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第38号新録音新譜(3)



2L

2L 39
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
アルネ・ヌールハイム(1931−):
 色彩/5つのクリプトフォニア/リンク/歌曲《はじめての蝶々》
ケネス・カールソン(P&シンセサイザー)、
ビョルン・ラベン(打楽器)、オーケ・ペアメルード(電子楽器)、
エリザベス・ホルメルツ(S)
アルネ・ヌールハイムは、ノルウェー作曲家協会会長など重要なポストを歴任するなど現代ノルウェー音楽界の重鎮として大きな存在感を放っている。電子音楽からオラトリオまでの膨大なジャンルの作品を作ってきたヌールハイム。現代的な作風の3作品と歌曲「はじめての蝶々」のコントラストも興味深い。サラウンドで広がるヌールハイムの音楽はどこか宇宙的。
2L 43
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
四旬節と聖週間のグレゴリオ聖歌 アレクサンダー・M・シュヴァイツァー(指揮)、
コンソルティウム・ヴォカーレ・オスロ
1980年代中期に創設されたコンソルティウム・ヴォカーレ・オスロは、オスロ大聖堂の男声ヴォーカルアンサンブル。1998年から共演を重ねてきたドイツの神学者アレクサンダー・M・シュヴァイツァーが指揮を務めている。
2L 41
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
コンサート〜
 ヤン・ラディスラフ・ドゥシェク(1760−1812):
  ピアノ・ソナタ第1番Op.45/
 ラフマニノフ:10の前奏曲Op.23(第1番〜第6番)/
 グリーグ:抒情小曲集第8集Op.65/
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.1/
 グリーグ:アンダンテ・モルト
ステフェン・ホルン(P)
アンスネスと同じイジー・フリンカの門下生でもあるノルウェーのピアニスト、ステファン・ホルンのコンサートを収録したライヴ録音。ホルンはノルウェー放送響やオスロ・フィルなどとの共演経験も数多く、ウィグモア・ホールへのデビューも果たしている。録音も非常に優秀で透明感とぬくもりに満ちたピアノの音色は、聴き手に安心感を与えてくれる。2005年12月5日の録音。

ACOUSTICA

ACCD-1019
\2500
スウェーデンの色彩
 ブー・リンデ(1933−1970):ソナティナOp.15-2/
 ヒルディング・ルーセンベリ(1892−1985):組曲ニ長調Op.13/
 アラン・ペッテション(1911−1980):2つのエレジー、ロマンス (Romanza)/
 ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867−1942):組曲Op.15/
 エミール・シェーグレン(1853−1918):ヴァイオリンソナタ第1番ト短調Op.19/
 リレ・ブルール・セーデルルンド(1912−1957):カンツォネッタ
カール=ウーヴェ・マンベリ(Vn)、
ベンクト・フォシュベリ(P)
ストックホルム・フィルのコンサートマスターなどを歴任した重鎮マンベリと国際的な名声を勝ち得たピアニスト、フォシュベリのデュオによるスウェーデンの作品集。衰えぬ技術と老練な表現力が素晴らしい演奏を展開している。

AEOLUS 1CD¥2400

AE-10641
\2400
ホセ・マリア・ベオビデ(1882−1967):
 アンダンテ ホ長調/おお、救いのいけにえよ/
 アヴェ・マリア イ短調/オッフェルトリウム イ長調/
 葬送のポストリュード/Lua, lua...!/
 アヴェ・マリア変ホ長調/4つの小品/アヴェ・マリア変イ長調/
 エコー・ド・アモール/瞑想曲ホ長調/
 半音階的交響間奏曲/アヴェ・マリア 変イ長調/終曲変ホ長調
エステバン・エリツォンド・イリアルテ(Org)、
アランツァ・エツェナーロ(S)
ホセ・マリア・ベオビデは、スペインの王立パンプローナ音楽院の教授を務めるなど、作曲と教育の両面に力を注いだ20世紀スペインの作曲家。特にソプラノ付きオルガン曲は壮麗な雰囲気を醸し出している。
AE 10156
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
音楽の饗宴
 ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586−1630):
  組曲第20番ト短調(音楽の饗宴より)/
 ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685−1750):
  前奏曲とフーガ ハ短調BWV.537/
 タルクィニオ・メールラ(c.1590−1665):
  カンツォーナ《ラ・マルカ》、カンツォーナ《ラ・リヴィア》/
 ヴォーン=ウィリアムズ(1872−1958):
  リコーダーのための組曲/
 ピート・スウェルツ(1960−):3つのガジェット/
 ヤン・ヴァンデルロースト(1956−):世界大陸/
 作曲者不詳(c.1400):
  Czaldy Waldy、ラ・マンフレディーナ、ラ・ロッタ・モッタ、マンフレディーナ/
 フランス・ゲイセン(1936−):再発酵
フランダース・リコーダー四重奏団
世界最高峰のリコーダー・アンサンブルとしてその地位を築き上げてきたフランダース・リコーダー四重奏団も今年で結成20周年。このアニヴァーサリー・イヤーを記念してリリースされる最新盤は、リコーダー・アンサンブルの真価を証明する極上のリサイタル・プログラム!古くは14世紀頃に書かれたとされる作曲者不詳の作品から、フランダース・リコーダー四重奏団のために作曲された21世紀の作品が収録されるなどレパートリーの広さには改めて驚かされる。シャイン、バッハ、メールラといった重要作品はもちろんのこと、ヴォーン=ウィリアムズや日本では吹奏楽作曲家として有名なヴァンデルロースト、スウェルツの作品も注目を集めるだろう。使用する楽器の種類が豊富なこともフランダース・リコーダー四重奏団の大きな特徴であり魅力の1つ。最も小さなソプラノから全長6フィート(182cm)という巨大なグレート・バス・リコーダーまでを使いこなす高度なテクニックは他の追随を許さない。フランダース・リコーダー四重奏団が贈る音楽の饗宴の幕が上がる!!
AE 10013
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
C・フランク:声楽とオルガンのための作品集Vol.1
 人々は泣き叫ぶかのごとく/来たりたまえ、主よ/これぞ、それない/
 オッフェルトリウム ヘ短調/おお救い主よ(3種)/アヴェ・マリア(2種)/
 タントゥム・エルゴ/真実にます主なる神よ/アンダンティーノ/
 オッフェルトリウム ロ長調/
 主よ、すぐにではなく/オッフェルトリウム ト短調/主の右に
ディエゴ・イノセンツィ(Org)、
ベルナール・テトゥ(指揮)、
カティア・ヴェレタス(S)、
エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(T)、
ステファン・マクラウド(Bs)、
ジュネーヴ音楽院少年少女合唱団、
ソリスト・ド・リヨン
エオルス(Aeolus)レーベルの大きな特徴であるオルガンのシリーズからフランクの作品集がスタート。循環形式や独自の手法を用いたフランクによって生み出されたオルガンと声楽のための作品は、感動的で崇高な作風をじっくりと聴かせてくれる。優秀録音も特筆すべきポイント。リヨンの聖フランソワ教会での録音。
AE 10621
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
ポール・ド・マレングロー(1887−1956):シンフォニック・オルガン作品集Vol.2
 クリスマスのための交響曲Op.19/
 オルガンのための組曲Op.14/トッカータOp.73-4
ペーター・ファン・デ・ヴェルデ(Org)
フランク、ドビュッシーの系譜を受け継ぐベルギーの作曲家マレングローの作品集の第2弾。演奏は前作と同じく聖ミッシェル大聖堂(アントワープ)のオルガニスト、ファン・デ・ヴェルデが担当している。
AE-10631 ホセ・マリア・ベオビデ(1882−1967):
 瞑想、幻想曲、Eco del Valle、
 終曲ニ短調、交響的半音階間奏曲、
 アンダンテ、オッフェルトリオ イ短調、
 同ハ短調、スケルツォ、前奏曲/
アントニオ・ホセ・マルティネス・パラシオ(1902−1936):
 即興曲、悲歌
エステバン・エリツォンド・イリアルテ(Org)、
アランツァ・エツェナーロ(S)
19世紀スペインの作曲家によるオルガン作品の紹介を進めるイリアルテ。今回も20世紀前半に活躍した2人の作曲家を取り上げる。

AMESON 1CD¥2400

ASCP 0302 フランク:
 前奏曲、フーガと変奏曲ロ短調Op.18、
 ゆるやかな舞曲、前奏曲、コラールとフーガ ロ短調/
フォーレ:
 夜想曲第1番変ホ短調Op.33-1、
 主題と変奏嬰ハ短調Op.73、
 夜想曲第13番ロ短調Op.119
ダヴィッド・ビスマス(P)
ダヴィッド・ビスマスは弱冠14歳で名門パリ国立高等音楽院に入学を果たし、見事にピアノ科を1等賞で卒業。その後はロンドンの王立音楽院への留学やバドゥラ=スコダ、レオンスカヤといった名匠たちのマスタークラスで研鑽を積んだフランスのピアニスト。卓越したテクニックはもちろんのこと、音楽の流れを大切にしたフランクとフォーレは美しさに満ちた申し分のない演奏。
ASCP 0403 シャルパンティエ:真夜中のミサ曲/ミサ曲《マリアの昇天》 ジャン=フランソワ・フレモン(指揮)、
ヴェルサイユ少年合唱団、
シンフォニー・サン=ジュリアン
ヴェルサイユ少年合唱団がノートルダム大聖堂のオルガニスト、ピエール・ベギーニュによって創設されたのは約60年前の1946年。1980年からは現在の指揮者であるジャン=フランソワ・フレモンが着任している。透き通るハーモニーによるシャルパンティエは荘厳な雰囲気を存分に醸しだしている。
AS-CP 02-01 J・S・バッハ:
 カンタータ第131番《深き淵から、主よ、汝に呼びかけん》BWV.131/
 カンタータ第12番《泣き、嘆き、憂い、おそれ》BWV.12/
 カンタータ第51番《もろびとよ歓呼して神を迎えよ》BWV.51
ジャン=フランソワ・フレモン(指揮)、
オーギュスタン・セラス(S)、
フランソワ=ガブリエル・ルーケット(Ms)、
クリストフ・アインホルン(T)、
ジャン=ループ・パージェ(Bs)、
ヴェルサイユ少年合唱団
ノートルダム大聖堂のオルガニスト、ピエール・ベギーニュによって1946年に創設されたヴェルサイユ少年合唱団。1980年に現在の指揮者であるジャン=フランソワ・フレモンが着任してからは、さらに活動の幅を広げている。ヴェルサイユ少年合唱団の汚れの無いハーモニーは、神々しさを覚えさせてくれるほど。実力伯仲の4人のソリストや古楽器オーケストラの存在も頼もしい。
ASCP 0404 ドミニク・クレマン(1959−):室内楽作品集
 Le rire du coq/Poeme incorrectⅡ/ショー・フロイド/トリオ/
 A petit feu/Tatane Chanson/Heteroclite/a 10
アンサンブル・アレフ
アンサンブル・アレフは、クラリネット、ピアノ、打楽器、声楽、サクソフォン、打楽器によるフランスの現代アンサンブル。ドミニク・クレマンは、同アンサンブルでクラリネットを担当しているフランスのアーティスト。
ASCP 0508 E・ショーソン:弦楽四重奏曲ハ短調Op.35/
マルク・ゲティエ(1931−):弦楽四重奏曲イ長調
ギョーム・プレス(Vn)、
シリル・ガラク(Vn)、
マルク・デスモンス(Va)、
ジェローム・パンジェ(Vc)
ボルドー歌劇場やストラスブール歌劇場などフランスの名門で活躍を続けてきたプレス、1999年よりフランス放送フィルに所属するパンジェなど第一線で活躍するフランスの弦楽器奏者たちによるフレンチ・プログラム。フランスの現代作曲家ゲティエの作品からは、どこかショーソンに通ずる作風を感じさせてくれる。

AMON RA 1CD−R¥2300

CD-SAR 38 メンデルスゾーン:クラリネットのための作品集
 コンツェルトシュテュック第2番ニ短調Op.114/
 ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14/無言歌集より(6曲)/
 クラリネット・ソナタ変ホ長調/厳格なる変奏曲ニ短調Op.54/
 コンツェルトシュテュック第1番ヘ短調Op.113
アラン・ハッカー(クラリネット)、
レスリー・シャッツベルガー(バセット・ホルン)、
リチャード・バーネット(ピアノ)
ロンドン交響楽団の主席クラリネット奏者などを歴任したイギリス・クラリネット界の大御所アラン・ハッカー。アモン・ラ(Amon Ra)にはピリオド楽器を使用した録音を行っており、このメンデルスゾーンも全曲ピリオド楽器の演奏によるもの。さすがは名手アラン・ハッカー。モダン、ピリオドのどちらを吹いても演奏は抜群!1989年4月の録音。 (Amon RaはCD-R盤となります)
CD-SAR 42 トマス・アーン(1710−1778):
 トリオ・ソナタ 二長調Op.3-5/同ロ短調op.3-6/
 協奏曲ハ長調(チェンバロ独奏版)/トリオ・ソナタ ト長調Op.3-2/
 チェンバロ・ソナタ ヘ長調/トリオ・ソナタ ホ短調
ヌーヴォー・クヮルテット
イギリス有数のチェンバロ奏者、ポール・ニコルソンを中心としたフルート、ヴァイオリン、チェロ、チェンバロによるピリオド・アンサンブル。「協奏曲ハ長調」は、イギリスの図書館で見つかったチェンバロ独奏版が使用されている。1989年2月の録音。
CD-SAR 46 エリザベス朝のクリスマス・アンセム
 O・ギボンズ:
  This is the record of John、5声のイン・ノミネ、
  See, see, the Word is Incarnate/
 W・バード:光なり日なるキリスト、ファンタジア(2種)、子守歌/
 T・トムキンス:神の前に歌え/
 M・パーソン:Upon my lap/
 J・アムナー:O Ye Little Flock/
 作曲者不詳:乙女の歌うやさしい歌/
 A・ホルボーン:パヴァン/
 J・ブル:The Starre Anthem
レッド・バード、ローズ・コンソート・オヴ・ヴィオールズ
レッド・バードは、タリス・スコラーズのキャロライン・トレヴァー、ヒリアード・アンサンブルのジョン・ポッター、イギリス屈指のテノール奏者チャールズ・ダニエルズなどが集ったヴォーカル・アンサンブル。強力メンバーによる名演の価値ある復刻がここに実現。1989年11月の録音。
CD-SAR 68 バロック音楽の至宝 ——
 A・スカルラッティ:シンフォニア/
 G・タルティーニ:協奏曲ト長調/
 D・スカルラッティ:チェンバロ・ソナタK.417より/
 ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調/
 P・ロカテッリ:ソナタ ト短調Op.2a-3/
 J-B・ボワモルティエ:ソナタ第5番/
 M・コレット:チェロ・ソナタ ニ長調より/
 J・S・バッハ:トリオ・ソナタ ト長調BWV.1039/他
様々なアーティスト
演奏、音質の両面で高い評価を得てきたアモン・ラの豊富な音源の中からバロック時代の作品を抜粋したコンピレーション・アルバム。アラン・ハッカー、ナイジェル・ノース、リザ・ベズノシウクなどによる名演がこの1枚に凝縮されている。
CD-SAR 101 弦楽四重奏のための名楽章集 ——
 シューベルト:
  弦楽重奏曲イ短調Op.29より アンダンテ、
  同変ホ長調Op.125-1より スケルツォ/
 モーツァルト:弦楽四重奏曲ニ短調K.421より メヌエットとトリオ/
 チャイコフスキー:弦楽重奏曲第1番ニ長調Op.11より
  アンダンテ・カンタービレ/
 メンデルスゾーン:
  弦楽重奏曲イ短調Op.13より 間奏曲、
  同変ホ長調Op.12より カンツォネッタ/
 ショスタコーヴィチ:弦楽重奏曲第1番ハ長調より スケルツォ/
 J・ハイドン:
  弦楽重奏曲ト長調Op.54-1よりアレグレット、
  同Op.3-5より セレナーデ
ダーティントン弦楽四重奏団
1958年に結成されたダーティントン弦楽四重奏団による弦楽四重奏のための“名楽章”を集めたアルバム。他にもアモン・ラにはショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲集(CD-SAR 1)の録音を行っている。
CD-SAR 36 ハープ・コレクション ——
 作曲者不詳:レー、L autrier pastoure seoit/
 L・センフル:Patientiam muess ich hen/
 G・デュファイ:私はすべて恋する者に求める/
 A・メイワン:リチェルカーレ第3番/
 G・M・トラバーチ:Ancidetemi/
 J・パリー:レッスン第4番/
 E・ジョーンズ:Musical Relicks of the Welsh Bards/
 L・シュポア:幻想曲Op.35/
 F-J・ナーデルマン:The Manly Heart/
 G・フォーレ:塔の中の王女
フランシス・ケリー(ハープ)
中世のハープ、ゴシック・ハープ、ダブル・ハープ、トリプル・ハープ、シングル・アクション、ダブル・アクションといった6種類のハープを作品で使い分けたハープの展覧会とも言える作品集。1988年12月の録音。(Amon RaはCD-R盤となります)
CD-SAR 69 古楽器、音楽の至宝 ——
 The Carman's Whistle/Under and Over/Roowe Well/
 La Quinte Estampie Real/
 An Dro Nevez/Gathering Peascods/他 全40曲
様々なアーティスト
アモン・ラ(Amon Ra)の豊富な音源の中からルネサンス時代の音楽を抜粋したコンピレーション盤「音楽の至宝シリーズ」。この1枚で膨大な種類の古楽器(木管楽器、鍵盤楽器、金管楽器、弦楽器)の音色を全40トラックで楽しめる。
CD-SAR 13 シューベルト:
 ピアノ・ソナタ第18番ト長調D.894,Op.78《幻想》/
 同第14番イ短調D.784,Op.143
ハワード・シェリー(Fp)
シャンドスやハイペリオンでの録音でお馴染みのハワード・シェリーがヨハン・フリッツ(1814頃)のフォルテピアノで録音を行ったシューベルト・アルバム。ピアノでも卓越した演奏を数多く聴かせてくれているシェリー。フォルテピアノの演奏もやはり超一流だ。1983年11月の録音。
CD-SAR 49 フィリップ・ド・ヴィトリとアルス・ノヴァ〜14世紀のモテット集
 フィリップ・ド・ヴィトリ(1291−1361):
  あなたたちは何を驚いているのか/Se je chant/
  アプタ・カロ/部族を/おお、たたえられるべき/
  わたしは首をつなげ/教皇クレメンスは/
  Trahunt in precipicia/Almifonis melos/甘い喜び/
  聖なる信仰のラッパよ/In virtute/厚かましく訪ねた/
  新しいハマンの/花咲く/極めて堅き/
  Flos ortus/Servant regem/ネブカデネザルの象とともに
オルランド・コンソート
音楽史の大きな転機となった「アルス・ノヴァ」をギョーム・ド・マショーらに先立って提唱したのがこのフィリップ・ド・ヴィトリ。ヴィトリの作曲とされているモテットは、「アルス・ノヴァ」の様式を証明する重要な作品として位置づけられている。オルランド・コンソートによるアモン・ラ(Amon Ra)を代表する名盤の1つでもある。1990年4月の録音。(Amon RaはCD-R盤となります。)
CD-SAR 54 シューマン:
 ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44/
 ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105/
 ピアノ四重奏曲変ホ長調Op.47
リチャード・バーネット(Fp)、
フィッツウィリアム弦楽四重奏団
歴史的ピアノに関する世界的権威リチャード・バーネットと、イギリス屈指の名門フィッツウィリアム弦楽四重奏団がピリオド楽器を使用してコンビを組んだシューマンの室内楽作品集。ちなみにバーネットは、シューマンとも縁の深かったコンラート・グラーフ(1822年頃)製作の貴重なフォルテピアノを使用している。1991年3月の録音。
CD-SAR 14 18世紀のイギリス音楽
 C・エイヴィソン:ソナタOp.5-2/
 T・アーン:
  チェンバロ・ソナタ第2番ホ短調、
  トリオ・ソナタ第2番ト長調/
 ヘンデル:トリオ・ソナタ ヘ長調Op.2-3/
 C・アーベル:ソナタ イ長調Op.9-1/
 J・スタンリー:チェンバロ協奏曲ハ短調Op.10-4
ロンドン・バロック
1978年の結成以来メンバー全員が一貫してピリオド楽器を使用し、多くの名演を残してきたロンドン・バロック。リーダーを務めるチャールズ・メドラムのチェロの響きがアンサンブルの演奏に落ち着きと安心感を加えている。1983年11月の録音。
CD-SAR 51 金襴の陣
 作曲者不詳:ヘンリーⅧ世のパヴァン、わたしのラ・ムール/
 C・ジェルヴェーズ:パヴァーヌとガリアルド/
 W・コーニッシュ:Adieu My Hertes Lust、ファ・ラ・ソ/
 L・コンペール:Allons Fere Nos Barbes/
 T・スザート:戦いのパヴァーヌ/他 全14曲
ムジカ・アンティクア・オヴ・ロンドン
英国王ヘンリーⅧ世とフランス王フランソワⅠ世によって1520年に結ばれた和平条約の際に開かれた饗宴で演奏された音楽の再現を試みたもの。1990年10月の録音。
CD-SAR 45 マスターズ・オヴ・バロック・ギター
 S・ムルシア:ファンダンゴ、組曲ニ短調/
 G・サンス:
  エスパニョレタス、Clarines y Trompetas、パヴァーヌ、フォリア/
 R・ヴィゼー:ミュゼット/
 D・ペレグリーニ:
  リチェルカータ、クーラント、サラバンド、フランスの戦い/
 F・コルベッタ:前奏曲、シャコンヌ/
 C・カルヴィ:
  ルッジェーロ、クーラント、パッサメッツォ、フィレンツェのアリア
バリー・メイソン(バロックギター)
バリー・メイソンはイングリッシュ・バロック・ソロイスツなどで活躍するイギリスのギタリスト。バロックギターの音色が哀愁を誘う。1988年12月の録音。

ANTES EDITION 1CD¥2400

BM-CD 31.9225
\2400
テオドール・フォンターネの詩による歌曲と朗読
 J・バルチュ:春の歌Op.33-2/
 K・グレッシェル:Stille Heimkehr/
 C・ウィッティング:Um Dich Op.24-2、嵐の後のOp.24-4/他
ウーテ・ベッケルト(S)、
フランク・ワッセル(P)
フランスからドイツへと亡命したユグノー教徒テオドール・フォンターネは19世紀ドイツの作家。ここに収録された歌と朗読は全てフォンターネの詩を題材としたもの。
BM-CD 31.9210 カールハインツ・シュトックハウゼン(1928−):黄道十二宮/
アクセル・フライ(1954−):打楽器アンサンブルのための小品
打楽器アンサンブル《シュラークヴェルク・ノールウェスト》
オルゴールのために作曲されたシュトックハウゼンの意欲作、「黄道十二宮」の打楽器ヴァージョンを収録。「シュラークヴェルク・ノールウェスト」は、オルデンブルク・ミュージック・スクールのプロジェクトによって1999年に結成された打楽器アンサンブル。ディレクターのアクセル・フライ以外は全員が1980年代生まれというフレッシュで勢いのあるアンサンブルである。
BM-CD 31.9221 シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664,Op.120/
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》/
メンデルスゾーン:厳格なる変奏曲ニ短調Op.54/
ショパン:ポロネーズOp.40-1、幻想即興曲Op.66/
リスト:超絶技巧練習曲ヘ短調、ハンガリー狂詩曲第6番
アナ・マリア・カンピストルス(P)
ウルグアイ史上最高のピアニストの1人に数えられるウーゴ・バルツォの指導を受けたカンピストルスは、クラウス・シルデのマスタークラスをきっかけとしてドイツのデトモルト音大に留学。その後はシュトゥットガルト南西ドイツ放送響などと多くの共演を果たすなど、故郷のウルグアイを離れ現在はドイツで活躍を続けている。
BM-CD 31.9227 ギター名曲集 ——
 J・ダウランド:
  ウィンター夫人のジャンプ、ウィルビー卿ご帰館、ハンスドン夫人のアルメイン/
 F・ダ・ミラノ:ファンタジア/
 L・デ・ナルヴァエス:《牛を見張れ》による変奏曲/
 W・ドウゴライ:ヴィラネラ/
 作曲者不詳:ケンプのジグ、ファンタジア/
 G・サンス:カナリオス/
 G・ブレッシャネロ:ソナタ/
 R・ヴィゼー:ロンドー/
 J・S・バッハ:前奏曲、ブーレ/他 全22曲
ジュゼッペ・ディ・ジローラモ(ギター)
ルネサンス&バロック時代の名曲を弾くジュゼッペ・ディ・ジローラモは、イタリアのパレルモで生まれたギタリスト。ダルムシュタット音楽大学でギターを専攻し、現在はソリストやギター・オーケストラの指揮者、指導者など様々な活動を展開している。
BM-CD 31.9228 セレスタ ——
 ホセ・ブラガト(1915−):ミロンタン、ブエノスアイレスのグラシェラ/
 A・ピアソラ:グラン・タンゴ/
 A・ヒナステラ:パンペアーナ第2番/
 フランシスコ・ミニョーネ(1897−1986):モディーニャ/
 リデュイーノ・ピトンベイラ(1962−):
  チェロ・ソナタOp.91(世界初録音)、セレスタ第15番Op.108
マーティン・メルケル(Vc)、
アンナ・アダミク(P)、
マリリア・ヴァルガス(Vo)、
ヴォルフガング・リントナー(打楽器)
ドイツのレーベルから登場する世界初録音を含む南米の作曲家たちのチェロ作品集。 チェロのマーティン・メルケルはシュトゥットガルト生まれのドイツの奏者。現在はオッフェンブルク弦楽三重奏団、カメラータ・ベルン、そしてアールガウ響の主席奏者としてチェロの音色を響かせている。
BM-CD 31.9231 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3/
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66
ベートーヴェン・トリオ・ボン
エピナルやポルトで開催されたコンクールを勝ち取った日本人ピアノ奏者ハマ・リンコと、ベートーヴェン・オーケストラ・ボンの首席コンサートマスターを務めるオヴルツキィ、同オーケストラのソロ・チェロ奏者であるアルミアンによる三重奏団にはベートーヴェンの生誕地“ボン”を代表する若きアンサンブルとして大きな期待が寄せられている。

