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TESTAMENT(キング・インターナショナル)
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テスタメント名盤選 第2期
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ヒストリカル・レーベルの雄、テスタメントの名盤選 第2期登場、国内仕様(日本語帯・解説付)で発売!
★歴史的録音の復刻で有名なイギリスの名門レーベル、テスタメント。1990
年にスチュアート・ブラウン氏により設立され、正規音源にもとづく、高品質の音質でファンから絶大な支持を集めてきました。
2019 年国内販売権をキングインターナショナルが獲得。400
に近いタイトルのなかから、歴史的名盤はもとより最近話題の新盤までえりすぐって、全20タイトル国内仕様にして発売しましたが、今回その第2
弾が登場!
★日本語解説=オリジナル・ライナーノーツの和訳+
曲目解説+ 歌詞対訳(声楽曲のみ)
※歴史的音源を使用しておりますゆえ、タイトルによってはマスターに起因するノイズが発生いたします。ご了承ください。
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KKC 6479/80
(2CD)
¥3410
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ベームBPO ザルツブルク音楽祭1962
[CD1]
モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
マーラー:亡き子をしのぶ歌*
[CD2]
R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 |
カール・ベーム(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ディートリヒ=フィッシャー・ディースカウ(バリトン*)
ミシェル・シュヴァルベ(コンサートマスター) |
全盛期のベームがベルリン・フィルを指揮したザルツブルク音楽祭の記録。国内初出!
録音:1962年8月19日/祝祭大劇場、ザルツブルク(ザルツブルク音楽祭ライヴ、モノラル)/国内発売履歴:初出、[TESTAMENT]SBT.21489、輸入盤・日本語帯・解説・歌詞対訳付
全盛期のカール・ベームが1962 年のザルツブルク音楽祭で、モーツァルト、マーラー、R.シュトラウスを振った伝説のライヴ。
この頃ベームはベルリン・フィル(BPO)と40番は61-2年、「亡き子」は63年、「ツァラ」は58年にドイツ・グラモフォン(DGG)に録音していますが、本盤はライヴにみせるベームの本領発揮ともいうべき密度の濃い一夜のドキュメントとなっております。
モーツァルトは遅めのテンポで踏みしめるように歌いこまれた味わい深い演奏。「亡き子」は感情のこもったF・ディースカウの美声に酔いしれます。
「ツァラ」は堅固な構築性が発揮された純美な演奏。広大なクライマックスへの盛り上げはライヴならではの迫力!BPOの機能性と名技は随所に発揮されております。
シュヴァルべのソロも聞きもの。
音質はモノラルながら極めて明瞭。楽器の動きが細部まで見通せて、「ツァラ」の冒頭のオルガンの重低音もしっかり入っております。
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バルビローリの屈指の名盤「マーラー6番」
マーラー:交響曲第6番 イ短調『 悲劇的』 |
ジョン・バルビローリ(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 |
バルビローリの屈指の名盤「マーラー6番」(EMIセッション録音)に直前のステレオ・ライヴがあった!
録音:1967年8月16日/ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン(ライヴ、ステレオ)/国内発売履歴:初出、[TESTAMENT]SBT.1451、輸入盤・日本語帯・解説付
マーラー指揮者としても名高いジョン・バルビローリ(1899-1970)。60年代を中心に、幾多の名盤を残してきました。
6番《悲劇的》は3種類。①1966・1・13 ベルリン・フィルとベルリンでのライヴ(テスタメント)、②
1967・8・16 ニュー・フィルハーモニアとロンドンでのライヴ(テスタメント、本盤)、③1967・8.17~18 ニュー・フィルハーモニアとセッション録音(EMI)。
屈指の名盤EMI盤③の前日の録音(ライヴ)がBBC
の放送音源で残されていました。
EMI盤とは違い、第1楽章のテンポは普通、リピートはしてないため、全曲の演奏時間は74分になり1CDに収録されています。
第2、第3楽章の入れ替えもなく、アンダンテ―スケルツォの順で演奏。弦のコクのある響きを武器に金管・打楽器の迫力も十分、最晩年とは思えないほど力強く、きわめて説得力の高い演奏になっています。
しかもステレオ!
