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第38号マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)




IDIS 1CD¥1800

IDIS 6516
(2CD)¥3290
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの組曲
リスト:葬送,ピアノ・ソナタ ロ短調
ショパン:練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7
スクリャービン:練習曲 Op.8-12
【+ボーナス】
 シューマン:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.11
ラザール・ベルマン
大好評だった1976年ミラノ・ライヴ(IDIS 6497)に続く、IDISからのラザール・ベルマンのライヴ。今回は1977年にカーネギーホールで行われたライヴ。ベルマンの遺族の承認を得て、初めてCD化される。1977年といえば、ベルマンが初来日し、大変な話題となった年。当時を懐かしく思う人も、ベルマンを全く知らない人にもお勧め。おそらく記録用とおぼしき録音はモノラルだが、音は悪くない。録音:1977年10月26日,ニューヨーク,カーネギー・ホール 【+ボーナス】録音:1972年11月23日,ミラノ
IDIS 6515 モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219 「トルコ風」
 ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
 協奏交響曲 変ホ長調 K.364
ヤッシュ・ハイフェッツ(Vn)
マルコム・サージェント(指)
ロンドン交響楽団(K.219)
トーマス・ビーチャム(指)
ロイヤル・フィル(K.218)
ウィリアム・プリムローズ(Va),
アイズラー・ソロモン(指)
RCAヴィクター管(K.364)
ハイフェッツの演奏するモーツァルトの協奏曲。録音:1951年(K.219),1949年,(K.218),1956年(K.364)
IDIS 6524
(2CD)
\3600→¥3290
ワーグナー:
 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
 「ジークフリート」〜森のささやき
 ジークフリート牧歌
 「神々の黄昏」〜夜明けとジークフリートのラインへの旅
 「パルジファル」〜聖金曜日の音楽
 「神々の黄昏」〜ジークフリートの死と葬送行進曲
 「トリスタンとイゾルデ」〜前奏曲と愛の死
 「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行
トスカニーニ(指)
ミラノ・スカラ座管
第2次世界大戦後、トスカニーニは何度かスカラ座のオーケストラを指揮している。その最後の機会となったのがこの9月19日のワーグナー・コンサート。存在は広く知られていたにもかかわらず、わりと最近になってようやく聞けるようになった。今回のIDISレーベルから発売されたCDでは、全8曲の演奏内容のみならず、前半後半それぞれの前後の放送アナウンス(ブックレットに伊文と英訳を掲載)までを初めて収録、もちろん曲毎の観客の熱狂的な反応もそのままで、1952年9月19日にラジオから放送を聞いているような気分にさせてくれる。トスカニーニがスカラ座のオーケストラを指揮すると、両者が理想的な「化学反応」するのが常で、ここでもどの曲も惚れ惚れとするような見事な演奏ばかり。「神々の黄昏」からの2曲、「ジークフリート牧歌」も名演だが、圧巻は「トリスタン」!音楽は徹底的に歌い抜いていながら、美しさと悲しさと感動が渾然一体となったとてつもない名演!録音状態は、1952年のスカラ座ライブとしては並というところ、決して良好ではないが、感動的な一夜を楽しむことができる。録音:1952年9月19日
IDIS 6521 モーツァルト:
 ヴァイオリン・ソナタ第24番 ハ長調 K.296
 ヴァイオリン・ソナタ第34番 変ロ長調 K.378
 ヴァイオリン・ソナタ第40番 変ロ長調 K.454
 ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番 変ロ長調 K.424
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
エマニュエル・ベイ(P)
ウィリアム・プリムローズ(Va)
ハイフェッツによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集ほか。録音:1936-1947年
IDIS 6519
(2CD)
プッチーニ:「トスカ」 マグダ・オリヴェーロ(S トスカ)
エウジェニオ・フェルナンディ(T カヴァラドッシ)
シピオ・コロンボ(Br スカルピア)
ジョヴァンニ・オモデイ(Br アンジェロッティ)

エミディオ・ティエリ(指)
RAIミラノ交響楽団,合唱団
偉大なプリマドンナにもかかわらず、録音が極端に少ないマグダ・オリヴェーロ(1910-)の歌う「トスカ」。オリヴェーロは「トスカ」を得意とし、各地で歌って絶賛された。これは最も初期の録音。といっても、オリヴェーロは既に47歳。1979年、69歳でパヴァロッティ相手にトスカを歌っているから、只者じゃない。筋金入りのトスカをどうぞ。録音:1957年10月31日
IDIS 6518 マリオ・デル・モナコ、ライヴ録音集
 ベッリーニ:「ノルマ」
 ヴェルディ:「エルナーニ」,「トロヴァトーレ」,「運命の力」,「アイーダ」
  からのアリア,場面
マリオ・デル・モナコ
いずれも全曲盤としても有名なもの。録音:1951-57年
IDIS 6522
(2CD)
ベニアミーノ・ジーリ アリア集
 ヘンデル:「セルセ」、グルック:「パリーデとエレナ」、
 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」、フロトー:「マルタ」、
 ドニゼッティ:「ルチア」,「愛の妙薬」、
 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」,「ロンバルディ」,「リゴレット」,「アイーダ」
 アレヴィ:「ユダヤの女」、グノー:「ファウスト」
 マイヤベーア:「アフリカの女」、トーマ:「ミニヨン」
 ラロ:「イスノ王様」、ビゼー:「真珠採り」,「カルメン」
 マスネ:「マノン」,「ウェルテル」、ポンキエッリ:「ジョコンダ」
 レオンカヴァッロ:「道化師」、リムスキー=コルサコフ:「サトコ」
 プッチーニ:「トスカ」,「ボエーム」,「マノン・レスコー」
  からのアリア
ベニアミーノ・ジーリ
偉大なテノール、ベニアミーノ・ジーリの、20年に渡る録音を集成。録音:1927-1946年

JECKLIN 1CD¥2500

JD 581/2-2
(2CD)
F・マルタン:
 7つの弦楽器とピアノ伴奏による12人の独唱者のための世俗オラトリオ《魔法の酒》
バシア・レチツカ(S)、
ナタ・テュシャー(S)、
アドリアンヌ・コムテ(S)、
エレーヌ・モラス(A)、
M・L・ド・モントモリン(A)、
ヴェラ・ディアコフ(A)、
オレグ・ニザンコフスキ(T)、
エリク・タピィ(T)、
ハンス・ヨネリ(T)、
ハインツ・レーフス(Br)、
アンドレ・ヴァシャーリ(Br)、
デリク・オルセン(Bs)、
ヴィンタートゥーア交響楽団のメンバー、
フランク・マルタン(P)、
ヴィクトル・デザルツェンス(指揮)
12人の独奏者を要するなど独特の編成が特徴的なマルタン中期の代表作であるオラトリオ「魔法の酒」。マルタン自身がピアノを担当して録音に参加している貴重な音源はスイスのレーベル「イェックリン(Jecklin)」ならでは。マルタン自身が演奏者として加わり、作曲者の意図がしっかりと反映されたこの演奏がやはりファーストチョイスだろう。1961年の録音。

キング・インターナショナル

KDC 7004
\2400→¥2190
宇野功芳の音盤棚「これがUNO!」 Vol.4
 (1)モーツァルト:交響曲第40番
 (2)モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
 (3)モーツァルト:交響曲第39番 
ブルーノ・ワルター(指)
(1)ウィーン・フィル
(2)(3)ストックホルム・フィル
考えれば考えるほど分らなくなる!この1952年5月17日のウィーン・ライヴ。「これがUNO!」vol.1でリリースされた「大地の歌」と同じ日の録音なのだ。「40番」と「大地の歌」を組合せた夢のプログラム。ワルターはこの組合せを愛し、しばしば演奏しているが、52年のウィーン音楽祭でもムジークフェラインザールの聴衆を魅了したのである。コンサートは17日と18日の2回行なわれ、初日の方の2曲がCD化されたことになる。でも、おかしい。すでにソニーから18日の「40番」ライヴが出ているが、本盤の17日ライヴとはずいぶん指揮自体が違うからだ。 (宇野功芳-ライナーノーツより)
1952年のモーツァルト40番と1950年ストックホルムでの演奏会を収録したアルバム。(輸入盤では2枚組+シューベルト「グレート」入り)。1952年5月17日にはムジークフェラインでフェリアー、パツァークとの「大地の歌」(KDC7001)とこのモーツァルト40番のコンサートが行われました。18日のSONY盤の前日のライヴ収録で演奏も大変そっくりだが、ワルターの指揮が微妙に違う。宇野功芳氏も解説で【ワルター謎の40番】と題して、この演奏の謎について解析。解説を読み、聴き比べをすると、この演奏の謎が解けるかもしれない。(1)1952年5月17日(2)(3)1950年9月8日 (TAHRA番号:TAH508)
KDC 7003
\2400→¥2190
宇野功芳の音盤棚「これがUNO!」 Vol.3
 ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 作品55「英雄」
クナッパーツブッシュ指揮
ミュンヘン・フィル
さてミュンヘン盤だが、ライヴにしては残響の多いふっくらとした録音で雰囲気満点(中略)これに較べると現代の演奏がなんと砂をかむように味気なく聴こえることか。それは決して時代様式の差ではなく、今という時代がすばらしい才能を生みにくくしているせいだと思う。(宇野功芳〜ライナーノーツより)
以前キングよりリリースされていたクナの「英雄」53年盤。クナッパーツブッシュならではの個性が横溢した快演でしたが、音の状態が良いとは言えなかった。この録音をターラ社がオリジナル・マスターからマスタリングを施し新しく生まれ変わった。今日には聴くことの出来ない大時代的「英雄」、クナ独特の芸風を味わうことの出来る演奏。録音:1953年12月17日 ライヴ/モノラル (TAH 294)

LIVING ERA CLASSICS

AJD 2014
(2CD)
\2600
ラフマニノフ・プレイズ・ラフマニノフ
 ラフマニノフ:
  ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1/同第2番ハ短調Op.18/
  同第3番ニ短調Op.30/同第4番ト短調Op.40/
  パガニーニの主題による狂詩曲Op.43/ひなぎくOp.38-3/
  練習曲集《音の絵》Op.33より 第2曲ハ長調、第7曲変ホ長調/
  メロディ ホ長調Op.3-3/東洋のスケッチ変ロ長調/
  前奏曲嬰ハ短調Op.3-2/同ホ長調Op.32-3/
  同ヘ短調Op.32-6/同ヘ長調Op.32-7
セルゲイ・ラフマニノフ(P)、
ユージン・オーマンディ(指揮)、
レオポルド・ストコフスキ(指揮)、
フィラデルフィア管
ラフマニノフ自身のピアノによるピアノ協奏曲&9曲のピアノ小品を収めたセット盤。1928年から1941年に収録されたモノラル録音を2時間37分収録している。

LPO/ロンドン・フィル自主制作盤

LPO 0097
(4CD、特別価格)
\6300→¥5990
<ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団−
 75周年記念ボックスセット第1巻1932-1957>
[LPO-0006]
 <ファウンディング・イヤーズ>
  シベリウス:付随音楽「テンペスト」(抜粋)
  (録音:1934年10月4日、リーズ音楽祭、世界初録音)
  モーツァルト:ミサ曲ハ短調「大ミサ曲」〜
   キリエ/ 世の罪を除き給う(録音:1 9 3 4年1 0月3日、リーズ音楽祭)
 ヘンデル:オラトリオ「エジプトのイスラエル人」(抜粋)
  (録音:1 9 3 4年1 0月3日、リーズ音楽祭)
 モーツァルト:交響曲第3 5番「ハフナー」
  (録音: 1 9 3 8年1 1月3 0日、1 9 3 9年7月4日)
 シャブリエ:狂詩曲「スペイン」(録音:1939年11月30日、12月19日)
サー・トーマス・ビーチャム指揮
ロンドン・フィル、
リーズ音楽祭合唱団、
ドーラ・ラッベッテ(S)
[L P O - 0 0 1 1]
 <ポストウォー・リヴァイヴァル>
  アーノルド:喜劇序曲「ベッカス・ザ・ダンディプラット」
  (世界初録音)(録音:1947年12月16日)
 マーラー:さすらう若人の歌(独語歌詞)
  (録音:1946年11月27日、12月16日)
 ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第1番(録音:1 9 4 9年5月3日)
 ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲(録音:1949年5月16日)
 エルガー:「子供の魔法の杖」第2組曲(録音:1950年2月13日)
エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮
ロンドン・フィル、
ユージニア・ザレスカ(Ms)
[L P O - 0 0 2 1]
 <サー・エードリアン・ボールト・コンダクツ・
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団>
  ニコライ:序曲「ウィンザーの陽気な女房たち」
  (録音:1 9 5 0年1 2月1 2日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ)
  ハイドン:1 2のドイツ舞曲Hob IX:1 2〜
   第1番、第6番、第7番
  (録音:1 9 5 5年7月2 5日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ)
  ヘンデル:王宮の花火の音楽(ハーティ編曲)
   (録音:1 9 4 9年1 0月3日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ)
  ブラームス:大学祝典序曲
   (録音:1 9 5 0年1 2月1 3日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ)
  J.S. バッハ:幻想曲とフーガB W V . 5 3 7(エルガー編曲)
   (録音:1 9 4 9年1 0月3日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ)
  ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり〜
   ヴァイオリンとオーケストラのためのロマンス
   (録音:1 9 5 2年1 0月2 1日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ)
  シベリウス:交響詩「エン・サガ(伝説)」
   (録音:1 9 5 6年6月1 0日、ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール)
サー・エードリアン・ボールト指揮
ロンドン・フィル、
ジャン・プーニェ(Vn)
[L P O - 0 0 2 2]
 ハチャトゥリアン:
  ヴァイオリン協奏曲/ピアノ協奏曲
  (録音:1 9 5 2年&1 9 5 6年、ロンドン、キングスウェイ・ホール)
アナトール・フィストゥラーリ指揮
ロンドン・フィル、
ルッジェーロ・リッチ(Vn)、
モーラ・リンパニー(P)
7 5年の歴史を振り返る企画シリーズだが、L P Oの場合はそのまま2 0世紀の名指揮者による名演集となる。ビーチャム(L P O - 0 0 0 6)とベイヌム(L P O - 0 0 1 1)の2枚は既発売だが、ボールト(L P O - 0 0 2 1)とハチャトゥリアン(L P O - 0 0 2 2)は新発売。中でもボールト指揮のハイドンとシベリウス、フィストラーリ指揮によるハチャトゥリアンの2曲は初CD化。

MARSTON

52050-2
(2CD)
\4800
「コンチータ・スペルヴィア 第2集」
 ロッシーニ:「チェネレントラ」−旦那様、一言だけ/
 トーマ:「ミニョン」−君よ知るや南の国/
 ファリャ:7つのスペイン民謡,「恋は魔術師」から/
 トスティ:最後の歌/
 グリーク:「ペール・ギュント」−ソルヴェーグの歌/
 ドリーブ:牧歌,カディスの娘/
 グラナドス:アンダルーサほか、全52トラック
コンチータ・スペルヴィア(Ms)
コンチータ・スペルヴィア(1895−1936)はスペイン、バルセロナ生まれのメゾソプラノ。当時のイタリアのメゾソプラノが迫力あるず太い声を売りにしたのに対し、彼女はメゾでも軽やかに飛翔する、昨今のメゾソプラノに近い人である。またカタルーニャ美女で、歌にも抗し難い色気のある人だった。戦後まで活躍できたろうに、若くして亡くなってしまい、大変に惜しまれている。日本ではカルメン役ばかりが知られてしまったが、彼女の本領はむしろここに収録されているような近代歌曲にあるだろう。知性的でありながら、漂う薫りに陶酔してしまう、絶品揃いである。録音:1929−30年
52053-2
(2CD)
\4800
「コントラルト・ヴォイス〜
 エウジェニア・マンテッリと20世紀初頭の名歌手達」
  ロッシーニ:「セビリアの理髪師」,「チェネレントラ」/
  ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」,「ファヴォリータ」/
  モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」/
  マイヤベーア:「ユグノー教徒」/
  トーマ:「ミニョン」/
  グノー:「ファウスト」,「ロメオとジュリエット」/
  ビゼー:「カルメン」/ヴェルディ:「トロヴァトーレ」/
  ポンキエッリ:「ジョコンダ」からのアリア,ほか歌曲など、
   全28トラック 
エウジェニア・マンテッリ(Ms)、
録音:1905-1907年
マイヤベーア:「預言者」/
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」/
シューマン:春の夜   
マリアンネ・ブラント(Ms)、
録音:1905年
ベッリーニ:「カプレーティとモンテッキ」/
ヴァッカイ:「ジュリエッタとロメオ」/
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」/
ロッシーニ:
 「セビリアの理髪師」,「アルジェのイタリア女」,「セミラーミデ」/
マイヤベーア:「預言者」からのアリア 
グエッリーナ・ファッブリ(Ms)、
録音:1903年
グノー:「ファウスト」,「ロメオとジュリエット」/
プッチーニ:「蝶々夫人」/
ゴダール:フロリアンの歌/ほか
リタ・フォルニア(Ms)、
録音:1910,12年
マンテッリ(1860−1926)は、イタリアのメゾソプラノ。1883年にデビュー。メトロポリタン歌劇場でも活躍した。マリアンネ・ブラント(1842−1921)はウィーン生まれのメゾソプラノ。19世紀前半の生まれである。1870年ワイマールでオルトルートを歌ったブラントを、リストが賞讃したという。グエッリーナ・ファッブリ(1866−1946)はイタリアのメゾソプラノ。リタ・フォルニア(1878−1922)は、「蝶々夫人」のスズキを得意とし、メトでトスカニーニの指揮で歌ったこともある。