ASV

CDDCA 1184
\2300
プロコフィエフ(ボリソフスキ編):
 バレエ音楽《ロメオとジュリエット》Op.64より 5つの小品/
F・ブリッジ(リーバーマン編):
 ロシアの踊り、アレグロ・アパッショナート、ロマンス/
ショパン(リーバーマン編):
 ワルツ第3番イ短調Op.34-2、
 練習曲第3番ホ長調Op.10-3《別れの曲》/
シューマン:アダージョとアレグロ/
フレダ・スウェイン:午後の歌/
チャイコフスキー(ボリソフスキ編):
 10月、6つの歌曲Op.6より、4月、夜想曲、Ardent Declaration/
ライオネル・ターティス:夕暮れ/
R・ヴォ—ン=ウィリアムズ:ロマンス/
H・ヴィエニャフスキ:夢嬰ヘ短調
ヘレン・カルス(Va)、
フィリップ・ブッシュ(P)
リリース第1弾(CDDCA 1181)では、堂々たるウォルトンとボーウェンのヴィオラ協奏曲を披露してくれ女流ヴィオラ奏者ヘレン・カルス。協奏曲を取り上げた前作とは対照的に今回はアレンジ物を中心としたヴィオラのための小品を取り上げる。世界初録音も多数含まれており、ヴィオラのコンサート・プログラムを選ぶ際の参考としても役立ちそうだ。
CDDCA 1185
\2300
最愛なるクララ
 R・シューマン:
  ピアノ協奏曲イ短調Op.54より、夕べにOp.12-1、
  ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22より 第1楽章/
 メンデルスゾーン:春の歌/
 C・シューマン:ロマンス変ホ短調Op.11-1/
 ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5より スケルツォ/他
マーティン・ジャーヴィス(語り)、
ジョアンナ・デイヴィッド(語り)、
ルーシー・パーハム(P)、
バリー・ワーズワース(指揮)、
BBCコンサート・オーケストラ
イギリスの俳優マーティン・ジャーヴィスと女優ジョアンナ・デイヴィッドの語り、そしてパーハムが演奏する音楽で表現されたシューマン夫妻とブラームスを巡る三角関係の物語。今回のリリースも聴衆の大きなリクエストによって実現したものであり、イギリスで行われた公演は大成功を収めるなど大きな話題を呼んでいる。

ASV GOLD

GLD 4024
\2300→¥2090
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.2
 ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2/
 同第4番イ短調Op.23/
 同第5番ヘ長調Op.24《春》/同第8番ト長調Op.30-3
ピーター・クロッパー(Vn)、
マーティン・ロスコー(P)
惜しまれつつも解散となってしまったイギリスの誇る伝説の弦楽四重奏団「リンゼイズ」。そのリンゼイズの活動をリーダーとして支え続けてきたヴァイオリン奏者ピーター・クロッパーのベートーヴェン第2弾。本格的なソロ・キャリアを開始させ、多忙な日々を過ごすクロッパーが本腰を入れて取り組んでいるベートーヴェンなだけに期待は非常に高い。なお当シリーズでは10曲のソナタ全曲のリリースが予定されている。

AVIE 1CD¥2300

821936-0017-2
(SACD Hybrid Multichannel)
\3800→¥3590
マーラー:カンタータ《嘆きの歌》 マリーナ・シャグチ(S)、
ミッシェル・デ・ヤング(Ms)、
トーマス・モーザー(T)、
セルゲイ・レイフェルクス(Br)、
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)、
サンフランシスコ交響楽団&合唱団
前作「交響曲第5番」(821936-0012-2)も世界的なヒットとなったマイケル・ティルソン=トーマス&サンフランシスコ響のマーラー・チクルス。これまでに「交響曲第6番《悲劇的》」(821936-0001-1)、「交響曲第3番」(821936-0003-2)そして「交響曲第7番《夜の歌》」(821936-0009-2)の3作品がグラミー賞の栄誉に輝くなど、驚異的なパフォーマンスと超優秀録音は全世界から称賛を浴び続けている。今回この最強のマーラー・チクルスへ第9作目として新たに加わるのは、1996年に収録された「嘆きの歌」。MTT&SFSのRCA/BMG時代に収録と発売が行われたこの「嘆きの歌」は、1878年から1880年にかけて作曲された壮大なスケールの初稿版が使用されるなど絶大な評価を受けた名演として有名なもの。ティルソン=トーマスが敢えて再録音を行わずに1996年収録の「嘆きの歌」をチクルスへ加えたのは、この録音に対する絶対的な自信と信頼の証なのである。演奏はもちろんのこと、リマスタリングによってさらに凄味を増したサウンドなど、聴きどころ満載!!!マーラー・チクルスの最新作として、マルチチャンネルのSACDハイブリッド盤として「嘆きの歌」が新たな姿で甦る。1996年5月29日〜31日&6月2日、サンフランシスコ・デイヴィス・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。
AV 2126
\2300
ロング・ロード・ホーム ——
 J・S・バッハ(バーネウィッツ編):
  マタイ受難曲より 我が心よ、おのれを潔めよ/
 コンラディン・クロイツァー(1780−1849):水車/
 R・シュトラウス:アンダンテ、ソプラノ、ホルンとピアノのための《アルプホルン》/
 F・シューベルト:川の上でD.943/
 モーツァルト:
  ピアノと管楽器のための五重奏曲変ロ長調K.452、
  あなたから遠く離れて/
 ブラームス(バーネウィッツ&オッペンス編):子守歌Op.49-4
ウィリアム・バーネウィッツ(ホルン)、
ウルスラ・オッペンス(P)、
ジョイス・ディドナート(S)、
キャロル・アンダーソン(P)、
ジェニファー・ホロウェイ(S)、
アン=キャロリン・バード(S)、
マーガレット・バトラー(オーボエ)、
トッド・レヴィ(クラリネット)、
テッド・ソルリ(ファゴット)、
エグリス・グティエレス(S)
2001年にパーキンソン病と診断されながらも、懸命に病と闘い続けているアメリカのホルン奏者ウィリアム・バーネウィッツと彼の仲間たちが創り上げたアルバムがアヴィー(Avie)から登場。病を発症してからもアメリカのメジャー・オーケストラ、ミルウォーキー交響楽団とサンタフェ歌劇場管弦楽団で首席奏者として活躍を続けるバーネウィッツ。このアルバムにはバーネウィッツのソロだけでなく、ソプラノとのコンビによる演奏やモーツァルトの五重奏曲など様々な編成の作品が収録されている。バーネウィッツの豊かな中音域、ストレスを感じさせない伸びやかなハイトーンは、同じ病と闘う人々に勇気を与えることだろう。
AV 2129
(2CD/特別価格)
\3600
エルガー:歌曲とピアノ作品集
 7つの歌曲/羊飼いの歌Op.16-1/戦いの歌/
 Is she not passing fair?/As I laye a-thinkynge/
 愛の挨拶Op.12/夜明けの風/After Op.31-1/
 《カラクタカラス》より Woodland Interlude/
 Dry those Fair, those Crystal Eyes/パンの笛/
 歌曲集《海の絵》Op.37/Prelude and Angel's Farewell/
 2つの歌Op.41/夢の中の子供たちOp.43/
 アラビアのセレナード/In Moonlight/PleadingOp.48-1/
 O soft was the song Op.59-3/艦隊の攻撃/
 “?”(1918/世界初録音)/
 It is nae me/XTC(1930/世界初録音)
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(P)、
アマンダ・ピット(S)、
マーク・ワイルド(T)、
ピーター・サヴィジ(Br)
アヴィー(Avie)よりエルガーの150回目の誕生日を祝うアニヴァーサーリー・アルバムが登場。今回行われた録音のピアノ独奏と歌曲伴奏で使用されているのは、なんとエルガー自身が作曲の際に使っていたブロードウッド1844年製のピアノという貴重な銘器!この楽器にはエルガーの直筆による走り書きが残されているなど、歴史的価値も非常に高い。また未出版でエルガー最後の歌曲となった「XTC」が世界初録音として収録されるなど、独自色を打ち出したプログラミングもこのアルバムの大きなポイントである。原典版による「海の絵」、2曲の世界初録音、そして作曲者自身が愛用していたピアノ・・・エルガーの思い描いた音楽がそのままの姿で響く——。オーウェン・ノリスはエルガーのピアノ独奏作品全曲を録音した唯一のピアニストであり、補完版のピアノ協奏曲でヨーロッパと北米へツアーを行うなどエルガーのスペシャリストと呼ぶに相応しい演奏活動を展開している。
AV 2123 ジョン・タヴァナー(c.1490−1545):
 定旋律/キリエ/ミサ/
 6声のミサ曲《栄光は汝に、三位一体なる神よ》/
 キリストの母/安息日が過ぎて/O Wilhelme, pastor bone
スティーヴン・ダーリントン(指揮)、
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
高名なミサ曲「栄光は汝に、三位一体なる神よ」も収録したイギリスのルネサンスを代表する音楽家ジョン・タヴァナーの宗教作品集。タヴァナー自身がオルガン奏者、聖歌隊監督を務めていたオックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊による演奏という接点も見逃せない。
AV 2128 北イタリア17世紀〜 18世紀のヴァイオリン協奏曲集Vol.2
  ヴィヴァルディ:
   ヴァイオリン協奏曲変ロ長調RV.370/
   歌劇《愛と憎しみの誠の勝利》RV.706より/
   協奏曲ハ長調RV.561/
   弦楽と通奏低音のための協奏曲ホ短調RV.134/
   ヴァイオリン協奏曲ニ短調RV.243/
   歌劇《貞節なニンフ》RV.714より/
   ヴァイオリン協奏曲変ホ長調RV.254
ムハイリー・ローソン(S)、
エイドリアン・チャンドラー(Vn&ディレクター)、
ラ・セレニッシマ
17世紀から18世紀の“北イタリア”と地域を限定した全3巻のリリースが予定されているシリーズの第2弾。イタリアの大本命ヴィヴァルディの協奏曲では、さらに研ぎ澄まされたチャンドラーのヴィルトゥオージティを堪能できる。
AV 2127
(2CD/特別価格)
\3600→¥3290
モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216/
 ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調K.261/
 ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調K.373/
 ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364/
 ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調K.423/
 同第2番変ロ長調K.424
フィリップ・グラファン(Vn&指揮)、
今井信子(Va)、
ブラバント管
類稀な実力を誇り日本のみならず世界を代表するヴィオラ奏者として活躍を続ける今井信子。楽器の可能性を深く追求した演奏活動や教育活動は、ヴィオラの第1人者の称号に相応しいスケールで展開されている。そしてその音楽活動全体が2003年の紫綬褒章授章に代表されるように、音楽賞のみならず数々の栄誉を授与されるなど全世界から称賛を浴びている。ヴァイオリンのグラファンは、圧倒的なヴィルトゥオージティで聴衆に感動と驚嘆を与え続けるフランスのヴァイオリニスト。難曲として知られるエルガーのヴァイオリン協奏曲の初稿版の録音(AV 2091)で大きな話題を巻き起こしたことは記憶に新しい。ちなみにヴァイオリン協奏曲とアダージョ、ロンドではグラファンの自作による独創性に富んだカデンツァを用いている。アヴィー(Avie)からのリリースでは、リトアニアの作曲家バルカウスカスの作品集(AV 2073)で共演を果たしている今井信子とフィリップ・グラファン。共演に起用されたオランダのアイントホーフェンを本拠地とするオーケストラ、ブラバント管弦楽団の味わい深い演奏が今井信子とグラファンの音楽をさらなる高みへと昇華させている。今井信子にとって再録音となる協奏交響曲を含む今回のモーツァルト・アルバムは、日本とフランスが誇る世界的奏者が満を持して送り出す至高の芸術品なのである!
AV 2121
(2CD/特別価格)
\3600
ヴェニアミーン・フレーイシュマン(1913−1941):
 歌劇《ロスチャイルドのヴァイオリン》/
ショスタコーヴィチ:歌劇《賭博者》
ローマン・アスターホフ(Bs)、
ペテル・ダナイロフ(Br)、
エレーナ・ガボウリ(Ms)、
ヤツェク・ヤニスツェフスキ(Bs)、
アンドリス・ラパン(T)、
ミハル・レホツキ(T)、
ピオトル・ノワツキ(Bs)、
ワシーリー・ペトレンコ指揮、
ロイヤル・リヴァプール・フィル
ショスタコーヴィチやR・シュトラウスなど質の高い演奏を発表してきたロイヤル・リヴァプール・フィル。ジェラード・シュワルツの後任として2006年9月から主席指揮者に就任したワシーリー・ペトレンコとのリリース第1弾はショスタコーヴィチと弟子であるフレーイシュマンの舞台作品集が登場。将来を嘱望されながらも第二次世界大戦で若くして命を落としてしまったフレーイシュマン。そのため未完となってしまった歌劇「ロスチャイルドのヴァイオリン」は、師であるショスタコーヴィチによって補筆完成が行われた作品であり録音も非常に珍しい。併録されたショスタコーヴィチの「賭博者」は、交響曲第7番「レニングラード」と同時期に着手され作品63として構想が行われながらも未完に終わったオペラである。ショスタコ&ロシア音楽ファン要注目の意欲作!2006年9月27日のライヴ録音。
AV 2125
\2300→¥2090
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77/
シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120(1841年初版)
トーマス・ツェートマイアー(Vn&指揮)、
ノーザン・シンフォニア
2004年12月にオープンとなり大きな話題を呼んでいるイギリスの都市ニューキャッスルゲイツヘッドの誇る国際音楽センター「セージ・ゲイツヘッド・ホール」と名門ノーザン・シンフォニアのコラボレーション・シリーズ第2弾。リリース第1弾となったイモジェン・クーパーのモーツァルト(AV 2100)に続く最新作は、同オーケストラの音楽監督であり世界的ヴァイオリニストでもあるツェートマイアーによるブラームスとシューマン。ブラームスのヴァイオリン協奏曲第1楽章ではツェートマイアー自作のカデンツァを用いており、しかも弾き振り!シューマンの交響曲第4番は1841年の初版を使用するなどツェートマイヤーのポリシーが全面に打ち出されたプログラミングと言える。懐の深さとt熱き表現力を感じさせてくれる演奏は聴き応え十分。2006年12月9日−11日の録音。

BELLA MUSICA

BM 31.2419
\2400
D・ブクステフーデ:前奏曲、フーガとシャコンヌ ハ長調BuxWV.137/
J・S・バッハ:
 ただ愛する神の摂理にまかせBWV.647、
 いざ来たれ異教徒の救い主よBWV.659、
 前奏曲とフーガ ハ短調BWV.544/
G・ホミリウス:
 Straf mich nicht in deinem Zorn、
 Mein Gott das Herze bringe ich dir/
C・フランク:コラール第3番/
J・パッヘルベル:
 高き天よりわれは来たり、
 輝く暁の星のいと美わしきかな/L-C・ダカン:ノエルⅩ
ウィンフリート・エンツ(Org)

BERGEN DIGITAL

BD 7053SACD
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
シェル・モルク・カールセン(1947−):
 25のモテット集《神をほめたたえよ》
ビョルン・リーエン(Org)、
マグナル・マンゲルスネス(指揮)、
ベルゲン大聖堂聖歌隊
ベルゲン・ディジタル(Bergen Digital)から登場するSACDハイブリッド盤は、ノルウェー内外より様々な賞を授与されているベルゲン大聖堂聖歌隊が歌う宗教作品集。20世紀ノルウェーの作曲家カールセンによるモテット集は、荘厳なスタイルの合唱曲。
BD 7050
\2500
ハルダンゲル民謡:Velkomne med aera/
ノルウェー舞曲(ラスムセン編曲):Pols Sea Dunderlandsdalen/
スウェーデン民謡:I Himmellen/
D・パトリクィン編曲:カナダの3つの歌/
V・トルミス:春のスケッチ/
R・ロジャース:マイ・ファニー・バレンタイン/他 全18曲
マリア・ヘルベックモ(指揮)、ヴォーチ・ノビリ
BD 7052CD
\2500
ブラームス:
 宗教的歌曲《惜しみなく与えよ》Op.30、アヴェ・マリアOp.12/
メンデルスゾーン:
 モテット《主よ、わが祈りを聞きたまえ》Op.39-1、
 讃歌《おお主よ、われを助けたまえ》Op.96/
グレン・エリク・ハウグラン(1961−):Du matte nesten rope det
マグナル・マンゲルスネス(指揮)、
ベルゲン大聖堂聖歌隊、
ビョルン・リーエン(Org)、
ラッシャー・サクソフォン四重奏団
1971年に指揮者のマンゲルスネスによって創設されたベルゲン大聖堂聖歌隊。ハウグランの合唱作品は、合唱とサクソフォン四重奏という珍しいコンビでの演奏。

BLACK BOX

BBM 1109
\2300
ポール・ショーンフィールド(1947−):
 ピアノと管弦楽のための《4つのパラブル》/
 ヴァイオリンとピアノのための《4つのお土産》(世界初録音)/
 ピアノ・トリオための《カフェ・ミュージック》
アンドリュー・ルッソ(P)、
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)、
ジョアン・ファレッタ(指揮)、
プラハ・フィルハーモニア
現代アメリカの作曲家の紹介に力を入れているブラック・ボックス(Black Box)から新たに登場するのは、1947年デトロイト生まれのポール・ショーンフィールド。ガーシュウィン、バルトーク、ストラヴィンスキーの作風を好んでいるショーンフィールドの作品では、リズム感といったジャズの要素や民謡の旋律が重要視されている。世界的名手の地位を確保したエーネスや売り出し中のピアノ奏者ルッソ、そしてファレッタなどアーティスト陣も強力。
BBM 1108
\2300
マーク・メリッツ(1966−):
 オープニング/ブロークン・グラス/パラノイド・チーズ/
 ミスアドヴェンチャー・オブ・スープ/レフティーズ・エレジー/
 マシーンⅣ/スレカン・ロデンダン・マリヤ!/
 トロイカ/ドレッドロック/マシーンⅢ/マシーンⅤ
メリッツ・コンソート
スティーヴ・ライヒとフィリップ・グラスの下で多くの音楽を吸収したマーク・メリッツは、次世代を担う現代アメリカの作曲家。BBM 1097に収録された「弦楽四重奏曲第2番」が高評価を得たことによって、メリッツはブラック・ボックス・レーベルの重要作曲家に名乗りを上げている。

BNL 1CD¥2400

BNL 112955
(6CD/特別価格)
\9900
F・クープラン:クラヴサン組曲全集
 クラヴサン曲集第1巻(第1〜5組曲)/同第2巻(第6〜12組曲)/
 同第3巻(第13〜19組曲)/同第4巻(第20〜27組曲)
ピエール・エチュヴェリー(P)
フランス発ピアノによるクープランのクラヴサン組曲の全集ボックスは、なんとディスク6枚に及ぶ一大企画!この長大な作品に挑んだピエール・エチュヴェリーは、パリ・エコール・ノルマル音楽院のスパー・ディプロマでピアノと室内楽を学んだフランスのピアニスト。ソロ活動、オーケストラとの共演に加えて2006年1月からは母校で教授として後進の指導も行っている。
BNL 112938 ベルナール・ラルマン(1936−):ミサ・ガリカ ベルナール・ラルマン(指揮)、
ジョスラン・シャモナン(S)、
エディト・フレ(Ms)、
ダニエル・ミシェル(アルト)、
ジャン=クロード・オルリアック(T)、
モーリス・ブルボン(Bs)、
オーケストラ・ジャン=フランソワ・ゴンザレス、他
「ミサ・ガリカ」は、フランス合唱界の大ベテランにして有数の実力者ベルナール・ラルマンが書き上げた大規模な宗教作品。フランス民謡の主題によるラテン語ミサ曲である「ミサ・ガリカ」は、ソリストと合唱、オーケストラが高らかに響き渡りスケールの大きさに圧倒させられる。1983年12月の録音。
BNL 112943
(CD+dts/¥4800)
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25/同第3番ハ短調Op.60 プリスカ・ベノワ(P)、
ロラン・ドガレイユ(Vn)、
ミシェル・ミシャラカコス(ヴィオラ)、
ロラン・ピドゥ(Vc)
ジャック・ルヴィエの門下生、プリスカ・ベノワのピアノ中心としたブラームス。パリを活動の拠点とする3人の熟練弦楽器奏者たちのサポートも美しい。(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。/dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオーディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。)
BNL 112941
(CD+dts)
\4800
ヴィヴァルディ:
 2つのホルンのための協奏曲ヘ長調RV.538/
 同協奏曲ヘ長調RV.539/
 シンフォニア ヘ長調RV.135/
 ファゴット協奏曲変ロ長調《夜》RV.501/
 チェロとファゴットのための協奏曲ホ短調RV.409/
 ファゴット協奏曲ホ短調RV.484
ピエール=イヴ・マドゥフ(ナチュラル・ホルン)、
シリル・グレノー(ナチュラル・ホルン)、
ジョルジオ・マンドレシ(バロック・バスーン)、
テレサ・カミンスカ(バロック・チェロ)、
マレク・トポロフスキ(指揮)、
コンチェルト・ポラッコ
クイケンやヘレヴェッヘとも舞台を共にしているフランスのホルニスト、マドゥフ&グレノーの2人が演奏するナチュラル・ホルンでのヴィヴァルディは圧倒的!ピリオド楽器によるポーランドのアンサンブル「コンチェルト・ポラッコ」がしっかりとした土台を築き上げておりソリストの演奏がさらに際立っている。2004年12月の録音。このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオーディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。)

CALA


SACD再発売

CACDS 4031
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
サン=サーンス:
 アフリカ幻想曲Op.89/
 劇音楽《パリザティス》より エアーとバレエ/
 ホタ・アラゴネーサ/
 大幻想曲《サムソンとダリラ》(ルイジーニ編曲)/
 フルート、クラリネットと管弦楽のための《タランテラ》/
 サラバンドとリゴードン/
 死の舞踏(原典版)/フランス軍隊行進曲/
 ミューズと詩人たち/歌劇《アスカニオ》より バレエと終曲
グウェンドリン・モク(P)、
スーザン・ミラン(Fl)、
ジェームズ・キャンベル(Cl)、
ティナ・グルーエンバーク(Vn)、
アンソニー・ローデン(T)、
ステファニー・チェイス(Vn)、
ロバート・トルマン(Vc)、
ジェフリー・サイモン(指揮)、ロンドン・フィル
ピアノと管弦楽がフル稼働する「アフリカ幻想曲」やフルートとクラリネット妙技を堪能できる「タランテラ」、テノール独唱を必要とする「死の舞踏」の原典版など滅多にお目にかかれないサン=サーンスのレパートリーが満載!1993年の録音、SACD Hybrid盤による再発売。
CACDS 4032
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
サン=サーンス:
 歌劇《黄色の姫君》序曲/レクイエム ハ短調Op.54/
 交響曲第3番ハ短調Op.79《オルガン付き》
ティヌケ・オラフィミハン(S)、
キャスリン・ウィン=ロジャース(A)、
アンソニー・ローデン(T)、
サイモン・カークブライド(バス)、
ジェイムズ・オドンネル(オルガン)、
ジェフリー・サイモン(指揮)、
ロンドン・フィル、
ハーロウ&イースト・ロンドン合唱団
知られざるサン=サーンスの名作「レクイエム」と超有名曲「オルガン付き」をカップリング。サラウンドで鳴り響くオルガンや合唱の分厚い響きは圧巻。1993年の録音、SACD Hybrid盤による再発売。
CACDS 4113
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
ロンドン・トランペット・オーケストラ ——
 プリマ:シング・シング・シング/
 ガーナー:ミスティ/
 ヤナーチェク:《シンフォニエッタ》より ファンファーレ/
 アーバン:ヴェニスの謝肉祭/
 クラーク:デンマーク王子の行進曲/
 モーツァルト:トルコ行進曲/
 ロッシーニ:《泥棒かささぎ》序曲/
 ロドリーゴ:アランフェス協奏曲より アダージョ/
 ヘンデル:王宮の花火の音楽/
 カーレル&クレイトン:アメイジング・グレイス/
 コープランド:《ロデオ》より ホウダウン/
 レノン&マッカートニー:ペニー・レイン/
 カリーリョ:ドス・ガルデニアス/
 サンドヴァル:マンボ・カリエンテ
ロンドンの28人のトランペット・プレーヤーたち
ロンドン・トランペット・サウンドⅠ(CACD 0113)&Ⅱ(CACD 0114)の中から選りすぐった録音を1枚にまとめたSACD Hybrid盤。ジョン・ウォーレスやロッド・フランクス、ポール・アーチボールト、モーリス・マーフィー、ジョン・ウェブスターなど世界を代表する名手たちの夢の共演がサラウンドで実現!
CACDS 4116
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
ベイビー・チェロ〜
 サン=サーンス:白鳥/
 シューベルト:アヴェ・マリア/
 伝承曲:グリーンスリーヴス/
 ルイス・ボンファ:黒いオルフェウス/
 セバスチャン・イラディエール:《ラ・パロマ》より〈バンジョー〉/
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ/
 チャイコフスキー:こんぺい糖の精の踊り/
 伝承曲:コンドルは飛んで行く/
 C・ポーター:ビギン・ザ・ビギン/
 ヴィラ=ロボス:子供の民謡/
 セルヴァンテス:さらばキューバ/
 ドヴォルザーク:
  わが母の教え給いし歌(48本のヴァイオリンによる)/
 K・ヴァイル:祝福(48本のヴィオラによる)/
 D・エリントン:サティン・ドール(9本のコントラ・バスによる)/
 A・C・ジョビン:イパネマの娘/
 D・ランズウィック:コヴェントリー・ファンタジー
ジェフリー・サイモン(指揮)、
ロンドン・チェロ・オーケストラ
ロンドンのメジャーオーケストラから集まった24人のチェロ奏者たちによる最上のヒーリング・アルバムのSACD Hybriodバージョン。アメリカの子育て専門メディアが選出する「iparenting media」を受賞するなど多くのリスナーから支持を集めている。サラウンドで聴けば赤ちゃんもたちまちご機嫌に!?

