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第41号マイナー・レーベル新録音新譜(3)




10%オフ・セール

 こちらの商品はすべて10%引きとさせていただきます。値下げになっているものは、そこからさらに10%引きとなります(\2200→\1990の商品なら\1791です)。
 2008年初頭、4年ほど前の紹介新譜です。

 他のセールと競合してそちらの価格と違いが出るものもあると思いますが、ご了承ください。
 すでに入手不能になっていることもありえます。ご理解くださいませ。

 最終フォーマットで提示される価格や自動送信で送られてくる価格は元の値段になっておりますが、「お客様シート」に記載されるときはセール価格になりますのでご安心ください。



AEOLUS 1CD¥2500


AE 10271
¥2290
オルガンによるワーグナー
 ワーグナー:舞台神聖祝典劇《パルジファル》より
  前奏曲、聖金曜日の音楽/
 楽劇《神々の黄昏》より
  ジークフリートの葬送行進曲/
 歌劇《トリスタンとイゾルデ》より
  前奏曲/歌劇《リエンツィ》より 序曲/
 ヴェーゼンドンク歌曲集
スザンネ・トルプ(ソプラノ)、
クリストフ・クールマン(オルガン)
カルク=エラート、アイゼンマン、ルメアといったオルガン作品に大きな影響を与えた3人の音楽家たちが、オルガンによる演奏のためにアレンジを施したワーグナーの作品を集めた「オルガンによるワーグナー」。ちなみに収録作品は、20世紀初頭フランスの貴族による演奏会のプログラムをイメージしたものだという。スペインのバスク地方、ウスルビルのサルバドル教会に設置されているカヴァイエ・コルのオルガンからワーグナーが荘厳に響く。

AMON RA 1CD−R¥2400


(Amon Raはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。)
CD-SAR 10 クラリネット・コレクション
 アイルランド民謡:彼女は市を通って動く/
 スカルラッティ:シンフォニア/
 テレマン:冬/
 ヘンデル:ヘンデルの行進曲/
 ヴァンハル:アダージョ・カンタービレ/
 モーツァルト:ディヴェルティメントK.439bより メヌエット/
 ウェーバー:変奏曲Op.33/
 ブルグミュラー:二重奏曲Op.15/
 シューマン:幻想小曲集Op.73/
 ヴェルディ:歌劇《運命の力》より ロマンス/
 伝承曲:マケドニア民謡
アラン・ハッカー(ヒストリカル・クラリネット)、
リチャード・バーネット(フォルテピアノ、チェンバロ)
イギリスのクラリネット界で一時代を築いた大御所アラン・ハッカー。ここではシャリュモーや18世紀から19世紀にかけて製作された数種類のバロック・クラリネットを使い分けており、それぞれの楽器が持つ音色の違いを堪能することが出来る。シャリュモーによるアイルランド民謡のサウンド、19世紀のベーム式クラリネットによるシューマンなど、聴きどころには尽きない。1983年1月の録音。

CD-SAR 9
\2190
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集Vol.1
 ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24《春》/
 同第7番ハ短調Op.30-2
ラルフ・ホームズ(ヴァイオリン)、
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)
1984年に47歳という若さで他界したラルフ・ホームズ。アモン・ラ(Amon Ra)には最晩年に収録したベートーヴェンとフンメルの録音が残されている。このベートーヴェンはフンメルのヴァイオリン作品集(CD-SAR 12)と同じく1983年1月に収録されており、1736年クレモナ製のストラディヴァリから響く豊かな音色は直後に迫る死の影を感じさせない。1983年1月の録音。
CD-SAR 7 ロマンティック・フォルテピアノ
 フンメル:グルックの「アルミーダ」の主題による10の変奏曲/
 ショパン:アンダンテ・スピアナート/
 シューベルト:舞曲集/
 シューマン:子供の情景Op.15/
 ツェルニー:5つの変奏曲
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)
ケント州の鍵盤楽器博物館フィンチコックス・コレクション所蔵されている「グラーフ1826年製(ウィーン)」のフォルテピアノを、同博物館の設立者、館長であるバーネットが弾いた演奏を収録。作曲者たちが生きた時代に製作された楽器を弾くことによって、作曲当時の姿に限りなく近い作品象を浮かび上がらせている。バーネットの熱意が実現させた録音である。1982年1月〜2月の録音。

CD-SAR 16
¥2190
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集第2巻
 ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47《クロイツェル》/
 同第8番ト長調Op.30-3
ラルフ・ホームズ(ヴァイオリン)、
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)
ディーリアスやハーティ、シベリウスなどの名演で一世を風靡しながらも47歳という若さでこの世を去ったイギリスのヴァイオリニスト、ラルフ・ホームズが死の数ヶ月前に録音を行ったベートーヴェン。1736年クレモナ製のストラディヴァリによる演奏。1984年1月の録音。
CD-SAR 12
¥2190
フンメル:ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ソナタ ニ長調Op.50/同変ホ長調Op.5-3/夜想曲Op.99
ラルフ・ホームズ(ヴァイオリン)、
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)
ラルフ・ホームズがベートーヴェンの1年前、すなわち死の約1年前に収録を行ったフンメル。ホームズが奏でるストラディヴァリとバーネットの弾くフォルテピアノの一体感が有無を言わさぬ説得力を醸しだしている。1983年1月の録音。
CD-SAR 11 2本のフルートのための音楽
 J・S・バッハ:トリオ・ソナタ ト長調BWV.1039/
 ヘンデル:ソナタOp.2-5/
 ハイドン:三重奏曲第1番/
 モーツァルト:恋とはどんなものかしら/
 L・ドゥルーエ:パイジェッロの《うつろな心》による変奏曲/
 E・ケーラー:花のワルツOp.87
プレストンズ・ポケット
スティーヴン・プレストンとリザ・ベズノシウクのコンビが、バロック・フルートとクラシカル・フルートを用いて温もりに満ちた音楽を聴かせてくれる。ちなみに初リリースの際にはピリオド楽器の模範的演奏と高く評された演奏でもある。1983年1月の録音。
CD-SAR 50 17世紀の愛の諸相
 R・ジョーンズ:Now what is love?/
 L・ロッシ:Guardatevi Ola/
 作曲者不詳:愛らしく美しい瞳/
 A・ピッチニーニ:トッカータ第1番/
 A・ストリッジョ:Se piu del canto mio/
 J・ダウランド:行け輝く涙、男ひとりに女ひとり/
 J・ダニエル:Grief keep within/
 E・ムリニエ:Enfin la beaute/
 G・バタイユ:Ma bergere non legere/
 P・ゲドロン:Cesses mortels de soupirer/
 H・パーセル:
  愛はチェリアの眼差しに身を固める、もし恋が甘いものなら、
  おお平和な物陰に、こだまする歌を聞け/
 N・マッテイス:組曲ニ長調
グレンダ・シンプソン(メゾソプラノ)、
バリー・メイソン(リュート&バロック・ギター&キタローネ)
16世紀から17世紀のイギリス、フランスとイタリアで生まれた“愛の歌”をメゾソプラノとギターの二重奏で届けてくれるアルバム。グレンダ・シンプソンの歌声とバリー・メイソンのギターが愛に揺れる複雑な心情を巧みに表現している。1990年4月の録音。

ANTES EDITION 1CD¥2500

BM-CD 31.9246 シンプル・シンフォニー
 J・S・バッハ:
  ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV.1048/
 ハラルド・ゲンツマー:シンフォニエッタ/
 モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調K.136/
 プッチーニ:菊の花/
 ブリテン:シンプル・シンフォニーOp.4
ライナー・シューヘン(指揮)、
バーデン・マンドリン・オーケストラ
1971年に創設されたドイツのバーデン・マンドリン・オーケストラ(ツプフ・オーケストラ)によるバッハ、ゲンツマー、モーツァルト、、プッチーニ、そしてブリテン!マンドリンの素朴な音色に乗って届く名作の数々はなかなか味わい深いものがある。

AVIE


AV 2103
(2CD 特別価格)
\3600→¥3290
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集&変奏曲集
 チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1/同第2番ト短調Op.5-2/
 ヘンデルの《ユダス・マカベウス》の「見よ勇者は帰る」の
  主題による12の変奏曲ト長調WoO.45/
 モーツァルトの《魔笛》の「娘か女か」の
  主題による12の変奏曲ヘ長調Op.66/
 チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69/同第4番ハ長調Op.102-1/
 同第5番ニ長調Op.102-2/
 モーツァルトの《魔笛》の「恋を知る男たちは」の
  主題による7つの変奏曲変ホ長調WoO.46
アントニオ・メネセス
(チェロ/アレッサンドロ・ガリアーノ1730)、
メナヘム・プレスラー
(ピアノ/スタインウェイD)
カラヤンから全幅の信頼を寄せられたチェロの帝王アントニオ・メネセス。待望久しいベートーヴェンが盟友プレスラーとのデュオで遂に登場!アヴィー(Avie)からは、バッハの「無伴奏チェロ組曲」(AV 0052)の新録音を皮切りに、シューマン&シューベルト(AV 2112)やメンデルスゾーン(AV 2140)など、圧巻のレコーディングを次々と打ち出してきたメネセス。構想を練りに練りながらも録音の最適な時期や環境を模索してきたベートーヴェンのチェロ作品だったが、現在メネセスもチェロ奏者として名を連ねているボザール・トリオの創設メンバーであり御年83歳の大ベテラン、メナヘム・プレスラーとのデュオの実現で録音を決心。メネセスが長年温め続けてきたベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集のレコーディングが遂に誕生することになったのである!メネセスとプレスラーは、惜しくも2008年9月での解散がアナウンスされているボザール・トリオでも共演を続けており、そのコンビネーションには疑いの余地が無い。世紀の帝王カラヤンにも認められたブラジル生まれの天才チェリストが全身全霊を注いだ素晴らしきベートーヴェンの登場である。
録音:2007年12月18日−22日、ポットン・ホール(サフォーク)
AV 2148
(2CD/1枚分価格)
\2400
パースペクティブⅢ
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28《田園》、
  同第23番ヘ短調Op.57《熱情》/
 シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
アンドレアス・ヘフリガー(ピアノ)
2007/08シーズンにはサロネン&ロサンゼルス・フィル、ドホナーニ&フィルハーモニア管などとの共演が決まっているスイスのピアニスト、アンドレアス・ヘフリガー。3枚目となるソロアルバム「パースペクティブⅢ」はベートーヴェンとシューベルトの二本立て。抑揚のある感情表現、包み込むような温かいピアノの音色など、豊かな音楽的才能は偉大なる父エルンストのから譲り受けたものなのだろう。

BNL 1CD¥2400

BNL 112907 疾風怒濤期の協奏曲
 J・C・バッハ:協奏曲集イ長調、同変ホ長調/
 C・P・E・バッハ:協奏曲ニ短調Wtq.23/
 W・F・バッハ:協奏曲ト短調
マレク・トポロフスキ(チェンバロ)、
ディディエ・タルパン(指揮)、
コレギウム・ムジケ・アンティクェ・ヴァルソヴィエンセ
「コレギウム・ムジケ・アンティクェ・ヴァルソヴィエンセ」はポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場の弦楽器奏者たちによって1961年に結成されたピリオド・アンサンブル。この18世紀後半の「疾風怒濤期」に大バッハの息子たちが生み出した4曲のチェンバロと弦楽のための協奏曲集では、ポーランドの名手トポロフスキの妙技を存分に味わえる。古楽ファンからの根強い支持を得ているタルパンのコントロールも秀逸。2000年3月の録音。
BNL 112919 テオドール・デュボワ(1837−1924):
 オラトリオ《キリストの最後の7つの言葉》/6つモテット
ベルナール・ラルマン(指揮)、
パリ仏独合唱団、
ボン青少年オーケストラ
デュボワは、トマの下で作曲を学び1861年のローマ賞を獲得。そして1896年には師であるトマの後任として名門パリ音楽院の院長に就任するなど19世紀〜20世紀初期のフランス音楽シーンの重要人物である。
ローマ大賞でのいわゆる「ラヴェル事件」で有名となってしまったデュボワだが、当時のフランス古典派を代表する音楽家としての確かな実力がこのオラトリオから聴き取れる。2002年3月の録音。
BNL 112895
(4CD/3枚分価格)
\7200
フランス地方の歌 ベルナール・ラルマン(指揮)、
パリ仏独合唱団、他
フランスに古くから伝わる歌や、カナダのケベックやアカディに伝わる歌など、124曲に及ぶフランスの「シャンソン」をラルマン&パリ・フランコ=アルマンド合唱団が歌う。

