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第40号お奨め国内盤新譜



ALPHA

Alpha121
(2CD)
(国内盤)
\4515
シューマン:
 1. オーボエとピアノのための3つのロマンス op.94
 2. クラリネットとピアノのための幻想小品集 op.73
 3. ホルンとピアノのためのアダージョとアレグロ op.70
 4. ヴィオラとピアノのための「おとぎの絵本」op.113
 5. ヴィオラ、クラリネットとピアノのための「おとぎ話」op.132
 6. チェロとピアノのための民謡風の5つの小品 op.102
 7. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ短調 op.121
 8. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ短調 op.105
 9. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ短調(遺作)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)
ジャン=ギァン・ケラス(vc)
アントワーヌ・タムスティ(va)
ゴルダン・ニコリッチ(vn)
ブルーノ・シュナイダー(hr)
ポール・メイエ(ob)
フランソワ・ルルー(ob)
第2弾(Alpha110)が出たばかりだが、早くも第3弾の登場。今度は「ピアノ曲&室内楽作品集」なるシリーズ名にたがわぬ室内楽もの第1集。フランス最前線の名手ル・サージュに、今回はレ・ヴァン・フランセのオーボエ奏者ルルーとクラリネット奏者メイエが、まさしくブルゴーニュワインのような薫り高さとしなやかさで興を沿え(においたつ音の揺れやたわみ、これぞ“フランスの管”!)るかと思いきや、昨今もバッハ無伴奏で有無を言わせぬ名演を聴かせたジャン=ギアン・ケラスが手堅くも高雅なサウンドを響かせ、「巨匠まみれ楽団」ルツェルン祝祭管でソロをつとめるシュナイダーが、唖然とするほどのテクニックでホルンをフルートか何かのように柔軟に吹きこなす…かと思えば鬼才ヴィオラ奏者タムスティも縦横無尽に暴れまわり、周到精緻なル・サージュのピアノは明確な知性でもって一貫性を打ち出してくる――これだけでも贅沢そのものなのに、CD2にはヴァイオリン・ソナタが3曲全部入っている気前よさ!昨今名を上げつつあるニコリッチがAlpha創設以来の強烈ロマンティック路線で(ル・サージュの知的路線とみごとマッチしているから不思議)、心をえぐるようなシューマン像を浮き彫りにします。2枚組価格でもぜんぜん安く思えてくる、極上そのものの本盤!
Alpha120
(国内盤)
\2940
声楽小品3編 *クラウディオ・サラチーニ(1586-1649):
 1. ああ死のう、もう死のう(サラチーニ*)
 2. 日がな一日、わたしは泣く(カッチーニ)
 3. 空の星とて、これほどには(カッチーニ)
 ジューリオ・カッチーニ(1551〜1618):
  4. インテルメディオ『チェファロの略奪』
 ドメーニコ・ベッリ(1610年代に活躍):
  5. 音楽劇『悲しみにくれるオルフェオ』
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
前作『シャルル・テシエと1600年前後のヨーロッパ音楽』が出たのが2006年末、実にひさしぶりだが、ル・ポエム・アルモニーク待望の新譜がついに登場――2008年か09年には来日公演も噂されているAlphaの看板団体、プログラムは本年夏の音楽祭でトリを飾ったイタリア初期バロックの注目作!バロック初期といえば、CD2枚以上に上る長大なバロック・オペラか、それともせいぜい1〜5分くらいで終わってしまうマドリガーレや独唱歌曲か。そんな中ユニークなのが、20分以上にわたってエキサイティングな劇的書法のつづくモンテヴェルディの『タンクレーディとクロリンダの戦い』――オペラ全編を(いや各幕ずつでも)聴き切るのはけっこうホネですが、あのモンテヴェルディ作品くらいの長さで、ほどよくじっくりエッジな古楽奏者&歌手たちの妙技を味わってみたい…古典派の交響曲1曲、バッハのカンタータ1編くらいの集中時間で、というもやもやを抱えておられた方は少なくないはず。そんなバロック・ファンの渇を癒してくれるのがこのアルバム!演奏時間30分くらいの「半オペラ」くらいな劇作品『悲しみにくれるオルフェオ』をメインに、「アマリッリうるわし」の作者カッチーニらによる各10分ほどの声楽プログラム(うちひとつは3曲の単独マドリガーレを組みあわせたもの)が2つ、なんと上手い組み合わせでしょう(ベートーヴェンでいえばコリオラン序曲+エグモント序曲+交響曲第7番、みたいな絶妙プログラム)。『オルフェオ〜』の作者ベッリは、アンサンブルの主宰者デュメストルが惚れ込んでいる名匠。大胆きわまる転調や不協和的進行をふんだんに使いながらドラマティックな快さを描出してみせるベッリの手腕は発売中アルバム(Alpha002)で実証済みだが、本作は恋人エウリディケーを失ったオルフェウスが地獄の神やニンフたちとの対話を通じて嘆きつづけるという発展のない筋のわりに、30分たっぷり飽きさせない音楽作りがたまりません!「1616年を境に、バロックの中心はフィレンツェからローマやヴェネツィアに移った」とはデュメストルの言、“メディチ家の都”フィレンツェ楽壇最後の輝きが、そっくりそのまま、このアルバムに詰め込まれている!バロック・ファン必聴、注目の新アルバム!
Alpha114
(国内盤)
\2940
ミヒャエル・プレトリウス(1685〜1750):
 1. おお、うるわしき三位一体の光
 2. 太陽が昇り、地の果てに沈むまで
 3. 高貴なる父に栄光あれ
 4. 我らみな、唯一なる神を信ず
 5. おとめの胎は膨らんで
 6. いざ我が魂は主を讃えん
 7. 我らが主キリスト、ヨルダン川に来り
 8. 朝には歌であなたを讃え
 9. 聖なるいのち
 10. 我らが神は堅き砦
ジャン=シャルル・アブリツェール
(タンガーミュンデ聖シュテファン教会、1624年製シェラー・オルガン)
「シンタグマ・ムジクム」や「テレプシコーレ」でおなじみ楽器博士プレトリウスの、オルガン曲?名手アブリツェールの柔軟にして繊細な語り口のうまみは、ちょっとまねできない―― きわめて自然でやさしい響きの録音エンジニアリングが、これまた強烈に心地よい!! 理論書『シンタグマ・ムジクム』の著者で、百花繚乱のルネサンス舞曲集『テレプシコーレ』の大成者ミヒャエル・プレトリウス…のオルガン曲とは、これまた珍しい。しかし考えてみれば楽器博士の彼のこと、当時の超有名楽器たるオルガンにさわらないはずがなく。というか、実は大学生をやっているあいだ教会オルガニストになってしまい、そのまま音楽好きが昂じて学業半ばに大学を後にし、ブラウンシュヴァイク伯つきのオルガニストとしてキャリアを歩み出した…という経歴の持ち主だったそうですから(なんて親しみのわくエピソードでしょう)、オルガン音楽にも一家言あって当然なんでして。ところが、当時はオルガニストには即興の腕前ばかりが問われた時代。プレトリウスも合奏用に4列の楽譜で曲を出版、「オルガニストならここから演奏するか、演奏譜に写しなおして弾きなさい」と書き添えているだけだそうで・・・そんな環境から、ストラスブールの巨匠アブリツェール(!)がみごとオルガン作品として再構築したトラックの数々を聴けば、この天才がイタリア系の新芸術だけでなく、いかに北方ドイツのいかめしくも美しい伝統に通暁していたかが如実にわかるはず!古楽ファンには、ちょっとした発見でしょう。 とはいえ、このアルバムは「美麗ジャケットの,聴きやすい、オルガンが好きになる入門盤」としての、イージーで接しやすい側面も。色彩感覚豊かに音色構成をつくり(まっすぐ響くプリンツィパル、渋ーいナザル管、コントラスト鮮やかな3段鍵盤と、要所要所でじわりと響く足鍵盤...)飾らずひょいひょいと壮麗な大伽藍を建ててゆく、その手際よさの安心感と充実感、細部まで徹底して手を抜かない職人芸!名盤あまたな実力派の名演を、Alpha随一のみずみずしい自然派録音でおさめきっているのがまた心地よく。全然きつくない、教会らしい反響音が気持ちよい、いつまでも聴いていたくなるオルガン盤なんて、めったにないですよ! 新年的晴れがましさの演出にも最適、これぞ店頭演奏&試聴機向きの1枚 !

ARCO DIVA

UP0082
(国内盤)
\2940
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53
バーバー:ヴァイオリン協奏曲 作品14
マルティン・ヴァーレク(ヴァイオリン)
ヴラディミール・ヴァーレク指揮
プラハ放送交響楽団
ドヴォルザークの協奏曲といえば近年もイザベル・ファウストに諏訪内晶子、さらにツェートマイアーにチョン・キョンファ、パールマンやミンツなどユダヤ系名匠、そして古くはモリーニ…と名盤めじろ押しだが、見れば見るほど「祖国チェコ勢の“いま”」からブレイクスルー盤が出てきていないような。そんな中、名門プラハ放響の音楽監督ヴラディミール・ヴァーレクとその息子マルティン・ヴァーレクによる本盤は、キレと迫力でめまいがしそうな現代的解釈とはまったく趣を異にした、いかにもチェコ!という魅力がうつくしく浮かび上がる絶妙の「お国もの」となっていて、DGGのモリーニ盤や(もうすっかり古くなってしまった)スーク=アンチェル盤などに親近感を覚えるヴェテラン・リスナーほど好感をいだかれるのでは。もともと指揮者ヴァーレクのほうが「ボヘミアの豊かな自然」路線ののどかな歌心をきれいに打ち出してくる人なせいでしょうか、中間楽章のカンティレーナもさることながら、両端楽章でも他のソリストたちなら気合と迫力で押しまくるようなところを、ごく丁寧に歌い込んでみせたりして、それがすんなり心に響いてくる…といった感じ。「音楽とは…」みたいなことを考えさせられる、何かとせわしない現代生活への良い解毒剤となってくれそう。タイアップ曲はアメリカン・クラシックの巨匠バーバーによるがっちりした協奏曲――こちらも歌心が問われる曲だけに、メタリックなアメリカ勢的サウンドではなく、こうした解釈でこそ映えるなあ、と感銘至極な仕上がりっぷり。じっくり聴きたい「チェコらしさ」の良さが詰まった1枚!
UP0071
(2CD)
(国内盤)
\4515
ヤナーチェク:ピアノのための作品全集
 1. 主題と変奏(ズデンカ変奏曲)
 2. 草陰の小径にて 第1集
 3. 草陰の小径にて 第2集
 4. ソナタ「1905年10月1日、通りで」
 5. 小協奏曲 〜ピアノと六つの楽器のための
 6. 奇想曲「疑念」
   〜ピアノの左手と六つの楽器のための
 7. 霧の中で
 8. 追憶
 9. 霧の中で(ヤナーチェク所有のピアノによる)
 10. 追憶(ヤナーチェク所有のピアノによる)
ヤン・イラスキー(ピアノ) 
※一部、ヤナーチェクが所有していた
 ウィーンのエーアバー1876年製楽器を使用
5) イジー・シェフチーク(フルート)
イジー・ホウデク、マレク・ヴァヨ(Tp)
スタニスラフ・ペンク、ペトル・フリート、
パヴェル・チェルマーク(トロンボーン)
イジー・ナウシュ(チューバ)
総指揮:ルボミール・マートル

6) パヴェル・ヴァリンゲル、
ヤン・ヴァシュタ(ヴァイオリン)
ミロスラフ・コヴァージ(ヴィオラ)
ヴィート・スピルカ(クラリネット)
ロマン・ノヴォザームスキー(ファゴット)
インドジフ・ペトラーシュ(ホルン)
チェコが誇る近代きっての巨匠ヤナーチェクは、オーケストラを必要とする名作群とふたつの弦楽四重奏曲ばかりがよくよく取りあげられるものの、よい耳のリスナーなら「霧の中で」や「草陰の小径にて」など忘れがたいピアノ作品がひとしきり残されていることもご存知でしょう(そういえば、昨年のフォル・ジュルネでも一群の作品がプログラムをにぎわせていました)。ただその全貌となると、CD1枚に収めるにはちょっとだけ量が多いせいで、好適な全集がなかなか見当たらないないのがもどかしいところ。祖国チェコの気鋭奏者ヤン・イラスキーによるこのアルバムは、すべての独奏作品に加えて「小協奏曲」「奇想曲」と室内楽編成の伴奏が加わる異色作2編まで含まれているうえ、ヤナーチェクの転機となる時期に作曲された「霧の中で」と「追憶」はふつうの現代ピアノによる録音のほか、別トラックとしてヤナーチェクが所有していた1876年ウィーン製の“ピリオド楽器”でも演奏、その違いを聴き比べられる好企画になっていて、たんに奏者が作曲者と同郷ブルノの出身というだけにとどまらない満足度! しかも解説書(日本語訳添付)もしっかり充実、演奏者自身も各曲コメントを寄せていて、ヤナーチェクの伝播にたいする並々ならぬ意欲が伝わってきます。その魅力も、イラスキーの周到かつダイナミックな解釈あってこそ!バッハ『平均律』の解釈で絶賛された人だけあって、知的にして詩的なアプローチがたまらない。『タラス・ブーリバ』や『グラゴル・ミサ』につながる芸術遍歴をつぶさに教えてくれる、鑑賞の「幅」をぐっと広げてくれる頼もしい2枚組!
UP0029
(国内盤)
\2940
ヴォルフ:弦楽四重奏のための作品全集
 弦楽四重奏曲 ニ短調(1879〜84)
 間奏曲(インテルメッツォ)
 イタリアのセレナーデ
  (弦楽四重奏のためのオリジナル版)
ヴィハン弦楽四重奏団
Arco Diva第1回リリースに含まれていたヴィハン弦楽四重奏団によるスメタナ作品集が現在発売中の『レコ芸』特選をいただいたのはうれしい限りだが、彼らのポテンシャルを考えればそれも自然の流れでは――と驕ったことを思わずにはおれないほど、この現代チェコ随一のアンサンブルは強烈なセンスを持っている。チェコものはもちろん、シューマンやベートーヴェンなど独墺もの、シェーンベルクやプフィッツナーでもエッジの利いた絶妙な解釈を聴かせてくれる彼ら、次にご紹介したいのはウィーン世紀末の歌曲作曲家ヴォルフの、知る人ぞ知る弦楽四重奏曲群!ご存知の方も少なくないだろうが、この作曲家の数少ない室内楽作品たるこれら3曲はいずれ劣らぬ名品ばかり。ブルックナーの弦楽五重奏曲にも追い迫るくらい壮大&シンフォニックなニ短調四重奏曲といい、絶妙の長さのなかで明るい詩情と陰鬱な表情が交錯する他の2作のドラマといい、じっくり聴き深める価値のある傑作だけに、ヴィハンSQのような名団体の演奏で聴けるのはあほんとうに有難いところ! どのトラックも彼らが弾き始めた瞬間から只ならぬ空気が広がり、悠々とした語り口と熾烈にたたみかける瞬間とが絶妙なバランスで交錯しあいながら、強烈な求心力で聴き手の心をひっぱりまわす驚異の名演になっている!チェコとウィーンは目と鼻の先、文化的にもきわめて親近感のあることを、滋味豊かな彼らの弦の音色のうちにひしひしと感じる、味わい深くもエキサイティングなアルバム!
UP0073
(国内盤)
\2940
シュターミッツ(1745〜1801):
 1. ヴィオラ協奏曲 ニ長調 作品1
マルティヌー(1890〜1959):
 2. ヴィオラと管弦楽のためのラプソディ=コンチェルト
ズデニェク・ルカーシュ(1928〜):
 3. ヴィオラ協奏曲
イトカ・ホスプロヴァー(ヴィオラ)
プラハ室内管弦楽団
収録曲のうち、マルティヌーとシュターミッツの曲は(ヒンデミットやグリンカのソナタ同様)ヴィオラ奏者たちにとっての定番名曲。強力なバック陣のおかげでソリストも自信満々、もっさりするでなくトンガりすぎるでなく、絶妙のラインで“クラシックな”古典派解釈を聴かせてくれるシュターミッツといい、スマートに曲構造を浮かび上がらせながら伸縮自在に高次の音楽がつくられてゆくマルティヌーといい、けだし絶妙でございます。同じくチェコ出身のルカーシュによる協奏曲も、ごく伝統的というか、現代というより「クラシック王道」らしくて相当カッコイイ! 民族音階をもとにした音の組み立て方は一歩進んだスメタナにシベリウスの気配少々、といった感じで、このあたりの作曲家に抵抗がなければ絶対に気に入るはず! 合間にフルートやファゴットが合いの手を入れるのだが、さすがは老舗のプラハ室内管、その音色のまあ絶妙なこと…耳の肥えたファンにもお勧めの絶品ヴィオラ盤。
UP0099
(国内盤)
\2940
マーラー:交響曲 第4番 ト長調「大いなる喜びへの讃歌」 ヴラディーミル・ヴァーレク指揮
チェコ放送交響楽団
カロリーナ・ベルコヴァー(メゾ=ソプラノ)
腕前あざやかな“芸術職人”ヴァーレクが、20年来のタッグで織り上げる「チェコのマーラー」みずみずしさと古雅さ、伝統の息吹きと生き生きした自発性―― 大抜擢の新世代歌手ベルコヴァーの活躍で、さらに新鮮さを増す「音楽古都の“いま”」! Arco Divaの充実したカタログ構成をみながら、次は何をご紹介しようか…と考えあぐねていたところ、素敵な新譜が続々登場してきた!音楽大国チェコの“いま”を伝えてくれるこのレーベルならではの、しみじみ愛聴したくなるマーラーからご紹介。単独来日もしばしば、コンサートゴウアーやチェコ勢の活躍に敏感な音盤ファンなら知らぬ者はいない、チェコ現代のオケ系実力派の筆頭ヴァーレクは、ここ近年、1985年から首席指揮者をつとめるプラハ放送響とチャイコフスキー、ドヴォルザーク、スメタナ…らの主要交響曲・管弦楽曲の録音を続けているが、ここへきてファン待望のマーラー録音にも乗り出してくれたわけです。老舗オケの信頼も確かな彼のタクトは、各セクションの自発性をじゅうぶん尊重して、奏者たちの「ウマさ」(弦の揺らし、古雅な音色を自在にあやつる管楽セクション…)を最大限に引き出しながらもきっちり曲の構造を固め、雄大なスケール感を描き出すというもの――細部はバロック的に遊びながら全体は壮大堅固な、あのプラハのルドルフィヌムをさえ想起させる音楽性ですね(秋に色づく山々を見ながらサンプル試聴していたら(何しろ4番、雄大な自然が似合います)、なんだかむしょうにチェコに行きたくなってしまいました)。もうひとつ素敵なのが、紅一点ソリスト、ベルコヴァーの存在。昨年のプラハ国立劇場来日公演では『フィガロ』のケルビーノだったこの若手メッゾ、クライマックスであらわれる独唱をみずみずしくも一際高次元なセンスで歌いあげる。

