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≪第114号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その9 2022/1/11~



1/14(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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BIS



BIS SA 2623
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
名歌手サンプソン 「別れ」~別れの歌
 仏HMの名手ベザイデンホウトがBISレーベル初登場!

 (1)ヘルビング:「モンタンとララゲ」~『音楽の試み』より
 (2)モーツァルト:「別れの歌」K.519
 (3)フライシャー:「眠りに」
 (4)モーツァルト:「クローエに」K.524
 (5)モーツァルト:「ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき」K.520
 (6)モーツァルト:「夕べの想い」K.523
 (7)ヴォルフ:「クラヴィーア曲へ」
 (8)フライシャー:「クラヴィーア曲」
 (9)ハイドン:「見捨てられた少女」Hob. XXVIa:5
 (10)ハイドン:「私を忘れないで」Hob. XXVIa:46
 (11)ハイドン:「人生は夢」Hob. XXVIa:21
 (12)ハイドン:カンタータ「ナクソスのアリアンナ」Hob. XXVIb:2
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)

 ベザイデンホウトがBISレーベル初登場!名歌手サンプソンと18世紀のドイツ、オーストリアの作曲家の作品を録音!モーツァルト、ハイドンだけでなく知られざる作曲家の作品も収録!

 楽器:アントン・ヴァルター(1805年製作)のレプリカ。ポール・マクナルティ(2009年製作)
 セッション録音:2021年4月22-24日/殉教者聖サイラス教会、ケンティッシュ・タウン(ロンドン)/DSD、4.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、72'50
 プロデューサー&サウンド・エンジニア:アンドリュー・メラー

 SACDハイブリッド盤。
 フォルテピアノ奏者のクリスティアン・ベザイデンホウトがBISレーベルに初登場!
 キャロリン・サンプソンと18 世紀のドイツ、オーストリアで活躍した作曲家の歌曲を録音しました。
 ここでの注目はモーツァルトやハイドンだけでなく、彼らと同時代を生きた作曲家の作品も収録していること。
 現在演奏される機会がほとんどないアウグスト・ベルンハルト・ヴァレンティン・ヘルビング(1735-66)、フリードリヒ・ゴットロープ・フライシャー(1722-1806)、ミヒャエル・クリスティアン・ヴォルフ(1707-1789)の作品もとりあげています。

 ヘルビング、フライシャー、ヴォルフはともにドイツのオルガニスト、作曲家として活躍。ヘルビングは父から音楽の手ほどきを受け、10歳のときにはマクデブルク大聖堂聖歌隊学校に入学。
 その後同大聖堂のオルガニストとなるものの31歳の若さで没しました。70曲の歌曲を集めた2つの曲集『音楽の楽しみ』『音楽の試み』を残しており、当アルバムに収録した「モンタンとララゲ」は『音楽の試み』からの作品です。
 フライシャーは当時、歌曲を広く流布したものの現在は演奏される機会がほとんどありません。
 ヴォルフはシュテッティンの教会オルガニストを長く務めた作曲家。彼の作品がベルリンやライプツィヒでも出版されていたことからその名がある程度知られていたことはうかがえるものの、現在では演奏されることはほとんどありません。
 鍵盤楽器書法は非常に斬新でヴォルフ独自の作風といえます。サンプソンとベザイデンホウトはそれらの作品とモーツァルトとハイドンを演奏。当時の音楽がいかに優れていたかを表しております。

 楽器はアントン・ヴァルター製作のレプリカで、ポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。

 
 
 


BIS SA 2483
(SACD HYBRID)
¥2800
『バーバンクの変わり者』
 ~アルベット・シュネルツェル 室内楽と管弦楽の作品集

 アルベット・シュネルツェル(1972-):
  (1)「バーバンクの変わり者(A Freak in Burbank)」~管弦楽のための(2007)
  (2)「悪魔と踊る(Dance with the Devil)」~ピアノのための(2000)
  (3)「私の手紙を燃やして-クララの思い出(Burn My Letters - Remembering Clara)」~
   室内管弦楽のための(2019)
  (4)「アポロンの踊り(Apollonian Dances)」~ヴァイオリンとピアノのための(2003)
  (5)「凍りついた景色(Frozen Landscape)」~チェロとピアノのための(2002)
  (6)ヴァイオリン協奏曲第2番《夜の歌(Nocturnal Songs)》(2018)
 ヴェステロース・シンフォニエッタ、サイモン・クロフォード=フィリップス(指揮)
 (2)ヘンリク・モーヴェ(ピアノ)、(4)セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)、
 (4)(5)ダーヴィド・フアン(ピアノ)、(5)ヤコブ・コラーニ(チェロ)、(6)イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)

 グリンゴルツも演奏!
 アルベット・シュネルツェルの作品集第2弾は室内楽曲と管弦楽曲集!

 セッション録音:(6)2019年11月26–29日、(2)(4)(5)2020年6月15–17日、(1)(3)2021年4月6–8日/ヴェステロース・コンサートホール(ヴェステロース、スウェーデン)
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、77'34
 プロデューサー&サウンド・エンジニア:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production)

 SACD ハイブリッド盤。
 アルベット・シュネルツェルは、1972年生まれ。スカンディナヴィアの彼の世代でもっとも広く注目を集める作曲家のひとりです。
 チェロ協奏曲《狂気のダイアモンド》など3つの管弦楽作品を収めた『郊外の話』(BIS SA-2313)に次ぐシュネルツェルの作品集。
 アルバム・タイトル曲の《バーバンクの変わり者》は、「今日の音楽に影響を及ぼしたはず」のヨーゼフ・ハイドンと、ロサンゼルス郊外のバーバンクで子供時代を過ごし、『シザーハンズ』や『マーズ・アタック』といった映画を作ってきたティム・バートン監督という、「遊び心とバーレスクをこよなく愛する」ところで似ている2人の芸術家をテーマに作曲されました。
 この作品は、ニュー・ストックホルム室内管弦楽団による2008年の初演以後、30を超すオーケストラがベルリン・フィルハーモニーやアムステルダム・コンセルトヘボウといったホールで70回以上演奏してきた人気曲です。
 サイモン・クロフォード=フィリップスとヴェステロース・シンフォニエッタによる2021年4月のセッションが、世界初録音です。

 ヴァイオリン協奏曲第2番《夜の歌》は、ウプサラ室内管弦楽団、スウェーデン室内管弦楽団、ヨンショーピング・シンフォニエッタがイリア・グリンゴルツのために共同委嘱した作品です。
 「覚醒状態と睡眠という2 つの異なる世界にはさまれた、重力のない浮遊する感覚」を背景にした4楽章で書かれています。
 空間に漂う感覚をとらえることを試みた〈空中に浮遊する(Levitate)〉、1393年にフランス王シャルル六世がパリで開催した〈燃える人の舞踏会(Bal desArdents)〉、シュネルツェルの夢に現れた「奇妙な想像上の動物たち」の〈行列(Procession)〉、夢から脱出したいと思いながらも行き場のない〈逃げろ(Run)〉。2019年4月11日、ウプサラで初演。この曲も、この演奏が世界初録音です。

 もうひとつのオーケストラ曲《私の手紙を燃やして-クララの思い出》は、シュネルツェルがクララ・シューマンのエネルギーと「生への渇望」を表現することを試みた作品です。
 ひとつの主要主題が「クララ・シューマン」を表す「荒々しく自由な」フルートと「ヨハネス・ブラームス」の「思慮深い」ファゴットに分かれ、対話していきます。「室内管弦楽」の版を使った、世界初録音です。

 室内楽作品が3曲。
 「リストたちのロマンティックなヴィルトゥオーゾ曲と『われわれの時代』のヘヴィメタル音楽という、2 つの『悪魔的』伝統を交配させた」ソロ・ピアノのための《悪魔と踊る》。
 異なるクレズマースケールをハーモニー素材に使った〈アポロンの誕生(The Birth of Apollo)〉〈青年期のアポロン(Adolescent Apollo)〉の2楽章で書かれたヴァイオリンとピアノのための《アポロンの踊り》は、ギリシャ神話の神からイスピレーションを得た作品。《凍りついた景色》は、シュネルツェルが若い頃。スウェーデン北部の山脈で過ごした冬のある日の鮮やかな記憶を描いたチェロとピアノのための作品です。


 



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HARMONIAMUNDI



HMM 902600
¥2800→\2590
フランスのクラシックトランぺッター、ロマン・ルルー
 映画の名旋律集

Romain Leleu / Move: The Trumpet As A Movie Star

 (1)ニーノ・ロータ:ゴッドファーザー
 (2)ミシェル・ルグラン:ロシュフォールの恋人たち~双子姉妹の歌
 (3)マイルス・デイヴィス:死刑台のエレベーター
 (4)ジョルジュ・ドルリュー:アメリカの夜
 (5)モリコーネ:荒野の用心棒
 (6)イブラヒム・マーロフ:シベリアの森の中で
 (7)ジェリー・ゴールドスミス:チャイナタウン
 (8)アーヴィン・バーリン:トップ・ハット~頬よせて
 (9)ミシェル・ルグラン:ディンゴ
 (10)バティスト・トロティニョン:トランペット協奏曲「ムーヴ」
 (11)ヘンリー・マンシーニ:ティファニーで朝食を~ムーン・リヴァー
 (12)ニーノ・ロータ:道
 (13)ミシェル・コロンビエ:エマニュエル
  ロマン・ルルー(トランペット)YAMAHA使用。
  イブラヒム・マーロフ(トランペット)(3)、
  ラファエル・アンベール(サクソフォン)(9)、スロー(ヴォーカル)(8)
  マルスク・ボッシュ(指揮)シュトゥットガルト・フィル、
  ロマン・ルルー六重奏団、アンヌ・パセオ・トリオ

 フランスのクラシックトランぺッター、ロマン・ルルー、映画の名旋律をイージー・リスニング調に切なく吹き上げる

 録音:2020年10 月/ グスタフ・ジーグル・ハウス(シュトゥットガルト)、2021年2月/ ラ・セーヌ・ミュジカルRIFFXスタジオ(ブローニュ・ビヤンクール)/79'58"

 凝ったレパートリーでトランペットの世界を広げるロマン・ルルーの最新盤。今回は映画の名旋律を往年のニニ・ロッソ風の切なく華麗に吹き上げています。

 作曲者の多くはもともとクラシック畑で音楽的にもしっかりしていているうえ、ほぼすべてがもともとトランペットをフィーチャーした楽曲なため、自然にその世界に入り込むことができます。
 「シベリアの森の中で」の作曲者でもある名トランペット奏者イブラヒム・マーロフがマイルス・デイヴィスの「死刑台のエレベーター」、サックスの名手ラファエル・アンベールがミシェル・ルグランの「ディンゴ」に参加しているのも豪華すぎます!

 さらに注目なのはフランスの人気ジャズ・ピアニストで、アレクサンドル・タローとのデュオで来日公演もしたバティスト・トロティニョンがルルーのために作曲したトランペット協奏曲「ムーヴ」。全3楽章、演奏時間約24分の堂々たる作品で、技巧的なトランペット・ソロをメインにジャズのテイストを発揮させた映画音楽風の内容となっています。

 往年の名旋律を21世紀風味付けでお楽しみください。
 




MD+G



MDG 95222356
(SACD HYBRID)
¥2500
ミケル・キュトソン指揮&ニーダーライン交響楽団
 グラズノフ:
  交響曲第7番ヘ長調「田園」Op.77
  交響詩「ステンカ・ラージン」 Op.13
  抒情的な詩 Op.12
  序曲「謝肉祭」Op.45
ミケル・キュトソン(指揮)
ニーダーライン交響楽団

 エストニア出身のミケル・キュトソン指揮によるグラズノフの交響曲第7番「田園」

 Stereo/5.1/2+2+2、74'18、輸入盤・日本語帯・解説付

 エストニア出身のミケル・キュトソン率いるニーダーライン交響楽団によるグラズノフ。
 交響曲第7番「田園」はグラズノフ37歳の作品で、副題はベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を元に描かれているところからそう呼ばれています。
 色彩的なオーケストレーション、ロシアの自然賛歌を、朗々と歌いあげる作品。そしてロシア民謡「ヴォルガの舟歌」を用いて巨大かつ壮絶な盛り上がりをみせる傑作『ステンカ・ラージン』。甘美でまさに抒情的な旋律に息をのむ『抒情的な詩』。
 賑やかな祭りの喧騒をあらわした『謝肉祭』とロシア的な要素にあふれた交響曲と管弦楽作品が収録されています。
 ミケル・キュトソン率いるニーダーライン交響楽団の演奏は、グラズノフの音楽的魅力をうまく引き出した、壮大かつロマンあふれる演奏となっています。


 
 

MDG 90222416
(2SACD HYBRID)
¥3600
バルト海沿岸諸国の音楽シリーズ9
 ヨハン・ダニエル・プックリッツ(1705-1774):
  オラトリオ・セコンド
   (不敬虔な者、神を畏れる者の全く異なる「行動」と「死」)
ゴルトベルク・バロック・アンサンブル
ゴルトベルク・ヴォーカル・アンサンブル
アンドレイ・シャデイコ(指揮)

 250年の時を経て蘇るヨハン・ダニエル・プックリッツの壮大なオラトリオ

 Stereo/5.1/2+2+2、1'58'23、輸入盤・日本語帯・解説付

 SACDハイブリッド盤。
 独MDGレーベルによるバルト海沿岸諸国の音楽シリーズ第9弾。
 今回は、醸造責任者、評議会音楽家、興行主、マネージャー、プロモーター、そして作曲家といくつもの顔を持ち、何よりも敬虔なプロテスタントであったヨハン・ダニエル・プックリッツのオラトリオを収録。
 非常に難解であり、規模も大きな作品。二部構成となっており、3楽章からなる大規模なシンフォニア、そしてコラール、モテットと続き、華やかなアリアではソリストが高らかに歌い上げます。
 この作品はプックリッツ自身によるグダンスク市民のためのオラトリオであります。
 フィナーレでは、グラスハープによる魔力的な音楽とハープとシンバルによる繊細な音色が天上界の勝利を優しく演出する、壮大な終幕となっています。
 
 


MDG 30722342
¥2500
ハイドン:弦楽四重奏曲集Vol.14
 弦楽四重奏曲第19番ハ長調op. 9, 1 (Hob. III: 19)
 弦楽四重奏曲第20番変ホ長調op. 9, 2 (Hob. III: 20)
 弦楽四重奏曲第21番ト長調op. 9, 3 (Hob. III: 21)
ライプツィヒ弦楽四重奏団
 シュテファン・アルツベルガー(第1ヴァイオリン)
 ティルマン・ビューニング(第2ヴァイオリン)
 イーヴォ・バウアー(ヴィオラ)
 ペーター・ブルンズ(チェロ)

 名門ライプツィヒ弦楽四重奏団によるハイドン弦楽四重奏曲集第14弾は作品9より

 57'33、輸入盤・日本語帯・解説付

 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者らにより、1988年に結成されたライプツィヒ弦楽四重奏団。
 以後、彼らは弦楽四重奏団としての活動に専念し、精緻なアンサンブルと正統的で明晰な解釈により、世界40ヶ国以上で賞賛を獲得しています。
 55人の作曲家の約200作品という膨大なレパートリーを持つ彼らは、モーツァルト、ベートーヴェンから現代、編曲作品に至るまで幅広い作品を精力的に演奏しておりCDもすでに多数制作しています。
 現在進行中なのがハイドンの弦楽四重奏曲全集。
 今回は、全6曲からなる作品9 より3曲を収録しています。この曲集は第1ヴァイオリンに華麗なパッセージが多く、高度な技術が求められています。
 




BMC


BMCCD306
¥2500
ヴェネツィア楽派の作曲家、コスタンツォ・ポルタ!
  コスタンツォ・ポルタ:死者のためのミサ曲
イシュトヴァーンフィ室内合唱団
ルーリンツ・ムンタグ(指揮)

 イタリア・クレモナに生まれ、ヴェネツィア楽派の中心人物の一人として活躍したものの、今日ではその名前や功績があまり知られていないルネサンス時代の作曲家、コスタンツォ・ポルタ(1528or1529-1601)によるミサ曲。
 ヴェネツィアのサン・マルコ寺院の楽長を務め、ヴェネツィア楽派の開祖として知られるアドリアン・ヴィラールトのもとで学び、厳格な作風と高度な作曲技術で同世代の人々や弟子たち、教会に広く認められ、引く手あまたであったと言われています。晩年はパドヴァで過ごし、そこで生涯を終えました。

 イシュトヴァーンフィ室内合唱団は若いメンバーからなる合唱団で、ハンガリーを代表する名門合唱団、スコラ・フンガリカの元メンバーも含まれています。
 指揮者のルーリンツ・ムンタグは少年時代にブダペストのシュテファン寺院の聖歌隊に所属しており、そこでは毎週行われる礼拝でポルタの詩篇や讃美歌なども歌われていたそうです。
 この1枚はポルタの作曲家としての偉大さを再認識できる待望のアルバムと言えるでしょう。

 ※録音:2018年7月10日-12日(ハンガリー)
 




DELPHIAN



DCD34274
¥2500
ソング
 オリビア・チェイニー(b.1982):ローマの休日/
 バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):《エウテルペの遊戯 Op. 7》より「裏切り!」/
 アヤナ・ウィッター=ジョンソン:線を引く/
 フィリップ・ヴェナブルス(b.1979):写真/
 クララ・シューマン(1819-1896):美しさゆえに愛しているのですか Op.12-2/
 リリ・ブーランジェ(1893-1918):反映、期待/
 エレノア・アルベルガ(b.1949):深く青い海/
 ヘレン・グライム(b.1981):Council Offices (Bright Travellers, No. 5)/
 スーザン・ローラバー(b.1987):Mah Didam/
 ジェレミー・サーロウ(b.1976):静かな歌/
 ケリー・アンドルー(b.1978):フルーツ・ソング/
 エミリー・ホール(b.1978):Befalling
  ザ・ハーメス・エクスペリメント
   〔アン・デンホルム(ハープ)、オリバー・パッシュリー(クラリネット、バス・クラリネット)、
    エロイーズ・ウェルナー(ソプラノ&共同ディレクター)、
    マリアン・スコフィールド(コントラバス)、ハンナ・グジェシュキエヴィチ(共同ディレクター)〕

 ザ・ハーメス・エクスペリメント!神秘的な響きを放つ、セカンド・アルバム!

 ☆ハープ、クラリネット、ソプラノ、コントラバスという異色のアンサンブル!
 ☆唯一無二の響きを持つザ・ハーメス・エクスペリメントの世界観が満載!

 ハープ、クラリネット、ソプラノ、コントラバスという異色の編成で2013年に結成されたコンテンポラリー・アンサンブル、"ザ・ハーメス・エクスペリメント"のセカンド・アルバム。
 多くの現代作曲家に作品を委嘱し、RPS Award(ロイヤル・フィルハーモニック協会賞)2019のヤング・アーティスト・カテゴリーにノミネートした他、ロイヤル・オーヴァーシーズ・リーグのミックスド・アンサンブル賞(2019)、ノンクラシカルズ・バトル・オヴ・ザ・バンド(2014)などの賞を受賞してきました。。

 デビュー・アルバムとなった前作(DCD34244)は、英グラモフォン誌の「Editor's Choice」、プレスト・ミュージックの「Presto Recordings of the Year 2020」などに選ばれました。
 今作でも積極的に彼らのために書かれた委嘱作品を多数収録するという意欲作です。
 クラシックから現代曲といえどもどこか民謡調に聞こえ懐かしさをもたらすような楽曲まで幅広い音楽を、独特な編成から生み出される魅惑的で神秘的な音色で聴かせてくれます。
 
 共同ディレクターを務めるエロイーズ・ウェルナーは、マイケル・カディガン・トラスト賞2018、リンダ・ハースト現代声楽賞2017、リーズ・リーダーのヤング・アーティスト2018を受賞した、フランス生まれでロンドンを拠点とするソプラノ&作曲家。
 2022年6月にはDelphianからデビュー・アルバムのリリースも予定しているエロイーズ・ウェルナーの唯一無二の美声にご注目ください。

 ※録音:2021年2月15日-17日グレイフライヤーズ教会、エディンバラ(イギリス)

 
 
 
DCD34235
¥2500
マーティン・サックリング:ザ・チューニング
 マーティン・サックリング:ザ・チューニング(2019)~
  メゾ・ソプラノとピアノのための
 夜想曲(2013)~ ヴァイオリンとチェロのための
 弦楽五重奏曲《Emily's Electrical Absence》(2017, rev. 2018) 
 彼女の子守歌(2019/20)~ 無伴奏チェロのための
マルタ・フォンタナルス=シモンズ(メゾ・ソプラノ)
クリストファー・グリン(ピアノ)
オーロラ・オーケストラの首席奏者たち
フランシス・レヴィストン(朗読)

 1981年にグラスゴーに生まれたマーティン・サックリングは、ケンブリッジ大学のクレア・カレッジとロンドン大学のキングズ・カレッジで音楽学を学びました。
 2013年から2018年はスコットランド室内管弦楽団のアソシエイト・コンポーザーでした。今作で演奏しているオーロラ・オーケストラとも繋がりは強く、これまでにも彼の作品をオーロラ・オーケストラが初演を行っています。
 彼らが演奏する弦楽五重奏曲は、イギリスの詩人フランシス・レヴィストンが詩をつけ朗読し、シューベルトとエミリー・ディキンソンへのオマージュとなっています。

 ※録音:2021年4月6日-8日、ヨーク大学ジャック・ライオンズ・コンサート・ホール(イギリス)
 
 

DCD34280
¥2500
クラリネットとピアノのためのフランス音楽
 サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 Op.167
 ショーソン:アンダンテとアレグロ
 プーランク:クラリネット・ソナタ FP184
 エドワード・マクガイア(b.1948):悲歌的ワルツ
 グスタボ・トルヒーリョ(b.1972):思い出
 ガブリエル・ピエルネ:カンツォネッタ Op.19
 フィリップ・ゴーベール:幻想曲
 ドビュッシー:小曲 L.120
 オネゲル:ソナチネ H.42
マキシミリアーノ・マルティン(クラリネット)
スコット・ミッチェル(ピアノ)

 名手マキシミリアーノ・マルティン、第2弾!

 ☆Delphianレーベル、ソロ・レコーディング・プロジェクト第2弾!
 ☆フランスの作曲家を中心とした器楽曲作品集!

 スペインのカナリア諸島にあるテネリフェ島出身のクラリネット奏者マキシミリアーノ・マルティンによる「デルフィアン(Delphian)」レーベルへのソロ・レコーディング・プロジェクト第2弾の登場です。
 前回の第1弾では故郷テネリフェ島のオーケストラとの協奏曲集(DCD34250)をリリースし、好評を博したマキシミリアーノ・マルティン。今作ではフランスの作曲家を中心とした器楽曲を収録しました。

 マキシミリアーノ・マルティンは長年の間スコットランド室内管弦楽団の首席奏者として活動しているほか、客演首席奏者として、ヨーロッパ室内管弦楽団、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響楽団などに出演し、アバド、ハイティンク、コリン・デイヴィスなどの指揮者と共演しています。
 室内楽奏者としても、ロンドン・コンコード・アンサンブルのメンバーとして活躍しています。
 今アルバムでは、フランスの作曲家の作品の他に、スコットランド出身のエドワード・マクガイアと、テネリフェ島出身のグスタボ・トルヒーリョの作品もプログラムに取り入れています。
 
 バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の合唱+古楽アンサンブル版編曲(COBRA0050)でも話題を呼んだグスタボ・トルヒーリョは、マキシミリアーノ・マルティンとテネリフェ島の同じ村の出身という深い個人的繋がりも持っており、トルヒーリョのクラリネット協奏曲第1番 《Travesia》はマルティンのために書かれています。
 今回世界初録音となる「思い出(Souvenir)」は、その協奏曲から素材を使用して2021年に完成した作品で、カナリア諸島の有名な民謡などが使われています。

 ※2021年6月24日-25日、パース・コンサート・ホール(オーストラリア)

 
 




DUX



DUX1625
¥2500
オーケストラのためのポーランド音楽 Vol.2
 クルピンスキ:
  歌劇《2つのコテージ》序曲
  歌劇《ヤドヴィガ、ポーランドの女王》序曲
 カルウォヴィチ:弦楽セレナーデ Op.2
 ルトスワフスキ:弦楽オーケストラのための序曲
 バツェヴィチ:弦楽、トランペットと打楽器のための音楽
ヴィトルト・ルトスワフスキ・プウォツク交響楽団
ヤクブ・フレノヴィチ(指揮)

 19世紀から20世紀にかけてのポーランドにおける「オーケストラ作品」の歴史!

 19世紀初頭から20世紀にかけてのポーランドにおける「オーケストラ作品」の歴史と発展をたどる、ポーランドのレーベルならではの好企画シリーズの第2集!
 1810年代に作曲されたクルピンスキの2つのオペラの序曲、19世紀末、1897年作曲のカルウォヴィチの「弦楽セレナーデ」、20世紀中盤となる1949年のシマノフスキと1958年のバツェヴィチの作品という順番で時系列に沿って配置されており、ポーランドにおけるオーケストラのための音楽の歴史を明確に感じ取ることの出来るプログラムとなっています。

 ポーランド中部の都市プウォツクのオーケストラ、ヴィトルト・ルトスワフスキ・プウォツク交響楽団を指揮するヤクブ・フレノヴィチは、2010年から2012年にかけてワルシャワ・フィルでアントニ・ヴィトのアシスタントを務め、近年急速に頭角を現しているポーランドの指揮者です。
 2011/2012シーズンのポーランド国立歌劇場へのデビュー、ビャウィストク・ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー管弦楽団の第1指揮者、ワルシャワのナショナル・オペラ・プロダクション・オブ・カサノヴァの音楽監督を経て、2017/2018シーズンからはポーランド北西部、コシャリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督の任にあります。

 ※録音:2020年12月、カロル・シマノフスキ・コンサート・ホール(プウォツク、ポーランド)

 
 
 


DUX1624
¥2500
オーケストラのためのポーランド音楽 Vol.1
 シマノフスキ:練習曲変ホ短調 Op.4-3
  (オーケストレーション:グジェゴシュ・フィッテルベルク)
 パデレフスキ:弦楽オーケストラのための組曲ト長調
 バツェヴィチ:弦楽オーケストラのための協奏曲
 キシエレフスキ:室内オーケストラのための協奏曲(1949年改定版)
 ルトスワフスキ:
  クラリネット、ハープ、ピアノ、打楽器と弦楽器のための
   《ダンス・プレリュード(舞踏前奏曲)》
  室内オーケストラのための小組曲
シモン・エミル・パルルスキ(クラリネット)
ヴィトルト・ルトスワフスキ・プウォツク交響楽団
マレク・ヴロニシェフスキ(指揮)

 19世紀から20世紀にかけてのポーランドにおける「オーケストラ作品」の歴史を紐解くシリーズの第1弾!
 プログラムの冒頭を飾るのは、シマノフスキのピアノ作品「練習曲変ホ短調 Op.4-3」のオーケストラ・ヴァージョン。
 パデレフスキが絶賛したと伝わるこの「Op.4-3」のオーケストラ版は、さらなる色彩感を感じさせる優れた仕上がりは要注目です。
 パデレフスキやバツェヴィチ、ルトスワフスキに加え、なかなか名前を見かける機会の少ないシュテファン・キシエレフスキ(1911-1991)の作品の収録もポーランド音楽ファンにとって嬉しいポイントです。

 ※録音:2020年12月、カロル・シマノフスキ・コンサート・ホール(プウォツク、ポーランド)

 
 
 

DUX1756
¥2500
ヴァインベルク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番 Op.15
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第5番 Op.53
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第6番 Op.136bis
ミハウ・コヴァルチク(ヴァイオリン)
ダグマラ・ニェジェラ(ピアノ)
マテウシュ・ロゼク(ピアノ)

 ヴァインベルク・シリーズ最新作はヴァイオリン・ソナタ集!

