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マイナー・レーベル 第34号
2006年6−9月新譜(2)


INTEGRAL 1CD¥2300

INTEG 221148
\2300→¥2090
サン・ジョルジュ/モーツァルト 弦楽四重奏曲集
 モーツァルト:弦楽四重奏曲第7番 変ホ長調K.160
 サン・ジョルジュ:
  弦楽四重奏曲 ト長調G.071/弦楽四重奏曲 変ロ長調G.072/
  弦楽四重奏曲 ヘ長調G.070/弦楽四重奏曲 ハ長調G.069
アンタレス弦楽四重奏団
ジョセフ・ブーローニュ・サン・ジョルジュ(1739-1799)はカリブ海に浮かぶグァドループ島の農場主ブーローニュ伯爵と、農場で働く娘との間に生まれた。通例ならこの島の農場で一生を過ごすはずのところを、父親は彼をことのほかかわいがり、フランスに連れて行き高等教育を受けさせたところ、この天分に恵まれた浅黒い肌の青年はみるみる本領を発揮し、剣を取ればフランス1の剣士、ヴァイオリンを手に取ればサロンの寵児という具合に文武両道で才能を如何なく発揮しはじめたのだった。やがてあのマリー・アントワネットの目に留まり楽界の要職を任命されるが、当時の人種的偏見の摩擦から辞任することに。その後勃発したフランス革命の際には自ら軍を組織して参加するも、事はならず追放され、失意のままパリで亡くなった。そんな数奇な運命を辿ったサン・ジョルジュの音楽からは、黒いモーツァルトと称されるようにフレーズの端々から才気がきらめいている。モーツァルトの作品が併録されているので聴き比べもできる。録音:2004年10月
INTEG 221144
(2CD)
\4600→¥4180
ジョルジュ・ミゴ:黄道12宮
 宝瓶宮(みずがめ座) 双魚宮(うお座)
 白羊宮(おひつじ座) 金牛宮(おうし座) 
 双児宮(ふたご座) 巨蟹宮(かに座)
 獅子宮(しし座) 処女宮(おとめ座)
 天秤宮(てんびん座) 天蠍宮(さそり座)
 人馬宮(いて座) 磨羯宮(やぎ座)
ジャクリーヌ・エイマール(P)
占星術の起源は古く、すでに古代バビロニアで宮廷付きの占星術師が存在していた。これはアカデミックな教育を受けた作曲家の手になる、占星術で用いられる黄道十二宮の各星座にインスピレーションを受けた珍しい作品。ミゴ(1891-1976)はパリ音楽院でヴィドールやダンディに学んだが、楽壇とは一線を画しわが道を歩んだ孤高の作曲家だった。絵画や彫刻にも才能を発揮した多彩な人で、当時フランス六人組(プーランク、ミヨー、オネゲル他)が脚光を浴びていたのに対抗して「一人組」を称していたということで、なかなかの変わり者であったようだ。12星座の音楽はそれぞれの星座の本質を描いた印象的なもので、ドラマティックな曲想のものがあれば、緊密なフーガもあるという多彩な世界を楽しめる。
INTEG 221143
\2300→¥2090
ヴェラチーニ:フルートと通奏低音のためのソナタ集 ムジカ・アンティクヮ・プロヴァンス
イタリアはフィレンツェ出身のヴェラチーニの作品集。生前からヴァイオリンの名手としても大活躍していた。フルートのための、美しい旋律が心に染み入る作品集を、ムジカ・アンティクヮ・プロヴァンスの名手たちが奏でる。
MAG 111155
\1800→¥1690
ジャダン(1768-1853):
 フルートとピアノのための作品集vol.2
  ソナタ op.18-1 ト長調/ソナタ ニ長調
  ソナタ op.18-2 イ長調/ソナタ op.18-3 ハ長調 
フレデリク・シャトー(Fl)、
ベルトラン・ジロー(Pf)
ジャダンは、ヴェルサイユ出身。宮廷音楽家でヴァイオリニストを務める父のもとに生まれた。パリ音楽院のピアノ教師となったほか、モリエール劇場の指揮者も務めるなど多方面で活躍。ピアニストとしてもその評価はきわめて高いものだった。作曲家としてはオペラが多いが、ここにおさめられているのは美しい旋律が魅力的なフルート作品。
DSK 2038
\2300
ヨーゼフ・ボネ(1884-1944):作品全集VOL.3
 オルガンのための12の作品op.10
 声あるいは合唱のための作品
フレデリック・ルドロワ(Org)
デュルフレもその建立に関わったというオルガン(1965年製)を用いた演奏。透明感があり優しい音色ながらも、教会の中にいるかのような厳かな空気に包まれる。

IPPNW-CONCERTS

IPPNW 51
\2100
言葉と音楽〜「広島」から60年
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲よりアリア
 朗読 戦争の初期
 ショスタコーヴィッチ:
  弦楽四重奏曲第8番 ハ短調op.110 ラルゴ・アタッカ
 朗読 空中での大いなる戦闘
 ショスタコーヴィッチ:
  弦楽四重奏曲第8番 アレグロ・モルト・アタッカ
 朗読 マンハッタン計画
 ショスタコーヴィッチ:
  弦楽四重奏曲第8番 アレグレット・アタッカ
 朗読 ニューメキシコ、1945年7月16日
 ショスタコーヴィッチ:
  弦楽四重奏曲第8番 ラルゴ・アタッカ
 朗読 広島、1945年8月6日
 朗読 わたしが広島について思うとき
 朗読 50年が過ぎて
 朗読 広島からの緑
 朗読 折鶴
 ショスタコーヴィッチ:弦楽四重奏曲第8番 ラルゴ
 1945-2005の年代記
 シューベルト:
  弦楽四重奏曲第12番 ハ短調「四重奏断章」
アンサンブル・インセンド
ナカタ・チホコ、ガブリエラ・クリスピーノ、
トーマス・フォン・フラクシュタイン(朗読)
原爆投下から60年を経た2005年3月に行われた核戦争阻止を目的とした慈善コンサートのライブ盤。20世紀の苦悩が音として結晶したかのようなショスタコーヴィッチの傑作四重奏曲と、広島の悲劇と希望を語った朗読(ドイツ語、日本語)とが恐ろしいほどマッチしていて心が揺さぶられる。録音:2005年3月11日

LR MUSIC〜LAUDA 1CD¥2400

LAU 001 「冒険と魅惑の狭間に〜ドン・キホーテの時代の音楽」
 作曲者不詳:
  「冒険の騎士」、「奥様、あなたを知ってから」、
  「あなたに会いたいと強く願うものは」、
  「どこにいるのか、我がご婦人は?」、
  「百姓にはパンと玉ネギが与えられ」、「愛の力はいつも」
 パティーニョ:「ましてやほとんど力を要さなかったわけでなく」
 ヘロニモ:「緑のミルテの木の幹に」
 アギレーラ・デ・エレディア:第4旋法の大ティエント(器楽曲)
 M.ロメーロ:
  「ミゼレーレ(主よ、憐れみたまえ)」、「樹木、雑草や植物は」
 P.ゲレーロ:「おお、我が不満は大理石より強く!」
 チャコン:「これぞサンチョ・パンサ」
 ビクトリア:「バビロン川のほとり」
 J. P.プジョル:「愛よ、私は思うのだが」、「強き郷士、ここに眠る」
アンヘル・レカセンス指揮
ラ・グランド・シャペル
西欧文学史上、最も知られた作品「ドン・キホーテ」。その同時代かつ、関りのある音楽が集められた録音。ルネサンス後期の心にしみる宗教曲と、民衆的な力に満ちた世俗曲は、ドン・キホーテが生み出された時代背景を音で描き出し、その世界を実感させてくれる。高名なビクトリア、王室礼拝堂楽長だったマテーオ・ロメーロとカルロス・パティーニョをはじめ、フライ・ヘロニモ、セバスティアン・アギレーラ・デ・エレディア、チャコン、フアン・パブロ・プジョル、そして、有名なフランシスコ・ゲレーロの兄ペドロ・ゲレーロと、作曲者も同時代を代表する面々。レカセンス率いるラ・グランド・シャペルの丁寧な演奏が曲の魅力を際立たせる。録音:2004年12月8-10日ベルギー、メルセン、聖ステファヌス教会
LAU 002 「セルバンテスの時代のレクイエム」
[死者のための朝課]
 M.ロメーロ:
  詩編第6番「主よ、怒ってわたしを責めないでください」(4声)、
  レスポンソリウム「主よ、御身が世界を裁きに」(4声)
 [死者のためのミサ]
  M.ロメーロ:ミサ曲「デ・プロフンディス(深き淵より)」
 [葬儀式における罪の赦し]
  リモンテ:
   レスポンソリウム「ラザロを生かしたもう」(5声)、
   レスポンソリウム「主よ、わが罪を思い出したもうことなかれ」(6声)
  伝マテーオ・ロメーロ:
   レスポンソリウム「リベラ・メ(主よ、解き放ちたまえ)」(8声)
 [故人の埋葬式]
   リモンテ:詩篇「デ・プロフンディス(深き淵より)」(7声)
   ロペス・デ・ベラスコ:
    モテット「恋人よ、あなたはなにもかも美しく」(8声)
アンヘル・レカセンス指揮
ラ・グランド・シャペル、
スコラ・アンティカ
セルバンテスが生きていた時代に活躍した、マテーオ・ロメーロのレクイエムを中心とした録音。彼は、フランドル楽派最後期の一人で、最も高名な作曲家として知られていた。このレクイエムに、ペドロ・リモンテとセバスティアン・ロペス・デ・ベラスコの作品を組み合わせ、埋葬までの一連の葬儀を音楽で構成している。清澄かつ活力あるその音楽は、ルネサンス後期の、自信に満ちた人間の足取りと、死への謹厳な態度を感じさせてくれる。録音:2005年2月スペイン、クエンカ、サン・ミゲル教会
LAU 003 「イカロスの飛翔〜バロック風エロスにまつわる音楽」
 M.コレーア:
  「愛し合っているあなた方のを聞け」、
  「なぜ私は生きたいのだろう?」
 作曲者不詳:
  「愛よ、あなたは私に何を助言してくれるだろうか?」、
  「たとえ悲しみを消したとしても」、
  「これが恋、経験のある者はそれを知っており」、
  「蝶よ、注意しなさい」、「3つの小唱句」(器楽曲、第2旋法)、
  「風よ、私を起こさないでおくれ」、
  「私の大胆な翼を太陽に溶かさせ」
 M.ロメーロ:「幸福な考え」(二重唱曲)
 カバニーリェス:
  左手のためのトッカータ(器楽曲、第5旋法)、
  ティエント・デ・ファルサ(器楽曲、第1旋法)
 マシャード:「人は常にイカロスについて描く」
 B.ムリーリョ:「ヒラ、パートナーを替えることは」
アンヘル・レカセンス指揮
ラ・グランド・シャペル
ルネサンスは、死後を大切にする世界観から、生きている人間中心の世界観へと転換した時代だった。その特徴を、ギリシャ神話の「イカロスの飛翔」を題材に、「生の希求、もしくは、根源的欲望」を意味するエロスという言葉をキーワードにして曲を集め、音楽的に描き出したのがこの録音。表題の「イカロスの飛翔」を生かし、収録曲を「蝋の翼」、「イカロス」、「太陽」、「飛翔」、「墜落」という5部で、物語風に構成している。この時代のスペインを代表する、マヌエウ・コレーア、マテーオ・ロメーロ、フアン・バウテゥィスタ・ホセ・カバニーリェス、マヌエウ・マシャード、ベルナルド・ムリーリョ、セバスティアン・ドゥロンの作品を、レカセンス率いるラ・グランド・シャペルが生き生きと演奏している。録音:2005年9月12-14日ベルギー、アントワープ、聖母マリア礼拝堂 エルゼンフェルト

