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≪第115号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2022/2/22~





2/25(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


KLARTHE



KLA 051
¥2800
「サクソルン」四重奏~「スペインのため息」
 ●アルベニス(ドーフレンヌ編):スペイン組曲第1集 Op. 47より
  「アストゥリアス(伝説)」「グラナダ(セレナータ)」
  「セビーリャ」「カディス」
 ●ファリャ(ドーフレンヌ編):
  歌劇「はかなき人生」よりスペイン舞曲第1番&第2番
 ●グラナドス(ドーフレンヌ編):スペイン舞曲集Op. 37より第2番「オリエンタル」
 ●アルバレス(ドーフレンヌ編):「スペインのため息」
 ●ヒメネス(ドーフレンヌ編):サルスエラ「ルイス・アロンソの結婚」
 ●ビゼー(モルヴァン編):
  カルメン組曲【「前奏曲」「ハバネラ」「アラゴネーズ」】
 ●アルベニス(ヴィバール編):2つの性格的小品 Op.164より第2曲「タンゴ」
 ●リバーテ(ドーフレンヌ編):アグエロ
 ●サラサーテ(ドーフレンヌ編):
  スペイン舞曲集 Op.23から第6番「ザパテアード」

 ※以上、すべてサクソルン四重奏版
Opus 333
 【ジャン・ドーフレンヌ、
  ヴィアニー・ドプラン、
  コレンティン・モルヴァン、
  パトリック・ヴィバール(サクソルン)】

 これは面白い!サクソルン四重奏団「Opus 333」によるスペイン・プログラム!

 録音:2018年/フランス/DDD

 管楽器の名演奏家を次々と紹介している仏Klartheレーベルからまたしても注目のアンサンブルが登場!
 サクソルン四重奏団「Opus 333」によるオール・スペイン・プログラムです!

 サクソルン(saxhorn)とは19世紀中ごろベルギーの管楽器製作者アドルフ・サックスが考案した一連の金管楽器群の総称。
 チューバと似ていますがソプラニーノからバスまで7種が存在し、円錐状の管を持ちサクソフォンと同様に音色の統一が図られているのが特徴です。
 この楽器に特化した「Opus 333」のアンサンブルは実に見事!
 スペインの名曲をメンバーが四重奏用に編曲しております。情熱のプログラムをお楽しみください!
 
 


KLA 024
¥2800
「サクソルン」四重奏~「マトリョーシカ」
 ●チャイコフスキー(ドプラン編):
  バレエ音楽「眠りの森の美女」Op. 66より「序奏」
 ●チャイコフスキー(ドプラン編):
  バレエ音楽「くるみ割り人形」Op. 71より
  「コーヒー(アラビアの踊り)」「トレパーク(ロシアの踊り)」
 ●チャイコフスキー(ドプラン編):「松林で鳴いたのはかっこうではない」
 ●ドヴォルザーク(ドーフレンヌ編):アメリカ組曲 ニ長調 Op.98, B.184
 ●チャイコフスキー(ヴィバール編):
  「なぜ歓声は静まり返るのか?」「暇もなく、時もなく」
 ●ムソルグスキー(ドプラン編):スケルツォ 変ロ長調
 ●グリンカ(マクナマラ編):
  歌劇「ルスランとリュドミラ」Op.5より「序曲」
 ●トマジ(ドプラン編):「生きるべきか死すべきか」*

 ※以上、すべてサクソルン四重奏版
Opus 333
 【ジャン・ドーフレンヌ、
  ヴィアニー・ドプラン、
  コレンティン・モルヴァン、
  パトリック・ヴィバール(サクソルン)】

フレデリック・ストーフル(語り)*

 ブラスバンドでおなじみの「サクソルン」が四重奏として演奏!チャイコフスキー、ムソルグスキー、ドヴォルザークなどの名作をお届け!

 録音:2015年/フランス/DDD

 ブラスバンドでおなじみの「サクソルン」。サクソルン(saxhorn)とは19世紀中ごろベルギーの管楽器製作者アドルフ・サックスが考案した一連の金管楽器群の総称。
 チューバと似ていますがソプラニーノからバスまで7種が存在し、円錐状の管を持ちサクソフォンと同様に音色の統一が図られているのが特徴です。

 気鋭の演奏者で構成されたサクソルン四重奏団「Opus 333」のデビュー・アルバム「マトリョーシカ」にはチャイコフスキー、ムソルグスキー、ドヴォルザーク、グリンカの名作を収録。
 また最後にはサクソルンとの縁が深いフランスのレパートリーへのオマージュとしてアンリ・トマシの「生きるべきか死すべきか(Etre oune pas etre)」を演奏。
 ここではオリジナルのサクソルン四重奏に語りを加えております。他ではなかなか聴くことのできない、珍しいアンサンブルの妙技をご堪能ください!
 
 

KLA 072
¥2800
「夢と大地」
 ドビュッシー:
  (1)小組曲 L.65【I.小舟にて/II.行列/III.メヌエット/IV.バレエ】
   (アンリ・ビュッセルによる管弦楽版)
  (2)「牧神の午後への前奏曲」
  (3)神聖な踊りと世俗的な踊り L.103
  (4)ヒナステラ:バレエ音楽「エスタンシア」組曲 Op.8a
(3)カロリーヌ・リービ(ハープ)
ルテシア管弦楽団
アレハンドロ・サンドレル(指揮)

 色彩感豊かな演奏!ルテシア管弦楽団によるドビュッシーとヒナステラ!

 録音:2017年4月4&5日/シャティヨン音楽院(フランス)/DDD

 「夢と大地」と題されたルテシア管弦楽団のアルバムは、ドビュッシーの繊細な音のパレットとヒナステラの叙情的なサウンドをお届け。
 ドビュッシーの小組曲はアンリ・ビュッセルによる管弦楽版。「牧神の午後への前奏曲」「神聖な踊りと世俗的な踊り」とともにドビュッシーの名曲を収録しました。

 ヒナステラの組曲「エスタンシア」はアルゼンチンの荒涼とした平原に住む遊牧民ガウチョの厳しい生活をエネルギッシュかつノスタルジックな旋律にのせ表現した作品。
 当団は描写的に優れた色彩感豊かな演奏を展開しております!
 
 

KLA 085
¥2800
「ビッグ・バン」
 (1)フェレール(ジョーンズ編):レ・コルニション~ソウル・ボサノヴァ
 (2)プラード:マンボマニア
 (3)ヘンデル:「私を泣かせてください」
 (4)アーレン:「虹の彼方に」
 (5)パウエル:「クラリナード」
 (6)キャロウェイ:「ベティの家出」
 (7)ベシェ:「小さな花」
 (8)グルック:メロディ
 (9)ロッシーニ:「セビリアの理髪師」序曲
 (10)バーンスタイン:マンボ
 (11)モンティ(エオ編):チャールダッシュ
 (12)西部の踊り(伝承曲)
 (13)ヴィヴァルディ:「ラルゴ」
 (14)エネスコ:「チョカーリア」
 (15)ミザルー(伝承曲)
 (16)スマック:ゴーファー
 (17)ポール・サイモン/ マイケル・ジャクソン:
  追憶の夜~ビリー・メット・ジェイムズ
 (18)レッドベター:ブラック・ベティ
 (19)ブラウン:アイ・フィール・グッド
レ・ボン・ベック
 【フローラン・エオ
   (Ebクラリネット、Bbクラリネット、
    ミュージカル・ソー)、
  エリック・バレ(Bbクラリネット)、
  ローラン・ビエンヴェヌ(バセットホルン)、
  イヴ・ジャンヌ(バスクラリネット)、
  ブリュノ・デムイエール(ドラム、パーカッション)】

 クラシックからロックまで!クラリネット音楽劇団「レ・ボン・ベック」が色とりどりに演奏する楽しい1枚!

 録音:2019年1月18日/ムードン・スタジオ(フランス)/DDD

 クラリネット四重奏とパーカッションによるアンサンブル「レ・ボン・ベック」。1996年に創設されたクラリネット音楽劇団でフランスを中心に世界各地で活躍。2010年の来日公演も話題となりました。
 フランスの名門を卒業した気鋭の演奏家により結成された名人が「楽しさ」をモットーに唯一無二の演奏を展開します。
 




 AEOLUS


AE11321
(1SACD HYBRID)
¥2900
青い花 ~ ロマン派の魂の風景
 ベートーヴェン:幻想曲 Op.77
 メンデルスゾーン:演奏会用序曲《フィンガルの洞窟》
 シューマン:森の情景 Op.82
 リスト:伝説第2曲
 ユリウス・ロイプケ:ソナタ ハ短調《詩篇94番》
マルティン・シュメーディング(オルガン)

 ロマン派オルガン作品のスペシャリスト、マルティン・シュメーディング!

 ☆ブラームス、メンデルスゾーンなどロマン派作品を取り上げてきたシュメーディング!
 ☆ドイツ・ロマン派様式で作られたオルガンを弾く!

 ドイツのミンデンで1975年生まれたマルティン・シュメーディングは、ハノーファー、アムステルダム、デュッセルドルフでオルガン、音楽理論、音楽教育、指揮、チェンバロなどを学びました。
 また、ラヨシュ・ロヴァトカイ、ハンス・ファン・ニウコープなどに師事し、ドイツ、フランスやオランダといった国々のオルガンの伝統的な奏法を学びました。
 彼はドイツで行われた若い演奏家のための8つのコンクールで最優秀賞を受賞しており、ARDコンクールでもファイナリストになっています。
 録音も精力的に行っており、ブラームス、メンデルスゾーンそしてフランツ・シュミットのオルガン作品全集なども収録しています。
 また教育者としても活躍しており、これまでにも様々な大学で教鞭を執っており、2018年にはロイヤル・バーミンガム音楽院の客員教授にも任命されています。

 このアルバムでは、ミュルハイムにあるフリーデンス教会にドイツ・ロマン派の様式で作られたヴェール社製(2017)のオルガンを使用しています。
 シュメーディングが精通しているロマン派の作曲家たちの作品を取り上げたオルガン・トランスプリプション集。
 その深い知識に裏付けされた演奏で、作品に描かれている音楽から伝わってくる作曲家たちの魂に迫るような演奏を繰り広げています。
 




CENTAUR


CRC3769
¥2500
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.7
 シャルル=マリー・ヴィドール:
  ゴシック交響曲 Op.70
  3つの新しい小品 Op.87
ジョビー・ベル(オルガン)

 ジョビー・ベルのヴィドール第7弾!

 アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第7弾。
 今作はミズーリにあるコミュニティ・オヴ・クライストの講堂でエオリアン・スキナー1959年製オルガンにより録音された、オルガン交響曲第9番にあたりヴィドール自身も非常に好んでいたといわれる《ゴシック交響曲》と、《3つの新しい小品》が収録されています。

 ※録音:2018年1月8日-10日(アメリカ)
 
 

CRC3768
¥2500
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.6
 オルガン交響曲第8番 ロ長調 Op.42-4
ジョビー・ベル(オルガン)

 アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第6弾。
 今作はミズーリにあるコミュニティ・オヴ・クライストの講堂でエオリアン・スキナー1959年製オルガンにより録音された、《オルガン交響曲第8番》を収録しています。
 この曲はヴィドールの《オルガン交響曲》の中でも六楽章からなる大作となっています。

 ※録音:2018年1月8日-10日(アメリカ)
 
 

CRC3757
¥2500
グノー:歌曲集
 グノー:
  Chanter et souffrir CG 362/夜への讃歌 CG 389/
  私の翼を、落とせ! ICG 183/ナザレのイエス CG 395/
  聖母様に CG 9a/天使の挨拶 ICG 158/
  羊飼いの歌 CG 1c./マリアさまの御名 CG 412/
  歌劇《ミレイユ》より「Sainte Ivrsse」 CG 8/
  ノエル CG 184/夕べの祈り CG 429/
  モテット《ガリア》より「エルサレム」 CG 40/
  Le ciel a visite la terre CG 365/悔悟 CG 434
イラン・ニウ(ソプラノ)
エレーヌ・モス(ピアノ)

 ソプラノのイラン・ニウは、4歳から音楽の勉強を始め、イーストマン音楽学校で声楽の修士号を、ウィスコンシン大学マディソン校で声楽と音楽の博士号を取得しました。
 ダウランドからライヒまでと幅広いレパートリーを持つ彼女は、現在セント・ノアバート大学の准教授を務めており、演奏活動の傍ら後進の指導にも力を入れています。

 ※録音:2018年11月12日、18日、19日、21日、ローレンス記念教会(アメリカ)
 
 

CRC3636
¥2500
ディトゥアーズ
 グラナドス:演奏会用アレグロ Op.46
 カール・ヴァンケ:5つのバガテル
 ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番 Op.22
 ジャヤ・スプラナ:小さな歌
 武満徹:雨の樹 素描 Ⅱ
 カプースチン:変奏曲 Op.41
 ウェイン・オーキン :デトワーズ
マーティン・クスマ(ピアノ)

 インドネシアのジャカルタ生まれのマーティン・クスマは、ディキンソン・ピアノコンクール、ペトロフ大学ピアノコンクール、テキサス州立アリア・協奏曲コンクールで最優秀賞を受賞しています。
 Centaurレーベルからリリースされるこのデビュー・アルバムでは、多彩な作曲家の作品を収録しており、その卓越した音楽性を存分に披露しています。

 ※録音:2017年1月9日-12日、パフォーミング・アーツ・センター・リサイタル・ホール(アメリカ)
 
 

CRC3438
¥2500
アルバン・ベルク:青春の歌
 ベルク:
  秋の思い/船乗りの恋人の歌/墓碑銘/雨/Spielleute/
  夢/希望/私は野原を避けて行きたい/あなたの知恵/
  憧れI/捨てられて/愛/Suss sind mir die Schollen des Tales/
  Fraue, du Susse/夕方に/Das stille Konigreich/
  Vielgeliebte schone Frau/Sternefall/憧れII/
  冬/ミニョン/美しい人/Schattenleben
スレ・エロフ(ソプラノ)
ナサニエル・シュミット(ピアノ)

 このアルバムに収められている歌は、アルバン・ベルクが比較的若い頃に書かれたものです。
 しかし、若書きの作品にも関わらず、その内容は充実しており、美しい作品が多くあります。
 スレ・エロフは、ケープタウンでマリタ・ネピアに師事しており、その後アメリカのテキサス大学アーリントン校と、トリニティ・カレッジ・ロンドンで学びました。

 ※録音:2014年3月30日-4月1日、コローラ・ピアノ(アメリカ)
 
 

CRC3912
(1CD-R)
¥2500
スクリャービン:マズルカ&ピアノ・ソナタ集
 スクリャービン:
  9つのマズルカ Op.25
  ピアノ・ソナタ第5番 嬰ヘ長調 Op.53
  ピアノ・ソナタ第7番 Op.64《白ミサ》
  ピアノ・ソナタ第9番《黒ミサ》
ズミトリー・ウラシウク(ピアノ)

 ベラルーシの注目株、ウラシウク!

 ベラルーシ出身の若手注目ピアニスト、ズミトリー・ウラシウクは、2007年スヴェティスラフ・スタンチッチ国際ピアノ・コンクール第1位受賞など、多くの国際コンクールで大賞に輝く逸材。
 圧倒的な技術と、細部までこだわった抒情的なピアノを併せ持っており、その斬新な解釈で近年評価をより高めています。

 ※録音:2019年10月28日-30日、マーチソン・パフォーミング・アーツ・センター(アメリカ)
 ※当タイトルはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。
 CentaurレーベルのCDをプレスしている製造工場、アメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガのWTSmedia社で製作されています。
 
 

CRC3914
(1CD-R)
¥2500
メタモルフォーシズ
 シドニー・ボキレン:Hidden
 マイケル・ヴィンセント・ウォラー:Obsessive Imagery
 ホセ・グリア=カルデナス:生まれた水曜日
 クリストファー・アドラー:Diomedea
 グリア=カルデナス:Mobile Active Simulated Humanoids
 ジョン・フォーシー:変貌した詩
ターシャ・スミス・ゴディネス(ハープ)

 ターシャ・スミス・ゴディネスは、16歳の頃からソリストとして演奏しており、20年以上の経験があります。ハープをイザベル・ペラン、スーザン・アレンらに師事しました。
 ゴディネスはオルケスタ・デ・バジャ・カルフォルニアとグロスモント交響楽団で首席ハープ奏者を務めています。
 ソリストとしては、ハープのレパートリーを増やすことに力を入れており、現代作曲家の作品を積極的に取り上げています。

 ※録音:2020年9月9日、スタジオ・トリップ、2021年2月1日、スタジオ・ウエスト(アメリカ)
 ※当タイトルはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。
 CentaurレーベルのCDをプレスしている製造工場、アメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガのWTSmedia社で製作されています。
 
 

CRC3910
(1CD-R)
¥2500
ウィリアム・ポップ:ソロ・アコーディオンのための作品集
 ウィリアム・ポップ:
  前奏曲(2019)/ウェストスケープ(1989)/
  触覚第1番(1971)/ソナタ第1番(1975)/
  前奏曲/ムジカ・ピッコラ(1976)/
  トッカータ(1973)*/前奏曲/ソナタ第2番(2013)
ウィリアム・ポップ(アコーディオン)

 ウィリアム・ポップは6歳の時からピアノの勉強を始め、その後11歳でアコーディオンを始めました。ポップは学士号と修士号を取ったデンバー大学でロバート・ダヴィンに師事しました。
 彼はアメリカ空軍ストリングスとのコンサートを数多く行っており、ホワイトハウスや国務省などで演奏を行ったり、デンバー交響楽団などと共演をしています。
 彼は作曲も多数行っており、このアルバムでは自作の無伴奏作品を収録しています。

 ※録音:2020年、ウィリアム・ポップ・ミュージック・スタジオ、1974年、デンバー大学(ライヴ)*(アメリカ)
 ※当タイトルはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。
 CentaurレーベルのCDをプレスしている製造工場、アメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガのWTSmedia社で製作されています。
 
 

CRC3908
(1CD-R)
¥2500
トウィーン・ザ・ノーツ
 スティーブン・ダンクナー:ダンス組曲
 ヴィンセント・パーシケッティ:ピアノ・ソナタ第9番 Op.58
 ウィリス・ドロニー:ビトウィーン・ザ・ノーツ
 ビリー・ストレイホーン:ワルツ
 ボブ・ジェイムズ:ダンシング・オン・ザ・ウォーター
 アントニオ・カルロス・ジョビン:オーリャ、マリア
 ベニー・カーター:ホエン・ライツ・アー・ロウ
 ビリー・ジョエル:アンド・ソウ・イット・ゴーズ
ウィリス・ドロニー(ピアノ)

 ウィリス・ドロニーは、40年以上に渡って演奏活動を行ってきたピアニストです。そのレパートリーは非常に広く、クラシックやジャズのクロスオーヴァーなアーティストとしてアメリカで高い評価を得ています。
 カーネギーホールでのソロリサイタルをはじめとして、全米を中心にヨーロッパや南米でもクラシックやジャズのコンサートを開いています。
 このアルバムでもジャンルに拘らず、彼のウィットに富んだピアノを活かして演奏しています。

 ※録音:2021年3月1日-3日、ファースト・ユナイテッド・メソディスト教会(アメリカ)
 ※当タイトルはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。CentaurレーベルのCDをプレスしている製造工場、アメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガのWTSmedia社で製作されています。
 
 


CRC3905
(1CD-R)
¥2500
マイ・ビューティフル・スター ~ 歌曲からのチェロ編曲集 シュエーレン・ディケネル(チェロ)
イェシム・アルタシュ=ディケネル(ピアノ)
 ドナウディ:ああ愛する人の/
 ロッシーニ:アルプスの羊飼い/
 ドナウディ:かぎりなく優雅な絵姿/
 モーツァルト:喜びに踊りて K.579/
 R.シュトラウス:夜 Op.10-3/
 シューマン:恋のたわむれ Op.101/
 カール・ベーム:夜の静けさ Op.326/
 アーサー・サリヴァン:The Sun Whose Rays Are All Ablaze /
 エリック・コーツ:By Mendip Side/
 ロジャー・クィルター:もう泣くのはおやめ Op.12/
 フォーレ:愛の歌 Op.27-1/
 エミール・パラディール:プシュケ/
 アーン:私の詩に翼があったなら/
 ドビュッシー:美しき夕暮れ/
 プーランク:Ce、ハートの女王 FP178/
 エイミー・ビーチ:Take, O take those lips away Op.37-2/
 アーネスト・チャールズ:私が歌を歌うとき/
 ヴィットリオ・ジャンニーニ:青空よ教えて/
 バーバー:憧れ、あなたの愛

 シュエーレン・ディケネルは、チェロをポール・トルトゥリエに、室内楽をクリーヴランド弦楽四重奏団に師事しました。
 2002年から、マーシャル大学の教授を務めており、チェロ、コントラバス、室内楽などを教えています。
 そしてチェロの教則本も出版しており、教育者としても高い評価を受けています。演奏家としては、室内楽奏者としてキャピタル・トリオやミッレフィオーリ・トリオと定期的に共演をしています。

 ※録音:2012年1月19日、ファースト長老派教会(アメリカ)
 ※当タイトルはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。
 CentaurレーベルのCDをプレスしている製造工場、アメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガのWTSmedia社で製作されています。
 




DA VINCI CLASSICS

C00542
¥2600
舞踏への勧誘 ~
 ダンスのリズムにインスパイアされた19世紀&20世紀のピアノ音楽
カロジェロ・ディ・リベルト(ピアノ/スタインウェイ)
  ゴドフスキー:アルベニスの《スペイン》Op.165より タンゴ/
  パデレフスキ:有名なメヌエット/
  ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第2番 Op.72《ドゥムカ》/
  コミタス:アルメニア舞曲第6番《カルロ・ショロール》/
  ショパン:ワルツ第3番イ短調 Op.34-2《華麗なる円舞曲》/
  モハメド・S. バシャ(1972-):ナイルの踊り/
  ワイル:タンゴ=バラード/
  カリム・アル=ザンド(1970-):タランテラ/
  ジュゼッペ・ルピス(1968-):フォックストロット第5番/
  モンポウ:歌と踊り第6番/
  ナザレー:オデオン/
  オットー・シュールホフ(1889-1958):ピッチカート・ポルカ第2番 Op.9/
  パブスト:チャイコフスキーの《眠れる森の美女》による演奏会用パラフレーズ

 テーマは"ダンスのリズム"!バラエティに富んだピアノ小品集!

 すべての時代、すべての文化、すべての社会階層に存在する哲学であり、ライフスタイルでもある「ダンス」。
 動物の求愛ダンスに代表されるように人間だけのものではない幅広い意味での「ダンス」をテーマとして、この「ダンス」からインスパイアされた19世紀~現代の12曲のピアノ小品を集めたピアノ・アルバム!

 「ダンス」をテーマとしたプログラムを弾いたカロジェロ・ディ・リベルトは、アメリカ、テキサス州のコーパス・クリスティで開催されたショパン・インターナショナル・ピアノ・コンペティションで大賞を受賞した実績を持つイタリアのピアニスト。
 ロッテルダム音楽院やテキサス・クリスチャン大学で学んだ後、現在は母国イタリアのフランチェスコ・アントニオ・ボンポルティ音楽院のピアノ科教授を務めています。

 ※録音:2021年5月、アウラ・マグナ・コンセルヴァトリオ(リーヴァ・デル・ガルダ、イタリア)
 
 

C00543
¥2600
アリオスティ:ストックホルム・ソナタ ~
 ヴィオラ・ダモーレのためのソナタ集

  ソナタ第3番/ソナタ第4番/
  ソナタ第7番/ソナタ第12番/
  ソナタ第13番/ソナタ第14番
ジョルジア・ヴェネツィアーノ(ヴィオラ・ダモーレ)
ウーテ・グロー(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
キアーラ・マッシーニ(ハープシコード)

 ロンドンでヘンデルやボノンチーニと並ぶオペラの大作曲家としてその名を馳せ、ウィーンでは皇帝ヨーゼフ1世の信頼を得るなど17世紀後半~18世紀初期のイタリアを代表する作曲家の1人であるアッティリオ・アリオスティ(1666-1729)。
 自身もヴィオラ・ダモーレのプレーヤーであり、この楽器のための優れた作品を数多く遺したアリオスティの「ストックホルム・ソナタ」は、スウェーデンのヘンデルとも称される作曲家ユーハン・ヘルミク・ルーマンによる筆写譜がストックホルムで発見されたもの。
 アリオスティの優れた作曲技法が発揮されたこのソナタ集はストックホルムのスウェーデン王立アカデミーの図書館に保管されています。

 ヴィオラ・ダモーレのジョルジア・ヴェネツィアーノはメッシーナ生まれで同地のコレッリ音楽院で学んだ音楽家。
 ウィーン室内管弦楽団のメンバーとしても活躍し、ウィーン・カンマーシンフォニーの創設メンバーの1人でもある実力派奏者です。

 ※録音:2021年、ウィーン(オーストリア)
 
 
C00544
¥2600
コンティニュアム ~
 J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ全集
  (チェロ&アコーディオン版)

   ソナタ ト長調 BWV.1027、ソナタ ニ長調 BWV.1028、
   ソナタ ト短調 BWV.1029
  モシェレス:
   J.S.バッハの《平均律クラヴィーア曲集第1巻》による幻想曲第15番&第24番
デュオ・アランビック
 〔ニコロ・ニグレッリ(チェロ)、
  マルゲリータ・ベルランダ(アコーディオン)〕

 大バッハの3曲のヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ(BWV.1027~1029)を「ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコード」ではなく、「チェロとアコーディオン」という異色のコンビで演奏したユニークなレコ―ディングが登場!
 チェロとアコーディオンを組み合わせた結果として、2つの楽器の音色が見事に調和しアコーディオンの音色がより一層引き立っています。
 バッハの時代にはまだアコーディオンは存在していませんでしたが、デュオ・アランビックは、ダイナミクス、アーティキュレーション、バランスの面においても歴史的な情報に基づいた演奏法を採用し、原曲の魅力を際立たせる演奏を目指しています。

 このチャレンジングなバッハ・プログラムに取り組むデュオ・アランビックは、バロックからコンテンポラリーまでをレパートリーとするイタリアのアンサンブル。
 2013年にイタリアのカステルフィダルドで開催された「ワールド・オヴ・アコーディオン」第1位、2018年のストレーザ国際音楽コンクール第2位の受賞歴を誇るなど非常に高い評価を受けています。

 ※録音:2021年11月、ディジチューブ・スタジオ(マントヴァ、イタリア)
 
 .


C00545
¥2600→\2390
ヴィヴィ・フェリーチェ ~
 ボローニャ、ガスパーリ・ミュージック・コレクションからの
  18世紀イタリアのソナタ集

   アルドロヴァンディーニ:ソナタ第1番ト短調(世界初録音)
   ボーニ:ソナタ第2番ニ短調
   ベッカテッリ:ソナタ第3番(世界初録音)
   アレッサンドロ・スカルラッティ:ソナタ第1番ニ長調
   コレッリ:ソナタ第9番イ長調
   カッタネオ:ソナタ第6番イ長調(世界初録音)
   ボーニ:ソナタ第1番イ長調
   カパチェッリ:
    バレッティ、コレンティ、サラバンド&ジーグ
     (世界初録音)
アンサンブル・リ・インヴァギーティ
 〔ルイーザ・べセンヴァル(フルート)、
  キアーラ・ジョヴァンナ・スクーチェス(マンドリン)、
  アキ・タカハシ(ヴァイオリン)、
  フランチェスコ・ベルガミーニ(ヴァイオリン)、
  ジュリア・アルナウド(ヴァイオリン)、
  マッシモ・ロンバルディ
   (アーチリュート、バロック・ギター、テオルボ)、
  マッシモ・サルトーリ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネ)、
  カルメロ・ルーカ・サンバターロ(スピネット)〕
ファビオ・フルナーリ(指揮)

 ボローニャの優れた音楽理論家であり作曲家だったマルティーニ師(ジョヴァンニ・マルティーニ)は、音楽史料の熱心な収集家であったことも知られています。
 マルティーニ師の死後に遺された膨大な数の筆写譜、書簡、そして200点以上におよぶ図像学に関する資料はかつての弟子であったスタニスラオ・マッテイに保管が引き継がれ、マッテイの死後は1855年から1881年までリセオの司書を務めたガエターノ・ガスパーリが管理を任されました。
 2008年にファビオ・フルナーリによって結成されたピリオド・アンサンブル、アンサンブル・リ・インヴァギーティはこの「ガスパーリ・コレクション」からアレッサンドロ・スカルラッティやコレッリ、さらには世界初録音となる当時の作曲家たちのソナタなど8曲を選曲。
 マルティーニ師から弟子のマッテイ、そしてガスパーリへと引き継がれた膨大な音楽遺産の一端がここに明らかになります。

 ※録音:2021年8月、サン・ベルナルド教会(ブルザスコ、イタリア)
 



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DREYER GAIDO



CD21140
(10CD+
4SACD HYBRID)
¥8400→\7990
ガブリエル・フェルツ(指揮)
 マーラー:交響曲全集

 Dsic1:交響曲第1番ニ長調《巨人》
 Disc2-3:交響曲第2番《復活》
 Disc4-5:交響曲第3番ニ短調
 Disc6:交響曲第4番ト長調
 Disc7:交響曲第5番嬰ハ短調
 Disc8-9:交響曲第6番《悲劇的》
 Disc10:交響曲第7番《夜の歌》
 Disc11-12(SACD):
  交響曲第8番《千人の交響曲》
 Disc13-14(SACD):
  交響曲第9番ニ長調、交響曲第10番嬰ヘ長調
   〔アダージョ、プルガトリオ〕
ガブリエル・フェルツ(指揮)
シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団(第1番~第7番、第10番)
ドルトムント・フィルハーモニー管弦楽団(第8番&第9番)
ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団(第2番、第3番、第8番)
ヘン・ライス(ソプラノ)(第2番)
ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー(メゾ・ソプラノ)(第2番)
アレクサンドラ・ペーターザマー(メゾ・ソプラノ)(第3番)
カルフ・アウレリウス少年合唱団(第3番)
ジャネット・ヴェルネッケ(ソプラノ)(第4番)
エミリー・ニュートン(ソプラノ)(第8番)
ミヒャエラ・カウネ(ソプラノ)(第8番)
アシュリー・トゥーレ(ソプラノ)(第8番)
アイリス・ヴァーミリオン(アルト)(第8番)
藤村実穂子(アルト)(第8番)
ブレンデン・パトリック・グンネル(テノール)(第8番)
マルクス・アイヒェ(バリトン)(第8番)
カール=ハインツ・レーナー(バス)(第8番)
ブラティスラヴァ・スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団(第8番)
ドルトムント合唱アカデミー少年合唱団(第8番)

 ガブリエル・フェルツ!マーラーの交響曲全集BOX!

 ☆ドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツ。
 ☆シュトゥットガルト・フィル&ドルトムント・フィルと録音してきたマーラーの交響曲が全集BOXになって登場!

 リューベック市劇場、ブレーメン劇場のカペルマイスター、アルテンブルク・ゲラ市の管弦楽団および歌劇場の音楽総監督、シュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督、バーゼル歌劇場の首席客演指揮者という錚々たるポジションを歴任し、2013/14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者として活躍。
 さらに2017/18シーズンからは、セルビアのベオグラード・フィルの首席指揮者にも就任しているドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツ。ドルトムント・フィルとは2023年まで契約が延長されるなど、好調な関係を築いています。

 シュトゥットガルト・フィル時代から10数年かけて積み上げてきたフェルツの集大成ともいうべきマーラーの交響曲集が、CD10枚+SACD4枚の14枚組全集BOXとなってリリース!
 同世代のドイツ人指揮者の中では初めてマーラーの交響曲全10曲をすべて録音したというガブリエル・フェルツの偉業にご注目ください!
 108ページのブックレット(英語、ドイツ語)には、多数の譜例も使用した指揮者自身による全曲の解説と、作家&ジャーナリストのフォルカー・ハーゲドルンによるオリジナルの寄稿文が掲載されています。

 ※録音(ライヴ):2012年2月24日(第1番)、2013年3月12日(第2番)、2010年4月30日(第3番)、2011年1月25日(第4番)、2009年1月13日(第5番)、2008年2月15日(第6番)、2007年4月23日-24日(第7番)、2018年7月3日-4日(第8番)、2019年7月2日-3日(第9番)、2010年11月3日(第10番)、シュトゥットガルト&ドルトムント(ドイツ)

 ※CD21041(第7番)、CD21045(第6番)、CD21052(第5番)、CD21065(第3番)、CD21072(第4番)、CD21082(第1番)、CD21116(第2番)、CD21118(第8番)、CD21133(第9番&第10番)からのBOXセット化。
 



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FRA BERNARDO



FB2211700
¥2600→\2390
実はボーナストラックがすごい!
 1950年録音《ブランデンブルク協奏曲第6番》古楽器世界初録音音源
  ヨゼフ・メルティン、レオンハルト、アーノンクール、エドゥアルト・メルクス


リンデ・ブルンマイア=トゥッツ
J.S.バッハ:フルート・ソナタ&パルティータ

 J.S.バッハ:
  (1)フルート・ソナタ ホ短調 BWV 1034/
   フルート・ソナタ ホ長調 BWV 1035/
   無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV 1013/
   フルート・ソナタ ロ短調 BWV1030/

  (2)ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調BWV1051
(1)
リンデ・ブルンマイア=トゥッツ(バロック・フルート)、
ラース・ウルリク・モルテンセン(チェンバロ)、

(2)
エドゥアルト・メルクス(バロック・ヴィオラ)、
エディト・シュタインバウアー(バロック・ヴィオラ)、
ニコラウス・アーノンクール(ヴィオール)、
グスタフ・レオンハルト(ヴィオール)、
フリーダ・クラウゼ=リチャウアー(バロック・チェロ)、
ブルーノ・ザイドルホーファー(チェンバロ)、
ヨゼフ・メルティン(指揮)

 レオンハルト、没後10周年《ブランデンブルク協奏曲第6番》の貴重音源!

