アリアCD 新店舗へようこそ

新店舗トップページへ

お買い物の方法  
ページ内の商品チェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ

第39号マイナー・レーベル新録音新譜(5)



AMBITUS

AMB 96904
\2400
J・S・バッハ:
彼自身と他者によって編曲された室内楽作品集
 J.S.バッハ(1685-1750):
  ソナタ ト長調(2つのヴァイオリンと通奏低音)
  序曲 イ短調(2つのヴァイオリンとヴィオラ、通奏低音)
 ヨハン・ゴットリーブ・ゴルトベルク(1727-1756):
  ソナタ ハ長調(2つのヴァイオリンと通奏低音)
 ヨハン・フィリップ・キルンベルガー (1721-1783):
  トリオ ニ短調(2つのヴァイオリンと通奏低音)
 作曲者不明(18世紀):
  協奏曲BWV 525a(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
ネオバロック
フォルカー・メラー(Vn)、
マレン・リース(Vn)、
クラウディア・スティーブ・エンゲルスマン(Vl)、
アリアンネ・シュピーゲル(Vc)、
グレゴール・ホールマン(ハープシコード)
たとえJ・S・バッハの作品が研究し尽くされたとしても、我々にはまだまだたくさんの発見がある。例えば、バッハの器楽作品は多くの異なるヴァージョンが存在するし、他の人が編曲した作品でさえ、その芸術性が失われることは全くない。名手、フォルカー・メラー率いるネオバロックの演奏で。

BAYER

BR 100317
\2400
ヴィオラ三重奏曲集
 ヨハン・アウグスト・ジュスト (1750-1791):
  トリオ Op. 13 No. 4 
 ヨハン・バプテスト・ホルツァー(1753-1803):
  トリオ Op. 7 No. 3
 ミハイル・グリンカ(1804-1857):
  悲愴トリオ
 ヴィルヘルム・バーガー(1861-1911):
  トリオ Op. 94
ヴィドール・ナジ(Va)、
ペーター・ヴォルフ(Vc)、
カルメン・ピアツィーニ(Pf)
ヴィオラとチェロ、そしてピアノ、この組み合わせの独特な音色に興味をそそられる音楽ファンのための渋い1枚。初めて聴いた人も、この予想外の音色にひきつけられること間違いない。ヴィオラが独奏楽器として活躍する機会はあまり多くない。ヴァイオリンの音色に隠れ、レパートリーも狭く常に縁の下の力持ち的存在の楽器。だからこそ、ヴィオラ好きの人たちはこの楽器の可能性を常に追求し続けてきた。ここに収録された作品は、そんなヴィオラが縦横無尽に活躍する曲ばかり。豊かで落ち着いた音色は、この楽器の魅力を再発見させてくれることだろう。

EBS

EBS 6150
(SACD Hybrid)
\3300→¥2990
マーラー:交響曲第1番(花の章つき) ノイエ・ヴェストファーレンフィルハーモニー
指揮:ハイコ・マティアス・フェルスター
現在は4楽章として知られるマーラーの「第1交響曲」は、当初5楽章形式で書かれていました。後にマーラー自身があまりにも感傷的であると考え、削除してしまったアンダンテ楽章「花の章」を含む若々しく実験的な作品。これはブラームスが第4交響曲、ブルックナーとドヴォルザークが第8交響曲、そしてチャイコフスキーが第5交響曲を書いていた頃に作曲された。他の作曲家たちの作品に比べ何と急進的なのだろう!まるで交響曲の歴史を開拓し全く新しい世界へとドアを開けるかのよう。北ドイツ生まれの指揮者ハイコ・マティアス・フェルスターは4歳からピアノを習い、1982年ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でピアノ、伴奏法、打楽器を、1987年から指揮法を学び、ミュンヘン交響楽団の首席指揮者も務めた気鋭の指揮者。重厚な音作りが持ち味。

ECM

476 6179
\2400
フォーク・ソングズ(民謡) Folk Songs
 1 小さな子ども
 2 甘い眠り
 3 ヴィレマンとマンヒルド
 4 泥棒
 5 日が沈む時
 6 私の向こうみずな、若々しい時代に
 7 Gjendineの子守り歌
 8 Gudbrandsdalenからの結婚行進曲
 9 ローランドの歌
 10 太陽の祈り
 11 天国でのよりどころを知っている
 12 地上の全ての安らかな眠り
 13 ヴェストフォルドの踊り
 14 その子についてはあまり考えない
 15 愛されているエルサレム
 16 Till, till tove
 17 Lova Line
 18 踊れ、泣かないで
 19 喜びの日
 20 来たれ、救世主よ
トリオ・メディーヴァル&ビリエル・ミステレッゲン
既出の3枚のアルバム・・・“言葉と天使”、“夕べ彼女は言った”、そして中世の聖歌と現代作品の融合“海の星”がいずれも大好評だった北欧のアンサンブル、トリオ・メディーヴァルの初めての著しく風変わりな創作プロジェクトです。ポール・グリフィス PaulGriffiths が新たに書き下ろした歌詩と、彼女たちの出身地であるスカンジナヴィアの詩に基づくノルウェー民謡はとてもパワフルで聴き手の心を動かさずにはいられない。また、いくつかの曲では、北欧の伝統的な民族打楽器のスペシャリストであるビリエル・ミステレッゲンと共演、こちらもパワフルな音が魅力。このアルバムでトリオ・ミディーヴァルが捜し求めている音楽の起源は、ノルウェー出身の多くのジャズ・インプロヴァイザーたちがインスパイアされてきたものと同じと言えるだろう。あらゆるカテゴリーを越えた広範囲な聴き手にアピールする素晴らしい1枚。録音 2007年2月27日〜3月1日
476 5838
\2400
ハイナー・ゲッペルス(1952〜):
 シアター・ピース“遠い親戚が暮らす土地”
  〜独唱、合唱、そしてアンサンブルのための
ドイツ室内合唱団
アンサンブル・モデルン
デヴィッド・ベネット(語り)
ゲオルク・ニグル(バリトン)
指揮:フランク・オルー
1952年生まれのハイナー・ゲッベルスは、70年代に活動をはじめアルフレート・23・ハルトとのデュオや、クリストフ・アンダースらとのバンド『カシーバー』でオルタナティヴ・ミュージックの重要なキー・パーソンとして知られる一方、作曲家として 多くの劇場音楽、映画音楽等を発表している。また、80年代より 「ミュージック・シアター」の制作を手掛け、ハイナー・ミュラー作品の演出で高い評価を得ている。このアルバムは、シアター・ピース“遠い親戚が暮らす土地”のサウンド・トラック・アルバム。「ある期間の全ての場面を描いたオペラ」という副題を持ち、多くの詩人による錯綜したテキストが、語り手、バリトン歌手のソロ、16名の歌手と19人の奏者によるアンサンブルで演奏される。古楽器を使用したルネッサンス様式の音楽から軍楽隊のドラムの攻撃的なサウンドまで幅広い音楽で構成され、終始一貫、聴き手の心をつかみ続けることだろう。録音:2004年10月 パリ(ライヴ)

KLEOS 1CD¥2300

KL 5141 「ルー・ハリソン・イン・メモリー」
ルー・ハリソン(1917-2003):
 1.ヴィクター・ジャワーズを偲んで(1967)
 2.聖セシリアの日のためのミサ曲(1983〜1986)
 3.ハーポ・マルクスのための悲歌(1965)
 4.ディヴィッドの哀歌(1941)
 5.まだらの美(1940)
 6.新月(1986)
   6以外は世界初録音
アンサンブル・パラレル
UCSC室内シンガーズ
指揮:ニコル・ペイエメント他
アメリカの現代作曲家、ルー・ハリソンはコープランドやアイヴスらの影響を受け、初期は12音の技法を用いて作曲していたが、次第に音律に興味を抱き、世界中の民族楽器に精通しやがてその作品もガムランなどを用いた独特のものへと変化していく。ここに収録された作品は“新月”を除くを全てが世界初録音。冒頭の「ヴィクター・ジャワーズを偲んで」から、何とも親しみ深く切ないメロディが胸に迫る。決して押し付けがましくないけれど印象的な作品群は、新しい癒しとして受け入れられるかもしれない。曲を彩る各々の奏者たちの伸び伸びとした演奏もステキ。
KL 5142 コンチェルタンテ
 1.コルンゴルト:弦楽六重奏曲 ニ長調
 2.ブリッジ:弦楽六重奏曲 変ホ長調
シャオ=ドン・ワン、
リサ・シトーテン(・・1のみ)
イッタイ・シャピラ・・・(2のみ)(Vn)
レイチェル・シャピロ、
アラグレゴリアン(Va)
アレクシス・ピア・ゲルラッハ、
ツィヴィ・プレッサー(Vc)
6人の若手弦楽器奏者を中核とし、世界中の様々な都市で活躍しているアンサンブル。「コンチェルタンテ」は、今までにもたくさんの作品を演奏してきた。それは確立されたレパートリーであったり、ほとんど知られていない作品であったりと多岐に渡る。このアルバムで取り上げたのはコルンゴルトとブリッジ。両曲ともほとんど同時期の作品だが、コルンゴルトの作品は17歳の時に書かれたにもかかわらず、驚くほど洗練され、かつ濃厚な音楽になっている。それに比べるとブリッジの作品は和声進行は清冽で品が良いのだが、時折見せる、ぞっとするほどの底知れぬ暗さがたまらない。
KL 5143 モーツァルト:ピアノ作品集
 ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.570
 ロンド 二長調 K.485
 アダージョ ロ短調 K.540
 組曲からの断章 K.399
 メヌエット ニ長調 K.355
 ピアノ・ソナタ 変ホ長調 K.282
キム・ジュンジャ(Pf)
すでにラヴェルやラフマニノフの録音がある韓国生まれのピアニスト、キム・ジュンジャ。ジュリアード音楽院で学び、バーンスタインとも共演したという実力派で、あまり知名度は高くないが一部に熱狂的なファンがいる人。彼女が今回取り上げたのはモーツァルトの作品集。2曲のソナタの間に小品をはさんだという選曲だが、独特なフレージングや、モーツァルトらしくない重々しさなど興味深い聴きどころが満載の1枚。
KL 5144 イタリアン・バロック
A・コレッリ(1653-1713):
 合奏協奏曲 Op.6 No.8 “クリスマス”
G・B・ペルゴレージ(1710-36):
 カンタータ“オルフェオ”より
A・スカルラッティ(1660-1725):
 合奏協奏曲No.1
 合奏協奏曲No.2
G・B・ペルゴレージ(1710-36):
 サルヴェ・レジーナ
コペンハーゲン・サクソフォン・クァルテット
ヴィッゴ・マンゴール(Org)
マティアス・ヘデゴー(T)
CLASSICOレーベルよりCLASSCD687として出ていた盤と同一音源。スカルラッティのソナタを録音したら好評だったので、他の作品も演奏してみた・・・というコンセプト。極めてのどかなアンサンブルが、曲のぬくもりを伝えてくれる。見事なテノールを聞かせるのは、デンマークの新鋭ヘデゴー。
KL 5146 「ジョン・ルイスの思い出に」
 1.プロローグ
 2.2台ピアノのための組曲
 3.スケーティング・イン・セントラル・パーク
 4.スカイライン
 5.アンダー・カプリコーン
 6.ポインチアナ
 7.ミラノ
 8.エピローグ
デヴィッド・ウォード=ステインマン(Pf)
トニー・グールド(Pf)
ジャズとクラシックの融合を目指す「サードストリーム・ミュージック」を追求したことで知られるMJQ(モダン・ジャズ・カルテット)のピアノ奏者、ジョン・ルイスを讃えたコンサート。アメリカの現代作曲家、デヴィッド・ウォード=ステインマンとトニー・グールドが2台のピアノでゴキゲンなジャズを披露している。有名な「スケーティング・イン・セントラル・パーク」をはじめとしたジョン・ルイスの曲を軸に、自作や即興も交えた楽しくくつろいだ一時をお約束します。