MELODIYA 1CD¥2000

MELCD 1000190
スクリャービン(1872-1915):
 交響曲第3番ハ短調「神聖な詩」Op.43(1903)(*)
 「プロメテウス(火の詩)」(交響曲第5番)(1911)(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(+))
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
モスクワ放送合唱団(+)
録音:1968年(*)/1988年(+)
MELCD 1000543
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー
 マックス・レーガー:無伴奏チェロ・ソナタ第2番 Op.131c(*)
 R・シュトラウス:チェロ・ソナタ Op.6(+)
 J・S・バッハ/アウグスト・ヴィルヘルミ(1845-1908)編曲:
  管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068 より アリア(#)
 マリア・テレジア・フォン・パラディース(1759-1824)/
  グリゴリー・ペッケル(1905-1983)編曲:シシリエンヌ(#)
 ショパン(1810-1849)/アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936)編曲:
  練習曲嬰ハ短調 Op.25 No.7(#)
 メンデルスゾーン:無言歌ホ長調 Op.53 No.2(**)
 サン=サーンス:「動物の謝肉祭」から 白鳥(++)
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
アレクセイ・ジプツェフ(ピアノ(+/++))
ナウム・ヴァルテル(ピアノ(#))
録音:1962年(*/+)/1948年(#)/1952年(**)/1956年(++) クヌシェヴィツキー(1908-1963)はロシアのヴィルトゥオーゾ・チェリスト。ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、レフ・オボーリン(ピアノ)と組んだトリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏曲、三重協奏曲の名盤がよく知られている。
MELCD 1001229
ヴィヴァルディ:協奏曲集
 オーボエと弦楽合奏のための協奏曲イ短調 RV461(*)
 ヴァイオリン、チェロと弦楽のための協奏曲イ長調 RV546(+/#)
 ヴァイオリン、弦楽とチェンバロのための協奏曲ホ短調 RV278(+)
 チェロ、弦楽とチェンバロのための協奏曲ロ短調 RV424(+/#)
 ヴァイオリン、チェロと弦楽のための協奏曲変ホ長調 RV547(+)
 フルート協奏曲ト短調「夜」Op.10 No.2 RV439(**)
エフゲニー・ネパロ(オーボエ(*))
ルドルフ・バルシャイ(指揮(*))
モスクワ室内管弦楽団(*)
オレグ・カガン(ヴァイオリン(+))
ナターリャ・グートマン(チェロ(#))
レフ・マルキス(指揮(+))
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団アンサンブル・オヴ・ソロイスツ(+)
アルベルト・ゴフマン(フルート(**))
ダヴィド・オイストラフ(指揮(**))
モスクワ・フィルハーモニー・アンサンブル・オヴ・ソロイスツ(**)
録音:1968年(*)/1974年(+)/1968年(**)
MELCD 1001230
J・S・バッハ:オルガン作品集
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
 コラール前奏曲
  「われら悩みの極みにありて BWV641
  「最愛なるイエスよ、われらはここにあり」BWV633
  「ただ神の摂理に任す者」BWV691a
  「いと高きにある神にのみ栄光あれ」BWV711
  「わが心の切なる思い」BWV727
  「今ぞ喜べ、愛するキリスト者のともがらよ」BWV734
  「われは御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ」BWV639
  「古き年は過ぎ去り」BWV614
  「汝らキリスト者よ、こぞりて神をたたえよ」BWV732
  「イエス、わが喜び」BWV610/「神のひとり子なる主キリスト」BWV601
  「来たれ、創り主にして聖霊なる神よ」BWV631
  「栄光の日は来たりぬ」BWV629
 パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
レオニード・ボイズマン(オルガン)
録音:1960年代、モスクワ音楽院大ホール
MELCD 1001063
\2000→¥1890
リスト:
 ピアノ協奏曲第1番変ホ長調(*)
 「死の舞踏」(ピアノと管弦楽のための)(*)
バルトーク:
 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽(+)

パーヴェル・セレブリャコフ(ピアノ(*))
キリル・コンドラシン(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団

録音:1961年(*)/1974年(+)

MELODIYA 1CD¥1800

MELCD 1000020 グラズノフ:バレエ「お嬢さん女中」Op.61

エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団

録音:1989年
MELCD 1000150 アントン・アレンスキー(1861-1906):
  組曲第2番「シルエット」 Op.23(*)
  バレエ組曲「エジプトの夜」Op.50a(+)
  チャイコフスキーの主題による変奏曲 Op.35(#)
  リャビニーナの主題によるピアノと管弦楽のための幻想曲 Op.48(**)

リューボフ・チモフェーエワ(ピアノ(**))
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団(*/+/**)
ソヴィエト国立交響楽団弦楽合奏団(#)

録音:1983年(*)/1987年(+/#/**)
MELCD 1000154 アレクサンドル・ボロディン(1833-1887):
  交響曲第1番変ホ長調(*)
  交響曲第2番ロ短調(+)

エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団

録音:1983年(*)/1966年(+)
MELCD 1000155 アレクサンドル・ボロディン(1833-1887):
  交響曲第3番イ短調(*)/小組曲(+)
  交響詩「中央アジアの草原にて」(#)
  オペラ「イーゴリ公」序曲(**)

エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団

録音:1983年(*)/1985年(+)/1966年(#)/1963年(**)
MELCD 1000173 セルゲイ・リャプノフ(1859-1924):
  交響曲第2番変ロ短調 Op.66(*)
  交響詩「ジェラゾヴァ・ヴォラ」Op.37(+)

エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団

録音:1969年、モスクワ音楽院大ホール(*)/1986年(+)
MELCD 1001130
(2CD)
エミール・ギレリス モスクワ音楽院ライヴ(Vol.1)
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31 No.1
  ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26
 シューマン(1810-1856):トッカータ ハ長調 Op.7
 ブラームス(1833-1897):4つのバラード Op.10
 リスト(1811-1886):ハンガリー狂詩曲第2番

エミール・ギレリス(P)

録音:1976年2月12日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
MELCD 1001131
(2CD)
エミール・ギレリス モスクワ音楽院ライヴ(Vol.2)
 シューマン(1810-1856):4つの小品 Op.32
 ブラームス(1833-1897):4つのバラード Op.10
 ショパン(1810-1849):
  ポロネーズ ハ短調 Op.40 No.2
  ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
  練習曲変ニ長調(3つの新しい練習曲第2番)
  ポロネーズ変イ長調「英雄」Op.53

エミール・ギレリス(P)

録音:1977年12月27日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
MELCD 1001132
(2CD)
エミール・ギレリス モスクワ音楽院ライヴ(Vol.3)
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10 No.3
  15の変奏曲とフーガ(エロイカ変奏曲)変ホ長調 Op.35
  ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
  ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調「告別」Op.81a
  ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
 ヘンゼルト(1814-1889):練習曲ト長調
 リスト(1811-1886):
  パガニーニによる超絶技巧練習曲集(1838)から ホ長調「狩」(No.5)

エミール・ギレリス(P)

録音:1980年10月20日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
MELCD 1001133
(2CD)
エミール・ギレリス モスクワ音楽院ライヴ(Vol.4)
 スクリャービン(1872-1915):
  ピアノ・ソナタ第3番嬰へ短調 Op.23/5つの前奏曲 Op.74
 プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ・ソナタ第3番イ短調 Op.28
 ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106

エミール・ギレリス(P)

録音:1984年1月26日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
MELCD 1001192
(2CD)
ショスタコーヴィチ:オペラ「賭博者」Op.63
 (録音:1978年9月18日、
  レニングラード国立フィルハーモニー協会、ライヴ)

ウラディーミル・リバセンコ(バス)
ウラディーミル・タルホフ(テノール)
ワレーリー・ベリフ(バス)
ニコライ・クルペ(バス)
アショト・サルキソフ(バス)
ヤロスラフ・ラディヴォニク(バリトン)
ロジェストヴェンスキー(指揮)
レニングラード・フィル
ワレーリー・シュダク(バス・バラライカ)

ショスタコーヴィチ:オペラ「鼻」Op.15
 (録音:1975年、モスクワ)

エドゥアルト・アキモフ(バリトン)
ワレーリー・ベリフ(バス)
ニーナ・サスロワ(ソプラノ)
ボリス・タルホフ(テノール=アルト)
ボリス・ドルジーニン(テノール)
アレクサンドル・ロモノソフ(テノール)
イーゴリ・パラモン(バス=バリトン)
ワレーリー・ソロヴャノフ(バス)
リュドミラ・ソコレンコ(ソプラノ)
アショト・サルキソフ(バス)
アレクサンドル・ブライム(テノール)
リュドミラ・サペギナ(メゾゾプラノ)
リュドミラ・ウコロワ(ソプラノ)
ニーナ・ヤコヴレフ(ソプラノ)
ロジェストヴェンスキー(指揮)
モスクワ室内音楽劇場管弦楽団&合唱団

MELCD 1001194 アレクセイ・スルタノフ
 J・S・バッハ:
  平均律クラヴィーア曲集第1巻 から 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV846
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57 から
 チャイコフスキー:「四季」Op.37bis から 十月、秋の歌
 ショパン:練習曲ハ短調 Op.10 No.12
 スクリャービン:練習曲嬰ニ短調 Op.8 No.12
 チャイコフスキー:ドゥムカ ロ短調 Op.59
 ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
アレクセイ・スルタノフ(P)
アレクセイ・スルタノフは1969年ウズベキスタン共和国(当時ソヴィエト連邦)のタシケントに生まれ、モスクワ中央音楽学校およびモスクワ音楽院にてレフ・ナウモフに師事、1989年ヴァン・クライバーン・コンクール優勝、1995年ショパン・コンクール第2位(第1位無しの最高位)入賞等を経て華々しく活躍しましたが、2001年に硬膜下血腫で倒れ、2005年に35歳の若さで逝去しました。録音データは未詳です。

MUSICAL CONCEPTS

MC141(4CD)
\3000→\2790
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
DISC 1: 第1番〜第5番
DISC 2: 第6番〜第9番
DISC 3: 第10番〜第13番、幻想曲 ハ短調K.475 
DISC 4: 第14番〜第17番、ピアノ・ソナタ ヘ長調
     (アレグロとアンダンテ)K.533 & 494
ヴラド・ペルルミュテール (P)
★1956年フランスではモーツァルト生誕200年を盛大に祝い、記念式典の開催や豪華記念本が出版された。
仏Patheからはバースデイ・ボックスとしてモーツァルトの作品を集めた7枚組みのLPが発売された。(近年仏EMIが復刻)ファゴット奏者のフェルナン・ウーブラドゥを初めとする当時の名だたるモーツァルト演奏家が名を連ね、ペルルミュテールの演奏も収録された。しかし演奏はヴァイオリンニスト、ローランド・シャルミーとの競演によるe minor Sonata K304だった。その数ヵ月後、Voxの依頼でコンプリート・ソナタのレコーディングを行うことになりペルルミュテールも意欲的に取り組んだ。しかし宣伝に失敗したためか、フランス国内ではあまり評判にならず、世界的な発売には至らなかった。ラヴェル作品の再発が活発に行われているのに対し、モーツァルト作品の再発は見送られ中古市場で非常な高値がつくようになった。

■ペルルミュテールはユダヤ人のため戦争中はスイスに逃れ、戦後51年にフランスに戻った。彼のピアノに大きな影響を与えた人物にレイナルド・アーンとマルグリット・ロンがあげられる。ロンの流麗で完璧なレガートは「真珠のネックレス」と表現されている。ギーゼキングのモーツァルトは前述のPathe-LPセットに収録されているが、彼はペダルを用いずに演奏しているという。(モーツァルトにペダルを使うことは知らなかったため)それに対しペルルミュテールのモーツァルトは表現がずっと豊かだ。晩年のインタビューで彼は次のように語っている。「これまでモーツァルトは数多く弾いてきた。だけど今の私には荷が重過ぎる。」録音:1956年6月 パリ Pathe studio

MUSIC&ARTS

M&A 1207
\2200→¥1990
クレンペラー/
 ブラームス:ハイドン変奏曲、
 シューベルト:交響曲第4番、
 シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲル
クレンペラー指揮
コンセルトヘボウ管
いずれもクレンペラーが得意としていた曲ばかりであり、さらにコンセルトヘボウ管との共演というところにもそそられる。アンドリュー・ローズによる丁寧な音質修復がなされており聴く環境は万全といった状態。1957年2月7日 モノラル
M&A
1203(5CD)
¥8800→¥7990
トスカニーニ NBC交響楽団 1939年のベートーヴェン・ツィクルス

ベートーヴェン:交響曲全集
 交響曲第1番+交響曲第3番「英雄」
   (1939年10月28日)
 交響曲第2番、交響曲第4番、レオノーレ序曲第3番
   (1939年11月4日)
 交響曲第6番「田園」、交響曲第5番「運命」
   (1939年11月11日)
 エグモント序曲、交響曲第7番
   (1939年11月18日)、
 レオノーレ序曲第1番、交響曲第8番、レオノーレ序曲第2番
   (1939年11月25日)、
 交響曲第9番「合唱」
   (1939年12月2日)
トスカニーニ指揮
NBC交響楽団、
ジャルミナ・ノヴォトナ、
ケルステン・トルボルイ、
ジャン・ピアース,
ニコラ・モスコナ、
ウェストミンスター合唱団
*第九のみカーネギーホール、他は全てNBC8Hスタジオに於けるライヴ <モノラル>
NBC交響楽団とも充分にこなれてきた上にトスカニーニ自身もその芸術性のピークを迎えた当時、1939年のベートーヴェン・ツィクルスが、ついにM&Aよりセット化。この年の6月にはロンドンに赴き、BBC響ともベートーヴェン・ツィクルスを開催しており、正にベートーヴェンに命を掛けた年であったのだろう。当全集では、気迫が凄まじい故に、「運命」や「第7番」という盛り上がる曲についつい目が行き勝ちだが、第1番、第2番、第8番という小ぶりな曲についてもセンス抜群でスタイリッシュな美演が聴けるところが嬉しいところ。音質に関してもマニアで知られるM&A社長が、アーロン・Z・ズナイダーによるサウンド・リマスタリングが成功しており、ANDROMEDAなど問題外と太鼓判を押す出来栄えとのこと。

MYTHOS 1CD¥2400

MPCD 5006 シューベルト:交響曲第9番「グレート」 フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィル
モスクワ放送協会関係者が、自らのコレクションとして地方都市の別荘に秘蔵していたVSG盤からの復刻。VSGや松明盤などいわゆるプレメロディア盤に特有の細かなサーフェイスノイズは残るが、おそらくこの演奏をこれほど明確に生々しく捕らえたものはないだろう。ダイナミックな音の動き、迫りくるような低音、そして艶やかな弦の響き。そのどれもが今そこで演奏されているかのように蘇る。録音:1942年 原盤:MELODIYA VSG盤
MPCD 1004 フランク:前奏曲(コラールとフーガ/アリアと終曲) ジェルメヌ・ティッサン=ヴァランタン(P)
DUCRETET-THOMSON LPG8716 SELMER盤からの復刻。ティッサン=ヴァランタンの指の動きにつれてひろがっていく、淡く透明な響きが克明に記録されている。当時のデュクレテ・トムソン盤は、これほどまでに正確に刻々と変わる音楽=心の動きを残していた。
MPCD 1002 ブラームス:交響曲第4番 フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィル
1948年10月24日、ベルリンでの録音 LVDSM FALP544盤からの復刻。デッドな響きでしか再現できなかった既存盤のせいで、今ひとつ評価されてこなかったが、圧倒的な音質で蘇る。MYTHOS盤でしか再現できない本当の音を是非どうぞ。
MPCD 5002 コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ/ヴァイオリンとチェロの為の二重協奏曲 シュタルケル(Vc)
エイダス(Vn)
PERIOD SPLP510 最初期グリーン/シルバー盤およびSPL510からの復刻。「松脂が飛ぶ」名録音と呼ばれたこの演奏も、今回の復刻により初めてその奥にまだ見えていなかったディティールがあったことが分かる。若きシュタルケルの筋肉の動き、弓をつかむ指先の圧力、額に流れる汗の様子まで、まるでレンズのフォーカスが合ったときのように、全てが一度に浮かび上がってくる。

MYTO HISTORICAL

130
(2CD)
\2000
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」  リリー・ポンス(ルチア)、
ジャン・ピアース(エドガルド)
フランク・ヴァレンティーノ(エンリコ・アユトン)、
ニコラ・モスコーナ(ライモンド)
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場管、合唱団
1956年1月14日 ニューヨークでのライヴ録音 ボーナス・トラックとして1956年12月8日メトロポリタンで行われたマリア・カラスによる「ランメルモールのルチア」からアリア6曲を収録 以前HOPEレーベル他で発売あり。多少の古臭さを感じるが輪郭のはっきりした良い音質とのこと。
132
(2CD)
\2000
ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」 マリア・カラス(アミーナ)、
ニコラ・モンティ(エルヴィーノ)
ニコラ・ザッカリア(ルドルフォ)、
マリエッラ・アンジョレッティ(リーザ)
フィオレンツァ・コッソット(テレサ)
アントニーノ・ヴァットー指揮
ミラノ・スカラ座管、合唱団
1957年7月4日ライヴ録音 以前EMIレーベル他で発売あり。良い音質とのこと。
134
(2CD)
\2000
ヴェルディ:歌劇「椿姫」  マリア・カラス(ヴィオレッタ)、
チェーザレ・ヴァレッティ(アルフレード)
ジュゼッペ・タデイ(ジョルジュ)
オリヴィエーロ・デ・ヴァブリティース指揮
メキシコ・ベラスアルテス歌劇場管弦楽団、合唱団
1951年7月17日※以前MELODRAMレーベル他で発売あり。音質は良く無く、一般的とは言えない。コレクターズ・アイテム。
136
(3CD)
\3000
初出! R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」 マリア・ライニンク(ヴェルデンベルグ公爵夫人)、
エレナ・ベルガー(ゾフィー)
クルト・ベーメ(オックス男爵)、
エリーザベト・グリュンマー(オクタヴィアン)
エーリッヒ・クライバー指揮
バイエルン国立歌劇場管、合唱団
1952年7月20日ミュンヘンでのライヴ録音※初出です。マスターに起因するノイズ、フェイドイン・アウトが多少聴かれるが全体的に音質はとても良いとのこと。歌手陣とオーケストラのバランスも非常に良く、この偉大な記録を鑑賞するには問題ない。ジャケットはエーリッヒ、カルロス、ヴェロニカのクライバー親子の写真を使用している。