CARO MITIS

CM004-2006
(SACD Hybrid)
(国内盤)
\3360
ハイドンが、オーボエのために作曲したなら 〜
 ハイドン:オーボエ作品集1
ヨーゼフ・ハイドン(1732〜1809):
 1. 協奏交響曲 変ロ長調 Hob.I-105
  〜オーボエ、ファゴット、ヴァイオリン、チェロと管弦楽の為の
 2. ディヴェルティメントまたはカプリッチョ
  イ長調 Hob. XV-35〜ピアノ三重奏の為の
 (オーボエ・ダモーレ、チェロとチェンバロによる演奏)
作者不詳(伝ハイドン)
 3. オーボエ協奏曲 ハ長調 Hob. VIIg-C1
アレクセイ・ウトキン(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)
エルミタージュ室内管
なんでもオーボエで吹きこなしてしまう超絶名手アレクセイ・ウトキン、基本に返る? オーボエ“吹き振り”で、ハイドンの協奏交響曲をあざやかにまとめ 艶やかな室内楽はオーボエ・ダモーレ用に編曲。協奏曲の饒舌なる名技にもご傾聴あれ! Caro Mitisレーベルの看板アーティストのアレクセイ・ウトキンは、3巻のバッハ作品集やモーツァルトの協奏曲アルバムで遺憾なき技量と素晴らしい音楽性を印象づけたあと、ショスタコーヴィチ編曲集やR.シュトラウス作品集で幅広いレパートリーへの対応力をいかんなく見せつけてくれた。バッハ作品集でもフルートのための『管弦楽組曲 第2番』までオーボエで吹いてしまったり、モーツァルトの弦楽五重奏曲を無理矢理オーボエ五重奏曲に仕立ててみたり、ショスタコーヴィチ以外でも編曲センスの良さ(とそれに見合った本人の技量)が感じられたが、このたび最新新譜ではある意味「オーボエ&室内管弦楽指揮」の基本に立ち返るかのように、古典派の協奏曲&室内楽をさわやかにキメる!とはいえ交響曲のソロ部分以外でオーボエ独奏を全面的に立てた曲はほとんどないハイドン、かろうじて唯一の例外たる協奏交響曲を録音してしまったあと、これが「第1巻」と言い張るのですから「もしハイドンが...」というタイトルを掲げている以上、今後はまた絶妙編曲が続くに違いありません。いやはや…。とまれ演奏は例によって快調そのもの! オーボエはよどみなく流麗、コントラバス1本の小規模室内管弦楽はクールにまとまり、結局偽作と判明しているものの曲そのものはいたって秀逸なハ長調の協奏曲も含めて仕上がりはまさに爽快! ティンパニ&金管もスマート&アキュート、時代奏法を適宜参照しながらの、あざやかな解釈がたまらない。初期のピアノ・トリオをチェンバロ&オーボエ・ダモーレ&チェロで弾いたトラックが間に挟まり、これまた可憐なロココ調で快い変化をつけているのもまた良し!
CM009-2006
(SACD Hybrid)
(国内盤)
\3360
幻想小曲集 〜ヴィオラとドイツ・ロマン派〜
 シューマン(1810〜56):幻想小曲集 作品73
 ニルス・ゲーゼ(1817〜90):幻想小曲集 作品43
 カール・ライネッケ(1824〜1910):幻想小曲集 作品43
 エルンスト・ナウマン(1832〜1910): 幻想小曲集 作品5
 ハンス・ジット(1850〜1922):幻想小曲集 作品58
イリヤ・ホフマン(va)
セルゲイ・クドリャコフ(p)
さまざま不思議な気分の交錯しあう、ドイツ・ロマン派の幻想を描き出すのに、 ヴィオラの中音域はなんと適切なのだろう...と深く感じ入る、5人5様の秘曲の美しさ。ホフマンの周到な弓さばきと鮮やかに絡むピアノは、気鋭奏者クドリャコフ! 何たる豪華さ… ヴィオラの優良室内楽アルバムを、もうひとつ。バシュメット門下の気鋭奏者イリヤ・ホフマンは、グバイドゥーリナやシルヴェストロフの新作をバリバリ初演している現代ロシアきっての侮りがたいヴィオラ奏者だが、この楽器のための知られざるレパートリー開拓にも意欲的とみえ、シューマン作品に始まるドイツ系ロマン派の「幻想小曲集」の系譜を一望する、こんなアルバムをリリースしてきた。ドイツリートに通じるものあり民謡調のものあり、この手のロマン派佳品の音楽はなんとヴィオラの音域にしっくりくるのだろう――ちょっと頑張り感を感じさせる高音域もやるせなく美しく、チェロの無骨さを取り払ったような優美な低音域もほどよく歌う、それを受けるピアノが独奏者としても近年際立った活躍をみせているクドリャコフというから嬉しい限り。こちらもまさに「ソロ&伴奏ではなく、2人でつくる室内楽」として充実した音楽を聴かせてくれる。ジットやナウマンなど未知の作曲家もさることながら、ロマン派好きの心をつかんでやまないライネッケやゲーゼの隠れ名品がこれまた絶美!シューマンのクラリネットのための名品も、ヴィオラの響きにぴったり。外れなしの16トラック、じっくりお愉しみいただけること間違いなし。
CM006-2006
(SACD Hybrid)
(国内盤)
\3360
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol.2
 1. ソナタ第8番 ハ短調op.13「悲愴」
 2. ソナタ第15番 ニ長調op.28
 3. ソナタ第24番 嬰ヘ長調op.78「テレーズ」
イーゴリ・チェトゥーエフ(ファツィオーリ・ピアノ)
第1弾は、文句なしの「レコ芸」特選――そりゃそうです、こんなにウマくて繊細なんだから!ファツィオーリ特有の、あの精緻な機動力をあざやかに生かしきった全集録音第2巻は 「悲愴」を目玉にしつつ、シンフォニックな15番&愛らしい24番、1枚で多彩な魅力満載! やっと出たか!という気がしないでもない、第1弾が好調なすべり出し(『レコ芸』特選、その節は一時プレス切れでご迷惑をおかけしました…)をみせたチェトゥーエフのベートーヴェン全集。ファツィオーリ・ピアノを使い、かつDSD録音でその機微を余すところなく収めた絶妙のピアノ・ソナタ集、第2弾もなかなかバランスのとれたプログラムで、名盤あまたのこの名曲群を、あらためてこのシリーズで傾聴する意義が、はっきりと伝わってくる仕掛けになっているのがまた素晴らしく。冒頭にまず王道名曲「悲愴」を置き(なんて試聴機向きな…)、ピアニシモまで綺麗に均一なファツィオーリの美質をあざやかに印象づけたあと、ダイナミックな4楽章構成のソナタ15番で、この楽器ならではの、緩急自在にして華美さの披瀝に陥らない手堅い魅力を打ち出し、最後に佳品「テレーズ」でさらりと締める。通して聴いても疲れない仕組みではありますが、もったいないので1曲ごとじっくり、その魅力を聴き極めたいところ。ウクライナの名手チェトゥーエフ、相変わらずファツィオーリ使いが完璧。こんなに見事な解釈を聴かされてしまうと、全集録音にまっしぐら・ではなく合間でブラームスとかシューマンとか、近代ものとかもファツィオーリで録音しないかなあ、などと思ってみたり。とまれ文句なしの第2弾、どうぞご注目あれ!

CONCERTO

CNT2003
(国内盤)
\2940
ピエートロ・ドメーニコ・パラディージ
 (通称パラディエス)(1707〜1791):
 『グラヴィチェンバロのための12のソナタ集』(1754年ロンドン刊)より
  ソナタ第1番〜第6番
フィリッポ・エマヌエーレ・ラヴィッツァ(チェンバロ/タスカン1769年モデル)
イタリアの秀逸美麗レーベルConcertoで、バロック後期の知られざる天才プラッティ(1697〜1763)のチェンバロ・ソナタ全集を録音しつづけているフィリッポ・エマヌエーレ・ラヴィッツァは、チェンバロ演奏の修練とならんで音楽学や楽譜校訂の分野でも相当みっちり修業を積んできた人。かなり長い間大学にいた彼が専門に研究していたのが、そぞろピアノも世に膾炙しようかという時代の、チェンバロ時代末期の鍵盤音楽だったそうで。そんな彼の趣味ど真ん中にあるのが、知る人ぞ知るパラディージのソナタ12曲!A.スカルラッティ、ペルゴレージ、ポルポラなど巨匠めじろ押しのナポリで音楽の手ほどきを受けたあと、はじめルッカやヴェネツィアなどイタリア各地でオペラ作曲家をやっていたが、1750年頃つまりヘンデルの晩期頃にロンドンに渡り、なぜかD.スカルラッティが爆発的人気を博していたこの地で1754年に『12のソナタ集』を出版しました――このソナタ集、スカルラッティのモデルを踏襲するかのように各2楽章形式を基本にしていますが、それはむしろ(モーツァルトのK.10〜15のソナタのように)中間楽章のないロココ・ソナタの定型でもあったわけで、チェンバロなのにレガート&カンタービレに響くよう周到に設計された書法といい、わかりやすい曲構造や軽妙な装飾音といい、いかにもチェンバロ時代末期特有のあでやかなロココ音楽に仕上がっています。かつては知る人ぞ知る巨匠スグリッツィも録音していましたが、まさに同時代の楽器・タスカン・モデルのチェンバロでラヴィッツァが綴ってゆく音の瑞々しさは言葉を失うほど!嬉しい時にも悲しい時にもそっと心に寄り添ってくれる、そんな切なくも美しいチェンバロが聴きたい方にぜひおすすめ! なお、下巻も夏頃発売予定!
CNT2023
(2CD)
(国内盤)
\4515
モーツァルト:バセットホルンのための作品集
1. 3本のバセットホルンのための
 ディヴェルティメント第1番 変ロ長調 KV.439b-1
2. 3本のバセットホルンのための
 ディヴェルティメント第2番 変ロ長調 KV.439b-2
3. 3本のバセットホルンのための
 ディヴェルティメント第3番 変ロ長調 KV.439b-3
4. 3本のバセットホルンのための
 ディヴェルティメント第4番 変ロ長調 KV.439b-4
5. 3本のバセットホルンのための
 ディヴェルティメント第5番 変ロ長調 KV.439b-5
クラリネットとバセットホルンの合奏付き三重唱
 6. ノットゥルノ「愛らしきふたつの瞳」KV.439
 7. ノットゥルノ「おお、なんと誇らしき時」KV.436
 8. ノットゥルノ「やさしきまなざし、美しきまなざし」KV.346
 9. ノットゥルノ「そんな恋人同士を見つけることはできまい」KV.549
   (以上、三重唱と3本のバセットホルンのための)
 10. ノットゥルノ「いとしき人、もしあなたが遠くにいて」KV.438
11. ノットゥルノ「わたしはしずかに恨む」KV.437
   (以上、三重唱、2本のクラリネットと2本のバセットホルンのための)
12. 3本のバセットホルンのためのアダージョ KV.Anh.94
13. クラリネットと3本のバセットホルンのためのアダージョ KV.411
マルテザーナ・クラリネット四重奏団 (現代楽器)
 +アントニー・ペイ(クラリネット)
マリネッラ・ペンニッキ(S)
グローリア・バンディテッリ(Ms)
セルジオ・フォレスティ(Bs)
アンソニー・ペイ。ご存知、ロイヤル・フィルやロンドン・シンフォニエッタ、アカデミー室内管など英国のさまざまな名門オーケストラでトップ奏者を歴任、さらにいち早く古楽器クラリネットの奏法をマスターし、1980年代くらいから古楽器演奏シーンに燦然と輝きを放っていた名手でございます。Concertoレーベルに一段と輝きを添えてくれるのが、彼の録音したこの好企画アルバム!同属のクラリネットよりも少しひくい音域を担当するバセットホルンというリード楽器を、モーツァルトは生前たいへん愛していたようで、あの13楽器のための「グラン・パルティータ」や最晩年の「レクィエム」の演奏編成にも組み込まれているわけですが、ここではとりわけ有名な五つのディヴェルティメントK.439bをメインに、バセットホルンが主役格にまわるモーツァルト作品が網羅されている。ディヴェルティメントはピリオド楽器勢も折にふれて録音するとはいえ、バセットホルンやクラリネットが重唱と音を重ねる一連の三重唱ノットゥルノとなると曲の良さにもかかわらず新録音を見つけるのも結構一苦労なところで、イタリア勢のたおやかな歌(モーツァルトならではの「もののあわれ」を艶やかに浮き彫りにする歌声…)の良さとあいまって、この企画の絶妙さに感謝せずにはおれません。何しろバセットホルンの演奏はペイ率いる実力派3人、細部まできれいに考え抜かれた展開、圧巻のニュアンス・コントロール(キィの少ないクラシカル・クラリネットをここまで吹きこなせるのは、やはりペイくらいのものでは?!)、モーツァルトの良さ、楽器の響きの美しさを心ゆくまで堪能させてくれる。CD2枚たっぷり楽しめるのが嬉しくなる、美麗ジャケットも好感度バツグンの一作!
CNT2030
(国内盤)
\2940
プラッティ:チェンバロのためのソナタ全集Vol.2
ジョヴァンニ・べネデット・プラッティ(1697〜1763):
 『イタリア様式による六つのソナタ』作品2(1742)より
 1. ソナタ 第6番 ホ長調
『チェンバロのための12のソナタ』作品4(1746)より
 2. ソナタ 第1番 ヘ長調
 3. ソナタ 第2番 ハ短調
 4. ソナタ 第3番 ト長調
フィリッポ・エマヌエーレ・ラヴィッツァ(チェンバロ)
使用楽器:J.D.ドュルケン製楽器のコピー
バロック後期のチェンバロ音楽はスカルラッティだけじゃない!とばかり、全4枚にわたるプラッティ全集を継続録音しているミラノの俊英チェンバロ奏者ラヴィッツァ。すでに弊社からご紹介している第1集(CNT2026・発売中の『レコード芸術』2月号では準特選を頂いております)をお聴きの方ならおわかりのとおり――というか、ヤコポス・パッパスその他による抜粋収録盤をご存知の方には釈迦に説法ですが――モーツァルトやハイドンのピアノ・ソナタを3,40年先取りしたようなその堅固な形式感には、たまらない魅力が詰まっている。交響曲黎明期にあたる1730〜50年代頃に活躍したチェンバロ音楽家たちで、多楽章でここまでドラマティックな独奏ソナタを書いた人が、少なくともイタリア人には殆ど見当たらないわけですから、3楽章と4楽章をさまざまに使い分け、しかもスカルラッティばりの絶妙なチェンバロ書法を展開してみせるプラッティのソナタ世界にはまったく興味がつきません!今回ご案内する「第2弾」は、1742年に出版されたソナタ集からコレッリ=ヘンデル風の構成をとる第6ソナタと、完全に初期古典派と呼びうる典雅なスタイルを誇る1746年出版のソナタから前半3曲を収録。いずれも演奏時間15分以上、いや20分近くにおよぶ、当時としては異例の大作ばかり。考えてみればこの頃は交響曲でもこんなに長い曲はまずなかったから、プラッティこそが新時代のソナタ形式の先駆者?とさえ思えてくる――がっちりした構成のなかで憂愁ただようロココ風の歌が展開し、ラヴィッツァのタッチはあくまで精妙、曲の面白みを何倍にも引き立ててくれる。ドラマティックな短調作品もひとつ収録、じっくり聴きたい向きには第1弾よりもさらに面白いのでは?
CNT2035
(国内盤)
\2940
ショパン:
 1. チェロとピアノのためのソナタ ニ短調
ドビュッシー:
 2. チェロとピアノのためのソナタ
アツィオ・コルギ(1937〜):
 3. 名高きフランス俗謡にもとづく五つの小品
   〜チェロとピアノのための
(ラ・カルマニョル/アンリ4世万歳/
  愛らしきガブリエル/若きバーラの死に寄せて
     (愛国的ロマンス)/ア!サ・イラ)
シルヴィア・キエーザ(チェロ)
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ)
イタリアきっての巨匠アントニオ・ヤニグロの秘蔵っ子で、長らくイタリア三重奏団の低音を支えてきたチェリスト、シルヴィア・キエーザは、なかなかどうして一本筋の通った強者だということが本盤でつくづく分かる――いやいやどうして、昨今チェリストに名人は事欠かないけれど、この人が繰り出す「太からず、細からず」なサウンドといい、ゆったり歌いながら心のどこかで冷静に構造を見据えている感じといい、どこかソーニャ・ヴィエデル=アッテルトン(ヴィーダー=アサートン)にも通じる只者ならなさを感じずにはおれません。プログラムはショパン(19世紀)、ドビュッシー(20世紀)、コルギ(20〜21世紀)…とかなりそれぞれ違った音楽世界が展開されるものの、静々と忍び寄りながらいつの間にか聴き手の心の内奥にたどりついているような、なんともいえない彼女独特の「顔」が確実に刻印されているわけで。みっしりニュアンスの詰まったチェロの美音がこれまた絶妙で、何だか色みに味わいのあるイタリア近代のキュビズム絵画を眺めるような心地よさがある。伴奏はマウリツィオ・バリーニ、来日経験も豊富なピアニスト。ラザーリ・ベルマンの弟子、ロク=ダンテロンやロッケンハウス音楽祭の常連、といえば「こちらも只者ではない!」とおわかりいただけましょうか――冷静沈着に音を置いてゆく、そのひとつひとつに説得力がある、しかもやるときはやるというか、完璧なタッチのコントロールで繰り出されるコントラストの妙にはついつい引き込まれずにはいられない!唯一現代曲のコルギ作品も、この二人の手にかかればすんなり心に届く、楽器の音色を生かした説得力たっぷりの小品集として楽しめる。
CNT2028
(国内盤)
\2940
ロドリーゴ:ギターのための独奏作品集&アランフェス協奏曲
ホアキン・ロドリーゴ(1901〜99):
1. アランフェス協奏曲
ギターのための独奏作品
 2. 三つのスペイン風小品集
 3. 舞踏へのお誘い
 4. 喜ばしきソナタ(ソナタ・ジョコーザ)
 5. 小麦畑にて
 6. 古風なティエント
 7. ヘネラリフェのそばで
ジューリオ・タンパリーニ(ギター)
1) ピエール・カルロ・オリツィオ指揮
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ祝祭管
昨年は村治佳織新録音盤も出た、ギターといえば…の名作『アランフエス協奏曲』。しかしこの曲、爽快&濃厚なラテンっぽさに彩られているにもかかわらず、意外と南国の音楽家による演奏が少なかったり。そこへ本盤、ソリストも指揮者も楽団も完全にイタリア勢で固められていて、その美質がいたるところで発揮される絶妙のトラックに仕上がっているのが嬉しいところ――さわやか&明快な第1楽章からコントラスト鮮やかに転じる第2楽章では、弦の重なりが醸し出す深深としたニュアンスにイ・ムジチ初期のヴィヴァルディのような滋味があふれ、管楽器群のソロの音色もこれまた絶妙の美しさでございます。痛快ヴィヴィッドな終楽章も含め、ああラテンだなあと感じさせてやまない絶妙の演奏! ミケランジェリ祝祭管は名ピアニスト・ミケランジェリの出身地であるブレーシアとベルガモで昨今開始された音楽祭(今チェックしたら、本年はプレートル指揮ウィーン・フィルも客演するとのこと…うらやましい)の常駐オーケストラ。なかなかどうして、いい加減な団体ではないのが頼もしいところ。しかし本盤、基本的なコンセプトは「ソロ作品集+アランフエス協奏曲」、つまりロドリーゴとギターの関係をつまびらかにしてくれるプログラム。管弦楽作品やピアノ曲をNAXOSが掘り下げつつある昨今、自身はピアニストだったロドリーゴが“祖国スペインの楽器”ギターにどういう思いを込めていたのか、名手タンパリーニの信頼できる演奏でじっくり聴き極めたいもの。何しろこのイタリア人、テクニックは完璧で歌心もたっぷり、詩情ゆたかな解釈はまったく安心かつエキサイティング――わくわくするような名曲「スペイン風小品集」やビウエラ古楽を彷彿させる「古風なティエント」など、どのトラックもまさに満足度120%!ギター・ファン以外にも安心しておすすめしたい1枚。

CYPRES

MCYP1651
(国内盤)
\2940
レクィエムの7世紀 Vol.2:17/18世紀
 17世紀〜
  アンドレ・カンプラ(1660〜1744):レクィエム ヘ長調
 18世紀〜
  ミヒャエル・ハイドン(1739〜1806):
   ザルツブルク大司教追悼ミサ(1771)
ギィ・ヤンセンス指揮
ラウダンテス・コンソート
(古楽器使用)
レクィエムでたどる7世紀、第2弾は「隠れた超絶名曲」をとほうもないハイクオリティ演奏で! ご存知の方には釈迦に説法、どちらもとんでもない名作――カンプラではしっとり重なる 歌声と弦が美しく、M.ハイドンは強烈なピリオド金管がたまらない、この演奏陣の快挙!!ア・カペラによるルネサンスものは自家薬籠中の得意技、さらにピリオド楽器も現代楽器も使い分けて、中世だろうが古典派だろうが現代作品だろうが見事にかたづけてしまう…という触れ込みのラウダンテス・コンソートが今年春からスタートした、1世紀ごと1曲ずつのレクィエムを録音してゆくという好企画――触れ込みどおり、ピリオド楽団としてもとんでもなくウマいことを強烈なまでに印象づけてくれるのがこの新作・第2弾でございます。17世紀にはカンプラ(作曲年代には諸説あるそうだが作風はまぎれもなく「フランスの偉大なる世紀」17世紀のスタイル)、これはまあわかりますが、18世紀はモーツァルトではなく、ザルツブルクにおけるその先輩にして「交響曲の父」ことヨーゼフ・“パパ”・ハイドンの弟、ミヒャエル・ハイドンの『ザルツブルク大司教追悼ミサ』が! 2001年頃だったか、草津音楽祭で日本初演された、あの名作です――昨2006年がミヒャエル・ハイドン歿後200周年だったせいか、この曲も良さが知られて現代楽器ものも含め数枚競合盤がありますが、本盤はそれらを措いてもなお聴くに値するインテンスな名演! するどいピリオド金管が空気をビンビン震わせ、引き締まった合唱も負けじとコントラスト豊かな音響を織り上げてゆく…ミヒャエル・ハイドンといえば生前から教会音楽の大家としてヨーロッパ中に名を轟かせたそうですが、この初〜中期作品を聴けば今の我々も頷かずにはおれない。今回はなかなかの大編成でその名曲ぶりを遺憾なく印象づける、古楽大国ベルギーの気鋭演奏陣に脱帽!  カンプラのレクィエムにもヘレヴェッヘやマルゴワールの強力な競合盤がありますが、本盤のしっとりしなやかな解釈はだいぶ方向性も違い、清らかな曲調の美がいやおうなしに引き立ちます。稀有の演奏解釈、じっくり聴ききわめながら、第3弾(ブルックナー(!!!)&デュリュフレ)の到着を待ちたいもの!