MD+G 1CD¥2300

320 14742 エルサレム、汝、高くそびゆる都市よ
 〜メンデルスゾーン、リスト、レーガー、
 カルク・エーレルト、ホイヤーのオルガン作品集
 メンデルスゾーン:ソナタop. 65, 1
 レーガー:
  コラール・プレリュード op. 67/18
  ベネディクトゥス
 カルク・エーレルト:カンツォーナop. 86, 2
 リスト:バッハの名によるプレリュードとフーガ
 ホイヤー:「エルサレム、汝、高くそびゆる都市よ」による
  序奏と変奏曲、フーガ
エリザベス・ロロフ(Org)
常に意欲的な演奏を聴かせてくれるオルガニスト、エリザベス・ロロフの4枚目のアルバムは、プロテスタントの素晴らしい賛美歌の中の1曲である「エルサレム、汝、高くそびゆる都市よ」を用いた様々な作曲家による作品を集めたもの。1910年4月9日に開場されたエルサレムのアセンション教会のオルガンは、24のペダルとストップを持ち、ロマンティックな音色を備えている。このオルガンにふさわしいロマン派の作品・・・レーガー、メンデルスゾーン、リストの曲はもちろんのこと、あまり演奏されることのないカルク・エーレルトやホイヤーの作品も、ロマンティックな音色に包まれた至高の演奏でお楽しみいただける。録音:2004年10月 アセンション教会、ザウアーオルガン
337 12082
¥2090
ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol. 8
 交響曲第4番
ボン・ベートーヴェン交響楽団
指揮:ローマン・コフマン
937 12086
(SACD Hybrid)
\3300
ショスタコーヴィチの交響曲第4番は、1936年に完成しレニングラード・フィルで初演を行なうことが決まっていたにも関わらず、同年に歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」とバレエ音楽「明るい小川」がソヴィエト共産党機関紙『プラウダ』で批判されたため、当局の批判を恐れて、その初演を撤回。(圧力をかけられたという説もあり)以降、1962年まで日の目を見ることはなかった。ショスタコーヴィチの交響曲の中でも大編成で、複雑な響きやマーラーの影響など、ありとあらゆる雑多な側面を持つ音楽の魅力を、指揮者コフマンは余すことなく伝えている。録音:2007年7-9月
345 14762 管楽五重奏によるベートーヴェン
 ベートーヴェン:
  エグモント/アテネの廃墟/
  プロメテウスの創造物
 (全てウルフ・グィド・シェーファーによる木管五重奏版)
マーロット五重奏団
1986年に結成されたドイツのアンサンブル、マーロット木管五重奏団は各奏者の卓越した技術と音楽性が高く評価されている。今までにも、MDGレーベルでドヴォルザークやピアソラの作品をリリース、こちらも大好評で、様々な音楽誌でも絶賛された。今アルバムはベートーヴェンの作品を取り上げている。編曲を担当するのは毎度おなじみ、このアンサンブルのクラリネット奏者ウルフ・グィド・シェーファーでここでもベートーヴェンのバレエ音楽を、鮮明な色彩感溢れる生き生きとした五重奏へと変貌させている。正確な音程、素晴らしい表現力、豊かな音楽性に満ちた最高級のアンサンブルをお楽しみください。録音:2007年1-2月
605 14772 ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャー(1656-1746):
 大天使ミカエルの日のためのミサ
 ミサ・イン・コントラプンクト
 組曲第1番
ヘンデルズ・カンパニー
マリエン・カントライ・レムゴ室内合唱団 
指揮:ライナー・ヨハネス・ホムブルク
905 14776
(SACD Hybrid)
\3300
J・C・F・フィッシャーは17世紀後半から18世紀の中頃までラシュタットの宮廷楽長として活躍、またドイツ鍵盤音楽の発達の上で重要な役割を果たした人。ボヘミアで生まれ宮廷の音楽学校で学び、パリでも学んだとされる。彼の8曲の管弦楽組曲はフランス風であり、複製はパリで見つかっている。彼は多くの作品を書いたが、そのスコアはほとんど出版されることがなくまた、ほとんど忘れられようとしていた。しかし、最近プラハの図書館でいくつかが発見され、フィッシャーの栄誉は復興されつつある。このミサ曲も素晴らしいもので、5つの声部、弦楽と3つのトロンボーンで奏される極めて華やかな祝典音楽。歴史的教会で録音されたすばらしい音響効果も聴きどころ。録音:2007年5月
613 14752 新ウィーン楽派の創始者と後継者/アルバン・ベルク
 ベルク、クライン、アポステル、アドルノの作品集
シュテファン・シュライエルマッヒャー (Pf)
ジョン・ケージをはじめとした現代音楽の演奏が高く評価されるピアニスト、シュテファン・シュライエルマッヒャーの極めて個性的で独創的なウィーン楽派の作品集。今作はアルバン・ベルクと彼にまつわる作曲家たちの作品を集めたもので、シェーンベルクの影響を受けたベルク、ベルクの生徒であったアドルノ、ベルクの死後も彼の忠実な徒であったアポステル、そして12音ではない音列にこだわったクライン・・・シュライエルマッヒャーは彼らの作風の違いを論理的に聞かせる。彼の明確な理論は詳細なブックレットにも明らかにされている。録音:2006年11月
337 14782 ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937〜):
 交響曲第6番
ボン・ベートーヴェン管弦楽団
指揮:ローマン・コフマン
937 14786
(SACD Hybrid)\3300
ECMレーベルでおなじみの作曲家、シルヴェストロフの作品がMDGレーベルにも登場した。実は、コフマンとシルヴェストロフは同じウクライナの出身で、年齢もほとんど同じ(コフマンは1936年生まれ)5年前にもコフマンがシルヴェストロフの交響曲の初演を行なうなど、2人はとても仲が良く交流も活発。この第6番の録音は彼の70歳の誕生日の記念として行なわれたもの。この第6交響曲は1995年に完成されたもので、「音楽から受け取るメッセージ、音楽から聞き取れる記憶」を追求したシルヴェストロフ独特の曲で、50分間、切れ目なく提示される5つの楽章は無調の響きから極めてロマンティックなモティーフまであらゆるものが詰め込まれた1冊のアルバムのような曲。しばし時間を忘れ聴き入りたい作品です。録音:2005年9月
304 4472 パウル・ヒンデミット(1895-1963):
 クラリネット五重奏曲 op. 30
   ・・・1923年初稿版
 七重奏曲(1948年)
 八重奏曲(1957/58年)
アンサンブル・ヴィラ・ムジカ
ヒンデミットの音楽は常に複雑。平凡な解釈ではその特性を充分に表現することはできない。しかし、アンサンブル・ヴィラ・ムジカによる高度な技術と、機動性、そして聴き手を魅了してやまないすばらしいパフォーマンスによって、最高のヒンデミットが出現。とにかくメンバーが素晴らしい!ヴラトコヴィチ、ノイネッカー、トゥーネマン、ゴリツキー・・・などなど全ての管楽器好きが思わずため息をもらしてしまいそうな名手たちが参加しているのですから。アンサンブル・ヴィラ・ムジカは1990年結成された団体で、MDGレーベルには、これまでにマルティヌーやヘンツェ、ヒンデミット、ヤナーチェク、キルヒナー、モーツァルト、ペンデレツキ、ラフ、リヒャルト・シュトラウス、シュポアなどの室内楽作品集を数多くリリースしている。とりわけヒンデミットの作品に関しては評価が高く、ソナタにおける伝説的な名演は国際的な賞を獲得している。録音:1992年
606 14622 ジャン・ヤンカ(1933〜):
 オルガン作品集第2集
 トロンボーンとオルガンのための作品集
ルトガー・ローマン(Org)、
マイク・スヴォボダ(Tb)
オルガンとトロンボーンが力を合わせるとき、かつてない壮大な音楽が生まれる。この2つの楽器の音色の混合色は、まるで空に輝く月の光のような輝きに満ちている。ポーランド、グダニスク生まれのオルガン奏者&作曲家ヤンカは、最初クラコフで学んだ後、シュトゥットガルト、パリへ行き、パリではマルセル・デュプレに師事した人で、そのせいか彼の作風はフランスの印象主義音楽の伝統を受け継いだものでキリストの復活に対する深い信仰を根底にした美しいオルガン作品を多く書いている。このアルバムではトロンボーンが重要な役割を演じるのだが、このアルバムでは名トロンボーン奏者マイク・スヴォボダが魅力的な演奏を披露している。録音が行なわれたシュトゥットガルトの聖エーバーハルト教会の素晴らしい音響効果にも注目。録音:2007年2月 シュトゥットガルト
604 14652 メトネル(1880−1951):
 ピアノ・ソナタ op. 25, 2 (1911)
 朝の歌 op.39,4
 悲劇的ソナタ op.39,5
 おとぎ話 他
セヴェリン・フォン・エッカルトシュタイン(Pf)
20世紀初頭のロシアでラフマニノフ、スクリャビンとともに名ピアニストとして讃えられたメトネルだが、彼は演奏家としてよりも作曲家の道を選び、コンサート活動を行なうことはやめてしまった。とは言え、ロシアからフランスへ亡命、後にイギリスに渡るのだが、そこで出あったマイソール王国(1399年〜1947年、現インド領カルナータカ州)最後の藩王(マハラジャ)ワディヤールの庇護を受けいくつかの録音を残したことも知られている。膨大なピアノ曲を書いたメトネルだが、その作品はどれも精巧かつ複雑で堅固な構成はまるでベートーヴェンの作品を思わせる。ここで演奏している2007年に30歳を迎える若手注目株のピアニスト、フォン・エッカルトシュタインはブゾーニ国際コンクールやリーズ国際コンクールなど、様々なコンクール入賞歴を誇り、以前MDGレーベルへ録音した2枚のアルバムも高い評価を受けている。この録音では「まるでメトネルの音楽のために作られたかのような」とエッカルトシュタインが語る1901年製のスタインウェイを使用、控えめながらも素晴らしく、そして勇敢なメトネルを奏でている。
603 14662
¥2090
「ウィーンはいつもウィーン」
 シュトラウス、ランナー、シュランメルのワルツとポルカ集
トーマス・クリスティアン・アンサンブル
古き良き時代を味わいたければ、やはりワルツとポルカだろうか?19世紀前半から世紀末までのウィーン。当時のダンス・ホールやカフェにはワルツやポルカが満ち溢れていました。その中心的なレパートリーはランナーやヨハン・シュトラウスの作品だったが、本当のところ、最も人気があったのはホイリゲで演奏される気楽なアンサンブル「シュランメル」だったのではないだろうか。シュランメルとはヨハンとヨゼフ・シュランメル兄弟の名に由来し、その歴史は1878年にヴァイオリンがギター伴奏で演奏することから始まり、後に小編成のアンサンブルで奏される民謡やドイツ大衆歌一般を指すようになったものです。これらの音楽の醸し出す独特の雰囲気を、トーマス・クリスティアン・アンサンブルの素晴らしい演奏でお楽しみください。トーマス・クリスティアン・アンサンブル・・・以前リリースされたマーラー「第4交響曲(エルヴィン・シュタインによる室内合奏版)」やブルックナーでなんともしなやかな演奏を披露したアンサンブル。今回の演奏ではその特性が一層強調されている。録音:2007年1月
341 13072 モーツァルト:鍵盤作品全集 Vol. 7
 ソナタ第3番変ロ長調 KV 281 (189f)
 アレグレットによる12の変奏曲 変ロ長調 KV 500
 グラーフの歌謡による8つの変奏曲ト長調 KV24
 ナッソーの主題による7つの変奏曲 KV25
 ロンドン・ソナタ第5番 KV 14
 デュポールの主題による9つの変奏曲 ニ長調 KV573 その他
ジークベルト・ランペ(Cemb、Klav、Pf)
大好評のランペによるモーツァルト鍵盤作品全集、第7巻。ここでは、モーツァルトの重要な音楽の旅(ロンドン、ハーグ、アムステルダム、ミュンヘン、ウィーン、ポツダム)によって書かれた音楽を収録している。1766年に作曲されたKV24と25の変奏曲、そして1775年に作曲された、エレガントなメロディを持つソナタKV281、そしてkV573をはじめとした円熟期の作品と、聴き手はモーツァルトの才能の発展を10年間隔で経験することができるだろう。学術的研究の成果と、力強い音楽性を兼ね備えたランペの説得力ある演奏は、モーツァルトの知られざる作品にも光をあてるもの。使用楽器は1771年製作の歴史的ハープシコードなどが用いられている。録音:2006年6月、2007年3月
645 14052 MDG「プレイヤー・ピアノ」シリーズ Vol.5
コンロン・ナンカロウ(1912-1997):
 自動演奏ピアノのための習作
 第3集 第33番〜第41のC番
ベーゼンドルファー・アンピコ・プレイヤー・ピアノ
発売を重ねる毎にファンの増える「自動演奏ピアノ」シリーズ、第5弾。今回は、その演奏難易度すら想像もつかない、ナンカロウの「自動演奏ピアノのための習作」の第3集。恐らく、どんなピアニストでも演奏不可能、そしてピアノロールでさえその音楽を再生できないであろうと言われる、習作第40番を含む今回の曲集。最新のコンピュータ技術のみが、この不可能を可能にした。生ピアノでは味わえない不可思議な世界、一度聴くと虜になること間違いなし。 録音:2005年6月
307 14692
¥2090
メンデルスゾーン(1809〜1847):
 交響曲第1番、第5番“宗教改革”
 “フィンガルの洞窟”序曲
 “ルイ・ブラス”序曲
  ・・・全て4手ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための編曲版
アンドレアス・ザイデル(Vn)、
マティアス・ムースドルフ(Vc)
(ライプツィヒ弦楽四重奏団のメンバー)
オルガ・ゴレイ&ゲラルド・ファウス(P)
ブラームスをはじめとした幾人かの作曲家は、オーケストラ作品に取り掛かる前に、あらかじめ小編成ヴァージョンでその作品を形作る。非常に早熟な天才であったメンデルスゾーンも、交響曲を作曲する前に「家庭内で演奏するために」小編成の版を作曲していた事が知られている。ここに録音された交響曲第1番と第5番、そして2曲の序曲もその形で、まさに家庭用に凝縮された小さな宇宙をお楽しみいただけることでしょう。メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲の録音で高い評価を受けているライプツィヒ弦楽四重奏の2人のメンバーと、カザフスタン生まれのピアニスト、オルガ・ゴレイ、そして東ドイツの名手ゲラルド・ファウスによる素晴らしいアンサンブルで。録音:2006年12月

RBM

REM 463048
\2400
「ピン・ポン」
 〜スウィング、チャールダッシュ、
  エヴァーグリーン、etc
北西ドイツ・サロン・アンサンブル
ハンスディーター・マイアー(Vn)、
グニルト・ゲール(Va)、
ハンス・マイアー(Vc)、
インゲ・ザウアー(Pf)
このアンサンブルは、以前にもRBMレーベルから2枚のアルバムをリリースしているが、今回のアルバムは更に彼らの熱意がこもったもの。まさに純粋な楽しみのために作られた1枚。様々なレパートリーは彼らの多面的な才能を示すもので、ベナツキーのタンゴやワルツ、ロシア風の音楽、ハンガリー風の“スウィング・タイム”、ジャズ、ロックなどあらゆる音楽への挑戦。ヴァラエティに富んだ楽しい作品。

TELARC 1CD¥2300

CD 80692 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(全曲) シモーネ・ディナースタイン(Pf)
アメリカ期待の若手ピアニスト、バッハのゴルトベルクを弾く!ピアニスト、シモーヌ・ディンナースタインのテラーク・デビューアルバムです。この録音は2005年3月に、グラミー受賞でも知られるプロデューサーAdam Abeshouse.によって行われたもの。アメリカでは2007年8月28日にリリースされましたが、発売されるやいなや大人気となっています。10年以上もジュリアード音楽院で学ぶも、華々しいコンクール歴などを一切持たなかった彼女は2005年まではブルックリンで、小学校教師をしている夫、小さな息子と共に静かに暮していました。しかし、この「ゴルトベルク」の録音が彼女の分岐点となりました。デビュー・リサイタルは2005年11月カーネギー・ホール。彼女自身のプロデュースによって行われました。演奏曲目はもちろんゴルトベルク変奏曲全曲でした。その演奏はニューヨーク・タイムズ紙上で「バッハを完全に現代のパフォーマンスとして再現、一つ一つの変奏曲はまるでシューベルトの“冬の旅”を思わせるかのようなイメージ豊かなものであった」と大絶賛された。彼女はゴルトベルクについてこう語る。「この作品は極めて緊密に書かれ、全ての楽節が深く結びついているのですが、決してそれを聴き手に意識させることはありません。各々のヴァリエーションは特徴的で、独特の感情とニュアンスを持っています。現在の私たちはバッハが過ごした時代とは全く異なる世界に住んでいますが、これらの部分は今でも力強く私たちに語りかけてきます。」彼女が録音の際、用いたピアノは1903年ハンブルグ製のスタインウェイ。北東イングランド、ハル市役所に所蔵されていたもので、第二次世界大戦時、広範囲に渡って爆撃を受けつつも無傷で生き残り、戦争後も一連のコンサートで使用され人々に勇気を与えたピアノとして知られている。そして2002年、世界貿易センターのウィンターガーデンの再開時にもこのピアノが演奏され、人々に新たな希望をもたらした。そんな彼女のゴルトベルク、日本でも人気沸騰間違いなし。録音:2005年3月
CD 80675 ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第2番&第5番<皇帝>
ジョン・オコーナー(Pf)
ロンドン交響楽団
指揮:アンドレアス・デルフス
ベートーヴェンのピアノソナタ全集で高い評価を得ているピアニスト、ジョン・オコーナーが再びTELARCレーベルへと帰ってきた。曲目はベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番と第5番“皇帝”というファンにとってもまたとない好選曲。彼の熟練した技巧と表現が心行くまで味わえることだろう。ベートーヴェンの第2番のピアノ協奏曲は周知の通り、作曲順としては第1番よりも先に書かれたもので、古典的な形式と柔軟で抒情性溢れる音楽が魅力的な作品。第5番に関しては名曲中の名曲、説明は必要ないだろう。指揮者アンドレアス・デルフスは、ミルウォーキー交響楽団の音楽監督を10年務めたあと、ごく最近ホノルル交響楽団の首席指揮者に任命された中堅指揮者。彼は20歳でハンブルク大学オーケストラの音楽監督、そしてハンブルク州立歌劇場の歴代最若手のアシスタントを務めた実績ある人として知られている。
CD 80682 「マスター・アンド・コマンダー」
 1. アルフレッド・ニューマン:征服への道
 2.ミクロシュ・ロージャ:
  メイフラワー号、プリマスへの冒険
 3〜5.クラウス・バーデルト:
  パイレーツ・オブ・カリビアンより
  「黄金のメダル」、「黒真珠」、「彼は海賊」
 6.7.ハンス・ジマー:
  「ジャック・スパロウ」「ホルンパイプ」
 8.エーリッヒ・ヴォルフガンク・コルンゴルト(エリック・コーンゴルト)
  「 海賊ブロッド」序曲
 9.ルイジ・ボッケリーニ:
  マスター・アンド・コマンダーのサントラより「ロス・マロノス」
 10.11.エルマー・バーンスタイン:「プレリュード」「海を離れて」
 12.フランツ・ワックスマン:“女海賊アン”前奏曲
 13.ヘンリー・マンシーニ:北極の捕鯨
 14. エーリッヒ・ヴォルフガンク・コルンゴルト:“シーホーク”より組曲
 15.ブロニスラウ・ケーパー :“バウンティ号の反乱”メインテーマ
 16. フランツ・ワックスマン:“勇ましい船長”より組曲
 17.モートン・グールド:“ウィンド・ジャーマー”より「船よ」
 18. ジョン・デブニー: “カットスロート・アイランド”よりエンド・タイトル
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル
SACD 60682
(SACD Hybrid)
\3700
勇敢な水夫、むこうみずなキャプテン、そして海賊たち・・・・。海はいつでも人々の冒険心をかきたてるとともに、その夢を遠くまで運んでくれる。このアルバムは“パイレーツ・オブ・カリビアン”を含む、そんな海の男、女たちの音楽集。カンゼルの放つゴージャスな音に乗って、七つの海の航海に出帆しましょう。吹奏楽ファンの方にもお薦めの1枚。

NEW MID LINE 1CD¥1500

CD 80144 「アメリカン・ジュビリー」
 1. リバティ・ファンファーレ
 2. ヤンキー・ドゥードル
 3. 「アメリカ」のテーマによる変奏曲
 4. ケークウォーク
  グランド・ウォーク・アラウンド/ウォールフラワー・ワルツ
  /ガラ・ケークウォーク
 5. ジュビリー
  「交響的スケッチ」より 演奏 シンシナティ・ポップス(OR)
 6. ディクシー
 7. リパブリック讃歌
  Artist メイ・フェスティヴァル・コーラス
 8. シェーカーのメロディーによる変奏曲
  「アパラチアの春」より 演奏 シンシナティ・ポップス(OR)
 9. アメリカン・サルート
 10. スター・スパングルド・スペクタクラー
 11. ゴッド・ブレス・アメリカ
  Artist メイ・フェスティヴァル・コーラス
 12. アメリカ・ザ・ビューティフル
  Artist メイ・フェスティヴァル・コーラス
 13. 星条旗よ永遠なれ
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル
録音:1985〜1987年
CD 80499 マーラー:交響曲第4番 フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)
アトランタ交響楽団
指揮:ヨエル・レヴィ
CD 80513 ジョン・アダムス&テリー・ライリー:ピアノ作品集
 ジョン・アダムス:「チャイナ・ゲート」
 テリー・ライリー:
 「天国の階段」第7篇
 「ザ・ウォーラス・イン・メモリウム」
グロリア・チェン−コクラン(Pf)
CD 80550 「ヴィルトゥオーゾ」
 バッハ、ベッリーニ、ハイドン、ホルボーン
 アルビノーニ、モーツァルト、ファリャ
 グレゴリオ聖歌/他
ロルフ・スメドゥヴィッグ(Tp)
CD 80049 J.S.バッハ:オルガン作品集
 幻想曲とフーガ 
 ト短調BWV542《大フーガ》
 トッカータ ヘ長調BWV540
 パッサカリアとフーガ ハ短調BWV582
 コラール《天にまします我らの父よ》BWV737
 人はみな死すべきさだめBWV643
マイケル・マレイ(Org.)
CD 80358 ベートーヴェン:序曲集
 エグモント Op. 84
 プロメテウスの創造物 Op. 43
 レオノーレ No. 1, Op. 138
 レオノーレ No. 2, Op. 72a
 レオノーレ No. 3, Op. 72b
 フィデリオ Op. 72c
 コリオラン Op. 62
アトランタ交響楽団
指揮:ヨエル・レヴィ
CD 80378 「ロシアン・スケッチ」
チャイコフスキー:
 「フランチェスカ・ダ・リミニ」
 「エフゲニー・オネーギン」〜ポロネーズ、
リムスキー=コルサコフ:「ロシアの復活祭序曲」
グリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲
イッポリトフ=イワーノフ「コーカサスの風景」全曲
ボルチモア響
指揮:デヴィッド・ジンマン
録音:1995年
CD 80574 トゥリーナ:
 交響詩《幻想舞曲集》作品22
 セヴィーリャ交響曲作品23
 交響詩《ロシーオの行列》作品9
ドビュッシー:
 管弦楽のための《映像》から第2曲「イベリア」
シンシナティ交響楽団
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
CD 80051 サン=サーンス:
 交響曲第3番 ハ短調作品78 「オルガン付き」
マイケル・マレイ(org.)
フィラデルフィア管弦楽団
指揮:ユージン・オーマンディ
CD 80315 ゴスペル・セレブレーション シンシナティ・ポップス・オーケストラ 
指揮:エリック・カンゼル
CD 80441 バーバー:協奏曲集
 ヴァイオリン協奏曲作品18
 ピアノ協奏曲作品38
 スーヴェニール作品28
ロバート・マクドゥーフィー、ジョン・キムラ・パーカー
アトランタ交響楽団
指揮:ヨエル・レヴィ
CD 80564 バルトーク:
 管弦楽のための協奏曲
 4つの管弦楽曲 Op.12
 ハンガリーの農民の歌
 管弦楽のための協奏曲
  〜オリジナル・エンディング
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レオン・ボッツタイン
録音:2000年10月