ナクソス・ヒストリカル 1CD¥900

8.111244 <ロッテ・レーマンの歌曲録音集第3集(1 9 4 1)>
 シューマン:
  女の愛と生涯*(録音:1 9 4 1年6月2 4日、ロスアンジェルス)/
  詩人の恋*(録音:1 9 4 1年8月1 3日、ロスアンジェルス)
 シューベルト:冬の旅(抜粋)* *
  [第1番「おやすみ」/第3番「凍った涙」/第4番「かじかみ」/
  第6番「あふれる涙」/第1 0番「憩い」/第1 1番「春の夢」/
  第1 2番「孤独」/第1 6番「最後の希望」/第2 4番「辻音楽師」]
 (録音:1 9 4 1年3月1 4日、19日、ロスアンジェルス)
  ※解説に歌詞は付いておりません。歌詞は独語です。
ロッテ・レーマン(S)、
ブルーノ・ワルター(P)*、
パウル・ウラノフスキー(P))**
マーク・オバート=ソーン復刻。第1集(8 . 1 1 1 0 9 3)、第2集(8 . 1 1 1 0 9 4)に続くシリーズ第3弾。5 0歳となってオペラのキャリアから身を引いたレーマンが取り組んだドイツ歌曲集は、ワルターらの伴奏を得て2 0世紀前半を代表する芸術に。今回の復刻はオリジナルL Pのラッカー盤からのもので、彼女の声をクリアにするため補正を加えたナクソスならではの一枚。
8.111254 J .シュトラウスI I世:喜歌劇「ヴェネツィアの一夜」
 ※解説にリブレットは付いておりません。歌詞は独語です。
 (録音:1954年5月25日〜28、31日、
      9月25日、ロンドン、キングズウェイ・ホール)
ニコライ・ゲッダ(ウルビーノ公グイード……T)、
エーリヒ・クンツ(カラメッロ……Br)、
カルル・デンヒ(デラックア……Bs・Br)、
ペーター・クライン(パパコーダ……T)、
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(アンニーナ……S)、
エミー・ローゼ(チボレッタ……S)、
ハンナ・ルートヴィヒ(アグリコーラ……コントラルト)、
カレル・シュテパネク、ハンナ・ノルベルト、
アントン・ディフリング、
レア・ザイドル(以上台詞役)、
オットー・アッカーマン指揮
フィルハーモニア管&合唱団 
マーク・オバート=ソーン復刻。シュヴァルツコップフとウォルター・レッグ(プロデューサー)の共同作業の中で、やや地味ながらも高い評価を受けてきた作品(英C o l u m b i a)がナクソスから。歌手陣はもちろん、オペレッタ指揮者アッカーマンの再評価にも期待できる一枚。
8.111260 <エルガー・コンダクツ・エルガー>
 エルガー:
  交響曲第2番*
  (録音:1 9 2 7年4月1日、7月1 5日、ロンドン、クイーンズ・ホール)/
  交響曲第2番〜第3楽章(1 1 6キューまで、第一テイク)*
  (録音:1 9 2 7年4月1日、ロンドン、クイーンズ・ホール)/
  チェロ協奏曲* *
  (録音:1 9 2 8年3月2 3日、6月1 3日、ロンドン、キングズウェイ・ホール)
エドワード・エルガー指揮
ロンドン響*、
ビアトリス・ハリソン(Vc)* *、
ニュー・シンフォニー・オーケストラ**
マーク・オバート=ソーン復刻。今年、生誕1 5 0年を迎えたエルガーは多くの自作自演録音を残していることでも有名。大作である交響曲第2番を、第3楽章の別テイクとあわせて収録。またハリソンをソロに迎えたチェロ協奏曲は、この曲のスタンダードとして聴かれ続けてきたもの。

OLYMPIA

MKM 189
(2CD)¥4000
チャイコフスキー:
 ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(*)
 ピアノ協奏曲第3番ト長調 Op.75(*)
 ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44(*)
 ピアノ・ソナタ嬰ハ短調 Op.80(+)
エミール・ギレリス(ピアノ)
ロリン・マゼール(指揮(*))
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(*)
録音:1972年(*)/1962年(+) 原盤:EMI(*)/BZK(+)

OPERA D’ORO 1CD¥900

OPD 7039
(3CD)
ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》 ヘルゲ・ブリリオート(T)、
カタリーナ・リゲンツァ(S)、
イヴォンヌ・ミントン(A)、
クルト・モル(Bs)、
カルロス・クライバー(指揮)、バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団、他
クライバーのトリスタンとイゾルデが新装登場!「Grand Tier」(7000番台)は、アメリカのレーベル「オペラ・ドーロ(Opera D'oro)」の膨大な音源の中から選りすぐったタイトルを特別仕様としたワンランク上のシリーズ。「スリップ・ケース付きのボックス仕様」、「ロバート・レヴィンによるエッセイとビル・パーカーの英語訳付きの歌詞を掲載したブックレット」、「ポーランド生まれの芸術家ラファエル・オブリンスキの絵画をジャケットに使用」など通常盤とは一味違う仕様が大きな特徴。巨匠カルロス・クライバーと超一流のワーグナー歌いたちの豪華な共演が実現したバイロイト音楽祭(1974年7月27日)での公演を収録。
OPD 7031
(2CD)
ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》 ジャンジャコモ・グエルフィ(Br)、
エレナ・スリオティス(S)、
ニコライ・ギャウロフ(Bs)、
ジャンニ・ライモンディ(T)、
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)、
ミラノ・スカラ座管&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ。1966年12月7日、ミラノでのライヴ。
OPD 7035
(2CD)
ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》 マリア・カラス(S)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(T)、
ローランド・パネライ(Br)、
カラヤン(指揮)、
ベルリンRIAS交響楽団、
スカラ座合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ。1955年9月29日、ベルリンでのライヴ。
OPD 7036
(2CD)
プッチーニ:歌劇《西部の娘》 フランコ・コレッリ(T)、
ティート・ゴッビ(Br)、
ジリオラ・フラッツォーニ(S)、
アントニーノ・ヴォットー(指揮)、
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ。1956年4月4日、ミラノでのライヴ。
OPD 7038
(2CD)
ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》 エリザベート・グリュンマー(S)、
リタ・シュトライヒ(S)、
ハンス・ホップ(T)、
エーリッヒ・クライバー(指揮)、
ケルン放送交響楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ。1955年3月15日〜20日、ケルンでのセッション録音。
OPD 7041
(2CD)
ヴェルディ:歌劇《ファルスタッフ》 マリアーノ・スタビーレ(Br)、
レナータ・テバルディ(S)、
チェーザレ・ヴァレッティ(T)、
ヴィクトル・デ・サバタ(指揮)、
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ。1952年5月26日、ミラノでのライヴ。
OPD 7042
(2CD)
R・シュトラウス:歌劇《エジプトのヘレナ》 レオニー・リザネック(S)、
ベルント・アルデンホフ(T)、
ヘルマン・ウーデ(バス)、
ヨゼフ・カイベルト(指揮)、
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ。1956年8月10日、モナコでのライヴ。
OPD 7043
(2CD)
ベッリーニ:歌劇《清教徒》 ミレッラ・フレーニ(S)、
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)、
セスト・ブルスカンティーニ(Bs)、
リッカルド・ムーティ(指揮)、
ローマ・イタリア放送交響楽団&合唱団、他
「Grand Tier」シリーズ。1969年7月8日、ローマでのライヴ。
OPD 1472 ドニゼッティ:歌劇《カーニヴァルの木曜日、または新しいプルソーニャ》 ブルーナ・リツォーリ(S)、
ホアン・オンシーナ(T)、
ネストル・カタラーニ(バス)、
エドウィン・レーラー(指揮)、
スイス・イタリア語放送管弦楽団、他
ここからのご案内分は通常盤。なかなか聴く機会の少ないレアなレパートリーなど興味深い音源が揃っている。1961年2月、ルガノでのライヴ。
OPD 1473
(3CD)
ドビュッシー:歌劇《ペレアスとメリザンド》 ジャネット・ピロー(S)、
ガブリエル・バキエ(Br)、
ニコラ・ザッカリア(Br)、
ロリン・マゼール(指揮)、
ローマ・イタリア放送交響楽団&合唱団、他
1969年2月20日、ローマでのライヴ。
OPD 1474 プッチーニ:歌劇《妖精ヴィッリ》 ヴェリアーノ・ルケッティ(T)、
ミエッタ・シーゲレ(S)、
マリオ・ザナーシ(Br)、
ハンス・ゲオルク ラートイェン(指揮)、
フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団&合唱団、他
1972年2月4日、フィレンツェでのライヴ。
OPD 1475
(2CD)
グルック:歌劇《パリーデとエレーナ》 マガダ・ラースロー(S)、
ラーヨシュ・コズマ(T)、
マリオ・ロッシ(指揮)、
ミラノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他
1968年9月5日、ミラノでのライヴ。
OPD 1476
(2CD)
ヴェルディ:歌劇《海賊》 ジョルジョ・カセッラート・ランバルディ(T)、
カティア・リッチャレッリ(S)、
レナート・ブルゾン(Br)、
ヘスス・ロペス=コボス(指揮)、
フランクフルト州立歌劇場管&合唱団
1971年10月10日、フランクフルトでのライヴ。

OPERA RARA

ORR243
(2CD)
\4800
Celebrating オッフェンバック
 収録されているオペレッタ:
  「ブラバンドのジュヌヴィエーヴ」「ヴェル・ヴェル」
  「にんじんの王様」 他
エリザベト・ヴィダル(ソプラノ)、
アラステア・マイルズ(バス)
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)、
ジェニファー・ラーモア(メゾ・ソプラノ)他
デイヴィッド・パリー指揮
ロンドン・フィル、
ジェフリー・ミッチェル合唱団
総勢14名の歌手達による、オッフェンバックが作曲した多数のオペレッタから今では演奏されることの無い作品から抜粋されたオッフェンバックらしい名曲を集めたアルバム。いつもながらの丁寧な装丁と解説(240ページ)。オペレッタ・ファンのみならず、オッフェンバック作品を知る意味で学術的にも貴重なアルバムと成っている。

OPUS蔵 1CD¥2400→¥2190

OPK 7033
¥2190
(1)ハイドン:交響曲第92番ト長調HOB. I:92 「オクスフォード」(rec.1944)
(2)R.シュトラウス:「ドン・キホーテ」作品35 39'15" (rec.1938)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC交響楽団
(2)エマニュエル・フォイアマン(Vc)
フォイアマン、トスカニーニとNBC交響楽団の「ドン・キホーテ」はこれまで何度も出ておりCDも複数ありますが、それらは単に歴史的記録のレベルでした。ところが今回「これは音がよいよ」と紹介された私家盤LPは素晴らしい音でびっくりしました。フォイアマンの細かいニュアンスもよくわかります。ただときどきハムが出てきます。これまでの音源がハムを嫌ってカットしたため貧相な音になったものか、別装置による録音なのかはわかりません。本CDでは音を優先させハムを残しています。慣れれば気にならなくなると期待して。(相原 了)
=山崎浩太郎氏ライナーノーツより=
プライベートLPが音源とのことだが、音の生々しさ、分離のよさが格別で、硬めの音質のM&Aや腰のないGUILDよりも、音楽に引き込まれる。・・ここで使われているのは(ハイドンと同様)かなり良質なものらしい。どこに何があるのか、何がよりよい音なのかが、理屈では割り切れない世界なのである。(中略)冒頭の、ふわっと跳ねるようにして始める軽やかな導入、独特のひねりとうねりを加えた緩急のあるフレージング、そしてその見事なテンポ設定。けっして澱むことのないその進行は、まさにトスカニーニを聴く喜びを味あわせてくれる。ここで顔を出してくる各楽器のキャラクターが明快に聴き分けられるのが、このオーパス蔵盤の魅力である。そしてそこに歌いはじめる、気品と若々しい表情をもったフォイアマンのチェロ。老騎士ドン・キホーテにしては若武者すぎる感もないではないが、世界的巨匠トスカニーニに臆することなく自分の音楽を貫く、その心意気が素晴らしい。 (山崎浩太郎)
OPK 7034
¥2190
(1)ブリテン:セレナード作品31(テノール、ホルン、弦楽合奏のための)
(2)バークレイ:ホルントリオ
(3)J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV1046
デニス・ブレイン(Hrn)
(1)ピーター・ピアーズ(T)
ユージン・グーセンス(指)新交響楽団
(2)マヌーク・パリキアン(Vn)
コリン・ホースリー(Pf)
(3)ボイド・ニール(指)
ボイド・ニール合奏団
=ブリテンのセレナードは44年の録音に比べてピアーズ、ブレイン共に深みが増しています。グーセンスのバックもしっかりしています。バークレイの曲も聴き応えあるものですが、ブレインの録音があるのでその後のホルン奏者が取り上げられないのだそうです。ブランデンブルク協奏曲もボイド・ニールとの最初の録音はあまり良くない(Potter)ということで再録音を選びました。(相原 了)=
=小林利之ライナーノーツより=
朗報だった。かねてからブレインの芸術に信仰的情熱を示してきたオーパス蔵による復刻盤で、待望の再録音の《セレナード》が世に出ることになったからだ。待ちに待った《アレクサンダー》によるブレインが聴けるテスト・マスタリングCDR…ときめく胸をおさえながら聴いた「プロローグ」から1曲また1曲、…やはりブレインは素晴らしかった。(中略)自然倍音のみで吹奏される「プロローグ」をまず繰り返して聴いてほしい。第2楽章のコットンの詩による「牧歌」で“日は暮れようとして…”と歌い出すピアーズのテノールを受け継ぐブレインのホルンが、歌と全く同じ表情のフレージングで吹きはじめることや、第3楽章のテニスンの詩による「夜想曲」で“響け、角笛、答えよ、こだまよ、深紅の谷が答えるのを…”と歌うテノールへの、ほのぼのとした表情で、朗々と応答するホルンの迫力がたまらなくいい。(小林利之)音源:初期LP (Decca, UK?Col, MMS)
OPK 2070
¥2190
(1)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 <rec. 1935>
(2)J.S.バッハ:シシリアーノ<rec.1933>
(3)ブラームス:ホルントリオ<rec.1933>
(4)モーツァルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K447<rec.1940>
オーブリー・ブレイン(Hrn)
(1)アドルフ・ブッシュ(指)
ブッシュ室内管弦楽団
(2)(3)ブッシュ(Vn)、
ルドルフ・ゼルキン(Pf)
(4)エードリアン・ボールト(指)
BBC交響楽団
ブッシュ、ゼルキン、オーブリー・ブレインのブラームスのホルントリオ録音はこれを越えるものがないと言われる位の名演奏・名録音です。録音の翌年の演奏会でも、「この演奏会を聴けた者は幸福である。トリオとして、昨日の演奏者たちは申し分ない。技術的な卓越、また、音楽的な感性の点からも、まさに理想的なメンバーであった(Morning Post. 1934年3月8日付)」と絶賛されている。ブランデンブルク協奏曲第1番はデニス・ブレインの始めての公開演奏会で取り上げられたもので、ブッシュが指揮とヴァイオリンを担当、父のオーブリーが第1ホルンを吹いています。録音では第2ホルンをブラッドショーが吹いている。モーツァルトのホルン協奏曲第3番は当時まさに絶頂期にあったオーブリーの演奏。デニスの録音も複数残っているので、親子で聴き比べてみるのも興味深いだろう。すべてSPより復刻
OPK 2068
\2190
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92 (mat. 2VH7181-89)<1950>
ヨハン・シュトラウス2世:皇帝円舞曲 (mat. 2VH7202-03)<1950> 
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲  (mat. 2VH7216-17)<1950>
メンデスゾーン:フィンガルの洞窟  (mat. 2VH7108-09)<1949>
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクの名歌手」第1幕への前奏曲  (mat. 2VH7168-20)<1949>
フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル
オーパス蔵100枚目のCDはフルトヴェングラーとウィーン・フィルのベートーヴェン第7(50スタジオ)のSP復刻!全てUK-SPより復刻。合せて小品集をSPから録ってみました。LP(CD)との音の違いをお楽しみください。オベロンは勢いがあるLP(CD)とは別のテイクが使われています。
(オーパス蔵 相原)

フルトヴェングラーのベートーヴェン7番。ぼくは長いこと、この50年のスタジオ録音をベスト・ワンに挙げて来たが、高音がきんきんするのが気になることは確かだった。そこへオーパス蔵が43年のベルリン・ライヴをすばらしい音で復刻したので、この方をベストとしたのが、つい一、二年前。ところが同じオーパス蔵が前述の50年盤を初出のLPそのままの姿でCD化した。こうなると、さすがのぼくも迷う。ウィーン盤の高音には相変わらずピークはあるものの、中低音がどっしりと鳴るので,ほとんど気にならなくなった。フルトヴェングラーも聴衆の居ないスタジオなのに大いに燃えており、この勝負、引き分けか、あるいはわずかにウィーン盤が上か。本当にオーパス蔵は人さわがせだ。(宇野功芳)
OPK 2069
\2190
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番「クロイツェル」 <1929>
シューベルト:アルペジョーネ ソナタ イ短調、D821 <1937>
レーガー:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 14'41" <1939>
ジャック・ティボー(Vn)
アルフレッド・コルトー(P)
エマニュエル・フォイアマン(Vc)
ジェラルド・ムーア(P)
ジャック・ティボー(Vn)
エマニュエル・フォイアマン(Vc)
オーパス蔵101枚目のCDは写真から生まれたものです。 ティボーとフォイアマンの1936年東京におけるツーショット、いまなら珍しくないでしょうが当時としては貴重なものです。本CDは彼らの代表的な録音、ティボーのクロイツェルとフォイアマンのアルペジョーネを組み合わせました。彼らの足取りを追った板倉氏のライナーノートも是非お読みください。(オーパス蔵 相原)

このCDにはティボーのクロイツェル・ソナタ、フォイアマンのアルペジオーネ・ソナタが収録されているが、ともに1936年の来日時に取り上げた作品である。とくに、ティボーのクロイツェルはいままでの復刻盤より音が鮮明になったのに加えてピアノの音が強く入っており、実際の楽器バランスにかなり近づいたと思う。それとともに演奏自体の迫力も増し、いっそう感銘が深まったことを特筆したい。(板倉重雄)
OPK 7032
\2190
「オペラ間奏曲集+序曲」
 1フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」序曲
 2 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲 (オルガン:デニス・ブレイン)
 3 レオンカヴァルロ:「道化師」間奏曲
 4 オッフェンバック:「ホフマン物語」より舟歌
 5 コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」間奏曲
 6 プッチーニ:「マノン・レスコー」第3幕の間奏曲
 7 ヨハン・シュトラウスⅡ:「ジプシー男爵」序曲
 8 ビゼー:「カルメン」第4幕の間奏曲
 9 マスネ:「タイース」瞑想曲
 10 ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」第4幕の間奏曲
 11 グラナドス:「ゴイェスカス」間奏曲
 12 ヴェルディ:「椿姫」第3幕への前奏曲
 13 マスカーニ:「友人フリッツ」第3幕の間奏曲
 14 ヨハン・シュトラウスⅡ:「こうもり」序曲
カラヤン指揮
フィルハーモニア管
2-6, 8-13:Jul 1954, 1:1953, 7:Jul 1955, 14:Apr 1955
「プロムナード・コンサート」に続くカラヤンがモノラル時代に録音した「オペラ間奏曲集」をベースに序曲をスパイスとして加えました。聴衆を魅了した40代の柔軟さ、躍動感を味わってください。ー相原 了ー

