アリアCD 新店舗へようこそ

新店舗トップページへ

お買い物の方法  

ページ内の商品チェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ



≪第116号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2022/6/7~




6/10(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

.

KLARTHE



KLA 035
¥2800→\2590
モラゲス木管五重奏団、新録音
 『展覧会の絵』と『ジャズ組曲』!

  イヴ・アンリも参加!


 (1)ムソルグスキー(ダヴィッド・ワルター編):『展覧会の絵』
 (2)ショスタコーヴィチ(ワルター編):『ジャズ組曲』より
  「行進曲」「小さなポルカ」「ワルツ第2番」
  「ダンス第1番」「ダンス第2番」
モラゲス木管五重奏団
 【ミシェル・モラゲス(フルート)、
  ダヴィッド・ワルター(オーボエ)、
  パスカル・モラゲス(クラリネット)、
  ピエール・モラゲス(ホルン)、
  ジョルジオ・マンドレージ
   (ファゴット)】
イヴ・アンリ(ピアノ)

 名ピアニスト、イヴ・アンリも参加!名団体モラゲス木管五重奏団の注目の新録音は、『展覧会の絵』と『ジャズ組曲』!!

 録音:2015年5月8-10日/オーネー=スー=ボア(フランス)/DDD、ディジパック仕様

 モラゲス木管五重奏団が注目アルバムをリリース!当団は1980年パリで創設され、結成直後よりヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、日本など世界各地で演奏会を行っております。
 当団がスヴャトスラフ・リヒテルと共演したベートーヴェンのピアノと管楽器のための五重奏曲は誉れ高き名盤として知られます。

 メンバーのダヴィッド・ワルターの編曲により当団はレパートリーを拡大させ、様々な編成での演奏を可能にしてきました。
 この成果のひとつが当アルバムに収録。
 ここではムソルグスキーの『展覧会の絵』とショスタコーヴィチの『ジャズ組曲』(抜粋)を木管五重奏+ピアノに編曲した版で演奏しております。

 ピアノは名手イヴ・アンリを迎えております。パリ国立高等音楽院にて学んだアンリは13歳の誕生日にベルリン・フィルハーモニーにおいて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を演奏したという神童。
 その後アルド・チッコリーニに師事し、ロベール・カサドシュ、フランツ・リスト、ロベルト・シューマンなど世界の名だたる国際コンクールでの入賞歴を誇ります。

 芸術性が極めて高い当団の演奏は絶品の一言。ラヴェルが編曲した『展覧会の絵』のオーケストレーションの色彩感に加えワルターがこの作品をより一層魅力的なものに編曲しております。

 




イヴ・アンリ、紹介しておきましょう!




SOUPIR EDITIONS
S 234
\2600
ノアン・ショパン音楽祭総裁 イヴ・アンリ
 オーケストラル・ピアノ・ワークス 1879-1920
  ピアノ用に編曲された管弦楽作品集

 ボロディン(1833-1887)/イヴ・アンリ(1959-)編曲:
  オペラ「イーゴリ公」より ポロヴェツ人(だったん人)の踊り(ピアノ版)
 ドビュッシー(1862-1918)/レオナルド・ボーウィック(1868-1925):
  牧神の午後への前奏曲(ピアノ版)
 デュカス(1865-1935)/イヴ・アンリ編曲:魔法使いの弟子(ピアノ版)
 ラヴェル(1875-1937)/イヴ・アンリ編曲:
  亡き王女のためのパヴァーヌ(ピアノ版)/ラ・ヴァルス(ピアノ版)
 ストラヴィンスキー(1882-1971):
  「ペトルーシュカ」からの3つの楽章(ピアノのための)

イヴ・アンリ(ピアノ)


 フランスとロシアの管弦楽名曲をピアノ独奏用に編曲した版で構成されたプログラム。
 イヴ・アンリ(1959年生まれ)はパリ音楽院でピエール・サンカン(1916-2008)、アルド・チッコリーニ(1925-2012)に師事したフランスのピアニスト。
 1995年から2010年までノアン音楽祭(フランス)芸術監督を務め、2011年には同総裁に任命されノアン・ショパン音楽祭に改称。



///////////////////////

 イヴ・アンリ。
 10歳でオーケストラと共演。 13歳の誕生日にはベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番をベルリンのフィルハーモニーで弾いたらしい。若干 11歳でパリ国立高等音楽院に入学。ピエール・サンカンに師事。 そこでピアノ、和声、指揮法など、7つのクラスで一等賞を獲得したというから、やはり天才なのだろう。
 その後はチッコリーニに師事、F.リスト、R.シューマン国際コンクールで優勝した。
 パリ国立高等音楽院教授。2003年フランス文化省より「芸術と学問・騎士勲章」授与。
 1995年から2010年までノアン音楽祭(フランス)芸術監督を務め、2011年には同総裁に任命されノアン・ショパン音楽祭に改称した。


 
 

KLA 031
¥2800
「アルス・モデルナ」~タンゴ・トラディショナル
 (1)ペドロ・ラウレンス- ペドロ・マフィア:「見捨てられて」
 (2)ペドロ・マフィア:「タコネアンド」
 (3)フェリックス・リペスカー:「ロマンティカ」
 (4)エドゥアルド・アローラス:「ラ・カチーラ」
 (5)アニバル・トロイロ:「ラ・トランペーラ」
 (6)アントニオ・ブリオーネ:「ラ・マレーバ」
 (7)ヴィセンテ・ロメオ:「喜び」
 (8)レオポルド・フェデリコ:「エルネスト・サバトさんへ」
 (9)カトゥロ・カスティージョ:「シルバンド」
 (10)アニバル・トロイロ:「ア・ラ・グァルディーア・ネウヴァ」
 (11)アニバル・トロイロ:「下町のロマンス」
 (12)フリアン・プラサ:「踊り手」
デュオ・フクイ=ジャル
 【福井宏記(ギター)&
  ルイス・ジャル(バンドネオン)】

 ギタリスト福井宏記とバンドネオン奏者ルイス・ジャルのデュオが伝説のタンゴ・コンポーザー達の作品を演奏!

 録音:2015年5月/ストラスブール/DDD、ディジパック仕様

 タンゴといえばギターとバンドネオン!ギタリスト福井宏記とバンドネオン奏者ルイス・ジャルのデュオが伝説のタンゴ・コンポーザー達の作品を演奏します。
 ペドロ・ラウレンス、ペドロ・マフィア、フェリックス・リペスカー、エドゥアルド・アローラス、アニバル・トロイロ、アントニオ・ブリオーネなどはアルゼンチン・タンゴの名手として知られるコンポーザー達。情熱的な調べが聴き手を魅了します。
 
 

KLA 032
¥2800
「反射」
 (1)サン=サーンス:ファゴット・ソナタ イ長調 Op.168
 (2)ケクラン:ファゴット・ソナタ Op.71
 (3)フォーレ(ウーブラドゥ編):小品
 (4)デュティユー:サラバンドと行列
 (5)ケクラン:3つの小品 Op.34
 (6)ジャンジャン:前奏曲とスケルツォ
ジュリアン・アルディ(ファゴット)
シモン・ザウィ(ピアノ)

 サン=サーンス、ケクランなど20世紀前半のファゴット・ソナタを収録!

 録音:2017年2月/サン=マルセル寺院(パリ)/DDD、ディジパック仕様

 サン=サーンス、ケクランのファゴット・ソナタを主軸とした20世紀前半に書かれたフランス人作曲家によるファゴットとピアノのための作品集。
 フォーレを除き当アルバム収録の作曲家は、リード楽器のために数多く作曲しています。
 名手アルディが情感込めて演奏しております。
 
 

KLA 033
¥2800
ディミトリス・ディミトリアディスの作品に基づく
 ロンベルク作のオラトリオ「オメリアード」

  マッティン・ロンベルク(1978-):
    オラトリオ「オメリアード」
    (ディミトリス・ディミトリアディス作)
ロバン・レヌーチ(語り)
アヴィニョン=プロヴァンス地方管弦楽団
サミュエル・ジャン(指揮)

 仏名俳優ロバン・ルヌーチが語りを担当!ギリシャの詩人ディミトリス・ディミトリアディスの作品に基づくロンベルク作のオラトリオ「オメリアード」!

 録音:2016年1月/アヴィニョン歌劇場(フランス)/DDD、ディジパック仕様

 ギリシャの詩人ディミトリス・ディミトリアディス作の詩を基にノルウェー作曲家マッティン・ロンベルクが音楽をのせたオラトリオ「オメリアード」。
 2015年にヴィニョン=プロヴァンス地方管弦楽団とアヴィニョン音楽祭の委嘱により作曲されたこの深遠なオラトリオの語りをつとめたのはフランスの映画俳優ロバン・ヌルーチです。
 情感豊かな語りは流石の一言に尽きます。
 
 


KLA 027
(2CD)
¥2800
「アルゼンチンの大地」
 CD1
  アルベルト・ヒナステラ:ピアノ曲集
   (1)3つの小品 Op.6(1940)/(2)12のアメリカ風前奏曲 Op.12/
   (3)ピアノ・ソナタ第1番 Op.22(1952)/
   (4)3つのアルゼンチン舞曲 Op.2/(5)クレオール風舞曲の組曲 Op.15
 CD2
  「アルゼンチン伝統音楽」
   (6)カルロス・グアスタビーノ(1912-2000):バイレシート/
   (7)カルロス・ロペス・ブチャルド(1881-1948):バイレシート/
   (8)レモ・ピニョーニ(1915-1988):クエッカ第2番/
   (9)ピニョーニ:クエッカ第3番/
   (10)クチ・レギサモーン(1917-2000):バルデラマ/
   (11)ルイス・リゴウ:二羽の小鳩/(12)ピニョーニ:七度で/
   (13)ルシア・アボニシオ:ギタレアンド/
   (14)ピニョーニ:6つの伝統的舞曲/
   (15)アタウルパ・ユパンキ(1908-1992):「幸運の星」による歌/
   (16)ピニョーニ:カルナバリート/
   (17)ピニョーニ:デ・アンゴーラ/
   (18)アンドレス・シャザレッタ(1876-1960):El 180/
   (19)ピニョーニ:ティエンポ・デ・アイエル/
   (20)フランシスコ・フアン・ロムート(1893-1950):
    エン・ラ・パルメーラ/
   (21)ピニョーニ:マランボ第1番/(22)ピニョーニ:新しいマランボ/
   (23)ピニョーニ:南へ/(24)ピニョーニ:トリウンフォ第1番/
   (25)ピニョーニ:トリウンフォ第2番/
   (26)アリエル・ラミレス(1921-2010):サン・フアン、我が故郷/
   (27)ピニョーニ:ヴィダーラ・チャジェーラ
ルシア・アボニシオ(ピアノ)
(8)(9)(10)(12)(14)(16)-(19)(21)(22)
 エクトル・タチ・ゴメス(ボンボ)

 ヒナステラのピアノ作品と「アルゼンチン伝統音楽」からインスピレーションを得て作曲された現代作品の2枚組!

 録音: (1)-(5)2014年11月10-12日、(6)-(27)2016年1月21-25日/フランス/DDD、ディジパック仕様

 ピアニスト、ルシア・アボニシオがヒナステラのピアノ独奏曲と「アルゼンチン伝統音楽」からインスピレーションを得て作曲した現代作品を収録した2 枚組をリリース!
 20 世紀アルゼンチンを代表的な作曲家ヒナステラ。協奏曲、室内楽などさまざまなジャンルの作品を書きましたが、ピアノ独奏曲ではソナタを筆頭に素晴らしい作品を残しました。

 「アルゼンチン伝統音楽」ではアルゼンチンの伝統的なリズム、アンデス北西部の高地や中部のパンパ地方の広大な平原で親しまれている民族音楽からインスピレーションを得て作曲された作品集。
 現代的な視点から新鮮な響きが生まれております。
 
 


KLA 037
¥2800
「オーボエのためのフランス音楽」
 (1)ボザ:田園幻想曲 Op.37
 (2)サンカン:オーボエとピアノのためのソナチネ
 (3)プーランク:オーボエ・ソナタ
 (4)デュティユー:オーボエ・ソナタ
 (5)デストネ:
  オーボエ、クラリネットとピアノのための三重奏曲 ロ短調 Op.27
エレーヌ・ドゥヴィルヌーヴ(オーボエ)
村田理夏子(ピアノ)
(5)ニコラ・バルディルー(クラリネット)

 フランス放送フィルの首席オーボエ奏者ドゥヴィルヌーヴがオール・フレンチ・プログラムのアルバムをリリース!

 録音:2016年4月14-16日/ムードン・スタジオ(フランス))/DDD、ディジパック仕様

 フランス放送フィルハーモニー管弦楽団の首席オーボエ奏者エレーヌ・ドゥヴィルヌーヴがオール・フレンチ・プログラムのアルバムをリリースしました!
 ボザのきらめくハーモニーが美しい田園幻想曲、サンカンのソナチネ、プーランクとデュティユーの名作オーボエ・ソナタ、そしてエデュアール・デストネ(1850-1924)の三重奏曲(クラリネットは名手ニコラ・バルディルーが演奏)と、どの作品もオーボエの音色にあたたかさと明るさが感じられます。

 ピアノの村田理夏子は東京藝術大学卒業後、ベルリン芸術大学に留学しパスカル・ドゥヴァイヨンに師事しました。
 これまでにマリア・カナルス国際コンクール入賞(1997年)、ポルトー国際ピアノ・コンクールで第3位受賞(2000年)など数々の華々しいコンクール歴を誇ります。
 室内楽の名手としてドゥヴィルヌーヴとともに躍動感に満ちた演奏を披露しております!
 

KLA 040
¥2800
ルイ・ベイツ:歌劇『La S.A.D.M.P.』(サシャ・ギトリの作品に基づく)
 (1)Ouverture/(2)Mon coeur bat !/(3)Ne touchez pas a ce bouton !/
 (4)Je n'connais rien d'plus agacant/(5)Nous etions la bien avant vous.../
 (6)Ciel ! Taisez-vous ! J'entends sa voix !/
 (7)Les cartes a jouer sont de belles images/
 (8)N'ai-je pas l'air d'une cartomancienne/
 (9) J'ai une idee que je trouve tres bonne !/
 (10)Savez-vous ce qu'on appelle une Societe Anonyme/
 (11)a Responsabilite Limitee ?/(12)Hue !
イサベル・ドゥルエ(メゾ・ソプラノ)
ジェローム・ビリー(テノール)
マティアス・ヴィダル(テノール)
トーマ・ドリエ(バリトン)
ドミニク・コテ(バリトン)
アヴィニョン=プロヴァンス地方管弦楽団
サミュエル・ジャン(指揮)

 サシャ・ギトリの作品に基づくルイ・ベイツの歌劇『La S.A.D.M.P.』

 録音:2015年3月30日-4月1日/アヴィニョン歌劇場(フランス)/DDD、ディジパック仕様

 フランスを代表する劇作家サシャ・ギトリ(1885-1957)の作品に基づきルイ・ベイツ(1895-1953)が作曲した歌劇『La S.A.D.M.P.』。
 この作品は30歳、40歳、60歳、80歳の4人の紳士が娼婦とのいざこざを繰り広げる喜劇でベイツのセンスの良さを感じさせます。
 ソリストにはバリトン歌手でコメディアンとしても活躍するドミニク・コテなどが歌っております。仏ディアパソン・ドール5受賞ディスク。
 




.

REFERENCE RECORDINGS



FR 747SACD
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
ホーネック&ピッツバーグ響、
 ベートーヴェン「田園」&スタッキー「沈黙の春」

  ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
  スティーヴン・スタッキー(1949-2016):「沈黙の春」
   (I:われらをめぐる海、II: 失われた森、
    III:死の川、IV: 沈黙の春)
ピッツバーグ交響楽団
マンフレート・ホーネック(指揮)
KKC 6559
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 ホーネック&ピッツバーグ響、シリーズ第13弾!ベートーヴェン「田園」&スタッキー「沈黙の春」

 録音:ハインツホール、ピッツバーグ(ライヴ) 2017年6月23,24&25日(ベートーヴェン) 2018年4月20,21&22日(スタッキー)/SACD5.0 & Stereo、CD Stereo、HDCD、58'02

 長年高音質レーベルとして高い評価を得ているREFERENCE RECORDINGS。
 そしてREFERENCE RECORDINGS はもちろん、PENTATONE,BIS,など録音に定評のある数々のレーベルの録音を40年以上に渡って担当しているsound mirror 社がタッグを組んだ大好評「ピッツバーグ・ライヴ!」シリーズ。
 シリーズ第13弾は、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」とカップリングには2016年に亡くなったアメリカの作曲家スティーヴン・スタッキーの「沈黙の春」(ピッツバーグ交響楽団の委嘱作品)が収録されています。
 自然破壊に警告を発した先駆書として全世界に大きな影響を与えた、ピッツバーグ出身の作家レイチェル・カーソンの代表作『沈黙の春』の出版50年を記念し、マンフレート・ホーネック指揮で2012年2月12日に初演されました。自然を忘れた現代の人間に自然の美しさを想起させる音楽となっています。
 
 そして同じく自然への賛美や畏怖心をあらわした偉大な音楽ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」。
 ホーネックはライナーノーツでこのように述べています。「第5楽章の最後の2つの和音は、第2楽章を彷彿とさせる長三度の音程です。これはカッコウの最後の言葉なのか、それとも別れの言葉なのだろうか。
 いずれにしても、ベートーヴェンの他の8 曲のように力強い終結ではなく、特に第5 番とは全く対照的なエンディングである。(中略) 私たちの目の前にいるベートーヴェンは、輝く英雄ではなく、我々と同じく自然や神と純粋かつ完全に調和しながら、深い感謝を表明しなければならない人間なのである。」他にも解説には、作品の歴史と音楽的構造、そしてホーネック自身の解釈について興味深い内容が書かれています。

 ホーネックは2008年から首席指揮者を務めているピッツバーグ交響楽団との契約を2027/2028 シーズンまで延長。
 ピッツバーグ交響楽団はこれまでに、フリッツ・ライナー、アンドレ・プレヴィン、ロリン・マゼール、マリス・ヤンソンスなど、多くの世界的指揮者たちが率いてきました。
 また、メイソン・ベイツ、ジョナサン・レシュノフ、ジェームズ・マクミラン、ジュリア・ウォルフなど現代作曲家への委嘱作品をはじめ、常に新しい作品にも力を入れてきています。
 マンフレート・ホーネックとのシーズンも14 年目となり、125年の歴史を誇るオーケストラと共に、今後の更なる活動にも注目が集まっています。
 





C’AVI-MUSIC


代理店変更に伴い再掲載

8553236
(2CD)
特別価格 ¥3600
シューベルト:ピアノ三重奏曲集
 シューベルト:
  ピアノ三重奏曲変ロ長調《ソナタ楽章》D28
  ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 D898
  ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 D929
  ピアノ三重奏曲《ノットゥルノ》 D897
トリオ・ジャン・パウル
 〔エッカート・ハイリガース(ピアノ)、
  ウルフ・シュナイダー(ヴァイオリン)、
  マルティン・レーア(チェロ)〕

 トリオ・ジャン・パウルが描くシューベルトのピアノ三重奏曲集。

 大阪とメルボルンの国際室内楽コンクール、ドイツ音楽コンクールで一等賞と特別賞を受賞した実力派三重奏団、トリオ・ジャン・パウル。
 1991年から活動を続けるベテラン・トリオで、ウィーンのコンツェルトハウス、ベルリンやケルンのフィルハーモニー、ロンドンのウィグモア・ホールなど各地の名だたる会場でコンサートを開催しており、2014年9月にはユッカ・ペッカ・サラステ指揮、ケルン放送交響楽団との共演でヴォルフガング・リームから献呈された三重協奏曲を初演するなど、現代音楽への積極的な挑戦にも定評があります。
 ここにはシューベルトが31年の生涯で遺したピアノ三重奏曲をすべて収録。2つの完成されたピアノ三重奏曲のほか、15歳のときに作曲したソナタ楽章、そして亡くなる年に完成した「ノットゥルノ」も聴くことができます。

 ※録音:2011年1月&6月(ケルン)
 
 

8553234
【旧譜】
¥2600
ハムレット・エコーズ...
 チャールズ・マーティン・レフラー(1861-1935):
  無邪気な者達の歌、夕べの諧調
 リスト:忘れられたロマンス ~ ヴィオラとピアノのための、女の涙
 ブラームス:2つの歌 Op.91
 ショスタコーヴィチ:
  ブロークの詩による7つの歌 Op.127より「オフィーリアの歌」
 クリスティアン・ヨースト(b.1963):ハムレット・エコーズ
 ブリッジ:3つの歌
 チャールズ・マーティン・レフラー:4つの詩 Op.5
ステラ・ドゥフェクシス(メゾ・ソプラノ)
パウリーネ・ザクセ(ヴィオラ)
ダニエル・ハイデ(ピアノ)

 2015年に癌によって惜しまれつつ47歳の若さでこの世を去ったドイツのメゾ・ソプラノ、ステラ・ドゥフェクシスが2011年に歌った歌曲集。
 夫であるクリスティアン・ヨーストがシェイクスピアの詩を用いて作曲した「ハムレット・エコーズ」を中心に、ヴェルレーヌ、ボードレールの詩が使われた多彩な作品を収録しています。

 ※録音:2011年4月(ベルリン)
 
 

8553230
【旧譜】
¥2600
フランスのチェロ・ソナタ集
 プーランク:チェロ・ソナタ
 フォーレ:蝶々 Op.77
 ドビュッシー:チェロ・ソナタ
 フォーレ:シシリエンヌ Op.78
 ブーランジェ:3つの小品
 フォーレ:夢のあとに
 サン=サーンス:チェロ・ソナタ Op.32
ユリアン・シュテッケル(チェロ)
パウル・リヴィニウス(ピアノ)

 2010年にミュンヘン国際音楽コンクールで優勝して以来、ドイツの主要なチェリストの一人としてキャリアを積む1982年生まれの名手、ユリアン・シュテッケルのフレンチ・アルバム。卓越した技術と優雅な音色で描くフランスのチェロ作品の美しさに誰もが魅了されることでしょう。

 ※録音:2011年2月(ケルン)
 
 

8553229
【旧譜】
¥2600
モダン・タイムズ
 シュレーカー:
  情熱的な小男、愛はどのようにあなたのもとへやってきたのか
 ハンス・ガル(1890-1987):5つの歌曲 Op.33
 ベルトルト・ゴルトシュミット(1903-1996):
  クリスティアン・モルゲンシュテルンの詩による2つの歌 Op.27
 ハンス・アイスラー(1898-1962):
  クリスティアン・モルゲンシュテルンの詩による
   「絞首台の歌」 より
 コルンゴルト:道化の歌 Op.29
 ツェムリンスキー:12の歌曲 Op.27 より
 ハンス・アイスラー:6つのバラード Op.18 より
 ヴィルヘルム・グロス(1894-1939):ベンケルとバラード Op.31
クリスティアン・イムラー(バリトン)
ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)

 2001年にパリのナディア&リリ・ブーランジェ・コンクールで優勝したバリトン、クリスティアン・イムラー。日本でもバッハ・コレギウム・ジャパンとの共演などでご存知の方も多いでしょう。
 12年にわたってヘルマン・プライの伴奏も務めていた歌曲伴奏の名手中の名手、ヘルムート・ドイチュの極上の伴奏に乗せて、20世紀の独墺歌曲を歌っています。

 ※録音:2011年1月(ミュンヘン)
 
 

8553228
【旧譜】
¥2600
ドヴォルザーク最高傑作の一つとも呼ばれる「詩的な音画」
 ドヴォルザーク:詩的な音画 Op.85
クラウディア・シェレンベルガー(ピアノ)

 ドヴォルザークのピアノ作品は管弦楽曲や室内楽と比べると注目されることがあまり多くありませんが、叙情的で魅力あふれる作品がいくつも残されています。
 その中でも最高傑作の一つとも呼ばれる「詩的な音画」は、ドヴォルザークがボヘミアの別荘で書き上げた13曲からなる小品集で、ボヘミアの舞曲や情景が描かれ、ドヴォルザークらしい哀愁を感じさせる温かみのある名作です。
 モラヴィア出身の母を持ち、プラハのドヴォルザーク交響楽団と共にドイツ・ツアーを行った経験も持つクラウディア・シェレンベルガーの演奏です。

 ※録音:2011年9月(シュトゥットガルト)
 





DUX



DUX1773
¥2500
ジグムント・ストヨフスキ:ピアノ協奏曲集
 ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):
  ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.3
  ピアノ協奏曲第2番変イ長調 Op.32
   《プロローグ、スケルツォと変奏曲》*
マレク・シュレゼル(ピアノ)
ヴィトルト・ヴィルチェク(ピアノ)*
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントス管弦楽団
マレク・ヴロニシェフスキ(指揮)
ゾフィア・グス(指揮、第1番第2楽章のみ)

 ストヨフスキの華麗なピアノ協奏曲!

