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≪第116号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2022/6/21~



6/24(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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LA DOLCE VOLTA



LDV 91
¥2800→\2590
コラール円熟の極み、透明で美しい響きのフォーレ
 フォーレ:
  ・13の舟歌
   舟歌第1番 イ短調 作品26、第2番 ト長調 作品41、
   第3番 変ト長調 作品42、第4番 変イ長調 作品44、
   第5番 嬰ヘ短調 作品66、第6番 変ホ長調 作品70、
   第7番 ニ短調 作品90、第8番 変ニ長調 作品96、
   第9番 イ短調 作品101、第10番 イ短調 作品104/2、
   第11番 ト短調 作品105、第12番 変ホ長調 作品106bis、
   第13番 ハ長調 作品116
  ・バラード 嬰へ長調 作品19
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)

 コラール、円熟の極み。どこまでも透明で美しい響きのフォーレ

 録音:2020年9月6-8日、アルセナル大ホール、メス音楽都市/70:54、輸入盤・日本語帯・解説付

 フランスの大家、ジャン=フィリップ・コラール(1948年生まれ)。
 フォーレの全ピアノ独奏曲と室内楽作品の録音は1970年、ジョルジュ・シフラ国際コンクール優勝直後にすでに行っており、これをもってコラールは世界的にフォーレの名手として認められることになりました。
 このたび、50年という時を経て、ふたたび13の舟歌を録音しました。
 再録音のきっかけは、最近、ふと車のラジオから流れてきた舟歌の演奏にあれこれ思いをめぐらせていたら、なんと自分の演奏で、これはもう一度録音しなければ、と思ったから、ということ。
 様々なスタイルの舟歌を、鼻歌を歌うように軽々と、しかし完璧に均整のとれたハーモニーで美しく響かせています。
 バラードも、エレガンスとテクニックでファンタジー豊かに描いています。
 




CANTATE


代理店変更に伴い再掲載

C58042
【旧譜】
¥2600
マイニンゲンの1737年製バウマイスター・オルガンによる
 南ドイツのオルガン芸術

  ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー、
  ヨハン・エラスムス・キンダーマン、
  ヨハン・カスパール・ケルル、
  ゲオルク・ムッファトらの作品(全38トラック)
クリスティアン・ブレンベック(オルガン)

 クリスティアン・ブレンベック、1737年製バウマイスター・オルガンを弾く!

 有名曲から知られざる佳品まで、様々な地方のオルガン音楽を録音している鍵盤楽器のスペシャリスト、クリスティアン・ブレンベックが、ドイツ・マイニンゲンのクロスターキルヒェにあるヨハン・マルティン・バウマイスター製(1737年頃)の素晴らしいオルガンを用いて、南ドイツのオルガン音楽の真価を伝える1枚。
 フローベルガーで始まりムファットで締めくくられる絶妙なプログラムによって、南ドイツのオルガン芸術が中央や北ドイツに全く劣っていないことを明らかにします。

 ※録音:2009年8月、クロスター教会(ドイツ、マイニンゲン)
 
 

C58040
【旧譜】
¥2600
ヘンデル:トランペット・アンサンブル編曲集
 王宮の花火の音楽/オラトリオ《サウル》より(6曲)/
 歌劇《リナルド》より「私を泣かせてください」/
 オルガン協奏曲第4番 ヘ長調よりアレグロ、アダージョ/
 オラトリオ《マカベウスのユダ》より「神の前に歌え」/
 聖チェチーリアの祝日のためのオード/
 オリジナルの行進曲集
  (10曲~ヨシュア、ヘラクレス、リナルド、
   デイダミーア、リナルド、ジュリオ・チェーザレ、
   フロリダンテ、オケイジョナル・オラトリオ、水上の音楽より)
プファイファー・トランペット・コンソート

 プファイファー・トランペット・コンソートの本領発揮!祝祭的なヘンデルの音楽にふさわしい、トランペット、打楽器、オルガンの煌びやかなサウンドで楽しむオール・ヘンデル・プログラム!
 ヨアヒム、ハラルド、マルティンらプファイファー兄弟によって結成されたプファイファー・トランペット・コンソートは、有名な作品はもちろんのこと、あまり知られていない作品に新しい衣を着せ、華やかに輝かせる独自の編曲を得意としています。

 ※録音:2009年6月
 
 
C58039
【旧譜】
¥2600
オンマースハイムの1838年製シュトゥム・オルガンによる作品集
 J.S.バッハ、ヘンデル、ミシェル・コレット、
 アレクサンドル・ピエール・フランソワ・ボエリー、
 サミュエル・ウェズリー、メンデルスゾーンらの作品
  (全25トラック)
クリスティアン・ブレンベック(オルガン)

 有名曲から知られざる佳品まで、多種多様なオルガン音楽を録音している鍵盤楽器のスペシャリスト、クリスティアン・ブレンベックが、ドイツ・オンマースハイムの教区教会にある1838年製シュトゥム・オルガンを用いて録音したオムニバス的な1枚。
 J.S.バッハやメンデルスゾーン(ドイツ)、コレットやボエリー(フランス)、ウェズリー一族(イギリス)、セイシャス(ポルトガル)など、様々な国と時代の作曲家の作品が選ばれています。 

 ※録音:2009年1月、教区教会(ドイツ、オンマースハイム)
 
 

C58027
【旧譜】
¥2600
エルンスト・ペッピング、
 《イエスとニコデモ》を含む、響きの美しい声楽曲4作品

  エルンスト・ペッピング:
   ミサ曲《ドナ・ノービス・パーチェム
    (われらに平和を与えたまえ)》
   モテット《イエスとニコデモ》
   モテット《万物には時宜がある》
   モテット《われらにみどり児生まれたもう》
ベルリン・ヴォーカル・アンサンブル
ブレント・シュテークマン(指揮)

 エルンスト・ペッピング(1901-1981)は、ベルリン音楽大学で作曲の教授を務め、プロテスタント教会音楽家として多数のミサ曲やモテットを残した20世紀ドイツの作曲家。
 彼の作品のなかでも特に有名な《イエスとニコデモ》を含む、響きの美しい声楽曲4作品を収録し、多数の現代作品初演を行っているベルリン・ヴォーカル・アンサンブルが透明感のある歌唱で聞かせます。

 ※録音:2005年10月、シュティフト教会(ドイツ、バッスム)
 




CAVI-MUSIC

8553497
¥2600
パウル・ベン=ハイム:弦楽のための音楽
 パウル・ベン=ハイム(1897-1984):
  1-4. 弦楽のための協奏曲 Op.40(1947)
  5-11. クラリネット、ハープと弦楽オーケストラのための
   パストラルと変奏 Op.31b(1945/1962)
  12-14. 声または楽器と12の弦楽器のための3つの無言歌(1952)
  15-19. 弦楽のための音楽(1955/56)
ガブリエル・アドルヤーン
 (リーダー、コンサートマスター)
バイエルン室内フィルハーモニー管弦楽団
ベッティーナ・アウスト(クラリネット、5-11)
クリスティーネ・シュタインブレッヒャー
 (ハープ、5-11)
タリア・オー(ソプラノ、12-14)

 パウル・ベン=ハイムの、充実期の作品に迫る!

 1897年ミュンヘンに生まれたユダヤ人作曲家のパウル・ベン=ハイム。
 戦前はブルーノ・ワルターやハンス・クナッパーツブッシュの助手を務めていましたが、その後パレスチナに移住し作曲活動を続けました。
 このアルバムでは彼が残した250以上もの作品の中から1945年から1956年までの期間に作曲された弦楽のための作品を収録しました。
 ベン=ハイムにとってこの時期は、第二次世界大戦の終結、イスラエル建国と希望に満ちた出来事が重なったこともあり、非常に充実していた10年間で、そのことが作品にも反映されています。

 ※録音:2021年6月、バイエルン放送スタジオ1、ミュンヘン(ドイツ)
 
 


8553028
¥2600
エコール・ド・パリのヴィオラ
 マルティヌー:ヴィオラ・ソナタ H.335(1936)
 アレクサンドル・チェレプニン:
  ヴァイオリン・ロマンス イ長調 WoO(1922)
   (ヴィオラとピアノ版)
 ティボール・ハルシャーニ(1898-1954):
  ヴィオラ・ソナタ(1953/54)
 タンスマン:ヴィオラとピアノのためのアラ・ポラッカ(1985)
 A.チェレプニン:
  ヴァイオリンとピアノのためのエレジー Op.43(1927)
   (ヴィオラとピアノ版)
 マルセル・ミハロヴィチ(1898-1985):
  ヴィオラ・ソナタ Op.47(1941)
ディアン・メイ(ヴィオラ)
オリヴァー・トリーンドル(ピアノ)

 第一次世界大戦と十月革命をきっかけに無数の芸術家たちが東ヨーロッパからパリへと移住しました。
 特にロシア人が多く、父ニコライ・チェレプニンとともにパリへ亡命したアレクサンドル・チェレプニンもその一人でした。
 A.チェレプニンは常に新しい音楽を求めており、《ヴァイオリン・ロマンス》では後期ロマン派の影響が感じられますが、《ヴァイオリンとピアノのためのエレジー》ではより近代的な響きを持っています。
 このアルバムでは、A.チェレプニンの他にも各国からパリに集い「エコール・ド・パリ」を結成した作曲家たちのヴィオラ作品が収められています。

 ヴィオラ奏者のディアン・メイは2018年にARDミュンヘン国際音楽コンクールでヴィオラ部門の最優秀賞と聴衆賞、並びにいくつかの特別賞を受賞し、国際的に注目を集めました。
 2019年の秋からミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ヴィオラ奏者を務め、2022年10月からはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ヴィオラ奏者に就任予定です。

 ※録音:2019年12月、2020年1月、バイエルン放送スタジオ2、ミュンヘン(ドイツ)
 
 

8553509
(2CD)
特別価格 ¥3600
バッハ弾き、シャガエグ・ノスラティの《平均律》!
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア第1巻
シャガエグ・ノスラティ
 (ピアノ/ベヒシュタイン)

 ドイツ生まれの若いバッハ弾き、シャガエグ・ノスラティの《平均律》!

 1989年ドイツのボーフム生まれのピアニスト、シャガエグ・ノスラティ(シャハイェフ・ノスラーティ)がそのキャリアの早い時期からコンサート・ピアニストとしての地位を確立してきたのは、彼女のバッハ演奏に対する高い評価によるものです。
 2014年にライプツィヒの国際バッハ・コンクールで第2位を受賞し、「驚くべき明晰さ、純粋さ、成熟度」とアンドラーシュ・シフに絶賛されると、その後C'Aviレーベルからは《6つのパルティータ》(8553491)をリリースし、そのバッハへの深い音楽的洞察力を披露しています。今回の《平均律クラヴィーア第1巻》ではベヒシュタインを用いて、純度の高いバッハを聞かせてくれています。

 ※録音:2021年4月、ピエール・ブーレーズ・ザール、ベルリン(ドイツ)
 
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8553496
(2CD)
特別価格
¥3600→\3290
ミュンヘン国際音楽コンクール1等
 アルミーダ弦楽四重奏団
モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.5

 モーツァルト:
  弦楽四重奏曲第11番 変ホ長調 K.171
  弦楽四重奏曲第13番 ニ短調 K.173
  弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K.421
  弦楽四重奏曲第3番 ト長調 K.156
  弦楽四重奏曲第5番 ヘ長調 K.158
  弦楽四重奏曲第10番 ハ長調 K.170
  弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 K.428
アルミーダ弦楽四重奏団

 アルミーダ弦楽四重奏団によるモーツァルトの弦楽四重奏曲集第5弾。「弦楽四重奏の父」であるハイドンのオペラにちなんで名付けられ2006年にベルリンで設立されたアルミーダ弦楽四重奏団は、2012年にARDミュンヘン国際音楽コンクールで1等賞と聴衆賞更に6つの賞を受賞しカルテットとしての華々しいキャリアをスタートさせました。
 2014年~2016年にはBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれています。
 またVol.3(8553032)は、BBCミュージック・マガジンで「Instrumental Choice」に選ばれ高い評価を得ています。
 シリーズ当初から変わらない、作品への徹底的な探求心から生まれる細部へのこだわりが反映されたその演奏は、鮮烈な印象と感動を与えてくれるものになっています。

 ※録音:2019年1月、2020年1月&3月&12月、ベルリン(ドイツ)
 



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HYPERION



PCDA68336
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
マハン・エスファハニ(ハープシコード)
J.S.バッハ:イタリア協奏曲&フランス風序曲

 イタリア協奏曲 BWV.971
 フランス風序曲 BWV.831
 カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV.992
 カプリッチョ「ヨハン・クリストフ・バッハを讃えて」BWV.993
マハン・エスファハニ(ハープシコード)
CDA68336
¥2500→\2290

 マハン・エスファハニのバッハ第3弾!イタリア協奏曲&フランス風序曲!

 ☆世界に衝撃を与え続ける鬼才ハープシコード奏者、マハン・エスファハニ!
 ☆バッハ第3弾では、「イタリア協奏曲」&「フランス風序曲」の鋭い解釈を発揮!

 マハン・エスファハニは、1984年テヘラン生まれのイラン系アメリカ人ハープシコード奏者。
 ハープシコード奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた他、ボルレッティ=ブイトーニ財団賞受賞、2014年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞の「インストゥルメンタリスト・オヴ・ジ・イヤー」と2014年グラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートするという栄誉を、それぞれハープシコード奏者として初めて達成。
 2015年にはBBCミュージック・マガジンの「ニューカマー・オヴ・ジ・イヤー」に選ばれ、2015年と2017年にもグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートしています。

 16世紀~17世紀イギリスのヴァージナリストたちの音楽という非常に硬派なプログラムから、王道のJ.S.バッハ、そしてミニマル・ミュージックや現代音楽までの驚異的な広さのレパートリーを誇り、世界中に衝撃を与えてきたエスファハニ。
 これまで、レコード芸術「特選盤」、BBCミュージック・マガジン「インストゥルメンタル・チョイス」、グラモフォン誌「エディターズ・チョイス」に選ばれ、ICMA(国際クラシック音楽賞)2019にもノミネートするなど、絶大な評価を得てきたエスファハニのバッハ第3弾は、「クラヴィーア練習曲第2巻」として出版された「イタリア協奏曲」と「フランス風序曲」。
 バッハ初期の名作「最愛の兄の旅立ちに寄せて」の説得力ある演奏も含め、解釈の豊かさと優れた学問的な洞察が融合したエスファハニのバッハにご注目ください!
 ブックレット(英、仏、独語/国内仕様盤は日本語訳付き)には、作品解説やハープシコード演奏における考察、楽譜の問題などに鋭く切り込んだエスファハニ自身によるエッセイが収録されています。

 ※録音:2021年3月15日-17日、セント・ジョン・ザ・バプティスト教会(ラフトン、エセックス)

 
 
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PCDA68364
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
タカーチ弦楽四重奏団
ハイドン 弦楽四重奏曲集 Op.42, 77 & 103

 弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.42
 弦楽四重奏曲 ト長調 Op.77-1
 弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.77-2
 弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.103
タカーチ弦楽四重奏団
 〔エドワード・ドゥシンベア(第1ヴァイオリン)、
  ハルミ・ローズ(第2ヴァイオリン)、
  リチャード・オニール(ヴィオラ)、
  アンドラーシュ・フェイェール(チェロ)〕

CDA68364
¥2500→\2290

 リチャード・オニールが加入!新体制によるタカーチ弦楽四重奏団のハイドン!

 ☆1977年エヴィアン国際弦楽四重奏コンクールで一等賞と批評家賞を獲得!
 ☆グラミー受賞ヴィオリスト、リチャード・オニールが加入!

 グラミー受賞ヴィオリスト、リチャード・オニールが参加した新体制によるタカーチ弦楽四重奏団のハイドン!
 1975年にブダペストのフランツ・リスト音楽院の学生であったガボル・タカーチ=ナジらによって結成され、1977年エヴィアン国際弦楽四重奏コンクールで一等賞と批評家賞を獲得し国際的な注目を浴び、ポーツマス、ボルドー、ブダペスト、ブラティスラヴァ等多くのコンクールで優勝してきた世界最高峰の弦楽四重奏団のひとつ、タカーチ弦楽四重奏団。
 2020年6月には、グラミー賞受賞(+3度のノミネート)で知られる世界的ヴィオリスト、リチャード・オニールが新たなメンバーとして加わり、新体制となりました。

 Hyperionレーベル移籍後のハイドンの弦楽四重奏曲は、過去にOp.71(CDA67793)とOp.74(CDA67781)をリリースしていますが、新体制ではこれが初。
 本作は《ロプコヴィッツ四重奏曲》として知られるOp.77の2曲と、老ハイドンの衰えぬ創意を物語る晩年のOp.103(最後の弦楽四重奏曲、未完)、そして短いながらも豊かな内容を持つOp.42の4作品を収録しています。
 過去作のハイドンは弦楽器の専門誌『The Strad』で非常に高く評価されており、新体制でのアプローチにも期待が高まります。

 ※録音:2021年4月、ローン・ツリー・アーツ・センター(アメリカ、コロラド)

 
 




ODRADEK RECORDS



ODRCD 361
(10CD 3枚価格)
¥6900
「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」 ミュリエル・シュマン(ピアノ)
 第1番 ヘ短調 Op.2-1/第2番 イ長調 Op.2-2/第3番 ハ長調 Op.2-3/
 第4番 変ホ長調 Op.7/第5番 ハ短調 Op.10-1/第6番 ヘ長調 Op.10-2/
 第7番 ニ長調 Op.10-3/第8番 ハ短調 Op.13 「悲愴」/第9番 ホ長調 Op.14-1/
 第10番 ト長調 Op.14-2/第11番 変ロ長調 Op.22/第12番 変イ長調 Op.26 「葬送」/
 第13番 変ホ長調 Op.27-1/第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」/
 第15番 ニ長調 Op.28 「田園」/第16番 ト長調 Op.31-1/
 第17番 ニ短調 Op.31-2 「テンペスト」/第18番 変ホ長調 Op.31-3/
 第19番 ト短調 Op.49-1/第20番 ト長調 Op.49-2/
 第21番 ハ長調 Op.53 「ワルトシュタイン」/第22番 ヘ長調 Op.54/
 第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」/第24番 嬰ヘ長調 Op.78/第25番 ト長調 Op.79/
 第26番 変ホ長調 Op.81a 「告別」/第27番 ホ短調 Op.90/
 第28番 イ長調 Op.101/第29番 変ロ長調 Op.106 「ハンマークラヴィーア」/
 第30番 ホ長調 Op.109/第31番 変イ長調 Op.110/第32番 ハ短調 Op.111

 ミュリエル・シュマンの何と2度目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集録音!

 録音:2017年7月4-6,25-28日,12月14-16日,2018年4月27-30日,10月22-24日,2019年1月21-22日,5月20-22日,7月3-4日,11月11-12日,2020年7月15-18日,2021年3月23-27日、イタリア アブルッツォ州 モンテシルヴァーノ、696'56

 フランス出身でイタリアで活動するピアニスト、ミュリエル・シュマンがベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を録音。
 彼女は2000年頃にも全曲録音をしている(SOLSTICEレーベル)ので、これが2度目の全集録音となる。
 ミュリエル・シェルマンはフランス北西部、港湾都市として名高いル・アーヴルの生まれ。5歳でピアノを学び始め、パリのエコール・ノルマルを修了。
 その後イタリアでマリア・ティーポに学んでいる。欧米で広く活躍しつつ、2014年からヴェネツィア音楽院で指導にも当たっている。
 シュマンはイタリアでは特にベートーヴェン弾きとして有名で、2016年にODORADEKにディアベリ変奏曲を録音、好評を得ていた。
 そしてこのピアノ・ソナタ全集は、ディアベリ変奏曲の翌年2017年から4年近くをかけてじっくり手掛けたもの。
 長年ベートーヴェンに打ち込んできたピアニストが到達した深い味わいを湛えたベートーヴェンは、強い説得力を持っている。
 
 

ODRCD 425
¥2500
アドルフ・グティエレス・アレナスのODRADEKへの第2弾
 シューマン:
  アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
  幻想小曲集 Op.73
  民謡風の5つの小品 Op.102
 シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ D821
アドルフ・グティエレス・アレナス(チェロ)
ホス・デ・ソラウン(ピアノ)

 録音:2021年10月26-28日 スペイン バレンシア州 アリカンテ [62:16]

 ミュンヘン生まれのスペイン人チェロ奏者、アドルフ・グティエレス・アレナスのODRADEKへの第2弾。
 第1弾のベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集(ODRCD 407)が大変素晴らしい演奏で驚かされたが、このシューマンとシューベルトはさらに輪をかけて充実している。
 アレナスのチェロはまさにドイツとスペインの美点の融合で、細部をおろそかにしないキッチリした音楽が下地にありつつ、そこから流麗な歌と体の底から突き上げるような情熱が加わっている。
 有名なシューベルトのアルペジョーナ・ソナタでは、かなり動的に揺らしているにもかかわらずそれがシューベルトらしい慎ましい佇まいを壊すことがない。
 シューマンではロマンティシズムがよりストレートで、とりわけ幻想小曲集の大きくうなる情感が素晴らしい。
 ホス・デ・ソラウンはスペインのピアニスト。バレンシア生まれだが、20年以上米国で暮らして米国籍も持っている。
 2014年にジョルジュ・エネスク国際コンクールで第1位を獲得。現在はマドリッド在住。
 
 

ODRCD 429
¥2500
「イベリアの印象」
 アルマンド・ジョゼ・フェルナンデス(1906-83):ソナティーナ
 アルベニス(1860-1909):エスパーニャ Op.165
 ペドロ・ブランコ(1883-1919):
  カスティーリャ Op.16~レオンの子守歌
  ロマンティックな時間 Op.6~子守歌
  ガラニアス Op10~ヴェルベナ(祭り)
 ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モッタ(1868-1948):
  3つのポルトガルの情景 Op.9
 ハビエル・モンサルバーチェ(1912-2002):
  イヴェットのためのソナティーヌ
パウロ・オリヴェイラ(ピアノ)

 録音:2021年11月22-23日イタリア アブルッツォ州 モンテシルヴァーノ DDD,63'37

 ポルトガルのピアニスト、パウロ・オリヴェイラの演奏するスペインとポルトガルの作曲家のピアノ作品集。スペインというと情熱的という印象が強いが、ここでは知的な美しさが光る曲も多い。
 アルベニスの「エスパーニャ」は言わずと知れた名曲。アルマンド・ジョゼ・フェルナンデス(1906-1983)はポルトガルの作曲家(ポルトガル人なのでJoseはホセでなくジョゼと読む)。20世紀の作曲家だが明快な作風で非常に魅力的。
 ペドロ・ブランコ(・ロペス)(1883-1919)はスペインの作曲家。北部のレオンの生まれで、マドリッドで学んだ後、ポルトガルに移ってポルトで亡くなっている。
 ロマンティックな音楽とドビュッシーなどの近代的な響きが混ざるブランコの音楽は優れたものだったが、1918年から1920年に流行したスペイン風邪の犠牲になり35歳で早世した。ここに収録された3曲を聞くだけでも、彼が長命したら、と思わざるを得ないだろう。
 ジョゼ・ヴィアナ・ダ・モッタ(1868-1948)はポルトガルの作曲家。彼はリストの最後の弟子として有名である。
 リスボンでベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏を成しなどピアニストとして、またピアノ教師としても高名だった。
 3つのポルトガルの情景は非常に親しみやすい気の利いた曲。カタルーニャの作曲家、ハビエル・モンサルバーチェ(1912-2002)となると一気に近代的な響きが広がる。
 イヴェットのためのソナティーヌは、娘のために書いたものだという。
 パウロ・オリヴェイラはリスボン高等音楽院で学んだ後、同郷の出身で米国のカンザス大学でピアノ科教授を務めていたセケイラ・コスタ(1929-2019 ヴィアナ・ダ・モッタの弟子)の高弟になった。癖のない優しい演奏が魅力である。
 
 

ODRCD 432
¥2500

「まるで川が歌っていたように」~エストニアの新作管弦楽作品集
 (1)アリソン・クルースマー(b.1992):
   まるで川が歌っていたように‛&(2020)
 (2)マリア・ケルヴィツ(b.1987):
   コンクリート~オレフ・シーンマーへのオマージュ(2021)
 (3)ラスムス・プール(b.1991):ヴァイオリン協奏曲(2019)

カスパー・マント(指揮)
パルヌ市管弦楽団
(1)ヨハン・ランドヴェレ(ピアノ)
(3)リンダ=アネッテ・ヴェルテ(ヴァイオリン)

 録音:(1)2021年5月22-23日、(2)2021年10月16日、(3)2021年5月3-5日 エストニア パルヌ、DDD,61'10(日本語オビ・解説はありません)

 1990年前後に生まれたエストニアの3人の若い作曲家の作品を集めたCD。アリソン・クルースマーは1992年の生まれ。
 「川が歌っていたように‛&」は2020年に作曲されたピアノ協奏曲で、2021年1月にこのCDと同じヨハン・ランドヴェレのピアノで初演された。
 マリア・ケルヴィツは1987年の生まれ。「コンクリート」は管弦楽作品。エストニアの建築家、オレフ・シーンマー(1881-1948)の生誕140周年を記念して書かれた。
 このCDの中では最も前衛的な作風、ラスムス・プールは1991年の生まれ。作曲家、指揮者、アレンジャーなど幅広く活躍している。ヴァイオリン協奏曲は2019年の作。
 ヴァイオリン独奏のリンダ=アネッテ・ヴェルテの依頼で作曲され、2020年9月に彼女のヴァイオリンで初演されている。いずれも世界初録音。
 カスパー・マントはエストニアの指揮者。2019年からパルヌ市管弦楽団の首席指揮者を務め、また2014年からエストニア国立歌劇場の指揮者としても活躍している。
 





<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE



少しでも興味があったら早めに手に入れておいたほうが良いでしょう
ポール・パレー~The Mercury Masters
Vol. 1 (23CD) \15000→\12990[1953年から1957年までの録音集]

Vol. 2 (22CD) \14000→\11990[1958年から1962年までのステレオ録音]




《ポール・パレー~The Mercury Masters Vol. 1》
1953年から1957年までの録音集

4842318
(23CD)
\15000→\12990


 パレーとデトロイト響によるマーキュリー録音、第1集。CD23枚組BOXセット

 フランスの指揮者ポール・パレーとデトロイト交響楽団がマーキュリーに行った10年に及ぶ録音のうち、最初の5年間(1953年~1957年)のものがまとめられた録音集です。
 この楽団の黄金期といえる時期の録音です。モノラルと初期のステレオ録音が、マーキュリーの音楽プロデューサーだったウィルマ・コザート・ファインとチーフ・エンジニアだったロバート・ファインの息子トーマス・ファインによりオリジナル音源から新規リマスタリングされました。
 初出順にそろえられた、オリジナル・ジャケット仕様。
 ブックレットにはトーマス・ファインによる録音セッションについてのエッセーが掲載されています。

 サン=サーンスの『オルガン』交響曲は、パレーの幼なじみでもあるマルセル・デュプレにより、デトロイトのフォード・オーディトリアムの新しいエオリアン=スキナー・オルガンで演奏されました。

 パレー自身が作曲したミサ曲『ジャンヌ・ダルク没後500年を記念して』も収録されています。

 トレーラー: https://youtu.be/uEGmNbVY90I
  
 【録音場所】デトロイト
 

《ポール・パレー~The Mercury Masters Vol. 1》


《CD 1》
 1) ラヴェル:ボレロ、2-5) リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
 【録音】1953年2月/

《CD 2》
 ワーグナー:
  歌劇『ローエングリン』より1) 第1幕への前奏曲、2) 第3幕への前奏曲、
  3) 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲、
  4) 歌劇『タンホイザー』序曲、5) 楽劇『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行」
【録音】1953年2月/

《CD 3》
 1-4) ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
【録音】1953年2月/

《CD 4》
 1-3) フランク:交響曲ニ短調
【録音】1953年2月/

《CD 5》
 リムスキー=コルサコフ:1) 『ロシアの復活祭』序曲Op.36、2-5) 交響曲第2番Op.9『アンタール』
【録音】1953年12月/

《CD 6》
 1) ラヴェル:ラ・ヴァルス、
 2) フォーレ:パヴァーヌOp.50(1887年管弦楽版)、
 3-5) フランク:交響詩『プシュケ』より(プシュケの眠り/西風にさらわれるプシュケ/プシュケとエロス)
【録音】1953年12月/

《CD 7》
 1) デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』、
 2-5) フォーレ:『ペレアスとメリザンド』組曲Op.80(前奏曲/糸を紡ぐ女/シシリエンヌ/メリザンドの死)、
 6-10) ルーセル:バレエ『蜘蛛の饗宴』Op.17(前奏曲/アリの入場/蝶の踊り/カゲロウの踊り/カゲロウの葬送)、
 11) デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』(ナレーション付き)【演奏】Jerry Terheyden(ナレーター)
【録音】1953年12月/

《CD 8》
 1-4) シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120、5) リスト:前奏曲
【録音】1953年12月/

《CD 9》
 ワーグナー:
  1) 歌劇『さまよえるオランダ人』序曲、2) 舞台神聖祝典劇『パルジファル』より「聖金曜日の音楽」、
  3) 楽劇『トリスタンとイゾルデ』より「愛の死」(管弦楽版)、4) 楽劇『ジークフリート』より「森のささやき」
【録音】1954年11月(1, 2, 4)、1955年3月(3)/

《CD 10》
 1-5) ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』
  【録音】1954年11月/

《CD 11》
 1) シャブリエ:管弦楽のための狂詩曲『スペイン』、
 2-5) ラヴェル:スペイン狂詩曲
  (第1曲:夜への前奏曲/第2曲:マラゲーニャ/第3曲:ハバネラ/第4曲:祭り)、
 6-8) イベール:交響組曲『寄港地』
  (第1曲:ローマ―パレルモ/第2曲:チュニス―ネフタ/第3曲:バレンシア)
  【録音】1954年3月/

《CD 12》
 1-4) ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
  【録音】1955年3月/

《CD 13》
 ビゼー:
  1-6) 『カルメン』第1・2組曲より(前奏曲/衛兵の交代/アルカラの龍騎兵/間奏曲/アラゴネーズ/闘牛士)、
  7-10)『アルルの女』第1組曲(第1曲:前奏曲/第2曲:メヌエット/第3曲:アダージェット/第4曲:鐘)、
  11-14)『アルルの女』第2組曲(E.ギロー編)(第1曲:パストラール/第2曲:間奏曲/第3曲:メヌエット/第4曲:ファランドール)
  【録音】1956年11月/

《CD 14》
 ラヴェル:
  1) ボレロ、
  2-6) 組曲『マ・メール・ロワ』
  (第1曲:眠れる森の美女のパヴァーヌ/第2曲:親指小僧/
   第3曲:パゴダの女王レドロネット/第4曲:美女と野獣の対話/第5曲:妖精の園)、
  7) シャブリエ:気まぐれなブーレ(F.モトゥルによる管弦楽編)、
  8-10) ルーセル:組曲ヘ長調Op.33、11) バロー:ひとりの死者への捧げ物
   【録音】1958年3月(1, 7-11)、1957年3月(2-6)/

《CD 15》
 ドビュッシー:
  1-3) 交響詩『海』
   (第1楽章:海上の夜明けから真昼まで/第2楽章:波の戯れ/第3楽章:風と海の対話)、
  4-6) 管弦楽のための映像『イベリア』
  (第1曲:街の道と田舎の道/第2曲:夜の薫り/第3曲:祭りの日の朝)
   【録音】1955年12月/

《CD 16》
 1-4) サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調Op.78『オルガン付き』【演奏】マルセル・デュプレ(オルガン)
  【録音】1957年10月/

《CD 17》
 1-3) ショーソン:交響曲変ロ長調Op.20
  【録音】1956年3月/

《CD 18》
 1-4) ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27
  【録音】1957年3月/

《CD 19》
 1-4) シューマン:交響曲第2番ハ長調Op.61
  【録音】1955年12月/

《CD 20》
 ワーグナー:
  1) 楽劇『神々の黄昏』よりプロローグ―夜明けとジークフリートのラインへの旅、
  2) ジークフリート牧歌、
  3) 舞台神聖祝典劇『パルジファル』より前奏曲、4) 楽劇『トリスタンとイゾルデ』より第3幕への前奏曲
   【録音】1956年3月/

《CD 21》
 1-4) ポール・パレー:ミサ曲『ジャンヌ・ダルク没後500年を記念して』、
 5) パレーによる録音後の演奏者への感謝の言葉
   【演奏】フランシス・イーンド(ソプラノ)(1-4)、フランシス・ビーブル(メッゾ・ソプラノ)(1-4)、
   デイヴィッド・ロイド(テノール)(1-4)、イ・クウェイ・ツェ(バス)(1-4)、ラクハム交響合唱団(1-4)
    【録音】1956年10月/

《CD 22》
 1-4) モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K.385『ハフナー』、
 5-8) ハイドン:交響曲第96番ニ長調Hob.I:96『奇蹟』
  【録音】1956年10月/

《CD 23》
 1-5) シューマン:交響曲第3番変ホ長調Op.97『ライン』
  【録音】1956年11月
ポール・パレー(指揮)
デトロイト交響楽団
  


《ポール・パレー~The Mercury Masters Vol. 2》
1958年から1962年までのステレオ録音

4843318
(22CD)
\14000→\11990

 パレーとデトロイト響によるマーキュリー録音、第2集。CD22枚組BOXセット

 1950年代から60年代初期の10年間、デトロイト交響楽団は音楽監督ポール・パレーにより世界有数のオーケストラの一つに育て上げられました。
 その特徴的なサウンドは「マーキュリー・リヴィング・プレゼンス」の録音にとって、特にステレオ録音で理想的でした。
 ここではパレーとデトロイト交響楽団がマーキュリーに行った録音のうち1958年からパレーが音楽監督として最後のシーズンとなった1962年までのステレオ録音が収められています。
 ドヴォルザークの『新世界より』、シベリウスの交響曲第2番、スッペの序曲集のアルバムなどが含まれます。
 パレーはここで演奏されているラヴェル、ジャック・イベール、フローラン・シュミットといったフランスの作曲家と親交がありました。

 ビゼーのスコアから、ジョン・コリリアーノとデイヴィッド・A.ヘスが発案、編曲を行った、ロック・オペラ『ザ・ネイキッド・カルメン』では、ギターやリズム・セッションといった現代的な楽器も参加しています。初CD化。

 唯一ドイツ・グラモフォンに録音が行われたラヴェルのピアノ協奏曲はモニク・アースとの共演で、パリで収録されました。

 マーキュリーの音楽プロデューサーだったウィルマ・コザート・ファインとチーフ・エンジニアだったロバート・ファインの息子トーマス・ファインによるオリジナル音源からの新規リマスタリング。
 初出順にそろえられた、オリジナル・ジャケット仕様。
 ブックレットにはトーマス・ファインによる録音セッションについてのエッセーが掲載されています。
 
 【録音場所】デトロイト(CD 21、CD 22を除く)
 

《ポール・パレー~The Mercury Masters Vol. 2》


《CD 1》
 メンデルスゾーン:1-4) 劇付随音楽『夏の夜の夢』より
  (序曲/第1曲:スケルツォ/第7曲:夜想曲/第9曲:結婚行進曲)、5-8) 交響曲第5番ニ短調Op.107『宗教改革』
   【録音】1958年3月/

《CD 2》
 1) シュミット:バレエ『サロメの悲劇』Op.50、
 2) R.シュトラウス:楽劇『サロメ』Op.54より「7つのヴェールの踊り」、
 3-7) ラロ:バレエ『ナムーナ』第1組曲
  (第1曲:前奏曲/第2曲:セレナード/第3曲:主題と変奏/第4曲:市場の行列/第5曲:異国の祭り)
   【録音】1958年3月/

《CD 3》[フランスの序曲集]
 1) ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』Op.9、2) ラロ:歌劇『イスの王様』序曲、3) 序曲『祖国』、4) 序曲『海賊』Op.21
  【録音】1958年3月/

《CD 4》
 シューマン:1-4) 交響曲第1番変ロ長調Op.38『春』、5) 序曲『マンフレッド』Op.115
  【録音】1958年3月/

《CD 5》[Bouquet de Paray]
 1) ロッシーニ:『ウィリアム・テル』序曲、
 2) サン=サーンス:死の舞踏Op.40、
 3) ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘Op.65、
 4) リスト:メフィスト・ワルツ第1番S.110 No.2『村の居酒屋での踊り』
  【録音】1958年3月(1, 2)、1959年1月(3, 4)/

