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第44号マイナー・レーベル新録音新譜(3)


AEOLUS

AE 10671
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
カバニーリェス:ティエント、パサカーリェとガリャルダス(全13曲) レオン・ベルベン(オルガン)
バレンシア大聖堂の首席オルガニスト、少年聖歌隊員の音楽教育係を務めるなど、17世紀後期から18世紀初頭の同地の音楽に大きな影響を与えたフアン・カバニーリェス(1644−1712)。バレンシアで生まれバレンシアで没したカバニーリェスの大部分はオルガン作品であり、その中でもティエントが最も数多く、そして最も優れている。アスペレン、コープマン、レオンハルトから薫陶を受け、ムジカ・アンティクァ・ケルンではチェンバロ奏者として活躍するオランダ期待の鍵盤奏者レオン・ベルベンが、スペインのバスク自治州アタウンのサン・マルティン教会に設置されているロレンツォ・デ・アラゾラ(1761)製作の歴史的オルガンでカバニーリェスの音楽を弾く。

AGNAS

AM 016
\2500
ウプサラ大聖堂の尖塔からの音楽 ——
 エリクソン:ファンファーレ/
 ボイス:交響曲第5番より/
 作曲者負傷:フランス・ルネッサンス舞曲集/
 ヒンデミット:朝の音楽/
 リンコラ:詩篇/
 リンドベルイ:ヴィサ/
 パルムクイスト:ダブリンデュエット/
 J・S・バッハ:
  イエスよ汝はわがものBWV.470、
  フーガ変ホ長調BWV.552/
 パッヘルベル:カノン/
 ベールマン:ゴシック組曲
リンネ金管五重奏団、
アンドルー・カニング(オルガン)
北欧諸国で最大級の規模とされるウプサラ大聖堂の都市ウプサラを本拠地として活動する金管五重奏、"リンネ金管五重奏団"。大バッハやペッヘルベル、ヒンデミットの定番作品からそしてエリクソン、グスタフソンなどの北欧作品までを収録するなどプログラムは、バラエティ豊か。

AUDIOMAX 1CD¥2500

711 1147-2
\2500
待降節のための音楽 ——
 ビーネル:マリアはいばらの森を通っていった/
 ヴォルフ:御子よ、ベツレヘムへ私をお導き下さい/
 ラインベルガー:夕べの歌/
 J・S・バッハ:
  コラール《目覚めよと呼ぶ声が聞こえ》BWV.645/
 クレッパー:闇は深まり/
 ビーネル:Es flog ein Taublein weise/
 ラインベルガー:主題と変奏/
 ヴォルフ:歩み続けたまえマリアよ/
 J・S・バッハ:
  カンタータ第123番《いと尊きインマヌエル》BWV.123/
 ビーネル:Es kommt ein Schiff geladen、戸を高く上げよ/
 ラインベルガー:エレジー/
 ヴォルフ:眠れる幼児イエス/
 J・S・バッハ:暁の星のいと美しきかな/
 ヴォルフ:祈り/
 ラインベルガー:牧歌/
 J・S・バッハ:まぶねのかたわらに立ちてBWV.469
ヴァレリー・オイストラフ(ヴァイオリン)、
フィリップ・ラングショウ(バリトン)、
ペーター・シューマン(オルガン)、
ウルリッヒ・グロッサー(オルガン&指揮)、
カペラ・ユヴェンタ・ミュンスター
降誕祭(クリスマス)の4回前の日曜日から前日までの期間、いわゆる"待降節(降誕祭)"に歌われるドイツの宗教音楽集。大バッハやヴォルフ、ラインベルガーの宗教音楽を歌うカペラ・ユヴェンタ・ミュンスターは、ミュンスター大学音楽学部の合唱団が1994年に再編成され誕生した混声合唱団。ダヴィッド・オイストラフの孫、ヴァレリー・オイストラフのヴァイオリンが奏でる旋律も儚く美しい。録音も優秀。
705 0369-2 クロムニェジーシュ城のソナタとセレナード ——
 シュメルツァー:騎馬バレエからの3つの小品/
 ヴェイヴァノフスキー:
  5声のソナタ、ソナタ(Tribus Quadrantibus)/
 作曲者不詳:ソナチナ/
 ヴェイヴァノフスキー:
  10声のソナタ、イントラーダ、食卓のためのバレット/
 シュメルツァー:ソナタ/
 ヴェイヴァノフスキー:5声のソナタ/
 ビーバー:6声のバレット
トランペット・コンソート・フリーデマン・インマー、
ザルツブルク・バロックアンサンブル
17世紀中期のモラヴィア地方クロムニェジーシュ城で活躍したビーバーやシュメツツァー、ヴェイヴァノフスキーの宮廷音楽集。ケルン音楽大学やスヴェーリンク音楽院で教授職にあるバロック・トランペットの第1人者フリーデマン・インマーが1988年に設立した"トランペット・コンソート・フリーデマン・インマー"の輝かしいサウンドが、当時のクロムニェジーシュ城の宮廷音楽を再現。バロック・トランペットが用いられた華やかなファンファーレ風のやソナタを中心に、モラヴィアの宮廷音楽の醍醐味を名手たちの演奏でじっくりと味わえる。1989年4月の録音。
704 0251-2 ハイドン:ピアノ・ソナタ集 ——
 ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI-5(第62番)/
 同第51番ニ長調Hob.XVI-51(第61番)/
 同第50番ハ長調Hob.XVI-50(第60番)
ルドガー・レミ(ピアノ)
ケネス・ギルバートから鍵盤楽器の演奏法を学び、鍵盤奏者、ミヒャエルシュタイン・テレマン室内管の指揮者としてなど活発な活動を展開し音楽学や音楽史にも精通するドイツの名手ルドガー・レミ。ルドガー・レミがこのハイドンで弾いている楽器は、イギリス式アクションの開発者として高名なジョン・ブロードウッド1794年製の銘器。ハイドンの3曲のソナタを作曲者存命中、しかも作品とほぼ同時期誕生した楽器で聴けるという音楽史の視点からも面白いアルバムである。
703 1515-2 ウィーン ——
 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331《トルコ行進曲付き》/
 パガニーニ:ポラッカ/
 モンティ:チャルダッシュ/
 モーツァルト:歌劇《魔笛》からの3つのアリア/
 J・シュトラウスⅡ世:アンネン・ポルカOp.117/
 J・シュトラウスⅠ世:夜うぐいすのワルツOp.82/
 シューベルト:夕べのセレナード、おやすみ
デュオ・メランジュ
〔アルムート・ウンガー(フルート&ピッコロ)、
トーマス・ラウケル(マリンバ)〕
ともにソリスト、室内楽奏者として活動するフルート奏者ウンガーと打楽器奏者ラウケルが1998年に結成したデュオ・メランジュは、フルートとマリンバという異色の組み合わせによるドイツのアンサンブル。ウィーンにまつわる作曲家たちの作品をアレンジしたこのアルバムは、モーツァルトの「トルコ行進曲」で始まりモンティの「チャルダッシュ」を経てシューベルトの「おやすみ」で締め括られるなど、演奏と合わせてプログラミングもGood。2006年10月の録音。
906 1358-6
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
窓〜トランペットとオルガンのための音楽 ——
 テレマン:組曲ヘ長調/
 J・S・バッハ:われら悩みの極みにありて/
 ブクステフーデ:前奏曲ハ長調BuxWV.136/
 ヴィヴィアーニ:ソナタ第2番/
 J・S・バッハ:平和の君、主イエス・キリストよ/
 ラングレ:9つの小品/
 エベン:マルク・シャガールの窓/
 ウィドール:オルガン交響曲第6番ト短調より フィナーレ/
 シャイユー:演奏会用小品
ヨアヒム・プリケット(トランペット)、
アルヴィド・ガスト(オルガン)
ベルリン・ドイツ交響楽団の首席トランペット奏者ヨアヒム・プリケットと、メンデルスゾーン音大やリューベック音大で教鞭を執る名教授アルヴィド・ガストのデュオ・アルバム。ガストが弾く由緒あるリューベック・聖ヤコビ教会のオルガンの厳かで壮大な響きと、プリケットが操るタイン製のピッコロ・トランペット、バック製のC管トランペットの音色が見事にブレンド。ドイツ管トランペットのまろやかなサウンド、歴史的オルガンの音色を堪能できる。2005年の録音。

AURORA

ACD 5051
(2CD)
\5000
アルネ・ノルドハイム(1931−):1960年代の電子音楽
 コラージュⅠ〜Ⅳ/間奏曲/
 ハムレット/ファウスト/アマリリス/他
様々なアーティスト
ノルウェー現代音楽界の大御所アルネ・ノルドハイムの1960年代〜1970年代にかけてノルウェー放送協会(NRK)に録音された音源(DISC-2)と2007年に収録されたコラージュ(DISC-1)のセット。ノルウェーのエレクトリック・サウンドで痺れたいコンテンポラリー・ファンは是非。

AVIE 1CD¥2400

AV 2164
\2400→¥2190
ドビュッシー:版画/映像第2集/前奏曲集第2巻 ラッセル・シャーマン(ピアノ)
超人マルク=アンドレ・アムランの師匠としてもその名を知られる1930年3月24日ニューヨーク生まれの幻のピアニスト、ラッセル・シャーマン(1930−)。ユダヤ系ポーランド人(アメリカに帰化)のピアニスト、シュトイアマンからピアノを学んだシャーマンは、15歳でニューヨーク・タウン・ホールにデビュー。その後、シカゴ響、ボストン響、ロサンゼルス・フィル、ニューヨーク・フィルなどのメジャー・オーケストラと共演を重ねたシャーマンは、指導者としてもハーバード大学、ニューイングランド音楽院、名門ジュリアード音楽院で後進の育成に尽力した知る人ぞ知るピアニストなのである。そのピアノの魅力を知る演奏家や門下生から絶大な支持を得ながらも、コンサートやレコーディング自体が少なかったということもあり、演奏に接する機会が限られていたシャーマンのピアノ。そんな中、イギリスのアヴィー(Avie)から2005年7月に75歳のシャーマンが録音に臨んだドビュッシー、そして2004年6月23日にニューヨークのアンヘル・オレンサンス・センターで収録されたリストのライヴ映像(映像コーナー:AV 2174(DVD-Video/NTSC)が突如として登場!1つ1つの音を大切に弾く真摯な姿勢と、独特の音楽創りで人々を惹きつけてやまないラッセル・シャーマンの至芸を眼と耳の両方で知ることが出来るピアノ・ファン注目のリリースである!
AV 2169
¥2190
ベートーヴェン:
 交響曲第4番変ロ長調Op.60/同第7番イ長調Op.92
ダグラス・ボイド(指揮)、
マンチェスター・カメラータ
"指揮者"ダグラス・ボイドのベートーヴェン!マエストロ・ダグラス・ボイドとマンチェスター・カメラータのレコーディング第4弾は、ベートーヴェンの第4番&第7番!アバド政権下のヨーロッパ室内管弦楽団では首席オーボエ奏者として数多くの名匠たちの下でその瑞々しい美音を奏でてきたダグラス・ボイド。指揮者への転身後は、マンチェスター・カメラータの音楽監督、アメリカのセント・ポール室内管の芸術パートナー、シティ・オブ・ロンドン・シンフォニアの首席客演指揮者のポストに就くなど目覚しい活躍を展開している。この"第4番&第7番"でのオーケストラ編成は、第1ヴァイオリンが8人(第7番では9人)、第2ヴァイオリンが6人、ヴィオラが4人、チェロが4人など、"第2番&第5番"(AV 0040)を含む前3作でも話題となった小規模編成はここでも健在。マンチェスター・カメラータの好演はもちろんのこと、"指揮者"としてのダグラス・ボイドのこれからがさらに楽しみ。2007年2月3日&11月3日、マンチェスター・ブリッジウォーター・ホールでのライヴ録音。
AV 2153
(2CD/特別価格)
\3600
ヘンデル:英語のカンタータと歌曲 ——
 カンタータ《苦悩はかくも快く》/
 カンタータ《さまよい歩きながら》/
 カンタータ《美しきデリアは寂しい木陰に迷い込み》/
 わたしは気ままな恋する若者が好き/
 コリンの訴えへの答え(ハープシコード独奏)/
 捨てられたニンフ/親愛なるアドニス、美しき宝/
 愛は儚い思いにすぎず/憂鬱な妖精/喜びを運ぶもの
ニッキ・ケネディ(ソプラノ)、
サリー・ブルース=ペイン(アルト)、
ブルック・ストリート・バンド
〔レイチェル・ハリス(バロック・ヴァイオリン)、
ファラン・スコット(バロック・ヴァイオリン)、
タティー・テオ(バロック・チェロ)、
キャロリン・ギブリー(ハープシコード)〕
演奏者がわずか5人という斬新且つ刺激的な編成での"ヘンデルの水上の音楽"(AV 0028)で衝撃的なデビューを果たした女流奏者だけの古楽アンサンブル、ブルック・ストリート・バンド。前述の水上の音楽、トリオ・ソナタOp.5、チェロ・ソナタ(原曲はリコーダー・ソナタ)などヘンデルの音楽をユニークなスタイルで録音してきたブルック・ストリート・バンドの第4作目は、世界初録音を含む"英語の歌詞を持つカンタータと歌曲"。今回のアルバムのメイン・プロである"3つの英語のカンタータ"は、歌劇「オットーネ」や歌劇「フラーヴィオ」、歌劇「ジュリアス・シーザー」などの名作から編曲された知られざるカンタータであり、録音自体も非常に珍しい。この"英語のカンタータと歌曲"のためにブルック・ストリート・バンドにソリストとして迎えられたソプラノのニッキ・ケネディとアルトのサリー・ブルース=ペインの歌声も味わい深く素晴らしい。今回の第4作目も話題を集めそうだ!
AV 2151 ランディーニのための月桂樹 ——
 作曲者不詳:聖フランチェスコに讃美あれ/
 ペルージャ:O sommo specchio/
 作曲者不詳:Creata fusti, o vergine/
 ランディーニ:愛よ、この乙女を/
 作曲者不詳:Batista da Dio amato/
 ランディーニ:ああ言っておくれ、ああ幾たびため息が、愛らしい少女/
 作曲者不詳:アヴェ・マリア/
 ランディーニ:最もいとしきところで、一度見て/
 作曲者不詳:Per l'allegrezza del nostro Signore/
 ランディーニ:
  かく物思いにふけり、ご婦人よなぜわたしを蔑むのか、
  Musica son/Gia furon/Ciascun vuol/
 作曲者不詳:ペッカトリス・ノミナータ/
 ランディーニ:信仰の下になすべき、悲しや女の/
 ヴォルケンシュタイン:Mein herz das ist versert/
 ランディーニ:
  我が人生のうちで、もはや死んでしまった、
  この心にかかるはなんという苦しみか、
  この世にこれ以上美しい人は、愛よこの娘が/
 作曲者不詳:Vergine donzella imperadrice/
 ランディーニ:愛よこの娘が
ゴシック・ヴォイセズ、
アンドルー・ローレンス=キング(中世ハープ)
結成25周年記念盤となったソラージュ&マショーの歌曲集「知られざる恋」(AV 2089)に続くアヴィーからのリリース第2弾でゴシック・ヴォイセズが取り上げるのは、14世紀イタリアの作曲家フランチェスコ・ランディーニの音楽。
イタリアのトレチェントの第2世代のシンボル的な存在でもあるランディーニと言えば、まず思い浮かぶのは"ランディーニ終止"と呼ばれる終止の手法だろう。世界最古の女流作曲家ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの復権に大きな貢献を果たしたゴシック・ヴォイセズの中世ヨーロッパ音楽の演奏は現在も昔も世界屈指。注目のテノール歌手ジュリアン・ポッジャーをはじめとしたメンバー5人が作品ごとに自由自在に編成を組み替えるなど、柔軟なスタイルはさすが。ローレンス=キングのハープの音色がゴシック・ヴォイセズの歌声に見事なアクセントを加えている。
AV 2163
¥2190
バルカウスカス:
 交響管弦楽のための《サン(太陽)》Op.69/
 ヴィオラ協奏曲Op.63/交響曲第5番Op.81/
 管弦楽のための小協奏曲第2番Op.103
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)、
ロベルタス・セルヴェニカス(指揮)、
ユオザス・ドマルカス(指揮)、
リトアニア国立交響楽団
フィリップ・グラファン&今井信子がソリストを務めた作品集(AV 2073)や2005年の「ヴィオラ・スペース」への来日などで話題を呼んだリトアニアの重鎮バルカウスカス。アヴィーからの2枚目となる今回の作品集には、1980年代に作曲された大作"交響曲第5番"から1994年の"管弦楽のための小協奏曲第2番"などの管弦楽作品を中心に収録。またバシュメットのために書かれた"ヴィオラ協奏曲"のソリストには、バシュメット本人が招かれており、その神業を存分に味わうこと出来る。東欧の音楽&オーケストラ・ファンには特にオススメです。