 ☆1950年に録音された貴重な《ブランデンブルク協奏曲第6番》の古楽器による世界初録音音源!
 ☆バロック・フルートの名手リンデ・ブルンマイア=トゥッツのフルート・ソナタ!

 リンデ・ブルンマイア=トゥッツは、インスブルックでリコーダーと医学を学び、バーゼルのスコラ・カントルムでハンス=マルティン・リンデに、ハーグ王立音楽院でバルトルト・クイケンにフルートを師事しました。
 彼女はソリストとして、古楽オーケストラと数多く共演しており、バッハ・コレギウム・ジャパン、フライブルク・バロック管弦楽団、バルタザール=ノイマン・アンサンブル、ル・コンセール・デ・ナシオンそして18世紀オーケストラなどと演奏しています。
 このアルバムでも一流のオーケストラに招かれる実力を存分に発揮し、ラース・ウルリク・モルテンセンとの息の合ったバッハを聴かせてくれています。

 古楽の分野において多大な功績を残したグスタフ・レオンハルト。彼の没後10周年を記念して非常に貴重な録音をエクストラトラックとして収録しています。
 戦後間もない1950年に《ブランデンブルク協奏曲第6番》を古楽器で世界で初めて録音した音源が登場です。
 メンバーも非常に豪華で古楽の第一人者ばかり。指揮はウィーンの古楽研究の先駆者のひとり、ヨゼフ・メルティン。
 その他にもメルティンの教え子のエドゥアルト・メルクスに、20世紀を代表する古楽器奏者で指揮者であるニコラウス・アーノンクール、そして、グスタフ・レオンハルトはチェンバロではなくヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)を演奏しています。
 その後来る古楽器ブームの先駆けとなる録音をぜひご堪能下さい。

 ※録音:2005年1月11日-14日、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院ライブラリー
  1950年、カジーノ・バウムガルテン(ウィーン)
 



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SIGNUM CLASSICS



PSIGCD706
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
ヴィクトリア・ムローヴァのSIGNUM移籍第1弾!
 グァダニーニで弾くシューベルト!
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ、ロンド、幻想曲

 ソナタ イ長調 Op.posth.162, D.574
 幻想曲 ハ長調 Op.posth.159, D.934
 ロンド ロ短調 Op.70, D.895
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
アラスター・ビートソン(フォルテピアノ)
SIGCD706
¥2500→\2290

 ☆ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァ。Signum Classics移籍第1弾!
 ☆ベートーヴェンでも素晴しい録音を聴かせてくれたアラスター・ビートソンとの共演!
 ☆グァダニーニ+ガット弦とグラーフ・モデルのフォルテピアノ。ヒストリカル楽器で弾く憂愁のシューベルト!

 現代のもっとも偉大なヴァイオリニストの一人、ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァが、2022年に創立25周年を迎える英国の老舗インディペンデント・レーベル「Signum Classics」へ移籍!
 類稀な多才さと真摯な音楽性を備え、バロックや古典派からブラジル音楽、フュージョンや実験音楽を含む現代音楽まで、音楽の幅を拡げ続けてきたムローヴァ。
 記念すべきSignum第1弾は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集(PONYX4221/英BBCミュージック・マガジン「Chamber Choice」選定)でも素晴しい録音を聴かせてくれたスコットランド出身のピアノ&フォルテピアノ奏者、そして室内楽奏者としても華々しい活動を続けているアラスター・ビートソン(アラスデア・ビートソン)との共演によるシューベルトです!

 使用楽器は、バッハの一連の録音(ソナタ集〔OONYX4020〕、無伴奏ソナタ&パルティータ〔OONYX4040〕)で使用して話題を呼んだイタリアの銘器G.B.グァダニーニにガット弦とクラシカル・ボウという組み合わせ。
 フォルテピアノは、ポール・マクナルティが製作した1819年製グラーフのレプリカ。シューベルトではまだ珍しいヒストリカル楽器による演奏で、シューベルトの最後の10年間にわたる3つの作品を収録。
 幻想曲の恐ろしいまでのヴィルトゥオーゾ性を一貫した技巧と芸術性で克服したムローヴァの圧倒的パフォーマンスにご注目ください。
 ちなみに幻想曲 D.934はカティア・ラベックと共演したアルバム「リサイタル」(ONYX4015)ではストラディヴァリウスでの録音も残しているため、グァダニーニを手にしたムローヴァがどのように進化してきたのか興味深い聴き比べも楽しめます。

 ※録音:2021年9月7日-9日、エリアル・スタジオ(ノース・ヨークシャー、イギリス)/プロデューサー:マシュー・バーリー

 
 
 

SIGCD711
¥2500
英語によるシューベルト・シリーズ!《美しき水車小屋の娘》!
 シューベルト:美しき水車小屋の娘(英語版)
ニッキー・スペンス(テノール)
クリストファー・グリン(ピアノ)

 ☆スコットランド期待のテノール、ニッキー・スペンスを迎えてのシリーズ最新作!
 ☆グラミー賞受賞ピアニスト、クリストファー・グリンの完璧な伴奏!

 グラミー賞を受賞したピアニスト、クリストファー・グリンによるシューベルトの歌曲を英語版で録音するシリーズ。
 ロデリック・ウィリアムズが歌った《冬の旅》(SIGCD531)、ジョン・トムリンソンが歌った《白鳥の歌》(SIGCD550)に続くシリーズ第3弾では、《美しき水車小屋の娘》をニッキー・スペンスをテノールに迎えて収録しました。

 ヴィルヘルム・ミュラーの詩の翻訳には、イギリスの演出家であり作家でもあるジェレミー・サムズによるものを使用しています。

 ニッキー・スペンスは、スコットランドで最も期待されているテノールのひとりであり、ヤナーチェクの歌曲集(CDA68282)がグラモフォン賞&BBCミュージック・マガジン賞をダブルで受賞し、2015年の国際オペラ・アワードで「ヤング・シンガー賞」に名を連ねました。また、ロイヤル・フィルハーモニー協会から年間最優秀歌手にノミネートされ、国際的なオペラ・シーンで活躍を続けています。

 クリストファー・グリンは、「息をのむような感性」(英グラモフォン誌)、「声とピアノの完璧な融合」(BBCミュージック・マガジン誌)などと称賛されています。
 彼はまた、イギリスのノース・ヨークシャー州で開かれるライデール・フェスティバルの芸術監督も務めています。

 ※録音:2020年3月2日-4日、聖シラス教会(ロンドン)

 
 




NAXOS



8.508021
(8CD)
¥6000

ヴォーン・ウィリアムズ・アンソロジー
 交響曲から合唱曲まで
 【CD1】...8.557059
  1-4. 交響曲第1番「海の交響曲」
   ジョアン・ロジャース(ソプラノ)、クリストファー・モルトマン(バリトン)、
   ボーンマス交響合唱団、ボーンマス交響楽団、
   ポール・ダニエル (指揮)
   録音: 2002年1月8-10日Concert Hall Poole Arts Centre(UK)

 【CD2】...8.550734
  1-4. 交響曲第2番 「ロンドン交響曲」/
  5. 『すずめばち』-序曲
   ボーンマス交響楽団
   ケース・バケルス(指揮)
   録音: 1993年4月5-6日Concert Hall Poole Arts Centre(UK)

 【CD3】...8.550738
  1-4. 交響曲第5番 ニ長調/
  5-8. 交響曲第9番 ホ短調
   ボーンマス交響楽団
   ケース・バケルス(指揮)
   録音: 1993年4月5-6日Concert Hall Poole Arts Centre(UK)

 【CD3】...8.550738
  1-4. 交響曲第5番 ニ長調/
  5-8. 交響曲第9番 ホ短調
   ボーンマス交響楽団ケース・バケルス(指揮)
   録音: 1996年9月7-13日Wessex Hall、Poole Arts Centre、Dorset(UK)

 【CD4】...8.555867
  1. トマス・タリスの主題による幻想曲/
  2. ノーフォーク狂詩曲第1番 ホ短調/
  3. 沼沢地方にて/
  4. 「グリーンスリーヴス」による幻想曲
  合奏協奏曲
   5. Intrada/6. Burlesca Ostinata/7. Sarabande/8. Scherzo/9. March and Reprise
    ニュージーランド交響楽団ジェイムス・ジャッド(指揮)
    録音: 2001年6月28-30日Michael Fowler Centre, Wellington(ニュージーランド)

 【CD5】...8.573530
  1. ソレント/2. 幻想曲
  6つの短い小品
   3. No. 1. Prelude/4. No. 2. Slow dance/5. No. 3. Quick dance/
   6. No. 4. Slow air/7. No. 5. Rondo/8. No. 6. Pezzo ostinato
  9. ロマンス 「揚げひばり」
   シナ・クローケ(ピアノ)...2-8、ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)...9、
   ニューヨーク室内管弦楽団...1-2,9、サルヴァトーレ・ディ・ヴィットリオ(指揮) ...1-2,9
   録音: 2015年5月16-17日、10月20日Adelphi Performing Arts Centre, Concert Hall, GardenCity, New York(USA)

 【CD6】...8.555300
  1-4. 幻想的五重奏曲/5-8. 弦楽四重奏曲第1番 ト短調/9-12. 弦楽四重奏曲第2番 イ短調
   ガーフィールド・ジャクソン(ヴィオラ)...1-4、マッジーニ四重奏団
   録音: 2000年6月13-15日Potton Hall, Suffolk(UK)

 【CD7】...8.557798
  1. 未知の世界/2. 柳の木...世界初録音/3. モテット「旋風からの声」/4. 「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント
  カンタータ『光の息子たち』
   5. I. Darkness and Light 闇と光/6. II. The Song of the Zodiac 黄道十二宮の歌/
   7. III. The Messengers of Speech 言霊の使者たち
    ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)・・・2、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー合唱団...1、3,5-7、
    ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
    録音: 2005年2月20日、5月8日Philharmonic Hall, Liverpool(UK)

 【CD8】...8.572465
  1. モテット「旋風からの声」/2. 真理のために勇敢に/3-7. ミサ曲 ト短調
  3つの合唱による讃歌
   8. No. 1. Easter Hymn イースターの讃歌/9. No. 2. Christmas Hymn クリスマスの讃歌/
   10. No. 3. Whitsunday Hymn ウィットサンデーの讃歌
  11. ジョージ5世の死を悼む涙/12. 航空機のヴィジョン/13. 正義の精神/14. 賛美のコラール
   アショク・グプタ(オルガン)...1,8-11,14、ジェイムズ・マクヴィニー...12、
   ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊、ティモシー・ブラウン(指揮)
     録音: 2009年7月16-17日Chapel of St John's College / Chapel of Jesus College, Cambridge(UK)

 【生誕150年記念! 20世紀前半の英国を代表する作曲家レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの代表作を集めて】
 ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)が作曲家として認められたのは、30歳頃と遅咲きだったにもかかわらず、9曲の交響曲をはじめ、管弦楽作品から協奏的作品、室内楽曲、声楽曲、歌曲にわたる幅広いジャンルの作品を残しており、イギリスの田園風景を思わせる牧歌的な作風による作品は、多くの人々に愛されています。
 このBOXではグラモフォン誌で絶賛された交響曲第1番「海」を含む4曲の交響曲を中心に、トマス・タリスの主題による幻想曲、「グリーンスリーヴス」による幻想曲、ヴァイオリン協奏曲ともいえる「揚げひばり」などの代表的な管弦楽曲をはじめ、ヴォーン・ウィリアムズ作品における最良の解釈を聞かせるマッジーニ四重奏団による2曲の弦楽四重奏、英国合唱作品の伝統を継承する「ミサ曲ト短調」やカンタータ『光の息子たち』などの声楽作品を収録。
 ヴォーン・ウィリアムズの多岐にわたる創作から選んだ名曲をCD8枚にまとめました。
 ポール・ダニエル、ケース・バケルス指揮のボーンマス交響楽団、デイヴィッド・ロイド=ジョーンズが指揮するロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、ジェイムス・ジャッド指揮のニュージーランド交響楽団、サルヴァトーレ・ディ・ヴィットリオが指揮するニューヨーク室内管弦楽団たちまで、真摯で熱の入った演奏でお楽しみいただけるBOXです。
 
 


8.574393
¥1800→\1590
マリピエロ/ゲディーニ/カゼッラ:チェロと管弦楽のための作品集
 ジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973):
  チェロ協奏曲(1937)
   1. I. Allegro moderato/2. II. Lento/3. III. Allegro
 ジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニ(1892-1965):
  2つのチェロと管弦楽のための協奏曲「オルメネータ」(1951)
   4. I. Allegro molto moderato e tranquillo -/
   5. II. Caccia nell 'olmeneta: Allegro vivace/
   6. III. Molto adagio -/7. IV. Allegretto quieto
 アルフレード・カゼッラ(1883-1947):
  夜想曲とタランテッラ Op. 54(1934)
   8. 夜想曲/9. タランテッラ
ニコライ・シュガーエフ(チェロ)
ドミートリー・プロコフィエフ(チェロ)...4-7
ロストフ・アカデミー交響楽団
ヴァレンティン・ウリュービン(指揮)

 録音: Rostov State Philharmonic Society Concert Hall、Rostov-on-Don(ロシア) 2020年10月11日...8-9 2020年10月12日...1-3 2020年12月14日...4-7

 このアルバムに採り上げられた3人の作曲家は、いずれもチェロとのかかわりが深く、マリピエロの甥リッカルドはミラノ・スカラ座のチェロ奏者を務め、ゲディーニは自身が幼い頃からチェロを学んでいます。
 またカゼッラは父、叔父、祖父がチェリストという家系に生まれており、子供時代からチェロを弾いていましたが、ピアノのほうが才能があることがわかり、転向したという経歴を持っています。
 そんな3人のチェロのための作品は、どれもソリストとオーケストラが協力して様々な雰囲気を探求するもので、チェロのみが名人芸を発揮することはありません。
 マリピエロとゲディーニの曲は、どちらも18世紀のコンチェルト・グロッソ風の雰囲気を持っており、ソリストとオーケストラの立場は対等なものとして書かれています。
 またカゼッラの作品は協奏曲を書くためのオーケストレーションの練習的な作品で、やはりチェロとオーケストラのバランスに大きな注意が払われています。
 1988年モスクワ生まれのチェリスト、シュガーエフの演奏で。
 
 
8.574290
¥1800→\1590
パウル・ヴラニツキー(1756-1808):管弦楽作品集 第4集
 1-22. バレエ『森の娘』(1796)
 23. パストラーレとアルマンド

 世界初録音
チェコ室内管弦楽団パルドビツェ
マレク・シュティレツ(指揮)

 録音: 2020年7月13-16日The House of Music Pardubice(チェコ)

 モラヴィア出身の作曲家パウル(パヴェル)・ヴラニツキーの管弦楽作品集第4集。
 20歳の時に活躍の機会を求めウィーンに移住、ハイドンやモーツァルトと交流を深めた他、彼の作曲スタイルはベートーヴェンの初期の交響曲にも影響を与えるなど、1790年代後半のウィーンにおける最も重要な交響曲作曲家の一人としてみなされました。
 またウィーン宮廷劇場オーケストラの監督としても活躍し、舞台作品も数多く遺しています。このバレエ『森の娘』は円熟期の作品で、彼の最大の成功作の一つ。
 狩りに出かけたポーランドの王子が出会った野性的な少女を巡る物語は、彼の軽快な音楽とともにウィーンの人々を魅了しただけではなく、ヨーロッパ各地で上演され、ベートーヴェンやウェーバーにも影響を与えたとされています。
 また「パストラーレとアルマンド」はヴラニツキーを寵愛していた皇后マリー・テレーズのために書かれた上品な作品です。
 
 

8.574389
¥1800→\1590
Feel the Moment
 ブラトヴィチ/ニクチェヴィチ:ギター・デュオ作品集

  1. スルジャン・ブラトヴィチ(1972-): イマジネーション(2020)
  2. ダルコ・ニクチェヴィチ(1971-): ドラマ(2020)
  3. ブラトヴィチ: フィール・ザ・モーメント(2020)
  4. ニクチェヴィチ: エヴニング・アット・ホーム(2021)
  5. ブラトヴィチ: コンセントレーション(2020)
  6. ニクチェヴィチ: マインド・サークル(2020)
  7. ブラトヴィチ: ロマンティックなメヌエット(2020)
  8. ニクチェヴィチ: インナー・ビューティ(2020)
  9. ブラトヴィチ: ミュージカル・エクサイトメント(2020)
  10. ニクチェヴィチ: 2020(2020)
  11. ブラトヴィチ: ライフ(2020)
  12. ニクチェヴィチ: タイム・パーセプション(2021)
  13. ブラトヴィチ: リラクゼーション(2020)
  14. ニクチェヴィチ: ラスゲアード前奏曲(2020)
 
 世界初録音
スルジャン・ブラトヴィチ
 (第1ギター...1,3,5,7,9,11,13/
  第2ギター...2,6,8,12,14)
ダルコ・ニクチェヴィチ
 (第1ギター...2,6,8,12,14/
  第2ギター...1,3,5,7,9,11,13/
  ソロ...4,10)

 録音: Studio 6, Radio Montenegro,Podgorica(モンテネグロ) 2021年1月...5 2021年2月...1-3、6-8、13、14 2021年3月...10-12 2021年12月...4、9

 モンテネグロ出身の2人のギタリスト、ブラトヴィチとニクチェヴィチが奏でる独創的なギター・デュオ作品集。
 今回のアルバムでは2020年から2021年に書かれた曲が紹介されており、この中にはコロナ禍での静止した世界を描いた作品「フィール・ザ・モーメント」や、彼らの特徴である心躍る地中海のリズムから、オリエンタルな中東の雰囲気、スラブとバルカンの影響など様々な要素が反映されたエキサイティングな作品が楽しめます。
 その透明感のある耳なじみのよい旋律は、人間の心の最も深くにあるとされる、美しい感情を表現しています。
 
 
8.559904
¥1800→\1590
リアクションズ
 マーガレット・ブラウワー(1940-):歌曲と室内楽作品集

  ラプソディック・ソナタ(2011/2016改訂)
   1. I. Caritas 神の愛
   2. II. ...fair as the moon, bright as the sun...
    月のように美しく、太陽のように明るく.
   3. III. Blithesome Spirit 陽気な心
  宣言(2005)
   4. I. Thorn とげ
   5. II. Scattering in Fear 恐怖の中で散り散りになる
   6. III. ...all men and women are...すべての男性と女性は
   7. IV. Whom do you call angel now? あなたは今、誰を天使と呼びますか?
  8. I Cry - Summer 2020 私は叫ぶ - 夏 2020(2020)
  9. The Lake 湖(2019)
  10. All Lines Are Still Busy すべての回線がまだ通話中(2019)
 
 世界初録音
サラ・ビーティ(メゾ・ソプラノ)...4-7
ブライアン・スクーグ(テノール)...9
佐藤麻理
 (ナレーター...10/
  ヴァイオリン...4-8、10)
エリーシャ・ネルソン(ヴィオラ)...1-3
ワン・シュアイ(ピアノ)...1-9

 録音:2021年1月4-5日 Kulas Hall,Cleveland Institute of Music, Ohio(USA) 2021年2月7日 Knobworld Studio,Los Angeles(USA)...4-7、歌のみ

 ニューヨーク・タイムズ紙で「独特の魅惑的なハーモニーの世界に棲む」と称賛されたアメリカの女性作曲家マーガレット・ブラウワーの作品集。
 1996年から2008年までクリーヴランド音楽院作曲科の主任教授を務め、種々の名誉ある賞を受賞、オーケストラや演奏家からも数多くの委嘱を受けています。
 このアルバムには最近書かれた作品が収録されており、愛する心を内面から描いた「ラプソティック・ソナタ」、暴力や戦争をテーマにした「宣言」、新型コロナウイルス感染症が大流行し、人々が孤立し生活に制限がかけられた2020年の夏に書かれた「私は叫ぶ-夏2020」など社会的な問題が採り上げられています。
 最後に置かれた「すべての回線がまだ通話中」は風刺の効いたモノローグ。
 電話で「待たされた」経験のある人なら作品に共感すると思います。
 
 
8.660510
¥1800→\1590
ロード・バーナーズ(1883-1950):
 歌劇《聖体秘蹟の馬車》(英語歌唱)

  1. ペルー奇想曲(C. ランバートによる管弦楽編
 
  歌劇《聖体秘蹟の馬車》
   2. Scene 1/3. Scene 2/
   4. Scene 3/5. Scene 4/
   6. Scene 5/7. Scene 6/
   8. Scene 7/9. Scene 8
イアン・キャンディ(バリトン)...2-9
アレクサンダー・オリヴァー(テノール)...2-9
ジョン・ウィンフィールド(テノール)...2-9
シンシア・バカン(ソプラノ)...2-9
トーマス・ローラー(バス)...2-9
アンソニー・スミス(バス)...2-9
RTEシンフォニエッタ...1
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)...1
BBCスコティッシュ交響楽団...2-9
ニコラス・クレオバリー(指揮)...2-9

 録音1995年1月10日 O'Reilly Hall, Dublin(アイルランド)...1 1983年4月16日 BBC Studio 1,Glasgow(UK)...2-9
 MARCO POLO 8.22515のレーベル移行盤

 イギリスの作曲家・小説家・画家、ロード・バーナーズ(バーナーズ卿)。
 本名はジェラルド・ヒュー・ティアウイット=ウィルソンという名門バーナーズ家の第14代男爵です。
 イートン・カレッジで学び爵位を継承するまでは外交官として活躍、音楽家としても才能を発揮しました。この歌劇《聖体秘蹟の馬車》は、1917年にバーナーズがメリメの戯曲を見て、感動したことから書かれた作品。原作戯曲の持つ優雅さに魅了されたバーナーズは、軽妙さを活かすために序曲や前奏曲を省き、さまざまな場面が次々と登場するという戯曲そのままに、音楽を書き上げました。
 作品は1920年に完成、1924年にエルネスト・アンセルメの指揮で初演されました。もともとはフランス語の台本に作曲されましたが、このアルバムでは英語で歌われています。
 「ペルー奇想曲」は、歌劇の中から印象的な旋律をコンスタント・ランバートが1曲にまとめたものです。
 




<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE


4844474
(13CD)
\9000→\8490

《ヴォルフガング・ホルツマイアー~フィリップス・リサイタル》


《CD 1》
1) ベートーヴェン:アデライーデOp.46、
モーツァルト:
 2) すみれK.476、3) クローエに寄すK.524、
 4) 夢に見る姿K.530、5) 偽りの世K.474、
ハイドン:
 『12のクラヴィーア伴奏歌曲』第2部より
  6) 怠惰の賛美Hob.XXVIa:22、7) 愛のお返しHob.XXVIa:16、
 『12のクラヴィーア伴奏歌曲』第1部より
  8) 不幸な愛の慰めHob.XXVIa:9、9) 母の遅すぎた到着Hob.XXVIa:12、
 10) モーツァルト:小カンタータ『無限なる宇宙の創造者を崇敬する汝らが』K.619、
 ハイドン:
  11) おお心地のよい声Hob.XXVIa:42、12) 船乗りの歌Hob.XXVIa:31、13) 共感Hob.XXVIa:33、
  14) 精霊の歌Hob.XXVIa:41、15) 誠実Hob.XXVIa:30、16) 満足Hob.XXVIa:36、
  17) 見抜く目Hob.XXVIa:35、18) 彼女は決して愛を語らなかったHob.XXVIa:34、
 19-24) ベートーヴェン:歌曲集『遥かなる恋人に』
  (第1曲:丘の上に登り/第2曲:山々が霧の中から/第3曲:空高く飛ぶ雲や/
   第4曲:高い空の雲/第5曲:五月が来て/第6曲:この歌を受け取って)
    【演奏】イモージェン・クーパー(ピアノ)
    【録音】1997年10月、アイゼンシュタット、オーストリア/

《CD 2》[ベートーヴェン:民謡編曲集]
 『25のスコットランドの歌』Op.108より
  1) 第5曲:ジャミーは最もやさしい若者だった、
  2) 第24曲:もう一度、私のリラよ、
 3) 殿方よ目覚めよ、ご婦人も陽気に(『26のウェールズの歌』WoO155より第12曲)、
 『12のアイルランドの歌』Op.154より
  4) 第5曲:ああ、愛しのダーモット、5) 第1曲:小人の妖精たち、
  6) 忠実なジョニー(『25のスコットランドの歌』Op.108より第20曲)、
  7) 逃亡者(『25のアイルランドの歌』WoO152より第10曲)、
  8) すべてのものが眠るとき(『26のウェールズの歌』WoO155より第15曲)、
  9) 満たせ杯を、よき友よ(『25のスコットランドの歌』Op.108より第13曲)、
 『20のアイルランドの歌』WoO153より
  10) 第9曲:愛しい乙女よ、その唇がのこしたキスは、
  11) 第11曲:故郷を遠く離れて、
 12) 朝は残酷な騒ぎ(『25のアイルランドの歌』WoO152より第21曲)、
 『25のスコットランドの歌』Op.108より
  13) 第2曲:日没、14) 第3曲:おお、すばらしいときだった、
  15) キューピッドの親切(『26のウェールズの歌』WoO155より第21曲)、
 『25のアイルランドの歌』WoO152より
  16) 第5曲:グレンコーの虐殺に、17) 第1曲:ウルスターへの帰郷、
 18) アイルランドっ子の胸は高鳴る(『12のアイルランドの歌』WoO154より第4曲)、
 『26のウェールズの歌』WoO155より
  19) 第25曲:別れのキス、20) 第26曲:おやすみ
  【演奏】トリオ・ファントネ
  【録音】1994年12月、バート・キッシンゲン、ドイツ/

《CD 3》
1-20) シューベルト:歌曲集『美しき水車小屋の娘』D795
 (第1曲:さすらい/第2曲:どこへ?/第3曲:止まれ!/第4曲:小川への言葉/
  第5曲:仕事を終えた宵の集いで/第6曲:知りたがる男/第7曲:苛立ち/
  第8曲:朝の挨拶/第9曲:水車職人の花/第10曲:涙の雨/
  第11曲:僕のもの/第12曲:休み/
  第13曲:緑色のリュートのリボンを手に/第14曲:狩人/
  第15曲:嫉妬と誇り/第16曲:好きな色/
  第17曲:邪悪な色/第18曲:凋んだ花/
  第19曲:水車職人と小川/第20曲:小川の子守歌
   【演奏】イモージェン・クーパー(ピアノ)
    【録音】1997年11月、ザルツブルク/

《CD 4》
1-24) シューベルト:歌曲集『冬の旅』D911
 (第1曲:おやすみ/第2曲:風見の旗/第3曲:凍った涙/
  第4曲:氷結/第5曲:菩提樹/第6曲:溢れる涙/
  第7曲:川の上で/第8曲:回想/第9曲:鬼火/
  第10曲:休息/第11曲:春の夢/第12曲:孤独/
  第13曲:郵便馬車/第14曲:霜おく頭/第15曲:烏/
  第16曲:最後の希望/第17曲:村にて/
  第18曲:嵐の朝/第19曲:まぼろし/第20曲:道しるべ/
  第21曲:宿屋/第22曲:勇気/
  第23曲:幻の太陽/第24曲:辻音楽師
   【演奏】イモージェン・クーパー(ピアノ)
   【録音】1994年11月、ザルツブルク/

《CD 5》
シューベルト:
 歌曲集『白鳥の歌』D957[ザイドルの詩による歌曲]
  1) 鳩の使い、2) 月に寄せるさすらいの歌D870、
  3) あこがれD879、4) この世の幸福D866 No.4、
  5) 反抗D865、
 [レルシュターブの詩による歌曲]
  6) 生きる勇気D937、7) 愛の使い、
  8) 兵士の予感、9) 春の憧れ、10) セレナーデ、
  11) 住処、12) 秋D945、13) 遠国にて、14) 別れ、
 [ハイネの詩による歌曲]
  15) アトラス、16) 君の肖像、17) 漁師の娘、18) 海辺にて、19) 街、20) 影法師、
 [ザイドルの詩による歌曲]
  21) 鳩の使い、22) 子守歌D867
  【演奏】イモージェン・クーパー(ピアノ)【録音】1994年1月、ウィーン/

《CD 6》
シューマン:
 ハイネの詩による歌曲
 1) 私の馬車はゆっくりと行く(『4つの詩』Op142より第4曲)、
 2) 哀れなペーター(『ロマンスとバラード集』第3集Op.53より第3曲)、
 3) 君は花のように(『ミルテの花』Op.25より第24曲)、
 4) 悲劇(『ロマンスとバラード集』第4集Op.64より第3曲)、
 5) 君の頬を寄せて(『4つの詩』Op.142より第2曲)、
 『ミルテの花』Op.25より
  6) 第21曲:孤独な涙よなぜ、7) 第7曲:睡蓮の花、
 8-16)『リーダークライス』Op.24
  (第1曲:毎朝私が起きると/第2曲:私はいらだって/
  第3曲:木陰を歩いていたら/第4曲:いとしい恋人、君の手を/
  第5曲:私の悲しみの美しいゆりかご/
  第6曲:待て、たくましい船乗りよ/第7曲:山と城が見下ろしている/
  第8曲:はじめから望みもなく/第9曲:ミルテとバラを持って)、
 17-32) 歌曲集『詩人の恋』Op.48
  (第1曲:美しい五月に/第2曲:僕のあふれる涙から/第3曲:ばらよ、ゆりよ、鳩よ/
  第4曲:君の瞳に見入る時/第5曲:私の心をゆりの杯にひたそう/
  第6曲:僕はこの心を浸したいんだ/第7曲:私は恨むまい/
  第8曲:花がわかってくれるなら/
  第9曲:それはフルートとヴァイオリンの響き/
  第10曲:あの歌が聞こえてくると/第11曲:若者が娘を恋し/
  第12曲:光り輝く夏の日に/第13曲:私は夢の中で泣いた/
  第14曲:夜毎君の夢を/
  第15曲:昔話の中から/第16曲:古い忌まわしい歌)
   【演奏】イモージェン・クーパー(ピアノ)
   【録音】1994年6月、アイゼンシュタット、オーストリア/

《CD 7》
シューマン:
 1-12)『ケルナーによる12の詩』Op.35
  (第1曲:嵐の夜のきらめき/第2曲:愛と喜びよ、消え去れ/
   第3曲:旅の歌/第4曲:新緑/第5曲:森へのあこがれ/第6曲:亡き友の杯に/
   第7曲:さすらい/第8曲:ひそやかな愛/第9曲:質問/第10曲:ひそやかな涙/
   第11曲:誰がおまえをそんなに悩ますのだ/第12曲:古いリュート)、
 13) 献呈(『ミルテの花』Op.25より第1曲)、
クララ・シューマン:
 14) しとやかな蓮の花(『6つのリート』Op.13より第6曲)、
 15) おお、喜び、喜びよ(『ユクンデによる6つの歌』Op.23より第6曲)、
16) シューマン:天は一滴の涙を落とし(『「恋の曙」よりの12の詩』Op.37より第1曲)、
17) クララ・シューマン:ひそやかな語らい(『ユクンデによる6つの歌』Op.23より第3曲)、
18) シューマン:自由な心(『ミルテの花』Op.25より
  第2曲)
19) クララ・シューマン:彼らは愛し合っていた(『6つの歌』Op.13より第2曲)、
シューマン:『ミルテの花』Op.25より
 20) 第17曲:ヴェネツィアの歌I、
 21) 第18曲:ヴェネツィアの歌II、22) 第3曲:くるみの木、
 23) 第5曲:「西東詩集」の「酒亭の書」より歌曲I、
 24) 第6曲:「西東詩集」の「酒亭の書」より歌曲II、
25) クララ・シューマン:ある明るい朝に(『ユクンデによる6つの歌』Op.23より第2曲、
26) シューマン:私は自分の中に吸い込んだのだ
 (『「恋の曙」よりの12の詩』Op.37より第5曲)、
クララ・シューマン:
 27) 愛の魔法(『6つの歌』Op.13より第3曲)、
 28) あなたが美しさゆえに愛するのなら(『3つのリート』Op.12より第2曲)、
シューマン:
 29) 東方のバラより(『ミルテの花』Op.25より第25曲)、
 30) バラ、海、そして太陽(『「恋の曙」よりの12の詩』Op.37より第9曲)、
 31) 終わりに(『ミルテの花』Op.25より第26曲)
  【演奏】イモージェン・クーパー(ピアノ)
  【録音】1998年12月、ウィーン/