NAXOS 1CD¥1100

8.557525 シェーンベルク:声楽作品集
 1.ソプラノとオーケストラのための6 つの歌 Op.8
  (自然/紋楯/あこがれ/奥方よ、私はうまずたゆまずに/
   あの甘美な魅力にあふれて/小鳥が嘆くとき)
 2.地には平和を Op.13
 3.6 つの無伴奏男声合唱曲 Op.35
  (抑制/法律/表現法/幸福/傭兵/団結)
 4. おお、かわいい人
 5. コール・ニドレ
 6. 歌劇「モーゼとアロン」より第2 幕 第3 場 (抜粋)
ジェニファー・ウェルチ・バビッジ(ソプラノ)・・・1, 6
ディヴィッド・ウィルソン・ジョンソン(ナレーター)・・・5
サイモン・ジョリー合唱団・・・2〜6/
フィルハーモニア管弦楽団・・・1,5,6
ロバート・クラフト(指揮)
人気急上昇、ロバート・クラフトによる精緻なシェーンベルク(1874-1951)の声楽作品集。Op.8 はかろうじて調性感を保っているものの、それ以降の作品はまさに夢幻の響き。ストラヴィンスキーの弟子として知られシェーンベルクとも親交のあったクラフトは、すでに多くのシェーンベルク作品の録音があるが、この新録はまさに目の覚めるような素晴らしさ。極彩色からモノトーンまで響きの多彩さが味わえる。
8.557735 ヴィラ=ロボス:ピアノ作品集 第6 集
 南アメリカ/ニューヨーク・スカイ・ライン・メロディ/
 オリオンの3 つの星/ブラジルの密林への郷愁/ねことねずみ
 かわいい子どもたち/壊れたオルゴール/ワルツ/
 子どもたちの踊り/謝肉祭のピエロ/敬虔なる山脈の美しい地平線
 野生の詩
ソニア・ルビンスキ(ピアノ)
大好評、ヴィラ=ロボス(1887-1959)のピアノ作品集、今回の第6 集は、彼の作品のなかでも最も多様な内容を持つもの。子どもたちの音楽、ブラジルの伝統的な要素を盛り込んだ曲、極めてアバンギャルドな技術を要する曲や、音楽以外からインスピレーションを受けた曲など、まさに天に広がる星のような様相を呈しています。ヴィラ=ロボスの多彩な音楽性を再確認してください。第1 集より録音を重ねている名手ルビンスキの演奏。
8.557757 ブロッホ:ヴァイオリン協奏曲 他
 ヴァイオリン協奏曲/バール・シェム/ヘブライ組曲
ジーナ・シフ(ヴァイオリン)
ホセ・セレブリエール(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ジュネーヴに生まれた早熟の天才、ブロッホ(1880-1959)はブリュッセル音楽院でウジェーヌ・イザイに師事した。イザイは彼の才能をすぐさま見抜き、その音楽性を追求するように説得したという。このヴァイオリン協奏曲は、ブロッホがニューメキシコを訪問した時に耳にしたアメリカインディアンの歌を主題とし、そこに彼らしい「聖書を通じて感動し打ち震える魂の叫び」を加えた知られざる名曲。この録音によってファンが増えることでしょう。
8.557771 ハイドン:交響曲集 第32 集
 交響曲第9 番 ハ長調/交響曲第10 番 二長調/
 交響曲第11 番 変ホ長調/交響曲第12 番 ホ長調
パトリック・ガロワ(指揮)
シンフォニア・フィンランディア
第1 集(8.557571)が好評のガロア&シンフォニア・フィンランディアによるハイドン交響曲集の第2 作目。作品番号は早いとは言え、当時のハイドンはすでにエステルハージ侯爵家の副楽長として輝かしい実績を誇る偉大な音楽家だった。この交響曲集も当時としては大胆な試みが至るところに見られるもので聴けば聴くほどに面白みをますこと間違いなし。ガロアの紡ぎ出す清冽な音も好感度大。
8.559291 トムソン:大平原を耕す鋤/組曲「河」 アンヘロ・ギル=オルドネス(指揮)
ポスト=クラシカル・アンサンブル
ストコフスキーも取り上げた、トムソン(1896-1989)による音で綴るアメリカの田園詩、「大平原を耕す鋤」は聴いているだけで目の前にひなびた田園風景が広がる。例えば第6 曲の「戦争とトラクター」。まるでおもちゃのような進軍ラッパ、そしてちょっととぼけたテーマ。何とも言えない楽しさが醸し出されている。組曲「河」も民謡や賛美歌のメロディを交えた情感豊かな作品。
8.570199 ライマン:声楽作品集
 1. バリトンと管弦楽のための“ツィクルス”
  (パウル・ツェランの詩集「息の転回」による)
 2. バリトンと管弦楽のための“クミ・オリ”
  (パウル・ツェランの3 つの詩と詩篇74、79、122 の短詩による)
 3. バリトンとピアノのための“棒はわれらの中に”
ヤーロン・ヴィントミュラー(バリトン)
アクセル・バウニ(ピアノ)・・・3 のみ
ギュンター・ヘルヴィッヒ(指揮)
ザールブリュッケン放送交響楽団
8.570202 ヴァイオリンによるオペラ幻想曲集
 1. フバイ(1858-1937):カルメンによる華麗なる幻想曲
 2. ラフ(1822-1882):ローエングリンのテーマによる二重奏
 3. ストラヴィンスキー(1882-1971):
   マヴラよりパラシャのアリア(ドゥシュキン編)
 4. ゴリホフ(1960-):アイナダマール(ゴリホフ&プルツマン編)
 5. ヴァイル(1900-1950):マック・ザ・ナイフ
 6. プルツマン(1960-):R・シュトラウス 歌劇「ばらの騎士」より
 7. パガニーニ(1782-1840):
   ロッシーニ 歌劇「タンクレディ」より序奏と変奏曲
 8. ビゼー(1838-1875):歌劇「真珠採り」より聖なる寺院の奥深く(ロブ編)
 9. ラロ(1823-1892):歌劇「イスの王」よりオーバード(シゲティ編)
リヴィア・ソーン(ヴァイオリン)
ベンジャミン・ロブ(ピアノ)
ジェフ・ヌッタール(ヴァイオリン/ヴィオラ)・・・4, 8 のみ
オペラの名アリアを独奏曲にする試みは古くから行われている。特にパガニーニとリストの偉業は後世の作曲家たちに大きな影響を与えた。原曲を一層華やかで技巧的なものにし一つの新しい作品とすることは作曲家にとっても、聞き手にとっても、意欲的で大きな喜びと言える。このアルバムは近代の作曲家の編曲を中心としたもので、音楽が変貌するさまをありありと感じることができることだろう。ソーンの繊細な表現が曲に命を吹き込む。
8.570230 リスト:ハンガリー狂詩曲集 S359/R441
 ハンガリー狂詩曲 第1 番(ピアノ版 第14 番)
 ハンガリー狂詩曲 第2 番(ピアノ版 第2 番)
 ハンガリー狂詩曲 第3 番(ピアノ版 第6 番)
 ハンガリー狂詩曲 第4 番(ピアノ版 第12 番)
 ハンガリー狂詩曲 第5 番(ピアノ版 第5 番)
 ハンガリー狂詩曲 第6 番(ピアノ版 第9 番)
アルトゥール・ファーゲン(指揮)
ワイマール・シュターツカペレ
ハンガリー人として生まれながらも実はハンガリー語が話せなかったと言うリスト(1811-1886)が「ハンガリーの国民的英雄」と称賛されたのは晩年になってからだった。このハンガリー狂詩曲はハンガリーの民俗旋律を用いた作品で、まずはピアノのために書かれ幅広い人気を得たもの。後に名フルーティストで作曲家であるドップラーの協力を得て6 曲がオーケストレーションを施された。ピアノの細かいパッセージのほとんどはフルートが受け持っているのもそのためだろうか。リストが精魂こめて作り上げたハンガリーの至宝、彼自身がかつて指揮したワイマールのオーケストラによってお聴きください。
8.570236 グリーグ:管弦楽作品集 第4 集
 1. ベール・ギュント組曲第1 番 Op. 46
 2. ペール・ギュント組曲第2 番 Op. 55
 3. ビョルンソンの「漁夫の娘」による4 つの詩 Op. 21 -
   第1 番 初めての出会い
 4. 山の精とらわれし者 Op. 32
 5. 6 つの歌 EG 177
インガー・ダム・イエンセン(ソプラノ)
パレ・クヌーセン(バリトン)
ビャルテ・エンゲセト(指揮)
マルメ交響楽団
イプセンの戯曲「ペール・ギュント」へのグリーグ(1843-1907)の付随音楽は、ノルウェーの伝説的人物を題材とした5 幕の劇に付けられた26 曲からなる大作。初演時から大成功を収め、とりわけ、この中から選んだ各4 曲からなる組曲はノルウェーのみならず全世界の人々に愛されている。物語の方は実に荒唐無稽、略奪愛、冒険、魔物との戦い・・・そして無償の愛。もしワーグナーだったらどんな音楽を付けたことでしょうか?
8.570289 スタンフォード:交響曲集 第2 集
 交響曲 第2 番 ニ短調“挽歌”
 交響曲 第5 番 ニ長調 Op.56
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
ボーンマス交響楽団
エルガー以前の英国の偉大なる2 人の作曲家、パリーとスタンフォード(1852-1924)はまさに「英国近代音楽の父」。メンデルスゾーンやブラームスの影響を受けつつも英国の民謡や文学の香りを取り入れた独自の音楽を発展させた。スタンフォードの交響曲は全部で7 曲あるが、残念なことに第3 番を除いては最近までほとんど忘れ去られていた存在だった。ここに収録された2 曲の作品はどちらもテニスンとミルトンの詩の引用をともなうものでブックレットには原詩も掲載されている。
8.570324 コーカサスの印象
 アミーロフ(1922-1984):
  弦楽オーケストラのための交響曲“ニザーミーの追悼のため”
 アルチュニアン(1920-):シンフォニエッタ
 ナシーゼ(1925-1996):交響曲 第3 番“室内交響曲”
 ツィンツァーゼ(1925-1978):
  3つのミニアチュールより第1 番/第2 番
 アスラマジャン(1897-1978):
  アルメニア民謡による14の小品より “ハベルバン”
 ツィンツァーゼ(1925-1978):
  3つのミニアチュールより/
  17 のミニアチュールより/12 のミニアチュールより
 アスラマジャン(1897-1978):
  アルメニア民謡による14の小品より
 ツィンツァーゼ(1925-1978):
  12 のミニアチュールより“ガンダガン”“シサトゥーラ”
ウヴェ・ベルケメル(指揮)
コーカサス室内オーケストラ
黒海とカスピ海に挟まれたカフカース山脈と、それを取り囲む低地を指す「コーカサス地方」。様々な民族が入り乱れ多種多様な言語と文化を育んできた肥沃の地。このアルバムはグルジア、アルメニア、アゼルバイジャンの作曲家たちの作品を集めたもので、どことなくエキゾチックで力強いメロディが横溢した興味深い1 枚になっている。2005 年に設立されたばかりのコーカサス室内オーケストラの充実の響きをご堪能ください。
8.570330 リース:フルート四重奏曲集 Op.145
 フルート四重奏曲 ハ長調 Op.145 No.1〜3
ジョン・ヘリック・リトルフィールド(フルート)
アーロン・ボイド(ヴァイオリン)
アー・リン・ヌー(ヴィオラ)
ヤリ・ボンド(チェロ)
ベートーヴェンの弟子として知られるリース(1784-1838)のフルート四重奏曲は彼が現役引退した年に作曲されたもので、一夜のコンサートで演奏されることを意図してかのようにすべての曲が密接な関係を持って書かれている。初期ロマン派のスタイル、ほのかなスペイン風の味付け、そしてベートーヴェン譲りの愉悦感溢れるスケルツォ、など聴きどころも満載。くるくる変わる予測不能なメロディラインにすっかり翻弄され、何度も聴きたくなること請け合い。
8.570338 カントルーブ:オーヴェルニュの歌 第2 集
 オーヴェルニュの歌(抜粋)
 羊飼いのおとめと馬に乗った男/紡ぎ女/
 子どものために/しっ、しっ静かに/牧歌/向こうの谷間に
 羊飼いよ、あなたが愛してくれるなら/
 野良犬め、あっちへ行け/さあ、まぐさをおやり
 三部作(夏への捧げもの/月のような/夜明けへの讃歌)
 フランスの歌(抜粋)
 ブロンド娘のそばで/あるいは私は哀れと思うために行くでしょうか?/
 ばらの牧草地に/心地良い山頂/目覚めよ/あなたの前に少女が来たら
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
セルジュ・ボド(指揮)
リール国立管弦楽団
第1 集(8.557491)が大好評を博したヴェロニク・ジャンスによるオーヴェルニュの歌、その続編の登場。このアルバムで“オーヴェルニュの歌”は完結。類い稀なる美声と情感豊かな歌唱で故郷の歌を聴かせるジャンス。今回もその歌声は至上の美しさを誇る。ラヴェルとショーソンに絶賛されたと言うカントルーブ(1879-1957)の知られざる作品、“三部作”と“フランスの歌”も収録。こちらもとても魅惑的。
8.570371 シェリゴフスキ:4 つのポーランド舞曲 他
 1. 喜劇的序曲
 2. 4 つのポーランド舞曲(行列/ルブリン地方のワルツ/牧歌/オベレク)
 3. ピアノ協奏曲
 4. 管弦楽のための夜想曲
 5. 管弦楽のための協奏曲
ボグダン・チャピエフスキ(ピアノ)
マリウス・スモリジ(指揮)
ポズナ二・フィルハーモニー管弦楽団
アンナ・ジウコウスカ(ヴァイオリン)・・2〜オベレク/5〜第1 楽章のみ
戦後のポーランド音楽の発展に大きく関与したシェリゴフスキ(1896-1963)の作品集。第2 次世界大戦の後ポズナニに留まり、この地のオーケストラの指揮者として活躍。並行して作曲活動も活発に行いポーランド民謡を巧みに織り込んだ親しみやすい曲を多く生み出した彼こそ、近代ポーランド音楽の父と呼ぶにふさわしい人だろう。ここに収録された作品はどれもが新古典主義の影響を受けた確固たるもので、どっしりと満足感を与える重厚なサウンドも聴きどころ。
8.570437 タネーエフ:弦楽四重奏曲全集 第1 集
 弦楽四重奏曲 第1 番 変ロ短調 Op.4/
 弦楽四重奏曲 第3 番 ニ短調 Op.7
カルペ・ディエム弦楽四重奏団
チャイコフスキーに学び、ラフマニノフとスクリャビンを育てたタネーエフ(1856-1915)。現在では交響曲が良く知られているが、彼の本領は室内楽、それも作品番号を持つ6 曲の弦楽四重奏と言っても過言ではない。このアルバムに収録されているのは第1 番と第3 番。いずれも作曲家円熟期の作品で、いかにもロシアらしい物憂げな情感に満ちた音楽。夜更けにしっぽりとお聴きください。
8.570457 カタルーニャ地方のピアノ曲集
 モンポウ(マソ編):歌と踊り 第13 番/
 ヴィニェス:ヴェルレーヌよりひそやかに/
 ルエラ:祝祭ファンファーレ
 モンサルヴァーチェ:ディヴェルティメント第2 番/
 グラナドス:マズルカ/
 ニン=クルメル:3つのトナーダ 第2 番、4 番、6番/
 マッシア:黒い池/
 ブランカフォルト:綱渡りのポルカ/
 アルベニス:舟歌/
 マラツ:スペイン風セレナーデ
 グリニョン:魚たちの修道院/
 ヴィニェス:亡霊のようなメヌエット/
 マッシア:スケルツォ/セッラ:子守歌
 モレーラ:踊り 第1 番/
 ゲルハルド:2つのスケッチ/
 グラウ:舟歌/
 ゴルス:遠くで花開くアーモンドの木
 サマコイス:サルダーナ/
 モンポウ:前奏曲 第12 番
ホルディ・マソ(ピアノ)
カタルーニャと聞くと何を思い浮かべるでしょう? バルセロナ、ガウディ、音楽好きの人なら、カザルス、そして鳥の歌・・・・しかしこの地方には、まだまだ素敵な音楽がたくさんある。モンポウ、グラナドスをはじめとした作曲家による多彩なピアノ曲はどれもが楽しく情熱的な思いを秘めている。自らも大ピアニストであったヴィニェスの珍しい作品にも注目。
8.570458 デュロン:歌曲集
 こちらにおいで、デヤーニラ/悪賢いキューピッド/
 愛に酔う少女/私、私がいる/
 これは何?裏切り?/愛してる、ジレタ
 オルガン作りのソロ/あなたが望むなら愛して/
 4 月に花が咲くと/話していないと迷ってしまう/
 心よ、あなたはため息をつかない/優しい影に/
 火よ火よ、水よ水よ!/
 休ませて、休ませて/彼らのための威厳の歌/私が
 羊飼いの女ですから/優しいガラス/
 天よ、私は悲痛です/ああ、この愛は私のもの
アラケル・アンドゥエサ(ソプラノ)
マニュエル・ヴィラス(ダブル・ハープ)
中部スペインで生まれたデュロン(1660-1760)。若き頃の経歴は良くわかっていないが、才能ある若者であったことは想像に難くない。オルガニストとして20 歳になる前にいくつかの重要なポストを与えられ、作曲家としても功績を残した。このアルバムには16 の世俗歌曲、イタリア風の世俗カンタータからの1 曲、聖餐式のための2 曲が収録されている。アンドゥエサの澄み切った歌声に心洗われる。
8.570516 リスト:ピアノ作品全集 第26 集
 1. 巡礼の年 第2 年 イタリア S161/R10b 第7 番
  “ ダンテを読んで”(ブレスキアーニ編)
 2. ダンテ交響曲 S648/ R370
  (作曲家による2 台ピアノと合唱版)地獄/煉獄/マニフィカト
フランツ・リスト・ピアノ・デュオ
マニフィカト部のみ
ガブリエラ・テシュ(合唱指揮)
ハンガリー放送児童合唱団(バルバラ・スモデチ・・・トレブル)
ナクソスの誇るプロジェクトの一つである、リスト(1811-1886)ピアノ作品全集の第26 集。今作はあの大作「ダンテ交響曲」をリスト自身が、2 台のピアノと合唱のために編曲したものを中心に収録。リストの編曲の妙をじっくりと味わうのに最適。神曲をもとにしたダイナミックな音楽は、2 台ピアノで奏することにより迫力はそのままで精緻さ倍増。面白さも倍増。児童合唱の清冽な歌声が彩りを添える。
8.570531 アーノルド(1921-2006):2 台ピアノのための協奏曲 他