 高い評価を受けているドゥクス(Dux)レーベルの「ヴァインベルク・シリーズ」の最新巻として登場するのは、中期と晩年の3作品を収録した「ヴァイオリン・ソナタ集」!
 ワルシャワからソ連へ亡命し、ジダーノフ批判を経て同地での逮捕、その後の名誉回復という波乱に満ちた生涯を送ったヴァインベルク。
 ここでは「第2番」がモスクワ移住前後の1944年、「第5番」が逮捕された年の1953年、晩年の1982年に作曲され自らの母親に捧げられた「第6番」という形で、ヴァインベルク自身の生涯の出来事とリンクした3作品が選ばれています。

 ヴァインベルクのヴァイオリン・ソナタを奏でるヴァイオリニストはポーランドのミハウ・コヴァルチク。
 カトヴィツェのカロル・シマノフスキ音楽アカデミーで学んだ後、2021年にはシレジア室内管弦楽団のリーダーに招聘された若き実力者です。

 ※録音:2020年8月26日-28日、ヘンリク・ミコワイ・グレツキ・シレジアン・フィルハーモニー・コンサート・ホール(カトヴィツェ、ポーランド)
 
 

DUX1802
¥2500
1948
 エンドレ・セルヴァーンスキ(1911-1977):
  弦楽オーケストラのためのセレナーデ
 ヴァインベルク:
  ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ Op.42
 レジェー・シュガー(1919-1988):
  弦楽オーケストラのためのディヴェルティメント(世界初録音)
 バツェヴィチ:弦楽オーケストラのための協奏曲

エルデーディ室内管弦楽団
ツォルト・シェフツィク(コンサートマスター)


 ポーランドでは「統一労働者党」が、ハンガリーでは「社会主義労働者党」が結党されるなど両国にとって大きな転機の年となった「1948年」をテーマとしたプログラム。
 収録曲もポーランドはヴァインベルクとバツェヴィチ、ハンガリーはセルヴァーンスキとシュガーの全て「1948年」に作曲された作品を取り上げるという徹底ぶり。
 社会主義政権時代に誕生した両国の弦楽オーケストラのための秀作の魅力と、その作品の裏側に刻まれた作曲者たちの思いをハンガリー、ブダペストの室内オーケストラが奏でています。

 ※録音:2021年6月10日-14日、ベーラ・バルトーク・ユニテリアン教会(ブダペスト、ハンガリー)

 
 



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ET’CETERA



KTC1723
¥2600→\2390
バッハが弾いたであろう、ジルバーマン1749
 フォルテピアノによるバッハ

 J.S.バッハ:
  パルティータ第5番ト長調 BWV.829
  デュエット第1番ホ短調 BWV.802
  フーガの技法より コントラプンクトゥス8 BWV.1080/8
  イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
  パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
トビー・セルメウス(フォルテピアノ)

 バッハが弾いたであろうフォルテピアノ、ジルバーマン1749で再現するバッハ!

 バッハの鍵盤作品といえば、オルガンかハープシコードのために書かれた作品が大半ですが、後年のバッハは当時開発されたばかりのピアノ(フォルテピアノ)も演奏していました。
 このアルバムは、プロイセン王フリードリヒ2世の前で即興演奏した際に使用したなど、バッハとの縁も深いゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)が製作した1749年製のフォルテピアノ(復元等の詳細は現時点では情報なし)でバッハの1730年代~1740年代の作品を演奏しています。

 トビー・セルメウスはベルギーのブリュッセル在住で、しばしば彼自身の楽器であるプレイエル(1854)とエラール(1899)を使用してソリストや室内楽奏者として活動し、ハープシコードや歴史的なピアノのレパートリーを演奏、研究、探求しているピアノ&ハープシコード奏者。
 バッハが晩年に弾いたであろうジルバーマン・ピアノの響きを、スペシャリストのパフォーマンスでどうぞ。
 
 


KTC1755
¥2600
1560年~1660年アントワープのハープシコードとヴァージナルのための音楽
 作者不詳:Brande champanje/
 セルミジ:Dont vient cela*₁^カベソン:Duuiensela/
 作者不詳:フランスのガリアルド、ラ・ノネットのアルマンド/
 クレキヨン:陽気な羊飼いが*₁^
 カベソン:Un gai bergeir/
 ピーター・フィリップス:ドロローサのパヴァーヌ、ドロローサのガリアルダ/
 ラッスス&作者不詳:ある日スザンヌは*/
 作者不詳:ダフネ/ジョン・ブル:王の狩り/
 スウェーリンク:スペインのパヴァーヌ₁^
 作者不詳:Wt de diepte o Heere*、Galliarde quy passe/
 ジョン・ブル:オランダの舞曲/
 ラッスス:Bonjour mon coeur*/
 ピーター・フィリップス:Bon Jour mo cueur di Orlando/
 ダウランド:流れよ, わが涙‪/
 スウェーリンク:涙のパヴァーヌ/
 フローベルガー:パルティータ第5番ハ長調 FbWV.605/
 ミシェル・ランベール:Ma bergere est tendre et fidele*/
 シャンボニエール:シャコンヌ ヘ長調/
 作者不詳:Pavane dan Vers
  マリオ・セラッチャ(ハープシコード、ヴァージナル、オッタヴィーノ)、
  リーゼロット・デ・ヴィルデ(ソプラノ)*、ジュスタン・グレ(リュート)�

 ルッカース・ファミリーが多くの銘器を創り出し、「ハープシコードの都市」となった17世紀中ごろのアントワープを舞台にしたハープシコード&ヴァージナル作品集。
 当時のスペイン領ネーデルラントの宮廷歌手として活動したポルトガル人歌手フランシスカ・ドゥアルテ(1595-1640)は、ドゥアルテ家が所有する多くのルッカース=クーシェ・ハープシコードやヴァージナルを演奏しており、リューティストであった父ガスパールや歌手であった妹レオノーラと一緒に頻繁に共演していました。
 このアルバムは、クイケンのラ・プティット・バンドで定期的に演奏&録音してきた古楽系鍵盤楽器奏者マリオ・セラッチャが様々な貴重な楽器を使い分け、ドゥアルテ家のために編纂された古いマニュスクリプトからの作品も含め、当時のドゥアルテ家で行われたであろう私的なコンサートを再現するという意欲的なプログラムを収録しています。

 ※使用鍵盤楽器詳細
 ・ Virginal (muselar, 6 foot), collection Korneel Bernolet, by Walter Maene (1976) after Joannes Couchet (Antwerp, 1650), Museum Vleeshuis | Sound of the City, Antwerp
 ・ Ottavino (child virginal), collection Korneel Bernolet, by Walter Maene (2018) after Andreas Ruckers (Antwerp, c.1626), Museum Vleeshuis | Sound of the City, Antwerp
 ・ Virginal (spinet virginal, 4½ foot), collection Christophe Bursens, by Matthias Griewisch (2014) after Joannes Ruckers (Antwerp, 1629), MIM, Brussels
 ・ Harpsichord (1 keyboard), collection Museum Vleeshuis | Sound of the City, by Jean-Pierre Hemmeryckx (2018), after Andreas Ruckers (Antwerp, 1644), Museum Vleeshuis | Sound of the City
 ・ Harpsichord (2 keyboards), collection Mario Sarrechia, by Titus Crijnen (2017) after Joannes Ruckers (Antwerp, 1624 and later ravalements), Musée Unterlinden, Colmar
 
 

KTC1719
(2CD)
¥4800
ユップ・フランセンス(b.1955):ピアノ作品集
 CD1 ~
  ピアノ協奏曲《ジャーニー・アンダー・ブリリアント・スカイズ(輝かしい空の下の旅)》(2020年版)*
 CD2 ~
  3つの練習曲(2019)、オールド・ソングズ, ニュー・ソングズ(1988)
  ラルフ・ファン・ラート(ピアノ)、オットー・タウスク(指揮)*、
  ヘルダーラント&オーファーアイセル・フィオン・オーケストラ*

 オランダの作曲家ユップ・フランセンスは、1955年フローニンゲン生まれ、ハーグ王立音楽院ではルイ・アンドリーセンに作曲を師事し、2015年にはオランダの文化賞「Het Gouden Viooltje(ゴールデン・ヴァイオリン賞)」を受賞。
 現代音楽の手法にとらわれない自由な作風が評価を高めており、ヤコブ・クライツベルクやルーカス・フォス、ゲルト・アルブレヒト、ワシリー・ペトレンコなどにもその作品を取り上げられています。

 アダムス、ジェフスキ、ダヴナーなど多くの現代ピアノ作品を録音してきた名手ラウラ・ファン・ラートは、Et'ceteraレーベルではバート・スパーン、ロビン・デ・ラーフなどの現代オランダの作曲家も精力的に取り上げており、ユップ・フランセンスのアルバムは『ザ・ギフト・オブ・ソング』と『ウィンター・チャイルド』を収録したKTC1533以来2枚目となります。
 




PALADINO

代理店変更に伴い再掲載


PMR0070
【旧譜】
¥2500
パトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
ファラジ・カラーエフ:管弦楽作品集

 ファラジ・カラーエフ(b.1943):
  管弦楽とSologeigeのための協奏曲
  Vingt ans apres - nostalgie
パトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
アゼルバイジャン国立交響楽団
ラウフ・アブドゥラエフ(指揮)
ロシア国立交響楽団《シンフォニック・カペレ》
ワレリー・ポリャンスキー(指揮)

 パチンスカヤも参加!
 ファラジ・カラーエフの管弦楽作品集!

 アゼルバイジャン生まれのファラジ・カラーエフ(カラ・カラーエフの息子)はポスト・ソビエト時代の主要な作曲家のひとりです。
 メンデルスゾーンなどの断片が現れる協奏曲は、古典から現代作品まで幅広いレパートリーを持つパトリシア・コパチンスカヤの驚異的なテクニックによって演奏され、聴きどころ満載の作品です。

 ※録音:2009年&2011年
 
 

PMR0074
【旧譜】
¥2500

ジャン・フランセ:クラリネット作品集
 ジャン・フランセ(1912-1997):
  クラリネット協奏曲(1967-1968)
  主題と変奏(1974)
  クラリネット三重奏曲(1992)

ディミトリ・アシュケナージ(クラリネット)
シンシナティ・フィルハーモニー管弦楽団
クリストフ=マティアス・ミュラー(指揮)
アダ・メイニッヒ(ヴィオラ)
ベルント・グレムザー(ピアノ)
イヴォンヌ・ラング(ピアノ)

 名匠ウラディーミル・アシュケナージの息子で世界的クラリネット奏者であるディミトリ・アシュケナージによるジャン・フランセの作品集。
 「私はフランセのひとつの作品を初めて聞いたときから、フランセの音楽のファンでした」と語るアシュケナージは、フランセのクラリネット作品の中でも重要なものを収録しています。
 ナディア・ブーランジェに見出され、モーリス・ラヴェルにも認められたフランセの名曲を名手ディミトリ・アシュケナージが奏でます。

 ※録音:1992年9月、1995年5月、2016年4月
 
 
PMR0072
(2CD)
【旧譜】
特別価格
¥3600
プーランク:小象ババールの物語
 プーランク:
  小象ババールの物語(ドイツ語版)
  2台ピアノのためのエレジー
  2台ピアノのための《シテール島への船出》
  小象ババールの物語(フランス語版)
  小象ババールの物語(英語版)
  15の即興曲
  2台ピアノのための《仮面舞踏会》によりカプリッチョ
エヴァ=マリア・メイ(ピアノ)
アレクサンダー・ヴィーナント(ピアノ)
シュテファン・ウィルケニング(ナレーター、ドイツ語)
ジュリアン・トレル(ナレーター、フランス語)
ノーマン・シェトラー(ナレーター、英語版)

 これまでもオーストリアの「パラディーノ(Paladino)」レーベルにフランス6人組の1人、フランシス・プーランクの器楽&室内楽を多数録音しているドイツのコンサート・ピアニスト、エヴァ=マリア・メイ。
 アレクサンダー・ヴィーナントと共に3種類の言語のナレーターを迎えて《小僧ババールの物語》を収録するというこだわりのアルバムです。

 ※録音:2016年1月、3月
 
 
PMR0071
(2CD)
【旧譜】
特別価格
¥3600
ジャック・ペジブル:リコーダー・ソナタ全集
 ジャック・ペジブル(c.1956-1721):
  リコーダー・ソナタ第13番 ハ長調/リコーダー組曲第16番 ヘ長調/
  リコーダー・ソナタ第1番 ニ長調/リコーダー・ソナタ第10番 ヘ長調/
  ヴェール・ロイヤル第14番 イ短調/リコーダー・ソナタ第11番 ニ短調/
  ソナチネ第18番 変ロ長調/リコーダー・ソナタ第3番 変ロ長調/
  リコーダー・ソナタ第7番 ホ短調/ソナチネ15番 ホ短調/
  リコーダー・ソナタ第6番 ニ短調/リコーダー・ソナタ第12番 ヘ長調/
  リコーダー・ソナタ第5番 ト長調/リコーダー・ソナタ第9番 変ロ長調/
  リコーダー・ソナタ第4番 ニ短調/リコーダー・ソナタ第17番 ヘ長調/
  リコーダー・ソナタ第8番 ハ短調/リコーダー・ソナタ第2番 変ホ長調/
  リコーダー組曲第16番 イ短調/アルマンド ニ長調
 ミヒャエル・ヘル(リコーダー)、ムジケ・プレジャー・ガーデン、エヴァ・マリア・ポレルス(チェンバロ)

 フランスの作曲家ジャック・ペジブルは、ロンドンに約40年間住み、イギリスで活躍した作曲家兼リコーダーの名手でした。
 チェロの演奏も行いつつ作曲をしており、その作品の大半はリコーダーが用いられています。
 ドイツのリコーダー奏者兼チェンバロ奏者のミヒャエル・ヘルが、巧みな技術でペジブルの音楽を現代に蘇らせます。

 ※録音:2011年
 
 

PMR0073
【旧譜】
¥2500
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 エーリヒ・トラクスラー(チェンバロ)

 エーリヒ・トラクスラーは主に1600年から1800年頃の作品をレパートリーとしているチェンバロ奏者兼オルガン奏者です。
 リンツやウィーンで研鑽を積み、スイスのバーゼル・スコラ・カントルムでも学びました。2003年にはイタリアのゴルトラインで行われた国際コンクールで第1位を受賞しています。
 室内楽の奏者としても活動しており様々なアンサンブルと共に、ヨーロッパの主要都市をはじめとして、アジア、アフリカと世界中でコンサートを行ってきました。
 現在はウィーン国立音楽大学にて教鞭をとっています。

 ※録音:2013年12月3日-4日
 
 

PMR0069
【旧譜】
¥2500
ロシアの思い出 ~ ハープとピアノのための作品集
 セザール・キュイ(1835-1918):3つの小品(1907)
 チャイコフスキー:《ハープサルの思い出》より(1867)
 アレンスキー:組曲第1番 ヘ長調 Op.15(1884)
 ムソルグスキー:《ホヴァンシチナ》より(1880)
 リムスキー=コルサコフ:《シェエラザード》より Op.35

  (全てデュオ・プラセディス編曲)
デュオ・プラセディス

 スイスを拠点に活動するハープとピアノの親子アンサンブル、デュオ・プラセディス。これまでにもハープとピアノによる貴重なレパートリーを録音してきました。
 今作では全曲デュオ・プラセディス編曲で、ロシアの名曲を演奏しています。数々の美しい旋律をお楽しみいただけます。

 ※録音:2014年&2015年
 




<国内盤> 

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東武レコーディングズ



TBRCD 0080/89
(10CD)
【再プレス】
¥3850
待望の再プレス決定
「4手ピアノによるブルックナー:交響曲全集」

 ブルックナー:
  交響曲第0番(アウグスト・ストラダル編) 
  交響曲第1番(フェルディナント・レーヴェ編)
  交響曲第2番(ヨーゼフ・シャルク編)
  交響曲第3番(グスタフ・マーラー編)
  交響曲第4番(フェルディナント・レーヴェ編)
  交響曲第5番(オットー・ジンガー2世編)
  交響曲第6番(ヨーゼフ・シャルク編)
  交響曲第7番(ヨーゼフ、フランツ・シャルク編)
  交響曲第8番(ヨーゼフ・シャルク編)
  交響曲第9番(ヨーゼフ・シャルク、フェルディナント・レーヴェ編)
ディノ・セクイ(ピアノ)
ゲルハルト・ホッファー(ピアノ)

 待望の再プレス決定!
 べスト・セラーも限定版で販売終了していた四手ピアノによるブルックナー:交響曲全集!!

 録音:2008~2019年9月4日リンツ旧大聖堂におけるライヴ録音

 2019年末に発売になりベストセラーとなった「4手ピアノによるブルックナー:交響曲全集」。
 限定版完売になっておりましたが、待望の再プレスされることになりました!

 ブルックナーの交響曲全集を連弾で!しかもその編曲者たるやレーヴェ、マーラー、シャルク兄弟、ジンガーら錚々たる顔触れ。ブルックナーの門弟や紅衛兵ともいえる擁護者が心を込めて編曲したもの。お遊びでちょろちょろとやったものとは一線を画します。
 初期の交響曲が実に面白いのが特徴です。初期からかなり凝った作品をブルックナーが作り続けていたことが分かります。
 虚心坦懐に誠実な演奏を展開するのはディノ・セクイ(1984年ヴェネディク生まれ)とゲルハルト・ホッファー(1969ウェルス生まれ)のデュオ。
 ブルックナーの誕生日である9月4日にブルックナーがオルガンを弾いていたゆかりの地であるリンツ最大のバロック建築旧大聖堂で10年以上に渡ってコツコツと演奏し続けた情熱がここに結実!
 美麗ボックス入り、超特価(完全限定品)で登場です。
 

















1/13(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

APARTE


AP 287
¥2700
無限~近代クラリネット・ソナタ集
 (1)プーランク:クラリネット・ソナタ
 (2)バーンスタイン:クラリネット・ソナタ
 (3)ヴァインベルク:クラリネット・ソナタ
 (4)プロコフィエフ(ケント・ケナン& パブロ・バラガン編):
    フルート・ソナタ(クラリネット版)
パブロ・バラガン(クラリネット)
ソフィー・パチーニ(ピアノ)

 バレンボイムの秘蔵っ子、バラガンとアルゲリッチの秘蔵っ子パチーニが近代クラリネット・ソナタに挑戦!

 録音:2021年6月30日‐7月2日/南西ドイツ放送カイザースラウテルン・スタジオ/96kHz 24bit、67'00"

 20世紀の大物作曲家によるクラリネット・ソナタ集。
 1962年作のプーランクを除き、すべて第二次世界大戦中に作曲されています。
 プロコフィエフはフルート・ソナタをアメリカの作曲家ケント・ケナンと当ディスクの演奏者パブロ・バラガンがクラリネット用に編み直した版。
 もともとフルートの難曲として知られますが、クラリネットではさらに難しいものとなっていて、バラガンの妙技を味わえます。

 パブロ・バラガンは1987年スペイン生まれのクラリネット奏者。故郷とバーゼルで学び、バレンボイムに認められ、ウエスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団の奏者を務めています。
 それもあってか、バーンスタインやヴァインベルクらのユダヤ色(ジャズとクレズマー)濃厚な作品にも力を入れているのが特徴です。

 ピアノをアルゲリッチが後継者と目しているソフィー・パチーニが担っているのも注目。1991年生まれで、2010年からルガーノのアルゲリッチ音楽祭でお馴染みの存在。
 これらの4作品は作曲者がいずれもピアノの名手だったこともあり、単なる伴奏ではありあせん。
 パチーニはバラガンと対等に競い、ダイナミックな演奏を聴かせてくれます。
 
 

AP 272
¥2700
バッハと新ウィーン楽派
 (1)J.S.バッハ:トッカータ ホ短調BWV914
 (2)シェーンベルク:3 つのピアノ曲Op.11
 (3)J.S.バッハ:トッカータ嬰ヘ短調BWV910
 (4)ベルク:ピアノ・ソナタOp.1
 (5)J.S.バッハ:トッカータ ニ短調BWV913
 (6)ウェーベルン:変奏曲Op.27
ホルテンス・カルティエ=ブレッソン(ピアノ)

 バッハと新ウィーン楽派を結ぶ絆

 録音:2021年2月/サル・コロンヌ(パリ)/96kHz 24bit、62'00"

 ホルテンス・カルティエ=ブレッソンはフランスを本拠に活躍する女流で、いとこは高名な写真家アンリ・カルティエ=ブレッソン。
 彼女は長年パリ音楽院で教鞭をとるかたわら精力的に演奏活動も行なっています。

 今回はバッハのトッカータ3篇にシェーンベルク、ベルク、ウェーベルンら新ウィーン楽派大作曲家の初期ピアノ曲をはさみ、一種異様な組合せを示しています。
 しかし新ウィーン楽派の音楽はモチーフの展開、線的な書法、感情を極力排するなどロマン派、古典派と通り越しバッハの世界に近いことを証明しています。

 カルティエ=ブレッソンはシェーベルクやウェーベルンでも無機的にならず、微妙なニュアンスあふれる演奏を聴かせてくれます。
 




CLAVES


50 3041
(3CD)
¥7200
「第1回スタッドカジノ・バーゼル・オルガン・フェスティヴァル」
 CD1
  ・サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 Op.78「オルガン付き」
    トーマス・トロッター(オルガン)、バーゼル交響楽団、アイヴォー・ボルトン(指揮)
  ・ギヨーム・コネソン(1970-):レクエイムの協奏曲【世界初録音】
    ヴァンサン・デュボワ(オルガン)、バーゼル交響楽団、アイヴォー・ボルトン(指揮)
  ・ボエルマン:トッカータ/オリヴィエ・ラトリー(オルガン)
 CD2
  ・アルフレーツ・カルニンシュ(1879-1951):ファンタジア ト長調
    イヴェタ・アプカルナ(オルガン)
  ・ヴァンサン・デュボワ(1980-):「フルート・ジャクリーヌ」の主題による即興演奏【世界初録音】
    ヴァンサン・デュボワ(オルガン)
  ・ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲/トーマス・トロッター(オルガン)
  ・サン=サーンス:「糸杉と月桂樹」Op.156
    トーマス・トロッター(オルガン)、バーゼル室内管弦楽団、ピエール・ブルーズ(指揮)
  ・ブリテン:祝祭カンタータ「キリストと共にいて喜べ」
    バベッテ・モンドリー(オルガン)、バーゼル・マドリガリステン、ラファエル・インモース(指揮)
  ・ブリテン:ユビラーテ・デオ(神を讃えよ)
    バベッテ・モンドリー(オルガン)、バーゼル・マドリガリステン、ラファエル・インモース(指揮)
 CD3
  ・ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):詩曲 Op.35より第2、4、5 曲
    マティアス・ヴァンザー(オルガン)、桧垣清水(ピアノ)
  ・イリヤ・クドリャフツェフ(1982):「三連祭壇画」【世界初録音】
    イリヤ・クドリャフツェフ(オルガン)
  ・エルガー:「帝国行進曲」Op.32/デイヴィッド・ブランデン(オルガン)
  ・ハイム・アレクサンダー(1915-2012):「イエメンの歌」のリフレクション
    ユヴァル・ラビン(オルガン)
  ・ブロッホ:6 つの前奏曲より第6番/ユヴァル・ラビン(オルガン)
  ・ロドルフ・モーザー(1892-1960):ドリアン・ラプソディ Op.18-2
    アレクサンダー・シュミット(オルガン)
  ・ルーマニア民謡(ティロ・ムステル&サムエル・フライブルグハウス編):
   Doina «sus pe culmea dealului»、De Pe Salaj
    ティロ・ムステル(オルガン)、サムエル・フライブルグハウス(タラゴット)、
    ネルーン・アリエフ(パーカッション)
  ・ピアソラ:「天使のミロンガ」
    ロヘル・エロウ(オルガン、ピアノ、指揮)、マキシム・ポイント(バンドネオン)、
    パブロ・ムルジエ(ピアノ、オルガン)、セルジオ・マリーニ(ヴァイオリン)、
    ヴィニ・ホルゼンカンプ(バス)、オルケストラ・ティピカ・シレンシオ
  ・チック・コリア:「スペイン」
    ニコライ・ジェシャク(オルガン、ピアノ、指揮)、ベンヤミン・エンゲル(サクソフォン)、
    カルステン・スターム(トランペット)、ハラルド・ウェイスハウプト(ドラムス)、
    ニコライズ・リンディー・ドリームバンド

 2020年に据え付けられた新オルガンのお披露目コンサート!スタッドカジノ・バーゼルで開かれたオルガン・フェスティヴァルのライヴ録音!
 ラトリー、アプカルナ、トロッター、デュボワなど世界的オルガニストが集結!

 ライヴ録音:2020年9月4-6日、2020年9月18-20日/スタッドカジノ・バーゼル(スイス)/DDD、CD1 67'38、CD2 71'31、CD3 71'09

 2020年9月、スイスのスタッドカジノ・バーゼルで開催された「第1回スタッドカジノ・バーゼル・オルガン・フェスティヴァル」の実況録音がCD化されました!
 1876年に完成した歴史的建造物「スタッドカジノ・バーゼル」。改修工事とともに2020年にメッツラー製のオルガンが新たに据え付けられました。
 そのお披露目の記念として当フェスティヴァルを開催。
 この3枚組ではクラシックからジャズ、民族音楽と、実に多様なプログラムで構成されています。
 
 演奏はオリヴィエ・ラトリー、トーマス・トロッター、イヴェタ・アプカルナ、ヴァンサン・デュボワなど現代を代表する世界的オルガニストが集結!
 音響面でも高く評価される同ホールに響き渡る、各アーティストの華麗な演奏をお楽しみください!
 
