィリップ・グラス(1937-):弦楽四重奏曲第8番、第9番
 1-5. 弦楽四重奏曲 第9番「リア王」 (2021)
 6-8. 弦楽四重奏曲 第8番 (2018)
タナ弦楽四重奏団

 録音: 2021年

 【フィリップ・グラスの新作弦楽四重奏】
 2010年に結成され、古典のレパートリーに新しい風を吹き込むほか、同時代音楽の演奏を積極的に展開しているタナ弦楽四重奏団。
 今回のアルバムでは、フィリップ・グラスが2019年にブロードウェイのために書いた「リア王」の音楽を元に再構成した、弦楽四重奏曲第9番を世界初録音しています。
 またシューベルトの影響も受けたという弦楽四重奏曲第8番も収録。古典への傾倒を強くした、新たなグラスの側面を聴くことが出来ます。
 タナ弦楽四重奏団は既に第1番から第7番も録音しているため、今作で現時点のグラスの弦楽四重奏曲全てを録音していることになります。
 



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FLORA



FLORA 4720
¥2500→\2290
フィリップ・ピエルロの『瞑想』
 無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための音楽
フィリップ・ピエルロ (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
  トバイアス・ヒューム (1569年頃-1645) :
   Meditation / A Humorous Pavin / Harke, Harke / A Question An Aunswere
   Be merry a day will come. Beccus an Hungarian Lord his delight / I am Melancholy
  サント=コロンブ (1640頃-1700) :
   Sarabande / Courante / Courante et double / Sarabande et double / Chaconne
  マラン・マレ (1656-1728) : Les Voix Humaines
  カール・フリードリヒ・アーベル (1723-1787) : Arpeggio / ( **) / Adagio
  J・S・バッハ (1685-1750) / フィリップ・ピエルロ (1958-) 編曲:
   Prelude / Sarabande / Menuet 1ere - Menuet 2de - Menuet 1ere Da Capo
  ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー (1616-1667) / フィリップ・ピエルロ 編曲 :
   Meditation la quelle se joue lentement avec discretion, faict sur ma Mort future
    [ゆっくりと慎重に演奏される、来るべきわが死についての瞑想曲]

 録音 : 2020年9月、Santa Maria di Micciano 教会

 早くも16世紀には「人間の声に限りなく近い、最も完璧な楽器」と見なされていたヴィオラ・ガンバ。
 現在この楽器の最も優れた奏者と評されるフィリップ・ピエルロが独り弾き通す無伴奏プログラム。
 ブックレットが付かない、極めてシンプルな仕様の商品です。
 
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FLORA 5221
¥2500→\2290
ドミニク・ヴィスの『恋する竪琴』
 17世紀イタリアの声楽とコルネット、サクバット


 ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス (1600-1679) :Acenti queruli (*) / Usurpator tiranno (*)
 ジョヴァンニ・バッティスタ・チェーザレ (1590-1667) : La Augustana
 タルクイニオ・メールラ (1594/1595-1665) : Su la cetra amorosa (*)
 ダリオ・カステッロ (1602-1631) : Sonata XVI
 バルバラ・ストロッツィ (1619-1677) : L'Eraclito amoroso (*)
 ルイージ・ロッシ (1597-1653) : Sinfonia e Passacaglia / Amanti se bramate (*)
 バルトロメオ・セルマ・イ・サラベルデ (1595-1638) : Canzon per soprano e basso
 ジローラモ・フレスコバルディ (1583-1643) : Se l'aura spira tutta vezzosa (*)
  ドミニク・ヴィス (カウンターテナー (*))
  レ・サックブーティエ
   ジャン=ピエール・カニャック (コルネット [ツィンク])、ダニエル・ラッサール (サックバット)、
   ヤスコ・ウヤマ=ブヴァール (オルガン)、エレーヌ・メドゥ (ヴァイオリン)、
   スーザン・エドワード (チェロ)、エリック・ベロック (テオルボ)

 録音 : 2020年11月、ラ・ヴィラ・アルティ、ルション、フランス

 クラウディオ・モンテヴェルディ (1567-1643) が提唱した 「第二作法」 (テキストから音楽が生まれる) に導かれて発展した17世紀イタリアの音楽。
 そこでは人の声と、それを模倣する楽器の対話や融合が試みられました。
 アルバム・タイトルの『恋する竪琴』は収録されているメールラの 「Su la cetra amorosa」 から採られたもので、オルフェウスが彼の竪琴で表現する多種多様な表現を示しています。
 録音時点で65歳のドミニク・ヴィスの歌唱はますます自由闊達。レ・サックブーティエの名奏者たちと生気溢れるパフォーマンスを繰り広げています。
 




BERLIN CLASSICS



BC 0302017
¥2500
ジャニーヌ・ド・ビケ(Sop)
ソプラノのためのオペラアリア集


 カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):歌劇「クレオパトラとチェーザレ」より「Tra le procelle assorto」
 ヘンデル:
  歌劇「エジプトのジューリオ・チェーザレ」HWV.17より「Che sento? oh Dio!」「Se pieta di me non senti」、
  歌劇「アグリッピーナ」HWV.6より「L'alma mia fra te tempeste」
 テレマン:歌劇「ゲルマニクス」より「Rimembranza crudel」
 ヘンデル:歌劇「パルテノーペ」HWV.27より序曲、歌劇「ロデリンダ」HWV.19「帰ってきて、私の愛しい大切な宝物」
 グラウン:歌劇「ロンバルディア王妃ロデリンダ」より「L'empio rigor del fato」
 ヘンデル:歌劇「デイダミーア」HWV.42より「M'ai resa infelice; che vanto n'avrai?」
 ジェンナーロ・マンナ(1715-1779):歌劇「シロのアキレス」より「Chi puo dir che rea son io」
 レオナルド・ヴィンチ(1690-1730):歌劇「忠実なロズミーラ」よりシンフォニア
 ヘンデル:歌劇「アルチーナ」HWV.34より「Mi restano le lagrime」
 リッカルド・ブロスキ(1698-1756):歌劇「アルチーナの島」より「Mi restano le lagrime」
  ジャニーヌ・ド・ビケ(Sop)、ルカ・クインタヴァッレ指揮、コンチェルト・ケルン

 運命に翻弄されながらも、最終的には粘り強さ、許容、愛によって報われる、女性を主人公にしたバロック時代のオペラのアリアを収録しています。
 ヘンデルを中心に、同時代の知られざるアリア集。
 3曲の世界初録音を収録しています。


少し聴けます。
https://www.youtube.com/watch?v=xVnS3OY1a1c

 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO


ALC 1439
¥1500
ハイドン:交響曲
 ハイドン (1732-1809) :
  交響曲 第88番 ト長調 (+)
  交響曲 第94番 ト長調 「驚愕」 (*)
  交響曲 第101番 ニ長調 「時計」 (*)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (+)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (指揮 (+))
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (*)
ピエール・モントゥー (指揮 (*))

 録音 : 1952年、ベルリン、西ドイツ モノラル AAD (+) 1959年、ウィーン、オーストリア ステレオ ADD (*)
 原盤 : Deutsche Grammophon (+) / Decca (*)
 
 

ALC 1446
¥1500
ケンブリッジの賛美歌集 ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ聖歌隊
リチャード・マーロー (指揮)
 Love Divine, All Loves Excelling / Rejoice, the Lord is King
 Come, Thou Long-expected Jesus / Hark! the Glad Sound
 Hark! a Herald Voice Is Calling / On Jordans's Bank the Baptist's Cry
 Praise to the Lord, the Almighty / My God, I Love Thee
 Immortal Love for Ever Full / Jesus Christ Is Risen Today
 Love's Redeeming Work Is Done / Jesus Lives! thy Terrors Now
 Ye Choirs of New Jerusalem / All People That on Earth Do Dwell
 The Fead That Once Was Crowned with Thorns / O Thou Who Camest from Above
 Come, Thou Holy Spirit, Come / The Church's One Foundation
 The God of Abraham Praise / O Praise the Lord, Ye Servants of the Lord
 Disposer Supreme / Immortal, Invisible, God Only Wise
 Christ Is Our Corner-stone / O love Divine, How Wweet Thou Art!

 録音 : 1999年1月7-10日、トリニティ・カレッジ、ケンブリッジ、イギリス DDD
 原盤、前出 (初出) : Global Music Network, GMNC 0107
 ディスカント (主旋律より音域の高い対旋律) 付きの歌唱。
 
 

ALC 1448
¥1500
ミンストレルのクリスマス
 Alleluya psallat / Patapan / Here We Come a-Wassailing / Past Three o'Clock
 I Saw Three Ships / The Coventry Carol / Good King Wenceslas / Silent Night
 The Old Year Now / We Three Kings of Orient Are / Down in Yon Forest
 The First Nowell / Rocking (Hajej, nynjej) / God Rest You, Merry Gentlemen
 Dormi Jesu / Boar's Head Carol / Lullay My Liking / It Came Upon the Midnight Clear
 Herrick's Carol / Once in Royal David's City /The Holly and the Ivy / O Little One Sweet
 Processional song of the Nuns of Chester / Winter-Rose / Joy to the World
 In dulci jubilo / Deck the Halls / William Ballet's Lute-book Lullaby
 Ye Shepherds leave / People Look East / Blessed be that Maid Mary
 Sir Christemas / Lo, How a Rose E'er Blooming / The Twelve Days of Christmas
 All My Heart This Night Rejoices / The Birds / Wassail Song / We Wish You a Merry Christmas
  デラー・コンソート
   エイプリル・カンテロ、アイリーン・ポールター、メアリー・トマス (ソプラノ)、
   ジェラルド・イングリッシュ、ウィルフレッド・ブラウン (テノール)、
   モーリス・ベヴァン (バリトン)、スタンリー・テイラー (リコーダー)、
   デスモンド・デュプレ (リュート)、
  アルフレッド・デラー (カウンターテナー、指揮)、
  ムジカ・アンティクァ・ウィーン、ルネ・クレマンシック (指揮)

 録音 : データ記載無し/原盤 : Vanguard

 アルバム・タイトルは「ミンストレル (宮廷楽師) のクリスマス」ですが、収録曲は様々な時代のイングランド、ドイツ、チェコ、フランス、オーストリアのキャロルです。
 
 

ALC 1451
¥1500
アメリカン・マスターピーシズ
 ファーディ・グローフェ (1892-1972) : グランド・キャニオン (組曲) (*)
 ヴァージル・トムソン (1896-1989) : 大平原を耕す鋤 (+)
 モートン・グールド (1913-1996) :
  フォールリヴァー伝説 (組曲)
  ラテンアメリカン・シンフォネット 第4番 から 第3曲 グアラチャ
 アーロン・コープランド (1900-1990) : エル・サロン・メヒコ (#)
ユタ交響楽団 (*)
モーリス・アブラヴァネル (指揮 (*))
シンフォニー・オブ・ジ・エア (+)
レオポルド・ストコフスキー (指揮 (+))
モートン・グールド楽団 (無印)
ミネアポリス交響楽団 (#)
アンタル・ドラティ (指揮 (#))

 録音 : 1959年 (*) / 1961年 (+) / 1960年 (無印) / 1957年 (#)
 原盤 : Westminster (*) / Vanguard (+) / RCA (無印) / Mercury (#)
 
 

ALC 1610
(2CD)
¥2100
ブラームス:ピアノ協奏曲
 ブラームス (1833-1897) :
  ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 Op.15 (*)
  ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83 (+)
マルティノ・ティリモ (ピアノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クルト・ザンデルリング (指揮 (*))
ヨエル・レヴィ (指揮 (+))

 録音 : 1980年4月 (*) / 1974年8月 (+)/原盤 : EMI 初出 : EMI (Classic for Pleasure)
 
 


ALC 3144
(10CD)
¥6900

ダヴィド・オイストラフ
 ヴァイオリン・マスタークラス


  [CD 1]
  J・S・バッハ (1685-1750) :
   ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 第1番 イ短調 BWV 1041 (*)
   ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 第2番 ホ長調 BWV 1042 (*)
   2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 BWV 1043 (+)
   ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調 BWV 1049 (#)
    ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、ウィーン交響楽団員 (*)、
    イーゴリ・オイストラフ (ヴァイオリン (+))、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 (+)、
    ユージン・グーセンス (指揮 (+))、モスクワ室内管弦楽団 (#)、
    ルドルフ・バルシャイ (指揮 (#))
    録音 :1962年6月、コンツェルトハウス、ウィーン・オーストリア (*)
     1961年2月、ブレント・タウン・ホール、ロンドン、イギリス (+)
     1957年以前、おそらくモスクワ、ロシア、ソヴィエト モノラル (#)
    原盤 : Deutsche Grammophon (*/+) / Melodiya (#)/前出 : Alto, ALC 1399
 [CD 2]
  ベートーヴェン (1770-1827) : ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 (*)
  メンデルスゾーン (1809-1847) : ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 (+)
   ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、フランス国立放送管弦楽団 (*)、
   アンドレ・クリュイタンス (指揮 (*))、フィラデルフィア管弦楽団 (+)、
   ユージン・オーマンディ (指揮 (+))
   録音 :1958年11月、サル・ワグラム、パリ、フランス (*)
    1955年12月、アカデミー・オブ・ミュージック、フィラデルフィア、アメリカ合衆国 (+)
   原盤 : EMI (*) / Columbia (+)
 [CD 3]
  ブラームス (1833-1897) : ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 (*)
  ドヴォルジャーク (1841-1904) : ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53 (+)
   ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、フランス国立放送管弦楽団 (*)、
   オットー・クレンペラー (指揮 (*))、ソヴィエト国立交響楽団 (+)、キリル・コンドラシン (指揮 (+))
   録音 : 1960年11月、サル・ワグラム、パリ、フランス (*) / 1949年9月 (+)
   原盤 : EMI (*) / Melodiya (+)
 [CD 4]
  ブルッフ (1838-1920) :
   ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 Op.26 (*)
   スコットランド幻想曲 (ヴァイオリンと管弦楽のための) Op.46 (+)
  ベートーヴェン (1770-1827) :
   ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 第1番 ト長調 Op.40 (#)
   ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 第2番 ヘ長調 Op.50 (#)
  ブラームス (1833-1897) / ヨゼフ・ヨアヒム (1831-1907) 編曲 :
   ハンガリー舞曲集 WoO 1 から (**) 第9番 / 第8番 / 第5番
    ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、
    ロンドン交響楽団 (*/+)、ロヴロ・フォン・マタチッチ (指揮 (*))、
    ヤッシャ・ホーレンシュタイン (指揮 (+))、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 (#)、
    ユージン・グーセンス (指揮 (#))、ヴラディーミル・ヤンポリスキー (ピアノ (**))
    録音 :1954年11月、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、イギリス モノラル (*)
     1962年9月、ウォルサムストー・アセンブリー・ホール、ロンドン、イギリス (+)
     1961年2月、ブレント・タウン・ホール、ロンドン、イギリス (#)
     1953 または 1954年、パリ、フランス (**)
    原盤 : EMI (*) / Decca (+) / Deutsche Grammophon (#) / Vanguard (**)
    前出 : Alto, ALC 1356 (*/+/**) / Alto, ALC 1350 (#)
 [CD 5]
  グラズノフ (1865-1936) : ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.82 (*)
  カバレフスキー (1904-1987) : ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 Op.48 (+)
  グリエール (1875-1956) : ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス Op.3 (#)
  ハチャトゥリアン (1903-1978) : ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 (**)
   ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、ソヴィエト国立交響楽団 (*/+/#)、
   キリル・コンドラシン (指揮 (*/#))、ドミトリー・カバレフスキー (指揮 (+))、
   フィルハーモニア管弦楽団 (**)、アラム・ハチャトゥリアン (指揮 (**))
   録音 : 1948年 (*/#) / 1949年 (+) / 1954年 (#)/原盤 : Melodiya (*/+/#) / EMI (**)
 [CD 6]
  プロコフィエフ (1891-1953) :
   ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 Op.19 (1915-1917) (*)
   ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 Op.63 (1935) (+)
   バレエ「シンデレラ」からの5つの小品 (1910-1944) (#)
    ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 (*)、
    キリル・コンドラシン (指揮 (*))、フィルハーモニア管弦楽団 (+)、
    アルチェオ・ガリエラ (指揮 (+))、ヴラディーミル・ヤンポリスキー (ピアノ(#))
    録音 :1963年9月7日、モスクワ、ロシア、ソヴィエト (*)
     1958年5月14、19日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、イギリス (+)
     1953-1954年、パリ、フランス (#)
    原盤 : Melodiya (*) / Columbia (+) / Vanguard (#)/前出 : Alto, ALC 1318
 [CD 7]
  ショスタコーヴィチ (1906-1975) :
   ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 Op.99 (*)/ヴァイオリン協奏曲 第2番 嬰ハ短調 Op.129 (+)/
   ハチャトゥリアン (1903-1978) : 詩曲 (#)/グラズノフ (1865-1936) : 瞑想曲 (#)
    ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 (*)、
    エフゲニー・ムラヴィンスキー (指揮 (*))、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 (+)、
    キリル・コンドラシン (指揮 (+))、ヴラディーミル・ヤンポリスキー (ピアノ(#))
    録音 :1956年、レニングラード、ロシア、ソヴィエト (*)
     1974年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト (+) 1953年? (#)
    原盤 : Melodiya/前出 : Alto, ALC 1337 (*/+)
 [CD 8]
  チャイコフスキー (1840-1893) :
   ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 (*)/なつかしい土地の思い出 Op.42 から 瞑想曲 (#)
  シベリウス (1865-1957) : ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35 (+)
   ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、フィラデルフィア管弦楽団 (*/+)、
   ユージン・オーマンディ (指揮 (*/+))、ヴラディーミル・ヤンポリスキー (ピアノ(#))
   録音 :1959年12月24日 (*)、26日 (+)、ブロードウッド・ホテル、フィラデルフィア、アメリカ合衆国 (*/+)
    1953年、パリ、フランス (#)
   原盤 : Columbia (*/+) / Vanguard (#)/前出 : Alto, ALC 1354
 [CD 9]
  シマノフスキ (1882-1937) :
   ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 Op.35 (1916) (*)
   ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.9 (1901) (+)
  ヒンデミット (1895-1963) : ヴァイオリン協奏曲 (1939) (#)
   ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 (*)、
   クルト・ザンデルリング (指揮 (*))、ヴラディーミル・ヤンポリスキー (ピアノ(+))、
   ロンドン交響楽団 (#)、パウル・ヒンデミット (指揮(#))
   初出、原盤 : 1961年 (*)、1955年 (+)、Artia (*/+) / 1962年、Decca (#)/前出 : Alto, ALC 1355
 [CD 10]
  ヴィヴァルディ (1678-1741) :
   2つのヴァイオリンのための協奏曲 ト短調 P.366 RV 517 (*)
   2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 P.189 RV 512 (*)
   2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調 P.436 RV 509 (*)
   2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 P.281 RV 514 (*)
   2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 Op.3 No.8 P.2 RV522 (+)
  タルティーニ (1692-1770) : ヴァイオリン・ソナタ ト短調 「悪魔のトリル」 (#)
   ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、アイザック・スターン (ヴァイオリン (*))、
   フィラデルフィア管弦楽団 (*)、ユージン・オーマンディ (指揮 (*))、
   イーゴリ・オイストラフ (ヴァイオリン (+))、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 (+)、
   ユージン・グーセンス (指揮 (+))、レフ・オボーリン (ピアノ (#))
   録音 : 1961年 (*/+)/原盤 : CBS (*) / Deutsche Grammophon (+)/
   前出 : Alto, ALC 1299 (*/+), ALC 1283 (#)
   ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、ウィーン交響楽団員 (*)、
   イーゴリ・オイストラフ (ヴァイオリン (+))、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 (+)、
   ユージン・グーセンス (指揮 (+))、モスクワ室内管弦楽団 (#)、ルドルフ・バルシャイ (指揮 (#))




<国内盤> 

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LIVE NOTES



WWCC-7961
¥2750
野平一郎(ピアノ)、漆原啓子(ヴァイオリン)、向山佳絵子(チェロ)
 ベートーヴェン:ピアノトリオ集I


 ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 作品1-1
 ピアノ三重奏曲第2番 ト長調 作品1-2
 ピアノ三重奏曲第4番 変口長調「街の歌」作品11
野平一郎トリオ
 野平一郎(ピア)
 漆原啓子(ヴァイオリン)
 向山佳絵子(チェロ)

 (2020年11月26(第1番)、9日(第2番、第4番)王子ホール/ライヴ録音)

 野平一郎(ピアノ)が現在最も信頼している、漆原啓子(ヴァイオリン)と向山佳絵子(チェロ)を迎えてのピアノ.トリオ。
 ベートヴェン生誕250年メモリアルイヤーとしての2回の演奏会(2020年11月王子ホール)でのライヴ録音。
 師ハイドンに捧げた1番、野心的な2番。社交的で親しみやすい4番の3曲を収録。
 1人の作曲家の変遷を体験することができる大変楽しい1枚。
 




<映像>


EURO ARTS(映像)



20 57386
(5DVD)
¥6300

ロッシーニ初期オペラ・ボックス

 DVD1(158分) 歌劇『セビリャの理髪師』全曲
   チェチーリア・バルトリ、ジノ・キリコ、カルロス・フェラー、ロバート・ロイド、他
   シュトゥットガルト放送交響楽団、ケルン歌劇場合唱団、ガブリエレ・フェルロ(指揮)
   演出:ミヒャエル・ハンペ/映像監督:クラウス・ヴィレー
   収録:1988年、シュヴェツィンゲン音楽祭(ライヴ)
 DVD2(100分) 歌劇『絹のはしご』全曲
   デイヴィッド・グリフィス、ルチアーナ・セッラ、ジェーン・バネル、
   デイヴィッド・キューブラー、アルベルト・リナルディ、アレッサンドロ・コルベッリ、他
   サイモン・ヤング( ハープシコード、フォルテピアノ)、
   シュトゥットガルト放送交響楽団、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指揮)
   演出:ミヒャエル・ハンペ/映像監督:クラウス・ヴィレー
   収録:1990年5月6-8日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ)
 DVD3(94分) 歌劇『なりゆき泥棒』全曲
   ステュアート・ケイル、スーザン・パターソン、ロバート・ギャンビル、他
   シュトゥットガルト放送交響楽団、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指揮)
   演出:ミヒャエル・ハンペ/映像監督:クラウス・ヴィレー
   収録:1992年5月、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ)
 DVD4(82分) 歌劇『結婚手形』全曲
   ジョン・デル・カルロ、ジャニス・ホール、デイヴィッド・キューブラー、
   アルベルト・リナルディ、カルロス・フェラー、アメリア・フェッレ、他
   シュトゥットガルト放送交響楽団、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指揮)
   演出:ミヒャエル・ハンペ/映像監督:クラウス・ヴィレー
   収録:1989年5月6-9日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ)
 DVD5(98分) 歌劇『ブルスキーノ氏、または替玉息子』全曲
   アレッサンドロ・コルベッリ、アメリア・フェッレ、アルベルト・リナルディ、ヴィート・ゴッビ、
   デイヴィッド・キューブラー、オスラヴィオ・ディ・クレディコ、カルロス・フェラー、ジャニス・ホール、
   シュトゥットガルト放送交響楽団、ジャンルイージ・ジェルメッティ(指揮)
   演出:ミヒャエル・ハンペ/映像監督:クラウス・ヴィレー
   収録:1989 年5月7-9日、シュヴェツィンゲン宮殿内ロココ劇場(ライヴ)

 ロッシーニ初期オペラ・ボックス、シュヴェツィンゲン音楽祭ライヴ・シリーズ。ミヒャエル・ハンペ演出作品

 演出:ミヒャエル・ハンペ
 画面:4:3、NTSC、音声:PCM ステレオ、DVD9、リージョン:All、字幕:伊英独仏西、532分

 シュヴェツィンゲン音楽祭で上演されたミヒャエル・ハンペ演出のロッシーニの初期オペラを集めたボックス・セットが復活しました。

 毎年5月に開催される1952年に南ドイツ放送によって創始されたシュヴェツィンゲン音楽祭。
 この映像集は、1988年から1992年にかけて同音楽祭で上演された巨匠演出家ミヒャエル・ハンペによるロッシーニの初期オペラをまとめたもの。
 会場は、シュヴェツィンゲン宮殿内にあるロココ劇場。
 プファルツ選帝侯の夏の宮殿だったシュヴェツィンゲン城は、バロック式の美しい庭園が有名で、このロココ劇場も18世紀時代のオリジナルの姿を現在まで保った豪華な内装です。
 
 内容は、
  チェチーリア・バルトリが出演している『セビリャの理髪師』。
  勘違いが引き起こす、おかしな恋の物語を描いた『絹のはしご』。
  内緒で愛し合う恋人たちと、周囲のドタバタを描く『結婚手形』。
  恋の行き違いと替え玉事件を、ロッシーニ流に楽しくおもしろく演出したオペレッタ『ブルスキーノ氏』。
  勘違いとなりすましが恋の大騒動を巻き起こす『なりゆき泥棒』。
 













