INTEGRA RECORDS
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ING 1002
\2400 |
フランスの映像 ——
ブーリトリー:ディヴェルティスメント/
フランセ:5つの異国風舞曲/
ボザ:アリア、エチュード第12番/
デザンクロ:前奏曲、カンデンツァと終曲/
プラネル:前奏曲とサルタレッロ/
ミヨー:スカラムーシュ/
ボザ:即興奇想曲/
グロヴレ:サラバンドとアレグロ/
ジョリヴェ:幻想即興曲 |
クリスチャン・フォーショウ(サクソフォーン)、
ステファン・デ・プレッジ(ピアノ) |
サクソフォンの革命家フォーショウのフレンチ・アルバム!大ヒットとなったファースト・アルバム「サンクチュアリー」(QTZ
2009)、セカンド・アルバム「リナウンスメント」(ING
1001)では、クロスオーヴァーであり、ヒーリングでもある独創的な世界を聴かせてくれたイギリスのサクソフォン奏者クリスチャン・フォーショウ。フォーショウ自らが設立したレーベル
"Integra Records" からのリリース第2弾は、意外にもスタンダードなプログラムで固めたフランスのサクソフォン作品集。ミヨーのスカラムーシュを筆頭にボザやブートリー、デザンクロ、フランセなどサクソフォン奏者ならばほぼ確実に遭遇するであろう20世紀フランスの名作がズラリ!ここでもフォーショウは独自の解釈や歌い方を取り入れるなど、ただのサクソフォン名作集で終わらせないところは流石。前2作とは一味違ったフォーショウの好演を堪能できる。 |
JECKLIN 1CD¥2500
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JS 266/7-2
(2CD)
¥5000→¥4590 |
J・S・バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&
パルティータ集BWV.1001〜1006(全曲) |
ハンスハインツ・シュニーベルガー(ヴァイオリン) |
1926年にベルンで生まれ、1958年から61年にかけてハンブルク北ドイツ放送交響楽団のリーダーとして活躍したスイスの名匠ハンシュインツ・シュニーベルガー。マルタンのヴァイオリン協奏曲やバルトークのヴァイオリン協奏曲の初演を行ったことで知られるシュニーベルガーだが、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータでの冴え渡る技巧と味わい深い音色もこれまた素晴らしい。中でも少し早めのテンポで始まるシャコンヌでは、幾多の名演の誕生に携わってきたシュニーベルガーならではの解釈が音となり響き渡る。1987年の録音。 |
JS 269-2 |
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調K.563/
アレッサンドロ・ローラ(1757−1841):
トリオ・コンチェルタンテ第3番ニ長調 |
ノヴザァーク・トリオ |
20世紀〜21世紀スイスの作曲家や演奏家を紹介する「スイスの風景(Szene
Schweiz)」シリーズ。「ノヴザァーク・トリオ」は、音楽監督デイヴィッド・ジンマンの下で躍進するチューリッヒ・トーンハレ管のコンサート・マスター、プリモシュ・ノヴザァークと同じく首席ヴィオラ奏者ミシェル・ルイリー、チューリッヒ音楽大学教授のチェロ奏者スザンヌ・バスラーによる弦楽三重奏団。現在もトーンハレ管を支える弦楽器奏者たちの高度なアンサンブルによって生まれたモーツァルト&ローラは、ノヴザァーク・トリオが持つ肩書きに相応しい秀演である。1989年の録音。 |
JS 263-2 |
スペインと南米のギター作品集 ——
バリオス:
《大聖堂》より、マドリガル・ガヴォッタ、ワルツOp.8-3、
神様のお慈悲に免じてお恵みを、マヒーヘ/
ムニョス=モリェーダ:ディフェレンシャス/
ロドリーゴ:ソナタ・ジョコーサ |
デボラ・マリオッティ(ギター) |
パラグアイのアグスティン・バリオス、スペインのホセ・ムニョス=モリェーダ、そしてギターの大家ロドリーゴの作品を集めたギター・アルバム。デボラ・マリオッティは、父ルイジ・マリオッティからギターを学んだチューリッヒ出身の女流ギタリスト。スイス、トロント、メキシコなどのコンクールを次々と勝ち取り、ロンドン響、東京シティ・フィル、メキシコ州立管などとの共演経験を持つ実力派アーティストである。 |
JS 276-2 |
ヴェールリ(1892−1944):世俗レクイエムOp.25 |
ルート・アムスラー(ソプラノ)、
ドロテー・ラバッシュ(アルト)、
ベルンハルト・ウンツィケル(テノール)、
ラインハルト・ストレベル(バス)、
ディルク・ギロート(指揮)、
アールガウ室内管弦楽団、アーラウ合唱団&少年合唱団 |
1914年に弦楽四重奏曲第1番で"モーツァルト賞"を獲得したスイスのアーラウ出身の作曲家ヴェルナー・ヴェールリ。1929年に作曲された「世俗レクイエム」は、4人のソリスト、オーケストラ、合唱、児童合唱を要する3部構成の大作である。1992年1月12日のライヴ録音。 |
JS 283-2 |
スイスの弦楽四重奏曲 ——
モーザー:傾向性/
ストレイフ:Wandelnde Gange/
フォーゲリン:弦楽四重奏曲第4番/
ウェッツスタイン:ヤヌス |
ベルン弦楽四重奏団、
オイラー弦楽四重奏団、
ルガノ弦楽四重奏団、
カルミナ弦楽四重奏団 |
1970年代から1980年代にかけて作曲されたスイスの弦楽四重奏曲4作品を収録。演奏者陣にはカルミナ弦楽四重奏団の名前も!1991年の録音。 |
JS 270/1-2
(2CD) |
1986年のチューリッヒの歌曲集 ——
シェック:Das Ziel/
ボエシュ:ヘルマン・ヘッセの詩による歌曲/
ウェッツスタイン:カタリーナ・サレンバッハの詩による3つの歌曲/
シェック:メーリケの詩による2つの歌曲/
ヨルディ:22の歌曲/他 |
キャサリン・グラーフ(ソプラノ)、
クルト・ヴィドマー(バリトン)、
エリザベート・ゲーリ(アルト)、
スザンネ・オット(アルト)、他 |
1986年とは、スイスの大作曲家オトマール・シェック(1886−1957)の生誕100年にあたる年。そのシェックや20世紀スイスの作曲家たちよる多くの歌曲が収められている。1988年、1942年、1946年、1953年の録音。 |
J 4403-2 |
テレマン:
パルティータ第2番ト長調/同第5番ホ短調/同第6番変ホ長調/
同第3番ハ短調/同第1番変ロ長調/
同第4番ト短調/ソナタ ハ長調/同へ短調 |
マーティン・チュルヒャー(リコーダー)、
ヘンリッテ・バルベ(チェンバロ) |
リコーダー奏者マーティン・チュルヒャーの技巧が冴えるテレマンの室内楽作品集。録音も良好。1970年の録音。 |
LINN
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CKD 319
(2SACDs Hybrid Multichannel/特別価格)
\4300 |
ヘンデル:牧歌劇《エイシスとガラテア》 HWV.49a
(1718年キャノンズ初演版) |
スーザン・ハミルトン(ガラテア/ソプラノ)、
ニコラス・マルロイ(アシス/テノール)、
トーマス・ホッブス(デーモン/テノール)、
ニコラス・ハンドール・スミス(コリドン/テノール)、
マシュー・ブルック(ポリフィーマス/バス)、
ジョン・バット(指揮)、
ダンディン・コンソート&プレーヤーズ |
モーツァルトも認めたヘンデルの傑作。"エイシスとガラテア"の1718年初演版登場!。『ヘンデルの「メサイア」1742年ダブリン初演版』、『J・S・バッハの「マタイ受難曲」1742年頃バッハ最終演奏版』という一般的に演奏される版とは違った知られざるヴァージョンの録音を完成させ、音楽史に大きな足跡を残したジョン・バット率いるダンディン・コンソート&プレーヤーズ。新たな発見を次々と発表してきたスコットランドの精鋭集団がヘンデルの「メサイア」、J・S・バッハの「マタイ受難曲」に続く第3弾として取り上げるのは、キャノンズ時代のヘンデルの傑作「エイシスとガラテア」。この牧歌劇(マスク)「エイシスとガラテア」は現代での知名度こそ「メサイア」や「天地創造」には及ばないものの、神童モーツァルトが自身の手による編曲の対象として「エイシスとガラテア」と「メサイア」を選んでおり、このモーツァルトの選曲眼が「エイシスとガラテア」のヘンデル存命中には「メサイア」を凌いでいたという絶大な人気と、ヘンデル初期の英語作品の傑作であるという事実を証明している。今回のレコーディングでジョン・バットとダンディン・コンソートが取り上げた版は、大幅な改定が加えられ1732年に初演された第2稿(HWV.49b)ではなく、ヘンデルのキャノンズ滞在時代に作曲され初演が行われた1718年の初稿版(初演版)。1718年にキャノンズ邸で初演された初稿版は"5人の歌い手と7つの楽器"で上演可能という小規模な編成で書かれいるのが大きな特徴である。ダンディン・コンソートは、ジョシュア・リフキンの『各パート1人説』という学説を取り入れたJ・S・バッハの「マタイ受難曲」でも大成功を収めいるだけに、小編成でのヘンデルの演奏にも大きな期待が懸かる。今回の「エイシスとガラテア」でも前2作から引き続き名エンジニア、フィリップ・ホッブスがプロデューサー&エンジニアを務めており、録音面のクォリティの高さにも要注目。この初演時の再現に挑戦した新たな録音がヘンデルの隠れた傑作「エイシスとガラテア」の再評価の切っ掛けとなる。ちなみに来年はヘンデル没後250年。 |
CKD 320
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700 |
モーツァルト:セレナード集Vol.2 ——
行進曲ニ長調K.237/
セレナード第4番ニ長調K.203(カデンツァ:ヤニチェク)/
ディヴェルティメント第11番ニ長調K.251 |
アレクサンダー・ヤニチェク(ディレクター&ヴァイオリン)、
スコットランド室内管 |
シャーンドル・ヴェーグのカメラータ・アカデミカでも活躍したオーストリアのヴァイオリニスト、ヤニチェクがディレクターとヴァイオリンを務めるスコットランド室内管のモーツァルト第2弾。スコットランド室内管のモーツァルト言えば真っ先に思い浮かぶのは、マッケラスとの後期交響曲集とレクイエム。巨匠に鍛え上げられた実力者たちが良好な関係を保ち続けているヤニチェクのリードによって、小編成の機動力を活かした美しいモーツァルトを披露する。 |
LIR CLASSICS
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LIR 016
\2000 |
ショパン:
幻想即興曲嬰ハ短調Op.66、夜想曲第10番変イ長調Op.32-2、
ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2/
シューマン:アラベスクOp.18/
ブラームス:間奏曲変ロ短調Op.117-2/
ラフマニノフ:練習曲《音の絵》Op.33より
第2曲ハ長調/
フォーレ:夜想曲変ニ長調Op.63-6/
ファリャ:三角帽子より/
バーバー:遠足Op.20-3/
シャブリエ:村の踊り/
スクリャービン:練習曲嬰ハ短調Op.2-1/
ベンジャミン:スケルツィーノ/
ガーシュウィン(グレインジャー編):私の彼氏/
ドビュッシー:雨の庭/
スウェイツ:ドリーミー・ワルツ |
ペネロペ・スウェイツ(ピアノ) |
シャンドスのグレインジャー作品集シリーズのピアニストとしても活躍してきたイギリスの女流ピアニスト、ペネロペ・スウェイツのリサイタル・プログラム。ショパンやラフマニノフ、バーバー、シャブリエ、そして自作などプログラムの色彩感は非常に豊か。女流奏者ならではの繊細な表現と確かなテクニックの同居が情感豊かな演奏を生み出している。 |
LIR 005
\2000 |
おお、愛しき君よ〜
イギリスのヴァージナル音楽の150年
——
作曲者不詳(16世紀):貴婦人ケアリーのドンプ/
タリス:
幼子が私たちに生まれました、
Ex more docti mistico 、
解き明かしたまえ主よ、
汝聖三位一体に栄光あれ、この主の証聖者は、
異邦人の救い主よ、A Poynct/
バード:
プレリュード、ガリアルダ、おお愛しき君よ、ヴォルタ舞曲、
プレリュード、パヴァン、ガリアルダ/
ブル:アイリッシュ・トイ、Dr.