E LUCEVAN LE STELLE

CDEL072325
(国内盤)
\2940
フランチェスコ・スピナチーノ(16世紀):
 リュート独奏のためのリチェルカーレ 11曲
 その他リュート独奏のための作品 3曲
  (ベネディクトゥス/マルグリー/かんぬき)
 リュート二重奏のための作品 4曲
  (ラ・ベルナディーナ/恋のとりこ/幸運の女神、
 絶望す/不幸がわたしを打ちのめす)
 コルネットを含む器楽合奏曲 2曲
  (母と父と/幸運の女神、栄華のなかで)
 リュート伴奏歌曲7曲(さらば、わが恋の日々/
 恋の神、恋の神よ/ベネディクトゥス/幸運よ、
 おまえは残酷なればこそ/恋のとりこ/わたしは
 悲しい、恋の神よ/愛しき人は百金にもまさる)
ガブリエ-レ・パロンバ、
フランコ・パヴァン(Lute)
エマヌエラ・ガッリ(S)他
パロンバ&パヴァンの絶妙リュート・デュオとエマヌエラ・ガッリのユニット、緊急新譜!活版印刷術発明直後、ペトルッチ工房が初めて出版した「最古の器楽作品集」―― たおやか&古雅なアンサンブルに、コルネットとガンバがえもいわれぬサウンドを添える!! イタリアの「ふくらはぎ」マルケ州の地元古楽を大事に再発見しつづけている極小レーベルE Lucevan le Stelle…ですが、出すと必ずこちらの予想を上回るオーダーが集まってくるのが、このガッリ×パロンバ×パヴァンのユニットの新譜。たおやか&古雅なリュート独奏or阿吽の呼吸で絡み合うリュート・デュオを中核に、ラ・ヴェネシアーナなどでも活躍している日本でも人気の高い古楽ソプラノ、エマヌエラ・ガッリが合間ごと切なげな歌声をひびかせる、という構成は変わらないものの、あるときはベルガモの天才作曲家テルツィを、あるときは活版印刷初期の小編成音楽を、と毎回特色あるプログラムで広がりある世界を描き出してくれます。つい春先にも『苦しまなければならなくて?』(CDEL052318)が日本でも静かなブームを作ったこの面々が次に録音したのは、グーテンベルクの活版印刷術発明から大して時間も経っていない1509年、有名な出版者ペトルッチがマルケ州フォソンブローネに来てから出版したスピナチーノなる作曲家の2冊の曲集。これ、世界ではじめて独奏楽器のために出版された曲集2冊だったりするそうな。確かにカピローラよりも、ダ・ミラノよりも古い曲集だが、リュート2挺で織り上げられる旋律の対位法的なからみといい、伸縮自在の音符のつまり具合といい、つい引き込まれずにはいられない周到な音作りはまさにルネサンス最盛期の傑作と目しうる出来! ときおり木管コルネットやガンバの鄙びた音色を織りまぜて、絶妙の呼吸感で綴られる素朴な音体験をぜひご堪能あれ!

FUGA LIBERA

MFUG531
(国内盤)
\2940
マルティヌー(1890〜1959):
 1.交響曲 第4番 H.305
 2.大管弦楽のための三部作『版画』H.369
 3.歌劇『三つの願い』より「別離」H.175A
ヴァルター・ヴェラー指揮
ベルギー国立管弦楽団
マルティヌーといえば、チェコ近代が誇るユニークな才能の持ち主。おおむねドイツ語圏で修業したヤナーチェクやドヴォルザークなど同郷の先人たちとは違い、彼は作曲修業をはじめた頃にひとしきりフランス音楽にかぶれたクチでして。それもそのはず、何しろ彼は1890年生まれですから、若い頃にはちょうどドビュッシーらのフランス新音楽が世界的に注目されていた頃だったわけで...と、そんなことを想起せずにはおれない繊細至極&闊達強烈な(いや、まさにそんな感じなんです)新しい名録音が登場! 2007年シーズンよりブリュッセルの名門・ベルギー国立管弦楽団の音楽監督に就任した、あの往年のヴェラー四重奏団のトップ奏者ヴァルター・ヴェラーによる『交響曲第4番』を中心としたアルバムでございます。彼の作る音楽の、まあ力強いこと力強いこと! 知性派豪腕といった感じで、ベルギー国立管のメンバーそれぞれが持つ達者な腕前をみごと統制して、スケール豊かな音楽でうむを言わさず感動させてくれる…といった感じ。ヴェラーの故郷ウィーンがマルティヌーの祖国チェコに近いから、というような親近感より、むしろウィーンで鍛え上げられた世界的巨匠が、フランス風でもあるベルギーのオーケストラでマルティヌーの国際感覚を浮き彫りにしてゆく感じかと。スケルツォでは歯切れ良くピアノも入る『交響曲 第4番』の壮大さ、ジャズ&フランス音楽の風味も感じられる初期作品「別離」、そして最晩年の新印象主義的大作『版画』…どれをとっても最高にクリスピー&インテンス!Fuga Liberaの常どおり録音も秀逸で、どーんと広がりある交響空間が現出いたします。そのあたりでも快さバツグン、マルティヌーの管弦楽もの入門にもなかなか好適な、ハイクオリティな1枚!
MFUG529
(国内盤)\2940
シューベルト(1797〜1828):
 1.アルペジョーネとピアノのためのソナタ イ短調 D.821
 2.弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956
ニコラ・ドルターユ(アルペジョーネ(古゙楽器),vc)
ロザムンデ四重奏団
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテピアノ)
とんでもなく豪華なメンバーで、極上の音楽性で、シューベルト室内楽の二大名曲を!! アルペジョーネをこんなに綺麗な演奏で聴けるとは、しかもフォルテピアノは「あの巨匠」…幽玄と精悍のはざまを行く五重奏曲も絶品。ウィーンの伝統とフランス語圏の繊細の交錯! 快進撃の止まぬロザムンデ四重奏団に、人気緩まぬ巨匠バドゥラ=スコダ、そして玄妙なるアルペジョーネのうらさびしい響きで綴られる、あの傑作ソナタ...えー、これはもう何を申すまでもない強力アイテムではありませんか! ウィーンの長老バドゥラ=スコダは最晩年のベートーヴェンが愛奏していたというグラーフ社のフォルテピアノに向かい、絶妙の繊細さと呼吸感でぽつ、ぽつと語りほぐしてゆくイントロに続き、あの有名なフレーズが「代用楽器」のチェロではなく、シューベルトが意図したとおりのアルペジョーネの音色で流れ出す…くぐもった響きがなんとも魅力的な、寒い季節にぴったりの音色のこの楽器は、ギターを縦にして弓で弾くような感じのもの。音楽界には定着せず廃れ、シューベルトの残したこの至高の一曲にのみ形跡を残したわけだが、弾きこなすのは至難の業のようで「試しに弾いてみたら、何で誰もあえて使わないか分かった」と嘯いたのはロストロポーヴィチだったかビルスマだったか。でも本盤を聴けば、なるほどシューベルトがこれほどの名曲を捧げたのも納得!と思うはず――J.ゴリツキ、W.クイケン、P.ウィスペルウェイとそれぞれに「使用楽器にはうるさい」名手らに師事してきたベルギーの気鋭奏者ドルターユが、楽器の持ち味と曲の美しさを最大限に引き出し、グラーフ・ピアノの典雅な音色と忘れがたい協和を聴かせ、最後の一音まで聴き手を魅了してやみません! そして後半ではモダン・チェロを手に、あの最晩年の一大傑作『弦楽五重奏曲』を・・・あの超一流団体・ロザムンデ四重奏団との共演で聴かせてくれるのです!曲冒頭からいきなり只者ならぬ玄妙な響き、そして精悍な勢いと絶美の静けさとがダイナミックに交錯する「明らかに超一流」な音楽作り!演奏者の知名度がかもし出す「名演の予感」を更にかるーく上回る、玄人筋も感涙ものの名盤ここに!!
MFUG528
(国内盤)
\2940
シューマン:
 1. 三つのロマンス 作品28
 2. ピアノ・ソナタ 第1番 嬰へ短調
 3. 子供の情景 作品15
ミロシュ・ポポヴィチ(ピアノ)
ネマーニャ・ラドゥロヴィチにつづく?セルビアの“恐るべき天才児”、あらわる!冷徹なまでの技巧の冴えは今更いうまでもなく、自由自在にそれを操る腕前がたまらない 秘作には生命を、有名作品には静かな驚きを。先々まで楽しみな逸材、静かにデビュー! ベルギー歴戦の敏腕プロデューサーたるFuga Libera主宰者が「こいつはすごいよ、化けるよ」と胸を張って売り出してきたセルビアの新人ピアニスト、いきなりシューマンでデビューというのは当たり外れが両極端になりそうなものですが、これはど真ん中、先々まで楽しみな「当たり」でございます! 軟弱系小品群とかそんなものではなくて、冷徹なまでに全体を見据えたうえで、東欧的・バルカン的・異国的な底知れなさをビンビンと感じさせながら、冴えわたりまくった隙のない技巧(しかも「俺すげえだろオーラ」を全く出さないのが憎いところ)で抑揚豊かに織り上げてゆくシューマン世界の、なんと堅固なこと! プログラムも渋いところ+超有名曲という「気になる構成」で、絵本のようなジャケットとあいまって、シューマン通も一般ユーザーもひとしく魅了してくれそう。 曲順は「知られてない順」――その時点でかなり本気度を感じる、なかなか確信犯的なやり口ですが(19世紀的な組み立て方からすればソナタが大トリになりそうなものを、わざわざ逆に「子供の情景」の前にもってくるあたり...)じっさい演奏内容も真正面からシューマンとぶつかって、みごとに形にしてしまっているから恐れ入ります。ピアノ曲しか書かなかった時期の最後のあたりに書かれた「三つのロマンス」でまずシューマンお得意の三部構成を印象づけ、昼の正餐というかど真ん中で大曲ソナタをがっつり堪能させ、最後にじっくり、「子供の情景」の独自的解釈を味あわせる...という仕組み。モグレフスキとエル=バシャが彼の師匠といいますが、とくに後者のセンスに相通じるものを感じました。とにかくご一聴を――お声いただければ音資料出しますので!

INTRADA

Intra031
(国内盤)
\2940
モーツァルト:
 1. クラリネット、ヴィオラとピアノのための三重奏曲 イ長調 K.498
  「ケーゲルシュタット・トリオ」
 2. 2本のクラリネットと3本のバセットホルンのためのアダージョ 変ロ長調 K.411
 3. ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
ニコラ・バルデルー(クラリネット)
アントワーヌ・タムスティ(ヴィオラ)
ベルトラン・シャマユ(ピアノ)
アレクセイ・オグリンチュク(オーボエ)
ジュリアン・アルディ(バソン)
ダヴィド・ゲリエ(ホルン)他
さすがフランスは「管の国」! フランス国立管、コンセルトヘボウ管…世界各地の 超一流オーケストラで首席奏者をつとめる名手たちの演奏、まあ上手いこと旨いこと...! さらっと「あの」タムスティ(va)が加わるK.498にもご注目、低音域はもちろんバソン!! 今年に入って半分以上のリリースが『レコ芸』特選を獲得、準特選に終わったアイテムにもすごい引き合いが来ている絶好調のIntradaレーベルから、またしても注目必至の飛びぬけた名演が登場! 中心となっているのは、マーラー・チェンバーo. やパリ管の首席奏者を歴任し、今やフランス国立管の首席を張っているクラリネットのバルデルー(まあ、とんでもなくウマい実力派です)。ゆえにクラリネット関係の2作品がフィーチャーされているのですが、その他の連中がまたすごい!数少ないバソンの名手ジュリアン・アルディが薫り高い中低音を響かせれば、モーリス・アンドレの弟子だったのになぜかホルン奏者として大活躍中のダヴィド・ゲリエが、古楽奏法仕込みの逞しいブロウでアクセントを添え、コンセルトヘボウ管の首席オグリンチュクは朗々と切ない美音で彩を沿え、そこへ俊英シャマユーが、往年のフランス・ピアニズムの追憶もよぎるような、まろやか軽妙なタッチでピアノの美音を響かせる...なんでしょうこの薫り高さ、やっぱりフランスは管の国だねえ…と陶酔せずにはおれません!と思っていたら、ケーゲルシュタット・トリオではなんと、フォル・ジュルネ来日後バッハ無伴奏パルティータをヴィオラで録音し話題となった奇妙な天才、アントワーヌ・タムスティがさらりとゲスト出演していたり...フランス人にしかわからない阿吽の呼吸(伝わるかな、これ…)で織りなされる、高雅そのものモーツァルト!

PAN

PC10203
(国内盤)
\2940
エンリーコ・アルビカストロ(1660頃〜1706):
 1. 変則調弦ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第9番 ニ短調
ヨーハン・ヤーコプ・シュネル(1687〜1754):
 2. ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタニ長調
フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ(1657〜1714):
 3. ヴィオリーノ・ピッコロ、ヴィオラ・ダ・ガンバと
  通奏低音のためのソナタ 第6番 ヘ長調
ヨーハン・カスパー・フェルディナント・フィッシャー(1656-1746):
 4. チェンバロ独奏のための組曲「ウラニー」
伝ヨーハン・セバスティアン・バッハ(1685〜1750):
 5. ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調
作者不詳(1722年成立の手稿譜より)
6.ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための六つの小品
ヨーハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687〜1755):
 7. ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調
ヨーハン・グラーフ(1688〜1750):
 8. ヴァイオリンと通奏低音のためのアレーグロ
アンサンブル・コルダルテ(古楽器使用)
ガット弦の振動が、えもいわれぬ“手触りを感じる”音色をつくりだす―― 古楽都市ケルンの痛快ヴィルトゥオーゾ3人が、後期バロックの秘曲をざくざく発掘!!一つとして駄曲なし、3人それぞれ見せ場あり、無駄のいっさいない極上バロック室内楽!古楽都市ケルンを中心に多くの一流古楽アンサンブルで活躍、きわめて多忙な日々を送るピリオド楽器奏者3人の絶品アルバム! バッハが好きで、ガット弦の響きがたまらない!という人なら、絶対気に入る1枚。18世紀ドイツ中部の古楽愛好家、エーアヴァイン伯爵(プラッティやピゼンデルの重要なパトロンだった人)が溜め込んだ膨大な楽譜コレクションから、いまのバロック・ファンの心をわしづかみにする傑作だけを厳選。ダニエル・ドイターの3種のバロック・ヴァイオリン(グヮルネリとクレモナの秀逸コピー&18世紀ドイツのオリジナル)、マティアス・メルクルのチェンバロ(B.ケネディによるミートケのコピー)、ハイケ・ヨハンナ・リントナーのガンバ(1591年モデルのコピー)それぞれにソロがある、無駄はいっさいなし、この3人編成でできる可能性を極限まで追求しつくして、ひたすら多彩な古楽器特有の魅力を堪能させてくれます。まあ3人ともウマいことウマいこと! ガット弦のうなりも歌心も丁々発止の対話も超絶技巧も重音も、全ての瞬間が「鮮烈」そのもの――作曲年代がだいたいバッハの活動期間とカブっているせいか、すごく馴染み深い曲作りのトラックばかり。バッハ作とは同定していないソナタの作者を聴きあてるもよし、ガンバの渋さに唸るもよし、ヴァイオリンの聴き比べもまた楽し・・・古楽器入門にも最適な演奏内容の確かさ。「隠れた名店」的傑作盤!
PC10202
(国内盤)
\2940
ブラームス:
 1. ヴィオラ、チェロとピアノのための三重奏曲 イ短調 作品114
 2. 二つの歌曲 作品90
 3. ヴィオラとピアノのためのソナタ第1番 ヘ短調 作品120-1
 4. ヴィオラとピアノのためのソナタ第2番 変ホ長調 作品120-2
トーマス・リープル(ヴィオラ)
ジルケ・アーフェンハウス(ピアノ)
ミシェル・ブレート(メゾソプラノ)
グスタフ・リヴィニウス(チェロ)
すばらしい集中力で突き進み、底知れないアダージョで聴く者をとりこにする――いかんなきウィーンの名手、完膚なきまでの極上ブラームス解釈! 共演陣も実力派揃い、 殆ど録音のないクラリネット三重奏曲のヴィオラ版も含め、「本場の響き」は極上そのもの! 今や、室内楽の極上アイテムは国内・海外とも小規模レーベルの特産品だなあ、とつくづく実感する昨今。さりげなく歴戦の実力者ばかり連れてくるスイスのPan Classics、今度はドイツの気鋭若手陣営に加え、堂々ソリストにザルツブルクの名教師=ウィーン弦楽六重奏団の鉄壁ミッドフィルダー、トーマス・リープル(va)を迎えてブラームスの傑作ヴィオラ作品集をリリースしてくれました! 同レーベルではウィーン弦楽六重奏団の一連の名盤のほか、イザベル・ファウストと組みパガニーニの同時代人ロッラのデュオ集を録音(PC10172)、絶妙の室内楽を聴かせてくれたものですが、やはりブラームスの名曲となると、さらに丹精こめて万全の体制で録音に臨んだもよう。歌曲伴奏でも良い仕事をするアーフェンハウスのピアノをよく引き立てながら、ひたすら身のある音の珠を艶やか&深々と繋げてゆく、ヘンに構えない室内楽的親密さに貫かれながら、どこをとっても全くスキのない解釈。ヴィオラ・ソナタ2曲は気合十分の対決的解釈より、こういう親密極上系の解釈が合うなあと、聴きながら感じ入らずにはいられない。ちなみに本盤、ヴィオラ・ソナタ2曲以外の収録曲がそれぞれに素晴らしく。ブラームスの室内楽がいかに歌曲的要素に満ちているかを示すかのごとく、合間に収録された歌曲2編の歌い手はウィーン弦楽六重奏団の『ヴェーゼンドンク歌曲集』で独唱をつとめ、昨年のウィーン国立歌劇場来日にも随行した名歌手ミシェル・ブレート。さらに注目すべきは、クラリネット・ソナタ同様ブラームス自身がヴィオラ版を提案していながらクラリネットでばかり録音される三重奏曲op.114のヴィオラ版――仕事人リヴィニウスのチェロも美しく、しっとりまとまる充実感あふれる室内楽解釈は、玄人筋にも安心してお勧めできるクオリティ! 暖かい室内でじっくり傾聴するのにぴったりの素晴らしい室内楽体験が詰まった一枚です。

RAMEE

RAM0704
(国内盤)\2940
ウィリアム・バード(1542〜1623):
 1. プレリュード(12)
 2. ファンタジア(13)
 3. 父よ、わたしに光を(48)
 4. 父よ、わたしに光を(49)
 5. 女王陛下のアルメイン(10)
 6. ファンタジア(25)
 7. ファンタジア(63)
 8. グラウンド(86)  DiapasonD’or受賞盤
 9. イン・ノミネ(51)
 10. ラクリメ(涙)のパヴァーン(54)
 11. ファンタジア(67)
 12. ミゼレーレ(67)
 13.ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラの音列による変奏曲 (64)
 14. 或るヴォランタリー(27)
 15. グラウンド(42) ( )内の番号は作品整理番号
レオン・ベルベン(オルガン)
使用楽器:オーストハイゼン(オランダ北部)大教会、1521年頃建造
ムジカ・アンティクヮ・ケルンの気鋭奏者ベルベンは、オルガンもチェンバロもイケるクチ。 一段しか鍵盤がないとは思えない、無辺に広がる幻想のゆたかさ...!素朴にしてひたすら古雅、後期ゴシックの「古い木材の響き」がひたすら味わい深い... ほとんどの場合あまり(orめったに)録音されない作曲家に光をあて、「あたらしい聴覚体験」の喜びをもたらしてくれる、つくづく貴重なレーベルRAMEE。バッハやらハスラーやら多少なりと聞き覚えのある名前が出てきても、こだわりまくりのトラヴェルソやタンジェントピアノや16世紀製の貴重なドイツ型オリジナル・チェンバロなどを使い意外なアプローチをみせ、かならず響きの新鮮さを打ち出してくる――今度の新譜もバードの鍵盤作品という、古楽ファンにはよく知られた作曲家の王道ジャンルながら、なんとチェンバロでもヴァージナルでも室内オルガンでもなく、教会の大オルガンを使ってみせる大胆さ! 確かにバードは英国王室の聖歌隊長でしたから、曲が教会のオルガンと相性がいいのもなるほど頷ける、みごと説得力あふれるトラックの連続です。使用楽器がこれまたこだわりの逸品――オランダ東北部のドイツ国境付近にある教会のオルガンは推定1521年建造と、現存する教会オルガンとしてはほぼ最古の部類に属するユニークな存在。鍵盤は1段、音栓も少なく響きはごく簡素ながら、そこから縦横無尽のファンタジーが広がるのは奏者が名手ベルベンだから! チェンバロもオルガンも絶妙にウマいこの名手、ムジカ・アンティクヮ・ケルン最後の鍵盤奏者のひとりとして活躍してきた達人で、その腕前はRAMEEでの2作の既存盤で実証済み。本盤も早々にフランスの“特選”Diapason D’or賞を獲得しています!
RAM0705
(国内盤)
\2940
J.C.ペーツ 組曲、協奏曲、ソナタ 他
 〜ドイツ後期バロック、器楽合奏のパイオニア〜
 ヨーハン・クリストフ・ペーツ(1664〜1716):
 1.序曲(管弦楽組曲)変ロ長調 R.9
  編成:2ob,fg,2vn,va,bc
 2.協奏曲=ソナタ ヘ長調 R.15
  編成:3vn,va,fg,vc,bc
 3.合奏協奏曲またはシンフォニア ト短調 R.18
  編成:2ob,fg,2vn,va,vc,bc
 4.ソナタまたは協奏曲=シンフォニア ト長調 R.11
  編成:2vn,va,vc,bc
 5.序曲(管弦楽組曲)、または
  食卓で奏でる小品集 ニ短調 R.24/D.7
   編成:3ob,fg,2vn,va,bc
 6.協奏曲=パストラーレ ニ長調 R.16
   編成:vn solo,2vn,vc,bc
アンサンブル・レ・ムファッティ(古楽器使用)
この名前をご存知だった方に朗報、心のスキマを埋めてあまりある名演奏の登場です!テレマンも脱帽したという手際よさで絡み合い、戦いあう、さまざまな楽器たち―― ベルギー気鋭勢はソロもうまい!バッハやテレマンが好きな方に、ぜひともおすすめの一枚 1725年、テレマンは尊敬すべき音楽家の名前を6人あげていて、そこにはカイザーやクーナウなど「まあなるほど」の先達、同世代のヘンデル、そのライヴァルで「乞食オペラ」の作者ペプーシュ、ピアノの前身たるダルシマーの改良楽器の名手ヘーベンシュトライトとならんで「ヨーハン・クリストフ・ペーツ」なる作曲家の名前が。他にもさまざまな古楽系ドキュメントでペーツ(PEZ)という名前だけはご存知だった方は少なくないはず。テレマンも讃える巨匠とは、どんなものか――そんなモヤモヤを痛快に吹き飛ばしてくれるのが、ベルギーの若手勢が大活躍をみせるこの新譜! 弦楽合奏にせいぜいオーボエ2とファゴット...といった月並みな編成ばかりが目につく1700年頃にあって、やれヴァイオリンとファゴットがソロだったり、チェロが独立して動いたり、中音域オーボエを使ったりヴィオラ・ダ・ガンバが登場したり...とひたすら多種多様オリジナリティあふれる編成で、ヴィヴァルディ式とはまたちょっと違った協奏曲だの、フランス風味ゆたかな組曲だの、ソナタだか協奏曲だかわからない構成(タイトルも上述のとおりで、作曲者さえわかっていなかったかも?)だがひたすら面白い楽曲だの、鮮烈至極のオーケストラ音楽が繰り広げられていきます。レ・ムファッティの面々はベルギー最前線の一流古楽アンサンブルで活躍する若手たちが集まっているだけあって、ソロも闊達そのもの!オーボエにはヴェテラン・北里孝浩さんも参加、バッハやテレマンの傑作群の直前にあった、興奮必至のアンサンブル音楽をどうぞ!

