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第36号
2006年12月、2007年1、2月リリース予定
マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)


IDIS 1CD¥1800

IDIS 6505
(2CD)
\3600
チャイコフスキー:
 交響曲第4番 ヘ短調 Op.36,
 第6番 ロ短調 Op.74 「悲愴」
シューベルト:
 交響曲第5番 変ロ長調 D.485,
 第8番 ロ短調 D.759 「未完成」
エーリヒ・クライバー指揮
ケルン放送響(「悲愴」),
ベルリン・フィル(「未完成」),
NBC響(チャイコフスキー第4番),
NDR響(シューベルト第5番)
エーリヒ・クライバーの指揮した、シューベルトとチャイコフスキーの録音。ベルリン・フィルとのシューベルト「未完成」は1935年1月28日のTELEFUNKEN録音。第5番は、1953年1月29日のハンブルクでのライヴ。チャイコフスキーの第4番は1948年1月3日、ニューヨークでのライヴで、TAHRAからTAH 450で発売されているものと同じ。「悲愴」は、1955年3月28日のケルンでの録音。録音: 1935-1955年
IDIS 6503
(2CD)
\3600
D.スカルラッティ:
 ソナタ ニ短調K.9,ハ短調K.11,
 ロ短調K.27,イ長調K.322
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 Op.35
シューマン:
 ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54,
 ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
シューマン:ワルツ 変ホ長調 KK.IVb-10 BI.133
ドビュッシー:ラモーを讃えて
ミケランジェリ(P)
ロヴィツキ指揮
ワルシャワ・フィル
altara archiveから発売されていた2枚(ALT 1005とALT1007)と同内容。35歳のミケランジェリの、悪魔的と言っても良いほどのメカニックの完璧さには惚れ惚れするばかりです。録音: 1955年3月13,27日,ワルシャワ
IDIS 6500
(2CD)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ワーグナー:
 「ローエングリーン」第1幕前奏曲,
 「ジークフリート」〜森のささやき,
 「神々の黄昏」〜夜明けとラインへの旅,
 「タンホイザー」序曲とバッカナーレ,
 「マイスタージンガー」第1幕前奏曲
トスカニーニ指揮
NBC響
トスカニーニの幻のステレオ「悲愴」登場!!!1954年、RCAはステレオ録音の実験を行っており、4月6日にカンテッリの指揮したフランクの交響曲がステレオで収録されている。その直前、4月4日のトスカニーニのラスト・コンサートもステレオでライヴ収録されており、これは比較的存在が有名だった。しかし、トスカニーニにはもう一つのステレオ録音、3月21日のチャイコフスキーの「悲愴」があるという噂が根強く語り継がれていた。今回、ついにその幻の録音がついに日の目を見る!聞けば驚き、たしかに間違いなくステレオ、左右の分離も悪くなく、まるで白黒映画が総天然色に変わったかのような情報量の多さ。真のトスカニーニ・サウンドに触れたような、新鮮な感覚にとらわれること間違いなし!ラスト・コンサートも含めて、大変に貴重な記録であり、感動的な演奏!!!なお、「タンホイザー」のバッカナーレは中断を繋いでいる。録音:1954年3月21日(チャイコフスキー),4月4日(ワーグナー)
第35号臨時速報版でお知らせ済み。
IDIS 6502 ワーグナー:
 「さまよえるオランダ人」,「タンホイザー」,「ローエングリーン」,
 「ワルキューレ」,「ジークフリート」,「神々の黄昏」,
 「トリスタンとイゾルデ」,「パルジファル」からの場面
アストリッド・ヴァルナイ(S)
9月4日に亡くなった、1950,60年代を代表するワーグナー・ソプラノ、アストリッド・ヴァルナイのワーグナー録音集。彼女の比較的若い頃の録音が中心となっている。録音:1942-1954年

KVADRO DISK 1CD¥1800

未案内旧譜 ブックレット表紙の一部とインレイ背文字をのぞきキリル文字のみの表記となっております。
KTL 01-211
(3CD)
¥5400→¥4990
リムスキー=コルサコフ:オペラ「雪娘」 I・コズロフスキー(T)
V・ガヴリューショフ(Bs)
V・ボリセンコ(Ms)
A・クリフチェニア(Bs)
V・フィルセンコ(S)
A・ホッソン(T)
V・ペトロワ(Ms) 
L・アフデーエワ(A)
G・ヴィシネフスカヤ(S)
Y・ガルキン(Br)
F・パルホメンコ(Bs)
D・ベドロシアン(T)
A・ソコロフ(T)
M・スカージン(Bs)
スヴェトラーノフ指揮
ボリショイ劇場管&合唱団
録音:1957年
KTL 01-216
(2CD)
リムスキー=コルサコフ:オペラ「金鶏」 A・コローレフ(Bs)
Y・エリニンコフ(T)
A・ポリアコフ(Br)
L・クティトロフ(Br)
A・クレセワ(A)
G・ピサーエフ(C-T)
K・カディンスカヤ(S) N・ポリアコワ(A)
A・コヴァーレフ、
E・アクーロフ指揮
モスクワ放送響
録音:1962年
KTL 01-218
(2CD)
チャイコフスキー:オペラ「イヨランタ」Op.69 E・ネステレンコ(Bs)
Y・マズロク(Br)
V・アトラントフ(T)
V・ヴァライティス(Br)
A・アルヒーポフ(T)
V・ヤロスラフチェフ(Bs)
T・ソロキナ(S)
N・グリゴリェーワ(Ms)
マルク・エルムレル指揮
ボリショイ劇場管&合唱団
録音:1976年

KVADRO DISK未案内旧譜・再発売 1CD¥1800

KTL 01-165
プロコフィエフ:
 カンタータ「アレクサンドル・ネフスキー」Op.78

ラリサ・アフデーエワ(Ms)
スヴェトラーノフ指揮
ソヴィエト国立交響楽団
ロシア共和国立合唱団

録音:1966年
RS 865/866
(2CD)
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」Op.20 ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ放送響
録音:1969年 原盤:Melodiya LP時代には決定盤のひとつに挙げられていたこともある名盤。

LIVING ERA 1CD¥1800

CDAJA 5618 エツィオ・ピンツァ〜
 26のオリジナル・モノ・レコーディングス1927-1952
エツィオ・ピンツァ(Bs)
名門メトロポリタン歌劇場で22シーズンにわたって750回以上の出演を果たしたイタリアの伝説的バス奏者のポートレート。
CDAJA 5649 モック・モーツァルト〜モーツァルトのパロディ集
 23のオリジナル・モノ・レコーディングス1912-1954
様々なアーティスト
ヴィクトル・ボルゲ、ザ・コメディ・ハーモニスツ、フローレンス・フォスター・ジェンキンスといった希代の個性派アーティストたちによる一風変わったモーツァルト・アルバム。

LIVING ERA CLASSICS 1CD¥1200

AJD 2013
(2CD)
エリック・コーツ・コンダクツ・エリック・コーツ ——
 34のオリジナル・モノ・レコーディングス1933〜1955
エリック・コーツ指揮
様々なアーティスト
ライトミュージックやマーチなど数々の魅力溢れる作品を残したイギリスの作曲家エリック・コーツの自作自演集。
AJC 8562 20人の偉大なるヴァイオリン奏者たち ——
 オリジナル・モノ・レコーディングス1917〜1955
  ハイフェッツ、クライスラー、メニューイン、
  ミルシテイン、オイストラフ、スターン、他
AJC 8563 20人の偉大なるピアニストたち ——
 オリジナル・モノ・レコーディングス1919〜1955
  アラウ、ギレリス、ホロヴィッツ、
  ラフマニノフ、リヒテル、ルービンシュタイン、他

MELODIYA 1CD¥1800

MELCD 1001065
(11CD)
【特別価格】
¥10800
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
 交響曲第1番へ短調 Op.10 〔1972〕
 交響曲第2番ロ長調「十月革命に捧げる」Op.14(*) 〔1972〕
 交響曲第3番変ホ長調「メーデー」Op.20(*) 〔1972〕
 交響曲第4番ハ短調 Op.43 〔1966〕
 交響詩「十月革命」Op.131 〔1967〕
 交響曲第5番ニ短調 Op.47 〔1967〕
 交響曲第6番ト短調 Op.54 〔1967〕
 交響曲第7番ハ長調「レニングラード」Op.60 〔1975〕
 交響曲第8番ハ短調 Op.65 〔1967〕
 カンタータ「われらの祖国に太陽は輝く」Op.90(*/+) 〔1967〕
 交響曲第9番変ホ長調 Op.70 〔1965〕
 交響曲第10番ホ短調 Op.93 〔1973〕
 交響曲第11番ト短調「1905年」Op.103 〔1973〕
 交響曲第12番ニ短調「1917年」Op.112 〔1972〕
 詩曲「ステパン・ラージンの処刑」Op.119(**/*) 〔1965〕
 交響曲第13番変ロ短調「バビ・ヤール」Op.113(++/*) 〔1967〕
 交響曲第14番ト短調「死者の歌」Op.135(#/##) 〔1974〕
 交響曲第15番イ長調 Op.141 〔1974〕
 ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129(***) 〔1967〕
エフゲニア・ツェロワリニク(S(#))
ヴィタリー・グロマツキ(Bs(**))
アルトゥール・エイゼン(Bs(++))
エフゲニー・ネステレンコ(Bs(##))
ダヴィド・オイストラフ(Vn(***)
ロシア共和国立合唱団(*)
モスクワ合唱学校少年合唱団(+)
キリル・コンドラシン指揮
モスクワ・フィル
MELCD 1000830
ベートーヴェン:32のピアノ・ソナタ Vol.8
 第28番イ長調 Op.101
 第29番変ロ長調 Op.106

マリア・グリンベルク(P)

録音:1966年、モスクワ
MELCD 1000831
ベートーヴェン:32のピアノ・ソナタ Vol.9
 第30番ホ長調 Op.109(*)
 第31番変イ長調 Op.110(+)
 第32番ハ短調 Op.111(+)

マリア・グリンベルク(P)

録音:1967年(*)、1966年(+)、モスクワ
MELCD 1000862
ショスタコーヴィチ:
 弦楽四重奏曲第11番へ短調 Op.122(*)
 弦楽四重奏曲第12番変ニ長調 Op.133(*)
 弦楽四重奏曲第13番変ロ短調 Op.138(+)
ベートーヴェン弦楽四重奏団
ドミートリー・ツィガーノフ(第1ヴァイオリン)
ニコライ・ザバフニコフ(第2ヴァイオリン)
フョードル・ドルジーニン(ヴィオラ)
セルゲイ・シリンスキー(チェロ)
録音:1969年3月25日(*)、1971年1月27日(+)
MELCD 1000863
ショスタコーヴィチ:
 弦楽四重奏曲第14番嬰ヘ長調 Op.142(*)
 弦楽四重奏曲第15番変ホ短調 Op.144
ベートーヴェン弦楽四重奏団
ドミートリー・ツィガーノフ(第1ヴァイオリン)
ニコライ・ザバフニコフ(第2ヴァイオリン)
フョードル・ドルジーニン(ヴィオラ)
セルゲイ・シリンスキー(チェロ)
録音:1974年(*)、1975年1月22日(+)
MELCD 1000980
20世紀ロシアの室内楽
 プロコフィエフ:
  弦楽四重奏曲第2番ヘ長調 Op.92(*)
 ショスタコーヴィチ:
  ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.64「ソレルチンスキーの記念に」Op.64(+)
 ゲルマン・ガリーニン(1922-1966):
  ピアノ三重奏曲ニ短調(1948)(#)
ボロディン弦楽四重奏団(*)
ロスチスラフ・ドゥビンスキー(第1ヴァイオリン)
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(第2ヴァイオリン)
ドミートリー・シェバーリン(ヴィオラ)
ワレンチン・ベルリンスキー(チェロ)
リューボフ・イェドリナ(ピアノ(+/#))
ロスチスラフ・ドゥビンスキー(ヴァイオリン(+/#))
ワレンチン・ベルリンスキー(チェロ(+/#))
録音:1958年(*)/1972年(+)/1971年(#)
MELCD 1001005
サムイル・フェインベルク(1890-1962):
 ピアノ協奏曲第2番 Op.36(*)
 ピアノのための組曲第2番 Op.25(+)
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22(#)
サムイル・フェインベルク(P)
ニコライ・アノーソフ(指揮(*))
ソヴィエト国立交響楽団(*)
録音:1946年(*)/1939年(+)/1960年(#)
MELCD 1001010
(2CD)
ブラームス:
 ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25
 ピアノ四重奏曲第2番イ長調 Op.26
 ピアノ四重奏曲第3番ハ短調 Op.60
リューボフ・イェドリナ(P)
ボロディン弦楽四重奏団員
ロスチスラフ・ドゥビンスキー(Vnン)
ドミートリー・シェバーリン(Va)
ワレンチン・ベルリンスキー(Vc)
録音:1972年
MELCD 1001011
ラフマニノフ:
 楽興の時 Op.16(*)
 絵画的練習曲集(音の絵)Op.39(+)
ヴィクトル・エレシュコ(P)
録音:1984年(*)/1990年(+) ヴィクトル・エレシュコ(1942年生まれ)は1963年ロン・ティボー・コンクールで優勝、1966年チャイコフスキー・コンクールで第3位に入賞した名ピアニスト。録音は多数あったはずですが現在入手できるものは非常に少ないので、彼が得意とするラフマニノフのアルバムの発売は歓迎されることだろう。
MELCD 1001116
(2CD)
エリザベータ・ギレリス
 ラモー/イザイ編曲:
  鳥のさえずり(#) 〔1963〕/タンブーラン(#) 〔1940-1950〕
 クライスラー:
  フランクールの様式によるシシリエンヌとリゴードン(#) 〔1952〕
 バツェヴィチ:マズルカ「オブレク」(#) 〔1953〕
 アルベニス/ドゥシキン(1898-1976)編曲:
  ホタ・アラゴネーサ(**) 〔1948〕
 ノヴァチェク:
  コンセール・カプリス Op.5 から 無窮動(No.4)(**) 〔1948〕
 リース(1846-1932):ラ・カプリッチョーザ(#) 〔1951〕
 ディニク(1889-1949)/ハイフェッツ(1899-1987)編曲:
  ホラ・スタッカート(**) 〔1948〕
 テレマン:
  2つのヴァイオリンのためのカノン風ソナタ第1番ト長調 〔1963〕
 ルクレール(1697-1764):
  2つのヴァイオリンのためのソナタ第1番ト長調(*) 〔1963〕
  2つのヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調(*) 〔1963〕
 イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ イ短調(*) 〔1963〕
 ヴィヴァルディ(1678-1741):
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調 RV31(+) 〔1951〕
 モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第8番ハ長調 K.296 〔1951〕
  ヴァイオリン・ソナタ第17番イ長調 K.547(+) 〔1950〕
 キュイ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.84(+) 〔1950〕
エリザベータ・ギレリス(Vn)
レオニード・コーガン(Vn(*))
エミール・ギレリス(P(+))
レフ・エプシテイン(P(#))
アブラム・マカロフ(P(**))
エミール・ギレリスの妹で、レオニード・コーガンの妻となったエリザベート・ギレリスの録音集。兄、夫とも逝去して久しいが、彼女はご健在なのだろうか?。
MELCD 1000409
(2CD)
【旧譜再発売】
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」Op.71 エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1988年 しばらく生産中止状態が続いていたが、新ジャケット・デザインで再発売された。