 ※サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」の第1 楽章後半「ポコ・アダージョ」(CD1、トラック2 の6分10秒から6分15秒)でスマートフォンの着信音が鳴ります。ライヴ録音のため何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。
 
 

50 3003
¥2800
美しく重なり合う声楽の魅力を堪能できるヴィラールとマルタンのミサ曲
 (1)ヴィラール:6 声のためのミサ曲 Op.44【世界初録音】
   【I.キリエ/II.グロリア/III.クレド/IV.サンクトゥス/
    V.ベネディクトゥス/VI.アニュス・デイ】(2008-2011)
 (2)マルタン:複合唱のためのミサ曲
   【I.キリエ/II.グロリア/III.クレド/IV.サンクトゥス/
    V.アニュス・デイ】(1922-26)
スイス・ロマンド・ヴォーカル・アカデミー
(1)ルノー・ブヴィエ(指揮)
(2)ドミニク・ティル(指揮)

 合唱ファン必聴!美しく重なり合う声楽の魅力を堪能できるヴィラールとマルタンのミサ曲。

 セッション録音:2021年7月12-15日/ラ・ロッシュ教会(スイス)/DDD、ディジパック仕様、59'02
 サウンド・エンジニア:ヨハネス・カンマン

 フランク・マルタン(1890-1974)の「複合唱のためのミサ曲」と世界初録音のヴァランタン・ヴィラール(1985-)の「6 声のためのミサ曲」を組み合わせたアルバムの登場。
 マルタンとヴィラールは約1世紀の違いはありますがその音楽には共通点多くあります。それは独自の和声法を生み出し、各声部の重なり方にこだわりを持っていること。まるでオーケストラを思わせる豊かな響きを人間の声で生み出しております。

 2009年創設のスイス・ロマンド・ヴォーカル・アカデミーはフランス語圏の声楽アンサンブル。創設者ブヴィエとティルが丁寧に作り上げた音楽は美しさの極み。Clavesレーベルが誇る技術陣による優れた録音で聴く、透き通るような歌声をご堪能ください。

 




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HARMONIAMUNDI



HMM 902442
¥2800→\2590
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
 ベート-ヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.2

  (1)ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27の2「月光」
  (2)ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
  (3)ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31の2「テンペスト」
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)
KKC 6468
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 静かな感動を運んでくれる端正で透明なルガンスキーのベートーヴェン

 録音:2021年7月/リストーリ劇場(ヴェローナ)/68'09"

 ベートーヴェン・イヤーだった2020年に、ルガンスキーはハルモニア・ムンディ・レーベルからベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタ集(第28、30、32番)をリリースし、レコード芸術誌で特選に輝くなど高い評価を受けました(KKC6300/HMM902441)。
 それに続く第2 弾は「月光」「熱情」「テンペスト」という人気作3 篇を集めた好企画。誰もが聴きたいと思われるはず。

 ルガンスキーの「月光」と「熱情」は、2005年録音の音源がワーナーからリリースされていますが、こちらは2021年7月の最新録音で、16年を経ての円熟ぶりが実感できます。さらに「テンペスト」は初めてでとても期待できます。

 ルガンスキーの演奏はあくまで楷書的で正確ですが、ロシア・ピアニズムならではの技巧と豊かな音が独特。
 ベートーヴェンでイメージされる重厚とか熱烈な世界ではなく、透明で端正な音楽を楽しめます。
 「月光」で左手にアクセントを付けメロディのように浮き出すのも興味深く、「テンペスト」のフィナーレも絶美です。
 



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MIRARE



MIR 588
(5CD)
¥5400→\4990
モディリアーニ弦楽四重奏団
 シューベルト:弦楽四重奏曲全集


 [CD1]~ハーモニー
  ・弦楽四重奏曲第1番 D18/・弦楽四重奏曲第4番 ハ長調 D46/
  ・弦楽四重奏曲第13番 イ短調 D804「ロザムンデ」
 [CD2]~歌の技法
  ・弦楽四重奏曲第2番 ハ長調 D32/・弦楽四重奏曲第6番 ニ長調 D74/
  ・弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 D87
 [CD3]~古典派の精神
  ・弦楽四重奏曲第3番 変ロ長調 D36/・弦楽四重奏曲第8番 変ロ長調 D112/
  ・弦楽四重奏曲第11番 ホ長調 D353
 [CD4]~魂の感傷
  ・弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 D68/・弦楽四重奏曲第9番 ト短調 D173/
  ・弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D810「死と乙女」
 [CD5]~光と影
  ・弦楽四重奏曲第12番 ハ短調 D703「四重奏断章」/
  ・弦楽四重奏曲第7番 ニ長調 D94/・弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D887
 モディリアーニ弦楽四重奏団
 アムリ・コエイトー(ヴァイオリン/1773年製グァダニーニ)
 ロイック・リョー(ヴァイオイン/1780年製グァダニーニ)
 ローラン・マルフェング(ヴィオラ/1660年製マリアーニ)
 フランソワ・キエフェル(チェロ/1706年製マッテオ・ゴフリラー"ex-Warburg")
KKC 6469
(5CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥6000

 モディリアーニ弦楽四重奏団、シューベルトの弦楽四重奏曲全集登場!縦と横の美しい完璧なバランス

 録音:第1,2,3,5,6,11 番/2021年2,3月、第4,8,9,10 番/2021年10月、第12,13,14,15 番/2021年9月/6h18'

 シューベルトの弦楽四重奏曲は、どれもが美しい旋律と抒情に満ちた、音楽史上の至宝。
 2003 年に結成されたモディリアーニ弦楽四重奏団が、2021年の2月から10月まで、ほぼ1 年間をかけてじっくり全曲録音に取り組みました。
 一挙にボックスセットとしてリリースします。

 全体をとおして素晴らしいバランスのアンサンブル。ひとつのパートが旋律を奏でている時も、他のパートも実に気持ちよいバランスで響いており、ハーモニーを奏でているひとつひとつの瞬間のどこを切り取っても、端正で美しいバランス。
 それぞれの出るところと引くところの駆け引きも見事。
 縦と横の線の完ぺきなバランス、そして心地よい抑制感、つねに豊かに漂う抒情、と実に美しいシューベルトの登場です。

 
 
 
MIR 590
¥2900
マザリがポール・メイエの指揮でモーツァルトを格調高く演じた
 モーツァルト:
  (1)ピアノ協奏曲第14番変ホ長調K.449
  (2)ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調K.382
  (3)ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414
セリム・マザリ(ピアノ)
ポール・メイエ(指揮)
マンハイム・プファルツ選帝侯室内管弦楽団
 (マンハイム・チェンバー・オーケストラ)

 注目の若手マザリがポール・メイエの指揮でモーツァルトを格調高く演じた

 録音:2021年3月16-19日/マンハイム・エピファニー教会/58'13"

 1992年生まれのセリム・マザリ、ベートーヴェンの変奏曲CD(MIR488)で注目された彼の最新盤はモーツァルトの協奏曲。
 パリ音楽院でエンゲラーに師事し、2012年にエンゲラー没後はクレール・デゼールからさらなる研鑽を積みました。その後ロンドン王立音楽大学でアレクセーエフにも学んでいます。
 古典派作品に熱意を示す彼だけに、モーツァルトはうってつけの選曲と申せましょう。

 バックを務めるのは名クラリネット奏者でもあるポーツ・メイエ率いるマンハイム・プファルツ選帝侯室内管弦楽団(マンハイム・チェンバー・オーケストラ)。
 1952年創立でマンハイム楽派のレパートリーの再発見と普及で知られる団体。
 マザリの格調高いピアノと相まって典雅極まりない世界を作り上げています。
 




PENTATONE



PTC 5186965
¥2600
イル・ポモ・ドーロ、PENTATONEレーベル第3弾
ヘンデル:「アポロとダフネ」&「見捨てられたアルミーダ」

  序曲 HWV336
 カンタータ「見捨てられたアルミーダ」 HWV105(1707)
 歌劇「アルミラ」組曲~序曲 HWV1
 カンタータ「アポロとダフネ」 HWV122(1709-1710)
 歌劇「アルミラ」組曲 HWV1~
  シャコンヌ、ブーレ、メヌエット、
  リゴードン(アフリカ人の踊り)、
  サラバンド(アジア人の踊り)、リトルネッロ
キャサリン・レウェク(ソプラノ):
 アルミーダ&ダフネ
ジョン・チェスト(バリトン):アポロ
イル・ポモ・ドーロ
フランチェスコ・コルティ
 (指揮&チェンバロ)
KKC 6477
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 登場人物の感情を音楽で鋭く表したヘンデルの若き才能が爆発!コルティ率いるイル・ポモ・ドーロ、PENTATONEレーベル第3弾は、「アポロとダフネ」と「見捨てられたアルミーダ」!!

 セッション録音:2020年1月20-24日/ロニゴ、ヴィッラ・サン・フェルモ(イタリア)/DDD、ディジパック仕様、72'27

 2枚のバッハのチェンバロ協奏曲のCD がレコード芸術誌の「特選盤」となり、日本でも大注目の存在となったフランチェスコ・コルティとイル・ポモ・ドーロによるPENTATONE レーベル第3弾は、ヘンデルの若き時代の2曲の傑作カンタータです。

 故郷のドイツを離れ、音楽の本場イタリアへと渡った20代前半のヘンデルは、主にローマで、ストラデッラやA.スカルラッティといった先達たちのスタイルをすぐに吸収し、数多くのイタリア語のカンタータを作曲しました。
 それらを代表する傑作が「アポロとダフネ」と「見捨てられたアルミーダ」です。
 登場人物の感情を音楽で鋭く表したヘンデルの若き才能が爆発したこれら2曲が、コルティ率いるイル・ポモ・ドーロと二人の実力派歌手による鮮烈な演奏で鮮やか現代蘇ります。
 
 コロラトゥーラソプラノとして世界で活躍するキャサリン・レウェクと、オペラやリートで注目を集めるバリトン、ジョン・チェストは、各場面で巧みに声を変化させる幅広い表現で、才気煥発なヘンデルの音楽を歌い上げています。
 その芸達者な歌唱ぶりには脱帽です。コルティとイル・ポモ・ドーロは即興的装飾を交えて、登場人物の感情や場面を大いに盛り上げています。
 特に、登場人物の感情をえぐりだすほど強烈なコルティのチェンバロは圧巻です。また、序曲を持たない2編に、同時代に作られた序曲やオペラ組曲を組み合わせたプログラムにも注目です。
 才気煥発な20代前半のヘンデルの躍動する音楽を圧倒的推進力で聴かせてくれるまたとない1 枚です。

 国内仕様盤(KKC-6477)にはスザンヌ・アスプデン著(翻訳・訳注:香住隼)「ヘンデルのカンタータにおける真に迫った感情表現」に加えて楽曲解説、訳者解題、歌詞対訳、プロフィール(以上、香住隼)と充実の日本語解説付。
 相当な読み応えで資料的な価値を持つ充実の内容です。

 
 



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PROSPERO CLASSICAL



PROSP 0030
¥2700→\2490
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)&ベルン交響楽団
 シューベルト:交響曲(第7番)ホ長調 D729《補筆完成版》

 (1)歌劇『フィエラブラス』序曲 D796
 (2)交響曲(第7番)ホ長調 D729《2020年リヒャルト・デュンサー補筆完成版》
  I. アダージョ - アレグロ【D729(1821) 第1楽章】
  II. アンダンテ【D936A(1828) 第2楽章】
  III. スケルツォ. アレグロ【D708A(1820/21) 第3楽章】
  IV. アレグロ・ジュスト【D729(1821) 第4楽章】
 スケルツォ. アレグロ・モデラート
  【D936A(1828) 第3楽章、マリオ・ヴェンツァーゴ補筆完成版(2021)】
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)
ベルン交響楽団
KKC 6478
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

いわゆるシューベルト 「未完成交響曲」は ロ短調 D. 759です。念のため・・・



 シューベルト7番、新しい補筆完成版!魅力にあふれた楽想が煌めく天性の音楽を大胆な構成で聴き応えある交響曲に仕上げた意欲作!

 録音:2021年6月1-5日/スイス、カジノ・ベルン/56'39''

 旧全集では完成品と見做され、第7 番とナンバリングされたシューベルト未完のホ長調交響曲(D729)。
 オーストリアの作曲家リヒャルト・デュンサーの手による2020年補筆完成版を収録しています。

 D729はロ短調交響曲『未完成』D759の前年、1821年にスコア譜の状態で筆が進められました。
 荘重な序奏をもつ第1楽章は冒頭から100小節以上もオーケストレーションまで完成されていて、以降は主旋律などの核となる部分が書かれるのみですが全4 楽章にわたり小節線がきちんと引かれ、最後の終止線までの骨格が残されています。
 これを基にした補完版は、ブライアン・ニューボールド版(1982年)がネヴィル・マリナーの録音などで比較的知られているでしょう。

 このCD では、中間楽章に別の未完成交響曲の楽章(D708A、D936A)を採用するという少し変わった手法が取られています。
 D708A はD729 の直前に書かれていた交響曲。またD936A は「第10番」とも言われる死の直前に書かれていた交響曲で、ベリオの『レンダリング』の素材にもなった名品。
 あえて別の断章を組み合わせることで、音楽的完成度の高い楽章が続く充実した交響曲として書き上げるという試みがなされています。

 指揮は『未完成』D759 の補完版を自ら書き録音もしているヴェンツァーゴ。
 今回も補筆段階から関り、アイデアを出し共に進めてきた企画となっています。また、ヴェンツァーゴによるスケルツォ楽章の「第2案」も収録。
 これは未来を志向した音楽であるD936A のスケルツォに基づいたもので、シューベルトが見ていたかもしれない前衛的で大胆な世界へと果敢に切り込んでいく音楽となっています。

 歌劇『フィエラブラス』は1823年に書かれたシューベルト最後のオペラ。序曲も大変充実した音楽で、同時期に書かれた作品としてこれ以上ないカップリングです。
 



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GENUIN



GEN 22742
(4CD)
¥4300→\3990
「ハインツ・レーグナー
 ~ライプツィヒ・ゲヴァントハウスでのライヴ録音集」

  (1)メンデルスゾーン:静かな海と楽しい航海 Op.27
  (2)ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 Op.68
  (3)シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D759 「未完成」
  (4)シューベルト(マーラー編):
   弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」
  (5)レーガー:モーツァルトの主題に基づく変奏曲とフーガ Op.132
  (6)ラヴェル:クープランの墓
  (7)ブルックナー:交響曲第6番 イ長調
  (8)ガーシュイン:パリのアメリカ人
ハインツ・レーグナー(指揮)
(1)(2)(8)MDR室内フィルハーモニー
(3)-(7)MDR交響楽団

 ハインツ・レーグナー生まれ故郷ライプツィヒでの晩年のライヴ録音集!

 録音:(1)1999年2月20日、(2)1999年2月28日、(3)1995年8月25日、(4)1997年9月21-22日、(5)1998年10月20日、(6)2001年8月8日、(7)1994年7月12日、(8)1997年12月25日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにおけるライヴ(全て)、262'09

 ライプツィヒ生まれの指揮者ハインツ・レーグナー(1929-2001)がライプツィヒのMDR交響楽団とMDR室内フィルハーモニーを指揮したライヴ録音集(いずれも演奏の後に拍手が収録されている)。
 会場はすべてゲヴァントハウス。
 東ドイツで活躍したレーグナーは1984年から1989年に読売日本交響楽団の常任指揮者を務めたほど日本での人気も高く、亡くなって20年たった今でも熱心なファンがいる。
 録音は結構な量が残されているのだが、長く常任指揮者を務めたベルリン放送交響楽団とのものが多く、また晩年の1990年代の録音があまりない。
 この4CDは晩年のレーグナーの故郷での活動を伝える貴重なものである。
 
 ドイツのロマン派の音楽を得意としたレーグナーだけに、ベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーン、ブルックナー、レーガーはいずれもドイツ伝統の味わいの色濃い素晴らしい演奏。
 一方ラヴェルや特にガーシュインは珍しい。スウィングしないカッチリした「パリのアメリカ人」もまた面白い。
 
 録音は全体にマイクから遠めながら放送局の録音らしい丁寧なもの。
 録音に加え、80ページほどのブックレットには貴重な文章や写真(日本での写真もいくつも)が掲載され、その点でもレーグナー・ファンには歓迎されるだろう。
 
 

GEN 22768
¥2400
「17世紀フランスのクラヴサン作品集」
 ダングルベール:組曲 ト長調
 デュ・モン:組曲 ニ短調
 ジェオフロワ:組曲 ヘ長調
 シャンボニエール:組曲 イ短調
 L.クープラン:組曲 ハ長調
アンドレアス・ギルガー(チェンバロ)

 アンドレアス・ギルガーの17世紀フランスのクラヴサン作品集!

 録音:2021年5月28-30日 エッティンゲン、74'32

 17世紀フランスのクラヴサン作品を収録。
 アンドレアス・ギルガーはドイツの若い世代のチェンバロ奏者。
 2013年にチチェローネ・アンサンブル(バロック・フルート、バロック・チェロとの三重奏)を結成、2019年にGENUINからグランド・ツアーと題されたCD(GEN 19648)を出して話題になった。
 待望のソロCDである。1681年、パリのヴォドリ製作のチェンバロに基づく、2020年、マティアス・グリーヴィッシュ製作のフレンチ・チェンバロを使用。柔らかい気品に溢れた演奏が素晴らしい。
 
 
GEN 22763
¥2400
「途上で」~ヴァイオリンとハープのための作品集
 リテルバンド(1914-79):ヘブライの3つのバラード
 ラヴェル(エッケ編):ツィガーヌ
 ライナ(1928-2021):ヴァイオリンとハープのための組曲(1998)
 ハヤム(b.1978):ノイケルンからのさまよう妖精
 ダマ-ズ(スミス編):タンゴ
 ピアソラ:カフェ1930
 マスネ:タイスの瞑想曲
エーファ=クリスティアーナ・シェーンヴァイス(ヴァイオリン)
キルステン・エッケ(ハープ)

 ヴァイオリンとハープのための美しい近現代作品集!

 録音:2020年12月2-4日、62'46

 ヴァイオリンとハープのための近現代の作品を収録している。マスネのタイスの瞑想曲やラヴェルのツィガーヌのような有名曲もあるが、珍しい作品もまた素晴らしい。
 ロマン・リテルバンド(1914―1979)はポーランドのウッチの生まれ。ユダヤ系だったために第二次世界大戦を避けスイスに移住、さらにカナダのモントリオール、米国のシカゴに移って活躍した。
 トーマス・ライナ(1928―2021)はハンガリー、ブダペスト生まれのピアニスト、作曲家。ロンドンで活躍したのち、南アフリカのケープタウンに移り住んだ。「ヴァイオリンとハープのための組曲」は印象派的な美しい作品である。
 フーシャル・ハヤム(1978―)は英国のベッドフォードの生まれの。イラン系で、ペルシャ音楽を取り入れた作品を書いている。ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928―2013)はフランスの作曲家。
 
 エーファ=クリスティアーナ・シェーンヴァイスはベルリン在住のヴァイオリニスト。ベルリン・ドイツ交響楽団の首席第2ヴァイオリン奏者を務めている。
 キルステン・エッケはドイツのハープ奏者。
 
 
GEN 22760
¥2400
「明暗」~マルティン・クリストフ・レーデル(b.1947) 作品集
 (1)管弦楽のためのブルックナー=エッセイ
 (2)「影の線」ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための幻想曲 Op.53
 (3)「こっそりと」女声独唱のための夜想曲 Op.77
 (4)「囚われの瞬間」ピアノのための鏡幻想曲 Op.82
 (5)「明暗」オルガンのためのパッセージ集 Op.97
 (6)クラリネットとピアノのための夜曲 Op.96
(1)ミシェル・タバシュニク(指揮)
 ハノーファーNDR放送フィルハーモニー
(2)ウルフ・シュナイダー(ヴァイオリン)
 マルティン・レール(チェロ)
 エッカルト・ハイリガーズ(ピアノ)
(3)ニコル・ピーパー(メッゾソプラノ)
(4)ハイドルン・ホルトマン(ピアノ)
(5)フリートヘルム・フランメ(オルガン)
(6)フェリックス・ブルックラッハー(クラリネット)
 有元裕子(ピアノ)

 (1)録音:1983年1月20-21日 ハノーファー、(2)録音:2004年4月2日 ヴィッテン=ヘルデッケ、(3)録音:2021年4月16日 デトモルト、(4)録音:2021年2月26日 フランクフルト・アム・マイン、(5)録音:2021年3月17日 デトモルト、(6)録音:2021年9月22日 デトモルト/72'34

 ドイツの作曲家、マルティン・クリストフ・レーデルは 1947 年、ドイツのデトモルトの生まれ。父親は高名なフルート奏者、クルト・レーデル。
 1971 年からデトモルト音楽大学で教職に就き、 1979 年には作曲の教授、さらに 1993 年から 2001 年には楽長を務めた。
 作風は現代的かつ晦渋なもの、辛口な中にもドイツの伝統を感じさるもの。
 有元裕子(ありもとひろこ)は鹿児島生まれ、鹿児島大学教育学部音楽家を卒業後デトモルト音楽大学に留学、デトモルトを拠点にドイツを中心に活躍しているピアニスト。
 
 
GEN 22764
¥2400
「空中楼閣」
 トルステン・ヴォルマン(b.1966):古風なシンフォニア
 イェルク・マインカ(b.1962):空中楼閣
 シュテファン・ホーデル(b.1973):クルピラの伝説
ダーフィト・ティンマ(指揮)
ザクセン管楽フィルハーモニー

 録音:2020年11月10-13日 バート・ラウシック、67'02

 ザクセン管楽フィルハーモニーの新譜は、ドイツとスイスの中堅作曲家の作品集。
 
 トルステン・ヴォルマンは1966年、南ドイツのビーベラッハ=ラウプハイムの生まれ。「古風なシンフォニア」は題名の通りシャコンヌ、パヴァーヌ、スケルツォ、ロンドといった古典舞曲による作品。
 
 イェルク・マインカは1962年、ザルツギッター=バートの生まれ。「空中楼閣」は2019年の最新作。30分近い大作。
 
 シュテファン・ホーデルはスイス、ルツェルン州の生まれ。ボストンのバークレー音楽大学でも学んでおり、ジャズも得意とする。
 クルピラとはブラジルなど南米の森の中に住む動物を守る精霊。
 
 ダーフィト・ティンマは1969年、北ドイツのヴァーレン生まれの指揮者。2020年からザクセン管楽フィルハーモニーの常任首席客演指揮者を務めている。
 




RCD


RCD 30104
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 グエラル・ピアノ・デュオ
 ピアノ四手連弾のためのロマン派音楽

  ドヴォルジャーク (1841-1904) : ボヘミアの森から Op.68, B 133
   第1曲 糸紡ぎ / 第2曲 暗い湖のほとりで / 第3曲 魔女の安息日 /
   第4曲 待ち伏せ / 第4曲 森の静けさ / 第5曲 騒がしい時
  アントン・ルビンシテイン (1829-1891) : 6つの性格的小品 Op.50
   第1曲 ノクターン ホ長調 / 第2曲 スケツツォ ヘ長調 / 第3曲 舟歌 ト短調
   第4曲 カプリッチョ イ長調 / 第5曲 子守歌 ロ短調 / 第6曲 行進曲 ハ長調
グエラル・ピアノ・デュオ
 ゲンナジー・ジュベンコ、
 ラリーサ・ロギノヴァ (ピアノ)

 録音 : 2021年、エル・ロカル録音スタジオ、ビラブラレシュ、ジローナ県、カタルーニャ、スペイン/(C) Guelar Piano Duo (C)(P) 2021 Europe RCD
 
 

RCD 30115
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 ゲンナジー・ジュベンコ
 チャイコフスキー (1840-1893) :
  四季 Op.37 bis
  ドゥムカ (ロシアの農村風景) ハ短調 Op.59
  子供のアルバム (24の易しい小品) Op.39
ゲンナジー・ジュベンコ (ピアノ)

 録音 : 2002年、コンサート・ホール・オン・プレチステンカ、モスクワ、ロシア/(C) Gennnady Dyubenko (C)(P) 2021 Europe RCD

 ゲンナジー・ジュベンコはモスクワ音楽院でレフ・ヴランセンコ、ミハイル・プレトニョフ他に師事。
 2021年現在ジローナ (スペイン) のイサーク・アルベニス音楽院教授。
 





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


RCD

RCD、新規代理店初紹介旧譜
RCD 10301
【旧譜】
¥2200
バロック・チェンバー・アンサンブル I
 ドミトリー・ボルトニャンスキー (1752-1825) :
  オペラ 「アルチーデ」 組曲 (1778)
  カンタータ 「アヴェ・マリア」 (1775) (*)
  チェンバロ協奏曲 ニ長調
  オペラ 「五人目のファビウス」 組曲 (1778)
  チェンバロ・ソナタ ヘ長調
  五重奏曲 ハ長調 (1787)
ナターリア・ゲラシモヴァ (ソプラノ (*))
バロック・チェンバー・アンサンブル
 ユーリ・ムハリャモフ (フルート)
 アンドレイ・ピスクノフ (オーボエ)
 イーゴリ・ポプコフ (ヴァイオリン)
 セルゲイ・モロス (チェロ)
 ヴィクトル・ヴァシリエフ (チェンバロ)

 録音 : 1995年、メロディア社 大スタジオ、モスクワ、ロシア/(C)(P) 1996 RCD

 バロック・チェンバー・アンサンブルは1968年イーゴリ・ポプコフにより創立されたロシアの合奏団。モダーン楽器を使用。

 

RCD 10302
【旧譜】
¥2200
バロック・チェンバー・アンサンブル II
 ドミトリー・ボルトニャンスキー (1752-1825) :
  オペラ「La fête du signeur」 (1786) から シンフォニア
  エリザヴェータ・アレクセーエヴァに捧げられた8つの歌曲 (1793)
  オペラ 「Le fils rival, ou la moderne Stratonice」 (1787) から
   レオノーラのアリア (*)
  オペラ 「La fete du signeur」 から バベッタのアリア (*)
  協奏交響曲 変ロ長調 (1790)
ナターリア・ゲラシモヴァ (ソプラノ (*))
バロック・チェンバー・アンサンブル
 ユーリ・ムハリャモフ (フルート)
 アンドレイ・ピスクノフ (オーボエ)
 イーゴリ・ポプコフ (ヴァイオリン)
 セルゲイ・モロス (チェロ)
 ヴィクトル・ヴァシリエフ (チェンバロ)

 録音 : 1995年、メロディア社 大スタジオ、モスクワ、ロシア/(C)(P) 1996 RCD

 

RCD 10401
【旧譜】
¥2200
ロマンティック・トリオ (I)
 グリンカ (1804-1857) : 悲愴的三重奏曲 ニ短調 (1832)
 ラフマニノフ (1873-1943) : 悲歌的三重奏曲 ト短調 (1892)
 ショスタコーヴィチ (1906-1975) :
  ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 Op.67 「ソレルチンスキーの記念に」 (1944)
ロマンティック・トリオ
 ヴィクトル・アブラミヤン (ヴァイオリン)
 アレクサンドル・ブリコフ (チェロ)
 ゲンナジー・ジュベンコ (ピアノ)

 録音 : 1995年、メロディア社 大スタジオ、モスクワ、ロシア/(C)(P) 1996 RCD

 ロマンティック・トリオは1991年に結成されたロシアのアンサンブル。

 

RCD 10402
【旧譜】
¥2200
ロマンティック・トリオ (II)
 チャイコフスキー (1840-1893) :
  ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50 「偉大な芸術家の記念に」
 ボロディン (1833-1887) : ピアノ三重奏曲 ニ長調
ロマンティック・トリオ
 ヴィクトル・アブラミヤン (ヴァイオリン)
 アレクサンドル・ブリコフ (チェロ)
 ゲンナジー・ジュベンコ (ピアノ)

 録音 : 1995年、メロディア社 大スタジオ、モスクワ、ロシア/(C)(P) 1996 RCD

 