《CD 8》
[アイヒェンドルフ歌曲集]
 メンデルスゾーン:1) 森の城(『2つの歌』WoO17より第1曲)、2) 小姓の歌Op.posth.、
 フランツ:3) おやすみOp.5 No.7、4) 狩の歌Op.1 No.9、
 メンデルスゾーン:5) 夜の歌Op.71 No.6、6) さすらいの歌Op.57 No.6、
 7-18) シューマン:『リーダークライス』Op.39
  (第1曲:異国にて/第2曲:間奏曲/第3曲:森の会話/第4曲:静けさ/
   第5曲:月夜/第6曲:美しい異国/第7曲:城の上で/第8曲:異国にて/
   第9曲:悲しみ/第10曲:たそがれ/第11曲:森にて/第12曲:春の夜)、
 19-23) ライマン:歌曲集『夜曲』
  (第1曲:私たちは誠実に見張っている/第2曲:とても陽気に歌っていた鳥たち/
  第3曲:城の前で木々の中を/第4曲:谷底が呼んでいるのが聞こえるかい/
  第5曲:ここで私は誠実な見張りのように立っている)、
 24-32) ヴォルフ:アイヒェンドルフの詩による歌曲集
  (第1曲:楽師/第2曲:セレナーデ/
  第3曲:なによりいいのは/第4曲:夜/第5曲:郷愁/
  第6曲:愛の幸せ/第7曲:やけっぱちの恋人/
  第8曲:ひめやかな愛/第9曲:船乗りの別れ)、
 33) ツェムリンスキー:町の前で、
 34) コルンゴルト:夜にさすらう人(『6つの素朴な歌』Op.9より第2曲)、
 プフィッツナー:
  35) 秋に(『5つの歌』Op.9より第3曲)、36) 誘い(『5つの歌』Op.7より第4曲)、
  37) 去りゆく娘に(『3つの歌』Op.10より第3曲)、
 38) シェック:追悼の辞(『14のリート』より第14曲)
  【演奏】イモージェン・クーパー(ピアノ)
   【録音】1999年10月、アイゼンシュタット、オーストリア/

《CD 9》
クルシェネク:1-20) オーストリア・アルプスからの旅日記Op.62
 (1. Motiv/2. Verkehr/3. Kloster in den Alpen/4. Wetter/
  5. Traurige Stunde/6. Friedhof im Gebirgsdorf/
  7. Regentag/8. Unser Wein/9. Ruckblick/10. Auf und Ab/11. Alpenbewohner/12. Politik/
  13. Gewitter/14. Heinweh/15. Heisser Tag am See/16. Kleine Stadt in den s?dlichen Alpen/
  17. Ausblick nach S?den/18. Entscheidung/19. Heimkehr/20. Epilog)、
 21-27) Fiedellieder aus dem ‘Liederbuch dreier Freunde’ Op.64
  (1. Meine Laute nehm’ich wieder/
   2. Musikanten wollen wandern/3. In Walde/
   4. Und so last mich weiter wandern/5. Nun ein Scherflein/
   6. Die Saiten Weiss ich zu r?hren/
   7. Wiederum lebt wohl, ihr Br?der)
    【演奏】ジェラール・ウィス(ピアノ)
    【録音】1995年10月、ウィーン/

《CD 10》
1-32) アイスラー:ハリウッド・ソングブック
 (アイヒェンドルフとシューマンの回想/息子/
  小さなラジオに/草原で/春/食糧貯蔵庫1942/
  亡命途上/自殺について/亡命/
  ノルウェー進攻戦で沈められた四千の兵士たちの追悼碑/
  フランドルの戦いの戦没者の墓碑銘/
  アナクレオン風断片/冬の格言/最後の悲歌/5つの悲歌/悪夢/
  宝掘り/箴言/パスカルの句による2つの歌曲/戦車戦/
  カリフォルニアの秋/復活祭の日曜日/
  サクランボ泥棒/ホテルの部屋1942/ハリウッド悲歌第7番/
  ヘルダーリン断片/人間/庭園の撒水/
  帰郷/亡命地の風土/ランボーの詩/悪鬼の面)
   【演奏】ペーター・シュタム(ピアノ)
   【録音】1993年5月、ハノーファー/

《CD 11》
フォーレ:
 付随音楽『シャイロック』Op.57より
  1) 第1曲:シャンソン、2) 第3曲:マドリガル、
 3) 牢獄(『2つの歌』Op.83より第1曲)、
 4) ひそやかに(『5つのヴェネツィアの歌』Op.58より第2曲)、
 5-7) 歌曲集『ある1日の詩』Op.21
  (第1曲:出会い/第2曲:いつの日も/第3曲:別れ)、
 8-16)『優しい歌』Op.61
  (第1曲:後光に囲まれた聖女様/
  第2曲:曙の色が広がり/第3曲:白い月影は森に照り/
  第4曲:僕は不実な道を歩いて行った/第5曲:ほんとに、僕は怖いくらいだ/
  第6曲:お前が消える前に/
  第7曲:それはある晴れた夏の日のことだ/
  第8曲:そうだろう?/第9曲:冬は終わった)、
 17-21) 歌曲集『幻影』Op.113
  (第1曲:水に浮かぶ白鳥/第2曲:水に映る影/第3曲:夜の庭/第4曲:踊り子)、
デュパルク:
 21) セレナード、22) 悲しき歌、23) ローズモンドの屋敷、
 24) ためいき、25) エクスタシー、26) 旅へのいざない、
 27-31) ラヴェル:5つのギリシャ民謡
  (第1曲:花嫁の歌/第2曲:向こうの教会へ/第3曲:私と比べられる伊達男は誰/
  第4曲:乳香を摘む女たちの歌/第5曲:さあ愉快に)
   【演奏】ジェラール・ウィス(ピアノ)
   【録音】1995年8月、ロンドン/

《CD 12》[フランス歌曲集]
 ベルリオーズ:歌曲集『夏の夜』Op.7より
  1) 第1曲:ヴィラネル、2) 第4曲:君なくて、3) 第6曲:未知の島、
 ショーソン:『7つの歌』Op.2より
  4) 第7曲:ハチドリ、5) 第3曲:蝶々、6) 第5曲:イタリアのセレナード、
 7) イベール:ドゥルネシアの歌(『ドン・キホーテの歌』より第2曲)、
 8-10) ラヴェル:ドゥルネシア姫に心を寄せるドン・キホーテ
  (第1曲:空想的な歌/第2曲:英雄的な歌/第3曲:酒の歌)、
 11) イベール:死の歌(『ドン・キホーテの歌』より第4曲)、
 ドビュッシー:
  12-13) ポール・ブールジェの詩による2つのロマンス
   (第1曲:ロマンス/第2曲:鐘)、
  14-16) 3つのフランスの歌
   (1. Le temps a laissi? son manteau/2. La grotte/3. Pour ce que Plaisance est morte)、
 デュパルク:17) フィディレ、18) ラメント、19) 前世、
 20-21) アンティオーム:2つのメロディ
  (1. Papillon bleu/2. Mignonne, puisque c’est l’automne)、
 フォーレ:
  22) 子守歌(『3つのメロディ』Op.23より第1曲)、
  23-26) 歌曲集『幻想の水平線』Op.118
   (第1曲:海は果てしなく/第2曲:私は船に乗って/
    第3曲:ディアーヌよ、セレネよ/第4曲:私たちの愛する船よ)
    【演奏】マリア・ベロウソヴァ(ピアノ)
    【録音】2012年3月-4月、ウィーン/

《CD 13》
 1-7)ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
  (第1曲:幸いなるかな、悲しみを抱くものは/第2曲:肉はみな、草のごとく/
  第3曲:主よ、知らしめたまえ/
  第4曲:いかに愛すべきかな、なんじのいますところは、万軍の主よ/
  第5曲:汝らも今は憂いあり/第6曲:われらここには、とこしえの地なくして/
  第7曲:幸いなるかな、死人のうち、主にありて死ぬるものは
   【演奏】エリザベス・ノルベルイ=シュルツ(ソプラノ)、
    ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)サンフランシスコ交響楽団・合唱団
   【録音】1993年9月、サンフランシスコ
ヴォルフガング・ホルツマイアー(バリトン)

 世界的バリトン歌手の70歳の誕生日を記念して作曲者の年代順に収められたCD13枚組BOX

 ●ハイドンからアイスラーまで、世界的バリトン歌手ヴォルフガング・ホルツマイアーのフィリップス録音が初めてまとめられ、彼の70歳の誕生日を記念して発売されます。
  長い間発売されていなかったアルバムも多く含まれています。作曲者の年代順に収められたCD13枚組BOXセット。

 ●ヴォルフガング・ホルツマイアーは長い間、今日最も完成された知的な歌曲の歌手の一人として認められています。
  歌唱に洗練と巧妙さをもたらしている、偉大なドイツ歌曲のバリトンです。素晴らしいテノールの高音から魂のこもった低音域までのなめらかで気品のある声が、リスナーと批評家を魅了し続けています。

 ●1995年に録音されたハンス・アイスラーの『ハリウッド・ソングブック』も収められています。

 ●このBOXはハイドンの独唱曲、モーツァルトの歌曲、ロマン派歌曲の伝統を表している重要な歌唱となっているベートーヴェンの歌曲集『遥かなる恋人に』から始まります。

 ●歌曲のピアニストとして確固たる地位を築き、主にシューベルトとシューマンの曲で、ホルツマイアーのパートナーを務めているのはイモージェン・クーパー。
   シューマン、フーゴ・ヴォルフ、アリベルト・ライマンによるアイヒェンドルフの歌曲集、シューマンとクララ・シューマンによる歌曲集でも共演しています。
   オリジナルのフィリップス・アルバムにはなかった「東方のバラより」と「バラ、海、そして太陽」が収録されています。

 ●2つのフランス歌曲アルバムとクルシェネクの曲集では、ジェラール・ウィスとマリア・ベロウソヴァがピアノ伴奏を務めています。

 ●James Jellyによるホルツマイアーの芸術についての評論とパートナー、イモージェン・クーパー との共演の記録が掲載されたブックレット付き。

  
 


<国内盤> 


ALPHA CLASSICS


NYCX-10300
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970
『BELLS 鐘』 ~
 ピアノ、チェンバロ、フォルテピアノ、フェンダー・ローズによる、古今東西鍵盤音楽の旅
アンソニー・ロマニウク
  ベラ・バルトーク (1881-1945): ミクロコスモス SZ. 107 より
   1. バグパイプの音楽 アレグレット ト長調 (即興の前奏曲付き) - ピアノ
  ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750):イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV 807 より
   2. I. 前奏曲 - ピアノ/3. I. 前奏曲 - フェンダー・ローズ
  クロード・ドビュッシー (1862-1918): 前奏曲集 第1巻 より
   4. 帆 (ヴェール) - ピアノ
  ジョルジ・リゲティ 1923-2006): ムジカ・リチェルカータ より
   5. VII. カンタービレ、モルト・レガート - ピアノ
  ウィリアム・バード (1539-1623):
   6. 鐘 T 442 - チェンバロ
  ジョージ・クラム (1929-): マクロコスモス 第2集 より
   7. IV. 双子の太陽 - ピアノ
  ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770-1827): 6つのバガテル Op.126 より
   8. IV. プレスト - ピアノ
  バルトーク: ルーマニア民族舞曲 SZ. 56 より
   9. III. 踏み踊り アンダンテ - フォルテピアノ
  フェデリコ・モンポウ (1893-1987): ひそやかな音楽 第2巻 より
   10. XIII. トランクィロ - ピアノ
  ヴォルフガンク・アマデウス・モーツァルト (1756-1791):
   11. アダージョ ロ短調 K540 (即興の前奏曲付き) - フォルテピアノ
  チック・コリア (1941-):
   12. チルドレンズ・ソング - フェンダー・ローズ
  モンポウ: ひそやかな音楽 第1巻 より
   13. V. レガート・メタリコ - ピアノ
  ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第15番 ニ長調 Op.28 より
   14. IV. ロンド、アレグロ・マ・ノン・トロッポ - フォルテピアノ
  ジャン=フィリップ・ラモー (1683-1764): クラヴサン曲集と運指法 より
   15. ロンドー形式のミュゼット (即興の前奏曲付き) - チェンバロ
  作者不詳 (1300年頃、フランドル): フルートフーセ写本 II.108 より
   16. さらば愛しい人、私は行かねばならぬ - フェンダー・ローズ
  ヘンリー・パーセル (1659-1695):
   17. 単音によるファンタジア ヘ長調 Z.745 - ピアノ
  J.S.バッハ: イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV 807 より
   18. VI. ブーレー - チェンバロ
  19. コラ(即興) - チェンバロ
  20. 「辻音楽師」による即興 - フォルテピアノ
  ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
   21. 前奏曲とフーガ 第1番 ハ長調 Op.87 (即興の前奏曲付き) - ピアノ

 ピアノ...ファツィオーリ F228
 フォルテピアノ...1802年頃アントン・ヴァルター製に基づく 2018年デトマール・ハンゲルベルクによる復元楽器
 チェンバロ...作者不明のイタリア製楽器に基づく、2006年デトマール・ハンゲルベルクによる復元楽器 フェンダー・ローズ

 録音: 2019年4月 アカデミー・ワン・スタジオ、ヘント、ベルギー
 日本語解説...矢澤孝樹、原盤解説日本語訳...後藤菜穂子、既発輸入盤...ALPHA631

 【話題のピアニストがその鬼才の片鱗を露わに!4つの時代の楽器を操る鍵盤音楽の旅】
 フォルテピアノやチェンバロなどの古楽系鍵盤奏者として各方面に出演するほか、同時代の作品解釈にも一家言あり、柴田俊幸とのバッハのフルートと鍵盤のための作品集(FUG792/NYCX-10272)ではチェンバロとフォルテピアノ、パトリツィア・コパチンスカヤのアルバム『TAKE TWO』(ALPHA211/NYCX-20002)ではチェンバロとトイ・ピアノで共演しているアンソニー・ロマニウク。生まれ育ったオーストラリアでジャズにどっぷりとはまった後、アメリカへ渡りクラシック・ピアノを学習、数年後から古楽を学んだ彼は、当地でロックや電子音楽にも深く熱中していきました。そんな彼が思い描く鍵盤楽器の音楽を存分にやり遂げた、目の覚めるような構成によるソロ・デビュー・アルバムがこちら。
 バードからチック・コリアまでの作品を、モダン・ピアノを中心としながらも、フォルテピアノ、チェンバロ、そしてフェンダー・ローズまでを縦横無尽に駆使して演奏しています。
 その楽曲解釈は、確固たるアカデミックな基礎の上にロックやヒップホップを吸収した世代ならではの小気味よい風通しの良さが感じられ、彼がどの作品からもそれぞれが持つ美しさを聴く者に示してくれる抜群の才気の持ち主であることを知らしめています。
 フェンダー・ローズによるバッハの面白さなど意外性も相まって、最後まで一気に聴かせるアルバムです。

 アンソニー・ロマニウク 来日公演情報(予定)
  「東京・春・音楽祭」 2022年4月18日 [月] 19:00開演 東京文化会館小ホール
   柴田俊幸(フラウト・トラヴェルソ)、アンソニー・ロマニウク(チェンバロ/フォルテピアノ)
 















2/24(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

APARTE


AP 266
(2CD)
¥3100
シューベルト:最後の弦楽四重奏曲
 (1)弦楽四重奏曲第15番ト長調D887
 (2)弦楽四重奏曲第14番ニ短調D810「死と乙女」
アヴィヴ四重奏団

 イスラエルの名四重奏団充実のシューベルト

 録音:2021年5月13-16、22-24日/ファロー城(ローザンヌ)/24bit 96kHz、CD1 : 54'00"、CD2 : 41'00"

 1997創設のイスラエルの団体アヴィヴ四重奏団がAparte レーベル登場。
 今回はシューベルトの最後の2篇の弦楽四重奏曲に挑戦。
 弦の国イスラエルだけに豊かでつややかな音色、深い表現など見事な芸術を聴かせてくれます。
 



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CONTINUO CLASSICS

CC777 743
¥2500→\2290
広瀬悦子(ピアノ)&ピエール・レネール(ヴィオラ)
情熱~クララ・シューマン、ブラームス、ヨアヒム

 (1)ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120の1
 (2)同:ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120の2
 (3)クララ・シューマン:3つのロマンス
 (4)ヨアヒム:ヘブライの旋律(全3曲)
 (5)同:ロマンス
ピエール・レネール(ヴィオラ)
広瀬悦子(ピアノ)

 広瀬悦子がブラームス晩年の深遠な世界を描く

 録音:2021年3月/スタジオ・ゼクエンツァ/77'39"

 広瀬悦子Continuo Classic 初登場。広瀬といえばフランス作品や、技巧的なロシア作品のイメージがありますが、ドイツ作品でも正確で格調高い演奏を聴かせます。
 今回は1966年生まれのフランスのベテラン・ヴィオラ奏者ピエール・レネールとの共演。
 レネールはカシュカシアン、バシュメトに師事し、パリ・バスティーユ管弦楽団の奏者を務めています。
 これまでのディスクはパガニーニの「24のカプリス」全曲や、ヴュータンのヴィオラとピアノのための作品全集など技巧的作品や珍品が中心でした。
 今回は珍しくドイツ作品、それもブラームス最晩年のソナタに挑戦しています。
 さらにクララ・シューマンの「3つのロマンス」、ヨアヒムのオリジナル作品「ヘブライの旋律」なども加え、作品・人間的に強い関係のあった3者を一堂に会しています。

 ブラームスの2篇のヴィオラ・ソナタは1894-5年にクラリネット・ソナタとして書かれ、作曲者本人によりヴィオラ版が作られました。
 同じ曲ではありますが、重音が可能なヴィオラゆえ和音奏法が現れる点でクラリネット版とは趣を異にしています。

 レネールのヴィオラは深い音色が魅力。またたっぷりとした歌いまわしも見事で、ブラームスの緩徐楽章やクララおよびヨアヒム作品の旋律美に陶然とさせられます。

 ブラームスもクララ・シューマンもピアニストだったため、ピアノ・パートが難しく書かれていますが、広瀬悦子は雄弁かつ華麗な演奏を披露。
 渋いはずの世界に独特の色合いを添えています。
 




HAENSSLER



HC 21059
¥2700
レーラ・アウエルバッハ:24の前奏曲
 (1)24の前奏曲(ヴァイオリンとピアノ)
 (2)前奏曲第8番の追伸
 (3)前奏曲第22番の追伸
 (4)オソコルキ(断片)(全10曲)
アヴィタ・デュオ
 【カーチャ・メラー(ヴァイオリン)、
  クセニヤ・ノーシコワ(ピアノ)】

 17歳の天才カーチャ・メラー登場!母のピアノでレーラ・アウエルバッハ作品に挑戦

 録音:2021年6月13-17日/ボックスマン・ビル・コンサートホール(アイオワ・シティ)/79'10"

 ロシア出身のピアニストで、アウエルバッハ作品を積極的に演奏・録音しているクセニヤ・ノーシコワが、17歳の愛娘カーチャ・メラーとヴァオリンとピアノのための作品集に挑戦しました。

 カーチャ・メラーは6歳でリタイタルを開き、12歳でオーケストラと共演した神童。
 15歳前後からアメリカ国内のコンクールに上位入賞し、ナショナル・ヤングアーチスト基金の奨学生にもなっています。
 ロシア語も堪能でアウエルバッハともロシア語でコミュニケーションをとる才女でもあり、今後目を離せない新人と申せましょう。

 レーラ・アウエルバッハは「24の前奏曲」という形態に強い興味を持ち、ピアノ独奏、ヴァオリンとピアノ、ヴィオラとピアノ、チェロとピアノの同名異作を生み出しています。
 ヴァオリンとピアノのものは1999年の作で、ワジム・グルズマンに献呈されました。
 グルズマンの録音もBISレーベルにありますが、ここでは第8番と22番の追伸が初録音されている点が注目。
 もうひとつの初録音が「オソコルキ」。「断片」を意味するロシア語で、ギドン・クレーメルの自伝からインスピレーションを受けたもの。
 2004年にクレーメルとアウエルバッハが初演した重要作ながらCD 録音は初めてとなります。
 ショスタコーヴィチ、シュニトケ直系のロシア音楽の世界を味わえます。
 



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NAXOS



8.574377
¥1800→\1590
エフゲニー・キーシンのチェロ・ソナタ
ロシアのバラード集
 プロコフィエフ/ショスタコーヴィチ/キーシン:
  チェロとピアノのための作品集

   1. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):バラード ハ短調 Op. 15(1912)
   ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
    チェロ・ソナタ ニ短調 Op. 40(1934)
     2. I. Allegro non troppo/3. II. Allegro/
     4. III. Largo/5. IV. Allegro
   6. エフゲニー・キーシン(1971-): チェロ・ソナタ ハ長調 Op. 2(2016)
   プロコフィエフ: チェロ・ソナタ Op. 119(1949)
    7. I. Andante grave/8. II. Moderato/
    9. III. Allegro, ma non troppo
   10. プロコフィエフ:
    アダージョ Op. 97bis – バレエ組曲『シンデレラ』Op. 87より
ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)
ローランド・ペンティネン(ピアノ)
NYCX-10293
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2200

 録音 2021年4月14-16日 Sendesaal Bremen(ドイツ)

 【世界中から熱い注目を浴びるチェリスト、ガブリエル・シュヴァーベが奏でる20世紀ロシアの旋律】
 20世紀のロシアからは、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチをはじめとした著名なチェリストが数多く登場するとともに、そうした優れた演奏家に刺激された作曲家たちが多彩な作品群を生みだしました。
 このアルバムでは、その中から代表的な5つの作品を聴くことができます。
 
 冒頭の「バラード」はプロコフィエフが作曲を始めたばかりの頃に書いたもので、若き作曲家の意欲を感じさせる作品です。
 即興演奏を思わせる自然な流れのピアノ伴奏にのってチェロが情熱的な旋律を歌い上げながら曲は少しずつ高潮し、突然気まぐれな旋律が現れてチェロとピアノの激しい対話となり、最後はそっと閉じられます。
 ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタは、ボリショイ劇場の首席チェリストだったヴィクトル・ルヴォヴィチ・クバツキーの勧めによって書かれ、1934年12月25日にクバツキーのチェロ、作曲者自身のピアノで初演されました。
 基本的に古典的な楽章構成に拠って書かれており、チェロの表現力を存分に引き出したショスタコーヴィチ初期の名作の一つです。
 
 現代最高のピアニストの一人、エフゲニー・キーシンは10年ほど前から作曲活動も本格的に開始。
 このチェロ・ソナタは2016年に完成し、ゴーティエ・カピュソンとユジャ・ワンが初演しました。2021年11月には佐藤晴真と阪田知樹によって日本初演が行われています。
 単一楽章による10分ほどの作品で、哀愁を感じさせるチェロの旋律が印象的です。
 
 プロコフィエフのチェロ・ソナタは1947年から49年の作品。作曲中に公にされたジダーノフ批判を意識したのか、耳なじみの良い旋律を駆使したシンプルな表現に終始しており、現代でも演奏頻度の高い作品の一つです。
 初演は1949年、ロストロポーヴィチのチェロ、スヴャトスラフ・リヒテルのピアノで行われました。
 これらの作品をスウェーデン出身のピアニスト、ペンティネンとともに現代の名手、ガブリエル・シュヴァーベがしなやかに演奏しています。

 *国内仕様盤には増田良介氏の日本語解説が付属します。

 
 




ONDINE

ODE-1405
¥2500
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928–2016):
 『Lost Landscapes 失われた風景』

  1. ファンタジア(2015) - ヴァイオリンと管弦楽のための
  2. In the Beginning イン・ザ・ビギニング(2015) -
   管弦楽のための‛&世界初録音
  2つのセレナード(2016/18) -
   ヴァイオリンと管弦楽のための(カレヴィ・アホによる補筆完成)
    3. Serenade pour mon amour 愛する人へのセレナード
    4. Serenade pour la vie 人生のセレナード
  Lost Landscapes 失われた風景(2005/15) -
   ヴァイオリンと管弦楽のための‛&管弦楽伴奏版による世界初録音
    5. I. Tanglewood タングルウッド
    6. II. Ascona アスコーナ
    7. III. Rainergasse 11, Vienna ウィーン、ライナーガッセ 11番地
    8. IV. West 23rd Street, NY ニューヨーク、西23丁目
シモーネ・ラムスマ(ヴァイオリン)‛&1、3-8
マルメ交響楽団
ロバート・トレヴィーノ(指揮)
NYCX-10294
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音 2021年6月21日–23日 マルメ・ライヴ・コンサートホール、マルメ(スウェーデン)

 【トレヴィーノが紡ぐ晩年のラウタヴァーラの旋律】
 20世紀後半から21世紀にかけてフィンランドを代表する作曲家として国際的な評価を確立したラウタヴァーラ。
 さまざまな作風の変遷を経た後に、21世紀になると神秘的・瞑想的な作品を多く遺し、2016年にこの世を去りました。
 このアルバムでは、その晩年の作品群を、注目の指揮者ロバート・トレヴィーノとマルメ交響楽団が、ヴァイオリニストのシモーネ・ラムスマを独奏者に迎えて収録しています。
 晩年のラウタヴァーラは、世界的なヴァイオリニストたちから「作品を書いてほしい」という依頼を何度も受け、大規模な作品を数曲書き上げました。
 アルバムの冒頭の「ファンタジア」は柔らかい響きを纏ったネオ・ロマンティック風の作品で、牧歌的な雰囲気と静けさに満ちています。 「2つのセレナード」は、2014年に依頼されながら未完に終わったヴァイオリン協奏曲から生まれた曲。ラウタヴァーラによる第2楽章のスケッチを弟子のカレヴィ・アホが補筆完成したものです。師の作風を尊重したアホの絶妙なオーケストレーションが楽しめます。
 「Lost Landscapes 失われた風景」は五嶋みどりのために書かれた作品。当初ヴァイオリン・ソナタとして作曲されましたが、2013年にラウタヴァーラ自身がオーケストレーションを施し、まず最初の部分が2015年7月のタングルウッド現代音楽祭で初演され、その後マルメにて全曲がシモーネ・ラムスマの独奏で初演されました。
 管弦楽のための「In the Beginning イン・ザ・ビギニング」は日本フィルが共同委嘱した6分ほどの作品で、2019年のインキネン&日本フィルのヨーロッパ・ツアー・プログラムの冒頭を飾りました。コンサートだけではなく、さまざまな「始まり」の時を暗示する美しい作品です。

 *国内仕様盤には北欧音楽に造詣の深い津田忠亮氏の日本語解説が付属します。

 
 




EUROART PRAHA



EA00102
¥2500
加藤京子(クラリネット)&シュターミッツ弦楽四重奏団
 ヤナーチェク、モーツァルト、シューベルトの作品
  1. ヤナーチェク:弦楽四重奏曲 第2番「内緒の手紙」
  2. モーツァルト:
   クラリネット五重奏曲 イ長調「シュタードラー」K.581
  3. シューベルト:弦楽四重奏曲第12番 ハ短調「四重奏断章」
加藤京子 旧姓:Kawaguchiでの表記(クラリネット)
シュターミッツ弦楽四重奏団
 インドゥジフ・パズデラ(第1ヴァイオリン)
 ヨゼフ・ケクラ(第2ヴァイオリン)
 ヤン・ペルシュカ(ヴィオラ)
 ウラジミール・レクシネル(チェロ)

 2003年 コビリシ(プラハ)福音教会でのセッション録音

 ■加藤京子(クラリネット)による2003年発売の記念すべきデビュー・アルバム。
 
 国立ミュンヘン音楽大学大学院在籍中の演奏。家族ぐるみで親交がありチェコ、ミュンヘンはもとより日本公演でも共に「シュタードラー」の演奏を重ねたシュターミッツ弦楽四重奏団との幻のCDを、お届けします。
 ミュンヘン大学名誉教授で総合芸術博士でもあるT.ヘルブリュッゲ氏から「優れた芸術家である彼女は、西洋のモーツァルトを自身のものとして昇華させ我々に見事に提示した。
 これは音楽を愛する全ての日本の方々にとっても名誉な事である」との言葉を加藤に贈られています。
 豊かに、たゆたうように響き合う美しいモーツァルト。
 鋭く、深く音楽の内面に切り込むヤナーチェク。
 美しくも切なく揺れ動く魂のようなシューベルト。
 この素晴らしいアルバムが一人でも多くの方々に届く事を願っております。

 ■シュターミッツ弦楽四重奏団は同郷のボヘミアの作曲家ヨハン・ヴェンツェル・シュターミッツ(Johann Wenzel Stamitz)の名を冠し1985年にプラハで結成された四重奏団。
  国際室内楽コンクール(1986年ザルツブルグ)で第1位入賞以来注目を集め、プラハの春をはじめ国際的に活躍する彼らの演奏は高く評価されており、既に多くのCDも発売されています。

 ■加藤京子 (クラリネット)
  京都市出身。武蔵野音楽大学、同大学院修了。国立ミュンヘン音楽大学大学院修了。マイスターディプロマ取得。
  クラリネットをU.ローデンホイザー、K.ベルケシュ、山本正治、黒岩義臣、柳瀬洋の各氏に、ピアノを江口洋子氏に師事。
  大学在学中からアジア、アメリカ、ヨーロッパの各地で演奏を行う。
  近年では古楽器演奏にも携わり、東京藝術大学・特任准教授の横田揺子氏とのクラリネットデュオで数々の埋もれた名曲を紹介する活動に力を注いでいます。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS



ALT 513/5
(3CD)
¥5400→\4990
ゴロワノフの芸術 第6集
 スクリャービン:交響曲全集&ピアノ協奏曲

  [Disc1]
   (1)交響曲第1番 ホ長調《 芸術讃歌》作品26
   (2)ピアノ協奏曲 嬰へ短調 作品20
  [Disc2]
   (3)交響曲第2番 ハ短調《悪魔的な詩》作品29
   (4)交響曲第4番《法悦の詩》作品54
  [Disc3]
   (5)交響曲第3番 ハ短調《神聖な詩》作品43
   (6)交響曲第5番《 プロメテ - 火の詩》作品60
   (7)前奏曲《夢》作品24
(1)リュドミラ・レゴスタエヴァ(メゾ・ソプラノ)、
 アナトーリ・オルフェノフ(テノール)、
 モスクワ放送合唱団
(2)ゲンリヒ・ネイガウス(ピアノ)
(4)セルゲイ・ポポフ(トランペット)
(6)アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ)、
 モスクワ放送合唱団
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団

 男ゴロワノフの激演、狂おしい讃歌、もえあがる神秘の火焔、スクリャービン生誕150周年記念!

 モノラル録音:(1)1948年 (2)1946年 (3)1950年 (4)1952年 (5)1946年 (6)1947年 (7)1952年/国内プレス、日本語帯・解説・歌詞対訳付

 ムラヴィンスキーと対を成すロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)、シリーズ第6集は今年2022年生誕150周年に沸くスクリャービン!
 CD3枚にわたり、強烈な音塊が火柱となって噴きあがる白熱の大演奏が堪能いただけます。
 交響曲は全5曲を収録、その圧倒的解釈はもはや歴史的遺産であり貴重そのもの。狂気さながらの凄絶さで猛進しつつも曲の勘所を見極めた緩急自在のドライブで聴き手を興奮の坩堝に巻き込みます。

 近年の演奏と比べれば一見自由極まりないトンデモ演奏かと思ってしまいますが、第2主題の大胆な浮かび上がらせ方など「こう在るべくして在る」もので、複雑な楽曲を明快に(力技で?)解きほぐし生命力みなぎる音楽として練り上げ、猛然と押し出してくる無二の面白さがあります。
 ソリスト陣もこの時代ならではの名手ぞろい。ピアノ協奏曲でのネイガウス、『プロメテ』でのゴリデンヴェイゼルはスクリャービンの書法を熟知したロシア・ピアニズムをおおいに炸裂させ、トランペット大活躍の『法悦』では首席奏者ポポフが高らかに吹きまくります。

 「ゴロワノフの録音の中では、彼の特徴を最も顕著に伝えるものと言って良い。とにかく、ここにはゴロワノフがスクリャービンを好きすぎて、狂わんばかりに棒を振っている姿が目に浮かぶようなのである。
 このむせかえるような音は、まさにゴロワノフだ。」(平林直哉氏の解説より)

 ※ノイズ等が発生する箇所がございます。マスターによるものですので予めご了承下さい。
 
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ALT 516
¥3000→\2790
ゴロワノフの芸術 第7集
 チャイコフスキー:
  交響曲第6番 ロ短調《悲愴》作品74
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団

 男ゴロワノフの激演。全霊を懸けた魂の嗚咽が心をえぐる男泣きの「悲愴」!!

