クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・
お買い物の方法  
ページ内の商品チェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ

第40号マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)


10%オフ・セール

 こちらの商品はすべて10%引きとさせていただきます。値下げになっているものは、そこからさらに10%引きとなります(\2200→\1990の商品なら\1791です)。
 2008年初頭、4年ほど前の紹介新譜です。

 他のセールと競合してそちらの価格と違いが出るものもあると思いますが、ご了承ください。
 すでに入手不能になっていることもありえます。ご理解くださいませ。

 最終フォーマットで提示される価格や自動送信で送られてくる価格は元の値段になっておりますが、「お客様シート」に記載されるときはセール価格になります。




IDIS 1CD¥1800

IDIS 6538
¥1690
シューベルト:交響曲第9番 ハ長調 D.944 「グレイト」
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
バーンスタイン(指,P)
ボストン響(シューベルト),
フィルハーモニア管(ラヴェル)
バーンスタインの珍しい音源が2つ登場1946年夏、バーンスタインは初めて海を渡り、5月にはプラハでチェコ・フィルを指揮、7月にはロンドンでの演奏会で指揮している。ラヴェルはこの時のライヴ。後におなじみとなる弾き振りでの演奏。ボストンでのシューベルトのグレイト交響曲は既発CDあり。録音:1957年,ボストン(シューベルト),1946年7月1日,ロンドン(ラヴェル)ADDモノラル
IDIS 6537 モーツァルト:
 交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
 交響曲第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
 交響曲第40番 ト短調 K.550
フリッツ・ライナー(指)
ピッツバーグ交響楽団(第35番,第40番),
シカゴ交響楽団(第36番)
第35番と第40番が米COLUMBIA録音、第36番がRCA録音。データによると、第35番は1946年2月2日、第36番は1954年4月26日、第40番は1947年4月1日の録音。録音:1945年,ピッツバーグ(第35番),1954年,シカゴ(第36番),1947年,ピッツバーグ(第40番)ADD モノラル
IDIS 6535
(2CD)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ,パルティータ集
 ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001(2種収録)
 パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002
 ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003
 パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004
 ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005
 パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006
ハイフェッツ(Vn)
ハイフェッツの有名なバッハの無伴奏ソナタ&パルティータの録音。データによると、1952年21-29日、ハリウッドでの録音。ボーナスに、ソナタ第1番の旧録音を収録。1935年12月11日、ロンドンでの録音。モノラル

INA

IMV076
\2100→¥1890
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 K.467
  1957/5/23
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」K.271
  1955/2/16
ヴラド・ペルルミュテール(P)
(1)ルドルフ・アルベルト指揮
フランス国立放送管弦楽団
(2)フェルナン・ウーブラドゥ指揮
Orchestre de l`Association des concerts de chambre deParis (室内管弦楽団)
ペルルミュテールがモーツァルト作品を発表するようになったのは比較的遅く、56年のVoxでのレコーディングがきっかけとなったようだが、その録音からは彼がモーツァルト作品に大変好感を持っていることが感じられる。モーツァルト作品で見せた音楽性、演奏技術はショパンやラヴェル作品と同様に素晴らしいものだった。最も顕著な点は、演奏者として非常に控えめな点だといえるだろう。演奏家としての表現力以前に作品のもつ、真の主題を追求している。モーツァルト作品に限らず、ペルルミュテールの演奏には個人的な嗜好が一切排除され、作品自体がもつリリシズム(叙情)、表現法がそのまま示されている。

MELODIYA 1CD¥2000

MELCD 1000141
ラフマニノフ:
 交響曲第1番ニ短調 Op.13(*)
 ヴォカリーズ Op.34 No.14(V・キン編曲)(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1966年(*)/1973年(+)
MELCD 1000142
ラフマニノフ:
 交響曲第2番ホ短調 Op.27(*)
 幻想曲「岩」Op.7(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1968年(*)/1973年(+)
MELCD 1000195
チャイコフスキー: 交響曲第3番ニ長調 Op.29(*)
 幻想序曲「ロミオとジュリエット」(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1967年(*)/1970年(+)
MELCD 1000250
ヴァン・クライバーン
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57(*)
 リスト:愛の夢 第3番(+)
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(#)
ヴァン・クライバーン(ピアノ)
キリル・コンドラシン(指揮(#))
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団(#)
録音:1958年4月18日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(*)/1958年(+/#) 第1回チャイコフスキー国際コンクールにおけるライヴ録音。
MELCD 1000990
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64(*)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ:
 ヴァイオリン協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.14(+)
ヘイノ・エレル(1887-1970):ヴァイオリン協奏曲ロ短調(#)
ヴィクトル・ピカイゼン(ヴァイオリン)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(*/+))
モスクワ放送交響楽団(*/+)
ペーテル・リリエ(指揮(#))
エストニア国立交響楽団(#)
録音:1969年(*)/1970年(+)/1985年(#)
MELCD 1001190
ショパン:序奏と華麗なポロネーズ Op.3(*)
シューマン:幻想小曲集 Op.73(*)
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19(+)
ダニール・シャフラン(チェロ)
フェリクス・ゴットリープ(ピアノ)
録音:1978年、ロンドン(*)/1979年、モスクワ(+)
MELCD 1001214
モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
 ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219
オレグ・カガン(ヴァイオリン)
ダヴィド・オイストラフ(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
録音:1970年2月25日
MELCD 1001215
モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲第1番ロ長調 K.207
 ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
オレグ・カガン(ヴァイオリン)
ダヴィド・オイストラフ(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
録音:1970年3月28日
MELCD 1001263
ヴィヴァルディ:
 ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8 Nos.1-4 RV269-315-293-297(*)
 2つのフルート、2つのオーボエ、ファゴット、
  ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲ト短調 Op.41 No.3 RV577(+)
 フルート、オーボエ、
  ファゴットとチェンバロのための協奏曲ト短調 Op.44 No.3 RV103(#)
 チェロ、ファゴット、
  弦楽とチェンバロのための協奏曲ホ短調 Op.26 No.7 RV409(*AAA**)
ミハイル・ワイマン(ヴァイオリン(*))
レフ・シンデル(指揮(*))
レニングラード国立フィルハーモニー室内管弦楽団(*)
アルベルト・ラツバウム(フルート(+/#))
レオニード・ミロノヴィチ(フルート(+))
エフゲニー・ネパロ(オーボエ(+/#))
ヴィクトル・バイダク(オーボエ(+))
ウラディーミル・ボゴラード(ファゴット(+/#/*AAA**))
エフゲニー・スミルノフ(ヴァイオリン(+))
ミハイル・ムンティアン[ムンチャン](チェンバロ(#))
タティアナ・ワシリエワ(チェロ(*AAA**))
ルドルフ・バルシャイ(指揮(+/*AAA**))
モスクワ室内管弦楽団(+/*AAA**)
録音:1972年(*)/1971年(+/#/*AAA**)
MELCD 1001271
(2CD)
プロコフィエフ:オペラ「賭博者」Op.24 ゲンナジー・トロイツキー(将軍)
ニーナ・ポリヤコーワ(ポリーナ)
ウラディーミル・マーホフ(アレクセイ)
タマーラ・アンティポワ(グランニー)
アンドレイ・ソコロフ(マルキス)
ボリス・ドブリン(アストレイ氏)
アンナ・マテュシナ(ブランシュ)
ウラディーミル・ツァルスキー(ニリスキー公爵) 他
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
モスクワ放送交響楽団&オペラ合唱団
録音:1966年
MELCD 1001302
チャイコフスキー:
 ロココの主題によるチェロと管弦楽のための変奏曲 Op.33(*)
 弦楽六重奏曲ニ短調「フィレンツェの思い出」Op.70(+)

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(*))
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ボロディン弦楽四重奏団(+)
 ロスティスラフ・ドゥビンスキー、ヤロスラフ・アレクサンドロフ(ヴァイオリン)
 ドミートリー・シェバーリン(ヴィオラ) ワレンティン・ベルリンスキー(チェロ)
ゲンリフ・タラリアン(ヴィオラ(+))

録音:1963年(*)/1965年(+)

MELODIYA 1CD¥2000

初紹介旧譜

厳密には過去に紹介したことがあるものも含まれているが、なかなか入って来ないMELODIYAの久々の旧譜案内が来たので掲載。
80年代のキーシンなど、歴史的録音に入れるのもちょっと違うような気もするが、今回はすべてこのコーナーに収録した。
MELCD 1000100
ショパン:
  ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
  ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
エフゲニー・キーシン(ピアノ)
ドミートリー・キタエンコ(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1984年3月27日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
MELCD 1000105
ラフマニノフ:晩祷 Op.37 イリーナ・アルヒーポワ(メゾソプラノ)
ヴィクトル・ルミヤンツェフ(テノール)
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)
ソヴィエト国立文化省室内合唱団
録音:1986年、スモレンスク大聖堂
MELCD 1000413
(3CD)
ボロディン:オペラ「イーゴリ公」 イワン・ペトロフ(バス:イーゴリ公)
タチヤナ・トゥガリノワ(ソプラノ:ヤロスラヴナ)
ウラディーミル・アトラントフ(テノール:ウラディーミル)
アルトゥール・エイゼン(バス:ガリツキー公)
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス:コンチャク)
エレーナ・オブラスツォワ(メゾソプラノ:コンチャコヴナ) 他
マルク・エルムレル(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
録音:1969年、モスクワ
MELCD 1000433
ヴェルディ:レクィエム ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
イリーナ・アルヒーポワ(メゾソプラノ)
ウラディーミル・イワノフスキー(テノール)
イワン・ペトロフ(バス)
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指揮)
レニングラード・フィル
グリンカ・アカデミー・カペラ合唱団

録音:1960年7月12日、レニングラード・フィルハーモニー大ホール

MELCD 1000434
モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626 ナデジダ・クラスナヤ(ソプラノ)
エフゲニヤ・ゴロホフスカヤ(メゾソプラノ)
ユーリー・マルーシン(テノール)
セルゲイ・レイフェルクス(バリトン)
ユーリー・テミルカーノフ(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
国立アカデミー・ロシア合唱団
録音:1983年12月9日、モスクワ音楽院大ホール
MELCD 1000574
(3CD)
チャイコフスキー:オペラ「スペードの女王」 ウラディーミル・アトラントフ(テノール:ゲルマン)
タマーラ・ミラシキナ(ソプラノ:リーザ)
ワレンチナ・レフコ(メゾソプラノ:伯爵夫人)
アンドレイ・フェドセーエフ(バリトン:エレツキー公爵)
ガリーナ・ボリソワ(メゾソプラノ:ポリーナ) 他
ウラディーミル・ヴァライチス(バリトン:トムスキー伯爵)
マルク・エルムレル(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
録音:1974年
MELCD 1000618
ロディオン・シチェドリン(1932-):
  バレエ組曲「カルメン」(ビゼーのオペラ「カルメン」より)(*)
  ピアノ協奏曲第1番(+)
エフゲニー・キーシン(ピアノ(+))
ウラディーミル・スピヴァコフ(指揮)
モスクワ・ヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
アルメニア室内アンサンブル(*)
打楽器アンサンブル(*)
録音:1984年(*)/1986年4月27日(+)
MELCD 1000652
(2CD)
チャイコフスキー:オペラ「エフゲニー・オネーギン」

ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ:タチヤナ)
セルゲイ・レメシェフ(テノール:レンスキー)
エフゲニー・ベロフ(バリトン:オネーギン)
ラリーサ・アフデーエワ(アルト:オリガ)
イワン・ペトロフ(バス:グリョーミン公爵) 他
ボリス・ハイキン(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団