12/30(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ACCENT



ACC 24381
¥2700
ドレスデンの晩鐘
 ハイニヒェン:
  主は言われた Dixit Dominus ヘ長調 SeiH 44
  われは告白する Confitebor ト長調 SeiH 32
  幸いなるかな Beatus vir 変ホ長調 SeiH 28
  ほめたたえよ Laudate pueri ヘ長調 SeiH 84
  主をたたえよ Laudate Dominum ヘ長調 SeiH 83
  汝らの証聖者 Iste confessor ト短調 SeiH 58a
  我が心、主を崇め Magnificat 変ロ長調 SeiH 93
  救い主のうるわしき母 Alma Redemptoris Mater 変ホ長調 SeiH 23
  聖ザビエルの連祷 Litaniæ de Sancto Xaverio ハ短調 SeiH 87
ヤロスワフ・ティエル(指揮)
ヴロツワフ・バロック・オーケストラ
アンサンブル・ポリハルモニーク

 ドレスデン宮廷楽長ハイニヒェンの宗教曲集

 録音:2021年7月/ポーランド、ルトスワフスキ音楽フォーラム/67'31''

 ザクセン選帝侯アウグスト1 世・2 世のもと芸術文化の栄えたドレスデン。そこで宮廷楽長を務めていたのがハイニヒェンです。
 選帝侯はカトリックに改宗しましたが、宮廷生活はプロテスタントの性格が強いものでした。
 しかしアウグスト2世が厳格なカトリックのマリア・ヨーゼファと結婚すると状況が一変し、カトリックの宗教曲を作る必要が出てきました。
 そうして書かれたのがこれらの収録曲。
 「聖ザビエルの連祷 Litaniæ de Sancto Xaverio」は初録音とされています。
 



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CLAVES



50 3039
(2CD)
¥4600→\4190
プレトニョフ2021年3月最新録音
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番


 Disc1
  ベートーヴェン:
   (1)「シュテファン王」序曲Op.117
   (2)ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
 Dics2
  シチェドリン:カルメン組曲(ビゼーの原曲による)
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)(2)
 Kawai SK-EX 使用
ガーボル・タカーチ=ナジ(指揮)
ジュネーヴ室内管弦楽団

 やはりプレトニョフのピアノは素晴らしい。健在ぶりを示すベートーヴェン

 録音:2021年3月2日/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)(ライヴ)/CD1: 43'47"、CD2: 42'41"

 ピアニスト、プレトニョフの健在ぶりを示す2021年3月最新録音の登場です。
 近年は指揮者としての活躍が目覚しいですが、1987年の第6回チャイコフスキー国際コンクール優勝者でもあり、もっとピアノ演奏を聴きたいと思われている向きも多いことでしょう。

 プレトニョフは2006年にガンシュ指揮ロシア・ナショナル管とベートーヴェンのピアノ協奏曲全集をリリースしていますが、その直後にピアニスト引退宣言を行いました。
 現在は復活しましたが、やはり指揮に比重が高くピアノの新録音は久々と申せましょう。

 プレトニョフのピアノはますます自由かつ自然となり、ベートーヴェンならではの堅苦しさや威圧感がまったくなく、チャイコフスキーさえ思わせるきらめきに満ちていて面白さ満点。
 63歳の円熟芸を堪能できる超貴重な記録と申せましょう。
 タカーチ=ナジのサポートも絶妙。
 
 カップリングにプレトニョフとも親交のあるシチェドリンがビゼーの「カルメン」を愛妻プリセツカヤのためにバレエ音楽化したものを新録音しているのも大歓迎です。

 
 
 

50 3034
¥2800
ドイツ語のナレーションが新鮮なロシアとフランスの名作
 (1)プロコフィエフ:ピーターと狼Op.67
 (2)サン=サーンス:動物の謝肉祭(オリジナル版)
クルト・エッシュバッハー(ドイツ語ナレーション)
ヴィリヤ・ポスクーテ&
 トマス・ダウカンタス(ピアノ・デュオ)(2)
ヴィンタートゥール弦楽四重奏団(2)
ロベルト・ゴンザレス=モンハス(指揮)
ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム

 録音:2021年3月29日-4月3日/シュターツハウス・ヴィンタートゥール(スイス)/65'32"

 ロベルト・ゴンザレス=モンハスがヴィンタートゥール・ムジークコレギウムと子供も楽しめる名作2点に挑戦。
 どちらもスイスの人気テレビ・アナウンサーのクルト・エッシュバッハーがドイツ語でナレーションを務めています。

 サン=サーンスの「動物の謝肉祭」はオリジナル室内楽版。
 弦楽四重奏の第1ヴァイオリンをゴンザレス=モンハス自身が務めているのも聴きもの。
 またほぼ主役であるピアノ・デュオは、Ars productionレーベルからサン=サーンスの連弾曲全集をリリースしているヴィリヤ・ポスクテとトマス・ダウカンタスなのも魅力。
 高度な技術とサン=サーンスのピアノ・デュオを熟知した説得力あふれる演奏を聴かせてくれます。

 
 




HORTUS


HORTUS 197
¥2500
ジョン・フィールド(1782-1837):夜想曲集 フローラン・アルブレヒト
 (フォルテピアノ/カルロ・デ・メッリオ1826年製)
 (1)第12番 ト長調 H58/(2)第10番 ホ短調 H46/(3)第16番 ヘ長調 H60/
 (4)第1番 変ホ長調 H24/(5)第4番 イ長調 H36/(6)第2番 ハ短調 H25/
 (7)第9番 ホ長調 H30/(8)第11番 変ホ長調 H56/(9)第3番 変イ長調 H26/
 (10)第5番 変ロ長調 H37/(11)第13番 ニ短調 H59/(12)第6番 ヘ長調 H40/
 (13)第15番 ハ長調 H61/(14)第8番 イ長調 H14/(15)第16番 ヘ長調 H62/
 (16)遺作 変ロ長調

 「夜想曲」を確立させたフィールドの作品をフォルテピアノで演奏。

 録音:2020年/フランス/DDD、ディジパック仕様、65'14

 アイルランドの作曲家ジョン・フィールドの夜想曲集。
 夜想曲というジャンルを確立させ、ショパンをはじめ多くの作曲家に影響を与えた人物として知られます。
 なんとも美しい旋律はフィールドならでは。
 当録音では1826年、カルロ・デ・メッリオ製作のフォルテピアノで演奏。フローラン・アルブレヒトが丁寧に紡ぐ美しい演奏をご堪能いただけます。
 
 

HORTUS 198
¥2500
「リトネル」
 ファビアン・トゥシャール:彼女の歩く姿の美しいさま/暗闇の中のシェヘラザード/
 スカルラッティアーナ/とても柔らかく、とても穏やかに/メメント・モリ/
 Quarantiemes rugissants/ひそやかな喜びを、ひそやかなほほ笑みを/悲しみの歌/
 ジャック・イン・ア・ボックス/ゴースト・ブルース/喜びの声あり/リトラル/
 イン・アワーズ・オブ・ブリス/キースのために/ワン・シェイド・ザ・モア/
 前奏曲第1番*/前奏曲第2番*/ポップ・ソング第1番/ポップ・ソング第2番/
 ポップ・ソング第3番/おおバラよ/前奏曲第3番「夜想曲」/前奏曲第4番「エピローグ」*
  ファビアン・トゥシャール(ピアノ、電子ピアノ)、サラ=ジャンヌ・ソーヴグラン(朗読)
  フィリップ・アタ(ピアノ)*

 沿岸帯を意味する「リトネル」のイメージから広がるピアノ即興と朗読で綴る唯一無二のアルバム。

 録音:2020年/フランス/DDD、ディジパック仕様、51'47

 ソロピアノからエレクトロニクス、朗読からエレクトロ・アコースティック・ソングまで「少しずつ広がっていく音の世界」「ある世界から別の世界へ」をテーマに聴き手にその世界へと誘うアルバム"Littoral "。
 リトネルは沿岸帯を意味します。ファビアン・トゥシャールのピアノ即興演奏から徐々に神秘的な音で彩られ、やがて音空間全体を支配していきます。
 その雄大さで無限に広がる音世界に朗読が加わります。
 
 

HORTUS 202
¥2500
「シュヴァリエ・ドゥ・シャボワの夕べ」
 ミシェル・ピニョレ・ド・モンテクレール(1667-1737):
  3 つの組曲からなるセレナーデ、あるいはコンセール
 フランソワ・クープラン(1668-1733):バッカスに慰められたアリアーヌ
 ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):レアンドルとエロー
 バティスタン・シュトゥック(1680-1755):ヘラクレイトスとデモクリトス
  セシル・ラロッシュ(ソプラノ)、ギヨーム・フィジール・デルペッシュ(カウンター・テナー)、
  サンティレール聖歌隊、フランソワ=クサヴィエ・ラクロワ(指揮、フラウト・トラヴェルソ)、
  ミシェル・コッペ(ヴァイオリン)、
  イザベル・デュリュック(ヴァイオリン、ヴィオローネ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  フローリアン・アブデセラム(オーボエ)、バルバラ・ベイジョー(ファゴット)、
  ブノワ・ベラート(チェロ、コントラバス、ヴィオローネ)、
  ブノワ・ファライ(テオルボ)、會田賢寿(クラヴサン、オルガン)

 クープランからシュトゥックまでのフランスのカンタータを堪能

 録音:2020年10月24-27日&2020年12月12日/フィロー城(ソーテルヌ)/DDD、ディジパック仕様、68'41

 ルイ15世の海軍中尉であったジャック・ド・シャボワは大の音楽好きで、長年にわたりカンタータの楽譜を集めていました。
 ここでは彼が集めていた楽譜からクープランからシュトゥックまでフランスのカンタータを演奏します。
 




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CHRISTOPHORUS



PCHR77459
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
ミリアム・フォイエルジンガー
J.S.バッハ:カンタータ集 ~ 第51番、第82番、第84番

 カンタータ第82番「われは満ち足れり」 BWV.82
 トリオ・ソナタ ト長調 BWV.1038
 カンタータ第84番「われはわが幸せに満ち足れり」 BWV.84
 コラール「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」 BWV.709
  (ペーテル・バルシによる弦楽のためのトランスクリプション)
 トリオ「主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ」 BWV.655
  (ペーテル・バルシによる弦楽のためのトランスクリプション)
 カンタータ第51番「すべての地にて歓呼して神を迎えよ」 BWV.51
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
カプリコルヌス・コンソート・バーゼル
ペーテル・バルシ(指揮&バロック・ヴァイオリン)
CHR77459
¥2700→\2490

 古楽界の優美なるソプラノ、フォイエルジンガー。ついに、バッハのカンタータ集を録音!

 古楽界で花開いたオーストリアの美しき古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガー。
 グラウプナーの「カンタータ集」(CHR77381)で2014年にドイツの権威あるエコー・クラシック賞を受賞し、その名と歌声を世界へと響かせたフォイエルジンガーが、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムで学んだアーティスト達によって2006年に結成されたピリオド・アンサンブル「カプリコルヌス・コンソート・バーゼル」と贈るドイツ・バロックのカンタータ・レコーディング・プロジェクト。
 「グラウプナー、クーナウ、J.S.バッハ」といった聖トーマス教会のカントールを巡る繋がりのアルバム(CHR77399)で始まり、グラウプナーのカンタータ集(CHR77381)、グラウプナーの二重唱カンタータ集(CHR77427)と録音が進み、ついに本命とも言える大バッハのカンタータ集がレコーディングされました!

 バッハのカンタータ第84番の題にちなみ「Ich bin vergnugt...(私は幸せ)」とのサブ・タイトルが付けられた本作。
 オペラ的で技巧的な讃美歌であるカンタータ第51番や、聖人への切なる願いを表現した、親密で素晴らしい旋律のカンタータ第82番など、バッハが書いたもっとも美しい3つのカンタータをソプラノ独唱のために演奏し、カプリコルヌス・コンソート・バーゼルの指揮を務めるバロック・ヴァイオリニスト、ペーテル・バルシ(ペーター・バルチ)がアレンジしたコラールなどを組み合わせ、ドイツ・バロックのスペシャリストたちによる見事なプログラムが編み上げられました。
 フォイエルジンガーの繊細に澄んだ声で一音一音に「幸せ(Vergnugen)」を感じさせる、至福のバッハをお届けします。

 ※録音:2021年3月8日-11日、ハイリッヒ・クロイツ・カトリック教会(ビンニゲン、スイス)







旧譜から・・・何度でもお奨めします
フォイエルジンガーの美しいグ
ラウプナー・アルバム

 CHRISTOPHORUS
CHR 77381
\2700→\2490
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
グラウプナー:カンタータ集

 カンタータ 《恐れと嘆き》 GWV.1145/11
 弦楽と通奏低音のための序曲ハ短調GWV.413 より 《トンボー》
 カンタータ 《憂いとためらい》 GWV.1102/11b
 カンタータ 《私は神に忠実であり続ける》 GWV.1106/19
 カンタータ 《ああ、神と主よ》 GWV.1144/11
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ペーテル・バルシ(指揮、ヴァイオリン)
カプリコルナス・コンソート・バーゼル

 グラウプナーと言えばこのアルバムを思い出す。
 オーストリアの若きソプラノが歌う。グラウプナーの知られざるカンタータ。

 当時のドイツではテレマン、ヘンデルに次ぐ人気を誇ったグラウプナーだが、遺族が出版等の権利を持てなかった、弟子が少なかったなどの理由から、長い間その実力に反して不当に忘れられた存在となってきた。

 そんなグラウプナーの知られざるカンタータ集を再興すべく歌うのは、オーストリアの若き古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガーと、フランツ・ヴィッツムの「天の歌(CHR 77354)」で清新な演奏を聴かせてくれたスイスのピリオド・アンサンブル、カプリコルナス・コンソート・バーゼル。フォイエルジンガーの心地よい歌声で、グラウプナーの官能的なカンタータのスタイルが見事に再現されている。

 ※ 《ああ、神と主よ》を除く全曲が世界初録音。 / ※録音:2013年4月29日-5月2日、ハイリッヒ・クロイツ教会(バーゼル/スイス)

 なんとなく国籍不明の美しい人です。


 CHRISTOPHORUS
CHR 77427
\2700→\2490
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
グラウプナー:ソプラノとアルトのための二重唱カンタータ集

 《欲望》(序曲ヘ長調 GWV.445より)
 カンタータ《今こそ謙虚になりなさい》GWV.1144/12
 アフェトゥオーソ(トリオ・ソナタ ニ長調 GWV.204より)
 カンタータ《闘いに向けてわが精神よ武装せよ》GWV.1148/20
 グラーヴェ(カノン変ロ長調 GWV.1143/12)
 カンタータ《私たちがいちばん困っている時に》GWV.1143/12
 ソナタ ト短調 GWV.724
 カンタータ《去れ、忌まわしい罪深い人生よ》GWV.1147/20
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
フランツ・ヴィッツム(カウンターテナー)
カプリコルヌス・コンソート・バーゼル
ペーター・バルチ
 (指揮&バロック・ヴァイオリン)

 古楽界の優美なるソプラノ、フォイエルジンガー。グラウプナーの二重唱カンタータ集!

 古楽界で花開いたオーストリアの美しき古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガー。
グラウプナーの「カンタータ集」(CHR 77381)で2014年にドイツの権威あるエコー・クラシック賞を受賞し、その名と歌声を世界へと響かせたフォイエルジンガーが、ヴォーカル・アンサンブル「シュティムヴェルク」のメンバーとしても活躍中のドイツのカウンターテナー、フランツ・ヴィッツムとのデュオで再びグラウプナーをレコーディングしました!
 ライプツィヒ聖トーマス教会のカントールを務めていたヨハン・クーナウに師事したクリストフ・グラウプナー(1683-1760)。クーナウの死後、聖トーマス教会のカントールの後任に指名されたテレマンが辞退したためグラウプナーに話しが舞い込んだものの、当時の雇用主であったダルムシュタット方伯エルンスト・ルートヴィヒが許可を出さなかったため、最終的にはJ.S.バッハがカントールの座に着いたというエピソードでも知られています。
 存命当時はテレマンやヘンデル、そしてバッハと並び立つほどの人気を博していたにも関わらず、その膨大な作品は20世紀後半に入るまでほとんど陽の目を浴びることが無かったため、フォイエルジンガーとヴィッツムの二重唱によるカンタータ集は、この"ダルムシュタットの巨匠"の再評価の機運をさらに高めてくれることでしょう。

 ※録音:2018年5月7日-9日、ハイリッヒ・クロイツ・カトリック教会(ビンニゲン、スイス)



 





 LINN RECORDS



CKD677
¥2800
ファンタズム
 ジョン・ジェンキンス(1592-1678):ヴァイオル・コンソートのための4声のファンタジアとパヴァーン

 1. ファンタジア 第12番 ニ長調/2. ファンタジア 第16番 ニ短調/3. ファンタジア 第14番 ニ長調/
 4. ファンタジア 第10番 イ短調/5. ファンタジア 第13番 ニ長調/6. パヴァーン ニ短調/
 7. ファンタジア 第15番 ハ長調/8. ファンタジア 第8番 ハ短調/9. パヴァーン ホ短調/
 10. ファンタジア 第11番 イ短調/11. ファンタジア 第4番 ニ短調/12. ファンタジア 第1番 ハ短調/
 13. ファンタジア 第6番 ヘ長調/14. ファンタジア 第7番 ハ短調/15. ファンタジア 第5番 ヘ長調/
 16. ファンタジア 第9番 ハ短調/17. ファンタジア 第2番 ハ短調/18. ファンタジア 第3番 ハ短調/
 19. ファンタジア 第17番 ヘ長調
  ファンタズム(古楽器使用)
   ローレンス・ドレフュス(トレブル・ヴァイオル、ディレクター、楽譜監修)
   ジョナサン・マンソン(テナー・ヴァイオル) エミリア・ベンジャミン(テナー・ヴァイオル)
   マルック・ルオラヤン=ミッコラ(ベース・ヴァイオル)
  ダニエル・ハイド(オルガン)[1-5,14-19]

 録音: 2012年9月30日-10月2日 聖マーティン教会、イースト・ウッディ(英国中南部ニューベリー近郊)

 【ルネサンスの美意識をパーセルの時代へと繋ぐジェンキンス、本場英国発の新録音】
 ルネサンスの音楽作法が17世紀に入っても根強く愛され続ける中、世紀半ばの清教徒革命による共和政時代に宮廷式の音楽が存亡の危機にさらされ、芸術音楽断絶のあと1660年の王政復古とともに急速なバロック流入を経験することとなった英国の音楽世界。
 この結果、革命前のルネサンス的な美意識による多声音楽が17世紀後半まで命脈を保ち、バロック的な新しい音楽と併存するという独特な状況が生まれました。
 その過渡期ともいえる共和政時代を生き延び、王政復古とともに新たな活躍をみせた弦楽器芸術家ジョン・ジェンキンスは、ヴァイオリンを使った新機軸の音楽のかたわら、ヴァイオル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の合奏によるルネサンス的な音作りが美しい多声器楽曲も残しています。
 英国最前線のガンバ奏者たちが集う才人集団ファンタズムは、このジェンキンスのヴァイオル・コンソート作品の楽譜を徹底究明、新たな校訂譜を作成したうえで決定盤的録音を進めてきましたが、これまでの6声(BKD556)および5声(BKD557)のコンソート集に続く今回のアルバムは4声の作品を集め、この体系的録音の完結編を飾るところとなりました。
 これらの大半は革命前の1620年代に書かれ、同時代のウィリアム・ローズのコンソートなどとは異なり厳格対位法の慣習を守りながらも、ユニークな和声で聴き手を飽きさせないジェンキンス随一の作風が光ります。
 ヴァイオリンを使った後年の音楽とは一線を画す古雅な音世界。聴き深め甲斐のある19作を、LINNRECORDSならではの自然派録音で聴ける喜びが詰まっています。

 
 




ONDINE



ODE-1399
¥2500
ペーテル・ヤブロンスキー・プレイズ・グラジナ・バツェヴィチ
 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ピアノ作品集

  1. 演奏会用クラコヴィアク(1949)
  10の演奏会用練習曲(1956-57)
   2. 練習曲第1番: Allegro non troppo/3. 練習曲第2番: Vivace/4. 練習曲第3番: Allegro/
   5. 練習曲第4番: -=96/6. 練習曲第5番: Andante/7. 練習曲第6番: -=180/
   8. 練習曲第7番: Giocoso/9. 練習曲第8番: -=69/10. 練習曲第9番: Presto/11. 練習曲第10番: Allegro
  2つの音符による2つの練習曲(1955)
   12. Moderato/13. Vivace
  ピアノ・ソナタ第1番(1949)
   14. I. Moderato/15. II. Andante sostenuto/16. III. Scherzo/17. IV. Finale: Molto allegro
  ピアノ・ソナタ第2番(1953)
   18. I. Maestoso. Agitato/19. II. Largo/20. III. Toccata: Vivo
ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)
NYCX-10275
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2750

 録音 2021年6月 Palladium, マルメ(スウェーデン)

 【ペーテル・ヤブロンスキー、ONDINEへの3枚目の録音はポーランドの女性作曲家グラジナ・バツェヴィチのピアノ作品集】
 音楽家の父の下、幼い頃からピアノとヴァイオリンの指導を受けたグラジナ・バツェヴィチ。1928年にワルシャワ音楽院に入学、1932年に卒業した後、パリに留学。エコール・ノルマル音楽院でナディア・ブーランジェに作曲を師事しました。
 ポーランド放送管弦楽団のコンサートマスターを務めるなど、ヴァイオリン演奏にも優れていた彼女は多くのヴァイオリンのための作品や4つの交響曲、ピアノ曲などを遺しましたが、ごく最近まで、彼女の作品はポーランド以外ではほとんど知られていませんでした。
 しかしクリスティアン・ツィメルマンを始めとしたポーランドの演奏家たちが相次いで取り上げたことでその独創的な作風に注目が集まり、近年は演奏される機会も増えています。
 このアルバムでヤブロンスキーが披露するのは、ピアノ・ソナタ第1番と第2番、まばゆいばかりの技巧が堪能できる「10の演奏会用練習曲」と「2つの練習曲」そしてポーランド民謡の素材を効果的に用いた「演奏会用クラコヴィアク」の5作品です。なかでも1949年の「ピアノ・ソナタ第1番」はヤブロンスキーがPWM(ポーランド音楽出版社)で出版するために編集した版を使用するなど、力の入った曲集となっています。

 ※ 国内仕様盤に付属する日本語解説書には、BBCやイギリス芸術・人文科学リサーチカウンシル(AHRC)で「忘却された女性作曲家たち」プロジェクトに取り組んでいるアナスタシア・ベリーナの原盤解説を邦訳して掲載。

 
 
 


ODE-1388
¥2500
ターリヴァルディス・ケニンシュ(1919-2008):交響曲第5番&第8番
 交響曲第5番(1976)
  1. I. Molto animato/2. II. Doppio lento/
  3. III. Largo espressivo/4. IV. Vivace e con fuoco
 交響曲第8番「シンフォニア・コンチェルタータ」(1986) -
  オルガンと管弦楽のための
   5. I. Moderato/6. II. Chorale: Largo/7. III. Toccata
 8. 弦楽のためのアリア(1984)(弦楽オーケストラ編)
イヴェタ・アプカルナ(オルガン)‛&5-7
ラトヴィア国立交響楽団
アンドリス・ポガ(指揮)

 録音 2021年3月15-19日 Great Guild Hall、リガ(ラトヴィア)

 1919年にラトヴィアで生まれた作曲家ターリヴァルディス・ケニンシュ。
 パリでメシアンとトニー・オーヴァンに師事。作曲家としていくつかの賞を受賞した後、1951年にカナダに移住、教育者としてこの国の音楽発展に力を尽くしました。
 若い頃は「室内楽が芸術の最高の形である」と信じていたためか、ケニンシュが交響曲作曲に手を染めたのは1959年になってから。
 しかしその後、1970年代から80年代にかけて次々と交響曲を発表し、現在では「ラトヴィアを代表する交響曲作曲家」と認められています。
 このアルバムにはどちらもロンドンで初演された第5番と第8番の交響曲を収録。現代的な世界と魔法で輝くおとぎ話の世界が混在するかのような短い第1楽章で始まる交響曲第5番にはケニンシュの故郷の伝統的な旋律が織り込まれています。
 またケニンシュ最後の交響曲となった、1986年に初演された第8番はプーランクの「オルガン協奏曲」を思わせるオルガンを伴う交響曲。
 複雑なリズムとオルガンの華麗な響きが見事に融合した作品です。
 アルバムの最後には弦楽五重奏を原曲とする「弦楽のためのアリア」がたっぷりとした響きの弦楽合奏で奏されます。
 
 交響曲第8番で巧みなオルガンを演奏するのは、ラトヴィアが誇るオルガニスト、イヴェタ・アプカルナ。
 ラトヴィアの文化大使でもある彼女は、現在ドイツのハンブルクにあるエルプ・フィルハーモニーのオルガン奏者を務めるなど世界的に活躍しています。

