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第37号歴史的録音新譜(2)
2007年3月〜6月リリース予定


IDIS 1CD¥1800

IDIS 6514
¥1590
モーツァルト:幻想曲とフーガ ハ長調K.394,幻想曲ハ短調 K.475
ベートーヴェン:幻想曲 ロ長調 Op.77
シューベルト:「さすらい人」幻想曲 ハ長調 D.760
ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
ディーノ・チアーニ(P)
僅か33歳で交通事故で亡くなった、伝説的なイタリアのピアニストディーノ・チアーニ(1941-1974)の初出ライヴ録音が登場!1969年10月30日に、ロンバルディア州とピエモンテ州の州境に位置するブスト・アルシーツィオで行われた演奏会。何と幻想曲ばかりを5曲演奏しているという面白い選曲。いずれもチアーニの求心力の強い深みのある音楽が最高。ベートーヴェンの幻想曲とショパンの幻想曲は、他に録音が残っていない貴重なもの。録音:1969年10月30日,ブスト・アルシーツィオ
IDIS 6513 (1)ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調 Op.22
(2)ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ短調 Op.37
(3)ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調 Op.31
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
(1)アイズラー・ソロモン指揮
RCAビクター響
(2)サー・マルコム・サージェント指揮
ロンドン響
(3)ジョン・バルビローリ指揮
ロンドン・フィル
いずれもセッション録音。(1)は1954年11月5日、ハリウッドのRCAスタジオ、(2)は1947年11月8日、ハリウッドのRCAスタジオ、(3)1935年3月14日、ロンドンのアビーロードスタジオでの録音。録音:(1)1954年,(2)1947年,(3)1935年
IDIS 6509 ドヴォルザーク:
 (1)交響曲第8番 ト長調 Op.88,(2)スラヴ舞曲 Op.46-1
スメタナ:
 (3)「モルダウ」,(4)「売られた花嫁」序曲
ブルーノ・ワルター指揮
(1)(2)(3)ニューヨーク・フィルハーモニック,
(4)ロンドン交響楽団
ワルターのスメタナとドヴォルザークの音楽。実はいずれもワルターのお得意曲で、スラヴ舞曲以外は、ライヴでも数種録音が残っている。録音:(1)1947年11月28日,(2)(3)1941年2月4日,(4)1938年9月12日
IDIS 6510
(3CD)
ワーグナー:「タンホイザー」 カール・リーブル(T タンホイザー)
グレ・ブラウエンスティン(S エリーザベト)
エーベルハルト・ヴェヒター(Br ヴォルフラム)
デゾ・エルンスター(Bs ヘルマン)
ヘルタ・ヴィルヘルト(S ヴェーヌス)他
アルトゥール・ロジンスキー指揮RAIローマ交響楽団
放送用の録音。カール・リーブルは1915年生まれのヘルデンテノール。録音:1957年11月
IDIS 6507
(2CD)
バッハ:
 フーガの技法 BWV 1080
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
 パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582
ヘルムート・ヴァルヒャ(Org)
フーガの技法はステレオ録音。録音:1956,1947,1952年

INA

フランス国営ラジオ放送音源未発売新譜
IMV 071
\2100→¥1890
ジェラール・スゼー(バリトン)
 シベリウス:6つの歌より「花の定め」op88-6
 シベリウス:6つの歌より「二つのばら」op88-2
 シベリウス:5つの歌より「日の出」op37-3
 シベリウス:6つの歌より「ささやく葦」op36-4
 シベリウス:6つの歌より「野原でおとめが歌っている」op50-3
 シベリウス:6つの歌より「静かな都会」op50-5
 シベリウス:6つの歌より「ばらの歌」op50-6
 シベリウス:2つの歌より「死よ近づくな」op60-1
 シベリウス:5つの歌より「はじめての口づけ」op37-1
 キルピネン:An das Lied
 キルピネン:Den fjelden zu
 キルピネン:Alte Kirche
 キルピネン:Fjeldlied
 ヴォルフ:メーリケ詩集「朝早く」
 ヴォルフ:スペイン歌曲集「主よこの地をになう者」
 ヴォルフ:スペイン歌曲集「お前の母はやさしい子よ」
 ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ
 Arne Dorumsgasrd:Quartre chansonns espgnoles anciennes
 モーリス・ジョベール:Ah,la corde,la corde..op33a n.1
 モーリス・ジョベール:La belle mariee op33 n.2
 アンドレ・ジョリヴェ:Poemes intimes
 Gerard Calvi:Caravelle
 Harry Warrwen:Vous le savez comme moi
ジェラール・スゼー(Br)
ダルトン・ボルドウイン(P)
アヴェック・ジャックリーヌ・ボノー(P)
アタウルフォ・アルヘンタ指揮
ポール・ボノー指揮
フランスの美青年バリトン歌手「ジェラール・スゼー」。彼のビロードのような歌声は今でも語りつがれている。ジャケット写真は有名なRoger Viollet。モノクロの陰影を見事なまでに再現。1956/10/9,1951/5/24,1951/6/9,1954/6/13,1947/5/30,1948/3/14

キング・インターナショナル

KDC 7002
\2400→¥2190
宇野功芳の音盤棚「これがUNO!」 Vol.2
 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
 ハイドン:交響曲第88番「V字」
クナッパーツブッシュ指揮
ヘッセン放送響
文句をいわれようが、批評家にけなされようが、聴衆をおどろかせて自分も喜ぶ。“たかが音楽”。変に芸術家ぶらないクナを、ぼくは大好きだ!!(宇野功芳〜ライナーノーツより)
巨匠クナッパーツブッシュの「運命」はフランクフルト放響やベルリン・フィルとの共演が有名だが、このヘッセン放響との録音もたいへん個性的。悠然たるテンポと大きな音楽作りは今日にはない味と力に満ちていてとにかく感動的で驚きの連続。また、ハイドン第88番では奥行きと立体感のある演奏。弾力のあるリズムで旋律を生き生きと浮かび上がらせている。オリジナル・テープからのCD化で音質も良好。巨匠クナッパーツブッシュの至芸を存分に味わうことが出来る。録音:1962年3月20日 ライヴ/モノラル (TAH 213) アルバム・ジャケット作品提供:Reisin
KDC 7001
\2400→¥2190
宇野功芳の音盤棚「これがUNO!」 Vol.1
 マーラー:交響曲「大地の歌」
ブルーノ・ワルター指揮
ウィーン・フィル
キャスリーン・フェリアー(A)
ユリウス・パツァーク(T)
宇野功芳氏による新企画、宇野功芳の音盤棚「これがUNO!」シリーズが始動。永い評論家生活を通じて宇野功芳氏が絶賛してきた、数々の演奏を再度振り返り、新たな演奏解説を書き下ろしている。また、このシリーズでは宇野功芳氏の勝手気ままなエッセイ、「unauの無能日記 」を連載。様々な分野の四方山話を痛快に語っている。今回取り上げられたのは、ワルター&ウィーン・フィル52年ライヴの「大地の歌」。有名なDECCA録音の2日後のライヴ演奏。ANDANTE盤はDECCA録音と全く同じ演奏だったため(ただしDECCAとは別の録音機材による収録と思われる)発売当時、非常に話題になった。何より特筆すべきは2人の声の素晴らしさ!フェリアー、パツァークの格調高くそれでいて生々しい歌声はすべてを凌駕しているといっても過言ではないだろう。そしてワルターもウィーン・フィルも終結部まで薄れることのない高いテンションを保ち、濃厚な演奏を繰り広げている。録音:1952年5月17日 ライヴ録音 祝祭劇場

KVADRO DISK未案内旧譜 1CD¥1800

ブックレット表紙の一部とインレイ背文字をのぞきキリル文字のみの表記となっております。
RS 915/917
(3CD)
リムスキー=コルサコフ:オペラ「サトコ」 G・ネリェップ(T;サトコ)
V・ダヴィドワ(Ms:リューバワ)
E・シュムスカヤ(S;ヴォルホワ) 他
ニコライ・ゴロワーノフ指揮
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
録音:1949年、モスクワ
RS 949/951
(3CD)
【訂正・再案内】
ムソルグスキー:オペラ「ホヴァンシチナ」 A・クリフチェニア(Bs)
V・ピアプコ(T)
A・マスレンニコフ(T)
V・ネチパイロ(Br)
A・オギンフツェフ(Bs)
I・アルヒーポワ(Ms) 他
ボリス・ハイキン指揮
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
録音:1974年? 36号でご案内時、タイトルが誤って「ボリス・ゴドゥノフ」となっておりました。お詫び申し上げます。36号でのご注文はすべてキャンセルとさせていただいております。

LA SCALA BOOK

LSB 0094072
(4CD + BOOK)
\4800→¥4390
トスカニーニ/ミラノ・スカラ座
CD1:
 ヴェルディ:歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲(1951/8/8)
 ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜第3幕への前奏曲(1951/8/8)
 ロッシーニ:歌劇「絹のはしご」序曲(1948/9/16)
 ヴェルディ:歌劇「オテロ」〜第3幕のバレエ音楽(1948/9/16)
 チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」(1948/9/16)
 ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」(1948/9/16)
CD2:
 スメタナ:モルダウ(1949/9/10)
 R.シュトラウス:ドン・ファン(1949/9/10)
 ケルビーニ:歌劇「アナクレオン」序曲(1949/9/10)
 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜
  第1幕への前奏曲(1949/9/10) (以上初出と思われます)
 R.シュトラウス:死と変容(1946/7/5)
CD3:
 ベートーヴェン:交響曲第1番、エグモント序曲
 ワーグナー:歌劇「ローエングリン」〜第3幕への前奏曲
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」〜序曲とバッカナール
 ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第2番 (以上 1946/7/7)
CD4:
 ワーグナー:楽劇「ジークフリート」〜森のささやき
 ワーグナー:ジークフリート牧歌
 ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインの旅
 ワーグナー:楽劇「パルジファル」〜聖金曜日の音楽
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死
 ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行
  (以上 1952/9/19) (以上初出と思われます)
トスカニーニ/ミラノ・スカラ座による集大成ボックスが発売!初出と思われる1952年9月19日のスカラ座でのラスト・コンサートや、今では入手困難になったタイトルを網羅。さらにトスカニーニの生涯を綴った128ページにも及ぶブックレットも付いている。(イタリア語、英語)トスカニーニ・ファンならずとも必聴、必見の新譜!

ロンドン・フィル/自主制作盤

LPO 0016/20
(5CD)
\9000→¥8490
エルガー:管弦楽曲集(5枚組ボックス・セット)
[C D 1:
 交響曲第1番変イ長調O p . 5 5
  (ショルティ指揮/
   録音:1 9 7 2年2月2 1 - 2 5日ロンドン、キングスウェイ・ホール) /
 創作主題による変奏曲「エニグマ」O p . 3 6
  (マッケラス指揮/
   録音:1 9 8 5年3月1 3日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ)/
CD 2:
 チェロ協奏曲ホ短調O p . 8 5
 (トルトゥリエ(vc)/ ボールト指揮/
  録音:1 9 7 2年1 0月2 9 - 3 0日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ) /
 2つの小品O p . 1 5〜第1番夕べの歌/
 同〜第2番朝の歌
  (ボールト指揮/
   録音:1 9 6 7年4月1 7 - 1 8日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ) /
 悲歌Op.58( エルガー指揮/
  録音:1 9 3 3年8月2 9日ロンドン、キングスウェイ・ホール)/
 序曲「コケイン(首都ロンドンにて)」Op.40
  (ピアソン(org)/ ショルティ指揮/
   録音:1 9 7 6年2月2 7日ロンドン、キングスウェイ・ホール) /
 演奏会用序曲「フロワサール」Op.19)/
 3つの性格的小品Op.10 - 第3番コントラスト
 (ガヴォット、1 7 0 0 - 1 9 0 0年)
  ( エルガー指揮/ 録音:1 9 3 3年2月2 1日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ) /
CD 3:
 帝国行進曲O p . 3 2
  (マッケラス指揮/
   録音:1 9 7 5年8月11 & 14日ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール)/
 序曲「南国にて」O p . 5 0 (ショルティ指揮/
  録音: 1 9 7 9年1 2月4 - 6日ロンドン、キングスウェイ・ホール)/
 セレナードホ短調Op. 20
  ( エルガー指揮/ 録音:1 9 3 3年8月2 9日ロンドン、キングスウェイ・ホール)/
 戴冠式行進曲Op.65( ロナルド指揮/
  録音:1 9 3 5年3月7日ロンドン、キングスウェイ・ホール) /
 序奏とアレグロOp.47
  (フレンド(vn)/ ウィリソン(vn)/ チェンバース( v a ) /キャメロン(vc)/ ボールト指揮/
   録音:1 9 7 2年1 2月1 0日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ) /
 バレエ音楽「真紅の扇」Op.81
  (ボールト指揮/
  録音:1 9 7 3年5月1 4 - 1 5、6月4日、
   8月1 1日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ) /
CD 4:
 ヴァイオリン協奏曲ロ短調O p . 6 1
  (カンポーリ(vn)/ ボールト指揮/
   録音:1 9 5 4年1 0月2 8 - 2 9日ロンドン、キングスウェイ・ホール)/
 交響的習作「ファルスタッフ」ハ短調Op.68
  (ボールト指揮/
   録音:1 9 5 6年8月2 0日ロンドン、ウォルサムストー・アッセンブリー・ホール)
CD 5:
 交響曲第2番変ホ長調Op.63
  (ベル(org)/ ハンドリー指揮/
   録音:1 9 8 0年4月2 - 3日ウォトフォード・タウン・ホール) /
 海の絵Op.37
  (ベイカー(A)/ ハンドリー指揮/
   ライヴ録音:1 9 8 4年2月2 3日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール) ]
有名なEMIのアビー・ロード・スタジオで初録音の栄誉を担ったエルガーだったが、それ以降、常にエルガー作品がさまざまな音楽家によって録音され続けてきたイギリスのレコード史は、エルガー演奏の歴史でもある。イギリスのオーケストラの中でもドイツ的なサウンドを持つロンドン・フィルは、やはりドイツの聴衆に愛されたエルガーの音楽を演奏するのに適任。その歴史において、名指揮者たちが残した多くの録音からピックアップしたのが、作曲者生誕150年を記念するこの5枚組ボックス。神々しいまでのボールト、新しいエルガー像を確立したショルティ、独特の構成を整理して聴かせるマッケラス、ボールトの伝統を受け継ぐハンドリー、エルガーと同時代を生きたロナルド、そして他ならぬエルガー自身。ベイカーやトゥルトリエ、カンポーリ、そしてロンドン・フィルの首席奏者たちといったソリスト陣も、共感深い演奏を聴かせてくれる。EMIやデッカの名録音を中心に、ライヴ録音も含めてまとめたこのボックスは、エルガーの音楽をたっぷりと味わうのと同時に、ロンドン・フィルを通して垣間見る20世紀イギリスの音楽史だとも言えるだろう。また、有名な行進曲「威風堂々」だけでなく、こんなにも名曲があるのだということを知っていただける選曲になっている。

