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第39号マイナー・レーベル新録音新譜(4)



JECKLIN 1CD¥2500

J 4408-2
\2100
J・B・ヴァンハル:交響曲ト短調/
F・クロンマー:
 フルートとオーボエ、管弦楽のためのコンチェルティーノ ハ長調Op.65/
J・C・バッハ:交響曲ト短調Op.6-6
ラート・トシュップ(指揮)、
ギュンター・ルンペル(フルート)、
アンドレ・ラウール(オーボエ)、
カメラータ・チューリッヒ
モーツァルトと同世代の音楽家3人の管弦楽作品を収録。ヴァンハルは同世代というだけでなくモーツァルトとの共演を行うなど親交があったことでも知られている。チューリッヒの腕利きたちによる溌剌とした演奏も気持ちが良い。1981年&1969年の録音。
J 4406-2
\2100
イグナツ・ホルツバウアー(1711−1783):
 フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、ファゴットと
  コントラバスのための《3つの夜想曲》
ヴィンタートゥーア・バロック五重奏団、
ルドルフ・ウェーバー(ヴィオラ)、
ルドルフ・フレイ(コントラバス)
18世紀のマインハイム楽派で作曲家、指揮者、そしてマンハイム宮廷の楽長という重役を務めたホルツバウアーの室内楽作品。木管とチェンバロによるスイスのピリオド・アンサンブルの音色が18世紀の香りを放っている。1969年の録音。
JS 301-2 ヴェルナー・ヴェールリ(1892−1944):
 弦楽四重奏曲ト長調Op.8/三重奏曲Op.11-3/
 弦楽四重奏曲変ロ長調Op.37/チェロ・ソナタ ニ長調Op.47
オイラー弦楽四重奏団、グナール・ラーセン(ヴァイオリン)、
ヤコブ・ヘフティ(ホルン)、
アンネ・デ・ダデルセン(ピアノ)、
ゲルハルト・パウリカ(チェロ)
スイスのアーラウに生まれたヴェールリは1914年に弦楽四重奏曲第1番でモーツァルト賞に輝いた近代スイスの作曲家。後期ロマン派の流れを取り入れながらも新たな時代へと進んだ作曲者の人生が見えてくるようなディスクである。1989年、1992年の録音。
JS 311-2 エルマノ・マッジーニ(1931−1991):
 ヴァイオリンとコントラバス、ギターのための《トルソⅥ》/
 フルートとギターのための《5つのデザイン》/
 フルートのための《トリロジー》/
 無伴奏フルートのための《カントⅤ》/
 フルートとピアノのための《カントⅩⅦ》/
 ソプラノとフルートのための《天と地のはざま》
オルケス・トリオ、
ヴェルナー・ツムステク(フルート)、
ジャンネッテ・フィッシャー(ソプラノ)、
パトリシア・トーマス(ピアノ)
20世紀〜21世紀スイスの作曲家による作品を紹介する「スイスの風景(Szene Schweiz)」シリーズ。このシリーズに多数の作品を収録したマッジーニのフルートを中心とした作品が集められている。
1993年、1995年の録音。
JS 312-2 ウルリッヒ・ガッサー(1950−):オラトリオ《メルシレス・アルビタリネスの死》 ペーター・バウアー(指揮)、
アンサンブル《フルートを吹く人たち》、他
「スイスの風景(Szene Schweiz)」シリーズ。現代スイスの作曲家による12人の声楽と7人のフルート・アンサンブルという超絶の編成によるオラトリオ。滅多に体験できない不思議な音の世界がここにある。1995年のライヴ録音。
JD 504-2 オトマール・シェック(1886−1957):
 使者Op.18/彩られたリボンで/マリアの歌/ペレグリーナ第2番/
 An einem heitern Morgen/あこがれ/森の小鳥/
 神のみ旨によって/アグネス/聖ステファノの回廊で/
 Sapphische Strophe/森の小鳥/Septembermorgen/
 さあ行け!/s Seeli/ Zimmerspruch
エルンスト・ヘフリガー(T)、
カール・グレナハー(P&指揮)、
ウェッティンゲン室内合唱団、
セミナーコール・ウェッティンゲン、
ウェッティンゲン室内管
スイスのレーベル、イェックリン(Jecklin)の代名詞であるオトマール・シェックの作品集。テノール独唱と合唱、管弦楽を必要とする「使者」はレーナウの詩に曲を付けたシェック初期の代表作である。
この「使者」と歌曲を歌うのはなんとスイスが生んだ大テノール、エルンスト・ヘフリガー!スイスの偉大なる演奏家がスイスを代表する作曲家の作品を歌った貴重な記録である。1967年の録音。
JS 317-2 エルマノ・マッジーニ(1931−1991):
 弦楽四重奏のための《カントⅩⅣ》/
 尺八とコントラバスのための《浦上》/
 チェロと弦楽オーケストラのための《カントⅩⅥ》/
 弦楽四重奏のための《カントⅩⅩⅠ》
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、
田嶋直士(尺八)、
白土文雄(コントラバス)、
アニック・ゴーティエ(チェロ)、
クリストフ・エッシャー(指揮)、
スイス・イタリア語放送管
20世紀〜21世紀スイスの作曲家による作品を紹介する「スイスの風景(Szene Schweiz)」シリーズ。尺八とコントラバスという日本人奏者のデュオによる「浦上」は、浦上天主堂の被爆をテーマとした作品。1997年6月&1998年6月の録音。
JS 319-2 エルマノ・マッジーニ:
 弦楽四重奏のための《カントⅦ》/同《カントⅩⅣ》/同《カントⅩⅥ》
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス弦楽四重奏団
「スイスの風景」シリーズ。ゲヴァントハウス弦楽四重奏団は、その名の通りゲヴァントハウス管に所属する現役奏者たちによるアンサンブル。1991年に没したマッジーニの作品は、イタリアのイントラーニャで設立されたエルマノ・マッジーニ財団によって紹介が行われている。1998年6月&2002年3月の録音。
JS 310-2 マックス・E・ケラー(1947−):
 ギターのための《思い出》/
 ソプラノとアンサンブルのための《10の詩》/
 打楽器のための《Neungestalt》/
 木管七重奏のための《zerblasen》/
 アコーディオンのための《aushalten und bewegen》
クリストフ・イエギン(G)、
アンサンブル・オペラ・ノヴァ、
クリストフ・ブルンナー(Per)、
アンサンブル・アヴェントゥル、
テオドロ・アンツェロッティ(アコーディオン)
「スイスの風景」シリーズ。マックス・E・ケラーは1947年アーラウ出身の作曲家。このディスクにも収録されているギターやアコーディオンなど独自の手法による器楽作品が作曲家ケラーの中核となっている。1994年6月&1995年4月の録音。
JS 315-2 ワルター・ギーガー(1952−):室内オペラ《夕日の耳》 マリア・グラーナー(S)、
石野繁生(バリトン)、
オーケストリオ
「スイスの風景」シリーズ。「夕日の耳」は梅津勝一郎の原作、脚本とスイスのアーティストであるワルター・ギーガーの音楽による日本語歌詞の室内オペラ。ヴァイオリン、ギター、ダブルベースのアンサンブルと2人の独唱というユニークな編成で演奏される。1996年7月の録音。

KML

KML 1117
\2500→¥2290
シューベルト:
 幻想曲ヘ短調D.940/Op.103、
 アンダンティーノと変奏曲ロ短調D.823/Op.84-1
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448
カティア・ラベック(ピアノ)、
マリエル・ラベック(ピアノ)
2006年末にボレロを中心としたラヴェルの作品集を世に送り出し衝撃的なスタートを切ったラベック姉妹の自主レーベル「KML Recordings」。第1弾のラヴェル作品集「ボレロ」、第2弾のストラヴィンスキー&ドビュッシー作品集「白と黒で」に続く待望の第3弾はシューベルト&モーツァルトという王道の超強力プログラム!今回収録されているモーツァルトは、もちろん「2台のピアノのためのソナタ」。2006年に放送されたドラマ版「のだめカンタービレ」で演奏され爆発的なヒットとなったこの名作を、クラシック音楽界で絶大な存在感を放つ最強姉妹の演奏で聴くことができるのだから期待せずにはいられない!そしてシューベルト2作品の完成度も抜群!ラベック姉妹が放つ音の洪水によってシューベルトの世界にぐいぐいと引き込まれてしまい、何度も何度も繰り返し聴きたくなってしまう・・・そんな魅力に満ちた素晴らしい演奏が展開されている。「動のカティア、静のマリエル」と言われるラベック姉妹だからこそ醸し出せる見事なコンビネーションとドライブ感、色彩感、そしてリズム感がここにある。ピアノ・デュオの神髄を届けてくれる最強姉妹のシューベルト&モーツァルトは2007年1月の最新録音。聴き逃せない超強力盤の登場だ!

LINN

AKP 305
(SACD Hybrid Multichannel/
特別価格)
\2000
リン・レコーズ〜ザ・スーパー・オーディオ・サラウンド・コレクションVol.3 ——
 クレア・マーティン〜ヒー・ネヴァー・メンションド・ラヴ(AKD 295)/
 ジュディス・オーウェン〜ペインティング・バイ・ナンバーズ(AKD 299)/
 バーブ・ジュンガー〜ビューティフル・ライフ(AKD 283)/
 キャロル・キッド〜イエス・アイ・ノウ・ホエン・アイヴ・ハッド・イット(AKD 228)/
 クレア・マーティン〜ラヴ・アット・ラスト(AKD 243)/
 イアン・ショウ〜ア・ケース・オブ・ユー(AKD 276)/
 ゲオルゲ=エマヌエル・ラザリディス〜
  F・リスト:パガニーニによる大練習より(CKD 282)/
 スコットランド室内管弦楽団/
 W・A・モーツァルト:行進曲ニ長調K.189スコットランド室内管弦楽団 (CKD 287)
 アルトゥール・ピツァーロ&ヴィタ・パノマリオヴァイテ〜
  N・リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲より(CKD 293)/
 ジェイムス・ギルクリスト〜アイヴァー・ガーニー:ラドローとテムより(CKD 296)/
 ダンディン・コンソート〜G・F・ヘンデル:オラトリオ《メサイア》より(CKD 285)/
 ジョナサン=フリーマン・アットウッド〜R・アーン:クロリスに(CKD 294)/
 カペラ・ノヴァ〜ジェイムズ・マクミラン:ミサ・ブレヴィスより(CKD 301)/
 マキシミリアーノ・マルティン〜F・プーランク:クラリネット・ソナタより(CKD 280)/
 ラ・セレニッシマ〜A・ヴィヴァルディ:ソナタ第3番‘グラーツ’より Allegro(CKD 281)/
 ウィリアム・カーター〜サンティアゴ・デ・ムルシア:クンベエス(CKD 288)
リン・レコーズの様々なアーティストたち
リン・レコーズのSACDハイブリッド・サンプラー第3弾。リン・レコーズの誇る超一流の優秀録音と、レーベル代表する強力アーティストたちの演奏を集めたダイジェスト盤。SACDハイブリッドの入門盤としても最適!(  )=その作品が収録されているアルバムの品番となります。
CKD 293
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700→¥2490
リムスキー=コルサコフ:
 交響組曲《シェエラザード》Op.35/
 交響詩《サトコ》Op.5/スペイン奇想曲Op.34
アルトゥール・ピツァーロ(P)、
ヴィタ・パノマリオヴァイテ(P)
驚異のピアノ・デュオがアラビアンナイトの世界を描く!ラヴェルでの熱気と才気に満ちた名演が記憶に新しいリスボンが生んだワールド・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト、アルトゥール・ピツァーロのリン・レコーズでのリリースも今回で6枚目。注目の内容は、自らの教え子であり友人でもあるリトアニアの女流ピアニスト、ヴィタ・パノマリオヴァイテとのデュエットによるリムスキー=コルサコフ!オリジナルはご存知の通り「シェエラザード」を筆頭として管弦楽作品の名曲であるこの3曲。ここでは「シェエラザード」と「スペイン奇想曲」の2作品で、リムスキー=コルサコフ自身によるピアノ・デュオへのアレンジを使用。残る「サトコ」では、リムスキー=コルサコフの妻であり優れたピアニストとしても知られたナデージダによるアレンジを用いており、リムスキー=コルサコフ夫妻それぞれのアレンジを組み合わせているという点も非常に興味深い。リン・レコーズの強力なセールス・ポイントである超優秀録音が、作品の持つ壮大なスケールと圧倒的な色彩感を余すことなく伝えてくれることは確実。ピツァーロとパノマリオヴァイテがアラビアンナイトの世界への扉を開く!※SACD Hybrid盤のみのリリースとなります。
CKD 301
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
ジェイムズ・マクミラン(1959−):合唱のための新しい音楽
 テネブレ/ミサ・ブレヴィス/ストラスクライドのモテット
アラン・タヴナー(指揮)、
カペラ・ノヴァ
現在のスコットランドを代表する作曲家として同国の音楽分野を牽引するジェイムズ・マクミラン。発表された作品は様々なレーベルで次々とレコーディングが行われるなど、英語圏を中心に絶大な人気を誇っている。今回カペラ・ノヴァによって録音が行われた新たな宗教作品集は3曲全てが世界初録音となる。アラン・タヴナー率いるカペラ・ノヴァはこれまでに60曲を超える作品の初演を手懸けるなど、新作の演奏には定評がある。またカペラ・ノヴァは1987年から20年に渡ってマクミランと良好な関係を続け信頼関係を築いており、その作品の演奏や理解度の高さは他の追随を許さない。※SACD Hybrid盤のみのリリースとなります。

MARC AUREL EDITION

MA 20012
\2400
神の芸人〜中世イタリアのラウダ エリック・メンゼル(ディレクター)、
ヴォックス・レゾネイト
〔太刀川昭(カウンターテナー)、
ポール・カービィ(T)、
エリック・メンツェル(T)、
スティーヴン・グラント(バス)、
菅原徳尚(リュート)、
マルクス・タピオ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕
「宗教的賛美」という意味を持つ「ラウダ」とは中世、ルネサンス時代のイタリアで典礼以外の場で歌われた宗教歌曲の形式のこと。宗教作品としてだけでなく中世、ルネサンス時代のイタリアにおける音楽の発展を証明する重要な役割を果たしている。ちなみにアルバムタイトルの「神の芸人(Joculatores Dei)」とは、当時のイタリアでラウダを歌った歌手たちの呼び名である。注目の日本人アーティスト、太刀川昭と菅原徳尚がメンバーに名を連ねるヴォックス・レゾネイトは、エリック・メンゼルとスティーヴン・グラントによって1996年に結成された4人の男声ヴォーカルと2人の古楽器奏奏者によるアンサンブル。ケルンのライン・ルネサンス音楽祭やオランダのドラード音楽祭、ムジカ・サクラ・シリーズ、フィンランド放送古楽音楽祭、ドイツのヴァイルブルク城音楽祭などで大絶賛を受けている。