RICERCAR

MRIC258
(国内盤)
\2940
ドメーニコ・スカルラッティ:教会音楽作品集
 1. テ・デウム
  〜二重合唱と通奏低音のための
 2. サルヴェ・レジーナ
  〜ソプラノ、アルトと通奏低音のための
 3. ソナタ ニ短調 K.417(オルガン独奏)
 4. スターバト・マーテル
  〜10声部の合唱と通奏低音のための
 5. ソナタ ト短調 K.87(オルガン独奏)
 6. ミゼレーレ 〜4声部の合唱のための
アンサンブル・ヴォクス・ルミニス(古楽器使用)
チェンバロしか触らない人だったわけでも、父の言いなりにオペラ書いたわけでもありません。ドメーニコ・スカルラッティ、あの膨大なソナタ群は「氷山の一角」にすぎなかった! いろいろ知った上であえて挑んだ古雅な作風を、極小編成ソリスト集団がみごとに料理! アンタイやらバイアーノやらヴァン・ベルダーやら…と昨今もスカルラッティのソナタ新譜はアツいわけですが、歿後250周年の今年はどういうわけか、声楽作品もブームのようで。しかしさすがは老舗古楽レーベルRicercar、演奏陣が若手グループだというのに、ちょっとこれは出色のヴィヴィッドさですよ! ナミュール室内合唱団の本拠地ナミュールで結成されたこのアンサンブル、ほんの10人程度の極小編成ながら誰がソロになってもおかしくない実力派集団で、それで二重合唱やら、ソロ群vs大(?)合唱やら、ひとり1パートの10声やらといった多彩な組み合わせを巧妙に、うまみたっぷり、エキサイティングに仕上げてゆく――南国系団体にはない「深み」と「余韻」がたっぷりあるのがオランダ=ベルギー系室内合唱の良さだと思うのですが、なにしろドメーニコの教会音楽ときたらひたぶるに内面的、そんな奥深さがあってこそ、作品の良さも引き立つというもの!  ・・・と、プログラムの紹介が遅れました。やたら鍵盤ソナタばかりが取り沙汰され、たまーに初期のカンタータが演奏されるくらいのD.スカルラッティは、稀代の教会音楽作曲家でもありました。でもオペラ的なスタイルはいっさい使わず、ルネサンスに逆戻りしたかのような多声合唱ばかり書いた。しかし時代はバロック、禁欲的に書いたとしても、自ずとダイナミックな情感のうねりが奥底でたぎっている…その感じがすごく美しく、独特の味わいになっているんですね。10声ものパートが緻密な綾を織り上げてゆくスロウな名作『スターバト・マーテル』、新年にふさわしい『テ・デウム』など充実作4編のあいだに、これは元々オルガンのため?と推察されるソナタが挟まるのも小憎らしい仕掛け。じっくり聴き進めるうちに、あの555曲ものソナタへの接し方も、ちょっと変わってくるかもしれません。 価格のぶん損はさせない充実盤――奥深い魅力たっぷりのアルバム、どうぞご注目を!
MRIC245
(国内盤)
\2940
マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643〜1704):
 1. テ・デウム(我ら汝主を讃えん)H.146
 2. オルガンのかわりに様々な楽器で伴奏するミサ曲 H.513
ナミュール室内合唱団
Ens.レザグレマン(テ・デウム)
Ens.ラ・フェニーチェ(ミサ)
クレール・ルフィリアトル(S)
フランソワ=ニコラ・ジェスロ(C−T)
ブリュノ・ボテルフ(T)
ジャン=クロード・サラゴス(B)
総指揮:ジャン・チュベリー
新生Ricercarきっての晴れがましき名演奏のひとつ! おめでたい席のための合唱曲「テ・デウム」、素朴で多彩な管楽器がおもしろいミサ。 新年におなじみ「トランペットのマーチ」も痛快なら、低音古楽器セルパンの美音も最高! お正月のウィーン・フィル「ニューイヤー」で、番組冒頭に必ず鳴り響く、あのトランペット――ご存知、シャルパンティエの『テ・デウム』の序曲をなすトランペットのマーチです。ベルギーの精鋭陣を率いてチュベリーがRicercarに録音した『テ・デウム』はとんでもなくハイテンション、全編インスピレーションの塊といった感じで、演奏陣営すべてが音楽する喜びを全身から発散し、至高の名演を織り上げる名演!いつか国内仕様に…と思っていましたが、テ・デウムはおめでたい御祝いの音楽、新年記念というわけではありませんがようやくご案内できる運びに。さりげなく鬼才ブリュノ・ボテルフやら、ル・ポエム・アルモニークの名花クレール・ルフィリアトルやら...とソリスト陣営も豪華そのもの、器楽陣営でも指揮者チュベリー自らリコーダーを吹き、ヴィオラにムジカ・アンティクヮ・ケルンの創設メンバーであるハーヨ・ベースがいたり、トラヴェルソにACCENTで活躍中のフランク・テュンスがいたり、と名手が続々!要所要所で「ああウマい!」とうならせる素晴らしさ、アンサンブルも鮮烈この上なし! そして「B面曲」であるミサ曲がこれまた出色の出来――この曲はちょっと変わっていて、合唱は少しだけ、グレゴリオ聖歌しか歌いません。つまりタイトルにあるとおり、オルガン独奏とグレゴリオ聖歌とが交互につづく「オルガン・ミサ曲」のスタイルそのまま、オルガンをオーケストラに置き換えた異色作なのです(事実上、管弦楽曲)!弦楽合奏と張り合うのがバス・クロムホルンだのセルパンだの7人編成のリコーダー合奏だの5人編成のオーボエ・バンドだの、といった管楽勢で、オルガンのパイプを奏し分けを見事に模倣した、えもいわれぬ音響体験を楽しめます。素朴な低音でボスボスいうセルパンは必聴!

TRANSART

TRM149
(国内盤)
\2940
リスト:
 1. ダンテを読んだあと(ソナタ風幻想曲)
  〜『巡礼の年 第2年:イタリア』より
 2. ヴァレンシュタインの湖
  〜『巡礼の年 第1年:スイス』より
 3. フュネレール(葬送)
 〜『詩的で宗教的な調べ』より
 4. 夜想曲「夢のなかで」
 5. 演奏会用練習曲「森のざわめき」
 6. 演奏会用練習曲「古鬼たちの円舞」
 7. 灰色の雲
 8. 交響詩「死の舞踏」(フォン・ビューロー編)
 9. モーツァルトの『レクィエム』より「涙の日」(リスト編)
マリラン・フラスコーヌ(ピアノ)
ネマーニャ・ラドゥロヴィチやロール・ファヴル=カーンを世に送り出したTransartから、またもやとんでもない技量のピアニストがあらわれた! “深遠系”のリスト作品群で 無辺に広がる音楽性を印象づける――フォン・ビューロー版『死の舞踏』にもご注目あれ! 母体は老舗音楽事務所、若手発掘にも余念がないTransartレーベルがまたもや、あのネマーニャ・ラドゥロヴィチのソロ盤(TRM136)のときと似たような“嬉しい驚き”を提供してくれました!(あれも最初かけてみるまで「…若手売り込み?」と思ったものでして…)こちらもぱっと見、パリで修行中のアメリカ系ピアニスト?と思いきや、れっきとしたフランス人。ヴェテラン・リスナーには懐かしいフランス・ピアニズムの担い手たる名手アニー・ダルコの教えを受け(ぴりっとワサビの効いたエスプリは彼女ゆずりでしょうか)、その後フランス政府から奨学金をもぎとってチャイコフスキー音楽院に留学、ルガンスキーやブーニンを育てたことで知られる名教師セルゲイ・ドレンスキー門下でみっちり修業を積んできたとのこと。以前リストのロ短調ソナタとラヴェル『夜のガスパール』を収録したアルバムなどで大評判をとったようですが、このたびTransartからリリースされたのは、リストの中・後期作品集――冒頭のダンテ・ソナタはとほうもない指まわりを印象づけるため…かと思いきや、官能的なクライマックスのつくりかたといい、細かな呼吸と全体の構成感とのバランスといい、いたるところで「ちょっと只者じゃないぞ」と思わす名演ぶり。その後も地味系リストがつづくなか(ヴァレンシュタインの湖、葬送…)底知れないスケール感と一本筋の通った安定感、なんとも薫り高い色彩感をたたえて連ねられる響きには、曲の印象もがらりと変わるほど。さらに「森のざわめき」や「灰色の雲」で絶妙のセンスと技量をみせつけるも、圧巻は大ピアニスト=大指揮者フォン・ビューローの手になる「死の舞踏」…コアなユーザーも感涙必至の選曲を、こんなにエキサイティングに聴かせてくれるとは!末恐ろしい逸材!!
TRM151
(国内盤)
\2940
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
ロール・ファヴル=カーン(ピアノ)
グジェゴシュ・ノヴァク指揮
ブルターニュ管弦楽団
破天荒なる技量をそなえたロール・ファヴル=カーン、2008年の来日を前にど真ん中の協奏曲レパートリーで、あのとんでもない実力をいかんなく発揮する! 意気満々・気鋭奏者ぞろいのブルターニュ管とくりひろげる、熾烈にして華麗なる戦い!! 年末年始モードの頃、さりげなくすごいアイテムが! ショパンのワルツ集(TR123)、他にもProPianoのアーン作品集が大好評の、グリモーに勝るとも劣らぬ才色兼備のフレンチ・ヴィルトゥオーゾが、ついにど真ん中ストレートな協奏曲を出してくれた!2005年4月の来日時にステージで取材を受けたとき、やおらピアノの前に座るや一切試し弾きなしにショパンのワルツを完璧な演奏でバリバリ弾き始めたファヴル=カーン――その後のコンサートには満場が沸き、媒体露出とあいまって発売中アルバムのセールスがぐっと伸びたのは印象的でした。次の新譜は「ゴットシャルク独奏作品集」とえらくニッチなところを突いてきましたが、今度は独奏者のピアニズムが全面に押し出される超有名曲!どちらの曲も、激烈さと香気あふれる歌心を兼ね備えた彼女の音楽性にぴったり、期待度満点! キャッチーなジャケも良いですが、指揮者とオーケストラにもご注目あれ。精力あふれるポーランドの実力派ノヴァクは来日経験もあり、CD AccordやDUXなど祖国レーベルに無数の録音があるほかASVやHansslerなどでも活躍、音盤ファンには精緻な指揮に知らず知らず魅了されている方も多いのでは。ブルターニュ管はフランスで最も若い気鋭オケのひとつですが、とにかく名手ぞろいで意気揚々、スポンテニアスな演奏を聴かせる侮れない奴ら。これらの名曲をどう仕上げてくるか、楽しみなところ!

オクタヴィア・レコード

EXTON

OVCL 00317
(SACD HYBRID)
¥3000
ブルックナー:交響曲 第9番ニ短調 (原典版) 朝比奈隆 (指揮) 大阪フィル
2008年生誕100周年を迎える指揮者朝比奈隆。当代きってのブルックナー指揮者でもあった彼のラスト・ブルックナー・シリーズがHYBRID盤として鮮やかに蘇る。当アルバムは朝比奈隆が後世に残した多くの軌跡を通して、最後の公式レコーディングとなった。世紀を跨ぎ、新たな朝比奈ブルックナー第9番が誕生した数ヵ月後の2001年末にマエストロはこの世を去った。享年93歳。最後まで立位を保ち指揮をする事が朝比奈隆の美学であった。その強靭な体力と精神力から放たれた音の世界は当アルバムと共に次世代へと受け継がれていくだろう。最後の一音までHQ-SACD(High-Quality)の高音質でご堪能下さい。今シリーズはコレクターズ・アイテムとして、永久保存版に値する豪華パッケージをご用意。さらにライナーノーツは朝比奈隆の略年表と生前の朝比奈隆に所縁のある方より寄せられた言葉を掲載。ご期待下さい。収録:2001年9月24日@大阪・ザ・シンフォニーホールにて収録 [CD&SACD] DSD レコーディング
OVCL 00316
¥3500
(2SACD HYBRID)
ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調 (ハース版) 朝比奈隆 (指揮)
大阪フィル
2008年生誕100周年を迎える指揮者朝比奈隆。当代きってのブルックナー指揮者でもあった彼のラスト・ブルックナー・シリーズがHYBRID盤として鮮やかに蘇る。最後の第8番は2002年度レコード・アカデミー大賞交響曲部門受賞[銅賞も同時受賞]するなど、朝比奈&大フィルの、数多くある演奏の中でも絶賛を受けた名演中の名演といえます。朝比奈隆の指揮は《ブルックナー・スタイル》と宇野功芳氏が賞賛する程に、確固たるスタイルを築き上げ多くの名演を残しました。国内外問わず絶大な支持を得た第8番をHQ-SACD(High-Quality)の高音質でご堪能下さい。当アルバムの解説は宇野功芳氏より寄せられている。朝比奈隆の真髄を感受し、長年に亘り演奏を見聴してきた氏の100周年へ寄せる思いを掲載。また朝比奈隆の略年表も合わせてお楽しみ下さい。収録:2001年7月23、25日@東京・サントリーホールにて収録
OVCL 00314
¥3500
(2SACD HYBRID)
ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調 (原典版) 朝比奈隆 (指揮) 
大阪フィル
2008年生誕100周年を迎える指揮者朝比奈隆。当代きってのブルックナー指揮者でもあった彼のラスト・ブルックナー・シリーズがHYBRID盤として鮮やかに蘇る。交響曲第5番は、分厚い音響と強靭な楽曲の性格から筋金入りの指揮者やオーケストラであっても演奏を躊躇するほどの難曲として周知されている。朝比奈隆と大阪フィルの第5番は、長年培われて来た揺ぎない信頼関係から、明確で重厚且つ繊細な音楽的建造物を見事に構築しています。聴くものを圧倒する第5番をHQ-SACD(High-Quality)でご堪能下さい。今シリーズはコレクターズ・アイテムとして、永久保存版に値する豪華パッケージをご用意。さらにライナーノーツは朝比奈隆の略年表と生前の朝比奈隆に所縁のある方より寄せられた言葉を掲載。当アルバムではザ・シンフォニーホール・顧問の鈴木貞治氏より寄せられている。氏と朝比奈との思い出が綴られたライナーノーツも合わせてお楽しみ下さい。収録:2001年4月21日@大阪・ザ・シンフォニーホールにて収録
OVCL 00312
¥3000
ストラヴィンスキー:
 「春の祭典」/「ミューズの神を率いるアポロ」
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)
オランダ放送フィル
ズヴェーデンのダイナミズムが炸裂する!!史上最強のストラヴィンスキー「春の祭典」!ズヴェーデン&RFOによる強力最新盤「春の祭典」。完璧にまとまった弦楽器の旋律のうねりと管楽器の鮮やかに弾ける音色。端から端まで、たっぷりと音を埋め尽くした色濃くダイナミックな「春の祭典」を「ミューズの神を率いるアポロ」とカップリング。強烈な厳格さでつくり込んだズヴェーデンの“確実性のある音楽”が見える演奏です。ズヴェーデンの思う音、思う曲の流れ、全てがズヴェーデンの完璧なシナリオに従って進んでゆく。史上最強のストラヴィンスキーがここに登場。 また解説は宇野功芳氏による執筆。書き下ろし文章で大絶賛の言葉を寄せている。ズヴェーデンの色濃いストラヴィンスキーの世界を鮮やかな視点で書き記している。録音:2006年8月21−25日ヒルヴェルサム、MCOスタジオにて収録

TRITON

OVCT 00045
¥3000
シベリウス:
 6つの小品 op.94 
  1 踊り 2 ノヴェレッテ 3 ソネット 4 羊飼いの男と女
  5 メロディ 6 ガボット
 10のバガテル op.34
  1 ワルツ 2 踊り歌 3 マズルカ 4 おどけ歌 
  5 からかい歌 6 夢 7 羊飼いの踊り 8 ハープ弾き 
  9 探索 10 思い出
 10の小品 op.24 より  
  1 即興曲 4 ロマンス ニ短調 6 牧歌(第1版) 
  7 アンダンティーノ(第2版) 8 夜想曲
 5つの特徴的な印象 op.103 
  1 村の教会 2 ヴァイオリン弾き 3 舟の漕ぎ手 4 嵐 
  5 悲しみに沈んで
渡邉 規久雄 (ピアノ)
2007年はシベリウス没後50年を記念して各所で様々な演奏会が催された。その中で最も注目に値するのは本アルバムに収録されました渡邉規久雄のオールシベリウス作品によるピアノ・リサイタル。2003年6月、前回のオールシベリウス作品リサイタルから早4年が経った。以前にも増して、渡邉規久雄の演奏は明快さや陰鬱さを丹精に表出し、様々に表情の異なる作品を透明度の高い美しい音色で上品に仕立てる。フィンランド特有の気風を、父であり指揮者の渡邉暁雄氏から継ぐ匠の成せる演奏の数々は、北欧の国フィンランドを不思議と遠い世界ではないと感じさせる程、親しみと愛情が籠められている。収録:2007年10月13日@東京文化会館 小ホールにて収録

EXTON

OVCL 00318
¥3000
フランス音楽の彩と翳 「音楽と航海者たち」
 サン=サーンス:交響曲 第 3番 ハ短調 作品78 「オルガン付」
 ルーセル:バッカスとアリアーヌ 作品43
矢崎 彦太郎 (指揮)
東京シティ・フィル
矢崎と東京シティ・フィルが近年取り組むこのフランス音楽のコンサートシリーズは各界から注目されている。このアルバムは一連のシリーズの中からサンサーンスとルーセルという、ロマン派から印象派に続く近代へという新たなフランス音楽の変遷を聞かせてくれる。鮮やかな色彩美とダイナミクスが矢崎とシティ・フィルの演奏は、フランスの文化とエスプリを感じさせる。またサンサーンスの交響曲第3番は過去にアンセルメやミュンシュの名録音が有名だが、このアルバムでもオペラシティ・コンサートホールのオルガンならではの重厚であでやかなオルガンサウンドが色彩美溢れるオーケストラサウンドと見事なコントラストを描き上げ収録されている。ルーセルでは近代フランスの優れたオーケストレーションによる音のパレットの多彩さを堪能できるだろう。2006年1月18日 4月4日 東京オペラシティ・コンサートホールにて収録
OVCL 00284
¥3000
<オール・フォーレ・プログラム>
 フォーレ:
  ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 作品13
  ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ホ短調 作品108
  初見視奏曲、アンダンテ、月の光
  ロマンス、子守歌、夢のあとに
小林美恵(ヴァイオリン)
パスカル・ロジェ(ピアノ)
日本を代表するヴァイオリニスト小林美恵と、世界を代表するフレンチ・ピアニストの巨匠パスカル・ロジェによる、フォーレ・アルバムの登場。難関コンクールの1つ、ロン=ティボー国際コンクールの覇者である両者、そして長年トリオとして共演してきたこともあり、当然のごとく見事なアンサンブルを展開します。この二人しか出来ない、まぎれもなくエスプリとエネルギーが溢れる真のフォーレの世界が存在する。情熱的にメロディを奏でることで聴衆を魅了してきた小林美恵は、今アルバムでは繊細な美音を奏でつつも、フレーズ一つ一つに情感を込めてドラマティックにフォーレを描いてゆきます。「静と動」「冷と熱」が同居するフォーレの楽曲を、華やかさと抒情を添えて見事に演奏してゆく。そして、巨匠パスカル・ロジェの高貴なるフランスの香り漂う演奏。ソナタ第1番の出だしから聴く者の耳を放さない。フランス音楽の大家によるフランス音楽。本物による本物の演奏。ソナタ第1番の陰に隠れがちになっているが、晩年の傑作ソナタ第2番も収録。珠玉の小品を多く収録。フォーレ・ヴァイオリンのすべてが収録されていると言っても過言ではないだろう。録音:2007年4月11−13日 富山・北アルプス文化センターにて収録
OVCL 00315
(SACD Hybrid)
\3000
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 (ハース版) 朝比奈隆 (指揮)
大阪フィル
2008年生誕100周年を迎える指揮者朝比奈隆。当代きってのブルックナー指揮者でもあった彼のラスト・ブルックナー・シリーズとも言えるEXTONでの録音をHYBRID盤で再リリース。朝比奈のブルックナー演奏史の中で最も演奏回数の多い交響曲第7番はまさに朝比奈の十八番(おはこ)と言っても過言ではない。手塩にかけた手兵大阪フィルとの最後の7番。幾重にも積み重ねられた経験の中で最後にたどり着いた明媚で澄み切った広大な音楽世界をSACDの高音質でご堪能下さい。収録:2001年5月10日@大阪・フェスティバルホールにて収録
OVCL 00313
(SACD Hybrid)
\3000
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(ハース版) 朝比奈隆 (指揮)
大阪フィル
2008年生誕100周年を迎える指揮者朝比奈隆。当代きってのブルックナー指揮者でもあった彼のラスト・ブルックナー・シリーズとも言えるEXTONでの録音をHYBRID盤で再リリース。朝比奈隆が贈る最後の交響曲第4番は長年深化に深化を重ねた朝比奈こそがたどり着けた究極の純粋美。骨太かつ歌に満ち、生命感に溢れるこの演奏は、まさに朝比奈が行き着いた最後の「ロマンティック」。SACDの高音質でご堪能下さい。収録:2000年11月27日@大阪・ザ・シンフォニーホールにて収録

