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第43号マイナー・レーベル新録音新譜(5)



AMBITUS

AMB 90621
\2400
<カヴァティーナ>
ベルンハルト・ウェイン・サンダース:
 リコーダーとオルガンのための作品集
  Three pieces for Alto
  Eclogue & Fugue in A-flat
  Sonata in f for Alto/Eclogue & Fugue in B
  Fantasie-Ricercar for Alto/Melodie for Alto
  Eclogue & Fugue in f-sharp/Suite for Recorder and Organ
  Bonus Track:?Rhapsody on Two Southern Harmonies” for Organ
レジーナ・サンダース(リコーダー) 
ベルンハルト・ウェイン・サンダース
1957年にアメリカのヴィスコンシン州に生まれ、後にドイツでオルガンと宗教音楽を学んだベルンハルト・ウェイン。彼はオルガニストとしても一流で、現在もヨーロッパ各地で活躍中。作曲家としては、出身地アメリカの伝統音楽の影響が色濃い作風が特長で、美しいメロディの中に、時にジャズの要素を盛り込んだりもして、聴き手を様々に楽しませてくれる。ここではリコーダーとオルガンの優美で荘厳なデュオをどうぞ。録音:2003&2007年

BAYER 1CD¥2300

BR 100319 フルートとピアノのためのオペラ・ファンタジー
 Giulio Briccialdi (1818-1881):
  Rigoletto ? Prima FantasiaOp.106
 Emanuele Krakamp (1813-1883):
  La Traviata ? FantasiaOp.248
 Francois Borne (1862-1929):
  “Fantaisie Brillante sur Carmen”
 Giovanni Paggi (1806-1887):
  “Rimembranze Napoletane”
 Julius Benedict (1804-1885):
  “Duo Brillant pour piano et flute sur Les     
エレナ・セッコーニ(fl)
ロベルタ・パルゴレッティ(Pf)
人間の、とりわけ思春期の声にもっとも近い音色を持つと言われるフルート。そんなフルートの魅力を可能性がたっぷり詰まった珠玉のオペラ・ファンタジーをどうぞ。様々なオペラの名場面を彩る美しいメロディが、フルートとピアノの巧みな名人芸によって、聴き手の心を深い感動に誘う。録音:2005年 <デジタル録音> 新録音
BR 100327 世界初録音の楽しい舞曲風パルティータ集
 ヤン・ヴァーツラフ・クネツェク Jan Vaclav Knezek (1745-1806):
  Three Partitas for two clarinets,
   two violas and double bass
 Partitas No.10/No.11/No.12
イタリアン=ボヘミアン・クラシカル・コンソート
チェコのプラハ出身のヤン・ヴァーツラフ・クネツェクは、自身もクラリネット奏者だった経験を活かして、この楽器の特性にあった曲を書いた最初期の作曲家のひとり。今回は、これが世界初録音となる3つのパルティータをお届けする。2本のクラリネット、2挺のヴィオラ&コントラバスという変わった編成だが、チェコ民謡の影響が強い、楽しい舞曲風の音楽を、古楽器のスペシャリストたちの輝かしい音色でお楽しみください。録音:2006年 <デジタル録音> 新録音
BR 100328
(SACD Hyrbid)
\2400
ショスタコーヴィチ:室内交響曲集
 室内交響曲ハ短調Op.110a
  (弦楽四重奏曲第8番よりバルシャイ編)
 同 変イ長調Op.118a
  (弦楽四重奏曲第10番よりバルシャイ編)
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団 
指揮:ルーベン・ガザリアン
ショスタコーヴィチ本人と親交があり、室内楽演奏や指揮者として、あるいは会話を通じてその音楽語法を知り尽くした巨匠ルドルフ・バルシャイ。彼がショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第8番&第10番を編曲した2つの室内交響曲をどうぞ。原曲はどちらの曲にも重く翳りのあるドラマが潜んでいるが、この編曲版にも、それが忠実に、しかもより多彩に描かれており、作曲者も大変気に入っていたと言われている。録音:2007年 <デジタル録音> 新録音
BR 100335 Classical Clarinet Rarities
 ロンベルク:クラリネットとピアノのためのソナタ
 ベートーヴェン:Solo della Signora Cassentini
  (バレエ《プロメテウスの創造物》Op.43より)
 シュポア:
  クラリネットとピアノのためのレチタティーヴォとアダージョ
 アチェルビ:クラリネットとピアノのためのソナタ
 シュタドラー :2つのクラリネットのためのデュオ第1番&第2番
 クロイツァー:2つのクラリネットとヴィオラのためのトリオ
ルイジ・マジストレッリ、
ラウラ・マジストレッリ、
ジーリ・クレイチー(Cl)
マルコ・ディ・ジャコモ(ヴィオラ)
グイド・トッシ(Ob)
クラウディオ・ブラッコ(Pf)
クラリネットの歴史の中でもっとも重要な時代が始まったのは、18世紀の後半からだった。このCDには、古典派からロマン派初期にかけて書かれた滅多に演奏されないクラリネット作品を精選して収めてある。これまでにほとんど録音されたことのない隠れた名曲の数々をたっぷりお楽しみください。録音:1995〜2003年 <デジタル録音>

ECM 1CD¥2400

476 6189
¥2190
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第6巻
 ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
 同 第28番イ長調Op.101
 同 第29番変ロ長調Op.106《ハンマークラヴィーア》
アンドラーシュ・シフ(Pf)
録音:2006年5月21日 チューリヒ・トーンハレ<ライヴ> 
476 6192
¥2190
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第7巻
 ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
 同 第31番変イ長調Op.110
 同 第32番ハ短調Op.111
アンドラーシュ・シフ(Pf)
作品の年代順に録音されているシフのベートーヴェン・チクルスが、最後の3つのソナタを収録したこの第7巻をもって遂に完結。録音直後の2006年11月にチューリッヒとミュンヘンで行われたリサイタルには、世界中のレヴューが、「アポロン的な調和」「大理石のような名演」などの大賛辞を贈っている。2005年に始まったこの全集の完成が、クラシック現代史のトップ・ニュースに位置付けられることは間違いありません。録音:2006年9月23日 Reitstadel i.d. Oberpfalz <デジタル録音> 
476 6767 アレクサンドル・クナイフェル:Blazhenstva
 ラメント (1967 rev. 1987/for cello solo)
 Blazhenstva(1996/for soloists,orchestra and choir)
イヴァン・モニゲッティ(Pf Vc Cod)
タチアナ・メレンティエワ(S)
ピョートル・ミグノフ(B)
レゲ・アルティス合唱団 
エルミタージュ美術館オーケストラ
指揮:サウリュス・ゾンデツキス
クナイフェルは旧ソ連反体制作曲家の大物のひとり。ケージやフェルドマンなどの影響から、ゆっくりで静かな長めの音楽を数多く残しています。当盤には、ソロ・チェロのために書かれた《ラメント》と、ソプラノ、バス、オーケストラ、合唱によって演奏される《Blazhenstva》を収録。祈りのような静かな調べに心を委ねて、癒しのひとときをお過ごしください。録音:2006年3月 聖キャサリン・ルセラン教会 <デジタル録音> 
476 6744 シューマン:ヴァイオリン・ソナタ全集
 ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105
 同 第2番ニ短調Op.121
 同 第3番イ短調WoO.27
キャロリン・ヴィドマン(Vn)
デネーシュ・ヴァーリョン(Pf)
今回がECMデビューとなる期待の若手デュオ。ドイツ出身のヴァイオリニスト、キャロリン・ヴィドマンと、ハンガリー出身のピアニスト、デネーシュ・ヴァーリョンによるシューマンのヴァイオリン・ソナタ全集をお届けします。2004年からコンビを組んでいる2人が、深い愛着と情熱を寄せているシューマンのヴァイオリン・ソナタ全3曲を、瑞々しい感性と息の合ったアンサンブルで紡ぎ出す注目の1枚です。録音:2007年8月25〜27日 オーディトリオ・RTSI・ルガーノ,スイス <デジタル録音>

KLEOS

KL 5149
\2300
パヴァロッティ国際の覇者が10周年に贈る珠玉のアリア集
「ヴェルディ・アンド・ヴェリスモ」
ヴェルディ:
 歌劇《ドン・カルロ》〜世の虚しさを知る神よ
 歌劇《海賊》〜あの人はまだ帰ってこない
 ボイト:歌劇《メフィストフェレ》〜いつかの夜
  他全14曲
ファビアナ・ブラーヴォ(S)
サンクトペテルブルク放送管弦楽団
指揮:チャールズ・ ローズクランス
ルチアーノ・パヴァロッティ国際声楽コンクールの覇者として、1996年に華々しいデビューを飾ったファビアナ・ブラーヴォの待望のアリア集。メトロポリタン、ニューヨークなど、アメリカの名だたるオペラハウスで活躍中の彼女が、デビュー10周年に満を持して発表した珠玉のアルバム。ヴェルディ、プッチーニ、ボイトなどの聴きなれた名作を、彼女は持ち前の輝かしい歌声で、みずみずしい感動を呼び起こしてくれる。録音:2006年9月 サンクトペテルブルク 