細部まで明瞭で、量感たっぷりに響きます。これは近年人気の高まった6番の隠れた名盤の発掘といえるでしょう。
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KKC 6482/3
(2CD)
¥4400
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クレンペラーの愛好曲マーラー『復活』、国内初出音源
マーラー:交響曲第2番 ハ短調『 復活』
モーツァルト:交響曲第29番 イ長調 K.201 |
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
オットー・クレンペラー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団 |
クレンペラーの愛好曲マーラー『復活』、国内初出音源。ステレオ録音にして最高の名演!
録音:1963年12月19日/ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ、ステレオ)/国内発売履歴:初出、[TESTAMENT]SBT.21348、輸入盤・日本語帯・解説・歌詞対訳付
マーラーと親交のあったクレンペラーですが、きっかけは1905年に彼がアシスタントで『復活』を指揮したのをマーラーが聴いたことから(クレンペラー『回想録』より)。
この曲はマーラーの中で最も多く録音しており、8種類に及びます―(1)1950
年シドニー響とのライヴ、(2)51年ウィーン響とのセッション(VOX)、(3)51年コンセルトヘボウとのライヴ、(4)61年のフィルハーモニアとのEMI
録音、(5)63年のウィーン・フィルとのライヴ、(6)本録音、(7)65年のバイエルン放送響とのライヴ、(8)71年ニュー・フィルハーモニアとのライヴ。
BBC のアーカイヴからテスタメントが発掘した今回の(6)、柔らかいフレージングから神秘的な表情づけが絶妙!録音の良さとあいまって、最高の感動をもたらしてくれます。
モーツァルト29番も7種類の録音があるクレンペラーの得意曲。冒頭からなんという響きの優しさ!
こちらもまたオケのコンディションの良さ、良質なステレオ録音ということで、決定盤といっても過言ではありません。
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KKC 6484/5
(2CD)
¥4400
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クレンペラー最高の『田園』(1964、ベルリン)!国内盤初登場
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068
モーツァルト:交響曲第29番 イ長調 K.201
ベートーヴェン:交響曲第6番 へ長調『 田園』
Op.68
(『田園』第1楽章のリハーサル風景付) |
オットー・クレンペラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
クレンペラー最高の『田園』(1964、ベルリン)!国内盤初登場
録音:1964年5月31日/ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ、モノラル)/国内発売履歴:初出、[TESTAMENT]SBT.21217、輸入盤・日本語帯・解説付
『レコード芸術』2003年4月号の「現代名盤鑑定団」で、浅里公三氏、小林利之氏、宇野功芳氏から絶賛されたクレンペラーの1964年ベルリン・フィルへの客演ライヴ《田園》-「クレンペラー独自の"これぞ交響曲"という名演。
録音もまるでステレオのよう」(浅里)、「凄みを備えた高邁な名演奏。ベルリン・フィルも威力抜群」(小林)、「老巨匠とベルリン・フィルによる昔気質のベートーヴェン。アルプスの山並みのような峻厳さ」(宇野)。
オリジナル・テープの保存状態が良く、情報量は多大。拍手はもちろん、楽章間インターバルもカットされることなく収録されており、臨場感は抜群です。
嬉しいことに、第1楽章のリハーサルが43分(全25トラック)も収録されており、この10日ほど前にウィーンでカラヤンと「田園」を演奏したばかりのベルリン・フィルを"木管・弦楽器重視"のクレンペラー・サウンドに変えていく様子がわかります。
ブックレットに各トラックのクレンペラーの発言、演奏支持の要約を記載、日本語訳付。
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KKC 6486/7
(2CD)
\3410
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クレンペラーの「幻想交響曲」ライヴ、国内初出
モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』序曲
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op.61
ベルリオーズ:幻想交響曲 |
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
オットー・クレンペラー(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 |
冷めた視線で透徹された異彩の名演!クレンペラーの「幻想交響曲」ライヴ、国内初出。
録音:1966年1月30日/ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ、モノラル)/国内発売履歴:初出、[TESTAMENT]SBT.21479、輸入盤・日本語帯・解説付
「シャンパンというよりは極上の辛口のワイン」と評された《フィガロの結婚》序曲。メニューインと直前におこなわれたEMI
録音よりもエキサイティングな共演になったベートーヴェンの協奏曲。
「この共演は独自のスタイルを確立した..