RCD 13001
【旧譜】
¥2200
ロシア合唱楽派 ヴァレリー・ポリャンスキー
 アレクサンドル・アルハンゲリスキー (1846-1924) : 主の御名を称えよ (*)
 アレクサンドル・ボルトニャンスキー (1752-1825) : 主よ、わが終わりを知らせたまえ
 ラフマニノフ (1873-1943) : 聖金口イオアン聖体礼儀 Op.31 から
  大連祷 / 主を祝福せよ、わが魂よ (*)
 チャイコフスキー (1840-1893) : 聖金口イオアン聖体礼儀 Op.41 から
   われらの父よ / 天の主を称えよ
 パーヴェル・チェスノコフ (1877-1944) :
  世のはじめからの定め (*) / 確かなる仲介者 (*) / わが祈りよ、御前に届け (*)
 ゲオルギー・イズヴェコフ (1874-1937) : わが病を癒したまえ (*)
 ゲオルギー・ダヴィドフスキー (1866-1952) :今こそ御身の僕を安らかに去らせたまえ (*)
  イリーナ・アルヒーポヴァ (メゾソプラノ (*))
  ロシア国立室内合唱団[ソヴィエト国立文化省室内合唱団]
  ヴァレリー・ポリャンスキー (指揮)

 録音 : 1991年/(C)(P) 1995 RCD

 

RCD 13003
【旧譜】
¥2200
アレクサンドル・ニコリスキー (1874-943) :
 聖金口イオアン聖体礼儀 Op.31
ハルキウ三聖人教会合唱団
スヴェトラーナ・クリロ (指揮)

 録音 : データ記載なし (1992年以前)/(C) 1992 Lauda (P) 1993 RCD

 

RCD 13005
【旧譜】
¥2200
ロシア合唱楽派 ヴラディーミル・ミーニン
 ゲオルギー・スヴィリドフ (1915-1998) :
  プーシキンの花輪 (全10曲)
  ユルロフ記念コンチェルト
  トルストイの戯曲「皇帝フョードル・イオアノヴィチ」
   のための付随音楽 から 3つの合唱曲
  イコン
モスクワ室内合唱団
ヴラディーミル・ミーニン (指揮)


 録音 : 1989年/(C)(P) 1995 RCD

 

RCD 16036
【旧譜】
¥2200
ロシア・ピアノ楽派
 ゲンリヒ・ネイガウス、ヴラディーミル・ソフロニツキ、
  マリア・ユーディナ

   シューマン (1810-1856) :
    クライスレリアーナ Op.16 (*)
    蝶々 Op.2 (+)
    幻想小曲集 Op.12 (#)
ゲンリヒ・ネイガウス (ピアノ (*))
ヴラディーミル・ソフロニツキ (ピアノ (+))
マリア・ユーディナ (ピアノ (#))

 録音、編集 : 1951年、ADD (*) / 1952年、ADD (+/#)/(C) 1999 Restored by RCD (C)(P) 2007 RCD

 

RCD 16202
【旧譜】
¥2200
ロシア楽派 ミハイル・ロジュコフ (バラライカ)
 グリゴリー・ポノマレンコ (1921-1996) : 小さな柳 [1962] (#)
 ヘンデル (1685-1759) : パッサカリア [1961]
 ハンガリー民俗舞曲 : チャールダーシュ [1967]
 シュルマン : ボレロ [1961]
 ロシア古謡 : 君に会った [1949] (**)
 ショスタコーヴィチ (1906-1975) : ロマンス (映画音楽 「馬あぶ」 から) [1961]
 アンドレーエフ : マズルカ [1961]
 ハチャトゥリアン (1903-1978) : 剣の舞 (バレエ 「ガヤネー」 から) [1966]
 モシュコフスキー : スペイン舞曲 [1970]
 トロスチャンスキー : グロテスクと思案 [1987] (*)
 フォーミン : ポルカ=ピツィカート [1989] (#)
 シャーロフ : 人々は私を責める [1982]
 アンドレーエフ : ロシア民謡 「新月は輝く」の主題による変奏曲 [1970]
 トロスチャンスキー : テムノフの 「カドリーユ」の主題による演奏会用変奏曲 [1970] (*)
 シチェジン、ベリャーエフ : 映画 「真の友」の音楽による幻想曲 [1990] (*)
 トロスチャンスキー :
  アファナシェフの歌 「私は青い湖を見る」の主題による演奏会用変奏曲 [1987] (*)
 コニャーエフ : 演奏会用小品 [1989] (+)
 クリコフ : 演奏会用変奏曲 [1982] (+)
ミハイル・ロジュコフ (バラライカ)、グリゴリー・ミニャーエフ (ギター (無印/**))、
ユーリ・チェルノフ (ギター (#))、リディア・オカヨモヴァ (ピアノ (**))、
ソヴィエト国立民俗アンサンブル「ロシア」 (*)、ヴィクトル・グリディン (指揮 (*))、
ロシア民俗楽団「バヤン」 (+)、アナトリー・ポレタエフ (指揮 (+))

 録音、編集 : [年]、AAD/(C) 1995 Restored by RCD (C)(P) 1995 RCD

 

RCD 16204
【旧譜】
¥2200
ロシア楽派 ヴェーラ・ドゥーロヴァ (ハープ)
 ジャン=フィリップ・ラモー (1683-1764) :
  タンブラン [1962] / メヌエット [1962]
 ドビュッシー (1862-1918) :
  月の光 (ハープとヴァイオリン合奏のための編曲版) [1961] (+)
 カルロス・サルセード (1885-1961) : 旋風 [1957]
 ジャン=ミシェル・ダマーズ (1928-2013) :
  2台のハープのためのソナティネ [1975] (**)
 アドーネ・ゼッキ (1904-1995) :
  フルート、ハープと弦楽合奏のためのディヴェルティメント [1961] (*)
 フランコ・マンニーノ (1924-2005) : ハープのための3つの歌 [1982]
 アンドレ・ジョリヴェ (1905-1974) :
  ハープと室内管弦楽のための協奏曲 [1961] (#)
ヴェーラ・ドゥーロヴァ (ハープ)
ナターリア・シャメーエヴァ (ハープ (**))
オレグ・クドリャショフ (フルート (*))
モスクワ音楽院学生管弦楽団弦楽グループ (*)
ミハイル・テリアン (指揮 (*))
ボリショイ劇場ヴァイオリン・アンサンブル (+)
ユーリ・レーントヴィチ (指揮 (+))
交響楽団 (#)
アリギス・ジュライチス (指揮 (#))

 録音、編集 : [年]、AAD/(C) 1995 Restored by RCD (C)(P) 1995 RCD

 

RCD 16206
【旧譜】
¥2200
ロシア楽派 ヴェーラ・ドゥーロヴァ (ハープ)
 モーツァルト (1756-1791) :
  ヴァイオリン・ソナタ 第12番 ト長調 K.27 (ヴァイオリンとハープのための版) [1978]
  ヴァイオリン・ソナタ 第14番 ニ長調 K.29 (ヴァイオリンとハープのための版) [1978]
 ドニゼッティ (1797-1848) :
  ヴァイオリン (フルート) とハープのためのソナタ ト長調 [1979]
 サン=サーンス (1835-1921) :
  ヴァイオリンとハープのための幻想曲 イ長調 Op.124 [1979]
 ラヴェル (1875-1937) / ヴァディム・ボリソフスキー (1900-1972) 編曲 :
  亡き王女のためのパヴァーヌ (ヴィオラとハープのための版) [1992] (+)
 クロード・パスカル (1921-2017) : ハープと管弦楽のために ハ長調 [1970] (*)
ヴェーラ・ドゥーロヴァ (ハープ)、アンドレイ・コルサコフ (ヴァイオリン (無印))、
ユーリ・トカノフ (ヴィオラ (+))、交響楽団 (*)、アレクサンドル・コルネーエフ (指揮 (*))

 録音、編集 : [年]、AAD/(C) 1995 Restored by RCD (C)(P) 1995 RCD

 モスクワ室内管弦楽団の音楽監督等を務め、45歳での早世を惜しまれたロシアのヴァイオリニスト・指揮者アンドレイ・コルサコフ (1946-1991) の演奏を聴くことができます。

 

RCD 16213
【旧譜】
¥2200
ロシア・ヴァイオリン楽派 エドゥアルト・グラチ
 シマノフスキ (1882-1937) : ノクターンとタランテッラ Op.28 [1963]
 チャイコフスキー (1840-1893) : 憂うつなセレナード Op.26 [1975]
 チャイコフスキー : ワルツ=スケルツォ [1962/4/8] (+)
 カバレフスキー (1904-1987) : ロンド [1963]
 ガスパル・カサド (1897-1966) : 緑の悪魔の踊り [1962]
 ガーシュウィン (1898-1937) : 小さな物語 [1962]
 イーゴリ・フロロフ (1937-) :
  ガーシュウィンの 「ポーギーとベス」 の主題による幻想曲 [1983] (*)
エドゥアルト・グラチ (ヴァイオリン)
エフゲニー・エプシテイン (ピアノ (*以外))
モスクワ国立交響楽団 (*)
ヴェロニカ・ドゥダドヴァ (指揮 (*))

 録音、編集 : [年/月/日]、AAD
 録音場所、他 :モスクワ音楽院大ホール、第2回チャイコフスキー国際コンクール第2次予選 (+)
 (C) 1995 Restored by RCD (C)(P) 1995 RCD

 

RCD 16251
【旧譜】
¥2200
コンポーザー & ピアニスト
 アルノ・ババジャニアン (1921-1983) :
  ノクターン (ピアノと管弦楽のための) [1980] (+)/
  前奏曲とバガルシャパト舞曲 [1965]/カプリッチョ [1953]/
  ポリフォニック・ソナタ [1978]/Exprompt [1965]/
  アルメニア舞曲 (2台のピアノのための) [1973] (**)/
  アラム・ハチャトゥリアンを記念する悲歌 [1978]/
  6つの小品 [1965]/メロディーとユモレスク [1978]/
  「音楽を返せ」 による幻想曲 [1982] (*)/
  「Dum spiro spero」 による幻想曲 [1982] (*)/
  「冬の恋」 による幻想曲 [1982] (*)/
  「電話をくれ」 による幻想曲 [1982] (*)/
  夢想 (ピアノと管弦楽のための小品) [1983] (#)
アルノ・ババジャニアン (ピアノ)
アレクサンドル・アルチュニアン (ピアノ (**))
A・タラソフ (ギター (*))
A・ニコラーエフ (打楽器 (*))
モスクワ放送ヴァラエティ交響楽団 (+)
ユーリ・シランティエフ (指揮 (+))
アルメニア放送管弦楽団 (#)
メリク・マヴィサカリアン (指揮 (#))

 録音、編集 : [年]、ADD/(C) 1995 Restored by RCD (C)(P) 1995 RCD

 

RCD 16289
【旧譜】
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 ヴラディーミル・ソフロニツキ
 ベートーヴェン (1770-1827) : ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
 シューマン (1810-1856) : 謝肉祭 Op.9
 ラフマニノフ (1873-1943) :絵画的練習曲集 から
  エチュード ロ短調 Op.39 No.4 / エチュード イ短調 Op.39 No.6
   エチュード 変ホ長調 Op.33 No 4
  東洋のスケッチ 変ロ長調 (1917)
 プロコフィエフ (1891-1953) :
  10の小品 Op.12 から リゴドン (No.3) / 前奏曲 (No.7)
ヴラディーミル・ソフロニツキ (ピアノ)

 録音 : 1952年10月、ライヴ/(C)(P) 2011 Europe RCD

 

RCD 16305
【旧譜】
¥2200
ロシア楽派 レフ・エフグラーフォフ (チェロ)
 プロコフィエフ (1891-1953) :
  チェロとピアノのためのソナタ ハ長調 Op.119 [1966] (*)
  バレエ 「シンデレラ」 からのアダージョ Op.97 bis [1969]
 ショスタコーヴィチ (1906-1975) :
  チェロとピアノのためのソナタ ニ短調 Op.40 [1977]
 ユーリ・シャポーリン (1887-1966) :
  チェロとピアノのための5つの小品 Op.25 [1975]
レフ・エフグラーフォフ (チェロ)
マリア・ユーディナ (ピアノ (*))
リディア・エフグラーフォヴァ (ピアノ (*以外))

 録音、編集 : [年]、ADD/(C) 1997 Restored by RCD (C)(P) 1997 RCD

 

RCD 16320
【旧譜】
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 ドミトリー・バシュキーロフ
 シューベルト (1797-1828) :
  ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D 845 (*)
  即興曲 変ト長調 D 899 No.2 (+)
 プロコフィエフ (1891-1953) :
  束の間の幻影 Op.22 (#)
  ピアノ・ソナタ 第8番 変ロ長調 Op.84 (**)
ドミトリー・バシュキーロフ (ピアノ)

 録音、編集 :
 1973年 (*)、1981年 (+)、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト (*/+)、1961年 (#) / 1967年 (**) ADD
 (C) 1997 Restored by RCD (C)(P) 1997 RCD

 

RCD 16321
(1CD)
【旧譜】
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 ドミトリー・バシュキーロフ
 J・S・バッハ (1685-1750) :
  チェンバロ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV 1056
   (ピアノと弦楽合奏による演奏) (*)
 モーツァルト (1756-1791) :
  ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453 (+)
 ラヴェル (1875-1937) :
  左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調 (#)
ドミトリー・バシュキーロフ (ピアノ)
モスクワ・ソロイスツ室内管弦楽団 (*)
レフ・マルキス (指揮 (*))
モスクワ室内管弦楽団 (+)
ルドルフ・バルシャイ (指揮 (+))
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 (#)
ヴィクトル・ドゥブロフスキー (指揮 (#))

 録音、編集 : 1976年 (*) / 1966年 (+) / 1965年 (#) ADD/(C) 1999 Restored by RCD (C)(P) 1999 RCD

 

RCD 16357
(1CD)
【旧譜】
¥2200
ロシア楽派 ナターリア・シャメーエヴァ (ハープ)
 アミ・マーヤニ (1936-2019) : ハープ協奏曲 第1番 [1965] (*)
 ヘンデル (1685-1759) / アリスティート・フォン・ヴュルツラー (1925-1997) 編曲 :
  オルガン協奏曲 ヘ長調 Op.4 No.5, HWV 293 (ハープ独奏版) [1973]
 フォーレ (1845-1924) : 即興曲 Op.86 [1973]
 エルンスト・クルシェネク (1900-1991) : ハープのためのソナタ (1955) [1977]
 カルロス・サルセード (1885-1961) :
  夜の歌 [1973] / ハープとピアノのためのソナタ (1922) [1977] (+)
 ジャン=ミシェル・ダマーズ (1928-2013) : シシリエンヌ・ヴァリエ [1975]
  ナターリア・シャメーエヴァ (ハープ)、アレクサンドル・サツ (ピアノ (+))、
  イスラエル放送交響楽団 (*)、メンディ・ロダン (指揮 (*))

 録音、編集 : [年]、ADD/(C) 2003 Restored by RCD (C)(P) 2003 Europe RCD



<国内盤> 


299MUSIC


NIKU-9041
¥3080
長尾洋史 ピアニズム・シリーズ3「ハイドン:中期ピアノ・ソナタ集」 長尾洋史(ピアノ)
 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  ピアノ・ソナタ第34番 ニ長調Hob.XVI/33 (ca. 1771/73)
   I. Allegro [5'29"]/II. Adagio [4'52"]/III. Tempo di menuet [3'35]
  ピアノ・ソナタ第32番 ト短調Hob.XVI/44 (ca. 1768/70)
   I. Moderato [8'36"]/II. Allegretto [3'21"]
  ピアノ・ソナタ第38番 ヘ長調Hob.XVI/23 (1773)
   I. — [4'38"]/II. Adagio [4'57"]/III. Finale: Presto [2'33"]
  ピアノ・ソナタ第33番 ハ短調Hob.XVI/20 (1771)
   I. Moderato [7'31"]/II. Andante con moto [5'11"]/III. Finale: Allegro [6'25"]
  ピアノ・ソナタ第54番 ト長調Hob.XVI/40 (ca. 1782/84)
   I. Allegretto innocente [7'07"]/II. Presto [3'14"]

 長尾洋史 ピアニズム・シリーズ第3弾(2月10日発売) ハイドン:中期ピアノ・ソナタ集/長尾洋史

 録音:2021年4月1-2日 魚沼市小出郷文化会館「大ホール」/67'57"、DXD 24bit/352.8kHz Recording

 精巧に創り上げられたハイドン《ピアノ・ソナタ》の諸相を、端然かつ摯実な演奏で映し出す。消えゆくさままで壮麗に整えられた響きは清々しいまでに潔く、作品それぞれが持つ本質的造形美を伝える。丹念さが巧緻を極めた建造物は、瑞々しい余韻をもってあるべき姿を取り戻す。
 
 

NIKU-9042
¥3080
長尾洋史 ピアニズム・シリーズ4
 「イサーク・アルベニス(1860-1909):《イベリア》12の新しい印象」
長尾洋史(ピアノ)
  第1巻(1905) エボカシオン[05'52"]/港[03'58"]/セビーリャの聖体祭[08'09"]
  第2巻(1906) ロンデーニャ[06'22"]/アルメリーア[08'24"]/トゥリアーナ[04'51"]
  第3巻(1906) エル・アルバイシン[07'01"]/エル・ポロ[06'36"]/ラバピエス[06'42"]
  第4巻(1908) マラガ[04'55"]/ヘレス[10'03"]/エリターニャ[05'34"]

 長尾洋史 ピアニズム・シリーズ第4弾(3月10日発売) アルベニス:《イベリア》12の新しい印象/長尾洋史

 録音:2019年8月16-17日 魚沼市小出郷文化会館「大ホール」/78'47"、DXD 24bit/352.8kHz Recording

 アルベニス最晩年の大作《イベリア》の情緒と風情を、洒脱かつ精密な演奏で物語る。知性と感性が交錯する洗練された表現と、喜びに満ちた心意が紡ぐ時の流れは、瞬く様々な景象に更なる生彩を吹き込み、我々の心に郷愁の先にある普遍的な憧憬と昂揚を憶えさせる。

 長尾洋史(ピアノ) Hiroshi Nagao, piano
 東京藝術大学音楽学部器楽科及び、同大学院修士課程を修了。在学中に安宅賞を受賞。宗廣祐詩、遠藤道子、米谷治郎の各氏に師事。1995年、エコールノルマル音楽院(パリ)に留学。
 NHK交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団など国内主要オーケストラとの共演やソロ・リサイタル、マクサンス・ラリュー(フルート)、ジャン=イヴ・フルモー(サクソフォン)、パーヴェル・ベルマン(ヴァイオリン)など、国内外の管弦楽器奏者とも多数共演。
 また、国内外を問わず多くの作品の初演、サイトウ・キネン・フェスティバル松本やサントリーホール・サマーフェスティバルなどの音楽祭出演、NHK等のメディア出演など、その活動は多岐にわたっている。
 
 CDは「エボカシオン」「ラヴェル&ドビュッシー」(ライブノーツ)、「メシアン:アーメンの幻影 2台ピアノ」、「リスト&レーガーを弾く」(コジマ録音)、現在進行中のシリーズ「ピアニズム1/バッハ:ゴルトベルク変奏曲、ピアニズム2/ドビュッシー:前奏曲集 第1巻&第2巻」(299MUSIC)のソロのほか、ミシェル・ベッケ(トロンボーン)、ワルター・アウアー(フルート)、加納悦子(メゾソプラノ)らとの共演など多数リリースされ、各紙にて好評を得ている。
 透明で芯のある美しい音、緻密で精巧なテクニックの中に、熱くみずみずしい音楽を聴かせることのできる数少ない演奏家である。

 
 















1/12(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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BIS



BIS SA 2345
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
小川典子
 サティ:ピアノ独奏曲全曲録音第5集「エソテリック・サティ」

 (1)4 つの前奏曲よりエジナール(アインハルト)の前奏曲(1893)
 (2)冷たい小品
  【3つの逃げ出させる歌/
   3つの逃げ出させる歌第2番(より半音階的に)/
   3つのゆがんだ踊り/3つのゆがんだ踊り第2番】(1897)
 (3)新しい冷たい小品
  【I. 壁について/II. 木について/III. 橋について】(1907)
 (4)4つの前奏曲よりナザレ人の第1の前奏曲(1893)
 (5)ユスピュ(3幕のキリスト教的バレエのための)(1892)
 (6)ゴシックの舞曲(1893)
 (7)[多分貧しい人々のために]( 1893)
 (8)3つのハーモニー(1895)
 (9)祈り(1894)
 (10)若い令嬢のためにノルマンディの騎士によって催された祝宴(1892)
 (11)4つのオジーヴ(1886?)
 (12)[バラ十字教団の最初の思想](1891)
小川典子
 (ピアノ/
  1890年製エラール)
KKC 6467
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 小川典子によるサティのピアノ独奏曲全曲録音の第5弾は初期および秘儀的作品!1890年製エラールによる演奏で当時の響きを追求!

 プロデューサー&サウンド・エンジニア:マリオン・シュヴェーベル(Take5 Music Production)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、76'04

 SACD ハイブリッド盤。
 BIS レーベルを代表する世界的ピアニスト小川典子。2015年の歿後90年を記念して始動したサティのピアノ独奏曲全曲録音。
 各誌で絶賛された第1弾(KKC-5644 / BIS SA-2215)、第2弾(KKC-5719 / BIS SA-2225)、第3弾「ヴェクサシオン」(KKC-6217 / BIS SA-2325)、第4弾「ルラーシュ- シネマ」(KKC-6374 / BIS SA-2335)に続く第5 弾「エソテリック・サティ」の登場です!

 19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍したサティ。10代のときパリ音楽院で学ぶも馴染めず、自由な発想の芸術家が集うモンマルトルで作曲活動を行いました。
 1905年には作曲法を学び直すためにスコラカントルムでダンディに師事。作曲家としての知名度が上がるにつれ、ジャン・コクトーやピカソといった著名な芸術家たちから注目され親交を深めていきました。
 やがて独自の世界を作り出し標題の風刺性とともに、何ものにもとらわれない純粋な音楽的感性の奔放な表現を追求していきました。

 第5集では初期および秘儀的作品を収録。楽譜に小節線のない「バラ十字教団の最初の思想」、あまり録音のない「ユスピュ」など、サティのオリジナリティに溢れた世界が広がります。

 2018年8月にかけて行われた当録音は現在特任教授を務める東京音楽大学のスタジオにおけるセッション。
 使用楽器は1890年製エラールピアノで、サティがピアノ曲の多くを作曲した同時代の楽器で演奏しております。当時の響きを追求した小川典子渾身の録音です。

 
 
BIS SA 2271
(SACD HYBRID)
¥2800
鈴木雅明&イェール大学宗教音楽研究所
 ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):カンタータ集とオルガン作品集 Vol.1

 (1)カンタータ「深き淵よりわれ汝を呼ぶ」~バス、2つのヴァイオリンと通奏低音のための教会コンチェルト
 (2)カンタータ「全地よ、主を歓喜せよ」~テノール、2つのヴァイオリンと通奏低音のための教会コンチェルト
 (3)大前奏曲 ホ短調~オルガンのための
 (4)カンタータ「われは心を確かにし」~バス、ヴァイオリンと通奏低音のための教会コンチェルト
 (5)カンタータ「わが心、定まりて」
  ~2人のテノール、バス、ヴァイオリン、2つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための教会コンチェルト
 (6)コラール・ファンタジア「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」~オルガンのための
 (7)カンタータ「主は天に御座を堅く据え」
  ~バス、2つのヴァイオリン、2つのヴィオラと通奏低音のための教会コンチェルト(ト長調に移調)
 (8)カンタータ「聖なるキリストは甦りたまえり」
  ~2人のテノール、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのコラール・コンチェルト
 (1)(4)(5)(7)ポール・マックス・ティプトン(バス=バリトン)、
 ジェームス・テイラー((2)テノール、(5)(8)テノールⅡ)、(5)(8)ダン・コークウェル(テノールⅠ)、
 鈴木雅明(オルガン&指揮)、イェール大学宗教音楽研究所、
 ロバート・ミーリー(ヴァイオリンⅠ)、ダニエル・リー(ヴァイオリンⅡ)、ジェシカ・トロイ(ヴィオラⅠ)、
 カイル・ミラー(ヴィオラⅡ)、ジョシュア・ケラー(ヴィオラ・ダ・ガンバⅠ)、
 ガイル・アン・シュローダー(ヴィオラ・ダ・ガンバⅡ)、エズラ・セルツァー(チェロ)、
 グラント・ヘレイド(テオルボ)、レイチェル・ベグリー(ドゥルシアン)、鈴木雅明(オルガン)

 鈴木雅明がイェール大学宗教音楽研究所とブルーンスのカンタータとオルガン作品を録音!