BELLA MUSICA

BM 31.2420
\2500
モーツァルト:
 フルート協奏曲第1番ト長調K.313/ロンド ニ長調K.Anh.184/
 フルート協奏曲第2番ニ長調K.314/アンダンテ ハ長調K.315
浮ヶ谷順子(フルート)、
浮ヶ谷孝夫(指揮)、
フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団
コアなファンに人気の高いドイツ在住の日本人指揮者、浮ヶ谷孝夫と夫人でフルート奏者として活躍する浮ヶ谷順子の共演によるモーツァルトのコンチェルト・アルバム。浮ヶ谷夫妻とブランデンブルク州立管の見事なコンビネーションが聴きどころ。

BNL 1CD¥2500

BNL 112881 コントラバスの歌 ——
 ラーション:コントラバスのための/
 ボッテシーニ(ベランジェ編):夢/
 タルゴン:エレジー/
 ヒンデミット:葬送音楽/
 モンティ(ベランジェ編):チャルダッシュ/
 ブロッホ(ボエト編):祈り/
 ベイント:サンスカール/
 J・ウィリアムス:シンドラーのリスト
ダニエル・マリイエ(コントラバス)、
フランソワ=クサヴィエ・ビルガー(指揮)、
オーヴェルニュ室内管弦楽団
ストラスブール・フィル、ニース響、コンセール・ラムルー管を経て1984年からは、パリ国立オペラ座管のスーパーソリストを務めるコントラバス奏者ダニエル・マイリエのソロ・アルバム。ラーションのコンチェルティーノなど、コントラバスのための重要レパートリーでの快演はさすがフランスの最高峰。ヴァイオリンで聴き慣れたチャルダッシュもコントラバスの演奏で聴くとまた新鮮。1996年10月の録音。
BNL 112918 ベートーヴェン:
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61/
 ロマンス第1番ト長調Op.40/同第2番Op.50
フレデリク・ペラシー(ヴァイオリン)、
ペテル・フェラネツ(指揮)、
ヤナーチェク・フィルハーモニック
メニューイン・スクールの優等生として一躍その名を轟かせ、16歳でモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集、17歳でバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータのレコーディングを実現させたフランスの神童フレデリク・ペラシーのベートーヴェン。2001年10月に録音されたベートーヴェンでは、自身の特徴でもある研きぬかれた音色がペラシーの確かな成長を証明。熱狂的な人気にも納得の秀演である。
BNL 112885 ブラームス:オルガン作品集 ——
 前奏曲とフーガ イ短調/フーガ変イ短調/
 コラール前奏曲とフーガ《おお悲しみよ、心の苦しみよ》/
 コラール前奏曲Op.122/前奏曲とフーガ 二短調
ベルナール・クードゥリエ(オルガン)
フランスのオルガニスト、ベルナール・クードゥリエのブラームスは、ウィーンのヴォティーフ教会に設置されているワイマールのヴァルカー製オルガンによる演奏。前奏曲とフーガや11のコラール前奏曲など、ブラームスの主要オルガン作品がドイツ製のオルガンで響く。1998年3月の録音。
BNL 112958 ベルナール・ラルマン(1936−):クリスマス・ミサ リ・シン・ファン(ソプラノ)、
アマヤ・ドミンゲス(アルト)、
パトリック・ガライト(テノール)、
ブルーノ・デュボワ(バス)、
ベルナール・ラルマン(指揮)、
パリ・フランコ=アルマンド合唱団、他
合唱指揮だけでなく作曲でも高い手腕を発揮しているフランス合唱界の大御所的存在、ベルナール・ラルマンの大作「クリスマス・ミサ」。4人のソリストと混声合唱、弦楽五重奏、木管四重奏、打楽器、古楽器アンサンブル、オルガンという独特の編成が生み出すハーモニーが、クリスマスを厳かに彩る。

CAPRICE

CAP 21808
\2500
メイド・イン・スウェーデン ——
 ヴィドクヴィス:青と黄の旗の下に/
 セーデルマン:スウェーデンの祝祭音楽/
 アルヴェーン:バレエ音楽《放蕩息子》より 悪魔の踊り、終曲/
 クルーセル:アダージョとポロネーズ/
 ステーンハンマル:間奏曲、さすらい人、ランプのアラジン王子、星/
 ルンデン=ヴェルデン:スピード・デーティング/
 ファーンロフ:ドッキング・ザ・ボート/
 アドルフォソン:ミス・フレンセン/
 タウベ:夏の夜/
 ウッコネン:サム・グッド・ソングス・オヴ2007/
 ラーション:《偽りの神》より 序曲/
 グルンドストレム:行進曲《セーデショルド将軍》/
クリスチャン・リンドベルイ(トロンボーン&指揮)、
ウッレ・ペーション(バリトン)、
スウェーデン・ウィンド・アンサンブル
クリスチャン・リンドベルイ大活躍!スウェーデンの吹奏楽作品集!圧倒的な超絶技巧と分厚いサウンドで"トロンボーン"をソロ楽器として定着させたスウェーデン生まれの世界的奏者クリスチャン・リンドベルイ。近年指揮活動も活発に展開しているリンドベルイが首席指揮者を務める由緒あるスウェーデンの吹奏楽団、スウェーデン・ウィンド・アンサンブルならではの北欧作品集!プログラムには、アルヴェーン、クルーセル、ステーンハンマル、ラーションなどスウェーデンの人気作曲家たちの名前がズラリ。しかもクルーセルの「アダージョとポロネーズ」ではリンドベルイのトロンボーン・ソロ、ステーンハンマルなどではスウェーデンの名バリトン歌手ペーションの歌声も堪能できるなど聴きどころ満載!1906年に結成され100年以上という歴史を持つ由緒あるスウェーデンの名門吹奏楽団スウェーデン・ウィンド・アンサンブルのレベルの高さには脱帽。吹奏楽ファン必聴です!2008年1月18日〜20日の録音。

CAVALLI 1CD¥2500

CCD 285 ヴィオラ・ダモーレとコントラバスのための音楽 ——
 クラムロフスキ:パルティータ/
 シュターミッツ:アダージョ ト長調/
 ミランドル:易しい練習曲より/
 カンパニョーリ:ヴィオラ・ダモーレの幻想/
 シュターミッツ:ソナタ ニ長調
マリアンヌ・レネツ(ヴィオラ・ダモーレ&ヴァイオリン)、
エリック・ハンセン(コントラバス)
旋律を奏でるヴィオラ・ダモーレと、通奏低音の役割を果たすコントラバスによる18世紀の弦楽二重奏曲集。肩の上に乗せて演奏するヴィオラ・ダモーレの優しい音色と、コントラバスの低音がブレンドすることによって生まれるハーモニーが色彩感に富んだ演奏を生み出している。演奏はヴィオラ・ダモーレのスペシャリストとして名高い女流奏者マリアンヌ・レネツ。1700年頃にザルツブルクで製作された6弦、1720年頃のミュンヘンで製作された7弦のヴィオラ・ダモーレが豊かに響く。
CCD 139 ヴァイス:リュートのための作品集 ——
 組曲二短調/同イ短調/奇想曲ヘ長調/
 ジーグ/メヌエット/組曲ニ短調/同ハ短調
ミヒャエル・フライムート(リュート)
バロック時代のドイツにおけるリュートの大家、レオポルト・ヴァイス。ここでは、オーストリアのローラウ城博物館に保管されていたハラッハ写本からのヴァイスの組曲を収録している。ミヒャエル・フライムートは、エッセン、ウィーン、ケルンでリュート、テオルボ、ギターを学んだドイツのアーティスト。アバド、アンゲラー、ヤーコプス、カークビーといった大物アーティストとの共演を重ねており、ウィーンのアントニー・ポッシュ(1740製)のガット弦リュートを手にプティット・バンドやコンチェルト・ケルン、フライブルク・バロック・オーケストラの演奏にも参加している。
CCD 297
\2500
ドロテー・エベルハルト(1952−):
 クラリネットとピアノのための《パシトス》/
 ピアノ三重奏曲第3番/
 フルート三重奏とピアノのための《ゼノン・フィ》/六重奏曲
ゾルターン・コヴァーチ(クラリネット)、
アクセル・グレンメルスパヒャー(ピアノ)、
ヴィヨーム・トリオ、マンハイム・フルート・トリオ、ヴェルサス・ヴォクス・アンサンブル
ピアノ、アコーディオン、クラリネット、サクソフォン、そしてギリシャ哲学を学んだ1952年メミンゲン出身の女流作曲家、ドロテー・エベルハルトの室内楽作品集。クラリネットやフルートの作品はドイツを中心に演奏機会が増えそう。演奏者陣も粒揃い。

CENTAUR 1CD¥2300

CRC 2917 アーバン:12の幻想曲とアリア ——
 ベッリーニの《カヴァティーナ》による幻想曲と変奏曲/
 《アクテオン》による幻想曲と変奏曲/華麗なる幻想曲/
 チロルの歌による変奏曲/《輝く雪の歌》による変奏曲/
 カヴァティーナと変奏曲/《スイスの子供の歌》による変奏曲/
 奇想曲と変奏曲/ドイツの主題による幻想曲と変奏曲/
 ウェーバーの主題による変奏曲/
 《ヴェニスの謝肉祭》による幻想曲と変奏曲/
 ベッリーニのノルマの主題による変奏曲
チャールズ・ゲイツ(コルネット)、
ステイシー・ロジャース(ピアノ)
金管楽器奏者の聖典"アーバン"。なんと"12の幻想曲とアリア"の全曲録音が登場!コルネット奏者でありパリ音楽院教授として金管楽器の発展に尽力したジャン=バティスト・アーバン(1825−1889)による「アーバン金管教本」。トランペット奏者を筆頭として金管楽器奏者であれば必ず通らなければならないエチュードであり、まさにバイブルでもあるこの通称"アーバン"。この"アーバン"の第2巻には金管楽器の超定番曲「《ヴェニスの謝肉祭》による幻想曲と変奏曲」や「華麗なる幻想曲」などの12作品を含む演奏会用独奏作品集「12の幻想曲とアリア」が収録されており、今回登場するのはこの「12の幻想曲とアリア」全曲盤という金管楽器関係者必携の注目盤なのである!「ヴェニスの謝肉祭」に代表される「12の幻想曲とアリア」の収録作品はそれぞれが単独で演奏や録音される機会は多いものの、12曲全曲の録音は非常に珍しい。コルネット奏者のチャールズ・ゲイツはミシシッピ州立大学音楽学部の現役教授。ソリストとしての活動経験も豊富で、国際トランペット協会(ITG)の要職を歴任するなどアメリカ金管楽器界の重鎮の1人に数えられている。
CRC 2852 マルティヌー:ヴィオラのための室内楽作品集 ——
 ヴァイオリンとヴィオラのための3つのマドリガルH.313/
 ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番H.331/
 ヴィオラ・ソナタ第1番H.355
ケネス・マーティンソン(ヴィオラ)、
フェリシア・モイ(ヴァイオリン)、
クリストファー・テイラー(ピアノ)
アメリカの実力者によるマルティヌーのヴィオラ作品集!全4集で完結したハイペリオンの"ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集"が大好評を博すなど、その作品の知名度が一段と増した20世紀ボヘミアの大作曲家マルティヌー。ここで取り上げられているマルティヌーの作品は、後期の作品となる"ヴィオラ"を伴う室内楽曲3作品。多作家としても有名なマルティヌー。初期の頃から手懸けていたヴァイオリンのための作品とは対照的に、キャリアの後期になって本格的に作曲に取り組んだヴィオラのための作品。アメリカ滞在時代からヨーロッパ帰還という環境の変化の中で生まれたヴィオラ作品は、マルティヌーの円熟した作曲技法を余すことなく表現している。アメリカのヴィオラ奏者ケネス・マーティンソンは、アメリカのオーランド・フィル、フロリダ・ランシング響などで首席奏者を歴任し、インターナショナル・ヴィオラ・コングレス(国際ヴィオラ会議)にもゲスト・アーティストとして定期的に招かれている実力者である。
CRC 2868 スメタナ:ピアノ三重奏曲ト短調Op.15/
スーク:ピアノ三重奏曲ハ短調Op.2、ピアノ四重奏曲イ短調Op.1
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ、
マイケル・ステプニャク(ヴィオラ)
ボヘミアの香りが漂うスメタナとスークの傑作。タネーエフのピアノ四重奏曲&ピアノ三重奏曲(CRC 2571)という意欲的なレパートリーでレコーディング・デビューを果たした1997年結成の室内楽団メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ。メンデルスゾーン・ピアノ・トリオは、ワシントンのエンバシー・コンサート・シリーズやペンシルヴァニア州メシア・カレッジのアンサンブル・イン・レジデンスを務めるなど着実にその評価を高めている。愛娘を失ったスメタナが力を振り絞って書き上げた「ピアノ三重奏曲」、ドヴォルザークの影響を受けていたスーク最初期の室内楽曲というボヘミアの香りが漂う19世紀のチェコで生まれた室内楽の傑作3作品。メンデルスゾーン・ピアノ・トリオの若き才能と作品の魅力が融合した好演である。
CRC 2928/2929
(2CD)
ロドルフォ・アルフテル(1900−1987):ピアノ作品集 ——
 ソナタ第1番Op.16/1つのバガテル/セクエンシアOp.39/
 アビラの踊り/前奏曲とフーガ/アルバムの3つのロハスOp.22/
 ピアノのためのスケッチ/エル・エスコリアルの2つのソナタOp.2/
 アルトゥール・ルビンシテインへのオマージュOp.36/ソナタ第2番Op.20/
 アントニオ・マチャドへのオマージュ/2つのエッセイ/
 トラビエサ・モリネイラのメヌエット/ソナタ第3番Op.30
シルバナ・サンティネリ(ピアノ)
スペインとメキシコで生きたアルフテルの音楽。エルネスト・アルフテルを弟、クリストバル・アルフテルを甥に持つ20世紀スペインの作曲家ロドルフォ・アルフテル。1936年から39年にかけてスペインで勃発した内戦を避けるためにメキシコに亡命したR・アルフテルの作品からは、ラテンの熱き血潮と感情の陰影が音色を通じてストレートに伝わってくる。R・アルフテルのピアノ作品を演奏するのは、メキシコ生まれの女流奏者シルバナ・サンティネリ。サンティネリはメキシコでの輝かしい実績を持ち、現在は北米&南米を拠点に活躍するなどスペインとメキシコで生きたR・ハルフテルの音楽の代弁者としてもまさに適役と言える。
CRC 2953 マルチプリシティーズ‘38 ——
 コリリアーノ:キアロスクーロ/
 タワー:ヴァスト・アンティーク・キューブス、スロッビング・スティル/
 ジェフスキ:スペルス/
 ウォーリネン:カッツ・フーガ、50-50*/
 ハービソン:3つのモンタルのスケッチ/
 ボルコム:バード・スピリッツ
ブレア・マクミラン(ピアノ)、
サチコ・カトウ(ピアノ)*
"1938年生まれ"の奇才たちによるピアノ作品集。"1938年生まれ"の作曲家の作品のみを取り上げるという仰天のピアノ作品集。アカデミー賞音楽賞の受賞者コリリアーノ、「不屈の民」の作曲者ジェフスキ、メシアンから教えを受けグラミー賞にも輝いたボルコム、そしてタワー、ウォーリネン、ハービソン・・・この6人の作曲家全てに共通するのが"1938年生まれ"というキーワードなのである。20世紀から現代までのアメリカを代表する奇才6人が1938年生まれというのは偶然か必然か。2006年にデイヴィッド・ロバートソンの指揮でカーネギー・ホール・デビューを果たしたブレア・マクミランの演奏もお見事。
CRC 2940 ラモー:クラヴサンのための新しい組曲 ——
 組曲イ短調/同ト短調
スーザン・トーマン(チェンバロ)
ミシガン大学、モントリールのマギル大学でチェンバロとフォルテピアノを学んだカナダ人女流奏者スーザン・トーマンが弾くラモー・アルバム。アメリカ、カナダ、ポルトガル、オーストリア、ベルギーでソリストとしてのキャリアを重ねたトーマンは、2007年ブルージュ国際チェンバロ・コンクールで4位に入賞するなど今後の飛躍が期待されている。ちなみにここでの使用楽器は、ドイツのデトマール・ハンゲルベルクが製作したリヨンの「Pierre Donzelague」(1711)のレプリカ。
CRC 2913 ドビュッシー:組曲《子供の領分》/
シューベルト:
 楽興の時D.780,Op.94、即興曲変ホ長調D.899-2,Op.90-2/
ドビュッシー:映像第2集、月の光
マウレーン・フォルク(ピアノ)
マウレーン・フォルクは、カナダのサスカチュワン州でピアノを学び始め、ジュリアード音楽院、インディアナ大学という全米屈指の名門校へとステップアップしていった女流ピアニスト。師である名教師サッシャ・ゴロドニツキ譲りの色彩感豊かな音色や幅広いレンジが、ドビュッシーとシューベルトを美しく、且つ劇的に聴かせてくれる。
CRC 2934 ピティ・ペイド ——
 ジェフリー・シュテーデルマン:
  ピティ・ペイド/子供の情景/ミスター・ナチュラル/星の知恵
ムフセス・ポゴスヤン(ヴァイオリン)、
マグヌス・マルテンソン(指揮)、
スリー・シンフォニエッタ
現在バッファロー大学で作曲家の助教授として後進の指導にあたるアメリカの中堅作曲家ジェフリー・シュテーデルマン。シューマンの名作「子供の情景」と同じタイトルではあるものの、フルート、トランペット、ピアノ、打楽器、チェロで演奏されるシュテーデルマンの「子供の情景」からはシリアスで摩訶不思議な光景が見えてくる。
CRC 2924 石製の瓶 ——
 マイケル・コルクホウン(1953−):
  デュプリシティ/ファースト・フライト/
  エブリバディ・ノウズ・ザット・アフターワーズ/チャランガ/
  トーキング・ロックス/
  フルートとチェロのための組曲《スリー・フォー・ツー・アズ・ワン》/
  ユー・キャント・ゲット・ゼアー・フロム・ヒアー/ジーズ・デイズ
マイケル・コルクホウン(フルート)、
マールストレム・パーカッション・アンサンブル
モートン・フェルドマンにも作曲を師事した経歴を持つフルート奏者兼作曲家、マイケル・コルクホウンの打楽器アンサンブルをメインとした室内楽作品集。コルクホウンの作品のジャンルはオーケストラ、ジャズ・オーケストラ、金管アンサンブルなど多岐に渡り、代表作はフルートがメインの"チャランガ"である。
CRC 2939 チャールズ・ハロルド・バーンスタイン:室内楽作品集 ——
 弦楽四重奏曲第2番(さすらい人)/
 弦楽三重奏曲《ノスタルジック》/
 ディソナント・トリオ/弦楽四重奏曲第3番
ロサンゼルス弦楽四重奏団、
トーマス・プレヴォスト(フルート)、
ゲイリー・グレイ(クラリネット)、
バーバラ・マルシンコウスキ(チェロ)、他
チャールズ・ハロルド・バーンスタインは、1970年から作曲を始めたロサンゼルス出身の音楽家。自身は9歳でオーケストラと共演を果たすなどピアニストとしてのキャリアを重ねながらも、"ピアノを含まない編成"の作品が特徴という一風変わったポリシーの持ち主。その作品はイヴリー・ギトリスによっても取り上げられている。
CRC 2899 J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988 リサ・グード・クロフォード(チェンバロ)
1963年にアーウィン・ボドキー賞を授与されたアメリカの女流鍵盤奏者リサ・グード・クロフォードのバッハ。ソリストとして国際経験も豊富で、フランスの作曲家ガスパール・ル・ルー(1660−1707)のチェンバロ作品集をミッツィ・メイヤーソンとのデュオでレコーディングを行っている。
CRC 2926 シンセティック・ダンス〜オーボエのための音楽 ——
 アンドリーセン:バラード/
 ブランク:ファイヴ・フォー・スリー/
 ラーセン:キャスリーン、アス・シー・ワズ/
 ブランク:4つのバガテル、モーメンツ・イン・タイム/
 ヴァレリオ:シンセティック・ダンス
レベッカ・ネイジェル(オーボエ)、
フィリップ・ブッシュ(ピアノ)、
マーガレット・カンプマイアー(ピアノ)、
マリーナ・ロマゾフ(ピアノ)
ルイ・アンドリーセンの父ヘンドリク・アンドリーセンのバラードなど、近現代の作曲家によるオーボエ作品集。オーボエのレベッカ・ネイジェルは、サウス・カロライナ・フィルハーモニックの首席オーボエ奏者。サウス・カロライナ大学では教授として後進の指導にもあたっている。
CRC 2941 ルイス・ニールソン(1950−):
 エクリチュール/小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
ティモシー・ワイス(指揮)、
トゥイッタリング・マシーン
ロンドンの王立音楽院で作曲を学び、現在はオハイオ州オバーリン音楽院作曲家の教授を務めている現代作曲家ルイス・ニールソン。
パプアニューギニア出身の指揮者ワイスが指揮するトゥイッタリング・マシーン(さえずる機械)とは、オバーリン音楽院のメンバーを中心にして結成されたコンテンポラリーの専門集団のこと。

