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第40号マイナー・レーベル新録音新譜(6)


10%オフ・セール

 こちらの商品はすべて10%引きとさせていただきます。値下げになっているものは、そこからさらに10%引きとなります(\2200→\1990の商品なら\1791です)。
 2008年初頭、4年ほど前の紹介新譜です。

 他のセールと競合してそちらの価格と違いが出るものもあると思いますが、ご了承ください。
 すでに入手不能になっていることもありえます。ご理解くださいませ。

 最終フォーマットで提示される価格や自動送信で送られてくる価格は元の値段になっておりますが、「お客様シート」に記載されるときはセール価格になります。




ALBANY 1CD¥2200

TROY951 「たくさんの月」〜ホルヘ・リデルマン(1957-):独奏、ニ重奏、三重奏集
 たくさんの月/ドレミファソラ/シャコンヌ/
 古い時代/進句/ホケトゥス/歌/歩道
カーラ・キルステッド(Vn,歌)、
キャサリン・ヒーター(Cemb)、
バークリー現代室内プレイヤーズ、
フロリアン・コンツェッティ(Perc)、
ケアリー・ベル(Cl)、
アンソニー・ストリップレン(Cl)、他 
リデルマンはブエノス・アイレスで生まれ、シカゴ大学で博士号を取得した。1987年から2006年の作品が収録されており、性格は異なっていますが、「進句」以外は、バード、マショーからアルジェンティンの民俗舞踊まで、既存の音楽を素材としていて、「たくさんの月」の歌詞は俳句に基づいている。
TROY953 エリック・モー(1954-):「セイレーンの歌」
 (1)セイレーンの歌
 (2)そして異種のアリの農場からの挑発的な英雄(3)オルフェウスへのソネット  
(1)エリザベス・ファーナム(S)、
エリック・モー(P)、
(2)ロブ・フランケンベリー(T)、
エリック・モー(P)、
(3)クリスティン・ブランデス(S)、
現代音楽グループ
モーはピッツバーグ大学教授を務め、ピアニストとして多数の現代作品を演奏し、サンフランシスコを拠点とするイヤープレー合奏団の創立メンバー。初めの2作品は大体調性的ですが、モーは様式的正統性を無視し、旋律(しばしば角張っている)と和声がその作品で重要な役割を果たしている。2000年〜2007年録音
TROY962 「クラリオン(明快なラッパの響き)」
 (1)エリック・エワゼン(1954-):
  ヴァイオリン、トランペットとピアノのための三重奏曲
 (2)デーヴィッド・ホドキンソン:
  クラリオン〜トランペットのためのカノン的前奏曲
 (3)ジェームズ・ウィントル(1942-):鍵
 (4)エワゼン:ニュー・イングランドの肖像
クリス・ゲッカー(Tp)、
デーヴィッド・サルネス(Vn)((1))、
リタ・スローン(P)((1)(2)(3))、
エリック・エワゼン(P)((4)) 
ゲッカーはイーストマン音楽学校とメリーランド大学で学び、現在同大学教授。18年間アメリカ金管五重奏団に所属し、聖ルカ管弦楽団主席トランペット奏者も務め、オルフェウス室内管弦楽団の首席奏者としてしばしば演奏した。2006年7・11月、2007年4月録音
TROY963/64
(2CD)
\2200
ネッド・ローレム(1923-):見えない物の証拠〜36の歌曲集 タミー・ティバーツィ(S)、
アレクシス・バーセレミー(Ms)、
グレン・アルミラ(T)、
ジェームズ・J. キー(Br)、
ミカエル・エリアセン(P)、
ローレムはアメリカで最も重要な声楽曲の作曲家の一人。この曲名は、見えない物は永遠だというコリント書の言葉から採られ、古今の24人の作家による歌詞に叙情的な音楽が付けられ、全体は内容によって3部に分かれている。2006年8月録音 
TROY968 (チャールズ・ウォリネン・シリーズ)
 チャールズ・ウォリネン(1938-):「声楽作品集」
  二つの機械の肖像/長い船/弦をはじく/見えるもの/2006年9月11日/
  フェントン歌曲集/トマス・モーリーのキリストの十字架/
  聖霊降臨日/音楽のリュートへの歌/冬の物語/他
ライアン・マクファーソン(T)、
メアリー・ネッシンガー(Ms)、
フィリス・ブリン=ジュルソン(S)、
エリザベス・ファーナム(S)、
ウィリアム・ファーガソン(T)、
チャールズ・ウォリネン指揮
リンカーン・センター室内楽協会、他
ウォリネンは叙情的で表情に富み、劇的な出来事に満ちた音楽を書く「マキシマリスト」と評され、その作品は力強い和声と優雅な技巧を特徴としている。ここに収録された作品は1作を除いて過去20年の間に、ほとんとがニューヨークのグッゲンハイム・シリーズのために作曲された。1993-2006年録音
TROY969 ミロス・ライコヴィチ(1956-):
 「バグダッド」B-A-G-D-A-D(バグダッド)〜
  6音主題による音楽(ハープ用・弦楽四重奏用・ピアノ用の3曲)/
 アメリカよ、戦争をやめろ/警告(ピアノ三重奏用2曲)/
 イラクの連祷/小さな平和な音楽/哀歌
ニーナ・ケルマン(Hp)、
アナ・ミロスヴィエヴィチ(Vn)、
ミロス・ライコヴィチ(P)、
アルコ弦楽四重奏団、
エヴァルト・ヘンゼラー(Bfl)、
時光芳恵(Bfl)、
アレクサンドル・ゼムゼロフ指揮
ソボリャネ・ロシア室内合唱団、他
ライコヴィチはベオグラードで生まれ、1999年に同地がアメリカとNATOに78日間爆撃された後に、初めての反戦作品「警告」を作曲した。ここに収録されているのは皆反戦を主題とした作品で、「アメリカよ、戦争をやめろ」は2003年1月ワシントンでの反戦集会の録音。1991-2007年録音
TROY971 「逆流」
 アンドリアン・ペルトー(1963-):旋法的逸脱/
 ミクロス・マロス(1943-):アラベスク/
 ファーナンド・ベナドン:歌72/
 スコット・リンドロス:ダルムシュタットからトレーンを追いかけて/
 ロナルド・ローズマン:パルティータ/
 グレゴリー・ワナメーカー:ソナタ「機械仕掛けのサックスによるめでたい結末」
 (訳注:”dues ex machina(急場の救いの神)のもじり)
ノア・ゲッツ(Sax)、
ジェフリー・チャペル(P) 
クラシック音楽にジャズの要素を混合する実験においてサクソフォンは重要な役割を演じてきていて、ここにはそのような20世紀の作品が収録されている。ゲッツはマンハッタン音楽学校とカリフォルニア州立大学で学び、ジャズ演奏家としても活動している。
TROY972 「チェロのためのアメリカ音楽」
 ピストン(1894-1976):チェロと管弦楽のための変奏曲/
 アーサー・バーガー(1912-2003):チェロとピアノのための二重奏曲/
 アーサー・フット(1853-1937):チェロとピアノのための3つの小品op.1/
 ピストン:チェロとピアノのための二重奏曲/
 ロバート・エヴェット(1922-1975):チェロ協奏曲第2番
ルイス・レギア(Vc)、
ケヴィン・ノエ指揮
テクサス大学管、
ロバート・フリーマン(P)、
リチャード・ベールズ指揮
ナショナル・ギャラリー管
レギアはパリのエコール・ノルマルとジュリアード音楽院で学び、レナード・ローズ、カザルスらに師事した。1963年から2007年までボストン交響楽団に所属し、独奏者として世界各地で演奏し、多くの現代作品を初演した。バーガーのピアノでこの二重奏曲を演奏したこともある。1971・2003・2006年録音
TROY973 メイラ・ワーシャウアー:「砂漠の中の流れ」
 (1)安息日の朝の礼拝(2)砂漠の中の流れのように(3)愛 
カーク・トレヴァー指揮
スロヴァキア放送響、
スロヴァキア・フィル合唱団((1)(3))、
ステファニー・グレゴリー(S)((1))、
マイケル・ヘンドリック(T)((1))、
ジェニファー・ハインズ(Ms)((3))、他
ワーシャウアーはニュー・イングランド音楽院、南カロライナ大学で学び、ユダヤを主題とする作品を多数作曲している。第1曲と第3曲の歌詞はヘブライ語の聖書を作曲者が翻訳したもので、第2曲は1998年、イスラエルの建国50年を祝ってデートン・フィルハーモニー管弦楽団から委嘱された。2006年1月録音
TROY974/75
(2CD)
ウィリアム・セペダ:「ボンバ・シンフォニカ」
 序曲−ロイサのための歌/ボンバ組曲/
 新世界組曲/色とりどりの組曲/声を伴う組曲
アンドレス・モンタネス(T)、
カルロス・アポンテ(T)、
ネリー・レブロン(A)、
アドリアナ・クライセンバーグ(S)、
デーヴィッド・ギルバート指揮
ブロンクス・アート・アンサンブル 
ボンバはアフリカの音楽や踊りに起源を持つプエルトリコの音。ここで育ったセペダは、バークリー音楽大学とクイーンズ大学で学んだ後、この音楽を基礎として、クラシックとジャズの領域で作曲家・トロンボーン奏者として活動している。
TROY976 「ソナタ幻想曲」
 サミュエル・ザイマン(1956-):フルート・ソナタ/
 マシュー・ハルパー(1966-):私は甘い歌を作る/
 ポール・シェーンフィールド(1947-):私が求めた唯一の事/
 デーヴィッド・マスランカ(1943-):フルートとピアノのための二重奏曲/
 ジョゼフ・シュワントナー(1943-):黒いアネモネ/
 ハルパー:ソナタ幻想曲
キンバリー・マコール・ライジンガー(Fl)、
アリソン・ブルースター・ランゼッティ(P) 
ライジンガーはマーナ・ブラウン国際コンクール、2003年中部アメリカ室内楽コンクールで入賞した。イリノイ交響楽団、イリノイ室内管、シュガー・クリーク交響楽団の主席フルート奏者を務め、ソネリーズ木管五重奏団、リンデン・フルート・ギターニ重奏団のメンバーで、多数の現代曲を初演している。2005年11月録音
TROY977 「イスラエルの作曲家によるチェンバロ音楽」
 ハイム・アレクサンダー(1915-):ペルシアの歌による即興/
 イーナム・レーフ(1953-):悲歌(カナン人の幻想曲第3番)/
 イェヘズケル・ブラウン(1922-):鍵盤楽器の4つの小品/
 ウリ・ブレナー(1974-):7時‐11時とずっと遅く/
 ディナ・スモルゴンスキー(1947-):チェンバロのための3つの舞曲/
 ベンジャジン・バル=アム(1923-):リコーダーとチェンバロのための小組曲/
 セルジュ・ナトラ(1924-):チェンバロのための変奏曲/
 ベン=ハイム(1897-1984):マンドリン、ギターとチェンバロのためのソナタ 
マリナ・ミンキン(Cemb)、
ドロラ・ブルック(Bfl)、
アロン・サリエル(Mand)、
ハナン・フェインステイン(G)
ミンキンはウクライナで生まれて1981年イスラエルに移り、イェルサレム音楽院とボストン大学で学んだ。独奏者、テル・アヴィヴ・バロック三重奏団、フェニックス合奏団、イスラエル現代音楽プレイヤーズのメンバーとして活動するほか、アド・リビトゥム合奏団を創立して監督を務めている。2006年8月・2007年3月録音
TROY980 「空の景色−ブライアン・フェネリー(1937-)の室内楽」
 空の景色3/アリアと間奏曲集(弦楽四重奏曲第2番)/
 スヒ!/カンツォーナと舞曲/3つのピアノ曲
ダ・カーポ室内プレイヤーズ、
プロ・アルテ弦楽四重奏団、
ブレア・マクミリン(P)、他 
フェネリーはイェール大学で学び、1968年から1997年までニューヨーク大学教授を務めた。ここに収録された作品はヨーロッパとアメリカの伝統に根差しており、20世紀初期オーストリアの室内楽やフランス楽派の繊細な音の影響を受けている。第3曲は作曲家姜硯煕(カン・スヒ)のソウル大学退官を祝って書かれた。2004年10月・2005年5・11月録音
TROY984 エリック・エワゼン(1954-):「雲を彫刻する」
 クラリネットとピアノのためのバラード/ピアノ三重奏曲/
 ピーター・ロクジェウィツの3つの歌/彼の熱を静める音楽に/
 朝の歌/クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための四重奏曲
カレン・ニール(S)、
アイビス・カメラータ
エワゼンはジュリアード音楽院で学んで1980年から同校で教え、国際現代音楽協会副会長を務めている。ここには1980年代半ばから1990年代半ばまでの作品が収録され、この時期の作品は、長く叙情的な旋律、東ヨーロッパの影響を受けたリズム、基本的には調的・旋法的だが、続く時期よりは半音階的な和声が特徴。2006年録音
TROY985 「ヴァーモントのクリスマス」
 ダニエル・ピンカム(1923-2006):クリスマス・カンタータ/
 ジェスター・ヘアストン:聖母マリアの男の子/
 クリスマスのクラッカー1‐3(民謡)/おお来たれ、信仰篤き者皆/
 ジョゼフ・オーガスティン:ハイチ島のクリスマス/
 タントゥム・エルゴ(民謡)/
 ファーナビー(1563頃-1640):ファンシー、トイと夢/
 お部屋を飾ろう(ウェールズのキャロル)/
 おはよう、クリスマスだ(カリブ人のクリスマスの歌)/他
カウンターポイント、
デーヴィッド・ニーウィーム(Org)、
ヴァーモント響金管五重奏団
声楽アンサンブルのカウンターポイントとヴァーモント交響楽団金管五重奏団は、2003年に一緒に演奏会を始めるとすぐに聴衆からCDを求められ、ここに初めて発売された。「クリスマスのクラッカー」は「荒野の果てに」「ジングル・ベル」「クリスマスおめでとう(We wish you a merry Christmas)」として知られている。2007年6月録音
TROY986 ラリー・ベル:「弦楽のための音楽」
 弦楽四重奏曲第3番(ベートーヴェンへの敬意)/
 天国の反復句/タラブ
ボロメオ弦楽四重奏団、
ジョン・ミュラトア(G)、
タラブ・チェロ合奏団
ベルはジュリアード音楽院でパーシケッティ、セッションズに学び、ニュー・イングランド音楽院教授、バークリー音楽大学准教授を務めている。第1曲は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲作品131と132の影響を受けて前衛の外側で書かれた作品。ボロメオ四重奏団には元淵舞がヴィオラ奏者として加わっている。2007・1999・2004年録音