 1.序曲「ベッカス・ザ・ダンディプラット」 Op. 5
 2.ジョン・フィールドの主題による幻想曲 Op. 116
 3.2 台3 手のピアノのための協奏曲 Op. 104
 4.2 台のピアノのための協奏曲 Op. 32
フィリップ・デイソン(ピアノ)2,3,4
ケヴィン・サージェント(ピアノ)3,4
エサ・ヘイッキラ(指揮)
アルスター管弦楽団
マルコム・アーノルドと言えば、豪快なオーケストラ・サウンドやユーモアのある音楽センスが有名な音楽家。このアルバムはそのどちらの側面も楽しめる嬉しい1 枚。豪快さでいえば「ベッカス〜」序曲。楽しさで言えばピアノ協奏曲。こちらは夫婦デュオのために書かれた愛情あるプレゼント。ほのかに見え隠れするジャジーな味わいがたまらない。
8.558184-85
(2CD)
(日本語帯付なし)
¥1990
ワーグナー:指環への招待 語り/スティーブン・ジョンソン
ローター・ツァグロセク指揮、シュトゥットガルト管弦楽団の“指環”を用いて英国の音楽学者、スティーブン・ジョンソンが物語をわかりやすく説明してくれるという「指環入門」CD。最初に物語の成立やライト・モティーフなどの説明があり、各作品ごとの解説となっています。非常に聴きとりやすい英語は、ヒアリングの練習にもぴったり。
8.557440-41
(2CD)
ルクレール:フルートを含む室内楽曲全集
CD1
 ソナタ ハ長調Op.1No.2/ソナタ ホ短調Op.9No.2/
 ソナタ ト長調Op.9No.7/ソナタ ホ短調Op.1No.6
 トリオ・ソナタ ニ長調 Op.2No.8
CD2
 ソナタ ト長調Op.2No.5/ソナタ ハ長調Op.2No.3/
 ソナタ ロ短調Op.2No.11/ソナタ ホ短調Op.2No.1
 易しい音楽の慰み第2 集 ト短調 Op.8
フェンウィック・スミス(フルート)
ジョン・ギボンス(ハープシコード)
ローラ・ブルステイン(チェロ)
ローラ・イェッペセン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)・・・トリオ・ソナタのみ
クリストファー・クリューガー(フルート)・・・易しい音楽の慰みのみ
フランス・バロック音楽の巨匠ルクレール(1697-1764)は、ベルギー・ヴァイオリン楽派の創始者として知られ、イタリアとフランスで活躍し名声を得た。悲惨な晩年を送ったことも知られていますが、その作品はどれもが明快で過剰な誇張を回避した調和の取れたもの。主にヴァイオリン作品が有名ですが、ここに収録されたフルートのための曲も見事なもので、優雅さと明るさに満ち、楽器の表現力を最大限に駆使した魅力的なパッセージが耳を捉える。
8.557498 クラウス:バレエ音楽集
 パントマイム/漁師たち/パントマイム/
 グルック“アルミデ”からのバレエ音楽
ペッテル・スンドクヴィスト(指揮)
スウェーデン室内管
最近、指揮者スンドクヴィストが積極的に取り上げているのがこのクラウス(1756-1792)の作品集。モーツァルトと同じ年にドイツで生まれたものの、スウェーデンで活動したという変わり種で、彼の色彩豊かな管弦楽法を駆使したドラマティックな音楽は本当に魅力的で、それを聴いたハイドンが心の底から驚愕し「私の知る天才は、モーツァルトとクラウスの2 人である」と宣言したほど。ここに収録された劇音楽はまさにクラウスの真骨頂。交響曲には舞曲を含めなかった彼の「別の顔」が見えてくるだろうか。
8.557844 リース:ピアノ協奏曲集第2 集
 スウェーデン国民歌による変奏曲 Op.52/
 序奏とポロネーズ Op.174/
 ピアノ協奏曲第3 番 嬰ハ短調 Op.55
クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)
ウーヴェ・グロット(指揮)
イェヴレ交響楽団
19 世紀前半の最も偉大なピアニストと言えば、誰もがフンメルとリース(1784-1838)の名前を挙げることだろう。特にこのリースはべート―ヴェンの弟子で、師の回想録を出版したことでも知られている。ここに収録された3 つの作品はどれもベートーヴェン風の力強さと抒情詩的な美しさが見事に調和していて聴きごたえたっぷり。時にはまるでショパンを思わせるロマンティックな部分も備えていて、鮮烈な印象を残す。
8.557980 ペンデレツキ:合唱作品集
 テ・デウム(1979-80)/聖ダニエル讃歌(1997)/
 ポリモルフィア(1961)/ポーランドレクイエムよりシャコンヌ(2005)
イザベラ・クロシンスカ(ソプラノ)
アグニエツカ・レーリス(メゾ・ソプラノ)
アダム・ズニコウスキ(テノール)
ピョートル・ノヴァツキ(バス)
アントニー・ヴィト(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、合唱団
多くの現代作曲家がそうであるように、ペンデレツキ(1933-)も時代によってその作風が大きく変化している。1960 年代はトーンクラスターの第一人者として前衛的な音を好んで書いていたが、70 年代以降は懐古的な作品も多く見られる。このテ・デウムは悲痛な叫びと諦念に満ちた美しい響きが交錯し、まるで夢のような世界を鮮やかに目の前に出現させる名曲。おなじみヴィトの密度の高い演奏で。
8.557993 ラモー:オート・コントルのためのオペラ・アリア集
 歌劇「プラテー」より
  “何て心地よい住まい”“水の精たちよ、さあおいで”
  “あの雲は”“私はだんだん”
 歌劇「花飾り」より
  “私は優しく時を待ち”/
 歌劇「カストールとポリュックス」より“永遠の平和が”
 歌劇「ナイス」より“私の愛するニンフよ”/
 歌劇「ヒュメナイオスとアムールの祭り」より“あなたは知っている”
 歌劇「ダルダニュス(1744 年版)」より“不吉な場所”/
 歌劇「ゾロアストル」より“私の悲しい姿よ”
 歌劇「ザイス」より“野心的な魅力”/
 歌劇「ナイス」より“災禍よ鎮まれ”
 歌劇「プラテー」より“バッカスへ歌を捧げよう”)
ジャン=ポール・フシェクール(オート・コントル/テノール)
リャン・ブラウン(指揮)
オペラ・ラファイエット
その生涯に30 曲ものオペラを生み出したフランスの作曲家ラモー(1683-1764)。リュリ以降のフランス楽壇における最大の作曲家として知られますが、彼の作品は当時のイタリア・オペラの愛好家からは「不自然だ」と攻撃されたのも有名な話。メロディを重視するイタリア派、和声を重視するフランス派。どちらかに甲乙をつけるなんて・・・無茶な話ではありませんか!オート・コントルとは「高いテノール」の意。男声でありながらアルトの音域までをカヴァーする。
8.559300 ヘッドリー:生誕100 年記念録音集
 カリフォルニア組曲/
 ピアノ協奏曲第1 番「アルゼンチンタンゴ」/
 ピアノ協奏曲第2 番/ラジオのための交響曲第1 番
アンナ・ボロリュボヴァ(ピアノ)
ドミトリ・ヤブロンスキ(指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
1906 年生まれのヘッドリーは(1906-1995)、教師の父とオルガニストの母を持ち幼い頃から天才の名を欲しいままにしてきた。彼の音楽的方向を決定付けたのは10 歳の時のラヴェルとの邂逅で、その影響あってか生涯に渡ってロマンティックで印象主義的な作品を残した。1940 年代以降はピアニスト、指揮者としても活躍、作曲家としても多くの作品を残した。本当に楽しい曲ばかり。
8.559337 ロックレア:管弦楽作品集
 四季の交響曲/
 ソプラノ独唱と弦楽オーケストラのための三部作「レアズ・オブ・サウンディング」
 フェニックスそして再び/メモリー「H.H.L」/ハープ協奏曲
ジャニーン・ヒューストン(ソプラノ)
ジャクリン・バートレット(ハープ)
カーク・トレヴォー(指揮)
スロヴァキア放送交響楽団
14 歳でプロのオルガニストとして認められ、作曲家としても活躍するロックレア(1949-)。彼の作風は中世風から現代音楽風であり、多種多様な伝統を受け継ぐものとして広く愛されている。雄弁で簡潔、そして穏やかで印象深い「四季の交響曲」やまるでメルヘンの世界を垣間見るようなハープ協奏曲など香り高い作品が目白押し。そして「ゲド戦記」の生みの親、ル=グウィンの詩をベースにした神秘的な響きを持つ「レアズ・オブ〜」も聴きもの。
8.559350 クーマン:ピアノ作品集
 シースケープ・パッション〜昼の明るさ(3 番目のピアノ・ソナタ)/
 カイザー女史のための変奏曲/夢の墓標〜磔刑
 グウィネスに/夢のエチュード第2 巻/
 ポストカード・パルティータ/4 番目のピアノ・ソナタ
ドンナ・アマート(ピアノ)
1982 年生まれの若さにもかかわらず、すでに器楽曲や聖歌など600 曲を超える作品を書き、現在最も注目を浴びているのがこのカーソン・クーマン(1982-)。作曲家としてだけでなくオルガニスト(それも現代音楽)としても活発に活躍、彼のために世界中の作曲家が120 を超える新作を書いた。また編集者、作家としても知られ、このCDの解説も彼自らの手によるもの。
8.570118 シューベルト:断章を含むピアノ・ソナタ集
 ピアノ・ソナタ 第1 番ホ長調 D157/
 ピアノ・ソナタ 第8 番嬰へ短調 D571/D570/D604
 ピアノ・ソナタ 嬰ハ短調 断章 D655/
 ピアノ・ソナタ ホ短調 断章 D769a(D994)
 ピアノ・ソナタ ハ長調 D840“レリーク”
ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)
人懐こい表情と、徹底的に暗い深淵が奇妙な具合に同居しているのがシューベルトのピアノ・ソナタ。ここに収録されているのは、彼の1 番最初のソナタと、生涯半ばの3つの極めて実験的な断片、そして遺作として出版された最後の断片。緊張感に満ちた曲が唐突に終焉を迎える時、聴き手は見知らぬ世界に放り出されたかのような不思議な身悶えにさいなまれることだろう。
8.570183 スタイナー:映画音楽集
 「コングの復讐」「猟奇島」
 (ジョン・モーガンによる復元スコア)
ウィリアム・T・ストロンバーグ(指揮)
モスクワ交響楽団
MARCO POLO より移行盤。名付け親はリヒャルト・シュトラウス。ブラームスにピアノを師事しマーラーから作曲を学んだ神童マクシミリアン・ラオウル・ヴァルター・シュタイナー(1888-1971)。このコルンゴルトもびっくりの経歴を持つ音楽家は後にハリウッドで映画「キングコング」の音楽で名声を博すマックス・スタイナー。ここでは彼の代表作である「コングの復讐」と元祖ホラー映画「猟奇島」を収録、この迫力たっぷりの音楽が、ジョン・モーガンの見事な修復で現代に蘇った。原盤 MARCO POLO 8.225166
8.570184 スタイナー:映画音楽集
 「凡てこの世も青春も」「盗まれた青春」
(ジョン・モーガンによる復元スコア)
ウィリアム・T・ストロンバーグ(指揮)
モスクワ交響楽団、合唱団
MARCO POLO より移行盤。ジョン・モーガンのスコア再編による名画サントラ・シリーズ、ここではベティ・デイヴィス主演による2つの映画を取りあげている。スタイナーの音楽は本当に壮大でロマンティック(ワーグナーの楽劇を思わせる部分も)!そして作曲者のオリジナル・スケッチまでをあたって編纂作業をしたモーガンの仕事ぶりに脱帽。「盗まれた青春」はゴージャス・オーケストレーション路線の典型的作品と言えるだろう。原盤:MARCO POLO 8.225218
8.570187 ニューマン:映画音楽集
 「ノートルダムのせむし男」(ジョン・モーガン復元スコア)
 「ボー・ジェスト」(ウィリアム・T・ストロンバーグ復元スコア)
 組曲「イヴの総て」
ウィリアム・T・ストロンバーグ(指揮)
モスクワ交響楽団、合唱団
MARCO POLO より移行盤。1939 年に制作されたヴィクトル・ユゴー原作の映画「ノートルダムのせむし男」の音楽を担当したアルフレッド・ニューマン(1901-1970)は45 回ものアカデミー賞ノミネート回数を誇る(9 回受賞!)映画音楽の天才。かの有名な“20 世紀FOX 社の映画のオープニング”の勇壮なファンファーレも彼の代表的な仕事の一つ。原盤: MARCO POLO 8.223750
8.570188 ソルター(1896−1994)&デッサウ(1894-1979):
 映画音楽「フランケンシュタインの家」完全版
  (ジョン・モーガンによる復元スコア)
ウィリアム・T・スタインバーグ(指揮)
モスクワ交響楽団
MARCO POLO より移行盤。1996 年にこのアルバムが発売された際、音楽誌ではこぞって大絶賛。この音楽、ひたすら恐怖を煽るのだけど、その中にかすかに感じられる上質なユーモアと色彩豊かな効果音は、現代の耳にも存分に訴えかけるものがある。冒頭のテーマ音楽から、もうすっかりはまること間違いなし。原盤:MARCO POLO 8.223748
8.570233 ブラームス:
 交響曲第4 番 ホ短調 Op.98
 ハンガリー舞曲 第2/4/5/6/7/8/9 番
マリン・オールソップ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
大好評、オールソップのブラームス(1833-1897)交響曲全集、ここに完結。音楽の細部までを徹底的に磨きあげた、まるで純米酒のような清冽な味わいのブラームスは聴き手に新しい驚きと感動をもたらすことだろう。併録のハンガリー舞曲も聴きもの。「奇をてらうことなく正直」な演奏のすがすがしさ。まるで澄み渡った秋の空のような美しさ。
8.570293 ワーグナー:ストコフスキー編曲集
 楽劇「ラインの黄金」 - 第4 場 ヴァルハラ城への神々の入場 /
 楽劇「トリスタンとイゾルデ」の交響的合成
 舞台神聖祝典劇「パルジファル」 第3 幕の音楽/
 楽劇「ワルキューレ」 - 第3 幕 ヴォータンの別れ...魔の炎の音楽
 楽劇「ワルキューレ」 - 第3 幕 ワルキューレの騎行
ホセ・セレブリエール (指揮)
ボーンマス交響楽団
どんな曲でも彼ならではのサウンドに作り変えてしまう事が可能だった20 世紀最大の指揮者ストコフスキー。彼の経歴のスタートを飾ったのはワーグナー(1813-1883)の音楽だった。彼はワーグナーの壮大な音楽を一層華麗にするためにその複雑なスコアに更に音を加え、想像を絶するほどの音の洪水を生み出したのだ。当時の録音技術の向上とともに広まった「ストコ節」、この交響的変容は今でも多くの人に愛され続けている。
8.570297 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):愛と死の歌曲集
 ひそやかな誘い Op.27No.3/
 おお、あなたが私のものなら Op.26No.2/
 待ちわびて Op.10No.5/献呈 Op.10No.1
 希望と失望 TrV98/赤いばら TrV119/
 物言わぬ花 Op.10No.6/
 二人の秘密をなぜ隠すのか Op.19No.4
 ゲオルギーネ Op.10No.4/サフラン Op.10No.7/
 何も知らず Op.10No.2/私はお前を愛す Op.37No.2
 夜の逍遥 Op.29No.3/
 ああ恋人よ、私は別れねばならない Op.21No.3/
 解き放たれ Op.39No.4
 悲しみの歌より Op.15No.4/悲しみへの讃歌 Op.15No.3/
 わが心は沈黙す Op.19No.6/霧 TrV 65
 万霊節 Op.10No.8/憩え、我が魂 Op.27No.1
ヘドウィッグ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
ヒルコ・ドゥムノ(ピアノ)
豪奢な「ばらの騎士」?それとも激しすぎる「サロメ」?R・シュトラウスというと極彩色の音楽を思い浮かべる人も多いことだろう。しかし彼の歌曲はもっと秘めやかで限りなく深い表現力を湛えたものばかり。まるで魔法のスパイスのように振りかけられた官能性は、まるで媚薬のように聴き手の耳に忍び寄り熱い息を吹きかけるかのよう。
8.570311 ブクステフーデ:オルガン作品集第6 集
 前奏曲 ト短調 BuxWV 150 /
 カンツォーナ ハ長調 BuxWV 160/
 今ぞわが魂よ主をたたえよ BuxWV 215、BuxWV 213
 第1 旋法のマニフィカート BuxWV 204/
 前奏曲 ヘ長調 BuxWV 145/
 われ汝に感謝す、愛する主よ BuxWV 194
 カンツォネッタ BuxWV 225/
 神もしわれらとともになかりせば BuxWV 222/
 前奏曲 ハ長調 BuxWV 136
 わが愛する神に BuxWV 179/
 トッカータ ト長調 BuxWV 165/前奏曲 ト長調 BuxWV 162
ジュリア・ブラウン(オルガン)
ネブラスカ州、オマハ、聖セシリア大聖堂、マーティン・パシ製オルガン使用
2007 年、ブクステフーデ(1637-1707)没後300 年の最後を飾るのはこの1 枚。北ドイツのオルガン音楽の隆盛を築き、ヘンデルやJ・S・バッハに多大なる影響を与えたブクステフーデの作品は即興性溢れる自由な作風で人気が急上昇中。前作でもその磨き抜かれた技術が高く評価されたブラジルのオルガニスト、ジュリア・ブラウンによる演奏。
8.570335 アメルバッハ:
 タブラチュア譜によるハープシコード作品集
グレン・ウィルソン(ハープシコード)