CRYSTON

EXCL 00012
(SACD Hybrid)
¥3000
SONATEN
 テレマン:ファゴットと通奏低音のためのソナタ ヘ短調
 ファゴットと通奏低音のためのソナタ ホ短調
 ファッシュ:ファゴットと通奏低音のためのソナタ ハ長調
 ベゾッツィ:ファゴットと通奏低音の為のソナタ
 ベデッカー:ファゴットと通奏低音のための   ソナタ「ラ・モニカ」
 エマニュエル・バッハ:ファゴットのためのソナタ ニ短調
水谷上総(ファゴット)
小倉貴久子(チェンバロ)
群馬交響楽団の首席ファゴット奏者を歴任後、2000年よりNHK交響楽団首席ファゴット奏者として活躍し、国内外の様々な演奏会、音楽祭で室内楽やソリストとしてもNHK交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団などと共演し、高い評価を得ている水谷上総。デビューアルバムとなるバロックソナタ集はテレマンのソナタ-ホ短調、ベゾッツィのソナタ、エマニュエル・バッハのソナタ-ニ短調など、録音の極めて少ない希少な作品を含む、意欲的な選曲で構成されている。彼の意気込みとファゴットの素晴らしさを後世へと伝える思いが満ちた作品集となっている。いずれも技巧を要する難曲を、安定した音色と確かなテクニックで聴くものに至福の時を与える水谷のSONATEN(ゾナーテン)は必聴に値するでしょう。収録:2007年10月4−6日@秩父ミューズパーク・音楽堂にて収録

AURORA

AUCD 20
¥3000
十五の心/
 1. 箱根八里は(山田 耕筰)/
 2. からたちの花(北原 白秋・山田 耕筰/
 3. かやの木山(北原 白秋・山田 耕筰)/
 4. 待ちぼうけ(北原 白秋・山田 耕筰)/
 5. ペチカ(北原 白秋・山田 耕筰)
 6. 赤とんぼ(三木 露風・山田 耕筰)/
 7. やわらかに、8. 頬につたふ、9. いのちなき、10. 病のごと、
 11. こずかたの、12. ふるさとを、13. はずれまで、
 14. あめつちに(石川 啄木・高田 三郎)
 15. お菓子と娘(西條 八十・橋本 國彦)/
 16. 椰子の実  (島崎 藤村・滝 廉太郎)/
 17. 宵待草(竹久 夢路・多 忠亮)/
 18. ふるさとの(石川 啄木・平井 康三郎)/
 19. ゆりかご(平井 康三郎)/
 20. ならやま(北見 志保子・平井 康三郎)/
 21. 七つの子(野口 雨情・本居 長世)/
 22. シャボン玉(野口 雨情・中山 晋平)/
 23. 夏の思い出(江間 章子・中田 喜直)
 24. ちんちん千鳥(北原 白秋・近衛 秀麿)/
 25. 中国地方の子守唄(山田 耕筰)/
 26. 松島音頭(北原 白秋・山田 耕筰/
 27. 荒城の月(土井 晩翠・滝 廉太郎)
大島文子(Cl)、
大島直子(P)
ニューヨークを拠点に活躍している超実力派のクラリネット奏者、大島文子とその彼女を長年に渡ってサポートしているピアニスト、大島直子の最新アルバム。この姉妹が選んだ「日本の歌」だけを27曲集めた。「音楽」を、そして「人間の心」を表現しきることのみ徹底した究極のアルバム。文子と直子の絶妙なアンサンブル。そして楽器を越えて「歌」を表現した聴く者の心を捉える。録音:2007年11月27, 28日/岩舟町文化会館

EXTON

OVCL 00283
(SACD Hybrid)
\3000
ブラームス:
 交響曲第3番 へ長調 作品90
 悲劇的序曲 ニ短調 作品81
マルティン・ジークハルト(指揮)
アーネム・フィル
第2弾の交響曲第4番のレコ芸特選等、そのオールド・スタイルの演奏が好まれたジークハルトとアーネム・フィルによるブラームスの交響曲全集。遂に完結を迎えた。伝統と格式の中にもロマンティシズムと情熱が込められたブラームス演奏。名盤となりうるラスト・チクルス。壮大な曲の始まりを見せる1楽章の出だしから非常にまとまりのある和声を作り出す弦楽器群。なめらかでうねるような旋律をたっぷりと聴かせる。「調和」「テンポ」「重厚」の3つを特に重視した演奏。そこからホールいっぱいに吹き上がるような煌びやかな高音が聴き所。オールド・スタイルながらも、この上なくロマンチックに奏でる第3楽章のメロディは大変美しく、ホルン・ソロをはじめとする木管楽器が切なく高らかに歌い上げる。録音:2005年2月21-24日 ナイメーヘン、コンセルトヘボウ・デ・フェレエーニヒングにて収録
EXCL 00010
(2SACD Hybrid)
\3500
マーラー:交響曲第9番 ニ長調 ズデニェク・マーツァル(指揮)
チェコ・フィル
マーラー・シリーズ第6弾!チェコの声で鮮明に表現するマーラーの言葉!!2007年秋の来日が記憶に新しいマーツァルとチェコ・フィル。全国各地で行った公演では燦然たるチェコ・フィル・サウンドを轟かせ、全公演とも大きな盛り上がりをみせた。その来日直後の2008年1月、両者によるマーラーの交響曲第9番をリリース!!マーラー独自の金管の高らかな咆哮、またしっかりと鳴り響かせる内声部の響きは、マーラー音楽の深い分析をするマーツァルだからこそ引き出せる演奏といえる。息をのむほど美しい最終楽章。流線型を描く彫刻のような美しくなめらかな弦楽器の音の曲線、繊細なガラス細工のような旋律線を紡ぎ出す・・・マーラー音楽への慈愛で奏でるメロディは非常にチェコ色が強く、全ての楽器が旋律の奥底に秘める情熱で音楽の極致へと突き進んでゆく。またマーツァルは、チェコ生まれのマーラーととても縁深く、いずれも生まれ育った場所に関連づけられる部分がある。マーラーが幼い頃毎日のように聴いていたチェコの田舎の兵舎のラッパの警笛。これがマーラーの金管のメロディづかいへの大きな影響を与えている。特にマーツァルはマーラーの生まれ育った場所で育ったこともあり、マーラーの声を最も鮮明に表現することができる真の理解者とも言えるだろう。録音:2007年10月11、12日プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホールにて収録
OVCX 00037
(SACD Hybrid)
\3000
ブルックナー:
 交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(ハース版)
飯森範親(指揮)
山形交響楽団
山形交響楽団 自主レーベル <YSO−ライヴ> 第3弾。飯森と山響が定期公演で演奏したブルックナーの第4交響曲は、山響演奏史に記される新たな金字塔として語り継がれることだろう。地元蔵王の澄み切った大気のごとく開始される冒頭のトレモロから始まる音楽はいつしか山麗に轟く豪壮な終止音まで、このブルックナーの交響曲を壮大な自然賛歌として共感して演奏している。この演奏がわずか58名のオーケストラとは、誰もが予想だにしないだろう。SACD2+5chのハイクォリティのサウンドがその模様を見事に再生させる。特に5チャンネルマルチ再生において、立体的な音響空間を再現し、テルサホールでの臨場感と音による蔵王山麗のパノラマ感を味わえます。ここに<YSOライブ>シリーズに新たな名盤が誕生した。2007年1月26-27日山形テルサ にて収録
OVCL 00302
¥3000
ヴィタリ:シャコンヌ
ドヴォルザーク/クライスラー編:スラヴ舞曲 作品72-2
ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント
チャイコフスキー:憂鬱なセレナード 作品26
ファリャ/クライスラー編:スペイン舞曲
ヴィニアフスキー:グノー「ファウスト」の主題による幻想曲 作品20
木嶋 真優(ヴァイオリン)
江口 玲(ピアノ)
炎のような情熱と冴え渡るテクニック!故・ロストロポーヴィチの秘蔵っ子として、ブロン門下のサラブレッドとして、また小林研一郎、アシュケナージなどそうそうたるマエストロたちが強力なサポートを惜しまず、国際的な活躍をする新鋭ヴァイオリニスト、木嶋真優。レコーディングについては、これまでソリストとして参加したラヴェルの「ツィガーヌ」(OVCL-00100)でしかその才気溢れる演奏を聴くことができなかった木嶋、待望のソロ・デビュー盤登場。絶大な信頼を寄せる江口玲をピアニストに迎え、ほとばしるパッションと確かな技巧とともに、深く租借した解釈が陰影のある表現を生み出す。ヴィタリのシャコンヌを始めヴァイオリニストとして個性的かつ重要なレパートリーをふんだんに収め、天才少女から真の実力派への確実な成長を遂げる木嶋の「現在」が刻印された録音。録音:2007年2月19-21日 富山・入善コスモ・ホールにて収録

TRITON

OVCT 00044
(SACD Hybrid)
\3000
ショパン:
 スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39 
 即興曲 第1番 変イ長調 作品29
 即興曲 第2番 嬰ヘ長調 作品36 
 即興曲 第3番 変ト長調 作品51
 幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66(遺作) 
 3つのエコセーズ 作品72−3(遺作)
 ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
児玉桃(ピアノ)
2003年2月に、デビュー盤『ドビュッシー:impressions』をリリースした児玉桃は現在も日本を始めとして北ドイツ放送交響楽団、南仏のラ・ロック・ダンテロンなど世界各地の音楽祭や定期演奏会、ピアノ・ソロで活躍中。本アルバムは児玉桃の音楽的中核を成すショパンです。冒頭から児玉桃の個性と自然に歌い上げるショパンの調べが表現されていることに気づかされる事でしょう。またメインのピアノ・ソナタ第三番は重厚な和声の雄弁さや、フレーズの流麗なつながりなど聴く人すべてを惹きつける音楽的要素と感情が見事にコントロールされており、SACDの空気感に包み込まれて、新しいショパン像が生まれるだろう。録音:2003年10月1-3日群馬・笠懸野文化ホール
OVCT 00043
(SACD Hybrid)
\3000
impressions
 ドビュッシー:
  子供の領分/2つのアラベスク 
  ベルガマスク組曲/仮面/スケッチ帳より 
  版画/レントより遅く/喜びの島
児玉桃(ピアノ)
児玉桃デビュー盤!待望のハイブリット化、最高音質の美滴! 録音:2002年11月4−6日富山・入善コスモホール

カメラータ・トウキョウ

CMCD 28152
\2940
旋回舞踊─超絶技巧ソロ 佐藤俊介・プレイズ・西村 朗
 西村 朗 弦楽器作品集【西村 朗 作品集 12】
 (1) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ I〈呪文〉(2005)
 (2) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ II〈霊媒〉(2005)
 (3) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ III〈炎の文字〉(2007)
 (4) モノローグ ─ ヴァイオリン・ソロのための(1995)
 (5) 無伴奏ヴィオラ・ソナタ I〈旋回舞踊〉(2005)
 (6) 無伴奏ヴィオラ・ソナタ II〈C線のマントラ〉(2007)
 (7) 「鳥の歌」による幻想曲(2005)
 (8) 〈悲歌〉(1999)
佐藤俊介(ヴァイオリン/ヴィオラ)
ここに収録された8曲は、私がこれまでに作曲した無伴奏のヴァイオリン曲とヴィオラ曲の全てである。いずれも高度な技巧を要求するものとなっている。2004年頃に佐藤俊介さんのヴァイオリンとヴィオラの演奏を聴いた私は、その類まれな音楽性と驚嘆に値する卓越した技巧に熱く魅せられ、彼に捧げる独奏曲を連作したいとの押さえ難い衝動をおぼえた。そして直ちに実行。作曲中、何かに押されたように筆が動くのを感じた。彼の発散する神秘的な力のようなものが作用したのかもしれない。不思議な体験であった。(西村 朗)録音:2007年3月/ウィーン
CMCD 28160
\2940
ドビュッシーの時間:『忘れられた映像』『版画』
『12の練習曲』/青柳いづみこ
ドビュッシー:
 「忘れられた映像」より
  (1) ゆっくりと
  (2) 「もう森へ行かない」による諸相 ─ なぜなら、お天気がとても悪いから
 版画
  (3) パゴダ/(4) グラナダの夕/(5) 雨の庭
 12の練習曲
  (6) I. 5本指のための(チェルニー氏に倣って)/(7) II. 3度のための
  (8) III. /4度のための (9) IV. 6度のための/(10) V. 8度のための
  (11) VI. 8本指のための/(12) VII. 半音階のための
  (13) VIII. 装飾音のための/(14) IX. 反復音のための
  (15) X. 対比音のための/(16) XI アルペッジョのための
 (17) XII. 和音のための
青柳いづみこ(ピアノ)
ピアニストとして、また執筆者としても大活躍の青柳いづみこが、ドビュッシー没後90周年を記念して、ドビュッシーのピアノ作品集を発売。このニュー・アルバムのリリースのほかに、「ドビュッシー・シリーズ ふたたび」と題した計4回にわたるコンサートも同時にスタート。さらに、著書「ドビュッシーの時間」(春秋社)も発売予定。彼女のドビュッシーへのさらなる探究心と深い愛情を感じさせる。今回の収録では、「忘れられた映像」、「版画」そして「12の練習曲集」を収録。CDタイトルからも察せられるように、「時間」に焦点をあて青柳いづみこ独自のドビュッシーの解釈を披露する。ドビュッシー自身も「音楽というのはますます“色彩”と“律動する時間”のように思われてきた」と語るように、音楽、時間、色彩という3つの言葉をキーワードに、お聴きいただきたいアルバム。録音:2007年9月 ほか/三重
CMCD 28148
\2940
この道─ふるさとの歌/河野克典
 (1) 荒城の月(瀧 廉太郎/土井晩翠)
 (2 赤とんぼ(山田耕筰/三木露風)
 (3 かやの木山(山田耕筰/北原白秋)
 (4) 鐘が鳴ります(山田耕筰/北原白秋)
 (5) この道(山田耕筰/北原白秋)
 (6) 待ちぼうけ(山田耕筰/北原白秋)
 (7) 砂山(山田耕筰/北原白秋)
 (8) 砂山(中山晋平/北原白秋)
 「沙羅」より(信時 潔/清水重道)
   (9) 丹澤/(10) 北秋の/(11) 沙羅/
   (12) 鴉/(13) 行々子/(14) ゆめ
 (15) 浜辺の歌(成田為三/林 古渓)
 (16) 椰子の実(大中寅二/島崎藤村)
 (17) 初恋(越谷達之助/石川啄木)
 (18) 栗問答(平尾貴四男/梅木三郎)
 (19) たあんきぽーんき(中田喜直/山村暮鳥)
 (20) 馬車(中田喜直/三好達治)
 (21) 蝉(中田喜直/三好達治)
 (22) 沙上(中田喜直/三好達治)
 (23) わが耳は(中田喜直/三好達治)
 (24) つくだ煮の小魚(中田喜直/井伏鱒二)
 (25) 結婚(中田喜直/山之口 獏)
 (26) 木兎(中田喜直/三好達治)
 (27) ふるさと(高野辰之/岡野貞一)
河野克典(バリトン)
浅野真弓(ピアノ)
ドイツ・リートの第一人者、バリトンの河野克典による日本の名曲を集めた心温まるアルバム。リート歌手として培った歌詞への探究心や発声法などが、存分に生かされている。収められた作品は、今までも、そしてこれからも歌い継がれていく名曲ばかり。日本語の美しさ、日本歌曲の質の高さにあらためて気づかされる。大人も子供も含め、多くの人に是非とも手にとっていただきたい1枚。
河野克典(バリトン):
 山口県出身。東京藝術大学卒業、同大学院修了。ドイツ政府給費留学生(DAAD)としてミュンヘン国立音楽大学へ。ウィーン国立歌劇場研究員として研鑽を積む。数々の賞に輝く。ヨーロッパ各地でのリサイタルをはじめ、オーケストラ、宗教曲の公演に数多く出演。マーラーのオーケストラ歌曲や宗教曲、「カルミナ・ブラーナ」等の曲に定評がある。 歌曲の演奏会に力を入れており、『リサイタル・シリーズ』では、清水和音、横山幸雄、小山実稚恵の各氏らと共演による「歌・三夜一夜物語」やシューベルト3大歌曲「白鳥の歌」「美しき水車小屋の娘」「冬の旅」を野平一郎、小林道夫の各氏と共演。現在は10回シリーズで「新・歌物語」を企画・公演。第2回「ヴォルフの世界」(ピアノ:野平一郎)では、平成15年度芸術祭優秀賞を受賞。その実力と構成力は高く評価されている。録音:2007年7月/山梨
CMSB 28019
\2800
ベートーヴェン・イン・ジャズ/レイ・ケネディ・トリオ
 (1) 交響曲 第9番「合唱」:第4楽章「歓喜の歌」
 (2) 交響曲 第3番「英雄」:第2楽章「葬送行進曲」
 ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」
  (3) 第1楽章 グラーヴェ:アレグロ・モルト・エ・コン・ブリオ
  (4) 第2楽章 アダージョ・カンタビーレ
  (5) 第3楽章 ロンド:アレグロ
 (6) ロマンス 第2番
 (7) メヌエット イ長調
 (8) 交響曲 第5番「運命」:第1楽章
 (9) エリーゼのために
 (10) ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」:第1楽章
 (11) ソナチネ ト長調
 (12) 交響曲 第7番:第2楽章
レイ・ケネディ・トリオ
(レイ・ケネディ(ピアノ)
トム・ケネディ(ベース)
マイルス・ヴァンディヴァー(ドラム))
大ヒット企画「モーツァルト・イン・ジャズ」、「バッハ・イン・ジャズ」、「バロック・イン・ジャズ」の続編 誰もが知ってる美しいメロディーをスインギーに楽しくアレンジ ピアノ・トリオによる本格派ジャズ・アルバム 録音:2008年1月/ニューヨーク
CMCD 28149
\2940
ハンス・ガル:
 (1) ピアノ三重奏曲 ホ長調 作品18
 (2) ウィーン風の旋律による変奏曲 作品9
 (3) ピアノ三重奏曲 ト長調 作品49B
カリーン・アダム(ヴァイオリン)
クリストフ・シュトラートナー(チェロ)
ドリス・アダム(ピアノ)
ハンス・ガルの深遠な音楽言語に見られる本質は、規律性、芸術的効率性である。それらは全てスリムでしなやかで、色彩よりも線的である。常に人間の肉声と、それぞれの楽器の特質が自然な形で作品に魂を吹き込まれるのであり、決して無理に引き出されたものではない。(ウィルヘルム・ワルトシュタイン著『ハンス・ガル』より)録音:2004年12月/ウィーン
CMCD 28134
\2940
(1) J.S.バッハ:シャコンヌ
 (無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV 1004 より)
 [編曲:岩崎 洸]
(2) コダーイ:チェロ独奏のためのソナタ 作品8
(3) 黛 敏郎:文楽─チェロ独奏のための
岩崎 洸(チェロ)
チェリスト岩崎 洸の待望のニュー・アルバム。特に注目されるのは、何と言ってもJ.S.バッハのシャコンヌ。岩崎 洸が自身で編曲し、チェロという楽器の可能性を拡げ、作品のあらたな一面を披露。また、コダーイのチェロ・ソナタや黛 敏郎の「文楽」をカップリングし、いずれも岩崎の円熟した演奏をお聴きいただける。岩崎が使用する華やかさと奥深さを備えた1727年製の名器ストラディヴァリウスが、冴え渡る演奏にさらなる輝きをあたえている。録音:2007年10月 ほか/栃木
CMCD 28140
\2940
バッハ・ファミリーによるフルート協奏曲集
 (1) ヨハン・セバスティアン・バッハ:組曲 第2番 ロ短調 BWV1067
 (2) カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:
   フルート協奏曲 ト長調 Wq 169
 (3) ヨハン・クリスティアン・バッハ:フルート協奏曲 ニ長調
ヴォルフガング・シュルツ(フルート)
ミラン・トゥルコヴィッチ(指揮/ファゴット)
イ・ソリスティ・ディ・ペルージャ
シュルツによるバッハ親子3人のフルート協奏曲集が今回のレコーディングのコンセプト。バッハ親子の音楽と言っても、息子2人の作品は古典派音楽の息吹きが充分に感じられる作風が新鮮。その個性の違いが聴ける格好のアルバムが完成した。録音:2005年2月/イタリア
CMCD 28151
\2940
スクリャービン:ピアノ・ソナタ集/ボリス・ベクテレフ
 (1) ピアノ・ソナタ 第1番 作品6
 (2) ピアノ・ソナタ 第6番 作品62
 (3) ピアノ・ソナタ 第7番 作品64 「白ミサ」
 (4) ピアノ・ソナタ 第10番 作品70
ボリス・ベクテレフ(ピアノ)
スクリャービンはワグネリアンの時代からその後、無調に近い音楽に変貌する。その音楽の世界をこの1枚から聴き取っていただき、単なるピアノの録音と考えるだけでは済まされない何かを感じ取っていただければ、と渾身の演奏が収められた1枚のCDが完成した。自分に誠実な音楽家、ベクテレフの生涯をかけたスクリャービンの演奏を是非ともお楽しみ下さい。録音:2007年11月/埼玉

