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第47号マイナー・レーベル新録音新譜(4)



LINN

CKD 331
(SACD Hybrid Multichannel)
\2700
ビブラシオネス・デル・アルマ ——
 ミゲル・ユステ(1870−1947):
  ビブラシオネス・デル・アルマ(心のときめき)/
 アンリ・ラボー(1873−1949):演奏会用独奏曲Op.10/
 アントニオ・ロメロ(1815−1885):演奏会用独奏曲第1番/
 ジョン・マッケイブ(1939−):3つの小品Op.26/
 シャルル=マリー・ウィドール(1844−1937):
  序奏とロンドOp.72/
 カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786−1826):
  グランド・デュオ・コンチェルタンテOp.48
マキシミリアーノ・マルティン(クラリネット)、
スコット・ミッチェル(ピアノ)
巨匠マッケラスからの信頼も厚いスコットランド室内管弦楽団の首席クラリネット奏者、マキシミリアーノ・マルティンのソロ・アルバム第2弾も熱い!クラリネットを語るに欠かせぬウェーバーの重要作「グランド・デュオ・コンチェルタンテ」から、現代イギリスの人気作曲家マッケイブ、自身と同郷のスペイン人作曲家ユステ、ロメロなどによる異なる文化を起源とした国も時代も違うクラリネット作品を、マルティンのクラリネットが情熱的に、時には感傷的に歌い上げている。また録音はリン・レコーズの名エンジニア、フィリップ・ホッブスが担当しており、ハイクォリティのサウンドも魅力です。
CKD 335
(Normal-CD/HDCD)
\2400
ハーバート:歌曲集 ——
 この世で一番いとおしい花/深紅のバラ/
 死者たちの日/ラフーンを想い涙する/
 オン・ア・タイム/ホースメン/水仙に/あきらめ/
 聖ベネディクト/秋/子供たちの歌/11月のある日に/
 聖なる夜に/ゆりかごの歌/スミレ/他
アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)、
ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ)
ミュリエル・エミリー・ハーバート(1897−1984)は、英国王立音楽大学でスタンフォードクィルターから作曲を学んだ20世紀イギリスの女流作曲家。大英図書館のアーカイヴに保管されているハーバートの歌曲は、ドビュッシーやラヴェル、R・シュトラウスなど多くの大作曲家たちからの影響を受けている。知られざる女流作曲家の歌曲を歌うのは、アイルランドの名花タイナンと異色のキャリアを持つイギリスのテノール歌手ギルクリスト。聴き手の心を掴む作品と歌声が、ハーバートの音楽を世に送り出す。

LIR CLASSICS 1CD¥2000

LIR 001 フルートと弦楽器のための18世紀の音楽 ——
 J・C・バッハ:フルート四重奏曲ハ長調/
 ハイドン:フルート四重奏曲/
 J・S・バッハ(モーツァルト編):弦楽三重奏曲/
 ホフマイスター:フルート四重奏曲イ長調Op.27-2/
 プレイエル:フルート四重奏曲ニ長調Op.25-1
ガレアッツィ・アンサンブル
1995年に結成されたガレアッツィ・アンサンブルは、18世紀イタリアの作曲家、音楽学者フランチェスコ・ガレアッツィ(1758−1818)の名前を冠するイギリスのバロック・アンサンブル。イギリスの若手奏者4人によるガレアッツィ・アンサンブルは、1999年にヨーク国際古楽ネットワーク・コンクールで入賞を果たしBBC Radio3で演奏が放送されるなど、多方面から注目を集めている。
LIR 002 センプレ・アモール ——
 デイヴィッド・チャーネイク編:17のモディーニャ
ロルナ・アンダーソン(ソプラノ)、
アポロ・チェンバー・プレーヤーズ
ロマン派のポルトガルで演奏された愛の歌としての"モディーニャ"をグラスゴー出身のソプラノ歌手ロルナ・アンダーソンが歌う。18世紀〜19世紀のポルトガルとブラジルで発展し親しまれた歌曲"モディーニャ"。アンダーソンの歌声が、そのメロディに秘められたラテンの燃えるような愛情を呼び起こす。
LIR 003 クライング・バード、エコーイング・スター ——
 ウッド:クライング・バード、エコーイング・スター/
 マクファーソン:エクスプロール・ユアーセルフ/
 ダドリー=ヒューズ:クマエのシビュレー/
 サザーランド:タイムレス・オデッセイ/
 ヒンド:ホース・サクリフィス
ニュー・ミュージック・プレーヤーズ
イギリスのアンサンブルによるイギリスの世界初録音となる5つの作品。ニュー・ミュージック・プレーヤーズは、1992年にはケージの「ユーロペア5」のイギリス初演を行うなど、コンテンポラリー・ミュージックの演奏のために集まった凄腕のアーティストたちによるアンサンブル。この録音からもイギリスの近現代音楽への関心の高さを窺える。
LIR 004 オルガンのための音楽〜ロンドン塔より ——
 ウェスリー:コラール歌曲とフーガ/
 キャリー編:ルネサンス時代の舞曲集/
 C・P・E・バッハ:ソナタ ニ短調/
 J・S・バッハ:コラール《喜び迎えん、慈しみ深きイエス》/
 ジョンストン編:アイルランドのエアーと舞曲/
 ヴォーン=ウィリアムズ:ロシメドル/
 ジャクソン:トッカータ、コラールとフーガ
カーム・キャリー(オルガン)
アイルランド生まれのコンサート・オルガニスト、カーム・キャリーが弾くオルガン作品集には、大バッハからイギリス物まで幅広い作品を収録。作品もさることながら、ユネスコの世界遺産に登録されているロンドン塔のセント・ピーター・アド・ヴインキュラ礼拝堂に設置されているオルガンのサウンドこそが当盤最大の聴きどころ。
LIR 006 フランスのチェンバロ ——
 シャンボニエール:パヴァーヌ《神々の話し》/
 L・クープラン:組曲ヘ長調/
 ダングルベール:シャンボニエール氏のトンボー/
 ル・ルー:組曲ヘ長調/
 F・クープラン:第6組曲変ロ長調より/
 ロワイエ:スキタイ人の行進
デイヴィッド・ポロック(チェンバロ)
ブライトン、エジンバラの国際音楽祭への出演や、イギリスのバロック・アンサンブル、パルナシアン・アンサンブルのメンバーとして活動する鍵盤奏者デイヴィッド・ポロックのフランス作品集。ポロックはアントワープの名工アンドレアス・リュッカースが製作したチェンバロ(1636年製)のコピー・モデルを用いており、作曲当時の演奏や作品本来の姿の表現を目指している。