LSO LIVE(ロンドン響自主制作盤)

LSO 0080
\1200
ベートーヴェン:
 交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
 「レオノーレ」序曲第2番Op.72a
ベルナルト・ハイティンク指揮
ロンドン響
LSO 0580
(SACD-Hybrid)
\1900
ハイティンク&ロンドン響(LSO)によるベートーヴェン・シリーズ第3弾。第7番&三重協奏曲、「田園」&第2番につづいて「英雄」&「レオノーレ」序曲第2番が登場。斬新でドラマチック。それまでの交響曲の流れを変えたとさえいわれる「英雄」に、激しく複雑な「レオノーレ」。ともにシリアスな内容にふさわしく、シャープでギュッと凝縮感のある響き。力強い低域に支えられ快速のテンポで進む演奏を、一貫したサウンド・ポリシーによる完成度の高い録音が万全にサポート。かねてLSOが幅広い音楽に柔軟に対応できる機能性の高さを備えたオーケストラであるのは誰もが認めるところ。新しくも普遍的なベートーヴェン像を構築する当シリーズ。残りのタイトルは今年の秋までにすべてリリースされる予定。録音:2005年11月16?27日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ) プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン エンジニア:ニール・ハッチンソン(レオノーレ)&ジョナサン・ストークス(英雄)
LSO 0083
(2CD)
\2300
エルガー:「ジェロンティアスの夢」Op.38 デイヴィッド・レンドール(T:ジェロンティアス)
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms:天使)
アラステア・マイルズ(Bs)
サー・コリン・デイヴィス(指)
ロンドンSO.& Cho.
LSO 0583
(2SACD Hybrid)
\3200
LSO Live最新録音はエルガーの「ジェロンティアスの夢」。交響曲全集を経て、新たに円熟の巨匠デイヴィスが手兵とともに取り組んだ意欲的プロジェクト。この壮大なオラトリオ風の声楽曲は、由緒あるバーミンガム音楽祭の委嘱を受けて1900年に完成初演されました。前年に初演を果たしたばかりの「エニグマ変奏曲」と並んでエルガーが国際的名声を得るきっかけとなった代表作であり、また、本国では重要な節目でしばしば取り上げられ英国オラトリオの最高峰とも云われるほどの人気を誇っている。ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿のテクストによる内容は、ジェロンティアスが死の淵で魂の救済について天使や神と問答を繰り広げるというもの。デイヴィスは公演前のインタヴューで作品について次のように述べている。「死についての音楽を書こうとすると、ふつうならレクイエムあるいは名の通った歴史上の人物の死を描くところだが、ここでは死そのものにまつわる実際のプロセスを扱っている点で独創的。まさに過去に例のないまったく新しいタイプの、真に偉大な作品。録音:2005年12月11日& 13日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)

LYRINX

LYR 231
\2400
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集Op.27(全曲) ローラン・コルシア(Vn)
フランスで爆発的な人気を誇るnaiveのスター・プレイヤー、コルシア。彼がブレイクする以前、Lyrinxで録音した代表的アルバムがこちら。熱心なヴァイオリン好きの間では、評価の高かったアルバムだが、久しく入手難だった。濃い口の歌いまわしと超絶のテクニック。先ごろリリースされたバルトーク(V.4991)と合わせてこの機会にぜひ。旧番号LYR.141。録音:1994年9月

MANDALA 1CD¥2400

MAN 5101 LATINO-LADINO
 カルドーソ:ミロンガ
 カルドーソ:カンシオン(歌)
 プラサ:パヤドーラ(ガウチョの歌男)
 バロス:不幸な降誕祭
 カザレタ:チャグアス・デ・ルーナ
 モヤーノ:葡萄棚の下
 グラナドス:詩的なワルツ(全7曲)
 ヴェルディ/タレガ:ラ・トラヴィアータ
 ヴィラ=ロボス:カンキキス
 ヴィラ=ロボス:カンククス
 モヤーノ:ラディーノ 
 アニ・プーリム(ユダヤ民謡)
 ムダーラ:眠れる魂の思い出
 ムダーラ:レイ・ダヴィッドの受けた悲しみ
 ハイマン/カヂシュソン:ある愛の物語
 イエメン・エレリ(トルコ民謡)
 ウシュクダーラ・ギデル・イケン(トルコ民謡)
 アドリアン・ル・ロワ:ポワクトーのブランル
 ラディーノの歌「夜曲」
 アントニオ・デ・サンタ・クルス:ハカラス
ライアット・コーエン、ヒカルド・モヤーノ(Gt)
1492年の統一後はカトリック一色に染められたスペインだが、それまではキリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒が共存していた。そうした独特の文化背景が生んだギター音楽を収めたのがこのCDで、スペイン、南米の幅広い年代の作品が演奏されている。イスラエル出身のコーエンとアルゼンチン出身のモヤーノのコンビもこうした作品に命を吹き込むのにまさに打ってつけで、スペイン音楽に伏在するさまざまな流れを見事に描き分けている。録音:2004年
MAN 5100 茉莉花 ジャスミンの花
 茉莉花/ブルネ:メランコリー/チン河の辺で/
 ブルネ:ブッダの微笑み/ブルネ:春の踊り/ブルネ:朝の雪/
 ブルネ:チャイナ・ブルー/リの踊り/黄金の碑板/地上の楽園/
 愛は理法の花/わたしにバラを一本/僧院の鐘の音/
 シャグマゆり*/チャオ・ユエン・チュ/茉莉花
パスカル・ブルネ(編曲、Gt、Perc、グロッケンシュピール)
ロベール・ル・ガル(編曲*、Vn、Mand)
パリ生まれのギタリスト&作曲家、ブルネが贈る素敵なチャイニーズメロディ・コレクション。ギターをメインにヴァイオリンやでしゃばらないパーカッションの組合せでシンプルにまとめられた編曲のおかげで中国の伝統的な作品とブルネ自身の中国に寄せた楽曲をくつろいで楽しめる内容となっている。チャイナムードをさりげなく演出するBGMとしても最適な、とってもおしゃれな1枚。録音:2005年

MELBA

MR 301091
(4SACD Hybrid)
\7900
ワーグナー:「ワルキューレ」 リサ・ガスティーン(S ブリュンヒルデ),
スチュアート・スケルトン(T ジークムント),
デボラ・リーデル(S ジークリンデ),
リチャード・グリーン(Bs フンディング),
ジョン・ブレッヒェラー(Br ヴォータン),
エリザベス・キャンベル(Ms フリッカ),ほか
アッシャー・フィッシュ指揮
アデレード交響楽団
注目のSACDが登場!オーストラリア、アデレードの南オーストラリア国立歌劇場が上演した「ワルキューレ」のライヴ録音。辺境の地のオペラハウスのイメージがあるが、そこは経済的に豊かなアデレードだけあって、かなりしっかりした演奏。ことにイスラエル出身で、ここ数年世界中の大劇場で活躍しているアッシャー・フィッシュの引き締まった指揮が見事。アデレード交響楽団も優秀で、第1幕の冒頭から豊かでありながら重っ苦しくならない音楽に惹きつけられる。歌手は当然地元オーストラリア出身のリサ・ガスティーン、スチュアート・スケルトン、デボラ・リーデル、エリザベス・キャンベルといった人たちが大活躍。特にリサ・ガスティーンは、既にロンドンのロイヤル・オペラでのブリュンヒルデ役として高い評価を得ている。また新生代のヘルデンテノールとして大きな期待がかかるスチュアート・スケルトンのジークムント、ジークリンデやトスカを歌いつつ、ノルマなどの19世紀前半のイタリアオペラもこなすデボラ・リーデルも、絶叫咆哮タイプではない、ワーグナーの音楽の美しさをじっくりしっとり聞かせてくれる人たち。さらにオランダのベテラン・バス=バリトン、ジョン・ブレッヒェラーを配して、実は結構強力なキャスト。録音:2004年11,12月

