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第42号マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)



IDIS 1CD¥1800

IDIS 6549
(3CD)
\5400→¥4990
ワーグナー:「ワルキューレ」 ハンス・ホッター(Bs ヴォータン)
ビルギット・ニルソン(S ブリュンヒルデ)
ルートヴィヒ・ズートハウス(T ジークムント)
レオニー・リザネク(S ジークリンデ)
ゴットロープ・フリック(Bs フンディング)
ジーン・マデイラ(Ms フリッカ)
ロッテ・リザネク(S ヘルムヴィーゲ)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms ワルトラウテ)
ロゼッテ・アンダイ(Ms ロスヴァイセ)
ヒルデ・レッセル=マイダン(A シュヴェルトラウテ)ほか
カラヤン(指)
ミラノ・スカラ座管
IDISから凄い音源が登場!カラヤンが1958年にスカラ座で上演した「ワルキューレ」。カラヤンは1948年からスカラ座のドイツオペラ部門の監督に就任、さらに1956年からウィーン国立歌劇場の芸術監督に就任したことで、二つの大歌劇場の名歌手を相互交換、その結果、スカラ座で充実したワーグナーが可能になったのでした。これはその時期の「ワルキューレ」。ホッター、ニルソン、ズートハウス、リザネク、フリック、マデイラ、さらにルートヴィヒと、超豪華キャスト!一部分はCDになっていたことはありますが、全曲は今回初めての発売。当時のカラヤンの帝王ぶりを思い知らされる強烈な演奏をお楽しみください。録音:1958年4月29日
IDIS 6546 (1)ラロ:スペイン交響曲 Op.21
(2)サン=サーンス:ハバネラ Op.83
(3)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
(4)ショーソン:詩曲 op.25
(5)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28
(6)ラヴェル:ツィガーヌ
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
(1)(2)(3)(5)ウィリアム・スタインバーグ(指)
RCAヴィクター交響楽団
(4)アイズラー・ソロモン(指)
RCAヴィクター交響楽団
(6)アルフレッド・ウォレンスタイン(指)
ロサンゼルス交響楽団
いずれもハイフェッツの1950年代前半の代表的録音。録音史上でも特筆すべき豪演として名高いツィゴイネルワイゼンを始め、いずれもこの時期のハイフェッツの凄みを感じさせるものばかり。録音:(1)(2)(3)(5)1951年,(4)1952年,(6)1953年
IDIS 6547
(2CD)
ヴェルディ:「オテッロ」 ラモン・ヴィナイ(T オテッロ)
アントニエッタ・ステッラ(S デスデモーナ)
ジュゼッペ・タッデイ(Br イアーゴ)
ジュゼッペ・モデスティ(Bs ロドヴィーコ) 他
トーマス・ビーチャム(指)
コロン劇場管弦楽団
ビーチャムは生涯に渡ってオペラを積極的に指揮しており、コヴェントガーデン歌劇場はもとより、メトなど各地の劇場で大変な人気を博していた。このブエノスアイレスでの「オテッロ」は、オペラ指揮者ビーチャムの真価を伝える録音として知られていたものの、長いこと入手難だったもの。ヴィナイ、ステッラ、タッデイとキャストも充実。ビーチャムがいかにすごいオペラ指揮者だったかを知るに打ってつけの貴重な録音。録音:1958年7月4日,ブエノス・アイレス

キング・インターナショナル

KDC 7009
\2600
(原盤: ORFEO 001811)
宇野功芳の音盤棚「これがUNO!」 Vol.9
フランツ・シューベルト:名歌曲集
 秘密(フランツ・シューベルトに寄せて)D491
 ロマンス D797/3b、水の上にて歌えるD774、
 冬の夕べ D938、静かな国へ D403a
 わたしのクラヴィーアに D342、
 夕映えの中で D799、ナイチンゲールに寄す D497
 母なる大地 D788、草原の歌 D917、
 恋する者のさまざまな姿 D558、岩上の羊飼 D965
マーガレット・プライス(S)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(P)
ハンス・シェーネベルガー(Cl)
(原盤番号: ORFEO 001811)以前からその歌声に魅了され宇野功芳氏が絶賛していたマーガレット・プライス。可憐さと強さというソプラノ歌手にとって重要な要素を兼ね備えた稀有な才能を持った名歌手。ピアノ伴奏はドイツ・オーストリア音楽を代表する指揮者の一人、また名ピアニストでもあるヴォルフガング・サヴァリッシュ。彼は2008年8月26日で85歳になり、このCDが彼の偉業を称える宇野氏からのプレゼントとなることだろう。ORFEOレーベルも納得の宇野氏の熱烈解説の一部をご紹介致します。注目のunauの無能日記は愛弟子、有山麻衣子とのオーディオ探索編。
マーガレット・プライスは低域から高域までムラのない美声を誇り、音程の正確さとフレージングの巧みさも光っている。CDはオペラ全曲盤が多く、歌曲は少ない。本CDはその数少ない貴重な一枚で、1981年、プライス47歳、最円熟期のレコーディングであり、ピアノ伴奏を指揮者サヴァリッシュが受け持っているのも価値を増している。ぼくはこの「シューベルト歌曲集」が発売されたときから口を極めて絶讃し、愛聴して来た。とくに「夕映えの中に」は名唱中の名唱といえるだろう。 【宇野功芳氏ライナーノーツより】 録音:1981年9月9-11日 ゼーオン修道院ホール 演奏解説/unauの無能日記(エッセイ):宇野功芳氏

MARQUIS

ORION MASTER RECOEDINGシリーズ 1CD¥1700

往年のカナダの名レーベルORION RECORDの復刻シリーズ
MAR83125 「ランパル&フレンズ」
 クレプス:ソナタ ト長調/
 クヴァンツ:ソナタ ニ長調/
 W.F.バッハ:トリオ ニ長調/
 テレマン:トリオ ハ長調/
 ペプシュ:トリオ ト短調/
 ルイエ:トリオ ト短調 Op.1
ジャン・ピエール=ランパル(Fl)
マリオ・デュシュネ(Fl,リコーダー)、
ケニス・ギルバート(Cemb)
20世紀後半の最も偉大なフルーティストの一人、ジャン・ピエール=ランパルによるバロック曲。チェンバロ復興の立て役者、ケニス・ギルバートが伴奏を受け持っている。初出:1963年,1964年、57:58
MAR83121 「キューバとフィリピンのピアノ作品集」
 レクオーナ:
  コルドバ、アンダルシア、アランブラ、ジプシーの歌、
  グァダルキビル川、マラゲーニャ、黒人の踊り、
  黒人が踊っていた、ニャニゴの踊り、ルクミ族の踊り、
  仮装行列ブエンカミノのピアノ曲(4曲)/アベラルドの作品(1曲)/
  サンティアゴの作品(2曲)
アドロヴニ・アコスタ(ピアノ)
キューバの作曲家、エルネスト・レクオーナの作品を中心に、フィリピンの作曲家、フランシスコ・ブエンカミーノ(1883−1952)、ニカノール・アベラルド(1893−1934)、フランシスコ・サンティアゴ(1889−1947)の珍しい作品を収録している。アドロヴニ・アコスタは、1946年、フィリピン生まれのピアニスト。初出:1982年、70:22
MAR83122 「リスト&ラフマニノフ:練習曲集」
 リスト:
  バッハの主題による変奏曲/
  前奏曲「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」/
  超絶技巧練習曲第10番 ヘ短調/
  超絶技巧練習曲第11番 変ニ長調 「夕べの調べ」/
  スケルツォと行進曲
 ラフマニノフ:練習曲「音の絵」−ハ長調,変ホ短調
ロバート・シルヴァーマン(ピアノ)
カナダのベテランピアニスト、ロバート・シルヴァーマンによるリストとラフマニノフ。1970年代後半くらいの録音と思われる。初出:1976年,1980年、59:51
MAR83123 ブラームス:
 チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38
 チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
 (※トラック3にマスター由来のノイズがあります。ご了承ください。)
ガボール・レイト(チェロ)
アドルフ・ボーラー(ピアノ)
ガボール・レイトは、1916年ハンガリーのブダペスト生まれのチェリスト。2年間パブロ・カザルスに学んだ名手である。1939年に合衆国に移住、1987年に亡くなっている。初出:1977年、44:36
MAR83124 「サティ・フォー・トゥー」〜
 2台のギターによるサティ
  サティ:
   逃げ出したくなる3つの歌/新冷たい小品集(3曲)/
   グノシエンヌ(6曲)/サラバンド(3曲)/3つのジムノペディ/
   2つの夜の夢/4つのオジーヴ/うつろな空想
ピーター・クラウス(ギター)
マーク・バード(ギター)
ギター2台によるサティ。聞きなれた曲が、ピアノ演奏とは異なった趣味の良さで響く。初出:1974年、49:43