CHANDOS 1CD¥2400

CHAN 10490 リスト:交響詩集Vol.4 ——
 交響詩《ハンガリー》S.103(第9番)/
 交響詩《ハムレット》S.104(第10番)/
 交響詩《フン族の戦い》S.105(第11番)/
 交響詩《理想》S.106(第12番)
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、
BBCフィルハーモニック
リストの知られざる傑作"ハムレット"。ノセダ&BBCフィルの交響詩集第4弾!去る3月に行われたBBCフィルハーモニックを率いての来日公演に続いて、この10月にはNHK音楽祭(NHK交響楽団を指揮)への出演のため今年2度目となる来日を果たしたイタリアの熱きマエストロ、ジャナンドレア・ノセダ。多方面から高評価を獲得したラフマニノフの「交響曲第1番」(CHAN 10475) に続くノセダ&BBCフィルの最新盤は、リストの交響詩集の第4弾!「前奏曲(レ・プレリュード)」以外はなかなか演奏機会に恵まれないリストの交響詩だが、「前奏曲」に匹敵するリストの傑作の1つとも評される「ハムレット」、カウルバッハの絵画からインスピレーションを得て作曲された「フン族の戦い」など、隠れた傑作も数多い。ノセダ&BBCフィルはリストの交響詩をレコーディングだけでなくコンサートでも取り上げており、そこにはリストの音楽に対する熱き情熱と深いこだわりが存在しているのである!"プリンシパル・コンダクター"から新たに設けられた"チーフ・コンダクター"へと昇格し、ますます絆が強まったノセダ&BBCフィルの快進撃は止まらない!
CHAN 10496
¥2190
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ〜
 L・モーツァルト:交響曲集 ——
  交響曲ハ長調(C1)/交響曲ニ長調(D17)/
  交響曲ハ長調(D1)/交響曲ト長調(G14)/
  交響曲(パルティータ)ハ長調(C4)/
  交響曲ニ長調(D25)(全曲世界初録音)
マティアス・バーメルト(指揮)、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
シリーズ第22作目で遂に登場!作曲家としてのレオポルト・モーツァルト!モーツァルト自身の音楽ではなく、モーツァルトと同時期に活躍した様々な作曲家たちの作品を取り上げるというシャンドスならではロングセラー、「モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ」。サリエリやミヒャエル・ハイドン、クレメンティなどモーツァルトと縁の深い音楽家たちが続々と名を連ねてきたこのシリーズに22作目として加わるのは、遂に登場となる実父レオポルト・モーツァルト!1771年に作曲された「交響曲ニ長調(D25)」を最後として、息子ヴォルフガングの音楽教育のために筆を置いてしまったレオポルト。そのためレオポルトの音楽は「ナンネルの音楽帳」や「トロンボーン協奏曲」など、現在でも演奏されている作品や著書「ヴァイオリン奏法」以外はあまり知られていない。それだけに"6つの交響曲"にスポットを当てたこの録音は、"神童の父"としてではなく"1人の作曲家"としての姿を浮かび上がらせるという重要な役割も持っているのである。シリーズ全ての演奏を担当してきたバーメルト&LMPのコンビの演奏にも要注目。
CHAN 10497 ドビュッシー:ピアノ作品全集Vol.4 ——
 映像第1集/映像第2集/
 練習曲集第1巻/練習曲集第2巻
ジャン=エフラム・バウゼ(ピアノ)
評価急上昇中! バウゼのドビュッシー第4弾!美しいタッチとストレートなアプローチによる演奏が話題を呼ぶなど、新たな名演の誕生を予感させているフランスのピアニスト、ジャン=エフラム・バウゼのドビュッシーも今回が早くも第4集。第1集(CHAN 10421)はフランスのル・モンド・ドゥ・ラ・ミュージックのレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞し、第2集(CHAN 10443)も2008年グラモフォン賞の器楽部門にノミネートされるなど、シリーズ全体への世界からの評価は非常に高い。日本でも2005年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」での来日、そしてこのシャンドスからのドビュッシーによって人気と知名度は急上昇中。第4集は「映像」と「12の練習曲」。2つの名作でのバウゼの解釈が今から楽しみ。
CHAN 10495 レイトン:管弦楽作品集Vol.2 ——
 交響曲第2番Op.69(シンフォニア・ミスティカ/世界初録音)/
 テ・デウム・ラウダムス
サラ・フォックス(ソプラノ)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ&合唱団
ロマンティシズムと12音技法の両立を目指した戦後のイギリスを代表する作曲家の1人であるレイトンの管弦楽作品集の第2集。第2集では、ソプラノ独唱とオーケストラ、混声合唱という編成を持ち、ジョン・ダン、ジョージ・ハーバート、ヘンリー8世のテキストを取り入れ6楽章形式で1974年に作曲された大作「交響曲第2番」。合唱とオルガンのために書かれ、1966年にフル・オーケストラのために編曲された「テ・デウム・ラウダムス」といった60年代〜70年代の2作品をカップリング。国内外で好レビューが続出した第1集に引き続き、知られざるレイトンの魅力とイギリス音楽の達人ヒコックスの手腕に期待したい。
CHSA 5067
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
オルフ:カルミナ・ブラーナ ラウラ・クレイコム(ソプラノ)、
バリー・バンクス(テノール)、
クリストファー・マルトマン(バリトン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
ロンドン交響楽団&合唱団、
ティフィン少年合唱団
白熱のカルミナ・ブラーナ!ヒコックス&ロンドン響のライヴ!その活躍と驚異的なレパートリーはもはや達人と呼ぶに相応しい現代屈指のイギリス音楽のスペシャリスト、リチャード・ヒコックス。イギリス音楽だけでなく古楽から近現代までの幅広いジャンルでハイ・レベルの演奏を創造するヒコックスと、ゲルギエフを首席指揮者に迎え飛ぶ鳥を落とす勢いで邁進するロンドン響のコンビによるオルフの"カルミナ・ブラーナ"がシャンドスのSACDシリーズから登場!中世の詩歌集"カルミナ・ブラーナ"を題材としてオルフが作曲を行った世俗カンタータ"カルミナ・ブラーナ"。ソプラノ、バリトン、テノールのソリスト、オーケストラ、混声合唱、児童合唱という声楽を伴う大編成の作品は、ヒコックスの持ち味が活きる得意分野なだけに白熱のタクト捌きも非常に楽しみ。またヒコックスは、1976年から1991年までロンドン交響合唱団の首席指揮者、1985年からはロンドン響の副客演指揮者を務めており、この間に培われたロンドン響&合唱団との深い信頼関係は現在も脈々と続いている。ヒコックスとロンドン響の熱き"カルミナ・ブラーナ"、しかもヴォーン=ウィリアムズの"海の交響曲"(CHSA 5047)に続くシャンドスでは異例とも言えるライヴ録音。燃え上がるような熱い"カルミナ・ブラーナ"が聴けそうだ!2007年11月、バービカン・センターでのライヴ録音。
CHAN 10491
\2190
タネーエフ:
 ヴァイオリンと管弦楽のための《協奏的組曲》/
リムスキー=コルサコフ:ロシアの主題による協奏的幻想曲Op.33
リディア・モルドコヴィチ(ヴァイオリン)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル響
百戦錬磨の父ヤルヴィとモルドコヴィチ、タネーエフ&リムスキーで揃い踏み!シャンドスのロシア音楽の歴史を築き上げてきた2人の巨星、ネーメ・ヤルヴィとリディア・モルドコヴィチ。"ニーベルングの指輪〜オーケストラル・アドヴェンチャー"(ヤルヴィ)、"バツェヴィチ&エネスコのソナタ集"(モルドコヴィチ)で久々にシャンドスへの復活を果たした百戦錬磨のベテラン・コンビによる期待の最新作はタネーエフ&リムスキー=コルサコフのロシアン・プログラム!名匠レオポルド・アウアーに献呈され、オイストラフの演奏でその存在を知られるタネーエフの「協奏的組曲」。特にヴァイオリンとオーケストラの見事なバランスは対位法の権威としての手腕が見事に発揮されたものであり、交響曲と並ぶタネーエフの代表作の1つとして高い評価を受けている。また19世紀ロシアで生まれた"ヴァイオリンのための協奏作品"の魅力を伝えるこの作品集には、叔父であるアレクサンドル・タネーエフの師であり、自身の理解者でもあったリムスキー=コルサコフの「2つのロシアの主題による幻想曲」をカップリング。ここはやはりなんといってもオイストラフを師に持つモルドコヴィチとエストニアの巨匠ネーメ・ヤルヴィの灼熱コンビ。代表作ショスタコーヴィチ(CHAN 8820)、プロコフィエフ(CHAN 8709)、ハチャトゥリアン(CHAN 9866)を上回る凄演に期待です。
CHAN 10488 ミクロス・ローザ(1907−1995):管弦楽作品集Vol.1
 3つのハンガリーの風景Op.14/
 ハンガリーのセレナーデOp.25/
 シンフォニー・コンサートのための序曲Op.26a/
 トリパルティータOp.33
ラモン・ガンバ(指揮)、
BBCフィル
20世紀を代表するハリウッドの巨匠、ミクロス・ローザの管弦楽作品集がスタート!シャンドスの"映画音楽集"やダンディの"管弦楽作品集"などで縦横無尽の活躍を見せるマエストロ・ラモン・ガンバ。ヤルヴィ、ヒコックス、そしてノセダと並ぶシャンドスの中核指揮者として存在感を放つラモン・ガンバがBBCフィルハーモニックとのコンビでスタートさせる新たなプロジェクトは、映画音楽の巨匠ミクロス・ローザの管弦楽作品集。ベン・ハー、エル・シド、白い恐怖などの傑作を生み出しアカデミー賞に3度輝くなど、ハリウッド全盛期のアメリカで映画音楽の巨匠としての名声を確立したローザ。これまでは映画音楽の作曲家としての姿が偉大すぎるが故にその影に隠れてしまっていたローザのクラシック作品だったが、没後10年を境として急速に注目が集まり始めており今回のシリーズがその勢いを加速させることは間違いないだろう。映画音楽の大家であり祖国ハンガリーの民族音楽の雰囲気を漂わせるローザの音楽は、映画音楽とクラシックを自由自在に振り分けるラモン・ガンバにピッタリなレパートリー。注目必至のシリーズがスタートです!
CHAN 10493 ダンス ——
 ショスタコーヴィチ:3つの幻想的舞曲/
 ヒナステラ:粋な娘の踊り/
 バルトーク:ルーマニア民族舞曲/
 ドヴォルザーク:ドゥムカOp.12/
 チャイコフスキー:あまり踊りらしくないポルカOp.51-2/
 シベリウス:悲しいワルツOp.44-1/
 グァルニェリ:黒人の踊り/
 アルベニス:タンゴ/
 フィトキン:オールド・スタイル(世界初録音)/
 ピアソラ:天使のミロンガ/
 ヴィラ=ロボス:苦悩のワルツ/
 ブラームス:ハンガリー舞曲第1番/
 サティ:ジュ・トゥ・ヴ/
 ストラヴィンスキー:タンゴ/
 ショパン:マズルカOp.17-4
キャスリン・ストット(ピアノ)
キャスリン・ストットのアニヴァーサリー・アルバム!世界各地でのコンサートやレコーディングをはじめ多岐に渡る活動を繰り広げてきたイギリスの名女流ピアニスト、キャスリン・ストットの50歳&デビュー30周年を記念したアニヴァーサリー・アルバム"ダンス"がシャンドスから登場!この"ダンス"には、文字通りそれぞれが様々な特徴やスタイルを持った世界中の"ダンス(舞曲)"を収録曲としてセレクト。ポーランドやフィンランド、フランス、スペイン、ロシア、ハンガリー、ルーマニア、そして南米・・・練りに練られたプログラムで構成されるこの"ダンス"は、1枚のディスクで世界各地の舞曲を楽しめる音楽の旅なのである。またストットが信頼を寄せるイギリスの人気作曲家フィトキンからバースデー・プレゼントとして贈られた「オールド・スタイル」(世界初録音)がプログラムに加えられており、新たな刺激を忘れないところもストットの魅力。楽しさと悲しみの両面を持ったユニークなダンス・アルバムがストットの節目の年に花を添える。
CHAN 10492 シューマン:歌曲集 ——
 ぼくの素敵な星よOp.101-4/
 メアリー・ステュアート女王の詩Op.135/
 レクイエムOp.90-7/リーダークライスOp.39/
 歌曲集《女の愛と生涯》Op.42
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、
ユージン・アスティ(ピアノ)
シグナム・クラシックスからリリースされたリサイタルのライヴ録音(SIGCD 072)がタイムズ誌、ガーディアン誌、BBCミュージック・マガジン誌などで絶賛され大きな反響を呼んだイギリスのメゾ・ソプラノ歌手サラ・コノリー。以前はザ・シックスティーンのメンバーとしても活動するなど第一線での活躍を続けるサラ・コノリーがシャンドスから発表するソロ・アルバムはシューマンの歌曲集。シューマン自身が"歌の年"と呼ぶなど数多くの名作が生まれた1840年に作曲された「リーダークライス」、「女の愛と生涯」という2つの傑作を含むこの歌曲集には、コノリーのシューマンへの深い想いが込められており濃密な内容は相当のもの。シューマンをはじめドイツ・リートの伴奏者として高名な名パートナー、ユージン・アスティのサポートも聴き逃せない。
CHAN 0755
〔Chaconne〕
モーツァルト:デュオ・ソナタ集Vol.1 ——
 ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調K.301/
 同第26番変ホ長調K.302/同第27番ハ長調K.303
デュオ・アマデ
〔キャサリン・マッキントッシュ(ヴァイオリン)、
ジェフリー・ゴヴィアー(フォルテピアノ)〕
イギリスのピリオド楽器によるアンサンブル、"デュオ・アマデ"によるシリーズ「デュオ・ソナタ集」の第1弾は1778年にマンハイムで作曲されたモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ第25番〜第27番の3作品。"デュオ・アマデ"はシャンドスやハイペリオンでお馴染みのパーセル・クヮルテットの創設メンバーであり、エイジ・オヴ・エンライトメント管の前リーダーとしても知られるキャサリン・マッキントッシュと歴史的な鍵盤楽器の名奏者ジェフリー・ゴヴィアーによるデュオ。マッキントッシュが駆使するジョヴァンニ・グランチーノ1703年製のヴァイオリンと、ゴヴィアーが弾くアントン・ワルター製のフォルテピアノの響きがブレンドすることによって円熟のソナタの魅力が更に増すことだろう。続編が楽しみ。


