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≪第114号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その11 2022/1/25~




1/28(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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GRAZIOSO



GNY 707
(UHQCD)
¥2200→\1990
吉野直子/ハープ・リサイタル
 ~Intermezzo~小品を集めた「ミニアルバム」

 (1)ドビュッシー(ルニエ編):アラベスク第1番
 (2)グランジャニー:コロラド・トレイル
 (3)シベリウス:練習曲 作品76-2
 (4)メリカント:ゆるやかなワルツ
 (5)トゥルニエ:森の中の泉のほとりにて
 (6)グリンカ:夜想曲
 (7)サルツェード:夜のうた
 (8)ファリャ(グランジャニー編):
  スペイン舞曲第1番~オペラ《はかなき人生》より
 (9)グラナドス:エピローグ~「ロマンティックな情景」より
吉野直子(ハープ)

 2021年10月の最新録音!吉野直子の自主レーベル第7弾は自身が長らく大切に弾いてきた小品を集めた「ミニアルバム」。

 セッション録音:2021年10月/軽井沢/DDD、34'07、日本語・英語・帯・解説付

 『自主レーベル"grazioso"からの「ハープ・リサイタル」シリーズが前作の6枚目で一区切りとなり、それに続く7枚目として、自分が長らく大切に弾いてきた小品を集めた「ミニアルバム」を作りました。日々の生活の中の、ホッとできるひと時にそっと寄り添えるようなアルバムになれば、嬉しく思います。』(吉野直子)

 今回の収録作品は活動初期から演奏してきた珠玉の9曲。ドビュッシー(ルニエ編)の「アラベスク第1番」、グランジャニーの「コロラド・トレイル」、シベリウスの「練習曲 作品76-2」、メリカントの「ゆるやかなワルツ」、トゥルニエの「森の中の泉のほとりにて」、グリンカの「夜想曲」、サルツェードの「夜のうた」、ファリャ(グランジャニー編)の「スペイン舞曲第1番」そしてグラナドスの「エピローグ」と、心温まる選曲で構成。
 「第63回(2021年度) 毎日芸術賞特別賞」を受賞した吉野直子が紡ぐこの上なく美しいハープの音色をご堪能ください。

 「ハープ・リサイタル~その多彩な響きと音楽」(GNY-701)、「ハープ・リサイタル2~ソナタ、組曲と変奏曲」(GNY-702)、「ハープ・リサイタル3~バッハ・モーツァルト・シューベルト・ブラームス 他」(GNY-703)、「ハープ・リサイタル4~武満・細川・吉松・ケージ・サティ」(GNY-704)、「ハープ・リサイタル5~その多彩な響きと音楽Ⅱ」(GNY-705)、「ハープ・リサイタル5~その多彩な響きと音楽Ⅱ」(GNY-705)、「ハープ・リサイタル6~トゥルニエ・ルニエ・カプレ・カゼッラ・サルツェード・フォーレ」(GNY-706)も好評発売中。いずれもレコード芸術特選盤です。

 本ディスクは原盤音質を極限まで再現する新技術であるUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)が用いられております。


 演奏会情報
  吉野直子 ハープ・リサイタル2022~ヴァイオリンとチェロとともに~
  2022年2月12日(土)14:00 開演 サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
  共演:白井圭(ヴァイオリン)、佐藤晴真(チェロ)

 
 




MIRARE


MIR 620
¥2900
Muses eternelles~永遠のミューズたち
 ラフマニノフ:「春の洪水」op.14-11、「リラの花」op.21-5
 ラヴェル:マダガスカル島民の歌
  (「ナアンドーヴ」、「おーい(呼び声)」、「休息-それは甘く」)
 デュパルク:「戦のある国へ」、「前世」
 ワーグナー:「天使」、「温室にて」(ヴェーゼンドンク歌曲集より)
 ショーソン:「温室」(歌曲集「温室」op.24より第1曲)
 R.シュトラウス:「あした!」op.27-4
 ジェイク・ヘギー(b.1961):
  アニマル・パッション(ナチュラル・セレクションより)
シリール・ンジキ(ソプラノ)
カオリ・オノ(ピアノ)
イリス・シャロン(ヴァイオリン/シュトラウス)
サラ・ファン・デア・ヴリスト(フルート/ラヴェル)
アルベリク・ブルノワ(チェロ/ラヴェル)

 深くあたたかみのあるフランスの気鋭のソプラノ、シリール・ンジキ、デビューCD の登場!

 録音:2020年9月21-25日、パリ国立高等音楽院/45'

 気鋭のソプラノ、シリール・ンジキのデビュー・アルバムの登場。
 「Muses eternelles~永遠のミューズたち」と題し、女性にあてて書かれた、あるいは女性の詩によるものなど、女性にまつわる作品を集めたもの。
 歌唱言語やスタイルは多岐にわたりますが、そうしたことを超えて、全体として夢見るような、様々な場所や時代を旅するような、充実のプログラムの1枚となっております。
 ンジキとデュオ活動を行っているピアニスト・作曲家、カオリ・オノのピアノも、それぞれの作品のスタイルを的確におさえ、変幻自在で見事。
 ラヴェルでの迫真の表現とアンサンブルは圧巻です。

 シリール・ンジキ(ソプラノ):
  7年間ピアノを学ぶ。17歳で本格的に声楽をはじめ、パリ国立高等音楽院でシャンタル・マティアスのクラスに学ぶ。
  2017年ダヴィド・シュテルン主宰のオペラ・アカデミー「オペラ・フオーコ」の第4期生、および2020年ジャルスキ主宰のベートーヴェン・プロモーションにも参加。
 



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NAIVE



OP 7366
¥2700→\2490
MONTEVERDI~Daylight. Stories of songs, dances and loves/
 モンテヴェルディ~太陽の光。歌、ダンスと愛の物語
コンチェルト・イタリアーノ
リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
  モンテヴェルディ(1567-1643):
   1.「シンフォニア」(歌劇「オルフェオ」より)
   2.「non si levava ancor l'alba novella(あたらしい日はまだ)」(マドリガーレ集第2巻より)
   3.「e dicea l'una sospirando allora(ため息をつきながらある人が言った)」(マドリガーレ集第2巻より)
   4. シンフォニア(マドリガーレ集第7巻より)
   5.「Su, su, su, pastorelli vezzosi(上がれ、上がれ、いたずらな羊飼いたちよ)」
   6.「Su, su, su, augelletti canori(上がれ、上がれ、ちいさな歌姫たちよ)」
   7.ビアージョ・マリーニ(1594-1663):第2のガイヤルド(教会&室内ソナタ集 op.22より)
  モンテヴェルディ:
   8.「Su, su, su, che'l giorno e fore(上がれ、上がれ、一日が始まるぞ!)」
   9.「De la bellezza le dovute lodi(美の讃歌)」
   10.「Duri e penosi むごく苦しい」ウリッセの帰郷 第1幕より
   11.「Io mi son giovinettaわたしは若い娘」マドリガーレ集第4巻より
   12.「Zefiro torna そよ風はもどり」音楽の諧謔
   13. アンドレア・ファルコニエーロ(1585/86-1656):チャッコーナ~エロイカ(カンツォーネ集第1巻より)
  モンテヴェルディ:
   14.「Sento un certo non so che 私はただならぬなにかを感じる」ウリッセの帰郷 第3幕より
   15. ビアージョ・マリーニ:第2 のガイヤルド
  モンテヴェルディ:
   16. 「Chiome d’oro, bel tesoro 金色の髪、美しい宝」マドリガーレ集第7巻より
   17. 「Alle danze, alle gioie, ai diletti おどれ、たのしめ、喜べ」マドリガーレ集第9巻より
   18. 「Movete al mio bel suon le piante snelle 私の旋律に感動してください」愛と戦いのマドリガーレ集より~マリーニ:クーラント第9番(5声部編曲版)
  モンテヴェルディ:
   19. バレエ音楽~オルフェオより
   20. 「Gli arditi balli e l’armonia dei canti 大胆なダンスと歌のハーモニーが」愛と戦いのマドリガーレ集より

 陽の光のもとで歌われる愛やダンス、アレッサンドリーニによる珠玉のモンテヴェルディ

 録音:2020年10月、カリタ・ホール(パドヴァ、イタリア)

 アレッサンドリーニは40年以上にわたり、モンテヴェルディの音楽に取り組んできました。
 マドリガーレやオペラなどを多数録音しており、手兵コンチェルト・イタリアーノとともに、モンテヴェルディの第一人者的存在といえるでしょう。
 そんな彼が、モンテヴェルディの珠玉の楽曲を、「daylight(太陽の光)」と題し、夜明けから太陽が高くのぼった昼の時間帯までの間の愛の物語になるように、自身が選曲して録り下ろした1枚の登場です。
 コンセプトとしては前回のモンテヴェルディ:夜~恋人たちと兵士たちの物語(OP 30566)に続く内容ですが、今回はすべて新録音の音源となります。
 同時代人たちの作品もプログラムに組み込むことによって、モンテヴェルディの音楽がより一層輝きを放ちます。

 




BMC (Budapest Music Center)


代理店変更に伴い再掲載
BMCCD189
【旧譜】
¥2500
ラースロー・ライタ:弦楽オーケストラのための作品全集
 ラースロー・ライタ(1892-1963):
  1. 弦楽オーケストラとハープ、打楽器のための交響曲《Les Soli》Op.33
  2. シンフォニエッタ第1番 Op.43
  3. シンフォニエッタ第2番 Op.62
ブダペスト室内交響楽団
シモーネ・フォンタネッリ(指揮、1)
イムレ・ローマン(指揮、2)
ペーテル・チャバ(指揮、3)

 知られざる交響楽作曲家、ラースロー・ライタ!

 ラースロー・ライタ(1892-1963)は、20世紀前半のハンガリーで最も偉大な作曲家の一人であり、民族音楽学、音楽教育、国際文化外交にも重要な貢献をしました。
 しかし、共産主義に反対したため、1948年以降ほとんど演奏されてきませんでした。近年は再評価されており、フランスの作曲家ヴァンサン・ダンディに師事したことでも知られています。
 作品には9曲の交響曲、10曲の弦楽四重奏曲をはじめとして、多くの管弦楽曲、室内楽曲を残しており、フランスやハンガリーの音楽に加え新古典主義の影響を受けています。

 ※録音:2012年、2013年
 
 

BMCCD193
【旧譜】
¥2500
ポスト・トリエント・グレゴリアン・チャント・イン・ハンガリー
 Dominica II in Adventu/Nativitas Domini, missa in aurora/
 Epiphania/Dominica III post Pascha/
 Dominica V post Pascha/Dominica XVIII post Pentecosten/
 Dominica XXII post Pentecosten/In festo Sancti Pauli Eremitae
スコラ・フンガリカ
ラースロー・ドブサイ(指揮)
ユディット・フェヘール(指揮)

 16世紀半ば、ヨーロッパではそれまでのグレゴリオ聖歌の状況が一変します。
 トリエント公会議によって、それまでばらばらだったミサの様式を統一することが決議されたためです。
 この会議で音楽は取り上げられませんでしたが、典礼文が変わったことにより歌詞は変更し、元々のメロディを残すなど様々な工夫が見られました。
 このアルバムでは、当時のハンガリーのグレゴリオ聖歌を再現しています。

 ※録音:2008年6月
 
 
BMCCD197
【旧譜】
¥2500
Hang Hangba Hull Es Hangot Kerget‛&
 ~アルベルト・マールコシュ:作品集

  アルベルト・マールコシュ:
   A Hetveneves Kolto/Tarsnom A Bunben/
   Peldazat/Mind,Ami Nagy Volt/
   Issa Volgye/Oly Keveset
アコード四重奏団

 ハンガリーの作曲家アルベルト・マールコシュによる、ポーランドの詩人でノーベル文学賞を受賞したチェスワフ・ミウォシュの生誕100周年を記念したアルバム。
 ミウォシュによる詩の断片を使用し作曲されています。

 ※録音:2011年
  



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DA VINCI CLASSICS



PC00505
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
アンドレイ・ガヴリーロフ
生きていることを意識する音楽 第2集 ~
 モーツァルト、ベートーヴェン、リスト、ラフマニノフ

  モーツァルト:幻想曲第3番 ニ短調 K.397/385G
  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2
   ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op.10-3
  リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
  ラフマニノフ:幻想的小品集より「エレジー」変ホ短調 Op.3-1
アンドレイ・ガヴリーロフ
 (ピアノ/スタインウェイ)
C00505
¥2600→\2390

 鬼才アンドレイ・ガヴリーロフ!生きていることを意識する音楽 第2集!

 ☆新型コロナ禍の中、2020年11月に来日を果たし、各地で聴衆に衝撃を与え大喝采を浴びたロシアのヴィルトゥオーゾ、アンドレイ・ガヴリーロフ!
 ☆ガヴリーロフが自身のオフィシャルサイト内で展開している「Unzipped Classical Music」と、「Da Vinci Classic」の共同プロジェクト第2弾としてリリースされる新録音は、リストのピアノ・ソナタを中心とした4人の作曲家の作品集!

 1974年に弱冠18歳でチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、ザルツブルク音楽祭での大成功を収めるものの、その後に待ち受けていたKGBからの迫害。
 そして一転、当時の共産党書記長ゴルバチョフが認めたことにより、亡命することなく国外に滞在する許可を与えられた旧ソ連における最初の芸術家となるなど、激動の人生を歩んできたガヴリーロフ。
 強靭な打鍵、繊細なタッチによる劇的なデュナーミク。時にはピアノが壊れるのではないかと心配になるほどの凄まじいパワー。
 極端なまでの大胆さと繊細さが同居するその演奏は常に賛否両論を巻き起こしますが、90年代初頭までの全世界での大成功の後に待ち受けていた苦悩の日々、演奏活動休止を乗り越えて見事に復活を遂げ、ガヴリーロフがたどり着いた"現在"がここにあります。
 「生きていることを意識する音楽」と題されたこのシリーズ第2弾では、リストの最高傑作のひとつである、ロ短調のピアノ・ソナタを中心として収録されました。
 キャリアを重ね、より深化されたガブリーロフのピアノをご堪能ください。

 ※録音:2020年&2021年、チェコ放送スタジオ1(プラハ、チェコ)

 




 PC00330
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3143
アンドレイ・ガヴリーロフ 降臨 ?
 生きていることを意識する音楽 第1集

  シューマン:蝶々 Op.2、交響的練習曲 Op.13
  ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
アンドレイ・ガヴリーロフ
 (ピアノ/スタインウェイ)
 C00330
\2600→\2390

 アンドレイ・ガヴリーロフ新録音!圧倒的、衝撃的!シューマン&ムソルグスキー!


 2019年になんと18年ぶりとなる来日公演を行い、さらには新型コロナ禍の中、2020年11月に再来日を果たし、各地で聴衆に衝撃を与え大喝采を浴びたロシアのヴィルトゥオーゾ、アンドレイ・ガヴリーロフ。
 ガヴリーロフが自身のオフィシャルサイト内で展開している「Unzipped Classical Music」と、「Da Vinci Classic」の共同プロジェクト第1弾としてリリースされる新録音は、2019年の来日公演でも演奏されたシューマンとムソルグスキー!

 1974年に弱冠18歳でチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、リヒテルの代役として出演したザルツブルク音楽祭での大成功を収めるものの、その後に待ち受けていたKGBからの迫害。
 そして一転、当時の共産党書記長ゴルバチョフが認めたことにより、亡命することなく国外に滞在する許可を与えられた旧ソ連における最初の芸術家となるなど、激動の人生を歩んできたガヴリーロフ。
 強靭な打鍵、繊細なタッチによる劇的なデュナーミク。時にはピアノが壊れるのではないかと心配になるほどの凄まじいパワー。極端なまでの大胆さと繊細さが同居するその演奏は常に賛否両論を巻き起こしますが、90年代初頭までの全世界での大成功の後に待ち受けていた苦悩の日々、演奏活動休止を乗り越えて見事に復活を遂げ、ガヴリーロフがたどり着いた"現在"がここにあります。
 圧巻のシューマンとムソルグスキー、ご期待ください!

 ※録音:チェコ放送スタジオ1(プラハ、チェコ)

 

 




DUX


DUX1758
¥2500
マルシャン:クラヴサン曲集
 組曲ニ短調/組曲ト短調/ヴェネツィア
エヴァ・ムロウカ(クラヴサン)

 バッハとの対決エピソードが有名なマルシャンのクラヴサン組曲集!

 気性も音楽的にも激しい一面を持つ反面、ジャン・バティスト・ヴォリュミエのお膳立てによるJ.S.バッハとの「即興演奏対決」からは当時に逃げ出してしまったというエピソードも残されている(諸説あり)フランス・バロック時代の音楽家ルイ・マルシャン(1669-1732)。
 パリで大成功を収め、その大胆な人物像と優れた作品によって「偉大なるマルシャン」とも称されていたマルシャンではあるものの、生前に出版された作品は意外にも2つのクラヴサン組曲と数曲の声楽曲とカンタータのみだったとされています。
 マルシャンの2つのクラヴサン組曲をピエール・ドンゼラーグのレプリカで奏でるエヴァ・ムロウカは、バーゼルのスコラ・カントルムでイェルク=アンドレアス・ベッティヒャーに学んだ古楽系鍵盤奏者。
 演奏活動だけでなく、ウッチのグラジナ・キェイストゥット・バツェヴィチ音楽院とクラクフのクシシュトフ・ペンデレツキ音楽院で教授として後進の育成にも携わっています。

 ※録音:2020年10月8日-9日、ラウレンス教会(クヴァドラート=イヘンドルフ、ドイツ)
 
 


DUX1805
¥2500
フルーティッシマ ~ 協奏曲集
 ベンダ:フルート協奏曲ホ短調
  (カデンツァ:ミラン・ムンツリンゲル)
 メルカダンテ:フルート協奏曲ホ短調
  (カデンツァ:シルヴィア・クビアク=ドゥブロフスカ)

シルヴィア・クビアク=ドゥブロフスカ(フルート)
ウカシュ・ヴォヤコフスキ(指揮)
シンフォニア・ノーヴァ・オーケストラ


 世界初録音を含む珍しいフルート作品を取り上げる「フルーティッシマ」シリーズの第1弾。
 フランツ・ベンダ(1709-1786)の「フルート協奏曲」は歌からインスピレーションを得て作曲され、C.P.E.バッハの作風を連想させる作品であり、後のロマン派の作品に影響を与えたとされています。
 60曲近いオペラを作曲したサヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870)が1814年に作曲した「フルート協奏曲」は、色彩と感情の面で非常に変化に富んだ知られざる秀作です。
 
 シルヴィア・クビアク=ドゥブロフスカはランパルの指導も受けたポーランドの女流フルート奏者。
 シチェチン城の歌劇場管弦楽団やシンフォニア・ノーヴァ・オーケストラでソリストを務めるなどポーランド内外で活躍中の若手奏者です。

 ※録音:ヘンリク・デビク・コンサート・スタジオ(ヘンリク・デビク、ポーランド)
 
 

DUX1820
¥2500
エモーションズ ~ フルートとオルガンのための美しい小品集 ウカシュ・ドゥゴシュ(フルート)
ロマン・ペルツキ(オルガン)
 ノスコフスキ:子守歌/
 パデレフスキ:メロディ Op.16-2/
 シマノフスキ:子守歌 Op.52、クルピエ地方の歌/
 ペンデレツキ:ミステリオーソ/
 ウカシェフスキ:アリオーソ/
 ヴォシ:アリア/
 ベーム:ポロネーズ・デ・カラファ Op.8a/
 メンデルスゾーン:ズライカ Op.34-4、慰め Op.71-1、歌の翼に Op.34-2/
 グルック:精霊の踊り/
 フォーレ:コンクール用小品/
 ボザ:アリア/
 キラール:ヴォカリーズ、愛のテーマ/
 ロレンツ:アヴェ・マリア/
 モリコーネ:ガブリエルのオーボエ/
 カッチーニ:アヴェ・マリア

 ミュンヘン音楽大学、パリ国立高等音楽院、イェール大学という世界有数の名門校で研鑽を積み、ヤンソンス、メータ、レヴァイン、ロペス・コボスなどの名指揮者たちとの共演経験を持つポーランド・フルート界の名手ウカシュ・ドゥゴシュが、オルガン伴奏で奏でる名旋律の数々。
 ノスコフスキやパデレフスキ、シマノフスキ、ペンデレツキ、ウカシェフスキといった母国ポーランドの大作曲家たちの作品をはじめ、メンデルスゾーン、フォーレ、ボザの名曲、そして映画音楽のミハウ・ロレンツやモリコーネの作品を経てカッチーニの「アヴェ・マリア」でフィナーレを迎えるという魅力的なプログラムです。

 ※録音:2020年2月26日-27日、ポーランド・バルティック・フレデリク・ショパン・フィルハーモニック(グダニスク、ポーランド)
 
 

DUX1814
¥2500
ヤン・ノヴァク(1921-1984):室内楽作品集
 ルスティカ・ムーサII/カプリッチョ/
 ソナチナ/春の踊り/ミマス・マジクス
マルチン・カスプルジク(ピアノ)
レナータ・ジョンソン=ヴォイトヴィチ(ソプラノ)
ジャゴダ・ピエトルシアク=カスプルジク(フルート)
ヴォイチェフ・バフェルトウスキ(チェロ)
ミハウ・ロト(ピアノ)

 ヤン・ノヴァクは20世紀チェコのクラシック音楽の作曲家。
 主に60年代に活躍しており、クラシック音楽だけでなく、母国のカレル・カヒーニャの映画のための音楽や、チェコのアニメーション映画の中心的存在であるアニメーター、イジー・トルンカとカレル・ゼーマンの映画のためにも作曲を行いました。
 またイアヌス・ノヴァークというペンネームで、現代ラテン語の詩人としても活躍し、1970年のアムステルダムのラテン詩コンクールでマグナ・ラウスを受賞した実績を持つマルチ・アーティストです。

 ※録音:2019年8月&9月、ポーランド
 
 


DUX1809
¥2500
エストニアのピアノ三重奏曲集
 アルトゥール・レンバ(1885-1963):ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調
 ヘイノ・エッレル(1887-1970):2つの抒情的小品
 アルヴォ・ペルト(1935-):
  モーツァルト=アダージョ、半音階(スカラ・クロマティカ)
 リホ・エスコ・マイメッツ(1988-):3つの瞑想曲
ピアノ・トリオ《ポル=ヴァレマ=ポル》
 〔マリ・ポル(ヴァイオリン)、
  ヘンリー=デイビッド・ヴァレマ(チェロ)、
  ミーケル・ポル(ピアノ)〕

 エストニア屈指の名ピアニスト、ミーケル・ポルのピアノ三重奏団!