MN RECORDS

マイケル・ナイマンのレーベルMN Records、緊急取り扱い開始!
MNRCD 106
\2300
マイケル・ナイマン: Greenawey Revised・コンポーザーズ・カット・シリーズvol.2
 光学理論の眼識〜映画「英国式庭園殺人事件」(1982)より
 夜の女王〜映画「英国式庭園殺人事件」(1982)より
 羊飼いにまかせとけ〜映画「英国式庭園殺人事件」(1982)より
 交通事故-デルフト・ワルツ〜映画「ZOO」(1985)より
 時の流れ〜映画「ZOO」(1985)より
 フェルメールの妻〜映画「ZOO」(1985)より
 トライスティング・フィールズ〜映画「数に溺れて」(1988)より
 ウィールバロウ・ウォーク〜映画「数に溺れて」(1988)より
 フィッシュ・ビーチ〜映画「数に溺れて」(1988)より
 メモリアル〜映画「コックと泥棒、その妻と愛人」(1990)より
 金砂銀砂の浜にきて〜映画「プロスペローの本」(1991)より
 プロスペローの呪い〜映画「プロスペローの本」(1991)より
 ミランダ〜映画「プロスペローの本」(1991)より
マイケル・ナイマン・バンド,
マイケル・ナイマン(Pf)
グリーナウェイと組んだ映画音楽の中でも、特に印象的なものばかりがおさめられている。聴いているとあのシニカルさと残酷さをあわせもつ画面、独特の赤みの強い色調が蘇ってくると共に、ナイマンのドライな音楽が堪能できる。「ミニマル・ミュージック」の神様的存在でもあるナイマン、このディスクもミニマル系の音楽が多いが、しかしどの曲もただ機械的なだけでなく、時に下品だったり上品だったり、実に様々な香りを感じさせるから不思議。
MNRCD 103
\2500
マイケル・ナイマン:THE PIANO SINGS
 ダイアリー・オブラヴ〜映画「ことの終わり」より
 if〜映画「アンネの日記」より
 フランクリン〜映画「ひかりのまち」より
 モロウ〜映画「ガタカ」より
 ジャック〜映画「ひかりのまち」より
 悲しみを希う心〜映画「ピアノ・レッスン」より
 ビッグ・マイ・シークレット〜映画「ピアノ・レッスン」より
 デビー〜映画「ひかりのまち」より
 デパーチャー〜映画「ガタカ」より
 why〜映画「アンネの日記」より
 オデッサ・ビーチ〜映画「カメラを持った男(これがロシアだ!)」より
 ロスト・アンド・ファウンド〜映画「ピアノ・レッスン」より
 エクスチェンジ〜映画「めぐり逢う大地」より
 キャンドルファイア〜映画「アンネの日記」より
 オール・インパーフェクト・シングズ〜映画「ピアノ・レッスン」より
 ダイアリー・オブ・ラヴ〜映画「ことの終わり」より
マイケル・ナイマン(Pf)
1993年に公開された映画「ピアノ・レッスン」では、カンピオン監督のその美しい映像とともに、ナイマンによる民謡的な要素も取り入れられた流麗な旋律を用いた美しい音楽が人々に衝撃を与えた。「ピアノ・レッスン」主人公のエイダが、隣人ベインズに次第に心を開いていくさまなど、様々なシーンが蘇る。もちろん演奏はナイマン自身。他にも、初のハリウッド映画の音楽を担当した「ガタカ」などから珠玉の名曲を選りすぐって収録。
MNRCD 105
\2300
マイケル・ナイマン〜 英国式庭園殺人事件〜コンポーザーズ・カット・シリーズvol.1
  羊飼いにまかせとけ/庭がローブ・ルームになっている/
  光学理論の眼識/ウォータリー・デス/リネンの傾向/
  夜の女王/ブラヴーラ・イン・ザ・フェイス・オブ・グリーフ
マイケル・ナイマン・バンド,
マイケル・ナイマン指揮
1982年に公開された「英国式庭園殺人事件」は、屋敷の庭を描く画家の12枚の絵の中に浮かび上がる、その屋敷の主人の死をめぐる完全犯罪の謎を追った一編。製作はデイヴィッド・ペイン、監督・脚本は「コックと泥棒、その妻と愛人」のピーター・グリーナウェイ。撮影はカーティス・クラーク、音楽をマイケル・ナイマンが担当。出演はアンソニー・ヒギンズ、ジャネット・スーズマンほか。グリーナウェイ監督の初の長編映画ということもあり、非常に凝った作りの映画です。バロック音楽の香りを漂わせるナイマンのミニマル・ミュージックが、映画の画面の登場人物たちのカツラやフリルの衣裳などと、奇妙なマッチを見せていたのが印象的。
MNRCD 107
\2300
マイケル・ナイマン〜ピアノ・レッスン
 コンポーザーズ・カット・シリーズvol.III
  悲しみを希う心/地の果てに/
  荒れた遠い海岸/約束/ここからそこへ
  ビッグ・マイ・シークレット/フリング/
  ロスト・アンド・ファウンド/抱擁/
  あなたから伝わる気持ち/
  オール・インパーフェクト・シングス/
  傷ついて/旅への夢/悲しみを希う心/約束
マイケル・ナイマン・バンド,
マイケル・ナイマン(Pf&指)
純粋な愛の世界を描いた「ピアノ・レッスン」。1993年に公開されてから10年以上経ちますが、その映像と、ナイマンの音楽の美しさは今でも鮮烈に私たちの記憶にのこっている。声を失った主人公の女性エイダ(ホリー・ハンター)が、自分の感情を表現するために手放さなかったピアノ。彼女とピアノをとりまく人間模様の後ろで常に鳴り響いていた音楽を聴いていると、映画の美しい世界が目の奥に蘇る。
MNRCD 104
\2500
THE LIBERTINE〜リバティーン・サウンドトラック
 ヒストリー・オブ・ザ・インシピッド
 アポン・ドリンキング・イン・ア・ボウル
 アンプロンプトゥ・オン・アン・イングリッシュ・コート
 アポン・ナッシング
 ザ・マイムド・デボーキー
 ザ・ウィッシュ
 ザ・サブミッション
 ア・ランブル・イン・セント・ジェームス・パーク
 ミストレス
 シニョール・ディルドー
 アゲインスト・コンスタンシー
 マイ・ロード・オール・プライド
 ザ・インパーフェクト・エンジョイメント
 ア・サタイア・アゲインスト・リーズン
 ロチェスターズ・フェアウェル
 ア・サタイア・アゲインスト・マンカインド
 アポン・リービング・ヒズ・ミストレス
マイケル・ナイマン・オーケストラ,
マイケル・ナイマン指揮
現在も公開中の映画「リバティーン」。ジョニー・デップが、台本を3行読んで「後にも先にも巡り会えない作品」としてその出演を決めたという作品。舞台は17世紀イギリス。破天荒の放蕩詩人ジョン・ウィルモットこと第二代ロチェスター伯爵の、短くも壮絶な生涯を綴った物語。この感動作を彩るノスタルジックでバロック風の音楽をナイマンが担当。歌あり、管ありの、ナイマン独自のバロック風ミニマル音楽が堪能できる。
MNRCD 101
(2CD)
\3500
ナイマン:オペラ『マン・アンド・ボーイ』(DADA)
【CD1】
 息をするにはチケットをお求めください
 バスのチケットの他に購入したほんのわずかなもの
 もう恐れないでいただけませんでしょうか?
 それはおもしろいガラクタのようですね
 逃げろ〜!!!
 40頭のヒツジと20頭のトナカイ
 咳とイビキが万病をひろめる
 小便以外禁止?
 アリジゴク
【CD2】
 英国紅茶の有名なカップ
 これはよかった〜ワーテルローの終焉に関する熟考
 わたしはタンゴが超得意
 バイクを見せろ!
 チャック・ペリッシュ・シング!
 マイケル、おたんじょうびおめでとう。
 ハンキー・パンキーにはこまったもんだ
 ハマースミス広場風のラタン
 100もお店があるけど名前がないんだな
 ダダについてちょっと説明してみようかと
ポール・マクグラフ指揮
ナイマンによるオペラ。ダダイストとして活動を続け、ナチから「退廃音楽」推進者として排斥され、ロンドンで貧困生活を送ったクルト・シュヴィッタースへのオマージュとして書かれたリブレットに、ナイマンが曲をつけたもの。物語の舞台はロンドン、一枚のバスのチケットをめぐる、少年と男をとりまく人間模様が描かれている。男のモデルはシュヴィッタースで、物語の中で画家であり詩人であり作曲家であり写真家であり劇場評論家と実に様々な顔をもっている。少年の母親に対するシュヴィッタースの愛情ともコンプレックスともつかない感情、シュヴィッタースの成し遂げようとした芸術を理解しようとする問答など、リブレットは時としてラブストーリー、時として禅問答のような様相。器楽のところはナイマン得意のミニマルミュージック調できれいだが、声楽が入ると途端に「ダダイズム」に変身する。実に見事なシュヴィッタースへのオマージュとなっている。

Mozart, la nuit

NTCD 395
\2500
JAZZで聴くMozart
モーツァルト/アントワーヌ・エルヴェ
 ケルビーノの夜/アマデウス・ブルース-ラクリモーザ/
 スザンナの夜/ケルビーノ・アンダーグラウンド/
 夜のラウダーテ/ツェルリーナの夜/
 アヴェ・ヴェルム/悔い改めるダヴィデ 他全11曲
アントワーヌ・エルヴェ(指揮、Pf,アレンジ、作曲)、
カリーヌ・セラフィン(S)、
マルクス・シュトックハウゼン(Tp),
フランソワ・ムータン、ミシェル・ベニタ(Db)、
アルノ・フランク、ルイ・ムータン、
ジェフ・ブドロ(Perc)、
ヴェルサイユ室内Ch
生誕250年の今年、そのうちヒップ・ホップや演歌のモーツァルトまで現れてきそうな勢いだが、これは正統派のJAZZ。不朽のモーツァルトのメロディーが装いを変えてけだるく、流れていく。「ケルビーノ・アンダーグラウンド」と題された曲は「フィガロの結婚」からケルビーノの「自分で自分がわからない」をアレンジした素晴らしい聞き物。「悔い改めたダヴィデ」からも13分に及ぶ合唱を含む大作。

MUSICAPHON

M 56849
\2300→¥2090
ベートーヴェン:ピアノ五重奏版
 ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
 ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
ハイドルン・ホルツマン(Pf)、
コンチェルティーノ・ミュンヘン
古典派、初期ロマン派のピアノ協奏曲を室内楽編成で演奏したディスクがいろいろ出ているが、ついにベートーヴェンの3番と4番も登場。ピアノ、Vn2,Va,Vcの五重奏で編曲者は3番が不詳、4番がアレクサンダー・ペッシンガーによるいずれもベートーヴェン同時代のもので、草稿はずっとベルリン国立図書館に所蔵されていた。ことに4番は1807年のオリジナル版の初演と1808年の楽譜出版の間に行なわれた編曲で、ベートーヴェン自身が弾いたとされる独奏パート(やはり草稿まま残された)は現行版と異なる部分があるらしく、興味津々。世界初録音

NAIVE

V 5059
\1800
ナイーブ特製CDサイズ2006
モーツァルト:
 クラリネット五重奏曲K. 581
 ピアノ、クラリネット、ヴィオラの三重奏曲K. 498
ウォルフガング・メイヤー(Cl)
パトリック・コーエン(Hf)
モザイクSQ
2006年のナイーブの最新カタログ(CDサイズ、146ページ、フルカラー)のついたお得なカタログCD。今回はモザイク弦楽四重奏団の名盤、モーツァルトのクラリネット五重奏曲とコーエンの参加した三重奏曲。モザイク弦楽四重奏団のオリジナル楽器の音色もあたたかにとらえられたきわめて優秀な録音。モーツァルト・イヤーも折り返し点を過ぎましたがまだまだ名盤復活は続きそう。(原盤:E 8736)
V 5023
\2200
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 ソナタop.13“悲愴”
 ソナタop.106“ハンマークラヴィーア”
 ソナタop.49-1
フランソワ=フレデリク・ギィ(Pf)
昨年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも来日した、ギィの新譜。ガスティネルとの共演のCD(ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2他(V 4927)/ベートーヴェン:チェロとピアノのためのソナタ集(V 4995))、また、巨匠ベルグルント&LPOと共演したブラームス:ピアノ協奏曲第2番(V 4944)もリリースされており、ますます活躍著しいギィ。作品の魅力を引き出す手法は彫刻家を思わせる、まさに芸術家肌のピアニスト。ハンマークラヴィーアは超難曲ですが、いとも簡単に作品をまとめあげ、さらりと演奏しているのは驚異的ですらある。

NOVALIS

NOV150 180
(3CD)
\4200
J.S.バッハ:オルガン作品集
CD1
 前奏曲とフーガ ハ短調BWV.549
 コラール「おお愛する魂よ、汝を飾れ」BWV.654
 トリオ・ソナタ ハ長調BWV.529
 協奏曲 イ短調BWV.593(ヴィヴァルディの作品op3-8による)
 コラール「バビロンの流れのほとりにて」BWV.653
 プレリュードとフーガ ハ短調BWV546
CD2
 トッカータとフーガ ニ短調「ドリア旋法」BWV.538
 パルティータ「恵み深きイエスよ、よくぞ来ませリ」BWV.768
 幻想曲 ト長調BWV.572
 トリオ・ソナタ ト長調BWV.530
 コラール「天にいますわれらが父よ」BWV.682
 コラール「われらの救い主イエス・キリスト」BWV.688
 前奏曲とフーガ イ短調BWV.543 
CD3
 前奏曲とフーガ ト長調BWV.541
 コラール「最愛のイエス、われらここにあり」BWV.730/731
 フーガ ト短調BWV.578
 コラール「われらみな唯一の神を信ず」BWV.740
 パストラーレ へ長調BWV.590
 コラール「おお汚れなき神の小羊」BWV.656
 幻想曲 ハ短調BWV.562
 コラール「主イエス・キリスト、われらを顧みたまえ」BWV.655
 パッサカリアとフーガ ハ短調BWV.582
トン・コープマン(Org)
コープマンはバッハのオルガン作品を都合3回集中的に録音しているが、これはそのうちの2回目に行われたものでやや早めのテンポで作品の本質に切り込んでいく彼の個性がもっとも好ましく出ているとされる演奏。1枚目がヴァインガルテンのガプラーオルガン、2枚目がレーウワルデンのクリスチャン・ミュラーオルガン、3枚目がオットーボイレンの「三位一体」オルガンと、3種の歴史的名オルガンの響きを聴き較べられるのも魅力。録音:1987年/1988年/1989年
NOV150 249
(2CD)
\3800
聖なるロシア〜東方正教会の典礼歌集
 CD1 永い年月 ほか全16曲
 CD2 神代、汝に栄光あれ ほか全18曲
クリスト・アラヴァジェフ指揮
フィリッポポリスCho.
ブルガリアの男声合唱団フィリッポポリスが贈るア・カペラの東方正教会典礼歌。フィリッポポリスという名はアレクサンダー大王の父フィリッポ2世が建設した都市から採ったもので、近年精力的に東方正教会の宗教曲紹介に努めている団体。ここでは合唱のみ、または合唱と男声独唱の編成で普段聞く機会の少ない貴重な東方正教会の典礼歌を敬虔に歌い上げている。録音:1999年