MARSTON

52042
(2CD)\4800
「エジソンの遺産 第1集」 オペラ・アリア集
 ルクレツィア・ボリ(ソプラノ) 1910−13年/マルセラ・クラフト(ソプラノ) 1918年/
 エミー・デスティン(ソプラノ) 1911年/エドアルド・ファティカンティ(バス) 1910年/
 ルイーザ・ガリバルディ(メッゾソプラノ),イタロ・クリスタリ(テノール) 1910年/
 メリッタ・ハイム(ソプラノ) 1911年/フリーダ・ヘンペル(ソプラノ) 1920年/
 ハインリヒ・ヘンゼル(テノール) 1911年/ヴァランタン・ジョーム(テノール)1914年/
 パオラ・コラレク(ソプラノ),オレステ・ベネデッティ(バス) 1911年/
 ルチェット・コルソフ(ソプラノ) 1914年/
 マリア・ラビア(ソプラノ),ヴァランタン・ジョーム(テノール) 1914年/
 エンミ・ライスナー(アルト) 1914年/ウンベルト・マクネツ(テノール) 1910年/
 マルガレーテ・マツェナウアー 1915年/カルメン・メリス(ソプラノ) 1913年/
 ローザ・オリツカ(メッゾソプラノ) 1915−16年/
 マリー・ラッポルド(ソプラノ) 1910年/
 ドメニコ・ヴィリョーネ=ボルゲーゼ(バス) 1910年/
 フランツ・フォーゲルシュトローム(テノール) 1910年/
 エディト・ウォーカー(ソプラノ) 1910年/カロリーナ・ホワイト(ソプラノ) 1910年
蓄音機はエジソンが発明したが、彼が採用したシリンダー(円筒)録音よりも、ベルリナーが発明したディスク(円盤)録音の方が優性になってしまった。これに対しエジソンもディスクを採用、厚みのある円盤に縦振動記録し、ダイヤモンド針で再生するものだった。この方式は、同時期のベルリナー方式よりもずっと音質に優れていたが、出遅れの巻き返しはできず、録音しながら未発表に終わった音源が多数ある。このCDではそうした貴重な音源を復刻している。当時の大歌手ルクレツィア・ボリの絶唱は聞きもの。
52054
(2CD)
\4800→¥4390
「歴史的ピアノ録音」
 (1)グリーグ:
  ピアノ・ソナタ ホ短調〜メヌエット,フィナーレ/ユモレスク 嬰ト短調 Op.6-2/
  通り行く婚礼/蝶々/春に/ガンガル/トロルドハウゲンの婚礼の日/思い出 1903年
 (2)サン=サーンス:
  ピアノ協奏曲第2番から/オーヴェルニュ狂詩曲/
  アフリカ幻想曲から/かわいいワルツ/なげやりなワルツ/
  マズルカ第1番/フランス軍隊行進曲/「ノアの洪水」前奏曲/他1904,1919,1920年
 (3)マスネ:「サッフォー」から1903年
 (4)ドビュッシー:
  「ペレアスとメリザント」から/巷に雨の降るごとく/
  木立ちの影/水彩画−グリーン1904年
 (5)スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.24/
 ヘンデル:組曲 HWV411−ガヴォット/
 ウェーバー:ロンド・ブリランテ/
 メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調 Op.16-2,無言歌「狩りの歌」,無言歌「紡ぎ歌」/
 ショパン:
  即興曲 変イ長調 Op.29,子守歌Op.57,
  夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15-2,ワルツ 変イ長調 Op.34-1,葬送行進曲/
 リスト:ハンガリー狂詩曲 イ短調/
 シャブリエ:絵画的小曲集−スケルツォ=ワルツ/
 マスネ:狂ったワルツ/
 プーニョ:ゆっくりとしたワルツ,愛の1ページ/他1903年
 (6)メンデルスゾーン:無言歌「紡ぎ歌」/
 ショパン:夜想曲 Op.27-2/
 ゴダール:半音階的ワルツ/
 ディエメ:演奏会用大ワルツ 変ニ長調 Op.37(2種),演奏会用カプリス ニ長調 Op.12(2種)1904,1906年
(1)エドワルド・グリーグ(ピアノ)
(2)カミーユ・サン=サーンス(ピアノ) 
(3)ジェオルジェット・ルブラン(ソプラノ)、
ジュール・マスネ(ピアノ) 
(4)メアリー・ガーデン(ソプラノ)、
クロード・ドビュッシー(ピアノ) 
(5)ラウル・プーニョ(ピアノ)
(6)ルイ・ディエメ(ピアノ) 
グリーグ、サン=サーンス、マスネ、ドビュッシーら、大作曲家の自作自演を中心に貴重な録音を集めたもの。いずれも存在は知られながらなかなか聞くことのできなかったものばかり。録音時の回転ムラが酷くて鑑賞の妨げになっていたドビュッシーの自作自演も、コンピュータによる補正で従来の復刻盤よりもずっと聞きやすくなっている。
52056
(2CD)
\4800
マリー・デルナ全録音集+ジャンヌ・マリー・ド・リスル録音集
 マイヤベーア:「預言者」から/
 ビゼー:「カルメン」から 1903年
 ビゼー:「カルメン」から/
 ゴダール:「従軍女商人」から/マスネ:「ウェルテル」から/
 ベルリオーズ:「カルタゴのトロイ人たち」から/
 ゴダール:「ジョスラン」から/マスネ:子供たち/他1903−04年
 マイヤベーア:「預言者」から/ドニゼッティ:「ファヴォリート」から 1905年
 グルック:「オルフェとユリディス」から/ドニゼッティ:「ファヴォリート」から/
 マスネ:「ウェルテル」から/サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から/
 ゴダール:「従軍女商人」から/マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」から/
 ディ・カプア:オ・ソーレ・ミオ/他 1907年グルック:「オルフェとユリディス」から/
 ドニゼッティ:「ファヴォリート」から/マイヤベーア:「預言者」から/
 サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から/ポンキエッリ:「ジョコンダ」から 1910年
 マイヤベーア:「預言者」から/サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から/
 ゴダール:「ジョスラン」から 1913年ロアン:戦いの鐘,希望 1918年
マリー・デルナ(メッゾソプラノ)
メヤール:「村の龍騎兵」から/トーマ:「ミニョン」から/
 ビゼー:「カルメン」から/マスネ:「ウェルテル」から/
 ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」から/グノー:セレナード/
 マスネ:子供たち/ほか 1905年
ジャンヌ・マリー・ド・リスル(メッゾソプラノ)
マリー・デルナ(1875−1932)は20世紀初頭にパリのオペラコミーク劇場で活躍したメッゾソプラノ歌手。ウィーンで初演されたマスネ「ウェルテル」のパリ初演でシャルロットを歌い絶賛されたことで知られている。ここには彼女の発売された全ての録音が復刻されている。ジャンヌ・マリー・ド・リスル(1872−1926)も同時代のパリの名メッゾ。

MD+G

642 15082
\2300→¥2090
MD+G アルヒーフ/ゲルハルト・タシュナーⅣ
 1.シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
 2.ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
 3.サラサーテ:カルメン幻想曲 作品25
ゲルハルト・タシュナー(Vn)
ケルン放送交響楽団
指揮:ヘルベルト・ザンドベルク(1)
北ドイツ放送交響楽団
指揮:ハンス・シュミット=イッセルシュテット(2)
バンベルク交響楽団
指揮:フリッツ・レーマン(3)
MDGのタシュナー復刻第4弾。シベリウスは蔵出しマスターからの初復刻。MDGが少しずつだが着実に進めているゲルハルト・タシュナーのCD復刻、第4弾。タシュナーは1941年に19歳の若さでゴールドベルクの後任としてベルリン・フィルのコンサートマスターに招かれ、1945年までフルトヴェングラーと共に第2次大戦下の辛く厳しい時代を生き延びた。非ナチ化裁判の対象にならなかったため、戦後すぐにソリストとして、またギーゼキング&ヘルシャーと組んだピアノ・トリオで活動を再開。1976年に55歳でベルリンで亡くなった。ソリストとしての活動期間が短く、また録音が少ないため「知る人ぞ知るヴァイオリニスト」に甘んじていたが、こうした復刻CDによって再評価が進んでいる。タシュナーは1944年にフィンランドをツアーし、その際にシベリウスとの交友が芽生え、ヴァイオリン協奏曲の解釈についても突っ込んだ意見交換をしたそうだ。タシュナーはシベリウスに対して第3楽章のテンポを遅めにとって演奏することを提案したそうだが、この演奏ではシベリウスの指示よりも微妙に速いテンポで弾いているのが興味深いところ。当CDはケルンの西部ドイツ放送所蔵のマスターテープをMDGが発掘して復刻したもので、先にCD化されたARCHIPEL盤と比べると、中低音の情報量と全体的な質感等で勝っている。戦後のドイツでは、特にステレオ時代になると、演奏家と契約した所定の放送回数を終了したモノラル録音のテープを、スペース確保のために廃棄処分するのが通例だったそうで、シベリウスのマスターが発見されたことは「奇跡的だ」とMDGも喜んでいる。戦後のベルリンを占領したソ連は、1940年に初演されたハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲を「文化使節」に見立て、西側での初演者を探していました。白羽の矢が立ったのがタシュナーで、西側初演は1947年9月24日にアルトゥール・ローター指揮ベルリン放送交響楽団との共演で行われました。当ディスクに収められたのはその8年後のライヴ。カルメン幻想曲はバンベルクの教会での録音。「精神性」で評価されがちなタシュナーのテクニックの凄さを存分に伝えてくれる。録音:1956年11月6日(1)、1955年5月8日&9日(2)、1953年8月21日(3) モノラル

MELODIYA

MELCD 1001347
\2000→¥1790
ベートーヴェン弦楽四重奏団・プレイズ・ベートーヴェン Vol.1
 ベートーヴェン:
  弦楽四重奏曲第1番イ長調 Op.18 No.1(*)
  弦楽四重奏曲第2番ハ短調 Op.18 No.2(+)
  弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 Op.18 No.3(#)

ベートーヴェン弦楽四重奏団
(ドミートリー・ツィガーノフ(第1ヴァイオリン)
ニコライ・ザバフニコフ(第2ヴァイオリン)
フョードル・ドルジーニン(ヴィオラ)
セルゲイ・シリンスキー(チェロ))

録音:1970年12月22日(*)/1970年6月16日(+)/1971年8月3日(#)

MEMBRAN 1CD¥1200

オペラ・ハイライト・シリーズ
231859 ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」(抜粋)
 1955.10 ミュンヘン
エリカ・ケート(oskar)
ヨゼフ・メッテルニッヒ(rene)
ビルギット・ニルソン(amerlia)
アルベルト・エレーデ(指揮)
バイエルン放送交響楽団
231858 ヴェルディ:歌劇「運命の力」(抜粋) ジークムント・ロス(marchese)
カーラ・マルティニス(leonore)
ヨゼフ・メッテルニッヒ(don carlo)
ルドルフ・ショック(don alvaro)
マルタ・メドル(preziosilla)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
231857 ヴェルディ:歌劇「アイーダ」(抜粋) Aage Poulsen(konig der Agypter)
Margarete Klose(tochter)
Max Lorenz(radames)
クルト・シュローダー(指揮)
ヘッセン放送交響楽団
231856 ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」(抜粋)
 1950.4 フランクフルト
Rudolf Gonszarr(luna)
Maud Cunitz Inez(sargasto)
Diana Eustrati(zigeunerin)
Winfried Zillig(指揮)
ヘッセン放送交響楽団
231855 ヴェルディ:歌劇「椿姫」(抜粋) クララ・エベルツ(violetta)
リチャード・ホルム(alfred)
ヨゼフ・メッテルニッヒ(Germont)
フランチェスコ・プラデッリ(指揮)
ヘッセン放送交響楽団
231854 ヴェルディ:歌劇「リゴレット」(抜粋)
 1950.9 RIAS Berlin
ルドルフ・ショック,
ヨゼフ・メッテルニッヒ
リタ・シュトライヒ
フリッチャイ(指揮)
RIAS響
RIAS室内合唱団
231853 チャイコフスキー:
 歌劇「エフゲニー・オネーギン」(抜粋)
  1954 録音
ジョージ・ロンドン,
アントン・デルモタ
リヒャルト・クラウス(指揮)
バイエルン放送交響楽団
231852 スメタナ:歌劇「売られた花嫁」(抜粋)
 1950 ケルン
ハインリッヒ・ニリウス,
エルナ・ディートリヒ,
フリッツ・レーマン(指揮)
ケルン放送交響楽団

MUSICAL CONCEPTS

ATMCD1890
(2CD)
\1400
ブレンデル・プレイズ・モーツァルト
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第9番、14番
  ピアノソナタ第8番、幻想曲 K. 396、ロンドK. 511
  デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 K.573
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
アントニオ・ヤニグロ(指揮)
イ・ソリスティ・ディ・ザグレブ
1965 録音 待望の再発売!!