未案内旧譜

MELCD 1000616
ロシアの古いロマンス集
 静かだ、実に静かだ/聞きなさい、欲しいのなら/他(全17曲)

ナジェジダ・オブホワ(歌)
N・アレクセーエフ、P・ヴェシチツキー、A・イワーノフ=カラムスコイ(ギター)
M・サハロフ(ピアノ)
I・ソロデュエフ(ヴァイオリン)
F・ルザーノフ(チェロ)
Y・シランチェフ(指揮)
モスクワ放送民族楽器楽団

録音:1963-1967年頃
MELCD 6000658
オペレッタ・コレクション
 「メリー・ウィドー」、「ジプシー男爵」、「ルクセンブルク伯爵」、
 「マリーツァ伯爵夫人」、他からのアリア、二重唱(全17曲)

E・オブラスツォワ、
G・ワシーリエフ、
T・シュミーク、
T・ヴォルディナ、
S・ワルグゾワ、
Z・オルロヴェツキー、
Z・イワーノフ、
G・グリネル、
N・カザンスカヤ、
V・ミハイロフ(歌)
Z・アブサリモフ、
V・ゴレリク、
I・ニコラーエフ(指揮)
モスクワ・オペレッタ劇場管
A・ジュライチス、
Y・シランチェフ、
S・サモスード指揮
管弦楽団

録音:1972-1985年
MELCD 1000662
ロシアの聖なる復活祭
 聖セルギウス大修道院三位一体大聖堂の祝典聖歌選集(全24曲)
マトフェイ大修道院長(指揮)
聖セルギウス大修道院三位一体大聖堂およびモスクワ神学アカデミー合同合唱団
録音:1978年 バックインレイカードに英語によるタイトル、ブックレットに英語によるデータと解説が記載されている。
MELCD 1000664 プーシキンの詩による歌曲集
 グリンカ:私はすばらしい瞬間を覚えている
  N・ゲッダ(歌) L・モギレフスカヤ(ピアノ)
 グリンカ:私の心に燃える憧れの炎
  N・ゲラシモワ(歌) I・ジューコフ(ピアノ)
 グリンカ:イネジーリャよ、私はここにいる
  K・プルジニコフ(歌) E・マトゥソフスカヤ(ピアノ)
 ダルゴムィシスキー:若者と乙女
  L・チコニア(歌) G・ジンゲル(ピアノ)
 ダルゴムィシスキー:君と汝
  S・レメシェフ(歌) 無表記伴奏者(ピアノ)
 ボロディン:遠い祖国の岸へ
  G・グミーリャ(歌) L・オストリン(ピアノ)
 リムスキー=コルサコフ:美女
  K・ザリンシュ(歌) G・ブラウン(ピアノ)
 リムスキー=コルサコフ:グルジアの丘の上で
  I・アルヒーポワ(歌) N・ラスドワ(ピアノ)
 リムスキー=コルサコフ:たなびく雲は薄くなり
  S・レメシェフ(歌) A・マカロフ(ピアノ)
 ラフマニノフ:私のために歌わないで、美しい人よ
  G・グミーリャ(歌) L・オストリン(ピアノ)
 ラフマニノフ:ミューズ
  K・リソフスキー(歌) S・ヴィノグラードワ(ピアノ)
 ルビンシテイン:夜
  Z・ドルハノワ(歌) B・コーゼリ(ピアノ)
 チャイコフスキー:ナイチンゲール
  S・レメシェフ(歌) B・コーゼリ(ピアノ)
 ウラーソフ:バフチサライ宮殿の泉へ
  B・ルジェンコ(歌)
  Y・レーントヴィチ(指揮) ボリショイ劇場ヴァイオリニスト・アンサブル
 メトネル:冬の夕べ
  K・プルジニコフ(歌) E・シャフラン(ピアノ)
 メトネル:花
  I・コズロフスキー(歌) P・ニキティン(ピアノ)
 スヴィリドフ:冬の道/イジョーリへの道すがら
  E・ネステレンコ(歌) G・スヴィリドフ(ピアノ)
 シャポーリン:呪文
  E・オブラスツォワ(歌) 無表記伴奏者(ピアノ)
 シェレメチェフ:君を愛す
  B・シトコロフ(歌)
  ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮) モスクワ放送民族楽器楽団
録音:1951-1985年 ブックレット中の1ページのみ英語によるデータが記載されている。
MELCD 1000677
(2CD)
われら御身をたたえん
 ロシア正教会聖歌選集(全50曲)

マトフェイ大修道院長(指揮)
聖セルギウス大修道院三位一体大聖堂およびモスクワ神学アカデミー&神学校合同合唱団

録音:1968-1985年 バックインレイカードに英語によるタイトル、ブックレットに英語によるデータと解説が記載されている。
MELCD 1000765
無窮動 ボリショイ劇場ヴァイオリニスト・アンサブル
 ショスタコーヴィチ:映画「馬あぶ」から ロマンス Op.97 No.8
 リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
 サン=サーンス:白鳥
 ドヴォルジャーク:わが母の教えたまいし歌 Op.55 No.4
 グルック:オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」から メロディー
 ディニク:行進輪舞曲[行進円舞曲]
 シューベルト:アヴェ・マリア
 クライスラー:コレッリの主題による変奏曲(タルティーニ風)
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 グラズノフ:バレエ「ライモンダ」から 間奏曲
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34 No.14
 ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲 Op.46 No.2
 ルビンシテイン:メロディー Op.3 No.1
 グラナドス:スペイン舞曲 Op.37 No.5
 シベリウス:悲しいワルツ Op.44
 シューマン:トロイメライ Op.15 No.7
 パガニーニ:無窮動 Op.11
ユーリー・レーントヴィチ(指揮)
ボリショイ劇場ヴァイオリニスト・アンサブル
録音:1966-1967年

MEMORIES

ME1084/6
(3CD)
\5600→¥5200
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲
 (1975年8月4日ライヴ)
カルロス・クライバー指揮
バイロイト祝祭管、
ブリリオート、
リゲンツァ、
モル、
マクリントル、
ミントン、
シュタインバッハ、
ツェドニク、ヒルブラント他
伝説のクライバー・バイロイト音楽祭登場。74年、75年、76年と3年連続で出演するも、これ以外の出演はなかった。DG盤ではモーツァルト歌いのプライスにイゾルデ役を与えるという反則技だったが、やはり当盤のような演奏が聞きたいもの。全盛期のクライバーらしいエネルギー全開、炎のような情熱が全曲を貫く凄絶なライヴ。
ME1077
\1800
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
 (1979年6月18日キール・ライヴ)、
シューマン:ピアノ協奏曲
 (1980年5月12日シュトウットガルト・ライヴ)
テンシュテット指揮
北ドイツ放送響、
マルタ・アルゲリッチ(P)
鬼才同士の夢の共演。如何にも衝突が予想される個性の強いご両人だが、アメリカでもヨーロッパでも度々共演しているということは、お互いに尊敬があったと思われる。まさに英雄英雄を知る。テンシュテットの迫力満点のオーケストラ・ドライヴは、伴奏の枠組みを超えた充実振りでとかく脆弱さが指摘されるショパンのオケ部分も骨太でロマンティックな輝きに満ちた素晴らしいもの。シューマンもナイーヴな側面よりも熱情溢れる叙情は説得力に満ちている。

ミラノ・スカラ座

LSB 78052
(2CD+book+letter)
\4900
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」
 (1956年1月27日 ピッコロ・スカラ座 ライブ録音)
グィド・カンテルリ指揮
エリーザベト・シュワルツコップ/
ナン・メリマン/
ロランド・パネライ
ルイジ・アルヴァ/
グラツィエッラ・シュッティ
内容 513g (CD+Book) (サイズ14.3 x19.5 x3)(Box)
付録:妻イリス・カンテルリが書いた「カンテルリの人生について」Book 175ページタイトル「A Hartfull of hands」(英語) トスカニーニの息子ワルター・トスカニーニがカンテルリに書いた手紙のコピー(伊語) カンテルリから返事の手紙のコピー(伊語)

MUSIC&ARTS

M&A CD1197
\2200→¥1990
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
 (1941年2月2日ライヴ)
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
 (1948年10月24日ライヴ) 
ヨゼフ・シゲティ(Vn)
ワルター指揮(1)
ミトロプーロス指揮(2)
ニューヨーク・フィル 
シゲティ+ワルターという夢の組み合わせによるメンデルスゾーン。時には音色が濁ったり、汚くなることも辞さない容赦のない追い込みが感激もの。過激なロマン主義といった趣きで、ワルターの雄大なバックも最高。ブラームスはかつてでたことのある演奏だが、別音源。ミトロプーロスの深い呼吸の中でシゲティの真摯なアプローチが闊達に響く。いずれも名手マーストンによる復刻で、音質も当時としては極上。
M&ACD1196
\2200
シューマン:ピアノ五重奏曲作品44、
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲作品81 
アルトゥール・シュナーベル(P)
プロ・アルテSQ
1934年のHMV録音 良好なSPからの復刻。EMIからの正規ライセンス盤
M&A 1193
(5CD)
\8800
シュナーベル:モーツァルト録音集
CD1
 ピアノ協奏曲第22番(1941年11月ライヴ、ワルター指揮ニューヨークフィル)、
 ピアノ・ソナタ第8番(1939年1月27日スタジオ)、
 二台ピアノのための協奏曲K.365
  (1936年10月28日スタジオ、カール・シュナーベル、ボールト指揮ロンドン響)
CD2
 ピアノ四重奏曲第1番K.478(1934年12月19日スタジオ、プロ・アルテSQ)、
 ピアノ・ソナタ第12番(1946年6月スタジオ)、
 ピアノ協奏曲第27番(1934年5月2日スタジオ、バルビロリ指揮ロンドン響)
CD3
 ピアノ協奏曲第20番
 (1948年6月スタジオ、ジュスキント指揮フィルハーモニア)、
 ピアノ・ソナタ第13番(1944年米軍放送)、
 ピアノ協奏曲第19番(1937年1月スタジオ、サージェント指揮ロンドン響)
CD4
 ピアノ協奏曲第24番(1948年6月18,19日、ジュスキント指揮フィルハーモニア)、
 ピアノ・ソナタ第16番(1948年6月スタジオ)、
 ピアノ協奏曲第23番(1946年3月3日ライヴ、ロジンスキー指揮ニューヨークフィル)
CD5
 ピアノ協奏曲第21番(1937年1月12日スタジオ、サージェント指揮ロンドン響)、
 ロンドイ短調K.511(1946年6月スタジオ)、
 ピアノ・ソナタへ調(1943年11月14日ニューヨーク・ライヴ)、
 ピアノ協奏曲第17番抜粋(1942年3月22日ライヴ、シュティードリー指揮)
ベートーヴェンの権威、巨匠アルトゥール・シュナーベルによるモーツァルト傑作集。コロンビアへのスタジオ録音とライヴ録音をもとに構成されている。その骨太なタッチは、軽やかで楽天的なモーツァルト像からは、程遠く、質実剛健で嘘のない演奏展開で聴く者を捉えて離さない。今回は天才エンジニアKit Higginsonによるサウンド修復がなされ、いずれも聴きやすくまとまっている。モノラル
M&A 1195
(2CD)
\4400
エリザベート・シュワルツコップ/
ドイツ放送への1940-41年の録音集
 ラモー:「ヒッポリュトスとアリキア」より"恋するナイチンゲール“、
 バッハ:狩のカンタータ「我が楽しみは元気な狩のみ」、
 レーヴェ:歌曲集より
 シューベルト:春に寄す、
 シューマン:リュッケルトの死による民謡、
 ヴェルディ:小さな煙突掃除、
 レーガー:歌曲集、
 リヒャルト・シュトラウス:四つの歌曲より他
 シュワルツコップへのインタビュー
 「歌曲を歌うために」1980年8月サンフランシスコで英語での質疑
シュワルツコップ(S)
惜しくも亡くなった名花シュワルツコップによる戦時中の放送録音集。音質も優れている。何よりも貴重なのは1980年のインタビュー。英語による分りやすい語り。とても素敵。モノラル
M&A 1194
\2200→¥1990
ロッシーニ:「セヴィリャの理髪師」序曲、
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
トスカニーニ指揮
NBC交響楽団
1954年3月21日カーネギーホール
コンサート全曲目をステレオで収録。放送アナウンスも併録。ファイナルコンサートに続いて、サウンド・レストア(アーロン・S・スナイダー)が入念になされた模様です。元来がRCAの録音で、何らかの不手際により3楽章後半2分12秒はモノラルになっているとの噂がある音源ですが、解説によると擬似ステレオ録音を繋ぎ合わせた状態で保存されていたそうです。M&A盤では、その箇所は聞くに堪えない状態だったとのことで、スナイダーはエアチェックによる別音源を丹念に修復し、改めて擬似ステレオ化し合成したとのことです。ですから当該箇所は突然音像が変化し、少々不自然なステレオ感となっております。とにかく両翼配置による立体感はステレオで味わいたかっただけに感激のリリースです。
第35号臨時速報版でお知らせ済み。

