IDIS 1CD¥1800
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IDIS 6577
\1800→¥1690 |
チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 Op.36
ベートーヴェン:「エグモント」序曲 Op.84
ラヴェル:ラ・ヴァルス |
レナード・バーンスタイン(指)
ニューヨーク・フィルハーモニック |
バーンスタインの1950年代末の録音を集めています。チャイコフスキーはおそらく米COLUMBIA(=SONY)録音。「エグモント」序曲はレニングラードの、ラ・ヴァルスはモスクワでのライヴ録音。録音:1958年(チャイコフスキー),1959年8月28日(ベートーヴェン),1959年8月24日(ラヴェル) モノラル |
IDIS 6575 |
ヴェルディ:レクイエム |
ジンカ・ミラノフ(T)
ロザリンド・エリアス(A)
カルロ・ベルゴンツィ(T)
ジョルジョ・トッツィ(Bs)
ブルーノ・ワルター(指)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団,合唱団 |
ブルーノ・ワルターはヴェルディには格別の愛着があったのですが、米国移住後は指揮をする機会があまりなく、録音も僅か。このレクイエムはそのうちの最も新しい録音で、ワルターを語る上で貴重なもの。テノールが若き日のベルゴンツィというのも注目です。録音:1959年3月29日,ニューヨーク
ADD MONO 77’18 |
IDIS 6573
(2CD) |
ベートーヴェン:初期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調
Op.2-1
ピアノ・ソナタ第2番 イ長調
Op.2-2
ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調
Op.2-3
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調
Op.7
ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調
Op.10-1
ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調
Op.10-2
ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調
Op.10-3
ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調
Op.13 「悲愴」 |
ワルター・ギーゼキング(P) |
EMI録音。ギーゼキングは1955年から集中してベートーヴェンのソナタ全集を録音中でしたが、全32曲中の23曲(うち1曲は途中まで)を録音したところで急死してしまいました。このCDには第1番から第8番までを収録。録音:1956年 ADD
Mono/Stereo 145‘53 |
IDIS 6576 |
エリザベート・シュワルツコップ、アリアと歌曲集
プッチーニ:「ボエーム」から
ヘンデル:「快活の人、沈思の人、温和の人」から
J.シュトラウス:春の声
バッハ:
「狩りのカンタータ」BWV208から,
あなたがそばにいれば BWV508
シューベルト:鳥たち D.691,アルプスの狩人
D.588
グルック:小川は流れる
モーツァルト:夕べの想い K.523,魔法使い
K.472
グルーバー:静かな夜(清しこの夜)
ほか |
エリザベート・シュワルツコップ(S) |
IDIS 6563の続編。シュワルツコップの比較的初期の録音を集めています。彼女には珍しい曲もあれば、引退まで歌い続けた曲もあり、ファンなら興味深いものです。録音:1946-54年 ADD MONO 74’57 |
LPO
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LPO 0041
\2400→¥2190 |
ジョン・アイアランド70 歳記念コンサート(1949
年)
1.ロンドン序曲/2-4.ピアノ協奏曲変ホ長調/
5.前奏曲「忘れられた儀礼」/6-9.これらはそうあるべき |
アイリーン・ジョイス(ピアノ)…2-4/
レッドヴァース・ルウェリン(バリトン)…6-9/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
サー・エイドリアン・ボールト(指揮) |
イギリス音楽を得意とし、常に擁護していたエイドリアン・ボールト(実は中には苦手な作曲家もいたようですが…)によるアイアランドの生誕70
周年記念コンサートのライヴ録音の登場です。管弦楽作品2
曲と、ピアノ協奏曲、そしてバリトンと合唱による祝祭的な合唱曲という凝ったプログラムが目をひきます。ピアノ協奏曲のソリストに迎えられたのは、アイリーン・ジョイス。彼女は映画「逢引き」でのラフマニノフの協奏曲での華麗なる演奏と、天から与えられた美貌で一世を風靡した女性ピアニストです。膨大な協奏曲のレパートリーを持つことでも知られ、このアイアランドの曲も得意としていました。何とも説得力のある演奏です。ウェールズ系のバリトンが好んで歌う「これらはそうあるべき」は、まさにイギリスを象徴するかのような合唱作品です。ピアノ協奏曲を除いては、大きな曲を手掛けることがなかった「控え目」なアイアランドですが、彼が書いた小さな作品は、イギリスの豊かな自然や人間の細やかな感情が盛り込まれたものばかり。極めて味わい深いものとなっているのはご存知の通りです。ボールト卿もそんな彼の音楽を心から愛していたため、この和やかで実り多き演奏会は満場の聴衆を大満足させたのでした。今こそ、その興奮が60
年の年月を経て甦ります。 |
MALIBRAN MUSIC
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CDRG 188
(2CD)
\2500→¥2290 |
ケルビーニ:「アナクレオン」序曲
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調
フランク:交響曲 ニ短調
(1944年1月16日) |
メンゲルベルク(指)
パリ放送大管弦楽団
ポール・トルトリエ(Vc) |
CDRG 189
(2CD)
\2500→¥2290 |
ベルリオーズ:「ローマの謝肉祭」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
(1944年1月20日) |
メンゲルベルク(指)
パリ放送大管弦楽団
アルフレッド・コルトー(Pf) |
1940年6月、ドイツ軍がパリ入城、親ナチのヴィシー政権樹立。コルトーはヴィシー政権寄りだったため戦後はフランスでの演奏活動は禁止。メンゲルベルクもゲッベルスの招きによりベルリンでベルリンフィルを指揮していたために戦後は演奏活動禁止。活動禁止が解かれる直前の1951年にスイスで亡くなります。1944年6月6日のノルマンディ上陸作戦後、8月25日にパリは解放され、その数ヶ月前のパリ、シャンゼリゼ劇場でのメンゲルベルク、コルトー、トルトリエの超貴重なドキュメントです。ごく一部に音ゆれ、音とび等ありますが驚くほど鮮明な録音です。ドヴォルザークの1楽章、「悲愴」の3楽章後には聴衆の拍手も収録され当日の会場の雰囲気にどっぷり浸れます。 |
MARSTON
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51007-2
\2400 |
忘れられたソプラノ、ロザリア・チャリア録音選集(1898-1912)
オペラ・アリア(セミラーミデ、セヴィリアの理髪師、ドン・ジョヴァンニ、ファウスト、
カルメン、椿姫、仮面舞踏会、アイーダ、カヴァレリア・ルスティカーナ他)
歌曲(アイルランド民謡、スペイン民謡、アルディッティ、
サンチェス・デ・フエンテス、アルバレス、他の作品) |
ロザリア・チャリア(ソプラノ)
伴奏:管弦楽、ピアノ |
ロザリア・チャリア(1863-1948)はキューバ初の世界的なコロラトゥーラ歌手でアメリカに渡りメトロポリタン歌劇場にも出演し大評判をとったこともあった。このCDはロッシーニ、モーツァルトからヴェルディ、スペイン民謡まで多彩なレパートリーが収録されている。録音年代を考えれば音質の悪さはこの際不問とし、ここは100年前のキューバのディーヴァがいったいどんなものだったのか聴き入ろうではないか。録音:1898-1912年 |
MEDICI ARTS 1CD¥2300
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medici MASTERS |
MM 037
¥1890 |
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
