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≪第116号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2022/6/28~



7/1(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


AUDITE


AU 20049
¥2700
ジミン・オウ=ハヴェニートが奏でるロシアの作品集
 (1)ムソルグスキー:「展覧会の絵」
 スクリャービン:
  (2)前奏曲 変ロ長調 Op.2-2
  (3)練習曲 嬰ヘ長調 Op.42-4
  (4)練習曲 嬰ハ短調 Op.42-5
  (5)前奏曲 ハ長調 Op.48-2
 ラフマニノフ:
  (6)前奏曲 変ロ長調 Op.23-2
  (7)前奏曲 変ト長調Op.23-10
  (8)前奏曲 ロ短調 Op.32-10
  (9)前奏曲 変ニ長調 Op.32-13
ジミン・オウ=ハヴェニート
 (ピアノ;ベーゼンドルファー)

 力強さと美しさを見事に表現した「展覧会の絵」!韓国ジミン・オウ=ハヴェニートが奏でるロシアの作品集

 セッション録音:2021年9月8-10日/シャフストール、マリーエンミュンスター/DDD、75'00
 レコーディング・プロデユーサー&エグゼクティヴ・プロデユーサー:ルトガー・ベッケンホーフ

 韓国が誇るピアニスト、ジミン・オウ=ハヴェニート。
 これまで独auditeレーベルから「シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番&リスト:ピアノ・ソナタ」(AU-20043)、「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」、第30番、第32番」(AU-20047)、「K[NOW]N PIANO~「ピアノ音楽250年の対話」」(AU-23446)をリリースしています。
 期待の第4 弾はロシアに焦点を当てた内容でムソルグスキーの「展覧会の絵」、スクリャービンとラフマニノフの練習曲と前奏曲という充実の内容です。

 オウ=ハヴェニートは国立ソウル大学校卒業後、ケルン音楽舞踊大学にて研鑽を積み現在ドイツを拠点に活躍しております。
 録音としてはのちの夫となるレイムンド・ハヴェニートとともに1990年代に録音したウルリヒ・レインデッカーのピアノ作品集などをリリースしております。
 円熟を増したオウ=ハヴェニートの演奏は深みがあり、愛器ベーゼンドルファーで見事な演奏を展開します。
 



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BIS



BIS SA 2339
(SACD HYBRID)
\2800→\2590

「相乗効果」

 シャロン・ベザリーの記念すべき50 枚目のディスク
  ミカラ・ペトリ、マイケル・コリンズ、ワルター・アウアーなど豪華アーティストとの共演


 (1)-(4)ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  協奏曲 ホ短調 TWV 52:e1~
   リコーダー、フルート、弦楽とハープシコードのための
 (5)カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
  タランテッラ Op.6~
   フルート、クラリネットとオーケストラのための
 (6)-(8)フランツ・ドップラー(1821-1883)
  (アンドラーシュ・アドリアン(1944-)編曲):
   協奏曲 ニ短調~2本のフルートとオーケストラのための
 (9)-(10)エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
  バキアナ・ブラジレイラ第6番~フルートとファゴットのための
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)
  (グスタフ・マーラー(1860-1911)編曲):
   J.S. バッハの管弦楽作品による組曲
    (11)I.序曲(管弦楽曲第2番 ロ短調 BWV1067より)
    (12)II.ロンドー-バディヌリー-ロンドー
     (管弦楽曲第2番 ロ短調 BWV1067より)
    (13)III.エール(アリア)
     (管弦楽曲第3番 ニ長調 BWV1068より)
    (14)IV.ガヴォットI&II
     (管弦楽曲第3番 ニ長調 BWV1068より)
    (15)バディヌリー(アンコール)
シャロン・ベザリー(フルート)
 ((11)(12)(15)のフルート・ソロを含む)
スウェーデン室内管弦楽団
(1)-(4)ミカラ・ペトリ(リコーダー)
(5)マイケル・コリンズ(クラリネット)
(6)-(8)ワルター・アウアー(フルート)
(9)-(10)
 ブラム・ファン・サムベーク(ファゴット)
ビョーン・イェーヴェット
 ((1) -(4)(12)-(15)チェンバロ、(11)オルガン)
(1)-(4)ウルバン・スヴェンソン(指揮)
(5)(11)-(15)マイケル・コリンズ(指揮)
(6)-(8)トーマス・ダウスゴー(指揮)
KKC 6568
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 大注目盤!シャロン・ベザリーの記念すべき50 枚目のディスクはミカラ・ペトリ、マイケル・コリンズ、ワルター・アウアーなど豪華アーティストとの共演で生まれる「相乗効果」!マーラー編のバッハ管組など充実のプログラムを披露!

 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、67'59
 KKC 6568:[BIS]BIS SA.2339、輸入盤・日本語帯・解説付【解説:小川恒行】
 セッション録音:(6)-(8)2017 年6月、(1)-(5)(11)-(15)2021 年8月/エレブルー・コンサートホール(スウェーデン)
  (9)(10)2021年10月、(11)2022年3月24日(オルガン・パート)/ユーシュホルム礼拝堂(スウェーデン)
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・フォン・バール
 楽器:フルート(ベザリー): Muramatsu 24 carat All Gold Model, No. 60600, specially built for her by the Muramatsu team
 フルート(アウアー):Sankyo 24 carat. Head joint by Werner Tomasi.
 リコーダー:Mollenhauer Modern Alto, ebony and Moeck Ehlert Alto, ebony
 クラリネット:Yamaha SE Artist Model
 ファゴット:Heckel 1970, serial number 11174

 SACD ハイブリッド盤。1973年創業のBIS レーベルは2023年に50周年を迎えます。現在も精力的なリリースが続く老舗レーベルですが、今後も注目新譜がリリースされます!

 当ディスクはフルート奏者シャロン・ベザリーの記念すべき50枚目のアルバムで、ミカラ・ペトリ、マイケル・コリンズ、ワルター・アウアーら超豪華アーティストとの共演で生まれる「相乗効果」をテーマとした充実の内容です!

 収録内容はテレマン、サン=サーンス、フランツ・ドップラー、ヴィラ=ロボス、そしてマーラー編の「J.S.バッハの管弦楽作品による組曲」と実に多彩!

 テレマンの協奏曲ではリコーダーの女王ペトリと絶妙なアンサンブルを展開します。

 サン=サーンスの「タランテッラ」はフルートとクラリネットが終始絡み合いながらも丁々発止のやり取りがたまらないサン=サーンスの初期作品。マイケル・コリンズと息の合った掛け合いが魅力です。

 フランツ・ドップラー(アドリアン編)の2本のフルートとオーケストラのための協奏曲ではウィーン・フィルの首席フルート奏者ワルター・アウアーと共演!
 当録音では第2楽章の途中まではワルターが第1フルートを、その後はベザリーが第1フルートを演奏しております。フルートの名手だったドップラーらしく華麗なパッセージとフルートの美観を前面に押し出した作品で、名手2人が対話を楽しむように演奏しております。

 ヴィラ=ロボスのバキアナ・ブラジレイラは「ブラジル風のバッハ」という意。9つの作品を残しており、さまざまな楽器の組み合わせで書かれており、バッハへの賛辞とともにバロック組曲の現代化の試みといえます。
 フルートとファゴットために書かれた第6番は、華やかなフルートと豊かでビロードのようなファゴットの対照的な音色を持った両楽器のコントラストがなんともいえぬ魅力を放っております。

 そして最後にはマーラーが編曲した「J.S.バッハの管弦楽作品による組曲」を収録!
 管弦楽曲第2、3番から4 楽章構成に再編したこの作品は、現代オーケストラの厚みを持ちながらも通奏低音はチェンバロ、オルガンが登場します。フルート大活躍の第2 番の「序曲」、「ロンドー-バディヌリー」、第3番の有名な「アリア」と「ガヴォット」という美味しいとこ取りの作品!
 マーラーのフィルターを通したゴージャスなオーケストラが最大の魅力です。
 当演奏では最後にもう一度「バディヌリー」を演奏しております。バッハ×マーラーは締めくくりにふさわしく、このアルバムのテーマ「相乗効果」を総括しているようです。
 BIS レーベルとベザリーの記念すべきアルバム、必聴です!
 
 

KKC 6560
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300
ベザリーとアシュケナージ豪華共演でフランク、
 フォーレ、プロコフィエフのソナタ

  (1)フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
    (ジャン=ピエール・ランパル編曲によるフルート版)
  (2)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1 番イ長調
    (シャロン・ベザリー編曲によるフルート版)
  (3)プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94
シャロン・ベザリー
 (フルート/Muramatsu 24k All Gold Model)
ウラディーミル・アシュケナージ
 (ピアノ/Steinway D)

 日本語解説書付。なんと美しい音色。ベザリーとアシュケナージ豪華共演でフランク、フォーレ、プロコフィエフのソナタを録音!

 セッション録音:(3)2016年3月、(1)(2)2016年11月/ポットン・ホール(サフォーク州)/[BIS輸入盤 発売済み]BIS SA.2259、75'06、輸入盤・日本語帯・解説付

 SACD ハイブリッド盤。
 フルート界の女王シャロン・ベザリーがウラディーミル・アシュケナージと共演したフランク、フォーレ、プロコフィエフのソナタ集!
 ランパル編曲のフランクのソナタはフルート奏者の必須レパートリーの一つでありベザリーも大切にしてきた最重要作品です。またパールマンなど様々な演奏者と演奏してきたアシュケナージも同様にフランクのソナタは最も得意な室内楽作品の一つです。
 第1楽章の冒頭から透き通るような美音でフルートとピアノが対話するかのように音楽を展開。堂々たる二人の演奏はまさに圧巻の仕上がりです。

 フォーレのソナタはベザリー編曲によるフルート版です。流麗洗練の極みであるフォーレの旋律。冒頭から音楽に対する敬愛を感じるアシュケナージの美しきタッチに驚かされます。
 そして、ベザリーの圧倒的なテクニックと雄弁な語り口で極上のフォーレを聴かせてくれます。当演奏によりこの作品の魅力を再認識することができるでしょう。

 プロコフィエフのフルート・ソナタは、オイストラフが依頼したヴァイオリン・ソナタ第2番の原曲。ウィットに富む明快な旋律と均整のとれた構成のこのフルート・ソナタはドラマティックな描写やダイナミックな迫力をもちます。
 アシュケナージはプロコフィエフのピアノ協奏曲の全曲録音をはじめピアノ・ソナタも録音しており、アシュケナージにとってプロコフィエフは母国ロシアの最も得意とする作曲家の一人です。
 雄弁なベザリーのフルートとアシュケナージのピアノが見事なアンサンブルを生み出します!

  
 



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CHALLENGE CLASSICS



CC 72917
(9CD)
¥7000→\6490
ラ・プティット・バンド50周年記念ボックス
 J.S.バッハ:宗教作品集成

  [CD1-3]
   マタイ受難曲 BWV244
  [CD4-5]
   ヨハネ受難曲 BWV245
  [CD6-7]
   クリスマス・オラトリオ BWV248
  [CD8-9]
   ミサ曲 ロ短調 BWV232
[CD1-3]
 ゲルリンデ・ゼーマン(ソプラノ1)
 マリー・クイケン(ソプラノ2)
 ペトラ・ノスカイオヴァ(アルト1)
 パトリツィア・ハルト(アルト2)
 クリストフ・ゲンツ(テノール1、福音史家)
 ベルンハルト・フンツィカー(テノール2)
 ヤン・ファン・デル・クラッベン(バス1、イエス)
 マルクス・ニーダーマイア(バス2)
 エミリエ・デ・フォフト(リピエーノ、下女、ピラトの妻)
 オリヴィエ・ベルテン(ペテロ、ピラト、祭司長2)
 ニコラス・アクテン(ユダ、大祭司カヤバ、祭司長1)
[CD4-5]
 ゲルリンデ・ゼーマン(ソプラノ)
 ペトラ・ノスカイオヴァ(アルト)
 クリストフ・ゲンツ(テノール、福音史家)
 イェンス・ハーマン(バス、イエス)
[CD6-7]
 イム・スンヘ(ソプラノ)
 ペトラ・ノスカイオヴァ(アルト)
 ステファン・シェルペ(テノール)
 ヤン・ファン・デア・クラッベン(バス)
[CD8-9]
 ゲルリンデ・ゼーマン、
  エリーザベト・ヘルマンス(ソプラノ)
 パトリツィア・ハルト(ソプラノ/アルト)
 ペトラ・ノスカイオヴァ(アルト)
 ベルンハルト・フンツィカー、
  クリストフ・ゲンツ(テノール)
 マルクス・ニーダーマイヤー、
  ヤン・ファン・デル・クラッベン(バス)
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
ラ・プティット・バンド

 古楽界の重鎮ラ・プティット・バンド、その活動の最高の成果であるバッハ宗教作品をひとまとめにした50周年記念ボックス!

 録音:[CD1-3]2009年4月5-9日/ベルギー、ルーヴェン、プレディクヘーレン教会
  [CD4-5]2011年4月17‐20日/ベルギー、シントトロイデン、アカデミーザール
  [CD6-7]2013年12月11、13-17日/ベルギー、ルーヴェン、プレディクヘーレン教会
  [CD8-9]2008年3月16-19日/スペイン、エル・エスコリアル修道院

 古楽界に計り知れない影響と恩恵をもたらしたラ・プティット・バンド。
 2022年には創立50周年を迎え、指揮者シギスヴァルト・クイケンと共にその存在感はますます偉大なものとなっています。
 Challenge Classicsレーベルへの数々の録音の中から、特に素晴らしい成果であるJ.S. バッハの『マタイ』『ヨハネ』『ロ短調ミサ』『クリスマス・オラトリオ』をひとまとめにした記念ボックスが登場。
 単体では入手が難しくなってきたものもあり、嬉しいセット化です。
 少人数のアンサンブルと研ぎ澄まされた解釈が作り出す硝子のように透明でありながらも音楽の持つ力をまざまざと魅せつけてくれる演奏は、いつ聴いても美しく、どれほど月日が流れても鮮烈。
 発売当時からずっと高評価を保っている屈指の名演をたっぷりとお楽しみください。

 『マタイ』『ヨハネ』『クリスマス・オラトリオ』では、近年ソリストとしても人気うなぎのぼりの名手バンジャマン・アラールがオルガンを弾いています。

 「音楽家は常にアマチュアであり続けなければならない。それでこそ聴き手も楽しみを共有できるのだから」(シギスヴァルト・クイケン)
 





KLARTHE


KLA 044
(2CD)
¥2800
Confluence(s)
 CD1
  (1)フィンジ:カディッシュ~テノール、チェロとピアノのための
  (2)バルレーヌ:4つのユダヤの歌より3曲
  (3)ミヨー:ユダヤの歌 Op.34より4曲
  (4)シロンスキー:パレスチナの印象より2曲
  (5)アルガジ:6つの民謡より4曲
  (6)アルガジ:3つのユダヤ民謡より2曲
  (7)オーベール:3つのヘブライの詩より2曲
  (8)ロザンタール:5つのユダヤの歌より4曲
 CD2
  (9)バクリ:生と死~チェロのための
  (10)ミヨー:2つのパレスチナ民謡
  (11)オネゲル:ラ・イヌ・アマレーヌ
  (12)ミヨー:6つのヘブライ民謡より「子守唄」
  (13)マルトノー:4つのヘブライ民謡より2曲
  (14)ラヴェル:2つのヘブライの歌
ベンジャミン・アルンニ(テノール)
マリーヌ・ソロー・ラ・サル(ピアノ)
リディア・シェリー(チェロ)

 ユダヤの民謡をもとにしたフランス人作曲家の歌曲集

 録音:2016年12月/ボン=セコース寺院/DDD、ディジパック仕様

 当アルバムのタイトルConfluence(s)は「合流」や「2つの出来事が重なった状態」を意味します。
 このアルバムは織り成す2つのテーマがあり、ユダヤ民謡とフランス人作曲家です。

 ユダヤの民謡をもとにフランスの作曲家が書いたこれらの作品はきらめきと変化に富んでおり、テノールのベンジャミン・アルンニがこの2 つのテーマを見事に織りなし、エキゾチックな世界を表情豊かに歌い上げます。
 ヴォーチェ弦楽四重奏団のチェリストをつとめるリディア・シェリーの演奏も聴き逃せません。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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DOREMI



DHR 8168
(2CD)
¥4400→\3990
ルドルフ・ゼルキンLIVE 第3集 ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
    ユージン・オーマンディ(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    ライヴ録音:1963年6月9日/ウィーン
  ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
    ミシェル・シンガー(指揮)、オーバリン室内管弦楽団
    ライヴ録音:1985年10月17日/オーバリン
  ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
    グイード・カンテッリ(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
    ライヴ録音:1953年3月26日/カーネギーホール
  ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
    アレクサンダー・シュナイダー(指揮)、カザルス祝祭管弦楽団
    ライヴ録音:1963年/カザルス音楽祭
  ピアノとヴァイオリンのためのソナタ K.12 & K.13( 任意のチェロつき)
    ピーナ・カルミレッリ(ヴァイオリン)、ダヴィド・コール(チェロ)
    ライヴ録音:1974年頃/マールボロ
  前奏曲とフーガ ハ長調 K.394
    ライヴ録音:1968年5月13日/ロンドン、ロイヤル・フェスティバル・ホール


 ルドルフ・ゼルキンの貴重音源集第3弾。モーツァルトを集めた2枚組。
 
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DHR 8177
(2CD)
¥4400→\3990
ルドルフ・ゼルキンLIVE 第4集 ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調『 皇帝』 Op.73
   ギュンター・ヴィッヒ(指揮)、NHK交響楽団
   ライヴ録音:1979 年10月4日/東京
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
   ジェームズ・レヴァイン(指揮)、セントルークス管弦楽団
   ライヴ録音:1986年4月20日/メトロポリタン美術館
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第16番 ニ長調 K.451、第25番 ハ長調 K.503
   ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
   ライヴ録音:1955年10月23日/カーネギーホール
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番 へ短調 Op.2-1
   ライヴ録音:1977年6月6日/トロント大学


 ルドルフ・ゼルキンの貴重音源集第4弾。べートーヴェンとモーツァルトを収録。
 


<メジャー・レーベル>


SONY



19658706922
\2800
エリザベート・フランチ(フルート)
FRANCH plays FRANCK

 グリーグ:フルート・ソナタ第2番ト長調 Op.13
  (原曲:ヴァイオリン・ソナタ第2番、フランチ編)
 サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
 フランク:フルート・ソナタ イ長調 FWV.8
  (原曲:ヴァイオリン・ソナタ)
 フランク:愛する FWV.76
エリザベート・フランチ(フルート)
アルベルト・ギノバルト(ピアノ)
 録音:2020年9月11日、ウィーン、オーストリア銀行サロン

 エリザベート・フランチは、2013年のゴールウェイ・フルート・フェスティバルにてライジングスター賞を受賞。リセウ大歌劇場オーケストラ・アカデミー管弦楽団、スカラ座アカデミア管弦楽団のフルート奏者として研鑽し、グスターボ・ドゥダメル、ジャナンドレア・ノセダ、ファビオ・ルイージ、セバスティアン・ヴァイグレらに師事。2018年からは天津交響楽団の首席フルート奏者を務めた後、2020年にヨーロッパに戻り、第27回世界音楽コンクール大賞(オーストリア)、ウィーン・ニューイヤー国際音楽コンクール、アントン・ルビンシテイン国際フルート・コンクール(ベルリン)、ニューヨークのゴールデン・クラシックアワードなど多数の国際賞を受賞しています。

 フランチのソニー・クラシカルからのデビューとなる当アルバムは、今年(2022年)生誕200年を迎えた作曲家セザール・フランクに捧げるトリビュート・アルバムとなっています。最初の曲は、グリーグが結婚したばかりの1867年に同郷の作曲家スヴェンセンに献呈された『ヴァイオリン・ソナタ第2番』を、フランチ自身がフルート用に編曲した世界初録音。サン=サーンスがサラサーテのために書いた『序奏とロンド・カプリチオーソ』、そしてフルートでも演奏されることも多くなったフランクの『ヴァイオリン・ソナタ』、最後には同じフランク作曲の歌曲『愛する』といった選曲。ヴァイオリン用のオリジナル曲をフルートで演奏するに際しては音域や重音の処理について考慮しなければなりませんが、フランチはオリジナルとは異なる、新たな美質を見出しています。ピアノは、スペインで2018年現在最も有能なピアニスト及び作曲家として活躍するアルベルト・ギノバルトが担い、各作品をフルートでの演奏を精細な美しさで引き立てています。

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19658710762
(5CD)
\7700→\6990
ソニー・クラシカルとの専属ワールドワイド契約を結んだ日本人ピアニストは初めて
 藤田真央(ピアノ)
  モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集

Disc1
 ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K.279
 ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調 K.280
 ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調 K.281
 ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282
 ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283

Disc2
 ピアノ・ソナタ第6番ニ長調 K.284
 ピアノ・ソナタ第7番ハ長調 K.309
 ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310

Disc3
 ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311
 ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
 ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331

Disc4
 ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
 ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
 ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457

Disc5
 ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調 K.533/494
 ピアノ・ソナタ第16番ハ長調 K.545
 ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調 K.570
 ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576
藤田真央(ピアノ)
 録音:2021年8月1-5日、10月22-24日、11月8-10日、ベルリン、b-sharp music & media solutions


 藤田真央は1998年東京生まれの22歳。
 東京音楽大学在学中の2017年に、スイスのクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝、同時に「聴衆賞」「現代曲賞」「青年批評家賞」を受賞して、世界中の音楽関係者から注目を浴びました。また、2019年にはチャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞し、その特別な音楽の才能が審査員から熱狂的に支持され、日本でもテレビの報道番組等で大きな話題となりました。

 クラシックの名門レーベル、ソニー・クラシカルとの専属ワールドワイド契約を結んだ日本人ピアニストは藤田真央が初めて。
 今後、藤田真央は、その多彩なレパートリーをアルバムという作品にして世界に向けて発表していくことになります。その第1弾となるのが、2021年のヴェルビエ音楽祭(スイス)でも絶賛され、録音が待ち望まれていたモーツァルトのピアノ・ソナタ全集(CD5枚組)です。

 藤田真央とモーツァルトの音楽の親和性の高さは、現在藤田が日本各地で進めているピアノ・ソナタ全曲演奏会(現在5回のうち3回まで終了)でもすでに証明済み。そして彼にとってのモーツァルト音楽のルーツは幼少期にさかのぼるもので、ホロヴィッツが1986年にモスクワ音楽院の大ホールで開催したリサイタルのビデオ「ホロヴィッツ・イン・モスクワ」に含まれていたモーツァルトのピアノ・ソナタ第10番を見て、その演奏にくぎ付けになった時でした。そしてホロヴィッツのこの演奏に接したことで、藤田はピアニストになると決断をしたのです。その15年後、チャイコフスキー国際コンクールで藤田はホロヴィッツのリサイタルと同じステージに立ち、ホロヴィッツが弾いた同じモーツァルトの第10番を演奏しています。それは人生の運命的な瞬間であり、モーツァルトのピアノ・ソナタを弾くという自信を藤田真央に与えました。

 藤田真央が、モーツァルトのピアノ・ソナタで大事にしているのは、演奏の即興性です。「自身がピアニストだったモーツァルトにとって楽譜は、演奏をより多彩なニュアンスに富んだ深みのある作品に仕上がる土台のようなものであったはずで、楽譜に書かれていないフレーズや音符を演奏の場で追加し、インプロヴィゼーション(即興)することで、特別なものになるのです」と藤田は語っており、楽譜として残された音符すべてを完璧に把握・咀嚼した上で、自在に装飾や即興的な表現を加えていくさまはまさに藤田真央にしかできない境地。その模様が今回の全集で音として見事に捉えられています。