 エストニア国立交響楽団のアーティスト・イン・レジデンスに任命されるなど、母国エストニアを代表するピアニストとして活躍するミーケル・ポル。
 ミハイル・ゲルツ&エストニア国立交響楽団との共演によるラフマニノフ&トゥビンの協奏曲集に続くアルバムは、自身が参加するピアノ・トリオ「ポル=ヴァレマ=ポル」によるエストニアのピアノ三重奏曲集!
 19世紀末~20世紀のレンバとエッレル、現在も活躍中のマイメッツとペルトを組み合わせることにより、近代エストニアの室内楽シーンの変遷を巧みに表現しています。
 2013年に結成された「ポル=ヴァレマ=ポル」は2021年にベルリン・コンチェルトハウスとハンブルク・エルプフィルハーモニーへのデビューを果たすなど着実に活躍の場を広げており、エストニア音楽の普及にも尽力しています。

 ※録音:2020年1月19日&11月25日-26日&12月1日、エストニア音楽アカデミー大ホール(タリン、エストニア)
 
 
DUX1754
¥2500
ショパン・リサイタル マレク・ミゼラ(ピアノ)
ショパン:
 夜想曲第20番嬰ハ短調 Op.Posth《レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ》/
 夜想曲第14番嬰ヘ短調 Op.48-2/マズルカ第26番嬰ハ短調 Op.41-1/
 マズルカ第27番ホ短調 Op.41-2/マズルカ第28番ロ長調 Op.41-3/マズルカ第29番変イ長調 Op.41-4/
 夜想曲第15番ヘ短調 Op.55-1/バラード第3番変イ長調 Op.47/ワルツ イ短調 Op.Posth/
 ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2/スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31/
 ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄》

 ワルシャワのショパン音楽大学でカジミェシュ・ギェルジョト教授に学んだ後、欧州各地や中東、中国、カナダ、アンゴラ、キューバなどを巡り、リサイタルを重ねてきたポーランドのピアニスト、マレク・ミゼラ。
 現在、キェルツェのヤン・コチャノフスキ大学の教授を務めているマレク・ミゼラのショパン・プログラムのコンセプトは「ショパネスク」。ショパンの作品を包括的かつ横断的に捉えることのできるレパートリーでプログラムが形成されています。

 ※録音:2021年3月、グラジナ・キェイストゥット・バツェヴィチ音楽院(ウッチ、ポーランド)
 
 
DUX1795
¥2500
ユリウシュ・ウーチュクへのオマージュ・アルバムとなる
 ポーランドの「ヴェスプロ」

  ユリウシュ・ウーチュク(1927-2020):
   聖母の被昇天の夕べの祈り
チェンストホヴァ・フィルハーモニー・コレギウム・カントルム合唱団
ヤヌシュ・シャドラク(指揮)
カツペル・ヤスクラク(テノール)
ミハウ・ゲンバラ(バス)
ヤクブ・キチンスキ(テノール)
グジェゴシュ・ログト(テノール)
ジャチェク・コビルニク(バス)

 「ポーランド・アカペラ音楽アンソロジー」シリーズの最新作の1つは、2020年にこの世を去ったクラクフの作曲家ユリウシュ・ウーチュクへのオマージュ・アルバムとなるポーランドの「ヴェスプロ」。
 ウーチュク独自のスタイルを感じることができる「ヴェスプロ」には、伝統に対する深い尊敬が刻まれ、特にグレゴリオ聖歌に重点を置かれています。
 また、聖歌を取り巻く文化や演奏条件など、あらゆる面において敬意を払われており、和声における色彩の追求といったウーチュクの特徴が発揮された大作です。

 ※録音:2021年8月30日-9月3日、イエス・キリスト教会(ビエシュホヴィスコ、ポーランド)
 
 

DUX1772
¥2500
アンジェイ・コゼウスキ(1922-2015):合唱作品集
 ファ・レ・ミ・ド・シ/ポーランド三部作/
 遊戯/お告げの祈り/3つの小曲/3部によるミサ
チェンストホヴァ・フィルハーモニー・コレギウム・カントルム合唱団
ヤヌシュ・シャドラク(指揮)

 「ポーランド・アカペラ音楽アンソロジー」シリーズのもう1つの最新作は、20世紀から21世紀初期にかけて活躍したアンジェイ・コゼウスキに捧げられています。
 合唱を「人間の声のオーケストラ」として数々の作品を生み出し、合唱のアンサンブルの中に人間の声でオーケストラに極めて近いサウンドを形成できる可能性があることを見いだしたコゼウスキ。
 代表作でもある「ポーランド三部作」も収録されています。

 ※録音:2021年6月1日-4日、ブロニスワフ・フーベルマン・チェンストホヴァ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
 




GLOSSA



GCD923109
¥2600
ホセチュ・オブレゴン(バロック・チェロ)
チェロエヴォリューション ~ ボローニャからケーテンへ
ホセチュ・オブレゴン(バロック・チェロ)
 J.S.バッハ(1685-1750):《無伴奏チェロ組曲第2番 ハ短調 BWV1008》より前奏曲
 ドメニコ・ガッリ(1649-1697):ソナタ第9番
 ジュゼッペ・マリア・ダッラーバコ(1710-1805):カプリッチョ第4番
 J.S.バッハ:《無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012》よりアルマンド
 ドメニコ・ガブリエッリ(1651-1690):リチェルカーレ第6番、リチェルカーレ第1番
 J.S.バッハ:《無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007》よりクーラント
 ジューリオ・デ・ルーヴォ(17th-18th c.):ロマネッラ第6番 ニ短調、ロマネッラ第8番 ニ長調
 J.S.バッハ:《無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011》よりサラバンド
 フランシスコ・パオロ・スプリアーノ(1678-1753):トッカータ第5番、トッカータ第10番
 J.S.バッハ:《無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010》よりブレ
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632-1692):カプリチオ
 ジュゼッペ・コロンビ(1635-1694):ジグ
 J.S.バッハ:《無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009》よりジグ

 ホセチュ・オブレゴン!無伴奏チェロ作品の歴史を辿る!

 ☆ラ・リティラータの設立者、ホセチュ・オブレゴンによる無伴奏作品集!
 ☆ドメニコ・ガブリエッリからJ.S.バッハまでを巡る音楽の旅!

 J.S.バッハ以前にチェロの無伴奏作品を作ったのは誰だったのか。その答えを探していくと始まりはイタリアのボローニャにありました。
 1666年にボローニャに創設された音楽機関、アカデミア・フィラルモニカはヴァイオリンやチェロの発展に、大きく貢献しました。
 そのアカデミア・フィラルモニカの会員で、チェリストであり作曲家でもあるドメニコ・ガブリエッリが最初の無伴奏チェロ作品を作曲したとホセチュ・オブレゴンは考えています。
 バッハの《無伴奏チェロ組曲》の舞曲を散りばめながら、彼がその大半を作曲したケーテンまで、6人の作曲家たちの無伴奏作品を交えながら収録されています。

 スペインのビルバオ生まれのチェロ奏者ホセチュ・オブレゴンは、スペインとオランダでチェロ、室内楽、指揮を学び、ハーグ王立音楽院でバロック・チェロをアンナー・ビルスマに師事しました。
 ヨーロッパはもちろんアメリカやアジアでも定期的に演奏会を開いており、ピリオド・アンサンブル、ラ・リティラータを創設し古楽の分野で世界的な活躍を見せています。

 ※録音:2020年11月、ラス・ロサス(スペイン)

 
 
 


PGCD922811
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
ジェズアルド:マドリガーレ集第1巻
 カルロ・ジェズアルド(1566-1613):
  マドリガーレ集第1巻(5声)(フェラーラ、1594)
  ヴェノーサ公のガリアルダ(器楽)*
  カンツォネッタ「わが心のひとよ、どのように生きているのか」
  カンツォネッタ「月桂樹の木陰で」
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ
 〔ロッサーナ・ベルティーニ(ソプラノ)、
  フランチェスカ・カッシナーリ(ソプラノ)、
  エレーナ・カルツァニーガ(アルト)、
  ジュゼッペ・マレット(テノール)、
  ラッファエーレ・ジョルダーニ(テノール)、
  マッテオ・ベッロット(バス)、
  ダニエーレ・カルノヴィチ(バス〕
ラ・キメラ(古楽アンサンブル)*
GCD922811
¥2600

 ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ!ジェズアルドのマドリガーレ集第1巻!

 ☆レコード・アカデミー賞2017を受賞した"ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ"!
 ☆活動当初から続くカルロ・ジェズアルドの音楽。最新盤はマドリガーレ集第1巻!
 ☆ラ・ヴェネクシアーナから続く、ジェズアルドのマドリガーレ・プロジェクトが完結!

 モンテヴェルディの傑作「聖母マリアの夕べの祈り」(GCD 922807)で2017年レコード・アカデミー賞「音楽史部門賞」を受賞し、一躍その名を世界へ轟かせた屈指のラテン系ヴォーカル・アンサンブル、"ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ"。
 レコーディング第11弾は、「マドリガーレ集第6巻(GCD 922801)」、「レスポンソリウム集(GCD 922803)」、「マドリガーレ集第3巻(GCD 922806)」、「マドリガーレ集第2巻(GCD 922809)」と、同グループが最初の録音から度々取り組んできた異端の天才、カルロ・ジェズアルドの音楽。
 Glossaでは、ラ・ヴェネクシアーナ(別名義の団体ですが複数の主要メンバーが重複しているアンサンブル)がマドリガーレ集の第4巻(GCD 920934)と第5巻(GCD 920935)を録音しているため、これでジェズアルドの5声のマドリガーレ集全6巻のレコーディング・プロジェクトが20年超をかけてようやく完結しました。

 聖職者の家柄、ヴェノーザ公、コンツァ伯という貴族であると同時に、妻と不倫相手を殺めた血塗られた側面、晩年の孤独な末路という数奇な人生を歩んだ天才作曲家、カルロ・ジェズアルド(1566-1613)。
 第2巻と同時期の1594年(当時28歳で、不貞の妻殺し事件の4年後)にフェラーラで出版された5声のマドリガーレ集第1巻は、おそらく1591年より前に作曲されていた作品を集めたもので、後期の有名な実験的作風とは遠く離れた、若い作曲家の明快で申し分のない、そして効果的な音楽からなります。
 当時の音楽と詩に対する深い知識、美しい声と精確なチューニング、そしてこれらの作品に含まれる豊かな愛情(affetti)を表現する上での絶妙な表現力により、この要求の多いレパートリーの新たなマイルストーンとなるであろう素晴らしい録音が実現しました。
 アディショナル・トラックとして、「ラ・キメラ」が演奏する器楽作品、ポンポニオ・ネンナの5声のマドリガーレ集第8巻に収録されたジェズアルドの2つのカンツォネッタも収録。

 ※録音:2019年8月、9月、10月&2020年7月、イタリア

 
 




INDESENS!



PINDE155
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
アレクサンドル・ガテ(オーボエ)
1900年頃のパリの音楽 Vol.3 ~ オーボエの芸術

 バンジャマン・ゴダール(1849-1895):スコットランドの風景/
 カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):オーボエ・ソナタ Op.166/
 ポール・ピエルネ(1874-1952):田園幻想曲/
 ピエール・オンフロイ・ド・ブレヴィル(1861-1949):オーボエ・ソナタ/
 シャルル・ケクラン(1867-1950):はるかに Op.20/
 ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):ラルゴ、カンツォネッタ/
 フィリップ・ゴベール(1879-1941):2つの小品/
 セザール・フランク(1822-1890):小品第5番/
 ガブリエル・フォーレ(1845-1924):無言歌 Op.17-3
アレクサンドル・ガテ(オーボエ)
ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
INDE155
¥2600

 ☆名門"パリ管弦楽団"の首席オーボエ奏者を務めるアレクサンドル・ガテ新録音!

 管楽器王国フランスが誇る名手達、エリック・オービエ(コルネット)(INDE152)、ヴァンサン・リュカ(フルート)(INDE153)に続く、1900年頃のパリの音楽第3弾は、名門"パリ管弦楽団"の首席オーボエ奏者を務めるアレクサンドル・ガテが登場。

 ガテは、7歳からオーボエを始め、14歳の時にトゥールーズ音楽院で金メダルを受賞。これまでに1999年のフェルナンド・ジレ国際オーボエ・コンクール、2000年の国際オーボエ・コンクール(東京)でともに第1位、2002年にはARDミュンヘン国際音楽コンクールで第3位(1位2位なし)を受賞するなど、数々の国際コンクールで輝かしい成果を収めています。
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、マーラー室内管弦楽団など、世界で最も権威のあるオーケストラとも共演し、ソリスト、室内楽奏者としても活躍しています。

 本アルバムは、19世紀を締めくくり、20世紀への展望を示す、パリ万博史上最大規模となった博覧会の年でもある1900年頃のパリの音楽を集約。絵画、建築、音楽をはじめとする多くの芸術文化が華々しい発展を遂げる中で生まれた極上の音楽を、多くの聴衆を魅了して来た名オーボエ奏者の艶やかな音色と、卓越したテクニックで描きます。

 ※録音:2021年6月24日-25日、ストゥーディオ・リブレット(フランス)
 




RUBICON



RCD1081
¥2600
レア・ビリンガー(ヴァイオリン)
 シンディング&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

 シンディング:
  ヴァイオリン協奏曲第1番 イ長調 Op.45
  ロマンス ニ長調 Op.100
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
レア・ビリンガー(ヴァイオリン)
ホーフ交響楽団
ヘルマン・ボイマー(指揮)

 デュオ・ビリンガーのレア・ビリンガー!初のコンチェルト・アルバムをリリース!

 ☆ドイツ期待のヴァイオリニスト、レア・ビリンガーの初のコンチェルト・アルバムは、シンディングとメンデルスゾーン!
 ☆14歳でベルリンのフィルハーモニーでソロ・デビュー、2008年にはブラームス国際コンクールで最高位を受賞!

 ピアニストのエスター・ビリンガーとともに姉妹デュオ(デュオ・ビリンガー)としても華々しい活躍を見せるドイツ期待のヴァイオリニスト、レア・ビリンガーが、Rubicon(ルビコン)より初のコンチェルト・アルバムをリリース!
 ピアノ曲《春のささやき》で有名なクリスティアン・シンディング(1856-1941)は、グリーグ以降のノルウェーを代表する作曲家。
 交響曲は4曲あり、ノルウェーのシンフォニストとしても重要です。もともとヴァイオリニストを志していたこともあり、ヴァイオリンのための協奏的な作品は、3つのヴァイオリン協奏曲のほか《ロマンス》《伝説》《夕べの風景》など、彼の管弦楽作品の中で大きな割合を占めています。

 1898年に作曲された《ヴァイオリン協奏曲第1番》は、当時は大成功を収めつつも、その後レパートリーから消えてしまった作品で、録音も多くはありません。
 ソリストを引きたたせるよう巧妙に構成され、印象的な旋律に溢れ、管弦楽の扱いも見事な本作は、もっと多くの人に知られてよいはずです。
 1910年にハープを含む管弦楽とヴァイオリンのための作曲された《ロマンス》も、ブルッフやドヴォルザークの作品に似た、優しくてロマンチックな楽想が素晴らしい作品。
 メンデルスゾーンの傑作と合わせてお楽しみください。

 14歳の時にベルリンのフィルハーモニーでのソロ・デビューを飾り、国際的なキャリアをスタートしたヴァイオリニストのレア・ビリンガーは、ザルツブルク音楽祭やMDRムジークゾマー(MDR音楽の夏)、ダヴォス国際音楽祭など世界各地の国際音楽祭で活躍。2008年にはブラームス国際コンクールで最高位を受賞しています。
 



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ALPHA



ALPHA792
¥2700→\2490
ベルチャ弦楽四重奏団
 共演者はタベア・ツィンマーマンとジャン=ギアン・ケラス!
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
 弦楽六重奏曲 第1番、第2番

  1-4. 弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 Op. 18
  5-8. 弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 Op. 36
ベルチャ弦楽四重奏団
 コリーナ・ベルチャ(ヴァイオリン)第1
 アクセル・シャシェル(ヴァイオリン)第2
 クシシュトフ・ホジェルスキ(ヴィオラ)第2...1-4、第1...5-8
 アントワーヌ・ルデルラン(チェロ)第1...1-4、第2...5-8
タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)第1...1-4、第2...5-8
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)第2...1-4、第1...5-8
NYCX-10287
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音: 2021年3月 ウィーン・コンツェルトハウス
 ※国内仕様盤 日本語解説-本田裕暉

 【名手集結!ブラームスの名作に新時代の美演が登場】
 人気、実力共に現在最高のアンサンブルの一つ、ベルチャ弦楽四重奏団。ブラームスの名作、弦楽六重奏曲を演奏するにあたり彼らが共演者に選んだのは、いずれも現代を代表する名手であり、友人でもあるタベア・ツィンマーマンとジャン=ギアン・ケラスでした。
 6人は2021年3月、コロナ禍の中ヨーロッパ・ツアーを敢行、キャンセルとなった公演もあったものの、ルクセンブルクやハンブルクで大きな成功を収め、この録音に臨んでいます。
 前向きな躍動感を常に感じさせるテンポ、旋律の美しさを余すところなく表現する伸びやかな歌、6人のテクニックと感性、親密さと緻密さを併せ持つ鉄壁のアンサンブルが、作品の魅力を十二分に引き出しています。
 アマデウスQ、アルバン・ベルクQといった往年の名四重奏団の伝統を引き継ぐとともに、ピリオド解釈など現代の風を呼吸する彼らならではのブラームス像を感じ取ることの出来る、素晴らしいアルバムです。

 
 
 


ALPHA768
¥2700
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):フルートと鍵盤のためのソナタ集
 1-3. フルートとオブリガート鍵盤のためのトリオ・ソナタ ニ短調 Wq 145/H 569
 4-6. フルートとオブリガート鍵盤のためのトリオ・ソナタ ニ長調 Wq 83/H 505
 7-9. 無伴奏フルートのためのソナタ イ短調 Wq. 132/H 562
 10-12. フルートとオブリガート鍵盤のためのトリオ・ソナタ ハ長調 Wq 149/H 573
 13-15. 鍵盤のための自由なファンタジア 嬰ヘ短調 Wq 67/H 300
 16-18. フルートとオブリガート鍵盤のためのトリオ・ソナタ ロ短調 Wq 143/H 567
  フランソワ・ラザレヴィチ(フラウト・トラヴェルソ)
  ジュスタン・テイラー(フォルテピアノ)
NYCX-10286
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 (フラウト・トラヴェルソ)使用楽器: ドレスデンのアウグスト・グレンザー(18世紀)製作のモデルによるアングレーム(フランス)のウジェーヌ・クライネン2002年製作の再現楽器
 (フォルテピアノ)使用楽器: ウィーンのアントン・ヴァルター(1752-1826)製作のモデルによるディヴィショフ(チェコ)のポール・マクナルティ2017年製作の再現楽器

 【古楽器の味わいを妥協なく引き出してゆく名手二人、C.P.E.バッハ至福のデュオ】
 フラウト・トラヴェルソ(古楽器フルート)だけでなく民俗楽器にも通暁、フランス各地の伝統的なバグパイプやミュゼットの名手としても知られる俊才フランソワ・ラザレヴィチ。
 ALPHAレーベルで幾多の名盤を制作してきた彼の共演者には、大バッハのソナタ集(ALPHA490)でのチェンバロの鬼才ジャン・ロンドー、アイルランド伝統音楽のアルバム(ALPHA234)での異才ヴァイオリン奏者デイヴィッド・グリーンバーグなど抜きん出た個性の持ち主が目立ちますが、今回は近年躍進目覚ましいフランスの古楽鍵盤奏者ジュスタン・テイラーとの録音となっています。
 しかも大バッハの次男、個性という点ではこちらも申し分ないユニークな天才C.P.E.バッハの作品集は嬉しいリリース。
 父の多声音楽への関心を受け継ぎながら、刻一刻と変わりゆく人心の機微を音の響きへと変えてゆく多感主義的作風は時代に先駆けた存在感で、18世紀半ばの作品にしてロマン派を先取りするような瞬間があちこちに聴かれます。
 彼を長く雇いながら冷遇し続けたフリードリヒ大王はフルートを愛奏し、フォルテピアノに普及当初から関心を寄せ続けた音楽愛好家。
 C.P.E.バッハがその宮廷で綴った作品を中心に、ラザレヴィチとテイラーは楽器の自然な響きの魅力を十全に引き出しながら、一瞬ごと音楽性に満ちたデュオを繰り広げてゆきます。
 この二人の間にしか生まれえない音空間の味わいを、ALPHAならではの自然なエンジニアリングの響きで楽しめるのも嬉しいところ。
 奏者二人それぞれの音楽小宇宙を堪能できる独奏曲も収録されており、隅々まで聴き深め甲斐のある1枚に仕上がっています。
 
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ALPHA790
¥2700→\2490
【バーバラ・ハンニガン、ルシエンヌほか、
 豪華ゲストと奏でる華麗なダンス・ミュージックの世界】

『ダンス・ウィズ・ミー』 ~20世紀のダンス・ミュージック

 グレン・ミラー(1904-1944)/ビル・エリオット編曲:
  1. ムーンライト・セレナーデ - スロー・フォックス
 カルロ・ベルトラン・ルイス(1915-2008)/エリオット編曲:
  2. キエン・セラ - チャ-チャ
 クルト・ワイル(1900-1950)、ロジェ・フェルネ(1905-1983)/エリオット編曲:
  3. ユーカリ - タンゴ-ハバネラ
 バニー・マニロウ(1943-)/グレッグ・アンソニー・ラッセン編曲:
  4. コパカバーナ - サルサ
 ジョージ・ハミルトン・グリーン(1893-1970)、ウォレス・アーウィン(1875-1959)/ビル・カーン編曲:
  5. フラッフィー・ラッフルズ - ワン-ステップ
 ロベルト・シュトルツ(1880-1975):
  6. 君を愛す - イングリッシュ・ワルツ
 ジョン・シェーンベルガー(1893-1983)/エドムンド・ヘンシュ編曲:
  7. ささやき - クイック-ステップ
 ザビア・クガート(1900-1990)/エリオット編曲:
  8. マイ・ショール - ルンバ
 フレデリック・ロウ(1901-1988)、アラン・ジェイ・ラーナー(1918-1986)/エリオット編曲:
  9. 一晩中踊れたら - ウィンナ・ワルツ
 ウィンギー・マノン(1900-1982)/エリオット編曲:
  10. イン・ザ・ムード - ジャイブ
 カオマ/アンソニー・ラッセン編曲:
  11. ランバダ - サンバ
 エドワード・エルガー(1857-1934)/レオ・アルトク編曲:
  12. 愛の挨拶 - スロー・ダンス
 バーバラ・ハンニガン(ソプラノ)1,3,5,9、
 ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ(トランペット)4
 
 ベルラーヘ・サクソフォン・クァルテット,4,10,11
  ラエス・ニーダーシュトラッサー(ソプラノ・サクソフォン)、ペーター・ヴィフ(アルト・サクソフォン)、
 フアニ・パロップ(テナー・サクソフォン)、エヴァ・ヴァン・フリンスヴェン(バリトン・サクソフォン)
 
 ルートヴィヒ管弦楽団
  イングリッド・ヘーリングス(フルート)、バート・デ・カーター(クラリネット)、
  ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ(トランペット)、
  ラエス・ニーダーシュトラッサー(ソプラノ・サクソフォン)、
  エヴァ・ヴァン・フリンスヴェン(バリトン・サクソフォン)、
  ナディア・ウェイゼンベーク、フロール・ル・クルトレ(ヴァイオリン)、
  フランク・ブラッケー(ヴィオラ)、ミヒャエル・ミュラー(チェロ)、
  ウィルマー・デ・ヴィッサー(コントラバス)、ヘンリー・ケルダー(ピアノ)、
  ヤン・ルル・ハメルスマ、ニルス・メリフステ(パーカッション)
NYCX-10288
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音: 2021年5月 スタジオ5、ヒルフェルスムMCO、オランダ
 ※国内仕様盤 日本語解説・歌詞大意‛&片桐卓也

 オランダの6つのオーケストラのメンバーが、新たなる表現の場として2012年に結成したルートヴィヒ管弦楽団。
 オーケストラ発足時からコラボレーションを続けているバーバラ・ハンニガンと共にこれまで、『クレイジー・ガール・クレイジー』(ALPHA293)、『ラ・パッショーネ』(ALPHA586/NYCX-10136)といったアルバムをリリースしており、いずれも世界的に高い評価を得ています。
 そのメンバーによる小編成のバンドが演奏するダンス・アルバムが登場。
 ハンニガンが4曲でヴォーカルを担当するほか、2枚のソロ・アルバムも好調でクラシックからジャズまでこなす″裸足のトランペッター″ルシエンヌが「コパカバーナ」でソロを聴かせ、バンドのメンバーとしても参加しています。
 また2021年に「ゴルトベルク変奏曲」のリリースで大きな話題となったベルラーヘ・サクソフォン・クァルテットも登場。
 「愛の挨拶」から「ランバダ」まで、様々なダンス・ミュージックが次から次へと現れる、たいへん楽しいアルバムです。
 