MSM

SM 0012
\2100
人生は夢 ——
 ハイドン:
  キューピッド/満ち足りた心/遅すぎた母の到着/
  初めてのキス/ありふれた話/共感/お見とおし/
  平静/ティルシスに/さすらい人/
  どんな冷たい美人でも/人魚の歌/田舎の楽しみ/
  真実/恋の歌/絶望/不幸な恋の慰め/回想/人生は夢
アンナ・リーズ(ソプラノ)、
ペーター・ロダール(テノール)、
アリスデア・ホガース(ピアノ)
イギリスのアーティスト・マネージメント、"マイケル・ストアーズ・ミュージック"の自主レーベル「MSM」のハイドン・アニヴァーサリー・アルバムは、ニュージーランドのソプラノ歌手アンナ・リーズと、デンマークのテノール歌手ペーター・ロダールが歌うドイツ語と英語の歌曲集。続々と世界各国の歌劇場にデビューを果たすなど、ヨーロッパから世界へと羽ばたく2人の新星の歌声に惚れ惚れしてしまう。"マイケル・ストアーズ・ミュージック"がプッシュする2人の歌い手をサポートするホガースのさり気無いピアノ伴奏がこれまた絶妙。
MSM 0010
\2100
3大詩人の詩によるオペラ・アリア集 ——
 ヴェルディ:歌劇《リゴレット》より
  あの娘はさらわれてしまった、女心の歌/
 ドニゼッティ:歌劇《ルクレツィア・ボルジア》より
  僕は発たなければ/
 ロッシーニ:歌劇《ウィリアム・テル》より
  私を見捨てないでくれ/
 ヴェルディ:
  歌劇《ドン・カルロ》より
   フォンテーヌブロー!寂しい森よ!、
  歌劇《ルイザ・ミラー》より
   私のこの目を疑うことができるのなら/
 マスネ:歌劇《ウェルテル》より 夢かうつつか/
 トマ:歌劇《ミニョン》より 無邪気な彼女は/
 グノー:歌劇《ファウスト》より 汚れなく清らかな住いよ
ウーキュン・キム(テノール)、
ベルリン・ドイツ・オペラ室内合奏団
おとなり韓国のテノール歌手ウーキュン・キムは、漢陽大学で声楽を学び、留学先のミュンヘン音楽大学ではヘルムート・ドイチュ教授のマスタークラスに参加して研鑽を積んだ韓国の若き逸材。ウィーンのベルヴェデーレ・コンクール、バルセロナのフランシスコ・ヴィニャス・コンクール、ロサンゼルスのプラシド・ドミンゴ・オペラリア国際コンクールを制覇した凛々しく懐の深い歌声は、アジアからのスター誕生を予感させる見事なもの。ユーゴー、シラー、ゲーテといった世紀の3大詩人の詩を題材としたオペラ・アリア集は、キムにとって初の本格的なソロ・アルバムとなる。
MSM 0008
\2100
天使と悪魔 ——
 リムスキー=コルサコフ:
  ばらのとりこになった夜うぐいす/グルジアの丘で/
  高嶺に吹く風もない/許して!/
  あなたにとって私は何でしょう?/
  静かな夕べのとばりが降りて/ああ、もし君が... /
  静かな夜に夢見たこと/雲は薄れ行き/
  ひばりの歌声は響き/それは早春のことだった/
  ヴェネツィアの商人の歌/しぼめる花/ニンフ/
  あなたの眼を見つめる時/山の泉/天使と悪魔
アンナ・サムイル(ソプラノ)、
アルフレッド・ダザ(バリトン)、
マティアス・サムイル(ピアノ)
昨年、没後100年という節目の年を迎えた19世紀ロシアの大作曲家リムスキー=コルサコフ。
次の100年という新しい歴史へと進むリムスキー=コルサコフの有名な歌曲から知られざる歌曲までを、ロシアのディーヴァ、アンナ・サムイルとメキシコのバリトン歌手アルフレッド・ダザという異色のコンビが歌う。ロシア歌曲ファンには是非ともご注目いただきたいアルバムである。

MUSIQUES SUISSES

MGBCD 6264
\2500
マルタン:ギターのための作品集 ——
 テノール、バリトン、バスと
  3つのエレキ・ギターのための《死の詩》/
 無伴奏ギターのための《ギター》/
 ソプラノ、フルートとギターのための《3つの愛の歌》/
 弦楽オーケストラのための練習曲(ギター二重奏版)/
 テノール、ギターと4手連弾のための
  《Quand n'ont assez fait dodo》
ティノ・ブリューチェ(テノール)、
ザムエル・ツンド(バリトン)、
レネ・コッホ(バス)、
ハラルド・スタンパ(ギター)、
ベンジェミン・シェック(ギター)、
リチャード・ペコタ(エレキ・ベース)、
バルバラ・ヴィグフソン(ソプラノ)、
ミリアム・テラーニ(トラヴェルソ)、
アンティエ・マリア・トラウブ(ピアノ)、
グレゴール・ロエプフェ(ピアノ)
20世紀スイスの巨人フランク・マルタン(1890−1974)のギター作品は、無伴奏の作品もあれば、歌い手たちとギターのコラボレーション、エレキ・ギターの活用など、編成がとても特徴的。近現代音楽の恩人パウル・ザッハーに献呈された「弦楽オーケストラのための練習曲」のギター・アレンジ版など、"ギター"のための作品でマルタンの不思議な世界が広がる。