ARTS

ARTS NEW HYBRID SACDシリーズ

47732-8
(SACD Hybrid)
\2300
ブクステフーデ:ソナタ集 Op.2
 ソナタ 変ロ長調 BuxWV259
 ソナタ ニ長調 BuxWV260
 ソナタ ト短調 BuxWV261
 ソナタ ハ短調 BuxWV262
 ソナタ イ長調 BuxWV263
 ソナタ ホ長調 BuxWV264
 ソナタ ヘ長調 BuxWV265
レストラヴァガンテ
〔ステファノ・モンタナーリ(ヴァイオリン),
ロドニー・プラダ(ヴィオラ・ダ・ガンバ),
マウリツィオ・サレルノ(チェンバロ)〕
第1集(47731-8)に続く、レストラヴァガンテのブクステフーデ。ソナタ集作品2の7曲を収録。このソナタ集は1696年に出版されたもので、おそらくは円熟期のブクステフーデの作品から選りすぐったものだろう、いずれも生き生きとした音楽である。レストラヴァガンテの明るさの光る演奏が素晴らしい。録音:2006年11月8-10日,2007年1月8−11日、67:14SACDハイブリッド(5.1サラウンド、SACDステレオ、通常CD)
47731-8
(SACD Hybrid)
\2300
ブクステフーデ:ソナタ集 Op.1
 ソナタ ヘ長調 Op.1-1, BuxWV.252
 ソナタ ト長調 Op.1-2, BuxWV.253
 ソナタ イ短調 Op.1-3, BuxWV.254
 ソナタ 変ロ長調 Op.1-4, BuxWV.255
 ソナタ ハ長調 Op.1-5, BuxWV.256
 ソナタ ニ短調 Op.1-6, BuxWV.257
 ソナタ ホ短調 Op.1-7, BuxWV.258
レストラヴァガンテ
〔ステファノ・モンタナーリ(ヴァイオリン),
ロドニー・プラダ(ヴィオラ・ダ・ガンバ),
マウリツィオ・サレルノ(チェンバロ)〕
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637−1707)の作品1、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロによるトリオ・ソナタである。これら7つのソナタは1694年に出版され、ブクステフーデの室内楽作品の代表作として知られている。ヴァイオリンが主導権を握りつつ、ヴィオラ・ダ・ガンバも対等に主張しているのが特徴である。そしてブクステフーデ独特の、明るさと翳りの交差が美しい。レストラヴァガンテによる演奏は、瑞々しさと生命力、そして活気があり、申し分ない。SACDで優秀録音も楽しめる。録音:2006年11月8-10日,2007年1月8−11日、60:30SACDハイブリッド(5.1サラウンド、SACDステレオ、通常CD)

BRIDGE 1CD¥2200

BCD 9228 「スパニッシュ・ラヴ・ソングス」
 グラナドス:女の眼差し,秘めたその想いを
 トゥーリナ:ファルカ
 ロドリーゴ:ナニ、ナニ,私は羊飼いを愛している
 モンポウ:君の上には花ばかり
 ルーセル:サラマンカの青年
 ラヴェル:ヴォカリーズ=ハバネラ
 シャブリエ:エスパーニャ
 シューマン:ロマンツェ
 ヴォルフ:私の恋は胸の中に,全てが、心よ、憩っている他、全20曲
ロレーヌ・ハント・リーバーソン(メッゾソプラノ)
ヨゼフ・カイザー(テノール)
スティーヴン・ブライアー(ピアノ)
マイケル・バレット(ピアノ)
ニューヨークのカトナ市で催されるカラムーア音楽祭での演奏会の録音。いずれもスペインに因んだ歌曲である。この2年後の2006年7月3日に亡くなるハントの素晴らしい歌が聞ける。録音:2004年7月9日(ライヴ)
BCD 9237 「ポール・ルーザース 第5集」
 (1)光の序曲(2)愛のチェンバロ
 (3)クレード(4)変化のある空気
 (5)第2の茄子
(1)ジャスティン・ブラック(指揮)
アラバマ交響楽団
(2)スティーヴン・ゴスリング(Pf)、
スティーヴン・ベック(Cemb)
(3)ビャーネ・ハンセン(Vn)、
カジミエシュ・スコウロネク(Vn)、
ジョン・クルーズ(Cl)
ジャスティン・ブラック(指揮)
アラバマ交響楽団
(4)ユン・ハン(Hrp)
(5)ポール・マン(指揮)
オーデンセ交響楽団
デンマーク出身の作曲家、ポール・ルーザースの作品集第5集。光の序曲は2006年の作で、「交響的娯楽」という副題を持つ。愛のチェンバロは1985−86年の作。ウヴェルチューレ、アルマンド、コレント、サラバンド、トッカータ・リバトゥータの5曲からなる組曲。クレードは1996年の作。変化のある空気は1993年の作。デンマークの民謡「ハープの力」に基づいている。第2の茄子は1991年の作。「交響的夜想曲」の副題を持っている。(1)2006年11月8日(2)(3)2005年2月(4)2006年10月24日(5)2006年5月26日
BCD 9238 ショスタコーヴィチ:ピアノ作品集
 人形の踊り格言集 Op.13ピアノ・ソナタ第1番 Op.12
 ピアノ・ソナタ第2番 ロ短調 Op.61
メルヴィン・チェン(ピアノ)
テネシー州出身のピアニスト、メルヴィン・チェンによるショスタコーヴィチ。「人形の踊り」は7曲から成る可愛らしい小曲集。チェンの優しい音楽が曲想にぴったりである。録音:2006年6月21−23日、DDD、67:17
BCD 9239 「ニュー・ミュージック・ウィズ・ギター 第7集」
 ブランド:6つの前奏曲
 ルーダース:ニュー・ロシェル組曲
 レオン:バイラリン
 スタロビン:ニュー・ロシェルの3つの場所
 ランスキー:準組曲(Semi-Suite。semi-sweetのもじり)
デイヴィッド・スタロビン(ギター)ダニエル・ドルックマン(打楽器)
デイヴィッド・スタロビンによる新作ギター曲集の第7集。いずれもここ10年以内の作品である。ウィリアム・ブランド(1947−)の48の前奏曲から6つを演奏。ポール・ルーダース(1949−)のニュー・ロシェル組曲では打楽器も参加。その他、ターニャ・レオン(1943−)のバイラリン、ポール・ランスキー(1944−)の準組曲(Semi-Suite。semi-sweetのもじり)に加え、スタロビン自身による「ニュー・ロシェルの3つの場所」を収録。録音:2005−2007年、DDD、53:29

CEDILLE 1CD¥2200

CDR90000 102
\2200
「ポエティック・インスピレーション」〜オーボエ、ヴィオラ、ピアノのための作品集
 アウグスト・クルーグハルト(1847-1902):葦の歌Op.28
 チャールズ・マーティン・レフラー(1861-1935):
   2つの狂詩曲(オーボエ・ヴィオラ、ピアノのための)
 フェリックス・ホワイト(1884-1945):小鹿の死に対する妖精の嘆き
 マルコ・アウレリオ・ヤノ(1963-1991):モディーニャ
 ヒンデミット:ヴィオラ、ヘッケルフォンとピアノのための三重奏曲
アレックス・クライン(ob)、
リチャード・ヤング(Va)
リカルド・カストロ(Pf)
元シカゴ響のオーボエ奏者アレックス・クラインのCEDILLEへの5枚目のアルバム。2004年に手の故障で一度引退したものの、見事に復活し精力的に仕事をしている。今回のアルバムはオーボエとヴィオラ、ピアノのための珍しい作品集。ほの暗い落ち着いたサウンドの大人な作品が揃っている。録音:2007年4月、10月,DDD、67:10
CDR90000 098
(2CD 1枚価格)
\2200
「ドビュッシー&リスト:ピアノ作品集」
 リスト:「巡礼の年報第2年イタリア」から
  ペトラルカのソネット第47番/第104番/第123番/
 ドビュッシー:前奏曲集第1巻/第2巻/
 リスト:「巡礼の年報第3年」からエステ荘の噴水 /「巡礼の年報第1年スイス」からオーベルマンの谷
ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(P)
オソリオはメキシコで生まれ、メキシコ、パリ、モスクワで学んでウィルヘルム・ケンプにも師事しました。ルーズベルト大学シカゴ演奏芸術大学で教え、室内楽奏者としても活動している。Cedilleレーベルにスペインのピアノ作品集(CDR090000 075)とポンセのピアノ曲(CDR90000 086)を録したほか、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスなども録音している。メキシコではブラームスの権威として知られ、同地のブラームス音楽祭の芸術監督を務め、ここでは明確で鮮やかなタッチで輪郭のはっきりした充実した音楽を作っている。2006年8月・2007年2月録音
CDR90000 099 「イタリア滞在」
 ダリオ・カステッロ(1621-1631活動):8度のソナタニ短調/
 ストラデッラ(1644-1682):シンフォニアニ短調/
 ビアジョ・マリーニ(1597頃-1665頃):2声のソナタニ短調/
 ロカテッリ:室内ソナタへ長調op. 6-2/
 コレッリ:ソナタハ長調op. 5-3/
 タルティーニ:田園ソナタイ長調/
 ヘンデル:ソナタト長調HWV364a/
 フランチェスコ・ヴェラチーニ(1690-1750):ソナタニ短調op. 2-12
セッテチェント三重奏団:
【レーチェル・バートン・パイン(Vn)、
ジョン・マーク・ロゼンダール(Vc)、
デーヴィッド・シュラーダー(Cemb)】
1996年、3人は歴史的知識に基づくフレージングと装飾法を現代的ヴィブラートと結合してヘンデルのヴァイオリン・ソナタ全曲を録音し(CDR90000 032)、その翌年セッテチェント三重奏団を結成した。バートン・パインはヘンデルでは現代仕様のアマティとバロック弓を用いたが、2002年から元の状態のニコラ・ガリアーノで演奏し始め、それは初期の作曲家の意図に忠実な演奏をする能力に著しい効果をもたらした。彼女は1992年バッハ国際ヴァイオリン・コンクールで金メダル、エリザベート(1993)、クライスラー(1992)、シゲティ(1992)、モントリオール(1991)などの国際コンクールで首位を獲得し、独奏者としてロマン派の作品も演奏している。2006年12月録音 
CDR90000 100 「桟敷の音楽」
 リカルド・ロレンス(1961-):バチャンゴ/
 カーター・パン(1972-):チェロとピアノのための相違/
 ピエール・ジャルバート(1967-):ピアノ三重奏曲/
 ステーシー・ギャロップ(1969-):弦楽四重奏曲第2番「悪魔と天使」/
 ヴィヴィアン・ファング(1975-):クラリネットと弦楽四重奏のための細密画
マータ・アズナヴォーリアン(P)、
デーヴィッド・イン(Vc)、
エリナー・フリーア(P)、
リンカーン三重奏団、
ビアヴァ四重奏団、
ジョン・ブルース・イェー(Cl)、
マイア四重奏団
「桟敷の音楽」は、若い有能な音楽家たちに演奏する機会を与えるために室内楽演奏会やコンポーザー・イン・レジデンスの事業を行っており、シカゴのレーベルCedilleは100番目のCD発売を記念して、シカゴ在住・出身の作曲家・演奏家によるアルバムを制作しました。ロレンスはベネズエラ生まれで、第1曲の曲名はアフリカ系キューバ音楽で用いられるバタ(太鼓)、チャンゴ(音楽の神)、ワワンコ(ルンバのリズムの一つ)の3つの言葉に由来しています。アメリカの作曲家パンによる第2曲は田舎の踊りやブルース、ポピュラー音楽の要素を取り入れている。2006・2007年録音
CDR90000 101 「雪のキャロル集−ウィリアム・フェリス(1937-2000)のクリスマス音楽」
 主は私に言われた/優しい聖母マリア/
 頭を上げよ、おお力強い門よ/
 我々の冬は長い/聖母マリア万歳/
 夜の星の創造者/雪のキャロル集/他
ポール・フレンチ指揮
ウィリアム・フェリス合唱団、
作曲家フェスティヴァル管、
ポール・ニコルソン(Org)
フェリスはシカゴで生まれ、1971年、ウィリアム・フェリス合唱団を設立して多数の現代曲を演奏し、長年シカゴの音楽の歴史に貢献してきた。少年聖歌隊員や教会オルガン奏者としての経験から、旋律はグレゴリオ聖歌や旋法の影響を受けて長く叙情的で、和声は多旋法・半音階的。アメリカ音楽院理論主任を務めていた1979年にシカゴは大吹雪に見舞われ、出勤して時間のあいた時にホルストによる賛美歌「木枯らし寒く吹きすさび」を見つけ、これに新たに作曲したものが「雪のキャロル集」の元となった。2006・2007年録音