METRONOME

METCD 1082
\2500
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679−1745):
 レクイエム ハ短調ZWV.45/
 ミゼレーレ ハ短調ZWV.57/エレミアの哀歌ZWV.53より
グレース・ダヴィッドソン(S)、
ジェームズ・ボーマン(C-T)、
ベンジャミン・ヒューレット(T)、
サイモン・ホワイトリー(Bs)、
フィオーリ・ムジカーリ管&合唱団、
ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツのメンバー
ボヘミアで生を受けドレスデンで活躍したバロック時代の作曲家ゼレンカは、ドレスデン宮廷での目覚しい活躍によって同世代の大バッハからも称賛されたほどの才能の持ち主。また戦争によって大半が焼失してしまったものの、数多くの優れた宗教作品によって「ボヘミアのバッハ」と呼ばれ現在再評価が進んでいる作曲家である。知られざるバロック音楽に精通するイギリスの女流音楽家ペネロペ・ラプソンによって1983年に結成されたフィオーリ・ムジカーリの洗練された演奏がゼレンカの作品を感動的に響かせる。
METCD 1077
\2500
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947−):ピアノ作品集(1994−2001)
 ソナタ第5番/2つの夜想曲/夜想曲第3番/
 同第4番/2つの残酷な夜想曲/横の塵
ニコラス・ホッジス(P)
パレルモ生まれの現代イタリアの大作曲家シャリーノが1994年から2001年にかけて作曲を行った全てのピアノ作品を網羅したアルバム。シャリーノの作品はアムランも弾いており、ポリーニもモーツァルトの協奏曲録音にシャリーノによるカデンツァを用いるなど、世界の名ピアニストたちからも注目を集める存在なのである。ニコラス・ホッジスは、これまでにフィニッシーやガーシュウィンのアレンジ集、バートウィッスルなど高度な技巧を要するレパートリーの録音を行っている。

MSM

MSM 0003
\1700
(クリスマス特別価格)
クリスマス・アルバム ——
 アドルフ・アダン(1803−1856):おお、聖夜/
 アレクサンドラ・パフムトワ(1929−):雪娘/
 伝承曲:御使いうたいて/
 D・H・ジョンソン:
  キャロル《Of the Father's Heart Begotten》による幻想曲/
 山田耕筰(1886−1965):ペチカ(日本語歌唱)/
 フェミ・マリア・アルヴァレス(1833−1898):祈り/
 ペーター・コルネリウス(1824−1874):三人の王/
 フランツ・グルーバー(1787−1863):きよしこの夜/
 シューベルト(1797−1828)/
 メリヒャル:千人の天使の合唱
アンテ・アルカラ(T)、
パヴォル・ブレスリク(T)、
ロドニー・クラーク(B・Br)、
藤村実穂子(Ms)、
ウーキュン・キム(T)、
ディミトリー・コルチャク(T)、
シルヴィ・ヴァレル(S)、
カメラータ・オヴ・ロンドン
実力者勢揃い!聖夜を華やかに彩る新しいクリスマス・アルバム!イギリスのアーティスト・マネージメント会社である「マイケル・ストアーズ・ミュージック」が若き才能を世界へと発信していくために設立した自主レーベル「MSM」。「マイケル・ストアーズ・ミュージック」には、カレーラス、キリテ=カナワ、ヴィラゾン、ターフェルといった大物歌手や、ベルティ、コルチャク、ヴァレルなど素晴らしき才能を持った若き歌手たちが数多く所属している。「MSM」レーベル第3弾となる新譜は、「マイケル・ストアーズ・ミュージック」に所属する総勢7名の歌手たちが創り上げたこれからの時期にピッタリのクリスマス・アルバム。バイロイト音楽祭の「指輪」でフリッカ役として出演し、その名を一気に世界へと広めた藤村実穂子の歌う「ペチカ」。「サロメ」で旋風を巻き起こすなど日本でも人気の高いソプラノ奏者シルヴィ・ヴァレルが歌う「御使いうたいて」。そしてキム、藤村、アルカラ、ブレスリクの4人が歌う「きよしこの夜」など収録内容は超充実!イギリスの室内楽団カメラータ・オヴ・ロンドンが奏でる伴奏の音色も絶妙。クリスマスの定番レパートリー「きよしこの夜」からパフムトワの「雪娘」までを取り上げた多種多彩なプログラムも魅力的である。聖夜を華やかに彩る新しいクリスマス・アイテム。期待の歌手たちの素晴らしき歌声に酔いしれてみては?

MUSIQUE SUISSES

MGBCTS-M107
\2500
ピアノ・デュオのための作品集 ——
 ルドルフ・ケルターボーン(1931−):
  2台ピアノのためのソナタ、ピアノのための小品Ⅶ/
 ミシェル・ロス(1976−):Molasse Vivante/
 クシシュトフ・マイヤー(1943−):カラフルな即興曲/
 ディーター・アマン(1962−):Regard sur les Traditions
アドリアン・ソース(P)、
イヴォ・ハーグ(P)
スイスを拠点に活躍中のピアノ・デュオによるスイス作曲家の作品集。ケルターボーンのソナタなど高度なテクニックとアンサンブル能力が問われる作品を巧みに弾きこなしている。

NEW WORLD 1CD¥2300

80668-2 デイヴィッド・ローゼンブーム(1947−):未来への旅 デイヴィッド・ローゼンブーム(ピアノ)、
電子楽器、他
前衛音楽、実験音楽の大物であり「脳波の音楽」で知られるアメリカの作曲家ローゼンブーム。電子音楽ながらどことなく聴けてしまうので現代音楽が苦手な人にもおすすめ。
80667-2 ニック・ディドコフスキ(1958−):アイス・クリーム・タイム ニック・ディドコフスキ(エレキ・ギター)、
ビート・ホフステッター(ソプラノ&バリトン・サクソフォン)、他
ニック・ディドコフスキはニューヨークを活動の拠点とする現代音楽の作曲家。冒頭の「アイス・クリーム・タイム・ソング」はインパクト大。
80669-2 ジョン・ルーサー・アダムス(1953−):ルー・ハリソンのために スティーヴン・ドルーリー(指揮)、
カリサムピアン・コンソート
アメリカの作曲家ジョン・ルーサー・アダムズ(ジョン・クーリッジ・アダムズとは別人)の三部作の最後となるこの作品は、タイトルの通り2003年に他界したルー・ハリソンに捧げられたもの。ピアノを中心とした幻想的な音楽が63分間展開される。
80673-2 エリック・リチャーズ(1935−):
 ファイナルベル/タイムズ・レーシング/私の大叔母ジュリア/
 コンチ・ミュージック/harte's bels/The Bells Themselves/チキン・ベル
デイヴィッド・ケック(Bs・Br)、
ポール・シアヴォ(Ob)、
グレッグ・パーンハーゲン(Br)、他
エリック・リチャーズは1935年にニューヨークで生まれた現代アメリカの作曲家。16のカウベルのための「ファイナルベル」など完成度の高い独特な作品が並ぶ。
80681-2
(2CD)
\4600
ラルフ・シャピー(1921−2002):
 ピアノのための21の変奏/弦楽四重奏曲第6番/
 同第7番/コラールと変奏/スリー・フォー・シックス
ワンダ・マキシミリアン(P)、
レキシントン弦楽四重奏団、
シカゴ大学コンテンポラリー・ジャズ・プレーヤーズ、他
ラルフ・シャピーはシカゴ大学コンテンポラリー・ジャズ・プレーヤーズの指揮なども務めたアメリカの現代作曲家。CRI音源の復刻CD化。

NIMBUS 1CD−R¥2300

NI 5616 20世紀の無伴奏チェロ作品集 ——
 ヒンデミット:ソナタOp.25-3/
 E・クルシェネク:組曲Op.84/
 L・ダラピッコラ:シャコンヌ、間奏曲とアダージョ/
 G・リゲティ:ソナタ/
 H・W・ヘンツェ:セレナーデ/
 イベール:ギルラツァーナ/
 ルトスワフスキ:7つの変奏/
 A・ライマン:ソロ/
 V・D・キルヒナー:Und Salomo sprach...(世界初録音)
ヴォルフガング・ベッチャー(チェロ)
1958年から1976年までの18年間にわたって帝王カラヤン時代のベルリン・フィルの首席チェロ奏者を務めたヴォルフガング・ベッチャー。ベルリン・フィルの退団後はベルリン芸術大学の教授として後進の指導にも積極的に携わってきたベルリン生まれの世界的な名奏者である。近年日本へは草津国際音楽アカデミー&フェスティヴァルのために来日を果たしておりその実演に触れる機会も増えてきている。数ある無伴奏チェロのための近現代作品集の中でもトップクラスに位置づけられる熟練の演奏である。1997年9月12日〜15日の録音。
NI 5631 ショスタコーヴィチ:
 ヴァイオリン・ソナタOp.134/
ペンデレツキ:無伴奏ヴァイオリンのためのカデンツァ/
ペルト:鏡の中の鏡/
シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ第3番、きよしこの夜
ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)、
サイモン・マリガン(ピアノ)
現在はボザール・トリオのメンバーとして活躍中するダニエル・ホープ。ショスタコーヴィチを中心としたこのディスクは、ザハール・ブロンの下でヴァイオリンを学び長年にわたってメニューインと共演を続けたダニエル・ホープがニンバス時代に収録した録音の第2弾となったもの。特にショスタコーヴィチの演奏は、リリース時に各方面から大絶賛を受け名演の1つとして現在も高く評価されている。1999年8月5日〜7日の録音。
NI 5617 モーツァルト:
 ピアノ三重奏曲第3番変ロ長調K.502/
 同第4番ホ長調K.542/同第5番ハ長調K.548
ウィーン・ピアノ・トリオ
ニンバスにドヴォルザークやベートーヴェン、ハイドン、メンデルスゾーンなどの録音を行ってきたウィーン・ピアノ・トリオは、1988年に結成され世界各国でのコンサート活動を行ってきたオーストリアのアンサンブル。ヴァイオリンのレディクの使用楽器はグァダニーニ1771。1999年5月1日〜4日の録音。
NI 5637 マイ・リーダー・ランド〜
 ニコラエ・ブレタン(1887−1968):歌曲集Vol.1
  Inima/Hazamegyek a Falumba/
  Cucule, de ce nu vii?/
  In Fereastra Dinspre Mare/他、全22曲
ルドヴィク・コンヤ(バリトン)、
フェルディナンド・ワイス(ピアノ)
ハンガリーで生まれルーマニアで没した作曲家ニコラエ・ブレタン。ニンバスにはオペラを中心とした声楽作品の録音が行なわれており、この歌曲集も東ヨーロッパ音楽のファンや声楽ファンにチェックしていただきたい作品集となっている。1973年〜1976年の録音。
NI 5640 マイ・リーダー・ランド〜
 ニコラエ・ブレタン(1887−1968):歌曲集Vol.2
  S-acele dulci pareri de rau/Die Botschaft/
  Padurea/Gazel/La groapa Lui Laie/他、全24曲
ルドヴィク・コンヤ(バリトン)、
フェルディナンド・ワイス(ピアノ)
続いてブレタンの歌曲第2集。収録作品はいずれも貴重な録音。1973年〜1976年の録音。
NI 5108
¥2090
シューマン:
 クライスレリアーナOp.16/交響的練習曲Op.13
ヴラド・ペルルミュテール(P)
名演の復刻などにより再び脚光を浴びているヴラド・ペルルミュテール。生まれ故郷の旧ソ連を離れ21歳でフランス国籍を取得したペルルミュテールは、モシュコフスキとコルトーにピアノを師事。さらにラヴェル本人から直接指導を受け、世界屈指のラヴェル弾きとして存在感を放ち続けたことはあまりにも有名。ラヴェルとショパンがぺルルミュテールのレパートリーの双璧を成していたが、シューマンやベートーヴェン、そしてフォーレなどニンバス(Nimbus)への録音はいずれも屈指の名演として知られている。1982年6月9日&1985年12月9日の録音。(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。)
NI 5133
¥2090
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57《熱情》/
 同第26番変ホ長調Op.81a《告別》/
 《エロイカ》の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調Op.35
ヴラド・ペルルミュテール(P)
1987年12月18日&1974年の録音。
NI 5165
¥2090
フォーレ:
 主題と変奏嬰ハ短調/夜想曲第1番変ホ短調Op.33-1/
 即興曲第2番ヘ短調Op.31/夜想曲第6番変ニ長調Op.63/
 舟歌第5番嬰ヘ短調Op.66/夜想曲第7番嬰ハ短調Op.74/
 即興曲第5番嬰ヘ短調Op.102/
 夜想曲第12番ホ短調Op.107/同第13番ロ短調Op.119
ヴラド・ペルルミュテール(P)
1982年3月9日&9月21日〜22日の録音。
NI 5299
¥2090
シューマン:幻想曲ハ長調Op.17/
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
ヴラド・ペルルミュテール(P)
1990年10月9日〜11日、1974年10月21日〜22日の録音。
NI 5340
¥2090
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53《ワルトシュタイン》/
ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39/
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲ニ短調Op.54/
ラヴェル:組曲《マ・メール・ロワ》*
ヴラド・ペルルミュテール(P)、
エイドリアン・ファーマー(P)*
1982年3月9日、1986年5月21日、1990年10月9日〜11日の録音。
NI 5608/11
(4CD/特別価格)
\4800
J・S・バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻&第2巻 バーナード・ロバーツ(P)
ダーティントン国際サマー・スクールなどで長年にわたって活躍したマンチェスター生まれのベテラン・ピアニスト、バーナード・ロバーツ。このバッハは、同じくニンバスに録音されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集と並ぶロバーツの代表盤として親しまれてきたもの。1998年の録音。
NI 5647/8
(2CD/特別価格)
\3600
J・S・バッハ:オルガン作品全集Vol.12 ——
 幻想曲ト長調BWV.572/トリオ・ソナタ第4番ホ短調BWV.528/
 トッカータ嬰ヘ短調BWV.910/幻想曲ト長調BWV.571/
 前奏曲とフーガ ト長調BWV.550/
 コラール・パルティータ ト長調BWV.771/
 トリオ・ソナタ第3番ニ短調BWV.527/
 前奏曲とフーガ ハ長調BWV.545/他
ケヴィン・ボウヤー(Org)
1961年イギリスのサウスエンド・オン・シー出身のオルガン奏者ケヴィン・ボウヤーによって1998年に収録されたバッハ・シリーズの第12巻。録音にはデンマークの都市オーデンセにある聖ハンス教会に設置されているMarcussen&Son製のオルガンを使用している。
NI 5614 シェーンベルク:浄夜Op.4/
R・シュトラウス:
 メタモルフォーゼン、カプリッチョからの前奏曲Op.85
ブランディス弦楽四重奏団、
ヴァルター・キュスナー(Va)、
ディートマル・シュヴァルケ(Vc)、
ライナー・ゼペリッツ(コントラバス)
ベルリン・フィルの元コンサート・マスター、トーマス・ブランディスをリーダーとして1976年に結成されたブランディス弦楽四重奏団による近代ドイツ語圏の作品集。深く掘り下げられた解釈と演奏を聴くと、改めてベルリン・フィルのレベルの高さを実感させられる。1998年6月13日〜18日の録音。
NI 5652/5
(4CD/特別価格)
\4800
ハイドン:交響曲全集Vol.5
 交響曲第70番〜第81番
アダム・フィッシャー(指揮)、
オーストリア・ハンガリー・ハイドン管
フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーが自ら創設したオーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団と創り上げたハイドンの交響曲全集は、同コンビの代表作として有名なもの。ちなみに録音は全てエステルハージ宮殿のハイドンザールで行われている。1997年6月&1998年5月の録音。BRILLIANTの全集にはすでに収録されているもの。
NI 5650 パレストリーナ:
 義人らよ、主において喜び踊れ/ミサ曲《われヨハネを見る》/
 義人らの魂は/ミサ曲《天にましますわれらの父よ》/
 天にましますわれらの父よ
スティーヴン・ダーリントン(指揮)、
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
現在はアヴィー(Avie)から録音のリリースを行っているダーリントン&オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊。ニンバス時代の録音でも得意とするルネサンス音楽のハーモニーが美しく響く。1996年7月1日〜2日の録音。
NI 5664 P・グラス:オルガンのための作品集
 ダンスⅡ、「サティアグラハ」より第3幕のフィナーレ、ダンスⅣ/
クリストファー・バウワーズ=ブロードベント(1945−):
 デュエットとカノン(世界初録音)
ケヴィン・ボウヤー(Org)
一大事業となったニンバスの「バッハ・オルガン作品全集」で演奏を担当したケヴィン・ボウヤー。グラス、ペルト、グバイドゥーリナなど近現代のオルガン作品への取り組みも非常に活発。1999年6月1日〜2日の録音。
NI 1732
(6CD/特別価格)
\7200
シューベルト:
 ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調D.568,Op.122/同第19番ハ短調D.958/
 同第9番ロ長調D.575,Op.147/同第18番ト長調D.894,Op.78《幻想》/
 同第4番イ短調D.537,Op.164/同第20番イ長調D.959/
 同第15番ハ長調D.840《レリーク》/同第17番ニ長調D.850,Op.53/
 同第13番イ長調D.664,Op.120/同第16番イ短調D.845,Op.42/
 同第14番イ短調D.784,Op.143/同第21番変ロ長調D.960
アラン・マークス(P)
アメリカのシカゴで生まれ、レオン・フライシャーとベンジャミン・カプランの下でピアノを学んだアラン・マークスのシューベルト。マークスは、サティの「ヴェクサシオン」の録音を行ったことでも話題を呼んだピアニストである。マークスの死去の前年である1994年の1月から3月にかけてベルリン・フィルハーモニーの小ホール「カンマームジークザール」で行われたコンサートを収録したライヴ録音。(NimbusはCD-R盤でのご提供となります。)
NI 1731
(3CD/特別価格)
\4800
D・スカルラッティ:鍵盤楽器のためのソナタ全集Vol.7
 ソナタK.141〜147、K.94〜95、K.97/ソナタ ニ短調/同ト長調/
 同ニ長調/同イ長調/同イ長調/同イ長調/同ホ長調/同ト長調/
 同ニ短調/同イ長調/同ハ長調/同ト短調/同ト長調/
 ソナタK.31〜42、K.202〜205、K.356〜357、K.452〜453、K.544〜555
リチャード・レスター(Cemb)
サイレンスター古楽音楽祭では音楽監督、同じくサイレンスターのパリッシュ教会では指揮者を務めるリチャード・レスターによるスカルラッティのソナタ全集も今回の第7巻で遂に完結。筆写譜などの未出版のソナタが収録されている。2004年〜2005年の録音。
NI 5675 オルガンのための音楽
 E・ラウタヴァーラ:
  トッカータOp.59、Laudatio Trinitatis、Ta Tou Theou Op.30/
 S・グバイドゥーリナ:明と暗/
 A・ペルト:
  Mein Weg hat Gipfel und Wellentaler、トリヴィウム、
  Annum per annum、断続する平行/
 H・グレツキ:カンタータOp.26
ケヴィン・ボウヤー(Org)
壮大なスケールで展開される「バッハのオルガン作品集」を築いたケヴィン・ボウヤーの「ペルトのオルガン作品全曲」を中心としたオルガン作品集。近代作品への積極的な取り組みもボウヤーの特徴である。1999年5月〜6月の録音。
NI 5673/4
(2CD/特別価格)
\3600
J・S・バッハ:6つのパルティータBWV.825〜830 バーナード・ロバーツ(P)
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集などニンバス(Nimbus)へ数多くの録音を行ってきたイギリス人ピアニスト、バーナード・ロバーツ。このパルティータ集では、ベテランらしい懐の深いバッハを聴くことが出来る。2000年7月〜9月の録音。
NI 5699 イギリスのチェロ・ソナタ集
 ブリッジ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.125/
 ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調Op.65/
 A・ゲール:チェロ・ソナタOp.45/
 H・ワトキンス:チェロ・ソナタ
ポール・ワトキンス(Vc)、
ヒュー・ワトキンス(P)
20歳でBBC響の首席チェロ奏者に就任し、現在はナッシュ・アンサンブルなど第一線で活躍するポール・ワトキンス。ポールの実弟でコンポーザー=ピアニストであるヒュー・ワトキンスとの兄弟デュオは、抜群の一体感を醸しだしている。2001年6月10日〜14日の録音。
NI 5661 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲ト長調Op.1-2/同ハ短調Op.1-3 ウィーン・ピアノ・トリオ
ウィーン・ピアノ・トリオは、1988年に結成され世界各国でのコンサート活動やニンバスへ録音を行ってきたオーストリアのアンサンブル。ヴァイオリンのレディクの使用楽器はグァダニーニ1771。1998年2月2日〜5日の録音。