 ポーランドに生まれ、20世紀初頭のアメリカでも活躍した作曲家、ジグムント・ストヨフスキのピアノ協奏曲集。
 クラクフでパデレフスキに、パリでサン=サーンスに学んだストヨフスキは、渡米後も偉大な音楽家として称賛され、アメリカにポーランド音楽を広めた重要な人物の一人です。
 1891年にパリで初演され、メロディアスなフレーズが印象的なピアノ協奏曲第1番と、アメリカで作曲され、交響詩のような曲想を持ったピアノ協奏曲第2番を、ポーランドの才能あふれる2人の若手ピアニストの演奏でお聴きいただけます。

 ※録音:2021年5月17日-20日(ワルシャワ)
 
 

DUX17811782
(2CD)
特別価格
¥3600
クナピク&グレツキ:作品集
 イントロダクション(ナレーション)
 エウゲニウシュ・クナピク(b.1951):
  歌曲《When...》 ~ ソプラノと弦楽オーケストラのための
 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2020):
  弦楽四重奏曲第3番《... songs are sung》 Op.67
 クナピク:
  長い旅 - 4つの歌曲集 ~
   ソプラノ、バリトンと弦楽オーケストラのための
 グレツキ:弦楽四重奏曲第2番《幻想曲風に》 Op.78
シルヴィア・オルシンスカ(ソプラノ)
モニカ・センドロフスカ(ソプラノ)
トマシュ・ラク(バリトン)
シレジア室内管弦楽団
マチェイ・トマシェヴィチ(指揮)
スワヴォミル・ホラント(ナレーター)

 2021年に生誕70周年を迎えた現代ポーランドの偉大な芸術家、エウゲニウシュ・クナピクが2020年に作曲した2つの新作を収録したアルバムが登場。
 声楽と弦楽オーケストラのための作品と、彼の師であるヘンリク・ミコワイ・グレツキの弦楽四重奏曲を組み合わせています。
 クナピクの新作を知る絶好の機会となるだけでなく、作曲スタイルの発展における師弟関係の直接的な影響を発見することができるアルバムです。

 ※録音:2020年11月15日-17日&12月17日-19日(カトヴィツェ)
 
 


DUX1771
¥2500
20世紀ポーランドのチェロ作品集
 イェジ・フィテルベルク(1903-1951):チェロ・ソナタ
 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ポーランド奇想曲
 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):ザッハー変奏曲
 ピオトル・モス(b.1949):物語
 ヤン・クレンツ(1926-2020):即興曲
 クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020):ディヴェルティメント
 クシシュトフ・メイエル(b.1943):モノローグ
トマシュ・ダロフ(チェロ)

 20世紀に活躍した7人のポーランド人作曲家による独奏チェロのための作品集。
 ルトスワフスキ、ペンデレツキといった巨匠の作品から、ポーランド民謡を引用したバツェヴィチの「ポーランド奇想曲」、さらには世界初録音となるイェジ・フィテルベルク、ピオトル・モスの作品などを1989年生まれのチェリスト、トマシュ・ダロフの演奏で収録。
 20世紀のポーランドにおけるチェロ作品の充実を感じられます。

 ※録音:2021年10月28日-30日(ポーランド)
 
 


DUX1765
¥2500
全曲世界初録音
ポーランドのチェロ小品集

 フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):
  歌劇《バルト海の伝説》の主題による幻想曲 Op.28
 アレクサンデル・ヴィエルホルスキ(1802-1821):主題と変奏
 エマヌエル・カニア(1827-1887):ロマンス Op.9
 イグナツィ・アントニ・メイエル(1830-1857):マズルカ Op.1
 ヘルベルト・スパーリング&
  スタニスワフ・シュチェパノフスキ(1811-1877):
   欲望 - サロン風小品 Op.46
 マウリツィ・カラソフスキ(1823-1892):夕暮れ Op.3
 ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):メロディー Op.3-1
 ヴワディスワフ・ゼレンスキ(1837-1921):ロマンス Op.40
 ハリーナ・クシジャノフスカ(1867-1937):エレジー Op.40
 ヴワディスワフ・アロイス(1860-1917):演奏会用マズルカ Op.47
アンナ・ヴローベル(チェロ)
マウゴジャタ・マルチク(ピアノ)

 全曲が世界初録音となるチェロとピアノのための小品集。ショパン音楽院でアンジェイ・ヴローベル氏のクラスを卒業したアンナ・ヴローベルは、新作の初演やポーランド放送アマデウス室内管弦楽団との共演などで活躍。
 2014年からは、ショパン音楽大学(旧・ショパン音楽院)で指導も行っています。

 ※録音:2021年3月24日-29日(ポーランド)
 





<メジャー・レーベル>


.

DG



4863045
(2CD)
\3000→\2790
もうすぐ95歳、ヘルベルト・ブロムシュテット
 実質ドイツ・グラモフォン・デビュー!
  ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管との
 シューベルト:交響曲第8番《未完成》&第9番《ザ・グレイト》

シューベルト
 CD1:
  交響曲 第8番 ロ短調 D759 《未完成》
 CD2:
  交響曲 第9番 ハ長調 D944 《ザ・グレイト》
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット

 円熟の極み。厚い尊敬を集める楽壇の長老の95歳を祝うリリース!


 ■今年7月11日に95歳の誕生日を迎えるヘルベルト・ブロムシュテットが、1998年~2005年までカペルマイスターを、現在は名誉指揮者を務めているライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を振ったシューベルトの傑作交響曲。

 ■サンフランシスコ交響楽団、バンベルク交響楽団、デンマーク放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、などで名誉ポストを務める他、ベルリン・フィルやウィーン・フィルを含む世界トップクラスのオーケストラに頻繁に客演しているブロムシュテット。わが国でも、1981年以来に頻繁に客演しているNHK交響楽団で桂冠名誉指揮者を務め、最も高い支持を得ている馴染みの深い指揮者といえる。

 ■ドイツ・グラモフォンでは現代音楽のシリーズ20/21で、サンドストレムとリドホルムの作品をゲヴァントハウス管と録音した2003年盤が1枚あるが、実質的には今回がドイツ・グラモフォン・デビューと言っても差支えない。
  
  録音:2021年11月 ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
  




.

WARNER



9029628784
(14CD)
\6300→\5890
パイヤール室内管弦楽団
 フランス・バロック音楽


Disc1
ルクレール:
  ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 Op.7-4
  ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.10-5
  ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.10-2
  ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 Op.10-4
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.10-3

ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン)
録音:1977年(ステレオ)

Disc2
ルクレール:
  ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.7-5
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.7-2
  ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.7-1
  ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.7-6
  ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 Op.10-1

ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン)
録音:1977-8年(ステレオ)

Disc3
  ルクレール:ヴァイオリン協奏曲ト短調 Op.10-6
  ルクレール:フルート協奏曲ハ長調 Op.7-3
  コレット:フルート協奏曲第6番ホ短調 Op.4-6
  ブラヴェ:フルート協奏曲イ短調
  ノード:フルート協奏曲ハ長調 Op.17-3

ジェラール・ジャリ(ヴァイオリン)
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)
録音:1970年、1977年(ステレオ)

Disc4
F.クープラン:
  『諸国の人々』第1組曲『フランス人』ホ短調
  『諸国の人々』第2組曲『スペイン人』ハ短調
  『諸国の人々』第3組曲『神聖ローマ帝国の人』ニ短調

録音:1968年5月(ステレオ)

Disc5
  F.クープラン:『諸国の人々』第4組曲『ピエモンテの人』ト短調
  F.クープラン:パルナッスス山(コレッリ賛)
  オベール:4つのヴァイオリンのための協奏曲ト短調 Op.17-6
  ドーヴェルニュ:4楽章のコンサート用サンフォニー ロ短調 Op.4-3

録音:1959年、1968年(ステレオ)

Disc6
  シャルパンティエ:8声のソナタ
  シャルパンティエ:間奏曲『夜』
  F.クープラン:リュリ賛

録音:1965年2月(ステレオ)

Disc7
  ラモー:6声のコンセール(全曲)

録音:1962年3月(ステレオ)

Disc8
  ドラランド:王宮のためのサンフォニー
  ムーレ:ヴァイオリン、オーボエと狩猟ホルンのためのサンフォニー
  コレット:コミーク協奏曲第14番ハ長調『ショワジー』
  ラモー:歌劇『イポリートとアリシー』より狩りの場

録音:1964年、1984年(ステレオ)

Disc9
フランソワ・フランクール編纂:
  『アルトワ伯のための王の宴の音楽』組曲第4番(抜粋)
  『アルトワ伯のための王の宴の音楽』組曲第2番

モーリス・アンドレ(トランペット)
録音:1966年6月(ステレオ)

Disc10
  ムーレ:トランペット、打楽器、弦楽器とオーボエのためのファンファーレ
  ムーレ:弦楽器、オーボエ、狩猟ホルンのためのサンフォニー
  リュリ:歌劇『アマディス』からのサンフォニー組曲
  作者不詳(リュリの無名の弟子?):フランス組曲ト短調
  エグゾーデ:トリオ・ソナタ 変ホ長調 Op.2-1~メヌエット・グラツィオーゾ
  リュリ:『町人貴族』~メヌエット
  コレット:2つのトランペットのための喜遊曲 Op.7~序曲

録音:1960-63年(ステレオ)

Disc11
  フィリドール:祝宴のガヴォット
  フィリドール:ジュピターのこだま
  フィリドール:近衛龍騎兵の行進曲
  ダンピエール:ファンファーレ第4番
  ダンピエール:ファンファーレ第11番よりジーグ・アレグロ
  リュリ:サヴォワ行進曲
  フィリドール:5声のヴェルサイユのカノン
  フィリドール:トランペットのための行進曲
  リュリ:国王つき連隊のための行進曲1 & 2
  ダンピエール:ファンファーレ第19番~ガヴォット・スピリトゥオーソ・
  ダンピエール:ファンファーレ第1番~アレグロ
  リュリ:フランス行進曲
  ポクラン(モリエール):王の音楽のモリエールのエール
  リュリ:リュリのエール
  フィリドール:王のためのフランス行進曲
  ダンピエール:ファンファーレ第12番
  ダンピエール:ファンファーレ第2番
  リュリ/オトテール:射撃兵隊行進曲
  フィリドール:ラ・ボンタン
  フィリドール:マルス
  フィリドール:4つのティンパニによる行進曲
  ダンピエール:ファンファーレ第9番~アフェトゥオーソ
  ダンピエール:ファンファーレ第3番
  リュリ:近衛兵の行進曲
  フィリドール:王室のメヌエット
  フィリドール:オランダ行進曲からオーボエのエール
  フィリドール:オレンジェリーのメヌエット
  フィリドール:諸技術のジーグ

録音:1967年(ステレオ)

Disc12
  クルボワ:『ドン・キショット』抜粋
  ボワモルティエ:『四季』より『秋』抜粋
  カンプラ:『女たち』抜粋
  ラモー:カンタータ『テティス』抜粋

ジェラール・スゼー(バリトン)
録音:1966年(ステレオ)

Disc13
  ルクレール:トリオ・ソナタ ニ短調 Op.4-3
  ボワモルティエ:5声の協奏曲ホ短調 Op.37-3
  ノード:オーボエ協奏曲ハ長調 Op.17-3
  ルクレール:オーボエ協奏曲ハ長調 Op.7-3
  ビュファルダン:フルート協奏曲ホ短調~第1楽章

録音:1953年、55年、57年(モノラル)

Disc14
  ラモー:歌劇『ピグマリオン』序曲
  ドラランド:『王宮のためのサンフォニー』組曲
  マレ:音楽悲劇『アルシオーヌ』組曲
  シャルパンティエ:器楽のためのノエル

録音:1956-1957年(モノラル)

パイヤール室内管弦楽団(Disc1-10,12)
パリ・ラリー・ルーヴァール狩猟ラッパ・アンサンブル(Disc11)
パリ・カヴァルリ・トランペット合奏団(Disc11)
ジャン=マリー・ルクレール器楽アンサンブル(Disc13,14)
ジャン=フランソワ・パイヤール(指揮)
ジャン=フランソワ・パイヤール&
 パイヤール室内管弦楽団
 
 「私のオーケストラの歴史は、エラート・レーベルと密接に結びついている。私がこれまでになしてきたことはどれも、エラートなしにはできなかったことだ」~ジャン=フランソワ・パイヤール

 パイヤール室内管弦楽団はもともとジャン=マリー・ルクレール器楽アンサンブルという団体名で、その指揮者となるジャン=フランソワ・パイヤール[1928-2013]によって1953年に創設。12名の弦楽器奏者と1名のチェンバロ奏者から構成され、2006年まで50年以上にわたって活動を続けました。またフランス国内、国外でのコンサートは数千回に達し、参加した音楽祭も数多く、世界ツアーも無数にこなすとともに、教育的なさまざまな企画にも携わりました。

 パイヤール室内管弦楽団のレパートリーは16世紀から20世紀までと幅広いのですが、根本にあるのは「過小評価されながらも、その実、豊かなレパートリー」といえるブルボン王朝の開始からフランス大革命にかけて作曲されたフランス器楽の最高峰を、かたちだけではなく精神性をも賦与して蘇らせること。1950年代から、現在でも知られていない作曲家の作品を演奏・録音していたのには驚きです。

 このセットは、それまであまり演奏されなかったフランス・バロック作品を手がけたパイヤールの基本となった作品を収録したもので、その最初期1950年代に録音された音源(ディスク13と14)も含まれています。また、スゼーのバリトンによるカンタータからの作品も特別に収録されております(ディスク12)。

 ディスク12を除き、オリジナル・マスターテープより2019年リマスター音源使用。


 .


9029628785
(8CD)
\5200→\4790
エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ)
 シューベルト:ピアノ・ソナタ全集


Disc1
  ピアノ・ソナタ第1番ホ長調 D.157
  ピアノ・ソナタ第6番ホ短調 D.566 (第1、2楽章のみ)
  ピアノ・ソナタ第4番イ短調 D.537
Disc2
  ピアノ・ソナタ第2番ハ長調 D.279(+アレグレット ハ長調 D.346)
  ピアノ・ソナタ第3番ホ長調 D.459
Disc3
  ピアノ・ソナタ第5番変イ長調 D.557
  ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調 D.568
  ピアノ・ソナタ第9番ロ長調 D.575
Disc4
  ピアノ・ソナタ第11番ヘ短調 D.625(+アダージョ 変ニ長調 D.505)
  ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
  幻想曲ハ長調 D760, Op.15『さすらい人』
Disc5
  ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
  ピアノ・ソナタ第18番ト長調 D.894
Disc6
  ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845
  ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 D.850
Disc7
  ピアノ・ソナタ第15番ハ長調 D.840
  ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
Disc8
  ピアノ・ソナタ第19番ハ短調 D.958
  ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ)
 録音:2015年、2017年、ブレーメン、ゼンデザール ステレオ(デジタル/セッション)

 2018年「東京・春・音楽祭」で絶賛を博したレオンスカヤのシューベルト。来日直前にスタジオ録音され「EaSonus」レーベルより発売されていた全集が、ワーナー・クラシックスよりお買い得価格全集ボックスになって再発売。
 ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い直輸入盤のみ、長井進之介氏による書き下ろし解説と、スペインの音楽学者でシューベルトのピアノ曲の権威ミゲル・アンヘル・マリン氏の最新の研究に基づく解説の日本語訳付き。

 リヒテルとのデュオで世界の注目を集め、今もなお本国ロシア、欧州で多くの音楽家から尊敬を集めるレオンスカヤ。彼女が贈る深淵なるシューベルトの世界。既に1992~1998年に録音したシューベルト:ピアノ・ソナタ集(第7、13、18~21番)も発売中で、こちらも女性らしい優しさと細やかさ、楽譜への深い造詣があいまって、非常に明度の高い音列のきらめきが紡ぎ出されたシューベルト演奏で高い評価を得ておりました。

 今回発売されるものは、2015年と2017年に録音されたもの。「EaSonus」レーベルより発売されていましたが、今回レオンスカヤがワーナー・クラシックスと専属契約となったため、こちらの音源をまとめて発売することとなりました。


 レオンスカヤが長年深い思いを込めて取り組んできた作曲家がシューベルトであり、
「取り組めば取り組むほど、その先に行きたいという気持ちが湧いてくる作曲家。今の私にとってそれがシューベルトなのです。なぜならシューベルトの作品は本当に多彩で、音楽的、哲学的、文学的な創意にあふれています。どのソナタにも彼の個性や横顔が感じられて興味深く、初期のハイドン的な様相、後期のマーラーのような時代を先取りしたものまでピュアなリリシズムが感じられるもの」
と、語っています。

 2018年には「東京・春・音楽祭」にて、シューベルトのピアノ・ソナタのうち18曲と『さすらい人幻想曲』を演奏し高評価を得ました。

 第2、11番の欠落楽章ではないかとされる小品を挿入して1つの曲とし、さらに第3番も『3つのピアノ曲』を加えた5楽章構成としている部分も特徴的といえましょう。



<国内盤> 


SONORITE



SNRT2203
¥3080
新野見卓也(ピアノ)
 リヒャルト・ワーグナーへのオマージュ
 Schmachtend - A Tribute to Richard Wagner
新野見卓也(ピアノ)
 1. ワーグナー(1813-83): 黒鳥館への到着 WWV 95
 2. ワーグナー: パルジファル - 聖杯への厳かな行進曲 S450/R283(F. リスト編)
 3. ワーグナー: パルジファル -「聖金曜日の音楽」による音楽的印象(J. ルービンシュタイン編)
 4. リスト(1811-86): リヒャルト・ワーグナーの墓に S202/R85
 5. ワーグナー: マティルデ・ヴェーゼンドンク夫人のアルバムのためのソナタ WWV 85
 6. ワーグナー: ベッティ・ショット夫人のためのアルバムブラット WWV 108
 7. リスト: R.W. - ヴェネツィア S201/R82
 8. ワーグナー: 楽劇「トリスタンとイゾルデ」- 前奏曲(Z. コチシュ編)
 9. ワーグナー: 楽劇「トリスタンとイゾルデ」- 愛の死 S447/R280(F. リスト編)
 10. ワーグナー: エレジー「あこがれ」 WWV 93

 使用楽器:Steinway & Sons,Hamburg Model D-274 横山ペテロ(調律)
 内藤晃(プロデューサー)/北見弦一(レコーディング・エンジニア)

 <収録>2021年8月3-5日 稲城市立iプラザホール,東京

 新野見卓也(1988-)はブダペスト在住の新鋭。国際基督教大学、一橋大学大学院を経て、リスト音楽院に学んだ。
 
 本アルバムは、バイロイト詣が生きがいの ''ワグネリアン''新野見が、深い共感と洞察をもって奏する、リヒャルト・ワーグナーへのオマージュである。リスト、コチシュらによるワーグナーのオペラ・トランスクリプション、ワーグナー自身の希少なピアノ曲、リストによるワーグナー追悼作品を収録している。
 
 新野見の演奏は俯瞰的でスケールが大きく、名人・横山ペテロの調律と相まって、オーケストラのような色彩感と奥行きを醸し出す。
 2021年8月、稲城市立iプラザでのワンポイント録音(エンジニア:北見弦一)。新野見自身による書き下ろしライナーノーツも必読。
 「<トリスタン>冒頭に書き込まれ、日本語ではしばしば「憧れをもって」と訳されるSchmachtendという語以上にワーグナーの音楽を表すのにふさわしい言葉はない。その音楽は、繰り延べられる旋律は、和声の宙づりは、つねになにかに憧れている」(新野見卓也)



 新野見卓也 Takuya Niinomi(piano)

  栃木県足利市出身。国際基督教大学(ICU)人文科学科卒業、一橋大学大学院言語社会研究科修了。飯塚毅育英会奨学生として、またハンガリー政府Stipendium Hungaricum奨学生として、2014年よりハンガリー国立リスト音楽院に在籍し2020年に同大学院を修了。
  現在、ハンガリー国立ダンスアカデミー専属バレエピアニスト。2018年より書道と音楽のコラボレーション企画?音と言葉の間?を栃木高校の同窓生、バリトン荒井雄貴、書家・小杉卓と実施し、舞台芸術の新しい可能性に挑戦している。

 
 



<LP>

.

ベルリン・フィル・自主制作盤
BERLINER PHILHARMONIKER RECORDINGS(LP)


KKC 1201/8
(8LP)
¥46000

「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939-45」



ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
(LP 収録内容)
LP1 A
 R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」(17’21)
  録音:1942 年2月15,16,17日、旧フィルハーモニー
  音源: オープンリール・テープ、モスクワ放送からのコピー(1987 年返還テープ)
 ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1 幕への前奏曲(9’15)
  録音:1942 年2月26日、AEG工場
  音源:放送局フィルム・サウンドトラック、コピー

LP1 B
 シューマン:チェロ協奏曲 (22’44)
 ティボール・デ・マヒューラ(チェロ)
  録音:1942 年10月25~28日、旧フィルハーモニー
  音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)

LP2 A
 ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死(18’48)
  録音:1942 年11月8,9日、旧フィルハーモニー
  音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)

LP2 B
 シベリウス:エン・サガOp.9 (20’24)
  録音:1943 年2月7~10日、旧フィルハーモニー
 音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)

LP3 A
 ベートーヴェン:「コリオラン」序曲(9’09)
  録音:1943 年6月28,29,30日、旧フィルハーモニー
  音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)

LP3 A/B
 ベートーヴェン:交響曲第5 番(33’13)
  録音:1943 年6月28,29,30日、旧フィルハーモニー
  音源:オープンリール・テープ、コピー

LP4 A
 R.シュトラウス:
  交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(14’53)
   録音:1943 年11月13,14,15,16日、旧フィルハーモニー
   音源:オープンリール・テープ、コピー

LP4B、5A
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(44’15)
  エーリヒ・レーン(ヴァイオリン)
   録音:1944 年1月9,10,11,12日、旧フィルハーモニー
   (フルトヴェングラー、旧フィルハーモニー最後の公演)
   音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)

LP5B、6A
 R.シュトラウス:家庭交響曲(42’30)
  録音:1944 年1月9,10,11,12日、旧フィルハーモニー
   (フルトヴェングラー、旧フィルハーモニー最後の公演)
  音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)

LP6 B
 ヘンデル:合奏協奏曲Op.6-10 HWV328 (17’49)
  録音:1944 年2月7,8日、ベルリン国立歌劇場
  音源: オープンリール・テープ、モスクワ放送からのコピー(1987 年返還テープ)

LP7 A
 モーツァルト:交響曲第39 番(28’02)
  録音:1944 年2月7,8日、ベルリン国立歌劇場
  音源: オープンリール・テープ、モスクワ放送からのコピー(1987 年返還テープ)

LP7 B
 ウェーバー:「魔弾の射手」序曲(10’58)
  録音:1944 年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場
  音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)

LP8 A
 ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第1組曲より「間奏曲」、「戦いの踊り」(7’09) ※初出
  録音:1944 年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場
  音源: オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)
 ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲(16’30)
  録音:1944 年3月20,21日、ベルリン国立歌劇場
  音源:オープンリール・テープ、モスクワ放送からのコピー(1987 年返還テープ)
  (第2 組曲)

LP8 B
 シューベルト:交響曲第7番「未完成」(22’56) ※第2楽章初出
  録音:1944 年12月12日、アドミラル・パラスト
  音源: トラック1オープンリール・テール、コピー/2オープンリール・テープ、ドイツ帝国放送局オリジナル(1991年返還テープ)

   注記:慎重なリマスタリングを施しましたが、第2 楽章には削除できないバックグラウンドノイズが含まれます。

(ボーナス)
 オーディオ(13’27):トーンマイスター、フリードリヒ・シュナップ博士が語る(聞き手:
 ゲルト・フィッシャー/ドイツ・フルトヴェングラー協会)

DVD(14’00): ベルリン・フィルのメンバー、フルトヴェングラーについて語る
 (ハイレゾ音源/24bitリマスター)ダウンロード・コード付

 KKC-5952(22SACD Hybrid)に収録されているすべての音源のハイレゾ音源(24bitリマスター)をダウンロードすることが可能です。 

 ベルリン・フィルが自ら手掛ける戦時のフルトヴェングラー最高音質のLPが登場!!
 「フルトヴェングラー 帝国放送局(RRG)アーカイヴ 1939-45」から厳選された音源を8枚組LPに!!
 超豪華版! シリアルナンバー入り! ハイレゾ音源も! 世界2000セット限定

 ボーナスDVD ディスク、ハイレゾ音源(24bit)、112 頁ハードカバーブック、世界2000 セット限定、シリアルナンバー入り、輸入盤・日本語帯・解説付

 2018年末にリリースされ話題となったベルリン・フィル・レコーディングス「フルトヴェングラー帝国放送局(RRG) アーカイヴ 1939 - 45」(KKC-5952/22SACD Hybrid) は、戦時中(1939 ~ 45年)にドイツ帝国放送が収録したベルリン・フィルとフルトヴェングラーによる放送録音から現存するテープをすべて網羅し、オリジナル・テープを基本に最高の条件でセット化したもので、これまでのあらゆる盤を凌駕する決定盤となりました。

 そのSACD Hybrid ボックスで発売された音源からレパートリー、演奏、音質が特に優れている録音をベルリン・フィル自身がセレクトした8 枚組のLP ボックスが登場!
 カッティング担当はエミール・ベルリナー・スタジオのシドニー・クレア・マイヤー。これまでに「ベルリン・フィル&ハイティンクのブルックナー交響曲第7 番」(完売)や「ハンブルク響&フルシャのスメタナのわが祖国」(完売)などを手がけた実力の持ち主です。
 LP のマスターはオリジナルのアナログテープからのダイレクトトランスファーではなく、先のSACD ボックスをリリースする際に行ったマスタリング音源を元に製作。
 SACD の音のほとんどは1987 年と1991 年に返還されたテープをベルリン・フィルが新たに28bit でサンプリングし24bit でリマスタリングしたものであり、その最高音質を活かすのが最善策と見做されたためです。
 SACDのマスタリングを行った際の詳細については、2019年ベルリンで行われたリリース記者会見のビデオでレコーディング・プロデューサーのクリストフ・フランケ氏が詳しく説明しています。

 解説書には、ソ連軍による戦後の押収からコピーの返還、マスター・テープの発見に至るまで、この録音をめぐる歴史について書かれた興味深い内容となっています(日本語訳付)。
 さらにフルトヴェングラーの貴重な映像を交えたドキュメンタリーを含むボーナスDVD1枚と、SACD ボックス(KKC-5952/22SACDHybrid) に収録されているすべての音源のハイレゾ・ダウンロード・コードも付属しています。

 
 













6/9(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


KLARTHE

KLA 038
¥2800
ハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」管弦楽版
 ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」 Hob.XX:1A
トゥールーズ室内管弦楽団
ジル・コリャール(指揮)

 コリャール率いるトゥールーズ室内管がハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」を管弦楽版で演奏!