NIMBUS

(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 2516/9
(4CD-R/特別価格)
\4800→¥4390
J・S・バッハ:平均律クラヴィーア曲集全曲BWV.846〜893 ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
フェルツマンの平均律全曲録音!メキシコのUrtext(ウワテクスト)から発表されたショパン&J・S・バッハで、"我此処にあり!"と全世界へ向けて強烈にアピールしたフェルツマン。廃盤となって久しい"MusicMasters(ミュージック・マスターズ)"時代の録音から「ゴルトベルク変奏曲」(NI 2507)に続いて復刻となるフェルツマンの演奏は、同じくバッハの「平均律クラヴィーア曲集」全曲!聴き手を惹き付けて止まないフェルツマンのバッハは、復刻のリクエストが多かっただけに話題必至!1992年&1995年、アメリカ芸術院(ニューヨーク)での録音。(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 2529-32
(4CD-R/特別価格)
\4800→¥4390
クライスラー:ヴァイオリン作品集 ——
CD-1 〜
 オーストリア皇帝賛歌/ウィーン奇想曲/愛の喜び/
 愛の悲しみ/美しきロスマリン/
 ウィーン狂詩曲風幻想曲/
 プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ/
 ボッケリーニの様式によるアレグレット/
 ポルポラの様式によるアレグレット/
 カルティエの様式によるシャセ/
 W・F・バッハの様式によるグラーヴェ/
 フランクールの様式によるシチリアーノとリゴードン/
 プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット/
 ドヴォルザーク(クライスラー編):
  ユーモレスク、スラヴ舞曲第1番〜第3番、
  インディアン・ラメント、スラヴ幻想曲/
CD-2 〜
 ジプシーの女/カヴァティーナ/
 おもちゃの兵隊の行進曲/
 レチタティーヴォとスケルツォ=カプリース/
 羊飼いのマドリガル/ジプシー・カプリース/
 タルティーニ(クライスラー編):
  コレッリの主題による変奏曲、フーガ/
 コレッリ(クライスラー編):
  サラバンドとアレグレット、ラ・フォリア/
 タルティーニ:ヴィヴァルディの形式による協奏曲/
 タルティーニ(クライスラー編):悪魔のトリル/
CD-3 〜
 中国の太鼓/
 チャイコフスキー(クライスラー編):
  アンダンテ・カンタービレ、ユモレスク、無言歌、スケルツォ/
 グレインジャー(クライスラー編):岸辺のモリー/
 クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ/
 ディッタースドルフの様式によるスケルツォ/
 クープランの様式による貴婦人/
 マルティーニの様式によるアンダンティーノ/
 ルクレールの様式によるタンブラン/
 クープランの様式によるプロヴァンスの朝の歌/
 ポルポラの様式によるメヌエット/
CD-4 〜
 シューベルト(クライスラー編):
  即興曲、ロザムンデからのバレエ音楽、楽興の時/
 ウェーバー:ラルゲット/
 ハイドン:ハンガリー風ロンド/
 グルック:精霊の踊り/
 モーツァルト:《ハフナー》より ロンド/
 ブラームス:ハンガリー舞曲/
 シューマン:ロマンス/
 メンデルスゾーン:無言歌/
 アルベニス:マラゲーニャ、タンゴ/
 グラナドス:スペインの踊り/
 ファリャ:スペイン舞曲/
オスカー・シュムスキー(ヴァイオリン)、
ミルトン・ケイ(ピアノ)、
ウィリアム・ウォルフラム(ピアノ)
シュムスキーのクライスラー、復活。1917年にフィラデルフィアで生を受け、神童として大きな期待を寄せられ、ストコフスキ、オイストラフ、クライスラーといった巨匠たちからも称賛されたオスカー・シュムスキー(1917−2000)。その世界的名声と相反するかのように録音の数が少なく"幻のヴァイオリン奏者"とも呼ばれるシュムスキーが80年代に収録した芸術作品、クライスラーのヴァイオリン作品集がニンバスからボックス・セットでいよいよ復刻に!決して飾らず、過剰な表現に走らず、あくまでも自然体を保ち音楽の流れを大切にしたシュムスキーのクライスラーには、現代に欠けている"何か"がある。?1983&1984、2009、?2009
NI 2523-7
(5CD-R/特別価格)
\5400→4990
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集Vol.2 ——
 ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.223/
 同イ長調RV.349/同ニ短調RV.248/
 同ニ長調RV.229/同イ長調RV.343/
 同ホ長調RV.267/同イ長調《オッタヴィーナ》RV.763/
 同ヘ長調RV.286/同変ホ長調RV.261/
 同変ロ長調RV.366/同変ホ長調RV.260/
 同ロ短調RV.387/同ハ長調RV.189/
 同ト短調RV.321/同ニ短調RV.241/
 同ト短調RV.329/同ハ短調RV.197/
 同ニ長調RV.215/同ト短調Op.6-1,RV.324/
 同変ホ長調Op.6-2,RV.259/
 同ト短調Op.6-3,RV.318/同ニ長調Op.6-4,RV.216/
 同ホ短調Op.6-5,RV.280/同ニ短調Op.6-6,RV.239/
 同イ長調《かっこう》RV.335/
 同ニ長調Op.11-1,RV.207/
 同ホ短調Op.11-2,RV.277/同イ長調Op.11-3,RV.336/
 同ト長調Op.11-4,RV.308/
 同ハ短調Op.11-5,RV.202/同ホ長調《安らぎ》RV.270
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン&指揮)、
イスラエル室内管弦楽団
ミンツのヴィヴァルディ第2弾!イスラエルの大ヴァイオリニスト、シュロモ・ミンツがミュージック・マスターズ時代にレコーディングに挑んだヴィヴァルディの協奏曲集。第1集(NI 2500-5)に続く復刻第2弾の収録曲も、「アンナ・マリアのための協奏曲集」を中心とした特大ボリュームの全31曲(4時間57分)!イスラエル室内管を自在に操り、才気がほとばしる弾き振りを展開したミンツ90年代の至芸の記録である。1992年8月&1993年3月、レバノン教会(パリ)での録音。
NI 2515
\2000
ヴィヴァルディ:
 協奏曲ハ長調RV.425/ソナタ ト短調RV.42/
 協奏曲ニ長調RV.93/
 協奏曲ニ長調(J・S・バッハのBWV.972の原曲)/
 協奏曲ト長調RV.532/
 協奏曲ニ短調RV.540/トリオ・ソナタ ハ長調RV.82
エリオット・フィスク(ギター)、
アルバート・フラー(チェンバロ)、
フレドリック・ハンド(ギター)、
ルイーズ・シュールマン(ヴィオラ・ダモーレ)、
セント・ルークス管弦楽団
自身のアレンジによるギター版パガニーニの「24のカプリース」がルッジェーロ・リッチからも絶賛されたセゴビア最後の弟子エリオット・フィスク。マンドリンやリュート、ヴィオラ・ダモーレなどのために書かれた協奏曲やソナタを、まるで最初からギターのために作曲された作品のように聴かせてしまうフィスクのヴィヴァルディもパガニーニに匹敵するギター・ファン大注目の名盤である。1992年、アメリカ芸術院での録音。
NI 2521
\2000
ヴォルフ:ゲーテ歌曲集より/
R・シュトラウス:オフェーリアの3つの歌Op.67a/
ラフマニノフ:6つの歌曲Op.38/
アイヴズ:子守歌、世界のハイウェイ/
ヴァイル:光の町ベルリン、Je ne t'aime pas
ドーン・アップショウ(ソプラノ)、
マーゴ・ギャレット(ピアノ)
特にアメリカ歌曲や近現代作品には欠かせぬアメリカの大ソプラノ歌手、ドーン・アップショウのリサイタル・アルバムでは、ヴォルフ、R・シュトラウス、ラフマニノフ、アイヴズ、ヴァイルという五人五色の個性が満開!得意とするアイヴズやワイルから、ヴォルフなどの歌曲を歌うアップショウ。驚異的な歌唱力と絶妙の表現力は改めてスゴイ。
NI 2522
\2000
コープランド:
 劇場のための音楽/静かな都市/
 映画のための音楽/クラリネット協奏曲
クリス・ゲッカー(トランペット)、
ウィリアム・ブラウント(クラリネット)、
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)、
セント・ルークス管弦楽団
ブルックナー指揮者としての名声を確立しつつあるアメリカのマエストロ、デニス・ラッセル・デイヴィスがミュージック&マスターズ・レーベル時代に録音を行ったコープランド。ラッセル・デイヴィスの巧みな管楽器セクションのコントロールは特筆もの。?1988&2009、?2009
NI 2528
\2000
バーバー:ピアノ独奏作品全集 ——
 ピアノ・ソナタ変ホ短調Op.26/
 間奏曲第1番(世界初録音)/
 夜想曲Op.33/バラードOp.46/遠足Op.20
ジョン・ブラウニング(ピアノ)
母国のピアノ作品を積極的に取り上げ続けた20世紀アメリカの名ピアニスト、ジョン・ブラウニング(1933−2003)。その姿勢と演奏が評価され2度目のグラミー賞に輝いたのが、このバーバーのピアノ独奏作品全集。バーバーの語法を明確に表現したブラウニングの代表盤の1つである。?1993&2009、?2009
NI 6100
(3CD-R/特別価格)
\4800
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集 ——
 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調Op.127/
 同第14番嬰ハ短調Op.131/
 同第13番変ロ長調Op.130/
 大フーガ変ロ長調Op.133/
 弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132/
 同第16番ヘ長調Op.135
ウィハン弦楽四重奏団
〔レオシュ・チェピツキー(ヴァイオリン)、
ヤン・シュルマイスター(ヴァイオリン)、
イジー・ジィックモンド(ヴィオラ)、
アレシュ・カスプジーク(チェロ)〕
ニンバス・アライアンス(Nimbus Alliance)は、よりアーティスト側に重点を置いた録音を制作、リリースする新シリーズ。来日経験も多いウィハン弦楽四重奏団は、プラハの春や大阪国際室内楽コンクール&フェスタ、ロンドン国際弦楽四重奏コンクールなど世界各地のコンクールで入賞を勝ち取ってきたチェコのアンサンブル。2007年11月〜2008年3月、聖アグネス修道院(プラハ)でのライヴ録音。
NI 5834/5
(2CDs/特別価格)
\4000→¥3590
J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲BWV.1007〜1012(全曲) ヴォルフガング・ベッチャー(チェロ/ゴフリラー1722)
1958年から1976年までの18年間にわたって、帝王カラヤン時代のベルリン・フィルで首席チェロ奏者を務めたドイツのベテラン・チェリスト、ヴォルフガング・ベッチャーのバッハ無伴奏。キャリアの最初期から50年以上バッハを引き続けてきたベッチャー。積み重ねてきた経験が導き出したバッハの「無伴奏チェロ組曲」には、老練でありながらもどこか新鮮な味わいがある。2000年&2001年の録音。
NI 5836 セイシャス&ソレール〜チェンバロ・ソナタ集 ——
 セイシャス:
  ソナタ第19番ニ短調、同第20番ニ短調、
  同第23番ヘ長調、同第11番イ長調、
  同第6番ニ短調、同第5番ニ短調、同第25番ト短調/
 ソレール:
  ソナタ嬰ヘ長調R.90、同ヘ長調R.56、同ニ短調R.117、
  同ト長調R.45、同ニ長調R.15、
  同変ニ長調R.88、同ニ長調R.84、ファンダンゴ
リチャード・レスター(チェンバロ)
600曲以上を収録した全7巻総枚数37枚のスカルラッティ全集を完結させたイギリスの鍵盤奏者、リチャード・レスターが弾く18世紀イベリア半島の鍵盤作品集。レスターの華やかで力強い演奏が、セイシャス、ソレールのギャラント様式を色鮮やかに表現している。2004年の録音。
NI 1723
(4CD/特別価格)
\4800
ジョン・ギールグッドが語るルイス・キャロルの物語 ——
 不思議の国のアリス
  (音楽〜メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲より)/
 鏡の国のアリス(音楽〜ボイス:交響曲より)
ジョン・ギールグッド(語り)、
ウィリアム・ボートン(指揮)、
イギリス弦楽オーケストラ
1953年にはナイトに叙勲された英国の名俳優、サー・ジョン・ギールグッドの朗読による「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」。1989年&1991年の録音。

OMNIBUS CLASSICS

CC 5002
\2400
リドー:
 語りと弦楽四重奏のための《ラプンツェル》/
 語りと弦楽四重奏のための《アリスの詩》/
 語りと弦楽四重奏のための《ジャックと豆の木》/
 語りと2つのヴァイオリンのための《フィート(足)》/
 語りと無伴奏ヴァイオリンのための《People One Ought to Know》
リチャード・ベイカー(語り)、
コウル弦楽四重奏団
15のオペラ、8つの交響曲、25の協奏曲、8つの弦楽四重奏曲など多くの作品を生んだイギリス人作曲家アラン・リドー(1934−1996)が遺した"語り"と"弦楽器"による音楽物語。演奏にはハイペリオンなどでお馴染みのコウル弦楽四重奏団を起用するなど、かなり本格的です。