CFM 1CD¥2200

CFM23 アルント・ユーバル・メーリング(1963〜):
 クリスマス・オラトリオ「聖夜の静寂」
モニカ・フリンマー(S)、
ペーター・コーイ(B-Br)
オリヴァー・クルーゲ指揮
バード・ピルモント市立教会聖歌隊、
アンサンブル・ツァイトクラング
CFMレーベルで既発売の「フリードリヒ大王−フルートとチェンバロための音楽」(CFM24)でフルート奏者のメーリング(1963年生まれ)作曲による作品。クリスマス・オラトリオは中東かアジアを思わせる雰囲気があるが、現代音楽の難解さはない。指揮者クルーゲは「フリードリヒ大王〜」での共演者。ソリストは、コープマンやBCJの常連ソリスト、モニカ・フリンマーとペーター・コーイが務めている。録音:2006年12/17初演ライヴ,DDD、52:46
CFM37 メンデルスゾーン:
 ピアノ三重奏曲 第1番ニ短調Op.49
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第1番変ホ長調Op1-1
ユン・イサン:ピアノ三重奏曲
キム・トリオ
【キム・ナヨン(Pf)、
キム・テヒュン(Vn),
キム・チヨン(Vc)】
キム・トリオは、2000年に結成された韓国出身の姉妹の団体。主にドイツ、オーストリアで活動し、2005年メンデルスゾーン賞を受賞している。当盤からも分かる様に、幅広い年代の作品をレパートリーとしており、古くはJ・ハイドン、新しいものでは20世紀のユン・イサンの作品がある。全体的に流れる様な演奏が印象的で、今後の活躍が期待される。

COL LEGNO 1CD¥2400

WWE60004
¥2190
ベートーヴェン:
 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
 交響曲第6番 ヘ長調 Op.68「田園」
グスタフ・クーン(指揮)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
グスタフ・クーンのベートーヴェン交響曲全曲録音の第4弾。ハイドン管弦楽団の本拠地、ボルツァーノやトレントは、アルプスのイタリア側にある山の町。保養地としても知られるこの町の気持ちの良さがまるで演奏にも反映されたような、自然体のベートーヴェンである。ことに「田園」が注目すべき演奏だ。録音:2006年3月、DDD、78:22
WWE60005
¥2190
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調Op.125「合唱」 グスタフ・クーン(指揮)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団、
ハイドン合唱団
ズザンネ・ゲープ(S)
ヘルミーネ・ハーゼルベック(MS)
リチャード・デッカー(T)
コンラート・ヤルノート(Br)
グスタフ・クーンのベートーヴェン交響曲全曲録音の完結編。しばしばお祭り騒ぎ的に演奏されるこの曲でも、クーンは力みを排し、オーソドックスに徹して演奏することで曲自らに語らせている。自分の音楽によほど自信がなくてはできないだろう。高原の清らかな湖のような第3楽章、慈しみの精神に溢れた第4楽章など、クーンのベートーヴェンの真意が伺える。録音:2006年3月、DDD、72:03
WWE60006
(5CD)
¥12000→¥10500
ベートーヴェン:交響曲全集 グスタフ・クーン(指揮)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団、
ハイドン合唱団、ソリスト
WWE60001〜60005のセット。録音:2005〜06年,DDD
WWE60010
¥2190
ベートーヴェン:
 ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
 ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」
ジャスミンカ・スタンチュール(Pf)
グスタフ・クーン(指揮)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
クーンとハイドン管弦楽団によるベートーヴェン、交響曲に続いて協奏曲を録音。ピアノのジャスミンカ・スタンチュールは、セルビア生まれでウィーンに移住したピアニスト。ウィーン音楽大学で学び、1989年、ウィーンの国際ベートーヴェンコンクールで優勝。ソリストとして、また室内楽のメンバーとして幅広く活躍している。彼女は日本では、ウェルナー・ヒンクとの名コンビで知られているだろう。録音:2007年5月,9月
WWE20276
¥2190
「シェーンベルクとシュランメル・ブリューダー」
 シェーンベルク:
  セレナーデ Op.24〜
   行進曲,舞踏の情景,言葉のない歌,盗み,フィナーレ
  月に憑かれたピエロ Op.21〜
   月に酔い,コロンビーネ,蒼ざめた洗濯女,ショパンのワルツ,
   パロディー,赤いミサ,絞首台の歌,おお, なつかしい香りよ
 チェルハ:古い歌−シュルツ夫人の脈が,ワイン,ハイク
 シュランメル:燕の挨拶,朝の挨拶,最後の鈴の音
 ライヒト:私と月
 シュトローマイヤー:踊り
 シュテルツミュラー:シュテルツミュラーの踊り
 リーダー:わしがいつか死ぬ時
クランクフォルム・ウィーン、
ジェニー・レナーテ(歌)、
ワルター・ラファイナー(歌)
シェーンベルク、チェルハの作品をバラバラにして、その間にヨハン・シュランメル、フェルディナント・ライヒト、アロイス・シュトローマイヤー、ヴィンツェンツ・シュテルツミュラー、カール・リーダーといった、ウィーンの民衆音楽を挟み込んだもの。ウィーンというバックボーンが共通しているためか、意外なくらい違和感なく不思議な統一感を作っている。ウィーンの音楽の両面を体験するに最適のCD。録音:2006年5月18日,2006年12月15日、DDD、64:20

ENSEMBLE MODERN(アンサンブル・モデルン)自主制作

ドイツの現代音楽専門アンサンブル「アンサンブル・モデルン」の自主制作レーベルを取り扱うことになった。アンサンブル・モデルンは1980年にユンゲ・ドイチェ・フィルの有志によりドイツで結成され、20世紀の音楽を専門とする室内オーケストラの走りとして常に注目を集めて来た。これまでメジャー・レーベルでCDをリリースして来ましたがついに自主レーベルを立ち上げ、自分たちが本当にやりたい音楽をやりたいように発表できるようになった。今後の活動にご期待下さい。
EMCD 001
\2300
アイヴズ:交響曲第4番 ジョン・アダムズ(指揮)
フランク・オッル(第2指揮)
アンサンブル・モデルン・オーケストラコレギウム・ヴォカーレ・ヘント
リズムやテンポの異なる2つのオーケストラを用いて演奏される。軍楽隊のパレード音楽、ヒーリング系の郷愁に満ちた音楽、そして徹底した不協和音。創意工夫に富んだおもちゃ箱。革新的技法が満載で難解そうに見えてどこか親しみやすい、前衛作曲家アイヴズとしての最高傑作。伝統教育だけでこんな作品を書くことは不可能。
合唱と2群のオーケストラによる大作をアイヴズの音楽をこよなく愛するジョン・アダムズが指揮。アンサンブル・モデルンの通常編成を大幅増員しての演奏。合唱はヘレヴェッヘのコレギウム・ヴォカーレ。録音:1999年8月29日ライヴ録音 29:15
EMCD 002
\2300
ジョージ・ベンジャミン自作自演集
 ジョージ・ベンジャミン:
  (1)サドン・タイム/(2)ヴィオラ・ヴィオラ/(3)3つのインヴェンション
ジョージ・ベンジャミン指揮
アンサンブル・モデルン
メシアンの愛弟子ジョージ・ベンジャミンの自作自演盤。新印象主義とも形容されるベンジャミンの主要作品が収められており、いずれも完成度の高い作品ばかりである。 録音:2000年1月〜2月ライヴ録音
EMSACD 001
(SACD Hybrid)
\3100
ヘルムート・ラッヘンマン:
 (1)コンチェルティーニ/(2)コントラカデンツ
(1)ブラッド・ラブマン指揮
アンサンブル・モデルン
(2)マルクス・シュテンツ指揮
アンサンブル・モデルン・オーケストラ
特殊奏法や超絶技巧を多く求められるラッヘンマンの作品はアンサンブル・モデルンの力量を最大限に発揮できるレパートリーであろう。ラッヘンマンの代表的なCDであるだけでなく、モデルンの数ある録音のなかでも代表的なものに数えられるだろう。録音:(1)2006年8月、(2)2005年10月 61:04

GENUIN 1CD¥2200

GEN 87100
¥1990
ブラームス:交響曲第1番Op.68
ブラームス:交響曲第3番Op.90
ラファエル・フリューベック・ブルゴス指揮
ドレスデン・フィル
GENUINで好評のブルゴス&ドレスデン・フィルの名演集。今回のブラームスは2007年9月と11月のドレスデン・ルカ教会におけるスタジオ・セッションで、ドレスデン・フィルの美しい響きが堪能できる綿密な仕上がりとなっております。今や円熟の極みともいえる巨匠ブルゴスらしい、壮大なスケールを誇り、妥当なテンポ設定で雄大な第1番、そして第3番の目くるめく哀愁あふれるメロディ運びなどベテランならではの味わい。80分を超える長時間収録のお徳盤。※日本語解説付き 録音:2007年9月、11月、ドレスデン・ルカ教会、DDD、80:51
GEN 88111 メンデルスゾーン:
 ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49,
 ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 Op.66
ミュンヘン・ピアノ三重奏団
〔ドナルド・スルツェン(ピアノ),
ミヒャエル・アールト(ヴァイオリン),
ゲルハルト・ツァンク(チェロ)〕
メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲2つを収録。いずれも短調で書かれ、豊かなロマンの薫りに満ちた名作である。ことに第1番はメンデルスゾーンの室内楽作品の代表作として知られている。ミュンヘン・ピアノ三重奏団は1982年結成というからもう四半世紀活動を続けるベテラン・トリオ。密度の濃い演奏で、メンデルスゾーンの豊かな情感を引き出している。録音:2006年6月18-19日、DDD、59:12
GEN 88114 「お聞きを!」〜エルベブレッヒ(金管五重奏団)
 ショスタコーヴィチ:祝祭序曲 Op.96/
 バッハ:フーガ ト短調 BWV 578/
 テレマン:序曲 ハ長調/
 メンデルスゾーン:そして主は天使たちに命じた/
 ルトスタウスキ:ミニ序曲/
 ケツィア:抒情的五重奏曲/
 バーンスタイン:舞踊組曲/
 ベーレ:愚作/
 ジョビン:イパネマの娘/
 レーン:オールド・デビル・ムーン/
 レノン/マッカートニー:イエスタデイ/
 ポラック:ザッツ・ア・プレンティ(それで十分さ)
エルベブレッヒ(金管五重奏団)
エルベブレッヒは、ハンブルク在住の若い金管奏者5人で2004年に結成されたブラスアンサンブル。エルベはハンブルクを流れる大河エルベ川のこと、ブレッヒは英語のブラスに相当する語。バッハからショスタコーヴィチ、最新作、さらにビートルズまで収録している。聞けば彼らの技術水準の高さは一発で分かるだろう。加えて屈託のない明るい音楽作りは実に楽しい。ブラスファン必携。録音:2007年8月21-24日、DDD、52:05
GEN 88117 シューベルト:「美しき水車小屋の娘」D.795 Op.25 アンドレアス・ポスト(テノール)
タティアナ・ドラヴェナウ(ピアノ)
シューマン「詩人の恋」(GMP 020204)、アリア集(GEN 03028)に続く、アンドレアス・ポストとタティアナ・ドラヴェナウのコンビのCD第3弾。二人はエッセンのフォルクヴァンク高等学院の同窓。絶妙のコンビネーションはさすが。ポストの軽く漂うようなテノールと、ドラヴェナウのキビキビしたピアノは、新時代のリートのあり方を提示していると言えるだろう。 録音:2007年9月3−5日、DDD、58:11
GEN 88525
(2CD)
ジャン・ミシェル・ミュラー(1683−1743):12のソナタ(世界発録音) トゥッテ・シュイッテ(ピリオド楽器)
マリアンヌ・リチョアート・プファウ(指揮、
バロック・オーボエ)
ジャン・ミシェル・ミュラー(1683−1743)は、ドイツ中部のシュマルカルデンに生まれた作曲家。1704年から亡くなるまで、ハーナウ(フランクフルト東方の町)を拠点とし、この地の聖マリア教会のオルガニストとして活躍した。多数の曲を作曲したミュラーでしたが、今日ではほぼ忘れ去られた存在になってしまっている。このCDに収録されているソナタ集は、実際にはオーボエ・ソロ、木管楽器、通奏低音によるコンチェルト・グロッソ。低弦以外弦が含まれていないので、独特の響きが面白い音楽。トゥッテ・シュイッテは、オーボエ奏者マリアンヌ・リチャート・プファウによって結成されたピリオド団体。フランス語の団体名だが、カリフォルニアの団体。録音:2007年6月、DDD、
GEN 87096
(2CD)
¥3990
珍しいチェンバロ伴奏によるモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
 モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第25番 ト長調K.301/
  ヴァイオリン・ソナタ第26番 変ホ長調K.302/
  ヴァイオリン・ソナタ第27番 ハ長調K.303/
  ヴァイオリン・ソナタ第28番 ホ短調K.304/
  ヴァイオリン・ソナタ第29番 イ長調K.305/
  ヴァイオリン・ソナタ第30番 ニ長調K.306
  アンダンテとフーガ K.402
リザ・マリア・ランドグラーフ(ヴァイオリン)
トビアス・コッホ(チェンバロ)
※モーツァルトのヴァイオリン・ソナタの中でも特に人気の高い20番台を中心としたアルバム。ピアノやフォルテピアノでなく、チェンバロを用いた演奏はかなり珍しい。チェンバロを用いると、曲想の高貴さが引き立ち、だいぶ趣が変わって聞こえる。ヴァイオリンのランドグラーフはバロックとモダンの両方を勉強した名手で、ピリオド演奏の透明感を持ちつつ、しっとりとした柔らかさが美しい。コッホのチェンバロの憂いのある美音も絶品。 録音:2006年4月17−19日、DDD、124:16
GEN 87101
¥1990
「ダンディ:ピアノ作品集 第2集」
 ピアノ小ソナタ OP.9/ピアノ・ソナタ ホ短調 Op.63/
 フランスのロンドの古風なエールによる幻想曲
ミヒャエル・シェーファー(Pf)
※第1集(GEN 87083)に続くヴァンサン・ダンディ(1851−1931)のピアノ作品集。ピアノ小ソナタは、1880年に作曲された曲。「古典的形式で」という副題があり、4楽章構成の伝統的なソナタ。小ソナタといっても20分以上かかる。ホ短調のソナタは1908年、57歳の時の作品。40分を越す大作である。幻想曲は、1931年、最晩年の作品。シェーファーの誠実なピアノが曲の魅力を引き出している。録音:2005年12月4日,2007年5月7−8日、DDD、75:30
GEN 87105
¥1990
ドヴォルザーク:
 交響曲第9番 ホ短調 Op.95 「新世界より」
 チェコ組曲 ニ長調 Op.39
ジョン・アクセルロッド(指揮)
ヴュルテンベルク・フィル
※ドヴォルザークの名曲、新世界交響曲の新録音。ジョン・アクセルロッドはヒューストン生まれ。バーンスタイン、ムーシン、エッシェンバッハ等に学んだ。2004年からルツェルン交響楽団の音楽監督を務める他、シカゴ響、ロンドン・フィル、パリ管、ロサンゼルス・フィルなど世界の名門オーケストラへの客演も多数。今後の飛躍が期待できるホープである。録音:2007年1月22−23日,4月27−28日、DDD、67:39
GEN 87107 「アフロディーテの踊り〜ドレスデンの近代ヴァイオリン作品集」
 ラインホルト(1899-1965):ヴァイオリン・ソナタ
 ティルマン(1906-73):ソナティネOp.82,ソナティネOp.50,8つの二重奏曲
 ベルナー(1927-2006):小バレエOp.24,アフロディーテの踊り
アンネッテ・ウンガー(ヴァイオリン)
吉住理絵子(ピアノ)
※ドレスデンに縁のある近代作曲家の珍しいヴァイオリン作品を集めている。オットー・ラインホルト(1899−1965)、ヨハネス・パウル・ティルマン(1906−1973)、ハンス・ベルナー(1927−2006)は、いずれもかなり保守的な作風で、ここに収録された作品も、ロマンティックという以上に古典的なほど。戦後の前衛音楽真っ盛りの中にあって彼らの音楽の評価は低かったが、21世紀の今改めて聞けば、いずれも優れた作品であることが実感できるだろう。ドレスデン出身のヴァイオリニスト、ウンガーが作品の魅力を的確に伝えてくれる。このCDのもう一つのポイントは、ドレスデン在住の日本人ピアニスト、吉住理絵子。大変見事な伴奏である。録音:2007年3月8−10日、DDD、50:44
GEN 87108 「ツール・ド・フランス〜フルート五重奏によるフランス音楽」
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲,小組曲,ベルガマスク組曲/
 ビゼー:子供の遊び/
 サン=サーンス:動物の謝肉祭/
 ラヴェル:ハバネラ形式の小品,道化師の朝の歌/
 クープラン:ティク・トク・ショク/
 ガンヌ:アンダンテとスケルツォ
クインテセンツ(ライプツィヒ・フルート・アンサンブル)
※フルート五重奏によるフランス音楽。クインテセンツは、アンナ・ガルツリ、グドルン・ヒンツェ、ウテ・ギュンター、ベッティーネ・カイサー、クリスティアン・シュプレンガー、フリーデリケ・フォン・クロシクによるフルート・アンサンブル。技術水準が極めて高いのはもちろん、表現力も豊かで、ことにドビュッシーはいずれも非常に魅惑的な演奏である。録音:2007年1月20−21日,3月18日、DDD、71:11
GEN 87524 モーツァルト:
 ヴァイオリン・ソナタ第9番 ハ長調 K.14
 ヴァイオリン・ソナタ第27番 ハ長調 K.303
 ヴァイオリン・ソナタ第37番 イ長調 K.402
 ヴァイオリン・ソナタ第42番 イ長調 K.526
アンネッテ・ウンガー(ヴァイオリン)
ブルンヒルデ・ウェーバーシンケ(ピアノ)
ミヒャエル・プフェンデル(チェロ)
※モーツァルトの四つの時期のヴァイオリン・ソナタを集めたCD。初期のヴァイオリン・ソロ付きのピアノ・ソナタから、徐々にヴァイオリンが主導権を握っていく様子がわかる。ドレスデンのヴァイオリニスト、アンネッテ・ウンガーと、彼女と長くコンビを組んでいるブルンヒルデ・ウェーバーシンケが息の合った演奏を聞かせてくれる。録音:1995年8月21-25日、DDD、71:11