 CD5枚分の録音は2021年8月から11月にかけて、ベルリンの「b-sharp」スタジオでのべ11日を費やして行われました。もともとボールルームだった建物をリノベーションして録音スタジオに改装された場所で、温かみのあるインティメートな響きはモーツァルトのソナタの録音に最適。プロデュースを担ったのは世界的なアーティストが厚い信頼を寄せる「b-sharp」のフィリップ・ネーデルです。藤田が一音一音に込める気迫と、軽妙かつ即興的な表情とが相まって、18曲のソナタのそれぞれの個性がくっきりと弾き分けられており、まさに新たなスタンダードとも称すべきモーツァルトのソナタ演奏がここに誕生したのです。

仕様:各ディスクは紙ジャケットに封入、厚紙製クラムシェルボックスに収納(予定)
ライナーノーツ:オリヴィア・ジョヴェッティ(日本語訳は付いておりません)

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19658710672
\3100→\2890
ヤン・フォーグラー
 ドヴォルザーク:室内楽作品

 1. 歌曲集『ジプシーの歌』 Op.55, B.104~
   第4曲『わが母の教え給いし歌』(フォーグラー編)
 2. ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 Op.87, B.162
 3. 三重奏曲ハ長調 Op.74, B.148~第3楽章:スケルツォ - トリオ
 4. ピアノ三重奏曲第4番ホ短調 Op.90, B.166『ドゥムキー』
 5. 8つのユーモレスク Op.101, B.187 ~
   第7曲:ポコ・レント・エ・グラツィオーソ 変ト長調
ヤン・フォーグラー(チェロ:1,2,4)
ケビン・ジュ(ヴァイオリン:2,3)
チャド・フープス(ヴァイオリン:3,4)
マシュー・リップマン(ヴィオラ:2,3)
ユホ・ポーヨーネン(ピアノ:1,2)
ティファニー・プーン(ピアノ:4,5)
 録音:2022年2月15-17日、ニュージャージー州、ドリュー大学

 チェロの名手ヤン・フォーグラーのドヴォルザークへの想いは、2006年にリリースした『ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」の秘密』(廃盤)と題されたアルバムでも表現され、名曲の隠された秘密を探っていました。それから約15年ぶりにドヴォルザークの作品に焦点を当てたのは室内楽作品。ドヴォルザークのさまざまな創造的な時代から室内楽作品を選び、フォーグラーが芸術監督を務めるモーリッツブルク音楽祭(ドレスデン近郊のモーリッツブルク城で毎夏開催される室内楽を中心とした音楽祭)に出演する若きアーティストを起用し、室内楽の多様性と豊かな音楽を示しています。
 フォーグラーがチェロとピアノのためにアレンジした名曲『わが母の教え給いし歌』、あまり演奏されることのない『2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲』からの曲、最後に名曲『ユーモレスク』のオリジナルのピアノ独奏版を、ピアノが弦と完全に融合した2つのピアノを伴った三重奏曲と四重奏曲を挟み込んで、ドヴォルザークの恩師であるブラームスとの比較を可能にしています。


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19439963992
\2800→\2590
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
 ザルツブルク・モーツァルテウム管
ザイフリート編『グラン・ファンタジー』集

 モーツァルト/ザイフリート編:
  グラン・ファンタジー ハ短調(1812)
  (原曲:幻想曲ハ短調 K.475/ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457)
  グラン・ファンタジー ヘ短調 (1814)
   (原曲:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K.478~第1楽章、第2楽章/
    自動オルガンのための幻想曲ヘ短調 K.608)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
ラインハルト・ゲーベル(指揮)
 録音:2021年2月16-20日、ザルツブルク、ドロテア・ポルシェ・ザール


 知られざる作品を求め、それを音楽史のコンテクストの中で新しく提示する。「疲れ知らずの探求者」と称される指揮者ラインハルト・ゲーベルが、世界的に高い評価を得た「ベートーヴェンの世界」に続いて取り組む新プロジェクト「ニュー・モーツァルト」。ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団をパートナーに、モーツァルトの知られざる音楽を発掘し、その周辺の作品と合わせて世に問う刺激的なシリーズ。
 第1弾では、バイエルンの作曲家であったフランツ・グライスナー[1761-1818]が、モーツァルトの管楽合奏によるセレナードの名曲『グラン・パルティータ』を管弦楽に編曲した作品が選ばれていました。
 シリーズ第2弾となる今作では、モーツァルトのクラヴィーア作品および室内楽を、ウィーンの指揮者・作曲家として活躍したイグナーツ・フォン・ザイフリート[1776-1841]が管弦楽用に編曲した極めて珍しい作品2曲の世界初録音を実現。ザイフリートはウィーンで生まれ育ち、活躍し、没した作曲家・指揮者。自身の回顧録では、モーツァルトとヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガーの2人に師事したと述べており、ウィーンのアウフ・デア・ヴィーデン劇場やアン・デア・ウィーン劇場の音楽監督を務め、1805年にはベートーヴェンの『フィデリオ』の改稿前の版の初演を手掛けるなど、オペラの上演に卓越した手腕を発揮しました。作曲家としてのザイフリートは、舞台劇の序曲や付随音楽、数多くの宗教的作品、交響曲、序曲、室内楽など数多くの作品を残しています。ニューグローヴ世界音楽大事典には「多才さゆえにウィーンの音楽界で独自の位置を占めたものの、その作品にはひとつたりとも真の独創性や特徴を示すものはない」と記載がありますが、数多くの管弦楽や管楽合奏版などの編曲をおこなっているところをみるとその編曲には定評があり、当時頻繁に演奏されていたようで、非常に色彩豊かで壮麗・劇的なサウンドにより重厚で壮大な表現力が付けられています。
当アルバムの『グラン・ファンタジー ハ短調』は幻想曲ハ短調とピアノ・ソナタ第14番(通常のこの組み合わせで演奏される場合が多い)を組み合わせて1812年にオーケストラ版に編曲したもの。『グラン・ファンタジー ヘ短調』はピアノ四重奏曲第1番の第1、2楽章と『自動オルガンのための幻想曲』を1814年にオーケストラ版にしたものです。

 ゲーベルの演奏は、原曲のピアノや室内楽とは違い、大きな管弦楽作品としての角度からアプローチしており、モダン楽器によるオーケストラを透明感あふれるHIPスタイルに変貌させ、力感溢れる演奏が繰り広げられています。


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19439917402
\2800→\2590
マルティン・フレスト(クラリネット)
『ナイト・パッセージ』

 D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.32
 チック・コリア:チルドレンズ・ソング~第15番
 J.Sバッハ:主よ、人の望みの喜びよ BWV.147より
 パーセル:束の間の音楽
 リチャード・ロジャース:イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド
 ラモー:未開人たちのエール
 チェスティ:歌劇『オロンティア』~Intorno all' idol mio
 J.Sバッハ:シンフォニア第5番変ホ長調 BWV.791
 チック・コリア:アルマンドのルンバ
 パーセル:ホーンパイプ ホ短調 Z.685
 ヘンデル:メヌエット ト短調
 D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.1
 ラモー:ロンドー形式のミュゼット・ターンドル
 アルヴェーン:羊飼いの娘の踊り
 J.Sバッハ:シンフォニア第15番ロ短調 BWV.801
 マルティン・フレスト:ドロテアへのプレリュード
 トラディショナル:ドロテアのポルスカ
 ラモー:ロンドー形式のタンブラン
 ゴードン・ジェンキンス:グッドバイ
マルティン・フレスト(クラリネット)
セバスチャン・デュベ(ダブルベース)
ローランド・ペンティネン(ピアノ)
 録音:2021年5月3-6日、10月5日、スウェーデン、ウプサラ、コンサートおよびコングレスホール、ストックホルム、コンサートホール


 他に並ぶもののない超絶的なクラリネット奏者、マルティン・フレストが放つニュー・アルバムは、クラリネット、ベース、ピアノというトリオによって、バッハ、スカルラッティ、ヘンデル、ラモーというバロック音楽、故国の作曲家アルヴェーン、さらにはジャズやフォークロアのアレンジに焦点を当てています。アレンジを手掛けたのはフレストをはじめとする演奏者の面々で、「ナイト・パッセージ」というアルバム・タイトルの通り、密やかでインティメートな音世界が紡ぎ出されていきます。

 マルティン・フレストは1970年生まれ。ドイツとストックホルムで学び、世界最難関「ジュネーブ国際コンクール」優勝。ウィーン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ゲヴァントハウス管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団などと共演し、現在最も刺激的な活動を展開している「クラリネットの魔術師」。1994年~2013年までスウェーデン「BIS」レーベルに録音。2016年よりソニー・クラシカルへ移籍し、クラシックだけではなくクレズマーや様々なジャンルにも挑戦しています






<国内盤> 


ALM/コジマ録音



ALCD-3125
¥3080
レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ
 モーツァルト&ベートーヴェン:木管八重奏


 ベートーヴェン(1770-1827)
  八重奏曲 変ホ長調 作品103
   [1] I. Allegro
   [2] II. Andante
   [3] III. Menuetto - Trio
   [4] IV. Finale: Presto
  [5] ロンド(ロンディーノ)変ホ長調 WoO 25
 モーツァルト(1756-1791)
  セレナード ハ短調「ナハトムジーク」K. 388/384a
   [6] I. Allegro
   [7] II. Andante
   [8] III. Menuetto – Trio
   [9] IV. Allegro

レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ

オーボエ
 三宮正満:
  H.Grenser & Wiesner, c.1820, Dresden
 荒井豪:
  Buhner & Keller, c.1830, Strasbourg
クラリネット
 満江菜穂子:
  Johann Heinrich Wilhelm Grenser,
   c.1800, Dresden
 戸田竜太郎:
  Johann Heinrich Wilhelm Grenser,
   c.1810, Dresden,
    made by Laura Schonherr 2017
ファゴット
 岡本正之:
  Carl Augustin Grenser, c.1780, Dresden,
   made by Olivier Cottet, 1994
 村上由紀子:
  Jean Nicholas Savary, c.1820, Paris
ホルン
 福川伸陽:
  Courtois neveu aine, c.1820, Paris
 藤田麻理絵:
  Johann Anton Lausmann, c.1790, Graslitz,
   made by Andreas Jungwirth, 2013

 各界最高峰の名手が当時のオリジナル楽器の豊かな音色で描き出す!

 製造・発売元:コジマ録音
 <録音>2021年10月18-20日 プラザウエスト さくらホール

 2021年、バッハ・コレギウム・ジャパンやオルケストル・アヴァン=ギャルド等の主要メンバーらで結成され、幅広いレパートリーをそれぞれの時代と地域に相応しい楽器で演奏するアンサンブル、レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ。
 ファースト・アルバムはモーツァルトとベートーヴェンのハルモニームジーク。
 それまでの娯楽音楽としてのハルモニームジークとは一線を画す芸術性に満ちた音楽を、各界最高峰の名手が当時のオリジナル楽器の豊かな音色で描き出す。

 Les Vents Romantiques Tokyo(レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ)
  2021年、バッハ・コレギウム・ジャパン首席オーボエ奏者・三宮正満と元NHK 交響楽団首席ホルン奏者・福川伸陽が発起人となり結成。バッハ・コレギウム・ジャパン、オルケストル・アヴァン=ギャルド等の主要メンバーで構成され、特定の編成に縛られることなく、バロック~古典派~ロマン派の幅広いレパートリーを、それぞれの時代と地域に相応しい楽器で演奏する。古楽とモダンの垣根を越え、各界最高峰で活躍するプレイヤーたちが奏でる自由でエネルギッシュな音楽、そして希少なオリジナル楽器のサウンドは特筆に値する。2022年、コジマ録音よりモーツァルト&ベートーヴェンの木管八重奏とピアノ五重奏曲のCDをリリース。

 三宮正満(オーボエ) Masamitsu San'nomiya, oboe
  武蔵野音楽大学卒業。ブルージュ国際古楽コンクール第二位受賞。1996年よりバッハ・コレギウム・ジャパンのJ.S.バッハ=カンタータ全曲レコーディングに参加し、数々のオーボエ・オブリガートを演奏。ソリストとしてカーネギーホール、プラハの春音楽祭などに出演。2002年より東京藝術大学古楽科講師として後進の指導にもあたっている。'08年より田村次男氏と共にオーボエ製作を始め、ライプツィヒの名工アイヒェントプフ作のオーボエを復元し、国内外で演奏されている。ソロアルバム「ヴィルトゥオーソ・オーボエ」「19世紀パリのオーボエ作品集」「ヴィダーケア・デュオソナタ集」をリリース。現在バッハ・コレギウム・ジャパンおよびオルケストル・アヴァン=ギャルドの首席オーボエ奏者、東京藝術大学古楽科講師。アンサンブル・ヴィンサント主宰。

 荒井豪(オーボエ) Go Arai, oboe
  桐朋学園大学音楽学部を卒業。ブレーメン芸術大学大学院古楽器科に入学。ベルリン芸術大学大学院古楽器科に入学、2018年に同大学院を最優秀の成績で卒業。2013年に渡独したのち、ベルリン古楽アカデミー、ディヴィーノ・ソスピーロ、ブダペスト祝祭管弦楽団等、ヨーロッパ各地の主要なオーケストラと共演。また、2015年からはバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして定期演奏会や、その他のプロジェクト・録音に参加している。他にもオルケストル・アヴァン=ギャルドやプロムジカ使節団などのメンバーとして活躍している。2017年6月にはライプツィヒ・バッハ音楽祭にてJ.C.バッハの四重奏曲集Op.8を演奏。同時にCoviello CLASSICSより同曲集を世界初録音としてリリース。ピリオド楽器、モダン楽器の壁を越えてバロックから近現代まで演奏の幅を広げている。

 満江菜穂子(クラリネット) Nahoko Mitsue, clarinet
  オランダ王立デン・ハーグ音楽院修了。ヒストリカル・クラリネットの第一人者エリック・ホープリッチ氏に師事。ヨーロッパ滞在中、18世紀オーケストラ、フライブルク・バロック・オーケストラをはじめとするオーケストラなどで演奏。
  帰国後、東京文化会館にてクラシカル・プレイヤーズ東京とモーツァルトの協奏曲を共演。作曲当時のバセット・クラリネットの復元楽器を使用した演奏は、『音楽の友』の演奏会評などで高く評価された。現在、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、オルケストル・アヴァン=ギャルドなどの奏者を務める。昭和音楽大学非常勤講師。室内楽コンサートシリーズ「モーツァルトが愛した楽器」を主宰。

 戸田竜太郎(クラリネット) Ryutaro Toda, clarinet
  武蔵野音楽大学卒業。クラリネットを坂本由美子、柏野晋吾の両氏に師事。2016年より歴史的クラリネットの活動を開始し、同年および2018年ウルビーノ古楽音楽祭にてロレンツォ・コッポラ氏のマスタークラスを受講。
  2018年ブルーニコ古楽アカデミーにてリサ・シュクリャーヴェル氏のマスタークラスを受講。これまでにアンサンブル・ジェネシス、オーケストラ・シンポシオン、バッハ・コレギウム・ジャパン、オルケストル・アヴァン=ギャルドなどの古楽オーケストラに参加。

 岡本正之(ファゴット) Masayuki Okamoto, bassoon
  1989年東京藝術大学音楽学部卒業、同年、東京都交響楽団首席ファゴット奏者に就任。第6回日本管打楽器コンクールファゴット部門第一位、および大賞受賞。
  2003年東京オペラシティリサイタルホールにて「B→Cリサイタル」。霧島音楽祭、木曽音楽祭などにも参加。古楽器奏者としてもヘンデルフェスティバルジャパン、オルケストル・アヴァン=ギャルド等に参加。東京藝術大学音楽学部准教授、桐朋学園大学特任教授。

 村上由紀子(ファゴット) Yukiko Murakami, bassoon
  福岡教育大学音楽科卒業後東京藝術大学別科及び大学院にて岡崎耕治氏に師事。オランダ王立デンハーグ音楽院にてヒストリカル・ファゴットをドナ・アグレル氏に師事。
  これまでに18世紀オーケストラ、オランダバッハ協会(オランダ)、La Petite Bande、Ricercar Consort、Il Fondamento、Anima Eterna(ベルギー)、Europa Galante(イタリア)、Les Talens Lyriques(フランス)、Feiburger Barockorchester、Musica Antiqua Koln(ドイツ)、Collegium1704(チェコ)、Capella Cracoviensis(ポーランド)その他にてツアーや録音等に参加。バッハ・コレギウム・ジャパンのカンタータ全曲録音においても多数の録音を残している。

 福川伸陽(ホルン) Nobuaki Fukukawa, horn
  ―私は彼をこう称える。素晴らしい演奏家であり、芸術家だ―リッカルド・ムーティ
  ―天賦の才とカリスマ性を持った音楽家である―パーヴォ・ヤルヴィ
  
  世界的に活躍する音楽家の一人。
  NHK交響楽団首席奏者としてオーケストラ界にも貢献した。第77回日本音楽コンクール ホルン部門第1位受賞。ソリストとして、NHK交響楽団、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団他と共演。
  日本各地やアメリカ・ヨーロッパなどに数多く招かれており、「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にもソリストとして多数出演。
  キングレコードやオクタヴィアレコードより多数のCDをリリースし、音楽之友社刊『レコード藝術』誌上にて特選盤に選ばれている。東京音楽大学兼任准教授。

 藤田麻理絵(ホルン) Marie Fujita, horn
  武蔵野音楽大学卒業。ナチュラルホルンをThomas Muller、Teunis van der Zwartの各氏に師事。
  ナチュラルホルン奏者としてバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、オルケストル・アヴァン=ギャルド他に参加。
  2015年~2016年公益財団法人アフィニス文化財団の海外研修員としてバーゼル音楽院(スイス)に留学。現在、公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団ホルン奏者。
 
 


ALCD-9230-9233
(4CD)
¥4950
山根弥生子〈ピアノ〉
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィア曲集 第1巻&第2巻
山根弥生子〈ピアノ〉
 第1巻 Teil I BWV846-869
  Disc 1
   [1] 第1番 ハ長調 BWV846:前奏曲/[2] 第1番 ハ長調 BWV846:フーガ/
   [3] 第2番 ハ短調 BWV847:前奏曲/[4] 第2番 ハ短調 BWV847:フーガ/
   [5] 第3番 嬰ハ長調 BWV848:前奏曲/[6] 第3番 嬰ハ長調 BWV848:フーガ/
   [7] 第4番 嬰ハ短調 BWV849:前奏曲/[8] 第4番 嬰ハ短調 BWV849:フーガ/
   [9] 第5番 ニ長調 BWV850:前奏曲/[10] 第5番 ニ長調 BWV850:フーガ/
   [11] 第6番 ニ短調 BWV851:前奏曲/[12] 第6番 ニ短調 BWV851:フーガ/
   [13] 第7番 変ホ長調 BWV852:前奏曲/[14] 第7番 変ホ長調 BWV852:フーガ/
   [15] 第8番 変ホ短調 BWV853:前奏曲/[16] 第8番 嬰ニ短調 BWV853:フーガ/
   [17] 第9番 ホ長調 BWV854:前奏曲/[18] 第9番 ホ長調 BWV854:フーガ/
   [19] 第10番 ホ短調 BWV855:前奏曲/[20] 第10番 ホ短調 BWV855:フーガ/
   [21] 第11番 ヘ長調 BWV856:前奏曲/[22] 第11番 ヘ長調 BWV856:フーガ/
   [23] 第12番 ヘ短調 BWV857:前奏曲/[24] 第12番 ヘ短調 BWV857:フーガ
  Disc 2
   [1] 第13番 嬰ヘ長調 BWV858:前奏曲/[2] 第13番 嬰ヘ長調 BWV858:フーガ/
   [3] 第14番 嬰ヘ短調 BWV859:前奏曲/[4] 第14番 嬰ヘ短調 BWV859:フーガ/
   [5] 第15番 ト長調 BWV860:前奏曲/[6] 第15番 ト長調 BWV860:フーガ/
   [7] 第16番 ト短調 BWV861:前奏曲/[8] 第16番 ト短調 BWV861:フーガ/
   [9] 第17番 変イ長調 BWV862:前奏曲/[10] 第17番 変イ長調 BWV862:フーガ/
   [11] 第18番 嬰ト短調 BWV863:前奏曲/[12] 第18番 嬰ト短調 BWV863:フーガ/
   [13] 第19番 イ長調 BWV864:前奏曲/[14] 第19番 イ長調 BWV864:フーガ/
   [15] 第20番 イ短調 BWV865:前奏曲/[16] 第20番 イ短調 BWV865:フーガ/
   [17] 第21番 変ロ長調 BWV866:前奏曲/[18] 第21番 変ロ長調 BWV866:フーガ/
   [19] 第22番 変ロ短調 BWV867:前奏曲/[20] 第22番 変ロ短調 BWV867:フーガ/
   [21] 第23番 ロ長調 BWV868:前奏曲/[22] 第23番 ロ長調 BWV868:フーガ/
   [23] 第24番 ロ短調 BWV869:前奏曲/[24] 第24番 ロ短調 BWV869:フーガ
 第2巻 Teil II BWV870-893
  Disc 3
   [1] 第1番 ハ長調 BWV870:前奏曲/[2] 第1番 ハ長調 BWV870:フーガ/
   [3] 第2番 ハ短調 BWV871:前奏曲/[4] 第2番 ハ短調 BWV871:フーガ/
   [5] 第3番 嬰ハ長調 BWV872:前奏曲/[6] 第3番 嬰ハ長調 BWV872:フーガ/
   [7] 第4番 嬰ハ短調 BWV873:前奏曲/[8] 第4番 嬰ハ短調 BWV873:フーガ/
   [9] 第5番 ニ長調 BWV874:前奏曲/[10] 第5番 ニ長調 BWV874:フーガ/
   [11] 第6番 ニ短調 BWV875:前奏曲/[12] 第6番 ニ短調 BWV875:フーガ/
   [13] 第7番 変ホ長調 BWV876:前奏曲/[14] 第7番 変ホ長調 BWV876:フーガ/
   [15] 第8番 嬰ニ短調 BWV877:前奏曲/[16] 第8番 嬰ニ短調 BWV877:フーガ/
   [17] 第9番 ホ長調 BWV878:前奏曲/[18] 第9番 ホ長調 BWV878:フーガ/
   [19] 第10番 ホ短調 BWV879:前奏曲/[20] 第10番 ホ短調 BWV879:フーガ/
   [21] 第11番 ヘ長調 BWV880:前奏曲/[22] 第11番 ヘ長調 BWV880:フーガ/
   [23] 第12番 ヘ短調 BWV881:前奏曲/[24] 第12番 ヘ短調 BWV881:フーガ
  Disc 4
   [1] 第13番 嬰ヘ長調 BWV882:前奏曲/[2] 第13番 嬰ヘ長調 BWV882:フーガ/
   [3] 第14番 嬰ヘ短調 BWV883:前奏曲/[4] 第14番 嬰ヘ短調 BWV883:フーガ/
   [5] 第15番 ト長調 BWV884:前奏曲/[6] 第15番 ト長調 BWV884:フーガ/
   [7] 第16番 ト短調 BWV885:前奏曲/[8] 第16番 ト短調 BWV885:フーガ/
   [9] 第17番 変イ長調 BWV886:前奏曲/[10] 第17番 変イ長調 BWV886:フーガ/
   [11] 第18番 嬰ト短調 BWV887:前奏曲/[12] 第18番 嬰ト短調 BWV887:フーガ/
   [13] 第19番 イ長調 BWV888:前奏曲/[14] 第19番 イ長調 BWV888:フーガ/
   [15] 第20番 イ短調 BWV889:前奏曲/[16] 第20番 イ短調 BWV889:フーガ/
   [17] 第21番 変ロ長調 BWV890:前奏曲/[18] 第21番 変ロ長調 BWV890:フーガ/
   [19] 第22番 変ロ短調 BWV891:前奏曲/[20] 第22番 変ロ短調 BWV891:フーガ/
   [21] 第23番 ロ長調 BWV892:前奏曲/[22] 第23番 ロ長調 BWV892:フーガ/
   [23] 第24番 ロ短調 BWV893:前奏曲/[24] 第24番 ロ短調 BWV893:フーガ

 山根弥生子が、ついにバッハの《平均律クラヴィア曲集》をリリース!