MYTO 1CD¥1800

2MCD 071.340
(2CD)
ヴェルディ:歌劇「ルイザ・ミラー」 マーラ・ザンピエリ、
ジャンフランコ・チェッケレ、
ジョルジョ・ザンカナロ、
マウリツィオ・マッツィエリ
カルロ・デ・ボルトリ、ジョーン・ジョリ
小林研一郎指揮
Orchestra Stabile della Emilia Romagna
1976/11/1 Reggio Emilia デビュー直後の「コバケン」によるライヴ!二人のベテラン歌手に支えられ、ザンピエリが魅力的なパフォーマンスを披露。
2MCD 071.341
(2CD)
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」 ソーニャ・ポート、
ジャコモ・アラガル、
ヴィンツェンツォ・サルディネロ、
トーマス・オレアリー
アルジェオ・クァドリ指揮
ウィーン国立歌劇場
1972/4/15 Vienna  + アラガルの歌う「マノン」 初出!アラガルのファンには特にお勧め。
2MCD 071.342
(2CD)
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」  アントニエッタ・ステッラ、
カルロ・ベルゴンツィ、
ジュリエッタ・シミオナート、
エットーレ・バスティアニーニ
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場
1960年 ベルゴンツィとステッラの顔合わせ。ステッラはこの舞台で脚光を浴びた。シミオナート、バスティアニーニが風格を加える。シミオナートにとってはメトロポリタン歌劇場のデビュー。
2MCD 004.226
(2CD)(再プレス)
テバルディ、コレッリ イン ウィーン 1973
 トスティ、ドニゼッティ、A・スカルラッティ、ロッシーニ、
 ベッリーニ、ヴェルディ、プッチーニ、ビゼー、マスネ他の作品
レナータ・テバルディ、
フランコ・コレッリ
円熟期を迎えたテバルディ、コレッリの夢の競演。50年代、60年代では到底考えられない超豪華なリサイタルです。

MYTO(HISTORICAL LINE) 1CD¥1800

1CD 064.H118 チェザーレ・シェピ リサイタル 1947-1957
 モーツァルト、ロッシーニ、ベッリーニ、ヴェルディ、
 マイヤベーア、アレヴィー、グノー、ボーイト他
チェザーレ・シェピ
イタリアが誇るバス、チェザーレ・シェピの名演を収録。幅広いレパートリーをカバーしているなかでも、その年齢を感じさせない「ドン・ジョヴァンニ」は最高傑作といえましょう。
2CD 064.H119
(2CD)
ビゼー:歌劇「カルメン」 リーゼ・スティーヴンス、
マリオ・デル・モナコ、
ルシーネ・アマーラ、
フランク・グァレラ
ミトロプーロス指揮
メトロポリタン歌劇場
1957 ごくわずかしかないミトロプーロスのオペラ・レコーディングの中でも極めつきのパフォーマンス。
2CD 064.H120
(2CD)
ウェーバー:歌劇「オベロン」 アニタ・チェルクエッティ、
ミルト・ピッキ、
ペトレ・ムンテアヌ、
ミリアム・ピラツィーニ
ヴィットリオ・グイ指揮
ミラノ・スカラ座
1957年 チェルクェッティのアリア“Ocean”は多くの人から絶賛された。
2CD 064.H121
(2CD)
ドニゼッティ:歌劇「アンナ・ボレーナ」 マリア・カラス、
ジュリエッタ・シミオナート、
ルッジェーロ・ライモンディ、
ニコラ・ロッシ=レメーニ
ジャンドレア・ガヴァッツェーニ指揮
ミラノ・スカラ座
1957年 カラスの当たり役のひとつ。最新リマスタリングにより音質が改善された。
1CD 981.H005
(再プレス)
マスネ:歌劇「マノン」(ハイライト) マファルダ・ファヴェロ、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ
アントニオ・グァルニエリ指揮
ミラノ・スカラ座
1947年 ディ・ステファノの輝かしいデビュー直後のパフォーマンス。ファヴェロはその実力を正しく評価されていないが、「マノン」での歌唱は秀逸。
1CD 994.H034
(再プレス)
イワン・コズロフスキー/リサイタル
 セヴィリアの理髪師、リゴレット、椿姫、ラ・ボエーム、
 蝶々夫人、道化師、ローエングリン他
イワン・コズロフスキー
ロシアのベルカント・テノール、コズロフスキーがイタリア、ドイツ作品を歌う希少な録音。

OLYMPIA 1CD¥1800

MKM 195
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12
 ヴァイオリン・ソナタ第5番へ長調「春」Op.24
 ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調「クロイツェル」Op.47
レオニード・コーガン(Vn)
エミール・ギレリス(P)
録音:1964年3月29日、レニングラード・フィルハーモニー・ホール、ライヴ
MKM 161
エミール・ギレリス・プレイズ・ピアノ・フェイヴァリッツ
 シューベルト:楽興の時 D.780
 ショパン:練習曲第26番変イ長調 Op.14 No.2
 プロコフィエフ:
  ソナタ第8番変ロ長調 Op.84
  束の間の幻影 Op.33 から Nos.1,3,5,7,8,10,11,17
  「3つのオレンジへの恋」Op.33 から スケルツォと行進曲
エミール・ギレリス(P)
録音:1969、1974年
MKM 179
エミール・ギレリスの肖像 Vol.1
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
  第2番イ長調 Op.2 No.2/第3番ハ長調 Op.2 No.3
  選帝侯ソナタ 変ホ長調 WoO 47 No.1/同 ヘ短調 WoO 47 No.2
エミール・ギレリス(P)
録音:1981、1984、1985年 原盤:DG
501065
【未案内旧譜】
モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
 ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド変ロ長調 K.269
 ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K.373
 ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261
 ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調「トルコ風」K.219
ダヴィド・オイストラフ(Vn、指揮)
ベルリン・フィル
録音:1970、1971年 原盤:EMI
501103
【未案内旧譜】
シューマン:
 ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26(*)
 幻想曲ハ長調 Op.17(+)
 蝶々 Op.2(*)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1962年、ライヴ(*)/1961年(+)
501106
【未案内旧譜】
エレーナ・オブラスツォワ オペラ・アリア・リサイタル
 チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」から 苦い喜び、甘い責め苦を
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」から 母さんも知るとおり
 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」から 炎は燃えて,彼女は足枷をされて
 ヴェルディ:「ドン・カルロ」から むごい運命よ
 サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から
   春は目覚めて,あなたの声に私の心は開く,サムソン、私の姿を求めて
 ビゼー:「カルメン」から
   恋は野の鳥(ハバネラ),セビーリャの砦のそばの(セギディーリャ)
エレーナ・オブラスツォワ(Ms)
ジュゼッペ・パターネ、
ロビン・ステイプルトン指揮
フィルハーモニア管
アンブロジアン・オペラ合唱団
録音:1978年 原盤:EMI
MKM 112
【未案内旧譜】
ユーリー・カザコフ 偉大なバヤン奏者の肖像
 ユーリー・カザコフ:ウクライナ民謡「馬を駆るコサック」による変奏曲
 ユールー・カザコフ:険しい坂の間に(ロシア民謡)
 I・カザコフ:ロシアの村
 M・キュス:破れた命(ワルツ)
 ユーリー・カザコフ:北の曲
 ユーリー・カザコフ編曲:フランドルのフォークダンス
 ロディオン:シチェドリン:ユモレスク
 ユーリー・カザコフ:ロシア民謡「ああ、樺の木よ」による変奏曲
 V・ベッケル:森の物語(ワルツ)
 チャイコフスキー:ユモレスクお Op.10 No.2
 ムソルグスキー:「展覧会の絵」から 殻を付けたひな鳥の踊り
 リャードフ/ユーリー・カザコフ編曲:音楽玉手箱(おどけたワルツ)
 J・S・バッハ:2つのヴァイオリンとチェンバロのためのトリオ・ソナタ から
 シューベルト/ヴィルヘルミー、ユーリー・カザコフ編曲:アヴェ・マリア
 ハイドン:ソナタ第5番ト長調 Op.8 から プレスト
 J・S・バッハ/ユーリー・カザコフ編曲:トッカータとフーガ ニ短調
ユーリー・カザコフ(バヤン[ロシアのアコーディオン])
録音:1953-1987年 原盤:Russian Disc
MKM 115
【未案内旧譜】
タチアナ・シュミガ オペレッタの五十年
 カールマーン、レハール、クレーメル、ドルハニヤン、ミンハ、フレンニコフの
 オペレッタから(ロシア語歌唱)
タチアナ・シュミガ(S)
様々な共演者
モスクワ・オペレッタ劇場管&合唱団
印刷部分はキリル文字のみでアルファベットは記されておりません。ご注意ください。
MKM 117
【未案内旧譜】
アレクサンドロフ・アンサンブル・イン・ロンドン
 アレクサンドル・アレクサンドロフ、イサーク・ドゥナエフスキー、
 B・モクロウソフ、G・ノソフ、ユーリー・シャポーリン、他の作品
ボリス・アレクサンドロフ(指揮)
アレクサンドロフ・アンサンブル[ソヴィエト赤軍合唱合奏団]
印刷部分はキリル文字のみでアルファベットは記されておりません。ご注意ください。録音:1956、1963年
MKM 135
【未案内旧譜】
チャイコフスキー:
 ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(*)
 主題と変奏 Op.19 No.6(+)
ラフマニノフ:楽興の時 Op.16 Nos.3-6(#)
アンドレイ・ガヴリーロフ(P)
リッカルド・ムーティ(指揮(*))
フィルハーモニア管(*)
録音:1978年(*)/1980年(+)/1984年(#) 原盤:EMI
MKM 145
【未案内旧譜】
ラフマニノフ:
 絵画的練習曲集(音の絵)Op.33
 絵画的練習曲集(音の絵)Op.39
ウラディーミル・オフチニコフ(P)
録音:1989年、ロンドン 原盤:EMI
MKM 152
【未案内旧譜】
ソヴィエト映画音楽集 Vol.4
 1930-1940年代の17作品から27曲
印刷部分はキリル文字のみでアルファベットは記されておりません。ご注意ください。
MKM 164
【未案内旧譜】
ソヴィエト映画音楽集 Vol.5
 11作品から18曲
印刷部分はキリル文字のみでアルファベットは記されておりません。ご注意ください。

OPERA D’ORO 1CD¥900

OPD 7017
(2CD)
プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》(録音:1967年) レナータ・スコット(S)、
アルトゥーロ・バジーレ指揮、
トリノ・イタリア放送交響楽団、他
OPD 7026
(3CD)
R・シュトラウス:歌劇《影のない女》(録音:1974年8月16日) レオニー・リザネック(S)、
カール・ベーム指揮、
ウィーン・フィルハーモニック管弦楽団、他
OPD 7029
(2CD)
ベッリーニ:歌劇《異国の女》(録音:1970年1月7日) レナータ・スコット(S)、
エットーレ・グラチス指揮、
フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団、他
OPD 1461
(3CD)
ロッシーニ:歌劇《ウィリアム・テル》(録音:1965年12月12日) ジャンジャコモ・グエルフィ(Br)、
フェルナンド・プレヴィターリ指揮、
サン・カルロ歌劇場管弦楽団&合唱団、他
OPD 1457
(3CD)
ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》 ヘルゲ・ブリリオート(T)、
カタリーナ・リゲンツァ(S)、
クルト・モル(T)、
カルロス・クライバー指揮)、
バイロイト祝祭管&合唱団、他
ヴェルディのオテロ(OPD 7005)に引き続き、巨匠カルロス・クライバーのライヴ音源がOpera D'oroより登場!1974年7月24日に行われたバイロイト音楽祭の演奏を収録。REDなどからも出ていた音源。
OPD 7030
(2CD)
ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》 ジョージ・ロンドン(Br)、
レオニー・リザネック(S)、
ヨゼフ・グラインドル(Bs)、
サヴァリッシュ指揮、
バイロイト祝祭管&合唱団、他
惜しまれつつも引退を表明した20世紀を代表する名匠サヴァリッシュによる約半世紀前のワーグナー。1959年バイロイト音楽祭のライヴ録音。
OPD 7033
(2CD)
R・シュトラウス:歌劇《エレクトラ》 インゲ・ボルク(S)、
リーザ・デラ・カーザ(S)、
マックス・ローレンツ(T)、
ディミトリ・ミトロプーロス指揮、
ウィーン・フィル、
ウィーン国立歌劇場合唱団、他
ギリシャの巨星ミトロプーロスの十八番エレクトラ。ウィーン・フィルとのザルツブルク・ライヴ!1957年8月7日の録音。
OPD 1458 ロッシーニ:歌劇《なりゆき泥棒》(録音:1973年11月27日) マルゲリータ・リナルディ(S)、
ヴィットリオ・グイ指揮、
トリノ・イタリア放送管&合唱団、他
OPD 1459
(2CD)
ティペット:歌劇《真夏の結婚》(録音:1955年1月27日) ジョーン・サザーランド(S)、
ジョン・プリッチャード指揮、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管&合唱団、他
OPD 1463
(2CD)
ドニゼッティ:歌劇《サン・ドミンゴ島の狂人》
 (録音:1958年9月14日)
ガブリエラ・トゥッチ(S)、
フランコ・カプアナ指揮、
シエナ歌劇場管&合唱団、他
OPD 1464
(2CD)
マイヤベーア:歌劇《ユグノー教徒》(録音:1971年2月12日) リタ・シェーン(S)、
エルンスト・メルツェンドルファー指揮、
オーストリア放送管&合唱団、他