MARSTON

53008-2
(3CD)
\4800→¥4380
「レオポルド・ゴドフスキ全集 第3集」
 Jブランズウィック録音集 1925-1926年
  ショパン:ポロネーズ 変イ長調 Op.53「英雄」、
  シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲
  ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2、
  シンディング:春のざわめき
  シャミナード:スカーフの踊り Op.37-3,媚び諂う女 Op.50、
  マクドウェル:魔女の踊り Op.17-2、
  ルビンシュタイン:調べ ヘ長調 Op.3-1、
  ショパン:ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2、
  メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソOp.14、
  ヴェルディ(リスト編):リゴレット・パラフレーズ、
  チャイコフスキー:六月、
  ショパン:練習曲 変ト長調Op.10-5「黒鍵」,変ト長調 Op.25-9「蝶々」
  シューベルト(ゴドフスキ編):朝の挨拶,おやすみ英コロンビア録音集 1928−1930年
  シューマン:謝肉祭 Op.9、
  ショパン:
   夜想曲集
    (変ロ短調Op.9-1,変ホ長調Op.9-2,嬰ヘ長調Op.15-2,
    嬰ハ短調Op.27-1,変ニ長調Op.27-2,ロ長調Op.32-1,
    ト短調Op.37-1,ト長調Op.37-2,嬰ヘ短調Op.48-2,
    ヘ短調Op.55-1,ホ短調Op.72-1)、
   ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35「葬送」、
 グリーグ:バラード ト短調Op.24、
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番「告別」
 ショパン:スケルツォ ホ長調 Op.54、 他
レオポルド・ゴドフスキ(P)
第1集(52046 2CD 1913年から1922年まで)、第2集(52051 2CD 1922年から1925年まで)に続く、大ピアニスト、レオポルド・ゴドフスキ(1870-1938)の録音全集第3弾。電気式時代に入ってからの録音で、音は格段に安定している。ブランズウィック録音は、全盛期のゴドフスキを思わせる卓越した技術と豊かな音楽性が素晴らしい。英コロンビア録音では、60歳に近づいたゴドフスキのより内省的な音楽が実に美しい。ゴドフスキが決して技巧一本のピアニストではなく、真に偉大なピアニストだったことが良く分かる。余白には、ゴドフスキが個人的に録音した自作「ジャワ組曲」のビュイテンゾルヒの庭、1913年録音のショパンの子守歌 変ニ長調 Op.57の別テイク2種、シューベルト「朝の挨拶」の別テイクを収録。さらに、愛弟子で娘婿のデイヴィッド・サパートンによるゴドフスキ編のショパンの練習曲、バックハウスが演奏するゴドフスキ編のアルベニス:タンゴなどを収録。
52052-2
(2CD)
\4800
「サロメア・クルセニツカ完全録音
 +エレナ・ルシュコフスカ」
 ヴェルディ:《運命の力》,《アイーダ》、
 カタラーニ:《ローレライ》,《ワリー》、ボーイト:《メフィストーフェレ》、
 プッチーニ:《トスカ》,《蝶々夫人》、
 チレーア:《アドリアーナ・ルクヴルール》、
 ワーグナー:《ワルキューレ》、
 マイヤベーア:《アフリカの女》からのアリア,ほか歌曲など
  録音:1902−1928年
サロメア・クルセニツカ(S) 
 ロッシーニ:スターバト・マーテル、
 ヴェルディ:《エルナーニ》,《運命の力》,《アイーダ》、
 ポンキエッリ:《ジョコンダ》、
 プッチーニ:《トスカ》からのアリア,ほか歌曲など
  録音:1909,1921年
エレナ・ルシュコフスカ(S)
ポーランドに縁のある二人のソプラノの録音。サロメア・クルセニツカ(1872−1952)は、トスカニーニから絶大な信頼を置かれたソプラノ。ウクライナ西部の町リヴィフ(当時はポーランドのルヴフ)生まれ。地元で学び、デビューした後、1893年にイタリアに留学。その後、生地やワルシャワの劇場のプリマドンナとして活躍。1901年になってついにイタリアで大きな活躍をするようになった。クルセニツカは、《蝶々夫人》を最初に成功に導いた歌手として名高い。同じ年、スカラ座での初演が大失敗に終わったこのオペラを、ブレッシャでの再演の際に歌い、絶賛されたのだ。1906年には、トスカニーニの指揮でシュトラウス《サロメ》イタリア初演のタイトルロールを歌い、センセーションを巻き起こしている。暗い色彩の情感豊かな歌は説得力が大きい。加えて、非常な美女としても知られており、細心の演技とあいまって、舞台での存在感は極めて大きかったという。ここには、1902年のワルシャワ録音から、既に舞台を引退した後の1928年米国録音まで、貴重な録音を集めている。エレナ・ルシュコフスカ(1877頃−1948)は、地元でデビュー、ウィーンを経て、1908年にスカラ座に初登場。以降、ワルシャワ、ウィーン、イタリア各地と、幅広く活躍した。シュトラウス《バラの騎士》のポーランド初演で元帥夫人を歌っている。ここには、スカラ座デビューの翌年、1909年のミラノ録音と、全盛期の1921年のワルシャワ録音が収録されている。
53006-2
(3CD)
\7200
「フランシスコ・ヴィニャス 全録音」
 ドニゼッティ:《ルクレツィア・ボルジア》,
 ヴェルディ:《仮面舞踏会》,《アイーダ》,《オテッロ》、
 ポンキエッリ:《ジョコンダ》、ボーイト:《メフィストーフェレ》、
 フランケッティ:《ジェルマーニア》、
 ワーグナー:
  《リエンツィ》,《タンホイザー》,《ローエングリーン》,
  《マイスタージンガー》,《ワルキューレ》,《パルジファル》、
 マイヤベーア:《預言者》,《アフリカの女》、ビゼー:《カルメン》、
  からのアリア,ほか歌曲(全68トラック)
フランシスコ・ヴィニャス(T)
現在はコンクールにその名を残す、スペインの伝説的大テノール、フランシスコ・ヴィニャス(1863−1933)、その全録音をCD3枚に復刻。ヴィニャスは、デビューが1888年と、当時としては遅めだが、いきなりローエングリーン役を歌って成功、翌年にはスカラ座に招かれ、瞬く間にスペイン、イタリアを中心としたスターにのし上がった。ヒロイックで太く輝かく美声はもちろん、情熱的でありながら歌い崩しの少ない歌も素晴らしい。幸い、ヴィニャスにはほぼ40代に渡って録音が残されており、ワーグナー、ヴェルディ、マイヤベーアなど、当時人気だったオペラを幅広く録音している。100年も前の録音だが、聞く価値は大きい。ウォード・マーストンの最上の復刻によって、音も聞きやすい。録音:1903−1912年

MD+G

642 14432
\2090
ヴァイオリン協奏曲集/タシュナー
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲作品26
 ハンス・プフィッツナー:ヴァイオリン協奏曲作品34
 ヴォルフガング・フォルトナー:ヴァイオリン協奏曲
ゲアハルト・タシュナー(vn)
シュトゥットガルトSDR響[←当時は南ドイツ放送響] 
ハンス・ミュラー=クライ指揮
ベルリンRIAS響
ルドルフ・ケンペ指揮
バーデン=バーデンSWR響[←当時は南西ドイツ放送響]
ハンス・ロスバウト指揮
1922年に生まれ、フーバイやフーベルマンに師事したゲアハルト・タシュナーは、13歳で既にウィーンの聴衆を魅了する腕前を発揮し、その後19歳の若さでゴールトベルクの後任としてフルトヴェングラー/ベルリン・フィルのコンサートマスター(1941-45年)を務めたほどの伝説的ヴァイオリニスト。このアルバムは、没後30年を過ぎ、いっそう注目が集まるタシュナーの遺した貴重な協奏曲録音盤。中でもフォルトナーの協奏曲は彼に捧げられており、フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルとの1949年のライヴ録音もMDGレーベルからリリースされているので、是非聴き比べていただきたい。1954年9月29日、1955年4月17日、ライヴ(ラジオ放送音源)、1950年6月19日

MELODIYA 1CD¥1800

MELCD 1000057
ハイドン:
 弦楽四重奏曲「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」
ボロディン弦楽四重奏団
録音:1984年
MELCD 1000148
¥1690
アレンスキー:
 組曲第1番ト短調 Op.7(*)
 組曲第3番(変奏曲)ハ長調 Op.33(*)
 オペラ「ナルとダマヤンティ」への序奏(+)
スヴェトラーノフ指揮
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1987年(*)/1990年(+)
MELCD 1000167
¥1690
グリンカ:
 愛国の歌(アレクサンドル・ガウク編曲)(*)/
 祈り(管弦楽伴奏歌曲)(+)
 友情の思い出(夜想曲 Op.99;ヨハン・ネポムク・フンメル編曲)(#)
 序曲ト短調(#)/序曲ニ長調(#)
アレクサンドル・ダルゴムイシスキー(1813-1869):
 幻想曲「カザチョーク」(**)/幻想曲「バーバ・ヤガー」(**)
 ボレロ(**)/フィンランド幻想曲(**)
イワン・コズロフスキー(T(+))
スヴェトラーノフ指揮
ソヴィエト国立交響楽団(*/#/**)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団(+)
録音:1977年(*)/1957年(+)/1990年(#)/1984年(**)
MELCD 1000169
¥1690
カリンニコフ:
 組曲ハ短調
 交響的絵画「杉と棕櫚」
 序曲「ブイリーナ」
スヴェトラーノフ指揮
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1990年
MELCD 1000170
¥1690
カリンニコフ:
 交響曲第2番イ長調(*)
 間奏曲第1番イ長調(+)/間奏曲第2番ト長調(+)
 弦楽セレナード ト短調(+)/交響的絵画「ニンフ」(+)
スヴェトラーノフ指揮
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1968年(*)/1990年(+)
MELCD 1000180
¥1690
ニコライ・リムスキー=コルサコフ:
 交響組曲「シェエラザード」Op.65(*)
 音画「サトコ」Op.5(*)/セルビアの主題による幻想曲 Op.6(+)
 「墓前に」(ベリャーエフ追悼の前奏曲)Op.61(+)
スヴェトラーノフ指揮
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1969年(*)/1965年(+)
MELCD 1000817
¥1690
ウラディスラフ・カゼーニン(1947-):
 交響的変奏曲(P協奏曲)(*/#)
 ピアノのためのエチュード=インターヴァル(*)
 「勝利と大失敗」(オルガンのための)(+)
タチアナ・セルゲーエワ(P(*)、Org(+))
マレク・ゴレンシテイン指揮
ロシア国立交響楽団
MELCD 1001021
ハイドン:
 弦楽四重奏曲第67番ニ長調「ひばり」Op.64 No.5 Hob.III:63(*)
モーツァルト:
 弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421(417b)(+)
 クラリネット五重奏曲イ長調 K.581(#)
イワン・モズゴヴェンコ(Cl(#))
ボロディン弦楽四重奏団
ロスチスラフ・ドゥビンスキー、
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(Vn)
ドミートリー・シェバーリン(Va)
ワレンチン・ベルリンスキー(Vc)
録音:1958年(*)/1964年(+)/1969年(#)
MELCD 1001040
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115(*)
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
イワン・モズゴヴェンコ(Cl(*))
リューボフ・エドリナ(P(+))
ボロディン弦楽四重奏団
ロスチスラフ・ドゥビンスキー(Vn)
ヤロスラフ・アレクサンドロフ(Vn(*))
ドミートリー・シェバーリン(Va)
ワレンチィン・ベルリンスキー(Vc)
録音:1974年(*)/1972年(+)
MELCD 1001150
ショパン:
 ロンド ハ短調 Op.1(*)/マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5(*)
 マズルカ ヘ短調 Op.6 No.1(*)/夜想曲変ロ短調 Op.9 No.1(*)
 舟歌 嬰へ長調 Op.60(*)/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58(+)
イサーク・ミフノフスキー(P)
録音:1966年(*)/1968(+)
MELCD 1001155
¥1690
モスクワのパウル・クレツキ
 ウェーバー:オペラ「オベロン」序曲
 ブラームス:悲劇的序曲 Op.81
 シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
パウル・クレツキ指揮
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1968年、モスクワ