 製造・発売元:コジマ録音
 Recording Period: November 6, 2016 – November 9, 2021 (Disc 1)、September 26, 2017 – April 16, 2021 (Disc 2)、
  October 30, 2018 – November 10, 2021 (Disc 3)、September 18, 2019 – November 10, 2021 (Disc 4)

 日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音の完結と長年の演奏活動に対し、2014年にミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞した山根弥生子。
 パリで学び、父・山根銀二が研究していたベートーヴェンを筆頭に数々の名盤を生み出してきた山根弥生子が、ついにバッハの《平均律クラヴィア曲集》をリリース。瑞々しく心躍る、新たな名盤の誕生。

 山根弥生子(ピアノ)
  パリ国立音楽院でラザール・レヴィに師事。1953年プルミエ・プリを得てピアノ科卒業。その後チューリッヒ、ベルリン、モスクワでそれぞれマックス・エッガー、ヘルムート・ロロフ、ヤコブ・フリエールのもとで研鑽。
  1958年マリア・カナルス国際コンクール第1位。1960年日本でデビュー以来、国内外で絶え間なく演奏活動を続けて今日にいたる。
  1970年と77年には東京でベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタ連続演奏会を開き高い評価を得る。海外の演奏はフランス、イタリア、スイス、ドイツ、チェコ、スロヴァキア、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、ユーゴスラヴィア、ロシア、中国に及ぶ。
  レパートリーは古典、ロマン派から現代に及び、特に海外では日本の作品の演奏にも力を入れ、牧野由多可の《ピアノ協奏曲第2番》、《浄瑠璃幻想》、宍戸睦郎の《ピアノ協奏曲第2番》等を世界初演した他、松平頼則の《主題と変奏》も演奏している。
  国内のほとんどの主要オーケストラと共演し、国外でも多くの大都市のオーケストラ、旧レニングラードフィル(指揮アルヴィド・ヤンソンス)、ベルリン交響楽団(指揮クルト・ザンデルリング)、ゲヴァントハウス管弦楽団(指揮ヴァーツラフ・ノイマン)、ドレスデン・フィル(指揮クルト・マズア)等と共演。協奏曲のレパートリーは40数曲に及ぶ。
  1975年度福山賞受賞。2013年、日本人初のベートーヴェン全ピアノ独奏作品録音を完結。2014年、第26回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(独奏・独唱部門賞)受賞。
 





<映像>

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C MAJOR(映像)



80 7004
(Blu-ray)
¥5400→\4990
ティーレマン&ウィーン・フィル/
 無観客収録した第1番(ウィーン稿)&
  ザルツブルク音楽祭でのライヴ映像第7番(ノヴァーク版)

   アントン・ブルックナー:
    交響曲第1番 ハ短調 WAB101(ウィーン稿)
    交響曲第7番 ホ長調 WAB107(ノーヴァク版)
   ボーナス映像《ディスカヴァリング・ブルックナー》
   各交響曲について
    (ティーレマンと音楽学者
     ヨハネス=レオポルド・マイヤー氏による対話)
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
KKC 9752
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥6700


80 6908
(2DVD)
¥5400→\4990
KKC 9753/4
(2DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥6700

 ティーレマン&ウィーン・フィル。ブルックナー生誕200年記念プロジェクト「ブルックナー11/Bruckner 11」。第2弾は、ウィーン楽友協会で無観客収録した第1番(ウィーン稿)&ザルツブルク音楽祭でのライヴ映像第7番(ノヴァーク版)

 収録:第1番:2021年2月、ウィーン楽友協会(無観客ライヴ) 第7番:2021年8月、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9、1080i、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1、BD50 [ボーナス映像]言語:ドイツ語、字幕:英韓日、Total time:181分、交響曲:127分、ボーナス:54分
 (2DVD)画面:16:9、NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.1、DVD9 [ボーナス映像]言語:ドイツ語、字幕:英韓日、Total time:181分、交響曲:127分、ボーナス:54分

 2024年のブルックナー生誕200年に向けたティーレマン&ウィーン・フィルによるプロジェクト「ブルックナー11/Bruckner 11」。
 すでにソニー・クラシカルからも第8,3,4,2,5番のCDが発売中ですが、C majorレーベルからは映像による全集がスタート。
 第5交響曲、そして「習作交響曲」と呼ばれている「ヘ短調WAB99」と「ニ短調 WAB100」をウィーン・フィル史上初めて演奏・収録した第1弾(806804(BD)/806708(DVD))に続き、今回ご案内する第2弾はウィーン稿を使用した第1番と2021年8月のザルツブルク音楽祭をライヴ収録した第7番という組み合わせです。

 ブルックナーの交響曲第1番は、大きく分けてリンツ稿とウィーン稿があります。ウィーン稿は作曲から25年後(第8番第2稿より後)に作曲者自身によって改訂されており、ウィーン稿の響きは初期の作品というより、後期ロマン派を感じさせるものとなっています。
 ブルックナー自身にとっても「生意気なお転婆」と評していたように愛着がこもった作品です。シュターツカペレ・ドレスデンとの演奏では(744704(BD)/744608(DVD))、改訂前の稿である「リンツ稿」を選択していただけに、ウィーン・フィルとの演奏にも期待が高まります。
 そして第7番。当代きってのブルックナー指揮者と言われるだけあって、ティーレマンの指揮はさすがで、音楽に対して真摯であり、細部まで神経を張りめぐらせた丁寧な演奏で、完成度の高い演奏となっています。
 この第7番は、ザルツブルク音楽祭でのライヴ映像で、コンサートではエレーナ・ガランチャをソリストに迎えマーラーのリュッケルト歌曲集がともに演奏されています。(未収録)

 ティーレマンは、このウィーン・フィルとのシリーズについて改めてこう語っています。
  「ウィーン・フィルのブルックナーの全曲録音に選ばれたのは幸運だった。まるで宝くじに当たったみたいだ。それにブルックナーは特別だ。」
  













6/30(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


AVIE


AV2555
¥2600
クロイツェル・プロジェクト
 ベートーヴェン(コリン・ジェイコブセン編):
  クロイツェル協奏曲
   (ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47より)*
 コリン・ジェイコブセン(b.1978):Kreutzings
 アンナ・クライン(b.1980):速記**
 ヤナーチェク
  (エリック・ジェイコブセン編、
    マイケル・P・アトキンソンによるオーケストレーション):
     クロイツェル・ソナタ(弦楽四重奏曲第1番 JW 7/8より)
ザ・ナイツ、
エリック・ジェイコブセン(指揮)
コリン・ジェイコブセン(ヴァイオリン)*
カレン・ウズニアン(チェロ)**

 ベートーヴェンからの系譜、クロイツェル・プロジェクト!

 ☆革新的な室内オーケストラ、ザ・ナイツ!
 ☆《クロイツェル》をテーマにした作品の数々!

 ベートーヴェンの「ヴァイオリン・ソナタ第9番」、通称《クロイツェル》から触発されてロシアの小説家トルストイは『クロイツェル・ソナタ』を書き、そしてその『クロイツェル・ソナタ』からインスピレーションを受けたヤナーチェクは「弦楽四重奏第1番《クロイツェル・ソナタ》」を作曲しました。
 それらの作品に、トルストイの「音楽は感情の速記である」という言葉からタイトルを付けたアンナ・クラインの作品を加えたクロイツェル・プロジェクト。
 《クロイツェル》を合言葉に制作されたこのアルバムは、ベートーヴェンとヤナーチェクの作品は新たなアレンジにより、より新鮮な印象を与えてくれるものに仕上がっています。

 ザ・ナイツは、エリック・ジェイコブセンとコリン・ジェイコブセン兄弟らによって創設された室内オーケストラです。
 彼らは聴衆と音楽の壁を取り払うことを目指しており、コンサートホールだけでなく、公園、広場やバーといった場所でも演奏を行っています。
 またヨーヨー・マやギル・シャハム、ユジャ・ワンなどと共演する他、クラシックにこだわらず様々なジャンルのアーティストやパフォーマーとのコラボレーションも行っています。

 ※録音:2020年2月8日-10日&7月21日-23日
 



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PENTATONE



PTC 5186894
¥2600→\2390
シューベルト・ツィクルス遂に完結!
 ヤーコプス×ビー・ロック・オーケストラの「未完成」と「ザ・グレート」

  シューベルト:
   交響曲第9番 ハ長調「ザ・グレート」D.944(1825-26)
    I.アンダンテ-アレグロ・マ・ノン・トロッポ-ピウ・モート(16'06)
    II.アレグロ・コン・モート(13'24)
    III.スケルツォ。アレグロ・ヴィヴァーチェ-トリオ(15'59)
    IV.アレグロ・ヴィヴァーチェ(15'40)
   交響曲第8番 ロ短調「未完成」D.759(1822)
    「私の夢」第1部*(3'08)
     I.アレグロ・モデラート(13'28)
    「私の夢」第2部*(1'25)
     II.アンダンテ・コン・モート(8'23)
ルネ・ヤーコプス(指揮)
ビー・ロック・オーケストラ
トビアス・モレッティ(朗読)*

 シューベルト・ツィクルス遂に完結!ヤーコプス×ビー・ロック・オーケストラの「未完成」と「ザ・グレート」。
 「未完成」はシューベルトの作文「私の夢」の朗読付!

 セッション録音:2020年12月/デ・ジンゲル(アントワープ)/DDD、ディジパック仕様、87'47、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
 レコーディング・プロデューサー、バランス・エンジニア&エディター:エルド・グルート(ポリヒムニア・インターナショナル)
 レコーディング・エンジニア:カール・シュールビールス

 ルネ・ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラのシューベルトの交響曲録音全集が遂に完結!
 当アルバムは第8 番「未完成」と第9 番「ザ・グレート」を収録しております!
 
 「未完成」ではシューベルトの自伝的な作文「私の夢」の朗読付き。この作文は1822 年7 月3 日に書かれた2 部構成のもの。
 前半は母の死や父との関係が語られ、後半は幻想的でロマンティックな世界へと進み、やがて父との和解がもたらされます。
 一方「未完成」の自筆スコアには同年10 月30 日という日付が記されています。
 ほぼ同時期に書かれたこれらを組み合わせることにより当時のシューベルトの精神性をあらわせるという考えのもと収録しました。
 朗読はトビアス・モレッティです!

 ベルギー第3の都市ヘント(ゲント)に2005年創設されたオリジナル楽器のビー・ロック・オーケストラ(B’Rock Orchestra)。
 実力派により構成された当団は音楽的に互いを刺激し合い、ルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどの演奏家との共演で名声を高めてきました。
 当団には日本人演奏家も多く所属しており、2019 年9 月には待望の初来日を果たしました。
 変幻自在の音色で奏でることができる当団がヤーコプスのタクトにより自由に歌い、そしてカラフルで刺激的な演奏を聴かせてくれます。

 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、エルド・グルートなどPENTATONE レーベルが誇る技術陣による録音です。なお、当ディスクはCD仕様となります。

 好評発売中
  シューベルト:
   交響曲第2番&第3番(PTC-5186759)
   交響曲第1番&第6番(KKC-6130 / PTC-5186707)
   交響曲第4番「悲劇的」&第5番(PTC-5186856)

 
 
 


PTC 5186987
¥2600
「受難」
 (1)ハイドン:序曲 ニ長調 Hob.Ia:4(1785)
 (2)ハイドン:
  「ベレニーチェ、何しているの?」Hob.XXIVa:10(1795)
 (3)ベートーヴェン:
    シェーナとアリア「いいえ、心配しないで」WoO.92a(1802)
 (4)モーツァルト:
    シェーナ「もうよい、すべてわかった」とロンド「心配しないで、愛する人よ」K.490(1786)
 (5)ハイドン:交響曲第49番 ヘ短調Hob.I:49「受難」(1768)
 (6)ハイドン:
    アリア「独り、物思いながら」Hob.XXIVb:20(1798)
 (7)ベートーヴェン:
    シェーナとアリア「おお、不実なる者よ」Op.65(1796)
クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)
ベルリン古楽アカデミー
ベルンハルト・フォルク(音楽監督)

 名人集団ベルリン古楽アカデミーがハイドンの「受難交響曲」と、名ソプラノ、ランツハーマーを迎えハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトのシェーナとアリアを演奏。

 セッション録音:2020年9月10-13日/イエス・キリスト教会、ダーレム(ベルリン)/DDD、ディジパック仕様、71'53、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ステファン・ラング(ドイチュラントラジオ・クルトゥーア)&ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)

 PENTATONE レーベルからも積極的なリリースが続いている名人集団ベルリン古楽アカデミー。
 「受難」と題した当アルバムは名ソプラノ歌手クリスティーナ・ランツハーマーを迎えて愛と憧れと喪失を歌ったハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトのシェーナとアリア、そしてハイドンの交響曲第49 番「受難」を収録しております。
 ベートーヴェンのイタリア語のアリアを含む1800年前後の最も優れた声楽作品と、劇的で表現力豊かな「受難交響曲」を牧歌的な素朴さから豪快な怒りまで、さまざまな角度からお届けします。

 ベルリン古楽アカデミーは「ヘンデル:6つの合奏協奏曲&12の合奏協奏曲」(PTC-5186271)、「ヘンデル:オラトリオ『メサイア』(1742年ダブリン版)」(PTC-5186853)、「テレマン:歌劇『ミリヴァイス』」(PTC-5186842)、「ハイドン:歌劇『無人島』」(PTC-5186275)をリリース。一方、ランツハーマーは、「ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』」(PTC-5186880)のマルツェリーネ役など数多くの録音で高い評価を得ています。

 
 
 

PTC 5186988
¥2600
「ロスト・アンド・ファウンド」 ショーン・シベ(エレクトリック・ギター)
 (1)ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):「おお、青々とした小枝よ」
 (2)チック・コリア(1941-2021):チルドレンズ・ソング第1番
 (3)ダニエル・キダネ(1986-):Continuance【世界初録音】
 (4)チック・コリア:チルドレンズ・ソング第4番
 (5)ムーンドッグ(ルイス・トーマス・ハーディン)(1916-1999):Sea Horse
 (6)ムーンドッグ:Pastoral II
 (7)ムーンドッグ:High on a Rocky Ledge
 (8)チック・コリア:チルドレンズ・ソング第2番
 (9)オリヴァー・リース(1990-):Pushing my thumb through a plate
 (10)メレディス・モンク(1942-):夕暮れ
 (11)ビル・エヴァンス(1929-1980):Peace Piece
 (12)オリヴィエ・メシアン(1908-1992):おお聖なる饗宴
 (13)シヴァ・フェシャレキ(1987-):VENUS/ZOHREH
 (14)ビンゲン:詩篇第10番「主に信頼を置いて」
 (15)ジュリアス・イーストマン(1940-1990):Buddha
  編曲:(1)(13)ショーン・シベ、(2)(4)(8)フォーブス・ヘンダーソン

 天才ギタリスト、シベ、PENTATONEレーベル第2弾はエレクトリック・ギターを演奏!中世ドイツからビル・エヴァンス、チック・コリアまで時空を超えた静寂の旅!

 録音:2021年11月~2022年2月/ロスト・オスキュレーション・スタジオ、エディンバラ(スコットランド)/DDD、ディジパック仕様、70'01、輸入盤・日本語帯付
 使用楽器:Fender Mexican Stratocaster

 異色の天才ギタリスト、ショーン・シベのPENTATONE第2弾アルバム「ロスト・アンド・ファウンド」は、アウトサイダー、神秘主義者、空想家の作品を、シベを介して複数のアイデンティティを表現したもので、中世ドイツから現代まで時空を超えた恍惚の旅路に誘います。

 収録曲は中世ドイツのベネディクト会系女子修道院長で神秘家、作曲家のヒルデガルト・フォン・ビンゲンにはじまりメシアン、ムーンドッグ、ジュリアス・イーストマン、ビル・エヴァンス、チック・コリア、メレディス・モンク、シヴァ・フェシャレキ、オリヴァー・リース、ダニエル・キダネと、実に10世紀にもわたるジャンルを超えた内容。
 今回シベはエレクトリック・ギターを演奏しており、独特の世界観を表現しております!

 イギリス人と日本人の両親のもと、1992年に生まれたシベはスコットランド王立音楽院で学び、その後イタリアでパオロ・ペゴラーロに師事。その後の活躍は目覚ましく2017年のロイヤル・フィルハーモニック協会音楽賞で「ヤング・アーティスト賞」を受賞しています。
 PENTATONEレーベル第1弾「巡礼」(PTC-5186870)は各誌で絶賛されております!

 初回出荷分にはレコーディング時に撮影したショーンのポラロイド写真が封入されております。

 
 



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WERGO



WER 6871
¥2600→\2390
前衛のカリスマ、ハリー・パーチ
怒りの妄想~夢と妄想の祭典

 ハリー・パーチ(1901-0974):怒りの妄想
  〈序〉
   WEBの始まり
  〈第1幕〉 ~日本の主題による
   影の合唱 / 巡礼 / 魂の出現 /
   父の顔を探す息子 / もう一つの闇からの叫び /
   私のために祈りを / サンクトゥス - 幕間
  〈第2幕〉 ~アフリカの主題による
   ホーボーの静かな食事 / 迷子の子供 /
   みんなで楽しむ時 / 誤解 /逮捕、裁判、審判 /
   もういちど私のために祈りを - 奇妙なおそれ
〈第1幕〉
 アンサンブル・ムジークファブリーク(合唱)
 アルバン・ウェスリー(巡礼者 - 殺した者)
 ブルース・コリングス(幽霊 - 殺された者)
 カール・ロスマン(殺された者の息子)
〈第2幕〉
 マルコ・ブラウ(聾のホーボー)
 アンサンブル・ムジークファブリーク(合唱;村人たち)
 クリスティーネ・チャップマン(山羊飼いの老婆)
 アクセル・ポラス(盲聾の正義者)
 メルヴィン・プーア(音楽家)
 マルコ・ブラウ(声) 渡邉理恵(子供)
アンサンブル・ムジークファブリーク
ハイナー・ゲッベルス(演出)
KKC 6570
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 破格の未聴世界を大胆に創造、前衛のカリスマ、ハリー・パーチが手掛けた大作シアターピース『怒りの妄想』、2013年ヨーロッパ初演を経てCD録音!

 録音:2015年3月3‐6日/ケルン、ムジークファブリーク・スタジオ/72'32''

 オクターヴを43音に分けた独自の微分音階を発案、数々の珍奇な楽器を造った作曲家ハリー・パーチ(1901-1974)。
 まず先に表現したい強烈なアイデアがあり、それを実現するために楽器や舞台を新しく調達し構築していくという創作手法で独自の世界を切り拓きました。
 そのアメリカ前衛音楽のカリスマ的存在が1966年に書き上げたシアター・ピース『怒りの妄想』は、規模・内容ともにパーチ芸術の集大成とされる大作。1969年のロサンゼルス初演は米コロンビアによって録音されマニア御用達の奇盤として知られています。
 半世紀を経ての新録音の登場は大注目に値する事件と言ってよいでしょう。

 ヨーロッパ初演は時をおいて2013 年。ドイツの現代芸術祭〈ルール・トリエンナーレ〉の開幕公演として、芸術祭監督ハイナー・ゲッベルスの演出と、WERGO でおなじみ腕利き現代音楽演奏集団〈ムジークファブリーク〉によって披露されました。
 この時に楽器を新規で再構築したため以降も上演が可能になり、歴史的怪作の現代における華麗な復活としておおいに話題になりました。
 そして2015 年7 月には同じ組み合わせでリンカーンセンター・フェスティバルにて再演。そのタイミングで製作されたのがこのCD です。

 ブックレットに掲載されたカラー写真からは、舞台装置と一体化するように配置された微分音楽器たちの真に奇抜的な存在感が味わえます。
 この数多の打楽器たちが乱舞する強烈なサウンドに彩られた『怒りの妄想』は、楽器の製作と習得だけでも相当な時間を要する作品。
 この難物に臆することなく果敢に挑んだ音楽家たちが創りあげた、とことん刺激的な世界に痺れます。

 『怒りの妄想』は序と2つの幕からなり、序は「The Beginning of a Web」というタイトル。もちろん作曲当時はインターネットもない時代なので〈WEB=蜘蛛の巣状のネットワーク〉という意味合い。
 第1幕では日本の能楽『敦盛』が、第2幕ではエチオピアの民話『正義』が物語の下敷きになっていて、どちらも他者への怒りにとらわれるもそれは無益であり最後には和解へと至る、という筋書きを辿ります。
 パーチ自身の創作と外界との軋轢が描かれているのかもしれません。また作曲家自身も経験した「ホーボー(放浪労働者)」が登場するのもパーチ作品らしい特徴です。

 
 




RUBICON



RCD1097
¥2600
エスター・ビリンガー(ピアノ)
ドビュッシー:映像

 ドビュッシー:
  映像第1集/映像第2集/バラード/
  仮面(マスク)/アラベスク第1番/
  月の光/夜想曲/喜びの島
エスター・ビリンガー(ピアノ)

 ドイツ期待のピアニスト!エスター・ビリンガーによるドビュッシー!

 ☆第6回ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクールで第1位獲得!
 ☆Rubiconからのソロ・アルバム第2弾!