MUSIQUE EN WALLONIE

MEW 0739-040
(2CD)
\4800
ルシェンヌ・デルヴォー〜
 アリア、歌曲とオラトリオ ——
  ビゼー:歌劇《カルメン》より(録音:1953年)/
  サン=サーンス:歌劇《サムソンとダリラ》より(録音:1951年)/
  ラロ:歌劇《イスの王様》より(録音:1966年)/
  ドニゼッティ:歌劇《ファヴォリータ》より(録音:1966年)/
  ヴェルディ:
   歌劇《アイーダ》より(録音:1954年)、
   歌劇《ドン・カルロ》より/
  C・P・バッハ:マニフィカト《イスラエルを助け給え》(録音:1964年)/
  ミヨー:地上の平和Op.404より(録音:1962年)/
  プロコフィエフ:
   カンタータ《アレクサンドル・ネフスキー》より(録音:1965年)/
  ベルリオーズ:
   歌曲集《夏の歌》(録音:1965年)、《ファウストの劫罰》より
ルシェンヌ・デルヴォー(メゾ・ソプラノ)、
様々なアーティスト
1916年にリエージュで生まれ、2005年に故郷のリエージュでその生涯を閉じたベルギーのメゾ・ソプラノ歌手ルシェンヌ・デルヴォー。デビューを飾ったベルギーのゲント歌劇場を中心として遠くはアフリカで活躍したデルヴォーの録音は少なく、1950年代から60年代の演奏(放送音源)をまとめたこのタイトルは絶頂期の歌声を知ることの出来る貴重な記録である。

MYTO

MDCD0004
(2CD)\3400
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
 1961年6月21日 ライヴ
コーネル・マクニール(リゴレット)、
レイラ・ジェンチェル(ジルダ)
ジャンニ・ライモンディ(マントヴァ伯爵)、
カルメン・ボレッロ(マッダレーナ)
アルジェオ・クァドリ指揮
コロン劇場管弦楽団、合唱団
以前、GOPレーベルから発売あり。良い音質です。
MDCD0005
(2CD)\3400
ジェンチェル(ソプラノ)の想いで
 ドニゼッティ:歌劇「カテリーナ・コルナーロ」
 1972年5月28日 ライヴ
レイラ・ジェンチェル(カテリーナ・コルナーロ)、
ジャコモ・アラガル(ジェラルド)
レナート・ブルゾン(ルジニャーノ)、
ブリニオ・クラバッシ(モチェニーゴ)
カルロ・フェリーチェ・チラーリオ指揮
聖カルロ・ナポリ劇場管弦楽団、合唱団
良い音質です。
170
(3CD)\3000
チェルクェッティ(エリザベッタ)
 ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
  1956年6月16日
チェーザレ・シェピ(フィリッポII世)、
アンジェロ・ラフォレーゼ(ドン・カルロ)
エットレ・バスティアニーニ(ロドリーコ)、
ジュリオ・ネーリ(宗教裁判所長)
アニタ・チェルクェッティ(エリザベッタ)
アントニーノ・ヴォット指揮
フィレンツェ5月祭管弦楽団、合唱団
以前、MELODRAMレーベルから発売あり。とても良い音質です。
165
(2CD)
\2000
ディ・ステファノ(T)/初出を含むイタリア放送録音全集1951-56
 1954年11月29日
  アルベルト・パオレッティ指揮RAIローマ交響楽団
   プッチーニ:
    「ジャンニ・スキッキ」、「ボエーム」、「蝶々夫人」、
    「トゥーランドット」「西部の娘」、「マノン・レスコー」、「外套」から
 1952年12月8日
  オリヴェーロ・デ・ファブリティース指揮RAIトリノ交響楽団
   ドニゼッティ:「ラ・ファヴォリータ」、
   フロトー:「マルタ」
   ポンキエルリ:「ジョコンダ」、
   プッチーニ:「トゥランドット」から
 1953年11月9日
  オリヴェーロ・デ・ファブリティース指揮RAIトリノ交響楽団
   ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」、
   マスカーニ:「イリス」
   ヴェルディ:「運命の力」、
   ベルリーニ:「清教徒」から
 1956年11月26日
  ニーノ・サンツォーニョ指揮RAIミラノ交響楽団、合唱団
   ヴェルディ:「仮面舞踏会」、
   ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
   ピエトリ:「マリステッラ」、
   プッチーニ:「トゥーランドット」から
ジュゼッペ・ディ・ステファノ
ジュゼッペ・ディ・ステファノによる全33曲。録音年代の違いから音質に多少のバラツキがあるが全体的に聴きやすい音質。古い年代の音源に多少の傷が聴かれる。お気をつけください。未発表音源含む
168
\1200
ディ・ステファノ、メードル、ヴィントガッセン:ウィーン・デビュー1953年ライヴ
 (1)ヴォルフガング・ヴィントガッセン(Wolfgang Windgassen:テノール)
  「心の熱意で」 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」から
  「はるかな国に」 ワーグナー:歌劇「ローエングリーン」から
 (2)マルタ・メードル(Martha Modl:ソプラノ)
  愛の死「優しくかすかな彼の微笑み」
  ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
 (3)ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Giuseppe Di Stefano:テノール)
  「空と海」
  ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」
  「冷たい手を」
  プッチーニ:歌劇「ボエーム」
 (4)カルラ・マルティニス(Carla Martinis:ソプラノ)
  「世の空しさを知る神」
  ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
  「ある晴れた日に」
   プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」
ヴィルヘルム・シュヒター指揮
ウィーン交響楽団 
1953年6月8日ライヴ
8
(2CD)
\2000
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」 ユッシ・ビョルリンク(リッカルド)、
アレクサンデル・スヴェト(レナート)
ジンカ・ミラノフ(アメーリア)、
ブルーナ・カスターニャ(ウルリカ)
エットレ・パニッツァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1940年12月14日 ライヴ録音 以前MYTOレーベル(981H008)で発売されていたもののリニューアル。981H008は廃盤となります。音は良くない。曲冒頭に曲の紹介等のナレーションがとても長く(5分程:チャプター1)収録されている。お気をつけください。New Mastering from a New Splendid Source.
141
(2CD)
\2000
ヴェルディ:歌劇「オテロ」 マリオ・デル・モナコ(オテロ)、
ヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレス(デスデモーナ)
レナード・ウォーレン(イアーゴ)、
ロザリンド・エリアス(エミーリア)
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1958年3月8日ライヴ 以前、旧MYTOレーベルで発売あり。早いテンポで圧倒的な演奏。音質良好とのこと。
148
(2CD)
\2000
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」 リーゼ・スティーヴンス(デリラ)、
マリオ・デル・モナコ(サムソン)
ジョルジョ・トッツィ(ヘブライの長老)
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1958年4月12日ライヴ 以前、CLSレーベルから発売あり。エア・チェック音源かと思われる。冒頭にナレーションあり。良い音質とのこと。
151
\1200
コレッリ&カラス
 ベッリーニ:歌劇「ノルマ」 第1幕のみ
フランコ・コレッリ(ポリオーネ)、
ジュリオ・ネーリ(オヴェローソ)
マリア・カラス(ノルマ)、
ミリアム・ピラッツィーニ(アダルジーザ)
ガブリエーレ・サンティーニ指揮
ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団
1958年1月2日ライヴ※音質は古めかしく万人にお勧めするものではありません。コレクターズ・アイテム。

