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第43号マイナー・レーベル新録音新譜(4)



JECKLIN 1CD¥2500

JS 303-2 フンメル:
 フルート、チェロとピアノのための三重奏曲Op.78/
リース:
 フルート、チェロとピアノのための三重奏曲変ホ長調Op.63/
クーラウ:無伴奏フルートのための3つの奇想曲Op.10/
ドゥセック:フルート、チェロとピアノのためのソナタ ヘ長調Op.35
ブリジット・クロンイェーガー(フルート)、
ヨハネス・デゲン(チェロ)、
アンドレ・デスポンズ(ピアノ)
フルートが美しく活躍するベートーヴェンと同世代の作曲家たちによる室内楽作品集。ブリジット・クロンイェーガーは、チューリッヒ音楽院で名匠アンドレ・ジョネに師事したスイスの女流フルート奏者。1980年から90年までアマティ弦楽四重奏団に所属していたチェリストのヨハネス・デゲン、室内楽奏者として高い評価を得ているアンドレ・デスポンズとのトリオで、古典派からロマン派にかけての室内楽作品をじっくりと聴かせてくれる。1994年6月の録音。
JS 289-2 テトラクラヴィア ——
 ダニエル・グラウス(1957−):トッカータ/
 シュトックハウゼン:蠍座、魚座/
 ホルヘ・ペピ(1962−)/アルフレート・ジンマーリン(1955−):
  ピアノのための小品第2番/
 ジャン=ジャック・ダンキ(1948−):テトラプテロン第0番〜第4番
ジャン=ジャック・ダンキ(ピアノ)、
パウル・クレマン(ピアノ)、
シュテファン・レイモンド(ピアノ)、
ピエール・スブレト(チェレスタ)
20世紀〜21世紀スイスの作曲家や演奏家を紹介する「スイスの風景(Szene Schweiz)」シリーズ。シュトックハウゼンの「十二宮」からのハイライトやアルゼンチン生まれの作曲家ホルヘ・ペピなどによる20世紀の鍵盤作品をスイスのアーティストたちが演奏する。
JS 287-2 エルマノ・マッジーニ(1931−1991):オルガンのための三部作 エーリッヒ・フォレンヴィーダー(オルガン)
「スイスの風景」シリーズでお馴染みのスイス人作曲家エルマノ・マッジーニ。故郷であるスイスのイントラーニャで設立されたエルマノ・マッジーニの協力でリリースが進められてきたマッジーニの作品集。約56分の演奏時間を持つ「オルガンのための三部作」は神秘的な雰囲気と精神性を感じさせる作品。1984年の録音。

LINN

CKD 315
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700→¥2490
ラヴェル:ピアノ作品全集Vol.2 ——
 前奏曲/ハイドンの名によるメヌエット/ソナチネ/古風なメヌエット/
 高貴で感傷的なワルツ/ボロディン風に/シャブリエ風に/
 亡き王女のためのパヴァーヌ/組曲《クープランの墓》
アルトゥール・ピツァーロ(ピアノ)
リスボン生まれのワールド・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト、アルトゥール・ピツァーロによるラヴェルのピアノ独奏作品全集に第2弾が登場!「夜のガスパール」や「鏡」、「ラ・ヴァルス」などを収録した第1巻の成功によって新たなスタンダードとして一気に躍り出たピツァーロの"ラヴェル"。この第2巻ではピツァーロの持ち味である卓越したテクニックが存分に求められる「クープランの墓」や、豊かな表現力や繊細なタッチが余すことなく発揮されるであろう「亡き王女のためのパヴァーヌ」など、ピツァーロに打って付けのラヴェルの名作が前作以上に所狭しと並んでいる。ピツァーロは2006年にロンドン、リスボン、オーフスでラヴェルとドビュッシーのピアノ独奏作品全曲の演奏を行ってきており、レコーディングへの準備は万端。ピツァーロがラヴェルのピアノ作品、その中でも特に有名な作品たちにどのような新風を吹き込むのか?大いに期待したい。
CKD 321
(2CD/特別価格)
\2400→¥2190
パラディアン・アンサンブル〜ヴェニス・コレクション ——
 あふれるよろこび(DISC-1) 〜
  マルコ・ウッチェリーニ(1603−1680):ベルガマスカにもとづくアリア、
  二コラ・マッティス(fl.1670):ヴァイオリンのためのエア集(2曲)、
  マシュー・ロック(1621/2−1677):ブロークン・コンソート ニ長調、
  クリストファー・シンプソン(c.1605−1669):《ジョン、来て、キスして》によるディヴィジョン、
  ジョン・ブロウ(1649−1708):ソナタ イ長調、
  ビアージョ・マリーニ(c.1587−1663):ソナタ、
  作曲者不詳(c.1660):シャコンヌ、
  フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687−1762):スコットランドのエア、
  二コラ・マッティス:ヴァイオリンのためのエア集(4曲)、
  ヘンリー・パーセル(1659−1695):ツー・イン・アポン・ア・グラウンド、
  二コラ・マッティス:スコットランドのユーモアによるグラウンド/
  有翼のライオン(DISC-2) 〜 ダリオ・カステッロ(fl.1620):12度のソナタ、
  ジョヴァンニ・バティスタ・ヴィターリ(1632−1692):シャコンヌOp.7-3、
  マルコ・ウッチェリーニ:4声のソナタOp.5、
  アントニオ・ヴィヴァルディ(1676−1741):協奏曲ヘ長調RV.100、
  ジョヴァンニ・バティスタ・ブオナメンテ(d.1642):組曲、
  フランチェスコ:カヴァッリ(1607−1676):カンツォン、
  サンティアゴ・デ・ムルシア(fl.1700):エル・アモール, ラ・ホタ、
  フランチェスコ・トゥリーニ(1589−1656):3声のソナタ、
  アントニオ・ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調RV.84、
  マルコ・ウッチェリーニ:アリア第11番, アリア第14番, アリア第15番
パラディアン・アンサンブル
〔パメラ・トービー(リコーダー)、
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)、
ジョアンナ・レヴァイン(チェロ)、
ウィリアム・カーター(ギター&アーチリュート&テオルボ)〕
パラディアン・アンサンブルの名盤が装いも新たに一挙に登場!1991年にパメラ・トービー、レイチェル・ポッジャー、ジョアンナ・レヴァイン、ウィリアム・カーターといった世界屈指のピリオド奏者たちによって結成された「パラディアン・アンサンブル」。この17世紀イタリアの作曲家たちの作品に同世代のイギリスの作曲家たちの作品を織り交ぜた「ヴェニス・コレクション」は、パラディアン・アンサンブル最初期の録音である「あふれるよろこび」(CKD 010)、「有翼のライオン」(CKD 015)がセット化されたもの。ポッジャー在籍時代のオリジナル・メンバーによる演奏は、録音から十数年が経過した今もなお全く色褪せることのない芸術品である。1992年11月&1993年11月の録音。
CKD 322
(2CD/特別価格)
\2400→¥2190
パラディアン・アンサンブル〜ライプツィヒ・コレクション ——
 J・S・バッハ:トリオ・ソナタ集(DISC-1) ——
  トリオ・ソナタ第6番ハ長調BWV.530(原曲ト長調)、
  デュエット第1番ホ短調BWV.802、デュエット第2番ヘ長調BWV.803、
  トリオ・ソナタ第1番ト長調BWV.525(原曲ホ長調)、
  トリオ・ソナタ第3番ト短調BWV.527(原二短調)、
  デュエット第3番ト長調BWV.804、デュエット第4番イ短調BWV.805、
  トリオ・ソナタ第5番ヘ長調BWV.529(原曲ハ短調)、14のカノンBWV.1087/
 J・S・バッハ:ソナタとコラール集(DISC-2) ——
  トリオ・ソナタ ト長調BWV.1039、
  コラール《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》BWV.645、
  トリオ・ソナタ第4番ト短調BWV.528(原曲ホ短調)、
  コラール《イエスよ、いまぞ汝御空より降り来たりて》BWV.650、
  ヴァイオリン・ソナタ ト長調BWV.1021、
  トリオ《いと高きところにまします神にのみ栄光あれ》BWV.664、
  コラール《古き年は過ぎ去りぬ》BWV.614/
  トリオ《主イエス・キリストよ、われらをかえりみたまえ》BWV.632、
  トリオ・ソナタ第2番ホ短調BWV.526(原曲ト短調)
パラディアン・アンサンブル
〔パメラ・トービー(リコーダー)、
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン/DISC-1)、
ロドルフォ・リヒター(ヴァイオリン/DISC-2)、
スザンネ・ハインリヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ&7弦バス・ヴィオール)、
ウィリアム・カーター(ギター&アーチリュート&テオルボ)〕
パラディアン・アンサンブルの「ライプツィヒ・コレクション」のプログラムはもちろん大バッハ!「J・S・バッハ:トリオ・ソナタ集」(CKD 036)と「J・S・バッハ:ソナタとコラール集」(CKD 275)が1つとなった「ライプツィヒ・コレクション」では、6つのトリオ・ソナタBWV.525〜530の全曲が揃うだけでなく、オルガンのためのライプツィヒ・コラールからのアレンジやデュエットなどが収められるなど充実度は満点!トービーとポッジャーの素晴らしすぎるコンビネーションや、ポッジャーとリヒターという新旧のヴァイオリニストの聴き比べなど楽しみは尽きない。1994年11月&2005年10月の録音。DISC-2はHDCD仕様。
CKD 323
(2CD/特別価格)
\2400→¥2190
パラディアン・アンサンブル〜ヴェルサイユ・コレクション ——
 太陽王の楽園(DISC-1) ——
  ジャン=フェリ・ルベル(1666−1747):様々な性格の舞曲集、
  エティエンヌ・ムリニエ(17世紀):プレリュード, シャコンヌ、
  マラン・マレ(1656−1728):サント・コロンブ氏へのトンボー, 組曲ニ長調、
  フランソワ・クープラン(1668−1733):えりぬきのミュゼット&居酒屋のミュゼット、
  マラン・マレ:組曲ニ長調/
 四大元素(DISC-2) ——
  ジャン=フェリ・ルベル:四大元素(四重奏版)、
  マラン・マレ:組曲イ短調, 組曲ト長調, スペインのフォリア
パラディアン・アンサンブル
〔パメラ・トービー(リコーダー)、
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン/DISC-1)、
ロドルフォ・リヒター(ヴァイオリン/DISC-2)、
スザンネ・ハインリヒ(7弦バス・ヴィオール )、
ウィリアム・カーター(ギター&テオルボ)〕
パラディアン・アンサンブルがバロックの枠にとらわれない発想力と驚異的なパフォーマンスでルベル、マレ、クープラン、ムリニエなど、栄華を極めたフランス・バロック時代の巨星たちの音楽を現代に呼び覚ました話題作。「太陽王の楽園」(CKD 100)と「四大元素」(CKD 221)が聴ける「ヴェルサイユ・コレクション」。特にルベルの「四大元素」の室内楽編成による演奏は非常に珍しく、冒頭の迫り来る音圧はまるでトーンクラスターではないかと思えるほど!またアルバムの最後に「スペインのフォリア」を置いたアイディアもユニーク。ヴェルサイユ時代の音楽から醸し出される抜群の一体感はもちろんのこと、歯切れの良い熱演はさすがパラディアン・アンサンブルと言わずにいられない!1998年11月&2003年5月の録音。DISC-1、DISC-2ともにHDCD仕様。
CKD 324
(2CD/特別価格)
\2400→¥2190
パラディアン・アンサンブル〜ロンドン・コレクション ——
 チョイス・コレクション(DISC-1) ——
  マシュー・ロック(1621/22−1677):ブロークン・コンソート ニ長調、
  二コラ・マッティス(fl.1670):エア集ヘ長調(5曲)、
  トマス・バルツァー(c.1630−1663):「ジョン、来て、キスして」、
  ジョン・ウェルドン(1676−1736):エア集ニ長調(5曲)、
  作曲者不詳(1706):王様のサイモンじいさん、
  ジョン・ブロウ(1649−1708):グラウンド ト短調、
  ヘンリー・バトラー(d.1652−):カリーノ・カストゥラーメによる変奏曲、
  二コラ・マッティス:エア集ホ長調(2曲)、
  マシュー・ロック:ブロークン・コンソート ハ長調/
 ヘルド・バイ・イヤーズ(DISC-2) ——
  二コラ・マッティス:エア集(6曲)、
  作曲者不詳(17世紀):
   ストラロッホのリュート曲集&ロワランのリュート曲集より、
  伝承曲(パラディアン・アンサンブル編曲):4つのスコットランド民謡、
  ニコラ・マッティス:エア集ニ長調(5曲)、
  作曲者不詳(17世紀):ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックの手稿譜より〜
   ト長調のグラウンドによるディヴィジョン、
  ニコラ・マッティス:エア集ニ短調(4曲)、
  作曲者不詳(1684):ディヴィジョン・ヴァイオリンより
   ロジャー・オヴ・カヴァリー・ディヴィジョン ニ短調、
  ニコラ・マッティス:
   エア集ト短調(4曲), ギターのためのエア集(5曲), アリア、
  伝承曲(パラディアン・アンサンブル編曲):新しい調べ
パラディアン・アンサンブル
〔パメラ・トービー(リコーダー)、
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)、
スザンネ・ハインリヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ&バス・ヴィオール )、
ウィリアム・カーター(リュート&テオルボ&ギター)〕
パーセルの没後300年に発表されたものの、敢えてパーセルの作品を取り上げずに同世代のイギリスの作曲家たちによる作品でプログラムを固めるなどパラディアン・アンサンブルの本領が発揮された仰天の「チョイス・コレクション」(CKD 041)。この「チョイス・コレクション」とイタリアのナポリで生まれイギリスで活躍した二コラ・マッティスの民謡に基づくエアや、パラディアン・アンサンブルによるアレンジなどをふんだんに収めたエンターテイメント・アルバム「ヘルド・バイ・イヤーズ」(CKD 161)をセットにしたのが「ロンドン・コレクション」!カーターとハインリヒの奏でる美しくも時おり強い主張を見せる低音の上で華麗に、そして自由自在に舞うポッジャーとトービー。まさに鳥肌モノです。1995年3月&2000年2月の録音。DISC-2はHDCD仕様。
CKD 292
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700→¥2490
悪魔のトリル ——
 タルティーニ:
  ソナタ ト短調Op.1-4《悪魔のトリル》、
  同ト短調Op.1-10《捨てられしディドーネ》、
  同ホ短調Op.1-5、同イ長調Op.1-13《パストラーレ》、
  グラーヴェ 二短調/
 ヴェラチーニ:ソナタ イ長調Op.1-7
パラディアンズ〔ロドルフォ・リヒター(ヴァイオリン)、
ザンヌ・ハインリヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
シラス・スタンデイジ(チェンバロ)、
ウィリアム・カーター(アーチリュート&バロック・ギター)〕
パラディアン・アンサンブル改めパラディアンズ! 新体制第1弾はタルティーニの悪魔のトリル!レイチェル・ポッジャー、パメラ・トービー、ジョアンナ・レヴァイン、ウィリアム・カーターの4人が集まり1991年にアンサンブルが結成され、瞬く間に世界の檜舞台に駆け上ったパラディアン・アンサンブル。これまでに幾多の名演を創り上げてきたパラディアン・アンサンブルは、2007年にパメラ・トービーが新たな可能性を追求するためにアンサンブルを離れたことを1つの転機として、アンサンブル名を“パラディアンズ”にリニューアル。そして今回早速リリースとなる新体制でのレコーディング第1弾では、イタリア・バロックの巨匠タルティーニの「悪魔のトリル」という新たな門出に相応しいプログラムを披露!演奏の鍵を握るヴァイオリンを担当するロドルフォ・リヒターは、モニカ・ハジェットの門下生でありあのポッジャーの後任としてパラディアン・アンサンブルに迎えられた実力者なだけに期待も高まる。「悪魔のトリル」に挑むパラディアンズに要注目!