ONYX

ONYX 4043
\2400
ブラームス:
 弦楽五重奏曲第1番ヘ長調Op.88/同第2番ト長調Op.111
ナッシュ・アンサンブル
〔マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)、
マリン・ブロマン(ヴァイオリン)、
ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
フィリップ・デュークス(ヴィオラ)、
ポール・ワトキンス(チェロ)〕
超人集団ナッシュ・アンサンブル!ブラームス第3弾は弦楽五重奏曲集!ベートーヴェンやブラームスからシェーンベルク、ターネジ、バートウィッスルという凄まじい広さのレパートリーを持ち、作曲年代や作風、編成の違いなどお構いなしのハイ・パフォーマンスを繰り広げ続けるイギリスの超人集団ナッシュ・アンサンブル。現在ではオニックス(Onyx)とハイペリオン(Hyperion)をレコーディングのメイン・ステージとしているナッシュ・アンサンブルの最新録音は、オニックスで3枚目となるブラームス!1882年にウィーンの保養地バート・イシュルで生まれた「弦楽五重奏曲第1番」、創作意欲に衰えを感じたブラームスが力を振り絞って1890年に完成させた「弦楽五重奏曲第2番」の2作品に、ナッシュ・アンサンブルが真正面からアプローチ。王道プログラムでのナッシュ・アンサンブルも見事です。

PAVANE

ADW 7525
\2500
メンデルスゾーン:室内楽作品集 ——
 ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49/
 ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14/
 アッサイ・トランクイッロ/
 ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調Op.4/
 無言歌ニ長調Op.109
トリオ・ポルティチ
〔ダミアン・パルドン(ヴァイオリン)、
ルク・トーテン(チェロ)、
ステファネ・デ・メイ(ピアノ)〕
「トリオ・ポルティチ」は、スーパー・オーケストラ、ルクセンブルク・フィルのヴァイオリン奏者であり、リエージュ王立音楽院で後進の指導にあたっているダミアン・パルドン、フランダース放送管の首席チェロ奏者ルク・トーテン、ロッテルダム音楽院とルーヴェン音楽院で教鞭を執るステファネ・デ・メイによるベルギーのピアノ三重奏団。フランク(ADW 7500)、ショパン(ADW 7512)、ドビュッシー(ADW 7520)に続く4枚目の録音となるメンデルスゾーンでもこれまで以上に室内楽の妙を味わえる。

PENTATONE

PTC 5186 314
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200→¥2690
ベートーヴェン:
 交響曲第2番ニ長調Op.36/
 交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)、
ロイヤル・フランダース・フィル
"モダン・オーケストラとピリオド・アプローチによる新しいベートーヴェン"。壮大なテーマを掲げてスタートしたヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィルのベートーヴェン・チクルス最新盤は、"第2番&第6番「田園」"!2008−2009シーズンからは、オランダの若き名匠ヤープ・ファン・ズヴェーデンをチーフ・コンダクターに迎えるなど、さらに陣容を強化させたロイヤル・フランダース・フィル。1998年から関係を構築してきたプリンシパル・コンダクター、ヘレヴェッヘとのベートーヴェンも回を重ねるごとに急速な進化を遂げており、ペンタトーン(PentaTone)からのリリース第3弾となる"第2番&第6番「田園」"での新たな名演誕生に期待が高まる。レコーディングは前2作と同様に、MTT&SFSのマーラー・チクルスを録音面で支えてきたアンドレアス・ノイブロンナー率いる世界最強録音チーム「トリトナス」が担当!演奏、録音の両面で大反響必至です!2009年2月、デ・シンゲル(アントワープ/ベルギー)での録音。

PIANO21

P21 029-A
\2500→¥2290
カツァリス・ライヴ・イン・モスクワ〜
 1970年チャイコフスキー国際コンクール・ライヴ ——
  ショパン:練習曲第22番ロ短調Op.25-10/
  リスト:超絶技巧練習曲第2番変ロ長調S.139-5《鬼火》/
  ラフマニノフ:練習曲《音の絵》Op.39より 第1曲ハ短調/
  チャイコフスキー:10月〜秋の歌/
  J・S・バッハ:前奏曲とフーガ第4番嬰ハ短調BWV.849/
  ハイドン:ピアノ・ソナタ第35番ハ長調Hob.XVI-35(第48番)/
  ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ第24番ニ短調Op.87-24/
  チャイコフスキー:ドゥムカOp.59/ラーツ:トッカータ
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
ピアノ・レアリティーズVol.1(P21 030-N)が大ヒットを記録している"超絶技巧の現人神"シプリアン・カツァリスの自主レーベル"Piano 21"。未発表の秘蔵音源や、過去の貴重な音源の発掘&復刻を行ってきた"シプリアン・カツァリス・アーカイヴス"シリーズの最新リリースは、なんと仰天のカツァリス19歳!初出となる1970年チャイコフスキー国際コンクールのライヴ!!優勝者には、クライネフ、リル、クレーメル、ゲリンガス、オブラスツォワ、ネステレンコなど、凄まじい面々が名を連ねた1970年のチャイコフスキー国際コンクール。冷戦変容期に西側から東側の総本山モスクワに乗り込んだ19歳のカツァリスが弾いたのは、十八番ショパンやリスト、J・S・バッハや、今では滅多に聴けないハイドンやショスタコーヴィチなど、ファン垂涎の魅惑のプログラム!また、若き日のストレートなアプローチや独創的な音楽センス、コンクールならではの緊張感、モスクワの聴衆の度肝を抜いたに違いないエンジン全開の超絶技巧など、若き日の"超絶技巧の現人神"が繰り広げるカツァリス・ワールドも現在に負けず劣らず凄まじい。シフラ国際コンクールでの優勝やエヒテルナハ音楽祭の芸術監督就任など、数々の転機が訪れた"1970年代"。その幕開けとなったチャイコフスキー国際コンクールでの演奏にただただ脱帽。19歳のカツァリスの凄演・・・恐るべし!!1970年、モスクワでのライヴ録音。

RONDEAU

ROP 4029
\2500
メンデルスゾーン:
 オラトリオ《キリスト》Op.97(未完)/
 詩篇第98番《新しき歌を主に向かって歌え》Op.91/
 詩篇第42番《鹿が谷の水を慕いあえぐように》Op.42/
 6つのアンセムOp.79/われらに平安を与えたまえ
クリスティーネ・ヴォルフ(ソプラノ)、
マルティン・ペッツォルト(テノール)、
アンサンブル・アマコード、
ゲオルク・クリストフ・ビラー(指揮)、
ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ドイツの名門聖トーマス教会合唱団登場!メンデルスゾーン生誕250年記念は"キリスト"!J・S・バッハが27年間カントール(音楽監督)を務めるなど、長い歴史と伝統を誇るドイツの名門聖トーマス教会合唱団にとって縁の深いもう1人の音楽家、メンデルスゾーンの生誕250年記念盤は神聖なる未完のオラトリオ「キリスト」!未完の「キリスト」は、ライプツィヒに戻った晩年のメンデルスゾーンが作曲に着手しながらも、体調の急激な悪化により完成させることができなかった「エリヤ」に続く3曲目のオラトリオ。J・S・バッハから数えて16代目のカントール、ビラーが指揮する「キリスト」には、聖トーマス教会合唱団とゲヴァントハウス管に加えて聖トーマス教会合唱団の卒業生でもあるアンサンブル・アマコードが参加するなど生誕250年を祝うに相応しい豪華なキャストが実現!1835年から1847年までゲヴァントハウス管のカペルマイスターの任にあり、1841年には聖トーマス教会でJ・S・バッハの「マタイ受難曲」の復活蘇演を指揮したメンデルスゾーンの音楽を伝える特別な録音の登場です。
ROP 7007
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
プレトリウス:聖ミヒャエルの日のための晩課 ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
シリウス・ヴァイオルズ、
イェルク・ブライディング(指揮)、
ブレーメン・ラウテン・コアー、
ハノーファー室内合唱団、
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル
"聖ミヒャエルの日のための晩課"は、「テレプシコーレ舞曲集」や「シオンの音楽」など当時の作曲家の中でも突出した数の作品を生み、17世紀初頭のドイツ・プロテスタントにおいて重要な役割を担ったミヒャエル・プレトリウス(1571/72−1621)の宗教作品集。膨大な数のプレトリウスの作品から"聖ミヒャエルの日のための晩課"を組み立てたドイツ宗教音楽界期待の指揮者イェルク・ブライディングは、1972年ハノーファー出身。共演のヒレ・パール&シリウス・ヴァイオルズの活躍も楽しみ。
ROP 6017
(SACD Hybrid Multichannel)
\3200
ライプツィヒ聖トーマス教会のザウアー・オルガン ——
 レーガー:幻想曲とフーガ ニ短調Op.135b/
 ジグー:
  宗教的行進曲、メヌエット、
  コミュニオン、スケルツォ、トッカータ/
 リスト:前奏曲《泣き、嘆き、悲しみ、おののき》/
 フランク:カンタービレ ロ長調/
 デュプレ:ノエルによる変奏曲Op.20
ウルリッヒ・ベーメ(オルガン)
ライプツィヒ聖トーマス教会の現トーマスオルガニスト(首席オルガン奏者)という重責を担うウルリッヒ・ベーメが、聖トーマス教会のザウアー・オルガンで奏でるオルガン作品集。1889年に名工ヴィルヘルム・ザウアーによって製作、設置され、その後1908年に改修されたザウアー・オルガンの響きは気高く優しい。現在も聖トーマス教会で音楽を奏で続けるザウアー・オルガンのサウンドを余すことなく収めた貴重な録音と言えるだろう。