CAPRICE

CAP 21776
\2500
ピアノによるインプロヴィゼーショナルⅠ
 カール・ミカエル・ベルマン(1740−1795)の
  「フレドマンの手紙と歌」をテーマとした即興曲(15曲)
二クラス・シヴェレーフ(ピアノ)
 スウェーデン発、即興の真髄を徹底的に追求する驚異のシリーズ!
 スウェーデンのカプリース(Caprice)から「インプロヴィゼーション(即興)」の真髄を徹底的に追求する驚異のシリーズがスタート!「ピアノによるインプロヴィゼーショナル」とは、3年間で全10タイトルのリリースが予定されているピアノによる完全な即興演奏のシリーズ。このシリーズ全体に一貫して適用される重要な理念とは、
 1.インプロヴィゼーション(即興)であること。
 2.10タイトル全てで同一のコンサートホール、同一のピアノを使用(ピアニストは各タイトルで変更となる)。
 3.レコーディングの直前(ホールに入ってから)にテーマが提示される。事前提示は一切なし。
 4.セッションは全て真夜中に行われる(人間の脳の活動時間に着目)。
という徹底された4項目。
ピアニスト自身の備えたテクニックや即興能力はもちろんのこと、音楽性や人間性もが試され演奏に直接反映されるという部分も非常に興味深い。この「ピアノによるインプロヴィゼーショナル」に挑む最初のピアニストは、スウェーデンの実力者ニクラス・シヴェレーフ。そのシヴェレーフに提示された注目のテーマは、18世紀スウェーデンの高名な詩人であるカール・ミカエル・ベルマンの「手紙と歌」。シヴェレーフの閃きによって次々と放たれるベルマンをテーマとした即興演奏は圧巻の一言。まったく新しい視点とアイディアによるシリーズがいま始まる。2006年8月28日〜30日、ニーブローカイエン(ストックホルム)での録音。
CAP 21800
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
パーセプションズ・オヴ・タイム
 アンドレス・ヨルミン:3人の天使、Tiden a ingenting、
 ラーサ/ペルト:フラトレス/
 グバイドゥーリナ:セレナーデ/
 ステファン・モッセンマーク&イェスパー・コルダ:
  グリーン・ブリッジ、ノーツ・オン・フラトレス
マッツ・ベルグストレム(ギター)、
アンデルス・ヨルミン(コントラバス)、
ヨアキム・スヴェンヘーデン(ヴァイオリン)
25年のキャリアを持つスウェーデンのトップ・クラシカル・ギタリスト、マッツ・ベルグストレムのリーダー・アルバム。同じくスウェーデンを代表するベーシストの1人であるアンデルス・ヨルミンを演奏&作曲の両面で共演に迎えるなど、ギター&ベース・ファンにオススメしたい1枚。ちなみにブックレットにはクリスティーヌ・ファルケンランドの詩が日本語で掲載されている。
CAP 21787
\2500
デュオ・ディアローグ
 クリスティーナ・フォルスマン:レイン=リフレイン/
 アルネ・ロートマン:ディプティク、Vindsnlirror/
 イングヴァル・カルコフ:
  クラリネットとギターのための組曲、
  ドリーム&パペット・ダンス/
 ズヴェン・ハグヴィル:コンフルエント/
 ケント・オロフソン:エメラルド・ウィンドストリングス
ダン・ラーソン(クラリネット)、
マグヌス・グレンルンド(ギター)
オーショッタ・ウィンド・オーケストラのソロ・クラリネット奏者ダン・ラーソンとスウェーデンのコンサート・ギタリスト、マグヌス・グレンルンドのデュオ・アルバム。クラリネットとギターの醸しだす落ち着いた音楽が空間に広がりを見せる。

CAVALLI 1CD¥2500

CCD 705 J・S・バッハ:
 フランス風序曲ハ短調BWV.831a、
 イタリア協奏曲BWV.971/
シューマン:間奏曲Op.4
フレデリック・ブルーム(ピアノ)
現在ミュンヘンに居を構えているフレデリック・ブルームは、1983年のブゾーニ国際ピアノコンクールでは3位入賞を果たすなど多くの実績を積んでいるニューヨーク出身のピアニスト。
ここでのバッハの「フランス風序曲」では一般的に用いられている「ロ短調BWV.831」ではなく異稿版となる「ハ短調BWV.831a」が演奏されており、その響きの違いが最大の聴きどころだろう。

CHANDOS 1CD¥2400

CHAN 10459 バーナーズ&ランバート〜映画音楽集
 コンスタント・ランバート(1905−1951):
  《商船隊員》からの組曲、
  《アンナ・カレーニナ》からの組曲(フィリップ・レーンによる編曲)/
 ロード・バーナーズ(1883−1950/本名:
  ジェラルド・ヒュー・ティリット=ウィルソン):
   《シャンペン・チャーリー》より、
   《ニコラス・ニックルビー》からの組曲
    (編曲&オーケストレーション:アーネスト・アーヴィング)、
   《中途の家》からの組曲(フィリップ・レーンによる編曲)
メアリー・カリュー(ソプラノ)、
ラモン・ガンバ(指揮)、
BBCコンサート・オーケストラ、
ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ
アーノルド、ヴォーン=ウィリアムズ、ショスタコーヴィチ、グッドウィン、コルンゴルトなど錚々たる面々の映画音楽を次々と発表してきた「シャンドス映画音楽シリーズ」の最新作は、シリーズ初登場となるランバートとロード・バーナーズ(第14代バーナーズ男爵)のカップリング!ディアギレフ&ロシア・バレエ団からの委嘱により作曲された「ロメオとジュリエット」に代表されるようにバレエ音楽の作曲家として高い名声を得たランバート。そして音楽家、小説家、画家など創作の分野で異才を放ち、1919年には叔父の後を継いで第14代バーナーズ男爵となったジェラルド・ヒュー・ティリット=ウィルソンは、まさにイギリス映画音楽の全盛期を生きた同世代の作曲家なのである。「シャンドス映画音楽シリーズ」の守護神ラモン・ガンバがBBCコンサート・オーケストラとのタッグで、ランバート、バーナーズが共にキャリアの後期から晩年にかけて手懸けた魔法のような映画音楽の世界に誘ってくれる。
CHAN 10467 ドビュッシー:ピアノ作品全集Vol.3
 組曲《子供の領分》/ベルガマスク組曲/ボヘミア風舞曲/
 夜想曲/レントよりおそく/マズルカ/夢/2つのアラベスク/
 コンクールの小品/小さな黒ん坊/ハイドンを讃えて/
 英雄の子守歌/アルバムの1ページ/エレジー
ジャン=エフラム・バウゼ(ピアノ)
2005年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」でその名が一気に定着したフランスのピアニスト、ジャン=エフラム・バウゼ。シャンドスとの二人三脚で録音がスタートし、ハイペースでリリースが進められているドビュッシーのピアノ作品全集の今回が第3弾。第1集(CHAN 10421)はフランスのル・モンド・ドゥ・ラ・ミュージックのレコード・オブ・ザ・イヤーに輝き、第2集もイギリスのグラモフォンでエディターズ・チョイスに選出されるなど、バウゼのドビュッシーは世界各国で抜群の評価を受けている。「子供の領分」や「ベルガマスク組曲」といった有名作品とレアなレパートリーを織り交ぜたプログラミングからも高度なセンスが感じられる。
CHAN 10461 ケネス・レイトン(1929−1988):管弦楽作品集Vol.1
 弦楽のための交響曲Op.3/
 オルガン、弦楽オーケストラとティンパニのための協奏曲Op.58/
 弦楽オーケストラのための協奏曲Op.39
ジョン・スコット(オルガン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
ハイペリオンから教会音楽集(CDA 67641)がリリースされるなど、再評価が進み始めたケネス・レイトン。ロマンティシズムと12音技法の両立を目指した戦後のイギリスを代表する作曲家の1人であるレイトンの管弦楽作品集は、世界最強のイギリス音楽の達人ヒコックスの指揮で計2タイトルのリリースが予定されている。今回収録された3作品はいずれもシャンドスならではの貴重な音源である。
CHAN 10472 ジョナサン・ドーヴ(1958−):
 室内オペラ《セイレーンの歌》(世界初録音)
ブラッド・クーパー(テノール)、
マタイス・ファン・デ・ウォールト(バリトン)、
アマリリス・ディールティエンス(ソプラノ)、
ヘンク・ギュイタルト(指揮)、
セイレーン・アンサンブル
歌劇「フライト」(CHAN 10197)など斬新な作品の発表を続けるイギリス人作曲家ジョナサン・ドーヴの最も有名な室内オペラがこの「セイレーンの歌」。「セイレーンの歌」はドーヴがコンポーザー・イン・レジデンスを務めているアムステルダム運河フェスティバルで2007年8月に初演が行われており、今回のリリースはその世界初演時のライヴ録音となる。
CHAN 10465 ヴォーン=ウィリアムズ:
 ウェンロック・エッジで/
 ピアノ五重奏曲ハ短調/ロマンス/パストラール
マーク・パドモア(テノール)、
シューベルト・アンサンブル
マーク・パドモア、RVWを歌う。世界屈伸と名高いイギリスのピリオド・オーケストラ、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団のリーダーとしての来日が記憶に新しい名テノール、マーク・パドモア。シャンドス・デビュー25周年を迎えたイギリスの老舗室内楽団、シューベルト・アンサンブルとパドモアによるヴォーン=ウィリアムズ(以下RVW)は、イギリス音楽の発信地として重要な役割を担ってきたシャンドスが世界に向けて贈るRVWの没後50年記念リリースとして位置づけられている。マーク・マドモアの歌う連作歌曲集「ウェンロック・エッジで」はもちろんのこと、RVWの未亡人の演奏のために2002年に出版された「ピアノ五重奏曲ハ短調」、1923年に出版されたリリカルな小品「ロマンスとパストラール」など、節目の年に相応しい充実の内容を誇っている。

CHAN 10464
ダンディ:管弦楽作品集Vol.1
 魔の森Op.8(ウーラントのバラードによる伝説交響曲)/
 山の夏の日Op.61/想い出Op.62
ラモン・ガンバ(指揮)、
アイスランド交響楽団
ダンディの管弦楽作品集スタート!マルコム・ウィリアムソンの管弦楽作品集(CHAN 10359&10406)で抜群のパフォーマンスを披露してくれた音楽監督ラモン・ガンバ率いる北欧のハイレベル・オーケストラ、アイスランド交響楽団の新プロジェクトはダンディの管弦楽作品集!フランスのティンパニ(Timpani)レーベルからリリースされた作品集によってロパルツに続くブームを呼んでいるものの、まだまだ復権途上のダンディ。シャンドスとガンバ&アイスランド響がダンディの作品の録音に乗り出したのは、さらに再評価の気運を高めダンディの音楽を世界に広げるためなのである。フランクを師と仰いたダンディはドビュッシー、ラヴェルと同世代の音楽家であり、その作品はベートーヴェンとワーグナーからの影響を色濃く窺わせている。シャンドスならではの期待のシリーズがいまスタートを切る!
CHAN 10446 バックス:交響詩集Vol.2
 3つの《北方のバラード》/薄明の中で/幸せな森/
 管弦楽のための自然詩《ニンフォレプト》/赤い秋
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
BBCフィル
第1集(CHAN 10362)が2007年のBBCミュージック・アウォードにノミネートされるなど、バックス・コンダクターとしての健在振りを見事にアピールしたハンドリーが再びタクトを執るバックスは今回も興味深い。当初はピアノ独奏として作曲され、バックス自身の手で2台ピアノ版に編曲が行われた「赤い秋」。ここに収録された管弦楽版の「赤い秋」は、2006年にグレアム・パーレットによって編曲された版であり、もちろん録音としても非常に貴重なもの。また1933年にオーケストレーションが施され、「荘厳な式典のための前奏曲」というタイトルも持った「北方のバラード第3番」など、第1集や交響曲全集(CHAN 10122)に比肩する濃密な内容はイギリス音楽ファンならば絶対に外せない!
CHAN 0751 ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688−1758):管弦楽作品集
 協奏曲ニ長調/協奏曲変ロ長調/
 アンダンテ ニ長調/合奏序曲二長調(全曲世界初録音)
テンペスタ・ディ・マーレ
2007年1月、フィラデルフィアのセント・マークス教会を舞台として同地のバロック・オーケストラ「テンペスタ・ディ・マーレ」の手により現代に復活したファッシュの4つの作品。大バッハやテレマンと同時代を生きたファッシュの遺された楽譜はドレスデンの大爆撃で大きなダメージを負ってしまったものの、「テンペスタ・ディ・マーレ」のコンサートのために復元が施されている。今回リリースとなる録音は2007年1月に行われたコンサートのライヴを収録したものであり、ファッシュの没後250年を記念したバロック、古楽ファン要チェックのリリースと言えるだろう。全曲世界発録音。
CHAN 10463 ノーウィッチ大聖堂のオルガンによるチェコのオルガン音楽
 ノヴァーク:聖ヴァーツラフ三部作/
 ヤナーチェク:《グラゴル・ミサ》より 後奏曲/
 イルジー・ロペック(1922−2005):
  《ヴィクティマエ・パスカリ・ラウデス》による変奏曲/
 マルティヌー:ヴィジリア(クリスマスイヴ)/
 ドヴォルザーク:フーガ ト短調/
 スメタナ:オルガンのための6つの前奏曲
イアン・クイン(オルガン)
イアン・クインは、アメリカのニュー・メキシコ州最大の都市アルバカーキのセント・ジョン大聖堂でオルガニスト兼音楽監督を務めるウェールズ出身のオルガン奏者、合唱指揮者、作曲家。これまでにも「ロシアのオルガン音楽」(CHAN 10043)などユニークな内容のレコーディングをリリースしており、今回の「チェコのオルガン音楽」もドヴォルザークやスメタナ、ヤナーチェクの作品が並ぶ多彩で民族色豊かなプログラミングに仕上がっている。ちなみに次回作は「アメリカのオルガン音楽」が予定されているとのこと。