MARC AUREL EDITION

MA SA 024
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ヘンデル:リコーダーのためのソナタ集 ——
 トリオ・ソナタ ハ短調Op.2-1a,HWV.386a/
 ソナタ ニ短調HWV.367a/ソナタ ヘ長調Op.1-11,HWV.369/
 ソナタ変ロ長調HWV.377/ソナタ イ短調Op.1-4,HWV.362/
 ソナタ ハ長調Op.1-7,HWV.365/ソナタ ト短調Op.1-2,HWV.360/
 トリオ・ソナタ ヘ長調Op.2-4,HWV.389
ドロテー・オベルリンガー(リコーダー)、
アンサンブル1700
1997年にSRP・Moeck国際リコーダー・コンクールでの優勝をきっかけとして世界有数の女流リコーダー奏者としての地位を築いた1969年アーヘン出身のドロテー・オベルリンガー。「MA 20024」としてリリースされているヘンデルの作品集が今回SACD Hybrid盤でも登場。リコーダー・ファン要チェック。

METRONOME 1CD¥2500

METCD 1083 グレース・ダヴィッドソン〜ポートレート ——
 ビンゲン:めでたし、気高き方/
 レオ:幸いなるかな女王/
 マンチーニ:Quanto dolce e quell'ardore/
 J・S・バッハ:復活祭オラトリオより/
 ダウランド:彼の金髪も時が銀色に変えてしまった/
 パーセル:
  メアリー女王の誕生日のためのオード《来たれ、汝ら芸術の子》より/
 コジェルフ:Sola digna tu fuisti/
 モーツァルト:モテット《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》K.165
グレース・ダヴィッドソン(ソプラノ)、
ペネロペ・ラプソン(ディレクター)、
フィオーリ・ムジカーリ
古楽&バロック・シーンに現れた美しき新星グレース・ダヴィッドソン!スペインのグロッサ(Glossa)からリリースされている録音が高評価を集めているマイケル・ヌーン&アンサンブル・プラス・ウルトラの中心メンバーであり、シックスティーン、テネブレ、モンテヴェルディ合唱団、ポリフォニー、イングリッシュ・コンソート、エクス・カシドラといった世界に名立たる演奏団体でメンバー、ソリストとして目覚しい活躍を見せるイギリスの古楽&バロック・シーンに現れた美しき新星グレース・ダヴィッドソン。メトロノーム・レーベルから登場する初のソロ・アルバムは、2003年の初共演から今日まで素晴らしい関係を築いてきたフィオーリ・ムジカーリとのコンビによるアリアと宗教歌曲集。ビンゲンからモーツァルトまでの700年を音楽で表現するというコンセプトを持ったグレース・ダヴィッドソンのポートレートにはレオやコジェルフの珍しい作品が取り入れられるなど、豊富なレパートリーと抜群の選曲センスが今後のさらなる飛躍を予感させる。包みこむような優しさと神々しさをも感じさせるグレース・ダヴィッドソンの透明感のある澄んだ歌声が、古楽&バロック・シーンに新たな風を吹き込むこと必至!
METCD 1072 ロベール・ド・ヴィゼー(c.1660−b.1732):
 テオルボのための小品集 ——
  テオルボのための小品集二短調/同ト長調/
  リュリの作品のテオルボ編曲/
 テオルボのための小品集イ短調/
 嘆き〜ヴィゼー嬢へのトンボー
フレッド・ヤコブス(フレンチ・テオルボ)
オランダの名門スヴェーリンク音楽院が輩出した世界有数のテオルボ奏者、フレッド・ヤコブスのソロ・アルバムとなるロベール・ド・ヴィゼーの作品集!ヤコブスはオランダ・バッハ協会、ガブリエリ・コンソートなどのメンバーとして、またソリストとしての活躍も目覚しく、バロックのスペシャリストとして定評のあるオランダのソプラノ歌手ヨハネッテ・ゾマーとの共演による「レスプリ・ガラ」(CCSSA 24307)の演奏は記憶に新しい。太陽王ルイ14世のギターの師でもあったロベール・ド・ヴィゼーの音楽はフランス・バロックにおけるテオルボ、ギター作品の象徴とも称されており、同時代の作品を得意とするヤコブスにとってこの上ないプログラム。ルイ14世も聴いたであろうヴィゼーの音楽が持つ心地よい響きが安らぎを与えてくれる。
METCD 1076 ピアース・ヘラウェル(1956−):犬と狼 ——
 狩猟ラッパ/ウィーバー・オヴ・グラス/
 砂漠の漂流物/ビルディング・オヴ・カーブ/犬と狼
マーク・オキーフ(トランペット)、
ヨナス・ビルント(トロンボーン) 、
ピエール=アンドレ・ヴァラド(指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団、
ヴァンブラ弦楽四重奏団、
シューベルト・アンサンブル
これまでに2枚の作品集(METCD 1029、1059)をリリースするなどメトロノーム・レーベルが作品の紹介に大きな力を注いでいるピアース・ヘラウェルは、イギリスをはじめとした欧米各国の放送局からの委嘱による作曲や、ヒリアード・アンサンブル、ストックホルム・チェンバー・ブラスなどに作品を提供しているイギリスの作曲家。冒頭の「狩猟ラッパ」では、BBCスコティッシュ響首席トランペット奏者オキーフと北欧の名門オーケストラの首席奏者を歴任してきたビルントのスーパープレイが炸裂!