カンパネラ・ムジカ[★直輸入盤・日本語解説つき]

CAMP 8015
\2940
A.クルーグハルト:
 (1) ピアノ、オーボエ、ヴィオラのための5つの幻想曲「葦の歌」作品28
  〜レーナウの詩による
C.ニールセン:
 (2) ホルンとピアノのめのカント・セリオーソ
 (3) オーボエとピアノのためのロマンスとユモレスク 作品2
H.v.ヘルツォーゲンベルク:
 (4) ヴィオラとピアノのためのレジェンド 作品62
C.ライネッケ:
 (5) ホルンとピアノのためのノットゥルノ 作品112
 (6) オーボエ、ホルン、ピアノのための三重奏曲 イ短調 作品188
ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)
ジェラール・コセ(ヴィオラ)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
ヴァディム・グラドコフ(ピアノ)
名オーボエ奏者、ハンスイェルク・シェレンベルガー率いるドイツのレーベル“CAMPANELLA MUSICA”(カンパネラ・ムジカ)から久々のニュー・アルバムをご紹介。過去の作品は、いずれも日本のレーベルではなかなか聴くことのできない玄人好みのラインアップと一流の演奏家たちによるハイ・レベルの演奏、そして納得の音質で日本のクラシック・ファンに大変好評を博していた。中でも、管楽器作品に関しては他では中々聴くことのできない作品が紹介されてきた。今回のアルバムは、ライネッケやヘルツォーゲンベルク等ロマン派の作曲家たちの室内楽作品を収録。日本語訳された詳細な解説も付き。録音:2006年5月/ドイツ

フォンテック

−奇跡の名演集成−
フルネ/都響30年の軌跡シリーズ

巨匠フルネは惜しまれつつも2005年の都響公演(FOCD9270「ジャン・フルネ ラストコンサート」に収録)を最後に70年近い指揮活動に終止符を打ちました。今年4月に95歳を迎えられるマエストロの偉業を永く称えるべく、初共演の1978年から約30年に渡り緊密な関係を続けてきた東京都交響楽団との数多い記録のなかから、名演を厳選し、2回に分けて全6タイトルで発売。フランス音楽のスペシャリストとして名を馳せたフルネ。ドビュッシーはその面目躍如たる名演。またフランス音楽のイメージが先行し、ドイツ音楽の印象は薄いフルネだが、名指揮者シューリヒトが「ジャン・フルネは最もドイツ的なフランス人指揮者である」と賞したように、その明晰さと揺るぎないテンポ感は今シリーズのモーツァルト、ベートーヴェンにおいても遺憾なく発揮されている。高貴な響きに満ちあふれるモーツァルト、「古典」とは何かを垂範する様式美に満ちたベートーヴェン、まさに天啓ともいえるドビュッシー。ジャン・フルネの至芸を是非お聞き下さい。
FOCD9350
\2000
モーツァルト:
 交響曲35番 ニ長調K.385「ハフナー」
 交響曲39番 変ホ長調K.543 交響曲40番 ト短調K.550
フルネ指揮
東京都響
収録 35番 1991/11/22 サントリーホール 39番 1994/12/21 サントリーホール 40番 1982/4/9 東京文化会館でのライヴ録音
FOCD9351
¥2000
ベートーヴェン:
 交響曲第2番 ニ長調Op.36
 交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
フルネ指揮
東京都響
収録 第2番 1986/5/6 東京文化会館 第6番 1998/12/10 サントリーホールでのライヴ録音
FOCD9352
\2000
ドビュッシー:
 牧神の午後への前奏曲 夜想曲 海
フルネ指揮
東京都響
収録 牧神の午後への前奏曲、夜想曲 1999/4/16 東京芸術劇場 海 1997/11/17 サントリーホールでのライヴ録音

現代日本の作曲家シリーズ

FOCD2564
\2548
野村国際文化財団助成 現代日本の作曲家シリーズ 第34弾
藤田正典作品集「いにしえの空から・・・」(仮題)
 マリンバ独奏のための「リネアール・シュピール」− マリンバ/藤井むつ子
 尺八独奏のための「幽曲II」−尺八/山口賢治
 ピアノ・ソロのための「オーロラIV」− ピアノ/野澤佐季子
 打楽器とマリンバのための「一如」−打楽器/藤井はるか マリンバ/藤井里佳
 オーケストラのための「いにしえの飛鳥へ」−指揮/本名徹次 オーケストラ・ニッポニカ
 オーケストラのための「輪廻」−指揮/石井眞木 新交響楽団
藤田正典は1967年より作曲を故入野義朗に師事し、1970年には日独現代音楽祭作曲コンクール第1位入賞。同年ベルリン国立音楽大学(現在のベルリン芸術大学)にて4年間作曲を故イサン・ユン(Isang Yun)に師事した。現在ヨーロッパを中心に、日本はもとよりアメリカ、東南アジアにも活躍の場を拡げている。また1998年の長野冬季オリンピック入場行進曲の第3章は藤田の手によるもの。今回収録の「いにしえの飛鳥へ」は2007年11月のヴェトナムにおける世界初演の記録、「輪廻」は日本初演の録音になる。そして「オーロラIV」は1982年の第一回入野賞受賞作品。

仙台フィル ライヴ・シリーズ

FOCD9357
¥2500
仙台フィル ライヴ・シリーズ 第3弾
 モーツァルト:交響曲 第29番 イ長調 K.201(186a)
 R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40
山下一史 指揮
仙台フィル
伝田正秀(Vn)
パスカル・ヴェロ指揮によるフランス音楽(FOCD9296)、小泉指揮ベートーヴェン・ベルリオーズ(FOCD9299)に続く仙台フィル ライヴ・シリーズ第3作。今回は指揮者 山下一史の登場。山下は1986年におこなわれたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールでの優勝以降ヨーロッパで着実に実績を重ねました。近年は本格的なオペラ・プロジェクトへ取り組み、その活動は大きな注目を集めている。繊細な音色を奏でるモーツァルト、若きコンサートマスター伝田正秀の妙技とオーケストラ音楽の醍醐味を示す「英雄の生涯」。日本を代表するオーケストラへの道を歩む仙台フィルの<現在>を伝える1枚。2007年10月12・13日 仙台市青年文化センター・コンサートホール ライヴ録音

生誕100周年記念 朝比奈隆&新日本フィル
DSDリマスタリングで全6タイトル再発売 各1CD¥1575

今年で生誕100年をむかえる朝比奈隆(1908-2001)が新日本フィルハーモニー交響楽団と録音した名演6タイトルをDSDリマスタリングで再発売される。
ブルックナーの演奏はまさに朝比奈のライフワークだった。本録音は92年から93年にかけて集中的に行われた新日本フィルとの連続演奏を収録したもので、有名な大阪フィルとの共演以外では数少ない、まとまった形での演奏。特に第5番は「数ある朝比奈のブルックナー演奏の中でも総決算的な名演」と評された。またドイツ音楽のイメージが強い朝比奈だが、ロシア人指揮者のメッテルに師事し、1940年の新交響楽団(現N響)との東京デビューでは交響曲第5番を演奏するなどチャイコフスキーとの縁は深い。本録音の「悲愴」でも重厚で推進力に溢れた熱演を聞くことができる。変ホ長調の2曲を収めたモーツァルトとシューマンの録音は隠れたレパートリーとして希少なもの。加えて「巨匠朝比奈、初のモーツァルトCD」として話題を集めた。古楽奏法での軽やかな演奏が多い現在、朝比奈らしい重量感に満ちた演奏。長い研鑽によって到達した朝比奈晩年の世界をお楽しみください。
FOCD 9339
\1575
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」 朝比奈 隆
新日本フィル
1992年5月のライヴ録音
FOCD 9340
\1575
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調(ハース版) 朝比奈 隆
新日本フィル
1992年9月2日 サントリーホールでのライヴ録音
FOCD 9341
\1575
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(ハース版) 朝比奈 隆
新日本フィル
1992年9月8日 サントリーホールでのライヴ録音
FOCD 9342/3
(2CD) \2100
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ハース版) 朝比奈 隆
新日本フィル
1993年2月16日 サントリーホールでのライヴ録音
FOCD 9344
\1575
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 Op.74 「悲愴」 朝比奈 隆
新日本フィル
1994年2月3日 サントリーホールでのライヴ録音
FOCD 9345
\1575
モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543
シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 作品97 「ライン」
朝比奈 隆
新日本フィル
1995年10月20日 オーチャードホールでのライヴ録音
FOCD 9338
\2520
佐渡の文弥節〜北村宗演の世界
 山椒太夫−鳴子曳き
 ひらがな盛衰記−義仲館、巴奮戦の場
北村宗演 語り
「重要無形民族文化財」として国の認定を受けている「佐渡の人形芝居」。ここで語られる文弥節の至宝とされた北村宗演(1898−1974)絶頂期に残した貴重な音源の初CD。余韻嫋嫋と深く心にしみる味わいの魅力は、聴く者の心をとらえずにはいられません。そして、北村宗演の語りは現在も活躍する佐渡の文弥節の太夫等に綿々と今に引き継がれています。収録 1966年9月17日 新潟県佐渡市矢柄

マイスター・ミュージック

MM 2009/10
(2CD)
\3980
べートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 ピアノ・ソナタ第24番 Op.78
 同第32番 Op.111
 同第12番 Op.26
 同第17番「テンペスト」Op.31-2
クラウス・シルデ(P)
格式の高さと瑞々しさが同居する演奏で聴衆を魅了する、巨匠クラウス・シルデが、べートーヴェンのソナタを、なんと、初レコーディング。後期の代表的ソナタ第32番に加え、第17番「テンペスト」、この上ない美しさが魅力の第24番など、申し分ないプログラム。ドイツの高名なプロフェッサーでもある彼が、自ら筆をとった解説も興味深い。
MM 2011
\3060
カプリッチオ
 ポンキエッリ:カプリッチオ
 カリヴォダ:サロンのための小品 Op.228
 ゴベール:田園風間奏曲
 レーガー:ロマンツェ
 シューマン:
  アダージョとアレグロ
  3つのロマンス/夕べの歌 Op.85-12
池田昭子(Ob)
石田三和子(P)
今、最も注目される管楽器奏者、池田昭子。東京芸大卒業後、文化庁在外研修員として、ミュンヘン、R.シュトラウス音楽院に留学。第13回日本管打楽器コンクール・オーボエ部門第1位など多方面で高く評価され、現在N響に籍を置く実力派。高いテクニックが要求されるオリジナル曲に、センスが問われるシューマンを加えた、意欲あふれるプログラムで待望のCDデビュー。
MM 2008
\3060
クラリネットとファゴットのための二重奏曲集
 べートーヴェン:3つの二重奏曲
 F.キール:5つの二重奏曲(室内楽形式による15のカノン〜)
 プーランク:ソナタ
 G・ジェイコブ:二重奏曲
磯部周平(クラリネット)
岡崎耕治(ファゴット)
我が国を代表する奏者二人による、クラリネットとファゴットのみの珍しい作品集。べートーヴェンがこの編成で曲を作っていたとは意外だが、小編成とは思えないスケール感と美しさは、ベートーヴェンならではで圧巻。共にN響首席を長年務める彼等だけに、申し分ないアンサンブル。
MH 2006
\3060
ベルガマスカ/レ・サンク・サンス
 T.メールラ:カンツォン「うぐいす」
 T.モーレイ:移り気
 O.ギボンズ:ファンタジー
 T.モーレイ:こおろぎ
 ベビン:ブラウニング
 T.シンプソン:愛しのロビン
 S.シャイト:カンツォン「ベルガマスカ」
 J.デ・プレ:千々の悲しみ
 J.デ・プレ/矢板由希子編:
  Ganassi 様式によるディミニューション
 G.バッサーノ:愉快な羊飼い
 G.B.フォンターナ:ソナタ第16番
 S.ロッシ:ソナタ第3番
 D.スカルラッティ:ソナタ第16番
 広瀬量平:Ldyll(田園詩)I
レ・サンク・サンス
(山岡重治、
矢板由希子、
向江昭雅、
古橋潤一(リコーダー)
平尾雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
能登伊津子(Org))
リコーダー奏者であり製作者でもある山岡重治が主宰する、リコーダーを中心とした古楽グループ、レ・サンク・サンス6年半振りの新録音。様々な音域、音色のリコーダーによる緻密なアンサンブルは、まるで大聖堂の窓から降り注ぐ光を眺めているような美しさ。
MM 2007
\3060
モーツァルト:
 オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K370/
 5つのディヴェルティメント第4番 K439b-4/
 5つのディヴェルティメント第1番 K439b-1/
 ディヴェルティメント第11番 ニ長調 K251
青山聖樹(Ob)
大林修子(Vn)、
寺岡有希子(Vn)、
吉村知子(Vn)
大野かおる(Va)
河野文昭(Vc)
永島義男(コントラバス)
三界秀実(Cl)
フォルカー・テスマン(Fg)
山岸博(Hr)、
世川望(Hr)
ヨーロッパ各地のオケで首席を務め、現在はN響の首席として活躍の実力派オーボエ奏者、青山聖樹のよるアルバムが、音質も向上し10年振りにリニューアル。モーツァルトのオーボエを中心とした作品を集めた珍しいプログラムで、ファンから要望の強かったもの。

ALM/コジマ録音

ALCD 7119
\2940
アルベニス:ピアノ作品集 Vol.2
 スペインの歌 T101
 (プレリュード(前奏曲)T101A、
  オリエンタル T101B、椰子の木陰 T101C、
  コルドバ T101D、セギディーリャス T101E)
 木の下で(ソルツィーコ) T84
 組曲「イベリア」(4巻からなる12の新しい印象)第1巻 T105
  (エボカシオン T105A、エル・プエルト T105B、
  セビーリャの聖体祭 T105C)
 雄鶏のメヌエット (ソナタ第5番〜第2楽章) T85-2
 ピアノとオーケストラのためのスペイン狂詩曲 T71
 パバーナ(「12の性格的小品集」〜第8番) T86H
上原由記音(P)
スペイン音楽のエキスパート上原由記音が、2009年のアルベニス没後100年に向けてスタートさせたアルベニス作品集シリーズ第2弾!!
ALCD 1095
\2940
シューベルト:歌曲集「冬の旅」 ジョン・エルウィス(T)
渡邊順生(Fp)
「美しき水車小屋の娘」から10年・・・レオンハルト、アーノンクールら著名なアーティストとの共演でも知られ、受難曲のエヴァンゲリストやバロック・オペラの主役として数々の名演を残してきたジョン・エルウィスと、渡邊順生のコンビが満を持しておくる「冬の旅」。リリックなその声は今も健在。抒情豊かで、コントロールを失わない透徹な歌唱と渡邊の弾くナネッテ・シュトライヒャー(1818年製)のフォルテピアノが、冬の舞台を繊細に描き出す。初期稿である自筆譜に書かれた調性での演奏。独・英・日歌詞対訳つき

若林工房レーベル

WAKA 4122/3
(2CD)
\2980
チャイコフスキー: 四季 Op.37bis
プロコフィエフ: 3つの小品 Op.59
ムソルグスキー: 展覧会の絵
プロコフィエフ:散歩Op.65-2&夕べOp.65-11 (アンコール曲)
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
神童ピアニストとしてセンセーショナルにデビュー。以来、順調にその才能を開花させ、ヨーロッパ、アメリカで大活躍を続けているコンスタンチン・リフシッツの新譜は、2006年2月の東京でのリサイタルの模様を収録したライヴ録音。日本の羽織を着用して演奏するという型破りなスタイルが話題を呼んだが、その演奏もユニークそのもの。ピアニスティックなアプローチを通じて作品に新たな光をあてたチャイコフスキーの《四季》、鋭敏なセンスの光るプロコフィエフ、そして前代未聞の強烈な表現で聴衆の度肝を抜いたムソルグスキーの《展覧会の絵》。朝日新聞の演奏会評で「羽織に宿った序破急美学」(片山杜秀氏)と絶賛されるなど、リフシッツの天才的個性が最高度に発揮されたコンサート、必聴のライヴ録音。録音:2006年2月13日、東京オペラシティ コンサートホール(ライヴ録音)