16 世紀のオルガン奏者アメルバッハ(1530-1597)の名前は、とりわけこの「タブラチュアブック」で知られている。当時の歌や様々な舞曲などを鍵盤楽器のために編曲したものを集めたこの曲集は、演奏技巧の熟練だけでなく、音楽の基礎を教える手段として有益だった。既存の作品に華やかなパッセージを加えることで演奏の難易度もあがり、時として演奏不可能な曲も出てきたとさえ言われている。
8.570350 ロージャ:ヴァイオリン協奏曲 Op.24 他
 ヴァイオリン協奏曲 Op.24/
 ヴァイオリンとチェロのための協奏交響曲 Op.29
アナスタシア・ヒトルーク(ヴァイオリン)
アンドレイ・チェクマゾフ(チェロ)・・・協奏交響曲のみ
ドミトリ・ヤブロンスキ(指揮)
ロシア交響楽団
ハンガリーの作曲家、ロージャ(1907-1995)は映画音楽の大家として知られているが、並行してコンサートホールのためにも積極的に曲を書いた。ハンガリーの民謡を巧みに取り入れた数々の作品はどれもが親しみやすくどこか懐かしい風情を保っている。ヴァイオリン独奏はアナスタシア・ヒトルーク。現在の若手有望株の中でも最もパッション溢れる演奏家の一人。
8.570351 サリヴァン:パイナップル・ポール組曲 他
 パイナップル・ポール組曲(C・マッケラス編曲)/
 アイルランド交響曲
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー交響楽団
喜歌劇「ミカド」でおなじみのイギリスの作曲家サリヴァン(1842-1900)の隠れた名曲。とは言えこれはオリジナル作品ではなく、指揮者マッケラスがサリヴァンのオペレッタの中からバレエ曲だけを集めてまとめた楽しい曲集になっている。吹奏楽好きにもファンの多いこの曲をイギリスの名門オケの演奏で。ブックレットにはマッケラス自身の解説も収録している。
8.570406 ガードナー:管弦楽作品集
 ピアノ協奏曲第1 番/交響曲第1 番/
 序曲「ミッドサマー・エール」
ピーター・ドノホー(ピアノ)
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管
イギリス音楽好きにまたまたオススメの1 枚。ジョン・ガードナーは1917 年生まれのイギリスの作曲家。名前は同じでもジェームズ・ボンドの作者ではない。しかし彼の書く音楽はとてもスリリングでドラマティック。緊迫感漂うピアノ協奏曲の冒頭のテーマなどは映画音楽に使ったとしても全く違和感ないだろう。イギリス情緒あふれる「ミッドサマー・エール」も美しい音楽。
8.570419 モーツァルト:ホルン協奏曲集
 ホルン協奏曲第1 番/第2 番/第3 番/第4 番
ヤチェク・ムズィク(ホルン)
アニエスカ・ドゥチマル(指揮)
ポーランド放送アマデウス室内管
ポーランド生まれのホルン奏者、ムズィクは7 歳でピアノをはじめ、10 代後半には熟練したジャズピアニストとして活動を始めたが、18 歳の時にフレンチホルンの魅力に取りつかれ、以降ポーランドからジュリアード音楽院に留学、更に研鑽を重ねた。帰国後ポーランド国内で多くのオーケストラで演奏したが、とりわけ有名なキャリアはツィメルマンの率いるポーランド祝祭管弦楽団で首席ホルン奏者に選ばれたことだろう。現在はアメリカに移住、ますますその技巧に磨きをかけている。
8.570501 バロック・トランペット協奏曲集
 トレッリ(1658-1709):トランペットのためのシンフォニア 二長調
 アルビノーニ(1671-1751):オーボエ協奏曲 ニ短調(トランペット編)/
 ヘンデル(1685-1759):組曲 ニ長調
 ファッシュ(1688-1758):協奏曲 ニ長調/
 ヘンデル(1685-1759):オーボエ協奏曲第3 番 ト短調(トランペット編)
 ガブリエリ(1659-1690):
  トランペット・ソナタ第4 番 ニ長調
 テレマン(1681-1767):
  オーボエ協奏曲 ヘ短調 (トランペット編)、ソナタ ニ長調
トーマス・ライナー(トランペット)
セバスチャン・テウィンケル(指揮)
南西ドイツ・プフォルツハイム室内管
12 歳の時にモーリス・アンドレの演奏を聴きトランペット奏者を志したという1969 年生まれのトーマス・ライナーは現在ソリスト、指揮者として全ヨーロッパで活躍している。彼の演奏はとても表情豊かで遊び心もたっぷり、そして何より輝くような高音域は誰にも真似できない。このアルバムで彼は元来トランペットのために書かれた協奏曲と、オーボエのために書かれた曲を取り交ぜて演奏している。
8.570559 アイヴズ(1874-1954):アメリカ変奏曲
 アメリカ変奏曲/序曲と行進曲“1776”/
 彼らはここに!/古き家庭の日(バンドのための組曲)
 インターカレッジ行進曲/フーガハ調/
 オメガ・ラムダ・カイ/イェルサレムは金/ギャンボリーの息子
 ポストリュード ヘ調/カントリー・バンド行進曲/
 戦没将兵記念日/チャーリー・ラトレイジ/サーカス・バンド
 メイン・ストリートの暴れ馬/行進曲第6 番/オールコット家の人々
アメリカ海兵隊バンド
12 月イチオシの新譜がこれ!これを聴けばあなたもヴィクトリー!アイブズの様々な作品を集め、ストーリー性を持たせ一気に聴かせるという凝った企画盤。冒頭の「アメリカ変奏曲」から言葉に詰まるほど面白さ炸裂。原曲は歌曲だったりピアノ曲だったりと様々だが、古き良きアメリカのざわめきを彷彿とさせるキッチュな音が詰まっている。
8.505221
(5CD)
\4400
※日本語帯なし
アーノルド:交響曲全集
 交響曲第1 番Op.22/交響曲第2 番Op.40/
 交響曲第3 番Op.63/交響曲第4 番Op.71/交響曲第5 番Op.74
 交響曲第6 番Op.95/交響曲第7 番Op.113/
 交響曲第8 番Op.124/交響曲第9 番Op.128
アンドリュー・ペニー(指揮)
アイルランド国立交響楽団
既出のアルバム(8.553406、8.553739、8.552000、8.552001、8.553540)をBOX セットにした、まさにアーノルドを親しむためにぴったりの豪華箱。(ただ5 枚入れただけですが・・・・)演奏は定評のあるペニー指揮アイルランド国立交響楽団によるもので、アーノルドのシリアスな面をたっぷり楽しめる。
8.570775
\990
ドビュッシー:
 海/夜想曲 〜「雲」「祭」/
 牧神の午後への前奏曲
細川俊夫(1955-):循環する海(細川氏による解説(英文) 付き
準・メルクル(指揮)、
フランス国立リヨン管
11月3日の大阪公演より、全国9ヶ所で実施される、日本ツアーに合わせ来日記念盤発売。公演プログラムにもなっているドビュッシーを収録。闊達にして清廉なドビュッシー。このアルバムは、彼が2005年9月に音楽監督に就任したフランスのリヨン国立管弦楽団とのドビュッシーを中心に収録したもの。清々しさと美麗さを兼ね備えた演奏をお楽しみ下さい。録音 2007 年8 月
8.554797 シューベルト:ドイツ語歌曲全集24 集
ロマン派の詩人による歌曲集第1 集
 若い尼僧D. 828/愛は裏切られ D. 751/春のおもい D. 686/
 朝の歌 D. 685/夕映え D. 690/蝶々 D. 633/乙女 D. 652/
 少年 D. 692/ばら D. 745/さすらい人D. 649/山々D. 634/
 流れ D. 693/鳥たちD. 691/星 D. 684/茂み D. 646/
 汝はわれを愛さず D. 756/それらがここにいたことは D. 775/
 君こそわが想い D. 776/笑いと涙 D. 777
 「ロザムンデ D. 797」より No. 3b. ロマンツェ“アリエッテ”
ユリア・ボルヒェルト (S)
ウルリッヒ・アイゼンロール(P)
シュレーゲル(1772-1829)やリュッケルト(1788-1866)などのロマン派の詩人たちの詩に付けられたシューベルトの珠玉のメロディ集。それまでハイネやゲーテに傾倒していたシューベルトが、ドイツ・ロマン派の大詩人シュレーゲルの詩と出会い"夕映え"や"蝶々"などに美しいメロディをつけたのは1818 年頃からです。そして彼はリュッケルトやクロプシュトックなどの詩も含め1820 年までに350 もの歌曲を書きました。1825 年にシューベルトとシュレーゲルは実際に邂逅しましたが、その時に2 人の大芸術家がどんな会話をかわしたのかは残念なことに記録に残っていないが、さぞかし刺激的なひとときだったことだろう。
8.557896-97
(2CD)
ラ=リュー :マニフィカト全集/3 つのサルヴェ・レジーナ ペーター・シューベルト(指揮)
ヴィヴァ・ヴォーチェ
15 世紀の変わり目頃、イタリア、オランダ、スペイン、ベルギーで活躍したと言われる作曲家ピエール・ド・ラ=リューの現存するマニフィカト全曲集。オケゲムの弟子でもあったと言われる彼の作品は、成熟期のフランドル楽派における最良のものに属し、通模倣様式(同一モティーフの模倣で全曲を統一する手法)を用いた表現力豊かな音楽。ルネサンス期の声の饗宴をお楽しみください。ヴィヴァ・ヴォーチェはナディア・ブーランジェ、ヘルムートリリングらから指揮を学んだピーター・シューベルトの設立したアンサンブルで、グレゴリオ聖歌から21 世紀の音楽まで幅広いレパートリーを誇る。
8.557919 マルティヌー:ピアノ作品全集第3 集
 ピアノ・ソナタ/幻想曲とトッカータ/
 練習曲とポルカ/3 つのチェコ舞曲
ジョルジオ・コウクル(P)
作曲家でもあり、ピアニスト、ハープシコード奏者としても活躍中のルガノ在住のコウクルによるマルティヌーのピアノ作品集の第3 集です。今回のメインの作品は、何といっても晩年の作品である「ピアノ・ソナタ」だろう。交響曲第6 番とピアノ協奏曲第4 番との間に書かれ、親友でもあった名ピアニスト、ルドルフ・ゼルキンに捧げられた。叩きつけるような迫力に満ちた部分と時折見え隠れする瞑想的な部分の対比がすばらしく、望郷の念が色濃く反映されたマルティヌー畢生の作品。
8.557939/40
(2CD)
¥1980
グラナドス :ピアノ曲集 第9 集
 スカルラッティ・ソナタのトランスクリプション集
CD1
 ピアノ・ソナタ第1 番 (スカルラッティの原曲K.520/L.86/P.362)/
 第2 番(K.521/L.408/P.492)/第3 番(K.522/L.S25/P.526)
 第4 番(K.518/L.116/P.390)/第5 番(K.541/L.120/P.545)/
 第6 番(K.540/L.S17/P.544)/第7 番(K.102/L.89/P.88)
 第8 番(K.546/L.312/P.550)/第9 番(K.190/L.250/P.256)/
 第10 番(F・クルーセルのソナタを編曲)
 第11 番(K.110/L.469/P.129)/第12 番(K.534/L.11/P.538)/
 第13 番(編曲者不明のソナタ)
CD2
 第14 番(K.535/L.262/P.531)/第15 番(K.553/L.425/P.557)/
 第16 番(K.555/L.477/P.559)/第17 番(K.554/L.821/P.558)
 第18 番(K.547/L.S28/P.551)/第19 番(K.109/L.138/P.290)/
 第20 番(K.211/L.133/P.277)/第21 番(K.552/L.421/P.556)
 第22 番(K.537/L.293/P.541)/第23 番(K.528/L.200/P.532)/
 第24 番(K.139/L.6/P.126)/第25 番(K.48/L.157/P.87)
 第26 番(K.5360/L.236/P.540)
ダグラス・リヴァ(P)
グラナドスのピアノ作品集も今回で第9 作目。とはいえ、今回の作品は何とスカルラッティのソナタをグラナドスがピアノ版に編曲したものという変わり種。ところどころで「おやっ?」と思うサプライズがあって、かなり楽しめる。第2 集から演奏を担当しているリーヴァにとっても今作はちょっと手強い相手かもしれない。色々な意味で聴きごたえのある曲集。
8.559305 ポーター:弦楽四重奏曲 第1 番〜第4 番
 弦楽四重奏曲 第3 番/弦楽四重奏曲 第2 番/
 弦楽四重奏曲 第1 番 ホ短調/弦楽四重奏曲 第4 番
アイヴス弦楽四重奏団
1897 年生まれのアメリカの作曲家クインシー・ポーターは、パリ留学でダンディに師事、帰国後はブロッホの薫陶を受けた人。初期の作品はブラームスの影響が感じられるが、次第に作風は新古典主義的なものへと変化し、荒々しいリズムと複雑な対位法が顕著な作品を多く書いた。ここに収録されている弦楽四重奏曲も、ある時はバルトーク風であり、またストラヴィンスキー、ヒンデミット風でもあり、内省的な部分と躍動的な部分が目まぐるしく交錯する極めて興味深い曲集となっている。
8.570006/7
(2CD)
ハルフテル:ピアノ作品集
CD1
 たそがれ/陽気なマーチ/ピアノ・ソナタ/スペイン風/あいさつ/
 ドゥルシネア姫のセレナーデ/キューバ風の2 つの小品
 前奏曲と舞曲/リカルド・ヴィニェスを悼んで/
 ソナタ"D・スカルラッティへのオマージュ"/
 秋のノクターン"ショパンの思い出"/
 トゥリーナへのオマージュ/
 モンポウへのオマージュ/R・ハルフテルへのオマージュ
CD2
 乙女の組曲/ヴァレンシア〜パソドーブレ/パナデロス/
 ボレロとカチュチャ/子どものための3つの小品 
ギレルモ・ゴンザレス(P)
マドリード出身の作曲家、エルネスト・アルフテルはドイツ系の音楽一家の家系に生まれマニュエル・デ・ファリャに師事した。同じく作曲家のロドルフォ・アルフテルは兄、クリストバル・アルフテルは甥にあたる。このアルバムは彼の様々なピアノ曲を集めたもので、彼が敬愛したスカルラッティの影響を受けた「ピアノ・ソナタ」や、情熱的なリズムが魅力的な「ハヴァネラ」、「陽気なマーチ」、憂鬱だけどたまらなく美しい「ショパンの思い出」など、一度聴いたら忘れられない魅力的な曲ばかり。
8.570298 メトネル:ヴァイオリンとピアノのための作品全集第1 集
 ヴァイオリン・ソナタ第3 番 Op.57“エピカ”/
 3 つの夜想曲 Op.16/おとぎ話 Op.20 No.1 (ハイフェッツ編)
ローレンス・カヤレイ(Vn)
ポール・スチュワート(P)
最近、ピアノ作品が注目されているロシアの大作曲家メトネルの45 分を超えるヴァイオリン・ソナタ第3 番です。これはメトネルの作品の中でもとりわけ異彩を放つ大作で、次から次へと溢れだす美しいメロディは民謡風でもあり少しだけ陰鬱な表情を持ちつつも、そこはかとない郷愁を誘うことだろう。カヤレイの演奏は曲の移り変わりを丹念に追いつつ、根底に流れる熱き情念もきっちり描き出したもの。
8.570310 ヴィドール:オルガン名作集
 交響曲第1 番 Op.13 1 より第5 楽章/
 交響曲第2 番 Op.13 2 より 第4 楽章/
 交響曲第4 番 Op.13 4 より第3 楽章
 交響曲第3 番 Op.13 3 より 第5 楽章 フィナーレ〜アレグロ・モルト/
 3つの小品集より第2 番「神秘的に」
 バッハの思い出より第4曲、第5 曲
 交響曲第6 番Op.42 2 より第1 楽章/
 ゴシック交響曲Op.79 より第2 楽章
 交響曲第5 番Op.42 1 全曲
ロベルト・デルカンプ(Org)
有名な「トッカータ」を含む18 世紀の最大のオルガン作曲家ヴィドールの作品集。オルガンの機能を最大限に生かした華やかで流麗な曲ばかり。“バッハの思い出”ではおなじみのメロディも使われている。そして、トッカータを含む交響曲第5 番は全曲収録されている。このトッカータのテンポ設定については諸説あるが、ヴィドール自身は適度な早さを望んでいたといわれる。この演奏はまさにそんなテンポで、落ち着いた風情が得も言われぬ美しさを醸し出している。
8.570413 バックス:ピアノ曲集 第4 集 2 台ピアノのための作品集
 祝典序曲(2 台ピアノ版)/毒を入れられた噴水/
 "幸せな平野〜アイルランドの交響詩"/
 2 台ピアノのためのソナタ
 聖アンソニーを誘った悪魔/赤い秋/ハルダンゲル
マーティン・ロスコー(P)
アシュリー・ウェイス(P)
アイルランドの近代作曲家バックスは伝説と自然、そしてロマンスをこよなく愛し、幻想的で神秘的な作品を多く残した。彼の書いた音楽は例えようもなくロマンティックな雰囲気に満ちたものばかりで、彼が愛したアイルランドの風景と若いころに訪問したロシアの雰囲気が反映された魅力的な作品が揃っている。ここに収録された2台ピアノのための作品集はとりわけ音の絡み合いが官能的で、曲の至るところに名ピアニスト、ハリエット・コーエンの面影が彷彿されることだろう。
8.570416 スタンフォード:室内楽曲作品集
 クラリネット・ソナタ/
 クラリネットと弦楽四重奏のための“幻想曲第1 番&第2 番”
 クラリネットとピアノのための“3 つの間奏曲”/
 ピアノ三重奏曲“困難を克服して栄光を獲得する”・・・世界初録音
ロバート・プレーン(Cl)
グールド三重奏団
ミア・クーパー(第2Vn)&
ヴィッド・アダムス(Va)・・・幻想曲、間奏曲のみ
近現代英国音楽史の幕開けを告げた、アイルランドの作曲家スタンフォードの室内楽作品集。ブラームスの影響を受けつつも、アイルランドに伝わる民謡をさりげなく曲に取り入れたバランスの良い作風が魅力の彼の作品は交響曲から合唱曲まで多くの人に愛されている。このアルバムには彼の代表的な室内楽作品(世界初録音となるピアノ三重奏曲を含む)が収録されていて、特に晩年に書かれた“2 つの幻想曲”の激しいコントラストには耳を奪われること必至。