 
 




RAMEE



RAM2001
¥2700
ボールドウィン写本の音楽~イギリス・ルネサンス期の音楽の宝庫
 <プロローグ>
  1. ジョン・ボールドウィン(1560以前-1615): 4声の楽曲
 <楽匠ウィリアム・バード、その妥協なき音楽>
  2. ウィリアム・バード(1543-1623): 主よ、玉座から見下ろしてください*/
  3. トーマス・プレストン(生年不詳-1559以降): おお、麗しき聖三位一体の光/
  4. 作者不詳: キリエ5. バード: そして、子であるあなたは/6. バード: 主よ、お怒りにならないでください*
 <コンソートにおける鉄則および理想的バランス>
  7. ジョン・ベディンガム(生年不詳-1459/60頃): ご覧ください、主よ/8. 作者不詳: 主よ、お守りください/
  9. ナサニエル・ジャイルズ(1558頃-1634): 主よ、あなたに望みをかけます/
  10. クリストファー・タイ(1503頃-1573): しっかり座っていて/11. 作者不詳: しっかり抱いて
 <礼拝の時間、神への賛美>
  12. エリー・ベヴィン(1554頃-1638): 祭壇におられる主は*
 <コンソートにおける鉄則および理想的バランスII>
  13. 作者不詳: 題名のない楽曲/14. 作者不詳: わたしたちをお救いください
 <イン・ノミネ、およびその他の「歌詞なく演奏される歌」について>
  15. バード: 忘れるなかれ、主を/16. アルフォンソ・フェラボスコ1世(1543-1588): ウト・レ・ミ・ファ・ソル・ラ/
  17. ジョン・タヴァナー(1490頃-1545): イン・ノミネ/
  18. ロバート・ゴルダー(1510頃-1563): イン・ノミネ/19. 作者不詳: イン・ノミネ
 <夕暮れどきの、寛いだ音楽の愉しみ>
  20. ベヴィン: ブラニング/21. ベヴィン: おれには金がある、そして一人の友がある*/
  22. ベヴィン: 陽気に過ごそう、あまりくよくよせず*/23. ボールドウィン: すてきな五月の夜明け時*/
  24. ルカ・マレンツィオ(1553/54-1599): わたしは恋ゆえに嘆く/25. マレンツィオ: またしても傷口が開く思いだ*
 <楽匠ウィリアム・バード、その妥協なき音楽II>
  26. 作者不詳: キリエ/
  27. バード: おお、なんと栄えある王国か*
 *=声楽曲
  ミュージック&マース(古楽器使用)
   グレイス・ニューコム(ソプラノ)* ウルリーケ・ホフバウアー(ソプラノ)[6,25]
   ジュリアン・ポッジャー(テノール) ブレノ・キンデレ(バリトン)
   イレーネ・クライン(トレブル&アルト・ヴァイオル、ディレクター)
   エリザベス・ラムジー(アルト&テナー・ヴァイオル)
   ジェーン・アクトマン(アルト&テナー・ヴァイオル、ディレクター)
   レオナルド・ボルトロット(ベース・ヴァイオル)

 録音: 2020年1月20-24日、聖レオデガル教会、メーリン、スイス

 【各種ガンバや弦の歴史的再現も徹底。才人集団、英国ルネサンスの重要写本の世界へ!】
 経験豊かな二人のガンバ奏者ジェーン・アクトマンとイレーネ・クラインが中心となり、さまざまなレーベルでテーマ性の高いアルバムを丁寧に制作しつづけてきた古楽器集団ミュージック&マース。
 最近ではRaméeレーベルで音盤制作を進めていますが、このアルバムは英国ルネサンス~バロック期の室内楽を得意とする彼女たちの本領発揮とも言うべき選曲です。英国王室の歌手として活躍したジョン・ボールドウィンが、およそ1586年から1591年にかけて筆写してきた手稿譜「ボールドウィン・コモンプレイス・ブック(ボールドウィン写本)」が今回のテーマ。
 この重要な写本には、中世音楽の面影を残す15世紀の多声楽曲から16世紀イタリアのマドリガーレまで、エリザベス朝時代の英国の知識人たちが味わった音楽の多様性が鮮やかに示されています。
 ミュージック&マースはその中から聖俗両面にわたる作品をバランスよく選び、当時流のガンバ合奏に歌手を交えた、典雅で味わい深いプログラムを構成。ガンバ合奏での精緻な音作りにはっとさせられる瞬間の連続に、レーベルの主宰者でバロック・ヴァイオリン奏者でもある録音技師ライナー・アルントの自然なエンジニアリングの繊細さが光ります。
 1580年頃の英国のガンバをモデルとする再現楽器や17世紀初頭の貴重なオリジナル楽器の響きで、昔日の音楽が味わいそのままに甦る1枚です。

 
 



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SWR CLASSIC



SWR19113CD
(2CD)
¥3500→\3290
ギル・シャハム初のモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲録音
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲全集

 【CD1】
  ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K. 207
   1. I Allegro moderato/2. II.Adagio/3. III. Presto
  ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K. 216
   4. I. Allegro/5. II. Adagio/6. III. Rondeau Allegro
  ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K. 218
   7. I. Allgro/8. II. Andante antabile/
   9. III Rondeau. Andante grazioso – Allegro ma non troppo
 【CD2】
  ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K. 211
   1. I Allegro moderato/2. II Andante/3. III Rondeau. Allegro
  4. アダージョ ホ長調 K. 261 - ヴァイオリンと管弦楽のための
  ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K. 219
   5. I Allegro aperto/6. II Adagio/7. III Rondeau. Tempo di Menuetto
  ロンド ハ長調 K. 373– ヴァイオリンと管弦楽のための
   8. Allegretto grazioso 
ギル・シャハム(ヴァイオリン)、
南西ドイツ放送交響楽団、
ニコラス・マギーガン(指揮)
NYCX-10276
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400

 録音 Stuttgart, SWR Funkstudio(ドイツ) 2018年5月14、15日‛&CD1:1-6、CD2:5-7 2019年5月6-10日‛&CD1:7-9、CD2:1-4、8

 【ギル・シャハム初のモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲録音、全集で登場!】
 名手ギル・シャハムが弾くモーツァルトのヴァイオリン協奏曲。5曲とも10代のうちに書かれたにもかかわらず、その完成度の高いことで知られています。
 シャハムにとってモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲の録音は初めてであり、即興的な装飾を絡めながらモーツァルトの流麗な旋律を心ゆくまで歌い上げました。
 とりわけ高音のハーモニクスでの鳥がさえずるような美しい響きはシャハムの持ち味と言えるでしょう。
 バックを務めるのはイギリスの名指揮者ニコラス・マギーガン。バロック作品の優れた解釈で知られ、ここでもピリオド奏法を採り入れた闊達な響きをオーケストラから紡ぎ出し、速めのテンポで軽やかなシャハムのヴァイオリンと対話を繰り広げています。
 シャハムが奏する1699年製のストラディヴァリウス「Countess Polignac=ポリニャック伯爵夫人」の息をのむような艶やかな美音も存分にお楽しみください。

 ※ 国内仕様盤には渡辺和彦氏の日本語解説が付属します。

 
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>




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PARNASSUS



PACL 95007
¥1900
アリシア・デ・ラローチャ アルベニス録音集 アリシア・デ・ラローチャ (ピアノ)
 アルベニス (1860-1909) :
  スペイン (6つのアルバムの綴り) Op.165 から 第6曲 マラゲーニャ
  スペイン組曲 第1集 Op.47 から
   第1曲 グラナダ (セレナード) / 第2曲 カタルーニャ (クーラント)
   第3曲 セビーリャ (セビリャーナ) / 第4曲 カディス (歌) / 第6曲 アラゴン (ファンタジア)
  マヨルカ (舟歌) Op.202
  スペイン (6つのアルバムの綴り) Op.165 から 第2曲 タンゴ
  12の性格的小品 Op.92 から 第7曲 サンブラ・グラナディーナ
  アスレホス (遺作、グラナドス (1867-1916) 補筆完成)
  スペイン組曲 第2集 Op.97 から 第1曲 サラゴサ
  ナバーラ
  旅の思い出 Op.71 から
   第6曲 入り江のざわめき (マラゲーニャ) / 第5曲 プエルタ・デ・ティエラ (ボレロ)
  パヴァーヌ=カプリス Op.12
  スペインの歌 Op.232 から
   第1曲 前奏曲 (アストゥリアス) / 第2曲 オリエンタル / 第5曲 セギディーリャ (カスティーリャ)

 録音 : 1959-1962年/原盤 : Hispavox
 
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PACD 96076/7
(2CD)
¥2700→\2490
フレデリック・ズロトキンのバッハ「無伴奏チェロ組曲」全曲、
 繰り返し部分に装飾を施して

  J・S・バッハ (1685-1750) :
   [CD 1]
    無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV 1007
    無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV 1008
    無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV 1012
   [CD 2]
    無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV 1009
    無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV 1010
    無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV 1011
フェリックス・ズロトキン (チェロ)

 録音 : 1997年以前/前出 (初出) : フェリックス・ズロトキンの自主制作盤、ZLOTBACH 1/2

 同じ音型が繰り返される部分に大胆に装飾を施した演奏として、一部のチェロ・マニアに知られていた自主制作音源。
 装飾については奏者自らブックレットに解説を記しています。第6番では5弦チェロを使用。
 フェリックス・ズロトキンは指揮者のフェリックス・スラットキンを父に、レナード・スラットキンを兄に持つアメリカ合衆国のチェロ奏者。
 姓をスラットキンのオリジナルであるズロトキンに改めています。
 グレゴール・ピアティゴルスキー、レナード・ローズ他に師事。1975年ジュネーヴ国際コンクールで1位無しの2位入賞。
 


<映像>

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EUROARTS(映像)



20 57373
(4Blu-ray)
¥10500→\9490
アバド、ベルリン・フィル
 ベートーヴェン交響曲全集の映像が待望の復活

ベートーヴェン:交響曲全集 1-9

 交響曲 第1番 ハ長調 作品21
 交響曲 第2番 ニ長調 作品36
 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
 交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
 交響曲 第7番 イ長調 作品92
 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」
 
 ボーナス映像:
  「インタビュー:
   クラウディオ・アバド、ベートーヴェンについて語る」(26分)
クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
20 57379
(4DVD)
¥5200→\4790

 時代を代表する指揮者クラウディオ・アバド、ベルリン・フィルと残したベートーヴェン交響曲全集が待望の復活!

 収録:2001年2月 ローマ,サンタ・チェチーリア音楽院 2000年5月1日 ベルリン,フィルハーモニーザール(第9番)
 (4Blu-ray)画面:16:9、Full HD、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1、リージョン:All、BD25、字幕:英独仏伊西、413分
 (4DVD)画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.1、リージョン:All DVD9、字幕:英独仏伊西、413分

 アバドとベルリン・フィルによる「ベートーヴェン交響曲全集」の映像が復活しました。

 2014年1月20日80歳で惜しくも亡くなった指揮者のクラウディオ・アバド。数々の主要オーケストラで首席指揮者を歴任し、後進の育成に心血を注いだ晩年など数々の名演と偉業を残しています。
 その中でも、ベルリン・フィルと残した「ベートーヴェン交響曲全集」は、アバドの数ある録音の中で名演の一つと言えるでしょう。

 この全集は、ベーレンライター新校訂譜の採用などで注目され、2000年5月ベルリンでの第9番でスタートしたプロジェクト。
 しかしアバドが病に倒れ一時は完成が危ぶまれたものの、アバドが奇跡の復活を遂げ、2001年2月ローマで残りの8つの交響曲を一気に収録。
 現代のベートーヴェン演奏を語る上で欠くことのできない重要な演奏です。

 本セットには、ボーナス映像として指揮者の目線と同じ映像を観られる「コンダクター・カメラ」が部分的に入っていて、マエストロ気分でベルリン・フィルの楽団員の演奏を観る事が出来ます。
 またアバドがベートーヴェン観を語ったインタビュー映像も26分収録されています。
 















12/29(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


AD VITAM



AV 210915
¥2700
電圧
 (1)ハチャトゥリヤン(シフラ編):剣の舞
 (2)リャプノフ:レズギンカ(超絶技巧練習曲第10番)
 (3)チャイコフスキー(プレトニョフ編):くるみ割り人形~アンダンテ・マエストーソ
 (4)ラフマニノフ(グリャズノフ編):イタリアのポルカ
 (5)サン=サーンス(リスト&ホロヴィッツ編):死の舞踏
 (6)ジャン・マティティア:ロシア・ワルツ
 (7)サン=サーンス:マスネの「タイス」による演奏会用パラフレーズ
 (8)ヴェチェイ(シフラ編):悲しきワルツ
 (9)リスト:メフィスト・ワルツ
 (10)コミタス(アンドリャシヤン編):春
トリスタン・プァッフ(ピアノ)

 唖然とする指回りと打鍵。ピアノ・マニア狂喜の超絶技巧作品集

 録音:2021年3月4-6日/:ステファン・ポレロ・スタジオ(フランス、ヴィルティエリー)/56'42"

 1985年生まれのフランスのピアニスト、トリスタン・プァッフはミシェル・ベロフ門下ですが、非常にマニアックな演目に積極的な個性派。
 Aparteレーベルから数枚のディスクをリリースしていて、2015年の「アンコール」と題された1枚ではユニークな選曲が注目されました。

 今回のアルバムもユニークさは同様ですが、いずれも極端な難曲でプァッフのギラギラした超絶技巧を味わえます。
 注目なのがサン=サーンスのマスネの「タイス」による演奏会用パラフレーズ。
 有名な「タイスの瞑想曲」も現れたっぷり歌われますが、全体にサン=サーンスならではの華麗なピアニズムでボルテージの高い世界が作られます。
 




APARTE


AP 271
¥2900
辛口韓流弦楽四重奏団のショスタコーヴィチ
 ショスタコーヴィチ:
  (1)弦楽四重奏曲第3番ヘ長調Op.73
  (2)弦楽四重奏曲第8番ハ短調Op.110
ノーヴス四重奏団

 録音:2021年5月/カイザースラウテルンSWRスタジオ/54'00"

 若手韓流弦楽四重奏団、ノーヴス四重奏団によるショスタコーヴィチ。
 1946年作の第3番と1960年作の8番はおよそ四半世紀の開きがあり、人を小馬鹿にしたような前者と深刻な後者いずれもショスタコーヴィチの個性満点。
 両者ともバルシャイが室内交響曲に編曲していることでも知られますが、ノーヴス四重奏団の真摯なアプローチに心打たれます。
 




EDITION ABSEITS


EDA 47
¥2600
クロスロード ~20世紀の無伴奏チェロ作品集 アデル・ビッター(チェロ)
 シャーンドル・ヴェレシュ(1907-1992):無伴奏チェロ・ソナタ(1967)
 ウルスラ・マムロック(1923-2016):無伴奏チェロのための幻想変奏曲(1982)
 マルセル・ミハロヴィチ(1898-1985):無伴奏チェロ・ソナタ Op.60(1949)
 アフメト・アドナン・サイグン(1907-1991):パルティータ『シラーの追憶に』 Op.31(1955)
 アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):プネーニャ第2番『パウル・ザッハーへのオマージュ』 Op.45(1976)

 さまざまなものが交錯する世界で確立された音楽語法

 録音:2020年/ベルリン、エミール・ベルリナー・スタジオ/72'47''

 20世紀後半のチェロ作品集。
 ひとつの地で生活を続けることの出来なかった作曲家が選ばれており、人生と文化が交わるイメージから「クロスロード」と題されています。
 故郷を離れることを余儀なくされた音楽家たちが自らの心に準じた音楽語法を確立することは、新しい何かをまといつつ故郷に戻るということとも言えるでしょう。
 チェロの表現力をたっぷりと生かして奏でられる、各作曲家の心の声をお聴きください。
 




FIRST HAND RECORDS



FHR 131
¥2200
未来は女性にあり 第1集「自然の中で」 サラ・ケイヒル(ピアノ、声*)
 アンナ・ボン(1739/40-after 1767):鍵盤楽器のためのソナタ ロ短調 Op.2-5(1757)
 ファニー・メンデルスゾーン(1805–1847):4つの歌曲 Op.8(1846)より第1曲、第3曲
 テレサ・カレーニョ(1853–1917):瞑想的練習曲『海で見る夢』(1868)
 レオカディヤ・カシュペロヴァ(1872–1940):自然の中で(1910)より 第3曲 小麦のささやき
 ファニー・チャールズ・ディロン(1881–1947):夜明けの鳥たち Op.20-2(1917)
 ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915–1940):4月の前奏曲 Op.13(1937)より 第1曲、第3曲
 アギ・ヤンボール(1909–1997):ピアノ・ソナタ『アウシュビッツの犠牲者たちへ』(1949)
 イヴ・ベグラリアン(1958–):炉端(2001) *
 ディアドラ・グリビン(1967–):視えない(2017)
 メアリー・ワトキンス(1939–):夏の日々(2020)

 現代の視点から女性作曲家を紹介

 録音:2021年8月15-28日/カリフォルニア、ベルヴェディア、聖シュテファン教会

 17世紀から現代までの女性作曲家に光を当てたシリーズ「THE FUTURE is FEMALE」の第1弾。
 全3巻予定で、世界各国の女性作曲家による70曲以上の作品を紹介、初録音も多数含まれる注目シリーズです。

 サラ・ケイヒルは現代音楽を積極的に紹介する稀有なアメリカのピアニスト。
 ニューヨーク・タイムズ紙やキーボード・マガジン誌でその功績が紹介され、2018年にはアメリカ作曲家フォーラムの「Champion of New Music」に選ばれた気鋭の音楽家です。
 
 
FHR 127
¥2200
Arc 弧 第1集
 グラナドス:ゴイェスカス Op.11(1911)
 ヤナーチェク:霧の中で(1912)
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番『黒ミサ』Op.68(1913)
オリオン・ワイス(ピアノ)

 アーク(弧)シリーズ第1作、絶望へ堕ちていく世界

 録音:2014年5月/ニューヨーク、パフォーミングアーツセンター

 「ブリリアント・ピアニスト」(ニューヨーク・タイムズ紙)、「力強い技術と並外れた洞察力」(ワシントン・ポスト紙)と評されるアメリカのピアニスト、オリオン・ワイスによる3巻からなる〈Arc(弧)〉シリーズの第1作。
 第1次世界大戦直前の作品を収録しています。

 ワイスはこのプロジェクトについて、全体が弧を描き、第1巻は絶望へと下る坂、第2巻が地の底、第3巻が再生と未来を描くものとしています。
 このアルバムの最後に置かれた『黒ミサ』が異形の和声と旋律による音楽が加速度的に終末に向かっていく曲想を持っていることからも、そのイメージが読み取れます。
 




キング・インターナショナル


KKC 085
¥2600
アルペジョーネ・ソナタ デュオ・ハヤシ デュオ・ハヤシ
 【林俊昭(チェロ)、林由香子(ピアノ)】
 (1)シューベルト:アルペジョーネとピアノのためのソナタ イ短調D821
 (2)シューマン:ロマンスOp.28-2(ユリウス・ベッキ編)
 (3)シューベルト:セレナーデD957-4(A.ペイツィク編)
 (4)チャイコフスキー:ノクターンOp.19-4(ヴィルヘルム・フィッツェンハーゲン、ダヴィド・ゲリンガス編)
 (5)ショパン:ノクターン第20番嬰ハ短調 遺作(グレゴール・ピアティゴルスキー編)
 (6)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(モーリス・マレシャル編)
 (7)シューベルト:アヴェ・マリア
 (8)ムファット:アリオーソ(ガスパール・カサド編)
 (9)クライスラー:アンダンティーノ(マルティーニの様式による)
 (10)プーランク:セレナード~歌曲集「陽気な歌」(モーリス・ジャンドロン編)
 (11)アルベニス:タンゴOp.165-2(モーリス・マレシャル編)
 (12)サン=サーンス:ロマンス ヘ長調Op.36

 ベテランの至芸、心に染み入る林俊昭のチェロの最新録音

 録音:2020年12月14~16日、ハクジュ・ホール(東京)/日本語帯・解説付

 1987年以来大阪フィルの首席チェロ奏者を務める林俊昭。ナヴァラやフルニエに師事した日本チェロ界の巨匠として活躍しています。
 彼は室内楽普及を目指して夫人の林由香子とデュオ・ハヤシを結成、2022年には49年に及ぶ演奏活動を続けています。

 そのベテラン・デュオ待望の新録音登場です。「アルペジョーネ・ソナタ」をメインに、セレナーデやアヴェ・マリアなどシューベルト作品のほか、ショパン、チャイコフスキー、サン=サーンス、ラヴェル、プーランクの名旋律を堪能できます。
 多くはピアノ曲や歌曲の編曲ですが、フィッェンハーゲン、ピアティゴルスキー、マレシャル、カサド、ジャンドロンといった名チェロ奏者によるもので、チェロの機能と魅力を存分に発揮させています。
 渋く甘いチェロの音色をお楽しみください。
 




MIRARE

MIR 570
¥2900
親密な言葉
 (1)ローベルト・シューマン:3 つの幻想的小曲Op.111
 (2)クララ・シューマン:3 つのロマンスOp.21
 (3)ブラームス:アルブムブラット(遺作)
 (4)ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
 (5)ローベルト・シューマン:暁の歌Op.133の5
 (6)ローベルト・シューマン(クララ・シューマン編):献呈
 (7)ブラームス:間奏曲変ホ短調Op.118の6
プラメナ・マンゴーヴァ(ピアノ)

 フォルジュルネでおなじみのマンゴーヴァ、説得力満点のシューマンとブラームス

 録音:2020年11月28、29日、12月11、12日/フラジェ・スタジオ4(ブリュッセル)/DDD、75'00"

 2008年以来フォルジュルネ音楽祭等の来日公演でおなじみのプラメナ・マンゴーヴァ。1980年生まれのブルガリアのピアニストで、ブラームスに定評があります。
 このアルバムはシューマン夫妻とブラームスの関係を紐解く内容で、クララがブラームスに捧げた「3 つのロマンス」とブラームスがクララに捧げた「6つの小品Op.118」の最後の間奏曲、ブラームスがシューマンに意見を求めて送った最後の作品であるピアノ・ソナタ第3番など聴き応え満点。

 シューマンがクララとの結婚式の前日に捧げた歌曲「献呈」を、リストではなくクララのピアノ用編曲で弾いているのもこだわりを感じさせます。
 




PARATY


PARATY 821107
¥2800
おお星よ
 オルランド・ディ・ラッソ:シビラの預言(全13曲)
  +コンスタンチノープルの典礼(4曲。リラ・ハヨシ編)
リラ・ハヨシ(指揮)
アンサンブル・イリーニ

 心癒されるルネサンス期のアヴァンギャルド音楽

 録音:2021年2月/ノワールラック修道院/DDD、43'03"

 自身メゾソプラノ歌手でもあるリラ・ハヨシが2014年に結成したアンサンブル・イリーニ。
 5名から成る声楽アンサンブルで、ヨーロッパからビザンツまでの中世・ルネサンス音楽を若々しい感性で再現しています。

 オルダンド・ディ・ラッソの「シビラの預言」はプロローグと12のモテットから成り、1557-1560年頃の作とされますが、大胆な半音階使用はまるで現代音楽かのようです。
 とは言え、アカペラの静かな歌声に心癒されます。
 
 

PARATY 101109
¥2800
2000年浜松コンクール第4位ヴィジによる詩情あふれるシューベルト
 シューベルト:
  (1)ピアノ・ソナタ第13番イ長調D664
  (2)4つの即興曲Op.142
フェレンツ・ヴィジ(ピアノ)

 録音:2020年5月6、7日/サル・コロンヌ/DDD、59'09"

 1974年ルーマニアのトランシルヴァニア出身のフェレンツ・ヴィジはパリ音楽院でジェラール・フレミーに、エコール・ノルマルでジャック・ルヴィエらに学んだ実力派。
 2000年の浜松国際コンクールで4位入賞しています。

 18歳になるまでシューベルトのピアノ曲を弾いたことも聴いたこともなかったとのことですが、今や中心レパートリーとなり、ここでも説得力あふれる演奏を展開しています。
 
 
PARATY 521104
¥2800
バロック・ヴァイオリンによるテレマンのファンタジー決定盤
 テレマン:12のファンタジア
エレーヌ・ウゼル(ヴァイオリン)

 録音:2019年10月28-31日/グラン・ドルム劇場(フランス)/DDD、70'41"

 バロック・ヴァイオリンのベテラン、エレーヌ・ウゼルによるテレマンの「12のファンタジア」。
 フルート(リコーダー)の方の同名作と比べて録音が少ないですが、バロック・ヴァイオリンによる決定盤の登場となります。
 安定した技巧と余裕の語り口でじっくり聴かせてくれます。
 




C’AVI-MUSIC


8553214
¥2600
イン・サーチ・オヴ~4手または2台のピアノのための作品集 ギュルル・エンサリ(ピアノ)
ヘルベルト・シュフ(ピアノ)
 ドヴォルザーク:スラブ舞曲 Op.72-1 ロ長調/
 ブラームス:
  ハンガリー舞曲 WoO 1-2 ニ短調、ハンガリー舞曲 WoO 1-11 ニ短調/
 ドヴォルザーク:スラブ舞曲 Op.72-2 ホ短調/ブラームス:ハンガリー舞曲 WoO 1-4 ヘ短調/
 ドヴォルザーク:スラブ舞曲 Op.72-5 変ロ短調/
 ブラームス:
  ハンガリー舞曲 WoO1-6 嬰ニ長調、ハンガリー舞曲 WoO 1-1 ト短調/
 ドヴォルザーク:スラブ舞曲 Op.72-7 ハ長調/
 チャイコフスキー:組曲《くるみ割り人形》 Op.71a(ニコラス・エコノム編曲による2台ピアノ版)/
 オウスハン・バルジ:4手ピアノのための《螺旋》(世界初録音)

 夫婦ピアノ・デュオが弾く、2台ピアノのための名曲集!