《CD 6》
 1-4) シベリウス:交響曲第2番ニ長調Op.43
  【録音】1959年1月/

《CD 7》
 ベートーヴェン:1-4) 交響曲第2番ニ長調Op.36、5-8) 交響曲第1番ハ長調Op.21
  【録音】1959年1月/

《CD 8》[Vive la Marche!]
 1) ベルリオーズ:ハンガリー行進曲(劇的物語『ファウストの劫罰』Op.24より)、
 2) グノー:操り人形の葬送行進曲、
 3) サン=サーンス:英雄的行進曲変ホ長調Op.34、
 4) ルージェ・ド・リール:ラ・マルセイエーズ、
 5) シャブリエ:楽しい行進曲、
 6) サン=サーンス:フランス軍隊行進曲(アルジェリア組曲ハ長調Op.60より)、
 7) ベルリオーズ:トロイ人の行進曲(歌劇『トロイアの人々』より)、
 8) マイアベーア:戴冠式行進曲(歌劇『預言者』より)
  【録音】1959年4月/

《CD 9》
 シャブリエ:
  1) 管弦楽のための狂詩曲『スペイン』、
  2-5) 田園組曲(第1曲:牧歌/第2曲:村の踊り/第3曲:木陰で/第4曲:スケルツォ=ヴァルス)、
  6) ポーランドの踊り(喜歌劇『いやいやながらの王様』より)、
  7) 歌劇『グウェンドリーヌ』序曲、8) スラヴ舞曲(喜歌劇『いやいやながらの王様』より)
   【録音】1960年11月/

《CD 10》
 1) ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、
 ラヴェル:2-9) 高雅で感傷的なワルツ、10-13) クープランの墓、
 14-17) ドビュッシー:小組曲(ビュッセルによる管弦楽編)
  (第1曲:小舟にて/第2曲:行列/第3曲:メヌエット/第4曲:バレエ)
  【録音】1955年12月(1)、1959年4月(2-17)/

《CD 11》
 オッフェンバック:1) 喜歌劇『美しきエレーヌ』序曲、2) 喜歌劇『地獄のオルフェ』序曲、3) 『ホフマン物語』組曲、
 オーベール:4) 歌劇『青銅の馬』序曲、5) 歌劇『フラ・ディアヴォロ』序曲、6) 歌劇『ポルティチの唖娘』序曲
  【録音】1959年4月/

《CD 12》
 ワーグナー:
  1) 歌劇『さまよえるオランダ人』序曲、2)『ニュルンベルクのマイスタージンガー』組曲、
  3) ヴォータンの告別と魔の炎の音楽(楽劇『ワルキューレ』より)、4) 歌劇『リエンツィ』序曲
  【録音】1960年2月/
《CD 13》[フランスの序曲集]
 1) エロール:歌劇『ザンパ』序曲、
 2) オーベール:歌劇『王冠のダイアモンド』序曲、
 トマ:3) 歌劇『ミニョン』序曲、4) 歌劇『レーモン』序曲、
 5) ボワエルデュー:歌劇『白衣の婦人』序曲、6) アダン:歌劇『われ、もし王者なりせば』序曲
  【録音】1960年11月/

《CD 14》
 1-5) ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
   (第1楽章:夢、情熱/第2楽章:舞踏会/第3楽章:野の風景/第4楽章:断頭台への行進/第5楽章:魔女の夜宴の夢)
    【録音】1959年11月/

《CD 15》
 1-4) ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』
  【録音】1960年2月/

《CD 16》
 スッペ:
  1) 喜歌劇『美しきガラテア』序曲、2) 喜歌劇『スペードの女王』序曲、3) 喜歌劇『軽騎兵』序曲、
  4) 喜歌劇『詩人と農夫』序曲、5) 劇付随音楽『ウィーンの朝、昼、晩』序曲、6) 喜歌劇『ボッカチオ』序曲
   【録音】1959年11月/

《CD 17》
 1-3) ドビュッシー:夜想曲(第1曲:雲/第2曲:祭り/第3曲:シレーヌ)、
 4-6) ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲(第1曲:夜明け/第2曲:パントマイム/第3曲:全員の踊り)
  【演奏】ウェイン国立大学女声グリー・クラブ(1-3)
  【録音】1961年3月/

《CD 18》
 1-3) フランク:交響曲ニ短調
  【録音】1959年11月/

《CD 19》
 ラヴェル:
  1-4) スペイン狂詩曲(第1曲:夜への前奏曲/第2曲:マラゲーニャ/第3曲:ハバネラ/第4曲:祭り)、
  5) 道化師の朝の歌、6) 亡き王女のためのパヴァーヌ、
  7) ラ・ヴァルス、
 8-10) イベール:交響組曲『寄港地』(第1曲:ローマ―パレルモ/第2曲:チュニス―ネフタ/第3曲:パレルモ)
  【録音】1962年3月/

《CD 20》[バレエ―フランス・オペラ・ハイライツ]
 グノー:歌劇『ファウスト』より1-7) バレエ音楽
  (第1曲:ヌビア人の踊り/第2曲:アダージョ/第3曲:ヌビアの奴隷の踊り/第4曲:クレオパトラのヴァリアシオン/
  第5曲:トロイの娘たちの踊り/第6曲:鏡のヴァリアシオン/第7曲:フリネの踊り)、8) 第2幕よりワルツ、
 9) サン=サーンス:バッカナール(歌劇『サムソンとデリラ』より)、
 10) ビゼー:ジプシーの踊り(『カルメン』第2組曲より)、
 11) ベルリオーズ:王の狩りと嵐(歌劇『トロイアの人々』より)、
 12) マスネ:序曲『フェードル』、
 13) トマ:ガヴォット(歌劇『ミニョン』より)
  【録音】1962年3月(1-8, 10-13)、1961年3月(9)/

《CD 21》
 1-17) ザ・ネイキッド・カルメン(エレクトリック・ロック・オペラ)
  (作曲・編曲・プロデュース:ジョン・コリリアーノ&デイヴィッド・A.ヘス)(ビゼーの歌劇『カルメン』より)
  【演奏】ジョン・コリリアーノ(シンセサイザー)、アニタ・ダリアン(カズー)、John Atkins(ピアノ)、デイヴィッド・ヘス、
  メルバ・ムーア、George Turner、ロバート・ホワイト、William Walker(ヴォーカル)、
  Mary Bruce And Her Starbuds、Pig Iron、ザ・ネイキッド・カルメン・アンサンブル
   【録音】1969年、ニューヨーク/

《CD 22》
 ラヴェル:1-3) ピアノ協奏曲ト長調、4) 左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
  【演奏】モニク・アース(ピアノ)
  【録音】1965年4月、パリ
ポール・パレー(指揮)
デトロイト交響楽団(CD1-CD21)、
フランス国立管弦楽団(CD 22)




<国内盤> 


BRAVO RECORDS



BRAVO 10008
¥3300
福間洸太朗、待望の「ショパン:ピアノ協奏曲第1番」
 フレデリック・ショパン:
  (1)ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
   (ケヴィン・ケナー、クシシュトフ・ドンベク 室内楽版編曲)
  (2)ノクターン第8番 変ニ長調 Op.27-2
福間洸太朗(ピアノ)
(1)日本フィルハーモニー交響楽団
 メンバー(弦楽五重奏)
  【田野倉雅秋(ヴァイオリン)、
   竹歳夏鈴(ヴァイオリン)、
   安達真理(ヴィオラ)、
   石崎美雨(チェロ)、
   高山智仁(コントラバス)】

 福間洸太朗、待望の「ショパン:ピアノ協奏曲第1番」レコーディング!日本フィルハーモニー交響楽団メンバーによる弦楽五重奏をバックに、繊細で瑞々しく、華麗なピアニズムが展開します。

 ライヴ録音:2022年1月27日/横浜市鶴見区民文化センター サルビアホール/DDD日本語帯・解説付

 横浜みなとみらいホールの休館期間中(2021年1月~22年10月)、横浜市内各区のホールや公会堂などの文化施設を巡り、室内楽編成による協奏曲をお届けするシリーズ「横浜18 区コンサート」が開催されています。

 このCDは、同コンサート・シリーズの中から、2022年1月27日に鶴見区民文化センター サルビアホールで開催された、福間洸太朗と日本フィルハーモニー交響楽団メンバーによる演奏をライヴ収録したものです。

 ソリストの福間洸太朗は、多岐にわたるジャンルのCD をリリースするかたわら、国内外の著名オーケストラとの共演も多く、今日まで、たくさんのファンを魅了してきました。
 今回、日本フィルハーモニー交響楽団の俊英メンバーによる弦楽五重奏との共演による、待望の「ショパン:ピアノ協奏曲第1 番」の録音が完成しました。

 コロナ禍により、客席数が制限されるなどの影響を受ける中で行われた演奏会、ソリストと弦楽五重奏メンバーたちが心を通わせ、豊かな共感をもって表現したショパンの抒情的な世界は、聴衆に深い感動を与えました。
 




<映像>


キング・インターナショナル(映像)



KKC 90006/7
(2Blu-ray)
¥9000
朝比奈隆 ブルックナー交響曲選集
 ブルックナー:
  Disc1
   (1)交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ハース版)
   (2)交響曲第5番変ロ長調(ハース版)
   (3)交響曲第7番ホ長調(ハース版)
  Disc2
   (4)交響曲第8番ハ短調(ハース版)
   (5)交響曲第3番ニ短調(ハース版)
   (6)リハーサル(交響曲第3 番)
   (7)実相寺昭雄監督インタビュー(2002年春収録)
   (8)鼎談(朝比奈隆×実相寺昭雄×松原千代繁)(1999年6月21日収録)
朝比奈隆(指揮)
新日本フィルハーモニー交響楽団

 指揮姿も芸術品、朝比奈隆渾身のブルックナー 映像演出:実相寺昭雄

 録音:1992年5月13日/東京文化会館(ライヴ)【第4番】、9月2日/サントリーホール(ライヴ)【第5 番】
  9月8日/サントリーホール(ライヴ)【第7 番】、1993 年2月16日/サントリーホール(ライヴ)【第7 番】
  1996年12月12日/東京文化会館(ライヴ)【第3 番】
  12月9日/新日本フィルハーモニー交響楽団練習場【第3番のリハーサル】

 実相寺昭雄監督が撮影した朝比奈隆指揮新日本フィルによるブルックナーの交響曲選集は2010 年に(株)写影からDVD で発売され話題となりましたが、入手困難な状態が続いておりました。再発売を希望される声にお応えし、アップコンバートしてブルーレイにて発売となります。

 いずれも朝比奈の得意としたブルックナーでその恰幅の良さ、音楽の大きさや深さは真似のできない至芸と申せましょう。

 アップコンバートにより画質もクリアになり、偉大な芸術をたっぷりと堪能できます。
 
 


KKC 90008/9
(2Blu-ray)
¥9000
朝比奈隆 ブラームス・チクルス
 ブラームス:
  Disc1
   (1)交響曲第1番ハ短調Op.68
   (2)ピアノ協奏曲第1 番ニ短調Op.15
   (3)ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
   (4)交響曲第2番ニ長調Op.73
  Disc2
   (5)交響曲第3番ヘ長調Op.90
   (6)ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102
   (7)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
   (8)特典映像
    俳優・寺田農 実相寺昭雄監督と朝比奈隆先生の思い出
   (9)交響曲第4番ホ短調Op.98
朝比奈隆(指揮)
新日本フィルハーモニー交響楽団
伊藤恵(ピアノ)(2)
藤川真弓(ヴァイオリン)(3)
豊嶋泰嗣(ヴァイオリン)(6)
上村昇(チェロ)(6)
園田高弘(ピアノ)(7)

 ソリストも超豪華。朝比奈隆のブラームスの世界 映像演出:実相寺昭雄

 録音:1990年2月5日(1)(6)、5月1日(2)(5)、4月3日(3)(4)、6月1日(7)(9)/オーチャードホール(ライヴ)

 1990年に朝比奈隆と新日本フィルが行ったブラームス・チクルスを実相寺昭雄監督が映像化した貴重な記録。2010年に(株)写影からDVD で発売されましたが、アップコンバートしてブルーレイにて発売となります。

 交響曲第1番と第4番は「交響的肖像」(KKC90001/2)に収録されているものと同じですが、交響曲全曲に加え、協奏曲4篇それも超豪華なソリストとの共演も含まれるためこのアルバムの価値は計り知れません。
 朝比奈隆のブラームスの世界に浸りきることができる贅沢な時価を過ごせます。
 















6/23(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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CHALLENGE CLASSICS



CC 72902
¥2700→\2490
クイケン・ファミリーで聴く
 くつろぎのモーツァルト

 モーツァルト:
  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 K.296
   (マンハイム、1778)
  ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 K.423
   (ザルツブルク、1783)
  ピアノのための幻想曲 ニ短調 K.397(1782頃)
  ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための
   『ケーゲルシュタット・トリオ』 変ホ長調 K.498
    (アルタリア版、1788)
シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
サラ・クイケン(ヴィオラ)
マリー・クイケン(フォルテピアノ)

 巧妙な選曲と演奏で魅せる優しく美しい家庭のくつろぎ

 録音:2021年11月23‐25日/ベルギー、コルトレイク/66'06''

 ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノという身近な楽器のために書かれ、モーツァルト自身や彼の親族が演奏していたかもしれない音楽を、ぜいたくにもクイケン・ファミリーの演奏で聴くアルバム。
 くつろいだ雰囲気の演奏ですが、選曲は巧妙かつバラエティ豊かで、優しい音色と確かな知見が織りなす独特の魅力を持っています。
 サラ・クイケンとマリー・クイケンはシギスヴァルトのご息女。

 両楽器が完璧に平等に扱われ、極めて協奏的な対話が繰り広げられるヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲は、モーツァルトがそれぞれの楽器をいかに熟知していたかを物語る逸品。
 ピアノのための『幻想曲』はモーツァルトにとって特別な調であるニ短調で書かれており、弦楽四重奏、ピアノ協奏曲、レクイエムでも見られるような、深く暗く、しかしエネルギーにあふれた音楽が展開されます。
 『ケーゲルシュタット・トリオ』は、もともとクラリネット、ヴィオラ、ピアノのために書かれた曲で、変ホ長調はフリーメイソンの象徴でもあります。
 このCDではクラリネットをヴァイオリンの音域に合わせて移し替えた版を使って演奏。編成としてはこちらの方が一般的で、浸透しやすかったかもしれません。

 フォルテピアノは1785年頃にヨハン・アンドレアス・シュタインが製作した楽器の忠実なコピーを使用。同時代のチェンバロと同等の大きさの楽器です。
 モーツァルトはこの楽器製作者の大親友でした。
 
 


CC 72918
¥2700
ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏の誕生から終焉まで
 リチェルカーレとカンツォーネ

 ディエゴ・オルティス(ca.1510-1576):
  『変奏論』(1553)よりリチェルカーレ第1~4番(第2巻)
 トビアス・ヒューム(ca.1569-1645):
  『エア集 第1巻』(1605)より
   ガリアード / 愛のアルメイン / 玩具 / 陽気な会議 /
   アルメインの精神 / 奥方のアルメイン
 ベンジャミン・ヘリー(1680-1690頃活躍):
  『ヴィオリスト大全』*(1699)より
   詩篇100・詩篇92 / メヌエット / ゆったりしたエア / ブーレ
 アンジェロ・ミケーレ・ベルタロッティ(ca.1665-1747):
  『定旋律と装飾を迅速に習得するための易しい手引き』*(1698)より
   コントラルトのためのリチェルカーレ第1~10番 /
   ソプラノのためのリチェルカーレ第1・3・4・6~11番
 
 * 世界初録音
マッテオ・チッキッティ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ムジカ・エレジェンティア

 ソロ楽器としてのヴィオラ・ダ・ガンバが生んだ独自の語法による世界

 録音:2021年8月/イタリア、サンタ・マリーア・インバーロ、聖母マリア教会/51'12''

 ヴィオラ・ダ・ガンバ独奏の誕生から終焉までを描くアルバム。ルネサンスに花開いたこの楽器は、チェロに取って代わられたというより、独自の文学を楽しみ続けたと言った方が良いかもしれません。
 しばしば教訓的、芸術的価値を持つレパートリーがあり、控えめながら音楽を深いところまで掘り下げたような世界が広がっています。
 教本的な曲集がそれ自身で音楽的にも完結しているという、不思議な魅力の音楽が収録されています。
 厳かで瞑想的な雰囲気がたまりません。
 
 

CC 72906
¥2700
ダーク・ヴェルヴェット~音楽的自伝
 イジドラ・ゼベリャン / ヴェリコ・ネナディチ:
  ヴァイオリンとピアノのための『ダーク・ヴェルヴェット』
   (2006/2021)
 ティボール・ハルティヒ:
  無伴奏ヴァイオリンのための『モノローグ』*(1993)
 カリオペ・ツパキ:
  無伴奏ヴァイオリンのための『イジドラのための歌』*(2020)
 イジドラ・ゼベリャン:
  ヴァイオリン、女声とピアノのための歌
   『ああ、死よ、私の愛よ』*(2011)
 ルドルフ・ブルーチ:
  無伴奏ヴァイオリンのための『グスラルスカ』*(1993)
 アレクサンドラ・ヴレバロフ:
  ヴァイオリンとプリペアドピアノのための『ハルティヒ座』*(2021)
 ティボール・ハルティヒ:
  ヴァイオリンとチェロのための『対話』*(1990)
 ヴェリコ・ネナディチ:
  ヴァイオリンとピアノのための二連画『アリアとリフ』*(2022)
 フアン・フェリペ・ワレル:
  無伴奏ヴァイオリンのための『小切手、塩、祭、月 』(1997)
 フロリアン・マグヌス・マイヤー:
  無伴奏ヴァイオリンのための『エーリッヒ・ツァンの音楽』*(2022)
 * 世界初録音
ユリア・ハルティヒ(ヴァイオリン、歌)
ライネケ・ブロークハンス(ピアノ)
マヤ・ボグダノヴィッチ(チェロ)

 自らのアイデンティティを作品にした1枚

 録音:2022年3月17-19日/ヒルフェルスム、MCO/71'32''

 ユーゴスラビアの音楽一家に生まれ、1994年からオランダに在住しているヴァイオリニスト・歌手のユリア・ハルティヒによるアルバム。
 自らのアイデンティティを8人の作曲家による10曲で表現。
 自分のために書かれた音楽の数々を、あらゆる感情をのせて正直に歌い、演奏する、豊饒な表現力に打たれる1枚です。
 




FONE



SACD006
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
ライナ・カバイヴァンスカ、カルメラ・レミージョ、パトリツィア・チョーフィ
 名ソプラノ三人による「オペラへの招待」

 1. マスカーニ:《カヴァレリア・ルスティカーナ》より 間奏曲
 2. ロッシーニ:《セヴィリアの理髪師》より 今の歌声は
 3. プッチーニ:《ジャンニ・スキッキ》より 私のお父さん
 4. プッチーニ:《マノン・レスコー》より この柔らかなレースの中で
 5. ヴェルディ:《リゴレット》より 慕わしい人の名は
 6. プッチーニ:《ラ・ボエーム》より 私の名はミミ
 7. ヴェルディ:《運命の力》より 神よ、平和を与えたまえ
 8. ドニゼッティ:《アンナ・ボレーナ》より Al dolce guidami
 9. プッチーニ:《蝶々夫人》より 坊やの母さんは
 10. プッチーニ:《ラ・ボエーム》より ムゼッタのワルツ
 11. プッチーニ:《トゥーランドット》より 氷のような姫君も
 12. プッチーニ:《トスカ》より 歌に生き、愛に生き
 13. ヴェルディ:《椿姫》より ああ、そはかの人か
 14. ヴェルディ:《シチリアの晩鐘》より 愛する友よ
 15. チレア:《アドリアーナ・ルクヴルール》より 私は慎ましい僕
 16. プッチーニ:《つばめ》より ドレッタの美しい夢
ライナ・カバイヴァンスカ
 (ソプラノ、4,7,9,12,15)
カルメラ・レミージョ
 (ソプラノ、3,6,8,11,14)
パトリツィア・チョーフィ
 (ソプラノ、2,5,10,13,16)
カメラータ・ストゥルメンターレ・
 ディ・サンタ・チェチーリア
レオーネ・マジエラ(指揮)

 三人のプリマドンナによる珠玉のオペラ・アリア集!

 ☆ライナ・カバイヴァンスカ、カルメラ・レミージョ、パトリツィア・チョーフィの名ソプラノ三人が揃い踏み!
 ☆プッチーニ、ヴェルディらのオペラの定番であり、名曲であるアリアを多数収録!

 ブルガリアのソプラノ歌手ライナ・カバイヴァンスカはマリア・カラスに憧れイタリアに留学、その後1961年にはスカラ座へデビューし、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場など世界の主要な歌劇場に出演、特にヴェルディとプッチーニを得意としました。1981年、1982年にはザルツブルク音楽祭でヘルベルト・フォン・カラヤンと共演しています。その後もイタリアを中心に演奏活動を行い、教育者としても活躍しました。

 イタリアのソプラノ歌手カルメラ・レミージョは、1992年にルチアーノ・パヴァロッティ国際コンクールで優勝し一躍世界から注目される存在となりました。
 クラウディオ・アバドやロリン・マゼール、リッカルド・ムーティなど多くの巨匠と共演を果たしており、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のジルヴェスター・コンサートにも出演しています。

 イタリアのソプラノ歌手パトリツィア・チョーフィは、1989年にフィレンツェでデビュー、1997年にはリッカルド・ムーティの指揮による《椿姫》でスカラ座に出演、その後もウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座など主要な歌劇場で活躍、また2005年にグラミー賞を獲得したヤーコプス指揮《フィガロの結婚》にも出演しています。

 ※録音:1999年9月、ローマ(イタリア)
 




ARION


ARN-68836
\2800
《アンサンブル・デ・ゼキリーブル~Des Cordes Marines》
 1-3) ジョゼフ=エルマン・ボナル:弦楽三重奏曲
  (第1楽章:Bidassoa/第2楽章:Navarra/第3楽章:Rapsodie du Sud)、
 4-7) ジャン・クラ:弦楽三重奏曲第3番
  (第1楽章:[Sans Indication]/第2楽章:Lento/
   第3楽章:Anim-/第4楽章:Tr-s Anim-)、
 8-10) アルベール・ルーセル:弦楽三重奏曲Op.58
  (第1楽章:Allegro moderato/第2楽章:Adagio/
   第3楽章:Allegro con spirito)
アンサンブル・デ・ゼキリーブル
 (アニエス・ピーカ[ヴァイオリン]、
  Blondine Leydier[ヴィオラ]、
  Armance Qu-ro[チェロ])

 3人のフランスの作曲家による弦楽三重奏曲集
 「アンサンブル・デ・ゼキリーブル」は2006年、ヴァイオリニストのアニエス・ピーカが様々な音楽家たちを集めて結成したアンサンブルです。
 それぞれの違いを超えて対話を作り出すという共通の思いで繋がり、伝統を捨てることなく、新たな領域を切り開いています。
 このアルバムでは3人のフランスの作曲家の弦楽三重奏曲を演奏しています。
 
 


ARN-68842
\2800
《アニエス・ピーカ&ディミトリ・ヴァシラキス~
 ヴァインベルク:ヴァイオリン・ソナタ第4番-第6番》

  ヴァインベルク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
   1-3) 第4番Op.39(1947)、4-7) 第5番Op.53(1953)、
   8) 第6番Op.136(1982)
アニエス・ピーカ(ヴァイオリン)、
ディミトリ・ヴァシラキス(ピアノ)

 ショスタコーヴィチと親交のあったヴァインベルクによるヴァイオリン・ソナタ集
 近年クレーメルが数多くの録音を行い、注目を集める作曲家ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996)による6曲のヴァイオリン・ソナタのうち第4番から第6番が収録されたアルバム。
 ショスタコーヴィチがその才能を認めたヴァインベルクは、ユダヤ人として苦難の人生を歩んだ作曲家。
 演奏はヴァイオリニストのアニエス・ピーカとギリシャのピアニスト、ディミトリ・ヴァシラキス。
 
 

ARN-68843
\2800
《Cantaderas~As Festas do Anno》
 1) Beneita es, Maria (頌歌第420番-第1ストロフ)、
 2) Tod’aqueste mund’a loar deveria (頌歌第413番)、
 3) Si vas a Covadonga (トナダ-アストゥリアス州オビエド)、
 4) Pois que dos reis (頌歌第424番)、
 5) Este ni-o tiene sue-o (子守歌-ムルシア)、
 6) Marzas de Li-bana
 (chanson de qu-te-カンタブリア州ポラシオネスのウスナヨ)、
 7) Tan beneita foi a sauda-on (頌歌第415番)/
  Cantares del Viemes Santo: “Llena de pena”
  (カセレス州ガルガンタ・ラ・オジャ)、
 8) Las cinco rosas dolorosas de la Virgen
 (myst-res du Rosaire-サラマンカ州ラス・カサス・デル・コンデ)、
 9) Letrillas para el Via Crucis (連祷-テルエル州イハル)、
10) C-ntico de Resurrecci-n (サラマンカ州セペダ)、
11) -D-nde vas a dar agua- (トナダ-カンタブリア州リエバナ)、
12) Ben vennas, Maio (頌歌第406番)、
13) Dicen que tus manos pinchan (セレナード-レオン州レイタリエゴス)、
14) Cinco rosas principales (結婚式の歌-カンタブリア州ポテス)、
15) Dized’, ai trovadores (頌歌第260番)、
16) De coyer (収穫の歌-アストゥリアス州グラード)、
17) Ramo a San Pedro (行列の歌-カンタブリア州トレビソ)、
18) La siege (収穫の歌-サモラ州サナブリア)、
19) Beneita u os santos (頌歌第420番-最終ストロフ)、
20) Para empezar a cantar (ホタ-アストゥリアス州アレナス・デ・カブラレス)、
21) Corren, corren las estrellas (セレナード-アストゥリアス州リャヌセス)
Cantaderas
 (Ana Isabel Amaz de Hoyos、
  Paloma Guti-rrez del Arroyo Fernandez、
  Anne-Marie Lablaude Vellard、
  June Telletxea Garcia)

 豊富な知識が可能にした13世紀の音楽の歌声
 中世西洋音楽の完璧な教育を受けた女性たちが2015年、「Cantaderas」という名のもと声楽グループを作り、彼女たちの豊富な知識とたゆまぬ練習がこの『聖母マリアの頌歌集』などの13世紀のレパートリーの録音を可能にしました。
 
 

ARN-64844
\2800
《サンドラ・ルモリーノ~Tangos entre Cordes》
 1) Fuimos (J.デイムス/H.マンシ)、
 2) Sus ojos se cerraron (C.ガルデル/A.Le Pera)、
 3) Esos anos atras (L.テルージ/S.ルモリーノ)、
 4) Milonga de Babel (L.テルージ/S.ルモリーノ)、
 5) Milonga para una pena (L.テルージ/S.ルモリーノ)、
 6) Astornudando (L.テルージ)、
 7) Cristal (M.Mores, J.M.Contursi)、
 8) La Juntada (L.テルージ/S.ルモリーノ)、
 9) La casita de mis viejos (J.C.Cobian/E.Cadicamo)、
 10) Sin Polleras (L.テルージ/S.ルモリーノ)、
 11) El dia que me quieras (C.ガルデル/A.Le Pera)、
 12) La Bohemia (C.アズナブール)、
 13) Je te dirais (M.Emer/G.Kalikian)
サンドラ・ルモリーノ(ヴォーカル)、
レオナルド・テルージ(コントラバス)、
Cyril Garac(ヴァイオリン)、
Lionel Allemand(チェロ)

 弦楽器とともに届けるアルゼンチン・タンゴのメロディと詩
 ブエノスアイレス生まれのタンゴの歌手、サンドラ・ルモリーノが、弦楽器(コントラバス、ヴァイオリン、チェロ)とともに、アルゼンチン・タンゴのメロディと詩を歌い上げています。
 
 

ARN-68846
\2800
《アンサンブル・カリオペ~
 Et si tout recommen-ait.../グラシアーヌ・フィンジ:作品集》
 グラシアーヌ・フィンジ:
  1) 9’30(バス・クラリネットとチェロのための)(1994)、
  2) Fantaisie Toccata(4手ピアノのための)(2015)、
  3-8) Oc-an Mer(フルートと弦楽三重奏のための)
   (コルビエール、マルブフ、ユゴー、
    ヴェルレーヌ、ランボーとリシュパンの詩による)(2009)、
  9) M-moire oubli-e ou L’art du movement d’Isadora Duncan
   (クラリネット、弦楽四重奏とピアノのための)(2019)、
  10-14) Moments interrompus
   (ヴァイオリンとヴィオラのための)(2011)、
  15-16) Et si tout recommen-ait...
   (ヴァイオリンとピアノのための)(2003)、
  17) Free Quartet(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための)(1984)
アンサンブル・カリオペ
 (カリン・ルティエク[指揮、ヴィオラ]、
  クリストフ・ジョヴァネッティ&カミーユ・フォントノー[ヴァイオリン]、
  フローラン・オーディベール&ディアナ・リゲティ[チェロ]、
  Carjez Gerretsen &ジュリアン・エルヴェ[クラリネット]、
  アンヌ=セシル・キュニオ[フルート]、
  マリア・ペロッタ&クセニア・マリアレヴィチ[ピアノ])

 世界レベルのアーティストが集う室内アンサンブルによる現代作品集
 モロッコ生まれのフランスの現代作曲家グラシアーヌ・フィンジの作品を、1999年に設立された「アンサンブル・カリオペ」が演奏。
 この室内楽アンサンブルは人数を定めずに、2人から10人の世界レベルのアーティストがカリン・ルティエクの指揮のもと演奏しています。
 
 

ARN-68848
\2800
《Trio Polycordes~Carillons Imaginaires》
 1-2) ファビアン・トゥシャール:Chants de l’Ether, Livre I(2015)
  (1. Carillon/2. Reminiscence)
 3) アントニー・ジラール:Un r-ve de Pythagore(2013)(AGIR版)、
 4) Edith Canat de Chizy:Bells(2019)(Henri Lemoine版)、
 5) フランソワ・ロッセ:Wild Strings(2014)(Hody版)、
 6-10) ファビアン・カリ:Clockworks(2016)
  (1. Emergences/2. Entrelac-s/
   3. Nocturnes/4. Digits/5. Inventaire)、
 11-12) ファビアン・トゥシャール:Chants de l’Ether, Livre II(2021)
  (「アルス・テラ・フェスティヴァル」の委嘱作品)
   (1. Selamanya/2. Littoral)
トリオ・ポリコード(Trio Polycordes)

 現代音楽に情熱を注ぐアンサンブルのArion初録音
 「Trio Polycordes」は1996年、ハープ奏者のサンドリーヌ・シャトロン、マンドリン奏者のフロレンティーノ・カルヴォ、ギタリストのジャン=マルク・スヴェレンルテールにより結成されたアンサンブルで、このアルバムはArionへの初録音です。
 新たな音の領域を求め、現代音楽に情熱を注いでいます。
 



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ACTE PREALABLE



AP 0510
¥2500
ショパン直系
 ラウル・コチャルスキ (1885-1948) : 室内楽作品集 Vol.3

 チェロとピアノのためのソナタ 第1番 変ロ短調 Op.80
 ロマネスク組曲 (チェロとピアノのための) Op.98
 チェロとピアノのためのソナタ 第2番 Op.90
マチェイ・ワツニ (チェロ)
カロル・ガルヴォリンスキ (ピアノ)

 録音 : 2021年3月28-29日

 ラウル・コチャルスキは幼少よりショパンの直弟子カロル・ミクリ (1819-1897) に師事した20世紀前半のポーランドを代表するピアニストの一人。
 作曲家でもあり、交響曲やオペラを含む200近い作品を残しています。
 Vol.1 : AP 0383 / Vol.2 : AP0476。
 
  


AP 0520
¥2500

ラウル・コチャルスキ (1885-1948) : 室内楽作品集 Vol.4
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 嬰ヘ短調 Op.89
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番 イ長調 Op.96
 ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第4番 ホ長調 Op.113

アグニェシュカ・マルハ (ヴァイオリン)
ヤクプ・トホジェフスキ (ピアノ)

 録音 : 2021年9月2、3日、The House of Creative Work、ラジェヨヴィツェ、ポーランド
 
 


AP 0524
¥2500
エドワード・スワン・ヘネシー (1866-1929) :
 ヴィオラ & ピアノ作品集 Vol.2
マルチン・ムラフスキ (ヴィオラ (*))
ハンナ・ホレクサ (ピアノ)
  アイルランドの様式によるソナタ Op.14
   (ヴァイオリンとピアノのための /マルチン・ムラフスキ 編曲、ヴィオラとピアノのための版) (*)
  ピアノのためのマズルカとポロネーズ Op.17
  ヴィオラとピアノのための4つの小品 Op.71 (*)
   第1曲 フォックス=トロット / 第2曲 タンゴ / 第3曲 移民の歌 / 第4曲 ヘブリディーズの日の出
  ピアノのためのエチュード Op.25
  ゲール・ラプソディー [Rapsodie gaelique] Op.63
   (チェロとピアノのための / マルチン・ムラフスキ 編曲、ヴィオラとピアノのための版) (*)
  フリデリク・ショパンの作風で (ピアノのための) Op.63
  ヴァリオリンとピアノのためのソナタ 第2番 Op.80
   (マルチン・ムラフスキ 編曲、ヴィオラとピアノのための版) (*)
  チェロとピアノのためのソナティネ Op.81
   (マルチン・ムラフスキ 編曲、ヴィオラとピアノのための版) (*)

 録音 : 2021年9月13-15日、アウラ・ノーヴァ、ポズナン音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド

 エドワード・スワン・ヘネシーはアイルランド系アメリカ合衆国の作曲家。ドイツのシュトゥットガルトで学び、はじめシューマンの影響を強く受けましたが、1903年以降パリに定住してからは印象派的・サティ的作風を経てケルト音楽の要素を取り入れた作風に転じ、ケルト音楽の作曲家としてもてはやされました。
 Vol.1 : AP 0490。
 
 


AP 0525
¥2500
ポーランドの知られざる二人の女性作曲家
 マリア・パルチェフスカ、ヘレナ・ウォプスカ :
  ピアノ作品集
エルジビェタ・ティシェツカ (ピアノ)
 マリア・パルチェフスカ (=マツキェヴィチ) (1862-1918) :
  3つの小品 Op.1
   第1曲 ポルカ ト短調 / 第2曲 ポルカ ハ長調 / 第3曲 子守歌 ト短調
  4つのマズルカ Op.2
   第1番 ハ長調 / 第2番 変ニ長調 / 第3番 イ長調 / 第4番 ハ短調
  3つのサロン・ワルツ Op.3
   第1番 イ長調 / 第2番 ト短調 / 第3番 ト長調
  4つのマズルカ Op.4
   第1番 イ短調 / 第2番 ト短調 / 第3番 イ短調 / 第4番 ト短調
  3つのワルツ Op.5
   第1番 変ニ長調 / 第2番 イ短調 / 第3番 変イ長調
  作品集 Op.6
   第1曲 バルカローレ ト短調 / 第2曲 前奏曲 ヘ長調 / 第3曲 ポロネーズ ト短調
 ヘレナ・ウォプスカ (1886-1920) :
  無言歌 Op.2 / 薄明に Op.3 / 夕べに Op.4 / 春の朝 Op.5 / 問い Op.6

 録音 : 2021年6月21日、ウーチ・フィルハーモニー室内楽ホール、ウーチ、ポーランド

 ポーランドの知られざる二人の女性作曲家。マリア・パルチェフスカ (旧姓マツキェヴィチ) は Gebethner i Wolff から出版された6曲のサロン風の楽曲でのみその音楽を伝えられています。
 ヘレナ・ウォプスカはヤン・クレチンスキ (1837-1895)、アレクサンドル・ミハウォフスキ (1851-1938) にピアノを、ワルシャワ音楽院でジグモント・ノスコフスキ (1846-1909) に作曲を師事。
 さらにライプツィヒで学び、ドイツでピアニスト・音楽批評家として活躍。
 1909年、指揮者アダム・ヴィレジンスキとの結婚を機にヴィリニュスに移住。
 離婚してモスクワで音楽院教師の職を得ましたが、第一次世界大戦とロシア革命により極貧に追い込まれ、若くして亡くなりました。餓死したとも言われています。
 