8.570434 カラーチェ :マンドリン協奏曲集第1 番&第2 番
 マンドリン協奏曲第1 番 Op.113/
 マンドリン協奏曲第2 番 Op.144/ナポリ風狂詩曲 Op.66
 ポロネーズ Op.36/小妖精の踊り Op.43
アリソン・スティーブンス(マンドリン)
スティーヴン・デヴァイン(P)
マンドリンを演奏する人なら知らぬ者なしと言われる、ラファエル・カラーチェの作品集。祖父ニコラが始めたギターの制作を父アントニオが引き継ぎ、リュートとマンドリンの制作で名を馳せたのは19 世紀中頃でした。その息子であるラファエルは楽器制作だけでなく演奏家、作曲家としても成功し、世界中にマンドリンを普及させることに成功した。ここで聴かれる彼の作品は、まさに"マンドリンのシューベルト"とでも呼ぶような美しいメロディラインを持ったもので、マンドリン特有のトレモロ奏法を存分に生かした胸震わせる音楽。カラーチェ工房は現在でも最高級のマンドリンメーカーとしての名前を誇っている。マンドリン奏者のアリソン・スティーブンスは、あの一世を風靡した名画「コレリ大尉のマンドリン」で実際の演奏を担当していた名手。
8.570446 期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ〜ニルセ・ゴンザレス(ギター)
 ホセ:ソナタ/ポンセ:主題と変奏曲と終曲/
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2 番BWV1003
 クレルチ:ヴォロで/和音の練習、タイの練習/
 タレガ:アデリタ/ソルへのマズルカ
ニルセ・ゴンザレス(G)
2006 年のタレガ国際ギターコンクールで第1 位を受賞した期待の若手ニルス・ゴンザレス。彼はマドリッドの王立音楽院でホセ・ルイス・ロドリーゴに学び、デュッセルドルフのシューマン音楽院ではホアキン・クレルチから教えを受けている。このリサイタルでは、バッハのソナタを中心に様々な作曲家の作品を演奏したもので、ゴンザレスはギターの持つ可能性を最大限に引き出した、色彩感あふれる音楽を聴かせてくれる。
8.570508 チマローザ:序曲集第1 集
 歌劇「ヴォルドミーロ」序曲/歌劇「ストランバ男爵夫人」序曲/
 歌劇「伯爵の奇行」序曲/
 歌劇「秘密の結婚」(ウィーン版初録音)序曲 /
 歌劇「不誠実な誠実」序曲/歌劇「ドン・カレンドリーノの帰還序曲
 歌劇「大工」序曲/歌劇「クレオパトラ」序曲/
 歌劇「饗宴」序曲/歌劇「太陽のおとめ(イダリーデ)」序曲
 歌劇「信じやすい人」序曲/歌劇「みじめな劇場支配人」序曲
アレッサンドロ・アモレッティ(指揮)
ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア
MARCO POLO より移行盤。チマローザと言えば「秘密の結婚」が良く知られているが、実はその生涯に約70 作ものオペラを作曲している。機知にあふれた生き生きとした陽気な音楽、美しいメロディは文豪ゲーテも大絶賛したと言われ、当時の全ヨーロッパの聴衆を魅了した。残念なことに、現在ではチマローザのオペラの全貌を知ることは困難になってしまったが、ここに収められた序曲を聴くだけでも当時の熱狂ぶりが伝わることだろう。原盤 MARCO POLO 8.225181
8.570510 期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ〜トーマ・ヴィロトー(ギター)
 リョベート:ソルの主題による変奏曲 Op.15/
 タンスマン:カヴァティーナ/
 ブローウェル: オリシャたちの儀式
 ヒナステラ:ギター・ソナタ Op.47 /
 ディアンス:トリアエラ
トーマ・ヴィロトー(ギター)
2006 年のアメリカギター基金主催のコンクールで優勝したトーマ・ヴィロトーのデビュー・アルバムです。彼は1985 年パリに生まれ、12 歳から音楽を学び始めた。1998 年にバルセロナのファン・ペドロ・カレーロ音楽院に入学、名ギタリストアルヴァーロ・ピエッリに師事した。多数のマスタークラスに参加し研鑽を積み、その2 年後にバルセロナ高等音楽院、そして2001 年からはパリで、エコール・ノルマルにてポンセの下で学ぶ俊英。
8.570553 アルベニス:ピアノ曲集 第2 集
 旅の思い出(海にて、伝説、朝の歌、アルハンブラ宮殿にて、
 ティエルラの門、入り江のざわめき、海辺にて)/
 スペイン〜思い出/アスレーホス/平原/ナバーラ(セヴラック補追完成版)
ギレルモ・ゴンザレス(ピアノ)
2高い評価を受けている第1 集(8.554311-12)に続く、アルベニスのピアノ作品集第2 集。今作はアルベニス初期の名曲で有名な「入り江のざわめき」を含む“旅の思い出”を中心とした選曲で、スペインの民間伝承曲からヒントを受けたものからショパン風の作品まで多彩な表情を見せてくれる。一転、晩年の作品である“アスレーホス”や“ナバーラ”は極めて独創的なメロディを持ち、その響きの斬新さと華やかさで多くの人々の心を捉えている。1974 年からマドリード王立音楽院で教鞭を取るベテラン、ゴンザレスの揺るぎのない技巧はこれらの曲の持ち味を存分に生かした素晴らしいもの。
8.570573/4
(2CD)
ベスト・オブ・イギリス音楽
CD1
 エルガー:ニムロッド/ウォルトン:王冠/
 ブリッジ:“2つの詩曲”よりアレグロ・コン・ブリオ
 ヴォーン=ウィリアムス:海の歌/
 ラッブラ:“ヴァイオリン協奏曲”より第3 楽章
 スタンフォード:グロリア/
 アーノルド:“スコットランド舞曲”より第1 番、第2 番
 エルガー:詩篇第29 番/
 ブリテン:“4つの海の間奏曲”より日曜日の朝/
 ウォルトン:スピットファイア前奏曲とフーガ
 ホルスト:“惑星”より木星/
 パリー:私は歓喜した/エルガー“エニグマ”よりフィナーレ
CD2
 ヴォーン=ウィリアムス:揚げひばり/
 スタンフォード:ブルーバード
 エルガー:“チェロ協奏曲”より第3 楽章/
 バックス:夏の音楽/アイアランド:聖なる少年
 スタイナー:神はかくもこの世を愛したもうた/
 フィンジ:“クラリネット協奏曲”より第1 楽章
 エルガー:“弦楽のためのセレナード”より第1 楽章/
 ラター:“レクイエム”より主は私の羊飼い
 タヴナー:子羊/ハーティ:“ピアノ協奏曲”より第2 楽章/
 ディーリアス:春一番のカッコウを聞いて
様々な演奏家達
数多いイギリス音楽の名曲の中から。とりわけ感動的な作品を2 枚のアルバムに濃縮した。1 枚目はウォルトンの行進曲“王冠”など力強く熱狂的な曲を集め、2 枚目は美しく心休まる音楽と、通して聴いても楽しめる選曲となっている。
8.570575/6
(2CD)
ベスト・オブ・イギリス・ライトミュージック
CD1
 カーゾン:“ロビン・フッド組曲”より射手の行進/
 コーツ:音と映像
 ヘッジス:“ヘイガム・サウンズ”より序曲/
 コーツ:“ロンドンの日常”よりコヴェントガーデン
 トーチ:ショートケーキ・ウォーク/
 トーイ:“ホーンテッド・ボールルーム”より演奏会用ワルツ
 ファーノン:メロディ・フェア/
 ウッド:若者のためのセレナーデ/コリンズ:ヴァニティ・フェア
 ビンジ:水車/
 トムリンソン:小さなセレナーデ/クィルター:子どもたちの序曲
 ウォーランド:ミレニアム祝賀行進曲/
 ケテルビー:ペルシャの市場にて/グレインジャー:カントリー・ガーデン
 アディンセル:“チップス先生、さようなら”よりテーマ/
 グッドウィン:“633 爆撃隊”よりメインテーマ
CD2
 アディンセル:ワルソー・コンチェルト/
 ロドニー・ベネット“オリエント急行殺人事件”よりメイン・タイトル・テーマ、
 ワルツ/ホワイト:パフィン・ビリー/
 トーチ:オール・ストリングス・アンド・ファンシー・フリー
 メイヤール:マリーゴールド/
 ダンカン:ハイヒール/
 コーツ:全ての労働者に電話をしよう/エリス:コロネーション・
 スコット/ファーノン:“コルディッツ”マーチ/
 ケテルビー:修道院の庭で/ビンジ:エリザベス朝のセレナーデ
 コーツ:スリーピー・ラグーン/
 トムリンソン:シェナンドゥ/コールリッジ=テイラー:ハイアワサの歌」序曲
 ジャーマン:歌劇“トム・ジョーンズ”からソフィアのワルツ/
 コーツ:ダムバスターズ行進曲
様々な演奏家達
ついつい「軽音楽」と訳してしまいがちなライト・ミュージック。日本ではポップス系の音楽を指すが、イギリスでは「ちょっと軽めのクラシック音楽」の意味で使われる。この2 枚組にはそんな楽しい小品を集めた。我が国でも人気の高いケテルビーの“ペルシャの市場にて”を始め、行進曲や映画音楽など魅力的な作品ばかり。まさに音の宝石箱と言った味わい。
8.557602 プティジラール(1950- ):
 ヴィオラとオーケストラのためのディアローグ、チェロ協奏曲、伝説
ジェラール・コセ(Va)、
ゲーリー・ホフマン(Vc)、
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)、
ローラン・プティジラール(指揮)、
ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団、
モンテ・カルロ・フィル・ハーモニー、
クラクフ・ポーランド放送合唱団、
ポーランド古典フィルハーモニア
「エレファント・マン」や「12人の寺院の守護者」などの作品で知られるフランスの作曲家&指揮者プティジラール。今回のアルバムは弦楽器の名手を揃えた協奏曲集。どことなくエスニックな雰囲気を漂わせた哀愁漂うメロディに満ちた各々の曲は、どれも神秘的で心に残るものばかり。現代音楽を敬遠していた方にもぜひお聞きいただきたい佳曲。
8.557613 ボアブディルの嘆き チェロ小品集
 オール:カルメン幻想曲、
 ダンツィ:「ドン・ジョヴァンニ」のテーマによる変奏曲、
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:「セヴィリアの理髪師」よりフィガロ変奏曲、
 カサド:ボアブディルの嘆き、
 ドヴォルザーク:ロンド、静かな森/ソナティナ ト長調(ハルトヴィック編曲)
マリア・クリーゲル(Vc)、
ニーナ・ティックマン(ピアノ)
NAXOSレーベルの看板チェリスト、マリア・クリーゲルの奏でる超絶技巧チェロ小曲集。彼女の持ち味は豊かな音色と濃厚な感情表現で、今作でも冒頭の「カルメン幻想曲」を20秒聞いただけで、その妖艶な音色に圧倒されることだろう。ピアノのティックマンとの息のあったやりとりも見事。
8.557818 F・X・リヒター(1709-1789):6つのシンフォニア集 アアポ・ハッキネン(指揮)、
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ
マンハイムの宮廷でバス歌手として活躍、のちに作曲理論書を出版したF・X・リヒターの初期の作品。1744年に出版された「6つのシンフォニア」は様式的にはバロック的だが、随所に表現力豊かな和声と成熟した対位法が散りばめられているもので、時代の変遷を音で聴けるまことに興味深い作品と言えるだろう。
8.557902 モレノ・トローバ(1891-1982):ギター作品集 第1集
 組曲「スペインの城」、組曲「マドリッドの門」、
 前奏曲、古い伝説、陽気なムードで
アナ・ヴィドヴィッチ(G)
サルスエラとギターのための音楽を多数残したスペインの作曲家&指揮者モレノ・トローバのギター作品集。代表作組曲「スペインの城」は色彩豊かで情熱的なリズムを駆使した魅力的な作品で、名ギタリストセゴビアが好んで演奏していますがあまり録音は多くない。アナ・ヴィドヴィッチは、史上最年少の13歳でザブレグ音楽院に入学し、18歳でタルレガの国際ギターコンクールで優勝した美貌の若手新鋭ギタリスト。目くるめく技巧の持ち主で曲の雰囲気を見事に伝えている。
8.559320
\990
ゴットシャルク(1829-1869):
 交響曲第2番「モンテビデオ」、
 ピアノと管弦楽のための「セレブル・タランテラ」、
 オペラ「キューバの田園劇」より第1幕、
 ポルトガル王ルイ1世賛歌による演奏会用変奏曲、
 アヴェ・マリア、
 メユールの「若きエンリケの狩り」への大序曲(3台ピアノ10手連弾を伴う)、
 交響曲第1番「熱帯の一夜」
リチャード・ローセンベルグ(指揮)、
ホットスプリングズ・ミュージック・フェスティバル、
マイケル・ガート(ピアノ)、
メリッサ・バリック(S)、
アンナ・ノグル(S)、
ダリル・テイラー(T)、
リチャード・ジーバース(バス=バリトン)、
ジョン・コンテグリア、
リチャード・コンテグリア、
アンジェラ・ドラギチェスク、
チン=ミン・リン、
ジョシュア・ペッパー(ピアノ連弾)
近代アメリカを代表する作曲家ゴットシャルクと言えば、技巧を凝らしたピアノ曲が知られていまここに収録されているのは、交響曲を始めとした管弦楽作品集。ベルリオーズ、ショパンに認められ、南米音楽にも精通した彼の作品は美しいメロディ・ラインと情熱的なフレーズが魅力的。色彩豊かなオーケストレーションも聴きどころ。
8.570026 トゥリーナ(1882-1949):ピアノ作品集 第4集(小組曲集)
 小組曲第1集、第2集、ミニアテュール、子どもの庭
ホルディ・マソ(P)
ファリア、アルベニス、グラナドス、モンポウらと共に、スペインのピアノレパートリーに多大なる貢献を果たしたトゥリーナのピアノ作品全集第4集。この曲集に収録されているのは「子どものための曲集」で、トゥリーナ自身の幼い頃の思い出が反映された小組曲など優しさとユーモアに溢れた親しみやすいものばかり。シリーズを一貫して担当しているマソの切れ味鋭い演奏も魅力。
8.570139-41
(3CD/厚ケース)
バード(c.1540-1623):
 私のネヴェル夫人の曲集(ヴァージナルのための42曲)
エリザベス・ファー(ハープシコード)
この曲集は、バードが当時イギリスで人気のあった作曲家の作品を集めて編纂したいわばコンピレーション・アルバム。ダンス、変奏曲、戦いの音楽、ガリアードなど多彩な曲を含み、16世紀イギリスの鍵盤作品の様式を俯瞰できるものとして貴重な曲集。リブレットにはハープシコードを演奏するファー本人による詳細な解説(英語)が記されている。
8.570259 ブロッホ(1880-1959):
 4つのエピソード、2つの詩曲、コンチェルティーノ、モーダル組曲
ノアム・ブフマン(フルート)、
ユーリ・ガンデルスマン(Va)、
ダリア・アトラス(指揮)、
イスラエル・フィルハーモニーのソリストたち、
スロヴァキア放送交響楽団、
アトラス・カメラータ管
ジュネーヴで生まれて1916年にアメリカに渡ったブロッホはニューヨーク、クリーヴランド、サン・フランシスコで音楽活動を続けながらも、生涯ユダヤ的な題材を扱った音楽を書き続けた。しかし作風はその都度変化し、初期のロマンティックな作品から晩年の「モーダル組曲」のような新古典主義的な作品まで多種多様な表情を見せている。イスラエル生まれの女性指揮者、アトラスの味わい深い演奏で。
8.570292 ソレル(1729-1783):ハープシコード・ソナタ全集 第13集
 ソナタ60ハ短調ソナタ、ト長調ソナタ、ト長調(ロンド)、
 ソナタ66ハ長調、ソナタ68ホ長調、
 ソナタ75ヘ長調、ソナタ76ヘ長調
ギルバート・ローランド(ハープシコード)
故サミュエル・ルビオ神父の40年に渡る献身的な働きにより、その作品が出版されたソレルだが、そのおかげで、現在では18世紀後半のスペインの作曲家の中でも最も重要な鍵盤曲作曲家として位置づけられているのはご存じの通り。このソナタ集を始めとしたスペインの民俗音楽や踊りの要素を取り入れた多くの作品は聴き手の心をつかんで離しません。ギルバート・ローランドの当シリーズは、この第13巻で完結となる。
8.570340 アルウィン(1905-1985):
 ピアノ五重奏のためのラプソディ、
 ヴァイオリンとヴィオラのための即興的ソナタ、
 ヴィオラとピアノのためのバラード、2つの歌、
 ブラックモアによる3つの歌、
 ヴァイオリンとピアノのためのソナティネ、
 弦楽四重奏のための「3つの冬の詩」、
 リコーダーとピアノのための「トムへのシャコンヌ」
ギルバート・ローランド(ハープシコード)
映画音楽で知られるイギリスの作曲家、ウィリアム・アルウィンは管弦楽曲から、歌曲、器楽曲と多くのジャンルにたくさんの作品を残している。彼は「音楽を頭で理解されるよりも心で受けとめること」を好んだロマンティストで、その作品も耳に心地よいものばかり。ここに収録された作品は1931年の「2つの歌」から1982年に書かれた「トムへのシャコンヌ」までで、50年に渡るアルウィンの作曲技法の成熟度を目の当たりにすることが可能。
8.570506 ブライアン(1876-1972):交響曲第2番、祝祭ファンファーレ トニー・ロウ(指揮)、
モスクワ交響楽団
32曲もの交響曲を作曲したことで知られるイギリスの近代作曲家ブライアンだが、彼の生前には、それらはほとんど演奏されることがなかった。この第2番の交響曲はゲーテの「鉄の手のゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン」に触発され書き始められましたが、後に早世した彼の最愛の娘のために捧げられました。16本のホルン、3組のティンパニ、2台のピアノ、オルガンを必要とする大規模な編成で奏される悲痛な行進曲は、まるでワーグナーのジークフリートの葬送曲を思い起こさせる。MARCO POLOレーベルから既発売の音源。