Chandos Opera In English

CHAN 3157
(2CD)
\4000
R・シュトラウス:楽劇《サロメ》(英語歌唱版) スーザン・ブロック(ソプラノ)、
サリー・バージェス(メゾ・ソプラノ)、
ジョン・グラハム・ホール(テノール)、
ジョン・ヴェーグナー(バリトン)、
チャールズ・マッケラス(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
オペラの普及に大きな力を注ぐピーター・ムーア財団とシャンドスとの共同制作による"オペラ・イン・イングリッシュ"シリーズ最新作は、マッケラスがタクトを振るうR・シュトラウスの楽劇「サロメ」!英語の歌詞で「サロメ」の印象がどのように変わるのかもオペラ・ファンならば気にせずにはいられないポイント。またマッケラスの指揮による「7つのヴェールの踊り」も聴きどころ。皿上のヨカナーンを描いたジャケット・デザインも凄いインパクト。


Chandos Classics

CHAN 10500X
(4CDs/特別価格)
\5800
プロコフィエフ:交響曲全集 ——
 交響曲第1番ニ長調《古典交響曲》Op.25/
 同第4番ハ長調Op.112(1947年改訂版)/
 同第3番ハ短調Op.44/
 同第4番ハ長調Op.47(1930年原典版)/
 同第2番ニ短調Op.40/同第6番変ホ短調Op.111/
 同第5番変ロ長調Op.100/同第7番嬰ハ短調Op.131
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長、ネーメ・ヤルヴィが手兵ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管とのコンビで1984年から85年にかけてシャンドスに録音を行った"プロコフィエフの交響曲全集"が24bit/96kHzデジタル・リマスター&プライス・ダウンで新装登場!シャンドス初期の名盤の1つに数えられるこのプロコフィエフでも、オーケストラを豪快にそしてしっかりと鳴らす父ヤルヴィのスタイルはもちろん健在。交響曲第4番も1930年原典版と1947年改訂版の2種類をしっかりと収録されており、ヤルヴィ流のプロコフィエフの解釈術が改めて解き放たれる。
CHAN 10498X
\2000
ニールセン:劇音楽《アラジン》Op.34 ロジェストヴェンスキー(指揮)、
デンマーク国立放送交響楽団&室内合唱団
以前にも増して精力的な活動を展開しているロシアの名匠ロジェストヴェンスキー。ニールセンの「アラジン」の貴重な全曲録音として重宝されてきた1992年の録音が、新たなリマスターを施され"シャンドス・クラシックス"シリーズから移行再発売。ニールセンの劇音楽の醍醐味を味わうことのできる理想的な1枚。

CHANNEL CLASSICS

CCSSA 27708
(SACD Hybrid Multicannel)
\3200→¥2990
ロッシーニ:器楽のための作品集 ——  
 歌劇《絹のはしご》序曲/
 小アンサンブルのためのセレナード変ホ長調/
 弦楽のためのソナタ第1番ト長調/狩りのランデヴー/
 いくつかの楽器の序奏による変奏曲ヘ長調/
 アンダンテ、主題と変奏ヘ長調
イヴァン・フィッシャー(指揮)、
ブダペスト祝祭管弦楽団
ハンガリーの鬼軍曹があたため続けたロッシーニ。
ベートーヴェンの「交響曲第7番」(CCSSA 25207)に続く、"奇跡のコンビ" イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管のチャンネル・クラシックス専属第7弾は、ハンガリーの鬼軍曹があたため続けたアイディアを具現化したユニークなロッシーニの作品集!このロッシーニの作品集は、収録曲8作品のほとんどが管楽器、弦楽器のための室内楽作品というプログラムで構成されており、ブダペスト祝祭管の首席奏者たちが大活躍!コンサート・ミストレス、ヴィオレッタ・エックハルトやチェロのジェルジュ・ケルテースなど、弦楽セクションの中核メンバーによる「セレナード変ホ長調」。1992年からブダペスト祝祭管のホルン・セクションを支え、現在はルクセンブルク・フィルの首席奏者を務めるハンガリーのトップ・ホルニスト、ミクローシュ・ナジも加わったホルン四重奏による「狩りのランデヴー」。そしてフルートのガブリエラ・ピヴォンやホルンのナジら木管奏者たちの四重奏「アンダンテ、主題と変奏」などの8作品で、2年ごとに行われる契約更新時の厳しいオーディションを潜り抜けてきた実力者たちが、稀代の "メロディー・メーカー" ロッシーニの世界を存分に愉しませてくれる。鬼才イヴァン・フィッシャーは、「ブダペスト祝祭管のメンバーとロッシーニの録音を実現させるのを楽しみにしてきた」と語っているだけに録音に対する意気込みは抜群!ブダペスト祝祭管の名手たちの演奏はもちろんのこと、その演奏をさらに引き立てるチャンネル・クラシックスの超優秀録音にも注目!!
CCSSA 27308
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990
愛しさと美しさ ——
 ベーム:カンタータ《私の友は私のもの》/
 J・C・バッハ:カンタータ《愛しい女よ、汝は美しく》/
 シュッツ:モテット《起きよ、我が恋人よ》/
 J・S・バッハ:
  カンタータ第196番《主はわれらを御心にとめたまえり》BWV.196
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、
マルセル・ビークマン(テノール)、
マーク・チャンバース(アルト)、
ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)、
ステファン・マクラウド(バス)、
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)、
オランダ・バッハ協会
オランダ・バッハ協会の最新作は、17世紀〜18世紀ドイツの宗教作品集!去る2008年2月にJ・S・バッハの「ヨハネ受難曲」携えて行われた来日公演では、追求に追求を重ねた解釈とヴァージョン、80年以上の伝統と歴史によって培われた演奏技術とアンサンブル能力によって、深遠な"J・S・バッハ"の世界を聴かせてくれた音楽監督フェルトホーフェン率いるオランダ・バッハ協会。ベーム、J・C・バッハ、シュッツ、そして大バッハのカンタータやモテットを収録した今回の最新盤は、「クリスマス・オラトリオ」など豪華装丁によるバッハの大作と並行して録音が進められているオランダ・バッハ協会の宗教声楽作品シリーズ第4集。シュッツから大バッハまでの「愛しさ」と「美しさ」をテーマとした17世紀〜18世紀ドイツの宗教作品集でもソリストに迎えられたヨハネッテ・ゾマーやマルセル・ビークマンといった名手たちの歌声や、オランダ・バッハ協会の特徴でもある小編成(ここでの器楽奏者はなんと10人のみ!)が繊細で厳かな音楽を生み出す。ヨハネ受難曲の感動再び。ファン必聴です!
CCS SEL 5208
(CD+DVD-Video)
\2400
ザ・ルッキ・ファイルズ1978〜2008 ——
 ステーンホーフェン:歌手と野生の森/
 ホルボーン:ボナ・スペランザ/ミューズの涙、天国/ため息/
 J・S・バッハ:フーガの技法より/
 ショスタコーヴィチ:フーガ ニ長調Op.87-22/
 ミコ:パヴァン第4番ハ長調/
 マンド:ライク・アズ・ザ・デイ/
 パーセル:ファンタジー ト短調Z.735/
 カルディーニ:ラウド/
 ムファット:フーガ/
 ダウランド:悲しみよ、来たれ
アムステルダム・ルッキ・スターダスト・クヮルテット
オランダが誇るリコーダー四重奏団ALSQの結成30周年記念盤!アムステルダムの名門スヴェーリンク音楽院のリコーダー専攻を卒業した4人の奏者たちによって1978年に結成され、2008年で結成30周年という節目の年を迎えたアムステルダム・ルッキ・スターダスト・クヮルテット(ALSQ)。デビュー・レコーディングでの由緒あるエジソン賞の獲得、ブルージュ国際古楽コンクールではスティーヴィー・ワンダーの作品で優勝を果たすなど、ALSQの名を一躍世界規模へと高めたエピソードは数多い。チャンネル・クラシックスがALSQの結成30周年を記念して贈る特別盤には、これまでの録音から選りすぐられたベスト盤にボーナスDVDをセット!DVDにはコンサートのライヴ、インタビュー、そして貴重なプライベート映像などが収められており、ベスト盤の演奏と合わせてリコーダー・ファンならば1聴&1見の価値アリ!
CCSSA 28908
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ディヴェルティスマン ——  
 サルツェード:3つの小品/
 カプレ:ディヴェルティスマン/
 イベール:6つの小品
ラヴィニア・マイヤー(ハープ)
「私の目標は、ハープをソロ楽器として広く知られるようにすること」と語る若き女流アーティスト、ラヴィニア・マイヤーがチャンネル・クラシックスに初登場!
1983年に韓国で生まれオランダの家庭に養子として迎えられたラヴィニア・マイアーは、自身の大きな目標であるハープのソロ楽器としての定着を目指し現在はソリストとしてオランダを拠点にヨーロッパ、アメリカ、アジアで活躍中。インディアナのヘラルドタイムス紙でその実力が絶賛されるなど、今後の飛躍にが期待される女流ハーピストである。サラウンド・サウンドでのハープ・ソロも楽しみなポイント。
CCSSA 29008
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
オランダ〜アメリカ・ライン ——
 "ジョニー・ジョーンズ"、"インク・スポッツ"、
 "ミルス・ブラザース"、"ランブラーズ"、
 "デューク・エリントン"によって演奏された作品の新しいアレンジ集
フローマーマン、
デイヴィッド・ボーレン(ピアノ)、
パウル・ファン・ユトレヒト(ギター)
両大戦間のベルリンを舞台として絶大な人気を博しながらも、ナチスのユダヤ人弾圧により活動に終止符を打った男声ヴォーカル・アンサンブル"コメディアン・ハーモニスツ"。アンサンブルのリーダーだったハリー・フローマーマンの名前をアンサンブル名に冠し、志半ばで解散となった"コメディアン・ハーモニスツ"のスタイルと理念を継承したオランダの若き男声ヴォーカル・アンサンブル"フローマーマン"のリリース第2弾!"コメディアン・ハーモニスツ"が現役で活躍していた1930年代〜40年代にアメリカとオランダで演奏された作品を、現在のオランダを代表する気鋭の作曲家たちが新たにアレンジ。古き良き時代の熱気と感動をオランダの新鋭集団が抜群のハーモニーでじっくりと聴かせてくれる。

CLARINET CLASSICS

CC 0059
\2400
エクスプレッションズ ——
 ダニエル・ビンビ:エル・カソ/
 ヴァスコ・フクセル:ソナチナ・リリコ/
 クリストファー・ボール:インヴォケイションズ・オヴ・パン/
 ゲイリー・ショッカー:ベター・デイ/
 クリストファー・ボール:ミュージック・フォー・ユース/
 アントニー・ウェイクフィールド:狩り/
 クリストファー・ボール:民謡からのアレンジ/
 トム・ジャクソン:無伴奏クラリネットのためのソナタ/
 ダニエル・ビンビ:月/
 ウェールズ民謡(トーマス&クレイヴン編):スオ・ガン
レスリー・クレイヴン(クラリネット)、
レイチェル・アットウェル(ピアノ)、
キャスリン・トーマス(ハープ)、
ジョナサン・バージェス(フルート)、
トム・ジャクソン(クラリネット)
ウェールズ国立歌劇場管弦楽団の首席クラリネット奏者レスリー・クレイヴンのソロ・アルバム。フランス海軍軍楽隊のE♭管クラリネット奏者として現役で活躍中のダニエル・ビンビらによるクラリネットのための新しい作品は、難解な現代曲ではなく伝統的な作曲手法に作曲者独自のテイストを加えた作品に仕上げられている。コンクールやコンサートのレパートリーに浮上してくる日も近いかも!?

COLLEGIUM

COLCD 133
\2400→¥2190
クリスマスの祭典 ——  ジョン・フランシス・ウェイド(1711−1786)/
  ジョン・ラッター&デイヴィッド・ウィルコックス編:
   賛美歌111番《神の御子は》/
 作曲者不詳(マイケル・ニューム&ジョン・ラッター編):
  喜びたまえ〜フィンランド古聖歌集《ピエ カンツィオーネス》より/
 ボブ・チルコット(1955−):羊飼いのキャロル/
 ウェールズ民謡(ジョン・ラッター編):大晦日の夜/
 アパラチア民謡(ジョン・ラッター編):
  さまよいながらわたしは不思議に思う/
 ジョン・ラッター(1945−):アヴェ・マリア/
 イギリス民謡(ジョン・ラッター編):明日は僕の踊りの日/
 ジョン・ラッター:リジョイス・アンド・ビー・メリー/
 カタロニア民謡(ジョン・ラッター編):聖母の御子/
 ナイジェル・ヘス(1953−):クリスマス序曲/
 ジョン・デイヴィッド(1946−)/ピーター・ナイト編:新たな日に生まれます/
 ジョン・ラッター:魔法の王国/
 ジェスター・ハリソン(1901−2000)/ジョン・ラッター編:マリアの御子/
 スペイン民謡(ジョン・ラッター編):今宵/
 フレデリック・ディーリアス(1862−1934):冬の夜/
 カリブ民謡(ジョン・ラッター編):聖母マリアは赤子を/
 ジョン・ラッター:ニュー・イヤー/
 ジョン・ラッター:アイ・ウィッシュ・ユー・クリスマス/
 メンデルスゾーン(1809−1894)/
  ジョン・ラッター&デイヴィッド・ウィルコックス編:
   賛美歌98番《天には栄え》/
 ヒュー・マーティン&ラルフ・ブレイン(ジョン・ラッター編):
  ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
ジョン・ラッター(指揮)、
ケンブリッジ・シンガーズ、
ファーナム・ユース合唱団、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、
エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)、
メラニー・マーシャル(メゾ・ソプラノ)、
クララ・サナブラス(ソプラノ)
これぞ2008年のクリスマスの大本命!合唱の神様ジョン・ラッターが贈るクリスマスの祭典!イギリスの生きる合唱神ジョン・ラッター&ケンブリッジ・シンガーズのレーベル"コレギウム(Collegium)"から(1987年に)最初のクリスマス・アルバム"クリスマスの夜(COLCD 106)"がリリースされて早や20年。レーベル創設以来、数多くの名作と名盤を世界に向けて発信してきたラッター&ケンブリッジ・シンガーズの名コンビが満を持して贈る話題必至の新たなクリスマス・アルバムは、その名も"クリスマスの祭典"!この"クリスマスの祭典"には、「アヴェ・マリア」や「魔法の王国」などラッターがクリスマスのために書き上げた待望の新作5作品に加えて、ラッターのアレンジャーとしての手腕も光るクリスマス・キャロルの新たなアレンジ6作品が収録されており、クリスマス・アルバム、そしてラッターの作品集としても充実度、話題性は絶大!また吹奏楽関係者には「イーストコーストの風景」でお馴染みの作曲家ナイジェル・ヘスの華麗なる「クリスマス序曲」、人気急上昇中の合唱作曲家ボブ・チルコットの「羊飼いのキャロル」などの注目作も見逃せない。極上のハーモニーと輝かしいサウンドが感動の空間を生み出すラッター&ケンブリッジ・シンガーズの"クリスマスの祭典"。今年のクリスマス・アルバムの大本命間違いなし!