 

AP 0528
¥2500
クラリネットとポーランドの新しい室内楽
 タデウシュ・カロル・マズレク (1957-) :
  ファンタスマゴリア [Fantasmagoria]
   (クラリネットとピアノのための) (2017) (P)
 アルトゥル・チェシラク (1968-) :
  バガテル [Bagatelle]
   (クラリネットとアコーディオンのための) (2021) (A)
 ピョトル・クリメク (1973-) :
  量子もつれ [Entangled Particles]
   (クラリネット、アップライトピアノとテープのための) (2021)
 ピョトル・パヴリク (1968-) :
  コンチェルティーノ
   (クラリネット、ピアノとエレクトロニクスのための) (2017)
  割れた壺 II [Un cantaro roto II / A broken pitcher II]
   (クラリネット、チェロ、ピアノとエレクトロニクスのための)
    (2014/2018) (C1/E)
 ヤヌシュ・スタルミェルスキ (1959-) :
  ショート・ヒストリー [Short History]
   (クラリネットとハープのための) (2014) (H1)
  青い砂時計 [Blue Hourglass]
   (ソプラノ、フルート、クラリネット、
    チェロとハープのための) (2004) (S/F/C2/H2/E)
ボグスワフ・ヤクボフスキ (クラリネット)
ドロタ・マチャシュチク (ピアノ (P))
ヨアンナ・ティルコフスカ=ドロジジ
 (ソプラノ (S))
マグダ・モルス=フィヤウコフスカ
 (フルート (F))
クララ・シフィドルフ (チェロ (C1))
トマシュ・シュチェンスニ (チェロ (C2))
イェジ・シェマク (アコーディオン (A))
サンドラ・カスペレク (ハープ (H1))
バルバラ・スタルミェルスカ (ハープ (H2))
ピョトル・パヴリク (エレクトロニクス (E))

 録音 : 2021年5-10月、シュチェチン芸術アカデミー・クリエイティヴ・インダストリアル・センター、シュチェチン、ポーランド
 
 

AP 0529
¥2500
第3回科学芸術会議 ― ポーランドの室内楽
 ヤヌシュ・スタルミェルスキ (1959-) :
  リリシズムの空間 [Space of lyricism]
   クラリネット、ヴィオラとピアノのための) (Cl/Va/P1)
 ピョトル・パヴリク (1968-) :
  たぶん奇跡が起こるでしょう [Maybe a miracle will happen]
   (ソプラノ、クラリネット、ヴィオラ、
    ピアノとエレクトロニクスのための) (S/Cl/P1/E)
 アルトゥル・チェシラク (1968-) :
  ポストモダン・トッカータ [Postmodern Toccata]
   ヴァイオリンとアコーディオンのための) (V/A)
 シモン・ヴィエチョレク (2002-) :
  変容の病院 [Hospital of the Transfiguration]
   フルート、ピアノとテープのための) (F/P2)
 ミハウ・グロノヴィチ (1986-) :
  コントラバスフルートとピアノのための) (CF/P3)
 ピョトル・クリメク (1973-) :
  不整脈 第1番 [Arytmia nr 1 (Arrhythmia No.1)]
   (打楽器群のための) (Pc)
ボグスワフ・ヤクボフスキ (クラリネット (Cl))
ドロタ・マチャシュチク (ピアノ (P1))
ヴォイチェフ・コワチク (ヴィオラ (Va))
ヨアンナ・ティルコフスカ=ドロジジ (ソプラノ (S))
ピョトル・パヴリク (エレクトロニクス (E))
エディタ・ヴォランスカ (ヴァイオリン (V))
オレク・ヴォランスキ (アコーディオン (A))
マグダ・モルス=フィヤウコフスカ (フルート (F))
アレクサンドラ・プストロンゴフスカ (ピアノ (P2))
レナタ・グジク (コントラバスフルート (CF))
スワヴォミル・ココシャ (ピアノ (P3))
PrecussionistAS (Pc)
 アントニナ・カドゥル、
 マグダレナ・コルディラシンスカ=ペンカラ、
 マルチン・ラコフスキ、
 ラファウ・クシャノフスキ (打楽器)

 録音 : 2021年10月、シュチェチン宮殿、シュチェチン、ポーランド
 
 


AP 0530
¥2500
「ポーランドのモーツァルト」と称され、27歳という若さで亡くなった天才
ユゼフ・クログルスキ (1815-1842) : 教会音楽作品集 Vol.1

 父、子と聖霊の御名において (賛歌) (S/T/B)
 ミサ ハ長調 「あなたの王位への階段に私たちは向かう」 (S/B)
 神の御母への嘆願の賛歌 Op.16 (S/T/B)
 ミサ ヘ長調 「感謝の歌と共に」 (T)
 グラドゥアーレ ト長調 (S/B)
 おい、兄弟よ、眠っているのか (キャロル) (S/T/B)
 ミサ ニ長調 「あなたの王位への階段に私たちは向かう」 (S/T/B)
ハンナ・ザヨンチキェヴィチ (ソプラノ (S))
ドナタ・ズリアニ (メゾゾプラノ)
マルチン・ポミカワ (テノール (T))
ロベルト・カチョトフスキ (バリトン (B))
ミハウ・カレタ (オルガン)

 録音 : 2021年8、9月、聖ミコワイ教会、シェムト、ポーランド

 ユゼフ・クログルスキはショパンと同世代のポーランドの作曲家。カロル・クルピンスキ (1785-1857)、ユゼフ・エルスネル (1769-1854) に師事。
 10歳でピアニストとしてコンサート・デビューし、「ポーランドのモーツァルト」と称され、2つのピアノ協奏曲やオペラを含む多くの作品を書きましたが、27歳という若さで亡くなりました。
 
 

AP 0531
¥2500
あなたと共に十字架の下に立たせてください
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ (1710-1736) :スターバト・マーテル [Stabat Mater]
   ベアタ・ドゥミン=ヴォンソヴィチ (ソプラノ)、ボグミワ・タラシェヴィチ (メゾゾプラノ)、
   アガタ・ドブリニェフスカ (第1ヴァイオリン)、マルティナ・ムシャウ (第2ヴァイオリン)、
   エミリア・ミェホヴィチ (ヴィオラ)、ヴェロニカ・クヤヴァ (チェロ)、
   ミハウ・コツォト (チェンバロ)、バルトゥオメイ・スタンコヴャク (ポジティヴ・オルガン)
   録音 : 2019年9月、シロンスクの聖ヤドヴィガ教会、コジラ、ポーランド
 フランシス・プーランク (1899-1963) :アヴェ・ヴェルム・コルプス [Ave verum Corpus] (*)
 ハビエル・ブスト (1949) : サルヴェ・レジナ [Salve Regina]
 ユオザス・ナウヤリス (1869-1934) :私の弟子の一人が [Unus ex discipulis] / 私の目は曇り [Caligaverunt]
 スデニェク・ルカーシュ (1928-2007) : パーテル・ノステル [Pater Noster]
 ウルマス・シサクス (1960) : サンクトゥス-ベネディクトゥス [Sanctus - Benedictus]
 ヤコブス・ガルス (1550-1591) : 二人のセラフィムが [Duo Seraphim]
   ジェロナ・グラ大学音楽研究所女声合唱団 (*)
   ジェロナ・グラ大学音楽研究所混声合唱団 (*以外)
   ウチヤ・ノヴァク (指揮)
   録音 : 2019年5月、聖ウルバヌス一世教会、ジェロナ・グラ、ポーランド
 

AP 0533
¥2500
ユリウシュ・ヴェルトヘイム (1880-1928) : 歌曲集
 淡色のバラ / 黒い蝶 / ここに [Ici-bas] / 悲嘆 / ショパンの影
 4つの歌 Op.8
  第1曲 悲嘆、切望、恐怖 / 第2曲 私は真昼間には二度と出かけない
  第3曲 私はすべての花を必要とはしない・・・
  第4曲 なぜ私はあなたを愛さなければならないのですか?
 4つの歌 Op.10
  第1曲 私の魂の弦に / 第2曲 葉と心 /
  第3曲 月明かりの九月の夜 / 第4曲 秋に
 7つの歌 Op.16
  第1曲 太陽の下で / 第2曲 マッティナータ / 第3曲 こういう時がある
  第4曲 太陽に何の価値があるのか / 第5曲 三艘の舟
  第6曲 あらゆるあるもの、あったものよりも / 第7曲 雪
ベアタ・ザヴァジカ=クウォス (ソプラノ)
エルジビェタ・ティシェツカ (ピアノ)

 録音 : 2021年8月26-27日、ウーチ音楽アカデミー室内楽ホール、ウーチ、ポーランド

 ユリウシュ・ヴェルトヘイムはポーランドのワルシャワに生まれたユダヤ系の作曲家・ピアニスト・指揮者・教師・批評家。
 
 

AP 0534
¥2500
カロル・コンツキ (1815-1867) : 歌曲集
 ロシア語歌曲集
  私は一人で座りたい / 私は涙を通して光を見る /
  はやぶさ (*) / 黒いあなたの瞳 / 何かがなく、何かが残念 (*) /
   私の別れ / 私は心を失くした (*) / 私の魔女 / 子守歌 /
  マーシャの歌 (*) / いいえ、あなたではない・・・ (+) /
  愛しい人よ、行かないで (*) / あなたを見て (*) /
  私は知っている、それが私の運命だと (*) /
  あなたが私を愛しているなら (*) /
  何が私に起こるのか、わからない (*) /私が悲しい時に来て /
  泣かないで、泣かないで、わが子よ (*)
  ああ、前を見ないで、愛しい人よ (*) / 雪の上の玉 (*)
 アヴェ・マリア (ラテン語) /
 ただあなたを気の毒に思う (ドゥムカ) (ポーランド語)
 気まぐれ (愛の歌) (イタリア語) / 愛の夢 (英語)
マグダレナ・モレンドフスカ (ソプラノ (*))
ドナタ・ズリアニ (メゾソプラノ (*以外))
アンナ・ミコロン (ピアノ)
アンナ・サヴィツカ (チェロ (+))

 録音 : 2021年8、12月、グダンスク・ラジオ・コンサート・スタジオ、グダンスク、ポーランド

 アントニ・コンツキ (コントスキ) はクラクフの音楽一家に生まれたポーランドのピアニスト・作曲家。
 幼時よりピアノの才能を発揮し国内外で演奏。モスクワでジョン・フィールド (1782-1837) に作曲とピアノを、ウィーンでジーモン・ゼヒター (1788-1867) に作曲、ジギスモント・タールベルク (1812-1871) にピアノを師事。
 ヴィトゥオーゾ・ピアニストとして国際的に活躍し、晩年にはアメリカ合衆国西海岸や極東・日本を含むツアーも敢行。
 彼の作品の多くは演奏に高度な技巧を要するピアノ独奏曲であり、声楽作品が演奏されることは極めて稀です。
 
 

AP 0536
¥2500
ロマン・スタトコフスキ (1859-1925) : ピアノ作品集 Vol.3
 クラコヴャク「夢想」 [Krakowiak-Reverie] ト長調 Op.23 No.2
 オベレク [Oberek] 変ホ長調 Op.22 No.4
 4つのマズルカ Op.24
  第1番 ホ短調 / 第2番 ヘ短調 / 第3番 イ短調 / 第4番 変ト長調
 不滅 [Niesmiertelniki (Immortelle)] Op.19 〔第1巻 / 第2巻〕
 クラコヴャク [Krakowiak] ヘ短調 Op.23 No.4
アンナ・パラス (ピアノ)

 録音 : 2021年12月11日、コシャリン・フィルハーモニー、コシャリン、ポーランド

 ロマン・スタトコフスキはワルシャワでヴワディスワフ・ジェレンスキ (1837-1921) に、サンクトペテルブルク (ロシア) でニコライ・ソロヴィヨフ (1846-1916) およびアントン・ルビンシテイン (1829-1894) に師事したポーランドの作曲家。
 キーウ、モスクワ、ワルシャワで音楽教育者として活躍。映画音楽で名高いアメリカ合衆国の作曲家ヴィクター・ヤング (1899-1956) も教え子の一人です。
 Vol.1 : AP 0126 (廃盤) / Vol.2 : AP 0176 (廃盤)。
 
 


AP 0537
¥2500
ロマン・スタトコフスキ (1859-1925) :
 ヴァイオリンとピアノのための作品集

  アルバムの綴り [Feuilles d'album] Op.32
   第1曲 ブロンドに [A une Blonde] /
   第2曲 ブルネットに [A une Brune]
  クラコヴィエンヌ風に [Alla Cracovienne] Op.7
  3つの小品 Op.17
   第1曲 ロマンス / 第2曲 セレナード / 第3曲 エレジー
  3つのマズルカ Op.8
   第1番 ト短調 / 第2番 ヘ長調 / 第3番 イ短調
  ドゥムカ
  2つの小品 Op.34
   悲しい子守歌 [Triste Berceuse] / オベレク [Oberek]
ナタン・ドンダルスキ (ヴァイオリン)
アンナ・パラス (ピアノ)

 録音 : 2021年12月12-13日、コシャリン・フィルハーモニー、コシャリン、ポーランド
 
 

AP 0538
¥2500
サクソフォンとピアノのための音楽
 アンドレ・ウェニャン (1942-2015) :
  2つの楽章 [Deux Mouvements]
   嘆き [Complainte] / カプリス [Caprice]
 ウィリアム・グラント・スティル (1895-1978) :
  アルトサクソフォンとピアノのためのロマンス
 エルヴィン・シュールホフ (1894-1942) :
  ホット・ソナタ (ジャズ・ソナタ) [Hot Sonatta (Jazz Sonata)]
   (アルトサクソフォンとピアノのための)
 マルチン・コプチンスキ (1973-) :
  サクソフォンとピアノのためのソナタ Op.85
コンセプチヤ
 ミハウ・マシラク (サクソフォン)
 ユスティナ・ヤジジク (ピアノ)

 録音 : 2021年7月28日、8月28日、イノヴロツワフ国立初等・中東音楽学校コンサートホール、イノヴロツワフ、ポーランド

 コンセプチヤは2018年に結成されたポーランドのサクソフォン & ピアノのデュオ。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ATS



ATS946/947-2
(2UHQCD)
¥4500→\4190
アンセルメ+ボストン交響楽団 ステレオ・ライヴ 1961!
 ブラームス:交響曲第2番
 ファリャ:三角帽子 組曲第1番、組曲第2番
  (以上、1961年12月8日)
 ムソルグスキー=ラヴェル:展覧会の絵
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
  (以上、1961年12月1日)
アンセルメ指揮
ボストン交響楽団

 ライヴ・ステレオ録音

 インターネットオークションで高値を弾き出す名盤が復活。ボストン響からは常任指揮者就任を懇請されておりました。1949年の初客演から60回ものコンサートを指揮。
 ボストン響はアメリカのオーケストラでも最もフランス的な音色を持つと言われておりますから相性は抜群。楽器の音色が明らかに違います。ステレオ収録も嬉しいところ。
 牧神におけるフルートの妙技(恐らく名女流ドゥワイヤーと思われます)、木管全体を支配する独自のヴィヴラート。
 アンセルメはライヴだけに熱い指揮ぶりを示しております。
 ブラ2は相当癖の強い演奏で弦楽器の扱いに賛否両論のボウイングを強要しております。
 ファリャの「三角帽子」は初演者だけにこだわりがあり、抜粋も独自です。
 『展覧会』もボストン響全盛時の響きを堪能するに十分。
 さらにはUHQCD化で鮮やかな音質で蘇りました。
 




IDIS



IDIS 6746
¥2100
カラヤン・スペクタキュラー Vol.8
 ベートーヴェン:
  (1)交響曲第1番 ハ長調 Op.21
  (2)交響曲第6番 ヘ長調 Op.68
(1)ニューヨーク・フィルハーモニック
(2)RAIトリノ交響楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 カラヤン50年代の貴重なライヴ

 ライヴ録音:(1)1958年11月22日、(2)1954年2月12日

 EMI でのフィルハーモニアとの全集録音と同時期の、カラヤンのベートーヴェン・ライヴ。
 カラヤンがどのオーケストラからでも常に最高のサウンドを引き出していたことが分かる貴重な音源です。
 IDIS最新リマスターでの発売。
 



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SCRIBENDUM



SC 836
(19CD)
¥12000→\10990

ディミトリス・ミトロプーロスの芸術
 ライブレコーディングス with ニューヨーク・フィルハーモニック


 CD 1
  ベルリオーズ: 序曲「ローマの謝肉祭」 /1 April 1951
  ベルリオーズ:歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」序曲 /26 April 1956 or 1953-
  ショーソン:交響曲 変ロ長調, Op.20/29 August 1943, Carnegie Hall, NEW YORK
  マーラー :交響曲第10番 嬰ヘ長調よりプルガトリオ /16 March 1958, Carnegie Hall, NEW YORK
  フランク:交響的変奏曲 /19 April 1953, NEW YORK

 CD 2
  マーラー :交響曲第1番 ニ長調「巨人」 /
   9 January 1960, Carnegie Hall, NEW YORK City
  マーラー :交響曲第10番 嬰ヘ長調よりアダージョ /
   16 March 1958 or 17 January 1960, Carnegie Hall, NEW YORK

 CD 3
  マーラー :交響曲第3番 ニ短調
   Beatrice Krebs, contralto; The Westminster Choir 15 April 1956, Carnegie Hall, NEW YORK

 CD 4
  マーラー :交響曲第5番 嬰ハ短調/2 January 1960, Carnegie Hall, NEW YORK

 CD 5
  マーラー :交響曲第9番 ニ長調 /23 January 1960, Carnegie Hall, NEW YORK

 CD 6
  ドビュッシー :映像からイベリア/7 February 1954, Carnegie Hall, NEW YORK
  ラロ:スペイン交響曲, Op.21
   ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)/3 April 1955, Carnegie Hall, NEW YORK
  ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」 (1919) /29 August 1943, Carnegie Hall NEW YORK
  ラフマニノフ:ヴォカリーズ /8 May 1955, Orpheum Theatre, Seattle

 CD 7
  シェーンベルク:ペレアスとメリザンド, Op.5 /29 October 1953, Carnegie Hall, NEW YORK
  ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第 4 番 ヘ短調 /05 April 1953, Carnegie Hall, NEW YORK

 CD 8
  ブラームス:交響曲第 3番 ヘ長調, Op.90 /20 April 1952, Carnegie Hall, NEW YORK
  ブラームス:交響曲第 4 番 ホ短調, Op.98 /15 November 1953, Carnegie Hall, New York

 CD 9
  シューマン:交響曲第1番 変ロ長調, Op.38「春」 /15 November 1953, Carnegie Hall, NEW YORK
  リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲, Op.64 /23 November 1947, Carnegie Hall, NEW YORK

 CD 10
  Radio announcement
   ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
   ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調, Op.55「英雄」
  Presenter
   ニコス・スカルコッタス:4つのギリシャ民謡舞曲
    1&2 October 1955, Orpheus Hall, Athens

 CD 11
  マーラー:交響曲第6番 イ短調 /10 April 1955, Carnegie Hall, NEW YORK

 CD 12
  ボロディン:中央アジアの草原にて /19 April 1953, NEW YORK
  スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」, Op.54 /19 April 1953, NEW YORK
  ラフマニノフ:交響的舞曲, Op.45 /29 January 1950-
  ヴェーベルン:パッサカリア, Op.1 /23 January 1960, Carnegie Hall, NEW YORK

 CD 13
  モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調, K.543 /22 April 1951, Carnegie Hall, NEW YORK
   チマローザ  La bella Greca Overture  21 February 1954
  モーツァルト:「魔笛」序曲 /2 February 1958
  モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲 /12 April 1953 or 2 February 1958
  モーツァルト:「イドメネオ」序曲 (編曲.ブゾーニ, 1918 – BV.85) /28 December 1941
  ハイドン:交響曲第100番 ト長調「軍隊」/4 November 1956, NEW YORK

 CD 14
  リヒャルト・シュトラウス:家庭交響曲, Op.53 /23 April 1950, NEW YORK
  リヒャルト・シュトラウス:交響詩「死と浄化」, Op.24 /
   2 December 1956, Carnegie Hall, NEW YORK
  バーバー: メディアの瞑想と復讐の踊り, Op.23a /
   16 March 1958, Carnegie Hall, NEW YORK

 CD 15
  ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調, Op.21 /31 January 1954, Carnegie Hall, NEW YORK  
  シューマン:序曲,スケルツォと終曲, Op.52 /11 March 1951  
  リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」, Op.20 /26 October 1956  
  リヒャルト・シュトラウス:交響曲的幻想曲「影のない女」 /11 February 1954

 CD 16
  ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調, Op.55「英雄」 /11 December 1949, Carnegie Hall, NEW YORK
  ブラームス:大学祝典序曲, Op.80 /9 February 1958, Carnegie Hall, NEW YORK
  コープランド:アパラチアの春 /7 February 1954, Carnegie Hall, NEW YORK

 CD 17
  ベルリオーズ:幻想交響曲/Episode de la vie d'un artiste ‛& en cinq parties  14 April 1957, NEW YORK
  シェーンベルク:期待, Op.17
   ドロシー・ダウ(ソプラノ)/18 November 1951

 CD 18
  ベートーヴェン:交響曲第8 番 ヘ長調, Op.93 /5 May 1957, Carnegie Hall, NEW YORK
  ゴードン・シャーウッド :序奏とアレグロ /5 May 1957, Carnegie Hall, NEW YORK
  ヒンデミット: 交響曲「ダイ・ハーモニー・デア・ウェルト」/25 December 1953

 CD 19
  ウェーバー:交響曲第1番 ハ長調, Op.19 /1 April 1951, Carnegie Hall, NEW YORK  
  ダンディ: 交響詩「ヴァレンシュタイン」, Op. 12/14 April 1950, Carnegie Hall, NEW YORK
  ヒナステラ:クレオール舞曲 /24 February 1952 (1957-), Carnegie Hall, NEW YORK
  グアルニエリ:Prologo Y Fuga /16 March 1958, Carnegie Hall, NEW YORK

 ミトロプーロスのニューヨーク・フィル・ライヴ録音ボックス。
 マーラー、ストラヴィンスキー、ベートーヴェン、R.シュトラウスなどの大曲が並びます。



<映像> 


OPUS ARTE(映像)


OA1360BD
(4DVD)
¥4400
The Art of Lauren Cuthbertson ローレン・カスバートソンの芸術
 【Disc1】『不思議の国のアリス』(全2幕)
   アリス: ローレン・カスバートソン/ハートのジャック: セルゲイ・ポルーニン、ルイス・キャロル/
   白うさぎ: エドワード・ワトソン、アリスの母親/ハートの女王: ゼナイダ・ヤノウスキー、アリスの父親/
   ハートのキング: クリストファー・サウンダース、マジシャン/
   マッドハッター: スティーヴン・マクレー他 英国ロイヤル・バレエ団
   振付: クリストファー・ウィールドン/音楽: ジョビー・タルボット/美術: ボブ・クロウリー/
   演奏: バリー・ワーズワース/指揮、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
   収録: 2011年3月2日、9日 コヴェント・ガーデン王立歌劇場
 【Disc2】『ロミオ&ジュリエット』(全2幕 ケネス・マクミラン版)
   ロミオ: フェデリコ・ボネッリ、ジュリエット: ローレン・カスバートソン、
   マキューシオ: アレクサンダー・キャンベル、ティボルト: ベネット・ガーサイド、
   他 英国ロイヤル・バレエ団
   振付: ケネス・マクミラン/音楽: セルゲイ・プロコフィエフ/美術: ニコラス・ジョージアディス/
   演奏: バリー・ワーズワース指揮、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
   収録: 2012年3月22日 コヴェント・ガーデン王立歌劇場
 【Disc3】『くるみ割り人形』 ピーター・ライト版
   こんぺい糖の精: ローレン・カスバートソン、王子: フェデリコ・ボネッリ、
   クララ: フランチェスカ・ヘイワード、ドロッセルマイヤー: ゲイリー・エイヴィス、
   ハンス=ペーター/くるみ割り人形: アレクサンダー・キャンベル、
   他、英国ロイヤル・バレエ団
   原振付: レフ・イワノフ/振付: ピーター・ライト/音楽: ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー/
   美術: ジュリア・トレヴェリヤン・オマーン/
   演奏: ボリス・グルージン指揮、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
   収録:2016年12月8日 コヴェント・ガーデン王立歌劇場
 【Disc4】『ザ・チェリスト』/『二羽の鳩』
  [ザ・チェリスト]
   チェリスト: ローレン・カスバートソン、楽器: マルセリーノ・サンベ、
   指揮者: マシュー・ボール、他 英国ロイヤル・バレエ団、チェロ独奏: ヘティ・スネル
  [二羽の鳩]
   娘: ローレン・カスバートソン、若者: ワディム・ムンタギロフ、
   ジプシーの娘: ラウラ・モレーラ、その恋人: 平野亮一、他 英国ロイヤル・バレエ団
   振付: キャシー・マーストン(ザ・チェリスト)/フレデリック・アシュトン(二羽の鳩)
   音楽: フィリップ・フィーニー(ザ・チェリスト)/アンドレ・メサジェ(二羽の鳩)
   美術: ヒルデガード・ベクトラー(ザ・チェリスト)/ジャック・デュポン(二羽の鳩)
   演奏: コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
   指揮: アンドレア・モリーノ(ザ・チェリスト)/バリー・ワーズワース(二羽の鳩)
   収録: 2020年2月15日、17日(ザ・チェリスト)/2016年1月26日(二羽の鳩) コヴェント・ガーデン王立歌劇場

OABD7307BD
(4Blu-ray)
¥5000

 収録時間: 本編526分+特典映像69分/音声:PCMステレオ2.0/DTS Digital 5.1(DVD)、PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 ※『ザ・チェリスト』(DVDのみ) Dolby Digitalステレオ2.0/DTS Digital 5.1
 字幕: Disc2 特典映像のみ イタリア語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語・韓国語
 画角:16/9 NTSC All Region/DVD‛&片面二層ディスク×4、Blu-ray‛&片面二層ディスク×4 1080i High Definition

 【英国ロイヤル・バレエ入団20周年記念BOX ー ローレン・カスバートソンの芸術!】
 イギリス出身のバレエダンサー、ローレン・カスバートソン。2002年に英国ロイヤル・バレエに入団以来、その卓越した技術と表現力で多くの人々を魅了してきました。
 2003年にソリスト、2006年にファースト・ソリスト、そして2008年6月からはプリンシパルを務め、英国ロイヤル・バレエを代表するダンサーの一人となったカスバートソン。このスペシャル・ボックス・セットには、彼女の舞台映像収録から5つの作品が収められています。
 彼女の名を飛躍的に高めたクリストファー・ウィールドン振付の『不思議の国のアリス』。デイリー・テレグラフ紙で 「『アリス』は彼女が演じるために生まれた作品」と絶賛されました。
 その他、可憐ながら高難度な「こんぺい糖の精」を見事に踊る『くるみ割り人形』、悲劇のヒロインを迫真の演技で描くケネス・マクミラン振付の『ロミオとジュリエット』、コミカルな踊りが愉しいフレデリック・アシュトン振付の名作『二羽の鳩』、ジャクリーヌ・デュ・プレの生涯をバレエで描いて大きな話題となったキャシー・マーストン振付の2020年の新作『ザ・チェリスト』。彼女の素晴らしいダンスをたっぷりとお楽しみいただけるボックス・セットです。

 『不思議の国のアリス』振付のクリストファー・ウィールドンと照明のナターシャ・カッツは、ミュージカル『MJ The Musical』で2022年のトニー賞を揃って受賞したことでも話題となりました。

 
 












6/22(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HARMONIAMUNDI



HMM 905303
¥2900→\2690
ルクセンブルク・フィル&ヒメノ
 作品の美しさを引きだしたストラヴィンスキー2作

  ストラヴィンスキー:
   《火の鳥》
   《ミューズを率いるアポロ》
グスターボ・ヒメノ(指揮)
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
KKC 6566
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 ルクセンブルク・フィルの透明な響きが冴える、ヒメノが作品の美しさを見事に引きだしたストラヴィンスキー2作

 録音:2020年12月&2021年9月、フィルハーモニー・ルクセンブルク、大ホール

 ヒメノとルクセンブルク・フィルによるストラヴィンスキーの登場。すでにこのコンビには、「春の祭典」「カルタ遊び」「アゴン」を収めたストラヴィンスキーのアルバム(PTC-5186650/ KKC-6011)があり、高く評価されただけにこちらもまた注目のリリースといえましょう。

 プログラムは≪火の鳥≫と≪ミューズを率いるアポロ≫。1910年から、ディアギレフの死の年1929 年までの間に、バレエ・リュスは、ストラヴィンスキーの音楽によるバレエ作品を12作上演しましたが、その第1 作が≪火の鳥≫そして最後が≪ミューズを率いるアポロ≫でした(もともとは≪ミューズ≫は他の目的で作曲され、のちにバレエ・リュスでも用いられた)。
 ≪火の鳥≫のポストロマン派的な幻惑的な世界では、ヒメノはオーケストラをミステリアスにならしています。≪ミューズを率いるアポロ≫ (1928) では、新古典主義的なエレガンス全開。「ミューズ」のストーリーは、様式美と理想的な美の象徴であるアポロが誕生するところから、アポロが成長し、ミューズたちの先頭に立ってパルナッソスに入城する、といったシンプルなものながら、ヴァイオリン・ソロが活躍する楽曲もあったり、音楽的にはたのしめるものです。
 ヒメノは、オーケストラを室内楽的かつ自由に響かせています。ヒメノとオーケストラの間のあつき信頼関係が感じられる演奏となっております。


 グスターボ・ヒメノ(指揮)
  スペインのバレンシア生まれの指揮者。打楽器奏者、室内楽奏者、ソリスト、そして教師として豊富な経験をもつ、多才かつ情熱的な音楽家。
  パーカッション・デュオ「エレメンツ」としてルクセンブルク国際打楽器コンクール(1999年)で第2位を獲得。2001年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席打楽器奏者に就任した後、音楽家として更なる研鑽を深めるため、アムステルダム音楽院でオーケストラの指揮を学ぶ。
 アムステルダム・シンフォニック・オーケストラ・コン・ブリオの指揮者を2009年から2012年まで務めた後、2012 年からアムステルダム管弦楽団のアーティスティック・リーダーおよび首席指揮者に就任。
 2012/13年および2013/14年のシーズンには、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でマリス・ヤンソンスの副指揮を務めている(2012年クリスマス・コンサートなど)。
 また、2013年にはクラウディオ・アバドに招かれて多くの公演で副指揮を務めている。2015年よりルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任。
 同団をヨーロッパ有数のオーケストラへと躍進させた。2021/22のシーズンからトロント交響楽団の音楽監督を務めている。
 




MIRARE



MIR 630
¥2900
Un monde fantastique~幻想的世界
 リスト:グノーのファウストのワルツにもとづくパラフレーズ
 シューマン/リスト編:
  「春の夜」(リーダークライス op.39-12)
 シューマン:クライスレリアーナ op.16
 シューマン/リスト編:献呈 op.25-1
 リスト:ダンテを読んで―ソナタ風幻想曲
 ジャン=バティスト・ドゥルセ:
  エンディミオン(2021, キーツの詩による)
ジャン=バティスト・ドゥルセ(ピアノ)

 ピアノの詩人、ドゥルセが繊細極まりないタッチで描くシューマン、リスト

 録音:2021年12月/77'47

 ジャン=バティスト・ドゥルセは1992 年生まれのピアニスト、即興演奏家、作曲家。
 パリ国立音楽院でクレール・デセールにピアノと室内楽を、ティエリー・エスケシュに即興演奏を師事しました。
 2019 年、ロン=ティボー・コンクールで第4 位および聴衆賞、クララ・ハスキル・コンクールでモダンタイムズ(新曲)賞受賞の注目の存在です。
 作曲家として20ほどの室内楽や器楽作品を作曲、出版もされています。
 
 そんなドゥルセが今回プログラムしたのは、「詩」に多大な影響を受けたロマン派作品。
 シューマンの歌曲をリストが編曲した「春の夜」の繊細なさざめきのようなピアノは驚異的な美しさです。
 注目なのが、リストの「ダンテ・ソナタ」と、そのリストへの導入と自身位置付ける自作を続けて収録していること。
 リストの「ダンテ・ソナタ」は超絶技巧がものすごいのはもちろんのこと、情景が見事に目の前に浮かぶような描写力豊かな演奏に圧倒されます。
 ダンテ・ソナタが下降で始まるのに対し、ドゥルセの作品は上行で始まり、美や神の世界について語るキーツの詩を、天上の世界の響きを思わせる美しいハーモニーで聴かせます。
 1 枚が大きなストーリーとなっている内容で、ピアノの詩人ドゥルセの今後にも期待が高まります。
 
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MIR 572
¥2900→\2690
プリッチンとゲニューシャス
ドビュッシー、アーン、ストラヴィンスキー

 (1)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
 (2)レイナルド・アーン:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
 (3)ストラヴィンスキー:協奏的二重奏曲
アイレン・プリッチン(ヴァイオリン)
ルーカス・ゲニューシャス(ピアノ)

 プリッチンとゲニューシャスが惚れ込むレイナルド・アーンのヴァイオリン・ソナタ、超絶名演の登場!

 録音:2021年12月1-3日/サンクトペテルブルグ放送局/55'30"

 クルレンツィス率いるムジカ・エテルナ初来日時のコンサートマスターを務め話題となったアイレン・プリッチン。
 2019年の第16回チャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門4位でしたが、その前(2015年第15回)のピアノ部門第2位だったルーカス・ゲニューシャスと魅力的なアルバムを作りました。

 ドビュッシー(1917)、アーン(1926)、ストラヴィンスキー(1932) のオリジナル曲を並べていますが、それぞれ1910年代、20年代、30年代のパリ文化移りかわりを香らせつつ作曲者たち独自の美学を示しています。

 大歓迎なのがレイナルド・アーンのソナタ。魅力的なメロディにあふれ近年録音も増えていますが、真打の登場となります。
 プリッチンは一目惚れで虜になったそうで、彼に紹介されたゲニューシャスも「自分の人生の困難な時期を慰め癒してくれ、以来アーンはシューベルトと同等に彼の音楽的思考を支配する存在になった」と絶賛しています。

 両者の思いの強さにより、単に流麗でさわやかなだけでなく、ベルエポック文化への苦い郷愁や相方だった文豪プルーストとの親密な対話など複雑な思いが見えて来て、この作品の新たな評価へつながる見事な演奏となりました。
 




CHANDOS

CHAN20247
¥2500
エレヌ・クレモン(ヴィオラ)
ブリッジ&ブリテン:ヴィオラ作品集

 ブリッジ:
  チェロ・ソナタ ニ短調 H125
   (エレヌ・クレモンによるヴィオラとピアノ編)
  小川にしなだれて柳が茂っている H173
   (ブリテンによるヴィオラとピアノ編)
  3つの歌曲 H76(中声、ヴィオラとピアノのための)
 ブリテン:
  エレジー(無伴奏ヴィオラのための)
  ラクリメ~ダウランドの歌曲の投影 Op.48
   (ヴィオラとピアノのための)
エレヌ・クレモン(ヴィオラ)
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)
アラスター・ビートソン(ピアノ)

 ドーリック弦楽四重奏団のヴィオリスト、エレヌ・クレモンのブリッジ&ブリテン!

 ☆世界最高峰の若手アンサンブル、ドーリック弦楽四重奏団のヴィオリスト、エレヌ・クレモンのソロ・アルバム!
 ☆サラ・コノリーとアラスター・ビートソンを迎えて、ブリッジとその愛弟子ブリテンの作品集を収録!

 かつてフランク・ブリッジとベンジャミン・ブリテンが使用していたヴィオラを演奏するエレヌ・クレモンは、英グラモフォン誌で『最も優れた若手弦楽四重奏団の1つ』と絶賛されたイギリスのアンサンブル、ドーリック弦楽四重奏団のヴィオリスト。
 彼女はこの楽器を初めて演奏したときから、ブリッジとその愛弟子ブリテン、2人の作曲家と、両者を結びつけるこの特別な楽器のための証となるアルバムを作りたいという野望をもっていました。
 ブリテンは、第二次世界大戦の勃発でアメリカへの船旅に出なければならなくなったとき、ブリッジから餞別としてヴィオラを贈られ、その後、2人は二度と会うことはなかったといいます。
 ブリッジとブリテンのヴィオラ作品を、彼らの愛と尊敬のシンボルであった楽器で録音し、彼らが耳にしたであろう音を作り出したい。
 彼女の野望は2021年の冬、サラ・コノリーとアラスター・ビートソンを迎えた豪華メンバーによるレコーディングで現実のものとなりました。

 ※録音:2021年12月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)

 
 
 


CHAN20256
¥2500
ファニー&フェリックス・メンデルスゾーン:室内楽作品集
 フェリックス・メンデルスゾーン:
  ピアノ六重奏曲 ニ長調 Op.post.110 MWV Q 16
 ファニー・メンデルスゾーン:
  ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.11 H-U 465
  ピアノ四重奏曲 変イ長調 H-U 55
カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ

 カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴの、ファニー&フェリックス・メンデルスゾーン!