録音:1958年4月17日
ストックホルム・コンサートハウス(ライヴ・ステレオ) |
オットー・クレンペラー(指)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 |
モーツァルト:交響曲第29番イ長調KV 201
録音:1956年4月15日
ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ・モノラル) |
オットー・クレンペラー(指)
バイエルン放送交響楽団 |
かつてない驚異的な高音質でよみがえったことから、いまやmedici
MASTERSの大看板となりつつあるクレンペラーのライヴ録音。このたび登場する「エロイカ」は、1947年以来となるロイヤル・ストックホルム・フィルとのライヴ。巨匠が心身ともに充実していた時期のものだけに、あざやかな対位法処理や雄渾な造形の打ち出しといった、クレンペラー美学の真骨頂ともいえる演奏が期待されるところです。なお、ライヴということもあり、スケルツォとフィナーレが速めのほかは、1959年10月のフィルハーモニアとのセッション録音と基本的にテンポ設定は概ね同じとなっています。カップリングのモーツァルトは、既出のブルックナーの第7交響曲(MM.030)と同日におこなわれたもので、「エロイカ」同様に冷静かつバランスのとれたアプローチが特徴といえるでしょう。リマスタリング担当はトニー・フォークナー。ステレオ モノラル |
MM 036
¥1890 |
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19
録音:1957年11月18日ケルン、
WDRフンクハウス、第1ホール(モノラル) |
レオン・フライシャー(P)
ハンス・ロスバウト(指)
ケルン放送交響楽団 |
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58*
グルック(ワーグナー編):歌劇「アウリスのイフィゲニア」序曲
録音:1956年2月27日ケルン、
WDRフンクハウス、第1ホール(モノラル) |
レオン・フライシャー(P)*
オットー・クレンペラー(指)
ケルン放送交響楽団 |
WDRアーカイヴからの正規音源復刻。近年、奇跡の復活を遂げたヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、フライシャー。巨匠クレンペラー、ロスバウトとの顔合わせも注目されるベートーヴェンのコンチェルトは、かれが焦点性失調症により右手の自由を失う以前、そのキャリアの絶頂期に弾いたもので、真に衝撃かつ貴重な内容といえるでしょう。師シュナーベルから薫陶を授けられたベートーヴェンは、優雅で知的なアプローチに、温かみと感覚美を備えた音色の魅力を強く感じさせるものとなっています。さらにフィルアップがまた超強力。ベートーヴェンの第4協奏曲と同日の録音で、クレンペラー好きのあいだではつとに名高い、あの「アウリスのイフィゲニア」序曲が聴けるのですからこれは見逃せません。セッション録音同様に、スケール、迫力、美感のすべてにおいて、破格の演奏を聴かせてくれるものとおもわれます。モノラル |
MM 035 |
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」Op.35
R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30 |
アルヴィン・バウアー(Vc)、
パウル・シュレーアー(Va)
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
ケルン放送交響楽団 |
WDRアーカイヴからの正規音源復刻。メンデルスゾーンの「スコットランド」&「宗教改革」(MM.014)に次ぐミトロプーロス第2弾は、かれが世を去る前年に行なったシュトラウスの放送用スタジオ・ライヴ。録音の存在は知られていましたが、驚異的なクオリティでついにその全貌が明らかになりました。マーラーのスペシャリストとして記憶されるミトロプーロスはシュトラウスも得意としており、ここでの内容はその絢爛たる色彩感と力強い音楽運びでファンをとりこにするのは必至とおもわれます。ちなみに当日のオール・シュトラウス・プログラムでは、アストリッド・ヴァルナイの独唱で楽劇「エレクトラ」よりモノローグも演奏されています。録音:1959年9月7日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(モノラル)モノラル |
MEMBRAN
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DOCUMENTS 232577
(4CD)
\1800 |
Happy New Year from Vienna
CD1:
1.J.シュトラウス:ウィーン気質(1958)
2.J.シュトラウス:浮気心(1946)
3.J.シュトラウス:ウィーンの森の物語(1950)
4.ヨハン&ヨゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ(1946)
5.J.シュトラウス:芸術家の生活(1947)
6.J.シュトラウス:酒、女、歌(1950)
7.ヨゼフ・シュトラウス:天体の音楽(1950)
8.ヨゼフ・シュトラウス:うわごと(1950)
9.J.シュトラウス:常動曲(1949)
( )内は録音年です |
ウィーン・フィル
ウィリー・ボスコフスキー(1)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(2-9) |
CD2:
1.J.シュトラウス:皇帝円舞曲(1947)
2.ヨゼフ・シュトラウス:トランスアクティオン(1950)
3.J.シュトラウス:観光列車(1951)
4.ヨゼフ・シュトラウス:わが人生は愛と喜び(1951)
5.J.シュトラウス:エジプト行進曲(1951)
6.J.シュトラウス:レモンの花咲くところ(1972)
7.ヨゼフ・シュトラウス:とんぼ(1951)
8.J.シュトラウス:わが家で(1954)
9.ヨゼフ・シュトラウス:休暇旅行で(1954)
10.J.シュトラウス:南国のばら(1972) |
ウィーン・フィル
ヘルベルト・フォン・カラヤン(1、2)
クレメンス・クラウス(3-5、7-9)
ロベルト・シュトルツ(6、10) |
CD3:
1.J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」序曲(1950)
2.J.シュトラウス:喜歌劇「千夜一夜物語」〜間奏曲(1972)
3.J.シュトラウス:喜歌劇「ジプシー男爵」序曲(1952)
4.J.シュトラウス:喜歌劇「ジプシー男爵」〜入場行進曲(1972)
5.J.シュトラウス:入江のワルツ(1972)
6.J.シュトラウス:雷鳴と電光(1958)
7.コムツァーク:バーデン娘(1958)
8.ツィーラー:いらっしゃいませ(1957)
9.シュトルツ:ウィーンのカフェ(1957)
10.カールマン:グランディオーソ(1958)
11.シュトルツ:喜歌劇「春のパレード」〜行進曲(1958) |
ウィーン・フィル
クレメンス・クラウス(1、3)
セイン管弦楽団
ロベルト・シュトルツ(2、4、5)
ウィーン響
ロベルト・シュトルツ(6、7、10、11)
ウィーン放送管
ロベルト・シュトルツ(8、9) |
CD4:
1.レハール:金と銀(1958)
2.J.シュトラウス:トリッチ・トラッチ・ポルカ(1958)
3.J.シュトラウス:春の声
4.J.シュトラウス:ハンガリー万歳(1951)
5.J.シュトラウス:加速度(1958)
6.ヨゼフ・シュトラウス:騎手(1951)
7.J.シュトラウス:クラップフェンの森にて(1951)
8.J.シュトラウス:アンネン・ポルカ(1958)
9.ヨゼフ・シュトラウス:おしゃべりなかわいい口(1954)
10.J.シュトラウス:美しく青きドナウ(1954)
11.J.シュトラウス1世:ラデツキー行進曲(1954) |
ウィーン・フィル
クレメンス・クラウス(3、4、6、7、9-11)
ウィーン響
ロベルト・シュトルツ(1、2、5、8) |
DOCUMENTS232673
(2CD)
\1500 |
ハイフェッツ/小品集
ガーシュイン、ワイル、ベンジャミン、ドビュッシー、ラヴェル、
バーリン、ゴドフスキー、バーリー、ブラームス、
サン=サーンス、ショパン、ローアの作品を収録。(詳細は不明) |
ハイフェッツ |
バロックから現代、 長大な協奏曲から小品群まで膨大なレパートリーをもつハイフェッツのスタンダートポップを取り入れたショーマンシップあふれる演奏を収録。44年-46年に録音。聴衆を喜ばせるとともに、クラシック作品一辺倒の演奏家にジャンル外の作品にチャレンジする勇気を持ってもらいたいと、手本を示す意味もあったという。「ホワイトクリスマス」「マック・ザ・ナイフ」などをバックに取り入れて軽やかにクラシックの名。曲を演奏している華やかな装飾や離れ技を盛り込んで、優れたアレンジャーとしての一面ものぞかせている。ガーシュインの「ポギーとベス」は秀逸です。 |