MD+G 1CD¥2300

303 15132
¥2090
ヴァスクス:
 ピアノ三重奏曲『エピソードと終わりなき歌』
 ピアノ四重奏曲 
アヴリル・レヴィタン(Va)
トリオ・パルナッスス
903 15136
(SACD Hyrbid)
\3700→¥3490
過去の埋もれた名作に光をあてて、私たちをいつも驚かせてくれるトリオ・パルナッスス。ヴァイオリンのユーは中国出身、ピアノのチョウは台湾生まれのカナダ育ち、ドイツ出身のグロースはシュトゥットガルト州立歌劇場のチェリストと顔ぶれも多彩なピアノ・トリオです。そんな彼らが今回挑むのは、ラトヴィアの作曲家ヴァスクス(1946−)。北欧風の緊張感に満ちた作風が特長の、現代を代表する作曲家のひとり。録音:2007年11月
341 15112 ブクステフーデ&J.S.バッハ:
 クリスマスのためのオルガン作品集
ブクステフーデ:トッカータBuxWV.155
同:コラール《いざ来ませ、異邦人の救い主よ》BuxWV.211
同:コラール《甘き喜びのうちに》BuxWV.197
同:コラール《キリストのともがらよ、こぞりて神を讃えまつれ》BuxWV. 202他
J.S.バッハ:来たれ、異教徒の救い主よBWV.599
同:コラール《神のひとり子なる主キリスト》BWV.698
同:イエス・キリストよ、賛美を受けたまえBWV.604他
ジークベルト・ランペ(Org)
オルガンを演奏するランペは、コープマンらに学んだドイツ出身の鍵盤楽器奏者。ここ20年ほどは、自ら創設した古楽アンサンブルの指揮者としても活躍中。現在進行中の「モーツァルト鍵盤作品全集」も好評な彼だが、「クリスマスのためのオルガン作品集」と銘打った当盤には、ブクステフーデとJ.S.バッハの楽しい作品が多数収められている。いつどこで聴いても楽しめるランペの演奏を、今年のクリスマスのお伴にぜひ。録音2007年5月
613 15102 ジョン・ケージ:トロンボーン&ピアノ
 2人の奏者ための音楽(1985)
 変奏曲 I (1958),/TWO5 (1991)
マイク・スヴォボダ(Tb)
シュテフェン・シュライエルマッヒャー(Pf)
現代音楽の最前線で、しかも演奏と創作の両面で活躍しているトロンボーン奏者のスヴォボダ。常に巧みな選曲と編曲で、トロンボーンの新しい可能性を次々と広げてきた。そんな彼が今回挑むのは、20世紀を代表する前衛作曲家のジョン・ケージが、トロンボーンとピアノのために書いた作品集。伴奏には、「ケージ/ピアノ作品全集」でも知られる大御所シュライエルマッヒャーを迎え、現代最高のケージ解釈を聴かせてくれる。録音:2007年6月
337 12102
¥2090
ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.10
 交響曲第3番変ホ長調Op.20《メーデー》
 交響曲第15番Op.141
ボン・ベートーヴェン管弦楽団 
ブルノ・チェコ・フィルハーモニック合唱団 
指揮:ローマン・コフマン
937 12106
(SACD Hyrbid)
\3700→¥3490
好評裡のうちに着々と進行している、コフマン&ボン・ベートーヴェン管の「ショスタコーヴィチ交響曲全集」。今回の第10弾には、合唱を伴う第3番&第15番が収められた。第3番《メーデー》は、1939年に書かれた単一楽章の作品。労働歌などの旋律を引用した祝祭的で親しみやすい曲想が特徴。そして彼の最後の交響曲になった第15番。1971年完成の本作には、哲学風で研ぎ澄まされた独特の透明感が漂っている。録音:<15番>2005年1月、<3番>2005年12月
309 4522
(2CD)
〔再プレス〕
¥4600→¥4190
ミューテル:協奏曲&室内楽作品集 ムジカ・アルタ・リパ
1994年に発表されて好評だった当盤の再プレス。結成から四半世紀、ドイツの老舗古楽アンサンブルのムジカ・アルタ・リパによるミューテルの協奏曲&室内楽作品集です。MDGレーベルに15年以上に渡って録音を続け、バッハやテレマンの作品集の評価も高い彼ら。ミューテルはC.P.E.バッハの友人で、J.S.バッハの最後の弟子でもあった人だが、当盤でも聴かれるように、穏やかで無駄なく引き締まった作風が特徴。録音:1988年5月、1992年12月

TELARC 1CD¥2300

CD 80715
\2300
安らぎを届ける俊英の第2章
「ディナースタイン/ベルリン・コンサート」
 J.S.バッハ:
  フランス組曲第5番ト長調BWV.816
 フィリップ・ラザー:
  バッハのコラールによる12の変奏曲(世界初録音)
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
 J.S.バッハ:
  ゴルトベルク変奏曲より第13変奏
シモーネ・ディナースタイン(Pf)
テラーク・デビュー盤となった《ゴルトベルク変奏曲》において、ガラス細工のように繊細な響きを聴かせてくれたディナースタイン。2005年のカーネーギーホール・デビューの成功から始まった彼女の第2章は、さらなる研鑽と成功が刻印された2007年のベルリン・コンサートのライヴ録音。学校、医療福祉施設、刑務所などでもコンサートを行い、多くの人々の心に安らぎを届けている彼女の魅力をたっぷりお楽しみください。録音:2007年11月22日 <ライブ>
CD 80697
(2CD)
\2300→¥2090
プッチーニ:歌劇《ボエーム》全4幕 アトランタ交響楽団&合唱団
指揮:ロバート・スパーノ
ノラ・アンセルム(S:ミミ) (S:ムゼッタ) 
マーカス・ハドック(T:ロドルフォ) 
ファビオ・マリア・カピタヌッチ(Br:マルチェルロ) 
クリストファー・シャルデンブランド(Br:ショナール) 
デニス・セドフ(B:コルリーネ)他
今年で7年目のシーズンを迎えたスパーノ&アトランタ響の名コンビ。レパートリーの拡大も著しい彼らが、2007−08年シーズンの幕開けを飾るレコーディングに選んだのは、プッチーニの名作オペラ《ボエーム》でした。今回スパノがこだわったのは、この若さに満ちあふれたオペラにふさわしい歌手たちのキャスティングと高音質。主要な歌手にはすべて若手を起用した、ライヴを超える臨場感たっぷりの演奏をお楽しみください。収録:2007年 アトランタ 
CD 80695 「イントロデューシング・シャノン・リー」
 スケルツォ・タランテラOp.16
 中国の太鼓Op.3
 レチタティーヴォとスケルツォOp.6
 美しき夕暮れ/愛の挨拶Op.12
 12の練習曲〜第3番ロ短調Op.8−10
 F.A.E.ソナタ〜スケルツォ/シャコンヌ
 貝がら/夜想曲第20番嬰ハ短調Op. Posth
 熊蜂の飛行/シューベルトの魔王による大奇想曲
 妖精の踊りOp.25
シャノン・リー(Vn)
パメラ・ミア・ポール(Pf)
カナダ出身の若手女流ヴァイオリニスト、シャノン・リーのテラーク・デビューとなるライヴ録音。ヴィエニャフスキ、クライスラー、バッツィーニなど19〜20世紀初頭の作曲家たちによる珠玉の小品(13曲)を収めた豪華ラインナップ。今年でまだ15歳というリーだが、当盤にはそんな彼女の瑞々しい感性と確かな技術によって描かれた名演の数々が収められている。あと伴奏のパメラ・ミア・ポールの妙技にも要注目。<ライヴ> <デジタル録音> 新録音
CD 80712 「サロネン、スタッキー
  &ルトスワフスキ:ピアノ作品集」
 スタッキー:4つのアルバム・リーヴズ
 ルトスワフスキ:ピアノ・ソナタ
 サロネン:Yta II /同:3つの前奏曲
 サロネン:二分法
 スタッキー:デイヴィッドのための3つの小変奏曲
グロリア・チェン(Pf)
近現代ピアノ作品のスペシャリストとして活躍し、各地の音楽祭やセッションにもひっぱりだこのグロリア・チェン。当盤ではなんと、スタッキー、サロネン、ルトスワフスキのピアノ作品を並べて弾くという野心的な試みに挑戦しています。「実際に聴こえる音がちがったとしても、私たち3人は似たようなセオリーを共有している」と語るスタッキー本人の言葉を実際に体感できる、注目のワールドプレミエ・アルバムの登場です。<デジタル録音> 新録音


NEW MID LINE 1CD\1500

CD 80128 モーツァルト:「レクイエム」 アトランタ交響楽団・合唱団
指揮:ロバート・ショウ
CD 80237 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第5巻
 ピアノソナタ第5番
 ピアノソナタ第6番
 ピアノソナタ第7番
 ピアノソナタ第12番
ジョン・オコーナー(Pf)
CD 80231 「ファンタジック・ジャーニー」 シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル
CD 80396 レスピーギ:
 交響詩《ローマの松》
 交響詩《ローマの泉》
 第12旋法によるモタモルフォーゼ
シンシナティ交響楽団
指揮:ヘスス・ロペス・コボス
1999年5月
CD 80206 ドヴォルザーク:
 交響曲第8番ト長調 op.88
ロスアンジェルス ・ フィルハーモニー 管弦楽 団
指揮:アンドレ・プレヴィン
1989年4月
CD 80342 「ザ・グレイト・ファンタジー・アドヴェンチャー」 シンシナティ・ポップス・オーケストラ 
指揮:エリック・カンゼル
CD 80578 ベルリオーズ:
 幻想交響曲 Op.14
 交響曲「ロメオとジュリエット」〜愛の場面
シンシナティ交響楽団
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
2000年10月
CD 80443 動物の謝肉祭〜クラシカル・ZOO
 ロッシーニ:歌劇《どろぼうかささぎ》〜序曲(
 レスピーギ:組曲《鳥》
 シベリウス:トゥオネラの白鳥
 サン=サーンス:組曲《動物の謝肉祭》
アトランタ交響楽団
指揮:ヨエル・レヴィ
1983年5月〜1993年5月
CD 80162 「ザ・サウンド・オブ・ミュージック」 フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル
CD 80224 ビゼー:
 交響曲第1番
 「カルメン」組曲第2番
 「アルルの女」組曲第2盤
シンシナティ交響楽団
指揮:ヘスス・ロペス・コボス
CD 80340 シューベルト:男声合唱曲集 チェンバー・シンガース
指揮:ロバート・ショウ
CD 80467 「アクロス・ユア・ドリーム」
 〜フレデリカ・フォン・シュターデ・シングス・ブルーベック
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)