CYBELE 1CD¥2500

SACD 860.601
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ジャクリーヌ・フォンティン(1930−):管弦楽作品集
 On a landscape by Turner/Au fil des siecles/
 L'Anneau de Jade/Quatre Sites(全曲世界初録音)
ダーフィト・ポルスレイン(指揮)、
ヤナーチェク・フィルハーモニック管弦楽団
このレーベルでは珍しいオーケストラ・アルバムは、アントワープ生まれのベテラン女流作曲家ジャクリーヌ・フォンティンの管弦楽作品集。作曲をマルセル・キネ、指揮法をハンス・スワロフスキーに学んだフォンティンの管弦楽作品は、コンセルトヘボウ管、ロッテルダム・フィル、ドレスデン・フィルなど名門オーケストラによって演奏が行われてきた実績を持つ。
Cybele 960.104 機械じかけVol.4 ——
 ハンス=ヴェルナー・シュナイダー(1953−):
  wenn ich auf einem Instrument spiele/
 ジョン・マッコーイ(1948−):
  Manche Lucias und Desdemonas/
 マックス・E.ケラー:Sie/
 ディルク・ライチ(1947−):Entwurf eines Programms
電子楽器による演奏
気鋭の作曲家たちによって1970年代に作曲されたエレクトロニック・ミュージック。人の声とエレクトロニック・サウンドのブレンドによる不思議な世界。
Cybele 960.105 機械じかけVol.5 ——
 ニク・ジェミング(1960−):Angelique, mais sans dieu/
 トーマス・ネイハウス(1961−):
  The Bad Boys Were Prodding
   the Bear Through the Bars of the Cage/
 クラウディウス・ブルーゼ(1960−): Kapitel 80/
 マーカス・レッパー(1987−):FM Suite/
 ルドガー・ブルンマー(1958−):TroTropf OrT/
 ディルク・ライチ:nested loops I/
 ウラディミール・ドシャムバゾフ(1954−):No contact III
電子楽器による演奏
シリーズの第5集は1980年代に作曲された作品7曲を収録。
Cybele 960.106 機械じかけVol.6 ——
 ラルフ・オラーツ(1964−):Pyrocua/
 フリードヘルム:ハルトマン(1963−):exSamples mechanique/
 ハネス・ガレット・ザイドル(1977−):re: bounce/
 ヨン・ジョン・ヤン(1966−):grau & blau/
 スヴェン=インゴ・コッホ(1974−):saxl/
 ローマン・プファイファー(1976−):
  Dem Grau der Nacht enttaucht/
ディルク・ライチ:Dialog
電子楽器による演奏
1990年代の作品を集めた第6集。懐かしのファミコンを思い出させるようなサウンドが顔を出す場面も。

DANACORD 1CD¥2500

DACOCD 677 イン・リサイタル ——
 リスト:
  葬送S.173-7、スペイン狂詩曲S.254、超絶技巧練習曲第10番ヘ短調/
 ショパン:3つのワルツOp.34、バラード第4番ヘ短調Op.52/
 スクリャービン:
  マズルカ ホ短調Op.25-3、2つのマズルカOp.40、
  2つの詩曲Op.32、5つの前奏曲Op.15、詩曲《炎に向かいて》Op.72
オレグ・マルシェフ (ピアノ)
アゼルバイジャン共和国の首都バクーで生まれ、現在はイタリアを拠点としているヴィルトゥオーソ・ピアニスト、オレグ・マルシェフ。パブスト、リムスキー=コルサコフ、スクリャービンのピアノ協奏曲を収録した「3つのロシアのピアノ協奏曲」(DACOCD 660)での凄演が記憶に新しいマルシェフの最新録音は、ニュージーランド・ツアーの直後にデンマークのセナボーで収録されたリサイタル・プログラム!圧巻の技巧で作品の魅力を完全に引き出しているリスト、鍵盤の上で躍動する音符が目に見えるかのようなショパン、ロシア作品がマルシェフの十八番であるということを改めて実感させてくれるスクリャービンはどれも見事。数あるオファーを断り、最良のパートナー"ダナコード(Danacord)"と共に自身の道を歩み続けるオレグ・マルシェフが至福の一時を届けてくれる。
DACOCD 671 フレデリク・マインダース〜ソング・トランスクリプションズ ——
 シューベルト:
  野ばらD.257、セレナードD.957-4、春にD.882、
  君こそわが憩いD.776、笑いと涙D.777/
 シューマン:
  ハイランドの子守歌Op.25-14、民謡Op.51-2、
  美しき異郷Op.39-6、愛する妹たち私に手を貸してOp.42-5、
  私の指に光る指環Op.42-4、蓮の花Op.25-7/
 ブラームス:
  夢遊病の人Op.96-3、眠りの精、夜うぐいすにOp.46-4、
  私の彼女はばら色の唇をしている、サッフォー風の頌歌Op.94-4、
  僕の恋は新緑だOp.63-5、谷間に、ぼくらはそぞろ歩いたOp.96-2、
  便りOp.47-1、メロディのようにOp.105-1/
 マーラー:
  私は緑の野を楽しく歩いた、ラインの伝説、
  私はこの世に忘れられ、シュトラスブルクの砦で、死せる鼓手
フレデリク・マインダース (ピアノ)
ピアニスト兼アレンジャーとしてこのアルバムを創り上げたフレデリク・マインダースは、ニキタ・マガロフの門下生であり、1972年にオスロで開催されたスクリャービン国際コンクールを制覇した1946年生まれのオランダ人ピアニスト。ユニークなアレンジで知る人ぞ知る存在のマインダースは、膨大な数のオリジナル作品や編曲作品を生み出しており、今回の録音のために設定したテーマは"歌曲"。シューベルト、シューマン、ブラームス、マーラーという世紀の大作曲家たちの歌曲をピアノ編曲で聴くと、慣れ親しんだメロディがどこか新鮮に響いてくる。巧みなアレンジと表情豊かなピアノが歌う歌曲は味わい深く美しい。
DACOCD 678 クリスマス・キャロルとブラスの響き ——
 メンデルスゾーン(ウィルコックス&ステッドマン=アレン編):
  天にはさかえ/
 プレトリウス(クリステンセン編):一輪のばらが咲いた/
 ニールセン:(ヘルムート&ニールセン編):話さねばならない驚き/
 伝承曲:(ウィルコックス&グレアム編):まぶねの中で/
 作曲者不詳:(アンレーセン編):妙なる響きを雲の中に/
 シュルツ:(カレンバク編):
  イエスさま、あなたの小さな子どもたちがやってきます/
 ロング(カレンバク&クリステンセン編):鐘たちよ、今鳴っている/
 コルネリウス(アトキンス編):三人の王/
 作曲者不詳(18世紀/オールヴァル&ノアゴー編):この世はうるわし/
 ガントレット(ウィルコックス編):ダヴィデ王の都市に/
 伝承曲(オーモット編):古いクリスマス賛美歌/
 ラングフォード:クリスマス幻想曲/
 ハドリー(アンガス編):乙女の歌を歌おう/
 伝承曲(ラッター編):クリスマスの十二日/
 ラウプ(リス編):見わたすかぎり雪/
 ベアグレン:(クリステンセン編):主の年よ、ようこそ/
 ハーダー(ハンセン編):クリスマスツリーは飾りをつけ/
 伝承曲(ウォレル編):クリスマスおめでとう
ジョルダーノ・ベリンカンピ(指揮)、
セーアン・キンク・ハンセン(指揮)、
デンマーク皇太子ブラス・アンサンブル、
デンマーク国立歌劇場合唱団
北欧デンマークの金管アンサンブル、デンマーク皇太子ブラス・アンサンブルと24人の一流の歌い手たちが集ったデンマーク国立歌劇場合唱団のコラボレーションによるデンマーク発の高貴なるクリスマス・アルバム!デンマーク皇太子ブラス・アンサンブルは、デンマーク国立響の首席トロンボーン奏者でもある北欧の名手イェスパー・ユール・セーアンセンが首席指揮者を務める14人の金管奏者と2人の打楽器奏者によるプロの金管アンサンブル。デンマークのブラス・アンサンブルが奏でる輝かしくも優しさを感じさせるサウンドと、デンマーク国立歌劇場合唱団の荘厳なハーモニーが絶妙にブレンド。クリスマス・アルバムとしてはもちろんのこと、金管アンサンブル作品集、合唱作品集としてもバッチリと楽しめる。
DACOCD 670 ヒンデミット:歌曲集《マリアの生涯》Op.27(1948年版) エリサベト・マイヤー=トプセー(ソプラノ)、
ペーア・サロ(ピアノ)
エリサベト・マイヤー=トプセーは、名ソプラノ歌手ビルギット・ニルソンの下で学び、ドイツの歌劇場を拠点としてR・シュトラウスやワーグナーのオペラでヒロイン役を演じてきたデンマークのリリック・ドラマティック・ソプラノ。ティーレマンやメータ、テイト、デ・ブルゴス、ロペス=コボスといった名匠たちと共演を重ねてきたマイヤー=トプセーの歌声が、文字通り"聖母マリア"の生涯を描いたヒンデミットの長大な歌曲を劇的に表現している。
DACOCD 663 J・S・バッハ:オルガン作品集第14集 ——
 トリオ・ソナタ第3番ニ短調BWV.527/
 コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》BWV.660/
 コラール《高き空よりわれは来れり》BWV.700/
 コラール《甘き喜びのうちに》BWV.608/
 コラール《汝らキリスト者よ、こぞりて神を讃えよ》BWV.609/
 《マニフィカト》によるフーガBWV.733/
 コラール《おお罪なき神の小羊》BWV.656/
 コラール《われらが救い主、イエス・キリスト》BWV.665/
 コラール《われらが救い主、イエス・キリスト》BWV.666/
 コラール《来たれ、神にして創造主なる御霊よ》BWV.667/
 前奏曲とフーガ ハ長調BWV.531/
 コラール《ああいかに空しく、いかにはかなきこと》BWV.644/
 コラール《主よ、われ汝に望みを抱けり》BWV.640/
 コラール《ああ、われらと共に留まりたまえ》BWV.649
ハンス・ヘルムート・ティルマンス(オルガン)
ヨーロッパで「ヴァルヒャ以来の完成度」など非常に高い評価を得ているハンス・ヘルムート・ティルマンスのJ・S・バッハ・シリーズも第14集に到達。オルガンのためのコラールをメインに据えた第14集では、いずれもドイツのウッパーダール・リア・マグダレーナ大修道院、オルペ聖霊教会、リューベック大聖堂の歴史的オルガンを演奏。ヨーロッパ各地の歴史的オルガンが奏でる音色もこのシリーズの大きな魅力である。
DACOCD 569-570
(2CD)
ヘアマン・D・コペル〜作曲家、ピアニスト第5集 ——
 コペル:
  ピアノ協奏曲第1番Op.13、同第4番Op.63、映画《パーウ》組曲、
  パレ・マーチ、ピアノ協奏曲第2番Op.30より 第3楽章/
 トマス・コペル:束の間の幻影/
 アナス・コペル:ピアノ、弦楽と打楽器のための協奏曲/
 バーンハー・クリステンセン:12の音/
 ノアゴー:ナイン・フレンズ
ヘアマン・D・コペル(ピアノ)、
アクセル・ヴェレユス(指揮)、
デンマーク放送交響楽団、
アマデウス室内管弦楽団、他
20世紀のデンマークで作曲家、ピアニスト、そして教育者として活躍したポーランド系デンマーク人音楽家ヘアマン・D・コペルの作品、演奏の記録を復刻リリースしていくシリーズ第5集。ニールセンを崇拝していたことでも知られるヘアマン・コペルの自作自演によるピアノ協奏曲や、息子のトマスとアナスの作品を収録しており、この録音自体が音楽一家コペル家の歴史とも言える。1963年〜1994年の録音。
DACOCD 679
¥2290
2007年度フーズム城音楽祭ライヴ録音〜
 稀少ピアノ作品集第19集 ——
  エカテリーナ・デルジャヴィナ〜
   アイスラー:ピアノのための小品Op.3-1、
   スタンチンスキー:スケッチOp.1-2、
   メトネル:アレグロ・コン・グラツィアOp.1-8/
  コーリャ・レッシング〜
   フォーゲル:トレパック、
   シューマン(C・シューマン編):君は花のごとくOp.25-24/
  エフゲニー・ソイフェルティス〜
   グリーグ:自作の歌曲によるピアノ曲/
  ピアーズ・レーン〜シュー  マン:
   ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲、
   ショパン:ワルツ嬰ヘ短調/
  フランソワ=ジョエル・ティオリエ〜
   ラヴェル:パレード、
   スクリャービン:夜想曲変ニ長調Op.9-2/
 ジョナサン・パウエル〜
  スクリャービン:ソナタ第8番Op.66、
  シベリウス:森の湖Op.114-3/
 マーク・ベビントン〜
  カステルヌオーヴォ=テデスコ:ヴォーチェ・ルンターナ/
 アレックス・ハッサン〜ドゥセ:
  イゾルディーナ、ユルマン(ハッサン編):アデュー
エカテリーナ・デルジャヴィナ(ピアノ)、
コーリャ・レッシング(ピアノ)、
エフゲニー・ソイフェルティス(ピアノ)、
ピアーズ・レーン(ピアノ)、
フランソワ=ジョエル・ティオリエ(ピアノ)、
ジョナサン・パウエル(ピアノ)、
マーク・ベビントン(ピアノ)、
アレックス・ハッサン(ピアノ)
世界的ピアニストによるレア・レパートリーの博覧会としてコアなファンから多くの支持を集めている「フーズム城音楽祭」の2007年公演を収録したライヴ録音が登場!1987年に第1回が開催された「フーズム城音楽祭」は、1989年の公演からダナコード(Danacord)が録音を開始し今回でなんと19枚目のリリースとなる。ハイペリオンでお馴染みのピアーズ・レーンが弾くベートーヴェンの「交響曲第7番第2楽章」を題材としたシューマンのエチュードや、ティオリエのラヴェル、ベビントンのカステルヌオーヴォ=テデスコなどなど・・・レア度やマニアック度の高さは今回も折り紙付き!2007年8月17日〜25日の録音。