ONDINE

ODE 1055
(2CD)
\4500
タウノ・ピュルッカネン(1918-1980):
 オペラ「マレと息子」(1942-43)
キルシ・ティーホネン(S、マレ)、
ライモ・シルッカ(T、イマント)、
ユハ・ウーシタロ(Br,ゴスヴィン・フォン・ヘリケ)、
エサ・ルートゥネン(Br、マンゴ)
ユハ・リーヒマキ(T、吟遊詩人)、
カイ・ヴァルトネン(Bs、兵士)
ハンヌ・リントゥ指揮
エストニア国立オペラ合唱団・管
タウノ・ピュルッカネンは第2次世界大戦後のフィンランドを代表するオペラ作曲家のひとり。5つのオペラ、4つの小オペラと、バレエが1作。ほとんどの作品が劇のための音楽。作風は、民族的ロマンティシズムを基本に、戦後モダニズムへの傾斜も見せた。1945年、フィンランドオペラで初演された。全3幕。フィンランド生まれのエストニア作家、アイノ・カッラスの物語を基にオペラ化。1343年、帯剣騎士団統治下のリヴォニア(今日のラトヴィア東北部からエストニアの南部にかけての地域)を舞台とする、領主に対する反乱に巻き込まれた母と子の悲劇が題材となっている。録音:2004年9月10日-11日 エストニア・コンサートホール (タリン) (ライヴ)
ODE 1080
(SACD Hybrid)
\2400→¥2190
シベリウス:管弦楽つき歌曲集
 エーコーの精 作品72-4、
 大気の娘(ルオンノタル)作品70(ソプラノと管弦楽のための音詩)
 だが、私の小鳥は姿を見せない作品36-2、葦よそよげ作品36-4、
 三月の雪の上のダイアモンド作品36-6、春はいそぎ過ぎゆく作品13-4、
 岸辺のトウヒの木の下で作品13-1、初めてのくちづけ作品37-1、
 日の出作品37-3、夢だったのか作品37-4 、
 秋の夕べ作品38-1(ソプラノと管弦楽のための)、
 海辺のバルコニーで作品38-2(ソプラノと管弦楽のための)、
 アリオーゾ作品3、夕べに作品17-6、川面に漂う木作品17-7、
 泳げ、青い鴨(1899)、あれから、私はたずねたことはなかった作品17-1、
 とんぼ 作品17-5、マグヌス大公作品57-6
ソイレ・イソコスキ(S)
セーゲルスタム指揮
ヘルシンキ・フィル
シベリウスの歌曲を管弦楽共演で聴くアンソロジー・アルバム。民族叙事詩『カレワラ』をテクストに天地創造を語る〈大気の娘〉と、恋人に捨てられた娘が、萎れたバラの花に自分の身を照らすルーネベリの詩による〈アリオーゾ〉は、最初からソプラノと管弦楽のために作曲された。その他は、シベリウス自身と、シベリウスの娘婿でもある指揮者のユッシ・ヤラスら4人の編曲者が、ピアノ版を基にオーケストレーションを行っている。シベリウスの編曲は、他の声域のための数曲をのぞき、これがすべて。シベリウス独特のオーケストレーションと彼らの編曲をくらべるのも興味あるところだろう。イソコスキは、2002年グラモフォン・アウォードを受賞した〈4つの最後の歌〉を含むシュトラウスの管弦楽つき歌曲集 (ODE982) あたりから国際的な人気も高まってきたソプラノ。録音:2005年10月 フィンランディアホール(ヘルシンキ) 歌詞:フィンランド語、スウェーデン語(英語対訳付)
ODE 1074
(SACD Hybrid)
\2500→¥2290
シベリウス:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
 6つのユモレスク 作品87&作品89、
 2つのセレナード作品69
 組曲ロ短調 作品117〜田舎の景色セレナード、
 春の夕べその夏に、
 劇付随音楽〈白鳥姫〉組曲 作品54
ペッカ・クーシスト(Vn&指)
タピオラ・シンフォニエッタ
ペッカ・クーシスト(1976-)がシベリウスのヴァイオリン協奏曲を録音したのは、彼が19歳のとき。シベリウス・ヴァイオリン・コンペティションで初めて第1位を獲得したフィンランドの若者による録音(ODE878,ODE1075)は、フィンランドだけで1年間に2万枚を超すベストセラーを記録。あれから10年。コンサートと録音活動を行いながら、民俗音楽やジャズのセッションへも参加。シベリウスの町、ヤルヴェーンパーで開催される室内楽フェスティヴァルでは兄のヤーコとともに音楽監督を務め、芸術家としての道を着実に歩んでいる。協奏曲につづく「ヴァイオリンと管弦楽のための作品集」、「ユモレスク」、「セレナード」、作品番号をもつ最後の作品となった「組曲」を演奏。シベリウスが小品に託した想いをペッカは、とても深いところで感じている。ストリンドベリの劇のために書かれた「組曲」では指揮を担当。でも、「オーケストラの前で他のみんなと一緒にヴァイオリンを弾くだけ」と、屈託がない。シベリウスの家“アイノラ”で録音したシベリウスのヴァイオリンとピアノの作品集(ODE1046)とともに、ペッカ・クーシストの近年の音楽を伝えるアルバム。録音:2006年1月 タピオラ・ホール
ODE 1012
\2300
ジュリアン・アンダーソン(1967-):管弦楽作品集
 (1)ロシアの輪舞-ホロヴォド(1994)、
 (2)太陽の位置(1998)、(3)発狂した月(1997、
 (4)アランブラ幻想曲(2000)
二部作(1990)〜
 (5)パレード(6)空中のパヴィリオン
オリヴァー・ナッセン指揮
BBC響((2)(3)(5)(6))
ロンドン・シンフォニエッタ((1)(4))
イギリスの作曲家、ジュリアン・アンダーソンの管弦楽作品。作曲家、指揮者として現代音楽シーンで活躍するオリヴァー・ナッセン(1952-)の指揮。どちらもOndineレーベルにとって、これが初めて。アンダーソンはジョン・ランバート、アレクサンダー・ゲール、トリスタン・ミュライルに作曲を師事。モダニズム、スペクトラル・ミュージック、エレクトロニクス音楽、東欧の民俗音楽からも影響を受け、“妥協することなく多様な聴き手とコミュニケートする”ことのできる作曲家と評されている。プロムスの委嘱作、異教と魔女研究の権威、ロナルド・ハットン博士による古代イギリス祭式年の研究書と同名の〈太陽の位置〉。月食とW・B・イェイツの不気味な詩からインスピレーションを受けた〈発狂した月〉。出世作の〈二部作〉。作曲者立ち会いで録音、ポストプロダクションが行われた。録音:2000年1月、2001年12月

ORFEO 1CD¥2300

ORFEO 677061
\2300
カリヴォダ:
 交響曲第5番ロ短調 Op.106
 同第6番ヘ長調 Op.132
フリーダー・ベルニウス指揮
ホーフカペレ・シュトゥットガルト
ボヘミアに生まれ、ドイツで活躍したヨハン・ヴェンツェスラフ・カリヴォダ (1801-1866)。彼は驚くべき多作家で、交響曲も7篇残している。シューマンも褒めたという交響曲は美しいメロディと巧妙なオーケストレーションが冴える意外な掘り出し物。
ORFEO 059051 ヤナーチェク:
 ラシュスコ舞曲集/オーケストラのための組曲op.3/
 コラール「主よわれらに憐れみを」/天にいますわれらの父よ
リヴィア・アゴーヴァ(S)、
ビルギット・レメルト(A)、
ペーター・シュトラーカ(T)、
パーヴェル・ダニルク(Bs)、
ザビーネ・ティール(Harp)、
ペーター・ディッケ(Org)
ゲルト・アルブレヒト指揮
WDRケルン放送響,同合唱団
ヤナーチェクの比較的初期にあたる1890年代から1900年代初めに書かれた作品集。まだ作曲家としての名声を獲得する前の楽曲だが、美しい旋律は師ドヴォルザーク譲りで忘れがたい印象を残す。読売日本交響楽団の主席指揮者として日本でもおなじみのアルブレヒトは、後の傑作の到来を告知するヤナーチェク独自の感性まで見事に描ききっている。録音:2000年6月
ORFEO 663051 アリベルト・ライマン:歌曲集
 アイヒェンドルフの詩による「夜の曲」Ⅰ(全5曲) 
 パウル・ツェランの詩によるストレッタ(全8曲) 
 シルヴィア・プラスによる6つの詩(全6曲) 
 アイヒェンドルフの詩による「夜の曲」Ⅱ(全5曲)
キャスリン・ゲイヤー(S)、
エルンスト・へフリガー(T)、
バリー・マクダニエル(Bar)、
アリベルト・ライマン(P)
現代ドイツを代表する作曲家であるアリベルト・ライマン(1936-)は、数々の賞に輝く作曲家活動の他、名バリトン、フィッシャー=ディースカウのピアノ伴奏者、さらにベルリン芸術大学教授として教育面でも知られている。ここでは言葉と音列が織りなすスリリングな作品を、大ベテラン、へフリガー、さらにアメリカの現代音楽を得意とした歌手による緊密な歌唱で鑑賞できる。薄明の世界に漂うような緊張と瞑想の交錯による表現力はまさに圧倒的!録音:1968年-1981年
ORFEO 621061
¥2090
エルガー:チェロ協奏曲 Op.85
ウォルトン:チェロ協奏曲 Op.68
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
アンドレ・プレヴィン指揮
オスロ・フィル
「第1回・若い音楽家のためのチャイコフスキー・コンクール」で優勝し、一躍注目を集めた若手チェリスト、ダニエル・ミュラー=ショット。共演のプレヴィンからの信頼も厚く、わずか数年間のキャリアで優れたチェリストの仲間入りを果たしている。美しさと力強さをあわせ持ったミュラー=ショットのエルガーのチェロ協奏曲は必聴。この作品には数々の名盤はあるが、ミュラー=ショットの演奏は新鮮な感動を与えてくれる。またウォルトンのチェロ協奏曲は、ウォルトンの独創性が溢れ出た作品。オーケストラの勢いある演奏に、ミュラー=ショットのチェロが朗々と歌い上げている。ミュラー=ショットの音楽にのめり込んで行く姿勢は胸を打たれる。録音:2005年8月15-19日