CHAN 10466
\2400
須川展也〜サクソフォン協奏曲集 ——
 吉松隆(1953−):
  ソプラノ・サクソフォン協奏曲《アルビレオ・モード》Op.93(世界初録音)/
 本多俊之(1957−):
  コンチェルト・デュ・ヴァン〜風のコンチェルト〜(世界初録音)/
 ジャック・イベール(1890−1962):11の楽器のための室内小協奏曲/
 ラーシュ=エリク・ラーション(1908−1986):サクソフォン協奏曲
須川展也(サクソフォン)、
佐渡裕(指揮)、
BBCフィルハーモニック
世界規格の実力を持つ日本で最も優れた管楽器奏者の1人であり、名実ともに世界最高のサクソフォニストとしてその一挙手一投足に注目が集まる須川展也のコンチェルト・アルバムがシャンドスから衝撃の登場!しかも、ほとばしる熱気と情熱が圧倒的存在感を放つ日本で最も熱きマエストロ佐渡裕と、首席指揮者ノセダの指揮の下でさらなるスケールアップを果たしたBBCフィルハーモニックのコンビが須川展也をバックアップするという実力、話題性共に抜群の陣容が実現!「ソプラノ・サクソフォンのための作品」という須川展也の提案により迷いを捨てて作曲の筆を取った吉松隆。ジョン・コルトレーンとヤン・ガルバレクという対極に位置する2人のジャズ・プレーヤーの存在、二重性や二連性から構想が発展して誕生したのが世界でも数少ないソプラノ・サクソフォンのための協奏曲、「アルビレオ・モード」なのである。またジャズ・サクソフォン奏者、作曲家として活躍する盟友、本多俊之が2005年に書き下ろしたジャズのテーマをモチーフとする「コンチェルト・デュ・ヴァン〜風のコンチェルト〜」も今回の録音が世界初録音となる。須川展也自身が吉松隆と本多俊之に委嘱した世界初録音となる2つのコンチェルトと、サクソフォンの重要なコンサート・レパートリーである2つのコンチェルトを組み合わせるなど、「モード(旋法)」をキーワードとしたこの「サクソフォン協奏曲集」が持つ魅力と可能性の大きさは計り知れない。サクソフォンという楽器の持つ無限大の魅力が余すことなく解放された希代の名手の自信作。
録音:2007年10月23日−24日、マンチェスター新放送センター・スタジオ7
CHAN 10455 グレインジャーによる吹奏楽のための編曲作品集
 作曲者不詳(13世紀):乙女は天使に/
 G・de・マショー:バラード第17番/
 ジョスカン・デ・プレ:ラ・ベルナルディーナ/
 A・d・カベソン:ドリア旋法による前奏曲/
 A・フェッラボスコ:4つの音符のパヴァーヌ/
 J・ジェンキンス:5声のファンタジー第15番/
 J・S・バッハ:
  行進曲BWV Anh.122、
  カンタータ第85番《われはよき牧人なり》BWV.85より、
  コラール《おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け》BWV.622/
 リスト:ハンガリー幻想曲S.123/
 フランク:コラール第2番/
 フォーレ:トスカナのセレナードOp.3-2/
 E・グーセンス:民謡/
 K・パーカー:ダウン・ラングフォード・ウェイ
イヴァン・ホヴォラン(ピアノ)、
クラーク・ランデル(指揮)、
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ
グレインジャーの魔法のような編曲術が作品の新たな魅力を引き出した!1年に1度のペースで1つの“テーマ”に沿った独創的なアルバムを打ち出すなど、日本でも高い人気を誇るイギリス・トップ・クラスの吹奏楽団ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック・ウィンド・オーケストラ(以下RNCM)の2008年最新作は同楽団にとって3度目となるパーシー・グレインジャーの作品集!第3巻となる今回のグレインジャー作品集は、吹奏楽のためのオリジナル作品を収録した第1巻(CHAN 9549)&第2巻(CHAN 9630)とは趣きを変え、グレインジャー自身が他の作曲家の作品にアレンジを施した編曲作品を“テーマ”としている。リストとパーカー以外の収録曲は、グレインジャーのアレンジによる23曲の編曲作品を集めた「ウィンド・バンドのための宝石(Gems for Winds)」と題された編曲集に収められている作品。13世紀の作曲者不詳の作品に始まり、マショー、ジョスカン、バッハ、フランク、フォーレ、グーセンスなど中世から近現代までの音楽史を、グレインジャーの魔法のような編曲術でたどることが出来るのである。またグレインジャーによる編曲版としてはほとんど録音が存在していなかった作品を数多く収録されており、吹奏楽の新たなコンサート・レパートリーの発掘にも一役買うことになるだろう。グレインジャーの素晴らしいアレンジによって生まれ変わった珠玉の作品が新たな魅力を放つ!吹奏楽ファン、アレンジ作品ファン、そしてグレインジャー・ファン必聴!
CHAN 0750
〔Chaconne〕
シューベルト:ミサ曲第6番変ホ長調D.950 スーザン・グリットン(ソプラノ)、
パメラ・ヘレン・スティーブン(メゾソプラノ)、
マーク・パドモア(テノール)、
ジェイムス・ギルクリスト(テノール)、
マシュー・ローズ(バス)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
コレギウム・ムジクム90
ヒコックスの悲願成就。シューベルト最後のミサ曲を録音!自他共に認める現代最強のイギリス音楽の達人、リチャード・ヒコックスがもう1つの大きな柱としているウィーン古典派の作曲家によるミサ曲シリーズからシューベルトが登場!ハイドン、ベートーヴェン、フンメルと続き、国際的な評価を得てきたヒコックス&コレギウム・ムジクム90のシリーズに加わるシューベルトの第1弾は最晩年の作品「ミサ曲第6番」。既に病に冒されていたシューベルトが死の直前となる1828年の夏に完成させた最後のミサ曲は、不安や祈りといった深い精神性を備えながらも劇的で、そして力強さすら感じさせる名曲中の名曲である。ヒコックス&コレギウム・ムジクム90は2007年7月25日に行われたプロムスのコンサートで「ミサ曲第6番」を取り上げて大喝采を浴びており、直後の2007年7月26日&27日に同じキャストで収録されたこの録音に対する期待は非常に大きい。当代きっての名テノール、マーク・パドモアやヒコックスからの信頼も厚いスーザン・グリットンなどソリスト陣も超一級。ヒコックスとコレギウム・ムジクム90の新たなページがここから始まる。ちなみにこの録音は長年にわたってコレギウム・ムジクム90のマネージャーを務め、2007年11月に他界したフランチェスカ・マクマヌスに捧げられている。

CHSA 5061
(2SACD Hybrid Multichannel)
\6400
フランツ・シュミット(1874−1939):オラトリオ《7つの封印の書》 ヨハネス・チャム(テノール/ヨハネ)、
ロベルト・ホル(バス・バリトン/神の声)、
サンドラ・トラットニック(ソプラノ)、
ミシェル・ブリート(メゾソプラノ)、
ニコライ・シュコフ(テノール)、
マンフレート・ヘム(バス)、
ロベルト・コヴァチ(オルガン)、
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、
ウィーン・トーンキュスラー管弦楽団、
ウィーン楽友協会合唱団
クリスチャン・ヤルヴィ、シャンドスに初登場!父は巨匠ネーメ・ヤルヴィ、兄には快進撃を続けるパーヴォ・ヤルヴィを持つエストニアの音楽一家ヤルヴィ一族の若き異端児クリスチャン・ヤルヴィがフランツ・シュミットの大作を携えシャンドスに初登場!新約聖書、ヨハネ黙示録の最後の審判を描いたオラトリオ「7つの封印の書」は、フランツ・シュミット最晩年の代表作。演奏には多くの声楽ソリスト、オルガン、大編成オーケストラ、混声合唱を要するなど、壮大なスケールで描かれた「最後の審判」は近代オラトリオを代表する傑作として名高い。自身が創設したアブソリュート・アンサンブルの音楽監督、ノールランド歌劇場交響楽団(スウェーデン)の首席指揮者などのポストを歴任してきたクリスチャン・ヤルヴィは、現在オーストリアの名門トーンキュスラー管弦楽団の首席指揮者と音楽監督を兼務しており、急速なスピードでの進化を世に示している。特に近現代作品、大編成作品の演奏と解釈においては父ネーメと兄パーヴォをも凌ぐ世界的評価と実績を持つクリスチャン・ヤルヴィ。このフランツ・シュミットがさらなる飛躍の大きな契機となるだろう。2005年9月29日&10月2月、ウィーン・ムジークフェラインザールでのライヴ録音。
CHAN 10460 エドガー・レスリー・ベイントン(1880−1956):
 ピアノと管弦楽のための《幻想的協奏曲》/
 組曲《ゴールデン・リヴァー》/
 パヴァーヌ、牧歌とバッカナール/管弦楽のための3つの小品
マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)、
ポール・ダニエル(指揮)、
BBCフィルハーモニック
スタンフォードに作曲を学び、ダイソンと親交を深めながらも1934年からのシドニー赴任が1つのきっかけとなり、英国楽壇から次第に姿を消していった不遇の作曲家エドガー・ベイントン。オーストラリアに移住する前には第1次世界大戦で抑留を経験し、帰国後はニューカッスル・アポン・タイン音楽院の院長も務めたベイントン。ここには移住前の1900年代初頭に作曲されたメロディックでロマン派音楽的要素を持った4つの重要作が収録されている。独創的なアプローチを見せる注目作「幻想的協奏曲」のソリストは、シャンドスでもお馴染みの名女流ピアニスト、マーガレット・フィンガーハット。歴史に埋もれていたイギリスの傑作が再び陽の目を見ることとなる。


Chandos 2for1

CHAN 241-40
(2CD/1枚分価格)
\2400
ジョン・アイアランド(1879−1962):室内楽作品集
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調/同第2番イ短調/
 クラリネットとピアノのための幻想的ソナタ/
 チェロ・ソナタ ト短調/チェロとピアノのための《聖なる少年》/
 幻想的三重奏曲イ短調/
 三重奏曲第1番イ短調/同第2番ホ長調/同第3番ホ短調
ジェルヴェーズ・ド・ペイエ(クラリネット)、
グウェネス・プライアー(ピアノ)、
イアン・ブラウン(ピアノ)、
カリーネ・ゲオルギアン(チェロ)、
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン)
多くの室内楽作品を残した20世紀イギリスの作曲家アイアランドの醍醐味が凝縮された作品集。代表作「聖なる少年」はチェロ&ピアノ版で収録。1982〜83年、1993年の録音。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売。


Chandos Classics

CHAN 10457X
\2000
A・バックス:管弦楽作品集Vol.9
 バレエ音楽《ロシアの踊り子の実態》/黄昏から夜明けまで
ブライデン・トムソン(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管
今は亡きスコットランドの名匠ブライデン・トムソンが初期のシャンドスに遺したバックスの復刻盤。ディアギレフのロシア・バレエ団のために書かれたバレエ音楽「ロシアの踊り子の実態」はほとんど録音が存在しておらず、トムソン盤の復活はバックスの舞台音楽の妙を現代に伝える大きな役割を果たすことだろう。24bitデジタルリマスターによるCHAN 8863からの移行再発売。


Chandos Opera In English


CHAN 3152
(3CD/2枚分価格)
\4000→¥3690
巨匠マッケラスのコシ・ファン・トゥッテ登場!
 モーツァルト:歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》K.588(英語版)
ジャニス・ワトソン(ソプラノ)、
レスリー・ガレット(ソプラノ)、
ダイアナ・モンタギュー(メゾソプラノ)、
トビー・スペンス(テノール)、
クリストファー・マルトマン(バリトン)、
トーマス・アレン(バリトン)、
チャールズ・マッケラス(指揮)、
エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団、
ジェフリー・ミッチェル合唱団
巨匠マッケラスのコシ・ファン・トゥッテ登場!ベートーヴェンの交響曲全集(Hyperion/CDS 44301/5)、モーツァルトの後期交響曲集(Linn/CKD 308)という芸術作品を創り上げ、その円熟の至芸に称賛の声が鳴り止まない巨匠マッケラス。モーツァルトの権威としての世界的名声を誇る巨匠が新たにシャンドスで取り上げたのは、名作「コシ・ファン・トゥッテ」。マッケラスは今回の「コシ・ファン・トゥッテ」では、レフ・ブラウンによって翻訳され1890年にスタンフォードの指揮によってロンドン初演が行われた英語版のスコアを用いている。エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団に加えて、注目のキャストにもバリトンのトーマス・アレンや、ソプラノのジャニス・ワトソン、レスリー・ガレットなど超一流の歌い手たちが集うなど豪華布陣が実現。ジャケットの充実感に満ちたマッケラスの表情が、その音楽の充実度を物語っていると言っても過言ではないだろう。80歳を超えてなお進化を続ける巨匠マッケラスの新たな境地に注目したい。2007年1月&8月の録音。
CHAN 3155
\2000
偉大なオペラ・アリア集(英語版)Vol.19〜
 トーマス・アレン ——
  モーツァルト:
   歌劇《魔笛》より 私は鳥刺し、
   歌劇《フィガロの結婚》より もう飛ぶまいぞこの蝶々/
  ヴェルディ:
   歌劇《ファルスタッフ》より
    これは夢か?まことか?、
   歌劇《ドン・カルロ》より われらの胸の友情を/他
トーマス・アレン(バリトン)、
デイヴィッド・パリー(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、
クレア・ラター(ソプラノ)、
スーザン・グリットン(ソプラノ)、
グィン・ヒューズ・ジョーンズ(テノール)、他
シャンドスとピーター・ムーア財団の共同制作による英語オペラ・シリーズの最新作。“ナイト”の称号を持つイギリスの名バリトン奏者、トーマス・アレンのアリア・アルバムもこれが第2集。ちなみに第1集はCHAN 3118としてリリースされている。