独MONOPOLE RECORDS 1CD¥1500

MONO 007 シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 D960
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ
ブラームス:ラプソディー op79-2
マリア・ユーディナ(P)
1947-1952 録音
MONO 015 JSバッハ:半音階的幻想曲とフーガ BWV903
JSバッハ:前奏曲とフーガ BWV882、BWV887
リスト:バッハの主題による変奏曲
ブラームス:間奏曲
 Op117-3、Op118-1、Op118-4、Op119-3
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番
マリア・ユーディナ(P)
マリア・コゾルポヴァ(Vn)
1947-1956 録音
MONO 003 モーツァルト:
 ピアノ・ソナタ第8番 K310
 ピアノ・ソナタ第11番 K331
 ピアノ・ソナタ第14番 K457
 幻想曲 K475/幻想曲 K397
マリア・ユーディナ(P)
1947 録音
MONO 004 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(1949)
(2)ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲(1947)
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
(1)アレクサンドル・ガウク指揮
ソビエト国立管
(2)クーベリック(指揮)
プラハ放送響
MONO 008
(2CD)
ショスタコーヴィチ:
 交響曲第10番(2台ピアノ版)*
 前奏曲とフーガ op87.1-7
 前奏曲とフーガ op87.8/ 12-14/16/20/22-24
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(P)
モイセイ・ヴァインベルグ(P)*
1951-1954 録音  (初出?)
MONO 010 モーツァルト:レクイエム K626(1950) ヨゼフ・クリップス(指揮)
ヴァルター・ルートヴィッヒ
ハラルト・プレーグルヘフ
ワルター・ペック
ウィーン・ムジークフェライン
MONO 011 (1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
(2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 op100
(3)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 K216
 1953 録音
(1)レオニード・コーガン(Vn)
カール・エリアスベルグ(指揮)
ソビエト交響楽団
(2)レオニード・コーガン(Vn)
アンドレイ・ムイトニク(P)
(3)レオニード・コーガン(Vn)
カール・エリアスベルグ(指揮)
ソビエト交響楽団 
CBCD 001 Werner Egk(1901-1983)(エック・ヴェルナー):
 魔法のヴァイオリン(3幕オペラのハイライト)
エック・ヴェルナー(指揮)
バイエルン放送響
マルセル・コルデス(Kaspar)
エリカ・ケート(Gretl)
エリザベス・リンデルメイヤー(Ninabella)
リチャード・ホルム(Amandus)
マックス・プローブスティ(Guldensack)
ゴットロブ・フリック(Cuperus)
カール・オステルタグ(Fangauf)
ヨゼフ・クナップ(Schnapper)
ポール・クーエン(Richter)
エミール・ガウ/ワルターブラヒト(Lakeien)
1954 録音
CBCD 002
(2CD)
ウェーバー:歌劇「オベロン」 ハンス・ミューラー・クレイ(指揮)
南ドイツ放送管、合唱団
Hanne Muench(ファティマ)
Paula Bauer(パック)
Friederike Sailer(マーメイド)
Franz Fehringer(オベロン)
Karl Liebl(ヒュオン)
Helene Bader(レツィア)
Robert Titze(シェラスミン)
Podiumではプシホダのドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲を指揮している。1953 録音

MUSICAL CONCEPTS 1CD¥1300

ALC1007 ユッシ・ビョルリンク・イン・コンサート
 オペラ・アリアと二重唱集
ユッシ・ビョルリンク
カーネギー・ホールでのライブ録音。
ALC1008 E・シュヴァルツコップ/アリア集
 R・シュトラウス:4つの最後の歌
  (1953 アッカーマン(指揮)フィルハーモニア)
 モーツァルト:オペラ・アリア集
  (1955 カラヤン(指揮)フィルハーモニア)
  (1953 プリッチャード(指揮)フィルハーモニア)

MUSIC&ARTS

M&ACD 1200
\2200→¥1990
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第30番(1954年6月20日)、
 ディアベルリの主題による33の変奏曲(1954年6月18日)
ルドルフ・ゼルキン(P)
プラド音楽祭ライヴ 1954。まさに頑固一徹の職人気質で一生を送った名ピアニストルドルフ・ゼルキン。その辛口なピアニズムは、ベートーヴェン、ブラームスの晦渋な側面を見事にあぶりだして高い評価を得ている。当演奏は、盟友カザルスの創設したプラド音楽祭におけるライヴ録音で、ゼルキンの全盛期。ベートーヴェン晩年の深遠な音楽世界がゼルキンによって解放される。かっと熱くなる巨匠なので、ライヴ録音こそ本領発揮と言えるだろう。天才エンジニア、キット・ヒッギンソンによる名復刻。
M&ACD753
〔リマスター・再発売〕
\2200→¥1990
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
 1945年9月1日NBC 8Hスタジオ・ライヴ
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
 1945年5月8日NBC 8Hスタジオ・ライヴ
トスカニーニ指揮
NBC響
いずれもアメリカの戦勝記念日という特殊な状況下で、異常な高揚を見せるライヴ。トスカニーニはテンポ、音量を自在に変化させ、堂々たる威容を誇示し、迫力満点の統率を見せます。かつてM&Aから同品番で発売されておりましたが、昨年スナイダー(ステレオの“悲愴”のレストアでお馴染み)によって改めてサウンド・レストアがなされました。非常に聴きやすい音質に仕上がっております。フリーダムの勝利を祝うコンサートがドイツのベートーヴェンのがちがちな名作をイタリア出身の巨匠トスカニーニが指揮する演奏というなかなか複雑な状況です。
M&ACD1199
¥1990
世界初出 ワルター、ソニー録音前日の「復活」!
 マーラー:交響曲第2番「復活」
ワルター指揮
ニューヨーク・フィル、
マリア・シュターダー(S),
モーリン・フォレスター(CA)
ソニー録音は翌58年にもまたがった収録だが、さすが一発ライヴの凄みが泣かせる。完成させること自体に執念を感じさせるスタジオ録音に対し、こちらはワルターらしい激情が前面に出ている。CD1枚に収まっているのも嬉しい限り。1957年2月17日カーネギーホール・モノラル・ライヴ
M&ACD1201
(2CD)
¥4400→¥3990
トスカニーニ追悼演奏会(1957年2月3日 SOA(旧NBC響))
 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(ワルター指揮 SOA モノ)
 ドビュッシー:交響詩「海」(ミュンシュ指揮 SOA モノ)
 エルガー:エニグマ変奏曲(モントゥー指揮 SOA モノ)
指揮者なしSOA(シンフォニーオヴ・ジ・エアー)
 1954年9月21日ステレオ録音
 ワーグナー:「名歌手」前奏曲、
 チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲、
 ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲
トスカニーニの手兵NBC響はトスカニーニ引退後にシンフォニー・オヴ・ジ・エアー(SOA)と改組し、指揮者を置かずに独自の活動を暫く続けた。ワルターの「英雄」のみ知られていたトスカニーニ追悼演奏会だが、何とミュンシュ、モントゥーもSOAの指揮台に立っていた。いずれもトスカニーニが得意とした曲であり、この3巨匠はNBC響ともお馴染みだっただけにいずれも見事な演奏。ボーナスとしてSOAのステレオ・スタジオ録音が収録されている。これもトスカニーニ引退数ヶ月の録音だけにトスカニーニの演奏かと見紛う切れ味。

MYTHOS 1CD¥2400

ついにMYTHOSレーベルからCDが発売!!製造にあたっては、指定工場のCD用スタンパーの特性を十分に考慮し、MYTHOSレーベルの上級グレードに位置する「グロリアス・ヘリテージ」と同等のシステムを利用したマスターを使用している。
MPCD 5003 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/「エグモント」序曲 フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィル
1947年5月27日、ベルリンでの録音 DGG LPM18724 ホワイト・レーベル・サンプル盤からの復刻
MPCD 5011 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル
1944年12月の録音 URANIA URLP 7095 マトリックス E3KP-4454-1A/E3KP-4555-1からの復刻

MYTO 1CD¥1800

3CD 00128
(3CD)
\5400
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
 ボーナス:
  リ-ザ・デラ・カ-ザの1956.7.24コンサート(ザルツブルグ)
ミトロプーロス指揮
ウィーン・フィル、
ウィーン国立歌劇場合唱団
チェザーレ・シエピ(ドン・ジョヴァンニ)
ゴットローブ・フリック(騎士長)
エリザベス・グリュンマー(ドンナ・アンナ)
レオポルド・シモノー(ドン・オッターヴィオ)
リザ・デラ・カーザ(ドンナ・エルヴィーラ)
フェルナンド・コレナ(レポレッロ)
ワルター・ベリー(マゼット)
リタ・シュトライヒ(ツエルリーナ)
1956/7/24
2CD 00129
(2CD)
\3600
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」
 ボーナス:
  リチャード・タッカーと
   テバルディのトスカより
   (1956/1/7 メトロポリタン・オペラ・ハウス)
ティボール・コズマ指揮
メトロポリタン歌劇場管、合唱団
キルスティン・カースティン(ミミ)
ローレル・ハーレイ(ムゼッタ)
リチャード・タッカー(ロドルフォ)
エットーレ・バスティアニーニ(マルチェロ)
ゲオルグ・チエハノフスキー(ショナ−ル)
チェザーレ・シエピ(コッリーネ)
1957/3/30
2CD 00133
(2CD)
\3600
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
 ボーナス:
  1955/9/29カラヤン(指揮)
   カラスのルチア
トゥリオ・セラフィン指揮
RAIローマ管、合唱団
マリア・カラス(ルチア)
ローランド・パネライ(エンリコ)
エウジェニオ・フエルナンディ(エドガルド)
ジュゼッペ・モデスティ(ライモンド)
エルヴィラ・ガラッシ(アリーザ)
ディノ・フォルミチーニ(アルトゥーロ)
ヴァリアノ・ナタリ(ノルマンノ)
1957/6/26
00124
(2CD)
ヴェルディ:歌劇「運命の力」 アニタ・チェルクェッティ(レオノーラ)
ジュリエッタ・シミオナート(プレツィオジッラ)
プレル・ミランダ・フェラーロ(ドン・アルヴァーロ)
アルド・プロッティ(ドン・カルロ)
ボリス・クリストフ(グァルディアーノ神父)
レナート・カペッキ(フラ・メリトーネ)
アントニオ・マッサリア(カラトラーヴァ侯爵)
ヴェラ・プレスティ(クッラ)
エラルド・コスタ(村長)
アデロ・ザゴナラ(マストロ・トラブーコ)
レンゾ・ゴンザレス(軍医)
ニノ・サンツォーニョ(指揮)
演奏:1957.9.28 RAI ローマ録音
00125 レナータ・テバルディ/ブエノス・アイレス
 フィガロの結婚/蝶々夫人/ヴィルリ/オテロ
 マノン・レスコー/ラ・ボエーム
レナータ・テバルディ
1953/8/7 録音 マリア・カラスと同時代だったため比較されたがプッチーニ歌手としては最高の歌手。
00126
(2CD)
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 アントニエッタ・ステッラ(アイーダ)
クルト・バウム(ラダメス)
ブランケ・テボム(アムネリス)
ジョージ・ロンドン(アモナスロ)
ジョルジョ・トッツィ(ランフィス)
ジェイムズ・マックラッケン(エジプト王)
ファウスト・クレヴァ(指揮)
1957.5.29 MET
991H024
〔再発売〕
リューバ・ヴェリッチュ/リサイタル
 サロメ/ドン・ジョヴァンニ/トスカ/スペードの女王
 魔笛/メリー・ウイドウ/
 ロシアの皇太子こうもり/ジプシー男爵
リューバ・ヴェリッチュ
最も得意としたサロメはさすがに絶品!
2MDCD0001
(2CD)
\3600
ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」
 (+1965.3.15 F.コレッリのエルナーニ)
レオンタイン・プライス(エルヴィラ)
フランコ・コレッリ(エルナーニ)
マリオ・セレ-ニ(ドン・カルロ)
チェザーレ・シエピ(ドン・ルイ・ゴメス・シルヴァ)
トマス・シッパーズ(指揮)
メトロポリタン・オペラ管、合唱団
1965.4.10 NY ライブ 1960年代のコレッリとプライスのデュオは有名。
2MDCD0002
(2CD)
\3600
ドニゼッティ:歌劇「パリジーナ」 モンセラ・カバリエ(パリジーナ)
ジェローム・プルエット(ウーゴ)
ルイ・キリコ(アッゾ)
ジェームス・モリス(エルネスト)
イヴ・ケラー(女性指揮者)
ニューヨーク・オペラ管
1974.3.6 NY ライブ
2CD 071.H122
(2CD)
\3600
ベルク:歌劇「ヴォツェック」(伊語)(1954)
 ボーナス:
  ベルク:ヴァイオリン協奏曲
ティト・ゴッビ、ドロシー・ドウ、
ヒューグ・キュエノー、
ミルト・ピッキ、
イタロ・ターヨ、
ペトレ・ムンテアヌRAI
サンツォーニョ(指揮)
ボーナス:
 ヨゼフ・シゲティ(Vn)
 ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)
 NBC交響楽団
1945.12.30 ライブ ゴッビのヴォツェックは素晴らしいはまり役。