SAYDISC 1CD−R¥2400

(Saydiscはレーベル・オフィシャルのCD-R製となります。)
CD-SDL 409 シェイクスピアの戯曲からの歌曲と舞曲 デボラ・ロバーツ(ソプラノ)、
ジョン・ポッター(テノール)、
ブロードサイド・バンド
イギリスのピリオド・アンサンブル、ブロードサイド・バンドのシェイクスピア歌曲集では、タリス・スコラーズのソプラノ、デボラ・ロバーツ(アレグリのミゼレーレの新録音でソロを歌っているのはこのお方!)、元ヒリヤード・アンサンブルの名テノール、ジョン・ポッターがソリストとして登場!1994年5月の録音。
CD-SDL 400 イギリスの伝承曲集 ——
 グリースリーヴス/
 バラのつぼみは摘めるうちに摘め/
 ハーヴェスト・ホーム/横町のサリー/
 ロースト・ビーフ・オブ・オールド・イングランド/他
ジョン・ポッター(テノール)、
ルーシー・スキーピング(メゾ・ソプラノ)、
ブロードサイド・バンド
ジョン・ポッターとルーシー・スキーピングがソリストのイギリス名歌曲集。お馴染みの「グリーンスリーヴス」もジョン・ポッターの歌声で聴くとさらに感動的。1992年の録音。

SIGNUM 1CD¥2400

SIGCD 168
\2190
エルガー:
 エニグマ変奏曲Op.36/序曲《南国にて》/
 弦楽セレナード ホ短調Op.20
アンドルー・デイヴィス(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
名誉指揮者ドホナーニ、首席客演指揮者マッケラス、桂冠指揮者アシュケナージと続いてきたシグナム・クラシックス(Signum Classics)の"フィルハーモニア管弦楽団シリーズ"。ドホナーニのR・シュトラウス(SIGCD 148)に続くシリーズ第5弾はイギリス音楽の達人、サー・アンドルー・デイヴィスのエルガー!シャンドスとの専属契約締結が発表されるなど、これまで以上に全世界からの注目を集めているイギリスのマエストロ、アンドルー・デイヴィス。トロント響の首席指揮者(現在は名誉指揮者)、グラインドボーン音楽祭の音楽監督、シカゴ・リリック・オペラの音楽監督&首席指揮者などの要職を歴任しているアンドルー・デイヴィスとイギリス・オケとの相性の良さは、1989年から2000年まで首席指揮者を務めていたBBC響時代に実証されているだけに、フィルハーモニア管とのエルガーにかかる期待はかなりのもの。イギリスの名匠とイギリスの名門によるイギリスの傑作。「エニグマ変奏曲」の新たな名演の誕生です!2007年4月8日&19日−20日、フェアフィールド・ホール&クィーン・エリザベス・ホールでのライヴ録音。
SIGCD 164
\2190
ラフマニノフ:ヴァイオリンとピアノのための作品集 ——
 ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.19(ミハイロフスキー編)*/
 ロマンス イ短調Op.Posth(原典版)*/
 東洋の踊りOp.2-2(ミハイロフスキー編)*/
 ひなぎくOp.38-3(クライスラー編)/
 練習曲《音の絵》Op.33より 第7曲変ホ長調(ハイフェッツ編)/
 前奏曲ト長調Op.32-5(ハイフェッツ編)/
 メロディOp.21-9(ハイフェッツ編)/
 東洋のスケッチ(ハイフェッツ編)/
 練習曲《音の絵》Op.33より 第2曲ハ長調(ハイフェッツ編)/
 ヴォカリーズOp.34-14(プレス編)/ハンガリー舞曲Op.6-2(原典版)
宇田川杰子(ヴァイオリン)、
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
恩師ナタン・ミルシテインの芸術を受け継ぎ、現在はロンドンを拠点として世界規模での活躍を続ける日本人ヴァイオリニスト、宇田川杰子がシグナム・クラシックス初登場!これまでにも世界初録音を含む数多くのレコーディングを発表してきた宇田川杰子。「チェロ・ソナタ」や、「音の絵」などの名作からの"アレンジ"、「ロマンス イ短調」と「ハンガリー舞曲」の"原典版"で構成されたラフマニノフ・アルバムは、宇田川杰子の幅広いレパートリーと作品の発掘に対する情熱が実現させた芸術作品なのである。そして宇田川杰子とデュオを組むピアニストは、なんとリフシッツ!ヴァイオリンとピアノのデュオで聴くラフマニノフもまた格別 ——。*=世界初録音。
SIGCD 156 バッハ・トランスクライブド ——
 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番(ゴドフスキー編)/
 羊は安らかに草を食み(ペトリ編)/
 アリア 〜
  管弦楽組曲第3番ニ長調より(ジロティ編)/
 ガヴォット 〜
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調より
   (サン=サーンス編)/
 アンダンテ 〜
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調より(ジロティ編)/
 シチリアーノ 〜
  フルート・ソナタ変ホ長調より(ジロティ編)/
 シオンは物見らの歌うのを聞き 〜
  カンタータ第140番《目覚めよと呼ぶ声あり》(ケンプ編)/
 ラルゴ 〜
  鍵盤楽器のための協奏曲へ短調より(バックス編)/
 ブーレ 〜
  無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調より(ゴドフスキー編)/
 シャコンヌ 〜
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調より(ブゾーニ編)
アレッシオ・バックス(ピアノ)
日本でもおなじみの存在となったイタリア・バーリ生まれの若き貴公子、アレッシオ・バックスがイギリスの"Signum Classics"に移籍!新天地でのリリース第1弾は、J・S・バッハのピアノ・トランスクリプション集!イタリアのバーリ音楽院を異例の弱冠14歳で首席卒業し、翌年にはアメリカのダラスに渡るなど早くからその才能が注目されてきたアレッシオ・バックス。1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクールでの第1位獲得に続き、2000年には難関として有名なリーズ国際ピアノ・コンクールでは見事優勝。また2009年には、ジョシュア・ベル、ヒラリー・ハーン、ギル・シャハムといった名手たちが受賞者に名を連ねるアメリカの"エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント"を授与されるなど、その勢いは増すばかり!ブゾーニやケンプ、ゴドフスキーなど偉大なる音楽家たちによる13の"バッハ・トランスクリプション"を通じて、アレッシオ・バックスが自身の進化を自身の手で証明する。アレッシオ・バックス旋風、日本再上陸!!
SIGCD 163 デュリュフレ:レクイエムOp.9、4つのモテット/
グリュネンワルド:汝はペテロなり、深き淵より
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、
クリストファー・マルトマン(バリトン)、
ジェレミー・フィルセル(オルガン)、
ロバート・コーエン(チェロ)、
ジェレミー・バックハウス(指揮)、ヴァサーリ・シンガーズ