CHANNEL CLASSICS


CCSSA 26708
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
デ・フリント(指揮)
サックバット〜17世紀と18世紀のトロンボーン
 アルブレヒツベルガー:トロンボーン協奏曲/
 ベルタリ:3声のソナタ第1番ニ短調、同第3番イ短調/
 カステッロ:2声のソナタ第4番/
 L・モーツァルト:トロンボーン協奏曲/
 シュメルツァー:3声のソナタ/
 マリーニ:4声のソナタ第4番/
 ヴァーゲンザイル:トロンボーン協奏曲
ヨルゲン・ファン・ライエン(サックバット)、
ヤン・ウィレム・デ・フリント(指揮)、
コンバッティメント・コンソート・アムステルダム
帝王マリス・ヤンソンスの率いるコンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者を務めるなど、いま最も注目を集めているオランダのトロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエンが再びチャンネル・クラシックス(Channel Classics)に登場!コンセルトヘボウ管やニュー・トロンボーン・コレクティヴなどでの活躍はもちろんのこと、2004年にはオランダ音楽賞、2006年にはボルレッティ=ブイトーニ・トラスト賞を授与されるなど、現在のトロンボーン界を代表する若き盟主としての地位を確立したライエンのセカンド・アルバムはサックバット(バロック・トロンボーン)の演奏による17世紀〜18世紀の作品集。当時の金管楽器の中で唯一、ヴァイオリンなどの弦楽器と同じように半音階進行を表現することの出来る構造を持っていたサックバット。このアルバムでは、現在アルト・トロンボーンの主要レパートリーとして重要な位置を占めるアルブレヒツベルガーやL・モーツァルト、ヴァーゲンザイルなどの協奏曲を、作曲当時の楽器であるサックバットの演奏で作曲者の意図した姿に最も近い作品象を知ることが出来る。またサックバットのソロ・アルバムは決して多くはないだけに、現在を輝くライエンのサックバット演奏は重宝されることだろう!トロンボーン関係者はもちろんのこと、古楽ファンにも強くお薦めしたいサックバット・アルバムである。
CCSSA 80908
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
中国の歌
 My Sentiment to the Yangtze River/Homeland Nostalgia/
 How Can I Not Miss Her/The Moon Reflection/Emei Mountain Air/
 Tristesse at the Yangguan Pass (Tunes of Guqin)/
 In the Silvery Moonlight (Tatar folk song)/The Sorrowful Shepherdess/
 Mama in the Candlelight/Gaolitai (Xinjiang folk song)/
 A Lovely Rose (Kazak folk song)/Swallow (Kazak folk song)/
 Mayeela (Kazak folk song)/The Running Stream (Yunnan folk song)/
 Mongolian Madrigal/Grassland Serenade/Mama in the Candlelight/
 Mayeela (Kazak folk song)/Homeland Nostalgia/Gaolitai (Xinjiang folk song)
ジンマ・ファン(テノール)、
レイニルド・メース(ピアノ)
中国のアーティスト、伝統音楽を紹介する「チャンネル・オヴ・チャイナ」シリーズの最新作は、ヨーロッパや北米への進出も果たした15年の演奏家キャリアを持つ中国人テノール奏者ジンマ・ファンが歌う中国の歌曲集。中国以外のリスナーに「中国の歌」を発信するために、中国語ではなく“英語”で美しい中国の旋律が歌われる。北京オリンピックに向けて中国の音楽を楽しむのもまた一興?

CCSSA 26408
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
エミリー・バイノン〜フルート&フレンズ
 ヒラリー・タン(1947−):
  フルート、ヴィオラとハープのための《アマージンの歌より》/
 アミー・ビーチ(1867−1944):
  フルートと弦楽四重奏のための《主題と変奏》/
 サリー・ビーミッシュ(1956−):
  フルートとピアノのための《私の娘に贈る言葉》/
 セア・マスグレイヴ(1928−):
  フルートとオーボエのための《即興曲》/
 ルイーズ・ファランク(1804−1875):
  フルート、チェロとピアノのための《三重奏曲》Op.45
エミリー・バイノン(フルート)、
ヘンク・ルービング(ヴァイオリン)、
マリイン・ミーンダース(ヴァイオリン)、
ローランド・クラーマー(ヴィオラ)、
ダニエル・エッサー(チェロ)、
セプ・フローテンハウス(ピアノ)、
アレクセイ・オグリンチュク(オーボエ)、
ペトラ・ファン・デル・ハイデ(ハープ)
華麗なるフルーティスト、エミリー・バイノン!首席トロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエンの登場でスタートしたチャンネル・クラシックスの「ロイヤル・コンセルトへボウの首席奏者シリーズ」待望の第2弾は、首席フルート奏者エミリー・バイノン!帝王マリス・ヤンソンスとのコンビにより、新たな黄金期を迎えているロイヤル・コンセルトヘボウ管の木管セクションを支える現在唯一の女性首席奏者が録音に望むにあたって最も悩んだのは70分の収録時間を構成するプログラムだったという。悩みぬいたバイノンが膨大な数のフルートのレパートリーの中からこの録音のため選び出したのは、イギリスとオランダの女流作曲家によって書かれた5作品!フルートのための新たなレパートリーを最高の演奏と最高の録音で知ることの出来る新たなバイブルの登場だ!フルート&管楽器関係者必聴!
CCSSA 25508
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ティンブランド
 S・レブエルタス(ネルソン編):ラジオ向きの/
 A・ピアソラ(スチュワート編):オブリビン/
 コスタリカ民謡(ネルソン編):カバリート・ニコヤーノ/
 C・ヴェローソ(モレレンバウム編):ミケランジェロ・アントニオーニ/
 D・プリート:エコー・ディメンションズ/
 H・ヴィラ=ロボス(スチュワート編):
  ブラジル風バッハ第5番より アリア、ブラジル風バッハ第1番/
 T・レオン:サオコ/
 A・ララ:En par de los levantes de la aurora/
 H・パスコアル:ティンブランド/
 ピシンギーニャ&ラセルダ(スチュワート編):1×0
メリディアン・アーツ・アンサンブル
金管五重奏+ドラムという編成で画期的かつ独創的なアルバムを打ち出してきたメリディアン・アーツ・アンサンブル。通算9枚目にして結成20周年記念リリースは、レブエルタスやピアソラ、ヴィラ=ロボスからブラジルの超個性派ミュージシャン、パスコアルの作品など、ラテン・アメリカと南米の個性豊かな作品がズラリと揃ったユニークなアルバムに仕上がっている。1997年に招かれたマイアミの亜熱帯音楽祭で触れたラテンの文化からの影響を受けたというメリディアン・アーツ・アンサンブルの燃え上がるような熱演に期待!

CHRISTOPHORUS 1CD¥2500

CHR 77288
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
パレストリーナ:
 チェチーリアは楽器を奏で、曙が領主を照らし時、
 ソロモンの雅歌より、第1旋法のマニフィカト、
 その頭にいただきたる金色の冠は/
パレストリーナを含む「ローマ音楽家名人会」による共作:
 ミサ《チェチーリアは楽器を奏で》
ヴィルフリート・ロンバッハ(指揮)、
アンサンブル・オフィチウム
これまでに「パレストリーナ」や「ヴァイセンブルクのオトフリート」の作品集など、数多くの意欲的なプログラムを打ち出してきたロンバッハ率いるドイツのアンサンブル「アンサンブル・オフィチウム」は、ルネサンス時代の宗教音楽、グレゴリオ聖歌のスペシャリスト集団。このロンバッハとアンサンブル・オフィチウムによる新しいパレストリーナの作品集には、「ローマ音楽家名人会」の共作である「ミサ《チェチーリアは楽器を奏で》」を収録。「ミサ《チェチーリアは楽器を奏で》」とは、教皇の庇護のもとに1584年に創立された「ローマ音楽家名人会」の会員であるスタビレ、ソリアーノ、ドラゴーニ、ジョヴァンネッリ、サンティーニ、マンチーニ、そしてパレストリーナが各楽章を分担して手懸けた12声のためのミサ曲である。全曲を通してアンサンブル・オフィチウムの高い歌唱力が豊かなハーモニーを生み出しており、天まで響き渡るであろうその歌声は感動的と言う他ない。
CHR 77284 パーセル兄弟の音楽
 ヘンリー・パーセル(1659−1695):
  新しいアイルランド風の調べ、エアとブーレ、
  エア ト短調(チェンバロ独奏)、ホーンパイプ ト短調、
  ジグ ト短調、全音階によるグラウンド/
 ダニエル・パーセル(c.1664−1717):
  ソナタ第3番ハ長調/
 H・パーセル:トッカータ イ長調(チェンバロ独奏)/
 D・パーセル:ソナタ第2番二短調/
 H・パーセル:組曲(チェンバロ独奏)/
 D・パーセル:ソナタ第6番ト短調/
 H・パーセル:トランペット・チューン(チェンバロ独奏)、セベル/
 D・パーセル:
  トッカータ イ短調(チェンバロ独奏)、シャコンヌ イ短調/
 H・パーセル:
  新しいグラウンド ホ短調(チェンバロ独奏)、
  ホーンパイプ ホ短調、新しいグラウンド ホ短調/
 D・パーセル:ソナタ第1番ヘ長調
アンサンブル・メディオラヌム
音楽史上で光り輝くイギリス史上最大の作曲家ヘンリー・パーセルとその弟ダニエル・パーセルの作品を取り上げたまさしく「パーセル兄弟の音楽」。偉大すぎる兄ヘンリーの陰に隠れてしまい、弟ダニエルの作品に接する機会が少ないだけに両者の音楽を聴き比べることができるという点でも非常に貴重なアルバムと言えるだろう。アンサンブル・メディオラヌムは、リコーダーのザビーネ・アンボス、チェロのフェリックス・コッホ、チェンバロのヴィープケ・ヴァイダンツの3人によって1999年に結成されたピリオド・アンサンブル。躍動感にあふれるチェンバロ、卓越した技巧が発揮されたリコーダー、安定感抜群のチェロ・・・アンサンブル・メディオラヌムのハイレベルのパフォーマンスが「パーセル兄弟」の音楽を見事なまでに伝えてくれる。録音も優秀。
CHR 77285 中世の神秘主義〜ハインリヒ・フォン・マイセン(1250−1318):
 In gottes schos/Der cron gestirn/Nu merckent/
 Stunt die sache/Die dry person/Kung Salomon/
 Die kuniginne von saba/Ich bin die wurtzel us yesse/
 Ich han gestirne/Zarten Ton/Die magt
ペル=ソナ
詩や旋律の作品は現存しているものの、その生涯や人物像の手がかりは僅かな文献にしか残されていないという「フラウエンロープ」ことハインリヒ・フォン・マイセン。中世ドイツで最も重要な詩人であったとされる「フラウエンロープ」の音楽からは、愛や哀しみ、喜びなど人間の様々な感情が次々と浮かび上がってくる。ペル=ソナは、歌い手のザビーネ・ルッツェンベルガーと中世ハープ、リコーダー奏者のノルベルト・ローデンキルヒェンのデュオ。どこか物悲しさを漂わせるルッツェンベルガーの歌声が「フラウエンロープ」の音楽に込められた感情を解き放つ。
CHR 77293 15世紀イタリアの舞曲集
 ドメニコ・ダ・ピアチェンツァと
  グリエルモ・エブレオ・ダ・ペサロの舞曲(全26曲)
イアン・ハリソン(ディレクター)、
アンサンブル《Les haulz et Les bas》
サックバットやスライド・トランペット、リュート、フィドルなどの様々な種類を駆使したドイツの古楽器アンサンブルによるイタリアの舞曲集。1997年の録音。CHR 77208からの移行再発売。
CHR 77290 嫌なことでも歌わなければ
 ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ(c.1170−c.1230):
  Under der linden/
 オスヴァルト・フォン・ヴォルケンシュタイン(c.1377−c.1445):
  Los frouw und hor/
 ベアトリス・ド・ディア(12世紀):嫌なことでも歌わなければ/
 マルティン・コダス(13世紀):
  Ondas do mar、Mia yrmana fremosa/
 テオバルド1世(1201−1253):Dame merci/
 ギョーム・ド・マショー:Moult sui de bonne heure nec/他
エスタンピー
アルバムのタイトルにもなっている「嫌なことでも歌わなければ」とは、ベアトリス・ド・ディアが書いた現存する女性トルヴァドールによる貴重な歌である。1989年の録音。CHR 74583からの移行再発売。

CYBELE 1CD¥2400

Cybele 960.207 DEGEM〜CD7
 ハビエル・アレサンドロ・ガラヴァーニャ(1960−):
  Overture (in memoriam T.A.T.) /
 ハンス・ミッテンドルフ=ラビシュ(1952−):Invisble Worlds/
 スヴェン=インゴ・コッホ(1974−):sax/
 ハリー・エド・ローラン(1950−):N.A.M.A: booty! don't walk/
 ウェルナー・シー(1953−):Cities’Drift/
 カール・フリードリヒ・ゲルバー(1954−):Stream/
 フランク・ニーフスマン(1960−):Arbeit/
 フリードヘルム・ハルトマン(1963−):Electric Symphony (Fuge) /
 ロベルト・ドアーティ(1953−):Felix Regula Ⅳ
電子楽器による演奏
「DEGEM」シリーズは、ドイツ電子音楽作曲家協会(DEGEM)に所属する作曲家たちの作品集。「DEGEM」にはヨーロッパだけでなく様々な国籍の作曲家たちが名を連ねている。全曲世界初録音。
Cybele 960.205 DEGEM〜CD5
 ハンス・ミッテンドルフ=ラビシュ:Gesang der Winde/
 ハルトムート・イェンチュ(1965−):bleistift music/
 イシイ・ヒロミ:Dreaming Stones/
 ゲオルク・カッツァー(1935−):Die Landschaft von Vineta/
 ティルマン・クラウス(1954−):
  ...woraus Begegnung fliest... Giordano Bruno/
 ギュンター・ハインツ(1954−):keep on the move/
 インゲ・モルゲンロート: Requiem fur ein Schwein/
 フランク・シュヴァイツァー(1962−):Beginner's mind
電子楽器による演奏
「DEGEM」の第5集には武蔵音楽大学からドレスデン音楽大学へと渡った日本の女流作曲家、イシイ・ヒロミの作品も収録。
Cybele 960.204 DEGEM〜CD4
 ウィルフリード・イェンチュ(1941−):Kyoto Bells/
 アンドレ・ルスチョコフスキ(1959):Nasoma/
 ハインツ=ヨーゼフ・フローリアン(1955−):Hannah's Tapesession IIa/
 クリスティアン・バナシク(1963−):Begegnung VI/
 ヨハネス・S. システルマンス(1955−):XIX MIKADO 2/
 マティアス・キルシェク(1952−):Masae/
 ハンス・トゥチュク(1966−):extremites lointaines
電子楽器による演奏
「Kyoto Bells」や「XIX MIKADO 2」など日本を連想させる電子音楽も含まれている。
Cybele 960.203 DEGEM〜CD3
 フリードヘルム・ハルトマン:Sirenes/
 ラルフ・R. オラーツ(1964−):Unacres/
 ユタ・ラヴェンナ(1960−):LeiseLaute/
 ヘルムート・ツァップ(1956−):Canto del Aria/
 ハリー・エド・ローラン:Prayer Meeting: EO/
 マルティン・スッペル(1947−):DH2/
 ギュンター・ハインツ:Changes/
 ゲルハルト・ベールズ(1969−):Silicea/
 グランディアン・ルツ(1954−):Sudlich von Alexandreia
電子楽器による演奏
ミニマル・サウンドで知られる「モノレイク(Monolake)」の創設者の1人、ゲルハルト・ベールズも「DEGEM」のメンバー。