NAXOS 1CD¥1100

NYCC 27251/4
(4CD)
\3400→¥2990
アイスランド響来日記念国内限定スペシャルBOX!
「シベリウス:交響曲集」[国内盤仕様]
 DISC1: 交響曲第1番/第3番
 DISC2: 交響詩「タピオラ」/交響曲第2番
 DISC3: 交響曲第4番/5番
 DISC4: 交響曲第6番/第7番/フィンランディア
  (録音:1996-2000年、レイキャヴィーク)
ペトリ・サカリ
アイスランド交響楽団
2008年10月、アイスランド交響楽団が来日。指揮はフィンランドの俊英ペトリ・サカリ。ナクソスでは、今回の来日公演でも取り上げるシベリウスの交響曲集を、読みごたえ十分な日本語ブックレット付き、国内盤仕様でリリースします。活火山と氷河、この2つの相反する地形に覆われた島アイスランド。人口わずか30万人のこの島が有するアイスランド交響楽団は、その演奏もまた驚くほど熱くてクールです。指揮はフィンランドの俊英ペトリ・サカリ。丁寧に細部を磨きあげながらも決してリリシズムを失わない音楽作りが高く評価されている。この全集には、交響曲第1番から第7番、サカリが愛してやまない「タピオラ」、そして音詩「フィンランディア」も収録。シベリウスの魅力がぎっしり詰まっています。特製書き下ろしオリジナルブックレットを同梱。不織布包装でCD4枚を収めた国内盤仕様オビ付きのボックスに、津田忠亮氏による解説書を同梱。アイスランドの歴史や文化、音楽について詳しく言及した「氷島のバイブル」です。また、このスペシャルボックスのために津田氏が書き下ろしたシベリウスの作品別解説つき。
8.557527 シェーンベルク:
 1-7.ペレアスとメリザンド/8-11.期待
アニヤ・シリヤ(ソプラノ)…8-11/
フィルハーモニア管弦楽団/
ロバート・クラフト(指揮)
シェーンベルク(1874-1951)の初期の作品、交響詩「ペレアスとメリザンド」はしばしば、ドビュッシーの同名のオペラと比較される。しかしその音楽は恐ろしいまでに濃厚で色彩的。劇の進行と登場人物の心の動きを余すことなく伝ることに成功したシェーンベルクは、モノドラマ「期待」で更に主人公の心の闇に迫り、狂気に絡め取られる官能性までをも表現し尽くしたのです。
8.559271 アイヴズ:歌曲集 第3 集
 1.ゴモクムシ/2.彼はそこに!/3.彼の目/
 4.彼女のガウンは朱色の絹/5.彼は意気揚揚と/
 6.ストックブリッジのフーサトニック川/7.讃歌/
 8.信頼への讃歌/9.私はその調子を聞く/
 10.私はメイドを知っていて、愛していた/
 11.私は見知らぬ人々の間を旅行した/12.私は嘆かない/
 13.私は嘆かない(英語)/14.イルメナウ/15.不朽/
 16.四月の潮/17.秋に/18.フランダースの平原に/
 19.わが愛する人の瞳の中で/20.夏の平原に/21.裏通りで/
 22.朝に/23.呪文/24.インディアンたち/25.固有の/
 26.カレン/27.最後のリーダー/28.感じられる光/
 29.病気の鷲のように/30.リンカーン、偉大なる議員よ/
 31.はすの花/32.ハル・ダヤルの愛の歌/33.運と仕事
マイケル・カヴァリエリ(バリトン)/
ロバート・ガードナー(バリトン)/
タマラ・マムフォード(メゾソプラノ)/
エリック・トルーデル(ピアノ)/
ダグラス・ディクソン(ピアノ)・・・他
大好評を博しているアイヴズ(1874-1954)の歌曲集第3 弾です。例のごとくアルファベット順に置かれているため、彼の作風の多様性が一層強く浮かび上がる。自然への深い感謝の心、民族性、宗教色、現代的な響き、なんでもありの楽しい1 枚。これ1 枚でも楽しめますが、こうなったらやはり全部揃えて、通して聴きたいと思いませんか?
8.559344 ジェームスタウン・コンチェルト チェロと管弦楽のためのアメリカ音楽集
 1-5.W・ペリー(1930-):
  チェロと管弦楽のための「ジェームスタウン・コンチェルト」
  (ロンドン1606.ヴァージニア・カンパニー/川に沿った居留地/
  長き冬/ロンドンのポカホンタス/ジェームスタウン:長き歴史の)/
 6-7.W・シューマン(1910-1992):
  (朗読…シェークスピア作「オルフェウスと彼のリュート」/
  チェロと管弦楽のための幻想曲「オルフェウスの歌」)/
 8-10.トムソン(1896-1989):
  チェロと管弦楽のための協奏曲
  (平原の乗り手/南部の賛美歌による変奏曲/子どもたちの試合)
   1-5…世界初録音
イェフダ・ハナニ(チェロ)/
RTE ナショナル交響楽団(アイルランド)/
ウィリアム・エディンス(指揮)
現代アメリカにおけるチェロの作品の中でも、特に重要な3 つの作品をお楽しみいただきましょう。どの作品もいかにもアメリカらしく明快で楽観的な楽想を備え、チェロの扱いは見事なまでに雄弁で叙情的。親密な表情が愛おしいトムソンの協奏曲(ちょっとR・シュトラウスを思わせる)、幻想的なW・シューマン、そして世界初録音となるペリーの雄大で朗らかな作品と、どれもがため息をつくほどに見事なもの。
8.559355 ウォルデン:2 台のピアノのためのマクェット 他
 1-5.2 台のピアノのためのマクェット…世界初録音/
 6.ヴァイオリンとチェロのための「シ・マー」…世界初録音/
 7-11.ピアノのための5 つの直喩/
 12-15.ホルン、ヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲
シュペクトルム・コンチェルツ・ベルリン
<メンバー>ヤー=フェイ・チュアング(ピアノ)/
ロバート・レヴィン(ピアノ)/
ユリア=マリア・クレッツ(ヴァイオリン)/
イェンス・ペーター・マインツ(チェロ)/
ベルンハルト・クルーク(ホルン)/
フランク・S・ドッジ(創立者&芸術監督)
現代アメリカの作曲家らしく、このウォルデン(1932-)も様々な才能を有しています。作曲家、クラリネット奏者、指揮者、俳優、映画監督、そして教師、どれもが超一流というのですから何ともうらやましい話。とりわけ有名なのは全裸ミュージカル「Oh!Calcutta!」の音楽でしょう) ここに収録された作品は、すべてシリアスで重厚な趣きをたたえており、とりわけ「三重奏曲」は9.11 事件への怒りが描かれた悲痛な作品。
8.570360 ベリオ:ヴァイオリン協奏曲 第2.3.5 番
 1-3.ヴァイオリン協奏曲 第2 番 ロ短調 Op.32/
 4-6.ヴァイオリン協奏曲 第3 番 ホ短調 Op.44/
 7-9.ヴァイオリン協奏曲 第5 番 ニ長調 Op.55
フィリッペ・クィント(ヴァイオリン)/
スロヴァキア放送交響楽団/
カーク・トレヴァー(指揮)
若きヴァイオリニストの卵たちが、一度は演奏してみたいと願うのが、このベリオ(1802-1870)の協奏曲でしょう。技術的にも表現的にも心地良い困難さを必要とする演奏効果絶大なる作品。パガニーニの影響が大きい2 番と3 番、そしてユーモラスな曲調が魅力的な第5 番。若き俊英クィントの堂々たる模範的演奏で。
8.570398 ボッテシーニ:コントラバス協奏曲 他
 1.歌劇「エロとレアンドロ」前奏曲/
 2-4.コントラバス協奏曲 ハ短調
  (オリジナル版…弦楽合奏とコントラバス)/
 5.歌劇「夜の悪魔」シンフォニア/
 6-8.2 台のコントラバスとオーケストラのためのパッショーニ・アモローソ/
 9.ニ調のエレジー/10.歌劇「アリババ」序曲/
 11.チェロ、コントラバスと管弦楽のための
  「ベルリーニの清教徒からのテーマによる二重協奏曲
   ASV CDDCA907 より移行盤
トーマス・マーティン(コントラバス)…2-4.6-9.11/
モリー・ウェルシュ(チェロ)…11/
ロンドン交響楽団/
フランコ・ペトラッキ(コントラバス)…6-8&(指揮)…1-5.9-11/
マシュー・ギブソン(指揮)…6-8
コントラバスのパガニーニ、ボッテシーニ(1821-1889)の魅力を再発掘するシリーズです。このアルバムは、オペラにも堪能だった彼の歌心が満載された美しい曲ばかりが収録されている。3 つの歌劇(ぜひとも全曲が聴いてみたい)の序曲をはじめ、ベルリーニのテーマによる協奏曲など、「こんなに美しい曲があったなんて」と驚かされてしまいます。
8.570435
¥990
シュヴァルツ=シーリンク:管弦楽作品集
 1-2.弦楽オーケストラのための序奏とフーガ/
 3-5.交響曲 ハ長調/
 6-8.シンフォニア・ディアトニカ…世界初録音
シュターツカペレ・ワイマール/
ホセ・セレブリエール(指揮)
同時代の作曲家たちが、競って12 音音楽の可能性を探っていた時でも、ドイツの作曲家シュヴァルツ・シーリンク(1904-1985)は調性から目を背けることはなかった。例えば1948 年に作曲された「序奏とフーガ」での極めて古典的な表情は、聞き手に大いなる安心感をもたらすことでしょう。1963 年の作である「交響曲」もまた然り。大編成のオーケストラによる自由な響きは心地良い興奮をもたらしてくれるもの。
8.570452
¥990
カルウォヴィチ:交響詩集 第1 集
 1.スタヌスラフとアンナ・オシュヴィエチモヴィエ Op.12/
 2.リトアニア狂詩曲 Op.11/
 3.仮面舞踏会のエピソード Op.14
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団/
アントニ・ヴィト(指揮)
思いがけない事故に巻き込まれ、32 歳の若さでこの世を去ってしまったポーランドの作曲家カルウォヴィチ(1876-1909)。近年評価が高まりつつあり、この傑出した才能の片鱗に触れれば触れるほど、その無念さが伝わるようで胸が痛くなります。このアルバムには彼の早すぎる晩年を彩る6 つの交響詩の中から3 曲を収録。多彩で想像力豊かな、音によるファンタジーをお聴きください。
8.570459 グラウプナー:ハープシコードのためのパルティータ集
 1-8.パルティータ イ長調/9-14.パルティータ ハ短調/
 15.チャコーナ イ長調/16-21.パルティータ へ短調「冬」
芥川直子(ハープシコード)
バッハと同時代の作曲家、グラウプナー(1683-1760)はハープシコードの名手でした。彼は1723 年に(バッハをさしおいて)トーマス教会のカントル職に選任されたのだが、彼の主君が手放さなかったため、その職はバッハのものになったと言われています。作曲家としては11 の歌劇や100 曲を超えるシンフォニアなど多数の作品を書いたが、その多くは忘れ去られてしまった。とはいえ、ここで聴ける壮大なる作品、とりわけ派手なチャコーナは多くの鍵盤作品の中でも最も素晴らしいものの一つ。
8.570474 J・C・バッハ&J・C・F・バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲集
 1-3.J・C・F・バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲 イ長調 YC91…*/
 4-6.J・C・バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲 ニ長調 Op.13No.2 C63/
 7-9.J・C・バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲 変ロ長調 Op.13 No.4 C65/
 10-12.J・C・F・バッハ:鍵盤楽器のための協奏曲 変ホ長調 YC90…*
  *…以前はJ・C・バッハの作とされていた
ザ・ミュージック・コレクション
<メンバー>スーザン・アレクサンダー=マックス(フォルテピアノ&指揮)/
サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン)/
ニコレッテ・ムーネン(ヴァイオリン)/
トレヴァー・ジョーンズ(ヴィオラ)…1-3.10-12/
ジェニファー・ウォード・クラーク(チェロ)
大バッハの才能ある2 人の息子たち、五男ヨハン・クリストフ・フリードリヒ(1732-1795)と末子ヨハン・クリスティアン(1735-1782)の作品集。何と優美で上品、そして躍動的な作品群でしょう!このアルバムを聴けば誰もがそう感じるに違いない。どちらかと言うと、クリスティアンの方が高く評価される傾向があるようだが、この4 曲を聴く限り、作品に甲乙を付けることは不可能でしょう。
8.570511 D・スカルラッティ:鍵盤ソナタ全集 第10 集
 1.ソナタ ニ長調 K.29/L.461/P.85/
 2.ソナタ ニ短調 K.18/L.416/P.74/
 3.ソナタ ニ長調 K.23/L.411/P.79/
 4.ソナタ ニ短調K.41/P.37/
 5.ソナタ ニ長調 K.29/L.261/P.161/
 6.ソナタ ニ長調 K.45/L.265/P.230/
 7.ソナタ イ長調 K.74/L.94/P.35/
 8.ソナタ ホ短調 K.81/L.271/P.13/
 9.ソナタ ニ短調 K.90/L.106/P.9/
 10.ソナタ ハ長調 K.95/L.358/
 11.ソナタ ホ長調K.134/L.221/P.143/
 12.ソナタ ホ長調 K.136/L.377/P.113/
 13.ソナタ ロ短調 K.408/L.346/P.350/
 14.ソナタ ヘ短調K.555/L.477/P.559
コリーン・リー(ピアノ)
このアルバムで魅力的な演奏を聴かせてくれるのは、2005 年のショパン国際コンクール入賞者のコリーン・リー。非常に歯切れよく若々しい表現は、まるで清流を泳ぎ回る若鮎のよう。4 楽章形式のニ短調ソナタ(トラック9)での陰鬱でためらいがちな風情もたまりません。すみずみまで心のこもったスカルラッティ(1685-1757)で心に新風を送り込みましょう。
8.570543 ブゾーニ:ピアノ作品集 第4 集
 1-2.J・S・バッハ:前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532(ブゾーニ編)/