 第6回ヨハン・セバスティアン・バッハ国際コンクールで第1位に輝いたエスター・ビリンガーによるRubicon(ルビコン)からのソロ・アルバム第2弾は、ドビュッシー・アルバム。
 作曲家自身がその出来に非常に満足し、「シューマンの左かショパンの右に位置するだろう」と語ったとされる曲集《映像》をメイン・プログラムとして、ドビュッシーの名曲を収録しました。

 ピアニストのエスター・ビリンガーは、3歳でピアノを弾き始め、彼女の並外れた才能は非常に早くから認められ、6歳の頃にはオーケストラのソリストとしてデビューしました。
 数多くの世界的ピアニストを育成したドイツの名教師、カール=ハインツ・ケマーリングに師事し、ヴァイオリニストのレア・ビリンガーとともに姉妹デュオ(デュオ・ビリンガー)としても華々しい活躍を見せる他、MDR音楽祭やライプツィヒ・バッハ音楽祭など各種音楽祭に招待され、オーケストラとの共演も数多く行うなど、その活躍ぶりと多才さが海外メディアに称賛されています。
 




SALAMANDRE



SALAM 001
(2CD)
¥3100
アンサンブル・カリオペ
「プラハ、パリ、ニューヨーク」~マルティヌー室内楽作品集

 (1)3つの抒情的メロドラマ(晩/トンボ/ジャワの踊り)
 (2)クラリネットとピアノのためのソナティーヌ
 (3)三重奏曲 H300(フルート、ヴィオラとピアノ)
 (4)トランペットとピアノのためのソナティーヌ
 (5)バレエ「調理場レビュー」(フランス語朗読付き)
 (6)バレエ「調理場レビュー」(チェコ語朗読付き)
アンサンブル・カリオペ
(5)ヴァンサン・フィギュリ(朗読)
(6)ソーニャ・チェルヴェナー(朗読)

 録音:2013年12月,2014年2,7月 フランス パリ,105'37 (5)(6)世界初録音

 マルティヌーの室内楽作品を集めたCD2枚。目玉は「3つの抒情的メロドラマ」。
 1913年、マルティヌーがまだ23歳頃の作品。3曲ともハープを多用し、幻夢的色彩を広げた名曲。これが世界初録音との記載がある。クラリネットとピアノのためのソナティーヌとトランペットとピアノのためのソナティーヌは人気曲。
 三重奏曲はオリジナルはフルート、チェロとピアノだが、フランス,米国のフルート奏者ルイ・モイーズ(マルセルの息子)が、妻ブランシュ・オネガーがヴィオラで演奏するためにマルティヌーから許可を得て置き換えたもの。

 「調理場レビュー」は1927年に初演された、小アンサンブル伴奏による1幕のバレエ。レビューは英語のここから採られた組曲の方が知られているかもしれないが、バレエは10曲あり、ジャズを取り入れたりしていてコンパクトながら楽しめる作品。ここにはフランス語朗読とチェコ語朗読の2種収録している。
 
 ソーニャ・チェルヴェナーはチェコのメッゾソプラノ。1960年代にバイロイト音楽祭でも活躍したという大ベテランで、録音当時は88歳くらいだったはず。女優としてまだ活躍している。
 ヴァンサン・フィギュリはフランスの俳優、音楽家、詩人。
 

SALAM 002
(2CD)
¥3100
「五月の夜」~
 アルフレッド・ブリュノ(1857-1934):歌曲と室内楽作品集

  (1)古風な歌曲集(10曲)/(2)戸外(10曲)/
  (3)奇跡/(4)晩/(5)五月の夜/
  (6)ヴァイオリンのためのロマンス/
  (7)ホルンのための幻想曲/
  (8)ヴィオラのためのロマンス/
  (9)チェロのための小曲集/
  (10)クラリネット四重奏のためのロマンス/
  (11)「子どもの王」前奏曲
シリル・デュボワ(テノール)
ジェフ・コーエン(ピアノ)
ヴァンサン・フィギュリ(朗読)
ヴァレーズ四重奏団
マリー・ノルマン(ハープ)
ジャン・マクマナマカ(ホルン)
アンシェ・アンテ四重奏団(クラリネット四重奏)

 録音:2018年11月,2019年5月 フランス パリ、96'19

 近代フランス音楽が好きな方にはぜひお勧めの2CD。
 近年ジワジワと人気が高まっているフランスの作曲家、アルフレッド・ブリュノ(1857-1934)の歌曲と室内楽作品を収録。
 古風な歌曲集は、ジョルダーノのオペラで有名なフランス革命に散った詩人、アンドレ・シェニエの詩に付けた歌曲。こんな素晴らしい近代フランス歌曲があったのか!というほど美しい曲ばかり。
 古風という通り伴奏は控えめなものなのだが、それが一層気品の高さを醸している。この傾向はテオフィル・ゴーティエの詩による歌曲集「戸外」でも同様である。
 どちらもシリル・デュボワが極めて柔らかく、フランス的柔和で歌っている。「五月の夜」は、ハープと弦楽四重奏の演奏に朗読が入る作品。
 ヴァイオリンのためのロマンス、ホルンのための幻想曲、ヴィオラのためのロマンスなどの小品はいずれもサロン風の気の利いた音楽。クラリネット四重奏のためのロマンスもしっとりとした名曲。
 「子どもの王」は、エミール・ゾラの台本による1905年のオペラ。その他の曲も含め、どれも非常に魅力的な曲ばかりで、CD2枚たっぷり楽しめるだろう。
 
 

SALAM 003
¥2400
「ジャック・ド・ラ・プレスル(1888-1969):
 ピアノ独奏曲とピアノ伴奏歌曲集」

  ド・ラ・プレスル:
   子守歌/明るい時間(歌曲 2曲)/幻想的なパレード/
   歌(歌曲)/即興曲/忘れられたアリエット(歌曲)/
   恋愛の対話(歌曲)/主題と変奏/
   神秘的な予期(歌曲 3曲)/写真のアルバム(11曲)/
   手紙(歌曲)/小さな子守歌/極東(歌曲)/
   タバランのお嬢様
  イベール(1890-1962):森(語りとピアノのための 4曲)
ロレーヌ・ド・ラチュルド(ピアノ)
ヴァレリー・コンドリュシ(ソプラノ)
ヴァンサン・フィギュリ(朗読)

 録音:2019年4月パリ、79'00

 フランスの作曲家、ジャック・ド・ラ・プレスル(1888―1969)のピアノ独奏曲とピアノ伴奏歌曲を集めている。ド・ラ・プレスルはヴェルサイユの生まれ。
 ヴェルサイユ音楽院で学んだ後、パリ音楽院でさらに学び、1921年にはローマ大賞を受賞している。1937年から1958年までパリ音楽院で和声を教えた。
 作風は極めて平明穏健で、華やかな音楽も稀、刺激的な要素は皆無、それゆれ20世紀後半には注目されなかったのだろうが、今となってはその穏やかで静かな美しさがたいへん素晴らしい。
 余白に、ほぼ同世代のジャック・イベール(1890-1962)の語りとピアノのための「森」を収録、イベールらしい洗練された美感が映えている隠れた名曲。これも含め半数以上が世界初録音。
 ロレーヌ・ド・ラチュルドはフランスのピアニスト。20世紀の作品を得意としている。ヴァレリー・コンドリュシはフランスのソプラノ。
 
 


SALAM 004
¥2400
「シベリウス:メロドラマ集」
 妬ましい夜(フランス語朗読)/
 孤独なスキーの滑り跡(フランス語朗読)/
 伯爵夫人の肖像画(朗読なし)/
 森の精/伝説/もしあなたが見たのなら/
 伯爵夫人の肖像画(フランス語朗読)/
 孤独なスキーの滑り跡(スウェーデン語)
ヴァンサン・フィギュリ(朗読)
アンサンブル・カリオペ
秦茂子(はた しげこ,ソプラノ)

 録音:2020年12月14,15,16日,2021年3月22日、66'02

 シベリウスの作品の中でも隠れた名作と言われるメロドラマを集めたもの。メロドラマとは朗読と伴奏を絡めた音楽で、特にフランスでよく用いられた形式。
 シベリウスは若い頃にメロドラマをいくつか書いており、いずれも瑞々しい美しさに満ちた名曲なのだが、取り上げられる機会はあまりなく、録音ですら数えるほど。
 「妬ましい夜」は15分に迫り、ソプラノも加わる力作。「孤独なスキーの滑り跡」は4分弱の短い曲ながら非常に魅力的な音楽。ピアノ版とハープ+弦楽合奏版があるが、ここでは後者。
 「伯爵夫人の肖像画」はしばしば朗読なしで演奏され、ここでも朗読ありと朗読なしの2種を収録。「森の精」は、管弦楽のためのバラードの「森の精」の兄弟作品。朗読は基本的にフランス語によるが、「孤独なスキーの滑り跡」は原語であるスウェーデン語でも収録されている。
 ヴァンサン・フィギュリはフランスの音楽家、詩人。
 アンサンブル・カリオペは1999年創立の室内アンサンブル。ソプラノ独唱で福島県出身の秦茂子が参加している。
 
 
SALAM 600
¥2400
プロコフィエフが1950年に子ども向けに書いた
 組曲「冬のかがり火」

  プロコフィエフ:
   「冬のかがり火」(フランス語朗読)
   「冬のかがり火」(英語朗読)
   「冬のかがり火」(朗読なし)
ヴァンサン・フィギュリ(朗読)
アンドレイ・チスチャコフ(指揮)
セゾン・リュス交響楽団
セゾン・リュス合唱団(児童合唱)

 録音:1995年5月モスクワ(管弦楽部分,Le Chant du Mondeからのライセンス使用)、59'22

 プロコフィエフが1950年に子ども向けに書いた組曲「冬のかがり火」は、サムイル・マルシャークの詩に音楽を付けたもの。たいへんに親しみやすい音楽なのだが、残念ながらあまり知名度が高くない。
 ここでは、1995年にアンドレイ・チスチャコフが指揮した管弦楽録音に、音楽家で詩人のヴァンサン・フィギュリがマルシャークの詩の朗読を加えている。
 プロコフィエフは「冬のかがり火」の楽譜に朗読を入れる場所を指定しなかったため、一般的には朗読それから音楽という演奏になるが、フィギュリはそれでは詩と音楽がバラバラになってしまうと、自身で音楽の中に朗読が入る場所を捜して、上手く絡むように仕立てている。
 ここではフランス語朗読、英語朗読、そして朗読なし管弦楽のみの3種が収録されている。チスチャコフの演奏はLe Chant du Mondeからのライセンス使用。
 アンドレイ・チスチャコフは、1949年ソ連、レニングラードの生まれ。1990年代にメキメキと頭角を現し、ボリショイ劇場の指揮者も務め、録音も多数と活躍したが、2000年、51歳で早世した。
 
 

SALAM 601
¥2400
ドヴォルザークの交響詩「真昼の魔女」
 ドヴォルザーク:
  交響詩「真昼の魔女」Op.108(フランス語朗読入り)
  交響詩「真昼の魔女」Op.108(管弦楽演奏のみ)
  交響詩「真昼の魔女」Op.108(チェコ語朗読入り)
  交響詩「真昼の魔女」Op.108(英語朗読入り)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
エヴァ・ツェンドルス(チェコ語朗読)
ヴァンサン・フィギュリ(フランス語,英語朗読)

 録音:1994年5月3-7日 チェコ プラハ(管弦楽部分,Chandosからのライセンス使用)、71'10

 ドヴォルザークの交響詩「真昼の魔女」に、その基となったチェコの詩人、カレル・ヤロミール・エルベンの詩を音楽に合わせて朗読したもの。
 朗読はチェコ語、フランス語、英語の3種が別々に収められている。さらにオーケストラ演奏だけのものも収録。
 演奏はイルジー・ビエロフラーヴェクの指揮するチェコ・フィルハーモニー管弦楽団という本場もので、Chandosからのライセンス使用。
 エヴァ・ツェンドルスはチェコ出身でパリを拠点に活躍するナレーター。ヴァンサン・フィギュリはフランスの音楽家、詩人。

 ※SALAM601とSALAM602は装丁がほぼ同一です。販売および購入の際は品番もしくはバーコード番号をご確認して取り違いのないようお気を付けください。(代理店)
 
 

SALAM 602
¥2400
ドヴォルザークの交響詩「真昼の魔女」
 ドヴォルザーク:
  交響詩「真昼の魔女」Op.108(フランス語朗読入り)
  交響詩「真昼の魔女」Op.108(管弦楽演奏のみ)
  交響詩「真昼の魔女」Op.108(ドイツ語朗読入り)
  交響詩「真昼の魔女」Op.108(イタリア語朗読入り)
イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァンサン・フィギュリ
 (フランス語,ドイツ語,イタリア語朗読)

 録音:1994年5月3-7日 チェコ プラハ(管弦楽部分,Chandosからのライセンス使用)、71'10

 ドヴォルザークの交響詩「真昼の魔女」に、その基となったチェコの詩人、カレル・ヤロミール・エルベンの詩を音楽に合わせて朗読したもの。
 朗読はフランス語、ドイツ語,イタリア語の3種が別々に収められている。さらにオーケストラ演奏だけのものも収録。
 演奏はイルジー・ビエロフラーヴェクの指揮するチェコ・フィルハーモニー管弦楽団という本場もので、Chandosからのライセンス使用。ヴァンサン・フィギュリはフランスの音楽家、詩人。

 ※SALAMANDRE 601とSALAMANDRE 602は装丁がほぼ同一です。販売および購入の際は品番もしくはバーコード番号をご確認して取り違いのないようお気を付けください。(代理店)
 




<メジャー・レーベル>
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WARNER



9029624537
(30CD)
\15000→\13990

ヴォーン・ウィリアムズ
 ニュー・コレクターズ・エディション(30CD)


Disc1
 海の交響曲(交響曲第1番)

ジョアン・ロジャース(ソプラノ)
ウィリアム・シメル(バリトン)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)


Disc2
 ロンドン交響曲(交響曲第2番)
 交響曲第8番ニ短調

ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)


Disc3
 田園交響曲(交響曲第3番)
 交響曲第4番ヘ短調

ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)


Disc4
 オーボエと弦楽のための協奏曲イ短調
 交響曲第5番ニ長調

ジョナサン・スモール(オーボエ)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)


Disc5
 交響曲第6番ホ短調
 交響曲第9番ホ短調

ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)


Disc6
 音楽へのセレナード(合唱と管弦楽版)
 二重弦楽オーケストラのためのパルティータ
 南極交響曲(交響曲第7番)

アリソン・ハーガン(ソプラノ)
イアン・トレーシー(オルガン)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)


Disc7
1. すずめばち(アリストファネス組曲)
2. 前奏曲とフーガ ハ短調
3. ピアノ協奏曲ハ長調

デイヴィッド・ベル(オルガン)
ピアーズ・レーン(ピアノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1,2)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(3)
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)


Disc8
1. 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲ハ長調
2. 仮面劇『ヨブ』

ヴィトヤ・ヴロンスキー&ヴィクター・バビン(ピアノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
ロンドン交響楽団(2)
エードリアン・ボールト(指揮)


Disc9
1. 音楽へのセレナード(16人の独唱者と管弦楽版)
2. イギリス民謡組曲(ゴードン・ジェイコブによる管弦楽版)
3. ノーフォーク狂詩曲第1番
4. グリーンスリーヴズによる幻想曲(ラルフ・グリーヴズ編)
5. 交響的印象『沼沢地方にて』
6. ロマンス『揚げひばり』

ヒュー・ビーン(ヴァイオリン)
ニュー・フィルハーモニー管弦楽団(3,5,6)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
ロンドン交響楽団(2,4)
エードリアン・ボールト(指揮)


Disc10
 トマス・タリスの主題による幻想曲

ボーンマス交響楽団
コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)

 行進曲『海の歌』
 イギリス民謡組曲(吹奏楽版)

英国王立空軍中央軍楽隊
エリック・バンクス中佐(指揮)

 映画『沿岸司令部』~夜明けのパトロール

ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
チャールズ・グローヴズ(指揮)

 合奏協奏曲

ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
エードリアン・ボールト(指揮)

 ハーモニカと弦楽のためのロマンス(モノラル録音)

ラリー・アドラー(ハーモニカ)
BBC交響楽団
マルコム・サージェント(指揮)

 バス・チューバと管弦楽のための協奏曲ヘ短調(モノラル録音)

フィリップ・カテリネット(チューバ)
ロンドン交響楽団
ジョン・バルビローリ(指揮)


Disc11
1. 音楽へのセレナード(管弦楽版)
2. 『毒とキス』序曲
3. バレエ音楽『老コール王』
4. 5つの神秘的な歌
5. 『オールド・キャロル・チューン』前奏曲
6. ランニング・セット
7. 映画『49度線』組曲~前奏曲
8. 行進曲『海の歌』(管弦楽版)

スティーヴン・ロバーツ(バリトン:5)
ノーザン・シンフォニア&シンフォニア・コーラス
リチャード・ヒコックス(指揮)


Disc12
 ブラス・バンドのための変奏曲(ゴードン・ジェイコブによる管弦楽版)

ボーンマス交響楽団
リチャード・ヒコックス(指揮)

 2つの讃歌による前奏曲
 アカデミックな協奏曲ニ短調
 3つのウェールズの賛美歌による前奏曲(アーノルド・フォスターによる管弦楽版)

ブラッドレイ・クレスウィック(ヴァイオリン)
ノーザン・シンフォニア
リチャード・ヒコックス(指揮)

 弦楽四重奏曲第1番ト短調

ブリテン四重奏団


Disc13
 ヴァイオリン・ソナタ イ短調
 幻想的五重奏曲
 イングランド民謡による6つの習作
 弦楽四重奏曲第2番

ミュージック・グループ・オブ・ロンドン

 グリーンスリーヴズによる幻想曲(ワトソン・フォーブス編)
 ヴィオラと小管弦楽のための組曲~ ギャロップ(ワトソン・フォーブス編)

ハーバート・ダウンズ(ヴィオラ)
オシアン・エリス(ハープ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)


Disc14
1. 未知の国へ
2. カンタータ『我らに平和を与えたまえ』
3. 旧詩篇歌第104番に基づく(変奏曲風)幻想曲

シェイラ・アームストロング(ソプラノ:2)
ジョン・キャロル・ケース(バリトン:2)
ピーター・ケイティン(ピアノ:3)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
エードリアン・ボールト(指揮)

 マニフィカト

ヘレン・ワッツ(コントラルト)
クリストファー・ハイド・スミス(フルート)
アンブロジアン・シンガーズ
オーケストラ・ノヴァ・オヴ・ロンドン
メレディス・デイヴィス(指揮)


Disc15
 オックスフォード悲歌

ジョン・ウェストブルック(語り)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
ジェイクス管弦楽団
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)

 3つの合唱讃歌~第3番『ウィットサンデー讃歌』

ロビン・ドーブトン(テノール)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)

 組曲『野の花(フロス・カンピ)』

セシル・アーロノヴィッツ(ヴィオラ)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
ジェイクス管弦楽団
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)

 オラトリオ『聖なる市民』

イアン・パートリッジ(テノール)
ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
バッハ合唱団
ロンドン交響楽団
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)


Disc16
 5つのチューダー朝の肖像

エリザベス・ベインブリッジ(コントラルト)
ジョン・キャロル・ケース(バリトン)
バッハ合唱団
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)

 ベネディクトゥス

ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
バッハ合唱団
ロンドン交響楽団、
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)

 『富める人とラザロ』の5つの異版

ジェイクス管弦楽団
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)

 リンデン・リー(合唱版)

オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団
エドワード・ヒギンボトム(指揮)

 ウィーザーズ・ロッキング・ヒム

ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
スティーヴン・クレオバリー(指揮)


Disc17
 クリスマス・キャロルによる幻想曲(弦楽とオルガン付き版)

ジョン・バロウ(バリトン)
ギルドフォード大聖堂聖歌隊
ギャビン・ウィリアムズ(オルガン)
ロンドン弦楽オーケストラ
バリー・ローズ(指揮)

 クリスマス・カンタータ『この日』

ジャネット・ベイカー(ソプラノ)
リチャード・ルイス(テノール)
ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)
フィリップ・レッジャー(オルガン)
バッハ合唱団
ウェストミンスター寺院聖歌隊
ロンドン交響楽団
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)


Disc18
 クリスマス・キャロルによる幻想曲(管弦楽付き版)

スティーヴン・ロバーツ(バリトン)
ロンドン交響楽団&合唱団
リチャード・ヒコックス(指揮)

 ヨークシャーの酒宴の歌

バッハ合唱団
ジェイクス管弦楽団
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)

 ウィンザーの森で

ボーンマス交響楽団&合唱団
ノーマン・デル・マー(指揮)

 旅の歌
 ウェンロック・エッジ

トーマス・アレン(バリトン)
ロバート・ティアー(テノール)
バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル(指揮)


Disc19
 おお、ともに手を打ち鳴らせ
 ミサ曲ト短調

ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団

 よろずのくにびと

ウェインフリート・シンガーズ

 味わい、見よ

ウェインフリート・シンガーズ
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊

 テ・デウム ト長調

ワンズワース・スクール少年合唱団

 この世にあかしをたてて

ヨーク大聖堂聖歌隊

 3つのウェールズ地方の讃歌による前奏曲

ロバート・ジョイス(オルガン)

 天から送られた真実
 ああベツレヘムよ
 ヨゼフとマリア
 アンド・オール・イン・ザ・モーニング
 アレルヤ! イエスに歌う
 カム・ダウン・オー・ラヴ・ディヴァイン
 よろずのくにびと(ロイ・ダグラス編)

ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団


Disc20
 4つの詩篇
 10のブレイクの歌
 ウェンロック・エッジで

イアン・パートリッジ(テノール)
ミュージック・グループ・オブ・ロンドン


Disc21
 歌曲集『生命の家』
 歌曲集『旅の歌』

アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)
デイヴィッド・ウィルソン(ピアノ)


Disc22
1.リンデン・リー
2.オルフェウスがリュートをとれば
3.ハンズ、アイズ・アンド・ハート
4.レスト
5.リンデン・リー
7-11. 5つのイギリス民謡集
12. Bushes and Briars
13. Loch Lomond
14. John Dory
15. Greensleeves
16. Ward, the Pirate
17. Ca' the Yowes
18. The Unquiet Grave
19. The Seeds of Love
20. Early in the Spring
21. The Turtle Dove
22. An Acre of Land
23. Bushes and Briars(men's voices)
24. Wassail Song
25. Bushes and Briars(voice and piano version)
26. リンデン・リー

ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ:1,25)
デイヴィッド・ダニエルズ(カウンターテナー:2,3)
イアン・ボストリッジ(テノール:26)
キングズ・シンガーズ(4)
フィリップ・マーティン(ボーイ・ソプラノ:5)
セント・ポール大聖堂聖歌隊(5,6)
ジェフリー・ショウ(バリトン:19)
イアン・パートリッジ(テノール:8,13,17)
クリストファー・キート(バリトン:21)、
スーザン・ロングフィールド(ソプラノ:22)
ロンドン・マドリガル・シンガーズ(7-22)
バコリアン・シンガーズ(23,24)


Disc23:フォークソング・アレンジメント
『イースト・アングリア』
1. The Captain's Apprentice
2. As I walked out
3. Bushes and Briars
4. Geordie
5. On Board a Ninety-Eight

『ウェセックス』
6. The Ploughman
7. The Brewer
8. Rolling in the Dew

『キャロル』
9. The Truth Sent from Above
10. Joseph and Mary
11. The Saviour's Love

『フランス』
12. Reveillez-vous, Piccars
13. Chanson de quete
14. Ballade de Jesus Christ

『ニューファンドランド』
15. She's like the swallow
16. The Morning Dew
17. The Maiden's Lament
18. The Cuckoo

『ヴァイオリンとピアノのための編曲』
19. The Lawyer
20. Searching for Lambs
21. How cold the wind doth blow(or The Unquiet Grave)

ロバート・ティアー(テノール)
フィリップ・レッジャー(ピアノ)
ヒュー・ビーン(ヴァイオリン)

 感謝祭の歌

ベティ・ドールモア(ソプラノ)
ロバート・スペイト(語り)
ハリー・ガブ(オルガン)
ルートン合唱協会&ルートン少女合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
エードリアン・ボールト(指揮)


Disc24
 カンタータ『祝婚歌』

スティーヴン・ロバーツ(バリトン)
ハワード・シェリー(ピアノ)
ジョナサン・スノーデン(フルート)
バッハ合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)

 歌劇『海へ乗り行く人々』

ノーマ・バロウズ(ソプラノ)
マーガレット・プライス(ソプラノ)
ヘレン・ワッツ(アルト)
ベンジャミン・ラクソン(バリトン)
ポーリン・スティーヴンス(メゾ・ソプラノ)、他
オーケストラ・ノヴァ・オブ・ロンドン
メレディス・デイヴィス(指揮)


Disc25-26
 歌劇『牛追いヒュー』

ロバート・ティアー(テノール)
シーラ・アームストロング(ソプラノ)
ロバート・ロイド(バス)
マイケル・リッポン(バリトン)
ヘレン・ワッツ(アルト)
レスリー・ファイソン(バリトン)、他
アンブロジアン・オペラ・コーラス
セント・ポール大聖堂聖歌隊
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
チャールズ・グローヴズ(指揮)


Disc27-28
 歌劇『恋するサー・ジョン』

ライムンド・ヘリンクス(バリトン)
テリー・ジェンキンス(テノール)
バーナード・ディカーソン(バリトン)
ジョン・ノーブル(バリトン)
フェリシティ・パーマー(メゾ・ソプラノ)
ヘレン・ワッツ(アルト)
ロバート・ティアー(テノール)
ロバート・ロイド(バス)
スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)、他
ジョン・オールディス合唱団
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
メレディス・デイヴィス(指揮)


Disc29-30
 歌劇『天路歴程』

ノーマ・バロウズ(ソプラノ)
シェイラ・アームストロング(ソプラノ)
イアン・パートリッジ(テノール)
ジョン・エルウィス(テノール)
ロバート・ロイド(バス)
ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)
ジェフリー・ショウ(バリトン)、他
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
エードリアン・ボールト(指揮)

 『天路歴程』リハーサル(約30分)