シグナム・クラシックス(Signum Classics)とギルド(Guild)の看板合唱団として新旧様々の作品を録音してきたヴァサーリ・シンガーズの最新盤はデュリュフレ&グリュネンワルド。グレゴリオ聖歌が共通の題材とされているデュリュフレの名作「レクイエム」と「4つのモテット」に同世代の作曲家グリュネンワルドの作品をカップリングするなど、このディスク1枚で"20世紀フランス"の合唱作品の奥深さを味わえる。人気急上昇中のメゾ・ソプラノ歌手サラ・コノリー、イギリス期待のバリトン歌手クリストファー・マルトマンなどソリストも強力!
SIGCD 162 ソング・オヴ・ソングス 〜 ホーズ:作品集 ——
 ソング・オヴ・ソングス*/完璧な恋/
 ホエン・イスラエル・ワズ・ア・チャイルド/
 主の祈り/
 わが主神の御名は世にあまねくして尊きかな/
 ヴァウデイのパート・ソング集/トッカータ
エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)*、
ロジャー・セイヤー(オルガン)、
パトリック・ホーズ(指揮)、
コンヴェントゥス、
イギリス室内管
2006−2007シーズンには欧州有数のクラシック・メディア、"Classic FM"のコンポーザー・イン・レジデンスを務めたイギリスの作曲家、パトリック・ホーズ(1958−)の作品集。ホーズの作品は、本格的な"クラシック"のスタイルや聴きやすい"ライト・クラシックス"など作風も変幻自在。洗練された美しさと神秘性も作品の特徴である。モンテヴェルディ合唱団やザ・シックスティーンの活躍でも知られるウェールズの実力派ソプラノ、エリン・マナハン・トーマスの輝くようなハイトーン・ヴォイスにも要注目!
SIGCD 166 ヤノマミ〜合唱とギターのための音楽 ——
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:
  ガルシオ・ロルカの詩による7つの歌/
 スリナッチ:
  ソナチナ(世界初録音)、十字架の道(世界初録音)/
 モルハ:ピエザス・サクラス/ノブレ:ヤノマミ
ジュリアン・ストッカー(テノール)、
ファビオ・ザノン(ギター)、
カルロス・フェルナンデス・アランセイ(指揮)、
コロ・セルバンテス
1995年に結成されたコロ・セルバンテスは、中世ルネサンス時代から20世紀にかけての"イベリア半島"と"南米"の音楽を専門とするイギリス唯一の室内合唱団。本場ブラジルのギタリスト、ファビオ・ザノンをソリストに迎えた異色の合唱団による"合唱"と"ギター"という異色の組み合わせは、アマゾンの原住民族ヤノマミ族を描いたノブレの「ヤノマミ」など、どれも斬新で刺激的。合唱界の新たな起爆剤となるか!?
SIGCD 149 ブリテン・シンフォニア001〜
 ソングス・オヴ・ザ・スカイ ——
  マートランド:タイガー・ダンシング/
  ワトキンス:ドリーム/
  オレーガン:ライ/
  ヤード:フー・ノウズ・ザ・ビューティ?/
  タヴナー:ソング・オヴ・ザ・スカイ
ブリテン・シンフォニア
新シリーズ"ブリテン・シンフォニア"がスタート!フィルハーモニア管との共同制作に続くシグナム・クラシックス(Signum Classics)のニュー・プロジェクトは、イギリスの名門室内オーケストラ、ブリテン・シンフォニアとのコラボレーション。リリース第1弾は、21世紀の英国楽壇を牽引する5人の作曲家たちの全曲世界初録音となる室内オーケストラのための作品集。スマトラ島沖地震の大津波で命を落とした犠牲者への追悼として作曲されたジョン・タヴナーの「ソングス・オヴ・ザ・スカイ」や、ラッターの後継者筆頭候補オレーガンのアラブ舞踊のリズムと音楽を取り入れた「ライ」などの5作品が、"近現代"という壁を打ち砕く!ちなみにワトキンスの「ドリーム」には、人気急上昇中のヴァイオリン奏者イブラギモヴァが参加!可憐な天才のヴァイオリンも楽しみ。
SIGCD 160 ウィーンのためのソネット〜コルンゴルト:歌曲集 ——
 ウィーンのためのソネットOp.41/
 4つの別れの歌Op.14/3つの歌Op.18/
 3つの歌Op.22/4つのシェイクスピアの歌Op.31/
 永遠Op.27/道化の歌Op.29/5つの歌Op.38
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、
ウィリアム・デイズリー(バリトン)、
イアン・バーンサイド(ピアノ)
20世紀の神童コルンゴルトの歌曲集!オーストリアの神童、元祖ハリウッドの巨匠という2つの姿で後世にその名を残しているコルンゴルト。"管弦楽曲"や"協奏曲"、"映画音楽"の復権が続々と進んでいるが、コルンゴルトの"歌曲"を再評価へと導く歌曲集が登場!コルンゴルトの"歌曲"を歌うのは、シャンドスのシューマン歌曲集(CHAN 10492)で素晴らしい歌声を聴かせてくれたメゾ・ソプラの歌手サラ・コノリーと、ヘレヴェッヘ、バレンボイム、マッケラス、C・デイヴィス、ティルソン=トーマスなど数々の名匠たちから厚い信頼を寄せられるバリトン歌手ウィリアム・デイズリー。ウィーンへの想いが込められた晩年の傑作「ウィーンのためのソネット」など、コルンゴルトの"歌曲"が漂わせる独特の美を2人の名歌手が濃厚に表現してくれている。
SIGCD 161 フロストバウンド・ウッド〜イギリスの歌曲集 ——
 ワーロック:
  マイ・リトル・スウィート・ダーリン、
  持って行けあの唇を、アンド・ウィルト・ソウ・リーヴ・ミー・サス?、
  眠り、おどけた恋、これ以上嘆かないで下さい、
  マイ・オウン・カントリー/
 ハワード:描かれた薔薇、3つの中世イギリスの歌/
 ハウエルズ:
  マックイーン夫人、
  ホエン・ザ・デュー・イズ・ファリング、満月/
 ロウ:ノーブル・ナンバーズ/
 ワーロック:
  マイ・ゴーストリー・フェーダー、
  フロストバウンド・ウッド、ベツレヘム・ダウン、夜
ティモシー・トラヴァース=ブラウン(カウンターテナー)、
ジェレミー・フィルセル(ピアノ)
マゼールやホグウッド、鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演や、パーリー・オブ・インストゥルメンツのレギュラー・メンバーとして活動してきたイギリス期待のカウンターテナー歌手、ティモシー・トラヴァース(ケンウォージー)=ブラウンのソロ・デビュー盤は、イギリス一色の歌曲集。トラヴァース=ブラウンの輝かしく透き通るような歌声が、ピーター・ワーロック、マイケル・ハワード、ハーバート・ハウエルズ、ベティ・ロウなど、モダンと古典の狭間に位置するイギリスの作曲家たちの歌曲をじっくりと聴かせてくれる。ソロ・デビューを果たしたイギリスの俊英へ寄せられる期待は大きい。
SIGCD 154
(2CD)
カールソン:歌劇《アンナ・カレーニナ》(世界初録音) スチュワート・ロバートソン(指揮)、
セントルイス交響楽団、
セントルイス歌劇場
「アンナ・カレーニナ」は「アンナ・カレーニナ」でもシチェドリンのバレエ音楽ではなく、アメリカの中堅作曲家デイヴィッド・カールソン(1952−)作曲の歌劇「アンナ・カレーニナ」の全曲を収録した世界初録音。カールソンの「アンナ・カレーニナ」は、トルストイの小説を題材としてイギリスの脚本家コリン・グラハムが台本を完成させ、セントルイス響、セントルイス歌劇場、フロリダ・グランド・オペラ、ミシガン歌劇場の協力によって上演が実現した全2幕の大作である。