<国内盤> 


fine NF



NF-29601
\3000
《廣津留すみれ~
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲+シャコンヌ》 

  メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
  J.S.バッハ:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より)
廣津留すみれ(ヴァイオリン&指揮)
デア・リング東京オーケストラ

 廣津留すみれ,ファーストCD
 デア・リング東京オーケストラと共演

 「ぱあっと視界を開いてくれた経験」(廣津留すみれ)

 ライナーノーツ
  飾り気のない 素直な資質の持ち主 (萩谷由喜子)
  ボストンの空気を忘れずに音を奏でる (大原哲夫)
  ぱあっと視界を開いてくれた経験 (廣津留すみれ)

 廣津留すみれとデア・リング東京オーケストラとのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とバッハのシャコンヌのCDの登場です。 
 昨年(2021年)9月4日のデア・リング東京オーケストラの所沢公演では、ジョセフ・リンとベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を共演する予定でしたが、コロナ禍で来日が困難になったため、代わりに廣津留すみれ氏をソリストに迎えました。
 廣津留はリンと同様ハーバード大学を首席で卒業、その後進学したジュリアード音楽院では同院教授のリンに室内楽を学びました。さらに2人共にハーバード大学同窓のヨーヨー・マと深い親交があるという縁があります。
 ソリスト変更に伴い、共演曲目はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲からメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に変更し、ジョセフ・リン同様指揮者なし(指揮を兼ねる)で演奏しました。
 デア・リング東京オーケストラは発足当初より協奏曲では指揮者なしの方針でした。ソロとオーケストラが一体感のある演奏ができやすいと考えるからです。
 公演前日の9月3日には、メンデルスゾーンと縁の深いJ.S.バッハの「シャコンヌ」の公開録音を行い、この2曲のカプリングで廣津留すみれのファーストCDをリリースします。
 廣津留すみれは、テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』金曜コメンテーターを務めており、音楽シーン以外での彼女の活躍をご存知の方も多くいらっしゃることでしょう。

 デア・リング東京オーケストラ
  最先端にして原点回帰!
  従来のオーケストラの常識にとらわれることなく「空間力」を基本に据え、日本からあらたな響きの創造を目指し西脇義訓により2013年に創立。
  「デア・リング」の名称は、先進性、独創性、開拓者精神で世界を席巻したワーグナーの代表作「ニーベルングの指環」Der Ring des Nibelungen からの連想で、「輪」や「和」にも通じるこのオーケストラの基本理念を示す。
  全員前向きやカルテット配置、立って演奏するなどの試みは最先端ではあるが、オーケストラの原点回帰でもある。高品位録音と高品質ディスク制作で知られるfine NFレーベルに所属。
  東京芸大、桐朋音大、東京音大、武蔵野音大、国立音大、洗足音大などを卒業した若手のプロの演奏家により構成されている。
  2018年8月31日にデビュー・コン サートを開催、同年の毎日新聞「この1年」(回顧)で公開演奏会で示されたその響きは、柔らかさ、色彩、音楽的な豊かさにおいて、驚異的な革命で あった」と評された。
  

 録音:所沢市民文化センター ミューズ アークホール
     2021年9月3日 (J.S.バッハ=公開録音)
     2021年9月4日 (メンデルスゾーン=ライヴ収録)
 

















1/27(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

DUX


DUX1747
¥2500
ポートレーツ ~ フランスの音楽さまざま
 ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747):ソナタ第6番ロ短調
 アントワーヌ・フォルクレ(1672-1745):ラ・ルクレール
 ルイ=アントワーヌ・ドルネル(c.1680-1756):ソナタ第4番ニ長調《ラ・フォルクレ》
 アントワーヌ・フォルクレ:ラ・クープラン
 フランソワ・クープラン:王宮のコンセール第3番イ長調
 ルイ=アントワーヌ・ドルネル:ソナタ第2番ニ長調《ラ・クープラン》
 ジャン=フェリ・ルベル:ソナタ第4番ホ短調《ラ・フォルクレ》
  oh!トリオ
   〔マルティナ・パストゥシュカ(ヴァイオリン)、
    クシシュトフ・フィルルス(バス・ヴィオール)、アンナ・フィルルス(クラヴサン)〕

 oh!トリオが繰り出す華麗なるフランス・バロックの魅力!

 コンサートミストレスのマルティナ・パストゥシュカとマネージャーのアルトゥル・マルケが中心になり、2012年にカトヴィツェで設立されたポーランドのピリオド・オーケストラ「oh!オルキェストラ・ヒストリチナ」(ヒストリカル・オーケストラ 《oh!》)。
 ポーランド内外で注目を集めるこのピリオド・オーケストラのメンバーによって結成されたピリオド楽器使用の小編成アンサンブル「oh!トリオ」によるフレンチ・プログラムが登場します!
 ルベルのソナタ第6番で始まり、フォルクレの「ルクレール」、ドルネルの「フォルクレ」、フォルクレの「クープラン」など、プログラムの選曲も非常に魅力的。
 「oh! オルキェストラ・ヒストリチナ」のコンミス、マルティナ・パストゥシュカが1637年にフィレンツェのヴァレンティノ・シアーニによって製作されたヴァイオリンで、優雅なるフレンチ・プログラムを彩ります。

 ※録音:2018年7月、ポーランド国立放送交響楽団室内楽ホール(カトヴィツェ、ポーランド)
 
 

DUX1711
¥2500
パラレルズ ~ ヴァイオリンとピアノのための作品集
 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
 エルスネル:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.10-1
 シマノフスキ:バレエ音楽《ハルナシェ》より 舞曲
 タンスマン:ヴァイオリンのための5つの小品
オリアーナ・マステルニャク(ヴァイオリン)
ジュスティーナ・ダンチョフスカ(ピアノ)

 パラレリズム、パラレル。これらの言葉に象徴されるこのヴァイオリンとピアノのためのアルバムでは、比較的近い時期に作曲されたモーツァルトの「K.301」とエルスネルの「Op.10-1」を組み合わせることにより、ポーランドの音楽とヨーロッパの音楽の融合を試みています。
 さらにラヴェル、シマノフスキ、そしてタンスマンという特徴ある作風の作品を加えることにより、ヨーロッパの潮流の中に存在する様々な音楽言語を表現しています。
 ヴァイオリンのオリアーナ・マステルニャクは、2012年1月にウィーンのムジークフェラインにデビューを果たし、2014年にポーランドの弦楽四重奏団メッセージズ・クヮルテットを創設。ポーランド内外で活躍中の女流奏者です。

 ※録音:2021年3月&5月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ユーロピアン・センター(ルスワビツェ、ポーランド)
 
 
DUX1713
¥2500
クシシュトフ・メイエルの大作、交響曲第9番
 「信仰と希望のシンフォニー」作品126を収録

  クシシュトフ・メイエル(1943-):
   交響曲第9番 Op.126《信仰と希望の交響曲》
ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団
クラクフ・カロル・シマノフスキ・フィルハーモニー合唱団
ヤクブ・クレノヴィチ(指揮)

 現代のポーランドを代表する作曲家の1人、クシシュトフ・メイエルの大作、ダビデの詩篇による合唱とオーケストラのための交響曲第9番「ダビデの詩篇による合唱とオーケストラのための交響曲第9番「信仰と希望のシンフォニー」作品126を収録」を収録。
 この最新作は、明確なメッセージが込められたモニュメンタルな声楽と器楽のシンフォニーとして作曲されています。
 2015年に作曲の作業を開始した際、メイエルは古代のダヴィデ詩篇に手を伸ばし、ポーランドと世界の現状について、「嘘の言葉」が広がり、人々が「戦争に突入」し、ますます明確に「平和を憎む」ことへの憂慮を表明すべく筆を進めたと言います。
 楽章ごとにアンサンブルの規模や編成、使用楽器が大きく異なり、フルキャストで演奏されるのは終楽章のみという「交響曲第9番」。
 2016年にポズナン・フィルハーモニー・コンサート・ホールで世界初演が行われた際のライヴ・レコ―ディングです。

 ※2016年3月18日、ポズナン・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポズナン、ポーランド)
 
 
DUX1746
¥2500
コントラバスとピアノのためのコンテンポラリー・ソナタ集
 ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):
  コントラバスとピアノのためのソナタ
 ローウェル・リーバーマン(1961-):
  コントラバスとピアノのためのソナタ Op.24
 フランク・ポルト(1941-):
  コントラバスとピアノのためのソナタ第2番
マレク・ロマノフスキ(コントラバス)
ハンナ・ホレクサ(ピアノ)

 グバイドゥーリナとリーバーマンに、アメリカのプロトという現役で活躍する現代の大作曲家たち3人によるコントラバスとピアノのための「コンテンポラリー」ソナタ集。
 コントラバスのマレク・ロマノフスキは2016年にドイツのルートヴィヒスルストで開催されたヨハネス・マティアス・シュペルガー国際コンクールで優勝した実績の持ち主。
 2014年にはプロトの「パガニーニの主題による9つの変奏曲」のオーケストラ伴奏版のポーランド初演を担当するなど、現代作品の演奏、解釈を得意としています。

 ※録音:2017年2月&2018年4月、カトヴィツェ(ポーランド)
 




MUSICAPHON


代理店変更に伴い再掲載

M56962
【旧譜】
¥2600
フランツ・クサーヴァー・モーツァルト:ピアノ作品集 Vol.3
 ピアノ・ソナタ ト長調 Op.10/行進曲 ト長調 FXWM VII:9/
 ドイツ舞曲 ニ短調 FXWM VII:23/ドイツ舞曲 ト長調 FXWM VII:24/
 レントラー ヘ長調 FXWM VII:19/
 ロシアの歌とクラコヴィアクによる幻想曲 イ長調 FXWM VII:30/
 アンダンティーノ イ長調 FXM VII:41
スザンネ・フォン・ラウン
 (フォルテピアノ/
  1812年製ヨーゼフ・ブロッドマン)

 モーツァルトの末子、フランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト集!

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの末子(第4子)として生まれ、生前より「W.A.Mozart Sohn/fils」と名乗っていたというフランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト(1791-1844)のピアノ作品集。
 ミヒャエル・ハイドンの弟子ジギスムント・ノイコムや理論家としても著名であったヨハン・ゲオルク・フォーグラー、さらにベートーヴェンの師のひとりとして有名なヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガーやアントニオ・サリエリに作曲を師事し、ピアノは父モーツァルトの愛弟子でもあった大ピアニスト、ヨハン・ネポムク・フンメルについて学んでいます。
 1807年に書かれたピアノ・ソナタ Op.10では、父によってさらに発展したソナタ形式を扱わず、マンハイム楽派の手法に回帰しているのが興味深い点です。(Op.10以外の収録曲は全て世界初録音とのことです。)

 ※録音:2014年4月(ドイツ、ハンブルク)
 
 

M56961
【旧譜】
¥2600
ユーモアのあるメロドラマ ピアノヴォルテ・デュオ(朗読&ピアノ)
 クリストフ・J・ケラー(1959-):Galgenlieder und mehr...(クリスティアン・モルゲンシュテルン)
 ハンス・ヴィルヘルム・プラテ(1947-):Autobus-Variationen(レーモン・クノーの『文体練習』による)
 フリーダー・メシュヴィッツ(1936-1983):Tiergebete(カルメン・ベルノス・デ・ガストルドのテキストによる)
 ヴォルフガング・ガブリエル(1930-):6つの詩(ヴィルヘルム・ブッシュの『心の批評』による)

 朗読とピアノ伴奏を組み合わせ、テキストを音楽的に指し示し深める、新しいメロドラマ形式を長年にわたって扱ってきたピアノヴォルテ・デュオ。
 その活動は高く評価されており、朗読俳優ヘルムート・ティーレとピアニストのベルント=クリスチャン・シュルツの優れた芸術に触発されて、何人もの作曲家がこのジャンルの新作を書き下ろしたほどです。
 本作には20世紀生まれの作曲家がレーモン・クノーやヴィルヘルム・ブッシュなどのテキストに音楽を付けた4つのサイクルが収録されています。

 ※録音:2014年4月(ドイツ、ハンブルク)
 
 

M56960
【旧譜】
¥2600
19世紀&20世紀のハープ作品集
 (トゥルニエ、グランジャニー、フォーレ、アッセルマンほか)
ミリアム・シュレーダー(ハープ)
 マルセル・トゥルニエ:映像 組曲第4番より《魔法の鳥かご》、前奏曲と舞曲《妖精》/
 フランツ・ポエニッツ:ヴィリーの死の舞踏 Op. 24a/
 マルセル・グランジャニー:魅惑と魔法の森で/
 フォーレ:塔の中の王妃 Op. 110/
 アッセルマン;鬼火 Op.48、グノーム Op.49/
 ヘスース・グリーディ:La del Alba seria

 フランスの名手カトリーヌ・ミシェルに師事したドイツのハーピスト、ミリアム・シュレーダーは、このアルバムのために幻想的で夢のような作品を集めました。
 ロマン派と近代のハープ音楽が、いかに神秘的で、時にエキセントリックで、多様なスタイルの中に居場所を見つけ、今日に至っているかを、バラエティに富んだ魅力的なラインナップで紹介しています。

 ※録音:2013年9月(ドイツ、ボン)
 
 

M56957
【旧譜】
¥2600
ポンセ:ギター・ソナタ集
 ソナタ・メキシカーナ
 南のソナチネ
 ギター・ソナタ第3番
 ギターとハープシコードのためのソナタ*
マキシミリアン・マンゴールド(ギター)
クリスチャン・ニークイスト(ハープシコード)*

 偉大なギター奏者アンドレス・セゴビアとの出会い以降、数多くの優れたギター作品を生み出した20世紀メキシコの重要な作曲家、マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948)。
 ポンセの最初のギター・ソナタ《ソナタ・メキシカーナ》は、印象派的な和声、ポリリズム、強いコントラストにもかかわらず形式的に統一された構成、そして何よりも、この時代のギターレパートリーの中で最も美しいといっても過言ではない緩徐楽章など、後のより成熟したギター音楽の特徴をすべて示しています。

 ※録音:2014年8月
 



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CAPRICCIO



C5454
¥2600→\2390
レイフ・セーゲルスタム
 1979年/1987年の録音
マルタン:レクイエム/ヤナーチェク:主の祈り


 フランク・マルタン(1890-1974): レクイエム
  - 4人の独唱、合唱、オーケストラとオルガンのための
   1. Introitus/2. Kyrie/3. Dies irae/4. Offertorium/
   5. Sanctus/6. Agnus Dei/7. In paradisum/8. Lux aeterna
 
 レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928): Otce nas 主の祈り
  - テノール独唱、合唱、オルガンとハープのための
   9. Otce nas 天にいますわれらが主よ
   10. Bud vule tva あなた様のご意思が天にも地にも
   11. Chleb nas vezdejsi dej nam dnes
    われらが日々の糧を今日も下さい
   12. A odpust nam nase viny 私たちが罪人を許したように
   13. Neuvod nas v pokusen 私たちを誘惑へと導かず
ジェーン・マーシュ(ソプラノ)...1-8
リア・ボーレン(アルト)...1-8
クレス=ホーカン・アーンショー(テノール)...1-8
ロベルト・ホル(バス)...1-8
ハインツ・ツェドニク(テノール)...9-13
アルコラ・クラーク(ハープ)...9-13
ルドルフ・ショルツ(オルガン)
ウィーン・ジュネス合唱団...1-8
ウィーン放送交響楽団...1-8
オーストリア放送協会合唱団...9-13
レイフ・セーゲルスタム(指揮)

 録音 ウィーン、ムジークフェライン(ライヴ) 1979年2月23日...1-8 1987年10月22日...9-13

 1975年から1982年までウィーン放送交響楽団の首席指揮者を務めたレイフ・セーゲルスタム。
 自身も作曲家であり、幅広いレパートリーを持つ彼は、演奏機会に恵まれない作品を好んでとりあげ、聴衆の意表をつきました。
 このアルバムに収録されている2作品はともにオーケストラのアーカイヴから発掘してリマスターを施したもの。どちらも聴き応えがあります。
 マルタンの死の直前である1971年から72年に作曲された「レクイエム」は、「死を受け入れ、和解するための明確な意思」を表現したという作品で、激しいDies iraeと美しいIn paradisumの対比が際立ち、バッハやシェーンベルク、バルトークの影響が仄かに見受けられる無調に近い音楽です。
 かたやヤナーチェクの「主の祈り」はポーランドの画家ユゼフ・クシェシュ=メンツィナの宗教画「山上の垂訓」に触発された15分程度の作品。
 ヤナーチェクはキリストではなく民衆を主人公にして作曲し、ピアノとハルモニウム(オルガン)の伴奏による小規模なカンタータとして仕上げた作品を、1906年にハープとオルガン伴奏に改訂しました。
 ここで表情豊かなテノール独唱を聞かせるのは、ワーグナー作品などでおなじみのハインツ・ツェドニクです。

 
 
 


C5448
¥2600
ヨハン・マッテゾン(1681-1764):
 オラトリオ『ヨゼフ』(1827年 ハンブルク)
  - 三位一体後第4日曜日のための

   1-12. 第1部
   13-22. 第2部
コーネリア・ファーリオン(ソプラノ)
ヤン・イェルリチュカ(アルト)
クレメンス・メルクナー(テノール)
ダニエル・シュミット(テノール)
マルテ・フィアル(バリトン)
ヨハネス・ヒル(バス)
アンサンブル・パウリヌム(声楽アンサンブル)
プルクラ・ムジカ・バロック・オーケストラ
 (古楽器使用:コンサート・マスター...
  クリスティーネ・ロックス)
クリスティアン・ボナート(バス、オルガン、指揮)

 詞: トビアス・ハインリヒ・シューバート
 録音 2017年7月10-11日 Christusukiuche、ロイトリンゲン(ドイツ)

 演奏会の途中でヘンデルと決闘になりかけたものの、和解して親友になったというエピソードが伝わるドイツの作曲家ヨハン・マッテゾン。
 本業は外交官として活躍しながら1715年にはハンブルクの聖マリア大聖堂の音楽監督に就任、難聴に苦しみながらも13年間奉職し、その期間には祝祭日のための24曲のオラトリオを作曲しました。
 このドイツ語で書かれたオラトリオ『ヨゼフ』は1727年、マッテゾンの指揮の下で初演された作品。宗教音楽と演劇のスタイルが融合された彼の作品は、どれも声楽パートに対して要求が厳しく、これらを
 歌いこなすのは並大抵のことではなかったようです。
 このアルバムの演奏は小編成の声楽アンサンブルと古楽器オーケストラによるもの。ヨゼフ役のメルクナーの清々しい声と、闊達な器楽アンサンブルが魅力です。

 
 
 


C5446
¥2600
ヨーゼフ・ラーボア(1842-1924):
 クラリネット三重奏曲/チェロ・ソナタ第2番

  クラリネット三重奏曲 ホ短調(1917)
   1. I. Allegro comodo
   2. II. Scherzo: Allegro
   3. III. Adagio ma non troppo
   4. IV. Thema mit Variationen: Allegretto
  チェロと左手ピアノのためのソナタ - 第2番 ハ長調(1918)
   5. I. Allegro con spirito
   6. II. Duett: Andantino quasi Allegretto
   7. III. Rondo: Adagio - Allegro assai
アンサンブル・トリス
【メンバー】
 イェルク・ヴァハゼネッガー(クラリネット)
 ゲルハルト・ヴァイツ(チェロ)
 ホルガー・ブッシュ(ピアノ)

 録音 2020年7月21-23日、11月16-17日 4TUNE STUDIO、ウィーン(オーストリア)

 CAPRICCIOレーベルが力を入れているオーストリアの作曲家・ピアニスト、ヨーゼフ・ラーボア(ラボル)の3作目となる室内楽曲集。
 ラーボアは幼い頃に天然痘のため失明するというハンディを背負いながらも、教育者として多くの門弟を育てました。
 中でも戦争で右手を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインを指導したことは、彼にとって大切な出来事であり、ラーボアの80曲ほどの作品は、そのほとんどが裕福なヴィトゲンシュタイン家の働きかけによって出版されています。
 このアルバムに収録された「チェロと左手ピアノのためのソナタ」もヴィトゲンシュタインに献呈されており、技巧的なピアノの使い方には両者の親密な関係が感じられます。
 クラリネット三重奏曲の憂愁を帯びた曲想を持つアダージョには、ラーボアと親しかったブラームスの影響を思わせる旋律が聞き取れます。3人の名手による「アンサンブル・トリス」による演奏です。

 ヨーゼフ・ラーボア: 既発アルバム
  C5430…ヴァイオリン・ソナタ/チェロ・ソナタ 他
  C5390…ピアノ五重奏曲/ピアノ四重奏曲

 
 




GRAND PIANO



GP884
¥2400
アルフォンス・シュツェルビンスキ(1858-1895):
 ピアノ作品全集 第2集

  1. ポロネーズ 変ロ長調 Op. 13/2. ロンドー ヘ長調 Op. 1
  3つの無言歌 Op. 8
   3. 第1曲 思い出/4. 第2曲 春への欲望/5. 第3曲 瞑想曲/
  6. 主題と変奏 ト短調(G. コウクルによる補筆完成版)/
  7. 無言歌 ホ短調/
  8. カプリッチョ ニ短調(G. コウクルによる補筆完成版)/
  9. 無言歌 変イ長調 Op. 16/
  10. アンダンテと変奏 ヘ長調(G. コウクルによる補筆完成版)/
  11. 無言歌 嬰ハ短調 Op. 31/
  12. フーガ ハ長調(G. コウクルによる補筆完成版)
  
世界初録音
ジョルジオ・コウクル
 (ピアノ...Steinway, Model D)

 録音 2021年10月24日 Studio Bottega del Pianoforte Lugano(スイス)

 ポーランド後期ロマン派の作曲家アルフォンス・シュツェルビンスキ。幼い頃から音楽の才能を発揮、ベルリンでエドゥヴァルト・グレルとヴォルデマール・バルギールに作曲を学んだ後、ポーランドに戻り上流家庭の音楽教師として人気を得ました。
 しかし、その生活は演奏家及び作曲家としての向上心を満たすことはできず、クラクフ音楽院の教職に応募するも却下され、やがて経済面でも苦境に追い込まれたシュツェルビンスキは、現世での成功を諦めて宗教に救いを求めます。
 頼りにした神父との面談に向かった彼は、宿の暖房装置の故障が原因で大量の煙を吸い込んで健康を害し、修道院に入ることなく、親族の家にで36歳の人生を閉じました。
 その作品の多くは作曲者自身によって破棄されたり、第1次大戦中に逸失したと見られていますが、作曲家の姪マリア・シュツェルビンスカの尽力により約65作が確認されています。
 この第2集にはコウクルによる補筆完成版も含め、12曲が紹介されています。精緻な対位法によるフーガ、メンデルスゾーン風の「無言歌」や、ショパンを思わせるポロネーズなど、美しく愛らしい旋律を持つさまざまな作品をお楽しみください。

 シュツェルビンスキ: ピアノ作品全集第1集…GP876

 
 



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ONDINE



ODE-1400
¥2500→\2290
ラルス・フォークト(ピアノ&指揮)
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):ピアノ協奏曲第1番&第2番