 このCDの曲目のメインとなっているのは、1954年7月22日から24日にかけてロンドンのキングズウェイ・ホールでセッション録音された、11曲からなる「オペラ間奏曲集」である。
 5年後の1959年には曲目を多少入れ換えたステレオ再録音も行なわれているのだが、他の多くのカラヤンとフィルハーモニア管弦楽団によるモノラル同様、ここには再録音の際には失われた、旋律のしなやかな歌いくちや、スケールと色彩感がある。わずか5年の間にカラヤンを取り巻く状況も、オーケストラの構成も大きく様変わりしたのだ。たとえば「タイスの瞑想曲」のパリキアンも独奏者としての活動を増やしてコンサートマスターを辞め、ブレインに至ってはこの世の人でさえなかった。
 カラヤンという人は、オペラ指揮者としてはドラマに踏み込みきれない--その演奏はドラマティック、ではあるのだが--もどかしさがあったけれど、こうした間奏曲や、あるいは序曲での雰囲気をつくることについてはとても上手である。そしてその雰囲気という点に関しては、モノラル盤はステレオ再録音よりはるかに豊かなものをもっているのだ。(山崎浩太郎)

ORFEO D’OR 1CD¥2300

ORFEOR 696072
(2CD)
\4600
レオニー・リザネク、ウィーン国立歌劇場ライヴ
[収録内容一覧]
いずれも、ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団。
特記ないものは、ウィーン国立歌劇場でのライヴ。
チャイコフスキー:「エウゲニ・オネーギン」
 レオニー・リザネク(S タチアーナ)
 ジョージ・ロンドン(Br オネーギン)
 ベリスラフ・クロブチャール(指)
  録音:1955年6月17日(モノラル)
ヴェルディ:「アイーダ」
 レオニー・リザネク(S アイーダ)
 ラファエル・クーベリック(指)
  録音:1955年11月11日(モノラル)
プッチーニ:「トスカ」
 レオニー・リザネク(S トスカ)
 ワルター・ベリー(Br スカルピア)
 ニーノ・ヴェルキ(指)
  録音:1962年5月28日(モノラル)
スメタナ:「ダリボール」
 レオニー・リザネク(S ミラダ)
 ヨゼフ・クリップス(指)
  録音:1969年10月19日(ステレオ)
ケルビーニ:「メデア」
 レオニー・リザネク(S メデア)
 ブルーノ・プレヴェディ(T ジャゾン)
 ホルスト・シュタイン(指)
  録音:1971年1月31日(ステレオ)
ワーグナー:「ローエングリーン」
 カタリーナ・リゲンツァ(S エルザ)
 レオニー・リザネク(S オルトルート)
 ペーター・シュナイダー(指)
  録音:1985年1月4日(ステレオ)
ワーグナー:「パルジファル」
 ジークフリート・イエルザレム(T パルジファル)
 レオニー・リザネク(S クンドリー)
 ホルスト・シュタイン(指)
  録音:1979年3月18日(ステレオ)
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
 レオニー・リザネク(S ルチア)
 ジュリアス・ルーデル(指)
  録音:1981年6月12月(ステレオ)
ヤナーチェク:「イエヌーファ」
 ガブリエラ・ベニャチコヴァ(S イエヌーファ)
 レオニー・リザネク(S コスチェルニチカ)
 ハインツ・ツェドニク(T シュテヴァ)
 ヴァーツラフ・ノイマン(指)
  録音:1991年4月15日(ステレオ)
R.シュトラウス:「影のない女」
 レオニー・リザネク(S 皇后)
 エリーザベト・ヘンゲン(Ms 乳母)
 カール・ベーム(指)
  録音:1955年11月9日(モノラル)
R.シュトラウス:「影のない女」
 レオニー・リザネク(S 皇后)
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
  録音:1964年6月11日(モノラル)
R.シュトラウス:「影のない女」
 レオニー・リザネク(S 皇后)
 ビルギット・ニルソン(S バラクの妻)
 ワルター・ベリー(Br バラク)
 カール・ベーム(指)
  録音:1977年1月16日(ステレオ)
R.シュトラウス:「エレクトラ」
 ビルギット・ニルソン(S エレクトラ)
 レオニー・リザネク(S クリソテミス)
 カール・ベーム(指)
  録音:1965年12月16日(モノラル)
R.シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」
 レオニー・リザネク(S アリアドネ)
 カール・ベーム(指)
  録音:1967年11月20日(モノラル)
R.シュトラウス:「ばらの騎士」
 レオニー・リザネク(S 元帥夫人)
 クリスタ・ルートヴィヒ(S オクターヴィアン)
 ヒルダ・デ・グローテ(S ゾフィー)
 ヨゼフ・クリップス(指)
  録音:1971年10月3日,モスクワ(ステレオ)
R.シュトラウス:「サロメ」
 レオニー・リザネク(S サロメ)
 グレース・ホフマン(Ms ヘロディアス)
 ハンス・ホプフ(T ヘロデ)
 カール・ベーム(指)
  録音:1972年12月22日(ステレオ)
レオニー・リザネク(S)
レオニー・リザネクといえば、カール・ベームから絶大な信頼を受けた偉大なソプラノ。1950年代から90年代まで、長く第一線で活躍し、特にウィーン国立歌劇場とは縁が深い存在だった。このCDには、1955年から91年までの貴重なライヴを集めている。シュトラウスを得意としただけに、CD1枚分がシュトラウス。中でも素晴らしいのは、1971年にウィーン国立歌劇場がモスクワへ引っ越し公演を行った際の「ばらの騎士」。ヨゼフ・クリップスの指揮、クリスタ・ルートヴィヒのオクターヴィアンと、極めて充実しており、ことに第3幕の三重唱は大名演!。「ローエングリーン」では、幻の名ワーグナー・ソプラノ、カタリーナ・リゲンツァとの共演。また、「エウゲニ・オネーギン」、「アイーダ」、「トスカ」、「ダリボール」、「メデア」、「カヴァレリア・ルスティカーナ」など、彼女には珍しい作品の録音でも立派な歌唱を聞かせてくれる。
ORFEOR 721072
(2CD)
(1)シューマン:幻想曲ハ長調 Op.17
(2)ブラームス:6つのピアノ曲 Op.118
(3)ベートーヴェン:ピアノソナタ第32番ハ短調 Op.111
(4)ショパン:ワルツ 嬰ハ短調 Op.64の2/子守歌 Op.57
(5)ショパン:
  即興曲第1番Op.29/第2番Op.36/
  第3番Op.51/幻想即興曲 Op.66
(6)シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 D.934
ヴィルヘルム・ケンプ(Pf)、
(6)ヘディ・ギグラー(Vn)
シューマンとベートーヴェンが1956年10月20日、残りが1960年3月24日にケルンの西ドイツ放送局にて録音された。いずれもケンプならではの滋味あふれる巨匠芸が味わえるが、シューベルトの幻想曲とショパンに注目。ケンプのショパンはデッカにもあるが、ワルツは他では聴けない珍品と言えるだろう。第1回エリザベート王妃国際コンクールで6位のオーストリアのヴァイオリニスト、ギグラーとのシューベルトも温かな音楽に満ちている。ADD (MONO) 129'06"
ORFEOR 720071 (1)ショパン:ポロネーズ 嬰ヘ短調 Op.44
(2)同:バラード第4番ヘ短調 Op.52
(3)同:スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
(4)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 Op.35
(5)リスト:ドン・ジョヴァンニの回想
(6)メンデルスゾーン:カプリッチョ Op.16の2
シューラ・チェルカスキー(Pf)
ショパンのスケルツォが1951年1月21日、他は1953年3月5日にケルンの西ドイツ放送局で録音。チェルカスキー最盛期ならではの恐るべき超絶技巧と、ねっとりと濃厚な美音が全開の至芸を聴くことができる。難曲として知られるリストの「ドン・ジョヴァンニの回想」の凄まじさは鳥肌モノ。ADD (MONO) 79'01"
ORFEOR 722071
(2CD→1CD価格)
(1)レーガー:ピアノ協奏曲ヘ短調 Op.114
(2)シューベルト:ピアノソナタ変ロ長調 D960
(3)シューマン:6つの間奏曲 Op.6
エドゥアルト・エルドマン(Pf)、
ハンス・ロスバウト(指)
ケルン放送SO
レーガーが1951年3月19日、他が1950年4月18日にケルンの西ドイツ放送局にて録音。非常に知的な演奏で知られたドイツのピアニスト、エドゥアルト・エルトマン (1896-1958)が、とてつもなく難しく長大なレーガーの協奏曲に挑戦している。ロスバウトの名伴奏ともに、一見地味ながら実は凶暴なこの協奏曲の本性をさらけ出している。ADD (MONO) 87'11"

ORFEO D'OR 1CD¥2300→¥2090

オルフェオドール バイエルン放響ライヴシリーズ
同シリーズ、マスタリングがトーン・アイヒンガー・スタジオよりmsmスタジオのクリストフ・シュティッケル氏にチェンジ!今までのアイヒンガー・サンドと異なり、あまりノイズリダクションをかけず、鮮烈で華のあるサウンドに変身!
ORFEOR 719071 ドヴォルザーク:序曲「フス教徒」op67
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ヘンリク・シェリング(Vn)
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルン放送響
かつてヴァイオリンにうるさいマニアやライヴCDファンの間で大いに話題となったブラームスがついに正規盤CD化。正に両大家の燃え上がるようなブラームスでシェリングの数ある同曲の録音の中でもとびきりの1枚。かつて出回っていたCDより明らかに音質は向上。音の鮮度が全く違います。
まさに正規盤での発売の甲斐があったと申せましょう。しかもおまけのフス教徒が予想を上回る怪物的演奏で、終始盛り上がっている曲ですが、クーベリックのメリハリが天才芸でテーマの英雄的なりっぷり、コーダの尋常ならざる快テンポでの追い込みと、弾みきったリズム感など唖然とさせられます。両曲ともすばらしい大ステレオ録音でございます。(代理店)録音:1967年1月11日ウィーンコンツェルトハウスライヴ ステレオ
ORFEOR 718071 カール・アマデウス・ハルトマン:
 交響的讃歌
 ヴァイオリンと弦楽のための葬送協奏曲
 ピアノと管楽器、打楽器のための協奏曲
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn) 
マリア・ベルクマン(P)
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルン放送交響楽団
1905年に生まれ63年に亡くなったドイツを代表するシンフォニストの1人で作風は片山杜秀氏いわく暴力的。またフーガにおいては地獄の高圧釜の沸騰状態などといわれハイボルテージの作風が人気。バルトーク好きの方にはすんなりといきそうなそれ。当CDの交響的讃歌も名作ながらあまり録音がなく、終楽章なども春の祭典かペトルーシュカを彷佛とさせ、ハルトマンならではの圧縮のハイボルテージの音楽が聴き手を直撃。クーベリックの演奏がまた輪をわけたすさまじさ。ハルトマン入門に最適の一枚と申せましょう。ちなみにピアノのベルクマンはシュトゥットガルト放送(南ドイツ放送)協会史上最多録音者でテープ数500本!(代理店)録音:1975年10月9日、1973年12月7日、1972年3月23日 全てステレオ ヘルクレスザール

PREISER 1CD¥2300

PRCD 90730
¥2090
マーラー:交響曲第1番
シューマン:交響曲第1番
パウル・クレツキ(指)
イスラエル・フィル
ポーランドの作曲家・指揮者パウル・クレツキはユダヤ系であるがために戦時中幾度もの亡命を余儀なくされた。ポーランドで生まれ、ドイツに留学したのちに作曲家、指揮者として認められるようになった。また同じ時代に生きたトスカニーニ、フルトヴェングラーにも擁護されたことでも知られている。指揮者としての国際的なキャリアは唯一の非イタリア人としてミラノ・スカラ座の再オープニングのためにトスカニーニに招かれたことのほか輝かしいもので、のちに数々のレーベルで録音も残している。有名な録音のひとつに、フィルハーモニア管とのマーラーの大地の歌があるが、これはアルトではなくバリトンをソリストとして起用した最初の録音だろう。そのときのバリトン・ソロはディートリヒ・フィッシャー=ディースカウだった。ベートヴェン、とりわけマーラーのスペシャリストとして認められたクレツキと、彼の手兵ともいえたイスラエル・フィルとの貴重なマーラーの記録が収められている。
PRCD 20048
(2CD)
¥3000
ヴェルディ:「シチリア島の夕べの祈り」 アッリーゴ:マリオ・オルティカ,
プローチダ:ボリス・クリストフ
エレナ公女:アニタ・チェルクエッティ,モンフォルテ:カルロ・タリアブエ
ベトゥーネ:マリオ・ゾルニョッティ,
ヴォードゥモン伯爵:ジュリアーノ・フェッライン
ニネッタ:ミティ・トゥルッカノ・パーチェ,
ダニエリ:トマッソ・ソレー
テバルド:ヴァルター・アリトーリ,
ロベルト:クリスティアーノ・ダラマンガス
マンフレード:サンテ・アンドレオリ
マリオ・ロッシ(指)
RAIトリノ合唱団・管
ルッジェーロ・マギーニ(合唱指揮)
「椿姫」に次ぐヴェルディ19番目のオペラ「シチリア島の夕べの祈り」は、パリ・オペラ座のためにグランド・オペラの形式でフランス語の台本に作曲され、1855年に初演された。初演直後のイタリア公演ではイタリア語に直され、以後イタリア語版で上演されている。録音は初演からちょうど100年後の1955年。エレナ公女のチェルクエッティは、マリア・カラスが「ノルマ」をキャンセルし、代役を依頼され一挙に世界的名声を手にいれた歌手。またアッリーゴのオルティカもスカラ座やジェノヴァでカラスの相手役をつとめており、まさにカラスの黄金時代をほうふつとさせる内容となっている。
PRCD 93450 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ 初期録音集
 (1)ロルツィング:「密猟者」朗らかで陽気
 (2)ロルツィング:「ロシア皇帝と大工」皇帝の歌
 (3)ロルツィング:「オンディーヌ」今や祈りは
 (4)ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」やぁ、こんにちは!
 (5)ワーグナー:「タンホイザー」君は大胆な歌で我々に挑戦し
 (6)ワーグナー:「タンホイザー」この貴きまどいを見渡せば
 (7)ワーグナー:「タンホイザー」おお、やさしき夕星よ
 (8)ヴェルディ:「仮面舞踏会」君の幸せと人生のために
 (9)ヴェルディ:「仮面舞踏会」おまえこそ心を汚すもの
 (10)ヴェルディ:「シチリア島の夕べの祈り」栄光と華麗さの中で
 (11)ヴェルディ:「ファルスタッフ」行儀よく、老ハンス
 (12)プッチーニ:「ボエーム」さようなら、甘い日々よ
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
(1)-(4)ヴィルヘルム・シュフター(指)
ベルリナー・シンフォニカー
(5)-(7)ヴィルヘルム・シュフター(指)
フィルハーモニカ・オーケストラ・ロンドン
(8)(9)フリッツ・ブッシュ(指)、(10)マリオ・ロッシ(指) (8)-(10)ケルン放送シンフォニー・オーケストラ
(11)フェレンクツ・フリッチャイ(指)
リアス・シンフォニー・オーケストラ
(12)ポール・シュミッツ(指)
ベルリン・コミーシェ・オパー・オーケストラ
ドイツのバリトン歌手、フィッシャー=ディースカウの功績については改めて述べる必要はないだろうが、この盤の特筆すべきは、なんといってもデビュー直後の若々しい歌声を聴く事のできる点だろう。1925年生まれのフィッシャー=ディースカウが最初の歌曲リサイタルを開いたのが1947年22歳のとき、翌1948年にはドン・カルロのポーザ公爵でベルリン国立歌劇場にデビューしている。この盤には1949年から1955年までの録音が収録されており、まさにキャリアを始めたばかりのディースカウの歌唱だが、その声と技術の成熟度には驚きを隠すことができない。20代でヴェルディからプッチーニ、ワーグナーまでこのように歌える歌手に私たちはこれまで出会ったことがあるだろうか?録音から半世紀が経った今、私たちはディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの偉大さを改めて知ることになる。
PRCD 89670 生き続ける過去 マリア・フォン・イロスヴェイ
 (1)モーツァルト:「みてくれのばか娘」なんて大騒ぎ
 (2)モーツァルト:「救われたベトゥーリア」同じように不毛です
 (3)モーツァルト:「救われたベトゥーリア」私は武器を持たずに行く 
 (4)モーツァルト:幸せの陰よ・・・おまえを残していく
 (5)モーツァルト:「皇帝ティトの慈悲」ああ、この瞬間だけは
 (6)ヴェルディ:「イル・トロヴァトーレ」炎は燃えて
 (7)ヴェルディ:「ドン・カルロ」呪われし美貌
 (8)トマ:「ミニョン」君よ知るや南の国
 (9)ビゼー:「カルメン」カルタの歌
 (10)サン=サーンス:「サムソンとデリラ」恋よ、弱気われに力を添えよ
 (11)サン=サーンス:「サムソンとデリラ」君が声にわが心開く
 (12)ワーグナー:「ラインの黄金」消えろ、ヴォータン、消えろ
 (13)ワーグナー:「ジークフリート」その歌は強く
 (14)ヴェルディ:「レクイエム」書き記されし書物は
マリア・フォン・イロスヴェイ(アルト)1913-1987
(1)-(5)ベルナルド・パウムガルトナー(指)
(6)-(11)ウィルヘルム・ロイブナー(指)
ウィーン・シンフォニカー
(12)(13)クレメンス・クラウス(指)
バイロイト祝祭管
(14)ポール・ヴァン・ケンペン(指)
サンタチェチーリアアカデミア合唱団・管
1913年にブタペストに生まれたアルト歌手マリア・フォン・イロスヴェイは母国とウィーンで声楽教育を受けました。ウィーン国際音楽コンクールでの優勝をきっかけにザルツブルクでキャリアをスタートさせたイロスヴェイは当初、モーツァルトの初期のオペラを中心に歌っていた。アメリカ・ツアーでの「コジ・ファン・トゥッテ」のドラベッラのセンセーショナルな成功を経て1940年にハンブルク州立が歌劇場の専属となる、歌手人生の最後までハンブルクに拠点を置いた。戦後、ウィーン国立歌劇場、ミュンヘン、シュトゥットガルト、コヴェント・ガーデン、ミラノ・スカラ座といった主要歌劇場に客演したが、1953年から1958年にバイロイト音楽祭に出演したことが彼女の世界的名声を確立した。当時発売された2枚のイロスヴェイのソロ・レコードは残念なことにレコードの型の変遷のために、時代の運命によってすぐに廃盤になってしまったので、まさに貴重な録音に私たちは半世紀を越えてようやく出会えたといえるだろう。
PRCD 89671 生き続ける過去 マリオ・フィリッペスキ
 (1)ベッリーニ:「ノルマ」ヴィーナスの祭壇に
 (2)ロッシーニ:「ウィリアム・テル」あぁ、マティルデ、愛している
 (3)ロッシーニ:「ウィリアム・テル」第2幕3重唱
 (4)ロッシーニ:「ウィルアム・テル」もの言わぬ涙の隠れ家よ
 (5)マイアベーア:「ユグノー教徒」アルプスの雪のように白く
 (6)ヴェルディ:「イル・トロヴァトーレ」いとしの君よ
 (7)ヴェルディ:「イル・トロヴァトーレ」見よ、恐ろしい炎を
 (8)ヴェルディ:「運命の力」人生は地獄だ
 (9)ヴェルディ:「アイーダ」きよきアイーダ
 (10)ヴェルディ:「アイーダ」いとしのアイーダよおまえに
 (11)ヴェルディ:「アイーダ」すでに祭司を集い
 (12)ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」ある日青空を眺めて
 (13)ヴェルディ:「オテッロ」清らかな思い出は遠いかなたに
 (14)プッチーニ:「西部の娘」やがてくる自由の日
 (15)プッチーニ:「トゥーランドット」誰も寝てはならぬ
マリオ・フィリッペスキ(テノール)1907-1979
(1)トゥリオ・セラフィン(指)
スカラ座オーケストラ、合唱団
(2)-(4)マリオ・ロッシ(指)
RAIオーケストラ・合唱団
(5)-(8) (13)-(15)アルゲオ・クアドリ(指)
RAIオーケストラ
(9)(12)アルゲオ・クアドリ(指)
オーケストラ・シンフォニカ・ディ・ミラノ
(10)(11)ヴィットリオ・グイ指揮
RAIオーケストラ・ローマ
戦中・戦後に国際的キャリアを築いた多くのイタリア人テノール歌手たちは、特に録音においてその実力に値する活躍の場を与えられなかった。そのうちの一人がマリオ・フィリッペスキです。1907年にイタリアのピサ近郊に生まれたフィリッペスキは地道で忍耐強い7年間の声楽教育の末、1937年に「ルチア」のエドガルドでデビューした。同時代にミラノ・スカラ座で活躍したテノールには、ティト・スキーパ、マリオ・デル・モナコなどの偉大な名前が並ぶ。マリオ・フィリッペスキに最大の持ち味は輝かしい高音でしょう、しかもその高音の輝きを失うことなく、中音域・低音域の響きも充実させていることが彼の魅力であり、ロッシーニからヴェルディまで幅広いレパートリーを歌いこなしてしまうゆえん。1942年には昭和天皇の列席のもと、ローマで蝶々夫人のピンカートンを歌っている。
PRCD 90735
(3CD)
リムスキー=コルサコフ:
 「見えない町キーテジと乙女フェヴローニヤの物語」
  +ボーナス:
   イワン・ペトロフ、リムスキー=コルサコフのロマンスを歌う
ナタリア・ロジェストヴェンスカヤ(S フェヴローニヤ)
イワン・ペトロフ(Br ユーリ王子)
ウラディーミル・イワノフスキー(Bs フセーヴォロド王子)
イルヤ・ボグダーノフ(Bs フョードル・ポヤーロク)ほか
ヴァシーリ・ネボルシン(指)
モスクワ放送交響楽団,合唱団
「見えない町キーテジと乙女フェヴローニヤの物語」は、1907年に初演された、リムスキー=コルサコフの比較的晩年の傑作。近年再評価が著しい作品。1917年にロシア革命が勃発した後、ロシアでは社会主義体制向きに改竄された形で上演されていた(オリジナルの復活は1966年)。この録音もおそらくこの形での上演と思われる。1950年代のソヴィエトの名歌手が名を連ねている。録音:1956年