CAPRICCIO 1SACD¥2700

71124
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700→¥2490
マーラー:歌曲集《さすらう若人の歌》/歌曲集《亡き子をしのぶ歌》 トーマス・クヴァストホフ(バリトン)、
ホーカン・ハーゲゴール(バリトン)、
ガリー・ベルティーニ(指揮)、
ケルン放送交響楽団
惜しくも2005年に急逝したモルドヴァ生まれのイスラエルの巨匠、ベルティーニとケルン放送響のコンビが遺した貴重な音源の発掘を行うカプリッチョの大人気シリーズ「エディション・ガリー・ベルティーニ」。
「モーツァルト」、「フランス作品」、「R・シュトラウス」に続くシリーズ第4弾&通算8枚目となる注目のタイトルは、なんとマーラーの管弦楽伴奏歌曲集!
ベルティーニのマーラーと言えば1983年から1991年まで主席指揮者を務めたケルン放送響との交響曲全集での名演奏があまりにも有名だが、欠けていた歌曲集の録音が今回ここに加わることになる。
今回リリースとなる2つの連作歌曲集はケルン放送響とのコンビだけでなく、日本でも東京都交響楽団とのマーラー・シリーズなどで取り上げるなど巨匠にとって交響曲と並ぶ十八番中の十八番。
注目のソリストにはトーマス・クヴァストホフ、ホーカン・ハーゲゴールといったマーラーに精通する当代きってのバリトン奏者が起用されるなど陣容は完璧。
ベルティーニとケルン放送響にとって最大の大仕事であったマーラー録音、しかも未発表の音源がリリースの運びとなったことはまさしく快挙。
今は亡き巨匠が筆舌に尽くし難い感動を与えてくれることだろう。

CAPRICCIO

49576
(4CD/特別価格)
\3400
F・ブゾーニ:作品集 ——
 トゥーランドット組曲より/交響的夜想曲Op.43/
 アルレッキーノのロンドOp.46/
 フルートと管弦楽のためのディヴェルティメントOp.52/
 サラバンドと行列〜「ファウスト博士」のための2つの習作Op.51/
 クラリネットのための小協奏曲Op.48/踊りのワルツ/
 喜劇序曲/交響的組曲Op.25/悲しい子守歌Op.42/
 インディアンの日記第2集Op.47/葬送行進曲/
 La Canzone del Cacciatore/5つの小品Op.3より/
 村の祭日Op.9/夜の舞曲Op.13/幻想的な物語Op.12より/
 バレエの情景第4番より/同第2番より/変奏曲/幻想曲/
 悲歌変ホ短調/セレナーデ第2番ハ長調/
 ショパンのハ短調前奏曲による変奏曲と自由な形式のフーガOp.22/
 行進曲/二重奏曲/セレナータ/バガテル/
 Kultaselle/アルバムの綴り/悲歌/ディヴェルティメント
ロベルト・ウェール(T)、
ジャン=クロード・ジェラール(Fl)、
ウルフ・ロンデンハウザー(Cl)、
ゲルト・アルブレヒト(指揮)、
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ベルリン放送交響楽団、
イーラ・マリア・ヴィトシンスキ(P)、
ミヒャエル・ファウスト(Fl)、
ヴカーン・ミリン(Fl)、
ライナー・ヴェール(Cl)、
マティアス・リンゲンフェルダー(Vn)、
フランソワ・グローベン(Vc)
鬼才ブゾーニの管弦楽作品、室内楽作品、ピアノ作品を多数収録したセット盤。10479、10480、10546、10794の4タイトルを1つにまとめており、ブゾーニの世界を思う存分楽しむことが出来る。演奏者陣も実力派が揃っており、録音も優秀。
49581
(4CD/特別価格)
\3400
メンデルスゾーン:
 劇音楽《アンティゴーネ》Op.55/劇音楽《エディプス王》Op.93/
 劇音楽《アタリー》Op.74/劇音楽《真夏の夜の夢》Op.61
シュテファン・ソルテス(指揮)、
ベルリン放送交響楽団&合唱団、
クリストフ・シュペリンク(指揮)、
ノイエ・オルケスター、
ハンス・フォンク(指揮)、
ケルン放送交響楽団&合唱団、他
こちらはメンデルスゾーンが数多く作曲を行った「劇音楽」を集めたセット盤。10392、10393、67068、10407の4タイトルを1つにまとめたもの。

CAPRICCIO 1CD¥2300

71127
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
シュニトケ:映画音楽集Vol.3
 映画音楽《テイル・オブ・ワンダー(放浪物語)》
 映画音楽《リッキー・ティッキー・タヴィー》
フランク・ストローベル(指揮)、
ベルリン放送交響楽団
無調音楽や12音技法だけでなく多種多様なスタイルの作品を残した20世紀ロシアの作曲家シュニトケ。シュニトケはその生涯に約60曲にも及ぶ映画音楽の作曲を手懸けるという一面も持ち合わせている。ストローベル&ベルリン放送響のコンビで進行中の映画音楽集も今回で第3集。今回の録音を行うにあたってストローベルは収録2作品のスコアを見直し、自らの手で再構築を施している。シュニトケの映画音楽集は第1集、第2集とも「ドイツ・レコード批評家賞」を獲得するなど高い評価を受けている。
67193/94
(2CD)
プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》 クリステル・ゴルツ(S)、
ハンス・ホップ(T)、
テレサ・シュティヒ=ランダル(S)、
ショルティ(指揮)、
ケルン放送響
WDR(西ドイツ放送)に保管されているアーカイヴからオペラの歴史的録音を復刻するシリーズ最新盤にショルティが初登場。録音が行われた1956年は、若きショルティがドイツで国際的なキャリアをスタートさせた直後でもある。キャストはゴルツがトゥーランドット、シュティヒ=ランダルがリュー、ホップがカラフとなっている。
67196 シューマン:
 ロマンスとバラード第1集〜第4集/
 4つの二重合唱曲Op.141
ロビン・グリットン(指揮)、
コーアヴェルク・ルール
ベルリン放送合唱団を指揮してラトル&ベルリン・フィルのコンビと共演を行うなど、現在脚光を浴びているイギリスの合唱指揮者ロビン・グリットンのカプリッチョ・デビュー盤。今回シューマンの合唱作品を指揮するロビン・グリットンは、1980年代からオランダ室内合唱団や北ドイツ放送合唱団など数々の名立たる合唱団と共演を重ねている。
67195 音楽は嫌い、でも歌うのは好き〜
 キャバレー・ソング集/シャンソン集/
  F・ホレンダー、L・バーンスタイン、
  K・ワイルによるキャバレー・ソング/他
サローメ・カマー(Vo)、
ルディ・スプリング(P)
女優、歌手、チェリストなどマルチな活動を続けるドイツのアーティスト、サローメ・カマーの歌うキャバレー・ソング集。
49550
(8CD/特別価格)
\6000
ヨーロッパのバロック時代におけるリコーダー・ソナタ集
 DISC-1〜G・F・ヘンデル:リコーダー・ソナタ集/
 DISC-2〜G・P・テレマン:リコーダー・ソナタ集/
 DISC-3〜F・バルサンティ:リコーダー・ソナタ集/
 DISC-4〜イタリア中期バロックの作品集/
 DISC-5〜イギリスのブロックフレーテのための音楽/
 DISC-6〜ドイツとオランダのブロックフレーテのための音楽/
 DISC-7〜フランスのブロックフレーテのための音楽Ⅰ/
 DISC-8〜フランスのブロックフレーテのための音楽Ⅱ
ミヒャエル・シュナイダー(リコーダー)、
ザビーネ・バウアー(チェンバロ&オルガン)、
今村泰典(リュート)
リコーダー奏者として初めてミュンヘン国際ARD音楽コンクールで1位を受賞したミヒャエル・シュナイダーのアルバムをボックス化!リコーダーにとって重要レパートリーが広く網羅されており、ヘンデルの録音は新録音となる。
49546
(3CD/特別価格)
\3400
ナポリの音楽〜ヴァイオリン・ヴィルトゥオーソ ——
 A・ラガッツィ:ソナタOp.1/
 F・バルベッラ:4声の協奏曲、ヴァイオリン協奏曲/
 P・マルキテッリ:4声の協奏曲/他
クリストフ・ティンペ(Vn)、
アカアデミア・ペル・ムジカ
ローマを本拠地とするピリオド楽器アンサンブルの演奏で、ナポリの知られざるバロック音楽を収録した10378、10846、10881の3タイトルをボックス・セットとして新装再発売。

CAPRICE

CAP 21767
\2500
ヤーコブ・コラーニー〜チェロ
 ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調Op.65/
 G・リゲティ:チェロ・ソナタ/
 J・ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ長調Op.38
ヤーコブ・コラーニー(Vc)、
ペーテル・フリース・ユーハンソン(P)
王立スウェーデン音楽アカデミー、スウェーデン国立コンサート機関などが共同で2年に一度開催するスウェーデンの若いミュージシャンのためのコンペティション、ソロイスト賞の優勝者(2006年)ヤーコブ・コラーニーのソロ・アルバム。ドメニコ・モンタニャーナ(1742)のチェロで奏でられる演奏からは若き才能があふれ出している。

CAVALLI 1CD¥2400

CCD 288
\2400
ダン・デデュー(1967−):
 遭難Ⅰ〜Ⅵ/犬儒派の牧歌/輝き/ノットゥルニッシマ/
 ファンタジア・ファントマジカ/Apfelwurmer
イオン・ボグダン・ステファネスク(Fl)、
ヴァレンティナ・サンドゥ=デデュー(P)、
ダン・デデュー(P)
1999年から2001年まで、ブカレスト現代音楽祭の音楽監督を務めたルーマニアの作曲家ダン・デデューのフルートとピアノのための作品集。ステファネスクは、ブカレスト・フィルで主席フルート奏者を務める東欧の名手である。
CCD 332 J・パッヘルベル:
 キリストはよみがえりぬ/喜びに満ちよ/愛する父の心/
 喜びに満ちた夕べのとき/目よ、真珠の涙をちりばめよ/
 我が命とその十字架/ああ、なんというむなしさ/
 Ach Herr wie ist meiner Feinde so viel/アブラハムの雄羊/
 さあ、お客様/善良なヴァルター、我らの市参事会員/
 おお、偉大なムーサの光/マエケナスはまだ生きている/雷雨
エマ・カークビー(S)、
カイ・ヴェッセル(C-T)、
ヤン・コボウ(T)、
クラウス・メルテンス(Bs)、
ロンドン・バロック
カノン、オルガン作品が代名詞とも言えるバロック時代初期の大作曲家パッヘルベルのアリアと協奏的宗教声楽作品集。カークビー、ヴェッセル、コボウ、そしてメルテンスといった古楽に精通する名手たちが一堂に集うなど、カヴァッリ(Cavalli)から登場するこのパッヘルベルは、とにかく演奏者陣が豪華!ソリストたちを支えるロンドン・バロックの堅実な演奏も聞き逃せないポイント。超一流の演奏家たちがパッヘルベルが遺した宗教作品の真髄を伝えてくれる。
CCD 331 ア・カペラによる宗教音楽集 ——
 O・ラッスス:キリストよ、われらは御身をあがめ(3声&5声)/
 P・エベン:主よ、われらの主は/
 パレストリーナ:ヘブライの子ら/
 Z・ポロラニク:Cantus Laetitiae/
 T・ビクトリア:テネブレ、O vos omnes qui transitis/
 G・オルバン:われら主をほめ/
 G・クローチェ:カンターテ・ドミノ/
 Z・ルーカス:いと麗しき/
 M・デュリュフレ:すべてが美しい御方/
 J・ハンドル:神は歓呼のうちに/
 H・バディングス:茨の中の百合のごとく/
 リスト:アヴェ・マリア/
 K・ニューステット:マリアの歌、聖なるマリア/
 G・アイヒンガー:スターバト・マーテル/
 J・ナスコ:おお、聖なる宴よ/
 C・ブレスゲン:O du Stille Zeit
シュヴェスター
ドイツの美人5人姉妹が結成したア・カペラ・グループ「シュヴェスター」が歌う時代と国境を超越した宗教作品集。長女と五女の年の差が10歳というチュシュク姉妹は、バンベルク大聖堂の少女聖歌隊に所属するなど培ってきた一体感は姉妹だからこそ表現できる特別なもの。才色兼備の5人姉妹が織り成すハーモニーは優しさと安心感を届けてくれる。
CCD 259 舟歌 ——
 A・フェルテ:舟歌とプレスト/
 チャイコフスキー:舟歌/
 ゴーベール:舟歌、水の上/
 A・カゼッラ:舟歌とスケルツォ/
 ショパン:舟歌Op.60/
 メンデルスゾーン:ヴェネツィアのゴンドラOp.19-6、同Op.30-6、同Op.62-5/
 フォーレ:舟歌第1番/
 ドビュッシー:小舟にて
マルコス・フレグナーニ=マルティンス(Fl)、
ゲオルク・シュッツ(P)
ブラジルのサン・パウロに生まれ、現在は名門バンベルク交響楽団のフルート奏者として活躍するマルコス・フレグナーニ=マルティンスのソロ・アルバム。ニュルンベルク音楽大学で教鞭を執り、ドイツ、フランス、ポルトガル、日本、ブラジルなどでソロ・コンサートを開催するなど精力的な活動を繰り広げている。
CCD 143 オペラへの情熱
 E・アルヴァース:ベッリーニの《ノルマ》の主題による前奏と変奏曲/
 J・スノエル:ワーグナーの《ラインの黄金》によるパラフレーズ/
 R・ボクサ:
  モーツァルトのアリア《自分で自分が分からない》による幻想曲/
 A・ザベル:グノーの《ファウスト》による幻想曲/
 M・グランジャニー:
  ドニゼッティの《ランメルモールのルチア》によるカデンツァ/
 C・オーベルトゥール:
  フンパーディンクの《ヘンゼルとグレーテル》による幻想曲/
 E・ザニボーニ:プッチーニの《トスカ》によるelaborazione
サラ・クリスト(ハープ)
1980年生まれのサラ・クリストは、13歳でベルリン響と共演を行いデビュー。その後はベルリン・フィルやウィーン・フィル、ルツェルン祝祭管のコンサートにも参加するなど、注目を集めているドイツの女流ハープ奏者である。

CELLO CLASSICS

CC 1018
\2400→¥2190
エマヌエル・モール(1863−1931):チェロのための作品集
 チェロ・ソナタ ト長調Op.55/
 同ハ短調Op.22/チェロ四重奏のための組曲Op.95
グレゴール・ホルシュ(Vc)、
キャロル・プレスランド(P)、
チェロクヮルテット・アムステルダム
エマヌエル・モールは、イザイやコルトー、ティボー、そしてカザルスといった偉大なる演奏家たちから天才と絶賛され作品提供の依頼を受け続けたハンガリーの作曲家。特に「チェロ四重奏のための組曲」はカザルスやアレクサニアンによって1909年に初演が行われるなど、演奏家からの絶大な支持を証明している。オランダのチェリストたちがムーアの作品の復権に大きな役割を果たす!