 ☆人気急上昇!「きらびやかで、変幻自在な若い音楽家のアンサンブル」カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ!
 ☆天才姉弟の異なる両者の音世界、そしてアンサンブルのフレッシュな音楽性を同時にアピールする1枚!

 カリスマ的なプログラミングと卓越した音楽性で聴衆を熱狂させている気鋭のアンサンブル、カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴが『アメリカの五重奏曲集』(CHAN20224)と『コールリッジ=テイラー:初期室内楽作品集』(CHAN20242)に続きリリースする最新盤は、メンデルスゾーン姉弟の室内楽作品集!
 近年優れた作曲家として、急速に再評価されつつあるファニー・メンデルスゾーン(1805-1847)の貴重な室内楽曲2作品と、弟のフェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847)が15歳の時にわずか14日ほどで書き上げ、生前は出版されることの無かったピアノ六重奏曲を組み合わせ、天才姉弟の早熟さと、密接に絡み合っていながら異なる両者の音世界、そしてアンサンブルのフレッシュな音楽性を同時にアピールする1枚です。

 ファニーの《ピアノ四重奏曲 変イ長調》は17歳の時に書かれたもので、ソナタ形式に対する挑戦ともいえる、伝統とは異なる何かを成し遂げようとする意志が感じられる作品。
 一方《ピアノ三重奏曲 ニ短調》は1847年4月に初演されたファニー最期の年の作品ですが、こちらもフィナーレなど驚くほど冒険的に書かれており、彼女がこの後プロの作曲家としてどんな活躍を見せたか想像したくなる意欲作です。
 間違いなくもっと広く演奏されるべき作品だといえるでしょう。
 
 フェリックスの《ピアノ六重奏曲 ニ長調》は、ピアノ、ヴァイオリン、2本のヴィオラ、チェロ、コントラバスという珍しい編成のために書かれた作品で、華麗なピアノパートは姉弟が熱中したウェーバーの《ピアノと管弦楽のための小協奏曲(コンツェルトシュテュック)》の影響を受けています。

 ※録音:2021年11月、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
 
 


CHAN20193
¥2500
ジャン=エフラム・バヴゼ
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 Vol.11

 ハイドン:
  ピアノ・ソナタ第1番ト長調 Hob.XVI:8
  ピアノ・ソナタ第61番ニ長調 Hob. XVI:51
  幻想曲ハ長調 Hob.XVII:4
  アダージョ ヘ長調 Hob.XVII:9
  ピアノ・ソナタ第14番ハ長調 Hob.XVI:3
  ピアノ・ソナタ第9番二長調 Hob.XVI:4
  カプリッチョ《8人のへぼ仕立て屋に違いない》ト長調 Hob.XVII:1
  主題と6つの変奏ハ長調 Hob.XVII: 5
  ピアノ・ソナタ第62番変ホ長調 Hob.XVI:52
  アレグレット ト長調 Hob.XVII:10
ジャン=エフラム・バヴゼ
 (ピアノ/YAMAHA CFX)

 フランスの巨星ジャン=エフラム・バヴゼ!ハイドン、ピアノ・ソナタ全曲録音完結!

 ☆フランスの巨星、ジャン=エフラム・バヴゼによる11年がかりの大プロジェクト!
 ☆YAMAHA CFXピアノの鮮明な音色で贈る、ハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクトが遂に完結!

 世界屈指のフレンチ・ピアニズムの体現者として人気を博し、現在ではハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派作品の演奏&録音でも圧倒的な地位を確立してきたジャン=エフラム・バヴゼが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ全曲録音プロジェクトが遂に完結。
 ハイドンの多種多様なスタイルや表現を探求し、YAMAHA CFXピアノのクリアで鮮やかな音色、ポットン・ホールの暖かくアコースティックな響きで好評を得たこの録音プロジェクトは、これまで英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」や英BBCミュージック・マガジンの「インストゥルメンタル・チョイス」、英インターナショナル・ピアノ誌の「インターナショナル・ピアノ・チョイス」などに度々選ばれています。

 11年という歳月をかけて取り組み続けられてきた一大プロジェクトの終着点は、ハイドンが音楽教師として生計を立てていた1750年代に作曲した最初期のソナタから、傑作が多く生まれた時期でもある1790年代の最後期の作品を組み合わせたプログラム。
 簡易な構成と和声から成るソナタ第1番、主題がはっきりと位置づけられ、華やかさ、盛り上がりに富んだソナタ第62番など、時代ごとの作風の変化をバヴゼが持ち前の知的な解釈で描き出します。

 ※録音:2021年6月18日-20日、ポットン・ホール(サフォーク)

 
 



 

CRD


CRD3540
(1CD-R)
¥2200
慰め
 シューマン:夕べの歌 Op.85-12/
 マスネ:タイスの瞑想曲/
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14/
 リスト:コンソレーション(慰め) S.172/R12/
 J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア/
 クライスラー:愛の悲しみ/
 リムスキー=コルサコフ(クライスラー編):
  歌劇《サトコ》よりインドの歌/
 ドゥシュキン/パラディス:シシリエンヌ/
 ヘンデル:歌劇《セルセ》よりラルゴ/
 メンデルスゾーン:歌の翼に Op.34-2、無言歌 Op.19-1/
 シューマン:トロイメライ Op.15-7/
 ショパン:雨だれ前奏曲
マヤ・マグーブ(ヴァイオリン)
シンイ・ホワン

 マヤ・マグーブはイギリスのヴァイオリニストで現在ロサンゼルスで活動しています。彼女はパーセル・スクールと王立音楽院の奨学生となり、ケンブリッジ大学のゴンヴィル・アンド・キーズ・カレッジで音楽学位を取得しました。
 ソリストまたは室内楽奏者として活動していた彼女は、エリザベス女王から招待を受けバッキンガム宮殿で演奏を行ったり、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズのメンバーとしても活躍していました。

 このアルバムはマヤ・マグーブが、ミルシテインによるリストのコンソレーション第3番を聞いたことからインスピレーションを受け、その曲調に合う選曲により統一感のあるものに仕上がっています。

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




DANACORD



DACOCD876
¥2700
タイムレス
 J.S.バッハ:《ゴルトベルク変奏曲》 BWV.988 より アリア
 グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16 より 第2楽章:アダージョ*
 ブラームス:間奏曲イ長調 Op.118-2
 ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 M.83 より 第2楽章:
  アダージョ・アッサイ*
 ショパン:
  マズルカ イ短調 Op.17-4、
  ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11 より 第2楽章:ロマンツェ*
 ヘンデル(ケンプ編):メヌエット ト短調 HWV434/4
 ラモー:《クラヴサン曲集 第2巻》 より やさしい訴え
 グラス:『The Hours(めぐりあう時間たち)』の組曲*
 ニルス・フラーム(b.1982):Ambre(アンブル)
 ペルト:鏡の中の鏡(ピアノとチェロによる)**
ターニャ・サポルスキ(ピアノ)
オーフス交響楽団*
マウヌス・フリュークロン(指揮)*
トーケ・ムルドロプ(チェロ)**

 「時を超える」小品をテーマにした美しきコンセプト・アルバム。

 デンマークのピアニスト、ターニャ・サポルスキは、1980年にウクライナで生まれ、8歳の時にオーケストラとの共演でソリスト・デビュー。
 12歳でデンマークへ移住し王立デンマーク音楽アカデミーで学ぶと、デュッセルドルフのアントン・ルビンシテイン・アカデミーではディーナ・ヨッフェにも師事しています。
 ソリストとしてサイモン・ラトルとも共演するなどその実力が各地で認められ精力的な活動を展開するほか、「トリオ・ズーム」「Opus X Music」、リケ・サンベアとの「デンマーク・ピアノ・デュオ」といったアンサンブルの活動も積極的に行っています。
 いつも彼女の心とともにあるという「時を超える」小品をテーマにしたこのアルバムには、バッハの《ゴルトベルク変奏曲》の「アリア」、ブラームスのもっとも内省的な曲のひとつに挙げられる《間奏曲 イ長調》、ラモーの《クラヴサン曲集》から「やさしい訴え」、フィリップ・グラスが映画のために書いた音楽の「組曲」や、作曲家、ピアニスト、プロデューサーなど多彩に活動する「ポスト・クラシカル」の音楽家のひとり、ドイツのニルス・フラームの《Ambre》などを選曲。
 そこにグリーグ、ラヴェル、ショパンの協奏曲の美しい緩徐楽章を組み合わせたユニークなプログラムに仕上げました。
 協奏曲とグラスの曲ではマウヌス・フリュークロン指揮のオーフス交響楽団、ペルトの《鏡の中の鏡》は彼女とのデュオ活動の経験もあるトーケ・ムルドロプが共演しています。
 
 


DACOCD908
¥2700
グンナー・ヨハンセン:ピアノ作品集
 グンナー・ヨハンセン(1906-1991):
  デンマーク民謡(1928)
  ロレーンの子守歌(1943)
  ソナタ第3番(1943)
  12のエチュード・プラス・ワン(1977) より
   エチュード第1番、エチュード第4番
  カテナリア第1番(1968)
  ソナタ第23番《情熱の三部作》(1949)
   〔ヴェルテルに寄す / エレジー / 和解〕
  わが母の歌った子守歌(1936)
ソーロン・ピアース(ピアノ)

 グンナー・ヨハンセン(1906-1991)は、デンマーク生まれのアメリカのピアニスト、作曲家。コペンハーゲンでピアニストのヴィクト・シューラーに学び、ベルリンでフェルッチョ・ブゾーニの弟子のエゴン・ペトリに師事。
 エトヴィン・フィッシャーとリストの生徒だったフレデリック・ラモンドにも教わり、1929年に渡米しています。
 カリフォルニアでサンフランシスコのNBCラジオ・ネットワークの週刊ラジオ番組で演奏、1939年からはウィスコンシン大学マディソン校で長年教えました。
 1940年代の初頭にマディソンに近いブルー・マウンズに居を構え、ここを拠点に作曲とリストの曲を中心とする録音プロジェクトを行いました。
 残した作品数は多く、31曲のピアノソナタ、3曲のピアノ協奏曲、3曲のヴァイオリン・ソナタをはじめ、管弦楽と室内楽のための作品など、750曲近い作品を作りました。

 アメリカの若いピアニスト、ソーロン・ピアースは、ヨハンセンを個人的に知り、彼の音楽への造詣が深いといわれます。2曲のソナタ、1928年から1977年までの小品を演奏しています。

 ※録音:2020年8月17日-18日&9月27日-28日、ミネソタ・ダルース大学 ウェーバー・ホール(アメリカ)
 



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HALLE


CDHLD7557JP
(5CD)
特別価格
¥7000→\6490
エルダー&ハレ管
ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集

 CD1:海の交響曲(交響曲第1番)
 CD2:ロンドン交響曲(交響曲第2番)、交響曲第8番
 CD3:田園交響曲(交響曲第3番)、交響曲第4番
 CD4:交響曲第5番ニ長調、交響曲第9番ホ短調
 CD5:交響曲第6番ホ短調、南極交響曲(交響曲第7番)
マーク・エルダー(指揮)、
ハレ管弦楽団

キャスリン・ブロデリック(ソプラノ)(第1番)
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)(第1番)
ハレ合唱団(第1番)、
ハレ・ユース合唱団(第1番)
スコラ・カントルム(第1番)、
アド・ソレム(第1番)
ジェイムズ・バートン(客演合唱指揮)(第1番)
サラ・フォックス(第3番)
ソフィー・ベヴァン(第7番)
ハレ合唱団のソプラノ&アルト歌手たち(第7番)
マシュー・ハミルトン(合唱指揮)(第7番)

 SONY DADCプレス盤日本向け限定生産!
 書き下ろし日本語解説付き!エルダー&ハレ管によるRVW交響曲全集!

 ☆レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ生誕150周年記念。ゆかりの深いハレ管現楽団による交響曲全集が完成!
 ☆日本向け500セット完全限定のSONY DADCプレス盤!
 ☆書き下ろし日本語解説付き!

 長き歴史を誇るイギリス、マンチェスターの雄、ハレ管弦楽団と音楽監督マーク・エルダー。
 交響曲第7番(南極交響曲)と交響曲第8番の初演を担うなど(初演の指揮はどちらもジョン・バルビローリ)、作曲者とも縁の深いハレ管弦楽団の自主レーベルから、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(RVW)の生誕150周年を記念した交響曲全集がリリース!
 マーク・エルダー体制の2010年~2017年に録音・リリースが行われていた交響曲第1番~第6番&第8番の音源と、未発売だった交響曲第7番&第9番を組み合わせて5枚組の全集ボックスが完成。
 これまでグラモフォン賞ノミネート(第1番、第3番)、グラモフォン「エディターズ・チョイス」(第1番、第3番、第5番、第8番)、BBCミュージック・マガジン「ディスク・オヴ・ザ・マンス」(第3番)&「オーケストラル・チョイス」(第4番、第6番)に選ばれるなど、安定して高い評価を築いてきたエルダー&ハレ管による充実の交響曲全集にご期待ください!
 ブックレット(英語)にはハレのアーカイヴから収集した写真やハレ管とヴォーン・ウィリアムズの歴史的な関係を示す資料等、貴重な資料も掲載しています。「いつものようにエルダーによるハレの演奏は、技術的にも表現的にも傑出している」(BBCミュージック・マガジン)

 ※録音:2014年3月29日(第1番)、2010年10月14日(第2番)、2013年9月9日-10日(第3番)、2016年4月7日(第4番)、2011年11月9日(第5番)、2016年11月10日(第6番)、2019年1月24日(第7番)、2012年2月3日(第8番)、2021年11月15日-17日(第9番)、ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター/第1番、第2番、第4番、第5番、第6番、第7番)、ハレ・セント・ピーターズ教会(マンチェスター/第3番、第9番)、BBCスタジオ(サルフォード/第8番)

 ※「CDHLD7557JP」はSONY DADCプレスによる、日本向けの限定生産盤となります。海外で発売される「CDHLD7557」品番の商品はCD-R盤です。予めご了承ください。
 ※交響曲第7番&第9番は、別途分売としてもリリース予定です。
 




LYRITA


SRCD411
(1CD-R)
¥2600
ピアノ・デュオ作品集
 エライアス・パリシュ・アルヴァーズ(1808-49)&
  カール・ツェルニー(1791-1857):
   グランド・デュオ・コンチェルタンテ Op.65(1843)
 ロベール・ニコラ=シャルル・ボクサ(1789-1856):
  Le gout du jour Op.169(1820?)
 アルヴァーズ:序曲(1843)
 ヤン・ラディスラフ・ドゥシーク:
   デュオ・コンチェルタンテ Op.74(c.1812)
 アルヴァーズ&ツェルニー:Grande Fantaisie Brillante Op.39(1838)
サイモン・キャラハン(ピアノ)
クリオドナ・シャナハン(ピアノ)

 サイモン・キャラハンによる知られざるピアノ・デュオ作品集!!

 これまでにも知られざる音楽を多数録音し、日の目を当ててきたピアノ奏者サイモン・キャラハンと、ロイヤルオペラハウスやロイヤルフェスティバルホールで演奏経験を持つピアノ奏者兼オルガン奏者でもあるクリオドナ・シャナハンによるピアノ・デュオ作品集。

 ベルリオーズに「ハープのフランツ・リスト」と称されるほど優れたハープ奏者であったエライアス・パリシュ・アルヴァーズは、カール・ツェルニーとたびたび作曲や演奏を行っていました。
 このアルバムに収められている二人の作品は、二曲ともハープとピアノ、もしくは二台ピアノのために書かれたもので煌びやかな高音パートと軽やかな伴奏パートが相まって美しいハーモニーを醸し出しています。

 ※録音:2020年2月1日、4日、27日、2021年4月14日-15日、ワイアストン・レイズ、モンマス(イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 

SRCD406
(1CD-R)
¥2600
ブラックフォード:合唱作品集
 リチャード・ブラックフォード:
  ミラー・オヴ・パーフェクション*
  ヴィジョン・オヴ・ア・ガーデン**
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)*
ロデリック・ウイリアムズ(バリトン)*
アイコン*、ブリテン・シンフォニア*
スティーヴン・ガッド(バリトン)**
バッハ合唱団**
フィルハーモニア管弦楽団**
デイヴィッド・ヒル(指揮)

 作曲家のリチャード・ブラックフォードは、ロンドンの王立音楽大学でジョン・ランバートに、その後ローマでハンス・ヴェルナー・ヘンツェに作曲を学びました。
 この頃にタゴール・ゴールドメダルとメンデルスゾーン奨学金を獲得しています。
 そしてブルノ・フィルハーモニー管弦楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなどし、彼の作品はベルリン、BBCプロムスなど世界の主要な音楽祭などで演奏されています。

 《ミラー・オヴ・パーフェクション》ではアッシジの聖フランチェスコの詩を取り上げ、美しく叙情的なカンタータに仕上げており、《ヴィジョン・オヴ・ア・ガーデン》ではCovid-19を患ったピーター・ジョンストンの入院生活を描いています。

 ※録音:2021年10月26日、30日
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



 

NIMBUS ALLIANCE



NI6429
(1CD-R)
¥2500

ハルトマン:管弦楽作品集
 トーマス・ド・ハルトマン:
  ピアノ協奏曲 Op.61(1939)
  交響詩第3番 Op.85(1953)
  幻想的スケルツォ Op.25(1929)

ウクライナ・リヴィウ国立フィルハーモニック管弦楽団
ティアン・ホイ・ウン(指揮)
エラン・シクロフ(ピアノ)


 ウクライナに生まれたロシア人作曲家トーマス・ド・ハルトマンの作品を紹介していくプロジェクトの管弦楽作品集。
 作曲をアレンスキーやタネーエフに師事し、ピアノをリムスキー=コルサコフに師事したド・ハルトマン。1928年から1935年の間に50以上の映画音楽を作製していた時期の彼のピアノ協奏曲は、ドラマチックで壮大なオーケストレーションが特徴的で、晩年に作られた交響詩第3番ではド・ハルトマンの集大成ともいえるような多彩な表現を聴くことが出来ます。

 ※録音:2021年9月18日-19日、国立フィルハーモニックホール、リヴィウ(ウクライナ)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



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CPO



555447
(4CD)
¥7400→\6990
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
 ピアノ協奏曲全集(第0番-第7番)

  【CD1】
   1-3. ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op. 15
   4-6. ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 19
  【CD2】
   1-3. ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op. 37
   4-6. ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op. 58
  【CD3】
   1-3. ピアノ協奏曲(第7番) ニ長調 Op. 61a
    (原曲: ヴァイオリン協奏曲)
   4-6. ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op. 73
  【CD4】
   1-3. ピアノ協奏曲第0番 変ホ長調 WoO 4
    (オーケストレーション:ヘルマン・デヒャント)
   4. ロンド 変ロ長調 WoO 6
   5. ピアノ協奏曲(第6番) ニ長調(1814/15) H15
    (ニコラス・クックによる補筆完成版に基づく)
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)
ウィーン放送交響楽団
コンスタンティン・トリンクス(指揮)

 録音: ORF Radiokulturhaus Wien(オーストリア) 2020年12月21-23日、2021年1月4-5、7-8日、3月18-19、21-22日

 1998年から2007年にかけてOEHMSレーベルに録音したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集が高い評価を得たドイツのピアニスト、ミヒャエル・コルスティック。
 ベートーヴェン生誕250周年を機に満を持して取り組んだピアノ協奏曲の全曲セットが登場します。
 ベートーヴェンのピアノ協奏曲は通常、第1番から第5番までを全集としますが、このコルスティックの全集は、第2番の初稿フィナーレであるロンド変ロ長調 WoO 6や、ヴァイオリン協奏曲のピアノ版(このCDでは第7番と表記)に加え、ベートーヴェンが1814年から15年頃に作曲したとされるニ長調の協奏曲断章(このCDでは第6番と表記)、14歳頃に作曲した変ホ長調の協奏曲までも収録していることが大きな特徴。
 
 若書きの「第0番」変ホ長調 WoO 4はオーケストラ・パートが失われてピアノ・パートだけが伝えられています。
 この曲にオーケストレーションを施した例としてはスイスの作曲家ヴィリー・ヘスによるものがありますが、ここではコルスティックの発案で指揮者・音楽学者のヘルマン・デヒャントに依頼した新たなオーケストレーションを採用。
 第4番を参考に、ヘス版に無かったファゴット2本を追加。更に終楽章ではトランペット2本とティンパニを追加して、壮麗な響き持つ演奏時間約26分の協奏曲となりました。
 カデンツァはデヒャント作のものを参考にコルスティックが手を加えています。
 
 ニ長調H15は未完成ながら258小節あり、ベートーヴェンが残した断章の中でも最大規模です。1986年にイギリスの音楽学者ニコラス・クックが他のスケッチなども参照しつつ独立した楽章として補筆完成させました。
 ここではクック版にヘルマン・デヒャントがカデンツァとコーダを加え、更にコルスティックが独自に手を加えた楽譜を演奏しています(演奏時間13'57")。
 本命と言うべき第1番から第5番では、ピアノもオーケストラもピリオド・スタイルを取り入れてペダルやヴィブラートを控え目にしつつ、モダン楽器らしいシンフォニックなサウンドの魅力もしっかりと表現しています。
 引き締まったテンポでドラマティックに展開してゆく速い楽章と、柔らかな響きで旋律をしっとりと歌う緩徐楽章が好対照です。
 
 


555354
¥2800
ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960):交響的作品集 第3集
 1-8. 交響曲第2番 ニ長調 Op. 11
 9. スウェーデン狂詩曲第3番「ダーラナ狂詩曲」Op. 47
ベルリン・ドイツ交響楽団
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)

 録音: 2019年5月21-24日 Jesus-Christus-Kirche in Berlin Dahlem(ドイツ)

 スウェーデンを代表する作曲家の一人アルヴェーン。1960年まで生きて二つの世界大戦を目撃したにもかかわらず、生涯を通じて後期ロマン派の重厚な作風を捨てることなく、美しい旋律と豊かな響きを駆使した作品を書き上げました。
 この交響的作品集第3集には、1897年から1898年にかけて書かれた交響曲第2番を中心に収録。
 交響曲第2番は、優しさと明るさに満ちたロマンティックな第1楽章、葬送行進曲風の哀愁に満ちた楽想を持つ第2楽章、エネルギッシュな主部と伸びやかなトリオが好対照を成す第3楽章、そして重苦しい雰囲気の前奏曲に導かれパワフルでバロック風な趣きを持つフーガで全曲を堂々と完結する第4楽章と、それぞれの楽章が豊かな個性を持っており、作曲家自身が「芸術の決定的な突破口」と呼んだほどの成功を収めた作品です。
 同時収録は、スウェーデンの民謡のモチーフが印象的な「スウェーデン狂詩曲第3番」。アントニ・ヴィトに師事したポーランドの指揮者ボロヴィチが指揮するベルリン・ドイツ交響楽団の演奏です。
 
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555380
¥2800→\2590
ガウデンツ(指揮)&イェナ・フィル
 フーゴー・ヴォルフ:管弦楽伴奏歌曲集/交響詩「ペンテジレア」

 ・Schlafendes Jesuskind 眠るみどりごイエス
 ・Epiphanias 顕現節
 ・Anakreons Grab アナクレオンの墓
 ・Denk' es, o Seele それを思え、おお魂よ!
 ・Prometheus プロメテウス
 ・An den Schlaf 眠りに寄す
 ・Harfenspieler I-III 竪琴弾き I-III
 ・Sterb' ich Gebet 祈りながら死んでいく
 ・FuBreise 散歩
 ・交響詩「ペンテジレア」
ベンヤミン・アップル(バリトン)
イェナ・フィルハーモニー管弦楽団
ジモン・ガウデンツ(指揮)

 録音: 2020年9月21-25日 Volkshaus Jena(ドイツ)

 「私は臆病すぎるから、まともな作曲家にはなれない」と、フーゴー・ヴォルフがウィーンの友人に告白したのは、彼が28歳のときでした。感受性に富み、気難しい性格を持つ彼は1887年の時に12の歌曲を発表、以降、9年の間に集中的に歌曲を中心とした作品を書き上げた後、精神を病み1903年にこの世を去っています。
 このアルバムには、ヴォルフ自身の編曲による管弦楽伴奏付きの12の歌曲と、初期作品である交響詩「ペンテジレア」を収録。管弦楽伴奏の歌曲はあまり演奏される機会がありませんが、原曲のピアノ伴奏が絶妙なアレンジにより、よりスケールの大きな作品に仕上がっています。ここで独唱しているのは1982年ドイツのレーゲンスブルク生まれのベンヤミン・アップル。フィッシャー=ディースカウが2012年に亡くなる2週間前までレッスンを受けていたという、文字通り最後の弟子で、すでに国際的に高い評価を確立しています。
 「ペンテジレア」は、H.V.クライストの同名戯曲に基づいて女王ペンテレジアと勇士アキレウスの物語を描いた、起伏に富んだ作品です。




若武者サイモン・ガウデンツ
まるで往年のカンテッリかジュリーニを見る思い!


cpo
777925
(2SACD-Hybrid)
\5400→\4990
かっこいいんです!!!
  ガウデンツ(指揮)&オーデンセ交響楽団
   ロベルト・シューマン(1810-1856):交響曲集

<Disc1>
 1.交響曲 第1番 変ロ長調「春」 Op.38/
 2.交響曲 第4番 ニ短調 Op.120/
<Disc2>
 1.交響曲 第2番 ハ長調 Op.61/
 2.交響曲 第3番 変ホ長調「ライン」Op.97
オーデンセ交響楽団/
サイモン(ジモン)・ガウデンツ(指揮)

録音:2011年、2013年


  GENUINから

 モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
 シューベルト:交響曲第5番変ロ長調 D.458

という不思議なカップリングのアルバムが出たんですが、そのモーツァルトの協奏曲がとても印象的だったんですね。

 クラリネットの歌い方がとても自発的で、聴いて終わった後久しぶりに「クラリネットを聴いた?!」と満足しました。

 クラリネットをたっぷり堪能できたんです。

 そうしたら後半のシューベルトの5番もやはり木管楽器がとてもきれいで(音が浮き上がってくる!)、全体を支えるかのような役目を果たすんです。

 そのバランスが奇異ではなくて斬新。

 これはひょっとして指揮者がすごいのかな、と思ったわけです。

 シモン・ガウデンツ。

 でもそのときは忙しさにまぎれてそれ以上深く調べなかったんですが、なんとガウデンツ、続いてCPOからデンマークのオケ、オーデンセ交響楽団を率いていきなりシューマンの交響曲全集を出してきたんです。

 びっくり。

 そしてコメントを見たら・・・


サイモン・ガウデンツ:
 彼の祖母から最初のピアノのレッスンを受け、ルツェルン音楽大学ではクラリネットを学ぶ。
 その後グラーツ、フライブルク、ザルツブルクで作曲と指揮を学び、レオン・フライシャー、クルト・マズア、デニス・ラッセル・デイヴィスらの薫陶を受ける。
 ロジェストヴェンスキー国際指揮者コンクールで一位を獲得したのを皮切りに、数多くの賞や奨学金を獲得、また多くのオーケストラに客演を行い、現在はハンブルク室内管弦楽団と、オーデンセ交響楽団の首席客演指揮者を務める期待の俊英。



 とある。そう、ガウデンツ、クラリネットを学んでいたと・・・。

 だからあのモーツァルト、あのシューベルトの演奏が生まれたわけか・・・。なるほど。

 「ジュピター」の練習風景。カリスマの匂いぷんぷん。
https://youtu.be/u6Fe5XKXsdI


 ・・・そして、期待する中登場したシューマンの交響曲全集。
 これがまあ、期待通りの、いや期待以上のすばらしい出来栄え。

 颯爽として若さみなぎり、自在に天を駆け巡るこれぞ天才の所業。

 管楽器の使い方はさきほどのアルバム同様非常に繊細で自在。しかし音楽全体に一本芯が通っていて、とても見通しがいい。
 しかもひとつひとつの旋律の歌わせ方がみずみずしく新鮮なので聴いていて心が洗われるような気持ちになるんです。

 そしてなにより・・・かっこいいんです。
 スタイリッシュでヒロイックでスマートで。
 まるで完璧なギリシャの彫像を見ているような、あるいは往年の美男俳優の白黒映画を見ているような。

 ひさびさ文学系、スタイリッシュ系、そして天才系のすばらしいシューマン演奏に出会えました。
 これは聴いておいていいと思います。




 
 


555446
¥2200
ARPEGGIONE
 シューベルト/ブルグミュラー:
  アルペジオーネのための作品集

   1-3. フランツ・シューベルト(1797-1828):
    アルペジオーネとフォルテピアノのための
     ソナタ イ短調 D821
   無言歌 -
    アルペジオーネとフォルテピアノのための
     シューベルト歌曲編曲集
      4. 朗読...詩 ウォルター・スコット:
       Hymne an die Jungfrau 乙女への賛歌
        - 詩集 『湖上の美人』より
      5. アヴェ・マリア Op. 52 No.6 D 839
      6. 朗読...詩 ルートヴィヒ・レルシュタープ:
       Standchen セレナード
      7. セレナード D 957
      8. 朗読...詩 ヴィルヘルム・ミュラー:
       Gute Nacht おやすみ
      9. おやすみ Op.89, No.1 D911
      10. 朗読...詩 マティアス・クラウディウス:
       Der Tod und das Madchen 死と乙女
      11. 死と乙女 Op.7 No.3 D 531
      12. 朗読...詩 ヴィルヘルム・ミュラー:
       Gefror'ne Thranen 凍った涙
      13. 凍った涙 Op.89 No.3 D 911
   14-17. フリードリヒ・ブルグミュラー(1806-1874):
    3つの夜想曲 - アルペジオーネとギターのための
ロレンツ・ドゥフトシュミット(アルペジオーネ)
パウル・グルダ(ハンマークラヴィーア...
  1824年製コンラート・グラーフ)
ダヴィッド・ベルクミュラー(ギター...
 1814年製ヨハン・ゲオルク・シュタウファー、オリジナル)
クリス・ピヒラー(朗読)
ミヒャエル・ダングル(朗読)

 録音: 2020年12月15-18日 Kunsthaus Murzzuschlag、Steiermark(オーストリア)

 1820年代にウィーンのギター製造者ヨハン・ゲオルク・シュタウファー(1778-1853)により発明された、6弦の弦楽器「アルペジオーネ」。
 ギターのような24のフレットを持ちながら、チェロの特性も備えており「ギター・チェロ」という別名でも呼ばれ、発明から10年間ほどは高い人気を誇りましたが、やがて歴史の中に消えてしまいました。
 このアルバムではヴィオラ・ダ・ガンバ奏者として知られるドゥフトシュミットがアルペジオーネの復元楽器を使い、名作「アルペジオーネ・ソナタ」を演奏。
 共演がパウル・グルダで、楽器がアルペジオーネが発明されたのと同じ1824年製のグラーフのオリジナルという点も見逃せません。
 5つの歌曲ではその直前に歌詞の朗読を入れることで、歌の無いアルペジオーネの演奏でも楽しめるようにしています。
 ピアノ 教則本の作曲家として知られるブルグミュラーの「3つの夜想曲」はギターの伴奏で演奏。こちらもアルペジオーネの発案者であるシュタウファーのオリジナル楽器を使うという徹底ぶりです。
 企画から演奏までこだわり抜いた一枚をお楽しみください。
 
 

555133
(2CD)
¥4500
アルベルト・ロルツィング(1801-1851):
 歌劇《提督》全3幕

  台本: アルベルト・ロルツィング
  台詞: パウル・エスペランツァ
カテリーナ・フォン・フランクライヒ...
 アネット・フリッチュ(ソプラノ)
ベティ...ラヴィニア・ダメス(ソプラノ)
エドゥアルド...
 ユリア・ゾフィー・ワーグナー(ソプラノ)
ハインリヒ...
 ベルンハルト・ベルヒトルト(テノール)
リヒャルト...ジョナサン・ミッキー(バリトン)
マルティン・ブラジウス(バス)
アンドレアス・ヒルトライター (テノール)
マティアス・エットマイアー (バス) 他
バイエルン放送合唱団
 (合唱指揮...ステラリオ・ファゴーネ)
ミュンヘン放送管弦楽団
ウルフ・シルマー(指揮)

 録音: 2019年11月15-17日 Prinzregententheater Munchen(ドイツ)

 イングランドの王位継承者ハインリヒは執務に飽き飽きしており、今日も「提督に行く」といって誕生パーティから逃げ出しました。
 もちろん「提督」というのは酒場の名前ですが、彼の妻カテリーナはすべてお見通しです。そして「提督」でさんざん飲み食いしたハインリヒは財布を忘れたことに気が付き、自身の指輪を店主に渡しますが...
 2011年に録音された歌劇《レジーナ》(777710)に続く、ロルツィングの珍しい歌劇の登場です。
 《ロシア皇帝と船大工》、もしくは《ウンディーネ》で知られるドイツの作曲家ロルツィングは、生前絶大なる人気を誇り、その作品はワーグナーにも影響を与えるほど高く評価されるだけではなく、脚本家、俳優、歌手、指揮者としても広く知られていました。
 この《提督》は彼の10作目の歌劇であり、台本も作曲家自身の手によるものです。1847年ウィーンで作曲され、同年ライプツィヒで初演されたこの作品は《ロジーナ》と同じように政治、労働者を主題とする当時の社会を深く見据えた問題作ですが、、残念なことにしばらくして舞台から姿を消し、やがて完全に忘れ去られてしまいました。
 作品にはロルツィングが崇拝していたモーツァルトの影響がところどころに現れており、とりわけソロや合唱の場面では、超絶技巧が用いられた妙技を聴くことができます。
 モーツァルト作品を得意とするアネット・フリッチュら、魅力的な歌手を揃えた上演です。
 
 

555406
¥2200
ヴァーゲンザイル:
 フルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのトリオ・ソナタ集

  1-3. トリオ・ソナタ 第17番 ニ長調
  4-6. トリオ・ソナタ 第9番 イ長調
  7-9. トリオ・ソナタ 第4番 ト短調
  10-12. トリオ・ソナタ 第6番 ト長調
  13-15. トリオ・ソナタ 第10番 変ロ長調
  16-18. トリオ・ソナタ 第1番 ヘ長調
  19-21. トリオ・ソナタ 第7番 変ホ長調
 世界初録音
アンサンブル・クリンゲクンスト
【メンバー】
 ジークリンデ・グレシンガー(フラウト・トラヴェルソ)
 ディミトリス・カラカンタス(バロック・ヴァイオリン)
 パヴェル・セルビン(バロック・チェロ)
 マヤ・ミヤトヴィッチ(チェンバロ)

 録音: 2020年7月25-28日 Kapelle des Kollegium Kalksburg Wien(オーストリア)

 ゲオルク・クリストフ・ヴァーゲンザイルはオーストリアの作曲家。
 現在ではその作品をほとんど耳にする機会がありませんが、18世紀のウィーンでは高い人気を誇っており、数多くの弟子たちを育てた功績が知られています。
 このアルバムで紹介されているのは、フラウト・トラヴェルソ(横型フルート)、ヴァイオリンと通奏低音のための全17曲のトリオ・ソナタ集から選ばれた7曲で、いずれも世界初録音となります。
 収録された7曲全てが「速い-遅い-速い」という当時慣例の3楽章構成で書かれていますが、形式こそ同じであるものの、曲ごとの調性や旋律、リズム、テンポ、和声や強弱などは任意に設定されており、多彩で変化に富んだ音楽が楽しめます。
 アンサンブル・クリンゲクンストはこれら知られざる宝石のような作品を情感豊かに演奏しています。
 
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555481
(2CD)
¥3700→\3390
プラメナ・ニキタソヴァ(ヴァイオリン)
ビーバー:1681年に出版された8つのヴァイオリン・ソナタ

 【CD1】ソナタ I-IV
  1. ソナタ第1番 イ長調
  2. ソナタ第2番 ドリア調
  3. ソナタ第3番 ヘ長調
  4. ソナタ第4番 ニ長調
 【CD2】ソナタ V-VIII&ヴィルスマイヤーのソナタ
  1. ソナタ第5番 ホ短調
  2. ソナタ第6番 ハ短調
  3. ソナタ第7番 ト長調
  4. ソナタ第8番 イ長調
  5. ヨハン・ヨーゼフ・ヴィルスマイアー(1663-1722):
   ソナタ 変ホ長調
プラメナ・ニキタソヴァ(ヴァイオリン)
レゼレマン(通奏低音/古楽器使用)

 録音: 2021年5月17-22日 Kirche St. Nikolaus, Oltingen(スイス)

 ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバーの名声を決定づけ、18世紀まで広く演奏された作品の一つに、1681年にニュルンベルクで出版された「8つのヴァイオリン・ソナタ」があります。
 ビーバーと言えば、1674年頃に作曲された、当時のヴァイオリン演奏技法を集大成したとされる「ロザリオのソナタ」が有名ですが、この「8つのソナタ」も負けず劣らずの技巧を用いた作品であり、ビーバーはこの曲集で難度の高い技巧、芸術的内容、作曲技術レベルの総合に成功したと言えるでしょう。
 ブルガリア出身のプラメナ・ニキタソヴァはドイツ・バロック音楽の録音等で評価を得ているヴァイオリニスト。
 LesElemens(レゼルマン)は17世紀と18世紀の作品の演奏に力を注ぐ、バーゼルのアンサンブルです。



プラメナ・ニキタソヴァ
PAN CLASSICSの秀逸なアルバム


PC10268
\2800→\2590
プラメナ・ニキタソヴァ(バロックvn)
 ズッカーリ:ヴァイオリンのためのソナタ集
  -1747年ミラノ、古典派前夜のイタリアで-

  ①アダージョ 第10番 ニ短調(1760)
  ②ソナタ 第8番 変ロ長調(1747)
  ③アダージョ 第7番 ホ短調(1760)
  ④ソナタ 第3番 ホ長調(1747)
  ⑤ソナタ 第10番 イ短調(1747)
  ⑥アダージョ 第11番 ハ短調(1760)
  ⑦ソナタ 第6番 ト長調(1747)
プラメナ・ニキタソヴァ(バロックvn)
マヤ・アムライン(バロックvc)
イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(チェンバロ)

 タルティーニの同時代人に、思わぬ名匠が!
 ミラノの俊才ズッカーリ、古典派前夜の旋律美を堪能18世紀のイタリア・ヴァイオリン音楽で、とくに名品が多いのはやはりバロック後期…古典派を遠く先に見据えた1740-60年代は、いうなればバロックというよりロココ、前古典派の頃。
 ラモー、タルティーニ、少し遅れてL.モーツァルト(天才少年の父でヴァイオリン音楽の大家)…などが現れるところ、ペルゴレージやガルッピなどと同世代の名匠ズッカーリは、ひとしきりロンドンで稼いだあと帰郷、イタリアにおける交響曲発展の拠点のひとつミラノで、G.B.サンマルティーニ指揮する楽団の首席奏者として活躍した、筋金入りの音楽史上の名匠!
 そのソナタがまた、コレッリ以来の古典的形式美を踏まえつつも、ロココ情緒ともいうべき叙情たっぷりの旋律美がそこかしこ、欧州古楽界の拠点バーゼルで学んだ名手ニキタソヴァの濃密なバロック・ヴァイオリン演奏がその魅力を幾倍にも引き立てたやみません。
 モーツァルト4歳の年、かつての活躍地ロンドンで満を持して出版されたヴァイオリン教本からのアダージョ3曲も絶品…お見逃しなく!