 ☆ドヴォルザーク、ブラームス、チャイコフスキーの名曲を息の合った夫婦デュオの2台ピアノで!
 ☆時にスリリング、時にしっとりと歌い上げる子供時代の思い出!

 トルコに生まれたギュルル・エンサリと、ルーマニアに生まれたヘルベルト・シュフによる夫婦ピアノ・デュオ。
 二人の生まれた国やルーツに違いはありますが、お互いの子供時代の思い出に共通点を見出すことが出来ました。
 その共通点が今回のアルバムのプログラム構成のきっかけとなりました。ハンガリーの隣国ルーマニアで育ったシュフは、直接ハンガリーとのつながりはないものの、幼少期より身近に感じていたといい、自宅で流れていたのもハンガリーの音楽でした。
 一方イスタンブールで育ったエンサリは、西洋音楽の影響を幼い頃から受けており、自宅ではブラームス、ドヴォルザーク、チャイコフスキーなどの音楽に囲まれて育ちました。
 そのような二人の思い出を、コロナ禍にじっくりと練られて録音された今作。最後にエンサリのルーツであるトルコの作曲家オウスハン・バルジから二人に捧げられた作品を含めて、夫婦デュオならではの息の合った演奏を聞かせてくれています。

 ※録音:2021年3月-4月、シュトゥットガルト南西ドイツ放送局放送スタジオ(ドイツ)
 




GLOSSA



PGCD923530
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集
 協奏曲第2番ト短調 RV.439《夜》
 協奏曲第3番ニ長調 RV.428《ごしきひわ(イル・ガルデッリーノ)》
 協奏曲第1番ヘ長調 RV.433《海の嵐》
 協奏曲第6番ト長調 RV.437
 協奏曲第5番ヘ長調 RV.434
 協奏曲第4番ト長調 RV.435
カルロ・イパタ(フルート&指揮)
アウセル・ムジチ
GCD923530
¥2600

 バロック・フルートの名手カルロ・イパタ!ヴィヴァルディのフルート協奏曲集!

 ☆名手カルロ・イパタがアウセル・ムジチを率いて贈るヴィヴァルディのフルート協奏曲!

 カルロ・イパタは、バンフ芸術創造センター(カナダ)、ハーグ王立音楽院、パリ国立音楽院でバロック・フルートや室内楽を修め、現在も古楽の研究と演奏に専念しているバロック・フルートの名手。
 1997年にイタリアとヨーロッパの優れた音楽家から選抜した古楽アンサンブル「アウセル・ムジチ」を創設し、ルネサンスとバロック時代の膨大な未発表の演劇と器楽のレパートリーを探求。
 歴史的考証に基づいた選択を行い、アントニオ・チェスティの「愛の不幸」、フランチェスコ・ガスパリーニの「バヤゼット」、ヘンデルの「カトーネ」、アントニオ・メラーニの「不信心な処罰」などのオペラを現代初演してきました。
 ソリストとしては、Hyperionに録音した「ナポリのフルート協奏曲集 Vol.1」(CDA67784)が、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」に選ばれているカルロ・イパタの新たなソロ・レコーディングは、待望のヴィヴァルディ!

 アムステルダムのル・セーヌ社から「フラウト・トラヴェルソ、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、アルト・ヴィオラ、オルガンとチェロのための6つの協奏曲集」とのタイトルで1729年に出版された、ヴィヴァルディのフルート協奏曲集 Op.10。6曲のうち5曲は過去の作品(リコーダーやファゴットのための作品、室内楽曲等)から再構成されたもので、印刷の矛盾や間違いが多いことから、恐らく作曲者本人による校訂はされず急いで出版されたことを物語っており、カルロ・イパタは以前の版の手稿譜なども参照しながら、印刷譜の多くの問題を解決してレコーディングに臨んでいます。

 ※録音:2020年11月13日-17日、サン・ドメニコ教会(ピサ、イタリア)

 
 
 


GCD921632
(2CD)
【新装再発売】
特別価格 ¥3600
エルヴェ・ニケの名盤が復刻!カンプラ:オペラ・バレ《ヴェニスの謝肉祭》!
 カンプラ:オペラ・バレ《ヴェニスの謝肉祭》
  エルヴェ・ニケ(指揮)、
  コンセール・スピリチュエル、サロメ・アレール(ソプラノ)、
  マリーナ・デ・リーソ(メゾ・ソプラノ)、
  アンドルー・フォスター=ウィリアムズ(バリトン)、アラン・ブエ(バリトン)、
  マティアス・ヴィダル(オート・コントル)、サラ・ティナン(ソプラノ)、
  ブランディーヌ・スタスキェヴィチ(メゾ・ソプラノ)、ルイージ・デ・ドナート(バス)

 ☆鬼才エルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエルが歩む知られざるフランス・バロック音楽の復興、復権の旅路!
 ☆傑作「レクイエム」などの優れた宗教音楽の作曲家であると同時に、舞台音楽に魅了されたノートルダム大聖堂の楽長、アンドレ・カンプラ(1660-1744)のオペラ・バレ「ヴェニスの謝肉祭」が再登場!

 フランス・バロックの新しい舞台音楽のスタイル"オペラ・バレ"を確立、発展させるという大仕事を実現させたカンプラ。
 聖職者、舞台音楽作曲家の両立が許されず、大聖堂の楽長を解任されてしまうカンプラでしたが、18世紀の到来を目前に控えた1699年にパリで完成した「ヴェニスの謝肉祭」は、大成功を収めた「優雅なヨーロッパ」と並ぶカンプラの舞台音楽の代表作に位置付けられています。

 カンプラの"宗教音楽"の演奏、解釈にも定評のあるエルヴェ・ニケとコンセール・スピリチュエル。
 英BBCミュージック・マガジンは「エルヴェ・ニケは、カンプラのスコアを理解した素晴らしいアンサンブルを指揮します。
 歌手陣は表現力に富み、サロメ・アレールのイザベルは壮大で、アンドルー・フォスター=ウィリアムズのロドルフは説得力に満ちています」と高い評価を与えているのをはじめとして、英グラモフォン紙(Gramophone Magazine)、英ファイナンシャル・タイムズ紙(Financial Times)などでも話題となりました。

 ※録音:2011年1月、サル・コロンヌ(パリ)
 
 ※GCD921622からの移行新装再発売/GCD921622は廃盤となります。

 
 



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ECM


4856943
\2600→\2390
《ギドン・クレーメル~ヴァインベルク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集》
 ミェチスワフ・ヴァインベルク:
  1) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番Op.126、
  2-8) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.95
   (1. Monody/2. Rests/3. Intervals/4. Replies/
     5. Accompaniment/6. Invocation/7. Syncopes)、
  9-13) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.82
   (1. Adagio-Allegro/2. Andante/3. Allegretto/4. Lento/5. Presto)
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)



 ポーランドの天才作曲家の作品に鬼才ヴァイオリニストが挑む
 
 ●ミェチスワフ・ヴァインベルクはポーランド出身、後にロシアで活動しましたが、ユダヤ人として苦難の人生を歩んだ作曲家です。
  ショスタコーヴィチにその才能を見出された、この天才作曲家の様々な作品に挑み続けてきた鬼才ギドン・クレーメルが今回取り上げたのは無伴奏ヴァイオリン・ソナタ3曲です。

 ●1964年、1967年、1979年に書かれたヴァインベルクの3つのソナタは、20世紀の独奏ヴァイオリンのための作品の中で最も豊かな創造性と技術的な挑戦であり、その過激な表現力は聴く者を魅了します。

 ●ヴァインベルクの音楽が再び注目されるようになった立役者、ギドン・クレーメルは、これらの作品がバルトークのソナタに匹敵する挑戦し甲斐のある作品だと語っています。
  「ヴァインベルクを重要な作曲家として世界が少しずつ認めてきたことを、私はとても嬉しく思っています。私個人にとって、彼の作品は、常に熱意とインスピレーションの源であり続けています」 。

 ●ロッケンハウス室内楽フェスティバルとリトアニアのスタジオ・レジデンス・パレシウスで録音されたこのヴァインベルクのヴァイオリン・ソナタ集は、クレーメルの75歳の誕生日を記念して発売されます。
 
  【録音】2013年7月、ロッケンハウス、オーストリア(1)、2019年12月、リトアニア(2-13)
 



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CAPRICCIO

C8082
¥2600→\2390
ポシュナー(指揮)&リンツ・ブルックナー管
「#bruckner2024」第3弾
 アントン・ブルックナー(1824-1896):
 交響曲第0番 ニ短調「Die Nullte」 WAB100 ノーヴァク版

  1. I. Allegro(13'55)
  2. II. Andante(11'48)
  3. III. Scherzo. Presto, Trio:
   Langsamer und ruhiger(8'10)
  4. IV. Finale. Moderato(10'36)
リンツ・ブルックナー管弦楽団
マルクス・ポシュナー(指揮)
NYCX-10274
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2750

 録音 2021年2月22-24日 リンツ・ミュージックシアター、リハーサル・ホール(オーストリア)

 2024年はブルックナーの生誕200年。これを記念してブルックナーのすべての交響曲のすべての稿(バージョン)を録音しようという企画 「#bruckner2024」の第3弾の登場です。
 今回は通称「第0番」と呼ばれる交響曲ニ短調が取り上げられています。
 この曲は第1番より後の1869年頃に完成されましたが、1895年にブルックナーが自作を整理した際に「Die Nullte(無効)」と書き込んで番号を与えませんでした。
 しかし、ブルックナーは楽譜を処分することなく残します。
 ブルックナー学者のホークショーは原盤解説書で「ブルックナーはこの作品の価値判断を後世に委ねたのではないか」と書いています。
 実際この曲は、初期作品ながらブルックナーらしい構成を備え、金管の強奏や木管の印象的なソロ、コラール風の旋律や民俗舞曲風のリズムなど、彼の交響曲の特色を多く持っています。
 
 ポシュナーは今回も速めのテンポを基調としつつ、緩急・強弱の幅を大きく取りメリハリのある音楽に仕上げています。
 様々な旋律が交錯する第1楽章、アダージョではなくアンダンテの美感を備えた第2楽章、力強く重厚なスケルツォと思い切りテンポを落とした幻想的なトリオの対比が印象に残る第3楽章、そして劇的で雄大な最終楽章と聞きどころも満載。
 使用楽譜はノーヴァク版ですが、今回も演奏に際しては緻密な読み直しが行われたことが推察されます。※国内仕様盤には石原 勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語の解説が付属します。

 #bruckner2024について
  ウィーンを拠点とするレーベルCapriccioがブルックナー研究の第一人者でイェール音楽大学院のポール・ホークショーの監修の下、ブルックナーの全交響曲のすべての稿を録音するというプロジェクトです。
  少なからぬ曲で目下刊行が進んでいる新ブルックナー全集の楽譜を使う計画で、指揮者には全曲を通じてマルクス・ポシュナーを、オーケストラはポシュナーの手兵リンツ・ブルックナー管弦楽団を主体にウィーン放送交響楽団も起用。
  ブルックナー生誕200周年の2024年にシリーズ完結に向けて、今後は22年5月に第4番1878/80年稿(新全集Korstvedt NBG III/1: 4/2)が予定されています。
 ブルックナー・ファンにとっては目と耳の離せないシリーズです。
 
 


C5463
¥2600
エルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960):
 童謡の主題による変奏曲 Op. 25 他

  1-14. 童謡の主題による変奏曲 Op. 25(1913/14)
  ハープと室内オーケストラのための小協奏曲 Op. 45(1952)
   15. I. Andante./16. II. Allegretto vivace/
   17. III. Adagio non troppo
  コンツェルトシュテュック Op. 12 -
   チェロとオーケストラのための(1903/04)
    18. I. Allegro non troppo/19. II. Adagio/20. III. Tempo I
ソフィア・ギュリバダモヴァ(ピアノ)‛&1-14
シルケ・アイヒホルン(ハープ)‛&15-17
アンドレイ・イオニーツァ(チェロ)‛&18-20
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団
モデスタス・ピトレナス(指揮)

 録音 2021年5月31日-6月2日、6月4日 Ludwigshafen, Philharmonie(ドイツ)

 名指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父で作曲家、指揮者として活動したエルンスト・フォン・ドホナーニ(ハンガリー名エルネー・ドホナーニ)の3曲の協奏的作品を集めた1枚。
 ドホナーニはピアノ協奏曲を2曲作曲していますが、この「童謡の主題による変奏曲」は1914年の作品で、荘厳かつ重々しい序奏のあとに登場する旋律は、誰もが知っている「きらきら星」。
 ピアノが技巧的に華々しく活躍しながらオーケストラと対話を繰り広げ、最後は圧倒的なフーガで終わる聴きごたえのある作品です。
 ハープと室内オーケストラのための協奏曲は晩年1952年に書かれた小さな曲。全編を漂うように流れるハープの響きが神秘的な雰囲気をかもしだします。
 
 名手シュタルケルが愛奏したことで知られる「コンツェルトシュテュック」もチェロの伸びやかな旋律と半音階的なハーモニーが印象的なオーケストラとのやりとりが美しい1曲。
 このアルバムでは、3人の奏者たちが思い思いの演奏を繰り広げています。

 
 




GRAND PIANO

GP895
¥2400
コミタス(1869-1935): 歌曲集(V. サルキシャンによるピアノ編) ユリア・アイラペティアン(ピアノ‛&Steinway, Model D. 274)
 1. Chinar es, keranal mi(1905-06)/2. Kuzhn ara(1907-10)/3. Akh, Maral djan(1899)/4. Antuni(1905-06)/
 5. Shogher djan(1906-07)/6. Kak'avi erg(1908)/7. Kanche, krunk(1908-11)/8. Es saren kugayi(1908-11)/
 9. Erkink'n ampel e(1905-06)/10. Dsirani dsar(1905-06)/11. Garun a(1902-06)/12. Hov arek'(1905-06)/
 13. K'ele, k'ele(1908-11)/14. Hoi, Nazan(1908-11)/15. Dsedsernak(1898)/16. Le, le yaman(1908-11)/
 17. Krunk(1911)/18. Mani asem(1905)/19. Dsaghik asem(1905)/20. Matnik'e matovs cher(1901)/
 21. Al dzin naln inch kane(1905)/22. Alagyaz (Sarn ampel a)(1910-11)/23. Khnki dsar(1908-11)/
 24. Chem krna khagha(1907-08)/25. Maron a kayne(1905)/26. Oror(1905)/
 27. Ampel a kamar-kamar(1911)/28. Lorik(1899)/29. Habrban(1905-06)/30. Alagyaz(bardzr sarin) (1908-11)/
 31. Garun(1907)/32. K'eler, tsoler(1902-06)/33. Zulo(1899)/34. Zinch u zinch(1908-11)/35. Al aylukhs(1908-11)
 全てヴィリー・サルキシャンによるピアノ編/世界初録音

 録音2019年3月12日 Great Hall of the Tchaikovsky Conservatory, モスクワ(ロシア)‛&1-17 2021年5月15日 Allegro Recordings,Los Angeles(USA)‛&18-35

 アルメニアの司祭、音楽学者、作曲家、歌手、聖歌隊指揮者として知られるコミタス(本名:Soghomon
Gevorgi Soghomonian)は、アルメニア近代音楽の擁護者として知られています。
 幼い頃に両親を失い、孤児となった彼はアルメニアの宗教的中心地であるエチミアジンに送られ、神学校で教育を受けます。
 その後司祭となった彼は、ベルリンに行き西洋音楽を学び、自国で失われかけていた多数の民族音楽を収集。1904年に初の「クルド民謡集」を出版するなど、その普及に努めました。
 しかし、悪名高き「アルメニア人ジェノサイド(大虐殺)」の騒動に巻き込まれ、1915年4月に収容所送りとなり、ここで精神的ダメージを受け、失意のまま晩年を過ごし、1935年に苦しみの末この世を去りました。
 彼の悲劇的な生涯は大量虐殺の殉教者として、アルメニア国家における重要なシンボルになっています。
 
 このアルバムには、アルメニアの風景を思わせるシンプルな旋律や詩的なスケッチ、悲惨な情景を描いた曲など、さまざまなコミタスの歌曲をヴィリー・サルキシャンがピアノのためにアレンジした35の曲を収録。
 アルメニア音楽の持つ独特のイントネーションを見事に伝えています。

 
 
 


GP865
¥2400
セミョーン・バルモーティン(1877-1939): ピアノ作品集 第2集 クリストファー・ウィリアムズ(ピアノ‛&Steinway, Model D)
 1-3. ピアノ・ソナタ 変ト長調 Op. 4
 3つの無言歌 Op. 2
  4. I. Moderato - Allegro moderato/5. II. Adagio sostenuto/6. III. Scherzo-Finale
 幼年時代の情景 Op. 9
  7. No. 1. La priere du matin 第1曲 朝の祈り/8. No. 2. La maman 第2曲 お母さん/
  9. No. 3. La grand-mere 第3曲 おばあちゃん/10. No. 4. Le beau mois de mai 第4曲 5月の美しい月/
  11. No. 5. Chanson des enfants mendiants 第5曲 物乞いの子供の歌/
  12. No. 6. Jeu aux tapes 第6曲 鬼ごっこ/
  13. No. 7. Enchantement d'une nouvelle poupee 第7曲 新しい人形の喜び/
  14. No. 8. Jeu aux chevaux 第8曲 競馬/15. No. 9. Marche solennelle 第9曲 厳粛な行進/
  16. No. 10. Polka 第10曲 ポルカ/17. No. 11. Valse melancolique 第11曲 憂鬱なワルツ/
  18. No. 12. Mazurka 第12曲 マズルカ/19. No. 13. La plainte 第13曲 哀歌/
  20. No. 14. Promenade en bateau au clair de la lune 第14曲 月明かりの船旅/
  21. No. 15. L'inquietude 第15曲 不安/22. No. 16. Jeu a la corde 第16曲 スキップ/
  23. No. 17. Les reves 第17曲 夢/24. No. 18. Jeu au colin-maillard 第18曲 目隠し遊び/
  25. No. 19. Les caprices 第19曲 気まぐれ/26. No. 20. Chant d'automne 第20曲 秋の歌/
  27. No. 21. Aupres du tombeau 第21曲 墓地で/28. No. 22. Au bois 第22曲 森の中で
 
 世界初録音

 録音 2021年4月24-25日Wyastone Leys Concert Hall,モンマス(UK)

 1877年サンクトペテルブルクに生まれたセミョーン・バルモーティン。
 長い間その存在は忘れられていましたが、2019年にGRAND PIANOレーベルからまとまった作品がリリースされたことで、高い注目を集めました。
 バルモーチンはバラキレフとリムスキー=コルサコフに師事、1923年から1925年までペトログラード音楽院 (サンクトペテルブルク音楽院の旧称) で音楽理論を教えましたが、ソビエト連邦の1930年代の大粛清に巻き込まれてしまい、どのように生涯を閉じたのかはわかっていません。
 彼の作品のほとんどはピアノのためのものであり、第1集で紹介された「20の前奏曲」など洗練された作風によるものが多く、ここに収録された作品も、ロマンティックなピアノ・ソナタ、短いながらも印象的な「無言歌」、純真な子供の目に映った様々な風景を描いた「幼年時代の情景」と魅力的な味わいを持っています。
 バルモーティン作品の復興に尽力するクリストファー・ウィリアムズによる演奏です。

 


バルモーティン:ピアノ作品集 第1集



 GP799
\2400
セミョーン・バルモーチン(1877-1939):ピアノ音楽集
 20の前奏曲 Op.12 
 主題と変奏 Op.1
    世界初録音
クリストファー・ウィリアムズ
 (ピアノ Steinway, モデルD)

 録音 2019年8月10-11日 Wyastone Leys Concert Hall,Monmouth, UK

 希少なピアノ曲を良い音質で録音するレーベル"GRAND PIANO"よりロシアの知られざる作曲家、バルモーチンのピアノ作品集が登場。
 1877年生まれのバルモーチンはバラキレフとリムスキー=コルサコフに師事、1923年から1925年までペトログラード音楽院 (サンクトペテルブルク音楽院の旧称) で音楽理論を教えましたが、ソビエト連邦の1930年代の大粛清時代にどのような運命を辿ったのかは謎に包まれたままです。しかし残された音楽のスケールの大きさや内容は非常に素晴らしく、ここに収録された世界初録音となるピアノ曲も、色彩感にあふれたコントラストが印象的です。
 『20の前奏曲』は洗練されたハーモニーと豊かな感情表現で聴く人の魂を揺さぶるような音楽。また、『主題と変奏』は、音の素材を幾重にも重なるムードに変容させ、最後は交響的な行進曲へと連なります。
 演奏はイギリスのピアニスト、クリストファー・ウィリアムズ。BBCのウェールズの合唱団とオーケストラのピアニストを務め、BBCプロムスなどにも出演しています。

 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2256
¥2700
"フルトヴェングラー・ステレオ・トランスクリプション 1"
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲 第5番 ハ短調『運命』Op.67
  (2)『エグモント』序曲 Op.84
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 フルトヴェングラーの新シリーズ登場!"ステレオ・トランスクリプション"未刊行の幻のテスト・プレスLPより復刻!