MUSICA REDIVIVA

MRSACD-017
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
J・S・バッハ:フーガの技法BWV.1080 ベンクト・トリブカイト (オルガン)
スウェーデンのレウヴスタ・ブリュークの教会に設置されていた18世紀前半におけるスウェーデン最高のオルガン製作者ヨハン・ニクラス・カーマンのオルガンを1997年に大規模修復。スウェーデンのオルガニスト、トリブカイトがオリジナルに近い形、響きに復元されたヒストリカル・オルガンを通じて神秘的な大バッハの音楽を伝えてくれる。

MUSIQUE A LA CHABOTTERIE 1CD¥2500

MC 003
(2CD)
ジャン=フェリ・ルベル(1666−1747):音楽悲劇《ウリッセ》 ギュメット・ロランス(メゾ・ソプラノ)、
ステファニー・レヴィダ(ソプラノ)、
ベルトラン・チュベレ(バリトン)、
セリーヌ・リッチ(ソプラノ)、
ウジェニー・ヴァルニエ(ソプラノ)、
ヴァンサン・リエーヴル=ピカール(アルト)、
トーマス・ファン・エッセン(バリトン)、
ベルナール・デレトレ(バス)、
ユーゴ・レーヌ(指揮)、
ラ・サンフォニー・デュ・マレ、
ラ・クール・デュ・マレ
ラモーのオペラ「オシリスの誕生、またはパミリーの祭り」が古楽ファンの間で大きな話題となったリコーダーの名手ユーゴ・レーヌ率いるピリオド・オーケストラ「ラ・サンフォニー・デュ・マレ」。ラモーに続く新たなリリースは、「四大元素」の作曲者としてその名を知られるフランス・バロックの音楽家ジャン=フェリ・ルベルの音楽悲劇「ウリッセ」の全曲録音!リュリを師と仰ぐルベルの創作時期は大きく3つに分類されており、このギリシャ神話の「ウリッセ」を題材とした5幕のオペラは初期の1703年に作曲されている。オーケストラのパフォーマンスはもちろんのこと、ソプラノのギュメット・ロランスを筆頭にソリストも実力者揃い。ルベルの「ウリッセ」の全曲を知るまたとない機会になることだろう。2007年7月9日〜10日の録音。
MC 004 ヘンデル:リコーダーのための6つの協奏曲 ——
 協奏曲ト長調(Op.3-3,HWV.314)/
 協奏曲変ロ長調(Op.4-6,HWV.294)/
 協奏曲ヘ長調(Op.4-5,HWV.293)/
 協奏曲ト短調(Op.4-3,HWV.291)/
 4声の協奏曲ニ短調/4声の協奏曲変ロ長調/
 アンダンテ・アレグロ/タンブーノ・アルチーナ/
 水上の音楽より メヌエット
ユーゴ・レーヌ(リコーダー&指揮)、
ラ・サンフォニー・デュ・マレ
パリ・バロック・アンサンブルやレザール・フロリサンでの活躍、ソリストとしての幅広い演奏活動によって当代屈指のリコーダー奏者としての地位を確立したフランスの名手ユーゴ・レーヌ。指揮者としても自らが創設したラ・サンフォニー・デュ・マレはもちろんのことボルドー・アキテーヌ管などの指揮台に登壇するなど、指揮活動にも並々ならぬ意欲を注いでいる。レーヌがソリスト、指揮者という1人2役を見事にこなしているこのヘンデルの作品集には6曲の協奏曲を収録。合奏協奏曲、オルガン協奏曲からアレンジされたものから、ドイツのロストック大学のライブラリーから発見された未出版の作品まで多岐に渡っており、レーヌの豊かなアイディアが反映された興味深いプログラムとなっている。バロック音楽ファン、リコーダー・ファン、要チェック!2006年9月の録音。

MUSIQUES SUISSES 1CD¥2500

MGBCTS-M 112 チューリッヒ木管五重奏団 ——
 ハインツ・ホリガー(1939−):木管五重奏のための《h》/
 ローランド・モーザー(1943−):11の変奏/
 ユルク・ヴィッテンバッハ(1935−):セレナーデ/
 シャンドール・ヴェレシュ(1907−1992):ディプティク
チューリッヒ木管五重奏団
ハンガリーで生まれスイスに亡命した20世紀の作曲家シャンドール・ヴェレシュと、ヴェレシュがスイスで育てた弟子たちによる木管五重奏のための作品集。チューリッヒ木管五重奏団は、スイスの名門チューリッヒ歌劇場やスイス・イタリア語放送管、ベルン響、チューリッヒ室内管など第一線で活躍する一流のプレーヤーたちによって1994年に結成されたアンサンブル。初期ロマン派から近現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、新作の初演も数多い。
MGBCTS-M 110 アンサンブル・フェニックス・バーゼル ——
 ジム・グリム(1928−2006):室内協奏曲/
 ベアト・フラー(1954−):スティル/
 ファウスト・ロミテッリ(1963−2004):クピオ・ディッソルヴィ/
 ホルヘ・サンチェス(1969−):ベネノ/
 アレックス・ブエス(1954−):分裂症の幽霊
ユルク・ヘネベルガー(指揮)、
アンアサンブル・フェニックス・バーゼル
アンサンブル・フェニックス・バーゼルは、1998年にユルク・ヘネベルガー、クリストフ・ボッシュ、ダニエル・ブエスらを中心として結成され25人の演奏家たちで構成されるコンテンポラリー・ミュージックのスペシャリスト集団。バーゼル歌劇場からはコンテンポラリー・ミュージックやダンス・シアター・プロダクションのために定期的に招聘されるなど、その現代作品の演奏能力には大きな信頼が寄せられている。

NIMBUS 1CD−R¥2000

NI 2512
\2000→¥1790
ホヴァネス:
 交響曲第2番Op.132《神秘の山》、
 ピアノと管弦楽のための《ローソドゾク》Op.48/
ルー・ハリソン:交響曲第2番《悲歌》
キース・ジャレット(ピアノ)、
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)、
アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラ
これまでに500人近くの作曲家の作品を取り上げ100曲を超える世界初演を行ってきたアメリカ音楽の伝道者、アメリカン・コンポーザーズ・オーケストラとリンツ・ブルックナー管とのコンビでスポットライトを浴びているデニス・ラッセル・デイヴィスのコンビによるホヴァネス&ハリソン。やはりこのアルバムの目玉はキース・ジャレットがソロを務めるホヴァネスの「ローソドゾク」!最近は手堅いレパートリーが目立つデニス・ラッセル・デイヴィスだが、実は世界初演を数多く手懸けるなど近現代作品の演奏にも長けており、ホヴァネス&ハリソンでのタクト捌きも流石。

OLIVE MUSIC

om 014
\2500
サントネ・ライヴ ——
 トレボル:He, Tres doulz Roussignol/
 マショー:Foy Porter、Mors sui/
 作曲者不詳:Indescort、Adyen matres belle/
 サンレーシュ:このうららかな美しい季節に/
 ソラージュ:Helas! je voy mon cuer/
 ペルージャ:
  Cogliendo per un prat'ogni fior bianco、
  O sommo specchio、La fiera Testa/
 バンショワ:
  Je loe amours et ma dame mercye、
  Tristre Plaisir et douleureuse joie、Filles a marier/
 デュファイ:もし私の顔が青いなら、美しい人よどんな過ちを犯したのか
アンサンブル・サントネ
〔ユリア・シュミット(ソプラノ)、
エロディ・ウィマー(フルート)、
オリ・ハーメリン(リュート)、
シラード・シェレジ(フィドル)
ジル・フェルドマンとケース・ブッケを中核として、演奏、パッケージの両方で質の高いアルバムを発表しているオリーヴ・ミュージック。ワインの名産地としても知られるブルゴーニュ地方コート・ドゥ・ボーヌ地区のサントネ村を自らの名前に冠した「アンサンブル・サントネ」は、トロッシンゲンの州立音楽大学で出会った4人の音楽家たちにより結成された古楽アンサンブル。ドイツ期待の若きソプラノ、ユリア・シュミットの愁いを帯びた歌声が印象的な演奏。