関連旧譜

ORFEO 080031
¥2300
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調、同第2番ニ長調
ベートーヴェン/ミュラー=ショット編:
 ロマンス第1番ト長調OP.40、同第2番ヘ長調OP.50
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
リチャード・トネッティ指揮
オーストリア室内楽団
1976年ミュンヘン生まれのミュラー=ショット。ドイツチェロ界期待の大物として活躍中の様子。最近はムターと組みソロばかりでなく室内楽にも力を入れている様。顔よし、腕よし、音楽よし。録音:2001年10月18ー22日ノンマウスシャー、ニンバス・コンサートホール
ORFEO 617041
¥2300
シューマン:
 アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
 月の夜 Op.39-5
 ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.105
 3つのロマンス Op.94
 民謡風の5つの小品 Op.102
 幻想小曲集 Op.73
 晩の歌 Op.85-12
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
ロベルト・クーレク(P)
2003年9月2004年2月に来日、日本の聴衆をもすっかり魅了したドイツのチェリスト、ダニエル・ミュラー=ショット。1976年ミュンヘン生まれ、まだ20代の若さながら、既に極めて高い評価を得ている。ミュラー=ショットの特徴はなんといっても当代一と断言しても良いくらいの美音。愛用の名器(ヴェネツィアのフランチェスコ・ゴフリッラーが1725年に製作したもの)から奏でられる音色は実に魅惑的。心を揺さぶる歌心も満点。そんなミュラー=ショットがシューマンにピッタリなのは当然、このアルバムも幸福感に満ち溢れている。全18トラックどれもロマンティシズムどっぷり、中でも、もともと歌曲の「月の夜」が最高、クーレクの深く感じ入ったピアノと共に絶品!録音:2003年5月22-25日,ミュンヘン
ORFEO 686061
\2300→¥2090
ラテン・アルバム
 ピアソラ(1921-1992):
  リベルタンゴ(ヴィーンハルト編)、
  アディオス・ノニーノ(オスバルド・カロー編)、
  天使のミロンガ(オスバルド・カロー編)、
  オブリビオン(ヴィーンハルト編)、
 レビラード(オスバルド・カロー編)
 ポンセ: エストレリータ(ヘイフェッツ編)
 ファリャ:スペイン舞曲(クライスラー編)、火祭りの踊り
 クライスラー:ジプシーの女
 ヒナステラ:
  パンペアーナ第1番、ヴァイオリンとピアノのためのラプソディー
 アルベニス:タンゴOp.165/2
 ミヨー:ブラジリア(ヘイフェッツ編)
 ヴィラ=ロボス:ナナ、ポロ、黒鳥の歌
 ヴィーンハルト:サルサ(1966年)
 マイク・モウワー:
  ボッサ メレンゴヴァ(1958年)(ヴィーンハルト編)
 
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
ペーター・フォン・ヴィーンハルト(P)
ムターに次ぐ期待の女流ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。先日の来日コンサートでは力強い演奏を披露し聴衆を驚かせた。ストラディヴァリウス「ムンツ」(1736年製/日本音楽財団貸与)、ムターから贈与された弓、最高の演奏環境を見事自分の手中におさめ、その美貌とともに観客を魅了する。待望のニュー・アルバムはこの時期にぴったりなラテン・ピース。ピアソラの強いリズムと物悲しい旋律を時には切なく時には激しく聴かせる。特にアディオス・ノニーノでは鬼気迫る演奏。ポンセの代表作エストレリータはハイフェッツがヴァイオリン独奏に編曲し有名になったが、原曲は甘く美しい歌曲。アラベラの演奏は外見とは裏腹で非常に男性的。エストレリータも甘さだけではなく、豪快で意志の強さを感じさせる。またショスタコーヴィッチの協奏曲の録音などが予定されており、今後も目の離せないアーティストの一人。

PRAGA DIGITALS

PRDDSD 250226
(SACD Hybrid)
\2600
モーツァルト:
 ピアノ三重奏曲第3番ト長調 K.496
 同第5番ホ長調 K.542
 同第6番ハ長調 K.548
グァルネリ・トリオ・プラハ
【イヴァン・クラーンスキー (Pf)、
チェネク・パヴリーク (Vn)、
マレク・イェリエ (Vc)】
SACDハイブリッド盤。モーツァルトのピアノ三重奏曲は、彼の他分野に比べると多少地味ながら、魅力の点では少しの遜色もない。ことに第5番ホ長調はファンが多く、かのショパンもピアニストとしてたびたび愛奏したとのこと。ピアノのクラーンスキーが弾く年代物のベーゼンドルファーの響きが絶美。
PRDDSD 250227
(SACD Hybrid)
\2600
ブラームス:
 弦楽四重奏曲第1番Op.51-1 ハ短調
 クラリネット五重奏曲 Op.115 変ロ短調
パスカル・モラゲス(Cl)
プラジャーク四重奏団
ソロ、室内楽、両分野で高い評価を受けているクラリネット奏者パスカル・モラゲス。双子のフルート奏者ミッシェル・モラゲス、兄のホルン奏者ピエール・モラゲスらと結成したモラゲス木管五重奏曲でも多彩な才能をみせている。そのパスカル・モラゲスとプラジャーク四重奏団によるブラームスのクラリネット五重奏。悲しみと喜び、相反する要素を持つ作品。プラジャーク四重奏団の落ち着いた渋さも手伝って、静かな情熱を秘めたモラゲスの柔らかな演奏がより一層哀愁を増す。弦楽四重奏曲第1番はハ短調の交響曲第1番同様ドラマティックな構成の作品。プラジャーク四重奏団が歌い上げる大きなフレーズ、滑らかな音質、全員が凄腕の持ち主の彼らならでは極上の演奏。
PRDDSD 250223
(SACD Hybrid)
\2600
ドホナーニ:ヴァイオリン・ソナタOp.21
イェネー・フバイ:ロマンティック・ソナタOp.22
カール・ゴルトマルク:ヴァイオリン・ソナタOp.25
ペーテル・チャバ(Vn)
ペーター・フランクル(P)
ハンガリー出身のヴァイオリニスト、ペーテル・チャバ。数多くの名手を輩出しているハンガリー、彼の繊細な陰影を湛えたクリアな音色はさすが。ブラームスと同じ頃ウィーンで活躍した作曲家カール・ゴルトマルク。ヴァイオリン協奏曲が有名ですが、独学で作曲を学びオペラなどの作品も高く評価されている。自身もヴァイオリニストであったため、このソナタは独創性に溢れた作品となっている。演奏される機会は少ないが、ペーテル・チャバの美しい演奏で珠玉の作品に仕上がっている。

PRO MUSICA 1CD¥2400

PPC 9057 ベルゲン国際フェスティヴァル2006年PRアルバム
 (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番《ジュノム》〜
  第1楽章アレグロ
 (2)オーレ・ブル:セーテル訪問(1848-49)
 (3)グリーグ:子守歌作品68-5(グロルヴィーゲン編曲)
 (4)グリーグ:グリンゴ第1番〜
  山の魔王の宮殿にて(ユーネル編曲)、
  タンゴ・フォー・3
 (5)マグヌス・リンドベリ(1958-):フェリア(1995-97)
 (6)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216〜
   第2楽章アダージョ
 (7)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47〜
   第3楽章アレグロ
 (8)ニルス・オークラン:涙の調べ
(1)レイフ・オヴェ・アンスネス(P)
ノルウェー室内管
(2)アルヴェ・テレフセン(Vn)
アイヴィン・オードラン指揮
トロンハイム交響楽団
(3)ペール・アルネ・グロルヴィーゲン(バンドネオン)
(4)(5)ユッカ=ペッカ・サラステ指揮
フィンランド放送響
(6)クレーメル(Vn)
アーノンクール指揮
ウィーン・フィル
(7)ジュリアン・ラクリン(Vn)
マゼール指揮
ピッツバーグ響
(8)ニルス・オークラン(ハリングフェレ)
シーグビョルン・アーペラン(ハーモニウム)
港町ベルゲンはノルウェー第2の都市。作曲家エドヴァルド・グリーグの生まれ故郷として知られる。この町で毎年開催される国際フェスティヴァルには、多くの音楽ファンと観光客が世界各地から訪れてくる。2006年のフェスティヴァルは5月24日から6月5日にかけて行われ、管弦楽、室内楽、バレエ、オペラ、ダンスなど、大小165のコンサートが催された。ミュージシャン・イン・レジデンスがノルウェーのバンドネオン奏者のペール・アルネ・グロルヴィーゲン。フェスティヴァル作曲家にはフィンランドのマグヌス・リンドベリが選ばれている。このアルバムはフェスティヴァルのPRを目的に制作。グロルヴィーゲンとリンドベリの音楽、そしてノルウェーを代表するアーティスト、アンスネスとアルヴェ・テレフセン、招待ミュージシャンたちの音楽が過去の音源により紹介されている。SONY,TELDECといったメジャー・レーベルからの抜粋もある。
PPC 9055 20世紀後期ノルウェー歌曲集
 シュンネ・スコウエン:ライ麦、
 マグネ・ヘグダール:ゴシック大聖堂に寄せるアリア
 フィン・モッテンセン:枝の重み、
 ロルフ・ヴァリン:ライナー・マリア・リルケの3つの詩
 クレシミール・シプシュ:4つのリルケ歌曲、
 ウーラヴ・アントン・トメセン:上音(D・H・ロレンスの短編から)
ペーテル・シルヴァイ指揮
グリ・エッゲ(S)、
アイナル・ヘンニング・スメビ(P、電子オルガン)
ハンス・クリスチャン・ショス・ソーレンセン(打楽器)、
オイスタイン・ビルケラン(Vc)、
シギン・フォッスネス(Vn,Va)、
ハンス・クリスチャン・ブレイン(Cl)、
トム・オッタル・アンドレアセン(Fl)、
ヴェガルド・ルンド(Lute)
ノルウェー現代音楽シーンで中心的な活動をするソプラノ歌手、グリ・エッゲの初ソロアルバム。父が作曲家のクラウス・エッゲという環境に育ち、現代の作品を解釈するために必要な感覚を自然に身に付けてきている。最大の魅力は、[作曲家のための演奏家]ではなく[聴衆のための演奏家]と言われるほど巧みに聴き手とコミュニケートすること。リルケ、D・H・ロレンス、ヤコブセンらの作品をテクストに5人の作曲家が室内楽形式で書いた作品を素敵に歌っている。録音:2003年5月ソフィエンベルグ教会

RADIO SERVIS(チェコ放送) 1CD¥2000


チェコ国営放送が運営するレーベル。プラハ放送交響楽団を中心に、ヒストリカルから新録音まで多岐にわたる音源を扱っている。
CR 0334 チャイコフスキー:
 弦楽セレナード 作品48 ハ長調
 幻想序曲「ロメオとジュリエット」、イタリア奇相曲* 
ウラディミール・ヴァーレク指揮
プラハ放送響
チェコの三大オーケストラの一つとして高い評価を得ているプラハ放送交響楽団。その首席指揮者ヴァーレクとの関係は20年以上、彼らの音楽活動はチェコ音楽界において極めて重要な地位を占めている。ヴァーレクは音楽の実直さと力強さ、チェコの指揮者で最も正攻法なスタイルをとる指揮者の一人。まず、冒頭の重厚な旋律が有名な「弦楽セレナード」。チャイコフスキー独特のメランコリーな面がふんだんに取り入れられた作品。ヴァーレクの芯の強い音の響きは特筆すべきものがあり、作品の情熱を余すところなく表現している。また「イタリア奇想曲」は管楽器の華やかな響きが魅力的な曲。プラハ放送響の引き締まったキレの良い演奏が際立っている。録音:2006年1月/*2002年8月 プラハ放送 第1スタジオ Rscording Directors:Milan Puklicky/Jiri Gemrot* Rscording Engineers:Jaroslav Vasicek /Jan Lzicar*