アート・ユニオン

ART 3110
\2800
深井尚子/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2集
 ピアノソナタ ハ短調 作品111 
 ピアノソナタ ニ短調 作品31-2 「テンペスト」
 ピアノソナタ ハ長調 作品53 「ワルトシュタイン」
深井尚子(P)
【深井尚子プロフィール】
深井尚子は、1980年〜86年、ウィーン市立コンセルヴァトワールに留学し、ハンス・グラーフ、ヨーゼフ・ディッヒラー各氏に師事し、ドイツでは、ベートーヴェン研究の第一人者、ユルゲン・ウーデ氏に師事した。帰国後、帰国記念リサイタル開催後、全国で演奏活動を行っていたが、1988年、ロンドンに再び留学し、モスクワ音楽院のネイガウスメソードを継承する、アンジェイ・エスターハージィ氏に師事し、さらに研鑚を積んだ。1990年より、ヨーロッパから本拠を東京に移し、さらに活発な演奏活動を行った。東京では、カザルスホール、王子ホール、オペラシティリサイタルホール、東京文化会館などでのソロリサイタルの開催、北海道各地、秋田、群馬、宮城、岐阜、愛知などの教育委員会、市民団体に数多く招かれ、好評を得ている。ヨーロッパでの演奏も多く、毎年、ドイツを中心とするヨーロッパ各地で演奏している。今までに、ウィーン、ミュンヘン、ヴュルツブルク、ボン、ケルン、シュパイヒンゲン、オーバーフェルなどのドイツ語圏、ロンドン、チェコ、ハンガリー、ポーランドなどでも招かれている。深井尚子は、ベートーヴェンを中心としたウィーン古典派の正統的解釈による演奏を継承しており、ドイツの新聞などでも、その演奏解釈の正当性と内面的な表現の深さを絶賛された。独奏以外にも、室内楽の演奏も積極的で、独奏とは違った的確な音楽の融合性を持った共演者として多くの楽器奏者と演奏している。ポーランド国立放送交響楽団メンバー、チェコフイルハーモニー管弦楽団メンバー、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団メンバーとの共演、日本でも、東京ベートーヴェンカルテット、他にも、多くの管弦楽器奏者との共演がある。特に、2003年は、ベートーヴェンのチェロソナタ全曲のツアーを行うなど、活発な室内楽演奏会もあわせて行っている。
ART 3117
\2500
幸松 肇:弦楽四重奏のための日本民謡 第1番
 さんさ時雨/ソーラン節/五木の子守歌/茶っきり節
幸松 肇:弦楽四重奏のための日本民謡 第2番
 八木節/南部牛追い歌/おてもやん/会津磐梯山
幸松 肇:弦楽四重奏のための“讃歌”
【 Bonus Track 】
 ペーター・ハイドリヒ:“ハッピー・バースディ”の主題による変奏曲
YAMATO String Quartet
(1st Violin:石田泰尚 /
2nd Violin:執行恒宏
Viola:榎戸崇浩 /
Cello:阪田宏彰)
幸松 肇 (作曲、音楽評論) プロフィール
早稲田大学商学部出身。作曲とヴァイオリンを池譲氏に、室内楽を浅妻文樹氏に、指揮法を紙谷一衛氏に師事。卒業後は、東芝EMIでプロデューサーとして「巌本真理弦楽四重奏団の芸術」、「カペー
弦楽四重奏団の芸術」等の弦楽四重奏団のレコード、CDを制作。弦楽四重奏に関する演奏論を、外来弦楽四重奏団のCDのライナーノートや演奏会のプログラムに掲載。また「音楽の友」「レコード芸術」などの評論を担当。「ウィーンの名弦楽四重奏団たち」を弦楽専門誌「ストリング」に連載中。
著書には、渡辺和氏との共作で「黒沼俊夫と日本の弦楽四重奏団」(柏の森書房)、「レコードによる弦楽四重奏曲の歴史」(CLASSICOUS)、「世界の弦楽四重奏団とそのレコード、ドイツ・オーストリア篇」(アートユニオン)、作曲では「弦楽四重奏のための日本民謡第1集、第2集」(フジ・カルチャー・ソフト)、「弦楽四重奏のための”讃歌“」(フジ・カルチャー・ソフト)、「チェロとピアノのための日本民謡による2つの小品」(神戸楽譜)、「荒城の月変奏曲」(神戸楽譜)などがある。
YAMATO String Quartet プロフィール
1994年9月ヴァイオリン浜野考史、石田泰尚、ヴィオラ榎戸崇浩、チェロ阪田宏彰のメンバーで結成。秋田県大曲市新人音楽祭にてグランプリ受賞。松尾学術振興財団より特別奨励を受け、本格的な活動を開始。同年行ったリサイタルは好評を博した。1996年第2回大阪国際室内楽コンクール入選。NHK−FMリサイタル、ニッポン放送の公開録音で新日鉄コンサート“プロミシング・アーティスト・シリーズ”に出演。津田ホール他でリサイタルを定期的に行い、ピアニスト及川浩治氏などとの共演歴も多い。2000年には世界初録音となる山田耕筰の弦楽四重奏曲のCDをリリース。各方面で反響を呼ぶ。2006年ヴァイオリンの浜野考史退団後、執行恒宏を迎え今日に至る。これまでにエレオノーレ弦楽四重奏団、モルゴーア・クァルテット、また兎束俊之、大関博明の両氏に師事。
ART 3108
\2800
アダルベルト・スコチッチ & 丹生谷佳惠
愛の言葉 (レキエブロス) 〜チェロ小品集〜
 1. フォーレ:シシリアンヌ 作品78       
 2. フォーレ:糸を紡ぐ女 〜ペレアスとメリザンドより  作品80−2
 3,4.フランケル:ソナタ ホ長調 1楽章,2楽章
 5. サン=サーンス:白鳥 〜組曲「動物の謝肉祭」より
 6. カサド:愛の言葉
 7. フレスコバルディ/arr.カサド:トッカータ
 8~11.ニン:スペイン組曲 妓転 ムルシアーナ アストリアーナ アンダルーサ
 12. ポッパー:村の歌 作品62−2
 13. ポッパー:蝶々 作品3−4
 14. ドヴォルザーク:ロンド 作品94
 15. チャイコフスキー:奇想的小品 作品62
 16. ショパン:ノクターン 作品9−2
 17. ショパン:序奏と華麗なポロネーズ 作品3
アダルベルト・スコチッチ
丹生谷佳惠
「アンコール!」「ビス、ビス!」と興奮した掛け声がオペラのアリアやリサイタルが終わるとコンサートホールに鳴り響く。成功した演奏会の夕べには、演奏者が正式プログラムの後に演奏する、技巧と情感のコンビネーションが完璧にマッチした小品がしばしば欠かせないものとなります。このCDにはそのような一連のアンコール曲が収められています。「この録音の特徴の一つは第6番ト長調のソナタが第1稿から第3稿まで収録されていることで、この試みは以前にもあったが、それが容易に聴けること。第1稿と第3稿が忠実に演奏され、第1稿に変更された楽章を加えれば第2稿が再現できるようになっている。変更されなかった冒頭の2楽章を聴くと、バッハが3回もこの2つの楽章を用いた理由がよくわかる。相曽は第1楽章アレグロで造型性を確保しながら表情をこまかく変化させ、生き生きとした演奏で協奏曲を思わせる音楽の輝きを再現している。対照的に第2楽章ではチェンバロの落着いた左手の動きと右手の旋律の上で、深い悲哀を湛えた旋律を歌わせ、バロック音楽特有の「アフェトゥオーゾ(表情をこめて)」の性格を最大限に生かしている。[高橋昭氏](レコード芸術11月号月評118ページより抜粋)」
ART 3113
\2800
山季布枝 ピアノコンサートvol.1
 ベートーヴェン:「月光」ピアノソナタop.27-2より第1楽章 ハ短調
 ドビュッシー:「月の光」ベルガマスク組曲より第3番 変ニ長調
 J.S.バッハ/W.ケンプ:「シチリアーノ」フルート・ソナタ第2番 変ホ長調 BWV1031より
 ラモー:「鳥のさえずり」ホ短調 運指の教本つきクラヴサン曲集1724/1731改定 より
 モーツァルト:「幻想曲」kv397(385g) ニ短調 
 ショパン:「仔犬のワルツ」変ニ長調 op.64-1
 T.バダルジェフスカ:「乙女の祈り」変ホ長調 
 モーツァルト:ピアノ・ソナタkv.545 ハ長調
 ショパン:「別れのワルツ」変イ長調 op.69-1
 サティ:「ジムノペディ」第1番 ニ長調
 滝 廉太郎:「憾(うらみ)」ニ短調
 ドビュッシー:「アラベスク」第1番 ホ長調
 ショパン:練習曲op.25-1「エオリアンハープ」変ホ長調
 A.ドライショック:「幻想曲」より 第1楽章 ヘ短調 op.31
山季布枝
彼女の演奏を聴いていて、時折、今の演奏家には余り無い、《20世紀初頭のウィーン音楽の香り》がする。大貫 康雄(前NHKヨーロッパ総局長)長年、ウィーンにてクラシック音楽の演奏家としての技術を鍛錬し、磨き上げた実力派邦人アーティストには珍しく、欧州の音の響きを奏でる山季布枝。音に最大のこだわりを持つ彼女。今や、ケンウッドの音質マイスターとしても雑誌に紹介されている大熊龍彦氏による録音。
ART 3111
\2800
平沢匡朗 プレイズ ベートーヴェン
ベートーヴェン:
 1〜3.ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13《悲愴》
 4〜6.ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2《月光》
 7〜9.ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 作品57《熱情》
 10. エリーゼのために Fur Elise WoO 59
平沢匡朗
3大ソナタ《悲愴》《月光》《熱情》+《エリーゼのために》 平沢匡朗 プレイズ モーツァルトに続く、第二弾!!鍛錬を重ね、モーツァルトに引き続き、ベートーヴェンに挑む!年を重ねるごとに、音の色が深くなっている…。
ART 3109
\2800
扶瀬やよい Les images 〜情景〜
 1.ショパン:ワルツ 第4番 ヘ長調 「華麗なる大円舞曲」Op.34-3
 2.ショパン:ワルツ 第6番 変ニ長調 「小犬のワルツ」Op.64-1
 3.ショパン:ノクターン 第2番 変ホ長調 Op.9-2
 4.ショパン:ノクターン 第20番 嬰ハ短調(遺作)
 5.ドビュッシー:「二つのアラベスク」より 第一のアラベスク
 6.ドビュッシー:月の光
 7.ドビュシー:喜びの島
 8.ドビュッシー:前奏曲 第2集より 5. ヒースの茂る荒地
 9. ラヴェル:「鏡」より 2.悲しい鳥たち
 10.ラヴェル:「鏡」より 3.洋上の小舟
 11〜13.フランク(バウアー編曲)前奏曲・フーガと変奏曲
             (オルガンのための六つの小品Op.18より)
扶瀬やよい
率直かつ真摯な姿勢で語りかけてくる等身大の爽やかな音楽は、自ずと聴き手の心を和ませてくれる。名曲ばかりを選りすぐった全11曲収録
ART 3115/6
(2CD)
\3150
バッハ:
Disc 1
 ソナタ第6番ト長調 BWV1019(第1稿)
 ソナタ第1番ロ短調 BWV1014
 チェンバロ・ソロ ホ短調
 ソナタ第2番イ長調 BWV1015
 ソナタ第3番ホ長調 BWV1016
Disc 2
 ソナタ第5番へ短調 BWV1018
 オルガンソナタ変ホ長調 BWV525
 ソナタ第4番ハ短調 BWV1017
 通奏低音付きヴァイオリンソロ ト短調
 ソナタ第6番ト長調 BWV1019(第3稿)
相曽賢一朗(Violin)
上尾直毅(Harpsichord)
素晴らしいヴァイオリニスト相曽賢一朗のバッハの録音企画を推薦し、支持します。相曽君の演奏には長年に渡り接し、評価してきました。彼の演奏は知性、鋭敏な様式感、大変説得力のある音楽性を兼ね備え、それらが確固とした技術に支えられています。その優れた資質の豊かさは見逃されるべきではありません。Sir John Eliot Gardiner(サー・ジョン・エリオット・ガーディナー/指揮者)
相曽 賢一朗(あいそ けんいちろう)
東京藝術大学在学中に奨学金を得てアメリカへ留学。その後、文化庁芸術家在外研修員としてロンドンの英国王立音楽院へ留学し、音楽修士号と一等賞を得て首席で卒業。ロン・ティボー・コンクール、日本国際音楽コンクール他入賞。ソリストとしてはBBC響、エイジ・オブ・エンライトメント管等と協演。リサイタルと室内楽では、ヨーロッパ、アメリカ、日本の主要コンサート・ホールで演奏。スティーブン・イッサーリスやネルソン・ゲルナー等と共演する他、アイソ弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンとしても活動。エイジ・オブ・エンライトメント管とオルケストル・レヴォリュ−ショネ・エ・ロマンティクでも活動し、客演首席奏者も務める。03年御前演奏の栄に浴する。バーミンガム音楽院と英国王立音楽院で後進の指導にあたり、05年王立音楽院より顕著な業績を示した卒業生に与えられるアソシエイト称号を授与される。イギリス在住。(ホームページ www.rr.iij4u.or.jp/~aiso)
TYMK 22
\2730
今井信子/『祈り /Blessing』
 1.G.F.ヘンデル作曲 細川俊夫編曲
  「私を泣かせてください」ヴィオラのための
 2.武満徹作曲 細川俊夫編曲
  ヴィオラとピアノのための「ア・ストリング・アラウンド・オータム」
 3.西村朗:
  ヴィオラ独奏のための「鳥の歌」による幻想曲(2005)
 4.林光:
 「ヴィオラ協奏曲《悲歌》」ヴィオラと弦楽合奏のための(1995)
 5.野平一郎:
 ヴィオラ・ソロのための「戸外にて」(2003)
 6.J.S.バッハ/細川俊夫編曲:
  「人よ、汝の罪の大きさを嘆け」
今井信子(ヴィオラ)
ローランド・ポンティネン(ピアノ)<武満徹&バッハ>
ガボール・タカーチ=ナジ(指揮)<林光>
ティボール・ヴァルガ高等音楽院/アカデミー オーケストラ<林光>
私が次の世代に残したいもの、伝えたいものが、このCDにはこめられている。(今井信子談)日本人作編曲家による、今井信子のヴィオラのために書かれた作品集。今井信子というひとりの人間が生き、芸術家として歩んだ道を描いた、物語。-いつも何かを求め続け、自分の使命を全うし、人を思いやりながら音楽に身を捧げた芸術家の、物語。

クレアシオン

新レーベル“creation” クレアシオン、始動!「古典四重奏団」「音楽三昧」「タブラトゥーラ」「アンサンブル《BWV2001》」など、多才な活動を繰り広げる田崎瑞博がこのたび新レーベル“creation” クレアシオン を創設した。[creation 第1回発売]限りなく発展を遂げる個性派集団「音楽三昧」。この数年取り組んできたバッハの鍵盤作品を集めたCD“音楽三昧/BACH”を2枚同時リリース!
CRT 1100
\2625
アンサンブル「音楽三昧」/BACH
 J.S.バッハ:
  ファンタジーとフーガ ト短調 BWV 542
  コラール前奏曲集
   「いと高きところには神にのみ栄光あれ」
   「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV 711
   「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV 662《17のコラール》より
   「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV 676《クラヴィーア練習曲集》第3部より
  パッサカリア ハ短調 BWV582
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
  「われら悩みの極みにありて」BWV641《オルガン小曲集》より)
アンサンブル「音楽三昧」
田中 潤一(フラウト・トラヴェルソ、リコーダー)
川原 千真(バロック・ヴァイオリン、バロック・ヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
田崎 瑞博(バロック・ヴィオラ、バロック・チェロ)
蓮池 仁(コントラバス)
加久間 朋子(チェンバロ)
CRT 1200
\2625
アンサンブル「音楽三昧」/BACH
 J.S.バッハ:
  24の前奏曲 BWV846-869
  《平均律クラヴィーア曲集第1巻》より
  イタリア協奏曲 BWV97
アンサンブル「音楽三昧」
田中 潤一(フラウト・トラヴェルソ、リコーダー)
川原 千真(バロック・ヴァイオリン、バロック・ヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
田崎 瑞博(バロック・ヴィオラ、バロック・チェロ)
蓮池 仁(コントラバス)
加久間 朋子(チェンバロ)
待望のアンサンブル音楽三昧によるピリオド楽器によるJ.S.バッハ。CRT-1100はオルガン曲、CRT-1200はチェンバロ曲をメンバーでレーベル主宰者の田崎 瑞博が編曲。音楽三昧の演奏が原曲であるかなような、あたかも「フーガの技法」で発揮される器楽による編曲の妙が、バッハの名曲に新たな息吹を与えた。2タイトル類似のデザインながら背景色を変えての12ページ解説つき豪華ジャケット。第5回TYサポート作品。録音:2007年3月28日−31日 相模湖交流センターホール

DELTA CLASSICS

DCCA 0045
\2415
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ジョルジュ・エネスコ(Vn)
セリエ・シャイエ=リシェ(p)
弊社初となるヴァイオリニスト復刻は、エネスコのレミントン盤復刻集となりました。米レミントンからそのエネスコのレコードがバッハ、シューマン、エネスコが発売されました。今回はその全てを収録しました。バッハの無伴奏パルティータはエネスコにしか演奏です。このバッハですが、同じくアメリカで発売されたコンチネンタル盤と同一演奏か、否かという論議がおきたそうですが今では同一演奏と認識されているそうです。もう一つ重要な点は、今回それそれオリジナルジャケットを採用しましたが、バッハに関しては曲目表記が何故かソナタ第2番になっているという誤表記があります。実際の収録曲はパルティータの第1番ですのでお間違ないように。(ジャケットは100%オリジナルではありません。)シューマンも交響曲以上に聞きやすい曲です。シューマン、エネスコともに伴奏を受け持っているのが女流ピアニストのシャイエ=リシェで主張すべき点は主張し、引っ込むところは引っ込むというバランスが絶妙な好サポートが光ります。肝心の音質ですが、良い順でいえばシューマン、エネスコ、バッハになります。バッハは残念ながらたまに強音部でびりつく事があります。また表ジャケットはバッハを採用しておりますが中には、シューマン、エネスコのジャケットも収録しておりますので気分にあわせて差し替える楽しみもあります。ディスクを再生した際に起因するノイズがあります。予めご了承ください。(デルタ・クラシックス)(ジャケットは赤・金の第2版です)
DCCA 0044
\2415
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」
 (30,Aug,1953)
シューベルト:ロザムンデ序曲*
 (15,Sep,1953)
フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル
ベルリン・フィル*
フルトヴェングラーの「ザ・グレイト」は残されている音源としては5種類あるが、ウィーンフィルが2種類、ベルリン・フィルが3種類と偏っている。ベルリン・フィルとの「ザ・グレイト」も演奏は素晴らしいが、「ザ・グレイト」を聴くのであればウィーン・フィルで、という方も多い。どちらも優劣を付ける事はできない名演ばかりだが、ウィーン・フィルとのは一般的に勝手に思っているウィーン・フィル・トーンが曲と合い一層楽曲本来の音色を堪能できるからであろう。しかも、今回の演奏は勿論演奏も素晴らしいのだが、録音が極めて優秀でとても半世紀前以上の物とは思えない録音であり、楽器一つ一つのフレージング、分離、距離感、音色、強弱、残響非の打ち所がない録音だけに、その演奏も聴き疲れすることなく、あっと言う間に聞き終えてしまう魅力的なものです。よくぞこの音質で残っていてくれたと感謝すると同時にインターバルも全て収録されており、会場の雰囲気がとてもリアルで咳払い、物音などもドキュメントの一部として収録されている。正に会場にいる感じです。尚、録音日は一般的に知られている日を明記しております。(デルタ・クラシックス)

EDITION HST

HST 051
¥2500
ヴァンハル(1739-1813):疾風怒濤交響曲集第六巻
 交響曲ト長調 Bryan G7 (ca.1760)
 交響曲ト長調 Bryan G1 (ca.1765-67)
 交響曲へ長調 Bryan F4 (ca.1768-71)
室伏 正隆(指揮)
ハイドン・シンフォ二エッタ・トウキョウ
リーダー:松井利世子(ヴァイオリン)
松井利世子(ヴァイオリン)は東京生まれ。桐朋学園女子校等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。同大学研究科修了。これまでに滝沢達也、江藤俊哉、アンジェラ、辰巳明子の各氏に師事。室内楽を岩崎淑、藤井一興の各氏に師事。イフラー・ニーマン、ジェラール・プーレ、フェリックス・アンドリエフスキー、レジス・パスキエ、モーリス・ハッソン各氏のマスタークラスを受講。<主な受賞歴>ジュニアコンクール最優秀賞。日本クラシックコンクール奨励賞。全日本学生音楽コンクール高校生の部入選。江藤俊哉ヴァイオリンコンクール第一位受賞し、東京都交響楽団と共演。国際音楽コンクール”2004 IBLA Grand Prize”(イタリア)にて最高位受賞。ミケランジェロ・アバド 国際ヴァイオリンコンクール第二位受賞(イタリア)。録音:2007年11月、東京三鷹・風のホールでのライヴ録音
HST-901
\1000
ヴァンハル(1739-1813);アダージョ2007(既出CD番号)
 1. ハ短調〜弦楽四重奏曲ハ長調Weinmann Va:C7 (HST053)
 2. 変ロ長調〜ノッテュルノト長調Weinmann IV:5 (HST044)
 3. ハ短調〜カッサシオン変ホ長調Weinmann deest.(HST044)
 4. 変ホ長調 〜ヴァイオリンソナタ変ロ長調 Weinmann XIa:12(HST046)
 5. ハ長調〜交響曲イ短調Bryan a1 (HST045)
 6. ヘ長調〜チェロ協奏曲ハ長調Weinmann IId:C2 (HST047)
 7. ト短調〜交響曲ト長調Bryan G4 (HST047)
 8. ホ長調〜チェロ協奏曲イ長調Weinmann IId:A1 (HST041)
 9. ホ短調〜交響曲ト長調Bryan G7 (HST051)
 10. ト長調〜弦楽四重奏曲ト短調Weinmann Va:g3 (HST049)
 11. ト短調;フィナーレ〜弦楽四重奏曲ト短調Weinmann Va:g3 (HST049)
リーダー;松井利世子、
福本 牧(ヴァイオリン)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
松井 利世子(Vn):桐朋学園女子校等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。同大学研究科修了。これまでに滝沢達也、江藤俊哉、アンジェラ、辰巳明子の各氏に師事。室内楽を岩崎淑、藤井一興の各氏に師事。イフラー・ニーマン、ジェラール・プーレ、フェリックス・アンドリエフスキー、レジス・パスキエ、モーリス・ハッソン各氏のマスタークラスを受講。ミケランジェロ・アバド 国際ヴァイオリンコンクール〜第二位受賞(イタリア)。録音:2007年、東京府中の森芸術劇場ヴィーンホールでのライヴ録音

ジェイズミュージック

APAC 0710
\2100
「新堀ギター女性四重奏団名曲選集」
 雪山賛歌/故郷を離るる歌/村の娘/スワニー川/オー・シャンゼリゼ/
 夏の思い出/渚のアデリーヌ〜星空のピアニスト/
 星のセレナーデ〜夢の伝説/午後の旅立ち〜夢の中のウエディング/
 レディ・ディー〜ノクターン/この胸のときめきを/
 おまえのカーネーションをおくれよ/花/
 5つのディベルティメントよりロンド/ビギン・ザ・ビギン
新堀ギター女性四重奏団
世界でも類を見ないギターアンサンブルで有名な新堀サウンド。その中でも特徴的な、女性のみによるアンサンブル。毎回のコンサートでも人気の演目になっています。ナイロン弦の自然な音色を究極にまで追求した音色は、心のやすらぎを呼びます。新堀ギター女性四重奏団は、1974年のロンドン・パーセルルームで鮮烈デビューを果たしたギターアンサンブル「ザ・ドリマーズ」の美しい音色を受け継ぎ、アルトギター2本, プライムギター, バスギター, ギタロンという究極の編成で、その美しい音色と見事なまでの芸術表現を可能にしている。

ミッテンヴァルト

徳間レーベルで発売されていた幻の名盤、滝澤三枝子 ピアノ・アルバム機供待望の復活!
MTWD 99031
¥2500
滝澤三枝子 ピアノ・アルバム機前吠”堯‐次Д團▲料閥
 伊福部昭:ピアノ組曲(盆踊、七夕、演伶、佞武多)
 清瀬保二:「第二ピアノ曲集」より
  (アンダンティーノ、子守歌、ブルレスケ、秘唱)
 石井真木:彼方へ 作品41
 ラヴェル:水の戯れ
 ファリャ:「4つのスペイン風小品」より「アンダルーサ」
 グラナドス:「12のスペイン舞曲」より
  「アンダルーサ」、誌的なワルツ、演奏会用アレグロ 
滝澤三枝子(ピアノ)
録音:1991年9月3日、成増アクトホール
MTWD 99032
¥2500
滝澤三枝子 ピアノ・アルバム供曽霰のファンダンゴ
 アルベニス:「スペイン組曲」より「グラナダ」Op.47-1
 グラナドス:
  「12のスペイン舞曲」より「オリエンタル」Op.37-2、
  「ゴイェスカス」より「嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす」
  「ともしびのファンダンゴ」
 ドビュッシー:ピアノのために
  (プレリュード、サラバンド、トッカータ)、喜びの島
 田中利光:童愁 第1集「寺町6番地」
   (洋燈、東京見物、坊さんの行列、タドン!
    バンザイ!、ホライモコ、セレナーデ) 
滝澤三枝子(ピアノ)
録音:1995年9月、成増アクトホール