MEMBRAN−DOCUMENTS
|
232694
(2CD)
\1500 |
ヘンデル:歌劇「メディア王ソザルメ」
1954年 |
アルフレッド・デラー (Sosarme)
ウィリアム・ハーバート(Heliate)
ナンシー・エヴァンス(Erenice)
マーガレット・リッチー (Elmira)
ジョン・ケンティシュ (Argone)
ヘレン・ワッツ(Melo)
アントニー・ルイス指揮
聖チェチーリア管弦楽団 |
MUSICAL CONCEPTS
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MC125
(2CD)
\1400→¥1290 |
J.S.Bach:Sonatas for Violin and Harpsichord
バッハ:6つのヴァイオリン・ソナタ
BWV.1014-1019
CD1:
第5番 ヘ短調 BWV.1018、第2番 イ長調
BWV.1015
第4番 ハ短調 BWV.1017
CD2:
第3番 ホ長調 BWV.1016、第1番 ロ短調
BWV.1014
第6番 ト長調 BWV.1019
1960年代 |
ズザーネ・ラウテンバッハー(Vn)
マルティン・ガリング(P) |
深い知性とすぐれた洞察力に基づいた解釈と、深く豊かな音をもったラウテンバッハーとバロック作品に遊び心のある柔軟なアプローチを取り入れたガリングとの顔合わせ。「無伴奏〜」よりは知名度は劣りますが、美しさと創造性においてはバッハの作品中でも群を抜いています。 |
MC106
\900 |
Perlemuter plays Schumann
シューマン:
クライスレリアーナ op.16
幻想曲 ハ長調 op.17
1955年 |
ヴラド・ペルルミュテール(P) |
ヴラド・ペルルミュテールの絶頂期といわれる50年代の演奏から1955年の録音を収録。30年前のLPからCD化された。ペルルミュテールにとって思い出深いクライスレリアーナを収録。ラヴェルに師事する以前の10代の頃、ペルルミュテールはパリ音楽院でアルフレッド・コルトーのもとで学んでいた。彼は後年その当時のことを次のように語っている。「コルトー先生にシューマンのクライスレリアーナを習ったことを特に懐かしく思い出します。本当に丁寧に細かく教えてくれました。その時学んだことが、今も私の中で生きています。」 |
MC127
(2CD)
\1400 |
Guiomar Novaes plays Schumann
CD1:
シューマン:
謝肉祭 op.9、子供の情景 op.15、交響的練習曲
op.13
CD2:
シューマン:幻想小曲集 op.12、ピアノ協奏曲 イ短調
op.54
オットー・クレンペラー指揮 ウィーン交響楽団 1950年代 |
ギオマール・ノヴァエス(P) |
独創的なフレージングや温かな澄んだ音色、歌いこまれた旋律線、陰翳に富んだ精妙な作品解釈で20世紀の最も偉大なピアニストの一人に数えられるブラジル出身のギオマール・ノヴァエスの1950年代の演奏。ノヴァエスが14歳でパリ音楽院の首位合格を獲得したときに演奏した「謝肉祭」
も収録。円熟期を迎えたこの時期の録音のCD化は初めてで、LPでの初回リリースから30年経ってついにCDとなった。 |
MYTO HISTRICAL
|
220
(2CD)
\2000 |
新音源による マリア・カラス
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」 |
マリア・カラス、ジュゼッペ・ディ・ステファノ
ピエロ・カンポロンギ
ウンベルト・ムニャーイ指揮
メキシコ・ベラスアルテス劇場管弦楽団、合唱団 |
以前MELODRAMレーベル他で既発の演奏ですが、今回新しく発見されたマスター・テープからのCD化です。ラジオ放送用と思われるナレーションが一部含まれています。※音質はとても良いです。1952年6月17日メキシコでのライヴ |
MDCD0013
(3CD)
\4900 |
レナータ・スコット(ザイーラ)
ベッリーニ:歌劇「ザイーラ」 |
ルイジ・ローニ Luigi Roni (オロズマーネ)
ジョルジョ・カッセラート・ランベルティ
(コラズミーノ)
レナータ・スコット (ザイーラ)
マリオ・リナウド (ルジャニャーノ)
ルイザ・ナーヴェ (ネレスターノ)
ダニーロ・ベラルディネッリ指揮
カターニア・マッシモ・ベッリーニ劇場管弦楽団 |
1976年3月30日カターニアでのライヴ録音(モノラル)※音質は良好です。 |
215
(2CD)
\2000→¥1790 |
フルトヴェングラー指揮1952年3月11日トリノでの演奏会
①シューベルト:「ロザムンデ」序曲
②シューベルト:交響曲第8番「未完成」 ロ短調 D.759
③メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
④ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から
前奏曲と愛の死
1952年3月11日 トリノ
ボーナス・トラック:
⑤シューベルト:交響曲第9番「グレイト」 D.944
ベルリン・フィル 1942年12月 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン)
RAIトリノ交響楽団 |
214
(3CD)
\3000 |
ワーグナー:歌劇「ローエングリーン」 |
ラウリツ・メルヒオール(ローエングリーン)
マージョリー・ローレンス(オルトルート)
フリードリヒ・ショル(フォン・テルラムント)
ロッテ・レーマン(エルザ)
エマニュエル・リスト(ハインリヒ国王)
アルトゥール・ボダンツキー指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 |
1935年12月21日ニューヨークでのライヴ録音※以前MELODRAMレーベルから発売あり。※1935年の録音です。初心者にお勧めできる音質ではありません。熱心なオペラ・ファンの為の復刻アイテムです。※バーコード表示にミスあり。シール貼りにて対応させて頂きます。 |
ナクソス・ヒストリカル
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8.111328 |
ナクソス・ヒストリカル・シリーズ/
デ・ロス・アンヘレス/バルビエリ
プッチーニ:修道女アンジェリカ
録音: 1957 年6 月ローマ・オペラ劇場 |
修道女アンジェリカ…ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)/
公爵夫人アンジェリカの伯母…フェドーラ・バルビ
エーリ(メゾ・ソプラノ)/
修道院長…ミーナ・ドーロ(メゾ・ソプラノ)/
修女長…コリンナ・ヴォッザ(メゾ・ソプラノ)/
修道女ジェノヴィエッファ…リディア・マリンピエトリ(ソプラノ)/
修道女オスミーナ…サンタ・クリッサーリ(ソプラノ)/
修道女ドルテーナ…アンナ・マルヴァンジェリ(ソプラノ)/
看護係修女…テレサ・カンタリーニ(ソプラノ)
他/
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団/
トゥリオ・セラフィン(指揮者) |
プッチーニ(1858-1924)によるこの1 幕のオペラは、「自殺はキリスト教において大罪である」という約束事を知らないと理解しにくいかもしれませんが、(オペラに於いて主人公はよく自らの命を絶つものです)宗教観を抜きにしてもこの美しさは伝わることでしょう。ここで修道女アンジェリカを歌っているのは、1950
年代、まさしく最絶頂期を迎えたデ・ロス・アンヘレスです。この上なく感動的、かつ完璧で美しい歌唱は1958
年のリリース時に大賛辞を持って人々に迎え入れられたものです。 |
8.111353 |
グレート・ピアニスト・シリーズ/ギーゼキング
J.S.バッハ&ベートーヴェン作品集
J.S.バッハ:
1-3.イタリア協奏曲ヘ長調
BWV 971
<録音 1940 年1 月ベルリン>/
4-7.パルティータ第1 番変ロ長調
BWV825(抜粋)
<録音 1939 年1 月ベルリン…
4-5, 1934 年8 月ウィーン…6-7>/
8-14.パルティータ第5 番ト長調
BWV 829
<録音1939 年4 月5 日ニューヨーク>/
15-21.パルティータ第6 番ホ短調
BWV 830
<録音 1939 年2 月28 日ニューヨーク>/
22.フランス組曲第5 番ト長調
BWV 816 よりジーグ/
23.「心と口と行いと命もて」
BWV 147 より
「主よ、人の望みの喜びよ」(編曲:M.