OLYMPIA 1CD¥1800

MKM 180
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.2
 第4番変ホ長調 Op.7
 第8番ハ短調「悲愴」Op.13
 第10番ト長調 Op.14 No.2
エミール・ギレリス(P)
録音:1980、1985年、ベルリン 原盤:DG
MKM 181
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.3
 第5番ハ短調 Op.10 No.1
 第6番ヘ長調 Op.10 No.2
 第7番ニ長調 Op.10 No.3
エミール・ギレリス(P)
録音:1973、1980、1985年、ベルリン 原盤:DG
MKM 182
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.4
 第11番変ロ長調 Op.22
 第12番変イ長調 Op.26
 バレエ「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ
  (エロイカ変奏曲)変ホ長調 Op.35
エミール・ギレリス(P)
録音:1973年、フィンランド、トゥルク/1980、1985年、ベルリン 原盤:DG
MKM 183
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.5
 第13番変ホ長調 Op.27 No.1
 第14番変イ長調「月光」Op.27 No.2
 第15番ニ長調「田園」Op.28

エミール・ギレリス(P)

録音:1980、1982年、ベルリン 原盤:DG
MKM 184
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.6
 第16番ト長調 Op.31 No.1
 第17番ニ短調「テンペスト」Op.31 No.2
 第18番変ホ長調 Op.31 No.3
エミール・ギレリス(P)
録音:1975年、フィンランド、トゥルク/1981年、ベルリン 原盤:DG
MKM 185
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.7
 第19番ト短調 Op.49 No.1/第20番ト長調 Op.49 No.2
 第21番ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53
 第23番ヘ短調「熱情」Op.57
 第25番ト長調 Op.79
エミール・ギレリス(P)
録音:1972、1973、1974、1982、1984年、ベルリン 原盤:DG
MKM 186
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.8
 第26番変ホ長調「告別」Op.81a
 第27番ホ短調 Op.90
 第30番ホ長調 Op.109
 第31番変イ長調 Op.110
エミール・ギレリス(P)
録音:1974、1985年、ベルリン 原盤:DG
MKM 187
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.9
 第28番イ長調 Op.101
 第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
エミール・ギレリス(P)
録音:1972、1982年、ベルリン 原盤:DG
MKM 179
【旧譜・再案内】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.1
 第2番イ長調 Op.2 No.2
 第3番ハ長調 Op.2 No.3
 選帝侯ソナタ 変ホ長調 WoO 47 No.1
 選帝侯ソナタ ヘ短調 WoO 47 No.2
エミール・ギレリス(P)
録音:1981、1984、1985年、ベルリン 原盤:DG

OPERA D’ORO 1CD¥900

OPD 1466
(3CD)
R・シュトラウス:歌劇《ばらの騎士》 クレーア・ワトソン(S)、
カール・リッダーブッシュ(Bs)、
カルロス・クライバー(指揮)、
バイエルン国立歌劇場管&合唱団、他
クライバーが多くの名演奏を残した「ばらの騎士」。オペラ・ドーロから発売となる録音は、1974年7月20日にモナコで行われた公演を収録したライブ録音。
OPD 7032
(2CD)
A・カタラーニ:歌劇《ローレライ》
 (録音:1968年2月13日/ミラノでのライヴ)
エレナ・スリオティス(S)、
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)、
ミラノ・スカラ座管&合唱団、他
OPD 7034
(3CD)
ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》
 (録音:1970年10月25日/ウィーンでのライヴ)
フランコ・コレッリ(T)、
ホルスト・シュタイン指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団、他
OPD 1460
(2CD)
ダニエル=フランソワ=エスプリ・オベール(1782−1871):
 歌劇《黒いドミノ》(録音:1950年/パリでのライヴ)
ジャニーヌ・ミショー(S)、
ジュール・グレシェ(指揮)、
フランス放送リリック・オーケストラ&合唱団、他
OPD 1462
(2CD)
リッカルド・ザンドナイ(1883−1944):歌劇《コンチータ》
 (録音:1969年9月19日/トリノでのライヴ)
アントニエッタ・ステラ(S)、
マリオ・ロッシ(指揮)、
トリノ・イタリア放送管&合唱団、他
OPD 1465
(2CD)
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》
 (録音:1967年8月22日/ブエノス・アイレスでのライヴ)
コーネル・マックニール(Br)、
フェルナンド・プレヴィターリ(指揮)、
コロン歌劇場管&合唱団、他
OPD 1467
(3CD)
マイヤベーア:歌劇《アフリカの女》
 (録音:1971年/フィレンツェでのライヴ)
ジェシー・ノーマン(S)、
リッカルド・ムーティ(指揮)、
フィレンツェ五月音楽祭管&合唱団、他
OPD 1468
(2CD)
ヴェルディ:歌劇《エルナーニ》
 (録音:1969年12月7日/ミラノでのライヴ)
プラシド・ドミンゴ(T)、
アントニオ・ヴォットー(指揮)、
ミラノ・ミラノ・スカラ座管&合唱団、他
OPD 1469 モーツァルト:歌劇《ツァイーデ》
 (録音:1956年10月24日/シュトゥットガルトでのライヴ)
フリッツ・ウンダーリヒ(T)、
アルフォンス・リシュナー(指揮)、
シュトゥットガルト放送交響楽団&合唱団、他
OPD 1470
(2CD)
ロッシーニ:歌劇《とてつもない誤解》
 (録音:1971年1月8日/ナポリでのライヴ)
セスト・ブルースカンティーニ(Bs)、
ブルーノ・リガッチ(指揮)、
アレッサンドロ・スカルラッティ管、他

OPUS蔵 1CD¥2400

OPK 2066
\2190
アメリカ盤SPより復刻
 (1)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S124 <rec.1938>
 (2)ベートーヴェン:
   11のウィーン舞曲集 (前半)  <rec.1940> 5'38"
 (3)リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調S125 <rec.1938>
 (4)ベートーヴェン:
   11のウィーン舞曲集 (後半) <rec.1938> 6'51"
 (5)リスト:交響詩「レ・プレリュード」<rec.1940> 14'44"
(1)(2)(3)エミール・フォン・ザウアー(P)
フェリックス ワインガルトナー指揮
(1)(3)パリ音楽院管
(2)(4)ロンドン・フィル
(5)ロンドン響
もしオーパス蔵がオリジナルのSP盤から復刻してくれたら…。初出時にかなり良い条件で聴いて魅了されたザウアーの、あの燦然ときらめいて充実感たっぷりだったピアノの美音に再会できるのではないか。いや絶対、あのピアノの音は、SP盤の音溝に刻み込まれたすべての情報をとりだすことに成功して来たオーパス蔵にしか不可能な、ディスクに秘められた音の宝石に違いないと確信しつつも、なかば諦めかけていたところに届いたのがこのディスク。
 マルカート(アクセントをつけてはっきりと)・デチーゾ(明確に)と指示された冒頭の第1主題を弾くフォルティシモの弦のユニゾン。これまでに聴いてきたどの復刻盤よりも、ぐっと低めの音だ。「オーパス蔵の音!」との直感。
・・・これまでの復刻盤ではついぞ聴きとりにくかったピアノの左手(低音)の和音が、超高域で動く右手の活躍をしっかりと支えて“完璧にピアノらしい音の響き”を構築する。もうここまで聴いただけで勝負は決まり。(小林利之氏)
 ザウアーのリストはこれほどしっかりした演奏とは思っていませんでした。歳をとって音が出ないのではなく、音を取り出せてなかっただけなんですね。「レ・プレリュード」は同時発売のメンゲルベルク盤とかち合っていますが、演奏は全く対照的で比べるのも楽しいです。リストづくしでは疲れると思いベートーヴェンの愛すべき舞曲集を挿みこみました。(相原 了)

OPK 2067
\2190
(1)ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲
  (US Capitol SP使用) <rec.1942>
(2)リスト:交響詩「レ・プレリュード」 <rec.1929> 15'22"
(3)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調作品90 <rec.1932>
(4)マーラー:アダージェット <rec.1926> 7'10"
メンゲルベルク指揮
アムステルダム コンセルトヘボウ管
マーラーは電気録音最初期のものだけに音の悪いのは仕方がないが、既存盤は大いに物足りなく、オーパス蔵からの復刻CDを今や遅しと待ちかねていたのだが、やっと実現の運びとなった。正直に嬉しい。26年のSPをこれ以上の音で再生するのは無理であろうから。・・・・ブラームスの三番は1932年の録音で、野村光一の「名曲に聴く」にも、録音が古い、の一言で無視されているし、ぼく自身もワルターがあれば必要ないと考えていた。しかしオーパス蔵の復刻CDはそんな偏見を見事にくつがえしてしまった。本CDに収められた全四曲中、最も楽器のバランスが良く、音質が良く、歪みの少ないのはこのブラームスだからだ。あのSPの情報量の少なさがウソのようにいろいろな音が聴こえてくる。 (宇野功芳)
マーラーのアダージェットは日本、イタリア、ドイツ、フランス、英国と各国の盤が集まりました。音はフランス盤が明瞭でしたが、雰囲気で優れていたのは英国Columbia盤でした。幸い英国盤特有のスクラッチノイズはなくこれを用いました。「プロメテウス」はテレフンケンの発売はなくアメリカのキャピトルがSPとして出したものです。原盤が悪く発売しなかったのかもしれません。貴重な録音です。(相原 了)(1)US-Capitol SP (2)(3)JP-Columbia SP (4)UK-Columbia SP

ORFEO D’OR

ORFEOR 697072
(2CD)
\4600→¥4180
モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」 グンドラ・ヤノヴィッツ(S フィオルディリージ)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms ドラベッラ)
アドルフ・ダラポッツァ(T フェランド)
ワルター・ベリー(Bs グリエルモ)
エーベルハルト・ヴェヒター(Br ドン・アルフォンソ)
オリヴェラ・ミリヤコヴィッチ(S デスピーナ)
ヨーゼフ・クリップス指揮
ウィーン国立歌劇場管,合唱団
これがクリップスのライヴ、これがクリップスのモーツァルト!!!ヨーゼフ・クリップス(1902-74)はウィーンの名指揮者。戦後すぐの困難な時代には、ウィーン国立歌劇場はクリップスが支えたようなもの。クリップスはモーツァルトに定評があり、多数の交響曲の他、「後宮からの逃走」(2種)、「ドン・ジョヴァンニ」を録音している。この1968年の「コジ・ファン・トゥッテ」を聞くと、それらの録音と随分印象が異なるのに驚かされる。穏やかで優しい温もりのあるモーツァルトなのは同じでも、ずっと音楽が生き生きして、豊かな幸福感に満ち溢れている。そしてクリップスがオーケストラから引き出すウィーンの薫り!これこそクリップスの本領発揮のモーツァルト。歌手は、ヤノヴィッツとルートヴィヒの黄金の姉妹に、オペレッタから宗教曲まで幅広く活躍したダラポッツァに、ベリーとヴェヒターというウィーンのベテラン男声低音の二人。モノラルだが、音は良好。録音:1968年9月22日,ウィーン国立歌劇場,ライヴ録音

オタケン・レコード(通常CD)

TKC 309
\2300
ベートーヴェン:交響曲 第9番「合唱」ニ短調 作品125 フルトヴェングラー指揮
バイロイト祝祭管&合唱団
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、
エリーザベト・ヘンゲル(コントラルト)
ハンス・ホップ(テノール)、
オットー・エーデルマン(バス)
おお友よ。これまでのような音ではなくもっと良い音の「バイロイトの第九」を。この度、さる信頼できる筋から提供されたこのCDの原盤となった音源は、某製作関係者が所持していた予備マスターのデジタルコピー、とのことです。通常、レコーディング時には本番マスターとは別に予備マスターを製作し、別所に保管して本番マスターのトラブルに備えますが、その意味では「バイロイトの第九」にも予備マスターが存在しても少しも不思議はないと言えます。予備マスターは通常、本番マスターのコピーかサブ・レコーダーによる同時録音によって製作され、本番マスターより音質的には劣るとされています。ところが「バイロイトの第九」のような超人気録音となると、ちょっと事情が違ってきます。おそらく「バイロイトの第九」の本番マスターは、世界各国で再版が繰り返される度に酷使され、今日においては相当劣化しているものと思われます。それに対し、この予備マスターが仮にその初期段階においてコピーされたものであり、しかも良条件で保存されていたものであるとするなら、今の段階ではその音質は本番マスターのそれをはるかにしのぐものと推定されます。はたして、それが腰を抜かさんばかりのすぐれた音質であることを確認するのに時間は要しませんでした。今回、この音源をCD化するに際し、せっかくですから多少の修復は施しましたが、デジタル的改ざんは一切していないことはこれまで通りです。そしてこのようにして完成された本CDの音質は、既出盤のそれとは全く異次元のものであることは言うまでもありません。OTAKENの「ルツェルンの第九」(TKC307)を聴かれた方は、オケ部と声楽ソロ部においてその音質に準ずるかそれに迫る勢いの音質、と言えば想像して頂けましょう。この「音の世界遺産」ともいうべき貴重な音源による「バイロイトの第九」は、広くすべての音楽愛好家が末長く聴いていただくに足る「必携盤」であると同時に、ファン・研究家の方々には、又ここからあらゆる論議を始めていただくための「必聴盤」でもあるのです。まずはともかく御一聴の程を。この世紀の名演の完全復活を、皆様方とともにお喜びいたしたく存じ上げる次第です。(オタケンレコード 太田憲志)
録音:1951年7月29日 バイロイト祝祭劇場におけるライブ録音音源:プライベート・アーカイブ

PAVANE 1CD¥2400

ADW 7436 エリカ・パウエルスのポートレート〜
 プッチーニ:
  この柔らかなレースの中で、母もなく、
  ある晴れた日に、私の名はミミ/
 グノー:何と美しいこの姿/
 ビゼー:ここが密輸業者の隠れ家ね…何を恐れることがありましょう/
 A・デ・ブーク:ひまわり/
 モーツァルト:
  ああ私には分かっていたわ!K.272、
  私の感謝をお受け下さいK.383/
 レハール:ヴィリアの歌、唇は黙っていても
エリカ・パウエルス(S)、
マルコ・バッカー(Br)、
BRT管 他
エリカ・パウエルスは、王立フランダース歌劇場を中心に長きに渡り第1線で活躍してきたベルギーのソプラノ奏者。特に定評のあったプッチーニのアリアを中心とした録音では、パウエルス全盛期の歌声を知ることができる。1968年〜1979年の録音。