NORCD

NORCD 766
\2500
メイド・ディス ——
 エレクトル/クローム・ヒル/ムーン・ティント/アウトカム/ハウス/
 インサビアティ/シルヴァースミス/バッハ/
 イン・ザ・ミドル・オヴ・ザ・ナイト/アングーラ・モーメンタム/ヴァルス
イープル・トリオ

ONYX 1CD¥2400

ONYX 4026
¥2190
ショスタコーヴィチ:
 ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8/
 2つのヴァイオリンとピアノのための《5つの小品》(レフ・アトフミアン編曲)/
 ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
ジュリアン・ラクリン(Vn)、
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)、
ユーリ・バシュメット(Va)、
ミッシャ・マイスキー(Vc)、
イタマール・ゴラン(P)
時は2006年12月。舞台はムジークフェライン。奇跡のアンサンブルによるショスタコーヴィチのライヴが登場!レーベルの設立以来、充実の内容と絶大なインパクトを兼ね備えたアルバムを次々と打ち出してきたオニックス(Onyx)。今回はレーベル創設以来最大級のスケールとなる超豪華アーティストたちの共演による超強力盤が登場!ラクリン、ヤンセン、バシュメット、マイスキー、ゴラン・・・世界中を飛び回り多忙を極める5人の超一流奏者たちが2006年12月にショスタコーヴィチの生誕100年を祝うため、そして気心知れた仲間たちとアンサンブルを行うためウィーンに集ったことにより実現したコンサートのライヴ録音なのである!抜群のコンビネーションを聴かせてくれるラクリンとヤンセンのデュオによる「5つの小品」の見事な完成度はもちろんのこと、やはり最大の注目は「ピアノ五重奏曲」。5人の超一流奏者が紡ぐ別次元の音楽が黄金のホール“ムジークフェライン”を包み込む!大注目!2006年12月11日、ムジークフェラインでのライヴ録音。
ONYX 4021 アパリション ——
 H・パーセル:
  しばしの間の音楽、もし音楽が恋の糧なら、
  ああ!恋することは何とすばらしい、幾重にも幸せな恋人たち、
  ばらの花はよりかぐわしく、ばらの花園の木陰から、
  わが苦悩のすべて、祭壇を飾れ、ディドの嘆き
 G・クラム:
  声楽とピアノのための《3つの初期の歌曲》、
  ソプラノとアンプリファイド・ピアノのための《アパリション(幽霊)》
クリスティーネ・シェーファー(S)、
エリック・シュナイダー(P&アンプリファイド・ピアノ)
シェーファーが「愛と死」の物語を歌う ——。シューベルトの「冬の旅」(ONYX 4010)に続くクリスティーネ・シェーファーとエリック・シュナイダーのパートナーシップによる待望のリリース第2弾は、「ディドの悲劇」に代表されるパーセルが書いた17世紀の歌曲集と、20世紀アメリカの作曲家クラムの歌曲集をカップリングした意欲作。300年という年月を隔てているパーセルとクラムの組み合わせに「愛と死」という物語性を見出したシェーファーとシュナイダーは、このプログラムをコンサートでも度々取り上げている。またフランス国立自然史博物館で撮影されたウェディング・ドレスを着たシェーファーが骨に囲まれるという見るものに強烈な印象を残すジャケット・デザインは、恋心や切なさという愛を歌った「パーセル」と美しき死への道筋を提示した「クラム」の作品の関係を視覚的に表現したものなのである。現在最も美しい輝きを放つソプラノ奏者クリスティーネ・シェーファーが時代や作曲者の垣根を越えた「愛と死」の物語を歌う ——。
ONYX 4025 エルガー:
 ヴァイオリン協奏曲ロ短調Op.61/
 弦楽セレナード ホ短調Op.20
ジェームズ・エーネス(Vn)、
アンドルー・デイヴィス(指揮)、
フィルハーモニア管
さらなる飛躍へ・・エーネスのエルガー!オニックスへのデビュー・タイトルとなった「20世紀のヴァイオリン協奏曲集」(ONYX 4016)の成功で高いポテンシャルが本物であることを証明したジェームズ・エーネスが難曲エルガーに挑む!これまでの活動の成功によって30歳という若さで「地球上に存在する4〜5人の完璧なヴァイオリン奏者の1人」とまで称されるなど、ハイフェッツやメニューインといった巨匠たちの後継者としての評価を確固たるものとしている。オニックスのエルガー生誕150年記念としてリリースされるエーネスのエルガーは、なんと2007年5月というわずか数ヶ月前にクイーン・エリザベス・ホールで行われたコンサートの熱気の冷めやらぬライヴ録音なのである。タクトを執ったアンドルー・デイヴィスも「エーネスのエルガーが最も素晴らしい!」と大絶賛。今回のエルガーでエーネスの名声がさらに飛躍することは間違い無さそうだ。
ONYX 4022 ただ憧れを知るものだけが ——
 チャイコフスキー:
  太陽は沈んだ、子守歌、なぜ?、かつてのように私はひとりに、
  そんなに早く忘れて、ただ憧れを知るものだけが/
 ドビュッシー:シャルル・ボードレールの5つの詩/
 R・シュトラウス:
  セレナードOp.17-2、万霊節Op.10-8、幸せに満ち足りてOp.37-1、
  解き放たれた心Op.39-4、憩えわが魂Op.27-1、
  ひそかなる誘いOp.27-3、ツェツィーリエOp.27-2
アマンダ・ルークロフト(S)、
マルコム・マルティヌー(P)
ルークロフト、初のリサイタル・プログラム!キャリアの全盛期を迎えていると言っても過言ではない世界有数のオペラ歌手アマンダ・ルークロフトがオニックスに登場。ガーディナーの指揮によるモーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」の録音やメータ率いるバイエルン州立歌劇場の来日公演「フィガロの結婚」への出演など、オペラの舞台で輝かしい活躍を続けてきたルークロフトにとって意外にも今回のリサイタル・プログラムが初のソロ・アルバムとなる。全て原語で歌われる収録プログラムは、チャイコフスキー、ドビュッシー、そしてR・シュトラウスといったルークロフト自身の重要レパートリー。充実の時を迎えているルークロフトの魅惑的な歌声を存分に堪能することの出来る珠玉のアルバムの登場である。
ONYX 4023 G・カンチェリ:
 ヴィオラ、混声合唱と管弦楽のための《ステュクス(Styx)》/
J・タヴナー:
 ヴィオラ、合唱と打楽器のための《ミルラを捧げる人》(世界初録音)
マキシム・リザノフ(Va)、
マリス・シルマイス(指揮)、
リエパーヤ交響楽団&室内合唱団、
ラトヴィア国立男声合唱団、
リハルツ・ザルペ(打楽器)
バシュメットも認めた逸材がオニックスにデビュー!「遂に私のライバルが現れた —— 」。世界的名手ユーリ・バシュメットが自らのライバルとして認めた同郷の若き逸材マキシム・リザノフ。BBCヤング・ジェネレーション・アーティスト2007〜2008に選出され、アムランやクレーメル、マイスキー、ムローヴァ、ヴェンゲーロフなど世界的名手たちと共演を重ねるなどその評価は急上昇中。エヴェリン・チャンとのコンビでイギリスのアヴィー(Avie)からデビュー盤をリリースしているリザノフのセカンド・アルバムがこのカンチェリ&タヴナー。ここに収録されたカンチェリの「ステュクス」と世界初録音となるタヴナーの「ミルラを捧げる人」は、いずれもバシュメットのために書かれた作品というのも両者の関係の深さを物語っている。
ONYX 4024 ボロウド・タイム〜デイヴ・マリクの音楽 ——
 デイヴ・マリク:苦境/意識清明期/センスとイノセンス/
 シェイプシフター/ボロウド・タイム/トリロジー(三部作)
コリン・カリー(打楽器)、
ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット&フリューゲルホルン)、
デイヴ・マリク(P)、
サム・ウォルトン(打楽器)、
クライヴ・ドリスキル=スミス(オルガン)
超絶のパーカッション・アルバム!イギリスが生んだ超絶のパーカッショニスト、コリン・カリーのオニックス・デビュー・アルバムは、ギリシャとボスニア移民の家系に生まれた現代イギリスの作曲家デイヴ・マレクの作品集。コリン・カリーの超絶のテクニックだけでなく作曲者自身のピアノ伴奏とウェストミンスター寺院のオルガンとの共演、そして極めつけは世界に名高いスウェーデン生まれの天才トランペット奏者ハーデンベルガーがゲストとして録音に参加するなど注目度満点。マイケル・ナイマンやマイケル・トーキーといった大物からも作品を提供されているコリン・カリー。この若き名手はデイヴ・マリクの「トリロジー」を自らのレパートリーの十八番としており、圧巻のパフォーマンスで世界中の聴衆に衝撃を与え続けている。