ヘス)
<録音 1939 年4 月5 日ニューヨーク>/
ベートーヴェン:
24-26.ピアノ・ソナタ第17 番ニ短調「テンペスト」Op.31-2
<録音 1931 年3 月13 日ロンドン>/
27.7 つのバガテル Op.33 より
第1 番変ホ長調<録音 1938
年8 月11
日ロンドン>
ウォード・マーストン復刻 |
ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ) |
伝説のピアニスト、ギーゼキングは今でこそモーツァルト、ベートーヴェンやラヴェル、ドビュッシーのオーソリティとして認知されていますが、本当は「ピアノのための曲なら何でも弾ける」のがウリの人でした。ここで聴けるバッハは彼の初期の録音ですが、タッチのコントロールと強弱の付け方は本当に見事です。ベートーヴェンの「テンペスト」は、完璧な指さばきと堅固な解釈が見て取れます。ピアノ演奏の歴史に金字塔を打ち立てた名演の一つです。 |
OPUS蔵 1CD¥2400→¥2190
|
OPK 2083
¥2190 |
シューベルト:
①「冬の旅」(全24曲)
②「冬の旅」より第1曲「おやすみ」 |
ゲルハルト・ヒュッシュ(バリトン)
①ハンス・ウド・ミュラー(ピアノ)
②マンフレート・グルリット(ピアノ) |
いきなりスピーカーからとびだしてきたヒュッシュの声のリアルさに仰天した。1音1音、というか1語1語のシラブルの鮮明さに加えて中高域のビンビンとひびく声は、52年の初来日の《冬の旅》でも真っ先にレコードとは違うなと驚いたヒュッシュの生の声の印象を思い出す。録音時、ヒュッシュは心の中で泣いていたのではなかろうかと思うほどで、歌詞対訳を見ながら聴いていると、歌っているヒュッシュが好きでたまらなくなってくる。(小林利之)
「オーパス蔵」が日本のレーベルである以上、ヒュッシュの録音は気楽に扱えるものではありませんでした。今回10年目という節目で彼の代表作である《冬の旅》に挑戦しました。ヒトラーが権力を握る直前、時代が冬を迎えようとしている1933年にロンドンとベルリンで録音されたものを組み合わせてセットにしています。今回はHMV盤を用いました。
それにしてもこの録音の関係者の若いこと、ヒュッシュが32歳、ウド・ミュラーが28歳、プロデューサーのワルター・レッグにいたっては27歳という若さです。
これまでの復刻がこの若さを引き出せていたかどうかは私からは何とも言えませんが、今回は若さを意識しながら復刻及びマスタリングを行いました。
歌詞対訳も記念の新盤にふさわしく、新たなる読みを加えた甲斐貴也氏の訳を用いました。《大地の歌》に続いての再登場です。
またSP盤の時間制限の関係で第1曲「おやすみ」の2番はカットされていますが、戦後日本で録音されたカットのない「おやすみ」を付録としてつけました。 (オーパス蔵代表 相原 了)録音:①1933年 ②1952年NHK SP原盤:HMV,
Vinycord(NHK) |
OPK 2086
¥2190 |
①ショーソン:「詩曲」
②コレルリ:ソナタ ニ短調作品5-12
「ラ・フォリア」
③プニャーニ:ラルゴ (ソナタ第3番)
④クライスラー:テンポ・ディ・メヌエット(プニャーニのスタイルによる)
⑤ヘンデル:ソナタニ長調作品1‐13
⑥エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調作品25 |
ジョルジュ・エネスコ(Vn)
①-⑤S.シュルッセル(ピアノ)
⑥C.シャイエ-リシェ(ピアノ) |
エネスコの演奏の神髄、特にその高貴なヴァイオリンの音色(楽器は名器ガルネリ・ジェス)と絶妙な音程感覚、そして変幻自在なヴィブラートと完璧な右手の運弓法は、「上質なSPレコードを、最高の蓄音器で再生しなければ理解できない」と、私は長い間信じてきた。しかしオーパス蔵の相原さんから送られてきた音源サンプルを聴いた瞬間に、確信はガラガラと音を立てて崩れ落ちたのである。「こんな状態の良い音源がこの世に存在していたのか」という驚き、そして「復刻技術もここまで来たのか」と言う感動・・・・・。(中野 雄)
オーパス蔵の初回発売はヴァイオリン小曲を中心とした7人のヴァイオリニストのものでした。
なかでエネスコはフレッシュと2人で1
枚としましたが、今回戦後の自作ソナタの録音を含めエネスコで1枚とし新たに復刻し直しました。ショーソンの「ポエム(詩曲)」はまさに絶品です。 (オーパス蔵代表 相原 了)音源:Col
SP、Private LP 録音:1-8 1929年9-11
1950年頃 |
OPK 2084
¥2190 |
ドヴォルザーク:
①交響曲第6番ニ長調 作品60
②スラブ舞曲第2集 作品72 |
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 |
世界初録音となる交響曲第6番の収録は1938年11月である。時期的には、チェコスロヴァキアの運命が風前の灯火となっていた時期である。
この年の9月30日、ミュンヘンで行われた独仏英伊の4か国会談の結果、チェコ西部のドイツ語系居住民地域ズデーテンラントのドイツへの割譲が決定した。この会談にチェコは当事者であるにもかかわらず参加を認められず、大国の都合に翻弄される小国の悲哀を味あわなければならなかった。英国首相チェンバレンの弱腰外交は当面の戦争を回避したものの、結局はドイツの国力を増強させることになり、第2次世界大戦を長引かせる結果を招いたといわれる。翌日にはただちにズデーテンにドイツ軍が進駐したが、この録音はそれから1か月後ということになる。
そして翌年3月にはチェコそのものが併合、スロヴァキアも保護領となり、チェコスロヴァキアは世界から消滅するのである。(山崎浩太郎)
日本でも人気のあるチェコ・フィルですが、第2次大戦時のドイツによる併合と戦後の共産化にあたり、多くの音楽家が国外に逃れました。オーパス蔵でもこれまでセルやターリッヒによる戦前の録音を3枚復刻しておりますが、新たにターリッヒのドヴォルザークを2枚復刻しました。演奏の頻度は少ないけれど名曲であり、ブラームスの2番と対比されることの多い、第6交響曲とスラブ舞曲作品72です。(オーパス蔵代表 相原 了) 録音:①1938年 ②1935年 原盤 US-Victor
SP |
OPK 2085
¥2190 |
①ドヴォルザーク: 交響曲第8番ト長調 作品88
②ドヴォルザーク:「謝肉祭」 作品92
③スーク:セレナード変ホ長調作品6 |
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 |
この第8番は未発売に終ったこともあり、16年後の再録音に較べて影が薄くなりがちな演奏だが、戦前の、そして併合前のチェコ・フィルによる演奏としてそのスタイルにはやはり注目すべきものがあるだろう。このCDで加えられている、スークの弦楽セレナードも魅力的な演奏である。ドヴォルザークの交響曲第6番や第7番とともに1938年11月に録音されたもので、これもおそらくは世界初録音だろうが、深い共感に支えられた、しなやかな歌いぶりが印象に残る。(山崎浩太郎)
日本でも人気のあるチェコ・フィルですが、第2次大戦時のドイツによる併合と戦後の共産化にあたり、多くの音楽家が国外に逃れました。オーパス蔵でもこれまでセルやターリッヒによる戦前の録音を3枚復刻しておりますが、新たにターリッヒのドヴォルジャークを2枚復刻しました。もう1枚は昔からヒストリカルの世界では有名な演奏ドヴォルジャークの第8にスークの「セレナード」を組んだものです。(オーパス蔵代表 相原 了) 録音:①
1935年 ②1935年 ③1938年 原盤 US-Victor
SP |
ORFEO
|
ORFEOR 770091
\2300 |
ワルデマール・クメント アリア集
モーツァルト:「イドメネオ」,「コジ・ファン・トゥッテ」
グルック:「タウリスのイフィジェニー」
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ロッシーニ:「チェネレントラ」
グノー:「ファウスト」
オッフェバック:「ホフマン物語」
スメタナ:「売られた花嫁」
ヤナーチェク:「イェヌーファ」
ストラヴィンスキー:「放蕩者の成り行き」
R.シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」,「ばらの騎士」
からのアリア,場面 |
ワルデマール・クメント(T)
カール・ベーム(指),
ヤロスラウ・クロンブホルツ(指),
ホルスト・シュタイン(指),
アルベルト・エレーデ(指),
ジョルジュ・プレートル(指),
ヨゼフ・クリップス(指),
オスカー・ダノン(指),
レナード・バーンスタイン(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団 |
ワルデマール・クメントは1929年、ウィーン生まれのテノール。1960−70年代のウィーン国立歌劇場で大活躍しました。甘く柔らかい美声でモーツァルトの諸役で活躍しただけでなく、端整で知性的な歌でピリオド楽器のバッハ演奏でも重用され、しかもバイロイト音楽祭では「マイスタージンガー」のヴァルターを歌うほどの力強さも持ち合わせているという、非常に優れた才能を持ち合わせた歌手です。ここには1960年代のウィーン国立歌劇場のライブを収録。クメントが軽々と高音を出せるのには驚かされます。「ファウスト」や「チェネレントラ」では、ハイC(しかもウィーンのピッチなので普通より高い)を朗々と出しています。また「ホフマン物語」の狂気を感じさせる歌や、スメタナ、ヤナーチェクのボヘミア・オペラとの相性の良さも驚きです。1996年、67歳の「ナクソスのアリアドネ」の語り役、執事長が矍鑠としているのも当然です。もちろんモーツァルトは絶品。そして「ばらの騎士」のイタリア人歌手は、バーンスタインの指揮ということでも貴重。「イドメネオ」と「ナクソスのアリアドネ」のみステレオ。録音:1955-96年 |