DANACORD


DACOCD 660
\2500→¥2290
3つのロシアのピアノ協奏曲
 パヴェル・パブスト(1854−1897):
  ピアノ協奏曲変ホ長調Op.82/
 リムスキー=コルサコフ:ピアノ協奏曲嬰ハ短調Op.30/
 スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰へ短調Op.20
オレグ・マルシェフ(ピアノ)、
ウラディーミル・ジヴァ(指揮)、
南ユラン交響楽団
知られざる名曲、パブストのピアノ協奏曲!旧ソ連のアゼルバイジャンの首都バクー生まれで生まれたヴィルトゥオーソ・ピアニスト、オレグ・マルシェフ。その実力に着目したメジャー・レーベルからのオファーを断り、ダナコード(Danacord)一筋で優れた演奏を発表し続けるマルシェフが新たなに「3つのロシアのピアノ協奏曲」を録音!ルビンシテインに認められモスクワ音楽院に教授として招聘されたパヴェル・パブスト。同世代のチャイコフスキーからもその才能を高く評価されたパブストのピアノ協奏曲は、ロマンティックで技巧的な作風と雄大なロシアの大地を想像させる大きなスケールを持った知られざる名曲である。リムスキー=コルサコフとスクリャービンの2作品でもマルシェフの生命力に満ちた音色と見事なテクニックが余すことなく発揮されている。ジヴァと南ユラン響の温かなサポートも美しい。※ダナコード・2008年カラーカタログ付き(40ページ)。

DEUX ELLES

DXL 1118
\2400
全ての都市の花
 パーソンズ:The Song Called Trumpets/
 ホルボーン:Wanton、Paradizo、My Selfe/
 バード:The Bells/
 J・ベネット:Venus' Birds/
 バード:The Queen's Good Night/
 作曲者不詳:Pakington's Pownde/
 バード:Miserere、Christe Qui Lux/
 ダウランド:Flow my Teares、Semper Dowland, Semper Dolens/
 アドソン:Courtly Masquing Ayre/
 ハウスマン:All ye who love/
 ウィグソープ:Rowland/
 作曲者不詳(ライオンズ編):Fortune My Foe/
 作曲者不詳:Fortune My Foe/
 ファーナビー:Pawles Wharfe/
 バード:The Leaves be Green/
 アドソン:The Bull Maske、Adson's Maske/
 バード:Fair Britain Isle/
 バッサーノ:Fantasia/
 モーリー(ライオンズ編):O Mistris Myne/
 ファーナビー(ライオンズ編):The Lord Zouche's Maske/
 ファーナビー:Grayes Inne Maske/
 アドソン:Courtly Masquing Ayre(2種)
イングリッシュ・コルネット・アンド・サクバット・アンサンブル
イギリス音楽の黄金時代(1580〜1620)にロンドンで演奏されていた作品をコルネットとサクバットの心地よい音色で奏でたルネサンスの作品集。1999年にダンディン・コンソートとの共演によりエジンバラとアバディーンで演奏されたモンテヴェルディの「聖母マリアの夕べの祈り」によって一躍その名を広めたイングリッシュ・コルネット・アンド・サクバット・アンサンブル(ESCE)。デビュー盤「アチェンド」(DXL 913)で成功を収めたESCEは、他の世界的ピリオド・アンサンブルとの共演など新たなプロジェクトを推し進めるなど脚光を浴びている。演奏だけでなく録音面も非常に優秀。

ETCETERA 1CD¥2400

KTC 1358 18世紀ラテン・アメリカのヴィリャンシーコ
 フアン・デ・アラウホ(1646−1712):Avecillas sonoras/
 ドメニコ・ツィポリ(1688−1726):Verso 14, 15/
 セバスチャン・ドゥロン(1660−1716):Duerme Rosa y descansa/
 サンティアゴ・デ・ムルシア(1682−1740):Los imposibles/
 作曲者不詳(17世紀ペルー):
  Entre dos alamos verdes、Yo se que no he de ganar/
 マヌエル・コレア(?−1653):Dime Pedro/
 トマス・デ・トレヨン・ヴェラスコ(1644−1728):
  De esta Rosa tan bella/
 ドメニコ・ツィポリ:Quitasol/
 ロケ・ジャチント・チャヴァリア(1688−1719):
  Con tan tierno llanto/
 マヌエル・ホセ・デ・キーロス(?−1765):
  Jesus, Jesus, Jesus, y lo que sube/
 サンティアゴ・デ・ムルシア:Al verde retamar/
 フアン・ヒダルゴ(1614−1685):Disfrazado de pastor/
 アントニオ・デ・サラザール(1615−1715):
  Tarara, qui yo soy Anton/
 アントニオ・ドゥラン・デ・ラ・モタ(1672−1736):
  Pasitico arroyuelos/
 サンティアゴ・デ・ムルシア:Cumbee/
 ペドロ・ヒメネス(fl.1646−1668):
  Cavallero de armas blancas/
 アントニオ・ドゥラン・デ・ラ・モタ:Gemid con el llanto/
 マヌエル・メサ・カリーソ(18世紀後期):Oigan, escuchen atiendan
アドリアン・ロドリゲス・ファン・デル・スプール(指揮)、
マリス・パヴォン(ソプラノ)、
セニア・マイヤー(メゾソプラノ)、
ムジカ・テンプラーナ
今ヨーロッパで話題沸騰中!オランダ発!ラテン・アメリカのバロック音楽演奏の精鋭集団が登場!「村人の歌」という意味を持ち中世の舞踊歌を起源とする「ヴィリャンシーコ」は、16世紀の後半から宗教的な意味合いが重要視されはじめると祝祭日の礼拝などに用いられるようになるなどスペインやラテン・アメリカで盛ん用いられた音楽である。ハイペリオンから3枚のディスクがリリースされている「ラテン・アメリカのバロック音楽」シリーズや、チャンネル・クラシックスの「ボリヴィアのバロック」シリーズなどによってその音楽の実態に接する機会が増えてきているラテン・アメリカのバロック音楽。ファン・デル・スプール&ムジカ・テンプラーナによる「ヴィリャンシーコ」をテーマとしたこの作品集には、アラウホやツィポリ、デ・ムルシアなどラテン・アメリカの大物作曲家たちの作品が収められており、「ヴィリャンシーコ」が当時のラテン・アメリカに深く浸透していたという史実が窺い知れる。アルゼンチンのブエノス・アイレスに生まれ、現在はオランダを拠点としているアドリアン・ロドリゲス・ファン・デル・スプール。ブエノスアイレス時代から古楽アンサンブルを率いて活発な音楽活動を展開していたファン・デル・スプールによって2001年に結成されたが、ラテン・アメリカのバロック音楽の精鋭集団ムジカ・テンプラーナである。ボリヴィアやグァテラマの国立図書館に所蔵されていた楽譜や、南米各地で発見された手稿譜から当時の音楽を再現させるファン・デル・スプール&ムジカ・テンプラーナ。古楽&バロック・ファン要注目コンビの登場である!ちなみにファン・デル・スプールは来る5月〜6月に開催される目白バ・ロック音楽祭2008に来日。話題の鍵盤奏者、西山まりえ氏とのコンビによる公演が予定されている。
KTC 1311 ハインリッヒ・シャイデマン(c.1595−1663):チェンバロのための作品集
 前奏曲ニ短調/3つの変奏(Betrubet ist zu dieser Frist)/
 バレエと変奏曲ヘ長調/アルマンドとクーラント ト長調/
 Omnia quae fecisiti/
 2つの変奏(O Gott wir danken deiner Gut)/
 涙のパヴーヌ/Mio cor, se vera sei salamandra/
 イギリス風のマスカラードと変奏/マスカラード ハ長調/
 フランス風アルマンド ニ短調/バレエと変奏曲ニ短調/
 ファンタジア ト長調/アルマンド ニ短調/
 クーラントと変奏曲二短調/前奏曲とカンツォン 二短調/
 パヴァーヌ ヘ長調/ガリアルドと変奏曲二短調(全曲世界初録音)
ピーター・ダークセン(チェンバロ)
先の来日公演が多くの話題を呼んだフェルトホーフェン率いるオランダ・バッハ協会のメンバーであり、デ・フリントが音楽監督を務めるオランダのピリオド・オーケストラ、コンバッティメント・コンソート・アムステルダムのメンバーにもその名を連ねているピーター・ダークセン(デュルクセン)。チェンバロやオルガンなど鍵盤楽器奏者としての実力はもちろんのこと音楽学者としても非常に高名なダークセンは、現存する資料に基づき研究を重ねバッハの「ヨハネ受難曲」1724年初演版を完成させるなど、その名は全世界に響き渡っている。また1742年頃初稿版のバッハ「フーガの技法」(KTC 1348)やシャイデマンに関する著作など、その研究成果の功績は計り知れないものがある。スヴェーリンクの高弟であり北ドイツ・オルガン楽派の創始者の1人でもあるドイツの音楽家ハインリッヒ・シャイデマンは、17世紀のオルガン作品の重要な作曲家に数えられており、特にコラールに基づいた作品は傑作として名高い。1996年にユトレヒトでセバスティアン・ヌネスによって製作された名工ヨハネス・ルッカース1638のレプリカによって奏でられるシャイデマンのチェンバロ作品は全曲世界初録音。ダークセンの学術的アプローチと、17世紀ドイツ音楽の融合が新たな作品象を浮かび上がらせる。
KTC 1319 スヴェーリンク:合唱作品集第2集
 詩篇122番《わたしは喜びました》/
 詩篇42番《鹿が音を立てるのを聞くように》/
 人よあなたのためにわたしが耐えていることを見てください/
 詩篇43番《わたしに変わって争ってください》/
 わたしに語る者は皆/主よ、御もとに身を寄せ/
 わたしについてきたい者は/貧しい人は幸いである/
 詩篇108番《神よ、わたしの心は確かです》/
 詩篇23番《神はその大きな力のもとでわたしを養います》/
 詩篇137番《バビロンの流れのほとりに座り》/
 新しい歌を主に向って歌え/
 詩篇110番《全能者はわたしの主人に》/
 天の元后よ、喜べ/詩篇99番《さていまこそ》
ヤン・ブッケ(指揮)、
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、
ピーター・フィリップス(指揮)、
オランダ室内合唱団
第1集では、ピーター・フィリップス、トン・コープマン、ウィリアム・クリスティといった宗教音楽の世界的権威たちが指揮を振ったスヴェーリンクの合唱作品集の第2弾。第1集でもタクトを振るったタリス・スコラーズのディレクター、ピーター・フィリップス、言わずと知れた巨匠フィリップ・ヘレヴェッヘ、レオンハルトの門下生でカペラ・アムステルダムの創設者ヤン・ブッケがタクトを執るなど、前作にも増して豪華な指揮者陣が実現!詩篇に基づく宗教的なポリフォニー作品、ジュネーヴ詩篇歌集の旋律を定旋律として用いた作品などを生み出した16世紀末から17世紀初頭におけるネーデルランド楽派最大の作曲家スヴェーリンクは、宗教作品やオルガン作品に特に優れた作品を遺している。ピーター・ダイクストラの首席客演指揮者就任でさらなるレベルアップを遂げ欧州屈指の名門オランダ室内合唱団による1988年の録音である。
KTC 1359
(2CD)
レオン・オルテル(1905−1985):
 管弦楽作品集&室内楽作品集
  エヴォケイション/交響曲第3番*/同第4番+/
  エチュード・カプリース/歌曲集Op.33/ソナチネ第5番/
  歌曲集Op.54/奇想曲/歌曲集Op.26/
  ソナチネ第6番/形式的な練習曲へのオマージュ
アンク・ラインダース(ソプラノ)、
ルート・ファン・デル・メール(バス・バリトン)、
ジョアン・ベルクヘメール(ヴァイオリン)、
コール・デ・グロート(ピアノ)、
セップ・グローテンフイス(ピアノ)、
ジャック・ヘンドリクス(ピアノ)、
ルドルフ・ヤンセン(ピアノ)、
レオン・オルテル(ピアノ)、
ジャン・フルネ(指揮)+、
アントン・ケルシェス(指揮)、
ウィレム・ファン・オッテルロー(指揮)*、
オランダ放送フィルハーモニック管弦楽団、
アムステルダム・フィルハーモニック管弦楽団
レオン・オルテルは、多調や無調という時代の流行とは違う独自の作風の確立に挑んだ20世紀オランダの作曲家、ピアニスト。またハーグ音楽院ではピアノ科教授、アムステルダム音楽院では作曲家教授を務めるなど教育者としても後進の育成にも携わってきたことも知られている。このオルテルの作品集には1965年から1996年にかけて収録された様々な音源が収められており、フルネやオッテルローなど、歴史に名を刻む往年の巨匠たちの貴重な録音に出会うことができる。
KTC 1332
(2CD)
シューベルト:フォルテピアノのための作品集Vol.3
 ソナタ第16番イ短調D.845,Op.42/同第3番ホ長調D.459/
 同第21番変ロ長調D.960/同第9番ロ長調D.575,Op.147
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)
19世紀初頭にウィーンで最も高い評価を受けたナネッテ・シュトライヒャーによって1826年に製作されたシリアルナンバー(2090番)入りの銘器を使用したシューベルト・シリーズの第3集。ベルギー鍵盤界の重鎮ヤン・フェルミューレンは、ヴィーラント・クイケンなど祖国を同じとする大物アーティストたちとの関係も深い。ソナタ第16番の冒頭部分からベテランらしい味わい深い演奏が展開される。2007年7月〜8月の録音。
KTC 4024 フレミッシュ・コネクションⅦ〜
 アウグスト・デ・ブーク(1865−1937):管弦楽作品集
  ダホメニアン狂詩曲/ヴァイオリン協奏曲/夜想曲/
  納屋で/交響的組曲《ラインの小さな王》/
  2つのフランドル地方の民謡による幻想曲
ニン・カム(ヴァイオリン)、
マルク・スーストロ(指揮)、
フランダース放送管
フランダース地方の作曲家による管弦楽作品を中心に紹介を行ってきたエトセトラ(Etcetera)のシリーズ、「フレミッシュ・コレクション」の第7集。1865年5月9日にベルギーのメルヒテムで生まれたデ・ブークはブリュッセル王立音楽院で音楽を学び、ポール・ジルソンから作曲を学んだベルギー国民楽派の作曲家である。ドラマティックな作風を持つデ・ブークの作品は、近代のオーケストラ作品や吹奏楽ファンにおすすめ。