CENTAUR 1CD¥2300

CRC 2864 シューマン:幻想曲Op.17/
シューベルト:3つのピアノ曲D.946/
シューベルト(リスト編):君こそわが憩い、愛の便り
フローレンス・ミレー(P)
ミレーは、1992年から2000年までブーレーズ、ロバートソンが率いるアンサンブル・アンテルコンテンポランのメンバーとして活動を行っていたパリ在住の女流ピアニスト。1998年からはケルン音楽大学でピアノと室内楽の教授を務めるなど後進の指導にも積極的に取り組んでいる。
CRC 2859 ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65/
リスト:悲しみのゴンドラ/
R・シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調Op.6
マリーナ・フーバー(Vc)、
パトリシア・タオ(P)
自らセント・ローレンス弦楽四重奏団を設立し室内楽奏者、ソリストとして世界規模の演奏活動を行うマリーナ・フーバー。女流奏者のコンビによるショパンとシュトラウスのソナタは、繊細さと情熱が備わった好演奏。
CRC 2850 ブラームス:
 7つの幻想曲Op.116/3つの間奏曲Op.117/
 6つのピアノ小品Op.118/4つのピアノ小品Op.119
アイラ・ブラウス(P)
このアルバムに収録されたブラームス晩年のピアノ作品は、ウィーンのJ・B・シュトライヒャー(1871)のピアノを使用した演奏。ブラームス存命中に製作されたピアノを用いて、作曲当時の作品象の再現を試みている。
CRC 2787 D・スカルラッティ:14のソナタ集
 ソナタ ト長調K.523/同ハ長調K.487/同変イ長調K.127/
 同ホ長調K.216/同ハ短調K.302/同ヘ短調K.519/
 同変ロ長調K.551/同変ホ長調K.474/同ハ長調K.527/
 同ホ長調K.46/同イ長調K.208/
 同ヘ短調K.239/同ニ長調K.45/同イ長調K.39
アンソニー・ディ・ボナヴェントゥラ(P)
ボストン大学音楽学部教授を務めるなど演奏と教育の両面で活躍するアメリカのピアニスト、ボナヴェントゥラ。27ヶ国でのリサイタルや、ルトスワスキのピアノ協奏曲のオランダ初演など意欲あふれる活動を展開している。シンプルなスタイルのソナタをしっかりと聴かせられるのは、確かな実力の証拠である。
CRC 2813 ブラームス:
 ピアノ・ソナタ第3番へ短調Op.5/間奏曲イ短調Op.118-1/
 同イ長調Op.118-2/
 同変ホ短調Op.118-6/ラプソディ第2番ト短調Op.79-2
ゾラ・ミハイロヴィチ(P)
ベオグラードに生まれたアメリカのピアニストのミハイロヴィチは、なんと17才でベオグラード音楽院を卒業してしまったという経歴の持ち主。カルロ・ゼッキ、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ、ダニエル・ポラックにピアノを師事している。現在はロチェスター音楽院のアーティスト・イン・レジデンスとして活躍中。
CRC 2839 フルートとギターのための作品集
 N・コスト:モンタニャールOp.34/
 E・デスポルト:4つの田園風小品/
 R・グナッターリ:ソナチナ/
 H・ヴィラ=ロボス:神秘的六重奏曲/
 A・ジョビン:2つの小品
レベッカ・ストゥル(Fl)、
ジョージ・トレス(G)、
ジャンマリー・カーン(ハープ)、
ジョナサン・シェネット(チェレスタ)、
クレア・シェネット(Ob)、
ヘレン・ストゥル(Sax)
アメリカのグリンネル・カレッジ図書室の一員でもあるフルート奏者レベッカ・ストゥルと、ラファイエット大学で教鞭を執るギター奏者ジョージ・トレスのデュオ・アルバム。
CRC 2856 クリストス・ティタロス(1961−):
 タオスの想い出/2つの夜の小品/劇的な変奏曲
クリストス・ティタロス(P)
キプロス出身のピアニスト、クリストス・ティタロスによる自作自演集。チッコリーニにピアノを師事したティタロスは、1986年にアメリカへ移住。現在はイリノイ大学で助教授を務めている。ちなみに超絶技巧の始祖カツァリスも同じくキプロス生まれである。
CRC 2835 バジール・バレ(1845−1902):
 ラ・クレオールOp.10/マミー・ワルツOp.27/
 メリー・フィフティ・ランシエOp.21/レジナ・ワルツ/
 グランド・ポルカ/サロンのワルツOp.19/ロス・カンパニージャ/
 ロス・セント・ガルド・ワルツOp.22/
 ヴァリエテ・ドゥ・カーニヴァルOp.23/ワルツ・ブリランテ/
 ポルカ・マズルカ/エキシビジョン・ワルツOp.11/
 ウェディング・ヒールとトー・ポルカOp.26/
 カプリシューズ・ワルツOp.7/ラ・コケット/ラ・セドゥイザン/
 バジール・ギャロップ/ヴァイレット・ワルツOp.25/
 ラ・ベレ・クレオール/
 カーニヴァルのフォリア/カーニヴァルのギャロップOp.24
ピーター・コリンズ(P)
19世紀のニューオーリンズで活躍したアフリカ系アメリカン人ミュージシャン、バジール・バレのピアノ作品集。ニューオーリンズを故郷とするピーター・コリンズはミズーリ州立大学ピアノ科教授の任にあり、ミズーリ・チェンバー・プレーヤーズのメンバーにも名を連ねている。
CRC 2840 フーゴ・カウダー(1888−1972):弦楽四重奏曲第1番〜第4番 ユークリッド弦楽四重奏団
200の器楽曲、100の声楽曲を作曲した20世紀チェコの作曲家カウダーの弦楽四重奏曲集。ユークリッド弦楽四重奏団は、大阪、カーメル、イエロー・スプリングスなどの室内コンクールでの実績を持つ若きアンサンブル。
CRC 2867 ドビュッシー:
 月の光/花火/雪の上の足跡/ヴィーニョの門/西風の見たもの/
 対比的な響きのために/版画/英雄の子守歌/コンクールの小品/
 スラヴ風バラード/ピアノのために/小品/エレジー
ロベルタ・ラスト(P)
ロベルタ・ラストは、アメリカ、ブラジル、ペルー、ドミニカなどでの演奏活動、リン大学音楽院で後進の指導を行っているアメリカの女流ピアニスト。
CRC 2862 サクソトロニック・サウンドスケープ
 A・シャピロ・デザート・タイド/
 L・マリネスク:バッハ・ヴァリエーションズ/
 R・ボーランド:グラマーとエロス/
 J・ブロックマン:テネイシャス・チューン/
 W・ハウブリヒ:アフリサックス/
 P・コリッキオ:プレイス・アイヴ・ビーン
ダグラス・マセク(Sax)
アメリカのベテラン・サクソフォン奏者ダグラス・マセクによる現代の作曲家たちによる作品集。スタジオ・プレーヤーとして培った技術を駆使した演奏に仕上がっている。
CRC 2855 パラレル・ライヴズによるベートーヴェンのハンマークラヴィーア マイケル・ガーディナー&
ジョン・ラタルタラ(コンピューター)、
ジョン・サカタ(P)
コンピューターとピアノの組み合わせで新しく創造されたハンマークラヴィーア。
CRC 2871 ディノス・コンスタンティニデス(1929−):
 交響曲第6番/
 アルト・サクソフォンと管弦楽のための協奏曲《真夜中の幻想曲Ⅱ》/
 同第3番/アルト・サクソフォンと管弦楽のための民謡的協奏曲《献呈》
セオドア・ケルケゾス(サクソフォン)、
シュテファノス・ツィアリス(指揮)、
ニュルンベルク交響楽団
ユニークなコンセプトのアルバムを次々と打ち出しているセンター(Centaur)が今度はギリシャに着手!現代ギリシャの巨匠コンスタンティニデスは、1981年のブルックリン大学国際室内楽コンクールを皮切りに数多くの作曲賞を獲得。その後コンスタンティニデスは、作曲活動と並行して音楽家のために数多くの協会の設立に奔走。現在はルイジアナ州立大学作曲学科長、ルイジアナ・シンフォニエッタの音楽監督を務めている。ソリストは名匠デュファイエ、ロンデックスの両氏に実力を認められたギリシャ随一のサクソフォン奏者セオドア・ケルケゾス。ドラマチックで旋律を重視したコンスタンティニデスの作品をケルケゾスがじっくりと歌い上げる。
CRC 2838 ヴァイオリンとギターによるリサイタル
 A・コレッリ:ソナタOp.5-3/
 J・トゥリーナ:ジタンの5つの踊りOp.55-1〜5/
 ピアソラ:3つのタンゴ/
 J・ファンデルヴェルデ:Manitonquatの祈り/
 モーツァルト:Voi che fausti ognor donate/
 M・シャイベル:The Owl and the Pussy-Cat
レスリー・シャンク(Vn)、
ジョセフ・ハーゲドルン(ギター)、
ジェニファー=バルドウィン・ピーデン(S)
セント・ポール室内管弦楽団のアシスタント・コンサート・マスターのレスリー・シャンクと、1990年アメリカ・ギター協会コンクールの覇者ハーゲドルンのデュオ・アルバム。ヴァイオリンとギターの融合が新たな弦楽器の世界を作り出してくれている。
CRC 2858 シューマンへのオマージュ
 シューマン:
  アラベスク ハ長調Op.18/謝肉祭Op.9/
  君にささぐOp.25-1(リスト編曲)/
  春の夜Op.39-12(リスト編曲)/
  交響的練習曲Op.13/トロイメライOp.15-7
エリク・ハイミ(ピアノ)
現代アメリカにおけるラヴェル弾きとして名声を確立したエリク・ハイミが、自らのシューマンへの情熱を具現化させた成果がこのアルバム。ちなみにこのシューマンでは、シュタイングレーバー・フェニックスのピアノを使用している。
CRC 2874 ネッド・ローレム(1923−):ピアノ・ソナタ第1番〜第3番 トーマス・ランナーズ(ピアノ)
アメリカの現代作曲家ながら前衛的な手法や不協和音を採り入れず、旋律を重視した作品を生み出しているネッド・ローレムのピアノ・ソナタ集。リズミカルな演奏を披露しているランナーズはオクラホマ大学の教授でもある。
CRC 2834 ファンクタジア
 ザック・ブラウニング:
  ピュア・スイート、フレイミング・ウォールズ/
 サーバー・ティペイ:ダリア、トランスレレーション、デカフ/他 全8曲
様々なアーティスト
2人のアメリカ人作曲家の作品集。電子音楽からアコースティックまで様々だが、バスクラと電子音楽による「ピュア・スイート」はどこか昔のコンピューター・ゲームのよう。
CRC 2837 サン=サーンス:チェロ協奏曲イ短調Op.33/
フォーレ:悲歌、夢のあとで/
ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
ヘスス・モラレス・マトス(Vc)、
ハイメ・モラレス・マトス(指揮)、
フィルハーモニア・ブルガリカ
プエルトリコ+ブルガリア!プエルトリコの音楽一家がソリストと指揮者を務め、オーケストラと録音場所はブルガリアというユニークな組み合わせによるチェロ協奏曲集。このアルバムの主役でありソリストを務めるチェロのヘスス・モラレス・マトスは現在プエルトリコ交響楽団の主席奏者、プエルトリコ音楽院の教授の任にある同国を代表するトップ・アーティストの1人。ミュンヘンではチェリビダッケ、ウィーンではグラーフに指揮を学んだというハイメ・モラレス・マトスは、セントラル・オハイオ交響楽団の音楽監督として活躍中。またトロンボーン奏者としても腕前もハイレベルという異色の経歴を持つ。プエルトリコ+ブルガリアというなんともマニア心をくすぐる魅惑の組み合わせ!
CRC 2771 ピック・イット・アップ〜ジャズ・チューン・アレンジメンツ
 ピック・イット・アップ/イージー・リビング/テンダリー/トゥモロー/
 マイ・ファニー・バレンタイン/ボタン・アップ・ユアー・オーバーコート/
 イエスタデイ/チェロキー/ラウンド・ミッドナイト/サテン・ドール/
 イット・ドント・ミーン・ア・シング/ボディ・アンド・ソウル/
 サンタが街にやってくる/虹の彼方に/ミスティ/サマータイム/
 アイ・ガット・リズム/マイ・メランコリー・ベイビー
ジェフリー・チャペル(P)
母の弾くショパンと父の弾くブギウギを聴いて育ち、クラシック、ジャズの垣根を取り払った活動を続けるアメリカのピアノ奏者ジェフリー・チャペル。自らアレンジを施したジャズのヒット・ナンバーを確かなテクニックでリズミカルに、そしてしっとりと聴かせてくれる。
CRC 2844 ブラームス:
 クラリネット・ソナタ第1番Op.120-1、同第2番Op.120-2/
シューマン:幻想小曲集Op.73、3つのロマンスOp.94
エリック・ワッハマン(Cl)、
テッド・ロイター(P)
アイオワのウォートバーグ・カレッジのクラリネット科教授であり、ヤマハのアーティストでもあるエリック・ワッハマンによる王道のブラームス&シューマン。ワッハマンはフランス六人組のクラリネット作品集(CRC 2587)でも好評を博している。
CRC 2828 ジョン・パウエル(1882−1963):初期ピアノ作品集
 南でOp.16/高貴なソナタOp.21/定期市で
ニコラス・ロス(P)
リッチモンドに生まれた20世紀のアメリカ人作曲家ジョン・パウエル。パウエル初期の作品は後期ロマン派様式が大きな特徴となっており、時折ショパンらロマン派の大家たちの作風が顔を覗かせるなど美しい旋律とリズムを聴くことができる。もっと演奏機会が増えてもおかしくない知られざる名作である。
CRC 2823 サクソフォーン・オルタナティヴ
 フランク・ティケリ(1958−):タゴールの詩/
 フランク・カンポ(1927−):秋の幻想/
 マイケル・ジョン・フィンク(1954−):スリープ・ウィズアウト・ドリームス/
 O・ナッセン:アルト・サクソフォーン・ソナタ/
 アドリアンヌ・アルベルト:冬の慰め/
 ジェイムズ・セルフ:フーファラー/
 ビバリー・グリッグスビー:サックスソング
ダグラス・マセク(Sax)、
リタ・ボーデン(P)、
ジェイムズ・スミス(G)、
テリ・コイデ(ヴォーカル)、
ジェイムズ・ウォーカー(Fl)、
ジェイムズ・カンター(Cl)、
フィリップ・エイリング(Ob)、
リチャード・トッド(Hr)、
デイヴィッド・リドルズ(バスーン)
ソリスト、室内楽、スタジオ・プレーヤーなど数多くの分野で活躍を続けるベテラン・サックス奏者ダグラス・マセクをフューチャーしたアルバム。日本では吹奏楽作曲家としても知られるティケリの声楽を要するアンサンブル作品や、現代イギリスの代表者ナッセンの協奏曲などサックスの様々なサウンドを楽しめる個性豊かな作品がズラリと顔を揃えている。
CRC 2843 イタリアン・ヴィンテージ
 ジャコモ・セタッシオーリ(1868−1925):
  クラリネット・ソナタ変ホ長調Op.31/
 マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895−1968):
  クラリネット・ソナタOp.128/
 ニーノ・ロータ(1911−1979):クラリネット・ソナタ ニ長調/
 ニコラ・デル・グラツィア:タランテラ
ニコラ・デル・グラツィア(Cl)、
クリス・リサック(P)
キングズ・カレッジ、インディアナ大学といった名門を渡り歩いたグラツィアはイタリアのソリスト、室内楽奏者。カステルヌオーヴォ=テデスコへの研究は国際クラリネット協会からも高く評価された。
CRC 2832 大聖堂のチェロ
 ピーター・マシューズ:
  春のセレナーデ、夏の終わりの歌、秋の夜想曲、冬の悲歌/
 C・フランク:天使の糧/
 マーク・ウィングス:新しい歌、メイ・ユアー・ハート・リブ・フォーエバー/
 M・デュプレ:ソナタ ト短調Op.60/
 R・ヴォーン=ウィリアムズ:ラルゲット
ドナルド・モリーン(Vc)、
リカルド・ラミレス(Org)、
マシュー・ワルシュ(指揮)、
ホーリー・ネーム・カテドラル・チェンバー・シンガーズ
2006年9月までの39年間をシカゴ交響楽団のチェロ奏者として過ごしたドナルド・モリーンのソロ・アルバム。チェロとオルガン、合唱という独特の組み合わせでもチェロの存在感が埋もれないのは長年の経験が成せる業だろう。ちなみにモリーンは現在東京で暮らしている。
CRC 2829 シューマン:子供の情景Op.15、花の曲Op.19/
シューベルト:ピアノ・ソナタD.840、12のドイツ舞曲D.790
ジョン・F.シュトラウス(P)
ジョン・F.シュトラウスは1975年よりアイオワのルーサー大学で後進の指導を行い、現在は教授職を務めているピアニスト。自らオネオタ・チェンバー・プレーヤーズを創設するなど室内楽活動にも力を注いでいる。
CRC 2826 ルドルフ・ハーケン:
 5弦ヴィオラのための協奏曲/
 クラリネット協奏曲/オーボエ協奏曲
ルドルフ・ハーケン(5弦ヴィオラ)、
ウィリアム・キング(Cl)、
ナンシー・アンブローズ・キング(Ob)、
ジュリアン・ベニシュー(指揮)、
様々なアーティストによるアンサンブル
自らも5弦ヴィオラを用いてソリストとして録音に参加するなどマルチな活躍を見せるルドルフ・ハーケンの協奏曲集。アメリカの吹奏楽曲を連想させ、5弦ヴィオラやスティール・ドラムを用いたり作品からは豊かなアイディアを聴き取ることができる。
CRC 2794 シューベルト:
 6つのドイツ舞曲D.783/
 即興曲D.899/ピアノ・ソナタ変ロ長調D.960
アーサー・ローウ(P)
カナダのビクトリア州立大学ピアノ科教授アーサー・ロウのシューベルト。ロウはチェリストの堤剛とカナダ&アメリカ・ツアーを行ったキャリアを持っている。
CRC 2846 ジャン・ティトゥルーズ(ca.1563−1633):
 アヴェ・マリス・ステラ/
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584−1654):
 ティエント・デ・メディオ/
フアン・カバニリェス(1644−1712):
 ティエント・パルティド、パッサカリア/
L・クープラン:前奏曲、A solis ortus cardine、フーガ集/
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(ca.1565−1627):
 エンサンラダ・オブラ/
ニコラ・ジゴー(1625−1707):前奏曲/
ニコラ・ド・グリニー(1672−1703):アヴェ・マリス・ステラ
デイヴィッド・ウォーレン・スティール(Org)
フランスとスペインの知られざるオルガンのためのバロック音楽を集めたアルバム。クープラン以外は、なかなか聴く機会の少ない作品が並んでいる。
CRC 2816 マーク・サターホワイト:
 エピタフィオ/時間の目撃者/
 死を想う/3声のコンチェルティーノ
キャシー・カー(Fl)、
マシュー・カー(バスーン)、
ジョアンナ・ゴールドスタイン(P)、他
ミシガン州立大学とインディアナ大学を卒業し、メキシコ・シティ・フィルにコントラ・バス奏者として2年間の在籍したマーク・サターホワイトの室内楽作品集。
CRC 2842 ジョセフ・リヴィングストン(1962−):無用な部屋 ジョセフ・リヴィングストン(打楽器&電子楽器)
CRC 2830 CDCMコンピューター・ミュージック・シリーズvol.35
 ラリー・オースティン:
  Ottuplo!/アダージョ/RomaDue/タブロー/他
フルクス・クヮルテット、
スミス・クヮルテット、他

CHANDOS 1CD¥2300

CHAN 10413
\2090
スメタナ:管弦楽作品集Vol.1
 交響詩《リチャードⅢ世》Op.11/
 交響詩《ヴァレンシュタインの陣営》Op.14/
 交響詩《ハーコン・ヤルル》Op.16/プラハの謝肉祭/
 ポルカト長調《田舎の少女》/祝典序曲ハ長調/
 シェイクスピア祭のための祝典行進曲Op.20/
 シェイクスピアの「リチャードⅢ世」のためのファンファーレ/漁夫
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、
BBCフィル
世界最大級のインディペンデント・レーベル「シャンドス」を代表するマエストロ、ジャナンドレア・ノセダと手兵BBCフィルの新たなプロジェクトはチェコの雄スメタナの作品集。歴史にその名を刻みスメタナの代名詞でもある連作交響詩「我が祖国」があまりにも有名なため、その影に隠れる形となってしまっているその他の管弦楽曲を聴く機会は現在でも非常に少ない。「我が祖国」に比べて演奏機会は少なくとも、綺羅星の如き魅力を持ったこれらの作品たちを知られざる名作の伝道師ノセダが解き明かす!収録曲にはスメタナのスウェーデン時代に作曲が行われた3曲の「交響詩」、そして「我が祖国」の後に初演が行われた「プラハの謝肉祭」など何れも劣らぬ名曲がズラリと並ぶ。「我が祖国」以外のスメタナの管弦楽作品を集めたディスクは数が少ないだけに、ノセダ&BBCフィルの新たな録音は話題を呼ぶだろう。ノセダとシャンドスの面目躍如たる見事なディスクの登場である!
CHSA 5054
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→\2890
アレクサンドル・タンスマン(1897−1986):交響曲集Vol.2
 交響曲第7番《抒情的》/
 交響曲第8番《管弦楽のための音楽》/
 交響曲第9番
オレグ・カエターニ(指揮)、
メルボルン交響楽団
第1弾のリリース時にはシャンドスの新たなレパートリーの始まりを実感させてくれたタンスマンの交響曲集。今回発売となるファン待望の第2集には、アメリカ時代の交響曲第7番、フランス帰国直後の交響曲第8番、前作から約10年後に書かれた交響曲第9番の3作品を収録。ちなみに第7番&第9番は今回が世界初録音となる。演奏はもちろん第1集と同じく人気評価ともに急上昇中のカエターニ&メルボルン響。師であるムーシン、コンドラシン直伝のタクト捌きでカエターニがメルボルン響を見事にコントロール。マエストロ・カエターニが創造するタンスマンの世界が再び繰り広げられる。※SACD Hybrid盤のみのリリースとなります。
CHSA 5051
(3SACD Hybrid Multichannel/2枚分価格)
\6400
グランヴィル・バントック(1868−1946):オマル・ハイヤーム キャスリーン・ウィン=ロジャース(Ms)、
トビー・スペンス(T)、
ロデリック・ウィリアムス(Br)、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ロンドン交響楽団&合唱団
「オマル(ウマル)・ハイヤーム」とはセルジューク朝時代の12世紀ペルシャで天才詩人として活躍した歴史的人物のこと。四行詩(ルバーイイ)を集めた「ルバイヤート」は日本を含めた世界各国で翻訳、出版されている。1908年にエルガーの後任としてバーミンガム大学の教授へと就任したバントック。その前後となる1906年から「ルバイヤート」を題材とした作品の作曲に着手。1906年のバーミンガム音楽祭、1907年のカーディフ音楽祭、1909年のバーミンガムの三度にわたって初演が行われたことからも作品のスケールの大きさが窺い知れる。この「オマル・ハイヤーム」の指揮者には、ハイペリオンに6枚ものバントック作品集を録音している達人ヴァーノン・ハンドリーが起用されるなど理想的なキャストが実現。またシャンドスのプロデューサーであるラルフ・カズンズはこの作品の録音を長く望み続けてきたと言うだけに、レーベルの総力を結集した重要な録音となることは間違いない。※SACD Hybrid盤のみのリリースとなります。
CHAN 10405 ヤナーチェク:
 弦楽四重奏曲第1番《クロイツェル・ソナタ》、
 同第2番《ないしょの手紙》/
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.37、同第2番Op.56
シェーンベルク・クヮルテット
2002年のグラミー賞へのノミネートされるなど国際的な評価を獲得し続けているシェーンベルク・クヮルテット。昨年2006年が結成30周年となった同アンサンブルは特に20世紀作品のスペシャリストとして名を馳せており、既にシャンドスからリリースされているシェーンベルク、ウェーベルン、ベルク、ツェムリンスキーのディスクは何れも好セールスを記録している。今回は、20世紀ウィーンの作曲家たちの作品から東欧の作品にレパートリーをシフト。ランドの名作での熱演を期待したい。
CHAN 10423 エドムンド・ラッブラ(1901−1986):
 カンタベリー・ミサOp.59/聖ドミニク・ミサOp.66/2つのキャロル
リチャード・ヒコックス(指揮)、
ウェストミンスター・シンガーズ
約30年前にRCAからLPとして発売されたヒコックスによるラッブラのミサ曲集がシャンドスより世界初CD化として復刻発売。圧倒的なレパートリーの数を誇りイギリス音楽のスペシャリストとして名高いヒコックスだが、声楽のみの作品集は意外と少ない。それだけに合唱指揮者としてのヒコックスを知ることのできる貴重な録音の復活となるだろう。
CHAN 10444
(2CD)
インガ・ニールセン〜ヴォイセズ
 マスネ:歌劇《マノン》より 君か!あなたか!…もう私の手ではないの?/
 ヴェルディ:歌劇《椿姫》より/
 ペルゴレージ:スターバト・マーテルより/
 ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》より/他
インガ・ニールセン(S)、
プラシド・ドミンゴ(T)、
アントニオ・パッパーノ(指揮)、
ランベルト・ガルデッリ(指揮)、
グスタフ・クーン(指揮)、他、
様々なアーティスト
1946年にデンマークで生まれアメリカで育った名ソプラノ歌手インガ・ニールセンのプロ・デビュー35周年を記念したリリース。1952年(当時6才!)から2007年までに収録されたライヴ&スタジオ録音の中から選りすぐった音源を2枚のディスクに収めており、幼少の頃の録音や「マノン」でのドミンゴのデュオなどファン注目の音源が多数収録されている。
CHAN 0743
〔Chaconne〕
\2300
燃えたつ薔薇 ヘンデル:
  9つのドイツ・アリアHWV.202〜210/
  トリオ・ソナタ ヘ長調Op.2-4/同ロ短調Op.2-1
ジュリアンヌ・ベアード(S)、
テンペスタ・ディ・マーレ
ドイツ国籍のヘンデルによってイギリスへの帰化の直前に作曲された「9つのドイツ・アリア」と、死後になって出版された2つのトリオ・ソナタのカップリングによるヘンデル・アルバム。レオポルド・ワイスのリュート協奏曲集(CHAN 0707)でシャンドスへのデビューを果たしたフィラデルフィアのバロック・オーケストラ、「テンペスタ・ディ・マーレ」がヘンデルの作品を携えて再び登場!ソプラノにはバロック・スタイルとドイツ音楽に精通したアメリカ人奏者ジュリアンヌ・ベアードを起用するなど、収録プログラムとアーティストの相性も抜群。
CHSA 5050
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
地上の王らは〜カール5世時代の音楽
 ピエール・ド・マンシクール(c.1510−1564):
  乙女の中の乙女よ、
  ミサ曲《地上の王らは》より アニュス・デイ/他、
 クリストバル・デ・モラレス(c.1500−1553)、
 クレメンス・ノン・パパ(c.1510/15−1555/56)、
 フランシスコ・ゲレーロ(1528−1599)、
 ニコラ・ゴンベール(c.1495−c.1560)の作品を収録。
ノルディック・ヴォイセズ
神聖ローマ皇帝カール5世と同時期に生きた5人の作曲家たちによる合唱作品集。2005年に京都で開催された「世界合唱シンポジウム」で来日を果たし、斬新な演奏スタイルで大きなインパクトを与えてくれたノルウェーのア・カペラ・アンサンブル「ノルディック・ヴォイセズ」がシャンドスに初登場!レア・レパートリーとノルウェーを代表する6人の精鋭たちの融合が楽しみだ。
CHSA 5049
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
エルガー:
 交響曲第1番変イ長調Op.55/
 オルガン・ソナタ第1番ト長調Op.28(G・ジェイコブ編曲/管弦楽版)
リチャード・ヒコックス(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
イギリス音楽の旗頭シャンドスが遂に出したエルガーの生誕150年記念盤は、レーベルの代名詞的存在であるイギリス音楽の達人ヒコックスによる「交響曲第1番」。マエストロ・ヒコックスと素晴らしい関係を築いているBBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズが、エルガー最大の仕事の1つとされる「交響曲第1番」を堂々と、そして広大に演奏しており新たな決定盤となることは必至。またカップリングの「オルガン・ソナタ」もアニヴァーサリーに相応しい非常に重要な音源。なぜならばこの管弦楽版は、エルガーの死の数年後にかの巨匠エイドリアン・ボールト自らがゴードン・ジェイコブを編曲者に推薦したことで実現した管弦楽編曲版なのである。ちなみにヒコックスのエルガー・チクルスは第3弾として交響曲第3番(!)&行進曲《威風堂々》第6番(!!)のリリースが予定されている。
CHAN 10424 リムスキー=コルサコフ:管弦楽作品集
 ナポリの歌Op.63/歌劇《プスコフの娘》序曲/
 歌劇《皇帝の花嫁》序曲/
 スペイン奇想曲Op.34/おとぎ話Op.29/
 ロシアの主題によるシンフォニエッタ イ短調Op.31
ワシーリー・シナイスキー指揮、
BBCフィル
シャンドスの中核BBCフィルハーモニックの新譜は、人気の高い「スペイン奇想曲」や滅多に実演に接する機会の少ない序曲などの管弦楽曲がラインナップされたロシアの重鎮シナイスキーの指揮によるリムスキー=コルサコフ。ロシア五人組の中でも特筆したオーケストレーションを発揮したリムスキー=コルサコフの管弦楽作品を、ロシア音楽に熟達したシナイスキーの熱演で聴けるのは嬉しいところ。「シェヘラザード」を除いた管弦楽曲集は、スヴェトラーノフ以降あまり見られなかっただけにシナイスキーによる新たな録音の登場は大いに歓迎されるだろう。
CHAN 10430
¥2090
キャスリン・ストット・プレイズ・スメタナ〜
 B・スメタナ:
  夢〜6つの性格的小品/
  シューベルトの《美しき水車小屋の娘》からの編曲Op.1〜
   好奇心の強い男/
  演奏会用練習曲ハ長調Op.12/
  演奏会用練習曲嬰ト短調《浜辺にて》Op.17/
  チェコ民謡による演奏会用幻想曲ロ長調/ポルカ嬰ヘ長調/
  ポルカ イ短調/チェコ舞曲第2集より 第7番《フラーン》
キャスリン・ストット(P)
作曲家としてのスメタナで真っ先に頭に浮かぶのは「我が祖国」や一連の交響詩だが、これらに匹敵する魅力を持ったピアノ作品を数多く作曲するなどした鍵盤音楽の作曲家としての一面をシャンドスが紹介する画期的なディスク。最も注目される「夢〜6つの性格的小品」は、聴覚障害のため指揮活動を断念せざるをえなくなったスメタナが発症直後(「我が祖国」と同時期!)の最初に作曲したピアノ作品なのである。ボヘミアの香りに満ちた珠玉の作品を演奏するのは、カバレフスキーのピアノ協奏曲などでさらに評価を高めたイギリスの女流ピアノ奏者キャスリン・ストット。多才で想像力に富んだストットのピアノが「スメタナ=我が祖国」という固定概念を取り払い新しいスメタナのイメージを与えてくれる。
CHAN 10416 ベルリオーズ:
 序曲《ローマの謝肉祭》Op.9/
 レリオ、または生への復帰Op.14b/エレーヌOp.2-2
ジャン=フィリップ・ラフォン(Br)、
スーネ・ヒェリルド(T)、
ゲルト・ヘニング=イェンセン(T)、
トーマス・ダスウゴー指揮、
デンマーク放送響&合唱団
2005年にリリースされたベルワルドから約2年。デンマークの獅子ダウスゴーのシャンドス最新作は幻想交響曲の続編として書かれたベルリオーズの「レリオ」。現在でこそ「幻想交響曲」の影に隠れてしまっており録音や演奏機会が非常に少ない「レリオ」だが、ベルリオーズの存命中はパリ市民から多くの支持を集めるなどその人気は「幻想交響曲」を凌いでいたという。2004年から主席指揮者を務める手兵デンマーク放送響に加え、ソリストにもダウスゴー自らが信頼を寄せるアーティストを起用するなど演奏への期待度は非常に高い。
CHAN 0742 J・S・バッハ:初期カンタータ集Vol.2〜
 ワイマール時代のカンタータ
  カンタータ第12番《泣き、嘆き、憂い、おそれ》BWV.12/
  カンタータ第18番《天より雨くだりて雪おちて》BWV.18/
  カンタータ第61番《いざ来たれ、異邦人の救い主よ》BWV.61/
  カンタータ第161番《来たれ、甘き死の時よ》BWV.161
エマ・カークビー(S)、
マイケル・チャンス(C-T)、
チャールズ・ダニエルズ(T)、
ピーター・ハーヴェイ(B)、
パーセル・クヮルテット
豪華ソリスト陣による抜群の演奏で話題を呼んだバッハの初期カンタータ集第2弾ではワイマール時代の作品に突入。大バッハが1709年から1717年の9年間を過ごした「ワイマール時代」に書かれたカンタータの中から、1713年〜1715に作曲された4曲を収録している。これまでにシャコンヌ・シリーズに30枚以上の録音を残しているパーセル・クヮルテットを中心に、第1弾と同じくカークビーやチャンス、ダニエルズ、ハーヴェイといった4人の強力ソリスト陣が再び揃うなど前作以上に話題を呼びそうだ。