PREISER 1CD¥2300
|
〜Lebendige Vergangenheitシリーズ〜 |
PRCD 89710 |
マルタ・フックス アリアと歌曲集
ワーグナー:
「さまよえるオランダ人」,「トリスタンとイゾルデ」,
「ワルキューレ」,「神々の黄昏」
R.シュトラウス:「アラベラ」,
シューベルト:
糸を紡ぐグレートヒェン D.118,魔王
D.328,
全能 D.875a,「白鳥の歌」
D.957-住み家,遠い国で
ヴォルフ:
行きなさい、愛しい人よ、さあ行きなさい!,
ミニョン1 語れとはいわないで,
ミニョン3 この姿のままで,新しい愛,コウノトリの使い |
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(指)
シュターツカペレ・ベルリン
カール・レオンハルト(指)
シュトゥットガルト放送管弦楽団
フランツ・ロイス(指)
ベルリン・フィルハーモニック管弦楽団
ミヒャエル・ラウハイゼン(P)
ジェラルド・ムーア(P) |
マルタ・フックス(1898−1974)はシュトゥットガルト出身のドラマティックソプラノ。1933から42年までバイロイト音楽祭に出演し、ブリュンヒルデなどを歌いました。活躍の割には録音はあまり多く残されていません。このCDには、全盛期の彼女のワーグナー、シュトラウスと、歌曲の録音が収録されています。録音:1933-38年 |
PRCD 89711 |
ロバート・メリル 第4集
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
ヴェルディ:「リゴレット」,「トロヴァトーレ」,「トラヴィアータ」,「仮面舞踏会」,「オテッロ」,
マイヤベーア:「アフリカの女」
トーマ:「ハムレット」
ビゼー:「カルメン」
マスネ:「エロディアード」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
レオンカヴァッロ:「ザザ」
プッチーニ:「ボエーム」
からのアリア,場面 |
ロバート・メリル(Br)
ヴィンチェンツォ・ベレッツァ(指)
ローマ歌劇場管弦楽団
ヨネル・ペルレア(指)
ローマ歌劇場管弦楽団
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)
NBC交響楽団
フリッツ・ライナー(指)
RCAヴィクター管弦楽団
トーマス・ビーチャム(指)
RCAヴィクター管弦楽団 |
米国の名バリトン、ロバート・メリル(1917−2004)の第4集です。今回は1956年に録音されたRCA録音のアリア集(9曲)を中心に、1950年代前半の録音を集めています。「仮面舞踏会」、「カルメン」、「ボエーム」は全曲録音から。録音:1951-56年 |
PRCD 89712 |
アデライデ・サラチェーニ アリア集
ドニゼッティ:「愛の妙薬」,「ドン・パスクワーレ」
ヴェルディ:「リゴレット」,「仮面舞踏会」
マスネ:「マノン」
マスカーニ:「友人フリッツ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
プッチーニ:「ボエーム」,「トゥーランドット」
チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」
からのアリア,場面 |
アデライデ・サラチェーニ(S)
カルロ・サバイーノ(指)
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ほか |
アデライデ・サラチェーニ(1895−1995)は、アルゼンチンのロサリオ出身。若くしてイタリアに渡って歌を学びました。1919年にデビュー、1930年代を中心にリリコからリリコスピントのソプラノとして活躍。初演から間もない「トゥーランドット」のリューを各地で歌い広めました。ここには1930年前後の録音を収録。「ドン・パスクワーレ」は、スキーパと共演した全曲録音から採られています。録音:1929-33年 |
PRCD 89713 |
ボリス・クリストフ 第3集 ロシア歌曲とロシア民謡集
ムソルグスキー:歌曲集「死の歌と踊り」
(全4曲)
ロシア民謡:
木こりの歌,バンドーラ,ペテルスカヤ街道へゆけば,
母なるヴォルガを下る,秋の夜,12人の盗賊,シベリアの囚人の歌
セーロフ:告解の火曜日
ストロキン:聖シメオンへの祈り
チェスノコフ:主は人々に慈悲を与える
ほか、全17曲 |
ボリス・クリストフ(Bs)
フェオドール・ポトジンスキー・ロシア合唱団
ジェラルド・ムーア(P)
ジョルジュ・ツィピーヌ(指)
フランス国立放送管弦楽団 |
ブルガリア出身の名バス、ボリス・クリストフ(1914−1993)の第3集は、ロシア民謡が中心となっています。いずれも英HMV(現EMI)原盤。録音:1951,1955,1957年 |
PRCD 89714 |
ローゼ・パウリー アリアと歌曲集
ベートーヴェン:「フィデリオ」
R.シュトラウス:「サロメ」,「エレクトラ」,「エジプトのヘレナ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
プッチーニ:「トスカ」
からのアリア,場面
R.シュトラウス:
誘惑 Op.33-1,アポロの巫女の歌
Op.33-2,万霊節
Op.10-8 |
ローゼ・パウリー(S)
ジョン・バルビローリ(指)
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
アルトゥーロ・ロジンスキー(指)
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
ほか |
ローゼ・パウリー(1894−1975)は、本名をローゼ・ポラクというハンガリー人。1920年代から30年代にかけて、ウィーンとベルリンで活躍したドラマティック・ソプラノで、ことにシュトラウスのヒロインとして高い名声を得ました。シュトラウスの歌曲と「サロメ」、「エレクトラ」はニューヨークでのライヴ録音です。録音:1927-38年 |
PRCD 89715 |
ジュゼッピーナ・ジネッティ アリア集
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」
ドニゼッティ:「ファヴォリータ」
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」,「仮面舞踏会」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
ビゼー:「カルメン」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
トーマ:「ミニョン」
からのアリア,場面 ほか |
ジュゼッピーナ・ジネッティ(Ms) |
ジュゼッピーナ・ジネッティ(1889−1973)は、イタリアのメッゾソプラノ。1913年にデビュー、1920年代を中心に活躍しました。録音:1925-30年 |
PRCD 89717 |
ゼルマ・クルツ 第2集
モーツァルト:「後宮からの逃走」,「フィガロの結婚」,「ドン・ジョヴァンニ」
ベッリーニ:「夢遊病の女」,「清教徒」
ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」
ヴェルディ:「エルナーニ」,「トロヴァトーレ」,「仮面舞踏会」,
「シチリア島の晩鐘」,「ドン・カルロ」
オーベール:「王冠のダイヤモンド」
マイヤベーア:「ユグノー」,「北極星」
グノー:「ロメオとジュリエット」
ビゼー:「美しいパースの娘」
ドリーブ:「ラクメ」
からのアリア,ほか |
ゼルマ・クルツ(S) |
ゼルマ・クルツ(1874−1933)は、マーラー・ファンなら忘れてはならないソプラノ。オーストリアのビエラ(現在のポーランド、ビェルスコ=ビャワ)出身。フランクフルトで活動していた彼女をマーラーが聞いて気に入り、1899年にウィーンに呼び寄せたところ大成功を収め、以来1920年代までウィーンの大スターでした。コロラトゥーラ・ソプラノでありながらドラマティックな表現力もあり、今日のグルベローヴァのような存在だったのでしょう。このCDには、彼女の30代後半の時期の録音が収録されています。録音:1910-14年 |
PRCD 89718 |
ジュゼッペ・カンポーラ 第2集
ヴェルディ:「トラヴィアータ」,「シモン・ボッカネグラ」
プッチーニ:「マノン・レスコー」,「ボエーム」,「トスカ」,「蝶々夫人」
ジョルダーノ:「フェドーラ」
からのアリア,場面 |
ジュゼッペ・カンポーラ(T)
ロゼッタ・ノーリ(S)
ウンベルト・ベレットーニ(指)
ローマ歌劇場管弦楽団
ガブリエレ・サンティーニ(指)
ローマ歌劇場管弦楽団
アルベルト・エレーデ(指)
スイス・ロマンド管弦楽団
ほか |
PRCD 89663に続くジュゼッペ・カンポーラ(1923−2004)のアリア集。「トラヴィアータ」は、ペーパーバック・オペラ・シリーズで案内した全曲盤(PRCD
20054)からの抜粋。それ以外は、1949年のDECCA録音のアリア集と、1957年のHMV録音のアリア集から集めています。正統イタリアのリリコスピントの魅力が味わえます。録音:1949-57年 |
PRCD 89719 |
ジョヴァンニ・マリピエロ アリア集
ドニゼッティ:「愛の妙薬」
ヴェルディ:「リゴレット」,「トラヴィアータ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」
トーマ:「ミニョン」
マスネ:「マノン」,「ウエルテル」
ジョルダーノ:「フェドーラ」