 録音:2016年8月28-30日/トゥルヌフイユ(フランス)/DDD、ディジパック仕様

 ジル・コリャール率い津トゥールーズ室内管弦楽団がハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」 を管弦楽版で録音しました!

 ハイドンの代表作「十字架上のキリストの最後の7 つの言葉」は1785 年に管弦楽のために作曲されましたが、その後1787年には四旬節にスペインのカディスで演奏するために弦楽四重奏版を、さらに1794年に歌詞をつけたオラトリオ版を編曲しております。
 美しく崇高な世界が広がります!
 
 

KLA 034
¥2800
「ロワールの色彩」
 (1)ティボー・ヴィエルメ(1983-):「ロワールの印象」
 (2)ジュリアン・ジュベール(1973-):「冬がきそうな感じ」
 (3)マルコム・アーノルド(1921-2006):4 つのスコットランド舞曲 Op.59
 (4)ジュベール:「アン・コント・ブルトン」
ブラスバンド・ヴァル・ド・ロワール
ジェローム・ゲンザ(指揮)

 ロワールからインスピレーションを得た作品も収録!仏吹奏楽団ブラスバンド・ヴァル・ド・ロワールが華麗に演奏。

 録音:2016年2月18-21日/カルチャーセンター、レ・シャルトルー(フランス)/DDD、ディジパック仕様

 1982年創設のブラスバンド・ヴァル・ド・ロワールは歴史あるフランスの吹奏楽団。ブロワやロワール地方出身の精鋭でメンバーを構成しており、2014年のインターナショナル・ブラスバンド・オープンで第3位入賞を果たすなどの入賞歴を誇ります。

 ロワール地方は"インスピレーション"の宝庫!画家、作家、音楽家はロワールから常に創造力を引き出しています。
 当アルバムには同地からインスピレーションを得て作曲された「ロワールの印象」など魅力的な吹奏楽作品が収録されております。
 
 

KLA 020
¥2800
「Rencontre(S)~出会い(の数々)」
 ジャン= セバスティアン・ベロー:
  (1)「ジャイス」~ピアノとフルート・オーケストラのための(2003)
  (2)「黒人保護区」~フルートとピアノのための(1969)
  (3)「葉脈」~ピアノのための(1969)
  (4)「再生」~フルートとピアノのための(2011)
ピエール=イヴ・アルトー( フルート)
アナ・テレス(ピアノ)
オルケストル・ド・フルート・フランセ
ジャン=セバスチャン・ベロー(指揮)

 作曲家としての才能も発揮。ジャン=セバスティアン・ベローのフルート作品を弟子ピエール=イヴ・アルトーが演奏!

 録音:2011年9月13&14日/オーディトリアム・ヴィアナ・ダ・モッタ/DDD、ディジパック仕様

 高名なフルート奏者として知られるジャン=セバスチャン・ベロー。作曲家としての顔はあまり知られていませんが、フルートの作品を中心に作曲しております。
 フルートの特性を知り尽くしたベローならではの奏法が随所に現れ、時に尺八のような音で演奏されます。当演奏では自身が指揮をし弟子のピエール=イヴ・アルトーがフルート独奏を務めております。

 「今から半世紀以上前、12歳の学生だった私はジャン=セバスチャン・ベローと出会い、フルーティストを志すことを決め猛勉強しました。それから数十年、気がつけば師と私はパリ国立高等音楽・舞踊学校の同僚になりました。師ベローは指揮者、教育者として高い評価を得ていたものの、作曲家としてはあまり知られていません。この録音を通じて作曲家ベローがいかに才能豊かな作曲家であることを知っていただければ幸いです。」(ピエール=イヴ・アルトー)
 
 

KLA 025
¥2800
パトリック・ブルガンが描く現代感覚満点の「レクエイム」
 パトリック・ブルガン(1960-):レクイエム
マリオン・デルクール(メゾ・ソプラノ)
ルイーズ・マルシア(クラリネット)
ポール・ラマルク(サクソフォン)
ファブリス・ビアン(チェロ)
ヴァンサン・グラッピー(オルガン)
ジャン=クリストフ・ガルニエ(打楽器)
リオネル・ルフォルニ(打楽器)
ミクロコスモス室内合唱団
ロイク・ピエール(指揮)

 なんとサクソフォンやパーカッションも登場!パトリック・ブルガンが描く現代感覚満点の「レクエイム」

 録音:2015年7月4-12日/デカール&2015年11月4日/ブロワ大聖堂/DDD、ディジパック仕様

 合唱作品を数多く出かけるパトリック・ブルガンが「レクイエム」を作曲!
 この作品ではクラリネット、サクソフォン、打楽器など「レクエイム」のイメージからは想像もできない斬新な楽器選択が最大の魅力。現代感覚満点の独自の世界が広がります。
 
 

KLA 052
¥2800
注目の作曲家パトリック・ブルガンの管弦楽曲集!
 パトリック・ブルガン(1960-):
  (1)「球体」~大オーケストラのための5の小品
  (2)「湖」~ソプラノとオーケストラのための交響的瞑想
  (3)「波」~オーケストラのための
(1)フランス国立管弦楽団
 パスカル・ロフェ(指揮)
(2)ヴァレリー・コンドルチ(ソプラノ)
 マリー=クロード・バンティニ(チェロ)
 コロンヌ管弦楽団
 ローラン・プティジラール(指揮)
(3)パリ国立高等音楽院桂冠管弦楽団
 ジャン=セバスチャン・ベロー(指揮)

 現代感覚満点の響きが魅力。注目の作曲家パトリック・ブルガンの管弦楽曲集!

 録音:(1)2003年3月18&19日、(2)2015年11月2日/ラジオ・フランス、(3)1990年10月12日/パリ国立高等音楽院/DDD、ディジパック仕様

 合唱曲のジャンルで知られる作曲パトリック・ブルガンですが管弦楽曲にも非常に魅力的な作品を書いています。
 ここに収録した3つの作品は、文学から借用したテーマへの回帰。聴き手のインスピレーションを刺激する音楽が広がります。
 
 

KLA 030
¥2800
「フレンチ・キス」
 (1)ロウ:「踊りあかそう(I could have danced all Night)」
 (2)バーンスタイン:「なんて幸せな私たち!(Oh, Happy we !)」
 (3)バーンスタイン:「着飾ってきらびやかに(Glitter and be Gay)」
 (4)バーンスタイン:「素敵な気持ち(I feel Pretty)」
 (5)ロジャース:「もしも私が愛したら(If I Loved You)」
 (6)ムーア:「柳の歌(Willow Song)」
 (7)バーンスタイン:「いっしょに夢を見よう(Dream with me)」
 (8)ソンドハイム:「覚えているわ(I Remember)」
 (9)アーレン:「虹の彼方に(Somewhere over the Rainbow)」
 (10)バーンスタイン:「ちょっと恋して(A Little bit in Love)」
 (11)ソンドハイム:「緑の鳥(Green Finch and Linnet Bird)」
 (12)ロイド=ウェバー:「愛は死なず(Love Never Dies)」
 (13)チャーチル:「いつか王子様が(Un Jour mon Prince viendra)」
 (14)バーンスタイン:「トゥナイト(Tonight)」
フルール・ミノ(ソプラノ)
ケヴィン・アモス(ピアノ)
(2)(14)
 ジュリアン=カルロス・エケヴェリー
  (テノール)
(2)(5)(7)(12)(14)
 ジェニファー・ハーディー(チェロ)

 『キャンディード』『ウエスト・サイド・ストーリー』『オペラ座の怪人』などの名作ミュージカルから選りすぐりの歌曲を収録!

 録音:2015年11月23-25日/フランス/DDD、ディジパック仕様

 『キャンディード』『ウエスト・サイド・ストーリー』『オペラ座の怪人』『マイ・フェア・レディ』などの名作ミュージカルの中から最も美しい作品を集めたのが当アルバム「フレンチ・キス」。
 著名な文学作品に触発され書き上げたこれらの作品は、今もなお色あせることなく強い魅力を放ちます。
 魅惑のソプラノ、フルール・ミノが情感豊かな表現で歌い上げます。
  





DA VINCI CLASSICS



C00585
¥2600
シノーポリ:室内楽&合唱作品集
 無伴奏合唱のための《夜が更けるのもつかの間》/
 弦楽五重奏のための《音色》/
 ソプラノと弦楽五重奏のための
  《空(シューニャター)~ 主題と変奏》/
 弦楽四重奏のための《ペヴェレッリの楽園の樹のために》/
 磁気テープのための《イソリズムII》/
 ソプラノとピアノのための《叙情詩》/
 ソプラノとピアノのための《子供のための哀歌》/
 テノールとピアノのための《逃避》/
 合唱のための《我が民よ》/3声のための《3つの連祷》/
 ピアノのための《バレエ組曲》/
 ピアノのための《モメント》/ピアノのための《コラール》
クララ・ポリート(ソプラノ)
ガリーナ・オフチニコワ(ソプラノ)
アルベルト・ムナフォ・シラグサ(テノール)
フランチェスコ・アッレグラ(ピアノ)
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ弦楽五重奏団
コーロ・リリコ・シチリアーノ
フランチェスコ・コスタ(指揮)

 作曲家ジュゼッペ・シノーポリの至芸。60~70年代に作曲された室内楽&合唱作品集!

 「アイーダ」の演奏中に倒れそのまま帰らぬ人となったイタリアの名匠ジュゼッペ・シノーポリ(1946-2001)の突然の逝去から20年が経過した今、その「作曲家」としての功績を世に示す非常に興味深い録音がダ・ヴィンチ・クラシックスから登場!
 「作曲家シノーポリ」としては1981年にバイエルン国立歌劇場で初演された歌劇「ルー・ザロメ」が代表作として知られていますが、その他の作品に接する機会は決して恵まれているとは言えないだけに、没後20年記念の意味合いも持つ本盤の登場はシノーポリ・ファン要注目であり、その作曲技法を知るための貴重な資料ともなることでしょう。
 指揮者、作曲者であると同時に心理学者と脳外科医、さらには考古学者でもあったシノーポリ。1960年代から70年代にかけて生み出された若き日の"作曲家シノーポリ"の芸術にご注目下さい。

 ※録音:2022年1月、グラヴィーナ・ディ・カターニャ(イタリア)
 




.

 BSO REC



BSOREC0002
¥2900→\2690
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)/バイエルン国立管弦楽団
 ベートーヴェン& ブレット・ディーン

 ブレット・ディーン(1961-): TESTAMENT テスタメント -
  管弦楽のための音楽(原曲: 12人のヴィオラ奏者のための音楽) (13:46)
 
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  交響曲第2番 ニ長調Op. 36
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
バイエルン国立管弦楽団
NYCX-10324
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 録音: 2020年10月5日&6日 ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場
 ※ 国内盤には片桐卓也氏による日本語解説付き

 【バイエルン国立歌劇場自主レーベルBSOrec CD第2弾!】

  「ベートーヴェンはこの交響曲において古典派時代のオーケストラが持っていた表現力を極限まで引き出している。それぞれの楽器に挑戦的な実験をしかけ、自らの運命に対する内なる闘争を音に託して描いているのだ」--ウラディミール・ユロフスキ(原盤解説より抄訳)

 2021年にスタートしたバイエルン国立歌劇場の自主レーベルBSOrecから待望の第2弾CDが登場。
 2021/22シーズンから劇場の音楽総監督兼オーケストラの首席指揮者に就任したウラディーミル・ユロフスキとの初録音という点でも注目です。
 バイエルン国立歌劇場は、新型コロナ感染症の拡大に伴い2020年3月からロックダウンされていましたが、ここに録音されている2020年10月のコンサートは劇場再開後、最初のアカデミー・コンサート(バイエルン国立管の定期演奏会)。演奏者にも聴衆にも特別な思いがあったことでしょう。
 プログラム冒頭はブレット・ディーンのテスタメント(管弦楽版)で、この「テスタメント」とはベートーヴェンが書いた「ハイリゲンシュタットの遺書」のこと。
 ディーンは遺書の内容に加えてその筆跡や筆圧などに刺激を受け、湧き上がる創造力と苦悩とのせめぎ合いを思わせるエネルギーに満ちた音楽を作曲しました。随所にベートーヴェン作品(ラズモフスキー第1番など)が引用されています。
 オリジナルは12人のヴィオラ奏者のための作品でしたが、ここでは管弦楽用に編曲されたものが演奏されています。
 
 ユロフスキが組み合わせたのは「ハイリゲンシュタットの遺書」と同時期に描かれた交響曲第2番。
 「遺書」の凄絶な内容に反して、苦悩の陰の薄い晴朗な音楽と見られがちな作品において、ユロフスキは極めて力強くダイナミックな解釈を繰り広げています。ユロフスキは早くからベートーヴェンに多面的に取り組んでおり、エイジ・オヴ・インライントゥンメント管との演奏ではピリオド楽器の奏法と発想を研究し、ベルリン放送響とはマーラー編曲版をとりあげています。ベートーヴェンのオーケストラ・スコアの持つ可能性について研究と実践を重ねてきたユロフスキらしい、細部まで精緻かつ力強くて激しい音楽となっています。

 バイエルン国立歌劇場は、17世紀に創設されたバイエルン選帝侯の宮廷歌劇場を起源とし、モーツァルトやワーグナーの歌劇を初演した歴史を持つドイツを代表する名門歌劇場。
 ハンス・フォン・ビューロー、ブルーノ・ワルター、ハンス・クナッパーツブッシュ、ゲオルグ・ショルティ、クレメンス・クラウス、ルドルフ・ケンペ、ヨーゼフ・カイルベルト、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、キリル・ペトレンコ...といった音楽史上屈指の名指揮者を音楽監督に迎え、錚々たる名歌手たちと築いて来た栄光の歴史を誇ります。

 *バイエルン選帝侯の宮廷歌劇場のオーケストラは、オペラとは別の表現の場を求め、1811年に「音楽アカデミー」の名のもとにシンフォニー・コンサートを開始。
 バイエルン国立管弦楽団の定期公演が「アカデミー・コンサート」と呼ばれるのはこれに由来し、オーケストラならではの表現の可能性と喜びを献身的に求める楽団の伝統は、一期一会の熱気と集中力に富んだ演奏会に結実しています。あのカルロス・クライバーがこの楽団に好んで客演したことでも知られます。

 
 





ORCHID CLASSICS


ORC100200
¥2400
COLOURISE ヴォーン・ウィリアムズ/バークリー/ウォーロック:作品集
 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
  Five Mystical Songs 5つの神秘的な歌...弦楽とピアノ伴奏版世界初録音
   1. I. Easter イースター
   2. II. I Got Me Flowers 私は花を採った
   3. III. Love Bade Me Welcome 愛はようこそと言った
   4. IV. The Call 召命5. V. Antiphon アンティフォン
 6. レノックス・バークリー(1903-1989):
  Variations on a Hymn by Orlando Gibbons, Op.35
   オーランド・ギボンズの賛歌による変奏曲 Op. 35...世界初録音
 ピーター・ウォーロック(1894-1930): Capriol Suite カプリオール組曲
  7. I. Basse-Danse バス・ダンス/8. II. Pavane パヴァーヌ/
  9. III. Tordion トゥルディオン/10. IV. Bransles ブランル/
  11. V. Pieds-en-l'air ピエ・アン・レール/
  12. VI. Mattachins(Sword Dance)マタシャン(剣の舞)
 13. ヴォーン・ウィリアムズ: 揚げひばり
  (ポール・ドレイトンによるヴァイオリンと合唱編)
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)...1-5
アンドルー・ステイプルズ(テノール)...6
エリナ・ユリオスティ(ヴァイオリン)...13
ロンドン・コーラル・シンフォニア合唱団...1-6、13
ロンドン・コーラル・シンフォニア・オーケストラ...1-12
マイケル・ウォルドロン(指揮)

 録音: 2022年1月25-27日 St Jude's Church, Hampstead, ロンドン(UK)

 Ochird Classics通算200枚目のリリースとなるアルバムは、イギリスを代表する作曲家たちの作品を集めた1枚です。
 合唱が盛んな英国らしい選曲はもちろんのこと、2022年のヴォーン・ウィリアムズ生誕150年を記念するアルバムにもなっています。
 冒頭に置かれたヴォーン・ウィリアムズの「5つの神秘的な歌」は弦楽とピアノの伴奏によるバリトンを伴う合唱のための編曲。
 これは作曲家自身のアレンジで、このヴァージョンは世界初録音となります。
 英国歌曲でおなじみ、ベテランのバリトン歌手ロデリック・ウィリアムズがソリストを務めました。アンドルー・ステイプルズが歌うレノックス・バークリーの「オーランド・ギボンズの賛歌による変奏曲」も世界初録音。
 約70年前のオールドバラ音楽祭で初演され、ブリテンが「素敵な作品」と称賛した曲です。
 ウォーロックの人気作「カプリオール組曲」が続き、最後はオーケストラのパートを合唱が歌うという驚きのアレンジによる「揚げひばり」で締めくくられます。
 





SOLO MUSICA



SM396
¥2400
ジル・アパップ(ヴァイオリン)
 Impressions d' enfance 幼き頃の印象
 ジョルジュ・エネスク(1881-1955):作品集

  1-4. 五重奏曲 ニ長調
   - ピアノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための(1896)
  5. Aubade オーバード - ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
  6. Serenade lointaine 遠くのセレナーデ
   - ヴァイオリン、チェロとピアノのための
  7. オマージュ - フォーレの名による小品
  Impressions d' enfance 幼き頃の印象 Op. 28
   8. No.1. Menetrier 吟遊詩人(田舎回りのヴァイオリン弾き)
   9. No.2. Vieux mendiant 年老いた修道士(物乞い)
   10. No.3. Ruisselet au fond du jardin 庭の奥を流れる小川
   11. No.4. L'oiseau au cage et le coucou au mur 籠の中の鳥と鳩時計
   12. No.5. Chanson pour bercer 子守唄
   13. No.6. Grillon コオロギ
   14. No.7. Lune a travers les vitres 窓から差し込む月の光
   15. No.8. Vent dans la cheminee 暖炉の中の風
   16. No.9. Tempete au dehors, dans la nuit 外は嵐の夜
   17. No.10. Lever de soleil 日の出
ジル・アパップ(ヴァイオリン)...8-17
アンサンブル・ラロ
【メンバー】
 アレクサンドル・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)...1-6
 アンナ=リーサ・ベズロドニー(ヴァイオリン=ゲスト)...1-4
 ラズヴァン・ポポヴィチ(ヴィオラ)...1-6
 ユストゥス・グリム(チェロ)...1-6
 ダイアナ・ケトラー(ピアノ)...1-17

 録音:Bayerischer Rundfunk Munchen, Studio 2(ドイツ) 2019年6月20-21日...1-7 2021年9月27日...8-17

 アンサンブル・ラロとヴァイオリニスト、ジル・アパップの新譜「Impressions d'enfance 幼き頃の印象」。
 アルバムにはルーマニアの作曲家、ジョルジュ・エネスクの5作品が収録されています。
 エネスク若き日の憧れであったブラームスの影響が強く感じられる「ピアノ五重奏曲 ニ長調」は、1897年、16歳の時にパリで開催した初の自作演奏会で演奏された作品です。
 ピアノと弦楽三重奏のための「オーバード」とピアノ三重奏曲「遠くのセレナーデ」は、エネスクが敬愛する師ガブリエル・フォーレから称賛された魅力的な作品。
 フォーレの名前を旋律の動機とした「オマージュ」にも詩的で夢幻的な雰囲気が漂っています。アルバムタイトルでもある「幼き日の印象」はエネスク晩年の傑作。
 彼が3歳の時に初めて街角のヴァイオリン弾きに出会ったときの記憶をはじめとして、時のかなたに霞みつつある幼少期の夢や印象を音で描こうとした作品。
 この曲でヴァイオリンを弾くジル・アパップはアルジェリア生まれのフランス人で、強靭なテクニックを持ち、特にロマ音楽のホットな演奏で人気を博しています。
 アンサンブル・ラロは、シューマンの「ダヴィド同盟」の中で相対する創造精神に均衡をもたらす力として描かれる「ラロ博士」にちなんだグループです。
 
 

SM399
¥2400
フランツ・リスト(1811-1886):
 シューベルトとワーグナー作品のピアノ・トランスクリプション集
ジャン=ニコラ・ディアトキン(ピアノ)
  1. Auf dem Wasser zu singen 水の上で歌う D 774(シューベルト)/
  2. Gretchen am Spinnrade 糸を紡ぐグレートヒェン Op. 218 D 118(シューベルト)/
  3. Rastlose Liebe 休みなき愛 D 138(シューベルト)/4. Ave Maria アヴェ・マリア D 839(シューベルト)/
  5. Erlkonig 魔王 Op. 1 D 328(シューベルト)/6. Liebesbotschaft 愛の便り(白鳥の歌 D 957) (シューベルト)/
  7. Standchen セレナード(白鳥の歌 D 957) (シューベルト)/8. Der Atlas アトラス(白鳥の歌 D 957) (シューベルト)/
  9. Der Doppelganger ドッペルゲンガー(白鳥の歌 D 957)(シューベルト)/10. リスト: バラード第2番 ロ短調/
  11. Isolde's Liebestod イゾルデの愛の死(ワーグナー: トリスタンとイゾルデ)/
  12. Elsas Brautzug zum Munster エルザの大聖堂への入城 (ワーグナー: ローエングリン)/
  13. Pilgerchor 巡礼の合唱(ワーグナー: タンホイザー)/
  14. Feierlicher Marsch zum heiligen Gral 聖杯への厳かな行進曲(ワーグナー: パルジファル)