 ピアノ協奏曲第1番 ト短調 Op. 25
  1. I. Molto allegro con fuoco/2. II. Andante/
  3. III. Presto Molto allegro e vivace
 ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 Op. 40
  4. I. Allegro appassionato/5. II. Adagio. Molto sostenuto/
  6. III. Finale. Presto scherzando
 7. 華麗なカプリッチョ ロ短調 Op. 22
ラルス・フォークト(ピアノ&指揮)
パリ室内管弦楽団

 録音 2021年11月2-5日 Philharmonie de Paris, Le Studio、パリ(フランス)

 2020年7月にパリ室内管弦楽団の音楽監督に就任したラルス・フォークト。
 これまでにもロイヤル・ノーザン・シンフォニアを弾き振りし、ブラームスの2つのピアノ協奏曲とベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲、三重協奏曲で素晴らしい演奏を披露してきましたが、今作でのパリ室内管弦楽団とのアルバムでは、メンデルスゾーンのピアノ協奏曲を弾き振りしました。
 収録曲はメンデルスゾーン22歳の時に書かれた、冒頭の激しいパッセージが印象的な第1番、28歳の作品でバーミンガムで初演された第2番。
 ともにメンデルスゾーンらしい優雅な旋律と、技巧的なパッセージが多用されたピアノ・パートと、力強いオーケストラ・パートが特徴。フォークトは双方を手堅くまとめ、一体感を生み出すことに成功しています。
 添えられた「華麗なカプリッチョ ロ短調」は1825年の作品。ゆったりとしたピアノの独奏に先導され、オーケストラが巧みな伴奏を付けていきますが、突然激しい曲調に変わるなど、カプリッチョ(奇想曲)のタイトルにふさわしい華やかな作品です。 フォークトが奏する目の覚めるようなパッセージに耳を奪われることでしょう。
 フォークトにとっても新しい世界の開拓となる記念碑的な1枚です。

 
 




SOMM RECORDINGS


ARIADNE5014
¥2500
Hail Caledonia ヘイル・カレドニア 音楽によるスコットランド
 1.伝承曲: The Black Bear Salute 黒い熊のあいさつ(I. サザーランド編)
 2. ロバート・ドッカー(1918-1992): Abbey Craig アビー・クレイグ (Scots Wha Hae)
 3. アーネスト・トムリンソン(1924-2015): Cumberland Square
  カンバーランド・スクエア (My love she's but a lassie yet/Cock o' the North)
 4. エリック・コーツ(1886-1957): Elizabeth of Glamis グラームズのエリザベス (Springtime in Angus)
 5. フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847): 交響曲第3番「スコットランド」 - スケルツォ
 6. アーサー・ブレイク(1925-1994): Take the High Road Theme テイク・ザ・ハイ・ロードのテーマ
 7. ヘイミッシュ・マッカン(1868-1916): Sutherland's Law Theme
  サザーランズ・ローのテーマ (Land of the Mountain and the Flood)(I. サザーランド編)
 8. ドッカー: Faery Dance Reel 妖精のダンス・リール
 イアン・サザーランド(1936-): 3つのスコットランドの城
  9. Stirling Castle スターリング城: Gateway to the Highlands ハイランドの玄関口
  10. Dunvegan Castle, Isle of Skye ダンヴィーガン城、スカイ島
  11. Edinburgh Castle, Princes Street エディンバラ城、プリンシズ・ストリート
 12. アレクサンダー・マッケンジー(1847-1935): ベネディクトゥス
 13. グランヴィル・バントック(1868-1946): キシュムルの厨房
 マルコム・アーノルド(1921-2006): 4つのスコットランド舞曲
  14. Strathspey/15. Reel/16. Hebrides/17.Highland Fling
 18. ロイ・ウィリアムソン(1936-1990): Flower of Scotland スコットランドの花(I. サザーランド編)
 19. 伝承曲: アメイジング・グレイス(I. サザーランド編)
 20. イワン・ホワイト(1901-1960): Devil's Finale 悪魔のフィナーレ/Reel o' Tulloch (from Donald of the Burthens)
  グラスゴー市バグパイプ・バンド...18、グラスゴー市合唱団...18、ディヴィッド・ウォザースプーン(バグパイプ)...19、
  イアン・マクドナルド(バグパイプ)...20、グラスゴー市フィルハーモニー管弦楽団、イアン・サザーランド(指揮)

 録音 1995年-96年(ライヴ) Glasgow Royal Concert Hall、スコットランド

 1995~96年にライヴ録音され、今回新しくリマスターされたイアン・サザーランドとグラスゴー市フィルハーモニー管弦楽団による「スコットランド」を礼賛する音楽集。
 この快活なパフォーマンスには、グラスゴーを代表する2人のバグパイプ奏者をはじめ、グラスゴー市の合唱団やバグパイプ・バンドが集結、この土地ならではの音楽を存分に聴かせます。
 収録曲は誰もが知っている「アメイジング・グレイス」やスコットランドの伝承曲、マルコム・アーノルドの「スコットランド舞曲」をはじめ、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」のスケルツォから、スコットランドの人気テレビ・ドラマのテーマ曲まで多岐にわたっており、スコットランドの音楽を知るための格好の入門アルバムにもなっています。
 
 


SOMMCD277
¥2500
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):
 『ファサード』初演100周年記念アルバム

  1-22. ファサード
   詩: イーディス・シットウェル(1887-1964)
  23-38. 映画音楽『ヘンリー5世』(エドワード・ワトソン編)
   テキスト: ウィリアム・シェイクスピア
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン/朗読)...1-22
タムシン・ダレイ(メゾ・ソプラノ/朗読)...1-22
ケヴィン・ホエートリー(メゾ・ソプラノ)...23-38
オーケストラ・オブ・ザ・スワン
ブルース・オニール(指揮)

 録音 2021年5月11-12日 Stratford Play House、Stratford-upon-Avon(UK)

 このアルバムは英国の作曲家、ウィリアム・ウォルトンの代表作の一つ「ファサード」の初演100周年を記念するとともに、ウォルトンが音楽を担当した映画の主人公でもあるヘンリー5世(1387-1422)の没後600年を記念した1枚です。
 『ファサード』は1922年、彼の友人の姉であるイーディス・シットウェルの詩の朗読会のために作曲されたもの。
 ウォルトンは、第二次世界大戦前の不安な情勢を吹き飛ばすかのように、コミカルで活力ある音楽をつけています。現在ではオーケストラによる2つの組曲がよく演奏されますが、もともとは器楽合奏と朗読による作品です。
 このアルバムではバリトンのロデリック・ウィリアムズがタムシン・ダレイとパートナーを組み、全曲を歌うかのように語っています。
 また、1944年の「ヘンリー5世」は第二次世界大戦のため英国が最悪の状態にある中、国民の士気を高めるために製作された映画。
 ウォルトンのドラマティックな音楽は、胸を揺さぶるものです。
 このアルバムではエドワード・ワトソンによって11人編成の小アンサンブル用に編曲された版で演奏されていますが、大オーケストラの響きに遜色ないインパクトあるサウンドが楽しめます。
 
 


SOMMCD0645
¥2500
ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821-1889):
 弦楽五重奏曲集

  1-4. 弦楽五重奏曲第2番 ホ短調
  5-8. 弦楽五重奏曲第1番「大五重奏曲」ハ短調
  9-12. 弦楽五重奏曲第3番 イ長調
 
 1-4、9-12...世界初録音
レオン・ボッシュ(コントラバス)...5-8
イ・ムジカンティ
【メンバー】
 タマーシュ・アンドラーシュ(ヴァイオリン)...1-12
 ベネディクト・ホランド(ヴァイオリン)...1-12
 ロベルト・スミセン(ヴィオラ)...1-12
 サラ=ジェーン・ブラッドリー(ヴィオラ)...9-12
 リチャード・ハーウッド(チェロ)...1-12
 アーシュラ・スミス(チェロ)...1-4

 録音 2021年6月14-15日 St Nicholas' Church, Thames Ditton(UK)

 イタリアの作曲家・指揮者ジョヴァンニ・ボッテジーニの生誕200年を記念したアルバム。
 幼い頃からヴァイオリンの演奏に秀でていましたが、ミラノ音楽院では、家庭の事情で奨学金を得られる楽器であったコントラバスを選択、1年後には優秀な成績で卒業したというボッテジーニ。
 卒業時に獲得した賞金で名器を購入し、演奏活動に邁進。「コントラバスのパガニーニ」と呼ばれるまでになりました。
 このアルバムには世界初録音となる2曲を含む、3つの弦楽五重奏曲を収録。この3曲は各々楽器編成が異なり、第2番ホ短調はボッケリーニが好んだチェロが2台用いられた編成を取り、第3番はモーツァルトやメンデルスゾーン風のヴィオラ2台を用いた編成、そしてメルカダンテに献呈された第1番ハ短調は、コントラバスが用いられたボッテジーニならではの作品に仕上がっています。
 イ・ムジカンティと、このアルバムがSOMM RECORDINGSデビューとなるコントラバスの名手レオン・ボッシュによる伸びやかな演奏で、歌心あふれる作品をお楽しみください。
 
 


SOMMCD0646
¥2500
英国歌曲の100年 第3集 ジェイムス・ギルクリスト(テノール)
ネイサン・ウィリアムソン(ピアノ)
 ピーター・ディキンソン(1905-)
  1. Let the Florid Music
 W.H.オーデンの詩による4つの歌曲
  2. I. Look, stranger on this island now/3. II. Eyes, look into the well/
  4. III. Carry her over the water/5. IV. What's in your mind, my dove, my coney
 マデリーン・ドリング(1923-1977): 5つのベッチェマンの歌曲
  6. I. A Bay in Anglesey/7. II. Song of a nightclub proprietress/
  8. III. Business Girls/9. IV. Undenominational/10. V. Upper Lambourne
 ネイサン・ウィリアムソン(1978-): The Little That Was Once a Man
  かつては人であった小さなもの...世界初録音
   11. I. In someone else's poem/12. II. 4 a.m./13. III. Not being... (I) The ordinary way/
   14. IV. Not being... (II) Misunderstanding/15. V. Moon at rest
 ジョン・ウールリッチ(1954-):The Unlit Suburbs 照明のない郊外...世界初録音
  16. I. The Submerged Bar/17. II. Rat Town/
  18. III. The Ghost Choir/19. ウィリアムソン: Intermezzo 間奏曲...世界初録音
 ジェフリー・プール(1949-):The Eye of the Blackbird 黒鳥の目...世界初録音
  20. I. Twenty snowy mountains/21. II. The Autumn Wind/22. III. I Was of Three Minds/
  23. IV. Which to Prefer/24. V. Icicles/25. VI. I Know Noble Accents/
  26. VII. Out of Sight/27. VII. He Rode over Connecticut/28. IX. Evening all Afternoon

 録音 2020年10月25-27日 メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、サリー(UK)

 イギリスを代表するテノールの一人、ジェイムズ・ギルクリストとピアニスト、ネイサン・ウィリアムソンによる「英国歌曲の100年」の最終巻となる第3集の登場。
 今作は1950年以降に書かれた作品に焦点が当てられています。
 今作に初めて登場するピアニストのウィリアムソン自身の連作歌曲を含む、ウールリッチ、プールの4作品が世界初録音。
 なかでもブライアン・ヘイザーの詩によるウィリアムソンの「かつては人であった小さなもの」は、すでに遺灰となってしまった登場人物の目を通して歌われる奇妙な歌で、ウィリアムソンがこのアルバムとギルクリストのために書いた特別な作品です。
 他にはドリングのドラマティックな「ベッチェマンの歌」やディキンソンの「W.H.オーデンの詩による4つの歌曲」などを収録。
 詩と音楽の表現度の深さに驚かされる1枚と言えそうです。
 
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SOMMCD0647
¥2500→\2290
辺境マニアにはたまらない
 7人のアフリカの作曲家
  African Pianism アフリカのピアニズム
レベッカ・オモルディア(ピアノ)
アブデルカデル・サードウン(パーカッション)...18、19
 1. アヨ・バンコール(1935-1976): Egun Variations エグン変奏曲 ト長調
 ジョセフ・ハンソン・クワベナ・ンケティア(1921-2019):
 アフリカのピアニズム - 12の教育用小品より
  2. Play Time/3. Dagarti Work Song/4. Builsa Work Song/5. Volta Fantasy
 クリスティアン・オニェジ(1967-): ウフィエ(イグボ・ダンス)
  6. I. Moderately fast/7. II. Slow/8. III. Fast
 フレッド・オノブウェロスオケ(1960-): 5つの万華鏡 - ピアノのために...世界初録音
  9. I. With vigor/10. II. Adagio molto parlando/11. III Larghetto espressivo/
  12. IV. Lentissimo e languendo13. V. Vivace con brio
 ディヴィッド・アール(1951-): 南アメリカの子供時代からの情景より
  14. II. Princess Rainbow
 ナビル・ベナブデルジャリル(1972-):
  15. Nocturne IV 夜想曲第4番...世界初録音/16. Nocturne V 夜想曲第5番...世界初録音/
  17. Nocturne VI 夜想曲第6番...世界初録音/18. En attente du printempsa 春を待つ...世界初録音
 アキン・エウバ(1935-2020): 3つのヨルバの無言歌
  19. Ore Meta 3年間/20. Mo Ja'we Gbegbe 思い出の葉を摘む/
  21. L'ori Oke ati petele 丘の上で、平野の上で

 録音 2021年8月30日-9月1日 メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、サリー(UK)

 7人のアフリカの作曲家による素晴らしい音楽のコレクション。
 アメリカにおける「アフリカ系アメリカ人歴史月間」である2月にリリースされるこのアルバムは、ピアニスト、レベッカ・オモルディアのデビュー・アルバムでもあります。
 ヨーロッパの「ト長調」の音階にナイジェリアの音楽言語を巧みに融合したバンコールの「エグン変奏曲」をはじめ、アフリカでの子供時代の思い出を綴ったアールの「Princess Rainbow」、アフリカのパーカッション音楽のリズミカルなアクセントに影響を受けたンケティアの「アフリカのピアニズム」、先住民の歌を用いて素晴らしい効果をもたらしたエウバの「3つのヨルバの無言歌」、その作品がデ・ニーロの映画でも使われたことのあるオノブウェロスオケの「5つの万華鏡」など、興味深い品が並びます。
 パーカッションを交えた曲も聴きどころ。レベッカ・オモルディアは「アフリカのクラシック音楽のパイオニア」と称賛される、ルーマニアとナイジェリアの血を引くピアニスト。
 ロンドンにおけるアフリカ音楽コンサート・シリーズの芸術監督を務めています。
 




AZUR CLASSICAL

AZC 174
¥2500
ヨーロッパのヴァイオリン サロンの音楽
 エルガー (1857-1394) :愛のあいさつ Op.12
 クライスラー (1875-1962) :ウィーン風小行進曲
 サラサーテ (1844-1908) :アンダルシアのロマンス Op.22
 マスネ (1842-1912) : 「タイス」 の瞑想曲
 ブラームス (1833-1897) / ヨアヒム (1831-1917) 編曲:ハンガリー舞曲 第1番
 チャイコフスキー (1840-1893) :秋の歌 (「四季」 Op.37bis から)
 ヴィエニャフスキ (1835-1880) :クジャヴィアク (マズルカ)
 パガニーニ (1782-1840) :ソナティネ 第2番
 チャイコフスキー:ナタ・ワルツ Op.51 No.4 / 感傷的なワルツ Op.51 No.6
 クライスラー:シンコペーション
 リュック・ベヴィール (1958-) :アリオーソ
 ブラームス / ヨアヒム 編曲:ハンガリー舞曲 第2番
 ヴィエニャフスキ:オベルタス
 バルトーク (1881-1945) :ルーマニア民俗舞曲集
 スク (1874-1935) :4つの小品 Op.17
アンジェイ・グルジェン (ヴァイオリン)
えぐち やすこ (ピアノ)

 録音 : 時期の記載なし、リサイタル・スタジオ、ユイ、ベルギー

 ベルギーのリエージュを本拠に活躍するポーランドのヴァイオリニストと日本のピアニストによる演奏。
 
 
AZC 175-FASTRE
¥2500
マリアンヌ・ファストレ
 ショパン (1810-1849) :
  ポロネーズ 変イ長調 Op.53 「英雄ポロネーズ」 /
  ノクターン 変ニ長調 Op.27 No.2
  子守歌 変ニ長調 Op.57 / 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 /
  ノクターン ヘ短調 Op.55 No.1
  ノクターン 変ホ長調 Op.9 No.2 / ノクターン 嬰ハ短調 Op. posth
 リスト (1811-1886) :
  エステ荘の噴水 / ラ・カンパネッラ /
  慰め (コンソレーション) 第3番 /
  愛の歌 (シューマンによる) / 森のざわめき /
  ヴェネツィアとナポリ
   ゴンドラを漕ぐ女 / カンツォーネ / タランテッラ
マリアンヌ・ファストレ (ピアノ)

 録音 : 時期の記載なし、リサイタル・スタジオ、ユイ、ベルギー

 ベルギーのピアニスト、マリアンヌ・ファストレは名ピアニスト、フランス・クリダ (1932-2012) の愛弟子。
 【お詫びとご注意】
 当商品の外装には AZC 175 という規格番号表示がありますが、これは既発売商品と重複しているため、弊社では当商品を AZC 175-FASTRE として扱います。(代理店)
  
 
AZC 176
¥2500
シャルル・エルンスト (1941-) :ピアノ作品集
 協奏的幻想曲 (M) / 無言歌 / ロマンス / 心配事 (M) /
 慰め (K) / ドイツ風ワルツ / 即興曲 (J) / 間奏曲 (F) /
 ノスタルジー (L) / 水辺の散歩 / 最初の飛行 /
 ナイアス (M) / 憂うつ / 田舎の思い出 /
 悲しいワルツ (L) / ノクターン (J) / ラプソディー (M) /
 エレジー / ヘブライのメロディー / トッカータ (F)
シャルル・エルンスト (ピアノ (無印))
マリアンヌ・ファストレ (ピアノ (M))
ケフラン・ベヴィール (ピアノ (K))
ヨハン・シュミット (ピアノ (J))
フランソワ・セルニー (ピアノ (F))
リュック・ベヴィール (ピアノ (L))

 録音 : 時期の記載なし、リサイタル・スタジオ B、ティアンジュ、ベルギー

 ベルギーの作曲家シャルル・エルンストの作品を作曲者自身と当レーベルのピアニストたちが演奏。
 
 
AZC 177
¥2500
トリオ・ヨハンナ ホルン、ヴァイオリンとピアノのための音楽
 シャルル・ケクラン (1867-1950) :
  ヴァイオリン、ホルンとピアノのための4つの小品
  ヴァイオンとピアノのためのソナタ Op.64
  ホルンとピアノのためのソナタ Op.70
 リュック・ベヴィール (1958-) :
  ヴァイオリンとピアノのためのアリオーソ
  ホルン、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲
トリオ・ヨハンナ
 ガリーナ・エルマコヴァ (ピアノ)
 ゴーティエ・ドーグ (ヴァイオリン)
 ドニ・シマンディ (ホル)

 録音 : 時期の記載なし、リサイタル・スタジオ、ティアンジュ、ベルギー

 トリオ・ヨハンナは1999年、ホルン奏者ドニ・シマンディ (デニス・シマーンディ) が創立した三重奏団。
 「ヨハンナ」 はホルン三重奏曲の名作を書いたブラームスの母親の名前から採られています。
 
 

AZC 178
¥2500
ロナルド・ファン・スペンドンク & カトリーヌ・ミシェル ロナルド・ファン・スペンドンク (クラリネット)
カトリーヌ・ミシェル (ハープ)
 クラリネットとハープのためのフランス音楽
 ビゼー (1838-1875) :
  小さな旦那様、小さな奥様 (小組曲 「子供の遊び」より) /
  メヌエット (組曲 「アルルの女」より) / 間奏曲 (オペラ 「カルメン」より)
 マスネ (1842-1912) :エレジー Op.10 No.5 / 「タイス」 の瞑想曲
 フォーレ (1845-1924) :
  子守歌 Op.16 / シシリエンヌ Op.78 / 無言歌 Op.17 No.3 / 夢のあとに Op.7 No.1 / パヴァーヌ Op.50
 ドビュッシー (1862-1918) :美しい夕暮れ / 小舟にて (小組曲 より) / 小品 / 亜麻色の髪の乙女
 サティ (1866-1925) :3つのジムノペディ / ジュ・トゥ・ヴ
 ラヴェル (1875-1937) :
  眠りの森の美女のパヴァーヌ ( 「マ・メール・ロワ」 より)
  ヴォカリーズ、ハバネラ形式のエチュード

 録音 : 2019年2月26日、Martin's Manoir、ジェンヴァル、ベルギー

 ロナルド・ファン・スペンドンク (1970年生まれ) は2022年現在ブリュッセルおよびモンス王立音楽院、パリのエコール・ノルマル音楽院教授を務めるベルギーのクラリネット奏者。
 カトリーヌ・ミシェル (1948年生まれ) はパリ・オペラ座管弦楽団の首席奏者を務めたフランスのハーピスト。
 
 
AZC 179
¥2500
ヴァレール・ビュルノン ヴァレール・ビュルノン (ピアノ)
 ドビュッシー (1862-1918) :
  喜びの島
  前奏曲集 第1巻 から
   夕べの大気に漂う音と香り (第1巻 第4曲) / 西風の見たもの (第1巻 第7曲)
   沈める寺 (第1巻 第10曲) / 月の光が降り注ぐテラス (第2巻 第7曲) / 花火 (第2巻 第12曲)
 アレクサンドル・プロトポポフ (1866-1918) :5つの前奏曲 Op.32
  風景 / 心配して / Tres expressif / Andante mosso - Lento lugubre / シベリアへのメッセージ
 プロコフィエフ (1891-1953) :ピアノ・ソナタ 第8番 変ロ長調 Op.84

 録音 : 時期の記載なし、リサイタル・スタジオ B、ティアンジュ、ベルギー

 1998年生まれのベルギーのピアニスト、ヴァレール・ビュルノンのデビューCD。
 
 
AZC 182
¥2500
ゴーティエ・ドーグ
 ニコラ・バクリ (1961-) :無伴奏ヴァイオリン作品集
ゴーティエ・ドーグ (ヴァイオリ)
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 Op.53 (1996/1997)
  無伴奏ヴァイオリンのための変奏ソナタ [Sonata Variata] Op.70c (2000/2001)
  無伴奏ヴァイオリンのための瞑想ソナタ [Sonate-Meditation] Op.106 (2008)
  ベラ・バルトークを記念するソナタ (2つのヴァイオリンのための) Op.95 (2005)
  コル・ニドライ・ソナタ (無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番) Op.76 (2002)
  無伴奏ヴァイオリンのための短いソナタ [Sonata Breve] (モーツァルトに捧げるソナタ) (1994)
  無伴奏ヴァイオリンのための3つの小ラプソディー Op.21 (1979/1986)
  エーリヒ・ツァンの音楽 (ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの小節による、
   無伴奏ヴァイオリンのための) Op.21 (1986 / 改訂 : 1987)

 録音 : 2020年9月-2021年1月、リサイタル・スタジオ、ティアンジュ、ベルギー

 ニコラ・バクリは現代フランスを代表する作曲家の一人。
 ゴーティエ・ドーグはパリ音楽院およびロッテルダム音楽院でジャン=ジャック・カントロフに師事したフランスのヴァイオリニストで、トリオ・ヨハンナ (AZC 177) のメンバー。
 




BNL


BNL 112988
¥2500
J・S・バッハ (1685-1750) :
 ゴルトベルク変奏曲 BWV 988
ジャン・セバスチャン・バルドン (オルガン)

 録音 : 2020年11月、サン・マクシマン王立修道院内聖堂、サン・マクシマン・ラ・サント・ボーム、フランス
 使用楽器 : 1774年、ジャン・エスプリ・イスナール [Jean Esprit Isnard] 製

 ジャン・セバスチャン・バルドン (1972年生まれ) はフランスのオルガン奏者。
 同じくオルガン奏者であった父ピエール・バルドン (1934-2021) が当録音後に亡くなり、このアイテムは彼へのオマージュとなりました。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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APR



APR6038
(2CD)
特別価格
¥2600→\2390
APRフレンチ・ピアノ・スクール
 ―― マルグリット・ロン Vol.1 ~ フォーレ&ダンディ
 ●CD1 ~ フォーレ&ダンディ
  ・フォーレ:バラード嬰ヘ長調 Op.19(オーケストラ伴奏版)
    フィリップ・ゴーベール(指揮)、パリ音楽院管弦楽団/録音:1930年4月1日
  ・フォーレ:舟歌第6番変ホ長調 Op.70/録音:1937年5月19日
  ・フォーレ:即興曲第2番ヘ短調 Op.31/録音:1933年3月6日
  ・フォーレ:即興曲第5番嬰ヘ短調 Op.102/録音:1933年7月13日
  ・フォーレ:夜想曲第4番変ホ長調 Op.36/録音:1937年5月19日
  ・フォーレ:夜想曲第6番変ニ長調 Op.63/録音:1936年7月21日&23日
  ・フォーレ:舟歌第2番ト長調 Op.41/録音:1957年3月15日
  ・フォーレ:舟歌第6番変ホ長調 Op.70/録音:1957年3月15日
  ・フォーレ:即興曲第2番ヘ短調 Op.31/録音:1957年3月15日
  ・フォーレ:ゆりかご Op.23-1
    ニノン・ヴァラン(ソプラノ)/録音:1933年6月12日
  ・ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲 Op.25
    ポール・パレー(指揮)、コンセール・コロンヌ管弦楽団/録音:1934年5月24日-25日
 ●CD2 ~ フォーレ
  ・フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.15
    パスキエ・トリオ
     〔ジャン・パスキエ(ヴァイオリン)、ピエール・パスキエ(ヴィオラ)、
      エティエンヌ・パスキエ(チェロ)〕/録音:1956年2月13日
  ・フォーレ:ピアノ四重奏曲第2番ト短調 Op.45
    ジャック・ティボー(ヴァイオリン)、モーリス・ヴュー(ヴィオラ)、ピエール・フルニエ(チェロ)
    録音:1940年5月10日
  ・フォーレ:バラード嬰ヘ長調 Op.19(オーケストラ伴奏版)
    アンドレ・クリュイタンス(指揮)、パリ音楽院管弦楽団/録音:1950年10月30日

 フレンチ・ピアノ・スクール・シリーズ最新作!マルグリット・ロン第1巻はフォーレ&ダンディ!