EXTRAPLATTE 1CD¥2500

EX-ED 026
(2CD)
トーマス・ペルネス(1956−):歌劇《魔笛06》 アレクサンダー・カイムバッハー(テノール)、
レベッカ・ネルセン(ソプラノ)、
ヴァルター・コベラ(指揮)、
アマデウス・アンサンブル・ウィーン、
ウィーン・ノイエオーパー合唱団、他
モーツァルト・イヤーに沸いた2006年。本場ウィーンのウィーン・モーツァルト・イヤー2006のために現代オーストリアの中堅作曲家トーマス・ペルネスによって作曲されたオペラ「魔笛“06”」。もちろんモーツァルトの「魔笛」をもじっているのだが、一般的なオペラのスタイルにとどまらず、語りあり、叫びあり、効果音あり、ジャズあり、といった斬新な現代の「魔笛」が繰り広げられている。
EX 760-2 カペラ・インコグニタ〜夜
 G・ムファット:合奏協奏曲第12番/
 ヘンデル:歌劇《アルチーナ》からの劇音楽/
 H・I・F・ビーバー:セレナーダ第5番/
 パーセル:歌劇《妖精の女王》からの場面/
 ヴィヴァルディ:協奏曲《夜》/
 L・センフル:Tag und auch Nacht、Ich stuend an einem Morgen/
 テレマン:序曲《眠り》
カペラ・インコグニタ
1997年に結成されたオーストリアの若手奏者たちによる新進気鋭のバロック・アンサンブル、カペラ・インコグニタ。ヘンデルやテレマン、パーセル、ヴィヴァルディなどバロック時代の大作曲家たちの作品を収録したこのアルバムのコンセプトは「夜の闇による空間」であるという。
EX 707-2 エンボディメント ミア・ザベルカ&ワン・ナイト・バンド
2002年から活動を始めたエレクトロニック・バンド、ミア・ザベルカ&ワン・ナイト・バンドによるオーストリアのコンテポラリー・アルバム。

GLOSSA


GCD 920921
\2500→¥2290
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第1巻(1587) &第9巻(1651)——
 マドリガーレ集第1巻〜
  私が私の生命を愛しても、
  あなたの事を切実に思うと、なぜ愛しい人を、
  あの勝ち気な彼女の所へお行き、甘く優しい口づけよ、
  たとえあなたが許さなくとも、愛しいフィッリ、私の苦しみを吸い上げて、
  羊飼いの娘フーミア、もしあなたと別れることで、
  無数の炎と鎖の中で、さあニンフよ外へ行こう、
  この美しい手が罠を編んだ、美しい羊飼いの娘が、
  いとしい女よあなたの刃は、美しい人よあなたを見る時、
  私はこんなに燃えているがあなたを愛さない/
 マドリガーレ集第9巻〜
  素敵な羊飼い、西風は帰り、誰の意見も聞くまい、
  常に変わらぬ喜び、お前の胸の中に、もう恋はしない、
  今日のそよ風は何とやさしく、踊りに、私を憎んでいたのなら、
  ええ, あなたを愛します、
  さあ素敵な羊飼いたちよ、おお恋人よ, おお私の命よ
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)、
ラ・ヴェネクシアーナ
作曲者不詳のルネサンス喜劇の題名をアンサンブルの名前に冠し、特にイタリアのマドリガーレの演奏で世界最高と謳われるほどの地位を確立した鬼才クラウディオ・カヴィーナ率いるイタリアのヴォーカル・アンサンブル「ラ・ヴェネクシアーナ」。1998年のグロッサ(Glossa)デビューからレコーディング&リリースが続けられたラ・ヴェネクシアーナの代表作であり、代名詞となったモンテヴェルディのマドリガーレ集(モンテヴェルディ・エディション)がこの第1巻のリリースによっていよいよ完結!クレモナ時代の1587年に、弱冠20歳という若き頃のモンテヴェルディが出版を実現させた「マドリガーレ集第1巻」。生涯を通して作曲が続けられた「マドリガーレ」の原点となるこの第1巻は、作曲の師であるマルカントニオ・インジェニェーリから伝授された伝統的な対位法を基盤としながらも、大胆な不協和音や半音進行を織り交ぜるなど既に円熟の気配を漂わせている最初期の傑作である。またモンテヴェルディ・エディションの最終巻となるこの「マドリガーレ集第1巻」には作曲者の死後1651年にヴェネツィアで出版された「マドリガーレ集第9巻」が加えられており、イタリアの天才作曲家によるマドリガーレの“最初”と“最後”の曲集から歴史の変遷によるモンテヴェルディ自身の作風の変化や発展を知り得ることができるだろう。カヴィーナ&ラ・ヴェネクシアーナが届け続けてきたモンテヴェルディのマドリガーレ集の完結に相応しい素晴らしい録音の登場である。2006年7月、サン・カルロ教会(モデナ/イタリア)

GCD 920923
\2500→¥2290
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第3巻(1592) ——
 若々しい木は/ああ、苦痛は何と大きいことか/
 柔らかい草と白い花の上で/愛しい人よ/私の心を引き裂いて下さい/
 おお、夜うぐいす/激しい情熱が心を死に追いやるならば/
 去れ、むごき者/おお、春よ/何と不実な顔よ/
 もし私か愛さなくなったら/かつては私の命であった瞳よ/
 苦悩の日々を生きよう/美しき瞳よ/安心しておくれ
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)、
ラ・ヴェネクシアーナ
マドリガーレ集第3巻が新たな姿となって復活!入手困難の状態が続いていたカヴィーナ&ラ・ヴェネクシアーナの黄金コンビによるモンテヴェルディの「マドリガーレ集第3巻」がシリーズの完結に合わせて復活の新装発売!パッケージ・デザイン、ブックレット解説、品番などがリニューアルされ新たな姿となって蘇った「マドリガーレ集第3巻」。1590年代に流行した新たな様式をモンテヴェルディがいち早く取り入れた「第3巻」を最高の演奏で心行くまでご堪能あれ!GCD 920903からの新装移行再発売。

GLOSSA PLATINUM

GCD P32103
\2500
愛の力〜13世紀ブラバントの神秘家、修道僧と吟遊詩人
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン、ゴスヴィン・デ・ボシュ、
 ブラバントのハデウェイヒ、ブラバント公アンリⅢ世、タサン、
 カラサウス、ジルベール・ド・ベルヌヴィル、ペラン・ダンジクール、
 ジャン・エラールの作品/ヴィレース修道院のグレゴリオ聖歌/
 ナザレト修道院のグレゴリオ聖歌/作曲者不詳の作品を収録
ビョルン・シュメルツァー(ディレクター)、
アンサンブル・グランドラヴォア
文化や経済の繁栄の中から生まれた13世紀ブラバントの音楽。グロッサ(Glossa)がその秘めたる才能と無限の可能性を見出し、瞬く間に檜舞台に登場したビョルン・シュメルツァー率いるベルギーの声楽&古楽器アンサンブル「アンサンブル・グランドラヴォア」。デビュー盤であり、古楽シーンに新たな風を吹き込んだフランドル楽派の巨匠オケゲムの作品集「Caput(頭)」(GCD P32101)、同じくフランドルの大作曲家バンショワの作品集「Joye(喜び)」(GCD P32102)に続くグランドラヴォアのリリース第3弾はオケゲムとバンショワから時代を遡った「13世紀ブラバントの音楽」の再現という壮大なプロジェクト。13世紀ブラバントの文化や経済の繁栄の中から生まれ、人々の生活と密接に結びついていた当時の“音楽”。神秘家であり歴史上初の女性作曲家と言われるビンゲン、同じく13世紀の神秘家ハデウェイヒ、吟遊詩人エラール、そしてヴィレースとナザレトの2つの修道院で歌われたグレゴリオ聖歌など、「神秘家」、「修道僧」、「吟遊詩人」という3つの幅広いグループの“音楽”を1つに結び付けることにより13世紀ブラバントの音楽の再現を成功させているのである!またシュメルツァー&グランドラヴォアはこれらの音楽が多く演奏されたのではないかと推測されているルーヴェンのドメニコ会修道院をレコーディングの舞台に選ぶなど、「13世紀ブラバントの音楽」に対する飽くなき探究心は計り知れない。これらのまだまだ謎の多い中世の音楽が現代に広まるのも、妥協無き姿勢で向き合うアーティストがいるからこそ。音楽史の視点から見ても非常に意義深い録音である。2008年1月、ルーヴェン・ドメニコ会修道院(ベルギー)での録音。
アーティスト紹介〜ビョルン・シュメルツァー&アンサンブル・グランドラヴォア
「アンサンブル・グランドラヴォア」は、ベルギーの民族音楽学者であり音楽家でもあるビョルン・シュメルツァー(写真右)によって1999年に結成された声楽と古楽器によるベルギーの芸術家集団。レパートリーこそ違えども、モンテヴェルディ&ジェズアルドのマドリガーレで大ブレイク中の「ラ・ヴェネクシアーナ」と肩を並べるアンサンブルとして急速に注目を集めている古楽ファン要注目のアーティストである。http://www.graindelavoix.be/