録音:1955年
MELCD 1000667
チャイコフスキー:
  バレエ「白鳥の湖」組曲
  バレエ「くるみ割り人形」組曲
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1987年、モスクワ
MELCD 1000708
(2CD)
グラズノフ:バレエ「ライモンダ」Op.57 エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
録音:1961年、モスクワ
MELCD 1000731
スヴャトスラフ・リヒテル・エディション Vol.1
 J・S・バッハ:
  イギリス組曲第3番ト短調 BWV808(*)
  ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV1052(+)
  2台のピアノのための協奏曲第2番ハ長調 BWV1061(#)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
クルト・ザンデルリング(指揮(+))
ソヴィエト国立交響楽団(+)
アナトーリー・ヴェデルニコフ(ピアノ(#))
ルドルフ・バルシャイ(指揮(#))
モスクワ室内管弦楽団(#)
録音:1948年(*)、1959年(+/#)、モスクワ
MELCD 1000732
スヴャトスラフ・リヒテル・エディション Vol.2
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op.13
  8つのバガテル;ヘ短調 Op.33 No.3/ハ長調 Op.33 No.5
   ハ長調 Op.119 No.2/ハ長調 Op.119 No.7/イ短調 Op.119 No.9
   ト長調 Op.126 No.1/ロ短調 Op.126 No.4/変ホ長調 Op.126 No.6
  ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
  ピアノ、合唱と管弦楽のための幻想曲ハ短調 Op.80(*)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
クルト・ザンデルリング(指揮(*))
モスクワ放送交響楽団(*)
国立アカデミー・ロシア合唱団(*)
録音:1959年(*以外)、1952年(*)、モスクワ
MELCD 1000733
スヴャトスラフ・リヒテル・エディション Vol.3
 シューマン:
  幻想小曲集 Op.12(*)/ユモレスク 変ロ長調 Op.20(*)
  ノヴェレッテ Op.21(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1956年(*)、1960年(+)、モスクワ
MELCD 1000734
スヴャトスラフ・リヒテル・エディション Vol.4
 シューベルト:
  楽興の時 Op.94 D.780 Nos.1-3(*);ハ長調,ヘ短調,変イ短調
  即興曲変イ長調 Op.142 No.935 No.2(*)
 ショパン:
  練習曲ホ長調 Op.10 No.3(*)/同ホ短調 Op.25 No.5(*)
  ポロネーズ嬰ハ短調 Op.26 No.1(*)
 フランク:前奏曲、コラールとフーガ(+)
 バルトーク:15のハンガリー農民の歌 Sz.71(#)

スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

録音:1952年(*)、1956年(+)、1972年(#)、モスクワ
MELCD 1000735 スヴャトスラフ・リヒテル・エディション Vol.5
 ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21(*)
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番ヘ長調 Op.103(+)
 フランク:ピアノと管弦楽のための交響詩「鬼神」(#)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(*))
ソヴィエト国立交響楽団(*)
キリル・コンドラシン(指揮(+/#))
モスクワ青年管弦楽団(+/#)
録音:1966年(*)、1952年(+)、1953年(#)、モスクワ
MELCD 1000740 ダヴィド・オイストラフ・エディション Vol.1
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35(*)
 シベリウス:
  ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47(+)
  ヴァイオリンと管弦楽のためのユモレスク Op.87(+)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
モスクワ放送交響楽団(+)
録音:1968年(*)、1965年(+)、モスクワ
MELCD 1000741
ダヴィド・オイストラフ・エディション Vol.2
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77(*)
 ドヴォルジャーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53(+)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
キリル・コンドラシン(指揮)
モスクワ放送交響楽団(*)
ソヴィエト国立交響楽団(+)
録音:1952年(*)、1949年(+)、モスクワ
MELCD 1000742
ダヴィド・オイストラフ・エディション Vol.3 ヴァイオリンとピアノのための小品集
 ヴィターリ(1663-1745):/シャルリエ編曲シャコンヌ ト短調(*)
 グルック(1714-1787)/クライスラー編曲:
  オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」より メロディー(*)
 シューマン/アウアー編曲:献呈 Op.25 No.1(+)
 シューマン/クライスラー編曲:ロマンス イ短調 Op.94 No.2(#)
 ブラームス/ヨアヒム編曲:ハンガリー舞曲集より Nos.8,9,20,5(*)
 ファリャ/コハンスキ編曲:スペイン民謡組曲(*)
 アルベニス(1860-1909)/Caterin編曲:愛の歌(6つの歌 より)(*)
 グラナドス/クライスラー編曲:アンダルーサ Op.37 No.5(#)
 ドビュッシー/カランバ編曲:
  パスピエ(ベルガマスク組曲 より)(#)
 ドビュッシー/ハイフェッツ編曲:美しき夕暮れ(#)
 グラズノフ/ロディオノフ編曲:バレエ「ライモンダ」より 間奏曲(+)
 ラフマニノフ/クライスラー編曲:ひなぎく Op.38 No.3(*)
 ラフマニノフ/プレス編曲:ヴォカリーズ Op.34 No.14(+)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ウラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ(*))
インナ・コッレゴルスカヤ(ピアノ(+))
アブラム・マカロフ(ピアノ(#))
録音:1946-1953年、モスクワ
MELCD 1000743
ダヴィド・オイストラフ・エディション Vol.4
 ブラームス:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100(*)/
  同ニ短調第3番 Op.108(+)
 フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(+)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
録音:1972年3月19日(*)、1969年12月18日(+)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
MELCD 1000744
ダヴィド・オイストラフ・エディション Vol.5
 バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番 Sz.75(*)
 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ Op.134(+)

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

録音:1972年3月19日(*)、1969年3月5日(+)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ

MELCD 1000746
ロシア・ピアノ楽派 Vol.1 ゲンリフ・ネイガウス(1888-1964)
 モーツァルト:
  ロンド イ短調 K.511(*)/
  2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448(*)(++)
 ドビュッシー:前奏曲集第1&2巻 から(+)
   デルフォイの舞姫,さえぎられたセレナード,
   ビーニョの門,雲の上の足跡
 ドビュッシー:前奏曲集第1&2巻 から(#)
   音と香りは夕べの空気に漂う,
   アナカプリの丘,ヒースの草むら,吟遊詩人
 プロコフィエフ:束の間の幻影 Op.22(*AAA**)
ゲンリフ・ネイガウス(ピアノ)
スタニスラフ・ネイガウス(ピアノ(++))
録音:1950年(*)/1948年(+)/1946年(#)/1956年(*AAA**)
MELCD 1000747
(2CD)
ロシア・ピアノ楽派 Vol.2 ウラディーミル・ソフロニツキー(1901-1961)
 モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.475
 シューベルト:即興曲 Op.19 D.899
 シューマン:ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
 ショパン:
  夜想曲嬰ヘ長調 Op.25 No.2/同ヘ長調 Op.15 No.14
 ショパン:スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/同第2番変ロ短調 Op.31
 ラフマニノフ:
  楽興の時 変ニ長調 Op.16 No.5/同変ホ短調 Op.16 No.2
 スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番嬰ヘ長調 Op.30
 プロコフィエフ:
  年とった祖母のお話 Op.31(*)/束の間の幻影 Op.22 から No.5(+)
  風刺 Op.17 から No.3(+)/10の小品 Op.12 から Nos.2,3,6,7,8,9(+)
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1960年5月13日、モスクワ音楽院小ホール、ライヴ(*,+以外) 1946年12月2日、モスクワ(*)/1953年、モスクワ、スクリャービン博物館(+)
MELCD 1000748
ロシア・ピアノ楽派 Vol.3 ラザーリ・ベルマン(1930-2005)
 リスト(1811-1886):
  12の超絶技巧練習曲(*)
  ハンガリー狂詩曲第9番変ホ長調「ペストの謝肉祭」(+)

ラザーリ・ベルマン(ピアノ)

録音:1959年(*)、1961年(+)、モスクワ
MELCD 1000749
ロシア・ピアノ楽派 Vol.4 エフゲニー・キーシン(1971-)
 ラフマニノフ:
  絵画的練習曲集 Op.39 から Nos.1,2,4,5,6,9
  前奏曲変ト長調 Op.23 No.10/同イ短調 Op.32 No.8
  リラの花 Op.21 No.5(歌曲より作曲者編曲)
 スクリャービン:
  2つの前奏曲 Op.27/4つの小品 Op.51/4つの前奏曲 Op.37
  練習曲嬰ハ短調 Op.42 No.5
 プロコフィエフ:束の間の幻影 Op.22 から Nos.16,11,17,10(*)
 エフゲニー・キーシン(1971-):2つのインヴェンション(*)

エフゲニー・キーシン(ピアノ)

録音:1986年5月23日(*以外)、1984年5月23日(*)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
MELCD 1000756
ムラヴィンスキー生誕100年記念エディション Vol.1
 モーツァルト:
  交響曲第33番変ロ長調 K.319(*)
  フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299(297c)(+)
  交響曲第39番変ホ長調 K.543(#)
ボリス・トリズノ(フルート(+))
エレーナ・シニツィナ(ハープ(+))
ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル
録音:1950年2月2日(*)、1949年3月15日(+)、レニングラード(*/+) 1965年2月21日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(#)
MELCD 1000757
ムラヴィンスキー生誕100年記念エディション Vol.2
 ムソルグスキー:
  オペラ「ホヴァンシチナ」から
   第1幕前奏曲「モスクワの川の夜明け」(*)
 リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  オペラ「見えざる町キテジの物語」組曲(+)
 ビゼー:オペラ「カルメン」から 3つの間奏曲(#)
 ドビュッシー:夜想曲(*AAA**)/牧神の午後への前奏曲(++)
 ラヴェル:ボレロ(##)
ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル
録音:1965年2月21日(*)、2月28日(++)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(*/++)  1949年4月4日(+)、1946年(#)、1952年12月28日(*AAA**)、12月30日(##)、レニングラード(+/#/*AAA**/##)
MELCD 1000758
ムラヴィンスキー生誕100年記念エディション Vol.3
 ワーグナー:
  楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲(*)
  オペラ「ローエングリン」第1幕前奏曲(+)/同 第3幕前奏曲(#)
  オペラ「タンホイザー」序曲(*AAA**)
  楽劇「トリスタンとイゾルデ」から 前奏曲,イゾルデの愛の死(*AAA**)
  楽劇「神々の黄昏」から ジークフリートの葬送行進曲(*AAA**)
  楽劇「ワルキューレ」から ワルキューレの騎行(++)
ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル
録音:1982年1月31日?(*)、1978年3月30日(+)、3月31日(*AAA**)、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、ライブ(*/+/*AAA**) 1965年2月23日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(#/++)
MELCD 1000759
ムラヴィンスキー生誕100年記念エディション Vol.4
 ベートーヴェン:
  交響曲第4番変ロ長調 Op.60
  交響曲第5番ハ短調 Op.67
ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル
録音:1972年1月21日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ
MELCD 1000760
ムラヴィンスキー生誕100年記念エディション Vol.5
 シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」D.759(*)
 シベリウス:
  トゥオネラの白鳥 Op.22 No.3(+)/
  交響曲第7番ハ長調 Op.105(+)
ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル
録音:1978年4月30日、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、ライブ(*)  1965年2月23日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ(+)

MSM

MSM 0009
(特別価格)
\1700
ポール・アシャック〜ポートレート
 ヌティーレ:ママ、何が知りたいの?/
 デ・クルティス:帰れソレント/
 ファルヴォ:君に告げて/
 ブッツィ=ペッチア:ロリータ/
 プッチーニ:歌劇《西部の娘》より/
 ジョルダーノ:愛さずにはいられないこの思い/
 プッチーニ:妙なる調和、誰も寝てはならぬ/
 ヴェルディ:あれかこれか、ほおの涙が/
 チレア:よくある羊飼いの話/
 レオンカヴァッロ:衣裳をつけろ/
 カペル:汝にのみ語る愛/
 ヴェルディ:喜べ、第1幕の二重唱
ポール・アシャック(テノール)、
様々なアーティスト
イギリスのアーティスト・マネージメント会社「マイケル・ストアーズ・ミュージック」の自主制作盤からヒストリカル音源が登場。1923年にマルタで生まれたアシャックは、1950年代のイタリアとイギリスを主な活躍の場としたテノール奏者である。アシャックはセッション録音をほとんど行っておらず、今回リリースされるのは初出のライヴ音源集という貴重なもの。