 3-8.悲歌集 K.249
  (危機のあとに/イタリア風/わが魂は汝に望みを託す/
   トゥーランドットの居間/夜のワルツ/夜曲)/
 9.子守歌-悲歌第7 番 K.252/
 10.J・S・バッハによる幻想曲 K.253/
 11.トッカータ K.287
ヴォルフ・ハーデン(ピアノ)
バッハ作品のトランスプリクションが知られるブゾーニ(1866-1924)だが、彼の本質はここに収録された「悲歌集」にあると言っても過言ではない。過去の作品をリライトすることで培った土壌に、敬愛するリストのエッセンスを加え、さらにオリジナリティを加算した作品群は、シェーンベルクに連なる先鋭さを有している。
8.570713
¥990
ブレトン:室内楽曲集
 1-4.ピアノ三重奏曲 ホ長調/
 5-8.4 つのスペイン風小品
LOM・ピアノ・トリオ
<メンバー>ホアン・オルペッラ(ヴァイオリン)/
ホセ・モール(チェロ)/
ダニエル・リゴリオ(ピアノ)
サラマンカ生まれのブレトン(1850-1923)は、現在では主にサルスエラの作曲家として知られている。なので、彼が室内楽を書いたということを知っている人はほとんどいないだろう。このアルバムにはそんなレアな作品が2 つ収録されています。一瞬、モーツァルトやベートーヴェンを思わせる典雅なピアノ・トリオ。対照的なスペイン情緒たっぷりの組曲。新たな発見をお約束する興味深い1 枚です。
8.570725 ユーフォニアムとオーケストラのための作品集
 1-3.ロッゲン(1948-):
  ユーフォニアムと弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調/
 4-6.モーツァルト(1756-1791):
  バスーン協奏曲 変ロ長調 k191
  (カデンツァ:D・ロッゲンとR・フレッシャー)
 7-9.ウェーバー(1786-1826):バスーン協奏曲 ヘ長調 Op.75/
 10.チャイコフスキー(1840-1893):
  アンダンテ・カンタービレ(R・フレッシャー編)/
 11-14.バリッサト(1936-2007):
  室内オーケストラとユーフォニアムのための狂詩曲
ローランド・フレッシャー(ユーフォニアム)/
ドミニク・ロッゲン(指揮)/
カペラ・イストロポリターナ
1843 年にワイマールで発明されたと言われる楽器、ユーフォニアム。ドイツやロシアの陸軍音楽隊では、しばしばバスーンのための作品をこの楽器で演奏するために編曲を行います。この録音はそのような編曲物から2つのオリジナル作品、そしてチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」や、モーツァルト、ウェーバーのバスーン協奏曲からの編曲などさまざまな変容をお楽しみいただける。
8.570785 レーガー:弦楽三重奏&ピアノ四重奏全集 第1 集
 1-4.弦楽三重奏曲 イ短調 Op.77b/
 5-8.ピアノ四重奏曲 ニ短調 Op.113
アペルト・ピアノ四重奏団
<メンバー>ゲルノット・ジュスムート(ヴァイオリン)…1-8/
シュテファン・フェーラント(ヴァイオリン)…1-4/
ハンス=ヤーコプ・エッシェンブルク(チェロ)…1-8/
フランク=インモ・ツィヒナー(ピアノ)…5-8/
フェリックス・シュヴァルツ(ヴィオラ)…5-8
レーガー(1837-1916)は、そのあまり長いとは言えない生涯に多くの室内楽作品を書きました。このアルバムには、1904 年に作曲された弦楽三重奏曲と、1910 年作のピアノ四重奏曲を収録した。簡潔で明瞭な味わいを持つ三重奏曲と、ブラームスの影響を受けた重厚で深い表現が魅力的な四重奏曲(とりわけ第2 楽章の常軌を逸したスケルツォは作曲家自身の自信作)をお楽しみください。
8.570796 リース:ピアノ・ソナタとソナチネ集 第1 集
 1-3.ソナタ へ短調 Op.11 No.2/
 4-6.ソナタ 変ホ長調 Op.11 No.1/
 7-8.ソナチネ イ短調 Op.45
スーザン・カガン(ピアノ)
ベートーヴェンの弟子であり親友としてもおなじみ、フェルディナント・リース(1784-1838)だが、彼の書いたこれらのピアノ曲は、シューベルトやその先のショパンを予見させる独創性に満ちた才気渙発な作品です。なかでも1811 年から12 年、彼がロシアへの演奏旅行中に書いた美しいソナチネは、内容がぎっしり詰まった名作と言えましょう。
8.570873 ピラティ: 管弦楽ための協奏曲 他
 1-3.オーケストラのための協奏曲 ハ長調/
 4-6.管弦楽のための3 つの小品/
 7-10.弦楽とピアノのための組曲/11.ゆりかごにて
トマス・ネメック(ピアノ)…1-3.7-10/
スロヴァキア放送交響楽団/
アドリアーノ(指揮)
1903 年にナポリで生まれたピラティ(1903-1938)は、シェルシやダッラピッコラ、ペトラッシ、リエーティらと同世代に属する作曲家です。レスピーギやカセッラ、トスカニーニとも親交があり、35 年の短い生涯を終えるまでに多数の作品を残しました。死後しばらく忘れられていましたが、最近再評価が進んでいます。作風はあくまでも穏やかで古典的。まるで映画音楽のように華やかな部分も持ち合わせている。MARCO POLO 8.225156 より移行盤
8.570951 ムーザス:空想映画のための音楽 他
 1.空想映画のための音楽/2-4.最初の主題/
 5.モノローグ〜コールアングレのための協奏曲/
 6.弦楽オーケストラのための「思考の形式」/
 7.弦楽オーケストラのための「明晰な夢」
クリスティアーナ・パンテリドゥ(コールアングレ)…5
ミルトス・ロジアディス(指揮)/
ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団
ギリシャの作曲家ムーザス(1962-)。彼はイメージに関連する音楽については天才的な手腕を発揮、多くの振り付け師とコラボレーションを図ったり、短編映画、テレビやコマーシャル、ドキュメンタリーの音楽など多数を書いています。どの曲も聴いているだけで、どんどん妄想が膨らんでいくのを感じられることでしょう。なかでも、コールアングレの響きが異様な雰囲気を醸し出す「モノローグ」は秀逸。
8.572060 期待の新人演奏家シリーズ/マーティン・ダイラ ギター・リサイタル
 1.ロドリーゴ(1901-1999):スペインの野辺を通って/
 2.タンスマン(1897-1988):スクリャビンの主題による変奏曲/
 3-6.ニコラス・モウ(1935-):ミュージック・オブ・メモリー/
 7-10.ポンセ(1882-1948):
  ソナタ・ロマンティカ「シューベルトへのオマージュ」
マルツィン・ディラ(ギター)
ポーランド生まれの若きギタリスト、マルツィン・ディラの注目すべきアルバムです。彼は1996 年から2007 年までに国際的なギター・コンクールで19 回も1等賞を受賞するという快挙を成し遂げ、現在ではクラクフとカトヴィチェ、コブレンツの音楽学校の教授をしています。スペイン、メキシコ、ポーランド、そしてイギリスの4 つの国のギター作品を演奏、曲にあったすばらしい演奏を聞かせる。
8.572064 期待の新人演奏家シリーズ/ラファエル・アギーレ・ミニャーロ
ギター・リサイタル
 1-2.ソル(1778-1839):幻想曲 Op.16/
 3.イベール(1890-1962):アリエッテ/
 4.イベール:フランセーズ/
 5.プーランク(1899-1963):サラバンド/
 6.オアナ(1913-1992):ティエント/
 7-9.ラウタヴァーラ(1928-):パルティータ/
 10.ヴィラ=ロボス(1887-1959):練習曲 第7 番/
 11.ヴィラ=ロボス:練習曲 第12 番/
 12.クレルチ(1965-):センティミエント/
 13.クレルチ:イェマヤ/
 14.クレルチ:スケールの練習曲/
 15.タルレガ(1852-1909):ベニスの謝肉祭による変奏曲
ラファエル・アギーレ・ミニャーロ(ギター)
2007 年国際タルレガ・ギター・コンクールの優勝者アギーレ=ミニャーロは、1984 年マラガに生まれ7 歳からギターを始めた。マスタークラスでは、ブローウェルやバルエコ、D・ラッセルなどに指導を受け、各地のコンクールで次々と勝利を重ね、その才能に磨きをかけています。このアルバムではソルの「うつろな心」変奏曲や、ラウタヴァーラのモダンな作品などを思いのままに演奏、変幻万化の表情を見せてくれる。
8.660222-23
(2CD)
ドニゼッティ(1797-1848):ロベルト・デヴリュー
 CD1.第1 幕/
 CD2.第2 幕、第3 幕
イギリス女王エリザベス…ドミトラ・テオドッシュ(ソプラノ)/
ノッティンガム侯爵…アンドリュー・シュレーダー(バリトン)/
サラ…フレデリカ・ブラガリア(メゾ・ソプラノ)/
ロベルト・デヴリュー…マッシミアーノ・ピサピーア(テノール)/
ロード卿…ルイジ・アルバーニ(テノール)/
ブルガモ音楽祭管弦楽団&合唱団/
マルチェロ・ロータ(指揮)
女王三部作の一つであるこの作品は、タイトルこそ若き伯爵の名を使っているが、真の主役はやはりエリザベッタ(エリザベス女王)でしょう。生涯独身を貫いたとはいえ、やはりそこは生身の女。愛しい男の一人や二人はいても当たり前。名ソプラノ、テオドッシュが切々と歌う幕切れのアリアはその大切な人を処刑せざるを得なかった悲しみと後悔が満ち溢れ、聴き手の涙を誘うのです。
8.559270 アイヴズ:歌曲集 第2 集
 1.12 月/2.ディスクロージャー/3.東部沿岸地方/
 4.夢/5.老いし母よ /6.君は花のように/
 7.エレジー/8.年の終わりに/9.夕べに/10.証拠/
 11.暗き瞳/12.はるか遠き私の天国のような家/
 13.森の中より/14.故国よさらば/15.信頼/16.野の寂しさ/
 17.旗の歌/18.前方の光/19.友情/20.春の歌/
 21.ブース大将の天国入り/
 22.神の祝福を維持したまえ/23.優美/
 24.グランチェスター/25.最も偉大なる人/26.挨拶
ジャンナ・バティ(メゾ・ソプラノ)/
リエーレ・ベルマン(ソプラノ)/
マイケル・カヴァリエリ(バリトン)/
エリック・テアード(ピアノ)・・・他 
1922 年にアイヴズ(1874-1954)が37 年間に渡って書きためた114 曲の歌曲を出版した際、もちろん彼はその曲を演奏したいと考えていたに違いありません。彼は多くのジャンルに渡ってたくさんの曲を作りましたが、その創造的中心にはいつも歌があったのです。このシリーズは彼が書いた全ての歌(ほとんど200 曲)を包括する偉業です。辛辣な歌からユーモラスな歌まで何でもありの世界です。
8.559342 バーガー:奇跡と泥
 1.エリ・エリ/2-5.沈むか泳ぐか/6.奇跡と泥/
 7-12.エイモスより/13-19.倍
リヴィア・ソーン(ヴァイオリン)…2-5.7-12/
セント・ローレンス弦楽四重奏団…1.6.13-19.
ジョナサン・バーガー(1954-)の音楽は深く精神的で、一度聴いたら忘れられないほどのインパクトを持っています。弦楽四重奏曲及び、ソロ・ヴァイオリンのためのこれらの作品は全てが他の音楽に関係し、それはフォークソングであったり、ヘブライのメロディであったりと興味深いものばかりです。「奇跡と泥」とは実はコーヒーのこと。ヨーロッパのインスタントコーヒーが奇跡と呼ばれ、アラビアのコーヒーが「泥」です。すなわちコーヒーを2つの文化になぞらえ音楽で表現したのです。
8.559354 4 つのアメリカの弦楽四重奏曲
 1-3.エヴァンス(1953-):弦楽四重奏曲 第1 番/
 4-7.グラス(1937-):弦楽四重奏曲 第2 番「カンパニー」/
 8-11.アンタイル(1900-1959):弦楽四重奏曲 第3 番/
 12.ヘルマン(1911-1975):弦楽四重奏のための「エコー」
ファイン・アーツ弦楽四重奏団
<メンバー>ラルフ・エヴァンス(ヴァイオリン)/
エフィム・ボイコ(ヴァイオリン)/
ユーリ・ガンデルスマン(ヴィオラ)/
ウォルフガンク・ラウファー(チェロ)
このアルバムには、4 人の作曲家による全くスタイルの違う弦楽四重奏曲が収録されています。1995 年に作曲されたエヴァンスの作品はメロディーと対位法を重視した新古典派的な曲。グラスの作品はミニマル風でクール、「自称アメリカ音楽のバッドボーイ」アンタイルの作品は全くの民謡調、そしてハーマンの作品は25 年間に及ぶ沈黙の後書かれたもので、全曲を通じて控え目な主題の反復が聴き取れます。
8.570067 シューベルト・ドイツ語歌曲全集 第27 集
シューベルト:ロマン派の詩人による歌曲集 第4 集
 1.アムフィアラオス D166/2.合戦のさなかの祈り D171/
 3.巡礼 D778a/4.夕映え Op.173 No.6 D627/
 5.老年の歌 Op.60No.1 D778/6.彼女の墓 D736/
 7.墓掘人の郷愁 D842/8.森で D708/9.船乗り D694/
 10.あふれる愛 D854/11.生き物たちの調べ Op.111 No.2 D395/
 12.マリアの像 D623/13.3 人の歌手 D329/
 14.母のための挽歌 D616
フロリアン・ベーシュ(バリトン)/
ブルクハルト・ケーリンク(ピアノ)
今回のシューベルト(1797-1828)歌曲集は、4 人の作風の違う詩人たち(ケルナー、リュッケルト、シュレーゲル兄弟)の詩に付けた曲を中心に選曲しています。政治的な側面を強調するケルナー、東洋的なものへと興味を移していったリュッケルト、哲学的、審美的で理論派の詩を書くシュレーゲル兄弟・・・。これらはシューベルトが新しいリートを創造するための大きな刺激となりました。ウィーンで活躍するベーシュの深く艶やかな声でお楽しみください。
8.570241 アンティル:組曲「コロボリー」
 1.「アウトバック」序曲
 2-8.組曲「コロボリー」
 (歓迎式典/夕星のための踊り/雨の踊り/風の精霊/