PONTO

PO 1054
(3CD)
\3600
ヘンデル:歌劇「ラダミスト」(イタリア語歌唱)(1984)
ボーナス・トラック:
 エルガー:海の絵 Op.37
  ジャネット・ベイカー(A) 
  ショルティ指揮
  シカゴ交響楽団  1984年5月
ジャネット・ベイカー、
マルコルム・キング、
デッラ・ジョーンズ、
マーシン・ヒル
ロジャー・ノリントン指揮
イギリス室内管弦楽団
PO 1055
(3CD)
\3600
ワーグナー:歌劇「恋愛禁制」(1976年5月)
ボーナス・トラック:
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」(抜粋)(英語)
 クリフォード・グラント、マーガレット・カーフェイ、
 ライムンド・ヘリンクス、ジュディス・ターナー
 ニコラス・ブラスワイト指揮
 Sadler`s Wells Opera Orchestra 1971年9月
ライムンド・ヘリンクス、
アレクサンダー・ヤング、
イアン・カレイ、
エイプリル・カンテロ、
リゼ・ヴォルフサー・エドワード・ダウンズ指揮
BBC交響楽団  

PROFIL 1CD¥2400

PH 06040
(2CD)
ヤナーチェク:
 歌劇「カーチャ・カバノヴァー」(全曲、ドイツ語歌唱)
カーチャ:エルフリーデ・トレッチェル(S)
ボリス:ヘルムート・シントラー(T)
マルファ:ヘレーナ・ロット(A)
ディコイ:ハインリヒ・プフラァンツル(Bs)
エルンスト・リヒター指揮
ドレスデン国立歌劇場O&Cho
物語はアレクサンドル・オストロフスキーの戯曲「嵐」により、ロシアのヴォルガ河畔を舞台に嫁姑関係のこじれあり、不倫あり、身投げありのまさにヴェリズモといってよい内容。ヤナーチェク作曲のオペラの評価は、1976年からのチャールズ・マッケラスの録音により近年非常に高まりつつあるが、当盤は彼が「カーチャ・カバノヴァー」をイギリスで初演して注目を集めるよりはるか前、Supraphonが録音する(1959年クロムプホルツ盤)よりも10年早い1949年、ドレスデン国立歌劇場(ゼンパー・オーパー)による全曲録音。録音:1949年
PH 07031 ドヴォルザーク:歌劇「ジャコバン党員」Op84(抜粋)
第一幕
 僕たちはしばし待っている(村の若者たちの合唱)
 あぁ私の美しいひと、あぁ私の愛らしいひとの
  (テリンカとゲオルクのデュエット)
 今日、小さな美しい歌を(城代のシーンとゲオルクの小歌)
 おろか者を待て(城代の歌)
 とにかく君と話したいんだ(テリンカとゲオルクのデュエット)
 私の目を見て(シーンとテリンカとゲオルクのデュエット)
第二幕
 どうしてそんなに不機嫌にノ(テリンカのアリア)
 どうやって私は耐えればいいのかノ(テリンカとゲオルクのデュエット)
 さらなるよそ者にわれわれは(《故郷の歌》
  (ゴットフリートーユーリエーテリンカーゲオルクーベンダ)
 今日君もが勝利を収めたとき
  (ゴットフリート、アドルフ、ベンダ、テリンカ、
  城代、ゲオルクと合唱のシーン)
第三幕
 従順に私はひざまづきます(ベンダのアリア)
 なんと美しい(シーンと伯爵、ベンダによるデュエット)
 かわいい子よ、お眠り(ユーリエの子守唄)
 ご主人様、おゆるしを!(ユーリエと伯爵のシーン)
 わが息子よ!わが息子よ!
  (伯爵とゴットフリートのデュエットとフィナーレ)
ウィルヘルム伯爵ハラソフ:ズヴェン・ニルソン(Bs)
ゴットフリート:マシュー・アーラースマイヤー(Br)
ユーリエ:マルガレーテ・テシェマヒャー(Sp)
スチュワード城代:ハインリヒ・プフランツル(Bs)
ゲオルク:ローレンツ・フェーエンベルガー(Tn)
カール・エルメンドルフ(指)
ドレスデン国立歌劇場O&Cho少年合唱団
18世紀末のボヘミアの田舎を舞台とするこのオペラは、1898年にプラハで初演された。2007年11月に3演目を引っさげて来日公演を行うドレスデン国立歌劇場(ゼンパーオーパー)による1943年の演奏。生き生きとした田舎の生活、叙情的な愛のシーン、ドラマティックなクライマックス・・・見事なまでのコントラストをもって表現したメロディ・メーカーの作品を粒ぞろいの演奏家たちが再現する。
PH 07025
(2CD)
ツァラ・レアンダー:生誕100周年記念盤 伝説的ドイツ語録音集
【CD1】:ビッグ・ショウと映画シリーズ
 ベナツキー:オペレッタ「天の扉のアクセル」より
  縛られた手、今日の女、ムービースター・シャンソン
 1937年製映画「プレミエ」より
  メルシー、友よ、とても美しかった、
  たぶん私はまだ一度も愛されていない
 1937年製映画「世界の涯てに」より
  深きあこがれ、雨の中に立つ、イエッサー!
 1937年製映画「南の誘惑(ハバネラ)」より
  風が私に歌ってくれた、きみはそれを知ることはできない
 1938年製映画「故郷」より
  星が3つ光るのを見た, 女は恋して初めて美しくなる、
  青いキツネ 他全77曲
ツァラ・レアンダー(Vo)
スウェーデン生まれの女優で歌手のツァラ・レアンダーの生誕100年を記念する伝説的録音集。彼女は1930年代からドイツを中心に活躍した。そのキャリアの中で映画から舞台に活動の中心を移し観客に愛されてきたレアンダーは、戦後に苦しい時代も経験しましたが、その歌声を人々から忘れられることのない、まさしく「ディーヴァ」でした。彼女の没後25年(2006年)と生誕100年(2007年)にあわせてリリースされるこの録音集は本人出演の映画、舞台からのナンバーに加え、未公開ボーナストラックを含む全77曲からなっている。1936年から1952年に録音されたものだが、驚かされるのが彼女の声の変化。瑞々しい30代前半の声、そして円熟味を増した40代後半の声。その間にどんな人生を積み重ねたのか、興味をかきたててやまない。

RELIEF

CR 2001
(2CD)
\3600
レハール:オペレッタ「微笑みの国」(全曲) スー・チョン殿下:ルドルフ・ショック(Tn)
フェルディナンド・リヒテンフェルス伯爵:ブルーノ・ファルケンベルク(B)
リーザ:エディット・メンツェル(Sp)
グスタフ・フォン・ポッテンシュタイン伯爵:ヴェルナー・オルセン(Tn)
ミー:ゲルティ・クライバー(Sp) 
チャン:ハンス・エッペ(Br)
エヴァルト・ケルナー(指)
ブラウンシュヴァイク州立劇場O&Cho
「微笑みの国」は「メリー・ウィドウ」と並ぶレハールの大傑作だが、意外にも全曲録音は多くない。初演は1929年、ベルリンだが、当盤はレハールの没後10年の1958年、ライヴ録音。全曲に当時、ヨーロッパで大流行したオリエンタリズム(=東方趣味)を感じさせるメロディがあふれている。有名な「君こそわが心のすべて」は、観客の熱狂的な拍手に答えてなんと3回もアンコールをしている!録音:1958年5月4日Live
CR 1910
\2000
モーツァルト:「魔笛」(抜粋) ザラストロ:ゴットロープ・フリック(Bs)
タミーノ:ルドルフ・ショック(Tn)
夜の女王:ヴァレリー:バーク(Sp)
パミーナ:ローレ・ヴィスマン(Sp)
パパゲーナ:リタ・シュトライヒ(Sp)
パパゲーノ:ホルスト・ギュンター(Br)
ハインリヒ・ホルライザー(指)
スイス・ロマンド管
ジュネーブ大劇場合唱団
ショックは「リヒャルト・タウバーのあと、ルドルフ・ショックほど人気のあったドイツ語圏のテナーはいない」と言われていた。レパートリーはモーツァルトからワーグナーまでと幅広いものだったが、「魔笛」のタミーノこそがショックの約40年のキャリアで、最も頻繁に歌った役柄だった。このジュネーブでのライヴ録音が唯一のもの。ショック、37歳の録音だが、なんと若々しく英雄的なタミーノだろう!モーツァルトのスタイルに忠実な正統的歌唱でいて、高貴な王子の姿を魅力的に描写している。

SUPRAPHON 1CD¥1700

SU 3832
¥1700→¥1550
「ターリヒ・エディションVol.12」
 ドヴォルザーク:
  (1)交響曲第6番ニ長調Op.60
  (2)交響曲第7番ニ短調Op.70
ヴァーツラフ・ターリヒ指揮
チェコ・フィル
このドヴォルザークの2曲は大戦間期にターリヒの名を一躍有名にした記念すべき録音。当時のレビューをひも解くと“魔術師ターリヒ”とまでもてはやされていたほど。たとえばスコットランド管弦楽団の客演指揮者として、1926-27のシーズンでは30公演のうちじつに26回も指揮する活躍ぶり。作曲者が音楽の道へと進むきっかけを作った大恩人であり、レパートリーのかなめであるターリヒのドヴォルザーク。指揮者が育て上げたオケ固有の音色の魅力に加え、以降チェコ・フィルの看板としての流れを決定づけたきわめつけの演奏。録音:1938年11月ロンドン、アビー・ロード・スタジオ(HMV)モノラル

SU 3833
¥1700→¥1550
「ターリヒ・エディションVol.13」
 ドヴォルザーク:
  (1)交響曲第8番ト長調Op.88
  (2)交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
ヴァーツラフ・ターリヒ指揮
チェコ・フィル
かのフルトヴェングラーは、注目の的であったターリヒを次のように褒め称えたといわれている。「ターリヒの周囲の指揮者たちは、彼が今度どんなものを持ってくるのかいくぶんそわそわしている」ターリヒ自身が何度演奏しても辿り着けない高みと熱く語る「新世界交響曲」。同じチェコ・フィルとの49年録音などがあるなかで、これはターリヒにとって最後にあたるもの。録音:(1)1951年10月(2)1954年9月プラハ、芸術家の家モノラル
SU 3834
¥1700→¥1550
「ターリヒ・エディションVol.14」
 (1)ヘンデル:オーボエ協奏曲ト短調HWV.287
 (2)バッハ:ピアノ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052
 (3)同:管弦楽組曲第3番ニ長調BWV.1068
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
フランティシェク・ハンターク(Ob)
ヴァーツラフ・ターリヒ指揮
(1)(2)チェコ・フィル
(3)スロヴァキア・フィルハーモニック室内O.
1940年代後半チェコにおいてその普及に努めたターリヒのバッハが聴ける一枚。巨人リヒテルとの一期一会の協奏曲は「プラハの春音楽祭」コンサート前夜に行なわれた録音。ちなみに1954年はスメタナ生誕130周年&没後70周年、ドヴォルザーク没後50周年、ヤナーチェク生誕100周年にあたることから、テーマはチェコ音楽年。ターリヒの指揮で幕を開け、語り草とも言えるほどの活況を呈した。そして、いまではほとんど聴けなくなってしまったフルオケによる巨大な管弦楽組曲。なかでもアリアは絶品。ほかにチェコ・フィル首席の名技が楽しめるヘンデルも収録。録音:(1)1955年3月(2)1954年6月プラハ(3)1950年6月ブラチスラヴァモノラル
SU 3903
\1700→¥1590
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
チェコ・フィル
音楽を大きな構えで捉える豪放なスタイルで知られる巨匠マタチッチが、チェコ・フィルと作ったブルックナー5番。説明不要の名演奏がスプラフォンでも復刻となる。すでに国内盤でも復刻されているが、このたびの本家との音作りの違いも興味津津。録音:1970年11月2-6日プラハ、芸術家の家 ステレオ
SU 3904
\1700→¥1590
マリピエロ:ヴァイオリン協奏曲(1932)
カゼッラ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.48(1928)
アンドレ・ジェルトレル(Vn)
ヴァーツラフ・スメターチェク指揮
プラハSO.
フバイ門下でハンガリーを代表する名手アンドレ・ジェルトレル(1907-1998)。親交のあったバルトーク演奏の権威として知られ、協奏曲やスークとの二重奏曲の録音でみせた確かなアプローチは今も高い評価を得ている。15年にも及ぶ歳月をかけて仕上げられ、1930年代に書かれた最良の成果のひとつとされるマリピエロ作。パリ音楽院に学び、そのマリピエロらとともに楽壇の中心人物として活躍したカゼッラ。この20世紀イタリアのふたりによる協奏曲でも、現代モノに強いジェルトレルの持ち味が活きている。ステレオ