CHANDOS OPERA IN ENGLISH

CHAN 3143
(2CD)
\4000
フンパーディンク:歌劇《ヘンゼルとグレーテル》(英語版) レベッカ・エヴァンス(S)、
ジェニファー・ラルモア(Ms)、
チャールズ・マッケラス(指揮)、
フィルハーモニア管、
ニュー・ロンドン少年合唱団、他
シャンドスとピーター・ムーア財団の共同制作による英語オペラの最新盤は日本でも人気の高い「ヘンゼルとグレーテル」。指揮者は巨匠マッケラス、ソリストはエヴァンスやラルモアが揃うなど一流の演奏者たちが集まっている。

CHANDOS CLASSICS 1CD¥2000

CHAN 10435X ウォルトン:リチャードⅢ世 ——シェイクスピアのシナリオ(パルマー編)/
 管弦楽のための
 ジョージ・バーナード・ショー的素描《メジャー・バーバラ》(パルマー編)
ネヴィル・マリナー(指揮)、
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
日本では特に吹奏楽の分野で絶大な人気を誇るウォルトンの映画音楽集が、プライスダウン&デザイン一新で新装再発売。このアルバムに収録されている「メジャー・バーバラ」は、ウォルトンの映画音楽の中でも特に演奏頻度が高く人気の高い作品として親しまれている。吹奏楽シーズンに本格突入するこの時期にピッタリのリリース!CHAN 8841からの移行再発売。
CHAN 10436X ウォルトン:ハムレット ——
 シェイクスピアの戯曲(パルマー編)/お気に召すまま ——
  シェイクスピアによる管弦楽のための詩(パルマー編曲)
ジョン・ギールグッド(語り)、
キャサリーン・ボット(S)、
ネヴィル・マリナー(指揮)、
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
こちらにも吹奏楽で演奏され話題を呼んだ「お気に召すまま」と「ハムレット」を収録。定番として定着しているウォルトンの人気作品は、吹奏楽ファン&イギリス音楽ファン、そして映画音楽ファンなど多方面にオススメできる。CHAN 8842からの移行再発売。
CHAN 10437X ウォルトン:ヘンリーⅤ世 ——
 シェイクスピアのシナリオ(パルマー編)
クリストファー・プラマー(語り)、
ネヴィル・マリナー(指揮)、
アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ管&合唱団、
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
日本でのウォルトン・ブームの火付け役となったのがこの「ヘンリーⅤ世」。全作品で編曲を担当しているクリストファー・パルマーの手腕がウォルトンのフィルム・スコアを完全な形で復活させている。CHAN 8892からの移行再発売。
CHAN 0744X アレッサンドロ・マルチェロ:6つのヴァイオリン協奏曲集《ラ・チェトラ》 ——
 ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調/
 同第2番ホ長調/同第3番ロ短調/
 同第4番ホ短調/同第5番変ロ長調/
 同第6番ト長調/ヴァイオリン協奏曲変ロ長調
サイモン・スタンテイジ(Vn&指揮)、コレギウム・ムジクム90
マルチェロ兄弟の兄が書いた協奏曲集も“Chandos Classics”シリーズから新装再発売。バロック・ヴァイオリンの名手スタンデイジの巧みな演奏が復活する。CHAN 0563からの移行再発売。
CHAN 10431X
\2000
コルンゴルト:告別の歌Op.14/交響曲嬰へ長調Op.40 リンダ・フィニー(A)、
エドワード・ダウンズ(指揮)、
BBCフィル
今年2007年が没後50年という節目の年となる巨匠コルンゴルト。シャンドスに録音された貴重な音源から、一挙4タイトルが「Chandos Classics」シリーズで新装再発売!ジャケットも統一されたデザインへと一新されている。CHAN 9171からの移行再発売。
CHAN 10432X
\2000
コルンゴルト:
 交響的序曲《スルスム・コルダ》Op.13/
 シンフォニエッタOp.5
マティアス・バーメルト(指揮)、
BBCフィル
14歳という若さで完成させた初期の名作「シンフォニエッタ」を収録。コルンゴルトが“神童”と呼ばれた所以がうなずける作品である。CHAN 9317からの移行再発売。
CHAN 10433X
\2000
コルンゴルト:
 軍隊行進曲変ロ長調/チェロ協奏曲ハ長調Op.37/
 弦楽合奏のためのシンフォニック・セレナード変ロ長調Op.39/
 左手のためのピアノ協奏曲嬰ハ長調Op.17
ピーター・ディクソン(Vc)、
ハワード・シェリー(P)、
マティアス・バーメルト(指揮)、
BBCフィル
コルンゴルトの管弦楽曲と協奏曲を集めた作品集。イギリスの名手ピーター・ディクソンとハワード・シェリーの妙技が光る。CHAN 9508からの移行再発売。
CHAN 10434X
\2000
コルンゴルト:
 劇的序曲Op.4/Seven Fairy-Tale Pictures/
 バレエ音楽《雪だるま》より/ヴィオランタOp.8より
マティアス・バーメルト(指揮)、
BBCフィル
「劇的序曲」は、名匠ニキシュの依頼によって作曲された作品。「Seven Fairy-Tale Pictures」はこの音源が世界初録音となった。CHAN 9631からの移行再発売。
CHAN 10429X
\2000
エルガー:ピアノ作品集
 歌のように/パストゥレルOp.4-2/ローズマリー/グリフィネスク/
 ソナチネ(1889年版)/プレスト/メヌエットOp.21/5月の歌/
 子供の夢Op.43/スケッチ/スミルナにて/コンサート・アレグロ/
 カリッシマ/ソナチネ(1931年版)/セレナード/さようなら
ピーター・ぺティンガー(P)
シャンドス・クラシックス・シリーズからも前回の「子供」をテーマとした管弦楽作品集(CHAN 10422X)に続くエルガーのピアノ作品集が発売。ソナチネは1889年版、1931年版の2種を収録しており聴きくらべも面白いところ。24/96kHzデジタル・リマスターによる移行再発売。

CHANDOS 2for1

CHAN 241-37
(2CD/1枚分価格)
\2300
エッセンシャル・ディーリアス ——
 F・ディーリアス:
  フロリダ組曲/北の国のスケッチ/エアーとダンス/
  春初めてのかっこうを聞いて/河の上の夏の夜/日の出前の歌/
  2つの水彩画/間奏曲とセレナーデ/歌劇《イルメリン》より 前奏曲/
  去りゆくつばめ/歌劇《フェニモアとゲルダ》より 間奏曲/
  楽園への道/夏の庭で
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
アルスター管、
ロンドン・フィル、
ノーマン・デル・マー(指揮)、
ボーンマス・シンフォニエッタ、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
ボーンマス交響楽団
ラフマニノフやエルガー、デュカス、バラキレフなどが好評を博している“2for1”シリーズに新しく加わったのはディーリアス。イギリス音楽のスペシャリストたちのタクトによってディーリアスを余すことなく楽しめる。
CHAN 241-38
(2CD/1枚分価格)
\2300
ジョン・フィールド(1782−1837):ピアノ作品集 ——
 善良な王ヘンリーⅣ世のエア/アイルランド舞曲/あこがれのワルツ/
 マルティーニの旋律による幻想曲/スコットランドのロンドー/
 アンダンテ・イネディト変ホ長調/ロシアの歌による変奏曲イ短調/
 カマリンスカヤ〜ロシアの旋律による変奏曲/勝利の行進/
 新しい幻想曲ト長調/夜想曲変ロ長調/ポロネーズとロンド/
 ロシアの旋律による幻想曲/2つのアルバムのページ ハ短調/
 ロンド変イ長調/ピアノ・ソナタ第1番変/
 同第2番イ長調/同第3番ハ短調/同第4番ロ長調
ミシェアル・オローク(P)
19世紀初頭に活躍したアイルランドの作曲家ジョン・フィールド。そのピアノ作品は、ロマン派の大作曲家たちに影響を与えたと言われている。CHAN 9315とCHAN 8787をセット化した新装再発売盤。

CHANNEL CLASSICS 1SACD¥3200

CCSSA 25807
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
ドヴォルザーク:
 チェロ協奏曲ロ短調Op.104,B.191/
 交響的変奏曲Op.78,B.70
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc)、
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管
RCCSSA 25807
(国内仕様盤/
SACD Hybrid Multichannel)
\3400
ピーター・ウィスペルウェイとイヴァン・フィッシャー。最高のキャストと最高の録音によるドヴォルザークが遂に登場!超人ウィスペルウェイが最高の環境を得て、最高の作品「ドヴォルザークのチェロ協奏曲」を再録音!1995年12月にオランダ・フィルとのコンビで同作品のレコーディング(CCS 8695)を行っているウィスペルウェイ。今回約10年もの月日を経て実現した新録音は、楽器、パートナー、そして録音環境といった全ての要素が完璧に揃った前代未聞の完成度を誇る最強の「ドヴォルザークのチェロ協奏曲」なのである!ウィスペルウェイと共演する注目の指揮者&オーケストラは、チャンネル・クラシックスがプロジェクトを進めているハンガリーの鬼才イヴァン・フィッシャーと手兵ブダペスト祝祭管。チャンネル・クラシックスへの移籍後はラフマニノフ、チャイコフスキー、マーラー、R・シュトラウスなど独自のプログラミングによるアルバムを次々とリリースするなど、さらに国際的な評価を高めている「奇跡のコンビ」がウィスペルウェイを強力にサポートする!世界有数のトップ・アーティストでありレーベルの看板を背負うピーター・ウィスペルウェイとイヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管のコンビによるドヴォルザークは、チャンネル・クラシックスの総力を結集した過去最大級のリリースとなることは間違いない。同レーベルの大きな魅力である超優秀録音もさらに冴えることだろう。ウィスペルウェイがこのドヴォルザークで駆使するチェロは、もちろんグァダニーニ(1760)。ロンドンのクリスマス・オークションでグァダニーニとしては過去に例のない世界最高の金額で落札されたチェロ・ファン垂涎の銘器が劇的に、そして美しく響きわたる。録音:2006年12月、プダペスト・芸術宮殿(パレス・オヴ・アーツ)、ライヴ録音 ちなみにピーター・ウィスペルウェイは2008年の1月〜2月に来日公演が予定されている。(2007年8月現在)
CCSSA 23807
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
J・S・バッハ:カンタータ集
 カンタータ第146番《われらあまたの苦難を経て》BWV.146/
 カンタータ第82番《われは満ち足れり》BWV.82a/
 管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067/
 カンタータ第199番《わが心は血の海に泳ぐ》BWV.199
ヨハネッテ・ゾマー(S)、
フロリレジウム
ゾマーが歌う荘厳なるバッハのカンタータ!フェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会との共演などで美しく伸びやかな歌声を響かせている名ソプラノ奏者ヨハネッテ・ゾマー。カッチーニの歌曲集「新音楽」(CCSSA 21305)以来となる待望のソロ・アルバムは、なんとバッハのカンタータ集!オランダ・バッハ協会とのバッハなどでの実績があるだけに、満を持して登場するカンタータ集に期待を抱かずにはいられない。ゾマーの歌声を支えるのは、世界レベルのピリオド・アンサンブルとしての地位と評価を確立したフロリレジウム。フロリレジウムはこれまでにもゾマーとの共演による録音を発表しており、お互いの信頼関係は非常に深い。フロリレジウム、ゾマー、そしてバッハによって実現した荘厳なるカンタータ集に乞うご期待!
CCSSA 25907
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
J・ハイドン:
 弦楽四重奏曲第33番ト短調Op.20-3/
 同第72番ハ長調Op.74-1/同第75番ト長調Op.76-1
アムステルダム弦楽四重奏団
ピリオド楽器によるオランダのアンサンブル、アムステルダム弦楽四重奏団のチャンネル・クラシックへのデビュー盤。古楽演奏のスペシャリスト4人によって結成されているアムステルダム弦楽四重奏団は、アムステルダム・コンセルトヘボウでのコンサート・シリーズを開催するなど活発な活動を続けている。最近ではブラウティガム、リュビモフ、メルヴィン・タンといった国際的なアーティストたちとの共演を行うなど、ソリストからの信頼も厚い。チャンネル・クラシックスの超優秀録音の効果も楽しみなところ。アムステルダム弦楽四重奏団は今後もハイドンの弦楽四重奏曲のリリースが予定されている。
CCSSA 23707
(SACD Hybrid Multichannel)
ヴィヴァルディ:
 二重協奏曲ト長調RV.532、トリオ・ソナタ ハ長調RV.82、
 ギター協奏曲ニ長調RV.93、トリオ・ソナタ ト長調RV.85、
 ギター協奏曲ハ長調RV.425/L・ワイス:ソナタ イ長調
カトナ・ツインズ、
カルドゥッチ弦楽四重奏団、
ジェローン・ファン・キューレン(コントラバス)
ギター・ファンを中心に根強い人気を誇るハンガリーの双子の兄弟によるギター・デュオ、カトナ・ツインズ。最新作となるヴィヴァルディ・アルバムでは、マンドリンのために作曲された協奏曲などをギター・デュオに置き換えて一糸乱れぬコンビネーションを披露している。ジュリアン・ブリームやジョン・ウィリアムス直伝のテクニックと、双子の兄弟だからこそ可能な阿吽の呼吸によるヴィヴァルディはギター・ファン必聴!
CCSSA 80507
(SACD Hybrid Multichannel)
中国の魔法の笛〜
 Morning/Paean of Yi River/
 Little Buffalo Cowboy/Jolly Meeting/
 Impression of Mt. Qianshan/Mysterious Tune from Lang Ya/
 Spring Visiting Xiang Jiang River/
 Solitary Orchid Greeting The Spring/
 Vegetable Vendor/Blue Canope
タン・ジュンシャオ(笛子)
中国のアーティストによる中国の作品をチャンネル・クラシックスの超優秀録音で楽しむことの出来る「チャンネル・オヴ・チャイナ」シリーズ。日本の横笛の原点でもある中国の最も有名な横笛「笛子(てきし/ディーズ)」。シリーズ最新作の1枚は、若くして本場中国における笛子の達人として絶大なる評価を受けている女流奏者タン・ジュンシャオのポートレート・アルバム。タン・ジュンシャオは現在上海国立音楽院の指導者であり、中国音楽家協会にも名を連ねている。
CCSSA 80607
(SACD Hybrid Multichannel)
中国の心の琴線を弾く〜
 Jolly Tune/Night Banquet/
 Street Musicians/In the Still of Late Night/
 Tune from Jin Region/When Spring visits South China/
 Journey beyond Xi Kou/Riddle guessing/
 Camel Bell Ring Echoing Along the Silk Road/
 Ambush on all sides/
 モスクワの夜(ボーナス・トラック)/剣の舞(ボーナス・トラック)
中国中央音楽院管弦楽団
シリーズ2枚目のオーケストラ・アルバムは、中国の撥弦楽器のための民族音楽&伝統音楽集。中国中央音楽院管弦楽団は、「チャンネル・オヴ・チャイナ」シリーズにも登場している中国琵琶奏者チャン・ホン・ヤンを中心として2003年に中央音楽院の学生と卒業生で結成された中国の撥弦楽器によるオーケストラ。メインの中国作品に加えて、特典として収録された中国の楽器で演奏される「剣の舞」も楽しみな録音。

CLARINET CLASSICS

CC 0054
\2400
アメリカ音楽の60年
 バーンスタイン:クラリネット・ソナタ/
 R・ムチンスキ:タイム・ピース/
 M・コールキン:アメリカン・スタンダード(世界初録音)/
 R・ドゥダス:クラリネット・ソナタ(世界初録音)/
 J・コーン:ソナチナOp.56/
 V・バビン:ハイランダル・ワルツ
ピーター・ファーニス(Cl)、
デヴィッド・ライハー(P)
1940年代から約60年の間に作曲されたクラリネットのための作品を集めたアメリカン・アルバム。世界初演や初録音に積極的に取り組んでいるピーター・ファーニスはイギリスのクラリネット奏者。このアルバムに収録されているコールキン、ドゥダスの2作品は今回が世界初録音となる。

COBRA

COBRA 0018
\2400
クラス・トルステンソン(1951−):歌曲集《大きな郷愁》 シャルロット・リーダイク(S)、
エレン・コルヴァー(P)、
ペーター・ブラント(Vn)、
ラリッサ・グレーネフェルト(Vc)
クローデル、カーロ、ルクセンブルクなど悲劇的な最期を遂げた5人の女性たちを描いた歌曲集。

CURNOW MUSIC 1CD¥2400

CR 207-035-3 開拓者の精神 ——
 J・カーナウ:開拓者の精神、ペガサス/
 J・ホゼイ:アクロス・ザ・カリタック・サウンド/
 チャイコフスキー(カーナウ編曲):子供のためのアルバムより/
 ブラームス(カーナウ編曲):大学祝典序曲/他
エドワード・パターソン(指揮)、
ワシントン・ウィンズ、他
CR 207-036-3 初級バンド&中級バンド向け作品集
 J・カーナウ:
  ア・デイ・イン・スペース、
  ダンス・エピソード、ペガサス、ブラヴォー!/
 V・アレン:セイリング/
 J・ホゼイ:パイパーズ・ラプソディ、ボサ・ノヴァ・ブリーズ/
 C・パストール:ラテン・ジャーニー/他 全26曲
エドワード・パターソン(指揮)、
ワシントン・ウィンズ、他

CYBELE 1CD¥2400

SACD 261.001
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
サクソフォン四重奏のための20世紀の作品集
 フィリップ・グラス(1937−):サクソフォン四重奏のための協奏曲/
 フランク・ラインシャゲン(1961−):インヴィテイション/
 バーバラ・トンプソン(1944−):
  サクソフォン四重奏曲第2番《暗闇から光へ》/
 ズデネェク・ルーカス(1928−):ロンド/
 J・S・バッハ:フーガ イ短調
テトラフォニックス
1994年に結成された「テトラフォニックス」は、20世紀〜21世紀のオリジナル作品をレパートリーの中心としている才気あふれるサクソフォン四重奏団。クセナキス、ケウリス、グラスやバナシク、デンホフなど、特に現代作品の解釈と演奏への評価が高い。特典として収録されたバッハのフーガが最後に新鮮な風を吹き込んでくれる。
Cybele 360.701 フルートのための音楽
 イェルク・バウアー:インコントリ/トム・ローレンツ:ワディ/
 ボイダール・ディモフ:リフレクス/
 ギュンター・ベッカー:
  3つのインヴェンション/ベン・スヴェルクロップオーネ・ブルーメン/
 ディミトリ・テルツァキス:2つの行進曲/
 マンフレッド・トローヤン:オブジェト・トローヴェ
クリスティアーネ・ローレンツ(フルート)、
トマス・レアンダー(P)
ユルゲン・クスマウルが音楽監督を務めるシューマン室内管弦楽団に所属するドイツの女流フルート奏者、クリスティアーネ・ローレンツによる現代作品集。いずれも20世紀後半に作曲された作品となっており、ローレンツが特殊奏法を用いて鬼気迫る演奏を展開している。
Cybele 660.701 ポートレート ——
 ペーテル=ヤン・ワーヘマンス(1952−):
  弦楽四重奏曲/エーヴィッヒ/フレージ
ドーレン・クヮルテット
2005年に「調性音楽から12音技法まで」という著作を発表したオランダの現代作曲家ワーヘマンスの弦楽作品集。ワーヘマンスの作品は、オランダ放送フィルにも演奏されるなど注目度が高まっている。
SACD 260.801
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
オランダの新しいギター作品集
 ジョー・シュポルク(1953−):サンドマン/
 フランク・クリンス(1960):ラーム#2/
 フローリアン・マグヌス・マイヤー(1973−):
  クリスタル・ヴァーミン、トッカータ/
 パウル・グードマン(1955−):コール/
 L・ベリオ:セクエンツァⅩⅠ(ボーナス・トラック)
ディアンジェロ・シシリア(G)
オランダ領アンティル諸島出身の新世代を代表するギタリスト、ディアンジェロ・シシリア。14歳でオランダ本国に移住したのち、ロッテルダム音楽院とハーグ音楽院でギターを専攻。ボストンのニュー・イングランド音楽院に留学するなどギターへの情熱は高まるばかり。現代オランダのギター作品の発掘、故郷であるアンティル諸島の新しい国歌をギター用へアレンジを行うという重要な役割を果たすなど更なる飛躍が期待されているアーティストである。(ベリオ以外は世界初録音)
SACD 060.303
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ヴィレム・タンケ(1959−):レントへの瞑想 ヴィレム・タンケ(Org)
ヴィレム・タンケは、ガーナやカメルーンでも演奏活動を行っているオランダのオルガニスト。ウィリブロルドゥス教会のオルガンによる録音。世界初録音。
Cybele 360.601 イェンス・ヨネライト(1968−):
 il canto l'interno...nell'intimo/弦楽四重奏曲第6番/
 ピアノ三重奏曲第3番/似顔絵/io sol uno 2
アンサンブル・ゲルバークラング
アンサンブル・ゲルバークラングは、バス・フルートやバス・クラリネット、弦楽器から打楽器といった異色の編成で多くのコンクールを勝ち取ってきたドイツのアンサンブル。全曲世界初録音。
Cybele 360.501 クラウス・シェドル(1966−):走る男/
カール・クリスティアン・ベッテンドルフ(1973−):夜想曲とアリア/
アルマンド・ゲンティルッチ(1939−1989):I alto, le stelle/
ハンス=ユルゲン・フォン・ボッセ(1953−):Befragung/
マーク=アンソニー・ターネジ:オン・オル・フォース
クリスティアン・ギュンター(指揮)、
ピアノ・ポッシブル
3人のドイツの作曲家+イタリア+イギリスという組み合わせで構成されたコンテンポラリー・アルバム。ターネジだけでなくどの作品もユニークな特色を打ち出している。