 モノラル録音:1948年/国内プレス、日本語帯・解説付

 ムラヴィンスキーと対を成すロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)、シリーズ第7集はチャイコフスキーの『悲愴』!
 強烈な音塊が魂の嗚咽となってあふれだす白熱の大演奏です。手加減無しで両極端に振り回すドライブでオーケストラと聴き手をまとめて翻弄、ハイボルテージの歌に打ちのめされ、地獄の裂け目のごときパウゼに戦慄し、泣き所では圧倒的にたくましい音響に心がえぐられます。一度味わったらその魔力から一生逃れられない命懸けの『悲愴』。壮絶演奏の頂点!

 「その抜き差しならない気迫に満ち溢れた響きは、とても尋常ではない。曲が進むにつれ、ゴロワノフ節はこれでもかと振るわれる。
 なぜこのようにテンポを動かすかという疑問以上に、自分の耳に聴こえた作曲家の魂を、全霊を傾けて表現しようとしているゴロワノフの気迫に、ただただ圧倒されるのみである。これは好き嫌いを超えた尊さではあるまいか。」(平林直哉氏の解説より)

 ※ノイズ等が発生する箇所がございます。マスターによるものですので予めご了承下さい。
 



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PROFIL



PH 22003
(10CD)
¥5400→\4990

ジャン・フルニエ名演集
 Disc1 73'41"
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
   (1)第1番ニ長調 Op.12の1/(2)第2番イ長調 Op.12の2/
   (3)第3番変ホ長調 Op.12の3/(4)第4番イ短調 Op.23
     ジネット・ドワイアン(ピアノ)/1952年4-5月(1)(4)、1953年6月(2)(3)
 Disc 2 71'37"
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
   (1)第5番ヘ長調 Op.24「春」/(2)第6番イ長調 Op.30の1/(3)第7番ハ短調 Op.30の2
     ジネット・ドワイアン(ピアノ)/録音:1953年6月(1)、1952年4-5月(2)、1954年3-4月(3)
 Disc 3 74'34"
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ
   (1)第8番ト長調 Op.30の3/(2)第9番イ長調 Op.47「クロイツェル」/(3)第10番ト長調 Op.96
     ジネット・ドワイアン(ピアノ)/録音:1954年3-4月①②、1952年4-5月③
 Disc4 74'30"
  モーツァルト:
   (1)ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
   (2)ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」
   (3)ピアノ三重奏曲第7番ト長調K.564
     ミラン・ホルヴァート(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1)(2)、
     パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)、アントニオ・ヤニグロ(チェロ)(3)
      録音:1952年(1)(2)、1953 年頃(3)
 Disc5 71'55"
  (1)モーツァルト:ピアノ三重奏曲第5番ホ長調K.542
  (2)同(クライスラー編):「ハフナー・セレナード」 K.250~ロンド
  (3)クライスラー:フリーデマン・バッハのスタイルによるグラーヴェ
  (4)同:コレッリの主題による変奏曲
  (5)同:カルティエのスタイルによる「狩り」
  (6)グルック(クライスラー編):「オルフェオとエウリディーチェ」~メロディ
  (7)クライスラー:フランクールのスタイルによるシチリアーナとリゴドン
  (8)同:プニャーニのスタイルによるテンポ・ディ・メヌエット
  (9)同:プニャーニのスタイルによる前奏曲とアレグロ
  (10)シューベルト(クライスラー編):「ロザムンデ」~バレエ音楽第2番
  (11)クライスラー:ウィーン奇想曲
  (12)アルベニス(クライスラー編):タンゴOp.165の2
  (13)ファリャ(クライスラー編):スペイン舞曲第1番
  (14)クライスラー:クープランのスタイルによるルイ13世の歌とパヴァーヌ
  (15)同:ポルポラのスタイルによるメヌエット
   パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)、アントニオ・ヤニグロ(チェロ)(1)、
   アンドレ・コラール(ピアノ)(2)-(15)/録音:1953年頃(1)、1956年頃(2)-(15)
 Disc6 50'34"
  (1)ストラヴィンスキー:イタリア組曲/(2)ブロッホ:ニーグン/
  (3)マルティノン:無伴奏ヴァイオリンのためのソナチネ/(4)スーク:4つの小品Op.17
   アンドレ・コラール(ピアノ)(1)(2)(4)/録音:1956年1月
 Disc7 60'07"
  (1)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
  (2)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.13
  (3)同:ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調Op.108
   ジネット・ドワイアン(ピアノ)/録音:1953年11月(1)、1952年4-5月(2)(3)
 Disc8 73'15"
  (1)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」
  (2)ハイドン:ピアノ三重奏曲第28番ニ長調ⅩⅤ:16
  (3)同:ピアノ三重奏曲第39番ト長調ⅩⅤ :25
   パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)、アントニオ・ヤニグロ(チェロ)
    録音:1952年(1)、1953年(2)(3)
 Disc9 67'31"
  (1)シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D898
  (2)ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102
   パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)(1)、アントニオ・ヤニグロ(チェロ)(1)(2)、
   ヘルマン・シェルヘン(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団(2)/録音:1952年10月(1)、1951年(2)
 Disc10 76'08"
  (1)ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8
  (2)ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90「ドゥムキー」
  (3)ハイドン:ピアノ三重奏曲第45番変ホ長調ⅩⅤ :29
   パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)、アントニオ・ヤニグロ(チェロ)
    録音:1953年(1)、1954年(2)、1937年頃

 20世紀前半の美しきフランス・ヴァイオリン芸術を堪能できるフルニエBox登場!

 MONO

 ジャン・フルニエ(1911-2003) は往年のヴァオリニスト。名チェロ奏者ピエール・フルニエの実弟ですが、ヨーロッパでは兄と同じく巨匠として人気を誇りました。

 ジャン・フルニエの妻はピアニストのジネット・ドワイアンで、両者共演によるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集やフォーレ、ドビュッシーのソナタ、またピアノのバドゥラ=スコダ、チェロのヤニグロによるピアノ三重奏による録音もありましたが、現在入手困難となっています。

 それらをまとめ10枚組とした好企画が登場。
 さらにホルヴァートと共演したモーツァルトの協奏曲、シェルヘンと共演したブラームスの二重協奏曲も典雅極まりない美演。
 またクライスラーの小品集も絶品ですが、作曲者存命中にこれだけ凝った選曲をしているのも興味津々。
 古き美しきフランス風ヴァイオリン芸術を堪能できます。
 


<メジャー・レーベル>

オーストラリアELOQUENCE



4844321
(2CD)
\1800
《ジョーン・サザーランド~ロマンティック・フレンチ・アリア集》
《CD 1》
 1) オッフェンバック:歌劇『ロビンソン・クルーソー』より「大好きなあの人のところに」、
 2) マイアベーア:歌劇『ディノラ』より「いとしいヤギよ!」、
 3) シャルパンティエ:歌劇『ルイーズ』より「その日から」、
 4) オッフェンバック:喜歌劇『ジェロルスタン大公妃』より「あの方に伝えて」、
 オーベール:
  5) 歌劇『マノン・レスコー』より「それは愛の物語」、
  6) 歌劇『フラ・ディアヴォロ』より「Non temete milord ... Or son sola」、
 7) ビゼー:歌劇『真珠採り』より「夜の闇に私はただひとり…昔のように暗い夜に」、
 8) オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』より「森の小鳥は憧れを歌う」、
 9) マスネ:歌劇『サンドリヨン』より
  「ああ、姉さんたちは何て幸せ!…炉端でお休み、小さなコオロギ」、
 10) グノー:歌劇『ミレイユ』より「おお、かよわきツバメ」/
《CD 2》
 1) オッフェンバック:喜歌劇『ジェロルスタン大公妃』より
  「皆さんは危険を愛し…ああ、私は兵隊さんが好き」、
 2) マイアベーア:歌劇『北極星』より「ラ、ラ、ラ、大好きな歌」、
 3) グノー:歌劇『サモラの貢ぎ物』より「サラセン人は言った」、
 4) マイアベーア:歌劇『悪魔のロベール』より「En vain j’esp?re ... Idole de ma vie、
 5) ルコック:歌劇『心と手』より「ある夜、大尉ペレズは」、
 6) マセ:歌劇『ジャネットの結婚』より
  「Au bord du chemin qui passe ? ma porte ... Cette nuit, sur ma crois?e」、
 7) グノー:歌劇『ファウスト』より「Si le bonheur」、
 8) ビゼー:交響的頌歌『ヴァスコ・ダ・ガマ』より「マルグリートは…君の心を開け」、
 9) マイアベーア:歌劇『北極星』より「Veille sur eux ... Vaisseau que le flot balance」、
 10) グノー:セレナード、
 11) ビゼー:パストラーレ、
 12) マスネ:「ああ、もし花に目があったなら」、
 13) フォーレ:蝶と花(『2つの歌』Op.1より第1曲)、
 ドリーブ:14) ナイチンゲール、15) カディスの娘たち
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)、
ジュネーヴ大劇場合唱団(CD 2: 9)、
リチャード・ボニング
 (指揮[CD 1, CD 2: 1-9、ピアノ[CD 2: 10-15])、
スイス・ロマンド管弦楽団(CD 1, CD 2: 1-9)

 一世を風靡したソプラノ歌手が超絶技巧で歌うフランスのアリア

 ●コロラトゥーラの魅力で一世を風靡したソプラノ歌手ジョーン・サザーランド。このアルバムは彼女のお気に入りの録音集の一つで、長い間入手不能だった『ロマンティック・フレンチ・アリア集』に、同じジュネーヴで夫のリチャード・ボニングによるピアノ伴奏で録音されたアリア集(2004年に初めて発売)が追加されたものです。CD 2枚組。

 ●サザーランドの人生のほぼ半ばにあたる43歳のお誕生日の直前、1969年に録音されたものです。夫であり師であったリチャード・ボニングは、次のように語っています。
  「ベルカント・オペラを観に来る聴衆は声のサーカスを見に来ていると批評家たちは私たちに対して言いました。歌手たちは高いワイヤーの上を歩き、声の体操をしていると。しかしもし彼らが偉大な歌手ならそれを見事にやってのけます。それは非常にエキサイティングなことなのです」。

 ●これほど生き生きとそのスリルを表現している、声楽のリサイタル・アルバムはほとんどありません。オーベールの『フラ・ディアヴォロ』、オッフェンバックの『ロビンソン・クルーソー』、そして特にマイアベーアの『北極星』からの曲には、驚くべき軽快さ、手際の良さ、音域の安定、性格的な繊細さが見られます。
 サザーランドは今までに書かれた最も精巧で技術的に過酷なフランスのアリアのいくつかで、あらゆるカデンツァ、アルペジオ、そして高音を楽々と、そして常に美しく繰り出して、華々しい形でその超絶技巧のパワーの頂点に立っています。

 ●珍しい写真と新規ライナーノーツが掲載されたブックレット付き。


 【録音】1969年9月、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
 
 


4844328
(2CD)
\1800
《ジョーン・サザーランド~ベル・カントの時代》
《CD 1》
 1) ピッチンニ:歌劇『良い娘』より「腹をたてた女の怒り」、
 2) ヘンデル:歌劇『アタランタ』HWV35より「優しい森よ」、
 3) ランプニャーニ:歌劇『メラスペ』より「我には自信が」、
 ヘンデル:
  4) オラトリオ『サムソン』HWV57より「悲しげな音色で」、
  5) オラトリオ『セメレ』HWV58より「ここから、アイリス、立ち去りましょう」、
 6) ボノンチーニ:歌劇『アスタルト』より「私のかわいい恋人」、
 7) アーン:歌劇『アルタクセルクセス』より「O too lovely」、
 シールド:歌劇『ロジーナ』より
  8)「あざみの毛が舞うように」、
  9)「ウィリアムは夕方に」、
 モーツァルト:
  10) 歌劇『羊飼いの王様』より「常に恵み深く」、
  11) 歌劇『魔笛』より「ああ、怖れおののかなくてもよいのです、わが子よ」、
  12) 歌劇『後宮からの誘拐』K.384より「私はお前の強さを頼み」、
 13) ボワエルデュー:歌劇『アンジェラ』より「わたしの帽子はかわいい」/
《CD 2》
 1) ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』より「Serbami ognor」、
 2) オーベール:歌劇『ポルティチの唖娘』より「目を閉じて」、
 3) ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』より「雲が太陽を覆っていても」、
 4) ベッリーニ:歌劇『テンダのベアトリーチェ』より「平和の天使」、
 ドニゼッティ:
  5) 歌劇『ドン・パスクワーレ』より「もう一度愛の言葉を聞かせて」、
  6) 歌劇『ルクレツィア・ボルジア』より
   「幸せでありたい方に秘密を教えましょう」、
 7) ヴェルディ:歌劇『アッティラ』より
  「Santo di patria ... Allor che i forti corrono」、
 8) ベッリーニ:歌劇『異国の女』より「Un ritratto? ... Voggiam」、
 9) ロッシーニ:歌劇『セビリアの理髪師』より「空はほほえみ」、
 10) アルディーティ:ボレロ
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
 (CD 1: 1, 4, 6, 8, 9, 11, 13, CD 2: 1, 3-5, 7, 8)、
マリリン・ホーン(メッゾ・ソプラノ)
 (CD 1: 3, 5, 7, 13, CD 2: 1, 4, 6, 10)、
リヒャルト・コンラート(テノール)
 (CD 1: 2, 6, 10, 12, CD 2: 2, 4, 5, 8, 9)、
アンブローズ・ガントレット(CD 1: 2),
ダグラス・カミングス(CD 1: 7)(チェロ)、
Sydney Del Monte(ギター)(CD 2: 9)、
ロンドン交響合唱団(CD 2: 6, 7)、
リチャード・ボニング(指揮)
ロンドン新交響楽団(CD 1)、
ロンドン交響楽団(CD 2)

 ヘンデルからベッリーニに続くオペラの伝統を復活させた渾身のアリア集

 ●ベル・カントとジョーン・サザーランドの最良の声の魅力の両面が堪能できる画期的なデッカ・アルバム。

 ●デッカでリマスタリングされた『ベル・カントの時代』が最初にリリースされてから四半世紀以上が経ちました。

 ●「ベル・カントとは何か?」。サザーランドは1961年の『ハイ・フィデリティ』誌の記事の中で読者に問いかけました。
  「私はそれがオペラの本質だと信じています」。彼女と夫で指揮者のリチャード・ボニングは前世紀にほとんど忘れられてしまった、ヘンデルからベッリーニに続くオペラの伝統を、数年前から研究し復活させると決めていました。これらの演奏とデッカ録音で、二人はこのオペラ復活の先駆者となりました。

 ●解説にはリチャード・ボニングによるライナーノーツを掲載。
 
  【録音】1963年6月、ロンドン
 
 


4844325
(2CD)
\1800
《ジョーン・サザーランド~プリマ・ドンナの芸術》
《CD 1》
 1) アーン:歌劇『アルタクセルクセス』より「戦に疲れた戦士」、
 2) ヘンデル:オラトリオ『サムソン』より「輝かしいセラフィムに」、
 ベッリーニ:
  3) 歌劇『ノルマ』より「清らかな女神よ…私の胸に帰れ」、
  4) 歌劇『清教徒』より「私は美しい乙女」、
 5) ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』より「麗しい光が」、
 ベッリーニ:
  6) 歌劇『清教徒』より
   「やさしい声が私を呼んでいた…さあ、いらっしゃい愛しい人」〔狂乱の場〕、
  7) 歌劇『夢遊病の女』より「私にとって今日はなんとすばらしい日」、
 8) グノー:歌劇『ファウスト』より「なんと美しいこの姿」〔宝石の歌〕/
《CD 2》
 1) グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より「私は夢に生きたい」〔ジュリエットのワルツ〕、
 2) ヴェルディ:歌劇『オテロ』より「泣きぬれて野のはてにひとり」〔柳の歌〕、
 3) モーツァルト:歌劇『後宮からの誘拐』より「あらゆる苦しみが待ちうけていても」、
 4) ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「不思議だわ…ああ、そはかの人か…花から花へ」、
 5) トマ:歌劇『ハムレット』より「遊びの仲間に入れてください」〔狂乱の場〕、
 6) ドリーヴ:歌劇『ラクメ』より「若いインドの娘はどこへ」〔鐘の歌〕、
 7) マイアベーア:歌劇『ユグノー教徒』より「美しいトゥレーヌ」、
 8) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「慕わしい人の名は」
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)、
コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス合唱団
 (CD 1: 1-3, 5, CD 2: 8)、
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団

 20世紀を代表する名ソプラノ歌手、伝説のデビュー・リサイタル・アルバム

 ●ジョーン・サザーランドのセンセーショナルなデビュー・リサイタル・アルバムを、写真と珍しい本人の当たり役のコスチューム・デザイン付きで発売します。長い間入手することができなかったものです。

 ●1959年のコヴェント・ガーデンにおける『ランメルモールのルチア』でのデビューでセンセーションを巻き起こし、この録音が初めて世に出た時、ジョーン・サザーランドは華々しく世界の舞台に躍り出たのでした。
 このリサイタルでサザーンランドはその一員となれたと自信を持ち始めました。
 この際立った活動は、まだメトロポリタンなどへのデビュー前の比較的早い時期でしたが、アルバムの成功によって評価され、後世に引き継がれていきました。

 ●当時ほとんど知られていなかった『清教徒』を採り上げるなど、アルバムはサザーランドのキャリアにとっても、オペラ遺産の復活にとっても、意義深いものでした。
  
  【録音】1960年7月-8月、ロンドン
 






<国内盤> 


ALQUIMISTA



ALQ4847
¥2700
加藤京子(クラリネット)川口容子(ピアノ)「演は縁/KYOの響」 加藤京子(クラリネット)
川口容子(ピアノ)
 次世代につなぐ珠玉の編曲アルバム (初演・世界初録音含む)
  1. フェルディナンド・ダーフィト(Ferdinand David 1810-1873):
   シューベルトの「あこがれのワルツ」による序奏、主題と変奏曲 Op.8
  2. ベラ・コヴァーチ(Bela Kovacs 1937):「J.S.バッハへのオマージュ」(クラリネット独奏)
  3. * ロドリーゴ(中村滋延 編曲):アランフェス協奏曲から第2楽章 アダージョ (ピアノ独奏)
  4. ベラ・コヴァーチ(Bela Kovacs 1937):「M.d.ファリャへのオマージュ」(クラリネット独奏)
  5. * 福岡民謡(藤島昌壽 編曲):「黒田節」
  6. * 熊本民謡(藤島昌壽 編曲):「おてもやん」
  7. * 京都民謡(田島亘 編曲):「竹田の子守歌」
  8. * 京都民謡(藤島昌壽 編曲):「竹田の子守歌」
  9. * わらべうた(藤島昌壽 編曲):「ずいずいずっころばし」
  10. 瀧 廉太郎:「メヌエット」(ピアノ独奏)
  11. 瀧 廉太郎:「憾(うらみ)」(ピアノ独奏)
  12. ラヴェル:「ハバネラ形式の小品」
  13. J.S.バッハ(田島亘 編曲):「シチリアーノ」
  14. ブラームス(ウィリアム・ランソン William Ranson 編曲):間奏曲 Op.118-2
  15. * モーツァルト(田島亘&加藤京子 編曲):
   ピアノ協奏曲第23番 K.488 から第2楽章 アダージョ

 ※アルケミスタ・レーベル第4弾

 2021年3月 京都府立府民ホール、アルティでの録音
 上記*印(3,5,6,7,8,9,15)の7曲が、初演・世界初録音です。

 ■プロモーション動画が商品の紹介と共に下記の公式サイトから見る事が出来ます。ご利用頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

 ■CDによせて
 長きにわたる演奏活動の中で取り組んだ、名曲の編曲・委嘱作品の初録音。
 息の合ったアンサンブルで奏でられる日本の民謡や童歌は、クラシックファンのみならず、誰もが耳を傾けたくなる一枚である。
 「ずいずいずっころばし」クラリネット版、「アランフェス協奏曲」のピアノ版など15曲の中、7曲が初演・初録音は興味深い。福井直敬(武蔵野音楽学園理事長・武蔵野音楽大学前学長)

 ■加藤京子 (クラリネット)
 京都市出身。武蔵野音楽大学、同大学院修了。国立ミュンヘン音楽大学大学院修了。マイスターディプロマ取得。
 クラリネットをU.ローデンホイザー、K.ベルケシュ、山本正治、黒岩義臣、柳瀬洋の各氏に、ピアノを江口洋子氏に師事。
 大学在学中からアジア、アメリカ、ヨーロッパの各地で演奏を行う。
 近年では古楽器演奏にも携わり、東京藝術大学・特任准教授の横田揺子氏とのクラリネットデュオで数々の埋もれた名曲を紹介する活動に力を注いでいます。

 ■川口容子 (ピアノ)
 武蔵野音楽大学、同大学院修了。福井直敬、ジャンヌ・エヴァ・リヒネフスキーに師事。
 その後、ニューヨーク州立大学バッファロー校にて演奏法を、岩淵洋子氏に室内楽を、また京都大学研修員として美学を学ぶ。
 古典から現代までと幅広いレパートリーを持ち、世界中で演奏活動を行う。
 日本音楽表現学会理事、京都音楽家クラブ理事を歴任。
 社会・地域に根付いた音楽活動を長く続ける。
 第32回藤堂音楽賞受賞(京都)、京都教育大学名誉教授。
 




<映像>


EURO ARTS(映像)



20 68714
(Blu-ray)
¥4700
ギャラクシンフォニー2~ギャラクシンフォニー逆襲
 Blu-ray
  1. 映画『未知との遭遇』:オープニング/ 未知なる輝き
   監督・脚本:スティーブン・スピルバーグ
   音楽:ジョン・ウィリアムズ
  2. 映画『アポロ13』:交響的組曲
   監督:ロン・ハワード/音楽:ジェームズ・ホーナー
  3. 映画『インターステラー』:組曲
   監督:クリストファー・ノーラン/音楽:ハンス・ジマー
  4. 映画『ブレードランナー』:レイチェルズ・ソング
   監督:リドリー・スコット/音楽:ヴァンゲリス
  5. 映画『エイリアン3』:レント
   監督:デヴィッド・フィンチャー
   音楽:エリオット・ゴールデンサール
  6. 映画『007 ムーンレイカー』
   監督:ルイス・ギルバート/音楽:ジョン・バリー
  7. 映画『スタートレック:ファーストコンタクト』:
   エンド・クレジット
    監督:ジョナサン・フレイクス/音楽:ジェリー・ゴールドスミス
  8. 映画『ゼロ・グラビティ』
   監督:アルフォンソ・キュアロン/音楽:スティーヴン・プライス
  9. 映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』:イルカ
   監督:ガース・ジェニングス/音楽:ジョビィ・タルボット
  10. 映画『アバター』:アイ・シー・ユー
   監督:ジェームズ・キャメロン/音楽:ジェームズ・ホーナー
  11. 映画『オデッセイ』:組曲
   監督:リドリー・スコット
   音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
  12. 映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』:レイのテーマ
   監督:J.J.エイブラムス/音楽:ジョン・ウィリアムズ
  13.『シュラウディッド・ディスティニー』
   スター・ウォーズ・ロング・テイル:エピファニー(デンマークオリジナル)
    監督:ダニエル・シュティエリング/音楽:ペーター・デュー
  14.ドラマ『マンダロリアン』(スター・ウォーズ原作のテレビドラマ)
   脚本:ジョン・ファヴォロー/音楽:ルドヴィグ・ゴランソン
  15. 映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』:
   ジン・アーソと希望の組曲
    監督:ギャレス・エドワーズ/音楽:マイケル・ジアッチーノ
  16. 映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』:The Rebellion Is Reborn
   監督:ライアン・ジョンソン/音楽:ジョン・ウィリアムズ
  17. 映画『スター ウォーズ 帝国の逆襲』:帝国のマーチ
   監督:アーヴィン・カーシュナー/音楽:ジョン・ウィリアムズ
  18. 映画『スター・ウォーズ エピソード6/ ジェダイの帰還』」:
   イウォーク・セレブレイションとフィナーレ
    監督:リチャード・マーカンド/音楽:ジョン・ウィリアムズ
 CD
  1. 映画『未知との遭遇』:オープニング/ 未知なる輝き
   監督・脚本:スティーブン・スピルバーグ/音楽:ジョン・ウィリアムズ
  2. 映画『アポロ13』:交響的組曲
   監督:ロン・ハワード/音楽:ジェームズ・ホーナー
  3. 映画『インターステラー』:組曲
   監督:クリストファー・ノーラン/音楽:ハンス・ジマー
  4. 映画『ブレードランナー』:レイチェルズ・ソング
   監督:リドリー・スコット/音楽:ヴァンゲリス
  5. 映画『エイリアン3』:レント
   監督:デヴィッド・フィンチャー/音楽:エリオット・ゴールデンサール
  6. 映画『007 ムーンレイカー』
   監督:ルイス・ギルバート/音楽:ジョン・バリー
  7. 映画『スタートレック:ファーストコンタクト』:
   エンド・クレジット
    監督:ジョナサン・フレイクス/音楽:ジェリー・ゴールドスミス
  8. 映画『ゼロ・グラビティ』
   監督:アルフォンソ・キュアロン/音楽:スティーヴン・プライス
  9. 映画『アバター』:アイ・シー・ユー
   監督:ジェームズ・キャメロン/音楽:ジェームズ・ホーナー
  10. 映画『オデッセイ』:組曲
   監督:リドリー・スコット/音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
  11. 映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』:レイのテーマ
   監督:J.J.エイブラムス/音楽:ジョン・ウィリアムズ
  12.『シュラウディッド・ディスティニー』スター・ウォーズ・ロング・テイル:
   エピファニー(デンマークオリジナル)
    監督:ダニエル・シュティエリング
  13.ドラマ『マンダロリアン』(スター・ウォーズ原作のテレビドラマ)
   脚本:ジョン・ファヴォロー/音楽:ルドヴィグ・ゴランソン
  14. 映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』:
   ジン・アーソと希望の組曲
    監督:ギャレス・エドワーズ/音楽:マイケル・ジアッチーノ
  15. 映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』:The Rebellion Is Reborn
   監督:ライアン・ジョンソン/音楽:ジョン・ウィリアムズ
  16. 映画『スター ウォーズ 帝国の逆襲』:帝国のマーチ
   監督:アーヴィン・カーシュナー/音楽:ジョン・ウィリアムズ
  17. 映画『スター・ウォーズ エピソード6/ ジェダイの帰還』」:
   イウォーク・セレブレイションとフィナーレ
    監督:リチャード・マーカンド/音楽:ジョン・ウィリアムズ
デンマーク国立交響楽団
アントニー・ハーマス(指揮)
トゥーヴァ・セミングセン(メゾソプラノ)
クリスティーネ・ノンボ・アンデルセン(ソプラノ)
キム・ジヘ(ソプラノ)
デヴィッド・ベイトソン(ゲスト俳優)

20 68717
(CD)
¥3100

 すべてのSFファンに捧げる壮大なコンサート「GALAXYMPHONY」、遂に第2弾コンサートがCDとブルーレイでリリース!『スター・ウォーズ』シリーズをはじめ、SF映画の名作音楽集

 収録:2021年コペンハーゲン、DRコンサートホール(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:1080i Full HD - 16:9、音声:PCM Stereo、リージョン:All、100分/(CD)78分

 デンマーク国立交響楽団による大好評のシリーズ。第1 弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」、第2 弾はSF 映画の名作音楽集「GALAXYMPHONY」、第3 弾は、ファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」、第4 弾はスパイ映画音楽を集めた「Agents areForever」。
 第5弾は、ハリウッド黄金期のモノクロ映画の名曲を集めた「Divas & Diamonds」。そしてサスペンス、スリラー、ミステリーなど恐怖映画の音楽を集めた第6弾と若い世代を中心に絶大な人気を誇っています。

 今回は、アカデミー賞を受賞した映画から、世界的大ヒットしたSF映画音楽を集めた「Galaxymphony」の続編「Galaxymphony II」。
 『スター・ウォーズ』シリーズをはじめ、『未知との遭遇』『アポロ13』『ゼロ・グラビティ』『ブレードランナー』『アバター』『フィフス・エレメント』『インターステラー』など革新的な特殊効果、ドラマチックな音楽が印象的なSF映画の名作が目白押しです。

 ジョン・ウィリアムズは、誰もが認める史上最高の映画音楽家であり、スター・ウォーズのサウンドトラックは伝説的な作品。
 「帝国のマーチ」は最も有名なオーケストラ作品の一つであり、ショパンの「舟歌」やホルストの「惑星」を引用していることから、クラシック音楽が映画音楽に影響を与えた好例といえ、本盤にも『スター・ウォーズ』シリーズを語る上で欠かせない楽曲が多く収録されています。

 『シュラウディッド・ディスティニー』は、デンマークの作曲家ペーター・デューの音楽を用いて制作されたスター・ウォーズのファン映画。

 アバターの「アイ・シー・ユー(I See You)」は劇版ではレオナ・ルイスによって美しく歌われていますが、ここではトゥーヴァ・セミングセンがソウル・フルな歌声で会場を盛り上げています。

 本公演でのオーケストレーションは、映画のサウンドトラックのオリジナル・オーケストレーションに基づいています。
 なおCDには、ブルーレイに収録されている映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』の音楽は未収録となります。



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20 56733
(Blu-ray)
¥4700→\4290
〔再発売〕
待望の再発売
 アバド率いるモーツァルト管弦楽団
  カルミニョーラ、ブルネロ、ペトリなど豪華メンバー
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)

 ・第1番ヘ長調 BWV.1046
 ・第3番ト長調 BWV.1048
 ・第5番ニ長調 BWV.1050
 ・第6番変ロ長調 BWV.1051
 ・第4番ト長調 BWV.1049
 ・第2番ヘ長調 BWV.1047
 
 アンコール:
  ・第2番ヘ長調 BWV.1047より
    第3楽章アレグロ・アッサイ
クラウディオ・アバド(指揮)
モーツァルト管弦楽団
コンサートマスター:
 ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン)
チェンバロ:オッターヴィオ・ダントーネ
第1&2ヴァイオリン:
 ラファエル・クリスト、ロレンツァ・ボッラーニ、
 ユナ・シェフチェンコ、ティモティ・フレグニ、
 エティエンヌ・アブラン、マヌエル・カストル、
 ヤナ・クールマン
ヴィオラ:
 ダニューシャ・ヴァスキエヴィチ、シモーネ・ヤンドル、
 ベーランク・ラシュキ、ラファエル・ザックス
ヴィオラ・ダ・ガンバ:
 ライナー・ツィパーリング、サビナ・コロンナ・プレティ
チェロ:
 マリオ・ブルネロ、エンリコ・ブロンツィ 、ブノワ・グルネ
コントラバス:アロイス・ポッシュ
フルート:ジャック・ズーン
リコーダー:ミカラ・ペトリ、ニコライ・タラソフ
オーボエ:
 ヴィクトール・アヴィアット、
 ルーカス・マシアス・ナヴァロ、グイド・グアランディ
ファゴット:ギヨーム・サンタナ
ホルン:
 アレッシオ・アレグリーニ、ジョナサン・ウィリアムズ
トランペット:ラインホルト・フリードリヒ

20 56739
(DVD)
¥3200→\2990
〔再発売〕

 待望の再発売!作品のイメージを一新する新鮮な演奏、アバド率いるモーツァルト管弦楽団のブランデンブルク!カルミニョーラ、ブルネロ、ペトリなど豪華メンバーを揃えたスター集団

 収録:2007年4月21日 イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場
 (Blu-ray)画面:カラー、16: 9、1080i Full HD、音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.1、リージョン:All、100分
 (DVD)画面:カラー、16: 9、1080i Full HD、音声:PCMステレオ、、DTS-HD MA5.1、リージョン:All、100分

 クラウディオ・アバドが音楽監督を務めていたモーツァルト管弦楽団の演奏によるブランデンブルク協奏曲全曲を収録した名映像が再発売されます。
 モーツァルト管弦楽団は、2004 年にアバド自身が設立した若きオーケストラで、400年にわたる歴史と伝統に支えられた音楽組織、アッカデミア・フィラルモニカの中心的存在といえる団体です。
 かつてモーツァルトがボローニャを訪れ、音楽家マルティーニ神父に教えを請うた来歴を由来としモーツァルト管弦楽団と名づけられました。

 今回の演奏メンバーは若手演奏家から、コンサートマスターのジュリアーノ・カルミニョーラ、チェロにマリオ・ブルネロ、コントラバスはアロイス・ポッシュ、リコーダーはミカラ・ペトリなどのベテランまで顔を揃えます。チェンバロのオッターヴィオ・ダントーネの上手さにも感服。これまでに聴いた事のないような、不思議な魅力を持った演奏です。

 なお20.56734(Blu-ray),20.56738(DVD) は廃盤となります。

 
 

<LP>

 

EURO ARTS(LP)