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 ズッカーリはクレモナ近郊のカサルマッジョーレに生まれ、ガスパロ・ヴィスコンティに師事した。
 ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニの協力者としても知られる。
 そのまっすぐな抒情は聴く者の心をとても素直にしてくれる。

 で、ヴァイオリンを弾いているプラメナ・ニキタソヴァという人が実はなかなかの才人。
 CDがたくさん出ているというわけではないのだけど、PAN CLASSICSからもう1枚出ていて、これも瀟洒で優雅な素晴らしい逸品。

 ガスパール・フリッツ:1756年のソナタ集
 
 これがズッカーリと同じ感性の作品。

 プラメナ・ニキタソヴァは、時代から取り残されたちょっと素敵な作品を紹介するのが好きな人なのだろう。



プラメナ・ニキタソヴァ、もう1枚
ガスパール・フリッツ:1756年のソナタ集


PC10295
\2800→\2590
ガスパール・フリッツ (1716-1783):1756年のソナタ集
  -ヴァイオリン音楽、古典派時代へ-


ガスパール・フリッツ - Gaspard Fritz:
 ヴァイオリン独奏と低音伴奏のための
     ソナタ集 作品3(1756年パリ刊)
 ①ソナタ第1番 ニ長調
 ②ソナタ第2番 イ長調
 ③ソナタ第3番 ハ長調
 ④ソナタ第4番 変ホ長調
 ⑤ソナタ第5番 変ロ長調
プラメナ・ニキタソヴァ(バロック・ヴァイオリン)
イェルク=アンドレアス・ベッティヒャー(フォルテピアノ)
マヤ・アムライン(バロック・チェロ)

 ジュネーヴ生まれ、国際派。フランスとドイツの間でユニークな個性を培った、古典派前夜の異能の人!

 1756年。
 モーツァルトの生年、ヘンデルとD.スカルラッティが亡くなる少し前、タルティーニやラモーに風格が出てきて、若きハイドンが交響曲をもう少しで書きはじめる頃。
 オペラの世界はナポリ楽派全盛期…
 つまり、ドイツ中心で音楽史を眺めていると「なんとなくわかりにくい過渡期」。

 その頃どんな音楽が奏でられていたか?というと、実は思いがけない宝が続々見つかるのも、この1750年代の特徴。

 J.シュターミッツらがマンハイムで独自の交響曲芸術を育んだとすれば、その人気を大きく伸ばしたのは大都市パリ。そしてこの街の管弦楽団や楽譜出版社の功績、・・・そしてここに紹介されているフリッツも、パリのルクレール出版社から出たこの曲集にあらわれているとおり、知らしめるに足る才能を誇った異才だった!



 ガスパール・フリッツ (1716-1783)。


 ジュネーヴで生まれ、トリノの宮廷ではルクレールらを育てた名匠ソミスに師事、再びジュネーヴに戻り活躍をみせた彼のソナタは後期バロック-ロココ式の全3楽章でありながら、ソナタ部分の充実度はモーツァルト後期かと思う曲も..

 重音その他の技巧も痛快、古楽教育の中心地バーゼルの駿才と名教師が紡ぎ出すその音像は清らかさと興奮のはざま、1750年代という意外な時代への関心をひときわき立てるに違いありません。



 














6/21(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


AD VITAM


AV 220315
(2CD)
¥3200
フィリップ・グラス:エチュード
 フィリップ・グラス:エチュード第1巻&第2巻(全20曲)
フランソワ・マルディロシアン(ピアノ)

 これぞ21世紀のピアノ・エチュード。グラスのカッコいい世界!

 録音:2021年12月14-17日/ステファン・ポレロ・スタジオ(ヴィルティエリー、フランス)/DDD、64'28"、70'33"

 アンリ・バルダほかに師事したフランソワ・マルディロシアンは現代系マニアック作品を得意とする異色のピアニスト。とくにフィリップ・グラスは十八番で、その魅力を伝えてくれます。
 ミニマル的技巧の習得を目的とした第1巻(10曲)と、音楽的表現の追求が感じられる第2巻(10曲)いずれもグラスならではのオシャレでスピード感あふれるピアノ・ワールドを作り上げています。
 



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APARTE



AP 260
(14CD)
¥9700→\8990

Musica Imperialis~ハプスブルク家にゆかりのある音楽
 ハーゼルベック&ウィーン・アカデミー管弦楽団
 [CD1]
  Battaglia und Balletto~戦争とバレエ ウィーンのバロック音楽
   ・シュメルツァー(1623-1680):
    皇帝風セレナーデのためのハ調によるアリアを伴うソナタ/音楽による剣術の学校/
    フェルディナンド三世の死によせるラメント/アリアをともなうセレナータ
   ・ビーバー(1644-1704):
    6声のソナタ"Pauernkirchfahrt"/トランペット、弦と通奏低音のための5 声のソナタ/
    バターリャ(1673)/セレナーデ"Nachtwaechter"
   ・アレッサンドロ・ポリエッティ(1641-1683):
    Das Henner und Hannerngeschrayに基づくカンツォンとカプリッチョ
   ・パヴェル・ヨーゼフ・ヴェイハノフスキ(1640-1693):
    ソナタ・ラ・ポスタ/ヴァイオリン、トランペット、トロンボーンと通奏低音のためのソナタ/8声のソナタ
      マルティン・ハーゼルベック(指揮)ウィーン・アカデミー管弦楽団
      グナール・レツボール(Vn)、アンドレアス・ラックナー(ソロ・トランペット)ほか
      録音:1995年5月

 [CD2]
  皇帝の音楽
  ・ハプスブルク家第9代神聖ローマ帝国皇帝フェルディナンド3世(1608-1657):
   聖歌"Jes Redemptor omnium"/4声の聖歌"Deus Tuorum"/8声の聖歌"Hamanae Salutis"
  ・シュメルツァー(c.1620-1679):フェルディナンド3 世の死のラメント
  ・皇帝ヨーゼフ1世(1678-1711):カンタータ「レジーナ・チェリ」
  ・皇帝レオポルト1世(1640-1705):ソナタ・ピエナ/"Laudate Pueri"
    マルティン・ハーゼルベック(指揮)ウィーン・アカデミー管弦楽団
    リンダ・ペリッロ(S)、イェルク・ヴァシンスキ(S)、ダヴィド・コルディエ(A)、
    ヘニング・ヴォス(A)、アキム・クラインライン(T)、
    ウルフ・ベストライン(Bs)、マルコス・フィンク(B)
    録音:1997年10月

 [CD3]
  レオポルト1世の宗教音楽
   ・モテット、ミゼレーレ、3つの晩課
    イェルク・ヴァシンスキ(S)、ダヴィド・コルディエ(A)、ヘニング・ヴォス(A)、
    アキム・クラインライン(T)、マルコス・フィンク(B)
    マルティン・ハーゼルベック(指揮)ウィーン・アカデミー管弦楽団
    録音:1997年10月14-16日


 [CD4]
  ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):オルガン作品
    マルティン・ハーゼルベック(オルガン/クロスターノイブルク修道院、祝祭オルガン)
    スコラ・オブ・ザ・ヴィエナ・インペリアル・チャペル&フーベルト・ドプ(合唱指揮)
    録音:1992年10月

 [CD5]
  ヨーゼフ・フックス(1660-1741):
   Victimae paschali laudes(セクエンツ)/キリストの聖体のミサ/
   Plaudite, Sonat Tuba(モテット)/Paries Quindem Filium(モテット)
     マルティン・ハーゼルベック(指揮)ウィーン・アカデミー管弦楽団
     ダヴィド・コルディエ(A)、ドリュー・ミンター(A)、ヨハンネス・クム(T)、
     クラウス・メルテンス(Bs)
     録音:1997年5月19-22日

 [CD6-7]
  ヨーハン・ヨーゼフ・フックス(1660-1741):
   La Deposizione dalla Croce di Gesu Cristo Salvator Nostro
    (われらが救世主イエス・キリストが十字架からおろされるとき)(宗教作品)
      ドロテア・レッシュマン(聖母マリア)、ソイレ・イソコスキ(マグダラのマリア)、
      デレク・リー・ラジン(エヴァンゲリスト)、
      ヘルムート・ヴィルトハーバー(ジュゼッペ・アリマテオ)、
      フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(ニコデモ)
      ザンクト・フローリアン少年&男声合唱団〈合唱指揮:フランツ・ファルンベルガー〉
      マルティン・ハーゼルベック(指揮)、ウィーン・アカデミー管弦楽団
      録音:1992年9月

 [CD8-9]
  ヨーハン・ヨーゼフ・フックス(1660-1741):Il fonte della salute(健康の泉)(宗教作品)
    マルティン・ハーゼルベック(指揮)ウィーン・アカデミー管弦楽団
    小池久美子(S)、リンダ・ペリーリョ(S)、ウルスラ・フィードラー(S)、
    ヘニング・フォス(C-T)、ヨハンネス・チュム(T)、フォルフガング・ヴァンクル(Bs)
    録音:1999 年3,4月

 [CD10-11]
  ニコラ・ポルポラ(1686-1768):オラトリオ『ギデオン』
    カイ・ヴェッセル(ギデオン)、ウルフ・ベストライン(ヨアス、ギデオンの父)、
    リンダ・ペリッロ(S)、ヘニング・ヴォス(A)、イェルク・ヴァシンスキ(C-T)、
    ヨハンネス・クム(T)、コリン・メイソン&ベルント・ランバウアー(合唱ソロ)
    ヴォーカル・アンサンブル・ノヴァ(コリン・メイソン:合唱指揮)
    マルティン・ハーゼルベック(指揮)、ウィーン・アカデミー管弦楽団
    録音:1998年4月

 [CD12]
  モーツァルト:
   (1)「戴冠ミサ」 K317
   (2)「聖墓の音楽」 K42~ソプラノ、バス、混声合唱、オルガン、管弦楽のためのカンタータ
   (3)教会ソナタ集 ヘ長調 K244, 変ホ長調 K67, ハ長調 K329
     エディト・ヴィーンス(S)、ベルナルダ・フィンク(A)、ヴェルナー・ホルヴェク(T)、
     トーマス・ハンプソン(Bs)コンチェントゥス・ヴォカリス
     マルティン・ハーゼルベック(指揮)、ウィーン・アカデミー管弦楽団
     録音:1990年6月

 [CD13]
  モーツァルト:オルガン作品集
   ファンタジア ヘ短調 K608、ファンタジア ヘ短調 K594、アンダンテ ヘ長調 K616、
   序曲 ハ長調 (K399より)、ジーグ ト長調 K574、アダージョ ハ長調 K536、
   フーガ ト短調 K154、フーガ 変ホ長調 K153、フーガ ト短調 K401
     マルティン・ハーゼルベック(オルガン/ブレッサノーネ大聖堂、ボルツァーノ(イタリア))
     録音:1989年9月

 [CD14]=レオポルト2世の戴冠礼拝の音楽の再現=
  (1)モーツァルト:ミサ・ソレムニス
  (2)作曲者不明:Asperges me
  (3)アルフレヒツベルガー(1736-1809):Veritas mea(グラドゥアーレ(奉献唱)ハ長調)
  (4)モーツァルト:Splendete te, Deus; K. Anh.121、ハ長調
  (5)ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ(1706-1784):トッカータ ハ長調
  (6)ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):タントゥム・エルゴ ト長調
  (7)サリエリ:テ・デウム(戴冠式のための)
  (8)イルジー・イグナツ・リネク(1725-1791):KronungsIntraden(ハ長調)
  (9)グレゴリオ聖歌より
    ルート・ツィーザク(S)、エイザベト・フォン・マグヌス(A)、
    ヘルムート・ヴィルトハーバー(T)、ゴットフリート・ホルニク(Bs)、
    ヘルムート・ヒュットラー(カントール)、ミヒャエル・ヤンコヴィッチ(カントール)、
    ペーター・イェロジッツ(カントール)
    ウィーン王立礼拝堂学生合唱団(フーベルト・ドプフ合唱指揮)
    ヒューゴ・ディストラー合唱団、インゴマール・ライナー(ポジティフ・オルガン)
    マルティン・ハーゼルベック(指揮)、ウィーン・アカデミー管弦楽団
    録音:1992年4月

 オルガン奏者にして指揮者のハーゼルベック。モーツァルト、ビーバー、シュメルツァーらの作品のほかフックスやポルポラの貴重な作品をおさめたボックスが登場!

 オルガン奏者にして指揮者のハーゼルベックが1985年に設立したオーケストラ、ウィーン・アカデミー管弦楽団による貴重な録音のボックスが登場。
 ウィーン・アカデミー管はHIP にこだわったスタイルで知られており、バロックからロマン派まで(珍しい作品もふくむ)、非常に意欲的に取り組んでいます。
 このボックスは、ハプスブルク家にゆかりのある音楽をあつめています。ハーゼルベックがこうした音楽に着目するきっかけは、自身が1976年、ハプスブルク家が重要な行事礼拝をおこなった教会でもあるアウグスティーナー教会のオルガン奏者に就任、さらに1978年には、ホーフブルク王宮礼拝堂のオルガン奏者に就任したことによります。
 礼拝堂のライブラリーには、シュメルツァーやビーバー、フックスら、さらには音楽を愛した皇帝たちの作品の楽譜など貴重な資料が多数おさめられておりました。
 このボックスには、ハーゼルベックとウィーン・アカデミー管が1989年から1999年にかけておこなった録音の中から、フックスのオラトリオや、ポルポラのオラトリオなどの貴重な作品から、音楽を愛したヨーゼフ1世やフェルディナンド3世、レオポルト1世による作品までが含まれています。
 どれも非常に丁寧な演奏。レツボールや若きトーマス・ハンプソンが参加しているものもあり、大注目のボックスです!

 
 



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BIS

BIS SA 2578
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
メロディアスで聴きやすいものばかり
 意外にも発祥は16世紀のイギリス・・・連弾・2台ピアノ作品
20指のトーナメント~イギリスのピアノ・デュオ作品

 (1)レノックス・バークリー:パーム・コート・ワルツOp.81の2
 (2)同:4手のためのソナチネ変ホ長調Op.39
 (3)同:主題と変奏曲Op.73
 (4)リチャード・アーネル:4手のためのソナチネOp.61
 (5)スティーヴン・ドッジソン:20指のトーナメント
 (6)同:4手のためのソナタ
 (7)コンスタント・ランバート:白鍵のための3つの黒人小品
エマ・アバーテ&ジュリアン・パーキンス
 (ピアノ・デュオ)

 古楽指揮者ジュリアン・パーキンスのピアノも光る、近代イギリス・ピアノ・デュオ集

 録音:2020年11月16-17日/セント・ジョージ(ブリストル)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、69'47"

 連弾または2台ピアノはフランス、ドイツ、ロシアに魅力作が豊富なイメージがありますが、意外にも発祥は16世紀のイギリス。
 20世紀のイギリス作品を集めた意欲的なアルバムの登場です。

 20世紀といっても前衛的なものではなく、いずれもメロディアスで聴きやすいものばかり。原曲はオーケストラのレノックス・バークリーの「パーム・コート・ワルツ」ノスタルジックな情感は特にオススメ。
 またコンスタント・ランバートは全体で約9分の間、一度も黒鍵が現れない作品。南米風のリズムが心地よく、驚くほど豊かな音で盛り上がります。アーネルのソナチネ、ドッジソンの2篇は世界初録音。

 ナポリ出身のエマ・アッバーテと、古楽指揮とクラヴィコード、チェンバロ奏者として著名なジュリアン・パーキンスによるピアノ・デュオがBIS 登場。
 これまで他レーベルからフォルテピアノ連弾によるモーツァルト集をリリースしてきましたが、今回はスタインウェイDを存分に鳴らして充実した世界を作り上げています。
 古楽界の大物パーキンスは近代作品でも新鮮な解釈を聴かせてくれます。
 




KLARTHE

KLA 148
¥2800
ファンタジー
 (1)リリー・ブーランジェ:春の朝に
 (2)シューマン:幻想小曲集 Op.73
 (3)リリー・ブーランジェ:夜想曲
 (4)ウジェニー・アレシアン:アルツァフ幻想曲
 (5)ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ幻想曲
 (6)クライスラー:ウィーン狂詩的小幻想曲
 (7)シェーンベルク:幻想曲 Op.47
 (8)アンドレ・マテュー:欲望
 (9)同:ブラジル幻想曲
 (10)メシアン:幻想曲
 (11)サマズイユ:悲歌的幻想曲
ジャン=サミュエル・ベズ(ヴァイオリン)
ジャン=リュック・テリアン(ピアノ)

 ベズの甘いヴァイオリンに乗ってひとときの幻想を

 録音:2021年8月29-31日、9月1日/デルタ大ホール(ナミュール、ベルギー)

 ブリュッセルを基盤に活躍するヴァイオリニスト、ジャン=サミュエル・ベズとカナダ・ケベック州出身のピアニスト、ジャン=リュック・テリアンによる意欲的なアルバム。

 テーマは「ファンタジー」。各地の風物を盛り込んだ幻想曲から、精神的な幻まで非現実の世界を描いています。
 凝った選曲のなかでも、「カナダのモーツァルト」と称されながら39歳で歿した早熟の天才アンドレ・マテュー(1929-1968)の作品に注目。
 全く現代的でなく、美しいメロディに酔わされます。
 
 
KLA 138
¥2800
自然の魂
 パトリック・ネブラ:
  (1)自然の魂(全5曲)
  (2)選ばれた瞬間(全5曲)
  (3)カクテル(全5曲)
  (4)彼女と彼(全5曲)
カミーユ・シュノール(ソプラノ)
パトリック・ネブラ(ピアノ)

 自然を謳った最新フランス歌曲

 録音:2021年8月17-19日/スタジオ・アリス(マンテイエ、フランス)

 1986年ニース生まれ、現在主にオペラで活躍するソプラノ、カミーユ・シュノールが最新の歌曲集に挑戦。
 同郷の作曲家パトリック・ネブラがイングリット・ド・クレルシーの詩に付曲した20篇で、いずれも作曲者のピアノ伴奏で録音。

 どの曲も全く現代的でなく、アーンやプーランクの作品を思わせるフランス歌曲の伝統を感じさせます。
 作詞者によれば、「私たちを感情の中心に誘う時間を超えた旅」を表しているとのこと。シュノールの優しい声に癒されます。
 




PARATY


PTY 3221117
¥2800
ルイ&フランソワ・クープラン作品集
 ルイ・クープラン:
  (1)組曲イ短調(全5曲)
  (2)組曲ニ短調(全5曲)
 フランソワ・クープラン:
  (3)ゼノビ(第11オルドル)
  (4)妄想(第25オルドル)
  (5)生来のあでやかさ(第11オルドル)
  (6)ヴィオール弾きと乞食(第11オルドル)
  (7)傷痍軍人(第11オルドル)
  (8)ティク・トク・ショックまたはオリーヴしぼり機(第18オルドル)
  (9)アルルカン(第23オルドル)
  (10)騒がしさ(第18オルドル)
  (11)感動(第18オルドル)
  (12)ヴェルヌイユ(第18オルドル)
  (13)子守歌またはゆりかごの中のいとし子(第15オルドル)
  (14)フィレンツェ風(第2オルドル)
  (15)神秘的なバリケード(第6オルドル)
ブノワ・バベル (チェンバロ)

 純フランス的クラヴサンの魅力

 録音:2021年4月/ノートルダムドラソンプシオン(メス=ル=コント)/DDD、63'18"

 1988年生まれのフランスのチェンバロ奏者ブノワ・バベルがルイとフランソワ・クープランの作品に挑戦しました。
 バベルはパリ音楽院でノエル・スピートに師事、現在はヴェルサイユ音楽院でチェンバロと通奏低音を教えてもいます。
 またアンサンブル・ザイスのチェンバロ兼指揮者としても活躍しています。

 バベルはヘンデル、ラモーのディスクでも高い評を受けていますが、クープラン一族、ことにルイの作品は貴重と申せましょう。
 純フランス・クラヴサン演奏・解釈の伝統を堪能させてくれます。
 
 

PARATY 422269
¥2800
共鳴するドビュッシー
 (1)ドビュッシー:夢想
 (2)ジョアンナ・グッデール:海洋起源
 (3)ドビュッシー:沈める寺
 (4)同:水の反映
 (5)グッデール:メタル・ムーン
 (6)ドビュッシー:月の光
 (7)同:雪が踊っている
 (8)グッデール:まだ雪
 (9)ドビュッシー:雨の庭
 (10)ドビュッシー:パゴダ
 (11)グッデール:目が眩むガムラン
 (12)ドビュッシー:そして月は荒れた寺にかかる
 (13)グッデール:共鳴するドビュッシー
ジョアンナ・グッデール(ピアノ)

 ドビュッシーが感じた自然と100年後グッデールが感じた自然

 録音:2021年5月11、12日/ショー・ド・フォン音楽ホール(ライヴ)/DDD、56'15"

 ジョアンナ・グッデールはイギリスとトルコの血を引くフランス/スイスのピアニスト。
 前作はバッハとイスラム系音楽(自作)を並べ、比較紹介することで「バッハがイスラム音楽を聴いていたならば」という妄想を展開させていました。
 今回はドビュッシーの自然を題材にしたピアノ曲とそれに呼応するグッデールの自作を並べ、自然の摂理や生態系と人間の位置などを問うています。
 




BASTILLE MUSIQUE


RBM021
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3562
SDLW
 ベオグラード1/モンブリゾン/
 ヴィズオウア/ベオグラード2/
 ダルムシュタット/ニュー・コローニュ/
 クシュコウ/ベルリン
タマラ・ステファノヴィチ(ピアノ)
クリストファー・デル(ヴィブラフォン)
クリスチャン・リリンガー(ドラム、パーカッション)
ヨナス・ヴェスタゴー(ダブル・ベース)
BM021
特殊価格 ¥2900

 タマラ・ステファノヴィチのコンテンポラリー・ジャズ・プロジェクト!

 ☆ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille musique」21作目!
 ☆タマラ・ステファノヴィチがジャズ・トリオとコラボレーションしたコンテンポラリー・ミュージック!

 ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille musique」からリリースされる21番目のアルバムは、タマラ・ステファノヴィチがヴィブラフォン、ベース、ドラムのジャズ・トリオをコラボレーションを果たしたアヴァンギャルド・ジャズ&コンテンポラリー・ミュージック。
 それぞれの頭文字をつなげた「SDLW」をアルバム名に、メンバーそれぞれがコンポーザーでありパフォーマーという8曲(それぞれ、セルビア、フランス、デンマーク、ドイツ等の地名が付けられた作品)をベルリンのテルデックス・スタジオで高音質録音。
 Gregor DotzauerやLeonie Reinekeによるエッセイやメンバーのインタビューや写真を掲載した48ページのブックレット(英語&ドイツ語)(国内仕様盤は日本語訳の別冊子付き)に加え、作曲家=演奏家や収録の様子を撮影した写真などを印刷したリーフレットが付属しています。

 師のピエール・ローラン・エマールとの共演でも知られるピアニスト、タマラ・ステファノヴィチは、バッハからコンテンポラリーまで幅広いレパートリーに情熱を注いでおり、世界の主要な指揮者、オーケストラ、室内楽奏者と共演し、2019年にはジョナサン・ノット指揮東京交響楽団とともに、リゲティのピアノ協奏曲を披露しています。
 ジャズ・ミュージシャンのクリストファー・デル、ヨナス・ヴェスタゴー、クリスチャン・リリンジャーとコラボレーションしたコンテンポラリー・ジャズ・プロジェクトは2020年にケルン・フィルハーモニーで初演を成功させた後、ベルリン、ハンブルク、Klangspuren Schwazなどで新たな境地を開拓しています。

 ※録音:テルデックス・スタジオ(ベルリン、ドイツ)

 
 




CANTATE

代理店変更に伴い再案内

C58045
【旧譜】
¥2600
エンリコ・パジーニ(1935-):
 トランペットとオルガンのための『夢を見るための音楽』

  カンタービレ(12曲抜粋)
  アルマンドとパストラーレ
カール=ハインツ・ハルダー(トランペット)
ユルゲン・ベンコ(オルガン)

 暖かみのある柔らかな音色!カール=ハインツ・ハルダー!

 20世紀イタリアの作曲家アルマンド・レンツィ(1915-1985)の愛弟子、エンリコ・パジーニ(1935-)によるトランペットとオルガンのための作品集。
 彼はオルガニストとして教会に縛られながらも、「すでにたくさんあるような曲を書く」ためのアカデミックな作曲スタイルに誘惑されることはありませんでした。
 彼の目的はむしろオルガンに新しい道を開くことであり、人間を取り巻く「ロマンス、愛そしてあらゆる美」を語らせることだったのです。
 本アルバムには彼の成功作《カンタービレ》(パジーニによれば「AからZまでの人間のすべて」を語る作品)からの抜粋と、16世紀の舞曲に基づく《アルマンドとパストラーレ》が収録されています。

 ※録音:2010年5月
 
 

C58043
【旧譜】
¥2600
16~17世紀のヴァージナルとツィンクのための音楽
 ジョヴァンニ・バッサーノ、
 アントニオ・デ・カベソン、ピエール・アテニャン、
 トマス・タリス、ジョヴァンニ・ガブリエリらの作品
  (全21曲)
トーマス・ハーゼルベック(コルネット)
クリスティアン・ブレンベック
 (ヴァージナル、チェンバロ)

 新しい季節の幕開けとして、喜びに満ちた月として、またカトリックにおいては聖母マリアのための月として、芸術の世界で尊ばれていた「5月」。
 本アルバムでは5月をテーマに中世末期、ルネサンス、バロック初期における舞曲や変奏曲、聖母マリアのための音楽などを集め、この時代の音楽に相応しい楽器、ヴァージナル&チェンバロとツィンク(コルネット)の二重奏で演奏しています。
 これらの楽器の豊かなダイナミクスと表現力の高さにご注目ください。

 ※録音:2009年12月
 
 

C58046
【旧譜】
¥2600
パヴェル・ヨセフ・ヴェイヴァノフスキー:声楽&器楽作品集
 イントラーダ/ミサ・サルヴァトリス/
 Ave sanctissimum redemptoris nostris corpus/
 7声のソナタ/Benedicite gentes/
 Balletti per il carnuale
カペラ・ムジカ・アンティカ
 (オリジナル楽器使用)
クリストフ・カヨーリ(指揮)

 いまだ発掘されていない17世紀の宝物、ボヘミアの知られざる作曲家・トランペット奏者、パヴェル・ヨセフ・ヴェイヴァノフスキー(ca.1633-1693)に光を当てる1枚。
 ヴェイヴァノフスキーはカトリックのミサのために数多くの作品を書きましたが、一方でさまざまな楽器やさまざまな機会のための器楽曲も豊富に残しています。
 作品中では彼自身の楽器であったトランペットが重要な役割を果たしています。

 ※録音:2010年10月
 
 

C58047
【旧譜】
¥2600
北ドイツにおけるルターの讃美歌とコントラファクトゥーア
 マルティン・アグリコラ、グレゴリウス1世、
 カスパー・オトマイアー、ミヒャエル・プレトリウス、
 ハンス・レオ・ハスラーの作品(全9曲)
アンサンブル・デヴォティオ・モデルナ
ウルリケ・ヴォルクハルト(指揮)

 北ドイツの知られざる讃美歌集からの宗教音楽集!本アルバムには有名なバルトの印刷所で作られた2つの讃美歌集(1586/1592)とエリザベート・フォン・カレンベルクの写本より、マルティン・アグリコラ、カスパー・オトマイヤー、ミヒャエル・プレトリウスといった作曲家の手によるルターの讃美歌のコントラファクトゥーア(宗教的書き換え)が収録されています。

 ※録音:2012年4月
 
 

C58051
【旧譜】
¥2600
尊い太陽の光と輝き
 テレマン:ハンブルク鎮守府の音楽より(2曲)/
 ヘンデル:水上の音楽より(5曲)/
 J.S.バッハ:
  協奏曲 ハ長調、わが魂よ主をたたえよ、
  来たれ精霊,主なる神によるファンタジア、
  主よ,人の望みの喜びよ/
 ヘンリー・パーセル:アーサー王より(6曲)/
 J.S.バッハ:
  来たれ魂よ,この日は聖なる歌もて讃えらるべし、
  照り輝く愛する太陽、エホバよ,汝がために我は歌わん/
 J.D.フィリドール:ティンバレスの行進/
 テレマン:トランペットのエアー/
 ベートーヴェン:歓喜に寄す/ブラームス:問い/
 テオドール・デュボワ:おお,すべての人よ/
 ブラームス:愛の歌/
 グルック:シャコンヌ、愛の勝利よ
プファイファー・トランペット・コンソート

 古くから現代にいたるまで音楽の街として栄え、重要な音楽家たちを惹きつけてきたドイツ・ハンブルクにゆかりのある作品を集め、トランペット、打楽器、オルガンの組み合わせによる輝かしい響きのアレンジで収録した1枚!
 ヨアヒム、ハラルド、マルティンらプファイファー兄弟によって結成されたプファイファー・トランペット・コンソートは、有名な作品はもちろんのこと、あまり知られていない作品に新しい衣を着せ、華やかに輝かせる独自の編曲を得意としています。

 ※録音:2014年7月
 



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SIGNUM



PSIGCD704
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
チャーリー・シーム(ヴァイオリン)
 バックはオレグ・カエターニ&フィルハーモニア管
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲

 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
  ロマンス第1番 ト長調 Op.40
  ロマンス第2番 ヘ長調 Op.50
チャーリー・シーム(ヴァイオリン)
オレグ・カエターニ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
SIGCD704
¥2500→\2290

 Signum Classics第2弾、チャーリー・シームのベートーヴェン!

 ☆若き貴公子、チャーリー・シームによるベートーヴェンのコンチェルト!
 ☆オレグ・カエターニ&フィルハーモニア管による盤石のサポート!

 若きヴァイオリニスト、チャーリー・シームは1986年にロンドンで生まれ3歳からヴァイオリンを始めました。
 1998年から2004年までロンドンの王立音楽大学でイツァーク・ラシュコフスキに、2004年からはシュロモ・ミンツに師事し研鑽を積みました。
 ロンドン交響楽団、ロッテルダム・フィル、ロイヤル・フィルといった主要なオーケストラと共に、シャルル・デュトワ、エドワード・ガードナー、ズービン・メータ、ヤニック・ネゼ=セガン、ロジャー・ノリントンらの巨匠たちと共演しています。
 これまでに、名手イタマール・ゴランとともにSignumからヴァイオリン作品集(SIGCD652)をリリースしており、WarnerやSonyからもアルバムをリリースし好評を博しています。

 Signum2枚目となる今回のアルバムは、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
 指揮はイーゴリ・マルケヴィチを父に持ち、カラヤン指揮者コンクールで優勝、メルボルン交響楽団の音楽監督などを歴任し、東京都交響楽団などに客演のため、たびたび来日し日本のファンにも馴染み深いオレグ・カエターニが務め、フィルハーモニア管弦楽団を率います。
 万全なサポートを受け、チャーリー・シームが表現力豊かな演奏を披露します。

 ※録音:2021年11月22日-23日、オール・ハロウズ・ゴスペル・オーク(ロンドン、イギリス)

 
 
 

SIGCD714
¥2500
天の夜明け
 ナディア・ブーランジェ:賛美歌
 ジョン・ダンクワース:世界の光
 ウェイン・マーシャル:マニフィカト、ヌンク・ディミティス
 メンデルスゾーン:イフ・ウィズ・オール・ユア・ハーツ
 ハリー・サッカー・バーリー:オー・パーフェクト・ラヴ
 ロクサンナ・パヌフニク:慈しみと愛のあるところ
 エリック・ウィテカー:ザ・シール・ララバイ
 レノックス・バークリー:O That I Once Past Changing Were
 リリ・ブーランジェ:ピエ・イエズ
 リチャード・シェファード:静かに涙を流しながら
 メンデルスゾーン(アナ・ラップウッド編):鳩のように飛べたなら
 ジョン・アイアランド:Ex Ore Innocentium
 クリスティーナ・アラケリャン:ユー・ノウ・ミー
 J.S.バッハ(グノー編):アヴェ・マリア
 ベン・ポニア:聖霊への連祷
 ジェイムズ・デヴォー:イエスの声を聞いた
 ベン・パリー:マニフィカト、ヌンク・ディミティス
ペンブルック・カレッジ少女合唱団
アナ・ラップウッド(指揮)、他

 イギリスを代表する少女合唱団、ペンブルック・カレッジ少女合唱団!

 ☆音楽家としてだけでなく多方面でその才能を開花させているアナ・ラップウッド!
 ☆現代作曲家たちによる新作から知られざる名曲まで美しく歌い上げます!