オーパス蔵 1CD¥2400→¥2190

OPK 7030 チャイコフスキー:
 (1)交響曲4番ヘ短調Op.47 (2)眠りの森の美女より
カラヤン指揮
フィルハーモニアO
前回の第5番に続きカラヤンが多く録音を残した第4番の最初の録音です。ホルンがマイクに入りやすくするため指揮者の後に背中を向けて並んで録音したとのこと。「イギリスのオーケストラの持つ品格と風合いを活かしながら、カラヤンは氷上を滑りぬけていくような快速のスピード感と鮮やかさで、泥臭くない、洗練されたチャイコフスキー演奏をここで聴かせている。第3楽章のピツィカートの連続から、第4楽章の息をつかせぬ畳みこみの迫力には、その特長がよく出ている。後年のベルリン・フィル盤はもっとオーケストラが重いし、最晩年のウィーン・フィル盤ではカラヤンの緊張が途絶えがちになる。それぞれ、よくもわるくも録音時点でのカラヤンの音楽を端的に示した盤なのだが、このフィルハーモニア盤の颯爽たる演奏は、45才のカラヤンの才気を見事に捉えたものと言えるだろう。」(山崎浩太郎)音源 初期英Columbia LP 33CXシリーズ使用(1952録音)
OPK 7031 レオポルド・ウラッハのモーツァルト
モーツァルト:
 (1)クラリネット協奏曲K622
 (2)クラリネット五重奏曲K581
(1)カラヤン指揮
ウィーンPO
(2)シュトロス四重奏団
オーパス蔵としてもモーツァルト生誕250年にあたって何かと思いましたがウラッハに落ち着きました。どちらもウェストミンスター盤が有名でその前に録音されたものは評価も購入も後回しにされる傾向があります。そこでマイナーレーベルの特権を利用して2つの録音を一緒にまとめました。協奏曲もロジンスキー盤よりいいと思っています。いかがでしょう。(レーベル・オーナー 相原氏談)音源 私家版SP, ベルテルスマンLP
OPK 2065 ベートーヴェン:
 (1)フィデリオ序曲Op.72 
 (2)トリプル・コンチェルトOp.56
 (3)ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.39
ワインガルトナー指揮
(1)ロンドン・フィル(1938)
(2)オドノポソフ(Vn)
アウベル(Vc)
モラレス(Pf)
ウィーンPO
(3)マルグリット・ロン(Pf)
パリ音楽院管弦楽団(1940)
日本盤、アメリカ盤、フランス盤SPより復刻。ワインガルトナーのベートーヴェンを聴くと、ベートーヴェンはこのように演奏していたのではないかと思ってしまいます。今回は協奏曲を中心としたものです。
「これらの演奏に関して感じられるとても大切なことは、これらは、レコードが今のように大量消費財ではなく、まだ音楽家達が演奏している音楽に没頭できた時代のものだということです。恐らく、これらの録音は、私たちがすばらしいクラシック音楽がただの娯楽の一形態ではなく、道徳的な力であった日々を思い起こさせるものなのです。」(Ralph Steiberg, New York ライナーノートより)

ORF(オーストリア放送協会) 1CD¥2300

CD 422 ギュンター・カホヴェツ(1940-):
 プレヤーデンII(ピアノと61人のオーケストラ奏者のための)/
ルナ・アルカライ(1928-):
 ダンテの詩(3つの配置とエピローグ−合唱と管弦楽のための)/
ローベルト・ショルム(1913-87):交響曲第4番op. 74/
ブルーノ・マデルナ(1920-73):
 四つ辻(4つの打楽器と4群の管弦楽のための)
ブルーノ・マデルナ指揮
ウィーン放送交響楽団、
ギュンター・カホヴェツ(P)、
ORF合唱団、
ローラント・アルトマン、
フロムけいこ、
ゲラルト・フロム、
ルドルフ・ヴィマー(Perc)
マデルナはヴェネツィア生まれの作曲家だが、優れた指揮者としても知られている。1971年からミラノ放送交響楽団の首席指揮者を務め、多数の作品を初演した。1954年ベリオと共にミラノに電子音楽スタジオを創立し、大戦後の現代音楽の指導的音楽家の一人だった。1968・1972年録音

ORFEO D’OR

ORFEOR 714061
\2300
“インゲ・ボルク”
ベートーヴェン:「フィデリオ」から
 アルトゥール・ローター指揮ベルリン市立歌劇場管弦楽団
 録音:1951年12月,ベルリン
メノッティ:「領事」(ドイツ語)から
 アルトゥール・ローター指揮ベルリン市立歌劇場管弦楽団
 録音:1951年12月,ベルリン
ウェーバー:「オイリアンテ」から
 カルロ・マリア・ジュリーニ指揮フィレンツェ五月祭管弦楽団
 録音:1954年5月8日,フィレンツェ
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」から
 ジャン・フルネ指揮モンテカルロ歌劇場管弦楽団
 録音:1955年,モンテカルロ
ヴェルディ:「アイーダ」(ドイツ語)から
 ハンス・ミュラー=クライ指揮シュトゥットガルト放送交響楽団
 録音:1953年7月10日,シュトゥットガルト
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」から
 リチャード・タッカー(T シェニエ) カート・ハーバード・アドラー指揮管弦楽 団
 録音:1954年,ハリウッドボール
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」(ドイツ語)から
 ピアノ伴奏
 録音:1943年,ルツェルン
ミレッカー:「ドゥバリー」から
 レハール:「エファ」から
 アレクサンダー・クランハルス指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団員
 録音:1938年,チューリヒ
エルヴィン:容易じゃないわ
 録音:1936年5月15日,ウィーン
インタビュー
 録音:2006年9月18日,シュトゥットガルト
インゲ・ボルクは、1921年マンハイム生まれのドラマティック・ソプラノ。一家はユダヤ系の大商人で、第二次世界大戦中はスイスに移住。1951年、バーゼルでのメノッティの「領事」でデビュー、その成功によってウィーンやベルリンでも歌うようになった。とりわけR.シュトラウスのヒロインで成功を収め、サロメ、エレクトラ、ヘレナ、皇后、バラクの妻などで絶賛された。さらに、ワーグナーをはじめとする諸々のドイツオペラはもちろん、イタリアオペラでも人気を博した。このCDには、彼女のキャリアの初期、1950年代前半の録音が中心になっている。さらに、女優を目指していたという十代の頃のミュージカルナンバーやオペレッタの歌、そして2006年の肉声と、たいへん充実した内容。79'50" MONO
ORFEOR 684062
(2CD)
\4600
“セーナ・ユリナッチ”
〔収録詳細〕
モーツァルト:「フィガロの結婚」から
 セーナ・ユリナッチ(Ms ケルビーノ)
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1950年6月
 ※EMI録音
プフィッツナー:「パレストリーナ」から
 セーナ・ユリナッチ(S イギーノ),クリスタ・ルートヴィヒ(Ms シッラ)
 ロベルト・ヘーガー指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 録音:1964年12月16日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
R.シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」から
 セーナ・ユリナッチ(S 作曲家)
 パウル・シェフラー(Br 音楽教師)
 ジェス・トーマス(T テノール歌手)
 クリスタ・ルートヴィヒ(S プリマドンナ)
 レリ・グリスト(S ツェルビネッタ)
 ほか
 カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1964年7月26日,ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
R.シュトラウス:「バラの騎士」から
 セーナ・ユリナッチ(Ms オクターヴィアン)
 マリア・ライニング(S 元帥夫人)
 ヒルデ・ギューデン(S ゾフィー)
 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 録音:1955年11月16日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
ベートーヴェン:「フィデリオ」から
 セーナ・ユリナッチ(S マルツェリーネ)
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 1953年10月12日,アン・デア・ウィーン劇場(ライヴ)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」(ドイツ語)から
 セーナ・ユリナッチ(S ドンナ・エルヴィーラ)
 ジョージ・ロンドン(Br ドン・ジョヴァンニ)
 エーリヒ・クンツ(Br レポレッロ)
 カール・ベーム指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 1955年11月6日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
プッチーニ:「蝶々夫人」から
 セーナ・ユリナッチ(S 蝶々さん)
 エルマンノ・ロレンツィ(T ピンカートン)
 ベリスラフ・クロブチャール指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 1961年3月25日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
モーツァルト:「フィガロの結婚」から
 セーナ・ユリナッチ(S 伯爵夫人)
 ハインツ・ワルベルク指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1962年7月26日,ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
モンテヴェルディ:「ポッペアの戴冠」から
 セーナ・ユリナッチ(S ポッペア)
 ゲルハルト・シュトルツェ(T ネローネ)
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 録音:1963年4月1日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
チャイコフスキー:「エウゲニ・オネーギン」から
 セーナ・ユリナッチ(S タチアーナ)
 ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 録音:1961年1月26日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
ヤナーチェク:「イェヌーファ」から
 セーナ・ユリナッチ(S イェヌーファ)
 マルタ・メードル(Msコステルニチカ )
 ヤロスラウ・クロンブホルツ指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 録音:1964年4月7日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
ヴェルディ:「ドン・カルロ」から
 セーナ・ユリナッチ(S エリザベッタ),プラシド・ドミンゴ(T カルロ)
 シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 録音:1968年6月17日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
プッチーニ:「トスカ」から
 セーナ・ユリナッチ(S トスカ)
 カルロ・コッスッタ(T カヴァラドッシ)
 アンドレ・クリュイタンス指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 録音:1966年12月15日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
R.シュトラウス:「バラの騎士」から
 セーナ・ユリナッチ(S 元帥夫人)
 クリスタ・ルートヴィヒ(Ms オクターヴィアン)
 ハインツ・ワルベルク指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団
 録音:1972年6月21日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)
セーナ・ユリナッチは、1921年ボスニアに生まれたソプラノ。父がクロアチア人、母がウィーンの女性。ザグレブで学び、ここで1942年にデビュー。1944年、23歳の時にカール・ベームの招きでウィーン国立歌劇場と契約、戦後にメキメキと頭角を現し、1950年代から1970年代まで広く活躍した。1983年に舞台から引退。ソプラノながらメッゾもよく歌い、ことに「バラの騎士」のオクターヴィアンは彼女の最大の当たり役。このCD2枚には、1950年から1972年まで、20年以上の録音を収録。ケルビーノ、オクターヴィアン、作曲家といった彼女の得意の役から、伯爵夫人、元帥夫人といったより成熟した役、エリザベッタ、蝶々さん、トスカといったイタリアオペラのヒロイン、さらにイェヌーファやタチアーナといったスラヴ系のオペラまで、ユリナッチの芸の幅の広さには、改めて驚かされる。指揮者は、ウィーン国立歌劇場だけに、カラヤン、ベーム、クナッパーツブッシュ、クリュイタンス、マタチッチら、大変豪華。ユリナッチのファンはもちろん、ユリナッチをよく知らない人にもお勧め。MONO/STREO ADD
ORFEOR 680062
(2CD)
\4600
メルカダンテ:「誓い」 プラシド・ドミンゴ(T ヴィスカルド)
アグネス・バルツァ(Ms ビアンカ)
マーラ・ザンピエーリ(S エライーザ)
ロバート・カーンズ(Br マンフレード)
ほか
ゲルト・アルブレヒト指揮
ウィーン国立歌劇場管,合唱団
ドミンゴ、バルツァ、ザンピエーリという豪華キャストで珍しいオペラ。サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870)は、ロッシーニ(1792年生まれ)とドニゼッティ(1797年生まれ)とほぼ同世代、ドニゼッティが1838年にパリに移ってから、ヴェルディの人気が不動になるまでは、イタリアのオペラ界は彼が天下を取っていた大御所だった。またメルカダンテは、フランスのグランドオペラの手法をいち早くイタリアオペラに取り入れた改革者としても知られ、ヴェルディがそこから多くを学んでいることでも有名。「誓い」は、1837年にスカラ座で初演された、メルカダンテの代表作。エライーザはヴィスカルドを愛しているが、彼は人妻ビアンカを愛しており、彼女の夫マンフレードは嫉妬、一方ビアンカはかつてエライーザの父の命を救った恩人だった、という複雑な人間関係の中、エライーザはビアンカを助け死んでしまう、という波乱万丈の話。これは1979年9月の、ウィーン国立歌劇場での演奏会形式の上演のライヴ。驚くほど瑞々しいドミンゴとバルツァはもちろん、この前年にスカラ座の「仮面舞踏会」でセンセーションを巻き起こしたザンピエーリと、実に充実したキャスト 。さらにご存知アルブレヒトの引き締まった音楽によって、メルカダンテのオペラが生き返っている。録音:1979年9月9日,ウィーン国立歌劇場(演奏会形式)
ORFEOR 682062
(2CD)
\4600→¥4190
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」 フランコ・コレッリ(T アンドレア・シェニエ)
レナータ・テバルディ(S マッダレーナ)
エットレ・バスティアニーニ(Br ジェラール)
エリーザベト・ヘンゲン(Ms コワニー伯爵夫人)
ヒルデ・コネツニ(S マデロン)
ほか
マタチッチ指揮
ウィーン国立歌劇場管,合唱団
強烈なライヴがORFEOから正規盤で登場!1960年6月の「アンドレア・シェニエ」。テバルディ、コレッリ、バスティアニーニという、「シェニエ」にはこれ以上考えようのないほどの強力キャスト。特に全盛期のコレッリは、シェニエを歌うために生まれてきたんじゃないかというほどのハマリ役。ラストのテバルティとの二重唱では、マタチッチの剛毅な音楽とも相まって、扇情の激流にクラクラします。脇にはヘンゲン、コネツニといった往年の名歌手まで起用、もちろん脇はウィーンの実力派が固めている。ウィーン国立歌劇場のライブラリーに残されていた、ORF収録のマスターのコピーを使用、音質はこの年代のライヴとしては極めて鮮明。
※CDの裏と背にSTREOの表示がありますが、実際にはMONOです。録音:1960年6月26日,ウィーン国立歌劇場
ORFEOR 681062
(2CD)
\4600→¥4180
ヴェルディ:「運命の力」 アントニエッタ・ステッラ(S レオノーラ)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(T アルヴァーロ)
エットレ・バスティアニーニ(Br ドン・カルロ)
ジュリエッタ・シミオナート(Ms プレツィオジッラ)
ほか
ミトロプーロス指揮
ウィーン国立歌劇場管,合唱団
ウィーン国立歌劇場の歴史でも語り草となった伝説の名演が、ORFEOから正規盤として登場!1960年9月の「運命の力」。約一ヵ月後の11月2日に急逝するミトロプーロスの、神がかったとしか言いようのない絶品の音楽にはただただ圧倒!あまたの「運命の力」の中でも格別の魅力を放っている。しかも歌手は、当時芸術監督だったカラヤンがスカラ座から引っ張ってきたドリームキャスト!ステッラ、ディ・ステーファノ、バスティアニーニ、シミオナートと超強力!ことにディ・ステーファノが渾身の絶唱で、大感動!さらに脇をウィーンの実力派が固めています。ウィーン国立歌劇場に奇跡的に保存されていた、ORF収録のマスターのコピーを使用、音質はこの年代のライヴとしては極めて鮮明。イタリアオペラ・マニアもミトロプーロス・ファンも飛びつきの名盤!!!なお、第3幕のアルヴァーロとカルロの決闘の場面は上演でカットされており、また当時のドイツ語圏の慣習として、第1幕をプロローグとして扱い、序曲がその後に演奏されている。録音:1960年9月23日 モノラル
※CDの裏と背にSTREOの表示がありますが、実際にはMONOです。