TAHRA

TAH 366
(2CD)
\4600→¥4190
ハスキル&リパッティ/幻の音源集
[CD 1] - Hommage A Clara Haskil〔ハスキル〕
 (1)F.リスト:軽やかさ
 (2)グラウン:ジーグ
 (3)プーランク:プレスト
 (4)メンデルスゾーン:7つの性格的な小品より第4番「軽く軽快に」
 (5)ブラームス:カプリッチョop.76-5
 (6)ブラームス:インテルメッツォop.76-4
 (7)スクリャービン:プレリュードop.50-2
 (8)ラフマニノフ:練習曲「音の絵」op.33-2
 (9)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番(部分)
 (10)R.シューマン:アベッグ変奏曲
 (11)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」
 (12)J.S.バッハ:
    バッハ:コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」(BWV 599)
[CD 2] Hommage A Dinu Lipatti〔リパッティ〕
 (1)J.S.バッハ:
   コラール「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」(BWV 599)
 (2)リパッティのインタビュー
  (インタビュー中で、ショパンのワルツ第3番(イ短調)、
  バッハ=ブゾーニ編のオルガン・コラールヘ長調を演奏)
 (3)インタビュー
 (4)インタビュー
 (5)バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
 (6)リパッティ:左手のためのピアノ・ソナタ
[CD 1]
クララ・ハスキル(P)
ヨッフム指揮
バイエルン放送響((11))
[CD 2]
ディヌ・リパッティ(Pf) 
(1)オイゲン・ヨッフム指揮
バイエルン放送響
(4)パウル・ザッハー指揮
南西ドイツ放送響
長らく廃盤となっていた名盤、「ハスキル&リパッティ/幻の音源集」がジュエルケースで再登場。ハスキルのリストの「軽やかさ」は、霧で煙る美しい港といった風情。ハスキルはモーツァルトで天下をとったピアニスト、ここに収められた「ジュノーム」は、ヨッフムによる伴奏というまさに夢の組み合わせ。夭折の天才リパッティによる肉声がふんだんに収録されているのも、天才が身近に感じられるところ。バルトークのコンチェルトはまさに鬼気迫るものがあり、圧巻。あらためてこの再発がうれしく感じられる。録音:[CD 1(1)1928-29年、(2)-(4)1936年12月、(6)-(9)1958年、(10)ハスキル40代の最後、(11)1954年3月1日、(12)1953年4月11日】 [CD 2](1)1947年、(2)1950年7月27日、(3)1950年11月29日、(4)1950年、(5)1948年5月30日、(6)1943年3月4日
TAH 624
(2CD)
\4600→¥4190
1952年11月8日の演奏会
 ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
 ワーグナー:「タンホイザー」序曲とバッカナール
 ヴェルディ:「運命の力」序曲
1953年1月31日の演奏会
 シューマン:「マンフレッド」序曲
 ロッシーニ:「ウイリアム・テル」〜
  バレエ音楽「パッソ・ア・セイ」
 ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95 「新世界より」
トスカニーニ指揮
NBC響
トスカニーニの二つの演奏会を丸々収録。いずれもかつてCDが出たことのある音源ばかりだが、入手難だったものも多く、またコンサート単位でまとめられているのがありがたいもの。「新世界」交響曲は、2月1日のRCAへのセッション録音の二日前のライヴ。ベートーヴェンの第8交響曲も、11月10日のRCAへのセッション録音の二日前のライヴ。「ウイリアム・テル」のバレエ音楽と「マンフレッド」序曲は、どちらも珍しい音源。ことに「マンフレッド」序曲は他に1946年の録音しか残されていない。いずれもトスカニーニの厳しい造型によるキリリと引き締まった演奏。
TAH 620
(2CD)
\4600→¥4180
モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
マーラー:交響曲第4番
ブルーノ・ワルター指揮
RAIローマ管
カルラ・シュレアン(S)
ブルーノ・ワルターが、ローマに客演した際の貴重な録音が初登場!いずれも1950年代、ワルターが枯れる前の気力漲る演奏。1952年の演奏会は、戦後初のイタリア訪問。モーツァルトのK.550とマーラー4番という超お得意2曲。どちらも、ライヴを含めると、ワルターは多数の録音を残しているが、イタリアの艶やかなオーケストラの音色が、他とは異なった面白い作用を及ぼしている。ベートーヴェンは1954年、ワルター最充実期のライヴだけに、スタジオ録音とは違った白熱の演奏。マーラーだけ、欠落のある粗悪なCD-Rが出たことがあるが、それ以外はいずれもLPでもCDでも発売されたことのない完璧な初出音源。ワルター・マニアなら必携。解説書には、1911年から1956年までの、ワルターのイタリア訪問の様子が紹介されている。録音:1952年4月19日(モーツァルト,マーラー),1954年5月18日(ベートーヴェン)
TAH 617
¥2090
ベートーヴェン:
 うずらの鳴き声 WoO.129,新しき愛、
 新しき人生 Op.75-2,彩られたリボンに添えて Op.83-3
シューベルト:
 音楽に寄せて D.547,春に D.882,シルヴィアに D.891,
 悲しみ D.772,若い尼 D.828,水の上で歌う D.774,
 ミューズの子 D.764,糸を紡ぐグレートヒェン D.118
ブラームス:
 野にひとりいて Op.86-2,テレーゼ Op.86-1,
 死はすがすがしい夜 Op.96-1,子守歌 Op.49-4,
 永遠の愛について Op.43-1,調べのように、僕に Op.105-1,
 静かな夜に,あの下の谷の底では,僕の恋は緑色 Op.63-5,
 愛の誠 Op.3-1,甲斐のないセレナード Op.84-4
エリザベス・シュワルツコップ(S)
エドウィン・フィッシャー(P)
全盛期のシュワルツコップが、RAIトリノのために録音した放送用のスタジオ録音。拍手などはない。このトリノでの録音は、伴奏はなんとピアノの大巨匠エドゥイン・フィッシャー!フィッシャーの温かく深み豊かなピアノは、シュワルツコップに大きな影響を与え、EMI録音とは随分違ったスケールの大きな表情を見せてくれる。録音状態は今一つというところだが、世紀の共演を楽しむには不足ない。録音:1954年2月11日,トリノ
TAH 618
(2CD)
バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232 エミー・ルース(S)
ヒルデ・チェスカ(S)
ゲルトゥルド・ブルグスターラ=シェスター(A)
アントン・デルモータ(T)
アルフレート・ペル(Bs)
ヘルマン・シェルヘン指揮
ウィーン交響楽団
アカデミー・カンマーコーア
アントン・ハイラー(Org)
シェルヘンが20世紀のバッハ復興の立て役者の一人だったことは、余り知られていないのかもしれない。ロマン色を殺ぎ落とした演奏は、今聞いても古めかしくない。シェルヘンはロ短調ミサを2回録音しており、これは旧録音。当時のウィーンの名歌手を起用している。録音:1950年10月、モーツァルトザール

TESTAMENT 1CD¥2100

SBT 1410
\2100→¥1890
R・シュトラウス:《4つの最後の歌》(世界初演)
ワーグナー:作品集 ※初出音源
 Rシュトラウス:《4つの最後の歌》
 ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》
  5.前奏曲
  6.愛の死「穏やかに、静かに」(第3幕)
 ワーグナー:楽劇《神々の黄昏》
  7.ジークフリートのラインの旅(プロローグ)
  8.ブリュンヒルデの自己犠牲 ラインの岸辺に、大いなる薪を (第3幕)
キルステン・フラグスタート(S)
フィルハーモニア管
フルトヴェングラー指揮
“音質良好”フルトヴェングラー初出音源となるワーグナー待望のリリース!このコンサートの3ヶ月前、フルトヴェングラーはミラノ・スカラ座にて、フラグスタートがブリュンヒルデを歌う3回のリング・ツィクルスを行いました。それから彼はブエノスアイレスに飛び、1ヶ月滞在。そこで、「ドイツ語歌唱によるバッハのマタイ受難曲」を含む10のコンサートを行いました。このロンドンでのコンサートは、彼がブエノスアイレスから戻った最初のコンサートにあたります。この時の「4つの最後の歌」だけは様々な形で市場に出回っていましたが、その時演奏されたワーグナーの録音(これまで全て消失したと思われていた幻の音源)も最近になってロンドン、バービカン・ホール内Music Preserved に保管(Chris Philip氏に寄贈)されていることが判明したのです。状態の良いアセテート盤からの復刻による世界初発売となる。当日の演奏曲目のうち、「ジークフリート牧歌」と「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲はディスク損傷の激しさにより復刻が叶わなかったが、その他は良好な音質で蘇っており、フルトヴェングラーの芸術を存分に堪能することができる。他方、「4つの最後の歌」は、(本稽古であるとしばしば不当に主張されている)長い間、ひどい音質でしか聞くことができなかった。なぜならこのアセテート盤の録音はスクラッチ・ノイズと歪み、そして恐ろしいほどの擦り切れた状態だったから。今回のディスクも決して理想的な音ではないが、以前のものよりははるかに優れた音として仕上がっている。多くの歴史的録音を聞きなれた人の耳には何も障害がないだろう。音は基本的に明確です。多くのオーケストラ・パートの細部を聴くことができるだろう。なによりもフルトヴェングラーがオーケストラから引き出した音の素晴らしさを一瞬のうちに感じ取ることができるはず。もちろんフラグスタートの歌も若々しく新鮮。彼女の息のコントロールはいつも の通り奇跡的なもので、この「4つの最後の歌」でも安定した歌唱を聞かせ、オーケストラとの信頼関係も完璧なもの。録音:1950年5月22日(ライヴ) ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
SBT 1381
\2100→¥1890
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622
ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 op.115
バーナード・ウォルトン(cl)
【1】フィルハーモニア管
カラヤン指揮
【2】ヒュー・ビーン(vn)、
フランシス・メイソン(vn)
クリストファー・ウェリントン(va)
アイリーン・クロフォード(vc)
ほとんど一般には知られていないけれども、バーナード・ウォルトン(1917-72)はこの頃の最も素晴らしいオーケストラ演奏家の1人でした。彼は同時期の名手ジャック・ブライマー(1915-2003)とは違い、メディアの接触を避けたためほとんどソロのレコーディングを残していないが、「プロ中のプロ」として他の音楽家たちからは崇拝されている。イギリスの近代的クラリネット奏法の創始者であるチャールズ・ドレーパー(1869-1952)と彼の甥のハイドン(1889-1934)、そして彼らの弟子であるフレデリック・サーストンとレオナルド・ケルなどの伝統的な流れを受け継ぐ名手。ウォルトンはロンドン交響楽団とフィルハーモニア管の2つのオーケストラで35年間も活動した。ベルリン・フィルの首席奏者のポジションも希望すれば手に入ったかもしれない。とりわけカラヤンは彼を高く評価し、彼がベルリン・フィルの首席指揮者兼芸術総監督の地位についた1955年には、フィルハーモニア管の創始者、ウォルター・レッグに対してこのように言った。「もし我々が旧友ではなかったなら、私はベルリン・フィルのために即時にウォルトンを引っ張 るでしょう」なぜなら彼は6年間、フィルハーモニア管を指揮して、事実上ウォルトンほどの奏者がヨーロッパにはいないことを知っていたからです。いかなる場合でも作品の最良の面を引き出す能力、そして会場での絶妙なバランスの取り方、ウォルトンはこれらを兼ね揃えた稀有な演奏家として認められていたのだろう。1954年から亡くなるまではロイヤルカレッジ音楽院で教鞭をとり、更なるテクニックの分析と理解の探求により国際的に影響を与えた。録音:1955年6月
SBT2 1404
(2CD)
\3000→¥2690
トスカニーニ:NBC Symphony Recordings
[CD-1]
 マイアベーア:歌劇《ディノーラ》序曲
 ゴルトマルク:交響曲第1番《田舎の結婚》抜粋
 ビゼー:組曲《美しいパースの娘》
 マスネ:組曲第7番《アルザスの風景》
[CD-2]
 モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.363(320d)
 カリンニコフ:交響曲第1番ト短調
 コープランド:
 エル・サロン・メヒコ
 スーザ:忠誠/エル・カピタン
 ジョン・スタッフォード・スミス/トスカニーニ編:星条旗(アメリカ国歌)
トスカニーニ指揮
NBC響 
フルトヴェングラーと並ぶ20世紀最高の指揮者アルトゥーロ・トスカニーニが亡くなったのが1957年1月16日。つまり2007年のこの日が没後50年ということになる。その没後50年を記念して発売されるのがこのアルバム。手兵NBC交響楽団を振ってのこの2枚組は、トスカニーニとしては珍しい曲目もあり、“カンタービレの指揮者”といわれた彼の特質が表れた演奏を聴くことができる。録音:1938〜1944年

クレンペラー/ベートーヴェン

ヒストリカル音源の発売で定評のあるテスタメント・レーベルからの新譜。05’7月に発売したウィーン・フィルとのライヴ録音が好評だった、20世紀最高の巨匠指揮者のひとり、クレンペラー。今回は手兵フィルハーモニア管との未発表ライヴ音源。ベートーヴェンはクレンペラーにとって、最も重要なレパートリーで、EMIに同じフィルハーモニア管を指揮しての交響曲全集録音をあるが、もちろん、これはそれとは別テイクの放送音源。
SBT 1405
¥1890
ベートーヴェン:
 1. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21
 2. 交響曲 第8番 ト長調 作品93
 3. 大フーガ 変ロ長調 作品133
クレンペラー指揮
フィルハーモニア管
録音:1963年,1966年 ライヴ:ロイヤル・フェスティバル・ホール
SBT 1406
¥1890
ベートーヴェン:
 1. 交響曲 第2番 ニ長調 作品36
 2. 交響曲 第7番 イ長調 作品92
クレンペラー指揮
フィルハーモニア管
録音:1957年 ライヴ:ロイヤル・フェスティバル・ホール
SBT 1407
¥1890
ベートーヴェン:
 1. 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
 2. 交響曲 第5番 ハ短調 作品57《運命》
 3. 《エグモント》作品84-序曲
クレンペラー指揮
フィルハーモニア管
録音:1957年 ライヴ:ロイヤル・フェスティバル・ホール
SBT 1408
¥1890
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス 作品123 クレンペラー指揮
フィルハーモニア管
録音:1963年 ライヴ:ロイヤル・フェスティバル・ホール