 録音: 2022年1月17-19日 Studio Riffx No 1, パリ(フランス)

 6歳から音楽の勉強を始めたジャン=ニコラ・ディアトキン。1989年からクラウディオ・アラウの弟子ルート・ネイエに師事、1994年にはナディア・ブーランジェの弟子、ナルシス・ボネから教えを受け研鑽を積みました。
 歌手の伴奏者として長い経験を持つディアトキンは歌曲伴奏を心から楽しんでいますが、近年は昔から共演を重ねてきた歌手たちが続々と引退して、その機会が減ってきました。
 そこで彼は自分一人で「歌」を奏でるべく、リストがピアノ独奏用に編曲(トランスクリプション)したシューベルトとワーグナーの作品を演奏・録音しました。
 この録音のもう一つの特徴は、1916年にシュトゥットガルトで作られたシードマイヤー社のグランド・ピアノを使っていること。フィラルモニー・ド・パリのピアノ調律師ローラン・ベシエールが発案し、フランス国立科学研究センターのアントワーヌ・レテシエ=サルモン、ピアノ製作者のステファン・ポレロと共同で楽器を調整。
 現代の最新のピアノとは一味違う音色をお楽しみ頂けます。
 ディアトキンはリストの傑作バラード第2番でコンサート・ピアニストとしての腕前を存分に発揮しています。

 
 
 


SM364
¥2400
インゴルフ・トゥルバン(ヴァイオリン)
オルガンとヴァイオリンのための作品集

 アンリ・マルトー(1874-1934): 幻想曲 Op. 27 -
  オルガンとヴァイオリンのための...世界初録音
   1. Zwiegesprach 対話2. Arie アリア3. Fuge フーガ
   4. Variationen uber den Choral "Herzliebster Jesu"
    コラール「愛するイエス」による変奏曲
 マックス・レーガー(1873-1916):
  Aus den Zwolf Stucken 12の小品より Op. 59
   5. Nr.5 Toccata d-Moll トッカータ ニ短調
   6. Nr.6 Fuge D-Dur フーガ ニ長調
   7. フィリップ・ヴォルフルム(1854-1919):
    ソナタ第2番 ホ長調 Op.10より
     II. Andante - GemaBigt und etwas feierlich
   8-9. マルトー: 前奏曲とパッサカリア Op.23-1
   10. カール・ヘラー(1907-1987):
    幻想曲 Op. 49 - ヴァイオリンとオルガンのための
エドガー・クラップ(オルガン)
インゴルフ・トゥルバン(ヴァイオリン)

 録音: 2020年11月9日-11日 Stadtkirche St. Moriz,Coburg(ドイツ)

 オルガンとヴァイオリンの組み合わせによる作品を集めた1枚。アンリ・マルトーの「幻想曲」及び「前奏曲とパッサカリア」は、バロック期の様式に倣って書かれており、これは作曲当時彼が住んでいたオーバーフランケンのリヒテンベルクで使われていたオルガンの温かい音色にインスパイアされたものです。
 他はレーガーとラインベルガーにオルガンを師事したヴォルフルム、バンベルクでオルガン奏者の父のもとに生まれたヘラーの作品を収録。荘厳なオルガンと華やかなヴァイオリンの音色が溶け合う美しい響きをご堪能ください。
 オルガニストのエドガー・クラップは1947年バンベルク生まれ。
 1971年、ミュンヘンARD音楽コンクールで第1位を獲得し世界的な活躍をはじめるとともに、フランクフルト音楽大学でオルガンの指導にあたり、ザルツブルクのモーツァルテウムで客員教授を務めた後、ミュンヘン音楽大学の教授に就任、2012年に引退するまでその職にありました。
 インゴルフ・トゥルバンはベルリン・フィル、ミュンヘン・フィルとの共演をはじめ、世界の主要なコンサートホールでソロ演奏を行うヴァイオリニスト。これまでほとんど演奏されたことのない作品を積極的に広めていることでも知られています。
 





SOMM RECORDINGS


SOMMCD0651
¥2500
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
 朗読とピアノのための作品集

  イノック・アーデン/海辺の城
   1-9. メロドラマ「イノック・アーデン」Op. 38 TrV 181
    詩: テニソン卿(1809-92)(英語朗読)
   10. メロドラマ「海辺の城」 TrV 191
    詩: ルードヴィヒ・ウーラント(1787-1862) 
     (クリストファー・ケントによる英語翻訳・朗読)
      ...英語版世界初録音
クリストファー・ケント(朗読)
ガマル・カーミス(ピアノ)

 録音: 2021年8月30日-9月1日 Menuhin Hall,Stoke d'Abernon(UK)

 リヒャルト・シュトラウスの2つのメロドラマを収録した1枚。ここでの「メロドラマ」はピアノ伴奏付きの朗読のことで、歌ではありませんが情感豊かな語りは聴きごたえたっぷりです。
 「イノック・アーデン」はイギリスの詩人アルフレッド・テニスン卿の同名の詩を用いた作品。海辺の村に住む三人の子供が成長し、それぞれの進む道と恋物語、三角関係が描かれます。
 「海辺の城」はドイツの詩人ルートヴィヒ・ウーラントの詩を用いた作品。中世の要塞から戻ってきた旅人が描かれています。
 どちらの作品も海がモティーフになっており、ピアノは様々な海の姿を描き出すとともに、登場人物の心情を丹念に紡ぎ出していきます。
 このアルバムでは、英国の俳優&声優クリストファー・ケントが2作品を朗読。「海辺の城」はケント自身がドイツ語を英語に翻訳しています。
 彼は音楽家たちとのコラボレーションも多く、ここでピアノを演奏しているガマル・カーミスとは2016年から定期的に共演を行い好評を博しています。
 
 


SOMMCD0653
¥2500
Eclogue エクローグ 英国の室内楽作品集
 クライヴ・ジェンキンス(1938-):
  オーボエのための3つの小品(オーボエと弦楽版)*
   1. I. Pastorale パストラーレ/2. II. Air エア/
   3. III. Scherzo スケルツォ
 4. ジェラルド・フィンジ(1901-1956): エクローグ Op.10
 5. ドン・シャーマン(1932-):
  Eine kleine Leichtmusik - Venice in the Rain 雨のヴェニス*
 6-8. アラン・リダウト(1934-1996):
  フルートと弦楽のためのコンチェルティーノ*
 9. ウィリアム・ロイド・ウェバー(1914-1982):
  田舎の印象 - フレンシャム・ポンド(水彩画)
   (ピーター・シグレリスによるクラリネットと弦楽版)*
 10. ロナルド・ビンジ(1910-1979): The Watermill 水車
 11. エライアス・パリシュ・アルヴァーズ(1808-1848):
  ハープと弦楽のためのコンチェルテイーノ - ロマンス*
 12. セシリア・マクドウォール(1951-):
  Y Deryn Pur 聖なる鳥(クラリネットと弦楽編)*
 13. シャーマン:
  Eine kleine Leichtmusik - Seventeen Going On Eighteen
   17歳、もうすぐ18歳*
 14. ジョーゼフ・ホロヴィッツ(1926-2022):
  クラリネットと弦楽のためのコンチェルタンテ*
 15. ロビン・ミルフォード(1903-1959):
  Mr John Peel Passes By ジョン・ピール氏逝去
 16-18. ジェンキンス: ピアノと弦楽のためのコンチェルティーノ*
 *...世界初録音
マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)...4-5、16-18
ガブリエラ・ダッローリオ(ハープ)...11、13
ピーター・シグレリス(クラリネット)...9、12
ジュディス・ホール(フルート)...6-8、15
マイケル・ストウ(オーボエ)...1-3、10
ピーター・フィッシャー(ヴァイオリン...13・指揮)
ロンドン室内アンサンブル

 録音:2020年9月9日 Henry Wood Hall、ロンドン(UK)...1-3、5-8、10-11、13-15 2009年12月1日 Kingston University...4、16-18 2015年12月6日 Kingston University...9、12

 19世紀から21世紀にかけてのイギリス室内楽作品を集めたアルバム。
 イギリスを代表するソリストたちをゲストに迎え、フィンジの「エクローグ」を始めとした名作が、2022年に創立25周年を迎えるロンドン室内アンサンブルにより演奏されています。
 またアルバムには、マーガレット・フィンガーハットに献呈されたクライヴ・ジェンキンスの「コンチェルティーノ」や、このリサイタルのためにジェンキンスが特別に編曲したオーボエのための3つの小品、最近世を去ったジョーゼフ・ホロヴィッツの「クラリネットと弦楽のためのコンチェルタンテ」、そして《オペラ座の怪人》などミュージカルでおなじみアンドルーと、チェリストのジュリアンの父で、オルガニストとしても名を馳せたウィリアム・ロイド・ウェバーの『祖国の印象』から「フレンシャム池」などの9曲の世界初録音が含まれています。
 ロンドン室内アンサンブルは、1997年にヴァイオリニスト、ピーター・フィッシャーによって設立されたアンサンブル。ロンドンの主要オーケストラや室内楽団から厳選された奏者で構成され、幅広く公演を行い高く評価されており、新作の演奏も積極的に行っています。
 





<メジャー・レーベル>

.

WARNER CLASSICS



9029628788
(9CD)
\4300→\3990
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集、変奏曲全集、ピアノ小品集

Disc1
 ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K.279
 ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調 K.280
 ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281
 ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282
 ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283

Disc2
 ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284
 ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309
 ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
Disc3
 ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311
 ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
 ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331『トルコ行進曲付き』
 ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
Disc4
 ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
 幻想曲 ハ短調 K.475
 ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
Disc5
 ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 K.533
 ピアノ・ソナタ第16番ハ長調 K.545
 ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調 K.570
 ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576
Disc6
 幻想曲 ニ短調 K.397
 ロンド ニ長調 K.485
 ロンド イ短調 K.511
 メヌエット ニ長調 K.355
 アダージョ ロ短調 K.540
 小さなジーグ ト長調 K.574
 メヌエットとトリオ ト長調 K.1
 メヌエット ヘ長調 K.2
 アレグロ 変ロ長調 K.3
 メヌエット ヘ長調 K.4
 メヌエット ヘ長調 K.5
 アレグロ ハ長調 K.9a
 クラヴィーア小品 ヘ長調 K.33b
 メヌエット ハ長調 K.61g-2
Disc7
 『われら勝てり』による8つの変奏曲 K.24
 『ヴィレム・ヴァン・ナッサウ』による7つの変奏曲 K.25
 『わが愛しのアドーネ』による6つの変奏曲 K.180
 J.C.フィッシャーのメヌエットによる12の変奏曲 K.179(189a)
 『私はランドール』による12の変奏曲 K.354(299a)
Disc8
 『ああ、お母さん聞いて』による12の変奏曲 K.265(300e)
 『美しいフランソワーズ』による12の変奏曲 K.353(300f)
 『リゾンは眠った』による9つの変奏曲 K.264(315d)
 『愛の神』による8つの変奏曲 K.352(374c)
 『主に幸いあれ』による6つの変奏曲 K.398(416e)
Disc9
 『メッカの巡礼』による10の変奏曲 K.455
 アレグレットによる12の変奏曲 K.500
 オリジナル主題による6つの変奏曲 K.54(547b)
 デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 K.573
 『女ほど素晴らしいものはない』による8つの変奏曲 K.613
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
 
 録音:
  1984-1985年 パリ、La Mutualite (Disc1-6) 1991年 ミュンヘン、Bavaria Musik Studios (Disc7-9)
 デジタル/セッション録音

 オペラや交響曲、室内楽曲の豊富な演奏経験に裏付けられたバレンボイムのモーツァルトは、細部に至るまで徹底して陰影濃やかな表情付けが施されているのが特徴。
 速い部分も単に速いだけではなく、パート・バランスへの周到な配慮が窺がえ、多くのジャンルに共通の音楽言語を用いたモーツァルト作品ならではの特色を生かした含みのあるスタイルが魅力的な演奏です。

 







<国内盤> 


299MUSIC


NIKU-9046
¥3080
《マインド》クラリネット小品集/伊藤 圭
 (1)田中カレン(1961- ):レター・トゥー・ユー [2'42"]
 (2) ミケーレ・マンガーニ(1966- ):クラリネットのためのテーマ [3'26"]
 (3) ミケーレ・マンガーニ:ロマンツァ [3'47"]
 (4-6)アレック・テンプルトン(1910-63):ポケット・サイズ・ソナタ第1番
  I. Improvisation [2'15]/II. Modal Blues [2'42]/III. In Rhythm [1'53]
 (7) ジェラルド・フィンジ(1901-1956):フォルラーナop.23-4 [3'05"]
 (8) フランシス・プーランク(1899-1963):愛の小径 [3'07"]
 (9) クロード・ドビュッシー(1862-1918)/ヤッシャ・ハイフェッツ:美しき夕暮れ [2'22"]
 (10) ガブリエル・フォーレ(1845-1924):夢のあとにop.7-1 [2'45"]
 (11) ガブリエル・フォーレ:子守歌op.56-1 [3'08"]
 (12) フランツ・シューベルト(1797-1828):アヴェ・マリアop.52-6 D.839 [4'05"]
 (13) フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):歌の翼にop.34-2 [2'42"]
 (14) ロベルト・シューマン(1810-1856):夕べの歌op.85-12 [2'13"]
( 15) マリア・テレジア・フォン・パラディス(1759-1824):シチリアーノ [2'41"]
 (16) ヨハネス・ブラームス(1833-1897):子守歌op.49-4 [1'42"]
 (17) セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):ヴォカリーズop.34-14 [5'57"]
 (18) マックス・レーガー(1873-1916):ロマンツェ ト長調 [1'28"]
 (19) マックス・レーガー:アルバムのページ 変ホ長調 [1'48"]
 (20) リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):万霊節 op.10-8 TrV 141 [2'42"]
 (21) リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):明日の朝op.27-4 TrV 170 [3'32"]
伊藤 圭(クラリネット)
長尾洋史(ピアノ)

 録音:2021年9月16日 小出郷文化会館「大ホール」 [61'03"]

 NHK 交響楽団首席クラリネット奏者を務める伊藤圭とピアニストとして多方面での活躍をみせる長尾洋史が卓越した和声感と堅実な音楽性で綴る情趣あふれる珠玉の小品集。
 クラリネットの柔らかく深い響きと洗練されたピアノのタッチが絶妙なアンサンブルと相見える時、作品の持つ「マインド」が色彩豊かに浮かび上がる。

 伊藤 圭(クラリネット) Kei Ito, Clarinet
 宮城県大崎市生まれ。2001 年東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。第6 回日本クラリネットコンクール第1 位。第75 回日本音楽コンクール入選。東京オペラシティ リサイタルシリーズ「B→C 」に出演し、その様子はNHK-FM 「クラシック倶楽部」に取り上げられた。藝大フィルハーモニア、東京都交響楽団を経て、2011 年よりNHK 交響楽団首席クラリネット奏者を務める。
 協奏曲のソリストとして、2014年東京藝大「創造の森」において尹 伊桑《クラリネット協奏曲》、2020年台湾嘉義市国際音楽フェスティバルに招聘されP.スパーク《クラリネット協奏曲》を演奏。2019年 「天皇陛下 御即位30年 奉祝感謝の集い」ではモーツァルト《クラリネット協奏曲》の特別奉祝献奏を行い、2021年第1938 回NHK 交響楽団定期公演のソリストとして同曲を協演。
 2017年、ソロ・アルバム「レヴーズマン 藍の詩」をリリースし、レコード芸術誌 準特選盤に選出される。2018年から仙台クラシックフェスティバルに連続して招聘されリサイタルを開催している。
 これまでにクラリネットを千石 進、日比野裕幸、野田祐介、山本正治、三界秀実、村井祐児の各氏に師事。東京音楽大学兼任准教授、東京藝術大学、国立音楽大学講師として、また国内外のマスタークラスの講師として招聘され、後進の指導にあたっている。
 ソロ、室内楽、指導者としての活動の傍ら、幼稚園から高等学校までのアウトリーチ事業にも取り組むほか、介護施設などでの演奏を行なう活動も継続し現在活動の充実期を迎えている。
 使用楽器:ビュッフェ・クランポン「フェスティバル」(B♭/A)

 長尾洋史(ピアノ) Hiroshi Nagao, Klavier
 東京藝術大学音楽学部器楽科及び、同大学院修士課程を修了。在学中に安宅賞を受賞。宗廣祐詩、遠藤道子、米谷治郎の各氏に師事。1995年、エコールノルマル音楽院(パリ)に留学。
 NHK交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団など国内主要オーケストラとの共演やソロ・リサイタル、マクサンス・ラリュー(フルート)、ジャン=イヴ・フルモー(サクソフォン)、パーヴェル・ベルマン(ヴァイオリン)など、国内外の管弦楽器奏者とも多数共演。また、国内外を問わず多くの作品の初演、サイトウ・キネン・フェスティバル松本やサントリーホール・サマーフェスティバルなどの音楽祭出演、NHK等のメディア出演など、その活動は多岐にわたっている。
 CDは「エボカシオン」「ラヴェル&ドビュッシー」(ライブノーツ)、「メシアン:アーメンの幻影 2台ピアノ」、「リスト&レーガーを弾く」(コジマ録音)、現在進行中のシリーズ「ピアニズム1/バッハ:ゴルトベルク変奏曲、ピアニズム2/ドビュッシー:前奏曲集第1巻&第2巻、ピアニズム3/ハイドン:中期ピアノ・ソナタ集、ピアニズム4/アルベニス:イベリア」(299MUSIC)のソロのほか、ミシェル・ベッケ(トロンボーン)、ワルター・アウアー(フルート)、加納悦子(メゾソプラノ)らとの共演など多数リリースされ、各紙にて好評を得ている。
 CDは「エボカシオン」「ラヴェル&ドビュッシー」(ライブノーツ)、「メシアン:アーメンの幻影 2台ピアノ」、「リスト&レーガーを弾く」(コジマ録音)、現在進行中のシリーズ「ピアニズム1/バッハ:ゴルトベルク変奏曲、ピアニズム2/ドビュッシー:前奏曲集第1巻&第2巻、ピアニズム3/ハイドン:中期ピアノ・ソナタ集、ピアニズム4/アルベニス:イベリア」(299MUSIC)のソロのほか、ミシェル・ベッケ(トロンボーン)、ワルター・アウアー(フルート)、加納悦子(メゾソプラノ)らとの共演など多数リリースされ、各紙にて好評を得ている。

 
 





MIYABEE RECORD


MBRJ-10001
¥3850
Quatre Saisons キャトルセゾン
 1. 夏 かいがらを探して、
 2. 秋 ウタカタ遊園地
 3. 冬 12時のゆきだるま
 4. 春 おさがりのセーラー服
 5. 空色
 6. リップを塗るまであと10分
 7. 冷めたカフェオレをもう一度
 8. キャンバスのレモネード
Juvichan(作曲、編曲、コントラバス)
コーデリア・ナカヤマ
 (ピアノ、パーカッション、シンセサイザー[8のみ])
  ...1,2,4-8
杉江洋子(ヴァイオリン)...1-6,8
金本洋子(ヴィオラ)...1-6,8
マーティ・ホロベック(エレキベース)...1,2,4-6,8
石若駿(ドラムス)...1,2,4-6,8
深田晃(エンジニア)、宮部智香子(プロデューサー)

 <収録>2022年1月24,25日 USEN WHITE STUDIO,大阪 2022年3月4日 キング関口台スタジオ,東京

 オーケストラプレイヤーとして活動しているJuvichanが繰り出す新たな"四季"。
 更に、常しえに繰り返される人と人とのドラマを描いた全曲オリジナル楽曲によるフルアルバムを、気心知れたいつもの京響の仲間たちに加えジャズ界の若手ホープ石若駿、マーティ・ホロベックを迎え、新たな境地に繰り出します。
 レコーディングエンジニアには世界的に活躍する深田晃を迎え緻密な音創りが実現しています。

 Juvichan(コントラバス奏者、作曲家)
  横浜生まれ。
  大阪音楽大学にてコントラバスを専攻。関西フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団を経て2002年より京都市交響楽団コントラバス奏者。
  2018年にエリック・サティの作品を収めたCD「Gymnopediste」2019年にオリジナル楽曲集「にじいろのさんぽみち。」を発表。
  日蓮大聖人御降誕800年慶賛事業「幻想組曲妙満寺」(土持悠孝氏との共作による作・編曲)、京都府危機克服緊急連携支援補助金事業 "伝統工芸ってなあに?" イメージ音楽「千代紙」(作曲)、「狂絃 KAKIYAMABUSHI」(脚本)など作編曲、プロデュース等に幅広く活躍中。NHK-FMリサイタル・パッシオに出演。
  コントラバスを三宅康司、西出昌弘、奥田一夫、相葉武久、G・クラウスの各氏に師事。
  弦楽出世魚Yo-Yo-Ju→弦伍楼。
  株式会社宮部企画音楽プロデューサー。

 
 





ヴァカンス・ミュジカル


VM 0006
¥2750
近藤浩平&山田耕筰 ピアノ作品集「麦草峠のギター」
 (1)近藤浩平:麦草峠のギター Op.151 (山中哲人編両手のピアノ版)
  【第1曲:午後の草原/第2曲:ニュウと白駒池/
   第3曲:雨の針葉樹/第4曲:高見石/第5曲:東屋/
   第6曲:縞枯/第7曲:ゴーロの秋/第8曲:稲子岳の凹地】
 (2)近藤浩平:アトリエの古い画帳 Op.89 
  【第1曲:教会の尖塔/第2曲:ワルツの余韻/
   第3曲:夜の騎行/第4曲:シエラネバダの雪/
   第5曲:海と断崖の風景/第6曲:湖のある風景】
 (3)山田耕筰:黎明の看経 
 (4)山田耕筰:スクリャービンに捧ぐる曲 
  【第一曲:夜の詩曲/第二曲:忘れ難きモスコーの夜】
 (5)近藤浩平:山田耕筰へ捧ぐる曲 Op.201 
 (6)山田耕筰:ポエム
 (7)近藤浩平:三段峡と八幡高原(安芸の山々~西中国山地)Op.206~左手のピアノの為の
 (8)近藤浩平:コルドバへの道Op.166a~ギターとピアノの為の
 (9)近藤浩平:週末は晴れの予報~《左手のピアノの為の2つの前奏曲 Op.153》より
杉浦菜々子(ピアノ)
(8)坂場圭介(ギター)

 ~どこか懐かしい日本の風景、自然、音色~ 近藤浩平&山田耕筰 ピアノ作品集「麦草峠のギター」

 録音:2022年6月1日、Studio Nya

  ~どこか懐かしい日本の風景、自然、音色~
 「山の作曲家」近藤浩平と日本クラシック音楽黎明期の立役者山田耕筰の珠玉のピアノ掌品集。美しい風景写真と杉浦菜々子の美音で彩る一枚

 今までになかったのが不思議というくらい、自然な音楽を目指してきた(近藤浩平)
 (近藤浩平の音楽は)音楽が全体として持つ存在感や空気感、間合いという点で西洋の大家にはない独自の魅力を獲得している。(ライナーノーツより)

 杉浦菜々子 Nanako SUGIURA (ピアノ)
 ソロリサイタルの他、2018年5月チェコフィルハーモニーゾリステン来日10周年コンサート、2019年5月ラ・フォル・ジュルネ丸の内エリアコンサートなど多くのコンサートに出演、近年は委嘱や新作の初演にも積極的に取り組んでいる。2016年よりピティナ公開録音コンサートで「日本人作品の夕べ」シリーズとし、数多くの日本人作品を演奏、録音している。ピティナピアノ曲辞典には演奏動画多数と曲解説が登録されている。また、出版における調査や資料収集、校正、校閲にも当たっている。
 2018年11月に1stアルバム「山田耕筰ピアノ作品集(DCJA21041)」をリリース(『レコード芸術』誌【特選盤】)。2021年11月2ndアルバム「休暇の日々~フランスバロックからセヴラック、タイユフェールまで(VM0001[CD-R])」を、2022年3月3rdアルバム「J.S.バッハ&S.L.ヴァイス リュート作品の鍵盤用トランスクリプション集(VM0003)」(『レコード芸術』誌【準特選盤】)をリリース。

 坂場圭介 Keisuke SAKABA(ギター)
 クラシックギターを筧優、三上進両氏に師事。2002年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、渡仏。パリ・エコールノルマル音楽院にてアルベルト・ポンセ氏に師事。2003年、渡米。シカゴ芸術音楽大学修士課程ギター科に奨学金を得て入学。同大学にてギターをデニス・アザバギッチ、セルジオ・アサド両氏に師事する傍ら、教育法・ギター史・ギター和声等をパメラ・キンメル氏より学ぶ。2007年、同大学卒業し修士号を得る。第20回ジュニアギターコンクール最優秀賞、パドヴァ国際音楽コンクールギター部門第1位、など賞歴多数。2008年にデビューリサイタルを行い、好評を博したほか、2009年にはベトナム交響楽団(指揮:本名徹次)とヴィラ=ロボスのギター協奏曲を共演。2011年、東京交響楽団(指揮:堀俊輔)とアランフェス協奏曲を共演。この頃より月刊現代ギター氏誌上で執筆活動を始める。現在は、坂場圭介ギタースクールを主宰する傍ら、上野学園短期大学、上野学園高校、村治 昇ギター早期才能教育教室、現代ギター社GG学院、アイゼナハ音楽院で講師を務める。公益社団法人・日本ギター連盟理事、日本ジュニア・ギター・教育協会副会長、GLC(ギター・リーダース・クラブ)コンクール実行委員。
 


<映像>


.