ナクソス・ヒストリカル 1CD¥1100

8.111118 グレート・ピアニスト・シリーズ/モイセイヴィチ
 ショパン録音集 第2 集 1938-1952 年
  1-24.24 の前奏曲 Op.28/25.バラード 第1 番 ト短調 Op.23/
 26.バラード 第2 番 ヘ長調 Op.38/
 27.バラード 第3 番 変イ長調 Op.47/
 28.バラード 第4 番 へ短調 Op.52/
 29.幻想即興曲 Op.66
ベンノ・モイセイヴィチ
モイセイヴィチのショパン録音集第2 集はOp.28 の前奏曲とバラード。この偉大なるピアニストは、ショパンの作品の中でも最も多彩な作品群である前奏曲を極めて有機的に結び付け、感情と音楽性を理想的に表出している。遅い曲ではたっぷりと歌い、早い曲、特に16 番や24 番などの激しさを持ち合わせる曲では見事なまでのコントロールを見せつける。しかし何度も録音されたバラードは彼にとって満足の行くものではなかったのでしょうか・・・?録音:1948 年12 月29-30 日,1949 年9 月20 日…1-24/1938 年9 月23 日,1939 年3 月17 日…25,27/1947 年8 月22 日…26,28/1952 年1 月11 日…29 ロンドン アビーロード・第3 スタジオウォード・マーストン復刻
8.111136 グレート・コンダクター・シリーズ/フルトヴェングラー
 初期録音集 第1 集
  1-2.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第3 番 BWV1048 より第1,2 楽章/
  3.バッハ:管弦楽組曲 第3 番より第2 楽章「エアー」/
  4.モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K.492 より序曲/
  5.モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」K.384 より序曲/
  6-9.モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525/
  10-12.シューベルト:ロザムンデの付随音楽
  (「魔法の竪琴」序曲/間奏曲 第3 番/バレエ音楽 第2 番)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)/
ベルリン・フィル
フルトヴェングラーのバッハは「濃厚でじっくり聴かせる」ことで高く評価されている。最近の潮流である「きびきびしたテンポ、軽いバッハ」とは全く違う音楽自体を雄弁に語らせた精神性溢れる演奏。曲を高みに引き上げることではあのカール・リヒターさえも凌駕していると言えるだろう。そして劇的なモーツァルトと、まるでメロディを愛撫するかのように優しいシューベルト。フルトヴェングラーの神髄を味わうために最適の1 枚。録音:1930 年…1,2/1929 年6 月13 日…3/1933 年11 月…4.5/1936 年12 月28 日,1937 年6 月…6-9/1930 年…10.11/1929 年6 月13 日,1930 年…12 ルリン ベルリン高等音楽院ホール マーク・オーバート=ソーン復刻
8.111142-44
(3CD)
グレート・シンガーズ/ポンセル
アメリカ録音集 1939-1954 年
CD1
 1.トスティ:あなたが望むなら/
 2.フォンテネイ:とっても好き/3.R=コルサコフ:ナイチンゲールとばら/
 4.チャールズ:私が歌う時/5.チャールズ:私が歌う時(別ヴァージョン)/
 6.シューベルト:アヴェ・マリア/
 7.アレンスキー:夢の翼に/8.シューベルト:アヴェ・マリア/
 9.マルティーニ:愛の喜び/10.作曲者不祥:若い娘(ヴェックリン編)/
 11.ドビュッシー:美しき夕暮れ/12.ドリーブ:こんにちは、シュゾン!/
 13.ドビュッシー:ビリティスの3 つの歌より「髪」/
 14.伝承曲:カルメン・カルメラ/15.グラナドス:マハの流し目/
 16.アルバレス:別れ/17.パイジェッロ:水車屋の娘より「うつろな心」/
 18.作者不祥:星は近くに/19.トスティ:かわいい口もと/
 20.トスティ:理想/21.トスティ:マレキアーレ/
 22.サデーロ:子守歌/23.ファルヴォ:彼女に告げて/
 24.トスティ:私でも
CD2
 1.リュリ:アマディスより「深い森」/
 2.ペルシーコ:ロザモンデ/3.サン=サーンス:ギターとマンドリン/
 4.ショーソン:愛と海の詩より「リラの花咲く頃」/
 5.ブラームス:永遠の愛について/6.トゥルンク:王子が私に見せる夢/
 7.シューベルト:魔王/8.ベートーヴェン:この暗き墓場に/
 9.ヴォルフ=フェラーリ:その歌が聞こえる時、私はあなたに会える/
 10.ドナウディ:ああ、私の愛する人よ/
 11.トスティ:4 月/12.サデーロ:アムーリ・アムーリ/
 13.サデーロ:麦打ち歌/
 14.伝承歌:ただあなたの瞳のために飲む/
 15.ファーレイ:夜の風/16.デル・リエゴ:ホーミング/
 17-31.ルディ・マーサーによるインタビュー
CD3
 1.モーツァルト:フィガロの結婚より「恋とはどんなものかしら」/
 2.チアンピ:ニーナは三日も床に伏し/
 3.シューベルト:楽に寄す/4.シューベルト:死と乙女/
 5.ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5 つの歌より「夢」/
 6.R・シュトラウス:明日に/
 7.チャイコフスキー:ただ憧れを知るものだけが/
 8.デュパルク:旅への誘い/
 9.パラディレ:プシュケ/
 10.ショパン(リトヴィンヌ編):永遠の悲しみ/
 11.ファリャ:7 つのスペイン民謡より「アストゥリアス地方の歌」/
 12.ファリャ:7 つのスペイン民謡より「子守歌」/
 13.ムンロ:私の愛しいシリア/
 14.ロックハート・マニング:ルクセンブルクの庭に/
 15.ビゼー:アニュスデイ/16.ルッツィ:アヴェ・マリア/
 17.ミラルド:アヴェ・マリア/18.サンドヴァル:アヴェ・マリア/
 19.トスティ:アヴェ・マリア/20.デンツァ:もし…/
 21.ブッツィ・ペッキア:コロンベッタ
CD1
1-8.ロマーノ・ロマーニ(ピアノ)/
9-20,24.イゴール・チチャゴフ(ピアノ)/
21-23.ローザ・ポンセル(ピアノ)
CD2
1-11,13-16.イゴール・チチャゴフ(ピアノ)/
12.ローザ・ポンセル(ピアノ)
CD3
1-14,19-21.イゴール・チチャゴフ(ピアノ)/
15-18.イゴール・チチャゴフ(オルガン)
20 世紀前半の名歌手の中でもとりわけ大きな位置を占めるローザ・ポンセルの集大成とも言える3枚組。何しろ、かのマリア・カラスもポンセルについては「私たち全ての中で最も偉大な歌手」と誉め称えるほどの天才で、レパートリーの広さにも驚愕するほかない。歌の好きな人、歌手を目指す人のみならず全ての愛好家にとってバイブルと言えるだろう。
8.111251 グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/ジョセフ・フックス
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 第1 集
 1-3.ヴァイオリン・ソナタ 第1 番 ニ長調 Op.12-1/
 4-6.ヴァイオリン・ソナタ 第2 番 イ長調 Op.12-2/
 7-9.ヴァイオリン・ソナタ 第3 番 変ホ長調 Op.12-3/
 10-12.ヴァイオリン・ソナタ 第4 番 イ短調 Op.23
ジョセフ・フックス(ヴァイオリン)/
アルトゥール・バルサム(ピアノ)
ナタン・ミルシテインに「アメリカで訓練された最も偉大なヴァイオリニスト」と評されたジョセフ・フックス。93 歳までカーネギー・ホールで演奏するなど実に長い経歴を持ち、アメリカの主要オーケストラ全てと共演、ヒンデミットやヴォーン=ウィリアムなど多数の曲の初演、録音を行うなど本当に多大なる業績を残した人。このベートーヴェンは長年のパートナーであった名ピアニスト、バルサムとの共演で、あのハロルド・C・ショーンバーグも大絶賛した名演。
8.111286 グレート・ピアニスト・シリーズ/シュナーベル
 J・S・バッハ:作品集
  1-3.イタリア協奏曲 BWV 971/
  4-5.半音階幻想曲とフーガ ニ短調 BWV 903/
  6-7.前奏曲とフーガ ニ長調 BWV 850(平均律ピアノ曲集第1 巻より) /
  8-10.トッカータ ハ短調 BWV 911/
  11-13.トッカータ ニ長調 BWV 912/
  14-16.2 台のピアノのための協奏曲 第2 番 BWV 1061
アルトゥール・シュナーベル(ピアノ)
カール・ウルリッヒ・シュナーベル(ピアノ)…14-16 のみ
エイドリアン・ボールト(指揮)
ロンドン交響楽団…14-16 のみ
このアルバムはシュナーベルのJ.S.バッハの商業録音を全て含んだもの。シュナーベルのレパートリーはあまり広くなく、どちらかというと、シューベルトやベートーヴェン、モーツァルトなどを得意としていた彼にとっては、バッハはあまり親密な作曲家とは言えなかったようで、ハ短調のトッカータでも特異な解釈を繰り広げている。とは言え、死の前年に録音された「前奏曲とフーガニ長調」の穏やかな美しさは一聴に値するもの。録音: 1938 年9 月11 日…1-3/1948 年6 月15-16 日…4-5/1950 年6 月13 日…6-7/1937 年11 月24 日…8-13/1936 年 10 月28 日…14-16 ロンドン マーク・オーバート=ソーン復刻
8.111287 グレート・シンガー・シリーズ/シュヴァルツコップ
シューベルト:歌曲集
 1.楽に寄す D547/2.春に D882/3.憂い D772/
 4.ガニュメート D544/5.草原の歌 D917/
 6.糸を紡ぐグレートヒェンD118/7.恋人のそばに D162/
 8.若い尼僧 D828/9.シルヴィアに D891/
 10.水の上で歌う D774/11.はなだいこん D752/
 12.ミューズの息子 D764/13.万霊節の日のための連祷/
 14.美しき水車小屋の娘より第7 曲「焦燥」/
 15.ベートーヴェン:ああ、不実な者よ/
 16.ベートーヴェン:フィデリオより「悪者よ、どこへ急ぐ?」
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)/
エドウィン・フィッシャー(ピアノ)・・・1-12/
ジェラルド・ムーア(ピアノ)・・・13,14/
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)/
フィルハーモニア管・・・15,16
R・シュトラウスやモーツァルトでの高貴な夫人役を歌わせると右に出るもののない名ソプラノ、シュヴァルツコップは、オペラ歌手としての経歴と並行して、自らの声の特質を思慮深くみつめ、深い表現力を持ったリート歌手としても活躍してきた。舞台引退後もリートを歌い続けた彼女だが、ここに収録されたのは1950 年代の録音集。若々しく軽い魅力的な声で歌われたシューベルトとベートーヴェン。録音:1952 年10 月4-7 日 EMI アビーロード・スタジオ・・・1-12/1954 年1 月9-10 日 EMI アビーロード・スタジオ・・・13,14/1954 年9 月20 日 ワットフォード・タウン・ホール・・・15,16マーク・オーバート=ソーン復刻
8.111288 グレート・ヴァイオリニスト・シリーズ/ハイフェッツ
ヴァイオリン協奏曲集
J・S・バッハ:
 1-3.ヴァイオリン協奏曲 第1 番 イ短調 BWV1041/
 4-6.ヴァイオリン協奏曲 第2 番 ホ長調 BWV1042/
 7-9.2 台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
 (ハイフェッツによるヴァイオリン多重録音)
モーツァルト:
 10-12.ヴァイオリン協奏曲 第5 番「トルコ風」 K219
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
アルフレード・ウォーレンシュタイン(指揮)/
ロス・アンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団・・・1-6
フランツ・ワックスマン(指揮)/
RCA ヴィクター室内管弦楽団・・・7-9
マルコム・サージェント(指揮)/
ロンドン交響楽団・・・10-12
20 世紀の偉大なマエストロ、ハイフェッツの高い技術を駆使した演奏は、しばしば「冷た過ぎる」とされたものだが、バッハとモーツァルトに関しては、その解釈が逆に「ロマンティック過ぎ」と評され、当時の聴衆の間でも少々物議をかもしたと言われたほどだった。ここに収録されたバッハの二重協奏曲は彼自身が2 台のパートを多重録音したもので、彼の音楽的嗜好がよくわかる逸品とされている。録音:1953 年12 月6 日 ハリウッド・・・1-6/1946 年10 月14-19 日 ハリウッド・・・7-9/1951 年5 月29-30 日 EMI アビーロード第1 スタジオ・・・10-12マーク・オーバート=ソーン復刻
8.111291-92
(2CD)
プッチーニ:蝶々夫人
CD1
 1-13.第1 幕/14-18.第2 幕
CD2
 1-8.第2 幕続き/9-16.第3 幕
蝶々夫人…ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)/
ピンカートン…ジュセッペ・ディ・ステファーノ(テノール)/
スズキ…アンナ・マリア・カナリ(メゾ・ソプラノ)/
シャープレス…ティト・ゴッビ(バリトン)/
ゴロー…レナート・エルコラーニ(テノール)/
ケイト・ピンカートン…マリア・フーダー(メゾ・ソプラノ)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)/
ローマ歌劇場合唱団&管弦楽団
有名な作品なのに、あまり録音の多くないプッチーニの名作「蝶々夫人」。こちらは1954 年録音のデ・ロス・アンヘレスによる歴史的名演。繊細さと煌く美しさで迫るアンヘレスの蝶々さん、躍動的でスリリングなディ・ステファノのピンカートン、驚くほど深い表現力がすばらしいゴッピのシャープレス。彼らをきっちりまとめたガバッツェーニのタクトにも脱帽。録音 1954 年6 月26-31 日、8 月2-6,8-9,11,23 日 ローマ・オペラ劇場マーク・オーバート=ソーン復刻
8.111313 グレート・ギタリスト・シリーズ/セゴビア
アンドレス・セゴビア第7 集:1950 年代アメリカ録音集 第5 集
 カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
  1.悪魔的奇想曲/
  2.セゴビアの名前による歌 Op.170 No.5/
  3-6.ギター五重奏曲
 カサド(1897-1986):7.キジアナのサルダーナ
 タンスマン(1897-1966):8-12.カヴァティーナ
 ロドリーゴ(1901-1999):13.遥かなるサラバンド
 クレスポ(1900-1971):14.ノルテーニャ
 ラウロ(1917-1986):15.ベネズエラの踊り
 ハウ(1900-1967):16.アルバ/17.ポストリュード
アンドレス・セゴビア(ギター)/
キジアーノ弦楽四重奏団…3-6 のみ
偉大なるセゴビアはギターのレパートリーを確立すべく、1920 年代から積極的に過去の大作曲家の作品をギター曲に編曲し、また、同時代の作曲家たちに新作を書くように依頼し続けた。このアルバムにはそんな彼の努力の結果であろう様々な国籍の作曲家たち(イタリア、ポーランド、アルゼンチンなどなど)の作品を収録している。ギター曲の変遷を辿る1 枚としても貴重なもの。
8.111317 ピッツィーニ・コンダクト・ピッツィーニ
 カルロ・アルベルト・ピッツィーニ 自作自演集
  1-3.アル・ピエモンテ/
  4.管弦楽のための古いスタイルによるスケルツォ/
  5-8.ドロミテスの詩/
  9.弦楽のためのサラバンド「コレッリへのオマージュ」/
  10.ポストイナの洞穴/11.郷土−祝祭日の印象
カルロ・アルベルト・ピッツィーニ(指揮)/
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
イタリアの作曲家、カルロ・アルベルト・ピッツィーニ(1905-1981)の作品集。1905 年にローマで生まれ、若い頃はレスピーギとともに学び,ボローニャのコンセルヴァトワールを卒業した後は様々な分野で活躍、イタリアのテレビ、ラジオ界では絶大なる地位を得た。残した作品も多く、劇場、テレビ、映画用音楽、聖歌隊、室内楽などほとんど全ての分野に渡る。特に交響詩「アル・ピエモンテ」はこの地方の歴史、雄大な自然を表現した名作。録音:1956 年9 月22 日…1-3.9.10/1955 年6 月16 日…4.5-8.11