Bulles Griefe、ジグ/
ファーナビー:
ジル・ファーナビーの夢、ガリアルダ、ファーナビーのコンシート/
ギボンズ:
プレリュード、ギボンズ氏のグラウンド、イタリアのグラウンド、パヴァン/
パーセル:
プレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジグ、
新しいグラウンド、新しいアイルランドのチューン、リゴードン、
Sefauchi's Farwell、メヌエット、グラウンド |
デイヴィッド・ポロック(ヴァージナル) |
ブライトン、エジンバラの国際音楽祭への出演や、イギリスのバロック・アンサンブル、パルナシアン・アンサンブルのメンバーとして活動する鍵盤奏者デイヴィッド・ポロックによる16世紀〜17世紀イギリスの鍵盤作品集。ポロックはこの録音にイアン・タッカーが製作したアントワープの名工アンドレアス・リュッカース1620製のミュゼラー・ヴァージナルのレプリカを使用。作曲者たちが意図した音色の再現に取り組んでいる。 |
LVE
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LVE-6
\2500 |
北欧の民謡集 —— スウェーデン民謡〜
アルヴェーン編:
私たちの牧場で、牧場の歌、喜びの花、
エリクソン編:東の国へ私は行こう、
アルヴェーン編:泥棒と呼んでやる、そして娘は踊りの輪に加わった/
デンマーク民謡〜
イェアシル編:愛のばら、
モルテンセン編:Skuffet kaelighed、土曜の夕べのことだった/
ノルウェー民謡〜
ペデルセン編:ヴァルソイフィヨルドの結婚行進曲、
トヴェイト(エリクソン編):夏の夜、
ペデルセン編:日は西に沈む/
アイスランド民謡〜
トロッドセン編:Undir blaum
solarsali、
アウスゲイルソン編:ねんねん坊や、
ヘルガソン編:Eg ao ollum/
フィンランド民謡〜
トゥルネン編:カレリアの丘にて、
カスキ編:Tuuli se tuuli、
パルムグレン編:ネッケン/
スウェーデン民謡〜
トゥルベリ編:うるわしき水晶、
オルソン編:判事の踊り、
リンドベリ編:おだやかな美しい夕べの時、
エリクソン編:すべて天空のもとに、
ヴィカンデル編:すべての山と谷をめぐり |
インゲマル・モンソン(指揮)、
ルンド・ヴォーカルアンサンブル |
スウェーデンの大学都市ルンドを本拠地としている混声合唱団ルンド・ヴォーカルアンサンブルの6枚目の録音は、北欧各国の民謡の合唱編曲集。欧州各国のコンクールを制覇してきたスウェーデンの合唱団のハーモニーで、美しき民謡の調べに身を委ねることができる。合唱のレパートリー選曲にも重宝するアレンジ集である。 |
MUSIQUE EN WALLONIE
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MEW 0843
\2500 |
マグリットのブルース ——
パック:セレナード/
バディ:スロウ・フォー・ツー/
デマレ:シメール、夢/
ラングロワ:愛のワルツ/
ビー:スタンディング・オン・ザ・ポーチ/
フリングス:アヴュー/
デルトゥール:牧歌/他 |
ジョー・ルメール(ヴォーカル)、
マリー=ルース・ディアス(ソプラノ)、
アントニオ・レオネル(テノール)、
エリック・マト(指揮)、
チボリ・バンド |
20世紀ベルギーを代表する名画家ルネ・マグリットが生きた時代、そしてマグリットが公演告知のためにポスターを書いたサロン音楽を集めた作品集。ベルギーの女性シンガー、ジョー・ルメールの陰影のある歌声やチボリ・バンドの情緒あふれる演奏が当時のサロン・ミュージックを再現している。 |
MUSIQUES A LA CHABOTTERIE
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MC 005
(2CD)
\5000 |
リシュリュー枢機卿時代の音楽 ——
リシュリュー枢機卿時代の宗教音楽〜
ブジニャック:
カンターテ・ドミノ、Heu!
Suspiro、ファンファーレ、
Ha! Plange、赤子の口から、すべての民よ、O
mors/
コンスタンタン:ラ・パシフィク/
作曲者不詳:テ・デウム/
フォルメ:ムジカ・シンプレックス/
ガンテーズ:喜びのミサ/
ボエセ:深き淵より/
フォルメ:主よ王を救いたまえ/
リシュリュー枢機卿時代の世俗音楽〜
ジャン・デマレ・ド・サン=ソルラン:
宮廷バレエ《フランスの武器の繁栄》
(Ballet de la Prosperite
des armes
de France) |
カトリーヌ・パドー(ソプラノ)、
エレーヌ・リシェ(ソプラノ)、
ステファニー・レヴィ(オート・コントル)、
エドモン・ユルトレー(テノール)、
トーマス・ファン・エッセン(バリトン)、
シドニー・フィエロ(バス)、
ユーゴ・レーヌ(指揮)、
ラ・サンフォニー・ドゥ・マレ、
クール・ドゥ・マレ、
ヴェンデ音楽協会合唱団 |
ルイ13世時代のフランス宰相、リシュリュー枢機卿時代の音楽。ラモーのオペラ「オシリスの誕生、またはパミリーの祭り」(MC
002)、ルベルの音楽悲劇「ウリッセ」(MC
003)、レーヌのソロによるヘンデルの「リコーダーのための6つの協奏曲」(MC
004)など古楽ファン注目の録音を続々と発表してきたユーゴ・レーヌ率いるラ・サンフォニー・ドゥ・マレ。リリース第4弾は、「三銃士」の悪役としても知られ、16世紀フランスの政治家にしてルイ13世の宰相を務めた
"リシュリュー枢機卿時代の音楽"
がテーマ。カトリック教会の聖職者と政治家という2つの顔を持ったリシュリュー枢機卿とリンクするかのように、ここでは当時の宗教音楽と世俗音楽という2つのカテゴリーを収録。リシュリュー枢機卿によって絶対王政の基礎が築かれた時代を生きた音楽家たちの歴史に埋もれた作品の優れた手腕が、レーヌ&ラ・サンフォニー・ドゥ・マレの演奏で証明される。2008年4月&5月の録音。 |
MUSIQUES SUISSES 1CD¥2500
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MGBCD 6262 |
ヴァルター・クルヴォワジエ(1875−1931):
歌曲とピアノ作品集 ——
エマニュエル・ガイベルの詩による3つの歌曲/
エマニュエル・ガイベルの詩による7つの歌曲/
ピアノのための自作主題による変奏曲とフーガOp.21/
アイヒェンドルフの詩による6つの歌曲Op.27/
古いドイツの詩による歌曲 |
ジャニーヌ・ヒルツェル(ソプラノ)、
ロビン・アダムス(バリトン)、
エドワード・ラシュトン(ピアノ) |
ヴァルター・クルヴォワジエは、ドイツ国境に近いスイスの街リーエンで生まれ、ミュンヘンでルートヴィヒ・テュイレに作曲を学び、スイスとドイツで活躍したスイスの作曲家。「自作主題による変奏曲とフーガ」など、後期ロマン派の香りを漂わせる作品が秀逸。 |
MGB CTS M-113 |
マティアス・シュタイナウアー(1959−):
石ころ傷/ラ・ディメンショーレ・デッロ・ストラッポOp.18/Sott'acqua/
...WOAMM..../Rumori cardiaci/Klangfaden
Einzeln/
管弦楽のための《夜》Op.14/Es
kommt mich |
ユルイェン・ヘンペル(指揮)、
アンサンブル・コントルシャン、
フリッツ・フォーゲリン(指揮)、バーゼル交響楽団、他 |
日本でも室内楽作品が取り上げられているスイスの現代音楽作曲家マティアス・シュタイナウアーの作品集。演奏者陣には、ウィスペルウェイのショスタコーヴィチ(チェロ協奏曲第2番)でシンフォニア・クラコヴィアを指揮したユルイェン・ヘンペルの名前も。 |
MGB-NV 5 |
スイスの伝統音楽と新しい音楽 ——
ジャネット:ポルカ/ラース:ゲダンケ/
ジャネット:クロイツポルカ、アート・イン・レイン、アルマンダ/
ヴァルザー:ミレーナ/
作曲者不詳:羊の皮をかぶったオオカミ、ギャロップ/他 |
スイス・オクテット |
弦楽五重奏とクラリネット、ファゴット、ホルンという編成によるスイスの室内楽団スイス・オクテットの録音は、スイスの伝統音楽からのアレンジと、スイスの伝統音楽のスタイルを題材とした新しい作品をミックスしたスイス一色のアルバム。ポルカやギャロップなど思わずリズムを取りたくなるような楽しい作品ばかり。スイス・オクテットの個人能力もかなり高い。 |
MGB CTS-M 114 |
イリス・スゼグヒ(1956−):
ソプラノと弦楽のための
《Vielleicht, dass uns etwas
aufginge》/
アコーディオンのための《カンティクム》/
弦楽三重奏曲《ゴルトベルク》/詩篇/アド・
パルナッスム |
シルヴィア・ノッパー(ソプラノ)、
コンチェルト・ボスウィル、
テオドロ・アンツェロッティ(アコーディオン)、
ゴルトベルク・トリオ、
レイラ・プフィスター(メゾソプラノ)、
カメラータ・ベルン |
スロヴァキア西部の街プレショフで生まれ、ハンガリー人の両親を持つ女流作曲家イリス・スゼグヒのポートレート・アルバム。現在はスイスを拠点として活動するスグゼヒは、欧米各国の音楽祭や現代音楽のワークショップで斬新な作品を発表し、カントン・チューリヒ作曲賞など多くの受賞歴を持つ。 |
NBE LIVE 1CD¥2500
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NBECD 021 |
悲しみのゴンドラ〜
リスト:
おお悲しみよ(キューレン編)/
尼僧院の僧房(キューレン編)/
ゆりかごの歌(ワーヘマンス編)/
暗い雲(シェーンベルガー編)/
パレストリーナによるミゼレーレ(シェーンベルガー編)/
調性のないバガテル(ワーヘマンス編)/
泣き、嘆き、悲しみ、おののき(ワーヘマンス編)/
悲しみのゴンドラ第2番(スミルノフ編)/
水の上を歩くパウラの聖フランチェスコ(スミルノフ編)/
おお悲しみよ(キューレン編) |
オランダ管楽アンサンブル |
モーツァルトの"グラン・パルティータ"といった超名曲の録音や、斬新な発想から生まれるジャンルの壁を取り払ったコンサートなど変幻自在の活躍で新たな道を突き進む名門オランダ管楽アンサンブル。リストのコンサートでは湖上に浮かぶゴンドラの映像をスクリーンに映しながら演奏を行うなど、新時代のオランダ管楽アンサンブルが持つ無尽蔵のアイディアに圧倒させられる。管楽アンサンブルによるリストの演奏も一味違い面白い。2007年10月28日のライヴ録音。 |
NBECD 022 |
ルイ・アンドリーセン:国家 |
オランダ管楽アンサンブル |
プラトンの「国家」が作品の基盤となっている現代のオランダを代表する作曲家ルイ・アンドリーセンの大作「国家」。4本のオーボエ、4本のホルン、4本のトランペット、4本のトロンボーン、4本のヴィオラを中心にエレキ・ギターやハープ、ピアノ、女声ヴォーカルという独特な編成が刻み続けるリズムにいつの間にか引き込まれてしまうのだから不思議。ロッテルダム・フィルやオランダ放送フィルの金管奏者たちやバート・シュニーマンを中心としたオランダ管楽アンサンブルの強烈なパワーと柔軟性は桁外れ。2008年2月のライヴ録音。 |
NIMBUS 1CD−R¥2300
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NI 5503 |
ブラジレイロ〜ブラジル北東部の金管作品集
——