RICERCAR 1CD¥1900

RIC 246 「聖母マリアはしげくため息を〜
 ルネサンス期ブラジルの教会と世俗の音楽」
  カベソン:
   ビリャンシーコ「誰が怒らせたの、イサベル?」によるディフェレンシア
  ムダーラ:「クラロス伯爵」
  カレイラ:歌曲
  トロシロ:「深き淵より」
  エスコバル:
   「カナン人の女は主イエスに呼ばう」、
   「それゆえ、イエスは疲れていた」
   ミゲル・レイタン・デ・アンドラーデ氏の雑録より
   「顔を突き合わせたのは」
  エルヴァスの歌曲集(16世紀)より
   [「私は村へ行った」、「愛は自らに降伏する」、
   「私に何が見えるのでしょうか」、
   「ジョアンナ、なぜ私を見ない」、
   「緑の野にため息をつきに来い」]
  グレゴリオ聖歌「アヴェ・マリア」、「めでたし、元后」
  リスボンの歌曲集(16世紀)より
   [「あまりにも多くの山人が」、「私を育ててくれた大地よ」]
   マソン56歌曲集(16世紀)より
   [「あたいは山育ちの女」、「黒いサンダルを履くな」、
   「私は夢見た」]
  ホセ・デ・アンチエタ神父の手帳より
   [「悪魔は容赦なく見た」、「イザベル誰が訪れたの?」、
   「聖母マリアはしげくため息を」]
コンティネンス・パラディージ
[ヴィッテ・ヴェーバー(S)、
ローサ・ドミンゲス(A)、
フェリックス・リーンス(T)、
マルク・ビュネル(Bs)、
タイス・オアラ(ヴィエール、レベック)、
マルチェロ・オアラ(ヴィエール、レベック)、
菅原徳尚(ビウエラ、Gamb)、
マリ・ブルニシアン(Hrp)、
ロジェリオ・ゴンサルヴェス(シャルマイ、ドゥルシアン、Perc)]
この録音では、1500年にポルトガルの植民地となって以後、同時代の様々なヨーロッパ文化が流入してきたブラジルの当時の生活を、カベソンとムダーラの名曲をはじめとする、教会と世俗の多くの音楽で描き出している。生活の堅実さと祈り、明るさと敬虔な態度が感じられるこれらの曲を、コンティネンス・パラディージは心を込めて演奏している。録音:2004年9月フランス、ラングドック=ルション地方エロー県シラン市サンティーユ、ノートルダム教会
RIC 232
(2CD)
\2400
ドイツ・バロックの室内楽コレクション
[CD1]
(1)ダーヴィッド・ポーレ(1624-1695):8声のソナタ
(2)ヨハン・ヤーコプ・レーヴェ(ン)(1629-1703):
  シンフォニア39番
(3)同:シンフォニア68番
(4)カルロ・ファリーナ(1600-1640):
  パヴァーナ・テルティア
(5)ヴィルヘルム・フルックハイム(1635-1682):
  ソナタ・セクンダ
(6)カルロ・ファリーナ:奇抜なカプリッチョ
(7)ダーヴィッド・ポーレ:6声のソナタ
(8)カルロ・ファリーナ:組曲 ト短調
(9)アウグスト・キューネル(1645-1700):
  アリアと変奏 ト短調 
(10)アーベル(1634-1696):カッコウのソナタ
(11)シュメルツァー(1623-1680):ソナタ ニ短調
[CD2]
(1)シュメルツァー:ソナタ第8番 ニ短調
(2)ビーバー(1644-1704):ソナタ第6番 ハ短調
(3)ヨハン・ヤーコブ・ヴァルター(1650-1717):
  「独奏ヴァイオリンのためのスケルツォ」より、
  第4、8、11(ト長調・カッコウの模倣)番
(4)ヴァルター:
  「ケリュスの園」より、パッサカリア、
  組曲 ヘ長調、アリア ト長調、組曲 ロ短調
[CD1]
(1)-(8):リチェルカーレ・コンソート
【フランソワ・フェルナンデス、
エンリコ・ガッティ、
木村美穂子、
上村かおり(Vn)/
フィリップ・ピエルロ、
上村かおり、
ソフィー・ワティロン、
ピエ・ストリッカース(バス・ヴィオール)/
ロベルト・コーネン(Org, Cem)/
コンラート・ユングヘーネル(テオルボ)】
[CD1](9)-(11)、[CD2](1)-(2):
フランソワ・フェルナンデス(Vn)、
フィリップ・ピエルロ(バス・ヴィオール)、
ヴィレム・ヤンセン(通奏低音)
[CD2](3)-(9):
リチェルカーレ・コンソート
【フランソワ・フェルナンデス(Vn)、
フィリップ・ピエルロ(バス・ヴィオール)、
ピエール・アンタイ(クラヴサン)】
ドイツ・バロック時代の作品をあつめたもの。中でも貴重なのが、ヴァルターの作品群。ヴァルターは、ビーバーと並んでバロック時代に活躍した作曲家。ビーバーはスコルダトゥーラカッコウなどの鳥、さらにはオーケストラのような効果をねらった作風のものを多くのこしている。ドイツ・バロック時代の粋を集めたこの2枚で、当時いかに音楽家たちが様々なことを表現しようと試みたかという足跡をたどることができる。(再装版)録音:1988-1990年

SIMAX 1CD¥2400

PSC 1166 ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第2番 ト長調 作品1-2
 ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 作品70-1《幽霊》
サー・ピーター・マックスウェル・デイヴィス(1934-):
 美しい島への船旅 (ピアノ三重奏のための)
グリーグ三重奏団
(ヴェービョルン・アンヴィーク(P)、
ソルヴェ・シーゲルラン(Vn)、
エレン・マルグレーテ・フレシェー(Vc))
「ミュージシャンたちの融和と素晴らしいチームワーク」。グリーグ三重奏団の“ベートーヴェン”は、ベートーヴェンがピアノ三重奏のために書いた作品に、彼らのための新作を組み合わせるというユニークなシリーズ。第1集(PSC1165)では、第3番と第11番のピアノ三重奏曲などとともに、フィンランドの作曲家、ヨウニ・カイパイネンのピアノ三重奏曲第3番を演奏。ノルウェー・アフトンポステン紙から、「深い音楽をもち、色彩とダイナミックスの使い方が絶妙なヴィルトゥオーゾ演奏」と評価された。第2集は、第2番と、《幽霊》の副題をもつ第5番、そしてイギリスのサー・ピーター・マックスウェル・デイヴィスの新作〈美しい島への船旅〉との組み合わせ。録音:2004年
PSC 1218
(2CD)
¥4800→¥4380
ベートーヴェン:ピアノソナタ集
 第8番 ハ短調 作品13《悲愴》*、 
 第14番 嬰ハ短調 作品27-2《月光》*、
 第23番 ヘ短調 作品57《アパッショナータ》*、
 第30番 ホ長調 作品109、
 第31番 変イ長調 作品110、
 第32番 ハ短調 作品111
アイナル・ステーン=ノクレベルグ (P)
「限りない想像力と感受性……大編成の管弦楽よりも変化に富んだ音色を生むピアノ」(ピアノ・ジャーナル)と評されるステーン=ノクレベルグ(1944-)はノルウェーのピアニスト。グリーグ(Naxos)、ハルフダン・シェルルフ(PSC1228)ら、母国作曲家のピアノ作品全曲録音でも知られる。バッハ、ベートーヴェン、シューベルトらの音楽も重要なレパートリー。「フェルディナンド・フィンネ 〜 わが音楽の喜び」(PSC1139)で、その演奏の片鱗をうかがうことができる。ステーン=ノクレベルグがひさびさに録音したベートーヴェンは、後期のソナタ3曲。Victoria レーベルからリリースされていた録音 (VCD19011)を加えたアルバムになっている。録音:1988年*、2004年
PSC 1243 J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080 テリエ・ヴィンゲ(Org)(コングスベルグ教会のグローゲル・オルガン(1765年))
コンサート・オルガニストとして活動するテリエ・ヴィンゲがノルウェー国内のさまざまなオルガンを紹介するシリーズ。第1集(PSC1242)では、Simaxの優秀な録音技術が、深い表現に貢献していた。第2作は、歴史的建造物でもあるコングスベルグ教会に残る1765年建立のグリーゲル・オルガンによるバッハの〈フーガの技法〉。録音:2004年

SUPRAPHON

SU 3875
(2CD)
\3000
ヴラニツキー:
 交響曲ニ長調Op.52 / 交響曲ハ短調 /
 交響曲ニ長調Op.36 / 交響曲ハ長調Op.11
ボフミル・グレゴル指揮
ドヴォルザーク室内管
モラヴィアに生まれたパヴェル・ヴラニツキー(1756-1808)は弟アントンとともにウィーンで活躍した作曲家。M.クラウスやハイドンに作曲を学ぶ一方で、すぐれた指揮者として知られベートーヴェンの要請で第1交響曲の初演をてがけたほど。50曲にも及ぶ交響曲はシンプルながらオーソドックスな古典派様式に従ったもので、当時人気を博したという緩除楽章の美しさは今聴いてもなるほどと思わせる出来栄え。録音:1988年9月8-12日プラハ、ルドルフィヌム(Op.52、ハ短調、Op.11)1990年5月4 & 6日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ(Op.36)
SU 3880
(11CD-BOX)
\8300→¥7500
マーラー:交響曲全集
 第1番〜 第9番、第10番(アダージョ)
ガブリエラ・べニャチコヴァー(S)
マグダレーナ・ハヨーショヴァー(S)
エヴァ・ランドヴァー(A)
インゲ・ニールセン(S)
ダニエラ・ショウノヴァー(S)
ヴィエラ・ソウクポヴァー(A)
リブシェ・マーロヴァー(A)
トマス・モーザー(T)
ヴォルフガング・シェーネ(Br)
リヒャルト・ノヴァーク(B)
カレル・ベルマン(B)
キューン児童Cho.
プラハ放送Cho.
プラハ・フィルハーモニーCho.
ヴァーツラフ・ノイマン指揮
チェコ・フィル
ノイマンとチェコ・フィルによる代表的録音のひとつ、マーラー全集がグーンとお得になって登場。ほかの数多くの全集のなかでも、作曲家の魂のふるさとボヘミア勢による演奏は、徒に力み返るところがなく個々の楽曲の魅力を自然に伝えるものとして独特の光を放っている。いずれをとってもバラつきのない高い水準を保ち、なかでも第3番、第6番、第9番は美しい弦を主体とした響きで今も優れた評価を得ている。第3、8 & 9番がデジタル録音。録音:1976-1982年
SU 3873
\1500
ヨゼフ・ライヒャ(レイハ):
 チェロ協奏曲イ長調Op.4-1
 2つのヴァイオリン(ヴァイオリンとチェロ)のための協奏曲ニ長調Op.3
 チェロ協奏曲ニ長調
ミカエル・エリクソン(Vc)
ヤナ・ヴラチョヴァー(Vn)
オンドレイ・クカル指揮
チェコ室内O.
ボヘミア生まれ、すぐれたチェリストでもあったヨゼフ・ライヒャ(1752-95)。有名なアントンは彼の甥にあたる。ヨハン・シュターミツらチェコの優秀な音楽家たちが集い、古典派に先立ついわゆるマンハイム楽派の影響を強く受けた作風は、表情豊かなメロディとカラフルな楽器の扱いが特徴。伸びやかなチェロが醸す愉悦の音楽は、当時の人気をいまに伝える。パントン・レーベルの再発。録音:1995年2月26 & 27日、5月9日、9月23日プラハ、マルチーネク・スタジオ
SU 3872
\1800
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲集
 第3番へ短調Op.65 /
 第4番ホ短調Op.90「ドゥムキー」
スメタナ・トリオ
イトカ・チェホヴァー(P)
イトカ・ノヴァーコヴァー(Vn)
ヤン・パーレニーチェク(Vc)
スメタナ、スーク&ノヴァーク(SU.3810)につづくスメタナ・トリオの第2弾。第7交響曲と並び作風の大きな転換点に位置する第3番と、弦楽四重奏曲「アメリカ」やチェロ協奏曲に通じるドヴォルザークらしさいっぱいの傑作「ドゥムキー」を収録している。当レーベルでスメタナのピアノ・シリーズを同時進行中のチェホヴァーをはじめ、メンバーのさわやかな感性も印象深い演奏。