ORFEO D’OR

ORFEOR 757082
(2CD)
\4400→¥3990
プッチーニ:「トゥーランドット」 ビルギット・ニルソン(S トゥーランドット)
レオンタイン・プライス(S リュー)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(T カラフ)
ニコラ・ザッカリア(Bs ティムール)
ペーター・クライン(T アルトゥム)
コスタス・パスカリス(Br ピン)
アロイス・ペルネストルファー(Bs 役人)他
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
20世紀後半最大のトゥーランドット歌いと言えば、これはもう間違いなくビルギット・ニルソンだろう。ライヴを含め数種の録音が残されている中でも、充実度の高いものの一つがこのウィーンでのライヴ。ニルソン全盛期の声は澄み切った美しさと超人的な強靭さが両立した、まさに氷の姫君。リューを歌うレオンタイン・プライスは、既にヨーロッパで有名になり、この年の1月についにメトでもプリマドンナとしてデビューしたばかり、日の出の勢いがある。そしてカラフは、ディ・ステーファノ、イタリアの心意気を見せてくれる。特筆すべきは名匠モリナーリ・プラデッリが指揮するウィーンのオーケストラ、これが大変に美しいこと!ニルソンの冷え冷えとした声にウィーンの艶やかな弦が絡むと、その鮮やかな対比にゾクゾクさせられる。第2幕のトゥーランドットの登場の場面は聞きもの!モノラルながら、ORF収録のテープは当時のライヴとしては十分良好。録音:1961年6月22日,ウィーン国立歌劇場
ORFEOR 734082
(2CD)
\4600→¥4190
R.シュトラウス:「カプリッチョ」 リーザ・デラ・カーザ(S 伯爵夫人)
ロバート・カーンズ(Br 伯爵)
ワルデマール・クメント(T フラマン)
ワルター・ベリー(Bs オリヴィエ)
オットー・ヴィーナー(Bs ラ・ロシュ)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms クレロン)
ペーター・クライン(T トープ氏)
ルチア・ポップ(S イタリア人女声歌手)
フリッツ・ヴンダーリヒ(T イタリア人テノール)
アロイス・ペルネストルファー(Br 執事長)
ジョルジュ・プレートル(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
凄いライヴ音源が登場!!1964年3月21日にウィーン国立歌劇場で上演されたシュトラウスの「カプリッチョ」。窮めつけの伯爵夫人、デラ・カーザを筆頭に、カラヤンお気に入りのバリトン、カーンズの伯爵、そしてクメント、ベリー、ヴィーナー、ルートヴィヒ、クラインとウィーンの名歌手が並び、トドメはポップとヴンダーリヒの超豪華脇役!指揮は当時39歳のプレートル。プレートルは「カプリッチョ」を得意とし、度々取り上げています。ここでも、知的かつ骨太というプレートルの特徴が作品を大いに生かしています。モノラルながら良好な録音状態です。録音:1964年3月21日 ADD mono 130'22

ポーランド放送

PRCD 1017
\3600
ショパン:ポロネーズ集
 変ロ短調「別れ」Op.posth.(1826)(*)/ト短調 Op.posth.(1817)(+)
 変ロ長調 Op.posth.(1817)(+)/変イ長調 Op.posth.(1821)(+)
 嬰ト短調 Op.posth.(1822/1824)(+)/変ト長調 Op.posth.(1829)(+)
 嬰ハ短調 Op.26 No.1(1829)(#)/変ホ短調 Op.26 No.2(1835)(#)
 イ長調 Op.40 No.1(1838)(#)/ハ短調 Op.40 No.2(1839)(#)
 幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61(1846)(+)
バルバラ・ヘッセ=ブコフスカ(ピアノ)
録音:1960年6月29日(*)、1968年8月22日(+)、1970年7月4日(#)、 ワルシャワ、ポーランド放送スタジオ バルバラ・ヘッセ=ブコフスカ(1930年生まれ)は1949年の第4回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位(第1位はベラ・ダヴィドヴィチとハリーナ・チェルニー=ステファンスカ)に入賞したポーランドのピアニスト。

PROFIL 1CD¥2400

PH 06003 (1)モーツァルト:「戴冠式ミサ」K317
(2)シューベルト:スターバト・マーテル D.383
マルゴ・ギョーム(Sp)
マルギット・コベック(Alt)
ヨハネス・フェーヤーベント(Tn)
エヴァルト・カルデヴィーアー(Bs)
ギュンター・ヴァント(指)
ケルン放送交響楽団、同合唱団
ヴァントのレコード・初レパートリーとなる2曲で、「スターバト・マーテル」はドイツ国歌そっくりのメロディが登場する感動作。名作「戴冠式ミサ」でのヴァントのあまりに誠実なるがゆえの切々たる演奏に大いにうたれました。録音はモノながら大変聴きやすく奥行き、広がりを感じさせる良質なサウンド。録音:(1)1952年7月25日(2)1953年10月17日モノラル
PH 05044
(2CD)
ヴァルフガング・フォルトナー(1907-1987):
 歌劇「血の婚礼」全曲
N.ヒンシュ=グレンダール、アニー・シュレム、
イルムガルト・ゲルツ、
エミー・リスケン、ヒルデグント・ヴァルター、
ヴィルヘルム・オット、
アレキサンダー・シェードラー
ギュンター・ヴァント(指)
ケルン・ギュルツェニッヒ管、同合唱団
フォルトナーの代表作でツィンマーマンの「軍人達」の登場までは現代ドイツを代表するオペラとされていた傑作。初演直後の録音。注目はヴァント夫人のアニタ・ヴェストホフが「可憐な少女」役で歌っているのが見逃せません。音質大変良好。録音:1957年7月16日WDRモノラル
PH 08030
\2400
ドン・コサック合唱団〜古いロシアの歌
 (1)夕べの鐘 (2)黒い瞳 (3)レズギンカ (4)木イチゴ摘み
 (5)愛の力で私は祈る (6)緑の牧場で〜カリンカ (7)小さい鐘が鳴る
 (8)騎兵の行進 (9)2つのコサック歌謡 (10)赤いサラファン
 (11)森の中で (12)ボルガの舟歌 (13)ドン河畔にて (14)2つのギター
 (15)ステンカ・ラージン (16)神よ汝の民を救いたまえ
 (17)捕らえられたコサック (18)出発
  (1953年録音)
ドン・コサック合唱団
亡命ロシア人によって結成された男声アカペラ合唱団の名門ドン・コサック合唱団。彼らの歌唱により日本でも数々のロシア民謡がポピュラーになった。彼らの凄さは気持ち悪いくらいの超低音から、女声のような裏声までを駆使した驚異的な音域の広さ。これこそドン・コサックの醍醐味で、肉声だけで交響曲を聴くような充実感を味わえる。当アルバムは1953年DG盤と57年のMMS盤をリマスターして蘇らせた歴史的録音。モノラル

REGIS 1CD¥950

RRC 1296
ヤッシャ・ハイフェッツ ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾ
 コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35(*)
 ラロ:スペイン交響曲 Op.21(第3楽章カット)(+)
 ガーシュウィン/ハイフェッツ編曲:
  前奏曲第1−3番(#)
  「ポーギーとベス」から(#)
   サマータイム,女な気まぐれ,私の夫は死んだ,
   そうとは限らない,テンポ・ディ・ブルース,ベス、お前は俺のものだ
  伝承曲:深い川(**)
 ヴァイル/フレンケル編曲:「三文オペラ」から モデラート・アッサイ(#)
 ベンジャミン/プリムローズ編曲:ジャマイカン・ルンバ(**)
アルフレッド・ウォレンステイン(指揮(*))
ロサンゼルス・フィル(*)
ウィリアム・スタインバーグ(指揮(+))
RCAビクター響(+)
エマニュエル・ベイ(ピアノ(#))
ミルトン・ケイ(ピアノ(**))
録音:1951年(*/+)/1944年(#/**) 原盤:RCA/BMG
RRC 1297
レナータ・テバルディ ヴォイス・オヴ・ゴールド
 ヴェルディ:
  オペラ「運命の力」から
   Son giunta!...Madre pietosa Vergine,Le vergine degli angeli,
   Pace, pace mio Dio
   フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
   ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団&合唱団
  オペラ「トロヴァトーレ」から Timor di me…D’Amor sull'ali rosee
   アルベルト・エレーデ(指揮) ジュネーヴ大劇場管弦楽団
  オペラ「アイーダ」から O patria mia
   アルベルト・エレーデ(指揮) ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団&合唱団
  オペラ「椿姫」から Addio del passato
   アントニーノ・ヴォット(指揮) ミラノ・スカラ座管弦楽団
  オペラ「オテロ」から Era pi? calma.. Canzone del Salce.. Ave Maria
   ルイザ・リバッチ(メゾソプラノ)
   アルベルト・エレーデ(指揮) ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団&合唱団
 ジョルダーノ:オペラ「アンドレア・シェニエ」から La mamma morta
   ウーゴ・サヴァレーゼ(バリトン)
   アルトゥール・バジーレ(指揮) RAIトリノ管弦楽団
 チレーア:オペラ「アドリアーナ・ルクヴルール」から
   Ecco: respiro appena.. Io son l’umile ancella,Poveri fiori
 カタラーニ:オペラ「ワリー」から Ne mai dunque avro pace
 マスカーニ:オペラ「ロドレッタ」から Ah! il suo nome.. Flammen, perdonami
   アルベルト・エレーデ(指揮) ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
 プッチーニ:
  オペラ「マノン・レスコー」から Sola, perduta, abbandonata
   フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)
   ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団&合唱団
  オペラ「トゥーランドット」から Signore, ascolta,Tu che di gel sei cinta(*)
   アルベルト・エレーデ(指揮) ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
   マリオ・デル・モナコ(テノール(*))
録音:1952-1956年 原盤:Decca