MUSIC&ARTS 1CD¥2200

M&A 1008
(2CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲名演集、
 第9番「ジュノム」
  (1955年9月11日、マルケヴィチ指揮フランス国営放送響)、
 第21番(1955年3月26日、カンテルリ指揮ニューヨークフィル)、
 ピアノ・ソナタK.545(1954年11月ハンブルク)、
 第27番(1948年12月17日、デザルセンス指揮ローザンヌ室内管)、
 第23番(1949年6月、アンドレーエ指揮トーンハレ管)、
 ピアノ・ソナタK.576(1944年8月17日)
ワルター・ギーゼキング(P)
名手ギーゼキングのモーツァルト協奏曲名演集。速いテンポで突っ走るため素っ気無い印象もあるが、実に爽やかで軽やかな名人芸。
M&A 1013 シューマン:
 交響的練習曲、森の情景、ロマンス作品28-1,2
  (以上、1951年7月9日ザールブリュッケン)、
 ソナタ第1番(1942年録音)
ワルター・ギーゼキング(P)
音色の美しさがEMI録音では伝わらないと、通の間では不満の声がある音色の魔術師ギーゼキング。さすがにこちらの正規放送録音では真珠を転がすような美しい音色がはっきりと分ると太鼓判。
M&A 1014
(4CD for 3CD price)
\6600
ワーグナー:
 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」全曲、
 ジークフリート牧歌(ケルン放送響1953年5月7日ライヴ)
クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管
オットー・エーデルマン(ザックス)、
ハンス・ホップ (ヴァルター)、
リーザ・デラ・カーザ (エヴァ)、
ハインリヒ・プフランツェル(ベックメッサー)、
ゲルハルト・ウンガー(ダーヴィット)、
イラ・マラニウク (マグダレーネ)、
クルト・ベーメ (ポーグナー)
4枚組で3枚価格の特価。巨匠クナッパーツブッシュ、バイロイト1952年の名歌手。1955年演奏のバイエルン国立歌劇場盤が著名だが、やはり本拠地でのライヴは一味違う。ハンス・ザックスがエーデルマンというところが第一の魅力でまさに堂々たる物。
M&A 1018
(4CD for 3CD price)
\6600
フルトヴェングラー・ルツェルン音楽祭名演集
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
  (P:アドリアン・エシュバッッハー=1947年8月27日ライヴ)、
 ブラームス:二重協奏曲
  (Vn:ウォルフガング・シュナイダーハン、
   Vc:エンリコ・マイナルディ=1949年8月24日ライヴ)、
 ブラームス:交響曲第1番(1947年8月27日ライヴ)、
 シューマン:交響曲第4番、
 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(1953年8月26日ライヴ)、
 ワーグナー:「ローエングリン」前奏曲(1949年9月15日HMVへの録音)、
 ベートーヴェン:
  交響曲第7番第2楽章リハーサル(1951年8月15日)、
  ヴァイオリン協奏曲(Vn:イェフディ・メニューイン1947年8月HMVへの録音)
フルトヴェングラー指揮
ルツェルン祝祭管
4枚組で3枚価格の特価。巨匠フルトヴェングラーがルツェルン音楽祭に出演した際の名演が集大成された。特筆されるべきは音質の良さで、今まで出たどのソースよりも優れていると、各誌で掲載されているとのこと。シューマンの第4交響曲などスタジオ録音以外はこれが唯一の音盤。HMVへのスタジオ録音となった未発表の「ローエングリン」前奏曲も含まれており、好事家には必携の商品。
M&A 1058
(4CD for 3CD price)
\6600
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」全曲(1942年バイロイト) エルメンドルフ指揮
バイロイト祝祭管、
セット・スヴァンホルム(ジークフリート)
マルタ・フックス(ブリュンヒルデ)
フリードリヒ・ダールベルク(ハーゲン)、
エグモント・コッホ(グンター)、
エルザ・フィッシャー(グートルーネ)、
ロベルト・ブルク(アルベリヒ)、
カミラ・カラーブ(ワルトラウテ)
4枚組で3枚価格の特価。戦中のバイロイト音楽祭実況録音の中でも全曲が現存する唯一の演奏。スヴァンホルムの名唱を始め、当時の充実は現在と引けをとらない。ドイツ放送協会アーカイヴ提供の正規音源で良好な音質。
M&A 1209
(5CD for 3CDprice)
\6600
ブルックナー:
 交響曲第4番「ロマンティック」
 (ウィーンフィル1951年10月22日シュトウットガルト)
 交響曲第5番(ベルリンフィル1942年10月28日)、
 交響曲第6番第1楽章欠落(ベルリンフィル、1943年11月)
 交響曲第7番(ベルリンフィル、1951年4月23日)
 交響曲第8番(ウィーンフィル、1944年10月17日)
 交響曲第9番(ベルリンフィル、1944年10月7日)
フルトヴェングラー指揮
復刻の天才、アーロン・Z・スナイダー氏による新マスタリングが登場。しかも5枚組で3枚価格美麗ボックスというM&A良心の賜物。フルトヴェングラーのブルックナーといえば、ドラマを投入した烈しい変化を伴うもので、一部には批判もあるが、第5番、第6番など崖から突き落とされたような、強烈な音量、スピードのアップダウンが見事にはまっている。第6、第9番は唯一の録音であり、ブルックナーマニア、フルトヴェングラーマニアが鶴首していた逸品の登場。

MYTO HISTRICAL 1CD¥1200

135 ドニゼッティ:歌劇「リヴァプールのエミリア」 ジョーン・サザーランド(エミリア)、
ウィリアム・マカルパイン
ハーヴィー・アラン、
エイプリル・カンテロ
ジョン・プリッチャード指揮
ロイヤル・リヴァプール・フィル、合唱団
1957年9月8日 スタジオ録音 音質はとても良いとのこと。
142
(2CD)\2000
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」 アニタ・チェルクェッティ(ノルマ)、
フランコ・コレッリ(ポリオーネ)
ジュリオ・ネーリ(オロヴェーソ)、
ピエロ・デ・パルマ(フラヴィオ)
ガブリエーレ・サンティーニ指揮
ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団
1958年1月4日ライヴ 以前MRFレーベルから発売あり。チェルクェッティのスケールの大きな熱演が特徴的な名盤。新しく発見されたマスターを元に復刻。以前あったカットや大きなノイズはない。
146 初出!
ベニャミーノ・ジーリ(テノール)イン・ベルリン 1954年
 ヘンデル:「なつかしい木陰よ」(歌劇「セルセ」より)
 ヴェルディ:「清きアイーダ」(歌劇「アイーダ」より)
 プッチーニ:「冷たい手を」(歌劇「ラ・ボエーム」より)
  他、ビゼー、グノー、レオンカヴァッロ、マスネ
  他 アリア、リート等 全19曲
エンリケ・シビエリ、
ゾルターン・フェケテ指揮
RIAS交響楽団
1954年ベルリンでのコンサート・ライヴ 音質は非常に良く、聴きやすいとのこと。
150
(2CD)\2000
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 マリオ・デル・モナコ(ラダメス)、
マリア・カラス(アイーダ)
ジュゼッペ・タデイ(アモナスロ)
オリヴェーロ・デ・ファヴリティース指揮
メキシコ・ベラスアルテス劇場管弦楽団、合唱団
1951年7月3日 ライヴ 以前、MELODRAMレーベルから発売あり。エア・チェック音源かと思われる。冒頭にナレーションあり。古さを感じさせる音質。
131
(2CD)
\2000
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 マリア・カラス(アメリア)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(リカルド)
エットレ・バスティアニーニ(レナート)、
ジュリエッタ・シミオナート(ウルリカ)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
1957年 ミラノ 以前MELODRAMレーベルから発売あり。素晴らしいキャストによる名盤。音質良好とのこと。
52
(2CD)
\2000
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」 ユッシ・ビョルリング(ドン・カルロ)、
フェードラ・バルビエーリ(エーボリ姫)
チェーザレ・シエピ(フェリーペ二世)
ルリッツ・シュティードリー指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1950年11月11日 ライヴ 音源は古めかしく、マスターに起因するノイズもところどころ聴かれる。MYTO 004H052のリニューアル。004H051は廃盤と成ります。
71
\1200
ゲルトレーデ・グローブ=ブランドル(ソプラノ)名唱集 1948-63年
 歌劇「ワルキューレ」、「ローエングリン」、「オベロン」
 「エレクトラ」 他から、アリア全15曲の名唱集
ゲルトレーデ・グローブ=ブランドル(ソプラノ)
オーストリア出身の強大な声が特徴的なドラマテック・ソプラノ。グローブ=ブランドルの得意としたワーグナー、R.シュトラウスの作品。MYTO 023H071のリニューアル。004H051は廃盤と成ります。
118
\1200
チェーザレ・シェピ(バス)名唱集
 歌劇「ドン・ジョバンニ」、「セヴィリアの理髪師」、「ナブッコ」
 「エルナーニ」、「シモン・ボッカネグラ」、「シチリア島の夕べの祈り」
 「ドン・カルロ」 他から、アリア全19曲の名唱集
チェーザレ・シェピ(バス)
イタリア出身で指揮者トスカニーニに認められイタリア・オペラを得意としたシェピ。指揮者フルトヴェングラーとの競演で他の追随を許さないはまり役ドン・ジョバンニほかイタリア・オペラを多数収録したアルバム。MYTO 064H118のリニューアルです。004H051は廃盤と成ります。
140
(2CD)
\2000
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」 マリオ・デル・モナコ(ポリオーネ)、
ジュゼッペ・モデスティ(オヴェローソ)
マリア・カラス(ノルマ)、
エベ・スティニャーニ(アダルジーザ)
トゥリオ・セラフィン指揮
RAIローマ交響楽団、合唱団
 1955年6月29日ライヴ※以前CETRAレーベルから発売あり。カラスのノルマの中でベストの名盤。以前から指摘のあったピッチが今回正しく修正されている。音質良好。
89006
(2CD)
\2000
ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」  マリア・カラス(アミーナ)、
チェーザレ・ヴァレッティ(エルヴィーノ)
ジュゼッペ・モデスティ(ロドルフォ伯爵)
レナード・バーンスタイン指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
1955年3月5日※以前、旧MYTOレーベルから発売あり。音質は古めかしいですが全体的に良好。バーンスタインのリズミカルな指揮が音楽に生命を吹き込み熱演。