 セッション録音:(3)(6)2016年5月1&2日、(1)(2)(4)(5)(7)(8)2017年3月23-25日/マーカンド・チャペル、イェール大学(ニューヘイブン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、86'14
 プロデューサー&サウンド・エンジニア:ハンス・キプファー(Take5 Music Production)

 SACDハイブリッド盤。
 鈴木雅明がイェール大学宗教音楽研究所とブルーンスのカンタータとオルガン作品を録音。その第1集がリリースされます。

 ニコラウス・ブルーンス(1665-1697)は父からオルガンの手ほどきを受け、ブクステフーデにオルガンを学びました。
 リューベックでは叔父ペーターからヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバを師事。同地の聖マリア教会および師ブクステフーデの推薦でコペンハーゲンのオルガニストを務めました。
 また、オルガン曲とカンタータ(教会コンチェルト)を作曲しており、ドイツ・バロックのオルガン音楽と教会カンタータの発展に貢献しました。32歳という若さで亡くなってしまいましたが、その才能はブクステフーデに迫るほどで、残された作品は傑作ばかりです。。

 イェール大学宗教音楽研究所は1928年、ニューヨークのユニオン神学校内に設置された宗教音楽学校を母体とし、1974年よりイェール大学の専門大学院としてスタートしました。
 宗教音楽、礼拝、芸術の研究などの実践を目的とし、演奏家、教会音楽、牧師としてのキャリアに向けた厳しいトレーニングを行っております。当録音メンバーも古楽の名手が揃っており、鈴木雅明の指揮とオルガン演奏とともに質の高い演奏をお楽しみいただけます。

 使用オルガンは2007年に同チャペルに据え付けられたチャールズ・クリングバウム(1929-2020)製作の楽器です。

 
 




MDG


MDG 30322382
¥2500
ピアソラ / タンゴ
  ブエノスアイレスの四季 24'14
  1.ブエノスアイレスの春 5'40/2.ブエノスアイレスの夏 6'30/
  3.ブエノスアイレスの秋 5'20/4.ブエノスアイレスの冬 6'41
 ファイヴ・タンゴ・センセーションズ 29'24
  5. 眠り 7'05/6. 愛 5'03/7. 不安 5'48/
  8.目覚め 7'14/9. 恐怖 4'13
 悪魔の組曲 11'12
  10.悪魔のタンゴ 4'01/11.悪魔のロマンス 5'16/
  12.悪魔をやっつけろ 1'55
 
 編曲:ソニック・アート
ソニック・アート・サクソフォン四重奏団
 【エイドリアン・トゥリー(ソプラノ・サックス)
  アレクサンダー・ドロシュケヴィッチ(アルト・サックス)
  安泰旭(テナー・サックス)
  アンネグレート・・トゥリー(バリトン・サックス)】

ヴァレンティン・バット(アコーディオン)5-9

 注目のサクソフォン四重奏団「ソニック・アート」、2021年生誕100周年のピアソラに挑む

 64'51、輸入盤・日本語帯付

 2005年に結成されたサクソフォン四重奏団「ソニック・アート」。
 現在活動拠点はベルリンですが、メンバーの出身地はベラルーシ、オーストラリア、日本、ドイツという国際色豊かなアンサンブル。
 結成以来、クラクフ国際室内楽コンクール第1位およびグランプリ、ドイツ音楽週間賞、ベルガモ・クラシック音楽賞など国際的なコンクールで数々の賞を獲得、またシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、クルト・ヴァイル音楽祭、など世界各地の音楽祭に出演し、その実力を認められています。
 バロックから現代とレパートリーは幅広く、映画音楽も手がけるなど、彼ら独自のスタイルを持ち精力的に活動を行っています。

 本作は、「ソニック・アート」によるサクソフォン四重奏編曲によるピアソラ・アルバム。タンゴを元にクラシック、ジャズの要素を融合させた独自の演奏形態を産み出した作曲家バンドネオン奏者、アストル・ピアソラ。
 2021年3月11日に生誕100周年を迎えた現在でもなお、ピアソラの作品は色褪せることなく、今でも世界中で演奏され続けています。
 収録曲は名曲「ブエノスアイレスの四季」。「ソニック・アート」による躍動的な見事なアレンジで聴きごたえのある作品に仕上がっています。
 そしてアコーディオンを加えた「ファイヴ・タンゴ・センセーションズ」。この作品は晩年のピアソラが現代音楽のスペシャリスト、クロノス・カルテットのために書いたもの。
 最後に『悪魔の組曲』と呼ばれる3作品「悪魔のタンゴ」「悪魔のロマンス」「悪魔をやっつけろ」。妖艶で美しい旋律が印象的で、まろやかで官能的な音色を存分に表現できるサクソフォン四重奏ならではの演奏を聴かせてくれます。

 
 




THE CHOIR OF KING’S COLLEGE


KGS 0060
¥2500
In The Bleak Midwinter《木枯らし寒く吹きすさび》~9つの聖務日課の祈りとキャロル
 (1) Once in royal David's city (Desc. Stephen Cleobury) / Henry Gauntlett
 (2) A tender shoot / Otto Goldschmidt
 (3) How shall I fitly meet thee? / J S Bach
 (4) In the bleak midwinter / Harold Darke
 (5) Of the Father's heart begotten / Traditional (Arr. David Wilcocks)
 (6) Angels from the realms of glory / French traditional (Arr. Reginald Jacques)
 (7) An Old Carol (I sing of a maiden) / Roger Quilter
 (8) In dulci jubilo / Germany traditional (Arr. Robert Lucas de Pearsall, Daniel Hyde)
 (9) The angel Gabriel / Philip Moore
 (10) O come, all ye faithful (Desc. Chrisopher Robinson; David Hill) / Adeste fideles (Arr. David Willcocks)
 (11) Sussex Carol (On Christmas night) / English Traditional (Arr. Ralph Vaughan Williams)
 (12) While shepherd's watched their flocks by night (Desc. Nicholas Marston, Daniel Hyde) / Este's Psalter 1592
 (13) Thou who wast rich beyound all splendour / French Traditional (Arr. Charles Herbert Kitson, Daniel Hyde)
 (14) The Shepherd's Cradle Song (Wiegenlied) / Karl Leuner (Arr. Charles Macpherson)
 (15) In the bleak midwinter / Gustav Holst (Arr. Mack Wilberg)
 (16) As I sat on a sunny bank (I saw three ships) / English traditional (Arr. Elizabeth Poston, Daniel Hyde)
 (17) Still, still, still / German traditional (Arr. Bob Chilcott)
 (18) Prelude to 'Hark! the herald angels sing' / Matthew Martin
 (19) Hark! the herald angels sing (Desc. Philip Ledger) / Felix Mendelssohn
 (20) Improvisation on Adeste, Fideles / Francis Pott
  ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、ダニエル・ハイド(指揮)
  マシュー・マーティン(オルガン)

 2019年10月より新音楽監督に就任したダニエル・ハイドによるアルバム第1弾

 録音:2020年12月

 イギリスが世界に誇る合唱団、ケンブリッジ・キングズ・カレッジによるクリスマスの1枚。
 1930年から毎年行われている「9つの聖務日課の祈りとキャロル」の礼拝ですが、2020年のクリスマスは、聖歌隊とオルガン演奏者、そして祈祷者のみが教会内に入り、キャロル礼拝が行われました。
 これはその時の録音です(一部別日に録音されたトラックも含む)。
 2019年10月に新しくケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団の音楽監督に就任したダニエル・ハイドの指揮による、ファースト・アルバムとなります。
 




ALPHA



ALPHA627
¥2700
エサ=ペッカ・サロネン: チェロ協奏曲/
モーリス・ラヴェル: ヴァイオリンとチェロのためのソナタ

  1-3. エサ=ペッカ・サロネン(1958-):チェロ協奏曲
  4-7. モーリス・ラヴェル(1875-1937):ヴァイオリンとチェロのためのソナタ
ニコラ・アルトシュテット(チェロ)
ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン)...4-7
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
ディーマ・スロボデニューク(指揮)...1-3
NYCX-10279
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音: 2018年12月...1-3、2019年10月...4-7 ロッテルダム・フィルハーモニック
 ※国内盤日本語解説...片桐卓也

 【躍進目覚ましいアルトシュテットによる、サロネンのチェロ協奏曲】
 ヨーヨー・マのために書かれ、2017年、彼をソリストにシカゴで初演されたサロネンのチェロ協奏曲でしたが、作曲者の母国フィンランド初演のために、指揮も担当したサロネンが招いたのがアルトシュテットでした。
 カオスを表現する冒頭の響きからチェロの音が立ち上がってくる神秘的な冒頭、コンガやボンゴによるリズミカルなマントラとチェロとの対話、チェロが弾く音型をエレクトロニクスでループさせて作られた鳥の鳴き声のような効果。
 12音をはじめ現代的な技法が用いられながらも、エスニックな味わいもありたいへん面白く聴ける作品です。これを独自の感性で練り上げたアルトシュテットの手腕も素晴らしいもの。
 カップリングはサロネンと同じフィンランドのヴァイオリニスト、クーシストとの共演によるラヴェルのソナタ。こちらの切れ味鋭い表現にも注目です。

 
 



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CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES



CVS055
¥2700→\2490
ゲーベル(指揮)&ヴェルサイユ王室歌劇場管
 17-18世紀フランス歌劇における舞踏音楽

 ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687): 1-5. 《町人貴族》(1670) より
  1. 序曲/2. 舞踏教師たち: グラヴマン/3. 舞踏教師たちのカナリー/
  4. 第1アントレ: トルコ人の儀式のための行進曲/5. 歓喜(イタリア風シャコンヌ)
 
 ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747): 6-19. 舞踏さまざま(1715)
  6. プレリュード/7. クラント/8. ムニュエ/9. ブーレ/10. シャコンヌ/
  11. サラバンド/12. ジグ/13. リゴードン/14. パスピエ/15. ガヴォット/
  16. ソナート(ソナタ)/17. ルール/18. ミュゼット/19. ソナート
 
 ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764): 20-31.《ピグマリオン》(1748) より
  20. 序曲/21. さまざまな個性のエール/22. 優美なガヴォット/23. ムニュエ(メヌエット)/
  24. 明朗なガヴォット/25. 快活なシャコンヌ/26. きわめて荘重なルール/27. 快活なパスピエ/
  28. 快活なリゴードン/29. サラバンド/30. タンブラン/31. 明朗なエール
 
 クリストフ・ヴィッリバルト・グルック(1714-1787):
  32-37.《オルフェとユリディス》(1774) より (《オルフェオとエウリディーチェ》〔1762〕パリ版)
   32. 序曲/33. 無言劇/34. マエストーゾ/35. 憤怒の鬼たちのエール/36. 精霊の踊り/37. 快活なエール
 
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  38-41. 《イドメネオ》のための舞踏劇音楽 K. 367(1781)
   38. 舞踏劇のためのシャコンヌ/39. ハルティヒ夫人のためのラルゲット/
   40. シャコンヌ(繰り返し)/41. ル・グラン氏のソロのためのパ
ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団、
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
NYCX-10280
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音: 2021年2月2-6日 ヴェルサイユ王室歌劇場
 ※国内盤解説日本語訳...白沢達生

 【舞踏音楽劇の草分け的存在リュリから、モーツァルトの「フランス風」作品まで......『王は踊る』のゲーベルがみせる真骨頂】
 バレエ音楽の重要な源泉の一つであるだけでなく、オーケストラ音楽の発展にも大きく寄与したのがフランス17-18世紀の舞台音楽。
 太陽王ルイ14世(1638-1715)の宮廷で王室音楽総監督リュリが作り上げた様式をもとに、フランスの劇場では18世紀を通じて舞踏の場面に大きな比重が置かれたオペラが人気を博しました。
 それらはイタリアの歌唱芸術と双璧をなす模範として諸外国にも影響を及ぼし、オーケストラを使った多様な音楽実験の場としても機能、古典派音楽の進展を脇から支える役割も果たします。
 そんなフランス舞踏音楽の勃興を時系列で振り返るアルバムが、ルイ14世の居城ヴェルサイユに本拠を置くレーベルで制作されました。
 しかも指揮はリュリと太陽王を主人公にした映画『王は踊る』(2000/2001)で音楽を受け持ったラインハルト・ゲーベル!自身の団体ムジカ・アンティクヮ・ケルンの解散後も指揮者として(古楽器・現代楽器を問わず)豊かな経験を積んできたゲーベルならではの音作りは、彼自身によるライナーノート解説(国内仕様では日本語訳付)とともに重要なレファレンス的存在になりそうです。
 リュリの後を受けフランス楽壇を賑わせたカンプラやラモー、ルベルに聴く典雅さも、フランス歌劇の刺激で生まれたグルックやモーツァルトによる優美と迫力も、ヴェルサイユに集う古楽器奏者たちとゲーベルによって共に活き活きと現代に甦ります。
 




DACAPO


6.220585
(SACD HYBRID)
¥2600
ハンス・アブラハムセン(1952-):SCHNEE 雪(2008) ラップランド室内管弦楽団
ヨーン・ストルゴーズ指揮
 1. カノン 1a. Ruhig aber beweglich/2. カノン 1b. Fast immer zart und stille/
 3. カノン 2a. Lustig spielend, aber nicht zu lustig
 immer ein bisschen melancholisch 常に少し憂鬱に
  4. インテルメッツォ 1/5. カノン 2b. Lustig spielend, aber nicht zu lustig
 immer ein bisschen melancholisch 常に少し憂鬱に
  6. カノン 3a. Sehr langsam, schleppend und mit Trubsinn (im Tempo des "Tai Chi")
  7. カノン 3b. Sehr langsam, schleppend und mit Trubsinn (im Tempo des "Tai Chi")
  8. インテルメッツォ 2 1:08
  9. カノン 4a (minore) (Hommage a WAM).Sturmich, unruhig und nervos
  10. カノン 4b (maggiore). Sehr sturmich, unruhig und nervos
  11. インテルメッツォ3
  12. カノン 5a (rectus). Einfach und kindlich
  13. カノン 5b (inversus). Einfach und kindlich

 録音 2020年2月10-12日 Korundi House of Culture, ロヴァニエミ(フィンランド)

 歌劇《雪の女王》で知られるデンマークの現代作曲家、ハンス・アブラハムセン(エブラハムセン)の室内管弦楽団のための「SCHNEE 雪」。
 すでに"21世紀音楽の古典"とも呼ばれる作品で、これまでにもいくつかのアンサンブルによって演奏、録音されています。
 「カノン」「インテルメッツォ」と題された13曲で構成された1時間近くの音楽は、特殊奏法を交えた各楽器によって限定されたフレーズを何度も反復、アブラハムセンが「瞬間が可能な限り引き延ばされ、ある時点で音楽は消え空気が残るだけ」と語っており、全体はまるで羽毛を思わせるような軽い音で奏されますが、実は緻密に書かれており、アンサンブルには研ぎ澄まされた感覚が要求されるという演奏困難な作品です。
 演奏するのは1972年に設立されたラップランド室内管弦楽団。
 北極圏至近の街、フィンランドのロヴァニエミを拠点とし、ラップランドを中心に定期的にツアーを行い、時には海外でも演奏しているプロの室内管弦楽団で、18人の常設メンバーをまとめるのは指揮者ヨーン・ストルゴーズです。

 
 
 

8.226538
¥2600
ニルス・ロシング=スコウ(1954-):A Talk of Our Time
 1. Distant Calls 彼方からの呼びかけ (Songs & Moves) (2018)
  - フルート、クラリネット、トランペット、ギター、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのために
 Episodes From a Concerto 協奏曲からのエピソード(2003/2020)
  - バリトン&アルト・サクソフォンとシンフォニエッタのために
   2. I. Pace/3. II. Flux/4. III. Interlock – Coda
 All Right !? A Talk of Our Time (2019) - 右手のみのピアノとシンフォニエッタのために
  5. I/6. II
 7. FlashNight フラッシュナイト(2015-2016) - 独奏バス・フルートとエレクトロニクス、アンサンブルのために
 8. Unspoken – unheard 話すことなく – 聞くことなく (2020) - シンフォニエッタのために
 
 世界初録音
  ジャネッテ・バラン(バリトン&アルト・サクソフォン)、マヌエル・エスペリージャ(ピアノ)、
  ヘレーネ・ナヴァッセ(バス・フルート)、アテラス・シンフォニエッタ、ジャン・トレル(指揮)

 録音 2020年10月30日-11月2日 Konservatoriets Koncertsal、コペンハーゲン(デンマーク)

 デンマーク王立音楽大学で学び、グリゼー、ミュライユ、クセナキスの影響を受け、様々なジャンルの作風を取り入れながら模索したという作曲家ニルス・ロシング=スコウ。
 とりわけフランス近代作品の響きに惹かれ、そのサウンドと北欧らしいイメージを融合させ、時に荒々しく、時に繊細な音楽を次々を作り出しています。
 このアルバムには3曲の協奏的作品と、2曲の室内楽が収録されており、どの曲も各楽器の音色を生かした親密な対話が楽しめます。
 「協奏曲からのエピソード」は2004年に作曲されデンマーク国立管弦楽団によって初演された後、2020年にコロナ禍による生活様式の変化を受け、より小さい編成へと再構成されたというもの。
 印象的なサクソフォンを聴かせるのはこの曲の初演者であり、デンマークを中心に多方面で活躍するジャネット・バラン。ロシング=スコウの「合金」(8.226580)やラスムッセンのサクソフォン協奏曲(6.220506)などの録音にも参加しています。

 
 




GRAMOLA


GRAM99231
¥2600
Spirit of Hope スピリット・オヴ・ホープ
 「知恵と平和、精神」を主題にした歌曲集
シラ・カルモン(ソプラノ)
パウル・グルダ(ピアノ)
  1. フェルディナンド・ヒラー(1811-1885): Gebet 祈り(1850)
  2. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827): An die Hoffnung 希望に Op. 94 (1815)
  3. ザーロモン・ズルツァー(1804-1890): Trost 慰め (1846)
  4. ベートーヴェン: 希望に Op. 32(1805)
  5. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
   "Die Ihr des unermesslichen Weltalls Schopfer ehrt" 無限なる宇宙の創造者を崇敬する汝らが(1791)
  エヤル・バト(1966-): エルゼ・ラスカー=シューラーの詩による3つの歌
   6. I. Oh Gott, wie fern bin ich von Dir ああ神よ、私はあなたからどのくらい離れているのだろうか/
   7. II. Klein Sterbelied 小さな死の歌/8. III. Mein blaues Klavier 私の青いピアノ
  シモン・ラクス(1901–1983): 8つのユダヤ民謡(1947)
   9. I. Ich bin a balagole/10. II. Wiegenlied/11. III. Di Goldene Pave/
   12. IV. Unzer Rebeniu/13. V. In droisn is a triber Tog/
   14. VI. Gwaldzhe, Brider!/15. VII. Di alte Kashe/16. VIII. Freytik far Nacht
  17. アルノルト・メンデルスゾーン(1855-1933): Konig David ダヴィデ王(1914)
  18. アルノルト・シェーンベルク(1874-1951): ブレットル歌曲集(1901) - Einfaltiges Lied aus
  19. アルバン・ベルク(1885-1935): Hier ist Friede ここには安らぎがある Op. 4-5 (1912)
  レナード・バーンスタイン(1918-1990):
   20. So Pretty (1968)/21. Silhouette/Galilee (1951)
  22. パウル・グルダ(1961-): Strife
  23. マルワン・アバド(1967-): Ana Insanun Basitun / Ich bin ein einfacher Mensch /I am a simple man
  パウル・グルダ:
   24. Ve'az ani kore la / Und dann rufe ich sie / Then I call her25. Peace Now

 録音 2021年6月18-21日 Beethoven-Saal、St.Jakob、ウィーン(オーストリア)

 イスラエル出身の歌手シラ・カルモンが歌う「知恵、平和、精神」の歌。
 アルバムが生まれるまでには、カルモンとピアニストであるパウル・グルダの綿密な話し合いが行われ、まずはイスラエルへのツアーが行われるなど2人はこの企画を大切に育ててきました。
 1791年に書かれたモーツァルトのカンタータから、この企画のために作曲された歌まで何世紀にもわたるドイツ語圏の文化から生まれたこれらの歌には、16世紀以降のユダヤの人々の想いも反映されており、対立や憎しみを経て、さまざまな知恵と精神によって人々が希望と平和を手にするまでが描かれています。
 
 

GRAM99245
¥2600
ラプソディ・イン・ブルー
 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):
  1. ラプソディ・イン・ブルー
 ピアノ協奏曲 へ調
  2. I. Allegro/3. II. Adagio – Andante con moto/
  4. III. Allegro agitato
 ダニエル・ムック(1990-): ピアノ協奏曲(2020)...世界初録音
  5. I. Maestoso – Allegro deciso/
  6. II. Andante amabile/7. III. Allegro furioso
カール・アイヒンガー(ピアノ)
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
ルーカス・ダンヘル(クラリネット)
ヤン・ブローダ(トランペット)
カスパー・リヒター(指揮)

 録音 2021年5月4-7日 Grand Hall、Philharmonia Bruno(チェコ)

 ガーシュウィンの名作「ラプソディ・イン・ブルー」と「ピアノ協奏曲 へ調」、そしてこれらにインスパイアされたダニエル・ムックの新作「ピアノ協奏曲」を収録した1枚。
 ダニエル・ムックは1990年ウィーンに生まれた作曲家。2015年にウィーン国立音楽大学で学位を取得、数々の賞を受賞し、オーストリアのユース・オーケストラを中心に活動。指揮者としてだけでなくヴァイオリン、コントラバス、ユーフォニアム、パーカッションも巧みにこなす多才なミュージシャンです。
 このムックのピアノ協奏曲はニーダーエスターライヒ州政府からの委嘱作。ピアニスト、カール・アイヒンガーのために作曲した作品で、この曲ではロマン派時代のヴィルオーゾ・コンチェルトの様式と現代のポップミュージックという大きく隔たる二つの間に位置するような独自の創作に挑んでいます。

 
 
 

GRAM99238
¥2600
Longings 憧れ
 1. ピーター・マドセン:
  Alice in Wonderland アリス・イン・ワンダーランド
 2. マウロ・ロドリゲス: Rudi's Xote
 3. ルディ・ベルガー: Traumfluss 夢の流れ
 4. ロザリオ・ボナコルソ: Mr. Kneipp クナイプ氏
 5. マウロ・ロドリゲス: Urgency & Patience 緊急と忍耐
 6. ルディ・ベルガー: When Eagles Fly on Sunday 日曜日にワシが飛ぶ時
 7. ロザリオ・ボナコルソ: Viaggiando
 8. ルディ・ベルガー: Longings 憧れ
ルディ・ベルガー・クィンテット
【メンバー】
 ルディ・ベルガー(ヴァイオリン)
 マウロ・ロドリゲス(フルート)
 ピーター・マドセン(ピアノ)
 ロザリオ・ボナコルソ(コントラバス&声)
 ルーカス・ベック(ドラムス)

 録音 2019年11月17-19日 Tonstudio Baumann、Steinakirchen、ニーダーエスターライヒ州(オーストリア)

 ボーダーレスな活動で知られるウィーンのヴァイオリニスト、ルディ・ベルガー。「憧れ」と題された彼の7枚目のアルバムでは、自身が結成したクィンテットを率いて、ジャンルを超えた作品を演奏しています。
 アルバムにはベルガー自身だけでなく、3人のメンバー、ロドリゲス、マドセン、ボナコルソが書いた曲がバランスよく配置されており、ニューヨークのジャズやラテンアメリカ音楽の影響、ウィーンのミュージカルスラングなど各々のメンバーの好みが窺える多彩なものとなっています。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


OLYMPIA



MKM 500
(5CD)
¥8200
スヴャトスラフ・リヒテルの芸術 Vol.1 スヴャトスラフ・リヒテル (ピアノ)
 【CD 1】
  ベートーヴェン (1770-1827) :
   ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2 No.3
    [1] Allegro con brio [2] Adagio [3] Scherzo. Allegro [4] Allegro assai
   ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 Op.54
    [5] In tempo d`un Menuetto [6] Allegretto - Piu Allegro
   ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」
    [7] Allegro assai [8] Andante con moto - attacca [9] Allegro ma non troppo - Presto
  ショパン (1810-1849) :
   [10] エチュード ハ長調 Op.10 No.1 / [11] エチュード ハ短調 Op.10 No.12
   [12] エチュード ハ短調 Op.25 No.12
     録音 : 1960年5月31日、ライヴ、レニングラード、ロシア、ソヴィエト

 【CD 2】
  [1] アナウンス
  ショパン :
   [2] ポロネーズ 嬰ハ短調 Op.26 No.1 / [3] ポロネーズ イ長調 Op.40 No.1
   [4] ポロネーズ ハ短調 Op.40 No.2 / [5] マズルカ ト短調 Op.24 No.1
   [6] マズルカ ハ長調 Op.24 No.2 / [7] マズルカ 変イ長調 Op.24 No.3
   [8] マズルカ 変ロ短調 Op.24 No.4 / [9] スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31
   [10] エチュードホ長調 Op.10 No.3 / [11] エチュード 嬰ハ短調 Op.10 No.4
 《ボーナス・トラック》
  シューベルト (1797-1828) :ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲 (ソナタ) イ長調 D 574
   [12] Allegro moderato [13] Scherzo. Presto - Trio [14] Andantino [15] Allegro vivace
     ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン [12]-[15])
     録音 :
      1952年2月1日、ライヴ、レニングラード、ロシア、ソヴィエト ([1]-[11])
      1967年7月2日、ライヴ、トゥール、フランス ([12]-[15])

 【CD 3】
  ハイドン (1732-1809) : ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:52
   [1] Allegro [2] Adagio [3] Presto
  ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ 第12番 変イ長調 Op.26
   [4] Andante con variazioni [5] Scherzo. Allegro molto [6] Marcia funebre [7] Allegro
  シューマン (1810-1856) :
   [8] ノヴェレッテ ヘ長調 Op.21 No.1 / [9] ノヴェレッテ ニ長調 Op.21 No.2
  ショパン :
   [10] 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
  ドビュッシー (1862-1918) : 前奏曲集 第2巻 から
   [11] 妖精は良い踊り子 / [12] カノープ / [13] 交代する三度
     録音 : 1967年5月8日、ライヴ、モスクワ、ロシア、ソヴィエト

 【CD 4】
  モーツァルト (1756-1791) : ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
   [1] Allegro [2] Romance [3] Rondo. Allegro assai
  ブラームス (1833-1897) : ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83
   [4] Allegro non troppo [5] Allegro appassionato [6] Andante [7] Allegro grazioso
     ハンガリー国立交響楽団、アンドラーシュ・コーロディ (指揮)
     録音 : 1958年2月17日、ライヴ、ブダペスト、ハンガリー

 【CD 5】
  J・S・バッハ (1685-1750) : 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 から
   [1] 前奏曲とフーガ 第2番 ハ短調 BWV 847 [2] 前奏曲とフーガ 第3番 嬰ハ長調 BWV 848
   [3] 前奏曲とフーガ 第7番 変ホ長調 BWV 852
  ベートーヴェン :
   ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 Op.14 No.1
    [4] Allegro [5] Allegretto [6] Rondo. Allegro comodo
   ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 Op.14 No.2
    [7] Allegro [8] Andante [9] Scherzo. Allegro assai
   ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110
    [10] Moderato cantabile, molto espressivo [11] Allegro molto
    [12] Adagio, ma non troppo - Fuga. Allegro, ma non troppo
  ショパン :
   [13] ノクターン ホ長調 Op.62 No.2
  ドビュッシー : 前奏曲集 第1巻 から
   [14] デルフィの舞姫たち
     録音 :
      1962年10-11月、ライヴ、イタリア ([1]-[9])
      1965年8月21日、ライヴ、ザルツブルク、オーストリア ([10]-[12])
      1967年6月16日、ライヴ、オールドバラ、イギリス ([13])
      1967年7月14日、ライヴ、スポレート、イタリア ([14])
 録音・編集 : モノラル、ADD  
 


MKM 510
(5CD)
¥8200
エミール・ギレリスの芸術 Vol.1 エミール・ギレリス (ピアノ)
 【CD 1】
  [1] アナウンス
  ベートーヴェン (1770-1827) :
   ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15
    [2] I. Allegro con brio [3] II. Largo [4] III. Rondo. Allegro scherzando
   ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2 「月光」
    [5] I. Adagio sostenuto [6] II. Allegretto [7] III. Presto agitato
  [8] アナウンス
  ベートーヴェン : ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」
   [9] I. Allegro [10] II. Adagio un poco mosso (attacca)
   [10] III. Rondo. Allegro (第42-286小節部分が欠落)
     ソヴィエト国立交響楽団 ([2]-[4] / [9]-[11])
     クルト・ザンデルリング (指揮 [2]-[4] / [9]-[11])
     録音 :1956年2月18日 ([1]-[7])、同年3月15日 ([8]-[11])、ライヴ、モスクワ、ロシア、ソヴィエト

 【CD 2】
  [1] アナウンス
  ベートーヴェン : ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19
   [2] I. Allegro con brio [3] II. Adagio [4] III. Rondo. Molto allegro
  [5] アナウンス
  ベートーヴェン :
   ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37 から
    [6] 第1楽章 Allegro con brio
   ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90
    [7] I. Mit Lebhaftigkeit und durchaus mit Empfindung und Ausdruck
    [8] II. Nicht zu geschwind und sehr singbar vorzutragen
   ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27 No.2 「月光」
    [9] I. Adagio sostenuto [10] II. Allegretto [11] III. Presto agitato
      ソヴィエト国立交響楽団 ([2]-[4] / [6])、クルト・ザンデルリング (指揮 [2]-[4] / [6])
      録音 :1956年2月24日 ([1]-[8])、1970年12月2日 ([9]-[11])、ライヴ、モスクワ、ロシア、ソヴィエト