C−Y CONTEMPORARY

CY 0701
\2500
Dr.カリガリ ——
 マッツ・ラーション=ゴーテ:Dr.カリガリ/
 アルベルト・シュネルツァー:
  ソリチュード、フローズン・ランドスケープ/
 ステファン・クラヴェルダル:
  デュアル・チャント、ロンギング・オブ・ユーリディーチェ/
 ベンジャミン・スターン:ロンリー・ワン/
 ダニエル・ヒョルス:モダル・ムーヴ
ビョルン・クライマン(Vn)、
デイヴィッド・ワーン(P)
「C-Y Contemporary」というレーベル名の通りヴァイオリンとピアノのための現代作品満載の1枚。

DANACORD 1CD¥2500

DACOCD 586-587
(2CD)
\5000→¥4580
チャイコフスキー:ピアノと管弦楽のための作品全集
 ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23/アレグロ ハ短調/
 ピアノ協奏曲第3番変ホ長調Op.75/
 アンダンテとフィナーレOp.79(タネーエフ補完)/
 ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44/協奏的幻想曲ト長調Op.56
オレグ・マルシェフ(ピアノ)、
オウェイン・アーウェル・ヒューズ(指揮)、
オールボー交響楽団
ダナコード(Danacord)からザウアー、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、リストなど数々の名演を送り出してきたアゼルバイジャンの首都バクー出身のヴィルトゥオーソ・ピアニスト、オレグ・マルシェフ。ロシアやデンマークの様々なピアノ作品に取り組んできたマルシェフが遂にチャイコフスキーを録音!既に膨大な数のレコーディングが存在しているチャイコフスキーのピアノ協奏曲だが、決して勢いやテクニックのみのパフォーマンスに走らず一音一音を心から大切にしたマルシェフの演奏は存在感を保ち続けるだろう。メジャー・レーベルからの誘いを断り、ダナコードで活動を続けるマルシェフの今後が楽しみだ。2001年&2002年の録音。
DACOCD 664 ポール・エルミング〜ワーグナー・ガラ
 ワーグナー:
  楽劇《ラインの黄金》より 背恩が私の運命/
  楽劇《ワルキューレ》より
   父が約束したひとふりの剣、冬の嵐が喜びの月影を避け/
  舞台神聖祝典劇《パルジファル》より
   第1幕への前奏曲、あれはみんな夢だったのか、
   幼な子のあなたが、ああ情けない私は何をしたのだ、
   アンフォルタス王よあの傷が、
   残酷な人よ!あなたは心の中に他の人の、
   よこしまな女よこちらへ、
   Heil mir, dass ich dich wiederfinde、Nur eine Waffe taugt
ポール・エルミング(T)、
ニーナ・パヴロフスキ(S)、
ステーン・ビリエル(B)、
ヴォルフ=ディーター・ハウシルト(指揮)、
オーゼンセ交響楽団
1990年にジークムント役でバイロイト・デビューを飾ったデンマークのテノール、ポール・エルミング。デンマークのキャストによるワーグナー・アルバムは、北欧ファン&ワグネリアン要注目。ちなみに「パルジファル」は、エルミングがテノールへの転向後に初めて歌った作品であり最も得意としているレパートリーでもある。2005年6月10日〜16日、2006年6月19日〜21日の録音。
DACOCD 665 ヴェルディ&プッチーニ〜アリア集
 ヴェルディ:
  歌劇《アイーダ》より
   勝ちて帰れ、おお私のふるさと、
  歌劇《運命の力》より 神よ平和を与えたまえ、
  歌劇《仮面舞踏会》より ここがあの恐ろしい場所、
  歌劇《オテロ》より アヴェ・マリア、
  歌劇《ドン・カルロ》より 世の空しさを知る君よ
イッタ=マリア・シェーベリ(S)、
マティアス・エッシュバッヒャー(指揮)、
オーゼンセ交響楽団
コペンハーゲン・オペラ・アカデミーで研鑽を積んだスウェーデンのソプラノ歌手シェーベリは、デンマーク国立歌劇場のメイン・アーティストとして活躍してきた北欧を代表する歌い手の1人。芯のある歌声と豊かな表現力が非常に印象的。2003年11月24日〜26日、2004年6月14日〜19日の録音。
DACOCD 655
\2500→¥2290
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ハース版) ジェイムズ・ロッホラン(指揮)
オーフス交響楽団
ロッホラン、オーフス大聖堂でブルックナーを振る!
日フィルの名誉指揮者として日本でもお馴染みのスコットランドの名匠ジェイムズ・ロッホラン。ダナコード(Danacord)とデンマーク放送の共同制作として収録されたブルックナーは、ロッホランが1996年から2003年まで首席指揮者を務めたデンマークのオーフス交響楽団とのコンビによるライヴ録音。会場となったオーフス大聖堂に鳴り響くブルックナーは、決して力みすぎず神秘性よりも自然な流れを重視した好演奏。デンマーク第2の都市オーフスを本拠とするオーケストラの実力を垣間見ることのできる北欧ファン注目の1枚!2005年4月28日の録音。

DEUX−ELLES 1CD¥2400

DXL 1042 バルティック・ブラス ——
 シベリウス:小組曲、交響詩《ティエラ》/
 V・エワルド:金管五重奏曲第1番Op.5、同第2番Op.6、同第3番op.7
ウォーレス・コレクション
「ウォーレス・コレクション」は長年にわたって名門フィルハーモニア管の首席トランペット奏者として活躍し、2002年からはスコットランド王立音楽院の学長を務めているイギリスの名奏者ジョン・ウォーレスが設立した世界屈指のブラス・アンサンブル。金管奏者にとって超重要レパートリーであるエワルドの五重奏曲とシベリウスの隠れた名作をカップリングしたこのアルバムは、ピリオド楽器を用いて19世紀当時のサウンドを再現するという壮大なプロジェクト。19世紀に製作されたコルネット、ロータリー・ヴァルヴ式のアルトホルン、バリトン・サクソルン、自動補正バルブ方式のF管チューバなど、資料としても歴史的価値の高い楽器がズラリと並ぶ様は壮観!最高の奏者たちが輝かしいサウンドで再現する19世紀バルト海が育んだ名作。ブラス・ファン&関係者は必聴だ!!2000年8月の録音。
DXL 1047 マシュー・ロック(c.1622−1677):鍵盤楽器のための作品全集
 メロシージア(1673)/組曲ニ短調(ウィリアム・グリゴリーによる)/
 Musicks hand-Maide(1663/1678)/
 音楽の現行慣習を擁護する(1673)/
 アルマンド ト長調/パヴァン ニ短調/組曲ニ長調/クラント イ短調/
 2つの舞曲/グラウンド ニ長調/プレリュード/ヴォランタリー
テレンス・チャールストン(チェンバロ、ヴァージナル、オルガン)
テレンス・チャールストンは、カークビーとの来日経験を持ちソリストとしてだけでなくロンドン・バロックのメンバーとしても活躍するイギリスの実力派鍵盤奏者。室内楽と劇音楽の大家として知られるマシュー・ロック。この作品集には、イギリスに現存する重要資料でもある「メロシージア」などの著作に含まれた作品や未出版の作品など数少ない鍵盤音楽を収録している。2001年9月の録音。
DXL 1050 ポール・パターソン(1947−):
 地獄の天使Op.81/海のミサ曲Op.47*
デイヴィット・テンプル(ディレクター)、
クラウチ・エンド祝祭合唱団、
ジェフリー・サイモン(指揮)*、
ロイヤル・フィル*、他
イギリスの王立音楽院でトロンボーンと作曲を学び、現在イギリスのナショナル・ユース・オーケストラでコンポーザー・イン・レジデンスを務めるポール・パターソンの宗教作品集。2作品とも劇的な展開が印象的。2001年&1986年の録音。
DXL 1123 ファンタジア、エアとシャコンヌ ——
 パーセル:
  歌劇《アーサー王》より シャコンヌ、ファンタジア第6番、
  同第7番、プレリュード、歌劇《ダイオクリージャン》より、
  ファンタジア第11番、同第12番、劇場のための組曲、
  《グラウンド上の3声》より シャコンヌ/
 M・ロック:組曲第4番、劇場のための組曲、組曲第3番
フルータドール、
デイヴィッド・ミラー(テオルボ&ギター)
現在イギリス随一のリコーダー四重奏団との呼び声高い「フルータドール」。中世のポリフォニー音楽から現代作品までとレパートリーは幅広く、ラッブラとブリテンの四重奏曲全曲の録音を手懸けるなど探究心に満ちた活動を展開中。イギリスの重要作曲家パーセルとロックの作品での一糸乱れぬアンサンブル能力にはイギリス随一の評価も納得させらる。リコーダー四重奏の自然体を収めた録音技術も非常に優秀。
DXL 1054 愛に対して全く弱いもの〜
 A・コレッリ:ソナタOp.1-11/
 A・スカルラッティ:愛に対して全く弱いもの/
 G・B・バッサーニ:めでたし天の女王/
 A・スカルラッティ:ラ・フォリアによる変奏曲、弱り傷ついた/
 A・コレッリ:ソナタOp.5-1/
 A・スカルラッティ:おお、あなたがたすべての者よ
ライランド・エンジェル(C-T)、
ラ・フォリア・フランシス
ライランド・エンジェルは、イングリッシュ・ナショナル・オペラでモンテヴェルディの「オルフェオ」やブライヤーズの世界初演作品を歌うなど、イギリス、アメリカ、フランスを中心に活躍中のカンターテナー奏者。シンガポール響とはヘンデルの「メサイア」で共演を行うなど世界中を飛び回っている。2003年7月の録音。
DXL 1052 ドビュッシー:
 パントマイム/月の光/マンドリン/ひそやかに/あやつり人形/鐘/
 春が来た/2つのロマンス/感傷的な風景/アリエルのロマンス/哀惜/
 音楽/死後のなまめかしさ/星月夜/そよ風/愛しあって眠ろう/
 Il dort encore/リラ/ばら/夢/
 祈願/セレナード/華やかな宴/ピエロ/まぼろし
ジリアン・ケイス(S)、
サイモン・レッパー(P)
1980年前半に作曲されたドビュッシー初期の歌曲26作品を収録。ジリアン・ケイスは、2000年にキャスリーン・フェリアー・アウォードを授与された非常に勢いのあるカナダ生まれのソプラノ奏者。イアン・パートリッジとバーバラ・ボニー直伝の歌唱力はガーディナーからも一目置かれている。2001年12月の録音。
DXL 1030 17世紀のヴィルトゥオーソ・ギター作品集 ——
 F・コルベッタ:フォリア、第5旋法による前奏曲とシャコンヌ/
 G・サンス:
  パヴァーナ、エスパニョレッタ、パッサカリア、Clarines y Trompetas/
 N・マテイス:組曲ト長調/
 N・ロジエ:組曲ハ長調/
 F・ル・コック:スペインのフォリア
竹内太郎(バロック・ギター)、
市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
エリヒオ・キンテイロ(ナレーション)
京都に生まれ、イギリスのギルドホール音楽院でナイジェル・ノースにギターを師事した日本人奏者竹内太郎のソロ・アルバム。バロック・ギターの名手として世界から高い評価を受けており、2003年にはナイジェル・ケネディ&ベルリン・フィルとの世界ツアーに参加するなど多方面から信頼を寄せられている。2001年4月の録音。
DXL 1124 アルバータス・ブリン(1621−1671):鍵盤楽器のための作品集
 組曲イ短調、同へ長調、同ニ短調、同ニ長調、同イ短調、同ニ長調、
 同ニ短調、同ニ長調/Towle Towle、前奏曲、アン・アルマン、
グラウンド/C・ギボンズ:オルガンのための3つのヴォランタリー
テレンス・チャールストン(Cemb&Org)
トムキンズから音楽の指導を受け、1638年にはその後任としてセント・ポール大聖堂のオルガン奏者に就任したアルバータス・ブリン。国王付きオルガニストとして重用されるなど演奏家としても非常に有能だったブリンの作品は、特に組曲が次世代に多大な影響を与えるなど歴史に大きな足跡を残している。テレンス・チャールストンは、ソリストとしてだけでなくロンドン・バロックのメンバーとしても活躍中の鍵盤奏者。ここでは作品によって3種類のチェンバロとオルガンを使い分けて音の表情を巧みに表現している。2006年7月26日−27日、11月19日の録音。
DXL 1083 メディチ家のハープシコード写本
 L・ロッシ:パッサカリア/
 G・デ・マッケ:ガリアルド第1番&第2番、リチェルカーレ/
 F・ランバルディ:トッカータ/
 フェルディナンド・デ・メディチ(1673−1713):
  プレリュード・カンタービレ、牧歌風パッサカリア、
  フランス風アリア(6種)、前奏曲(2種)、
  トッカータ(2種)、パッサカリア、アルマンド/
 G・マルティーニ:ソナタ第4番/
 M・B・デ・ネブラ:パストレーラ第4番/
 A・ソレル:ファンダンゴ
アーポ・ハッキネン(Cemb)
フィレンツェ音楽院の図書館で発見された小さな1冊の本。そこには隆盛を誇ったメディチ家の大公子フェルディナンド・デ・メディチによって書かれた未出版の作品が収められており、今回の世界初録音となるレコーディングが実現となった。アーポ・ハッキネンは、スヴェーリンク音楽院ではアスペレンにチェンバロを師事し、現在ヘルシンキ・バロック管弦楽団の音楽監督を務めているフィンランドのアーティスト。デ・マッケのリチェルカーレ、フェルディナンド・デ・メディチの全曲は世界初録音。2006年4月3日の録音。
DXL 1072 ワイルド・ファンタジー
 ガーシュウィン&W・ドナルドソン:リアルト・リップルス/
 ガーシュウィン(ウッドハウス編):8つの即興曲/
 ジョージ&アイラ・ガーシュウィン(ウィットニー編):スーン/
 ガーシュウィン:2つのワルツ/
 E・ワイルド:ガーシュウィンの「ポーギーとベス」による幻想曲
グレアム・スコット(P)
グレアム・スコットはヨーロッパの名門オーケストラとの共演も数多く、国際的な活躍を続けるイギリスのピアニスト。ガーシュウィン唯一のラグタイム「リアルト・リップルス」、アール・ワイルドによる『ガーシュウィンの「ポーギーとベス」による幻想曲』など収録曲も個性的。「8つの即興曲」はガーシュウィンのピアノ・ロールから編曲された作品であり、この音源が世界初録音となる。2002年5月の録音。
DXL 1071 クレイジー・マレッツ
 L・ティノコ:マインド・ザ・ガプ/
 S・アゼヴェド:ノクターナル/
 J・P・オリヴェイラ:クレイジー・マレッツ/
 A・C・ローサ:4つのカートゥーン/
 I・ソヴェラル:秋の記憶/
 P・カルネイ:...e todo eu me alevanto e todo eu ardo...
ペドロ・カルネイロ(マリンバ)
国際的なキャリアを積み続ける打楽器奏者ペドロ・カルネリオによるポルトガルのマリンバ作品集。カルネリオは、BBCナショナルオーケストラ・オヴ・ウェールズやロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ、ポルトガル響などに招かれるなど脚光を浴びている。2002年4月の録音。
DXL 1084 ライト〜ディスタンス ——
 ルイス・ティノコ(1969−):
  ライト〜ディスタンス、オ・クルソ・ダス・アグアス、秋の風/
 ブラガ・サントス(1924−1988):スケルツィーノ/
 フェルナンド・ロペス=グラサ(1906−1994):
  ヴィエラ・ダ・シルバの7つの思い出/
 アントニオ・ピニャン・ヴァルガス(1951−):3つの断章/
 アレシャンドレ・デルガド(1965−):パニック・フラート/
 セルジオ・アゼヴェド(1968−):アスペット/
 エウリコ・カラパトソ(1962−):5つの小品
ガリアード・アンサンブル
ブラガ・サントスなどの作品を収録した20世紀ポルトガルの木管五重奏曲集。ガリアード・アンサンブルは1993年にイギリスの王立音楽院の学生によって結成された木管五重奏団。BBCラジオ3のヤング・アーティスト・フォーラムやメイジー・ルイス・アーティスト・アウォードを授与されるなど今後の活躍が注目されている。2002年8月の録音。
DXL 1087 ジャジー・メタル ——
 ルイス・ティノコ:ファータイル・ランド/
 ヌーノ・コルテ=レアル(1971−):
  海のための5つの小さな音楽/
 カルロス・アゼヴェド:ジャジー・メタル/
 クリストファー・ボックマン:エッセイⅨ、金管五重奏曲/
 ジョアン・マドゥレイラ:ルモール/
 アントニオ・ピニャン・ヴァルガス:2つの家族の議論
ジョン・ウォーレス(リーダー)、
ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー・ブラス
ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー・ブラスは、フィルハーモニア管などの名門オーケストラで主席奏者を歴任するなど現在もイギリスのトランペット界に君臨する重鎮ジョン・ウォーレスが率いる金管五重奏団。ポルトガルの現代作曲家たちによる貴重なレパートリーを輝かしいサウンドと抜群のテクニックで聴かせてくれる。2003年の録音。
DXL 1088 ハンザの祭 ——
 S・シャイト:カンツォン、パドゥアン/
 H・アルベルト:キリスト教への改宗/
 M・シルト:パドゥアナ・ラクリメ/
 S・シャイト(マクゴワン編曲):Nun komm der Heiden Heiland/
 G・L・フールマン:エントラータ、ガリアルダ第15番/
 E・メルテリアス:ドイツの詩/
 T・シンプソン:パサメツァ、リチェルカーレ/他 全15曲
マーク・チェンバース(C-T)、
イングリッシュ・コルネット&サックバット・アンサンブル
「ハンザの祭」は、ルネサンス時代における北部ドイツの音楽を集めた作品集。ロンドンの音楽大学で学んだ優秀な金管楽器奏者たちによって1993年に結成されたイングリッシュ・コルネット&サックバット・アンサンブルは、イ・ファジョリーニやダンディン・コンソートなどと共演を重ねている。心地よい古楽器の響きが印象的な好演奏。
DXL 1090 ハープ ——
 M・イッポリトフ・イワーノフ:ジョージアの午後/
 サン=サーンス:幻想曲Op.124/
 J・L・ドゥセック:ソナタOp.34-1/
 グリンカ:Der Zweifel/
 バックス:悲歌的三重奏曲/
 ラヴェル:前奏曲とアレグロ
フィボナッチ・セクエンス
イギリスのピアノ奏者キャスロン・スタロックが中心となって結成された「フィボナッチ・セクエンス」は計10名の弦楽器奏者、木管楽器奏者、ピアノ奏者によるイギリスの室内アンサンブル。この「ハープ」と題されたアルバムには、イギリスの女流ハープ奏者ジリアン・ティンゲイを主役とした多才な室内楽作品を収録。
DXL 1097 北極星 ——
 ヒュー・ワトキンス:3つの演説/
 ダイアナ・バレル:北極星/
 ジェームズ・マクミラン:
  ウェディング・イントロイト、ホワイト・ノート・パラフレーズ、
  ガウディアムス・イン・ローチ・パーチェ/
 ライアン・サミュエル:ファンファーレの葬送歌/
 ルース・ビルシモア:イントゥー・ザ・サイレント・ランド/
 ジョン・ホーキンス:ソルティー/
 ロビン・ホロウェイ:カンツォーナとトッカータ
デボラ・コーランド(Tp)、
ウィリアム・ホワイトヘッド(Org)
王立音楽院を卒業しソリストとしてキャリアを積んでいるイギリスの女流トランペット奏者コーランドとオルガン奏者ホワイトヘッドのデュオ・アルバム。現代イギリスの作品に挑むコーランドのパワフルなサウンドは凄い。

ETCETERA 1CD¥2400

KTC 1348
\2400→¥2190
J・S・バッハ:
 フーガの技法BWV.1080(1742年頃初稿版/世界初録音)
ピーター・ディルクセン(チェンバロ)
これこそが真の姿なのか! ?世に問う「フーガの技法」1742年初稿版が登場! !晩年の1740年代に作曲が行われ、バッハの作曲活動の集大成とも言われる「フーガの技法」。バッハの死後に出版された「フーガ技法」は、最終フーガが未完成となっているなど名作であるが故に様々な憶測を呼び研究が重ねられるなど謎の多い作品としての一面も併せ持つ。今回収録が行われた「フーガの技法」は、オランダのチェンバロ奏者であり音楽学者でもあるピーター・ディルクセンが提唱した『バッハの自筆譜に書かれた最初の12曲が「フーガの技法」初稿版の真の姿である』という仮説を自らの手で録音という形に具現化したものなのである!このディルクセンの仮説に基づいた「フーガの技法」(1742頃頃初稿版)は、日本でも2003年に鈴木雅明氏によってコンサートで取り上げられるなど世界的に注目を集めている。ここに音楽史に大きな謎を残した偉大な作品の新たなる形が姿を現すこととなる。
KTC 1318 ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562−1621):合唱作品集Vol.1
 詩篇150番〜永遠なる者がたたえられるように/
 詩篇33番〜主に従うものよ、目覚めなさい/
 詩篇53番〜
  神を知らぬ者は心のなかで言って信じる/
  今日キリストがお生まれになった/テ・デウム/
 詩篇148番〜
  天に住むあなたがたすべての人々*/東方から博士たちが来た*/
  主の祈り*/深き淵より+/神に向かって+/
  喜べ、喜躍れ+/今こそ私の食事をととのえ+
ピーター・フィリップス(指揮)、
トン・コープマン(指揮)*、
ウィリアム・クリスティ(指揮)+、
オランダ室内合唱団、
ベルナルト・ヴィンセミウス(オルガン)、
ヤープ・テル・リンデン(バス・ヴィオール)、
ヒルデガルト・ペール(バス・ヴィオール)、
ヴァルトラウト・グムス(バス・ヴィオール)、
マールテン・ファン・デル・ハイデン(ヴィオローネ)、
ヤン・クラインブシンク(オルガン)、
シュテファン・スタッブス(リュート)、
ジョナサン・ルビン(リュート)、
アンヌ・マリー・ラスラ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ヴィンセント・デ・コルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
宗教音楽の世界的権威たちとオランダの名門合唱団によるスヴェーリンク!ピーター・フィリップス、トン・コープマン、ウィリアム・クリスティ・・・。オランダのレーベル、エトセトラの新シリーズ「スヴェーリンクの合唱作品集」が、宗教音楽の世界的権威として知られるこの3人の巨匠たちとオランダ室内合唱団の共演という衝撃の内容でスタートする!16世紀末から17世紀初頭におけるネーデルランド楽派最大の作曲家スヴェーリンクが、その生涯に残した作品のほとんどは声楽作品。詩篇に基づく宗教的なポリフォニー作品、ジュネーヴ詩篇歌集の旋律を定旋律として用いた作品など、卓越した技法によって優れた宗教作品が数多く作曲された。スヴェーリンクの宗教作品を歌うのはヨーロッパを代表する世界最高峰の室内合唱団「オランダ室内合唱団」。3人の指揮者たちがオランダ室内合唱団から見事なハーモニーを引き出しており、響き渡るスヴェーリンクの世界は至高の域に達している。1986年〜1987年の録音。
KTC 1341 フランソワ・ジョセフ・ナーデルマン(1781−1835):
 7つのソナチネ/2つの幻想的練習曲
長澤真澄(ハープ)
ハープ、アイリッシュ・ハープ、シングル・アクション・ハープなど様々な種類のハープを弾きこなし、日本のハープ界をリードする長澤真澄のニュー・アルバムが登場!新たに長澤真澄が取り上げたのは、フランスの音楽家、出版社、ハープの製作者として世界に名を轟かせたナーデルマン一族の中でも最も有名なフランソワ・ジョセフ・ナーデルマン。王室礼拝堂のハープ奏者、パリ音楽院の初代ハープ教授、国王付きの主席ハープ奏者などを歴任したナーデルマンの「7つのソナチネ」は、現在でも重要なレパートリーとされている。ここで用いられている2台のシングル・アクション・ハープはどちらもナーデルマン一族によって1793年と1815年に製作された銘器。今回も聴きどころ満載だ!
KTC 1338 カール・ライネッケ(1824−1910):
 フルート・ソナタ ホ短調Op.167《水の精》/
 ゆりかごから墓場までOp.202
カルロス・ブルネール(フルート)、
ヤン・ミヒエルス(ピアノ)
出版された楽曲だけでも300曲を超えるなど、非常に多くの作品を作曲したライネッケ。フルートのレパートリーとして最重要ランクに位置づけられている「水の精」と長大な演奏時間を要する「ゆりかごから墓場まで」をカップリングしたフルート奏者&関係者必携の1枚。カルロス・ブルネールは、1981年よりベルギー王立モネ歌劇場管弦楽団の首席フルート奏者を務める世界トップクラスのプレーヤーである。ちなみにヤン・ミヒエルスが弾くピアノは1875年製のスタインウェイというこだわりの逸品。
KTC 1356 ヨハネス・シェンク(1660−c.1720):12のトリオ・ソナタOp.3(世界初録音) ラ・スアーヴェ・メロディア
17世紀のオランダに生まれたドイツの音楽家ヨハネス・シェンクの世界初録音となるトリオ・ソナタ集。ヴィオラ・ダ・ガンバの達人だったシェンクは、1696年にプファルツ選帝侯ヨハン・ヴィルヘルム1世の宮廷奏者に選出されるなどその実力を認められていた。1998年に結成されたピリオド楽器による四重奏団「ラ・スアーヴェ・メロディア」は、同年に開催されたファン・ヴァアッセナール国際古楽室内楽コンクールで見事に優勝。ベネルクス地方を中心に評価急上昇中のアンサンブルである。
KTC 1317
(3CDs/2枚分価格)
\4800
シメオン・テン・ホルト(1923−):カント・オスティナート ヘラルド・バウハウス(P)、
ジーン・カール(P)、
セース・ファン・ゼーラント(P)、
アリエル・フェルネーデ(P)
カント・オスティナートは、オランダ現代音楽界の巨星シメオン・テン・ホルトの代表作。106に分けられたセクションが切れ目なく4台のピアノによって演奏される長大な作品である。1988年1月10日ユトレヒトでの録音。
KTC 1328
(2CD)
¥4800→¥4390
ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843−1900):
 受難曲Op.93
イヴァン・グーセンス(T)、
ヤン・ファン・デル・クラベン(Br)、
フリーチャー・アントーニ(S)、
リーヴェ・メールテンス(A)、
ヤン・ファン・エルサッカー(T)、
ディルク・スネリングス(Bs)、
ヨリス・フェルダン(ハーモニウム&オルガン)、
フローリアン・ヘイエリック(指揮)、
エクス・テンポレ管弦楽団&合唱団
再評価の気運が高まるドイツ・ロマン派の作曲家ヘルツォーゲンベルク。ブラームスの弟子でもあり親友でもあったピアノ奏者エリーザベトと結婚したことが、ヘルツォーゲンベルクとブラームスの交流を深めるきっかけとなったことは有名なエピソード。今回リリースとなる「受難曲」を含めたヘルツォーゲンベルクの晩年の教会音楽には、バッハやシュッツといった時代の作風の影響が如実に表れている。ベルギー出身のバロック音楽のスペシャリスト、フロリアン・ヘイリックによって1989年に結成されたエクス・テンポレは、1600年代から1900年代までの様々な作品をプログラムとして取り上げている管弦楽団&合唱団。既にリリースされているテレマン、ミヒャエル・ハイドン、スカルラッティ・ファミリーの録音はいずれも注目を浴びている。
KTC 1347 ペーテル=ヤン・ワーヘマンス(1952−):
 交響曲第7番/都市と天使
ハンス・レーンダース(指揮)、
ミヒャ・ハメル(指揮)、
オランダ放送フィルハーモニック
ワーヘマンスは、2005年に「調性音楽から12音技法まで」という著作を発表したオランダの現代作曲家。55分という演奏時間を要する交響曲第7番。第1楽章に登場するグロッケンの音形はベートーヴェンの交響曲第9番をベースにしているという。オランダの現代作品を演奏するのはコンセルトへボウと比肩する勢いを見せるオランダ放送フィル。世界有数の機動力の高さは特筆もの。
KTC 5500
(2SACDs Hybrid Multichannel)
\6400
ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》 アルベルト・ドーメン(Bs)、
ヘールト・スミッツ(Bs)、
マルティン・ホムリヒ(T)、
クリス・メリット(T)、
ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)、
オランダ・フィルハーモニック管、他
ネザーランド・オペラで上演されたヘンヒェン&オランダ・フィルによる「ニーベルングの指輪」。ライヴ録音の熱気と臨場感がスピーカー越しにビシビシと伝わってくる。2005年9月のライヴ録音。
KTC 5503
(4SACD Hybrid Multichannel/特別価格)
\9600
ワーグナー:楽劇《神々の黄昏》 スティウ・フォウ・アナセン(T)、
ロベルト・ボルク(Br)、
ギュンター・フォン・カンネン(Bs)、
クルト・リドル(Bs)、
ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)、
オランダ・フィルハーモニック管、他
ヘンヒェン&オランダ・フィルによる「ニーベルングの指輪」もこれで完結。ディジパックによる重厚なパッケージも演奏と比例した見事な出来となっている。2005年2月&9月のライヴ録音。