 録音:1947年5月27日/ベルリン放送会館、ゼンデザール/使用音源: ドイツ・グラモフォン 139 962(未刊行テスト・プレスLP)
 録音方式:ステレオ(モノラル録音の電気的ステレオ)/日本語帯・解説付

 ■制作者より
 1960年代後半から1970年代前半にかけて、フルトヴェングラーのLPはドイツ・エレクトローラの"ブライトクランク"、そしてドイツ・グラモフォンの"ステレオ・トランスクリプション"と、疑似ステレオ盤がごく普通に売られていました。従って、この頃にフルトヴェングラーに親しんだ人たちは、疑似ステレオ盤をごく当たり前に聴いていたのです。
 フルトヴェングラーの"ステレオ・トランスクリプション"は国内では13 枚組LPとして発売されましたが(のちに分売もあり)、ドイツ国内ではなぜかこのシリーズは全く発売されませんでした。ところがこのほど、未刊行のテスト・プレスを複数手に入れました。つまり、本国では番号を決め、テスト・プレスまで行われたのにもかかわらず、製品化はされなかったのです。
 この"幻のテスト・プレス"復刻シリーズの第1弾は、もはや説明不要のベルリン復帰3日めのライヴです。制作者自身も含め、当時この音でフルトヴェングラーを聴いたファンには良き思い出の品となるかもしれません。この疑似ステレオこそが本物のフルトヴェングラーの音に近いなどとは言いませんが、オリジナル・モノラルとは全く異なった趣があることだけは確かです。未体験の人も、案外やみつきになるかもしれません。
 なお、この"フルトヴェングラー・ステレオ・トランスクリプション"シリーズはLP復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。あらかじめ、ご了承下さい。(平林 直哉)
 


<メジャー・レーベル>

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DG


《ピエール・ブーレーズ~指揮者ブーレーズ[ドイツ・グラモフォン&デッカ録音全集]》


4860915
(84CD+4BD)
\32000→\30590

 20世紀音楽に大きな影響を与えた指揮者の輝かしい録音を集大成。

 ●ピエール・ブーレーズが指揮者としてドイツ・グラモフォンとデッカに行ったすべての録音が初めてまとめて発売されます。
  ブーレーズの原点ともいえるバルトーク、マーラー、ラヴェル、ストラヴィンスキー、シェーンベルクによる作品が収録されています。
  ブーレーズがドビュッシー、マーラー、ヴェーベルンについて語ったインタビューCD付き(世界初発売)。
  また、バイロイト開場100年記念、パトリス・シェロー演出によるワーグナー:楽劇『ニーベルングの指環』のブルーレイ・ディスクもセットされています。CD84枚+BD4枚組BOXセット。限定盤。

 ●ブーレーズはあらゆる音楽活動の開拓者であり、深い洞察力のある独創性を持つ思想家で、1950年代から亡くなる2016年まで多大な影響力を持つ重要な音楽家でした。
  ドイツ・グラモフォンは40年以上にわたり作曲家、指揮者として音楽活動を行ったブーレーズの多くの重要な作品を提供してきました。その集大成がこのBOXセットです。

 ●オリジナル・ジャケット仕様。ブックレット(208ページ)にはトラック・リスト、写真集、詳しい解説(英語・フランス語・ドイツ語)が掲載され、充実した内容となっています。

 ●BD ワーグナー:楽劇『ニーベルングの指環』は日本語字幕入り

*制作の最終段階でCD84を追加したため、CD84に関する記載がブックレットに入れられなかった旨のメッセージが印刷されたシートが封入され、そのシートの裏面と紙ジャケ裏にCD84のトラック・リストが表記されております。
  との案内がございました。予めお詫び申し上げます。(代理店)
 
 
《ピエール・ブーレーズ~指揮者ブーレーズ[ドイツ・グラモフォン&デッカ録音全集]》 ピエール・ブーレーズ(指揮)
 (CD 16: 1, CD 18: 1-14、
  CD 21: 11-23、CD 22: 7-15、
  CD 28: 11, 12、CD 61: 8を除く)
《CD 1》
バルトーク:1-4) 4つの小品Op.12、5-9) 管弦楽のための協奏曲Sz.116
 【演奏】シカゴ交響楽団
  【録音】1992年12月、シカゴ/

《CD 2》
バルトーク:
1-6) 舞踏組曲Sz.77、7-8) 2つの映像Sz.46(1.花ざかり/2.村の祭り)、
9-13) ハンガリーの風景Sz.97
(1.トランシルヴァニアの夕べ/2.熊踊り/3.メロディ/4.ほろ酔い/5.豚飼いの踊り)、
14-16) 弦楽のためのディヴェルティメントSz.113
 【演奏】シカゴ交響楽団
  【録音】1992年12月(1-8)、1993年12月(9-16)、シカゴ/

《CD 3》
バルトーク:1-11) 中国の不思議な役人Sz.73、12-15) 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz.106
 【演奏】シカゴ交響合唱団(1-11)、シカゴ交響楽団
  【録音】1994年12月、シカゴ/

《CD 4》
バルトーク:1-3) カンタータ・プロファーナSz.94、4-11) バレエ『かかし王子』Sz.60
 【演奏】ジョン・エイラー(テノール)(1-3)、ジョン・トムリンソン(バリトン)(1-3)、
シカゴ交響合唱団(1-3)、シカゴ交響楽団
  【録音】1991年12月、シカゴ/

《CD 5》
バルトーク:
1-3) ピアノ協奏曲第1番Sz.83、
4-6) ピアノ協奏曲第2番Sz.95、7-9) ピアノ協奏曲第3番Sz.119
 【演奏】クリスチャン・ツィメルマン(1-3)、レイフ・オヴェ・アンスネス(4-6)、
エレーヌ・グリモー(7-9)(ピアノ)、シカゴ交響楽団(1-3)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(4-6)、ロンドン交響楽団(7-9)
  【録音】2001年11月、シカゴ(1-3)、2003年2月、ベルリン(4-6)、2004年10月、ロンドン(7-9)/

《CD 6》
バルトーク:
1-3) 2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲Sz.115、
4-5) ヴァイオリン協奏曲第1番Sz.36、6-8) ヴィオラ協奏曲Sz.120(シェルイ補筆完成版)
 【演奏】ピエール=ロラン・エマール、タマラ・ステファノヴィチ(ピアノ)(1-3)、
ニール・パーシー、ナイジェル・トーマス(打楽器)(1-3)、
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)(4-5)、ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)(6-8)、
ロンドン交響楽団(1-3)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(4-8)
  【録音】2008年5月、ロンドン(1-3)、2004年3月、ベルリン(4-8)/

《CD 7》
バルトーク:1-3) ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112、4-5) ラプソディ第1番Sz.87、6-7) ラプソディ第2番Sz.90
 【演奏】ギル・シャハム(ヴァイオリン)、シカゴ交響楽団
  【録音】1998年12月、シカゴ/

《CD 8》
1-12) バルトーク:歌劇『青ひげ公の城』Sz.48
 【演奏】ジェシー・ノーマン(ソプラノ)、ラズロ・ポルガー(バス)、シカゴ交響楽団
  【録音】1993年12月、シカゴ/

《CD 9》
ベルク:1-3) ピアノ、ヴァイオリンと13の管楽器のための室内協奏曲、4-8)『ルル』組曲
 【演奏】ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(1-3)、
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)(1-3)、アンナ・プロハスカ(ソプラノ)(4-8)、
アンサンブル・アンテルコンタンポラン(1-3)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(4-8)
  【録音】1977年6月、パリ(1-3)、2011年7月、ザルツブルク(ライヴ)(4-8)/

《CD 10-12》
ベルク:歌劇『ルル』
 【演奏】テラサ・ストラータス、ジェーン・マニング(ソプラノ)、
ハンナ・シュヴァルツ、イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、
ケネス・リーゲル、ロバート・ティアー、ヘルムート・パンプフ(テノール)、
フランツ・マツーラ、トニ・ブランケンハイム(バリトン)、ジュール・バスタン(バス)
  【録音】1979年3月、パリ/

《CD 13》
ベルリオーズ:1-5) 幻想交響曲Op.14、6-8) トリスティアOp.18
 【演奏】クリーヴランド管弦楽団合唱団(6-8)、クリーヴランド管弦楽団
  【録音】1996年3月、クリーヴランド/

《CD 14-15》
ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』Op.17
 【演奏】メラニー・ディーナー(ソプラノ)、ケネス・ターヴァー(テノール)、
デニス・セードフ(バス)、クリーヴランド管弦楽団・合唱団
  【録音】2000年5月、クリーヴランド/

《CD 16》
バートウィッスル:1) テセウス・ゲーム、2) アース・ダンス
 【演奏】ローランド・ディリー(クラリネット)(1)、ヘルマン・クレッチマー(ピアノ)(1)、
マルタ・ファビアン(ツィンバロン)(1)、マーティン・ブラビンズ、
ピエール=アンドレ・ヴァラド(指揮)アンサンブル・モデルン(1)、
アンサンブル・モデルン管弦楽団(2)
  【録音】2003年9月、ドイツ(1)、2001年10月、フランクフルト(2)/

《CD 17》
バートウィッスル:
 1-8) トラゴエディア、9) 5つのディスタンス、
 10-12) Three Settings of Celan、13) シークレット・シアター
 【演奏】クリスティーン・ホイットルジー(ソプラノ)(10-12)、アンサンブル・アンテルコンタンポラン
  【録音】1993年6月、パリ/

《CD 18》
ブーレーズ:
 1-12) 12のノタシオン、
 13-14) 『2台のピアノのためのストリュクチュール』第2巻、15) …爆発・固定…
 【演奏】ピエール=ロラン・エマール(1-14)、フローラン・ボファール(13-14)(ピアノ)、
 ソフィー・シェリエ、エマニュエル・オフェール、ピエール=アンドレ・ヴァラド(フルート)(15)、
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン(15)
  【録音】1993年6月(1-14)、1994年10月(15)、パリ/

《CD 19》
ブーレーズ:1-9) ル・マルトー・サン・メートル、10) デリーヴ第1番、11) デリーヴ第2番
 【演奏】ヒラリー・サマーズ(メッゾ・ソプラノ)(1-9)、アンサンブル・アンテルコンタンポラン
  【録音】2002年9月、パリ/

《CD 20》
1-5) ブーレーズ:プリ・スロン・プリ
 【演奏】クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)、アンサンブル・アンテルコンタンポラン
  【録音】2001年1月、パリ/

《CD 21》
ブーレーズ:1-10) レポン、11-23) 二重の影の対話
 【演奏】アラン・ダミアン(クラリネット)(11-23)、アンサンブル・アンテルコンタンポラン(1-10)
  【録音】1996年9月、パリ/

《CD 22》
1-2) シュル・アンシーズ(3つのピアノ、3つのハープ、3つのパーカッション・クラヴィーアのための)、
3-6) メサジェスキス(6つのチェロとチェロ独奏のための)、
7-15) アンセム2(ヴァイオリンとエレクトロニクス音楽のための)
 【演奏】ディミトリ・ヴァシラキス、永野英樹、フローラン・ボファール(ピアノ)(1-2)、
フレデリック・カンブルラン、サンドリーヌ・シャトロン、マリアンヌ・ル・マンテック(ハープ)(1-2)、
ヴァンサン・ボーエ、ダニエル・チャンポリーニ、ミシェル・セルッティ(パーカッション)(1-2)、
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)(3-6)、カン・ヘスン(ヴァイオリン)(7-15)、
アンドリュー・ゲルツォ(エレクトロニクス)(7-15)、
アンサンブル・アンテルコンタンポラン(1-2)、パリ・チェロ・アンサンブル(3-6)
  【録音】1999年12月(1-2, 7-15)、10月(3-6)、パリ /

《CD 23》
1-4) ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
 【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1996年9月、ドイツ/

《CD 24》
1) ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、2-6) 管弦楽のための映像、7-8) 交響組曲『春』
 【演奏】クリーヴランド管弦楽団
  【録音】1991年3月、クリーヴランド/

《CD 25》
1-3) 夜想曲、4) 第1狂詩曲、5) バレエ『遊戯』、6-8) 海
 【演奏】フランクリン・コーエン(クラリネット)(4)、クリーヴランド管弦楽団
  【録音】1993年3月、クリーヴランド/

《CD 26》
リゲティ:
 1-4) 13人の奏者のための室内協奏曲、
 5) ラミフィカシオン(12の弦楽器のための)、
 6) アヴァンチュール(3人の歌手と7人の器楽奏者のための)、
 7-8) ヌーヴェル・アヴァンチュール(3人の歌手と7人の器楽奏者のための)
 【演奏】ジェーン・マニング(ソプラノ)(6-8)、メアリー・トーマス(メッゾ・ソプラノ)(6-8)、
 ウィリアム・ピアソン(バス)(6-8)、アンサンブル・アンテルコンタンポラン
  【録音】1981年3月(1-4)、1982年5月(5)、3月(6-8)、パリ/

《CD 27》
リゲティ:
 1-5) ピアノ協奏曲、6-7) チェロ協奏曲、8-12) ヴァイオリン協奏曲
 【演奏】ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)(1-5)、
 ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)(6-7)、サシュコ・ガヴリーロフ(ヴァイオリン)(8-12)、
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
  【録音】1992年10月(1-7)、1993年6月(8-12)、パリ/

《CD 28》
リスト:
 1-6) ピアノ協奏曲第2番イ長調S.125、
 7-10) ピアノ協奏曲第1番ホ長調S.124、11) コンソレーション(慰め)S.172、
 12) 忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調S.215 No.1
  【演奏】ダニエル・バレンボイム(ピアノ)、シュターツカペレ・ベルリン(1-10)
   【録音】2011年6月、ドイツ/

《CD 29》
マーラー:
 1-4) 交響曲第1番ニ長調『巨人』、5) 交響詩『葬礼』(交響曲第2番『復活』第1楽章初稿)
 【演奏】シカゴ交響楽団
  【録音】1998年5月(1-4)、1996年12月(5)、シカゴ/

《CD 30》
1-5) マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』
 【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】2005年6月、ウィーン/

《CD 31》
1-3) マーラー:交響曲第3番ニ短調(第1-3楽章)
 【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】2001年2月、ウィーン/

《CD 32》
マーラー:
 1-3) 交響曲第3番(第4-6楽章)、4-11) 嘆きの歌
  【演奏】アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)(1-3)、
 ドロテア・レシュマン(ソプラノ)(4-11)、アンナ・ラーション(コントラルト)(4-11)、
 ヨハン・ボタ(テノール)(4-11)、
 ウィーン楽友協会女声合唱団(1-3)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】2001年2月、ウィーン(1-3)、2011年7月、ザルツブルク(ライヴ)(4-11)/

《CD 33》
1-4) マーラー:交響曲第4番ト長調
 【演奏】ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)、クリーヴランド管弦楽団
  【録音】1998年4月、クリーヴランド/

《CD 34》
1-5) マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
 【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1996年3月、ウィーン/

《CD 35》
1-4) 交響曲第6番イ短調『悲劇的』
 【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1994年5月、ウィーン/

《CD 36》
1-5) 交響曲第7番ホ短調
 【演奏】クリーヴランド管弦楽団
  【録音】1994年11月、クリーヴランド/

《CD 37-38》
マーラー:交響曲第8番『千人の交響曲』
 【演奏】トワイラ・ロビンソン、エリン・ウォール(ソプラノ)、ミシェル・デヤング、
 シモーネ・シュレーダー(コントラルト)、ヨハン・ボタ(テノール)、
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)、ロベルト・ホル(バス)、
 ベルリン国立歌劇場合唱団、ベルリン放送合唱団、シュターツカペレ・ベルリン
  【録音】2007年4月、ベルリン/

《CD 39》
1-4) マーラー:交響曲第9番ニ長調
 【演奏】シカゴ交響楽団
  【録音】1995年12月、シカゴ/

《CD 40》
マーラー:1-12) 歌曲集『子供の不思議な角笛』、13) 交響曲第10番嬰ヘ短調よりアダージョ
 【演奏】マグダレナ・コジェナー(メッゾ・ソプラノ)(1-12)、
 クリスティアン・ゲアハーヘル(バリトン)(1-12)、クリーヴランド管弦楽団
  【録音】2010年2月、クリーヴランド(ライヴ)/

《CD 41》
マーラー:
1-4) 歌曲集『さすらう若者の歌』、5-9) リュッケルト歌曲集、10-14) 歌曲集『亡き子をしのぶ歌』
 【演奏】トーマス・クヴァストホフ(バス・バリトン)(1-4)、
 ヴィオレッタ・ウルマーナ(ソプラノ)(5-9)、
 アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)(10-14)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】2003年6月、ウィーン/

《CD 42》
1-6) マーラー:大地の歌
 【演奏】ミヒャエル・シャーデ(テノール)、
 ヴィオレッタ・ウルマーナ(メッゾ・ソプラノ)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1999年10月、ウィーン/

《CD 43》
1-4) 交響曲第6番イ短調『悲劇的』
 【演奏】シュターツカペレ・ベルリン
  【録音】2009年4月、ベルリン(ライヴ)/

《CD 44》
メシアン:1-9) ミのための詩、10) 鳥たちの目覚め、11-17) 七つの俳諧
 【演奏】フランソワーズ・ポレ(ソプラノ)(1-9)、ピエール=ロラン・エマール(10)、
ジョエラ・ジョーンズ(11-17)(ピアノ)、クリーヴランド管弦楽団
  【録音】1994年11月(1-9)、1996年2月(10-17)、クリーヴランド/

《CD 45》
メシアン:1-7) クロノクロミー、8) 高貴な都、9-13) われ使者の復活を待ち望む
 【演奏】クリーヴランド管弦楽団
  【録音】1993年3月、クリーヴランド/

《CD 46》
1-7) モーツァルト:セレナード変ロ長調K.361『グラン・パルティータ』、
8-10) ベルク:ピアノ、ヴァイオリンと13の管楽器のための室内協奏曲
 【演奏】内田光子(ピアノ)(8-10)、クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)(8-10)、アンサンブル・アンテルコンタンポラン
  【録音】2008年3月、パリ/

《CD 47》
ラヴェル:1-8) マ・メール・ロワ、9) 海原の小舟、10) 道化師の朝の歌、11-14) スペイン狂詩曲
 【演奏】ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1993年3月、ベルリン/

《CD 48》ラヴェル:1-13) バレエ『ダフニスとクロエ』、14) ラ・ヴァルス
 【演奏】ベルリン放送合唱団(1-13)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1994年5月(1-13)、1993年3月(14)、ベルリン/

《CD 49》ラヴェル:1-3) ピアノ協奏曲ト長調、4-11) 高雅で感傷的なワルツ、12) 左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
 【演奏】クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ)(1-3, 12)、クリーヴランド管弦楽団(1-11)、ロンドン交響楽団(12)
  【録音】1994年11月、クリーヴランド(1-11)、1996年7月、ワトフォード(12)/

《CD 50》
ラヴェル:
 1-3) 歌曲集『シェエラザード』、4-7) クープランの墓、
 8) 亡き王女のためのパヴァーヌ、9) 古風なメヌエット、
ドビュッシー:
 10-11) 神聖な舞曲と世俗的な舞曲、
 12)『ボードレーヌの5つの詩』より第3曲:噴水、13-15) フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード
 【演奏】アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)(1-3)、
 リサ・ウェルバウム(ハープ)(10-11)、アリソン・ハーグリー(ソプラノ)(12-15)、クリーヴランド管弦楽団
  【録音】1999年4月、クリーヴランド/

《CD 51》
シェーンベルク:1-11) 交響詩『ペレアスとメリザンド』Op.5、12-15) ピアノ協奏曲Op.42
 【演奏】内田光子(ピアノ)(12-15)、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団(1-11)、クリーヴランド管弦楽団(12-15)
  【録音】2003年4月、東京(ライヴ)(1-11)、2000年5月、クリーヴランド(12-15)/

《CD 52》
シェーンベルク:1-21) 月に憑かれたピエロOp.21、22) 心のしげみOp.20、23) ナポレオンへの頌歌Op.41
 【演奏】クリスティアーネ・シェーファー(ソプラノ)、
 デイヴィッド・ピットマン=ジェニングス(バリトン)(23)、アンサンブル・アンテルコンタンポラン
  【録音】1997年9月、パリ(1-21)、1998年6月、フランス(22, 23)/

《CD 53-54》
シェーンベルク:歌劇『モーゼとアロン』
 【演奏】デイヴィッド・ピットマン=ジェニングス(ナレーター)、
 ガブリエレ・フォンターナ(ソプラノ)、イヴォンヌ・ナエフ(アルト)、
 クリス・メリット、ジョン・グラハム・ホール、パル・リンドスコグ(テノール)、
 ジークフリート・ローレンツ(バリトン)、ラズロ・ポルガー、ジェフ・ファン・ヴェルシュ、
 マイケル・デヴリン(バス)、オランダ歌劇場合唱団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
   【録音】1995年10月、アムステルダム/

《CD 55》
スクリャービン:1) 法悦の詩Op.54、2-4) ピアノ協奏曲嬰ヘ短調Op.20、5) プロメテ?火の詩Op.60
 【演奏】アナトール・ウゴルスキ(ピアノ)(2-5)、シカゴ交響合唱団(5)、シカゴ交響楽団
  【録音】1995年11月(1)、1996年12月(2-5)、シカゴ/

《CD 56》
1-9) R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』Op.30
 【演奏】シカゴ交響楽団
  【録音】1996年12月、シカゴ/

《CD 57》
ストラヴィンスキー:
 1) 幻想的スケルツォOp.3、2) カンタータ『星の王』、
 3-6) 交響詩『うぐいすの歌』、7-15) 組曲『兵士の物語』
 【演奏】ウィリアム・プリュシル(ヴァイオリン)(7-15)、
 クリーヴランド管弦楽団合唱団(2)、クリーヴランド管弦楽団
  【録音】1994年11月(1)、1996年2月(2-15)、クリーヴランド/

《CD 58》
ストラヴィンスキー:
 1-15) バレエ『火の鳥』、16) 花火Op.4、17-20) 管弦楽のための4つの練習曲
  【演奏】シカゴ交響楽団
   【録音】1992年12月、シカゴ/

《CD 59》
ストラヴィンスキー:1-4) バレエ『ペトルーシュカ』、5-17) バレエ『春の祭典』
 【演奏】クリーヴランド管弦楽団
  【録音】1991年3月、クリーヴランド/

《CD 60》
ストラヴィンスキー:
 1) 管楽器のための交響曲、2-4) 詩篇交響曲、
 5-7) 3楽章の交響曲、8) バートウィッスル:時の勝利
 【演奏】ベルリン放送合唱団(2-4)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1-7)、BBC交響楽団(8)
  【録音】1996年2月、ベルリン(1-7)、1974年1月、ロンドン(8)/

《CD 61》
ストラヴィンスキー:
 1) エボニー・コンチェルト、2) クラリネット・ソロのための3つの小品、
 3) コンチェルティーノ(弦楽四重奏版)、
 4) 15人の器楽奏者のための『8つのミニチュア』、
 5-7) 協奏曲変ホ長調『ダンバートン・オークス』、
 8) エレジー(ヴィオラ・ソロのための)、9) 墓碑銘、
 10) 弦楽四重奏のための二重カノン
  【演奏】
  ミシェル・アリニョン(クラリネット)(1)、ジェラール・コセ(ヴィオラ)(8)、
  アンサンブル・アンテルコンタンポラン
   【録音】1981年12月(1-3, 5-8)、1980年11月(4, 9, 10)、パリ/

《CD 62》
ストラヴィンスキー:
 1) パストラール、2-3) ヴェルレーヌの2つの詩、
 4-5) バーリモントの2つの詩、6-8) 3つの日本の抒情詩、
 9-11) わが幼き頃の思い出(3つの小さな歌曲)、12-15) プリバウトカ(戯歌)、
 16-19) 猫の子守歌、20-23) 4つの歌曲、24) チーリン・ボン、
 25) パラーシャの歌(マヴラ)、26-28) シェイクスピアの3つの歌曲、
 29) ディラン・トーマスの追悼のために、30) J.F.K.のための悲歌、
 31) ヴォルフ:2つの聖歌曲(ストラヴィンスキー編)
  【演奏】フィリス・ブライン=ジュルソン(ソプラノ)(1, 4-11, 20-25)、
 ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)(2-3, 12-15, 30)、
 アン・マレー(メッゾ・ソプラノ)(16-19, 26-28, 31)、ロバート・ティアー(テノール)(29)、
 アンサンブル・アンテルコンタンポラン
   【録音】1980年10月、パリ/

《CD 63》
1-2) シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番Op.35、3-5) 交響曲第3番Op.27『夜の歌』
 【演奏】クリスティアン・テツラフ(1-2)、フォルクハルト・シュトイデ(3-5)(ヴァイオリン)、
 スティーヴ・ダヴィスリム(テノール)(3-5)、ウィーン楽友協会合唱団(3-5)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】2009年6月(1-2)、2010年3月(3-5)、ウィーン/

《CD 64》
ヴァレーズ:1) アメリカ、2) アルカナ、3) デゼール(砂漠)、4) イオニザシオン
 【演奏】シカゴ交響楽団
  【録音】1995年12月(1, 4)、1996年12月(2, 3)、シカゴ/

《CD 65-66》
ワーグナー:楽劇『ラインの黄金』
 【演奏】ドナルド・マッキンタイア(バリトン/ヴォータン)、
 マルティン・エーゲル(バリトン/ドンナー)、ジークフリート・イェルザレム(テノール/フロー)、
 ハインツ・ツェドニク(テノール/ローゲ)、マッティ・サルミネン(バス/ファゾルト)、
 フリッツ・ヒューブナー(バス/ファフナー)、ヘルマン・ベヒト(バス/アルベリヒ)、
 ハンナ・シュヴァルツ(メッゾ・ソプラノ/フリッカ)、バイロイト祝祭管弦楽団
   【録音】1980年、バイロイト/

 《CD 67-69》
ワーグナー:楽劇『ヴァルキューレ』
 【演奏】ペーター・ホフマン(テノール/ジークムント)、
 マッティ・サルミネン(バス/フンディング)、ドナルド・マッキンタイア(バリトン/ヴォータン)、
 ジャニーヌ・アルトマイア(ソプラノ/ジークリンデ)、
 ギネス・ジョーンズ(ソプラノ/ブリュンヒルデ)、カルメン・レッペル(ソプラノ/ゲルヒルデ)、
 カレン・ミドルトン(ソプラノ/オルトリンデ)、
 ハンナ・シュヴァルツ(メッゾ・ソプラノ/フリッカ)、バイロイト祝祭管弦楽団
  【録音】1980年、バイロイト/

《CD 70-72》
ワーグナー:楽劇『ジークフリート』
 【演奏】
 マンフレート・ユング(テノール/ジークフリート)、
 ハインツ・ツェドニク(テノール/ミーメ)、ドナルド・マッキンタイア(バリトン/さすらい人)、
 ヘルマン・ベヒト(バス/アルベリヒ)、フリッツ・ヒューブナー(バス/ファフナー)、
 オルトルン・ヴェンケル(コントラルト/エルダ)、ギネス・ジョーンズ(ソプラノ/ブリュンヒルデ)、
 ノーマ・シャープ(ソプラノ/森の小鳥)、バイロイト祝祭管弦楽団
  【録音】1980年、バイロイト/

《CD 73-76》
楽劇『神々の黄昏』
 【演奏】マンフレート・ユング(テノール/ジークフリート)、
 フランツ・マツーラ(バリトン/グンター)、フリッツ・ヒューブナー(バス/ハーゲン)、
 ヘルマン・ベヒト(バス/アルベリヒ)、ギネス・ジョーンズ(ソプラノ/ブリュンヒルデ)、
 ジャニーヌ・アルトマイア(ソプラノ/グートルーネ)、
 グェンドリン・キレブリュー(メッゾ・ソプラノ/ヴァルトラウデ)、バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
   【録音】1980年、バイロイト/