 フレンチ・ピアノ・スクールの代表的存在の1人であり、フランスにおける女流ピアニストの代表格である名女流奏者マルグリット・ロン(1874-1966)の復刻が、「APR」レーベルの「フレンチ・ピアノ・スクール」シリーズからいよいよスタート!
 全2巻に分けて復刻されるマルグリット・ロンの演奏は、彼女が遺したフレンチ・レパートリーの全てとショパンが予定されており、今回リリースとなる第1巻にはフォーレとダンディが収録されました!

 ドビュッシー、フォーレ、ラヴェルといった当代屈指の音楽家たちと個人的に親交を深め、ラヴェルの「ピアノ協奏曲ト長調」や「クープランの墓」を初演し、フォーレからは「即興曲第4番」を献呈されるなど、フレンチ・レパートリーの発展と充実に大きな役割を担ったマルグリット・ロン。
 ピアニストとしての世界的な活躍だけでなく「ガブリエル・フォーレ協会」や「ロン=ティボー国際コンクール」を創設し、ドビュッシー、ラヴェル、そしてフォーレに関する著書を執筆。
 教育者としてもフランソワ、アントルモン、フェヴリエなどの世界的名手たちを育成するなど、様々な足跡を遺したことも有名です。
 マルグリット・ロンの録音の復刻第1巻「フォーレ&ダンディ」のリマスタリングを担当したのは、これまでに膨大な数の復刻を手懸けてきた名エンジニア、マーク・オーバート=ソーン。
 音質面の向上にも大注目のリリースです!

 ※録音:1930年-1957年
 ※リマスタリング:マーク・オーバート=ソーン
 

















1/26(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ARS PRODUKTION


代理店変更に伴い旧譜紹介


ARS38825
【旧譜】
¥2600
プレイエル博物館の秘曲コンサート Vol.15 ~弦楽五重奏曲集
 イグナツ・ヨーゼフ・プレイエル:
  弦楽五重奏曲 ヘ短調 Ben 277
  弦楽五重奏曲 変ロ長調 Ben 278
  弦楽五重奏曲 ト長調 Ben 279
ヤナーチェク四重奏団
ボフスラフ・マトウシェク(ヴィオラ)

 プレイエル博物館の秘曲コンサートシリーズ、第15弾は弦楽五重奏曲集!

 1995年に創設された国際イグナツ・ヨーゼフ・プレイエル協会(IPG)が主催するコンサートとの共同プロジェクトとなる「プレイエル博物館の秘曲コンサート」シリーズ、第15集のテーマは「弦楽五重奏曲」。
 プレイエルの弦楽五重奏曲は、現存する楽譜がなかったり、再版がなかったことからほとんど無視されてきました。
 しかし国際イグナツ・ヨーゼフ・プレイエル協会によってその17曲の弦楽五重奏曲を復元することを試みています。
 プレイエルの弦楽五重奏曲は、ホフマイスター、クロンマー、ヴラニツキーなどと同じようにウィーンの伝統に基づいたもので、このアルバムには3曲収録されています。

 ※録音:2013年5月3日
 
 


ARS38506
【旧譜】
¥2600
ボリス・ブロッホ(ピアノ)
D.スカルラッティ:ピアノ・ソナタ集 ~ピアノ・ワークスVol.6

 D.スカルラッティ:ピアノ・ソナタ
  ハ長調 K 514/ヘ短調 K 19/嬰ヘ長調 K 319/
  ト長調 K 146/ト長調 K 470/ト長調 K 547/
  ロ短調 K 27/ニ長調 K 491/ニ長調 K 492/ニ短調 K 1/
  ホ長調 K 380/ホ長調 K 381/ホ長調 K 20/
  イ短調 K 54/イ短調 K 3/ホ短調 K 394/ト長調 454
ボリス・ブロッホ(ピアノ)

 ウクライナのオデッサで生まれ育ったボリス・ブロッホは、モスクワのチャイコフスキー国立音楽院でタチアナ・ニコラーエワ、ディミトリ・バシキロフに師事し、1978年にはブゾーニ国際ピアノコンクールで第1位を受賞した、"鬼才"や"奇才"といった表現がピッタリな知る人ぞ知る名ピアニスト。
 ボリス・ブロッホは幅広いレパートリーを誇っており今作では、D.スカルラッティのソナタを収録しています。

 ※録音:2010年3月
 
 
ARS38505
(2CD)
【旧譜】
特別価格
¥3600
ボリス・ブロッホ(ピアノ)
ラフマニノフ:ピアノ作品集 ~ピアノ・ワークスVol.5

 ラフマニノフ:
  10の前奏曲 Op.23
  練習曲集《音の絵》 Op.33
  幻想的小曲集 Op.3
  ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30
ボリス・ブロッホ(ピアノ)
フォルクヴァング芸術大学管弦楽団
デビッド・デ・ヴィリエ(指揮)

 ウクライナのオデッサで生まれ育ったボリス・ブロッホは、モスクワのチャイコフスキー国立音楽院でタチアナ・ニコラーエワ、ディミトリ・バシキロフに師事し、1978年にはブゾーニ国際ピアノコンクールで第1位を受賞した、"鬼才"や"奇才"といった表現がピッタリな知る人ぞ知る名ピアニスト。
 フォルクヴァング芸術大学管弦楽団とのピアノ協奏曲ではライヴ録音ならではの緊張感あふれる演奏を繰り広げています。

 ※録音:1988年、2001年、2005年、2007年
 
 

ARS38751
(1SACD HYBRID)
¥2700
リヒテンシュタイン国際音楽アカデミー Vol.1
 1. ラインベルガー(ヴァルテル・デシュパリ編):夕べの歌(チェロ・アンサンブル版)
 2. ラフマニノフ:楽興の時 Op.16より第1番 変ロ短調
 3. カプースチン:8つの演奏会用練習曲 Op.40より第5番《冗談》
 4. ブラームス:ハンガリー舞曲第2番 ニ短調(4手ピアノ版)
 5. ハンガリー舞曲第5番 嬰ヘ短調(4手ピアノ版)
 6. パガニーニ(クライスラー編):ラ・カンパネッラ
 7. ハチャトゥリアン(シフラ編):剣の舞(ピアノ独奏版)
 8. ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲第2番 イ長調 Op.81 B.155より第1楽章
 9. ソッリマ:チェロよ,歌え!(チェロ・アンサンブル版)
 10. ポッパー(ヴァルテル・デシュパリ編):演奏会用ポロネーズ Op.14(チェロ・アンサンブル版)
  リヒテンシュタイン国際音楽アカデミー・チェロ八重奏団(1,9,10)、
  マリオ・ヘリング(ピアノ、2,3,6)、ピアノ・デュオ・デルケン(4,5)、
  サラ・プランク(ヴァイオリン、6)、レヴォン・アヴァギャン(ピアノ、7)、
  リヒテンシュタイン国際音楽アカデミー・ピアノ五重奏団(8)

 2010年11月に設立されたリヒテンシュタイン国際音楽アカデミーは、才能ある若い演奏家たちを育てるマスタークラスと演奏会が行われています。
 このアルバムに収録されているのは2013年に参加した演奏家たちのもので、ピアニストのダナエ・デルケンや、現在ザグレブフィル首席セカンド奏者の赤松翔などが参加しています。

 ※録音:2013年11月
 
 

ARS38529
【旧譜】
¥2600
ナポリからヴェネツィアへの旅 アンサンブル・ラ・フェニーチェ
ジャン・テュベリ(指揮)
 アンドレア・ファルコニエーリ:甘美な旋律とコレンテ、コレンテ・アヴェリーナ/
 フレスコバルディ:
  スピネットとヴァイオリンのためのトッカータ(チェンバロとコルネット版)、
  Capriccio Fatto Sopra Il Cucho、カンツォン《La Capriola》/
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッリーニ:フィレンツェのアリア/
 タルクィニオ・メールラ:2声のカンツォン《La Pighetta》/
 ジュリオ・カッチーニ,ヤコブ・ファン・エイク:麗しのアマリッリ/
 チプリアーノ・デ・ローレ,ジョヴァンニ・バティスタ・ボヴィチェッリ:別れても/
 オルランドゥス・ラッスス,フランチェスコ・ロニョーニ:シュザンヌはある日/
 パレストリーナ,ロニョーニ:あなたは美しい、私の愛するものよ/
 ジョヴァンニ・ピッキ:チェンバロのためのパサメッツォ/
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ:コルネットとファゴットのためのソナタ第9番/
 ジローラモ・カプスベルガー:アーチリュートのためのトッカータ第6番/
 フォンタナ:ヴァイオリンとコルネットのためのソナタ第2番

 アンサンブル・ラ・フェニーチェは、フランスのブルゴーニュ地方にあるオーセールを拠点に活動している古楽器を用いた吹奏楽団です。
 1990年にコルネット奏者であるジャン・テュベリによって設立されました。
 このアルバムでは、ナポリやヴェネツィアで活躍した作曲家の作品を中心に取り上げています。

 ※録音:2006年、2013年
 
 

ARS38528
【旧譜】
¥2600
ハロー・アイム・ゾリステンアンサンブル・カレイドスコープ
 クロード・ヴィヴィエ(1948-1983):ジパング(1980)
 ゲオルク・フリードリヒ・ハース(b.1953):六重奏曲(1982)
 クセナキス:Aroura(1971)
 ハイドン:交響曲第64番 イ長調 HOB.58(1773)《時の移ろい》
ゾリステンアンサンブル・カレイドスコープ
タミン・ジュリアン・リー(指揮)

 2006年にベルリンで創設されたゾリステンアンサンブル・カレイドスコープは、他のジャンルの様々なアーティスト(建築、ダンス、文学、演技、照明デザインなど)とのコラボレーションなどを積極的に行っており、伝統的なコンサート形式に拘らず、新しい形の表現を追求しています。

 ※録音:2010年4月、10月
 




BMC (Budapest Music Center)


代理店変更に伴い旧譜紹介
BMCCD158
【旧譜】
¥2500
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲
 ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 Op.120
マールタ・クルターグ(ピアノ)

 マールタ・クルターグによるディアベリ変奏曲!

 ハンガリーを代表する現代作曲家であり指揮者でもあるジョルジュ・クルターグの妻として知られ、演奏家としてその作品に携わってきたマールタ・クルターグによるベートーヴェンの《ディアベリ変奏曲》。
 「ある意味で私の人生」と語る《ディアベリ変奏曲》をマールタ・クルターグは1951年から勉強し始め、半世紀近くたった1999年に録音しました。その歳月を辿るような誠実な演奏は聴衆に感動をもたらすことでしょう。

 ※録音:1999年
 
 
BMCCD165
【旧譜】
¥2500
公現祭のためのアンブロジオ聖歌
 公現祭のためのミサ
 公現祭のための晩課
スコラ・フンガリカ
ヤンカ・センドレイ(指揮)
ラースロー・ドブサイ(指揮)

 アンブロジオ聖歌は、イタリア・ミラノで発展し、様々な様式を持ったもので4世紀のミラノの大司教アンブロシウスの名に由来しています。
 モノフォニーとポリフォニーの響きが非常に美しく、スコラ・フンガリカの詳細な音楽学によって分析された解釈に基づいた歌声によって神秘的な世界が拡がります。

 ※録音:2008年6月
 
 
BMCCD166
(1CD+1DVD(PAL))
【旧譜】
特別価格
¥3600
リゲティ:レクイエム
 【CD】
  リゲティ:
   レクイエム₁^アパリション/
   サンフランシスコ・ポリフォニー
 【DVD】
  (オーディオ・オンリーDVD/DTS&ドルビー・デジタル 5.1ch)
   リゲティ:
    レクイエム₁^アパリションズ/
    サンフランシスコ・ポリフォニー
ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
ケルンWDR交響楽団、
 バーバラ・ハンニガン(ソプラノ) 
スーザン・パリー(メゾ・ソプラノ) 
ケルンWDR合唱団 
シュトゥットガルトSWR声楽アンサンブルº

 ハンガリーを代表する現代作曲家リゲティの作品集。《レクイエム》は、2つの合唱団を用いる大規模なもので最初のスケッチは1953年に書かれましたが、完成までは期間を要し、世界初演は1965年に行われました。
 今回の録音ではソリストにバーバラ・ハンニガンが参加しており注目です。
 指揮は同じくハンガリーを代表する現代作曲家でもあるペーテル・エトヴェシュです。

 ※録音:2008年
 
 ※当DVDはPAL方式です。PAL方式対応のプレーヤーやパソコンでのみ再生が可能です。予めご了承下さい。
 
 
BMCCD168
【旧譜】
¥2500
リスト:男声合唱曲集Vol.1
 リスト:
  光を、もっと光を!
  男声のための曲集
  祝典歌
  山々に憩いあり
聖エフレム男声合唱団
タマーシュ・ブブノー(指揮)

 聖エフレム男声合唱団の美しきリスト!

 2002年ハンガリーの教会音楽家兼指揮者であるタマーシュ・ブブノーによって設立された聖エフレム男声合唱団によるリストの男声合唱曲集の第1弾。
 リストによって数多く作曲された男声合唱曲は、現代あまり演奏機会もなく、また録音される機会にも恵まれていません。そのような作品も含めてリストの男声合唱作品を全曲録音する企画です。

 ※録音:2009年
 
 
BMCCD178
【旧譜】
¥2500
リスト:男声合唱曲集Vol.2
 リスト:
  オルガンのための前奏曲《主の家に我らは進み行く》/
  モテット《平和は汝らに》/男声合唱のためのミサ曲/
  主をほめたたえよ/モテット《われらなお離れず》/
  モテット《キリストの魂はわれを清め》/
  オルガンのための前奏曲《より高く!》
聖エフレム男声合唱団
タマーシュ・ブブノー(指揮)
ラースロー・ファッサン(オルガン)

 2002年ハンガリーの教会音楽家兼指揮者であるタマーシュ・ブブノーによって設立された聖エフレム男声合唱団によるリストの男声合唱曲集の第2弾。
 リストによって数多く作曲された男声合唱曲は、現代あまり演奏機会もなく、また録音される機会にも恵まれていません。
 そのような作品も含めてリストの男声合唱作品を全曲録音する好企画です。

 ※録音:2010年
 
 

BMCCD185
【旧譜】
¥2500
フランツ・リスト:後期作品集 アドリエンネ・クラウス(ピアノ)
 リスト:
  悲しみのゴンドラ第1番 /忘れられたロマンス/忘れられたワルツ第1番/
  忘れられたワルツ第4番/暗い雲/チャルダーシュ第1番/頑固なチャルダーシュ/
  凶星!不運/死のチャルダーシュ/無調のバガテル/悲しみのゴンドラ第2番/
  ハンガリー狂詩曲第16番/ハンガリー狂詩曲第17番/ハンガリー狂詩曲第18番/
  ハンガリー狂詩曲第19番/夢の中に

 ハンガリーのピアニスト、アドリエンネ・クラウスはブダペストのリスト音楽院を卒業しました。
 また、ゲオルク・ショルティに認められチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団のヨーロッパツアーに参加したことにより活躍の場を国際的に拡げていきました。
 その後も、ミヒャエル・ギーレン、ユーリ・バシュメット、ミクローシュ・ペレーニらと共演するなど、各地で高い評価を受けています。
 今作では1880年からリストが亡くなる1886年までの最晩年に書かれた作品を取り上げています。

 ※録音:2010年10月25日-29日
 
 
BMCCD172
【旧譜】
¥2500
ビザンチン・モザイク ~ギリシャ=ビザンチン聖歌集
 グリンカ:ヘルヴィムの賛美歌
 チャイコフスキー:トリシャギオン
 ムソルグスキー: The Angel cried to the Lady full of grace
 ドーブリ・フリストフ:ポリエレオス
 ヤーノシュ・ボクシャイ:主の祈り/他全18曲
聖エフレム男声合唱団
タマーシュ・ブブノー(指揮)

 2002年にハンガリーの合唱指揮者、タマーシュ・ブブノーによって創設され、ギリシャやロシア、ハンガリーのビザンチン聖歌のスペシャリスト集団として高い評価を受けている聖エフレム男声合唱団。
 ビザンチン聖歌とはギリシャ正教の典礼で用いられる聖歌のことです。

 ※録音:2009年4月26日-30日
 



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DUX



DUX1709
¥2500→\2290
2021年新録音
 フィンランドの名匠コンビ、ノラスとゴトーニ
リサイタル ~ ペンデレツキ、リュウ&ショスタコーヴィチ

 ペンデレツキ:無伴奏チェロ組曲
 リュウ・ジェジュン(1970-):
  チェロとピアノのためのソナタ第2番
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ Op.40
アルト・ノラス(チェロ)
ラルフ・ゴトーニ(ピアノ)

 フィンランドの名匠コンビ、ノラスとゴトーニ登場!
 北欧フィンランドを代表するチェリストであるアルト・ノラス(1942-)と、同じくフィンランド出身の世界的ピアニストであるラルフ・ゴトーニ(1946年)のデュオという豪華なコンビによる近現代のチェロ・リサイタル・プログラム!

 ショスタコーヴィチの大作にして傑作である「チェロ・ソナタ Op.40」をプログラムの掉尾に据えつつ、オープニングにはポーランドのペンデレツキの「無伴奏チェロ組曲」を配置。
 そしてペンデレツキとショスタコーヴィチの間に加えた作品は、「ナーンタリ音楽祭」に招聘されるなどフィンランドとも縁の深い韓国人作曲家リュウ・ジェジュンが2018年に作曲したばかりの「チェロ・ソナタ第2番」。
 ポーランド、韓国、そしてロシア(旧ソ連)において20世紀から21世紀にかけて誕生した3つのチェロ作品の深い魅力を、フィンランドの巨匠たちが抜群のコンビネーションで掘り下げます。

 ※録音:2021年3月、ナーンタリ(フィンランド)


 

 ノラスとゴトーニ。中堅の名手…と思っていたらもう79歳と75歳だった・・・。
 時が経つのは早い。
 
 


DUX1690
¥2500
モーツァルト:交響曲&二重奏曲集
 協奏交響曲変ホ長調 K.364
  (チェロ・パート編曲:マルチン・ズドゥニク)
 二重奏曲第1番ト長調 K.423
  (チェロ・パート編曲:マルチン・ズドゥニク)
 交響曲第29番イ長調 K.201
マルチン・ズドゥニク(チェロ)
カロリナ・ノヴォトチンスカ(ヴァイオリン)
エルブロンク室内管弦楽団
マレク・モシュ(指揮)

 第6回ルトスワフスキ国際チェロ・コンクールでグランプリを受賞した実績を持ち、ポーランドの次代の牽引するチェリストの筆頭格として大きな注目を集めている1987年生まれの名手マルチン・ズドゥニクと、第17回大阪国際室内楽コンクール特別賞(文部科学大臣賞)の受賞歴を持ち、2013年からはエルブロンク室内管弦楽団のリーダー、2019年からはディレクターを務めている才女カロリナ・ノヴォトチンスカが大活躍するモーツァルト・プログラム!
 「協奏交響曲」と「二重奏曲第1番」ではヴィオラ・パートをズドゥニクがチェロ・パートへと編曲。オリジナルとは一味違った味わい深い響きを披露してくれています。

 ※録音:2020年10月3日-4日&2021年1月8日-10日、カジミエージュ・ヴィウコミルスキ国立音楽院コンサート・ホール(エルブロンク、ポーランド)
 
 

DUX1688
¥2500
タンスマン:ピアノ作品集
 24の間奏曲
 ピアノ・ソナタ第5番《ベーラ・バルトークへの追憶に》
ハンナ・ホレクサ
 (ピアノ/スタインウェイ&サンズ)

 近年、注目の高まりと共に再評価が進むアレクサンドル・タンスマン(1897-1986)のピアノ作品集。
 第二次世界大戦が勃発した困難な年に作曲に着手し翌年完成した「24の間奏曲」は全4巻で構成される大作。
 また「バルトークの追憶に」というサブタイトルが付けられたピアノ・ソナタ第5番は、このハンガリーの巨匠の没後10周年を祝うために1955年に作曲され、もちろんバルトークに捧げられた作品です。
 タンスマンの音楽を奏でるハンナ・ホレクサは、2016年にポズナンで開催された第15回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールのオフィシャル・ピアニストを任され、現在はグラジナ・キェイストゥット・バツェヴィチ音楽院の室内楽クラスの責任者を務めているポーランドの女流ピアニストです。

 ※録音:2020年8月8日-12日、グラジナ・キェイストゥット・バツェヴィチ音楽院コンサート・ホール(ウッジ、ポーランド)
 
 

DUX1534
¥2500
フェリツィヤン・ショプスキ(1865-1939):歌曲集
 失望/春に/舟歌/
 カジミエシュ・テトマイエルの詩による3つのメロディ/
 私の夢より Op.10/
 エドヴァルド・レシェチニスキの詩による3つの歌 Op.13
アグニエシュカ・ニェヴィアドムスカ(ソプラノ)
シモン・ブラシンスキ(ピアノ)