C MAJOR(映像)



80 6804
(Blu-ray)
¥5400→\4990
ティーレマン&ウィーン・フィル
 ブルックナー生誕200年記念プロジェクト「ブルックナー11/Bruckner 11」
 第1弾は第00・0・5番、2021年3月ウィーン楽友協会無観客ライヴ


  アントン・ブルックナー:
   交響曲ヘ短調WAB99( 第00番「習作」)
   交響曲ニ短調WAB100(第0 番)
   交響曲第5番変ロ長調WAB105
  
 ボーナス映像《ディスカヴァリング・ブルックナー》
  各交響曲について
   (ティーレマンと音楽学者ヨハネス=レオポルド・マイヤー氏による対話)
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
KKC 9747
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥6700


80 6708
(2DVD)
¥5400→\4990
KKC 9748/9
(2DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥6700

 ティーレマン&ウィーン・フィル、ブルックナー生誕200年記念プロジェクト「ブルックナー11/Bruckner 11」。第1弾は第00・0・5番、2021年3月ウィーン楽友協会無観客ライヴ収録!

 収録:2021年3月ウィーン楽友協会(無観客ライヴ)
 映像監督:ベネディクト・ミロウ
 (Blu-ray)画面:16:9、1080i、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1、BD50、ボーナス映像、言語:ドイツ語、字幕:英、韓、日本語、Total time:254分、交響曲:176分、ボーナス:78分
 (2DVD)画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.1、DVD9、ボーナス映像、言語:ドイツ語、字幕:英、韓、日本語、Total time:254分、交響曲:176分、ボーナス:78分

 2024年のブルックナー生誕200年に向けたティーレマン&ウィーン・フィルによるプロジェクト「ブルックナー11/Bruckner 11」。
 すでにソニー・クラシカルからも第8,3,4,2番のCDがリリースされていますが、この度C majorレーベルから映像による全集がスタートします。
 第1弾としてリリースされるのは、第5交響曲、そして「習作交響曲」と呼ばれている「ヘ短調 WAB99」と「ニ短調 WAB100」をウィーン・フィル史上初めて演奏・収録しています。
 今回ティーレマンは番号付き交響曲9曲に加えて「習作交響曲」を演奏することについて以下のように述べています。「ブルックナーは9曲の交響曲を書いたのではなく、11曲の交響曲を書いたということです。
 人々はこの2曲をそれほど良い曲だとは思っていないかもしれないが、2曲ともに完成度は非常に高く、"これぞブルックナー"と感じることのできる部分が多くあります。
 またこの素晴らしいウィーン・フィルとブルックナーの11曲の交響曲をともに演奏する最初の指揮者という栄誉を思いかげず手にすることができたのは、驚きであり大きな喜びです。」

 またこのセットには各交響曲についてティーレマンと音楽学者ヨハネス=レオポルド・マイヤー氏とが語ったインタビューと、リハーサル風景を収録したボーナス映像が付属しています。
 その映像には、ティーレマン自身が特別だという交響曲第5番を最初に聴いた際の記憶も鮮明に語っています。
 「特別だと思う理由は、最初に聴いた時に感動したから。それは私が16歳の時、ベルリン・フィル、カラヤン指揮の演奏だった。私は茫然自失しフィルハーモニーの駐車場に向かった。これまでこんなに素晴らしい音楽は聴いたことがなかった。」

 ベルリン・ドイツオペラ(1997年~2004年)、ミュンヘン・フィル(2004年~2011年)、シュターツカペレ・ドレスデン(2012年~2024年)、ザルツブルグ復活祭音楽祭の芸術監督(2013年~2022年)、そしてバイロイト音楽祭での活躍など、今やドイツを代表する指揮者として着実にキャリアを積んでいるクリスティアン・ティーレマン(1959~)。ウィーン・フィルとは、2008年~2010年にかけて収録された「ベートーヴェン交響曲全集」や2019年ニューイヤーコンサートなど何度も共演しています。
 またティーレマンはすでに手兵シュターツカペレ・ドレスデンとブルックナーの番号付き交響曲9曲を残しており(757504/KKC9656)、今回のウィーン・フィルとの録音も日頃からブルックナーへの熱い思いを語っていたティーレマンらしいプロジェクトと言えるでしょう。
 













6/8(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

.

BIS



BIS SA 2555
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
鬼才リコーダー奏者ダン・ラウリン
 テレマン:リコーダー・ソナタ集

 (1)ソナタ ハ長調 TWV 41:C5
 (2)ソナチネ イ短調 TWV 41:a4
 (3)ソナタ ヘ短調 TWV 41:f2
 (4)ソナチネ ハ短調 TWV 41:c2
 (5)ソナタ ヘ長調 TWV 41:F2
 (6)ソナタ ニ短調 TWV 41:d4
 (7)ソナタ ヘ短調 TWV 41:f1
 (8)ソナタ ハ長調 TWV 41:C2
ダン・ラウリン(リコーダー)
アンナ・パラディソ(チェンバロ)
マッツ・オロフソン(チェロ)

 鬼才リコーダー奏者ダン・ラウリンがテレマンのリコーダー・ソナタを録音!

 セッション録音:2021年4月19-21日/スンドビュベリ、スウェーデン/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、70'20
 楽器:Alto recorders by Philippe Lache, Fred Morgan and Francesco Livirghi
  Harpsichord by François Paul Ciocca (2008) after Nicolas & Francois Blanchet (1730)
  Cello by Johan Oberg the elder, Stockholm c. 1765

 SACDハイブリッド盤。
 リコーダー界の鬼才ダン・ラウリン。BISレーベルからリコーダーのありとあらゆるレパートリーを精力的にリリースしていますが、当アルバムでは後期バロックのドイツの大作曲家テレマンのリコーダー・ソナタを録音しました!
 当演奏でもラウリンの天才ぶりをうかがい知ることのできる表現力豊かで自由な"歌い方"を堪能できます。パラディソ、オロフソンとの刺激的な演奏をお楽しみください!
 
 

BIS 2634
¥2700
コリリアーノが激賞する若手女性作曲家ラザズの作品集!
 ギティ・ラザズ(1986-):
  (1)「ザ・ストレンジ・ハイウェイ(The Strange Highway)」~
    チェロ八重奏のための(2011)
  (2)「デュオ(Duo)」~ヴァイオリンとピアノのための(2007)
  (3)「レジェンド・オブ・サイ(Legend of Sigh)」~
    チェロ、録音されたチェロと電子楽器のための(2015)
  (4)「スペルバウンド(Spellbound)」~
    無伴奏ヴィオラのための(2020)
  (5)「ナルキッソスの変容(Metamorphosis of Narcissus)」~
    室内オーケストラと電子楽器のための(2011)
(1)オール・アメリカン・チェロ・バンド
 【ジュリー・アルバース、ジェイク・ブラウン、
  デニス・ジョキッチ、ポール・ドワイヤー、
  ケン・オルセン、ディヴィッド・レクイロ、
  サイウン・ソルステインスドッティル、
  サリナ・チャン】
(2)フランチェスカ・デパスケール(ヴァイオリン)、
 スコット・ケラー(ピアノ)
(3)インバル・セゲフ(チェロ)
(4)カタリーナ・カン・リットン(ヴィオラ)
(5)メトロポリス・アンサンブル、
 アンドリュー・シア(指揮)

 「中東のルーツが西洋の感性と融合して、オリジナルかつ驚くべき音楽を生み出すユニークな作曲家」(ジョン・コリリアーノ)、師コリリアーノが激賞する若手女性作曲家ラザズの作品集!

 録音:(1)2010年11月11日/アイ湾音楽堂、アムステルダム(ライヴ)、(2)2021年1月28日/オーバリン大学、オーバリン(セッション)、(3)2021年2月20日&(4)2021年9月16日/オクターヴェン・オーディオ、ニューヨーク(セッション)、(5)2011年1月27日/ル・ポワソン・ルージュ、ニューヨーク(ライヴ)
 DDD、BIS ecopak、54'54

 1986年生まれのイラン系アメリカ人女性作曲家ギティ・ラザズ。ジュリアード音楽院でジョン・コリリアーノ、サミュエル・アドラー、ロバート・ビーザーら著名な作曲家に師事し、作曲の学士号と修士号を取得し卒業しました。
 2016/2017 シーズンにはアートやサブカルチャーを牽引する場所として知られるニューヨーク、ブルックリンのウィリアムズバーグ地区の小さなホール「ナショナル・ソーダスト」のコンポーザー・イン・レジデンスを務め注目されました。

 師コリリアーノは「中東のルーツが西洋の感性と融合して、オリジナルかつ驚くべき音楽を生み出すユニークな作曲家」と激賞しております。
 当アルバムには5篇を収録。電子楽器も交えた彼女の音楽はまさに唯一無二です。今後要注目の作曲家です!

 
 





CLAVES



50 3045
¥2800
ヴィスメール:協奏曲と管弦楽曲集
 (1)交響曲『子供とバラ』
  (サン=テグジュペリ原作『星の王子さま』に基づく)
 (2)オーボエ協奏曲
 (3)ヴァイオリン協奏曲第3 番
 (4)交響的三部作『クラマヴィ』
  (1)(2)(3)=世界初録音
ノラ・シスモンディ(オーボエ)
オレグ・カスキフ(ヴァイオリン)
スイス・ロマンド管弦楽団
ジョン・フィオーレ(指揮)

 実にドラマティックなピエール・ヴィスメールの作品!当アルバムには世界初録音多数の4 篇を収録。

 録音:2021年6月/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)/DDD、ディジパック仕様、74'26

 Clavesレーベルが力を注いでリリースしているジュネーヴ生まれのフランス人作曲家ピエール・ヴィスメールの作品。当アルバムには世界初録音多数の協奏曲と管弦楽曲計4篇を収録しております。

 1915年、スイス、ジュネーヴ生まれのフランス人作曲家ヴィスメール。ジュネーヴの音楽院で作曲を学んだ後、1935年から三年間パリ音楽院にてロジェ=デュカスに師事、またエコール・ノルマル・ド・ミュジックではミュンシュに指揮を学びました。
 第2次世界大戦でスイスに帰国するも49年にはパリに戻り、58年にフランス国籍を取得しております。フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、ルーセルからの影響を受けながら、その後はストラヴィンスキーの音楽からも影響を受けていきました。

 ヴィスメールはジョリヴェやトマジのように協奏曲のジャンルを開拓し、様々な楽器のために作品を残しました。

 1957年サン=テグジュペリの『星の王子さま』をモチーフにした交響曲『子供とバラ』を作曲しました。この作品は原題をあえて使わず『星の王子さま』の詩的な世界を再現しています。
 同じく1957年に作曲され、同年、世界赤十字デーの一環としジュネーヴ放送で初演した交響的三部作『クラマヴィ』は、ヴィスメールの作品中で最も「オネゲル的」な作品。ルター派のコラール「主よ、安らかにお眠りください」に基づき、3つのパートが途切れることなく演奏されます。

 ヴィスメールの「交響的音楽と協奏曲集(クラリネット協奏曲、ギター協奏曲、他)」(50-3018/19)、「協奏曲集(ヴァイオリン協奏曲第2番、トランペット協奏曲、コンチェルティーノ・クルーズ、他)」(50-1811)も好評発売中です。
 





HORTUS



HORTUS 144
¥2500
「アルティッシモ!」
 (1)ベルリオーズ(ロイク・マリエ編曲):
  イタリアのハロルド(ヴィオラとオルガン版)
 (2)マリエ:「ベルリオーズへのオマージュ」(即興演奏)
 (3)マリエ:「アルティッシモ!」
(1)(3)カルステン・ドバース(ヴィオラ)
(1)(2)ロイク・マリエ(オルガン)

 ベルリオーズの「イタリアのハロルド」をヴィオラとオルガンで演奏!

 録音:2016年11月、2017年3月30日-4月1日/サン=ヴァンサン教会、ユリューニュ(フランス)/DDD、ディジパック仕様、68'11

 ヴィオラのカルステン・ドバースとオルガンのロイク・マリエのデュオによる演奏で、ベルリオーズの「イタリアのハロルド」を主軸に、マリエの即興演奏「ベルリオーズへのオマージュ」、そしてヴィオラ独奏のための「アルティッシモ!」を収録しております。
 オルガンの多様な音色を生かし音色の魔術師ベルリオーズを色彩豊かに演奏しております。同コンビの最新アルバム「アド・ペルペトゥアム・JSB・メモリアム」(HORTUS-204)も好評発売中です。
 




.

MIRARE



MIR 632
¥2900→\2690
アマリリス
 ヴェネツィアの天才を祝う~カルダーラとヴィヴァルディ


 アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
  『グローリア』 RV 589、協奏曲 ハ長調 RV 443、
  協奏曲 ト短調 RV 156、協奏曲 ニ長調 RV 781

 アントニオ・カルダーラ(1670-1736):
  シンフォニア(セレナーデ 1709 年より)、
  モテット「Caro mea vere est cibus」、
  シャコンヌ(op.2より)、
  シンフォニア(オラトリオ「アベルの死」より)
アマリリス
 (エロイーズ・ガイヤール/
  音楽監督、リコーダー、
  バロック・オーボエ;セルジュ・チザク/
  トランペット他)
ペイ・ド・ラ・ロワール児童合唱団
 (合唱指揮:
  マリアナ・デルガディッロ・エスピノーザ)

 カルダーラとヴィヴァルディ、ヴェネツィアのふたりの天才の作品、児童合唱による天上から降り注ぐような声で聴く「グローリア」

 録音:2021年2月/78'05

 ヴェネツィアで活躍したふたりの天才、カルダーラとヴィヴァルディの才を祝して編まれたプログラム。バロック期のヴェネツィアでの演奏会を、色彩ゆたかに再現しようとする試みです。
 ヴィヴァルディの「グローリア」が児童合唱で演奏され、天上から降り注ぐような声にこころが洗われるよう。協奏曲では、アンサンブルの音楽監督でもあるエロイーズ・ガイヤールがリコーダーやオーボエを華麗に響かせます。


 
 


MIR 636
¥2900
ジェローム・アンタイ(フォルテピアノ)
ヨーゼフ・ハイドン:ピアノ三重奏曲集

 ・ピアノ三重奏曲 ト長調 Hob.XV:15(フルート、チェロとピアノ)
 ・ピアノ三重奏曲 ヘ長調 Hob.XV:16(ヴァイオリン、チェロとピアノ)
 ・ピアノ三重奏曲 ニ長調 Hob.XV:16(フルート、チェロとピアノ)
 ・ピアノ三重奏曲 ホ短調 Hob.XV:12(ヴァイオリン、チェロとピアノ)
ジェローム・アンタイ(フォルテピアノ)
マルク・アンタイ(フルート)
アレッサンドロ・モッチア(ヴァイオリン)
アリクス・ヴェルジエ(チェロ)

 アンタイ兄弟&シャンゼリゼ管のコンマス&レザール・フロリサンのメンバー、名手たちによるハイドン円熟期のピアノ三重奏曲集

 録音:2020年2月/67'50

 なんとも豪華な顔ぶれによるハイドンのピアノ三重奏曲集の登場。ハイドンが1784 年から1790 年の間、エステルハージー公に仕えていた最後の頃の作品で、ハイドンの筆が完全に熟していたことを感じさせる作品がならびます。
 ハイドンがちりばめた、ころころと自在に変化する表情のパッセージを、名手たちがこれ以上なく典雅に響かせます。

 ジェローム・アンタイ(鍵盤)=アンタイ3 兄弟のひとり。ヴィーラント・クイケンのもとでヴィオラ・ダ・ガンバを学なかで歴史的鍵盤楽器にも興味をもつ。シギスヴァルト・クイケンやヤーコプス、マルゴワールらとガンバ、鍵盤の両方で共演。

 マルク・アンタイ(フルート)=アンタイ3兄弟のひとり(もうひとりはピエール・アンタイ)。バルトルド・クイケンのもとで学ぶ。ラ・プティット・バンドなどで活躍。

 アレッサンドロ・モッチア(ヴァイオリン)=ミラノのヴェルディ音楽院でフェリーチェ・クザーノに師事。さらにアッカルドのもとでも研鑽を積む。1992年以降、シャンゼリゼ管のコンサートマスターを務めている。

 アリックス・ヴェルジエ(チェロ)=パリ国立高等音楽院でコワンにチェロを師事。ヴィオラ・ダ・ガンバも演奏する。1991年よりレザール・フロリサンのメンバー。
 さらに、レ・タラン・リリクやル・コンセール・デ・ナシオンでも演奏している。ジェローム・アンタイ、アレッサンドロ・モッチアとトリオの活動もしている。
 
 .
MIR 604
¥2900→\2690
美しきチェロ奏者コベキナ
Ellipses~円

 1.ジョヴァンニ・ソッリマ(b.1962)/ボッケリーニ:ファンダンゴ
 2. ドビュッシ:チェロ・ソナタ
 3. ヴィラ=ロボス:
  ブラジル風バッハ第5番「アリア」~チェロとギターのための編曲版
 4. ヴィレム・デ・フェッシュ(1687-1761):
  シシリエンヌ(バロック・チェロとチェンバロ)
 5. フォーレ:シシリエンヌ op.78(チェロとピアノ)
 6. マリア・テレジア・フォン・パラディス(1759-1824):
  シシリエンヌ(チェロとピアノ版)
 7. ヨハン・エルンスト・ガリアルド(1687-1747):
  シシリエンヌ(バロック・チェロとチェナロ)
 8. マラン・マレ:スペインのフォリア
  (チェロとチェンバロ版、セルバン・ニキフォルによる)
 9. ティエリー・エスケシュ:ラ・フォリア(無伴奏チェロのための)
 10. ジュール・マットン(b.1988):Detail(細部)~
  バロック・チェロとチェンバロのための(世界初録音)
 11. コベーキン:ハヤルド(チェロとタンブーランのための)
アナスタシヤ・コベキナ
 (チェロ/1698年製ストラディヴァリウス)
ヴァンサン・ボッカドーロ(ピアノ)
エマニュエル・アラケリアン(チェンバロ)
ティヴォー・コーヴァン(ギター)
トリスタン・ペレイラ(パーカッション)

 チャイコフスキーコンクール第3位の美しきチェロ奏者コベキナ、古楽と現代を自在につなぐプログラムで登場

 録音:2021年5月3-6日

 アナスタシヤ・コベキナ、注目盤の登場です!コベキナは1994年エカテリンブルクの音楽一家に生まれ、4歳でチェロをはじめ、モスクワ音楽院で学んだのち、パリ音楽院、そしてフランクフルト音楽院でバロック・チェロを学んでいます。
 2019年6月には第16回チャイコフスキー国際コンクールで第3位に入賞するなど、その実力と演奏に世界が魅了されている存在です。

 18世紀、無伴奏チェロのために書かれた最初期の作品から現代までのチェロ作品を自在に組み合わせて、チェロの歴史を俯瞰するようなプログラムとなっています。
 現代の作曲家の作品は、バロック作品にインスパイアされて書かれたもの。超絶技巧を要求されるものが多いですが、コベキナは独特の存在感をたたえた音色で、雰囲気たっぷりに奏でています。
 共演の楽器も、カスタネットが効果的に響いたり、実に豊かな世界。ドビュッシーのソナタは哀愁も感じさせつつ、美しい弱音で聴かせます。コベキナの魅力にあふれた1枚、注目です!





そこそこ有名なわりにCDは少ない
CLAVESの1枚


 50 1901
\2800→\2590
ロシア美人チェロによるヴァインベルク
 (1)ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107
 (2)ヴァインベルク:チェロと管弦楽のための幻想曲Op.52
 (3)コベーキン:バッカンツ (2018)
アナスタシヤ・コベキナ(チェロ)
ケヴィン・ジョン・エドゥセイ(指揮)
ベルン交響楽団

 フォルジュルネ音楽祭出演で注目、ロシア美人チェロによるヴァインベルク

 録音:2018年9月24-27日/ディアコニス教会(ベルン)/DDD、52' 41"

 フォルジュルネ音楽祭に出演予定で注目される若手チェロ奏者アナスタシヤ・コベキナ。1994年エカテリンブルク生まれ、モスクワ音楽院で学び現在はドイツを本拠に活躍しています。
 各国のさまざまなコンクールで入賞していますが、2018年グシュタート山頂音楽祭でティエリ・シェルツ賞を受賞し、その副賞として当CDの録音となりました。
 クレーメル、ゲルギエフ、スピヴァコフらに見出され共演を重ねる期待の星で、技術はもとより激しい音楽性に注目を集めています。

 若さに似合わぬ硬派な選曲も驚きですが、ヴァインベルクの「幻想曲」が秀逸。フルシチョフのスターリン批判があった1956年の作で、ポーランド民謡由来の魅力的なメロディに満ちています。
 全体は叙情的ながら中間部はヴァインベルクの真骨頂たる活気あるマズルカで、コベキナは終始真摯かつ正確な演奏で心打たれます。この曲のベスト盤と申せましょう。

 興味深いのは彼女の実父ウラジーミル・コベーキン(1947-) の新作「バッカンツ」。5分ほどの小品ながら、打楽器が活躍する強烈なもので、コベキナのパワフルなソロも光ります。




 代理店から直球で「ロシア美人チェロによる」と言われるとちょっと照れてしまいますが、確かに美人。アナスタシヤ・コベキナ。
 エルガーのチェロ協奏曲やってます。妖精系ですか?

https://youtu.be/7pi7IxZSYfQ

 



 
 

MIR 622
(2CD)
¥2900
ヌーブルジェ(ピアノ)、根本雄伯(ホルン)・・・
 豪華ソリスト参加の「峡谷から星たちへ」

  メシアン(1980-92):峡谷から星たちへ・・・
   (全12曲)(1970-74)
ジャン=フランソワ・エッセール(指揮)
ヌーヴェル=アキテーヌ室内管弦楽団
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
根本雄伯(ホルン)
アデライーデ・フェリエール(シロリンバ)
フロラン・ヨデレ(グロッケンシュピール)

 ヌーブルジェ(ピアノ)、根本雄伯(ホルン)・・・豪華ソリスト参加の「峡谷から星たちへ」

 録音:2021年5月20-23日/92'55

 メシアンの「峡谷から星たちへ」最新録音の登場。この作品はメシアンがアメリカ合衆国のユタ州を旅した際に見た光景や、耳にした鳥の鳴き声などが取り入れられた作品で、3部構成全12曲、演奏時間90分以上、編成もオーケストラにくわえ、打楽器奏者5名のほか、鍵盤楽器も必要とする大作です。
 ホルン独奏やピアノ独奏による楽章もあり、この録音では、世界的奏者がソロを担当。作品のもつ魅力を120%引き出した演奏で聴くことができます。管弦楽の音色も変幻自在。メシアンが描いた、地球の美しさをあらためて感じさせてくれる音世界にどっぷり浸かれる秀逸録音の登場です!