《CD 77-79》
舞台神聖祭典劇『パルジファル』
 【演奏】ジェイムズ・キング(テノール/パルジファル)、
フランツ・クラス(バス/グルネマンツ)、ギネス・ジョーンズ(ソプラノ/クンドリ―)、
トーマス・スチュアート(バリトン/アンフォルタス)、
カール・リッダーブッシュ(バス/ティトゥレル)、
ドナルド・マッキンタイア(バリトン/グリングゾル)、
ヘルミン・エッサー(バリトン/第1の聖杯騎士)、
ベンクト・ルンドグレン(バス/第2の聖杯騎士)、バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
  【録音】1970年8月、バイロイト/

《CD 80》
ヴェーベルン:
1) 管弦楽のためのパッサカリアOp.1、
2-6) 弦楽四重奏のための5つの楽章Op.5、
7-12) 管弦楽のための6つの小品Op.6(原典版)、
13) J.S.バッハ:『音楽の捧げもの』BWV1079より6声のフーガ(リチェルカータ(ヴェーベルン編)、
14-15) シューベルト: 6つのドイツ舞曲D820(ヴェーベルン編)、
16) ヴェーベルン:夏風の中で
 【演奏】ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1994年9月、ベルリン/

《CD 81》
ヴェーベルン:
 1-5) 管弦楽のための5つの小品Op.10、6-8) 3つの管弦楽歌曲、
 9-10) 交響曲Op.21、11) 眼の光Op.26、12-14) カンタータ第1番Op.29、
 15) 管弦楽のための変奏曲Op.30、16-21) カンタータ第2番Op.31
  【演奏】クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)(6-8, 16-21)、
 ジェラルド・フィンリー(バス)(16-21)、BBCシンガーズ(11-14, 16-21)、
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1996年2月(1-8)、1994年9月(9-21)、ベルリン/

《CD 82》
ヴェーベルン:
 1) ピアノ五重奏曲、2) 軽やかな小舟に乗って逃れよOp.2、
 3-4) 2つの歌曲Op.8、5-9) 管弦楽のための5つの小品Op.10、
 10-13) 4つの歌Op.13、14-19) 6つの歌Op.14、
 20-24) 5つの宗教的歌曲Op.15、25-29) 5つのカノンOp.16、
 30-32) 3つの宗教的民謡Op.17、33-35) 3つの歌曲Op.18、
 36-37) 2つの歌曲Op.19、38-39) 四重奏曲Op.22、40-42) 9楽器のための協奏曲
 【演奏】
 ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)(1, 38-42)、
 フランソワーズ・ポレ(3-4, 10-19)、クリスティアーネ・エルツェ(20-35)(ソプラノ)、
 BBCシンガーズ(2, 36-37)、アンサンブル・アンテルコンタンポラン
  【録音】1992年10月、パリ/

《CD 83》
 ピエール・ブーレーズへのインタビュー
   【録音】1995年/

《CD 84》
ラヴェル:1) 左手のためのピアノ協奏曲ニ長調、2-4) ピアノ協奏曲ト長調、
5) ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より第1幕への前奏曲
 【演奏】ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)(1-4)、
 クリーヴランド管弦楽団(1-4)、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団(5)
  【録音】2010年2月、クリーヴランド(1-4)、2003年4月、東京(5)



ワーグナー:楽劇『ニーベルングの指環』
《BD 1》
楽劇『ラインの黄金』/
《BD 2》
楽劇『ヴァルキューレ』/
《BD 3》
楽劇『ジークフリート』/
《BD 4》
楽劇『神々の黄昏』
 【演出】パトリス・シェロー
 【演奏】バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団 他
 【制作】1980年7月(BD 1-3)、1979年7月(BD 4)、バイロイト
















12/28(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ALBA

ABCD 463
¥2400
ペーテリス・ヴァスクス2つの協奏曲
 ペーテリス・ヴァスクス(1946-):
  チェロ協奏曲第2番《存在すること(Klatbutne)》(2011-12)
  ヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲(2014-15)
マルコ・ユロネン(チェロ)
リッリ・マイヤラ(ヴィオラ)
タリン室内管弦楽団
ユハ・カンガス(指揮)

 ラトヴィアの巨匠ペーテリス・ヴァスクス2つの協奏曲。ソル・ガベッタのために作曲した「チェロ協奏曲第2番」、ヴィオラの可能性を広げた「ヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲」

 録音:2020年1月17日–22日 ブラックヘッド会館ホワイト・ホール(Mustapeade Maja, Valge saal)(タリン、エストニア)
 制作、録音、編集:タンモ・スメラ

 ペーテリス・ヴァスクス Peteris Vasks は、母国に古くから伝わる民謡や宗教歌の要素を現代音楽の語法と組み合わせたダイナミックな作風を数多く手がけ、ラトビアでもっとも国際的に人気の高い作曲家と言われます。
 《存在すること》の副題をもつ《チェロ協奏曲第2番》は、ソル・ガベッタのために作曲された作品です。
 真理を見出す人の一生と再生をイメージして書かれ、「カデンツァ-アンダンテ・カンタービレ」「アレグロ・モデラート」「アダージョ」の3楽章で構成されています。
 フィンランドのチェリスト、タピオラ・シンフォニエッタやフィンランド放送交響楽団の首席奏者を務め、ソリストと室内楽奏者として多くのコンサートや録音に参加するマルコ・ユロネン Marko Ylonen のソロ。フィナーレの「新たな命として戻ってきた魂に寄せる『子守歌』」のメロディは、作曲家レポ・スメラの子、タリン室内管弦楽団のヴァイオリン奏者のエヴァ=マリア・スメラの声で歌われます。

 《ヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲(Concerto per viola ed orchestra d'archi)》は、4楽章の作品です。
 ヴィオラの「ビロードのようなカンティレーナ」が美しい「アンダンテ」、農民の踊りとフィドルの演奏、そしてバロックの趣ももった「アレグロ・モデラート」、「アンダンテ」と「アダージョ」。
 ヴァスクスは、ヴィオラを借り、いろいろなテクニックを試し可能性を探りながら作曲を進めていきました。
 ソリストのリッリ・マイヤラ Lilli Maijala は、フィンランド、ドイツとスウェーデンでヴィオラを学び、ペッカ・クーシスト、コパチンスカヤとウィスペルウェイと組んだ四重奏団など、室内楽とソロの活動をしながらシベリウス・アカデミーで教えています。

 1993年にトヌ・カリユステにより創設されたタリン室内管弦楽団を「良き友人、卓越した解釈の演奏を聴かせ、私の音楽にインスピレーションを与えてくれる」とヴァスクスが語る、ユハ・カンガス Juha Kangas が指揮しています。
 



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TCO(クリーヴランド管自主制作)



TCO 0003
¥3700→\3390
ブロンフマンの鋼のようなピアノによるシュニトケ、
 プロコフィエフの第2交響曲

  (1)シュニトケ(1934-1998):
    ピアノと弦楽のための協奏曲(1979)[19:56]
  (2)プロコフィエフ(1891-1953):
    交響曲第2番 ニ短調 op.40 (1924-25)[34:18]
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)
クリーヴランド管弦楽団
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)

 クリーヴランド管自主制作第3弾、ブロンフマンの鋼のようなピアノによるシュニトケ、プロコフィエフの第2交響曲

 録音:(1)2020年10月15-17日、クリーヴランド、セヴェランス・ホール(無観客ライヴ配信用録音) (2)2020年1月17,18日、マイアミ、ナイト・コンサート・ホール/エイドリアン・アルシュト・センター・フォー・ザ・パフィーミング・アーツ(ライヴ録音)/STEREO

 ウェルザー=メスト率いるクリーヴランド管弦楽団自主レーベル第3弾は、コロナ「前」(プロコフィエフは2020年1月録音)とコロナ「後」(シュニトケは2020年10月録音)に行われた音楽活動の記録となります。

 プロコフィエフの交響曲第2番は、20世紀初頭の機械や産業への大きな期待、そして刻々と変化成長する時代に触発され、きわめて精巧に作曲されています。
 ヴェルザー=メストは、この作品について「世界大戦そのものと、それが人々のものの考え方をどのように変えたか、の双方についてのきわめて魅力的な考察である。
 これは近代化、そして現在に対する非常なる先見の明であり、今日でも私たちに深い感動をあたえ、同時に我々を不安に陥れるような、ひとりの表現主義者の精神を見せてくれている」と述べています。
 サイレンが鳴り響くような管楽器による第1楽章冒頭から、オーケストラのうまさが炸裂。
 つづく第2楽章の変奏も、緻密なアンサンブルで隙の無い展開。メストの統率の確かさと、オーケストラのうまさがないと成立しない演奏となっています。

 シュニトケのピアノ協奏曲は2020 年10 月、まさにコロナの厳戒態勢の中、以降のデジタルコンサートのライヴ・シリーズの先駆けとして行われた録音。オケにとって初レパートリーとなります。
 ソーシャルディスタンスをとった弦楽のメンバーたちによるアンサンブルはしかし、メストの統率と、こうした厳しい状況を乗り越えようとする楽団員とブロンフマンとの強い思いによって、抜群の集中で響きます。
 ブロンフマンがピアノから繰り出す、鋼鉄のように冷淡で強烈に締め付けるような和音の演奏は、恐怖をおぼえるほど。異常なまでの緊迫感と迫力です。

 
 




BMC(Budapest Music Center)


代理店変更につき再掲載
BMCCD157
【旧譜】
¥2500
ガーボル・タカーチ=ナジ、ハイドンを振る!
 ハイドン:十字架上のキリストの最後の七つの言葉(弦楽合奏版)
ガーボル・タカーチ=ナジ(指揮)
ブダペスト室内交響楽団

 タカーチ弦楽四重奏団の設立メンバーのひとり、ガーボル・タカーチ=ナジ指揮によるハイドンの《十字架上のキリストの最後の七つの言葉(弦楽合奏版)》です。
 数多くの作品が残るハイドンの傑作を、ブダペスト室内交響楽団の柔らかな音色を活かして絶妙なバランスで演奏していくところは、長年のアンサンブルでの経験を感じさせます。

 ※録音:2008年5月、ハンガリー放送・スタジオ22(ハンガリー)
 
 
BMCCD156
【旧譜】
¥2500
ハイドン・アニヴァーサリー・アルバム・2009
 ヴァイオリン協奏曲 イ長調《メルク》Hob.VIIA:3、
 ピアノ協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:11、
 交響曲第60番 ハ長調《うかつ者》Hob.I:60
クリストフ・バラティ(ヴァイオリン)
イムレ・ローマン(ピアノ、指揮)
ブダペスト室内交響楽団

 ハイドン没後200年を記念したアルバムです。
 ハンガリー生まれのヴァイオリン奏者クリストフ・バラティ(クリシュトーフ・バラーティ)はパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝しています。
 同じくハンガリー生まれのピアノ奏者兼指揮者のイムレ・ローマンは、教育者としても知られておりたびたび日本でもマスタークラスを開いています。
 ブタペスト室内交響楽団とのハイドンは、素朴でありながらも、活気と歌心溢れる演奏で、ハイドンの魅力を引き出しています。

 ※録音:2007年9月、ハンガリー放送・スタジオ22(ハンガリー)
 
 

BMCCD147
【旧譜】
¥2500
ヴィジョンズ・ハード ~
 バルナバーシュ・ドゥカイ:2台ピアノのための作品集
エディト・クルコン(ピアノ)
デジュー・ラーンキ(ピアノ)
  Invisible fire in the winter night, Prelude to the inner light/
  Visions heard of light and love, Canons and symphonies/
  ..., who rests in their own silence, Sound poem/
  Burning longing - voluntary surrender, Free proportional canon/
  At the well - In a time of flooding waters, Three paraphrases of a sound poem, for one and two pianos
 (一部トラックはBreakとして無音になっています。)

 1950年生まれのバルナバーシュ・ドゥカイの2台ピアノのための作品集です。彼は音楽中等学校でピアノと作曲を学び、1969年から1974年にかけてフランツ・リスト音楽院で作曲をレジュー・シュガールに師事しました。
 1970年から1990年までは「the New Music Studio」のメンバーとして作曲家及びプレイヤーとして活動しました。現在はフランツ・リスト音楽院の音楽理論の教授となっています。

 ※録音:2009年2月16日-18日、ファツィオリ・コンサート・ホール、サチレ(イタリア)
 
 
BMCCD146
【旧譜】
¥2500
ナイアガラ ~ ラースロー・シャーリ作品集
 ラースロー・シャーリ:
  マニフィカト(1985/ソプラノと三本のフルートのための)、
  二重奏曲(2001/2本のフルートのための)、
  ランドスケープ ハ長調(1982/3本のフルートとシンセサイザーのための)、
  Ludus Cromaticus(1987/6本のフルート版)、ムーンドッグ(1990/4本のフルート版)、
  祖母の踊り(1978/バス・フルートとハープシコード版)、
  スタディーズ(1989/2本のフルートのための)、
  カノン(1977/6本のフルート版)、ナイアガラ(1992/フルートとパーカッションのための)、
  タンゴ(1989/4本のフルート版)、サンフラワーズ(1989/3本のフルート版)、
  フォー・オヴ・アス(2003-2007/4本のフルート版)、
  ファイヴス・リピーテッド(1985/フルート、バス・フルートとグラス・ハープ版版)、
  ポットで遊ぶ小石(1980/4本のフルート版)
  マヌエル・ズリア(フルート[多重録音]、パーカッション、キーボード)、
  アルダ・カイエロ(ソプラノ)、サルヴァトーレ・カルキオーロ(ハープシコード)

 1940年生まれのハンガリーの作曲家兼ピアノ奏者のラースロー・シャーリによるフルート作品集です。
 ブダペストのフランツ・リスト音楽院を卒業後1970年には 、エトヴェシュらと「the New Music Studio」を設立しています。
 ミニマル・ミュージックとフルートファンにおすすめの一枚です。

 ※録音:2003年-2006年
 
 


BMCCD058
【旧譜】
¥2500
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
 バルトーク:
  中国の不思議な役人 Op.19(Sz 73/BB 82)
  管弦楽のための協奏曲(Sz 116/BB 123)
ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
ユンゲ・ドイチェ管弦楽団
グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団

第112号特集紹介アルバム.


 ペーテル・エトヴェシュによるオケコン!

 ハンガリーを代表する現代作曲家であり指揮者でもあるペーテル・エトヴェシュが、ユース・オーケストラを指揮してバルトークを収録。
 90年代に入り、オーケストラの将来と若い世代の教育により関心を持つようになったというエトヴェシュ。
 その一環として行われたツアーで収録されたこのアルバムに関してエトヴェシュは、「これらのコンサートのパフォーマンスは非常に強力で本物であり、オーケストラの熱意、個性、ダイナミズムもこの録音から感じられます」と語っています。

 ※録音:1992年、1994年
 
 

BMCCD007
【旧譜】
¥2500
エトヴェシュ:作品集
 エトヴェシュ:
  1. アトランティス(1995)
  2. サイココスモス(1993)
  3. シャドウズ(1996)
 ペーテル・エトヴェシュ(指揮、1,2)、マールタ・ファービアーン(ツィンバロン、1,2)、
 ディートリッヒ・ヘンシェル(バリトン、1)、ケルンWDR交響楽団(1)、BBC交響楽団(2)、
 ハンス・ツェンダー(指揮、3)、ダグマー・ベッカー(フルート、3)、
 ヴォルフガング・メイヤー(クラリネット、3)、南西ドイツ放送交響楽団(3)

 ハンガリーを代表する現代作曲家のひとりであり、指揮者、そして教育者としてなど多方面で活躍しているペーテル・エトヴェシュ(1944-)の代表作、《アトランティス》を含む作品集です。
 非常にカラフルで表現力豊かなエトヴェシュの音楽を堪能できるアルバムで、エトヴェシュ入門にもおすすめの一枚です。

 ※録音:1995年、1996年
 
 


BMCCD109
【旧譜】
¥2500

アルベルト・ジモン、シューベルト《ザ・グレイト》
 シューベルト:交響曲第7(9)番 ハ長調《ザ・グレイト》D.944

アルベルト・ジモン(指揮)
フランツ・リスト音楽院管弦楽団


第112号特集紹介アルバム.

 アルベルト・ジモン(1926-2000)は、ハンガリーの優れた指揮者であり、また教育者でもありました。
 1969年からブダペストのフランツ・リスト音楽院の教授として音楽院のオーケストラを指揮し始め、1978年にはカラヤン国際コンクールにおいて第2位を獲得しました。
 派手さとは無縁の素朴な演奏ですが、遅めのテンポでオーケストラをたっぷりと歌わせるその演奏は、秀逸なものになっています。

 ※録音:1979年3月4日


 ハンガリーHUNGAROTONに録音があったような気がしたが、ほとんど記憶になかった・・・アルベルト・シモン。何の資料を見ても詳しいプロフィールとか載ってない。しかしそのシモンの「グレイト」がどうやらすごいらしい。

 「これは1979年3月にハンガリー・ラジオが放送用のライヴとして録音したもの。(音質も極めて優秀)。何よりその演奏の質が素晴らしい。
 冒頭のホルンのソロはたっぷり時間をとって、しかもヴィヴィラートを全くかけず歌われ、その悠然たる構えはまるでブルックナーを聴いているよう。それ以外もゆっくりとした巨匠テンポと重量感でこれまでの「グレート」のイメージを覆す。アルプスの孤高の峰を思わせる。」当時のコメント
 
 
BMCCD116
【旧譜】
¥2500
ニュー・ミュージック・スタジオ ~1970年代のハンガリー現代作曲家たちの合作作品集
 1. ゾルターン・イェネイ&ラースロー・シャーリ&ラースロー・ヴィドフスキー:
  室内オーケストラのための《Undisturbed》
 2. バルナバーシュ・ドゥカイ:変わりゆく月へ
 3. ペーテル・エトヴェシュ&ゾルターン・イェネイ&ゾルターン・コチシュ&
  ラースロー・シャーリ&ラースロー・ヴィドフスキー:
   クルターグへのオマージュ
   アンサンブル・オヴ・ニュー・ミュージック・スタジオ(1,3)、
   アウアー弦楽四重奏団(2)、ソモギ弦楽四重奏団(2)、アンドラーシュ・ウィルヘイム(指揮)

 1970年に設立された「ニュー・ミュージック・スタジオ(New Music Studio)」の合作作品集。
 ハンガリーの現代作曲家を代表するペーテル・エトヴェシュ、ラースロー・シャーリなどの錚々たるメンバーで構成されており、20世紀後半のハンガリー音楽の最前線を感じることが出来る一枚です。

 ※録音:1974年10月14日(1)、2005年11月27日(2)、1986年(3)
 




CAPRICE


CAP22072
(2CD)
¥5100

フォーグラーからネーツェルへ
 ~ 19世紀スウェーデンのオルガン音楽

 [Disc 1]
  ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749-1814)(オーロフ・オールストレム 編曲):
   《グスタフ・アドルフとエバ・ブラーエ》 序曲 */
  ユーハン・アドルフ・メクリン(1761-1803):テンポ・ジュスト*/
  ヨハン・クリスチャン・フリードリヒ・ヘフネル(1759-1833):退場の曲*/
  ベルンハード・ヘンリク・クルーセル(1775-1838):マリーの初めての聖餐式で*、行進曲 ハ長調 *
   [以上、オストラ・フースビュー教会「Gustaf Andersson 1826」オルガン]
  フランス・ベールヴァルド(1796-1868):
   田舎の婚礼の祝宴(2人のオルガニストのための)*/**-序奏(アダージョ)-
   アレグロ・モデラート、賛美歌(アダージョ)、コラール、パストラール(アレグレット)、
   アレグロ・モデラート、フォークソング(アンダンテ・マエストーゾ)、アレグロ・モデラート/
  クヌート・ロングレーン(1816-1874):ソナタ ハ短調 **/
  エドムンド・パシ(1789-1870):フーガ ヘ長調 */
  グスタフ・マンケル(1812-1880):アドルフ・ヘッセの名による前奏曲とフーガ*
   [以上、ヴェーデシュタード教会「Marcussen & Son 1863」オルガン]
  グスタフ・マンケル(1812-1880):アダージョ ロ長調 *、ペダル・エチュード ハ短調**
   [以上、ローク教会「Akerman & Lund 1871」オルガン]
 [Disc 2]
  ヘルマン・ヨハン・ベーレンス(1826-1880):幻想曲*/
  イーヴァル・ハルストレム(1826-1901):
   教会へ向かう尼僧の行列のオルガン前奏曲(劇付随音楽 《ストルツ・エリシフから)*/
  ルードヴィーグ・ノルマン(1831-1885):アウグスト・セーデルマン追悼**
   [以上、ローク教会「 Akerman & Lund 1871」オルガン]
  ユーハン・アウグスト・セーデルマン(1832-1876)(グスタフ・ヘッグ 編曲):
   オフェルトリウム(《カトリック・ミサ》 から)*/
  ヴィルヘルム・ハインツェ(1849-1895):幻想曲とフーガ 二短調*
   [以上、ヴァーサ教会(ヨーテボリ)「Eskil Lunden, 1909」オルガン]
  サラ・ヴェンネルベリ=ロイター(1875-1959):祝典行進曲 ハ長調**、木の葉が落ちるとき*/
  グスタフ・ヘッグ(1867-1925):ヴァイオリンとオルガンのためのアダージョ**/₁^
  ヴァルボリ・アウリン(1860-1928):瞑想**/イーカ・ペイロン(1845-1922):行進曲**/
  ラウラ・ネーツェル(1839-1927):ロマンス ホ長調(ヴァイオリンとピアノまたはオルガンのための)**/ 
   [以上、聖ペテロ教会(ヴェステルヴィーク)「Akerman & Lund 1905」オルガン]
  ラウラ・ネーツェル(1839-1927):
   前奏曲とフゲッタ*[ヴァーサ教会(ヨーテボリ)「Eskil Lunden, 1909」オルガン]
 ユーナス・ルンドブラード(オルガン)*、ウルフ・ノルベリ(オルガン)**、
 トビアス・リングボリ(ヴァイオリン)˜

 19世紀スウェーデンの音楽生活は、ルーマンの時代と「芸術のパトロン」グスタフ三世の時代の後、大きな変化と発展を遂げました。
 この過程でオルガンの音楽も重要な役割を担い、ドイツから渡ってきたフォーグラーやヘフネルといった音楽家、フィンランドに生まれたクルーセルや19世紀でもっとも重要な音楽家のひとり、フランス・ベールヴァルド(フランツ・ベルワルド)をはじめとする作曲家と教会音楽家たちが、充実したオルガン作品を手がけました。

 『オルガンを弾いた18世紀スウェーデンの鍵盤楽器奏者たち』(Caprice CAP21928)を録音したオルガニストで、音楽学者のユーナス・ルンドブラードの新しいアルバムでは、当時は演奏されていながら、今では顧みられることの少なくなった重要な作品が、それぞれの曲にふさわしい、歴史のあるオルガンで演奏されています。
 2人の奏者のために書かれたベールヴァルドの 《田舎の婚礼の祝宴》 は、ウルフ・ノルベリが共演。ノルマンの 《アウグスト・セーデルマン追悼》 など数曲も彼が担当しました。
 ヘッグの 《アダージョ》 とネーツェルの 《ロマンス》 のヴァイオリンを弾くトビアス・リングボリは、1994年の「スウェーデン・ソリスト賞」からキャリアをスタートさせた優れた演奏家です。
 ベールヴァルド、ベーレンス、ヴェンネルベリ=ロイターの曲をのぞき、世界初録音です。

 ※録音:2020年10月12日(オストラ・フースビュー教会)、10月10日(ヴェーデシュタード教会)、10月11日(ローク教会)、8月16日-17日(聖ペテロ教会)、2021年6月14日(ヴァーサ教会)(スウェーデン)
 




DAPHNE


DAPHNE1071
¥2700
さようなら、やさしいあなた
 トバイアス・ヒューム(c.1569-1645):エア集 第1巻-
  ヒューム大佐のパヴァン/ホルストーン公爵のアルメイン/
  ガンバの心/ユーモラスなパヴァン/わが希望は朽ち果て/
  死/生/私にそっと触ってくれ/パヴァン1/
  グッド・アゲイン/さようなら、やさしいあなた/問い/答え/
  トムと愛人ファイン/慣れ親しんだ恋人/パヴァン2/
  わたしの恋人は美しいものを持っている
レイフ・ヘンリクソン(バス・ヴィオール)

 マラン・マレの 《ヴィオール曲集 第5巻》(DAPHNE1050)を録音したスウェーデンのヴィオール奏者、レイフ・ヘンリクソン の新作アルバム。
 スコットランドに生まれたとされる、軍人、作曲家、ヴィオールのプレーヤー、トバイアス・ヒュームの1605年にロンドンで出版された 《エア集 第1巻、または、音楽によるユーモア》 から、17曲を演奏しています。

 ※録音:2017年10月30日-11月1日、オスモ教会(オスモ、ニューネスハムン、スウェーデン)
 




MUSICAPHON


代理店変更につき再掲載

M56966
【旧譜】
¥2600
ピアノ革命 ~ ショパン&ゴットシャルク:ピアノ作品集
 ショパン:
  夜想曲第1番 変ロ短調 Op.9-1、夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27-2、
  夜想曲第7番 嬰ハ短調 Op.27-1、バラード第3番 変イ長調 Op.47
 ゴットシャルク:
  サバンナ Op.3、バナナの木 Op.5、バンジョー Op.15、
  プエルト・リコの思い出 Op.31、
  クリオーリョのバラード(キューバ舞曲)Op.37、
  ハバナの思い出 Op.39
ジミン・オウ=ハヴェニート(ピアノ)

 ジミン・オウ=ハヴェニートが弾く、ショパン&ゴットシャルク!