HORTUS 1CD¥2400

HORTUS 056 ノートルダム大聖堂の音楽〜めでたし元后(サルヴェ・レジナ)
 アンティフォナ:めでたし元后/
 イヴ・カスターネ(1964−):ミサ・サルヴェ・レジナ/
 オッフェルトリウム:乙女マリアよ、御身は祝福されたもう/
 コムニオン:レジナ・ムンディ/
 プーランク:黒い聖母像への連祷/
 オリヴィエ・ラトリー(1962−):めでたし元后
オリヴィエ・ラトリー(オルガン)、
イヴ・カスターネ(オルガン)、
リオネル・ソウ(指揮)、
パリ・ノートルダム聖歌隊
2007年5月に開催された日仏クラシック音楽ビジネス・コンヴェンションで紹介され、日本の関係者から称賛の声と大きな期待を集めた「ノートルダム大聖堂(寺院)」での「パリ・ノートルダム聖歌隊」の録音がいよいよ登場。1枚目の「めでたし元后」はそのタイトルにあるように、荘厳であり厳粛な「めでたし元后(サルヴェ・レジナ)」が大きなテーマ。ここではグレゴリオ聖歌による宗教作品とオルガン奏者として録音に参加しているラトリー、カスターネの作品を1つに融和させると同時に、1000年という永き時間を隔てて生み出されたノートルダム大聖堂のための音楽を結び付けている。ノートルダム大聖堂で捧げられるパリ・ノートルダム聖歌隊の聖母マリアへの祈りが音楽という形で込められた崇高な芸術作品である。2007年10月8日〜12日、28日〜31日、パリ・ノートルダム大聖堂での録音。
HORTUS 055 ノートルダム大聖堂の音楽〜20世紀の大ミサ曲
 ルイ・ヴィエルヌ(1870−1937):
  2つのオルガンと合唱のための《荘厳ミサ》Op.16/
 ジャン=ピエール・ルゲ(1939−):ミサ《デオ・グラティアス》
フィリップ・ルフェーヴル(オルガン)、
ジャン=ピエール・ルゲ(オルガン)、
イヴ・カスターネ(オルガン)、
ニコレ・コルティ(指揮)、
パリ・ノートルダム聖歌隊
「めでたし元后」と同じく「ノートルダム大聖堂の音楽」銘打たれたこの「20世紀の大ミサ曲」に収録されているのは、ノートルダム大聖堂の音楽と密接に結びついた2人の音楽家によるミサ曲。「ウェストミンスターの鐘」が特に知られているヴィエルヌと、現在もオルガニスト、作曲家として活躍中のルゲは、時代こそ違えども共にノートルダム大聖堂のオルガニストという要職を担っていたという共通点を持っている。ヴィエルヌの「荘厳ミサ」が1900年に初演されてから100年後となる2000年にルゲのミサ曲の初演が行われたというのも、運命のいたずらではなく定められた宿命だったのかもしれない。
HORTUS 047 ミシェル・コレット(1707−1795):修道女のためのミサ カトリーヌ・グルゥイレ(ソプラノ)、
エマニュエル・マルタン(ソプラノ)、
ジュリー・ロバール(ソプラノ)、
フレデリック・ブルダン(指揮)、
ダミアン・コロンブ(オルガン)、
ル・コンセール・デ・ダーメ
「修道女のためのミサ」は、ソリスト、女声合唱とオルガン伴奏のために18世紀後期に作曲されたと伝わるコレットの宗教作品。18世紀当時の伝統的な技法を用いて作曲された女声合唱とオルガンのみで演奏されるコレットのミサ曲は、合唱とオルガン独奏が入れ替わりながら奏でられる。特に女声合唱団「ル・コンセール・デ・ダーメ」の美しきハーモニーは特筆もの。神々しさを醸しだす歌声がコレットのミサ曲の価値をさらに高めている。
HORTUS 051 エディト・キャナ・ド・シズィ(1950−):
 時祷書/昇天小ミサ曲/ヴェガ/即興曲
ロイク・マリー(オルガン)、
ニコレ・コルティ(指揮)、
ブリテン合唱団、
レ・タン・モデルヌ
エディト・キャナ・ド・シズィは、ソルボンヌ大学で哲学、パリ音楽院では音楽を学んだ1950年生まれの女流作曲家。モーリス・オアナとの出会いや師であるイヴォ・マレクの下での日々が現在のド・シズィの作風を創り上げており、その作品はローラン・コルシアやアナ・ベラ・チャベス、エッシェンバッハ&パリ管などに取り上げられるなどフランスを中心に熱い視線を浴びている。
HORT 536
\2400
ラファエル・セヴェール〜リサイタル ——
 プーランク:2本のクラリネットのためのソナタ*/
 サン=サーンス:クラリネット・ソナタOp.167/
 ドビュッシー:狂詩曲第1番/
 ショーソン:アンダンテとアレグロ/
 プーランク:クラリネット・ソナタ/
 ピエルネ:セレナーデOp.7
ラファエル・セヴェール(クラリネット)、
ツンデ・ハイドゥ(ピアノ)、イヴ・セヴェール(クラリネット)*
6シーズンに渡ってパリ・オペラ座管の奏者を務めたフランスのベテラン奏者イヴ・セヴェールを父に持つラファエル・セヴェールは、なんと1994年9月15日生まれの弱冠13歳!!!セヴェールは既にフランスのピカルディー・ヨーロッパ音楽コンクールや東京で行われた第4回ヤング・クラリネッティスト・コンクールの制覇など世界各地のコンクールで優勝、入賞の実績を残しており、フランスに現れた神童として急速に注目を集めている恐るべき13歳なのである。セヴェールの伸びやかなサウンド、研ぎ澄まされたテクニックが存分に発揮されたフレンチ・プログラムは、トップシーンで活躍するベテラン奏者たちも顔負けの堂々たる演奏。しかもこのレコーディングは2007年6月23日に行われたリサイタルを収録したもの、すなわちセヴェールが12歳の時の演奏というのだから驚きが止まらない。カルボナーレやギュイオ、ダンガンといった世界的クラリネット奏者たちがこぞって称賛する驚異の才能。しかも『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2008』への出演も決定しており、フランスの至宝が日本で旋風を巻き起こすこと必至!2007年6月23日、ショレ・サン=ルイ教会(フランス)でのライヴ録音。

HYPERION 1CD¥2400

CDA 67681/2
(2CD)
ヘンデル:オラトリオ《時の悟りと勝利》HWV.46a ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)、
ケイト・オールドリッチ(メゾソプラノ)、
マルティン・オロ(カウンターテナー)、
イェルク・ダルミュラー(テノール)、
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)、
アカデミア・モンティス・レガリス
名匠デ・マルキ&アカデミア・モンティス・レガリス第2弾!ハイペリオン移籍第1弾となったストラデッラのオラトリオ「洗礼者聖ヨハネ」(CDA 67617)で鮮烈な演奏を聴かせてくれた名匠アレッサンドロ・デ・マルキ&アカデミア・モンティス・レガリス。新たな活躍の場を得た同コンビがストラデッラに続く第2弾として選んできたのは、イタリア時代の若きヘンデルが枢機卿ベネデット・パンフィーリの歌詞を用いて1707年にローマで作曲したとされる最初のオラトリオ「時の悟りと勝利」。20代前半のヘンデルがイタリアで開花させたあふれんばかりの才能が凝縮された「時の悟りと勝利」は、初期の作品らしく若々しくみなぎる力を存分に感じさせてくれる傑作である。イタリア・バロックの権威としての絶対の自信を見事に作品へと昇華させるデ・マルキと古楽器の若き精鋭アカデミア・モンティス・レガリスに加えてソリストも見事。ベレッツァ役を歌うソプラノのロベルタ・インヴェルニッツィは、グロッサ(Glossa)からリリース中のヘンデル・イタリアン・カンタータ集でもソリストを務めるまさにヘンデルのスペシャリスト。ヘンデルを演奏するに相応しいソリスト陣が加わったデ・マルキ&アカデミア・モンティス・レガリスの快進撃は止まらない!

CDA 67673
マルティヌー:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集Vol.3
 ヴァイオリンと管弦楽のための《協奏的組曲》H.276
  (初稿版/世界初録音)/
 ヴァイオリンと管弦楽のための《協奏的組曲》H.276a
  (第2稿版)/
 ヴィオラと管弦楽のための《ラプソディ・コンチェルト》
ボフスラフ・マトウシェク(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
クリストファー・ホグウッド(指揮)、
チェコ・フィル
マルティヌーの“2つ”の「協奏的組曲」。貴重なレパートリーと高いクォリティの演奏を兼ね備え、これまでにリリースされた第1巻(CDA 67671)、第2巻(CDA 67672)が世界的評価を獲得しているマルティヌーの「ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集」の第3巻。この全集録音では、世界初録音となる作品や祖国チェコ以外では演奏機会に恵まれていない傑作など豊富なレパートリーが取り上げられており、マルティヌーの知られざる作品の発掘にも貢献している。第3巻には、ヴァイオリンのための「協奏的組曲」の世界初録音となる「初稿版」と改定が加えられた「第2稿版」が収録されており、1つの作品の2つの異なる版が持つそれぞれの魅力を聴き比べることが出来る。数少ないヴィオラ協奏曲の重要レパートリーである「ラプソディ・コンチェルト」の登場もポイント。演奏は第1巻&第2巻と同じく、ミルシテインの門下生で1970年代には読売日本交響楽団のコンサートマスターとしても活躍したチェコの名匠マトウシェクとホグウッド&チェコ・フィルのコンビが継続して担当。今回も大きく期待できそうだ!

CDA 67561
シュポア:クラリネット協奏曲集Vol.2
 クラリネット協奏曲第3番へ短調WoO.19/
 同第4番ホ短調WoO.20
マイケル・コリンズ(クラリネット)、
ロビン・オニール(指揮)、
スウェーデン室内管
ハワード・シェリー&スイス・イタリア語放送管弦楽団の演奏による交響曲集が好評を博しているシュポア。19世紀前半のドイツで活躍したシュポアの重要作「クラリネット協奏曲」の続編が、第1集と同じくマイケル・コリンズのクラリネットでリリースに。当時の名奏者ヨハン・サイモン・ヘルムシュタットのために作曲された4つの協奏曲。今回の第2集には、ヴィルトゥオージティが全ての局面で要求される第3番、シュポアの作品の中でも傑作と評される第4番の2作品を収録。当時の名クラリネット奏者のために書かれた作品を、現代を代表するイギリスのクラリネット奏者マイケル・コリンズが演奏するという繋がりも面白い。
CDA 67658 フィリップ・デ・モンテ(1521−1603):
 神よ我を憐れみたまえ(ミゼレーレ)、
 ミサ・ウルティミ・ミエイ・ソスピリ、第6旋法によるマニフィカト、
 あなたに向けてわが魂を、兄弟らよわれは主に対し、
 我に注ぎたまえ、御空には喜びあり、おそれるなマリアよ/
フィリップ・ヴェルドロ(1470/80−b.1552):わたしの最後のため息
チンクエチェント
イタリア語で「500」を意味する名前を持つチンクエチェントのサード・アルバムは、フィリップ・デ・モンテの宗教作品集。皇帝マクシミリアンⅡ世の宮廷楽長を務めたフィリップ・デ・モンテは16世紀のフランドルを代表する作曲家の1人であり、世俗歌曲を中心に膨大な作品数を遺した多作家でもある。チンクエチェントは、2004年10月に結成され「マクシミリアンII世時代の宮廷音楽」(CDA 67579)でデビューを飾った男声のルネサンス・ヴォーカル・アンサンブル。繊細な表現と豊かなハーモニーで急激に株を上げている注目のアンサンブルである。
CDA 67666 ブクステフーデ:オルガン作品全集Vol.1
 前奏曲ニ長調BuxWV.139/
 コラール《いまぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間よ》BuxWV.210/
 フーガ ハ長調BuxWV.174/
 コラール《ああ主よ、哀れな罪人なるわれを》BuxWV.178/
 コラール《われ神より去らじ》BuxWV.221/
 コラール《汝の御子によりてのみわれ汝に感謝す》BuxWV.195/
 カンツォーナ ニ短調BuxWV.168/
 コラール《いざ我ら、聖霊に願わん》BuxWV.208/
 前奏曲ト短調BuxWV.150/シャコンヌ ハ短調BuxWV.159/
 トッカータ ヘ長調BuxWV.157/第9旋法によるマニフィカトBuxWV.205/
 前奏曲ト長調BuxWV.162/コラール《わがいとしの神に》BuxWV.179/
 コラール《われらが神はかたき砦》BuxWV.184/
 前奏曲イ長調BuxWV.151mplete Organ Works-1/Herrick(org)
クリストファー・ヘリック(オルガン)
「オルガン・ファイヤーワークス」シリーズやJ・S・バッハの「オルガン作品集」など数多くのレコーディングを行ってきた名オルガニスト、クリストファー・ヘリックの演奏による新シリーズはブクステフーデのオルガン作品全集。収録曲は序曲、フーガ、トッカータなどの「オスティナート形式」による作品、コーラルと単旋律聖歌に基づく作品という2つのカテゴリーに区分されている。シリーズのスタートとなるこの第1集ではデンマークのヘルシンゲル大聖堂のオルガンが使用されている。
CDA 67641 ケネス・レイトン(1929−1988):
 オール・セインツのシークエンスOp.75/
 ロッキンガムのコラール前奏曲/
 おお神よ、日なたで我を包みたまえ(世界初録音)/
 朝のカンティクル(世界初録音)/
 ワールド・デザイアOp.91(世界初録音)
デイヴィッド・ベドナル(オルガン)、
マシュー・オーウェンス(指揮)、
ウェルズ大聖堂聖歌隊dral Choir
20世紀イギリスの作曲家ケネス・レイトンがキャリアの後期に作曲を行った世界初録音を含む教会音楽集。特にメイン・プログラムの「ワールド・デザイア(The World's Desire)」は、主顕節を祝う祭りのために東方教会、西方教会それぞれの典礼を反映させた作品の作曲依頼を受けて書かれた約30分の演奏時間を要する大作である。西暦700年に初めてウェルズに教会が建てられ、西暦1180年に大聖堂となり今日まで800年という長大な歴史を持つ由緒あるウェルズ大聖堂。ハイペリオンでのマシュー・オーウェンスとのコンビの録音は、バーゴンの合唱作品集(CDA 67567)に続いて2枚目となる。