  日が昇る/朝の星/トーテムの行列と閉会式)
ジェイムス・ジャッド(指揮)/
ニュージーランド交響楽団
オーストラリアの作曲家、ジョン・アンティル(1904-1986)の最も知られた作品が、このバレエ音楽「コロボリー」です。この曲は、アボリジニの原住民たちの儀式であるコロボリーの音楽が元になっています。オーストラリアの音楽の起源ともみなされ、大いなる自然崇拝でもあるこれらの極彩色の音楽は、あのストラヴィンスキーの「春の祭典」をも思わせるほど豊かな描写に満ちています。
8.570431-33
(3CD)
ヘンデル:セメレ
3 幕のオラトリオ
 CD1.第1 幕/CD2.第2 幕/CD3.第3 幕
セメレ…エリーザベト・ショル(ソプラノ)/
イリス,キューピッド…ユリア・シュミット(ソプラノ)/
アサマス…ラルフ・ポプケン(カウンターテナー)/
イノー…ブリッタ・シュヴァルツ(アルト)/ジュノー…アネッテ・マルケルト(アルト)/ジュピター,アポロ…クヌト・ショッホ(テノール)/
カドモス,ソムノス,主司祭…クラウス・メルテンス(バス)/
ジョアキム・カルロス・マルティーニ(指揮)/
ユンゲ・カントライ/フランクフルト・バロック・オーケストラ
人間の姿に身をやつしたジュピター、彼を愛し子を身ごもるセメレ、そして嫉妬するジュピターの妻ジュノー。ジュノーにそそのかされたセメレがジュピターに真の姿を問うた時、彼女はジュピターの雷光に当たって焼け死んでしまうのです。このよくある話(?)にヘンデル(1685-1759)は本当に神々しい音楽を付けました。見事なコロラトゥーラ・アリアと強力な合唱。まさに壮麗です。
8.570470-71
(2CD)
J・S・バッハ:リュート=ハープシコードのための音楽集
 CD1
  1-7.組曲 ト短調 BWV995(BWV1011 からの編曲)/
  8-13.組曲 ホ短調 BWV996/
  14-18.組曲 ハ短調 BWV997/
  19-21.前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998/
  22.前奏曲 ハ短調 BWV999/
  23.フーガ ト短調 BWV1000(BWV1001/ii からの編曲)/
 CD2
  1-8.組曲 ホ長調 BWV1006a(BWV1006 からの編曲)/
  9-12.ソナタ ニ短調 BWV964(BWV1003 からの編曲)/
  13-29.変奏を伴うサラバンド
エリザベス・ファー(リュート=ハープシコード)
このリュート=ハープシコード(ラウテンクラヴィーア)は、ハープシコードにリュートの弦(ガット弦)を張った楽器と言われています。バッハ(1685-1750)が愛奏し、2 台所有していたと文献には残っていますが、楽器が現存しない以上詳しいことはわかっておりません。この録音はその文献に基づいてキース・ヒルが復元した楽器を用いています。ふくよかな響きに耳を奪われます。
8.570482 ハイドン:協奏曲集
 1-3.ホルン協奏曲 第1 番 ニ長調 Hob.XVIId:3/
 4-6.ハープシコード協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:2/
 7-9.ヴァイオリンとフォルテピアノのためのニ重協奏曲 ヘ長調 Hob.XVIII:6/
 10-12.トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.XVIIe:1
ドミトリ・ババノフ(ホルン)/
ハラルド・ヘーレン(ハープシコード/フォルテピアノ)/
アリアドネ・ダスカラキス(ヴァイオリン)/
ユルゲン・シュースター(トランペット)/
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)/
ケルン室内管弦楽団
ハイドン(1732-1809)の協奏曲の中でもとりわけ有名なトランペット協奏曲、高度な技巧を要求するホルン協奏曲、オルガンでも演奏されるハープシコード協奏曲、そしてハイドンの唯一現存する二重協奏曲と、このアルバムもハイドン好きにはたまらない内容となっています。もちろん演奏は抜群の出来。各々の奏者たちを重鎮ミュラー=ブリュールがきりっと締めています。
8.570502 ソル:ギター音楽集
 1-12.12 の練習曲 Op.6/
 13-14.幻想曲 第2 番 Op.7/
 15-20.6 つのディヴェルティメント Op.8/
 21.モーツァルトの「魔笛」の主題による序奏と変奏曲 Op.9
ゴラン・クリヴォカピチ(ギター)
スペイン生まれのギタリスト&作曲家フェルナンド・ソル(1778-1839)は、ギターの歴史を彩る偉大な人物の一人です。彼の作品はギター演奏技術の向上を図るために書かれたものが多く、耳を傾けると、どの曲もさまざまな技巧をこらし巧妙に作られていることが良くわかるでしょう。有名な「魔笛の主題による変奏曲」はその最たるものです。精鋭クロヴォカピチの演奏でお楽しみください。
8.570539 イギリスのクラリネット
 1.ゲルマン(1862-1936):ロマンス/
 2-3.バックス(1883-1953):ソナタ/
 4-7.ロクスバーグ(1937-):
  4 つのワーズワースのミニチュア/
 8-12.フィンジ(1901-1956):5 つのバガテル/
 13-16.ハールストン(1876-1906):4 つの性格的小品/
 17.ペターソン(1947-):独白 Op.79/
 18.W・ロイド・ウェッバー(1914-1982):フレンシャム ポンドにて/
 19.W・ロイド・ウェッバー(1914-1982):アリアと変奏/
 20.ブリス:田園曲
ジョン・ブラッドベリ(クラリネット)/
ジェイムス・クライアー(ピアノ)
クラリネットの音色には、輝き、情熱、哀愁、それらが全て含まれています。それ故、全ての管楽器の中でも愛好され多くの作品が書かれています。とりわけイギリスではその傾向が顕著で、たくさんの作曲家たちがこの楽器のために名作を書いているのです。このアルバムはフィンジやバックスはもちろんのこと、知られざる作曲家たちの佳品がたっぷり詰まった極上の1枚です。
8.570570 ハンガリーのチェロとピアノのための作品集
 1-2.バルトーク(1881-1945):第1 のラプソディ/
 3.リスト(1811-1886):ノンネンヴェルトの僧房/
 4.ポッパー(1843-1913):マズルカ Op.11 No.3/
 5.コダーイ(1882-1967):アダージョ/
 6.ドホナーニ(1877-1960):ハンガリー牧歌 Op.32d/
 7.ポッパー(1843-1913):セレナーデ Op.54 No.2/
 8-11.ドホナーニ(1877-1960):チェロ・ソナタ 変ロ短調 Op.8/
 12.ローザ(1907-1995):無伴奏チェロのためのトッカータ・カプリチオーザ Op.36
マーク・コソワー(チェロ)/
ジェー=ウォン・オー(ピアノ)
ヒナステラ(8.570569)でも素晴らしい演奏を聴かせてくれたコソワーとオーによるハンガリーのチェロ名曲集です。民謡をアレンジしたバルトークのラプソディや、大規模なドホナーニのソナタ、リストの「ノンネンヴェルトの僧房」、そしてサロン風のポッパーの作品など興味深い作品が並びます。中でも、ロージャの無伴奏作品は名人芸を駆使した驚異的な音楽です。
8.570704
¥990
アルウィン:管弦楽作品集
 1.マスクのための序曲/2-4.合奏協奏曲 第1 番 変ロ長調/
 5.田園幻想曲…世界初録音/6-10.5 つの前奏曲/
 11.悲劇的インターリュード/12.秋の伝説/
 13-19.「スコットランド舞曲」より組曲
  (インディアンの女王/イタリアの罠/ソーントン大佐のストラスペイ/
   パースシャーの狩り/湖の収益/カールトン・ハウス/
   アン・カーネギー嬢のホーンパイプ)
フィリップス・デュークス(ヴィオラ)…5/
レイチェル・パンクハースト(コールアングレ)…12/
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)/
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
我が国で多く読まれている「イギリス音楽の手引き書」からも、三省堂の音楽辞書からもなぜか名前が抜け落ちているアルウィン。(1905-1985)しかし最近は彼の作品もどんどん認知されてきたように思えます。ここに収録された作品は比較的小規模ですがムードはたっぷり。コールアングレの響きが妙に切ない「秋の伝説」、一瞬喜ばしげな表情を見せる「マスク」序曲など淡い色彩感が心地よい曲ばかりです。
8.570736 リスト:ピアノ曲全集 第29 集
 リスト自身の編曲による2 台ピアノのための交響詩編曲集
  1.交響詩「前奏曲」S637/R359/
  2.交響詩「オルフェウス」S638/R360/
  3.交響詩「マゼッパ」S640/R362/
  4.交響詩「理想」S646/R368
金沢 多美(ピアノ)/
ユヴァル・アドモニー(ピアノ)
リスト(1811-1886)が創始した、音で物語を描くという「交響詩」は同時代の評論家や聴衆に論争を巻き起こしたものの、彼以降の作曲家たちには多大なる影響を与えたことはご存知の通りです。その彼の13 曲ある交響詩はその12 曲が彼自身の手により2 台ピアノ版へと編曲されています。管弦楽とはまた違った響きを楽しめるのが、このシリーズの素晴らしいところです。
8.570765
¥990
フレイタス・ブランコ:管弦楽作品集 第1 集
 1-3.交響曲 第1 番/
 4.幻想的なスケルツォ…世界初録音/
 5-7.アレンテージョ風の組曲 第1 番
アルヴァロ・カッスート(指揮)/
アイルランド国立交響楽団
20 世紀前半のポルトガルにおいて、最も重要な作曲家がこのブランコ(1890-1955)です。NAXOS は彼の管弦楽作品を4 巻のシリーズでリリースする予定で、こちらが第1 弾となります。交響曲第1 番はフランク、ブラームス、その他フランスの作曲家たちの影響を受けつつも、独自の作風をしっかり打ち出した荘大な作品です。「アレンテージョ風の組曲」はブランコが夏に過ごしたリスボンの南の地域の豊富な民族音楽に由来した楽しい曲集です。
8.570826 ドルネル:6 つの組曲
 1-6.組曲 ホ短調/7-13.組曲 イ長調/
 14-18.組曲 ニ長調/19-24.組曲 イ短調/
 25-29.組曲 ト長調/30-35.組曲 ホ短調
ムジカ・バロッカ/
リセテ・ダ・シルバ(ヴォイスフルート)/
マリア・マルティネス(ヴォイスフルート)/
マウリチオ・ブラリア(テオルボ)/
ニコラス・ストリングフェロー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)/
ファン・エステベス(ハープシコード)
フランスの作曲家ドルネル(1680-1765)は、パリのいくつかの教会のオルガニストを務め、またクラヴサン奏者としても活躍したのですが、その生涯についてはあまり詳しく知られていません。しかしここに収録されたロココ様式の組曲は、どれもがしっとり潤いに満ちた音色と麗しいメロディに満たされたもの。作曲者の技量が透けてみえるような曲ばかりです。
8.570878
¥990
マリピエーロ:交響曲集 第1 集
 1.シンフォニア「海」/2-5.交響曲 第3 番「鐘による」/
 6-9.交響曲 第4 番「イン・メモリアル」
MARCO POLO 8.223602 より移行盤
アントニオ・デ・アルメイダ(指揮)/
モスクワ交響楽団
MARCO POLO レーベルにて好評を博していたマリピエーロ(1883-1973)の交響曲集がついにNAXOS レーベルに移行しました。このアルバムは曲への興味もさることながら、アルメイダとモスクワ交響楽団の端正な演奏にもファンの多い1 枚です。レスピーギに比べると「もっと人気があってもいいかな」と思えるマリピエーロ。この機会にぜひコレクションに加えてみませんか?
8.572039
¥990
レンディーネ:交響曲 第1 番・第2 番
1-3.交響曲 第1 番/4-6.交響曲 第2 番「アンドラ」
世界初録音
マウリツィオ・コンティ(指揮)/
オルケストラ・ナショナル・クラシカ・ダンドラ(ONCA)
声楽作品集「受難と復活」(8.557733)が、その斬新な作風で一部のファンの間に衝撃を与えたイタリアの作曲家レンディーネ(1954-)。今作では管弦楽作品でその真価を問います。交響曲第1 番は、まるで映画音楽のように色彩的で迫力ある音楽が展開する作品。もちろんメロディも調性もしっかり有しています。第2 番は、フランスとスペインに挟まれた小国アンドラ政府からの委嘱作。この国の自然、文化、伝統を音で表現した意欲作です。
8.572098-99
(2CD)
ベスト・オブ・ロンドン
 CD1
 1.サリヴァン:「近衛騎士隊」序曲/
 2.コーツ:ロンドン組曲 第1 番「コヴェントガーデン」/
 3.コーツ:ロンドン組曲 第3 番「ナイツブリッジ」/
 4-6.ウッド:ロンドン・カメオより/
 7.コーツ:ロンドン・キャリング/
 8.トーチ:ロンドン・トランスポート組曲/
 9.レイン:ロンドン組曲/
 11-12.コーツ:ロンドン・アゲイン組曲より/
 13.ウッド:行進曲/
 14.ダンクワース:ワイドスプレッド・ワールド/
 CD2
 1.エルガー:「コケイン」序曲 Op.40/
 2.アイアランド:ロンドン・ピースより/
 3.ウォルトン:戴冠式行進曲「王冠」/
 4.ホルスト:セント・ポール組曲より終曲/
 5-7.ヘンデル:「司祭ザドク」より/
 8.ヴォーン=ウィリアムス:交響曲 第2 番より第1 楽章/
 9.ホルスト:ブルック・グリーン組曲より第2 曲「エアー」/
 10.パリー:詩篇122 番「私は歓喜した」/
 11.カッティング:グリーンスリーブスによるディヴィジョン/
 12.ハイドン:交響曲 第104 番「ロンドン」より第4楽章
☆ 演奏/詳細は割愛させていただきます。