緩徐楽章では天上の音楽であるかのような美しさが聴かれた」(ガーディアン紙)。
そして圧巻は幻想交響曲。ファンタスティック、ロマンティックというより古典的、純音楽的アプローチで、ハード&シンフォニックな味わい。冷めた視線で透徹された異彩の名演となっています。
第4楽章「断頭台への行進」ではライヴならではの凄みをきかせ、グロテスクなまでの迫力!
第5楽章のフィナーレにいたっては63年のEMI録音をも上回るテンポの遅さで怒涛のクライマックスを演出しています。
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KKC 6488/9
(2CD)
\3410
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ブルックナー7番の最強の擁護者クレンペラー、
65年ロンドンでの凱旋コンサート!
[CD1]
モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
[CD2]
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(
原典版) |
オットー・クレンペラー(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 |
ブルックナー7番の最強の擁護者クレンペラーが、長い苦難を乗り越え、遂に果たした65年ロンドンでの凱旋コンサート!国内初出音源。
録音:1965年11月/ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン(ライヴ、モノラル)/国内発売履歴:初出、[TESTAMENT]SBT.21477、輸入盤・日本語帯・解説付
「フェスティヴァルホールでのブルックナーの第4-9番のコンサートは、自身のベートーヴェン・チクルスに次ぐ偉業」―ロンドンの評論家から賞賛されたクレンペラーの1965年11月のロンドン・ライヴがついに国内盤で登場します。
最初に指揮した1921年以降、当時無名に近かったブルックナーの7番の最強の擁護者になったクレンペラー。58年にウィーンでこの曲を再演したときは、腰の手術から回復し立って指揮したクレンペラーに対し、評論家から「偉業中の偉業」「音楽を精神力に昇華する演奏解釈」「流れるような抒情に満ちながらも力強く構築されたクライマックス」といった言葉で絶賛されております。
晩年、この組み合わせを好んだという、モーツァルトの40番とのプログラム。この40番は最初に演奏した交響曲作品であり、デビュー当初は「堅くて色彩感に乏しい」という声が多かった評価を、56年のEMI録音がグラモフォン誌の指揮者賞を獲得したときのように、「最上の演奏、特に静かな弦楽の音・・」とまで高めました。
まさにこのコンサートは長い苦難を乗り越えた老巨匠にとっての凱旋公演であったに違いありません。最後の絶大な拍手が物語っています。
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KKC 6490/1
(2CD)
\3410
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企業家&人道主義者ゴランツに捧げられたコンサート
[CD1]
モーツァルト:フリーメイソンのための葬送音楽
ハ短調 K.477
シューベルト:交響曲第8番 ロ短調『 未完成』
D.759
[CD2]
ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』
Op.17より 愛の場面
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 Op.21 |
オットー・クレンペラー(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 |
静かな深い感動の余韻・・・企業家&人道主義者ゴランツに捧げられたコンサート。国内初出音源
録音:1968年2月11日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン(ライヴ、モノラル)/国内発売履歴:初出、[TESTAMENT]SBT.21478、輸入盤・日本語帯・解説付