ONYX 1CD¥2400

ONYX 4039
¥2190
ハンガリアン・ダンス ——
 ドホナーニ:
  アンダンテ・ルバート・アッラ・ツィンガレスカ/
 ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第2番ニ短調/
 フバイ:おいでよカティOp.32-4/
 リスト:
  忘れられたロマンスS.132、
  メフィスト・ワルツ第1番S.514(ミルシテイン編)/
 ヴェチェイ:悲しいワルツ/
 ブラームス:ハンガリー舞曲第6番変ロ長調(ヨアヒム編)/
 バルトーク:ルーマニア民族組曲Sz.56(セーケイ編)/
 スカルラテスク:バガテル/
 ブラームス:ハンガリー舞曲第7番イ長調(ヨアヒム編)/
 モンティ:チャルダッシュ/
 ブラームス:偉大なるヨアヒムを称える賛歌*/
 バルトーク:44の二重奏曲Sz.98より+
  第26番、第28番、第32番、第35番、第42番、第43番/
 ブラームス:ハンガリー舞曲第9番ホ短調(ヨアヒム編)/
 クライスラー:ウィーン小行進曲/
 ドビュッシー:レントよりおそく(ロック編)/
 アルトマン:火花のワルツ
フィリップ・グラファン(ヴァイオリン)、
クレール・デゼール(ピアノ&ピアノ・リュテアル)、
ヘベ・メンシンガ(ヴァイオリン)*、
シモン・マルシニャク(コントラバス)*、
トム・アイスナー(ヴァイオリン)+
天才グラファンの火を噴くような熱きヴァイオリンが奏でるハンガリアン・ダンス!ハイペリオン(Hyperion)やアヴィー(Avie)にエルガーの「ヴァイオリン協奏曲」初稿版(世界初録音)、「レア・フレンチ・ワークス」など、フランス&イギリスの様々な貴重なレパートリーを精力的にレコーディングしてきたフランスの天才ヴァイオリン奏者フィリップ・グラファンがオニックスに初見参。16歳という若さでパリ音楽院を首席で卒業してしまったという底知れぬ才能の持ち主であるグラファンのオニックス第1弾は、アルバム・タイトルだけで思わず踊りたくなってしまう「ハンガリアン・ダンス」!バルトークやモンティ、ブラームスの王道作品、ドホナーニ、フバイ、ヴェチェイ、スカルラテスクなどのレア・レパートリーを弾くグラファンの火を噴くような熱きヴァイオリンが聴き手を熱狂の渦に巻き込んでくれることだろう!この「ハンガリアン・ダンス」でグラファンとタッグを組む女流ピアニスト、クレール・デゼールも14歳でパリ音楽院に入学を果たしたというフランスの才女。ここでのデゼールは通常のピアノだけでなくツィンバロンの音色を模倣したピアノ・リュテアルを用いており、ジプシー・スタイルの作品に対する準備は万全。古のジプシー・ヴァイオリン奏者たちの魂を呼び起こすグラファンとデゼールの「ハンガリアン・ダンス」。これは熱そうだ!
ONYX 4037
¥2190
弦楽オーケストラのための名曲集 ——
 グリーグ:組曲《ホルベアの時代から》Op.40/
 モーツァルト:セレナード第13番ト長調K.525《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》/
 チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調Op.48
ユーリ・バシュメット(指揮)、
モスクワ・ソロイスツ合奏団
オニックスの看板アーティストとして活発なリリースを続けているユーリ・バシュメット&モスクワ・ソロイスツの第4弾は、意外(?)にもグリーグ、モーツァルト、チャイコフスキーの超有名作品を集めた「弦楽オーケストラのための名曲集」!グラミー賞受賞やノミネートに輝いたロシアン・プログラム(ONYX 4007/ONYX 4017)、タン・ドゥンや武満徹、林光の作品を取り上げたアジアン・プログラム(ONYX 4027)など、他の追随を許さぬ独自のレパートリーとスタイルを貫いてきたバシュメット&モスクワ・ソロイスツの演奏なだけに、聴きなれた"弦楽セレナード"や"アイネ・クライネ・ナハトムジーク”といった名作が新鮮で刺激的に聴こえてくる可能性は高い。
ONYX 4033
(2CD/特別価格)
\3600
ブラームス:ヴィオラのための作品集 ——
 ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1/
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78《雨の歌》(クレンゲル&リザノフ編)/
 ヴィオラ、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲変ホ長調Op.40/
 ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2/
 ヴィオラ、チェロとピアノのための三重奏曲イ短調Op.114
マキシム・リザノフ(ヴィオラ)、
カーチャ・アペキシェワ(ピアノ)、
ボリス・ブロフツィン(ヴァイオリン)、
ヤコフ・カツネルソン(ピアノ)、
クリスティーヌ・ブラウマネ(チェロ)
世界的名手ユーリ・バシュメットが「遂に私のライバルが現れた —— 。」と、その才能と存在を認めた同郷の大器マキシム・リザノフのオニックス第2弾はなんとブラームス。前作(ONYX 4023)ではカンチェリの「ステュクス」やタヴナーの「ミルラを捧げる人」などバシュメットのために作曲された作品に挑み、本家顔負けの壮絶な演奏を繰り広げたリザノフ。今回リリースとなるブラームスもバシュメットが得意としている重要レパートリーなだけに、リザノフがバシュメット越えを虎視眈々と狙っているのは間違いないだろう。ロンドン・フィルの首席奏者に就任したブラウマネなど同世代の若き才能がリザノフの下に集うのは、その実力の高さが認められているからこそ。偉大なる先人を追うリザノフの好演に期待したい。
ONYX 4031 ロシアのロマンス ——
 チャイコフスキー:
  子守歌Op.16-1、もしも私が知っていたならOp.47-1、
  もう忘れられて、騒がしい舞踏会でOp.38-3、
  私は野の草ではなかったかOp.47-7/
 グリンカ:
  血には憧れが燃えさかり、シターンに寄せて、
  わけもなくぼくを誘わないで、教えてなぜ?/
 リムスキー=コルサコフ:
  ばらと夜うぐいすOp.2-2、静かな夜に夢見たことOp.40-3、
  それは早春のことだったOp.43-4/
 キュイ:私は花に触りましたOp.49-1/
 ダルゴムイシスキー:少年と少女、私はまだ彼を愛している/
 ヴラソフ:バフチサラーイの泉/
 ラフマニノフ:
  歌うな美しい女よ私の前でOp.4-4、リラの花Op.21-5、
  私は悲しみのために恋をしたOp.8-4、夜の庭でOp.38-1、
  ひなぎくOp.38-3、私はあなたを待っているOp.14-1
エレナ・ケレッシーディ(ソプラノ)、
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
世界各国の歌劇場を舞台として、感動的かつ情熱的な歌声で現代のギリシャを代表するアーティストとして脚光を浴びる注目のソプラノ歌手、エレナ・ケレッシーディがオニックスから登場!ボニー、ストーティン、ルークロフト、そしてグラハムに続きオニックスへ加わったケレッシーディのソロ・アルバムは、ダルゴムイシスキーやキュイの歌曲なども取り上げたユニークなロシア歌曲集。1996年にヴェルディの「椿姫」のヴィオレッタ役でコヴェント・ガーデンにデビューを果たし大成功を収めるとケレッシーディへの注目度が一気に加速。現在はコヴェント・ガーデンを中心にパリ、MET、ベルリン、ウィーンなどの主要なオペラハウスで目覚しい活躍を見せている。世界の歌劇場を感動で包み込んだケレッシーディの歌声がベールを脱ぐ。
ONYX 4030 フランス歌曲の百年 ——
 ビゼー:4月の歌/
 フランク:夜想曲/
 ラロ:ギター/
 グノー:夜うぐいすに/
 サン=サーンス:死の舞踏/
 シャブリエ:蝉/
 パラディール:プシュケ/
 ショーソン:蝶々Op.2-3/
 バシュレ:愛しの夜/
 デュパルク:戦のある国へ/
 ラヴェル:孔雀/
 カプレ:カラスとキツネ/
 ルーセル:賢い妻の答えOp.35-2/
 メシアン:失われた婚約者/
 ドビュッシー:感傷的な対話/
 フォーレ:ヴォカリーズ・エチュード/
 アーン:クロリスに/
 サティ:帽子屋/
 オネゲル:アンデルセンの《小さな人魚》の3つの歌/
 カントルーブ:子守歌/
 ローゼンタール:イギリスのねずみ/
 プーランク:モンテ・カルロの女
スーザン・グラハム(メゾ・ソプラノ)、
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
世界の超一流アーティストたちが集うイギリスのレーベル、オニックス(Onyx)が絶対の自信を持って送り出す2008年最大のハイライトは、アメリカの偉大なるメゾ・ソプラノ歌手スーザン・グラハムのフランス歌曲集!オニックスからリリースされるグラハムにとって久しぶりのソロ・アルバム「フランス歌曲の百年」はプログラミングが非常にユニーク。1人の作曲家の作品や数人の作曲家の歌曲集単位でのプログラムではなく、ビゼーからプーランクまで22人の作曲家の作品が1曲ずつ選りすぐられており、アルバムのタイトルにもある「フランス歌曲の百年間」がグラハムの抜群の歌唱力によって具現化されたものである!アーンの「クロリスに」やカントルーブの「子守歌」などグラハムお気に入りの歌が聴けるという魅力だけでなく、パラディールの「プシュケ」やバシュレの「愛しの夜」といった多くの新たな発見をもたらしてくれるという意味でもこの「フランス歌曲の百年間」が持つ存在感は計り知れない。また、2007/2008シーズンのアメリカ、ヨーロッパ・ツアーでもコンビを組んだ名手マルコム・マルティヌーはグラハムの歌声が持つ魅力の引き出し方を心得ており、その伴奏は実に絶妙。最近ではラトル&ベルリン・フィルとの共演によるベルリオーズ「クレオパトラの死」での絶唱が記憶に新たしいグラハムにとってフランス歌曲は十八番中の十八番。名コンビと称されるバーバラ・ボニーの「マイ・ネーム・イズ・バーバラ」(ONYX 4003)と共に、オニックスの歌曲シーンの双璧をなす素晴らしいアルバムの登場である。

PASSACAILLE 1CD¥2500

Passacaille 942 J・S・バッハ:室内楽作品集 ——
 トリオ・ソナタ ト長調BWV.1038/前奏曲ハ短調BWV.921/
 ロンドによる幻想曲ハ短調BWV.918/
 フルートとチェンバロのためのソナタ ト短調BWV.1020/
 前奏曲ト長調BWV.902/アダージョ ト長調BWV.968/
 ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第2番ニ長調BWV.1028/
 フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調BWV.1030
ラ・ディヴィナ・アルモニア
〔ロレンツォ・ギエルミ(チェンバロ&ピアノフォルテ)、
ヤン・ドゥ・ヴィネ(バロック・フルート)、
イサベッラ・ビソン(ヴァイオリン)、
ヴィットリオ・ギエルミ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕
イル・ジャルディーノ・アルモニコのメンバーとして活躍し、現在はミラノのサン・シピリチアーノ教会のオルガニストやバーゼル・スコラカントルムのオルガン科教授などの要職にあるイタリアの名匠ロレンツォ・ギエルミが主宰するバロック・アンサンブル「ラ・ディヴィナ・アルモニア」のバッハ・アルバム!2005年に結成された「ラ・ディヴィナ・アルモニア」は、オルガンとピアノフォルテを担当するロレンツォ・ギエルミを筆頭に、ギエルミ兄弟の弟で兄に勝るとも劣らぬ名声と実力を誇る世界的ガンバ奏者のヴィットリオ・ギエルミ、ベルギーのアンサンブル「イル・ガルデリーノ」の中核メンバーでもあるバロック・フルートのヤン・ドゥ・ヴィネ、カルミニョーラ門下でトン・コープマン指揮のEUバロック・オーケストラでも活躍したイタリアの俊英イサベッラ・ビソンといった古楽界屈指のメンバーが顔を揃える超一級のアンサンブルなのである。収録曲にはソロ、ソナタ、トリオ・ソナタなどアンサンブルの特色を存分に活かすことのできる様々な編成の作品が選ばれており、「ラ・ディヴィナ・アルモニア」の奏でるバッハは絶品と呼ぶに相応しい。また息遣いが伝わってくるようなクリアな録音も秀逸。2007年1月の録音。
Passacaille 943 ソレル:チェンバロのためのソナタ集 ——
 ソナタ変二長調/同変ニ長調R.88/同嬰へ長調R.85/
 同嬰へ長調R.90/同ニ短調R.54/同ニ短調R.15/
 同ニ長調R.86/同ニ長調R.84/ファンダンゴ
ニコラウ・デ・フィゲイレド(チェンバロ)
来日公演やレコーディングによって日本でも特に古楽ファンの中でお馴染みの存在となったブラジル生まれの鬼才ニコラウ・デ・フィゲイレド。レオンハルトの下でチェンバロを学び、スコット・ロス最後の弟子でもあったフィゲイレドがベルギーのレーベル「Passacaille」から新たに送り出すのは18世紀スペインの楽壇を代表するソレルの鍵盤作品集。150曲にも及ぶ鍵盤楽器のためのソナタを作曲し、スカルラッティよりも自由な形式と言われるソレルの鍵盤作品は、躍動するリズムとテンポが特に魅力的。追尾を飾る「ファンダンゴ」で解放されるフィゲイレドの熱きパッションに脱帽!
Passacaille 945 ハンス・ノイジードラ〜
 新しく整理された芸術的なリュート曲集(1536) ——
  ノイジードラ:
   とても上手なオルガン奏者の前奏曲、イタリア舞曲、
   Ein sehr kunstreicher Preambel oder Fantasey、
   プレアンベル、美しき女、イタリア舞曲パッサメッツォ/
 イザーク:ベネディクトゥス、
 ラモーラ/ラピシーダ:タンネルナック/
 ホフハイマー:Mein einigs A、Ach lieb mit leid /
 センフル:愛しのエルスライン/
 ヒセリン:アルフォンシーナ/
 ラ・リュー:Mein hertz alzeyt hat gross verlangen/
 オブレヒト:Andernacken up dem Rhin/
 ジョスカン:さようなら、いとしい女よ
バート・ローゼ(リュート)
ブラティスラヴァで生まれニュルンベルクで没した16世紀ドイツの作曲家、リュート奏者のハンス・ノイジードラ(1508/1509−1563)。ここでは1536年にニュルンベルクで出版されたノイジードラの「新しく整理された芸術的なリュート曲集」に収められた作品を中心として、16世紀前半のドイツで演奏されたリュートのための作品を取り上げることにより1つのアルバムを創り上げている。バート・ローゼは、1962年オステンド生まれのベルギー人リュート奏者。リュート、ビウエラ、バロック・ギターを弾きこなすローゼは、ソリスト、指導者としての活動だけでなくアンサンブル・パンドラの音楽副監督やクレンデ、テレマン・コンソートとの共演でソリストを務めている。