TACTUS 1CD¥2400

TC 570001
\2190
アムステルダム旧教会のオルガン ——
 シャイデマン:神のひとり子なる主キリスト*/
 ファン・ノールト:詩篇第50番*/
 シャイデマン:トッカータ ト長調*/
 スヴェーリンク:
  トッカータ ハ長調、大公のバッロ、
  エコー・ファンタジア イ短調/
 作曲者不詳(17世紀):3つの変奏曲/
 シャイト:ベルガマスカ/
 作曲者不詳(17世紀):3つの変奏曲/
 シャイデマン:主よあわれみ給え、よい羊飼いはよみがえられた
グスタフ・レオンハルト(オルガン)*、
マテオ・インブルーノ(オルガン)
グスタフ・レオンハルト登場!旧教会のオルガンが歴史を語る!13世紀初頭に創設されたアムステルダム最古の教会である"旧教会"(Oude Kerk)。この長い歴史を持つアムステルダム"旧教会"に設置されているオルガン(The Ahrend & Brunzema)を弾いた巨匠レオンハルトとイタリアの名匠インブルーノの演奏がタクトゥス(Tactus)から登場!かつてアムステルダムの"新教会"でオルガン奏者を務めていたレオンハルトと、"旧教会"の現首席オルガン奏者インブルーノ。2人の世界的名手が取り上げたのは、"旧教会"のオルガニストを務めていたネーデルラント楽派の最重要人物スヴェーリンクとその弟子であるシャイデマンとシャイト、そして"新教会"のオルガニストだったアントニ・ファン・ノールト(1620−1675)の音楽。"旧教会"と"新教会"、"過去"と"現在"の対比を通じて、スヴェーリンクから北ドイツ・オルガン楽派へと続く17世紀のオルガン音楽の歴史が描かれる——。※録音:2004年9月7日−9日(DDD)&録音年月日不詳*(AAD/デジタル・リマスター)
TC 681601 ポルポラ:オペラ・アリア集 ——
 歌劇《アデライーデ》より Nobil Onda/
 歌劇《ミトリダーテ》より Colomba sventurata/
 歌劇《ポーロ》より Destrier che all'armi usato/
 歌劇《ナクソス島のアリアドネ》より Misera che faro/
 歌劇《ポリフェーモ》より
  Dolci fresche aurette、
  Nell'attendere il mio bene、
  Alto Giove、Senti il fato/
 歌劇《ミトリダーテ》より Cessa Roma/
 歌劇《ヒュメナイオスの祝祭》より Vaghi Amori
アンジェロ・マンゾッティ(ソプラニスタ)、
イ・ムジチ・デッラ・コンコルディア
18世紀イタリアの巨匠。ポルポラのオペラ・アリア集!近年再評価の気運が高まっている18世紀イタリアの音楽家ニコラ・ポルポラ(1686−1768)。ロンドンを舞台として繰り広げられたヘンデルとの覇権争い、ドレスデンでの弟子ハッセとの決別、カストラート歌手ファリネッリやウィーンで出合った若きハイドンの指導など、作曲家、教育者としてのポルポラにまつわるエピソードは数多い。本場イタリアのタクトゥスからの「オペラ・アリア集」には、ヘンデルと対立していたロンドン時代に作曲された「ナクソス島のアリアドネ」や「ヒュメナイオスの祝祭」からのアリアも収録。ソリストにイタリアのソプラニスタ、アンジェロ・マンゾッティを起用したのも、ポルポラの作品を歌った門弟ファリネッリの存在を意識してのものだろう。
TC 661912 A・スカルラッティ:鍵盤楽器のための作品全集Vol.2 ——
 チェンバロのためのトッカータ ニ短調/
 チェンバロのためのトッカータ ニ短調/
 チェンバロのためのトッカータ ニ短調/
 チェンバロのためのトッカータ ニ短調/
 トッカータ ホ短調/
 チェンバロのためのトッカータ ト長調/
 トッカータ ニ長調/トッカータ第8番イ短調/
 トッカータ第10番へ長調/トッカータ ト長調/
 トッカータ第6番ニ短調
フランチェスコ・タシーニ(チェンバロ)
敢えてドメニコ・スカルラッティではなく、父であり一族の先代にしてナポリ楽派の開祖アレッサンドロ・スカルラティ(1660−1725)の鍵盤作品を紹介するというタクトゥスらしい好企画の第2弾。歌劇やカンタータに優れた作品を残しているA・スカルラッティの鍵盤楽曲も、多数のトッカータなどその類希な才能が発揮された作品が存在している。Vol.1(TC 661912)から引き続き演奏は、ボローニャ音楽院出身でチェンバロとオルガンの名手フランチェスコ・タシーニ。約50枚の録音、特にイタリア作品の演奏へ高い評価が集まっている。
TC 640202 G・M・ボノンチーニ:室内カンタータと室内ソナタ集 ——
 室内カンタータ《プレギエーラ・ダマンテ・ア・ベラ・ドンナ》/
 室内ソナタ〜アルマンドとクーラント/
 アリア《ラ・パラヴィチーナ》/室内ソナタ第1番/
 室内カンタータ《クルデルタ・ディ・ベラ・ドンナ》/
 室内ソナタ〜アルマンドとサラバンド/
 アリア《ラ・ニグレラ》/
 室内ソナタ第3番〜アルマンドとクーラント/
 室内カンタータ《アマンテ・スプレツァート》/
 私の心よ、弱ってはならぬ/アリア《アンギスチオラ》/
 室内ソナタ第2番〜アルマンドとクーラント/
 室内カンタータ《クレオパトラ・モリボンダ》/4声のカノン
ラ・スカートラ・ダイ・スォーニ
ボノンチーニはボノンチーニでも、ジョヴァンニ・ボノンチーニではなく、父のジョヴァンニ・マリア・ボノンチーニの室内カンタータと室内ソナタ集。イタリアの重要な音楽楽派の1つであるモデナ楽派の創始者として高名なG・M・ボノンチーニ。室内ソナタはモデナ楽派器楽分野の頂点と証され、室内カンタータ(カンタータ・ペル・カメラ)という形式、言葉を用いた最初の音楽家と伝えられるなど、G・M・ボノンチーニがイタリアの音楽に残した功績は計り知れないものがある。
TC 791804 オーボエ協奏曲集 ——
 ベッリーニ:オーボエ協奏曲変ホ長調/
 ロッシーニ:
  オーボエと小管弦楽のための変奏曲、アンダンテと変奏曲/
 ショパン:ロッシーニの《シンデレラ》の主題による変奏曲/
 ロッシーニ:弦楽のためのソナタ第1番/
 ドニゼッティ:
  アンダンテ・ソステヌート、イングリッシュ・ホルンのための小協奏曲/
 フェルレンディス:オーボエ協奏曲ヘ長調
アレッサンドロ・バッチーニ(オーボエ)、
ジョルジオ・ファブリ(指揮)、
オルケストラ・フィラルモニカ・チッタ・ディ・アドリア
ハインツ・ホリガーを師と仰ぎ、現在イタリアのシチリア交響楽団で首席奏者として活躍中のオーボイスト、アレッサンドロ・バッチーニのコンチェルト・アルバム。ベッリーニやドニゼッティから、ロッシーニの「変奏曲」のオーボエ・アレンジなど、イタリア一色のプログラムをバッチーニがアドリアのオーケストラをバックに芳醇な音色で聴かせてくれる。
TC 840301 カポッチ:オルガン作品集 ——
 インノ・トリンファーレ/アリオーソ/アレグレット/
 前奏曲とフーガ/ノエルのためのオッフェルトリウム/
 スケルツォ/カンツォーナ/
 アレグロ・マエストーソ/悲歌/凱旋行進曲
マルコ・リモーネ(オルガン)
フィリッポ・カポッチ(1840−1911)は、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂、ピーア礼拝堂楽長を歴任した19世紀後期〜20世紀初期イタリアのオルガニスト、作曲家。カポッチはローマを訪れたギルマンからの影響を受け、オルガン演奏法の改革に着手。また当時のイタリア王妃マルゲリータのオルガン指導を任されるなど、演奏家、作曲家、指導者として成功を収めている。

TIMPANI 1CD¥2500

2C 2114
(2CD)
ブッソッティ:
 ソリストと合唱、管弦楽のための《カタログの歌》
マルクス・ブレンニマン(フルート)、
オリヴィエ・ラルエット(バリトン)、
フィリップ・カーン(バス)、
フィリップ・コッホ(ヴァイオリン)、
イラン・シュナイダー(アルト)、
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団
作曲家であると同時に、ピアニスト、画家、イラストレーター、舞台監督、学者など様々な顔を持つイタリアの奇才、シルヴァーノ・ブッソッティ(1931−)の野心作がタマヨ&ルクセンブルク・フィルの演奏でティンパニからリリース。通常の記譜法とは全く違う、絵画にも通ずる大胆な図形楽譜の考案者としても知られるブッソッティ。この「カタログの歌」の録音は、"音楽"という枠を超越しているブッソッティの発想力、難解で壮絶な作品を一糸乱れぬアンサンブルで繰り広げてゆくタマヨ&ルクセンブルク・フィルの機動力が実現させた現代イタリアを代表する巨星の記念碑である。2006年9月の録音。
1C 1164 クセナキス:管弦楽作品全集Vol.1 ——
 アイス〜バリトン、打楽器独奏と管弦楽のための/
 描かれたもの/痕跡/ノーメナ/ロアイ
アルトゥーロ・タマヨ(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック管弦楽団、
スピロス・サッカス(バリトン)、
ベアトリス・ドーダン(打楽器)
先にリニューアルされた管弦楽作品集第2巻(1C 1158/M1C 1062)を追う形で"第1集"が新装リリース。10段楽譜に記された16声部の演奏を要求される超難曲「シナファイ」、第2ピアノ協奏曲「エリフソン」へと続くタマヨ&ルクセンブルク・フィルによるクセナキス・レガシーの原点です。(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C 1057」は廃盤となります。/国内仕様盤の「M1C 1057」はこれまで同様ご利用いただけます。こちらもオーダーをご検討下さい。)
1C 1171 マニャール:管弦楽作品集 ——
 正義の賛歌Op.14/
 古典風の様式による管弦楽組曲Op.2/
 挽歌Op.9/序曲Op.10/ヴィーナスの賛歌Op.17
マーク・ストリンガー(指揮)、
ルクセンブルク・フィルハーモニック
ハイペリオンからリリースされた交響曲全集(CDD 22068)が好評を博している近代フランスの作曲家アルベリク・マニャール(1865−1914)。マニャールは生涯21作しか遺しておらず、クセナキスの作品集でお馴染みの超人集団、ルクセンブルク・フィルの演奏による管弦楽集も非常に貴重な音源として重宝されたもの。(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C 1067」は廃盤となります。)
1C 1168 サクル:歌曲集 ——
 ジョルジュ・シェアデの5つの詩/
 アポリネールの5つの詩/扇のための7つの句/
 黒い心/「語彙集」の6つの詩/演奏/
 6つの新しい扇/ヴェルレーヌの3つの詩/
 ロベール・デノの3つの詩/
 「生活必需品」からの4つの例/
 ジョルジュ・シェアデの3つの詩
フローランス・カス(メゾ・ソプラノ)、
ジャン=フランソワ・ガルデイユ(バリトン)、
ビリー・エイディ(ピアノ)
現代フランスの作曲家ギイ・サクル(1948−)の歌曲集も他のレーベルではなかなかお目にかかれない珍しい逸品。サクルの名を広める役割を果たしているティンパニからは、この歌曲集の他にビリー・エイディの弾くピアノ作品集(1C 1026)がリリースされている。(今回の移行再発売に伴い旧盤の「1C 1051」は廃盤となります。)