DANICA 1CD¥2500

DCD 8231/2
(2CD/特別価格)
\3900
チェロ・テスタメント〜チェロ・フェイヴァリッツVol.6&Vol.7 ——
 J・S・バッハ:アリオーソ(カンタータ第60番)/
 ペルゴレージ:ニーナ/
 パラディス:シチリアーノ/
 ブレヴァール:ロンド/
 マルティーニ:アンダンティーノ/
 ヴェラチーニ:ラルゴ/
 メンデルスゾーン:無言歌ニ長調/
 ポッパー:ガヴォット第2番Op.23、マズルカOp.11-3/
 グラナドス:間奏曲/
 トロバ:ファンダンギィーリョ/
 サン=サーンス:白鳥/
 ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌/
 サン=サーンス:アレグロ・アパッショナートOp.43/
 マスネ:エレジー/
 フォーレ:エレジー/
 ファン・ゲンス:スケルツォOp.12-2/
 シベリウス:ロマンスOp.78-2/
 ハイセ:幻想的小品第1番&第2番/
 エンリケ:子守歌/
 J・S・バッハ:アリオーソ(ピアノ協奏曲へ短調より)/
 ベートーヴェン:ソナチナ/
 ドヴォルザーク:ユーモレスクOp.101-7/
 チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51-6/
 キュイ:オリエンタル/
 グラズノフ:スペイン風セレナーデOp.20-2/
 ドホナーニ:ハンガリー牧歌/
 ショスタコーヴィチ:ロマンス/
 ポッパー:ハンガリー狂詩曲op.68/
 ブルッフ:コル・ニドライOp.47/
 ポッパー:東洋的セレナーデOp.18/
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ/
 シューベルト:楽興の時D.780-3/
 ルビンシテイン:メロディー/
 リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行/
 ボアセン:ロマンスOp.4/
 ガーデ:嫉妬
アナス・グレン(チェロ)、
ヨーアン・ハル・ニルセン (ピアノ)
デンマーク放送交響楽団、デンマーク王立歌劇場管弦楽団といったデンマークの名門オーケストラのチェロ奏者を歴任し、現在はソロと室内楽の分野で活動を続けるデンマークのチェロ奏者アナス・グレンが奏でるチェロの名作40曲。ESTA(ヨーロッパ弦楽器指導者協会)のデンマーク支部長を務め、スズキ・メソードにも携わるなど教育者として後進の育成にも大きな情熱を注いでいる。この"チェロ・テスタメント"には、スズキ・メソードのチェロ教則本で取り上げられている小品も収録されており、デンマークの名手の演奏による新たな参考音源として活用することもできる。1982年〜2007年の録音。
DCD 8230 チャイコフスキー:
 3つのケルビム讃歌、Blazhenni Yazhe Izbral、Da Ispravitsya/
ランゲ=ミュラー:聖母マリアのための3つの歌Op.65、3つの詩篇Op.21
エベ・モンク(指揮)、
コペンハーゲン王立礼拝堂聖歌隊
19世紀のロシアとデンマークの宗教合唱曲、チャイコフスキーとランゲ=ミュラーの合唱作品集。コペンハーゲン王立礼拝堂聖歌隊は、1924年に設立され80年以上の歴史を持つデンマークの合唱団。これまでにブリテン、アンセルメ、クーベリック、シノーポリ、マッケラス、アシュケナージといった世界的アーティストたちとの共演も数多く、その歌声に対する評価は非常に高い。

DAPHNE

DAPHNE 1032
\2500
ポール・ウォルトマン・プレイズ・コルンゴルト ——
 コルンゴルト:
  ヴァイオリンソナタ ト長調Op.6/
  ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
ポール・ウォルトマン(ヴァイオリン)、
ベンクト・フォーシュベリ(ピアノ)、
ダーヴィド・ビョークマン(指揮)、
スウェーデン放送交響楽団
ポール・ウォルトマンはスウェーデン放送響のヴァイオリニストであり、ソリストとしてはヘルシンボリ響、ロイヤル・ストックホルム・フィル、スウェーデン放送響などのオーケストラと共演を重ねているスウェーデンのヴァイオリン奏者である。神童と称されたコルンゴルト15歳の作品「ヴァイオリンソナタ」、アメリカへ渡りハリウッドの巨匠として活躍していた1945年に作曲された「ヴァイオリン協奏曲」の初期と後期の2作品を収録。1709年製のストラディヴァリウスを弾きこなすウォルトマンの演奏が、"神童"と"巨匠"というコルンゴルトの2つの姿を巧みに表現している。

DEUX ELLES

DXL 1132
\2400
コットングラスの歌〜ヒラリー・タン(1947−):室内楽作品集 ——
 モーレス城の壁/コットングラスの歌/かがり火の石/
 アマーギンの歌より/
 オーボエとヴィオラのための《二重奏曲》/ナッシング・フォーガットン
マシュー・ジョーンズ&アンサンブル
1982年から1995年まで国際女性作曲家協会の要職を担ったウェールズの女流作曲家、ヒラリー・タンの室内楽作品集。オーボエ、ヴィオラ、チェロが活躍する「モーレス城の壁」やフルート、ヴィオラ、ハープの劇的な表現が印象的な「アマーギンの歌より」などは、新たな室内楽のレパートリーとして注目を集めそうだ。

ETCETERA 1CD¥2500

KTC 1030
〔再プレス〕
ダウランド:リュート・ソング集 ——
 甘き恋よもういちど/さあ、おいで/わが恋人の涙/
 パイパーのパヴァン/恋人よ、しばし止まれ/
 嘆きの泉よ、もう泣かないで/暗闇にぼくは住みたい/
 羊飼いが木陰で/思いが叶わぬ時は/デンマーク王のガリアード/
 行け、水晶の涙/ダフネはあまり貞節ではなかった/
 ウィンター夫人のジャンプ/ホワイト夫人に事なし/
 ヴォー夫人のジグ/靴屋の女房/
 真実の愛よ、教えてほしい/ご婦人向きの小間物はいかが
アンドルー・ダルトン(カウンター・テナー)、
今村泰典(リュート)
オランダのエトセトラ(Etcetera)からリリースされている日本を代表するリュート奏者の1人、今村泰典の録音3タイトルが再プレスされました!日本人奏者の名演に再度ご注目下さい。
KTC 1202
〔再プレス〕
¥2290
ボノンチーニ:
 トリオ・ソナタ第2番ト短調/カンタータ《Misero pastorello》/
 二重唱《Si fugga si sprezzi》/トリオ・ソナタ第9番ト短調/
 カンタータ《オリンピアの嘆き》/二重唱《Luci Barbare》
今村泰典(テオルボ&ディレクター)、
フォンス・ムジケ
KTC 2501
(2CD)
\3600
〔再プレス〕
J・S・バッハ:リュートのための作品集 ——
 リュート組曲ホ長調BWV.1006a/組曲ハ短調BWV.997/
 前奏曲ハ短調BWV.999/フーガ ト短調BWV.1000/
 前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調BWV.998/
 組曲ホ短調BWV.996/組曲ト短調BWV.995
今村泰典(バロック・リュート)
KTC 1320 スヴェーリンク:合唱作品集第3集 ——
 主よ、われは御身を愛し奉る/詩篇109番/
 Tanto tempore vobiscum sum/詩篇77番/
 Che giova posseder cittadi e regni/
 Yeux qui guidez mon ame/Dolcissimo ben mio/
 おお 主イエス・キリストよ/詩篇114番/
 主を畏るることは/
 我が青春はすでに過ぎ去り/Qual vive Salamandra
パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)、
オランダ室内合唱団、
ウィレム・ブレマー(コルネット&バス・ダルシアン)、
レネ・ファン・ラーケン(テナー・ショーム&テナー・ダルシアン)、
ハリー・リース(アルト・サックバット)、
ヴィム・ベク(テナー&バス・サックバット)
ピーター・フィリップス、トン・コープマン、ウィリアム・クリスティ、フィリップ・ヘレヴェッヘなど、古楽界の権威たちが指揮を振り話題を呼んだオランダ室内合唱団のスヴェーリンク・シリーズ。第3集で名門オランダ室内合唱団を指揮しているのは、ベルギーの古楽演奏団体ウエルガス・アンサンブルの創設者としても高名なパウル・ファン・ネーヴェル。ネーヴェルの指揮者としてだけでなく、音楽学者としての視点からのアプローチによってスヴェーリンクの音楽からさらに豊かな響きを生み出されている。サックバットやダルシアン、ショームといった古楽器のサウンドと合唱のハーモニーの融合も見事。1989年&1990年の録音。
KTC 1364 ハールレムのミュラー・オルガンのための新しい音楽 ——
 ウィム・デ・ルイター(1943−):トリフィド/
 ピート・ケー(1927−):オルガン〜
  ピーテル・ヤーンスゾーン・サーンレダムへのオマージュ/
 ハンス・コックス(1930−):夕闇に鳴くつぐみ/
 ハンス・アッセルベルフス(1953−2007):〜12zeven5〜/
 ロデリック・デ・マン(1941−):クロス・カレンツ(全曲世界初録音)
ヨス・ファン・デル・コーイ(オルガン)
モーツァルトが弾いたとも伝えられているハールレム(オランダ)の聖バーヴォ教会のパイプ・オルガン。このオランダ最大級の規模と長い歴史を持つこのミュラー・オルガンでの演奏のために、オルガンの世界的名手ピート・ケーや現代オランダの作曲家ハンス・コックスなど5人の音楽家が新たな作品を作曲。これらの新たな作品の録音を担当したのは、ピート・ケーの下でオルガン演奏と即興の研鑽を積んだオランダのオルガン奏者ヨス・ファン・デル・コーイ。歴史的オルガンによる全曲世界初録音の作品集はオルガン愛好家要チェックの1枚!
KTC 1372 ブリタニア〜フルート、弦楽と
 チェンバロのための室内楽作品集 ——
  ラッター:フルート、弦楽とチェンバロのための《古風な組曲》/
  ブリッジ:アイルランドの旋律/
  ハワード・ブレイク(1938−):フルート五重奏曲/
  ジェイコブ:
   フルート、弦楽とチェンバロのための《4つのファンシーズ》/
  アラン・ステファンソン(1949−):
   ピッコロ、弦楽とチェンバロのためのコンチェルティーノ
ペーター・フェアホイエン(フルート&ピッコロ)、
アルコ・バレーノ・アンサンブル
ピッコロのためのオリジナル作品のみを集めた"ピッコロ・チューン"やヴィヴァルディ、ハイドンのユニークなアルバムをエトセトラ(Etcetera)からリリースしているアルコ・バレーノ・アンサンブルの最新作。この"ブリタニア"では、アンサンブルのメンバーであり、ヘレヴェッヘとのコンビでお馴染みのロイヤル・フランダース・フィルで首席ピッコロ奏者として活躍するベルギーの名手ペーター・フェアホイエンが主役。合唱の神様ラッター、吹奏楽作品で知られるジェイコブなどの珍しいフルート作品を楽しめるイギリス・プログラム。この1枚で近現代イギリスのフルート作品の醍醐味が味わえる。

GIMELL

CDGIM 209
(2CD/1枚分価格)
\2400→¥2190
タリス・スコラーズ〜チューダー朝の教会音楽を歌うVol.1
 ジョン・ブラウン(d.1505):
  めでたし女王, あわれみ深きみ母、
  キリストの十字架のもとに、スターバト・マーテル、
  おお, この世の輝ける女王、おお, 救い主のみ母なるマリア/
 ウィリアム・コーニッシュ(d.1523):
  喜びたまえ、キリストのみ母になる乙女/
 ジョン・タヴァナー(c.1490−1545):西風のミサ/
 ウィリアム・コーニッシュ:
  めでたし女王、めでたしマリア, 神のみ母/
 クリストファー・タイ(c.1505−c.1573):西風のミサ
ピーター・フィリップス(指揮)、
タリス・スコラーズ
CDGIM 210
(2CD/1枚分価格)
\2400→¥2190
タリス・スコラーズ〜チューダー朝の教会音楽を歌うVol.2
 ジョン・シェパード(c.1515−1558):
  生のただ中に、すべての救い主なるキリスト、
  タルシスの王らは、この聖なる儀式にあたり、
  汝が御手にⅠ、同Ⅱ、同Ⅲ、言葉は肉となり、
  西風のミサ/
 トマス・タリス(c.1505−1585):
  断食し泣きながら、おお, 救いのいけにえよ、
  おお, 光より生まれし光/
 ロバート・ホワイト(c.1538−1574):
  マニフィカト、汝はわが受く分なり、天の元后、
  光にして日なるキリストⅢ、同Ⅳ、
  主よ, 汝にこたえたまわんことを、エレミアの哀歌
ピーター・フィリップス(指揮)、
タリス・スコラーズ
古楽ファンや合唱ファンのみならず、幅広い層のリスナーから大きな支持を集めている世界最高のア・カペラ・グループ"タリス・スコラーズ"の大好評ベスト盤。ヘンリー8世の戴冠500周年(戴冠は1509年6月24日)を記念して一挙に同時リリースとなるシリーズ第9弾&第10弾のテーマは"チューダー朝の教会音楽"!ヘンリー7世によって開かれ、ヘンリー8世、エドワード6世、メアリー1世、エリザベス1世へと受け継がれていったチューダー朝。イギリス国教会の設立、カトリック、プロテスタントの弾圧、エリザベス1世の「中道政策」などキリスト教を取り巻く環境が次々と変化したチューダー朝の時代を生きたタリス、シェパード、ホワイト、ブラウン、コーニッシュ、タイ、そしてタヴァナーなど音楽史にその名を刻むイギリスの大作曲家たちが遺した「教会音楽」の名作を2巻4枚のディスクに凝縮。またシリーズの特色でもある歴史的名画を用いたジャケット・デザインや特別に設定されたグッド・プライスも大きな魅力!究極のハーモニーでチューダー朝時代のイギリスにおける教会音楽の変遷を知ることが出来るというこの上ないクォリティを持ったタリス・スコラーズの注目リリースである!ピーター・フィリップスによって1973年に結成された世界最高のア・カペラ・グループ「タリス・スコラーズ」は、2007年6月に行われた来日公演で日本公演通算100回記念&世界公演通算1500回という偉業を達成。グループ名の由来となった16世紀イギリス音楽の大家トマス・タリスなどの偉大な作曲家たちの作品を続々と発売し、その確かな理論に裏づけされた歌唱法と群を抜くハーモニーで世界中のファンに大きな感動を与え続けている。