ナクソス・ヒストリカル 1CD¥1100

8.111091 グレート・ギタリスト・シリーズ/セゴビア
アンドレス・セゴビア第5 集:1950 年代アメリカ録音集 第3 集
 デルフィン=アラード:芸術的な練習曲 Op.19 より第2 番
 タルレガ:
  4 つのマズルカ 第3 番 マリエータ/
  前奏曲第5 番 ホ長調/前奏曲第2 番 イ長調/マリア
  4 つのマズルカ 第2 番 ト長調/
  4 つのマズルカ 第1 番 ト短調「アデリータ」/
  アラビア奇想曲/アルハンブラの思い出
 アルベニス:スペイン組曲 Op.47 №5 アストゥリアス/
 アギーレ:カンシオン/マラツ:スペインのセレナード
 ポンセ:
  24 の前奏曲より
  セゴビアによる番号No6.7.9.1.3.4./
  3 つのメキシコ民謡 第3 番 ラ・ヴァレンティーナ
  主題, 変奏曲と終曲/ギター・ソナタ第3 番/4 つの小品よりマズルカ,ワルツ
 エスプラ:スペイン東部(歌と踊りの音楽) 第2 番, 第5 番
アンドレス・セゴビア(ギター)
偉大なるギタリスト、セゴビアの1959 年代アメリカの記録第3 集は、19 世紀の先駆者タルレガと、セゴビアの友人でもあったポンセの作品を中心に収録した。セゴビア自身こう語る。「1923 年、メキシコで初めてポンセに会って以来、彼は80 以上ものギター曲を作曲してくれました。それらは、大きな曲も小さな曲もすべて純粋で美しいのです…」他にセゴビアの友人であった、アルベニス、マラツ、アギーレらの作品も収録。スペインの自然な語法による類似性を表現している。
8.111268
(3CD)
ナクソス・ヒストリカル・シリーズ/ロス・アンヘレス/ルゲ/ボルテール
マスネ:マノン全曲
 CD1 ピエール・モントゥーによる序
 マノン:第1 幕、第2 幕
 CD2 マノン:第3 幕、第4 幕
 CD3
 マノン:第5 幕
 ドビュッシー:選ばれた乙女*
 ベルリオーズ:夏の夜*
ピエール・モントゥー(指揮)
パリ・オペラ・コミック座管弦楽団,合唱団
マノン・・・ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
騎士デ・グリュー・・・アンリ・ルゲ(テノール)
デ・グリューの父・・・ジャン・ボルテール(バス)
マノンの従兄・・・ミシェル・デン(バリトン)
ギヨー・・・ルネ・エレン(テノール)
4歳でギターに触れ、16 歳で初の演奏会を行い、その数年後にプロのギタリストとして活動を始めたセゴビアだが、彼はギター奏法に改革をもたらしただけでなくレパートリーの拡大にも非常に熱心だった。ナクソス・セゴビア・エディションの第4 集は、ギター音楽に多大な貢献を果たしたソルとジュリアーニの作品を中心に、セゴビア自身の編曲によるショパンやシューベルト、メンデルスゾーンと言ったロマン派の作品を収録。タルレガの影響も垣間見える周到な準備に基づいた華麗なる編曲の妙をお聞きください。録音1955 年4 月30 日〜6 月22 日
8.111318
(2CD)
ヨーゼフ・シュミット/アリアと歌曲 1929-1936 年録音集
CD1
 モーツァルト:歌劇「魔笛」より「何と美しい絵姿」
 ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」より「人知れぬ涙」
 フロトウ:
  歌劇「アレッサンドロ・ストラデッラ」より「ストラデッラを讃えて」
  歌劇「マルタ」より「夢のように」
 アレヴィ:歌劇「ユダヤの女」より「ラシェルよ、主の恵みにより」
 マイアベーア:歌劇「アフリカの女」より「おお、楽園よ!」
 ヴェルディ:
  歌劇「リゴレット」より「あれかこれか」
  歌劇「リゴレット」より「 女心の歌」
  歌劇「仮面舞踏会」より「永久に君を失えば」
  歌劇「トロヴァトーレ」より「見よ、恐ろしい火を」
 プッチーニ:
  歌劇「ラ・ボエーム」より「冷たい手を」「ミミは誰にでも色気をみせる」
  歌劇「トスカ」より「妙なる調和」「星は光りぬ」「ただお前だけのために」
  歌劇「西部の娘」より「あれから6 ヶ月たった」「やがて来る自由の日」
  歌劇「トゥーランドット」より「泣くなリュー」「誰も寝てはならぬ」
 レオンカヴァルロ:歌劇「道化師」より「衣装をつけろ」
 マスネ:
  歌劇「ル・シッド」よりロドリーグの祈り「おお、父なる主よ!」
  歌劇「マノン」より「ああ消え去れ、やさしい面影よ」
 チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりレンスキーのアリア
CD2
 アダン:歌劇「ロンジュモーの郵便馬車」より「友よ、物語を聞け」
 スメタナ:歌劇「売られた花嫁」より「おいで、私の坊や」
 J・シュトラウスII 世:
  歌劇「インディゴと40 人の盗賊」より「移り気な幸せ」
  歌劇「ジプシー男爵」より「見捨てられたが陽気に世界をさまよった」
 デルリンガー:歌劇「ドン・セザール」より「おお、マドンナ・テレーズ」
 レハール:
  歌劇「ほほえみの国」より
  「君はわが心のすべて」「私たちの心にだれかが恋を沈めたのか」
  「りんごの花環を」
 メイエル=ヘルムント:不思議な歌
 レヴィンネク:もう一度信じます、あなたの愛を
 ニーダーベルガー:なぜ通りすぎていくの?
 モリー:歌劇「ラ・ヴァリエール」より「はい、あなただけ」
 ゲーツェ:歌劇「王の小姓」より「私の歌でした」
 メイ:「歌は世界をめぐる」より「歌は世界をめぐる」「尋ねないで」「もしあなたが若ければ」
 セルラーノ:スペイン風に
 ロッシーニ:踊り
 ビスカルディ:アリエッタ
 レオンカヴァルロ:マッティナータ
 トスティ:私は死んでしまった
 ブッツィ=ペッチャ:ロリータ/愛の痛み
ヨーゼフ・シュミット(テノール)
ブコヴィナ(現ウクライナ、ダヴィデニ)出身でユダヤの血を引くシュミットは、1942 年、スイスの捕虜収容所でたった38歳の若さでこの世を去った。しかし、1929〜1939 年の8 年の間に多くのオペラ・アリアと当時の流行歌を録音、その歌声はまさに伝説として今も語り継がれているのです。彼の声は優しく、物悲しく、見事な高音が特徴的。ここではオペラ、オペレッタから様々な流行歌まで多岐に渡るもので、瑞々しく張りのある歌声が耳を捉えて止まない。
8.111097 グレート・シンガー・シリーズ/レーマン
 ロッテ・レーマンの歌曲録音集 第6 集 1947&1949
  シューベルト:セレナーデ D.957
  ブラームス:ジプシーの歌 Op.103
  シューベルト:月に寄せて D.193/楽に寄せてD.547
  ブラームス:
   野の寂しさ Op.86 No.2/
   甲斐なきセレナード Op.84 No.4/鍛冶屋 Op.19 No.4
  伝承曲:
   神の御子は今宵しも/グルーバー:きよしこの夜
  シューベルト:
    泉のほとりの若者 D.300/ナイチンゲールに D.497/
    男は人が悪い D.866/夜と夢 D.827/魔王 D.328
  バーリン:ゴッド・プレス・アメリカ/伝承曲:ケリーダンス
  シューマン:トロイメライ
  ブラームス:子守歌 Op.49 No.4
  アーン:恋する乙女/不実
  デュパルク:前世
  パラディール:プシュケ
  R・シュトラウス:
   サフラン Op.10 No.7/
   乙女よ、それが何の役にたつというのか Op.19 No.1/
   君はわが心の王冠 Op.21 No.2
ロッテ・レーマン(ソプラノ)
ポール・ウラノフスキ(ピアノ)
RCA ビクター管弦楽団、
リヒャルト・ラート(指揮)
ロバート・アームブラスター(指揮)&オーケストラ
録音:1947 年、1949 年
今でも愛されるロッテ・レーマンは間違いなく20 世紀最高のソプラノの一人。オペラの舞台から引退した後はリートの世界に身を投じた彼女だが、その表現力豊かな歌声は聴き手全てを幸せな気持ちにさせること間違いない。このアルバムにはおなじみのR・シュトラウスやシューベルトの歌曲の他、ブラームスの「ジプシーの歌」やデュパルク、アーンといったフランス物、そして2 曲のクリスマスソングなど多彩な曲が収録されている。独特のオーラを感じさせてくれる。
マーク・オバート・ソーン復刻
8.111265 グレート・ピアニスト・シリーズ/アラウ
 (1)シューマン:ピアノ協奏曲 他
   R・シュトラウス:ブルレスケ 
 (2)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
 (3)シューマン:謝肉祭 Op.9
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
(1)デジーレ・デフォー(指揮)
シカゴ交響楽団
(2)カール・クリューガー(指揮)
デトロイト交響楽団
(1)録音 1946 年4 月13 日 シカゴ、オーケストラ・ホール
(2)録音 1944 年12 月4 日 デトロイト、マソニック寺院
(3)録音 1939 年4 月3、4 日
このアラウの1930 年代と1940 年代の録音は、信じられないほど短い時間に録音された2 曲のパフォーマンスを含む。R・シュトラウスの「ブルレスケ」は1946 年4 月13 日の録音。このすぐあとにはウェーバーの「小協奏曲」( 8.111263)が演奏されそちらもすぐさま録音された。1944 年のシューマンの協奏曲もたった1 時間のセッションで記録されたという。どちらも恐ろしい程の集中力を持った炎のような熱演。1939 年の「謝肉祭」も素晴らしい演奏で、曲の真価をまざまざと見せ付ける説得力の高いもの。マーク・オバート・ソーン復刻
8.111272-73
(2CD)

ヴェルディ:椿姫

トゥリオ・セラフィン(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
ヴィオレッタ・・・アントニエッタ・ステッラ(ソプラノ)
アルフレード・・・ジュセッペ・ディ・ステファノ(テノール)
ジョルジョ・・・ティト・ゴッビ(バリトン)
フローラ・・・エルヴィラ・ガラッシ(メゾ・ソプラノ)
ガストン・・・ジュセッペ・ザンピエリ(テノール)
録音 1955 年9 月15〜21 日ミラノ・スカラ座劇場
この1955 年の公演も本来ならマリア・カラスによって録音されるはずだった。しかし、契約の関係でそれは実現せず、替わりに登用されたのが26 歳の若手、アントニエッタ・ステッラだった。カラスのような迫力はないが、艶のあるしっとりとした声と細やかな表現が魅力。この声と恵まれた容姿を生かし大歌手へと駆け上った彼女の輝かしい記録をお楽しみください。最盛期のディ・ステファノのうっとりするような美声にも大満足。マーク・オバート・ソーン復刻

OPUS蔵

OPK 2072
\2400→¥2190
(1)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調作品16
(2)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調作品54
(3)リパッティ:コンチェルティーノ作品3
ディヌ・リパッティ(ピアノ)
(1)アルチェオ・ガリエラ(指)
フィルハーモニア管弦楽団
(2)ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
フィルハーモニア管弦楽団
(3)ハンス・フォン・ベンダ(指)
ベルリン室内管弦楽団
「まずグリーグから聴く。誰がなんと言っても、耳をそばだたせてほしいのが、第1楽章の出だし!無音の静寂の中からティンパニの連打がクレッシェンド。全管弦楽のトゥッティを裂帛の気迫で打ち破るソロの強靭な下降楽句の連続が4オクターヴのA音に落ちついた瞬間、まるで音の響きが床と空気を揺るがせるような感じの超低音ではじまったアルペッジョが一気に鍵盤をかけのぼる。グリーグが考えついた、この曲の最高に忘れがたい切り札。「このカデンツァの超低音が、どれ程パンチのきいた鳴りをするかどうかで、だいたいあとの演奏の予想がつく」(柴田南雄)とさえ言われるこの音こそ、譜面では左手のヘ音記号で下の加線6本の下の音。ピアノの鍵盤の最低音Aだ。それは、27Hzの音なのだが、リパッティのタッチの凄みが、すごく音楽的で、無類の魅惑をたたえており、それが一瞬の音としての感覚だけに、ついくりかえして聴きたくなった。」(小林利之)
リパッティのSP録音はずっと気になっていましたが音のよい英国HMV盤はノイズが大きいのであきらめていました。最近ノイズの小さい盤に出会えたのでマスタリングしてみたところこれなら満足してもらえるだろうという音が得られました。グリークはピアノのそばで聴いているようなバランス、シューマンは客席で聴くバランスになっており、SPからLPに移行してゆく頃の録音思想が感じられます。リパッティが残したスタジオでの協奏曲録音は3曲であり、CD1枚にちょうどよい長さです。そこで自作のコンチェルティーノをアンコール的に付けました。これはそのときの気分に合わせて単独で聴いた方がよいと思います。(相原 了)録音:(1)1947年 (2)1948年 (3)1943年
OPK 2073
(2CD)
\3600
[CD1]
 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
 (2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K218
[CD2]
 (1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
 (2)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
 (3)アンダンテ〜
  メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲より
  (mat. Edison-Bell CK4021-22)
フリッツ・クライスラー(Vn、[CD1][CD2]の(1)、(2))
[CD1](1)レオ・ブレッヒ(指)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
(2)ランドン ロナルド指揮管弦楽団
[CD2](1)、(2)レオ ブレッヒ(指)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
(3)ブルメスター(ヴァイオリン)、
ピアニスト不明
「旧吹き込みのモーツァルトはSP時代に日本盤が発売されずに終わり、彼のディスコグラフィの中では目立たぬ存在だが、オーパス蔵盤で聴くクライスラーの音は輝かしく、滴るような美しさであり、ポルタメントを絡めた甘美な節回しにまったく酔わされてしまった。(中略)ベートーヴェンの協奏曲を少し聴いただけで、モーツァルトよりもオーケストラがずっと澄んだ響きで捉えられていることに気付かれることだろう。冒頭のティンパニが深みのある音で、余韻を伴って立体的に鳴り響くところから見事だが、筆者が感じ入ったのは第2主題が呈示されたあと、主題が展開的に確保される部分だ(51?64小節)。ヴァイオリンが主題を歌うのに対し、ヴィオラとチェロが三連音の連続でさざなみのように絡んでゆき、その背後をティンパニが運命の足音のように忍び寄るさまが、実に明瞭に捉えられているからだ。指揮のブレッヒが三声部を対等に響かせて影の濃い響きを生み出し、それをHMVの録音技師が見事なバランスで捉えていたことが、オーパス蔵のリアリスティックな復刻により初めてCD盤上で再現されたのである。」(板倉重雄)
ヴァイオリンのCDでスタートしたオーパス蔵としては、クライスラーとブレッヒによる協奏曲録音は長年の課題でした。これらの曲にはWard Marston(Biddulph)の復刻という高い壁がありそれを超えることは復刻にかかわるものとしては大きな目標でした。何度かの試行を行い復刻とマスタリングの両輪がうまくかみ合いやっと満足のゆく音が得られたと思います。復刻に用いた盤は英、米、独、日、濠と多岐にわたりましたがヴァイオリンのきれいな盤を中心にまとめました。ブルメスターはクライスラーに匹敵するヴァイオリニストであり、彼のメンデルゾーンは極めて珍しい盤でもあり、クライスラーとの比較が可能なように付録としてつけました。(相原 了)「旧吹き込みのモーツァルトはSP時代に日本盤が発売されずに終わり、彼のディスコグラフィの中では目立たぬ存在だが、オーパス蔵盤で聴くクライスラーの音は輝かしく、滴るような美しさであり、ポルタメントを絡めた甘美な節回しにまったく酔わされてしまった。(中略)ベートーヴェンの協奏曲を少し聴いただけで、モーツァルトよりもオーケストラがずっと澄んだ響きで捉えられていることに気付かれることだろう。冒頭のティンパニが深みのある音で、余韻を伴って立体的に鳴り響くところから見事だが、筆者が感じ入ったのは第2主題が呈示されたあと、主題が展開的に確保される部分だ(51?64小節)。ヴァイオリンが主題を歌うのに対し、ヴィオラとチェロが三連音の連続でさざなみのように絡んでゆき、その背後をティンパニが運命の足音のように忍び寄るさまが、実に明瞭に捉えられているからだ。指揮のブレッヒが三声部を対等に響かせて影の濃い響きを生み出し、それをHMVの録音技師が見事なバランスで捉えていたことが、オーパス蔵のリアリスティックな復刻により初めてCD盤上で再現されたのである。」(板倉重雄)
ヴァイオリンのCDでスタートしたオーパス蔵としては、クライスラーとブレッヒによる協奏曲録音は長年の課題でした。これらの曲にはWard Marston(Biddulph)の復刻という高い壁がありそれを超えることは復刻にかかわるものとしては大きな目標でした。何度かの試行を行い復刻とマスタリングの両輪がうまくかみ合いやっと満足のゆく音が得られたと思います。復刻に用いた盤は英、米、独、日、濠と多岐にわたりましたがヴァイオリンのきれいな盤を中心にまとめました。ブルメスターはクライスラーに匹敵するヴァイオリニストであり、彼のメンデルゾーンは極めて珍しい盤でもあり、クライスラーとの比較が可能なように付録としてつけました。(相原 了)録音:[CD1](1)1926年 (2)1924年 [CD2](1)1927年 (2)1926年 (3)1932年
OPK 2075
\2400→¥2190
スメタナ:我が祖国 (全曲) ヴァーツラフ ターリヒ(指)
チェコ・フィル
「46歳のターリヒの指揮は、後年の録音に較べてやはり若々しい。全曲の演奏時間は後の二回の録音よりも長いのだが、緩急の幅を大きくとった、意欲的な表現をしている。弦のポルタメントなど、後には「古めかしい」と考えられた演奏法も聴かれるが、粘っこくない、リズミックですっきりした進行は、いかにも20世紀前半のスタイルである。熱く明朗な響きで通し、暗く悲愴な雰囲気がさほどに感じられないことも、後年の演奏とは異なっている。若い独立国の、伸びざかりの指揮者と団体が、気合を入れて初めてのレコーディングに臨んでいる様子が、この音楽から感じられる気がする。(山崎浩太郎)」
いまは消えてしまったローカルなオーケストラの音として話題になるのはフランスの音と、チェコの音だと思います。フランスは自分の意思で変えたといえますが、チェコはナチスの併合によって亡命した音楽家も多く、戦後は共産国として存在していたため第2次世界大戦前とは音楽も変えられてしまいました。カザルスのドヴォルジャークチェロ協奏曲(OPK2043)を復刻した際に「これが昔のチェコの音か」という声を多く耳にしました。そこでターリッヒとチェコ・フィルの音の復刻を企画しました。その第1弾として1929年HMVがプラハで録音した「我が祖国」を選びました。この成功がその後のロンドンにおけるドヴォルジャークの録音につながったのでしょう。弱音部のきれいな録音で十分に楽しめます。(相原 了)録音:1929年 プラハ