EURIDICE 1CD¥2500

EUCD 39
\2500
ダヴィッド・モンラード・ヨハンセン(1888−1974):
 3つの歌曲Op.2/母の歌と他の詩Op.1/7つの歌曲Op.6/
 北国のトランペットOp.13/10のノルウェーの子守歌Op.14/
 5つの聖書の歌Op.25/6つの歌曲Op.32/夜想曲
スヴェイン・ビョルコイ(T)、
イーヴァル・アントン・ヴォーゴー(P)
EUCD 27 ヴァルキリー・ブラス〜
 ヴィトルド・ルトスワフスキ:小さな序曲/
 ヤン・バック:ラウデ/
 ピエール・ジャンセン:Les Arborescences/
 オラフ・ベルク:金管五重奏曲
ヴァルキリー・ブラス
1997年12月にノルウェー王立音楽院の学生5人によって結成された金管五重奏団ヴァルキリー・ブラス。1998年にパリで開催された“Musicora 98”で優勝を果たすなど実力十分。
EUCD 26 ナターシャ・バレット:ラス、ディアボルス/
ラルス・ペーテル・ハーゲン:ラングサム/
トルステン・アーガード=ニルセン:
 グランス・オヴ・ア・ランドスケープ/
アイヴィン・ブエンス:インターミッション/
ニコライ・アポリオン:パルス
パルス・パーカション・アンサンブル、ニン・トリオ
ノルウェーの打楽器アンサンブルとフルート、打楽器、チェロによるアンサンブルのコンテンポラリー・アルバム。

EXTRAPLATTE

EX 157CD
\2500
ユキ・モリモト(森本恭正):
 弦楽のためのコード/ワンス・イン・アルカディアⅡ/
 M14/インソムニア/
 インダイレクト・コーズ/ラビット/ドローン・シェイズ/
 アット・オール・ザ・バーズ・イン・タウン/
 M15/ダーク・プリント/リユニオン
アンサンブル9
ユキ・モリモト(森本恭正)は現在ウィーンを拠点としてヨーロッパで活躍中の日本人作曲家。ユキ・モリモトは指揮者としての活動も活発に行っており、2004年にはペルーやブラジル、ポーランド、タタルスタン(ロシア)で指揮を振っている。

FOOTPRINT

FRCD 025
\2500
アンデシュ・ヒュルトクヴィスト(1955−):
 時は木々の中を過ぎゆく〜レクイエム/組曲《愛をください》
クリスティーナ・アドルフソン(朗読)、
クレース・ヤンソン (ヴォーカル)
グナール・エリクソン(指揮)、
リルケ・アンサンブル、ムシカ・ヴィテ
「時は木々の中を過ぎゆく〜レクイエム」は、ラテン語典礼文によるオリジナル曲、スウェーデンの詩人でありシンガーソングライターのウレ・アドルフソンの詩と歌と、スコットランド伝承曲、そしてフォリア旋律を加えて構成された宗教作品。スウェーデンの作曲家ヒュルトクヴィストは、スカンジナビアの人々と自然の結びつきの大切さを音楽で表現することに成功したのである。

FYLKINGEN 1CD¥2500

FYCD 1025 ミクローシュ・マロシュ(1943−):
 レゲ/マニプレイションⅠ〜Ⅳ/
 ムーヴメンツ/オスティナート/ヴィオラ・ソナタ
ミクローシュ・マロシュ(電子楽器)、
イオナ・マロス(S)、
アッティラ・ボドル(Va)、
イングリド・ガブリエルソン(ツィター)、
クヌート・センステフォルト(バスーン)、
ペーター・シューバック(チェロ)
ミクローシュ・マロシュは、コダーイの高弟だったルドルフ・マロシュを父に持つハンガリーの作曲家。アコースティックと電子音楽の融合による作品集。
FYCD 1026 ダン・フレベリ:15の歌曲 様々なアーティスト
イエテボリ、昆明、ニューカッスルなどで収録したサウンドソースを題材として作られた作品。少女の笑い声で始まる冒頭部分にはビックリ。

GALA 1CD¥1500

GL 100.631
(3CD)
マスネ:歌劇《エロディアード》(録音:1987年6月21日) グレイス・バンブリー(Ms)、
ジョルジュ・プレートル(指揮)、
ニース歌劇場管&合唱団、他

GIMELL

GIMSE 403
(特別価格)
\1490
イギリスのマドリガル集
 トマス・ウィールクス(1576−1623):聞け、天上の愛らしい天使たちよ/
 トマス・モーリー(1558−1602):聞け!アレルヤ、フィリスよ喜んで死のう/
 トマス・ヴォーター(fl.1600−1620):刺繍をする婦人/
 オーランド・ギボンズ(1583−1625):ああ、恋しい人/
 ジョン・ウィルビー(1574−1638):おいで、優しい夜よ/
 ジョン・ベネット(1570−1615):今や生命あるもの全て/
 ロバート・ラムジー(fl.c.1612−1644):眠れ、肉体の誕生/
 ジャイルズ・ファーナビー(c.1563−1640):車ひきはがっかりして/
 トマス・トムキンズ(1572−1656):ああ悲しいかな/
 ウィリアム・バード(1539/40−1623):アマリリスが草原で踊れば/
 オーランド・ギボンズ:白銀の白鳥/
 ボーナス・トラック〜
  トマス・トムキンズ:
   ダヴィデがアブサロムの殺されしを聞きしとき、ダヴィデの嘆き、
   全能の神全知の泉、わざわいなるかな、心を強くしかつ勇め、
   主に向かって新しき歌を歌え、おお神よ高慢なる者らが
ピーター・フィリップス(指揮)、
タリス・スコラーズ
世界最高のア・カペラ・グループの原点がここにある。タリス・スコラーズのデビュー録音、堂々の復活!!ルネサンス時代の教会音楽における世界最高のア・カペラ・グループとしてその地位を不動のものとしているタリス・スコラーズ。先にリリースされたアレグリのミゼレーレ(新録音)が世界中の聴衆に深い感動を与え、絶大な支持を獲得したことは記憶に新しい。今回ギメル(Gimell)から新たに登場するのは、なんとタリス・スコラーズのデビュー録音となったイギリスのマドリガル集。「Classic for Pleasure」レーベルよりLPで発売された「イギリスのマドリガル集」は、本国イギリスのみで20万枚という驚異的な売り上げを記録するなどタリス・スコラーズの名前を世界へと広める大きな役割を果たした録音なのである。しかしながらLPのみのリリースでCD化が行われず、完全にお蔵入りとなってしまっていたこの幻の音源が遂にギメルから登場することに!録音された12曲のマドリガルは、いずれもピーター・フィリップスとタリス・スコラーズが絶対の自信を持つ作品なだけに演奏はもちろん超一級。現在まで脈々と続くタリス・スコラーズの歴史の原点がここにある。1982年4月23日〜25日、ディーン・パーク大ホール(サウザンプトン)での録音。ボーナス・トラックのトムキンズは、1988年7月18日〜20日、サール教会(ノーフォーク)での録音。

GLOBE 1CD¥2400

GLO 5224 カルロ・ジェズアルド(1566−1613):
 マドリガーレ集第4巻(1596)
カシオペア・クィンテット、
ルイサ・タヴァレス(Ms)、
マルコ・ファン・デ・クルンデルト(T)
次々と時代を先取りした作品を生み出すなど作曲家としての地位と名声を確立したジェズアルド。その一方でイタリアの貴族でありながら殺人事件を引き起こすなど、暗き一面を背負い生きた人物としても知られている。代表作である「マドリガーレ集」にはジェズアルドの揺れ動く感情がストレートに表現されており、数あるマドリガーレの中でも突出した魅力と評価を持っている。カシオペア・クィンテットは、ハーグ王立音楽院で学んだ5人の若き歌手たちによって1999年に結成されたヴォーカル・アンサンブル。ジェズアルド、モンテヴェルディやバードなどの大作曲家の作品はもちろんのこと、知られざる作曲家たちの発掘にも力を注いでいる。小編成ならではのハーモニーと一体感は素晴らしい。そしてその実力は、同じくジェズアルドのマドリガーレ集の録音を進めているラ・ヴェネクシアーナにも匹敵するほど。
GLO 5220 ヴィンテージ・ブリスク ——
 ロン・フォード(1959−):セクエンティア/
 バート・ヴィスマン(1962−):歌/
 テオ・アバツィス(1967−):ジョニー・バイ/
 ロデリック・デ・マン(1941−):Gotta Minute?/
 グース・ヤンセン(1951−):ポゴ1、ラホー/
 ダーン・マネケ(1939−):パンの笛、パンの賛歌/
 フーバ・デ・グラーフ(1959−):ブリスク・フロッグ・プロジェクト/
 カリオペ・ツパキ(1963−):2000&1、エスタンピダ/
 ミシェル・メンシング(1975−):
  ハッピー・“バーズ”・デイ、オー・アイム・ソーリー/
 ヴィレム・ワンデル・ファン・ニーウカーク(1955−):四重奏曲パート3、キャッチ
アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団、
向井山朋子(P)、
エギディウス・クヮルテット
リコーダーのヴィルトゥオーソとして活躍中の女流奏者サスキア・コーエン擁するアムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団による近現代作品集。20世紀の作曲家たちが書き上げた作品を、次々と繰り出される超絶技巧でいとも簡単に演奏しているように聴かせてくれるなど衝撃度大。エギディウス・クヮルテットとの共演となったダーン・マネケの作品でのコンビネーションにも注目。
GLO 5219 アントン・ライヒャ(1770−1836):
 モーツァルトの「もし踊りをなさりたければ」による18の変奏と幻想曲Op.51/
 大三重奏曲
アンサンブル・シェーンブルン
アンサンブル・シェーンブルンは、オランダの鬼才フェルトホーフェンが率いるオランダ・バッハ協会で首席フルート奏者をつとめるマーテン・ルートを中心としたピリオド楽器による三重奏団。管楽器のために数多くの作品を書いたライヒャの作品が、作曲当時に限りなく近い形で蘇る。

GLOSSA 1CD¥2400

GCD 920308
(2CD/特別価格)
\3600→¥3290
ボアディーリャのボッケリーニ
 ルイジ・ボッケリーニ(1743−1805):6つの弦楽三重奏曲Op.14
ラ・レアル・カマラ
〔エンリコ・ガッティ(Vn)、
エミリオ・モレーノ(Va)、
ガエタノ・ナッシロ(Vc)〕
ガッティのグロッサ第3弾は強力トリオによるボッケリーニ!ストラデッラのオラトリオ《スザンナ》(GCD 921201)、ヴィヴァルディのソナタ集Op.2(GCD 921202)に続くガッティ・ファン待望のグロッサ第3弾が登場!ここまで「オラトリオ」と「ソナタ」といった異なるスタイルのディスクを発表してきたガッティの新たなリリースとなるのはボッケリーニの「弦楽三重奏曲集」。イタリアに生まれ、作曲家としてだけでなく当代屈指のチェロ奏者として活躍していたボッケリーニ。「弦楽三重奏曲Op.14」はスペインに活動の場を移したボッケリーニが、1772年にボアディーリャで作曲した作品である。世界有数のピリオド楽器奏者による「ラ・レアル・カマラ」はとにかくメンバーが凄い。イタリアが生んだバロック・ヴァイオリンの巨匠エンリコ・ガッティ。18世紀オーケストラでヴィオラ・セクションのリーダーを務めるエミリオ・モレーノ。そしてガッティとの共演経験も豊富なバロック・チェロの鬼才ガエタノ・ナッシロといったバロック音楽ファン、ピリオド楽器ファンから大きな信頼を寄せられている世界的奏者たちによる強力アンサンブルなのだ。個々の能力の高さはもちろんのこと、アンサンブルの完成度も抜群!「ラ・レアル・カマラ」の奏でるボッケリーニが聴き手の心に感動という名の美しき風を届けてくれる——。2005年3月、フラン・ワレ教会(ベルギー)での録音。
GCD 922005
\2400
フランシスコ・ゲレーロ(1528/9−1599):
 ミサ曲《バビロンの流れのほとりにて》/めでたし、いと聖なる乙女/
 天の后よ、喜び給え/Si el mirar/Celsi confessoris/
 Ut queant laxis/In exitu Israel/
 Adios mi amor/Conditor alme siderum
マイケル・ヌーン(指揮)、
アンサンブル・プラス・ウルトラ、
スコラ・アンティクァ、
ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツ
レクイエムの感動が再び。マイケル・ヌーンによるゲレーロの新録音!ルネサンス音楽の大家ビクトリア、自らの師であったモラレスと並び立った16世紀スペイン最大の作曲家の1人フランシスコ・ゲレーロ。ここではゲレーロのミサ曲の中でも非常に珍しく貴重な録音として重宝されるであろう「バビロンの流れのほとりにて」に加えて、トレド大聖堂のクワイアー・ブックからマイケル・ヌーンが新たに発見したゲレーロ作曲による6曲の賛美歌などを収録している。ルネサンス時代のスペインで作曲されたポリフォニー音楽の演奏と解釈には絶大な実績と評価を持つマイケル・ヌーン。ヌーンはオーケストラ・オヴ・ザ・ルネサンスとのコンビで多くの名演を生み出してきており、その中でもゲレーロのレクイエム(GCD 921402)は至高の演奏として絶賛を受けている。ヌーン自身がディレクターを務める「アンサンブル・プラス・ウルトラ」、グレゴリオ聖歌のスペシャリスト集団「スコラ・アンティクァ」に加えて「ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツ」が参加するなど、充実の陣容は録音への強い意気込みの証拠と言えるだろう。2006年6月、サン・ミゲル教会(スペイン・クエンカ)での録音。
GCD 921613 ヴェルサイユ宮殿噴水ショー
 M-A・シャルパンティエ:行進曲、《テ・デウム》より/
 H・デマレ:《深き淵より》より/
 A・C・デトシュ:《カリロエ》より/
 J-B・ボワモルティエ:
  《異なる楽器または同一の楽器のための4声のソナタ第6番Op.34》より、
  《ダフニスとクロエ》より/
 J-B・リュリ:歌劇《プロセルピーヌ》より/
 ヘンデル:《水上の音楽》組曲第1番より
エルヴェ・ニケ(指揮)、
コンセール・スピリチュエル
「ヴェルサイユ宮殿噴水ショー」とは太陽王ルイ14世が築いたヴェルサイユ宮殿の庭園で行われるバロック音楽と噴水によるショーのことであり、毎年多くの観光客を集める1大イベントである。
このタイトルは、ニケ&コンセール・スピリチュエルによるこれまでの録音からの抜粋を集めたコンピレーション・アルバム。ルイ14世と同じ時代に生きたフランスの作曲家たちの作品を中心としているところもタイトルに相応しい。クォリティの高さを感じさせるフルカラーのブックレットもグロッサならでは。
GES 920913E
(Book+2CD/特別価格)
\4800→¥4390
モンテヴェルディ:歌劇《オルフェオ》 エマヌエラ・ガッリ(S)、
ミルコ・グァダニーニ(T)、
マリーナ・デ・リーゾ(A)、
クラウディオ・カヴィーナ(指揮&カウンターテナー)、
アンサンブル・ラ・ヴェネクシアーナ
全世界で3099部のみの完全限定!ラ・ヴェネクシアーナのオルフェオ登場!!モンテヴェルディの歌劇「オルフェオ」が1607年2月24日に初演が行われてから今年で400年。この初演後400年という区切りの年にラ・ヴェネクシアーナが遂に大作「オルフェオ」を録音!このラ・ヴェネクシアーナによる「オルフェオ」は、「ギリシャ神話オルフェオについて」、「ステファノ・ルソマンノとステファノ・アレジ、アルベルト・ベルナベによる解説」、そして「エドゥアルド・シュミットによる校訂版の歌詞とアレッサンドロ・スリッジョによる作曲当時の歌詞」が掲載された単行本サイズの重厚な書籍と2枚のCDがセットとなった特別仕様。しかも全世界で3099部のみという完全限定リリースなのである!冒頭のトッカータから別次元の音楽が響き渡るなど、ラ・ヴェネクシアーナによる絶妙のハーモニーと充実した古楽器の響きが最高の「オルフェオ」を創り上げている。96ページからなる英文表記の書籍はオルフェオに関する参考文献としての価値も非常に高く、演奏と文献の両面からアプローチすることの出来る前代未聞の「オルフェオ」の誕生である!鬼才クラウディオ・カヴィーナとラ ・ヴェネクシアーナのコンビは、イタリア・ルネサンス時代作品のスペシャリストとして確固たる地位を確立しているヴォーカル・アンサンブル。代表作であるモンテヴェルディ&ジェズアルドのマドリガーレ集が世界中から絶賛を受けるなど世界規模のアーティストとしてその評価は急上昇中。この6月には待望の初来日を果たすなど、日本でもその動向に大きな注目が集まっている。

GUILD 1CD¥2400

GMCD 7311 ゲオルク・シューマン(1866−1952):
 エルサレムよ、かたく建てられし町よ
  混声合唱のための3つのコラールとモテットOp.75/
  混声合唱のための5つのコラールとモテットOp.71(全曲世界初録音)
ジェラルディーヌ・マクグリーヴィ(S)、
マリー・ネルソン(S)、
マーク・フォード(指揮)、
パーセル・シンガーズ
ロベルト、クララ、そしてウィリアムでもない“シューマン”の合唱作品集。ザクセン地方に生まれたドイツの音楽家ゲオルク・シューマンは多くの合唱団の指揮者として活動したのち、1900年よりベルリン・ジングアカデミーの指揮者に就任。叙勲教授の称号を与えられ、50年という長期にわたりその任を務めた。またプロイセン芸術アカデミーの総裁といった要職も歴任している。指揮者としての経験が反映された合唱作品は、今回のリリースが世界初録音となる。
GMCD 7313 ポートレート
 マッシミリアーノ・マテシッチ(1969−):二重奏曲/
 R・グリエール:8つの小品/
 マーティン・ヴェットシュタイン(1970−):ローター・ラウム/
 E・シュールホフ:二重奏曲/
 G・F・ヘンデル(ハルヴォルセン編):パッサカリア
ダリア・ザッパ(Vn)、
マティア・ザッパ(Vc)
スイスの弦楽器奏者、ザッパ兄妹によるデュオ・アルバム。兄のマティアは、定期的に南アフリカのヨハネスブルク・フィルに招聘されベルリン・フィルのコンサートにも参加している実力派奏者。妹のダリアもドイツ語圏を中心に現在はソリスト、室内楽奏者として活躍している。マテシッチ&ヴェットシュタインの作品は世界初録音。
GMCD 7312 チューリッヒの音楽1500〜1900
 フルドリッヒ・ツヴィングリ(1484−1531):
  Herr, nun heb den wagen selb/
 ルートヴィヒ・センフル(ca.1486−1542/43):
  Intavolierungen aus dem Orgelbuch des Clemens Hor/
 ヨーハン・ヤーコプ・バッハオーフェン(1695−1755):宗教歌曲集/
 ヨハネス・シュミードリン(1722−1772):全能の神への賛歌/
 ヨハン・ハインリヒ・エグリ(1742−1810):宗教歌曲集/
 フィリップ・クリストフ・カイザー(1755−1823):歌曲、ソナタ/
 アントン・リステ(1772−1832):ファゴット・ソナタ/他 全27曲
様々なアーティスト
ギルドを中心とした既存音源を組み合わせたスイスの作品集。スイス音楽の半世紀での移り変わりを窺い知ることができる。チューリッヒ中央図書館とチューリッヒ大学の協力で実現となったタイトルでもある。