 ピアノのジャン=フレデリック・ヌーブルジェは神童として幼いころから活躍しているピアニストですが、近年作曲家としての活動も注目されており、2019年にはロトとギュルツェニヒ管の委嘱により新曲を作曲してもいる存在となっています。
 根本雄伯は、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル- グルノーブル、ポワトゥ・シャラント管弦楽団、ペレアス室内管弦楽団などで首席奏者として活躍しているほか、室内楽でも活躍しています。
 





EM RECORDS


EMRCD077
¥2600
チェイシング・ムーンビームス ポール・ギネリー(ピアノ)
 タンブリッジ:青い炎(フォックストロット)(1919)/
 テイラー:夢のような午後(1939)/
 マイヤーズ:チェイシング・ムーンビームス(1938)/
 アディンセル:ジャーニー・トゥ・ロマンス(1945)~祈り/
 メイエル:ファイヤーサイド・フュージュリアーズ(1943)/
 ジャーマン:ブレー(1889)/
 フォレシーゼ:裕福な未亡人のためのセレナーデ(1933)/
 メイエル:チア・アップ!(1936)~There's A Star In The Sky/
 キルター:イングリッシュ・ダンス Op.11-3(1910)/
 アディンセル:ザ・グリーンゲージ・サマー(1961)~ワルツ・セクエンス/
 ブラウンスミス:Larry The Lamb(1939)/
 ドリング:タイムズ・チェンジ(~1947)/
 フィンク:イン・ザ・シャドウズ(1910)/
 ジャーマン:グレイスフル・ダンス(1891)/
 エングルマン:アイヴォリー・アンティクス(1937)/
 スコット:Vesperale Op.40-2(1904)/
 メリン(シドニー・ハリソン):乱れ敷(1936)/
 ロビンソン:火曜日のセレナーデ(1944)~ヴァルス・セレナーデ/
 メイエル:クレイジー・デイズ(1937)~Stranger In A Cup Of Tea/
 ノヴェッロ:In The Clouds (A Frolic)(1912)/
 ドリング:ワルツ・フィナーレ(1961)

 ポール・ギネリーのライト・ミュージック・アルバム第2弾が登場!

 近代イギリスの知られざる作品や新作を続々と送り出しているthe English Music Festivalの自主レーベル「EM Records」が贈る、19世紀末から20世紀前半に作曲されたライト・ミュージック作品集。
 演奏は、BBCワールドサービスとラジオ3のプレゼンターであり、ディーリアス・トラストの会長も務めるポール・ギネリー。
 ベストセラーとなった「ディッキーバードホップ」(EMRCD064)の続編となる2枚目のディスクとなります。
 2022年5月12日にはロンドンの1901 Arts Clubでこのアルバムの発売記念イベントが開催されました。
 





DIVINE ART



DBU-20211
¥2700
2021年アルド・チッコリーニ賞受賞記念コンサート
 ウクライナ出身のピアニスト、ヴィオレッタ・フィアルコ

 1-14. アナトーリ・コンスタンティノヴィチ・リャードフ(1855-1914):
  Biryul'ki スピリキンス Op. 2
 15. リャードフ: 3つの小品 Op. 11 ~ 第1番: 前奏曲 ロ短調
 16. ニコライ・メトネル(1880-1951):
  ピアノ・ソナタ「忘れられた調べ」Op. 38-1「回想ソナタ」
 17-26. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
  『ロメオとジュリエット』より10の小品 Op. 75
 27-28. アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):
  ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調 Op. 30
ヴィオレッタ・フィアルコ(ピアノ)

 録音: 2022年1月 Na Hati Records Studio、キーウ(ウクライナ)

 2020年、新型コロナ感染症のパンデミックの中、開催が発表された『チッコリーニ賞』。イタリア、トラーニにある欧州芸術アカデミー"アルド・チッコリーニ"が主催したこのコンクールは、実際に参加者を集めて競うのではなく録音での審査を行いました。
 参加者登録の締め切りは2021年2月まで延長され、数多くの若きピアニストが自身の録音を登録、厳正な審査の末第1位に選ばれたのがウクライナ出身のピアニスト、ヴィオレッタ・フィアルコです。9歳でキーウのリセンコ音楽学校に入学し2016年に最優秀の成績で卒業。
 キーウ音楽院で更なる研鑽を積んだ彼女は、数多くの賞を受賞し、ウクライナが侵攻されるまではピアノと音楽理論の教師として働いていました。
 優勝記念として制作されたこのアルバムは、技巧的な作品を集め、彼女の高度な音楽性を感じさせる格好の内容となっています。
 
 

DDC-25754
(2SACD HYBRID)
¥2900
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
 ゴルトベルク変奏曲 BWV 988

  【CD1】
   1. アリア/2-16. 第1変奏 ~ 第15変奏
  【CD2】
  1-15. 第16変奏 ~ 第30変奏/16. アリア
ブルカルト・シュリースマン(ピアノ)

 録音: 2007年7月17-19日 テルデック・スタジオ、ベルリン(ドイツ) 2022年リマスター

 シューラ・チェルカスキーやブルーノ・レオナルド・ゲルバーに師事したドイツの中堅ピアニスト、ブルカルト・シュリースマン。
 これまでにショパンやブラームスのアルバムを発表、作品の奥深くまで分け入り、一つ一つの曲の質感や形、そして詩情を浮かび上がらせた演奏が好評を博しています。
 2013年にはバッハのパルティータやイタリア協奏曲などを含むアルバムを録音、発表しましたが、この「ゴルトベルク変奏曲」は2007年の録音。他のどの作曲家よりもバッハを敬愛しているというシュリースマンのこの演奏はさまざまなメディアで高い評価を得たものです。
 今回の発売にあわせ、新たなリマスタリングを行い更に美しい音が楽しめます。マルチ・チャンネル5.0を含むSACDでの発売です。
 
 

DDA-25235
¥2700
素晴らしきサー・ジョン ジョン・マンドゥエルを称えて
 1. アダム・ゴーブ(1958-):
  Aria for Sir John サー・ジョンのためのアリア
 ジョン・マンドゥエル(1928-2017):
  2. エレジー
  3. レチタティーヴォとアリア
   Trois Chansons de la Renaissance 3つのルネサンスの歌
  4. I. Mignonne, allons voir si la Rose
  5. II. D'un vanneur de ble aux vents
  6. III. A sa dame malade
 7. Bell Birds from Nelson
 8. 夜想曲とスケルツォ
 9. Tom's Twinkle
 10. マイケル・バークリー(1948-): A Dark Waltz ダーク・ワルツ
 ウィリアム・オルウィン(1905-1985): 『無垢の歌』から5つの歌
  11. I. The Ecchoing Green/12. II. Spring/
  13. III. The Divine Image/14. IV. Laughing Song/
  15. V. Nurse's Song
 16. リチャード・ストーカー(1938-2021) :
  Memento Mary Magdalene マグダラのマリアの改悛
ジョン・ターナー(リコーダー)...1、7、9-10、16
ヴィクトリア弦楽四重奏団...1-2、10-16
ベネディクト・ホランド(ヴァイオリン)...3、8
キム・ベッカー(ヴィオラ)...3、8
ジェニファー・ラングリッジ(チェロ)...8
リンダ・メリック(クラリネット)...8
レイチェル・スピアーズ(ソプラノ)...4-6、11-15
ピーター・ローソン(ピアノ)...4-6、9

 録音:2021年6月24日 St. Paul's Church, Heaton Moor,Stockport(UK)...1、2、3、7、10、16 2021年7月13日 St. Paul's Church(UK)...4-6、9 2021年10月22日 St. Thomas's Church, Stockport(UK)...8、11-15

 作曲家、BBCのプロデューサー、英国王立ノーザン音楽大学の初代校長、ヨーロッパ・オペラ・センターの創設者として活躍した、20世紀における英国音楽界の中心的人物ジョン・マンドゥエル(1928-2017)。
 このアルバムは偉大な「サー・ジョン」へのオマージュとして、多岐にわたる世代の作曲家たちの作品を紹介した「サー・ジョンのための歌」(DDA-25210)の続編です。
 マンドゥエル自身の作品を中心に、彼と深い関わりを持つアダム・ゴーブ、マイケル・バークリー、ウィリアム・オルウィン、リチャード・ストーカーの4人の作品を収録。20世紀の室内楽と声楽曲を楽しめる見事な1枚になっています。
 レーベルおなじみのリコーダー奏者、ジョン・ターナーを筆頭に、マンチェスター周辺を拠点に活躍する奏者たちの親密な演奏が聴きどころです。
 





BRIDGE



BCD 9562
¥2400
マグダーモットによるモーツァルト:ピアノ協奏曲第4集!
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503
   (カデンツァ:クリス・ロジャーソン)
  ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
   (カデンツァ:ベートーヴェン)
アン=マリー・マクダーモット(ピアノ)
セバスチャン・ラング=レッシング(指揮)
オーデンセ交響楽団

 清流のように心地よい!マグダーモットによるモーツァルト:ピアノ協奏曲第4集!

 録音:2020年8月25-29日 デンマーク オーデンセ、DDD、66'22

 アン=マリー・マグダーモットによるモーツァルトのピアノ協奏曲、第4集が発売。マグダーモットの清流のように心地よいモーツァルトはここでも素晴らしく、マクダーモットのモーツァルトへの愛情がたっぷり感じられる。
 加えて第3集から参加した1966年生まれのドイツの指揮者、セバスチャン・ラング=レッシングの指揮が素晴らしく、マクダーモットのピアノを大いに引き立てている。
 ことに短調の傑作、第20番 ニ短調 K.466は、しばしば過度にロマンティックに劇的に表情付けされて演奏されるこの曲を、あくまで古典派の節度ある演奏を心掛け、そこから気高い感情の迸りを引き出している。マクダーモットとラング=レッシングの会心の演奏だ。
 





CASCAVELLE



VEL 1670
¥2200
「ショパン~天使か悪魔か?」
 ショパン(セルヴェ編):夜想曲 Op.9-2
 ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
 ピアソラ(ポロナーラ編):天使の三部作
 ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3
 サン=サーンス(ミクルスカ編):死の舞踊 Op.40
デュオ・フォルテチェロ:
 【アンナ・ミクルスカ(チェロ)、
  フィリップ・アルジェンティ(ピアノ)】

 ショパン~天使か悪魔か?!デュオ・フォルテチェロの国際的CDデビュー盤

 録音:2021年5月11-15日 フランス ドゥー=セーヴル県サン=メクサン=レコール、DDD、63'28

 チェロとピアノのデュオ、デュオ・フォルテチェロのおそらく国際的発売のCDデビュー。デュオ・フォルテチェロは2014年結成。
 1987年、ポーランドのクラクフ生まれのチェロ奏者、アンナ・ミクルスカと、1984年、スペインのカタルーニャ・ピレネー地方に生まれたピアニスト、フィリップ・アルジェンティのコンビが相性が良く、瞬く間に評判が広まった。
 このCDには、ミクルスカ自身が編曲したサン=サーンスの死の舞踊や、ピアソラの天使の三部作など、意欲的な内容になっている。
 





GALLO

GALLO 1630
¥2200
「テレマン:オーボエのための幻想曲・カノン集 第2集」 ファブリス・フェレ(オーボエ)
 テレマン:
  12の幻想曲 TWV40:2/13―第3番 ロ短調 TWV40:4
  12の幻想曲 TWV40:2/13―第12番 ト短調 TWV40:13
  旋律的カノン ニ長調 第3ソナタ TWV40:120
  12の幻想曲 TWV40:2/13―第5番 ハ長調 TWV40:6
 バッハ(フェレ編):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV1004
  ~シャコンヌ 2本のオーボエとコールアングレによる三重奏
 テレマン:
  12の幻想曲 TWV40:2/13―第9番 ホ長調 TWV40:10
  旋律的カノン イ長調 第5ソナタ TWV40:122
  12の幻想曲 TWV40:2/13―第10番 嬰ヘ短調 TWV40:11
  12の幻想曲 TWV40:2/13―第7番 ニ長調 TWV40:8
 (以下ボーナス・トラック)
  12の幻想曲 TWV40:2/13―第12番 ト短調 TWV40:13(単声のみ)
  旋律的カノン イ長調 第5ソナタ TWV40:122(単声のみ)

 ファブリス・フェレのテレマン:無伴奏オーボエ作品集第2弾!

 録音:2021年7,8月フランス ブザンソン、DDD、63'57

 第1集(GALLO 1629)に続くファブリス・フェレによるテレマンのオーボエ曲集の第2集。
 今回も無伴奏オーボエのための12の幻想曲 TWV40:2/13を中心に、2曲の旋律的カノン(多重録音)を収録。
 そして今回はバッハ・マニアも要注目、フェレがオーボエ×2とコールアングレを多重録音したシャコンヌも収録。ヴァイオリン独奏とはかなり趣が異なっていて面白い。
 ファブリス・フェレは国立リヨン音楽大学を修了後、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団のオーボエ奏者として活躍。現在はブザンソン音楽院の教授を務めている。特別トラックにカノン2曲の楽譜をPDFファイルで収録。
 
 

GALLO 1671
¥2200
「ジェローム・ベルネイ:光の歌」
 (1)春分(5:23)
 (2)火の中で(6:48)
 (3)-(9)ブルー・スターバト・マーテル(25:05)
ドミニク・ティユ(指揮)
ローザンヌ声楽合唱アンサンブル
ロラン・ユニ(バス)
タシロ・ユット(ソプラノ)
ファビアン・セヴィラ(コントラバス)
ジェローム・ベルネイ(打楽器,ハング)

 ジェローム・ベルネイのクラシックとジャズの融合第3弾!

 録音:2021年10月1,2,3日 スイス パンピニー、37'17

 マルタンとジャズ(GALLO 1330)、ラヴェルとジャズ(GALLO 1655)と異ジャンル融合で注目されたジェローム・ベルネイの自作の演奏。
 全体が「光の歌」と題されているが、大半はブルー・スターバト・マーテル。クラシックというよりはだいぶジャズっぽい音楽。
 





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

DANACORD



DACOCD921
(2CD-R)
特別価格
¥2700→\2490
トマス・イェンセンの遺産 第11集
 ヴィクト・シューラーとのグリーグ「ピアノ協奏曲」
 エミール・テルマーニとの
ツィゴイネルワイゼン、など
トマス・イェンセン(指揮)
 [Disc 1]
  グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
    ヴィクト・シューラー(ピアノ)、デンマーク放送交響楽団 [録音(ライヴ):1962年]
  リスト:ハンガリー民謡による幻想曲 S.123
    ヴィクト・シューラー(ピアノ)、ティヴォリ管弦楽団 [録音:1942年]
  セリム・パルムグレン(1878-1951):ピアノ協奏曲第2番 Op.33 《川》
    ヴィクト・シューラー(ピアノ)、デンマーク放送交響楽団 [録音(ライヴ):1962年]
  アウゴスト・ヴィンディング(1835-1899):コンサート・アレグロ ハ短調 Op.29
    ボリス・リンデルーズ(ピアノ)、デンマーク放送交響楽団 [録音:1960年]
 [Disc 2]
  チャイコフスキー:序曲《1812年》 Op.49
    王立デンマーク管弦楽団 [録音:1947年]
  サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
    エミール・テルマーニ(ヴァイオリン)、デンマーク放送交響楽団 [録音:1951年]
  サン=サーンス:序奏とロンド・カプリッチョーゾ Op.28
    エミール・テルマーニ(ヴァイオリン)、王立デンマーク管弦楽団 [録音:1947年]
  イェネー・フバイ(1858-1937):チャルダーシュの情景第4番 Op.32
    エミール・テルマーニ(ヴァイオリン)、テルマーニ室内管弦楽団 [録音:1947年]
  ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
    エミール・テルマーニ(ヴァイオリン)、デンマーク放送交響楽団 [録音:1951年]
  ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):ロマンス ト長調 Op.26
    カーロ・アナセン(ヴァイオリン)、コペンハーゲン・フィルハーモニック管弦楽団 [録音:1939年]
  リヒャルト・シュトラウス:交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》 Op.28
    デンマーク放送交響楽団 [録音(ライヴ):1952年]

 トマス・イェンセンと同時代に活躍したソリストたちの協奏作品集!

 トマス・イェンセン(1898-1963)の「遺産」シリーズ。イェンセンと同じ時代にデンマークで人気を博したピアニストのヴィクト・シューラー(1899-1967)とヴァイオリニストのエミール・テルマーニ(1892-1988)、コペンハーゲン・フィルハーモニック、ティヴォリ管弦楽団と王立デンマーク管弦楽団のヴァイオリニストと指揮者だったカーロ・アナセン(1904-1978)たちがソロを弾いた協奏曲と協奏的作品を集めたアルバムです。
 デンマーク・ロマンティシズムの作曲家アウゴスト・ヴィンディング(1835-1899)の「協奏曲」の断章《コンサート・アレグロ》のピアニスト 、ボリス・リンデルーズ(1915-1995)は、彼がソロを弾いたシアベクの《夜》が、このシリーズの第4集(DACOCD914)に収録されていました。
 これが初出となるリヒャルト・シュトラウスの《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》は、1952年のライヴを録音したオリジナル・テープをリマスターして収録。イェンセンのディスコグラフィに新しく加わる録音です。

 ※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



<メジャー・レーベル>

.

WARNER CLASSICS



9029623881
(7CD)
\3800→\3590

ようやく長年の要望かなって再発売!!!
 セレブリエール&ボーンマス響のドヴォルザーク交響曲全集


ドヴォルザーク:交響曲全集、管弦楽作品集

Disc1
 交響曲第1番ハ短調 Op.3『ズロニツェの鐘』
 スラヴ舞曲集より Op.72-4, Op.72-8
Disc2
 交響曲第2番変ロ長調 Op.4
 スラヴ舞曲集より Op.46-3, Op.46-6, Op.72-7
Disc3
 交響曲第3番変ホ長調 Op.10
 交響曲第6番ニ長調 Op.60
Disc4
 交響曲第4番ニ短調 Op.13
 交響曲第5番ヘ長調 Op.76
Disc5
 交響曲第7番ニ短調 Op.70
 スラヴ舞曲集より Op.46-8
 序曲『自然の王国で』 Op.91
 スケルツォ・カプリチオーソ Op.66
Disc6
 交響曲第8番ト長調 Op.88
 伝説曲 Op.59
Disc7
 交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
 チェコ組曲 Op.39
 スラヴ舞曲集より Op.46-1, Op.72-2
ボーンマス交響楽団
ホセ・セレブリエール(指揮)
 録音:2011年6月~2014年12月、イギリス、プール、ザ・ライトハウス


ようやく長年の要望かなって再発売!!!もう無理だと思っていた・・・。




(ボックス初登場時のコメントより)

 ボーンマス響、懐かしいですね・・・
 ベルグルンドとのシベリウス交響曲全集でお世話になった方も多いことでしょう。
 時の副指揮者がサイモン・ラトルだったというんですから、このオケは我々が 思っている以上に潜在的パワーがあるのかも。
 最近はあまり目立った話がありませんが、オールソップやカラビッツが首席指揮者を務めていて、そこそこがんばってます。

 そんなボーンマス響のドヴォルザーク交響曲全集。
 WARNERからです。

 初登場の交響曲第1、4、5番を収録しての一気のボックス化。

 これがいいんです。

 この中の「新世界」を聴いたある人が「これはウィーン・フィルですか?」と聞いたといいますが、それも分からなくはない。
 とても丁寧で重厚で、しかもよく歌う。
 最近のドヴォルザークでは出色の出来。

 でも実は店主にとっての主役はボーンマス響じゃないんです。

 指揮のセレブリエール。

 1938年生まれだからもうすぐ80歳になろうという知る人ぞ知る重鎮指揮者。
 ドラティやモントゥー、セル、コープランドに師事して、ストコフスキーの助手 を務めたというんですから伝説の人と言ってもいいんじゃないでしょうか。
 神童として知られていて、11歳でユース・オーケストラを組織して指揮者デビュー したといいます。
 店主がこの人を知ったのは今から25年ほど前。
 どこから入ってきたか分からない埃に埋もれたベートーヴェンの交響曲第3番の ビデオが、これはまあすごかったんです。
 スタイッリッシュで勢いがあって。 カッコいい。
 で、一体どんな人なんだろうと調べても、なんの事典を引いても出てこない。
 ようやくJOHN L. HOLMES の指揮者ガイドにその名が出てきて、見てみたらやっ ぱりすごい人だった。
 でも残念ながらその後も名声に恵まれることなくどちらかというと埋もれていき ます。
 ひっそりとリリースされたASVのシベリウスの交響曲第1番は、店主にとってしば らく同曲のベスト・アルバムでしたが、それもまったく注目されることなくすぐ 廃盤に。
 その後ようやくBISやNAXOSから新録音が出るようになって、「これでブーム到来 か!」と思ったのですが、あまり話題にはなりません。
 そんなときついにメジャー・レーベルのWARNERから登場することになります。

 グラズノフの交響曲集です。

 その正攻法で雄大な演奏はファンの話題となります。
 しかし・・・肝心のWARNERクラシック部門が青息吐息(注:その後復活しますが)。メジャー・レーベルと名乗るのがあわれなほど悲惨な状態に。
 多くのアーティストがズタズタにリストラされ、みるも無残なリリース状況に陥 り、毎月の新録音アルバムもせいぜい2,3点。 しかも全然やる気がないのが見え見え。
 そんなWARNERクラシックが斜陽の一途をたどっていたときに、いわば孤軍奮闘的 に同レーベルを支えていていたのがこのセレブリエールでした。
 でも宣伝力がなかったのでセレブリエールのアルバムはマニアからの評判はいいのに、あまり売れませんでした。
 だから出ていることすら知らない人も多いでしょう。

 でもそのグラズノフ、そして続くドヴォルザークは師匠ストコフスキーとは違って大暴れはしない代わりに、語り口のよさと滑舌のよさを前面に押し出す画期的な演奏になっていました。
 スマートなのにスケールが大きく、なにより落ち着いた気品が感じられるんです。
 だてにドラティやモントゥー、セル、コープランド、ストコフスキーに師事してません。
 みんなが思っているより大人物なんです、この人。
 なにげないテンポの揺れも堂に入ったもの。

 今回のドヴォルザークもボーンマス響を完全に支配化において、久々に大家の演 奏を味わわせてくれます。

 今まではレギュラー・プライスだったのでちょっと手が出なかったという方、ど うぞこの機会に。
 楽しめて、最後は感動させてもらえます。















6/7(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

.

BIS



BIS SA 2507
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
トリオ・ツィンマーマンのチェリスト
ポルテラが弾き振りで挑む
 ハイドンのチェロ協奏曲とヒンデミットの「葬送音楽」

  ハイドン:
   (1)チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb:1
   (2)チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VIIb:2
   (3)「アダージョ」~交響曲第13番 ニ長調 Hob.I:13より第 楽章
   (4)ヒンデミット:『葬送音楽』~チェロと弦楽オーケストラのための(1936)
クリスチャン・ポルテラ(チェロ&指揮)
ミュンヘン室内管弦楽団

 名手ポルテラが弾き振りで挑むハイドンのチェロ協奏曲とヒンデミットの「葬送音楽」!

 セッション録音:2021年4月6-9日/昇天教会、ゼンドリング(ミュンヘン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、61'20
 プロデューサー&サウンド・エンジニア:ハンス・キプファー(Take5 Music Production)

 SACD ハイブリッド盤。
 トリオ・ツィンマーマンのチェリストとしても活躍する名手ポルテラが弾き振りで挑むハイドンのチェロ協奏曲とヒンデミットの「葬送音楽」!

 クリスチャン・ポルテラは1977年チューリヒ生まれ。ザルツブルクとウィーンでハインリヒ・シフに師事しました。
 これまでギドン・クレーメル、ヘンニング・クラッゲルード、内田光子ら世界的アーティストとの共演を重ねる室内楽の名手として知られる一方、ソリストとして数多くのディスクをリリースしている実力派です。

 ハイドンのチェロ協奏曲は全部で6曲作曲されたといわれていますが、紛失、偽作疑惑などで、現在残っているのは2曲。1761~65年ころに作曲したとされる第1番は長きに渡り楽譜は失われていましたが、1961年にプラハで筆写譜が発見され翌1962年に蘇演。
 現在ではチェロ協奏曲の必須レパートリーの一つに数えられます。一方、第2番はチェロの魅力が十分に引き出された優雅な雰囲気をもつ名作。そして交響曲第13番の第2楽章「アダージョ」は独奏チェロが大活躍の美しい楽章。
 ハイドンが書いた魅力的な旋律をポルテラが伸びやかに演奏しております。

 カップリングはヒンデミットの「葬送音楽」です。イギリス国王ジョージ5世の訃報を知ったヒンデミットが追悼のために急遽書いた作品。
 悲しくも凛とした魂を感じるこの名曲を歌心に満ちたポルテラの演奏でお届けします!
 