オタケン・レコード(通常CD)

TKC-306
\2300
(1)ベートーヴェン:
 (1)ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58
 (2)ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調「告別」op.81a
 (3)ピアノ・ソナタ第25番 ト長調「かっこう」 op.79
(4)シューベルト:即興曲変ロ長調op.142-3 D.935
(5)ショパン:練習曲ヘ短調op.25-2
(6)シューマン:予言鳥op.82-7
(7)モーツァルト:トルコ行進曲〜
  ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331より
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
グィード・カンテルリ指揮(1)
ニューヨーク・フィル(1)
私たちはその人の風貌やその人に対する世評によってその人に対する固定観念を持ってしまいがちになります。私ども一般リスナーのバックハウスの演奏に対するイメージはキレが良いとは決して言えないもこもこした音、しかしその中より自ずと滲み出るあの風貌とマッチした不器用だが風格ある演奏、といったものではないでしょうか?これが名盤と言われるベートーヴェンやブラームスの正規録音盤によって長年私どもが培ってきたバックハウスのイメージと言ってほぼ間違いのないところでしょう。ところがこの度、能楽師にしてバックハウス音盤収集家の幸信吾(こう しんご)氏提供の音源によって私どものバックハウスの演奏イメージは完全にくつがえされました。ちなみに氏は「バックハウスの真の良さを多くの人々に知っていただきたいとの一念で」代理店を通じ当方にご自身のLPコレクションのCD化をリクエストしてこられ、今回はそれに答えるものです。ともかくホロヴィッツのチャイコフスキーで前回にわかに注目を集めた米ペンザンスレーベルからのベートーヴェンの第4コンチェルトはポリーニより指がまわり、アルゲリッチより音楽が推進する名演奏です。そしてアンコールの「トルコ行進曲」。おそらくこれを越える演奏は後にも先にもないのではないでしょうか?オタケンレコード 太田憲志 録音:(1)1956年3月18日、(2)(3)1954年3月30日 (4)〜(7)1956年4月11日 いずれもニューヨーク・カーネギーホールに於ける実況録音 原盤:(1)米ペンザンスPR 39 (2)(3)米ロンドンLL.1108〜9 金文字赤レーベル (4)〜(7)独デッカ SLA 25036-Dの10面より
TKC 308
\2300
バルトーク:
 (1)ヴィオラ協奏曲
 (2)管弦楽のための協奏曲
(1)プリムローズ(Va)
T.シェルイ指揮
ロンドン新交響楽団
(2)F.ライナー指揮
シカゴ交響楽団
今回、オタケンCDのために某氏から提供されたレコードは、何とバルトークの子息にして、すぐれたレコーディング・エンジニア、ピーター・バルトークの主宰したバルトーク・レコーズの一枚です。しかも曲目は、父・ベラの遺作「ヴィオラ協奏曲」で、さらに演奏者がこの曲の依頼者プリムローズとこの曲の完成者T・シェルイの指揮という豪華版です。 この曲の初演は1949年で、1955年刊の「THE DISC BOOK」(米)にはすでにこのレコードが掲載されていることから、この録音は1950年代前半であったと推定されます。前掲書にはさらにバルトーク・レコーズの紹介もあって、それによれば、少ないが厳選されたカタログと「ハイ・ファイ」マニアが高く評価する音質を特徴とするレーベル、とあります。なるほど納得の演奏であり音質と言えましょう。カップリングは言わずもがなのライナー・シカゴ響の「オケ・コン」。今回は某所提供のテープ音源で、「ルツェルンの第九」(TKC-307)同様、特製オタケン・リマスタリングで再現しました。驚きのステレオ臨場感をお楽しみくださいませ。(オタケン・レコード 太田憲志)
録音:(1)1950年代前半,キングズウェイ・ホール(ロンドン) 原盤:米バルトークレコーズ #309 (2)1955年10月22日,オーケストラ・ホール(シカゴ) 音源:米RCAビクター
TKC-307
\2300
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 フルトヴェングラー指揮
フィルハーモニア管、
ルツェルン祝祭合唱団
シュヴァルツコップ(S)
カヴェルティ(コントラルト)
ヘフリガー(T)
エーデルマン(Bs)
フルトヴェングラーの生を聴いたことのない私どもの夢は、やがて天国に行った時、天国でのフルトヴェングラーの演奏会に行くことに他なりませんが、もし今のこの世で氏の実演に限りなく近いものが聴けるなら、これを現代の奇蹟と呼ばずして何を奇蹟と呼ぶのでしょうか? この度、某所から提供された音源によって再現された「ルツェルンの『第九』」は今から50年以上前の当演奏会場に私どもを連れて行ってくれます。この音源は従来のいわゆるデジタル・リマスタリングの手法ではなく、投下された物量は半端なものではないが、きわめてシンプルかつナチュラルな原理によって構築され、元から有るものに何かを引いたり足したりするのではなく、元から有るものを歪みなく十全に引き出すことを旨とする手法によってリマスタリングされました。ともかくまずこの音を聞いてみてください。すべてが在るがままで、今まで隠されていたものがすべて明らかにされたと言っても過言ではないでしょう。「バイロイトの『第九』」が私どもの人生に意義を与えるものであるとするならば、この「ルツェルンの『第九』」も同等、否、フルトヴェングラーにほぼ直に触れることが出来るという意味においては、それ以上の意義を与えるものと言えるのではないでしょうか?この喜びをすべての音楽を愛する方々とお分かち出来ることを念じる次第です。この演奏は、フルトヴェングラー自身が非常に満足した演奏で、彼は楽員に感謝の意を表明した、とのことです。この音ならそれは納得出来るし、天国のフルトヴェングラー氏もきっと喜んでくださるのではないでしょうか?(オタケンレコード 太田憲志)

オタケン・レコード(CD−R) 1CD−R¥2300

TK4003 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 ヘルマン・シェルヘン指揮
ウィーン国立歌劇場管
初出:1953年 米ウエストミンスター 原盤:米ウエストミンスター WL5216(180g)
TK4004 (1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 作品64 
フルトヴェングラー指揮
メニューイン(Vn)
(1)ルツェルン祝祭管
(2)ベルリン・フィル
(1)はポツポツノイズが残りますが音はきれいとのこと。 録音:(1)1949年10月7日 ルツェルン・クンストハウス (2)1952年5月26日 ベルリン・イエス・キリスト教会 原盤:(1)米RCAビクター LM 1142 (2)米RCAビクター LM 1720 
TK4005 (1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
エリカ・モリーニ(Vn)
ロジンスキ指揮
ロイヤル・フィル
録音:1956年9月 ロンドン・ワルサムストウ アッセンブリーホール 原盤:(1)米ウエストミンスター XWN18600(モノラル)、(2)米ウエストミンスター XWN18397(モノラル)

PONTO

PO 1050
(4CD)
\2700
Various Artists - PONTO 50
名歌手たちによるオペラ・アリア集
 Beverly Sills (Semele) - Gundula Janowitz (Clytemnestre) -
 Frank Sinatra (Don Giovanni) - Ghena Dimitrova ( Norma)-
 Aprile Milo (Matilde)- GalinaVishnevskaya (Lady Macbeth)-
 Renata Scotto (Leonora) - Julia Varady (Leonora) -
 Joan Sutherland (Desdemona) -Anja Silja (Olympia/Giulietta/Antonia) -
 Alain Vanzo (Hoffmann/Ein S-nger) -
 Hilde R-ssl-Majdan (Kassandra) - Montserrat Caball-(Isolde) -
 Lily Djanel (Salom-) -Claire Watson (Gr-fin) -
 Leontyne Price (Manon Lescaut) - Adriana Maliponte (Iris)-
 Jon Vickers (Andrea Ch-nier) - R-gine Crespin(Madame Flora) -
 Marijke van der Lugt (Ariane) - GiuliettaSimionato (Cherubini) -
 Gr- Brouwenstijn (Iphig-nie/Jenufa)-
 Mara Zampieri (Elisabetta) - Maria Dragoni (Adalgisa) -
 Chris Merritt (Arnoldo) - Norman Bailey (Macbeth) -
 LouisQuilico (Conte di Luna) - Veriano Luchetti (Alvaro) -
 Angelo Marenzi (Otello) - Waldemar Kmentt (Hoffmann) -
 Margaret Price (Tatjana) - Josef Traxel (Aeneas) -
 BrigitteFassbaender (Brang-ne) - Tito Gobbi (Jochanaan) -
 DonaldGrobe(Flamand) - Giorgio Nerighi (Des Grieux) - Allan
 Glassman (Osaka) - Ilva Ligabue (Maddalena) -
 Magda Olivero(Claire Zachanassian) - Annie Delorie (La Nourrice)
PO 1053
(2CD)
\2600
ベルク:歌劇「ヴォツェック」
 +同曲異演盤(2種)
(ボーナス・トラック) (いずれも抜粋)
(1)ビッターラウフ他 ボールト指揮 BBC響
  1934/3/14
(2)エヴァンス他 ベーム指揮 ウィーン・フィル
  1971/8/8
ティト・ゴッビ、
ドロシー・ドウ、
ヒューグ・キュエノー、
ミルト・ピッキ、
イタロ・ターヨ
ニノ・サンツォーニョ指揮
RAIローマ響
1954/9/30