PAULA 1CD¥2500

PACD 161 セレクテッド・ピーシーズ ——
 ドビュッシー:前奏曲集第1巻より 帆、沈める寺、吟遊詩人/
 ショパン:マズルカ第32番嬰ハ短調Op.50-3、幻想曲ヘ短調Op.49/
 リスト:ワレンシュタット湖、サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ/
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110/
 シューマン:ロマンス第2番嬰ヘ長調Op.28-2、夜想曲第1番ハ長調Op.23-1
イェンス・ラムシング(ピアノ)
デンマークのレーベル「パウラ(Paula)」からは、リスト(PACD 124)、バルトーク(PACD 156)の2タイトルをリリースしているイェンス・ラムシングの最新録音となるリサイタル・プログラム。確かなテクニックに支えられ、よくアナリーゼされた好演を聴かせてくれる。
PACD 160 ヴァイルビ教会の夕暮れの祈り ——
 イザーク:今すべての森は眠り、Nu lukker sig mit oje/
 ニールセン:重く暗い夜空の雲/
 デンマーク民謡:Lille Guds barn/他 全19曲
ヤコブ・エーヴァル(テノール)、
パトリシア・ファン・ドゥーレン(オルガン)
ヤコブ・エーヴァルは、デンマークのユスケ音楽院で声楽を学び多彩な分野で活躍するテノール歌手。オルガン伴奏との共演で歌われている歌曲は、2006年から2007年にかけてデンマーク・オーフスのヴァイルビ教会で収録されたもの。夕暮れの黄昏時の雰囲気が醸し出された歌曲集である。

PAVANE 1CD¥2500

ADW 7337 2台のハープのための協奏曲集 ——
 ゴセック:協奏交響曲ニ長調/
 ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲/
 ラヴェル:序奏とアレグロ/
 マレツキ:古風な形式による小協奏曲/
 フランセ:2台のハープのための協奏曲
スザンナ・ミルドニアン(ハープ)、
カトリーヌ・ミシェル(ハープ)、
アラン・モグリア(ヴァイオリン&指揮)、
トゥールーズ室内管
バロック音楽からロマン派音楽へと移り変わる時代を生きたゴセック、フランス印象派の最重要人物ドビュッシー&ラヴェル、20世紀フランスの天才フランセとワルシャワ生まれのマレツキといった音楽家たちによる18世紀から20世紀にかけて誕生した「2台のハープのための協奏曲」を収録。共にパリ国立高等音楽院でフランスの巨匠ピエール・ジャメから薫陶を受けたミルドニアンとミッシェルのハープ・デュオは華麗にして絶妙。時折り登場する名手アラン・モグリアのヴァイオリンが良きスパイスとなっている。1995年の録音。
ADW 7335 フランスのメロディ ——
 サン=サーンス:ジャン王の軍隊の行進、死の舞踏/
 フォーレ:歌曲集《幻想の水平線》Op.118/
 ヴェローヌ:5つの墓碑/
 ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ/
 ロパルツ:4つの詩/
 フランセ:シャンフォールの8つの逸話/
 イベール:ドン・キホーテの4つの歌/
 プーランク:歌曲集《動物詩集》、歌曲集《陽気な歌》
ジュール・バスティン(バス)、
ポール・ファン・デン・ドリーシュ(ピアノ)
サン=サーンス、ラヴェル、フォーレ、プーランク、そこにフランセやロパルツなどが加わった、ユニークなプログラムのフランス歌曲集。サン=サーンスのオーケストラ作品の代表作の1つとして知られている「死の舞踏」の歌曲バージョンは、実は管弦楽版よりも早い1872年に発表されている。1995年の録音。
ADW 7334 シューマン:おとぎ話Op.132/ブルッフ:8つの小品Op.83 ミシェル・ルティエック(クラリネット)、
ウラディミール・メンデルスゾーン(ヴィオラ)、
ロベール・マモウ(ピアノ)
パブロ・カザルス音楽祭の現音楽監督にしてフランスの名クラリネット奏者、ミシェル・ルティエックが主役を務めるシューマンとブルッフの三重奏曲集。ルティエックの伸びやかで豊かな音色と陰影を巧みに使い分けた表現力は、改めて聴いても色褪せない。ヴィオラのメンデルスゾーン、マモウのピアノによるサポートも秀逸。1995年3月の録音。
ADW 7336 モーツァルト:レクイエム 二短調K.626 マリー=ルイーズ・ガセール(ソプラノ)、
カトリーヌ・マルグリス(メゾ・ソプラノ)、
フランシス・ガセール(テノール)、
ミシェル・オルミエール(バス)、
ジャン=フィリップ・サルコス(指揮)、
パレ・ロワイヤル管弦楽団&合唱団
テルツ少年合唱団の音楽監督、ゲルハルト・シュミット=ガーデンから合唱指揮を伝授されたフランスの指揮者ジャン=フィリップ・サルコスのタクトによるモーツァルトのレクイエム。1994年の11月のフランス・カストルのノートルダム寺院で収録されたこの「モツレク」では、2つのマイクロフォンを用いて教会全体に広がる響きを捉えている。ちなみにここではジュスマイヤー版ではなくランドン版が用いられている可能性が高い。
ADW 7331 フランソワ・ヴェルケン(1928−):リュセルネール ジャン=フランソワ・デュシャン(指揮)、リヨン少年合唱団、他
「リュセルネール」は、フランスの長老作曲家フランソワ・ヴェルケンによる1994年の声楽作品。モダンなスタイルの作品を歌う合唱に加わるティンパニ、トランペット、オルガンが劇的な表現を生み出している。1994年の録音。