 

BIS SA 2590
(SACD HYBRID)
¥2800
『liquid turns(液体が変化する)- ウロ・クリグル 合唱作品集』
 ウロ・クリグル(1978-):
  (1)「水は(Vesi ise)」~合唱とエレクトロニクスのための(2015)
  (2)「湖は荒れ始めた(And the Sea Arose)」~
     合唱と弦楽のための(2019)*
  (3)「だが、常に上を向け(Aga vaata aina ules)」~
     アカペラ合唱のための(2019)
  (4)「液体が変化する(liquid turns)」~
     合唱とエレクトロニクスのための(2020)
エストニア・フィルハーモニック室内合唱団
タリン室内管弦楽団 *
カスパルス・プトニンシュ(指揮)

 様々なジャンルの音楽を吸収してきたエストニアの注目作曲家、ウロ・クリグルの合唱作品集!

 セッション録音:2021年8月16-21日/メソジスト教会(タリン、エストニア)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、65'49

 SACD ハイブリッド盤。タリン生まれのウロ・クリグル(1978-)は、活気に満ちたダイナミックな表現の音楽で注目され、21 世紀エストニアの音楽を作曲家として注目されています。
 彼はロックとジャズ・アンサンブルのキーボード・プレーヤーとアレンジャーを10 代で経験した後、エストニア音楽アカデミーとウィーン国立音楽大学で学びました。
 ジャズ、ポスト・ミニマリズム、ソノリズムなどの影響も受けた広い領域の技法と語法による作品を発表。国内とドイツ、オーストリア、チェコ、ラトビア、ウクライナといった各国の音楽祭で演奏されてきました。
 クリグルは、今も、実験的音楽グループとロックバンドのメンバーとして活動しています。

 このアルバムの3つの曲は、クリグルがエストニア・フィルハーモニック室内合唱団のコンポーザー・イン・レジデンスだった2019年から2020年の間に作曲された作品です。
 3作は、共通のコンセプト(「水」「光」「霊」)と音楽素材のリサイクルという点で繋がる「三部作」とみなされ、エストニア・フィルハーモニック室内合唱団と指揮者プトニンシュ(1966-)のために彼が初めて作曲した《Vesi ise(水は)》は、共通する「旅」への「前奏曲」の役割を担っています。

 《Vesi ise(水は)》は、作曲者のクリグルが「瞑想習慣とコンサート・ミュージックの中間領域に位置する」と語る作品です。エストニア・フィルハーモニック室内合唱団の委嘱を受け、特定のテクストのないまま作曲され、初演の数週間前になって、エストニアのシュルレアリスム詩人、イルマル・ラーバン(1921-2000)の詩が歌詞として追加されました。

 《And the Sea Arose(湖は荒れ始めた)》は、「水」「イエス」「聖ペテロ」を主役とする「小劇」を思わせる作品です。『ヨハネによる福音書』(6章18節)(「強い風が吹いて、湖は荒れ始めた」)と『マタイによる福音書』(14章29節...32 節)をヘディ・ロスマ Hedi Rosma が編集した英語のテクストが使われています。

 《Aga vaata aina ules(だが、常に上を向け)》は、「われわれを囲む物理的世界とわれわれの内にある哲学的世界を結ぶ」をコンセプトにエストニアの哲学者ウク・マシング Uku Masing の『Vaatlusi maailmale eoloogi seisukohalt(神学者の視点による世界の観察)』の文章をヘディ・ロスマがアセンブルしたテクストが歌われます。〈Hingamisi(呼吸)〉〈Oo on pime(夜は暗い)〉〈Puud aina kasvavad(木々は育つ)〉〈Ainuski pilv ei tule tagasi(雲は戻らない)〉〈Lahkuda onnidest (小屋を離れろ)〉〈Kui canasta räägiti tuulest(むかし風のことを話したとき)〉の6楽章の作品です。

 《liquid turns(液体が変化する)》は、この2つの作品のテクストと音楽の断片を抽出して「新たな全体」として再創造した作品です。
 IRCAM とエストニア・フィルハーモニック室内合唱団の委嘱で作曲され、「液体が変化する - 融解と凝固」を表す「凍った川のフィールド・レコーディング」と「氷の溶ける音と水の凍る音の録音」を素材とするコンピューター・ミュージック・デザインを IRCAM のカルロ・ラウレンツィが担当しました。

 
 
 .


BIS SA 2514
(4SACD HYBRID)
特別価格
¥6900→\6290
ダウスゴー率いるスウェーデン室内管
 シューベルト交響曲全集が遂にセット化!

シューベルト:交響曲全集

 Disc1(BIS SA-1989)
  シューベルト:
   (1)交響曲第1番 ニ長調 D.82(1813)
   (2)「葬送行進曲」~歌劇『アドラスト』(未完)D.137(1819-20)より
   (3)交響曲第2番 変ロ長調 D.125(1814-15)
   (4)「ロザムンデ」序曲 D.644(1820)
 Disc2(BIS SA-1786)
  シューベルト:
   (5)交響曲第3番 ニ長調 D.200(1815)
   (6)交響曲第4番 ハ短調「悲劇的」D.417(1816)
   (7)交響曲第5番 変ロ長調 D.485(1816)
 Disc3(BIS SA-1987)
  シューベルト:
   (8)交響曲第6番 ハ長調「小さなハ長調」D.589(1817-18) 
   (9)劇付随音楽「ロザムンデ」D.797(1823)より
    間奏曲第1番 ロ短調、間奏曲第3番 変ロ長調、
    間奏曲第2番 ニ長調、バレエ音楽第2番 ト長調、
    バレエ音楽第1番 ロ短調/ト長調
 Disc4(BIS SA-1656)
  シューベルト:
   (10)交響曲第8番 ロ短調「 未完成」D.759(1822)
   (11)交響曲第9番 ハ長調「 グレイト」D.944(1825-26)
トーマス・ダウスゴー(指揮)
スウェーデン室内管弦楽団

 これぞ新時代の決定盤!
 ダウスゴー率いるスウェーデン室内管の名盤シューベルトの交響曲全集が遂にセットになって登場!

 ※ベーレンライター社から出版している「新シューベルト全集(Neue Schubert-Ausgabe)」の原典版に基づいて演奏しています。「新シューベルト全集」では「未完成」が第7番、「グレイト」が8番となっていますが、当アルバムでは従来の番号を踏襲しています。

 セッション録音:(10)2006年10月、(11)2007年12月、(7)2009年5月、(5)2010年1月、(6)2011年8月、(8)(9)2012 年2月、(1)-(4)2013 年6月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、クラムシェル・ボックス、Disc1: 76'39、Disc2: 80'58、Disc3: 62'46、Disc4: 79'17

 SACD ハイブリッド盤。ダウスゴーとスウェーデン室内管弦楽団によるシューベルト交響曲全集が遂にセットになって登場します!現代的感覚満点の鮮烈オーケストレーションが評価されるきっかけとなったシューベルト録音。
 なかでも交響曲第5番 変ロ長調 D.485(BIS SA-1786)と交響曲第8番 ロ短調 「未完成」D.759(BIS SA-1656)の両曲は、レコード芸術誌の特集「新時代の名曲名盤500」で同曲のベスト・ワン・ディスクに選ばれており、数多の名盤が揃う同曲の筆頭として注目されております!

 シューベルトの交響曲は亡くなってから数週間後の1828年11月19日に開かれた追悼演奏会で披露されるなど、シューベルトの死後に日の目を見ました。「グレイト」は1838年、「未完成」は1865年にそれぞれ初演されています。

 交響曲第1番から第6番は1813年から1818年にかけての作品。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンといった諸先輩作曲家からの影響を受けながらも歌曲作曲家としての面目をはっきりと示し全体的に明るさと朗らかさが漂う第3番、「悲劇的」の副題で知られる名曲第4番、ロココ的で小市民的な生活感情を象徴しているとも言われる第5番など、シューベルトの独創性がいたるところにあらわれているのが魅力です。室内オーケストラ編成によるダウスゴーの解釈はまさに唯一無二。すがすがしく透き通るような音に込められたシューベルトの世界が広がります。

 同コンビの録音は名盤揃い!ブラームスの交響曲全集(KKC-6443/6 / BIS SA-2556)、メンデルスゾーンの交響曲第1番&第3番『スコットランド』(KKC-6432 / BIS SA-2469)、ブランデンブルク協奏曲と6人の作曲家による新作委嘱を交えた「ザ・ブランデンブルク・プロジェクト」(KKC-6359/61/BIS SA-2199)はいずれもレコード芸術誌「特選盤」となっています。

 
 





EUDORA


Eudora Records(ユードラ・レコーズ)は、スペインのレコーディング・エンジニア、ゴンサロ・ノケ(Gonzalo Noque)が主宰するスペイン、マドリッドの新興レーベル。
DSD256(11.289MHz)での収録、パッケージ版はSACD Hybrid Multichannelフォーマットでのリリースをポリシーとしており、新たな世界有数の高音質レーベルの誕生は世界各地のオーディオファンやクラシックファンから注目を集めています。
 

EUDSACD2204
(1SACD HYBRID)
¥2700
シャドウズ
 ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847):ファンタジア ト短調
 フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
  チェロ・ソナタ ニ長調 Op.58
 クララ・シューマン(1819-1896):3つのロマンス Op.22
 グスタフ・イェナー(1865-1920):チェロ・ソナタ ニ長調
ロレンソ・メセゲル(チェロ)
マリオ・モーラ(ピアノ)

 珍しいチェロ作品を高音質で聴く!SACDとMQA-CDハイブリッド盤!

 ☆高音質レーベル Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド盤!
 ☆知られざる名曲をバーミンガム市交響楽団のメンバーとして活躍しているロレンソ・メセゲルが奏でる!

 スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様によるリリース。
 フェリックス・メンデルスゾーンの姉、ファニー・メンデルスゾーンとクララ・シューマンの女性作曲家の作品と、ブラームスに唯一公式に師事したことで知られているドイツの作曲家グスタフ・イェナーの珍しい作品を高音質でお楽しみいただけます。

 バルタザール=ノイマン・アンサンブル、バーミンガム市交響楽団のメンバーとして活躍しているチェリストのロレンソ・メセゲル。彼は、マドリードの王立音楽院でイアゴバ・ファンロに、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でエンリコ・ブロンツィに師事しました。
 その後ロンドンの王立音楽院でも研鑽を積みました。オーストラリアのリーツェン国際コンクール、ポルトグルアーロ国際音楽祭で最優秀賞を獲得し、その他にも数々のコンクールで受賞しています。
 12歳からソリストとして演奏している他、セイキロス四重奏団の創設メンバーとして室内楽の分野でも活躍しています。

 フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。

 ※録音:2021年2月27日-3月1日、ミゲル・デリベス文化センター(スペイン、バリャドリッド)
 
 

EUDSACD2203
(1SACD HYBRID)
¥2700
ノートブック
 ショパン:24の前奏曲 Op.28
 ヤナーチェク:
  草陰の小径第1集、
  ピアノ・ソナタ《1905年10月1日》
ドメニコ・コディスポーティ(ピアノ/スタインウェイ)

 スペインの高音質レーベル、Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様によるリリース。
 1975年南イタリアのカタンザーロに生まれたピアニスト、ドメニコ・コディスポーティは、母国でブルーノ・メッツェーナに師事し、その後アメリカに渡りダラスにある南メソジスト大学でホアキン・アチューカロに師事しました。
 サラゴサで行われたピラール・バヨナ国際ピアノコンクールでは最優秀賞を獲得し、その際審査員であったピアニスト、シャーンドル・ジェルジから「私が知っている最高の若いコンサートピアニストの一人」と高い評価を受けました。
 コディスポーティは現在スペインを拠点にしており、教育者としても活躍しています。

 フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。

 ※録音:2021年7月26日-28日、サラゴサ講堂(スペイン、サラゴサ)
 





INDESENS!

代理店変更により再掲載
INDE018
【旧譜】
¥2600
エリック・オービエ
バロックと古典派のトランペット協奏曲集

 フンメル:トランペット協奏曲ホ長調
 テレマン:トランペット協奏曲ニ長調
 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番ニ長調 BWV1047 *
 レオポルト・モーツァルト:
  トランペット、2本のホルンと弦楽のための協奏曲ニ長調
 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン:
  トランペット協奏曲変ホ長調 Hob.VIIe-1
エリック・オービエ(トランペット)
ヴァンサン・バルト(指揮)
ブルターニュ管弦楽団
トゥルーズ室内管弦楽団*
フランソワ・ルルー(オーボエ)*
ブノワ・フロマンジェ(フルート)*
アラン・モリア(指揮、ヴァイオリン)*

 レジェンド、モーリス・アンドレの系譜を継ぐ現代のフランスを代表するトランペット奏者、エリック・オービエ。
 本アルバムでは、トランペット奏者にとってバイブル的作品の数々を、師匠譲りの美しい音色と磨き上げられた豊かな音楽性で奏でます。
 
 


INDE023
(2CD)
【旧譜】
特別価格
¥3600
アネモス&Co ~ トロンボーンのための作品集
 【CD1】
  サスキア・アーポン:トロンボーン四重奏曲第1番/ピアソラ:ミスマ・ペーナ/
  ブルックナー:キリストは我らのために/
  ジュール・ルフランソワ:ル・ヌメロ・ダヌメ(トロンボーン三重奏)*1/
  ブルジョワ:トロンボーン四重奏曲 Op.117 より 第1楽章/ラウル・デ・バロス:ブラジルの歌/
  マイケル・デイヴィス:トロンボーン・インスティテュート・オヴ・テクノロジー(トロンボーン二重奏)*2/
  ジュール・コアン:アンダンティーノ/ヒダシュ:アルテーバ より 第1楽章(トロンボーン三重奏)*3/
  ラウル・デ・バロス:ナ・グローリア
    アネモス・トロンボーン四重奏団
     〔トマ・レモンディエール(テナー)*2、ジュール・ルフランソワ(テナー)*1,*3、
      ロバン・ランシャール(テナー*1&アルト*3)、ジョスカン・シュフォール(バス)*1,*2,*3〕
 【CD2】
  ワーグナー:歌劇 《ローエングリン》 より エルザの大聖堂への行進
    アネモス・トロンボーン四重奏団、ジェラール・エヴラール、
    二コラ・デヴワ、ダヴィッド・ケスメッケル(トロンボーン)
  アーサー・プライヤー:スコットランドの釣鐘層(ソロ・トロンボーン&四重奏版)
    アネモス・トロンボーン四重奏団、クロード・ルマクル(ソロ・トロンボーン)
  ダヴィド・レイエス:スリーピング・ウェーヴス
    アントワーヌ・アキスト(ビューグル)、ファビエンヌ・クルッツェン(ピアノ)
  アーバン:ヴェニスの謝肉祭
    トリオ・テュルビュランス
     〔クロエ・ギサルベルティ(ピアノ)、ダヴィッド・ギャリエ(コルネット)、
      アントワーヌ・ギャネイ(オフィクレイド)〕
  マイケル・ナイマン:フリューゲル・ホルンとピアノ
    アントワーヌ・アキスト(ビューグル)、ファビエンヌ・クルッツェン(ピアノ)
  サミュエル・テルノイ:P・コム・ピアソラ
    アネモス・トロンボーン四重奏団、ジャン・フィリップ・ナブレ(ソロ・トロンボーン)
  アルベール・コーバン:テウタテス, 神秘的幻想曲
    トリオ・テュルビュランス
  バイヴィル・リュック:Arobase
    アネモス・トロンボーン四重奏団、アントワーヌ・アキスト(ビューグル)
  アレン・チェイス:パッサカリア
    ステファーヌ・ラベリ(指揮)、アネモス・トロンボーン四重奏団、
    アンサンブル Koolysteryk(トロンボーン五重奏)、オーレリアン・オノレ(トロンボーン)
  ジュール・ルフランソワ:オスティナート第5番
    アネモス・トロンボーン四重奏団、キャロリン・ササル(ヴォイス)

 フランス、リュエイユ=マルメゾン地方音楽院で、アラン・マンフラン(元パリ・トロンボーン四重奏団メンバー)のもとで研鑽を積んだ学生を中心に、2005年に結成されたアネモス・トロンボーン四重奏団。
 彼らのレパートリーは、バロックから、ジャズ、アルゼンチン・タンゴまで幅広いジャンルを網羅。トロンボーン四重奏のためのオリジナル作品は勿論のこと、知られざる作品やアレンジ作品の開拓にも力を注いでいます。

 当レコーディングに於いても、その情熱に満ちた探求心を見事に2枚組のアルバムとして集約。
 1枚目は、ジャズ・トロンボーン奏者でもあるマイケル・デイヴィスの二重奏作品から、トロンボーンらしい美しいハーモニーを奏でるブルックナーまで、アネモスのメンバーによる色彩感溢れるサウンド作りを堪能。
 2枚目では、多くのゲストプレイヤーを迎え、ビューグルやオフィクレイドといった珍しい楽器を用いた作品から、トロンボーン十重奏で奏でる大編成作品まで充実の内容に仕上がっています。
 
 
INDE024
【旧譜】
¥2600
地中海のパーカッション ~ 打楽器のための作品集
 フェルナンド・ペネーリャ:闘牛の牛たち
 ディディエ・ベネッティ:ラティテュード
 ラヴェル(サフリ・デュオ編):道化師の朝の歌
 フランク・トルティエ:クロードに捧ぐ ~ 麗しの人生
 チック・コリア(ステファーヌ・ラベリ編):
  ミュージックマジック(テューバ&パーカッション版)
 ブルーノ・マントヴァーニ:おそろしい夜々
 ティエリー・エスケシュ:グラウンド II
 ステファーヌ・ペレグリ:サーシャと赤い山並み
 ウード・ユルゲンス(ジャン・ガラン編):ギリシャのワイン
エマニュエル・キュルト(パーカッション)
ディディエ・ベネッティ(指揮)
フランス国立管弦楽団
ニコラ・バルデイルー(クラリネット)
ベルトラン・シャマユー(ピアノ)
ティエリー・エスケシュ(オルガン)
フランソワ・デフォルジュ(パーカッション)
ステファーヌ・ラベリ(テューバ)

 フランス国立管弦楽団で活躍する南仏出身のマルチ・パーカッショ二スト、エマニュエル・キュルトが奏でる、地中海をテーマとした躍動感と人情味、ラテン的緊張感が漂うアルバム。
 ソリストに、ニコラ・バルデイルー(cl)、ステファーヌ・ラベリ(tub)といった、同国を代表する名手達を迎え、ソロ楽器としてではなく、共演者があってこそ成り立つパーカッションの魅力も伝えています。
 
 
INDE025
(2CD)
【旧譜】
特別価格
¥3600
アンリミテッド! ~ トランペットとオルガンの芸術 エリック・オービエ(トランペット)
ティエリー・エスケシュ(オルガン)
 【CD1】
  クラーク:トランペット・ヴォランタリー/J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア/
  J.S.バッハ:
   G線上のアリア、コラール「主よ、人の望みの喜びよ」、管弦楽組曲 第2番 BWV1067より ロンドとバディヌリ/
  モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス KV618/ビゼー:アニュス・デイ/フランク:天使のパン/
  伝承(ティエリー・エスケシュ編):アメイジング・グレイス、誰も知らない私の悩み/
  ティエリー・エスケシュ:クリスマス・メドレー/
  J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 BWV1004 より アルマンド、
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番 BWV1001より プレスト
 【CD2】
  エスケシュ:舞踏幻想曲、即興曲第1番/イヴァン・イェフティチ:パッサカリアのように/
  エスケシュ:即興曲第2番/ジョリヴェ:バロック風アリオーソ/エスケシュ:即興曲第3番/
  ニコラ・バクリ:幻想曲 Op.48/トマジ:クスコの聖週間/エスケシュ:即興曲第4番/
  トマジ:サルヴェ・レジナによるグレゴリオ聖歌風変奏曲/エスケシュ:アンリ・トマジの思い出に

 管楽器王国フランスを代表する名トランペット奏者エリック・オービエと、同国を代表する作曲家、オルガニスト、そしてインプロヴァイザーとして多彩な活動を繰り広げている鬼才、ティエリー・エスケシュという巨匠たちによる最上級二重奏アルバム。
 1枚目は、トランペット・ヴォランタリーやクリスマス、バッハの編曲作品などのお馴染みの作品を、2枚目では、ジョリヴェやトマジといった近現代の作品と、エスケシュの即興曲を交互に組み合わせており、1つのアルバムで別々のコンセプトを楽しむことができます。
 





NIFC



NIFCCD139
【新装再発売】
¥2600
新装再発売
 ブリュッヘン&18世紀オケ
  ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉 Hob.XX/1A

 1. 序章(Maestoso ed adagio)
 2. 朗読(ルカによる福音書 第23章 第33-34説)
 3. ソナタ第1番(Largo) 「父よ、彼らをおゆるしください。」
 4. 朗読(ルカによる福音書 第23章 第39-43節)
 5. ソナタ第2番(Grave e cantabile)
  「あなたはきょう、わたしと一緒に楽園にいるであろう」
 6. 朗読(ヨハネによる福音書 第19章 第25-27節)
 7. ソナタ第3番(Grave) 「婦人よ、ごらんなさい。これはあなたの子です」
 8. 朗読(マタイによる福音書 第27章 第45-46節)
 9. ソナタ第4番(Largo)
  「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」
 10. 朗読(ヨハネによる福音書 第19章 第28節)
 11. ソナタ第5番(Adagio) 「わたしは、かわく」
 12. 朗読(ヨハネによる福音書 第19章 第29-30節)
 13. ソナタ第6番(Lento) 「すべてが終った」
 14. 朗読(ルカによる福音書 第23章 第44-46説)
 15. ソナタ第7番(Largo) 「父よ、わたしの霊をみ手にゆだねます」
 16. 朗読(マタイによる福音書 第27章 第51-52節)
 17. 地震(Presto e con tutta la forza)
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ
グスタフ・ホロウベク(朗読)

 ブリュッヘン&18世紀オケのハイドン!朗読付きバージョンで新装再発売!

 ☆フランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラの名盤の1つ、ハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」!
 ☆ポーランドの名優グスタフ・ホロウベクの朗読を挟んだバージョンで新装再発売!

 Glossaからリリースされていたフランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラの名盤(GCD921109)、ハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」管弦楽版の2004年ライヴ録音が、NIFC(ポーランド国立ショパン研究所)から新装登場!