ナスソス・ディスカヴァー(※日本語帯なし)

8.558198/9
(2CD)
合唱音楽集〜グレゴリオ聖歌からアルヴォ・ペルトまで
 グレゴリオ聖歌/ジョスカン・デ・プレ:アヴェ・マリア/
 タヴァナー:サンクトゥス、よき羊飼イエス・キリストよ
 タリス:あなたの御手に/バード:聖所にて至高なる主を讃美もて祝え他、
  パレストリーナ、ヴィクトリア、モンテヴェルディ、カリッシミ、
  シュッツ、シャルパンティエ、ギボンズ、
  ウィールクス、パーセル、J.S.バッハ、ヘンデル、モーツァルト、
  ハイドン、メンデルスゾーン、ブルックナー、フォーレ、ブラームス、
  ベルリオーズ、マーラー、スタンフォード、プーランク、
  ヴォーン=ウィリアムス、ブリテン、ペルトの作品
様々な演奏家達
全42 曲、176 ページの英文ブックレット付き およそ1000 年に渡る合唱音楽の歴史を2 枚のCD で俯瞰するという好企画盤。CD1 にはグレゴリオ聖歌からバッハまで、CD2 にはヘンデルからロマン派、そしてペルトまでと系統的にお聴きいただける選曲になっている。

MARCO POLO 1CD¥2000

8.225332
\2000
ツィーラー(1843-1922):オペレッタ序曲集
 (1.中庭のボール、2.愚かな心、3.白魔法使い、4.観光案内人、
  5.財務責任者、6.美しいリゴ、7.3つの願い、
  8.子どもたちの作戦会議、9.ドイツの巨匠、
  10.はしゃぐ娘、11.ジェローム王)
クリスティアン・ポラック(指揮)、
スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管
カルル・ミヒャエル・ツィーラー(1843−1922)はオーストリアの作曲家、指揮者です。ダンス・オーケストラや歩兵連隊の楽隊で指揮者をつとめ、オーストリア宮廷舞踏音楽監督の称号を受けました。行進曲やワルツなど数多くの作品を書き、それらはすでに録音も数多く耳にする機会も多いのだが、なぜかオペレッタに関しては全曲の録音はおろか、序曲でさえもあまり取り上げられることがない(どうしてもJ・シュトラウスやスッペの曲の影に隠れてしまうのでしょう)。しかしながら、ここで聴ける曲は何ともチャーミングで郷愁を誘うものばかり。ウィーン舞踏音楽最後の代表者として注目されるべき作曲家であることは間違いありません。
8.225316 シュポア(1784-1859):弦楽四重奏曲全集 第12 集
 弦楽四重奏曲 第33 番 ト長調 Op.146/
 弦楽四重奏曲 第35 番 変ホ長調 Op.155/ポプリ第1 番
ディマ弦楽四重奏団
大好評、シュポアの弦楽四重奏曲全集も今作で第12 巻を数える。多作で知られるシュポアだが、室内楽、とりわけ弦楽四重奏は彼の作品の中でも重要な位置を占めるもので、多彩なスタイルと高い音楽性を持った興味深い作品が目白押し。このアルバムには晩年の2つの作品、第33 番と第35 番が収録されている。第33 番のアダージョは全作品の中でも最も秀でたものとして高く評価され、第35 番は古典的なスタイルを懐古するもの。ポプリは作曲家20 歳の作品で、かなり意欲的な作品。クリスマス・カンタータの名曲はシュッツやバッハだけではない。ここに収録された曲も何と生き生きしているのでしょう!日本でもかろうじて名前の知られているエルレバッハの作品をはじめ、貴重な作品集。クリスマスの歓びにあふれた輝かしい音をお楽しみください。

DA CAPO 1CD¥2000

6.220516
(SACD)
\2200
ランゴー(1893-1952):
 交響曲第2番「春の目覚め」(1912-1914年原典/世界初録音)、
 交響曲第3番
インガ・ダム・イェンセン(S)・交響曲第2番、
ペル・サロ(P)・交響曲第3番、
デンマーク国立交響楽団・合唱団、
トマス・ダウスゴー(指揮)
ルーズ・ランゴー(1893〜1952)は、デンマークの作曲家。この当時としては急進的な作品を書き、また独自の作風を貫いたことから生前には理解されることがなかった。彼の16曲ある交響曲はどれもが特徴的で大規模なもの。ここに収録された若々しさ溢れた「第2番」などを聴けばわかるように、明らかにワーグナーやR・シュトラウスの影響を受けていて、その管弦楽法の緻密さとドラマチックな音は聴き手の耳を欹てずにはいられません。
6.220532
(SACD)
\2200
クレナウ(1883-1946):旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌 ボー・スコウフス(Br)、
ポール・マン(指揮)、
ブルノ・チェコ・フィルハーモニック合唱団、
オーデンス交響楽団
ポール・フォン・クレナウ(1883-1946)はデンマークの作曲家ですが、若い頃をドイツとオーストリアで過ごしたため、その作風はとてもドイツ的。彼の初期の交響曲は完全にブルックナー風で、晩年の作品はマーラーとフランス音楽の管弦楽法の影響が感じられる。この“旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌”は、ドイツの詩人、カール・マリア・リルケの詩を用いたオーケストラ、バリトン独唱と混声合唱のために書かれたもの。リルケ自身は自作の詩に音楽を付けることにはあまり同意しなかったようだが1924年、この作品の世界初演を聴いたリルケは若きクレナウの才能を認め詩の使用を許可した(この詩を題材にした作品は、他にもマルタンのものとウルマンのメロドラマなどがあります)。
8.224706 スヴェン・ニルセン(1937- ):
 蝶の丘(12人の独唱によるレクイエム)
タマシュ・ヴェート(指揮)
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、
クラウディア・キドン(S)、
ルイゼ・スコウベヒ(S)、
ヒルデ・ドルヴァ(S)、
シグネ・アスムッセン(A)、
リッケ・レンダー(A)
エレン・クリステンセン(A)、
キルステン・グローヴ(A)、
イヴァン・ハンセン(T)、
カスパー・エリアッセン(T)、
ラルス・ペデルセン(T)、
アスガー・リンゲ・ペテルセン(B)、
ヘンリク・ルンド・ペテルセン(B)、
トーマス・キエルビ(B)
コペンハーゲンにつぐデンマーク第2の都市オーフス。ここの王立音楽アカデミーで作曲理論を教えているスヴェン・ニルセン(1937- )は現在デンマークで最も重要な作曲家の一人。彼の作品は十二音技法を駆使したアヴァンギャルドなものも多いのだが、その反面叙情的な作風の曲も書いていて、殊に声楽曲にはタイトルも内容もロマンティックな作品が見受けられる。この「蝶の谷」は彼の声楽作品の中でもとりわけ重要な位置を占めている。イングラー・クリステンセンの14の小さいソネットを用いた演奏時間50分を要する大作で、ニルセンはこれを作曲するために6年の歳月をかけている。曲は12人の独唱者の歌のみで奏される。各々の歌い手の声が溶け合い醸し出す夢幻的な響きの甘美なこと! 癒し系のサウンドとしても受け入れられるかも知れない。ブックレットに挿入された蝶の色とりどりの写真も、曲の味わいを深めることだろう。このアルバムには末尾には作詞者本人によるソネットの朗読が添えられている。
8.226012 セレナーデとロマンス集
 C.ニルセン、J.P.E.ハルトマン、P.E. ランゲ=ミュラー、
 C.E.F.ワイゼ、F.L.AE.クンゼンの歌曲・合唱曲集
マティアス・ヘーゼゴー(T)、
ディッテ・ホイガー・アンデルセン(S)、
コペンハーゲン・ロイヤル・ナヴァル合唱団、
アダム・フィッシャー(指揮)、
デンマーク放送シンフォニエッタ
あの夏の強い日差しのせいか、はたまた明るい夜のせいなのか・・・。とにかくデンマークの音楽は美しいセレナーデに満たされている。ロマンティックな歌の中には夏の光と夜の神秘が横溢し、セレナーデや愛の歌の中には汚れなき欲望と幸せ、そして幾許かの憂鬱の感情が交錯している。厳粛な生死の問題を考えるよりも、好きな娘の家の門をたたく。そんな単純な愛の夢の世界に身を投じてみてはいかが?若きテノール、ヘーゼゴーの輝かしき声でご堪能ください。
8.226039 ノアゴー(1932- ):ハープのための作品集
 いばらの茂みを
 (ハープ、フルート、クラリネットと弦楽四重奏のためのパッセージ)(2003)、
 ハープソロのための慰め「ばらの花のように」(2002)、ソノーラ(1981)、
 小さな踊り(ハープ独奏のための)(1982)、ヘッダ・ガブラー(1993)、
 音符の下降−そばかすを持った春の太陽 (2004)、
 キングとクイーンとエース(ハープと13の楽器のための小協奏曲)(1989)
ティーネ・レーリング (ハープ)、
エスビェア・アンサンブル、
カイサ・ローセ (指揮)
ペル・ノアゴー(1932- )はカール・ニルセン以降のデンマークで最も重要な作曲家。彼はハープの響きがことのほかお気に入りで、独奏曲、室内楽曲を含め40以上の作品で使用して。しかしその音色の使い方はとても独創的で、私たちがイメージするロマンティックな音とはかなり異なったもので、全く違う楽器の音のようにも聞こえるだろう。ノアゴーは、その年代によって作風がかなり変化した人だが、ここに収録された作品にもそれは顕著に表れています。聖母マリアへの讃歌からタイトルをとった「いばらの茂みを」での壮大なアンサンブル、テレビ放送用の劇につけられた「ヘッダ・ガブラー」での多様な音楽(民謡風な部分が印象的)などハープを愛したノアゴーならではの興味深い音が楽しめる。
8.226064 カール・ニルセン(1865-1931):室内楽曲集 第1集 ダイアモンド・アンサンブル、
トリオ・オンディーヌ
ニルセンの室内楽作品集。ここに収録された作品の作曲時期は1883年から1920年と広範囲に渡り、18歳の時に書かれた「ピアノ・トリオ」はまるでモーツァルトを思わせる古典的な曲。若き作曲家の意欲に溢れた微笑ましい作品。55歳の作品「モデルン組曲」の渋い曲調も極めて魅力的。そして、収録曲の中でもとりわけ有名なのは管楽五重奏曲OP.43だろう。1920年から22年にかけてコペンハーゲン管楽五重奏団のために作曲されたこの曲は、有名な交響曲第5番と同じ時期の作品で、軽妙で独自の和声を持つユニークな作品。
8.226541 森の作品集
 エブラハムセン:花の歌、
 ネアホルム:トリオより、
 バック:エスタンピ、
 エブラハムセン:雪の踊り、
 カイザー:ディヴェルティメント供
 ニョーア:フルートの森、ブランド:Farven bla
WOOD'N'FLUTES
1996年に設立された、3人のリコーダー奏者からなるアンサンブルWOOD'N'FLUTESは、その超絶的なパフォーマンスで聴衆を魅了し続けている。WOOD'N'FLUTESの広いレパートリーは、20・21世紀の近代作品から中世、バロックと800年もの長い期間の作品をカバーしている。またハープ奏者のティーネ・レーリングと協力し、デンマーク各地の学校で演奏会を行い好評を博している。このアルバムはデンマーク近代のリコーダー作品集で、野原一面に咲き乱れる花々が風にそよぐ光景が目に浮かぶような「花の歌」、無限の時の流れを感じさせる「エスタンピ」などユニークで多彩な作品が収録されている。何といってもリコーダーの素朴な音色が印象的なアルバムで、「栗コーダーカルテット」が好きな人なら間違いなくはまります。
6.220531 アマルゴス(1950- )、ベルツ(1943- )、ストゥッキー(1949- ):
 北の交響曲、笛と鐘、エチュード
ミカラ・ペトリ(リコーダー)、
ラン・シュイ(指揮)、
デンマーク国立交響楽団
1959年バルセロナ生まれの作曲家アマルゴスは、アレンジャー、ピアニスト、クラリネット奏者、そして指揮者と多くの顔を持っている。彼の作品はジャズとフラメンコの要素を含むダイナミックなもので、打楽器のリズムが印象的だが、もちろんソリストにも想像を絶する超絶技巧を要求する。1943年のボルツはスウェーデン生まれ。北欧の民謡を根底に置いたメロディ・ラインを大切にしている人で数多くの声楽作品があり、管弦楽作品にもたくさんの名曲がある。1949年生まれのアメリカの作曲家、ストゥッキーは2005年に“第2のオーケストラのための協奏曲”でピューリッツァー賞を受賞し、数多くのオーケストラからも作品を委嘱されている。
8.226037 秘められた旋律
 ペル・ノアゴー(1932-)
  1.無限拝受(2 台ピアノのための)
  2.思いだすこと3.スタディエール4.アキレスとカメ
 ロルフ・ヒンド(1964-)
  5.明らかにされることのないもの(ヴァイオリンとピアノのための)
 ペル・ノアゴー(1932-)
  6.無伴奏ヴァイオリン・ソナタ“秘められた旋律”
ロルフ・ヒント(ピアノ)・・・1,2,3,4,5 ニコラス・ホッジス(ピアノ)・・・1 のみ
デヴィッド・アルバーマン(ヴァイオリン)・・・5,6
「彼の音楽には未来が感じられる・・・」とGramophone 誌でも絶賛されたデンマークの作曲家、ノアゴーの室内楽作品集。抽象的でミステリアスなタイトルそのままのピアノ作品はどれも洗練された美しさが魅力。とりわけ、極めて技巧的でピアニストに過酷な試練を要求する「アキレスとカメ」は、聞き手の耳には心地良い刺激をもたらしてくれるだろう。ノアゴーの要求するものは難解ではあるものの、深い感情移入と微妙なバランスが透けてみえ、それを追求するのはまことに興味深い作業。
8.226044 ソンライフ・ラスムセン(1961-)
 弦楽四重奏曲 第1 番/弦楽四重奏曲 第2 番“陽光と影”/
 グラーヴェ〜カーステン・ホイダルを偲んで
 ヴァイオリン協奏曲 第1 番“季節の歌”/過去への反響
シェラン弦楽四重奏団
ジョン・ストルゴーズ(ヴァイオリン)
ユハ・カンガス(指揮)
オストロボスニア室内管
彼によると、「私の音楽の根源はすべてファロエズの民謡によるものだ」ということだが、実際にそのようなメロディを聴きとるのは至難の業。なぜならば、その歌はばらばらにされて現代的に組み替えられているから。断片すら私たちの耳には届くこともないだろう。しかしながら、ラスムセンの音楽を聴くと様々なイメージが目の前に浮かぶ。偏在する大西洋、砂丘、島を渡る厳しい風、それは彼が幼いころに過ごしたファロエズの光景と重なるもの。このアルバムは弦楽のための作品集。世界初演録音を含みます。
8.226524 グンナー・ベアウ(1919-1989)
 エクラテメンツ
エーリク・カルトフト(ピアノ)
デンマークの十二音音楽の草分けである、作曲家グンナー・ベアウはダルムシュタットに参加した初のデンマーク作曲家で、オネゲルやメシアン、シュトックハウゼン、ブーレーズらとも交流があった。このアルバムは彼の音楽の総決算とも言えるもので、30 年以上にも渡る作風の変遷を耳で確かめることが可能。なんとも複雑で爆発的エネルギーを湛えた小品。