 【CD 3】
  ベートーヴェン :
   ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 Op.53 「ワルトシュタイン」
    [1] I. Allegro con brio [2] II. Introduzione. Adagio molto (attacca)
    [3] III. Rondo. Allegretto moderato - Prestissimo
   ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op.101
    [4] I. Etwas lebhaft und mit der innigsten Empfindung. Allegretto, ma non troppo
    [5] II. Lebhaft, marschmasig. Vivace alla Marcia
    [6] III. Langsam und sehnsuchtvoll. Adagio, ma non troppo, con affetto (attacca)
    [7] IV. Geschwinde, doch nicht zu sehr und mit Entschlossenheit. Allegro
   [8] ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」のロシア舞曲の主題による12の変奏曲 イ長調 WoO 71
   [9] 創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
     録音 : 1970年12月12日、ライヴ、モスクワ、ロシア、ソヴィエト

 【CD 4】
  ブラームス (1833-1897) : ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83
   [1] I. Allegro non troppo [2] II. Allegro appassionato [3] III. Andante [4] IV. Allegretto grazioso
  モーツァルト (1756-1791) :
   [5] ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K.382
     レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団、ネーメ・ヤルヴィ (指揮)
     録音 : 1968年1月17日、ライヴ、レニングラード、ロシア、ソヴィエト

 【CD 5】
  ショパン (1810-1849) : ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
   [1] I. Allegro maestoso [2] II. Romance. Larghetto [3] III. Rondo. Vivace
  チャイコフスキー (1840-1893) : ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23
   [4] I. Allegro non troppo e molto maestoso. Allegro con spirito
   [5] II. Andantino semplice - Prestissimo - Tempo I [6] III. Allegro con fuoco
  J・S・バッハ (1685-1750) / アレクサンドル・ジロティ (1863-1945) 編曲 :
   [6] 前奏曲 ロ短調
     ルクセンブルク放送交響楽団 ([1]-[6])、ルイ・ド・フロマン (指揮 [1]-[6])
     録音 : 1964年6月3日、ライヴ、ルクセンブルク
 録音・編集 : モノラル、ADD
 


MKM 339
(3CD)
¥4000
エミール・ギレリス
 ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集 & ジョージ・セルとのリハーサル録音

  ベートーヴェン (1770-1827) :
   【CD 1】
    ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15 (*)/ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37 (*)
   【CD 2】
    ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58 (+)/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」(+)
   【CD 3】
    ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19 (*)
    ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」のプライヴェート・リハーサル (#)
 エミール・ギレリス (ピアノ) 、クリーヴランド管弦楽団 (*/+)、
 ロリン・マゼール (指揮 (*/+)、ジョージ・セル (第2ピアノ (#))

 録音 :1977年1月18日 (*)、同年1月25日 (+)、ライヴ、クリーヴランド、アメリカ合衆国 (*/+) 1968年4月、クリーヴランド、アメリカ合衆国 (#)
 
 


MKM 335
(2CD)
¥3000
ロストロポーヴィチのバッハ 『無伴奏チェロ組曲全曲』
 J・S・バッハ (1685-1750) :
  【CD 1】
   無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV 1007
   無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV 1008
   無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV 1009
  【CD 2】
   無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV 1010
   無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV 1011
   無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV 1012
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
 (チェロ)

 録音・編集 :1955年5月26-27日、ライヴ、ドヴォルジャーク・ホール、ルドルフィヌム、プラハ、チェコスロヴァキア モノラル、AAD
 原盤 : チェコ放送 前出 : Czech Radioservis, Supraphon
 
 


MKM 340
(2CD)
【旧譜】
¥3000
ラフマニノフ (1873-1943) : 交響曲全集
 交響曲 第1番 ニ短調 Op.13 (+)
 交響曲 第2番 ホ短調 Op.27 (#)
 交響曲 第3番 イ短調 Op.44 (*)
 交響詩「岩」Op.7 (*)
ソヴィエト国立交響楽団 (+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ (指揮 (+))
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 (#)
ユーリ・テミルカーノフ (指揮 (#))
ソヴィエト国立文化省交響楽団 (*)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー (指揮 (*))

 原盤 : Melodiya (*/+) / EMI (#)
 
 

MKM 265
(3CD)
【旧譜】
¥4000
アレクサンドロフ・アンサンブル 永遠の愛唱歌集 アレクサンドロフ・アンサンブル
 [ソヴィエト赤軍合唱合奏団]
 【CD 1 : MKM 85】
  スラヴ娘の別れ
   グリンカ、シャポーリン、ブランテル、ソロヴィヨフ=セドイ、クニッペル、ムソルグスキーの作品
 【CD 2 : MKM 98】
  ロシアの歌 愛国戦争時の名歌集
   アレクサンドロフ、ソロヴィヨフ=セドイ、モクロウソフ、リストフ、フレンニコフ、
   タバフニコフ、ノヴィコフ、ジャルコフスキー、ブランテル、カッツ、ドゥナエフスキーの作品
 【CD 3 : MKM 117】
  アレクサンドロフ・アンサンブル・イン・ロンドン
   アレクサンドル・アレクサンドロフ、イサーク・ドゥナエフスキー、
   B・モクロウソフ、G・ノソフ、ユーリー・シャポーリン、他の作品

 既発売商品をスリップケースに収めたものです。
 
 

MKM 286
【旧譜】
¥2200
J・S・バッハ (1685-1750) : オルガン・ソナタ集
  オルガン・ソナタ 第1番 変ホ長調 BWV 525
  オルガン・ソナタ 第2番 ハ短調 BWV 526
  オルガン・ソナタ 第3番 ニ短調 BWV 527
  オルガン・ソナタ 第4番 ホ短調 BWV 528
  オルガン・ソナタ 第5番 ハ長調 BWV 529
  オルガン・ソナタ 第6番 ハ長調 BWV 530
オレグ・キニャーエフ (オルガン)

 録音 : 2007年1月3日、聖エカテリーナ・ルター派教会、サンクトペテルブルク、ロシア
 


<メジャー・レーベル>
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SONY



19439912052
\2700→\2490
イーヴォ・ポゴレリチ、24年ぶりのショパン・アルバム
 ショパン:
  夜想曲 第13番ハ短調 Op.48-1
  夜想曲 第18番ホ長調 Op.62-2
  幻想曲 ヘ短調 Op.49
  ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)
 録音:2021年8月6-12日、9月2-10日、オーストリア、ライディング、フランツ・リスト・コンサート・ホール

 鬼才ピアニスト、イーヴォ・ポゴレリチのソニー・クラシカルとの長期専属契約第2弾は、1998年発売のショパン『スケルツォ』(1995年録音)以来、24年ぶりのショパン・アルバムです。
 ショパン作品は、1982年のショパン・コンクールの衝撃以来、ポゴレリチとは切っても切れないレパートリーで、これまで4枚のアルバムを発売しています。

 2021年秋に録音されたばかりの当アルバムには、ショパンの最高傑作『ピアノ・ソナタ第3番』のほか、最美の『舟歌』と『夜想曲』2曲が収録されており、いずれもポゴレリチのリサイタルを彩る得意のレパートリーながら今回が初録音となります。年代によって芸風を変化させてきたポゴレリチゆえにこのショパン・アルバムも全く予測不可能な世界が展開されること必至。実演で接することのできる漆黒の重味を備えた独自のピアノ・サウンドと、一つ一つの音符を明晰かつ克明に弾き分けるタッチによって、私たちの全く知らなかったショパン作品の底知れぬ魅力を開示してくれるに違いありません。

 1980年のショパン国際コンクールへの出場以来、ショパンの作品はポゴレリチの演奏活動の中で重要な位置を占めてきました。それはレコーディングにも反映され、1981年2月に録音したドイツ・グラモフォンへのデビュー・アルバムもオール・ショパンで、ピアノ・ソナタ第2番『葬送』、前奏曲嬰ハ短調 作品45、スケルツォ第3番、夜想曲第16番 作品55-2、練習曲第8番 作品10-8 同第10番 作品10-10、同第18番 作品25-6が収められていました。その後1983年2月にピアノ協奏曲第2番とポロネーズ第5番、1989年10月に『24の前奏曲』、1995年9月に『スケルツォ』全曲と、間隔を置いてショパン作品をレコーディングしています。

 2021年の夏、リストの生地として知られるオーストリアのライディングで録音された今回のアルバムに含まれている作品も、ポゴレリチのリサイタルには欠かせないレパートリーとして定着してきた作品がほとんどです。過去の日本公演のプログラムを紐解くと、ピアノ・ソナタ第3番は1983年の2度目の来日で取り上げられていますし、2曲の夜想曲も既に1991年の来日の演目に含まれていました。この3曲については以後の来日でも繰り返し取り上げられています。またポゴレリチはピアノ協奏曲第1番、バラード第2番、第3番、舟歌など、これまでレコーディングのないショパン作品も少しずつレパートリーに加えています。幻想曲もそのひとつで、コロナ禍で中止になった2021年3月の来日公演で予定された「オール・ショパン・プログラム」(ほかの演目は3つのマズルカ 作品59、ピアノ・ソナタ第3番、子守歌、幻想ポロネーズ)に含まれていました。



<映像>


NAXOS(映像)



2.110711
(DVD)
¥3500
ベルリン・ドイツ・オペラ
リッカルド・ザンドナーイ(1883-1944):
 歌劇《フランチェスカ・ダ・リミニ》

  全4幕の悲劇(1914)
   台本: ティト・リコルディ
   原作:
    ガブリエーレ・ダンヌンツィオによる同名戯曲
フランチェスカ...サラ・ヤクビアク(ソプラノ)
パオロ...ジョナサン・テテルマン(テノール)
ジョヴァンニ(ジャンチョット)...イヴァン・インヴェラルディ(バリトン)
マラテスティーノ...チャールズ・ワークマン(テノール)
サマリターナ...アレクサンドラ・ハットン(ソプラノ)
オスタージオ...サミュエル・デイル・ジョンソン(バリトン)
ビアンコフィオーレ...メーチョット・マレロ(ソプラノ)
ガルセンダ...マネ・ガロヤン(ソプラノ)
アルティキアラ...アリアンナ・マンガネッロ(メゾ・ソプラノ)
アドネッラ...カリス・タッカー(メゾ・ソプラノ)
スマラグディ...アミラ・エルマドファ(メゾ・ソプラノ)
セル・トレド・ベラルデンゴ...アンドルー・ディッキンソン(テノール)
吟遊楽人...ディーン・マーフィ(バリトン)
石弓の射手/死刑囚の声...パトリック・クック(テノール)
塔の見張り...トーマス・レーマン(バリトン)
他 俳優たち
ベルリン・ドイツ・オペラ エキストラ
ベルリン・ドイツ・オペラ 管弦楽団&合唱団
 (合唱指揮: ジェレミー・バインズ)
指揮: カルロ・リッツィ


NBD0142V
(Blu-ray)
¥3500
NYDX-50204
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400

 演出: クリストフ・ロイ/舞台美術: ヨハネス・ライアッカー/衣裳: クラウス・ブルンズ/照明: オラフ・ヴィンター/映像監督: ゲッツ・フィレニウス
 
 収録: 2021年3月14日、17日、ベルリン・ドイツ・オペラ(無観客上演)
 制作: ベルリン・ドイツ・オペラ/ナクソス/協力: ドイッチュラントフンク・クルトゥーア/takt1
 
 収録時間: 140分/音声: イタリア語、PCMステレオ2.0/DTS5.1(DVD)、PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 字幕: 日本語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語/画角: 16/9 NTSC All Region/DVD...片面二層ディスク、Blu-ray・・・片面二層ディスク 1080i High Definition

 内戦の続く13世紀のイタリア、ラヴェンナ。ポレンタ家の誇り高く美しい娘フランチェスカと、マラテスタ家の長男ジョヴァンニ(ジャンチョット)の政略結婚が進められています。
 フランチェスカを訪れたマラテスタ家の使者は、ジャンチョットの美しい弟パオロ。パオロに一目ぼれし、自分の結婚相手だと思い込んだフランチェスカは有頂天。しかしパオロは、フランチェスカをジャンチョットに嫁がせるための囮でした。
 そして騙されてジャンチョットの妻とされたフランチェスカは、戦いから凱旋したパオロに再び惹かれ、二人は一線を越えてしまいます。その不貞をジャンチョットに密告したのは、やはりフランチェスカに思いを寄せる末弟マラテスティーノ。嫉妬に狂ったジャンチョットは密会の場に乗り込み...

 ダンテの『神曲』地獄編に登場するポレンタ家のフランチェスカとマラテスタ家のパオロの悲恋の物語は、数々の文学、音楽、美術作品の題材となっています。
 本作はそれらの作品の中のひとつダンヌンツィオの戯曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』を原作として、音楽出版社リコルディの2代目オーナーで文筆家のティト・リコルディが台本を執筆。リッカルド・ザンドナーイがこれに作曲し、1914年トリノで上演されました。
 本作では、一人の魅力的な女性を巡り、殺し合いに至る兄弟たちの相克を演出家クリストフ・ロイがシンプルな舞台を背景にドラマティックに描いています。
 フランチェスカ役を演ずるのは、2020年のオーパス・クラッシック賞受賞作品、コルンゴルトの歌劇《ヘリアーネの奇蹟》のタイトル・ロールを歌った人気ソプラノ、サラ・ヤクビアク。
 彼女を巡る3人の兄弟に、本作でベルリン・ドイツ・オペラにデビューを飾った、新星テノール、ジョナサン・テテルマン(パオロ役)、2017年に来日し、ヴェルディの歌劇《オテロ》のイアーゴ役を演じて好評を博したイヴァン・インヴェラルディ(ジャンチョット役)、欧州のオペラシーンで大人気のチャールズ・ワークマン(マラティスティーノ役)を配し、イタリア・オペラを中心に活躍するカルロ・リッツィがこの作品からベリズモ・オペラの音楽の系譜に連なりつつも、ときにワーグナーを想起させる重厚な響きをオーケストラから見事に引き出しています。

 
 
 

2.110712
(DVD)
¥3500
リセウ大劇場
ベネト・カサブランカス(1956-):歌劇《レアの謎》

 3部のオペラ(2018)
  ベネト・カサブランカス(1956-)
  台本: ラファエル・アルグジョル(1949-)

 【特典映像】
  インタビュー: カサブランカス、アルグジョル、ポルタセリ、ポンス、サバータ
レア...アリソン・クック(メゾ・ソプラノ)
ラム(夢遊病者)...ホセ・アントニオ・ロペス(バリトン)
1番目の国境の女...サラ・ブランチ(ソプラノ)
2番目の国境の女...アナイス・マスジョレンス(メゾ・ソプラノ)
3番目の国界の女...マルタ・インファンテ(メゾ・ソプラノ)
見張り(ミルボケス)...ソーニャ・ド・マンク(ソプラノ)
見張り(ミルッルス)...フェリペ・ボウ(バス)
シックサル博士(元サーカス座長&心理学者)
 ...シャビエル・サバータ(カウンターテナー)
ミケーレ(歌手)...ダビド・アレグレト(テノール)
ロレンツォ(歌手)...アントニオ・ロザーノ(テノール)
アウグスト(歌手)...フアン・ノバル=モーロ(テノール)
リセウ大劇場交響楽団&合唱団
指揮: ジョセプ・ポンス

NBD0143V
(Blu-ray)
¥3500
NYDX-50202
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400

 演出: カルメ・ポルタセリ/振付: フェラン・カルバハル/舞台美術: パコ・アソリン/衣装: アントニオ・ベラルト/照明: イグナシ・カンプロドン/
 映像デザイン: ミケル・アンヘル・ライオ/制作: リセウ大劇場/協力: カタルニア・テレビジオ(TV3)&カタルニア・ムジカ/映像監督: ペープ・エルナンデス
 
 収録: 2019年2月12日、13日 リセウ大劇場、バルセロナ(スペイン)/収録時間: 113分(本篇)+9分(特典映像)
 
 音声: イタリア語/カタロニア語、PCMステレオ2.0(DVD&Blu-ray)、字幕/本編: 日本語・英語・イタリア語・カタロニア語/スペイン語・韓国語
 特典映像: 日本語・英語・スペイン語・韓国語、画角: 16/9 NTSC All Region、DVD...片面二層ディスク、Blu-ray・・・片面二層ディスク 1080i High Definition

 神に仕える巫女レアは「不死」を垣間見てしまったことで、永久に世界を彷徨う罰を与えられます。二人の見張りがレアに告げます「お前は人間を愛せない、何故ならお前は神の娼婦だからだ。」地の果てにたどり着いたレアは、そこで感覚を失った夢遊病者ラムに出会い、お互いに欠けているものに気づき惹かれ合います。

 スペインを代表する現代作曲家のひとりベネト・カサブランカス。
 この歌劇《レアの謎》はリセウ大劇場の委嘱により、作曲家初のオペラとしてスペインの高名な作家ラファエル・アルグジョルとのコラボレーションから生まれた作品です。
 超越的な存在によって罰を与えられた巫女レアが、時空をさまよう遍歴の末、神話と現実が融合する世界に到達する―物語はカサブランカスの緻密で表出力豊かな音楽と、神秘的で奇怪なイメージを伴ったカルメ・ポルタセリの演出によってスリリングに描かれてゆきます。
 幅広い表現力で近現代のオペラ作品を得意とするメゾ・ソプラノ、アリソン・クック(題名役)、バロックから現代作品まで幅広いレパートリーを誇る名バリトン、ホセ・アントニオ・ロペス(ラム役)、バロック・オペラを中心に活躍する人気カウンターテナー、シャビエル・サバータ(シックサル博士役)らの充実した歌唱陣を、名匠ジョセプ・ポンス率いるリセウ大劇場のオーケストラと合唱団がしっかりと支えてゆきます。

 
 

<LP>


GLOBAL CULTURE AGENCY(LP)


S 80731P
(LP)
¥10500
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
 [A面] ソナタ第5番 ヘ長調『春』 Op.24
 [B面] ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)

 シゲティの名演スプリング・ソナタ、オリジナル・ジャケット復刻・限定生産LP

 録音:1953年12月1日(第5番)、1953年11月27日(第6番)/ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ/輸入盤、ドイツプレス、2021年リマスター、180g重量盤、限定生産盤

 オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズ。シゲティのベートーヴェン、『春』と6番のソナタを収録。

 ソニーから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、ドイツのパラス社プレスで製品化。
 日本へは国内レーベルGlobal CultureAgencyを介してのみの流通です。

 
 
 

S 80732P
(LP)
¥10500
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
 [A面] ソナタ第1番 ト長調『雨の歌』Op.78
 [B面] ソナタ第3番 ニ短調 Op.108
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)

 シゲティの名演『雨の歌』、オリジナル・ジャケット復刻・限定生産LP

 録音:1951年4月20日(第1番)、1956年2月1日~3日(第3番)/ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ/輸入盤、ドイツプレス、2021年リマスター、180g重量盤、限定生産盤

 オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズ。シゲティのブラームス、『雨の歌』と3番のソナタを収録。

 ソニーから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、ドイツのパラス社プレスで製品化。
 日本へは国内レーベルGlobal CultureAgencyを介してのみの流通です。

 
 
 
S 80733P
(LP)
¥10500
シューベルト&アンコール集
 [A面]
  (1)シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 Op.59 D934
 [B面]〈アンコール集〉
  (2)コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ ニ短調『ラ・フォリア』Op.5-12
  (3)ドビュッシー:『ベルガマスク組曲』より 第3曲「月の光」
  (4)ラロ:歌劇『イスの王様』より「オーバード」
  (5)チャイコフスキー:6つの小品 Op.51より 第6曲「感傷的なワルツ」
ヨゼフ・レヴィーン(ピアノ(1))
アンドール・ファルカシュ(ピアノ(2))
ハリー・カウフマン(ピアノ(3)(4)(5))
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)

 シゲティの名演『幻想曲』&アンコール集、オリジナル・ジャケット復刻・限定生産LP

 録音:(1)1949年11月21日/ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ (2)1940年6月5日、(3)1942年4月22日、(4)1941年3月21日、(5)1944年12月4日/ニューヨーク、リーダークランツ・ホール
 輸入盤、ドイツプレス、2021年リマスター、180g重量盤、限定生産盤

 オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズ。シゲティのシューベルト『幻想曲』に、アンコール・ピースを組み合わせて収録。

 ソニーから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、ドイツのパラス社プレスで製品化。
 日本へは国内レーベルGlobal CultureAgencyを介してのみの流通です。

 
 














1/11(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HARMONIAMUNDI

HMM 902696
(2CD)
¥4200→\3890
バッハと様々な作曲家たちによる対話
 ジュリアン・リベール
  平均律クラヴィーア曲集第1巻 and Beyond

 [CD1]
  1-2. バッハ:プレリュードとフーガ ハ長調 HWB 846
  3. ベートーヴェン:バガテル ハ短調 WoO 52
  4-5. バッハ:プレリュードとフーガ 嬰ハ長調 BWV 848
  6. ショパン:マズルカ 嬰ハ短調 op. 50 no. 3 (Moderato)
  7-8. バッハ:プレリュードとフーガ ニ長調 BWV 850
  9. ラフマニノフ:前奏曲 ニ短調 op. 23 no.3
  10-11. バッハ:プレリュードとフーガ 変ホ長調 BWV 852
  12. フォーレ:前奏曲 変ホ短調 op. 103 no. 6
  13-14. プレリュードとフーガ ホ長調 BWV 854
  15. ラヴェル:フーガ(Allegro moderato) ホ短調(クープランの墓より)
  16-17. バッハ:プレリュードとフーガ ヘ長調 BWV 856
  18. モーツァルト/ブゾーニ編による2台ピアノ版:自動オルガンのための幻想曲 ヘ短調 K608*
 [CD2]
  1-2. バッハ:プレリュードとフーガ 嬰ヘ長調 BWV 858
  3. ブラームス:カプリッチョ(Un poco agitato) 嬰へ短調 op. 76 no. 1
  4-5. バッハ:プレリュードとフーガ ト長調 BWV 860
  6. ショスタコーヴィチ:プレリュード ト短調 op. 34 no. 22
  7-8. バッハ:プレリュードとフーガ 変イ長調 BWV 862
  9. ブゾーニ:プレリュード(Andantino) 嬰ト短調 op. 37 no. 12 (BV 181/12)
  10-11. バッハ:プレリュードとフーガ イ長調 BWV 864
  12. リゲティ:ムジカ・リチェルカータ I on A (Sostenuto)
  13-14. バッハ:プレリュードとフーガ 変ロ長調 BWV 866
  15. レーガー:2 つのパートのカノン 変ロ短調 op.19(すべての短調と長調による111のカノン WoO III/4, 第1 巻より)
  16-17. バッハ:プレリュードとフーガ ロ長調 BWV 868
  18. シェーンベルク:6 つのピアノ小品 op.19
  19. バッハ:プレリュード ハ長調 BWV 846
ジュリアン・リベール(ピアノ/クリス・マーネ製)
アダム・ラルーム(ピアノ)*
 クリス・マーネ製の並行弦グランドピアノを使用 

 平均律クラヴィーア曲集第1巻 作曲300年記念、ベルギーの奇才リベールが放つ、バッハとの対話

 録音:2021年7月、サル・フラジェ(ベルギー)

 ベルギーの奇才、ジュリアン・リベールによるバッハの登場!
 バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻の長調の楽曲と、それぞれの楽曲に呼応するようにリベール自身がセレクトした、のちの時代の作曲家たちによる短調の楽曲を並べ、バッハと様々な作曲家たちによる対話のようなプログラムとなっています。
 モーツァルトの自動ピアノのための幻想曲はブゾーニによる2台ピアノ版で、ラルームが共演しているのも注目です。
 ピアノは、バレンボイムが使用していることでも知られている、クリス・マーネ製による並行弦グランドピアノを使用。新しいバッハ像が浮彫となってきます!

 ジュリアン・リベール(1987年、ベルギー生まれ):
  6 歳でピアノを始める。ジャン・ファッシーナ、そしてピリスの薫陶を受ける。ピリスとは演奏会でも共演を重ね、ピリスから音楽を生きることについて学んだ。
  2008年、ヨーロッパの若き才能あるソリストに与えられるユベントス賞を受賞。ヨーロッパおよび日本でも演奏をするなど、世界的に活躍している。
  室内楽ではデュメイ、ブラレイらと共演。テレビ番組でプレゼンターを務めて哲学など他分野のエキスパートと対談をしたり、困難な状況にあるブリュッセル郊外の小学校で音楽教育にあたるなど、音楽を広めるために様々な活動を展開している。
 


ジュリアン・リベール、前作はバッハ×バルトーク」


 HMM 902651
\2800→\2590
ジュリアン・リベール(ピアノ)
バッハ×バルトーク

 (1)J.S.バッハ:フランス組曲第5番ト長調BWV816
 (2)バルトーク:野外にて
 (3)J.S.バッハ:パルティータ第2番ハ短調BWV826
 (4)バルトーク:組曲Op.14
ジュリアン・リベール(ピアノ)

 奇才リベールがひもとく2 大B の関連性

 録音:2019年6月25-27日/メディアポール(アルル)

 ジュリアン・リベールは1987年ブリュッセル生まれのピアニスト。エリザベート王妃音楽院でマリア・ジョアン・ピレシュに師事し、その秘蔵っ子として多大な影響を受けました。2015年には来日し、新日本フィルと協奏曲を演奏しています。
 今回のアルバムは大バッハとバルトークの組曲形式作品を交互に配置して比較観賞させてくれます。バッハとバルトークの鍵盤曲に共通しているのは、舞曲形式によりながらも、当時最先端の技法を採り入れたり、錯綜の結果、音列や無調の域に達したり、さらに東欧やアフリカのリズムまで用いていることなどが、聴覚以上に散見できます。リベールの演奏は目から鱗の説得力とスリルに満ちていて興奮させられます。






HORTUS


HORTUS 205
¥2500
「告別の歌」
 (1)ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
 (2)ショパン:ワルツ第2番 イ短調 Op.34-2
 (3)フランショーム:幻想曲「告別の歌」Op.9
 (4)フランショーム:3つの夜想曲 Op.15
 (5)ショパン:24の前奏曲より
  第4番 ホ短調、第6番 ロ短調、第7番 イ長調、
  第13番 嬰ヘ長調、第15番 変ニ長調「雨だれ」、
  第17番 変イ長調、第20番 ハ短調

 (2)(5) =フランショーム編曲によるチェロとピアノ編
ジュリエット・サルモナ(チェロ)
カテリーヌ・ニキティーヌ(ピアノ)

 チェロとピアノで奏でる「雨だれ」。ショパンとフランショームの名作をサルモナとニキティーヌが心をこめて演奏!

 セッション録音:2021年/フランス/ディジパック仕様、DDD、71'08

 ショパンとフランショームの作品を名手サルモナとニキティーヌが録音しました!
 ジュリエット・サルモナは3歳のときにその音に魅了され、楽器を練習し始めたという神童で、8歳のときにはパリ地方音楽院でマルセル・バルドンに師事。その後、パリ国立高等音楽院でジャン=マリー・ガマール、ジェローム・ペルヌーに師事し研鑽を積みました。
 現在ソリストとして活躍する一方、ツァイーデ弦楽四重奏団のチェリストとても活躍。NOMAD MUSICレーベルからベートーヴェンのクロイツェル・ソナタ(弦楽五重奏版)、弦楽四重奏曲第3番(NMM-079)、モーツァルトの歌劇「魔笛」からの抜粋(弦楽四重奏編曲版)、弦楽四重奏曲第14番「春」ト長調 K.387(NMM-060)、ハイドンの弦楽四重奏曲第44-49番(NMM-027)などをリリースしております!