SYMPHONIA 1CD¥1900

SY 04211 「キューピッドとため息」
 G.F.サンチェス(1600頃-79):
  「簒奪者にして暴君」
  (パッサカリアに基づく独唱のためのカンタータ)
 カッツァーティ(1616?78):パッサカリア
 カッチーニ(1550頃?1618):「泉に野に」
 カプスベルガー(1580?1651):トッカータ第1番
 ウッチェッリーニ(1603頃?80):ベルガマスクに基づくアリア第5番
 ダッラ・カーザ(16世紀前半-1601頃):
  「たとえ別れのときにも」(チプリアーノ・デ・ローレ作の
  マドリガーレのディミニューション(装飾変奏))
 ピッキ:パッサメッゾ
 バルバラ・ストロッツィ(1619-64頃):
  「我が涙よ」(独唱のためのラメント)[詩:ピエトロ・ドルフィーノ]
 作曲者不詳(16世紀)(アントネッロ編):スパニョレッタ
 G.B.リッチョ(16-17世紀頃):
  フラウティーノ
  (ソプラニーノ・リコーダー)もしくはコルネットのためのカンツォーナ
 ファルコニエーリ(1585-1656):「ああ、比べようもないほど美しい髪」
 G.B.フォンターナ(16世紀後半?-1630頃):ソナタ第1番
 ピッチニーニ(1566-1638頃):シャコンヌ(主題と変奏)
アントネッロ
[濱田芳通(指、コルネット、Bfl)、
鈴木美登里(S)、
石川かおり(Gamb)、
西山まりえ(チェンバロ、バロック・ハープ)、ラファエル・ボナヴィータ(バロックG、テオルボ)、
古橋潤一(Bfl)]
16-17世紀イタリアの恋にまつわる世俗曲を集めたこの録音には、各作曲家の特徴が良く出ている代表的な作品が集められている。中でも、スパニョレッタ(レスピーギが少し変形したものが有名)や、サンチェスの「簒奪者にして暴君」、ストロッツィの「我が涙よ」、ピッチニーニのシャコンヌは、このディスクの持つ雰囲気を典型的に体現している。録音:2002年6月ピサ、聖ジョルジオ教会 [24bit96KHz] (紙ジャケット)
SY 04212 J.C.Fバッハ:
 「フラウト・トラヴェルソとフォルテピアノのためのソナタ集」
  6つのソナタ集(リガ、1777年刊)より
  (第1番ニ短調、第3番ニ長調、第5番イ長調)
 フラウト・トラヴェルソ、チェロと
  チェンバロのためのソナタ集(1785年頃)より(第1番ニ長調)
マルチェッロ・ガッティ(Fl・トラヴェルソ)、
ジョヴァンニ・トーニ(Hf)、
ジョヴァンナ・バルバーティ(Vc)
大バッハの息子でCPEバッハの弟、JCバッハの兄になるヨハン・クリストフ・フリードリヒ(1732-95)は、父や兄の影響の下、北ドイツとイタリアの様式を受け継ぐとともに、弟と同様、古典派的様式を併せ持つ、ビュッケブルクで活躍した作曲家。録音されたこれら4曲は、ギャラント様式的な側面と表出的な様式がバランスよく結合したもので、その点に気を配って演奏する2人および3人の息もぴったり合っている。録音:2004年6月ピサ、聖ドメニコ教会[24bit96KHz] (紙ジャケット)
SY 04213 ヴァイヒライン:
 「教会音楽のパルナッスス山」(ウルム、1702年刊)より
 ミサ曲「サンクティッシメ・トリニタティス」
 ミサ曲「グロリオーゼ・ヴィルギニス・イン・クレド」
グナー・レツボア指揮
ザンクト・フロリアン少年合唱団、
ケプラー・コンソート、
アルス・アンティクァ・アウストリア(AAA)
ロマーヌス・ヴァイヒライン(1652-1706)は、オーストリアの修道士で作曲家。同時代に生きたビーバーとは親交があり、音楽の様々な面において、その影響を受けている。皇帝レーオポルト1世に捧げられた、12曲のソナタOP.1(AAAで録音あり:SY 93S23、SY 94S30)が有名だが、修道士として教会音楽を作曲したヴァイヒラインの一面を、この魅力あふれる2曲のミサ曲は伝えてくれる。録音:2004年11月26&27日オーストリア、ザンクト・フロリアン教会(ライブ) [24bit96KHz] (紙ジャケット)
SY 05214 「君はわが命〜グァリーニの詩によるマドリガル集」
 パッラヴィチーノ:
  1「私は不実なのだろうか」、
  2「わが魂は、もはや最期の時に近づいていた」、
  3「つれなきアマリッリ」、4「蝶々」、6「私を拒みなさい、素直な人」、
  7「わが心よ、弱ってはならぬ」、8「私は死にそうだ」、
  10「瞳よ、かつてわが命であったものよ」、
  11「もし、私がお前を愛さなくなったなら」、
  13「ああ、優しく美しい太陽に向かうように」、
  15「愛よ、私は旅立つ」、16「君はわが命」、
  18「お願いです、無駄かもしれませんがあなたにお頼みします」、
  19「幸運にもあなたを見つめることは」
 ゴステナ:5ファンタジア第13番
 テルツィ:
  9プレリュード、12ドイツ舞曲、
  14ファンタジア、17ドイツ舞曲第2番
ダリオ・タッビア指揮
ダルトロカント
ベネデット・パッラヴィチーノ(1551-1601)は、クレモナとマントヴァで活躍した作曲家で、マントヴァ宮廷におけるモンテヴェルディの前任者。同時代の人たちからその作品が非常の尊重されたことでも知られている。この録音には、マドリガーレの作曲家として有名であった彼の作品のうち、グァリーニの詩によるものが集められている。音楽的には、厳粛な雰囲気と不協和音の大胆な使用が特徴である第6巻から7曲、牧歌的マドリガーレが集められた第4巻と第5巻からそれぞれ1曲(トラック10と16)、彼の死後出版された、マニエリスム的マドリガーレを特徴とする第7巻(トラック4、8、19)と第8巻(トラック6、18)から5曲が選ばれている。タッビア率いるダルトロカントは、それぞれの様式の特徴を生かした、丁寧で情熱のこもった演奏をしている。録音:2005年9月クラウゼット [24bit96KHz] (紙ジャケット)

TALENT

DOM 2910505
\2300
ストラヴィンスキー:歌曲集
 雲/牧歌/ゴルデツキーの抒情詩による2つの歌op.6
 バリモントによる2つの抒情詩/日本の3つの抒情詩
 幼年時代の思い出による3つの小さな歌/小歌曲集
 猫の子守唄/子供のための3つのお話/子守唄
 4つのロシア民謡/小さな音楽の枝
 ウィリアム・シェークスピアの抒情詩のための3つの歌
 ディラン・トーマスを偲んで/ふくろうと子猫ちゃん (全34曲)
オルガ・ロマンコ(S)
ヴィクトル・サモイレンコ(p)、
アレクサンデル・ゴリシェフ指揮
ボリショイ劇場室内楽アンサンブル
イタリアの心を持つロシア人ソプラノと評されるように、プッチーニ、ヴェルディのヒロインを歌って大絶賛を獲得しているモスクワ生まれのソプラノ、ロマンコがストラヴィンスキーの歌曲を歌った注目作。20世紀音楽の革命家の作品集ながら、意外にも抒情的でロマンティックな作風が目立っている。美しい声を持つオペラ歌手として活躍しているロマンコだが、ここでは故郷の大先輩の歌をピアノや室内楽をバックに、ひとつひとつ丁寧に歌い上げている。

TDK


アルテ・デラルコ・レーベル

TDKAD 019
\2700
モーツァルト:
 《行進曲》ニ長調 K.249
 歌劇《フィガロの結婚》K.492 序曲
 フィガロの誕生日〜
  《フィガロの結婚》メドレー他(編曲:鈴木優人)
 セレナード第7番 ニ長調 K.250《ハフナー》**
 モテット K.165
  《エクスルターテ・ユビラーテ(喜び踊り、歓喜せよ)》*
鈴木秀美(指揮)
オーケストラ・リベラ・クラシカ
鈴木美登里(S)*、
若松夏美(Vn)**
アルテ・デラルコ第19集マリア・シュターダーの再来と言われる鈴木美登里、名人若松夏美をソリストとして迎えたOLC&鈴木秀美、会心のオール・モーツァルト・プログラム。1月27日のモーツァルトの生誕記念コンサート・ライヴを大入満員となった浜離宮朝日ホールからお届け。ユニークな「フィガロ」のメドレーの編曲者、鈴木優人氏はバッハの権威鈴木雅明氏の御令息。楽しく、うならせる名編曲。収録はドイツEMIで数々の録音を残す巨匠録音家桜井卓と野田智子。実に美しい録音。収録:2006年1月27日 東京・浜離宮朝日ホールでのライヴ収録 音声収録編集:櫻井卓
TDKAD 020
\2700
ハイドン:交響曲第76番 変ホ長調
モーツァルト:
 フルート協奏曲第1番K313 ト長調
 交響曲第35番「ハフナー」K385 ニ長調
鈴木秀美(指揮)
オーケストラ・リベラ・クラシカ
有田正広(フルート・ソロ)
日本初のハイドン交響曲全曲録音を目指し2002年より始まった同プロジェクトだが、関連曲も含め19枚目のリリースになる。モーツァルトイヤーにちなみモーツァルトの名曲も次々カップリングされる。ハイドンの76番は全集企画以外では録音されることの珍しい作品。おそらくR.ランドンの評価が低かったのが原因と考えられるが、名指揮者ヴァントが生涯にわたって取り上げつづけた作品だった。モーツァルトのハフナー同様バス声部の運動性がおもしろい名品で、コントラバス3人、チェロ3人に増強されたOLCの重厚な響きにぴったり。収録はドイツEMI(エレクトローラ)でも録音をしていた日本が語る録音名人桜井卓と野田智子。実に美しい録音。録音:2006年1月29日浜離宮朝日ホール