PASSACAILLE

Passacaille 941
\2400
モーツァルト:
 ピアノ・ソナタ第17番ニ長調K.576/ロンド イ短調K.511/
 幻想曲ハ短調K.475/ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
ミッシェル・キーナー(Fp)
スヴェーリンク音楽院ではレオンハルトにチェンバロを学び、現在はジュネーヴ音楽院で教授職を務めるスイスの鍵盤奏者ミッシェル・キーナーによるモーツァルト。キーナーは師であるレオンハルト、クイケン、モザイク・クヮルテット、イル・ジャルディーノ・アルモニコやイル・ガルデリーノと共演を行うなど、活発な演奏活動を展開中。クリストファー・クラーク製作のアントン・ヴァルター1790のレプリカを駆使したモーツァルトは、作品の内面まで掘り下げた秀演である。

PAVANE 1CD¥2400

ADW 7383 ドビュッシー:
 フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ/小組曲より バレエ、小舟にて/
 前奏曲集第2巻より ヒースの茂る荒れ地/ロマンティックなワルツ/
 亜麻色の髪の乙女/シランクス/月の光/夢
ジュリアン・コードリー(フルート)、
ピエール=ミシェル・ヴィグニュー(ハープ)、
ローラン・シェニー(ヴィオラ)
フランス印象派の大作曲家ドビュッシーの書いたフルートのためのオリジナル作品(ソナタ、シランクス)と、フルートとハープのデュオのために編曲された名作をカップリング。美しい旋律に神秘的な雰囲気が加わっているのが印象的。フルートのジュリアン・コードリーは1984年にBBCヤング・ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーに選ばれた実力者。アルン・ホディノットからソナタを献呈されるなど、その腕前は折り紙付き。1995年2月の録音。
ADW 7375 レスピーギ:歌曲集 ——
 最後の陶酔/雨/涙/きわめて美しい乙女/夜/
 雌鳥たちが麦打ち場を引っ掻いて/森の神/5つの古風な歌/光/
 ため息/対比/舞踏への誘い/短い物語/スケルツォ/夜想曲
アクセル・エヴァラート(T)、
パスカル・デル・マルモル(P)
ベルギー王立モネ歌劇場で声楽家としての研鑽を積んだベルギーのテノール奏者エヴァラート。1993年にケルン州立歌劇場でデビューを果たし、現在は世界各国のオペラハウスで活躍中。ストレートに届く歌声と表現の幅には目を見張る物がある。1997年4月21日〜23日の録音。
ADW 7372/3
(2CD)
ヤコポ・ペーリ(1561−1633):歌劇《エウリディーチェ》 シルヴィア・ポッツァー(S)、
ルカ・ドルドーロ(T)、
ミルコ・グァダニーニ(T)、
アレッサンドロ・ガルジューロ(T)、
マリア・アントニエッタ・ピオヴァン(ソプラノ)、
ラ・コンパニーア・デイ・フェビ・アルモニチ、アニバル・エンリケ・セトランゴーロ(指揮)、
アンサンブル・アルバロンガ
世界で初めてオペラを作曲したのがこのイタリア人作曲家ヤコポ・ペーリ。世界初のオペラとなった「ダフネ」は楽譜が消失してしまっており、ここに収録されている「エウリディーチェ」がオペラの歴史の根底に位置する現存する世界最古のオペラなのである。シャンドスでピッチンニの歌劇「女の仕返し」(CHAN 0705)にも出演しているソプラノ奏者シルヴィア・ポッツァーがダフネ役を演じている。ファッコのオペラの録音で実績のあるピリオド・アンサンブル、アンサンブル・アルバロンガの音色も味わい深い。1995年の録音。
ADW 7378 ヨーゼフ・マルクス(1882−1964):
 ヴァイオリン・ソナタ イ長調(世界初録音)
トビアス・リングボリ(ヴァイオリン)、
ダニエル・ブルメンタール(P)
後期ロマン派のオーストリア人作曲家ヨーゼフ・マルクスが1913年に作曲を行ったヴァイオリン・ソナタは、演奏時間に約60分を要する大作。この長大な作品の録音に臨んだのは、スウェーデンのトップ・ヴァイオリニストとして活躍するトビアス・リングボリ。1745年製のグァダニーニを駆使したリングボリの伸びやかな音色に思わず聴き入ってしまう。1996年11月19日〜20日の録音。
ADW 7382 マルセル・デュプレ(1886−1971):オルガンのための作品集Vol.1
 3つの前奏曲とフーガOp.7/15の唱句Op.18/
 行列と連祷Op.19/クリスマスのための変奏曲Op.20
ジャン=ピエール・レコウディ(オルガン)
パヴァーヌ・レーベルのオルガン作品の演奏を一手に担っているジャン=ピエール・レコウディのデュプレ。膨大な数のレパートリーや高い技術を要するオルガンの演奏には毎度驚かされる。1996年11月7日〜9日の録音。
ADW 7405 ピエール&ジャン=フランソワ・ダンドリュー:
 ソプラノとオルガンによるクリスマスのための12の変奏曲
グレタ・デ・レイヘレ(S)、
パスカル・ルエ(Org)
フランス・バロックの大オルガニストであったジャン=フランソワ・ダンドリューのオルガン作品と、叔父であるピエール・ダンドリューのクリスマスの歌を組み合わせたユニークな企画。1997年10月28日&31日の録音。
ADW 7414 中世、ルネサンス時代のクリスマス音楽 ——
 ガブリエルの声/船の歌/イン・ザ・タウン/最も清らかな御方/
 サンド・デイ・キャロル/美しいキャロル/クリスマス・ジグ/他 全15曲
古楽アンサンブル《Bob, Frank en Zussen》
15世紀から16世紀に作曲されたとされる作品や、各地に伝わるクリスマスのための伝承曲の持つどこか素朴な雰囲気を古楽器と声楽の演奏が伝えてくれる。1998年の録音。
ADW 7387
\2190
チャイコフスキー:
 ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23/
 同第2番ト長調Op.44(原典版)
ミハイル・ペトゥコフ(P)、
アレクサンドル・アニシモフ(指揮)、
ブエノスアイレス・フィルハーモニック管
1954年ブルガリア生まれのピアノ奏者ミハイル・ペチュコフはリヒテルやギレリス、そしてニコラーエワからピアノを学び、1975年のエリザーベト王妃国際コンクールなどでの入賞経験を持つ個性派ピアニスト。ソリストのパワーに劣らぬ存在感を発揮しているのは、日本でもお馴染みの指揮者アニシモフとアルゼンチンのブエノスアイレス・フィルという仰天の組み合わせ。ペトゥコフとアニシモフ&ブエノスアイレス・フィルが繰り出す個性豊かで豪快なチャイコフスキーは特にマニアにオススメ!1993年&1994年の録音。
ADW 7392 カール・ゴットリープ・ライシガー(1798−1859):
 ソナタ ロ短調Op.45/ソナタ・ブリランテ イ短調Op.185/
 グランド・ソナタ ロ短調Op.190
カルロ・ヤンス(Fl)、
ダニエル・ブルメンタール(P)
ウェーバーの後釜としてドレスデン宮廷歌劇場のカペルマイスターを務めたライシガーのソナタ集。カルロ・ヤンスは、名手レイモン・ギヨーの門下生でありフルート奏者としてだけでなく指揮者、ルクセンブルク音楽院の教授としてなど幅広く活躍している。ここではヴァイオリンのために書かれたソナタをフルート版へと編曲しており、当盤が全曲世界初録音となる。1997年の録音。
ADW 7386 ブルッフ:
 クラリネット、ヴィオラとピアノのための《8つの小品》Op.83/
C・ライネッケ:
 クラリネット、ヴィオラとピアノのための《三重奏曲》Op.274
ロメオ・トゥドラシェ(Cl)、
アンドレイ・グリドチュク(Va)、
トニーノ・リオロ(P)
ブカレスト音楽院出身のトゥドラシェ、イルクーツク生まれのグリドチュク、イタリアの銘器ファツィオーリを駆使するリオロといった多国籍トリオによるブルッフとライネッケの室内楽作品集。1996年の録音。
ADW 7393/4
(2CD)
J-G・ロパルツ:オルガンのための作品全集 ——
 Offertoire Pascal/3つの小品/6つの小品/
 Versets du commun des Saints/2つの小品/
 3つの瞑想曲/ラプソディ/前奏曲とアレグロ・モデラート
ジャン=ピエール・レコウディ(Org)
パヴァーヌ・レーベルの主力オルガニストとして数多くの録音を発表しているレコウディによるロパルツ・アルバム。演奏にはルーアンのサン・トゥーアン修道院に設置されているグランド・オルガンを使用している。1997年の録音。
ADW 7384 アンソニー・ジラール(1959−):
 管弦楽のための《24の前奏曲》/
 平和のために/二重協奏曲/
 開いた天井(全曲世界初録音)
ジュヌヴィエーヴ・ジラール(P)、
フィリップ・ペナンゲール(Vc)、
ユベール・シャシェルー(Vn)、
ダニエル・アリニョン(Ob)、
ベルナール・カルメル(指揮)、
オーケストラ・ベルナール・カルメル
アンソニー・ギラール(ギラード)は、フランス国立ルーアン音楽院でディレクターを務めているフランス人作曲家。パヴァーヌからは宗教作品集(ADW 7443)もリリースされている。全曲世界初録音。1997年の録音。
ADW 7396 L・M・ゴットシャルク:
 バンブーラ/バンジョー/バナナの木/マンチャの調べ/
 アンダルシアの思い出/舞曲/マンスニエのセレナード/
 ハバナの思い出/子守歌/大スケルツォ/風刺
ルドヴィク=アマデウス・セルミ(P)
中南米各地の民族音楽などの旋律やリズムを自らの作品に取り込んだゴットシャルクの作品。特に超絶技巧を要する「バンジョー」はカツァリス得意のアンコール・ピースとして知られている。ルドヴィク=アマデウス・セルミはフランスのトゥーロン住まれのピアニスト。1985年のラヴェル国際アカデミーでの一等賞など多くの受賞歴を誇る。1997年の録音。
ADW 7407 サン=サーンス:
 チェロ・ソナタ第1番ハ短調Op.32/同第2番ヘ長調Op.123/
 アレグロ・アパッショナートOp.43/白鳥
ルク・トーテン(Vc)、
ベンジャミン・ラヴィッツ(P)
ルク・トーテンは、フランダース放送響の首席奏者やアリアーガ弦楽四重奏団のメンバーとして活躍するベルギーのトップ・チェリスト。 15歳でコミッショーナの指揮するハイファ交響楽団との共演でソロ・デビューを飾ったイスラエルのピアニスト、ラヴィッツとのコンビも絶妙。Q脹998
ADW 7406 シューベルト:歌曲集《冬の旅》D.911,Op.89 ジュール・バスティン(Bs)、
ウルスラ・クナイス(P)
ジュール・バスティンは、ブリュッセルの王立モネ劇場でのデビューを皮切りに世界中のオペラハウスでブーレーズ、バレンボイム、クライバー、カラヤン、ベームといった巨匠たちとの共演を重ねた名バス奏者。1978年に収録された「冬の旅」は今は亡き名手の歌声を現在に伝える録音である。
ADW 7404 クリストファー・ボール(1936−):
 リコーダーと弦楽のための協奏曲《笛吹きの夢》/
 木管五重奏のための《コメディーからの情景》/
 オーボエと弦楽のための協奏曲/異教徒の笛吹き/笛の音を耳に
ポール・アーデン=テイラー(リコーダー&オーボエ)、
クリストファー・ボール(指揮)、
アダベリー・アンサンブル
作曲家、指揮者、リコーダー奏者、そして写真家など様々な顔を持つイギリスの芸術家クリストファー・ボールの作品集。哀愁の漂う旋律とリコーダーの圧倒的なテクニックが1つとなった「笛吹きの夢」はリコーダー・ファン要注目の音楽家としてのボールの代表作。
ADW 7413 バッハと同世代の作曲家たち
 J・クリーガー:トッカータ ハ長調、フーガ/
 J・クーナウ:前奏曲とフーガ ロ長調、同ト長調、コラール前奏曲/
 J・S・バッハ:オルガンのためのコラール集/
 J・F・ファッシュ:トリオ・ソナタ ハ短調/
 J・C・アルトニコル:リチェルカーレ ハ長調
ルク・ポネ(Org)
大バッハと同世代の4人の作曲家によるオルガン作品を、ベルギーのレフ修道院のオルガンを用いて演奏したもの。1997年の録音。