PRIMA VOCE 1CD¥1800

NI 7884 エンリコ・カルーソー・イン・ソングスVol.2
 ブッチ-ペチア:ロリータ/
 ヌティレ:マンマ・ミア/
 トスティ:アディオ/
 カルーソー:ティエンポ・アンティコ/
 ガスタルドン:禁じられた歌/
 ブラッコ:セレナータ/他
エンリコ・カルーソー(テノール)、
様々なアーティスト
「プリマ・ヴォーチェ」は、歴史にその名を残す名歌手たちの歌声が収録された78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ。ニンバス・レーベルのテクノロジーが実現させた貴重な音源の宝庫である。カルーソーが歌う歌曲を集めた復刻盤。トスティの歌曲などでのカルーソーの歌声はやはり絶品。1908年〜1920年の録音。(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。)
NI 7883 ハインリヒ・シュルスヌス(1888−1952)〜
 シューベルトの歌曲を歌う(録音:1927年〜1952年)
  シューベルト:
   魔王D.328/さすらい人の夜の歌D.224/
   さすらい人の夜の歌(第2作)D.768/生きる勇気D.883/
   好奇心の強い男D.795-6/他
ハインリヒ・シュルスヌス(バリトン)、
様々なアーティスト
19世紀後期から20世紀前半にかけて活躍したドイツの大バリトン奏者シュルスヌスのシューベルト。音質も良好。
NI 7882 マリアン・アンダーソン(1902−1993)〜
 オラトリオと黒人霊歌(録音:1936年〜1946年)
  J・S・バッハ:
   カンタータ第81番、同112番、同第12番、マタイ受難曲より、
   ヨハネ受難曲より、クリスマス・オラトリオより/
 ヘンデル:メサイアより/黒人霊歌(11曲)
マリアン・アンダーソン(ソプラノ)、
様々なアーティスト
トスカニーニからも絶賛され、黒人歌手の地位を劇的に変化させたマリアン・アンダーソンの40歳前後の録音。

PROFIL

PH 07024
\2400
「フリッツ・ヴンダーリヒ / ザ・レジェンド〜
 アリア、オペラ&オペレッタからの場面、歌曲集」
 (1)マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
 (2)プッチーニ:「ラ・ボエーム」より
 (3)J.シュトラウス:「こうもり」より
 (4)フレート・ライモント / ギュンター・シュヴェン:「青い仮面」より
 (5)ニコ・ドスタル:「号外」〜カップルが踊るように
 (6)ロベルト・シュトルツ:「シニョリーナ」〜美しきイタリアよ、さようなら
 (7)シュトルツ:「チチパの王子」〜かつて春に幸福が私に笑いかけた
フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
(1)マリーズ・ジーメリング(S)
インゲボルク・ヴェングロール(S)
リヒャルト・クラウス(指)
ベルリン・ドイツ・オペラO.、
アルント合唱団
(2)ヘルベルト・ブラウアー(Br)
トゥルデ・アイッペルレ(S)
ぺーター・ロート=エーラング(Br)
リヒャルト・クラウス(指)
ベルリン国立歌劇場O.
(3)ヘンリエッテ・ロベルト(S)
ローレ・パウル(S)
B.ザムラント(Br)
アンニ・クレッチュマー(Bs)
ハンス・ミュラー=クライ(指)
スタジオ・オーケストラ
(4)ウルズラ・シルマッハー(S)
マティアス・ベッケルト(指)
大管弦楽団
(5)(6)(7)エメリッヒ・スモラ(指)
スタジオ・オーケストラ
ドイツが生んだ名テナー、ヴンダーリヒの甘い声に酔いしれる一枚。マスカーニやプッチーニでの凛とした役どころも素敵だが、SWR音源のアルバム(93.003)にも収録されていたシュトルツ、ドスタルなどオペレッタからのおなじみのナンバーがまた絶品。こんな歌声で愛を囁かれたら、もうイチコロでしょう。録音:1955、1956年 収録場所:シュトゥットガルト&ベルリン モノラル 66'07"
PH06006
\2400→¥2190
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
(2)ハイドン:交響曲第92番ト長調 Hob.I:92『オックスフォード』
(3)J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
(1)ロベール・カサドシュ(P)
ケルン放送響
ヴァント指揮
(2)ケルン放送交響楽団
ヴァント指揮
(3)ローランド・グロイター(Vn))
北ドイツ放送響
ヴァント指揮
Profilの大看板、ギュンター・ヴァント・エディションの第19集。まずはなんといっても、カサドシュの亡くなる2年ほど前、3つ目にして初のライヴによるベートーヴェンの第4番に注目。ヴァントのガッチリした音楽をバックに、カサドシュのダンディズムともいうべきシックなピアノが水のように自在に流れてゆく。そこがまたスリリング。 きびきびとしたリズムに、優美な表情をみせる「オックスフォード」。これまでケルン・ギュルツェニヒ管とのスタジオ盤(モノラル)が唯一の録音であっただけに、ステレオ収録による当ライヴは歓迎されるところ。ヴァントの得意としたハイドンこそ、キリッと引き締まった造形美を知るのにうってつけの曲目といえるだろう。手兵北ドイツ放送響のコンマス、グロイッターをソリストに立てたバッハは、ピリオド派の快速アプローチとは対極にある悠然たるテンポ設定。主役はあくまでヴァントで、これによりバッハの威容がみごとに浮かび上がる仕組。バッハのみオケの自主制作盤で出たことがあったようだが、ベートーヴェンとハイドンは正規盤初出。もちろんすべて録音状態良好。録音:(1)1970年3月6日(ライヴ、ステレオ)(2)1967年4月20日(ライヴ、ステレオ)(3)1992年3月15-17日(ライヴ、デジタル)

REGIS 1CD¥950

RRC 1291
オペレッタ・アリア&二重唱曲集
 レハール:「メリー・ウィドウ」から
  Bitte meine Herren,Viljalied,Heia, Madel aufgeschaut(+),
  Ganz a Pariser art,Waltz Song: Lippen schweigen(+)
 レハール:「喜びの島」から
  Ich danke fur die Huldigung … Ger, gern war' ich verliebt,
  Es ist nicht das erstemal(+),Bei einem Tee en deux(*),
  Wer hat die Liebe uns ins Herz gesenkt(*),Ich mochte einmal
 J・シュトラウス II:「ヴェネツィアの一夜」から
  Frutti di mare,Annina ! Caramello(+),Was mir der Zufall gab,
  Hor mich, Annina(+)
 J・シュトラウス II:「ウィーン気質」から
  Gruss dich Gott, du liebes Nesterl,Wiener Blut(*)
 J・シュトラウス II:「こうもり」から(*AAA**)
  Mein Herr, was dachten Sie(#),Dieser Anstand, so manierlich(*),
  Czardas: Klange der Heimat
 J・シュトラウス II:「ジプシー男爵」から
  Zigeunerlied: So elend und so true … O habet acht(*),
  Schatzwalzer(*,++),Wer uns getraut ?(*)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ニコライ・ゲッダ(テノール(*))
エーリヒ・クンツ(バリトン(+))
ヘルムート・クレープス(テノール(#))
カール・デンヒ(バリトン(#))
ゲルトルーデ・ブルクシュターラー=シュスター(アルト(++))
オットー・アッカーマン(指揮(*AAA**以外))
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮(*AAA**))
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
録音:1955年(*AAA**) 原盤:EMI
RRC 2079
(2CD)
ヴェルディ:オペラ「仮面舞踏会」 マリア・カラス(ソプラノ:アメリア)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール:リッカルド)
エットレ・バスティアニーニ(バリトン:レナート)
ジュリエッタ・シミオナート(アルト:ウルリカ) 他
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
録音:1957年11月7日、ライヴ 原盤:EMI