ペーパーバック・オペラ・シリーズ

PRCD 20050
(2CD)
\3000
プッチーニ:「蝶々夫人」 エレノア・ステーバー(S 蝶々夫人)
リチャード・タッカー(T ピンカートン)
ジュゼッペ・ヴァルデンゴ(Br シャープレス)
ジーン・マデイラ(Ms スズキ)ほか
マックス・ルードルフ(指)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団,合唱団
「蝶々夫人」のLP用の初録音。当時のメトのベストメンバーが組まれている。名著「指揮法」の著者としても知られる、ドイツ出身の米国の指揮者、マックス・ルドルフ(1902-1995)の数少ない録音としても貴重。録音:1949年5月26-28日
PRCD 20049
(2CD)
\3000
ヴェルディ:「ナブッコ」 パオロ・シルヴェーリ(Br ナブッコ)
カテリーナ・マンチーニ(S アビガイッレ)
アントニオ・カッシネッリ(Bs ザッカリア)
マリオ・ビンチ(T イズマエーレ)
ガブリエッラ・ガッティ(S フェネーナ)ほか
フェルディナンド・プレヴィターリ(指)
RAIローマ交響楽団,合唱団
CETRAなどからも出ている音源と同一。録音:1950年1月16日

PRIMA VOCE 1CD−R¥1800

「プリマ・ヴォーチェ」は、往年の名歌手たちの歌声が収録された78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ。(Prima VoceはCD-R盤となります)
NI 7904 アルマ・グルック(1882−1938)〜
 録音集(録音:1911年〜1917年):
  G・シャルパンティエ:歌劇《ルイーズ》より/
  B・ゴダール:歌劇《ジョスラン》より/
  ビゼー:歌劇《カルメン》より/
  ラモー:歌劇《イッポリトとアリシー》より/他
アルマ・グルック(S)、
様々なアーティスト
「プリマ・ヴォーチェ」は、往年の名歌手たちの歌声が収録された78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ。
NI 7905 リッカルド・ストラチアーリ(1875−1955)〜
 録音集(録音:1917年〜1925年) ——
  ヴェルディ:
   歌劇《仮面舞踏会》より、歌劇《エルナーニ》より、
   歌劇《リゴレット》より、
   歌劇《トロヴァトゥーレ》より、歌劇《椿姫》より/他
リッカルド・ストラチアーリ(バリトン)、
様々なアーティスト
NI 7906 シナゴークにおける伝説的のカントールたち
 (録音:1907年〜1947年)
ゲルション・シロタ(T)、
リチャード・タッカー(T)、
様々なアーティスト
NI 7934 ヘルベルト・エルンスト・グロー(1905−1982)〜
 オペラ・アリアを歌う(録音:1931年〜1937年) ——
  モーツァルト:O wie angstlich,o wie feurig、何と美しい絵姿/
  ロッシーニ:O war vorbei die Nacht/
  ワーグナー:遠い海から嵐をついて、朝はばら色に輝きて/他
ヘルベルト・エルンスト・グロー(T)、
様々なアーティスト
NI 7907 ハインリヒ・シュルスヌス(1888−1952)〜
 オペラ・アリアとリヒャルト・シュトラウスを歌う(録音:1919年〜1925年) ——
  ビゼー:闘牛士の歌/
  モーツァルト:おいで窓べに、可愛い娘/
  ドニゼッティ:天使のように美しい/
  R・シュトラウス:帰郷Op.15-5、君を愛すOp.37-2/他
ハインリヒ・シュルスヌス(Br)、
様々なアーティスト
NI 7909 レオ・スレザーク(1873−1946)〜
 録音集(録音:1903年〜1921年):
  ロッシーニ:Ah! Mathilde/
  ドリーブ:幻想曲/
  グノー:ああ、太陽よ昇れ/
  ワーグナー:
   静かな炉端に、さあ始めなさい、
   ありがとう愛する白鳥、遥かかなたの国に/他
レオ・スレザーク(T)、
様々なアーティスト
NI 7941 ジンカ・ミラノフ(1911〜1960)〜
 ヴェルディのアリアを歌う(録音:1952年〜1955年)
  勝ちて帰れ/わがふるさと/ここは恐ろしい場所/
  あなたへのたったひとつの私のお願いを/他 全11曲
ジンカ・ミラノフ(S)、
レナト・セリーニ(指揮)、
RCAビクター管弦楽団、他
「プリマ・ヴォーチェ」は、往年の名歌手たちの歌声が収録された78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ。(Prima VoceはCD-R盤となります。)
NI 7939/40
(2CD/特別価格)
\2700
レナード・ウォーレン(1911〜1960)〜
 ヴェルディのアリアとポップ・ソング集(録音:1947年〜1955年)
  ヴェルディ:
   立つがいいお前の息子に、
   君のほほえみ、どうしてひとり離れて/
   船乗りの歌/ローリング・ダウン・トゥ・リオ/
   ソングス・フォー・エヴリワン/他 全15曲
レナード・ウォーレン(Br)、
フランク・ブラック(指揮)、
RCAビクター管弦楽団、他
NI 7911 フェルナンド・デ・ルチア(1860−1925)〜
 録音集(録音:1902年〜1909年)
  F・トスティ:理想/
  ロッシーニ:
   空がほほえみ、私の名が知りたければ、
   金を見れば知恵がわく/他 全23曲
フェルナンド・デ・ルチア(T)、
様々なアーティスト
NI 7910 エミー・デスティン(1878−1930)〜
 録音集(録音:1907年〜1915年)
  ワーグナー:
   おごそかなこの広間よ、ゼンタのバラード、
   寂しい日々に神に祈った/
 プッチーニ:かわいい坊や/他 全21曲
エミー・デスティン(S)、
様々なアーティスト
NI 7908 マリア・バリエントス(1884−1946)〜
 録音集(録音:1916年〜1920年)
  ドニゼッティ:あたりは沈黙にとざされ、香炉はくゆり/
  ロッシーニ:それじゃ私だわ/
  モーツァルト:愛の喜びよ早く来い/他 全18曲
マリア・バリエントス(S)、
様々なアーティスト
NI 7913 ビョルリンク、カルーソー&ジーリ〜
 3人の伝説的テノール奏者によるオペラアリアと歌曲集
  レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》より 衣裳をつけろ(ジーリ)/
  ビゼー:歌劇《カルメン》より おまえが投げたこの花は(カルーソー)/
  ヴェルディ:歌劇《リゴレット》より 女心の歌(ビョルリンク)/他
ユッシ・ビョルリンク(T)、
エンリコ・カルーソー(T)、
ベニアミーノ・ジーリ(T)、
様々なアーティスト
「プリマ・ヴォーチェ」は、往年の名歌手たちの歌声が収録された78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ。(Prima VoceはCD-R盤となります。)
NI 7912 デイム・クララ・バット(1872−1936)〜録音集(録音:1909年〜1925年) クララ・バット(A)、
様々なアーティスト
NI 7914 レフ・シビリャコフ(1869−1942)〜録音集(録音:1907年〜1913年) レフ・シビリャコフ(B)、
様々なアーティスト

PROFIL 1CD¥2400

PH 06011
¥2400→¥2190
ブゾーニ:
 「ファウスト博士」のための2つの習作Op.51-
  サラバンドとコルテージュ
フランク:交響詩「プシシェとエロス」
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
ジュリーニ指揮
ケルン放送SO.
カンタービレの巨匠ジュリーニが振ったケルン放送響とのライヴ集第2弾。彼がもっとも充実していた1970年代のブゾーニとフランクは、既出ズッカーマンとのメンデルスゾーンとドビュッシー「海」と同日のライヴ(PH.06010)になります。
とくにフランクでは、後年のベルリン・フィルとの再録でもみられる幻想的な美しさがたいへん魅力的。
メインのドヴォルザークはジュリーニ40代半ばのもの。旋律を歌い尽くした89年のコンセルトへボウとのライヴとは大きく印象も異なり、第1楽章のコーダやフィナーレでの堰を切ったようにはじけた表現はまことに痛快です。WDRアーカイヴの音源使用により音質良好です。録音:1.1971年1月11日, 2.1971年1月15日, 3.1958年11月3日以上ケルン(ライヴ) ADD ステレオ, モノラル(ドヴォルザーク)
PH 07039
¥2190
R.シュトラウス:オペラからの名場面集
 (1)「ばらの騎士」より
   第2幕の二重唱 / 第3幕のワルツ / 第3幕の二重唱
 (2)「影のない女」より
   第1幕終曲 / 第2幕「ふたたび見つかった鷹よ」
 (3)「アラベラ」より
   第1幕の場面と二重唱 /
   第2幕の場面と二重唱 / 第3幕の場面と二重唱
 (4)「ダフネ」より
   アポロのアリア /
   ダフネのアリア / ダフネの変容[劇の大詰め]
(1)エシュテル・レーティ(S:ゾフィー)
エリーザベト・ヘンゲン(A:オクタヴィアン)
(2)ヨーゼフ・ヘルマン(Br:バラク)
トルステン・ラルフ(T:皇帝)
(3)マルガレーテ・テッシュマッハー(S:アラベラ)
クリステル・ゴルツ(S:ズデンカ)
マテュー・アーラースマイア(Br:マンドリーカ)
(4)トルステン・ラルフ(T:アポロ)
マルガレーテ・テッシュマッハー(S:ダフネ)
カール・べーム指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
世界初演を含む豊富な演奏経験が強み、“シュトラウスのエキスパート”べーム&ドレスデンの理想的な顔合わせ。管弦楽作品(PH.07010)に引き続き、音楽監督時代(1934-43年)におけるオペラ名場面集がProfilよりリリースされる。実際に1938年に当コンビが初演しべームに献呈された「ダフネ」ほか、作品が生みだされた時代の息吹まで聴こえてくるかのような演奏の数々は他にはないリアルな手ごたえがある。ソリスト陣が強力無比で、その「ダフネ」の初演キャストであるテッシュマッハー&ラルフをはじめ、ゾフィーを当たり役としたレーティらすべて当時のドレスデンのベストメンバーが顔を揃えている。前作同様に音質もたいへん聴き易いもの。なお、ブックレットにはべームとシュトラウスや歌手らのほか、劇場、舞台風景、公演ポスターなど40点を超える写真が掲載されている。録音:(1)1938年12月、1940年12月(4)1938年12月(あるいは1939年1月) 以上、エレクトローラSP復刻 (2)1942年6月9日(3)1942年6月7-9日以上、ドイツ帝国放送による放送録音
PH 06065
¥2190
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 Op.141
ボリス・チャイコフスキー:主題と8つの変奏(1973)
キリル・コンドラシン指揮
ドレスデン・シュターツカペレ
1974年1月23日ドレスデン文化宮殿での初出ライヴ。コンドラシンのショスタコ15番といえば、これまでモスクワ・フィルとの1974年の録音しかなかったが、これがコンドラシンとしてはイマイチの出来なので、ドレスデン・シュターツカペレとの当盤は大歓迎の期待盤と言えるだろう。カップリングはショスタコーヴィチの愛弟子ボリス・チャイコフスキー (1925-1996)がドレスデン・シュターツカペレ創立425周年のために作曲・献呈した「主題と8つの変奏」の世界初演時ライヴ。オケのヴィルトゥオジティを最大限に発揮するボルテージの高い作品で、聴衆の熱狂ぶりが30年以上を経ても生々しく伝わってくる。
PH 06005
¥2190
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調KV.466
(2)R.シュトラウス:4つの最後の歌
(3)同:ホルン協奏曲第1番変ホ長調Op.11
ルドルフ・フィルクシュニー(P)
マーティナ・アーロヨ(S)
ヘルマン・バウマン(Hr)
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン放送SO.
豪華なメンバーの協奏曲集。フィルクシュニーとヴァントの組合せは甘さを徹底的に排しながら、恐ろしい程の格調の高さが空前で誰もが待ち望んでも得られなかった類いの希有な大演奏。R.シュトラウスのほのぼのした第1番もヴァントにかかると峻厳なる大名曲に早がわり。ホルン大家バウマンもうまさ爆発。録音:(1)1969年9月13日(2)1967年6月15、16日(3)1975年10月31日 以上ケルン(ライヴ) ステレオ
PH 06002 (1)ヴァルター・ブラウンフェルス:
 テ・デウムOp.32〜
  ソプラノ、テノール、混声合唱、オルガンと大管弦楽のための
(2)ヒンデミット:
  演奏会用音楽Op.50?弦楽合奏と金管のための
レオニー・リザネク(S)
ヘルムート・メルヒェルト(T)
ヘルマン・ヴェルナー(Org)
ケルン・ギュルツェニヒCho.
ギュンター・ヴァント指揮
ケルン放送SO.
ヴァント言わく1920年代30年代においてブラウンフェルスはR.シュトラウス、と並び称されたドイツで最も高名な作曲家とのことで、このテ・デウム確かにブルックナーのそれにもひけをとらぬ名作のよう、作曲者もヴァントの演奏に対し「こんなすごい音楽とは思わなかった!」とコメントのしようのない絶讃のコメントをしております。合唱、オルガン、フルオケが鳴りまくる確かに大迫力の20世紀の傑作!モノラルながら音質大変良し。録音:(1)1952年12月20日(2)1970年3月6日ケルン(ライヴ)モノラル

RELIEF

CR 1901
(2CD)
\4200
ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』全曲 ヘレン・ウェルス(レオノーレ)
ペーター・アンダース(フロレスタン)
ヨーゼフ・メッテルニヒ(ドン・ピッツァロ)
ゴットロープ・フリック(ロッコ)
リザ・オットー(マルツェリーネ)
カール・ワイザー(ヤキーノ)
リュボミール・パンチェフ(ドン・フェルナンド)、他
フェレンツ・フリッチャイ(指)
スイス・ロマンド管
フリチャイの「フィデリオ」は1957年バイエルンとの名盤があるが、このスイス・ロマンドとの演奏では、従来の重厚な演奏ではなく明晰さが現れた怜悧な音楽性を見せている。録音:1951年11月6日(ライヴ)