PENTATONE

PTC 5186 191
(2SACDs Hybrid Multichannel/
特別価格)
\4800
ベルリオーズ:レクイエムOp.5 ロナルド・ダウド(テノール)、
コリン・デイヴィス(指揮)、
ロンドン交響楽団&合唱団、
ウォンズワース・スクール少年合唱団
フィリップスによって1970年代前後に収録された4チャンネル音源をSACD Hybridで復刻する『RQR』シリーズの最新作は、コリン・デイヴィスの大名盤ベルリオーズのレクイエム!コンセルトヘボウ管との「幻想交響曲」(PTC 5186 184)などに代表されるように、ベルリオーズの演奏と解釈において他の追随を許さないほどの評価を得ているコリン・デイヴィス。大オーケストラ、大合唱、ブラス・セクションのバンダを要するなど超巨大編成の代名詞的な作品でもあるベルリオーズの「レクイエム」。この大作を重要なレパートリーとしてきたコリン・デイヴィスはこれまでに3度収録を行っており、1971年のグラミー賞を獲得したこのフィリップス音源は1回目、すなわちコリン・デイヴィスの「ベルリオーズのレクイエム」の元祖となるもの。凄まじいまでの音圧による劇的なサウンド、死者を追悼する神聖にして厳粛なハーモニー。様々な要素を備えた名演の真の姿が明らかになる。1969年の録音。
PTC 5186 097
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
モーツァルト:行進曲ニ長調K.249/セレナード第7番ニ長調K.250《ハフナー》 ゴルダン・ニコリッチ(ヴァイオリン&指揮)、
オランダ室内管弦楽団
イギリスの名門ロンドン響を牽引する現役のコンサートマスターであり、オランダ室内楽団の音楽監督を兼務するなどエネルギッシュな活動を繰り広げているゴルダン・ニコリッチ。ブリテン、バルトーク、ハルトマンの作品集(PTC 5186 056)、ハイドンの作品集(PTC 5186 300)やユリア・フィッシャーとの共演(PTC 5186 098)、マーティン・ヘルムヘンとの共演(PTC 5186 305)など、ペンタートーンにおける重要な役割を担ってきたニコリッチの新作は、自らがソリストを務める「ハフナー」をメインとしてモーツァルト・アルバム。オランダ室内楽団を見事に統率しながらハフナーではカントロフによるカデンツァを弾きこなすなど、ニコリッチが縦横無尽の活躍を魅せる!
PTC 5186 153
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27/
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
エド・デ・ワールト(指揮)、
ロッテルダム・フィル
オランダの名匠エド・デ・ワールトがロッテルダム・フィルの音楽監督を務めていた時代に録音を行ったラフマニノフがペンタトーンからSACD Hybridで復刻。ラフマニノフはデ・ワールトの十八番なだけに、ロッテルダム・フィルとの録音に対する評価は依然として高い。1976年4月の録音。
PTC 5186 341
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
ショパン:
 ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11/同第2番へ短調Op.21
サ・チェン(ピアノ)、
ローレンス・フォスター(指揮)、
グルベンキアン管弦楽団
ユンディ・リ、ラン・ランと並び現在の中国ピアノ界における『トップ3』の1人と称される可憐なる新星サ・チェンが"ペンタトーン"に仲間入り!中国の河南省生まれのサ・チェンは、ユンディ・リの師匠としてもその名を知られる名教師ダン・ジャオイ(但 昭義)にピアノを師事。その後のサ・チェンの活躍は目覚しく、1996年のリーズ国際ピアノ・コンクールで第4位入賞、2000年の第14回ショパン国際ピアノコンクールで第4位入賞に加えポロネーズ賞受賞、そして2005年の第12回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールでは第3位に輝くなど、国際コンクールでの実績も抜群!また去る8月には、韓国の女流指揮者シヨン・ソンが指揮するロサンゼルス・フィルハーモニックとの共演でハリウッド・ボウルにデビューを果たし、今後のスケジュールではトゥガン・ソキエフ指揮のトゥールーズ・キャピトル国立管、エド・デ・ワールト指揮のミルウォーキー響との共演が予定されるなど、世界のトップ・ピアニストへの道を邁進し続けている大型アーティストである。サ・チェンの"ペンタートン"からのリリース第1弾は、音楽監督ローレンス・フォスターが率いるポルトガルのオーケストラ、グルベンキアン管とのコンビによるショパンの協奏曲集。ショパンのピアノ作品はサ・チェンが最も得意として弾き続けてきたレパートリーなだけに、あのユリア・フィッシャーを名実ともに世界一流のヴァイオリニストへと育て上げた実績を持つ"ペンタトーン"からのコンチェルト・アルバムに懸かる期待は非常に大きい。来る2009年7月には日本ツアーが予定されるなど話題必至!2008年7月、カルースト・グルベンキアン財団大講堂(リスボン)での録音。
PTC 5186 329
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
シューベルト:
 ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959/
 楽興の時D.780,Op.94
マーティン・ヘルムヘン(ピアノ)
ドイツ・ピアニズムの正統なる継承者。マーティン・ヘルムヘンのシューベルト!ペンタトーン・デビュー・アルバムとなったモーツァルト「ピアノ協奏曲第24番&第13番」(PTC 5186 305)では、ユリア・フィッシャーと並ぶレーベルの大黒柱として期待に違わぬ見事な演奏を聴かせてくれたドイツの若き天才ピアニスト、マーティン・ヘルムヘン。NHK交響楽団との共演、ソロ・リサイタル、デュオ・リサイタルなど来日公演の大成功によって日本での知名度を一気に押し上げたヘルムヘンのペンタトーン第2弾は、同レーベルからリリースされる最初のソロ・アルバムとなるシューベルトのピアノ・ソナタ第20番!ヘルムヘンのソロ・コンサートやユリア・フィッシャーとのデュオによるシューベルト(レコーディングの予定あり!)は聴衆から数多くの称賛の声が寄せられるなど絶大な支持を得ており、シューベルト最晩年の作品集でのさらなる凄演は間違いないだろう。ちなみにヘルムヘンはシューベルトのピアノ・ソナタ第20番を来日公演のリサイタルでも演奏しており、ファン要注目&待望のプログラムの登場となる!ヘルムヘンは2001年には難関として知られる「クララ・ハスキル・コンクール」で弱冠19歳という若さで歴戦の猛者たちを抑えてグランプリを獲得。2006年にはルツェルン音楽祭でゲルギエフ&ウィーン・フィルとシューマンで共演を果たすなど既に実績は十分。ドイツ・ピアニズムの系譜を継ぐ大型アーティストである。
PTC 5186 310
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
R・シュトラウス:交響詩集 ——
 交響詩《ドン・ファン》Op.20/
 交響詩《死と浄化》Op.24/
 交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》Op.28/
 歌劇《インテルメッツォ》Op.72より 炉端の夢想
マルク・アルブレヒト(指揮)、
ストラスブール・フィルハーモニック管弦楽団
古豪ストラスブール・フィル初登場! 音楽監督アルブレヒトとのR・シュトラウス!フランスとドイツの国境近くに位置するストラスブール。1855年にストラスブールを本拠地として創設され、ヨーロッパでも有数の歴史を持つフランスの古豪ストラスブール・フィルが音楽監督マルク・アルブレヒトとのコンビでペンタトーン初登場!R・シュトラウスの作品の演奏と解釈に定評のある1964年ドイツ生まれのマエストロ、マルク・アルブレヒトと、地理的な関係からフランスとドイツ両国の文化の影響を受けてきたストラスブール・フィルによるR・シュトラウスの交響詩集は、指揮者、オーケストラの特色を最大限に発揮することの出来る最適な選曲と言えるだろう!ペンタトーンのサラウンド・サウンドでさらに進化するマルク・アルブレヒト&ストラスブール・フィルの美しきサウンドも魅力的。R・シュトラウス特有の"交響詩"の世界が、期待の指揮者とフランスの古豪によって色濃く、劇的に描かれる。
PTC 5186 309
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
ブラームス:
 交響曲第4番ホ短調Op.98/
 ハンガリー舞曲第1番ト短調(ブラームス編)/
 同第3番ヘ長調(ブラームス編)/
 同第10番ヘ長調(ブラームス編)/
 同第17番嬰ヘ短調(ドヴォルザーク編)/
 同第18番ニ長調(ドヴォルザーク編)/
 同第19番ロ短調(ドヴォルザーク編)/
 同第20番ホ短調(ドヴォルザーク編)/
 同第21番ホ短調(ドヴォルザーク編)
マレク・ヤノフスキ(指揮)、
ピッツバーク交響楽団
巨匠ヤノフスキのブラームス・チクルス、ここに完結!「交響曲第1番」(PTC 5186 307)、「交響曲第2番&第3番」(PTC 5186 308)と続いたペンタートンの大型プロジェクト、ヤノフスキ&ピッツバーク交響楽団のブラームス・チクルスが今回の「交響曲第4番」でいよいよ完結!この9月からマンフレッド・ホーネックを新音楽監督に迎え新たなスタートを切ったピッツバーク響。2005年から続いたアンドルー・デイヴィス、ヤン=パスカル・トルトゥリエとのトロイカ体制の集大成という点でもヤノフスキのブラームス・チクルスが持つ価値は高い。これまでにリリースされたヤノフスキのブラームスは2タイトルとも大きな成功を収めており、交響曲第4番とハンガリー舞曲集を収めたチクルス完結盤での熱演に期待したい。2007年11月、ハインツ・ホール(ピッツバーク)でのライヴ録音。
PTC 5186 175
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ベートーヴェン:
 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調Op.59-1《ラズモフスキー第1番》/
 同第6番変ロ長調Op.18-6
イタリア四重奏団
〔パオロ・ボルチャーニ(ヴァイオリン)、
エリサ・ペグレッフィ(ヴァイオリン)、
ピエロ・ファルッリ(ヴィオラ)、
フランコ・ロッシ(チェロ)〕
SACD Hybridによる高音質の復刻盤として活発なリリースを続けるクァドラフォニック(RQR/4チャンネル録音)シリーズの最新作はイタリア四重奏団。イタリア四重奏団が1967年から1975年にかけて全集を完成させたベートーヴェンの中から第6番&第7番(ラズモフスキー第1番)の2曲がマルチチャンネルで新たに復活!
PTC 5186 322
(Normal-CD)
\1600→¥1490
モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550/
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
ハンス・フォンク(指揮)、
セントルイス交響楽団
今は亡きオランダの名匠ハンス・フォンクのセント・ルイス響時代に録音された遺産とも言うべきライヴ音源のリリースを行う「ハンス・フォンク・レガシー」の続編4タイトルがペンタトーンより登場!第1回目のリリースとなった4タイトル(PTC 5186 318〜321)は、オランダのグラミー賞との呼ばれる権威あるエディソン賞に選出されるなど母国オランダを含む世界各国で称賛の声を集めている。スラットキンの後任として1996年にセントルイス響の音楽監督に着任したハンス・フォンクは、数多くのレコーディングやコンサートを精力的にこなしていたが、度重なる病の影響で1996年から務めていたセント・ルイス交響楽団の音楽監督を2002年に辞任。その後、筋萎縮性側索硬化症との闘病の末、2004年8月29日に63歳で志半ばにしてこの世を去ってしまったハンス・フォンクだが、セントルイス響と歩んだ軌跡は、今回のリリースで計8タイトルとなる「ハンス・フォンク・レガシー」の中にしっかりと刻み込まれている。"ハンス・フォンク・レガシー"のリリース第5弾は、音楽史上に光り輝く神童と楽聖の永遠の名作。ハンス・フォンク&セントルイス響によるベートーヴェンは、既に交響曲第1番(PTC 5186 318)がリリースされメディア、リスナーから絶賛を博しただけにモーツァルト&ベートーヴェンの出来栄えも楽しみ。パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。
PTC 5186 323
(Normal-CD)
\1600→¥1490
マーラー:交響曲第4番ト長調 エスター・ハイデマン(ソプラノ)、
ハンス・フォンク(指揮)、
セントルイス交響楽団
"ハンス・フォンク・レガシー"のリリース第6弾。ハンス・フォンクはハーグ・レジデンティ管の首席指揮者時代など数々のオーケストラとの共演でマーラーの名演を生み出しており、マーラー指揮者として特に欧米を中心とした海外での評価はすこぶる高い。パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。
PTC 5186 324
(Normal-CD)
\1600→¥1490
フォーレ:組曲《ペレアスとメリザンド》Op.80/
シェーンベルク:交響詩《ペレアスとメリザンド》Op.5
ハンス・フォンク(指揮)、
セントルイス交響楽団
ハンス・フォンク・レガシー"のリリース第7弾はフォーレとシェーンベルクの「ペレアスとメリザンド」のカップリングというユニークなプログラム。ハンス・フォンクのレパートリーの広さ、セントルイス響を完全に掌握していた手腕の証しである。パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。
PTC 5186 325
(Normal-CD)
\1600→¥1490
チャイコフスキー:
 幻想序曲《ロメオとジュリエット》/
 交響曲第4番へ短調Op.36
ハンス・フォンク(指揮)、
セントルイス交響楽団
8枚目のリリースで初登場となるロシアン・レパートリーはチャイコフスキー!ハンス・フォンクはドレスデン時代でもチャイコフスキーを積極的に取り上げており、アメリカのオーケストラとのコンビによるチャイコフスキー、しかも交響曲第4番という選曲には大きく期待させられる。パウエル・シンフォニー・ホールでのライヴ録音。

PHONO SUECIA

PSCD 174
\2500
ブリッタ・ビューストレム(1977−):
 管弦楽のための《説得》/
 打楽器と管弦楽のための《木のぼり男爵》/
 管弦楽のための《告別変奏曲》/
 弦楽オーケストラのための《緋色の研究》/
 管弦楽のための《夕べ》/
 オペラ《もし手荷物をなくしたら》より アリア
竹原美歌(打楽器)、
アイネタ・アイケンホルス(ソプラノ)、
ハンヌ・コイヴラ(指揮)、
ヴェステロース・シンフォニエッタ
ストックホルムの王立音楽大学出身の若手女流作曲家、ブリッタ・ビューストレムの管弦楽作品集。ビューストレムは特に管弦楽作品が高く評価されており、ここに収録された作品には持ち味である緻密な作曲法が存分に発揮されている。「木のぼり男爵」には現在ヨーロッパを活躍の拠点としている日本人打楽器奏者、竹原美歌がソリストとして招かれている。

RAUMKLANG 1CD¥2500

RK 2703 ハンブルクの胡椒袋の音楽 ——
 テレマン:序曲《オンファール》ホ短調、《オンファール》からのアリア/
 ヘンデル:シンフォニア 変ロ長調、協奏曲変ロ長調/
 カイザー:組曲《ヘラクレスとエベ》
イェリー・サー(ソプラノ)、
ハンブルク・エルビポリス・バロック・オーケストラ
「胡椒袋」とは、17世紀にかけて隆盛を誇ったヨーロッパの都市同盟「ハンザ同盟」で芸術家たちに経済援助を行った貿易商を指す1つの呼び名のこと。ソウルに生まれバロックの分野で頭角を現している韓国のソプラノ歌手イェリー・サーとハンブルクを拠点とするエルビポリス・バロック・オーケストラが、当時のハンブルクで活躍したテレマン、ハイドン、カイザーの作品を録音。ハンザ都市ハンブルクに響いた音楽が溌剌とした演奏で再現される。
RK 2705(2CD) エレメント〜トリゴナーレ古楽音楽祭2007 ——
 ラ・フェニーチェ〜カッツァーティ:
  Factum est praelium magnum in coelis、
 ファルコニエリ:Battalla de Barabaso, Yerno de Satanas、
 ロニョーニ:星に対して彼は打ち明けた、
 メールラ:シャコンヌ/
 アンサンブル・ユニコーン〜作曲者不詳:
  Qui d’amours veult avoir、Pour haut et liement chanter、
  Pour haut et liement chanter、Je la remire la belle/
 ヒリアード・アンサンブル〜マショー:
  Puisque la douce rousee、Fins cuers doulz、Noster cetus、
  Felix virgo、Romeo and Juliet/
 ハーモニー・オヴ・ネーションズ・バロック・オーケストラ〜
 テレマン:序曲《昔と今の諸国民》ト長調/
 コンチェルティーノ・アマリッリ〜
  マンシーニ:
   Quanto dolce e quell'ardore、
  プラッティ:オーボエとファゴットのためのソナタ/
 イル・ジャルディーノ・アルモニコ〜
  W・F・バッハ:シンフォニア ヘ長調、
  モーツァルト:ディヴェルティメント ヘ長調K.138/
 クリスティーネ・ショルンスハイム〜
  ハイドン:ソナタ ハ短調Hob.ⅩⅥ-32
ラ・フェニーチェ、アンサンブル・ユニコーン、
ヒリアード・アンサンブル、
ハーモニー・オヴ・ネーションズ・バロック・オーケストラ、
コンチェルティーノ・アマリッリ、
イル・ジャルディーノ・アルモニコ、
クリスティーネ・ショルンスハイム
世界的な名声を誇る音楽家たちの出演で大きな注目を集めている「トリゴナーレ古楽音楽祭」。2003年からオーストリアのケルンテンを舞台としてスタートしたこの古楽音楽祭の2007年のハイライトを収録したライヴ盤がドイツのレーベル、ラウムクラングから登場!ヒリアード・アンサンブル、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、クリスティーネ・ショルンスハイムなど古楽界のスターたちによるライヴ・パフォーマンスはファン必聴。2007年7月の録音。