KAIROS 1CD¥2400

12662KAI ヘルムート・ラッヘンマン(1935b):弦楽四重奏のための作品集
 (1)グリド(弦楽四重奏曲第3番)(2001/02)
 (2)聖霊の踊り(弦楽四重奏曲第2番)(1988/89)
 (3)グラン・トルソ〜弦楽四重奏のための音楽(1971-72/78)
アルディッティ弦楽四重奏団
ラッヘンマンの初期から近作の弦楽四重奏をアルディッティの演奏でたどる画期的なアルバム。もっとも初期の作品「グラン・トルソ」は徹底した非・弦楽四重奏的な音楽で、伝統に果敢な抵抗を試みている。その姿勢は近作「グリド」でも変わらないが、軋むような音塊のなかにほのかな叙情が漂うのはさすがに円熟のせい?録音:2006年6月、11月ボン・ベートーヴェン・ハウス
12582KAI マティアス・ピンチャー(1971b):管弦楽作品集
 (1)アン・ソルディーヌ(弱音器付きで)〜
  ヴァイオリンと管弦楽のための(2002)
 (2)テネブレ〜
  ヴィオラとライヴ・エレクトロニクスを伴う
  室内アンサンブルのための(2000/01)
 (3)ナルキッソスについての熟考〜
  チェロと管弦楽のための(2004/05)
マティアス・ピンチャー指揮
(1)(3)NDR北ドイツ放送交響楽団
(2)アンサンブル・アンテルコンタンポラン、
(1)フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)
(2)クリストフ・デジャルダン(Va)
(3)トゥルルス・モルク(Vc)
ピンチャーは1971年ドイツ生まれの作曲家でこれまでにオペラを含む数多くの作品を発表してきた。2008年にはピエール・ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団により新作「オシリス」が初演される。作風はブーレーズを思わせるクリスタルのような色彩が特徴で、全体に静かな音の持続のなかに緊張した空間が時に武満を想起させる。フランク・ペーター・ツィンマーマン、トゥルルス・モルクら名だたるソリストの妙技も聴きどころ。録音:2006年
12692KAI マティアス・シュパーリンガー(1944b):作品集
 (1)フリオーソ(激怒して)〜アンサンブルのための(1991/92)
 (2)無限に対して〜
  バス・クラリネットとトロンボーン、チェロとピアノのための(1995)
 (3)美しき逃亡者〜
  オーボエ、アルト・フルート、ヴァイオリン、
   バス・クラリネット、ヴィオラとチェロのための(2006)
 (4)アポ・ドゥ〜弦楽四重奏のための(1982)
(1)ハンス・ツェンダー指揮
アンサンブル・モデルン、
(2)(3)アンサンブル・ルシェルシェ、
(4)アルディッティ弦楽四重奏団
シュパーリンガーの古くは40代から近作までの室内楽を収録。彼はジャズにも関心があると語っているがヨーロッパ前衛音楽の伝統を受け継ぐかのような彼の音楽にそれは感じられない。録音:1993/94/2006年
12702KAI ヨハネス・カリツケ(1959b):
 (1)4つの死の島〜2人のソリストとオーケストラのための(2002/03)
 (2)6つのカヴァード・セッティング〜弦楽四重奏のための(1999/2000)
(1)ヨハネス・カリツケ指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
トマス・E・バウアー(Br)、
トマス・ラルヒャー(Pf)
(2)シュタードラー四重奏団
「4つの死者の島」はバリトンとピアノとオーケストラのための大作でベルク的なドラマティックな流れのなかに独自のロマンティシズムが感じられる秀作。6つのカヴァード・セッティングもドラマティックな音楽で時にバルトーク、ハード・ロックを思わせる激しい表出力が魅力。録音:(1)2004年、(2)2006年

KONTRAPUNKT

32340
\2500
「現代チェンバロ作品集」
 イブ・ネアホルム(1931-):時は去り行くOp.179(2005)
 ボー・アンデルセン(1963-):束の間の出会い(2001)
 ノアドストロム(1947-):銅版画(1999)
 レウコヴィチ(1927-):チェンバロのための習作(2005)
 ノアドストロム:ゲンソーキョク(幻想曲)(2002)
 ネアホルム:雪道と軋みOp.134(1994)
本間みち代(チェンバロ)
KONTRAPUNKT久々の新譜。当地で活躍する本間みち代の現代チェンバロ・アルバム。現代音楽を得意としている彼女だが、このCDに収められているデンマークの作曲家の作品はすべて彼女に捧げられた作品。録音:2007年、DDD、50:29

TELOS

TLS 048
(2CD 1枚価格)
\2300→¥2090
※第5回単発セールにて紹介済
パガニーニ:
 ヴァイオリン協奏曲第6番 ホ短調 M.S.75
 ヴァイオリン協奏曲第5番 イ短調 M.S.78
インゴルフ・トゥルバン(ヴァイオリン)
リオル・シャンバダル(指揮)
WDRケルン放送管弦楽団
協奏曲第1番と第3番(TLS 046)、第2番と第4番(TLS 047)に続く、インゴルフ・トゥルバンによるパガニーニのヴァイオリン協奏曲集。第5番は未完に残された音楽を補筆完成させたもの。第6番はソロパートだけが近年になって発見され、オーケストラ譜が復元された曲である。トゥルバンのヴァイオリンは、大向こう受けする技巧の誇示を避け、丁寧で真摯なもので、同時に切れ味と機知にも富んでいる。カデンツァはトゥルバンの自作を弾いていおり、これも聞きものである。録音:2005年1月,5月

WEITBLICK

今年は、ウィーンフィル、ニューイヤーコンサートに史上最高齢で初出演を果たし、世界中で大指揮者が絶滅していく中、一人気を吐く巨匠プレートル(1924〜)。強烈な個性と情熱あふれるオーケストラ・ドライヴに定評がありフランス音楽のみならず、ドイツ音楽、オペラと何でもござれの幅広いレパートリーを誇っている。ウィーン交響楽団とは、一時期首席客演指揮者のタイトルを持っていた上、今なお密接な関係を保ち、ヨーロッパ楽旅、来日公演も帯同している。注目の曲目は何とマーラーの第5、第6という人気名曲。プレートルはブルックナー、マーラーにも一家言あり、自信のあるレパートリー。演奏内容は音響の洪水のような、正に驚くばかりの超個性的激演、名演で、プレートル+ウィーンという幸福な蜜月を象徴している。英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。
SSS0078-2
\2200→¥1990
マーラー:交響曲第5番 ジョルジュ・プレートル指揮
ウィーン交響楽団
ベルティーニとウィーン響によるCDが当レーベルで出たばかりだが、あらゆる点で対照的な存在意義を誇る。一言で言えば、抽象絵画的なマーラーで、非合理をそのまま聴き手にさらけ出す大胆さがたまらない。濃厚な表情付けや吃驚するような変化に富み、一瞬たりとも気が抜けず、客席にいたならば、椅子ごと吹っ飛ばされるような推進力には圧倒されるばかり。1991年5月19日コンツェルトハウス・ウィーンデジタル・ライヴ録音
SSS0079-2
\2200→¥1990
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 ジョルジュ・プレートル指揮
ウィーン交響楽団
1991年10月10日ムジーク・フェラインザールデジタル・ライヴ録音。ベルティーニとベルリン・ドイツ響によるCDが当レーベルで出たばかりだが、あちらが禁欲的なまでのソリッドな造型で全曲を通じていたのに対し、プレートルはグラマラスでセクシーな造型とカラフルで煌びやかな音響で聴き手に迫る。タメを効かせて30分を超えるフィナーレなど、気が遠くなるほどのロマンティックが止まりません。80分を超える長時間収録。

ALMAVIVA

DS 0145
\2600
アル・アンダルースの音楽 オリエントへの門
 サレー・アル・マハディ:ヒジャーズ・クルディ旋法のサマーイ
 不詳:ムワッシャハ・ムッラ・アルタジャンニ
 不詳:ムワッシャハ・ザラニ・アルマーブーブ
 不詳:ムワッシャハ・アフディヒ・ザビアン
 メスード・ジェミル:ナハーヴァンド旋法のサマーイ(*)
 イブン・ズホル:ムワッシャハ・アユハ・アルサギ
 イブン・アルハリブ:ムワッシャハ・ジャダカ・アルガイト
 ムスタファ・ハルキ:ラウ・クンタ・タドリ
 ジェミル・ベイ:シャド・アラバン旋法のサマーイ(*)
 アレッポの伝承曲:マウワル
 アレッポの伝承曲:カド・ミリ・マ・マル・アルハワ
 ジェミル・ベイ:ナハーヴァンド旋法のロンガ(*)
アンサンブル・アル・ルザファ
オマル・サルミニ(歌)
ハメス・ビタル(音楽監督)
アラブ・アンダルシア音楽起源のムワッシャハ(本来は恋愛詩を歌う形式)は、15世紀のレコンキスタでスペインからマグレブに中心が移った後、18世紀頃からは中東一帯に広まり、特にシリアのアレッポでは深く根付きました。このグループもその伝統を継承する団体の一つ。トルコ音楽の影響も強い所で、オスマン・トルコの古典器楽作品も間で何曲か演奏しています(*)。サマーイは器楽前奏曲のバシュラフが凝縮されたような形式。ロンガは平易なリズムで書かれた魅惑的な曲で、コンサートの最後に演奏され、プレストにテンポが上がって終わります。[近藤博隆]録音:2007年1月、スタジオ・アルテ・ソノーラ