 ワルシャワではジグムント・ノスコフスキ、ベルリンではハインリヒ・ウルバン、そしてライプツィヒではフーゴー・リーマンに作曲法を学び、1893年からはクラクフの音楽院で教鞭を執り始めたフェリツィヤン・ショプスキ。主にピアノのためのバガテルや声楽曲、合唱曲が知られています。
 ショプスキの声楽曲を歌うのはポーランドのソプラノ、アグニエシュカ・ニェヴィアドムスカ。2005年にオペラ・デビューを果たした後、2007年にはワルシャワのポーランド国立歌劇場(テアトロ・ヴィエルキ)に初登場するなど、着実にキャリアを積み上げています。

 ※録音:2018年10月23日-24日&11月6日、カロル・シマノフスキ音楽院コンサート・ホール(カトヴィツェ、ポーランド)
 




NIMBUS


NI8108
(1CD-R)
¥2100
シューベルト:ピアノ4手連弾のための作品集
 シューベルト:
  幻想曲 ヘ短調 D.940
  ソナタ《大二重奏曲》ハ長調 D.812
サイモン・キャラハン(ピアノ)
エイドリアン・ファーマー(ピアノ)

 数々の知られざるピアノ作品を発掘してきたピアニスト、サイモン・キャラハンと、Nimbusの代表兼アーティスティック・ディレクターを務めるエイドリアン・ファーマーによるシューベルトのピアノ4手連弾アルバムが登場。

 本アルバムでは、シューベルトが亡くなった1828年に書かれた晩年の傑作、「幻想曲」に、シューベルトがエステルハージ伯爵家の音楽家庭教師としてハンガリーのゼレチェに滞在していた1824年に作曲された、約45分にもおよぶ長大な大作ソナタをカップリング。
 オーケストラを思わせる大作を、息の合ったタッチで見事に描いています。

 ※録音:2021年2月24日(幻想曲)、2021年3月12日(ソナタ)(イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 

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NIMBUS ALLIANCE



NI6424
(3CD-R)
特別価格
¥4800→\4490
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
ベートーヴェン:変奏曲&ロンド集
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
 【Disc1】
  ベートーヴェン:
   リギーニの主題による24の変奏曲ニ長調 WoO.65
   パイジエッロの「水車屋の娘」の「田舎の愛ほど美しいものはない」による9つの変奏曲イ長調 WoO.69
   「ネル・コル・ピウ」の主題による6つの変奏曲ト長調 WoO.70
   ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」のロシア舞曲による12の変奏曲イ長調 WoO.71
   サリエリの歌劇「ファルスタッフ」の「まさにその通り」による10の変奏曲変ロ長調 WoO.73
 【Disc2】
  ベートーヴェン:
  「ヴィガーノ風のメヌエット」による12の変奏曲ハ長調 WoO.68
   ジュスマイアーの歌劇「ゾレイマンⅡ世、または3人のサルタン妃」の
    三重唱「ふざけと戯れ」の主題による(6つ)8つの変奏曲ヘ長調 WoO.76
   創作主題による6つの易しい変奏曲ト長調 WoO.77
   イギリス国歌「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7つの変奏曲ハ長調 WoO.78
   創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
 【Disc3】
  ベートーヴェン:
   創作主題による6つの変奏曲ヘ長調 Op.34/ロンド ハ長調 Op.51-1/
   ロンド ト長調 Op.51-2/「トルコ行進曲」による6つの変奏曲ニ長調 Op.76/
   「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調 Op.35

 旧ソ連での音楽活動禁止、アメリカへの亡命、レーベルの移籍など、幾多の試練を乗り越えた孤高の天才ピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。
 これまでにソナタ集(NI2561、NI2575、NI6120)、ディアベッリ変奏曲(NI6257)、バガテル集(NI6399)と取り組んで来たフェルツマンが新たに挑むベートーヴェンのアルバムは、変奏曲&ロンド集。

 バロックから20世紀の音楽まで幅広いレパートリーを持ち、これまでに多くの聴衆を魅了して来たフェルツマンが、その円熟の域に達した深みある音色と、力強くも時には繊細なタッチでベートーヴェンが残した豊かな音楽を描きます。

 ※録音:2019年1月&8月、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 
 



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GRAND PIANO





GP897X
(10CD)
¥8300→\7890

NYCX-10282
(10CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥9900


Grand Pianoレーベル10周年記念企画第一弾
 国際女性デーに合わせてリリース
女性作曲家の3世紀


 【CD1&2】...GP872
  アンヌ=ルイーズ・ボイヴァン・ダドンクール・ブリヨン・ド・ジュイ(1774-1824):
   ピアノ・ソナタ集
    【CD1】
     1-2. ソナット(ソナタ)イ短調
     ピアノのためのソナタ・コレクション第3集
      3-4. ソナタ 第1番 ハ短調/5-6. ソナタ 第2番 変ロ長調/7-8. ソナタ 第3番 ハ長調/
      9-10. ソナタ 第4番 ト短調1/1-12. ソナタ 第5番 変ホ長調
    【CD2】
     ピアノのためのソナタ・コレクション第3集(続き)
      1-2. ソナタ 第6番 ニ短調/3-5. ソナタ 第7番 変ロ長調/6-7. ソナタ 第8番 イ短調/
      8-9. ソナタ 第9番 ヘ短調/10-11. ソナタ 第10番 ト短調/
      12-13. ソナタ 第11番 ニ短調/14-15. ソナタ 第12番 ハ短調
     世界初録音
 

 【CD3&4】...GP885
  エレーヌ=アントワネット=マリー=ド・ヌルヴォ・ド・モンジュルー(1764-1836):ピアノ・ソナタ集
   【CD3】
    3つのピアノ・ソナタ Op.1(1795年出版)
     1-2. ソナタ 第1番 ヘ長調...世界初録音/
     3-4. ソナタ 第2番 変ホ長調...世界初録音/5-6. ソナタ 第3番 ヘ短調/
    3つのピアノ・ソナタ Op.2(1800年頃出版)
     7-8. ソナタ 第1番 ト短調/9-11. ソナタ 第2番 ハ長調
   【CD4】
    1-3. ソナタ 第3番 イ短調
    3つのピアノ・ソナタ Op.5(1811年出版)
     4-7. ソナタ 第1番 ニ長調...世界初録音/8-10. ソナタ 第2番 へ短調/11-13. ソナタ 第3番 嬰ヘ短調
      ニコラス・ホルヴァート(ピアノ)
      録音2021年1月11-18日 ... CD3 2021年2月22-28日 ...CD4
       La Fabrique des Reves Recording Studio, Misy-sur-Yonne(フランス)
 

 【CD5】...GP685
  マリア・シマノフスカ (1789-1831): ピアノ作品集
   1-18. 18の舞曲/19-42. 24のマズルカ/43-48. 6つのメヌエット/
   49. ジョゼフ・ポニャトフスキ大公お気に入りの民謡によるポロネーズ/
   50. ポーランド舞曲/51. コティリオンまたは比喩的なワルツ
     アレクサンダー・コストリツァ(ピアノ)
     録音 2014年6月7-8日 First Unitarian Church of Cleveland, Ohio(USA)
 

 【CD6】...GP902
  アガーテ・バッケル=グロンダール(グレンダール)(1847-1907): ピアノ作品集
   1. 組曲 Op. 20 - 第1曲 前奏曲/2. 3つの小品 Op. 15 - 第1曲 セレナード ヘ長調/
   3. 演奏会用練習曲集 Op. 57 - 第1番 アレグレット/4. 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30 - 第1曲 結婚行進曲/
   5. 6つの牧歌 Op. 24 - 第1曲 アレグレット・レッジェーロ
  6-8. 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30より
   第9曲 Siklebaekken/第10曲 Kivlemoyerne/第11曲 Fanitullen
   9. 6つの牧歌 Op. 24 - 第5曲 アレグレット・トランクィッロ/
  10. 6つの幻想的小品 「子供たちの絵画」 Op. 66 - 第1曲 Ride, ride Ranke/
  11. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第3曲 山の歌/
  12. 3つのハンガリーの練習曲 Op. 38 - 第2番 間奏曲/13. 10の幻想的小品 Op. 39 - 第1曲 思い出/
  14. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第8曲 婚礼の調べ/
  15. 4つのスケッチ Op. 19 - 第1番 アレグレット・レッジェーロ/
  16. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第1曲 ハリング/
  17. 12の幻想的小品 Op. 55 - 第4曲 さようなら/
  18. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第6曲 春の踊り/
  19. 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30 - 第5曲 春の踊り/
  20. 組曲 Op. 20 - 第2曲 夜想曲/21. フルドレスラート...世界初録音/
  22. 12の幻想的小品 Op. 55 - 第9曲 ロマンス/23. 青い山にて Op. 44 - 第2曲 I Trollhallen/
  24. 6つの演奏会用練習曲 Op. 11 - 第4番 変ロ長調
    サラ・アイメー・スミセス(ピアノ)
    録音Newtone AS, Kalbakken,Oslo(ノルウェー) 2020年11月20日、2021年4月9日、2021年9月15日
 

 【CD7】...GP660
  テレーサ・カレーニョ(1853-1917): ピアノ作品集
   1. 故郷の思い出 Op. 10/2. カプリース・エチュード第1番 Op. 4/3. 祈り Op. 12/4. 夢想・即興 Op. 3/
   5. 葬送行進曲 Op. 11/6. カプリース・エチュード第2番 Op. 6/7. 悲歌第2番 - 別れ Op. 18/
   8. 悲歌第6番 - 墓前での嘆き Op. 22/9. 一粒の涙 Op. 5/10. ゴットシャルク・ワルツ Op. 1
    7を除き世界初録音
     アレクサンドラ・エーラー(ピアノ)
     録音 2013年4月13-15日 Mendelssohn-Saal, Gewandhaus Leipzig(ドイツ)
 

 【CD8】...GP708
  ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940): ピアノ作品全集
   1-8. ソナタ・アパッショナータ Op.6(1933)
   3つのピアノ小品 Op.9より(1935) 9.第1番:前奏曲/10.第2番:蟹のカノン
   11. グロテスクなパッサカリア(1935)/12-16. ピアノのための5つのコンポジション(1931-32)/
   17-20. 4月の前奏曲 Op.13(1937)/21-26. サンテティエンヌ・デュ・モン教会の鐘による変奏曲 Op.16(1838)/
   27. ピアノのための舞曲 Op.23 - 第1番(1940 未出版・・・ジョルジオ・コウクルによる復元版)
  2つの花束(1935)...世界初録音 28. スミレの小さな花束/29. 秋の葉
  30. 小さな歌(1936)/31. オスティナート・フォックス(1937)...世界初録音/
  32. 祝祭ファンファーレ(1940)...世界初録音
    ジョルジオ・コウクル(ピアノ)
    録音 2016年1月5日 Conservatorio Lugano(スイス)
 

 【CD9】...GP879
  タニャ・エカナヤカ(1977-): 惑星と人類 -ピアノ・リフレクションズ(2018-20)
   1. 海王星 - アシャニンカ・キンドルド/2. 火星と南極大陸/
   3. 天王星 - ナンバルワー・サステイニング/4. 金星 - サーミ・トレイスド/
   5. 土星 - ゴンド・インスパイアード/6. 地球 - 生命/
   7. 木星 - クリー・キャスト/8. 火星 - ハザベ・タッチド
    世界初録音
     タニャ・エカナヤカ(ピアノ)
     録音 2020年12月7-9日Reid Concert Hall,The University of Edinburgh(UK)
 

 【CD10】...GP844PIONEERS
  先駆者たち 女性作曲家たちのピアノ曲集
   1. ドーラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923): 花の一生 Op.19 - No.5 ばら(1904-1905)
   2. セシル・シャミナード(1857-1944): ワルツ・カプリース Op.33(1885頃出版)
   3. アンナ・ボン(1739頃-1769以降): ソナタ 変ロ長調 Op.2 No.2(1757出版)
   4. クララ・シューマン(1819-1896): 3つのロマンス Op.21-No.1 - イ短調(1853-55)
   5. アガーテ・バッケル=グロンダール(グレンダール)(1847-1907):3つの小品 Op.15 - No.3 フモレスケ ト短調(1882出版)
   6. エイミー・ビーチ(1867-1944): 夕べのツグミ Op.92 No.1(1921)
   7. ビーチ: スコットランドの伝説 Op.54 No.1(1903)
   8. エンマ・コダーイ(1863-1958): ウィーンのワルツ(1925頃)
   9-11. リリー・ブーランジェ(1893-1918): ピアノのための3つの小品(1914)
    No.1. 古い庭から No.2. 明るい庭で No.3. 行列
   12. シキーニャ・ゴンザーガ(1847-1935): ワルツ「カナネア」(ピアノ編)(1900頃)
   13. ゴンザーガ: ヴィンテムの水(1897頃出版)
   14. バッケル=グロンダール(グレンダール): 3つのピアノ小品 Op.35 No.2 - アルバムの綴り(1894出版)
   15. テクラ・バダジェフスカ(1834-1861): マズルカ「甘い夢」(1863出版)
   16. フローレンス・ベアトリス・プライス(1887-1953): ピアノ・ソナタ ホ短調 - II. Andante(1932出版)
   17-19. タチアナ・ニコラーエワ(1924-1993):子供のためのアルバム Op.19より(1958)
    No.1. 行進曲 No.2. ミュージック・ボックス No.3. 古いワルツ
   20. ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940): 4月の前奏曲 Op.13 No.2 -Andante(1937)
   21. 三宅榛名(1942-): 北緯43度のタンゴ(2019 ピアノ版)
     石本裕子(ピアノ)
     録音 2019年7月15-16日 Phoenix Studio(ハンガリー)
 

 【Grand Pianoレーベル10周年記念企画第一弾。女性作曲家たちの作品集10枚組を国際女性デーに合わせてリリース!】
 20世紀中盤までクラシックの作曲界は圧倒的な男性社会でした。女性は作曲に向いていないとされ、発表の機会を与えられない、文化人のサークルから排斥される、家庭に入ることを強要される、まずは容姿で判断される、が当たり前だったのです。
 しかし、歴史上、作曲をした女性は6000人以上いたと言われています。彼女たちは彼女たちなりの闘いでその音楽人生を切り開いて行きました。
 音楽も嗜む良家の奥様であり続けたブリヨン・ド・ジュイ、侯爵夫人という恵まれた環境と夫をフランス革命で失うもその後を楽才を武器に生き抜いたモンジェロール、ピアノの腕と抜群の容姿でゲーテをも魅了したシマノフスカヤ、チェコ近代音楽の情熱的な推進者として注目されながら25歳で病没したカプラーロヴァー、ポップスや民謡の要素を取り入れて現代の調性音楽を書き続けるスリランカのエカナカヤなど20人の女性作曲家の生きざまがここに刻まれています。 --吉池 拓男

 *国内仕様盤には「知られざる音楽を広める会」を主宰し、『女性作曲家列伝』の共著のある谷戸基岩氏よる日本語解説が付属します。

 
 
 


GP902
¥2400
アガーテ・バッケル・グロンダール(グレンダール)(1847-1907):
 ピアノ作品集
サラ・アイメー・スミセス(ピアノ)
 Bosendorfer, Model 225
  1. 組曲 Op. 20 - 第1曲 前奏曲(1887)
  2. 3つの小品 Op. 15 - 第1曲 セレナード ヘ長調(1882)
  3. 演奏会用練習曲集 Op. 57 - 第1番 アレグレット(1903)
  4. 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30 - 第1曲 結婚行進曲(1891)
  5. 6つの牧歌 Op. 24 - 第1曲 アレグレット・レッジェーロ(1888)
  6-8. 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30より(1891)
   第9曲 Siklebaekken 第10曲 Kivlemoyerneシヴレ谷の娘たち 第11曲 Fanitullen
  9. 6つの牧歌 Op. 24 - 第5曲 アレグレット・トランクィッロ(1888)
  10. 6つの幻想的小品 「子供たちの絵画」 Op. 66 - 第1曲 Ride, ride Ranke(1905)
  11. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第3曲 山の歌(1894)
  12. 3つのハンガリーの練習曲 Op. 38 - 第2番 間奏曲(1896)
  13. 10の幻想的小品 Op. 39 - 第1曲 思い出(1896)
  14. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第8曲 婚礼の調べ(1894)
  15. 4つのスケッチ Op. 19 - 第1番 アレグレット・レッジェーロ(1886)
  16. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第1曲 ハリング(1894)
  17. 12の幻想的小品 Op. 55 - 第4曲 さようなら(1894)
  18. 8つのノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 33 - 第6曲 春の踊り(1894)
  19. 11のノルウェー民謡と民俗舞曲 Op. 30 - 第5曲 春の踊り(1891)
  20. 組曲 Op. 20 - 第2曲 夜想曲(1887)
  21. フルドレスラート(1887)...世界初録音
  22. 12の幻想的小品 Op. 55 - 第9曲 ロマンス(1902)
  23. 青い山にて Op. 44 - 第2曲 I Trollhallen((1894)
  24. 6つの演奏会用練習曲 Op. 11 - 第4番 変ロ長調(1881)

 録音 Newtone AS, Kalbakken,Oslo(ノルウェー) 2020年11月20日...7-10、18 2021年4月9日...1、2、4、5、12、17、21,22 2021年9月15日...3、6、11、13-16、19、20、23、24

 ノルウェーのピアニスト・作曲家アガーテ・バッケル=グロンダール(グレンダール)。オスロで学んだ後、フィレンツェでハンス・フォン・ビューロー、ワイマールでフランツ・リストに師事。優れたピアニストとして活躍を始めました。
 アイルランドを代表する文学者バーナード・ショーも彼女の演奏を称賛するなど、ロンドンとパリを中心に世界的な名声を博しましたが、聴力を失ったことで演奏活動から引退。以降は優れた教師として数多くの生徒を指導しました。
 作曲家としての彼女は、声楽曲とピアノ曲を中心に400曲ほどを遺しており、親友であったエドヴァルド・グリーグと共に、ノルウェー音楽史の黄金時代の形成に大きな貢献を果たしています。
 
 美しい「セレナード」をはじめとする初期の作品にはショパンやシューマンなどのヨーロッパのロマン派の影響が感じられますが、晩年の作品には印象派のスタイルが採り入れられており、「青い山にて」はノルウェー作曲家による最初の印象派の作品とみなされています。
 彼女の息子フリチョフ・バッカー-グロンダール(1885-1959)もピアニスト・作曲家であり、コンサートでは母の作品を積極的に演奏、宣伝に尽力しました。
 演奏者のサラ・アイメー・スミセスはオスロ出身のピアニスト。ノルウェー音楽アカデミーと王立音楽院で学び、オスロ大学で音楽学の学士号を取得。
 米国とカナダで開催するレクチャーリサイタルは、その魅力的な演奏と絶妙なストリーテリングの組み合わせが高く評価されています。
 




ORFEO



C220011
¥2700
セリーナ・オット(トランペット)
トランペットとピアノのための協奏曲集

 ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op. 35
   1. I. Allegro moderato/2. II. Lento/
   3. III. Moderato/4. IV. Allegro con brio
 ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
  トランペット協奏曲 変ロ長調 Op. 94(1966-67)
   5. I. Etudes/6. II. Episodes/7. III. Fanfares
 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):
  トランペット、ピアノと弦楽のためのコンチェルティーノ
   8. I. Allegro/9. II. Meno vivo/10. III. Allegro
 ボーナス・トラック
  11. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
   歌うなかれ、美しい人よ Op. 4 No. 4(トランペットとピアノ編)
セリーナ・オット(トランペット)
マリア・ラドゥトゥ(ピアノ)
ウィーン放送交響楽団
ディルク・カフタン(指揮)
NYCX-10281
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音 2020年11月26-29日Wien,Radio Kulturhaus(オーストリア)

 2018年「ミュンヘン国際音楽コンクール」トランペット部門の覇者、セリーナ・オットの3枚目のアルバム。
 オーケストラをバックに超絶技巧と溢れる歌心を披露したデビューアルバムは2021年の「OPUS KLASSIK」賞を獲得した彼女、今作では近現代の3作品を伸びやかに演奏しています。
 ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」は、正式には「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」といい、トランペットにもソリストとしてのテクニックが求められ、ショスタコーヴィチ自身や他の作曲家、民謡まで様々な作品から引用された旋律を演奏して作品にシニカルかつコミカルな味わいをもたらします。
 ジョリヴェのコンチェルティーノはノリの良いリズムが印象的なジャズのテイストが感じられる10分程度の作品。
 ここでもトランペットはコミカルな旋律を吹き、ピアノとオーケストラの対話に割り込んできます。ピアノを演奏するのはオーストリア=ルーマニア出身のマリア・ ラドゥトゥ。クラシック音楽と現代美術のコラボに熱心に取り組み、エキサイティングなコンサートを開催する気鋭の演奏家です。
 ヴァインベルクの協奏曲にはピアノは登場せず、ショスタコーヴィチに通じる音楽世界をトランペットの妙技で聞かせます。
 3曲を通じてドイツの指揮者ディルク・カフタンが巧みな指揮でサポート。
 アルバム末尾にアンコールのように置かれたラフマニノフではピアノとのデュオで歌心を存分に聞かせます。

 *国内仕様盤には増田良介氏の日本語解説が付属します。

 
 




<メジャー・レーベル>
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SONY



19439940142
\2700→\2490
ヨーヨー・マ、レオニダス・カヴァコス、エマニュエル・アックス
Beethoven for Three

 ベートーヴェン:
  交響曲第2番ニ長調 Op.36(ピアノ三重奏版)
  交響曲第5番ハ短調 Op.67「運命」(ピアノ三重奏版)
ヨーヨー・マ(チェロ)
レオニダス・カヴァコス(ヴァイオリン)
エマニュエル・アックス(ピアノ)
 録音:2021年8月1-4日、タングルウッド、セイジ・オザワ・ホール

 2021年秋、待望の来日公演で聴衆を魅了した現代最高のチェリスト=ヨーヨー・マと鬼才レオニダス・カヴァコス、そして名手エマニュエル・アックスの3人による最新録音。
 この顔合わせで2016年12月「ブラームス:ピアノ三重奏曲」全曲録音を行い、大変な話題となりましたがあれから5年の歳月を経て3人が再び集い、新たにベートーヴェン『交響曲』の世界に挑みました。

 レコーディングが行われたのは2021年8月、タングルウッドのセイジ・オザワ・ホール。

 ヨーヨー・マはエマニュエル・アックスとの2度目の「ベートーヴェン:チェロ・ソナタ」全曲録音を約半世紀ぶりに2021年6月に発表、各誌で高い評価を得ており現在グラミー賞にノミネート中。
 この3人の顔合わせで3月にワシントンDCのケネディ・センター、ニューヨークのカーネギー・ホールやボストン、シカゴ各地でリサイタルが予定されています。


プロモーション動画見られます。20秒ですけど。
https://youtu.be/DY70ff5ACqU



2021年6月発売の
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集



19439883732
(3CD)
\3700→\3490
40年の歳月を経て2度目の挑戦
 ヨーヨー・マ&エマニュエル・アックス
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集、変奏曲集

CD1
 チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
 チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
CD2
 チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
 チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
 チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
CD3
 モーツァルトの「魔笛」より「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 WoO46
 ヘンデル:ユダ・マカベウスの「見よ、勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 WoO45
 モーツァルトの「魔笛」より「恋人か女房が」の主題による12の変奏曲 Op.66
ヨーヨー・マ(チェロ)
エマニュエル・アックス(ピアノ)
 録音:2020年8月、マサチューセッツ州タングルウッド、セイジ・オザワ・ホール

 ヨーヨー・マの最新アルバムは、チェロ・ソナタ第1番から第5番全曲と、ベートーヴェンが敬愛するヘンデルとモーツァルト作品の変奏曲を3曲収録した3枚組。
 バッハの『無伴奏チェロ組曲』が旧約聖書なら、べートーヴェンのチェロ・ソナタは新約聖書と称され、クラシック音楽における最重要レパートリーとして広く愛聴されています。ヨーヨー・マは1981年から85年にかけてエマニュエル・アックスとの共演で この『ベートーヴェン:チェロ・ソナタ』全曲録音を行っており、まさに40年の歳月を経て全世界待望の再録音が実現した事となります。

 録音はベートーヴェン生誕250年にあたる2020年8月、アメリカ東海岸マサチューセッツ州の夏の音楽祭で有名なタングルウッドにある小澤征爾の名前を冠したホールで行われました。昨年3月以降、コロナ禍に生きる私たちに向けて継続的にSNSを通じて演奏を発表し続けているヨーヨー・マ。本作でも盟友アックスと共にベートーヴェン作品の持つ不屈の精神と前に進む力を、その魂の演奏で我々に届けてくれます。エマニュエル・アックスとヨーヨー・マは、これまでラフマニノフやブラームス作品や故アイザック・スターンとの室内楽アルバムでも共演を重ねており、グラミー賞も5回受賞しています。2006年には2人の来日デュオ公演でベートーヴェンのチェロ・ソナタが演奏されました。


















1/25(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CHAMPS HILL

CHRCD159
¥2600
ミラージュ ~ フランス歌曲の芸術
 フォーレ:ミラージュ
 カプレ:5つのフランスの詩
 オネゲル:倫理学の小講義
 ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ
 ロデリック・ウィリアムズ:愛の闇
 オネゲル:6つの田園詩曲
 プーランク:ギヨーム・アポリネールの2つの詩、パリジアーナ
 ドビュッシー:美しき夕暮れ
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)

 ロデリック・ウィリアムズが歌うフランス歌曲集!