シルバ"ドゥダ":モネ組曲/
ジョビン&モラレス:エラ・エ・カリオカ/
リマ:クィンテット・ノルデスティーノ/
アルベス:バティスタ・デ・メロ/
ジスモンチ:カラテ/
シルバ"ドゥダ":トアダ/
ナザレ:エスコレガンド/
セディシャス:組曲/
ジスモンチ:パリャーソ/
ガリアルディ:カントス・ノルデスティノス/
ナザレ:ブレジェイロ/
カルドソ:Xaxando/
シルバ:テマス・ノルデスチノス/
フェルナンデス:ブラジレイロ/
カルネイロ:ノルディスティーナ |
クィンテット・ブラジル、
チャールズ・シュリーター(トランペット)、
グラウコ・アンドレザ(打楽器) |
熱きブラジルの金管五重奏団、其の一。トランペット奏者2人の使用楽器(&メンバー全員のマウスピース)をモネ(Monette)で統一しているブラジルの熱き金管五重奏団、クィンテット・ブラジルによるブラジルの金管作品集!アメリカの楽器メーカー「モネ」をネーミングの由来としたシルバ"ドゥダ"の「モネ組曲」では、長きにわたってボストン響の首席トランペット奏者として活躍したチャールズ・シュリューターがゲスト参加。シュリーターの輝かしいサウンドがブラジル音楽をさらに熱くする!1996年の録音。(NimbusはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります。) |
NI 5462 |
ブラジル・プレイズ・ブラジル〜
ブラジル北東部の金管作品集
——
シルバ"ドゥダ":
レシフェ組曲、ゴンザグアンド、トランペットのためのコンチェルティーノ、
金管楽器のための音楽第1番、フレーヴォのマルキーニョス/
セディシャス:マトゥタ三部作/
シルバ"ドゥダ":アンドレッツァ、コレクション93、カピバリベのセレナータ/
ヴィラ=ロボス(カプラン編):3つのシランダス/
シルバ"ドゥダ":フレヴォ、トランペッターのためのテーマ/
サント(フェルナンデス編):220 |
クィンテット・ブラジル、
グラウコ・アンドレザ(打楽器) |
熱きブラジルの金管五重奏団、其の二。ブラジル北東部の湾岸都市レシフェを本拠地とするレシフェ交響楽団でイングリッシュホルン奏者兼アレンジャーとして活躍した音楽家、ホセ・ウルシシーノ・ダ・シルバ"ドゥダ"の60歳を記念して製作された"ドゥダ"の作品を中心とする金管五重奏のための作品集!ブラジル北東部音楽祭が開催されるなど豊かな音楽文化が根付いているブラジル北東部のブラス作品を、ご当地のアンサンブルが時には哀しげな旋律を吹き込みながら燃え上がるような熱さとラテンのリズムで炸裂する!1995年の録音。 |
NI 5828 |
ベンジャミン:小さな丘へ/ダンス・フィギュア*/サムタイム・ヴォイセズ+ |
アヌ・コムシ(ソプラノ)、
ヒラリー・サマーズ(コントラルト)、
フランク・オルー(指揮)、
アンサンブル・モデルン、
オリヴァー・ナッセン(指揮)*、
BBC交響楽団*、
ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)+、
ケント・ナガノ(指揮)+、
ベルリン・ドイツ交響楽団&合唱団+ |
メシアン、ブーレーズにその才能を認められた英国楽壇の旗手ジョージ・ベンジャミン。シャンドスの英語版オペラでお馴染みのピーター・ムーア財団のサポートを受けて製作された最新盤には、現代版"ハーメルンの笛吹き"の「小さな丘へ」、ケースマイケル&ローザス、大野和士&モネ劇場管、そしてベンジャミンのコラボレーションが話題となった「ダンス・フィギュア」、ハレ管の本拠地ブリッジウォーター・ホールのオープンのために作曲された「サムタイム・ヴォイセズ」の3作品を収録。アンサンブル・モデルンやナッセン、ケント・ナガノ&ベルリン・ドイツ響などアーティスト陣も充実しており、ベンジャミンの野心作を知れる絶好の1枚。2005年〜2007年の録音。 |
NI 5827 |
ミャスコフスキー:弦楽四重奏曲第13番イ短調Op.86/
ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.49、同第8番ハ短調Op.110 |
コペルマン弦楽四重奏団 |
ドゥビンスキーの後継者として1997年までボロディン・クヮルテットの第1ヴァイオリン奏者として君臨したミハイル・コペルマンを中心として、モスクワ音楽院出身の仲間たちにより2002年に結成されたコペルマン弦楽四重奏団のニンバス第2弾。ボロディン・クヮルテットの伝統を受け継いだコペルマン弦楽四重奏団が取り上げるミャスコフスキーの「第13番」は、死の前年となる1949年の作品で最晩年の傑作との誉れが高い。カップリングのショスタコーヴィチは前作(NI
5762)からの続編的なプログラムであり、全盛期のボロディン・クヮルテットを知るコペルマンならではの解釈による演奏が展開されている。2006年6月22日〜23日&2007年7月26日〜28日の録音。 |
NI 5502 |
キューバ〜コントラダンサとダンソネス ——
ファリダ:シンプソンの高台で/
サウメル:ペパの瞳/
ラミレス:ヤ・エスタ・エル・カフェ/
サウメル:テデスコ/
ルバルカバ:憲法士官候補生/
サウメル:ペパのハンカチ/
バルデス:アルメンドラ/
サウメル:心の嘆き/
作曲者不詳:サン・パスカル・バイロン/
ペーニャ:ヨ・ノ・バイロ・マス・カタリーナ/
ルイス:エル・デド・デ・ランダルース/
ファイルデ:リガドン/
作曲者不詳:エル・サンガンベロ/
ウルフェ:エル・ボンビン・デ・バレット/
サウメル:ペロ・ポル・クエ/
ペーニャ:ニューヨークの兵隊/
シスネロス:2つの踊り |
ダニエル・グズマン(指揮)、
ロッテルダム音楽院オルケスタ・ティピカ |
コントルダンスがフランス革命と同時にハイチ(当時はフランス領サン=ドマング)を経由してキューバに伝わり流行した"コントラダンサ"。"オルケスタ・ティピカ"とは、タンゴで用いられることの多い"標準編成の楽団"という意味のオーケストラ。オランダの名門ロッテルダム音楽院のオルケスタ・ティピカには、ロイヤル・コンセルトへボウ管の首席トロンボーン奏者ライエンやロッテルダム・フィルのトロンボーン奏者ファーベーク、ジャズ・オーケストラ・オブ・ザ・コンセルトヘボウのトランペット奏者ヤン・ファン・ダウケレンなど檜舞台で活躍する名手たちが名を連ねている。1995年の録音。 |
NI 7074/5
(2CD/特別価格)
\2700→¥2490 |
メンデルスゾーン:
序曲《フィンガルの洞窟》Op.26/
ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25/
交響曲第3番イ短調Op.56《スコットランド》/
序曲《静かな海と楽しい航海》Op.27/
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64/
交響曲第4番イ長調Op.90《イタリア》 |
ベンジャミン・ハドソン(ヴァイオリン)、
クリストファー・カイト(フォルテピアノ)、
ロイ・グッドマン(指揮)、
ハノーヴァー・バンド |
ヘリオス(Helios)の"ハイドンの交響曲集"でもお馴染みのロイ・グッドマン&ハノーヴァー・バンドのコンビによるピリオド楽器でのメンデルスゾーン。序曲、協奏曲、交響曲の代表作でのキレのある響きが印象的。1988年〜1990年の録音。 |
NI 7069
\1800 |
秋の瞑想曲 ——
ヴォーン=ウィリアムズ:《富める人とラザロ》の5つの異版/
ブラームス:クラリネット・ソナタ
ロ短調Op.115より
アダージョ/
ショパン:前奏曲変ニ長調Op.28(雨だれ)/
コープランド:畜舎のノクターン/
ティペット:秋/
ブリテン:4つの海の間奏曲より
嵐/
バーバー:弦楽のためのアダージョ/
エルガー:ため息/
フィンジ:エコローグ |
ウィリアム・ボートン(指揮)、
イギリス交響楽団、
カール・ライスター(クラリネット)、
ブランディス弦楽四重奏団、
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)、他 |
ニンバスの豊富な音源の中から哀愁を漂わせるメロディーを持つ作品を集めたコンピレーション・アルバム。アルバムの最後を飾るフィンジの「エコローグ」ではピアノとオーケストラの奏でる物悲しくも美しい旋律が心にしみる。 |
NI 7072/3
(2CD/特別価格)
\2700 |
ハイドン:交響曲選集 ——
交響曲第43番変ホ長調《マーキュリー》/
同第44番ホ短調《哀しみ》/
同第49番ヘ短調《受難》/
同第52番ハ短調/ 同第59番イ長調《火事》/
同第64番イ長調《時の移ろい》 |
アダム・フィッシャー(指揮)、
オーストリア=ハンガリー・ハイドン管弦楽団 |
エステルハージ宮殿のハイドン・ザールでレコーディングが行われたアダム・フィッシャー&オーストリア=ハンガリー・ハイドン管の一大事業ハイドンの交響曲全集から、"疾風怒濤"時代に作曲された6作品を収録。1994年〜1997年の録音。 |
NIMBUS 1CD−R¥1800
|
NI 7711
(1CD−R)
\1800 |
クリスマスのオルガン作品集 ——
リスト:かいば桶のそばの羊飼いたち/
J・S・バッハ:
コラール《甘き喜びに包まれて》BWV.729、
シンフォニア〜クリスマス・オラトリオより/
ダカン:スイスのノエル/
ブレイク:ウォーキング・イン・ザ・エアー/
ブラームス:一輪のばらが咲いて/
ラッター:前奏曲《世の人忘るな》/
ヘンデル:ハレルヤ・コーラス/他 |
ケヴィン・ボウヤー(オルガン) |
ニンバスの「バッハ・オルガン作品全集」という金字塔を打ち立てたオルガニスト、ケヴィン・ボウヤーのクリスマス・アルバム。チェスター大聖堂のオルガンによるヘンデルのアレルヤ・コーラス、ジョン・ラッターの前奏曲「世の人忘るな」などバラエティ豊かなプログラムはBGMにも効果的。(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。) |
NI 7708
¥1690 |
アート・オヴ・ザ・アンコール ——
シューベルト:
即興曲変ホ長調D.899-2,Op.90-2、
同変ト長調D.899-3,Op.90-3/
ショパン:
スケルツォ第1番ロ短調Op.20、
夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2、
マズルカ第41番嬰ハ短調Op.63-3/
リスト:葬送曲/
ショパン:
夜想曲第19番ホ短調Op.72-1、
マズルカ第25番ロ短調Op.33-4、
夜想曲第18番ホ長調Op.62-2/
ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調S.244-2/
ショパン:
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22 |
シューラ・チェルカスキー(ピアノ) |
ウクライナのオデッサで生まれ亡命先のアメリカで巨匠としての名声を確立した20世紀を代表するピアニストの1人、シューラ・チェルカスキー(1909〜1995)。チェルカスキーは1980年代にニンバスへレコーディングを行っており、この"アート・オヴ・ザ・アンコール"もその中の1枚。魔法のようなチェルカスキーのピアノの魅力がストレートに伝わってくる珠玉の作品集である。1984年&1985年の録音。(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤になります。) |
NI 7709 |
ベートーヴェン:後期3大ピアノ・ソナタ集 ——
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109/
同第31番変イ長調Op.110/
同第32番ハ短調Op.111 |
バーナード・ロバーツ(ピアノ) |
変奏曲と同じく1980年代に収録されたベテラン奏者バーナード・ロバーツのベートーヴェン後期3大ピアノ・ソナタ集。ニンバスの録音ではバッハへの評価が高いが、これらのベートーヴェンもそれに匹敵する演奏として親しまれてきている。1988年6月17日&1985年9月10日、11月21日の録音。 |
NI 7710 |
ベートーヴェン:
ディアベリのワルツによる33の変奏曲ハ長調Op.120/
《エロイカ》の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調Op.35 |
バーナード・ロバーツ(ピアノ) |
1933年マンチェスター出身のバーナード・ロバーツは、ダーティントン国際サマー・スクールや2人の息子と組んだバーナード・ロバーツ・ピアノ・トリオなど様々なスタイルで活躍を続けるベテラン・ピアニスト。1989年2月17日&1983年6月11日〜12日の録音。 |
NOSAG 1CD¥2500
|
nosag CD127 |
グンナー・ブクト(1927−):室内楽作品集
——
6つの季節の歌/七重奏曲《A
mon gre》/
ピアニストのための4つの小品/
弦楽四重奏曲第3番/デュオのための三章 |
アンニカ・スコグルンド(ソプラノ)、
ルーヴェ・デルヴィンイェル(ピアノ)、
アグエリ弦楽四重奏団、
デュオ・ジュラン、
スウェーデン放送交響楽団のメンバーたち |
ストックホルム王立音楽院の教授、スウェーデン作曲家協会の会長などの要職を歴任したスウェーデンの大ベテラン作曲家グンナー・ブクトの様々なスタイルの室内楽作品集。1965年から2004年までの約40年間の間に作曲された5作品を収録。 |
nosag CD153 |
主の霊は全地を満たす〜グレゴリオ聖歌集/
ペッテション:汝はペテロなり/
レフベリ:サルヴェ・レジナ |
スコラ・ションダール |
スコラ・ションダールは、スウェーデンのションダールにあるストラ・ションダール教会で2002年秋に結成された男声8重唱によるグレゴリオ聖歌のスペシャリスト集団。8声の歌声が1つとなったハーモニーは神々しさを覚えるほど。 |
ONYX 1CD¥2400
|
ONYX 4035
¥2190 |
ベートーヴェン:
ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調Op.120/
J・S・バッハ:パルティータ第4番ニ長調BWV.828 |
スティーヴン・コヴァセヴィッチ(ピアノ) |
スティーヴン・コヴァセヴィッチ初登場!約40年振りの録音となる"ディアベッリ変奏曲"!数多くの世界的名手の録音をリリースしてきたオニックス(Onyx)に名匠スティーヴン・コヴァセヴィッチが初登場!しかもコヴァセヴィッチがオニックスでの最初の録音で取り上げた作品は、約40年振りの再録音となるベートーヴェンの「ディアベッリ変奏曲」!!90年代から2000年代初頭にかけてEMIに録音されたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集に代表されるように、世界有数のベートーヴェン弾きとしての名声を確立してきたコヴァセヴィッチ。ベートーヴェンの作品の中でも「ディアベッリ変奏曲」は、センセーショナルを巻き起こした1961年のイギリス・デビュー時のプログラムであり、1968年にはフィリップスに1度目の録音を行うなど、コヴァセヴィッチの節目で大きな役割を果たしてきた特別な意味を持つ作品なのである。また「ディアベッリ変奏曲」とのカップリングには、コヴァセヴィッチの録音としては珍しい大バッハの作品の中から「パルティータ第4番」を収録。コヴァセヴィッチは「パルティータ第4番」をリサイタルのレパートリーとして積極的に取り上げており、来日公演でもたびたび演奏が行われている。40年という歳月の中で積み重ねられた経験と円熟の至芸。コヴァセヴィッチの新しいアプローチによる新しい「ディアベッリ変奏曲」が深い感動を呼ぶ
——。2008年7月、ワイアストン・コンサート・ホール(イギリス)での録音。 |
ONYX 4034 |
チャイコフスキー:ロマンス集 ——
騒がしい舞踏会でOp.38-3/ただ憧れを知る人だけがOp.6-6/
私は彼女と一度も話さなかったOp.25-5/私の守り神、私の天使、私の友/
子守歌Op.16-1/和解Op.25-1/陽は沈みOp.73-4/恐ろしい瞬間Op.28-6/
星は穏やかに光りOp.60-12/私がそのことを知っていたらOp.47-1/
すでに窓々の灯は消えてOp.63-5/語るな、おおわが友Op.6-2/
祝福あれ、森よOp.47-5/ジプシーの歌Op.60-7/信じるな、わが友よOp.6-1/
それは早春のことだったOp.38-2/かっこうOp.54-8/
支配するのは昼かOp.47-6/再び、もとのように、孤独でOp.73-6 |
クリスティアーネ・ストーティン(メゾ・ソプラノ)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ) |
オランダ期待のメゾ・ソプラノが歌う美しきチャイコフスキー。2005/06の"ECHO
Rising Stars"に選出され、巨匠ベルナルド・ハイティンクからは絶大な信頼を寄せられるなど、新世代のメゾ・ソプラノ歌手として評価急上昇中のクリスティアーネ・ストーティン(ストテイン)。デビュー・タイトルとなったシューベルト、ベルク&ヴォルフの歌曲集(ONYX
4009)、自身の代名詞でもある十八番マーラーの歌曲集(ONYX
4014)に続くリリース第3弾は、チャイコフスキー(1840−1893)の人生を20曲の歌曲でたどるという美しいコレクション。1950年末に作曲されたと伝わる初期の秀作「私の守り神、私の天使、私の友」と最晩年(1893年)の歌曲「再び、もとのように、孤独でOp.73-6」では、時代の流れによるチャイコフスキーの作風の変遷を確実に読み取ることができるだろう。またストーティンはこのレコーディングのためにロシア語を徹底的に学び直すなど、その熱意と意気込みは相当なもの。オランダ期待のメゾ・ソプラノがチャイコフスキーの"歌曲の作曲家"としての功績をへと導く。 |
ONYX 4036
¥2190 |
ニコライ・デミジェンコ・プレイズ・ショパン
ショパン:24の前奏曲Op.28/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58 |
ニコライ・デミジェンコ(ピアノ) |
デミジェンコ、オニックスに初登場!第1弾は十八番のオール・ショパン!"ロシアの重戦車"と"ピアノの詩人"の両面を持つロシア生まれのヴィルトゥオーソ・ピアニスト、ニコライ・デミジェンコがオニックス(Onyx)に初登場!デミジェンコのオニックス第1弾は、これまでにもハイペリオンを筆頭に数々のレーベルにレコーディングを行ってきた自身の最重要レパートリーであり代名詞でもあるショパン。1976年のモントリオール国際コンクール、78年のチャイコフスキー国際コンクールの覇者であり、ハイペリオンなどでのレコーディング活動の大成功により世界屈指のショパン弾きの1人としての名声を確立したデミジェンコ。ハイペリオン時代に続いて2度目の録音となる「ピアノ・ソナタ第3番」に対して「24の前奏曲Op.28」はこのオニックスでの演奏が初の録音となる。近年ではヒューイットも愛用しているイタリアの銘器ファツィオーリを演奏に用いるなど、50歳を超えた今、新しいスタイルを築きながら進化を続けるデミジェンコ。スヴェトラーノフやフェドセーエフ、ラザレフ、マッケラスといった名指揮者たちからも信頼された実力に風格というオーラが加わったデミジェンコ渾身のショパンは新たな代表盤となることだろう。2008年7月16日〜18日、ファツィオーリ・コンサート・ホール(イタリア/サチーレ)での録音。 |
ONYX 4029 |
ブラームス:
ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25/
同第3番ハ短調Op.60 |
ナッシュ・アンサンブル
〔イアン・ブラウン(ピアノ)、
マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)、
ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
ポール・ワトキンス(チェロ)〕 |
ターネジ(ONYX 4005)、メンデルスゾーン(ONYX
4011)、ブラームスの弦楽六重奏曲(ONYX
4019)と続いたイギリスのスーパー・アンサンブル、ナッシュ・アンサンブルのオニックス第4弾は、ブラームスの続編となる"ピアノ四重奏曲集"!作品の特徴に合わせて自由自在に編成を組むことが出来る柔軟なスタイルと各奏者が備えた一糸乱れぬアンサンブル能力は、英タイムズ誌から「イギリス最高の室内楽団」と称賛されるなど、これまでの積み上げてきた歴史と実力はまさしくイギリス随一である。ハイペリオンからリリースされた録音が脚光を浴び人気急上昇中のイギリスの若きヴィオラ奏者ローレンス・パワーや、20歳でBBC交響楽団の首席奏者に就任し、指揮者としても東京都交響楽団への客演が新しいチェロのポール・ワトキンスなど、次代の巨匠候補と評される名手たちは今回も健在。2007年1月、メニューイン・ホール(イギリス)での録音。 |
PASSACAILLE
|
Passacaille 947
\2500→¥2290 |
メンデルスゾーン:チェロとフォルテピアノのための作品全集
——
無言歌ニ長調Op.109/チェロ・ソナタ第2番ニ長調Op.58/
アルバムブラットOp.117/協奏的変奏曲ニ長調Op.17/
チェロ・ソナタ第1番変ロ長調Op.45 |
セルゲイ・イストミン(チェロ)、
ヴィヴィアナ・ソフロニツキー(フォルテピアノ) |
歴史にその名を残すドイツのマイスター、レオポルト・ヴィドハルム(1722−1776)製作のチェロを駆使するロシアの名手セルゲイ・イストミンと、ウラディーミル・ソフロニツキーの愛娘であり、スクリャービンの孫でもある女流鍵盤奏者ヴィヴィアナ・ソフロニツキーのコンビによるメンデルスゾーン!このメンデルスゾーンでソフロニツキーが弾いている楽器は、現在チェコに工房を持つ名匠ポール・マクナルティが製作したコンラート・グラーフ(1819年頃)のフォルテピアノOp.318のレプリカ。マクナルティ製のグラーフ(1819頃)のレプリカは徹底的に追及されたクォリティの高いサウンドはもちろんのこと、グラーフの特徴でもある通常のダンパー・ペダル、2つのモデレーター・ペダル、ウナ・コルダ(弱音)・ペダルといった4種類のペダルが備え付けられており、これによって従来の楽器と比べて表現の幅が飛躍的に向上するなど、演奏面のみならずフォルテピアノの復興という意味においても大きな役割を果たしている。モスクワ音楽院で研鑽を積み、インマゼール率いるアニマ・エテルナの首席チェロ奏者として活躍するイストミンの歌心に満ちた音色と、祖父と父のDNAを受け継いだソフロニツキーが弾くフォルテピアノのサウンドが創造する感動のメンデルスゾーン。聴き手の魂を揺さぶる素晴らしい演奏が響き渡る。 |