SUPRAPHON 1CD¥1700

SU 3796
¥1590
ショスタコーヴィチ:
 (1)24の前奏曲とフーガOp.87より
  第3番 / 第6番 / 第7番 / 第2番 / 第18番 / 第4番
 ショパン:
  (2)練習曲Op.10より 第1番 / 第2番 / 第3番 /
   第4番 / 第10番 / 第11番 / 第12番
  (3)練習曲Op.25より 第5番 / 第6番 /
   第7番 / 第8番 / 第11番 / 第12番
  (4)ポロネーズ第7番変イ長調Op.61「幻想」
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
すべてがSupraphonでは初CD化となるリヒテルのピアノ録音。なんといってもここではかつてPragaからリリースされ、しばらく廃盤であった1960年絶頂期のライヴによるショパンが聴きもの。甘くない骨太の抒情とあふれる滋味で「別れの曲」は絶品。しかもこのアルバムでは「別れの曲」をふくむ6曲の復活に加えて、作品10の第4、10、11番と作品25の第5、8、11、12番、それに幻想ポロネーズが初出となるためファンにはこたえられないところ。スプラフォン音源のショスタコーヴィチは第4番をのぞいて日本国内ではCD化済みだが、本家による最新リマスタリングで音質一新。第4番は78回転盤初出リリース時のデータでは54年5月となっていた。録音:1956年12月3〜4日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ[ショスタコーヴィチ第3番〜第18番]、 1956年11月30日[ショスタコーヴィチ第4番]、1960年2月21日プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)[ショパン]AAD モノラル 77'41
SU 3795
¥1590
シューマン:
 (1)幻想曲ハ長調Op.17
 (2)森の情景Op.82
 (3)幻想小曲集Op.12より
  夕べに / 飛翔 / なぜに / 夜に / 夢のもつれ / 歌のおわり
 (4)行進曲ト短調Op.76-2
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
かつてPragaからリリースされたリヒテルの一連のライヴは、スタジオ盤だけではけっしてうかがい知ることの出来ない絶頂期の姿を伝えるたいへん貴重なものだった。そのひとつとして収められていた「幻想曲」も、権利関係の事情から廃盤の憂き目に遭っていましたがようやくここにまた聴けるようになった。コンチェルトをはじめ奥深いロマンティシズムをたたえたシューマンのピアノ曲は、リヒテルが思いのたけをぶつけるのに最適な内容なのでしょう。最新のリマスタリングによりあざやかによみがえった音でふたたび出会える喜びは一入です。すべてがスプラフォン初CD化。録音:(1)1959年11月1日プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ) (2)〜(4)1956年11月26-28日AAD モノラル 75'17

TACET

159
\2500
サン=サーンス自作自演 他 The Welte Mignon Mystery Vol.IX
(1905年にピアノ・ロールに収録された演奏)
サン=サーンス自作自演
 交響曲第2番から一部
 のんきなワルツ op.110
 歌劇「サムソンとデリラ」から第一幕の終曲
 交響詩「オンファールの糸車」から
 マズルカ第3番 op.66
 オーヴェルニュ狂詩曲 op.73
 アルジェリア組曲 op.60から第3曲
 組曲へ長調 op.90からガヴォット
 かわいいワルツ op.104
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番 op.31-1から
 他 シューマン、ショパンの小曲 全13曲
カミーユ・サン=サーンス(ピアノ)

TAHRA 1CD¥2500

TAH 634
¥2500→¥2290
ベートーヴェン:
 (1)ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
 (2)ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
クララ・ハスキル(ピアノ)
(1)ボストン交響楽団
シャルル・ミュンシュ(指揮)
(2)ベロミュンスター・スタジオ管弦楽団
エーリヒ・シュミット(指揮)
ハスキル、初出のベートーヴェン第4協奏曲!第3協奏曲は、ボストンでシャルル・ミュンシュと共演したもの。ミュンシュの骨太の音楽に押されてか、いつものハスキルよりも熱が上がっているような演奏。ベロミュンスターでの第4協奏曲はおそらく初出。音の状態は良好。エーリヒ・シュミット[1907-2000]は、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の首席指揮者も務めたことがあるスイスの指揮者。録音:(1)1956年11月3日、ライヴ (2)1959年1月25日、放送用スタジオ録音 全てモノラル
TAH 640
¥2500→¥2290
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61
(2)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 op.53
グィラ・ブスターボ(ヴァイオリン)
(1)アムステルダム・コンセルトヘボウ管
メンゲルベルク(指揮)
(2)北ドイツ放送交響楽団
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
ドヴォルザークは初出!不遇の名ヴァイオリニスト、ブスターボの貴重な録音!グィラ・ブスターボ(1919-2002)は、米国生まれのヴァイオリニスト。1934年に渡欧、ドイツを中心に大活躍し、ヴォルフ=フェラーリからヴァイオリン協奏曲を献呈されるほどだった。しかし米国人がナチス時代のドイツで活躍したことが禍し、戦後の活動は下火になってしまった。このCDには彼女の録音を2種収録。ベートーヴェンは、ブスターボがメンゲルベルクと共演したライヴ。まだ二十代半ばのブスターボがいかに優れたヴァイオリニストだったか伝わってくる名演。ドヴォルザークはおそらくこれが初出。ブスターボの戦後の録音として非常に貴重。ボーナスに、亡くなる前年、2001年のインタビューを収録。録音:(1)1943年5月6日、ライヴ (2)1955年3月21日 全てモノラル
TAH 641
¥2500→¥2290
(1)ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 op.53
(2)ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
ゲルハルト・タシュナー(ヴァイオリン)
(1)ベルリン・フィル
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
(2)北ドイツ放送交響楽団
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
初出! タシュナーのドヴォルザークとハチャトゥリアン!ここ数年、ゲルハルト・タシュナー[1922-1976]の録音が多数発掘されていた。TAHRAからまた新たに貴重な音源が登場。ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲は、タシュナーがベルリン・フィルのコンサートマスターを務めていた時期(1941〜1945)の録音。しかも伴奏はマタチッチ!音は1942年ながらかなり聴きやすいもの。ハチャトゥリアンは、以前アルトゥール・ローターの指揮した1947年の録音が出ていた(TAH350/1)が、ここに収録されているのはシュミット=イッセルシュテットとの共演の1955年の録音。こちらは戦後の放送録音だけに音は良好。録音:(1)1942年11月26日 (2)1955年5月8,9日 全てモノラル
WEST 3009
(2CD)
\5000→¥4590
ベートーヴェン:
 (1)ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37
 (2)「レオノーレ」序曲第2番 Op.72a
 (3)「レオノーレ」序曲第3番 Op.72b
 (4)劇音楽「エグモント」 Op.84
 (5)大フーガ Op.133
ヘルマン・シェルヘン(指)
(1)(2)(3)(4)ウィーン国立歌劇場管弦楽団,
(5)イングリッシュ・バロック管弦楽団
(1)パウル・バドゥラ=スコダ(P)
(4)マグダ・ラーズロ(S)
鬼才指揮者ヘルマン・シェルヘンのベートーヴェンの録音です。ピアノ協奏曲第3番は、当時ウィーンの人気若手だったバドゥラ=スコダと完成させた全集の中の一つで、ステレオ初期の名盤として知られていたもの。「エグモント」は、序曲を含め10曲を収録。TAHRAからは、1960年にライプツィヒ放送交響楽団との録音がCDになっていた。大フーガは珍しくイングリッシュ・バロック管弦楽団との録音。TAHRAからは1962年のルガーノでの録音がCDになっていた。いずれもシェルヘンらしいエネルギッシュな名演。録音:(1)1958年7月(ステレオ),(2)(3)(4)1953年7月,(5)1954年9月14日

TESTAMENT 1CD¥2100

SBT 1418
¥1890
シベリウス:
 Ⅰ.交響曲第2番 ニ長調 Op.43
 Ⅱ.交響曲第5番 変ホ長調 Op.82
サー・ジョン・バルビローリ指揮
Ⅰ.ロイヤル・フィル
Ⅱ.ハレ管
1970年7月29日の彼の急死から、バルビローリのディスコグラフィーはかなり拡大した。そして私たちは以前にもまして、彼のディスコグラフィと放送音源の詳細を調べることができるようになった。彼は1937年から27年間に渡ってBBCとコンチネンタル放送に膨大な放送音源を残した。それはハレ管や他のオーケストラへ客演した際の記録だが、これらは当時、商業的ディスコグラフィーとしては知られることがなかった。今回のシペリウスの2曲の交響曲もその中の記録で、2番と5番のうち、2番は1962年のスタジオ録音でこちらがロイヤル・フィルとの初めての録音となる。5番は1968年、ヘンリーウッド・プロムナード・コンサートのライヴ録音。バルビローリのレパートリーの中でも、とりわけシベリウスは重要な位置を占め、若い頃から積極的に演奏会で彼の交響曲を取り上げていた。1940年にはシカゴやニューヨークで何度も2番を演奏し、ハレ管の音楽監督に就任してからは全7曲の交響曲を年代順に演奏、1961年のベルリン交響楽団との初コンサートでも7番の交響曲を取り上げるなど、常に彼はシベリウスと共に歩んできたといえるだろう。録音:Ⅰ.1962年10月 Ⅱ.1968年8月
SBT 1421
¥1890
「ライヴ・フロム・エジンバラ音楽祭 11th」
 1.ドヴォルザーク:交響的変奏曲 Op.78
 2.マルティヌー:ピアノ協奏曲第4番「呪文」
 3.ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67
クーベリック指揮
ルドルフ・フィルクシュニー(Pf)・・・2
フィルハーモニア管
1957年の7月と8月はフィルハーモニア管にとっては、のんびりした時期だった。メンバーたちは休日を楽しみ、自由を謳歌した。しかし8月の末からはまた音楽に集中し、ロンドンでのリハーサルの2日後には3人の異なる指揮者の下で3日に3つのコンサートを行なうために8月27日にはエジンバラへと旅立ったのだった。さて、ここに収録されたマルティヌーのピアノ協奏曲は、この曲のヨーロッパ初演時のもの。ピアニスト、フィルクシュニーはマルティヌーの友人でもあり、彼の協奏曲の2番、3番、そしてこの4番の初演者でもある。この4番は1956年10月にニューヨークで世界初演を行ない、翌1957年にヨーロッパ初演を行なったというわけ。クーベリックは1948年9月にチェコから西側に亡命、活動初期はHMVレーベルにフィルハーモニア管との記録を多く残した。1952年にEMIとの契約が切れ、後はDECCAと契約しウィーン・フィルと集中的に録音を始めた。1957年当時はブラームス交響曲全集の録音が進んでいたため、実は彼はフィルハーモニア管の前にはほとんど姿を見せることはなかった。しかしながらこの演奏はとても白熱したもの。なんと言ってもドヴォルザークとマルティヌーはクーベリックにとっても大切な作曲家であり、フィルクシュニーともしばしば共演していた。このプログラムがドヴォルザークの「交響的変奏曲」で始まっていることはクーベリックのチェコ魂を燃えさせるに充分なものであったことは間違いない。録音:1957年8月 アッシャー・ホール 【MONO】
SBT 1419 グレゴール・ピアティゴルスキー
 1.メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
 2.ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
 3.R・シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
レオナルド・ペンナリオ(Pf)・・1、3 ルドルフ・フィルクシュニー(Pf)・・2
1903年4月17日、ウクライナのエカチェリノスラフ(現ドニプロペトロウシク)に生まれ、少年時代からヴァイオリンとピアノを父親に教わったピアティゴルスキーは、初めてコンサートでチェロを聴いた時から「自分はチェリストになる」と決意し、2本の棒を使って、想像上でチェロを弾く遊びに夢中になったと言う。後に彼は「その魔法の棒があれば私は自由に音の世界で遊ぶことができた」と著書に書いている。彼が初めて本当のチェロに触れたのは7歳の時、9歳の時にはすでに聴衆の前で演奏するほどの進歩だった。以降、モスクワのコンセルヴァトワールから奨学金を与えられ、グバリョフに師事し個人的にはブランドゥコフにも学びつつ、クラブや映画館で父とともにアルバイトにも精を出す毎日だった。ロシア革命が勃発した後、レーニン四重奏団で演奏を初め、15歳でボリショイ劇場の首席チェリストに採用され、グラズノフやシャリアピンなどの多くの芸術家と仕事をし、かけがえのない経験を積んだ。1921年、ポーランドに亡命する際のエピソードも多くの人に知られているが、(家畜列車に乗り、堂々たる体躯のオペラ歌手にチェロを破壊されたこと!)それからはベルリン・フィルの首席奏者を経て、アメリカに渡ってからはストコフスキーやメンゲルベルクなど多くの指揮者、オーケストラと共演し、アメリカの市民権を得て永住した。ここに収録された3つのソナタは、どれもピアティゴルスキーの資質が良く顕れたもので、とりわけロシアのアマチュア奏者に捧げられたメンデルスゾーンのソナタの解釈は、まるでフォイアマンを思い起こさせるほど自由奔放。録音:1)1965年11月 ハリウッド、2)1965年7月 ハリウッド、3)1966年9月 ニューヨーク
SBT2 1413
(2CD)
チェザーレ・ヴァレッティ/
 ニューヨーク・タウン・ホール・リサイタル 1959、1960年
 ザ・アート・オブ・ソング
CD1
 ザ・アート・オブ・ソング(part1)
 タウン・ホール・リサイタル 1959年10月16日
CD2
 ザ・アート・オブ・ソング(part2)
 タウン・ホール・リサイタル 1960年10月28日
チェザーレ・ヴァレッティ(T) 
レオ・タウブマン(Pf)
1950〜1960年代、「テノーレ・ディ・グラツィア(軽妙な声のテノール)」として、チェザーレ・ヴァレッティは並ぶ者のないほど偉大な歌手として活躍した。彼のレパートリーはとても広く、同世代のテノールたちがあまり歌わないドイツ・リートやフランス歌曲、そしてイタリアのカンツォーネ、さらにスペイン、イギリス、ロシア、アメリカの作曲家たちの歌まであらゆる歌を歌った。この2枚のCDで、その彼のすばらしい歌を堪能することができるでしょう。1953年にメトで歌い、その数年後ニューヨークのタウン・ホールでのコンサートも大成功、モーツァルト、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニなどのアリアを歌う彼のエレガントで完璧な歌唱に聴衆は大熱狂、口うるさいニューヨークの批評家たちも我が耳を疑うほどの素晴らしさだった。1959年と1960年のタウン・ホールでの演奏はRCAによって録音されたもの。2枚のLPに記録された2つのプログラムはコレクターたちの間で飛ぶように売れ、これが絶版になった以降は「レア・アイテム」とされ好事家たちは手に入れることに躍起となったという。彼の声の魅力はその特徴的なテクスチャーだった。スキーパやタリアヴィーニのような甘さは若干不足しているかもしれない。しかし、ムラのない発声とその発音の明確さとピアニシモは並ぶ者がなく、他のイタリア人歌手とは全く違う「軽妙な声の響き」を活かした機敏さゆえにヴォルフの歌曲までを易々と歌いこなせたといえる。彼が得意とした役は悲嘆にくれる若い主人公でした。優雅さと、ほんの少しだけ垣間見せる脆弱さが聴き手の耳を捉えたのだろう。録音:1959年10月&1960年10月 ニューヨーク