ROYAL OPERA HOUSE HERITAGE SERIES 1CD¥1800

ROHS 007
(3CD)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」 チェーザレ・シエピ(Bs ドン・ジョヴァンニ)
ジェライント・エヴァンス(Br レポレッロ)
レイラ・ゲンジェル(S ドンナ・アンナ)
セーナ・ユリナッチ(S ドンナ・エルヴィーラ)
ミレッラ・フレーニ(S ゼルリーナ)
リチャード・ルイス(T ドン・オッターヴィオ)
デイヴィッド・ウォード(Bs 騎士長)
ロベルト・サヴォワ(Br マゼット)
ゲオルク・ショルティ(指)
コヴェントガーデン歌劇場管弦楽団,合唱団
ショルティは1960年代にコヴェントガーデン歌劇場の音楽監督を務め、この歌劇場を名門入りするだけの実力を高めた立役者。これはその時期のライヴです。何と歌手の豪華なこと!特にチェーザレ・シエピドン・ジョヴァンニは聞きもの。さらに当時全盛期のゲンジェルとユリナッチ、まだ新進歌手だったフレーニと、贅沢なこと。さらにエヴァンス、ウォードといった英国の実力派名歌手が上手く組み合わさっています。海賊盤では有名だったもの、初の正規盤です。
余白に、デイヴィッド・ウェブスターの語りを収録。この公演の二日前に亡くなったブルーノ・ワルターを追悼しています。さらにスピーチに続いて、ショルティとオケによる魔笛(ワルターがコヴェントガーデンを振った最後の演目)第2幕からの僧侶たちの行進の演奏も収めています。録音:1962年2月19日 モノラル
ROHS 006
(2CD)
プッチーニ:「蝶々夫人」 ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(S 蝶々さん)
ジョン・ラニガン(T ピンカートン)
バーバラ・ハウィット(Ms スズキ)
ジェライント・エヴァンス(Br シャープレス)
デイヴィッド・トゥリー(T ゴロー)
マイケル・ラングドン(Br ボンゾ)ほか
ルドルフ・ケンペ(指)
コヴェントガーデン歌劇場管弦楽団,合唱団
なんと、ドイツの名匠ルドルフ・ケンペの指揮した「蝶々夫人」のライヴです。そもそもケンペの指揮したイタリア・オペラの録音がほとんどありません。しかし、そこはドレスデンやバイエルンといった歌劇場の監督を務めたケンペ、勘所はピシャリと決めています。蝶々さんは、デ・ロス・アンヘレスのお得意の役。彼女は1951年に蝶々さんでコヴェントガーデン・デビューで成功を収めています。さすがに見事なもの。ジョン・ラニガンは、1950年代から80年代まで、主として準主役や脇役で活躍した万能テノール。貴重な主役の録音で、その実力の高さを見せています。録音:1957年5月2日 モノラル

SMC (MOSCOW CONSERVATORY) 1CD¥2000

SMCCD 0010
\2000→¥1890
アブラム・ディヤコフ アンサンブル録音集
 ジャン=アントワーヌ・デプラン(1678-1704):イントラーダ(アダージョ)(*)
 フリッツ・クライスラー(1875-1962):気取った女(+)
 ルイ=クロード・ダカン(1694-1772):かっこう(#)
 ショパン(1810-1849):マズルカ へ短調 Op.68 No.4(#)/同ニ長調 Op.33 No.2(*)
 チャイコフスキー(1840-1893):無言歌 Op.2 No.3(#)
 アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):夜想曲嬰へ短調 Op.5 No.1
 モリツ・モシュコフスキ(1854-1925):ギター Op.45 No.2(#)
 アレクサンドル・ゲディケ(1877-1925):クラリネットとピアノのための練習曲(**)
 同:トランペットとピアノのための演奏会用練習曲(++)
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):くまばちの飛行(**)
 シューベルト(1797-1828):ピアノ五重奏曲イ長調「ます」Op.114 D.667(##)
アブラム・ディヤコフ(ピアノ)
ミハイル・フィヒテンホルツ(ヴァイオリン(*))
エリザヴェータ・ギレリス(ヴァイオリン(+))
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン(#))
アレクサンドル・ヴォロディン(クラリネット(**))
エルゲイ・エミョーリン(トランペット(++))
アヴェト・ガブリエリャン(ヴァイオリン(##))
ミハイル・テリアン(ヴィオラ(##))
セルゲイ・アスラマジャン(チェロ(##))
イオシフ・ゲルトヴィチ(コントラバス(##))
録音:1930年代終盤 アブラム・ディヤコフ(1904-1941)はモスクワ音楽院教授を務めた名ピアニストだったが、第二次大戦志願兵となり若くして戦死した。
ブックレットの解説部分をのぞきキリル文字表記となっております。
SMCCD 0024 モスクワ音楽院の偉大な芸術家たち
 ダヴィド・オイストラフ 未発表録音(1951)
 ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):
  ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.9 No.3
 マックス・レーガー(1873-1916):
  無伴奏ヴァイオリンのための前奏曲とフーガ ニ短調 Op.131a No.2
 アンリ・ヴュータン(1820-1881):
  ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調 Op.31
 スクリャービン(1872-1915):
  夜想曲嬰ヘ短調 Op.5 No.1
   (アレクサンドル・モギレフスキー編曲)
 プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」から
  冬の妖精(ミハイル・フィヒテンホルツ編曲)
 ショパン:夜想曲(第20番)嬰ハ短調 Op.posth.
  (コンスタンチン・ロディオノフ編曲)

ダヴィド・オイストラフ(Vn)
ウラディーミル・シュライブマン(P)

録音:1951年10月20日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
SMCCD 0081 モスクワ音楽院の偉大な芸術家たち
 エミール・ギレリス 未発表ライヴ録音(1972/1984)
 ブラームス(1833-1897):幻想曲集 Op.116 Nos.1-3,5-7
 ショパン(1810-1849):
  即興曲変イ長調 Op.29/マズルカ ヘ長調 Op.68 No.3/同イ短調 Op.7 No.2
  同ハ長調 Op.24 No.2/バラード第1番ト短調 Op.23 (以上(*))
 シューベルト(1797-1828):〔ピアノ4手連弾のための作品〕
  アンダンティーノ変奏曲ロ短調 Op.84 No.1
  大ソナタ変ロ長調 Op.30 D.617
  6つのエコセーズ(Op.18a D.145 から)(以上(+))
エミール・ギレリス(P)
エレーナ・ギレリス(ピアノ(+))
録音:1972年2月12日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(*) 1984年1月20日、モスクワ音楽院小ホール、ライヴ(+)
SMCCD 0085 モスクワ音楽院の偉大な芸術家たち
 エミール・ギレリス 未発表ライヴ録音(1954)
 J・S・バッハ(1685-1750):
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(カール・タウジヒ編曲)
 ブラームス(1833-1897):
  ロマンス ヘ長調 Op.118 No.5/間奏曲ハ長調 Op.119 No.3
  間奏曲イ短調 Op.76 No.7/カプリッチョ ロ短調 Op.76 No.2
 ニコライ・メトネル(1880-1951):ピアノ・ソナタ ト短調 Op.22
 ラヴェル(1875-1937):「鏡」から 道化師の朝の歌
 ドビュッシー(1862-1918):組曲「ピアノのために」
 ドビュッシー:12の練習曲 から 組み合わされたアルペッジョのための
 イサーク・アルベニス(1860-1909):
  ナバーラ(1909;デオダ・ド・セヴラック補筆完成)
 フランシス・プーランク(1899-1963):
  ピアノのための3つの小品(1928)から パストラール
 マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):バレエ「恋は魔術師」から
   火祭りの踊り(アルトゥール・ルービンシュタイン編曲)

エミール・ギレリス(P)

録音:1954年1月6日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ

STERLING 1CD¥2500

CDB 1702-2
\2500
アクセル・クリンコウストレムのシリンダー式フォノグラフ(1899〜1912) 様々なアーティスト
1900年前後のフォノグラフからの復刻。当時の語りや歌などに加えて1991年&1992年の演奏であるステンハーマルとルーゼンベリの演奏が収められている。
CDA 1655-56-2
(2CD)
¥5000→¥4590
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
 (録音:1963年9月25日)#,**/
C・フランク:交響的変奏曲
 (録音:1978年8月29日)*/
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
 (録音:1963年2月15日)+/
R・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
 (録音:1900年10月31日)§,**
ラーシュ・セレールグレン(P)、
シクステン・エールリンク(指揮)#、
スティグ・ウェステルベリ(指揮)*、
シクステン・エッケルベリ(指揮)+、
ジェイムズ・デプリースト(指揮)§、
スウェーデン放送交響楽団、
ストックホルム・フィルハーモニック**
スウェーデンの演奏者たちにスポットを当てた「Artist」シリーズ。スウェーデン鍵盤音楽界の重鎮であるラーシュ・セレールグレンは、1927年に生まれストックホルムとウィーンでピアノを学んだベテラン奏者。東京都交響楽団の常任指揮者デプリーストがシューマンでタクトを振っている。

SUPRAPHON / JVC


チェコの名門スプラフォンXRCDシリーズ第2弾!

JMXR 24206
\3600→¥3290
ドヴォルザーク:
 交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
 序曲「自然の王国で」Op.91
 序曲「謝肉祭」Op.92
カレル・アンチェル(指)
チェコ・フィルハーモニックO.
ついにアンチェル&チェコ・フィルが残した最大の遺産のひとつ「新世界より」が、まったく装いも新たにXRCDで登場。数種あるアンチェルの同曲演奏のベストとされ、さらにチェコ・フィル=「新世界より」という流れを決定的にした名演奏の誉れ高い内容は国内ならびに海外ともCD化されているが、このたびXRCDの特徴のひとつ、厚みのある音づくりでちがいは歴然。たとえば第3楽章トリオでの木管のローカルな味わいなど、これまで聴こえてこなかった音にさぞや驚かれることだろう。すでに過去のアルバムをお持ちの方にも、ぜひお手にとって戴きたい自信作。録音:1961年12月6日,1961年11月17日プラハ、ルドルフィヌム / xrcdリマスタリング:2007年4月
JMXR 24204
(2CD)
¥4200→¥3790
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)
チェコ・フィルハーモニックO.
「マタチッチは最初の2つの楽章がこれ以上を求め得ないような美演である。第1楽章は実に広々として雄大、厚みのあるハーモニーと豊かな歌が全編にみなぎる。悠揚として迫らぬテンポもすばらしい。ブルックナーの音楽をこんなにたっぷりと堪能できる演奏はほかに例があるまい。」  改訂新版 宇野功芳のクラシック名曲名盤総集版(講談社)

第5番(JMXR.24203)が好評のマタチッチ&チェコ・フィルによるXRCDシリーズ第2弾。なかでも腰を落としたサウンドは第2楽章のアダージョで最大限の威力を発揮して、「アダージョも同じスタイルで、深い心の声と、恰幅の良さと、勁烈な透明感と、絶美の感情移入が行なわれてゆく。第1主題3現におけるヴァイオリンの対旋律の美しさなど、ピカイチといえよう。」
マスターの状態がより良好な第7番もまた、前回同様に骨太のサウンドがアナログの風合いを感じさせて申し分ありません。このたびも、あくまで音にこだわり抜いた結果CDのフォーマットをぜいたくに使いきって2枚組みとしています。録音:1967年3月27-30日プラハ、ルドルフィヌム / xrcdリマスタリング:2007年4月 ADD、ステレオ、日本語解説・帯付、2chオリジナルマスター使用

SVETLANOV FOUNDATION

SVET 04981-6
(6CD)
\8000→¥7290
ラフマニノフ:管弦楽作品集
 交響曲第1番ニ短調 Op.13/幻想曲「岩」 Op.7
 交響曲第2番ホ短調 Op.27/交響詩「死の島」Op.29
 交響曲第3番イ短調 Op.44/交響的舞曲集 Op.45
 6つの女声合唱曲 Op.15(++)/カンタータ「春」Op.20(+)/オペラ「アレコ」から
 詩曲「鐘」Op.35(*)/ヴォカリーズ Op.34 Op.14(V・キン編曲)
 交響詩「ロスチスラフ公」(1891)/ジプシーの主題による奇想曲 Op.12
 スケルツォ(1887)/楽興の時 ロ短調 Op.16 No.3(**)/同 Op.16 No.5(**)
 ヴォカリーズ Op.34 Op.14(エフゲニー・スヴェトラーノフ編曲)(**)
 前奏曲ニ長調 Op.23 No.4(**)/悲歌 Op.3 No.1(**)
ガリーナ・ピサレンコ(ソプラノ(*))
アレクセイ・マスレンニコフ(テノール(*))
セルゲイ・ヤコヴェンコ(バリトン(*/+))
ユルロフ・ロシア合唱団(*/+)
モスクワ放送女声グループ(++)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(**以外)、ピアノ(**))
ソヴィエト国立交響楽団(**以外)
録音:1954-1978年 6枚組で4枚分の価格。
SVCD 001/4-004/4
(4CD)
\6800→¥6190
エフゲニー・スヴェトラーノフ(1928-2002):管弦楽のための作品集
  交響曲第1番ロ短調 Op.13
  ヴァイオリンと管弦楽のための詩曲(ダヴィド・オイストラフの思い出に)(+)
  交響詩「赤いゲルダーローズ」(ワシーリー・シュクシンの思い出に)
  ピアノ協奏曲ハ短調(*/**)
  前奏曲集(交響的試案[Symphonic Reflections])
  交響的絵画「原野の夜明け」
  3つのロシアの歌(#)
  狂詩曲「スペインの絵」
  狂詩曲第2番
  ハープと管弦楽のためのロシア変奏曲(++)
  交響詩「ダウガワ」(**)
  シベリア幻想曲
イーゴリ・オイストラフ(Vn(+))
ライザ・ボブリネワ(S(#))
ナジェジダ・トルスタヤ(ハープ(++)
スヴェトラーノフ(指揮(*以外)、ピアノ(*))
ソヴィエト国立響(**以外)
マクシム・ショスタコーヴィチ(指揮(*))
モスクワ放送響(**)
録音:1954-1978年 4枚組で3枚半分の価格。

TACET

145
(2CD)
\2500
エルンスト・フォン・ドホナーニによる自作自演 他
ヴェルテ=ミニョン・ピアノ・ロール・シリーズ第6弾
 シューベルト:ピアノ・ソナタ イ短調 D.845 から第2,3楽章
 リスト:コンソラシヨン(癒し)第3番 変二長調
 ハンガリー狂詩曲第15番 イ短調
 B-A-C-Hの主題による幻想曲とフーガ
 ハンガリー狂詩曲第13番 イ短調
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番
 リスト:「ウィーンの夜会」(シューベルトによるワルツ・カプリス)
 ブラームス:8つの小品 op.76 から第2番
 ショパン:ワルツ op.64 から第2番
 エルンスト・フォン・ドホナーニ:ガヴォットとメヌエット
 シューマン:3つのロマンス op.28 から第2番
 エルンスト・フォン・ドホナーニ:4つのピアノ曲 op.2 から第2番
エルンスト・フォン・ドホナーニ
エルンスト・フォン・ドホナーニにより1900年代にヴェルテ社のピアノ・ロールに記録されたロールを2006年に再現した音源をデジタル録音したアルバム。DISC.1は70分、DISC.2は15分弱なので2CDだが、1CDの価格となっている。

TAHRA 1CD¥2500

TAH 610
\2500→¥2290
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
(2)ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調 
リスト:
 (3)小鳥に説教する聖フランチェスコ
 (4)水の上を歩く聖フランチェスコ
(1)アルフレッド・コルトー(Pf)
ヴィクトール・デザルザンス(指)
ローザンヌ室内管
(2)ヴラド・ぺルルミュテール(Pf)
ジーヌ・ゴーティエ(Vn)
アンドレ・レヴィ(Vc)
(3)(4)ぺルルミュテール(Pf)
今回のピアノ・アーカイヴ・シリーズの目玉はなんといってもこのコルトーのベートーヴェンでしょう。ミスタッチはあってもすこぶる味のある演奏。その「味」はトロとか松坂牛といった素材の「味」ではなく、たとえるならば燻製系か醗酵系で噛めば噛むほど味が出てくるといったたぐいの味です。(1)(2)初出。録音:(1)1947年4月13日 (2)1954年5月7日 (3)(4)1939年
TAH 631
\2500→¥2290
(1)シューマン:ピアノ協奏曲
(2)リスト:ピアノ協奏曲
(3)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番
(4)ショパン:ワルツ遺作
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(Pf)
(1)ヘルマン・シェルヘン(指)
スイス・イタリア語放送管
(2)ディミトリー・ミトロプーロス(指)
フィレンツェ五月音楽祭管
(3)フランコ・カラッチオーロ(指)
ローマRAI管
料理人の腕も素材もしっかりした☆☆☆のレストランにたとえられましょうか。録音も聴きやすくミケランジェリの音を堪能できる。録音:(1)1956年6月21日 (2)1953年6月17日 (3)(4)1956年5月12日
TAH 628
\2500→¥2290
モーツァルト: (1)ピアノ協奏曲第19番K.459
 (2)ピアノ協奏曲第20番K.466
クララ・ハスキル(Pf)
(1)イェジー・カトレヴィッツ(指)
ブザンソン音楽祭
(2)カラヤン(指)
フィルハーモニア管
これは本枯れの鰹節と昆布から丁寧に出汁をとり、自家製の味噌で味噌汁をつくったようなもの。至福のひと時。(1)は初出。録音:(1)1956年9月6日(2)1956年1月28日ザルツブルク
TAH 629
\2500→¥2290
モーツァルト: (1)ピアノ協奏曲第21番K.467
 (2)ピアノ協奏曲第23番K.488
(3)バッハ:イタリア協奏曲BWV.971
(4)ラモー:ロンドー「一つ目の巨人」
モニック・アース(Pf)
(1)ハンス・ロスバウト(指)
バーデン・バーデン響
(2)シュミット・イッセルシュテット(指)
NDR響
ラヴェル、ドビュッシーを得意にしていたモニック・アースの珠玉のモーツァルト。ロスバウト、イッセルシュテットの伴奏も実に味わい深いもの。 (1)(2)初出。録音:(1)1956年11月9日 (2)1956年1月27日 (3)(4)1946年2月Decca録音
TAH 630
\2500→¥2290
発売中止
ショパン: (1)ピアノ協奏曲第2番Op.21
 (2)舟歌Op.60 
 (3)マズルカOp.30-3,Op.41-3,Op.24-4
 (4)夜想曲Op.27-1,Op.15-1 
 (5)フランツ・ワルターによるインタヴュー
ユウラ・ギュラー(Pf)
(1)エドモンド・アッピア(Pf)
スイス・ロマンド管
ギュラーは1895年、マルセイユ生まれ。ロシア人の父親とルーマニア人の母親をもち、パリ音楽院には12歳で入学。14歳の時にはコルトーのクラスのハスキルを抜いて、ベートーヴェンの変奏曲の演奏で1位になっている。30年代にはロンドンではソロモン、バックハウス、ヨーゼフ・ホフマンと並び称されていた。すべて初出。録音:(1)1959年6月10日 (2)1960年2月17日 (3)1962年4月6日 (4)1975年10月20日ステレオ (5)1958年1月15日
TAH 635
\2500→¥2290
シューベルト:交響曲第8番 ハ長調 D.944「グレート」 フェレンツ・フリッチャイ(指)
ヘッセン放送響
1914年生まれ、1963年に白血病のため48歳でなくなったフリッチャイ、唯一の「グレート」の貴重な記録。1954年10月にヒューストン交響楽団の常任に就任したものの、8回の定期を振っただけで55年1月に辞任しヨーロッパに戻ったあとのハンブルクでのコンサートの録音。1958年に白血病を発症するまでは「リトル・トスカニーニ」と呼ばれ、白血病から復帰した1960年からの晩年は「フルトヴェングラーの再来」と呼ばれるフリッチャイは病を境に芸風が大きく変わったとされているが、この演奏は「フルトヴェングラーとクレンペラーの再来」とでも呼ぶにふさわしい巨大でいてテンポの動きの激しい素晴らしく熱い演奏。1楽章とフィナーレのコーダなどは1951年の有名なフルトヴェングラー盤よりも熱くクレンペラー盤よりも巨大な造詣。フリッチャイがもっと長生きしていれば私たちの音楽生活はどれほど豊かだっただろうか。1955年11月4日Live モノラル
TAH 638
(2CD)
¥5000→¥4580
(1)ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 (ハース版)
(2)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 Op.104
オイゲン・ヨッフム(指)
(1)ヘッセン放送響
(2)エンリコ・マイナルディ(Vc)
バイエルン放送響
ヨッフムお得意のブルックナー交響曲(650回の演奏記録あり)と一度も交響曲は振らなかったドヴォルザークのチェロ協奏曲の興味深いカプリング。ブルックナーはこの演奏の4ヶ月前にハンブルクでのスタジオ録音(DGG)があります(ハース版)。64年ベルリンフィル(DGG)、76年ドレスデン・シュターツカペレ(EMI),84年アムステルダム・コンセルトヘボウ(Tahra)はいずれもノヴァーク版での演奏のためこのヘッセンでの演奏は貴重。ハース版とはいえアダージョのクライマックスではトライアングルが活躍している。(1)1949年5月30日 (2) 1950年5月27日