 Glossa盤では、オランダ系アメリカ人作曲家のロン・フォード(1959-)が作曲した器楽による「間奏曲」を間に挟んで楽章間の空白を音楽的に活用していましたが、NIFC盤ではポーランドの名俳優、政治家としても活動したグスタフ・ホロウベク(1923-2008)による聖書(作品のコンセプトでもあるそれぞれの「イエスの言葉」が含まれる箇所)の朗読(1999年録音/ポーランド語)を楽章間に挟み、オラトリオ版のようなスタイルで再構成されています。
 ブックレットには朗読部分のポーランド語&英語テキストと、「イエスの言葉」に対応する譜例などが掲載されています。

 ※録音:2004年11月、ユトレヒト(オランダ)&ライデン(オランダ)でのライヴ録音/朗読部分:1999年9月30日、聖ペテロ&パウロ教会(カトヴィツェ)

 
 





DYNAMIC

CDS-7957
¥2400
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):トリオ・ソナタ集
 トリオ・ソナタ ト長調 QV 2:Anh.26...世界初録音
  1. I. Andante grave/2. II. Allegro/3. III. Largo/4. IV. Presto
 トリオ・ソナタ ト短調 QV 2:Anh.34
  5. I. Grave/6. II. Allegro/7. III. Siciliana/8. IV. Allegro
 トリオ・ソナタ ハ短調 QV 2:Anh.5
  9. I. Andante moderato/10. II. Allegro/11. III. Larghetto/12. IV. Vivace
 トリオ・ソナタ ト長調 QV 2:Anh.28
  13. I. Andante/14. II. Allegro/15. III. Un poco largo/16. IV. Vivace
 トリオ・ソナタ ハ長調 QV 2:Anh.3
  17. I. Affettuoso/18. II. Alla breve/19. III. Larghetto/20. IV. Vivace
 トリオ・ソナタ ト長調 QV 2:29...世界初録音
  21. I. Andante/22. II. Allegro/23. III. Larghetto2/4. IV. Allegro assai
アンサンブル・ラビリント・アルモニコ
 ロベルト・トルト(リコーダー)
 ピエルルイジ・メンカッティーニ
  (バロック・ヴァイオリン)
 ガリレオ・ディ・イリオ(バロック・チェロ)
 セルジオ・バジリコ(アーチリュート)
 ワルター・ダルカンジェロ(チェンバロ)

 使用楽器
  リコーダー:ジャコモ・アンドレオーラ(ソンドリオ)製作J.デンナー・モデル/メック社製J.デンナー・モデル/メック社製ロッテンブルク・モデル
  バロック・ヴァイオリン:ブルーノ・コスタルディ製作(ベルガモ 2007)、 A.グァルニエリ(クレモナ 1682年)・モデル
  バロック・チェロ:チェーザレ・カステッリ(アスコリ・ピチェノ)、 18世紀に作られた作者不詳の楽器による
  アーチリュート:ティーフェンブルッカー製作(17世紀 ヴェネツィア)のレプリカ
  チェンバロ:18世紀フランドルで作られた作者不詳の楽器のレプリカ

 録音: 2021年7月14-16日 Chiesa Santi Valentino e Damiano, San Valentino,Pescara(イタリア)

 ドイツ・バロック期の作曲家ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツのトリオ・ソナタ集。
 プロイセン王フリードリヒ2世のフルート教師を務め、王のために300曲以上のフルート協奏曲を作曲。また晩年に著述した『フルート奏法試論』は現在でも多くの人に愛読されています。
 このトリオ・ソナタは、王に仕える以前のドレスデン時代に作曲されたもので、これらはアルカンジェロ・コレッリによって体系化された、当時ヨーロッパで最も流行していた室内楽のジャンルに属するものです。
 クヴァンツは楽器間の優雅な対話に加え、フーガを思わせるパッセージを強調、のちの大規模な協奏曲を予見させるような独自の音楽語法が用いられています。
 アンサンブル・ラビリント・アルモニコはヴァイオリン奏者ピエルルイジ・メンカッティーニが設立したイタリアの古楽器アンサンブル。数々の音楽祭に出演するなどイタリア国内外で活躍しています。

 
 
 

CDS-7958
¥2400
マレンツィオ: ミサ曲「神にむかって喜び歌え」 他
 1. Jubilate Deo a 8 神にむかって喜び歌え(8声)(Bバージョン)
 Missa Jubilate Deo a 8 ミサ曲「神にむかって喜び歌え」(8声)
  [写本I ... TRfeininger F P 17/1-9; I-VCd ms. mus. 1128]...世界初録音
   2. キリエ/3. グローリア/4. クレド/
   5. サンクトゥス/6. アニュス・デイ
 7. Magnificat sexti toni a 8 第6旋法による8声のマニフィカト
  ...世界初録音 [写本I-VCd ms. mus. 1128]
 8. Magnificat octavi toni a 8 第8旋法による8声のマニフィカト(拡大版)
 9. Christe Jesu Benigne a 6 キリストよ、憐れみ給え(6声)
  ...世界初録音 [写本I-VCd ms. mus. 1987]
 10. Magnificat octavi toni a 8 第8旋法による8声のマニフィカト(短縮版)
 11. Jubilate Deo a 8 「神にむかって喜び歌え」(8声)(Aバージョン)...世界初録音
ヴェルチェッリ大聖堂カペッラ・ムジカーレ
ドン・デニス・シラーノ(指揮)

 録音: 2021年4月11-15日 Cappella del Seminario Arcivescovile, Vercelli(イタリア)

 イタリア後期ルネサンス時代に活躍したルカ・マレンツィオ。16世紀を代表するマドリガーレ作曲家の一人であり、初期バロックへの橋渡しを行う重要な作品を遺しました。
 このアルバムには、これまで作者不詳とされていたヴェルチェッリのカピトラーレ古文書館にあった2つの未公開写本を詳細に調査した結果、マレンツィオの作品であることが判明したという宗教作品を収録。
 保存状態の悪い手稿譜を丹念に調べ、これまで偽作とされていた作品も含め、世界初録音を行っています。これらの作品は、マレンツィオがローマとポーランドで活動していた軌跡でもあり、とりわけ2種の「神にむかって喜び歌え」はマレンツィオが様々な状況で自作を演奏するための改訂作業の結果が見て取れます。
 ヴェルチェッリ大聖堂カペッラ・ムジカーレはソプラノ、アルト、テノール、バス各2名にオルガン(トラック2-7&9)とヴィオローネ(同2-7)による編成。少人数の歌唱でポリフォニーの線を明瞭に描き、マドリガーレの巨匠が書いた教会音楽を蘇らせています。
 




 

IBS CLASSICAL


IBS52022
(2CD)
¥2900
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809): ピアノ・ソナタ集
 【CD1】
  1-3. ピアノ・ソナタ第16番 ニ長調 Hob. XVI/14
  4-6. ピアノ・ソナタ第46番 ホ長調 Hob. XVI/31
  7-9. ピアノ・ソナタ第38番 ヘ長調 Hob. XVI/23
  10-12. ピアノ・ソナタ第60番 ハ長調 Hob. XVI/50
 【CD2】
  1-3. ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Hob. XVI/46
  4-6. ピアノ・ソナタ第33番 ハ短調 Hob. XVI/20
ホス・デ・ソラウン
 (ピアノ...Shigeru Kawai SK-EX)

 録音: 2021年3月9-11日 Auditorio Manuel De Falla、グラナダ(スペイン)

 このアルバムの演奏者のホス・デ・ソラウンはすべての作曲家の中でハイドンを最も深く敬愛しており、このアルバムは「ハイドンへの音によるラブレター」だと語っています。
 「音楽学の最新の研究成果や、解釈の新機軸等を狙ったものではなく」、愛情を傾けて研究し弾き込んだ積年の経験から生まれたハイドンです。
 新型コロナ感染症のパッデミック真っ只中に録音されたこのアルバムには、彼が幼い頃に学んだ第60番ハ長調や、第16番ニ長調など、これまでに彼が愛奏してきた6曲のソナタが収録されており、1曲毎に彼の熱い思いが込められています。
 演奏しているのは第13回ジョルジュ・エネスク国際ピアノ・コンクール(2014年 ブカレスト開催)で優勝したスペインを代表するピアニスト、ホス・デ・ソラウン。
 得意とするエネスク作品(GRAND PIANO GP705-707)や、シューマン、ストラヴィンスキー作品の録音が高く評価されています。
 
 

IBS32022
¥2700
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
 リコーダー・ソナタ全集

  1-7. ソナタ ニ短調 HWV367a
  8-11. ソナタ ヘ長調 HWV 369
  12-15. ソナタ イ短調 HWV 362
  16-20. ソナタ ハ長調 HWV 365
  21-23. ソナタ 変ロ長調 HWV 377
  24. 前奏曲 ヘ短調 HWV 548(アーチリュート独奏編)
  25-28. ソナタ ト短調 HWV 360
メディテラニア・コンソート
ダビド・アンティク(リコーダー&指揮)
【メンバー】
 イグナシ・ホルダ(チェンバロ、オルガン)
 フアン・カルロス・デ・ムルデル(アーチリュート、バロックギター)
 レオナルド・ルッケルト(チェロ)

 【使用楽器】
  アルト・リコーダー
   1-7...ヤコブ・デンナー(1681-1735)・モデル、エルンスト・メイヤー製作(2005年 パリ)
   8-11、16-20...ピーター・ブレッサン(1663-1731)モデル、フレデリック G.モーガン製作(1993年 メルボルン)
   12-15、25-28...同、エルンスト・メイヤー製作(2003年 ウットウィル) 21-23...同、フェルナンド・パス製作(2018年 コインブラ)
  チェンバロ:ミヒャエル・ミートケ(1702)・モデル、ブルース・ケネディ製作(2004年 カステルムツィオ)
  ポシティフ・オルガン: エドゥアルド・ビブリエスカ製作(2013年 アルマグロ)
  バロック・チェロ: ルイ・モワテシエ(1820頃)・モデル、フリアン・ルイス・ロドリゲス製作(2014年 セルビア)
  アーチリュート: セバスティアン・アシェル(1720頃)・モデル、マティアス・ドゥルヴィエ製作(1985年 パリ)
  バロック・ギター: スパイン・モデル 、ルールデス・ウンシージャ・モレノ製作(1990年 エル・エスコリアル)

 録音: 2019年10月25-27日 Conservatori Professional de Musica de Torrent(スペイン)

 ヘンデルのリコーダー・ソナタは少なくとも4曲(HWV360、362、365、369)あり、他にもリコーダーのための作品とされる曲が2曲(HWV367a、377)あります。
 どの曲もシンプルで美しいリコーダーの旋律と通奏低音の華やかな伴奏が特徴で、これらはヘンデルが仕えていたイギリス王室の人たちのために書かれたとされています。
 このアルバムではこれら6曲を演奏。アンティクは4種類のリコーダーを用い、旋律に即興的な装飾を施し魅力的な演奏を披露しています。

 ダビド・アンティクはムルシア音楽院でフルートとリコーダーを学び、在学中に数々の賞を受賞。卒業後には各地で更に研鑽を積み、ユトレヒトやリヨンを中心とした音楽祭に出演、高く評価されています。
 50枚以上のアルバムを発表し高く評価される他、コンテンポラリー・ダンスのバックを務め、またスペインを拠点に教育者としても活躍しています。
 





TOCCATA CLASSICS


TOCC-591
¥2400
ドン・バンクス(1923-1980):声楽と室内楽作品集
 三重奏曲 ... ホルン、ヴァイオリンとピアノのために(1962)
  1. I. Lento ... Allegro moderato/
  2. II. Adagio espressivo/3. III. Moderato
 5つの北国の民謡(1953)
  4. No. 1. Buy broom buzzems/5. No. 2. My Bonny Lad/
  6. No. 3. King Arthur's Servants/
  7. No. 4. Bonny at Morn/8. No. 5. O the Bonny Fisher Lad
 プロローグ、夜の小品と2人の奏者のためのブルース
  ... クラリネットとピアノのために(1968)
   9. Prologue プロローグ/10. Night Piece 夜の小品/
   11. Blues for Two 2人の奏者のためのブルース
 3つの練習曲 ... チェロとピアノのために(1954)
  12. No. 1. Andante - Moderato/
  13. No. 2. Lento espressivo/14. No. 3. Allegro con brio
 ソナチネ 嬰ハ短調 ... ピアノのために(1948)
  15. I. Allegro con spirito/16. II. Largo con espressione/
  17. III. Risoluto ... Lamentevole
 18. ソナタ ... ヴァイオリンとピアノのために(1953)
 タイレイド ... メゾ・ソプラノと室内アンサンブルのために(1968)
  19. I. Lento/20. II. Adagio - Allegro - Tempo I/21. III. Vivace - Lento

 4-8, 19-21...世界初録音
ロバート・ジョンソン(ホルン)...1-3
オーレ・ベーン(ヴァイオリン)...1-3, 18
ジェニー・ダック=チョン(メゾ・ソプラノ)...4-8, 19-21
フランチェスコ・チェラータ(クラリネット)...9-11
ジェフリー・ガートナー(チェロ)...12-14
ロワン・フェミスター(ハープ)...19-21
デイヴィッド・キム=ボイル(サイレン)...21
アリソン・プラット、ダリル・プラット、
 ジョシュア・ヒル(パーカッション)...19-21
ダニエル・ヘルスコヴィッチ(ピアノ)

 録音: Recital Hall West, Sydney Conservatorium of Music (オーストラリア) 2020年9月21日...9-14 2020年9月24日...1-3, 18-21 2020年11月5日...4-8, 15-17

 ドン・バンクス(本名: ドナルド・オスカー・バンクス)はオーストラリアの作曲家。若い頃にマティアス・セイバーに師事、ジャズに傾倒していた師の影響を受け、自身もジャズに没頭。イギリスのジャズ・プレイヤー、タビー・ヘイズと親しく、彼のためにいくつかの曲を書いています。
 1950年代にはロンドン現代音楽センターで指揮者エドワード・クラークの秘書を務めたのち、1967年から68年までは新音楽振興協会(SPNM)の会長を務めるなど要職を歴任、また教育者としても多くの後進を育てました。
 このアルバムには彼の室内楽と声楽作品が収録されています。鋭いドラマ性と抒情性を湛えたホルン三重奏曲や、親しみやすい旋律を持つ「5つの北国の民謡」などバンクスの多彩な作品を楽しめます。
 また「Tirade」はオーストラリアの詩人ピーター・ポーター(1929-2010)の詩を用いた1968年の作品。3人の打楽器奏者が奏でる約30の楽器からなる巨大なパーカッションアンサンブルと、ハープ、ピアノによる音楽は、まるで即興演奏のようですが、実はすべての音が楽譜に記されており、ここにメゾ・ソプラノのシュプレヒゲザング風の歌が絡み、ドラマティックな音楽を作り上げていきます。
 
 


TOCC-646
¥2400
デレク・スコット(1950-):管弦楽作品集 第2集
 交響曲第1番 変イ長調 Op.23(1995/2021 管弦楽版)
  1. I. Allegro moderato/2. II. Allegro/
  3. III. Scherzo: Allegro vivace ma non troppo/
  4. IV. Finale: Allegro
 交響曲第2番 ト短調 Op.26(1996...97/2021 管弦楽版)
  5. I. Allegro/6. II. Adagio/7. III. Scherzo: Allegretto/
  8. IV. Finale: Andante con moto ... Allegro
 9. 交響詩「シルヴァー・ソード」Op.39(2021)
 
世界初録音
リエパーヤ交響楽団
ポール・マン (指揮)

 録音: 2022年3月22-26日 Great Amber Concert Hall, Liepaja (ラトヴィア)

 1950年バーミンガム生まれの作曲家デレク・スコット。音楽学、歴史学の教授であり、音楽、文化、イデオロギーを研究する彼は、ポピュラー音楽と舞台音楽の歴史に特別な関心を抱いており、自身の作品にもこの研究成果を反映させています。
 このアルバムに収録された2曲の交響曲はもともと吹奏楽のために書かれたもので、吹奏楽版の時にはハイドンを思わせる古典的な響きが用いられていましたが、管弦楽版に編曲したことにより、より強靭な音のテクスチャーが強調されました。
 交響詩「シルヴァー・ソード」は1956年に発表されたイギリスの小説家イアン・セライリエの小説を基にした音楽で、描かれているのは第二次世界大戦後に父と母を探す3人のポーランド人の子供たちの物語。
 1983年に作曲した自身の劇付随音楽から派生したこの交響詩には、物語の中から闘争と希望の場面が凝縮されています。
 
 


TOCC-650
¥2400
エマヌエル・モール(1863-1931):ヴィオラのための作品集
 前奏曲とフーガ P182 ... 弦楽四重奏のために(1917)
  1. Prelude/2. Fugue/
 3. 前奏曲 ホ長調Op.123
  ... ヴィオラとピアノのために(1910...12)(ヘーゲマン編, 2021)
 抒情小曲集Op.139 ... 弦楽四重奏のために
  4. I. Andante con moto/5. II. Tempo di valse/
  6. III. Andante sostenuto/7. IV. Allegro moderato
 8. ロマンス P202 ... ヴィオラとピアノのために(1895)
 9. コンチェルトシュテュック 嬰ハ短調 P166 ... ヴィオラとピアノのために
 10. コンチェルトシュテュック 嬰ハ短調 P167
  ... ヴィオラとオーケストラのために
   (ベラルドによるオーケストレーション, 2020)
 世界初録音
ディルク・ヘーゲマン(ヴィオラ)
ダーヴィッド・バール(ピアノ)...3, 8, 9
ローゼンシュタイン弦楽四重奏団...1-2, 4-7
【メンバー】
 マイケル・スー、イ・ソウン(ヴァイオリン)
 ディルク・ヘーゲマン(ヴィオラ)
 マルクス・ティリアー(チェロ)
アニマ・ムジケ室内管弦楽団...10
マーティアス・アンタル(指揮)...10

 録音: Pannonia Studios (ブダペスト) 2021年7月16-17日...8, 9 2021年11月9-11日...1-7, 10

 後期ロマン派の作曲家エマヌエル・モールの作品集。ハンガリーに生まれ、ウィーンでブルックナーに師事、ピアニストとしてアメリカやヨーロッパで演奏し、イギリス国籍を取得するもスイスに移住。亡くなるまでこの地で過ごしました。
 彼の作品は当時の演奏家たちが挙って演奏し、ベルリンのジムロック社、ミラノのリコルディ社など、主要な出版社から総譜が出版されました。
 また晩年は楽器の発明家としても名を馳せ、手鍵盤を上下2段に重ねた「エマヌエル・モール式ピアノフォルテ」は、あのモーリス・ラヴェルも絶賛しました。
 しかし性格は気難しく、歯に衣着せぬ発言のため多くの友人を失ったとも言われています。
 このアルバムには彼のヴィオラを用いた作品を収録。技巧的、かつ抒情を湛えた複雑な音楽は、聴き手に深い満足感を与えることでしょう。
 
 

TOCC-649
¥2400
マルコム・デッドマン(1948-):ピアノ作品集 第1集
 1. リフォーメーション(2009)
 ピアノ・ソナタ第2番 「イン・サーチ」(1984)
  2. I. Vigoroso/3. II. Lamentoso/4. III. Spiritoso
 愛の4つの種類(2008)
  5. No. 1. Love of Man for Man - Unity of Spirits
    人類のための人類の愛 ... 精神の統一
  6. No. 2. Love of Man for God - Divine Spirit
   神のための人類の愛 ... 神霊
  7. No. 3. Love of God for Man - Inexhaustible Graces
   人類のための神の愛 ... 尽きることのない恩寵
  8. No. 4. Love of God towards the Self - God is Love
   自己への神の愛 ... 神は愛なり
 ピアノ・ソナタ第3番「ある天使の思い出に」(2021)
  9. I. Struggle: Andante
  10. II. Overcoming Difficulties: Andantino, alla Scherzando
  11. III. Spiritual Guidance: Lento e Passionato
  12. IV. Fulfilment - Into the Light: Allegro ... Lento
 世界初録音
ナンシー・リー・ハーパー(ピアノ)

 録音: 2021年7月21日、2022年2月8, 9, 16日Farquhar Auditorium,University of Victoria,B.C. (カナダ)

 1948年ロンドンに生まれ、現在南アフリカに在住する作曲家マルコム・デッドマンのピアノ作品集。12歳の時に独学で作曲を始め、やがて正式にヴァイオリンと歌のレッスンを受けました。
 彼の作曲スタイルはバルトークやメシアンをはじめ、規則性を重んじるセリエル音楽、南アフリカの音楽など様々な影響を受けています。
 このアルバムには彼の円熟期から最近作までを収録。1984年の「イン・サーチ」は叩きつけるような激しい旋律を持つ第1楽章にはじまり、瞑想的な第2楽章、何かを問いかけるかのようなメシアン風の旋律を持つ第3楽章で構成されています。
 「愛の4つの種類」はデッドマンが信じるバハーイー教の教義に通じる作品。リズム的に演奏困難な箇所もありますが、耳に残る旋律に満たされています。
 「ある天使の思い出に」の副題を持つ第3番のソナタは2021年の作品で、彼の妻モリス=パクストンの死後わずか数カ月後に書かれており、最後の名残を惜しむかのように消えていく音が印象的です。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

INDESENS!

代理店変更により再掲載
INDE015
(2CD)
【旧譜】
特別価格
¥3600→\3290
モーリス・アンドレ ~ 若き日の映画音楽・ヒットソング録音集
 【CD1】
  ガーシュウィン:
   ラプソディ・イン・ブルー、へ調の協奏曲(ディヴェルティスマン)、
   パリのアメリカ人、サマータイム/
  エルネスト・レクオーナ:シボネー/
  ケネディ・カー・ポテラット:メキシカン・セレナーデ/
  トレネ・ラスリー:パリに帰るなら/
  エルマー・バーンスタイン:荒野の七人/
  ジャン・ルノワール:聞かせてよ愛の言葉を/
  フィリップス:北はアラスカへ/
  グロス・ローレンス:テンダーフライ/シューベルト:セレナーデ/
  マックベン・ロイセル:あなたがいるだけで素敵だった/
  ティゾール:ペルディード/
  コカトリックス:クロパン・クロポン/ジロー:ラ・パロマ
 【CD2】
  マーシャル:ビーナス/ララ:グラナダ/
  ボンファ:黒いオルフェ/ガーシュウィン:私の彼氏/
  スタンフォード:ルーレット/
  レイノー:クロウタドリとズアオアトリ/
  プティ:ミルト・ポルカ/ディニク:ホラ・スタッカート/
  アンダーソン:セレナータ/ユルメール:バン・バン・バン/
  コズマ:枯葉/モノ:ミロール/ラシェル:ローマのそよ風/
  パオラ:出会った頃みたいに/フラゴーソ:もう好きじゃないんだ/
  ジロー:あなたの手をとって/エリントン:キャラバン/
  フェイン:ある微笑/グム:あなたがとても必要/
  アーバン:ヴェニスの謝肉祭/リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行/
  ドノンサン:すてきなキスとはさようなら
モーリス・アンドレ(トランペット)
ジャン・フォスタン&オーケストラ
ジャック・ダンジャン&オーケストラ

 偉大なるレジェンドの若き日の録音集!

 トランペット、金管楽器の世界にとどまらず、20世紀のフランスを代表する世界的音楽家としてその名とサウンドを轟かせたレジェンド、モーリス・アンドレ。
 本アルバムでは、伝説的巨匠が若かりし頃にレコーディングをしていた、軽音楽全般から流行歌、映画音楽、ジャズのヒットナンバーなどを集約。
 レコーディングが行われた56年~61年頃は、アンドレがジュネーヴ、ミュンヘンなどの著名な国際コンクールで立て続けに優勝を重ね、世界中から注目の的となっていた時代でもあります。
 当時20代とは思えぬ、堂々たる豊かなサウンド、超絶技巧、そして人間味豊かな音楽性で奏でる極上の音楽を現代に伝えます。

 ※録音:1956年-1961年
 
 .
INDE019
【旧譜】
¥2600→\2390
サン=サーンス:管楽器を伴う室内楽作品集
 サン=サーンス:
  バスーン(バソン)とピアノのためのソナタ Op.168
  クラリネットとピアノのためのソナタ Op.167
  オーボエとピアノのためのソナタ Op.166
  ホルンとピアノのためのロマンス Op.36
  トロンボーンとピアノのためのカヴァティーヌ Op.144
  トランペット、弦楽五重奏とピアノのための七重奏曲変ホ長調 Op.65*
モーリス・ブルグ(オーボエ)
モーリス・アラール(バスーン)
モーリス・ギャベー(クラリネット)
ジャック・トゥーロン(トロンボーン)
ジルベール・クルジエ(ホルン)
ロジェ・デル・モット(トランペット)
アニー・ダルコ(ピアノ)
パスカル弦楽四重奏団*
ガストン・ロジェロ(コントラバス)*
ジャンヌ=マリー・ダルレ(ピアノ)*

 新古典派時代のフランスを代表する最重要作曲家、サン=サーンスの管楽器を伴う室内楽作品集。
 サン=サーンスが長い生涯の最後の年に残した3つの管楽器のための傑作ソナタ(バスーン、クラリネット、オーボエ)を中心に、フランスの管楽器演奏の伝統を受け継ぐ名手達が大変薫り高い演奏を聞かせています。
 また、マルグリット・ロンに師事した名女流ピアニスト、アニー・ダルコによる万全のサポートで各作品の素晴らしさをより一層引き立たせています。

 ※録音:1957年&1976年(パリ、フランス)
 















ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD 新店舗トップページへ



Copyright(C) 2022 ARIA-CD.All rights reserved.