 ショパンとゴットシャルク、ひとりはフランスで、もうひとりはブラジルで、ともに若くして異国の地でこの世を去った2人のピアノの詩人によるピアノ作品集。
 ルイス・モロー・ゴットシャルク(ゴッチョーク)は1829年にアメリカ合衆国ニューオーリンズで生まれた作曲家、ピアニスト。
 中南米やカリブ海の民族音楽の影響を受けた特殊なピアノ音楽を作曲し、作品と演奏の両方で大人気を博しました。
 ショパンはパリを訪れたゴットシャルクの演奏を聴いて「きっとピアノの王になるだろう」と称賛しています。
 ショパンとゴットシャルクを組み合わせたアルバムは珍しく、美しく洗練されたゴットシャルクが聴けるという点でも貴重な1枚です。

 「ショパンの伝記とゴットシャルクの日記を読むと、2人の音楽を聴いたことがあるだけでは想像もつかないような真のつながりがあることに驚かされます。
 2人の生涯は対照的であると同時に平行線に満ちています。こうした理由から、私はこの作曲家たちをひとつのプログラムにまとめたのです。」(ジミン・オウ=ハヴェニート)

 ※録音:2013年9月~10月、クララ・ヴィーク・オーディトリウム(ドイツ、ザントハウゼン)
 
 

M56967
【旧譜】
¥2600
リコーダーとリュートのための作品集
 ウィリアム・クロフト:ソナタ ト長調
 ゴットフリート・フィンガー:ソナタ ニ短調 Op.3-9
 マシュー・ロック:組曲第4番 《友人たちに》
 作曲者不詳(1700年頃):セント・ポール聖堂の尖塔
 ジルヴィウス・レオポルト・ヴァイス:幻想曲 ハ短調
 テレマン:パルティータ第2番 ト長調、幻想曲第3番 ニ短調
 ロバート・カー:イタリアのグラウンドによるディヴィジョン
 ヘンデル:ソナタ ハ長調 HWV365
アネット・ジョン(リコーダー)
スザンネ・ポイカー(リュート)

 マシュー・ロック(1621/22-1677)による曲集《友人たちに For Several Friends》からインスピレーションを受けたリュート伴奏によるリコーダー・ソナタ集。
 18世紀のドイツとイギリスにおける色とりどりの室内楽作品がまとめられています。

 ※録音:2014年7月、ゼンデザール(ドイツ、ブレーメン)
 
 

M56964
【旧譜】
¥2600
フランスの組曲集
 プーランク:
  フランス組曲よりブルゴーニュのブランル、
  パヴァーヌ、シャンパーニュのブランル
 ラモー:クラヴサン曲集 第1巻(第1組曲)
 ドビュッシー:ベルガマスク組曲
 ミヨー:ピアノのための組曲 Op.8
ヴォルフガング・デベルライン
 (ピアノ/スタインウェイ)

 ザルツブルク・モーツァルテウム大学でアルフォンス・コンタルスキーに師事したピアニスト、ヴォルフガング・デベルラインによるフランスの組曲ばかりを集めた1枚。
 舞曲や性格的な音楽を連続して演奏するように並べた「組曲」は、主としてバロック時代に起源を持つ楽曲形式ですが、その後、組曲の形式を何度も取り上げ、さらに発展させたり、修正したりして自らのために再定義したフランスの作曲家のリストは広範囲に及んでいます。
 デベルラインはMusicaphonレーベルより2002年にテレージエンシュタット強制収容所で書かれたピアノ作品集(M56850)、2005年にカール・アマデウス・ハルトマンのピアノ作品全集(M56856)をリリースしており、どちらも高い評価を受けています。
 ※録音:2014年10月~11月(ドイツ、ホーフ)
 
 

M56963
【旧譜】
¥2600
スペインに纏わるギター作品集
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より
   シャコンヌ
 フェルナンド・ソル:幻想曲第7番 Op.30
 マヌエル・デ・ファリャ:ドビュッシー墓碑銘のための賛歌
 ホアキン・ロドリーゴ:
  祈りと踊り(マヌエル・デ・ファリャへのオマージュ)
 トリスタン・ミュライユ:Tellur
シュテファン・コイム(ギター)

 バロック時代から現代に至るまでの、スペイン音楽の伝統を独創的にアレンジした作品を集めたギター・アルバム。
 バッハの傑作で有名な舞曲「シャコンヌ」は中南米由来のスペインの舞曲を起源としており、フェルナンド・ソル、マヌエル・デ・ファリャ、ホアキン・ロドリーゴには、それぞれの作風にスペインの重要な民俗学的要素が含まれています。
 またフランスの作曲家トリスタン・ミュライユは、スペインのフラメンコ音楽の演奏技術を《Tellur》に取り入れることで、自身のサウンド・アイディアをギターで具現化しています。

 ※録音:2013年7月(オーストリア、ザルツブルク)
 




SIGNUM CLASSICS

SIGCD698
¥2500
フロム・ウィンザー・ウィズ・ラヴ
 エレン・シプリー&リック・ノウェルズ(ミゲル・エステバン編):ヘヴン・イズ・ア・プレイス・オン・アース/
 クリス・ヘイズ&ジョジュ・コーラ&ヒューイ・ルイス(スティーブン・カーレストン編):ザ・パワー・オヴ・ラヴ/
 ボブ・ディラン(スティーブン・カーレストン編):メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ/
 クレイグ・モリス・リード&チャーリー・ストボ・リード(トム・リルバーン編):アイム・ゴナ・ビー(500マイルズ)/
 リチャード・マークス(サイモン・ホワイトリー編): ライト・ヒア・ウェイティング/
 ラルフ・マクドナルド&ウィリアム・ソルター&ビル・ウィザース(トム・リルバーン編):クリスタルの恋人たち/
 ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー&ベン・E・キング(マーク・デ・リッサー編、
  サイモン・ホワイトリー/ア・カペラ版編):スタンド・バイ・ミー/
 ビリー・ジョエル(サイモン・ホワイトリー編):素顔のままで/
 レオン・ハフ&ケニー・ギャンブル(ルイス・マーロウ編):ナウ・ザット・ウィ・ファウンド・ラヴ/
 ヴァン・モリソン(ティム・カーレストン編):ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー/
 ヴィクター・ヤング&エドワード・ヘイマン(スティーブン・カーレストン編):恋に落ちた時/
 ジョルジオ・モロダー&キース・フォーシー(ルアイリ・ボーウェン編):ネバー・エンディング・ストーリー/
 スフィアン・スティーヴンス(ルアイリ・ボーウェン編):ミステリー・オヴ・ラヴ
  クイーンズ・シックス
   〔トム・リルバーン(カウンターテナー)、ダン・ブリテン(カウンターテナー)、
    ニコラス・マッデン(テノール)、ドミニク・ブランド(テノール)、
    アンドルー・トンプソン(バリトン)、サイモン・ホワイトリー(バス)〕

 クイーンズ・シックス、ボブ・ディラン、ビリー・ジョエルを歌う!

 ☆男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス、Signum Classics移籍第4弾!!
 ☆様々なジャンルを超えたポップス・アルバム!

 エリザベス1世の即位450周年となった2008年に、ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成され、英国王室と縁の深いことでも知られる男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス。
 2018年にはハリー王子とメーガン妃のロイヤル・ウェディングで歌い、2021年にはエディンバラ公フィリップ殿下の葬儀で3人のメンバーの歌声が響きました。

 タリス・スコラーズやザ・シックスティーン、ポリフォニーなど、合唱王国イギリスの名アンサンブルのメンバーとしても活躍する6人の精鋭たちによるポップス・アレンジ・アルバム。
 アメリカのプロデューサー、TJ アーマンドと2019年から構想していたアルバムは、ジャンルの枠を超えて、ボブ・ディランやビリー・ジョエルの楽曲、「スタンド・バイ・ミー」「ネバー・エンディング・ストーリー」といった映画音楽、ジャズなど多種多彩な作品が収録されています。

 ※録音:2021年8月1日-4日、アスコット修道院(イギリス)
 
 

SIGCD364
¥2500
コンティニュアム ~ ジュリー・クーパー:作品集
 ジュリー・クーパー:
  コンティニュアム/
  組曲《熟考》/Ourania/
  静けさの中での生活/
  暗闇/光/カリオペ/
  The Cold Earth Slept Below/
  Aurea Hora/衛星ガリレオ/
  コンティニュアム(インストゥルメンタル)
アジョア・アンドー(語り)
グレース・デイヴィッドソン(ソプラノ)
エレーナ・ユリオステ(ヴァイオリン)
クリオ・グールド(ヴァイオリン、リーダー)
ジャスティン・ピアソン(チェロ)
アントニー・パイク(クラリネット)
カミラ・ペイ(ハープ)
ニコラス・マッカーシー(ピアノ)
ジュリー・クーパー(ピアノ)
オキュラス・アンサンブル
ジェシカ・コティス(指揮)

 ジュリー・クーパーはイギリスの作曲家で、BBC放送他さまざまなメディアでその音楽が使用されており、広く知られています。
 彼女はテレビドラマやドキュメンタリー、映画音楽など多方面で活躍しています。
 今作はコロナでロックダウンに陥った時の経験したことのない沈黙や不気味さを体験し、そのような状況を理解しようと描いた音楽日誌が起因となっています。

 ※録音:2021年6月、アビー・ロード・スタジオ&マスターコード・スタジオ&IDオーディオ、ロンドン(イギリス)
 




THE GOTHENBURG COMBO


COMBOCD006
¥2700
放浪する者
 ヨーテボリ・コンボ:
  Part 1 上海/Part 2 メルボルン/Part 3 ラパス/
  Part 4 アプラオ、ペルー/Part 5 ヴィルニュス/
  Part 6 イスタンブール/
  Part 7 フランブー、スウェーデン/Part 8 ヨーテボリ
ヨーテボリ・コンボ
 〔ダーヴィド・ハンソン
   (ギター、プリペアドギター)、
  トマス・ハンジ
   (ギター、プリペアドギター)〕

 ダーヴィド・ハンソンとトマス・ハンジのギター・デュオ「ヨーテボリ・コンボ」は、最初のアルバム、2005年の『Hausmusik』(COMBOCD001)から、ジュール・ヴェルヌの小説からインスピレーションを得た「海底二万哩」のサブタイトルをもつ2017年の『Seascapes』(COMBOCD005)まで、ユニークなアイデアとコンセプトのアルバムを作ってきました。
 彼らの音楽は、新作アルバムが発表されるたびに話題になり、2010年の『Sketches of the World』(COMBOCD003)は、「目もくらむほどヴィルトゥオーゾ性の高い革新的な音楽」と評され、スウェーデンの日刊紙「Dagens Nyheter」の「2010年最優秀アルバム」に選ばれました。

 新作の『放浪する者』は、世界をツアーしてまわるふたりが、出会い、経験したことをインスピレーションに作曲した8つの曲のアルバムです。
 「電話が鳴っている夢を見た‛&いや、実際に鳴っていた‛&それも何度も! 起きあがる‛&俺たちは一体どこにいるんだ‛&飛行機の旅だった、だが、なぜ、どこに?‛&」という「Part 1 上海」から、「身の引き締まるほど空気が冷たい、だが、わずかの風さえない。
 南半球の星空が‛&」の「Part 4 アプラオ、ペルー」を通って、夜明けがふたりの帰郷を待ち受けている「Part 8 ヨーテボリ」まで。それぞれの都市と気分を反映する音楽が、大きな流れを作っていきます。
 




ORCHID CLASSICS



ORC100194
¥2400
富田心 ORIGINS オリジンズ
 1. ジョルジェ・エネスク(1881-1955): 幼き頃の印象 Op. 28-1「辻音楽師」– 独奏ヴァイオリンのために
 フランシス・プーランク(1899-1963): ヴァイオリンとピアノのためのソナタ FP119
  2. I. Allegro con fuoco/3. II. Tres lent et calme/4. III. Presto tragico
 リリー・ブーランジェ(1893-1918): ヴァイオリンとピアノのための2つの小品より
  5. I. 夜想曲
 6.イェネー・フバイ(1858-1937): カルメンによる華麗な幻想曲
 モーリス・ラヴェル(1875-1937): ヴァイオリン・ソナタ第2番 ト長調
  7. I. Allegretto/8. II. Blues. Moderato/9. III.Perpetuum mobile. Allegro
 10. クロード・ドビュッシー(1862-1918): 美しき夕暮れ(J. ハイフェッツ編)
  富田 心(ヴァイオリン)、サイモン・キャラハン(ピアノ)
NYCX-10270
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2750

 ※国内仕様盤には、榊原律子氏による日本語解説が付属します。
 録音 2021年8月23-25日 The Menuhin Hall, ストーク・ダバノン (UK)

 私のデビューアルバム「ORIGINS」は、アーティストとしての私のルーツをたどるものです。
 このアルバムに収録されている曲にはどれも特別な思い入れがありますし、歴史的、個人的なつながりなど多面的なつながりを持ったプログラムになっています。
 このアルバムは偉大な作曲家たち、彼らに傑作を書かせるに至るインスピレーションを与えた演奏家たち、そして私をここまで導いてくれた長年の支援者たちへのオマージュです。   富田 心

 【若きヴァイオリニスト、富田心のデビュー・アルバム】
  「ORIDGINS」と名付けられたこのアルバムには、幼い頃からヴァイオリンを奏でていた彼女が特別の思い入れを持つ曲が集められています。
  冒頭に置かれたのは1940年に作曲されたエネスクの「幼き頃の印象」から「辻音楽師」。民俗音楽風の要素を持つ即興的なメロディーが印象的な作品は、アルバムの幕開けにふさわしいものです。
  スペインの詩人フェデリコ・ガルシーア・ロルカを偲んで書かれたプーランクのソナタや、戦争の辛い経験が反映されたリリー・ブーランジェの「夜想曲」が続き、富田と同じく音楽一家に生まれたフバイの作品が演奏されます。
  そしてジャズを思わせるラヴェルのソナタ、最後は若きドビュッシーの名作「美しき夕暮れ」で幕を閉じるという考え抜かれた選曲が現在の彼女の心情を語り尽くします。

 【富田心(とみた こころ/Coco Tomita)】
  2002年、岡山に生まれ生後6か月で渡英。4歳からヴァイオリンを始め、10歳の時にユーディ・メニューイン音楽学校に英国政府留学生として入学、ピエール・アモイヤルらに師事。2020年にはBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーの弦楽器部門で日本人初の優勝を飾っています。現在は英国を拠点としてヨーロッパを中心にソリスト、室内楽奏者として活躍中。2022年には日本でもデビュー・コンサートを開催します。

 初来日公演日程(予定)
  2022年1月14日(金) 愛知、日本特殊陶業市民会館 フォレストホール(名古屋市民会館 大ホール)(名古屋フィルハーモニー交響楽団との共演)
  2022年1月16日(日) 広島、三次市民ホールきりり サロンホール
  2022年1月30日(日) 京都、福知山サンホテル 扇ホール
  2022年2月4日(金) 東京、日経ホール
  2022年2月6日(日) 東京、武蔵野市民文化会館
  2022年2月11日(金・祝) 東京、サントリーホール
   (東京都交響楽団との共演) 他

 
 
 


ORC100192
¥2400
Schubert on tape
 フランツ・シューベルト(1797-1828):即興曲と楽興の時

  4つの即興曲 D.899 Op.90
   1. No. 1. ハ短調/2. No. 2. 変ホ長調/
   3. No. 3. 変ト長調/4. No. 4. 変イ長調
  楽興の時 D.780 Op. 94
   5. No. 1. ハ長調/6. No. 2. 変イ長調/
   7. No. 3. へ短調/8. No. 4. 嬰ハ短調/
   9. No. 5. へ短調/10. No. 6. 変イ長調
エドナ・ステルン(ピアノ‛&ベーゼンドルファー)

 録音 2021年 Snap Studio, ロンドン(UK)

 バッハからロマン派までの作品をピリオド楽器とモダン楽器を使い分けて録音し、高い評価を得て来たエドナ・ステルン。
 今回はシューベルトに向き合うために真摯さを第一に尊重した結果、デジタルによる録音・編集技術を離れて、アナログ・テープへの録音を採用。
 一つ一つの曲をノン・ストップで演奏し、編集や音の加工は一切しないというアプローチを採りました。
 「CDを出すたびに、今度はモダン?それともピリオド?と質問されるけれど、どの楽器にも必要な表現能力は備わっている。」と語るステルンがシューベルトに選んだのはベーゼンドルファー。
 その柔和であたたかな響きは、これらの楽曲にふさわしいと同時に、演奏家ステルンの円熟の境地、心からの歌を伝えるようです。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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CALA SIGNUM

SIGCD2033
¥2500→\2290
ストコフスキの稀少音源
 フィラデルフィア・レアリティーズ


 ストコフスキ編:2つの古い典礼歌の旋律《来たり給え、創造主なる聖霊よ》《久しく待ちにし主よとく来たりて》/
 ファリャ:歌劇《はかなき人生》より「スペイン舞曲」/
 トゥリーナ:5つのジプシーの踊り Op.55-5「聖なる山」/
 アルカディ・ドゥベンスキー:エドガー・アラン・ポー「大鴉」
 近衛秀麿編:越天楽/
 ハール・マクドナルド:
  アーカンザス・トラベラーの伝説、《労働者の祭典》より「労働者の踊り」、交響曲第2番より「ルンバ」/
 ヘンリー・アイヒハイム:
  《オリエンタル・インプレッションズ》より「日本の夜想曲」、《交響的変奏曲》より「バリ」/
 マクドナルド:2台のピアノのための協奏曲/スーザ:マンハッタン・ビーチ、エル・カピタン
  レオポルド・ストコフスキ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団、
  ベンジャミン・デ・ローチ(ナレーター)
  Aアレクサンダー・ヒルズバーグ(ヴァイオリン)

 Cala Signumレーベルからストコフスキの稀少音源が登場!

 ☆典礼歌から日本の楽曲まで恐るべきレパートリーを誇るストコフスキの至芸!
 ☆1920年代から1940年までの貴重な録音をたっぷりと収録!

 レオポルド・ストコフスキは1912年にフィラデルフィア管弦楽団の常任指揮者に就任すると、徹底的にアンサンブルを鍛え上げ1940年に退任するまで黄金時代を気づき上げました。
 1920年代にマイクが開発されると録音も本格的になされ、ストコフスキとフィラデルフィア管弦楽団はたくさんのLPを残しました。
 その膨大に残された音源の中には、それまで一度も録音されていなかった貴重な作品も残っています。
 それらを一枚にまとめた「フィラデルフィア・レアリティーズ」!作曲された時代も音楽様式もまったく違う作品を次々と録音したストコフスキの手腕が見事に発揮されています。

 ※録音:1928年-1940年
 




DIAPASON



DIAPCF024
(11CD)
特別価格
¥6000→¥4990

チャイコフスキー:交響曲、協奏曲&室内楽作品集
 ~ 仏ディアパゾン誌のジャーナリストの選曲による名録音集


 【CD1】
  ・交響曲第1番ト短調 Op.13《冬の日の幻想》
    ニコライ・ゴロワノフ(指揮)、モスクワ放送交響楽団/録音:1948年
  ・交響曲第2番ハ短調 Op.17《小ロシア》
    ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)、ミネアポリス交響楽団/録音:1946年
  ・スラヴ行進曲 Op.31
    パウル・ファン・ケンペン(指揮)、アムステルダム・ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団
    録音:1951年

 【CD2】
  ・交響曲第3番ニ長調 Op.29《ポーランド》
    エイドリアン・ボールト(指揮)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/録音:1956年
  ・幻想曲《フランチェスカ・ダ・リミニ》Op.32
    イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)、ロンドン交響楽団/録音:1962年
  ・アレクサンドルⅢ世戴冠式行進曲ニ長調
    ヴィアチェスラフ・オフチニコフ(指揮)、モスクワ放送交響楽団/録音:1979年

 【CD3】
  ・交響曲第4番ヘ短調 Op.36
    アンタル・ドラティ(指揮)、ロンドン交響楽団/録音:1960年
  ・幻想序曲《ハムレット》Op.67
    エイドリアン・ボールト(指揮)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/録音:1952年
  ・幻想序曲《ロメオとジュリエット》
    セルゲイ・クーセヴィツキー(指揮)、ボストン交響楽団/録音:1936年

 【CD4】
  ・交響曲第5番ホ短調 Op.64
    エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団/録音:1960年
  ・幻想曲《テンペスト》Op.18
    エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団/録音:1970年
  ・序曲《1812年》Op.49
    ニコライ・ゴロワノフ(指揮)、モスクワ放送交響楽団/録音:1948年

 【CD5】
  ・交響曲第6番ロ短調 Op.74《悲愴》
    イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)、ロンドン交響楽団/録音:1962年
  ・イタリア奇想曲 Op.45
    キリル・コンドラシン(指揮)、ビクター交響楽団/録音:1958年
  ・序曲《1812年》Op.49
    アンタル・ドラティ(指揮)、ミネアポリス交響楽団、ミネソタ大学吹奏楽団/録音:1958年

 【CD6】
  ・ロココ風の主題による変奏曲 Op.33
    ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、
    ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
  ・マンフレッド交響曲 Op.58
    アレクサンドル・ガウク(指揮)、モスクワ放送交響楽団/録音:1949年

 【CD7】
  ・ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
    エミール・ギレリス(ピアノ)、カレル・アンチェル(指揮)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1953年
  ・ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44
    シューラ・チェルカスキー(ピアノ)、リヒャルト・クラウス(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1955年
  ・《四季》より 11月「トロイカ」
    セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)/録音:1920年

 【CD8】
  ・ピアノ三重奏曲イ短調 Op.50《ある偉大な芸術家の思い出のために》
    レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、
    エミール・ギレリス(ピアノ)/録音:1952年
  ・協奏的幻想曲ト長調 Op.56
    タチアナ・ニコラーエワ(ピアノ)、キリル・コンドラシン(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
    録音:1950年頃

 【CD9】
  ・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、ユージン・オーマンディ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団
    録音:1959年
  ・ゆううつなセレナード Op.26
    ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)、
    ロサンゼルス・フィルハーモニック/録音:1954年
  ・弦楽六重奏曲ニ短調 Op.70《フィレンツェの思い出》
    レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、エリーザベト・ギレリス(ヴァイオリン)、
    ルドルフ・バルシャイ(ヴィオラ)、ゲンリフ・タラリアン(ヴィオラ)、
    スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキ(チェロ)、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)/録音:1956年

 【CD10】
  ・弦楽セレナード ハ長調 Op.48
    ゲオルク・ショルティ(指揮)、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団/録音:1958年
  ・弦楽四重奏曲第1番ニ長調 Op.11
    ハリウッド弦楽四重奏団
     〔フェリックス・スラットキン(ヴァイオリン)、ポール・シュアー(ヴァイオリン)、
      ポール・ロビン(ヴィオラ)、エリナー・アラー(チェロ)〕/録音:1952年
  ・ワルツ・スケルツォ Op.34
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、ウラディーミル・ヤンポルスキ(ピアノ)/録音:1956年
  「なつかしい土地の思い出 Op.42」
  ・瞑想曲ニ短調 Op.42-1
    ミロン・ポリアキン(ヴァイオリン)、ウラディーミル・ヤンポルスキ(ピアノ)/録音:1939年
  ・スケルツォ ハ短調 Op.42-2
    ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)、レオポルド・ミットマン(ピアノ)/録音:1938年
  ・メロディ変ホ長調 Op.42-3
    ヨーゼフ・ハシッド(ヴァイオリン)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)/録音:1940年

 【CD11】
  ・弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.22
  ・弦楽四重奏曲第3番変ホ短調 Op.30
    ボロディン・クヮルテット
     〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(ヴァイオリン)、ヤロスラフ・アレクサンドロフ(ヴァイオリン)、
      ディミトリー・シェバリーン(ヴィオラ)、ヴァレンティン・ベルリンスキー(チェロ)〕/録音:1953年頃

 録音選定:デュック・ムソー、ディディエ・ファン・モエレ、クリストフ・フス、ローラン・ミュラロ、ベルトラン・ボワサール、ジャン=ミシェル・モルコー

 ディアパゾン自主レーベルのBOXシリーズ第24弾!遂にチャイコフスキーの交響曲&協奏曲集が登場!

 芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌、「ディアパゾン(Diapason)」の自主製作レーベルの看板であるボックス・セット・シリーズの第24弾として、いよいよチャイコフスキーの交響曲集(+協奏曲&室内楽曲)が登場します!!
 ムラヴィンスキーやスヴェトラーノフ、ゴロワノフ、ガウク、コンドラシン、ロジェストヴェンスキー、オフチニコフなどのロシア人指揮者の演奏を数多く選出するのと同時に、ケンペンやボールト、マルケヴィチ(出身はロシア帝国)、ミトロプーロス、ドラティ、クーセヴィツキーなどの演奏も収録するなど、ディアパゾン誌ならではの選曲眼とコネクションは今回の第24弾「チャイコフスキー」でも存分に発揮されています。
 協奏曲や室内楽曲の演奏者もギレリスやロストロポーヴィチ、ニコラーエワ、チェルカスキー、ラフマニノフ、ハリウッド弦楽四重奏団、ボロディン・クヮルテットなど非常に多彩で豪華!
 ディアパゾン誌が自信を持って送り出すチャイコフスキー・ボックスが堂々の登場です!

 ※リマスタリング:イザベル・デイヴィ(マスタリングスタジオ「Circa」)
 
 


DIAP143
¥1700
ボロディン:作品集 「歌劇《イーゴリ公》より」
 ・だったん人の行進
   フリッツ・ライナー(指揮)、シカゴ交響楽団/録音:1957年
 ・だったん人の踊り
   アンタル・ドラティ(指揮)、ロンドン交響楽団&合唱団/録音:1959年
 ・交響詩《中央アジアの草原にて》
   イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)、ラムルー管弦楽団/録音:1959年
 ・弦楽四重奏曲第2番ニ長調
   ボロディン・クヮルテット
    〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(ヴァイオリン)、ヤロスラフ・アレクサンドロフ(ヴァイオリン)、
     ディミトリー・シェバリーン(ヴィオラ)、ヴァレンティン・ベルリンスキー(チェロ)〕
    録音:1961年
  ・交響曲第3番イ短調(グラズノフによる補筆完成)
    エルネスト・アンセルメ(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団/録音:1954年

 ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ!第143集はボロディンの管弦楽&室内楽作品集!

 フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。
 同シリーズに第143巻として加わるのは19世紀ロシアの作曲家、アレクサンドル・ボロディン(1833-1887)の管弦楽&室内楽作品集!
 「イーゴリ公」からの「だったん人の踊り」や「弦楽四重奏曲第2番」、グラズノフが完成させた「交響曲第3番」など、まさにボロディンの作曲技法の魅力を存分に知ることの出来るプログラムが組まれています。
 


<メジャー・レーベル>
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DECCA



4851899
(21CD)
\16000→\14990

ハインリヒ・シフ~
 フィリップス&ドイツ・グラモフォン録音全集


《CD 1》
 ヴィヴァルディ:1-3) チェロ協奏曲ヘ長調RV411/412、
 4-6) チェロ協奏曲イ短調RV418、
 7-9) チェロ協奏曲ロ短調RV424、
 10-12) チェロ協奏曲ト長調RV413、13-15) チェロ協奏曲ハ短調RV401
  【演奏】アイオナ・ブラウン(指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
 【録音】1983年6月、ロンドン/

《CD 2》
 1-2) ジェミニアーニ:チェロ・ソナタ イ短調Op.5 No.6、
 3-6) ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ変ロ長調RV45、
 7-10) ジェミニアーニ:チェロ・ソナタ ハ長調Op.5 No.3、
 ヴィヴァルディ:
  11-14) チェロ・ソナタ変ロ長調RV46、
  15-18) チェロ・ソナタ ホ短調RV40、19-22) チェロ・ソナタ イ短調RV43
   【演奏】トン・コープマン(チェンバロ)、ヤープ・テル・リンデン(チェロ)
   【録音】1991年12月、アムステルダム/

《CD 3》
 ハイドン:
 1-3) チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb:1、
 4-6) チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VII:2、7-9) 協奏交響曲変ロ長調Hob.I:105
 【演奏】
  サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)(7-9)、
  ニール・ブラック(オーボエ)(7-9)、グレアム・シーン(ファゴット)(7-9)、
  サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
  アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(1-6)、
  サルヴァトーレ・アッカルド(指揮)イギリス室内管弦楽団(7-9)
   【録音】1987年1月(1-6)、1980年5月(7-9)、ロンドン/

《CD 4》
 ベートーヴェン:
  1-2) チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5 No.1、
  3-5) チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5 No.2、
  6-8) チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
   【演奏】ティル・フェルナー(ピアノ)
   【録音】1998年12月、ウィーン/

《CD 5》
 ベートーヴェン:
  1-2) チェロ・ソナタ第4番Op.102 No.1、
  3-5) チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102 No.2、
  6-18) ヘンデルの「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲WoO45、
  19-31) モーツァルトの「娘か女か」の主題による12の変奏曲Op.66、
  32-39) モーツァルトの「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲WoO46
   【演奏】ティル・フェルナー(ピアノ)
   【録音】1998年12月、ウィーン/

《CD 6》
 1-4) ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8、
 5-8) ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97『大公』
  【演奏】アンドレ・プレヴィン(ピアノ)、ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
  【録音】1993年6月、ロンドン/

《CD 7》
 1-4) シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D956、
 5) ベートーヴェン:大フーガ変ロ長調Op.133
  【演奏】ハーゲン弦楽四重奏団
  【録音】1991年7月、アーバーゼー、オーストリア(1-4)、1993年4月、ミュンヘン(5)/

《CD 8》
 シューマン:
  1-3) チェロ協奏曲イ短調Op.129、
  4-5) アダージョとアレグロ変イ長調Op.70、
  6-8) 幻想小曲集Op.73(グリュッツマッハー編)、
  9) 民謡風の5つの小品Op.102(グリュッツマッハー編)
   【演奏】
    ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)(4-9)、
    ベルナルト・ハイティンク(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1-3)
   【録音】1988年12月、ベルリン(1-3)、1991年1月、ノイマルクト(4-9)/

《CD 9》
 ブラームス:
  1-3) チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38、4-7) チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
   【演奏】ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
   【録音】1996年8月、ノイマルクト/

《CD 10》
 1-3) ブラームス:
  ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102、
 4-7) エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
  【演奏】
   サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)(1-3)、
   クルト・マズア(指揮)ゲヴァントハウス管弦楽団(1-3)、
   サー・ネヴィル・マリナー(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン(4-7)
   【録音】1978年9月、ライプツィヒ(1-3)、1982年6月、ドレスデン(4-7)/

《CD 11》
 ドヴォルザーク:
  1-3) チェロ協奏曲ロ短調Op.104、4) 森の静けさ(『ボヘミアの森より』Op.68より第5曲)
   【演奏】コリン・デイヴィス(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
   【録音】1980年12月、アムステルダム/

《CD 12》
 ドヴォルザーク:
  1-3) チェロ協奏曲ロ短調Op.104、
  4) 森の静けさ(『ボヘミアの森より』Op.68より第5曲)、
  5) ロンド ト短調Op.94、6) 『スラヴ舞曲集』Op.46より第8番ト短調
   【演奏】
    アンドレ・プレヴィン(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1-3)、
    アンドレ・プレヴィン(ピアノ)(4-6)【録音】1992年2月、ウィーン/

《CD 13》
 1-3) サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33、
 4) フォーレ:エレジーOp.24、
 5-7) ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
  【演奏】
   サー・チャールズ・マッケラス(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
  【録音】1976年5月、ロンドン/

《CD 14》
 1) ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラOp.16、
 2) チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51 No.6、
 3) ミヨー:スマレーOp.67 No.9、
 4) サン=サーンス:白鳥(『動物の謝肉祭』より第13曲)、
 フォーレ:5) 蝶々Op.77、6) 夢のあとにOp.7 No.1、
 7) ファリャ:火祭りの踊り(バレエ『恋は魔術師』より)、
 8) グラナドス:
  『スペイン舞曲集』Op.37より第5曲:アンダルーサ、
 クライスラー:9) 美しきロスマリン、10) 愛の悲しみ(チェロとピアノ編)、
 パガニーニ:
  11) カンタービレ ニ長調Op.17、
  12) ロッシーニの歌劇『エジプトのモーゼ』より「星の輝く王座から」による序奏と変奏曲、
  13) Mainardi:2 Canti giapponesi、
 14) シュミット:『ハンガリーの国民的旋律による3つの幻想的小品集』より第1曲ト長調、
 15) プロコフィエフ:『子供の音楽』Op.65より第10曲:行進曲、
 16) グリエール:ワルツ イ長調Op.48 No.2、
 ジョプリン:17) オリジナル・ラグNo.1、18) エリート・シンコペーションズ
  【演奏】サミュエル・サンダース(ピアノ)
  【録音】1987年5月、ザルツブルク/

《CD 15》
 R.シュトラウス:
  1-14) 交響詩『ドン・キホーテ』Op.35、
  15) チェロとオーケストラのためのロマンス ヘ長調、
  16) 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』Op.28
   【演奏】
    ディートマール・ハルマン(ヴィオラ)(1-14)、
    クルト・マズア(指揮)ゲヴァントハウス管弦楽団
     【録音】1989年6月、ライプツィヒ/

《CD 16》
 1-4) ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調Op.19、
 5) シベリウス:マリンコニアOp.20、
 6) ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34 No.14、
 7) ドヴォルザーク:ポロネーズ イ長調
  【演奏】エリザーベト・レオンスカヤ(ピアノ)
  【録音】1984年1月、ラ・ショードフォン/

《CD 17》
 プロコフィエフ:1-3) 交響的協奏曲Op.125、4-7) 交響曲第7番嬰ハ短調Op.131
  【演奏】アンドレ・プレヴィン(指揮)ロサンゼルス・フィルハーモニック
  【録音】1989年4月、ロサンゼルス/

《CD 18》
 B.A.ツィンマーマン:
  1) Canto di speranza、2-6) 「パ・ドゥ・トロワ」の形式によるチェロ協奏曲、
  7-9) オーボエ協奏曲、10) トランペット協奏曲『誰も知らない私の悩み』
   【演奏】
    ハインツ・ホリガー(オーボエ)(7-9)、ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット)(10)、
    ミヒャエル・ギーデン(指揮)バーデン=バーデン・フライブルクSWF交響楽団
     【録音】1989年12月(1-6)、1991年10月(7-9)、1992年10月(10)、バーデン=バーデン/

《CD 19》
 ショスタコーヴィチ:
  1-4) チェロ協奏曲第1番Op.107、5) チェロ協奏曲第2番Op.126
  【演奏】
   マキシム・ショスタコーヴィチ(指揮)バイエルン放送交響楽団
   【録音】1984年4月、ドイツ/

《CD 20》
 1) ルトスワフスキ:チェロ協奏曲、
 2-7) ルリエ:室内協奏曲、
 8-9) シュニトケ:弦楽三重奏曲
  【演奏】
   ギドン・クレーメル(2-9)、アネッテ・ビク(2-7)(ヴァイオリン)、
   イザベル・ファン・クーレン(2-7)、タベア・ツィンマーマン(8-9)(ヴィオラ)、
   アロイス・ポッシュ(コントラバス)(2-7)、
   ヴィトルト・ルトスワフスキ(指揮)バイエルン放送交響楽団(1)
    【録音】1986年1月、ミュンヘン(1)、1989年7月(2-7)、1987年7月(8-9)、オーストリア/

《CD 21》
 1-5) グルダ:チェロと吹奏楽のための協奏曲、
 6) ベートーヴェン:モーツァルトの「娘か女か」による12の変奏曲Op.66
   【演奏】
    フリードリヒ・グルダ(指揮)
    Vienna Chamber Ensemble(1-5)、フリードリヒ・グルダ(ピアノ)(6)
   【録音】1981年、オーストリア(1-5)、1982年(6)
ハインリヒ・シフ(チェロ)
 (CD 7: 5、CD 15:16、CD 17:4-7、CD 18:7-10を除く)
 
 ヴィルトゥオーソ、チェロ奏者による録音集。CD21枚組BOXセット

 ●オーストリアのヴィルトゥオーソ、チェロ奏者のハインリヒ・シフがフィリップスとドイツ・グラモフォンに行った全録音がまとめて発売されます。CD21枚組BOX。

 ●作曲者の息子マックス・ショスタコーヴィチが指揮したショスタコーヴィチの2つのチェロ協奏曲、ハーゲン弦楽四重奏団とのシューベルトの弦楽五重奏曲、グルダのチェロと吹奏楽のための協奏曲、作曲者自身が指揮しているルトスワフスキのチェロ協奏曲が収録されています。

 ●オリジナル・ジャケット仕様。ブックレットにはJulian Haylockによる新規ライナーノーツ(英語・フランス語・ドイツ語)と多数のレーベル所蔵の写真が掲載されています。
 
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4852060
(20CD)
\15800→\14990

《ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団~Argo録音全集》


《CD 1》
 タリス:
  1) 汝のほかにわれ望みなし、2) エレミアの哀歌I、3) エレミアの哀歌II、
  4) 主の御母の奇跡を見よ、5) 安息日が過ぎて、6) 栄光、威光と力と、7) 使徒たちは口々に
   【録音】1989年7月/

《CD 2》
 ビクトリア:
  1) モテット『おお、栄光に輝く王国』、 2-7) ミサ曲『おお、栄光に輝く王国』、
 パレストリーナ:
  8) モテット『汝はペテロなり』、9-15) ミサ曲『汝はペテロなり』
   【録音】1983年3月/

《CD 3》
 1) ゴンベール:シャンソン『悲しみの旅立ち』、
 2-7) ラッソ:ミサ曲『悲しみの旅立ち』、
 8) アルカデルト:モテット『Quand’io pens’al martire』、
 ラッソ:
  9-14) ミサ曲『Quand’io pens’al martire』、
  15) モテット『ぶどう酒ミサ』、16-21) ミサ曲『ぶどう酒ミサ』
   【録音】1993年12月/

《CD 4》
 ガブリエリ:
 1) 羊飼いたちよ、汝らが見たものを語れ、
 2)『カンツォンとソナタ集』より6声のカンツォン第4番、
 3) おお、我が甘美なキリストII、4) 4声のカンツォーナ・ペルソナーレ、
 5) 神をたたえよ、6) 集いにて(14声)、
 7) モテット『恐れ、おののきて願う』、8) おお、大いなる神秘、9) 8声のカンツォンII
  【演奏】
  チャールズ・ブレット(カウンターテノール)(1, 6, 8)、ウィリアム・ケンドール(1)、
  ピーター・ホール(1, 6)(テノール)、イアン・キャディ(バス)(1, 6)、
  トーマス・エリアス(ボーイ・ソプラノ)(6)、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル(2, 4, 6, 8, 9)
   【録音】1986年3月/

《CD 5》
 ヴィヴァルディ:1-10) 主は言われたRV594、11-19) 主を恐れるものは幸いなりRV597
  【演奏】イギリス室内管弦楽団
   【録音】1984年12月/

《CD 6》
 ヘンデル:
  1-8) 主は言われたHWV232、9-16) 主の僕たちよ、主をほめたたえよHWV237
   【演奏】
    イソベル・ブキャナン(ソプラノ)、マイケル・チャンス(カウンターテノール)(1-8)、
    ウィリアム・ケンドール(テノール)(1-8)、イギリス室内管弦楽団
     【録音】1986年12月/

《CD 7-8》
 ヘンデル:オラトリオ『メサイア』HWV56(1752年版)
  【演奏】
   リン・ドーソン(ソプラノ)、ヒラリー・サマーズ(コントラルト)、
   ジョン・マーク・エインズリー(テノール)、アラステア・マイルズ(バス)、ブランデンブルク・コンソート
    【録音】1993年3月/

《CD 9-10》
 ヘンデル:オラトリオ『エジプトのイスラエル人』HWV54
  【演奏】
   スーザン・グリットン(ソプラノ)、マイケル・チャンス(カウンターテノール)、
   スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)、ブランデンブルク・コンソート
    【録音】1995年7月/

《CD 11》
 モーツァルト:
  1-6) ミサ曲ハ短調K.139『孤児院ミサ』、7-12) ミサ曲第11番ハ長調K.257『クレド』
   【演奏】
    スザンヌ・メンツァー(ソプラノ)、ベルナデッテ・マンカ・ディ・ニッサ(メッゾ・ソプラノ)、
    ニール・マッキー(テノール)、スティーヴン・ロバーツ(バス)
     【録音】1987年7月/

《CD 12》
 モーツァルト:
  1-6) ミサ曲ハ長調K.317『戴冠式ミサ』、7-11) ミサ曲ハ長調K.337『ミサ・ソレムニス』
  【演奏】
   マーガレット・マーシャル(ソプラノ)、アン・マレー(メッゾ・ソプラノ)、
   ロジャーズ・カヴェイ=クランプ(テノール)、
   デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バス)、イギリス室内管弦楽団
    【録音】1983年12月/

《CD 13》
 メンデルスゾーン:
  1) わが祈りを聞きたまえ、2-3) 3つの詩篇Op78より第1曲&第2曲、
  4-9) 6つのアンセムOp.79、
 ブラームス:10-11) 2つのモテットOp.29、
  12-16)2つのモテットOp.74、17) 宗教的歌曲Op.30
   【演奏】トーマス・ローズ(ボーイ・ソプラノ)(1, 17)
   【録音】1990年12月/

《CD 14》
 ヴェルディ:
  1-4) 聖歌四篇
   (アヴェ・マリア/スターバト・マーテル/処女マリアへの讃歌/テ・デウム)、
  5) 主の祈り
   【演奏】ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1-4)
   【録音】1988年3月/

《CD 15》
 ブリテン:
  1-12) キャロルの祭典Op.28、
  13-19) 祝祭カンタータ『キリストに寄りて喜べ』Op.30、20-26) みどり児はお生まれになったOp.3
   【録音】1990年12月/

《CD 16》
 ハウエルズ:
  1) テ・デウム(コレギウム・レガーレ)、2) ユビラーテ(コレギウム・レガーレ)、
  3-8) 聖餐式
   (キリエ/クレド/サンクトゥス/ベネディクトゥス/アニュス・デイ/グローリア)(コレギウム・レガーレ)、
  9)『詩篇前奏曲』第1集Op.32より詩篇第37篇第11節、
  10)『祈りと応唱』より「O Lord, open Thou our lips」、11) 詩篇第121篇、
  12) 詩篇第122篇、13) マニフィカト(コレギウム・レガーレ)、
  14) ヌンク・ディミティス(コレギウム・レガーレ)、
  15)『祈りと応唱』より「The Lord be with you」、
  16) 地よ、慈しみもてこの人を収め給え、17) 狂詩曲Op.17 No3
   【録音】1989年3月/

《CD 17》
 マックスウェル・デイヴィス:
  1-14) Solstice of Light、15-19) 5つのキャロル、20) 神の言葉への讃歌
   【演奏】ニール・マッキー(テノール)(1-14, 20)
    【録音】1991年3月/

《CD 18》
 1) ゴス:我が魂よ、天なる王を賛美せよ、
 2) パーセル:キリストは堅固なるいしずえとされたり、
 3) テシュナー:なべての栄光と讃美と栄誉は、
 4) エドワード・ミラー:奇蹟の十字架を見るときに、
 5) 作者不詳:復活の日、
 6) クロフト:おお神は過ぎたる年月の間の我らの救い、
 7) パリー:人々の親愛なる主にして父、
 8) ホーウェイス:高きに在りてこよなく聖なるものを讃美せよ、
 9) 作者不詳:全能なる主を讃美せよ、
 10) S.S.ウェスレー:教会の一つなるいしずえは、
 11) エルヴィー:あなたの冠もて彼に冠せよ、
 12) ステイナー:神の愛、なべての卓越せる愛、
 13) ダイクス:聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな!、
 14) クリューガー:いまや我らのすべては我らの神に感謝する、
 15) モンク:我とともに在れかし、
 16) パリー:おお汝等、主を讃美せよ
  【演奏】
   ジョン・ボウエン(テノール)(4)、ローランド・ロバーツ(バリトン)(7)、
   ブルース・ブライス(ボーイ・ソプラノ)(15)
    【録音】1985年3月/

 名匠音楽監督とともに歩んだ名門合唱団の軌跡。CD20枚組BOXセット


 ●ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団は世界で最も有名な合唱団です。
  Argoとデッカの全録音を集めたこのCD20枚組BOXセットは1982年から1997年にデッカに行った最後の録音までのスティーヴン・クレオバリーの音楽監督就任期間に行われた録音をまとめています。
  この音楽監督の指揮で合唱団は数々の素晴らしい録音を残しました。

 ●スティーヴン・クレオバリーは37年間、イギリスの名門ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の音楽監督を務めました。
  輝かしい前任者たち、デイヴィッド・ウィルコックス、フィリップ・レジャーの後を引き継ぎ、合唱団のレパートリーを広げ、より多くのツアーやテレビ出演を通して世界的に評判を高めました。
  クレオバリーは控えめな音楽家で、その音楽作りへのアプローチは音楽自身に語らせるものでした。これらのディスクはそれを証明しています。

 ●オリジナル・ジャケット仕様。
  



<映像>

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C MAJOR(映像)



76 0304
(Blu-ray)
¥5400→\4990
カスパー・ホルテ演出による
 2019年ウィーン国立歌劇場《イドメネオ》

  モーツァルト:歌劇《イドメネオ》
ベルナール・リヒター(イドメネオ)
レーチェル・フレンケル(イダマンテ)
イリーナ・ルングー(エレットラ)
ヴァレンチナ・ナフォルニツァ(イリア)
パーヴェル・コルガティン(アルバーチェ)
カルロス・オスナ(大司祭)
ペーター・ケルナー (神託の声)
ドリタン・ルカ(トロイ人の男)
イオン・ティブレア(トロイ人の男)
トマシュ・コーバー(クレタ人の男)
ミヒャエル・ヴィルデル(クレタ人の男)
セシル・イルカ(クレタ人の女)
アリーナ・ホレチェク (クレタ人の女)
トマーシュ・ネトピル(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&同合唱団
 (合唱指揮:マルティン・シェベスタ)
KKC 9720
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥6620

76 0208
(2DVD)
¥5200→\4790
KKC.9721/2
(2DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥6112

 鬼才カスパー・ホルテ演出による2019年ウィーン国立歌劇場《イドメネオ》、次世代のテノール、ベルナール・リヒターの知性的な歌唱で若手歌手陣をまとめあげる!
 ドラマを鮮やかに描き出すネトピルの指揮にも注目!

 演出:カスパー・ホルテン/舞台:ミア・シュテンスガード/衣装:アニヤ・ヴァン・クラフ/照明&映像:ジェスパー・コンシャウ/
 ムーブメント・ディレクター:シグネ・ファブリキウス/ドラマトゥルギー:エイドリアン・モービー/映像監督:ヤコブ・ピッツァー、ハンス・ハドゥッラ"
 収録:2019年2月ウィーン国立歌劇場、ライヴ
 (Blu-ray)画面:16:9、1080i、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1、BD50、リージョン:All、原語:イタリア語、字幕:英独仏伊韓日、160分
 (2DVD)画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.1、DVD9、リージョン:All、原語:イタリア語、字幕:英独仏伊韓日、160分

 2019年2月ウィーン国立歌劇場、カスパー・ホルテ演出、トマーシュ・ネトピル指揮で上演されたモーツァルトの歌劇《イドメネオ》。
 モーツァルトが24歳の時の作品で、ギリシャ神話の父子の葛藤の物語を、自らの父との葛藤を音楽に投影した記念碑的傑作です。
 
 演出は、デンマークの鬼才カスパー・ホルテン。ミア・シュテンスガードが手掛けた舞台は、古い地図の断片を用いた想像力豊かな舞台美術で、神話の世界が簡潔かつ明確に表現されています。
 タイトルロールを歌うのは、スイス出身のベルナール・リヒター。近年の活躍は目覚ましく、新世代を代表する歌手として注目されています。
 本上演でも圧倒的な存在感で舞台を引っ張っており、特に第2幕のアリア「胸のうちにある海は」は、コロラトゥーラが自然な嘆きとなって圧巻です。
 ヴァレンチナ・ナフォルニツァによるイリアは、息の長い抒情的なカンティレーナを見事歌い上げて、イダマンテ役のレーチェル・フレンケルと表情豊かに愛の二重唱を奏でています。
 そしてエレットラ役のイリーナ・ルングー。フィナーレのアリアでは、エレットラの狂気と嘆きを、息をのむ歌唱で聴かせてくれます。
 また、トマーシュ・ネトピルの指揮による雄弁なオーケストラはドラマを盛り上げ、合唱は実に力強く高い演出効果をあげています。
 

















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