ARS PRODUKTION

ARS 38027
[SACD Hybrid]
\3000
忘れられた至宝 Vol.6
 秋の歌 フランスのホルン音楽
 カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
  演奏会用小品 Op.94(+)/ロマンス Op.36(*)
 ジャン=トゥサン・ラドゥー(1825-1889):瞑想(+)
 エミール・ペサール(1843-1917):森で Op.130(+)
 ポール・ジャンジャン(1874-1928):夜想曲(+)
 エイメ・クンツ(1877-1958):夜想曲(+)
 ポール・ジャンジャン:ロマンス(+)
 ロベール・ギユミン(?-1945):秋の歌(+)
 ジョージ・テンプルトン・ストロング(1856-1948):Hallali(+)
 エマニュエル・シャブリエ(1841-1894):ラルゲット(*)
 テオドール・デュボワ(1837-1924):カヴァティーナ(+)
 ジュール・マスネ(1842-1912):海(シューベルトの歌曲)(*)
 アドルフ・ブラン(1828-1885):ロマンス Op.43bis(*)
 カミーユ・サン=サーンス:ロマンス Op.67(*)
ウルリヒ・ビューブナー(ナチュラルホルン(*)、
ヴァルヴホルン(+))
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー
録音:2007年1月2-6日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ホルン愛好者、ピリオド楽器ファン、フランス音楽ファン、そして珍曲マニアにも歓迎されそうな好企画アルバム。ウルリヒ・ビューブナーはアニマ・エテルナ、コンチェルト・ケルン、バルタザール・ノイマン・アンサンブル、ラ・スタジオーネ・フランクフルト等に参加しているドイツのピリオド・ホルン奏者。

CHALLENGE CLASSICS 1CD¥2500

CC 72190
ゴティエ・デピナール:思い出
 ゴティエ・デピナール(1205/1230-1272):
  Aymans fins et verrais[至純の恋人は](*)/
  Quand je voi l'erbe menue
 不詳:「フォーヴェル物語」から シャンソン(ロンド)(*)
 ゴティエ・デピナール:
  Desconfortez et de joie parti[心は屈し、喜びは去り]
  Puis qu'il m'estuet de ma dolour(*)
 コラン・ミュゼ(13世紀):Trop volontiers chanteroie
 ゴティエ・デピナール:
  Aymans fins et verrais/Outrecuidiers et ma fole pensee
 不詳:「フォーヴェル物語」から エスタンピー(*)
 ジャック・ド・シソワン(13世紀中盤):シャンソン(*)
 ゴティエ・デピナール:
  Par son dolz comandemant[その優しい命(めい)により]
  Commencement de douce saison bele[甘やかな季節の初め](*)
 ジュアンノ・ド・レスキュレル(?-1304):エスタンピー(*)
 ゴティエ・デピナール:
  Amours et bone volontez[愛と良い望みは]/
  Quand je voi l'erbe menue
 ゴティエ・ド・コワンシ(1177-1236):シャンソン(*)
アレクサンドル・ダニレフスキ(指揮)
アンサンブル・シンタグマ
(太刀川昭(カウンターテナー)
アンネミーケ・カントール(メゾソプラノ)
ベルンハルト・シュティルツ(リコーダー)
アンナ・ダニレフスキ(リコーダー、ボウド・フィドル)
マルクス・ヴェッシェ(中世リュート)
ブノワ・スタシアチック、ペン・シャオボ(打楽器)
ソフィア・ダニレフスキ(トロンバ・マリーナ)
パスカル・ヴァン・コッペノル(オルガネット)
アレクサンドル・ダニレフスキ(中世リュート、ギターン、ボウド・フィドル))
エミリア・ダニレフスキ(ナレーター)
フランスのトルヴェール、ゴティエ・デピナールの作品を中心に構成されたアルバム。(*)は器楽演奏。シンタグマは1995年に創設されたアンサンブル。
CC 72188
(2CD)
\3900
J・S・バッハ:ラテン語の教会音楽 Vol.1
 ミサ ヘ長調 BWV233/ミサ ト短調 BWV235
 マニフィカト ニ長調 BWV243(*)/ミサ イ長調 BWV234
 カンタータ第191番「いと高きにある神にのみ栄光あれ」BWV191
 ミサ ト長調 BWV236/
 ミサ ロ短調 BWV232 から サンクトゥス ニ長調(*)
ヨハネッテ・ゾマー、
リサ・ラーション、
デボラ・ヨーク、
カロリーネ・スタム、
エリーザベト・フォン・マグヌス(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ(アルト)
イェルク・デュルミュラー、
ポール・アグニュー、
ゲルト・テュルク(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤ですが、(*)はチャレンジ・クラシックからは初出となるエラート・レーベル音源。
CC 72281
J・S・バッハ:聖母マリアの祝日のためのカンタータ集
 第1番「暁の星はいと麗しきかな」BWV1
 第125番「安らぎと喜びもてわれは逝く」BWV125
 第161番「来たれ、汝甘き死よ」BWV161
デボラ・ヨーク(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ、
エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト)
ポール・アグニュー、
イェルク・デュルミュラー(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。
CC 72282
J・S・バッハ:アルトとテノールのための独唱カンタータ集
 第170番「喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜」BWV170
 第169番「神のみにぞわが心を捧げん」BWV169
 第54番「いざ、罪に抗すべし」BWV54
 第55番「われは貧しき者、われは罪の僕」BWV55
 第200番「われは彼の名を告げん」BWV200
ボグナ・バルトシュ(アルト)
アンドレアス・ショル(男性アルト)
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。
CC 72283
J・S・バッハ:バスのための独唱カンタータ集
 第82番「われは満ち足れり」BWV82
 第56番「われ喜びて十字架を担わん」BWV56
 第158番「平安が汝とともにあれ」BWV158
 「不実な愛」BWV203
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。
CC 72284
J・S・バッハ:結婚カンタータ集
 第195番「正しき者に光を」BWV195
 第196番「主はわれらを思いたもう」BWV196
 第197番「神はわれらの確信なり」BWV197
 第202番「今ぞ去れ、悲しみの影よ」BWV202
ヨハネッテ・ゾマー、
サンドリーヌ・ピオ、
バルバラ・シュリック、
リサ・ラーション(ソプラノ)
ボグナ・バルトシュ、
アンネッテ・マルケルト(アルト)
ジェイムズ・ギルクリスト、
ギー・ド・メイ(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
「J・S・バッハ:カンタータ全集」からの編集盤。
CC 72245
(2CD)
\3900
ディートリヒ・ブクステフーデ:作品全集 VI チェンバロ作品集 2
 アリア ハ長調 BuxWV246/組曲ホ短調 BuxWV236
 アリア イ短調 BuxWV249/組曲ヘ長調 BuxWV239
 同イ短調 BuxWV deest/カンツォーナ ニ短調 BuxWV168
 組曲イ短調 BuxWV244/同ハ長調 BuxWV227
 トッカータ ト長調 BuxWV165/
 アリア「ロフィリス」ニ短調 BuxWV248
 組曲ト長調 BuxWV240/同ホ短調 BuxWV237
 カンツォーナ ハ長調 BuxWV166/
 クラント ニ短調 BuxWV Anhang 6
 組曲ト短調 BuxWV241/同ハ長調 BuxWV229
トン・コープマン(チェンバロ、ヴァージナル)
録音:2007年3月、アムステルダム、フランス改革派教会 使用楽器:ウィレム・クルスベルヘン製 (フレミッシュ、モデル:リュッケルス) (フレミッシュ・ヴァージナル、モデル:リュッケルス) (イタリアン、モデル:B・ステファニーニ)
CC 72189
モーツァルト父子:「おもちゃの交響曲」から「農夫の婚礼」まで
 レオポルト・モーツァルト:ディヴェルティメント「農夫の婚礼」
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  ガリマティアス・ムジクム K.32 から フーガ
  フランスの歌「ああ、お母さん、聞いて」による12の変奏曲
   (「きらきら星」変奏曲)ハ長調 K.265(フォルテピアノ独奏)
  交響曲第1番変ホ長調 K.16
 レオポルト・モーツァルト:
  カッサシオン ト長調「おもちゃの交響曲(子供の交響曲)」
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団
ティニ・マト(フォルテピアノ)

CRD

CRD 3301
\2000
グラナドス:ゴイェスカス(第1巻&第2巻 全曲) トマス・ライナ(ピアノ)
新装再発売。規格番号の変更はございません。

DIES 1CD¥2600

DIES 200303
アルモニーア(ハーモニー)
 ハビエル・マルティネス・カルメーナ(1983-):ミサ・アルテ
 ドリーブ(1836-1891):オペラ「ラクメ」から 花の二重唱
 オッフェンバック(1819-1880):オペラ「ホフマン物語」から 舟歌
 フンパーディンク(1854-1921):オペラ「ヘンゼルとグレーテル」から 夕べの祈り
 ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」から 若者たちの合唱
 ドリーブ:小ミサ
 ブラームス(1833-1897):子守歌
 プッチーニ(1858-1924):オペラ「蝶々夫人」から ハミング・コーラス
 ジョン・ラター(1945-):祝祷[A Clare Benediction]
 アンドルー・ロイド・ウェバー(1948-):ピエ・イエズ(レクィエム から)

ロレンソ・ラモス(指揮)
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
ハビエル・マルティネス・カルメーナ、
アルベルト・パドロン(ピアノ)

録音:2002年8月、エル・エスコリアル修道院講堂
DIES 200407
イン・パラディスム(楽園で)
 フォーレ(1845-1924):
  小ミサ/アヴェ・マリア Op.67 No.2/アヴェ・ヴェルム・コルプス Op.65 No.1
  タントゥム・エルゴ Op.65 No.2/マリア、恵み深き御母 Op.47 No.2
  イン・パラディスム(レクィエム から)
 フランク(1822-1890):天使の糧
 グノー(1818-1893):おお、救いのいけにえよ
 メンデルスゾーン(1809-1847):僕(しもべ)らよ、主をほめたたえよ Op.39 No.2
 シューベルト(1797-1828):
  アヴェ・マリア Op.52 No.6/神はわが羊飼い(詩篇23)Op.132
 アンドルー・ロイド・ウェバー(1948-):ピエ・イエズ(レクィエム から)
ロレンソ・ラモス(指揮)
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
ハビエル・マルティネス・カルメーナ、
アルベルト・パドロン(ピアノ)
録音:2002年8月、エル・エスコリアル修道院講堂
DIES 200609
マルティン・デ・ビリャヌエバ(1555頃?-1605):教会音楽集
  イエスは苦悶のうちに(聖木曜日のためのモテット)
  エレミヤの哀歌 から 聖土曜日の第1のレクツィオ
  ミゼレーレ(詩篇50)/聖母のミサ
  キリストは己を低くして(聖週間のアンティフォナ)
  ヨハネ受難曲

ロランド・ガルシーア(指揮)
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
レアル・カピーリャ・エスクリアレンセ

マルティン・デ・ビリャヌエバは1586年にグラナダからエル・エスコリアル修道院に移りアーカイヴと聖遺物の管理責任者を務めた神父で、鍵盤楽器奏者・作曲家でもあった。録音:2005年8月、エル・エスコリアル修道院講堂および個室17番  1999年6月、エル・エスコリアル修道院旧教会

GRIFFIN

GCCD 4061
\1700
フランスの教会合唱名曲集
 ピエール・ヴィレット(1926-1998):汝はペテロなり/聖母讃歌
 ガブリエル・フォーレ(1845-1924):小ミサ(*)
 ヴィレット:おお、救いのいけにえよ/アヴェ・ヴェルム・コルプス
 フランシス・プーランク(1899-1963):
  ロカマドゥールの黒い聖母へのリタニア
  サルヴェ・レジナ/主に向かいて歓呼せよ
 オリヴィエ・メシアン(1908-1992):おお、聖なる宴
 ヴィレット:Attende Domine
 ジャン・ラングレ(1907-1991):ミサ「御身の平安をわれらに与えたまえ」

ジョナサン・ノット(ボーイソプラノ(*))
ドナルド・ハント(指揮)
ウースター大聖堂聖歌隊
エイドリアン・パーティントン、ハリー・ブランマ、ポール・トレプト(オルガン)