 エルガーと共に英国を代表する作曲家、ヴォーン・ウィリアムズ[1872-1958]の生誕150年を記念したボックス・セット。

 交響曲全集のほか、数多くのオーケストラ作品に室内楽作品、そして美しい声楽作品など、主要作といわれる作品すべて網羅したコレクターズ・ボックスです。

 ヴァーノン・ハンドリー、ウィルコックスやボールトなど、演奏水準の高いものを中心に収録。さらに現在において演奏・録音されない編曲作品、声楽曲、歌劇なども念入りに収集。
 ヴォーン・ウィリアムズの全貌を理解し味わうのに最適なボックスです。

 このボックスは2008年に旧EMIより発売されていたものですが、初回生産のみですぐに完売し、ずっと入手出来なかったものです。
 2022年の生誕150年として、一部権利上収録できない音源を入れ替えての、待望の再発売です。


※ディスクの順番、収録曲順は変更される場合がございます。ご了承ください
※輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。




<映像>

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C MAJOR(映像)



80 6604
(Blu-ray)
¥5400→\4990
2021年ザルツブルク音楽祭ライヴ、ムーティ初挑戦!
 「ベートーヴェンのミサ・ソレムニス」

  ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
ッカルド・ムーティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
ローザ・フェオーラ(ソプラノ)
アリサ・コロソーヴァ(アルト)
ドミトリー・コルチャック(テノール)
イルダル・アブドラザコフ(バス)
KKC 9750
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥6620


80 6508
(DVD)
¥3700→\3390
KKC 9751
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4620

 2021年ザルツブルク音楽祭ライヴ、ムーティ初挑戦!マエストロが深い敬意を捧げる作品「ベートーヴェンのミサ・ソレムニス」

 録音:2021年8月、ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9 1080i、音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.0、原語:ラテン語、字幕:英独仏韓日、91分
 (DVD)画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.0、原語:ラテン語、字幕:英独仏韓日、91分

 2021年ザルツブルク音楽祭で行われた、ムーティ&ウィーン・フィルによる「ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス」のライヴ映像。
 1989年にカラヤンが亡くなって以来、マリア昇天祭の祝日(8月15日)の前後に行われるウィーン・フィルの演奏会はリッカルド・ムーティに託されています。
 ザルツブルク音楽祭の毎年のハイライトである人気公演に80歳となるムーティが選んだ演目は「ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス」でした。
 ムーティにとって同演目は意外にも初挑戦とのこと。50年以上前から作品については勉強を重ねていたそうですが、作品の偉大さを前に中々演奏することができなかったといいます。
 しかし、2020年のパンデミックを機に音楽家の使命としてミサ・ソレムニスに取り組むことができ、2021年ザルツブルク音楽祭で初披露することとなりました。

 ベートーヴェンのミサ・ソレムニス(荘厳ミサ)は1819年から5年の歳月を費やして書かれ、同時期には交響曲第9番の作曲も行っており、ベートーヴェン自ら「わたしの最高傑作」と言う晩年の大作。
 親交の深かったルドルフ大公の大司教就任祝いにこのミサ曲を書き始めましたが、構想がどんどん膨れ上がり結局そのお祝いには間に合わず、就任から4年後にようやく全曲が初演。
 完成した作品は、カトリックの典礼、ドラマチックな表現力、瞑想的な祈り、賛歌のような表現、古風な要素、交響曲的な構成といったものを一つにまとめ上げた記念碑的な芸術作品となり、ベートーヴェンがミサ曲という枠組みを超える作品を生み出すべく格闘した結果といえるでしょう。

 そして作曲家最晩年の大作であると同時に、解釈が非常に難しいことでも知られる楽曲ですが、それだけに指揮者の力量が問われます。
 ローザ・フェオーラ、アリサ・コロソヴァ、ドミトリー・コルチャック、イルダール・アブドラザコフの4人のソリスト、そしてウィーン・フィルとともに濃密な演奏を繰り広げ、ムーティが長年畏敬の念を持って接していた作品だけに、作曲上の意図を最大限に表現した見事な音楽を作り上げています。
 

<LP>


TESTAMENT(LP)


SBTLP 1156
(LP)
¥5500
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ(1947年版)
 【Side 1】
  第1場 謝肉祭の市(7:42)、手品師の芸(3:02)
  第2場 ペトルーシュカの部屋(4:36)
 【Side 2】
  第3場
   ムーア人部屋 - バレリーナの踊り(4:03)、
   ワルツ:バレリーナとムーア人(3:45)
  第4場
   謝肉祭の市(1:09)、乳母の踊り(3:00)、
   熊を連れた農夫(1:21)、ボヘミアンと行商人(1:15)、
   馭者と馬丁たち(2:27)、仮装した人々(1:52)、
   格闘:ムーア人とペトルーシュカ(0:59)、
    ペトルーシュカの死(0:49)、警官と人形使い(1:19)、
   ペトルーシュカの亡霊(0:58)
オットー・クレンペラー(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

 LP初出。これほど破天荒な「ペトルーシュカ」があった?広大な広がりに満ちた優秀録音!悠揚迫らぬ大迫力、クレンペラーの緊迫至芸!ペトルーシュカがLPで初登場!アナログ盤ならではの生々しさ!!

 録音:1967年3月28, 30&31日、アビーロード・スタジオ、ロンドン(STEREO)/180g 重量盤、STEREO

 TESTAMENTカタログ中の屈指のベストセラー演奏、クレンペラーのペトルーシュカがLP 初登場!
 そのユニークな解釈、スコアの洞察力に話題沸騰!テスタメントがEMI のマスターテープから発掘、CD 化したクレンペラーの「ペトルーシュカ」がLPとなって登場します(もちろん本演奏の初LP 化)。アナログ録音最盛期の優秀録音。
 2022年に69歳で惜しくも亡くなったレーベル創業者、スチュワート・ブラウン氏のいわば置き土産ともいえる、特別なリリースといえましょう。
 
 ※ CD(SBT-1156およびKKC-6081)ではカップリングとして「プルチネルラ」(EMIで既発)が収録されておりましたが、本盤は「ペトルーシュカ」のみの所収。クレンペラーの"超絶"演奏をアナログ盤ならではの生々しさで、じっくりとご堪能ください。

 このペトルーシュカの録音についてのいきさつは、以下のとおり(KKC-6081ブックレット/アラン・サンダース氏によるライナーノーツ・川嶋文丸氏訳)
 ・1950年代後期、ステレオ技術への関心が高まり、EMI は「ペトルーシュカ」の模範的なレコードを制作すべく、カラヤンとクレンペラーを検討していた。
 ・クレンペラーはストラヴィンスキーと14年パリでの公演の際に会い、その後親交を温めてきた。「ぺトルーシュカ」を22年ケルンで初めて指揮、プログラムにとりあげてきた。
 ・67年4月4日のクレツキとニュー・フィルハーモニアの公演は指揮者病気のためクレンペラーが代役をつとめたが、彼はプログラムの一部を「ペトルーシュカ」に差し替えた。
 ・EMIの対応は素早く、コンサートの前にこの作品を録音すべく、スタジオを押えた。セッションは3 日間行われた。
 ・EMIはテープの編集を完了したが、演奏に不備があり、発売できないと判断した。
 ・99年、テスタメントがクレンペラーの遺産を発掘すべく、テープをすべてチェックしたところ、EMI が編集したテープはほとんど3日目のセッションから作られていた。テスタメントは新鮮な気分で取り組んだ最初の日のセッションをメインに選んだ。
 
















6/29(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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ARTE DELL’ARCO JAPAN



ADJ 067
¥2800→\2590
ツィパーリング、若松夏美、鈴木秀美
 ハイドン:バリトン・トリオ集

 (1)第101番 ハ長調 Hob.XI:101
 (2)第96番 ロ短調 Hob.XI:96
 (3)第125番 ト長調 Hob.XI:125
 (4)第109番 ハ長調 Hob.XI:109
 (5)第87番 イ短調 Hob.XI:87
 (6)第97番 ニ長調 Hob.XI:97「エスターハージ侯爵の命名祝日のために」


ライナー・ツィパーリング(バリトン)
若松夏美(ヴィオラ)
鈴木秀美(チェロ)

 共鳴弦をもった「バリトン」を名手ツィパーリングが演奏!ツィパーリング、若松夏美、鈴木秀美がハイドンのバリトン・トリオを録音!

 録音:2018年3月13-15日/六花亭 ふきのとうホール(札幌)/DDD、75'01、日本語・英語・帯・解説付【解説:鈴木秀美】

 エスターハージ候ニコラウスが愛好していた楽器「バリトン」。ヴィオラ・ダ・ガンバに似た楽器で共鳴弦をネックの後ろ側ではじくことができるのが特徴です。
 ハイドンはこの楽器を含むおびただしい作品を残しておりヴィオラ、チェロを伴うバリトン・トリオは1770年代半ばまでに、少なくても126曲を残しています。
 当アルバムには6曲を収録しました。

 こんにちではほとんど弾かれなくなった「バリトン」を名手ライナー・ツィパーリングが演奏。
 若松夏美、鈴木秀美という古楽界の名手たちとともにハイドンが想定した楽器で演奏、録音した当アルバムは非常に喜ばしいことと言えます。ハイドンのミニチュア・ワールドをご堪能ください!

 演奏会情報
 2022年7月21日(木) 昼公演:14:30開演 夜公演:19:00開演 としま区民センター
 「ヘンデルのいたロンドン~バロック室内楽の愉しみ~」
  ソプラノ:鈴木美登里
  ヴァイオリン:若松夏美、廣海史帆
  チェロ:鈴木秀美
  チェンバロ:上尾直毅

 
 




KLARTHE



KLA 057
¥2800
クラリネット奏者バルディルーも演奏した
 ウェーバー・アルバム!

  ウェーバー:
   (1)交響曲第1番 ハ長調 Op.19
   (2)ホルン小協奏曲 ホ短調 Op.45
   (3)アダージョとロンド J.115
   (4)クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調 Op.74
(2)ダヴィド・ゲリエ(ホルン)
(3)トマ・ブロシュ(グラス・ハーモニカ)
(4)ニコラ・バルディルー(クラリネット)
ヴィクトル・ユーゴー・フランシュ・コンテ管弦楽団
ジャン=フランソワ・ヴェルディエ(指揮)

 鬼才クラリネット奏者バルディルーも演奏したウェーバー・アルバム!

 録音:2015年12月/CRR(フランス)/DDD、ディジパック仕様

 ロマン派初期に活躍したウェーバーの交響曲第1番、ホルン小協奏曲、アダージョとロンド、クラリネット協奏曲第2番を収録したアルバム。
 ウェーバーは抒情に満ちた、まるで詩人のような想像力豊かな作品を書きました。
 当アルバムでは鬼才クラリネット奏者ニコラ・バルディルー、ホルン奏者ダヴィド・ゲリエらの名手が演奏。
 演奏機会こそ少ないこれらの作品の再発見ともいえる魅力満載なアルバムです。
 
 

KLA 061
¥2800
「忍耐」
 ガブリエル・シヴァク:
  (1)夜のゆりかご
  (2)忍耐
  (3)母音
  (4)愛のない国
  (5)3つの夢のような瞬間
  (6)雲のような削り工
  (7)スラムの歌手と管弦楽のための協奏曲
(1)エロイーズ・シヴァク(指揮)、
 赤ん坊の声(Voix de Bebe)、
(2)パリ児童合唱団、オード・グラター(指揮)、
(3)フランス放送少年少女合唱団、
 アニエス・ボンジャン(指揮)、
(4)マヤ・ビリャヌエバ(ソプラノ)、
 ピエール=アントワーヌ・ショミアン(テノール)、
 フランソワ・ヘンリー(ピアノ)、
(5)マヤ・ビリャヌエバ(ソプラノ)、
 パトリック・ランゴ(チェロ)、
 ロマン・ダヴィド(ピアノ)、
(6)パリ児童合唱団、エマヌエル・デュボ(指揮)、
(7)ガンジ(ヴォーカル)、
 ピカルディ管弦楽団、
 アリー・ファン・ベーク(指揮)

 声による微分音の愉しみ。仏注目の音楽家シヴァク、色とりどりの作品集!

 録音:(1)2010年5月/CRR(パリ)、(2)2016年5月/マランボ・スタジオ(フランス)、(3)2018年4月/ラ・ファム(パリ)、
 (4)2017年6月/マルセル寺院(パリ)、(5)2016年5月/マルセル寺院(パリ)、
 (6)2018年5月/アニス・グラ(アルクイユ)(ライヴ)、(7)2016年11月/REX文化センター(フランス)(ライヴ) /DDD、ディジパック仕様

 フランス注目の音楽家ガブリエル・シヴァク。チェリスト、オフェリー・ガイヤールからも絶大な信頼を得ている作曲家、ピアニストでマルチな才能を発揮しており、多彩な世界観は唯一無二の存在感を示しております。

 このアルバムではアルゼンチン、ポピュラー音楽、スラム音楽そしてラップなど、あらゆるジャンルからインスピレーションを得て作曲。
 微分音を多用した声、口笛、つぶやき、赤ん坊の泣き声など夢のような世界が広がります。
 
 

KLA 059
¥2800
トマ・ドリエがシューベルトの「白鳥の歌」を録音
 シューベルト:
  (1)猟師の歌 D.881
  (2)ガニュメート Op.19-3 D.544
  (3)魔王 Op.1 D.328
  (4)憩いなき愛 D.138
  (5)孤独な男 Op.41 D.800
  (6)白鳥の歌 D.957
トマ・ドリエ(バリトン)
オリヴィエ・ゴダン(ピアノ)

 名バリトン歌手トマ・ドリエがシューベルトの「白鳥の歌」を録音。ピアノは1859年製のエラールを用いて演奏!

 録音:2017年10月23-25日/サル・ブルギー、モントリオール美術館(カナダ)/DDD、ディジパック仕様

 シューベルトの遺作をまとめた歌曲集「白鳥の歌」を近年古楽界でも大いに活躍するバリトン、トマ・ドリエが録音しました。
 ピアノ伴奏は名手オリヴィエ・ゴダン。当録音では1859年製のエラールピアノを用いて演奏。
 奇跡的ともいえる保存状態で現在も変わらぬ音色が聴けます。
 




IBS CLASSICAL



IBS42022
¥2700
矢野 泰世(フォルテピアノ)
フランツ・シューベルト(1797-1828):
 ピアノ・ソナタ第19番、第7番

  ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D. 958
   1. I. Allegro
   2. II. Adagio
   3. III. Menuetto: Allegro - Trio
   4. IV. Allegro
  ピアノ・ソナタ第7番 変ホ長調 D. 568 Op. 122
   5. I. Allegro moderato
   6. II. Andante molto
   7. III. Menuetto: Allegretto - Trio
   8. IV. Allegro moderato
矢野 泰世(フォルテピアノ)
NYCX-10328
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 使用楽器: シューベルト所有のコンラート・グラーフのレプリカ、クリストファー・クラーク制作
 楽器調整・調律: ポール・マクナルティ
 録音: 2020年11月9-12日 Church St. Idda Bauen、ルツェルン(スイス)

 ローマ・サンタチェチーリア国立音楽院を首席で卒業後、スイス・ルツェルン音楽院で研鑽を積んだ東京出身のピアニスト、矢野泰世。
 彼女はもともとモダンピアノの演奏家でしたが、2001年にジュリアーノ・カルミニョーラとアンドレア・マルコンが演奏したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタの響きに感銘を受け、以来、フォルテピアノの演奏も始め、現在ではモダンピアノ、フォルテピアノの双方を自在に弾きこなす演奏家として活躍しています。
 矢野はかねてからシューベルトの音楽に深い思いを寄せていましたが、モダン・ピアノでは自らの思い描くシューベルトを表現しきれないと感じ、一念発起してクリストファー・クラークに晩年のシューベルトが持っていたコンラート・グラーフのレプリカを発注しました。
 注文から10年を経てようやく完成した楽器を使い、シューベルトが完成させたソナタ11曲の録音を開始しました。これは第18番と第16番を収めた前作に続く第2弾。
 古楽器のサウンドはマイルドと思っている人は、第19番冒頭のサウンドから、その激しさに驚かされることでしょう。
 演奏時間約31分という引き締まったテンポによる劇的な起伏はまさに「ベートーヴェンへのオマージュ」という評価に相応しいものです。
 
 両端楽章が「アレグロ・モデラート」と指定された第7番は一転して晴朗で穏やかなムードを基調とした演奏。
 若きシューベルトに期待する旋律美や伝統舞曲のリズムが随所に華やぎを添えています。
 
 今回は楽器製作者のクリストファー・クラーク自身が録音に立ち会い、6本のペダルを持つグラーフのレプリカから時に嵐のような響きさえ引き出し、その表現力の多彩さを聞かせます。
 そのサウンドの生々しさを伝える録音も聴きもので、シューベルト好きや歴史的ピアノ好きには聞き逃せない1枚です。

 ※国内仕様盤には矢野泰世自身による日本語解説が付属します。
 
 


NYCX-10327
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300
矢野 泰世(フォルテピアノ)
フランツ・シューベルト(1797-1828):
 ピアノ・ソナタ 第18番/第16番

  ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D. 894 Op. 78
   1. I. Molto moderato e cantabile
   2. II. Andante
   3. III. Menuetto: Allegro moderato
   4. IV. Allegretto
  ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D. 854 Op. 42
   5. I. Moderato
   6. II. Andante poco moto
   7. III. Scherzo: Allegro vivace
   8. IV. Rondo: Allegro vivace
矢野 泰世(フォルテピアノ)

 使用楽器: シューベルト所有のコンラート・グラーフのレプリカ、クリストファー・クラーク制作
 楽器調整・調律: ポール・マクナルティ
 録音: 2019年10月15-18日 Church St. Idda Bauen、ルツェルン(スイス)

 東京出身のピアニスト、矢野泰世が奏でるシューベルトのピアノ・ソナタ。彼女はもともとモダンピアノの演奏家でしたが、ジュリアーノ・カルミニョーラとアンドレア・マルコンが演奏したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタの響きに感銘を受けてフォルテピアノの演奏も始め、現在ではモダンピアノ、フォルテピアノの双方を自在に弾きこなす演奏家として活躍しています。
 矢野はかねてからシューベルトの音楽に深い思いを寄せていましたが、モダン・ピアノでは自らの思い描くシューベルトを表現しきれないと感じ、一念発起してクリストファー・クラークに晩年のシューベルトが持っていたコンラート・グラーフのレプリカを発注しました。
 注文から10年を経てようやく完成した楽器を使い、シューベルトが完成させたソナタ11曲の録音を開始します。これはその第1弾。
 
 冒頭を飾るのは後期ソナタ群の入り口とされる第18番。38分余りをかけた悠揚迫らざる演奏で、第21番に通じるおおらかなファンタジーと瞑想を感じさせます。
 よりダイナミックな起伏と劇的展開を持つ第16番も37分をかけてじっくりと演奏しています。
 
 フォルテピアノの名製作者としても知られるポール・マクナルティが調性した6本のペダルを持つグラーフのレプリカは多彩でデリケートな響きを持ち、それをディテールまですくいあげた録音も聴きもので、シューベルト好きや歴史的ピアノ好きには聞き逃せない1枚です。

 ※国内仕様盤には矢野泰世自身による日本語解説が付属します。

 
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2271
¥2700
フルトヴェングラーとトリノ・イタリア放送響とのブラームス第1番
 (1)ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
 (2)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番 ハ長調 Op.72a
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
トリノ・イタリア放送交響楽団

 フルトヴェングラーとトリノ・イタリア放送響とのブラームス第1番、最良の音質で復刻!2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ

 録音:(1)1952年3月7日/トリノ、Sala del Conservatorio  (2)1952年3月3日/トリノ、Auditorium A, via Montebello/日本語帯・解説付
 使用音源: Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)/録音方式:モノラル(ラジオ放送録音)

 ■制作者より
 フルトヴェングラーがトリノ・イタリア放送交響楽団を振ったブラームスの交響曲第1番、1952年3月7日のライヴはカナダ・ロココのLP(2017/1972年)が初出でした。
 しかし、このLPは極端に出力レベルが低く、宇野功芳著「フルトヴェングラーの全名演名盤」(講談社+α文庫/絶版)の中でも「採るべき何もない」とされていました。
 その後、CD ではいくらかましな音で聴けるようになりましたが、今回入手したテープは間違いなく過去最高の情報量です! 
 これを聴くと、同じ1952年にライヴ録音されたベルリン・フィル、ウィーン・フィルを上回るとまでは言いませんが、かなり肉迫するものだということが実感されるのでしょう。
 「レオノーレ」序曲第3番はGS-2048(2010年4月【廃盤】)に世界初出としてCD 化したものです。
 過去には「1952年3月3日、トリノ」と表示されたCD は複数発売されていますが、それらの中身はすべて「1950年7月、アムステルダム・コンセルトヘボウ」です。
 最近制作されたイタリア国営放送(RAI) の自主制作盤には本物の「1952年3月3日」の演奏が含まれているらしいですが、一般市販CDとしてこのライヴが聴けるのは現在のところGS品番が唯一です。(平林 直哉)
 



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SWR CLASSIC



SWR19118CD
¥2200→\1990
チェリビダッケ(指揮)&シュトゥットガルト放送響
 放送スタジオ・ライヴ収録
  ハイドン:交響曲第102番/チャイコフスキー:交響曲第6番


 ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  交響曲第102番 変ロ長調 Hob. I:102 (1794)
   1. I. Largo - Vivace/2. II. Adagio/
   3. III. Menuet. Allegro/4. IV. Finale. Presto
 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
  交響曲第6番 ロ短調「悲愴」 Op. 74(1893)
   5. I. Adagio - Allegro non troppo - Andante -
    Moderato mosso - Andante - Allegro vivo -
     Andante come prima
   6. II. Allegro con grazia
   7. III. Allegro molto vivace
   8. IV. Finale:
    Adagio lamentoso - Andante - Adagio non tanto
シュトゥットガルト放送交響楽団
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
NYCX-10329
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2750

 録音: 1959年9月17日(ライヴ) Villa Berg, Stuttgart(ドイツ) MONO

 【1959年シュトゥットガルトのチェリビダッケ】
 20世紀後半の指揮者の中で、チェリビダッケは間違いなく最も偉大かつ強烈な個性を持つ人物の一人でした。
 とことんまで作品の解釈を練り上げ、納得のゆく音が出せるまでリハーサルに時間をかけた演奏は、極めて完成度の高いものでありながら、同時にライヴ特有の燃焼度も備えていました。
 現象学から影響を受けた独自の理により、録音では自身の音楽は伝えられないと主張し続けたチェリビダッケですが、放送録音には同意しており、そのおかげで彼の演奏に触れて強い感銘を受けた音楽ファンや音楽家が世界に多くいます。
 このCDもそうした放送用録音の一つで、放送スタジオでのライヴ収録です。
 演奏曲目として選ばれた2曲はチェリビダッケがとりわけ好んでいた曲で、繊細さと透明感を持つハイドン、緩急強弱の振幅を大きくとったドラマティックなチャイコフスキーと、コントラストのあるプログラムになっています。
 晩年のミュンヘン・フィルとの演奏のような極端に遅いテンポをとることはありませんが、引き締まった造形の中でも、ハイドンの第1楽章での壮大な序奏や、チャイコフスキーの第2楽章の中間部での不気味なティンパニが刻むリズムにはチェリビダッケらしさがうかがわれます。
 またフォルティシモでの爆発するような迫力も壮年期のチェリらしいもの。SWRが保有するマスターテープから最新のリマスターが行われており、モノラルながらたいへん聴きやすい音となっています。
 その後チェリビダッケは、1971年6月にシュトゥットガルト放送交響楽団創立25周年コンサートにおけるブルックナー:交響曲第7番の指揮が好評を博したのをきっかけに、翌1972年から1977年まで実質的な首席指揮者として同楽団をドイツ有数の水準に引き上げました。

 ※国内仕様盤には鈴木淳史氏による日本語解説が付属します。
 


<メジャー・レーベル>
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DG



4857421
(2CD)
\3100→\2890
※LP同時発売
《ラン・ラン~ ディズニー・ブック》デラックス盤(2CD版)
【CD1】
 1. 美女と野獣 From『美女と野獣』
 2. 小さな世界 From『ニューヨーク・ワールドフェア』
 3. レット・イット・ゴー From『アナと雪の女王』
 4. ザ・ベアー・ネセシティ From『ジャングル・ブック』
 5. 2匹のオルギータス From『ミラベルと魔法だらけの家』feat. セバスチャン・ヤトラ
 6. レインボー・コネクション From『マペット・ムービー』
 7. リフレクション From『ムーラン』feat.グォ・ガン
 8. いつか王子様が From『白雪姫』
 9. イッツ・オールライト From『ソウルフル・ワールド』feat. ジョン・バティステ
 10. 秘密のブルーノ From『ミラベルと魔法だらけの家』
 11. リメンバー・ミー From『リメンバー・ミー』feat. ミロシュ・カラダグリッチ
 12. 星に願いを From『ピノキオ』feat.ジーナ・アリス
 13. ホール・ニュー・ワールド From『アラジン』
 14. ユール・ビー・イン・マイ・ハート From『ターザン』feat.アンドレア・ボチェッリ
【CD2】
 1. 美女と野獣 From『美女と野獣』(ピアノ・ソロ・バージョン)
 2. メリー・ポピンズ・ファンタジー From『メリー・ポピンズ』
 3. 2ペンスを鳩に From『メリー・ポピンズ』
 4. 狼なんかこわくない From『三匹の子ぶた』
 5. 雪だるまつくろう From『アナと雪の女王』
 6. 口笛ふいて働こう From『白雪姫』
 7. ブラドル・アドル・アム・ダム From『白雪姫』
 8. 私の願い From『白雪姫』
 9. 夢はひそかに From『シンデレラ』
 10. 私のおうち From『ジャングル・ブック』
 11. ライフ・イズ・ア・ハイウェイ From『カーズ』
 12. ベイビー・マイン From『ダンボ』
 13. 愛を感じて From『ライオン・キング』
ラン・ラン(ピアノ)
セバスチャン・ヤトラ(ヴォーカル)(5)
グォ・ガン(二胡)(7)
ジョン・バティステ(ヴォーカル、ピアノ)(9)
ミロシュ・カラダグリッチ(ギター)(11)
ジーナ・アリス(ヴォーカル)(12)
アンドレア・ボチェッリ(テノール)(14)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 (CD1: 1,3,7,9,11,14/CD2: 11)
ロバート・ジーグラー(指揮)


 クラシック界で最もホットなピアニスト、ラン・ランの演奏でお届けする2023年ディズニー100周年に向けた名曲集!