PENTATONE

PTC 5186 178
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
パガニーニ:
 ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6/同協奏曲第4番ニ短調
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)、
アレグザンダー・ギブソン(指揮)、
ロンドン響
高音質の復刻盤として活発なリリースを続けるフィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最新作。フィリップス録音の歴史的名盤として親しまれ続けてきたシェリングのパガニーニがSACDハイブリッド盤で新たに復活!サラウンドによる抜群の臨場感が新たな発見をもたらしてくれる可能性は高い。1975年6月の録音。
PTC 5186 184
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14 コリン・デイヴィス(指揮)、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管
高音質の復刻盤として活発なリリースを続けるフィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最新作。コリン・デイヴィス&コンセルトヘボウ管のコンビによる録音の中でも特に名盤の誉れが高いベルリオーズの「幻想交響曲」がSACDハイブリッド盤としてグレードアップ。リマスターも非常に冴えており、通常盤との聴き比べも面白そう。1974年1月の録音。
PTC 5186 316
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
ベートーヴェン:
 交響曲第5番ハ短調Op.67《運命》/
 交響曲第8番ヘ長調Op.93
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、
ロイヤル・フランダース・フィル
運命の動機が響き渡る——。ヘレヴェッヘのピリオド・アプローチによって新たなるベートーヴェンが誕生する!コレギウム・ヴォカーレやシャペル・ロワイヤル、そしてシャンゼリゼ管とのコンビで幾多の名演を残している古楽演奏の世界的権威フィリップ・ヘレヴェッヘ。これまでの長い音楽活動で培われたピリオド・アプローチをモダン・オーケストラの演奏に取り込んだ演奏で絶大な反響を呼んだベートーヴェン全集の第2弾がなんとペンタトーン(Pentatone)から登場に!しかも収録曲は交響曲第5番「運命」と交響曲第8番のカップリングという超期待のプログラム!演奏はもちろん前作と同じく手兵ロイヤル・フランダース・フィル。ヘレヴェッヘは1997年からロイヤル・フランダース・フィルの音楽監督を務めており、2005年に開催されたベートーヴェンの交響曲全曲による来日公演は記憶に新しいところ。今回ペンタトーンからリリースされる第5番&第8番の2曲は、今年2007年の6月にオランダ・アインホーフェンのフリッツ・フィリップス・ミュージックセンターで収録された最新録音。1997年の音楽監督就任から10年という歳月が流れており、ヘレヴェッヘとロイヤル・フランダース・フィルの関係は以前とは比べ物にならないレベルにまで成熟していると見て間違いないだろう。ヘレヴェッヘが全身全霊を注ぐベートーヴェンへの挑戦の新たな成果がここに証明される。ヘレヴェッヘとロイヤル・フランダース・フィルの録音を担当したのは、アンドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリトナス」。ティルソン・トーマスと&サンフランシスコ響のマーラー・チクルスで実現した超優秀録音の実績があるだけに、録音面への期待も非常に大きい。2007年6月4日、9日〜10日の録音。
PTC 5186 318
\1600→¥1490
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
ハンス・フォンク(指揮)、
セントルイス交響楽団
今は亡きオランダの名匠の音楽を伝える素晴らしき遺産。セントルイス響の自主レーベル「Arch Media」によって録音された今は亡き名匠ハンス・フォンクの録音がペンタトーンから全世界に向けて発信することが決定!スラットキンの後任として1996年にセントルイス響の音楽監督に着任したオランダの名匠ハンス・フォンク。数多くのレコーディングやコンサートをこなしていたフォンクだが、度重なる病の影響で1996年から務めていたセント・ルイス交響楽団の音楽監督を2002年に辞任となってしまう。(その後闘病の末、2004年8月29日に63歳で他界。)この「ハンス・フォンク・レガシー」は、ハンス・フォンクのセントルイス響時代を知ることの出来る貴重なシリーズとなるだろう。ベートーヴェンの第1番とブラームスの第4番の2作品では、フォンクの特徴である堅実な音楽作りによる秀演を聴くことが出来る。両作品とも指揮者の力量が問われる名作だが、フォンクが見事にセントルイス響から堂々とした響きを引き出している。1999年11月5日〜7日&2000年3月17日〜18日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。
PTC 5186 321
\1600→¥1490
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》 ハンス・フォンク(指揮)、
セントルイス交響楽団
フォンクはブルックナーを自らの重要なレパートリーとして度々コンサートで取り上げており、壮大な作品に対するストレートなアプローチは欧米を中心に高い評価を受けてきた。ヨーロッパのオーケストラではなく、アメリカのセントルイス響を振ったブルックナー録音というところもポイント。2001年4月19日〜21日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。
PTC 5186 319
\1600→¥1490
ドビュッシー:管弦楽のための3つの交響的素描《海》/
ラヴェル:
 高雅で感傷的なワルツ、
 管弦楽のための舞踏詩《ラ・ヴァルス》/
ルーセル:バレエ音楽《バッカスとアリアーヌ》第2組曲
ハンス・フォンク(指揮)、
セントルイス交響楽団
ベートーヴェンやブラームスから一転、フランス物での豊かな色彩感と巧みな表現力はフォンクの引き出しの多さを証明している。特に「海」や「ラ・ヴァルス」で自由自在にオーケストラをコントールするフォンクの手腕は見事。2001年3月30日〜31日、2000年1月27日〜29日、1999年1月15日〜17日、2000年1月27日〜29日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。
PTC 5186 320
\1600→¥1490
メシアン:トゥーランガリラ交響曲 ギャリック・オールソン(P)、
ジャン・ローレンデュー(オンド・マルトノ)、
ハンス・フォンク(指揮)、
セントルイス交響楽団
フォンクのレパートリーの広さと、セントルイス響の力強さが存分に発揮されたメシアン。ギャリック・オールソンのピアノとベテラン奏者ローレンデューのオンド・マルトノも聴きどころの1つ。1999年2月12日〜13日、パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。
PTC 5186 083
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
プロコフィエフ:
 交響曲第5番変ロ長調Op.100/ 
 戦争終結に寄せる頌歌Op.105
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)、
ロシア・ナショナル管
ユロフスキの才能と情熱が爆発する!驚愕の作品「戦争終結に寄せる頌歌」を振る!2001年1月に就任したグラインドボーン音楽祭音楽監督を皮切りにロンドン・フィルの主席客演指揮者、ロシア・ナショナル管の主席客演指揮者、ジ・エイジ・オブ・エンライトゥンメント管のプリンシパル・アーティストに就任。そしてこの9月からは遂に名門ロンドン・フィルの第12代主席指揮者に就任するなど凄まじいまでの勢いと躍進を見せる天才ウラディーミル・ユロフスキ。新たにリリースされるプロコフィエフ・アルバムは、チャイコフスキーの組曲第3番(PTC 5186 061)、ショスタコーヴィチの交響曲第1番&第6番(PTC 5186 068)に続くペンタトーン(PentaTone)での3枚目の録音となる。今回ユロフスキが取り上げたのは、「交響曲第5番」と「戦争終結に寄せる頌歌」の2作品。7つの交響曲の中でも絶大な存在感を持つ「交響曲第5番」では、咆哮を上げる金管セクションと最高のアダージョを聴かせる弦楽セクションが中心となって壮大な音楽が創造されている。一方の「戦争終結に寄せる頌歌」は、なんと8台のハープと4台のピアノ、管楽器セクション(吹奏楽編成)と8台のコントラバスという驚愕の編成で演奏される規格外の大曲。これまでも個性的なレパートリーを演奏してきたユロフスキのセンスが光る見事な選曲である。圧倒的なパワーとスケールで迫り来るプロコフィエフ。若き巨匠ユロフスキの計り知れぬ才能・・・恐るべし!2005年9月(交響曲第5番/ライヴ)&2007年2月(頌歌)の録音。
PTC 5186 305
(SACD Hybrid Multichannel+Bonus DVD-PAL)
\3200→¥2990
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491/
 同第13番ハ長調K.415
マーティン・ヘルムヘン(P)、
ゴルダン・ニコリッチ(指揮)、
オランダ室内管
また一人素晴らしき逸材が現れた!ヘルムヘン、モーツァルトでペンタトーンにデビュー!今では誰もがペンタトーンの看板アーティスト&代名詞として認める「ユリア・フィッシャー」。その才能を見出したペンタトーンが新たに起用を決めたピアニストが今回登場となるドイツの天才マーティン・ヘルムヘン。2001年には難関として知られる「クララ・ハスキル・コンクール」で弱冠19歳という若さで歴戦の猛者たちを抑えてグランプリを獲得。2006年にはルツェルン音楽祭でゲルギエフ&ウィーン・フィルとシューマンで共演を果たすなど、既に実績は十分のアーティストなのである。この11月からはユリア・フィッシャーとのデュオでドイツを中心としたツアーが予定されるなど、ヘルムヘンに対する周囲の期待度は非常に高い。また2008年にはソロ・リサイタル、ピエモンテーシとのデュオ・リサイタル、NHK交響楽団との共演などによる来日公演が予定されており、その勇姿を再び日本で目にすることが出来そうだ。ペンタトーンはヘルムヘンをユリア・フィツシャーと並ぶレーベルの柱として強力にプッシュする方針を打ち出しているだけに期待は否応にも高まる。その先見の明に疑い無し!
※注意:ボーナスDVDはPAL方式の為、通常日本で販売されている機器では再生できません。
PTC 5186 098
(SACD Hybrid)
\3200→¥2990
モーツァルト:
 2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190/
 ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364/
 ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調K.373
ユリア・フィッシャー(Vn)、
ゴルダン・ニコリッチ(Vn&Va)、
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、
オランダ室内管
これまでにペンタトーンからリリースされた7枚のディスクの大ヒットによって世界一流のヴァイオリン奏者としての地位を確固たるものとした若きミューズ、ユリア・フィッシャー。「ヴァイオリン協奏曲」、ミュラー=ショットとの共演による「二重協奏曲」などで話題を呼んだ前作ブラームスに続く最新盤は、ユリア・フィッシャー自身にとって3枚目となるモーツァルト・アルバム!第1弾(PTC 5186 064)と第2弾(PTC 5186 094)の2タイトルはいずれもヴァイオリン協奏曲を中心としたプログラミングだったが、新譜となる第3弾のメインは満を持しての協奏交響曲!天賦の才を発揮し続けるユリア・フィッシャーとコンビを組むのは、ロンドン交響楽団のコンサート・マスターとオランダ室内管弦楽団の音楽監督を兼任するなど目覚しい活躍を見せている豪腕ゴルダン・ニコリッチ。ソリストの卓越した音楽性やテクニック、群を抜いたアンサンブル能力は言うに及ばず、両者と馴染みの深いクライツベルク&オランダ室内管がサポートの役割を担うなどソリストとオーケストラの関係も万全である。コンサート活動やレコーディングに対する真摯な姿勢に加えて、弱冠23歳でドイツの名門フランクフルト音楽大学の教授に抜擢されるなど桁外れの活躍を繰り広げるユリア・フィッシャー。天からニ物を授かった美しき天才が贈るモーツァルト・・・期待度はもちろん120%!
PTC 5186 307
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
ブラームス:
 ハイドンの主題による変奏曲変ロ長調Op.56a/
 交響曲第1番ハ短調Op.68
マレク・ヤノフスキ(指揮)、
ピッツバーク交響楽団
円熟のヤノフスキ、堂々たるブラームス!ペンタトーン(PentaTone)から新たにスタートするプロジェクトは、ピッツバーク交響楽団のブラームス!現在は、アンドルー・デイヴィス、ヤン=パスカル・トルトゥリエ、そしてマレク・ヤノフスキによる三頭体制で活動を続けているピッツバーク響。(2008年9月からはマンフレッド・ホーネックが音楽監督に就任予定)今回スタートとなるブラームスは全てヤノフスキのタクトによるもので、ライヴ収録による交響曲全曲のリリースが予定されている。ヤノフスキは1984年から1986年にかけてASVにブラームスの交響曲全集(CDRSB 405)の録音を行っており、ピッツバーク響とのプロジェクトによるリリースは待望の新録音となる。ピッツバーク響との三頭体制では主にドイツ音楽を担当してきたヤノフスキ。久々にマーケットに戻ってきたピッツバーク響と作品を知り尽くした名匠のコンビが円熟味のあふれる堂々たるブラームスを聴かせてくれる。2007年3月のライヴ録音。
PTC 5186 188
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ブラームス:セレナード第1番ニ長調Op.11/同第2番イ長調Op.16 クルト・マズア(指揮)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
活発な動きを見せるフィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最新作。今回はハイティンク&コンセルトヘボウと並びシリーズの重要な位置を占めるマズア&ゲヴァントハウスによるブラームスがマルチチャンネルで復刻となる。1981年9月の録音。

PIANO21

P 21028-A
\2400→¥2190
グリーグ:
 ピアノ協奏曲イ短調Op.16/
 ペール・ギュント第1組曲Op.46/
 練習曲〜ショパンへの頌歌Op.73-5/抒情小曲集より
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、
ホルスト・ノイマン(指揮)、
ライプツィヒ放送響
「フレンチ・ミュージック」(P 21024-A)や「テオドラキス作品集」(P 21027-A)、「スクリャービンの舞曲集」(P 21023-A)、そして「ラフマニノフ&チャイコフスキーのピアノ協奏曲集」(P 21020-A)など貴重録音の復刻や未発表の秘蔵音源の発掘を行ってきた「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズから早くも最新盤が登場!注目の収録内容はグリーグ、しかもカツァリスが弾くピアノ協奏曲というファン感涙のプログラムが遂に実現!!「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズの始動によって録音が増えてきたものの、これまでモーツァルト以外での協奏曲録音は非常に少なかったカツァリス。ラフマニノフ、チャイコフスキー、テオドラキスに続くこのグリーグはカツァリスの協奏曲録音の中でも最大の目玉となる可能性が高い。第1楽章冒頭のティンパニのクレッシェンド直後から展開されるであろう圧倒的で独創的なカツァリス・ワールド・・・、他の追随を許さない神がかり的な超絶技巧だけでなく、繊細で美しいタッチや深く豊かな音楽性などカツァリスの魅力の全てを今回リリースとなるグリーグのピアノ協奏曲から聴き取ることができるだろう!またカツァリスの眩しげな表情の写真を用いたジャケットもどこか新鮮。作曲者没後100年のグリーグ・イヤーを締め括るに相応しい超弩級のインパクトを放つグリーグ・アルバム。乞うご期待!
P 21024-A
(2CD/1枚分価格)
\2400
フレンチ・ミュージック ——
 フランス王ルイ13世:汝、太陽を信ずる者/
 シャルパンティエ:《テ・デウム》ニ長調 H.416 より〜前奏曲/
 ラモー:ひとつ目の巨人、ロンド形式によるタンブリン/
 M・P・de・モンテクレール:ミュゼット/
 H・デマレ:リゴードン/
 J-B・リュリ:メヌエット、ブーレ、パヴァーヌ、ガヴォットとロンド/
 フランス王ルイ15世:王のファンファーレ/
 C・R・ドリール:フランス国歌〜ラ・マルセイエーズ(リスト&カツァリス編)/
 フォーレ:シシリエンヌ、夢のあとで/
 マスネ:タイスの瞑想曲/
 サン=サーンス:白鳥/
 ドビュッシー:
  月の光、6つの古代の墓碑銘、サラバンド、ゴリウォークのケークウォーク/
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、道化師の朝の歌/
 F・プーランク:愛の小道、村人たち、即興曲第15番ハ短調《エディト・ピアフ讃》/
 P・ペチ:バガテル/
 サティ:グノシエンヌ第1番、《ばら十字教団の鐘の音》より〜第3曲大僧院長の歌/
 メシアン:愛の教会の眼差し/
 ブーレーズ:《12のノタシオン》より〜第5番、第4番、第9番
シプリアン・カツァリス(P)
ピアノの超絶技巧を司る現人神シプリアン・カツァリスの貴重な秘蔵音源を復刻する「シプリアン・カツァリス・アーカイヴス」シリーズの最新盤は、フランス音楽作品集!「フレンチ・リサイタルVol.1」(P 21008)として発売されていた旧盤に様々な種類の未発表音源を多数加えて新たな姿へと変貌を遂げたのが今回登場する「フレンチ・ミュージック」なのである。超人カツァリスによって1967年から2001年にかけてセッション、ライヴなど様々な形で収録されたフランス作品が2枚のディスクに凝縮されている。輝かしく華々しいシャルパンティエの「テ・デウム」、こんなにカッコいい国歌が演奏されたら思わず武者震いをしてしまいそうな「ラ・マルセイエーズ」、旋律と対旋律の共演がこれまでの概念を覆す「白鳥」、そして今回新たに収録曲に含まれた「道化師の朝の歌」など、とにかく聴きどころ満載!カツァリスが企画したフランス音楽400年の歴史を巡る旅・・・今回もカツァリス・ファンを狂喜乱舞の渦に巻き込むことは間違い無い!
P 21017-N
\2400
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ
 J・S・バッハ:
  トッカータとフーガ ニ短調BWV.565(カツァリス編)/
  管弦楽組曲第3番ニ長調より〜アリア(カツァリス編)/
  シチリアーノ(フェニンガー編)/コラール《雄々しかれ、わが心》/
  コラール《イエス、わが喜び》(ケンプ編)/
  コラール《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》/
  コラール前奏曲《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》BWV.645(ケンプ編)/
  トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564より〜アダージョ(ヘス編)/
  幻想曲とフーガ ト短調BWV.542(サーントー、リスト、カツァリス編)/
  前奏曲ロ短調BWV.855a(シロティ編)/
  ガヴォットとロンドー(ラフマニノフ、フリードマン、カツァリス編)/
  ラルゴ〜ソナタBWV.1005より(サン=サーンス編)/
  バディネリ(カツァリス編)/
  ラルゴ〜協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056(カツァリス編)/
  アリア《羊は安らかに草をはみ》(カツァリス編)
シプリアン・カツァリス(P)
カツァリスの超絶技巧が爆発する「トッカータとフーガ」、「バディネリ」。底知れぬ音楽性によって表現される「G線上のアリア」、「羊は安らかに草をはみ」。入手困難となっていた「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」がパッケージとフォーマットを一新して再登場!元祖超絶技巧ピアニストの神業を存分にご堪能あれ!!※この新装盤はSACD Hybrid盤ではなく通常CD盤となります。これに伴い従来リリースされていたP 21017(SACD Hybrid)/RP 21017(国内仕様盤)は廃盤となります。ご注意下さい。