ピエール・ヴィレットはルーアンの聖エヴォード大聖堂の聖歌隊で音楽教育を受けたフランスの作曲家で、長年にわたりエクサンプロヴァンスのダリウス・ミヨー音楽院院長を務めました。(*)では現在バンベルク交響楽団首席指揮者を務めているジョナサン・ノット(1963年生まれ)のボーイソプラノ(1976年11月録音)を聴くことができます。録音:1976-1988年、英国、ウースター大聖堂 原盤:Alpha
GCCD 4062
\1700
あの幼な児 合唱とブラスのためのクリスマス音楽
 フランス伝承曲/ジョナサン・ラズボーン編曲:天使らよ、栄光の国から
 ジョン・ジュベア:かほどに貴きばらはなし
 ロバート・ウォーカー:アダムは囚われ横たわりぬ
 メンデルスゾーン:アヴェ・マリア
 チャイコフスキー:ばらの冠
 フランシス・ポット:あの幼な児(*)
 ハーバート・ハウエルズ:けがれなきばら
 J・S・バッハ/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:クリスマス・オラトリオ から
  羊飼いたちがいた,出でよ、麗しき天の光よ(シンフォニアとコラール)
 フランス伝承曲/ノーマン・コッカー編曲:この芳香は何か?
 ボブ・チルコット:羊飼いのキャロル
 ピーター・ウォーロック/ドン・グレゴリー・マレイ編曲:ベツレヘムへ来たれ
 フランス伝承曲/アンドルー・カーター編曲:いと優しき乙女
 フランス伝承曲/エドワード・ヒギンボトム編曲:揺らしながら
 ロバート・パーソンズ:アヴェ・マリア
 ケネス・レイトン/エイドリアン・ルーカス編曲:ルリ・ルラ
 ボブ・チルコット:永遠なる富のあるところ
 ベン・パリー/ジム・クレメンズ編曲:それはまことか?
 ジョン・フランシス・ウェイド/エイドリアン・ルーカス編曲:神の御子は今宵しも
エイドリアン・ルーカス(指揮)
ウースター大聖堂聖歌隊
ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル
 サイモン・レントン、アンジェラ・ウェラン(トランペット)
 クリス・パークス(ホルン) ケイティ・ジョーンズ(トロンボーン)
 サム・エリオット(テューバ)
クリストファー・オールソップ(オルガン)

録音:2007年1月18、24、30日、英国、ウースター大聖堂 新録音で低価格帯。(*)世界初録音。

GCCD 4008
【未案内旧譜】
\1700
ヴィクトリア朝のクリスマス
  クリスマスに何を歌おう/クリスマスは一年に一度やって来る
  天にはさかえ/聖母の子守歌/御空を馳せ行く御使いたちよ(荒野の果てに)
  天使のセレナード(ラ・セレナータ)/とても楽しい/冬の旅
  祝福されしこの朝に楽を奏でよ/ベツレヘムの星/クリスマス・ツリー
  クリスマス・パーティー/新たな王子、新たな教皇/贈り物
  キャロルの歌い手たち/再び響け、美しき鐘の音よ/クリスマス讃歌
カーライル・アンサンブル
 パトリシア・サビン(ソプラノ) マイケル・ゴールドソープ(テノール)
 グレアム・タイタス(バリトン) メアリー・ケナード(ヴァイオリン)
 マーガレット・ライアン(ピアノ、指揮)

LIGIA DIGITAL 1CD¥2500

Lidi 0201159-05
愛とノスタルジー フランスの珍しい歌曲と二重唱曲集
 バンジャマン・ゴダール(1849-1895):ジョスランの子守歌(*/#)
 ルネ=バトン(1879-1940):遺言(+)(!)
 シルヴィオ・ラッザーリ(1857-1944):秋の歌(*/+)(!)
 ジュール・マスネ(1842-1912):川(*/++)
 ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):語り歌(*/+/##)(!)
 コンスタンティン・ブライロイウ(1893-1958):アラブの3つの詩(+/#/*AAA**)(!)
   穏やかな時,鳩の眠り,諦め
 レオ・ドリーブ(1836-1891):ナイチンゲール(*/##)(!)
 アンリ・ベンベルグ(1859-1931):インドの歌(+/*AAA**)/愛の時(*/+)(!)
 アルフレッド・バシュレ(1864-1944):いとしの夜(*/#)
 ジョルジュ・ユー(1858-1948):夢の中で私は泣いた(+)(!)
 カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):ナイチンゲールとばら(*/++)
 ジュール・マスネ:悲歌(+/*AAA**)
 ルネ=バトン:インドゥスターナ(*)(!)
 ジュール・マスネ:最後の眠り(+)
 アンリ・ベンベルグ:アラブの歌(*/#)(!)
 ガブリエル・ピエルネ:哀歌(+/*AAA**)
 カミーユ・サン=サーンス:パストラール(*/+/#)
 シャルル・グノー:「ファウスト」からのワルツ(*)(!)
エリザベト・ヴィダル(ソプラノ(*))
アンドレ・コニェ(バリトン(+))
ドニ・クラヴィエ(ヴァイオリン(#))
クレール・ブルトー(チェロ(*AAA**))
グウェナエル・フェレ(ハープ(++))
フィリップ・ピエルロ(フルート(##))
アンジェリーヌ・ポンドペイル(ピアノ(++以外))
(!)世界初録音。
Lidi 0301169-06
グリーンスリーヴズ・トゥ・ア・グラウンド
 シンプソン、ディヴィジョン・ヴァイオル奏者
 クリストファー・シンプソン(1605頃-1699):グラウンド ホ短調
 ウィリアム・バード(1543-1623):鐘(ヴァージナルのための)
 クリストファー・シンプソン:グリーンスリーヴズによるディヴィション
 クリストファー・シンプソン:前奏曲とグラウンド ハ長調
 ウィリアム・バード:カッリーノ・カストゥラーメ(ヴァージナルのための)
 不詳:カッリーノ(2つのリュートのための)
 クリストファー・シンプソン:グラウンド ト調
 不詳:グリーンスリーヴズ(2つのリュートのための)
 ウィリアム・バード:わがネヴェル夫人のグラウンド
 クリストファー・シンプソン:グラウンド ニ短調
 ジョン・ジョンソン(1579〜1594頃活躍):グリーンによるウェイクフィールド
 クリストファー・シンプソン:グラウンド ニ長調
 不詳:ロビン(2つのリュートのための)
 不詳:ダンプとベルガマスカ
 クリストファー・シンプソン:グラウンド変ロ調
 ジョン・ジョンソン:The new hunt(2つのリュートのための)
 クリストファー・シンプソン:グラウンド ニ長調
 ゴドフレイ[ゴットフリート]・フィンガー(1660頃-1730):
  グリーンスリーヴズ・トゥ・ア・グラウンド
   (原曲:リコーダーと通奏低音のための)
ラクリメ・コンソート
 フィリップ・フーロン(バリトン、ディヴィジョン・ヴァイオル、リュート)
 ウィリアム・ウォーターズ(リュート)
 エマー・バックリー(ヴァージナル)
グラウンドとは持続的に反復される一定の旋律型のことで、グラウンドを構成する各音をより小さな音価の音符に分割する変奏技法に関する理論書「ディヴィジョン・ヴァイオル奏者」(1659年刊、第2版は「ディヴィジョン・ヴァイオル」に改題)を著したのが、イングランドのヴィオル(ヴァイオル)奏者・作曲家・音楽理論家クリストファー・シンプソン。このアルバムは、グラウンドに基づくディヴィジョンと「グリーンスリーヴズ」を二重テーマにして構成されています。バリトン(Baryton;当盤では「Paridon viol」と表記)はヴィオラ・ダ・ガンバに似た楽器ですが、独特の構造として共鳴弦を持ち、それをネックの裏側から左手の親指でピツィカートで奏することができます。ここでは17世紀にサンプラ[Sanprae]が製作しクヴァンツが所有した楽器をモデルに1989年にフランソワ・ボダールが製作した楽器が使用されています。ディヴィジョン・ヴァイオルは英国で使用されたヴィオラ・ダ・ガンバの一種で、コンソート用のバス・ガンバより大型でリラ・ヴァイオルよりは小型。録音:2005年3月3-5日、パリ、アイルランド文化センター礼拝堂
Lidi 0301173-06
(2CD)
\4200
マラン・マレ(1656-1728):
 ヴィオール曲集第1巻(1686)から
  組曲第1番ニ短調,組曲第2番ニ長調,組曲第4番イ長調
ジャン=ルイ・シャルボニエ、ポール・ルソー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マウリシオ・ブラーリャ(テオルボ)
ピエール・トロスリエ(チェンバロ)
録音:2006年7月24-31日、フランス、ポワティエ、
    オーディトリウム・サン・ジェルマン・デュ・C.N.R.
Lidi 0301175-06
J・S・バッハ(1685-1750):ヴァイオリン協奏曲集
 ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043(*)
 ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
 ヴィヴァルディ(1678-1741)
 2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調 Op.3 No.8(「調和の霊感」から)(*)

ジルベール・ベッジーナ(ヴァイオリン、指揮)
ラウラ・コロッラ(ヴァイオリン(*))
アンサンブル・バロック・ド・ニース

録音:2006年6月、フランス、ルヴァン[Levens]教会、ライヴ
Lidi 0104180-07
(3CD)
【特別価格】
\3000
メンデルスゾーン(1805-1847):オルガン作品集
 前奏曲ニ短調(BA 8196 No.1 S.52)/幻想曲ト短調(id.no.4 S.53)
 コラール変奏曲「全能の神の御業は大いなるかな」(id.no.5 S.54)
 (オスティナート)ハ短調(id.no.3 S.55/2)
 アンダンテ ニ長調(id.no.2 S.55/1)/後奏曲ニ長調(id.no.6)
 4手連弾のためのフーガ ニ長調(*)
 前奏曲とフーガ ハ短調 Op.37 No.1(id.no.7)
 同ト長調 Op.37 No.2(id.no.8)/同ニ短調 Op.37 No.3(id.no.9)
 フーガ ホ短調(id.no.10 S.56)/フーガ ヘ短調(id.no.11 S.57)
 コラール変奏曲「われ心より焦がれ望む」(id.no.12)
 前奏曲ハ短調(id.no.13 S.58)/アレグロ ニ短調(id.no.18)
 コラール変イ長調(id.no.15 S.61)/コラール ニ長調(id.no.16 S.66)
 アンダンテ(トリオ)へ長調(id.no.14)
 主題(アンダンテ)と変奏曲ニ長調(id.no.17)
 アレグロ変ロ長調(id.no.19 S.62)
 行進曲風アンダンテ変ロ長調(id.no.20 S.63)
 フーガ変ロ長調(id.no.21 S.65)
 アレグロ・モデラート・マエストーソ ハ長調(id.no.22)
 ソナタ第1番ヘ短調 Op.65 No.1/ソナタ第2番ハ短調 Op.65 No.2
 ソナタ第3番イ長調 Op.65 No.3/ソナタ第4番変ロ長調 Op.65 No.4
 ソナタ第5番ニ長調 Op.65 No.5/ソナタ第6番ニ短調・ニ長調 Op.65 No.6
[ボーナス・トラック]
 「真夏の夜の夢」(作曲者によるオルガン4手連弾用編曲版)から(*)
  序曲 Op.21,スケルツォ Op.61 No.2,妖精の行進 Op.61 No.3,
  夜想曲 Op.61 No.7,結婚行進曲 Op.61 No.8

オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
セドリク・メックレル(オルガン連弾(*))

録音:2007年7月、パリ、サン=ルイザンリール教会
Lidi 0103181-07
¥2290
メル・ボニス(1858-1937):守護天使 ピアノ作品集
 即興曲 Op.1(1881)/前奏曲変ホ長調 Op.10(1889)
 メヌエット Op.14(1889)/楽しい春 Op.11(1889)
 牧歌 Op.12(1889)/古い様式によるロンド Op.7(1893)
 子守歌 Op.23(1895)/蝶々 Op.28(1897)
 無言歌 変イ長調 Op.29(1897)/マズルカ Op.26(1897)
 瞑想曲 Op.33 No.1(1898)/スケルツォ=ワルツ Op.35 No.1(1898)
 前奏曲と緩やかなワルツ Op.38 No.1(1898)/無言歌 変ト長調 Op.56
 サラバンド Op.96(1906)/デズデモーナ Op.101(1913)
 守護天使 Op.posth.99(1913)/傷つけられた大聖堂 Op.107(1915)
 水車小屋のそばで Op.115(1926)/笛は憧れる Op.117(1926)
 悲しい子守歌 Op.118(1926)/ジプシーたち Op.15 No.1(1891)

ロラン・マルタン(ピアノ)

メル(メラニー)・ボニスはパリの慎ましい家庭に生まれ、12歳までピアノを独学した後に音楽学校に入り、セザール・フランクに才能を認められパリ音楽院で学びました。しかし、そこで出会った恋人との結婚を両親に反対され退学を余儀なくされた彼女は、25歳も年長の実業家の後妻に迎えられました。子育てに専念していた彼女は約10年後、かつての恋人に再会、彼の勧めにより作曲を再開するとともに秘密の関係を続けました。その関係は後に破綻しましたが、作曲家としての彼女はかなりの数の様々な作品と名声を残しました。録音:2006年9月、フランス、ミラボー、聖フランソワ・ド・ポール会修道院
Lidi 0202185-07
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):ヴェネツィアの晩課
 ポルポラ:われ喜びに満てり[Laetatus sum]
   (ソプラノ独唱、同声4部合唱、弦楽と通奏低音のためのモテット)(*/++)
 ヴィヴァルディ(1678-1741):
  リコーダー、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲イ短調 RV108(*AAA**)
 ポルポラ:主が家を建てたまわずば[Nisi Dominus]
   (アルト独唱、同声4部合唱、弦楽と通奏低音のためのモテット)(+/++)
 ヴィヴァルディ:チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ヘ長調 RV410(#)
 ポルポラ:深き淵より(ソプラノ&アルト独唱、
   同声4部合唱、弦楽と通奏低音のためのモテット)(*/+/++)
イザベル・プルナール(ソプラノ(*))
ギュメット・ロランス(メゾソプラノ(+))
エティエンヌ・マンゴ(チェロ(#))
ジャン=マルク・アンドリュー(リコーダー(*AAA**)、指揮)
レ・パション
エクラ合唱団(女声合唱(++))
録音:2007年6月25-28日、フランス、トゥールーズ、洗礼者聖ヨハネ礼拝堂
Lidi 0104187-07
(2CD)
\4200
ミシェル・コレット(1709-1795):ノエル 1788
  クリスマスのためのミサ(1788)(*)
  カリヨン ヘ長調
  新ノエル集(1741)
   組曲第1番ニ短調,同第2番ト長調,同第3番イ短調,同第4番ハ長調
アンヌ・マグエ(ソプラノ)
ギュメット・ロランス(メゾソプラノ)
オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
録音:2007年9月16-19日、フランス、Soultz-Haut-Rhin、聖モーリス教会
使用楽器:1750年、ヨハン・アンドレアス・ジルバーマン製