PREISER 1CD¥2100

PRCD 93448 レオニー・リザネク 初期録音集
 ベートーヴェン:「フィデリオ」
 ウェーバー:「オベロン」
 ワーグナー:「さまよえるオランダ人」
 ヴェルディ:「マクベス」,「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」
 プッチーニ:「トゥーランドット」
 ダルベール:「低地」
 シュトラウス:「アラベラ」
   からのアリア,場面
レオニー・リザネク(S)
ルドルフ・モラルト(指)
ザールラント放送管
ヨゼフ・カイエルベルト(指)
ケルン放送響
クルト・アイヒホルン(指)
バイエルン国立管
オイゲン・ヨッフム(指)
バイエルン国立管
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
ベルリン響
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
バイエルン放送交響楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
フィルハーモニア管
20世紀後半のウィーンを代表するドラマティックソプラノといえば、このレオニー・リザネク(1926?1998)。世界中の劇場に出演、しかも1948年にデビューして1996年に引退するまで半世紀近いキャリア!驚くべき歌手だった。そのリザネクの初期の録音を集めている。放送用録音、ライヴ録音、商業用録音と音源は様々。中では、ドイツ語ながら「マクベス」のライヴが貴重、しかもアイヒホルンの指揮。録音:1950-1955年
PRCD 93449 ヨゼフ・メッテルニヒ 第2集
 ヴェルディ:「マクベス」,「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
 プッチーニ:「トスカ」
 R.シュトラウス:「サロメ」,「アラベラ」からのアリア,場面
ヨゼフ・メッテルニヒ(Br)
ヨゼフ・カイルベルト(指)
ベルリン国立歌劇場管
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
ベルリン交響楽団,
ベルリン市立歌劇場管弦楽団
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)
フィルハーモニア管
ヨゼフ・メッテルニヒ(1915-2005)はケルン生まれのバリトン。1950年代にベルリンやウィーンを中心に活躍した。このCDに収録されているのは、大半がELECTOROLA録音。「サロメ」はPHILIPSへの全曲録音から、「アラベラ」は英COLOMBIAへの抜粋録音から採られたもの。録音:1950-1955年
PRCD 93450 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ 初期録音集
 ロルツィング:「密猟者」,「皇帝と船大工」,「ウンディーネ」
 ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房達」
 ワーグナー:「タンホイザー」
 ヴェルディ:「仮面舞踏会」,「シチリアの晩鐘」,「ファルスタッフ」
 プッチーニ:「ボエーム」からのアリア,場面
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
ベルリン響,
フィルハーモニア管
フリッツ・ブッシュ(指)
ケルン放送響
マリオ・ロッシ(指)
ケルン放送響
フェレンツ・フリッチャイ(指)
RIAS響、ほか
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの1950年代前半の録音を集めている。レコード用の録音と放送録音があるが、どちらもかなり珍しいもの。「ボエーム」は、エルフリーデ・トレチェル、リタ・シュトライヒ、ローレンツ・フェーエンベルガーとの四重唱。いずれもドイツ語の歌唱。録音:1949-1955年

REGIS 1CD¥900

RRC 1247
ラフマニノフ:
 交響曲第1番ニ短調 Op.13(*)
 交響詩「死の島」Op.29
スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立響
録音:1966年(*) 原盤:Melodiya ライセンサー:Gramzapis
RRC 1265
ジャネット・ベイカー イギリス歌曲アンソロジー
 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
  「5つの神秘的な歌」から 使命/「旅の歌」から 青春と恋
 ジョン・アイアランド(1879-1962):
  感謝/「トマス・ハーディの詩による歌」から 彼女の歌
 マイケル・ディーワー・ヘッド(1900-1976):笛吹き
 セシル・アームストロング・ギブズ(1889-1960):
  ここは聖なる都市 Op.44 No.1(By a Bierside)/恋は病
 トマス・フレデリック・ダンヒル(1877-1946):天の衣 Op.30 No.3
 伝承曲(16世紀)/ピーター・ウォーロック編曲:子守歌
 ピーター・ウォーロック(1894-1930):青春
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):ダヴィデ王/さあ、歌い踊ろう
 アイヴァー・ガーニー(1890-1937):
  「5つのエリザベス朝の歌」から 眠り/父さんと一緒に耕しに行く
 トマス・フレデリック・ダンヒル:「花環を携えよう」Op.18 から 天の女王に
 ジェラルド・フィンジ(1901-1956):去れ、死よ/恋する男とその彼女
ジャネット・ベイカー(Ms)
マーティン・イセップ(P)
初出:1966年8月 原盤:Saga Classics ライセンサー:CNR Music, bv, Netherland
RRC 1266
チャイコフスキー:
 交響曲第2番「小ロシア」Op.17(第2版)(*)
 弦楽セレナード ハ長調 Op.48(+)
スヴェトラーノフ指揮
ソヴィエト国立響
録音:1967年(*)/1970年(+) 原盤:Melodiya ライセンサー:CDK Music (Gramzapis)
RRC 1268
エリーザベト・シュヴァルツコップ リートを歌う
 モーツァルト:
  クローエに(*)/老婆(*)/春への憧れ(*)/夕べの思い(+)/魔術師(+)
 ベートーヴェン:寂しさの喜び(+)
 シューベルト:
  ミューズの子(#)/至福(**)/ます(**)/連祷(+)/いらだち(+)
  糸を紡ぐグレートヒェン(#)
 シューマン:くるみの木(+)/ことづて(+)
 ブラームス:
  ドイツ民謡集 から 谷間に,ああ、お母さん、欲しいものがある(+)
  甲斐なきセレナード(+)
 R・シュトラウス:私の父は言った(+)
 ヴォルフ:
  子守歌(+)/ねずみ捕りの呪文(+)/眠る幼な児イエス(++)
  主顕節(++)/何を怒っているの、愛しい人(++)
  主よ、この地になにが芽生えるのでしょう(++)  
  明るい月のなんと輝かしく(++)/さようなら(++)
シュヴァルツコップ(S)
ギーゼキング(P(*))
ジェラルド・ムーア(P(+))
エドウィン・フィッシャー(P(#))
カール・フーデツ(P(**))
フルトヴェングラー(P(++))
録音:1954年(*/+)/1953年(#/++)/1946年(**) 原盤:EMI

SMC(MOSCOW STATE CONSERVATOIRE)

SMCCD 0040
\2000
モスクワ音楽院における偉大な芸術家たち
 エミール・ギレリス 初出ライヴ録音
 J・S・バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV825(*)
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457(*)
 ショパン:
  夜想曲ハ短調 Op.48 No.1(+)
  即興曲第2番嬰へ長調 Op.36(+)
  練習曲変ト長調 Op.25 No.9(#)
  練習曲変イ長調 Op.posth.(#)
 J・S・バッハ/シロティ編曲:
  前奏曲第10番ホ短調 BWV855
  (平均律クラヴィーア曲集第1巻 より)(**)
 D・スカルラッティ:ソナタ ロ短調 L.449(**)
 ベートーヴェン:バガテル変ホ長調 Op.33 No.1(++)
 メンデルスゾーン:
  3つの幻想曲(奇想曲)Op.16 から スケルツォ(No.2)(##)
 プロコフィエフ:
  束の間の幻影 Op.22 から Nos.3,5,11,10,17(*)
  トッカータ ハ長調 Op.11(*)
エミール・ギレリス(P)
録音:1950年11月29日(*)、1949年(+)、1953年1月18日(#)、1950年代(**)、1952年3月25日(++)、1952年1月5日(##)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
SMCCD 0090
\2000
モスクワ音楽院における偉大な芸術家たち
 ワディム・ボリソフスキー 初出ライヴ録音
 カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ(1739-1799):
  コントラバス、ヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲(*)
 ベルリオーズ:
  交響曲「イタリアのハロルド」Op.16(ヴィオラと管弦楽のための)(+)

ワディム・ボリソフスキー(Va)
レオポルト・アンドレーエフ(コントラバス(*))
ミハイル・テリアン指揮(*)
モスクワ地方フィルハーモニー交響楽団(*)
アレクサンドル・ガウク(指揮(+))
モスクワ放送響(+)

録音:1958年2月25日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(*)/モスクワ放送スタジオ(+)

TAHRA

TAH 606
(4CD)
¥9200→¥8360
(1)ワーグナー:ジークフリート牧歌
(2)ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67 「運命」
(4)マーラー:「亡き児をしのぶ歌」
(5)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
(6)シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120
(7)ワーグナー:「パルジファル」〜
 前奏曲,クリングゾールの魔法の庭園の場面,
 聖金曜日の奇跡の場面,フィナーレ
(8)ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調のリハーサル
(9)インタビュー
クナッパーツブッシュ指揮
(1)(2)ケルン放送響
(3)(4)ベルリン・フィル
(5)ウィーン・フィル
(6)シュターツカペレ・ドレスデン
(7)バイロイト祝祭管
(5)バックハウス(P)
(7)ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T パルジファル),
マルタ・メードル(S クンドリー),
ヨゼフ・グラインドル(Bs グルネマンツ),
ハンス・ホッター(Br アンフォルタス)
TAHRAから、クナッパーツブッシュの音源が4CDで発売。いずれも名演として知られていたもので、特にケルン放送響を指揮したブラームスの4番交響曲は、クナらしい分厚いロマンティシズムに満ちた超名演。またベルリン・フィルとの「運命」も最高。濃厚なシューマンの4番もたまらない。ジークフリート牧歌と「亡き児をしのぶ歌」は比較的珍しい音源。さらに、クナッパーツブッシュのリハーサル風景、インタビューまで収録、クナッパーツブッシュの肉声が聞ける。さらにさらに、16ページの別冊小写真集に非常な貴重な写真が!クナッパーツブッシュの祖父母、父、母(そっくり!)、弟妹、少年時代、最初の夫人、娘、再婚の夫人、レジョン・ドノールの勲章を着けて大喜び、と、クナッパーツブッシュ・ファンが狂喜する内容ばかり。これは見逃がせない!!!録音:(1)(2)1953年5月8日,(3)(4)1956年4月9日,(5)1954年1月17日,(6)1956年6月4日,(7)1954年8月5日
TAH 568
(2CD)
\4600→¥4180
(1)パッヘルベル:カノンとジーグ
(2)ハイドン:交響曲第103番 変ホ長調 Hob.I-103 「太鼓連打」
(3)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.6
(4)ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
NDR交響楽団
(3)クリスティアン・フェラス(Vn)
名匠シュミット=イッセルシュテットの1950年代前半の放送用録音を集めている。なんと言っても注目はブルックナーの9番交響曲。S-Iの指揮したブルックナーの9番は、おそらくこれが初。さらに質実剛健の「太鼓連打」、フェラスと共演のパガニーニと、いずれも注目。そして、深々とした味わいのパッヘルベル、カノンだけじゃなくちゃんとジーグまで演奏しているところに、S-Iらしさが伺える。録音:(1)1954年8月21日(2)1954年10月18日(3)1954年11月15日(4)1952年4月28日
TAH 599
(2CD)
\4600→¥4180
シェルヘン 秘蔵音源集
 シューベルト:
  (1)交響曲第5番 変ロ長調 D.485,
  (2)交響曲第6番 ハ長調 D.589
 (3)モーツァルト:交響曲第29番 イ長調 K.201
 (4)パーセル:「妖精の女王」から
 (5)ヴァレーズ:デゼール(砂漠)
ヘルマン・シェルヘン指揮
(1)ウィーン交響楽団
(2)ウィーン歌劇場管
(3)(4)フランス放送響
(5)フランス国立管
ヘルマン・シェルヘンと言えば、ロマン派的演奏がまだ強い20世紀中頃にあって、その残照をキッパリと洗い去って、バロックから古典派までに新風をもたらした人物として有名な指揮者。と同時に、同時代の最先端の音楽にも深い理解を示していたことでも知られている。このCDでは、なんといってもヴァレーズの「デゼール」の世界初演が貴重。今となっては別に過激でもない曲だが、電子音まで用いた独特のヴァレーズ・ワールドに客席からは怒号とそれを制する声とが飛び交い、臨場感たっぷり。演奏後の盛大なブーイングとささやかな拍手まで、どんなCDよりも楽しく聞ける「デゼール」だろう。一方、モーツァルトなどは、とても1950年代の演奏とは思えないサッパリと清潔な感触が心地よいもの。録音:(1)(2)1950-1951年,(3)(4)1954年1月20日,(5)1954年12月2日
TAH 604/605
(2CD)
\4600→¥4180
(1)ブルックナー:交響曲第7番 
(2)チャイコフスキー:組曲第3番Op.55 
(3)チャイコフスキー:交響曲第6番Op.74「悲愴」
アーベントロート指揮
(1)(3)ベルリン放送O
(2)ライプチッヒ放送O
すべて初出。ブルックナーは同年、2月16,17日、スタジオ録音がTahraから発売されていた(TAH.114/5)がすでに廃盤。これはその翌々日のドレス・リハーサルの録音。終楽章の一部にテープの問題があったため、その部分はスタジオ録音と差し替えられている。組曲は唯一の録音。「悲愴」は52年のライプチッヒ放響と今回の2つが存在している。52年盤のスケルツォは宇野先生が「ティンパニの肌に粟を生じさせるような轟き、テンポの雄弁な動かし方にいたっては筆舌に尽くしがたい。まことに最高のスケルツォと絶賛してよいだろう。」と激賞されているが、この50年盤はさらにすさまじい、阿修羅のようなスケルツォで驚天動地の「悲愴」。録音:(1)1956年2月19日 (2)1951年3月20日 (3)1950年11月28日
TAH 601
(3CD)
\6900→\6270
クララ・ハスキル(1895-1960):
[CD1](TAH 523の再発)
 モーツァルト:
  (1)ピアノ協奏曲第19番K.459 
  (2)2台のピアノのための協奏曲K.365
[CD2](TAH 483の再発)
 (1)J.S.バッハ:トッカータ ホ短調BWV914
 (2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番Op.31-3
 (3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番Op.58
[CD3]
 (1)シューベルト:ピアノ・ソナタop.42 D.845 イ短調
 (2)モーツァルト:デュポールの主題による変奏曲 ニ長調 K.573
 (3)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
クララ・ハスキル(P)
[CD1]
(1)フリッチャイ指揮
ケルン放送響
(2)ゲザ・アンダ(P)
パウル・ブルクハルト指揮
ベロミュンスター・スタジオ管
[CD2]
(3)カラヤン指揮
ウィーン響
[CD3]
(3)カール・シューリヒト指揮
ストラスブール市立管
ハスキルの名ライヴ録音の復活。[CD3]はTAHRAでは初登場音源。これらのコンサートのチケットはすべて完売となったもの。このシューマンの協奏曲は、ハスキル・ファンが口をそろえてハスキルの名演中の名演とほめちぎっているもの。[CD1][CD2]も、かつてTAHRAからリリースはされていたが、廃盤となっていたもの。[CD1]は、1955年にドイツ・グラモフォンでも録音があるが、これより少し前の時期、ハスキルの健康状態がより良かった頃の演奏だけに、「さすがハスキル」とうならされるもの。[CD2]も、カラヤン(当時44歳)とハスキル(当時57歳)の初めての出会いの演奏で、コンサートも大盛況で、第1楽章の終わりに拍手が4分間も続いたということ(このディスクでは拍手はカットされている)。貴重なハスキル女史のライヴ録音が復活!録音:CD1:(1)1952年5月30日 (2)1954年10月18日 CD2:(2)1952年10月25,26日 (1)(3)1952年5月31日ミュンヘン/ザイドルハウス CD3:(1)1956年5月17日 (2)1956年5月17日 (3)1955年6月15日