WERGO 1CD¥2000

WER 6681 アリベルト・ライマン(1936-):作品集
 ソロ(チェロ独奏のための)
 アリア(チェロとピアノのための)*
 ノクトゥルヌ(チェロとハープのための)*
 道(三つのピアノ作品)*
 ソナタ(チェロとピアノのための)*
 ソロII(チェロ独奏のための)*
 *世界初録音
ウェン・シン・ヤン(Vc)、
アクセル・バウニ(P)、
クリスティーナ・ビアンキ(Hrp)
声楽、舞台作品の作曲家として特に人気のある、アリベルト・ライマンの室内楽の登場。ライマンは、ベルリン芸術大学の教授を務め、声楽にも造詣が深く、声楽の伴奏をしている録音もある。冒頭の「ソロ」は、四方に何も見えない砂漠の中で瞑想にふけっている僧が観た幻影のような、聖と俗、静と動が入り混じった混沌とした独特の世界。ノクトゥルヌも、夢幻的というか禅というか、ちょっと不思議な独特の世界。
ALC 5108 バーバラ・ヘラー(1936年-):
 リコーダー・ソロのための100のメロディーの本
ヨハネス・フィッシャー(リコーダー)
13センチのリコーダーからファゴットのようなおばけリコーダーまでを駆使したCDの登場。名手フィッシャーが、約100にものぼるリコーダーのためのメロディーを、一曲一曲楽器を吟味しながら演奏している。瞑想的な曲、故郷の山々の間を吹きぬける一陣風のようなどこか寂しげな曲、どの曲も1分少々ときわめて短い中に、濃縮された世界が広がっている。
WER 6685 ハラルド・ヴァイス:
 「静かな壁」(全15曲)〜弦楽四重奏とテープのための
ノモス弦楽四重奏団
スタジオジブリ系の映画のサントラを髣髴とさせるサウンド。ヴァイスといえば、どちらかといえばヒーリング、ニューエイジ系の世界でも大物だが、このたび弦楽四重奏のための作品が登場した。弦楽四重奏の音色が波のようにひたひたと聴くものの心に寄せては返す。どこまでも優しい雰囲気の作品で、さすがヒーリングの大家、何を書かせても実にじっくりと心にしみてくる。ただひたすら癒されたい!という方に是非おすすめの一枚。
WER 6687 「the drum speaks」〜ドラムは語る
 (1)朗読「私の心を見よ」
 (2)クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:Ndim Lo! (見よ!私を見よ!)
 (3)朗読「地獄の保護」
 (4)クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:「夢をみないことを夢見る夜」
 (5)朗読「グァバ・ジュース」
 (6)朗読「スペア」
 (7)クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:チャカ
 (8)朗読「音楽ゲリラ讃」
 (9)クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:ウンラバ
 (10)朗読「レッド・ソング」
 (11)朗読「リーン・ブルース」
 (12)朗読「トラック・オブ・トラックス(トラックの痕跡)」
 (13)クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:ルガーディ
 (14)朗読「わが祖国への愛の詩」
 (15)クラウス・ヒンリヒ・シュターマー:歳をとらない夜〜祈り
朗読:サンディル・ディケーニ
カリン・レヴィン(Fl/(2)(3))、
ジェニファー・ハイマー(Pf/ (2)(4))、
ステハン・フロレイクス&オラフ・パイラス(打楽器/(2)(4))、
オンファロ四重奏団(打楽器)
アンドレアス・ケーニヒ&アキ・ホフマン(Pf/ (9)(13)(15))
日本の横笛を思わせる鬼気迫る迫力のフルートの焦燥感、閉塞感を抜け出そうとする旋律に、アフリカの打楽器のリズムが絡み、ドラマティックな物語的世界を繰り広げている。曲と曲の間に入る詩は、サンディル・ディケーニという南アフリカ出身のジャーナリストでもある詩人が、政治的理由で牢獄に入れられていたときに創作したもの。自己の存在を認められないもどかしさと閉塞感を詠んだもの、死についての考察など、人生についての深い考えが反映された主題の詩が多くみられる。詩人本人による朗読のため、韻をふんでいる箇所、詩の山場などの表現も実に巧みで、朗読自体がなにか歌曲を聴いているかのような説得力をもってせまってくる。合間合間に入る音楽も詩の内容と連動したもので、なかなか奥深い一枚。

XXI-21 1CD¥2300

XXICD 21421 グレゴリアン・チャント “ビートルズ”
 CANTUSⅠ
  エッケ・ホモ(この人を見よ)
   ゼアズ・ア・プレイス/ひとりぼっちのあいつ 
   ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
 CANTUSⅡ
  インテリゲンティ・パウカ(わかっている人にはひと言で通じる)
  トゥモロー・ネバー・ノウズ/ウィズイン・ユー、ウィズアウト・ユー 
  ジ・インナー・ライト
 CANTUSⅢ
  シト・ティビ・テッラ・レウィス(汝の上の土の軽からんことを)
  ブラック・バード/マザー・ネイチャーズ・サン/ビコーズ 
 CANTUSⅣ
  オムニア・ビンチト・アモール(愛は全てに勝つ)
  ザ・ワード/愛こそはすべて/レット・イット・ビー〜ジ・エンド
マルタン・ダジュネ指揮
スコラ・ムジカ・コール
リヴァプール近郊の僧院で、その秘密の文書は発見された!そこには12世紀に生きていたジョン神父、ポール神父、ジョージ修道士の驚くべき行状が記されていた、という「ダ・ヴィンチ・コード」ばりのコンセプトで作られたのがこのアルバム。いまや立派な古典であるビートルズの作品をグレゴリオ聖歌のスタイルで歌っている。原曲ととてもよくなじんだ編曲。
XXICD 21541 ザ・ジュリエット・レター(ジュリエットの手紙)/エルヴィス・コステロ
 デリバー・アス〜フォー・アザー・アイズ〜
 アイ・アルモスト・ハヴ・ア・ウィークネス〜
 ザ・バーズ・ウィル・スティル・シ ンギング 他全20曲
ケリー=アネ・カッツ(Vo)
アビッシー四重奏団
パンク・ロックのヒーローから今ではジャンルの枠を軽々と超えて活躍しているコステロの名作にカナダの多才な女性ヴォーカルをフィーチャーした注目盤。シェイクスピアの偉大な悲劇のヒロイン、ジュリエット宛に現在も世界から多くの手紙がとどいているというニュースから着想されたヴォーカル・ソロと弦楽四重奏のための作品で、コステロとブロドスキー四重奏団のメンバーによって共同制作されたもの。ここではカナダの気鋭のアーティストたちが作品の抒情味をさわやかに引き出している。
XXICD 21440 スティーヴ・ハケット ギターレ・クラシック
 夜のざまざまな側面
  水平線/黒い光
  バッカス
  ヴィヴァルディ:二調の協奏曲
  シネマ・パラダイス
 スケッチ・オブ・サティ 
  ジムノペディ第1番-第3番/グノシェンヌ第1番-第3番
  真夏の夜の夢
  テセウスの宮殿/蝋の像/舗装された泉のそばで/ティタニア/
  どうぞくつろいで/オベロン/この木の中に
スティーヴ・ハケット(guit)、
ジョン・ハケット(Fl)、
ジュリアン・コルベック(Keybd)
ロイヤル・フィル
あのジェネシスのギタリストとして活躍したスティーヴ・ハケットが贈る極上の環境音楽コレクション。「夜のさまざまな側面」ではキーボード、「スケッチ・オブ・サティ」では弟ジョンのフルート、そして「真夏の夜の夢」ではロイヤル・フィルと共演している。クラシック・ギターをも得意としているスティーヴだけにオリジナルも編曲も格調高く、その響きに包まれる気持ちのよさは格別。

YSAYE RECORDS

YR 07
\2500
ハイドン:
 弦楽四重奏曲「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Op.51
イザイ弦楽四重奏団
〔ギヨーム・シュートル(Vn),
リュク=マリー・アグエラ(Vn),
ミゲル・ダ・シルヴァ(Va)、
ヨハン・マルコヴィッチ(Vc)〕
ミシェル・セール(詞)
ジェラール・ロンドー(写真)
今年の「熱狂の日」で熟成された音楽世界を披露した実力派クァルテット、イザイ四重奏団による「十字架上の七つの言葉」。ハイドンは、十字架に架けられ死を目前としたイエス・キリストの七つの言葉「十字架上の七つの言葉」に基づいた作品をスペインのカディス聖堂より依頼され作曲。演奏時間は1時間を越える大作だが、一音たりとも忽せにしない切れ味の素晴らしい演奏。この作品を長年温めてきたという、イザイ四重奏団のあまりに高度な音楽性に圧倒される。また、豪華ブックレット仕様でミシェル・セールの詩とジェラール・ロンドーによる多数の写真が掲載されている。
NS 02
\2000
プロコフィエフ:
 「ロメオとジュリエット」ピアノのための10の小品 OP.75
シューマン:交響的練習曲 op.13
アルベルト・ノーゼ(P)
ユンディ・リが優勝した弟14回ショパン・コンクールで5位入賞を果たしたイタリア出身の若きピアニスト、アルベルト・ノーゼのデビュー・アルバム。2006年は多くの作曲家がアニバーサリー・イヤーを迎え、没後150年のロベルト・シューマンもその一人。数あるシューマンのピアノ曲の中でも、シューマンらしい抒情と壮大な技巧を要する難曲。同じイタリアの巨匠ピアニスト、マウリツィオ・ポリーニのようなテクニシャン、ノーゼのピアノが冴え渡る。

ZIG ZAG TERRITOIRES 1CD¥2400

ZZT 060602 シューマン:
 弦楽四重奏曲 作品41〜第1&3番
ルノワール弦楽四重奏団
[レーヌ・コルレット、
フローラン・ブランヌー(Vn)
ファニー・クーペ(Va)、
エマニュエル・ゴゲ(Vc)]
2006年はロベルト・シューマンの没後150年の記念の年にあたります。ピアノ曲を中心に作曲していたシューマンだが、30代にはいると室内楽作品でも傑作を多く生み出している。弦楽四重奏作品41もその一つで、多彩な感情表現を含んだ叙情的な作品。そんなシューマンの記念すべき年にアルバムをリリースするルノワール弦楽四重奏団は、2003年ボルドー国際四重奏コンペティションで受賞経験のある若手実力派カルテット。
ZZT 060502 フランチェスコ・ヴェントゥリーニ(ca1675-1745):
 ソナタ弟2、5、6、8&11番 コンチェルト・ダ・カメラ
ヨナス・カウフマン(T)
ヘルムート・ドイチュ(Pf)
ダヴィッド・プランティエ(Vn&指)
ラ・チェトラ・バロック
フランチェスコ・ヴェントゥリーニは18世紀頃ハノーバーの宮廷で活躍していた作曲家。彼のコンチェルト・ダ・カメラ(室内協奏曲)は1715年頃アムステルダムで出版され、イタリア様式とフランス様式の混合を試みた「趣味の融合」として知られている様式で作曲された革新的な作品。フランス風の堂々とした序曲とイタリア風の見事な協奏曲、そしてオーケストレーションはラモー、バッハ、テレマンのような色彩感覚を持ち合わせている。ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(HMC 905262)のようにあまり知られていない作曲家の録音を積極的に進めているデイヴィッド・プランティエとラ・チェントにより、フランチェスコ・ヴェントゥリーニの魅力あふれる音楽に触れることが出来るアルバム。
ZZT 060601 13世紀〜16世紀にかけての聖歌集〜in プラハ ディカントゥス、
ブリジット・レーヌ指揮
プラハの聖ジョージ教会(バシリカ)から13世紀から16世紀までの、いくつかの交唱聖歌集、行列聖歌が発見された。プラハのパリ-フランス協会とサブレ・フェスティヴァルの発案で音楽学者のマリー=ノエル・コレットが引き受けたかなり大掛かりな研究プロジェクトがスタートした。こうしたことを受けてZig-Zag Territoiresは、ブリジット・レーヌとディスカントゥスとのコラボレーションを実現。彼女たちはすでに多くのアルバムを発売し、中世の合唱のレパートリー、音楽学の研究と演奏の最先端グループでもある。このアルバムUniversi populi(すべての民よ)は、豊かなメロディー、華麗な装飾、ポリフォニーの革新的なスタイル、中世のヨーロッパでのボヘミア音楽の豊かさを示している。



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