QUARTZ

QTZ 2035
\2300
クリスマス・スピリッツ ——
 E・ピーク編:クリスマス序曲/
 プロコフィエフ:トロイカ/
 H・ブレイク:雪男/
 L・アンダーソン:そりすべり/
 チャイコフスキー:組曲《くるみ割り人形》より/
 ハーヴェイ編:厳しい真冬に/
 L・アンダーソン:クリスマス・フェスティヴァル/
 ハーヴェイ編:きよしこの夜/
 リムスキー=コルサコフ:ポロネーズ/
 ハーヴェイ編:ディン・ドン・メリリー・オン・ハイ/
 アイルランド民謡:聖なる子供/
 ハーヴェイ編:まぶねの中で/
 E・ピーク編:クリスマス・メドレー
ステファン・リース・ヒューズ(トレブル)、
オーウェン・アーウェル・ヒューズ(指揮)、
ウェールズ・ナショナル・ユース管
ウェールズ・ナショナル・ユース管弦楽団の結成60周年を記念して製作されたクリスマス・アルバム。ウェールズ生まれの指揮者アーウェル・ヒューズに率いられたユース・オーケストラが高いレベルでクリスマス・ソングを楽しく聴かせてくれる。(Quartzはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。)

RAUMKLANG(cmn)

cmn 008
\2400
シェーンベルク:浄夜/
A・ハンマーシュミット:6声のパドゥアン/
R・シュトラウス:歌劇《カプリッチョ》からの弦楽六重奏曲/
W・ダンスマイアー:Zum Beispiel/
T・コマロワ:Auf immer und ewig?/
バルトーク:ハエの日記から
ケルン弦楽六重奏団
1997年に結成されたケルン弦楽六重奏団は、ケルン・ギュルツェニヒ管などで活躍するメンバーによって活動を行っている弦楽アンサンブル。シェーンベルクやシュトラウスといったドイツ語圏の作品はまさにご当地物なだけに気合の入り方も違う。

RAUMKLANG

RK 2602
\2400
天使の光と苦難の影〜
 平和なクリスマスのドイツ歌曲集(全19曲)
クリスティーネ・マリア・レンベック(S&P)、
エミリア・グリオツィ(Vc&チェレスタ)
ジル・フェルドマンの下で声楽を学んだソプラノ奏者レンベック。弾き語りやチェロ、チェレスタの伴奏で歌われる歌曲は、クリスマスの時期に演奏される作品としてドイツで親しまれている

RONDEAU

ROP 7004
\2500
J・ラッター:マニフィカト/ハインリヒ兄弟のクリスマス(ドイツ語歌唱) カルメン・フュジス(ソプラノ)、
イェルク・ブライディング(指揮)、
ハノーファー少年合唱団、ニュルンベルク交響楽団
イギリスが生んだ合唱の神様ジョン・ラッター。「グローリア」、「レクイエム」、「テ・デウム」と並んでラッターの代表作として親しまれている「マニフィカト」 がドイツの名門合唱団の演奏で登場!ラッターの作品は作曲者自身が率いるケンブリッジ・シンガーズや、レイトン&ポリフォニーなどイギリスの合唱団による録音が多くドイツの演奏者たちによる録音は珍しい。イギリスの演奏とはまた違った解釈や雰囲気を持った演奏が期待できそう。

RONDEAU 1CD¥2400

ROP 4027 パウル・ゲルハルト(1607-1676)〜ゆえに悲しむや、わが心よ ウーテ・ロック(朗読)、
ベルンハルト・ビラー(朗読)、
マルティン・ペツォルト(テノール)、
クリスティアン・ウィルム・ミュラー(ピアノ)、
ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)、
聖トーマス教会少年合唱団
17世紀ルター派の牧師であると同時に、史上最高の賛美歌、宗教詩の作家と評されるパウル・ゲルハルトが書いた詩を題材とした作品を収録した作品集の続編。フリードリッヒ・メルクナーによる作品のテノール独唱や合唱とアイヒェンドルフやボンヘッファーなどの詩を朗読した録音が収められている。

SAYDISC 1CD−R¥2300

CD-SDL 330 プリンクナッシュ寺院の音楽 ——
 ラテン語の聖歌/英語の聖歌
プリンクナッシュ寺院の修道僧
伝統ある寺院で歌われる厳粛な雰囲気を持った聖歌集。(Saydiscはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。)

SIGNUM 1CD¥2400

SIGCD 109
(2CD/特別価格)
\4000
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り ジュリー・クーパー(ソプラノ)、
ラウラ・オールドフィールド(ソプラノ)、
デイヴィット・ベイツ(カウンターテナー)、
サイモン・ウォール(テノール)、
ネイサン・ヴァレ(テノール)、
ニコラス・マルロイ(テノール)、
ロバート・ライス(バリトン)、
ジェームズ・オールドフィールド(バリトン)、
デイヴィット・グード(オルガン)、
ラルフ・オールウッド(指揮)、
ロドルフス合唱団、
サザン・シンフォニア、
イングリッシュ・コルネット&サックバット・アンサンブル
モンテヴェルディの作品としてだけでなく、ヨーロッパの教会音楽史上の最高傑作と言われる大作「聖母マリアの夕べの祈り」。この作品で重要な役割を担う合唱には、イートン・コーラス・コースから選抜された平均25歳という若きメンバーたちによって1983年に結成されたイギリスのロドルフス合唱団が起用されている。イートン・カレッジの音楽監督を務めるラルフ・オールウッドがベテランらしい統率力を発揮しており、この大作をしっかりとまとめ上げている。
SIGCD 111 フィドルスティックス ——
 ルー・ハリソン:
  ヴァイオリンと打楽器オーケストラのための協奏曲/
 アン・ダドリー:ヴァーミリオン・ラプソディ/
 タリック・オレーガン:フラグメンツ/
 スチュアート・ジョーンズ:ガルナティ/
 サイモン・リンブリック:モプティ・ストリート/
 セネガル民謡:クムポ
アンサンブル・バッシュ、
マデリン・ミッチェル(ヴァイオリン)
結成10周年を記念した2003年のイギリス・ツアーの大成功によって一躍その名を広めた同国を代表するパーカッション・アンサンブル「フィドルスティックス」。腕利きの4人の打楽器奏者たちが打楽器を多彩に組み合わせて次々と繰り出すサウンドは、打楽器アンサンブルの新たな境地を切り開いている。ルー・ハリソンの作品はヴァイオリンと打楽器による協奏曲となっており、収録曲も意欲的でユニーク。
SIGCD 110
\2400→¥2190
ドヴォルザーク:
 交響曲第8番ト長調Op.88/
 同第9番ホ短調Op.95《新世界より》
尾高忠明(指揮)、
札幌交響楽団
雄大なる北の大地から世界へ飛び立つ!尾高&札響の新録音ドヴォルザークが遂に登場!レコード芸術6月号に特集記事が掲載されて以来リリースへの期待が高まっていた尾高忠明&札幌交響楽団の新録音がシグナム・クラシックスよりいよいよ登場!尾高忠明&札幌交響楽団のコンビは2001年にシャンドスから「武満徹、細川俊夫、尾高惇忠」の作品集(CHAN 9876/MCHAN 9876)をリリースしており、このドヴォルザークは海外のレーベルからのリリース第2弾となる。今回のレコーディグ&リリースは札幌交響楽団の創立45周年記念事業の1つとして実現したものであり、オーケストラのメンバーとマエストロ尾高のレコーディングに対する凄まじい気合と集中力が演奏からストレートに伝わってくる。世界各国のオーケストラのレコーディングでセッション録音が大きく減少しライヴ録音が中心となっている現状で、敢えてセッション録音に取り組んだ尾高&札響の姿勢は高く評価されるべきものであろう。札響の本拠地である札幌コンサートホールKitaraで2007年3月28日と29日に録音が行われたドヴォルザーク。日本が世界に誇る名演がまた1つここに誕生となったのである。ちなみにシグナム・クラシックスからはもう1枚のリリースが決定しており、気になるその内容はなんとエルガーの交響曲第3番&威風堂々第6番!もちろん日本のオーケストラとしては初の録音となるだけにこちらへの期待度も絶大だ。
SIGCD 108 キャロル・アルバム ——
 天にはさかえ/ガウデーテ/ガブリエルのみ告げ/
 ああベツレヘムよ/コヴェントリー・キャロル/
 いと高きところには神に栄光あれ/
 きよしこの夜/Whence is that goodly fragrance flowing/
 荒野のはてに/アヴェ・マリア/もろびとこぞりて/
 Little Jesus, sweetly sleep/
 われらのために御子生まれたまえり/
 クリスマスに愛は来る/神の御子は/
 さやかに星はきらめき/木枯らしの風ほえたけり/
 ディンドン!高らかに/あめなる神には/
 Hail! smiling morn/サセックス・キャロル/
 Of the Father's heart begotten/
 まぶねの中で/三艘の船/目覚めよ!
ダリウス・バティワラ(Org)、
ジョセフ・カレン(指揮)、
ハダースフィールド合唱協会
1836年の創設以来、数多くの優秀な指導者や合唱指揮者と歴史を歩み国際的な評価を高めてきた古豪ハダースフィールド合唱協会。オーケストラとの共演にも頻繁に招かれており、特にヘンデルのメサイアは1864年以降ほぼ毎年演奏を行っている。最新盤となるキャロル・アルバムでは、誰もが耳にしたことのある珠玉のキャロルが心に温もりを与えてくれる。大編成合唱による荘厳なハーモニーによるキャロル集はクリスマス・シーズンに最適!
SIGCD 106 ハーバート・ヒューズ(1882−1937):アイルランドの歌曲集 ——
 Reynardine/The Fanaid Grove/The Leprehaun/
 When through life unblest we rove/
 Oh, breathe not his name/
 I'm a decent good Irish body/他 全25曲
アイリッシュ・ティナン(S)、
イアン・バーンサイド(P)
北アイルランドの首都ベルファストに生まれたハーバート・ヒューズ。ヒューズが収集したアイルランド民謡を題材として生み出した歌曲を集めたアルバムからは、物悲しくもどこか懐かしさを感じる旋律が流れ出す。アイリッシュ・ティナンはBBCニュージェネレーション・アーティストに選ばれた経歴を持ち、2006/7シーズンにシアトル歌劇場に出演しアメリカ・デビューを果たしたソプラノ奏者。歌声と作品の一体感が美しい。
SIGCD 104 ビューティ・アンド・ザ・ビートボックス
 ベートーヴェン(ハグ編):交響曲第5番《運命》/
 C・コリア(ストローマン編):スペイン/
 H・パーセル(バラード編):ディドの嘆き/
 E・ルイス&J・ヘンドリックス&D・ランバート(スウィングル編):
  イッツ・サンド・マン/
 アルビノーニ(バラード編):アダージョ ト短調/
 ラヴェル(バラード編):ボレロ/
 メキシコ民謡(アヴラモヴィツ編):シェリト・リンド/
 モーツァルト(ラズボーン編):ピアノ協奏曲第21番より 第2楽章/
 T・スコット(ライリー編):ガッチャ/
 シュロモ:バックビート
シュロモ&ヴォーカル・オーケストラ、
スウィングル・シンガーズ
「ダバダバ・・・」のスキャット・コーラスでお馴染みのヴォーカル・アンサンブル、スウィングル・シンガーズがシグナム・クラシックスに初見参!独特のハーモニーで常に世界を驚嘆の渦に巻き込むスウィングル・シンガーズの新録音に超強力なゲストが登場。全世界で爆発的な話題を呼んでいるイギリスのヒューマンビートボクサーであるシュロモ(Shlomo)が、ヴォーカル・オーケストラを引き連れてスウィングル・シンガーズとの録音に参戦!スマートな眼鏡の青年という風貌からは想像がつかない超絶のヴォイス・パーカッションは圧巻という単語以外が見つからないほどの凄さ。「ビューティ・アンド・ザ・ビースト(美女と野獣)」をアレンジした「ビューティ・アンド・ザ・ビートボックス(美女とビートボックス???)」というアルバム・タイトルにもユーモアと遊び心が存分に表現されるている。『声』を用いた表現の限界を突破し続けるスウィングル・シンガーズとシュロモ。強烈な個性の融合による声の世界に圧倒されること間違いなし!!!2006年12月&2007年4月の録音。
SIGCD 103 ジョン・メトカーフ(1946−):
 パラダイス・ハウンツ.../3つのモビール/黄水仙の時に
トーマス・ボウズ(Vn)、
ジェラルド・マックリスタル(Sax)、
ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ(Br)、
グラント・ルウェリン(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
1946年スウォンジー生まれのウェールズの作曲家ジョン・メトカーフのソリストを伴う作品集。メトカーフは作品に幻想的な雰囲気を持たせる術に長けており、ソリストやオーケストラの使い方も非常に洗練されている。ちなみに「黄水仙」はウェールズの国花である。
SIGCD 105
(2CD/特別価格)
\4000
フランシス・ポット(1957−):気づかないでいた雲 ジェイムズ・ギルクリスト(T)、
ジェレミー・フィルセル(Org)、
ジェレミー・バックハウス(指揮)、
ヴァサーリ・シンガーズ
フランシス・ポットの「気づかないでいた雲」は、テノール独唱、オルガン、そして合唱のために作曲された大規模な声楽作品。1997年にモスクワで開催された第2回プロコフィエフ国際コンクールで一等賞に輝いたポットは、特に合唱とオルガンの作曲法に定評を持つ。2007年2月16日〜18日の録音。