 一方、カテリーヌ・ニキティーヌはソリストとして活躍する一方、姉妹デュオとしてオルガンとピアノという異色の組み合わせで録音もしており、HORTUSレーベルからムソルグスキーの「展覧会の絵」、チャイコフスキーの「眠れる森の美女」組曲を収めたアルバム『おとぎ話』(HORTUS-554)をリリースしております。

 オーギュスト=ジョゼフ・フランショーム(1808-1884)はチェリスト、作曲家として活躍。ショパンはこの才能豊かな音楽家にショパン唯一のチェロ・ソナタを献呈しております。
 当アルバムではフランショームのオリジナル作品である幻想曲「告別の歌」、3つの夜想曲も収録。そしてフランショームが編曲したワルツ第2番と24の前奏曲から7 曲をチェロとピアノ版でお届けします。
 サルモナの発音のよい音色とその音を包み込むようなニキティーヌの鮮やかな演奏が最大の魅力。
 この才能に溢れた二人がショパンとフランショームの演奏は格別です!
 
 
HORTUS 200
¥2500
「私は歌手になりたかった」
 (1)ドビュッシー:ビリティスの3つの歌 L.90
 (2)ビゼー:「アラビアの女主人のお別れ」
 (3)ショーソン:「終わりなき歌」Op.37
 (4)プーランク:「モンテカルロの女」 FP 180
 (5)シューマン:「女の愛と生涯」Op.42
 (6)ラヴェル:5つのギリシャ民謡
 (7)プーランク:「愛の小径」
カール・ガザロシアン(テノール)
エマニュエル・オリヴィエ(ピアノ)

 テノール歌手ガザロシアンがしっとりと歌う、幼少期に憧れた女性歌手へのトリビュート・アルバム!

 セッション録音:2021年/フランス/ディジパック仕様、DDD、55'53

 テノール歌手のカール・ガザロシアンは幼少期に聴いた女性歌手の歌声に憧れ、以来歌手になる夢を持ち続けていました。その憧れをオマージュとしてまとめたのがこのアルバム。
 シューマン、プーランク、ビゼー、ショーソン、ドビュッシー、ラヴェルと魅惑的な作品で構成されております。
 なお、ピアノは1892年製のプレイエルを演奏。その温かな音色もまた魅力です。
 




PROFIL



PH 21184
(10CD)
¥5400
クラシック・ギターの芸術~ヴットケ
 Disc1 62'20" お気に入り
  (1)グラナドス:アンダルーサOp.37 の5/
  (2)アルベニス:アストゥリアスOp.47 の1/
  (3)ソル:モーツァルト変奏曲Op.9/(4)同:グランド・ソロOp.14/
  (5)ウルリヒ・ヴェトリヒ:ソナタ/(6)ペルナンブーコ:鐘の響き/
  (7)プホール:悲しみの前奏曲/
  (8)アルベニス:サンブラ・グラナディーナ/(9)同:朱色の塔
    1995 年6月、2004 年10月
 Disc2 71'16" コラボレーション
  (1)モーツァルト:トルコ行進曲/(2)ピアソラ:オブリビオン(忘却)/
  (3)同:エスクアロ(鮫)/(4)同:バチンの少年/(5)同:アディオス・ノニーノ/(6)同:タンゴ/
  (7)グラナドス:スペイン舞曲~オリエンタルとサラバンダ/
  (8)ハイドン:弦楽四重奏曲第8 番~アダージョとプレスト/
  (9)バルトーク:ルーマニア民俗舞曲(1-3) /
  (10)ボッケリーニ:メヌエットとアレグレット/
  (11)ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲~カナリオ/
  (12)ダウランド:暗闇に私は住みたい/
  (13)ファリャ:粉屋の踊り
    ゼバスチアン・シュミット(ヴァイオリン)(1)-(3)、ウィリアム・サバティエ(バンドネオン)、
    ヴィンフリート・ホルツェンカンプ(コントラバス)、
    ティーモ・ハンドシュ(指揮)南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団(4)-(6)、ミンゲット四重奏団(7)(13)、
    イーゴリ・ジューコフ(指揮)新モスクワ室内管弦楽団(8)、ベルンハルト・シュミット(チェロ)(9)、
    ダヴィド・ブラッチーニ四重奏団(10)、
    セバスチャン・テヴィンケル(指揮)南西ドイツドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団(11)、
    サラ・マリア・スン(ソプラノ)、ヨッヘン・フォイヒト(サクソフォン)、
    ヴェルナー・マツケ(バロック・チェロ)(12)、フェリックス・マツラ(カスタネット)(13)
 Disc3 56'36" 対比
  (1)モーツァルト:ソナチネ(ディヴェルティメント変ロ長調K.Anh229)/
  (2)ソル:モーツァルト変奏曲Op.9/
  (3)カルッリ:ソナチネOp.52/(4)ヴィラ=ロボス:5 つの前奏曲/
  (5)グラナドス:アンダルーサOp.37 の5/
  (6)アルベニス:アルベニス:アストゥリアスOp.47 の1
 Disc4 50'28" 影
  ダウランド:歌、サクソフォンとギター編
   (1)透明な涙よ/(2)彼女は私の過ちを許すだろうか/(3)ダウランド氏の真夜中/
   (4)もう一度帰っておいで、やさしい恋人よ/(5)あふれよわが涙/
   (6)ヨッヘン・フォイヒト:ダウランド・シャドウズ/(7)私は見た、あの人が泣いているのを/
   (8)ご婦人方をつかむこつ/(9)来たれ、深き眠りよ/(10)おお、今こそ別れねばならぬ/
   (11)暗闇に私は住みたい/(12)憂鬱なガイヤルド/(13)もう泣かないで、悲しみの泉よ
     サラ・マリア・スン(ソプラノ)、ヨッヘン・フォイヒト(サクソフォン)、
     ヴェルナー・マツケ(バロック・チェロ)
     2013年
 Disc5 58'46" 絵
  (1)カルロ・ドメニコーニ:コユンババ/(2)トゥリーナ:ギター・ソナタOp.61/
  (3)ウルリヒ・ヴェトリヒ:ソナタ/(4)ジュリアーニ:ロッシニアーナ第1番Op.119
 Disc6 52'00" 新タンゴ
  ピアソラ:
   (1)アディオス・ノニーノ/(2)オブリビオン(忘却)/(3)ブエノスアイレスの夏/
   (4)コルドバへのオマージュ/(5)ギターとバンドネオンのための協奏曲「リエージュに捧ぐ」/
   (6)タンゴ・センセーション~愛する、恐怖/(7)バチンの少年
     ウィリアム・サバティエ(バンドネオン)、ヴィンフリート・ホルツェンカンプ(コントラバス)、
     ティーモ・ハンドシュ(指揮)南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団
     2018 年6月
 Disc7 48'10" ロマンス
  (1)パガニーニ:ロマンス/(2)ハイドン:ギター協奏曲ニ長調/
  (3)ボッケリーニ:ギター五重奏曲第7 番ホ短調
    イーゴリ・ジューコフ(指揮)新モスクワ室内管弦楽団
 Disc8 55'37" ファンダンゴ
  (1)ボッケリーニ:ギター五重奏曲第4番ニ長調「ファンダンゴ」/
  (2)グラナドス:スペイン舞曲(全6曲)/
  (3)ファリャ:粉屋の踊り/(4)グラナドス:アンダルーサOp.37 の5
    ミンゲット四重奏団、フェリックス・マツラ(カスタネット)
 Disc9 55'53" 美しきイタリア
  (1)ヴィヴァルディ:ギター協奏曲ニ長調/
  (2)カルッリ:ギター協奏曲イ長調/
  (3)カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲第1番ニ長調Op.99
    イーゴリ・ジューコフ(指揮)新モスクワ室内管弦楽団(1)(2)、ニコラ・パスケ(指揮)ペーチ・フィル(3)
 Disc10 64'05" 献呈
  (1)ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲
  (2)ピアソラ:ギターとバンドネオンのための協奏曲「 リエージュに捧ぐ」
  (3)ブローウェル:悲歌的協奏曲
    セバスチャン・テヴィンケル(1)、ティーモ・ハンドシュ(2)(指揮)南西ドイツドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団、
    イーゴリ・ジューコフ(指揮)新モスクワ室内管弦楽団(3)

 ドイツの名ギタリスト、ヴットケの芸術をたっぷり10枚組で!

 ドイツのベテラン・ギタリスト、フリーデマン・ヴットケは2004年以来Haenssler/Profilレーベルの専属音楽家として多くのディスクをリリース、いずれも高い評価を受けました。
 今回そこから10枚を厳選してBox化、衝撃の価格でのご提供となります。

 ヴットケはシュトゥットガルト高等音楽学校でギターを学んだ後、ジョン・ウィリアムズ、マヌエル・バルエコ、ペペ・ロメロ、デヴィッド・ラッセル、エドゥアルド・フェルナンデスらのマスタークラスに参加して研鑽を積みました。
 有名音楽家たちと強い人脈を持ち、ロドリーゴとも親しく、いろいろ助言を受けるだけでなく、ヴットケの演奏する「ある貴紳のための幻想曲」を激賞されたといわれます。
 またロシアの名ピアニストで指揮者のイーゴリ・ジューコフからも教えを受け、数多く共演もしています。

 古典レパートリーでの妥協のない演奏に加え、常に新しいアイディアを追求してやまない点も興味津々。
 ダウランドなどの古楽からハイドン、モーツァルトなどギターと無縁な作曲家たちの編曲、ピアソラのタンゴまで、ヴットケの幅広い芸風を堪能できます。
 




ARS PRODUKTION

代理店変更に伴い再掲載

ARS38160
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
グリーグ&モーツァルト:ピアノ協奏曲集
 グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
アンドレアス・ドムヤニク(ピアノ)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・
 フィルハーモニー管弦楽団
ヨハネス・クルンプ(指揮)

 アンドレアス・ドムヤニクのグリーグ&モーツァルト!

 1995年リヒテンシュタインのファドゥーツに生まれたピアノ奏者アンドレアス・ドムヤニクは、6歳でピアノを弾き始め、わずか11歳でケルン音楽大学のプレカレッジ・ケルンのジュニア学生として受け入れられ、アルボ・ヴァルドマに師事しました。
 2012年からはグラーツ音楽大学でミラナ・チェルニャフスカに師事しました。国際コンクールも数々受賞しており、オーストリアの若手音楽家のコンクール「Prima la Musica」や、スイスの若手音楽家のためのコンクールで第1位を獲得しています。デビュー・アルバムとなる今作でもその実力をいかんなく発揮しています。

 ※録音:2013年12月16日-18日
 
 

ARS38148
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
トランスクリプションズ・アンド・パラフレージズ
 チャイコフスキー:組曲《白鳥の湖》より
  情景、ワルツ、モデラート、ロシアの踊り
 ラフマニノフ:組曲《アレコ》より 序奏、女たちの踊り、男たちの踊り
 リムスキー=コルサコフ:シェエラザード Op.35
 リャードフ:魔法にかけられた湖
 チャイコフスキー:ロメオとジュリエット
 (全てフロリアン・ノアック編曲ピアノ版)
フロリアン・ノアック(ピアノ)

 1990年ベルギー・ブリュッセル出身の天才ピアニスト、フロリアン・ノアックは、12歳でベルギーのエリザベート王妃音楽院のスペシャル・コース(天才児養成コースとも)で学び、ブリジット・エンゲラーからも激賞された才能の持ち主です。
 ケルン音楽大学でワシーリー・ロバノフに師事した影響もあり、ロシア音楽を自らの重要レパートリーとしています。今作ではそのロシアを代表する作曲家たちの作品を彼自身がピアノ版に編曲。オーケストレーションを損なうことなく見事にピアノソロで再現する様は圧巻です。

 ※録音:2014年1月
 
 

ARS38147
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
イースタン・インプレッションズ ~ 東ヨーロッパのヴァイオリン作品集
 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.94bis
 ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
 バルトーク:ラプソディ第1番 Sz 86
 パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):
  ブルガリア狂詩曲《ヴァルダル》Op.16
カトリン・テン・ハーゲン(ヴァイオリン)
クリスティーナ・ライト=イヴァノヴァ(ピアノ)

 1982年ドイツ生まれのカトリン・テン・ハーゲンは、ヨーロッパを中心に活動しながらベルリンのフィルハーモニー、カーネギーホールなどでも演奏を行いました。現在は教育者としても活躍しています。
 今作の東ヨーロッパの作品は、それぞれの国や地域の言語や、文化の影響を受けており、西ヨーロッパの音楽とはまた違った独自の印象を聴衆に与えてくれます。

 ※録音:2013年10月
 
 

ARS38145
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
ヴァイオリン・アンド・ピアノ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
 R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
リヴ・ミグダル(ヴァイオリン)
マリアン・ミグダル(ピアノ)

 1988年ドイツ生まれのヴァイオリン奏者リヴ・ミグダルは、モーツァルテウム音楽院を卒業後、オーストリアで重要な「ポール・ロッツェク・ミュージック・アワード(the Paul Roczek Music Award)」を受賞し、ヨーロッパ各国でコンサートを行っています。

 ※録音:2013年11月11日-13日
 
 
ARS38113
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
チェロ協奏曲と幻想曲
 ユリウス・リーツ(1812-1877):幻想曲 Op.2
 ヨハン・ベンヤミン・グロス(1809-1848):
  チェロ協奏曲 ロ短調
 リーツ:チェロ協奏曲 Op.16
クラウス=ディーター・ブラント(チェロ)
ラルパ・フェスタンテ
 (バッロク・オーケストラ)
リッカルド・ミナーシ(指揮)

 クラウス=ディーター・ブラントのリーツ&グロス!

 ユリウス・リーツはドイツのチェリスト兼作曲家であり、指揮者としてもライプツィヒ・ゲヴァントハウス管を指揮するなど活躍しました。
 生前のメンデルスゾーンと親しく、「メンデルスゾーン全集」の監修者として多くの作品を校訂しており、自らの作風にも影響を受けています。
 ヨハン・ベンヤミン・グロスは近年ヨーロッパで再評価され始めた作曲家兼チェリストです。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の首席チェロ奏者にも就任しています。

 クラウス=ディーター・ブラントは若くからモダン・チェロとバロック・チェロを学んでおり、特にバロック音楽の分野ではこれまでカペラ・アウグスティーナやムジカ・アンティクヮ・ケルンなどの様々な古楽アンサンブルと共演しています。

 ※録音:2011年8月
 
 

ARS38154
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
東の光
 不詳:
  Antiphon/Osanna Angeli et archangeli/Hospodine, pomiluj ny/
  Pane Boze, studnice dobroty/Sswjatyj Bozhe/Issaije lykuji/
  Recordare/Bogurodzica/O regina, lux divina/Dies est letitiae/
  Primo tempore/Izhe cheruwimy/S namy Boho/Sswjetje tichij/
  Plotiju usnuv/Surrexit Christus Hodie/O anhelos/
  Angjel wopijasche/Pascha krassenaja/Dnjes blagodat/
  Chvaliz cirkev svata matka/聖ヴァーツラフ1世/
  Presulis eminenciam/Benedic regem cunctorum/聖霊来たりたまえ
ステラ・マリス・バジレア

 2001年に結成された女声アンサンブル、ステラ・マリス・バジレア。バーゼル・スコラカントルムで学んだ三人の美しい声で、東ヨーロッパの聖歌が歌われます。

 ※録音:2013年12月6日
 
 

ARS38153
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
スラヴィック・ノビリティ
 スクリャービン:2つの詩曲 Op.32(1903)
 ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):2つの伝説詩曲 Op.12(1921)
 スクリャービン:3つのマズルカ Op.3(1888-1890)
 コセンコ:3つのマズルカ Op.3(1916-1923)
 スクリャービン:
  ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調 Op.19《ソナタ・ファンタジー》(1897)
 コセンコ:ピアノ・ソナタ第2番 嬰ハ短調 Op.14(1924)
 (コセンコの作品は全て世界初録音)
ヴィオリーナ・ペトリチェンコ(ピアノ)

 ウクライナのザポリージャに生まれたピアニスト、ヴィオリーナ・ペトリチェンコは、ウクライナ国立チャイコフスキー音楽アカデミーで学んだのち、ドイツでヴァイマルのフランツ・リスト音楽大学、ケルン音楽大学でヤコプ・ロイシュナーに師事。さらにエッセンのフォルクヴァング音楽大学でエフゲニー・シナイスキーに師事し研鑽を積む傍ら、ケルン音楽大学でインストラクターを務めています。
 ペトリチェンコは、ウクライナの作曲家の作品を取り上げることに特に関心を持っており、このアルバムでも普段あまり演奏されることのないヴィクトル・コセンコの作品を収録しています。

 ※録音:2014年4月7日-9日
 
 
ARS38149
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
プレヴィン&ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ
 プレヴィン:チェロ・ソナタ(1993)
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
 ヨハネス・ベラウアー:パッサカリア
マティアス・バルトロメイ(チェロ)
クレメンス・ツァイリンガー(ピアノ)

 1985年ウィーン生まれのチェロ奏者マティアス・バルトロメイは父に6歳からチェロを習い始め、その後ウィーン音楽大学のヴァレンティン・エルベンに師事しました。
 2020年からはモーツァルテウム音楽院で教授となりました。これまでにソリストとして ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやヨーロッパ室内管などと共演しています。今回のアルバムでは、ジャズから影響を受けた作曲家の作品を集めて収録しています。

 ※録音:2014年2月
 




DB PRODUCTIONS

DBCD198
¥2700
Toccatacapriccio スウェーデンの現代ギター作品集 ギュスターヴ・オーグレン(テノール)...16
モッテン・ファルク(ギター)
 エルランド・フォン・コック(1910-2009): 3つのエピソード
  1. I. Intermezzo/2. II. Notturno/3. III. Capriccioso
 4. グンナル・デ・フルメリ(1908-1987): スウェーデン民謡による10の変奏曲 Op. 69a
 フォン・コック: 7つの演奏会用練習曲
  5. No. 1. Andante/6. No. 2. Vivace/7. No. 3. Poco lento/8. No. 4. Allegro vivace/
  9. No. 5. Tempo di valse/10. No. 6. Andante sostenuto/11. No. 7. Allegro vivace
 12. カール=オーロフ・アンデベリ(1914-1972): Heiteres Stuck 陽気な小品
 13. ベンクト・ハンブレウス(1928-2000): Rondeau ロンドー
 14. スヴェン=エリック・ヨハンソン(1919-1997): Toccatacapriccio トッカータ=カプリッチョ
 15. グンナル・ブクト(1927-): Reconsidering Beckmesser ベックメッサー再考
 16. カール=ビリエル・ブロムダール(1916-1968): Lugete, o Veneres cupidinesque 悲しんでくれ、おお愛と欲望の神々よ

 録音 2017年11月3日、2018年2月9-11日 Forsamlinghuset,Limhamn(スウェーデン)

 20世紀スウェーデンの知られざるギター作品を収録した1枚。
 新古典主義の手法で描かれたフォン・コックの「7つの演奏会用練習曲」や親しみやすい曲調を持つ「3つのエピソード」をはじめ、フルメリの「スウェーデン民謡による10の変奏曲」他、タイトルでもある特殊奏法を駆使したヨハンソンの「トッカータ・カプリッチョ」、歌を伴うプロムダールの「悲しんでくれ、おお愛と欲望の神々よ」など8人の作曲家の作品が収録されており、そのほとんどは世界初録音となる貴重なアルバムです。
 モッテン・ファルクはスウェーデンを代表するギタリスト。このアルバムではPer Hallgrenが制作したギターの音色を生かした美しい演奏を聴かせています。
 




DIVINE ART



DDA-25229
¥2700
HERITAGE ヘリテージ
 アイシャ・サイード・カストロ、ヴァイオリン・リサイタル
アイシャ・サイード・カストロ(ヴァイオリン)
マルティン・ラバゼヴィチ(ピアノ)
  1. レナード・バーンスタイン(1918-1990):《ウェスト・サイド・ストーリー》- アメリカ
  2. ラファエル・ソラノ(1931-): Una Primavera para el Mundo 世界の春
  3. アストル・ピアソラ(1921-1992): オブリビオン
  4. アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978): バレエ『ガイーヌ』- アイシャの踊り
  5. カルロス・ガルベル(1890-1935): Por Una Cabeza(J. ウィリアムズ編)
  ウィリアム・グラント・スティル(1895-1978): 組曲 - ヴァイオリンとピアノのために
   6. I. African Dancer/7. II. Mother and Child/8. III. Gamin
  9. エンリケ・グラナドス(1867-1916): スペイン風舞曲第5番(F. クライスラー編)
  10. ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908):『シェエラザード』- 東洋風舞曲(F.クライスラー編)
  11. バーンスタイン:《ウェスト・サイド・ストーリー》- SOMEWHERE
  12. イサーク・アルベニス(1860-1909): スペイン Op. 165 - 第2曲 タンゴ(F.クライスラー編)
  13. バーンスタイン:《ウェスト・サイド・ストーリー》- I Feel Pretty
  14. サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):深い河 Op. 59 No. 10
  15. Aisha's Prayer アイシャの祈り(M. ラバゼヴィチ編)

 録音 2019年4月19-21日 Saffron Hall, SaffronWalden(UK)

 1989年、ドミニカ共和国生まれのヴァイオリニスト、アイシャ・サイード・カストロのリサイタル・アルバム。
 選ばれているのはスペイン、ラテン・アメリカ、アメリカのルーツを持つ作品が中心であり、なかでもドミニカの作曲家ラファエル・ソラーノや、黒人作曲家サミュエル・コールリッジ=テイラーの曲には彼女が特別な親近感を抱いています。
 またハチャトゥリアンの「アイシャの踊り」は彼女が15歳の時から愛奏している曲でもあります。アルバムの最後を締めくくるのは、ピアニスト、マルティン・ラバゼヴィチが彼女のために特別にアレンジした「アイシャの祈り」。
 誰もが知っている「アメイジング・グレイス」を含む讃美歌の美しいメドレーです。
 アイシャはドミニカ共和国の名誉文化親善大使も務めており、社会的に恵まれない人々にクラシック音楽を届けるために慈善事業にも献身的に取り組んでいます。
 

 
 

DDA-25220
¥2700
SYNCOPATED MUSINGS
 スコット・ジョプリン(1867-1917)と彼の協力者たち
マリリン・ノンケン(ピアノ)
  1.スコット・ジョプリン(1867-1917)/ルイ・ショーヴァン(1881-1908):
   Heliotrope Bouquet ヘリオトロープ・ブーケ - A Slow Drag Two Step (1907)
  2. ジョセフ・ラム(1887-1960): Sensation センセーション(ジョプリン編 1908)
  3. ジョプリン: Eugenia ユージニア(1906)
  4. ジョプリン: Stoptime Rag ストップタイム・ラグ(1910)
  5. ジョプリン: Magnetic Rag マグネティック・ラグ(1914)
  6. ジョプリン/スコット・ヘイデン(1882-1915):
   Sun Flower Slow Drag サンフラワー・スロー・ドラッグ - A Rag Time Two Step (1901)
  7. ジョプリン/ヘイデン: Something Doing サムシング・ドゥイング - A Ragtime Two Step (1903)
  8. ジョプリン/ヘイデン: Felicity Rag フェリシティ・ラグ- A Rag Time Two Step (1911)
  9. ジョプリン/ヘイデン: Kismet Rag キスメット・ラグ(1913)
  10. ジョプリン/アーサー・マーシャル(1881-1968): Swipesy - Cake Walk スワイプシー - ケーク・ウォーク(1900)
  11. ジョプリン/マーシャル: Lily Queen リリー・クィーン - A Rag Time Two Step (1907)
  12. ジョプリン: Binks' Waltz ビンクス・ワルツ(1905)
  13. ジョプリン: Bethena ベセーナ- A Concert Waltz (1905)
  14. ジョプリン: Pleasant Moments 楽しいひととき - Ragtime Waltz (1909)
  15. ジョプリン: Antoinette アントワネット - March and Two-Step (1906)
  16. ジョプリン: Solace 慰め - A Mexican Serenade (1909)
  17. ジョプリン: Reflection Rag リフレクション・ラグ- Syncopated Musings (1917)

 録音 2021年4月21-22日 James M. Dolan Recording Studio, New YorkUniversity(USA)

 アフリカ系アメリカ人作曲家スコット・ジョプリン。早くから音楽的才能を顕すも、家庭が貧しかったため、ピアノはほぼ独学で習得。
 10代からミシシッピー川流域のサロン「メイプル・リーフ」でダンス音楽を演奏、その後セントルイスからシカゴ、ミズーリ州のセダリアなどで演奏を重ねました。
 決して優秀なピアニストではなかったものの、ヴァイオリニスト兼コルネット奏者であり、仲間8人と結成した「テキサス・メドレー・カルテット」のリードシンガーとして活躍、その経験はその後の彼の活動に大きな影響を与えます。
 27歳の時にジョージ・R・スミス大学に入学、ヨーロッパのクラシック音楽とアフリカ系アメリカ人のリズムを結びつける音楽を追求し『ラグ・タイム』というジャンルを創り上げました。
 残念ながら、彼の作品は生前に人気を得ることはありませんでしたが、1973年の映画『スティング』でラグ「ジ・エンターテイナー」が効果的に使われ一躍人気を獲得。
 現在では"ラグタイム王"と呼ばれるほどの人気作曲家です。
 また、彼はこのアルバムに名前が挙げられた4人の作曲家たちとしばしば共同作業を行ったことでも知られており、ここでも何曲かの珍しい作品をマリリン・ノンケンの演奏でお楽しみいただけます。
 