 ペンブルック・カレッジ少女合唱団は、2018年10月に設立されるとすぐにイギリスを代表する少女合唱団として評価されました。
 11歳から18歳の18人のメンバーで構成されている合唱団は大学のチャペルで週二回歌うほか、大学の合唱団と共に定期的に演奏会を行っています。

 アナ・ラップウッドはわずか21歳でケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジの音楽監督に就任した指揮者でありオルガン奏者で、ヨーロッパ各地でオルガン・リサイタルを行っています。
 また司会者としても活躍しており、2020/21のBBCヤング・ミュージシャンや2021年のBBCプロムスに出演しました。

 このアルバムでは、これまでにあまり録音されていない作品や新しい編曲の作品、新作の初演を含んでおり、現代作曲家の作品を中心にペンブルック・カレッジ少女合唱団の美しい歌声を収録しています。

 ※録音:2021年7月8日-11日、ペンブローク大学教会、ケンブリッジ(イギリス)
 
 

SIGCD718
特別価格
¥1800
※収録時間:約29分
ライブラリー Vol.4
 ハロルド・アーレン&E.Y.ハーバーグ(ニール・リチャードソン編):
  虹の彼方に*
 フレディ・マーキュリー(ポール・ハート編):
  シーサイド・ランデヴー
 ボブ・ディラン(アレクサンダー・レストランジ編):
  メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ
 リチャード&ロバート・シャーマン(ブレイク・モーガン編):
  ハッシャバイ・マウンテン**
 フランス民謡(ゴフ・リチャーズ編):羊飼い
 ジョニ・ミッチェル(パトリック・ダナキー編):
  Sisotowbell Lane
 ランディ・ニューマン(ボブ・チルコット編):
  テキサス・ガール・アット・ザ・
   フューネラル・オヴ・ハー・ファーザー
 サイ・コールマン&ドロシー・フィールズ(ピーター・ナイト編):
  リズム・オヴ・ライフ
キングズ・シンガーズ
 〔パトリック・ダナキー
   (カウンターテナー)、
  エドワード・バトン
   (カウンターテナー)、
  ジュリアン・グレゴリー(テノール)、
  クリストファー・ブリュートン
   (バリトン)、
  ニック・アシュビー(バリトン)、
  ジョナサン・ハワード(バス)〕
リーアム・ダナキー(ピアノ)*
ミーシャ・ムロフ=アバド(ダブルベース)*
チェット・ハキム(パーカッション)**
ゲイリー・ラヴネスト(パーカッション)**

 キングス・シンガーズのポピュラー・アルバム!ライブラリー・シリーズ第4弾!

 ☆男声ア・カペラ・グループのレジェンドが歌う名曲の数々!
 ☆定番のミュージカルナンバーから、ロックのフレディ・マーキュリーまで!

 2018年に結成50周年を迎えた男声ア・カペラ・グループのレジェンド、キンクズ・シンガーズ。
 エドワード・バトン(カウンターテナー)、ニック・アシュビー(バリトン)が加わった新メンバー(2019年7月来日公演時のメンバー)によるニュー・アルバムは、何千ものポップス、ジャズ、フォークソングのアレンジメントのレパートリーを歌い育ててきたキングス・シンガーズによるミニ・アルバム・シリーズ「ライブラリー」の第4弾です。

 お気に入りレパートリーと、新たなアレンジによる作品を組み合わせて収録されるこのシリーズ。
 今回のアルバムではミュージカルナンバーの定番である《虹の彼方に》や、フレディ・マーキュリーの《シーサイド・ランデヴー》、そしてボブ・ディランの《メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ》にフランス民謡の《羊飼い》など幅広いレパートリーを聞かせます。

 ※録音:2021年10月18日-21日、スネイプ・モルティングス、サフォーク(イギリス)
 ※収録時間:約29分
 




TRPTK


TTK0041
¥2600
恐ろしいおとぎ話
 ユリ・バグリ:《忘れられた故郷についてのおとぎ話》より初雪
 ミヤスコフスキー:黄色い葉 Op.31
 エレーナ・フィルソヴァ:恐ろしいおとぎ話 Op.171
 プロコフィエフ:年老いた祖母の物語 Op.31
 ヤナーチェク:おとぎ話 JW Ⅶ/5*
 シュニトケ:《ピアノ・ソナタ第1番 Op.129》より第1楽章
 メトネル:
  《3つの物語 Op.9》より第2曲、
  《4つの物語 Op.34》より第2曲、
  《4つの物語 Op.26》より第3曲、
  《2つの物語 Op.20》より第2曲
 バグリ:《忘れられた故郷についてのおとぎ話》より冬の踊り
ヘレナ・バシロワ(ピアノ)
マヤ・フリードマン(チェロ)*

 ヘレナ・バシロワが描くおとぎ話の世界!

 1983年にロシアのピアニストである両親の下に生まれたヘレナ・バシロワ。5歳の時からピアノのレッスンを始めてロシアで学んだ後、1990年にオランダに渡りアムステルダム音楽院で、その後はニューヨークでも研鑽を積みました。
 2008年にはオランダのデビュー・ツアー・アワードを受賞し、オランダ国内の主要なコンサートホールで演奏しています。
 ニューヨークではカーネギーホールでオーケストラと演奏しており、その際ニューヨークタイムズ紙で高く評価されました。
 このアルバムでは彼女のルーツでもあるロシアの作曲家による、おとぎ話をテーマにした作品を取り上げ、持ち前の表現力で多彩に描いています。

 ※録音:2019年4月8日-10日、アイントホーフェン音楽堂(オランダ)

 ※レコーディング使用機材
 Microphones:Sonodore RCM-402、DPA 4006A
 ad/da converters :Merging Technologies HAPI
 loudspeakers :KEF Blade Two
 amplifiers :Hegel H30
 cabling :Furutech custom microphone cables、Furutech LineFlux XLR、Furutech NanoFluc NCF、Furutech FS-a36
 misc. :Furutech NCF Boosters、CAD Ground Control GC1、RTFS Acoustics、JCAT M12 Switch Gold、JCAT NET Card FEMTO
 
 

TTK0036
¥2600
ショスタコーヴィチ&ラフマニノフ:チェロ・ソナタ集
 ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
 ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
アレクサンダー・ヴァレンベルク(チェロ)
ジュゼッペ・グァレーラ(ピアノ)

 1998年生まれのオランダのチェリスト、アレクサンダー・ヴァレンベルクは、5歳からチェロを始め、8歳から18歳までアムステルダム音楽院でモニーク・バーテルスに師事しました。
 その後、バレンボイム・サイード・アカデミー、クローンベルク・アカデミーで研鑽を積み、2016年にチェロ・ビエンナーレ・コンクールで第1位を獲得、アントニオ・ヤニグロ国際チェロ・コンクールとブリテン国際チェロ・コンクールなどで第1位を獲得しており、ソリストや室内楽奏者としてオランダを中心に活躍しています。

 彼のデビュー・アルバムとなる今作では、ヴァレンベルクの父親が生まれ育ったロシアの作曲家ショスタコーヴィチとラフマニノフが選ばれています。

 ※録音:2018年12月17日-19日、アイントホーフェン音楽堂(オランダ)

 ※レコーディング使用機材
 microphones:Sonodore RCM-402
 ad/da converters:Merging Technologies HAPI
 monitoring:KEF Blade Two loudspeakers、Hegel H30 amplifiers
 cabling:Furutech custom microphone cables、Furutech custom loudspeaker cables、Furutech custom power cables、Furutech LineFlux XLR、Furutech NanoFlux NCF
 power conditioning:Furutech Daytona 303E
 misc.:Furutech NCF Boosters、CAD Ground Control GC1、RTFS Acoustics、JCAT M12 Switch Gold、JCAT NET Card FEMTO
 
 

TTK0030
¥2600
レングヴォーヘン
 ロデリック・デ・マン:Dulcamara
 ルイ・アンドリーセン:Triplum
 マルティン・ファン・ヘース:Ikariotikoyunbabarrange
 アート・シュトロートマン:ドビュッシーの主題による変奏曲
 ヘース:Orewoet
 ヤン=ペーター・デ・グラーフ:That all changes
 クリスティアーン・リヒテル:レングヴォーヘン
マルティン・ファン・ヘース(ギター)

 1990年生まれのオランダのギター奏者マルティン・ファン・ヘースは、2008年から2014年にかけてハーグ王立音楽院で学びました。
 学生の頃からオランダの作曲家の作品を収録したアルバムを作ることを考えていたというヘース。
 このアルバムでオランダの現代作曲家たちとのコラボレーションが実現し、また自作の作品も収録。それらの作品を非の打ちどころのないテクニックと音楽的洞察力で表現しています。

 ※録音:2018年7月、ルーテル教会(ハールレム、オランダ)

 ※レコーディング使用機材
 microphones:Sonodore RCM-402
 AD/DA conversion:Merging Technologies HAPI
 monitoring:KEF Blade Two loudspeakers、Hegel H30 amplifiers、Sennheiser HD800s headphones
 cabling:Furutech custom microphone cables、Furutech LineFlux XLR interlinks、Furutech NanoFlux NCF power cables、Furutech FS-a36 loudspeaker cables
 misc.:JCAT M12 Switch Gold、JCAT NET Card FEMTO、Furutech NCF Boosters
 
 

TTK0029
¥2600
マキシム・シャリジン:始まりと終わりの歌 マヤ・フリードマン(チェロ、ヴォーカル)

 ウクライナに生まれオランダで活動している作曲家マキシム・シャリジンは、「ソロ楽器でしか、深く隠されたものは表現できない」と話しており、これまでにもソロ楽器のための作品を作ってきました。
 この作品ではホロコーストを題材にしており、高度なテクニックと高い精神性を求められますが、マヤ・フリードマンがその独特な世界観を見事に表現しています。

 チェロを弾き始めた幼少期から神童と呼ばれていたというマヤ・フリードマンは、その後ユーリ・バシュメット財団に引き抜かれ、様々なTV・ラジオ番組にも出演し活躍している多才なアーティストです。
 名教師として知られるドミトリー・フェルシュトマン(リザ・フェルシュトマンの父)に師事。
 彼女は2019年に音楽家垂涎のオランダ・クラシック・タレント・アワードを獲得しており、プロコフィエフの歌劇《火の天使》をピアニストのアルテム・ベログロフとともにチェロとピアノのために編曲したアルバム(TTK0009)は、アメリカのStereophile誌で「ここ20年で聴いた最高の室内楽アルバム」と絶賛されました。

 ※録音:2019年1月

 ※レコーディング使用機材
 Microphones :Sonodore RCM-402
 AD/DA conversion :Merging Technologies HAPI
 Monitoring KEF :Blade Two loudspeakers、Hegel H30 amplifiers、Sennheiser HD800s headphones
 Cabling :Furutech custom microphone cables、Furutech LineFlux XLR interlinks、Furutech NanoFlux NCF power cables、Furutech FS-a36 loudspeaker cables
 Misc. :JCAT M12 Switch Gold、JCAT NET Card FEMTO、Furutech NCF Boosters
 
 

TTK0027
¥2600
ザ・コレクターズ
 ヤン=ペーター・デ・グラーフ:聖クレメンスの鐘
 ヤニス・キリヤキデス:ワンス・ゼア・ワズ
 モーリッツ・エッゲルト:ザ・コレクターズ
 ザムエル・ペンダーバイン:恥知らず
コンスタンティン・ナポロフ(パーカッション)
エケ・シモンズ(ピアノ)

 パーカッションとピアノのための作品集。ファツィオリのグランドピアノの美しい響きと、パーカッションの様々な音色(電子楽器も含まれる)が楽しめる一枚です。
 ヤン=ペーター・デ・グラーフの《聖クレメンスの鐘》は、イギリスの童謡「オレンジとレモン」が動機となって作られており、ヤニス・キリヤキデスの《ワンス・ゼア・ワズ》も伝統的な童謡に基づいた作品となっています。

 パーカッション奏者のコンスタンティン・ナポロフは、1987年にウクライナで生まれました。
 2009年にキーウでパーカッションと管弦楽の修士号を得て、国内外の12のコンクールで優勝しました。
 またウクライナ国立フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者も務めました。

 ※録音:2018年7月

 ※レコーディング使用機材
 Microphones :Sonodore RCM-402、Neumann KM-104 (Rens Heijnis modified)
 AD/DA conversion :Merging Technologies HAPI
 Loudspeakers :KEF Blade Two
 Amplifiers :Hegel H30
 Cabling :Furutech custom microphone cables、Furutech LineFlux XLR、Furutech NanoFlux NCF、Furutech FS-α36
 Misc. :Furutech NCF Boosters、R.T.F.S. acoustics
 




ACOUSENCE



ACOCD14222
¥2700
アクセル・コーバー指揮 デュイスブルク・フィル
 プーランク、シュレーカー、ツィンマーマンの作品

  1. プーランク:クラヴサンと管弦楽のための田園の奏楽
  2. フランツ・シュレーカー(Franz Schreker):
   室内交響曲(単一楽章:1916年)
  3. ベルント・アロイス・ツィンマーマン(Bernd Alois Zimmermann):
   「ほんのわずかの無」(Un petit rien)
    ~フランスの小説・劇・童話作家であるマルセル・エイメ
     (Marcel Ayme)による戯曲「月の小鳥たち」
      (Les oiseaux de lune)による小編成
       オーケストラのための作品~
ジュスタン・テイラー(チェンバロ
デュイスブルク・
 フィルハーモニー管弦楽団
アクセル・コーバー指揮

 2021年3月23-25日 デュイスブルク、メルカトルホールでの録音

 ワーグナー指揮者として知られるアクセル・コーバーですが、本アルバムでは手兵デュイスブルク・フィルに若手実力派チェンバロ奏者、ジュスタン・テイラーを迎え色彩感溢れるプーランクの演奏を繰り広げます。
 カップリングに、なかなか耳にすることの無いシュレーカーとツィンマーマンのチャーミングな作品を並べた意欲的なアルバムです。
 
 


ACOCD14322
¥2700
アルゲリッチとのピアノデュオで知られる
 酒井 茜(ピアノ) 「旅 ~VOYAGES~」

 1. バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調 BWV.825
 2. シマノフスキ:20のマズルカ op.50 から第1、2、10番
 3. ロマン・マチエイェフスキ(Roman Maciejewski):マズルカ第9、10番
 4. ミェチスワフ・ヴァインベルグ(Mieczyslaw Weinberg):マズルカ第2番
 5. ウワディスワフ・シュピルマン(Wladyslaw Szpilman):マズルカ
 6. ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.35
 7. ショパン:3つのマズルカ(第39-41番)op.63
酒井 茜(ピアノ)

 2021年7月6-8日 ハンブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレでの録音 GRAND PIANO : SHIGERU KAWAI EX  ピアノ調律:山本 有宗
 <輸入盤ですが、裏ジャケット及び解説に丁寧な日本語記載がございます>

 様々な「旅」が、その生涯に影響を強く与えた6人の作曲家の作品。酒井の思慮深い演奏が、湧き上がる祖国への郷愁、喜び、苦しみ、作曲家の作品への想い・願いと共に、おのおのの時代へと私達,をいざないます。

 マルタ・アルゲリッチとのピアノデュオでも良く知られ国内外の第一線で活躍するピアニスト酒井 茜。
 アルバムの軸であるバッハとショパンの作品の間に、酒井自身が作品の発掘に力を注いでいる第1次世界大戦後のユダヤ系ポーランド作曲家の作品を収録。
 酒井 茜の「今」を知る事ができる、素晴らしいアルバムの登場です。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ELECT RECORD



ERT1044/48
(5UHQCD)
¥5300→\4990
ジョルジュ・ジョルジェスクの名盤、UHQCD化で復活
ベートーヴェン:交響曲全集

  <CD1>
  交響曲第1番
   ([10:37][7:06][3:21][5:46],録音:1961年5月)
  交響曲第3番「英雄」
   ([14:44][17:34][6:11][12:27],録音:1961年3月)
  <CD2>
  交響曲第2番
   ([11:51][13:05][3:26][6:09],録音:1961年4月20日)
  交響曲第6番「田園」
   ([8:42][14:25][5:15][3:25][9:46],録音:1961年10月)
  <CD3>
  交響曲第4番
   ([10:15][11:29][6:05][6:49],録音:1962年1月)
  交響曲第5番「運命」
   ([8:04][10:34][5:55][8:39],録音:1961年8月)
  「エグモント」序曲 ([8:20] ,録音:1962年1月11日)
  <CD4>
  交響曲第8番
   ([9:16][3:58][5:05][7:54],録音:1961年5月)
  交響曲第7番
   ([11:55][9:13][8:15][6:35],録音:1962年1月)
  レオノーレ序曲第3番 ([12:47],録音:1962年1月)
  <CD5>
  交響曲第9番「合唱」(歌唱:ルーマニア語)
   ([14:57][11:11][15:06][25:47],録音:1961年7月)
  「コリオラン」序曲 ([8:23],録音:1961年8月)
ジョルジュ・ジョルジェスク(指揮)
ブカレスト・ジョルジュ・エネスコ・フィル
(第9)
 エミリャ・ペトレスク(S),
 マルタ・ケスラー(Ms)、
 イオン・ピソ(T)、
 マリウス・リンツラー(Bs)、
 ジョルジュ・エネスコ・フィル合唱団
  (ヴァシリ・パンテア指揮)、
 ルーマニア放送合唱団
  (カロル・リトヴィン指揮)

 ジョルジュ・ジョルジェスクの名盤!ベートーヴェン:交響曲全集がUHQCD化で復活!ヴァイオリン両翼配置、全ステレオ・スタジオ録音!

 録音:1961-62年、ルーマニア文化宮殿ホールにおけるスタジオ・ステレオ録音、エンジニア:Ben Bernfeld

 ジョルジュ・ジョルジェスク(1887-1964)は、ルーマニアを代表する大指揮者でジョルジュ・エネスコ・フィルの音楽監督を1920年から1944年までと1954から1964年まで務めました。
 1918年から1920年にはゲヴァントハウス管の副指揮者としてアルトゥール・ニキシュに直接師事しました。
 ニキシュに影響を受けた巨匠であり同年代のボールトとも共通するのがヴァイオリンを両翼に配置した古典的演奏スタイルです。1961年から1962年のスタジオ録音。
 当時ルーマニアはソ連の庇護のもとにありましたが、本国ソ連でも全てがステレオ録音に移行していなかったこの時期に、高水準のステレオ録音でベートーヴェン全集が遺されていたことは驚嘆と喜びを隠せません。
 この全集についてはDANTE/LYSのCDがありましたが市販LPからの板起こしで2012年にマスターテープから初の正規CD化(ERT1001廃盤)し大変な反響を呼びました。
 長らく品切れでしたので、この度マスターに立ち返り新たにマスタリングしなおし、UHQCDで洗い上げた音質で復活します。ジョルジェスクの演奏は、「田園」などクライバー並の超快速で歌心に満ちたもの。
 リズム感も明快。どこをとってもきびきびしていて聴かせます。
 エネスコフィルも如何にも鄙びた味わいで、木管の懐かしい響きも心を打ちます。「合唱」はルーマニア語による歌唱となります。
 研究好きの方にはメンゲルベルクなどを思わせる楽譜の改訂なども興味深いところと言えましょう。

 ※CD日本プレス。美麗夫婦箱5枚組。
 英語、日本語によるライナーノート付。
 

UHQCDとは
 新開発の製法により、従来の高音質ディスクよりさらに原盤に忠実な音を再現。
 CD規格に準拠。全てのCDプレーヤーでお楽しみいただけます。




GRAND SLAM



GS 2270
¥2700
ベルリオーズの幻想交響曲&
 チャイコフスキーの「くるみ割り人形」組曲

  (1)ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14a
  (2)チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲 Op.71a
   (序曲/行進曲/こんぺい糖の踊り/
    トレパック(ロシアの踊り)/
    コーヒー(アラビアの踊り)/
    お茶(中国の踊り)/あし笛の踊り/花のワルツ)
オスカー・フリート(指揮)
(1)ソビエト国立交響楽団
(2)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

 オスカー・フリートによる史上屈指の怪演奏、最良の状態で復刻!ベルリオーズの幻想交響曲&チャイコフスキーの「くるみ割り人形」組曲、読みごたえたっぷりの超充実解説書付き!

 録音:(1)1937年/モスクワ、(2)1929年2月5、6日/日本語帯・解説付
 使用音源:(1)Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ) (2)コロンビア L2318/20(SP 盤/78回転)
 録音方式:モノラル

 ■制作者より
 オスカー・フリート(1871-1941)はベルリンに生まれ、主にドイツで活躍するも旧ソ連に亡命、その地で謎の死を遂げた指揮者です。マーラーと親しく交わり、マーラーの交響曲第2番「復活」を史上初めて録音したことでも有名です。
 フリートはラッパ吹き込みの時代に「復活」のみならず、R.シュトラウスのアルプス交響曲、ブルックナーの交響曲第7番などの大曲を録音していますが、その録音遺産の中でもひときわ異彩を放っているのがベルリオーズの幻想交響曲とチャイコフスキーの「くるみ割り人形」組曲です。
 1937年のモスクワで光学式フィルムに収録されたと言われる幻想交響曲は、第1楽章の冒頭に象徴されるように、亡霊がさまようような恐ろしさに満ちています。不意にテンポは揺れ、響きは暗く沈み込んでいきます。ことに印象的なのは、足を引きずるような第4楽章、そして第5楽章の異様な鐘の音です。
 この演奏は2007年6月、CDRのシリーズ"Serenade"で一度復刻し、CDRながらスマッシュ・ヒット作となりました(SEDR-5000)。
 その時はLP復刻(オイロディスクのLP)でしたが、今回は2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用、望みうる最善の音を獲得しました。
 
 チャイコフスキーはSP 復刻です。こちらはまったりと遅い曲と、狂気のような快速曲とが対比されています。
 たとえば〈行進曲〉はトランペットのタンギングがついていけるギリギリの速さ。そして、〈トレパック〉はそれこそ"トレパニック"のような超快速で、おまけに加速して終わる、とんでも演奏です。
 〈花のワルツ〉も冒頭の粘りのあるハープがその先を予告、曲が進むにつれてヴォルテージが上がり、異様な雰囲気となります。
 ちなみに、フリートは「くるみ割り人形」組曲を1927年にベルリン国立歌劇場管弦楽団(ドイツ・ポリドール)と録音していますが、こちらはごく標準的な演奏です。
 解説書は、ここぞとばかりに文字情報、写真等を盛り込みました(表紙込みの12ページ)。この史上屈指の怪奇演奏とともに、たっぷりと楽しめます。(平林 直哉)
 


<メジャー・レーベル>

DECCA GOLD


4857617
\2300
《プリニオ・フェルナンデス~Saudade》
 1) ジャコー・ド・バンドリン:Assanhado(S.アサドによるギター編)、
 2) アントニオ・カルロス・ジョビン:イパネマの娘(S.アサドによるギター編)、
 3) エドゥ・ロボ&シコ・ブアルキ:Beatriz(S.アサドによるギター編)、
 4) セルジオ・アサド:『アクアレル』より第2楽章:ヴァルセアーナ、
 5) アリ・バホーゾ:ブラジルの水彩画(S.アサドによるギター編)、
 6) エイトル・ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番より-
  第1楽章:アリア(カンティレーナ)、
 7) ミルトン・ナシメント:ポンタ・ジ・アレイア(J.ルイスによるギター編)、
 8-12) エイトル・ヴィラ=ロボス:5つの前奏曲
  (第1番ホ短調/第2番ホ長調/第3番イ短調/第4番ホ短調/第5番ニ短調)、
 13) カルトーラ:O Mundo - Um Moinho(J.ルイスによるギター編)、
 14) スレーマ・デ・ミルキン&デメトリオ・オルティス:イパカライの思い出
  (J.ルイスによるギター編)、
 15) アントニオ・カルロス・ジョビン:ジェット機のサンバ
  (S.アサドによるギター編)、
 16) ビオレータ・パラ:人生よ、ありがとう(E. Sowiczによるギター編)、
 17) アントニオ・カルロス・ジョビン:メドレー
  (「もしも皆があなたと同じだったなら」~「三月の水」)
   (S.アサドによるギター編)、
 18) セルジオ・アサド:ミニーノ
プリニオ・フェルナンデス(ギター)、
シェク・カネー=メイソン(チェロ)(6)、
マリア・ヒタ(ヴォーカル)(13)、
ブレイマー・カネー=メイソン(ヴァイオリン)(18)

 祖国へのラヴレター、ブラジルの若きギタリストのデビュー・アルバム

 ブラジルのクラシック・ギタリスト、プリニオ・フェルナンデスのデビュー・アルバム『Saudade』です。若者らしい高揚感と魅惑的なリリシズムで満たされたこのアルバムは一人のアーティストの強い意志と豊かな表現を明らかにしています。
 アルバム・タイトルのSaudadeは、郷愁、憧憬、思慕、切なさ、などの意味合いを持つポルトガル語。
 祖国へのラヴレターである当盤にはブラジルのポピュラー・ソングとヴィラ=ロボスのクラシックの伝統という、2つの音楽への情熱が表現されています。
 そして、マリア・ヒタ、シェク&ブレイマー・カネー=メイソンそれぞれとのデュエットを含む、魅力的なソロ・ギター集となりました。
  【録音】2021年3月27日-2022年1月13日、イギリス、グレート・ミッセンデン、Olliewood Mix Room(1)、ロンドン、Master Chord Studio(2, 5, 15, 17)、アビー・ロード・スタジオ(3, 4, 6-14, 16, 18)
 


DECCA


4561295
(CD)
\2300
《ガブリエル・オラフス~Solon Islandus》
 ガブリエル・オラフス:
  1) Streymir、2) J-l-ana、3) Memory、4) Solon Islandus、5) Brestur、
  6) The Lily、7) Kyndir、8) Hind、9) The Drifter、10) The Restless Bird、
  11) Lullaby、12) Aska、13) The Farewell、14) The Caw
ガブリエル・オラフス(ピアノ、シンセサイザー他)他
4550518
(LP)
\3400

 23歳のアイスランドのピアニスト/作曲家、アメリカ・デッカ・デビュー・アルバム

 ●『Solon Islandus』は、アイスランドのガブリエル・オラフスのアメリカ・デッカ・デビュー・アルバム。オラフスは作曲家でピアニスト、23歳という若いアーティストです。
  これは彼がアイスランドの人々の芸術家魂への敬意を表した野心的なコンセプトのアルバムで、自分探しの作品であり、自身の個性を形成した芸術性、文化と土地の探求でもあります。

 ●アイスランドの偉大な詩人の一人、Dav-- Stef-ssonの詩から受けたインスピレーションを、ピアノ、アンサンブルとスポークン・ワードのための表現力豊かな、心動かされる作品に描いています。

 ●『Solon Islandus』というタイトルは、実在するアイスランド人S-lvi Helgasonの悲劇的な物語を描いたStef-sson唯一の小説から取られました。

 ●「あふれるばかりの美しさ」―『PopMatters』(オンライン・マガジン)
 
 
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《イングリット・ヘブラー~フィリップス録音全集》


 “ピュリスト”と称される稀有なピアニスト、PHILIPS全録音をCD58枚組BOXセットに

 ●オーストリアのピアニスト、イングリット・ヘブラーの演奏は長い間、「厳格な」「親密な」「穏やかで繊細」というような言葉で高く評価されてきました。
  ヘブラーは一番いい意味での「ピュリスト(純粋主義者)」であり、何一つ崩すことなく、音楽の本質と作品の構造とメッセージを伝えるために常に努力を続けていた人でした。

 ●壮大なディスコグラフィで、ヘブラーは“フィリップスのアーティスト”として多くの人に認められています。デッカはこの稀有な特別なアーティストに敬意を表し、ヘブラーのフィリップス録音全集をCD58枚組で発売いたします。

 ● 世界初CD化となるバッハの『フランス組曲』をはじめ、モーツァルトのピアノ協奏曲とピアノ・ソナタ全集、ショパンのワルツ集、シューマンの『蝶々』、フランクの『交響的変奏曲』、ヘンリク・シェリングとのモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトのヴァイオリン・ソナタ全集、アルテュール・グリュミオー・トリオとジャック・カゾーランとのシューベルトの五重奏曲『ます』などを収録。そのうち1953年録音のピアノ・ソナタ第12番と第13番は初D化となります。

 ●96ページのブックレットには新規ライナーノーツ(英語・フランス語・ドイツ語)と貴重な写真が掲載されています。
 オリジナル・ジャケット仕様。限定盤
 

4852005
(58CD)
\28000→\25990

《イングリット・ヘブラー~フィリップス録音全集》


J.S.バッハ:
《CD 1》
フランス組曲1-5) 第1番ニ短調BWV812、6-11) 第2番ハ短調BWV813、12-17) 第3番ロ短調BWV814
 【録音】1982年、オランダ/

《CD 2》
フランス組曲1-7) 第4番変ホ長調BWV815、8-14) 第5番ト長調BWV816、15-22) 第6番ホ長調BWV817
 【録音】1982年、オランダ


J.C.バッハ:
《CD 3》
クラヴィーア・ソナタ1-2) 第1番変ロ長調Op.5 No.1、
3-5) 第2番ニ長調Op.5 No.2、6-7) 第3番ト長調Op.5 No.3、
8-9) 第4番変ホ長調No.5 No.4、10-12) 第5番ホ長調Op.5 No.5、 13-14) 第6番ハ短調Op.5 No.6
 【録音】1970年9月、ザルツブルク/

《CD 4》
クラヴィーアとフルートのためのソナタ1-2) 第1番ニ長調Op.16 No.1、
3-4) 第2番ト長調Op.16 No.2、5-6) 第3番ハ長調Op.16 No.3、7-8) 第4番イ長調Op.16 No.4、9-10) 第5番ニ長調Op.16 No.5、11-12) 第6番ヘ長調Op.16 No.6
 【演奏】クルト・レーデル(フルート)
 【録音】1970年7月、オーストリア/

《CD 5》
フルートと鍵盤楽器のためのソナタ1-2) 第1番ハ長調Op.19 No.1、
3-4) 第2番ト長調Op.19 No.2、5-6) 第3番ニ長調Op.19 No.3、
7-8) 第4番イ長調Op.19 No.4、9-10) 第5番変ホ長調Op.19 No.5、11-12) 第6番変ロ長調Op.19 No.6
 【演奏】クルト・レーデル(フルート)
 【録音】1973年8月、オランダ/

《CD 6》
ソナタ1-2) 第1番ト長調Op.17 No.1、3-5) 第2番ハ短調Op.17 No.2、
6-7) 第3番変ホ長調Op.17 No.3、8-9) 第4番ト長調Op.17 No.4、
10-11) 第5番イ長調Op.17 No.5、12-14) 第6番変ロ長調Op.17 No.6
 【録音】1973年8月/

《CD 7》
クラヴィーア協奏曲1-2) 第1番変ロ長調Op.1 No.1、
3-4) 第2番イ長調Op.1 No.2、5-6) 第3番ヘ長調Op.1 No.3、7-9) 第4番ト長調Op.1 No.4、10-11) 第5番ハ長調No.1 No.5、12-14) 第6番ニ長調Op.1 No.6
 【演奏】エドゥアルト・メルクス(指揮)カペラ・アカデミカ・ウィーン
 【録音】1977年11月、ウィーン/

《CD 8》
クラヴィーア協奏曲1-2) 第1番ハ長調Op.7 No.1、3-4) 第2番ヘ長調Op.7 No.2、
5-6) 第3番ニ長調Op.7 No.3、7-8) 第4番変ロ長調Op.7 No.4、
9-11) 第5番変ホ長調Op.7 No.5、12-14) 第6番ト長調Op.7 No.6
 【演奏】エドゥアルト・メルクス(指揮)カペラ・アカデミカ・ウィーン
 【録音】1972年10月(1-11)、1969年11月(12-14)、ウィーン/

《CD 9》
クラヴィーア協奏曲1-2) 第1番ハ長調Op.13.No.1、3-5) 第2番ニ長調Op.13. No.2、6-7) 第3番ヘ長調Op.13. No.3
 【演奏】エドゥアルト・メルクス(指揮)カペラ・アカデミカ・ウィーン
 【録音】1969年11月(1-2, 6-7)、1973年10月(3-5)、ウィーン/

《CD 10》
クラヴィーア協奏曲1-3) 第4番変ロ長調Op.13 No.4、4-5) 第5番ト長調Op.13 No.5、6-7) 第6番変ホ長調Op.13 No.6
 【演奏】エドゥアルト・メルクス(指揮)カペラ・アカデミカ・ウィーン
 【録音】1973年10月(1-5)、1969年11月(6-7)、ウィーン



モーツァルト:
《CD 11》
ピアノ・ソナタ1-3) 第1番ハ長調K.279、4-6) 第2番ヘ長調K.280、7-9) 第3番変ロ長調K.281、10-12) 第4番変ホ長調K.282、13-15) 第5番ト長調K.283、16) サリエリの「わが愛しのアドーネ」による6つの変奏曲K.180
 【録音】1967年6月(1-3)、1965年11月(4-9, 13-15)、1963年9月(10-12)、オランダ、1975年12月、アムステルダム(16)/

《CD 12》
ピアノ・ソナタ1-3) 第6番ニ長調K.284『デュルニツ』、4-6) 第7番ハ長調K.309、7-9) 第8番イ短調K.310、10) 幻想曲ニ短調K.397、11) メヌエット ニ長調K.355
 【録音】1967年6月(1-3)、1964年12月(4-6)、1963年4月(7-9)、オランダ、1966年8月(10)、1977年8月(11)、アムステルダム/

《CD 13》
ピアノ・ソナタ1-3) 第9番ニ長調K.311、4-6)第10番ハ長調K.330、7-9) 第11番イ長調K.331『トルコ行進曲付き』、10) ボドロンの「私はランドール」による12の変奏曲変ホ長調K.354
 【録音】1963年4月(1-3, 7-9)、9月(4-6)、オランダ、1975年12月、アムステルダム(10)/

《CD 14》
ピアノ・ソナタ1-3) 第12番ヘ長調K.332、4-6) 第13番変ロ長調K.333、7) 幻想曲ハ短調K.475、8-10) ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
 【録音】1964年12月(1-3)、1967年6月(4-6)、オランダ、1966年8月、アムステルダム(7-10)/

《CD 15》
ピアノ・ソナタ1-3) 第16番ハ長調K.545、4-6) 第17番変ロ長調K.570、7-9) 第18番ニ長調K.576、10-12) 第15番ヘ長調K.533/494、13) アダージョ ロ短調K.540
 【録音】1965年11月(1-3)、1964年12月(4-6)、オランダ、1963年9月(7-9)、1966年8月(10-12)、1977年8月(13)、アムステルダム/

《CD 16》
メヌエット1) ト長調K.1e、2) ヘ長調K.2、3) アレグロ変ロ長調K.3、
メヌエット4) ヘ長調K.4、5) ヘ長調K.5、6) アンダンテ ハ長調K.1a、
7) アレグロ ハ長調K.1b、8) アレグロ ヘ長調K.1c、9) メヌエット ヘ長調K.1d、
10) 前奏曲とフーガ ハ長調K.394、11) カプリッチョ ハ長調K.395、12) 幻想曲ニ短調K.397、13) ロンド イ短調K.511、14) 幻想曲ハ短調K.475、15-17) ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
 【録音】1977年8月、アムステルダム(1-12)、1963年9月(13)、1959年3月(14-17)/

《CD 17》
1) 8つの変奏曲ト長調K.24、2) 7つの変奏曲ニ長調K.25、
3) フィッシャーのメヌエットによる12の変奏曲ハ長調K.179、
4) N.ドゼードの「リゾンは森で眠っていた」による9つの変奏曲ハ長調K.264、
5) グレトリーの「愛の神」による8つの変奏曲ヘ長調K.352、6) 「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲変ホ長調K.353
 【録音】1975年12月、アムステルダム/

《CD 18》
1) パイジェッロの「主に幸いあれ」による6つの変奏曲ヘ長調K.398、
2) グルックの「われら愚かな民の思うは」による10の変奏曲ト長調K.455、
3) アレグレットによる12の変奏曲変ロ長調K.500、
4) デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調K.573、
5) シャックの「女ほどすばらしいものはない」による8つの変奏曲ヘ長調K.613、6) ロンド イ短調K.511、7) 小さなジーグ ト長調K.574、8) ロンド ニ長調K.485
 【録音】1975年12月、アムステルダム/

《CD 19》
1) 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲ハ長調K.265、4手のためのピアノ・ソナタ2-4) ハ長調K.19d、
5-7) ニ長調K.381、8-10) 変ロ長調K.358、11-13) 2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448、14) 2台のピアノのためのフーガ ハ短調K.426
 【演奏】ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ)(2-14)
 【録音】1975年12月(1)、1976年3月(2-10)、アムステルダム、1978年2月、ラ・ショードフォン(11-14)/