STERLING 1CD¥2500

CDS 1071-2 フィリップ・ルートヴィヒ・シャルヴェンカ(1847−1917):
 交響詩《fruhlingswogen》Op.87/
 管弦楽のための《アルカディア組曲》ロ長調Op.76/
 管弦楽のための幻想的小品《愛の音楽》Op.40
クリストファー・フィフィールド(指揮)、
イェヴレ交響楽団
シャルヴェンカはシャルヴェンカでもフランツ・クサヴァーではなく、シャルヴェンカ兄弟の兄であるフィリップ・ルートヴィヒ・シャルヴェンカの貴重な管弦楽作品集。ギリシャのアルカディアを題材とした組曲や、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」をベースとした優美な「愛の音楽」など弟のフランツ・クサヴァーに劣らぬ才能を作品から窺い知ることが出来る。ちなみにフィフィールド&イェヴレ響のコンビは、既にこのシリーズでフランツ・クサヴァーの管弦楽作品(CDS 1060-2)を取り上げている。
CDS 1072-2 ベルンハルト・ヘンリク・クルーセル(1775−1838):
 クラリネット、ホルンとファゴットのための
  シンフォニア・コンチェルタンテ ロ長調Op.3、
 葬送行進曲/
F・クロンマー(クルーセル編曲):2本のクラリネットのための協奏曲変ホ長調
オーロフ・ブーマン(指揮)、
オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブル
作曲家としてだけでなく優れたクラリネット奏者としても高い名声を誇ったフィンランドの音楽家クルーセル。クルーセルの代表的な作品の1つとして親しまれている「シンフォニア・コンチェルタンテ」や、クルーセルの編曲によるクロンマーの作品などクラリネットを要する楽曲からは作曲者の特徴をくみ取ることができる。オーショッタ・シンフォニック・ウィンド・アンサンブルはスウェーデンを代表する吹奏楽団の1つ。優れた管楽器奏者を次々と輩出する北欧の楽団なだけに個人のレベルも非常に高い。
CDA 1662-63-2
(2CD)
¥5000→¥4590
ラーシュ・セレールグレンVol.3 ——
 ベートーヴェン:33の変奏曲ハ短調WoO.80(録音:1977年4月5日)/
 シューマン:交響的練習曲Op.13(録音:1981年5月14日)/
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調(録音:1979年4月27日)/
 ショパン:
  練習曲第12番ハ短調Op.10-12《革命》、バラード第1番ト短調Op.23、
  夜想曲第5番嬰ヘ長調Op.15-2、ポロネーズ第6番変イ長調Op.53《英雄》
  (録音:1966年1月11日)
 ドビュッシー:
  前奏曲集第1巻(録音:1978年4月20日)、水の反映(録音:1975年3月12日)
ラーシュ・セレールグレン(P)
「ARTIST」シリーズからリリースされた2枚のディスクの見事な演奏によって、日本でもその存在が浸透してきたスウェーデンのピアノ奏者ラーシュ・セレールグレン。1927年生まれのセレールグレンは演奏者としてはジェニー・リンド賞を獲得、教育者としては1993年までストックホルム王立音楽院で教授として後進の指導にあたるなどまさにスウェーデン鍵盤音楽界の重鎮である。

SYRIUS 1CD¥2400

SYR 141377 リスト:
 交響詩《前奏曲》/ラ・カンパネラ/ペトラルカのソネット第104番/
 同第123番/エステ荘の噴水/
 孤独な中の神の祝福/ハンガリー狂詩曲第2番
ジャン・デュベ(P)
NHK-BSの「ぴあのピア」でもその演奏が放映されたフランスの若手ピアニスト、ジャン・デュベ。2002年に第6回リスト国際コンクールを制覇したデュベにとってリストは最大のレパートリー。ラ・カンパネラでの卓越した技巧は一聴に値する演奏である。
SYR 141383 フランク:
 前奏曲、コラールとフーガ/前奏曲、アリアと終曲/
 前奏曲、フーガと変奏曲/コラール第3番より Quasi allegro
ジャン・デュベ(P)
こちらはジャン・デュベが21歳の時に録音を行ったフランクのピアノ作品集。タイトルが「前奏曲〜」から始まる作品にスポットあてている。演奏からは21歳とは思えない落ち着きを感じさせてくれる。
SYR 141385 イタリアのオルガン作品集第6巻 ——
 M・E・ボッシ:
  交響的練習曲Op.78、練習曲、即興曲Op.49-3/
 R・レモンディ:主題と変奏/
 O・ラヴァネッロ:
  前奏曲Op.50-1、アレグロ・ヴィヴァーチェ、
  アンダンテ・カンタービレOp.125/
 P・アレッサンドロ・ヨン:演奏会用練習曲/
 R・マナーリ:演奏会用練習曲/
 U・マセイ:アンダンテ、演奏会用練習曲/
 ドビュッシー(カポラーリ編):8本の指のために/他
ファウスト・カポラーリ(Org)
イタリアのオルガン奏者カポラーリによるイタリアのオルガン作品集。19世紀後半から20世紀前半に生きた作曲家による「練習曲」がテーマとなっている。
SYR 141378 演奏会用オルガン ——
 A・ギルマン:前奏曲とアレグロ・リゾルート/
 S・カルク=エラート:シャコンヌと変奏曲Op.142-7/
 M・E・ボッシ:スケルツォ/
 E・ベアストー:夕べの歌/
 L・ヴィエルヌ:オルガン交響曲第3番より/
 J・J・エストラーダ:プロセッション/
 W・マサイアス:プロセッショナル/
 E・ルメア:ベル・スケルツォ/
 F・ペーテルス:トッカータ、フーガと賛歌
マッシモ・ノゼッティ(Org)
ヴィエルヌ、ギルマンといったオルガンの大家からベアストーやマサイアスなど様々なヨーロッパの作曲家によるオルガン作品を収録。
SYR 141404
(CD+dts/2枚分価格)\4800
モーツァルト:教会ソナタ集
 教会ソナタ変ホ長調K.67/同変ロ長調K.68/同ニ長調K.69/
 同ニ長調K.144/同ヘ長調K.145/同変ロ長調K.212/
 同ト長調K.241/同ヘ長調K.224/同イ長調K.225/同ヘ長調K.244/
 同ニ長調K.245/同ト長調K.274/同ハ長調K.328/同ハ長調K.336
パトリック・ドゥラブル(Org)、
シャルトル弦楽四重奏団
1984年に結成されたフランスのアンサンブル、シャルトル弦楽四重奏団のメンバーとシャルトル大聖堂のフィリップ・ルフェーブルのアシスタントを務めていたオルガン奏者ドゥラブルによるモーツァルト。奥行きのある響きと洗練された音色が印象に残る演奏に仕上がっている。2006年5月、フランス・ペリゴール地方のサン・シプリアン教会での録音。(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。/dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオーディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。
SYR 141395
(CD+dts/2枚分価格)\4800
M・E・ボッシ:
 熱情Op.140-1、ツバメとの対話Op.140-2、幸福op.140-3/
R・マナーリ:シチリアーナ幻想曲、伝説、協奏的練習曲、スケルツォ
ドメニコ・セヴェリン(Org)
オペラの黄金時代だった19世紀イタリアにおいてオルガン作品の作曲に力を注いだ音楽家たちの作品集。メッシーナ大聖堂のグランド・オルガンでの録音。(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。)
SYR 141397
(CD+dts/2枚分価格)\4800
メッシーナ大聖堂のオルガンⅡ
 D・ジャーマン:祝祭のためのトランペット・チューン/
 J・S・バッハ:パッサカリアとフーガBWV.582、カンタータ第208番より/
 リスト:海を渡るパオラの聖フランシス/
 ドビュッシー:月の光/
 G・ブッシュ:トランペット・マーチ/
 J・ヨンゲン:5月の歌Op.53-1/
 M・E・ボッシ:伝説op.132-1/
 C・キエザ:Assisii templi in limine/
 L・de・サン=マルティン:トッカータ
マッシモ・ノゼッティ(Org)
シチリア半島のメッシーナ大聖堂に設置されているグランド・オルガンによる作品集の第2弾。バラエティに富んだプログラムが特徴的。(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。)
SYR 141408
(CD+dts/2枚分価格)\4800
M・コレット:
 第1旋法によるマニフィカト、第3旋法によるマニフィカト、
 第5旋法によるマニフィカト、組曲ト短調、オルガンのための小品/
J-J・ボーヴァルレ・シャルパンティエ:
 ミサ曲ホ短調より キリエ、グローリア、アニュス・デイ/他
ヘルガ・シャウエルテ(Org)
フランスのサン・ルイ教会の歴史的オルガンによる録音。(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。)

TACTUS 1CD¥2400

TC 872301 E・ヴォルフ・フェラーリ:
 オーボエと小管弦楽のためのコンチェルティーノ《牧歌》、
 イングリッシュホルンと小管弦楽のためのコンチェルティーノOp.34(世界初録音)/
チマローザ(ベンジャミン編):オーボエ協奏曲/
A・ペドローロ:オーボエのためのコンチェルティーノ
アレッサンドロ・バッチーニ(オーボエ&イングリッシュホルン)、
ジョルジオ・ファブリ(指揮)、
オルケストラ・フィラルモニカ・チッタ・ディ・アドリア
イタリア有数のオペラ作曲家として知られるヴォルフ・フェラーリのオーボエ作品などを収録したイタリアのオーボエ協奏曲集が本家タクトゥス(Tactus)から登場。ソリストのアレッサンドロ・バッチーニは現在シチリア交響楽団の主席オーボエ奏者を務める同国でも指折りの名手。ヴォルフ・フェラーリの美しい旋律をバッチーニが豊潤な音色で聴かせてくれる。
TC 872503 アミルカーレ・ザネッラ(1873−1949):
 ヴァイオリンとピアノのための《詩》/
 ヴァイオリン・ソナタ嬰へ短調Op.71/チェロ・ソナタ イ長調Op.72
マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン)、
フリーデル・ベルトルド(チェロ)、
マルコ・アルピ(P)
パルマ音楽院でボッテジーニに作曲を師事したザネッラは南アフリカでの生活を経て、母校であるパルマ音楽院の院長に就任。ピアニストや指揮者としても有能だったザネッラの実力はその作品にも表れている。アンサンブル・レスピーギとのコンビで多くの録音を残しているロリャーノ、1998年のブレッシャ国際室内楽コンクールの覇者であるベルトルドの表現力豊かな演奏が作品の魅力を引き出している。
TC 901601 ゴッフレード・ペトラッシ(1904−2003):ギターのための作品集
 夜の音/セレナータ第2番/ヌンク/アリア/
 ソプラノとギターのための《ローマ平原の歌》
アンジェロ・コローネ(G)、
コラード・デ・ベルナルト(チェンバロ)、
ソニア・マウラー(マンドリン)、
マッシモ・デ・ロレンツィ(G)、
ラウラ・プグリエーセ(P)
ダラピッコラ、シェルシと並び立ち20世紀イタリアを代表する作曲家に数えられているペトラッシ。数々の作曲コンクールの審査員を務めるだけでなく、自らの名を冠した「ペトラッシ国際作曲コンクール」で次代の才能の発掘に尽力したことでも知られる。ここにはギターのための独奏曲だけでなく、ソプラノとギターのデュオである「ローマ平原の歌」を聴くことができる。イタリアのレーベルによるペトラッシ・アルバムはギター・ファンは要チェックの1枚!
TC 961301 アンドレア・マティ&フランコ・ポッジアーリ・ベルリンギエリ ——
 フルートとオルガンのためのソナタ1209−001/
 オルガンのためのフラメンコ1412-004/
 フルートのためのフラメンコ1507-004/アルパのフラメンコ1011-003/
 コントラバスのためのフラメンコ209-004/四重奏曲31112インフィニト/
 序奏、主題と変奏2807-005/コロッキオ・ソノロ/
 ヌツィアレ/ハバ・コン・テンポ2102-003
ルカ・マーニ(フルート)、
オペラ・アルモニカ
2人の現代イタリアの作曲家が、イタリアの伝統音楽を通して生み出した斬新な作品集。イタリアのフルート奏者ルカ・マーニを中心とした演奏家たちが特殊奏法を取り入れながら、新たな作品を奏でている。