RETROSPECTIVE

RET 93194
(2CD)
\2700→¥2490
ハイドン:交響曲第94番、第96番、第97番
ブルックナー:交響曲第7番
エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管
1953年伝説のハイドンとブルックナー。初出音源
RET 93651
(2CD)
\2700→¥2490
ミッシャ・エルマン(Vln)、ザラ・ネルソヴァ(Vc)名演奏集
 【エルマン】
  ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第2番/
  ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番
   (録音:1956年3月モノラル)
 【ネルソヴァ】
  ラロ:チェロ協奏曲/
  サン・サーンス:チェロ協奏曲第1番
   (録音:1953年11月モノラル)
エイドリアン・ボールト指揮、
ロンドンフィル
いずれも初出音源

SIMAX 1CD¥2500

PSC 1832
¥2290
ノルウェーの偉大な演奏家たち 1945年-2000年 第3集
 (1)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品82
 (2)ヴォーン・ウィリアムズ:ロマンス<揚げひばり>
 (3)ブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番より?第1楽章
 (4)ビャルネ・ブルースター:ヴァイオリンソロのための組曲
 (5)サラサーテ:スペイン舞曲集より<マラゲーニャ>作品21-1
カミラ・ウィックス(Vn)
カシュテン・アンデシェン(指)
ベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団
ロベルト・レヴィン(P)
ノルウェーが生んだ伝説の天才ヴァイオリニスト、カミラ・ウィックスの貴重な音源。【ノルウェーの偉大な演奏家たち】と題したシリーズ。ノルウェーの音楽は第2次世界大戦後、芸術的に大きく成長したと言われる。その時代の記録を全10作のアルバムにより紹介する本シリーズは、ノルウェー文化評議会、ノルウェー国立音楽アカデミー、ノルウェー放送 (NRK)、Simax Classics の共同プロジェクト。ウィックスは、セーヴェルーとエッゲの協奏曲をニューヨークで世界初演、ノルウェーやノルウェー音楽との深い関係はずっと保たれていた。このアルバムに収められているのはノルウェー放送のアーカイヴに保存されていた録音。グラズノフの協奏曲とヴォーン・ウィリアムズの<揚げひばり>は、ベルゲンのコンサートのライヴ録音。ブルスターの組曲は、ウィックスに献呈された作品。「ステージでは演奏者として、教室では教師として、人間のなかの人間として彼女は輝く光」 。ライナーノーツを書いたコルビョルン・ホルテはウィックスの特質をそう表している。録音:(1)(2)1985年1月17日(ライヴ)、(3)1975年6月25日、(4)1969年7月9日、(5)1950年11月9日 ノルウェー放送 (NRK) アーカイヴの音源

SOMM

SOMMCD 075
\2400
キャスリーン・フェリアー ブラームス、ショーソン、マーラーを歌う
 ブラームス:四つの厳格な歌 Op.121(*)
 ショーソン:愛と海の詩 Op.19(+)
 マーラー:交響曲第3番ニ短調 から 第4−5楽章(#)
キャスリーン・フェリアー(アルト)
マルコム・サージェント(指揮(*))
BBC交響楽団(*)
ジョン・バルビローリ(指揮(+))
ハレ管弦楽団(+)
エイドリアン・ボールト(指揮(#))
BBC交響楽団&女声合唱団(#)
録音:1949年1月、プロムスより(*)/1951年3月、マンチェスター、ディーンズゲイト(+) 1947年11月、BBC(#) (#)は世界初CD化音源(情報には「初ディスク化」という表記もあります)。

SUPRAPHON

SU 3943
(2CD)
\4000
ドヴォルザーク:「悪魔とカーチャ」 リュドミラ・コマンコヴァー(Ms カーチャ)
リュボミール・ハヴラーク(T 羊飼いイルカ)
ヴェラ・クリロヴァー(Ms カーチャの母)
プジェミスル・コチー(Bs 悪魔マルブエル)
ルドルフ・アスムス(Bs ルツィフェル)
カレル・ベルマン(Bs 門番の悪魔)
マリエ・スタイネロヴァー(S 女領主)ほか
ズデニェク・ハラバラ(指)
プラハ国立歌劇場管弦楽団,合唱団
ドヴォルザークの「悪魔とカーチャ」は、1899年に初演されたオペラ。性格の悪いカーチャは人気がなく、思わず「悪魔とでも踊るわ」と言ってしまったため、悪魔マルブエルと一緒に地獄に行くことに。しかし地獄でもカーチャは厄介者。羊飼いのイルカが彼女を地上に連れ帰り、さらに悪魔を利用して悪代官を懲らしめ、悪女領主を改心させる、という愉しい物語。録音は他にピンカス指揮の1979年のSUPRAPHON録音(11 1800)があるのみ。名匠ハラバラの指揮したこの名盤がCDになるのはこれが初めて、嬉しい復活。録音:1955年10月31-11月15日,プラハ

=アルヒーフ=

SU 3959
(2CD)
\3300
[CD 1]
 (1)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3
 (2)同:ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1「幽霊」
[CD 2]
 (1)ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」
 (2)シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調Op.99
スーク・トリオ
ヤン・パネンカ(P)
ヨゼフ・スーク(Vn)
ヨゼフ・フッフロ(Vc)
1960年代から70年代後半にかけて、スメタナ・カルテットとともにチェコ室内楽の看板を背負っていたスーク・トリオ。名演のほまれ高いシューベルトの第1番に、「大公」はじめベートーヴェンの3曲はピアノをパネンカが担当した創立メンバーによるもので、かれらがもっとも充実していた時期にあたる。すべてコロムビアの国内盤ではリリース済みの内容だが、ようやく本家SUPRAPHONより最新マスタリングで復刻となる。録音:[CD 1]1963年4月8-12日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ[CD 2](1)1961年8月29日-9月1日(2)1964年9月7-9日プラハ、ルドルフィヌムステレオ 120'28"

TAHRA

FURT 2001
(SACD Hybrid)
\2500→¥2290
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱つき」
 (1954年8月22日 ルツェルンLive)
フルトヴェングラー(指)
フィルハーモニア・オーケストラ
ルツェルン音楽祭祝祭合唱団(合唱指揮 アルベール・ジェニー)
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(S)
エルザ・カヴェルティ(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)
オットー・エーデルマン(Bs)
1995年にGramophone賞受賞の名盤。永らく廃盤だったTAHRAレーベルを代表する名盤(FURT1003)が、24bit192kHzで新たにマスタリングしハイブリッドのSACDとして蘇った。今回SACDとしてはお求め安い価格を設定されているので、多くのフルトヴェングラーファンの方々、今まで音が悪くてフルトヴェングラーを敬遠してきた音楽ファンの方々にも聴いていただきたい!!