CDA 67655
¥2190
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第45集
 フェルディナント・ヒラー(1811−1885):
  ピアノ協奏曲第1番へ短調Op.5(世界初録音)/
  同第2番嬰へ短調Op.69/
  同第3番変イ長調《コンチェルト・エスプレッシーヴォ》Op.170(世界初録音)
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、
タスマニア交響楽団
歴史の陰に隠れながらも、眩い輝きを放ち続けてきたロマン派の知られざるピアノ協奏曲を発掘しているハイペリオンの超人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCシリーズ)」の第45集が早くも登場!ポーランドのコンポーザー=ピアニスト、メルツェルを取り上げた第44集に続くRPCシリーズ・ファン期待の最新作は、19世紀ドイツの音楽家フェルディナント・ヒラーのピアノ協奏曲集!裕福なユダヤの商人の息子として生まれ幼少の頃から音楽に突出した才能を見せたヒラーは、ワイマールでフンメルに師事。フンメルの下でさらに才能を開花させたヒラーは、親交の厚かったシューマンからもピアノ協奏曲に対して称賛を受けるなど、歴史に名を残す同世代の大音楽家たちからも一目置かれた存在として成功を収めたことでも知られている。またメンデルスゾーン、ブラームス、ベルリオーズ、ショパン、ワーグナー、アルカン、そして前述のシューマンらとの親交を深め名声を確立したヒラーであったが、その作品はロマン派音楽の作風の変遷によって次第に埋もれてしまうことになる。作曲家「フェルディナント・ヒラー」を語るうえで外すことのできない3つのピアノ協奏曲。特に「ピアノ協奏曲第2番」に関してはハイペリオンが長きにわたって録音の機会を模索していたものであり、忘れられた本物の傑作であるとして強力に推薦している作品なだけに同曲の決定盤誕生の予感が漂う。また「ピアノ協奏曲第1番」、「ピアノ協奏曲第3番」の2作品は今回のリリースが世界初録音となる。ヒラーの遺した3つのピアノ協奏曲を世に送り出すのは、このシリーズを代表するコンビとして獅子奮迅の活躍を見せるハワード・シェリー&タスマニア響。これまでにリリースされたモシュレス、エルツ、カルクブレンナー、ベネット&ベイシュでも披露してきたシェリーの見事な弾き振りはもちろん健在!乞うご期待!
CDA 67602 R・シュトラウス:歌曲全集Vol.3
 なにも!Op.10-2/サフランOp.10-7/もの言わぬ花Op.10-6/
 あなたの眼差しが私を見た時からOp.17-1/セレナードOp.17-2/
 秘めごとOp.17-3/暗いヴェールに覆われてOp.17-4/
 さあ、勇気を!Op.17-5/舟歌Op.17-6/
 それがなんの役に立つのOp.19-1/星影は美しく、しかし冷たくOp.19-3/
 希望と失望Op.19-5/ああ、何と不幸な私Op.21-4/
 女たちも時にはつつましくOp.21-5/ひそかなる誘いOp.27-3/
 愛を抱いてOp.32-1/憧れOp.32-2/愛の讃歌Op.32-3/
 ああ、うるわしい5月よ!Op.32-4/天の使者Op.32-5/
 15ペニヒでOp.36-2/愛慕Op.36-4/冬の捧げものOp.48-4/
 冬の愛Op.48-5/したしき幻影op.48-1
アンドルー・ケネディ(テノール)、
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
経験豊富な世界的ソプラノ歌手であるクリスティーネ・ブリューワー(CDA 67488)、アンネ・シュヴァネヴィルムス(CDA 67588)に続いてハイペリオンの「リヒャルト・シュトラウス歌曲集」に登場するのは、各方面から引く手あまたのイギリスの俊英アンドルー・ケネディ!アンドルー・ケネディは欧州の歌劇場を中心としたオペラへの出演やオーケストラとの共演を重ね、2006年には権威あるロイヤル・フィルハーモニック協会のヤング・アーティスト賞を受賞するなど実力だけでなく既に実績も十分のテノール歌手である。テノールが歌うリヒャルト・シュトラウスの歌曲集は非常に珍しく、有名な交響詩が書かれた期間とほぼ同時期(1882年〜1900年)の歌曲を収録しているこの第3集ではこれまでのイメージとは一味違った作品の“色”を感じ取ることができるかもしれない。伴奏のピアノは第1集、第2集と同じく名手ロジャー・ヴィニョールズが担当しており、アンドルー・ケネディの歌声の魅力を最大限に引き出してくれることだろう。
CDA 67601 ヴェルヨ・トルミス(1930−):合唱作品集
 エルンスト・エンノの詩による2つの歌/3つのエストニアの遊び歌/
 叙事詩《カレヴィポエグ》による3つの歌/リーブ語の遺産/
 船上に歌う/秋の風景/4つのエストニアの子守歌/幼き日の想い出
スティーヴン・レイトン(指揮)、
ホルスト・シンガーズ
合唱作品で知られるヴェルヨ・トルミスは、アルヴォ・ペルトと並び、北欧の合唱王国エストニアを代表する巨匠の1人。エストニアの民族音楽の専門家としての一面も持つトルミスは母国に伝わる伝統音楽を作品の礎とするなど卓越した合唱作品を数多く生み出しており、音楽と言葉が密接に結びついたその作品は世界中で親しまれている。トルミスの合唱作品はここ日本でもプロからアマチュアまでの幅広い層で歌われるなど、根強い人気を誇っているだけにハイペリオンからの新しい録音のリリースは広く歓迎されることだろう!ヴィレッテの合唱作品集(CDA 67539)に続いて2度目のタッグとなるレイトン&ホルスト・シンガーズ。レイトンは手兵ポリフォニーとのコンビによるペルトの合唱作品集「トリオディオン」でエストニアの合唱作品に対する造詣の深さを実証しているだけに、今回のトルミスに懸かる期待は大きい。
CDA 67680 ウェストミンスター寺院の昇天祭 ——
 C-V・スタンフォード:Caelos ascendit hodie/
 B・ローズ:プリーシーズ/
 J・バーンビー:詩篇第24番/
 B・ブリテン:祝祭テ・デウム/
 H・シュッツ:詩篇第100番/
 B・ローズ:応唱/
 R・ヴォーン=ウィリアムズ:O clap your hands/
 W・ウォルトン:ミサ・ブレヴィス/
 G・フィンジ:神は上れり/
 P・フィリップス:神は歓呼のうちに/
 G・マクファーレン:詩篇第93番/
 W・ウォルトン:チチェスター・サーヴィス/
 P・ゴワーズ:ガリラヤ人たちよ/
 B・ローズ:The Dismissal/
 F・ポット:トッカータ
ロバート・クウィニー(オルガン)、
ジェームズ・オドンネル(指揮)、
ウェストミンスター寺院聖歌隊
ハイペリオンがウェストミンスター寺院とのコラボレーションで進めているレコーディング・プロジェクトの第6弾。教会歴の9月29日(祝日)である「聖ミカエルおよび諸天使の日」をテーマとした前作(CDA 67643)に続く最新録音のテーマは「キリストの昇天祭」。ウェストミンスター寺院聖歌隊が歌う16世紀のフィリップス、17世紀のシュッツだけでなく、20世紀のウォルトンやブリテン、フィンジ、スタンフォードなど自国の多才なレパートリーが、現在のイギリス教会音楽の充実度を示している。
CDA 67654 ライオネル・モンクトン(1861−1924):ショーからの歌曲
 Charming weather/All down Piccadilly/Under the deodar/
 Yo ho, little girls, yo ho!/Try again, Johnnie/The sly cigarette/
 The boy guessed right/When I marry Amelia/Keep off the grass/
 Maisie/Liza Ann/My cinnamon tree/Pearl of sweet Ceylon/
 A simple little string/Beautiful bountiful Bertie/The Temple Bell/
 A bad boy and a good girl/The little grey bonnet/
 Tony, from America/Two little sausages/Mary/Moonstruck
キャサリン・ボット(ソプラノ)、
リチャード・スアート(バリトン)、
ロナルド・コープ(指揮)、
ニュー・ロンドン管弦楽団、
ニュー・ロンドン・ライト・オペラ・コーラス
「イギリスのライト・ミュージック・クラシックス・シリーズ」を完成させたコープ&ニュー・ロンドン管弦楽団にとって久しぶりの新録音は、19世紀後半から20世紀初期にかけてのイギリスで最も存在感を放ったミュージカル・コメディの作曲家ライオネル・モンクトンの歌曲集。キャサリン・ボットとリチャード・スアート、そしてコープ&ニュー・ロンドン管が描く楽しさにあふれたモンクトンの世界が目の前に広がる。ちなみにエンジニアはトニー・フォークナーが担当。

CDA 67656
\2400→¥2190
イン・ア・ステイト・オヴ・ジャズ ——
 フリードリヒ・グルダ(1930−2000):
  エクササイズ第1番〜「プレイ・ピアノ・プレイ」より/
 ニコライ・カプースチン(1937−):ピアノ・ソナタ第2番Op.54/
 フリードリヒ・グルダ:エクササイズ第4番〜
  「プレイ・ピアノ・プレイ」より/
 アレクシス・ワイセンベルク(1929−):ジャズ・ソナタ/
 フリードリヒ・グルダ:エクササイズ第5番〜
  「プレイ・ピアノ・プレイ」より、前奏曲とフーガ/
 アレクシス・ワイセンベルク:
  シャルル・トレネによって歌われた6つの歌曲のアレンジ/
 ジョージ・アンタイル(1900−1959):ジャズ・ソナタ
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
早くも話題沸騰!アムラン待望の最新作はカプースチン以来となる超絶のジャズ・スタイル作品集!独自のスタイルを貫き、歴史に新たなページを刻んだ音楽家であるグルダ、カプースチン、ワイセンベルク、そしてアンタイル。この4人の巨星が「ジャズ」からインスピレーションを得て生み出した「ジャズ・スタイル」の作品を集めた衝撃のアルバムこそが、今回登場する“スーパー・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト”マルク=アンドレ・アムラン待望の最新作!東京オペラシティで開催された2000年のリサイタルでアムランが圧倒的名演を残し、のちのカプースチン・ブームの火付け役となったカプースチンの「ピアノ・ソナタ第2番」。2005年の来日公演でアンコールとして演奏され、聴衆の度肝を抜いたアンタイルの「ジャズ・ソナタ」など、熱望されていたアムランの演奏によるレコーディングが遂に実現!また「ジャズ・スタイル」の作品を語る上で外せないワイセンベルクの「ジャズ・ソナタ」や、フランスを代表する往年のシャンソン歌手シャルル・トレネのヒット・ナンバーのアレンジ集。そして世紀の奇才グルダが遺した傑作「ピアノ・プレイ・ピアノ」や「前奏曲とフーガ」など、アムランの演奏を想像しただけで身震いをしてしまいそうな凄まじいプログラミングには驚嘆の一言。早くもそのベールを脱いだ2008年最強のピアノ・アルバム。アムランが誘う熱狂の「ジャズ・スタイル」コンサートは話題爆発間違い無し!


Hyperion dyad

CDD 22054
(2CD/1枚分価格)
\2400
セルゲイ・ボルトキエヴィチ(1877−1952):ピアノ作品集
 嘆きと慰め Op.17/アンデルセンの童話よりOp.30/
 10の前奏曲Op.33/バラード嬰ハ短調Op.42/
 エレジー嬰ハ長調Op.46/4つの小品Op.3/
 4つの小品 Op.65/ピアノ・ソナタ ロ長調Op.9
スティーヴン・クームズ(ピアノ)
ハイペリオンにロシア作品の見事な演奏の録音を数多く残しているクームズの代表盤でありながら、廃盤となっていた2枚のボルトキエヴィチのピアノ作品集が装いも新たにグッドプライスで復活!
ラフマニノフと同世代でピアニスト兼作曲家として広く認められていたボルトキエヴィチ最大のソロ作品である「ピアノ・ソナタ」、知る人ぞ知る傑作「バラード」と「エレジー」などには濃厚なロマンと洗練された音楽性が同居している。1996年&1998年の録音。(CDA 66933&CDA 67094からの移行再発売。)


HELIOS 1CD¥1500

CDH 55272 G・デュファイ:聖ヤコブのための音楽 ——
 聖ヤコブの祝日のためのミサ/
 偉大なるヤコブをわれらに正しくたたえん/
 バルサムと上品なる蝋が/
 グローリア=クレド/誉れある使徒に
アンドルー・カークマン(指揮)、
バンショワ・コンソート
1999年のグラモフォン賞で見事に古楽部門年間最優秀賞に輝いたカークマン&バンショワ・コンソートの代表的名盤。ルネサンスの巨匠の崇高な音楽が素晴らしきハーモニーで響く。1997年7月16日〜18日の録音。CDA 66997からの移行再発売。
CDH 55300 シューマン:
 ピアノ・ソナタ第1番嬰へ短調Op.11/同第3番へ短調Op.14
ニコライ・デミジェンコ(ピアノ)
1978年のチャイコフスキー国際コンクールの覇者デミジェンコが1996年にレコーディングを行ったシューマンがヘリオス(Helios)から復刻!シューマンの“言葉”をロシアの重戦車がピアノを通じて代弁する。1996年1月22日〜24日の録音。CDA 66864からの移行再発売。
CDH 55230 17世紀ドイツの教会音楽
 シュッツ:憐れみたまえ、おお主よSWV.148/
 ベルンハルト:何を悲しむのか、私の魂よ/
 ローゼンミュラー:
  指導者なるキリストを、2声のソナタ第2番ホ短調/
 ブクステフーデ:カンタータ《イエスはわが喜び》BuxWV.59/
 ガイスト:天にまします我らの父よ/
 ブクステフーデ:カンタータ《主において喜べ》BuxWV.64/
 G・H・バッハ:ソナタ第1番/
 J・C・バッハ:カンタータ《いざ打てかし、願わしき時の鐘よ》/
 J・M・バッハ:さあ、主をたたえよ/
 G・H・バッハ:ソナタ第2番ヘ長調/
 クリーガー:おおイエス、わが命/
 ホフマン:いざ来たれ、待ち望みたる時よ
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
パーリー・オブ・インストゥルメンツ
17世紀ドイツのルター派教会のために書かれた宗教作品をロビン・ブレイズの歌声で。シュッツ、ブクステフーデといった大きな影響力を放った作曲家たちだけでなく、バッハ一族の中でもヨハン・クリストフやハインリッヒなどの珍しい作品が聴けるのも嬉しい。1998年9月の録音。(CDA 67079からの移行再発売。)
CDH 55316 ヴィラ=ロボス:
 ブラジル風バッハ第1番/声楽とヴァイオリンのための組曲/
 前奏曲とフーガ/ブラジル風バッハ第5番
ジル・ゴメス(ソプラノ)、
ピーター・マニング(ヴァイオリン)、
プリース・チェロ・オクテット
イギリス発!沸き立つブラジルの熱きパッション!ヴィラ=ロボスの代表的作品である「ブラジル風バッハ」からの2作品に加えて、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」をチェロ・オーケストラのためにアレンジした「前奏曲とフーガ」などを収録。1987年5月の録音。(CDA 66257からの移行再発売。)




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