TACTUS 1CD¥2300

TC 661906 アレッサンドロ・スカルラッティ(1660−1725):
 シンフォニア第1番ヘ長調/同第2番ニ長調/同第3番ニ短調/
 同第4番ホ短調/同第5番ニ短調/同第6番イ短調/協奏曲ホ短調
エンリコ・カザッツァ(指揮)、
マニフィカ・コムニタ・アカデミア
ドメニコの父親アレッサンドロ・スカルラッティの器楽曲を代表する「12のシンフォニア」(1715)から前半の6曲とフルートのための協奏曲を収録。マニフィカ・コムニタ・アカデミアは1990年から活動を開始したイタリアのバロック・アンサンブル。これまでにタクトゥス(Tactus)からは、フランチェスキーニ、ロンバルディーニ、ストラデッラ、タルティーニ、ヴェラチーニ、そしてA・スカルラッティのディスクをリリースしている。アンサンブルを率いるヴァイオリン奏者エンリコ・カザッツァは、カルミニョーラ、ビオンディ、ウォルフィッシュといった名匠たちからバロック奏法を学んだ才気あふれるイタリアのアーティスト。清々しさを感じさせてくれる演奏はレベルも非常に高い。ちなみにシンフォニア第7番〜第12番を収録した第2集は「TC 661907」としてリリースされている。
TC 752801 ムツィオ・クレメンティ(1752−1832):
 ソナタ変ロ長調Op.5-1(第2稿/1807)/3つのソナタOp.15
エンツォ・ポルタ(Vn)、
カルロ・マッツォーリ(Fp)
「ピアノフォルテの父」、「ソナチネ」で知られる18世紀〜19世紀イタリアの作曲家クレメンティのヴァイオリンとピアノフォルテのためのソナタ集。Op.5で見られる卓越した対位法など、ヴァイオリンとピアノフォルテを対等に表現させた高度な作曲技法はクレメンティの名声を証明するものである。ボローニャ・テアトロ・コムナーレ管などで活躍したベテラン奏者ポルタが弾くミハイル・プラットナー(1735、ローマ)のヴァイオリンとマッツォーリの弾くフォルテピアノが作曲当時の響きを届けてくれる。
TC 841905 ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841−1914):ピアノ作品全集Vol.5
 前奏曲とトッカータ ト長調/変奏曲/ワルツ/小さなワルツ/
 ワルツ・ブリランテ/メランコリックなワルツ/スケルツォ ニ長調/同ニ短調/
 小さなセレナータ/ロマンス へ長調/2つの小品/プレスティメント/
 メランコリー/即興的な旋律/マズルカ/
 ベートーヴェンのメヌエット/4手連弾のための3つの小品*
フランチェスコ・カラミエロ(P)、
フランチェスコ・リベッタ(P)*
タクトゥスが進めるズガンバーティのピアノ作品全集も今回が第5巻。イタリアの神童として幼少の頃から才能を発揮したズガンバーティ。リストやワーグナーにも認められるなど19世紀イタリアにおけるヴィルトゥオーソとして祖国の鍵盤音楽の発展に尽力したことで知られる。ナポリ出身のピアノ奏者カラミエロは、フィルハーモニア管やニュルンベルク・シンフォニカーからソリストとして招かれる実力者。ちなみにカラミエロは、ヒューイットやデミジェンコによって一躍有名になったイタリアのファツィオーリを使用している。ファツィオーリ・ファンは要チェックの1枚。
TC 791803 ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス レティツィア・カランドラ・ブルマット(S)、
キアラステッラ・オノラーティ(アルト)、
ジュリアーノ・ディ・フィリッポ(T)、
ロレンツォ・バテジオン(バス)、
ミケランジェロ・カルボナーラ(P)、
エンリコ・マリア・ポリナンティ(P)、
アルベルト・パヴォーニ(ハーモニウム)、
フラヴィオ・エミリオ・スコーニャ(指揮)、
ゴッフレド・ペトラッシ室内合唱団
ロッシーニが晩年となる1863年に作曲を行った「小ミサ・ソレムニス」は、4声の独唱と合唱、2台のピアノとハーモニウムの伴奏という編成で書かれた傑作である。ちなみに1864年に初演が行われた「小ミサ・ソレムニス」は1867年に管弦楽伴奏への改訂が行われている。指揮者のスコーニャはこれまでにもボッケリーニの「スターバト・マーテル」(初稿版)などの録音を手懸けるなど、イタリアの声楽作品の演奏には定評がある。
TC 661911 A・スカラッティ:鍵盤楽器のための作品全集Vol.1——
 アルペジオ/フーガ/クーラント/トッカータ/第1旋法のフーガ/
 第2旋法のフーガ/第3旋法のフーガ/トッカータ/トッカータ/
 フーガ(アレグロ)/チェンバロのためのトッカータ/トッカータ/
 フーガ/フーガ/トッカータ、ラルゴ、アレグロ、フーガ/
 第1旋法によるトッカータ第7番
フランチェスコ・タシーニ(Cemb)
18世紀オペラのナポリ楽派の開祖と称さるアレッサンドロ・スカルラッティ。オペラやカンタータが特に有名なスカルラッティだが、鍵盤楽曲や器楽曲にも声楽作品に劣らぬ傑作を残している。チェンバロとオルガンを高いレベルで弾きこなすフランチェスコ・タシーニは、ボローニャ音楽院出身で学んだイタリアの鍵盤奏者。イタリア音楽のスペシャリストであるタシーニは、タクトゥスを中心に45枚のディスクをリリースしている。
TC 580607 G・フレスコバルディ:4声のファンタジア集第1集 フランチェスコ・タシーニ(Org)
「4声のファンタジア集第1集」は、フレスコバルディがサン・ピエトロ大聖堂のオルガニストに就任した1608年にミラノで出版された12曲で構成される曲集である。演奏には、ボローニャのサン・マルティーノ教会に設置されている歴史的オルガン(1556)を使用している。
TC 880701 ゴッフレード・ジャルダ(1886−1973):オルガンのための作品集 ——
 オルガンのための3つの小品Op.50/瞑想Op.43/
 オルガンのための3つの小品Op.51/演奏会用アレグレットOp.64/
 カント・セラフィコOp.70/Alla fonte di Cristo Op.71/
 L'Annunciazione Op.72/
 リベラ・ファンタジアOp.73(全曲世界初録音)
アンドレア・マシナンティ(Org)
20世紀イタリアの知られざるゴッフレード・ジャルダは、ヴェルデイの友人だったフランチェスコを父に持つイタリアの音楽一家に生まれたサラブレッド。1929年にはウィーンの聖シュテフェン大聖堂で演奏を行うなど、国内外で精力的な活動を展開によってオルガンの名手としての名声を確立した。全曲世界初録音。
TC 951201 カルロ・アレッサンドロ・ランディーニ(1954−):管弦楽作品集 ——
 シンフォニア イ長調/タイム・オン・ターゲット/
 シンフォニア ロ長調/ミドラーシュ・テムラー
レナウ・ピカール=ラランヌ(指揮)、
ポワトゥ=シャラントゥ管、
ヤーノシュ・エルデーイ(指揮)、
ブダペスト・フィルハーモニア、他
カルロ・アレッサンドロ・ランディーニは、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲とピアノを学び現在も活躍中のイタリアの作曲家。管弦楽作品、しかも現代作品の録音はタクトゥスとしては非常に珍しいレパートリー。

TIMPANI 1CD¥2500

1C 1119
¥2290
ヴァンサン・ダンディ(1851−1931):室内楽作品集
 2本のフルート、トランペットと弦楽四重奏のための
  《古風な形式による組曲》/
 木管七重奏のための《歌と踊り》/
 ピアノと弦楽四重奏のための《五重奏曲》/
 フルート、ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための《組曲》
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団のソリストたち、
フランソワ・ケルドンクフ(ピアノ)
独創的な編成とスタイル。ダンディの室内楽作品集。好評を博したクリヴィヌ&ルクセンブルク・フィルによる管弦楽作品集(1C 1101)に続く室内楽作品集がリリース!師であるフランクだけでなくワーグナーからも色濃く影響を受けたダンディ。室内楽作品にも既存の概念にとらわれない革新的な編成による魅力的な作品を残している。またパリ音楽院の教育改革案を退けられたダンディは、ボルドとギルマンと共に1894年にスコラ・カントルムを創設。教育者としても当時のフランスに多大な功績を残した音楽家なのである。ピエルネの室内楽作品集(2C 1110&2C 1111)でのハイ・パフォーマンスで話題を呼んだルクセンブルク・フィルのソリストたちが再び参上。特にフルート奏者マーカス・ブレンニマンの芯を持った素晴らしい音色による活躍が見事!2007年5月6月の録音。
1C 1120 ジャン・クラ(1879−1932):合唱、声楽とオルガンのための作品集
 合唱とオルガンのための《聖者を讃える賛歌》/
 ソプラノとオルガンのための《天使のパン》/4声のミサ曲/
 ソプラノ、ヴァイオリンとオルガンのための《アヴェ・ヴェルム》/
 男声合唱のための《モンターニュの舞曲》/
 ソプラノとオルガンのための《アヴェ・マリア》/
 合唱とオルガンのための《天の女王、喜びませ》/
 オルガンのための《結婚行進曲》
ソフィー・マリン=デゴール(ソプラノ)、
ピエール・ファラゴ(オルガン)、
ヴァンサン・リゴー(オルガン)、
ピエール・カルメル(指揮)、
ル・マドリガル・ド・パリ
ピアノ作品集(1C 1087)、歌曲集(1C 1085)、管弦楽作品全集(2C 2088)、歌劇「ポリフェーム」(3C 3078)などのリリースを行い、知られざるフランスの作曲家ジャン・クラの作品の再評価に取り組むティンパニからの最新録音は合唱作品を中心としたもの。軍人と作曲家という2つの顔を持っていたクラは短期間ながら作曲はデュパルクに師事。軍人としては生涯を通じて海軍に所属し少将の地位を授けられている。軍人としての生活と並行して行われた作曲活動によって生まれた作品は、フランス印象派の大家たちにも引けをとらない色彩感を持っている。全曲世界初録音。2007年5月6月の録音。
1C 1112
\2500
ユーグ・デュフール(1943−):
 ヴィオラと管弦楽のための《白い杉》(世界初録音)/
 管弦楽のための《シュルジュール》
ジェラール・コセ(ヴィオラ)、
ピエール=アンドレ・ヴァラード(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管
現在のフランス現代音楽の中心を担う「スペクトル楽派」の礎を築いたのがユーグ・デュフール。デュフールは自ら創設したアンサンブル・イティネレールを率いて「スペクトル楽派」の音楽の紹介に大きな力を注いでいる。デュフールの2作品の録音に臨んだのは、クセナキスの作品集でお馴染みの超高機動オーケストラ、ルクセンブルク・フィル。近現代作品の演奏に対して絶対的な評価を得ているルクセンブルク・フィルがデュフールの音楽を解き明かす。ヴィオラのコセは、ブーレーズのアンサンブル・アンテルコンタンポランに創設時からソロ・ヴィオラ奏奏者として参加している世界初演の経験も非常に豊富なフランスの名手である。

VMS 1CD¥2500

VMS 178 ラ・レオナの歌
 J・S・バッハ:組曲ニ長調BWV.1007/
 フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497−1543):
  ファンタジア第13番、同第37番、同第6番、
  リチェルカーレ第1番、同第12番/
 ヴルフィン・リースケ:クロードモネ以後のニンフ/
 ミゲル・リョベート(1878−1938):ラ・レオネサ/
 フランシスコ・タルレガ(1852−1909):
  前奏曲第10番、同第14番、同第7番、同第12番、
  同第13番、パヴァーヌ、ムーア人の踊り/
 アルベニス(リースケ編):カタルーニャ奇想曲、コルドバ
ヴルフィン・リースケ(ギター)
オーストリアのリンツに生まれたヴルフィン・リースケは、アンドレス・セゴビア、オスカー・ギリア、ジョン・ウィリアムズといった希代の名匠たちからギターを学び、ピアソラ、クレーメル、モサリーニ、ヒリアード・アンサンブルなどとの共演の成功によってソリストとしてだけでなく室内楽奏者としての評価も高めている現代トップクラスのギタリスト。既に日本への来日も果たしており、ギター奏者や関係者の中での人気も非常に高い注目の存在である。アルバム・タイトルの「ラ・レオナ」とは、「ギターのストラディヴァリウス」との異名を持つアントニオ・デ・トーレスの手によって1856年に生み出された伝説の銘器のこと。世界一流の奏者と伝説の銘器が織り成す音楽は絶品と言うに相応しい。
VMS 190 バロック・マスターピース
 G・B・ヴィオッティ:ハープ・ソナタ/
 D・スカルラッティ:ソナタK.132/
 J・パリー:ソナタ ニ長調/
 W・クロフト:組曲第1番&第3番/
 J・de・S・カルヴァーリョ:トッカータ
スザンナ・クリンチャロワ(ハープ)
ブルガリアのソフィア出身の女流ハープ奏者スザンナ・クリンチャロワは、ヨーロッパ、アメリカ、アジアを舞台に国際的に活躍中。リサイタルや録音だけでなく国際コンクールの審査員や新作の初演、発掘や編曲、またパリの現代音楽資料センター(CDMC)にメンバーとして所属するなどクリンチャロワの活動は幅広い。
VMS 612
(3CD)
\6300
ヘンデル:歌劇《セルセ》 アニタ・テルジアン(メゾソプラノ)、
デボラ・コール(ソプラノ)、
サラ・シューマン=ハーレイ(メゾソプラノ)、
ノーマン・アンダーソン(バリトン)、
アンナ・ティール(ソプラノ)、
フォーベ・アトキンソン(ソプラノ)、
ライアン・アレン(バス)、
アグニエシュカ・ドゥチマル(指揮)、
アマデウス室内オーケストラ
序曲の直後に有名なアリア「オンブラ・マイ・フ」が登場することでも知られているヘンデルのバロック・オペラ「セルセ」は、1738年4月15日にロンドンで初演が行われた3幕の作品。演奏は1968年にアグニエシュカ・ドゥチマルによって設立されたアマデウス室内オーケストラ。ポーランド放送局の所属団体としてヨーロッパでのコンサートやレコーディングだけでなく、近年は定期的に来日公演を行っており日本での知名度も高まっている。1989年、ワルシャワでの録音。
VMS 618
\2100
チャールズ・ウェスレー(1707−1788):
 讃美歌集/子供のための歌曲集/ウエスレアン三部作
スティーヴン・キンブロー(バリトン)、
ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
その生涯で数千にも及ぶ賛美歌の歌詞を書き上げ、兄のジョン・ウェスレーと共にイギリス・メソジスト協会の重要的や役割を担ったのがチャールズ・ウェスレー。C・ウェスレーの賛歌はロシア、シベリア、アジア、アフリカ、カリブ海、ヨーロッパや全米で現在も歌い継がれている。2007年、ニューヨークの録音。
VMS 623
\2100
ヴィルヘルム・ケンプ(1895−1991):ピアノ作品集
 狂詩的序曲Op.44/イタリア組曲Op.68/
 抒情組曲ホ長調Op.17-1/
 ピアノのための6つの小品/ピアノのための幻想曲
リュディガー・スタインファット(ピアノ)
第1集となる「VMS 130」に続く20世紀ドイツを代表する大ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプのピアノ作品集第2集。ケンプの演奏はもちろんのこと、作曲にも長けていた才能を知ることが出来る。演奏は第1集と同じくケンプのピアノ作品の研究を行ってきたスタインファットが担当。2005年6月の録音。




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