DACAPO

6.220570
(SACD ハイブリッド)
\2200→¥1990
モーツァルト:フルート四重奏曲集(リコーダー版)
 1-3.フルート四重奏曲 ニ長調 K285/
 4-5.フルート四重奏曲 ト長調 K285a/
 6-7.フルート四重奏曲 ハ長調 K285b/
 8-10.フルート四重奏曲 イ長調 K298
ミカラ・ペトリ(リコーダー)/
キャロリン・ヴィドマン(ヴァイオリン)/
ウラ・ウリジョナ(ヴィオラ)/
マルタ・サドラバ(チェロ)
超有名曲、モーツァルト(1756-1791)のフルート四重奏曲のフルート・パートをあのミカラ・ペトリがリコーダーで熱演した。これがまた味わい深いんです。輝かしくも素朴な音色、完璧な技巧。あのリコーダーでここまでできるのか、と思わず感心してしまいます。共演しているのは様々な団体で活躍する美女たち3 人。目にも耳にも麗しい極上の1 枚です。
6.220509
(SACD Hyrbid)
\2200
ヤコブ・ゲーゼ (1879-1963):ジェラシー
 1.タンゴ・ツィガーヌ「ジェラシー」/
 2.レダと白鳥、愛の伝説 (1939)/3-5.愛の組曲/
 6.小ラプソディ/7.ロマネスカ、タンゴ/
 8-11.ヒメルピンの婚礼、田舎組曲/
 12.ワルツ・カプリッチョ(オーレ・ヘイヤー 編曲)/
 13.コペンハーゲンの生活、ワルツ/
 14.甘い秘密、ワルツ・レント
ビャーネ・ハンセン (ヴァイオリン)/
オーゼンセ交響楽団/
マティアス・エッシュバッヒャー (指揮)
ヴァイオリニスト、指揮者として活躍したデンマークの作曲家、ゲーゼ(ガーデともいう)。「そんな人知らないな」と仰る方、ぜひこのアルバムの冒頭をお聞きください。そう、あの社交ダンスなどでおなじみの名曲なのです。他の曲もぜひ。極限まで甘いメロディー、一瞬よぎるノスタルジー。聞けば誰もが一度で恋に落ちます。