TUXEDO 1CD¥1400

TUXCD 1212 ヴェルディ:
 歌劇「椿姫」抜粋第1幕前奏曲/思い出の日から/
 ああ、そはかの人か/プロヴァンスの海と陸/
 ジプシーの合唱/さようなら過ぎ去った日よ/
 パリを離れて他
エディット・ラング(S)、
ジョン・マロイ(T)、
ジョン・モデノス(Br)、
ナポレオーネ・アンノヴァッツィ指揮
ハンブルク放送響&合唱団
美しい声を持つラングはアメリカ人で、ハンブルク州立歌劇場の主要なドラマティック・ソプラノの一人だった。マロイはインディアナ大学と南カリフォルニア大学で学び、1957-58年フルブライトの奨学金を得てハンブルクで学んだ。1958-65年ドイツとスイスの歌劇場でテノールの主要な役を歌い、1966-2006年イーストマン大学で教えた。モデノスはアメリカン・シアター・ウィング・コンサート賞を受賞後、「椿姫」で歌劇にデビューした。ギリシアに住み、歌手として初めてアテネのギリシア国立歌劇場の芸術監督となった。1974年録音
TUXCD 5066 「アントン・カラス−ツィターと共に」
 アントン・カラス:
  映画「第三の男」/カフェ・モーツァルト・ワルツ/
 ヨハン・シュトラウス2世:
  美しき青きドナウ〜ウィーン気質〜ウィーンの森の物語/
 ヨハン・シュトラウス2世:
  ウィーンのボンボン〜ツィーラー:ウィーン娘/
 エマヌエル・ホルニッシャー:ウィーンの密輸者行進曲/
 ツィーラー:レントラー/
 ツィーラー:ワルツ「ウィーンの市民」〜
 レハール:刺激的なワルツ〜金と銀他
アントン・カラス(ツィター)
19世紀後半から20世紀初めにかけての主に舞曲が、民族色豊かなツィターで演奏されている。カラスはハンガリー人の家系で、1907(6?)年ウィーンで生まれ、ウィーン音楽院で学びました。1948年ウィーンのカフェでのツィター演奏をイギリスの映画監督キャロル・リードに認められた。翌年、キャロルが監督した映画「第三の男」の音楽を担当して、世界的に有名になった。ツィーラーはオーストリアのオペレッタや舞曲の作曲家。

UNITED ARCHIVES

UAR 017
(2CD)
\2400→¥2190
モーツァルト:
【CD1】
 弦楽四重奏曲 ニ長調 第20番K.499「ホフマイスター」
 弦楽四重奏曲 ニ長調 第21番K.575(プロシア王四重奏曲)
【CD2】
 弦楽四重奏曲 変ロ長調 第22番K.589(プロシア王四重奏曲)
 弦楽四重奏曲 ヘ長調 第23番K.590(プロシア王四重奏曲)
ブダペスト弦楽四重奏団
(ジョセフ・ロイスマン(Vn)、
ジャック・ゴロデツキー(Vn)、
ボリス・クロイト(Va)、
ミッシャ・シュナイダー(Vc))
ユナイテッド・アーカイブスによる最高のリマスタリングで、ブダペスト弦楽四重奏団の絶頂期の貴重な記録が登場。今回は充実のモーツァルトの弦楽四重奏曲、ホフマイスターとプロシア王四重奏曲。ホフマイスター(第20番K.499)の第4楽章、休符の絶妙な間とそこに漂う緊張感を聴くだけでも、このクヮルテットがいかに抜きん出た実力をもっていたかということがうかがわれる。きわめて美しい旋律とアンサンブルで聴き手を魅了してくれる。名曲「プロシア王」はチェロが活躍する場面が多く盛り込まれている曲集。名手シュナイダーによる至高の音色と旋律は、感動すらおぼえるもの。いかにもモーツァルトらしい、澄みきった美しさの旋律に満ちたこれらの名曲が、不世出の名集団ブダペスト弦楽四重奏団の面々による演奏で、最高の音質で蘇るのは実にうれしいこと。録音:1955年5月22~27日ワシントン/アメリカ議会図書館(ワシントン)

UNITED ARCHIVES 1CD¥1800→¥1690

大事件!!「ジョージ・セル・エディション」始動!!モノラル期のセルの録音が、最高の音質で蘇る!第1弾は一挙に4タイトル、どれもこれもCD初出!!!「アンサンブルの鬼」としてアメリカのオケの猛者揃いの団員を見事に統率した、ジョージ・セル(1897年6月7日-1970年7月30日)。神が乗り移ったかのような完璧さは他に類を見ないものだった。1970年の大阪万博では、亡くなる2ヶ月前、病をおしてクリーヴランドと来日、奇跡としか言いようのない完璧な演奏を披露し、吉田秀和氏に「ジョージ・セルは今世紀でもっとも高潔な指揮者」と言わしめた。「演奏の完璧に対する熱狂と責任感」で燃えに燃えていたセル。ここにめでたく復刻される50年代の演奏は、「高潔」でありながら「アンサンブルの鬼」でもあったセルのまさに絶頂期ともいえるもの。ゴリゴリの硬派でありながら、崇高な音楽性と品格に満ちたセルの魅力を、ユナイテッド・アーカイヴスレーベルの最高の音質でご堪能ください。
UAR 012 シューマン:
 (1)交響曲第2番ハ長調 op.61
 (2)交響曲第4番ニ短調 op.120
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管
セルが指揮するシューマンは、音楽はいたって精度が高く明快でたわみ一つもないのに、どこかシューマンのマッドな部分が音楽に滲み出ていて、それが大きな魅力となっている。セル自身、かなりエキセントリックな人物だったというから、通じるものがあったのかもしれない。近年に至るまで「駄作」と誤解されていた第2番を、セルは新旧二回スタジオ録音していて、ここには1952年の旧録音を収録。第4番は、かなりレアな音源。音楽監督に就任して1年後の録音だが、見事に鬼軍曹ぶりを発揮したバリバリの演奏となっている。録音:(1)1952年11月28日、(2)1947年11月26日
UAR 011 ブラームス:
 (1)交響曲第1番ハ短調 op.68
 (2)ハイドンの主題による変奏曲 op.56a
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管
セルのブラームスも定評のあるところ。第1番は、1966年のステレオ録音が名盤として有名だが、この1957年の旧録音も負けず劣らずの快演。古典的なフォルムが際立った見通しのよさと、ただ整然としているに留まらない内面の燃焼が見事。硬派ブラームスでは今でも筆頭クラスだろう。ハイドン変奏曲も1964年にステレオ再録音しているが、こちらは1955年の旧録音。録音:(1)1957年3月1-2日、(2)1955年10月19-21日
UAR 010 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」op.68 ヘ長調 ジョージ・セル指揮
ニューヨーク・フィル
セルは、1946年にクリーブランド管弦楽団の音楽監督に着任して以来、亡くなる1970年まで強い関係を維持し、多数の録音を残した。その一方で、他のオーケストラとの録音はあまり多くない。比較的多いのが、後にミュージック・アドヴァイザーを務めるニューヨーク・フィルハーモニックとの共演だが、ほとんどが協奏曲の伴奏か小品で、管弦楽大曲はこの「田園」くらい。また、セルはベートーヴェンの交響曲そのものを決して多くは録音しておらず、モノラル時代のスタジオ録音そのものが少ない。二重の意味で貴重な録音。NYPの猛者どもが、セルに意のままに引っ張られているのが面白い。録音:1955年12月5日
UAR 009 J.ハイドン:
 (1)交響曲第88番ト長調
 (2)交響曲第92番「オックスフォード」ト長調
 (3)交響曲第104番「ロンドン」ニ長調
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管
ハイドンの音楽は、一方で古典的な均斉なフォルムの美しさを出しつつ、一方で音楽にユーモアと茶目っ気がないと楽しめないという、実はとてつもなく難しい音楽。セルのハイドンはどれもこれも実に卓越している。厳しいトレーニングから生み出す整然としたアンサンブルはもちろん極上。しかし、そこに留まらない豊かな面白みをセルは醸してくれる。セルはハイドンを結構な量録音しているが、「ロンドン」交響曲はこれが唯一の録音。88番も、他に1920年代の古い録音があったきりなので、この復刻は実にありがたいもの。「オックスフォード」はお得意の曲で、この後1961年にステレオ再録音、さらに1959年のザルツブルク・ライヴが発売されている。録音:(1)&(3)1954年4月9日、(2)1949年4月27日

URANIA 1CD¥1500

URN22.317
(2CD)
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
 (1957.12.7録音 スカラ座) 
マリア・カラス
ジュゼッペ・ディ・ステファノ
エットーレ・バスティアニーニ
ジュリエッタ・シミオナート
ジャナンドレア・ガヴァッツエーニ指揮
URN22.318 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
チャイコフスキー:スラヴ行進曲
チャイコフスキー:イタリア奇想曲
ムソルグスキー:はげ山の一夜
 ( 1957 録音(80 分))
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ニューヨーク・フィル
SP4258
(2CD)
リャードフ/メトネル/スクリャービン
プロコフィエフ/ボロディン/カバレフスキー
ゴルツ/グラズノフ/リスト/ショパン(曲目不明)
 (1937-1955 録音)
ウラディミール・ソフロニツキー(P)

VENEZIA

CDVE04272
(3CD)
\2300
リヒテル/平均律クラヴィア曲集第1集 他
バッハ:
CD.1
 (1)イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971 1948年
 (2)イギリス組曲第3番 ト短調 BWV.808 1948年12月19日
 (3)2台のピアノの為の協奏曲 ハ長調 BWV.1061 
  1959年12月21日
 (4)ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052
  1955年4月22日
CD.2&3
 (5)平均律クラヴィア曲集 第1集
   1969年4月20,21日 モスクワ・ライヴ
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
アナトリー・ヴェデルニコフ(P)(3)
ルドルフ・バルシャイ指揮(3)
モスクワ室内管(3)
クルト・ザンデルリンク指揮(4)
ソビエト国立響(4)
CDVE04273
(2CD)
\1800
ショスタコーヴィチ:室内楽作品集
 (1)ヴァイオリン・ソナタ op.134 1969年5月3日
 (2)ヴィオラ・ソナタ op.147 1982年9月26日
 (3)チェロ・ソナタ ニ短調 op.40 1957年11月15日
 (4)ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 op.67 1960年10月1日
(1)ダヴィド・オイストラフ(Vn)、
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
(2)ユーリ・バシュメット(Va)、
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
(3)ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(P)
(4)レフ・オボーリン(P)、
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)
CDVE04274
(2CD)
\1800
バルシャイ/モーツァルト:作品集
CD.1
 歌劇「イドメネオ」序曲 KV.366  1976年録音
 歌劇「劇場支配人」序曲 KV.486  1976年録音
 歌劇「フィガロの結婚」序曲 KV.492  1976年録音
 交響曲第25番 ト短調 KV.183  1965年録音
 交響曲第28番 ハ長調 KV.200 1968年録音
CD.2
 交響曲第40番 ト短調 KV.550 1963年録音
 交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」 KV.551 1967年録音
ルドルフ・バルシャイ指揮
モスクワ室内管
CDVE 04270
(4CD)
\3000
グラズノフ:管弦楽作品集(小品集)
CD.1
 1. 悲歌「英雄の思い出に」 op.8
 2. 性格的組曲 op.9 
 3. 抒情的な詩 op.12 1982年
 4. 交響詩「ステンカ・ラージン」op.13 (1977年録音)
CD.2
 5. 婚礼の行列 op.21
 6. スラヴの祭り op.26-4
 7. 交響的絵画「春」 op.34
 8. 凱旋行進曲 op.40
 9. 組曲「ショピニアーナ」op.46
CD.3
 10. 演奏会用ワルツ第1番 op.47 (1979年録音)
 11. 演奏会用ワルツ第2番 op.51 (1979年録音)
 12. バレエの情景 op.52
 13. ロマンテックな間奏曲 op.69
 14. 祝典序曲 op.73
CD.4
 15. バラード op.78
 16. 組曲「中世より」 op.79
 18. 「カレワラ」より〜フィンランドの情景 第1番 op.89-1
 19. 「行列」〜フィンランドの情景 第2番 op.89-2
 20. 弦楽合奏の為の主題と変奏曲 op.97 
 21. 性格的な舞曲
 22. ヴォルガ河水夫の歌
(年代表記の無いものは全て1990年録音)
スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立響
グラズノフの管弦楽作品(小品を中心とした)集。作曲年代ごとに収録されている。交響曲全集(CDVE04259 6枚組)も発売中
CDVE 04271
(2CD)
\2000
ブルックナー:改訂稿と復元版による交響曲第3,4,9番
CD.1
 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンテック」 
  レーヴェ改訂稿に基づくグスタフ・マーラー改訂稿に
 ロジェストヴェンスキーが編纂したスコアを元に演奏 (1984年録音)
CD.2
 交響曲第3番 ニ短調から第2楽章 
  1876年稿 (1985年録音)
 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンテック」から第4楽章
  1978年稿 (1987年録音)
 交響曲第9番 ニ短調 から第4楽章
 ニコラ・サマーレとジュゼッペ・マッツーカによる
 1986年の復元版 (1988年録音)
ロジェストヴェンスキー指揮
ソビエト国立文化省響
CDVE 04265
(4CD)
\3000
ハチャトゥリアン:交響曲全集 他
 幸福のオード
  アレクサンドル・メリク=パシャエフ指揮ボリショイ歌劇場 1958年
 交響曲第1番 ホ短調
  アレクサンドル・ガウク指揮モスクワ放送響 1959年
 交響曲第2番 イ短調 「鐘」
  アラム・ハチャトゥリアン指揮ソビエト国立響 1977年
 交響曲第3番 ハ長調 「交響詩曲」
  キリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィル 1969年
 ヴァイオリン協奏曲 ダヴィド・オイストラフ(Vn)
  アラム・ハチャトゥリアン指揮ソビエト全同盟RTV大交響楽団 1965年
 ピアノ協奏曲 ヤコブ・フリエール(Pf)
  キリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィル 1963年
 チェロ協奏曲 スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)
  アレクサンドル・ガウク指揮ソビエト国立響 1947年
 劇付随音楽「仮面舞踏会」
  アラム・ハチャトゥリアン指揮モスクワ放送響 1969年
ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲は献呈されたソリストによる演奏(初演ではありません) 録音年代がまちまちで、ステレオ・モノラルが混在しており全体としての統一感はないが、それぞれ当時を代表する名演奏の数々で充実感あるアルバム。
CDVE 04269
\1500
完売
スヴェトラーノフ指揮メロディーVol.2
 アルビノーニ:アダージョ
 バッハ:管弦楽組曲第3番から「アリア」
 グルック:メロディ(「精霊の踊り」より)
 グリーグ:「ペール・ギュント」第1組曲から「オーゼの死」
 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」から第2楽章
 ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」から「ジークフリートの葬送行進曲」
 ブルックナー:交響曲第9番から第3楽章 
スヴェトラーノフ指揮
ロシア国立響
以前「哀~Sorrow」というタイトルで発売があったものと同等のアルバム。1998年ステレオ録音
CDVE04257
(4CD)
\3000
バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲(1969-1974年録音)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全曲
  (アントン・ギンスブルク(Pf))(1971年録音)
ダニール・シャフラン(チェロ)
CDVE04268
(3CD)
\2000
マリア・ユーディナ(Pf) バッハ:作品集
 平均律クラヴィア曲集 第1集から
  前奏曲とフーガ BWV864-869
 平均律クラヴィア曲集 第2集から
  前奏曲とフーガ BWV870-881, 884, 890
  以上 1951-57年録音
 ゴールドベルク変奏曲(1968年録音)
マリア・ユーディナ(P)