 1923年に設立されたウォルト・ディズニー・カンパニー100周年に向けて、クラシック音楽界のトップランナーであるピアニスト、ラン・ランが昔ながらの名作『美女と野獣』『白雪姫』『アラジン』から最近作の『アナと雪の女王』『ソウルフル・ワールド』『ミラベルと魔法だらけの家』まで、ディズニー映画音楽の歴史をたどりながら、老若男女問わずディズニーの魔法を堪能いただける内容となっています。

 ラン・ランのソロ・ピアノだけでなく、名門オーケストラ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、グラミー賞受賞のジョン・バティステ、世界的テノール歌手、アンドレア・ボチェッリも参加している100周年にふさわしい豪華アルバム。

 ラン・ランは、ピアノの多彩な魅力を伝えるため、世界トップクラスのアレンジャー陣を起用し、ディズニーのメロディの本質を保ちつつ、ドビュッシーやショパンの音色、リストやホロヴィッツの技巧を思い起こさせるアレンジに仕上げています。

 録音:
 2021年4月 上海(CD1: 2,4,8/CD2:1,2,4,6,7,8,9)
 2021年9月 ニューヨーク(CD1: 6,13,14/CD2:10,12,13)
 2021年10月、11月 ロンドン(CD1: 1,3,7,9,11/CD2: 3,11)
 2022年2月 パリ(CD1: 5,10,12/CD2: 5)
 
 


4857420
\2300→\2090
※LP同時発売
《ラン・ラン~ ディズニー・ブック》普及通常盤(1CD版)
 1. 美女と野獣 From『美女と野獣』
 2. 小さな世界 From『ニューヨーク・ワールドフェア』
 3. レット・イット・ゴー From『アナと雪の女王』
 4. ザ・ベアー・ネセシティ From『ジャングル・ブック』
 5. 2匹のオルギータス From『ミラベルと魔法だらけの家』feat. セバスチャン・ヤトラ
 6. レインボー・コネクション From『マペット・ムービー』
 7. リフレクション From『ムーラン』feat.グォ・ガン
 8. いつか王子様が From『白雪姫』
 9. イッツ・オールライト From『ソウルフル・ワールド』feat. ジョン・バティステ
 10. 秘密のブルーノ From『ミラベルと魔法だらけの家』
 11. リメンバー・ミー From『リメンバー・ミー』feat. ミロシュ・カラダグリッチ
 12. 星に願いを From『ピノキオ』feat.ジーナ・アリス
 13. ホール・ニュー・ワールド From『アラジン』
 14. ユール・ビー・イン・マイ・ハート From『ターザン』feat.アンドレア・ボチェッリ
ラン・ラン(ピアノ)
セバスチャン・ヤトラ(ヴォーカル)(5)
グォ・ガン(二胡)(7)
ジョン・バティステ(ヴォーカル、ピアノ)(9)
ミロシュ・カラダグリッチ(ギター)(11)
ジーナ・アリス(ヴォーカル)(12)
アンドレア・ボチェッリ(テノール)(14)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 (1,3,7,9,11,14)
ロバート・ジーグラー(指揮)

 
 録音:
  2021年4月 上海(2,4,8)
  2021年9月 ニューヨーク(6,13,14)
  2021年10月、11月 ロンドン(1,3,7,9,11)
  2022年2月 パリ(5,10,12)
 



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WARNER



9029631788
(30CD)
\15000→\13990

フランク・ペーター・ツィンマーマン/ワーナー録音全集


Disc1
モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219『トルコ風』
  ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団
イェルク・フェルバー(指揮)

録音:19-21.III.1984, Kreuzkirche, Heilbronn

Disc2
  パガニーニ:24のカプリース Op.1

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)

録音:10-12.XII.1984 & 5-8.II.1985, Historischer Reitstadl, Neutmarkt, Oberpfalz

Disc3
  ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調 Op.56

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ロバート・コーエン(チェロ)
ヴォルフガング・マンズ(ピアノ)
イギリス室内管弦楽団
ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)

録音:24-26.III.1985, Henry Wood Hall, London

Disc4
メンデルスゾーン:
  ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
  ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ニ短調

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ベルリン放送交響楽団
ゲルト・アルブレヒト(指揮)

録音:6-8.VII.1985, Jesus-Christus-Kirche, Berlin

Disc5
モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207
  ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団
イェルク・フェルバー(指揮)

録音:27-28.I.1986, Kirche auf der Karlshohe, Ludwigsburg

Disc6
モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調 K.211
  ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K.373
  ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ホ長調 K.261
  ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 K.269

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団
イェルク・フェルバー(指揮)
録音:16-18.III.1987, Kirche auf der Karlshohe, Ludwigsburg

Disc7
モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.379
  ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.526

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(ピアノ)

録音:27-29.V.1987, Historischer Reitstadl, Neumarkt

Disc8
モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 K.306
  ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.302
  ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.296
  ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.377

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(ピアノ)

録音:27-29.V.1987 (K. 296) & V.1988, Historischer Reitstadl, Neumarkt

Disc9
  チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
  プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ロリン・マゼール(指揮)

録音:VI.1987, Philharmonie, Berlin

Disc10
ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
  ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第1番ト長調 Op.40
  ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番ヘ長調 Op.50

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
イギリス室内管弦楽団
ジェフリー・テイト(指揮)

録音:20-21.XI.1987, Abbey Road Studios, London

Disc11
プロコフィエフ:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
  『3つのオレンジへの恋』~行進曲(ハイフェッツ編)
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
  5つのメロディ Op.35bis

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(ピアノ)

録音:30.XI.-3.XII.1987, Landgasthof, Riehen

Disc12
モーツァルト:
  ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K.478
  ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 K.493

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)
ティルマン・ヴィック(チェロ)

録音:30.VIII.-2.IX.1988, Saal des Deutschlandfunk, Koln

Disc13
J.Sバッハ:
1. ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
2. ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ニ短調 BWV.1060R
3. ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ニール・ブラック(オーボエ:2)
イギリス室内管弦楽団
ジェフリー・テイト(指揮、チェンバロ)

録音:XI.1988, Abbey Road Studio No. 1, London

Disc14
モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調 K.305
  ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.376
  ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.378
  ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.380

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(ピアノ)

録音:3-5.VII.1989, Historischer Reitstadl, Neumarkt

Disc15
モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301
  ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.303
  ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 K.304
  ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 K.481

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(ピアノ)

録音:4-6.I.1990, Historischer Reitstadl, Neumarkt

Disc16:ドイツ連邦共和国第6代大統領リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー70歳記念コンサート
 1. ヴェーベルン:夏風の中で(ブルーノ・ワイルの詩による大オーケストラのための牧歌)
 2. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
 3. ストラヴィンスキー:バレエ組曲『火の鳥』(1919年版)

フランク・ペーター=ツィンマーマン(ヴァイオリン:2)
ケルン放送交響楽団
ガリー・ベルティーニ(指揮)

録音:22.IV.1990, Philharmonie, Koln (Live)

Disc17
  ベルク:ヴァイオリン協奏曲(ある天使の思い出に)
  ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
  ラヴェル:ツィガーヌ

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
シュトゥットガルト放送交響楽団
ジャンルイジ・ジェルメッティ(指揮)

録音:28-29.V.1990 (Stravinsky), 3-5.IX.1990 (Berg), 6.IX.1990 (Ravel), Villa Berg (SDR-Studio), Stuttgart

Disc18
モーツァルト:
1. ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調 K.364
2. 交響曲第40番ト短調 K.550

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン:1)
タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ:1)
シュトゥットガルト放送交響楽団
ジャンルイジ・ジェルメッティ(指揮)

録音:29.V.-1.VI.1990, Sendesaal der alten Villa Berg, Stuttgart

Disc19
  ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L.140
  ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 M.77
  ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ JW VII/7(ヨゼフ・スーク校訂版)
  ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 M.12

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(ピアノ)

録音:5-7.VII.1990, Landgasthof Riehen

Disc20
  オーリック:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
  フランセ:ソナチネ
  サティ:右や左に見えるもの(眼鏡無しで)
  ミヨー:ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.40
  プーランク:ヴァイオリン・ソナタ FP.119(1949年改訂版)

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(ピアノ)

録音:5-9.VI.1991, Landgasthof Riehen

Disc21
  シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
  プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.63

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

録音:VIII.1991, Abbey Road Studio No. 1, London

Disc22
シューマン:
1. ヴァイオリン協奏曲ニ短調 WoO.23
2. チェロ協奏曲イ短調 Op.129
3. 『マンフレッド』序曲 Op.115

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン:1)
トゥルルス・モルク(チェロ:2)
ケルン放送交響楽団
ハンス・フォンク(指揮)

録音:26-27.VI.1992 (WoO.23), 10-12.III.1994 (Op.129), 25-30.V.1992 (Op.115), Philharmonie, Koln

Disc23
  ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53, B.108
  グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.82

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮)

録音:22-24.IV.1993, Abbey Road Studio No. 1, London

Disc24
イザイ:
1. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.27(全6曲)
2. 悲劇的な詩 Op.12
3. 子供の夢 Op.14

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
エドアルド・マリア・ストラッビオリ(ピアノ:2,3)

録音:5-6.IV.1994 & 12-13.X.1993 (Op.27), Hervormde Kerk, Renswoude, 30.V.1994, Stadtsaal Frechen (Op.12 & 14)

Disc25
サン=サーンス:
1. ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調 Op.61
2. 交響曲第3番ハ短調 Op.78『オルガン付き』

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン:1)
ウェイン・マーシャル(オルガン:2)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

録音:I.1994, Konserthus, Oslo, III.1994, Abbatiale Saint-Ouen, Rouen (Organ:2)

Disc26
  モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
  ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)

録音:16.I.1995 (Mozart) & 19-21.I.1995 (Brahms, Live), Philharmonie, Berlin

Disc27
プロコフィエフ:
1. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115
2. 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン/多重録音:2)

録音:8-10.III.1995, Ev. Kirche Honrath (Op.115), 23-25.I & 8-9.VIII.1996, NL-Renswoude, Nederlandse Hervormde Kerk (Op.56)

Disc28
ブラームス:
1. ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
2. ピアノ、ヴァイオリン、ホルンのための三重奏曲変ホ長調 Op.40

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ハインリヒ・シフ(チェロ:1)
マリー=ルイーズ・ノイネッカー(ホルン:2)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮:1、ピアノ:2)

録音:17-18.IV.1996, Abbey Road Studio No. 1, London (Op.102), 3-5.VII.1996, Bavaria Studios, Munchen (Op.40)

Disc29
ヴァイル:
1. 交響曲第2番
2. ヴァイオリンと吹奏楽のための協奏曲 Op.12
3. 歌劇『マハゴニー市の興亡』組曲

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン:2)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

録音:II. & III.1997, Philharmonie, Berlin (Live:3)

Disc30
リゲティ:
1. チェロ協奏曲(ジークフリート・パルムに献呈)
2. 12人の女声と管弦楽のための『時計と雲』
3. ヴァイオリン協奏曲
4. シーパル、ドッバル、ナーディヘゲドュヴェル(メゾ・ソプラノと4人の打楽器奏者のための)

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン:3)
ジークフリート・パルム(チェロ:1)
カタリン・カーロイ(メゾ・ソプラノ:4)
カッペラ・アムステルダム(2)
アマディンダ・パーカッション・グループ(4)
ASKOアンサンブル(1-3)
シェーンベルク・アンサンブル(1-3)
ラインベルト・デ・レーウ(指揮:1-3)

録音:12-16.IX.2001, Muziekcentrum Vredenburg, Utrecht (1-3), 7-9.IV.2001 Teldec Classics Studio Berlin (4)

 名ヴァイオリン奏者のフランク・ペーター・ツィンマーマンは、1965年2月27日、ドイツのデュースブルク生まれ。ヴァレリー・グラドフ、サシュコ・ガヴリーロフ、ヘルマン・クレバースらの薫陶を受けた後、1983年より世界の一流オーケストラや指揮者との共演を重ね、著名な音楽祭でも演奏を披露。リサイタルや室内楽も世界各地で行ない、古典派、ロマン派、現代いずれにおいても高い評価を受けています。2008年にはドイツ連邦共和国功労勲章一等功労十字章を受章。

 卓越した業績と誠実さを誇るヴァイオリニストであるフランク・ペーター・ツィンマーマンは、ソリスト、協奏曲、室内楽奏者として、何十年にもわたって最高レベルの業績を維持してきました。
 「New York Times」が書いているように、ツィンマーマンのスタイルは、絶対に清楚なテクニックと、音楽を自然なペースで展開し発展させる真の能力に基づいています。本質的な傑作から興味をそそる珍しいものまで、彼のレパートリーに作品を演奏する前に、彼の解釈の文脈ですべての音符の意味を理解し、定義するために時間をかけました。

 結果として、これらの30枚のアルバムのそれぞれは、もともとEMIクラシックス(ディスク30のみテルデック)との長いコラボレーションの成果であり、彼の演奏の優雅さ、洞察力などを証明しています。

※オリジナル・カップリングでの収録のため、フランク・ペーター・ツィンマーマンが演奏していない音源も収録されております。
※ディスクの順番、収録曲順は変更される場合がございます。ご了承ください。
※輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。


<国内盤>


NAXOS(国内仕様盤)


NYCX-10325
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2200
ウクライナのピアノ五重奏曲集
 ボリス・ミコライヨヴィチ・リャトシンスキー(1895-1968):
  ウクライナ五重奏曲 Op.42(1942/1945改訂)
   1. I. Allegro e poco agitato
   2. II. Lento e tranquillo
   3. III. Allegro
   4. IV. Allegro risoluto
 
 ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-): ピアノ五重奏曲(1961)
  5. I. Prelude: Andante
  6. II. Fugue: Allegro
  7. III. Aria: Andante
 
 8. ヴィクトリア・ヴィータ・ポレーヴァ(1962-):
  シームルグ五重奏曲(2000/2020改訂)‛&世界初録音
ボグダナ・ピヴネンコ
 (第1ヴァイオリン...1-7/第2ヴァイオリン...8)
タラス・ヤロブード
 (第1ヴァイオリン...8/第2ヴァイオリン...1-7)
カテリーナ・スプルン(ヴィオラ)
ユーリー・ポゴレツキー(チェロ)
イリーナ・スタロドゥブ(ピアノ)

 録音: 2020年12月11-17日 Large Concert Hall,M.V. Lysenko KSSMBS, Kyiv(ウクライナ)

 近現代ウクライナの3人の作曲家によるピアノ五重奏曲集。

 リャトシンスキーは1920年代に登場した「新世代ウクライナ作曲家グループ」の一人。
 初期こそスクリャービンの影響を受けた調性感の希薄な作品を書いていましたが、やがて国民楽派の伝統に則った愛国的な作品にも取り組みます。
 この五重奏曲も優美な旋律を持つ美しい作品。第2楽章の憂愁に満ちた雰囲気が強い印象を残します。
 シルヴェストロフの五重奏曲は、彼が現在のような瞑想的な作風に至る以前の作品。
 第3楽章は比較的穏やかであるものの、1960年代の激しいシルヴェストロフを知ることができる貴重な作品です。
 世界初録音となるポレーヴァの「シームルグ五重奏曲」は動きの少ないシンプルな弦の旋律にピアノのパッセージが絡む神秘的な作品。
 シームルグとはイラン神話に登場する巨大な鳥の名前です。

 ※国内仕様盤には増田良介氏による日本語解説が付属します。
 




ONDINE(国内仕様盤)


NYCX-10326
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300
ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):宗教合唱作品集
 アレルヤ(2006)
  1. I. Evening 夕べの祈り/2. II. Morning 朝の祈り/
  3. III. Night 夜の祈り-Liturgical Chants 典礼聖歌より(2005)/
  4. 4 Spiritual Songs: Cherubic Song 天使の歌/
  5. 4 Spiritual Songs: Alleluia アレルヤ/
  6. O Holy God 聖なる神/7. Ave Maria アヴェ・マリア
 Diptych 二連祭壇画(1995)
  8. I. Otche nash 主の祈り/9. II. Zapovit 遺言
 2 Sacred Chants 2つの聖歌(2006)
  10. No. 1. Milist' Miru 平和への感謝
  11. No. 2. Tobi spivaemo 主のためにわれらは歌う
 2 Sacred Songs 2つの聖なる歌(2006)
  12. No. 1. Alleluia アレルヤ
  13. No. 2. Ave Maria アヴェ・マリア
 2 Christmas Lullabies 2つのクリスマスの子守歌(2006)
  14. No. 1. Spi, Isuse 眠れ、イエス
  15. No. 2. Tikha nich' 静かな夜
カールリス・ルーテンタールス(テノール)...1-9
イエヴァ・エツェリエーテ(ソプラノ)...4-9、14-15
ダーツェ・ストラウトマーネ(アルト)...4-7
アガーテ・ブルキーナ(ソプラノ)...8-9、14-15
ラトヴィア放送合唱団
シグヴァルズ・クラーヴァ指揮

 2014年2月27-28日、2015年4月14-15日 Sv. Jana baznica リガ(ラトヴィア)
 SACD‛&STEREO/サラウンド5.0/CD‛&STEREO

 【注目を集めるウクライナの作曲家シルヴェストロフの合唱作品集】
 ウクライナの作曲家シルヴェストロフ(1937-)の合唱作品集です。
 シルヴェストロフは、創作の初期には前衛的な作品を書いていましたが、ある時期から穏やかで美しい旋律と調性感のあるあたたかなハーモニーによって回想や瞑想に誘うような作品を書いています。
 特に1996年に亡くなった妻ラリッサを悼んで書かれた「レクイエム」は世界的に注目を集めました。
 このアルバムに収録されている2000年以降の作品には、その哀しみを乗り越えたかのような「突き抜けた美しさ」が感じられます。
 正教会の伝統と自身の音楽語法が昇華された、心から美しいと思える音楽がここにあります。

 ※国内仕様盤には松平敬氏による日本語解説が付属します。
 

<LP>


DG(LP)


4857422
(2LP)
\5400
※CD同時発売
《ラン・ラン~ ディズニー・ブック》(LP)
【LP1】
SideA
 1. 美女と野獣 From『美女と野獣』
 2. 小さな世界 From『ニューヨーク・ワールドフェア』
 3. レット・イット・ゴー From『アナと雪の女王』
 4. 2匹のオルギータス From『ミラベルと魔法だらけの家』feat. セバスチャン・ヤトラ
 5. レインボー・コネクション From『マペット・ムービー』
 6. リフレクション From『ムーラン』feat.グォ・ガン
SideB
 1. ザ・ベアー・ネセシティ From『ジャングル・ブック』
 2. イッツ・オールライト From『ソウルフル・ワールド』feat. ジョン・バティステ
 3. 秘密のブルーノ From『ミラベルと魔法だらけの家』
 4. リメンバー・ミー From『リメンバー・ミー』feat. ミロシュ・カラダグリッチ
 5. ホール・ニュー・ワールド From『アラジン』
 6. ユール・ビー・イン・マイ・ハート From『ターザン』feat.アンドレア・ボチェッリ

【LP2】
SideA
 1. 美女と野獣 From『美女と野獣』(ピアノ・ソロ・バージョン)
 2. メリー・ポピンズ・ファンタジー From『メリー・ポピンズ』
 3. 星に願いを From『ピノキオ』feat.ジーナ・アリス
 4. 2ペンスを鳩に From『メリー・ポピンズ』
 5. 狼なんかこわくない From『三匹の子ぶた』
 6. 雪だるまつくろう From『アナと雪の女王』
 7. いつか王子様が From『白雪姫』
SideB
 1. 口笛ふいて働こう From『白雪姫』
 2. ブラドル・アドル・アム・ダム From『白雪姫』
 3. 私の願い From『白雪姫』
 4. 夢はひそかに From『シンデレラ』
 5. 私のおうち From『ジャングル・ブック』
 6. ライフ・イズ・ア・ハイウェイ From『カーズ』
 7. ベイビー・マイン From『ダンボ』
 8. 愛を感じて From『ライオン・キング』
ラン・ラン(ピアノ)
セバスチャン・ヤトラ(ヴォーカル)(LP2:SideB 1)
グォ・ガン(二胡)(LP1:SideA 6)
ジョン・バティステ(ヴォーカル、ピアノ)(LP1:Side B 2)
ミロシュ・カラダグリッチ(ギター)(LP22Side B 7)
ジーナ・アリス(ヴォーカル)(LP2:Side A 3)
アンドレア・ボチェッリ(テノール)(LP1:SideB 6)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ロバート・ジーグラー(指揮)

 クラシック界で最もホットなピアニスト、ラン・ランの演奏でお届けする2023年ディズニー100周年に向けた名曲集!