MAP 1CD¥2400

MAPGCD 0029
[Golden MAP]
アルパソーラ ルイサ・プランディーナ・プレイズ・ホルンガッハー・ハープ No.407
 ドビュッシー:2つのアラベスク/月の光/亜麻色の髪の乙女
 フォーレ:塔の中の姫君
 ピエルネ(1863-1937):奇想的即興曲
 アルベニス:マラゲーニャ/入り江のざわめき/マヨルカ/グラナダ
 グラナドス:スペイン舞曲第5番/詩的なワルツ
 サルセード(1885-1961):主題と変奏曲
ルイサ・プランディーナ(ハープ)
16歳でミラノ市立音楽学校を最高栄誉賞付きで卒業したルイサ・プランディーナはECユース管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団の首席ハープ奏者を務めた後、国際コンクールを勝ち抜き23歳にしてミラノ・スカラ座管弦楽団の首席ハープ奏者の座を得た。アンドレア・グリミネッリ(フルート)、ロジャー・ノリントン指揮ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカと共演したモーツァルトの協奏曲の録音(DECCA)でご記憶のリスナーも多いことでしょう。ここではフランスとスペインのオリジナル曲と編曲作品を魅力いっぱいに披露。使用楽器の製造元であるホルガッハー社はドイツのバイエルン地方、シュタルンベルク湖のほとりで少数精鋭の職人たちが手作りしている著名なハープ工房。
LCCD 40.103
[Lira Classica]
フランチェスコ・モリーノへのオマージュ
 フランチェスコ・モリーノ(1775-1847):
  フルートとギターのための作品集
   夜想曲 Op.38/3つの二重奏曲 Op.16/夜想曲 Op.37
   3つの二重奏曲 Op.61/夜想曲 Op.39
ジャンニ・ビオコンティノ(フルート)
アントネッロ・ギドーニ(ギター)
フランチェスコ・モリーノはピエモンテ地方の音楽一家に生まれたイタリアのギタリスト・ヴァイオリニスト・作曲家。50歳でパリに移住しソルやカルッリと同時期にギタリストとして活躍しパリに没した。ギターを含む作品を数多く残しています。録音:1997年11月15-16日、イタリア、ピエモンテ州アスティ県モンカルヴォ
LRCD 089
[Lira Classica]
ジャコモ・ゴティフレード・フェッラーニ(1763-1842):
 フラウト・トラヴェルソとピアノのためのソナタ集
  チェンバロまたはピアノと
   フルートの伴奏のためのソナタ ト長調 Op.32 No.3
  フォルテとフルートのオブリガートのための3つのお気に入りのソナタ Op.33
   第1番ニ長調,第2番ト長調,第3番ハ長調
マリオ・ラッキーニ(フラウト・トラヴェルソ)(*)
キアラ・ニコラ(卓上フォルテピアノ)(+)
ジャコモ・ゴティフレード・フェッラーニは南チロル地方のロヴェレートに生まれ、ナポリ、パリ、ロンドン等で活躍しロンドンに没した作曲家・音楽理論家・声楽教師。オペラ・声楽の分野でも成功が目立ったが、ヴァイオリンまたはフルートを伴うソナタも40曲以上残している。使用楽器:1994年、ルドルフ・トゥッツ製(モデル:1780年頃、アウグスト・グレンザー製)(*) 1799年頃、ライリー製(イングリッシュ・メカニック)(+)
LRCD 090
[Lira Classica]
ピアノ六手連弾による、歌のないオペラ・ファンタジー
 アンジェロ・パンツィーニ(1820-1886):
  ヴェルディのオペラ「トロヴァトーレ」の動機によるディヴェルティメント
 カール・チェルニー(1791-1857):華麗なロンド Op.227
 パーシー・グレインジャー(1882-1961):ザンジバルの舟歌
 ジュスト・ダッチ(1840-1915):
  ヴェルディのオペラ「シリチア島の夕べの祈り」による華麗な幻想曲
 リッカルド・ヴィアネッロ(1944-):太陽の花
 アンジェロ・パンツィーニ:
  ヴェルディの「ルイザ・ミラー」の動機によるディヴェルティメント
  小ディヴェルティメント「三本の百合」Op.5
 エンリコ・バッティストーニ(1947-):ソナティナ
 ラフマニノフ(1872-1943):ロマンス/ワルツ
 ジュスト・ダッチ:ヴェルディのオペラ「椿姫」による幻想曲
 ジョルジョ・スピリアーノ(1964-):フロア・ショー

イ・タスティ・トスティ
 リリアーナ・フローラ、クリスティーナ・オルヴィエート、パオロ・フローラ(ピアノ)

録音:2002年11月3日
LRCD 097
[Lira Classica]
¥2190
フランコ・マルゴーラ(1908-1992):フルートとギターのための音楽
 ソナタ dC211/5つの印象 dC698/フルートとギターのために dC684
 フルートとギターのために dC686/マルチェッタ dC701
 第7のソナタ dC266/スピリトゥオーソ dC709/ソナタ dC708
 アレグロ dC695/アンダテ dC696/モデラート dC703
 モデラート dC704/モデラート dC702/ヴィヴァーチェ dC710
 夜の歌とアレグロ dC229/指示無しの曲 dC691/指示無しの曲 dC689
 アンダンテ dC697/ソナタ第9番 dC707
サブリーナ・ピシアーリ(フルート)
グレゴリオ・アルトゥンギ(ギター)
フランコ・マルゴーラはブレーシャ近郊に生まれ、カゼッラらに師事したイタリアの作曲家。作品の中では2曲の「子供のための協奏曲」が比較的知られているようだが、オペラ(1つだけ書いたようです)にも前衛にも背を向けて前時代的な器楽曲を書き続けたため、異色ながら地味な存在として扱われる点は否めない。しかし、その音楽そのものの美しさに気付いた演奏家によって少しずつ録音が増えてきている。当アルバムの選曲はもはやマニアックな領域に踏み込んでいるかもしれないが、そこに魅力を感じるリスナーもいらっしゃるに違いない。もちろんフルート・ファン、ギター・ファンならばチェックでしょう。

NIBIRU

NIBIRU 0147-2
\2300
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
 聖母マリアの御清めのミサ ニ長調 ZWV16(1733)(*)
 聖母マリアのリタニア「傷付きし者の慰安者」ZWV151(1744)

ガブリエラ・エイベノヴァー(ソプラノ)
ハナ・ブラジーコヴァー(ソプラノ(*))
ペトラ・ノスカイオヴァー(アルト)
ヤロスラフ・ブジェジナ(テノール)
トマーシュ・クラール(バス)
アダム・ヴィクトラ(指揮)
アンサンブル・イネーガル(管弦楽&合唱)

前作「青銅の蛇」(NIBIRU 0146-2)に続く、アダム・ヴィクトラ&アンサンブル・イネーガルによるゼレンカ。ヴァロッティ律:a=415kHzを採用。独唱者をメンバーに含む各パート4人の計16人による合唱のしなやかさと切れ味は、シックスティーンやモンテヴェルディ合唱団を思わせるほど。スラヴっぽい重さとは無縁。収録曲はいずれも世界初のCD録音。録音:2007年9月1-4日、プラハ、鎖の下の聖母マリア教会

NUMERICA 1CD¥2300

NUM 1152
ルイジ・ボッケリーニ:チェロ協奏曲第2番ニ長調
ジョリ・ブラガ・サントス(1924-1988):
  弦楽合奏のための協奏曲ニ調 Op.17 から アレグロ・ノン・トロッポ
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):
  弦楽のためのアダージョ/弦楽四重奏曲
ジェド・バラハル(チェロ)
ジョゼ・アタラーヤ(指揮)
ライーゼス・イベリカス管弦楽団
リラ弦楽四重奏団
(リチャード・トムズ、
スザンナ・リデグラム(ヴァイオリン))
デイヴィッド・ウィン=ロイド(ヴィオラ)
ジェド・バラハル(チェロ))
録音:エウロパルケ大ホール
NUM 1155
エウリコ・カッラパトーゾ(1962-):パソス・マヌエル記念レクィエム ジョルジェ・ヴァス・デ・カルヴァーリョ(ソリスト)
ジョアン・パウロ・サントス(指揮)
ポルト国立管弦楽団
リスボン・カンタート・シンフォニック合唱団
録音:2006年1月21日、ポルト音楽館、ライヴ
NUM 1157
ロマンティックなポルト−マズルカ&ロマンス ポルトのピアノ音楽
 アルトゥール・ナポレアン(1843-1925):
  ロマンス Op.71 No.1/ハバネラ Op.71 No.2
 オスカル・ダ・シルヴァ(1870-1958):
  マズルカ Op.9 No.2/同 Op.9 No.3
 エルナーニ・トレス(1881-1939):
  マズルカ Op.13 No.1/糸紡ぎの女 Op.10 No.2
  メヌエット Op.13 No.2/舞曲 Op.11 No.1
 ドミンゴス・シリーアコ・デ・カルドーゾ(1846-1900):
  美しい女へ(ポルカ)Op.4/自転車(ギャロップ)Op.10
 ペドロ・ブランコ(1883-1919):
  愛の若さ(緩やかなワルツ)/
  愛のワルツと悲しみのワルツ Op.12
  悲しいマズルカ
 アルトゥール・フェレイラ(1858-1926):
  わが仲間ペドロ・ブランコに捧げるワルツ
  わが仲間オスカル・ダ・シルヴァに捧げるマズルカ
 アントニオ・デ・リマ・フラゴーゾ(1897-1918):民俗舞曲
 オスカル・ダ・シルヴァ:ワルツ第2番
ソフィア・ロウレンソ(ピアノ)
録音:ヌメリカ・スタジオ
NUM 1159
20−21世紀ポルトガルの作曲家たち Vol.1 合唱作品集
 ペドロ・フェリア・ゴメス(1979-):アナルダの思い出に
 ジョアン・カマショ(1972-):アレンテージョ地方の2つの歌
 エウリコ・カッラパトーゾ(1962-):オビドスの風が私に語ること
 フェルナンド・ロペス・グラサ(1906-1994):
  9つのポルトガル民謡/詩篇99/魂の5つの願い
  トマール/2つの英雄的な歌
ジョルジェ・カルヴァーリョ・アルヴェス、
クララ・アルコビア・コエーリョ(指揮)
リスボン・カンタート・シンフォニック合唱団
リスボン・カンタート室内合唱団
録音:2007年6-7月、2005年7月、FMVホール(UTL)

PNEUMA 1CD¥2600

PN 850
あなたの瞳の源に−あなたの瞳は春山のよう ハスィン旋法のスィルスィラ
 アルジェリア北東部コンスタンティヌのアンダルシア古典音楽マルーフ
  バシュラフ・アライッスィ/イスティクバル、あなたは私を愛に導いた
  [ハスィン旋法のインクラベテ]
  あなたの瞳は春山のよう/私の情熱/夜の訪問
  愛はライオンを従順にする/酩酊状態の付き添い/不在/愛の矢/月の光
サリム・フェルガニ(歌、4コースのラウード)
ユーセフ・ブナス(ジュワク・オ・ファル、ズルナ)
ナビル・タレブ(ケマンジャ=ヴィオラ)
バシール・グリ(タール)
ハレド・スマイル(ダルブカ)
スィルィラとは、即興歌のイスティクバルに先行する関連した詩の連続で、一種の連歌のようなものでしょうか。濃厚な色恋に関する内容でも、さらりと優雅に聞かせるのがアンダルシア音楽の粋なところかもしれません。サリム・フェルガニは、コンスタンティヌに伝承されるアラブ・アンダルシア音楽の名手。[近藤博隆]録音:2006年6月12日、アリジェリア、コンスタンティナ、Palacio de los Beys
PN 870
サラーフ・ベイの死を悼む哀歌
 アルジェリア北東部コンスタンティヌのアンダルシア古典音楽
  イスティクバル/カミト・サリ・グジャーダ/アンティ・テトガーラ
  サラー・ベイ「ガル・ラ・アラブ・ガル」/ハラス、ハウア・ヤ・エル・ハウア
  ハスィン旋法の組曲

サリム・フェルガニ(歌、ウード・アル・アラビー)
ユーセフ・ブナス(ジュワク・オ・ファル、ズルナ)
ナビル・タレブ(ケマンジャ)
バシール・グリ(タール)
ハレド・スマイル(ダルブカ)