20 68711
(2LP)
¥6000
ベスト・オブ・ギャラクシンフォニーI & II
 LP 1 - SIDE A
  映画『スター・ウォーズ』:メイン・タイトル
   音楽:ジョン・ウィリアムズ
  映画『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』:帝国のマーチ
   監督:アーヴィン・カーシュナー/音楽:ジョン・ウィリアムズ
  映画『スター・ウォーズ 運命の闘い』
   音楽:ジョン・ウィリアムズ
  映画『スター・ウォーズ』:レイア姫のテーマ
   音楽:ジョン・ウィリアムズ
 LP 1 - SIDE B
  映画『銀河ヒッチハイク・ガイド』:イルカ
   監督:ガース・ジェニングス/音楽:ジョビィ・タルボット
   ソリスト:デイビッド・ベイトソン
  映画『ゼロ・グラビティ』
   監督:アルフォンソ・キュアロン/音楽:スティーヴン・プライス
   ソリスト:トゥーヴァ・セミングセン&クリスティーネ・ノンボ・アンデルセン
  映画『ブレードランナー』:レイチェルズ・ソング
   監督:リドリー・スコット/音楽:ヴァンゲリス
   ソリスト:トゥーヴァ・セミングセン
 LP 2 - SIDE A
  映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』:レイのテーマ
   監督:J.J.エイブラムス/音楽:ジョン・ウィリアムズ
  ドラマ『マンダロリアン』(スター・ウォーズ原作のテレビドラマ)
   脚本:ジョン・ファヴォロー/音楽:ルドヴィグ・ゴランソン
   ソリスト:デイビッド・ベイトソン
  映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』:ジン・アーソと希望の組曲
   監督:ギャレス・エドワーズ/音楽:マイケル・ジアッチーノ
  映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』:The Rebellion Is Reborn
   監督:ライアン・ジョンソン/音楽:ジョン・ウィリアムズ
 LP 2 - SIDE B
  映画『アバター』:アイ・シー・ユー
   監督:ジェームズ・キャメロン/音楽:ジェームズ・ホーナー
  映画『フィフス・エレメント』:ディーヴァ・ダンス
   監督:リュック・ベッソン/音楽:エリック・セラ
   ソリスト:キム ジヘ
  映画『インターステラー』:組曲
   監督:クリストファー・ノーラン/音楽:ハンス・ジマー
デンマーク国立交響楽団
アントニー・ハーマス(指揮)
トゥーヴァ・セミングセン
 (メゾソプラノ)
クリスティーネ・ノンボ・アンデルセン
 (ソプラノ)
キム・ジヘ(ソプラノ)
デヴィッド・ベイトソン(ゲスト俳優)

 すべてのSFファンに捧げる壮大なコンサート、「GALAXYMPHONY」。IとIIからベスト・トラックを収録した2枚組LPが発売!『スター・ウォーズ』シリーズをはじめ、SF映画の名作音楽集

 収録:2017年&2021年コペンハーゲン、DRコンサートホール(ライヴ)/72分

 デンマーク国立交響楽団による大好評のシリーズ。第1弾はゲーム・ミュージックの祭典「Gaming in Symphony」、第2弾はSF 映画の名作音楽集「GALAXYMPHONY」、第3弾は、ファンタジー映画やドラマの音楽を取り上げた「FANTASYMPHONY」、第4 弾はスパイ映画音楽を集めた「Agents areForever」。第5弾は、ハリウッド黄金期のモノクロ映画の名曲を集めた「Divas & Diamonds」。そしてサスペンス、スリラー、ミステリーなど恐怖映画の音楽を集めた第6弾と若い世代を中心に絶大な人気を誇っています。

 今回は、アカデミー賞を受賞した映画から、世界的大ヒットしたSF映画音楽を集めた「Galaxymphony」のIとIIからベスト・トラックを収録した2枚組LP。
 『スター・ウォーズ』シリーズをはじめ、『ゼロ・グラビティ』『ブレードランナー』『アバター』『フィフス・エレメント』『インターステラー』など革新的な特殊効果、ドラマチックな音楽が印象的なSF映画の名作が目白押しです。

 ジョン・ウィリアムズは、誰もが認める史上最高の映画音楽家であり、スター・ウォーズのサウンドトラックは伝説的な作品。
 「帝国のマーチ」は最も有名なオーケストラ作品の一つであり、ショパンの「舟歌」やホルストの「惑星」を引用していることから、クラシック音楽が映画音楽に影響を与えた好例といえ、本盤にも『スター・ウォーズ』シリーズを語る上で欠かせない楽曲が多く収録されています。

 『シュラウディッド・ディスティニー』は、デンマークの作曲家ペーター・デューの音楽を用いて制作されたスター・ウォーズのファン映画。

 アバターの「アイ・シー・ユー(I See You)」は劇版ではレオナ・ルイスによって美しく歌われていますが、ここではトゥーヴァ・セミングセンがソウル・フルな歌声で会場を盛り上げています。

 本公演でのオーケストレーションは、映画のサウンドトラックのオリジナル・オーケストレーションに基づいています。
 














2/23(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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APARTE



AP 276
¥2700→\2490
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
 J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集

 (1)ヴァイオリン・ソナタ ト長調BWV1021
 (2)ヴァイオリン・ソナタ ホ短調BWV1023
 (3)ヴァイオリン・ソナタ ハ短調BWV1024
 (4)フーガ ト短調BWV1026
 (5)ガヴォットBWV1019a
 (6)ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ長調BWV.Anh.153
 (7)ヴァイオリン・ソナタ ハ短調(作者不詳)
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
 (ヴァイオリン)
アンネカトリン・ベラー(チェロ)
トルステン・ヨハン(チェンバロ)

 バッハの謎の作品をゴットフリート・フォン・デア・ゴルツの神業で!

 録音:2021年5月/フライブルク・アンサンブルハウス/24bit 96kHz、62'00"

 フライブルク・バロック・オーケストラのリーダーとしても活躍するバロック・ヴァイオリン奏者ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ。
 これまでバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータとソナタ、ヴァイオリン協奏曲集をリリースして高い評価を受けてきましたが、今回は通奏低音付きのソナタ集に挑戦。

 と言っても有名なBWV1014~9の6篇ではなく、ほとんど顧みられない3つのソナタとフーガをとりあげているのが大歓迎。
 また長らくバッハ作とされながら現在はテレマン作と認定されたイ長調BWV.Anh153と作者不詳の1720年代のハ短調のソナタを収録。さらにヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調BWV1019の第3楽章として書いたガヴォットも聴けるのも存外の慶びと申せましょう。

 バッハの受容と研究のうえでなおざりにできぬ作品をゴルツの演奏で堪能できるのはぜいたくな限り。チェロのアンネカトリン・ベラーとチェンバロのトルステン・ヨハンが絶妙なアンサンブルを創り出しています。



 デア・ゴルツ、じわじわ巨匠への道を歩み始めてます。どっかで大化けするかも。


ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ2020年録音
快活で健康的、エネルギーあふれる21世紀ベートーヴェン


 仏HM
HMM 902446
(2CD)
\3600→\3290
バロック音楽の鬼才ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
 ついにベートーヴェンを録音!
  交響曲7番&「プロメテウスの創造物」

  ベートーヴェン:
   交響曲第7番イ長調Op.92
   バレエ音楽『プロメテウスの創造物』Op.43(全曲)
フライブルク・バロックオーケストラ
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮)
 KKC 6345
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4400

 ハルモニアムンディのベートーヴェン・シリーズ。ゴルツとFBOによる鋭い切込みで描き出す新しいベートーヴェン像、交響曲7番&「プロメテウスの創造物」

 録音:2020年2月、6月、テルデックス・スタジオ・ベルリン

 ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ指揮フライブルク・バロック・オーケストラ(FBO) による、2020 年録音のベートーヴェンの交響曲第7 番とバレエ音楽(全曲)。
 ベートーヴェンの第7交響曲は初演時から好評を博し、「第5交響曲」「第6交響曲」のように革新的な構造形式ではなく、古典的な交響曲の様式に戻りながらも、ワーグナーが「舞踏の神格化」と呼んだほどに、四つの楽章でそれぞれ特徴的なリズムが登場し、音楽が展開されていきます。
 ゴルツ率いるFBO の演奏は、第1楽章の軽やかさ、厳粛かつ美しい第2楽章、高揚感を高める第3 楽章を経て迎える熱狂的なフィナーレ、と快速なテンポの中音楽を浮かび上がらせ、新しいベートーヴェン像を提示しています。
 そしてバレエ音楽「プロメテウスの創造物」全曲。イタリアの舞踊家サルヴァトーレ・ヴィガノが振付を担当するバレエのためベートーヴェンは、序曲、序奏と16曲の管弦楽曲を作曲。1801年にウィーンのブルク劇場で初演が行われました。
 ベートーヴェンは、第16曲(終曲)の主題をピアノのための変奏曲と『エロイカ』交響曲の変奏曲の主題として使っています。
 ゴルツとFBO による鋭い切込みで作品を魅力を描き出しています。





 指揮者としてではなくコンマス&音楽監督としてフライブルク・バロック・オーケストラを牽引し、バロック音楽の鬼才として名を馳せてきたゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ。
 そのゴルツがついにベートーヴェンに。
 とはいうものの10年ほど前からベートーヴェンの交響曲を取り上げていてそこでは「指揮」もしていた。ただ2012年の来日段階では「ベートーヴェンの録音予定はない」と言っていたのだが、あれから9年、ようやく機が熟してきたのだろう。


 




KLARTHE



KLA 079
¥2800
「アフリカの印象」
 (1)モリバ・コイタ:ソロとフランコ・マンディンガの小品
 (2)ケヴィン・ヴォランズ:
   弦楽四重奏曲第1番「ホワイトマン・スリープス」
 (3)フレデリク・オーリエ:アフリカの印象
①モリバ・コイタ(ンゴニ、タマ)
ベーラ四重奏団
 【ジュリアン・デュウドガール(ヴァイオリン)、
  フレデリク・オーリエ(ヴァイオリン)、
  ジュリアン・ブタン(ヴィオラ)、
  リュック・ドドルイーユ(チェロ)】

 ンゴニ、タマの達人モリバ・コイタも参加!ベーラ四重奏団がアフリカ音楽を演奏!メンバーのオーリエ作曲の作品も注目。

 録音:(1)2013年3月27-30日、(2)2012年10月11-13日&2017年6月26日、(3)2012年10月13日/マヌル県ランス(フランス)/ディジパック仕様

 ベーラ四重奏団は結成当時「おそるべき子供たち」とフランスで称されたクァルテット。ベーラ・バルトークの名前をとっていることもあって、バルトークはもちろん中心のレパートリーとして据え置き、近現代の作品を積極的に取り組んでいます。

 当アルバムではなんとアフリカ音楽を録音!
 ワールドミュージックにも興味を持つ彼らは民族楽器コラやピグミーのポリフォニックな歌に惹かれOcora レーベルの現地録音を何度も聴いてきたといいます。
 演奏法、作曲法などまるで違うアフリカの民族音楽ですが、モリバ・コイタとの出会いによって彼らはますますアフリカ音楽の魅力に取りつかれていきました。
 また、当団のヴァイオリン奏者フレデリク・オーリエが作曲した「アフリカの印象」も収録。ジャンルを超えた世界を見事に表現しております!

 「2016年9月22日、マリの独立記念日にモリバ・コイタが亡くなりました。
 彼は間違いなく世界におけるマリの最も偉大な文化大使の一人でした。このCDを彼に捧げます。」(フレデリク・オーリエ(ベーラ四重奏団))



先日リリースの「フリカのピアニズム」


 SOMM
CD0647
\2500→\2290
辺境マニアにはたまらない
 7人のアフリカの作曲家
  African Pianism アフリカのピアニズム
レベッカ・オモルディア(ピアノ)
アブデルカデル・サードウン(パーカッション)...18、19
 1. アヨ・バンコール(1935-1976): Egun Variations エグン変奏曲 ト長調
 ジョセフ・ハンソン・クワベナ・ンケティア(1921-2019):
 アフリカのピアニズム - 12の教育用小品より
  2. Play Time/3. Dagarti Work Song/4. Builsa Work Song/5. Volta Fantasy
 クリスティアン・オニェジ(1967-): ウフィエ(イグボ・ダンス)
  6. I. Moderately fast/7. II. Slow/8. III. Fast
 フレッド・オノブウェロスオケ(1960-): 5つの万華鏡 - ピアノのために...世界初録音
  9. I. With vigor/10. II. Adagio molto parlando/11. III Larghetto espressivo/
  12. IV. Lentissimo e languendo13. V. Vivace con brio
 ディヴィッド・アール(1951-): 南アメリカの子供時代からの情景より
  14. II. Princess Rainbow
 ナビル・ベナブデルジャリル(1972-):
  15. Nocturne IV 夜想曲第4番...世界初録音/16. Nocturne V 夜想曲第5番...世界初録音/
  17. Nocturne VI 夜想曲第6番...世界初録音/18. En attente du printempsa 春を待つ...世界初録音
 アキン・エウバ(1935-2020): 3つのヨルバの無言歌
  19. Ore Meta 3年間/20. Mo Ja'we Gbegbe 思い出の葉を摘む/
  21. L'ori Oke ati petele 丘の上で、平野の上で

 録音 2021年8月30日-9月1日 メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、サリー(UK)

 7人のアフリカの作曲家による素晴らしい音楽のコレクション。
 アメリカにおける「アフリカ系アメリカ人歴史月間」である2月にリリースされるこのアルバムは、ピアニスト、レベッカ・オモルディアのデビュー・アルバムでもあります。
 ヨーロッパの「ト長調」の音階にナイジェリアの音楽言語を巧みに融合したバンコールの「エグン変奏曲」をはじめ、アフリカでの子供時代の思い出を綴ったアールの「Princess Rainbow」、アフリカのパーカッション音楽のリズミカルなアクセントに影響を受けたンケティアの「アフリカのピアニズム」、先住民の歌を用いて素晴らしい効果をもたらしたエウバの「3つのヨルバの無言歌」、その作品がデ・ニーロの映画でも使われたことのあるオノブウェロスオケの「5つの万華鏡」など、興味深い品が並びます。
 パーカッションを交えた曲も聴きどころ。レベッカ・オモルディアは「アフリカのクラシック音楽のパイオニア」と称賛される、ルーマニアとナイジェリアの血を引くピアニスト。
 ロンドンにおけるアフリカ音楽コンサート・シリーズの芸術監督を務めています。
 

 
 

KLA 077
¥2800
「嵐の三兄弟」
 (1)シュルホフ:弦楽四重奏曲第1番
 (2)ハース:弦楽四重奏曲第2番 Op.7
 (3)クラーサ:主題と変奏
ベーラ四重奏団
 【ジュリアン・デュウドガール(ヴァイオリン)、
  フレデリク・オーリエ(ヴァイオリン)、
  ジュリアン・ブタン(ヴィオラ)、
  リュック・ドドルイーユ(チェロ)】

 数奇な運命をたどった3人の作曲家の弦楽四重奏曲をベーラ四重奏団が演奏。

 録音:2017年4月10-14日/アルセナル・シテ・ミュジカル・メッツ(フランス)/ディジパック仕様

 第二次世界大戦の混乱のなか、何百万人ものユダヤ人が暗殺されましたが作曲家パヴェル・ハース(1899-1944)、ハンス・クラーサ(1899-1944)、エルヴィン・シュルホフ(1894-1942)もその犠牲者です。
 知識人、モダニスト、共産主義者、そして並外れた音楽家であった3人。
 彼らの色彩感豊かで官能的な音楽をベーラ四重奏団が情熱的に奏でます。仏ディアパソン・ドール5受賞ディスク。
 
 

KLA 021
(CD+DVD[PAL])
¥2800
「トリオ・レオ」がベートーヴェンのピアノ三重奏曲 Op.1を録音!
 CD
  ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.1-3
  ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第2番 ト長調 Op.1-2
  クリストフ・アッシュ:アンインストール

 DVD[PAL]
  ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.1-1
トリオ・レオ
 【パブロ・シャツマン(ヴァイオリン)、
  ギヨーム・ラフィーユ(チェロ)、
  ジャン=ミシェル・ダイエ(ピアノ)】

 フランスの名手が集まった「トリオ・レオ」がベートーヴェンのピアノ三重奏曲 Op.1を録音!

 録音:2014年7月7-9日/ノール県立トゥールコワン音楽院(フランス)/ディジパック仕様

 ウィーンでハイドンに学んでいた若きベートーヴェンが「Op.1」として世に問うたのは3 つピアノ三重奏曲でした。
 師ハイドンが得意としたこのジャンルですが、野心的な音使いが随所に現れるこれらの作品はさすがベートーヴェンといえ、重苦しいハ短調で締めくくる第3 番など作曲家の個性がうかがえます。
 このアルバムでは第3番、第2番、アッシュの「アンインストール」を挟んで、第1番(第1番のみDVD※)という曲順に並べました。

 クラシック、ジャズ、現代音楽など幅広いジャンルで活躍する作曲家クリストフ・アッシュ。
 「アンインストール」はベートーヴェンの第2番のフィナーレをベースに、ベートーヴェンの作品がもつエネルギーを共鳴させるイメージで作曲しました。
 シャツマン、ラフィーユ、ダイエという名手が揃ったトリオ・レオがこれらの作品を雄弁で奏でます。
 仏ディアパソン・ドール5受賞ディスク。
 
 ※ DVD は「リージョン・フリー」(All region)ですが、PAL 規格で制作されているので、PAL 対応の機器、PAL/NTSC 変換機能のある機器、あるいはPC で再生してください。(代理店)
  




PARATY



PTY 12211115
¥2800
ケネス・ワイスがチェンバロで「フーガの技法」に挑戦!
 J.S.バッハ:フーガの技法BWV1080
ケネス・ワイス(チェンバロ)1782年タスカン。
リスボン国立博物館所蔵

 コロナ禍が生み出した企画。ケネス・ワイスがチェンバロで「フーガの技法」に挑戦!

 録音:2021年5月16-17日/ベレン文化センター(ポルトガル)/DDD、78'32"

 1963年ニューヨーク生まれのチェンバロ奏者ケネス・ワイスはレオンハルトに学んだ後、クレザール・フロリサンでクリスティの助手を務めました。
 演奏活動のかたわらジュリアードやパリ音楽院で教鞭もとっています。

 バッハ作品に特別な熱意を燃やすワイスは、これまでもイタリア協奏曲、ゴルトベルク変奏曲、平均律クラヴィア曲集などをリリースし、来日公演でも評判となりました。
 今回はバッハが人生の終わりにとりくんだ難物「フーガの技法」に挑戦。

 ワイスはこれまでこの作品を勉強したことがなかったものの、コロナ禍で演奏活動が中断され、在宅時間が増えたことを利用してじっくり学んだとのこと。
 ちょうど2019年にポルトガルのリスボン国立博物館から復元されたタスカンのチェンバロの披露演奏を依頼されていたので、それを用いての録音となりました。

 もともと楽器の指定がない作品ながら、ワイスの演奏はチェンバロ曲としての魅力と表現力に満ち、78分間圧倒され続けます。

 バッハの死とともに解決しないまま唐突に終ることを現在の危機に重ね、各声部が複雑に絡み合うフーガながら、特定の音を強調できないチェンバロで表現するためアーティキュレーション、タッチ、テンポ、リズムの変化で表した「壮大な制約」など、コロナ禍の歴史の証言となりました。
 
 

PTY 14211110
¥2800
ビセンスがアコーディオンで「ゴルトベルク変奏曲」に挑戦
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988
ファニー・ビセンス(アコーディオン)

 1台のアコーディオンで弾いているとは信じがたいポリフォニーの世界!

 録音:2020年12月/セプム(フランス)/DDD、79'58"

 1987年南仏ペルピニャン生まれのアコーディオン奏者ファニー・ビセンス。バロックから現代音楽まで意欲的な活動を見せ、古楽声楽アンサンブルのレ・クリ・ド・パリと共演したり、フランス初の微分音アコーディオンを奏するなど目が離せません。

 そのビセンスが今回アコーディオンで「ゴルトベルク変奏曲」に挑戦。アコーディオン演奏による同曲は他にも録音がありますが、ビセンスの凄いところはアコーディオン向きに編曲をせず、オリジナルの楽譜で演奏していること。
 もともと2段鍵盤と両手の交差といったチェンバロの機能を活用した作品ですが、ピアニストとしても活動する彼女は、その知識と技術で、まるで両手のような見事な仕上がりを見せています。

 弦を叩く(ひっかく)ピアノやチェンバロと、空気で音を出すアコーディオンは自ずと機能と効果が違ってきますが、ビセンスはあえてチェンバロのような音を出す工夫をしていて興味津々です。
 



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PENTATONE



PTC 5186852
¥2600→\2390
2021年4月
ブロムシュテット、ゲヴァントハウス管、
 ブラームスの交響曲第3番&第4番!

  ブラームス:
   (1)交響曲第3番 ヘ長調 Op.90(1883)
   (2)交響曲第4番 ホ短調 Op.98(1885)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
KKC 6506
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 巨匠ブロムシュテットがゲヴァントハウス管と導き出したひとつのこたえ。全身全霊で振ったブラームスの交響曲第3番&第4番!

 録音:2021年4月/ゲヴァントハイス(ライプツィヒ)/DDD、ディジパック仕様、80'38、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(A&Rマネージャー:ケイト・ロケット)
 レコーディング・プロデューサー、エディティング&ミキシング:ベルンハルト・ギュトラー
 レコーディング・エンジニア:ルネ・メラー(Teldex)

 1927年生まれのヘルベルト・ブロムシュテット。現役最高齢の巨匠がライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と録音を進めてきたブラームスの交響曲プロジェクトの最終となる第3番と第4番がリリースされます!

 ブロムシュテットは1998年から2005年の7年間に渡ってライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のシェフを務め、その後当団の名誉指揮者として指揮台に立っており、現在も非常に良好な信頼関係が築かれております。

 ブロムシュテットの境地といえるブラームスは、楽譜を丁寧に読み込みその音楽に魂を宿らせたような生命力に満ちた演奏を展開しており、各作品の成り立ち、分析そして研究を重ね、導き出したひとつのこたえがこの演奏に結実しております。指揮者として60年以上のキャリアの巨匠が祈りとともに魂のこもった演奏を聴かせてくれます!

 交響曲第3番の演奏時間は第1楽章:13'47、第2楽章:8'45、第3楽章:6'19、第4楽章:9'42=38'33、交響曲第4番の演奏時間は第1楽章:13'01、第2楽章:11'51、第3楽章:6'36、第4楽章:10'36=42'04 です。

 
 




REFERENCE RECORDINGS



FR 745
¥2400
ジョージ・ヴォスバーグ指揮、カーネギー・メロン・ウィンド・アンサンブル、
 リヒャルト・シュトラウスの若き日と晩年の管楽器のための2作品

  リヒャルト・シュトラウス
   管楽器のための交響曲「ザ・ハッピー・ワークショップ(楽しい仕事場)」(1945) Op.posth.
   管楽器のためのセレナード(1881) Op.7
ジョージ・ヴォスバーグ(指揮)
カーネギー・メロン・ウィンド・アンサンブル

 トランペットの名手ジョージ・ヴォスバーグ指揮、名門カーネギー・メロン・ウィンド・アンサンブル、リヒャルト・シュトラウスの若き日と晩年の管楽器のための2作品を収録

 録音:2021年カーネギー・メロン大学、クレスギ劇場/50'33

 カーネギー・メロン・ウィンド・アンサンブルのルーツは、1908年に設立された、カーネギー・メロン大学のキルティ・バンドです。マーチングバンド、コンサートバンドとして長い歴史を刻んできた名門です。
 現在では、オーケストラの管楽器セクションのように、パートを単独で演奏し、大編成の演奏スタイルでは出せない、シンフォニー・オーケストラのような繊細な音色を奏でることのできるバンドとして注目されています。
 今回、指揮者として登場するのは、長年ピッツバーグ交響楽団の首席トランペット奏者を務めたジョージ・ヴォスバーグ。1992年よりカーネギー・メロン大学で教鞭をとり、2011年よりカーネギー・メロン・ウィンド・アンサンブルの音楽監督を務めています。

 近年、カーネギー・メロン・ウィンド・アンサンブルは演奏される機会の少ない作品をレパートリーとして積極的に取り組んでいます。
 今回、リヒャルト・シュトラウスの初期と晩年に書かれた管楽器のための作品を録音しました。
 
 「管楽器のためのセレナードOp.7」は、リヒャルト・シュトラウス若き日の作品。モーツァルトの傑作セレナーデ「グラン・パルティータ」と同じ13管楽器のために書かれたもので、初期ロマン派的な響きを聴くことができます。
 晩年シュトラウスはこの作品を、「音大生の立派な作品にすぎない」と批判的に語っていますが、後に豊かなテクスチャーと清澄な管楽器書法、作曲家の成熟した作品として世に出る管楽器のための交響曲「ザ・ハッピー・ワークショップ(楽しい仕事場)」は、まさにシュトラウスが学生時代に求めた理想の作品であるといえるでしょう。

 シュトラウスは、ナチス政権と対立し、1935年にナチスの音楽局総裁を辞任。音楽的にもシェーンベルクやストラヴィンスキーのような鋭角的なモダニズムが主流の時代に、彼の作風はもはや時代にそぐわないという批判を浴びることになり苦しい時代を迎えます。
 戦火を逃れて疎開先で過ごしていたシュトラウスは1943年、約60年ぶりに管楽器のための作品を書きます。
 それは、「ザ・ハッピー・ワークショップ」と対になる「傷病兵の仕事場から」と題された管楽器のためのソナチネ。若書きのセレナーデOp.7よりも充実した書法と平穏で美しい旋律が印象的な作品。
 タイトルは、インフルエンザに罹患して療養していた自身を自虐的に表現したもの。

 そして、ここに収録されている「ザ・ハッピー・ワークショップ」は、第二次世界大戦終戦の1945年に作曲。
 この作品は、16本の管楽器(フルート2、オーボエ2、クラリネット3、バセットホルン、バスクラリネット、ファゴット2、コントラファゴット、ホルン4)のために書かれており、若き日の理想モーツァルトの「グラン・パルティータ」のような豊かな響きを持ち、前作同様の巧みな書法を駆使し、自身の作品「英雄の生涯」の旋律など引用が見られるなど、リヒャルト・シュトラウスの軌跡を示すような穏やかで、音楽の喜びにあふれた作品となっています。
 




DA VINCI CLASSICS



C00540
¥2600
ダニラ・トマゼッティ
 ロメオとジュリエット ~
 シェイクスピアの悲劇にインスパイアされたピアノ作品

  プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》Op.75からの10の小品
  チャイコフスキー(カール・ビアル編):
   幻想序曲《ロメオとジュリエット》
ダニラ・トマゼッティ
 (ピアノ/スタインウェイ)

 プロコフィエフとチャイコフスキー。ピアノ・ソロ版のロメオとジュリエット!

 シェイクスピアの悲劇「ロメオとジュリエット」を題材とした音楽の中でも最も有名な2つの作品、プロコフィエフとチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」のピアノ独奏版をカップリングしたユニークな視点によるプロジェクト!
 1937年に作曲(編曲)され作曲者自身によって初演が行われたプロコフィエフの「10の小品」。その後に続くチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」のピアノ独奏版は、作曲者と同世代の作曲家カール・ビアル(1833-1892)の編曲によるもの。ドイツ、ベルリンの出版社であるボーテ・ウント・ボック社の委嘱により編曲が行われ、1870年の第2稿から編曲が行われています。
 ダニラ・トマゼッティは、モンカリエリのヨーロッパ音楽コンクール、コラートのコルコルソ・エウテルペなどイタリア内外のピアノ、室内楽のコンクールでの優勝、入賞経験を持つ女流ピアニスト。
 バロックからコンテンポラリーの幅広いレパートリーを持ち、中でもロマン派時代と20世紀ロシアのレパートリーを得意としているだけに、今回の「ロメオとジュリエット」プログラムへの意欲は並々ならぬものがあります。

 ※録音:2021年5月-6月、クラシカ・ヴィヴァ(ドルノ、イタリア)



 

C00539
¥2600
4人のアメリカ人 ~ 新大陸のピアノ作品 リッカルド・カルーゾ(ピアノ/YAMAHA CFX)
 ルイス・モロー・ゴットシャルク(1829-1869):2つのバラード《オシアン》
 エイミー・ビーチ(1867-1944):《4つのスケッチ》より 第3番
 エドワード・マクダウェル(1860-1908):
  森のスケッチ Op.51、《海の小品》Op.55より 第1番、第2番、第3番、第5番
 ビーチ:性格的小品集《エスキモス》Op.64
 ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):
  ソングブック、ピアノのためのプレリュード、ラプソディ・イン・ブルー

 新大陸アメリカで19世紀に生まれた4人の音楽家のピアノ作品を集めた「新大陸のピアノ作品集」。
 19世紀末のアメリカを代表するロマン主義の作曲家マクダウェル、アメリカで最初に成功したとされる女流作曲家ビーチ、中南米各国を巡り様々な民族音楽を題材とした作品を遺したゴットシャルク、そして20世紀前半のアメリカを代表する巨星ガーシュウィンという経歴もスタイルも大きく異なる4人の作曲家たちを取り上げることにより、当時の「新大陸」における音楽の多様性を巧みに表現した充実の内容です。
 リッカルド・カルーゾはイタリア、アヴェッリーノのドメニコ・チマローザ音楽院で研鑽を積んだピアニスト。
 サンマリノ共和国のレナータ・テバルディ財団やメッシーナのフィラルモニカ・ラウダーノとも共同プロジェクトを開催するなど幅広い活躍を見せています。

 ※録音:2021年8月31日-9月1日&2日、ヴィラ・ボッシ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)
 
 

C00541
¥2600
ド・ラ・フェルテの唯一の作品である
 「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集」

  シャルル=フランソワーズ=グレゴアール・
   ド・ラ・フェルテ(18世紀頃):
    ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集
     ソナタ第1番~第6番
ラ・ヴェルトゥオーソ・コンパーニャ・デ・ムジチ・ディ・ローマ
 〔ヴァレリオ・ロジート(ヴァイオリン)、
  マウリツィオ・ロパ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  エマヌエラ・ピエトロチーニ(ハープシコード)〕

 ヴィオール奏者であったのではないかということ以外、その生涯と音楽活動についてはほとんど何も知られておらず謎に包まれているド・ラ・フェルテの唯一の作品である「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集」
 1707年にパリで出版された12曲で構成されるこのソナタ集は、オルレアン公フィリップ2世に献呈されており、このイタリア勢による演奏が世界初録音となります。
 イタリアのピリオド・アンサンブル、ラ・ヴェルトゥオーソ・コンパーニャ・デ・ムジチ・ディ・ローマは、2000年代初期に結成されルネサンス時代のとバロック時代のスペシャリストとしてイタリア内外で活動を繰り広げています。

 ※録音:2021年1月、ジャングル・ミュージック・ファクトリー(ローマ、イタリア)
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA824
¥2700→\2490
ヴェロニク・ジャンスvsサンドリーヌ・ピオー
 『ライヴァルたち』 ~
  フランス・オペラ、オペラ・コミークからのエールと二重唱

  ピエール=アレクサンドル・モンシニー(1729-1817):
   1. 歌劇《美しきアルセーヌ》(1773) より
    エール「ここはどこ?」(アルセーヌ)
  ジャン・フレデリック・エデルマン(1749-1794):
   2. 歌劇《ナクソス島のアリアーヌ》(1782) より
    情景「でも テゼはいない」(アリアーヌ)
  ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):
   3. 歌劇《シピオーネの慈悲》(1778) より
    二重唱「なんて不幸なの!何ですって?」(アルシンダ、ルチェイオ)
  クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714-1787):
   4. 歌劇《皇帝ティートの慈悲》(1752) より
    アリア「あなたの顔を 優しい風が」(セスト)
   5. 歌劇《アルセスト》(1776) より
    エール「ステュクスの神々」(アルセスト)
  ルイ=リュック・ロワゾー・ド・ペルスュイ(1769-1819):
   6. 歌劇《ファニー・モルナ》(1799) より
    エール「おお、聖なる守護神よ」(ポーリーヌ)
  アンドレ=エルネスト=モデスト・グレトリ(1741-1813)
   7. 歌劇《有り余る富》(1782) より
    エール「幼い頃から 私たち2人は」(ロゼット)
  ルイジ・ケルビーニ(1760-1842):
   8. 歌劇《デモフォン》(1788) より
    情景「少しだけ 彼女が祭壇に」(ディルセ、イルシーユ)
  アントニオ・サッキーニ(1730-1786):
   9. 歌劇《ルノー》(1782)
    エール「野蛮な愛 心の暴君よ」(アルミード)
  グレトリ:
   10. 歌劇《オーカッサンとニコレット》(1779)
    エール「私の大切な想い人」(ニコレット)
  ニコラ ダレラック(1753-1809):
   11. 歌劇《カミーユ あるいは地下牢》(1791)
    二重唱「不幸な者の守護者たる天よ」(カミーユ、アドルフ)
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)...
 2、3、5、7、8、9、11
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)...
 1、3、4、6、8、10、11
ル・コンセール・ド・ラ・ロージュ
 (古楽器使用)
ジュリアン・ショーヴァン(指揮)
NYCX-10296
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 録音: 2021年6月21-22日 サン=ミシェル=アン=ティエラルシュ修道院、フランス東北部
 ※国内仕様盤 歌詞・解説日本語訳...山下賢司