RAUMKLANG edition apollon

RK ap 10107
\2500
フレンチ・アルバム ——
 プーランク:アッシジの聖フランシスコの4つの小さな祈り/
 ロッシーニ:ほどほどの葬送歌、祈り/
 ミヨー:詩篇121番Op.72/
 プーランク:パドヴァの聖アントニオのラウダ/
 クラ:モンターニュの踊り/
 サン=サーンス:冬のセレナード/
 プーランク:美しい人がいるなら、カタコト木靴の踊り、酒飲み歌/
 サン=サーンス:サルタレッロ
アンサンブル・アマコード
〔ヴォルフラム・ラットケ(テノール)、
マルティン・ラットケ(テノール)、
ディートリヒ・バルト(テノール)、
フランク・オツィメク(バリトン)、
ダニエル・クナウフト(バス)、
ホルガー・クラウゼ(バス)〕
ドイツの精鋭アンサンブル・アマコードの最新盤はフレンチ・アルバム!J・S・バッハがカントール(音楽監督)を務めた由緒あるドイツのライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団の元メンバーたちによって1992年秋に結成されたア・カペラ・グループ、アンサンブル・アマコード。アンサンブル・アマコードはドイツのフランクフルター・ルンドシャウ紙で「アマコードはヒリヤード・アンサンブルに対するドイツの答えだ。」と激賞されるなど、声楽界に登場した新たなワールドクラスのア・カペラ・グループとして各方面から絶大な評価を博している。来る11月に待望の初来日が予定されているアンサンブル・アマコードの最新盤は、プーランク、ロッシーニ、サン=サーンス、ミヨー、そしてジャン・クラの作品を収録したフランスの合唱作品集。プーランクの「アッシジの聖フランシスコの4つの小さな祈り」など日本でも馴染みの深いフランスの名作で響くハーモニーと非凡な表現力は、間違いなく世界屈指。ドイツの精鋭6人の歌声が1つとなることによって生まれるアンサンブル・アマコードの極上のハーモニーが「ア・カペラ」の素晴ら しさと楽しさ、そして深い感動をもたらしてくれる。
〜来日公演情報〜
11月26日(水) 神奈川 栄区民文化センターリリスホール
11月27日(木) 東京  日本大学カザルスホール
11月29日(土) 東京  武蔵野市民文化会館小ホール
※当盤に収録されているサン=サーンスのサルタレッロは 来日公演予定曲目です!

SIGNUM 1CD¥2400

SIGCD 135
\2400→¥2190
ショスタコーヴィチ:
 祝典序曲Op.96/
 交響曲第5番ニ短調Op.47《革命》
アシュケナージ(指揮)、
フィルハーモニア管
首席指揮者ドホナーニのブラームス(SIGCD 132)、首席客演指揮者マッケラスのシューベルト(SIGCD 133)という演奏、話題性とも抜群の2タイトルで華々しいスタートを切ったシグナム・クラシックスのフィルハーモニア管弦楽団シリーズ。ドホナーニ&マッケラスの話題が覚めやらぬうちに早くも登場するシリーズ第3弾は、桂冠指揮者ウラディーミル・アシュケナージの"革命"!現代屈指のピアニストとしての名声は言うに及ばず、ロイヤル・フィル、ベルリン・ドイツ響、チェコ・フィルの首席指揮者や音楽監督を歴任したアシュケナージは2004年にNHK交響楽団の音楽監督に就任。2007年のN響音楽監督退任後はシドニー響の首席指揮者に転身するなど、アシュケナージの"指揮者"としての活躍はますます活発となり円熟の域に達している。イギリスの名門フィルハーモニア管では桂冠指揮者としてドホナーニやマッケラスと並び重責を担うアシュケナージ。今回シグナム・クラシックスからリリースとなる音源は2001年にサントリー・ホールで収録されたショスタコーヴィチの祝典序曲&革命!鬼気迫る壮絶な"革命"がショスタコーヴィチを十八番とするアシュケナージのタクトとフィルハーモニア管によって繰り広げられる。2001年7月27日、サントリー・ホールでのライヴ録音。
SIGCD 125 ザ・ディヴィジョン・リコーダー ——
 第1部〜
  リーディングのグラウンド、セント・ポールの塔、
  ファロネルのグラウンド、王様のサイモンじいさん、
  トレッツのグラウンド、グリーンスリーヴス、
  ジョニーのビーヴァー帽、グラウンド上のディヴィジョン、
  エックルス氏のグラウンド、フィンガー氏のグラウンド、
  バニスター氏のグラウンド/第2部〜フィンガー氏のグラウンド、
  ソロモン・エックルス氏のグラウンド、グラウンド上のディヴィジョン、
  ソロモン・エックルス氏のグラウンド、
  グラウンド上のディヴィジョン、イタリアのグラウンド
エマ・マーフィー(リコーダー)、
デイヴィッド・ミラー(テオルボ&バロック・ギター)、
ウィリアム・ライオンズ(ダルシアン&リコーダー)、
リチャード・キャンベル(ガンバ&バロック・ギター)、
スティーヴン・デヴァイン(チェンバロ)、
エミリア・ベンジャミン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
「ザ・ディヴィジョン・リコーダー」とは、17世紀から18世紀にかけて流行したリコーダーの愛奏家たちのためにロンドンの出版社から1706年に出版されたトレブル(アルト)・リコーダーのための作品集。ヴィオラ・ダ・ガンバやギターが奏でるグラウンドの上で、ガブリエリ・コンソートやキングズ・コンソート、エクス・カシードラなどで活躍するイギリスの女流奏者エマ・マーフィーのリコーダーが次々と変奏を繰り広げ華麗に舞う。
SIGCD 129
\2400→¥2190
エクスプレシア〜アルメニア音楽の変容 ——
 コミタス・ヴァルダペット(1869−1935):
  Krunk、Kujn Ara Yev Gna-Gna/
 サヤト・ノヴァ(1712−1795):
  Khani Vur Jan Im、Inch Khonim Hekimn/
 シリン(1827−1857):ダンス/
 アルチュニアン(ババジャニアン編):アルメニア狂詩曲/
 カレン・アナニヤン(1976−):フォーク・リフレクションズ/
 ハチャトゥリアン:アダージョ、バラの少女達の踊り、子守歌、剣の舞
カデンス・アンサンブル
カデンス・アンサンブルは、リーズ、ヴァン・クライバーン、ダブリンなどの国際コンクールでの入賞実績を持つピアニスト、アルメン・ババハニアンの呼びかけで2004年に結成されたピアノ、ギター、ヴァイオリン、コントラバス、アコーディオン&バンドネオンによる五重奏団。ヴァルダペットやアルチュニアン、ハチャトゥリアンなどアルメニアの音楽史に名を残す偉大な音楽家たちの民族色豊かな作品を、ジャンルの垣根を取り払ったカデンス・アンサンブルが情熱的な演奏で楽しませてくれる!
SIGCD 130 ラングレー:テ・デウム/
グリニー:Recit de tierce en taille/
ハキム:前奏曲《Sakskobing》(世界初録音)/
フランク:コラール イ短調/
ボエルマン:ノートルダムへの祈り/
ハキム:グレナルモンド組曲
ナジ・ハキム(オルガン)
1985年から1993年にかけてパリのサクレクール寺院のオルガニストを務めたレバノンの首都ベイルートで生まれのオルガニスト、ナジ・ハキム。2007年にスコットランドのグレナルモンド・カレッジのチャペルに新しく設置されたハリソン&ハリソン社製の26ストップのグランド・オルガンをハキムが弾いたライヴ録音。ハキム自作の2作品は世界初録音。
SIGCD 132
(2CD/1枚分価格)
\2400→¥2190
ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73/第4番ホ短調Op.98 クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)、
フィルハーモニア管
記念すべきシリーズ第1弾。首席指揮者ドホナーニのブラームス!!フィルハーモニア管弦楽団とシグナム・クラシックスが結んだ新たなパートナーシップにより、フィルハーモニア管弦楽団が保有する秘蔵音源をリリースする超特大スケールのシリーズがスタート!シリーズの門出となる記念すべきリリース第1弾は、現首席指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニのタクトによるブラームスの2番&4番という期待度満点の重量級プラグラム!1994年にフィルハーモニア管の首席客演指揮者として迎えられたドホナーニは1997年に首席指揮者に就任。マゼールの後任として2002年まで音楽監督を務めたアメリカの5大メジャーの1つクリーヴランド管での実績は言うに及ばず、海を渡ったイギリスのメジャー・オーケストラの1つであるフィルハーモニア管の歴史にも首席指揮者として大きな足跡を刻んでいる。ドホナーニは来る9月に首席指揮者のポストをエサ=ペッカ・サロネンに譲り桂冠指揮者に就任することが決定しているため、今回リリースされるブラームスは11年間にわたって務めた『フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者』としての有終の美を飾るものとなる。ちなみにドホナーニはクリーヴランド管時代にブラームスの交響曲全集を収録しているが録音の数は決して多くないだけに、フィルハーモニア管とのコンビによる音源のリリースはファン必携の逸品となることは間違いない。2007年6月28日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(第2番)&2007年2月4日、クィーン・エリザベス・ホール(第4番)でのライヴ録音。
SIGCD 133
\2400→¥2190
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944《ザ・グレイト》 チャールズ・マッケラス(指揮)、
フィルハーモニア管
シリーズ第1弾として「ドホナーニの指揮によるブラームス(SIGCD 132)」と同時にリリースとなるもう1つのタイトルは、フィルハーモニア管の首席客演指揮者として数々の名演を生み出してきた巨匠チャールズ・マッケラスのシューベルト!1925年生まれのマッケラス。最近ではリン(Linn)から「モーツァルト:後期交響曲集」(CKD 308)、ハイペリオン(Hyperion)からは「ベートーヴェン:交響曲全集」(CDS 44301/5)を発表し大絶賛を博すなど、円熟の極みとも言えるその芸術性は80歳を超えてもなお進化を続けている。マッケラスとフィルハーモニア管の良好な関係から生まれる超一級のサウンドは、ハイペリオンからリリースされている「ベートーヴェンの交響曲全集」の中の「交響曲第9番《合唱付き》」で実証済。ベートーヴェン、モーツァルトに続く形でCDとしてリリースされるマッケラスのシューベルト。巨匠の至芸に期待したい!2006年6月10日、クィーン・エリザベス・ホールでのライヴ録音。