PAVANE 1CD¥2500
|
ADW 7403 |
パガニーニ(コードレー編):24のカプリースOp.1(フルート版) |
ジュリアン・コードレー(フルート) |
ピーター・ロイド、ジェフリー・ギルバート、ペーター・ルーカス・グラーフの下で研鑽を積み、20世紀イギリスの名作曲家アルン・ホディノットからは"フルート・ソナタ"を献呈された名手ジュリアン・コードレーが自身の手でフルート用にアレンジを施したパガニーニの"24のカプリース"。"24のカプリース"のアレンジはエリオット・フィスクのギター版(NI
2505)が世界的にも有名だが、このコードレーのフルート版でもフィスクの演奏に匹敵する超絶テクニックが次々と繰り広げられている。フルート関係者&アレンジ・ファン必聴盤!1997年5月15日〜16日の録音。 |
ADW 7326 |
スカルラッティ:ソナタ集 ——
ソナタ ト長調K.125/ホ長調K.162/ヘ短調K.466/
ニ短調K.1/イ長調K.322/ホ長調K.531/
嬰ハ短調K.247/ト長調K.2/変ホ長調K.193/
ロ短調K.27/ニ長調K.415/変ロ長調K.441/
ト短調K.476/ヘ短調K.481/ホ長調K.380 |
プリスカ・ブノワ(ピアノ) |
ソリストとしても1990年のマリア・カラス大賞、1991年のダブリン国際ピアノコンクールでの入賞経験を持ち、現在はフランスの名門パリ国立高等音楽院の教授として後進の指導にもあたっている女流奏者プリスカ・ブノワ。師であるジャック・ルヴィエ譲りの高いセンスがピアノによるスカルラッティを色彩豊かな演奏に仕上げている。丁寧なタッチが生む音色も美しい。1994年6月の録音。 |
ADW 7324 |
ロシアのポリフォニーとジョスカン・デ・プレ
——
ジョスカン:
汝, 貧しき者の憩いよ、ミサ曲《エリザベト》
(ミサ・フザン・ルグレ)/
作曲者不詳(17世紀頃):
モノディー、賛歌、Adam's
contrition before
heaven/
マカリエフスキ:天使ケルビムの賛歌/
ティトフ:天使ケルビムの賛歌/
作曲者不詳(17世紀頃):We
sing the praises
of you/
ミハイロヴィチ:We sing the
praises/
ペカリツキ:汝の聖なる精神/
ティトフ:マイ・ハート・イズ・レディ |
イゴール・ユラフレンコ(ディレクター)、
トベリ・フィルハーモニー・マドリガリスト・コラール・アンサンブル《ルスキ・パルテス》 |
イギリスの作曲家フライのシャンソンを定旋律に用いたジョスカンの代表作の1つ"ミサ・フザン・ルグレ"とロシアの知られざるポリフォニーを収録した宗教合唱作品集。ミンスク少年青年合唱団のディレクターを務めたロシアの合唱指揮者ユラフレンコが率いる「ルスキ・パルテス」のロシアの大地を思わせる男声の分厚いハーモニーが印象的な演奏。1994年7月の録音。 |
ADW 7323 |
ヴォルフ:メーリケ歌曲集より |
ダイナ・ブライアント(ソプラノ)、
ダニエル・ブルメンタール(ピアノ) |
1978年のMETナショナル・オーディションで優勝を果たし、オペラの舞台はもちろんのこと、ベルギー国立管、ルクセンブルク放送響、デトロイト響などとの共演やソリストとしても活躍するアトランタ出身のソプラノ歌手ダイナ・ブライアント。この"メーリケ歌曲集"には全曲の中から"風に寄せる歌"や"別れ"など16曲を収録。 |
ADW 7318 |
リスト:
コラール《アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム》
による幻想曲とフーガS.259/
ロイプケ:オルガンのためのソナタ
ハ短調《詩篇第94番》 |
カロル・ゴレビオウスキ(オルガン) |
ゴレビオウスキは、ニュルンベルク、ブルージュ、ミュンヘン、シュパイヤー、ローマなどの国際コンクールで実績を残したポーランドのオルガニスト。ストックホルム・カタリナ教会のグランド・オルガンを通じて響くリストとロイプケの作品は劇的であり神秘的でもある。1989年11月の録音。 |
PENTATONE
|
PTC 5186 067
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200 |
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1/
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2/
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3 |
児玉麻里(ピアノ) |
児玉麻里のベートーヴェン第4弾が登場!これまでにペンタトーン(PentaTone)からリリースされてきた3枚の録音が絶賛を博し続けている児玉麻里のベートーヴェン。大成功のうちに幕を閉じた東京の"浜離宮朝日ホール"、名古屋の"スタジオ・ルンデ"での"ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会"(全32曲)。この勢いに続く形で、児玉麻里の録音としての"ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集"にファン待望の4枚目が加わることに!これまでの3枚では「月光」や「悲愴」、「熱情」、「告別」、「テンペスト」などピアノ・ソナタの代表作を中心に取り上げてきた児玉麻里。前作から約1年振りのリリースとなるこの4枚目の録音では、若かりしベートーヴェンが生んだ最初の3曲(第1番〜第3番)を収録。ベートーヴェンのピアノ・ソナタの原点でもある最初期の3作品への児玉麻里のアプローチが非常に楽しみ。 |
PTC 5186 330
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2990 |
チャイコフスキー:
ハムレットOp.67〜序曲と付随音楽/
幻想序曲《ロメオとジュリエット》(1869年初稿版) |
タチアナ・モノガロワ(ソプラノ)、
マキシム・ミハイロフ(バス)、
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)、
ロシア・ナショナル管 |
若き巨匠ユロフスキが描く濃密なシェイクスピアの世界。ロンドン・フィルの首席指揮者、グラインドボーン音楽祭の音楽監督、ロシア・ナショナル管の首席客演指揮者など世界的にも重要なポストを担い、エッシェンバッハ退任後のフィラデルフィア管音楽監督の候補にも名前が挙がった今最も熱い若きマエストロ、ウラディーミル・ユロフスキ。ストラヴィンスキーのディヴェルティメント&チャイコフスキーの組曲第3番(PTC
5186 061)、ショスタコーヴィチの交響曲第1番&第6番(PTC
5186 068)、そしてプロコフィエフの交響曲第5番&戦争終結に寄せる頌歌(PTC
5186 083)など、底知れぬ才能を証明するかのような独創的なプログラミングを打ち出してきたユロフスキのペンタトーン(PentaTone)第4弾となる今回のチャイコフスキーも独自色全開!ソプラノとバスの独唱を伴い全17曲で構成される"ハムレット"。"ロメオとジュリエット"では、現在一般的に演奏されている1880年の第3稿ではなく、大幅な改定が行われる以前の1869年に作曲された初稿版を用いているなど若き巨匠ユロフスキの才気はここでも全開!"ハムレット"と"ロメオとジュリエット"、アルバムのテーマに設定されたシェイクスピアの世界をユロフスキのタクトが濃密に描く——。 |
PTC 5186 328
(SACD Hybrid Multichannel
+Bonus DVD-Video)\3200 |
ブラームス:
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8/
同第2番ハ長調Op.87 |
ストリオーニ・トリオ
〔バルト・ファン・デ・ローエ(ピアノ)、
ヴォウター・フォッセン(ヴァイオリン)、
マルク・フォッセン(チェロ)〕 |
無限大のポテンシャルを持ち、行く行くはボザール・トリオに匹敵する実力のアンサンブルに成長するであろうという評価を受けているオランダのピアノ三重奏団ストリオーニ・トリオ。ヴァイオリンのヴォウター・フォッセンの使用楽器であるローレンティウス・ストリオーニ(1794年製)を名前の由来として1995年に結成されたストリオーニ・トリオは、コブラ・レーベルでの今井信子との共演盤(COBRA
0008)などでその実力を認められペンタトーンに移籍。第1弾ベートーヴェン(PTC
5186 071)、第2弾シューベルト(PTC
5186 050)では、周囲からの評価に違わぬ優れた演奏を聴かせてくれており、今後の飛躍に大きな期待が寄せられている。
※ボーナスDVDには、ブラームスのピアノ三重奏曲第1番第2楽章の演奏風景を収録予定。ボーナスDVDはPAL方式の可能性がございます。予めご了承下さい。 |
PTC 5186 128
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200 |
バッハ〜ヴィヴァルディ ——
J・S・バッハ:
カンタータ第12番《泣き、嘆き、憂い、おそれ》BWV.12/
C・P・E・バッハ:オーボエ協奏曲変ホ長調Wq.164/
J・S・バッハ:
カンタータ第21番《わが心には患い多かりき》BWV.21/
C・P・E・バッハ:
オーボエ協奏曲変ホ長調Wq.165/
ヴィヴァルディ:
オーボエ協奏曲変ロ長調Op.7-1,RV.465*、
同変ロ長調Op.7-7,RV.464* |
ハインツ・ホリガー(オーボエ)、
レイモンド・レッパード(指揮)、
イギリス室内管弦楽団、
イ・ムジチ合奏団* |
SACD Hybridによる高音質の復刻盤として活発なリリースを続けるクァドラフォニック(RQR/4チャンネル録音)シリーズの最新作はハインツ・ホリガーの代表盤。現在は指揮者、作曲家としても高名なホリガーのフィリップス時代を代表するバッハ親子&ヴィヴァルディの作品集は、20世紀を代表するオーボエ奏者から現代のオーボエ奏者たちに贈られたバイブルである。 |
PIANO21 1CD¥2500
|
P21 030-N
¥2500→¥2290 |
ピアノ・レアリティーズVol.1〜トランスクリプションズ
——
クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ(1)/
シューマン:月の夜Op.39-5(2)/
シューベルト:シルヴィアにD.891,Op.106-4(2)/
ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの詩より
第1曲「天使」(2)/
R・シュトラウス:献身Op.10-1(2)/
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調より
第4楽章「アダージェット」(2)/
タレガ:アルハンブラの思い出(2)/
マンゴレ:悲しみのショーロ(2)/
ビゼー:別れを告げるアラビアの女主人(2)/
フォーレ:ネルOp.18-1(2)/
ドリーブ:バレエ音楽《コッペリア》より
ワルツ(3)/
モニューシコ:小さな星(グヴィアズトゥカ)(4)/
ラフマニノフ:ヴォカリーズ(5)/
グリエール:バレエ組曲《青銅の騎士》より
ワルツ(6)
編曲者:
(1)N・ワネーエフ/(2)カロル・A.