UNITED ARCHIVES

UAR 026
\1800
入手不能
シューベルト:
 (1)ピアノ五重奏曲イ長調D.667, Op.114「ます」
 (2)弦楽五重奏曲ハ長調D.956, Op.163
(1)ミエチスワフ・ホルショフスキ(P) 
ジョルジュ・E・モルー(Cb)
(2)ベナー・ハイフェッツ(Vc)
ブダペスト四重奏団
[ヨーゼフ・ロイスマン、
アレクサンダー・シュナイダー(Vn) 
ボリス・クロイト(Va)
ミッシャ・シュナイダー(Vc)]
極上のリマスタリングと的確なリリースで着実にファンのこころを掴み、ヒストリカル復刻の風雲児となりつつあるユナイテッド・アーカイヴス。ベスト・セラー、ベートーヴェン全集(UAR.001)以来のレーベルの顔、ブダペスト四重奏団のシューベルトが登場。録音が行われた1950年代はじめ、アンサンブルがすべてにおいて類例をみないほどの高みに達していたといわれるブダペスト四重奏団の「ます」。ゲストも申し分なく豪華でボストン響のモルーに、ピアノにはカザルスとのコラボでも絶妙なニュアンスを聴かせたホルショフスキ。このブダペスト絶頂期を代表する名録音はすでにBiddulphでも復刻されているとはいえ、止めを刺すのはユナイテッド・アーカイヴスのリマスタリング。そして、かのコーリッシュ四重奏団創設時のメンバーであり、渡米後はブダペストの共演も数多いB.ハイフェッツを迎えた弦楽五重奏は、ようやく初CD化となるためさらに貴重。画期的ともいえる各パートのバランスのとれた音楽運びに、19世紀来のロマンチックな歌いまわしにおぼれることなく、いわゆる新即物主義的なスタイルで弦楽四重奏演奏に革命をもたらしたブダペスト四重奏団の至芸。ユナイテッド・アーカイヴスの決定打によって不滅の輝きを放ち続けることだろう。使用楽器:ストラディヴァリウス(ガートルード・クラーク・ウィットール寄贈) 録音:(1)1950年5月8日ワシントン、アメリカ議会図書館、クーリッジ・オーディトリアム (2)1941年9月16日ニューヨーク、リーダークランツ・ホールモノラル 79'45"
UAR 021
¥1800→¥1690
入手不能
シューベルト:
 ピアノ・ソナタ第21番D960
 12のレントラーD790より
  第1、3〜8、11番
レオン・フライシャー(P)
当時28歳のフライシャーのデビュー・アルバム。いきなりシューベルト最後のソナタを取り上げるというセンスにもビックリ!!優雅で知的なアプローチに、温かみと感覚美にあふれた音色が味わえる。録音1956年 モノラル

URANIA 1CD¥1500

URN22348 マーラー:交響曲第5番 ヘルマン・シェルヘン(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
オリジナル・ウエストミンスター録音より1953 ウィーン録音
URN22349
(2CD)
オッフェンバック: 歌劇「ホフマン物語」 ピエール=ミシェル・ル・コント(指揮)
パリ音楽院管弦楽団、合唱団
レオポルド・シモノー
マティウィルダ・ドッブス
ウタ・グラーフ
ナタ・トゥーシャー
アイメ・ドニアト
1958年 パリ録音
URN22350 (1)シューベルト:
  ピアノ三重奏曲第2番 Op.100
(2)ベートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
アドルフ・ブッシュ
ルドルフ・ゼルキン
ヘルマン・ブッシュ
(1)1935年 ロンドン録音 (2)1941年 NY録音
URN22342 ベルリオーズ:幻想交響曲
シェーンベルク:浄夜
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)
ニューヨーク・フィル
1958 録音
URN22343 アンドレ・セゴヴィア/ アスコナ・リサイタル
 ヴィラ・ロボス/ ポンセ/ カステルヌーヴォ=テデスコアルベニス/
 フレスコバルディ
 ラモー/ タンスマン(いずれも曲目詳細不明)
アンドレ・セゴヴィア(G)
1950.1955 アスコナ
URN22344 JSバッハ:ピアノ協奏曲第1番BWV.1052*
 1958.8.10 ザルツブルグ・ライブ
JSバッハ:ゴールドベルグ変奏曲 BWV.998
 1954.6.21 トロント・ライブ
JSバッハ:パルティータ第5番 BWV.829
 1954.10.4 トロント・ライブ
グレン・グールド(p)
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)*
アムステルダム・コンセルトヘボウ管*

VAI(CD)

VAIA 1261
(2CD)
\4400
「レナード・ローズ リサイタル」
 (1)バッハ(カザルス編):アダージョ/
  ベートーヴェン:モーツァルト「魔笛」の
  “恋を知る男たちは”の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO.46/
  フランク:ソナタ イ長調(原曲:ヴァイオリン・ソナタ)/
  シューマン:幻想小品集 Op.73/
  ハイドン:ソナタ ハ長調
  (原曲:ヴァイオリンとヴィオラのためのソナタ ハ長調 Hob.VI-6)−
   テンポ・ディ・ミヌエット/
  ショパン:夜想曲 嬰ハ短調/
  フランケール:アレグロ/
  イベール:小さな白いロバ/
  ドビュッシー:小さな羊飼い/
 (2)バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV.1009/
 マルティヌー:チェロ・ソナタ第2番 H 286
 (3)バーバー:チェロ・ソナタ Op.6
 (4)ドビュッシー:チェロ・ソナタ
 (5)ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番 イ長調Op.69−第3楽章
 ショパン:チェロ・ソナタ Op. 65−第3楽章
レナード・ローズ(チェロ)
(1)フランク・イオーガ(ピアノ)
(2)ジャック・マキシン(ピアノ)
(3)ミッチェル・アンドルー(ピアノ)
(4)アルトゥール・バルサム(ピアノ)
(5)フランク・イオーガ(ピアノ)
20世紀米国が生んだ最も偉大なチェリスト、レナード・ローズ(1918−1984)の貴重な音源集。1953年から1960年、ローズの30代後半から40代始めの勢いのある演奏が聞ける。骨太で逞しさの漲る音楽は、チェロの男性美の究極とも言えるだろう。ことにアルトゥール・バルサムと共演したドビュッシーのソナタの異様な盛り上がりは、チェロ好きなら必聴である。共演:(1)録音:1956年1月15日(2)録音:1960年2月28日(3)録音:1953年2月22日(4)録音:1955年1月23日(5)録音:1953年3月6日ADD、MONO、135:31
VAIA 1270
\2200
「パトリシア・ブルックス・イン・リサイタル」
 バッハ:
  カンタータ「私の心には憂いが多く」 BWV.21−嘆き、涙、悲しみ、苦悩
 J.C.バッハ:ロンド
 メンデルスゾーン:
  新しい恋 Op.19a-4,月 Op.86-5,
  ゆりかごのそばで Op.47-6,春の歌 Op.47-3
 マーラー:
  夏の歌い手交替,私はやわらかな香りをかいだ,
  美しさのゆえに愛するなら,誰がこの歌を作ったのだろう
 ヴォルフ:糸を紡ぐ女,捨てられた娘,春に,ジプシーの娘
 ドビュッシー:パンの笛,髪,緑
 マイヤベーア:「悪魔ロベール」−ロベール、愛するあなた
 ダルベール:「死んだ眼」−プシュケは柱廊の間をさまよう
 オーベール:「マノン・レスコー」−これは愛の物語
 プッチーニ:「ロンディネ」−ドレッタの夢がどんなものか
パトリシア・ブルックス(ソプラノ)
ハリエット・ウィングリーン(ピアノ)
バート・ラカレリ(オーボエ)
パトリシア・ブルックスは、1933年、マンハッタンに生まれたソプラノ。1960、70年代にニューヨークシティオペラで活躍し、《トラヴィアータ》でドミンゴと共演したこともある。透明で伸びやかな声は大変魅力的だ。このCDは、彼女の全盛期のリサイタルのライヴ録音。 録音状態は万全ではないものの、録音の極端に少ないこのソプラノの貴重な記録である。録音:1971年2月28日、ADD、64:36
VAIA 1002
\2200
〔再プレス〕
「ヨゼフ・ホフマン全集 第1集」
 (1)ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調Op.11
 (2)ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調Op.21
 (3)ヨゼフ・ホフマンとのインタビュー
 (4)ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11からの断片
ヨゼフ・ホフマン(ピアノ)
共演:(1)(2)ジョン・バルビローリ(指揮)
交響楽団
(4)ハミルトン・ハーティ(指揮)
BBC交響楽団
ヨゼフ・ホフマン(1876−1957)は、ポーランド生まれで、米国で大活躍した大ピアニスト。カーティス音楽院の校長を長く務めたことでも知られている。19世紀前半で最も偉大なピアニストの一人に含まれることに誰も異存はないだろうが、録音嫌いだったため、死後は一部のマニアにだけ知られる存在だった。1990年代にヨゼフ・ホフマン財団によって、商業録音とライヴ録音をCD化するヨゼフ・ホフマン全集が進行、ホフマンの再評価が一気に進んだ。中でもこの第1集は、バルビローリとの共演(オーケストラはニューヨーク・フィルハーモニック)のショパンの協奏曲ということで、大変に好評だったもの。長らく品切れ状態だったが、再プレスが完成。VAIからは、ヨゼフ・ホフマン全集のうち、第4集までが発売されている。第2集 VAIA 1020(2CD)、第3集 VAIA 1036(2CD)、第4集 VAIA 1047録音:(1)1938年3月13日、(2)1936年12月27日(3)1956年1月21日、(4)1935年11月6日ADD、79:09

VISTA VERA 1CD¥2000

VVCD 00148
(2CD)
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.11
 シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第10番変ロ長調
 シューベルト/リスト編曲:リタニア
 リスト(1811-1886):ピアノ・ソナタ ロ短調
 シューベルト/リスト編曲:水車屋と小川/宿屋/魔王/春の思い/影法師
 モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.396(*)
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第15番ニ長調「田園」Op.28(*)
 メンデルスゾーン(1809-1847):厳格な変奏曲ニ短調 Op.54(*)
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1960年10月11日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ(*以外) 1952-1953年、スタジオ、バデヤン・アーカイヴより(*)