TAHRA 1CD¥2300

TAH 632(2CD)
¥4600→¥4180
マイケル・ラビン(1936-1972)の伝説(1950-1956年未発表音源)
[CD1]
 ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 嬰ヘ短調
   ウォレンシュタイン(指)ロサンゼルス・フィルハーモニー(1954年2月2日)
 グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 op.82
   ミトロプーロス(指)ニューヨーク・フィル(1954年5月2日)
 E.ラロ:スペイン交響曲op.21より第5楽章(1951年7月9日)
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲op.35より第1楽章(1956年9月10日)
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 op.77より第3楽章(1955年6月13日)
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲op.64より第3楽章(1955年5月16日)
   ベル・テレフォン管弦楽団
[CD2]
 メンデルスゾーン:歌の翼にop.34-2(1950年8月7日)
 パガニーニ:カプリース第17番 変ホ長調(1950年8月7日)
 メンデルスゾーン:五月のそよ風op.62-1(1950年12月11日)
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第10番ホ短調op.46-2(1951年7月9日)
 ウィリアム・クロール:バンジョーとフィドル(1951年7月9日)
 ゴドフスキ(ハイフェッツ編):アルテ・ウィーン(1951年10月22日)
 クライスラー:ウィーン奇想曲(1951年12月17日)
 ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリスop.18-4イ短調(1952年6月9日)
 ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズop.4ニ長調(1952年6月9日)
 ショパン(ミルシテイン編):ノクターン 遺作 嬰ハ短調
 ファリャ:スペイン舞曲(はかない人生より)(1952年11月10日)
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンop.20-1(1953年8月17日)
 クライスラー:昔の歌(1953年8月17日)
 サラサーテ:カルメン幻想曲op.25より第3,4部(1953年11月9日)
 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(1954年5月10日)
 モシュコフスキー:ギターレ(op.45-2)(1954年8月23日)
 エルガー:不詳(1954年8月23日)
マイケル・ラビン(Vn)
[CD2]
ドナルド・ヴォールヘース(指)
ベル・テレフォン・オーケストラ
グラズノフのヴァイオリン協奏曲!しかもミトロプーロス指揮。ディスク2は往年の名番組、ベル・テレフォン・アワーの放送当時のままの音!
彼の特徴としていつも云われる、技術の非常な完成度、少し甘くかつ官能的な色合いの濃い音を十二分に楽しめるCDです。各曲における豊かな表情はハイフェッツをも凌ぐだろう!彼は自宅の平戸間で滑って頭を強打して亡くなったが、フリッツ・ヴンダーリヒといい、この二人の天才の死には、何か共通点があるように思われる。神の嫉妬とか・・・。

TESTAMENT

SBT 1411
\2100
ハイドン:交響曲集
 1.交響曲 第88番ト長調「V字」
 2.交響曲 第95番ハ短調
 3.交響曲 第101番ニ長調「時計」
フリッツ・ライナー指揮
1)シカゴ交響楽団、
2.3)フリッツ・ライナー交響楽団
1953年、シカゴ交響楽団の音楽監督に就任したフリッツ・ライナーは、オペラ、コンサートはもちろんのこと、指揮法を教えるなど精力的に活動した。(同時代の指揮者、例えばワルター、クーセヴィッツキー、そしてトスカニーニ、ストコフスキーは決してこのような幅広い活動をすることはなかった)この評判を聞きつけた世界中の名手たちが、シカゴ響で演奏すべく集まってきたのもこの時期。NBC交響楽団の首席チェロ奏者であったフランク・ミラーもその一人で、それからの10年間、ライナー&シカゴ交響楽団は黄金期を迎え、それは彼が亡くなる1963年まで続いた。当時のライナー&シカゴ交響楽団の演奏はRCAが録音していて、そのステレオ初期の輝かしい音はほとんどはLIVING STEREOシリーズとして現在も入手可能。しかし、このハイドンに関しては以前輸入盤としてリリースされていたものの、LIVING STEREOシリーズではなく、その上現在では入手不能に近い状態。(88番のみ国内盤で復刻されている)録音:1)1960年2月、2.3)1963年9月

UNITED ARCHIVES 1CD¥1800

=ジョージ・セル・エディション第2弾=
音楽監督に就任以来ほぼ半世紀に渡りクリーヴランド管弦楽団を鍛えに鍛え、世界のトップオケに押し上げたジョージ・セル(1897年生まれ)はことし6月に生誕110周年を迎える。もっとも輝いていたモノラル期の録音をCD化して好評のシリーズ、その第2弾は「新世界より」にフィルクシュニー独奏のピアノ協奏曲ほかを集めたドヴォルザークのセット、ステレオ全集を上回るアンサンブルの凄みを聴かせるベートーヴェンの「運命」&第4番など全4タイトルがラインナップ。“アンサンブルの鬼”セルの音楽の特徴であるきびしい造形美がよりはっきりとした形であらわれていて、高潔なる巨匠の至芸を存分にご堪能いただける。
UAR 013
(3CD)
\3200→¥2990
(1)ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
(2)スメタナ:交響詩「モルダウ」
(3)同:交響詩「ボヘミアの森と草原より」
(4)ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲ト短調Op.33
(5)同:スラヴ舞曲集Op.46より第1、3 & 8番、Op.72より第2、3番
(6)同:スラヴ舞曲集Op.46(全曲)
(7)同:スラヴ舞曲集Op.72(全曲)
ルドルフ・フィルクシュニー(P)
ジョージ・セル指揮
(1)(4)(5)(6)(7)クリーヴランドO.
(2)(3)ニューヨーク・フィルハーモニック
1950年代に絶頂期を迎えたセルのドヴォルザークをまとめたセット。なかでも注目は、セルにとっては唯一の録音となった名手フィルクシュニーとのピアノ協奏曲。フィルクシュニーは得意曲だけあって、ウェストミンスターをはじめ5種の別録音を数えるが、それらはオケ・パートの強靭さで随一のセルを超える顔合わせとはなっていない。1952年の「新世界より」は第1回目の録音。第7、8番とあわせてステレオ録音の優位性で一般的には59年盤が知られてはいるが、この7年の違いはちょうど絶頂期の前後にあたり、やはりほんとに凄かったのは旧録音のほう。徹底して純音楽的で一分のスキも無いアンサンブルから、けっしてドライになることなく不思議なことに暖かみある味わいがでてくる。ラルゴで聴かれる歌いまわしのなんともすばらしいこと。そして、これも全曲をのちにステレオで再録音(62、64 & 65年)しているスラヴ舞曲集。作品の民俗色を表現するだけではどうにも単調になりがちなところを、引き締まった様式でみごとに解決してダンスとしての普遍的な魅力を引き出している。録音:(1)1952年1月18日(4)1954年4月9、11日(5)1947年4月21-23日 (6)(7)1956年2月24、26日&3月16、17日クリーヴランド、セヴェランス・ホール (2)(3)1951年1月8日 モノラル
UAR 014
¥1690
ベートーヴェン:
 (1)交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
 (2)交響曲第4番変ロ長調Op.60
ジョージ・セル指揮
クリーヴランドO.
セルと手兵クリーヴランドが完成させたベートーヴェンの全集(57?64年)は、ストイックなまでに引き締まった古典的な造形美をつらぬいて、普遍的なポジションを得ている。わけてもその全集録音中でもっとも古い57年の「英雄」は、合奏精度が究極に到達した例として語り草となっているが、この旧録の「運命」は「英雄」の2年前の録音。クリーヴランドとは実演で12回も取り上げている得意曲だが、本来の凄みは断然こちら、時期的にステレオ再録音(63年)を上回るテンションの高さとセルの志向する音楽が完璧に近い形で実現されている。なお、旧録の「運命」はかつて国内では特典盤としてのみCD化されたことがあったが、こうして通常の流通ルートで入手可能となったのは何より。セルが音楽監督に着任した翌年の第4番は4月17、19日のコンサート直後、4月21日から23日にかけて行なわれた初のセッション録音のひとつ(ほかはスラヴ舞曲とモーツァルトの39番)。後の方向性を予感させる興味深い内容。録音:(1)1955年11月26日(2)1947年4月22日クリーヴランド、セヴェランス・ホール モノラル
UAR 015
¥1690
メンデルスゾーン:
 (1)交響曲第4番イ長調Op.90「イタリア」
 (2)劇付随音楽「真夏の世の夢」Op.21 & 61より
   序曲 / スケルツォ / 間奏曲 / 夜想曲 / 結婚行進曲
ジョージ・セル指揮
(1) クリーヴランドO.
(2) ニューヨーク・フィル
セル&クリーヴランドの「イタリア」はステレオ再録(62年)が恐るべき合奏精度を端的に示した例として彼らの代表的録音に数えられているが、セルが出来栄えに不満足だったため第1、2楽章を録り直した第1回目の録音も甲乙つけがたい出来栄え。すこぶるテンションが高く、極限に迫るオケの機能性は、きちんと揃うことが至難な第1楽章冒頭からほとんど完璧、サルタレッロのカミソリのような切れ味に顕れていて、くせになるような快感を覚えます。真の激烈さということでは昨今のピリオド派を先取りして一掃するくらいの刺激に満ちている。さらにクリーヴランドとのステレオ録音(67年)が名高い「真夏の世の夢」。夜想曲でのホルン・ソロを受け持つのは、厳しいセルが絶賛していたジェイムズ・チェンバーズ。ニューヨーク・フィルとの録音は、耳にするチャンスが長らく失われていたものでたいへん貴重。録音:(1)1947年11月26日&1951年11月17日クリーヴランド、セヴェランス・ホール (2)1951年1月8日&12月17日ニューヨーク、コロンビア・30番街スタジオ モノラル
UAR 016
¥1690
(1)ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
(2)同:「オベロン」序曲
(3)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
(4)同:「リエンツィ」序曲
(5)同:「タンホイザー」序曲
(6)同:「さまよえるオランダ人」序曲
(7)R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
ジョージ・セル指揮
(1)-(6)ニューヨーク・フィル
(7)クリーヴランドO.
ほぼ四半世紀もの長きに渡り音楽監督を務め不足不離ともいうべき強固な関係を築いたクリーヴランド時代に、セルはまた晩年にミュージカル・アドヴァイザーとなるニューヨーク・フィルともわずかながらスタジオ録音を残している。ここでのワーグナーとウェーバーに聴かれるきびきびとした音楽運びは、戦前から戦中、戦後を通じてメトやヨーロッパのオペラハウスでの豊富な経験をまぎれもなく実感させるもの。「オベロン」はクリーヴランドとのスタジオ(63年)、来日公演実況盤(70年)でも知られる演目。クリーヴランドとはついにスタジオ録音を残さなかった「魔弾」はたいへん珍しいもの。ワーグナーはすべてクリーヴランドとステレオによる再録(62年、65年)を残している。ニューヨーク・フィルとの録音も時期がポイントで、腕っこきのオケ全体にピシッと意思統一が図られて、セルの意欲が充実していた50年代に特有の勢いが感じられる。ティルはセルが未だ10代の頃にピアノで弾いてみせて、自らのピアノの卓越した才能を作曲者の記憶に強く刻み込んだ作品。セルはシュトラウスの推薦でストラスブール市立オペラやベルリン国立歌劇場のポストを得ている。クリーヴランドとは当49年のほかに全部で3度(54年、57年)録音を残しています。引き締まっていながらけっしてガチガチにならず、スケールの大きさと軽妙でユーモラスな味わいにも事欠かない点はまったく驚くほかない。録音:(1)(2)1952年1月8日(3)(4)(5)(6)1954年1月4日(7)1949年4月25日クリーヴランド、セヴェランス・ホール モノラル

URANIA 1CD¥1500

URN22.329
\1500
ホロヴィッツ/ショパンVictor 録音集
 バラード第1,3,4番
 アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ
 英雄ポロネーズ
 ポロネーズ 第7番「幻想ポロネーズ」op.61
 スケルツォ op 20
 ワルツ op 34,64
 練習曲 op 10 他
ホロヴィッツ(P)
ホロヴィッツによるRCA-Victor録音集。1945/1953 (80分)
URN22.330
\1500
ベルリオーズ:
 交響曲「ロメオとジュリエット」op17(ハイライト)(1957/2 ベルリン)
チャイコフスキー:
 幻想序曲「ロメオとジュリエット」(1957/6/24 ベルリン)
マゼール指揮
ベルリン・フィル
マゼールのベルリン・フィルとのデビュー作品。(67分16秒)
URN 22.326 JSバッハ:
 パルティータBWV1004よりシャコンヌ
モーツァルト:
 アダージョ K 261/ロンドK 373
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
パガニーニ:奇想曲op 1-5,11
ストラヴィンスキー:Chanson russe
フランツ・リース:無窮動
ナタン・ミルシテイン(Vn)
アルトゥール・ボールサム(P)
1957/10/11 アスコナ・ライブ録音
URN 22.327 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 Op.104(1952)
ショパン:練習曲 Op 25-7(編曲)(1950/51)
シューマン:子供の情景よりトロイメライ(編曲)(1950/51)
シューベルト:即興曲 Op 90-3(編曲)(1950/51)
グラナドス:ゴイエスカスより間奏曲(編曲)(1950/51)
ロストロポーヴィッチ(Vc)
ヴァツラフ・ターリヒ(指揮)
チェコ・フィル
URN 22.328 ブラームス:アルト・ラプソディ op 53(1939)
黒人霊歌集:(1947/52)
 Ride on/ King Jesus/ Deep river/ Go down,Moses
 De Gospel train O what a Beautiful Citu etc…
マリアン・アンダーソン(A)
ユージン・オーマンディ(指揮) 
フィラデルフィア管
フランツ・ルップ(ピアノ)
米国の国民的名歌手「マリアン・アンダーソン」のアルト・ラプソディと黒人霊歌集。
SP 4259
(2CD)
ブラームス:
 ピアノ協奏曲第1、2番/16のワルツ集/
 バラード Op 10-1,2/
 パガニーニの主題による変奏曲 Op 35/
 創作主題による変奏曲 Op.21-1/スケルツォ Op 4
バックハウス(P)
サー・エードリアン・ボールト指揮
BBC響
カール・ベーム指揮
ザクセン国立歌劇場管
1929/1939