 【フランス声楽界の女王が競演!パリで人気を博した古典派歌劇の世界】
 バロックからロマン派まで幅広いレパートリーを持ち、録音はもちろんヨーロッパ各地の歌劇場にひっぱりだこのジャンスとピオーという2人が、ショーヴァンという理想的なパートナーと共に作り上げた、録音希少レパートリー満載のアルバム。
 それぞれのソロはもちろん、デュオでのダイナミックな表現はまさに女王の風格といえるものです。
 ル・コンセール・ド・ラ・ロージュの溌溂とした演奏も花を添えており、たいへん聴き応えのあるアルバムとなっています。
 
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ALPHA777
¥2700→\2490
ミッコ・フランクとフランス放送フィルによるドビュッシー
ドビュッシー: 選ばれた乙女、夜想曲

 クロード・ドビュッシー(1862-1788):
  1. 「選ばれた乙女」
  2-5. 交響的断章「聖セバスティアンの殉教」
  6-8. 夜想曲
メロディ・ルルジアン(ソプラノ)...1
エマヌエラ・パスク(メゾ・ソプラノ)...1
フランス放送少年少女合唱団
 (合唱指揮: ソフィ・ジャナン) ...1、8
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
ミッコ・フランク(指揮)
NYCX-10297
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 録音: 2019年9月...1、2020年9月...2-5、2020年8月...6-8 オーディトリアム、ラジオ・フランス
 ※国内仕様盤 日本語解説...相場ひろ、歌詞訳...山下賢司

 【透明感あふれる「選ばれた乙女」と、彩色豊かな「夜想曲」 ミッコ・フランクが描くドビュッシー】
 ミッコ・フランクとフランス放送フィルによるドビュッシー。「選ばれた乙女」ではソフィ・ジャナン率いるフランス放送少年少女合唱団が素晴らしい歌唱を聴かせ、作品の透明度をさらに上げるたいへん美しい効果を生んでいます。
 アンドレ・カプレの協力によりまとめられた「聖セバスティアンの殉教」からの交響的断章では、室内楽的なアンサンブルと大管弦楽の響きの対比を堪能。
 そして夜想曲は「雲」での澱みと揺らぎの妙、色彩感高く聴かせる「祭」を経て、再び合唱が加わり、より広がりのある音楽を聴かせる「シレーヌ」に回帰することにより、アルバム全体で弧を描くような構成にまとめて上げています。

 
 
 


ALPHA857
¥2700
名手ヘルムヒェンが19世紀のベヒシュタインで
 シューマン: 8つのノヴェレッテ、暁の歌
 クララ・シューマン: 音楽の夜会 より

  1-8. ロベルト・シューマン(1810-1856): 8つのノヴェレッテ Op. 21
   1. I. Markiert und kraftig
   2. II. Auberst rasch und mit Bravour
   3. III. Leicht und mit Humor
   4. IV. BallmaBig. Sehr munter
   5. V. Rauschend und festlich
   6. VI. Sehr lebhaft, mit vielem Humor
   7. VII. AuBerst rasch
   8. VIII. Sehr lebhaft
  9-11. クララ・シューマン(1819-1896): 音楽の夜会 より
   9. No.2 Notturno. Andante con moto
   10. No.5 Mazurka. Con moto
   11. No.1 Toccatina. Presto
  12-16. ロベルト・シューマン: 暁の歌 Op. 133
   12. I. Im ruhigen Tempo
   13. II. Belebt, nicht zu rasch
   14. III. Lebhaft
   15. IV. Bewegt
   16. V. Im Anfange ruhiges, im Verlauf bewegtes Tempo
マルティン・ヘルムヒェン
 (フォルテピアノ/
  ベヒシュタイン1860年製、
   クリス・マーネ・コレクション)
NYCX-10298
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音: 2021年 ゼンテザール、ブレーメン、ドイツ
 ※国内仕様盤 日本語解説...内藤 晃

 【名手ヘルムヒェンが19世紀のベヒシュタインを自在に操り、シューマン本来の響きを追求!】
 「子供の情景」「クライスレリアーナ」に続き1838年に生み出された「8つのノヴェレッテ(短編小説の意)」は、第8番を除けば概ね小品ながらも、全体で大きな幻想的物語を紡ぐような、ロベルト・シューマン絶頂期の傑作。
 「暁の歌」は彼が精神的錯乱を起こす数カ月前に作曲され、自身の手によって出版された最後の作品であり、夜明けに心の中を巡る様々な感情を音楽で表現したものと言われます。
 これらロベルトの作品に、クララ・シューマンがロベルトと恋愛関係になったとされる1835年に作曲した「音楽の夜会」から3曲を収録。
 ヘルムヒェンは彼らが活躍した時代に近い19世紀のベヒシュタインを用い、インスピレーション溢れる多彩な表現で、これらの作品本来の響きを堪能させるとともに、その音楽的充実度の高さに改めて気付かせる、素晴らしい演奏を聴かせてくれます。

 
 




ARCANA



A524
¥2700
『MANDOLIN ON STAGE マンドリン、舞台に上がる』
 18世紀のマンドリン協奏曲集

  アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
   1-3. マンドリン協奏曲 ハ長調 RV 425*
  バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):
   4-6. 序曲 ト長調 ~
    歌劇《逆さまの世界、または命令する女性たち》(1750)より
  ジョヴァンニ・パイジエッロ(1740-1816):
   7-9. マンドリン協奏曲 変ホ長調(伝パイジエッロ作)**
   10. 序曲 変ロ長調 ~歌劇《奥様女中》(1781)より
  フランチェスコ・レッチェ(生歿年不詳、1750-1806に活躍):
   11-13. マンドリン協奏曲 ト長調**
  フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
   14. 序曲 ニ長調 ~歌劇《漁村の女たち》(1769)より
    (交響曲 第106番 第1楽章)Hob. I-106
  ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):
   15-17. マンドリン協奏曲 ト長調(1799)***
ラファエレ・ラ・ラジョーネ(マンドリン)
イル・ポモ・ドーロ(古楽器使用)
コンサートマスター:
 ゼフィーラ・ヴァロヴァ(ヴァイオリン)
フランチェスコ・コルティ(チェンバロ、指揮)
NYCX-10299
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 使用楽器:
  * ミラノのアントニオ・モンツィーノ1792年製作のロンバルディア型6コース・モデルに基づく再現楽器(ミラノのティツィアーノ・リッツィ2020年製作)
  ** ナポリ派の逸名製作者によるナポリ型4コースのオリジナル楽器、1770年頃製作
  *** クレモナのカルロ・ベルゴンツィ2世18世紀後半製作のブレシア型 4弦(単弦)モデルに基づく再現楽器(ミラノのロレンツォ・リッピ2018年製作)

 録音: 2021年2月27日-3月2日 ヴィラ・サン・フェルモ、ロニーゴ (イタリア島北部ヴェネト州ヴィチェンツァ県)
 ※国内仕様盤 解説日本語訳...白沢達生

 【気鋭のアンサンブルと共に、18世紀の重要楽器マンドリンの真相に迫る俊才の快挙】
 ヴィヴァルディの協奏曲やモーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》、ベートーヴェンやフンメルなど大作曲家たちが作品に取り入れていながら、意外なほど「当時の音」が深く追求されてこなかった楽器、マンドリン。
 ギターやハープなどと同じく黄金時代が歴史上何度かあり、特にフランス革命以前にはパリやロンドンなどの大都市を含むヨーロッパ各地で広く人気を誇り、名手たちの活躍も手伝ってアマチュア奏者人口も多かった様子は、当時の銘器や作品が少なからず現存していることからも確認できます。
 そうした状況に演奏実践と研究の両面からアプローチを試み、19世紀末以降は南欧民俗楽器としての側面が強調されるあまり見えにくくなっていたマンドリンの歴史的な素顔を解き明かすべく活動を続けるラファエレ・ラ・ラジョーネが、古楽器演奏の最前線をゆく名手が集うイル・ポモ・ドーロと録音した画期的な18世紀作品集。
 三つの異なるタイプの古楽器(一つは当時のオリジナル)を用い、バロック後期のヴィヴァルディからロマン派前夜のフンメルまで四つの重要な協奏曲を軸に、18世紀には花形オペラ歌手たちと同じく舞台の主役として脚光を浴びたマンドリンの本来の姿に迫ります。
 古典派の時代を経てマンドリンがどのように他の楽器やオーケストラと関わってきたか、ハイドンやガルッピら同時代人たちの序曲を交えた選曲で浮き彫りにする構成も絶妙。
 解説執筆も手がけるラ・ラジョーネの他、ゼフィーラ・ヴァロヴァ(ヴァイオリン)やマルチェッロ・ガッティ(トラヴェルソ)、指揮も務めるフランチェスコ・コルティ(チェンバロ)といったソロ奏者も加わる演奏陣は世紀前半の作品では室内楽編成、管楽器も加わる世紀後半の作品では員数を増やした編成で緩急自在の解釈を聴かせます。
 特殊楽器としてではなく、古楽器演奏の文脈に連なる存在としてのマンドリンを確かな演奏で多角的に実感できる好リリースです。
 




PASSAVANT


PAS 120159
¥2500
ラヴェル、ロラン=マニュエル : ピアノ作品集
 アレクシス・ロラン=マニュエル (1891-1966) :
  ラヴェルへのオマージュ、または「ヴィロフレーの夕べ」 (1916)
 モーリス・ラヴェル (1875-1937) : 鏡 (1904-1906) から 悲しい鳥たち
 ロラン=マニュエル : 葬送のオマージュ (1914)
 ラヴェル : 亡き王女のためのパヴァーヌ (1899)
 ロラン=マニュエル : ラヴェルの名によるメヌエット (1912)
 ラヴェル : ハイドンの名によるメヌエット (1909) / ソナティネ (1905)
 ロラン=マニュエル : 牧歌 (1916) ; 泉 / クラリス
 ラヴェル : クープランの墓 (1914-1917)
ルイーズ・アキリ (ピアノ)

 録音 : 2020年2月17-23日、ステュディオ・アクースティック、パッサヴァン、フランス

 アレクシス・ロラン=マニュエルはフランスの作曲家・音楽学者・音楽評論家。ラヴェルの弟子であり親友でもありました。
 パリ音楽院で学んだフランスのピアニスト、ルイーズ・アキリ (1990年生まれ) はロラン=マニュエルの作品の発掘に尽力しており、当盤収録のロラン=マニュエルの楽曲はすべて世界初録音です。
 

 

PAS 120281
¥2500
パリ・バガボンド
 コズマ、プーランク、ルーセル、アーン、セヴラック : 歌曲集
ファビアン・イヨン (テノール)
ジュリエット・サバ (ピアノ)
  ジョゼフ・コズマ (1905-1969) / ジャック・プレヴェール (1900-1977) 作詩 :セーヌの歌 / 劣等生
  レイナルド・アーン (1874-1947) / ポール・コラン (1843-1915) 作詩 : 焼き栗売り
  フランシス・プーランク (1899-1963) /ポール・エリュアール (1895-1952) 作詩 : あの優しい小さな顔
  コズマ / プレヴェール 作詩 : 子供狩り / 愛し合う子供たち / 庭 / 夜のパリ
  アルベール・ルーセル (1869-1937) / ルネ・ドゥマンジュ (1888-1977) 作詩 : 夜のジャズ
  プーランク / ギヨーム・アポリネール (1880-1918) 作詩 : 月並み (バナリテ)
   オルクニーズの歌 / ホテル / ワロンの沼沢地 / パリへの旅 / すすり泣き
  アーン : 舗道には今もなお・・・
  コズマ / プレヴェール 作詩 : 美しい星へ
  プーランク : ポール・エリュアールの5つの詩
   彼は休めるだろうか / 彼は彼女を抱き寄せた / 澄んだ水の羽
   ガラスの額のさまよう女 / 恋する女たち
  コズマ / プレヴェール 作詩 : 朝寝坊
  デオダ・ド・セヴラック (1872-1921) /ポール・ヴェルレーヌ (1844-1896) 作詩 : 空は屋根の上で
  コズマ / プレヴェール 作詩 : 心配の鳥 / 不運な日々の仲間たち

 録音 : 2020年9月15-19日、ステュディオ・アクースティック、パッサヴァン、フランス
 
 

PAS 120282
¥2500
デュオ・ネリア REGARDS [1882]
 エドヴァルド・グリーグ (1843-1907) :
  チェロとピアノのためのソナタ イ短調 Op.36 (1882)
 リヒャルト・シュトラウス (1864-1949) :
  チェロとピアノのためのソナタ ヘ長調 Op.6, TRV 115 (1882-1883)
 ファビアン・カリ (1982-) : ブラックアウト (チェロとピアノのための) (2020)
デュオ・ネリア
 ナターシャ・コルメズ=コラール (チェロ)
 カミーユ・ベラン (ピアノ)

 録音 : 2020年2月13-16日、ステュディオ・アクースティック、パッサヴァン、フランス

 デュオ・ネリアは2017年パリで結成。2018年、第48回ジョルジュ・シフラ国際コンクール第1位。
 ファビアン・カリはフランスの作曲家・ロックギタリスト。クラシック音楽は独学でしたが25歳でパリ音楽院に入学、ソルボンヌ大学で音楽学の修士号を取得しました。
 
 

PAS 121013
¥2500
オードリック・ド・オリヴェイラ :
 ピアノのための12の前奏曲
 BACHによる幻想曲 (ピアノのための)
オードリック・ド・オリヴェイラ (ピアノ)

 録音 : 2020年9月29日-10月4日、ステュディオ・アクースティック、パッサヴァン、フランス

 オードリック・ド・オリヴェイラはジャン=マルク・ルイサダ、カロリーヌ・サジュマン他に師事したフランスのピアニスト・作曲家。
 東京に数ヶ月間滞在して日本の伝統音楽を研究したことがあり、12の前奏曲はその時に書き始められました。
 
 

PAS 121210
¥2500
デュオ・シャンガイ
 セルゲイ・プロコフィエフ (1891-1953) :
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番 ヘ短調 Op.80
 レオシュ・ヤナーチェク (1854-1928) : ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
 カール・ナエゲレン (1979-) : ヴァイオリンとピアノのための7楽章の連作
デュオ・シャンガイ
 イングリッド・シャング (ヴァイオリン)
 ミリアム・アヤリ (ピアノ)

 録音 : 2020年8月、ステュディオ・アクースティック、パッサヴァン、フランス

 デュオ・シャンガイはブリュッセル王立音楽院で学んだ二人により2017年に結成。カール・ナエゲレン [ネジュラン] はフランスの作曲家。
 




<国内盤>

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キング・インターナショナル



KKC 2711/3
(3CD)
¥8000
2021年に90歳を迎えた巨匠外山雄三
 大阪交響楽団とのブラームス:交響曲全集


 Disc1
  交響曲第1番ハ短調Op.68
 Disc2
  (1)交響曲第2番ニ長調Op.73
  (2)交響曲第3番ヘ長調Op.90
 Disc3
  (1)悲劇的序曲Op.81
  (2)交響曲第4番ホ短調Op.98
外山雄三(指揮)
大阪交響楽団

 浪速のバンベルク響、大阪交響楽団がここまでやった!90歳の巨匠外山雄三とのブラームス交響曲全集

 録音:第1番:2020年10月8日/第2番:2021年10月22日/第3番:2017年10月26日/第4番:2021年10月22日/悲劇的序曲:2020年2月27日/ずべてザ・シンフォニーホール(ライヴ)/日本語帯・解説付

 2021年に90歳を迎えた日本で現役最長老指揮者・外山雄三。
 彼が大阪交響楽団とブラームスの交響曲全集を完成させました。
 全曲中第1番と「悲劇的序曲」は2020年、第2番と4番は2021年という最新ライヴです。

 第1番と4番がゆっくりめ、第2番と3番が速めなのが特徴ですが、全体に悠然として滋味あふれる大きな音楽を聴かせてくれます。
 ブラームスの音楽とはいえ、ことさら重厚になることもなく、若々しささえ湛えた自然な語り口が魅力。
 巨匠外山雄三90歳の境地を披露してくれます。
 




SONARE

SONARE 1055
¥2640
大塚野乃子(ヴァイオリン)
『ウィーンの光と影』

 (1)クライスラー:美しきロスマリン
 (2)クライスラー:愛の悲しみ
 (3)クライスラー:愛の喜び
 (4)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
 (5)エルガー:愛の挨拶
 (6)ラヴェル:ツィガーヌ
 (7)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5 番 ヘ長調 Op.24「春」
大塚野乃子(ヴァイオリン)
米根弥恵(ピアノ)

 師ヴォルフガング・ダヴィッドも推薦する大塚野乃子。ふくよかで温かい音色で奏でるヴァイオリンの名曲集!

 セッション録音:2019年11月&12月/ふるさと新座館ホール(埼玉県)/DDD、57'31

 ヴァイオリニスト大塚野乃子がアルバム『ウィーンの光と影』をリリース!クライスラーの名曲、サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」、エルガー「愛の挨拶」、ラヴェル「ツィガーヌ」、ベートーヴェン「スプリング・ソナタ」を収録。師ヴォルフガング・ダヴィッドも推薦する大塚のふくよかで温かい音色で奏でる珠玉の名曲集です!

 「私は「美しきロスマリン」「愛の悲しみ」「愛の喜び」の演奏に心を動かされました。これらの作品には相反するように思える感情が、それぞれ隣り合い補い合いながら共存しているのです。
 これは、末期のオーストリア帝国に特有な情感です。ウィーンに長く住むことで、野乃子はこの街の精神をその独特なユーモアとともに吸収してきたのです。」(ヴォルフガング・ダヴィッド)

 大塚野乃子(ヴァイオリン)
  東邦音楽大学付属東邦中学校、高等学校を経て同音楽大学卒業。卒業後渡欧しウィーン市プライナー音楽院卒業。オーストリア政府によるディプロムを取得。
  第57回北九州芸術祭クラシックコンクール室内楽部門奨励賞。現在、ソロ、室内楽の他東京21世紀管弦楽団のコンサートには常時出演する。
  アライ文化学園ドイツ語講師。これまでにヴァイオリンを故白井英治、舘市正克、白井篤、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団第二ヴァイオリン奏者ルネ・シュタール、ヴォルフガング・ダヴィッド、川口エリサに、室内楽を藤井一興に師事。
 




HARMONIAMUNDI(キング・インターナショナル)

HMFの名盤SACD化シリーズ、今回はロトの3タイトルが登場!日本独自企画・限定盤。

HMSA 0049
(SACD シングルレイヤー)
¥4582
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
SACD専用プレーヤーでのみ演奏可能
HMFの名盤SACD化シリーズ、ロトの3タイトルが登場!
 (1)ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
 (2)ラヴェル:ラ・ヴァルス
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル

 あの『春の祭典』を上回るボルテージの高さと極上の音響効果!

 録音:2019年11月/フィルハーモニー・ド・パリ(ライヴ)[2022年SACDリマスタリング(関口台スタジオ)]/STEREO、日本語帯・解説付

 大人気指揮者ロトによる、「展覧会の絵」【KKC-6172/ HMM-905282】。
 発売当時、初演時の響きが再現された演奏として大きな話題となった名盤です。ハルモニアムンディから、ハイレゾ音源の提供を受けて、関口台スタジオでリマスタリングを施し、シングルレイヤーSACD(ステレオ)で発売いたします!
 日本独自企画・限定盤。オーケストラの鳴りの良さ、響きの透明さも絶品の名演ですが、ロトたちが執念で収集した初演当時の楽器が織りなす微妙な音色の移ろい、重奏した際の麗妙な音のパレットが、SACD化により、より豊かに再現されています。
 「キエフの大門」の鐘の場の広がりも興奮ものです。

 近代フランスの名作を初演時の響きと奏法で再現することを目指すレ・シエクルとロト。
 「展覧会の絵」とは言ってもムソルグスキーの時代ではなく、1922年10月19日にクーセヴィツキーがパリ・オペラ座で披露した頃に立ち戻ろうとしています。
 しかしわずか 100年前のことながらいくつかの楽器が入手できないため、長く実現できずにいました。
 今回「古城」用として 1950年セルマー製スーパーアクションのアルト・サクソフォン、「ブイドロ」用の 1913年ケノン製モノポールC管6バルブのフレンチ・チューバを見つけたため満を持しての実現となりました。
 どちらもホルンを思わすような柔らかい音色に驚かされます。

 楽器のみならずロトはラヴェルのオリジナル・スコアや初版楽譜へ立ち返り、クーセヴィツキーがロシア人としての感覚からラヴェルに訂正させた箇所、たとえば「バーバ・ヤガー」のファゴットのソロがもとはアルト・サクソフォンだったとか、「キエフの大門」後半でテーマが再現する際の弦の下降音型がもとはゆっくりしていたなど、一聴して分る違いに感心の連続。名盤「春の祭典」以上の検証が反映されています。

 カップリングは「ラ・ヴァルス」。2018年の来日での巨大な演奏が記憶に新しいですが、ここでも聴き手を一瞬も離さないロトの魔術全開。
 「ラ・ヴァルス」と「展覧会の絵」はほぼ同時期の作品で、打楽器を除けば楽器編成など共通点の多さを示唆しているのも流石です。

 ロトはますます音楽の大きさを増し、ただただ圧倒されます。また「殻をつけたひなの踊り」や「リモージュの市場」でのリズムの冴えとスピード感もロトならでは。
 数ある「展覧会の絵」録音のベスト盤と断言してしまいたくなる一枚。
 SACDサウンドであらためてじっくりとお楽しみください!

 
 
 

HMSA 0050
(SACD シングルレイヤー)
¥4582
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
SACD専用プレーヤーでのみ演奏可能
ロトのラヴェルは凄い。
 「マ・メール・ロワ」と「クープランの墓」

  ラヴェル:
   (1)バレエ音楽「マ・メール・ロワ」(全12曲)
   (2)「シェエラザード」序曲
   (3)クープランの墓
    (前奏曲、フォルラーヌ、メヌエット、リゴドン)
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル

 2018年度レコード・アカデミー賞管弦楽曲部門受賞。やはりロトのラヴェルは凄い。全く新たな作品を聴くような「マ・メール・ロワ」と「クープランの墓」、ロトの魅力最大限発揮!!!

 録音:2016年10月31日/フィルハーモニー・ド・パリ、11月2日/ロンドン、サウスバンク・センター、11月4日/シテ・ド・ラ・ミュジーク・ド・ソワソン(以上(1))、2017年5月20日、9月9、17日/フィルハーモニー・ド・パリ(以上(2))、8 月13日/ブローニュ=ビヤンクール、ラ・セーヌ(3) [2022年SACDリマスタリング(関口台スタジオ)/STEREO、日本語帯・解説付

 2018年度レコード・アカデミー賞管弦楽曲部門受賞の名盤、ロトと手兵レ・シエクルによるラヴェルの管弦楽作品集【HMM-905281/ KKC-5879】。
 ハルモニアムンディよりハイレゾ音源の提供を受け、キング関口台スタジオにてSACDリマスタリングを施し、SACDシングルレイヤー(STEREO)として発売いたします!
 日本独自企画・限定盤。

 ロトとレ・シエクルはストラヴィンスキー等で名を売りましたが、本当に相性の良さを示すのはラヴェルで、全作品が彼らの演奏で揃えばラヴェルのオーケストラの新しいスタンダードとなること間違いなしの大事業となるでしょう。

 今回選ばれた3篇のうち、「マ・メール・ロワ」はピアノ連弾曲、「クープランの墓」はピアノ独奏曲として書かれ人気があり、さらに初期の「シェエラザード」序曲も連弾版がありますが、いずれもラヴェルが後に腕によりをかけてオーケストレーションして再創造しました。
 しかし流れ作業ではなく、「マ・メール・ロワ」は前奏曲、「糸車の踊り」と5つの間奏曲を新たに書き足し、規模を倍にしました。
 反対に「クープランの墓」は、ピアノ的な構造のフーガとトッカータをはずして4曲にしています。
 どちらもラヴェルとしては小さな編成ですが、彼の天才的管弦楽法を駆使した精巧さで、極彩色の音響世界を創り上げています。それを初演当時楽器の音色で聴くと、かえって今よりもすっきりとした新鮮な美しさに魅了されます。

 「シェエラザード」序曲はラヴェルの作品中ではあまり演奏されませんが、これもものものしいエキゾチシズムとは異なる清潔な響きとなり、印象一新。
 実は「ダフニスとクロエ」や「ボレロ」と直接つながる世界であることを認識させてくれます。

 今回もブックレットに弦楽器以外すべての使用楽器と制作年が明記され、貴重な資料となっています。
 ロトの演奏はますます精緻になり才気煥発。歴史的な意義はもちろんながら、切れの良いリズムとスピード感など驚くほど魅力的な演奏を繰り広げています。

 このたびのSACD化により、レ・シエクルの奏でる楽器のニュアンス豊かな響きが、よりいっそうの広がりを見せます。
 
 

HMSA 0051
(SACD シングルレイヤー)
¥4582
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
SACD専用プレーヤーでのみ演奏可能
ロトとレ・シエクルによる
 ドビュッシー・イヤー最大の話題作「牧神の午後」

  クロード・ドビュッシー(1862-1918):
   牧神の午後への前奏曲
   バレエ音楽『遊戯』
   夜想曲【雲/ 祭/ シレーヌ*】 
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル
*レ・クリ・ド・パリ室内合唱団
 (女声【ジョフロワ・ジュルダン指揮】)
マリオン・ラランクール(フルート)

 こんな「牧神の午後」は聴いたことがない!ロトとレ・シエクルによるドビュッシー・イヤー最大の話題作がSACDに!

 録音:2018年1月/フィルハーモニー・ド・パリ[2022年SACDリマスタリング(関口台スタジオ)]/STEREO、日本語帯・解説付

 ロトと手兵レ・シエクルによるドビュッシーの管弦楽作品集【HMM-905291/ KKC-5998】。
 ハルモニアムンディよりハイレゾ音源の提供を受け、キング関口台スタジオにてSACDリマスタリングを施し、SACDシングルレイヤー(STEREO)として発売いたします!
 日本独自企画・限定盤。※ハルモニアムンディ発売の盤に付属していたDVDはつきません。

 ドビュッシーイヤー記念盤(2018年発売、ドビュッシー歿後100年)。
 今回選ばれた3篇のうち、「牧神の午後への前奏曲」と「遊戯」はニジンスキーの振付でディアギレフのロシア・バレエ団により初演されたもので、ロトの「ペトルーシュカ」「春の祭典」「ダフニスとクロエ」の系譜上の作品となっています。
 また「夜想曲」はバレエ作品ではありませんが、初期の「牧神」と後期の「遊戯」の中間に位置するものとして、作風の変遷を実感させてくれるようになっています。 

 「牧神の午後への前奏曲」は、ピリオド楽器による録音もありますが、ロトとレ・シエクルは格が違います。
 エラールのハープの繊細な音色、ノンヴィブラートのフルートの不思議な響きいずれも超新鮮。それでありながら潤いと香りにも欠けていません。

 「夜想曲」の「雲」は、ノンヴィブラート奏法でどこか雅楽のような響きを感じさせます。また「祭」は驚くほど強烈で大きな演奏で過去の巨匠の解釈を彷彿させます。
 そしてレ・クリ・ド・パリの女声合唱が入る「シレーヌ」の、この世のものとは思えぬ世界こそドビュッシーが思い描いていた音と目から鱗が落ちます。

 ドビュッシー晩年の「遊戯」は1913年にパリで初演され物議を醸しましたが、2週間後に同じ団体がストラヴィンスキーの「春の祭典」を初演、一大スキャンダルとなったため不遇な扱いを受けてきました。
 ドビュッシー後期の前衛的で実験的な手法が難解と思われがちですが、ロトとレ・シエクルは、この作品が実はとんでもないエロ音楽であることを認識させてくれます。

 今回もブックレットに弦楽器以外すべての使用楽器と制作年が明記され、貴重な資料となっています。
 ロトの演奏はますます精緻になり才気煥発。歴史的な意義はもちろんながら、切れの良いリズムとスピード感など驚くほど魅力的な演奏を繰り広げています。

 このたびのSACD化により、ドビュッシーが思い描いていた音の世界がより一層なまめかしく広がっているように感じられます。
 














2/22(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


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KLARTHE



KLA 144
¥2800→\2590
ステファン・ポレロ製(102鍵)
 パパドプーロスの卓越した技術で聴く、
  ゴドフスキー編のバッハのチェロ組曲ピアノ独奏版!

  J.S.バッハ=ゴドフスキー:
   (1)無伴奏チェロ組曲第2番 BWV1008
   (2)無伴奏チェロ組曲第3番 BWV1009
   (3)無伴奏チェロ組曲第5番 BWV1011
ディミトリー・パパドプーロス
 (ピアノ/ステファン・ポレロ製(102鍵))

 102鍵をもつステファン・ポレロ製のピアノで演奏!パパドプーロスの卓越した技術で聴く、ゴドフスキー編のバッハのチェロ組曲ピアノ独奏版!

 セッション録音:2021年7月15-17日/ポレロ・スタジオ(ヴィルティエリー)/ディジパック仕様

 ショパンの練習曲の超絶技巧の編曲などでも知られるゴドフスキーが編曲したJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲第2、3、5番のピアノ独奏版をディミトリー・パパドプーロスが録音しました!

 シリアとギリシャの血を引くパパドプーロスは、1985 年アメリカのプリンストン生まれ。7 歳のときにフランス、ストラスブールに移り住み同地でピアノを学び始め、その後ドイツなどで研鑽を積みました。
 サン・ノム・ラ・ブルテッシュ国際ピアノコンクール第1 位、ヴィレーヌ国際コンクール第1 位などの入賞歴を誇ります。演奏活動の傍ら2014年よりジュネーヴ音楽院で後進の育成にも力を入れております。

 ゴドフスキーが編曲したバッハの3つの組曲はいかにも彼らしい超重量級の重音の連続。またはスタッカートも多用した楽章もあるなど各組曲の対比も実に面白い編曲です。
 難曲ゆえ、この3曲を揃えた録音が少ないだけにパパドプーロスの卓越した技術で聴ける当録音は大歓迎といえましょう!
 なお、使用楽器は102鍵をもつステファン・ポレロ製のピアノです。
 この楽器は倍音のスケール、とりわけ低音の鳴りが通常の88鍵ピアノとは異なります。
 ゴドフスキーのすごみが一層伝わってきます!
 

ステファン・ポレロ製のピアノ
 

KLA 119
¥2800
フォンルプトが美しく奏でる
 シューマンの幻想曲とリストのピアノ・ソナタ!

  シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17(I.13'33+II.7'15+III.12'45)
  リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178(31'09)
ジャン=バティスト・フォンルプト
 (ピアノ/YAMAHA CFX)

 フランスのピアニスト、フォンルプトが美しく奏でるシューマンの幻想曲とリストのピアノ・ソナタ!!

 ライヴ録音:2019年3月29日/デュラン劇場、シャンベリー(フランス)/ディジパック仕様、輸入盤・日本語帯・解説付

 ワレリー・ゲルギエフ指揮、マリインスキー歌劇場管弦楽団、ポール・ダニエル指揮、ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団などと共演するフランスのピアニスト、ジャン=バティスト・フォンルプト。
 パリ国立高等音楽院でブルーノ・リグットに、ハンスアイスラー音楽大学でミヒャエル・エンドレスに、ロンドンの王立音楽院でジョルジュ・プルーデルマッハーに、モスクワ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼにそれぞれ師事。
 現在母国フランスを拠点に演奏活動を展開しております。

 シューマンがリストに献呈した「幻想曲」とその返礼としてリストがシューマンに献呈した「ピアノ・ソナタ」。
 2人の偉大な作曲家へ思いを馳せながら美しいタッチで見事な演奏を聴かせます。仏ディアパソン・ドール5受賞ディスク。
 
 

KLA 084
¥2800
「狂乱の時代!~クレイジー・パリ!」 フランソワ・シャプラン(ピアノ)
マルセラ・ロッジェーリ(ピアノ)
 (1)ジェイムズ・プライス・ジョンソン(1894-1955):チャールストン(クックによる2台ピアノ編)
 (2)サティ:あなたが欲しい(シュワルツによる2 台ピアノ編)
 (3)アンヘル・グレゴリオ・ビジョルド(1861-1919)街角(シュワルツによる2台ピアノ編)
 (4)ガーシュウィン:私の彼氏(シュワルツによる2 台ピアノ編)
 (5)プーランク:シテール島への船出 FP 150
 (6)プーランク:カプリース FP 155
 (7)アーノルド・バックス(1883-1953):聖アンソニーを誘った悪魔
 (8)バックス:ハルダンゲル
 (9)カルロス・ガルデル(1890-1935):想いの届く日(シュワルツによる2台ピアノ編)
 (10)プーランク:愛の小径 FP 106(シュワルツによる2台ピアノ編)
 (11)ガーシュウィン:フレンチ・ドール - ドゥ・イット・アゲイン(シュワルツによる2 台ピアノ編)
 (12)タイユフェール:2つのワルツ
 (13)ラ・ヴァルス(2台ピアノ版)

 プーランク、ラヴェル、サティ、ガーシュウィン・・・個性派シャプランとロッジェーリによるピアノ・デュオが2台ピアノで録音!