 1923年に設立されたウォルト・ディズニー・カンパニー100周年に向けて、クラシック音楽界のトップランナーであるピアニスト、ラン・ランが昔ながらの名作『美女と野獣』『白雪姫』『アラジン』から最近作の『アナと雪の女王』『ソウルフル・ワールド』『ミラベルと魔法だらけの家』まで、ディズニー映画音楽の歴史をたどりながら、老若男女問わずディズニーの魔法を堪能いただける内容となっています。

 ラン・ランのソロ・ピアノだけでなく、名門オーケストラ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、グラミー賞受賞のジョン・バティステ、世界的テノール歌手、アンドレア・ボチェッリも参加している100周年にふさわしい豪華アルバム。

 ラン・ランは、ピアノの多彩な魅力を伝えるため、世界トップクラスのアレンジャー陣を起用し、ディズニーのメロディの本質を保ちつつ、ドビュッシーやショパンの音色、リストやホロヴィッツの技巧を思い起こさせるアレンジに仕上げています。

録音:
 2021年4月 上海
 2021年9月 ニューヨーク
 2021年10月、11月 ロンドン
 2022年2月 パリ














6/28(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

DA VINCI CLASSICS


C00588
¥2600
アメリカン・ピアノ・ランドスケープス ~ 19世紀&20世紀の新大陸の音楽
 アンソニー・フィリップ・ハインリッヒ(1792-1872):ワルツ
 エイミー・ビーチ(1867-1944):5つの即興曲 Op.148
 ヘンリー・カウエル(1897-1965):ヴェスティージ
 アーロン・コープランド(1900-1990):夜想
 ジョン・ケージ(1912-1992):俳句
 レナード・バーンスタイン(1918-1990):タッチズ
 モートン・フェルドマン(1926-1987):マリの宮殿
 フィリップ・グラス(1937-):マッド・ラッシュ
ジャンカルロ・シモナッチ
 (ピアノ/スタインウェイ)

 19~20世紀のアメリカにおけるピアノ音楽の歴史を辿る。

 モンポウの「ひそやかな音楽」の好演が記憶に新しいイタリアのベテラン、ジャンカルロ・シモナッチの飽くなき探求心の成果であるアメリカの作曲家たちへのオマージュ・アルバム!
 南北戦争前、19世紀のアメリカにおける本格的なフルタイム作曲家であるハインリッヒを皮切りに、ビーチ、カウエル、コープランドと道を辿り、ケージ、バーンスタイン、フェルドマンという現代の巨人たちにたどり着き、グラスで締めくくられるという、スタイルとジャンルの万華鏡。19世紀から20世紀、そして21世紀直前までのアメリカにおけるピアノ音楽のタペストリーとも言うべき充実の内容です。

 ※録音:2021年12月、ロッキ寺院(ローマ、イタリア)

 
C00587
¥2600
トンボー ~ ピアノのためのタイム・マシーン
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、クープランの墓
 クープラン:
  クラヴサン組曲より、王宮のコンセール第3番より、
  王宮のコンセール第4番(ラヴェル編)より
アレッサンドロ・デル・ゴッボ
 (ピアノ/YAMAHA CFIII)

 イタリア、ウディネのトマディーニ音楽院で研鑽を積んだイタリアの若手ピアニスト、アレッサンドロ・デル・ゴッボが時空を超えて結び付けるラヴェルとクープランの音楽。
 モーリス・ラヴェルの「クープランの墓」のような重要な作品をクープラン自身の作品と直接比較し、バロック時代の作曲家と20世紀の作曲家の間に正確な糸を引き、遠く離れた2人の作曲家を並べるだけで留まらず、その密接な関係を巧みに描いています。

 ※録音:2022年1月、パラッツォ・シゴラ・マルティノーニ(ブレッシャ、イタリア)
 
 

C00586
¥2600

ヴィドール:オルガン交響曲全集第1集
 オルガン交響曲第9番《ゴシック》
 オルガン交響曲第10番《ローマ風》

サルヴァトーレ・レイターノ(オルガン)

 19世紀末から20世紀初頭にかけての最も重要なコンポーザー=オルガニストの1人に数えられるシャルル・マリー・ヴィドールの大いなる遺産、オルガン交響曲の全曲録音がスタート!
 サイクルの最後の2曲である「第9番」と「第10番」を最初に選んだサルヴァトーレ・レイターノは、ジャコ=ジャンピエールが1877~1884年にかけたヒストリカル・オルガンで、これらの作品の巨大な荘厳さを奏でています。

 ※録音:2021年10月、バシリカ・カテドラーレ・メトロポリターナ・ディ・サント・アガタ(カターニャ、イタリア)
 
 

C00584
¥2600
カインズ・エヴォリューション ~
 ケージ、マルティエッロ&ウゴレッティ

  ケージ:
   ファースト・コンストラクション、
   セカンド・コンストラクション、サード・コンストラクション
  ダヴィデ・マルティエッロ:ここでは悪魔以上のものが恐れられ
  パオロ・ウゴレッティ:
   トロピカル・アイリッシュ、エレクトリック・サクラ
イクオス・パーカッション
 〔ルカ・ヴァノーリ、
  ジャンマリア・ロマネンギ、
  ファビオ・ズリアーニ、
  ジョルジオ・カルヴォ、
  ニコロ・ジョヴァンニ・デムルタス〕

 打楽器とその発展の大部分は、現代音楽の世界、ひいては20世紀一般と密接に結びついており、イタリアのアンサンブル、イクオス・パーカッションは打楽器のために多くのものを築き上げた3人の作曲家、ケージ、マルティエッロ、ウゴレッティの作品を取り上げます。
 イクオス・パーカッションは2016年結成。イタリアを中心とするヨーロッパからオーストラリア、そしてアジアの韓国、中国など世界各地で活躍するアンサンブルです。

 ※録音:録音年月日、録音場所記載無し
 




HYPERION

PCDA68388
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
ジェズアルド・シックス
 永遠の光

 1. ニール・コックス:ひとみのようにわたしを守り
 2. トマス・タリス:断食をし、泣きながら
 3. ドナ・マッケヴィット:光
 4. サー・ジョン・タヴナー:葬儀のイコス
 5. ハワード・スケンプトン:さて、天では戦いが起こった
 6. クリストバル・デ・モラレス:主よ、わたしに構わないでください
 7. ウィリアム・バード:日々罪を犯し
 8. ヘンリー・パーセル:
  主よ、あなたはわたしたちの心の秘密をご存じです
 9. オワイン・パーク:セクエンツィア〔続唱〕「括弧に入れて」
 10. ダグラス・ゲスト:倒れた者たちのために
 11. エレナ・デイリ:覚えておいてください
 12. ジェイムズ・オドネル:
  あなたがたのからだを、生きた、聖なる供え物としてささげなさい
 13. ジョアンナ・マーシュ:わたしはあなたを連れていきます
 14. クリストバル・デ・モラレス:
  コンムニオ〔聖体拝領唱〕「永遠の光」
 15. サー・リチャード・ベネット:おやすみ
ジェズアルド・シックス
 〔ガイ・ジェームズ(カウンターテナー)、
  アンドルー・レスリー・クーパー(カウンターテナー)、
  ジョゼフ・ウィックス(テノール)、
  ジョシュ・クーター(テノール)、
  マイケル・クラドック(バリトン)、
  サミュエル・ミッチェル(バス)〕
オワイン・パーク(指揮、バス)
CDA68388
¥2500

 ジェズアルド・シックス新録音!追悼や喪失の悲しみを歌う!

 ☆若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」の美しい歌声!
 ☆亡き人を偲ぶ作品や亡き人の魂のための作品の数々!

 2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。
 ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン。
 ケンブリッジ・トリニティ・カレッジとウェルズ大聖堂のシニア・オルガン・スカラーを務め、その作品は既にテネブレやケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ウェルズ大聖堂合唱団によって録音されており、歌手としてはテネブレのアソシエイト・アーティストとして活動、ポリフォニーやダニーデン・コンソートの演奏にも参加しています。

 無力感を見事に表現したタリスとバードの作品、人生の終わりを迎えようとする人々の安心のため一連の問いかけを提示するタヴナーとモラレスの作品、悲しみに打ちのめされないように人生のすべてを楽しむよう呼びかけるエレナ・デイリとジョアンナ・マーシュの作品など、本作は追悼や喪失の悲しみに対する音楽がテーマとなっています。
 「このアルバムを制作する際、私たちは特に、ポジティブな色合いを追求したいと思いました。誰かがこの世にもたらした良いものが、彼らが過ぎ去った後も生き続けるということを知って見つかる希望があります。
 これは、亡き人を偲ぶ人たちが聴く、亡き人の魂のためのシークエンスとでもいうべきものです。」(オワイン・パーク)

 ※録音:2021年5月、オール・ハロウズ教会(イギリス、ロンドン)
 




LAWO

LWC1238
¥2600
リチェルカーレ
 ヨハン・クヴァンダール(1919-1999):弦楽三重奏曲 Op.12
 フィン・モッテンセン(1922-1983):三重奏曲 Op.3
 エドヴァルド・フリフレート・ブレイン(1924-1976):
  三重奏曲 Op.15
 ベッティル・パルマル・ヨハンセン(b.1954):
  リチェルカーレ(1996)(弦楽三重奏曲のための)
SSENS Trio(エッセンス・トリオ)
 〔ソルヴェ・シーゲルラン(ヴァイオリン)、
  ヘンニンゲ・ランドース(ヴィオラ)、
  エレン・マルグレーテ・フレショー(チェロ)〕

 エッセンス・トリオ、3作目は20世紀ノルウェーの作品集。

 「SSENS Trio(エッセンス・トリオ)」は、グリーグ三重奏団のソルヴェ・シーゲルランとエレン・マルグレーテ・フレショー 、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団のヘンニンゲ・ランドースの3人が2014年に結成。
 これまでにベートーヴェンの弦楽三重奏曲(LWC1122)とモーツァルトの《ディヴェルティメント変ホ長調》(LWC1170)のアルバムを LAWO Classics に録音していました。

 アルバム第3作となる今回はノルウェーの作曲家による4つの作品を演奏しています。
 ヨハン・クヴァンダール(1919-1999)が、新しいヨーロッパ音楽の中で独自の音楽表現を探求した《弦楽三重奏曲》。
 続くフィン・モッテンセン(1922-1983)の《三重奏曲》は、「自身の声」をもつ3つの弦楽器がそれぞれの旋律をダイナミックに交流させる作品で、当時のノルウェーでもっとも新しい技法と様式の音楽を追求した彼の、最初の公の場でのコンサートで演奏された作品です。エドヴァルド・フリフレート・ブレイン(1924-1976)の《三重奏曲》は、モチーフとテーマをリズミカルに展開させた変奏曲のスタイルによる1楽章の作品。
 そして古いスタイルの「リチェルカーレ」から始まり、予定調和の調性に従わない「新たな道」が探られる、ベッティル・パルマル・ヨハンセン(b.1954)の《リチェルカーレ》。
 すべて20世紀に生み出された作品で、過去の2つのアルバムとはまた違ったトリオの表情を楽しむことができます。

 ※録音:2020年5月12日-13日、12月11日&2021年3月10日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
 
 

LWC1235
¥2600
闇から光が輝き出よ
 ヘルマン・ヴォークト(b.1976):
  闇から光が輝き出よ(2020)
  Re-sur-Re...exit(2016)
  トリノの驚異(2012)
アンデシュ・アイステン・ダール(オルガン)

 『Light Shall Shine(闇から光が輝き出よ)』、ノルウェーの作曲家ヘルマン・ヴォークトとアンデシュ・アイステン・ダールの10年以上に渡るコラボレーションの成果を示すアルバムです。
 COVID-19 パンデミック下の2020年に作曲された《闇から光が輝き出よ》は、『コリントの信徒への手紙2』第4章から曲名をとり、『新約聖書』と関連する文献に因むタイトルを持つ5楽章の作品です。
 各楽章のタイトルは〈王国はあなたがたの内にあり、あなたがたの外にある〉〈わたしは世の光である〉〈見よ、救い主の広げた手を;そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された〉〈あなたがたは世の光である〉〈わたしたちの不変の平和;わたしのもとで安らぎを得ますように〉とつけられています。
 2016年に作曲された《Re-sur-Re...exit》は、ラテン語の「resurrexit(彼は復活した)」を分解して、「レ音」と「ニ調」、同時に「再び」を意味する接頭辞でもある「re」を含むフランス語の曲名です。
 そしてキリスト教の聖遺物「トリノの聖骸布)からインスピレーションを得たという《トリノの驚異》は、キリスト教と信仰をテーマにとり、簡素で素朴な音楽から複雑なポリフォニーまで、幅広い音楽語法のパレットを使って書かれた作品です。

 ヘルマン・ヴォークト(b.1976)は、ノルウェーのドランメン生まれの作曲家。ノルウェー国立音楽大学でビョルン・クルーセ、ラッセ・トーレセン、オラヴ・アントン・トンメセン、ヘンリク・ヘルステニウスに学び、アスビョルン・スコートゥンの下で作曲の修士号を取得しました。ハーグの王立音楽院ではマルタイン・パディングとルイ・アンドリーセンにも学んでいます。
 オルガニストのアンデシュ・アイステン・ダール(b.1976)も、ヴォークトと同じドランメン生まれ。
 ノルウェー国立音楽大学で教会音楽の学士号とオルガン・ソロ演奏の修士号を取得、コペンハーゲンの王立デンマーク音楽アカデミーでオルガン・ソロ演奏を学びました。

 ※録音:2020年11月3日-4日&2021年5月26日、ブラゲルネス教会(ドランメン、ノルウェー)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
 
 

LWC1234
¥2600
嘆きの跡
 ギンゲ・アンヴィーク(b.1970):
  オスティナート(チェロと管弦楽のための)*
 ガウテ・ストロース(b.1959):
  別の側から(チェロと弦楽オーケストラのための)
 ヘンリク・スクラム(b.1973):
  晩餐(チェロと管弦楽のための)*、
  創発(チェロと管弦楽のための)*
 ガウテ・ストロース:
  北欧の年(チェロと弦楽オーケストラのための)
アウドゥン・サンヴィーク(チェロ)
ノルウェー放送管弦楽団 *
トマス・クルーグ(指揮)*
ノルウェー室内管弦楽団
ペール・クリスチャン・スカルスタード(指揮)

 ノルウェーのチェリスト、アウドゥン・サンヴィークは、若い音楽家に与えられる「リンデマン賞」を受賞、ノルウェー放送管弦楽団の副首席チェロ奏者を2005年から2019年まで務めた後、ノルウェー室内管弦楽団にチェロ奏者として所属、ソロと室内楽の活動を行っています。
 『嘆きの跡』と題した新しいアルバムは、ラフマニノフとショスタコーヴィチの《チェロ・ソナタ》(LWC1131)に次ぐ LAWO Classics の第2作。
 映画やテレビなどオーディオ・ヴィジュアルのジャンルで活動する作曲家たちが、彼のために作曲あるいは編曲した「物語、音楽表現、環境、感情」を出発点とする音楽を演奏しています。

 ギンゲ・アンヴィーク(b.1970)が2015年の映画『De naermeste』のために書いた音楽に基づく《オスティナート》。
 ジャズ畑のガウテ・ストロース(b.1959)がチェロの「3つの主要音域」を主役にした3楽章の音楽に書いた《別の側から》と、スウェーデンの田舎を舞台にしたコリン・ナトリーのテレビ・シリーズ《北欧の年》のために書いたニッケルハルパと弦楽の作品の「チェロ版」。
 ヘンリク・スクラム(b.1973)が、家庭内暴力と自殺を題材にした暗く痛ましい映画のために作曲した《晩餐》と、「調性」と「重力」の関係を探求したという《創発》を収録。

 ※2018年1月17日-19日、ノルウェー放送(NRK)コンサートホール(オスロ)*&2020年6月11日-12日、オスロ・コンサートホール「小ホール」(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
 
 

LWC1217
¥2600
こっけいなメッセージ
 ヘルムート・ラッヘンマン(b.1935):なくなった(2007/08)
  〔さすらい人、ラブレターとは馬鹿げたもの、なくなった - 告知〕
 ヨン・オイヴィン・ネス(b.1968):
  ジョルジュ・ド・ラ・トゥールによる瞑想 17番(2016)
 ロルフ・ヴァリーン(b.1957):
  跡をつけたものは行ってしまったが...(1987)
エリサベト・ホルメルツ(ソプラノ)
ケンネト・カールソン(ピアノ

 スウェーデンのソプラノ、エリサベト・ホルメルツと1989年からチカーダ・アンサンブルのアーティスティック・リーダーを務めるピアニスト、ケンネト・カールソンの"妥協を知らない"デュオがずっと温めてきたというアイデアを実現させた企画。ドイツとノルウェーの作曲家による「現代歌曲」のアルバムです。

 ヘルムート・ラッヘンマン(b.1935)の《なくなった》は、「現代の古典」とも言われる曲集。フリードリヒ・ニーチェの『悦しき知識』の詩による〈さすらい人〉、フェルナンド・ペソアの詩による〈ラブレターとは馬鹿げたもの〉、ベルリン=グリューネヴァルトのヴィラ・ヴェルテルのエレベーター内にあった「今日、私の洗濯籠がなくなった」と始まる書きつけをテキストにした〈なくなった - 告知〉の3曲から成ります。
 後半にはヨン・オイヴィン・ネス(b.1968)がポール=ヘルゲ・ハウゲンの書いたテキストに作曲したメランコリックな《ジョルジュ・ド・ラ・トゥールによる瞑想 17番》と、ユダヤ系ロシアの詩人オーシプ・マンデリシターム(オシップ・マンデリシュターム)の『蹄鉄を見つけた人は誰だろうと』の抜粋をテキストにした作品であるロルフ・ヴァリーン(b.1957)の《跡をつけたものは行ってしまったが...》が選曲されています。

 ※録音:2018年1月24日-26日&9月25日-26日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
 



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ONYX



PONYX4224
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
ロイヤル・リヴァプール・フィルの新首席指揮者
 ベネズエラのドミンゴ・インドヤン
ドビュッシー、デュカス、ルーセル

 ドビュッシー:
  バレエ音楽 《遊戯》 L.133、
  牧神の午後への前奏曲 L.87a
 デュカス:舞踊詩 《ラ・ペリ》
 ルーセル:バッカスとアリアーヌ Op.43 第2組曲
ドミンゴ・インドヤン(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フルハーモニー管弦楽団
ONYX4224
¥2600→\2390

 ロイヤル・リヴァプール・フィルの新首席!ドミンゴ・インドヤン登場!

 ☆2021シーズンからロイヤル・リヴァプール・フィルの新首席指揮者に抜擢!
 ☆ベネズエラが育んだライジング・スター、ドミンゴ・インドヤンが振るフランスの管弦楽作品集!

 英国の名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(RLPO)の新録音は、2006年から15年間首席指揮者を務めたワシリー・ペトレンコに代わり、2021年9月から新たな首席指揮者に就任したアルメニア系ベネズエラの若き注目指揮者、ドミンゴ・インドヤンが登場!
 1980年にベネズエラのカラカスに生まれたドミンゴ・インドヤンは、ドゥダメルを排出したことでも知られるベネズエラの音楽教育プログラム「エル・システマ」でヴァイオリンを学び、ジュネーヴ高等音楽院の指揮科ではローラン・ゲイ教授の下最高の成績で修士号を取得。
 2013年にはベルリン・ドイツ歌劇場でダニエル・バレンボイムの第1アシスタントに就く他、2019年からはポーランド国立放送交響楽団の首席客演指揮者に就任。
 2021-2022シーズンからは、インドヤンにとって初の首席指揮者ポストとして、RLPOのマエストロに任命され、2021年9月のBBCプロムス(インドヤンの指揮者としてのプロムス・デビューであり、RLPO就任記念コンサート)では、「miraculous」、「a triumph for all concerned」(Seen and Heard International, 2021)と絶賛されました。
 日本では、パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌(PMF)にヴァイオリン・アカデミー生として参加(2003、2004年)し、2014年には客演指揮者として登壇。
 2012年にヴォルフ=ディーター・ハウシルトの代役として新日本フィルの指揮台に立ち、2014年と2015年にも新日本フィルを振っています。

 期待のインドヤン&RLPOによるレコーディング第1弾は、ドビュッシー、デュカス、ルーセルといったフランスのレパートリーによる刺激的なプログラム。
 ドビュッシーの初期と後期の傑作管弦楽曲、アルベール・ルーセルのバレエ組曲の豪華なスコア、そしてあまり聴く機会のないポール・デュカスの「ラ・ペリ」を、インドヤンのエキサイティングなタクトでお贈りします。
 「イギリスのオーケストラで近年行われた指揮者契約の中で、これがもっとも興味をそそられる」(英日刊紙 スペクテイター)
 




PHIL.HARMONIE


代理店変更に伴い再掲載

PHIL06014
【旧譜】
¥2600
Bassonoble
 フレスコバルディ(ホセ・ヴィトーレス編):カンツォーナ
 ディエゴ・オルティス(1525-1561)(クラウス・シュトール編):
  ヴァイオリンのためのリチェルカーダ第1番
 ヴィターリ:ヴァイオリンのためのパルティータ
 中国の作曲家(um 1725):Bian Yin Barl
 ジョン・ケージ:竜安寺(1984)
 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):
  Der gottliche Funke kann, wie in einer Leberwurst auch
   in einem Kontrabass vorhanden sein ..."、
    (シュトール編)バス=ナイチンゲール(1925)
 マーヴィン・P・フェインスミス(シュトール編):
  ヘブライ風練習曲第2番《Yizkor》
 クルターグ:メッセージ=コンソレーション
 グラナドス(シュトール&ヴィトーレス):
  《ゴイェスカス》よりインテルメッツォ
 オスバルド・レケーナ(1931-2010):Porteno per Contrabajo(2007)
 オラシオ・カバルコス(b.1950):灰色の詩
 チーロ・ダニエル・ブオーノ(b.1956):タンゴ練習曲第5番
 ホセ・エルナン・シビルス(b.1948):Inseln
 ホセ・ヴィトーレス:Cancion sin Palabras
クラウス・シュトール
 (コントラバス、朗読)
ホセ・ヴィトーレス(ギター)

 ベルリン・フィルの元首席奏者、クラウス・シュトールの至芸!