TDK

TDKOC 022
\2600→¥2390
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ 東京ライヴ 1974
 シューマン:
  海辺の夜〜ロマンスとバラード第1集 op.45から第3曲
  春の夜に霜がおりた〜
   ロマンスとバラード第4集op.64 から第3曲「悲劇」Ⅱ
  ゆるやかに走る僕の馬車〜4つの歌 op.142から第4曲
  リーダークライスop.24
  詩人の恋op.48
 アンコール:
  きみはあたかも一輪の花、自由の心、
  新緑、うつくしき未知、ひとりでいる
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
小林道夫(P)
20世紀最高のバリトン歌手フィッシャー=ディースカウ、来日公演の記録が発売される。大歌手ディースカウほど高い技術と音楽性でドイツ歌曲を聴かせ、どの歌手のなかでも飛び抜けた存在であったことは言うまでもなく、その豊かな声量に聴衆は驚かされ、ホール全体に響き渡り歌詞が鮮明に脳裏に焼きつく。1974年50歳を目前にした絶頂期のディースカウが東京文化会館で繰り広げた、至高のオール・シューマン・プログラムをご堪能下さい。録音:1974年10月17日 東京文化会館におけるライヴ(アンコール:1974年10月13日)

TESTAMENT

SBT 1409
\2100→¥1890
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 シューリヒト指揮
ウィルマ・リップ(S)
マルガ・ヘフゲン(A)
マーレイ・ディッキー(T)
ゴットロープ・フリック(Bs)
エリザベート・ブラッスール合唱団
パリ音楽院管
インターナショナル初CD化!1957年から1958年にかけて録音されたシューリヒトとパリ音楽院によるベートーヴェン全集の中でその存在が知られていつつもこれまで輸入盤ではリリースされることがなかったステレオ録音の「第九」がテスタメントの高度なリマスタリングを経て遂にリリース。名演として広く知られるこの録音がいかに、より鮮明な姿で蘇るかをご期待下さい。1958年3月4&5日、5月27〜29&31日;サル・ワグラム ※ステレオ録音
SBT4 1393(4CD)
¥8400→¥7900
ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」(全曲) アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ;S)、
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート;T)、
ヘルマン・ウーデ(グンター;Br)、
ヨーゼフ・グラインドル(ハーゲン;Bs)、他
バイロイト祝祭管&合唱団
ヨーゼフ・カイルベルト指揮
完結!カイルベルトのステレオ・リング、最終章。第1弾「ジークフリート」がグラモフォン・アワード受賞!!すべての、そしてこれからの「指環」愛好家にとってマスト・アイテムの地位を得た55年カイルベルトのリング、遂に完結!!2006年年頭より、発売告知がなされ、3月「ジークフリート」により幕をあけた55年ステレオ・リングのリリース。「指環」4作品のみならず、同じくステレオの「オランダ人」、そしてLPリリースと、この録音が世に出ることを待ち望んでいてくださった方には夢のような一年となった。9月、「ジークフリート」のグラモフォン・アワード受賞というニュースが、世界的絶賛をひとつの確固たる証明として巡り、10月24日この奇跡のリング録音の幕開けとなった「ラインの黄金」がリリース。そしてここに、ご存知「指環」の最終章であり、この壮大なリング・プロジェクトの完結編となる「神々のたそがれ」が登場。事実、世界中の多くの国において、有史以前には神々の世界があった。それらが神話や伝説になって現代に生きている。まさに「指環」自体がそういった物語なのだが、演奏史においてもステレオ録音以前には「神々の世界」が確かに存在していたのではないかとの空想が広がる。ヴァルナイ、ヴィントガッセン、ホッター・・・彼らが生身の人間であったことに間違いはないのだが、当時のバイロイトにおいては、彼らの歌声に神々が舞い降り、いかに神々しい舞台が繰り広げられていたかがこの録音から垣間見ることができる。人間が文字に歴史を記録できるようになり、神々の世界が終焉を迎えたのに似て、ステレオ録音、さらに進んだ技術で音楽を記録できるようになるにつれて、神様はなかなか舞台上に姿を見せてくれなくなったのかもしれない。時の流れの中で、それらが交差した一瞬をとらえた奇跡的な録音。それが、この一連のリングであり、この「神々のたそがれ」を聴くに特別な感動をもたらす一因なのかも知れない。録音:1955年7月28日(木曜日)、バイロイト
第35号臨時速報版でお知らせ済み。

URANIA

URN22.313
(3CD)
\4500
1957/2007 TOSCANINI ANNIVERSARY
 ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」(1953)
 ベルリオーズ:ロメオとジュリエット(抜粋)(1947)
 ヴェルディ:リゴレット3幕,「諸国民の賛歌」(1944/1943)
 ブラームス:大学祝典序曲(1948)
 サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」(1952)
 R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲル(1952)
 ショスタコーヴィチ:交響曲第1番(1944)
 グローフェ:組曲「グランド・キャニオン」(1945)
 バーバー:弦楽のためのアダージョ(1942)
 シベリウス:トゥオネラの白鳥(1944)
トスカニーニ指揮
NBC響
来年没後50周年となる「アルトゥーロ・トスカニーニ」の殆ど市場では未発売となっている作品集。早いテンポでオーケストラを指揮し、緊張感とフレッシュな演奏を聴かせてくれる。

VAI(CD)

VAIA 1255
(3CD)
\4400
ポンキエッリ:「ジョコンダ」ニューオリンズ歌劇場2種類のライヴ
 (1)ポンキエッリ:「ジョコンダ」(全曲)(録音:1960年10月8日 ステレオ)
 (2)ボーナス:
  「ジョコンダ」の別録音(抜粋)(録音:1953年11月5日 モノラル)
(1)ジンカ・ミラノフ(S、ジョコンダ)
ジュゼッペ・ジスモンド(T、エンツォ・グリマルド)
チェーザレ・バルデッリ(Br、バルナバ)
アイリーン・クラマリッチ(MS、ラウラ)
メアリー・マクマレー(MS、チエーカ)
ウィリアム・ワイルダーマン(B、アルヴィーゼ)他
レナート・チェリーニ指揮
ニューオリンズ歌劇場管弦楽団,合唱団
(2)ジンカ・ミラノフ(S、ジョコンダ)
ロベルト・トゥッリーニ(T、エンツォ・グリマルド)
チェーザレ・バルデッリ(Br、バルナバ)
クララメイ・ターナー(MS、ラウラ)
ニコラ・モスコーナ(B、アルヴィーゼ)
ジーン・マデイラ(MS、チエーカ)
ウォルター・ハーバード指揮
ニューオリンズ歌劇場管,合唱団
VAIのニューオリンズ歌劇場アルヒーフのシリーズ。1960年に上演されたポンキエッリの「ジョコンダ」の貴重なステレオ録音。メトのプリマドンナだったジンカ・ミラノフがタイトル・ロールを歌っている。ジュゼッペ・ジスモンド(1930−1998)はシチリア出身のテノール。エンツォは1953年に彼がデビューした時の役だった。ニューオリンズ歌劇場には1958年から出演。CD3に、1953年の公演の抜粋を収録、より若々しいミラノフの声が聞ける。チエーカ役にジーン・マデイラが出演している。

VENEZIA

CDVE04263
(2CD)
\2000
リムスキー=コルサコフ:交響曲全集+ピアノ協奏曲
 (1)交響曲第1番ホ短調op.1(1983年)
 (2)交響曲第2番嬰ヘ短調「アンタール」op.9(1978年)
 (3)交響曲第3番ハ長調op.32(1962年)
 (4)ピアノ協奏曲 嬰ハ短調op.30(1968年)
(1)(2)スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立交響楽団
(3)ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ放送響
(4)イーゴリ・ジューコフ(P)
ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ放送響
CDVE04266
(3CD)
\2300
バルシャイ/ハイドン:交響曲選集
 交響曲第45番 嬰ヘ短調「告別」(1967年)
 交響曲第94番 ト長調「驚愕」(1974年)
 交響曲第95番 ハ短調(1974年)
 交響曲第100番 ト長調「軍隊」(1973年)
 交響曲第102番 変ロ長調(1973年)
 交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」(1973年)
ルドルフ・バルシャイ指揮
モスクワ室内管
CDVE04267
\1500
B.アレクサンドロフ・アンサンブル/ロシア民謡名唄集
 「私のモスクワ」/「祖国」
 「トロイカ」/「騎馬のトロイカに乗って」
 「ヴォルガの舟歌」/「ヴォルガ河を下る」
 「カリンカ」/「カチューシャ」
 「勝利の日」/「聖なる戦い」
 「行商人」/「白樺は野に立てり」
 「ともしび」/「さらば岩山よ」
 「前線の森の中で」/「ああ広き野よ」
 「ピーテル街道に沿って」
ボリス・アレクサンドロフ、
アナトリー・マルツェフ、
ユーリー・ペトロフ及び
イーゴリ・アガフォンニコフ指揮
アレクサンドロフ・アンサンブル(赤軍合唱団)
1969−92年録音
CDVE 04260
(4CD)
\3000
スヴェトラーノフ/スクリャービン交響曲全集
 (1)交響曲第1番ホ長調op.26 1963年 
 (2)交響曲第2番ハ短調op.29 (1963年
 (3)交響曲第3番ハ長調op.43「神聖な詩」 (1990年
 (4)交響曲第4番op.54「法悦の詩」 (1966年
 (5)交響曲第5番op.60「プロメテウス」 (1988年 
 (6)ピアノ協奏曲嬰へ短調  (1990年 
スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立響
ラリーサ・アフデーエワ(Ms)、
アントン・グリゴーリエワ(T)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
アレクセイ・ナセトキン(P)
※CDVE03298#2700000632987(廃盤)スクリャービン:交響曲、ピアノ・ソナタ全集からの音源移行。
CDVE 04261
(4CD)
\3000
ロジェストヴェンスキー/シュニトケ:
 (1)交響曲第1番(1987年)
 (2)交響曲第2番「聖フローリアン」(1982年)
 (3)交響曲第3番(1984年)
 (4)交響曲第4番(1986年)
ロジェストヴェンスキー指揮
ソビエト文化省響(1,3,4番)
レニングラード・フィル、
ソビエト文化省室内合唱団(2番)
CDVE 04262
\1500
エネスコ/
 (1)チャイコフスキー:交響曲第4番
 (1946年4月21日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ
 (2)ヴァイオリン・ソナタ第3番
ジョルジュ・エネスコ指揮
ソビエト国立響
ジョルジュ・エネスコ(Vn)
ディヌ・リパッティ(P)
(2)はCDVE63115#2700000631157(廃盤)エネスコ作品全集からの音源移行。
CDVE04264
\1500
ストコフスキー/
 ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」
  (1958年9月9日モスクワ音楽院大ホールでのライヴ)
ストコフスキー指揮
ソビエトRTV響

VISTA VERA 1CD¥2000

VVCD 00109
※セール・コーナーで紹介済
\1790
マリア・ユーディナの遺産 Vol.14
 ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):ピアノ・ソナタ第2番ロ短調 Op.61(*)
マリア・ユーディナ(P)
録音:1965年10月5日(*) 13巻で完結との告知があった当シリーズに続編が登場。
VVCD 00110
スタニスラフ・ネイガウス Vol.1
 ラフマニノフ:
  前奏曲ニ短調 Op.23 No.3(##)/同ニ長調 Op.23 No.4(+)
  同ト短調 Op.23 No.5(++)/同ハ長調 Op.32 No.1(**)
  同へ短調 Op.32 No.6(##)/悲歌 Op.3 No.1(##)
  絵画的練習曲ハ長調 Op.33 No.2(++)/同変ホ短調 Op.33 No.3(**)
  同ト短調 Op.33 No.8(**)/同イ短調 Op.39 No.2(++)
 スクリャービン(1872-1915):
  前奏曲イ長調 Op.15 No.1(*)/同嬰へ短調 Op.15 No.2(*)
  同ホ長調 Op.15 No.4(*)/同変ト長調 Op.16 No.3(#)
  同変ホ短調 Op.16 No.4(#)/3つの小品 Op.45(+)
  ピアノ協奏曲嬰へ短調 Op.20(***)
スタニスラフ・ネイガウス(P)
ウラディーミル・ドゥブロフスキー(指揮(***))
ソヴィエト国立交響楽団(***)
録音:1952年2月5日(*)/1952年5月19日(+)/1952年9月29日(#)/1952年12月1日(**) 1955年3月21日(++)/1955年3月23日(##)/1970年5月11日(***) スタニスラフ・ネイガウス(1927-1980)は名ピアニスト・教師ゲンリフ・ネイガウスの息子として生まれ、母の再婚により詩人ボリス・パステルナークの元で育ち、モスクワ音楽院で父ゲンリフと再会を教えを受けた。(スタニスラフ・ブーニンは彼の息子だが、両親の離婚で母方に引き取られたため音楽的なつながりはない)「スタシク」の愛称で親しまれ、1961年に他界したウラディーミル・ソフロニツキに代わって聴衆にとってのアイドルとなったが、録音は少なく、残されたライヴ録音が現代のファンの渇きを癒している。当シリーズの全貌は未だ明らかではないが、当盤には彼が得意としたスクリャービンが収録されている。
VVCD 00113
ウラディーミル・ソフロニツキ・プレイズ・シューベルト
 シューベルト:
  ピアノ・ソナタ第14番イ短調 Op.143 D.784
  幻想曲ハ長調「さすらい人幻想曲」Op.15 D.760
 シューベルト/リスト編曲:7つの歌曲
   都市,若い尼僧,海の静けさ,春の思い,舟歌,影法師,魔王
ウラディーミル・ソフロニツキ(P)
録音:1953年12月25日、モスクワ、チャイコフスキー・コンサートホール、リサイタル、ライヴ
VVCD 00115
オーケストラ・ヴィルトゥオーゾ トランペット
 セルゲイ・ワシリエンコ(1872-1956):
  トランペット協奏曲ハ短調 Op.113(*)
 アレクサンドラ・パフムトワ(1929-):
  トランペット協奏曲変ホ短調(+)
 ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35(#)
 スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」Op.54(**)
セルゲイ・ポポフ(Tp)
マリア・グリンベルク(ピアノ(#))
セルゲイ・ワシリエンコ(指揮(*))
スヴェトラーノフ(指揮(+))
ロジェストヴェンスキー(指揮(#))
ゴロワーノフ(指揮(**))
モスクワ放送交響楽団
録音:1952年(*/**)/1957年(+)/1962年(#)
VVCD 00116
フランシス・プーランク:オペラ「人の声」(*)
リヒャルト・シュトラウス:
 オペラ「カプリッチョ」から フィナーレ(+)