英国出版社オーナーであり、社会人道主義者としてナチスの犠牲になったユダヤ人救済だけでなく、戦後はドイツの復興にも尽力し、また熱心な音楽愛好家としてオーケストラへの援助を行なってきたヴィクター・ゴランツ(1893-1967)に捧げられたコンサート。
ゴランツはクレンペラーを高く評価、57年のベートーヴェン・チクルス以降のコンサートにはすべて足を運びました。
「正確なリズム、効果を狙って曲解されていない繊細なフレージング・・そして何より誇張を嫌う彼の潔癖さ」「クレンペラーは当代一のベートーヴェン指揮者」と生前ゴランツは述べています。
当夜は未亡人と愛娘がプログラムを選曲。ベルリオーズの『ロメオとジュリエット』~愛の場面(愛の情景)はクレンペラー唯一の録音。「愛の音楽としてこの作品以上のものはない」とのゴランツの"リクエスト"でありました。
クレンペラーは一切の誇張もないストイックな演奏を展開、会場は静かな、そして強い感動に包まれていくさまが感じられます。
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KKC 6492/3
(2CD)
\3410
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チョン・キョンファのチャイコフスキー、ドヴォルザークの7番
ムソルグスキー:歌劇『ホヴァンシチナ』前奏曲(モクスワ河の夜明け)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op.35
ドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調 Op.70 |
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
全霊を傾けた熱演!チョン・キョンファのチャイコフスキー・ライヴ。ドヴォルザークの7番は決定的名演
録音:1973年5月10&11日/ベルリン、フィルハーモニー・ホール(ライヴ、ステレオ)/国内発売履歴:再発、[TESTAMENT]SBT.21439、輸入盤・日本語帯・解説付
ジュリーニがシカゴ交響楽団の首席客演指揮者になった1973年、ベルリン・フィルの定期に客演したときのライヴ。
注目すべきはチョン・キョンファをソリストに迎えてのチャイコフスキー。
彼女にとってこの協奏曲は1970年にプレヴィン&ロンドン交響楽団と演奏してヨーロッパ・デビューを飾り、英デッカにデビュー録音も行うなど、思い出深い曲です。展開部に入ってからのキョンファならではの全霊を傾けたソロはすごいの一言!
初共演となったジュリーニもベルリン・フィルの強靭で懐深いバックで支えています。
『モスクワ河の夜明け』では木管群が悠長なテンポでのどかな気分を描写。ドヴォルザークの7番では冒頭から重量感あふれる迫力で圧倒、スケールは巨大に堂々とした構成力でこの名曲の決定的名演をものにしています。
音質も放送用アナログ・ステレオ録音で良好。
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KKC 6494/5
(2CD)
\3410
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ジュリーニ美学が貫かれた76年ベルリン・ライヴ、『驚愕』&『巨人』!
ハイドン:交響曲第94番 ト長調『驚愕』 Hob.I:94
マーラー:交響曲第1番 ニ長調『巨人』 |
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
"知的・格調高さ、歌謡的・抒情的"
のジュリーニ美学が貫かれた76年ベルリン・ライヴ、『驚愕』&『巨人』!
録音:1976年2月-3月/フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ、ステレオ)/国内発売履歴:再発、[TESTAMENT]SBT.21462、輸入盤・日本語帯・解説付
1976年のジュリーニといえば、シカゴ交響楽団とマーラー、ブルックナー、ドヴォルザーク、そしてシューベルトの交響曲第9番をセッション録音、名盤を量産しており、文字通り絶頂期のころでした。
カラヤン時代の最盛期のベルリン・フィルを相手に"知的・格調高さ、歌謡的・抒情的"のジュリーニ美学が貫かれた76年ベルリン、フィルハーモニーでのライヴです。『巨人』は悠揚迫らぬテンポで、フィナーレに向け大爆発!