SOLO MUSICA

SM 119
\2500
劇的な歌 ——
 ヴァスクス:ピアノ四重奏曲/
 ブラームス:ピアノ四重奏曲ハ短調Op.60
アンサンブル・ラロ
〔ダイアナ・ケトラー(ピアノ)、
アレクサンドル・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)、
ラズヴァン・ポポヴィッチ(ヴィオラ)、
ベルンハルト・直樹・へーデンボルク(チェロ)〕
去る2008年7月15日から19日にかけて神戸国際芸術祭への出演のために来日していた「アンサンブル・ラロ」は、ロンドンの王立音楽で教授の任にある女流ピアニスト、ダイアナ・ケトラーや、ロンドン・フィルとの共演を果たしたアレクサンドル・シトコヴェツキーなどこれからの音楽シーンを担うであろう4人のアーティストたちによって結成されたピアノ四重奏団。アンサンブル・ラロの名前はシューマンの「ダヴィッド同盟」に登場するラロ博士をその名の由来としており、ヨーロッパの伝統と革新的なプログラムの融合をテーマとするアンサンブルの方向性と見事にリンクする。ヴァスクスとブラームスの対比という独創的なプログラミングはアンサンブル・ラロ、そしてソロ・ムジカならではのクォリティと言える。

STERLING

CD 1076-2
\2500→¥2290
ヘルメル・アレクサンデション(1886−1927):
 序曲ハ短調/交響曲第2番ト短調
パウル・マギ(指揮)、
ウプサラ室内管弦楽団
"スウェーデンのチャイコフスキー" アレクサンデションの管弦楽作品。"スウェーデンのチャイコフスキー"と称されながらも、その作品や存在自体が忘れ去られてきたスウェーデンの知られざる後期ロマン派の作曲家ヘルメル・アレクサンデション。41年という決して長くはない生涯を送ったアレクサンデションだったが、自作のオリンピック・マーチが1912年ストックホルム五輪の公式マーチに採用されるなど作曲家として、またスウェーデンの有名なローダ・クヴァーン(Roda Kvarn)劇場のシネマ・オーケストラの演奏者としてスウェーデンの音楽史に確かな足跡を残している。第3楽章のピチカートがまさにチャイコフスキーの交響曲第4番を彷彿とさせる「交響曲第2番」、トランペットが奏でる印象的なメロディーや、グレインジャーやドヴォルザークの作品を連想させる「序曲ハ短調」の2作品はいずれも世界初録音。知られざるスウェーデンの後期ロマン派の知られざる音楽が現代に復活する。2006年1月10日〜12日、ウプサラ大学でのライヴ録音。

SYRIUS

SYR 141416
(2CD)
\5000
クープラン:教区のためのミサ曲/修道院のためのミサ曲 ピエール・バルドン(オルガン)、
アンサンブル・ヴォクス・カントリス
クープランが1685年から1723年にかけてオルガニストを務めたパリのサン・ジェルヴェ教会のために作曲され、1690年に出版されたクープランの珍しいオルガン・ミサ曲2作品を収録。フランスのベテラン・オルガニスト、ピエール・バルドンが演奏しているのは、マグダラのマリアの聖遺物が眠るとされるサン・マキシマン大聖堂の壮大な歴史的オルガン。オルガンから響くクープランの音楽はまるで神々しい光のよう。

TIMPANI

1C 1135
\2500→¥2290
フィリップ・ゴーベール(1879−1941):
 交響曲(世界初録音)/
 海の歌/協奏曲(世界初録音)
マルク・スーストロ(指揮)、
ルクセンブルク・フィル
絶好調ティンパニ(Timpani)が2008年後半最大の目玉として強力にプッシュする注目の最新作は、両大戦下のフランスで同国を代表するフルート奏者、指揮者、そして作曲者として活躍したフィリップ・ゴーベールの管弦楽作品集!3曲のフルート・ソナタを含むフルートのための名作、通称"タファネル・ゴーベール"と呼ばれる世界的に有名なフルート奏者のためのエチュード、モイーズを育て自身はパリ音楽院管の首席奏者を務めるなどフランス・フルート界の巨匠として君臨したゴーベール。指揮者としても高名だったゴーベールは他の作曲家の作品の録音は比較的数多く行ったものの、自身の管弦楽作品の録音についてはSPレコード時代を含めても極僅かな数だっただけに、今回のリリースはその作品、しかも大作「交響曲」の全容を知ることを可能にした快挙と言っても過言ではないだろう。オリエンタルな情景が浮かぶ「海の歌」、管楽器の巧みな使い方が実に見事な「協奏曲」、そして印象派の作曲家たちに通じる作風を感じさせる「交響曲」(第4楽章冒頭で鳴り響くホルンとトランペットは絶品!)は、どれも20世紀フランスの知られざる傑作である。"クセナキス"のシリーズなどでお馴染みの高性能オーケストラ、ルクセンブルク・フィルを振るのはマルク・スーストロ。堅実なタクト捌きによってオーケストラをコントロールするスーストロと、それに答えるルクセンブルク・フィルがゴーベールの管弦楽作品をじっくりと聴かせてくれる。大注目!
1C 1151
\2500→¥2290
ジャン・クラ(1879−1932):室内楽作品集
 チェロ・ソナタ(世界初録音)/
 ヴァイオリン、チェロとピアノのための《三重奏曲》/
 チェロとピアノのための《ラルゴ》(世界初録音)
フィリップ・コッホ(ヴァイオリン)、
アレクサンドル・フラムチン(チェロ)、
アラン・ジャコン(ピアノ)
"クセナキス"、"ロパルツ"、"ダンディ"、"ピエルネ"など数々のブームを巻き起こしてきたフランスのレーベル、ティンパニ(Timpani)。前出の作曲家たちに続くブームの到来を予感させるドビュッシーやラヴェルと同世代のフランス人作曲家、ジャン・クラのシリーズから新たに室内楽作品集が登場!海軍少将としての軍人の姿が本業でありながらも独学で作曲を学び、デュパルクとの出会いによってフランス印象派の作風を身に付けるなど音楽に大きな情熱を注ぎ続けたジャン・クラ。若かりし頃のクラの作品を集めたこの室内楽作品集ではどことなくシューマンやブラームスの面影を感じさせる「チェロ・ソナタ」など、後年のクラの作品とはまた違う側面を知ることができる。"クセナキス"のシリーズでお馴染みのスーパー・オーケストラ、ルクセンブルク・フィルのコンサートマスターとして活躍するコッホ、首席チェロ奏者のフラムチン、ティンパニでもお馴染みの近現代フランス室内楽作品の名手ジャコンなどアーティスト陣も万全。

VMS

VMS 641
\2100→¥1890
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番K.595
        交響曲第41番K.551《ジュピター》
アンドレアス・フレーリッヒ(ピアノ)、
オティス・クレバー(指揮)、
ドイツ・ニーダーランド室内フィルハーモニー
1998年にオランダ交響楽団のソロ・ファゴット奏者としてプロのキャリアをスタートさせ、ウラディミール・ポンキンに指揮法を師事し指揮者へと転身した1970年生まれのマエストロ・クレバーが2004年から音楽監督として率いるニーダーランド室内フィルとのモーツァルト。モーツァルトの最後の交響曲と協奏曲のカップリングは、2007年5月オスナブリュックでのライヴ録音。ソリストのフレーリッヒもシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン音楽祭などで活躍する実力者である。
VMS 606
\2100
北欧のオルガン作品集Vol.1 ——
 フェルディナンド・ゼルベル(1689−1765):
  前奏曲ホ短調、同ニ短調/
 シベリウス:イントラーダ ホ長調、葬送音楽/
 ダーヴィド・ヴィカンデル(1884−1955):パッサカリア/
 アルマス・マーサロ(1865−1960):牧歌風夜想曲/
 タネリ・クーシスト(1905−1988):牧歌Op.18-2/
 ヤルモ・パルヴィアイネン(1928−):パルティータ/
 マウリ・ヴィータラ(1948−):トッカータ
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(オルガン)
デンマークのレーベル、ダナコード(Danacord)からリリースされているJ・S・バッハのオルガン作品集がヴァルヒャ以来の完成度とも評されたオルガニスト、ハンス・ヘルムート・ティルマンス。この第1集ではフィンランドのシベリウスやパルヴィアイネンを中心として他のローロッパ諸国の作品とは一味違った作風のオルガン作品が並ぶ。

ZAPPEL MUSICA

ZM 0011
\2500
ベース・インスティンクト〜イルージョニスタ ——
 ペーター・ヘルベルト:フィナーレ、オイディプス組曲、ミ/
 スクリ・スヴェリソン:サマー・スター・ウォーター/
 ペーター・ヘルベルト:ヴェルローレン/
 ゲルハルト・ムートシュピール:カブール/
 バルバラ・ブルックミュラー:イリュージョニスタ/
 ペーター・ヘルベルト:K4
ベース・インスティンクト
〔ゲルハルト・ムートシュピール(コントラバス)、
ジナ・シュヴァルツ(コントラバス)、
ヘルベルト・マイヤー(コントラバス)、
ペーター・ヘルベルト(コントラバス)、
ティモシー・デュニン(コントラバス)、
エルンスト・ヴァイセンシュタイナー(コントラバス)〕
ウィーンを代表するコントラバス奏者たちによる驚異のアンサンブル!「ベース・インスティンクト」とは、ウィーン・フィルの首席奏者マイヤー、ウィーン響の首席奏者ヴァイセンシュタイナー、ウィーン・フォルクスオーパー管の首席奏者ムートシュピール、グラーツ響とウィーン・フィルのメンバーとして活躍したデュニン、2007年にオーストリアの権威あるハンス・コラー賞を受賞した期待の女流奏者シュヴァルツ、作曲、演奏など様々ジャンルをハイレベルでこなすオーストリア屈指のマルチプレーヤー、ヘルベルトといった6人のコントラバス奏者が名を連ねる驚異のコントラバス・アンサンブル。2007年6月に行ったニューヨーク公演で大成功を収めた「ベース・インスティンクト」は、アメリカの"Allaboutjazz.com"で2007年にニューヨークで演奏されたベスト・パフォーマンス100に選出されるなど、欧米に"低音"旋風を巻き起こしている。メンバーのペーター・ヘルベルトが書いたクロスオーヴァー作品を中心としたこの「イルージョニスタ」には、普段は縁の下の力持ちという印象の強い"低音"が持つ新たな可能性と魅力がギッシリ!"低音"の凄さ、面白さを伝えてくれる画期的なアルバムである。2007年1月29日〜31日&6月1日〜2日、ウィーンでの録音。


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