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」
からのアリア |
ジョヴァンニ・マリピエロ(T)
ウーゴ・タッシナーリ(指)
EIARトリノ交響楽団
フランコ・ギオーネ(指)
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ほか |
ジョヴァンニ・マリピエロ(1906−1970)は、パドヴァ出身のテノール。1930、40年代に大活躍したテノールですが、第二次世界大戦中だったためその名声は世界にあまり広まりませんでした。1946年のスカラ座再建記念演奏会で、トスカニーニが指揮する《マノン・レスコー》のデ・グリューに起用されていることからも、マリピエロの評価の高さが窺えます。録音:1930-41年 |
SALZBURGER FESTSPIEL DOKUMENTE EDITION
|
SF 019
(2CD)
\2400→¥2190 |
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」 |
セーナ・ユリナッチ(S エウリディーチェ)
ジュリエッタ・シミオナート(Ms
オルフェオ)
グラツィエーラ・シュッティ(S
アモール)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ウィーン国立歌劇場合唱団 |
カラヤンは1956年にザルツブルク音楽祭の芸術監督に就任(−1960)、1957年に復帰を果たし、以降ザルツブルク音楽祭を大いに盛り上げていきました。この「オルフェオとエウリディーチェ」は、カラヤンが猛烈な上り坂にあった1959年に上演されたもの。当時スカラ座とウィーン国立歌劇場を牛耳っていたカラヤンは、オルフェオにはスカラ座の大スター、シミオナートを、エウリディーチェにはウィーンで活躍するユリナッチを配し、さらに小さな役のアモールには、スーブレット役としてたいへん人気の高かったシュッティを配するという、非常に豪華なキャストを組んでいます。カラヤンは「オルフェオとエウリディーチェ」を録音していないばかりか、グルックの録音そのものが非常に珍しいだけに,この録音はたいへんに貴重です。オーストリア放送録音の蔵出し音源を使用。録音:1959年8月5日,ザルツブルク |
TAHRA 1CD¥2500
|
TAH 673
(2CD) |
ベートーヴェン:
交響曲第1番(1954年6月)&第3番(1951年1月)、
第2番(1954年9月)&第4番(1954年9月) |
ヘルマン・シェルヘン(指)
1,3番:ウィーン国立歌劇場O、
2,4番:ロイヤルPO |
TAH 675
(2CD) |
ベートーヴェン:
交響曲第5番(1954年9月)&第6番(1951年7月)、
第7番(1951年7月)&第8番(1954年9月) |
ヘルマン・シェルヘン(指)
6,7番:ウィーン国立歌劇場O、
5,8番:ロイヤルPO |
TAH 677 |
ベートーヴェン:交響曲第9番(1953年9月) |
ヘルマン・シェルヘン(指)
ウィーン国立歌劇場O
マグダ・ラースロ(Sp),
ヒルデ・レッスル・マイダン(At),
ペトレ・ムンテアヌ(Tn),
リヒャルト・シュタンデン(Bs) |
50年代初期のWestminster録音。娘のミリアムは永年、「市場に出回っているWestminsterのベートーヴェンはピッチがおかしい!」と嘆いていたのでここに純正ピッチ盤が登場したのは、まことに喜ばしいことです。演奏は65年、Liveほどの狂気は感じられませんが、だからこそ指揮者シェルヘンでなく、ベートーヴェンの音楽のパワー、エネルギーがそのまま伝わってきてかえって感動的です。音質はモノラルですがどれも優秀です。 |
TAH 682
(2CD)
\5000→¥4590 |
①ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
②バーバー:弦楽のためのアダージョ
③ブラームス:交響曲第2番
④ドビュッシー:海 |
シャルル・ミュンシュ(指)
ボストン響 |
1949年にボストン響の常任に就任したミュンシュの2度目のヨーロッパツアーの時の記録。この時、ミュンシュはアイルランド、スコットランド、スカンジナヴィア、ロシア、チェコ、オーストリアをまわり最後にロンドンとパリでコンサートを行いました。パリでの模様はフランス放送により録音されたためか、非常に聴きやすい音で残されています。プログラムは19日がハンソン「エレジー」、マルティヌー「交響的幻想曲」(ボストン響創立75周年記念にミュンシュに献呈されたもの)、「海」、ブラームス2番。21日、バーバー「アダージョ」、オネゲル3番、「英雄」というものでした。シャルトルの大聖堂で演奏された「英雄」はミュンシュのうなり声、掛け声などがよく聞こえる反面、聴衆のノイズは非常に少なく大聖堂での聴衆の礼儀正しさが印象的です。巨大な空間ではあるものの、この録音では残響過多とは感じられません。有名なボストンシンフォニーホールでの1957年12月2日のRCAの録音との演奏時間の比較は以下のとおりです。1956TAH盤/1957RCA盤I:14’30/14’09
II:16’01/15’01 III:3’58/3’51
IV:12’29/11’46
ブラームスは非常に表情の濃い劇的な大演奏でなんとフィナーレ、コーダの金管とティンパニの大爆発では感極まった聴衆が最後の和音の前で拍手を始めてしまい、最後は聴衆の大拍手と共に全曲が閉じられ大歓声が響く、という異様なまでの高ぶりが実に興味深い演奏です。今後、ブラームスの2番を語るときには絶対にはずせない演奏と申せましょう。(①②1956年9月21日 シャルトル大聖堂 ③④1956年9月19日 パリ シャンゼリゼ劇場)ADD |
TESTAMENT 1CD¥2100
|
巨匠コーガン30代の快演を集大成!待望の分売!オイストラフと並んでロシア・ヴァイオリン楽派を代表する巨匠コーガンが、30代にEMIに録音した音源の数々がテスタメントで復活。その技巧の冴えと情に流されない客観的な姿勢を武器に音楽の本質に一気に斬り込むスタイルが、若々しさを伴って聴き手に迫ります。代表的な協奏曲録音の他、巨匠ピアニスト エミール・ギレリスの実妹でのちにコーガン夫人となるエリザヴェータとの共演も貴重なもの。まさにファン待望の分売です。 |
SBT 1223 |
J.S.バッハ:
①2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043
②ヴァイオリン協奏曲 第1番 ホ長調 BWV.1042
③ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV.317
④モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216 |
レオニード・コーガン(Vn)
エリザヴェータ・ギレリス(Vn①)
フィルハーモニア弦楽オーケストラ/
指揮:オットー・アッカーマン(①、②)
パリ音楽院管弦楽団(③、④)/
指揮:アンドレ・ヴァンデルノート(③)、
コンスタンティン・シルベストリ(④) |
録音:1955年11月(①②モノラル)、1956年6月(③モノラル)、1959年11月(④ステレオ) |
SBT 1224 |
①プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63
チャイコフスキー:
②ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
③なつかしい土地の思い出 作品42〜瞑想曲 ニ短調
④憂鬱なセレナード 変ロ短調 作品26 |
レオニード・コーガン(Vn)
ロンドン交響楽団/
指揮:バージル・キャメロン(①)
パリ音楽院管弦楽団(②、③)/
指揮:アンドレ・ヴァンデルノート(②)、
コンスタンティン・シルベストリ(③)
フィルハーモニア管弦楽団/
指揮:キリル・コンドラシン(④) |
録音:1955年11月(①モノラル)、1956年6月(②モノラル) 1959年11月(③ステレオ)、1959年2月(④ステレオ) |
SBT 1225 |
①ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
②メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ホ短調
作品64 |
レオニード・コーガン(Vn)
パリ音楽院管弦楽団/
指揮:シャルル・ブリュック(①)、
コンスタンティン・シルベストリ(②) |
録音:1955年3月(①モノラル)、1959年11月(②ステレオ) |
SBT 1226 |
①パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品6
②ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 作品21 |
レオニード・コーガン(Vn)
パリ音楽院管弦楽団/
指揮:シャルル・ブリュック |
録音:1955年2月(①②モノラル) |
SBT 1227 |
①イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ 第1番 ハ長調
ルクレール:2つのヴァイオリンのためのソナタ
②ト長調 作品3-1、③ハ長調 作品3-3
④テレマン:2つのヴァイオリンのためのカノン風ソナタ
第1番 ト長調
⑤J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第1番
ロ短調 BWV.1002〜サラバンド
⑥ロカテッリ(イザイ編):ソナタ ヘ短調
⑦パガニーニ:カンタービレ 作品17 |