71年のシカゴ響との録音は抑制的でしたが、本盤はベルリン・フィルの重厚・強靭な音色にも支えられ、剛柔バランスのとれた名演となっております。
『驚愕』ではモダン・オーケストラによる古典の模範的演奏を披露しつつ、会場もどよめきの驚愕の一打!アナログ成熟期のステレオ優秀録音が臨場感たっぷりに伝えています。
ポール・ベイリーによるマスタリングも定評あるところです。
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クナ&ウィーン・フィルの名盤、
正規マスター・テープから至高の復刻
ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調『ロマンティック』(改訂版) |
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
クナ&ウィーン・フィルの名盤中の名盤、テスタメントが正規マスター・テープから至高の復刻!
録音:1955年3月29-31日/楽友協会大ホール、ウィーン(セッション、モノラル)/国内発売履歴:再発、[TESTAMENT]SBT.1340、輸入盤・日本語帯・解説付
ワーグナーとともにブルックナー指揮者としても名高いクナッパーツブッシュ。
交響曲の3番、4番、5番をDECCA に録音していますが、モノラルながらテスタメントによってもっとも正規復刻がうまくいっている4番『ロマンティック』。高域はやせておらず、低音はしっかり伸びています。テープヒスもほとんど耳につきません。
極上の復刻といってよいでしょう。
演奏はウィーン・フィルとの呼吸もピッタリな名演中の名演。曲の冒頭"ブルックナー開始"からヴァイオリンは深い森の中に差す朝日を再現、第2楽章では弦楽器に祈りのメロディを魅力的に歌わせ、スケルツォでは素朴で決して威圧的にならないウィンナ・ホルンが活躍、そしてフィナーレでは明るさ、優しさ、輝きがある管楽器の名人芸を披露しつつ、最後は大伽藍を仰ぎ見るような、スケール巨大なクライマックスを現出しています。
ライナーノーツの一部に掲載されているピーター・アンドリー(録音プロデューサー)の手記が貴重な読み物です。
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KKC 6497/8
(2CD)
¥3410
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J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲) |
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン) |
[CD1]
ソナタ第1番 ト短調 BWV1001( 録音:1955年3月26-27日)
パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002( 録音:1955年4月27-30日)
ソナタ第2番 イ短調 BWV1003( 録音:1955年3月27-31&4月1-2日)
[CD2]
パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004( 録音:1954年7月24-26日)
ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005( 録音:1954年5月1&6月1-3日)
パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006( 録音:1955年5月15-18日) |
ヨハンナ・マルツィの最高の名盤<バッハ無伴奏>正規復刻CD
が国内盤でついに登場!
録音:1954-55年/アビーロード・スタジオ、ロンドン(セッション、モノラル)/国内発売履歴:再発、[TESTAMENT]SBT.21467、輸入盤・日本語帯・解説付
ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)はもはや神話化され、絶大な人気を誇るハンガリーの女流ヴァイオリニスト。
8歳でイエネー・フバイの弟子となったマルツィは、フバイから「世界の10人のヴァイオリニストに数えられるようになる」と予言されたように、13歳でデビューを果たすと、40年にレメニー賞、42年フバイ・コンクールで優勝、47年ジュネーヴ国際コンクールで女性でただ一人入賞、その後53年にロンドン、57年にはニューヨークでセンセーショナルな成功を収めています。
54-55 年にEMI(HMV)に録音した本盤はまさに彼女の代表盤というばかりでなく、数多い同曲の名盤のなかでも、自然でみずみずしい感情の発露がみられるという点で今もなお最高の人気盤として君臨しています。
ここには人間味あふれる感情、琴線に触れる心の歌、美しく深い抒情性、さらにシャコンヌではひたむきな情熱、パルティータ第3番のプレリュードでは豊かな躍動感さえ感じとれます。
正規のスタジオ録音なのでモノラルながら音の状態は極めて良好。
テスタメントがEMIの正規音源(アナログ・マスター・テープ)から直接復刻した本CDこそ、すべてのヴァイオリン愛好家必携と申し上げて過言ではありません。
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