 セッション録音:2019年4月/聖ルーテル教会(パリ)/ディジパック仕様

 ブエノスアイレスで行われた2台のピアノのためのコンサートがきっかけで親交を深めていったフランソワ・シャプランとマルセラ・ロッジェーリ。
 この名手2人がアルバム「狂乱の時代!~クレイジー・パリ!」をリリースしました!

 フランソワ・シャプランはパリ音楽院でジャン=クロード・ペヌティエなどの名ピアニストに師事。
 これまでショパン、ドビュッシー、スクリャービンのディスクをリリースし、来日公演でもおなじみの個性派ピアニスト。
 一方、マルセラ・ロッジェーリはアルゼンチン生まれのピアニスト。クラリネット奏者フローラン・エオとのピアソラ・アルバム(KLA-015)でも情熱的な演奏を聴かせてくれました。
 ルーツと個性の違う二人だからこそ生まれる音楽の化学反応はまさに聴きもの。プーランク、サティ、ガーシュウィンなど煌びやかに演奏しており、聴いているだけで楽しくなる1枚です。
 最後に収録されたラヴェルのラ・ヴァルスを聴けば彼らの音楽からみなぎるエネルギーを感じられるでしょう!
 



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AUDAX RECORDS



ADX11200
¥2700→\2490
「アンサンブル・ディドロ」の首席奏者チェ・グゥリム(バロック・チェロ)
北ドイツのチェロ協奏曲

 イグナーツ・フランティシェク・マーラ(1709-1783):
  チェロ協奏曲 ハ長調(世界初録音)
 マルクス・ハインリヒ・グラウエル(c.1720-1799):
  チェロ協奏曲 イ長調(世界初録音)
 ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727-1789):
  チェロ協奏曲 イ短調
 カール・フリードリヒ・アーベル(1723-1787):
  チェロ協奏曲 変ロ長調
チェ・グゥリム(バロック・チェロ)
アンサンブル・ディドロ
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)

 チェ・グゥリム、ソロ・デビュー!【日本語解説付き】18世紀後半ドイツのチェロ協奏曲集!

 ● ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル、Audax Records。
 ● アンサンブル・ディドロの首席チェロ奏者、チェ・グゥリムのソロ録音デビュー!
 ● プロイセン宮廷で働いた知られざる名手たちのチェロ協奏曲!
 ● 日本語解説付き!

 新時代のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーが創設した古楽器グループ「アンサンブル・ディドロ」の首席奏者を務め、同アンサンブルの数々の名録音に参加してきた韓国出身のバロック・チェロ(&ヴィオラ・ダ・ガンバ)の名手チェ・グゥリムが、ソロ・レコーディング・デビュー!
 17世紀末にチェロが通奏低音楽器から解放され「ソロ楽器」の仲間入りを果たしたイタリアと違い、長らくチェロが単純な伴奏楽器でしかなかったドイツに於いて、ようやく新しい地位を獲得し始めた18世紀後半のチェロ協奏曲集。
 ここで取り上げられた4人の作曲家のうち、比較的よく知られているのはドレスデンの宮廷オーケストラで活躍したカール・フリードリヒ・アーベルだけで、残りの3人は余り知られていませんが、いずれもフリードリヒ大王の宮廷オーケストラで活躍した音楽家(作曲家兼チェロやヴァイオリンの名手)でした。
 カール・フィリップ・エマニュエル・バッハや、大王によってドレスデン宮廷からプロイセン(ベルリン)の宮廷オーケストラへと引き抜かれたグラウン兄弟、ベンダ兄弟らの作品と比肩しうる音楽が残されており、この録音によって、これまで知られていなかった前古典派時代のドイツ楽壇の一面が明らかにされます。
 主に私的な演奏会などで披露されていたと考えられるこれらの作品は、ヴァイオリン×2、ヴィオラ、コントラバスの弦楽四重奏に通奏低音としてテオルボ&リュートとハープシコードを加えたアンサンブルで伴奏されています。

 ※録音:2021年6月1日-4日、グスタフ=マーラー=ホール(ユーレジオ文化センター・グランド・ホテル、トーブラッハ)

 
 




AUSTRIAN GRAMOPHONE


AG0025
¥2500
シューマン・ゴーズ・タンゴ
 シューマン:
  民謡風の5つの小品 Op.102、アダージョとアレグロ Op.70、
  スペインの愛の歌 Op. 138(演奏者自編)
 ホセ・ブラガート(1915-2017):
  ミロンタン、グラシエラとブエノスアイレス
 ピアソラ:ブエノスアイレスの秋(ブラガード編曲)*
ロジャー・モレロ・ロス(チェロ)
アリカ・コヤマ・ミュラー(ピアノ)
サラ・クバルシ(ヴァイオリン)*

 シューマンとタンゴ!
 スペイン・カタルーニャ出身のチェリスト、ロジャー・モレロ・ロスと、ドイツ・デュッセルドルフ出身のピアニスト、アリカ・コヤマ・ミュラーのユニークなデビュー・アルバム!
 ロベルト・シューマンの作品とタンゴの最高芸術であるブラガートやピアソラの作品が交互に演奏されるプログラムは、一見すると「相容れない」音楽の組み合わせに思えますが、スペインとドイツ出身の両名の編曲によるシューマンの《スペインの愛の歌》を組み込むことによって、アルバム全体を見事にまとめあげています。
 ブックレット冒頭には、シューマンが若い音楽家に向けた次の助言が引用されています。「すべての民謡を熱心に聴くように。
 民謡は最も美しい旋律の宝庫であり、さまざまな国の性格を覗くことができる。」

 ※録音:2021年3月(ドイツ、クレーフェルト)
 




AVIE

AV2503
¥2600
プライス、コールマン、モンゴメリー:作品集
 フローレンス・プライス(1887-1953):
  アメリカにおけるエチオピアの影(1932)
 ヴァレリー・コールマン(b.1970):
  Umoja ~ 団結のためのアンセム(2019)
 プライス:1楽章のピアノ協奏曲(1934オリジナル版)*
 ジェシー・モンゴメリー(b.1981):ソウル・フォース(2015)
マイケル・レッパー(指揮)
ニューヨーク・ユース・シンフォニー
ミシェル・カン(ピアノ)*

 ニューヨーク・ユース・シンフォニー!フローレンス・プライス生誕135周年記念!

 ☆コロナ禍に実現した、ニューヨーク・ユース・シンフォニーのデビュー録音!
 ☆フローレンス・プライスの生誕135周年を祝う、アフリカ系アメリカ人女性作曲家たちの作品集!

 1963年に設立され、世界最高峰の青年オーケストラであり、国内でもっとも優れたユース・プログラムの1つであるニューヨーク・ユース・シンフォニー(NYYS)。
 現在音楽監督を務めるマイケル・レッパーとともに、COVID-19が大流行する中、あらゆるスタッフや音楽家たちが離れ離れになりながらも団結し、ついに実現したデビュー・レコーディング。
 アメリカ初の黒人女性作曲家として知られるフローレンス・プライス(1887-1953)の生誕135周年に合わせてリリースされるNYYS初のスタジオ録音は、フローレンス・プライス、ヴァレリー・コールマン、ジェシー・モンゴメリーという3人のアフリカ系アメリカ人女性作曲家の作品を収録した意義高いプログラム。
 プライスがアメリカの黒人奴隷と差別の歴史を描いた「アメリカにおけるエチオピアの影(Ethiopia's Shadow in America)」は、アメリカのオーケストラによる初録音。
 アフリカ系アメリカ人女性ピアニスト、ミシェル・カンをソリストに迎えたピアノ協奏曲は、新たに発見されたオリジナル・バージョンの世界初録音。彼女は同曲のニューヨーク初演とフィラデルフィア初演も担当しています。
 グラミー賞にノミネートされたフルート奏者でもある作曲家ヴァレリー・コールマンによる「Umoja」(スワヒリ語で団結・統一といった意味)は、女声合唱のために作曲され、オーケストラのために生まれ変わったバージョンを収録。
 NYYSの卒業生でもあるジェシー・モンゴメリーの色彩豊かでシンフォニックな単一楽章の作品「ソウル・フォース(Soul Force/魂の力)」は、キング牧師の有名な演説「I Have a Dream」の一節からタイトルを取っています。

 ※録音:2020年11月15日ᬢ18日、メアリー・フラグラー・キャリー・ホール(ニューヨーク)
 




CENTAUR


CRC3851
¥2500
J.S.バッハ:フーガの技法
 J.S.バッハ:
  フーガの技法
  コラール前奏曲《汝の御前にわれは進まん》
ミュージシャンズ・オヴ・アストン・マグナ

 ライヴ感あふれるフーガの技法!

 アストン・マグナは、アメリカを拠点としている古楽アンサンブルのひとつです。
 30年近くダニエル・ステップナーが芸術監督を務めており、1589年から1850年代の作品を指揮してきました。
 アストン・マグナ以外の活動では、ボストン美術館トリオの創設メンバーであったり、18世紀オーケストラのアシスタント・コンサートマスターを6年間務めるなど古楽に精通したアーティストです。
 このアルバムでは、アストン・マグナのメンバーを率いてライヴならではのスリリングな演奏を聞かせています。
 編成は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコード、フルート、オーボエ&オーボエ・ダ・カッチャ、ファゴット(すべて古楽器使用)。

 ※録音:2018年7月21日(アメリカ、ライヴ録音)
 
 

CRC3843
¥2500
ツェムリンスキー:遺作歌曲集
 ツェムリンスキー:
  ほっそりした睡蓮/おやすみ/自分の顔をみた/
  愛と人生/遠方に/森の話/宵の明星/
  夕暮れの森の中を歩くとき/東洋風のソネット/
  甘い,甘い夏の夜/秋/湖は心配している/
  太陽の路地で/ボンバルディル氏/
  年老いた王だった/ゆりかごの上を/子守歌/
  ジェーン・グレイ/失われた部隊/前奏曲/
  最後の願い/海で/そして、あなたが行くと
スティーヴン・キンブロウ(バリトン)
ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)

 スティーヴン・キンブロウは、ニューヨーク・タイムズ紙に「豊潤でドラマティック、そしてエレガント」と絶賛され、カーネギー・ホールやリンカーン・センターでリサイタルを開いたり、アメリカ国内外で数多くのコンサートを開いたことで知られています。
 また、このアルバムでも共演している、ダルトン・ボールドウィンと多くの録音を残しています。
 ボールドウィンは、ナディア・ブーランジェやマドレーヌ・リパッティなどに師事した著名な伴奏ピアニストです。

 ※録音:2019年7月13日-19日、マーチソン・パフォーミング・アーツ・センター(アメリカ)
 
 

CRC3842
¥2500
アルバン・ベルクの初期歌曲集
 アルバン・ベルク:
  聖なる大空-^Uber meinen Nachten‡/
  Wenn Gespenster auferstehen-^Vom Ende‡/
  愛の歌-^Furcht‡/Scheidelied-^Fromm‡/
  夜の歌-^森で“ↁ^Uber Nacht und Tag #1‡/
  Uber Nacht und Tag #2‡/Ich und du-^
  Die Soldatenbrau‡t/Spuk-^Leben‡/
  酒の歌-^Was zucken die braunen Geigen‡/
  Ballade des ausseren Lebens-^Viel Traume“℀
スティーヴン・キンブロウ(バリトン) 
マーガレット・ジャクソン(ソプラノ)‡
メアリー・K・ジャクソン(ピアノ)

 アルバン・ベルクは、キャリアの早い段階ですでに重要な曲を書いていました。これらは本格的な作品であり、これからベルクがどういった作曲家になっていくかを明確に示しています。
 この当時ベルクはすでにシェーンベルクに師事しており、作曲家として成長するにあたり多大な影響を受けていました。

 スティーヴン・キンブロウは、ニューヨーク・タイムズ紙に「豊潤でドラマティック、そしてエレガント」と絶賛され、カーネギー・ホールやリンカーン・センターでリサイタルを開いたり、アメリカ国内外で数多くのコンサートを開いたことで知られています。

 ※録音:2019年11月18日-22日、サウンド・ピュア・スタジオ(アメリカ)
 
 

CRC3841
¥2500
ロバート・オーウェンズの最後の歌曲
 ロバート・オーウェンズ:
  ドゥーゼへの4つのソネット
   To Eleonora Duse"Oh Beauty..."、
   To a picture of Eleanora Duse in The Dead City
    "Your face is set"、
   To a picture of Eleanora Duse in The Dead City"The Venus"、
   To a picture of Eleonora Duse as "Francesca da Rimini"/
  ネズミとラクダ Op.122/
  2つの歌 Op.120
   I am Part of the Load、Drum Sound Rises on the Air/
  4つの歌 Op.121
   The Lame Goat、職人、貧しい生活、ワックス/
  アメイジング・グレイス
ジェイミー・ライマー(ソプラノ)
ステイシー・ハネリン(ピアノ)
カレン・ベッカー(チェロ)
クラーク・ポッター(ヴィオラ)

 ソプラノのジェイミー・ライマーは、アメリカとヨーロッパを中心にリサイタルや、コンサートでのソリストを務めました。
 ロバート・オーウェンズの作品に力を入れており、《ドゥーゼへの4つのソネット》は彼女のために作曲され、彼女によって世界初演がなされました。
 現在はネブラスカ大学リンカーン校で声楽を教えています。

 ※録音:2019年5月7日-10日、キンバリ・リサイタル・ホール(アメリカ)
 
 

CRC3840
¥2500
クララ・シューマン:ピアノ作品集
 3つのロマンス Op.11/4つのつかの間の小品 Op.15/
 3つのロマンス Op.21/即興曲 ホ長調/
 前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調/スケルツォ第2番 ハ短調 Op.14/
 即興曲《ウィーンの思い出》Op.9/
 ロマンティックなワルツ Op.4/
 ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.20
ジョンファ・リ(ピアノ)

 韓国出身のジョンファ・リによるクララ・シューマン生誕200年を記念するアルバム。彼女はこれまでにアメリカ、ヨーロッパ、そしてアジアでコンサートを行ってきました。
 韓国で数多くのコンクールを受賞し、イーストマン音楽学校からは「パフォーマー賞」を受賞しています。
 ニューヨーク・コンサート・レヴューでは「彼女は鋭い知性、信念...そして情熱のピアニストです」と評されています。

 ※録音:2019年8月19日-21日、クローニック・ホール(アメリカ)
 
 

CRC3838
¥2500
黒いピエロ
 ジェイムズ・E・クレメンス:井戸から水をくみ上げよ
 ジャケス・デ・ヴェルト:われは多くの罪を犯した
 ブレイク・ウィルソン:カエドモンの聖歌
 プーランク:雪の夜(抜粋)
 ニコライ・ゴロワノフ:われらの父
 アドルファス・ヘイルストーク:降りろ、モーセ
 ウィリアム・アヴェリット:黒いピエロ
ミズーリ大学シンガーズ
R.ポール・クラッブ(合唱指揮)
ミズーリ・ニュー・ミュージック・アンサンブル
シュテファン・フロイント(指揮)

 このアルバムでは、1500年代の作品、20世紀の作品、そしてミズーリ大学シンガーズの音楽監督でもあるR.ポール・クラッブによって委嘱されたウィリアム・アヴェリットの《黒いピエロ》が収録されています。
 クラッブとそのアンサンブルは、アメリカ国内だけに留まらず、ヨーロッパでの公演も行っています。
 クラッブはザルツブルグで客員教授を務めたこともあり、その際ザルツブルグ大聖堂の聖歌隊を教えていました。

 ※録音:2017年5月4日、2018年1月13日、マッキー・ホール(アメリカ)
 
 

CRC3873
¥2500
バーンスタイン、リムスキー=コルサコフ、
 エギルソン、ハトルグリームソン:
  木管五重奏曲集

   バーンスタイン(トランスクリプション:ドン・ステュワート):
    キャンディード序曲
   リムスキー=コルサコフ(編曲:ジョナサン・ラッセル):
    シェヘラザード
   アルニ・エギルソン(b.1939):ブレア
   ハブリジ・ハトルグリームソン(b.1941):インタルシア
チヌーク・ウインズ
 〔ノーマン・メンザレス(フルート)、
  ローレン・ブラッカービー(オーボエ)、
  キャメロン・ウィンロー(クラリネット)、
  マドレーヌ・フォルカーツ(ホルン)、
  ドリアン・アンティパ(ファゴット)〕

 木管五重奏で奏でる名曲シェヘラザード!

 モンタナ州のグレートフォールズ交響楽団のメンバーによって、1992年に結成された木管五重奏団「チヌーク・ウインズ」。
 当初は、フルート、オーボエ、ファゴットの首席奏者達による三重奏でしたが、ホルンとクラリネットを加え、五重奏の形式へ拡大。
 古典的な作品から、地元の作曲家をフィーチャーした作品、アレンジ作品など、幅広いジャンルをコンサートのプログラムに取り入れ、ハイクオリティでエネルギーに満ちた演奏を送り届けています。

 本アルバムでは、オーケストラは勿論、吹奏楽でも人気の「キャンディード序曲」から始まり、リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェヘラザード」では、各楽器の特性を十分に活かし、見事にその世界観を描いています。

 ※録音:2019年3月17日-21日、第1会衆派教会(グレートフォールズ、アメリカ)
 
 

CRC3891
¥2500
ファイアーブレイク ~
 セイン、D. スカルラッティ、クック、ベートーヴェン、ハリソン:
  ピアノ作品集

   ジェームズ・ポール・セイン:ファイアーブレイク
   D.スカルラッティ:
    ソナタ ト長調 K.146, L.349、ソナタ ヘ短調 K.466, L.118
   クリストファー・クック:ドリームスケープ、メトロポリス
   ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57《熱情》
   トーマス・ハリソン:童謡変奏曲、光の夜
メアリー・ヘルマン(ピアノ)

 ソリスト、室内楽奏者として活躍するメアリー・ヘルマンは、メナヘム・プレスラー、イアン・ホブソン、ミシェル・ブロック、ノエル・エンゲブレトソンに師事。
 現在、ノースカロライナ州にあるチョーワン大学音楽学部の学部長として後進の指導にも力を注いでいます。

 本アルバムでは、ベートーヴェンのソナタから、ポール・セインによってヘルマンのために作曲された、ジャズの要素を取り入れた「ファイアーブレイク」、電子音楽を取り入れられたクリストファー・クックの作品まで、幅広いジャンルに挑んでいます。

 ※録音:2020年(アメリカ)
 
 

CRC3886
¥2500
キアーヴィ・ストラーネ ~
 独特な調性のベートーヴェンのピアノ・ソナタ集

  ベートーヴェン:
   ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2《テンペスト》
   ソナタ第19番ト短調 Op.49-1
   ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
   ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》
   ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78《テレーゼ》
チャールズ・フォアマン(ピアノ)

 シカゴ出身のピアニスト、チャールズ・フォアマンが奏でるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。フォアマンは、1972年にブラームスのピアノ協奏曲第2番で、デイヴィッド・ギルバート指揮によるシカゴ市民オーケストラとの共演でオーケストラ・デビュー。
 以来、カナダ、アメリカを中心に多くのコンクールで賞を受賞し、オーストリア、ベルギー、ドイツ、オランダなどで750回以上のソロ、室内楽のリサイタルを行って来ました。
 2009年3月には、カナダ初となる、ショパンの独奏ピアノ全作品を演奏したリサイタル・シリーズを達成しています。

 ※録音:2020年8月13日-15日、(カナダ)
 
 

CRC3885
¥2500
絵画、風景、文章、そして、空 ~
 デイヴィッド・ローブ:ギター作品集

  デイヴィッド・ローブ:
   暗闇の中の練習曲/水車小屋/
   3つの秋の景色/音楽を知るために/
   トワイライト・ミュージック
ポール・スミス(ギター)

 日本の伝統楽器や、西洋の古楽器に造詣の深いアメリカ人作曲家、デイヴィッド・ローブによるギターのための作品集。
 「3つの秋の景色」では、京都近郊の寺院や田園風景を、「トワイライト・ミュージック」では、夏の旅行で東京から京都へ新幹線で移動中、窓から眺めたトワイライト(夕暮れ)にインスピレーションを得て書かれており、ギタリスト、指揮者、作曲家としてマルチに活躍するポール・スミスが、ローブが描いた和のテイスト溢れるフレーズをギターで見事に表現しています。

 ※録音:2016年-2017年(アメリカ)
 
 

CRC3883
¥2500
チェレプニン、チャンブレー、ベートーヴェン、ヴァイン:バガテル集
 アレクサンドル・チェレプニン:10のバガテル Op.5
 ロバート・チャンブレー:5つのバガテル
 ベートーヴェン:6つのバガテル Op.126
 カール・ヴァイン:5つのバガテル
シルヴァン・ネグルティウ(ピアノ)

 ルーマニア出身のピア二スト、シルヴァン・ネグルティウは、ヨーロッパ、アメリカ、香港、日本などでソロと室内楽の演奏を行い、これまでにイタリア、ブルガリア、アイルランドなどで開催された国際コンクールで多くの賞を受賞しています。
 彼の主流なピアノ作品に新作を組み合わせた革新的なプログラミングは、高く評価されており、本アルバムでは、バガテルの音楽的可能性を美しく探求した好企画になっています。

 ※録音:2020年8月(アメリカ)
 
 

CRC3882
¥2500
ピアニスト、メイ・ファンが奏でるベートヴェン
 ベートーヴェン:
  ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調 Op.120
メイ・ファン(ピアノ)

 想像力豊かなプログラミングと説得力のあるパフォーマンスで、多くの批評家や聴衆から賞賛されたピアニスト、メイ・ファンが奏でるベートヴェン。
 本アルバムで取り上げているベートーヴェン然り、ショパンなどの作曲家の傑作を深く理解した彼女の演奏は、「活気に満ちた」、「カラフルな」、「刺激的な」とも称されています。

 ※録音:2020年8月(アメリカ)
 
 


CRC3792
¥2500
ポール・キム自身の編曲によるピアノ独奏版ベートーヴェン最終巻
 ベートーヴェン:交響曲全集Vol.6

 ベートーヴェン:
  交響曲第7番イ長調 Op.92(ポール・キム編)
  交響曲第8番ヘ長調 Op.93(ポール・キム編)
ポール・キム(ピアノ)

 ポール・キム自身の編曲によるピアノ独奏版ベートーヴェン最終巻!

 リストによる偉大なトランスクリプションがあるにも関わらず、第9番を除く8曲を自らの編曲で挑んだ"ピアノ独奏版"ベートーヴェン交響曲全集の最終巻。

 ポール・キムはアメリカの名門ジュリアード音楽院とマンハッタン音楽院でピアノを学んだ韓国系アメリカ人ピアニスト。
 オーケストラ・スコアの批評的研究、ピアノ・トランスクリプションの執筆、演奏の準備、録音セッション、そして録音された音楽の編集に至るまで、音楽学者、創造的なアーティスト、ヴィルトゥオーゾ・パフォーマー、そして編集者としての能力の絶対的な限界が要求されたといいます。
 今回収録されている第7番と第8番はキムにとって技術的な難しさに加え、肉体的、精神的に最も困難な課題であったと語る渾身の作品です。

 ※録音:2018年1月(ニューヨーク)
 
 

CRC3837
¥2500
2本のクラリネットとピアノのための作品集
 チャールズ・カミレーリ(1931-2009):ディヴェルティメント第1番
 イワン・ミュラー(1786-1854):協奏的二重奏曲変ホ長調 Op.23
 カール・ベールマン(1810-1885):協奏的二重奏曲 Op.33
 アドルフ・ルロイ(1827-1880)&ウジェーヌ・ジャンクール(1851-1901):
  ベッリーニの「夢遊病の女」による二重奏曲
 フランク・アドリアン・ホルツカンプ(b.1966):
  ムジカ・マソニカ、オルフェオとエウリディーチェ
 フランツ・チブルカ(1946-2016):s'Zwitscherl
ロルフ・ウェーバー(クラリネット)
バーバラ・ハイルマイヤー(クラリネット
バス・クラリネット)
カズエ・ツヅキ(ピアノ)

 スイスとドイツ、日本という3つの国のアーティストの共演による、2本のクラリネットとピアノのためのロマンティックな作品集。
 クラリネット奏者のロルフ・ウェーバーとバーバラ・ハイルマイヤーは1990年代にミュンヘンで出会い、2015年に日本のピアニスト、カズエ・ツヅキを加えたトリオでドイツやアメリカで定期的に演奏しています。

 ※録音:2019年8月(オレゴン)
 
 

CRC3836
¥2500
ターニング・イン・タイム
 エリオット・カーター(1908-2012):4つの讃美
 ベリオ:セクエンツァVIII
 ペンデレツキ:無伴奏ヴァイオリンのためのカプリッチョ
 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
 ユン・イサン:大王の主題
 デブラ・ケイ(b.1956):ターニング・イン・タイム
キンガ・アウグスティン(ヴァイオリン)

 ジュリアード音楽院で学び、ニューヨークを拠点として既に国際的なキャリアを確立しているポーランド系アメリカ人ヴァイオリニスト、キンガ・アウグスティン。
 特に膨大な協奏曲のレパートリーを持って活躍する彼女ですが、今作は20世紀以降の無伴奏ソロ・アルバム。
 ペンデレツキの「カプリッチョ」と、アメリカの作曲家デブラ・ケイが彼女のために書いた「ターニング・イン・タイム」は世界初録音となります。

 ※録音:2017年7月、2018年8月&2019年7月(ニューヨーク)
 
 

CRC3834
¥2500
バンコクからバンゴーへ
 様々な作曲家のピアノ小品集と朗読(全47トラック)
ダンカン・カミング(ピアノ)
ヒラリー・カミング(イラストレーター)
ルーシー・カミング(ナレーター)

 ピアニストのダンカン・カミングが、祖母を訪ねてタイからヨーロッパを経由してアメリカまで旅をする甥と姪や、自分の子どもたちのために書いた物語。
 モーツァルトやシューマン、バルトークをはじめとした様々な作曲家のピアノ小品と短い朗読が組み合わされ、一つのストーリーを形成しています。
 ブックレットには各朗読に合わせて一枚一枚描かれたイラストが掲載されています。

 ※録音:2018年5月(ニューヨーク)/※収録時間:約33分
 
 

CRC3829
¥2500
デイヴィッド・ローブ:室内楽作品集
 デイヴィッド・ローブ(b.1939):
  セツネ/5つの夢/霧/
  「Como la rosa en el guerto」による幻想曲/
  3人の冬の友人/組曲第4番/
  旧正月のサイクル/カノン
宮田耕八朗(尺八)
坂田誠山(尺八)
坂井敏子(箏)、他

 日本や中国をはじめとした民族楽器にも関心を持ち、様々な作品を発表しているアメリカの現代作曲家、デイヴィッド・ローブの作品集。
 2本の尺八のための「セツネ」、箏のための「霧」といった和楽器の作品から、チェロと琵琶のための作品「3人の冬の友人」や4本のオーボエのための「カノン」など、バラエティに富んだプログラムで楽しませてくれます。

 ※録音:1975年~1998年
 
 

CRC3832
¥2500
Pok-ta-Pok
 ジェレミー・ハラディナ:マヤン・サイクル(抜粋)
ジェレミー・ハラディナ
 (鍵盤楽器、打楽器、電子楽器)
アリソン・ベルナル(ソプラノ)
ジル・フェルバー(フルート)
ヴァージニア・クロン(チェロ)

 アメリカの作曲家、ジェレミー・ハラディナが、11回にも及ぶマヤへの旅と30年以上にわたる先コロンブス期の研究から生み出した音楽。
 マヤ人にとってスポーツは宗教であり、それらを題材にした作品が含まれます。
 このアルバムのタイトルにもなっているPok-ta-Pokも、生贄を賭けたマヤ文明の球技の名前です。

 ※録音:1994年~2018年(カリフォルニア)
 



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CHANDOS

CHAN20166
¥2500→\2290
ジャン=エフラム・バヴゼ
モーツァルト:ピアノ協奏曲集 Vol.6

 モーツァルト:
  歌劇《劇場支配人》KV 486への序曲
  ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 KV 482*
  ピアノ協奏曲第23番 ホ長調 KV 488*
ジャン=エフラム・バヴゼ
 (ピアノ/YAMAHA CFX)*
ガボル・タカーチ=ナジ(指揮)
マンチェスター・カメラータ

 バウゼの麗しきモーツァルト第6弾、ピアノ協奏曲「第22番」&「第23番」!

 ☆モーツァルトの最高傑作のひとつ、《ピアノ協奏曲第23番》に新たな名盤が生まれました!
 ☆YAMAHA CFXピアノで奏でる色彩豊かで生命力あふれるジャン=エフラム・バヴゼの演奏!

 フレンチ・ピアニズムの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ。
 ハイドンの協奏曲集(CHAN10808)に続く古典派協奏曲としてスタートし、レコード芸術の「特選盤」(第1巻)、英BBCミュージック・マガジンの「コンチェルト・チョイス」(第3巻&第4巻)、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」&「グラモフォン賞」ノミネート(第4巻)に選ばれるなど堅実な高評価を獲得してきたモーツァルトのピアノ協奏曲集。

 シリーズ第6弾では、古典派のピアノ協奏曲の中でも傑作と名高い《第23番》と同時期に書かれた《第22番》という魅力的なカップリングに、タカーチ弦楽四重奏団の創設メンバーでもあり、近年は指揮者として活躍しているガボル・タカーチ=ナジとイギリス有数の室内管弦楽団"マンチェスター・カメラータ"による歌劇《劇場支配人》への序曲が収録されています。
 《第23番》では、ジャン=エフラム・バヴゼの軽やかなタッチから生み出される多彩な音色と生命力あふれる鮮烈な演奏が聴きどころで、数ある同曲の名盤に肩を並べる名演に仕上がっています。

 ※録音:2020年10月9日-10日、ストーラー・ホール(ハンツ・バンク、マンチェスター)

 
 
 


CHAN20251
¥2500
スラヴィック・ルーツ ~ ヴラディゲロフ:ピアノ作品集
 パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):
  ブルガリア民謡によるの変奏曲 Op.3
 ドブリンカ・タバコヴァ(b.1980):Modetudes
 ヴラディゲロフ:即興曲 Op.9
マリーナ・スタネヴァ(ピアノ)

 ブルガリアの才女、マリーナ・スタネヴァ!自らのルーツであるブルガリアの音楽!

 ☆2020年ヤング・スタインウェイ・アーティストを授与されたマリーナ・スタネヴァ!
 ☆ブルガリア音楽の巨匠、パンチョ・ヴラディゲロフを弾く!

 ブルガリアのピアノ奏者マリーナ・スタネヴァは、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校を卒業し、フィリップ・ジェンキンス、パメラ・リディアードそしてアリスデール・ホガースに師事しました。
 2018年にサム・ハッチングス・ピアノ賞を受賞、2019年にブリテン=ピアーズ・ヤング・アーティストに選ばれ、2020年にはヤング・スタインウェイ・アーティストの称号を授与されるなど、将来を嘱望されています。
 彼女の演奏は、豊かで温かみのあるフォルテと透明感のあるピアニッシモを併せ持った優れたものです。このデビュー・アルバムでは、彼女自身のルーツであるブルガリアを代表する作曲家、パンチョ・ヴラディゲロフの作品を中心に収録しています。

 パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978)はブルガリアの作曲家兼ピアニストでした。多作で知られておりオペラや管弦楽、協奏曲など多くのジャンルで作品を残しており、特にピアノ作品は多く残しています。
 また教育者としても知られており、ブルガリアの音楽界に多大な影響を残しています。

 ※録音:2021年7月19日-20日、ポットン・ホール(サフォーク)

 
 
 

CHAN20259
¥2500
サクソフォンとバンドネオン
アマルコルド・ドゥン・ダンゴ

 ピアソラ(1921-1992):勝利(マルコ・アルボネッティ編)
 カルロス・ガルデル(1890-1935):
  ポル・ウナ・カベサ(ダニエーレ・ディ・ボナヴェントゥーラ編)
 ダニエーレ・ディ・ボナヴェントゥーラ(b.1966):サンクトゥス
 アリエル・ラミレス(1921-2010):アルフォンシーナと海
 アンヘル・グレゴーリオ・ビジョルド・アローヨ(1861-1919):
  エル・チョクロ(ボナヴェントゥーラ編)
 ガルデル:閉ざされた瞳(ボナヴェントゥーラ編)
 ピアソラ:ジャルダン・ドアフリク
  (アルボネッティ&ボナヴェントゥーラ編)
 リシャール・ガリアーノ(b.1950):
  クロードのためのタンゴ(ガリアーノ&アルボネッティ編)
 ボナヴェントゥーラ:コラーレ、タンゴ、グラドゥアーレ
 ピアソラ:ブルーノとサラ
  (アルボネッティ&ボナヴェントゥーラ編)
 ホルヘ・アンドレース・ボッソ(b.1966):タンゴーズ・ゲダンケ
マルコ・アルボネッティ(ソプラノ・サクソフォン)
ダニエーレ・ディ・ボナヴェントゥーラ(バンドネオン)
オルケストラ・フィラルモニカ・イタリアーナ

 サクソフォンとバンドネオンで描くノスタルジックなタンゴ・アルバム!