ペンソン/
(3)エルンスト・フォン・ドホナーニ/(4)ベルノ・ヴォルフ/
(5)セルジオ・フィオレンティーノ/(6)デイヴィッド・A.
プリツカー |
シプリアン・カツァリス(ピアノ) |
なんとマーラーの"アダージェット"!規格外の衝撃と感動の連続!これぞ超絶技巧を司る現人神カツァリスの真骨頂!秘蔵音源の復刻を行う"シプリアン・カツァリス・アーカイヴス"シリーズのリリースが続いていた"Piano21"から、久々の新録音にして新シリーズとなる"ピアノ・レアリティーズ"の第1弾、衝撃のトランスクリプションズが緊急登場!!カツァリスのトランスクリプション集の代表格である「バッハ・トランスクリプションズ」(P21
017-N)や「モーツァルト・トランスクリプションズ」(P21
018)では、奇想天外なアイディアによるプログラミング、驚異的な超絶技巧を駆使した圧倒的凄演によってリスナーを熱狂の渦に巻き込んできただけに、15曲のトランスクリプションを収録した"ピアノ・レアリティーズVol.1"の登場は、まさに一大事件と言えるだろう!マーラーの「アダージェット」(!!)、タレガの「アルハンブラの思い出」、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」、グリエールの「ワルツ」など魅惑のレパートリー15作品がズラリと並ぶこの"ピアノ・レアリティーズVol.1"。イタリアの巨匠フィオレンティーノや作曲家ドホナーニなど個性豊かな6人の編曲者の中で、15曲中10曲の編曲を担当するなどひときわ異彩と存在感を放っている"カロル・A.ペンソン"という人物。フランスのパリ大学で理論物理学の現役教授として活躍中のペンソンは専門分野の理論物理学のみならず、卓越したアレンジ能力の持ち主として知る人ぞ知る存在だったが、カツァリスとの出会いによってその秘められた才能が陽の目を見ることとなったのである。新たなパートナー、ペンソンをメインとした6人の編曲者のアレンジによって生まれ変わった15人15色のプログラミング、そして超絶技巧を司る現人神カツァリスが繰り出す規格外の衝撃と感動の連続!これぞカツァリスの真骨頂なり!話題爆発確実です! |
P21 026-N
¥2500→¥2290 |
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.5 ——
ピアノ協奏曲第8番ハ長調K.246《リュッツォウ》
(第1楽章&第2楽章カデンツァ-A/モーツァルト作)、
第1楽章のカデンツァ-B(モーツァルト作)、
第1楽章のカデンツァ-C(モーツァルト作)、
第2楽章のカデンツァ-B(モーツァルト作)、
第2楽章のカデンツァ-C(モーツァルト作)/
ピアノ協奏曲第14番変ホ長調K.449
(第1楽章カデンツァ/モーツァルト作)/
ピアノ協奏曲第15番変ロ長調K.450
(第1楽章&第3楽章カデンツァ/モーツァルト作) |
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、
リ・ユンク(指揮)、
ザルツブルク・カンマーフィルハーモニー |
カツァリスの超絶技巧と神童の芸術が新たな音楽を創り出す!全集録音第5弾!待望の来日公演を間近に控えているカツァリスのレーベル、"Piano21"のメイン・シリーズの1つである"モーツァルトのピアノ協奏曲全集"。2007年初頭に発売となった第4集(P21
025-N)に続く最新巻第5集がこのタイミングでいよいよリリースに!カツァリスのモーツァルトの醍醐味と言えば、やはりバラエティ豊かなカデンツァ。第1集から第4集までは"作曲者モーツァルト"と"演奏者カツァリス"のカデンツァが併録されていたが、この第5集でカツァリスはモーツァルトのカデンツァに専念。特に第8番「リュッツォウ」では第1楽章と第2楽章のカデンツァをそれぞれ3種類ずつ収録するなど、今回もカツァリスのモーツァルトのカデンツァに対する意気込みと熱意は凄まじい。カツァリスの桁外れの演奏とひらめきを万全の体制で見事にサポートしているのは、全集第1集〜第4集やエヒテルナハ国際音楽祭などでコンビを組み続けている韓国人指揮者リ・ユンク&ザルツブルク・カンマーフィルハーモニー。神童の個性とカツァリスの芸術性が創造するモーツァルト・ワールド。今回も圧巻です! |
RAUMKLANG 1CD¥2500
|
RK 2801 |
シャルル豪胆公とブルゴーニュ宮廷の音楽 ——
作曲者不詳:ファンファーレ《ラッパの拍子による》/
デュファイ:ラッパの拍子によるグローリア/
モートン:武装した人/
デュファイ:度量ある人々の称賛を/
作曲者不詳:ブルゴーニュ公は言った/
ギゼゲム:アモール、アモール/
ブノワ:あなたこそが主/
デゥファイ:
シャンソン《もしも顔が青いなら》、ミサ曲《もしも顔が青いなら》/他 |
ヒリアード・アンサンブル、
レ・フランボヤン、
デイヴィッド・マンロウ(指揮)、
アーリー・ミュージック・コンソート・オヴ・ロンドン、
ラ・モラ、アンサンブル・アマコード、
レナ・スザンヌ・ノーリン(アルト)、
ランドール・クック(ヴィオラ・ダ・ガンンバ&フィドル)、
スザンヌ・アンソルグ(フィドル&レベック)、
ダニ・ペラガッティ(シャルマイ)、
ヨハン・マイトレ(シャルマイ)、
ジャン=フランソワ・マドゥフ(トランペット)、
ケール・クーパー(トランペット&トロンボーン)、
フェリックス・ストリッカー(トランペット&トロンボーン) |
長いヨーロッパ文化の歴史の中でも欠かすことの出来ない存在であるシャルル豪胆公のブルゴーニュ公国。ベルン歴史博物館(2008年4月〜8月)やブルージュ博物館(2009年3月〜7月)で取り上げられる"シャルル豪胆公"の特別展に合わせて製作されたコンピレーション・アルバム。演奏者には、ヒリアード・アンサンブルやアンサンブル・アマコード、デイヴィッド・マンロウなど、世界的アーティストたちの名前が並ぶ。 |
RK 2706 |
ナポリのスペイン宮廷の音楽 ——
ヴェラルディニエロ(16世紀):ビリャンシーコ《Crai
Crai Crai》/
トラバーチ:カンツォーナ/
マッケ:ガリアルド第1番&第2番/
リッツォ:タンブレリアータ/
ハリソン:ムネイラ・ダ・コシーナ/
作曲者不詳(1546年頃):ナ・マロッタ/
オルティス:リチェルカーダ第2番/
マッケ:カプリチェット/
作曲者不詳:タランテラ/他 |
アンサンブル・オーニ・ヴィータルス |
スペインが統治していた16世紀ナポリの宮廷音楽にスポットをあてたユニークな作品集。アンサンブル・オーニ・ヴィータルスは、12世紀から16世紀にかけての地中海沿岸地方のキリスト教とイスラム教の音楽、娯楽、文化の研究を行うために1983年に結成された古楽演奏団体。歴史に埋もれた音楽や楽器の発掘と演奏、声楽と器楽による高度なアンサンブル能力はヨーロッパの古楽ファンから一目置かれている。 |
RONDEAU 1CD¥2500
|
ROP 6023
\2290 |
主なる神が我らを守りたまわずば ——
アメルバッハ:主なる神が我らを守りたまわずば/
シャイン:主なる神が我らを守りたまわずば/
J・S・バッハ:
コラール幻想曲《主なる神が我らを守りたまわずば》BWV.1128、
コラール《われらが神はかたき砦》BWV.720、
コラール《キリストは死の絆につきたまえり》BWV.718、
コラール《暁の星のいかに美しく》BWV.739/
ルスト:
主よ深き淵よりわれ汝を呼ぶ、
主イエス・キリストよわれらを顧みたまえ/
J・S・バッハ:
カンタータ《主なる神が我らを守りたまわずば》BWV.178 |
ウルリッヒ・ベーメ(オルガン)、
ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)、
コンラッド・ツバー(ボーイ・ソプラノ)、
オスカー・ディド(ボーイ・ソプラノ)、
スザンヌ・クルムビーゲル(メゾ・ソプラノ)、
マルティン・ペッツォルト(テノール)、
マティアス・ヴァイヒェルト(バス)、
聖トーマス教会少年合唱団、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 |
聖トーマス教会で録音されたJ・S・バッハの新発見作品"BWV.1128"。J・S・バッハが第15代のカントール(音楽監督)を務めていたことでも高名なライプツィヒの聖トーマス教会。現在のカントール、ゲオルク・クリストフ・ビラーの指揮によるJ・S・バッハの宗教作品の録音が高く評価されている"聖トーマス教会少年合唱団"のシリーズから、新たに発見されたオルガンのためのコラール幻想曲「主なる神が我らを守りたまわずば」BWV.1128が登場!作曲から数世紀、紆余曲折を経て2008年4月15日にドイツのハレで新たに発見され、「BWV.1128」という番号を付けられたコラール幻想曲「主なる神が我らを守りたまわずば」。ここでは、大きな話題を呼び早速楽譜も出版されたこの「BWV.1128」が、2000年のバッハ・イヤーに建築された聖トーマス教会の新バッハ・オルガンで、しかも現在の首席オルガン奏者ウルリッヒ・ベーメの手によって演奏、録音が行われており、音楽的価値だけでなく話題性も非常に高い。ウルリッヒ・ベーメにより聖トーマス教会で演奏された「BWV.1128」と、聖トーマス教会少年合唱団が歌う「BWV.178」。同じ作品名を持つ2つの作品が、大バッハの偉大なる存在感とその音楽の素晴らしさを改めて示してくれる。1991年〜2008年の録音(BWV.1128は2008年6月10日、BWV.178は2008年5月23日〜24日の録音)。 |
ROP 6018 |
プッチーニ:グローリア・ミサ/
ヴェルディ:聖歌四篇より スターバト・マーテル、テ・デウム |
ベルンハルト・シュナイダー(テノール)、
クリスティアン・シュミット=ティンマーマン(バス)、
カール・ラスゲバー(指揮)、
プラハ・フィルハーモニック、
バイロイト福音派教会音楽大学合唱団、
レーゲンスブルグ教会音楽大学合唱団 |
「トスカ」、「蝶々婦人」、「トゥーランドット」などを生み、オペラの大作曲家としてその名を知られるプッチーニが、パチーニ音楽院の卒業作品として作曲した若き日の傑作「グローリア・ミサ」。オペラ作曲家として飛躍する前のプッチーニが書いたこの宗教作品を、ドイツのソリスト&合唱団、チェコのオーケストラという珍しい組み合わせで録音。荘厳で輝かしい"グローリア"の雰囲気が上手く表現された好演である。 |
SIGNUM 1CD¥2400