CPO 1CD¥2600

777101-2
(SACD Hybrid)
\3100
ワインガルトナー(1863-1942):管弦楽作品集 第5 集
 序曲“深刻な時より”/交響曲第5 番 ハ短調 Op.71
マルコ・レトーニャ(指揮)
バーゼル交響楽団
戦前を代表する名指揮者ワインガルトナーは、フランツ・リストに弟子入りしたほどの大作曲家でもあった。いくつかのベートーヴェンの作品の改訂でも知られているが、交響曲からオペラまで多方面に渡る多数のオリジナル作品も多数残されている。CPO レーベルは彼の作品を積極的に録音していて、この盤は交響曲集の第5 作目にあたる。後期ロマン派の作風にどっぷり浸かった交響曲第5 番も聴きごたえあるが、興味深いのは、序曲“深刻な時より”。国歌を使用した緊張感溢れる楽想が魅力的な、ワインガルトナー版「1812 年」とも言える楽しい作品。
777076-2
\2000
キール(1821-1885):ピアノ四重奏曲全集
 ピアノ四重奏曲第1 番 イ短調 Op.43/
 第2 番 ホ長調 Op.44/第3 番 ト長調 Op.50
ウルリケ=アニマ・マテ(ヴァイオリン)
ハリオルフ・シュリヒティヒ(ヴィオラ)
クセニア・ヤンコヴィチ(チェロ)
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)
1821 年生まれのドイツの作曲家、キールは幼い頃から音楽の才能を発揮し、ほとんど独学にも関わらずピアノを演奏し、13歳になるまでに多くの作品を書いたとされている。交響曲と歌劇以外のほとんどのジャンルに手を染めた彼だが、やはりその白眉はピアノ曲とピアノを用いた室内楽作品。ここに収録されたピアノ四重奏も、冒頭の3 分を聴いただけでその渋い輝きに圧倒されるはず。シューマンとブラームスを結ぶ隠れた掛け橋として、もっと評価されても良い人です。
777250-2
(2CD)
\5200
エナ(1859-1939):熱き愛
 ミクサート・コロマン(カールマン)のテクストによる2 幕のオペラ
ヨハンナ・ストヨコヴィチ(ソプラノ)
ロタール・オディニウス(テノール)
アルフレード・キム(テノール)
エグベルト・ユングハウス(バリトン)
ヘルマン・ボイマー(指揮)
北ドイツ放送フィルハーモニー&北ドイツ合唱団
日本でも演奏された歌劇「マッチ売りの少女」で知られるデンマークの作曲家、アウゴスト・エナの知られざるオペラ「熱き愛」の登場。この人もほとんど独学で音楽を学んだのだが、オペラを13 曲も書いたと言われている。この「熱き愛」はワーグナーの重厚さとベルカント・オペラの流麗さ、そしてヴェリズモのリアリティを併せ持つ美しい作品で、悲しい結末も含め聴き手の涙を誘うこと間違いなし。
777271-2
(SACD Hybrid)
\3100
北ドイツ・バロックの作曲家たちのオルガン作品集
 カラデック(1640?-1684)
 ブルンクホースト(1670?-1725)
 シュテフェンス(1560-1616)
 エーリッヒ(1649-1712)
 リッター(1645?-1725?)
 ハンフ(1664-1711/12)
フリードヘルム・フランメ(オルガン)
1721/22 年製 ボックホルン、聖コズマス&聖ダミアン教会 聖父のオルガン
ナクソス・スタンダードのデュリュフレ・オルガン作品集をはじめ、CPO レーベルにもいくつもの素晴らしい録音のある名手フランメの最新盤。16 世紀の知られざる作曲家たちが書いた多彩な作品を収録したもので、その経歴も、教会のオルガニストであったりブクステフーデの弟子であったりと様々。ドイツ北海、オストフリースラントの小さな町ボックホルムの由緒ある教会のオルガンの音色も魅力。
777291-2
(2CD)
\2800
ジンクフォニカー25 周年記念アルバム
 「これが最高!」
ジンクフォニカー
若干のメンバーの入れ替わりはあるものの、25 年間ずっと活動を続け、常にクオリティの高いアルバムをリリースしているドイツの6 人組の男声ヴォーカルアンサンブル、ジンクフォニカーのベスト盤。驚異的なレパートリーと完璧なアンサンブルが持ち味で、(他のレーベルからはサイモン&ガーファンクルまで出しています)ここでも、「You are the sunshine of my life」の次にはレーガーというまさに人を食った選曲がナイス。ちょっと懐かしい気持ちになれる粋な2 枚組。
777327-2
\2600
プレトーリウス(1571-1621):降臨節とクリスマスの音楽
 来たれ、諸民族の救い主よ/もろびと声あげ/
 高き天より/ベツレヘムに生まれし御子
 優しい星々の創造主よ/讃えられよ、イエス・キリスト/
 喜びを 響かせよう/太陽の昇る地平から
マンフレッド・コルデス(指揮)
ブレマー・バロック・コンソート
題名こそクリスマスの音楽ではあるが、このアルバムは慌ただしい時期が終わって、ほっとした時こそ聴いていただきたい心洗われる1 枚。全てを慈しむかのような歌声、澄み切った弦の音色、そして極上のアンサンブル、これは素敵です。
777032−2
\2000
テレマン:管楽協奏曲集 第1 集
 2 つのホルンのための協奏曲/
 リコーダー、フラウト・トラヴェルソのための協奏曲/
 オーボエ協奏曲
 リコーダーと2つのヴァイオリンのための協奏曲/
 フラウト・トラヴェルソ協奏曲
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
カメラータ・ケルン
活躍中はバッハを凌ぐ名声を得ていたテレマンは、その生涯に渡って数千曲もの作品を残したことでも知られている。フランス、イタリア、ドイツの様式を自由に使いこなしたそれらの曲の変幻自在な魅力を存分にどうぞ。
777177−2
(SACD Hybrid)
\3100
シュポア(1784-1859): 交響曲集 第1 集
 交響曲第3 番Op.78/
 第10 番WoO 8(世界初録音)/序曲WoO 1
ハワード・グリフィス(指揮)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー
古典派からロマン派への掛け橋としてもおなじみ、シュポアの交響曲。ヴァイオリン協奏曲や、クラリネット協奏曲が良く知られているが、交響曲も10 曲(最後の1 曲は未完成)あり、曲によっては凝った名前がついていたりとなかなか興味をそそられる。このアルバムには、未完の第10 番も収録。こちらは世界初録音。
777313−2
\2000
ワインベルク(1919-1916):弦楽四重奏曲集 第1 集
 弦楽四重奏曲 第4 番 Op.20/
 弦楽四重奏曲 第16 番 Op.130
ダネル弦楽四重奏団
ポーランド生まれのワインベルクは戦争中にロシアに亡命、ショスタコーヴィチと親交を深めたことで知られている。弦楽四重奏曲は全部で17 曲あり、暗さを秘めた曲想は以前から一部のファンの間で人気が高く、今回の全集も待ち望んでいた人が多いことだろう。
777332−2 バロック・クリスマス・カンタータ
 シェーレ、ペトリッツ、エルレバッハ、
 ヤコビ、リーベ、ベッセルの作品集
ビルテ・クラヴィク/
ドロテア・ワグナー/
デイヴィッド・エルラー/
ハンス・イェルグ・マンメル/
マティアス・ルッチェ
マティアス・ユング(指揮)
バッツドルファー・ホフカペレ
クリスマス・カンタータの名曲はシュッツやバッハだけではない。ここに収録された曲も何と生き生きしているのでしょう!日本でもかろうじて名前の知られているエルレバッハの作品をはじめ、貴重な作品集。クリスマスの歓びにあふれた輝かしい音をどうぞ。
777337−2
\2000
ライヒ(1936-):六重奏曲
 六重奏曲/ピアノフェイズ/エイト・ラインズ
ケヴィン・グリフィス(指揮)
ロンドン・スティーヴ・ライヒ・アンサンブル
2004 年12 月に結成されたロンドン・スティーヴ・ライヒ・アンサンブルはロンドンで学ぶ若きミュージシャンたちによる気鋭の団体。既に国際的評価も高く、今回のアルバムも期待に違わぬ出来となっている。
777339−2
(2CD)
リスト:聖エリザベートの物語 メラニー・ディーナー(S)
ダグマール・ペチコヴァ(MS)
マリオ・ホフ(Br)
ラナトゥス・メッツァー(Bs)
アレクサンダー・ギュントラー(Bs)
カール・セント・クレア(指揮)
ワイマール・シュターツカペレ
ハンガリー放送合唱団
ピアノ曲、それも超絶技巧を駆使した派手な作品ばかりが知られるリストだが、それは彼の若い頃の一面でしかない。中期から晩年に至るまで書かれた夥しい数の宗教曲の素晴らしさと言ったら、言葉に尽くせないほどで、一度はまると病みつき間違いなし。このオラトリオは1857〜62 年の作。壮麗で美しい作品。
999960-2
(2CD)
ウラディミール・フォーゲル:オラトリオ“ティル・クリース” ルカ・プファップ(指揮)
スイス・イタリア語放送管
エヴリン・ディディ、
ジャン・ウィニガー、
マリー・テレーズ・レトルナイ
コール・デ・XVI
14 世紀に北ドイツに実在していたとされる伝説の人物、ティル・オイレンシュピーゲル。彼の姿はR・シュトラウスの交響詩や、ベルギーの作家シャルル・ド・コステ の代表作「ティル・オイレンシュピーゲルとラム・ゴーザグの冒険」などで描写されヨーロッパでは特に親しみ深い人物として知られている。この作品は、ロシアで生まれスイスで活躍した作曲家フォーゲルによる大規模なオラトリオで、自由への憧れを込めた激しい音の連なりは強い感動をもたらすもの。
777287-2
(2SACD Hybrid)
\6200→¥5790
マリピエーロ:ピアノ協奏曲全集
CD1
 ピアノ協奏曲第1 番〜第3 番
CD2
 ピアノ協奏曲第4 番〜第6 番/主題と変奏
サンドラ・イーヴォ・バルトリ(P)、
ミケーレ・カルッリ(指揮)、
ザールブリュッケン放送響
ピッツェッティ、カセッラとともに近代イタリア復古主義の旗手として知られるマリピエーロは、モンテヴェルディ、ヴィヴァルディの研究家としても有名。しかしその作品はイタリア的な流麗さよりも憂鬱で気難しさが目立つものが多く決して耳なじみの良い曲ばかりではない。とは言え、初期の作品は印象派の影響も多分に受けているのでドビュッシーが好きな人なら必ずはまること間違いなし。このアルバムは今までに全集としての録音がほとんどなかったピアノ協奏曲全集で、マリピエーロの作風の変遷を見渡すことができる貴重な録音といえるだろう。
777047-2 レズニチェク:
 喜劇的序曲/シャミッソーの詩による主題と変奏曲/
 “コル・ニドライ”交響変奏曲
ボーナス・トラック
 レズニチェク自作自演:
  喜劇的序曲/歌劇“ドンナ・ディアナ”序曲
ミハイル・ユロフスキ(指揮)
ケルンWDR 交響楽団
CPO レーベルで系統的にリリースされているレズニチェクの作品集。底抜けに明るい歌劇“ドンナ・ディアナ”序曲のみで、かろうじてその存在が知られていたため「保守的な作風」の作曲家として認知されているレズニチェクですが、ここに収録された作品を改めて聴いてみれば、その評価はもしかしたら間違いであったのではないか?と考えさせられるほどシニカルで多様な音楽を書いていた人だったことがわかるでしょう。名指揮者ユロフスキの見事な演奏も注目。ボーナス・トラックには作曲家自身の演奏も収録されている。
777260-2
¥2390
ジャン=ジャック・ルソー:歌劇「村の占い師」全曲 ガブリエラ・ビュルクナー、
ミヒャエル・フェイファー、
ドミニク・ヴェーナー、
カントゥス‐フィルムス室内合唱団
カントゥス‐フィルムス・コンソート
アンドレアス・ライズ(指揮)
フランスの啓蒙思想家であり、また音楽家でもあったルソーの代表作「村の占い師」。終幕のパントマイムの音楽が「むすんでひらいて」の原型であると言われることや、モーツァルトの「バスティアンとバスティエンヌ」の元になっていることで知られている。曲自体はとてもシンプルだが、多くの魅力的な旋律を持ち、素朴さの中にも味わいのあるもの。ちなみに「むすんでひらいて」のメロディを探すのは少々困難・・・・。
777203-2
\2000
ヨハン・ソベック:管楽五重奏曲集
 管楽五重奏曲Op9.11&14
アルベルト・シュヴァイツァー五重奏団
1831 年カールスバート生まれの作曲家ソーベック。その生涯はほとんど知られていません。かろうじて記録に残っているのは、プラハ芸術学校で学んだ後、クラリネット奏者として活躍、1851 年から1901 年まではハノーヴァーの王立歌劇場で首席クラリネット奏者を務めたこと。ここに収録された作品はいずれも美しいメロディに満ち、そして存分に技巧的。クラリネットの扱いはもちろんのこと、オーボエ、ホルン、バスーン、フルート各々の音の絡み合いは見事の一言に尽きる。
777230-2
\2000
ジョルジュ・オンスロウ:ピアノ三重奏曲全集 第1 集
 ピアノ三重奏曲 Op.14 No2
 ピアノ三重奏曲 Op.27
カザルス三重奏団
イングランドの貴族を父に持つフランスの作曲家オンスロウ。古典派とロマン派の過渡期に活躍し、シューマンやメンデルスゾーンに認められ「フランスのベートーヴェン」と呼ばれドイツでも人気を博した。(狩猟時の事故で聴力を失ったことも、その呼び名の由来の一つでしょうか)多くの作品を残しているが、とりわけ室内楽に名作が多く、ここに収録されているピアノ三重奏曲も才知にたけたもので、特にOp.27 はオーベルニュの民謡を取り入れた華やかなピアノ・パートがとても魅力的な作品。

CANARY CLASSICS

CC04
\2500→¥2290
ガン・チェン&チャンハオ・ヘ:
 ヴァイオリンのための協奏曲「梁山泊と祝英台」
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ギル・シャハム(ヴァイオリン)
ラン・シュイ(指揮)
シンガポール交響楽団
中国語版“大地の歌”でおなじみ、ラン・シュイ&シンガポール交響楽団をバックに名手ギル・シャハムが歌いまくるのは名曲「梁山伯と祝英台」(NAXOS の誇る名手西崎崇子氏やヴァネッサ・メイにも名演あり)。現世では決して結ばれることのなかった恋人たちが、蝶になってその想いを果たしたという悲しくも美しいストーリーが秘められた情熱的な曲で、全編に漂う濃厚な中国風の雰囲気と心打つメロディがなんとも魅力的。同時収録のチャイコフスキーを凌駕するほどの熱い曲。これは、かなり聴きもの。

TOCCATA 1CD¥2600

TOCC 0055 ライケルソン:
 弦楽合奏のための小交響曲 ト短調
 ヴァイオリン、ヴィオラと弦楽合奏のための「リフレクションズ」
 ヴィオラと弦楽合奏のための「アダージョ」/
 ヴィオラ、サクソフォン、オーケストラのための「ジャズ組曲」
ユーリ・バシュメット(Va)
エレナ・レヴィヒ(Vn),
イゴール・バットマン(Sax)
ユーリ・ゴルベフ(コントラバス)
エドゥアルド・ジザク(ドラム)
モスクワ・ソロイスツ
1961 年生まれで現在ニューヨークで活躍する作曲家、イゴール・ライケルソンはクラシックとジャズの融合を目指す「クロスオーヴァー」の第一人者として知られている。このアルバムに収録された“ジャズ組曲”は彼の作品の中でもとりわけ魅惑的なもの。親しみやすく懐かしささえ覚える、哀愁に満ちたメロディラインは耳を捉えて離さない。一転して、弦楽合奏のための3つの作品はチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」の伝統を踏まえた古典的なスタイルによって書かれている。厚みのある弦の音が交錯する小交響曲や名手バシュメットの奏でるヴィオラに思わず涙する「アダージョ」など美しさに溢れている。
TOCC 0050 ラモー: 鍵盤音楽全集 VOL.1
 組曲第1 集 イ短調/組曲第2 集 ホ短調
 コンセール用のクラヴサン組曲第1 番・第2 番・第3 番/
 遍歴騎士”より組曲
スティーヴン・グットマン(P)
ラモーは偉大なる鍵盤音楽作曲家として知られている。彼の作品を現代のピアノで演奏することは、古今東西多くのピアニストが試みていて、その誰もが独自の世界を作り上げている。このグットマンもその一人。ロンドンで生まれ王立音楽院で学んだ彼は、近現代の作品とフランス・バロック音楽のスペシャリストとして知られるイギリス期待のピアニスト。このアルバムでは自らピアノ・ソロ用に編曲した曲も含めた“コンセール用のクラヴサン組曲”を始め、様々な作品をいかにも楽しそうに弾きこなしている。

WIGMORE HALL 1CD¥2300

WHLive0017 シューベルト:
 1. 岩の上の羊飼い
 2. 八重奏曲
1.アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
マイケル・コリンズ(クラリネット)
2.マイケル・コリンズ(クラリネット)
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
ピーター・ブルント(ヴァイオリン)
ラルス・アンドレス・トムター(ヴィオラ)
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)
ペーター・リーゲルバウアー(コントラバス)
マーティン・オーウェン(ホルン)
ロビン・オニール(バスーン)
プレトニョフとの共演で知られる名クラリネット奏者、マイケル・コリンズとその仲間たちのシューベルト。伸びやかでひたすら流麗な「岩の上の羊飼い」での情感あふれるタイナンの歌、そしてくつろいだ中にも緊張感漲る八重奏曲と、どちらもシューベルトの作品の魅力を存分に味わうことができる。ファン・クーレン、ミュラー=ショットなどの注目の若手たちの演奏にもご注目ください。
WHLive0018 イモジェン・クーパー:リサイタル
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28 番 イ長調 Op.101/
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ イ短調 K.310
 ラヴェル:鏡/
 ドビュッシー:月の光
イモジェン・クーパー(ピアノ)
ホルツマイヤーとの共演でしられるベテラン・ピアニスト、イモジェン・クーパーの2007 年リサイタルのライヴ盤。その実力にわりには知名度がもう一つの感があるが、一部に熱狂的なファンを持つという、まさに「通のための」ピアニストと言えるだろう。彼女の細やかで丁寧な演奏は特にモーツァルトやシューマンの演奏での評価が高いのだ、ここで聴けるラヴェルなども素晴らしいもの。
WHLive0019 モーツァルト:弦楽四重奏曲 ニ短調 K.575
スメタナ:弦楽四重奏曲 第2 番 ニ短調
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第8 番
シュカンパ弦楽四重奏団
1989 年、プラハ音楽院の学生たちによって結成されたスカンパ四重奏団はスメタナ弦楽四重奏団のメンバーであったアントニン・コホウトとミラン・スカンパの助言を受け、彼らの音楽を確立し、今ではチェコを代表する名弦楽四重奏団へと成長した。彼らの演奏はBBC でも定期的に放送され、ウィグモア・ホールには1993 年にデビュー、聴衆から大絶賛された。ここではモーツァルト、スメタナ、ショスタコーヴィチのスタイルの違いを的確に表現している。とりわけ「お国もの」のスメタナのねっとりとした音楽は聴きどころ。
WHLive0020 クリストファー・マルトマン・リサイタル
 シューベルト:
  さすらい人/さすらい人の夜の歌/
  休みなき愛/さすらい人の夜の歌
 ヴォルフ:炎の騎士/庭師/恋人に/散歩/ねずみ取りの男
 ドビュッシー:ロマンス/鐘/マンドリン
 デュパルク:旅へのいざない/波と鐘/フィディレ
 ウォーロック:キツネ/歌い手/ストラットン船長奇譚
クリストファー・マルトマン(バリトン)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
最近めきめき頭角を現す若手バリトンの一人がこのマルトマン。オペラ、歌曲のどちらでも活躍、まるで絹のようなつややかな光沢を持った美しい声で聴き手を魅了します。このリサイタルではシューベルトやヴォルフ、他の曲を熱唱。どれもが劇的ですばらしい表現力。ドビュッシーやデュパルクなどのフランス歌曲の微妙なニュアンスもたまらない。アンコールがこれまた絶妙!




ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD 新店舗トップページへ



Copyright(C) 2007 ARIA−CD.All rights reserved.156