CPO 1CD¥2600

777176-2
(SACD Hyrbid)
\3300
テレマン(1681-1767):隊長の音楽 1724 年
 1.オラトリオ「主によりて喜べ」/
 2.セレナータ「愛しい人の傍にいる時は静かな幸せ」
マグダレーナ・ポドコシェルナ(ソプラノ)/
アントレアス・ポスト(テノール)/
マティアス・フィーヴェク(バリトン)/
エッケハルト・アベーレ(バス−バリトン)/
テレマニッシェス・コレギウム・ミヒャエルシュタイン/
ルドガー・レイミー(指揮)
1618 年、神聖ローマ皇帝から三度目の自由都市の特権を与えられていたハンブルクは帝国陸軍からの保護を受けることができず、自ら防衛体制を組織しなくてはいけませんでした。市民による自警団は57 人の隊長により保持され、人々は彼らに対して祝祭の宴会を設ける形でその感謝の意を表したという。この時のために書かれたオラトリオは、テレマンの全作品の中でも重要な位置を占めているものです。
777241-2 プレイエル(1757-1831):クラリネット協奏曲集
 1.クラリネット協奏曲 第1 番/
 2.クラリネット協奏曲 第2 番/
 3.2 つのクラリネットと管弦楽のための協奏交響曲
ディーター・クレッカー(クラリネット)/
サンドラ・アーノルド(クラリネット)…3/
南西ドイツ室内管弦楽団プフォルツハイム/
セバスティアン・テヴィンケル(指揮)
このプレイエルの作品は、モーツァルトと同時代の隠れた名クラリネット協奏曲と言えるだろう。確かに若干深みには欠けるが、輝かしさと高貴さに彩られた軽やかなパッセージは、この時代の音楽を伝えるのに充分な趣きを備えたものです。名手ディーター・クレッカーによる演奏でお楽しみください。
777251-2 ワインガルトナー(1863-1942):弦楽四重奏曲集 第1 集
 1.弦楽四重奏曲 第1 番 ニ短調 Op.24/
 2.弦楽四重奏曲 第3 番 ヘ長調 Op.34
ザラスト四重奏団
指揮者として、また作曲家としても知られるワインガルトナーの弦楽作品集です。優れた音楽家の常として、幼少の頃より音楽の才能を発揮し、音楽院ではかのリストの弟子として研鑽を積みました。多数ある彼の作品の中でも、室内楽はかなり重要な位置を占めています。この分野への足がかりとなった弦楽四重奏第1 番は、宰相ビスマルクの死に触発されて書かれた重苦しい作品です。
777258-2
(2CD)
A・スカルラッティ(1660-1725):
 オラトリオ「聖チェチリアの殉教」
ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)/
マリネッラ・ペンニッキ(ソプラノ)/
ベルンハルト・ランダウアー(カウンター・テナー)/
マルコ・ビーズリー(テノール)/
イ・バロッキスティ/
ディエゴ・ファソリス(指揮)
最近まで未発見だったスカルラッティのオラトリオ「聖チェチリアの殉教」。これはチューリヒで発見されたスコアに基づいた演奏です。ローマのバロック時代にもっとも劇的な発展を遂げた作品として、広く語り継がれることでしょう。アージェンタをはじめとした名歌手たちの絶唱もすばらしく、緊張感に満ちたアリオーソから感情たっぷりのアリアに変わるとき、この曲を聴く喜びに満たされるはず。
777267-2 テレマン(1681-1767):管楽器のための協奏曲集 第2 集
 1.ブロックフレーテ協奏曲 TWV51 C1/
 2.2 つのオーボエとファゴットのための協奏曲 TWV53 D1/
 3.トラヴェルソフレーテと2 つのヴァイオリンのための協奏曲 TWV51 G1/
 4.2 つのホルンのための協奏曲 TWV52 D1/
 5.オーボエ協奏曲TWV51 F1
ラ・スタジオーネ・フランクフルト/
カメラータ・ケルン/
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
(第2 集と第3 集のリリースが逆になってしまいましたが)お待たせいたしました。大好評をいただいております、シュナイダーによるテレマンの協奏曲集第2 集です。オリジナル楽器の音色が存分に楽しめるシリーズとしても高い評価を得ています。オーボエ、ホルン、リコーダーの輝かしい音色をお楽しみください。
777277-2
\2000
ゴルトマルク(1830-1915):ピアノ五重奏曲集
1.ピアノ五重奏曲 Op.30/2.ピアノ五重奏曲 Op.54
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)/
シネ・ノミネ四重奏団
すぐれたヴァイオリニストとしても知られるゴルトマルクも、多くの作品を残しましたが、現在ではほんの数曲のみが演奏されるのみとなっています。このピアノ五重奏曲はシューベルトの影響も見え隠れしますが、独自の柔軟性や洗練された趣きを感じさせる独創的な作品。とりわけ彼の死の1 年後に発表されたOp.54 は重厚で美しさが際立つものです。
777278-2 パウル・ユオン(1872-1940):ピアノ四重奏曲集
 1.ピアノ四重奏曲 Op.50/
 2.ピアノ四重奏曲 Op.37「ラプソディ」
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)/
ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン)/
ハリオルフ・シュリヒティク(ヴィオラ)/
ペーター・ブルンス(チェロ)
スイス系ロシア人、パウル・ユオンの名前を知っている人は真の通と言えるでしょう。(かろうじてブラームスのハンガリー舞曲を編曲した人として知られています)「チャイコフスキーとストラヴィンスキーの間を埋める」作曲家として活躍、18世紀のロシア楽壇の教育水準を高めることにも貢献しましたが、彼自身の作風はどちらかというとドイツ的でロマンティック。ピアノ四重奏曲Op.50 は彼の亡くなった愛妻へのオマージュとして書かれた。
777343-2
(SACD Hyrbid)
\3300
メルヒオール・シルト(1592-1667)&
ペーター・モルハート(?-1685):
 オルガン作品全集
フリートヘルム・フランメ(オルガン)
北ドイツのオルガンの発見の旅、第5 集は、ほとんど知られていない2 人の作曲家による作品を収録したものです。シュルトはコペンハーゲンとハノーヴァーで活躍したオルガニストで、その奏法は当時の伝統を打ち破るほどに新しい驚きを与えてくれたという記述が残っています。モルハートについては詳細はほとんどわかっていませんが、ここで聞ける彼の作品はなかなか興味深いもので、未知の作品に触れる喜びを存分に味わわせてくれることは間違いありません。
777349-2 ヤン・ファン・ヒルセ(1881-1944):交響曲集
 1.交響曲第1 番/2.交響曲第2 番
ダヴィッド・ポルセライン(指揮)/
オランダ交響楽団
オランダ生まれの作曲家、指揮者であるヤン・ファン・ヒルセ。5 曲の交響曲とオランダ語によるオペラ「ティル」がかろうじて知られています。ビュルナーとフンパーディンクに学び、ミュンヘンの劇場で活躍したあと、大戦後はオランダに戻りました。作風は明快、晴朗。曲のすべてに爽やかな風が漲った聴き応えのある作品。
777366-2
\2000
サクソフォン五重奏による「5 つの四季」
 1-4.ヴィヴァルディ(1678-1741):
  協奏曲 Op.8 No.1-4「四季」(レターマン編)/
 5.レターマン:5 番目の四季
クィンテッセンス・サクソフォン・クィンテット
あの名曲「四季」が、また新しい装いで登場した。このサクソフォンによる演奏、何ともモダンでクール。スタイリッシュなアレンジ、心地よい音色。聞きなれたメロディのはずなのに、すごく斬新な表情を見せてくれます。編曲者レターマンによる新作「5 番目の四季」も刺激的。
777383-2
\2000
ネルダ(1711-1776):トリオ・ソナタ集
 1.トリオ・ソナタ 第2 番/2.トリオ・ソナタ 第4 番/
 3.トリオ・ソナタ 第5 番/4.トリオ・ソナタ 第6 番/
 5.バスーンと2つのヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための協奏曲
セルジオ・アッツォリーニ(バスーン)/
パルナッシ・ムジチ(オリジナル楽器使用)
ボヘミアの作曲家、ネルダは1750 年からヴァイオリニストとして活躍、ドレスデン・ホーフカペレを率い、すばらしい演奏を聞かせたことで知られます。彼は14 のコンチェルトを含む多くの作品を残しましたが、ここに収録されたトリオ・ソナタは彼の妙技と作曲語法を知る上でも、またとない作品といえるでしょう。
999833-2
(2CD)
¥4790
カバレフスキー(1904-1987):交響曲全集
 CD1. 1.交響曲 第1 番 Op.18/2.交響曲 第2 番 Op.19/
 CD2.
   1.交響曲 第3 番 Op.22「レーニンのためのレクイエム」/
   2.交響曲 第4 番 Op.54
ハノーファー北ドイツ放送合唱団&
ハンガリー放送合唱団…交響曲 第3 番/
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管/
大植英次(指揮)
ソビエト・ロシアのナショナリズムの鑑として末永く記憶に残されるであろう大作曲家カバレフスキー。多くの分野に渡ってたくさんの曲を書きましたが、現在知られているのは、ほんの一部の作品に過ぎません。そんなカバレフスキー、ファン待望の交響曲全集が登場した。目玉はなんと言っても「交響曲第3 番」でしょう。レーニンの追悼のために書かれた合唱を伴う規模の大きな作品で、今まで実際に聞くことはほとんど皆無に近いものでした。日本のホープ、大植の演奏。これは期待に胸を震わせていただきたい。
777178-2
(SACD ハイブリッド)
\3300
シュポア(1784-1859):交響曲集 第2 集
 1.交響曲第2 番 ニ短調 Op.49/
 2.交響曲第8 番 ト長調 Op.137/
 3.演奏会用序曲 「重大な様式に」Op.126
ハワード・グリフィス(指揮)/
NDR 放送フィルハーモニー
第1 集が好評のグリフィスによるシュポアの交響曲第2 集です。第2 番の交響曲は当時のロンドン・フィルハーモニー協会(LPOとは別団体)から依頼を受けたシュポアが気合を入れて書いた作品で、初演の成功により、彼はイングランドで「最も成功した作曲家」と称賛されました。それから25 年近くを経て書かれた第8 番は、一層練られた作風で聴きごたえもたっぷりです。
777200-2
\2000
ソレール(1729-1783):10 のピアノ・ソナタ集 マリー・ルイーズ・ヒンリヒス(ピアノ)
D.スカルラッティに師事したとされるスペインの作曲家ソレール。彼は150 曲もの鍵盤楽器のためのソナタを作曲しました。それらは、師(?)の影響を受けつつも、よりスペイン的な豊かな楽想を持ち、現代でもチェンバロ奏者の重要なレパートリーとして大切にされています。このアルバムは、名手ヒンリヒスが10 曲のソナタをピアノで演奏しています。また新たな魅力が感じられるステキな1 枚。
777284-2
\2000
グリーグ(1843-1907):チェロとピアノの作品集
 ソナタ Op.36/インテルメッツォ/
 歌曲より編曲(何がいえよう Op.2-4/みなしご Op.4-1/
 詩作法 Op.18-5/アレグレットOp.45/君を愛すOp.5-3/
 小川のほとりOp.67-8/夕暮れOp.9-3/あなたは地に眠るOp.59-6)
ラモン・ヤーフェ(チェロ)/
アンドレアス・フレーリヒ(ピアノ)
ドイツ圏で活躍する巨漢チェリスト、ヤーフェのグリーグ。他のレーベルで多くのリリースがありますが、そのどれもがダイナミックな音色と繊細な感情に彩られた素晴らしいもの。このグリーグもその例にもれず、しみじみとした情緒を高らかに歌いあげています。歌曲からの編曲が、これまた泣けてしまいます。
777304-2
\2600
ヴィヴァルディ(1687-1741):リコーダー協奏曲全集
 1.リコーダー協奏曲 RV441/
 2.リコーダー協奏曲 RV442/
 3.リコーダー協奏曲 RV443/
 4.リコーダー協奏曲 RV444/
 5.リコーダー協奏曲 RV445/
 6.リコーダー協奏曲 RV108/
 7.リコーダー協奏曲 RV86
カペラ・アカデミカ/
ミヒャエル・シュナイダー(リコーダー&指揮)
ヴィヴァルディのリコーダー協奏曲は、この楽器の持つ可能性の極限を追求し、身震いするほどに革新的で、かつ超絶技巧をも要求されます。(のちにヴィヴァルディはヴァイオリンのために編曲しています。)この演奏は古楽界では知らぬ者のない団体、カメラータ・ケルンの主催者でありリコーダーの名手であるミヒャエル・シュナイダーによるもの。全てにおいて申し分ありません。とにかく安心して、このスリリングな曲を楽しむことができるのです。
777308-2
\2600→¥2390
レントヘン(1855-1932):交響曲第10 番「ワルツ交響曲」 他
 1.交響曲第10 番「ワルツ交響曲」/
 2.シンフォニエッタ・フモリスカ/
 3.3 つの前奏曲とフーガ/4.組曲「古きオランダ」
ダヴィッド・ポルセライン(指揮)/
ラインラント=プファルツ国立フィルハーモニー管弦楽団
最近、注目が高まるオランダの作曲家レントヘンの作品集です。今作は、20 曲ある交響曲の第10 番目の「ワルツ交響曲」をメインとした収録曲です。木琴などの打楽器を効果的に使用した快活な作品です。古い民謡を主題とする組曲や、古典的な形式に基づいた「前奏曲とフーガ」など、未知の名曲に親しむ喜びがふつふつと湧いてくるような嬉しい1 枚です。
777356-2
\2600
ブラームスの作品に基づく編曲集
 1.ブラームス=シェーンベルク:
  ピアノ四重奏曲 Op.25 ト短調(管弦楽版)/
 2.ブラームス=ベリオ:クラリネット・ソナタOp.120-1(管弦楽版)
カール・ハインツ・シュテッフェンス(クラリネット)
ダニエル・ライスキン(指揮)/
ライン州立フィルハーモニー管弦楽団
後世の作曲家たちの編曲したブラームスの作品を2 曲。シェーンベルクによる「ピアノ四重奏曲」の管弦楽版はしばしば耳にする機会もあるのですが、ベリオによる「クラリネット・ソナタ」はあまり演奏されることもありません。ぎっちりと濃縮された語法によるブラームスの室内作品が、大きな枠へと放射される際に発せられるエネルギーの凄まじさを感じていただけると思います。