|
SIGCD 137
\2400→¥2190 |
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番ト短調Op.126/
ブリテン:チェロ交響曲Op.68 |
ジェイミー・ウォルトン(チェロ)、
アレクサンダー・ブリガー(指揮)、
フィルハーモニア管 |
英国の若手有望株ウォルトンのショスタコーヴィチ!前作、エルガー&ミャスコフスキーのチェロ協奏曲集(SIGCD
116)がイギリスで大きな話題となり、エルガー協会からも称賛の声が贈られたイギリス期待の若手チェリスト、ジェイミー・ウォルトンのシグナム・クラシックス第2弾はショスタコーヴィチ&ブリテン!特にショスタコーヴィチの冒頭では、深刻で呻くようなチェロの響きが戦慄を覚えるほどの緊迫感を醸しだすなど、そのずば抜けた表現力からは末恐ろしい才能を垣間見ることが出来る。愛器グァルネリ1712年製のチェロと共に歩むジェイミー・ウォルトンに対しては、シグナム・クラシックスが全面的なサポートを行うなど、その一挙手一投足に熱い視線が注がれている。今後のさらなる飛躍に期待したい! |
SIGCD 131 |
ジャッケス・デ・ヴェルト(1535−1596):モテット集第2巻(1581) |
スティーヴン・クレオバリー(指揮)、
コレギウム・リーガル |
ジャッケス・デ・ヴェルトはイタリアで活躍したフランドル出身の作曲家。ヴェルトはマントヴァ公国の宮廷楽長を務めていた頃の1590年に出合った若きモンテヴェルディに絶大な影響を与えており、特にモンテヴェルディのマドリガーレ集の成功には欠かすことの出来ない存在であったことはヴェルトの有名な逸話である。自身も当時を代表するマドリガーレの大家であったが、そのマドリガーレと双璧を成すヴェルトの重要作品がこのモテット集。マドリガーレで発揮された優れた手法や豊かな生命力を感じさせるヴェルトのモテットは、16世紀のポリフォニー音楽の傑作と言える。ヴェルトのモテットを歌うのは、名門ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団のメンバーから選抜された精鋭14名で結成され、BBCシンガーズのディレクターを務めるクレオバリーが率いる男声ヴォーカル・アンサンブル、コレギウム・リーガル。まさに合唱芸術と呼ぶに相応しい至高のハーモニーが響く。 |
SIGCD 138 |
ブライアン・ノールズ(1946−):詩集のセレナーデ |
ジョン・クリストス(テノール)、
ニック・ギャレット(バス・バリトン)、
ジュリエット・ポーチン(メゾ・ソプラノ)、
エリン・マナハン=トーマス(ソプラノ)、
ジェイムズ・モーガン(指揮)、
シティ・オヴ・プラハ・フィルハーモニック管弦楽団、
RSVPヴォイシズ、
ブライトン祝祭合唱団 |
「詩集のセレナーデ」とは、ロイヤル・アルバート・ホールで華々しく演奏された代表作、アンセム"ジュビリー・トリビュート"で人気を博しているイギリスの作曲家ブライアン・ノールズが、18世紀〜20世紀の詩人たちのテキストを題材としてドラマチックな作風に仕上げた管弦楽伴奏付き歌曲集。スタンダードなクラシック音楽というよりも、ミュージカルの音楽に近い親しみやすいスタイルが特徴的。現在売り出し注のソプラノ歌手エリン・マナハン=トーマスなどキャストも豪華! |
SIGCD 136
(4CD/特別価格)
\4800 |
J・S・バッハ:平均律クラヴィーア曲集BWV.846−893(全曲) |
ジル・クロスランド(ピアノ) |
"ウィーン三羽鳥"の1人バドゥラ=スコダの門下生ジル・クロスランド。ムジークフェラインでのリサイタル、ジョン・オグドン・メモリアル・コンサート、ロンドンのウィグモア・ホールやサウス・バンクでの定期公演などで絶賛を博しており、この"平均律クラヴィーア曲集"や"ゴルトベルク変奏曲"の録音などでイギリス指折りのバッハ弾きとして株を上げている。SIGCD
113&123のボックセット仕様。 |
SOFA
|
SOFA 526
\2500 |
古木選集 ——
Tverrsnitt av fuge/Poem uten
tyngdekraft/
Tekno/Tsumabiki/Ti morke
innfallslodd/
Trommeltoner/Salme pa vandring/Tekno/
Tverrsnitt av fuge/Poem uten
tyngdekraft/
Tekno/Tsumabiki/Ti morke
innfallslodd/
Ultradypt felt/Tverrsnitt
av fuge |
秋山徹次(アコースティック&エレクトリック・ギター)、
マーティン・タクスト(チューバ)、
アイヴィン・レニング(トランペット)、
エスペン・ライナーセン(テナー・サクソフォン&フルート) |
世界有数のインプロ界のビックアーティストとして高い人気を集めている日本人アーティスト、秋山徹次がアコースティックとエレクトリックのギターを自在に操り創り出す異空間。 |
SOLO MUSICA 1CD¥2500
|
SM 112
¥2290 |
バース・オヴ・ザ・チェロ ——
ジョヴァンニ・バティスタ・デリ・アントーニ(1660−a.1696):
リチェルカータOp.1(第1番〜第12番)/
ドメニコ・ガブリエリ(1651−1690):
リチェルカータ第1番〜第7番 |
ユリウス・ベルガー(チェロ) |
「バース・オヴ・ザ・チェロ」は、「イン・クローチェ」(SM
120)ではラトヴィアの混声合唱団との共演という新たな境地を切り開いた世界的チェリスト、ユリウス・ベルガーによる17世紀イタリアの無伴奏チェロのための作品集。バッハの無伴奏チェロ組曲の先駆けとも言われるアントーニの"リチェルカータ"とガブリエリの作品を弾くベルガーのチェロは、なんと1566年製のアンドレア・アマティという歴史的銘器!フランスのカルロ9世に献呈されるために製作されたアマティの背面にはカルロ家の紋章が描かれるなど、芸術品としての歴史的価値も非常に高い。凄まじい集中力を感じさせるベルガーの演奏と、それに応えるアマティの共同作業は実に見事。クォリティの高い装丁と優秀録音もこのディスクへの意気込みの高さを証明している。2007年7月の録音。 |
SM 106 |
タンゴ・センセーションズ ——
ピアソラ:
ブッチャーの死/セ・ラムール/ミケランジェロ/
天使のミロンガ/フーガ/グレーラ/忘却/エスクアロ/
来るべきもの/両親の小さな家/ロカ・ボヘミア/
5つのタンゴ・センセーション/バラーダ |
ミシェル・ジスマン(バンドネオン)、
ニナ・ヤンセン(クラリネット)、
カザール四重奏団 |
カザール四重奏団は、2001年に結成されスイスの音楽祭"ボスウィルの夏"で大成功を収めた弦楽四重奏団である。ルネサンス時代からワールド・ミュージックとのクロスオーヴァーまでそのレパートリーは幅広く、アレンジも含めて弦楽四重奏のための知られざる作品の発掘に力を注いでいる。"5つのタンゴ・センセーション"をメインに据えたこのピアソラの作品集の完成度は、優れたアレンジも手伝って弦楽四重奏のために書かれた作品ではないかと思わせてくれるほど。 |
STERLING
|
CDA 1665-2
\2500→¥2290 |
ユングヴェ・ショルド(1899−1992):
チェロとピアノのための《詩曲》/
チェロ・ソナタOp.27/ホルンとピアノのための組曲Op.71 |
ヨン・エーデ(チェロ)、
カール=アクセル・ドミニク(ピアノ)、
イプ・ランツキー=オットー(ホルン)、
ヴィルヘルム・ランツキー=オットー(ピアノ) |
ストックホルムにあるスウェーデン音楽情報センターのアーカイヴでライブラリアンという重責を担った20世紀スウェーデンの作曲家ユングヴェ・ショルドの室内楽作品集。ヘンルシンボリ響の首席チェリストを務めていたヨン・エーデ、ストックホルム王立歌劇場管やストックホルム・フィルで活躍したコペンハーゲン生まれのホルニスト、イプ・ランツキー=オットーが、民族的古典主義と呼ばれたショルドの音楽をじっくりと聴かせてくれる。1999年11月&1975年6月(ホルン組曲)の録音。 |
CDA 1664-2
\2500 |
地中海からの音楽 ——
スカッラッティ:
ソナタ ト長調、同ホ長調、同ニ短調、トッカータ(ソナタ
二短調)/
ドビュッシー:2つのアラベスク/
ラヴェル:水の戯れ/
パパンドプーロ:イグラ、スケルツォ・ファンタスティコ/
ファリャ:火祭りの踊り/
アルベニス:組曲《スペインの歌》Op.232 |
マリア・キールグレン(ピアノ) |
作曲家にではなく、スウェーデンのアーティストにスポットをあてる「ARTIST」シリーズ。マリア・キールグレンは、16歳からスウェーデンのイエテボリ音楽大学でピアノを学び、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番でデビューを飾ったスウェーデンの女流ピアニスト。スウェーデンだけでなく、北米、南米へのコンサート・ツアーを精力的にこなしており、コロンビアの第11回ブカラマンガ国際ピアノ・フェスティヴァルでは大成功を収めている。地中海沿岸諸国の作曲家によるピアノ作品を集めた「地中海からの音楽」。特にアルバム冒頭のスカルラッティは地中海の風を感じさせるような爽やかな演奏。 |
TACTUS 1CD¥2400
|
TC 552902 |
トマゾ・ダ・ヴィットリア(トマス・ルイス・デ・ビクトリア):
おお、なんと栄えあることか(モテット)/
ミサ曲《おお、なんと栄えあることか》/
この聖人は法のため*/天をおいて聖なるものたちの魂は喜ぶ/
聖なるマリアよ、憐れな者たちを急ぎ助けに来てください/
老人は幼子を抱き/おお、大いなる神秘/おお、聖なる宴よ/
わたしたちの病を/おお、あなたがた道を行く者はすべて/
使徒たちは悲しんでいた(世界初録音)/
テ・デウム(世界初録音)/来れ、創造主なる聖霊よ |
ステファノ・バスキーニ(ディレクター)、
イル・コンヴィット・アルモニコ |
イタリア時代のビクトリアの宗教作品集。イタリアのレーベル、タクトゥス(Tactus)が、ルネサンス期スペイン最大の作曲家トマス・ルイス・デ・ビクトリアのイタリア滞在時代の音楽に注目。ここでは名前もイタリア風に"トマゾ・ダ・ヴィットリア"と表記されており、1572年からスペイン帰国の前年となる1585年にかけてイタリアで作曲された"イタリア時代のビクトリア"による宗教作品のみが取り上げられている。ちなみに収録作品の中で「使徒たちは悲しんでいた」と「テ・デウム」の2作品は今回の録音が世界初録音となる。ステファノ・バスキーニが率いるイル・コンヴィット・アルモニコは、インジェニェーリの聖木曜日のための音楽(TC