WALHALL 1CD¥1200

WLCD 0224 アドルフ・アダン:歌劇「ニュルンベルグの人形劇」(ドイツ語) ヴァルター・ベリー(コルネリウス)、
エリーザベト・ローン(ベルタ)
クルト・フォン・テナー指揮
ウィーン大放送管弦楽団
初出! 1951年12月スタジオ録音。放送用音源。音質はとても良いとのこと。アドルフ・アダン(Adolphe Adam:1803-1856)バレエ音楽「ジゼル」で有名なアダンによる1852年パリで初演された1幕のコミック・オペラ
WLCD 0225 オトマール・シェック:歌劇「ペンテジレア」  マルタ・メードル(ペンテジレア)、
レス・フィッシャー
フェルディナント・ライトナー指揮
シュトゥットガルト国立歌劇場管弦楽団、合唱団
初出!1957年12月15日 音質はとても良いとのこと。マルタ・メードルの個人所有音源から復刻。オトマール・シェック(Othmar Schoeck:1886-1957)ライプツィヒでレーガーに学ぶ。後期ロマン派音楽から出発し、高められたリリシズムを特色とする音楽で数多くの作品を残した。「ペンテジレア」は1927年ドレスデンで初演された1幕の歌劇
WLCD 0226 レオンカヴァルロ:歌劇「道化師」 ジョヴァンニ・マルティネッリ(カニオ)、
ローレンス・ティベット(トニオ)
クィーナ・マリオ(ネッダ)
ヴィレンチェンツォ・ベレッツァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1934年 ライヴ録音※以前、旧WALHALLから発売あり。非常に古めかしい音質で、全体的にスクラッチ・ノイズが聴かれる。
WLCD0213
(4CD)
\4000→¥3590
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」 ブルギット・ニルソン(イゾルデ)、
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(トリスタン)
グレース・ホフマン(ブランゲーネ)、
ハンス・ホッター(クルヴェナール)
サヴァリッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト 以前GMレーベルから発売あり。ニルソン、ヴィントガッセンの若々しい歌声が魅力的なアルバム。
WLCD0214
(4CD)
\4000→¥3590
初CD化!
  ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
グスタフ・ナイトリンガー(ハンス・ザックス)、
エリーザベト・グリュンマー(エヴァ)
ヴァルター・ガイスラー(ワルター・フォン・シュトルツィンク)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(マグダレーネ)
クリュイタンス指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト 多少こもりぎみで音が遠いが、全体的に良い音質とのこと。
WLCD0215
(4CD)
\4000→¥3590
初出!
 クナッパーツブッシュ指揮 ワーグナー:楽劇「パルジファル」
マルタ・メードル(クンドリー)、
ラモン・ヴィナイ(パルジファル)
ジョージ・ロンドン(アンフォルタス)、
ヨゼフ・グラインドル(グルネマンツ)
クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト マルタ・メードル氏のプライヴェート・コレクションからの復刻。ざらつきやマスターに起因する多少の傷が聴かれるが、全体的に臨場感ある音質。
WLCD0216
(2CD)
\2000→¥1790
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」 ハンス・ホッター(ヴォータン)、
トニ・ブランケンハイム(ドンナー)
エリーザベト・グリュンマー(フレイア)、
ルートヴィヒ・ズートハウス(ローゲ)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(フリッカ)、
ヨゼフ・トラクセル(フロー)
マリア・フォン・イロシュヴァイ(エルダ)
クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト 名盤の復刻。とても良い音質とのこと。
WLCD0217
(3CD)
\3000→¥2690
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 ビルギット・ニルソン(ジークリンデ)、
ラモン・ヴィナイ(ジークムント)
ヨゼフ・グラインドル(フンディング)、
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)
クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト 名盤の復刻。とても良い音質とのこと。
WLCD0218
(4CD)
\4000→¥3590
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」 ベルンド・アルデンホフ(ジークフリート)、
パウル・クーエン(ミーメ)
ハンス・ホッター(ヴォータン)、
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)
クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト 名盤の復刻。とても良い音質とのこと。
WLCD0219
(4CD)
\4000→¥3590
ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」 アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)、
エリーザベト・グリュンマー(グートルーネ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリード)、
ヘルマン・ウーデ(グンター)
クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト 名盤の復刻。とても良い音質とのこと。
WLCD0207
(2CD)
\2000
初CD化!
 ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
ジンカ・ミラノフ(レオノーラ)、
ネル・ランキン(アズチェーナ)
クルト・バウム(マンリーコ)、
レナード・ウォーレン(ルナ伯爵)
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1956年3月14日ライヴ 良い音質とのこと。
WLCD0220
(2CD)
\2000
初出!
 ヘンデル:歌劇「エジプトのジューリオ・チェーザレ」 ドイツ語
ハンス・ホッター(カエサル)、
ヴァルター・ガイスラー(セスト)
ダグマー・ヘルマン(コーネリア)、
ヴァルブルガ・ヴェーグナー(クレオパトラ)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
北西ドイツ放送交響楽団、合唱団
1950年9月 ハンブルグでのスタジオ録音 とても良い音質とのこと。
WLCD0221
(2CD)
\2000
初出!
 ワーグナー:歌劇「リエンツィ」 
ギュンター・トレプトウ(リエンツィ)、
ゲルダ・シャイラー(イレーネ)
ヒルデ・レッスル=マイダン(アドリアーノ)
ロベルト・ヘーガー指揮
ウィーン・ラジオ放送大管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
1953年1月7-10日 ウィーンでのスタジオ録音 とても良い音質とのこと。
WLCD0222
(3CD)
\3000
初出!
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」
エルンスト・グルーバー(タンホイザー)、
ハンス・クラーマー(ヘルマン)
ブリュンヒルデ・フリートラント(エリーザベト)、
クルト・レーム(エッシェンバハ)
ゲルハルト・ブフリューガー指揮
ライプツィッヒ放送交響楽団、合唱団
1954年 ライプツィッヒでのスタジオ録音 とても良い音質とのこと。
WLCD0223
(2CD)
\2000
初出!
 ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」 イタリア語
アルド・プロッティ(オランダ人)、
ドロシー・ダウ(ゼンタ)
ミルト・ピッキ(エーリク)、
マリオ・ペトリ(ダーラント)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮
ミラノRAI交響楽団、合唱団
1955年4月4日 ミラノでのスタジオ録音 音は遠く、多少の聴き辛さを感じる。

WERGO

KDC 5042/43
(2CD)
\4000→¥3590
ベルント・アーロイス・ツィンマーマン(1918-1970):
 兵士たち(4幕から成るオペラ)
ミヒャエル・ギーレン(指)
ケルン・ギュルツェニッヒ管弦楽団
ゾルタン・クレーメン(Bs、ヴェーゼナー)
エディット・ギャブリー(S、マリー)
ヘルガ・イェンケル(Ms、シャルロッテ)
マウラ・モレイラ(A、ヴェーゼナーの老母)
クラウディオ・ニコライ(Br、シュトルツィウス)
エリザベート・シェルテル(A、シュトルツィウスの母)
リアーネ・シネク(Ms、ド・ラ・ロッシュ伯爵夫人)
ヴィッリ・ブロックマイアー(T、若い伯爵・伯爵夫人の息子)
アントン・デ・リッダー(T、デポルト)
エーリッヒ・ヴィンケルマン(B、フォン・シュパンハイム伯爵、大佐)
アルベルト・ヴァイケンマイアー(T、ピルツェル)
ハイナー・ホルン(Br、アイゼンハルト)
ゲルト・ニーンシュテット(Br、オーディ)
大事件。ドイツの現代音楽の名門レーベルWERGOがLPで発売して以来ずっと幻の音源とされていたツィンマーマンの「兵士たち」が遂に初CD化されることとなった!ツィンマーマンは、ドイツの作曲家。彼の作風の特徴の一つが、引用の技法を用いているということ。バロックからロマン派、さらに民俗音楽、ジャズなど様々なジャンルの音楽のエッセンスが隠し画のように取り入れられている。この引用の技法は、このオペラでも用いられている。さらにこの「多元主義」は、視覚的にもこのオペラに現われます。たとえば第2幕の終りでは、舞台上に3つの段が用意され、3つの場面が同時進行する。初演にあたり、この作品はあまりにも難しく演奏不可能であるとサヴァリッシュやヴァントに言われて、初演時期がなかなか決まらなかったなど、数々の困難を伴った。最終的に、若き日のギーレンに棒が託されたが、そのリハーサルは壮絶だった・・・。ソリスト歌手たちの練習は実に370回、声楽アンサンブルの練習が100回、さらにステージでの立ち稽古も60回以上。さらに、オーケストラ稽古が25回、全曲の通し稽古も実に10回(うち7回はピアノでなくオーケストラとの練習)。この作品の上演に対する当時の劇場関係者および演奏者たちの使命感がいかに強かったか、ということを感じさせられる。初演はチケットも早々に売り切れる大好評、一部否定的な見方をする批評家たちもいたが、大絶賛で終わった。この、厳しい初演を実現したメンバーたちによる演奏の録音が、このCD。普通に聴いていても「演奏するのはたしかに難しいだろう」と感じられるこの作品だが、劇的で、うねるような圧倒的迫力。人間誰もが心の奥底に持っている、ドロドロした部分が冒頭から炸裂している。2008年5月には、新国立劇場で若杉弘の指揮で公演が予定されており、2008年最大の話題オペラとなること間違いなし。あらすじは、小間物商人の娘マリーが、婚約者がいながら兵士たちと逢瀬を重ね、道を踏み外し、乞食、娼婦へと身を窶していくというもの。ドロドロの人間ドラマが繰り広げられている。録音:1965年2月21-22日、3月2-3日(WDR Grosser Sendesaalスタジオ)AAD 日本語解説書付 (※「軍人たち」とする場合もありますが、ここではニューグローヴ音楽辞典に倣って「兵士たち」とします)

WEST HILL RADIO ARCHIVES

WHRA 6011
(3CD for 2CD price)
\4400
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全曲  ベーム指揮
メトロポリタン歌劇場管、
チェーザレ・シェピ(ドン・ジョバンニ)、
エリナー・スティーバー(ドンナ・アンナ)、
リーザ=デラ・カーザ(ドンナ・エルヴィラ)、
フェルナンド・コレナ(レポレロ)
3枚組みで2枚価格。元気溌剌のベームがメトに登場した素晴らしい演奏。デモーニッシュな冒頭の轟音から、わくわくしてくる。錬達のベームは手際よくアンサンブルをまとめ、緩急自在のドライヴがどの瞬間も心地よく、シエピ・ステーバー、ピアース、デラ・カーザなど名歌手を揃え、危なげない快演。音質最良。1957年12月14日ライヴ
WHRA 6014
(5CD for 4CD)
\9000→¥8190
シャルル・ミュンシュ+ボストン響 ベートーヴェン・ライヴ
CD1:
 交響曲第6番「田園」(1956年12月8日)、
 交響曲第7番(1954年10月15日)
CD2:
 ピアノ協奏曲第3番(P:クララ・ハスキル1956年11月2日)、
 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(P:アラウ 1957年11月30日)
CD3:
 交響曲第3番「英雄」(1957年11月30日)、
 弦楽四重奏曲第16番Op. 135第3楽章(1956年10月26日)
CD4:
 ヴァイオリン協奏曲(Vn:ヤッシャ・ハイフェッツ 1955年11月25日)、
 レオノーレ序曲第2番(1956年1月21日)
CD5:
 ヴァイオリン協奏曲(Vn:フランチェスカッティ)、
 献堂式序曲(1955年9月30日)
ミュンシュ指揮
ボストン響
全て初出音源。就任直後の凄絶なライヴ集。美麗BOX。ボストン時代のライヴ録音がここまでまとまったのは、初めて。いずれも豪快なミュンシュ節が炸裂した男らしいベートーヴェン。入念なサウンド・リマスタリングで、商売を度外視するWHRAらしい豪華装丁、特価にてご提供。ボストン響の名技に加え豪華ソリストも共演正にアメリカン・ドリームとヨーロッパ王道ドイツ音楽を体得したミュンシュの幸福な融合とも言える名演集。




ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD 新店舗トップページへ



Copyright(C) 2007 ARIA−CD.All rights reserved.118