HORTUS 1CD¥2400

HORTUS 038 フランスのオルガン作品集 ——
 M・デュプレ:祈り、スケルツォ ヘ短調/
 フランク:カンタービレ、祈り/
 L・ヴィエルヌ:即興曲、Gargouilles et chimeres
ロラン・ファルシネリ(オルガン)
1920年パリ生まれの女流オルガン奏者ロラン・ファルシネリが1979年、1980年、1987年に開催したコンサートの演奏を集めたディスク。ファルシネリは1941年にデュプレと出会い親交を深めるなど、その作品の伝道者としても重要な役割を果たしてきている。
HORTUS 046 トン=ツァ・ティエ(1933−):
 ハープと管楽アンサンブルのための《Les jardins d'autre monde》/
 弦楽三重奏のための《Et la riviere chante l'eternite》/
 フルート、ヴィオラ、ハープとベトナムの伝統楽器のための《詩曲》
ファブリス・ピエール(指揮)、
アンサンブル・ル・タン・モデルン
パリ音楽院でジャン・リヴィエとアンドレ・ジョリヴェに作曲を師事したベトナムの作曲家トン=ツァ・ティエの作品集。現代的な手法とベトナムの伝統楽器の融合を目指したユニークな作品が並ぶ。
HORT 522 ハンガリーの風景 ——
 R・コーカイ:4つのハンガリー舞曲/
 L・ヴェイネル:Peregi Verbunk、Le berger triste、Danse des clochettes/
 M・ハイドゥ:3つの歌/
 F・ファルカシュ:ビハリの踊り/
 バルトーク:田舎の夕べ、スロヴァキアの若者の踊り、ルーマニア民族舞曲/
 E・コセット:シャンソン、チャルダッシュ、主題と変奏
イヴ・セヴェール(クラリネット)、
タンドゥ・ハイドゥ(P)
現在はソリストや指導者として活動中のフランス人クラリネット奏者イヴ・セヴェールは、かつて6シーズンに渡ってパリ・オペラ座管の奏者を務めた輝かしい経歴を持つ。バルトークやヴェイネル、ファルカシュなどハンガリーの民族的なリズム感が印象に残る。
HORTUS 050 バンジャマン・アラール〜プレイズ・バッハ ——
 J・S・バッハ:
  ソナタ イ短調BWV.965/同ハ長調BWV.966/
  協奏曲第7番ヘ長調BWV.978/ソナタ ニ短調BWV.964
バンジャマン・アラール(チェンバロ)
フランスが生んだ期待の逸材バンジャマン・アラールのリリース第2弾は大バッハ!リリース第1弾の「アンドレアス・バッハ写本」(HORTUS 045)に続くこの新譜は「チェンバロのための編曲作品」がテーマとなっており、ラインケンやヴィヴァルディ、そしてバッハ自身の作品から編曲された作品4曲を収録している。ちなみにアラールが使用しているチェンバロは、フィリップ・ユモーが1993年に製作したカール・コンラッド・フライシャー1720のレプリカ。とてもチェンバロを5年前から始めたとは思えない別次元の演奏を繰り広げており、その才能にはただただ驚嘆させられるばかり。しかもアラールはまだ22歳。その才能の底は見えそうにない。
HORTUS 049 19世紀フランスの宗教作品集 ——
 アルフレッド・ルフェビュール=ヴェリー(1817−1869):
  賛歌《アドロ・テ》、モテット《おお、救い主なるいけにえよ》、
  牧歌ト長調、行進曲ハ長調、クリスマス変奏曲、
  賛歌《L'encens divin》、アンダンテ、
  賛歌《Du Roi des cieux tout celebre la gloire》、アンダンテ、モテット/
 A・ギルマン:
  La Creche、Le repos de la Sainte-Famille、幼子イエス、メロディ/
 C・フランク:Morceau de Lecture
ヴァンサン・ジャンヴラン(Org)、
アンサンブル・ヴォーカル・アクサン・グラーヴ、他
サン=サーンスの師としても知られる19世紀フランスの音楽家ルフェビュール=ヴェリーがオルガニストを務めたサン・シュルピス教会、マドレーヌ教会のオルガンを使用して収録を行った宗教作品集。レーベルのメイン・アーティストでありディレクターも務めているジャンヴランがオルガンを担当。フランスのレーベルならではの職人技が光る。
HORTUS 014 サン=サーンス:
 ラプソディ第1番ホ長調/アヴェ・マリア/ラプソディ第2番ニ長調/
 聖体奉挙Op.13/アヴェ・ヴェルム/オッフェルトリウム・サラバンド/
 汚れなく/おお救い主よ/前奏曲とフーガ/タントゥム・エルゴ/
 前奏曲ハ短調/御身の保護のもとに/
 ラプソディ第3番ヘ長調/デウス・アブラハム
ヴァンサン・ジャンヴラン(Org)、
リラ・セラフィック
師であるルフェビュール=ヴェリーと同じくマドレーヌ教会のオルガニストを務めたサン=サーンス。オルガン独奏とヴォーカル・アンサンンブルとオルガンによる宗教作品は柔らかな響きが印象的。やはりオルガンの使い方は並々ならぬものがある。
HORTUS 045 アンドレアス・バッハ写本〜
 D・ブクステフーデ:シャコンヌ/
 J・S・バッハ:
  幻想曲ハ短調BWV.1121、
  ファンタジアと模倣曲ロ短調BWV.563、トッカータ ハ短調BWV.911/
 J・C・F・フィッシャー:前奏曲とシャコンヌ*/
 C・リッター:組曲嬰へ短調*/
 C・F・ポラローロ:奇想曲/
 M・マレ:組曲《アルシード》より/
 J・A・ラインケ:バレエ(10の変奏)*
ベンジャミン・アラール(Org&Cemb*)
オルガンと合唱をレパートリーの中心としているフランスのレーベル、オルトゥス(Hortus)より2枚の鍵盤作品集がリリース!オルガンとチェンバロを見事なまでに弾きこなすベンジャミン・アラールは、1985年生まれのフランスが生んだ逸材。7歳からピアノをスタートさせ、チェンバロはなんと5年前から学び始めたというアラールの演奏はフランスのメディアから大きな支持を受けている。その有り余る才能を日本で実感する機会が訪れるかもしれない。
HORTUS 048 マルキーズとマルセイエーズ〜
 エレーヌ・ド・モンジュルー(1764−1836):
  練習曲第62番変ホ長調/同第66番ホ短調/同第111番ト短調/
  同第99番ハ短調/フーガ第3番ト短調/練習曲第107番ニ短調/
  幻想曲ト短調/練習曲第114番へ短調/同第101番嬰ハ長調/
  同第106番ロ長調/同第104番変ト短調/
  ピアノ・ソナタ嬰へ短調(全曲世界初録音)
ブルーノ・ロビリアール(P)
オルトゥス初のピアノ・アルバム。革命前後のフランスにおける最大のヴィルトゥオーソ・ピアニストでもあったモンジュルーは、1795年に国立高等音楽院で初の女性教授に就任。当時のフランスで大いに活用された練習法を確立するなど教育者としても大きな功績を残している。またモンジュルーについては、フランス公安委員会の前でマルセイエーズの即興演奏を行ったことによりその命を救われたという逸話も存在している。全曲世界初録音。

HYPERION 1CD¥2300

CDS 44291/4
(4CD/特別価格)
\9300→¥8490
→¥4990(在庫限定)
J・S・バッハ:
 平均律クラヴィーア曲集第1巻BWV.846〜869/
 平均律クラヴィーア曲集第2巻BWV.870〜893
アンジェラ・ヒューイット(P)
鍵盤の天女からの贈り物は平均律クラヴィーア曲集!6大陸25ヶ国で開催される「アンジェラ・ヒューイット・バッハ・ワールド・ツアー」が2007年8月のオスロを皮切りとして遂にスタートする!この世界ツアーは、室内楽公演を除く全てのコンサート・プログラムが「平均律クラヴィーア曲集」で統一されるという画期的、そして壮大なスケールで展開される。ちなみに日本公演は2008年4月18日&20日(両日とも東京オペラシティ・コンサートホール)が予定されている。録音面ではヒューイットとハイペリオンの双方にとって一大事業となったバッハのレコーディングが、1994年のスタートから11年という長い年月をかけて完結したしたことは記憶に新しいところ。ヒューイットのバッハは全てのアルバムが至高の名演として全世界から絶賛を受けているが、今回はスタートが間近に迫った「バッハ・ワールド・ツアー」と連動する形でそのプログラムである「平均律クラヴィーア曲集」の全曲を収録したボックス・セットが限定盤として登場することに!ヒューイットのバッハ・アルバムの中でも特筆した人気を誇る「平均律クラヴィーア曲集」。2008年4月に予定されている来日公演に向けて熱気が高まっていくことだろう。この機会をお見逃し無く!
CDS 44301/5
(5CD/特別価格)
\9300→¥7490
ベートーヴェン:交響曲全集 チャールズ・マッケラス(指揮)、
スコットランド室内管弦楽団、
ジャニス・ワトソン(S)、
キャスリーン・ウィン=ロジャース(Ms)、
スチュアート・スケルトン(T)、
デトレフ・ロート(バス)、
フィルハーモニア管弦楽団、
エジンバラ祝祭合唱団
巨匠マッケラス登場!円熟のベートーヴェン全集!なんとハイペリオンから巨匠の円熟味あふれる至芸に満ちたベートーヴェンの交響曲全集が衝撃のリリースに!80歳を超えてますます精力的な活動を展開しているオーストラリア生まれの巨匠チャールズ・マッケラス。長年にわたってパートナーシップを築いてきたスコットランド室内管とフィルハーモニア管(第9番のみ)を率いてのベートーヴェンは、2006年のエジンバラ音楽祭でのライヴ録音。音楽祭でのライヴの熱気は相当のものだったようで、マッケラスが織り成す絶妙のテンポと緊張感、そして湧き上がるエネルギーが聴衆に新たな衝撃を与え大喝采を受けたというのだから期待せずにはいられない!交響曲第1番から第8番までは桂冠指揮者を務めるスコットランド室内管、第9番のみフィルハーモニア管を起用しているマッケラス。ソリスト陣にもマッケラスが全幅の信頼を置く名手たちが集うなど、マエストロにとっての理想的な布陣が実現したベートーヴェン全集の登場である。
CDA 67547 カール・アマデウス・ハルトマン(1905−1963):
 ヴァイオリンと管弦楽のための《葬送協奏曲》(1959年版)/
 無伴奏ヴァイオリンのための組曲第1番/同第2番/
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番/同第2番
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)、
ブリテン・シンフォニア
芸術家の一家に生まれたハルトマンは、ナチス・ドイツの政権下で国内亡命を余儀なくされながらも作曲活動を続けた20世紀ドイツの作曲家である。ナチスの台頭に激しい怒りと深い悲しみを覚えたハルトマンは、第2次世界大戦が勃発した1939年に「葬送協奏曲」の作曲を行っている。ハイペリオンにとっても新たなレパートリーへの第1歩となるこのディスクにソリストとして起用されたのは、1985年ロシア生まれの若きヴァイオリン奏者アリーナ・イブラギモヴァ。才色兼備のアリーナ・イブラギモヴァはヨーロッパを中心に、ここ日本でも注目度が急上昇中。今後の動向から目が離せない新星がまた1人登場だ!
CDA 67616 ルイ・シュポア(1784−1859):
 交響曲第1番変ホ長調/同第2番ニ短調Op.49/
 演奏会用大序曲ヘ長調WoO.1(世界初録音)
ハワード・シェリー(指揮)、
スイス・イタリア語放送管
ブラウンシュバイクで生を受けたシュポアは、19世紀ドイツのみならず初期ロマン派の器楽曲作曲家として優れた作品を残している。ヴァイオリン協奏曲やクラリネット協奏曲など、現代でも頻繁に演奏されるレパートリーがクローズアップされがちなシュポアだが、実は交響曲の作曲家としても名を馳せていたことは意外と知られていない。同世代のベートーヴェンと同じく9曲の交響曲(第10番も同じく未完)を書き上げており、今回は初期の2作品がハワード・シェリーのタクトによって収録されている。続編のリリースも予定されており、特にドイツ・ロマン派音楽のファンは要注目。カップリングの「演奏会用大序曲」は世界初録音。
CDA 67614 ニコラ・ゴンベール(c.1495−c.1560):
 苦難と不安/Hortus conclusus es/主よ、顧みたまえ/
 Virgo sancta Katherina/けがれなく(モノフォニー)/
 けがれなく、罪なく、貞節なり、マリア/
 主よ、思い出したもうことなかれ/
 我らが父よ/アヴェ・マリア/Ergone vitae/めでたし、いとも聖なるマリア
スティーヴン・ライス(指揮)、
ブラバント・アンサンブル
クレキヨン(CDA 67596)、マンシクール(CDA 67604)などフランドルの作曲家たちの作品を次々と手懸けてきた好調ブラバント・アンサンブル3枚目のリリース。ここにはルネサンス時代のフランドル楽派において、ジョスカンとパレストリーナの橋渡しとして重要な役割を果たしたとされるゴンベールの4声&5声のモテットを収録している。著名な音楽学者でもあるスティーヴン・ライスが率いるヴォーカル・アンサンブルが、知られざる16世紀合唱作品の宝石を掘り起こす。
CDA 67643 ウェストミンスター寺院の聖ミカエルおよび諸天使の日
 R・デリング:Factum est silentium/
 K・レイトン:祈り、応答/
 C-V・スタンフォード:詩篇148番/
 R・ヴォーン=ウィリアムズ:テ・デウム ト長調/
 ブリテン:神をたたえよ ハ長調/
 J・ラングレー:荘厳ミサ/
 M・ティペット:
  天使祝詞、Collegium Sancti Johannis Cantabrigiense/
 W・G・アルコック:詩篇91番/
 H・ハウエルズ:聖ミカエルへの続唱/
 J・ハーヴェイ:神を讃えよ
ロバート・クウィニー(Org)、
ジェームズ・オドンネル(指揮)、
ウェストミンスター寺院聖歌隊
前作エルガーの作品集(CDA 67593)に続くハイペリオンとウェストミンスター寺院のコラボレーション・アルバム第5弾。「聖ミカエルおよび諸天使の日」とは教会歴の9月29日(祝日)のことを指している。スタンフォード、ヴォーン・ウィリアムズ、ハウエルズ、ラングレー・・・ウェストミンスター寺院聖歌隊の典礼で歌われるラインナップの豊富さに驚かされる。
CDS 44271/3
(3CD)
\6900
ヘンデル:オペラ・アリアと序曲集 ——
 歌劇《アルミーラ》より/歌劇《リナルド》より/歌劇《シッラ》より/
 歌劇《アマディージ》より/歌劇《ジュリアス・シーザー》より/
 歌劇《アレッサンドロ》より/歌劇《テッサリアの王アドメート》より/
 歌劇《ペルシャ王シローエ》より/歌劇《パルテノーペ》より/
 歌劇《クレタのアリアンナ》より/歌劇《ダイダミア》より/他
エマ・カークビー(S)、
キャサリン・ボット(S)、
ロイ・グッドマン(指揮)、
ブランデンブルク・コンソート
3枚で分売されていたエマ・カークビーの歌うヘンデルのオペラ・アリア集がセットになって新装再発売!1704年に作曲された「アルミーラ」から1741年に初演が行われた「ダイダミア」までのオペラ・アリアや序曲を収録。ブランデンブルク・コンソートの溌剌とした演奏もリリース当時から好評を博している。CDA 66860、CDA 66950、CDA 67128の移行(新装)再発売。
CDA 67569
\2300→¥2090
アルカン:
 独奏ピアノのための協奏曲Op.39,Nos.8-10
  (短調による12の練習曲集Op.39より)/
 歌曲集第3集Op.65
アムラン(ピアノ)
ショパンやリストに匹敵するヴィルトゥオーソとして活躍し、歴史上で最も偉大なコンポーザー=ピアニストの1人として位置づけられているロマン派のフランス人音楽家アルカン。このアルバムのメインである「独奏ピアノのための協奏曲」は「短調による12の練習曲集」の8曲目から10曲目までの3曲で構成されており、第1楽章だけで約30分。全曲でなんと約50分の演奏時間と超絶技巧を要する規格外のスケールを持った作品として知られている。アムランはキャリアの初期から現在に至るまで多くの重要な場面でアルカンの作品を取り上げており、この知られざる巨匠への情熱はとてつもなく深く燃え上がるほど熱い。演奏には桁外れの技巧を必要とするため、取り上げられる機会を失い忘れられていたアルカンの作品を表舞台へと引き上げたのは、紛れもなくこの世界最強の“スーパー・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト”マルク=アンドレ・アムランなのだ。ちなみにアムランは過去にこの「独奏ピアノのための協奏曲」をMusic & Artsへ録音しており、今回のハイペリオンからのリリースは十数年の時を経て実現した期待度満点の再録音となる。前回の録音から全ての面でスケールアップを遂げたアムランが、ピアノの持つ表現力の限界に立ち向かう!
CDA 67562 パデレフスキ:
 ピアノ・ソナタ変ホ短調Op.21/
 創作主題による変奏曲とフーガ イ短調Op.11/
 創作主題による変奏曲とフーガ 変ホ短調Op.23
ジョナサン・プロウライト(P)
来たる2010年が生誕150年となるポーランドの巨星パデレフスキ。ここではピアニスト、コンポーザー=ピアニストとしてのパデレフスキではなく、純粋に「作曲家」としてのパデレフスキの姿にスポットライトを当てている。プログラムの中心となる壮大なスケールで1903年に作曲された「ピアノ・ソナタ」は、演奏者に高度な技巧と音楽性が要求されるパデレフスキの最高傑作である。パデレフスキのピアノ作品を弾くのは、ポーランドの音楽に並々ならぬ情熱を注ぎ込むイギリスの実力者ジョナサン・プロウライト。ハイペリオンからは既にストヨフスキのアルバムを2枚リリースするなど、ロマン派時代のポーランドで生まれたピアノ作品に対する世界有数の理解者として大きな支持を集めている。
CDA 67640 ヤコブ・ルニャール(c.1540−1599):
 Quod mitis sapiens nulli virtute secundus/
 ミサ曲《Super Oeniades Nymphae》/Exsultent iusti/
 わが魂よ、何ゆえに悲しみたるか?/Stetit Jesus/
 けがれなく、罪なく/ヤコブは嘆きぬ/
 東方の三博士の見た星/
 Ut vigilum densa silvam cingente corona
チンクエチェント
ヤコブ・ルニャールはハプスブルク家に仕え16世紀のプラハで活躍したフランドル楽派の音楽家。教会音楽の作曲家としても際立った作品と功績を残したことも知られている。「マクシミリアンⅡ世時代の宮廷音楽」(CDA 67579)で鮮烈なデビューを飾った「チンクエチェント」は、2004年10月に結成された新進気鋭の男声ヴォーカル・アンサンブル。チンクエチェントがルネサンス音楽の分野において重要な地位を確保するのは時間の問題だろう。
CDA 67564 ジョージ・ツォンタキス(1951−):
 ピアノと管弦楽のための《悲しみの人》、サラベスク/
シェーンベルク:ピアノのための《6つの小品》Op.19/
ベルク:ピアノ・ソナタOp.1/
ウェーベルン:ピアノのための変奏曲Op.27
スティーヴン・ハフ(P)、
アンドルー・リットン(指揮)、
ダラス交響楽団
2007年3月に行われたロイヤル・リヴァプール・フィルのコンサートで自作のチェロ協奏曲(ソリストはイッサーリス!)の世界初演を行い、指揮者デビューを果たすなど新たな境地を開拓しているスティーヴン・ハフの新たなる協奏曲録音!権威あるグロマイヤー賞、チャールズ・アイヴズ・リヴィング賞を勝ち取っているアメリカ人作曲家ツォンタキスのピアノ協奏曲は、ハフのために作曲されハフ自身の演奏によって2005年に初演が行われている。この「ピアノ協奏曲《悲しみの人》」はキリストが描かれた中世ビザンチンの絵画から受けたインスピレーションと、ベートーヴェン&メシアンからの影響によって誕生した「キリストの受難」を描く作品なのである。またカップリングされている新ウィーン楽派のピアノ作品に対するハフのアプローチも非常に興味深いところ。今回も気心知れたリットン&ダラス響のサポートを受けてハフが新たな旋風を巻き起こす!
CDA 67497 エドワード・ベアストー(1874−1946):合唱作品集
 Jesu, the very thought of thee/
 Blessed city, heavenly Salem/
 夕べの礼拝ニ長調/
 主よ、あなたはわれらの避難所である/
 If the Lord had not helped me/
 Let all mortal flesh keep silence/
 夕べの礼拝ト長調/5つの心の詩/Save us, O Lord
デイヴィッド・ヒル(指揮)、
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団、
ポール・プロヴォスト(Org)、
ロデリック・ウィリアムス(Br)、
ブリテン、シンフォニア
スタンフォードから続く伝統的な形式による教会音楽を残したベアストーは、ウィガン教区教会やリーズ教区教会、ヨーク・ミンスターのオルガン奏者としても活躍したイギリスの作曲家、オルガン奏者、そして指揮者である。長い伝統を誇るイギリスの名門合唱団がデイヴィッド・ヒルの見事な統率によって荘厳な歌声を響かせている。


HELIOS 1CD¥1500

CDH 55229 ポルトガルのポリフォニー音楽集Vol2
 マヌエル・カルドーソ(1566−1650):
  死にざるなり、わが心は飢え渇く、罪びとなりし声が、
  彼らは石を投げつけぬ、
  されどわれらことほがん、聖木曜日の哀歌/
 ジョアン・ロレンソ・レベロ(1610−1661):天使のパン/
 ペドロ・デ・クリスト(c.1550−1618):
  私たちに、大いなる神秘、幸いなるかな乙女マリアのみ体、
  アヴェ・マリア、第8旋法によるマニフィカト、
  サンクティシミ・クインケ・マルティレス/
 アイレス・フェルナンデス(生没年不詳):救い主のうるわしき母
ジェームズ・オドンネル(指揮)、
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ルネサンス時代のポルトガルで生まれたポリフォニーの傑作を聴く——。CDA 66512からの移行再発売。
CDH 55234 フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687−1762):
 トリオ・ソナタ第3番ヘ長調Op.1-9/
 合奏協奏曲《ラ・フォリア》/
 ソナタ ホ短調Op.1-3/
 トリオ・ソナタ第5番イ短調Op.1-11/
 トリオ・ソナタ第6番ニ短調Op.1-12/
 ソナタ イ長調Op.4-12/合奏協奏曲ト短調Op.7-2
パーセル・クヮルテット、パーセル・バンド
後期バロック時代を駆け抜けたヴァイオリンの天才によるラ・フォリア!CDA 66264からの移行再発売。
CDH 55241 ジョン・ダウランド(1563−1626):
 ぼくの受けた苦しみを、
 流れよわが涙、ファンシー、悲しみよとどまれ、
 エリザベス女王陛下のガリアード、今こそ別れねば、前奏曲、
 ファンタジー、恋人よ話しておくれ、
 蛙のガリアード、語れ真実の愛よ/
トーマス・キャンピオン:Author of light、なんどため息を/
作曲者不詳:Come tread the paths/
ウィリアム・ハニス:In terrors trapp'd/
トーマス・フォード:Since first I saw your face/
エドワード・ジョンソン:Eliza is the fairest queen/
ジョン・ダニエル:
 Eyes look no more、
 I die when as I do not see、Thou pretty bird/
アルフォンソ・フェッラボスコ:パヴァン
ジェイムズ・ボーマン(C-T)、
デイヴィッド・ミラー(Lute)、
キングズ・コンソートのヴィオール奏者たち
流れよわが涙。愛と悲しみを表現した旋律が心に染み渡る。CDA 66447からの移行再発売。
CDH 55235 マラン・マレ(1656−1728):
 組曲ハ長調/同ニ長調/同ホ短調/スペインのラ・フォリア
パーセル・クヮルテット、
ウィリアム・ハント(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フランスが輩出した天才ヴィオール奏者の作曲家としての姿を描いた作品集。CDA 66310からの移行再発売。
CDH 55301 エルガー:
 ヴィオラ・ソナタ ホ短調Op.82/ピアノ五重奏曲イ短調Op.84
ナッシュ・アンサンブル
イギリスのスーパー・アンサンブルが築いたエルガーのスタンダード。作曲者の意図を読み取った理想的なパフォーマンス。CDA 66645からの移行再発売。
CDH 55279 ヴィヴァルディ:オペラ・アリアとシンフォニア
 歌劇《グリセルダ》より/歌劇《ティト・マンリオ》より/
 歌劇《離宮のオットーネ》/歌劇《アデライーデ》より/
 歌劇《バジャゼ》より/
 歌劇《ダリウスの戴冠》より/歌劇《ウティカのカトーネ》より
エマ・カークビー(S)、
ロイ・グッドマン(指揮)、
ブランデンブルク・コンサート
イタリアの巨匠が遺した膨大なオペラの中から選りすぐられた醍醐味を味わえる!CDA 66745からの移行再発売。
CDH 55299 グリーグ:弦楽四重奏曲第1番ト短調Op.27/弦楽四重奏曲第2番へ長調 チリンギリアン弦楽四重奏団
イギリスの古豪が絶妙の演奏で北欧の香りを届けてくれる——。CDA 67117からの移行再発売。



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