540901)などで見事なハーモニーを聴かせてくれたイタリアのヴォーカル・アンサンブル。イタリア・ルネサンス音楽のスペシャリストとしても定評があり、神秘的な雰囲気を漂わせる歌声がイタリア時代のビクトリアの芸術を再現させる。 |
TC 874301 |
オレステ・ラバネッロ(1871−1938):作品集
——
幻想曲Op.31/ヴァイオリンとオルガンのためのソナタ
ヘ短調/
ロマンティックな前奏曲Op.39-1/
ヴァイオリンとオルガンのための瞑想Op.117-3/
ゴシック風前奏曲Op.40-1/北欧の歌Op.40-2/4つの小品Op.112/
ヴァイオリンとオルガンのためのアンダンテOp.117-1/
オルガン・ソナタ 二短調 |
アンドレア・マシナンティ(オルガン)、
クリスティアーノ・ロッシ(ヴァイオリン) |
マルコ・エンリコ・ボッシと並ぶ当時のイタリアを代表するオルガンのヴィルトゥオーソ、即興演奏の名手として名を馳せたオレステ・ラバネッロの作曲家としての姿を紹介するオルガン作品集。ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂では第1オルガニスト、パドヴァのサン・タントニオ大聖堂では聖歌隊指揮者などイタリア教会音楽の要職を務めたラバネッロの作品を奏でるのは、北イタリアの銘器ザニン・オルガン(1929年製)。ボローニャ生まれの名手マシナンティが作曲家としてのラバネッロの功績を教えてくれる。 |
TC 821701 |
ジョヴァンニ・クィリチ(1824−1896):オルガンのための作品集
——
オッフェルトリオのためのソナタ/エレヴァツィオーネのためのソナタ/
コンスマツィオーネのためのソナタ/ポルケッティーナ・マルツィアーレ/
オッフェルトリオのためのソナタ/エレヴァツィオーネのためのアンダンテ/
コンスマツィオーネのためのソナタ/
コンスマツィオーネのためのアレグレット・モデラート/
エレヴァツィオーネのためのラルゲット/ヴァルツェッティーノ/
アレグレット・グラツィオーソ/前奏後のためのアレグレット/
前奏後のためのフィナーレ/リピエーノ/
使徒書簡のためのアレグレット/オッフェルトリオのためのソナタ/
エレヴァツィオーネのためのアンダンティーノ/
コンスマツィオーネのためのソナタ/
前奏後のためのポルカ・マルツィアーレ |
マッシモ・ガッバ(オルガン) |
ジョヴァンニ・クィリチは、北イタリアのパヴィーア近郊で生を受けた19世紀イタリアの作曲家。ミラノで研鑽を積みヴェルディの音楽から大きな影響を受けたクィリチは、オルガンのための小品を数多く作曲するなどイタリア・ロマン派のオルガン音楽の発展に力を注いだ人物である。ユニークな仕掛けが隋所に施された親しみやすいオルガン作品には、陽気なイタリア音楽という印象がピッタリと当てはまる。 |
TC 872201 |
ヴィットーレ・ヴェネツィアーニ(1878−1958):
語りと弦楽合奏のための《ポンポーサのベネディクト会修道院》/
語りと弦楽合奏のための《パリジーナ》 |
アルノルド・フォア(語り)、
ジョルジオ・ファブリ(ディレクター)、
フェラーラ・アドリア音楽院弦楽オーケストラ |
「ポンポーサのベネディクト会修道院」と「パリジーナ」とは、ボローニャ音楽院でジュゼッペ・マルトゥッチから作曲を学んだ20世紀イタリアの作曲家&指揮者ヴィットーレ・ヴェネツィアーニが同時代に活躍したイタリアの詩人ドメニコ・トゥミアーティの詩と自らの音楽の融合させた20世紀最初期イタリアのメロドラマ。語りのアルノルオド・フォアは、これまでに130以上の映画に出演してきたイタリアの大ベテラン俳優。1916年生まれなのでなんと御歳92歳!いぶし銀の語りがヴェネツィアーニの音楽に魅力を加える。 |
THE GOTHENBURG COMBO
|
ComboCD 002
\2500 |
2本のギターのためのロマン派作品 ——
アルベニス:セヴィーリャ、コルドバ/
ファリャ:スペイン舞曲第1番/
ブラームス:間奏曲Op.118-2/
カルッリ:セレナーデOp.96-3/
ドビュッシー:
月の光、ゴリウォーグのケークウォーク、アラベスク第1番/
作曲者不詳:2つのスウェーデン民謡/
J・S・バッハ:3つのカノン |
イェテボリ・コンボ |
イェテボリ・コンボは、2004年にフランスのモンテリマールで開催された第13回国際ギター・デュオ・コンクールで優勝と聴衆賞のダブル受賞を果たし、スティーヴ・ライヒへのトリビュート・アルバムがスウェーデンのアルバム・チャートでトップ10に食い込むなど、脚光を浴びている注目のギター・デュオ。アルベニスやファリャのスペイン音楽で聴かせる熱いラテンの鼓動や、ブラームスの間奏曲での抒情的なメロディー・・・スウェーデンのギター・デュオが爽やかに感動を運びます。 |
THOROFON 1CD¥2500
|
CTH 2551 |
ディストラー:合唱作品集 ——
《合唱モテットと歌曲》より/
モテット《心よりわれ汝を愛す、おお主よ》Op.2/
《Der Jahrkreis》Op.5より/ドイツのコラール・ミサOp.3 |
エリック・カッツ(指揮)、
フーゴー・ディストラー・アンサンブル |
20世紀初頭のドイツで教会音楽作曲家として類希な才能を発揮しながらも、ナチスの弾圧によって非業の死を遂げたフーゴー・ディストラー(1908−1942)。ドイツ・ニーダーザクセン州のリューネブルクで1988年に結成され作曲者の名を冠するフーゴー・ディストラー・アンサンブルが、ディストラーの看板でもある合唱作品を歌う。 |
CTH 2509 |
ルジツカ:作品集 ——
...Ins Offene.../ストゥリュツ/トンボー/
.. und mochtet ihr an mich
die Hande legen
.../
Acht Gesange nach Fragmenten
von Nietzsche |
ペーター・ルジツカ(指揮)、
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン、
コルネリア・ブラントカンプ(フルート)、
アルディッティ弦楽四重奏団、
トーマス・バウアー(バリトン)、
ジークフリード・モーザー(ピアノ) |
ジェラール・モルティエの後任として2002年にザルツブルク音楽祭芸術監督に就任し、2006年までその重責を担った作曲家兼指揮者ペーター・ルジツカ(1948−)の室内楽&歌曲集。ルジツカの現代的で刺激的な作品を、作曲者自身の指揮によるドイツ・カンマーフィルやアルディッティ弦楽四重奏団といった錚々たるアーティストたちが築き上げてゆく。 |
CTH 2458
\2500 |
リルケ歌曲集 ——
ヒンデミット:歌曲集《マリアの生涯》Op.27より/
レジナ・ヴィッテマイヤー(1956−):歌曲集《私は私のために生きる》 |
バルバラ・ザウター(ソプラノ)、
リヒャルト・ヴィードル(テノール)、
ファビアン・ドーブラー(ピアノ) |
20世紀を代表する詩人ライナー・マリア・リルケの詩を題材としたソプラノのためのヒンデミットの歌曲、同じくリルケの詩を題材とした現代ドイツの作曲家ヴィッテマイヤーによるテノールのための歌曲集をカップリング。 |
TIMPANI 1CD¥2500
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1C 1152
\2500→¥2290 |
フローラン・シュミット(1870−1958):
ピアノ五重奏曲/
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための《偶然》Op.96 |
クリスチャン・イヴァルディ(ピアノ)、
スタニスラス弦楽四重奏団 |
フローラン・シュミットのピアノ五重奏曲!吹奏楽の超難曲にして名曲「ディオニソスの祭」の作曲者であり、先にリリースされた「アントニーとクレオパトラ」と「幻影」を収録した管弦楽作品集(1C
1133)のヒットが記憶に新しいフランスの作曲家フローラン・シュミット。絶好調ティンパニがシュミットの没後50年という節目の年を記念してリリースするのは、約55分という長大な演奏時間を要する「ピアノ五重奏曲」!全3楽章の中でも特に第2楽章(Lento)の、めまぐるしく移り変わる表情、ピアノと弦楽四重奏が織り成すメランコリックな旋律は、大編成作品の壮大で絢爛な作風とは一味違ったフローラン・シュミットの魅力を確実に感じさせてくれる逸品である。この作品集の主役と言っても過言ではないピアニストは、パリ・エコールノルマルの教授、教育顧問を務めるフランス屈指の室内楽のスペシャリスト、クリスチャン・イヴァルディ。ロパルツの弦楽四重奏曲集を成功へと導いたスタニスラス弦楽四重奏団とのアンサンブルにより、フローラン・シュミットの知られざる一面が聴こえてくる。 |
1C 1138 |
オネゲル:ピアノのための作品集 ——
トッカータと変奏曲H.8/7つの小品H.25/
前奏曲、アリオーソとフゲットH.81/2つのエスキスH.173/
ロマンドの音楽帳H.52/3つの小品H.166b/サラバンドH.26/
アルベール・ルーセルを讃えてH.69/子守歌嬰ヘ長調H.95/
ピアノのための小品/観光列車/
ショパンの思い出/マタモア/パルティータ* |
ジャン=フランソワ・アントニオーリ(ピアノ)、
ユ=イン・ソン(ピアノ)* |
オネゲル・シリーズの最新作は、オネゲルの名手によるピアノ作品集!フランスのレーベル、ティンパニ(Timpani)がレーベル創設以来、継続的に録音を行ってきたフランス6人組の1人オネゲル。歌曲、室内楽、管弦楽作品に続くオネゲル・シリーズの最新作となるピアノ作品集では、印象主義の作風を色濃く感じさせる初期の作品から、新古典主義への傾倒を見せた後期作品までを収録しており、知られざる秀作を通じて作風の変遷を知ることが出来る。オネゲルのピアノ作品を弾くジャン=フランソワ・アントニオーリは、1959年ローザンヌ出身のピアニスト。ドビュッシーをはじめとするフランス印象派のピアノ作品の演奏への評価は非常に高いものがある。またオネゲルの「アンフィオン」(1C
1035)では、指揮者として登壇するなど指揮活動も活発なティンパニの重要アーテストの1人である。 |