レオニード・コーガン(Vn)
エリザヴェータ・ギレリス(Vn①ー④)
アンドレイ・ミュートニク(Pf⑥⑦) |
録音:1962年5月、1963年3月(①-④ステレオ)、1955年11月(⑤モノラル)
1956年6月(モノラル)、1955年2月(モノラル⑥⑦) |
SBT 1228 |
①ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
②モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219 「トルコ風」 |
レオニード・コーガン(Vn)
パリ音楽院管弦楽団/
指揮:アンドレ・ヴァンデルノート |
録音:1957年6月(①②モノラル) |
URANIA 1CD¥1500
|
URN22.397
(2CD) |
モーツァルト:歌劇「魔笛」
1937年ライヴ |
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(タミーノ)
ヤルミラ・ノヴォトナ(パミーナ)
アレキサンダー・キプニス(ザラストロ)
ユリア・オスヴァート(夜の女王)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮
ウィーン・フィル |
URN22.398 |
ベルリオーズ:幻想交響曲 (1954年録音)
ヴォーン=ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲(1953年)
ニューヨーク・フィル
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(1949年)
ロサンジェルス・フィル |
ブルーノ・ワルター指揮 |
URN22.399 |
マリア・カラス/オペラ・アリア集The RAI Recordings
ロッシーニ:アルミーダ
モーツァルト:後宮からの誘拐
マイアベーア:ディノラ
ドニゼッティ:ランメルモールのルチア
ヴェルディ:マクベス、ナブッコ
ドリーヴ:ラクメ
シャルパンティエ:ルイーズ
1952年、1954年 |
オリヴィエロ・デ・ファブリティース、
アルフレード・シモネット指揮
ローマRAI管弦楽団、
ミラノRAI管弦楽団 |
VENEZIA
|
CDVE04379
(2CD)
\1800 |
チャイコフスキー:
CD.1
①交響曲「マンフレッド」 op.58 1972年
②交響曲第5番 ホ短調 op.64 (第1楽章) 1972年
CD.2
②交響曲第5番 ホ短調 op.64 (第2、3、4楽章)
③交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74 1973年 |
ロジェストヴェンスキー指揮
ソビエトRTV大交響楽団 |
ステレオ録音 ※強烈な演奏として名高い旧録音です。 |
CDVE 04376
\1500 |
マーラー:「大地の歌」 (ロシア語) |
リマ・ヴァラノワ(ソプラノ)
ミハイル・ドヴェンマン(テノール)
クルト・ザンデルリング指揮
レニングラード・フィル |
1958年レニングラードでのライヴ録音※CDVE04253(既に廃盤)に収められていたアイテムの再発です。録音年代の古さ故、多少のマスターに起因する多少の傷(ポップ音、歪み)が聴かれますが、全体的に音質はとてもクリアで、鑑賞に問題ございません。 |
CDVE04365
(2CD)
\1800 |
ヴェデルニコフ(ピアノ) バッハ:6つのパルティータ
バッハ:
①パルティータ第1番 変ロ長調 BWV.825
②パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826
③パルティータ第3番 イ短調 BWV.827
④パルティータ第4番 ニ長調 BWV.828
⑤パルティータ第5番 ト長調 BWV.829
⑥パルティータ第6番 ホ短調 BWV.830 |
アナトリー・ヴェデルニコフ(ピアノ) |
1968/72年録音 ※バッハ:イギリス組曲 CDVE04364 (2700000043646) も合わせてよろしくお願い致します。 |
CDVE04361
(2CD)
\1800 |
リヒテル(ピアノ) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ選集
ベートーヴェン:
CD.1
①ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 op.2/3 1960年レニングラードでのライヴ
②ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 op.7 1975年モスクワでのライヴ
③ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 op.10/3 1960年レニングラードでのライヴ
CD.2
④ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 op.26 1961年モスクワでのスタジオ
⑤ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 op.31/3 1965年モスクワでのライヴ
⑥ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 op.49/1 1965年レニングラードでのライヴ
⑦ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 op.101 1965年モスクワでのライヴ |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
第8番「悲愴」、17番「テンペスト」、23番「熱情」CDVE04287(2700000042878)リヒテル(ピアノ)1CD
も、合わせてよろしくお願い致します。 |
CDVE04362
(2CD)
\1800 |
ショスタコーヴィチ:声楽曲集
CD.1
(1)ブロークの詩による7つの歌 op.127
1967年 初演時のライヴ
(2)イギリスの詩人の詩によるバスの為の6つの歌 op.140
1974年
(3)ツヴェターエワの詩による6つの詩 op.143a
1974年
CD.2
(4)ミケランジェロの詩によるバスの為の組曲
op.145a |
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
マキシム・ショスタコーヴィチ指揮
(1)ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
ヴァインベルグ(ピアノ)
(2)エフゲニー・ネステレンコ(バス)
ルドルフ・バルシャイ指揮モスクワ室内管弦楽団
(3)イリーナ・ポガチェーワ(メゾ・ソプラノ)
ルドルフ・バルシャイ指揮モスクワ室内管弦楽団
(4)モスクワRTV交響楽団 |
1975年※特に(1)"op.127"においてマスターに起因する多少の傷が聴かれることご了承くださいますよう、お願い致します。 |
CDVE04363
(3CD)
\2300 |
ニコラーエワ 1962年 ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ op.87 |
タチアナ・ニコラーエワ(ピアノ) |
1962年 モスクワでの録音※後に録音された演奏に比べるとテンポが早く内容に鋭く切り込んだ演奏です。※"ニコラーエワ 1987年録音 ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ"CDVE04293
(2700000042939) が廃盤と成りますこと、合わせてご案内申し上げます。ご迷惑おかけしてすみません。よろしくお願い致します。 |
CDVE04364
(2CD)
\1800 |
ヴェデルニコフ(ピアノ) バッハ:イギリス組曲全集
バッハ:
①イギリス組曲第1番 イ長調 BWV.806
②イギリス組曲第2番 イ短調 BWV.807
③イギリス組曲第3番 ト短調 BWV.808
④イギリス組曲第4番 ヘ長調 BWV.809
⑤イギリス組曲第5番 ホ短調 BWV.810
⑥イギリス組曲第6番 ニ短調 BWV.811
1962/78年録音 |
アナトリー・ヴェデルニコフ(ピアノ) |
CDVE 00009
(3CD)
\1800 |
ロシアの偉大な指揮者シリーズ:ニコライ・ゴラワーノフ名演奏集
II
CD.1
②グリーグ:ペール・ギュント組曲第1、2番
③グラズノフ:交響曲第5番 変ロ長調 op.55
CD.2
④グラズノフ:交響曲第6番 ハ短調 op.58
⑤グラズノフ:交響曲第7番 ヘ長調 op.77
CD.3
⑥ラフマニノフ:交響曲第2番 ホ短調 op.27 |
ニコライ・ゴロワーノフ指揮
ソビエトRTV全同盟大交響楽団 |
1945-1953年 モノラル 古い録音の為、マスターに起因する多少の傷が聴かれることご了承くださいますよう、お願い致します。また、ラフマニノフに演奏上の省略があります。お気をつけください。※ニコライ・ゴロワーノフ名演奏集
I (CDVE00008:2700000 0000083)チャイコフスキー、スクリャービン、ボロディン、ムソルグスキー も合わせてよろしくお願い致します。 |
CDVE 04370
(2CD)
\1800 |
ムソルグスキー:
歌劇「ソロチンスクの定期市」(シェバーリン補完) |
チェレヴィーク (バス):ヴラジーミル・マトリン
バラーシャ (ソプラノ):L.Chernikh
ヒーヴリャ (メゾ・ソプラノ):L.Zhakharenko
グリツコ (テノール):A.Mischevsky
ヴラジーミル・エシポフ指揮
国立モスクワ音楽劇場