LPO

JLPO 0026
\2400→¥2190
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品125 「合唱つき」 クラウス・テンシュテット(指揮)/
ロンドン・フィル&合唱団
ルチア・ポップ(ソプラノ)/
アン・マレー(メゾ・ソプラノ)
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)/
ルネ・パーペ(バス)
昨年のBOX 発売時に大変話題となったこのテンシュテットの凄演、分売を心待ちにしていた方も多いことでしょう。単品販売は世界のどこよりも早く日本先行でお届けします。1992 年10 月8 日のこの演奏は彼の活動における最期の時期のもので、良く知られる91 年盤に目立つ激しさよりも、穏やかで諦念に満ちた歌心が随所に見られる魅力的な演奏となっている。もちろんテンシュテットらしく終楽章などは爆裂しているが、オーケストラも当時最高の名歌手たちも、その指揮に全身全霊で応え、ホール全てが信じられないような白熱した空気に包まれるところは感動的。「フルヴェンのバイロイト」にも匹敵する驚異の名演、ぜひこの感動を日本中、否、世界中の人々と分かち合いたいもの。
LPO 0034
\2400→¥2190
ショスタコーヴィチ:交響曲第10 番 ホ短調 作品93 ベルナルド・ハイティンク(指揮)/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
1986 年8 月28 日、ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴ録音。ショスタコーヴィチの交響曲第10 番は、スターリンの死の直後、1953 年に上演された作品で、共産主義の抑圧から解放された最初の作品と申せましょう。暗く重苦しく始まる冒頭から極度の緊張を孕み、最後は輝かしく終わるこの曲はロシア国内でも評価が真っ二つに分かれたほどの問題作。ハイティンクはいつものことながら、いかなる時も冷静にLPO をコントロールし、この曲の真価を問いかけてくる。
LPO 0031
\2400
マーク=アンソニー・タネジ:作品集
 1.メゾ・ソプラノとアンサンブルのための劇的情景「心を二度通り抜けて」
 2.ソプラノ・サクソフォンとオーケストラのための「隠れた愛の歌」
 3.バリトンと大アンサンブルのための歌曲集「裂かれたフィールド」
マリン・オールソップ(指揮)/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)/
マーティン・ロバートソン(ソプラノ・サクソフォン)/
ジェラルド・フィンリー(バリトン)
このオーケストラにとって大切な作曲家であるマーク=アンソニー・タネジの3 つの作品を収録。「心を二度通り抜けて」では、エキゾチックで強烈な響きを多用した彼の音楽を、古楽の名手であるサラ・コノリーが歌っています。往々にして抑制された表現で歌う彼女が、ここまで情感をむきだしにするとは!「隠れた愛の歌」「裂かれたフィールド」も現代人の心に潜む闇を抉り出すような独特な語法が魅力です。指揮をするのはオールソップ。ひとつひとつの音に磨きをかけたような精緻な表現をお聴きください。

TOCCATA 1CD¥2600

TOCC 0044 ゴールデンワイザー(1875-1961):ピアノ作品集 第1 集
 1.スカズカ(民話) Op.39/
 2.幻想的ソナタ Op.37/3-26.対位法のスケッチ Op.12
ジョナサン・パウエル(ピアノ)
アレクサンダー・ゴールデンワイザーはラフマニノフの友人であり、ロシア・ピアノ・スクールの創立者の一人としても知られています。作曲家としての彼は非常に多くの曲を書いたのですが、自作を演奏することは滅多にありませんでした。1930 年代の初めに書かれた「対位法のスケッチ」は、恐らくロシアで初めて「24 の調性によってかかれた作品」でしょう。ロシア民謡への感情移入とピアニストの妙技を融合させた多彩で興味深い曲集です。幻想的ソナタは彼の複雑な個性を強く感じさせる。
TOCC 0068 トーヴィ(1875-1940):室内楽曲集 第1 集
 1-4.ピアノ三重奏曲 ロ短調 Op.1/
 5-7.ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op.8 「悲劇的なスタイルによる」
ロンドン・ピアノ・トリオ
<メンバー>ロバート・アッチソン(ヴァイオリン)/
ボジダル・ウコティチ(チェロ)/
オルガ・ダドニク(ピアノ)
イギリスの卓越した音楽学者、ピアニスト、作曲家であるトーヴィはオックスフォード大学でヒューバート・パリーに作曲を学び、若いうちから作曲に勤しみました。卒業後はヴァイオリニストのヨアヒムと親しくなり、ピアニストとしてブラームスのピアノ五重奏を演奏するなど、一連の室内楽コンサートで活躍。作曲家としてはピアノ協奏曲や交響曲などを残している。彼の名はどちらかと言うと、バッハやベートーヴェンのピアノ作品の校訂者としてのみ知られていますが、ここで聞けるブラームス風の重厚な室内楽作品は、彼の作曲家としての才能を伺い知ることのできるなかなか良い曲。
TOCC 0078 ワインベルク(1919-96):歌曲全集 第1 集
 1-6.歌曲集「子供のための」 Op.13/
 7-17.歌曲集「過去の日の境界を越えて」Op.50/
 17-27.こどもをあやしながら Op.110
オルガ・カルギーナ(ソプラノ)/
スヴェトラーナ・ニコラーエワ(メゾ・ソプラノ)/
ドミトリー・コロステリョフ(ピアノ)
ポーランドで生まれ、ソ連で生涯のほとんどを過ごしたワインベルグの歌曲集です。在学中にナチスの迫害を受けミンスクへと逃れた彼は、ショスタコーヴィチの影響を受けつつ、22 曲の交響曲を始め、7 つのオペラ、17 の弦楽四重奏曲、協奏曲などたくさんの作品を残しました。彼の作品のほとんどは最近まで日の目を見ることもなく忘れられていたが、最近復興の兆しは見えてきたようです。しかし、ここに収録されたような「歌曲」の分野はまだまだ未開発。このTOCCATA のシリーズは重要な道しるべとなることでしょう。第1 集は「子どもの時代」がテーマの3 つの歌曲集。「ロールパンの歌」などのチャーミングな曲や、目の覚めるほど美しい「子守歌」など興味深い歌がてんこ盛り。

WIGMORE HALL LIVE 1CD¥2400

WHLIVE.0021 トビー・スペンス
フィンジ&ウォルトン:作品集
 フィンジ(1901-56):
  1.弦楽オーケストラのためのロマンス Op.11/
  2-6.ディエス・ナタリス Op.8/
 ウォルトン(1902-1983):/
  7-10.弦楽オーケストラのためのソナタ
トビー・スペンス(テノール)/
スコティッシュ・アンサンブル/
ジョナサン・モートン(指揮)
ウィグモア・ホールではすでにおなじみ。イギリスの名テノール、トビー・スペンスによるフィンジの「ディエス・ナタリス」を中心にしたプログラム。静かに濃縮された「美のエッセンス」が詰まった幸せなコンサート、味わい深い一夜をどうぞ。
WHLIVE.0022 クリスティーネ・ブリューワー
 1-5.ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5 つの歌/
 ヴォルフ:
  6-8. ミニョンの歌 Ⅰ〜Ⅲ/
  9.君よ知るや南の国/
 10-13.ブリテン:4つのキャバレー・ソング集/
 ジョン・カーター:14-18. カンタータ/
 19.黒人霊歌「天国と呼ばれる都市」/
 20.R・シュトラウス:君を愛す/
 22.メリル:ミラ
クリスティーネ・ブリューワー(ソプラノ)/
ロジャー・ヴィニョールス(ピアノ)
HYPERION レーベルですばらしいR・シュトラウスの歌曲集をリリースしているソプラノ、ブリューワーのリサイタル。声の質からしても、ワーグナーは最高。これ以上何を求めるものがあるのだろう?と言っても過言ではありません。他にはブリテンやカーターなど、イギリスの聴衆の心を一層掴んだであろうプログラムも心憎いばかり。
WHLIVE.0023
¥2190
ミェチスワフ・ホルショフスキ
 1-3.モーツァルト:ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.570/
 4-6.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第17 番 ニ短調「テンペスト」/
 7.シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18/
 ショパン:
  8.マズルカ 変ロ短調 Op.33-4/
  9.夜想曲 変ロ長調 Op.32-1/
  10.練習曲 ヘ短調 Op.25-2/
  11.幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66/
 シューマン:トロイメライ Op15-7
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
1991 年6 月4 日のライヴ演奏。この時既に99 歳の誕生日を間近に控えていた彼ですが、この演奏にはそんな年齢は微塵も感じさせることがない。まさに奇跡の演奏。アンコールの「トロイメライ」こそ天上の音楽。



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