TESTAMENT

SBT 1424
\2100→¥1890
グルック:歌劇「オーリードのイフィジェニー」序曲
ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調
ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:ブルーノ・ワルター
ワルター、もうひとつ「ブル7」!スピードと力に満ちたライヴ、フィルアップも大注目の初出音源!!クレンペラーの大注目リリースが続きますが、これに加えて今度はワルターの初出音源。脅威のリリース・ラッシュに、ヒストリカル・ファン以外の方も大歓迎なのではないでしょうか?ブルーノ・ワルターが初めてブルックナーを指揮した記録は1914年の第4番に遡るが、納得の行かなかったワルターはブルックナーを封印、重病と休養を経て復帰した後の1927年から確信を持って取り組むようになりました。コロムビア交響楽団を指揮したブルックナーの第4、第7、第9のステレオ録音は高い評価を得て長らく愛聴されている。ここに登場する1954年の第7ライヴは、コロムビア盤とは趣を異にするダイナミックで力強い演奏で、ファンにとってワルターのブルックナー演奏の変遷をたどれると共に、ヨーロッパ時代のワルターのブルックナー演奏すらをも想像させるきっかけとなるもの。1953年12月27日、ワルターはニューヨーク・フィルを指揮してブルックナーの交響曲第9番を演奏し、これは放送と同時に米コロムビア・レコードによってライヴ録音されました。翌54年の12月23日と24日には同じ顔ぶれで第7番が演奏され、両日ともコロムビアがライヴ録音したが、放送はされなかった。ワルター自身は53年の第9番に非常に満足し、コロムビアはどちらもレコード発売する計画だったようですが、なぜか録音はお蔵入りしてしまう(LPレコードがステレオ時代に突入したためにステレオでの再録音が計画されたという説があります)。第9番はコロムビアのマスターは散逸したものの、ラジオ放送のテープが残っていたためCDに復刻されていますが、放送されなかった第7番は幻の演奏となり、エアチェックテープによる海賊盤さえ存在しなかった。このため、ワルター指揮のブルックナー:交響曲第7番はコロムビア盤しかない、というのが定説になっていた。テスタメントはソニーBMGの倉庫から上述のコンサート2日分のライヴ録音のテープを発見。ここに日の目を見ることになった。各楽章の演奏時間は、コロムビア盤の20:52/19:28/10:24/13:53に対して当盤は17:35/16:59/8:58/12:16と、全体的に速いテンポと鋭敏なリズムで演奏され、より力強いイメージのパフォーマンスといえます。併録のグルックも貴重。ワルターはグルックのオペラを好んで採り上げて上演していたが、録音に残されたグルック作品は一つもありません。この録音のワルターのディスコグラフィへの追加は、そこだけとっても大ニュースといえるもの。発見されたテープには「1954年12月23日」と書いてあり、片方には「A」、もう一方には「B」と書き込んであるほかは何のデータの記載もなかったそうだが、二日間のコンサートが丸々収録されていた。序曲とブルックナーの間には、バッハのヴァイオリン協奏曲(チェンバロ協奏曲第5番の編曲)とバルトークの「二つの肖像」第1番アンダンテが演奏されました。どちらもソリストはヨーゼフ・シゲティというファン垂涎のものではあるが、演奏上の破綻が見られるため、この偉大な演奏家の遺産には相応しくないと考え、テスタメントはCD化を見送った。(そうはいっても、破綻した演奏こそ聴いてみたい!というのがファン心理。みんなで陳情してリリースを待ちたいところです・・・)録音:1954年12月23日&24日、カーネギーホールでのライヴ録音(モノラル)
SBT 1414
\2100
リチア・アルバネーゼ/アリア名唱集
 プッチーニ:
  歌に生き、愛に生き(トスカ)/
  私のお父さん(ジャンニ・スキッキ)
 カタラーニ:
  さようなら、ふるさとの家よ(ラ・ワリー)
 チレア:
  私は創造主である神のつつましきしもべ
   (アドリアーナ・ルクヴルール)
 レオンカヴァルロ:
  鳥の歌/ネッダとシルヴィオの二重唱(道化師)
 ヴェルディ:アヴェ・マリア(オテロ)
 モーツァルト:
  ぶってよ、マゼット(ドン・ジョヴァンニ)/
  とうとうその時が・・・恋人よ、早くここへ(フィガロの結 婚) 
 マスネ:さようなら、私の小さなテーブルよ(マノン)
 ギュスターヴ・シャルパンティエ:その日から(ルイーズ)
 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番
 チャイコウフスキー:タチアナの手紙の場面(エフゲニ・オネーギン)
リチア・アルバネーゼ(Sp)
ロバート・メリル(Br、シルヴィオ)
RCAビクター管弦楽団
指揮:フリーダー・ヴァイスマン(プッチーニ、カタラーニ、鳥の歌、ヴェルディ)、
ディック・マルツェッロ(チレア、ぶってよマゼット)、
ジャン・モレル(ネッダとシルヴィオの二重唱、恋人よ早くここへ、マスネ)、
ヴィクトル・トゥルッコ(シャルパンティエ)
8人のチェリスト(ヴィラ=ロボス)、
シンフォニー・オーケストラ(チャイコフスキー)
指揮:レオポルト・ストコフスキー
アメリカで愛されたイタリアの花、アルバネーゼのアリア集。リチア・アルバネーゼ(1913年イタリア生まれ)は、典型的なリリコ・スピントの力強い声を持ちながら「非常に聡明で、力任せで歌うことを決してしなかった」と評されたソプラノ歌手。1934年にミラノで「蝶々夫人」の急な代役で非公式デビュー、翌年末にはスカラ座の「ジャンニ・スキッキ」でラウレッタを歌い、いち早く人気を獲得しました。デビューが衝撃的だったせいか、「蝶々夫人」のタイトルロールは300回以上も演じたそうです。蝶々夫人に加え、ミミ、ヴィオレッタでも高い評価を得たアルバネーゼでしたが、テバルディとカラスが覇を競っていた時代のイタリアでは、どんなに優れたソプラノ歌手でも影が薄くなってしまうもの。アルバネーゼが最も活躍し広く愛されたのはアメリカでした。1940年に「蝶々夫人」でメトロポリタン歌劇場にデビュー。以後、26シーズンで「蝶々夫人」72回を含む16作品、427回の上演に参加しました。また、サンフランシスコ歌劇場でも1941年から20シーズンの間に120公演に参加し、1972年夏の同歌劇場50周年を祝う特別ガラ・コンサートにも登場した。1946年には、「ラ・ボエーム」を初演したトスカニーニ自身による初演50周年記念録音に招かれて参加。同じトスカニーニ指揮、同年12月に行われた「椿姫」では、ラジオ生放送にもかかわらず見事なヴィオレッタを歌い、これを聴いたカラスがアルバネーゼに「どうしたらあのように歌えるのか?」と聞いてきたほどでした。(この質問にアルバネーゼは「トスカニーニが望んだ通りにやっただけ」と答えたそうです。しかもトスカニーニは「シャンペンみたいなものさ。君ならできる。」と言っただけだったとか。)「優れた歌手は他人も自分もコピーをしない。毎回何かしら違う、新鮮な演奏を生み出すもの」という信条を持つアルバネーゼは、40年間にわたって高い水準の歌唱を続けた後、61歳で引退。リチア・アルバネーゼ・プッチーニ財団を創設して若手歌手のサポートを行っています。歌手としての実績と引退後の活動に対して、アメリカ合衆国政府は1995年にクリントン大統領(当時)からナショナル・メダルを贈呈。2000年には個人を対象とする顕彰では最高位であるハンデル・メダリオンをニューヨーク市から授与されています。アルバネーゼのキャリアは早熟でかつ長命に恵まれたものでしたが、もちろん声自体は年齢によって変化しました。ここに収められたのは彼女の長い歌手人生の初期に属する録音で、その輝かしい声自体の魅力に加え、レパートリーとその対応力の広さには舌を巻かされます。このアルバムの出現によって、多くの人のアルバネーゼ評が一気に高まるのではないでしょうか。録音:1945年〜1951年(モノラル)
SBT 1415
\2100
アイリーン・ファーレル/ワーグナーを歌う
 ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集(全5曲)
  「ジークフリート」第3幕より最終場面
アイリーン・ファーレル(Sp)
レオポルト・ストコフスキー(指揮)&ヒズ・シンフォニー・オーケストラ[歌曲集]
セット・スヴァンホルム(T:ジークフリート)
ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団/
指揮:エーリヒ・ラインスドルフ[ジークフリート]
オペラハウスでは歌わなかったワーグナー歌手、ファーレルの遺産。ワグネリアンにこそ御一聴頂きたい隠れたワーグナー名盤。アイリーン・ファーレル(1920-2002)は、アメリカで活躍したドラマティック・ソプラノ。ヴォードヴィル・シンガーの両親の下に生まれ、1942年に行ったデビュー・コンサートがCBSラジオで放送されて注目を集め、戦後の1947年から翌年にかけて行ったアメリカ・ツアーでクラシックの歌手としての評価を決定的にしました。トスカニーニも1952年のベートーヴェン第9の録音に招き、この演奏がトスカニーニ自身「生涯でもっとも満足のゆく第9の録音」と認めるものとなった。ファーレルは劇場での舞台上演よりもコンサートやラジオ放送への出演を好んだといわれます。ワーグナー歌手に相応しい力強い声を持っていたにもかかわらず、またバーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルをはじめ、コンサートでしばしばワーグナーを歌っていたにもかかわらず、ファーレルがワーグナー作品の舞台上演に出演した記録は一つもありません。ファーレル自身は、オペラハウスでワーグナー・ソプラノを歌うことが歌手生命を縮める可能性があることを知っていたよう。若き日のファーレルにいち早くワーグナー歌手としての素質を見出したのがストコフスキーで、ラジオ放送でファーレルの声を耳にした彼は、「ヴェーゼンドンク歌曲集を録音するなら彼女しかない!」と閃き、曲を知らなかったファーレルに対して4ヶ月にも及ぶレッスンを行いました。この録音は発売されるや評判となり、この曲の定番としての評価を獲得しました。ファーレルは後に「ヴェーゼンドンク歌曲集」をバーンスタインとステレオで再録音し、これが1962年にグラミー賞を獲得したため、モノラルのストコフスキー盤は埋もれていましたが、ここにようやく復活。ラインスドルフ指揮で録音された「ジークフリート」の最後の場面は、ファーレル演じるブリュンヒルデと当代きってのヘルデンテナーの1人セット・スヴァンホルムとの愛の二重唱を中心としており、これを聴くにつけ、ファーレルがワーグナーでメトの舞台に立たなかったことがあらためて惜しまれてなりません。録音:1947年12月30日(ヴェーゼンドンク歌曲集)、1949年4月9日(ジークフリート)(いずれもモノラル)
SBT2 1420
(2CD)
\4200
アンナ・モッフォ/マノンの肖像、愛の二重唱
 マスネ:「マノン」抜粋
 プッチーニ:「マノン・レスコー」抜粋
 ヴェルディ:「椿姫」より パリを離れて
 プッチーニ:「蝶々夫人」より 可愛い赤ちゃん、泣くんじゃないよ
 ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」より 裏切られた父の墓前で
 プッチーニ:「ラ・ボエーム」より ああ、なんと愛らしい乙女
アンナ・モッフォ(ソプラノ)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(デ・グリュー:マスネ)、
フラヴィアーノ・ラボー(デグリュー:プッチーニ)、
ロバート・カーンズ(ラスコー:マスネ&プッチーニ)他
RCAイタリア・オペラ管弦楽団&合唱団/
指揮:ルネ・レイボヴィッツ[マノンの肖像]
リチャード・タッカー(アルフレード)、
ローマ歌劇場管弦楽団/
指揮:フェルナンド・プレヴィターリ[椿姫]
チェーザレ・ヴァレッティ(ピンカートン)、
ロザリンナ・エリアス(スズキ)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団/
指揮:エーリヒ・ラインスドルフ[蝶々夫人]
カルロ・ベルゴンツィ(エドガルド)
RCAイタリア・オペラ管弦楽団/
指揮:ジョルジュ・プレートル[ランメルモールのルチア]
リチャード・タッカー(ロドルフォ)、
ロバート・メリル(マルチェッロ)
ローマ歌劇場管弦楽団/
指揮:エーリヒ・ラインスドルフ[ラ・ボエーム]
史上屈指の美人ソプラノ、モッフォの名盤復活。ネトレプコやボンファデッリなど、今の時代も歌と容姿を兼ね備えたソプラノ歌手が人気ですが、アンナ・モッフォ(1932-2006。生年には1930説と1935説もあり)はその中で飛びぬけた存在。カーティス音楽院で学び、フルブライト奨学金でイタリアに留学。1955年にスポレート歌劇場で「ドン・パスクヮーレ」のナンネッタを歌ってデビューするとセンセーショナルな人気を巻き起こし、1957年にはカラヤン指揮ウィーン国立歌劇場の「ファルスタッフ」録音に、ナンネッタで参加。同年にシカゴ・リリック・オペラで母国にも凱旋している。モッフォはアメリカ人ですが、両親がイタリア人だったためイタリア語をネイティヴ同然に話し、才気煥発でもあったことから、イタリアのテレビ局で10年余りにわたって司会者として人気を博し、「イタリアの10大美女」に選ばれたこともあったほど。その声は、ジョン・スティーンが『ザ・グランド・トラディション(偉大なる伝統)』という著書で「リリコ或いはリリコ・ドラマティコでありながら、驚くべきことにソプラノの最高音域をまったく自然に響かせることのできる、きわめて稀なもの」と評している。しかし、歌い過ぎたためか、30代後半で高音に衰えが見え始め、40代後半で引退同然となった。このCDはかつて「マノンの肖像」と題して発売された2枚組LP「マノンの肖像」をメインに、日本でもビクターから「愛の二重唱」と題して発売されたアルバムにも収められていたデュエットのトラックを収録しました。共演歌手の豪華さは、当時のモッフォの人気を偲ばせる。モッフォの声が衰え始める前の録音で、大西洋をまたいでイタリアとアメリカ両国の国民的ヒロインであった最盛期の声を伝えてくれる。録音:1957年〜65年(ステレオ)
SBT2 1423
(2CD)
\4400→¥3990
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」(全曲) オットー・クレンペラー指揮
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団&BBC合唱団
オランダ人・・・テオ・アダム(バス=バリトン)
ゼンタ・・・アニヤ・シリヤ(ソプラノ)
ダーランド・・・マルッティ・タルヴェラ(バス)
エリク・・・ジェイムズ・キング(テノール)
舵取り・・・ケネス・マクドナルド(テノール)
マリー・・・アンネリーズ・ブルマイスター(メゾ=ソプラノ)
これこそが、クレンペラーのワーグナー。幻の1968年ライヴ、遂に登場!!「ラスト・コンサート」に続き、超弩級、ファン感涙のリリース!EMI盤直後のコンサート形式「オランダ人」ライヴ初登場。しかも、ステレオでのリリース!!!ここまで重要リリースが続くと「そろそろネタ切れ?」かと心配になるが、「ラスト・コンサート」(SBT2 1425)に続き、これまた正真正銘超弩級のリリース。同年1ヶ月前のEMI盤はすでに名盤として誉れ高いが、その演奏よりもさらにすばらしいとされながらも、これまで数種の海賊盤、それもモノラル録音でしか聴けなかったライブ版が、正規盤として初登場!しかも、状態のよいステレオでのリリースとなれば、その重要度はご納得頂けるはず。録音:1968年3月19日 ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音(ステレオ)