 
DDA-21239
(2CD)
¥3100
Imago ジョナサン・エストルンド(1975-): さまざまな作品集
 【CD1】
  1. Imago Theme イマゴのテーマ/2. L'eau de l'oubli 忘却の水/
  3. Paraphrase on Bachs Siliciano バッハのシチリアーノによるパラフレーズ/
  4. Fantasia on Bach's Toccata in D Minor バッハのトッカータ ニ短調による幻想曲/
  5. Les Oiseaux et Francois 鳥とフランソワ/
  6. マックス・レーガー:マリアの子守歌 Op. 76 No. 52 (エストルンドによる歌と室内アンサンブル編)/
  7. La neige de Noel クリスマスの雪/
  8. Paraphrase on Bach's, "Komm susser Tod, komm selge Ruh" バッハの「甘き死よ来たれ」によるパラフレーズ/
  9. La nuit etoilee 星月夜/10. Mondspiegel (ベートーヴェンの月光ソナタによる幻想曲)/
  11. Turquoise Spring 緑の春/12. Reve et Lune 夢と月/13. Night of June 6月の夜/
  14. Lumieres de Jardin 庭の明かり/15. Will-o'-the-wisp 鬼火/
  16. Midnight Hour 真夜中の時間/17. Zephyr ゼフィール
 【CD2】
  1. Titania ティターニア/2. Swedish Folk-dance スウェーデンのフォークダンス/
  3. Dance on Glowing Strings 白熱する弦の上での踊り (Swedish Rhapsody スウェーデン狂詩曲)/
  4. La Sirena ラ・シレーナ/5. Castel Caracal カラカル城/
  6. A True Love of Mine わが真実の愛 (Fantasia No. 2 on Scarborough Fair スカボロフェアによる幻想曲第2番)/
  7-13. 2つのクラリネットのためのブーケ組曲/14-15. Traumgewalt 夢の力/
  16. The Jester 道化師/17. La Flute Reveuse 夢見るフルート/18. Imago Theme 2 イマゴのテーマ 2
 エヴリン・ボロガ(朗読)、エフゲニー・ブラフマン(ピアノ)...CD1:17,CD2:4、
 ナタリー・グラインズ(ピアノ)...CD1:17、ステファン・カッサール(ピアノ)...CD1:1,CD2:5,18、
 ガブリエラ・ダッロリオ(ハープ)...CD1:2、
 ミリアム・ハイドバー・ディキンソン(フルート)...CD1:1,6,7,9,16,CD2:5,17,18、
 カロリーネ・デルゲ(ピアノ)...CD2:3,14,15、オレグ・エゴロフ(ホルン)...CD2:4、
 リナ・フェレンツ(メゾ・ソプラノ)...CD1:6-9,12,16,CD2:1,16、
 ヴァルター・ガッティ(ピアノ)...CD1:14、サーシャ・グリニュク(ピアノ)...CD1:4,10,15,CD2:6、
 クリスティーネ・エリザベス・ヘーニング(クラリネット)...CD2:2,6-13、
 ウラディーミル・ハーリン(ピアノ)...CD2:2,6-13、アンドレアス・ラーケ(指揮)...CD1:8,12.CD2:1,16、
 ウルズラ・ルヴォー(ファゴット)...CD1:15、ヤン・リー(ヴィオラ/ヴァイオリン)...CD1:8,12、
 パオラ・ネルヴィ(ヴァイオリン)...CD1:11、アンナ・ノークス(フルート)...CD1:2、小倉 幸子(ヴィオラ) ...CD1:2、
 アンドレア・パドラッツィーニ(ピアノ)、ローレンス・パーキンス(ファゴット)...CD1:6,7,9,16、
 マルタ・ポトゥルスカ(ヴィオラ)...CD1:3、エレナ・サッコマンディ(ヴィオラ)...CD1:11、
 マリア・ザゴリンスカヤ(ソプラノ)...CD2:4、マウロ・ザッパラ(ピアノ)...CD1:3、
 ソロイスツ・オブ・ニズニー・ノヴゴロドの弦楽アンサンブル...CD2:4、
 コーロ・カリオペ...CD1:13、オルケストラ・ダ・カメラ・デル・ロカルネーゼ...CD1:6,7,9,16

 録音 2019-2020年

 スウェーデン出身の作曲家ジョナサン・エストルンドの作品集。若い頃から音楽家を志し、スウェーデンの大学でヤン・サンドストレムらに師事。
 これまでに100曲近くの作品を書き上げています。この新しいアルバムには、オーケストラ作品から声楽曲、合唱曲、器楽曲、室内楽曲などさまざまなジャンルの作品を収録。
 その多くは自然からインスパイアされたフランス語のタイトルを持つ印象派風の作品ですが、バッハやベートーヴェン作品を元にした曲もあり、その曲調はどれもウィットに富んだ聴きやすいものばかり。
 このアルバムを録音するために大規模なソリストのチームが結成され、彼らは各地に集まり、しばしばコロナ禍の影響を受けながらも2年間にわたり演奏を繰り広げました。聴きごたえのある2枚組です。
 




METIER

MSV-28614
¥2700
SEMPITERNAM 永遠の...
 ローナ・クラーク(1958-):合唱作品集
ラトヴィア国立合唱団
マーリス・シルマイス(指揮)
  1. O Vis Aeternitatis おお、永遠の力よ(2020)
  2つのマリア賛歌(2007)
   2. I. Regina Caeli 天の元后、喜びたまえ/3. II. Salve Regina めでたし元后
  4. Ave Atque Vale さようなら、そしてお元気で(2017)
  Three Carols on Medieval Texts 中世のテキストによる3つのキャロル(2014)
   5. I. Glad and Blithe/6. II. Lullay, my Liking/7. III. Make we Merry
  Requiem レクイエム(2020)
   8. I. Introit/9. II. Lux Aeterna/10. III. Pie Jesu/11. IV. In Paradisum
  12. The Kiss キス(2008)/13. A Song for St Cecilia's Day 聖セシリアの日の歌(1991)/
  14. Do Not Stand at my Grave and Weep 私のお墓の前で泣かないでください(2006)/
  15. The Old Woman 老婆(2016)16. Rorate Caeli 天よ露をしたたらせ(1994)

 録音 2021年6月 Riga St John's Church(ラトヴィア)

 アイルランドの女性作曲家ローナ・クラーク。室内楽、管弦楽、電子作品など多岐に渡るジャンルの曲を書いてきたクラークですが、14歳から合唱団で歌ってきた彼女にとって合唱音楽は常に大切にしてきたジャンルで、このアルバムには30年にわたって書かれたキャロルからレクイエムまでの作品が収録されています。
 トラック14の歌詞はアメリカで追悼の際に読まれる詩の一つで、様々な作曲家が曲をつけており、日本では「千の風になって」が生まれるきっかけになったことでも知られています。
 器楽曲ではモダニズムの様式を採用、前衛的かつ刺激的な音楽を書き上げているクラークですが、合唱作品はアイルランドとイギリスの合唱音楽の伝統を遵守したうえで、独自の個性を発揮。
 クラークが要求する難度の高い美しく複雑な響きをラトヴィア国立合唱団が存分に紡ぎ出しています。
 




STEINWAY&SONS


STNS-30200
¥2700
デイヴィッド・ハックブリッジ・ジョンソン(1963-):
 The Devil's Lyre 悪魔のリラ ピアノ曲集
ロウェル・リーバーマン(ピアノ)
  1. 夜想曲 第1番 Op. 166 「Notturno Spettrale: ショパンへのオマージュ」/
  2. 夜想曲 第2番 Op. 197 「Notturno Misterioso: オカルトより」/
  3. 夜想曲 第3番 Op. 230 No. 1/4. 夜想曲 第4番 Op. 230 No. 2/
  5. 夜想曲 第5番 ロ長調 Op. 299/6. 夜想曲 第6番 Op. 328/
  7. 夜想曲 第7番 Op. 405 「悪魔のリラ」/8. ベル=ファンファーレ Op. 369
  バルカローレ・エレジー Op. 160
   9. I. Lento/10. II. Andante con moto
  Calligraphic Poems カリグラフィック・ポエム Op. 224
   11. I. Allegretto/12. II. Andante con moto/13. III. Moderato appassionato/
   14. IV. Allegro/15. V. Lento molto/16. VI. Allegro festivo
  世界初録音

 使用楽器:Steinway Model D#533611
 録音 2021年6月6-7日 Blue Griffin's Studio "TheBallroom"、Lansing、Michigan(USA)

 自らも作曲家として活躍するピアニスト、ロウェル・リーバーマンが挑む英国現代作曲家、デイヴィッド・ハックブリッジ・ジョンソンの作品集。
 ハックブリッジ・ジョンソンは11歳で作曲を始め、これまでに交響曲、管弦楽曲、室内楽曲、夥しい数の声楽曲、合唱曲を発表。2001年にはイギリスの「新音楽推進協会」の作曲家に選ばれました。
 このアルバムに収録された夜想曲第7番「悪魔のリラ」は、リーバーマンがSTEINWAYレーベルに録音したアルバム「Personal Demons」(STNS-30172)からインスパイアされた作品です。

 
 




TOCCATA CLASSICS



TOCC-633
¥2400
トーマス・ド・ハルトマン(1885-1956):管弦楽作品集
 ウクライナのキャロル集 Op. 60(1940)
  1. I. Chant spirituel/2. II. Viens, Kolada, viens/3. III. Les rois mages/
  4. IV. Les chalumeux des bergers/5. V. L'arrivee de Kolada/6. VI. Ovsen/
  7. VII. La veille de l'Epiphanie/8. VIII. Adieu, Kolada/9. IX Goussak
 10. 交響詩 第4番 Op. 90(1955)
 Concierto Andaluz アンダルシア協奏曲 - フルート、弦楽とパーカッションのために Op. 81(1949)
  11. I Entrada y Romanza/12. II. Juego: Scherzino/13. III. Cante y Juerga
 ウクライナの祭り - 大管弦楽のための組曲 Op. 62(1940)
  14. I. Ouverture/15. II. Fanfare/16. III. Allemande/17. IV. Courante/
  18. V. Fanfare et Sarabande/19. VI. Gavotte/20. VII. Matradour/21. VIII. Canari/
  22. IX. Incantation et danse du Chamane/23. X. Nocturne/24. XI. Danilo Coupor
 1-9を除き世界初録音
  ビューレント・エヴジル(フルート)...11-13
  リヴィウ国立フィルハーモニー交響楽団、テオドレ・クチャル(指揮)

 録音 2021年9月11-13日 National Philharmonic Hall, Lviv(ウクライナ)

 ウクライナで生まれたトーマス・ド・ハルトマン。作曲をアレンスキーやタネーエフ、リムスキー=コルサコフに師事、1907年に発表したバレエ『赤い花』はニジンスキーとパヴロワによりサンクトペテルブルクの帝国歌劇場で上演され、当時の皇帝に感銘を与えたため、彼はミュンヘンで指揮を学ぶ権利を得るとともに兵役を免除されています。
 作曲家として活躍をはじめ1940年までは妻オルガとともにフランスに18年間居住。劇音楽やピアノ曲など数多くを発表するとともに、著述家・神秘思想家ゲオルギイ・グルジエフや画家ワシリー・カンディンスキーとの協同作品を書いたことでも知られています。

 このアルバムに収録された4つの作品は、ハルトマンが故郷を離れて45年を経た"人生最後の20年間"に書かれたもの。サンクトペテルブルク、パリ、ニューヨークなどで培った豊かな芸術体験が作風に反映され、望郷の念も感じられます。
 音楽はチャイコフスキーやラフマニノフなど後期ロマン派の流れを汲みつつも、ジャン=ピエール・ランパルに献呈された「アンダルシア協奏曲」などで聴かれるエネルギッシュなパーカッションの響きには、ストラヴィンスキーやプロコフィエフに通じるモダニズムの影響が見られます。ウクライナ出身の指揮者クチャルの巧みな演奏でお楽しみください。
 原盤ブックレットにはハルトマンの研究者による詳細な解説が英語で掲載されています。

 
  トーマス・ドハルンと夫人 1956年
 
 

TOCC-585
¥2400
パール・ヘルマン(1902-1944): 現存する作品全集 第2集 弦楽のための作品集
 二重奏曲(第2番) - ヴァイオリンとチェロのために(1929-30)
  1. I. Allegro/2. II. Andante/3. III. Allegro giocoso
 組曲 - 無伴奏ヴァイオリンのために(1919)...世界初録音
  4. I. Introduction: Adagio rubato/5. II. Little Waltz/
  6. III. Scherzo: Presto (possibile)/7. IV. Lento/8. V. Little Burlesque: Allegretto
 三声のインヴェンション(1922)...世界初録音
  9. No. 1. Andante/10. No. 2. Molto allegro
 二重奏曲(第1番) - ヴァイオリンとチェロのために(1920)...世界初録音
  11. I. Lento -/12. II. Allegro giocoso/13. III. Andante/14. IV. Allegretto
 15. 弦楽三重奏曲(1921)/16. ピアノ三重奏曲(1921)
  マルコ・コモンコ(ヴァイオリン)、テオドレ・クチャル(ヴィオラ)...9-10,15、
  デニス・リトヴィネンコ(チェロ)...1-3,9-16、ミロスラフ・ドラハン(ピアノ)...16

 録音 2021年4月25-28日 Concert Hall of the Lviv Philharmonic, Lviv(ウクライナ)

 1902年にブダペストでユダヤ系の家庭に生まれたパール・ヘルマン。1915年から1919年にかけてフランツ・リスト音楽院でバルトークとコダーイから作曲を学び、室内楽の教師であったレオ・ヴァイネルの元で最初の作品を書いています。
 チェロは名教師アドルフ・シッファーに指導を受け、学生時代から頻繁に演奏を行い、16歳の時にはチェロ奏者として世界的な活動を始めました。
 作曲家としても多くの作品を発表しましたが、生前に出版されたのは2作だけであり、他の作品はほとんどナチスによって破棄されてしまいました。
 現在、遺された彼の作品を収集する試みが進められており、この第2集には弦楽のための作品が収録されています。
 ハンガリーの伝統的な旋律を効果的に用いたこれらの作品は、バルトークの後継者としてふさわしい仕上がりを見せています。
 
 


TOCC-637
¥2400
ヘイノ・エッレル(1887-1970):ピアノ作品全集 第8集 ステン・ラスマン(ピアノ)
 1. モデラート・アッサイ ト長調(1940頃?)/2. モデラート へ長調(1913)/
 3. モデラート ソステヌート ロ短調(1919/1960)/4. モデラート カンタンド ニ長調(1950頃)/
 5. モデラート アッサイ 変ロ短調(1915)/6. 舞曲 ト長調(1916)/7. 舞曲 ト短調(1916)/
 8. ラルゴ ホ短調(1919/1944)/9. 常動曲 ニ長調(1933)
 14の小品より(1943)
  10. 第3曲 Motisklus ('Contemplation')/11. 第8曲 Vivo/12. 第9曲 Larghetto/
  13. 第12曲 Allegro ma non troppo/14. 第14曲 Tempo di Marcia
 15. ワルツ 変イ長調(1916)/16. 練習曲 変ホ短調(1913)/17. 練習曲 変ホ短調(1913)/
 18. 子守歌 変イ長調(1913)/19. 幻想曲 変ロ短調(1912)/20. エストニアの結婚行進曲 ニ長調 (1940頃)/
 21. ミュージック・ボックス ト長調(1912)/22. アレグロ・スケルツァンド ニ長調(1938)/
 23. Danse du Faune 牧神の踊り(1917)/24. 夕べの歌 変ト長調(1921)/25. スピリトーゾ 変ニ長調(1921)
 24を除き世界初録音

 録音 2014年8月31、31日、2015年3月16、17日、2018年3月24、25日、6月18日 The Old Granary Studio, PrioryFarm, Maypole Green,Toft Monks,Beccles, Suffolk,

 エストニアの作曲家ヘイノ・エッレル。サンクトペテルブルク音楽院でヴァイオリンを学び、いくつかのオーケストラで演奏。管弦楽曲を40曲ほど作曲し、優れた教育者としてトゥビンやペルトをはじめ数多くの弟子を育て「エストニア近代音楽の父」と呼ばれています。
 また、エッレルのピアノ曲は合計206曲が確認されており、これはエストニアのクラシック音楽の中でも最大級の作品群です。しかしそのほとんどは演奏されることがなく忘れられており、この第8集も「夕べの歌」を除いて世界初録音。
 アルバムには1912年から1960年の半世紀にわたって書かれた小品が収録されており、どれもグリーグを思わせる抒情的な雰囲気を湛えています。
 シリーズを通じてエッレル作品の普及に力を注ぐピアニスト、ステン・ラスマンが共感溢れる演奏を聴かせます。
 
 

TOCC-634
¥2400
メアリー・ハウ(1882-1964):歌曲と二重唱曲
 1. The Horseman 騎手(1940)/2. Berceuse cosaque コサックの子守歌(1922)*/
 3. Chanson souvenir 思い出の歌(1925)/4. Reach 届く(1925)*
 Vier Gedichte 4つの詩
  5. No. 1. Der Einsame 孤独(1931)*/6. No. 2. Liebeslied 愛の歌(1931)/
  7. No. 3. Schlaflied 子守歌(1931)*/8. No. 4. Herbsttag 秋の日(1934)*
 9. The Ragpicker くず拾い(1932)/10. Chanson de Coulennes シャンソン・ド・クーレンヌ(1933)*/
 11. Now Goes the Light 今、光が消えゆく(1935)*
 Two Goethe Settings 2つのゲーテの詩(1940)*
  12. No. 1. Am Flusse 川で/13. No. 2. Die Gotter 神々
 14. L'Amant des roses ばらの恋人(1942)*
 Two Mirza Schaffy Settings 2つのミルザ・シャフィの詩(1942)
  15. No. 1 Nicht mit Engeln 天使と比べても*16. No. 2 Mein Herz わが心
 17. Lullaby for a Forester's Child 森の子のための子守歌(1945)/18. Reve 夢(1945)*/
 19. Spring Come Not Too Soon 春はそんなに急に来ない(1947)*/20. Horses 馬たち(1951)*/
 21. Little Fiddler's Green リトル・フィドラーズ・グリーン(1952)*/
 22. Music When Soft Voices Die 音楽よ、やさしい声が消えた後は(1921)
 *...世界初録音
  コートニー・マイナ(ソプラノ)...1-2、4、10-13、15-16、19-20、22
  クリストファー・A・リーチ(テノール)...1、3、5-10、14、17-18、21-22
  メアリー・ディバーン(ピアノ)

 録音 2021年6月16-17日 St Matthew's Episcopal Cathedral, Dallas, Texas(USA)

 アメリカ合衆国の女性作曲家メアリー・ハウの歌曲集。幼い頃からピアノを学び、ピーボディ音楽院に入学。
 ここで出会ったピアニスト、アン・ハルとデュオを結成し1920年から1935年までリサイタル・ツアーを行いピアニストとして活躍しました。
 しかし、女性としては当時稀であった作曲の学位を取得していた彼女の関心は、作曲へと移っていきます。
 初期には専らピアノ曲を書いていましたが、次第に管弦楽作品も手掛けるようになり、ドビュッシー、マーラー、リヒャルト・シュトラウスを思わせる後期ロマン派のスタイルによる作品を発表。
 自然をモティーフにした『砂』や『星』はレオポルド・ストコフスキーの指揮によって演奏され、高い評価を得ています。
 彼女は音楽のパトロンとして知られるエリザベス・スプレイグ・クーリッジと室内楽協会を設立するとともに、ワシントンではエイミー・ビーチと協力し、全米女性作曲家協会を組織しました。
 1933年にはフランスに行き、短期間とは言えナディア・ブーランジェに作曲を師事、最先端の音楽を吸収して腕を磨いています。
 このアルバムには円熟期の歌曲と二重唱曲を収録。英語、フランス語、ドイツ語を自在に駆使し、時には詩の内容に合わせ、積極的に不協和音を使用するなど心のままに書かれた歌曲は、どれも魅力的です。

 
 



<映像>

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DYNAMIC(映像)



DYNDVD37930
(2DVD)
¥4000→\3690
ズービン・メータ&フィレンツェ五月音楽祭管
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《運命の力》 4幕のメロドランマ

  台本: フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ /アントニオ・ギスランツォーニ(1869年改訂稿)
 レオノーラ...サイオア・エルナンデス(ソプラノ)
 ドン・アルヴァーロ...ロベルト・アロニカ(テノール)
 ドン・カルロ・ディ・ヴァルガス...アマルトゥブシン・エンクバート(バリトン)
 プレツィオジッラ...アンナリーザ・ストロッパ(メゾ・ソプラノ)
 グァルディアーノ神父...フェルッチョ・フルラネット(バス)
 修道士メリトーネ...ニコラ・アライモ(バリトン)
 カラトラーヴァ侯爵...アレッサンドロ・スピーナ(バス)
 トラブーコ親方...レオナルド・コルテラッツィ(テノール)
 クーラ...ヴァレンティーナ・コロ(メゾ・ソプラノ)
 市長...フランチェスコ・サムエーレ・ヴェヌーティ(バス)
 外科医...ロマン・リュリキン(バス)
 フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団
  (合唱指揮: ロレンツォ・フラティーニ)
 指揮: ズービン・メータ


DYNBRD57930
(Blu-ray)
¥4000→\3690
NYDX-50206
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5500

 演出: カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)/演出助手: ジョアン・アボイム・カルヴァリョ/舞台美術: ローラント・オルベター
 舞台美術助手: エステリーナ・ザリッロ/衣装: チュ・ウロス/照明&ビデオ・デザイン: フランク・アルー
 映像監督: ティツィアーノ・マンチーニ/制作: フィレンツェ五月音楽祭歌劇場(新制作)

 収録: 2021年6月4日 フィレンツェ五月音楽祭歌劇場、フィレンツェ(イタリア)/収録時間: 190分/音声: イタリア語 PCMステレオ2.0/Dolby digital 5.1(DVD)、PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 字幕: 日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
 画角:16/9 NTSC All Region、DVD...片面二層ディスク×2、Blu-ray・・・片面二層ディスク 1080i High Definition

 舞台は18世紀のスペイン、セビリア。カストラーヴァ侯爵の娘レオノーラとインカ帝国の王族の血をひくドン・アルヴァーロは人目を忍ぶ恋仲。二人が駆け落ちしようとしたところを侯爵に見とがめられます。無抵抗を示すためにドン・アルヴァーロが投げ捨てた拳銃が暴発し、不運にもその弾丸が侯爵に命中。娘を呪いながら絶命した侯爵を残して二人は逃亡します。
 復讐心に燃えアルヴァーロを追うレオノーラの兄ドン・カルロは遍歴の末、イタリアの戦場でドン・アルヴァーロと出会い、その正体を知らぬまま二人は固い友情で結ばれます。
 ところが戦闘で負傷したドン・アルヴァーロの命を救ったドン・カルロは、父侯爵を殺し、妹を誘惑した犯人がドン・アルヴァーロであることを知り・・・

 ヴェルディ中期から後期への過渡期に位置する作品《運命の力》。1862年にサンクトペテルブルクで初演されたものの、その複雑な筋書と、あまりにも陰惨な結末のために作品の評判はあまり芳しくありませんでした。
 ヴェルディはその後、何度かの改訂を施し、とりわけ最後の大規模な改訂により終幕の破滅的な結末を宗教的な救いに転換した1869年のミラノ・スカラ座での上演は、大好評を博しました。
 
 2021年6月、フィレンツェ五月音楽祭の新制作上演《運命の力》ではカタロニアの演劇グループ、ラ・フラ・デルス・バウスの創設メンバーであるカルルス・パドリッサが斬新な演出を施し話題を集めました。
 舞台は遠い過去から物語の始まる1759年、近未来(2222年)、遠未来(3333年)と変転し、抵抗できない宇宙の摂理(運命の力)に翻弄される人類の一員としての登場人物たちが、タイム・トラベラーとして物語に参加してゆくというユニークなもの。
 主役の3人には伸びやかな美声で表情豊かに歌い上げるサイオア・エルナンデス、世界中の歌劇場で活躍する名テノール、ロベルト・アロニカ、強烈な存在感を放つ、本舞台がフィレンツェ・デビューとなるモンゴル出身のアマルトゥブシン・エンクバートを配し、脇を固めるアンナリーザ・ストロッパ(プレツィオジッラ役)、フェルッチョ・フルラネット(グアルディアーノ神父役)らを加えた万全の歌唱陣。
 ズービン・メータがフィレンツェ歌劇場のオーケストラと合唱団を導き作品の内面まで鋭く切り込こみつつ、表情豊かに表現する音楽も聴きものです。

 
 



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OPUS ARTE(映像)


OA1344D
(DVD)
¥3600→\3290
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):歌劇《ドン・ジョヴァンニ》
 2幕のドランマ・ジョコーソ

   台本: ロレンツォ・ダ・ポンテ(1749-1838)
 
 【特典映像】
  - なぜロイヤル・オペラはドン・ジョヴァンニの上演を愛するのか
  - アーウィン・シュロットがドン・ジョヴァンニを演ずるための準備
 ドン・ジョヴァンニ...アーウィン・シュロット(バリトン)
 騎士長...ペトロス・マゴウラス(バス)
 ドンナ・アンナ...マリン・ビストレム(ソプラノ)
 ドン・オッターヴィオ...ダニエル・ベーレ(テノール)
 ドンナ・エルヴィーラ...ミルト・パパタナシユ(ソプラノ)
 レポレッロ...ロベルト・タリアヴィーニ(バス)
 ツェルリーナ...ルイーズ・オルダー(ソプラノ)
 マゼット...レオン・コシャヴィッチ(バス)
 ドンナ・エルヴィーラの小間使い...ジョセフィーヌ・アーデン(俳優)
 農民たち、召使たち、地下からの合唱、楽士たち
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
  (合唱指揮: ジェネヴィーヴ・エリス)
 指揮: ハルトムート・ヘンヒェン

OABD7295D
(Blu-ray)
¥4400→\3990
NYDX-50208
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5500

 演出: カスパー・ホルテン再演/演出: ジャック・ファーネス/舞台美術: エス・デヴリン、ビデオ・デザイン: ルーク・ホールズ
 衣装: アーニャ・ヴァン・クラフ/照明: ブルーノ・ポエト/振付: シーニュ・ファブリシウス/再演振付: アンナ=マリー・サリヴァン
 闘技指導: ケイト・ウォーターズ/再演闘技指導: アニー・リース=ジョーンズ/映像監督: ジョナサン・ハスウェル

 収録: 2019年9月25日、10月8日 コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ロンドン)/収録時間: 178分(本編)+9分(特典映像)
 音声: イタリア語、Dolby Digital Stereo/Dolby Digital 5.1(DVD)、PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 字幕(本編・特典映像):日本語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語
 画角:16/9 NTSC All Region、DVD...片面二層ディスク、Blu-ray・・・片面二層ディスク 1080i High Definition

 【オーパス・アルテ創立20周年記念リリース第2弾 アーウィン・シュロット主演《ドン・ジョヴァンニ》】
 騎士長の娘ドンナ・アンナの部屋に忍び込んだ好色な貴族ドン・ジョヴァンニは、騎士長と決闘になり彼を殺害して逃走。ドンナ・アンナは婚約者のドン・オッターヴィオに父の復讐を求めます。
 当のジョヴァンニは従者のレポレッロを従え、復縁を迫る昔の愛人ドンナ・エルヴィーラからも逃げ出し、さらに婚礼の宴の新婦の村娘ツェルリーナを口説くのでした...
 好色な貴族が、享楽の限りを尽くした末に地獄へ落ちる...。中世から存在していた伝説を基に誕生したのが、この歌劇《ドン・ジョヴァンニ》。この映像は2014年にプレミエ上演され好評を博したカスパー・ホルテンの名演出の再演です。
 大胆なプロジェクション・マッピングの多用や、回り舞台を使った巧みな空間処理と並び、登場人物たちの細やかな性格描写が見どころです。
 ドン・ジョヴァンニを歌うのは、アーウィン・シュロット。欲望の限りを尽くした結果、深い絶望の淵に立たされてゆく迫真の演技と絶妙な歌唱が聴きものです。
 ドン・ジョヴァンニを巡る3人の女性に、ドンナ・アンナ役のマリン・ビストレム、ドンナ・エルヴィーラ役のミルト・パパタナシュ、ツェルリーナ役のルイーズ・オルダーら強い個性と存在感溢れる歌手を配し、シュロットと丁々発止の演技と歌が繰り広げられます。
 モーツァルトをはじめとする古典派の作品に深い造詣を示し、オペラならではの聞かせどころを熟知した、ハルトムート・ヘンヒェンのタクトがこの作品に示される目まぐるしく移ろう男女の心理の綾を、精緻かつ鮮烈に描きだしています。

 
 


















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