 ☆サクソフォンとバンドネオンによるタンゴの世界!
 ☆イタリアを代表するサクソフォン奏者、マルコ・アルボネッティが情熱的に描く!

 19世紀半ばに開発されたサクソフォンとバンドネオン。バンドネオンはドイツで宗教音楽を演奏するオルガンの代替品として使われていましたが、ドイツ人によってタンゴの中心地ブエノスアイレスに持ち込まれました。
 そしてタンゴ演奏の中心になっていきます。
 サクソフォンはベルギーで開発され、アメリカ大陸へと渡っていきます。情熱的なタンゴの世界を奏でるのに最適なサクソフォンの音色と即興性に長けたバンドネオンの共演をお楽しみください。

 イタリアを代表するサクソフォン奏者のマルコ・アルボネッティは、ニューヨーク、カーネギー・ホール・デビューが高く評価され、世界中でソリスト&指導者として活動しています。
 特にピアソラの音楽へ熱い情熱を持ち続けており、博士論文の研究ではブエノス・アイレスに赴き、作曲家のオリジナルのスコアを調べ、ピアソラ夫人のラウラ・エスカラーダや詩人のオラシオ・フェレール、ミュージシャンのパブロ・シーグレルやホセ・ブラガートらにインタビューも行ってピアソラの音楽への理解を深め、前作ではピアソラ作品集(CHAN20220)をリリースしています。
 今作では、そのピアソラ作品だけでなく、タンゴの巨匠たちの作品を数多くアレンジし、取り上げています。

 ※録音:2021年9月8日-10日、テアトロ・マシーニ(ファエンツァ、イタリア)

 
 



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DANACORD



DACOCD903
¥2700→\2490
8年ぶり、オレグ・マルシェフが録音スタジオに復帰
ラヴェル:独奏ピアノ作品全集 Vol.1

 グロテスクなセレナード/古風なメヌエット/
 パレード/逝ける王女のためのパヴァーヌ/
 水の戯れ/メヌエット 嬰ハ短調/鏡/フーガ ヘ長調
オレグ・マルシェフ(ピアノ)

 オレグ・マルシェフが録音スタジオに復帰!ラヴェルの独奏ピアノ作品全集が始動!

 ☆アゼルバイジャンが生んだピアノの巨人、オレグ・マルシェフがレコーディング・スタジオに復帰!
 ☆モーリス・ラヴェルの独奏ピアノ作品全集がスタート!
 ☆第1巻は、「鏡」や「水の戯れ」に、ローマ賞のために書かれた珍しい「フーガ」も収録!

 旧ソ連、アゼルバイジャンのバクー出身の天才ピアニスト、オレグ・マルシェフは、メジャー・レーベルからの幾度にわたるオファーを断り続け、深い信頼関係で結ばれたデンマークのダナコード(Danacord)・レーベルへ、35以上の素晴らしいアルバム録音し続けてきたピアノの巨人。
 2014年に同時リリースされたメンデルスゾーン(DACOCD 734-736)とショパン(DACOCD 701-702)以来、8年ぶりとなる待望のレコーディングがついに登場!

 リスト晩年の高弟エミール・フォン・ザウアーのピアノ作品集(全6巻)やデンマークの知られざる作曲家たちのピアノ協奏曲集(全4巻)などの稀少作品から、ブラームス、シューベルト、リスト、ショパン、メンデルスゾーンなどロマン派の名作たちまで膨大なレパートリーを誇り、ロシアの偉大な作曲家たち(チャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ)のピアノと管弦楽のための作品すべてを録音した(おそらく唯一の)アーティストでもあるマルシェフが次に選んだのはラヴェルの独奏ピアノ作品全集。

 第1巻は、ラヴェルの最高傑作とも言われるピアノ曲集「鏡」を中心に、初期の「グロテスクなセレナーデ」や「古風なメヌエット」から、「水の戯れ」、「逝ける王女のためのパヴァーヌ」などの名曲を選択。
 ラヴェルは5度に渡ってローマ賞(第一等)に落選し当時の楽壇で波紋を呼んだというエピソードも有名ですが、このアルバムには、ラヴェルがローマ賞のために書いたフーガのうちの1つを初めてピアノで録音したという貴重な録音も収録されています。
 ラヴェルのピアノ協奏曲と左手のためのピアノ協奏曲はすでにフランク&ドビュッシーとのカップリングでレコーディングしており(DACOCD 672)、その繊細で雄弁な詩情は証明済みとなるマルシェフが弾く至高のラヴェルにご期待ください!

 
 
 


DACOCD910
¥2700
ヨン・ダムゴー(ピアノ)
ベートーヴェン、ショパン、ブラームス

 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
 ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
 ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
ヨン・ダムゴー(ピアノ)

 ☆80歳を迎えてなお健在のデンマーク人ピアニスト!
 ☆かつて武蔵野音大の客員教授としても活躍したベテラン、ヨン・ダムゴーが弾くベートーヴェン、ショパン、ブラームス!

 デンマークのピアニスト、ヨン・ダムゴー John Damgaard は、ニューヨーク州ロチェスターのイーストマン音楽学校、王立デンマーク音楽アカデミーでゲオルク・ヴァシャヘーリ、その後、ロンドンでイローナ・カボス、イタリアでヴィルヘルム・ケンプに学びました。コペンハーゲンとオーフスの王立アカデミーで教え、東京の武蔵野音楽大学とメルボルンのオーストラリア国立音楽大学の客員教授を務めています。
 北米、ロシア、バルト三国、イタリア、フランス、ベルギー、日本、オーストラリアでコンサートを行い、ラヴェルやシューベルトなど数多くのCD録音をリリースしてきました。
 ベートーヴェンが1820年から1822年の間に作曲した3曲のソナタのひとつ、カンタービレの主題に始まる「モデラート 」、第2楽章「スケルツォ」、「アダージョとフーガ」の終楽章の《ピアノソナタ 変イ長調》。
 ショパンがエミリー・ド・ペルトゥイス伯爵夫人に献呈した《ソナタ第3番》は、彼のピアノ曲のうち、技術的にも音楽的にももっともむずかしいと言われる作品。
 28歳のブラームスが、さまざまな楽想をつぎこみ、「変奏曲」の技巧を駆使して作曲した、クララ・シューマンのための《ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ》。『ヘンデル変奏曲』を新しい視点から語ったブックレットのノーツもダムゴー自身が手がけています。
 




ORLANDO RECORDS


OR0052
¥2500
無伴奏クラリネット作品集2 Solitary Changes 2
 ヘルベルト・ラウアーマン:...m...(2017)
 ミヒャエル・アマン:Kassiber (2011)
 森本恭正(Yuki Morimoto):Winterfries I(1997)
 ウラディミール・パンチェフ:Spiele
  (4本のクラリネットと1人のクラリネット奏者のための)(1994)
 チェ・キョンジュ:Pastorale (1997)
 トーマス・ハイニッシュ:MUMMENSCHANZ(2021)
 ヘルベルト・ラウアーマン:...m...
  (クラリネットと室内アンサンブルのための)(2017)*
ステファン・ノイバウアー(クラリネット)
ウィーン大学アンサンブル
ルネ・シュタール(指揮)

 ウィーン・フィルの首席を務めたペーター・シュミードルや、名手ヨハン・ヒンドラーに師事したオーストリアのクラリネット奏者ステファン・ノイバウアー(1971-)による、無伴奏アルバム第2弾。
 第1弾(OR0006)と異なり、収録曲はすべてノイバウアーのために書かれたもので、日本人作曲家の森本恭正(Yuki Morimotoとして活動)以外はみな初登場の作曲家となります。
 ヘルベルト・ラウアーマンの《...m...》のみ室内アンサンブル伴奏バージョンも収録。

 ※録音:2021年1月~6月、2018年12月*(オーストリア、ウィーン)
 



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PALADINO



PMR0108
(3CD)
特別価格
¥3600→\3290

アルバン・ベルク弦楽四重奏団のチェロ奏者
 ヴァレンティン・エルベンのソロ録音!!
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲&オルガン・コラール集

 無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-1012(全曲)、
 9つのオルガン・コラール
  (BWV 625、731、620、726、
   618、610、609、727、668a)

ヴァレンティン・エルベン
 (チェロ/
  ジョバンニ・フランチェスコ・チェロニアート 1725年頃)
ゼバスティアン・エルベン(オルガン)

 ヴァレンティン・エルベンのバッハ:無伴奏チェロ組曲!

 ☆世界最高峰のクァルテット、アルバン・ベルク弦楽四重奏団のチェロ奏者、ヴァレンティン・エルベンのバッハ無伴奏が登場!!

 1970年の結成当初から解散となった2008年まで、38年間にわたってアルバン・ベルク弦楽四重奏団のチェロ奏者を務めたヴァレンティン・エルベン(1945-)のソロ録音が登場!
 曲はチェリストにとっての聖典、J.S.バッハの《無伴奏チェロ組曲》全曲で、録音は2020年、エルベンが75歳の時にブルックナーゆかりのザンクト・フローリアン修道院で行われました。
 6つの組曲の間(前後)には息子のゼバスティアン・エルベンが弾くオルガン・コラールが収録されており、各組曲をつなぐ架け橋のような効果をもたらしています。
 室内楽奏者として輝かしい人生を歩んだエルベンの、ソリストとしての記録。力強くも謙虚で、若々しさすら感じさせる演奏にご期待ください。

 ※録音:2020年6月&7月、聖マリア礼拝堂&ブルックナー・オルガン、聖フローリアン修道院(オーストリア)



エルベン旧譜
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集

 MIR 380
(2CD)
特別価格\4400→\3990
 ヴァレンティン・エルベン
  ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集

  [CD1]
   ・チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 op.5-1
   ・チェロ・ソナタ第2番 ト短調 op.5-2
   ・ヘンデルの『ユダ・マカベア』の「見よ勇者は帰る」の
     主題による12の変奏曲 ト長調WoO.45
   ・チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 op.102-1
  [CD2]
   ・チェロ・ソナタ第3番 イ長調 op.69
   ・モーツァルトの『魔笛』の「娘か女か」の主題による
     12の変奏曲 ヘ長調 op.66
   ・モーツァルトの『魔笛』の「恋を知る男たちは」の
     主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46
   ・チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 op.102-2
ヴァレンティン・エルベン
 (チェロ/
  1720年製マッテオ・ゴフリラー)
シャニ・ディリュカ(ピアノ)
 アルバン・ベルク四重奏団のチェロ奏者として活躍したヴァレンティン・エルベンによるベートーヴェン!シャニ・ディリュカとの注目の共演盤

 録音:2016年3月7-19日

 アルバン・ベルク四重奏団のチェロ奏者として活躍した世界的チェリスト、ヴァレンティン・エルベンによるベートーヴェンの登場。エルベンが演奏しているチェロは銘器マッテオ・ゴフリラー、フルニエやヨーヨー・マが演奏していた楽器です。
 演奏者の心の機微を忠実に声にできる楽器で、エルベンのこれまでの人生の豊かさすべてが感じられるような滋味溢れる深い音楽を堪能できます。
 ピアニストは、近年頻繁に共演しているMIRARE /ラ・フォル・ジュルネ音楽祭でもおなじみのシャニ・ディリュカ。彼女のピアノも、エルベンの音楽を、さらに深い音色で包み込んでおり、えもいわれぬアンサンブルが展開されています。
 エルベンは、1945 年オーストリアの音楽一家に生まれ、5 歳でチェロを始め、ヴァルター・ライヒャルト、ハインリヒ・シフも師事したトビアス・キューネ、そしてアンドレ・ナヴァラらに師事しました。1968 年にミュンヘン国際音楽コンクールで優勝しています。1970 年からはアルバン・ベルク四重奏団のメンバーとして多忙を極め、2008 年の解散後はソリストとしても活躍の場をさらに広げています。
 シャニ・ディリュカはラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも来日を重ねているピアニスト。スリランカ出身の両親のもと、モナコに生まれ、パリ国立音楽院を一等賞で卒業しています。フライシャー、ピリス、プレスラー、ペライアらの薫陶を受けています。深みのある音と霊感に満ちた演奏で聴衆を魅了しています。


 




CPO



555534
(4CD)
¥5100
BOX化
ベルンハルト・モリーク(1801-1869):弦楽四重奏曲全集
マンハイム弦楽四重奏団
 【CD1】...777149
  1-4. 弦楽四重奏曲 第3番 ヘ長調 Op. 18 No. 1/5-8. 弦楽四重奏曲 第4番 イ短調 Op. 18 No. 2
 【CD2】...777276
  1-4. 弦楽四重奏曲 第5番 変ホ長調 Op. 18 No. 3/5-8. 弦楽四重奏曲 第6番 ヘ短調 Op. 28
 【CD3】...777336
  1-4. 弦楽四重奏曲 第1番 ト長調 Op. 16/5-8. 弦楽四重奏曲 第2番 ハ短調 Op. 17
 【CD4】...777632
  1-4. 弦楽四重奏曲 第7番 変ロ長調 Op. 42/5-8. 弦楽四重奏曲 第8番 イ長調 Op. 44

 録音: Kammmermusikstudio des SWR、シュトゥットガルト(ドイツ) 2003年7月21、22日、2004年4月26、27日...CD1 2006年11月13-15日...CD2 2007年4月16-18日...CD3 2009年1月20-22日...CD4

 【BOX化!ベルンハルト・モリーク弦楽四重奏曲全集】
 ニュルンベルクでファゴット・ヴァイオリン奏者の父の下に生まれたベルンハルト・モリーク(モーリック)。6歳で公開演奏を行うなど神童ぶりを発揮。
 ルイ・シュポアにヴァイオリンを師事し、23歳でシュトゥットガルト宮廷劇場の宮廷楽長兼コンサートマスターに就任。ヨーロッパの至る所でツアーを行い高い名声を得ていました。
 またベーム式フルートの開発者であるテオバルト・ベームと親しく、彼のためにフルート協奏曲も書いています。
 モリークはヴァイオリン作品を多く遺しており、なかでも8曲の弦楽四重奏曲は古典派とロマン派の端境期に位置する傑作として称えられており、イギリス滞在時に書かれた作品番号42と44の2曲はヴィクトリア女王を含むイギリスの聴衆たちを興奮の渦に巻き込んだといわれています。
 古典派作品を得意とするマンハイム弦楽四重奏団の演奏で全曲をお楽しみください。
 
 


555341
¥2200
マリア・バッハ(1896-1978):
 ピアノ五重奏曲/弦楽五重奏曲/チェロ・ソナタ

  1-3. ピアノ五重奏曲「ヴォルガ」(1928)
   - 2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのために
  4-6. 弦楽五重奏曲(1936)
   - 2つのヴァイオリン、ヴィオラ、2つのチェロのために
  7. チェロ・ソナタ(1924)
 
 世界初録音
クリスティーネ・ブッシュ(ヴァイオリン)...1-6
エレーネ・メイパリアーニ(ヴァイオリン)...1-6
クラウス・クリスタ(ヴィオラ)...1-6
マティアス・ヨハンセン(チェロ)...1-7
コンラディン・ブロトベク(第2チェロ)...4-6
塩地 亜希子(ピアノ)...1-3
タカイユキエ(ピアノ)...7

 録音: SWR Stuttgart, Funkstudio 2018年10月29日-11月1日...1-6 2020年7月8日...7

 オーストリアのピアニスト・作曲家マリア・バッハ(エミーリエ・マリア・バロネス・フォン・バッハ)。
 父ロベルトはヴァイオリンを嗜む弁護士で、彼女の母親エレノアはマーラーやブラームスの下で演奏経験もある優れた歌手という音楽一家で育った彼女は、幼い頃から音楽家を志し、5歳からピアノとヴァイオリンを学んでいます。
 1919年、ウィーン音楽大学に入学。ヨーゼフ・マルクスに作曲を師事した彼女は1921年に作曲家としてデビュー。この時期にロシアの指揮者、作曲家のイヴァン・ボウニコフと知り合い、指揮法と管弦楽法を教わるとともに、ヨーロッパ中へ演奏旅行を行うなど良い関係を築きました。
 やがて1930年代には当時の新聞紙上で素晴らしい評価を受けるなど本格的な作曲家として成功を収め、ウィーンの出版社ドブリンガーは彼女の作品に興味を示し、ピアノ五重奏曲「ヴォルガ」を出版しています。
 このアルバムには彼女の代表的な3つの作品を収録。驚異的なヴィルトゥオージティを持つピアノ・パートや弦楽器の豊かな音色を駆使した作品はどれも聴き応えのあるものです。
 1943年、評論家であり作曲家でもあるフリッツ・スコルツェニーは、ウィーンの新聞に「マリア・バッハの作品には、エキゾチックさ、魅力的な旋律、詩的なインスピレーションなどのさまざまな要素が組み合わされている」と書きましたが、これは彼女の音楽が生み出す魅力を的確に表現しています。
 
 

555394
¥2800
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
 歌劇《ピンピノーネまたは孤独な相続人》TVWV 21:15

   コミッシェ・インテルメッツィ
   台本: フィリップ・プレトリウス
   原作: ピエトロ・パリアーティ
ヴェスペッタ...マリー=ゾフィー・ポラーク(ソプラノ)
ピンピノーネ...ドミニク・ケニンガー(バリトン)
ベルリン古楽アカデミー(古楽器使用)
ゲオルク・カルヴァイト(指揮)

 録音: 2020年7月2-4日 Nikodemuskirche, Berlin Neukolln(ドイツ)

 テレマンの《ピンピノーネ》は、1725年9月27日にハンブルクのゲンセマルクト歌劇場で、ヘンデルのオペラ《タメルラーノ》の幕間劇として初演され、その後1740年までハンブルクの公演プログラムに組み込まれていたほどの人気を博した作品です。
 同じ原作には1708年にアルビノーニが曲を付けていますが、テレマンと台本作家ヨハン・フィリップ・プレトリウスはこれをハンブルク風にアレンジ、いくつかのアリアや二重唱には新しいテキストを追加し、楽しい歌劇に仕上げたもので、テレマンは自身でもこの作品を気に入り、1728年には自費出版しています。
 この3部構成の幕間劇が成功した理由のひとつには、テレマンの音楽もさることながら、当時の仕事やプライベートの領域に対する鋭い視線がありそうです。
 独身女性の過酷な生活、富や社会的地位による結婚資格の重要性、家父長制的な結婚法の不当性、恋愛体質の老人への嘲笑などが描かれており、これらは現代にも通じる内容といえるでしょう。
 カルヴァイトが指揮するベルリン古楽アカデミーと2人の独唱者による見事な演奏をお楽しみください。
 
 

555339
(2CD)
¥4500
ゲオルク・カスパー・シュールマン(1672/73-1751):
 歌劇《イアーソンまたは金羊毛の略奪》 全3幕

   台本: ゲオルク・カスパー・シュールマン
ハンナ・ツムザンデ(ソプラノ)
サンタ・カルニーテ(ソプラノ)
カテリーナ・ヴィッティング(ソプラノ)
ジュヌヴィエーヴ・チュミ(アルト)
ミルコ・ルートヴィヒ(テノール)
アンドレアス・ハイネマイヤー(バス)
コンスタンティン・ハインテル(バス)
ラルフ・グローベ(バス)
バロックヴェルク・ハンブルク(古楽器使用)
イラ・ホックマン(指揮)

 録音: 2019年10月7-10日 Christuskirche Hamburg-Othmarschen(ドイツ)

 ハンブルク出身の作曲家ゲオルク・カスパー・シュールマン。完成までに13年間を要したこの《イアーソン》はシュールマンの自信作といえるものです。
 1720年から22年にかけてハンブルクのゲンゼマルクト歌劇場で上演された歌劇で、初演から大成功を収め31回も上演された記録が残っています。
 ギリシャ神話に登場する英雄イアーソンと金羊毛の物語が、イタリアとドイツの様式を巧みに融合した作品に仕上げられており、この録音では2時間程度に簡略されてはいるものの、主人公の一人メデイアの疑念や復讐心などが描かれた印象的なコロラトゥーラのアリアや、繊細なニュアンスを持つレチタティーヴォなど聴きどころは満載です。
 2018年にリリースされたシュールマンの歌劇《忠実なアルチェステ》(555207)で活躍したツムザンデ、カルニーテ、ルートヴィヒらの歌手とバロックヴェルク・ハンブルク、指揮者イラ・ホックマンによる演奏が作品の魅力を伝えています。
 
 

555399
¥2800
ヨハン・クーナウ(1660-1722):宗教音楽全集 第7集
 1. Nicht nur allein am frohen Morgen 喜びの朝に一人だけでなく
 2. Und ob die Feinde Tag und Nacht そして、昼も夜も敵がいるかどうか
 3. Wie schon leuchtet der Morgenstern 暁の星のいと美しきかな
 4. Uns ist ein Kind geboren われらにみどり児生まれたもう
 5. Das Alte ist vergangen 古き年は過ぎ去り
オペラ・ムジカ(声楽アンサンブル)
カメラータ・リプシエンシス(古楽器使用)
グレゴール・メイヤー(指揮)

 録音: 2020年7月8-10日 Georgenkirche Rotha(ドイツ)

 ドイツ・バロックの作曲家ヨハン・クーナウ。cpoレーベルではクーナウの宗教作品の全集シリーズ録音を行っていますが、この第7集は最後から2番目のアルバムになります。
 このアルバムではドイツ・ルター派の教会音楽の優れた作例が収められており、第6集(555305)で聴かれた後期の作品とともに素晴らしい印象を与えます。
 とりわけこの曲集の中心となる作品といえる「暁の星のいと美しきかな」は、5部の合唱と、2つのホルン、2本のリコーダーと弦楽5部、通奏低音のために書かれた壮大なカンタータ。
 自筆譜は失われていますが、クーナウとも親しかったワイマールの著名なオルガニスト、ヨハン・ゴットフリート・ヴァルターの筆写譜が伝えられており、今回の演奏が可能になりました。
 シリーズを通じて全てのアルバムで清冽な歌唱を聴かせるのは、2011年に指揮者グレゴール・メイヤーによって設立されたオペラ・ムジカ。実力派の歌手たちが、古楽器アンサンブル「カメラータ・リプシエンシス」とともに見事な演奏を繰り広げています。
 
 

555449
¥2200
ヴォルフガング・カール・ブリーゲル(1626-1712):
 12の宗教的マドリガーレと8つの教会旋法によるフーガ

  1. Wer Gott vertraut 神を信ずる者の礎は固く
  2. Ach Herr lehre Doch mich ああ、主よ、知らしめたまえ
  3. Valet will ich dir geben われ汝に別れを告げん
  4. Ach wie gar nichts まことに無のごとし
  5. Fuga primi toni 第1旋法のフーガ
  6. Fuga secundi toni 第2旋法のフーガ
  7. Du aber Daniel ダニエルよ去れ
  8. Fuga terzi toni 第3旋法のフーガ
  9. Fuga quarti toni 第4旋法のフーガ–
  10. Ich habe Dich ein klein Augenblick verlassen
   私は少しの間、あなたから離れていた
  11. Fuga quinti toni 第5旋法のフーガ
  12. Si bona suscepimu –われらは幸いを受けたるゆえ
  13. Fuga sexti toni 第6旋法のフーガ
  14. Der Gerechte 正しき者は
  15. Fuga septimi toni 第7旋法のフーガ
  16. Fuga octavi toni 第8旋法のフーガ
  17. Wir sind getrost われらには自信がある
  18. Ach lieben Christen seid getrost
   ああ、愛しきキリストの徒よ、雄々しかれ
  19. Es ist ein Elend それは不幸せなこと
  20. Wahrlich ich sage Euch まことに汝らに告ぐ
アンサンブル・ポリハルモニーク
【メンバー】
 マグダレーネ・ハレル(ソプラノ)
 チュン・チュウォン(ソプラノ)
 アレクサンダー・シュナイダー(アルト&リーダー)
 ヨハネス・ガウビツ(テノール)
 ソレン・リヒター(テノール)
 マティアス・ルッツェ(バス)
 ユリアーネ・ラーケ(グレート・バス・ヴァイオル)
 クラウス・アイヒホルン
  (ポジティフオルガン
   Organo di legno &
    Ehrlich-Orgel,1786)

 録音: 2020年6月23-26日 Kirche St. Georg, Markt Nordheim(ドイツ)

 ドイツ・バロック期のオルガニスト・作曲家ヴォルフガング・カール・ブリーゲル。少年時代はニュルンベルクのフラウエン教会の聖歌隊で歌い、ここでオルガン奏者を務めていたヨハン・エラスムス・キンダーマンを通じ、当時最新のイタリアの作曲様式に触れました。
 アルトドルフの大学で学んだ後、聖ヨハニス教会のオルガニストに就任。1650年、ザクセン=アルテンブルク公爵のエルンスト1世によりゴータの宮廷音楽家として召し抱えられ、最終的には宮廷楽長へと昇進しました。
 1671年にはヘッセン=ダルムシュタット方伯ルートヴィヒ6世の妻マリアが彼をダルムシュタットに招聘。この地でも活躍した記録が残っています。
 宗教的な作品を数多く残しており、1654年から1709年までに24巻の曲集を出版、他にも機会作品や世俗的な作品を書いています。

 1671年に作曲された12の宗教的マドリガーレ(12のマドリガーレ風の安らぎの歌)は、5声または6声と通奏低音のための曲集。聖書のフレーズが音楽で表現されており、献辞には"終わり良ければ全て良し"の言葉が置かれています。
 この曲集は20年以上も務め上げたゴータの宮廷楽長の職を辞す際に、別れの記念としてエルンスト1世に捧げられました。
 曲中に置かれた8つの教会旋法が用いられたオルガンのためのフーガは、とても短い作品ですが、主題は変化に富み、教会旋法の特徴が存分に表現されています。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTUS


ALTSA 431/3
(3SACDシングルレイヤー)
¥17200

※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
SACD専用プレーヤーでのみ演奏可能
《完全限定初SACD化》
 サントリーホール 若杉弘& NHK 交響楽団
  ブルックナー・チクルス 1996-98
若杉弘(指揮)
NHK交響楽団
   [Disc1]
    交響曲第1番 ハ短調 WAB101 第1稿 (リンツ稿 )ノヴァーク版/録音:1998年2月28日
    交響曲第2番 ハ短調 WAB102 第2稿ノヴァーク版/録音:1997年1月13日
    交響曲第3番 ニ短調 WAB103 第3稿ノヴァーク版/録音:1996年2月26日
   [Disc2]
    交響曲第4番 変ホ長調『ロマンティック』 WAB104 1878・80年稿ノヴァーク版/録音:1997年2月24日
    交響曲第5 番 変ロ長調 WAB105 原典版・ノヴァーク版/録音:1998 年1月27日
    交響曲第6番 イ長調 WAB106 ノヴァーク版/録音:1997年3月18日
   [Disc3]
    交響曲第7番 ホ長調 WAB107 ノヴァーク版・第2版/録音:1996 年1月29日
    交響曲第8番 ハ短調 WAB108 第2稿ノヴァーク版/録音:1996年3月31日
    交響曲第9番 ニ短調 WAB109 ノヴァーク版/録音:1998年3月13日

 世界に誇るブルックナー演奏の金字塔、話題をさらった若杉弘・N響の名チクルスが大好評を受けてついに!初SACD化!!

 ライヴ録音:1996~98年/サントリーホール/国内プレス、完全生産限定盤、[Disc1] 176'16''、[Disc2] 206'15''、[Disc3] 210'05''、日本語帯・解説付、初SACD 化

 2020年に初めてその全貌がCD 化されて大きな話題となった若杉弘& N 響の伝説的ブルックナー・チクルスが大好評を受けて初SACD 化。
 世界に誇るべき至高のブルックナー演奏を高音質で堪能できます。SACD ならではの長時間収録で、全9曲・合計592分もの大演奏を3 枚のシングルレイヤー盤に収めました。
 長大な第8番も楽章を隔ててディスクを分けることなく一気にお聴き頂けます。

 ブルックナー没後100周年/サントリーホール開館10周年である1996年(N響もちょうど創立70 周年でした)から98年にかけて3期9公演に渡り行われたこのブルックナー・チクルスは、「2つの世紀のカトリック」と題され各回ブルックナーの交響曲1 曲とメシアンの作品を組み合わせるという意欲的なプログラムで大きな話題を呼びました。
 リハーサルもすべてサントリーホールで行われ、ホールの響きを完璧に手中にしてから本番に臨むという破格に贅沢なプロジェクトでもあり、そのため回数を追うごとに解釈は深まり場慣れもしていき、第3期の3曲(第5番・第1番・第9番)は指揮者・オーケストラ・会場が一体となって至高のブルックナーを奏でる素晴らしい完成度の演奏会となりました。
 第7番・第3番は過去にBMGレーベルでCD化されましたが廃盤。2020年発売のALTUS全集(通常CD盤)はBMG 録音とは別ラインのNHK 保管音源をもとにマスタリングを施し、かつ初の全曲盤として再提示したものでした。
 演奏はもちろんのこと音質面でも好評価を頂き、「レコード芸術」誌では特選盤に選ばれました。
 SACD 用に音を調整して作られた今回のセットでは、より一層の細やかな響きを楽しめること請け合いです。
 CD盤に付いていた充実の解説もそのまま転載しています。
 
 


ALT 512
(5CD)
¥7000
ALTUS再編集!
 アルヴィドとマリス、父子の名演聴き比べ!
  ヤンソンス親子&レニングラード・フィル
  来日ライヴ・コレクション

  (1)【ALT094】
   ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
   ワーグナー:歌劇「ローエングリン」より第3幕への前奏曲
  (2)【ALT095】
   チャイコフスキー:
    交響曲第5番、
    バレエ音楽「白鳥の湖」より第2幕『情景』
  (3)【ALT443/4】(2CD)
   チャイコフスキー:交響曲第4番
   ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
  (4)【ALT445】
   ワーグナー:
    楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
     第1幕への前奏曲
   ベルリオーズ:幻想交響曲
   シベリウス:悲しきワルツ
   ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から第3幕への前奏曲
(1)(2)アルヴィド・ヤンソンス ( 指揮)
(3)(4)マリス・ヤンソンス ( 指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

 アルヴィドとマリス、父子の名演聴き比べ!ショスタコ「革命」は両氏とも披露!貴重なレニングラード・フィル来日公演、CD4タイトルをお買い得価格でセット化

 ライヴ録音:(1)(2)1970年7月1日/大阪フェスティバルホール (3)1986年10月19日/サントリーホール (4)1989年10月25日/Bunkamura オーチャードホール/国内プレス、日本語帯・解説付、限定生産

 ALTUS からリリースされているヤンソンス父子とレニングラード・フィルの来日公演実況録音、4タイトルCD5枚分をまとめたお買い得価格の数量限定セットです。
 単売のパッケージをそのままジュエルケースごと紙ケースに収納した仕様。
 ショスタコーヴィチの5番、ローエングリンの3幕前奏曲は両氏とも演奏しているので聴き比べ可能!お早めにどうぞ!

 父アルヴィドは、ムラヴィンスキーがキャンセルしたため代役で出演した1970年公演を収録。
 レニングラード・フィルがほとんど体で覚えてしまっているという作品を指揮しながらも、民族的要素とテクスチュア描出をバランスよく備えた感覚や、メリハリを利かせながらも格調高い表現が秀逸。
 ムラヴィンスキーの補佐を通して培った緻密なサウンド構築と濃厚な情念が一体となった、きわめて魅力的な演奏が聴けます。
 オケのハイテンションぶりも尋常ではなく、特に終楽章コーダなど無敵と言いたくなる凄まじい馬力に仰天。

 息子マリスは、これまたムラヴィンスキーの代役で登壇し新時代の大名演となった86年の重厚プログラムと、サンクトペテルブルク・フィルに改称前の圧倒的にロシアな演奏を叩き出した89年、ふたつの公演を収録。
 ムラヴィンスキー仕込みのレニ・フィル鉄壁の響きと、マリスの美しく見通しの良い音楽性が真正面からせめぎ合う、手に汗握る稀有な名演!
 特有のあたたかみがありつつも、激烈ティンパニや壮絶アッチェレランドが凄まじい燃焼度。

 父子ともスコア細部のこだわりに非常な説得力があり、フレージング処理に独自の色合いを添えてコントラストを生かす秘術が受け継がれています。
 クライバー父子と関連付けて論じたくなるような、クラシック・ファンの好奇心をくすぐる名演集です。
 















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