GLOSSA

GCD 921204
\2500→¥2290
J・S・バッハ:
 フルート協奏曲ロ短調(世界初録音)/
 三重協奏曲ニ長調BWV.1050a/
 管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067
マルチェロ・ガッティ(トラヴェルソ)、
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン&ディレクター)、
アンサンブル・アウローラ
〔ロゼッラ・クローチェ(ヴァイオリン)、
ジョアンナ・フシチャ(ヴィオラ)、
ジュディス=マリア・オロフソン(チェロ)、
リッカルド・コエラティ(ヴィオローネ)、
ミケーレ・バルキ(チェンバロ)〕
J・S・バッハの"フルート協奏曲ロ短調"。"協奏曲BWV.1056a"や"協奏曲BWV.1059a"とは違うこの知られざる"フルート協奏曲ロ短調"の復元演奏に挑むのは、ストラデッラのオラトリオや若きヴィヴァルディのソナタを発表してきたバロック・ヴァイオリンの神様エンリコ・ガッティとトラヴェルソの名匠にしてエンリコの実弟マルチェロ・ガッティ、そしてガッティ兄弟の盟友たちが集うアンサンブル・アウローラ!イタリアの音楽学者フランチェスコ・ジメイが長年の研究成果に基づいて復元を施した失われし"フルート協奏曲ロ短調"。ジメイは復元を行うにあたって、カンタータ第207番からのアリア「お前たちの足どりを鈍らせてはならない」BWV.207/3、カンタータ第209番「悲しみのいかなるかを知らず」BWV.209、カンタータ「レオポルト殿下)」BWV.173aの3つの声楽作品がこの"フルート協奏曲"のソースであることを確認。作品の基盤となるこれらの作品に様々な研究結果を組み合わせ「Allegro - Andante - Allegro」の3楽章形式を構築することによって、大バッハの知られざる"フルート協奏曲"を復元させることに成功したのである。またこのフルート(トラヴェルソ)が重要な役割を担うバッハ・アルバムには、ブランデンブルク協奏曲第5番の初稿版である"三重協奏曲ニ長調BWV.1050a"、フルート協奏曲の形式を持つライプツィヒ時代の名作"管弦楽組曲第2番”を収録。「ギャラント様式」で結びつく3つの作品の関連性を探るのもこのアルバムが持つ魅力の1つ。驚喜、感動、歴史的発見など数多くの魅力を兼ね備えたガッティ兄弟のバッハ・アルバム。演奏、作品とも話題必至の大注目盤です!2007年11月、サン・ミケーレ教会(イタリア/モデナ)での録音。
GCD 921108
(2CD/特別価格)
\4000→¥3690
モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207/
 ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218/
 ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219《トルコ風》/
 ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364*/
 ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216*/
 ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211*
トーマス・ツェートマイヤー(ヴァイオリン&指揮)、
ルース・キリウス(ヴィオラ)、
フランス・ブリュッヘン(指揮)*、
18世紀オーケストラ
永く語り継がれていくであろう東京芸術劇場を舞台としたモーツァルトの「レクイエム」(GCD 921105)、18世紀オーケストラの首席クラリネット奏者ホープリッチが新資料に基づく復元楽器で演奏に臨んだモーツァルトの「クラリネット協奏曲」(GCD 921107)のリリースから早や数年。雌伏の時を経て遂にグロッサ(Glossa)から登場する18世紀オーケストラの最新盤は、オーストリアの天才ツェートマイヤーと古楽界の世界的権威ブリュッヘンのコンビによるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集&協奏交響曲!ブラジルのクリチバ、オランダのユトレヒトとロッテルダムでのライヴを収録したモーツァルトは、ヴァイオリン協奏曲第1番、第4番&第5番をツェートマイヤーが弾き振り、協奏交響曲とヴァイオリン協奏曲第3番&第2番ではブリュッヘンが指揮を担当。ブリュッヘンとツェートマイヤーのコンビは、フィリップス時代にもベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲という名演を生み出した実績があるだけに、モーツァルトでのさらなる進化に対する期待度の高さは計り知れない。また協奏交響曲では"ツェートマイヤー・クヮルテット"のメンバーであり、リーダーのツェートマイヤーはもちろんのこと、ブリュッヘンからも厚い信頼を寄せられ18世紀オーケストラのワールド・ツアーにも招かれている女流ヴィオラ奏者ルース・キリウスがソリストを務めるなど、選び抜かれたキャストに申し分無し!コンサートでの演奏はもちろんのこと、録音のリリースに関しても絶対に妥協しないブリュッヘンが太鼓判を押したツェートマイヤーとのモーツァルト・プログラム。話題必至です!録音(全てライヴ録音)=K.207:2002年7月、クリチバ(ブラジル)/K.218&K.219:2000年9月、ユトレヒト(オランダ)/K.211&K.216:2005年10月、ユトレヒト(オランダ)/K.364:2005年10月、ユトレヒト(オランダ)
GCD 920914
(3CDs/2枚分価格)
\5000→¥4590
モンテヴェルディ:倫理的、宗教的な森 ——
 聖ガブリエーレ・アルカンジェロの祈り/
 聖ジュゼッペの祈り/ミサ・ソレムニス
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)、
ラ・ヴェネクシアーナ
鬼才カヴィーナ&ラ・ヴェネクシアーナ最新作!モンテヴェルディ晩年の大作"倫理的、宗教的な森"が登場!「マドリガーレ集第1巻&第9巻」(GCD 920921)のリリースにより、モンテヴェルディのマドリガーレ集全巻の録音完結という大いなる金字塔を打ち立てた鬼才クラウディオ・カヴィーナ率いるイタリアのヴォーカル・アンサンブル"ラ・ヴェネクシアーナ"。作曲者不詳のルネサンス喜劇の題名をアンサンブルの名前に冠し、イタリアのマドリガーレの演奏で世界最高と謳われるほどの地位を確立した"ラ・ヴェネクシアーナ"が、"世俗歌曲"であるマドリガーレの完結に続いて発表する最新作は、モンテヴェルディの監修の下で1640年に出版された"宗教曲"集「倫理的、宗教的な森」。「倫理的、宗教的な森」は、当時楽長の任にあったヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂の礼拝のために作曲された全40曲のモテットとミサを収めた壮大な規模の宗教曲集であり、1610年にヴェネツィアで出版された「聖母マリアの夕べの祈り」と並ぶモンテヴェルディの宗教作品の代表作である。カヴィーナ&ラ・ヴェネクシアーナは、2007年の来日時にこの「倫理的、宗教的な森」を取り上げ大絶賛を博しており、ラ・ヴェネクシアーナのモンテヴェルディに"世俗歌曲"(マドリガーレ集)、"舞台作品"(オルフェオ)に続く"宗教曲"が遂に加わる。2005年3月、クエンカ・サン・ミゲル大聖堂(スペイン)でのライヴ録音。

GUILD 1CD¥2400

GMCD 7320 ブルン:交響曲第5番変ホ長調/
       同 第10番変ロ長調
アドリアーノ(指揮)、
モスクワ交響楽団
スウェーデンのレーベル "Sterling" からレアな管弦楽作品の録音を発表しているスイス人指揮者アドリアーノとモスクワ交響楽団のコンビによるフリッツ・ブルンの交響曲集。"Guild"からは2枚目(通算3枚目、Sterling/CDS 1059-2に第3番を収録)となる交響曲集には、50代のブルンが書いた2つの交響曲を収録。20世紀スイスで活躍し"スイスのシベリウス"とも呼ばれたフリッツ・ブルンの卓越した作曲技法が新たな録音によってさらに広まることだろう。
GMCD 7324 フランク:
 3つのコラール(1890)/
 3つの小品より カンタービレ、英雄的楽曲/
 6つの小品より パストラール、終曲
コリン・ウォルシュ(オルガン)
デュプレやヴィエルネ、ロパルツなどのオルガン作品集(GMCD 7278)、ウィドールのオルガン交響曲集(GMCD 7305)などの録音を行ってきたイギリスのオルガニスト、コリン・ウォルシュのフランク・アルバム。セント・ジョージ教会やソールズベリー教会などのオルガン奏者を歴任してきたコリン・ウォルシュが今回のフランクで弾いているのは、リンカーン大聖堂のオルガン。厳かで、どこか優しい響きが印象に残る。

HYPERION 1CD¥2400

CDA 67706
¥2190
ショパン:
 子守歌変ニ長調Op.57/ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》/
 2つの夜想曲Op.27/
 舟歌嬰ヘ長調Op.60/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
アルカンの超難曲"独奏ピアノのための協奏曲"(CDA 67569)、ジャズ・スタイルの作品を集めた"イン・ア・ステイト・オヴ・ジャズ"(CDA 67656)、ゴドフスキーの交響的変容三部作を制覇した"シュトラウス・トランスクリプションズ"(CDA 67626)など、“スーパー・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト”の称号に相応しいアルバムの発表してきたマルク=アンドレ・アムラン。これらの超絶レパートリーに続いて今回ハイペリオンから登場するアムランの最新盤は、なんとショパンのピアノ作品集!超絶技巧やレア・レアレパートリーがクローズアップされがちなため、一見意外とも思える"アムラン"と"ショパン"の組み合わせ。アムランは、これまでにロマン派ではシューマンやリスト、ブラームス、古典派ではハイドンの録音を行い、いずれも世界規模での大成功を収めた実績を持つだけに、運命的とも言える"ピアノの超人"と"ピアノの詩人"の出会いに自然と期待が高まってしまう。無類の輝きと完璧な技巧を聴かせてくれるアムランのショパンは、圧倒的な技術という揺るぎない基盤があるからこそ。"ピアノの超人"と"ピアノの詩人"の劇的な出会いが、ショパンの演奏史に新たな1ページを刻む。2008年3月、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)での録音。
CDJ 33111 R・シューマン:歌曲集第11巻 ——
 《6つの歌》Op.89より
  夕空に嵐が吹きすさびOp.89-1、ゆく春に寄せてOp.89-2、
  秋の歌Op.89-3、森との別れOp.89-4、野外へOp.89-5/
 あきらめOp.83-1/世捨て人Op.83-3/
 私の老いた馬Op.127-4/3つの歌Op.95/ミンネの歌Op.101/
 ある画家の詩集からの6つの詩Op.36/
 プロヴァンスの歌Op.139-4/バラーデOp.139-7/手袋
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バリトン)、
グレアム・ジョンソン(ピアノ)、
キャスリン・ブロデリック(ソプラノ)、
ジェラルディン・マグリーヴィ(ソプラノ)、
ステラ・ドゥフェクシス(メゾ・ソプラノ)、
エイドリアン・トンプソン(テノール)、
シュテファン・ローゲス(バリトン)
クリスティーネ・シェーファーが歌う第1集(CDJ 33101)からスタートしたハイペリオンの"シューマン歌曲集"もこの第11集で遂に完結!最終巻第11集の主役は、ブーレーズ&ベルリン・シュターツカペレのコンビによるマーラー交響曲第8番《千人の交響曲》ではバリトン(法悦の神父)を歌い、2007年に行われたバレンボイム&ベルリン国立歌劇場の来日公演でも大反響を呼ぶなど、いま最も熱いバリトン歌手として熱い視線を浴びるハンノ・ミュラー=ブラッハマン。ミュラー=ブラッハマンはベルリン国立歌劇場のオペラ歌手としてだけでなく、ドイツ・リートの名手としても高く評価されているだけに、名匠グレアム・ジョンソンのサポートを得て歌われるシューマンに聴き手はいつの間にか魅せられてしまうことだろう。また、共演者陣もキャスーリン・フェリアー賞を受賞したソプラノ歌手キャスリン・ブロデリックなど一流揃い。充実のシリーズ完結盤に乞うご期待!
CDA 67715 デュファイとサヴォイ宮殿 ——
 デュファイ:
  ミサ曲《ス・ラ・ファス・エ・パル(私の顔が青ざめているのは)》/
  モテット《おお、いとも憐れみ深い》/
  シャンソン(バラード)《この顔が青ざめているのは》/
  モテット《度量ある人々の称賛を》
アンドルー・カークマン(指揮)、
バンショワ・コンソート
デュファイの「聖ヤコブのための音楽」(CDH 55272)が1999年の英グラモフォン賞でバロック声楽部門賞に選出されるなど、デュファイの音楽のスペシャリストとして他の追随を許さないアンドルー・カークマン&バンショワ・コンソート。「聖アンソニー・アボットのためのミサ」(CDA 67474)以来となる久しぶりの新録音は、デュファイのミサ曲の代表作に位置づけられている「ス・ラ・ファス・エ・パル」。自作の世俗曲であるシャンソン「私の顔が青ざめているのは」を定旋律としてミサ曲に組み込んだデュファイの名作が、男声クワイア・グループの高貴にして荘厳なハーモニーで歌われる。同曲の新たな決定盤誕生の予感!
CDA 67693 ベートーヴェン:弦楽五重奏曲変ホ長調Op.4/同ハ長調Op.29 ナッシュ・アンサンブル
〔マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)、
マリン・ブロマン(ヴァイオリン)、
ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
フィリップ・デュークス(ヴィオラ)、
ポール・ワトキンス(チェロ)〕
時代や国を問わない無尽蔵のレパートリー、作品の特徴に合わせて自由自在に編成を組むことが出来る柔軟なスタイルを持ち、英タイムズ誌からは「イギリス最高の室内楽団」と称賛されたイギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・アンサンブル。記憶に新しいオニックスからのブラームス(ONYX 4029)に続き、ハイペリオンからの新譜のプログラムに選んできたのはベートーヴェンの弦楽五重奏曲2作品。今作でも、ヴァイオリンのマリアンネ・トールセン、若きヴィオラの天才ローレンス・パワー、チェロ&指揮者として活躍中のポール・ワトキンスなど注目のアーティストたちがアンサンブルに参加。弦楽三重奏や四重奏の陰に隠れがちなベートーヴェンの弦楽五重奏曲の真価をナッシュ・アンサンブルがその演奏で証明してくれる。
CDA 67684 シマノフスキ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.37/
ルジツキ:弦楽四重奏曲ニ短調Op.49/
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第2番Op.56
ロイヤル弦楽四重奏団
2004年のBBCニュー・ジェネレーション・アーティストへの選出、2007年のイギリスのロイヤル・フィルハーモニック協会の室内楽部門賞にノミネート、そして祖国の音楽文化への貢献が認められポーランド文化省から特別賞を授与されるなど、急速に注目を集めているポーランドの弦楽四重奏、ロイヤル弦楽四重奏団のハイペリオン・デビュー・アルバム!ポーランドの大家シマノフスキと、同世代の作曲家ルドミル・ルジツキの弦楽四重奏曲集が、ロイヤル弦楽四重奏団の世界進出の新たな一歩となることは間違いなさそうだ!
CDA 67552
¥2190
ブラームス:
 弦楽四重奏曲第3番変ロ長調Op.67/
 弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1
タカーチ弦楽四重奏団
〔エドワード・ドゥシンベル(第1ヴァイオリン)、
カーロイ・シュランツ(第2ヴァイオリン)、
ジェラルディン・ウォルサー(ヴィオラ)、
アンドラーシュ・フェエール(チェロ)〕
タカーチ弦楽四重奏団の新たなブラームスがここに完成!2006年にリリースされ大成功を収めたハイペリオン移籍第1弾「シューベルトの弦楽四重奏曲集」(CDA 67585)、グラモフォン・ゴールド・ディスク賞受賞で話題のスティーヴン・ハフとの共演が実現した2007年リリースの「ブラームスのピアノ五重奏曲&弦楽四重奏曲第2番」、そして今回ハイペリオンからのリリース第3弾として登場するタカーチ弦楽四重奏団の最新作は、前作に引き続きブラームスの「弦楽四重奏曲集」。タカーチ弦楽四重奏団はブラームスのピアノ五重奏曲、3曲の弦楽四重奏曲をデッカ時代にも録音しており、今回のリリースで4作品の新録音が揃うことになる。円熟味を増した世界有数のクヮルテットが奏でる新たなブラームスが、聴衆に新たな感動をもたらしてくれることだろう。1975年にハンガリーのリスト音楽院に在学していた学生たちによって結成されたタカーチ弦楽四重奏団は、ハンガリーより騎士十字勲章を授けられるなど、その実力と名声は周知の通り。数度のメンバー交代を経ながらも、長年にわたって世界最高の弦楽四重奏団の一つとして活躍を続けている。また2006年にはレコーディングの舞台をハイペリオンへ移しており、新たな環境で飛躍するタカーチ弦楽四重奏団の歩みから目が離せない。
CDA 67688 オネゲル:
 交響詩《勝利のオラス》H.38/チェロ協奏曲ハ長調H.72/
 前奏曲、フーガとポストリュードH.71a/クリスマス・カンタータH.212
アルバン・ゲルハルト(チェロ)、
ジェイムズ・ラザフォード(バリトン)、
ティエリー・フィッシャー(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ&合唱団
近代フランスの傑作。オネゲルの"クリスマス・カンタータ"!フランセの"交響曲"やフローラン・シュミットの"詩篇第47番"&"サロメの悲劇"など、近代フランスの管弦楽作品集のヒット作を送り出してきたティエリー・フィッシャー&BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズのフランス路線を継続した最新作はなんとオネゲル。バリトン独唱、大編成オーケストラ、混声合唱、オルガンという巨大編成を要し、フランス語、ドイツ語、ラテン語という3つの言葉の歌詞を持つ"クリスマス・カンタータ"は、ザッヒャー率いるバーゼル室内管によって初演されたオネゲル最後の作品であり、近代フランスで生まれた知る人ぞ知るクリスマスのための傑作である。アルカン&ショパンのチェロ・ソナタ集(CDA 67624)をリリースしたばかりのドイツ系チェリスト最大の大器、アルバン・ゲルハルトがソリストを務める"チェロ協奏曲"も期待度抜群!"勝利のオラス"、"前奏曲、フーガとポストリュード"を含めて、4つの交響曲やパシフィック231以外の傑作の存在、オネゲルの優れた作曲技法を伝えてくれるハイペリオンの意欲作である!
CDA 67637 ロースラヴェツ:
 ヴァイオリン協奏曲第1番(1925)/
 同第2番(1936/世界初録音)
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)、
イラン・ヴォルコフ(指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団
華麗なるロシアの才女イブラギモヴァのロースラヴェツ!ハルトマンのヴァイオリン作品集(CDA 67547)で彗星の如くハイペリオンに現れたロシアの新星アリーナ・イブラギモヴァ(イブラギモワ)の第2弾は、ロシアン・アヴァンギャルドの鬼才ロースラヴェツのヴァイオリン協奏曲集!ロシアにおける無調音楽の始祖であり、"ロシアのシェーンベルク"とも呼ばれるロシアン・アヴァンギャルドの代表的存在ロースラヴェツ。1929年に受けた政治的弾圧を挟むようにして作曲された2つのヴァイオリン協奏曲が持つ作風の対比も非常に興味深い。NHK-BSでの放映や録音のリリースにより、ここ日本での人気と知名度が一挙に高まった1985年ロシア生まれの華麗なる若きヴァイオリン奏者アリーナ・イブラギモヴァ。クレーメル率いるクレメラータ・バルティカでの活躍、ノセダ&BBCフィルハーモニック、マッケラス&フィルハーモニア、ヴァンスカ&BBCスコティッシュ響との共演などの成功により世界規模で大きな注目を集めている。
CDA 67689 ステーンハンマル:ピアノ作品集
 ピアノ・ソナタ ト短調/晩夏の夜Op.33/
 3つの幻想曲Op.11/ピアノ・ソナタ変イ長調Op.12
マルティン・ストゥルフェルト(ピアノ)
北欧のロマン。ステーンハンマルのピアノ作品集!名手マーティン・ロスコーのピアノによる"ニールセンのピアノ作品全集"(CDA 67591/2)のリリースが記憶に新しいハイペリオンからの北欧音楽最新盤は、ファン要注目のステーンハンマルのピアノ作品集!ここではステーンハンマルの創作活動の原点でもあるピアノ作品の中から、最後のピアノ曲"晩夏の夜"を含む番号付きの作品を3曲、ストックホルムで音楽を学んでいる最中の若かりし時代(1890年)に書かれた"ピアノ・ソナタ ト短調"の計4作品を収録している。アルヴェーンと並び、近代スウェーデンの音楽の発展に絶大な影響を与えたステーンハンマルのピアノ作品集が"ピアノ王国ハイペリオン"から全世界に向けて発信される。1979年ストックホルム生まれの若手ピアニスト、マルティン・ストゥルフェルトはこのステーンハンマルがハイペリオン・デビュー盤。ヒューイットやアムラン、ハフ、デミジェンコなど世界屈指のピアニストを擁するハイペリオンに加わった新たな才能にも注目が必要だ。
CDA 67633
¥2190
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ集Vol.1
 チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1/
 第2番ト短調Op.5-2/第3番イ長調Op.69
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)、
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
2007年8月より6大陸25ヶ国という壮大なスケールで開催されている「アンジェラ・ヒューイット・バッハ・ワールド・ツアー」が遂に完結を迎える鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。当代最高のバッハ弾きとしての評価を確立し、次のステージであるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集の録音に取り組んでいるヒューイットが"バッハ・ワールド・ツアー"と並行して完成させた最新録音は、ドイツの若き天才チェリスト、ダニエル=ミュラー・ショットとのタッグによるベートーヴェンのチェロ・ソナタ集の第1巻!!"チェロ・ソナタ"と言うとチェロ→ソロ、ピアノ→伴奏と考えられてしまうが、ここではベートーヴェンの優れた書法や作品の完成度はもちろんのこと、ヒューイットとミュラー=ショットの高い技術と深い音楽性がチェロとピアノをソロと伴奏としてではなく、あくまでも対等なデュオとして音楽を奏でていくことを実現させている。ヒューイットとミュラー=ショットは、これまでにもレコーディングやバッハ・ワールド・ツアーのコンサートなどで共演を重ねてきており両者のコンビネーションは万全!またミュラー=ショット愛器1727年製マッテオ・ゴッフリラーとヒューイットが愛用する銘器ファツィオーリが奏でるサウンドのブレンドもこのデュオだからこそ聴ける大きな魅力と言えるだろう。鍵盤の女神とドイツの天才が紡ぐベートーヴェンのチェロ・ソナタ。素晴らしき感動と美しき響きが聴き手の魂を揺さぶる——。2008年1月2日−5日、イエス・キリスト教会(ベルリン)での録音
CDA 67659
¥2190
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第46集 ——  ヨーク・ボーウェン(1884−1961):
  ピアノ協奏曲第3番ト短調Op.23(幻想曲)/
  ピアノ協奏曲第4番イ短調Op.88(世界初録音)
ダニー・ドライヴァー(ピアノ)、
マーティン・ブラビンズ(指揮)、
BBCスコティッシュ響
イギリスのラフマニノフ"、ヨーク・ボーウェンのピアノ協奏曲集!歴史の陰に隠れながらも、眩い輝きを放ち続けてきたロマン派の知られざるピアノ協奏曲を発掘しているハイペリオンの超人気シリーズ「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCシリーズ)」。19世紀ドイツの音楽家フェルディナント・ヒラーを取り上げた第45集に続く最新作第46集は、"イギリスのラフマニノフ"ことヨーク・ボーウェンのピアノ協奏曲が登場!生前や没後の直後はその才能と実力に見合うだけの評価がされていなかったものの、現在では録音を中心として急速に再評価が進むヨーク・ボーウェン。1907年に作曲された"ピアノ協奏曲第3番"は幻想曲の形式で書かれた単一楽章の作品であり、モデラートで始まり次々と表情を変えアレグロ・コン・フオーコで幕を閉じる作風はボーウェンの最高傑作の1つとして高く評価されている。"ピアノ協奏曲第4番"は、単一楽章の第3番とは対照的に3楽章形式で作曲され、演奏時間の約40分を要する大規模な協奏曲であり、今回が世界初録音となる。またこの"ピアノ協奏曲第4番"には、かの奇才ソラブジをして「イギリス人によってこれまでに書かれたピアノ協奏曲の中で最も優れた作品だ」とまで言わしめたというエピソードが残されている。ヨーク・ボーウェンのピアノ協奏曲集でソリストを務めるのは、ハイペリオン&RPCシリーズ初登場となるイギリスの若き天才ダニー・ドライヴァー。2001年のウィグモア・ホールへのデビューを皮切りにキャリアを重ねてきたドライヴァーは、2009年4月にはルイジアナ・フィルハとの共演でボーウェンのピアノ協奏曲第3番のアメリカ初演が予定されており、既に"ボーウェンのスペシャリスト"と称されるほどの評価の持ち主なのである。RPCシリーズのイギリス音楽に欠かせないブラビンズ&BBCスコティッシュ響のコンビがドライヴァーを熱くサポート。
CDS 44351/66
(16CD/特別価格)
\21000→¥19990
ショパン:ピアノ作品全集
CD-1
 ピアノ・ソナタ第1番ハ短調Op.4、
 第2番ロ短調Op.35、第3番ロ短調Op.58
ギャリック・オールソン(ピアノ)、
カジミエシュ・コルド(指揮)、
リーラ・ジョセフォウィッツ(ヴァイオリン)、
カーター・ブレイ(チェロ)、
エヴァ・ポルデス(ソプラノ)、
エリザベス・マン(フルート)
CD-2
 24の前奏曲Op.28、前奏曲イ長調、
 前奏曲嬰ハ短調Op.45、葬送行進曲ハ短調Op.72-2、
 フーガ イ短調、ロンド ハ短調Op.1、マズルカ風ロンドOp.5/
CD-3
 12の練習曲Op.10、12の練習曲Op.25、3つの新しい練習曲/
CD-4
 幻想曲ヘ短調Op.49、4つのバラード、
 ロンド変ホ長調Op.16、ロンド ハ長調Op.73/
CD-5
 4つのスケルツォ、ヘクサメロン変奏曲、
 ドイツ民謡による変奏曲、
 エロルドの「リュドヴィク」のアリアによる華麗な変奏曲Op.12、
 演奏会用アレグロ イ長調Op.46/
CD-6
 ポロネーズ第12番〜第15番、
 3つのポロネーズOp.71、2つのポロネーズOp.26/
CD-7
 2つのポロネーズOp.40、
 ポロネーズ第7番変イ長調Op.61《幻想》、
 ボレロ ハ長調Op.19、
 タランテラ変イ長調Op.43、即興曲第1番〜第4番/
CD-8
 3つの夜想曲Op.9、3つの夜想曲Op.15、
 2つの夜想曲Op.27、2つの夜想曲Op.32、2つの夜想曲Op.37/
CD-9
 2つの夜想曲Op.48、2つの夜想曲Op.55、
 2つの夜想曲Op.62、夜想曲第19番ホ短調Op.72-1、
 同第21番ハ短調、同第20番嬰ハ短調、
 カンタービレ変ロ長調、モデラート ホ長調、
 ラルゴ変ホ長調、パガニーニの思い出イ長調、
 子守歌変ニ長調Op.57、舟歌嬰ヘ長調Op.60/
CD-10
 華麗なる大円舞曲変ホ長調Op.18、
 3つのワルツOp.34、ワルツ第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42、
 3つのワルツOp.64、2つのワルツOp.69、
 3つのワルツOp.70、ワルツ第14番〜第19番、
 ワルツ嬰へ短調KK.Ib-7、コントルダンス変ト長調、
 エコセーズ第3番変ニ長調Op.72-3/
CD-11
 4つのマズルカOp.6、5つのマズルカOp.7、
 4つのマズルカOp.17、4つのマズルカOp.24、
 4つのマズルカOp.30、4つのマズルカOp.33、
 4つのマズルカOp.41/
CD-12
 3つのマズルカOp.50、3つのマズルカOp.56、
 3つのマズルカOp.59、3つのマズルカOp.63、
 4つのマズルカOp.67、4つのマズルカOp.68、
 マズルカ イ短調KK.IIb-5、同イ短調KK.IIb-4、
 同変ロ長調KK.IIa-3、同ト長調KK.IIa-2、
 同ニ長調KK.Anh.Ia-1、同ハ長調KK.IVb-3、同変イ長調KK.IVb-4/
CD-13
 ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21/同第1番ホ短調Op.11
CD-14
 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》の
  「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調Op.2、
 ポーランド民謡による大幻想曲イ長調Op.13、
 ロンド「クラコヴィアク」ヘ長調Op.14、
 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22/
CD-15
 チェロ・ソナタ ト短調Op.65、
 序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3、
 大二重奏曲ホ長調KK.IIb-1、ピアノ三重奏曲ト短調Op.8/
CD-16
 17のポーランドの歌曲Op.74、
 魔力KK.IVa-11、ドゥムカKK.IVb-9、
 ロッシーニの歌劇《シンデレラ》の主題による変奏曲ホ長調KK.Anh.Ia-5
オールソンのショパン全集がボックスで登場!1970年の第8回ショパン国際ピアノコンクールを制覇したニューヨーク生まれのアメリカ人ピアニスト、ギャリック・オールソン。アメリカのレーベル「アラベスク(Arabesque)」で1980年代末から1990年代にかけて録音、リリースが行われたオールソンの金字塔、ショパンのピアノ作品全集がハイペリオンからボックス・セットで復活登場!ピアノのための独奏作品、コンチェルトの網羅だけでなく、チェロ・ソナタやピアノ三重奏曲、ポーランド歌曲集Op.74など室内楽曲や歌曲の録音に臨んだ熱意には改めて脱帽させられる。