URANIA 1CD¥1500

URN22360
(2CD)
\3000
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」 カール・ベーム(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団、合唱団
シュザンヌ・ダンコ、
ジュリエッタ・シミオナート、
マリサ・モレルマルチェロ・コルティス、
リベロ・デ・ルカ、
マリアーノ・スタビレ
1949/1/14録音
URN22361
\1500
プロコフィエフ:アレクサンドル=ネフスキー
プロコフィエフ:交響曲第5番
アルトゥール・ロジンスキー(指揮)
RAIローマ交響楽団、合唱団
1957.1958 録音
URN22362
\1500
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
 (1948.4.11 NY 録音)
(2)チャイコフスキー:ロメオとジュリエット
 (1942.7.11 ロサンゼルス 録音)
ボーナス・トラック:
 R.シュトラウス: サロメより「七つのヴェールの踊り」
 R.シュトラウス: ばらの騎士よりワルツ組曲
 1930年録音
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
ブルーノ・ワルター(指揮)
NY フィル(1)
ロス・フィル(2)
ベルリン・フィル(ボーナス)
URN22.357 シューベルト:
 弦楽四重奏曲第14番 ニ短調「死と乙女」D.810
 弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D.887
ブッシュ四重奏団
録音:1936年、1938年
URN22.358 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54*
   録音:1951年
シューマン:子供の情景 op.15
  録音:1955年
シューマン:森の情景 op.82
  録音:1954年
シューマン:アベッグ変奏曲 op.1
  録音:1955年
クララ・ハスキル(P)
オッテルロー指揮*
ハーグ・フィルハーモニー管*
URN22.359
(2CD)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
 ルツェルン祝祭管  録音:1950年
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
 指揮者、オーケストラ不明  録音:1948年
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
 フィルハーモニア管  録音:1948年
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op.16
 アルチェオ・ガリエラ指揮
 フィルハーモニア管  録音:1947年 
ディヌ・リパッティ(P)

VENEZIA

CDVE04319
(3CD)
\2300
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ(抜粋)他 自作自演
CD.1
 (1)子供のノート(7つのピアノの小品) op.69 1946年
 (2)24の前奏曲とフーガ第1番から第8番、第12番 1951/52年
CD.2
 第13、14、16、20、22、23、24番 1951/52年
CD.3
 (3)2台のピアノの為の小協奏曲 op.94
  マキシム・ショスタコーヴィチ(ピアノ) 1956年
 (4)ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35
  サミュエル・サモスード指揮
  モスクワ・フィル 1957年
 (5)ピアノ協奏曲第2番 へ長調 op.102
  アレクサンドル・ガウク指揮
  ソビエトRTV大交響楽団 1958年
   以上 ピアノは全て ドミトリー・ショスタコーヴィチ
ドミトリー・ショスタコーヴィチ
(1)(2)の音質は良くありません。また、音の揺れや傷が聴かれます。貴重な音源。コレクターズ・アイテム。
CDVE04326
(3CD)
\2300
キタエンコ指揮 プロコフィエフ:交響曲集
CD.1
 交響曲第1番「古典交響曲」 ニ長調 op.25
   1987年
 交響曲第2番 二短調 op.40
   1989年
CD.2
 交響曲第3番 ハ短調 op.44
   1985年
 交響曲第4番 ハ長調 op.47
   1985年
CD.3
 交響曲第5番 変ロ長調 op.100*
   1986年
キタエンコ指揮
モスクワ・フィル
ソビエトRTV大交響楽団*
CDVE44252(2700000 442524) 6CD ロジェストヴェンスキー指揮による交響曲全集、ピアノ協奏曲全集も合わせてどうぞ。
CDVE04328
(6CD)
\5000
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集
CD.1
 ピアノ五重奏曲 op.57
  ドミトリー・ショスタコーヴィチ(ピアノ) 1950年
 弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 op.49
 弦楽四重奏曲第2番 イ長調 op.68
CD.2
 弦楽四重奏曲第3番 ヘ長調 op.73
 弦楽四重奏曲第4番 ニ長調 op.83
CD.3
 弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 op.92
 弦楽四重奏曲第6番 ト長調 op.101
 弦楽四重奏曲第7番 嬰へ短調 op.108
CD.4
 弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 op.110
 弦楽四重奏曲第9番 変ホ長調 op.117
 弦楽四重奏曲第10番 変イ長調 op.118
CD.5
 弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 op.122
 弦楽四重奏曲第12番 変ニ長調 op.133
 弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 op.138
CD.6
 弦楽四重奏曲第14番 嬰ヘ長調 op.142
 弦楽四重奏曲第15番 変ホ短調 op.144
ベートーヴェン弦楽四重奏団
1956-1975年スタジオ 弦楽四重奏第5番を除いてマスターテープからの復刻。第5番の音質は悪い。板おこしかと思われる。お気をつけください。CDVE64232(2700000 642320) 6CD ボロディン弦楽四重奏団による全集も合わせてどうぞ。

WALHALL

WLCD 0234
(4CD)
\4000
コンヴィチュニー/
 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ルース・ケプリンガー(エヴァ)、
エーリッヒ・ヴィッテ(ワルター)
ヨゼフ・ヘルマン(ハンス・ザックス)、
テオ・アダム(ポーグナー)
ハインリヒ・プフランツル(ベックメッサー)
フランツ・コンヴィチュニー指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
初出!1955年9月4日 ライヴ録音 全体的に音は良くとても聴きやすいのだが、マスターに起因する音の欠落(第一幕への前奏曲冒頭 等)やノイズが所々聴かれる。ご注意ください。
WLCD 0235
(3CD)
\3000
クリュイタンス/
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ゲルトレーデ・グローブ=プランドル(イゾルデ)、
ルドルフ・ルスティヒ(トリスタン)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(ブランゲーネ)、
クルト・ベーメ(マルケ王)
ユリウス・パツァーク(牧童)、
トニ・ブランケインハイム(クルヴェナール)
アンドレ・クリュイタンス指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
初出!1957年2月12日 ライヴ 音質はとても良いとのこと。注目に値する初出音源!!
WLCD 0236
(3CD)
\3000
ヨッフム/
 モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 (ドイツ語)
ヴァルター・ヘーファーマイヤー(アルマヴィーラ伯爵)
ベンノ・クシェ(フィガロ)、
クララ・エバース(スザンナ)
セーナ・ユリナッチ(ケルビーノ)、
アンネリース・クッパー(伯爵夫人)
オイゲン・ヨッフム指揮
バイエルン放送交響楽団、合唱団
初出! 1950年5月 音質はとても良いとのこと。早めのテンポと躍動感あるリズムが印象的な、熱演。
WLCD 0237
(3CD)
\3000
ジョージ・ロンドン/
 モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」
ジョージ・ロンドン(ドン・ジョバンニ)、
フェルナンド・コレナ(レポレロ)
マーガレット・ハーショー(ドンナ・アンナ)、
ロレンツォ・アルヴァリ(マゼット)
エリナー・スティーバー(ドンナ・エルヴィーラ)
マックス・ルドルフ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
初出! 1954年3月13日 メト 音質は多少古臭さを感じる。また、マスターに起因するノイズが多少聴かれるが全体的に音がくっきりと聴こえ臨場感が伝わってくる。

WEITBLICK

SSS0085/86-2
(2CD)
\2200→¥1990
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、交響曲第4番 オイゲン・ヨッフム指揮
シュターツカペレ・ドレスデン、
ミシェル・ベロフ(P)
ヨッフムはシュターツカペレ・ドレスデンとブルックナー:交響曲全集をスタジオ録音しているが、それはEMIの意向であって、ヨッフム自身はドレスデンとは疎遠だった。如何にシュターツカペレ・ドレスデンといえども、西側の大物指揮者を現地に招くことは容易ではなかった。しかし、異例ともいえる共演が79年5月にあり、これがその貴重な記録。ヨッフムが真の巨匠になってからのブラ4と言えば、LPOとの演奏があるが、やはり濃密な表情や音色の個性という点でシュターツカペレ・ドレスデンには適わない。ロマンティスト、ヨッフムの美質が存分に生かされた名演。協奏曲のソリストはフランスの名手ベロフで氏にとっても初音盤レパートリー。硬質な音色の美しさには、特筆すべきものがある。そしてブラス・ファンの紅涙を絞るのが第2協奏曲のホルン独奏だろう、記載はないがおそらくペーター・ダムと思われる。まるで山のかなたから聞こえて来るような美音でこれだけでも感動的。英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。録音:1979年5月25日クルトウア・パラスト、ドレスデン(ライヴ)



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