ナジェジダ・ユレネワ(S)
ロジェストヴェンスキー(指揮)
モスクワ放送響(*)
モスクワ・フィル(+)

録音:1965年(*)、1966年2月16日(+)、モスクワ音楽院大ホール
VVCD 00117
ヘンデル:12の合奏協奏曲 Op.6 Vol.2
 第5番ニ長調/第6番ト短調/
 第7番変ロ長調/第8番ハ短調
レフ・マルキス指揮
ソロイスツ・アンサンブル
録音:1968年

WALHALL 1CD¥1000

WLCD0187
(2CD)
\2000
モーツァルト:歌劇「イドメネオ」 ルドルフ・ショック(イドメネオ)、
ヴァルデマル・クメント(イダマンテ)
ヒルデガルト・ヒレブレヒト(イリア)、
クリステル・ゴルツ(エレクトラ)
ベーム指揮
ウィーン・フィル、
ウィーン国立歌劇場合唱団
1956年7月30日ザルツブルクでの録音 以前MMというレーベルから発売あり。
WLCD0188
(2CD)
\2000
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」 エリカ・ケート(コンスタンツェ)、
アントン・デルモータ(ベルモンテ)
ハンニー・シュテフェク(ブロンデ)、
マレイ・ディッキー(ペドリロ)
ベーム指揮
ヘッセン州立放送響、合唱団
1956年6月フランクフルトでの録音、スタジオ放送用音源
WLCD0189
(2CD)
\2000
オルフ:舞台音楽「アンティゴネ」 マルタ・メードル(アンティゴネ)、
ヘティ・ブリュマッハー(イズメーネ)
ヘルマン・ウーデ(クレオン)、
ゲルハルト・シュトルツェ(番人)
ヘルムート・シンドラー(ヘーモン)、
ヨゼフ・トラクセル(ティレシアス)
フェルデナント・ライトナー指揮
シュトゥットガルト歌劇場管、合唱団
1956年3月9日シュトゥットガルトでの録音※非常に良い音質とのこと。初出!
WLCD0190
(2CD)
\2000
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」 ジョージ・ロンドン(オランダ人)、
アストリッド・ヴァルナイ(ゼンタ)
ヨゼフ・トラクセル(エーリク)、
アルノルト・ヴァン・ミル(ダーラント)
カイルベルト指揮
バイロイト祝祭管、合唱団
1956年バイロイトでの録音※以前MYTOレーベルから発売あり。
WLCD0191
(4CD)
\4000
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 ハンス・ホッター(ハンス・ザックス)、
グレ・ブラウェンステイン(エヴァ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ワルター・フォン・シュトルツィンク)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(マグダレーネ)
アンドレ・クリュイタンス指揮
バイロイト祝祭管、合唱団
1956年バイロイトでのライヴ※以前Musica&Artsレーベルから発売あり
WLCD0192
(3CD)
\3000
ワーグナー:楽劇「パルジファル」 マルタ・メードル(クントリー)、
ラモン・ヴィナイ(パルジファル)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(アンフォルタス)
ヨゼフ・グラインドル(グルネマンツ)
クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管、合唱団
1956年バイロイトでのライブ※以前ARKADIAレーベルから発売あり。
WLCD 0182 初出!
 プッチーニ:歌劇「ヴィッリ」(ドイツ語)
アンナ:モード・クーニッツ、
ロベルト:セバスティアン・ファイエルジンガー
パウル・シュミッツ指揮
ヘッセン州立放送響、合唱団
1952年フランクフルト とても良い音質とのこと。
WLCD 0183
(2CD)
ロッシーニ:歌劇「エジプトのモーゼ」 モーゼ:ニコラ・ロッシ=レメーニ、
アナーイデ:アニタ・チェルクェッティ、
ファラオーネ:ジュゼッペ・タデイ、
ファラオン:アゴスティーノ・ラッザーリ
トゥリオ・セラフィン指揮
RAIローマ管、合唱団
1956年ローマでのライヴ 以前にEKLIPSEレーベルから発売あり。
WLCD 0184
(2CD)
サン=サーンス:歌劇「サムソンとダリラ」(イタリア語) サムソン:ラモン・ヴィナイ、
ダリラ:エベ・スティニャーニ
フリッツ・リーガー指揮
サン・カルロ歌劇場管、合唱団
1955年2月26日 サン・カルロ歌劇場ライヴ 貴重な音源ではあるが、雑音が多く一般的にお勧めできるものではない。
WLCD 0185
(2CD)
初出!
 R.シュトラウス:歌劇「アラベラ」
アラベラ:クリステル・ゴルツ、
マンドリカ:ヨゼフ・メッテルニッヒ
ズデンカ:アニーシュレム、
マッテオ:エーリッヒ・ヴィッテ
ヨゼフ・カイルベルト指揮
ベルリン州立歌劇場管、合唱団
1950年12月19日 ベルリン 音は遠く、多少聴きづらい箇所があるが貴重な初出音源。
WLCD 0186 初出!
 パーセル:歌劇「ダィドとエネアス」(英語)
ディド:キルステン・フラグスタート、
エネアス:トーマス・ヘムズリー
ベリンダ:マジー・テイト
ゲライント・ジョーンズ指揮
マーメイド・シンガーズ&管弦楽団
1951年10月1日 ロンドン・マーメイド劇場ライヴ アセテート盤からの板起こし。

WEITBLICK 1CD¥2200

SSS 0065-2
¥1990
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番
(2)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番  
エミール・ギレリス(P)
(1)コンヴィチュニー指揮
ゲヴァントハウス管
(2)ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送響 
WEITBLICKに旧ソ連の剛腕ピアニスト、ギレリスが登場。しかも共演はコンヴィチュニーとケーゲルという思いも寄らぬ組合せ、硬派同士の共演。モーツァルトは、コンヴィチュニーのベートーヴェン的な重厚極まりない、ゆったりしとした伴奏にギレリスの鋭いタッチとリリカルな風合いの対照の妙が聴きもの。チャイコフスキーは、鬼才ケーゲルとの共演という注目盤。ケーゲルはチャイコフスキーに対してはあまり思い入れがなかったのか演奏機会はごく僅か。ここでのケーゲルはすっきりとした古典的なアプローチで透徹している。ギレリスの見事なテクニックと疾風怒濤の迫力には圧倒されるばかり。ギレリス・エステート公認のリリース。音質はモノラルだが極上。(1)1960年11月3日モノラル・ライヴ (2)1965年3月2日モノラル・ライヴ
SSS 0068-2
¥1990
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第25番「かっこう」より
 第1楽章(アンコール)
(3)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ハンス・リヒター・ハーザー(P)
ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送響
ハンス・リヒター=ハーザー(1912-1980)は、ドレスデン生れなので、ケーゲルとは同郷ということになる。ベートーヴェンの権威として知られ、PHILIPSへのソナタ録音は、華麗さ、派手さを廃した実に渋く、そして魅力的な音色で名盤の誉れ高いもの。そのピアノの音はきらびやかさを意図的に否定しつつも郷愁を誘う泣かせる音色と言えるだろう。EMIへは、カラヤンとブラームスの協奏曲、ジュリーニとのベートーヴェンがあるが、晩年の演奏は、Kontrapunktのザンデルリンクとの共演盤くらい。ケーゲルの定評あるベートーヴェンは、さすがにベートーヴェンらしい格好良い場面展開を強調しながらも繊細でしみじみとした味わいを見せてくれるのも興味深いところ。 (1)(2)1978年6月6日ステレオ・ライヴ (3)1971年5月11日ステレオ・ライヴ
SSS 0070-2
¥1990
テンシュテット・イン・ベルリン
 (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番
 (2)ハイドン:交響曲第57番
テンシュテット指揮
ベルリン・ドイツ響
(1)カール・エンゲル(P)
テンシュテットとドイツ名門オケの共演。現在のベルリン・ドイツ響、当時のベルリン放送響に客演した放送用スタジオ録音。こういうものが現存していたことにまず驚かされる。両曲ともに初出レパートリー。昨年9月に亡くなった(CD化の快諾を貰ったばかりだった)モーツァルトのスペシャリスト、スイス出身カール・エンゲルの洒脱なモーツァルトが素晴らしい出来。ハスキルをもっと芯のある音色にしたような、デリカシーに事欠かない美しい音色。そして、そのピアノを豊かに抱擁するかのようなテンシュテットの織り成すオーケストラの立派で優しい佇まいには感激。大指揮者は必ずハイドンの有名でない交響曲を取って置きのレパートリーとして持っているものだが、テンシュテットもその例に漏れず、第57番という珍しい曲をモーツァルトの伴奏同様の風格とセンス溢れる澄んだ音色で聴かせてくれる。こういうハイドンなら大歓迎。ベルリン・ドイツ響とは、その後共演はない様子で、何があったのか?トラブル・メーカー、テンシュテットの横顔がふと頭をよぎる。1973年9月11日スタジオ・ステレオ録音
SSS0062-2
\2200→¥1990
(1)シューマン:交響曲第4番
(2)ブラームス:交響曲第2番
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ドレスデン・フィル
WEITBLICKによるケーゲル・エディションは、衝撃の自殺から17回忌を記念しての、3タイトル同時リリース。まずは、得意のドイツ・ロマン派音楽の傑作を並べた名演集。シューマンは伝説の来日公演でも取り上げた得意曲ながら手兵とのディスクは初めて。シューマンの交響曲では第4番のみを偏愛していた模様。ブラームスは、特に愛情を注いだ第2交響曲。最晩年のライヴだけに、メロディを強調した個性的な遅いテンポが採用され、第2楽章の官能的な歌と熱情には驚かされる。今までのケーゲルとは一風変わった名演。いずれも音色の美しいドレスデン・フィルだけに、素晴らしい仕上がり。録音:(1)1980年10月14日、ライプツィヒ・コングレスハレ、ライヴ (2)1988年11月22日ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、ライヴ
第35号臨時速報版でお知らせ済み。
SSS0063-2
\2200→¥1990
マーラー:交響曲第1番「巨人」 ヘルベルト・ケーゲル指揮
ドレスデン・フィル
ドレスデン時代のケーゲルらしいねちっこい程にロマン臭に満ちたマーラー。ドレスデン・フィルとは1979年にスタジオ録音(BERLIN CLASSICS)していたが、今回発売になるのはその2年後のライヴになる。この曲を得意としたケーゲルらしい、大きなメロディ・ラインに身を任せるのみならず、若きマーラーの才気と狂気を隅々まで描きつくす。第3楽章の退廃情緒などは、素晴らしい仕上がり。既出のライプツィヒ放送響とのライヴが廃盤が決まった現在、歓迎のリリースといえるだろう。ドレスデン・フィルはまことに音色が美しく、耽美的な楽しさも充足される。録音:1981年2月25日クルトゥア・パラスト、ドレスデン、ライヴ
第35号臨時速報版でお知らせ済み。
SSS0066-2
\2200→¥1990
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送響、
同合唱団、
ヴェンスラヴァ・フルバー=フライブルガー(S)、
ローズマリー・ラング(A)、
ディーター・シュヴァルトナー(T)、
ヘルマン・クリスチャン・ポルスター(Bs)、
年末に合わせてのリリース。ケーゲル最晩年の「第九」。1980年代にドレスデン・フィルに転じたケーゲルだが、度々ライプツィヒ放送響にも復帰し共演している。第4楽章のお祭り騒ぎに共感できぬとか、演奏会ではペンデレツキ、ノーノ、シェーンベルクなどシリアスな作品と組み合せるなど、「第九」についてネガティヴな言動、行動が多いケーゲルだが、当盤では夏の音楽祭シーズンのガラ・コンサートという枠組みのせいなのか、熱気溢れる正に祝祭的な盛り上がり、緊迫感を見せている。燃えやすいドイツ人、ケーゲルの面目躍如の名演。しかも、それが実に様になっている(足踏みも凄い)。元来が合唱指揮者だっただけに合唱の厚みある響きはケーゲルの怖い視線を感じさせる見事さ。1987年7月31日。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、ライヴ
第35号臨時速報版でお知らせ済み。


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