《CD 20》
4手のためのピアノ・ソナタ1-3) ヘ長調K.497、4-5) ト長調K.357、
6) 4手のためのアンダンテと5つの変奏曲ト長調K.501、7-9) 4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調K.521
 【演奏】ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ)
 【録音】1977年12月(1-3, 6-9)、1976年3月(4-5)、アムステルダム/

《CD 21》
ヴァイオリン・ソナタ1-3) 第17番ハ長調K.296、4-5) 第18番ト長調K.301、6-7) 第19番変ホ長調K.302、
8-9) 第20番ハ長調K.303、10-11) 第21番ホ長調K.304、12)「羊飼いのセリメーヌ」による12の変奏曲ト長調K.359
 【演奏】ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 【録音】1969年9月(1-3, 10-11)、1972年1月(4-5)、5月(6-7)、9月(8-9, 12)、ザルツブルク/

《CD 22》
ヴァイオリン・ソナタ1-2) 第22番イ長調K.305、3-5) 第23番ニ長調K.306、6-8) 第24番ヘ長調K.376、9-11) 第25番ヘ長調K.377
 【演奏】ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 【録音】1972年1月(1-2, 6-8)、9月(3-5)、1969年9月(9-11)、ザルツブルク/

《CD 23》
ヴァイオリン・ソナタ1-3) 第26番変ロ長調K.378、4-5) 第27番ト長調K.379、6-8) 第28番変ホ長調K.380、9-11) 第32番変ロ長調K.454
 【演奏】ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 【録音】1969年9月(1-3, 9-11)、1972年1月(4-5)、5月(6-8)、ザルツブルク/

《CD 24》
ヴァイオリン・ソナタ1-3) 第33番変ホ長調K.481、4-6) 第35番イ長調K.526、
7-9) 第36番ヘ長調K.547、10)「ああ、私は恋人をなくした」による6つの変奏曲ト短調K.360
 【演奏】ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 【録音】1969年9月(1-6)、1972年5月(7-10)、ザルツブルク/

《CD 25》
ピアノ四重奏曲1-3) 第1番ト短調K.478、4-6) 第2番変ホ長調K.493
 【演奏】ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)、ジュスト・カッポーネ(ヴィオラ)、オトマール・ボルヴィツキー(チェロ)
 【録音】1970年4月、オーストリア/

《CD 26》
1-3) ベートーヴェン:ピアノと木管のための五重奏曲変ホ長調Op.16、
4-6) モーツァルト:ピアノと木管のための五重奏曲変ホ長調K.452
 【演奏】Karl D-rr(クラリネット)、ゲオルク・メールヴァイン(オーボエ)、Claus Klein(ホルン)、ヘルマン・ユング(ファゴット)
 【録音】1971年9月、ザルツブルク/

《CD 27》
モーツァルト:ピアノ協奏曲
1-3) 第12番イ長調K.414、
4-6) 第18番変ロ長調K.456、
7-9) 第19番ヘ長調K.459
 【演奏】シモン・ゴールドベルク(指揮)オランダ室内管弦楽団(1-3)、クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)ウィーン交響楽団(4-6)、コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団(7-9)
 【録音】1960年7月、オランダ(1-3)、1959年5月、ウィーン(4-6)、1961年12月、ロンドン(7-9)/

《CD 28》
1) ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調K.386、ピアノ協奏曲2-4) 第26番ニ長調K.537『戴冠式』、5-7) 第27番変ロ長調K.595
 【演奏】シモン・ゴールドベルク(指揮)オランダ室内管弦楽団(1)、コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団(2-4)、クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)ウィーン交響楽団(5-7)
 【録音】1960年7月、アムステルダム(1)、1961年12月、ロンドン(2-4)、1959年5月、ウィーン(5-7)/

《CD 29》
ピアノ協奏曲1-3) 第1番ヘ長調K.37、4-6) 第2番変ロ長調K.39、7-9) 第3番ニ長調K.40、10-12) 第4番ト長調K.41、13-15) 第6番変ロ長調K.238
 【演奏】エドゥアルト・メルクス(指揮)カペラ・アカデミカ・ウィーン(1-12)、ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮)ロンドン交響楽団(13-15)
 【録音】1973年10月、ウィーン(1-12)、1966年1月、ロンドン(13-15)/

《CD 30》
1-3) ピアノ協奏曲第5番ニ長調K.175、4-6) 3台のピアノのための協奏曲ヘ長調K.242、7-9) ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246『リュッツォウ』
 【演奏】ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ)(4-6)、サス・ブンケ(ピアノ)(4-6)、アルチェオ・ガリエラ(指揮)ロンドン交響楽団
 【録音】1965年7月、ロンドン(1-3, 7-9)、1968年7月(4-6)/

《CD 31》
1-3) ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271『ジュノム』、4-6) 2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365、7) ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調K.382
 【演奏】ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ)(4-6)、ヴィトルト・ロヴィツキ(1-3)、アルチェオ・ガリエラ(4-7)(指揮)ロンドン交響楽団
 【録音】1967年8月、ロンドン(7)、1965年7月(1-3)、1968年1月(4-6)/

《CD 32》
ピアノ協奏曲1-3) 第11番ヘ長調K.413、4-6) 第12番イ長調K.414、7-9) 第13番ハ長調K.415
 【演奏】コリン・デイヴィス(1-3, 7-9)、ヴィトルト・ロヴィツキ(4-6)(指揮)ロンドン交響楽団
 【録音】1965年10月、ロンドン(1-3, 7-9)、1968年11月(4-6)/

《CD 33》
ピアノ協奏曲1-3) 第14番変ホ長調K.449、4-6) 第15番変ロ長調K.450、7-9) 第16番ニ長調K.451
 【演奏】コリン・デイヴィス(指揮)ロンドン交響楽団
 【録音】1965年5月(1-3)、1964年9月(4-9)、ロンドン/

《CD 34》
ピアノ協奏曲1-3) 第17番ト長調K.453、4-6) 第18番変ロ長調K.456、7) 第19番ヘ長調K.459より第1楽章
 【演奏】ヴィトルト・ロヴィツキ(1-3, 7)、コリン・デイヴィス(4-6)(指揮)ロンドン交響楽団
 【録音】1966年9月(4-6)、1966年1月(7)、ロンドン、1965年1月(1-3)/

《CD 35》
ピアノ協奏曲1-2) 第19番ヘ長調K.459より第2・3楽章、3-5) 第20番ニ短調K.466、6-8) 第21番ハ長調K.467
 【演奏】ヴィトルト・ロヴィツキ(1-2, 6-8)、アルチェオ・ガリエラ(3-5)(指揮)ロンドン交響楽団
 【録音】1966年1月(1-5)、1968年1月(6-8)、ロンドン/

《CD 36》ピアノ協奏曲1-3) 第22番変ホ長調K.482、4-6) 第23番イ長調K.488、7) ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調K.386(A.アインシュタイン編)
 【演奏】コリン・デイヴィス(1-3)、ヴィトルト・ロヴィツキ(4-6)、アルチェオ・ガリエラ(7)(指揮)ロンドン交響楽団
 【録音】1966年9月(1-3)、1967年8月(7)、ロンドン、1965年1月(4-6)/

《CD 37》ピアノ協奏曲1-3) 第24番ハ短調K.491、4-6) 第25番ハ長調K.503
【演奏】コリン・デイヴィス(1-3)、アルチェオ・ガリエラ(4-6)(指揮)ロンドン交響楽団
 【録音】1965年5月(1-3)、1967年8月(4-6)、ロンドン/

《CD 38》ピアノ協奏曲1-3) 第26番ニ長調K.537『戴冠式』、4-6) 第27番変ロ長調K.595
【演奏】ヴィトルト・ロヴィツキ(1-3)、アルチェオ・ガリエラ(4-6)(指揮)ロンドン交響楽団
 【録音】1966年1月、ロンドン(4-6)、1967年11月(1-3)



ハイドン
《CD 39》
ピアノ・ソナタ1-3) 第35番ハ長調Hob.XVI:35、4-6) 第36番嬰ハ短調Hob.XVI:36、
7-9) 第37番ニ長調Hob.XVI:37、10-12) 第38番変ホ長調Hob.XVI:38、13-15) 第39番ト長調Hob.XVI:39
 【録音】1968年8月、オーストリア/

《CD 40》
ピアノ・ソナタ1-3) 第20番ハ短調Hob.XVI:20、4-6) 第33番ニ長調Hob.XVI:33、
7-9) 第52番変ホ長調Hob.XVI:52、10) アンダンテと変奏曲ヘ短調Hob.XVII:6、11-13) ピアノ協奏曲ニ長調Hob.XVIII:11
 【演奏】シモン・ゴールドベルク(指揮)オランダ室内管弦楽団
 【録音】1960年7月、オランダ(10-13)、1968年8月(1-6)、1959年3月(7-9)



ベートーヴェン:
《CD 41》
ヴァイオリン・ソナタ1-3) 第1番ニ長調Op.12 No.1、4-6) 第2番イ長調Op.12 No.2、7-9) 第3番変ホ長調Op.12 No.3
 【演奏】ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 【録音】1978年1月、ラ・ショードフォン/

《CD 42》
ヴァイオリン・ソナタ1-3) 第4番イ短調Op.23、4-7) 第5番ヘ長調Op.24『春』
 【演奏】ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 【録音】1978年1月、ラ・ショードフォン/

《CD 43》
ヴァイオリン・ソナタ1-3) 第6番イ長調Op.30 No.1、4-7) 第7番ハ短調Op.30 No.2、8-10) 第8番ト長調Op.30 No.3
 【演奏】ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 【録音】1978年1月(1-3, 8-10)、1979年8月(4-7)、ラ・ショードフォン/

《CD 44》
ヴァイオリン・ソナタ1-3) 第9番イ長調Op.47『クロイツェル』、4-7) 第10番ト長調Op.96
 【演奏】ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 【録音】1979年12月(1-3)、8月(4-7)、ラ・ショードフォン/

《CD 45》
ピアノ協奏曲1-3) 第2番変ロ長調Op.19、4-6) 第4番ト長調Op.58
 【演奏】アルチェオ・ガリエラ(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 【録音】1970年12月、ロンドン


シューベルト:
《CD 46》
ピアノ・ソナタ1-5) 第3番ホ長調D459、6-8) 第4番イ短調D537、9-12) 第7番変ホ長調D568
 【録音】1970年5月、ザルツブルク(1-5)、1970年3月(6-8)、1968年11月(9-12)、ベルリン/

《CD 47》
ピアノ・ソナタ1-4) 第9番ロ長調D575、5-7) 第13番イ長調D664、8-13) 楽興の時D780(第1番ハ長調/第2番変イ長調/第3番ヘ短調/第4番嬰ハ短調/第5番ヘ短調/第6番変イ長調)
 【録音】1968年11月、ベルリン(1-4)、1969年2月、ザルツブルク(5-7)、1960年4月、アムステルダム(8-13)/

《CD 48》
1) 16のドイツ舞曲D783、ピアノ・ソナタ2-4) 第14番イ短調D784、5-8) 第16番イ短調D845
 【録音】1960年4月、アムステルダム(1)、1967年10月、オランダ(2-4)、1970男3月、ベルリン(5-8)/

《CD 49》
ピアノ・ソナタ1-4) 第17番ニ長調D850、5-8) 第18番ト長調D894『幻想』
 【録音】1969年2月、ザルツブルク/

《CD 50》
1-4) 4つの即興曲D899(第1番ハ短調/第2番変ホ長調/第3番変ト長調/第4番変イ長調)、
5-8) 4つの即興曲D935(第1番ヘ短調/第2番変イ長調/第3番変ロ長調/第4番ヘ短調)、9-10) 2つの性格的な行進曲ハ長調D886
 【演奏】ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ)(9-10)
 【録音】1963年5月(1-8)、1961年5月(9-10)、アムステルダム/

《CD 51》ピアノ・ソナタ1-4) 第19番ハ短調D958、5-8) 第20番イ長調D959
 【録音】1970年5月、ザルツブルク(1-4)、1968年11月、ベルリン(5-8)/

《CD 52》
1) 序奏と創作主題による変奏曲変ロ長調D603、2) 幻想曲ヘ短調D940、3) 4手ピアノのためのロンド ニ長調D608、4-7) ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960
 【演奏】ルートヴィヒ・ホフマン(ピアノ)(1-3)
 【録音】1961年5月、アムステルダム(1-3)、1967年10月、オランダ(4-7)/

《CD 53》
ピアノ・ソナタ1-3) 第13番イ長調D664、4-7) 第18番ト長調D894
 【録音】1959年8月(1-3)、1960年4月(4-7)/

《CD 54》
ヴァイオリン・ソナチネ1-3) 第1番ニ長調D384、4-7) 第2番イ短調D385、8-11) 第3番ト短調D408、12-15) ヴァイオリン・ソナタ イ長調D574
 【演奏】ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 【録音】1974年7月/

《CD 55》
1-5) ピアノ五重奏曲イ長調D667『ます』
 【演奏】アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)、ジョルジュ・ヤンツェル(ヴィオラ)、エヴァ・ツァコ(チェロ)、ジャック・カゾーラン(コントラバス)
 【録音】1966年8月、アムステルダム



《CD 56》
ショパン:
ワルツ1) 第1番変ホ長調Op.18『華麗なる大円舞曲』、2) 第2番変イ長調Op.34 No.1『華麗なる円舞曲』、
3) 第3番イ短調Op.34 No.2、4) 第4番ヘ長調Op.34 No.3、5) 第5番変イ長調Op.42『大円舞曲』、
6) 第6番変ニ長調Op.64 No.1『小犬のワルツ』、7) 第7番嬰ハ短調Op.64 No.2、8) 第8番変イ長調Op.64 No.3、
9) 第9番変イ長調Op.69 No.1『告別』、10) 第10番ロ短調Op.69 No.2、11) 第11番変ト長調Op.70 No.1、
12) 第12番ヘ短/変イ長調Op.70 No.2、13) 第13番変ニ長調Op.70 No.3、14) 第14番ホ短調Op.posth.、15) 第15番ホ長調Op.posth.、
16) 第16番変イ長調Op.posth.、17) 第17番変ホ長調Op.posth.、18) 第18番変ホ長調Op.posth.、19) 第19番イ短調Op.posth.
 【録音】1970年6月、ザルツブルク

《CD 57》
シューマン:1) 蝶々Op.2、2-14) 子供の情景Op.15
(第1曲:見知らぬ国から/第2曲:珍しいお話/第3曲:鬼ごっこ/第4曲:おねだり/
第5曲:幸せいっぱい/第6曲:重大なでき事/第7曲:トロイメライ/
第8曲:炉ばたにて/第9曲:竹馬の騎手/第10曲:むきになって/
第11曲:怖がらせ/第12曲:子供は眠る/第13曲:詩人は語る)、
15-17) ピアノ協奏曲イ短調Op.54、18) フランク:交響的変奏曲
 【演奏】エリアフ・インバル(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(15-18)
 【録音】1959年8月、オランダ(1-14)、1972年6月、アムステルダム(15-18)



《CD 58》
モーツァルト:ピアノ・ソナタ1-3) 第12番ヘ長調K.332、4-6) 第13番変ロ長調K.333
 【録音】1953年1月、オランダ
 

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《ヴラディーミル・アシュケナージ~ソロ録音全集》


 祝85歳。初のピアノ・ソロ録音の集大成。CD89枚組+BDAのBOXセット

 ●デッカの専属アーティストとして誰よりも長く活動を行ったヴラディーミル・アシュケナージ。2022年7月に85歳を迎えるのを記念し、ソロ・ピアノの録音全集が初めて集大成されました。CD89枚組+BDAのBOXセット。限定盤。

 ●どの録音も非常に興味深く、アシュケナージの音楽に対する深い愛情と理解を感じさせてくれます。

 ●アシュケナージの記念碑的な録音プロジェクト、ショパンのソロ・ピアノ作品全集(1972~84年)に、終始力を注いだ作曲家ラフマニノフのソロ・ピアノ作品全集。
  この二人の作曲家の最も賞賛されたアルバムは24bit/96kH2リマスタリングされてBDAにも収録されています。

 ●グラミー賞を受賞したショスタコーヴィチの『24のプレリュードとフーガ』、ラヴェルの『夜のガスパール』『亡き王女のためのパヴァーヌ』『高雅で感傷的なワルツ』、さらにバッハの『平均律クラヴィーア曲集』とスクリャービンのソナタ全集も収録。
 

4852409
(89CD+1BDA)
\37000→\32990

《ヴラディーミル・アシュケナージ~ソロ録音全集》

J.S.バッハ:
《CD 1-3》
平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV846-869&第2巻BWV870
 【録音】2004年3月-2005年3月、サフォーク/

《CD 4》
パルティータ1-7) 第1番変ロ長調BWV825、8-13) 第2番ハ短調BWV826、14-20) 第3番イ短調BWV827
 【録音】2009年2月(1-7)、8月(8-20)、サフォーク/

《CD 5》
パルティータ1-7) 第4番ニ長調BWV828、8-14) 第5番ト長調BWV829、15-21) 第6番ホ短調BWV830
 【録音】2009年12月(1-7)、2月(8-21)、サフォーク/

《CD 6》
1-8) フランス風序曲ロ短調BWV831、9-19) イタリア風のアリアと変奏イ短調BWV989、
20-22) 協奏曲ニ短調BWV974(チェンバロ編)、23-25) イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
 【録音】2013年10月(1-8, 23-25)、2014年4月(9-22)、サフォーク/

《CD 7》
フランス組曲
 1-5) 第1番ニ短調BWV812、6-11) 第2番ハ短調BWV813、12-17) 第3番ロ短調BWV814、
 18-24) 第4番変ホ長調BWV815、25-31) 第5番ト長調BWV816、32-39) 第6番ホ長調BWV817
 【録音】2016年4月(1-17)、2017年3月(18-39)、サフォーク/

《CD 8》
イギリス組曲1-10) 第1番イ長調BWV806、11-18) 第2番イ短調BWV807、19-26) 第3番ト短調BWV808
 【録音】2019年4月、サフォーク



ベートーヴェン:
《CD 9》
1-4) ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106『ハンマークラヴィーア』【録音】1967年7月、ロンドン/
《CD 10》
ピアノ・ソナタ1-3) 第23番ヘ短調Op.57『熱情』、4-7) 第7番ニ長調Op.10 No.3【録音】1970年12月、ロンドン/
《CD 11》
ピアノ・ソナタ1-3) 第8番ハ短調Op.13『悲愴』、4-6) 第21番ハ長調Op.53『ワルトシュタイン』、7-9) 第26番変ホ長調Op.81a『告別』
【録音】1972年12月(1-3)、1973年5月(4-6)、10月(7-9)、ロンドン/
《CD 12》
ピアノ・ソナタ1-4) 第31番変イ長調Op.110、5-6) 第32番ハ短調Op.111
【録音】1972年7月(1-4)、1971年5月(5-6)、ロンドン/
《CD 13》
ピアノ・ソナタ1-4) 第2番イ長調Op.2 No.2、5-8) 第3番ハ長調Op.2 No.3
【録音】1976年4月(1-4)、1974年12月(5-8)、ロンドン/
《CD 14》
ピアノ・ソナタ1-3) 第28番イ長調Op.101、4-6) 第30番ホ長調Op.109
【録音】1976年4月(1-3)、1974年12月(4-6)、ロンドン/
《CD 15》
ピアノ・ソナタ1-3) 第5番ハ短調Op.10 No.1、4-6) 第6番ヘ長調Op.10 No.2、7-10) 第15番ニ長調Op.28『田園』
【録音】1976年6月(1-3, 7-10)、9月(4-6)、ピーターシャム/
《CD 16》
ピアノ・ソナタ1-3) 第17番ニ短調Op.31 No.2『テンペスト』、4-7) 第18番変ホ長調Op.31 No.3『狩』
【録音】1976年4月(1-3)、1977年9月、ロンドン/
《CD 17》
ピアノ・ソナタ1-4) 第13番変ホ長調Op.27 No.1、5-7) 第14番嬰ハ短調Op.27 No.2『月光』、8-10) 第16番ト長調Op.31 No.1
【録音】1977年9月(1-4)、1978年2月(5-10)、ピーターシャム/
《CD 18》
ピアノ・ソナタ1-2) 第22番ヘ長調Op.54、3-4) 第27番ホ短調Op.90、5-6) 第24番嬰ヘ長調Op.78『テレーゼ』、7-9) 第25番ト長調Op.79
【録音】1978年10月、ピーターシャム(1-4)、1979年6月、ロンドン(5-9)/
《CD 19》
ピアノ・ソナタ1-4) 第1番ヘ短調Op.2 No.1、5-8) 第7番ニ長調Op.10 No.3
【録音】1979年9月、ロンドン/
《CD 20》
ピアノ・ソナタ1-4) 第4番変ホ長調Op.7、5-7) 第9番ホ長調Op.14 No.1、8-10) 第10番ト長調Op.14 No.2
【録音】1979年9月、ロンドン/
《CD 21》
ピアノ・ソナタ1-4) 第11番変ロ長調Op.22、5-8) 第12番変イ長調Op.26
 【録音】1979年1月、ピーターシャム/
《CD 22》
ピアノ・ソナタ1-4) 第29番変ロ長調Op.106『ハンマークラヴィーア』(アナログ録音)、5) アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調WoO57
 【録音】1980年12月(1-4)、1981年3月(5)、ロンドン/
《CD 23》
ピアノ・ソナタ1-3) 第23番ヘ短調Op.57『熱情』、4-5) 第19番ト短調Op.49 No.1、6-8) 第8番ハ短調Op.13『悲愴』、9-10) 第20番ト長調Op.49 No.2
 【録音】1978年4月、ピーターシャム(1-3)、1980年3月(4-5, 9-10)、12月(6-8)、ロンドン/
《CD 24》
ピアノ・ソナタ1-3) 第21番ハ長調Op.53『ワルトシュタイン』、4-6) 第23番ヘ短調Op.57『熱情』、7-9) 第14番Op.27 No.2『月光』
 【録音】1988年9月、アーラウ(1-6)、1989年7月、ルツェルン(7-9)/
《CD 25》
ピアノ・ソナタ1-3) 第30番ホ長調Op.109、4-6) 第31番変イ長調Op.110、7-8) 第32番ハ短調Op.111
 【録音】1991年7月、ルツェルン/
《CD 26》
ピアノ・ソナタ1-3) 第28番イ長調Op.101、
 4-7) 第29番変ロ長調Op.106『ハンマークラヴィーア』(デジタル録音)、8-13) 6つのバガテルOp.126、14) バガテル イ短調WoO59『エリーゼのために』
 【録音】1991年7月、ルツェルン(1-3)、1980年12月、ロンドン(4-7)、1984年5月、ウィーン(8-14)/

《CD 27》
1-33) ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲Op.120、34) バレエ『森のおとめ』のロシア舞曲の主題による12の変奏曲
 【録音】2006年8月、サフォーク



《CD 28》
ハワード・ブレイク:
1) ウォーキング・イン・ジ・エア(Excerpt “Lifecycle”)Op.310、2) ミュージック・ボックスのテーマ
(映画『チェンジリング』より)Op.274、3) ローラのテーマ(映画『デュエリスト/決闘者』より)、4) ヴォーヴァへのプレリュードOp.640、
5) スピーチ・アフター・ロング・サイレンスOp.610、
6-13) 12のピアノ小品Op.177より(第1曲:前奏曲/第2曲:夜想曲/第3曲:即興曲/第4曲:トッカーティーナ/第5曲:マズルカ/
第6曲:ウォーキング・ソング/第7曲:シャコンヌ/第8曲:スケルツォ)、
14-22) 2台のピアノのためのダンスOp.217a
(第1曲:パレード/第2曲:スロー・ラグタイム/第3曲:ジャンプ/第4曲:ミディアム・ロック/第5曲:フォーク・バラード/第6曲:ブギ/
第7曲:ジャズ・ワルツ/第8曲:チャチャ/第9曲:ギャロップ)、23-26) 2台のピアノのためのソナタOp.130、27) 幻想曲Op.1、
28) 4つのやさしい小品Op.1b、29) ロマンツァOp.5f、30) ハイク・フォー・ユー・チー、31) パーティングOp.650a
【演奏】ヴォフカ・アシュケナージ(ピアノ)(14-26)/
 【録音】2013年3月、6月、サフォーク


《CD 29》
ブラームス:1-8) ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24、9-13) ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
 【録音】1991年12月、ルツェルン(1-8)、1990年7月、アーラウ(9-13)



ショパン:
《CD 30》
バラード1) 第1番ト短調Op.23、2) 第2番ヘ長調Op.38、3) 第3番変イ長調Op.47、4) 第4番ヘ短調Op.52、
5-7) 3つの新しい練習曲『メトードのためのメトード』Op.posth.(第1曲:ヘ短調/第2曲:変イ長調/第3曲:変ニ長調)
 【録音】1964年9月、ロンドン/

《CD 31》
1) 前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45、スケルツォ2) 第1番ロ短調Op.20、3) 第2番変ロ短調Op.31、4) 第3番嬰ハ短調Op.39、5) 第4番ホ長調Op.54、6) 舟歌嬰ヘ長調Op.60
 【録音】1967年7月、ロンドン/

《CD 32》
1-4) ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35、夜想曲5) 第4番ヘ長調Op.15 No.1、6) 第5番嬰ヘ長調Op.15 No.2、
 7) マズルカ第37番変イ長調Op.59 No.2、8) ワルツ第1番変ホ長調Op.18『華麗なる大円舞曲』
 【録音】1972年5月、コルチェスター/

《CD 33》
1-12) 12の練習曲Op.10(第1番ハ長調/第2番イ短調/第3番ホ長調『別れの曲』/第4番嬰ハ短調/第5番変ト長調『黒鍵』/
第6番変ホ短調/第7番ハ長調/第8番ヘ長調/第9番ヘ短調/第10番変イ長調/第11番変ホ長調/第12番ハ短調『革命』)、
13-24) 12の練習曲Op.25(第1番変イ長調『エオリアン・ハープ』/第2番ヘ短調/第3番ヘ長調/第4番イ短調/第5番ホ短調/
第6番嬰ト短調/第7番嬰ハ短調『恋の二重唱』/第8番変ニ長調/第9番変ト長調『蝶々』/第10番ロ短調/第11番イ短調『木枯らし』/第12番ハ短調『大洋』)
 【録音】1972年7月(1-12)、1971年5月(13-24)、ロンドン/

《CD 34》
ワルツ1) 第6番変ニ長調Op.64 No.1『小犬のワルツ』、2) 第7番嬰ハ短調Op.64 No.2、3) 第8番変イ長調Op.64 No.3、
マズルカ4) 第39番ロ長調Op.63 No.1、5) 第40番ヘ短調Op.63 No.2、6) 第41番嬰ハ短調Op.63 No.3、
7) ポロネーズ変イ長調Op.61『幻想ポロネーズ』、マズルカ8) 第45番ト短調Op.67 No.2、9) 第47番イ短調Op.67 No.4、
10) マズルカ第51番ヘ短調Op.68 No.4、夜想曲11) 第17番ロ長調Op.62 No.1、12) 第18番ホ長調Op.62 No.2、13) 舟歌嬰ヘ長調Op.60
 【録音】1976年4月(1, 2, 10-12)、10月(4, 8, 13)、ロンドン、1976年4月(3)、10月(5-7, 9)、ピーターシャム/

《CD 35》
1-4) ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58、5) 子守歌変ニ長調Op.57、マズルカ6) 第36番イ短調Op.59 No.1、
7) 第37番変イ長調Op.59 No.2、8) 第38番嬰ヘ短調Op.59 No.3、夜想曲9) 第15番ヘ短調Op.55 No.1、10) 第16番変ホ長調Op.55 No.2
 【録音】1976年9月(1-4)、4月(5-10)、ロンドン/

《CD 36》
1) 即興曲第3番変ト長調Op.51、2) バラード第4番ヘ短調Op.52、3) ポロネーズ第6番変イ長調Op.53『英雄』、
4) マズルカ第51番ヘ短調Op.68 No.4、5) ワルツ第12番ヘ短/変イ長調Op.70 No.2、6) スケルツォ第4番ホ長調Op.54、
マズルカ7) 第33番ロ長調Op.56 No.1、8) 第34番ハ長調Op.56 No.2、9) 第35番ハ短調Op.56 No.3、10) フーガ イ短調、
11)『アルバムの綴り』ホ長調Op.posth.、12) ワルツ第19番イ短調Op.posth.、13) Wiosana B117、14) 2つのブーレ、15) ギャロップ・マルキス
 【録音】1984年12月、ロンドン(1-3, 5, 6, 15)、1985年2月(4)、5月(7-14)、ノース・フィンチリー/

《CD 37》
1) 幻想曲ヘ短調Op.49、夜想曲2) 第13番ハ短調Op.48 No.1、3) 第14番嬰ヘ短調Op.48 No.2、4) バラード第3番変イ長調Op.47、
マズルカ5) 第42番イ短調「エミール・ガイヤール」、6) 第30番ト長調Op.50 No.1、7) 第31番変イ長調Op.50 No.2、
8) 第32番嬰ハ短調Op.50 No.3、9) タランテラ変イ長調Op.43、10) 前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45
 【録音】1979年3月、ロンドン(1-4)、1978年10月(5-8, 10)、9月(9)、ピーターシャム/

《CD 38》
1) 即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36、夜想曲2) 第11番ト短調Op.37 No.1、3) 第12番ト長調Op.37 No.2、
4) ワルツ第5番変イ長調Op.42『大円舞曲』、5) ポロネーズ第5番嬰ヘ短調Op.44、6)『演奏会用アレグロ』イ長調Op.46、7) ワルツ第18番変ホ長調Op.posth.、
8) マズルカ イ短調『ノートル・タン』、9-11) 3つの新しい練習曲『メトードのためのメトード』Op.posth.(第1曲ヘ短調/第2曲変イ長調/第3曲変ニ長調)
 【録音】1982年6月(1, 4, 5, 9)、4月(2, 3, 8)、11月(6, 7)、ロンドン/

《CD 39》
1-4) ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35、5) スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39、マズルカ6) 第26番嬰ハ短調Op.41 No.1、
7) 第27番ホ短調Op.41 No.2、8) 第28番ロ長調Op.41 No.3、9) 第29番変イ長調Op.41 No.4、ポロネーズ10) 第3番イ長調Op.40 No.1『軍隊』、11) 第4番ハ短調Op.40 No.2
 【録音】1980年10月(1-4)、1979年6月(5)、1981年4月(6-11)、ロンドン/

《CD 40》
1) 即興曲第1番変イ長調Op.29、マズルカ2) 第18番ハ短調Op.30 No.1、3) 第19番ロ短調Op.30 No.1、4) 第20番変ニ長調Op.30 No.3、
5) 第21番嬰ハ短調Op.30 No.4、6) スケルツォ第2番変ロ短調Op.31、夜想曲7) 第9番ロ長調Op.32 No.1、8) 第10番変イ長調Op.32 No.2、
マズルカ9) 第22番嬰ト短調Op.33 No.1、10) 第23番ニ長調Op.33 No.2、11) 第24番ハ長調Op.33 No.3、12) 第25番ロ短調Op.33 No.4、
13) ワルツ第4番ヘ長調Op.34 No.3、14) ヘクサメロン変奏曲ホ長調、15) ラルゴ変ホ長調、16) 夜想曲ハ短調B108
 【録音】1982年9月(1, 6, 13, 16)、6月(2-5, 7-12, 14, 15)、ロンドン/

《CD 41》
1) バラード第2番ヘ長調Op.38、2) ワルツ第2番変イ長調Op.34 No.1『華麗なる円舞曲』、3-26) 24の前奏曲Op.28
(第1番ハ長調/第2番イ短調/第3番ト長調/第4番ホ短調/第5番ニ長調/第6番ロ短調/第7番イ長調/第8番嬰ヘ短調/第9番ホ長調/
第10番嬰ハ短調/第11番ロ長調/第12番嬰ト短調/第13番嬰ヘ長調/第14番変ホ短調/第15番変ニ長調『雨だれ』/第16番変ロ短調/
第17番変イ長調/第18番ヘ短調/第19番変ホ長調/第20番ハ短調/第21番変ロ長調/第22番ト短調/第23番ヘ長調/第24番ニ短調)
 【録音】1978年9月(1)、1976年9月(3-26)、ピーターシャム、1978年2月、ロンドン(2)/

《CD 42》
マズルカ1) 第14番ト短調Op.24 No.1、2) 第15番ハ長調Op.24 No.2、3) 第16番変イ長調Op.24 No.3、4) 第17番変ロ短調Op.24 No.4、
ポロネーズ5) 第1番嬰ハ短調Op.26 No.1、6) 第2番変ホ短調Op.26 No.2、夜想曲7) 第7番嬰ハ短調Op.27 No.1、8) 第8番変ニ長調Op.27 No.2、
マズルカ9) 第44番ト長調Op.67 No.1、10) 第46番ハ長調Op.67 No.3、ワルツ11) 第9番変イ長調Op.69 No.1『告別』、
12) 第11番変ト長調Op.70 No.1、13) 前奏曲第26番変イ長調Op.posth.、14) 即興曲第4番嬰ハ短調Op.66『幻想即興曲』、15) マズルカ第58番変イ長調Op.posth.
 【録音】1983年1月、ロンドン/

《CD 43》
1) 華麗なる変奏曲変ロ長調Op.12、2) ロンド変ホ長調Op.16、マズルカ3) 第10番変ロ長調Op.17 No.1、
4) 第11番ホ短調Op.17 No.2、5) 第12番変イ長調Op.17 No.3、6) 第13番イ短調Op.17 No.4、7) ボレロ イ短調Op.19、8) バラード第1番ト短調Op.23、
9) マズルカ第57番ハ長調、10) マズルカ変ロ長調、11) カンタービレ変ロ長調、12) マズルカ ニ長調
 【録音】1983年6月、ロンドン/

《CD 44》
マズルカ1) 第1番嬰ヘ短調Op.6 No.1、2) 第2番嬰ハ短調Op.6 No.2、3) 第3番ホ長調Op.6 No.3、4) 第4番変ホ短調Op.6 No.4、
5) 第5番変ロ長調Op.7 No.1、6) 第6番イ短調Op.7 No.2、7) 第7番ヘ短調Op.7 No.3、8) 第8番変イ長調Op.7 No.4、9) 第9番ハ長調Op.7 No.5、
10) ワルツ第1番変ホ長調Op.18『華麗なる大円舞曲』、夜想曲11) 第4番ヘ長調Op.15 No.1、12) 第5番嬰ヘ長調Op.15 No.2、
13) 第6番ト短調Op.15 No.3、14) スケルツォ第1番ロ短調Op.20、15) ワルツ第3番イ短調Op.34 No.2、16) 夜想曲第20番嬰ハ短調Op.posth.
 【録音】1983年10月(1-15)、1981年11月(16)、ロンドン/

《CD 45》
マズルカ1) 第48番ハ長調Op.68 No.1、2) 第50番ヘ長調Op.68 No.3、ワルツ3) 第10番ロ短調Op.69 No.3、4) 第13番変ニ長調Op.70 No.3、
5) ポロネーズ第10番ヘ短調Op.71 No.3、6) ワルツ第15番ホ長調Op.posth.、7) ポロネーズ変ト長調Op.posth.、夜想曲8) 第21番ハ短調Op.posth.、
9) 第1番変ロ短調Op.9 No.1、10) 第2番変ホ長調Op.9 No.2、11) 第3番ロ長調Op.9 No.3、12) ワルツ第14番ホ短調Op.posth.、
13) マズルカ ニ長調Op.posth.、14) 変奏曲イ長調『パガニーニの思い出』、15) ムーアの民族的な歌による変奏曲
 【演奏】ヴォフカ・アシュケナージ(ピアノ)(15)
 【録音】1981年11月(1-4, 6-13)、1982年4月(5, 14, 15)、ロンドン/

《CD 46》
1-4) ピアノ・ソナタ第1番ハ短調Op.4、5) マズルカ第49番イ短調Op.68 No.2、6) 夜想曲第19番ホ短調Op.72 No.1、
7) ポロネーズ第9番変ロ長調Op.71 No.2、8) 葬送行進曲ハ短調Op.72 No.2、9) コントルダンス変ト長調、マズルカ10) 第52番変ロ長調、
11) 第53番ト長調、ワルツ12) 第17番変ホ長調Op.posth.、13) 第16番変イ長調Op.posth.、14) 2台のピアノのためのロンド ハ長調Op.73(ソロ・ピアノ版)
 【録音】1978年4月、ピーターシャム(1-4, 8, 9)、1979年6月(5-7)、3月(6, 10-13)、1977年9月、イギリス(14)/