 2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務め、日本ではバッハ・コレギウム・ジャパンとの定期的な共演でも知られるイギリスの名バリトン、ロデリック・ウィリアムズ。
 Chandosレーベルに録音した3巻からなるシューベルトの歌曲集でも英グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」、英Presto Classical 「エディターズ・チョイス」&「レコーディング・オヴ・ザ・イヤー・ファイナリスト」に選ばれるなど常に高い評価を得る彼がロジャー・ヴィニョールズとの共演でChamps Hill Recordsからは2017年以来となるリリースで歌うのはフランスの名作曲家たちによる歌曲集。
 自由にプログラムを組ませてもらえたというウィリアムズは、夜の歌のリサイタルのような形になればと思い選曲したといいます。自作「愛の闇」が収録されているところもポイントです。

 ※録音:2019年5月21-24日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
 
 
CHRCD165
¥2600
カール・レーヴェ:歌とバラード集
 カール・レーヴェ:
  詩人トム/彗星/時計/魔王/歩き回る鐘/
  エドワード/さすらい人の夜の歌/橋の上の羊飼い/
  スピリト・サント(聖霊)/海をゆくオーディン/
  安らかな弔い/鳥刺しハインリヒ/
  わたしは良い羊飼いである/
  ゆりかごのそばの母/老ゲーテ/オールフ殿
ニコラス・モッグ(バリトン)
ジャームズ・コールマン(ピアノ)

 2017年のロイヤル・オーバーシーズ・リーグ・シンガーズ・セクションで優勝したイギリスのバリトン、ニコラス・モッグが、歌曲伴奏を中心に活動するウェールズ出身のピアニスト、ジャームズ・コールマンとの共演で歌う、カール・レーヴェの歌曲集。
 レーヴェはバラードを得意とした初期ロマン派ドイツの作曲家で、イギリスの演奏家による初のレーヴェ・アルバムとなります。
 シューベルトとほぼ同時期にシューベルトと同じようにゲーテの詩に音楽をつけた「魔王」など、「北ドイツのシューベルト」とも呼ばれたレーヴェのあまり知られていない作品に光を当てます。

 ※録音:2020年10月26-29日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
 
 
CHRCD154
¥2600
リールズ、ドローンズ&ジグズ ペルペトゥオ
 アイリー・ロバートソン:黒真珠/
 エイダン・オルーク:キャノンゲート/
 アラスデア・ニコルソン:不眠症のジグ/
 デイヴィッド・フェネシー:原っぱ(近くへおいで、近くへおいで)/
 ドナルド・グラント:Taladh/
 ジュディス・ウィアー:エアズ・フロム・アナザー・プラネット/
 アドリアン・サットン:スプリング・マスク/
 ジェームズ・マクミラン:渺々/
 ピーター・マックスウェル・デイヴィス:ミッドハウス・エア/
 デイヴィッド・マシューズ:マックスへ捧げる歌/
 メリンダ・マックスウェル:ピブロック/
 セシリア・マクドウォール:天気の話

 2013年にイギリスのオーボエ奏者ジェームズ・ターンブルによって設立された室内アンサンブル、ペルペトゥオの単独としては初となるアルバム。
 イギリスを中心とした現代の作曲家たちによる、ブリテン諸島の波乱に満ちた天候や風景からインスピレーションを受けた、いくつかの世界初録音を含む新しい作品の数々を紹介します。

 ※録音:2019年1月21-23日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
 




DECURIO

 
 DECURIOベルリンの高品質レーベル「decurio」取り扱い開始!
 録音プロデューサーであるルーカス・コヴァルスキとベネディクト・シュレーダーによって2018年にベルリンで設立された新興レーベル「decurio(デクリオ)」の取り扱いを開始いたします。
 エキサイティングな音楽的・文化的コンセプトを備えた優れたプロジェクトの開発を目的とし、様々なバックグラウンドを持つアーティストが選び抜かれた音楽の焦点に身を捧げ、おなじみの作品に新しい光を当て、未知の作品を初めて録音することで、リスナーに新しい音楽体験をもたらしています。
 テルデックス・スタジオ・ベルリンやベルリン・フィル・メディアなどで録音を行ってきた名エンジニア、ベネディクト・シュレーダーが最新の録音技術を駆使したレコーディング、こだわりのプログラムと高品質なパッケージにご期待ください。(代理店)
 


DEC003
(2CD)
¥3600
ラトビア系ドイツのいぶし銀チェリスト、ユリス・タイヒマニス
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

  組曲第1番ト長調 BWV.1007
  組曲第3番ハ長調 BWV.1009
  組曲第5番ハ短調 BWV.1011
  組曲第2番ニ短調 BWV.1008
  組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
  組曲第6番ニ長調 BWV.1012
ユリス・タイヒマニス(チェロ、ピッコロ・チェロ)

\4800から\3600に変更(2022/1/25)

 ☆ラトビア系ドイツのいぶし銀チェリスト、ユリス・タイヒマニスが弾くバッハ無伴奏組曲!
 ☆第6番は5弦ピッコロ・チェロを使用。

 イギリスのグラモフォン誌に「くすぶるような官能的なオブリガートを提供する」と評されるドイツのチェリスト、ユリス・タイヒマニスが、いぶし銀の演奏で聴かせるバッハの聖典「無伴奏チェロ組曲」!
 ユリス・タイヒマニスはラトビアの音楽一家の下、1966年にフライブルクに生まれ、フライブルクでアティス・タイヒマニス、クリストフ・ヘンケルに、カールスルーエでマルティン・オステルターク、ハインリヒ・シフ、フランコ・ロッシ(イタリア弦楽四重奏団)のマスタークラスで学んだ後、アムステルダムのアンナー・ビルスマの下でも研鑽を積みました。
 ヒストリカル・パフォーマンスから現代の作品まで幅広い領域で活躍し、ドイツ各地の音楽祭に出演。ユンゲ・ドイチェ・フィルやバーデン=ヴュルテンベルク青年バロック・オーケストラなどで指導し、フライブルクの「BACH PUR」音楽祭の芸術監督を務めています。

 師アンナー・ビルスマへの思い出へと捧げられた、ユリス・タイヒマニスのバッハ・レコーディング。
 400Hzのピッチとガット弦を備えた2つの歴史的楽器の選択によって生み出される、鮮やかな色彩感とユニークな解釈を、生々しいまでのリアルな優秀録音でお贈りします。

 ※録音:2018年10月5日-7日、2019年1月10日-11日&3月3日、アンサンブルハウス・フライブルク(ドイツ)
 ※使用楽器:チェロ:作者不詳(18世紀)、ピッコロ・チェロ(第6番):作者不詳(1750年頃南ドイツ)
 
 

DEC004
¥2600
マクシミリアン・グートがシューベルトの傑作
 「冬の旅」を再解釈・再創造した異色のアルバム

  シューベルト/グート:異文化間の冬の旅
アサンブラ・アンサンブル
ヤニック・スパニエル(ドイツ語歌唱)
メーディ・サエイ(ペルシャ語歌唱)

 2013年にハノーファーで設立されたアサンブラ・アンサンブル(The Asambura-Ensemble)は、様々な国籍のミュージシャンで構成され、多様なスタイルを統合して活動しています(アンサンブル名のAsamburaは、タンザニアのウサンバラ山地(Usambara)のアナグラム)。
 ヨーロッパ以外の音楽文化やアヴァンギャルドとの対話の中でクラシック音楽を解釈し、自国の文化に対する新しい視点を発展させ、異国の音色、メロディー、リズムがヨーロッパのクラシックや現代の音楽と出会います。

 アサンブラ・アンサンブルのクリエイティヴ・ディレクターを務める作曲家、マクシミリアン・グート(b.1992)がシューベルトの傑作「冬の旅」を再解釈・再創造した異色のアルバム。
 様々な民族楽器を含むアンサンブル、ドイツ語とペルシャ語による歌唱で描く新感覚の「冬の旅」。
 多くの難民がホームレスとなっている現代社会を背景に、シューベルトとペルシャの詩、奇妙さと孤独をテーマにした音楽を結び付け、新たな視点を切り開きます。

 ※録音:2019年8月7日-9日、ミンデン・マリアン教会(ドイツ)
 
 

DEC005
¥2600
VOLUPTE(愉悦) ~ ドビュッシー、クラウス、ウルマン:歌曲集
 ドビュッシー:シャルル・ボードレールによる5つの詩
 クレメンス・クラウス(1893-1954):
  ライナー・マリア・リルケの詩による8つの歌
 ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):
  リカルダ・フーフによる5つの愛の歌 Op.26
エマ・ムーア(ソプラノ)
クララ・ホーニヒ(ピアノ)

 ベルリンの"Das Lied"国際歌曲コンクール、シュトゥットガルトのフーゴ・ヴォルフ・アカデミーで受賞、ミュンヘンのリヒャルト・シュトラウス・コンクールで第1位を獲得し、現在ワイマール国民劇場のプリンシパル・ソリストとして「コシ・ファン・トゥッテ」、「ドン・ジョヴァンニ」、「ホフマン物語」、「カルメン」などに出演してきたオーストラリア出身のソプラノ、エマ・ムーアが歌う、ドビュッシー、クレメンス・クラウス、ヴィクトル・ウルマンの歌曲集。
 ボードレール、リルケ、リカルダ・フーフの詩情に触発されたロマン派晩年の豊かな色彩のコレクションを歌います。

 ※録音:2020年7月、ベルリン
 



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LYRITA



SRCD394
(1CD-R)
¥2600→\2390
ケネス・ウッズ(指揮)&イギリス弦楽オーケストラ
 ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)

 エルガー、再「想像」

 弦楽四重奏曲 ホ短調 Op.83
  (弦楽合奏版/デイヴィッド・マシューズ編)/
 チェロと弦楽合奏のためのミニチュア
  (ドナルド・フレイザー編)(世界初録音)/
 朝の歌 Op.15-2/夜の歌 Op.15-1/
 組曲《子供の魔法の杖》第2番より「野生の熊」/
 《エニグマ変奏曲 Op.36》より「ニムロッド」/
 ロマンス Op.62/ため息 Op.70/マズルカ Op.10-1/
 Pleading Op.48/月明かりで/愛の挨拶 Op.12/アデュー
ケネス・ウッズ(指揮)
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)
イギリス弦楽オーケストラ

 再創造ならぬ再想像。
 屈指のメロディメーカー、エルガーの美メロを堪能できる編曲集!!

 ☆エルガーの新たな魅力を味わえる《チェロと弦楽合奏のためのミニチュア》!
 ☆ラファエル・ウォルフィッシュの"歌う"チェロをたっぷりと堪能できる!

 イギリス交響楽団の首席指揮者&芸術監督を務め、様々なレア作品、現代作品の録音に定評のあるケネス・ウッズと、ピアティゴルスキーに師事しこれまでにも多くの録音を残しているイギリス人チェリスト、ラファエル・ウォルフィッシュが手を組んだ《チェロと弦楽合奏のためのミニチュア》。エルガーの名曲をドナルド・フレイザーの編曲によりチェロと弦楽合奏による協奏曲のように仕立てました。

 この作品は、イギリス交響楽団がエルガー・フェスティバルの一環として生誕の地にあるウスター大聖堂で、エルガーの《チェロ協奏曲》作曲100周年記念公演を行った際、ラファエル・ウォルフィッシュと作曲家のドナルド・フレイザーが出会ったことがきっかけで生み出されました。
 《愛の挨拶》や《朝の歌》といった小曲から、《ニムロッド》のように管弦楽作品からの抜粋、また元々ファゴットと管弦楽のために書かれた《ロマンス》など幅広い種類の楽曲から構成されています。
 ドナルド・フレイザーの編曲が秀逸なこともあり、エルガーがいかにメロディメーカーであったかということを見せつけられる作品に仕上がっています。
 またラファエル・ウォルフィッシュの歌心に溢れたチェロの音色が素晴らしく、特に《月明りで》での幻想的な世界は必聴です。
 エルガー、イギリス音楽ファンのみならず、全てのクラシック・ファンにおすすめの一枚です。

 ※録音:2020年、ワイアストン・コンサートホール(イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 


SRCD405
(1CD-R)
¥2600
エレノア・アルベルガ:ヴァイオリン協奏曲集
 エレノア・アルベルガ(b.1949):
  ヴァイオリン協奏曲第2番《水仙》(2020) 
  ザ・ソウルズ・エクスプレッション
   (バリトンと弦楽オーケストラのための)(2017)‡
  ヴァイオリン協奏曲第1番(2001)�
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
トーマス・ボウズ(ヴァイオリン) 
モーガン・パース(バリトン)‡
ジョセフ・スウェンセン(指揮)

 1949年ジャマイカのキングストン生まれの作曲家、エレノア・アルベルガは幼い頃から音楽に興味を示し、クラシック音楽のコンサートに通うのと同時に、ラジオで放送されるフォーク・ソング、ジャズそしてジャマイカのポップスなど多種多様な音楽を吸収していきました。
 その後学生時代はロンドンの王立音楽院で歌とピアノを学びました。1978年にはロンドン・コンテンポラリー・ダンス・シアターにピアニストとして参加していました。
 彼女の作品にはその両方の面が活かされており「調性とリズムにはカリブ海の影響があり、その他はヨーロッパの現代音楽の影響がある」と話しています。

 ※録音:2021年2月19日-21日、ホディノット・ホール(イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




URANIA RECORDS



PLDV14083
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143

チック・コリア(1941-2021):ピアノ作品集
 子供の歌(1983)
 ピアノ・ファンタジー(1978)
 ピアノ・ミュージック(1976-1985)

ロベルト・フランカ
 (ピアノ/スタインウェイ&
  サンズ D-274)

LDV14083
¥2300

 ジャズ界の偉大なるレジェンド、チック・コリア。クラシックの作曲家としての魅力を解き明かす好企画!

 2021年2月9日に急逝したジャズ界のレジェンド、チック・コリア(アルマンド・アンソニー・コリア)。
 チック・コリアの訃報に接した際、偶然にも20曲で構成される「子供の歌」に取組み、その勉強を終えようとしていたイタリアのピアニスト、ロベルト・フランカはこのジャズ界の偉大な巨匠へのトリビュートとして、クラシックの作曲家としての一面を収めたアルバムを創ることを決心します。
 ロベルト・フランカは1970年代中期から80年代中期の約10年の間に作曲された3つの作品を通じて、その存在がジャズやインプロと深く結びつきすぎているが故に、これまで注目される機会が少なかった「クラシック音楽の作曲家としてのチック・コリア」の再評価の機運を高めてくれる重要なピアノ作品集を完成させました。
 チック・コリアの「クラシック」と言えば、グルダ、アーノンクールとのモーツァルトのレコーディングが真っ先に思い浮かびますが、「作曲家チック・コリア」にスポットライトをあてた録音や企画は決して多くないだけに、この偉大なミュージシャンへのトリビュート・アルバムとして注目を集めることでしょう!

 今回の作品がデビューアルバムとなるロベルト・フランカはクロアチア系イタリア人のピアニスト。
 イモラ国際ピアノ・アカデミーではピアノをボリス・ペトルシャンスキーに、作曲をマルコ・ディ・バリに師事。
 ガヴリーロフ、ロルティ、コチシュといった世界的ピアニストたちの指導を受けながらキャリアを積み上げている実力派です。

 ※録音:2021年5月、グリファ&サンズ・スタジオ・レコーディング(ミラノ、イタリア)

 
 
 

LDV14082
¥2300
ブラームス:ピアノ作品集
 4つのバラード Op.10
 シューマンの主題による変奏曲 Anh.III-6
 2つのサラバンド WoO.5
 3つの間奏曲 Op.117
 4つのピアノ小品 Op.119
アレッサンドロ・メルカンド
 (ピアノ/YAMAHA CFIII)

 トリノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院からパリのエコール・ノルマル音楽院へと渡り、アルド・チッコリーニやドミニク・メルレの下でも学び、2009年にはモーツァルテウム音楽大学国際サマーアカデミーへ招聘された実績を持つイタリアのピアニスト、アレッサンドロ・メルカンドがブラームスに捧げるプログラム。
 メルカンドはブラームスの魂に深く根ざしている憂鬱な優しさとロマンティシズムを表現するために、1850年代と90年代の2つの時期に作曲された5作品を年代順に配置。
 ブラームスの作風の変遷と成熟度と共に、その人生を思慮深い演奏で表現しています。

 ※録音:2021年10月28日-30日、アトリエ・ラッザリーノ&カヴィリア(アックイ・テルメ、イタリア)
 



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ARCANA



A499
(2CD)
¥4200→\3890
フランチェスコ・コルティ(チェンバロ)
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
 チェンバロのための『8つの組曲』(1720)と、歌劇の序曲集(チェンバロ編曲)

  【DISC 1】
   1-4. 組曲 第1番 イ長調 HWV 426
   5-6. 序曲 ~歌劇《ロデリンダ》HWV 19 より7-
   10. 組曲 第2番 ヘ長調 HWV 427
   11. 序曲 ~歌劇《忠実な羊飼い》HWV 8 より
   12-18. 組曲 第3番 ニ短調 HWV 428
   19-23. 組曲 第4番 ホ短調 HWV 429
  【DISC 2】
   1. ウィリアム・ベイブル(1689/90-1723): プレリュード
   2-3. ヘンデル/ベイブル編曲: 序曲 ~歌劇《リナルド》HWV 7 より
   4. ヘンデル/ベイブル編曲: 泣かせてください ~歌劇《リナルド》HWV 7 より
   5-8. 組曲 第5番 ホ長調 HWV 430
   9. 序曲 ~歌劇《ラダミスト》HWV 12 より
   10-13. 組曲 第6番 嬰ヘ短調 HWV 431
   14-15. 序曲 ~歌劇《テーゼオ》HWV 9 より
   16-21. 組曲 第7番 ト短調 HWV 432
   22-26. 組曲 第8番 ヘ短調 HWV 433
  
 ※特記無しは作曲編曲ともにヘンデルによる
フランチェスコ・コルティ(チェンバロ)
NYCX-10285
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4950

 使用楽器: ハノーファーのクリスティアン・ファーター1738年製作楽器(ニュルンベルク・ドイツ博物館所蔵)に基づく再現楽器、ミラノのアンドレア・レステッリ1998年製作
 録音: 2021年2月7-12日 サン・フェルモ荘、 ロニーゴ(イタリア北東部ヴェネト州ヴィチェンツァ県)
 ※国内仕様盤解説日本語訳...白沢達生

 【静かに躍進する新時代の名手コルティならでは! ヘンデル「8つの組曲」全曲録音、併録曲も充実】
 来日公演の成功を経て、日本でも注目を集める新時代の実力派チェンバロ奏者フランチェスコ・コルティ。
 ミンコフスキやサヴァールの楽団での頼れる通奏低音奏者としての活動を経て、近年はゼフィーロやイル・ポモ・ドーロなど最前線の古楽器楽団との共演による協奏曲でも実績を上げ、着実に存在感を増しつつあります。
 ソロ録音でも17世紀のルイ・クープランから、ハイドンのソナタなどチェンバロ芸術爛熟期の音楽まで、広範なレパートリーをその様式感に合わせ精巧に解釈する才人ですが、その充実した経験と冴えわたる音楽性でヘンデルの鍵盤音楽世界と正面から向き合ったアルバムがARCANAから登場。
 555曲の鍵盤ソナタで知られる同い年のD.スカルラッティと同等の技量を誇ったと伝わり、後年はオラトリオ上演の幕間で自らオルガン協奏曲の独奏も務めた「名演奏家としてのヘンデル」が、いかにチェンバロを使いこなし時流に乗った音楽を書いていたか、自然体でありながら隅々まで神経の行き届いた演奏でじっくり味わえます。
 「調子の良い鍛冶屋」の綽名で知られる変奏曲など、単独でも愛奏されてきた楽章を含む1720年の有名な『8つの組曲』の新たな画期的全曲録音であるだけでなく、ヘンデル自筆の鍵盤楽譜が残るオペラ序曲と、同時代ベイブルの編曲作品も演奏、他分野の音楽との連続性を示す構成も絶妙です。
 ALPHAでも活躍するエンジニア吉田研が、18世紀ドイツ・モデルの楽器から引き出される美音の佇まいをごく自然に捉えているのも見事です。
 演奏者自身およびヘンデル研究家デイヴィッド・ヴィッカーズによる最新研究を踏まえたライナー解説(国内仕様は翻訳付)も充実しています。



PENTATONE旧譜
名手コルティとイル・ポモ・ドーロ
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集

 PTC 5186837
\2600→\2390
J.S.バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲集
 (1)チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052
 (2)チェンバロ協奏曲第2番 ホ長調 BWV1053
 (3)チェンバロ協奏曲第4番 イ長調 BWV1055
 (4)チェンバロ協奏曲第7番 ト短調 BWV1058
フランチェスコ・コルティ(チェンバロ)
イル・ポモ・ドーロ

 ミンコフスキにも認められた俊英鍵盤奏者コルティ。イル・ポモ・ドーロと満を持してバッハのチェンバロ協奏曲を録音!

 セッション録音:2019年3月1-5日/グスタフ・マーラー・ホール(ドッビアーコ)/ディジパック仕様、輸入盤・日本語帯付、64'08"

 1984年イタリア生まれの鍵盤奏者フランチェスコ・コルティが2018 年よりゲスト・コンダクターをつとめるピリオド楽器オーケストラ『イル・ポモ・ドーロ』との共演で、J.S. バッハのチェンバロ協奏曲集を録音しました!