Hyperion dyad

CDD 22068
(2CD/1枚分価格)
\2400→¥2190
マニャール:
 交響曲第1番ハ短調Op.4/同第2番ホ長調p.6/
 同第3番変ロ長調Op.11/同第4番嬰ハ短調Op.21
ジャン=イヴ・オッソンス(指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団
19世紀後半から20世紀初頭にかけてのフランス屈指の手腕を持ちながらも、シベリウスやニールセン、グラズノフと同い年であるがゆえ、そして作家でありフランスの有力紙フィガロの編集主幹だった父の名声に隠れてしまったアルベリク・マニャール。ダンディに献呈された「交響曲第1番」などマニャールの代表作でもある4つの交響曲は、マーラーやブルックナーを連想させるフランスの隠れた傑作として支持を受けている。CDA 67030&CDA 67040からの移行再発売。

HELIOS 1CD¥1500

CDH 55298
\1500
楽園の声 ——
 エンシーナ:Mi libertad en sosiego/
 作曲者不詳:A la villa voy、Passe el agoa、Harto de tanta porfia/
 ナルバエス: Fantasia del tercer tono/
 ペニャローサ:Por las sierras de Madrid、Ne reminiscaris, Domine/
 作曲者不詳:Dindirin/
 ナルバエス:Fantasia Segundo tono/
 作曲者不詳:Ave, Virgo, gratia plena/
 テシェラナ:Yo creo que n'os dio Dios/
 ミラン:Fantasia 10/
 ペニャローサ:Precor te, Domine Jesu Christe/
 セーニ:Tiento/
 エンシーナ:Los sospiros no sosiegan/
 ナルバエス:Paseavase el rey moro/
 エンリケ:Mi querer tanto vos quiere/
 ミラン:Fantasia 18/
 作曲者不詳:Dentro en el vergel morire、Entra Mayo y sale Abril/
 ミラン:Fantasia 12/
 ナルバエス:La bella malmaridada/
 ペニャローサ:Sancta Maria
クリストファー・ペイジ(指揮)、
ゴシック・ヴォイセズ、
アンドルー・ローレンス=キング(ハープ)、
クリストファー・ウィルソン(ビウエラ)
クリストファー・ペイジ時代のゴシック・ヴォイセズの復刻シリーズ。前作14世紀フランス(CDH 55295)に続くのは15世紀〜16世紀スペインの歌曲とモテット集。オリジナル盤のリリース時には、英BBCミュージック・マガジンの"ベスト・オヴ・サ・イヤー"、英グラモフォンの"エディターズ・チョイス"などに選出されるなどペイジ&ゴシック・ヴォイセズの代表盤の1枚としても名高い。1993年4月16日〜18日、ボックスグローヴ・プライオリーでの録音。CDA 66653からの移行再発売。
CDH 55303
\1500
パーセル:歌曲集 ——
 ものを聞く知恵を与え給いし主に向かいて歌う/
 私がどんなに彼女を愛しているかを証明するには?/
 主よ、かくて幾年を経たもうや/
 わが苦しみのすべてが君の憐れみを呼び起こすにはあらず/
 しばらくは音楽の調べで/こよなく美しい島/
 聞いていないのかい、私のフィリス/嘆き〜おお、泣かせて下さい/
 《ジェイムズⅡ世の誕生日のためのオード》より/
 ああ、恋することは何とすばらしい/
 劇音楽《張り合う姉妹、恋の暴虐》より/
 運命の時は足早にやって来る/もし音楽が恋の糧なら/
 魅惑の一夜/アストレアとの別れ/
 ここにて神々はよしとされる/今や太陽の光も薄れしからには
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)、
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート
イギリスのカウンターテナーの第1人者、ジェイムズ・ボウマンとロバート・キング&キングズ・コンソートのコンビによるパーセルがJ・S・バッハに続いてヘリオス(Helios)から復刻登場。1988年4月9日〜10日、ラッドリー・カレッジでの録音。CDA 66288からの移行再発売。
CDH 55288 アントワーヌ・ビュノワ(c.1430−1492):
 ミサ《ロム・アルメ》、私の魂は衰え/
ペトルス・ド・ドマルト(fl.c.1450):ミサ《恵み深い霊よ》/
アントワーヌ・ビュノワ:ガウデ・セレスティス・ドミナ/
ジャン・ピュロワ(d.1478):フロス・デ・スピナ
アンドルー・カークマン(指揮)、
バンショワ・コンソート
ブルゴーニュ公国シャルル豪胆公の宮廷で活躍したビュノワの宗教音楽集。フランドル楽派の大作曲家オケゲムの弟子であり、シャルル豪胆公からも才能を高く評価されたアントワーヌ・ビュノワ。ビュノワの宗教作品を代表するミサ「ロム・アルメ」は、フランドル楽派の音楽の中でも一際輝く優れた作品として知られている。CDA 67319からの移行再発売。
CDH 55312 J・S・バッハ:カンタータ集
 カンタータ第170番《満ち足りた安らぎ、うれしい心の喜び》BWV.170/
 カンタータ第54番《罪に手むかうべし》BWV.54/
 カンタータ第169番《わが心は神ひとりのもの》BWV.169
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)、
ロバート・キング(指揮)、
キングズ・コンソート
カウンターテナーの第1人者、ジェイムズ・ボウマンが歌うバッハのカンタータ集。これまでに130以上の録音を残し、アーノンクールやブリュッヘン、ホグウッド、レオンハルト、ピノックといった名匠たちとの共演を重ねてきたこのボウマンのバッハは、ハイペリオン初期の名盤の1つ。CDA 66326からの移行再発売。
CDH 55318 ラフマニノフ:聖ヨハネ・クリソストモスの典礼Op.31 マシュー・ベスト(指揮)、
コリドン・シンガーズ
最初のアメリカ演奏旅行から帰国した直後の1910年(37歳)にラフマニノフ作曲した4声のための無伴奏合唱作品「聖ヨハネ・クリソストモスの典礼」。後に作曲された「晩祷」や「鐘」の陰に隠れてしまうことの多いこの作品だが、作曲者の祖国ロシアでは当時から現在まで教会を中心にで歌い継がれている名作である。コリドン・シンガーズのハーモニーが神聖で厳粛な空間を生み出している。CDA 66703からの移行再発売。



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