VENEZIA

CDVE 04277
(3CD)
\2300
ムラヴィンスキー指揮、リヒテル(Pf)チャイコフスキー作品集
チャイコフスキー:
CD.1
 バレエ音楽「くるみ割り人形」op.71から6曲 1981年12月31日
 交響曲第5番 ホ短調 op.64 1983年3月19日
CD.2
 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 op.32 1983年3月19日
 交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74 1983年12月24日
CD.3
 ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23 1959年7月24日
 ピアノ・ソナタ(大ソナタ)ト長調 op.37 1956年
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
レニングラード・フィル
スヴャトスラフ・リヒテル(P CD.3)
ベートーヴェン:交響曲選集 CDVE34248(3CD:2700000342480)ショスタコーヴィチ:交響曲選集CDVE64251(6CD:2700000642511)も発売中。
CDVE 04282
(4CD)
\3000
D.オイストラフ(Vn)、コンドラシン指揮ブラームス作品集
ブラームス:
 CD.1
 ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」 ト長調 op.78 1957年
  (レフ・オボーリン(ピアノ))
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.100 1972年
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op.108 1969年
  (スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ))
CD.2
 ハンガリー舞曲第5番 嬰へ短調(J.ヨアヒム編) 1952年
 ハンガリー舞曲第8番 イ短調(J.ヨアヒム編) 1952年
 ハンガリー舞曲第9番 ホ短調(J.ヨアヒム編) 1952年
 ハンガリー舞曲第20番 ホ短調(J.ヨアヒム編) 1947年
  (ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ))
 ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77 1949年
  キリル・コンドラシン指揮全同盟放送大交響楽団
  以上 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
CD.3
 交響曲第1番 ハ短調 op.68
 交響曲第3番 ヘ長調 op.90
CD.4
 交響曲第2番 ニ長調 op.73
 交響曲第4番 ホ短調 op.98
  1969-71年
キリル・コンドラシン指揮
ソビエトRTV大交響楽団
CD.1はCDVE03225(既に廃盤)と同音源。
CDVE04280
(3CD)
\2300
バッハ:6つのヴァイオリン・ソナタ全曲、3つのチェロ・ソナタ全曲
Disc.1
 ヴァイオリン・ソナタ第1番 ロ短調 BWV.1014
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 BWV.1015
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ長調 BWV.1016
Disc.2
 ヴァイオリン・ソナタ第4番 ハ短調 BWV.1017
 ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ短調 BWV.1018
 ヴァイオリン・ソナタ第6番 ト長調 BWV.1019
  1987年録音
イーゴリ・オイストラフ(Vn)
ナターリャ・ゼルツァロワ(ハープシコード)
Disc.3
 チェロ・ソナタ第1番 ト長調 BWV.1027
 チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV.1028
 チェロ・ソナタ第3番 ト短調 BWV.1029
  1966年録音
ダニール・シャフラン(Vc)
アンドレイ・ヴォルコンスキー(ハープシコード)
CDVE04281
(2CD)
\1800
ロジェストヴェンスキー/シューマン:交響曲全集
 交響曲第1番 変ロ長調「春」 op.38
 交響曲第2番 ハ長調 op.61
 交響曲第3番 変ホ長調「ライン」 op.97
 交響曲第4番 ニ短調 op.120 
ロジェストヴェンスキー指揮
エストニア国立響
1978年録音
CDVE 04278
(4CD)
\3000
プロコフィエフ:ピアノ作品集(自作自演)、ピアノ・ソナタ全曲
プロコフィエフ:
CD.1
 (1) 「悪魔的暗示」 4つの小品から op.4-4
 (2) 「つかのまの幻影」 op.22から
  第3、5、6、9、10、11、16、17、18番
 (3) 「年とった祖母のお話」から
   第2曲op.31-2、第3曲op.31-3
 (4) 「3つの小品」から
    第2曲「風景」op.59-2、
    第3曲「田園風ソナティナ」op.59-3
 (5) ピアノ・ソナタ第4番 ハ短調「古い手紙から」op.29 から
   第2楽章
 (6) ヘブライの主題による組曲 op.34
  ベートーヴェン弦楽四重奏団
 (7) ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 op.26
  ピエロ・コッポラ指揮ロンドン交響楽団
 (録音:1932-37年の演奏で、アナログ盤からの復刻)
ピアノ・ソナタ全集
 CD.2
  第1番 ヘ短調 op.1
  第3番 イ短調 op.28
  第5番 ハ長調 op.135
  第7番 変ロ短調 op.83
 CD.3  
  第2番 ニ短調 op.14
  第4番 ハ短調「古い手帳から」 op.29
  第6番 イ長調 op.82 
 CD.4
  第8番 変ロ長調 op.84
  第9番 ハ長調 op.103
セルゲイ・プロコフィエフ(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)
ニコライ・ペトロフ(ピアノ・ソナタ)
録音:1971年 第9番 / 1972年 第2、3、7、8番 / 1974年 第1、4、5、6番 模範的名演奏と言われるピアノ協奏曲第3番含む自作自演とソビエトを代表するピアニストの一人として若干30歳代にして録音され発売時大きな話題と成った技巧派ニコライ・ペトロフによるピアノ・ソナタ全集を含むお買い得の4CD。
CDVE04276
(4CD)
\3000
スヴェトラーノフ/バラキエフ、リャプノフ:作品集
ミリー・バラキエフ (1837-1910):
CD.1
 交響曲第1番 ハ長調 1974年録音
 交響曲第2番 ニ短調 1977年録音
CD.2
 ロシアの歌の3つの主題による序曲第1番 1978年録音
 ロシア op.10 1978年録音
 交響詩「タマーラ」 1978年録音
 交響詩「ボヘミアにて」 1983年録音
 イスメライ(東洋風幻想曲)S.リャプノフによる管弦楽編曲版 1986年録音
セルゲイ・リャプノフ (1859-1924):
CD.3
 ロシアの主題による祝典序曲 op.7 1986年録音
 交響曲第1番 ロ短調 op.12 1986年録音
CD.4
 交響詩「ジェラゾヴァ・ヴォーラ」 op.37  1986年録音
 交響曲第2番 変ロ短調 op.66  1969年録音
スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立響
ロシア音楽の祖であるグリンカの後継者をもって自ら任じたバラキエフはロシア5人組を結成しキュイ、ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフボロディンと共にロシア独自の芸術音楽確立に貢献した。リャプノフはバラキエフと師弟関係にあり共にロシア国民音楽の推進と伝統の継承につとめた。二人の主要管弦楽作品を収録した興味深いアルバム。

VISTA VERA 1CD¥2000

VVCD 00134
マリア・グリンベルクの遺産 Vol.7
 シューマン:
  子供の情景 Op.15(*)/雑記帳 Op.99(+)
  交響的練習曲 Op.13(#)/3つの幻想的小品 Op.111(**)
マリア・グリンベルク(ピアノ)
録音:1951年(*)/1947年(+)/1961年(#)/1970年(**)
VVCD 00136
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.9
 アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):
  ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23/同第9番 Op.68
  詩曲 Op.59 No.1/前奏曲 Op.74 Nos.1,3,4
  ピアノ・ソナタ第5番 Op.53/同第8番 Op.66/詩曲 Op.69 No.1
  同 Op.32 No.1/練習曲 Op.42 Nos.3-5
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1958年6月8日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ
VVCD 00137
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.10
 アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):
  前奏曲 Op.13 No.1/Op.11 No.2/Op.13 No.3/Op.11 Nos.4,5/Op.13 No.6
   Op.15 No.1/Op.9 No.1/Op.11 Nos.9,10/Op.22 No.2/Op.16 Nos.2,5,4,
   Op.11 Nos.15,16,19,21,22,24
  詩曲 Op.52 No.1/Op.59 No.1/Op.51 No.2/Op.52 No.3/Op.63 No.1
  悪魔的詩曲 Op.36/ピアノ・ソナタ第9番 Op.68/詩曲 Op.69 Nos.1.2
  暗い炎 Op.73 No.2/花飾り Op.73 No.1/ピアノ・ソナタ第10番 Op.70
  頼りなさ Op.51 No.1/アルバムの綴り Op.45 No.1/練習曲 Op.42 No.5
  マズルカ Op.40 No.2/練習曲 Op.8 No.12
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1960年2月2日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ
VVCD 00138
¥1790
カルル・エリアスベルク、ブラームスを振る
 ブラームス(1833-1897):
  交響曲第3番ヘ長調 Op.90(*)
  ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための二重協奏曲イ短調 Op.102(+)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン(+))
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ(+))
カルル・エリアスベルク(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団(*)
レニングラード放送交響楽団(+)
録音:1951年3月5日(*)/1948年4月19日(+) カルル・エリアスベルク(1907-1978)はミンスク(現ベラルーシ共和国首都)に生まれたソヴィエトの指揮者で、レニングラード放送交響楽団の首席指揮者、ソヴィエト国立交響楽団の次席指揮者を務めた。ブラームスは彼のお気に入りの作曲家。オイストラフとクヌシェヴィツキーという大物をソリストに向かえるという豪華さ。
VVCD 00125
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.8
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
 シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調
 ショパン(1810-1849):
  バラード第3番変イ長調 Op.47/マズルカ嬰ハ短調 Op.30 No.4
  ワルツ変ニ長調 Op.64 No.1
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1946-1956年
VVCD 00126
ヘンデル:12の合奏協奏曲 Op.6 Vol.3
 第9番へ長調,第10番ニ短調,第11番イ長調,第12番ロ短調
レフ・マルキス(指揮)
ソロイスツ・アンサンブル
録音:1968年
VVCD 00127
ブラスバンドによるロシアの古いワルツ集
 ゴットリープ・キトラー:期待
 A・ジョイス:秋の夢
 エミール・ワルトトイフェル(1837-1915):女学生
 イワン・シャトロフ(1879-1952):満州の丘で
 イオン・イヴァノヴィチ(1854-1902):ドナウ川のさざ波
 V・ベッカー:森の寓話
 A・ジョイス:思い出
 ワシーリー・アンドレーエフ(1862-1918):蘭
 V・ベッカー:静かな湖で
 P・ガポン:ちぎれた弦
 ワシーリー・アガプキン(1884-1964):青い夜
 V・ベッカー:舞踏会の女王
 Y・ローザス:波涛を越えて
 V・ダヴィンホフ:使者
 ニコライ・バカレイニコフ(1881-1957):悲しみ
 K・エバン:夢
N・セルゲーエフ、N・ナザーロフ(指揮)
ソヴィエト国防省第一模範軍楽隊
録音:1968、1969、1971、1972年
VVCD 00128
ブラスバンドによるロシアの古い行進曲集
 ワシーリー・アガプキン(1884-1964):スラヴ娘の別れ
 不詳:プレオブラジェンスキー連隊行進曲
  騎馬衛兵連隊行進曲/親衛軽騎兵連隊行進曲
  Ahtyr 軽騎兵連隊行進曲/ベラルーシ軽騎兵連隊行進曲
  親衛グロードノ軽騎兵連隊行進曲/第16ラゴダ歩兵連隊行進曲
  ニジェゴロド竜騎兵連隊行進曲/第92ペチョラ連隊行進曲
  第108サラトフ騎兵連隊行進曲/「1815年パリ」行進曲
  ボグダン・フメルニツキー行進曲/トトルベン行進曲
  旧縦列歩行行進曲/「鷲」行進曲/「ホームシック」行進曲
  英雄行進曲/擲弾兵行進曲/キューバ歩兵大隊行進曲「海の王」
  勝者の凱旋行進曲
 V・ベッカー:「勝利の喜び」行進曲
 V・フォーマン:Souvorovtsys 行進曲
 不詳:速歩行進曲
N・セルゲーエフ、N・ナザーロフ、N・ミハイロフ、A・マルツェフ(指揮)
ソヴィエト国防省第一模範軍楽隊
録音:1969、1972、1973、1974、1978年
VVCD 00129
スタニスラフ・ネイガウス Vol.2
 シューベルト(1797-1828):
  ピアノ・ソナタ第13番イ長調 Op.120 D.664(*)
  即興曲ハ短調 Op.90 D.899 No.1(+)
 シューマン(1810-1856):
  雑記帳 Op.99 から Nos.1,2,3,5,7,8(#)/クライスレリアーナ Op.16(**)
スタニスラフ・ネイガウス(ピアノ)
録音:1963年9月22日(*)、1978年8月2日(+)、チャイコフスキー・ホール、ライヴ(*/+) 1963年(#)/1979年10月25日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(**)
VVCD 00130
マリア・グリンベルクの遺産 Vol.6
 ブラームス(1833-1897):
  バラード ロ長調 Op.10 No.4(*)/同ロ短調 Op.10 No.3(*)
  自作主題による変奏曲ニ長調 Op.21 No.1(+)
  カプリッチョ ロ短調 Op.76 No.2(+)
  6つのワルツ Op.39 から Nos.3,1,7,6,15,16(#)
  3つの間奏曲 Op.117(**)/ハンガリー舞曲集 から Nos.3,14,11,7,9(++)
マリア・グリンベルク(ピアノ)
録音:1950年(*)/1971年(+)/1964年(#)/1961年(**)/1960年(++)
VVCD 00132
\2000→¥1890
偉大なるロシアの指揮者たち Vol.1
 サムイル・サモスード(1884-1964) ワルツ・コンサート
 ミハイル・グリンカ(1804-1857):ワルツ幻想曲ロ短調
 アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936):演奏会用ワルツ ニ長調 Op.47
 チャイコフスキー(1840-1893):
  バレエ「眠れる森の美女」Op.66 第1幕 から ワルツ
  ワルツ=スケルツォ ハ長調 Op.34(*)
  バレエ「くるみ割り人形」Op.71 第2幕 から 花のワルツ
 ウェーバー(1786-1826)/ベルリオーズ編曲:舞踏への勧誘 変ニ長調 Op.65
 グノー(1818-1893):オペラ「ロメオとジュリエット」第1幕 から ワルツ(+)
 ヨハン・シュトラウス II(1825-1899):春の声 変ロ長調 Op.410(+)
 レオ・ドリーブ(1836-1891):バレエ「コッペリア」から ワルツ
 ロベール・プランケット(1848-1903):
  オペレッタ「コルヌヴィルの鐘」第1幕 から ロンド=ワルツ(侯爵のアリア)(#)
 ヨハン・シュトラウス II:
  オペレッタ「ジプシー男爵」第1幕 から バリンカイの入場のクプレ(#)
  オペレッタ「こうもり」第1幕 から ワルツ
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  映画音楽「黄金の山脈」Op.30 から ワルツ へ長調

ガリーナ・バリノワ(ヴァイオリン(*))
ガリーナ・サハロワ(ソプラノ(+))
ウラディーミル・ボウンチロフ(バリトン(#))
サムイル・サモスード(指揮)
モスクワ放送交響楽団

録音:1953年2月11日、The Columns Hall of the Unions' House

VOX

VBX3
(3CD)
\3200→¥2990
モーツァルト:弦楽五重奏集
 モーツァルト:弦楽五重奏曲 K. 174
 モーツァルト:弦楽五重奏曲 K. 406
 モーツァルト:弦楽五重奏曲 K. 515
 モーツァルト:弦楽五重奏曲 K. 516
 モーツァルト:弦楽五重奏曲 K. 593
 モーツァルト:弦楽五重奏曲 K. 614
バルヒェット弦楽四重奏団、
エミール・ケシンガー(ヴィオラ)
1950年代初めの録音。Gregory Squires Studios700セット限定発売となります。VOXのことなので、できてみたらCD-Rだったということもあるので不安な方はリリース後にご注文されることをお奨めします。

VOX UNIQUE

SVBX526
(2CD)
\2000→¥1790
JSバッハ:
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ
  (BWV 1001-1006)
スザンネ・ラウテンバッヒャー(Vn)
これまでCD-Rにて販売しておりましたがCDにての発売となります。1973-74 シュトッツガルト録音 Vox master tapes 1509A-FAnalog-to-digital transfer:Gregory Squires StudioEditing and masterling:Gene Gaudette, Studio 294 

WALHALL 1CD¥1000

WLCD 0203
(3CD)
初出!
 モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」(ドイツ語)
クララ・エバース(フィオルディリージ)
カール・シュミット=ヴァルター(グリエルモ)
フランツ・フェーリンガー(フェルランド)、
アンネリース・クッパー(ドラベッラ)
マリア・マトレン・マトセン(デスピーナ)、
ゲオルク・シュテルン(ドン・アルフォンソ)
クルト・シュレーダー指揮
ヘッセン放送響、合唱団
1951年4月フランクフルトでのスタジオ録音 音質は良好。放送用音源かと思われる。
WLCD 0204 初出!
 ケルビーニ:歌劇「二日間(別名「水運び」)」(ドイツ語)
Walter Anton Dotzer(アルマンド伯爵)
ヴァルター・ベリー(ミケーリ)、
アニー・フェルベルマイヤー(コンスタンツァ)
リタ・バルトュ(マルチェリーナ)、
クルト・エクヴィルツ(アントーニオ)
ハイモ・タウバー指揮
ニーダー・エースターライヒ州トンキュンストラー管、合唱団
1950年9月ウィーンでのスタジオ録音 フランス革命後、長い混乱の時代の終わり頃に初演されたこのオペラは革命時代には実際あったであろう逃亡と追跡のスリルに満ちた女性の純愛による救済をテーマとする救済劇の典型。当時は大ヒットし、ベートーヴェンの「フィデリオ」に影響を与えたとの説がある。音質はとても良いとのこと。放送用音源かと思われる。
WLCD 0205
(3CD)
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」 ラウリツ・メルヒオール(ローエングリン)、
ヘレン・トローベル(エルザ)
マーガレット・ハーショー(オルトルート)、
オジー・ホーキンス(オルトルート)
デジェー・エルンスター(国王ハインリヒ)
フリッツ・ブッシュ指揮
メトロポリタン歌劇場管、合唱団
1947年1月25日ニューヨークでのライヴ録音 以前、FONIT CETRA他で発売あり。※音質は古めかしく万人向けとはいえません。コレクター向けのアイテム。
WLCD 0206
(2CD)
初出!
 チャイコフスキー:歌劇「イオランタ」(ドイツ語)
オットー・フォン・ロール(レネ)、
トルーデ・アイッペルレ(イオランタ)
ルドルフ・ゴンサール(ロベルト)、
ロレンツ・フェーエンベルガー(ボデモン)
ルドルフ・ヴァツケ(エブン=ハキヤ)
ハンス・ミュラー=クライ指揮
シュトゥットガルト放送響、合唱団
1950年10月シュトゥットガルトでのスタジオ録音 音質はとても良いとのこと。放送用音源かと思われる。

WERGO

WER 6689
(2CD)
\4600→¥4190
シチェドリン:
 (1)ポリフォニーの手帳(25のポリフォニック前奏曲)Op.50 (1972)
 (2)12の前奏曲とフーガ(#系)Op.29 (1964)
 (3)12の前奏曲とフーガ(♭系)Op.45 (1970)
ロディオン・シチェドリン(Pf)
バレエの女王プリセツカヤの夫君にして旧ソ連を代表する現役作曲家ロディオン・シチェドリン (1932-)による、ピアノの代表作2篇の自作自演。彼はヤコフ・フリエール門下のピアノの名手で、自作の演奏にかけては他の追随を許さぬ神業を示します。「24の前奏曲とフーガ」はショスタコーヴィチの同名傑作以後もっとも優れたもので、非常に充実した内容と高度なピアノ技巧を堪能できる。いずれもメロディア音源。録音:(1)1973、(2)1966、(3)1971

WEST HILL RADIO ARCHIVES

WHRA 6013
(2CD)
\4400
ドニゼッティ:ランメルモールのルチア
 (1972年7月4日ライヴ)
ビバリー・シルズ(ルチア)、
アルフレド・クラウス(エドガルド)、
ジャン・ピエロ・マストロメイ(エンリケ)、(ライムンド)
ジュアン・エミリオ・マルティン指揮
テアトロ・コロン管
先頃亡くなったシルズとアルフレード・クラウスという魅惑の組合せによる「ルチア」テアトロ・コロンの歴史でも高名な名演となった貴重な舞台がCDで初登場。ステレオ録音というのも嬉しいばかり。ステレオ



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