 コルティは2006年ライプツィヒにて第15 回国際ヨハン・セバスチャン・バッハ・コンクールのチェンバロ部門で第1位を受賞。翌2007年にはマルク・ミンコフスキからのアプローチでルーヴル宮音楽隊のメンバーとなり、以後チェンバロ、フォルテピアノ、オルガン奏者として活躍しております。ソリストとしては世界各国で活躍し、2017年6月に調布国際音楽祭に出演し注目を集めました。

 満を持してのバッハのチェンバロ協奏曲集は、コルティの魅力である雄弁な語り口で演奏。イル・ポモ・ドーロとともに息の合ったアンサンブルを聴かせてくれます。今後のより一層の活躍が期待される注目の録音です。

 



 PTC 5186889
\2600→\2390
名手コルティとイル・ポモ・ドーロが極小編成で奏でる
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集第2集

 (1)チェンバロ協奏曲第3番 ニ長調 BWV1054
 (2)チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV1056
 (3)チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV1057
 (4)フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための三重協奏曲
  イ短調 BWV1044
フランチェスコ・コルティ(チェンバロ)
イル・ポモ・ドーロ
ヴァイオリン:
 エフゲニ・スヴィリドフ**、
 アンナ・ドミトリエヴァ、ロセッラ・クローチェ
ヴィオラ:ステファノ・ロッシ
チェロ:ルドヴィコ・ミナージ
ダブルベース:パオロ・ズッケリ
バスーン:アレッサンドロ・ノゼッロ
リコーダー:アンドレス・ロカテッリ*、
 アレッサンドロ・ノゼッロ*
トラヴェルソ:マルチェッロ・ガッティ**
 
 *BWV1057のソリスト
 **BWV1044のソリスト

 自筆譜を丹念に研究した成果がここに結実。当代きっての名手コルティとイル・ポモ・ドーロが極小編成で奏でるJ.S.バッハのチェンバロ協奏曲集第2集

 チェンバロ/1738年製作のクリスティアン・ファーターの楽器に基づく、アンドレア・レステッリによる1998年製作の楽器
 セッション録音:2020年3月2-8日/ヴィッラ・サン・フェルモ、ロニゴ(イタリア)/DDD、61'36

 1984年イタリア生まれの鍵盤奏者フランチェスコ・コルティ。当代きっての名手が2018年よりゲスト常任指揮者をつとめるピリオド楽器オーケストラ『イル・ポモ・ドーロ』との共演によるJ.S.バッハのチェンバロ協奏曲集の第2弾がリリースされます。
 第1集(KKC-6240 / PTC-5186837)ではフルオーケストラで演奏することでより効果の得られる4つの協奏曲(第1番 ニ短調 BWV1052、第2番 ホ長調 BWV1053、第4番 イ長調 BWV1055、第7番 ト短調 BWV1057)を録音し、レコード芸術の特選盤など高い評価を得ました。
 期待の第2集では室内楽編成でより効果の得られる作品として、第3番 ニ長調BWV1054、第5番 ヘ短調 BWV1056、第6番 ヘ長調 BWV1057、そしてフルート、ヴァイオリンとチェンバロのための三重協奏曲 イ短調 BWV1044を収録しました。

 当アルバムにはコルティがバッハの自筆譜を丹念に研究した結果が結実しており、「室内楽のような親密さがあり、極小編成で演奏すべき」という結論に至った作品が収録されております。
 それは基本的に各パート一人ずつでの編成とし、その結果、バッハのテクスチャの妙が音として明確に伝わってきます。コルティの魅力である雄弁な語り口は当録音でも冴えわたり、イル・ポモ・ドーロとともに息の合ったアンサンブルでこれらの作品の新たな魅力に出会うことができます。まさに新時代の名盤登場と申せましょう。

 録音は2020年3月。レコーディングを終えた翌日にイタリアはロックダウンに入ったという緊迫した状態でしたが、バッハの音楽に没入しその喜びを分かち合おうとする当演奏は、人々に力を与えてくれるようなパワーを携えております。


  

 

 




NBB



NBB 41
¥2600
「低音の四季(The LOW SEASONS)」
 (1)4スプリング・ベース(6:25)
  (ジョヴァンニ・ダンツィ&ミケーレ・ガルディエリ:フィオレンティーナの朝/
   ストラヴィンスキー:春の祭典/ヴィヴァルディ&ピーギ:低音の春/
   カルロス・サンタナ:春/ヨハン・シュトラウスⅡ:春の声/
   アメリゴ・カゼッラ&ガエタノ・トト・サヴィオ:いまいましい春/ピアソラ:ブエノスアイレスの春)
 (2)4ベーシズ 4サマー(6:57)
  (ヴィヴァルディ&ピーギ:低音の夏/ブルーノ・マルティーノ:エスターテ[夏]/
   ジム・ジェイコブズ&ウォーレン・ケイシー:夏の夜/レイ・ドーセット:イン・ザ・サマータイム/
   パウル・セルジオ&マルコス・ヴァーリ:サマー・サンバ)
 (3)4エヴァー・オータム(5:11)
  (ジャック・プレヴェール&ジョゼフ・コズマ:枯葉/ヴィヴァルディ&ピーギ:低音の秋/
   ダンテ・パンツーティ&カミーリョ・バルゴニ:秋のコンチェルト/
   ジェフ・ウェイン、ゲイリー・オズボーン&ポール・ヴィグラス:フォーエヴァー・オータム/
   ラルフ・バーンズ&ウディ・ハーマン:アーリー・オータム)
 (4)4ビドゥン・ウィンター(5:12)
  (ヴィヴァルディ&ピーギ:低音の冬/ポール・サイモン:冬の散歩道/ピアソラ:ブエノスアイレスの冬)
 (5)フィオレンティーニ&カロソネ:コントラバスでダウン~
  コンシリオ&パンツェリ:マラマオ......なぜ死んだ?~ジャック・トロンベイ:パンチョ(2:48)
 (6)エロティック・ベース・メドレー(7:07)
  (レディ・マーマレード/アイ・ウォナ・ビー・ラヴド・バイ・ユー/アバジュール/
   ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ/ユー・キャン・リーヴ・ユア・ハット・オン)
 (7)ブランマー&シーザー&カスッチ:ジャスト・ア・ジゴロ~アイ・エイント・ガット・ノーボディ
 (8)-(10)月の三部作
  (ムーンフラワー/グアルダ・チェ・ルナ[月夜のセレナーデ]/ティンタレラ・ディ・ルナ[月影のナポリ])
 (11)久石譲:人生のメリーゴーランド(ハウルの動く城)
 (12)低音からモリコーネを見る(モリコーネ・メドレー)
  (ウエスタン Once Upon a Time in The West/
   続・夕陽のガンマン The Good, the Bad and the Ugly/ミッション Gabriel's Oboe (The Mission)/
   ナータへの愛のテーマ Love Theme for Nata (Nuovo Cinema Paradiso)/
   プレイング・ラヴ Playing Love(The Legend of the Pianist on the Ocean)
 ザ・ベース・ギャング(コントラバス四重奏):
  【アメリゴ・ベルナルディ、アルベルト・ボチーニ、アンドレア・ピーギ、アントニオ・シャンカレポーレ】

 ベース・ギャング待望の新譜発売!低音の四季!エロティック・メドレーや久石譲、モリコーネ・メドレーも!ゲストの名テノール、ジュゼッペ・サッバティーニもノリノリ!

 録音:2020年10月15-16日、12月8-13日、2021年2月20日ヴィラ・ルッチェライ,プラト

 トラックは12個あり、1~4はヴィヴァルディの四季に他の作曲家やポップスの名曲を絡めたMIX!
 彼らの定番と言うべきものである。そしてこのCDには名テノール歌手のジュゼッペ・サッバティー二が友情出演している。
 それもそのはずサッバティー二はローマのサンタ・チェチーリア音楽院でコントラバスを学んでローマRAI(放送協会管弦楽団)でコントラバス奏者を務めた後テノール歌手としてデビューした、いわばベースギャングメンバーの友人なのである。
 後の方のトラックには「月」をテーマにした名曲集、それに、なんと久石譲の「ハウルの動く城」のメインテーマが収められている。
 最後のトラックは昨年亡くなった「エンニオ・モリコーネ」の素晴らしいヒット曲のメドレーである。
 
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS



ALT 503
¥3000→\2790
INA 秘蔵音源
 長らく入手困難だった
  ハスキル& クリュイタンス・フランス国立管ライヴ

   モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
   ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
クララ・ハスキル(ピアノ)
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
フランス国立放送管弦楽団

 ハスキルの高貴な音色が縦横に炸裂!聴き応えある2 曲を一夜で弾き切った至高のライヴ、クリュイタンスの品格ある伴奏も絶妙にマッチ

 ライヴ録音:1955年12月8日(モノラル)/国内プレス、日本語帯・解説付

 INA(フランス国立視聴覚研究所)所有音源をライセンスしてALTUS入魂のマスタリングでCD化。
 クリュイタンス&フランス国立放送管とクララ・ハスキルによって同日に演奏された協奏曲2題。長らく入手困難だった音源だけに嬉しい発売です。

 1曲目はモーツァルト。クリュイタンスの伴奏は激情と熱気がありながらも品格を損なわず、壮麗なハ短調の音響を打ち立てます。
 ハスキルは深みのある音色で美しく飛翔、その豊かな表現はどれも確固たる意志に裏打ちされたもので、実に論理的に音楽が展開されていきます。香り立つ木管とのアンサンブルも絶品です。
 2曲目ベートーヴェンも同様の特徴が挙げられますが、古典様式が拡大されていく楽曲のため更に自由な広がりと大胆さがプラスされます。
 それでいて芯のある高貴さに貫かれており、まさにこのコンビにしか成しえない堂々たる演奏となっています。

 〈ハスキルの高貴で透明な音色が、ざわついた心をさっと静めてくれるような魅力に溢れている〉〈クリュイタンスの素晴らしい伴奏―悲劇的な響きと貴族的な色彩の万全なバランス―ともあいまった、有機的なコラボレーションも忘れがたい〉~平林直哉氏の解説より
 
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ALT 510/1
(2CD)
¥3200→\2990
INA 秘蔵音源
「巨人」は初CD 化
 バーンスタインのマーラー・ライヴ

  マーラー:
   【Disc 1】
    交響曲第1番 ニ長調《巨人》1962年
    交響曲第2番 ハ短調《復活》1958年第1楽章
   【Disc 2】
    交響曲第2番 ハ短調《復活》第2~5楽章
レナード・バーンスタイン(指揮)
[第1番]
 モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
[第2番]
 ベルト・モンマール(ソプラノ)、
 オラリア・ドミンゲス(メゾソプラノ)、
 フランス国立放送合唱団(合唱指揮:ルネ・アリックス)、
 フランス国立放送管弦楽団

 マーラーの伝道師バーンスタイン、白熱のライヴ!「巨人」は初CD 化、「復活」も音質向上で久々の再登場、若き指揮者の情熱が燃えたぎる壮絶演奏!

 ライヴ録音:[第1番]1962年8月11日/モナコ大公宮殿前庭(モノラル)
  [第2番]1958年11月13日/パリ、シャンゼリゼ劇場(モノラル)/国内プレス、一部初CD 化、日本語帯・解説付、歌詞対訳付

 INA(フランス国立視聴覚研究所)所有音源をライセンスしてALTUS入魂のマスタリングでCD化。40代前半のバーンスタインによる情熱みなぎるマーラー・ライヴ!
 《巨人》は記念すべき初CD化であり、《復活》もしばらく市場から姿を消していた音源です。

 両曲とも1回目のマーラー全集録音前でありながら、曲への共感度・燃焼度ともに最高レベルの大演奏。
 オーケストラも完璧に食らいついています。《巨人》は夭逝の天才フルート奏者・加藤恕彦(ひろひこ)氏が主席奏者に在籍していた時期のモンテカルロ歌劇場管。
 演奏は清々しいまでの覇気にあふれ、第3楽章の民族的歌いまわしやフィナーレの圧倒的大団円感が抜群。
 またフランス国立管との《復活》はリマスター効果めざましく、コントラバスやティンパニの迫りくる存在感、世界がひっくり返るような大音響、どこまでも歌い上げ高まりゆく合唱など、バーンスタイン迫真の表現がとことん楽しめます。

 〈若きバーンスタインのほとばしる情熱が全編に横溢している上に、歌うべきところは徹底的に歌い上げる〉〈マーラーの音楽に対して、並々ならぬ自信をもって指揮をしている姿が目に浮かんでくる〉~白柳龍一氏の解説より
 


<メジャー・レーベル>
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DG



4862083
(2CD)
\3100→\2890
アンドリス・ネルソンス~ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
 1)ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》から 前奏曲とイゾルデの愛の死
 2)ブルックナー:交響曲第1番ハ短調(ウィーン稿1890/91)
 3)ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:アンドリス・ネルソンス

 名門と新世代マエストロが奏でる、どこまでも美しいブルックナー!

 ■新時代のエース指揮者、ネルソンスと名門ゲヴァントハウス管弦楽団による、ブルックナー交響曲全集完結!

 ■ドイツ音楽伝統の牙城、ゲヴァントハウス管弦楽団とのブルックナー・シリーズもいよいよ完結、傑作第5番の登場。
 カップリングは第1番のウィーン稿と、ワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》前奏曲とイゾルデの愛の死。 

 録音:2019年5月(3)、 2020年11月(2)、2021年5月(1) ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
 






<国内盤> 

アール・アンフィニ


MECO-1070
(SACD HYBRID)
¥3300
D & F ( 八木大輔 & 秋川風雅) / ザ・ヴィルトゥオーゾ
 1. ショパン:練習曲 嬰ト短調 作品25-6
 2. リスト:ドン・ジョヴァンニの回想 S.418
 3. サン=サーンス/リスト:死の舞踏 S.555
 4. ショパン:練習曲 嬰ハ短調 作品10-4
 5. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調作品57「熱情」
 6. ラフマニノフ:イタリアン・ポルカ 変ホ長調(連弾)
八木大輔(ピアノ)1,2,3,6
秋川風雅(ピアノ)4,5,6

 レーベル:アールアンフィニ/企画制作:ソニー・ミュージックダイレクト/発売:ミューズエンターテインメント
 録音:2021年4月20日、7月13日 & 14日、8月17日

 慶應義塾高等学校在学中のピアニスト(2022年1月現在)、八木大輔と秋川風雅のジョイント企画CDです。数々の国際コンクールを怒涛の勢いで制覇しつつある二人の若き才能の「今」を刻印したデビュー・アルバムは、ショパン・エチュード、ベートーヴェン・ソナタ、リストと王道のレパートリーでその真価を世に問います。
 二人の連弾によるラフマニノフのイタリアン・ポルカ他聴きどころ満載のアルバムをお楽しみ下さい。

 八木 大輔(ピアノ) Daisuke Yagi, Piano 慶應義塾高等学校 3年在学中
  2003年神奈川県生まれ。
  4歳より藤井麻衣子、6歳より石井理恵の両氏に手ほどきを受け、現在黒田亜樹、藤井一興の各氏に師事。またタチアナ・ゼリクマン、ドミトリー・バシキーロフ、ヴィンツェンツォ・バルツァーニの各氏にも指導を受ける。
  2017年5月、第7回ピアノタレント国際コンクールにて大賞および聴衆賞受賞。同年10月第30回ポッツォーリ国際ピアノコンクールにおいて第3位、13歳で史上最年少入賞を果たす。2018年3月第4回スタインウェイ・コンクールin Japanにて大賞および聴衆賞受賞。同年5月チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール古典派部門で第1位(最年少受賞)、併せてベートーヴェン賞受賞。
  2019年6月、アンドレア・バルディ国際ピアノコンクールにて史上最年少で第1 位受賞。同年11月スポレート国際ピアノコンクールにて史上最年少で第1位受賞。2021年9月MozArte国際ピアノコンクール(アーヘン)最高位(1位無し第2位)入賞。シャネル・ピグマリオン・デイズ2020/2021参加アーティスト。(2022年1月現在)

 秋川 風雅(ピアノ) Fuga Akikawa, Piano 慶應義塾高等学校 2年在学中
  2004年東京都生まれ。父はオペラ歌手、母はピアノ講師、祖父は声楽家という恵まれた音楽環境の中、ピアノを始める。
  3歳より毎年、Hakuju Hallにてソロリサイタルを開催。6歳 日本フィルハーモニー管弦楽団と共演。モーツアルト「ピアノとオーケストラのためのコンサートロンド」を演奏。
  12歳 東京交響楽団と共演。ショパン「ピアノ協奏曲第1番」を演奏。また同演奏会にて、ベートーヴェン「交響曲第7番」を指揮。
  13歳 ニッポンシンフォニーと東京芸術劇場にて共演。ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」を演奏。翌年チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」を演奏。
  国際コンクール「チャンピオンズ・キーボード」(イタリア)ベートーヴェン部門第1位。ホロヴィッツ・コンクール(ハンガリー)フェリックス・ブルーメンフェルト記念賞[大会最高位賞]。
  ピアノを両親に学び、また小島さやか氏、そして数々の著名なピアニストの指導を受ける。声楽を父に、指揮法を鈴木織衛氏に、作曲法を古川琴子氏に学ぶ。(2022年1月現在)

 音楽家とは、総合的な人間活動の中の、一つの表れである。
 必ずしも専門化されたある種の特殊な職業だけを指して言うのではない。
 音楽史を振り返ってみても、科学者・医者・弁護士・政治家・外交官・作家といった人々が、同時に優れた音楽家でもあったケースは数多い。音楽家として生きることが、他の職業から切り離され、プロとアマとの間に大きな溝が作られていったのは、近代以降の現象に過ぎない。
 最近は総合大学や理系の大学で「リベラルアーツ」というスローガンが掲げられるようになってきた。リベラルアーツという言葉はギリシャ・ローマ時代の「自由7科」(文法、修辞、弁証、算術、幾何、天文、音楽)に起源を持っているが、自由人として生きるための普遍的学問のひとつとして、いま音楽は再び見直されつつある。
 そもそも、音楽家は必ずしも音楽大学を出た人だけがなるものとは限らない。
 このたび慶應義塾高等学校に在学中の八木大輔さん(3年)、秋川風雅さん(2年)がピアニストとしてデビューされたが、このことはとても象徴的な出来事に思える。
 細やかな技巧派タイプの八木さんは、この春から同大学の文学部美学美術史専攻に進学する予定で、英語以外の多国語を習得することに意欲を見せている。オペラにも大変詳しい。筆者は彼のメシアンの演奏を聴いたことがあるが、そのときの印象が強かったので、今後は現代的なレパートリーも加えていって欲しい。
 覇気とエネルギーにあふれるタイプの秋川さんは、同大学の法学部への進学を希望している。両親が音楽家で、3歳から毎年ソロ・リサイタルを開催し、6歳にしてオーケストラと協奏曲を共演しているという彼に、法律を学びたい理由は何かと聞くと、「興味のあることを学びたいから」という頼もしい答えが返ってきた。
 音楽とはこの世のすべてを反映するものである。幼少時からピアノに秀でた才能を示しながらも、広く学び続けようとする二人のポテンシャルをぜひ聴きとってみたい。
  2022年1月 林田直樹

 "Little Leo"と〈見者(けんじゃ)〉の眼 ―「風の時代」のピアニストたち―  山田 良
 八木大輔、秋川風雅、それぞれが奏でるピアノに初めて直接触れたのは、2022年1月、新年の清新な空気が残る、東京・青山のスタインウェイ・ショールームだった。両名、演奏・佇まい共に、互いに異なる個性の持ち主。が、来きたる時代の演奏家の姿を予感させる、というところでは見事に一致するものがある。
 人生の始まりから良くも悪くも「ピアノ一色」というのが、従来の「ピアニスト」の一つの典型イメージだったとすれば、それとは真逆の生き方を、既に彼らは体現している。彼らにとって、ピアノはあくまで自分の世界を形成する一要素であり、それは彼らが日々体験する、ピアノ以外の多くのこと――音楽以外の分野での学びや、人としての喜怒哀楽、人生の様々な諸相――と響き合う中で磨かれ、芸術表現としての精彩を増していくものなのだろう。
 もっとも、そうしたスタイルは、これまでの演奏家の多くが辿った道とは全く別のルートを行くがゆえに、その前途は決して平坦ではないだろう。彼らは道なき道を自ら開拓せねばならぬパイオニアであり、その道程は、それぞれが「背負うもの」を、己を輝かせる糧にまで昇華させる魂の旅路ともなるだろう。そして、2022年1月5日に青山で聴いた二人のピアノは、それぞれの旅路の色合いを既に予感させるものでもあった。 秋川風雅。勢いのある、若々しい魅力を湛えたショパンのエチュードの後に、「熱情」ソナタ第1楽章。最も印象的だったのは、彼の「心の現い在ま」を、想いひとつ、それだけでピアノに響かせているような、潔いまでの直情的な演奏だ。音楽家を輩出してきた家系の生まれと聞いて、はからずも great heritage は great pressure にもなり得る、ということを思う。波打つゆたかな髪を揺らしながら、白皙はくせきの頬を紅潮させて鍵盤に向かう彼の横顔に、ふと"Little Leo"(小さき獅子)という言葉がほの見えた。幼き獅子の成長物語、といえば、手塚治虫の『ジャングル大帝』や、ディズニー・ミュージカルの『ライオン・キング』が想起されるが、レオもシンバも、自らの力で「父」を、「祖先」を超えて初めて真正の「王」となる。秋川風雅の「心ひとつ、想いひとつ」を忌憚なく響かせる、直なおいその姿勢に精神のさらなる強靭さと人生経験の裏打ちが加わった時、彼のピアノは力強い若獅子のそれに変わるのではないか、という予感がする。そして、その先にあるはずの、獅子王の風格を備えた完成形を、聴衆の一人として、いつか聴き届けたい、と思う。
 八木大輔。長身を揺らしつつ、すたすたとステージへ。飄々とした佇まいで客席を一瞥、ひょいと身を折り曲げるようにして、するり、とピアノの前に座る。この一連の所作を見ながら、突飛に聞こえるかもしれないが、才ある噺家はなしかのそれと同じオーラを感じた(実際、この時彼が弾いた「ドン・ジョヴァンニの回想」には、落語の大ネタの好演と同質の、一つの舞台世界としての「統一感」と「存在感の厚み」があった)。これから単身で舞台に「世界」を創り上げることができる人間特有の、「気迫」のようなものである。「それ」が生じるには、技術と感性と知性だけでは足らず、一種の「狂気」が必要だ。それは此岸にありながら彼岸を見通す視線、詩人ランボーが謳うたった「見者(けんじゃ)-levoyant(ル・ヴォワイヤント)」の眼、真のアーティストだけが持つ、善悪を超えて世界の本質を視みる眼差まなざし、透徹の千里眼に湛えられるエネルギーでもある。八木大輔の演奏姿を見た時に、最も印象的だったのは、ピアノの内部を掬うようにして、楽器の向こう側までも見通すかのような、不思議な視線の高さであった。会心の演奏の際にはほとんど動かない、と本人談の、独特のその眼差しには、時に見えない音に追い縋るかのような狂おしさ、時に音の行方を愛おしむかのような優しさ、そして時に音をその視線で自在にコントロールしようとするかのような不敵さをも含んで、「ああ、このピアニストには本物の〈狂気〉の気配がたしかにある」と感じさせるものがあった。この先、この「視線」が己の内外をどこまで見通し見据えることができるか、それは現時点では未知数である。しかし、演奏後のインタビューでの彼の語り口を、その演奏の記憶と共に思い出す時、彼ならきっと、己おのが「見者」の眼が捉えた光景を、自身の音楽に十分還元、反映させ得るであろうと感じる。
 西洋占星術によれば、今は、「土の時代」から「風の時代」へと移り変わる時期なのだそうだ。過去200年にわたる土の時代が金銭や物質、権威といった現世のソリッドな要素を重視したのに対し、来る風の時代では知性やコミュニケーション、個人といった、自由と個性を象徴する要素が台頭するらしい。その意味では、"D&F"はまさに風の時代の申し子ともいえるかもしれない。奇しくも、現代ピアノの原型である「フォルテピアノ」が生まれたのが19世紀に入ろうとする頃、土の時代の始まりの時。風の時代のピアニストたちが、土の時代に生まれた西欧音楽最大の楽器を、いかに軽やかにバージョンアップさせていくのか。同時代に生き合わせた者としての幸運を喜びつつ、見届けていきたいと思う。 (2022年1月)


















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