 コントラバス奏者のクラウス・シュトールは1943年にドイツのライトで生まれました。
 彼は12歳でヴァイオリンから変更しコントラバスを学び始め、1965年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団し1992年から2008年まで首席コントラバス奏者を務めました。
 このアルバムでは、世界の巨匠たちから絶大の信頼を集めたその技術を活かして、フレスコバルディから現代作曲家の作品まで圧倒的な表現力で聴かせます。

 ※録音:2011年4月13日-15日
 
 

PHIL06007
【旧譜】
¥2600
バッハ
 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006
コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン)
フランク・アーノルド(朗読)

 J.S.バッハと同じくバロック時代を生きた詩人たちの作品を、《パルティータ》と共に紹介することを目的としたアルバム。
 各トラックの最後や曲間に、フランク・アーノルドによる朗読が挟まれています。
 同時代の詩と音楽を同時に聞くことによってそれらを相互理解するための手がかりを与えてくれるこのアルバムは、元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターであるコーリャ・ブラッハーの奏でるストラディバリウスの音色が、より《パルティータ》の美しさを伝えてくれています。

 ※録音:2009年11月25日-26日、12月9日(ベルリン)
 
 


PHIL06022
【旧譜】
¥2600
ベートーヴェンの《クロイツェル》を
 リチャード・トネッティがヴァイオリンと弦楽合奏版に編曲

  ベートーヴェン(リチャード・トネッティ編):
   ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47《クロイツェル》
    (ヴァイオリンと弦楽合奏版)
  セアン・ニルス・アイクベア:エンドルフィン
   (弦楽四重奏と室内オーケストラのためのコンチェルト・グロッソ)
コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン)
マーラー室内管弦楽団

 ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの中でも名曲中の名曲《クロイツェル》を、オーストラリア室内管弦楽団のヴァイオリニストにして芸術監督であるリチャード・トネッティがヴァイオリンと弦楽合奏版に編曲。

 指揮者兼作曲家であるセアン・ニルス・アイクベアはデンマーク放送管弦楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めながらベルリンで活動しています。

 彼らの作品を史上最年少でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任し、退団後は世界的な活躍をみせているドイツの名ヴァイオリニスト、コーリャ・ブラッハーが巧みに描きます。

 ※録音:2011年12月16日
 
 

PHIL06015
【旧譜】
(2CD)¥3600
J.S.バッハ:6つのパルティータ
 パルティータ第2番 ハ短調 BWV 826
 パルティータ第3番 イ短調 BWV 827
 パルティータ第4番 ニ長調 BWV828
 パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825
 パルティータ第5番 ト長調 BWV 829
 パルティータ第6番 ホ短調 BWV 830
ピ・シェン・チェン(ピアノ)

 台湾生まれのピアニスト、ピ・シェン・チェンによるJ.S.バッハの《6つのパルティータ》全曲。Phil.harmonieレーベルから《ゴルトベルク変奏曲》(PHIL06006)もリリースしています。
 彼女は10歳の頃にケルン音楽大学した後、タチアナ・ニコラーエワ、ゲザ・アンダ、ヴィルヘルム・ケンプ、クラウディオ・アラウといった錚々たるピアニストたちの下で研鑽を積みました。
 21歳の時にARDミュンヘン国際音楽コンクールで第1位に輝き、その後ワシントンで行われたバッハ国際コンクールでも優勝しました。
 そして国際的に注目されるようになり、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロンドン響などと共演をし、また現代音楽の分野でも活躍しジョン・ケージ、ピエール・ブーレーズなどとのコラボレーションも行い、2004年以降はフライブルク音楽大学で教鞭をとっています。

 ※録音:2011年1月7日-8日
 




CAPRICCIO



C5465
¥2600
ラドゥ・パラディ(1927-2013):
 ピアノ協奏曲/ヴァイオリン協奏曲/交響的組曲「小さな魔法の笛」

  ピアノ協奏曲 ハ長調(1989)
   1. Giocoso. Allegro con spirito
   2. Lamento. Andante sostenuto
   3. Toccata. Vivo
  交響的組曲「小さな魔法の笛」(1954)
   4. Moderato/5. Vivace giocoso/6. Rubato/
   7. Molto Vivace/8. Andantino/9. Andante/
   10. Vivace/11. Allegretto/12. Allegretto
  ヴァイオリン協奏曲 ホ短調(2002)
   13. Largo - Allegro – Largo/14. Andante/15. Vivo
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)...1-3
ニーナ・カーモン(ヴァイオリン)...13-15
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・
 フィルハーモニー管弦楽団
ユージン・ツィガーン(指揮)

 録音: Studio der Wurttembergischen PhilharmonieReutlingen(ドイツ) 2021年6月22-24日...1-12 2021年7月14-15日...13-15

 ルーマニアの作曲家、ラドゥ・パラディの作品集。
 1941年からチェルニウツィー音楽院(当時はルーマニア、現在はウクライナに属する)でピアノを学びましたが、1944年に戦争のためチェルニウツィーを離れブカレストに移住、音楽院で名教師フロリカ・ムジチェスクに師事しながら、ピアニストとしてコンサートに出演しすぐさま注目を浴びました。
 1954年からブカレストのカラギアレ国立劇場映画大学の助手を務め、1963年からは講師に就任。舞台音楽や交響曲、声楽曲など性格の異なる多数の作品を遺しました。
 このアルバムにはピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲、そしてルーマニア民話を題材にし、もともとはアニメーションの付随音楽として書かれ、後に交響的組曲に編纂された「小さな魔法の笛」の3曲が収録されています。
 ピアノ協奏曲は作曲家自身が初演を行い、聴衆、批評家から絶賛された作品。軽やかなリズムに彩られた第1楽章で始まり、静かな第2楽章を経て、ルーマニアの民族舞踊「Joc din Oas」のリズムが効果的に使われた終楽章に続きます。
 また、ヴァイオリン協奏曲は2001年の同時多発テロの印象が強く焼き付けられたという作品。とりわけ第2楽章の瞑想的なアンダンテにパラディの思いが凝縮されており、終楽章ではルーマニアの民族舞曲などが断片的に引用され、諧謔的な表情を見せています。
 この曲はイ・ムジチ合奏団のコンサートマスターを長年務め、この曲を初演したマリアナ・シルブへのオマージュでもあります。

 
 
 


C5481
¥2600
レオ・ブレッヒ(1871-1958):管弦楽作品全集と管弦楽伴奏付き歌曲
 1. Waldwanderung 森を彷徨う Op. 8 No. 1(1901)
  - オーケストラのための印象的絵画
 2. Von den Englein 天使たちから(1897)
  - 女声合唱とオーケストラのために
 3. Trost in der Natur 自然の中の安らぎ Op. 7 No. 3(1900)
  - オーケストラのための舟歌
 Sechs Kinderlieder 6つの子供のための歌
  fur Singstimme und Orchester –歌とオーケストラのために
   4. No.1. Ein kleines Lied 小さな歌 Op. 25 No. 3
   5. No.2. Winterlied im Herbst 秋に歌う冬の歌 Op. 25 No. 2
   6. No.3. Tintenheinz und Platscherlottchen
    ティンテンハインツとプレッチャーロッチェン Op. 24 No. 3
   7. No.4. Veilchen すみれ Op. 27 No. 1
   8. No.5. Nur eine kleine Geige
    小さなヴァイオリン弾き Op. 27 No. 2
   9. No.6. Heimkehr vom Feste, 祭りからの帰郷 Op 21 No. 7
 10. Wie ist doch die Erde so schon
  大地はこんなにも美しい Op. 21 No. 8(1913/1952改訂)
    –歌とオーケストラのために
 11. Sommernacht 夏の夜(1897) - 混声合唱とオーケストラのために
 12. 交響詩「Die Nonne 尼僧」Op. 6(1898) - 大オーケストラのために
ソーニャ・ゴルニク(ソプラノ)...4-10
アーヘン歌劇場合唱団...2、11
アーヘン交響楽団
クリストファー・ウォード(指揮)

 録音:2021年3月20-23日 Altes Umspannwerk...2-11 2021年6月30日 Eurogress...1、12

 オペラ指揮者として活躍したレオ・ブレッヒの作品を収めた珍しい1枚。アーヘンに生まれたブレッヒは神童ピアニストとしていち早く活躍。
 後にベルリンでピアノと作曲を学び、やがてベルリン宮廷歌劇場(後に国立歌劇場)の音楽総監督に迎えられます。
 ナチスが政権を取るとユダヤ系のブレッヒはドイツ国内での活動の場から追われてしまいますが、戦後はベルリンに戻り、ベルリン・ドイツ・オペラの音楽総監督を務めました。
 1910年代半ばには早くも録音活動を行っており、レコード・ファンには特になじみ深い名前です。
 ブレッヒの作品は師であるエンゲルベルト・フンパーディンクの影響を受けた美しい旋律と 半音階的なハーモニーを持ち、後期ロマン派的な魅力をたたえています。
 なかでも一連の歌劇やオーケストラ歌曲は、歌劇場指揮者としての経験を傾注した力作です。「6つの子供のための歌」は彼自身の二人の子供たちのために書いた50曲のピアノ伴奏付きの曲集から選んだ6曲をオーケストレーションしたもの。
 この歌で美しい声を披露するのはドイツ、ザールラント州出身のソプラノ、ソーニャ・ゴルニク。
 マインツとグラーツで学び、リンツ州立歌劇場のアンサンブル・メンバーとして活躍。トスカ、蝶々夫人を歌い注目を浴びました。出産休暇後の2019年からはワーグナ―歌手として活躍しています。

 
 
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C7399
(10CD)
¥5100→\4690

Capriccioレーベル 40周年記念名演集

 【CD1】
  ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
   1-15. 2声のインヴェンション BWV 772-786
   16-30. 3声のシンフォニア BWV 787-801
   31-36. 6つの小前奏曲 BWV 933-938
トン・コープマン(チェンバロ)
 【CD2】
  カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
   1-3. フルート協奏曲 ニ短調 Wq. 22, H. 426
   4-6. フルート協奏曲 イ短調 Wq. 166, H. 431
   7-9. フルート協奏曲 イ長調 Wq. 168, H. 438
エッカルト・ハウプト(フルート)
C.P.E. バッハ室内管弦楽団
ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)
 【CD3】
  1-3. カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:
   チェンバロ協奏曲 Wq. 14, H. 417
  4-6. ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
   チェンバロ協奏曲 ニ長調 Fk. 41
  7-9. ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):
   チェンバロ協奏曲 ヘ短調 W. C73
クリスティーネ・ショルンスハイム(チェンバロ)
ベルリン・バロック・カンパニー
 【CD4】
  アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
   1-3. オーボエ協奏曲 ハ長調 RV 450
   4-6. 2つのオーボエのための協奏曲 ハ長調 RV 534
   7-9. オーボエ協奏曲 ヘ長調 RV 457
   10-13. 2つのオーボエのための協奏曲 ニ短調 RV 535
   14-16. オーボエ協奏曲 イ短調 RV 463
   17-19. 2つのオーボエのための協奏曲 イ短調 RV 536
ブルクハルト・グレツナー(オーボエ&指揮)
インゴ・ゴリツキ(オーボエ)...4-6、10-13、17-19
クリスティーネ・ショルンスハイム(チェンバロ)
ライプツィヒ新バッハ・コレギウム・ムジクム
マックス・ポンマー(指揮)
 【CD5】
  1-3. フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
   トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1
  4-6. ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1837):
   トランペット協奏曲 ホ長調 WoO 1, S49
  7-9. ミケーレ・プッチーニ(1813-1864):
   フルート、クラリネット、
    キー・トランペットとホルンのための協奏曲
ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)
クリスティアン・グルトナー(フルート)...7-9
リサ・クレヴィト=ジーグラー(クラリネット)...7-9
ヘクター・マクドナルド(ホルン)...7-9
ウィーン・アカデミー管弦楽団
マルティン・ハーゼルベック(指揮)
 【CD6】
  ロベルト・シューマン(1810-1856):
   1. アダージョとアレグロ Op. 70 (ヴィオラとピアノ編)
   2-4. 幻想小曲集 Op. 73 (ヴィオラとピアノ編)
   5-7. 3つのロマンス イ短調 Op. 94 (ヴィオラとピアノ編)
   8-10. ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op. 105
    (ヴィオラとピアノ編)
   11-14. おとぎの絵本 Op. 113
タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)
ハルトムート・ヘル(ピアノ)
 【CD7】
  ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
   1-4. ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 83
   5. バラード Op. 10 第3番 ロ短調
   6. バラード Op. 10 第4番 ロ長調
ツィモン・バルト(ピアノ)
ベルリン・ドイツ交響楽団...1-4
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)...1-4
 【CD8】
  ドヴォルザーク(1841-1904):
   1-4. 管楽セレナード ニ短調 Op. 44, B. 77
   5-9. 弦楽五重奏曲 ト長調 Op. 77, B. 49
リノス・アンサンブル
 【メンバー】
  クラウス・ベッカー(オーボエ)...1-4
  ラインハルト・ホルヒ(オーボエ) ...1-4
  ライナー・ミューラー=ファン・レクム
   (クラリネット)...1-4
  アレクサンダー・バデル(クラリネット)...1-4
  エバーハルト・マーシャル(ファゴット)...1-4
  ビョルン・グロート(ファゴット)...1-4
  ウィル・サンダース(ホルン)...1-4
  ノルベルト・ダウザッカー(ホルン)...1-4
  マリオ・ブラウマー(チェロ)...1-9
  イェルク・リノヴィツキ(コントラバス)...1-9
  ヴィンフリート・ラーデマッヒャー
   (ヴァイオリン)...5-9
  ゲッツ・ハルトマン(ヴァイオリン)...5-9
  マティアス・ブッフホルツ(ヴィオラ)...5-9
 【CD9】  ラルフ・シュプリングマン(ホルン)...1-4
  1-4. ダリウス・ミヨー(189-1974): 弦楽四重奏曲第1番 Op. 5
  5. ギヨーム・ルクー(1870-1894): 3つの詩曲
   - 第3番 夜想曲(ソプラノとピアノ五重奏編)
  6. ルクー:「アンドロメダ」断章(ソプラノとピアノ五重奏編)
  7. エルネスト・ショーソン(1855-1899): 終わりなき歌 Op. 37
  8-11. モーリス・ラヴェル(1875-1937): 弦楽四重奏曲 ヘ長調
ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)...5-7
ヴォルフラム・リーガー(ピアノ)...5-7
ペーターゼン四重奏団
 【メンバー】
  コンラート・ムック(第1ヴァイオリン)
  ダニエル・ベル(第2ヴァイオリン)
  フリーデマン・ヴァイグレ(ヴィオラ)
  ダヴィッド・ファレマ(チェロ)
 【CD10】
  1-2. アルバン・ベルク(1885-1935): ヴァイオリン協奏曲
  3-6. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
   ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 Op. 77
ウラディーミル・スピヴァコフ(ヴァイオリン)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
ジェイムズ・コンロン(指揮)

 録音:CD1...1987年 Utrecht、Maria Minor(オランダ) CD2...1985年4月、9月 Berlin, Christuskirche(ドイツ)
 CD3...1995年11月10-12日 Andreaskirche, Berlin-Wannsee(ドイツ)
 CD4...1988年11月28日-12月1日、1989年5月24日、25日 Leipzig, Paul-Gerhard-Kirche(ドイツ)
 CD5...1994年10月17-20日 Wien, Sofi ensale(オーストリア)
 CD6...2001年1月11日、2003年2月9-11日 Tonstudio Teije van Geest, Heidelberg/Clara-Wieck-Auditorium Sandhausen(ドイツ)
 CD7...2003年6月3-5日 Haus des Rundfunks(ドイツ)...1-4/2014年5月14日 Casino Baumgarten(オーストリア)
 CD8...1996年3月20-21日、4月16-17日 Studio 2, Munich(ドイツ) CD9...1999年10月、12月 Berlin(ドイツ)
 CD10...2001年6月29日-7月3日...1-2/2000年8月26-29日...3-6 Philharmonie, Cologne(ドイツ)

 Delta-music社のレコード制作部門として1982年にケルン近郊で設立されたCAPRICCIOは、当時主流となりつつあったデジタル録音技術を使い、ドイツ語圏の演奏家と音楽を中心に制作を行いました。
 様々なジャンルの名盤がありますが、この10枚組にはCAPRICCIOレーベルを代表するソリストたちの演奏を収録。
 トン・コープマンが1987年に録音したJ.S.バッハの「インヴェンションとシンフォニア」をはじめ、クリスティーネ・ショルンスハイムのバッハ一族のチェンバロ作品やエッカルト・ハウプトのC.P.E.バッハのフルート協奏曲集、ブルクハルト・グレツナーのヴィヴァルディ :オーボエ協奏曲集などバロック期の作品、ラインホルト・フリードリヒの超絶技巧トランペット、タベア・ツィマーマンのシューマン、鬼才ピアニスト、ツィモン・バルトのブラームス:ピアノ協奏曲第2番、リノス・アンサンブルのドヴォルザーク、現在は活動を停止しているペーターゼン四重奏団のロマン派作品、ウラディーミル・スピヴァコフが弾くベルクとショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲と、膨大なカタログの中から素晴らしい演奏が選ばれており、レーベルの歴史を俯瞰するものとしても貴重なBOXとなっています。
 





<メジャー・レーベル>
.

RCA



19439928782
(8CD)
\7000→\6490

ロリン・ホランダー/コンプリートRCAアルバム・コレクション




Disc1
 リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
 グラナドス:スペイン舞曲Op.37~第5番『祈り - アンダルーサ』
 シューベルト:楽興の時 Op.94~第3番ヘ短調
 メンデルスゾーン:無言歌 Op.19~第6番『ヴェネツィアの舟歌』
 ショパン:練習曲 Op.10~第12番『革命』
 パデレフスキ:演奏会用ユモレスク Op.14~第1番『古風なメヌエット』
 ファリャ:火祭りの踊り
 リスト:愛の夢 第3番 S.541-3
 ベートーヴェン:エリーゼのための
 ショパン:前奏曲 Op.28~第20番ハ短調
 ブラームス:ワルツ集 Op.39~第15番変イ長調
 ドビュッシー:月の光
 ショパン:ワルツ集 Op.64~第2番ハ短調
 ベートーヴェン:メヌエット第2番ト長調
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番ハ長調 K.545~第1楽章
 モーツァルト/ホランダー編:『ドン・ジョヴァンニ』~メヌエット
 J.S.バッハ:インヴェンション第13番イ短調 BWV.784
 シューマン:子どものためのアルバム Op.68~第10曲『楽しき農夫』
 シューマン:子どものためのアルバム Op.68~第2曲『兵士の行進』
 シューマン:トロイメライ Op.15-7
 グリーグ:ペール・ギュント第1組曲 Op.46~『アニトラの踊り』
 ショパン:練習曲集 Op.25~第9曲『蝶々』

ロリン・ホランダー(ピアノ)

録音:1958年夏、録音場所不明(ステレオ)


Disc2
 ショパン:ポロネーズ 変イ長調 Op.53『英雄』
 ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
 リスト:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S.244-6
 リスト:メフィスト・ワルツ第1番 S.514
 ブラームス:間奏曲 Op.117~第2番変ロ短調
 ブラームス:2つのラプソディ Op.79~第2番ト短調
 ラフマニノフ:前奏曲集 Op.3~第2番嬰ハ短調

ロリン・ホランダー(ピアノ)

録音:1959年頃、録音場所不明(ステレオ)


Disc3
1. デロ=ジョイオ:ピアノと管弦楽のための幻想曲と変奏曲
2. ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 M.83

ロリン・ホランダー(ピアノ)
ボストン交響楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)

録音:1963年2月17日、1963年1月16日、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)
世界初録音(1)


Disc4
 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19

エリック・フリードマン(ヴァイオリン)
ボストン交響楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
録音:1964年4月13日、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)

 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番ト長調 Op.55

ロリン・ホランダー(ピアノ)
ボストン交響楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
録音:1964年3月28日、ボストン、シンフォニー・ホール(ステレオ)


Disc5
 ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲変ニ長調 Op.38
 ブロッホ:スケルツォ・ファンタスク B.78

ロリン・ホランダー(ピアノ)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
アンドレ・プレヴィン(指揮)

録音:1964年10月6,7日、ロンドン、ウォルサムストゥ・アセンブリー・ホール(ステレオ)


Disc6
 ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』
 ラフマニノフ:幻想的小品集 Op.3 ~前奏曲 第2番嬰ハ短調
 プロコフィエフ:トッカータ Op.11

ロリン・ホランダー(ピアノ)

録音:1964年5月4,5,7日(ステレオ)


Disc7
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』
 J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
 ブラームス:間奏曲 Op.117~第2番変ロ短調
 シューマン:アラベスク Op.18

ロリン・ホランダー(ピアノ)

録音:1965年12月13-17日、1966年7月7日(ステレオ)


Disc8
 キルヒナー:リリー~ソプラノと室内オーケストラのための

ダイアナ・ホーグランド(ソプラノ)
ジェームズ・バスウェル(ヴァイオリン)
今井信子(ヴィオラ)
ローレンス・レッサー(チェロ)
ポール・ラスティグ・ダンケル(フルート)
リチャード・ストルツマン(クラリネット)
アラン・フォーゲル(オーボエ)
アレクサンダー・ヘラー(ファゴット)
ロバート・ラウッチ(ホルン)
アレン・ベアード(打楽器)
ロリン・ホランダー(チェレスタ)
レオン・キルヒナー(指揮、ピアノ)

録音:1973年8月20日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ(ステレオ)
世界初録音

 キルヒナー:弦楽四重奏曲第2番

レノックス弦楽四重奏団

録音:1973年10月5日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ(ステレオ)

 2022年に77歳を迎えるアメリカの名ピアニスト、ロリン・ホランダー。
 ホランダーが1958年から1965年にかけてRCAとの専属契約で残した全録音を集成し、さらにキルヒナーの自作自演にチェレスタ奏者として参加した1973年のコロンビア録音を加え、CD8枚組のボックス・セットとして初リリースいたします。

 ホランダーは1944年ニューヨーク生まれ。ヴァイオリニストの父マックス・ホランダーはトスカニーニの指揮するNBC交響楽団でアソシエイト・コンサートマスターを務めるなど音楽的な環境で育ち、早くから神童として絶賛されました。3歳でピアノを弾き始め、それから2年でバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻をマスター。11歳でカーネギー・ホール・デビューを果たし、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番を演奏しているほどです。エドゥアルト・シュトイアーマン、オルガ・ストローミロ、レオン・フライシャー、マックス・ルドルフ、ルドルフ・ゼルキンら名だたるピアニストに師事しているのも、その才能を物語っていると言えましょう。

 デビュー録音は1958年、何と14歳の時で、バッハからパデレフスキにいたる22曲の華やかなピアノ小品を収めた「ピアノ発見/ピアノ演奏への手ほどき」と題されたRCAキャムデン盤でした(ディスク1)。その成功は翌年、より技巧的な作品を集めた「ポロネーズ」につながりました(ディスク2)。1963年には初の協奏曲録音として、エーリヒ・ラインスドルフ指揮ボストン交響楽団と共演した、ラヴェルのピアノ協奏曲とノーマン・デロ=ジョイオによる『ピアノとオーケストラのための幻想曲と変奏曲』の世界初録音を組み合わせたアルバム(ディスク3)を発売し、これがホランダーにとっての本格的な世界デビュー盤となり「18歳のピアニストの驚くべき緻密な技巧と大胆で華麗な演奏」(米ハイフィデリティ誌)、「ヒンデミットに師事したデロ=ジョイオ作品の技巧的なピアノ・パートを、ホランダーは躍動感あふれる演奏で彩っている」(英グラモフォン誌)と、アメリカ、ヨーロッパ両方の批評家から称賛を得ています。

 さらに同じラインスドルフ&ボストン響と共演したプロコフィエフのピアノ協奏曲第5番(ディスク4)、アンドレ・プレヴィン&ロイヤル・フィルとのハチャトゥリアンのピアノ協奏曲とブロッホのスケルツォ・ファンタスク(ディスク5)という技巧的な協奏曲作品の録音が続きます。後者はプレヴィンの指揮者としての最初期の録音としても貴重なもので、「技巧的なブロッホは、衝撃的で虎のようなホランダーの演奏に理想的。ハチャトゥリアンでは唖然とするほどのヴィルトゥオジティを開陳」(ハイフィデリティ誌)と絶賛されました。

 リサイタル・アルバムは、1964年と65年に1枚ずつ録音されており、ムソルグスキー『展覧会の絵』を中心とするロシア・プロ(ディスク6)、ベートーヴェンの『テンペスト』をメインにしたドイツ・プロ(ディスク7)で、若きホランダーのピアニズムを堪能することができます。ディスク8は、1973年にコロンビアの「モダン・アメリカン・ミュージック・シリーズ」のために録音されたキルヒナーの作品集で、ホランダーは作曲者自作自演による、ソプラノと器楽アンサブルのための声楽作品『リリー』(キルヒナーの同名歌劇から派生した作品)にチェレスタ奏者として参加しています。ソプラノはダイアナ・ホーグランド、クラリネットのリチャード・ストルツマン、ヴァイオリンのジェームズ・バスウェル、そしてヴィオラの今井信子らも参加、キルヒナー自身も指揮のほかピアノを弾いています。

 今回もソニー・クラシカルの「アルバム・コレクション」のスタンダードとして、各ディスクはアメリカ初出盤のジャケット・デザインを採用した紙ジャケットに封入され(レーベル面も発売当時のデザインを採用)、厚紙製クラムシェル・ボックスに収容されています(サイズ:L 12.8 cm x W 12.7cm x H 2.8 cm)。
 オールカラーの別冊解説書(表紙・裏表紙込みで24ページ)にはジェッド・ディストラーによる新規エッセイ(欧文)のほか、各ディスクの詳細なデータやアーティスト写真5点が掲載されています。

完全生産限定
アメリカ初出LPのカップリングを採用しているため、ホランダーが演奏していない作品も収録されております。















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