MOLTO FINE

MF 25001
\2800
「めぐる時、めぐる思い‐Ein Tag」
 1 G.マーラー:春の朝
 2 R.シュトラウス:お父さんは言いました
 3 H.プフィッツナー:だから春の空はこんなに青いの?
 4 ヴォルフ:つれない娘
 5 H.ヴォルフ:心とけた娘
 6 A.ベルク:葦の歌
 7 シェーンベルク:期待
 8 A.ベルク: 夜
 9 J.マルクス:森の幸せ
 10 R.シュトラウス:セレナーデ
 11 A.ベルク:夜うぐいす
 12 E.H.グリーグ:あなたを愛す
 13 E.H.グリーグ: 夢 Op.48-6
 14 H.ヴォルフ:捨てられた女中
 15 H.ヴォルフ:明け方に                         
 16 H.ヴォルフ:水の精ビンセフース
松下悦子(S)、土居知子(Pf)
N&Fの新レーベル、molto fine(モルト・フィーネ)の第4弾は、関西を中心として活躍するソプラノの松下悦子のデビューCD。牧師を父として京都に生まれ、8歳のときふとラジオから聞こえた「マタイ受難曲」の合唱に心をぎゅっとつかまれ、なぜかレコードではなく楽譜を買いに走ったという。後年ドイツに留学し、A.オジェーに師事する機会にめぐまれ、H.リリングのもとでは、オラトリオやカンタータの演奏と録音に数多く参加するという貴重な経験をした。このCDは、とどめることができない「時の流れ」をテーマにしている。マーラーの「春の朝」にはじまり、ベルクの「夜」、グリーグの「夢」など16曲が選曲され、「朝から昼、夕方、夜、そしてまた巡り来る朝、という1日の流れ」を描いています。CDを聴いていると、鮮やかなイメージが次々と目の前に現れては消え、時が流れていく。松下自身の手になる訳詞からも、彼女が見ているイメージを垣間見るようで、ここに至るまでの彼女が辿ってきた「めぐる時、めぐる思い」を実感することができる。
松下 悦子  Estuko Matsushita/ソプラノ
同志社女子大学音楽学科声楽専攻を卒業後、ドイツ・カールスルーエ音楽大学大学院声楽学科修了。在独中は、故アーリーン・オジェー、ジェーン・メンゲドートに師事し、ヘルムート・リリンクのもとでオラトリオ、カンタータなどの演奏・録音に参加した。帰国後、歌曲、オラトリオ、教会音楽を中心に幅広く活躍。バッハ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」「四季」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、プーランク「グローリア」、R.シュトラウス「4つの最後の歌」などは国内外でたびたび演奏、歌曲では新ウィーン楽派やメシアンなど現代曲への取り組みが注目されている。定期的に開いているリサイタルでは、企画性の高いプログラミングと歌唱力が高く評価され、大阪文化賞(1996)、音楽クリティック・クラブ奨励賞(2000)、藤堂音楽褒賞(2002)を受賞。1991年第3回日本シューベルト協会国際声楽コンクール第2位および聴衆賞、1992年第39回オランダ・ヘルトーゲンボス国際声楽コンクール歌曲部門第3位(1位なし)およびオランダ音楽賞、1994年第63回日本音楽コンクール声楽部門第2位および松下賞受賞。現在、同志社女子大学准教授。関西二期会会員。日本シューベルト協会同人。録音:2007年8月9日〜10日/群馬・笠懸野文化ホール・パル

MWIZARD

MWCN 10907
\3000
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
ピアソラ:鮫
ズィーツィンスキー:ウィーンわが夢の街
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 ニ短調Op49
エルガー:朝の歌
カッチーニ:アヴェ・マリア
石田泰尚(Vn)
村井将(Vc)
下森佳津美(Pf)
石田は新星日響のコンマスを経て現、神奈川フィルのコンマス。村井は新星日響、東フィルの主席チェロを経て現在、N響のチェロ奏者。下森はデュオ・シルフィードでHOMA DREAMからギターとピアノのデュオを発売している。
MWCG 10705
\2800
ブラームス:4手のためのハンガリー舞曲集(全曲) ゲンソウジン
(持田正樹、日南由紀子 Pf 1880年製造 ベヒシュタイン使用)
MWCG 10904
\2800
(1)モーツァルト:
 キラキラ星変奏曲Kv.265、
 グラスハーモニカのためのアダージョKv.356(617a)、
 小さなジーグ ト長調Kv.574
(2)バルトーク:3つのチーク地方の民謡、アレグロ・バルバロ
(3)コダーイ:セーケイの哀歌
(4)シェーンベルク:6つの小ピアノ曲
(5)リスト:葬送
ゲンソウジン
((1)日南由紀子(2)-(5)持田正樹 Pf 1880年製造 ベヒシュタイン使用)
一聴してピアノの音の違いに驚かされます。柔らかいのに芯のあるベヒシュタイン独特の音色が楽しめる。

レグルス

RGCD‐1018/20
(3CD)
\5250
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ 作品87 三宅 麻美(ピアノ)
日本人ピアニストによる初のショスタコーヴィチ畢生の大作、全曲録音!ピアニスト、三宅麻美のデビューアルバム。作曲家が1950年に7月に東ドイツ(当時)のライプツィヒで行われた「バッハ没後200年記念」のピアノ・コンクールに審査員として参加した際にバッハに倣って構想されたこの曲集を、21世紀に生きるピアニストの視線で、当時のスターリン体制下での迫害による作曲家の苦悩と、それに立ち向かう勇気の勝利を歌い上げた。三宅麻美は「ショスタコーヴィチ生誕100年」に当たる2006年、東京オペラシティ・リサイタルホールで、3回にわけて「作品87」の全曲公開演奏を敢行。これは日本の個人ピアニストによる公開演奏としては、たぶん初めての試みだったはずである。三宅麻美による録音は、全曲公開演奏の実績を踏まえた上でのものである。(中略)全24曲を公開演奏した日本の若いピアニストによる全曲録音として、このディスクは後々まで意義を失わないのではないか。(ライナーノーツより)渡辺和彦録音:2007年4月3日−5日、6月27日−29日 笠懸野文化ホール

スリーシェルズ・レーベル

3SCD-0005
\2800
「別宮貞雄管楽作品コレクション」(*:世界初CD化)
 1. 行進曲「清くあれ爽やかなれ」(1988)
 2〜5. 組曲「映像の記憶」改訂版(1987/2005)
   (マタンゴ、黒い樹海、遙かなる男、鍵の鍵)
 6〜9. 木管五重奏のための日本組曲第1番(1955)*
 10. プティ・パストラル 〜フルートとピアノのための(1983)*
 11〜14.アルト・サクソフォンとピアノのための組曲「街の歌」(1981)*
1〜5. 指揮:福田滋
リベラ・ウィンド・シンフォニー
6〜9. シリウス木管五重奏団
10.  フルート:江尻和華子
 ピアノ:佐藤美佳
11〜14.アルト・サックス:斎藤茂
ピアノ:佐藤美佳
別宮貞雄は1922年5月生まれの85歳、現役最長老の作曲家の一人である。こどもの頃から歌うのが好きで、即興の鼻歌をよく口ずさんでいたそうで、東大で理論物理学を研究するかたわら、本来の勉学とは別に、池内友次郎について音楽理論を学んだ。1946年には毎日音楽コンクールで2位、次の年も2位、その次の年には今も盛んに演奏される歌曲集《淡彩抄》で1位をとり、本格的に作曲家として歩むことを決心。一足飛びにパリ国立音楽院へ留学してしまう(矢代秋雄、黛敏郎と同期)。フランスではダリウス・ミヨーとオリヴィエ・メシアンに師事し、自己の音楽を研鑽した。ミヨーを語るとき必ず別宮が引用するのが「音楽に古い新しいの別はない。よい音楽とわるい音楽があるだけだ。」というミヨーの言葉で、そのため別宮は手法の新旧に偏見を持つことなく、様々な音楽へ心を開いてきたと語っている。主な作品としては、4つのオペラ《三人の女達の物語》《有馬皇子》《葵上》《井筒の女》、5つの交響曲、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラの協奏曲、歌曲、合唱曲があげられるが、実は管楽器の作品にも傑作が埋もれている。このCDの収録曲は別宮本来の歌心に溢れている。《清くされ爽やかなれ》は爽快なメロディーが耳に心地よいが実は高度な作曲技術に支えられている。《映像の記憶》は映画、TV、ラジオのための100作にのぼる映像音楽から別宮自身が選んで演奏会用に仕上げたもの。別宮の上質なポピュラー性の結晶である。《木管五重奏曲》は別宮がフランス留学中にミヨーにレッスンを受けながら書いた作品。母国を思い、日本民謡を素材にしてフランスで学んだ高度な技法がふんだんに使われている。《プティ・パストラル》はカトリック信者でもある別宮の敬虔な祈りの音楽。教会旋法によるフルートの透明なサウンドが美しい。《街の歌》は本CD中の白眉と言えよう。別宮62歳の時の作品であるが、アルト・サックスとピアノの音色を最大限に引き出し、都会に生きる者の寂しさ、孤独、そして慰みを、粋に、洒脱に描いた、都会に暮らす者のオアシスのような極上の逸品。フランス仕込みの別宮ならではのお洒落な音楽である。【録音】1:2006年4月、2〜5:2005年10月、6〜14:2006年10月

トスカニーニ没後50 年記念!
JVC XRCD24 RCA トスカニーニ・オリジナル・エディション発売

JMM24XR05
\3465
没後50 年記念リリースXRCD24 RCA トスカニーニ・オリジナル・エディション[5]
 ムソルグスキー(ラヴェル編): 組曲「展覧会の絵」
 フランク: 「プシュケとエロス」(交響詩「プシュケ」より第4 曲)
トスカニーニ(指揮)
NBC 交響楽団
オリジナル・マスター使用により、尋常ならざる臨場感と鮮明度を得てよみがえる、ワンポイント収録による「展覧会の絵」名録音!トスカニーニは、ラヴェルにオーケストラ編曲を依頼したクーセヴィツキーの独占演奏権が切れた直後の1930年に初めて「展覧会の絵」を取り上げている(ニューヨーク・フィル)。NBC響とは4回演奏し、その最後の演奏会の2 日後にRCA によるセッションが組まれて収録されたのが当盤の演奏(同日にはJM-M24XR06 の「ハイドン変奏曲」が収録されている)。いわばトスカニーニ「展覧会の絵」についての総決算といえるだろう。トスカニーニ自身、このラヴェル編曲版を「オーケストラ編曲における偉大な論文の一つ」と高く評価しており、強靭なカンタービレを基本に、随所にNBC 響の名手たちのソロを活かしつつ、熱く盛り上げていく手腕はトスカニーニならでは。また、おそらくムソルグスキーのオリジナル版に順じてラヴェルのオーケストレーションを変更している箇所(「ザムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」の結びなど)、あるいはトスカニーニ独自の変更(「キエフの大門」の[116]以降[117]までの金管パートを弦パートに移す)が見られる点も興味深い。トスカニーニの1951 年以降のRCA 録音の多くは、指揮者の頭上約5メートルの位置につるされたコンデンサー・マイク1本によるワンポイント収録で、細部のパートまで明晰に収録しながらも直接音を主体にしたバランスによる名録音が多いが、この「展覧会の絵」はその中でも特に優れたものの一つである。ラヴェルの多彩なオーケストレーションを余すところなく捉えたこの録音は、発売当初、オーディオ装置のデモンストレーションにも多用されるなど優秀録音として知られていた。カップリングは、初出LP 通り、フランクのオーケストラ曲の中でも最も官能的な響きで知られる佳品、「プシュケとエロス」。NBC 響時代には2 回取り上げており、その2 回目の演奏会の2 日後のRCA によるセッションで収録された。同日にはワーグナー「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死が収録されている。今回の復刻に当たっては、これまでのXRCD24 の原則通り、最もオリジナルなアナログ・マスターテープにさかのぼり、細心の注意を払ってマスタリングを敢行。それにより、リビングステレオ・シリーズでRCA の録音黄金時代を築き上げたリチャード・モアとルイス・レイトンの名コンビが捉えたトスカニーニ=NBC 交響楽団の輝かしく豊潤なサウンドが、前代未聞の明晰さと色彩感を伴って瑞々しくよみがえっている。特に「展覧会の絵」は、過去の3 度にわたるCD 化(RCCD1009=1984 年、60287-2RG/BVCC-5156=1991 年[全集版]、74321-59484-2/BVCC-38100〜01=1999 年[2for1 シリーズ])においても聞くことのできなかった、オリジナル・マスターの圧倒的な鮮明度(特に高音域の輝かしさ)がXRCD24 化によってよみがえり、カーネギー・ホールの空気感(残響感)までをもが瑞々しく再現されている。解説:浅里公三、ハリー・ゴールドスミス、ジョン・W・フリーマン、岡本稔ほか[録音]1952 年1 月7 日(2)、1953 年1 月26 日(1)、ニューヨーク、カーネギー・ホール[モノラル][オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア [オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン [リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVC マスタリング・センター) [マスターテープ・トランスファー]アンドレアス・マイヤー(ニューヨーク・ソニー・スタジオ) [LP初出] LM-1838[September 1954] [国内LP初出] LS-2035[December 1955] JVC K2 24 BIT REMSTERING/MONO
JMM24XR06
\3465
没後50 年記念リリースXRCD24 RCA トスカニーニ・オリジナル・エディション[6]
 エルガー:「エニグマ変奏曲」Op.36
 ブラームス: 「ハイドンの主題による変奏曲」Op.56a
トスカニーニ(指揮)
NBC 交響楽団
英国人をも唸らせた、トスカニーニの「エニグマ変奏曲」解釈の総決算。今までにない豊潤なサウンドで復活する秘蔵の名演。トスカニーニが「エニグマ変奏曲」を初めて指揮したのは1905年で、作品が作曲されてから6 年後のことであった。1935 年にBBC 響に客演してロンドンでこの曲を指揮したとき、指揮者のランドン・ロナルドは「これまで聴いたベストの演奏は作曲者の自作自演だったが、トスカニーニはそれを上回る」と絶賛し、著名な評論家アーネスト・ニューマンも「〈ニムロッド〉はイギリス風でないアクセントもあったが、あれほどの深みを湛えた演奏は聴いたことがない」と賛辞を呈しているほど、その解釈は絶対的な評価を得ていた。当録音は、トスカニーニがこの曲を最後に指揮した演奏会の3ヶ月前に収録されたもので、いわば彼にとってこの曲の解釈の総決算といえるもの。ここでも、NBC 響のヴィルトゥオジティを最大限に発揮させて、主題と14曲の変奏の多彩さな魅力を引き出している。その1週間前にはブラームスの交響曲第4 番、その1 週間後にはレスピーギ「ローマの噴水」と、いずれも定評ある名盤を録音していることからも、トスカニーニとNBC 響が絶頂期にあったことがうかがい知れる。なおトスカニーニが全生涯で取り上げたエルガー作品は、「エニグマ変奏曲」のほかには「序奏とアレグロ」があるのみである。カップリングは、オリジナルLP 通り、ブラームスによる変奏曲の名品「ハイドンの主題による変奏曲」。NBC 響時代には5 回演奏しているが、当盤の録音は、それとは無関係に純粋なレコード録音を目的として収録されたもので、トスカニーニにとっては1936 年のニューヨーク・フィルとの歴史的名盤以来のセッション録音となった。和声変化がそれぞれの変奏を結び付けているという作品の構造を息彫りにした名演である。トスカニーニの1951 年以降のRCA 録音の多くは、指揮者の頭上約5 メートルの位置につるされたコンデンサー・マイク1 本によるワンポイント収録で、直接音を主体にしたバランスによる名録音が多いが、この2 曲も、特に「エニグマ」は特に優れたものの一つに数えられている。今回の復刻に当たっては、これまでのXRCD24 の原則通り、最もオリジナルなアナログ・マスターテープにさかのぼり、細心の注意を払ってマスタリングを敢行。それにより、リビングステレオ・シリーズでRCA の録音黄金時代を築き上げたリチャード・モアとルイス・レイトンの名コンビが捉えたトスカニーニ=NBC 交響楽団の輝かしく豊潤なサウンドが、前代未聞の明晰さと色彩感を伴って瑞々しくよみがえっている。解説:松本學、ハリー・ゴールドスミス、モーティマー・H・フランク、岡本稔ほか[録音]1951 年12 月10 日(1)、1952 年2 月4 日(2)、ニューヨーク、カーネギー・ホール[モノラル] [オリジナル・プロデューサー]リチャード・モア [オリジナル・レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン [リマスタリング・エンジニア]杉本一家(JVC マスタリング・センター) [マスターテープ・トランスファー]アンドレアス・マイヤー(ニューヨーク・ソニー・スタジオ) [LP初出] LM-1725[March 1953] [国内LP初出] A-4009(「トスカニーニとロマン派音楽」第2 集[LP4 枚組])[February 1963]仕様: JVC K2 24 BIT REMSTERING/MONO

国内ユニバーサル

UCCG 1389
\2500
ダニエル・ハーディング/
 マーラー:交響曲 第10番 嬰ヘ短調
  (デリック・クック校訂版第3稿第2版 [1989年])
ウィーン・フィル
ダニエル・ハーディング指揮
ダニエル・ハーディング DG移籍第一弾発売!世界の楽壇をリードする若き獅子が、D Gでさらに大きな一歩を踏み出す。大幅国内先行ということで掲載。
録音:2007年10月23日-27日
UCCG 1400
\2800
カラヤン/ラスト・コンサート1988
 モーツァルト:交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
 ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
ベルリン・フィル
ヘルベルト・フォン・カラヤン
1988年5月5日 サントリーホールでのライヴ録音 秘蔵音源発見! カラヤン最後の来日公演となった1988年5月の公演から、最終日5月5日サントリーホールでのライヴ音源を発売します。カラヤンの十八番ブラームスの第1番は歴史に残る名演で、ベルリン・フィルの弦のうねりが聴こえてきます。
UCCG 1168
\2800
〔再発売〕
カラヤン/普門館ライヴ1979
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱》
アンナ・トモワ=シントウ(ソプラノ)、
ルジャ・バルダーニ(アルト)、
ペーター・シュライアー(テノール)、
ホセ・ヴァン・ダム(バス)、
ウィーン楽友協会合唱団
ベルリン・フィル
ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1979年10月21日 東京、普門館におけるライヴ・レコーディング〈デジタル録音〉 カラヤン最盛期における伝説の名演、普門館ライヴ 1979 「帝王」カラヤンの指揮者活動50年の祝典が行われた記念の年、1979年に行われたカラヤン6度目の来日公演からのライヴ音源です。
POCG 10175
\2200
〔アンコール・プレス〕
カラヤン/N響 ライヴ1954「悲愴」
チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74《悲愴》
NHK交響楽団、
ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1954年4月21日 東京、日比谷公開堂でのライヴ・レコーディング〈モノラル録音〉 音源提供:NHK/NHKサービスセンター カラヤン初来日時の貴重な音源 カラヤンがNHK交響楽団を指揮するために初来日した1954年(昭和29年)のライヴ盤です。当時46歳、音楽界の頂点に昇りつめる直前の、若さに満ち溢れ精力的なカラヤンの演奏が聴きもの。
UCCG 90001/240
(240CD)
\300000
カラヤン/ドイツ・グラモフォン・コンプリート・レコーディング
カラヤン生誕100年記念リリースの最終章!!! CD何と240枚!総時間約252時間! 史上最大のCD企画! 全457曲/延べ625曲収録!
UCCP1130
¥2800
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 op.47『クロイツェル』
 ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 op.30-2
諏訪内晶子(Vn)
ニコラ・アンゲリッシュ(P)
録音:2008年1月14-17日、パリ
2008年04月上旬 発売予定。

国内EMI

TOCE 56017
¥2800
上原彩子/プロコフィエフ作品集
 「ロメオとジュリエット」より10の小品 作品75
  第1曲「フォークダンス」
  第2曲「情景」
  第3曲「メヌエット」
  第4曲「少女ジュリエット」
  第5曲「仮面」
  第6曲「モンタギュー家とキャピュレット家」
  第7曲「ローレンス僧」
  第8曲「マーキュシオ」
  第9曲「百合の花を手にした娘たちの踊り」
  第10曲「ロメオはジュリエットに別れを告げる」
 ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 作品83「戦争ソナタ」
 つかの間の幻影 作品22
上原彩子(P)
日本が誇る、世界の上原彩子の2年ぶり、待望の新作。

国内ソニー

SICC 10071
(SACD Hybrid)
\3045
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲BWV988 横山幸雄(P)
1991年のCDデビュー以来、横山幸雄にとって初となるオール・バッハ・アルバムが登場!(※前作「ラ・カンパネラ」SICC-10041でバッハ/ブゾーニのシャコンヌを録音している)。「ゴールドベルク」は横山が物心ついたときには既に耳なじんでいたという。2007年10月30、31日に、昭和の名コンサートホールとして知られる石橋メモリアル・ホールでの最後の録音(改装に伴う解体工事のため)となった。マルチチャンネルとして、ステレオとマルチ5チャンネルを収録したハイブリッド・ディスク。石橋メモリアルホールで収録したプロモーション映像を収録(コネクテッド仕様)。

日本コロムビア

COGQ 29
(SACD Hybrid)
\2940
ブラームス:交響曲第2番
メシアン:われ死者の復活を待ち望む
スクロヴァチェフスキ指揮
読売日本交響楽団 
録音:2007年4月27日、東京芸術劇場でのライヴ

キング・インターナショナル

CCDEX 003
(2CD)
\4000
ヴェルディ:レクイエム 広上淳一(指)
京都市交響楽団、
同志社学生混声合唱団CCD創立60周年記念合唱団
菅英三子(Sp)
菅有実子(Ms)
佐野成宏(Tn)
キュウ・ウォン・ハン(Br)
大谷圭介、
吉川誠(合唱指導)
同志社学生混声合唱団CCDは、戦後まもない1947年、同志社グリークラブと旧制同志社女子専門学校(現同志社女子大学)クワイヤーとが合同で歌ったことに端を発し、Collegiate Choral Doshisyaと命名され、以来、その頭文字をとったCCDの愛称で宗教音楽をメインレパートリーとして取り組んできた。今回の創立60周年の「ヴェル・レク」のために全国から220名を超えるメンバーが集まり熱気溢れる、渾身の演奏が誕生した。2007年10月7日 京都コンサートホール大ホール





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