《CD 47》
1) ドイツ民謡「スイス少年」による変奏曲ホ長調、2) ポロネーズ第8番ニ短調Op.71 No.1、3) ポロネーズ ト短調Op.posth.、
4) ポロネーズ変イ長調Op.posth.、5) ロンドハ短調Op.1、6) 3つのエコセーズOp.72 No.3(第1番ニ長調/第2番ト長調/第3番変ニ長調)、
7) ポロネーズ変ロ長調Op.posth.、8) ポロネーズ嬰ト短調Op.posth.、9) ポロネーズ第15番変ロ短調Op.posth.『別れ』、マズルカ風ロンド ヘ長調Op.5
 【録音】1979年9月(1-4)、6月(7-9)、1980年10月(5, 6)、1980年2月(10)、ロンドン/

《CD 48》
1-24) 24の前奏曲Op.28
(第1番ハ長調/第2番イ短調/第3番ト長調/第4番ホ短調/第5番ニ長調/第6番ロ短調/第7番イ長調/
第8番嬰ヘ短調/第9番ホ長調/第10番嬰ハ短調/第11番ロ長調/第12番嬰ト短調/第13番嬰ヘ長調/第14番変ホ短調/
第15番変ニ長調『雨だれ』/第16番変ロ短調/第17番変イ長調/第18番ヘ短調/第19番変ホ長調/第20番ハ短調/第21番変ロ長調/
第22番ト短調/第23番ヘ長調/第24番ニ短調)、25-28) ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58、29) マズルカ第51番ヘ短調Op.68 No.4
 【録音】1992年6月、ルツェルン/

《CD 49》
1) バラード第4番ヘ短調Op.52、2) 子守歌変ニ長調Op.57、3) ポロネーズ第7番変イ長調Op.61『幻想ポロネーズ』、
夜想曲4) 第17番ロ長調Op.62 No.1、5) 第18番ホ長調Op.62 No.2、ワルツ6) 第6番変ニ長調Op.64 No.1『小犬のワルツ』、
7) 第7番嬰ハ短調Op.64 No.2、8) 第8番変イ長調Op.64 No.3、マズルカ9) 第36番イ短調Op.59 No.1、10) 第37番変イ長調Op.59 No.2、11) 第38番嬰ヘ短調Op.59 No.3、12) 舟歌嬰ヘ長調Op.60
 【録音】1999年6月、フィンランド/

《CD 50》
リスト:1-7) 超絶技巧練習曲S.139より(第1番:前奏曲/第2番:モルト・ヴィヴァーチェ/第3番:風景/第5番:鬼火/第8番:荒々しき狩/
第10番:アレグロ/第11番:夕べの調べ)、8) 即興曲(夜想曲)S.191、9) メフィスト・ワルツ第1番S.514
 【録音】1970年12月、ロンドン/



モーツァルト:
《CD 51》
1-3) ピアノ・ソナタ第18番ニ長調K.576、4) ロンド イ短調K.511、5-7) ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310
 【録音】1968年10月、ロンドン/

《CD 52》
1) 幻想曲ハ短調K.475、ピアノ・ソナタ2-4)第17番変ロ長調K.570、5-7) 第14番ハ短調K.457、8) アダージョ ロ短調K.540、9-11) ピアノ・ソナタ第9番ニ長調K.311
 【録音】1995年1月、ルツェルン(1, 5-11)、1995年4月、ワトフォード(2-4)


《CD 53》
ムソルグスキー:1-10) 展覧会の絵(ピアノ版)
(プロムナード―小人/プロムナード―古城/プロムナード―テュイルリーの庭/ビドロ/プロムナード―卵の殻をつけた雛の踊り/
サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ/プロムナード―リモージュの市場/カタコンベ(ローマ時代の墓)/鶏の足の上に建つ小屋―バーバ・ヤガー/キエフの大門)、
11-20) 展覧会の絵(管弦楽版)(ラヴェル編)
(プロムナード―小人/プロムナード―古城/プロムナード―テュイルリーの庭/ビドロ/プロムナード―卵の殻をつけた雛の踊り/
サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ/リモージュの市場/カタコンベ―死せる言葉による死者への呼びかけ/鶏の足の上に建つ小屋―バーバ・ヤガー/キエフの大門)
 【演奏】ズービン・メータ(指揮)ロサンゼルス・フィルハーモニック(11-20)
 【録音】1967年6月、ロンドン(1-10)、1970年4月、ロサンゼルス(11-20)/

《CD 54》
1-6) ムソルグスキー:展覧会の絵
(プロムナード―小人/プロムナード―古城/プロムナード―テュイルリーの庭―ビドロ/
プロムナード―卵の殻をつけた雛の踊り―サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ/リモージュの市場―カタコンベ/鶏の足の上に建つ小屋―キエフの大門)、
7) タネーエフ:前奏曲とフーガ嬰ト短調Op.29、8) リャードフ:音楽玉手箱Op.32、
9) ボロディン:スケルツォ変イ長調、10) チャイコフスキー:ドゥムカOp.59
 【録音】1982年6月(1-6)、1983年1月(7-10)、ロンドン



プロコフィエフ:
《CD 55》
1-3) ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83、『ロメオとジュリエット』からの10の小品Op.75より4) 第10曲:別れの前のロメオとジュリエット、
5) 第5曲:仮面、6-8) ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
 【録音】1967年5月(1-3)、1968年1月(4-8)、ロンドン/

《CD 56》
ピアノ・ソナタ1-4) 第6番イ長調Op.82、5-7) 第7番変ロ長調Op.83、8-10) 第8番変ロ長調Op.84
 【録音】1994年10月(1-4)、2月(5-7)、1993年6月(8-10)、ルツェルン/

《CD 57》
1-10)『ロメオとジュリエット』からの10の小品Op.75
(第1曲:民衆の踊り/第2曲:情景/第3曲:メヌエット/第4曲:少女ジュリエット/第5曲:仮面/第6曲:モンタギュー家とキャピュレット家/
第7曲:僧ローレンス/第8曲:マキューシオ/第9曲:百合の花を手にした娘たち/第10曲:別れの前のロメオとジュリエット)、
11) 3つの小品Op.96より第1曲:ワルツ(歌劇『戦争と平和』より)組曲『3つのオレンジへの恋』Op.33bisより12) 第3曲:行進曲(ピアノ編)、13) 第4曲:スケルツォ(ピアノ編)、
14-19) バレエ『シンデレラ』からの6つの小品Op.102(第1曲:ワルツ「シンデレラと王子」/
第2曲:シンデレラのヴァリエーション/第3曲:口論/第4曲:ワルツ「シンデレラの舞踏会への出発」/第5曲:ショールを持つ踊り/第6曲:アモローソ)
 【録音】1994年10月、ルツェルン



ラフマニノフ:
《CD 58》
1-23) コレルリの主題による変奏曲Op.42、24-32) 練習曲集『音の絵』Op.39(第1曲ハ短調/第2曲イ短調/第3曲嬰ヘ短調/第4曲ロ短調/
第5曲変ホ短調/第6曲イ短調/第7曲ハ短調/第8曲ニ短調/第9曲ニ長調)、
33-35) 練習曲集『音の絵』Op.39より(第1曲ハ短調/第2曲イ短調/第5曲変ホ短調)、36) 12の歌Op.21より第5曲:リラの花(ピアノ版)、
37) 6つの歌Op.38より第3曲:ひなぎく
 【録音】1973年1月(1-32)、1963年11月(33-35)、1977年6月(37)、ロンドン、1979年3月、ピーターシャム(36)/

《CD 59》
1) 幻想的小品集Op.3より第2曲:前奏曲嬰ハ短調、2-11) 10の前奏曲集Op.23(第1番嬰ヘ短調/第2番変ロ長調/第3番ニ短調/第4番ニ長調/
第5番ト短調/第6番変ホ長調/第7番ハ短調/第8番変イ長調/第9番変ホ短調/第10番変ト長調)、
12-24) 13の前奏曲集Op.32(第1番ハ長調/第2番変ロ短調/第3番ホ長調/第4番ホ短調/第5番ト長調/第6番ヘ短調/第7番ヘ長調/
第8番イ短調/第9番イ長調/第10番ロ短調/第11番ロ長調/第12番嬰ト短調/第13番変ニ長調)【録音】1975年4月、ピーターシャム/

《CD 60》
1-3) ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36(1913年版)、
4-11) 練習曲集『音の絵』Op.33(第1曲ヘ短調/第2曲ハ長調/第3曲ハ短調/第4曲ニ短調/第5曲ニ短調/第6曲変ホ短調/第7曲変ホ長調/第8曲ト短調)
 【録音】1980年2月(1-3)、1981年4月(4-11)、ロンドン/

《CD 61》
1-23) コレルリの主題による変奏曲Op.42、
24-32) 練習曲集『音の絵』Op.39(第1曲ハ短調/第2曲イ短調/第3曲嬰ヘ短調/第4曲ロ短調/第5曲変ホ短調/第6曲イ短調/第7曲ハ短調/第8曲ニ短調/第9曲ニ長調)
 【録音】1985年6月、ロンドン/

《CD 62》
1-6) 楽興の時Op.16、7-11)
幻想的小品集Op.3(第1曲:悲歌/第2曲:前奏曲/第3曲:メロディ/第4曲:道化役者/第5曲:セレナード)、
12) 断片、13) 前奏曲ニ短調Op. posth.、14) ここはすばらしいOp.21 No.7(ピアノ編)、15) ヴォカリーズOp.34 No.14
 【録音】2002年11月(1-6)、2004年8月(7-11)、3月(12-15)、サフォーク/

《CD 63》
1-23) ショパンの主題による変奏曲Op.22、24-26) ピアノ・ソナタ第1番ニ短調Op.28
 【録音】2011年6月、サフォーク/

《CD 64》
1-3) J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006より(前奏曲/ガヴォット/ジーグ)(ラフマニノフによるピアノ編)、
4) シューベルト:歌曲集『美しき水車小屋の娘』D795より第2曲:どこへ(ピアノ編)、
5) メンデルスゾーン:劇付随音楽『夏の夜の夢』Op.61よりスケルツォ(ピアノ編)、
6) ビゼー:『アルルの女』第1組曲より第2曲:メヌエット(ピアノ編)、
7) ムソルグスキー:歌劇『ソロチンスクの定期市』より「ゴパック」(ピアノ編)、
8) リムスキー=コルサコフ:歌劇『皇帝サルタンの物語』Op.57より「くまんばちの飛行」(ピアノ編)、
9) チャイコフスキー:6つの歌Op.16より第1曲:子守歌(ピアノ編)、10) ベーア:冗談ポルカ『笑う小娘』Op.303(ピアノ編)、
ラフマニノフ:11) 12の歌Op.21より第5曲:リラの花(ピアノ編)、12) 6つの歌Op.38より第3曲:ひなぎく、
クライスラー:13) 愛の悲しみ(ピアノ編)、14) 愛の喜び(ピアノ編)、
ラフマニノフ:15-20) 6つの二重奏曲Op.11
(第1曲:舟歌/第2曲:スケルツォ/第3曲:ロシアの歌/第4曲:ワルツ/第5曲:ロマンス/第6曲:賛歌)、
21) 6手のためのワルツ、22) 6手のためのロマンス イ長調、23) イタリア・ポルカ、24) スミス:アメリカ合衆国国歌『星条旗』(ピアノ編)
 【演奏】ヴォフカ・アシュケナージ(15-23)、ドディ・アシュケナージ(21-22)(ピアノ)、アリステア・マッキー(トランペット)(23)
 【録音】2000年12月、ベルリン(1-3, 5, 7, 10-13)、 2001年12月、サフォーク(4, 6, 8, 9, 14-24)/

《CD 65》
ラフマニノフ:
 1) ピアノ小品変イ長調、
 2-8) サロン的小品集Op.10
 (第1曲:夜想曲/第2曲:円舞曲/第3曲:舟歌/第4曲:メロディ/第5曲:ユーモレスク/第6曲:ロマンス/第7曲:マズルカ)、
 9-11) 3つの夜想曲(第1曲ヘ長調/第2曲ハ短調/第3曲嬰ヘ短調)、12) 無言歌ニ短調、13) カノン ホ短調、14) フーガ ニ短調、
 15-18) 4つの小品(第1曲:ロマンス/第2曲:前奏曲/第3曲:メロディ/第4曲:ガヴォット)、19) 前奏曲ヘ長調、
 20) 幻想的小品ト短調『デルモ』、21) フゲッタ ヘ長調、22) 東洋のスケッチ、23) 15の歌Op.26より第12曲:夜は悲しい(ピアノ編)、
 24) 徹夜祷Op.37より「今こそ主よ、僕を去らせたまわん」(ピアノ編)
  【録音】2012年3月、サフォーク



《CD 66》
ショパン:1) スケルツォ第4番ホ長調Op.54、2) 夜想曲第17番ロ長調Op.62 No.1、
3) ドビュッシー:喜びの島、
4-6) ラヴェル:夜のガスパール(第1曲:オンディーヌ/第2曲:絞首台/第3曲:スカルボ)
【録音】1965年7月、ロンドン



《CD 67》
ラヴェル:
1-3) 夜のガスパール(第1曲:オンディーヌ/第2曲:絞首台/第3曲:スカルボ)、4) 亡き王女のためのパヴァーヌ、
5-12) 高雅で感傷的なワルツ(ピアノ編)
 【録音】1982年4月(1-4)、1983年6月(5-12)、ロンドン



シューベルト:
《CD 68》
 1-3) ピアノ・ソナタ第13番イ長調D664、4) ハンガリー風のメロディ ロ短調D817、5-7) ピアノ・ソナタ第14番イ短調D784、8) 12のワルツD145
 【録音】1966年、ロンドン/

《CD 69》
 1-4) ピアノ・ソナタ第18番ト長調D894【録音】1970年5月、ロンドン/

《CD 70》
 1-4) ピアノ・ソナタ第17番ニ長調D850、5) 17のドイツ舞曲D366より第4番【録音】1975年4月、ピーターシャム/

《CD 71》
1-4) ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D960、5-8) 幻想曲ハ長調D760『さすらい人幻想曲』
 【録音】1985年11月、ルツェルン/

《CD 72》
1-4) ピアノ・ソナタ第20番イ長調D959、5-8) 4つの即興曲D899(第1番ハ短調/第2番変ホ長調/第3番変ト長調/第4番変イ長調)
 【録音】1995年8月、ルツェルン(1-4)、1996年4月、スイス(5-8)



シューマン:
《CD 73》
1-3) 幻想曲ハ長調Op.17、4-21) 交響的練習曲Op.13(1852年版)
 【録音】1965年7月、ロンドン/

《CD 74》
1-8) クライスレリアーナOp.16、9-14) フモレスケOp.20
 【録音】1971年10月(1-8)、1972年11月(9-14)、ロンドン/

《CD 75》
1) アラベスク ハ長調Op.18、2) 蝶々Op.2、3-20) 交響的練習曲Op.13
 【録音】1984年12月、ルツェルン/

《CD 76》
1-8) 謝肉祭Op.9(第1曲:前口上/第2曲:ピエロ―第3曲:道化役者―第4曲:高貴なワルツ/
第5曲:オイゼビウス―第6曲:フロレスタン/第7曲:コケット―第8曲:返事―第9曲:蝶々/
第10曲:A.S.C.H.-S.C.H.A躍る文字―第11曲:キアリーナ―第12曲:ショパン―第13曲:エストレラ/第14曲:再会―第15曲:パンタロンとコロンビーヌ/
第16曲:ドイツ風ワルツ―間奏曲―第17曲:告白―第18曲:プロムナード/第19曲:休息―第20曲:フィリシテ人と闘う「ダヴィッド同盟」の行進)、
9-14) フモレスケOp.20、8つのノヴェレッテOp.21より15) 第1番ヘ長調、16) 第2番ニ長調
 【録音】1986年12月、ルツェルン/

《CD 77》
1-9) 森の情景Op.82(第1曲:森の入口/第2曲:待ち伏せる狩人/第3曲:淋しい花々/第4曲:呪われた場所/
第5曲:こころよい風景/第6曲:旅宿/第7曲:予言の鳥/第8曲:狩りの歌/第9曲:別れ)、
10-22) 子供の情景Op.15
(第1曲:見知らぬ国より/第2曲:珍しいお話/第3曲:鬼ごっこ/第4曲:おねだり/第5曲:十分に幸せ/第6曲:大事件/
第7曲:トロイメライ/第8曲:炉ばたで/第9曲:竹馬の騎手/第10曲:まじめすぎるくらいに/第11曲:怖がらせ/第12曲:眠りに入る子供/第13曲:詩人は語る)、
23-26) ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11
 【録音】1987年7月、アーラウ/

《CD 78》
1-8) 幻想小曲集Op.12
 (第1曲:夕べに/第2曲:飛翔/第3曲:なぜに/第4曲:気まぐれ/第5曲:夜に/第6曲:寓話/第7曲:夢のもつれ/第8曲:歌の終り)、9) 花の曲Op.19、10-27) ダヴィッド同盟曲集Op.6
 【録音】1988年6月、アーラウ/

《CD 79》
1-8) クライスレリアーナOp.16、9) 8つのノヴェレッテOp.21より第8番嬰ヘ短調、10-13) ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
 【録音】1989年7月、ルツェルン/

《CD 80》
1) アベッグ変奏曲Op.1、2-4) 幻想曲ハ長調Op.17、5-7) ウィーンの謝肉祭の道化Op.26
 【録音】1991年12月(1, 5-7)、1993年6月(2-4)、ルツェルン/

《CD 81》
1-14) 色とりどりの小品Op.99
 (3つの小品/5つのアルバムの綴り/ノヴェレッテ/前奏曲/行進曲/夕べの音楽/スケルツォ/速い行進曲)、
15-18) 夜曲Op.23、19) 3つのロマンスOp.28(第1番変ロ短調/第2番嬰ヘ長調/第3番ロ長調)
 【録音】1995年8月、ルツェルン


スクリャービン:
《CD 82》
ピアノ・ソナタ1-4) 第3番嬰ヘ短調Op.23、5-6) 第4番嬰ヘ長調Op.30、7) 第5番嬰ヘ長調Op.53、8) 第9番Op.68『黒ミサ』
 【録音】1972年12月、ロンドン/

《CD 83》
1-2) ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19 No.2『幻想ソナタ』、3-6) 4つの小品Op.56、
7) ピアノ・ソナタ第7番Op.64『白ミサ』、8-9) 2つの舞曲Op.73、10-11) 2つの詩曲Op.32、12) ピアノ・ソナタ第10番Op.70
 【録音】1977年6月、ロンドン(1-11)、ピーターシャム(12)/

《CD 84》
1-4) ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.6、5-8) 4つの小品Op.51、ピアノ・ソナタ9) 第6番Op.62、10) 第8番Op.66
 【録音】1984年9月(1-4)、1982年4月(5-9)、1983年9月(10)、ロンドン/

《CD 85》
1) 3つの小品Op.2より第1曲:練習曲嬰ハ短調、10のマズルカOp.3より2) 第6番嬰ハ短調、3) 第7番ホ短調、4) 第10番変ホ短調、
12の練習曲Op.8より5) 第5番ホ長調、6) 第7番変ロ短調、7) 第10番変ニ長調、8) 第11番変ロ短調、9) 第12番嬰ニ短調、
10-13) 4つの前奏曲Op.22(第1番嬰ト短調/第2番嬰ハ短調/第3番ロ長調/第4番ロ短調)、
14-21) 8つの練習曲Op.42(第1番変ニ長調/第2番嬰ヘ短調/第3番嬰ヘ短調/第4番嬰ヘ長調/第5番嬰ハ短調/第6番変ニ長調/第7番ヘ短調/第8番変ホ長調)、
22-24) 3つの小品Op.45(第1曲:アルバムの一葉/第2曲:おどけた詩曲/第3曲:前奏曲)、
25) ワルツ風にOp.47、26-28) 3つの小品Op.52(第1曲:詩曲/第2曲:謎/第3曲:やつれの詩曲)、
29-30) 2つの小品Op.57(第1曲:あこがれ/第2曲:舞い踊る愛撫)、31) アルバムの一葉Op.58、
32-33) 2つの詩曲Op.63(第1曲:仮面/第2曲:不思議)、34-35) 2つの詩曲Op.69、36-37) 2つの詩曲Op.71、
38) 詩曲『炎に向かって』Op.72、39-43) 5つの前奏曲Op.74、44) 2つの前奏曲Op.3より第1番
 【録音】2014年12月、サフォーク


ショスタコーヴィチ:
《CD 86-87》
24のプレリュードとフーガOp.87
 【録音】1996年-1998年、ワトフォード、ベルリン、スイス、ロンドン/

《CD 88》
1-3) ピアノ・ソナタ第2番Op.61、4-6) 3つの幻想的舞曲Op.5、7-11) 5つの前奏曲、12) 『7つの人形の踊り』より「叙情的なワルツ」、
映画音楽『馬あぶ』Op,97より13) 小品(ピアノ編)、14) スペイン舞曲(ピアノ編)、15) バレエ『明るい小川』Op.39より夜想曲、
16-25) 格言集Op.13
(第1曲:レチタティーヴォ/第2曲:セレナード/第3曲:ノクターン/第4曲:エレジー/第5曲:葬送行進曲/第6曲:エチュード/
第7曲:死の舞踏/第8曲:カノン/第9曲:伝説曲/第10曲:子守歌)、
26) バレエ『黄金時代』Op.22bよりポルカ(ピアノ編)
 【録音】2003年4月(1-3)、9月(4-26)、サフォーク


《CD 89》
チャイコフスキー:1) 18の小品Op.72より第5曲:瞑想曲、2) 6つの小品Op.51より第2曲:少し踊るようなポルカ、3) 熱い告白、
18の小品Op.72より4) 第3曲:やさしい非難、5) 第2曲:子守歌、
6-17) 四季Op.37a(1月:炉端にて/2月:謝肉祭/3月:ひばりの歌/4月:松雪草/5月:白夜/6月:舟歌/
7月:刈り入れの歌/8月:収穫の歌/9月:狩りの歌/10月:秋の歌/11月:トロイカ/12月:クリスマス)
 【録音】1998年12月、アテネ(1)、ベルリン(2-17)





《BDA》
ショパン:
1) 前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45、スケルツォ2) 第1番ロ短調Op.20、3) 第2番変ロ短調Op.31、4) 第3番嬰ハ短調Op.39、
5) 第4番ホ長調Op.54、6) 舟歌嬰ヘ長調Op.60、バラード7) 第1番ト短調Op.23、8) 第2番ヘ長調Op.38、9) 第3番変イ長調Op.47、
10) 第4番ヘ短調Op.52、
11-13) 3つの新しい練習曲『メトードのためのメトード』Op.posth.(第1曲:ヘ短調/第2曲:変イ長調/第3曲:変ニ長調)、
14-25) 12の練習曲Op.10
 (第1番ハ長調/第2番イ短調/第3番ホ長調『別れの曲』/第4番嬰ハ短調/第5番変ト長調『黒鍵』/第6番変ホ短調/第7番ハ長調/
  第8番ヘ長調/第9番ヘ短調/第10番変イ長調/第11番変ホ長調/第12番ハ短調『革命』)、
26-37) 12の練習曲Op.25
 (第1番変イ長調『エオリアン・ハープ』/第2番ヘ短調/第3番ヘ長調/第4番イ短調/第5番ホ短調/第6番嬰ト短調/
  第7番嬰ハ短調『恋の二重唱』/第8番変ニ長調/第9番変ト長調『蝶々』/第10番ロ短調/第11番イ短調『木枯らし』/第12番ハ短調『大洋』)、

ラフマニノフ:
38) 幻想的小品集Op3より第2曲:前奏曲嬰ハ短調、
39-48) 10の前奏曲集Op.23
 (第1番嬰ヘ短調/第2番変ロ長調/第3番ニ短調/第4番ニ長調/第5番ト短調/第6番変ホ長調/第7番ハ短調/第8番変イ長調/第9番変ホ短調/第10番変ト長調)、
49-61) 13の前奏曲集Op.32
 (第1番ハ長調/第2番変ロ短調/第3番ホ長調/第4番ホ短調/第5番ト長調/第6番ヘ短調/第7番ヘ長調/第8番イ短調/第9番イ長調/
 第10番ロ短調/第11番ロ長調/第12番嬰ト短調/第13番変ニ長調)、62-64) ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36(1913年版)、
65-72) 練習曲集『音の絵』Op.33(第1曲ヘ短調/第2曲ハ長調/第3曲ハ短調/第4曲ニ短調/第5曲ニ短調/第6曲変ホ短調/第7曲変ホ長調/第8曲ト短調)
 【録音】1967年7月(1-6)、1964年9月(7-13)、1972年7月(14-25)、1971年5月(26-37)、1980年2月(62-64)、1981年4月(65-72)、ロンドン、1975年4月、ピーターシャム(38-61)


<国内盤>

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 MCLASSICS



MYCL00030
¥3300
第21回佐治敬三賞受賞、そのライヴ
 野平一郎指揮&オーケストラ・ニッポニカ
  松村禎三交響作品集


 松村禎三(1929-2007)
  1. ピアノ協奏曲 第1番
  2. ゲッセマネの夜に
  3-5. 交響曲 第1番
   I. Andante - Lento - Allegro - Lento
   II. Adagio
   III. Allegro - Lento - Allegro Doppio Movimento
渡邉康雄(ピアノ)...1
野平一郎(指揮)
オーケストラ・ニッポニカ

 <収録>2021年7月18日 東京、紀尾井ホール

 第21回佐治敬三賞受賞公演。昭和の巨匠、松村禎三の精神を蘇らせたライヴレコーディング!
 日本人の埋もれたオーケストラ作品に光を当て紹介する活動が高い評価を受けるオーケストラ・ニッポニカ。
 2021年7月に行われた演奏会「松村禎三 交響作品展」が優れた企画と演奏が評価され第21回佐治敬三賞を受賞しました。
 当盤はそのライヴレコーディングとなります。
 独自の音楽性、世界観をもとに圧倒的なエネルギーを内包させた松村禎三の3つの作品を収録。
 小さな生命が群れとなり巨大建築物を想起させるスケールの大きな交響曲第1番。ソリストの渡邉康雄の気品ある音色と妙技が、音楽に彩を加えるピアノ協奏曲第1番。
 松村禎三の晩年の作品となる「ゲッセマネの夜に」。
 野平一郎の明晰な指揮のもとオーケストラ・ニッポニカが松村禎三の密度の濃い音楽を現代に蘇らせ、作品に新たな価値を与えました。
 松村禎三の溢れ出る音の生命エネルギーをぜひお受け取り下さい。
 
 


MYCL00028
¥3300
名古屋フィルの首席ファゴット奏者
 ゲオルギ・シャシコフ
ニュー・ファゴット・レパートリー Vol.2 素晴らしい友情

 1-3. ドヴィエンヌ(1759-1803) :四重奏曲 ト短調 作品73-3
  I. Allegro con espressione/II. Adagio, non troppo/
  III. Rondo. Allegretto poco Moderato
 4-6. スティーブンソン(1949-2021):ミニチュア・カルテット
  I. Vivo/II. Lento ma rubato/III. Allegro giocoso
 7-9. ガーフィールド(1924-):四重奏曲(1950)
  I. Allegro con spirito/II. Andante espressivo/
  III. Allegro scherzando
 10-12. モーツァルト(1756-1791):
  ファゴットとチェロのためのソナタ 変ロ長調 K.292
   I. Allegro/II. Andante/III. Rondo. Allegro
 13-16. フランセ(1912-1997):
  ファゴットと弦楽のためのディヴェルティスマン
   I. Vivace/II. Lento/III. Vivo assai/IV. Allegro
ゲオルギ・シャシコフ(ファゴット)
酒井愛里(ヴァイオリン)
尾髙詩音里(ヴァイオリン)
叶澤尚子(ヴィオラ)
アイリス・レゲヴ(チェロ)
佐渡谷綾子(コントラバス)

 <収録>2021年12月26-29日 岐阜、クララザール(じゅうろく音楽堂)

 ファゴットが結びつける音楽の輪。喜び溢れる室内楽の響き。
 現在名古屋フィルの首席ファゴット奏者として活躍するゲオルギ・シャシコフのソロ・アルバム第2弾。
 今作では、名古屋フィルの仲間たちがサポートし、ファゴットを中心とした室内楽作品集となりました。日頃音楽を共に作り上げているからこそ出来る、絶妙なアンサンブルと豊かな響き。音の一つ一つから音楽をする喜びを感じ取ることが出来るでしょう。
 クラシカルなスタイルのドヴィエンヌから現代的な響きのフランセ、またモーツァルトのオリジナルのチェロとのソナタなど、多面的にファゴットの彩り豊かな音色が存分に収録されています。輪となって広がる音楽をぜひお聴き下さい。

 ゲオルギ・シャシコフ Gueorgui Chachikov
  1978年、ブルガリア生(てんびん座)。3歳の時、父とよく行ったホテルのカフェにコーヒーを飲みに行ったところ、ボーイに笑われて、ここからまっすぐ家に帰るように言われた。(両親に呆れられ怒られた。)

  1998年よりワイマール国立音楽大学で、ゲオルグ・クルッチ氏に師事。その後、ドイツ国立ケルン音楽大学に移籍。2005年に満場一致の最優秀の成績を得て、ディプロマを取得。2007年にドイツ国家演奏家資格を取得。

  これまでにバンベルク交響楽団、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団、マーラー室内管弦楽団より客演として招聘される。1998年よりフィルハーモニー・デア・ナシオーネン首席奏者として、ヨーロッパ諸国、アジア、アメリカで精力的に活躍する。
  2002-2004年クラシック・フィルハーモニー・ボン交響楽団首席奏者、2004-2006年ケルン室内管弦楽団首席奏者を務める。
  室内楽奏者としてもこれまでに数々の音楽祭に招かれる。
  ソリストとして名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団と共演。
  2008年NHK-FM「名曲リサイタル」に出演。

  2018年より、名古屋フィルハーモニー交響楽団首席ファゴット奏者。
 

<映像>


DG(映像)


736180
(5Blu-ray)
\16800
《ピエール・ブーレーズ~ワーグナー:楽劇『ニーベルングの指環』》
ワーグナー:楽劇『ニーベルングの指環』
《BD 1》
 楽劇『ラインの黄金』

ピエール・ブーレーズ(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
演出:パトリス・シェロー
撮影監督:ブライアン・ラージ


ヴォータン・・・・ドナルド・マッキンタイア(バス)
ドンナー・・・・・・・マルティン・エーゲル(バリトン)
フロー・・・・・・・ジークフリート・イェルザレム(バス)
ローゲ・・・・・・ハインツ・ツェドニク(テノール)
アルベリヒ・・・・・ヘルマン・ベヒト(バス)
ミーメ・・・・・・・・ヘルムート・パンプフ(テノール)
ファゾルト・・・・・・マッティ・サルミネン(バス)
ファフナー・・・・・・・フリッツ・ヒューブナー(バス)
フリッカ・・・・・ハンナ・シュヴァルツ(メッゾ・ソプラノ)
フライア・・・・・・・・カルメン・レッペル(ソプラノ)
エルダ・・・・・・オルトルン・ヴェンケル(コントラルト)
ヴォークリンデ・・・・・ノーマ・シャープ(ソプラノ)
ヴェルグンデ・・・・・イルゼ・グラマツキ(メッゾ・ソプラノ)
フロースヒルデ・・・・・マルガ・シムル(コントラルト)
《BD 2》
 楽劇『ワルキューレ』
ジークムント・・・・・・・・・・ペーター・ホフマン(テノール)
ジークリンデ・・・・・・ジャニーヌ・アルトマイアー(ソプラノ)
ヴォータン・・・・・・・・・・ドナルド・マッキンタイア(バス)
ブリュンヒルデ・・・・・・・・グィネス・ジョーンズ(ソプラノ)
フンディング・・・・・・・・・・・・マッティ・サルミネン(バス)
フリッカ・・・・・・・・ハンナ・シュヴァルツ(メッゾ・ソプラノ)
ゲルヒルデ・・・・・・・・・・・・カルメン・レッペル(ソプラノ)
オトリンデ・・・・・・・・・・・・カレン・ミドルトン(ソプラノ)
ヘルムヴィーゲ・・・・・・・・・・カティ・クラーク(ソプラノ)
ヴァルトラウデ・・・・ガブリエレ・シュナウト(メッゾ・ソプラノ)
シュヴェルトライデ・・・・・・・・・・グウェンドリン・キルブルー(メッゾ・ソプラノ)
ジークルーネ・・・・・・・・・・マルガ・シムル(コントラルト)
グリムゲルデ・・・・・・イルゼ・グラマツキ(メッゾ・ソプラノ)
ロスヴァイゼ・・・・エリーザベト・グラウザー(メッゾ・ソプラノ)
《BD 3》
 楽劇『ジークフリート』
ジークフリート・・・・・・・・マンフレート・ユング(テノール)
ミーメ・・・・・・・・・・・・ハインツ・ツェドニク(テノール)
ブリュンヒルデ・・・・・・・・グィネス・ジョーンズ(ソプラノ)
さすらい人・・・・・・・・・・ドナルド・マッキンタイア(バス)
アルベリヒ・・・・ヘルマン・ベヒト(バス)
ファフナー・・・・・・・・・・・・フリッツ・ヒューブナー(バス)
エルダ・・・・・・・・・・オルトルン・ヴェンケル(コントラルト)
森の小鳥・・・・ノーマ・シャープ(ソプラノ)
《BD 4》
 楽劇『神々の黄昏』
ブリュンヒルデ・・・・・・・・グィネス・ジョーンズ(ソプラノ)
ジークフリート・・・・・・・・マンフレート・ユング(テノール)
ハーゲン・・・・・・・・・・・・フリッツ・ヒューブナー(バス)
アルベリヒ・・・・ヘルマン・ベヒト(バス)
グンター・・・・フランツ・マツーラ(バス)
グートルーネ・・・・・・ジャニーヌ・アルトマイアー(ソプラノ)
ヴァルトラウテ・・グウェンドリン・キルブルー(メッゾ・ソプラノ)
ヴォークリンデ・・・・・・・・・・ノーマ・シャープ(ソプラノ)
ヴェルグンデ・・・・・・イルゼ・グラマツキ(メッゾ・ソプラノ)
フロースヒルデ・・・・・・・・・・マルガ・シムル(コントラルト)
第1のノルン・・・・・・オルトルン・ヴェンケル(コントラルト)
第2のノルン・・・・ガブリエレ・シュナウト(メッゾ・ソプラノ)
第3のノルン・・・・・・・・・・カティ・クラーク(ソプラノ)
《BD 5》
 『ニーベルングの指環』制作のドキュメンタリー映像
  【制作】1982年4月14-21日、バイロイト祝祭劇場

 伝説となった『リング』の100周年記念公演、初のBD5枚組BOXセット。日本語字幕入り

 ●ワーグナーの『ニーベルングの指環』のバイロイト初演から100周年記念する公演の演出を任されたのは、まだあまり知られていなかった31歳のフランス人演出家パトリス・シェローでした。
  ピエール・ブーレーズの大胆な新解釈に当初は楽団員たちに動揺があったものの、シェロー演出の『リング』はワーグナーが目指した音楽と芸術の統合を実現しました。
  演出、舞台美術、証明、衣装、演奏、そして多くのソリストたちと合唱の歌唱から、伝説が生まれたのです。幕が下りる時にすでにこの仏独のプロジェクトは大成功を収め、後に100周年のイヴェントとして称賛されるようになりました。
  このブーレーズとシェローの斬新な『ニーベルングの指環』がBD5枚組BOXセットで発売されます。
  HDリマスタリング、DTS-HDマスター・オーディオ、サラウンド5.1、24-bitステレオPCM。英語、フランス語、スペイン語、日本語、ドイツ語字幕付き。

 ●『ニーベルングの指環』のメイキング映像を初めてブルーレイ・ディスク化(BD 5)。音声は英語。フランス語、スペイン語、日本語、ドイツ語字幕付き。

 ●60ページのブックレットには全トラック・リスト、英語とドイツ語の解説、作品とオリジナル・プロダクションのために書かれたピエール・ブーレーズ自身の音楽を徹底的に分析した解説も掲載されています。

 【制作】1980年6月28日-7月19日、バイロイト祝祭劇場
 















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