VISTA VERA 1CD¥2000

VVCD 00114
ハイドン:
 弦楽四重奏曲「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団
アンドレイ・シシュコフ、
セルゲイ・ピシューギン(ヴァイオリン)
アレクサンドル・ガルコフスキー(ヴィオラ)
アレクサンドル・コルチャギン(チェロ)
録音:1986年
VVCD 00118
(2CD)
ウラディーミル・ソフロニツキー・プレイズ・ショパン
 ショパン:
  夜想曲ト長調 Op.37 No.2/24の前奏曲 Op.28
  マズルカ;イ短調 Op.67 No.4/ホ長調 Op.6 No.3/ホ短調 Op.41 No.2
   変ロ長調 Op.17 No.1/嬰ハ短調 Op.33 No.1/変ホ短調 Op.6 No.4
   ロ長調 Op.63 No.1/ヘ短調 Op.63 No.2/ヘ長調 Op.68 No.3
   ハ長調 Op.68 No.1
  ワルツ へ短調 Op.70 No.2/同変ニ長調 Op.64 No.1
  ポロネーズ変イ長調 Op.53/夜想曲ハ短調 Op.48 No.1
  ワルツ変イ長調 Op.64 No.3/マズルカ ハ長調 Op.33 No.3
  夜想曲変ホ長調 Op.9 No.2/練習曲変ホ長調 Op.25 No.3
  マズルカ イ短調 Op.68 No.2(以上(*))
  幻想曲ヘ短調 Op.49/
  夜想曲変ニ長調 Op.27 No.2/舟歌嬰ヘ長調 Op.60
  マズルカ;嬰ハ短調 Op.41 No.1/嬰ハ短調 Op.30 No.4
   嬰ハ短調 Op.50 No.3/嬰ハ短調 Op.30 No.3/嬰イ短調 Op.68 No.2
  練習曲変イ長調 Op.posth.(以上(+))
ウラディーミル・ソフロニツキー(P)
録音:1949年11月21日(*)、10月20日(+)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
VVCD 00119
マリア・グリンベルクの遺産 Vol.3
 ラフマニノフ:
  楽興の時 ロ短調 Op.16 No.3(*)
  10の前奏曲 Op.23 から Nos.2,4,7,9(+)
  13の前奏曲 Op.32 から Nos.1,5,8,10,11(+/#)
  幻想的小品ト短調(1899)(**)
 メトネル:2つのおとぎ話 Op.20
 プロコフィエフ:
  スケルツォ Op.12 No.10(++)
 ショスタコーヴィチ:
  24の前奏曲 Op.87 から Nos.1,7,8,15(++)
  人形の踊り(子供の7つの小品)から Nos.5,3,7(##)
マリア・グリンベルク(P)
録音:1953年12月25日(*)/1960年12月3日(+)/1961年6月13日(#)/1952年2月18日(**) 1961年(++)/1960年6月14日(##) 録音データがやや混乱している模様。
VVCD 00120
マリア・グリンベルクの遺産 Vol.4
 アントン・アレンスキー(1861-1906):
  リャビーニンの主題による幻想曲ホ短調 Op.48(*)
   〔1947年12月20日〕
 グリンカ:
  アンダルシア舞曲ト長調〔1959年〕/ワルツ変ホ長調〔同〕
  子供のポルカ変ロ長調〔同〕マズルカ ハ短調〔同〕
  タランテッラ イ短調〔1966年12月12日〕
  アリャビエフの歌曲「ナイチンゲール」の主題による変奏曲
   〔1964年5月18日〕
  マズルカ変イ長調〔1959年6月13日〕/
  別れのワルツ ト長調〔同〕
 アナトーリー・リャードフ(1855-1914):
  ポーランドの主題による変奏曲変イ長調〔1947年〕
  練習曲変イ長調 Op.5〔1950年1月14日〕/同ホ長調 Op.12〔同〕
  同ヘ長調 Op.37〔1950年1月6日〕/
  同嬰ハ短調 Op.40〔1950年1月10日〕
 グラズノフ/
  フェリクス・ブルーメンフェルト(1863-1931)編曲:
  演奏会用ワルツ第1番ニ長調 Op.47〔1948年6月23日〕
 ボロディン:
  ピアノ五重奏曲ハ短調(+)〔1946年5月7日〕

マリア・グリンベルク(P)
セルゲイ・ゴルチャコフ(指揮(*))
ソヴィエト国立放送交響楽団(*)
ボリショイ劇場弦楽四重奏団(+)

VVCD 00121
マリア・グリンベルクの遺産 Vol.5
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.43(*)
 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54(+)
マリア・グリンベルク(P)
カール・エリアスベルク指揮
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1958年1月25日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(*)/1958年(+)

WALHALL 1CD¥1000

WLCD0202
(4CD)
\3600
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 オットー・エーデルマン(ハンス・ザックス)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(エヴァ)
ハンス・ホップ(ヴァルター)
イーラ・マラニウク(マグダレーネ)
ゲルハルト・ウンガー(ダーヴィト)
エーリッヒ・クンツ(ベックメッサー)
ルートヴィヒ・ヴェーバー(ポーグナー)
カール・パウル(コートナー)
ハンス・ロスバウド指揮
ミラノRAI管、合唱団
初出!シュヴァルツコップ(エヴァ)ワーグナー:マイスタージンガー。アセテート盤からの復刻。特有のシャリシャリというノイズが全体的に聴かれるが、スタジオ音源(放送用音源かと思われる)の為バランスも良く、音質としては十分に鑑賞に堪えうるもの。少々早いテンポできびきびと進められる推進力ある名演奏。1955年2月13日ミラノでのスタジオ録音
WLCD 0194
(2CD)
カール・ミレッカー:オペレッタ「乞食学生」 ヘルタ・テッパー(パルマティカ)、
ヴィルマ・リップ(ラウラ)
ローズル・シュヴァイガー(ブロニスラヴァ)、
カール・テルカル(シモン)
クルト・ベーメ(オレンドルフ大佐)
ヴェルナー・シュメット=ベルケ指揮
バイエルン放送管、合唱団
1956年4月 ミュンヘンでのスタジオ録音 カール・ミレッカー(Carl Millocker 墺 1842-99)はスッペに見出されグラーツの指揮者になり、後にウィーンで活躍した、オペレッタ作曲家。このオペレッタ「乞食学生」には「おまえはセーヌ」、「金もなく、追放の身」「ああ私は彼女の肩に口づけしただけだった」等、有名なアリアが含まれる。音質はとても良好とのこと。初出!
WLCD 0198 プッチーニ:歌劇「外套」(ドイツ語)  クリステル・ゴルツ(ジョルジェッタ)、
ギュンター・トレプトゥ(ルイージ)
ヴィルヘルム・ロイブナー指揮
ウィーン交響楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
1950年11月ウィーンでのスタジオ録音 音質はとても良好とのこと。初出!
WLCD 0199 モーツァルト:歌劇「羊飼いの王」 アルベルト・ヴァイケンマイア(アレッサンドロ王)、
アグネス・ギーベル(アミンタ)
ケーテ・ネントヴィヒ(エリーザ)、
ヘティ・プリュマッハー(タミーリ)
グスタフ・ルント指揮
シュトゥットガルト・トーンスタジオ管
1954年 シュトゥットガルトでのスタジオ録音※レシタティーヴォを含まない演奏による全曲収録版。音質はとても良好とのこと。初出!
WLCD 0200
(2CD)
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」ドイツ語 アレクサンダル・ヴェリッチ(ボリス・ゴドゥノフ)
アンネリーゼ・ローテンベルガー(フョードル)、ルドルフ・ショック(グレゴリー)
マルタ・メードル(マリーナ)
ヴィルヘルム・シュヒター指揮
北ドイツ放送交響楽団、合唱団
1950年10月 ハンブルクでのスタジオ録音 音質はとても良好とのこと。初出!
WLCD 0201
(2CD)
R.シュトラウス:歌劇「サロメ」 リューバ・ヴェルチュ(サロメ)、
ハンス・ホッター(ヨカナーン)
セット・スヴァンホルム(ヘロデ王)、
エリザベート・ヘンゲン(ヘロデヤ)
フリッツ・ライナー指揮
メトロポリタン歌劇場管、合唱団
1952年1月19日 ニューヨークでのライヴ録音 音質は良好とのこと。以前MYTOレーベルから発売あり。
WLCD0193
(2CD)
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」 ヨゼフ・メッテルニッヒ(リゴレット)、
ミミ・ケルツェ(ジルダ)
リベロ・デ・ルカ(マントヴァ公爵)、
イーラ・マラニウク(マッダレーナ)
ゴットローブ・フリック(スパラフチーレ)
マリオ・ロッシ指揮ケルン放送交響楽団、合唱団
1956年6月30日-7月5日スタジオ録音 初出! 
WLCD0195
(3CD)
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」 キルステン・フラグスタート(イゾルデ)、
セット・スヴァンホルム(トリスタン)
ルートヴィヒ・ヴェーバー(マルケ王)、
ヴィオリカ・ウルスレアク(ブランゲーネ)
ハンス・ホッター(クルヴェナール)
エーリッヒ・クライバー指揮
コロン歌劇場管弦楽団、合唱団
1948年8月20日ブエノス・アイレスでの録音 以前、MYTO,MELODRAM等から発売あり。よく知られた、名演奏だが、音質は万人にお勧めできるものではありません。ご注意ください。
WLCD0196
(2CD)
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」(ドイツ語) ヴァルデマール・クメント(ホフマン)、
リタ・シュトライヒ(オランピア)
アニー・シュレム(ジュリエッタ)、
テレサ・シュティヒ=ランダル(アントニア)
ジョージ・ロンドン(リンドルフ、コッペリウス、
ダッペルトゥット、ミラクル博士)
ルドルフ・モラルト指揮
バイエルン放送交響楽団、合唱団
1956年6月ミュンヘンでのスタジオ録音 良い音質とのこと。初出! 
WLCD0197
(2CD)
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」(ドイツ語) ハンス・ホープ(アンドレア・シェニエ)、
ヨゼフ・メッテルニッヒ(ジェラール)
マリアンネ・シェヒ(マッダレーナ・ディ・コワニー)
サヴァリッシュ指揮
バイエルン放送交響楽団、合唱団
1956年10月ミュンヘンでのスタジオ録音 良い音質とのこと。初出! 

XCP

XCP 5009/10
(2CD)
\4000→¥3690
カミーユ・モラーヌ/Hommage a Camille Maurane
 フォーレ:5つのヴェニスの歌 Op.58
 フォーレ:やさしき歌 Op.61
 フォーレ:閉ざされた庭 Op.106
 フォーレ:まぼろし Op.113
 グノー・ヴェニス
 フォーレ:月の光
 フォーレ:ノクターン
 プーランク:動物詩集
 ラヴェル:博物誌 他
カミーユ・モラーヌ(Br)
ピエール・メイヤール=ヴェルジュ(P)
(128分15秒) 1957-1959
XCP 5011
\2500→¥2290
カミーユ・モラーヌ/Poemes en Musique
 グノー:ヴェニス
 モンポウ:アンダルーズ
 オッフェンバック:ルナのバラード
 ボワエルデュー:シャンソン
 ビゼー:田園
 マスネ:スペインの夜
 グノー:セレナーデ 他全32曲
カミーユ・モラーヌ(Br)
セボック(P)
(73分26秒) 1957-1959



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