VMS 1CD¥2500

VMS 610
\2100
ホフマイスター:
 コントラバス四重奏曲第2番ニ長調/
 同第3番ニ長調/同第4番ニ長調
ノルベルト・ドゥカ(コントラバス)、
エルネ・セベスチャン(ヴァイオリン)、
ヘルムート・ニコライ(ヴィオラ)、
マルティン・オスターターク(チェロ)
ホフマイスターのコントラバス四重奏曲集!1785年に出版者を設立したウィーンで最初の音楽出版商であり、"モーツァルトと同世代の作曲家"でもあったフランツ・アントン・ホフマイスター(1754−1812)の「コントラバス四重奏曲集」。オーケストラの縁の下の力持ち、弦楽セクションを支える楽器として存在感を放ちながらも、なかなか"ソロ楽器"としてスポットライトを浴びる機会に恵まれないコントラバスの"低音"の魅力に着目したホフマイスターの慧眼に感服!主役のノルベルト・ドゥカは、ベルリン・ドイツ・オペラのコントラバス奏者、ベルリン・ハンスアイスラー音楽大学の教授として活躍するハンガリー生まれのコントラバス奏者。時には優雅に優しく、また時にはゴリゴリと激しく。
VMS 175 ウィーンのアメリカ人 〜
 ハーツェル:
  弦楽四重奏曲/
  《モノローグ第6番》〜コントラバスのための/
  フルート、クラリネット、ホルン、ヴァイオリン、
   チェロとピアノのための《ショート・テイクスⅠ》/
 フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、
  チェロとピアノのための《ショート・テイクスⅡ》/
 《モノローグ第8番》〜トランペットのための/
 ヴァイオリンとクラリネットのための《二重奏曲》/
 ホルン三重奏曲《リトル・ライト・ミュージック》
ルネ・スタール(ディレクター)、
アンサンブル・ヴィエナ・コラージュ
ウィーンの名奏者たちによる"ウィーンのアメリカ人"!1932年にアメリカのオハイオ州シンシナティで生まれ、1960年からはウィーンへと活躍の場を移した"パリのアメリカ人"ならぬ"ウィーンのアメリカ人"ことユージン・ハーツェル(1932−2000)。ハーツェルはシェーンベルクとベルクの弟子アポステルに作曲を師事しており、ウィーンに生まれアメリカへと渡った開祖シェーンベルクとは真逆の道を歩んだ新ウィーン楽派の直系なのである。アンサンブル・ヴィエナ・コラージュ(EWC)は、ルネ・スタール、エリック・フライターク、そしてユージン・ハーツェルによって1987年に結成されたウィーンの室内アンサンブル。EWCにはウィーン・フィルのヴァイオリン奏者スタール、フルート奏者フェーダーセル、ベルリン・ドイツ響の首席トランペット奏者アンゲラー、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのホルン奏者マクドナルドなど強力メンバーがズラリ!
VMS 153
(2CD)
ベンゲレル:歌劇《スプリーン》/カンタータ《アーバー》* エンリケ・タレス(ソプラノ)、
ロッサ・マリア・イサス(メゾ・ソプラノ)、
ジョゼップ・ルイス(テノール)、
エンリック・セラ(バリトン)、
エドモン・コロマー(指揮)、
オルケスタ・ダ・コンブラ、
マリア・デル・カルメン・ブスタマンテ(ソプラノ)*、アンナ・リッチ(アルト)*、
ハビエル・ガリガ(ナレーター)*、
カルロス・ムニョス(ナレーター)*、
アルベルト・ソーシャス(ナレーター)*、
アントニ・ロス=マルバ(指揮)*、
バルセロナ市立管弦楽団*、
マドリガル合唱団*
現代のスペイン、カタルーニャ地方の楽壇を牽引する鬼才ハビエル・ベンゲレル(1931−)の代表作、室内オペラとカンタータの2作品をカップリング。1954年、ファシズムの台頭から逃れるために移住していたチリからスペインへ戻ったベンゲレルは、バルトーク、ストラヴィンスキーや新ウィーン楽派の音楽を研究。またベンゲレルは自身の作品にブーレーズやルトスワフスキからの影響も反映させるなど、国や流派に縛られない独自で新しいスタイルを構築している。1984年&1979年*の録音。
VMS 167 2つのヴァイオリンのための作品集 ——
 ドヴォルザーク:テルツェット ハ長調/
 フックス:20の二重奏曲/
 ショスタコーヴィチ(アトウムヤン編):5つの小品
レジーナ・ブランドスタッター(ヴァイオリン)、
ライムンド・リシー(ヴァイオリン)、
コルデリア・ヘーファー(ピアノ)、
トビアス・レア(ヴィオラ)
ウィーン・フィル&ウィーン国立歌劇場のヴァイオリン奏者ライムンド・リシーと、グラーツ音楽大学で教鞭を執り、トリオ・クレッシェンド(ライムンド・リシー、トビアス・レア、ウェン=シン・ヤンがメンバー)のヴァイオリン奏者を務めるレジーナ・ブランドスタッターによるヴァイオリンニ重奏曲集。ウィーン・フィルのヴィオラ奏者トビアス・レア、ヴェーグやアーノンクールから高く評価されたピアニスト、コルデリア・ヘーファーのサポートを得て2人のヴァイオリン奏者が創り上げていく音楽はまさに一級品。
VMS 188 メスナー:オルガンのための交響的作品集 ——
 オルガンのための組曲/
 ブルックナーの主題による即興曲/
 ハイドンの賛歌によるパラフレーズ/
 グレート・モーツァルト・ファンファーレOp.55-4/
 オルガン交響曲Op.45a
ディトマール・クローゼ(オルガン)
ヨーゼフ・メスナー(1893−1969)は、ザルツブルクとインスブルックで音楽を学び1922年にザルツブルク大聖堂のオルガン奏者に就任。1936年にはオーストリア国家賞を授与され、その生涯で1000曲以上の作曲を行った20世紀オーストリアを代表する作曲家の1人である。自身がオルガン奏者だったということもあり、楽器の特性を掴んだオルガン作品はシンフォニックで非常に華やか。モーツァルトのフレーズが次々と登場する「グレート・モーツァルト・ファンファーレ」など、ユニークな作品の数々はオルガン愛好家要注目。
VMS 177 シュテプラー:アンサンブルのための音楽 ——
 ソプラノ・サクソフォン、チェロ、ピアノと
  アンサンブルのための《ドリーム/トラウム、1/9/92》/
 2台のピアノと打楽器のための《インターネット4》/
 ダンス、アンサンブル、テープのための《スパイス》/
 ヴィオラとオーケストラのための《ノートブック》
ペーター・ルンデル(指揮)、
フォルクヴァング音楽大学ノイエ・ムジーク・アンサンブル
1982年のコーネリアス・カーデュー・メモリアル賞や2003年のデュイスブルク音楽賞など、権威ある音楽賞の受賞歴を持ち、現代音楽や実験音楽の進化に情熱を注ぐ現代ドイツの大物作曲家ゲルハルト・シュテプラー(1949−)。様々な組み合わせの"アンサンブル"のために作曲されたシュテプラーの作品を演奏するのは、フォルクヴァング音楽大学ノイエ・ムジーク・アンサンブル。現代音楽の演奏法を学ぶためにドイツのエッセンに集った精鋭集団である。





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