19世紀半ば辺りからフランスが進出してきますが、その前はオスマン帝国領だったアルジェリア北部。常備歩兵軍団イェニチェリの一員から出世し、コンスタンティヌ地方を治める君主に登りつめながら、最後は刑死という哀れな末路を辿ったサラーフ・ベイを追悼する曲とのこと。1771-1792年までこの地に平和と繁栄をもたらした人だったようです。アンダルシア音楽の要素が勝ちながらも、リズムではオスマン・トルコの軍楽のリズムがはっきり聴き取れます。チャルメラのようなけたたましい音色のズルナもトルコ風な印象を強めます。[近藤博隆]録音:2006年6月14日、アリジェリア、コンスタンティナ、Palacio de los Beys、ハーレム
PN 920
見捨てられた恋人
 アルジェリア、コンスタンティヌのアンダルシア系古典音楽と大衆音楽
  [ハウズィ&マフジュズ]
  イスティクバル、私たちの傷ついた二つの心
  ハウズィ、あなたの愛する人を見捨てないで/
   マフジュズ、悲嘆にくれる恋人
  [ラハウィ旋法の組曲]
  ラハウィ旋法のウードとファルのタクシーム/
  ファルのタクシーム、愛の苦しみ
  イスティクバル、愛を知りたいあなた/インクラブ、今夜のために
  フラス、あなたの幸せが続きますように
サリム・フェルガニ(歌、ウード・アル・アラビー)
ユーセフ・ブナス(ジュワク・オ・ファル、ズルナ)
ナビル・タレブ(ケマンジャ)
バシール・グリ(タール)
ハレド・スマイル(ダルブカ)
アルジェリア北部を東西に走るアトラス山脈の東部に位置する町、コンスタンティヌは中世スペインのアンダルシア地方からの移住者が多く住んできた町の一つ。サリム・フェルガニは、コンスタンティヌに伝承されるアラブ・アンダルシア音楽の名手。ここでは大衆的な口語吟遊詩ハウズィとラハウィ旋法による古典的な組曲を聞かせます。ハウズィは後のライなどの大衆歌謡を生み出す母体の一つになったアンダルシア音楽系の伝統歌謡。イスティクバルは歌い手による即興的な歌で、ラウド弾き語りで古雅な節を聴かせる「コンスタンティヌの吟遊詩人」サリム・フェルガニの真骨頂の部分でしょう。マフジュズはハウズィよりは軽いリズムで演じられる田舎起源の大衆口語吟遊詩。都市部の口承歌謡であるハウズィとは対照的。[近藤博隆]録音:2006年6月14日、アリジェリア、コンスタンティナ、Palacio de los Beys、ハーレム
PN 940
バシュラフ・カビール アルジェリア、コンスタンティヌのアンダルシア古典音楽
  バシュラフ・カビール
  旋法の木、ヴィオラ(旋法の輪によるケマンジャのタクシーム)
  イスティクバル−傷ついた心
  ハスィン旋法のタクシーム (ラウード、フラウタとヴィオラによる)
  旋法の木、フラウタ(旋法の輪によるファルのタクシーム)
サリム・フェルガニ(歌、ウード・アル・アラビー)
ユーセフ・ブナス(ジュワク・オ・ファル)ナビル・タレブ(ケマンジャ)
バシール・グリ(タール)
ハレド・スマイル(ダルブカ)
バシュラフはアラブ〜トルコ古典音楽における前奏曲のような楽曲形式、カビールはアラビア語で「大きい」の意味。タイトル通り16分を越える器楽合奏の長大なバシュラフに始まります。悠揚たるアンダルシア音楽においても、これだけ長い前奏曲は珍しいのでは。イスティクバルは歌い手による即興的な歌で、ラウド弾き語りで古雅な節を聞かせる「コンスタンティヌの吟遊詩人」サリム・フェルガニの真骨頂の部分でしょう。タクシームは器楽の即興演奏。マグレブではヴィオラを膝に立てて弓奏する場合にケマンジャと呼びます。「旋法の輪」とは、一曲の中で複数の旋法を渡り歩く形式のようですが、演奏者にマカーム音楽の高い技術を要求するものと思われます。聞き手は、その展開の妙をよく味わって聴くべきだろうと思います。[近藤博隆]録音:2006年6月13日、アリジェリア、コンスタンティナ、Palacio de los Beys、ハーレム
PN 970
アル・アンダルースのイスラーム神秘主義と祈祷の歌
 マドリッドのマスラマ讃(1007年没)
  祈祷、カーヌーンのタクシーム
  ムワル・アル・ブルダ、シャラフ・アッディン・アル・ブスィリ(1212-1294)作
  フィヤシッヤー、スィディ・バールールに捧ぐ
  内省、イラクとアジャム旋法のラウド・タクシーム
  コーラン第1章、ファティハの朗唱
  ハムズィッヤー、シャラフ・アッディン・アル・ブスィリ(1212-1294)作
  外向性、マズムン旋法のラウード・タクシーム
  酩酊、ムワル・アル・ハッラク(18世紀)
  創造の驚異、ヒムノ・アル・クレアドール(作者不詳)
  暗闇の中での質問、ムワル・アル・マーヤ
  ナスィリの祈り−イブン・ナスィールの剣
  ムハンマド・イブン・ナスィール(?-1674)
  おお、彼はより大きくなる(ムワル)
アッゼディーヌ・アル・バドリ(歌)
モハメド・エル・アラビー・セルギニ(歌、パンデーロ)
エドゥアルド・パニアグァ(カーヌーン、ダルブガ、ダフ)
モハメド・ベッラク(歌) オマル・メティウィ(ラウード)
アブデスラム・エル・アムラニ・ブホブザ、
サイード・ベルカディ(歌)
10世紀スペインの数学者、天文学者の「マドリッドのマスラマ」を讃えるアルバム。色々な時代のスーフィーたちの祈祷歌を巡りながら、10世紀の科学者を偲ぶという中世イスラームらしい趣向。ムワルとは即興的に間を崩して歌われるアラブのマウワルのマグレブ版でしょう。[近藤博隆]

REGIS 1CD¥950

RRC 1283
ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):
 ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 D.117(*)
 ヴァイオリン協奏曲ニ短調 D.45(*)
 ヴァイオリン協奏曲ハ長調 D.12(*)
 ヴァイオリン協奏曲ホ長調 D.51(*)
 ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」
  (H・カウダー編曲、オーケストラ伴奏版)(+)

ゴルダン・ニコリッチ(ヴァイオリン(*))
アリー・ファン・ベーク(指揮(*))
オーベルニュ管弦楽団(*)
セルゲイ・クリロフ(ヴァイオリン(+))
サウリス・ソンデツキス(指揮(+))
リトアニア室内管弦楽団(+)

原盤:Olympia, CDK
RRC 1293
調子の良い鍛冶屋 チェンバロ名曲アンコール
 ヘンデル:組曲第5番 HWV.430 から
   前奏曲,アルマンド,クーラント,アリアと変奏曲(調子の良い鍛冶屋)
 J・S・バッハ:イタリア協奏曲 から 第1楽章
 J・S・バッハ:フランス組曲第5番 から ガヴォット,ブーレ,ルール,ジーグ
 ラモー:牝鶏/ミュゼットとタンブーラン
 ダカン:かっこう
 ギボンズ:前奏曲
 バード:鐘
 ホルボーン:ノエルズ・ガリアード
 L・クープラン:ピエモンテの人/シャコンヌ
 F・クープラン:神秘的な障壁
 D・スカルラッティ:猫のフーガ
 アーン・ジーグ
 パラディエス:トッカータ イ長調
 モーツァルト:幻想曲ニ短調/トルコ行進曲
ロバート・アルドウィンクル[オルドウィンクル](チェンバロ)
録音:1986-1987年 原盤:IMP

SOMM 1CD¥2400

SOMMCD 072
フィリップ・グラス(1937-):
 アナザー・ルック・アット・ハーモニー パート 4
  (混声合唱[SATB]とオルガンのための)
ハワード・ウィリアムズ(指揮)
21世紀合唱団
クリストファー・バワーズ=ブロードベント(オルガン)
録音:2007年7月3-5日、ロンドン、グレイズ・イン・チャペル
SOMMCD 238-9
(2CD)
\3400
ヘンデル:オラトリオ「エステル」HWV50b(改訂版;1732) ローズマリー・ジョシュア(ソプラノ:エステル)
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー:アハスエルス)
スーザン・ビックリー(メゾソプラノ:モルデカイ)
クリストファー・パーヴズ(バス:ハマン)
レベッカ・アウトラム(ソプラノ:イスラエルの女)
アンドルー・ケネディ(テノール:第1のイスラエル人)
セシリア・オズモンド(ソプラノ:第2のイスラエル人)
アンガス・スミス(テノール:ハルボナ)
ローレンス・カミングズ(指揮)
ロンドン・ヘンデル管弦楽団&合唱団
ロンドン・ヘンデル・ソサイエティとの共同制作。1732年版による初録音。プレス原盤トラブルのためにディスク1をCD-Rにする形で初回500ユニットを製造・出荷したこの新譜、そのイレギュラーな形態にもかかわらずあっという間に売り切れ、やむをえず同じ形態でさらに500ユニットを製造したところまたも完売。ここでようやくレギュラー・プレス盤の製造に入れる旨、レーベル側より連絡がありました。録音:2002年8月23、25日、ロンドン、ハノーヴァー・スクエア、聖ジョージ教会、ロンドン・ヘンデル・フェスティヴァル25周年記念演奏会、ライヴ

STRADIVARIUS 1CD¥2400

STR 33753
アルフレート・シュニトケ:ピアノ作品全集 Vol.1
  前奏曲とフーガ(1963)/ソナタ第1番(1987)/小品集(1971)
  格言集(1990)/四手連弾のためのソナティナ(1994)(*)
ジャンパオロ・ヌーティ(ピアノ)
ダニエラ・デ・サンティス(ピアノ(*))
STR 33764
デュオ・イン・ロンド フランチェスコ・デステの宮廷の舞曲集
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632-1692):
  ベルガマスカ(ヴァイオリン、ヴィオローネ、テオルボと打楽器のための)
 ジュゼッペ・コロンビ(1635-1694):ブランド第25番
 ピエトロ・ソロシーナ(1645頃-1732):
  ヴァイオリンとヴィオローネのためのソナタ第4番
 ジュゼッペ・コロンビ:ヴァイオリンとヴィオローネのための室内ソナタ
 マルコ・ウッチェリーニ(1603-1680):
  コッレンテ第3番とアリア第4番(Op.4 から)
 ジュゼッペ・コロンビ:ルッジェーロ(ヴァイオリンとヴィオローネのための)
 トマーゾ・アントニオ・ヴィターリ(1663-1745):
  カナリオ(メヌエット)/パッソ・エ・メッツォ/ソナタ第11番
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ:「音楽技法」Op.13 から パッサカリア
 ジュゼッペ・コロンビ:ブランド第8番
 ピエトロ・ソロシーナ:ソナタ第3番
 トマーゾ・アントニオ・ヴィターリ:
  ヴァイオリン、ヴィオローネ、テオルボと打楽器のためのソナタ Op.1 No.12
アンティキ・ストルメンティ
(ラウラ・トッフェッティ(ヴァイオリン)
トビアス・ボンズ(チェロ)
ガブリエーレ・パロンバ(テオルボ)
ガブリエーラ・ミラクレ(打楽器))
STR 33778
イタリア協奏曲の精華
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲集
  変ロ長調 RV382/ハ短調 RV198/ハ長調 RV184
  ホ短調 RV276/ホ短調 RV134/ニ長調 RV224a
  ニ短調 RV247/変ロ長調 RV364a
ジョルジョ・サッソ(ヴァイオリン、指揮)
インシエメ・ストルメンターレ・ディ・ローマ
STR 33788
ジョヴァンニ・ヴェラーンド(1965-):管弦楽作品集
  Triptych(2006)/Sottile(1997)
  Agile(2004)/Polyptich(2007)
ピエール=アンドレ・ヴァラド(指揮)
RAI国立交響楽団
STR 33758
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):6つの弦楽四重奏曲 Op.2
 第1番ハ短調,第2番変ロ長調,第3番ニ長調
 第4番変ホ長調,第5番ホ長調,第6番ハ長調
アレア・アンサンブル
 フィオレンツァ・デ・ドナーティス、
アンドレア・ロニョーニ(ヴァイオリン)
 ステファノ・マルコッキ(ヴィオラ)
 マルコ・フレッツァート(チェロ)
ロニョーニ、マルコッキ、フレッツァートの三重奏で〈MV CREMONA〉レーベルからモーツァルトの「ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563」をリリースしていたアレア・アンサンブルが今回は四重奏でボッケリーニを録音。
STR 33802
ジャチント・シェルシ(1905-1988):コレクション Vol.2
 Pranam II(アンサンブルのための;1973)(*)
 To the master(チェロとピアノのための;1974)(+)
 Wo Ma(低声のための;1960)(#)
 Rotavita(2台のピアノと打楽器のための;1930)(*AAA**)
 Trio(ヴィブラフォン、マリンバと打楽器のための;1950頃)(++)
 Preghiera per un'ombra(変ロ管クラリネットのための;1954)(##)
 Chukrum(弦楽合奏のための;1963)(*AAA***)
アンサンブル 2e2m(*)
リヴィア・マッツァンティ(オルガン(*))
カルロ・テオドーロ(チェロ(+))
アルド・オルヴィエート(ピアノ(+))
ニコラス・イシャーウッド(バス(#))
アルス・ルーディ・アンサンブル(*AAA**)
クリスティーナ・ビアジーニ、マルコ・マルツォッキ(ピアノ(*AAA**))
ムジカテアトロアンサンブル(++)
ヴェロニク・フェーヴル(クラリネット(##))
ルカ・プファッフ(指揮(*AAA***))
ローマ&ラツィオ管弦楽団(*AAA***)
STR 57006
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):
 ローエングリン(ソリスト、器楽と声のための見えないアクション;1982-1984)
デイジー・ルミーニ(声)
サルヴァトーレ・シャリーノ(指揮)
ムジカ・ドッジ器楽グループ




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