スタニスラフスキー&N.ダンチェンコ記念管弦楽団、合唱団 |
1983年スタジオ録音 ステレオ ゴーゴリの台本に基づくムソルグスキーによる3幕4場の喜劇(未完)です。「ボリス・ゴドノフ」「ホヴァーンシチナ」同様、「死」をテーマにした物語です。曲中、「陽気な若者たちのゴパーク」は単体でも演奏される有名な曲。また、第3幕の「若者の夢」では交響詩「禿山の一夜」からの素材が多く使われています。作曲家シェバーリンにより補完された版での演奏です。アルバムとしての発売は少なく、学術的にも貴重な発売です。 |
CDVE 04373
\1500 |
プロコフィエフ:
①カンタータ「名も無き少年のバラード」 op.93
②オラトリオ「平和の祈り」
op.124 |
ロジェストヴェンスキー指揮
ソビエトRTV大交響楽団、合唱団 |
1960年代スタジオ録音 ステレオ※凶暴で強烈な演奏として名高い名演奏の復刻です。※プロコフィエフ 下記のアルバムも合わせてよろしくお願い致します。ピアノ・ソナタ全集ーペトロフ(CDVE04278
#2700000 042786)管弦楽作品集-ロジェストヴェンスキー(CDVE04299
#2700000 042991)交響曲全集、ピアノ協奏曲全集(CDVE44252
#2700000 442524) |
VISTA VERA
|
VVCD 00186
\2000
|
スタニスラフ・ネイガウス Vol.6
モーツァルト(1756-1791):
ピアノ・ソナタ第16番ハ長調
K.545(*)/同第8番イ短調
K.310(+)
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調
Op.90(#)/同第32番ハ短調
Op.111(**) |
スタニスラフ・ネイガウス(ピアノ) |
録音:1964年2月15日(*)、1965年11月2日(+)、1963年10月4日(#)、1970年10月10日(**)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ |
VVCD 00187
\2000
|
スタニスラフ・ネイガウス Vol.7
リスト(1811-1886):
「巡礼の年 第1年 スイス」から
泉のほとりで(*)
「巡礼の年 第2年 イタリア」から
ペトラルカのソネット第123(+)
忘れられたワルツ 第1番(+)/「詩的で宗教的な調べ」から
葬送曲(+)
ドビュッシー(1862-1918):
前奏曲集 から;
ビニョの門(+),吟遊詩人(+),雪の上の足跡(#),さえぎられたセレナード(#),
西風の見たもの(#),ヒースの草むら(#),花火(#)
ベルガマスク組曲(**)/版画(++) |
スタニスラフ・ネイガウス(ピアノ) |
録音:1963年9月22日、チャイコフスキー・コンサートホール(*)
1963年10月6日(+)、1979年10月25日(#)、1965年11月2日(++)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ/1964年9月12日、科学者たちの家(**) |
VVCD 00189
\2000
|
J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲
Vol.1
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調
BWV1007(*)
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調
BWV1008(+)
無伴奏チェロ組曲第3番ハ短調
BWV1009(#)
チェロとチェンバロのためのソナタ第2番ニ長調
BWV1028(**) |
ダニール・シャフラン(チェロ)
マリア・グリンベルク(ピアノ(**)) |
録音:1970年3月27日(*)/1971年1月9日(+)/1971年(#)/1966年(**) |
VVCD 00190
\2000
|
J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲
Vol.2
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調
BWV1010(*)
無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調
BWV1011(+)
無伴奏チェロ組曲第5番ニ長調
BWV1012(#)) |
ダニール・シャフラン(チェロ) |
録音:1969年9月17日(*)/1974年7月4日(+)/1974年7月7日(#) |
WALHALL
|
WLCD0266
(2CD)
\2000 |
初CD化!
ヴェルディ:歌劇「椿姫」 |
レナータ・テバルディ(ヴィオレッタ)
ジュゼッペ・カンポーラ(アルフレード・ジェルモン)
レナード・ウォーレン(ジョルジュ・ギェルモン)、
ジェイムズ・マクラッケン
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 |
1957年4月6日メトロポリタン ライヴ録音 |
WLCD0272
(2CD)
\2000 |
初出!
ラルフ・ベナツキー:
オペレッタ「Axel an der Himmelstur」
(天の扉のアクセル) 1936年作曲 |
ツァラ・レアンダー(Zarah Leander) 、
エリッヒ・ドウナー(Erich Dorner)
ハインツ・サンダウアー(Heinz
Sandauer)指揮
クライネス(小さな:Kleines)・ウィーン放送管弦楽団 |
1958年ウィーン 歌手の多くは映画俳優として有名です。※録音年代が古い為、多少聴きづらい箇所ありますが、スタジオ録音ですのでライヴのような傷や不明瞭さはありません。オペレッタ「白馬亭にて」で有名なベナツキーによる作品です。※既発のベナツキー:オペレッタ「王と傘」WLCD0264(4035122
652642) も合わせてよろしくお願い致します。 |
WLCD0273
(4CD)
\3600 |
初出! ライナー指揮「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 |
パウル・シェフラー(ハンス・ザックス)、
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(エーヴァ)
ハンス・ホップ(フォン・シュトルツィンク)、
ヨゼフ・グラインドル(ポーグナー)
ゲルハルト・ペヒナー(ベックメッサー)、
ヘルタ・グラーツ(マグダレーネ)
フリッツ・ライナー指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 |
1953年1月10日メトロポリタン ライヴ録音 |
WLCD0265
(2CD)
\2000 |
プッチーニ:歌劇「トスカ」 |
アントニエッタ・ステッラ(トスカ)、
リチャード・タッカー(カヴァラドッシ)
レナード・ウォーレン(スカルピア)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 |
1958年3月15日ニューヨークでの録音 |
WLCD0267
(2CD)
\2000 |
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」 |
リチア・アルバネーゼ(マノン・レスコー)、
フランク・グァレーラ(レスコー)
ユッシ・ビョルリング(騎士デ・グリュー)、
フェルナンド・コレナ(ド・ラヴォワール)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 |
1956年3月31日ニューヨークでのライヴ録音※以前MELODRAMレーベルから発売あり |
WLCD0269
(2CD)
\2000 |
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニ・オネーギン」(英語) |
ジョージ・ロンドン(エフゲニ・オネーギン)、
ルチーネ・アマーラ(タチヤーナ)
ロザリンド・エリアス(オリガ)、
リチャード・タッカー(レンスキー)
ジョルジョ・トッツィ(グレーミン公爵)
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 |
1957年12月7日ニューヨークでのライヴ録音 ※以前GOPレーベルから発売あり |
WLCD0274
(2CD)
\2000 |
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」 |
ヒルデ・ギューデン(ミミ)、
ジーン・フェン(ムゼッタ)
ユージン・コンリー(ロドルフォ)、
ロバート・メリル(マルチェルロ)
クリフォード・ハーヴォー(ショナール)、
ノーマン・スコット(コリーネ)
アルベルト・エレーデ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 |
1953年12月19日ニューヨークでの録音 |
WEITBLICK
|
SSS 0100-2
(2CD 1枚価格)
\2200→¥1990 |
マーラー:交響曲第9番 |
アンタル・ドラティ指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団(旧西ベルリン放送響) |
WEITBLICKもお陰様で10周年を迎え、タイトル数も100に至りました。記念盤として、レーベルがずっとアイディアを温めてきた「ドラティのマラ9」をリリース致します。アンタル・ドラティ(1906-1988)はハンガリー出身ですが、アメリカ、イギリスというアングロサクソンの国でポストを得て名声を確立、同時に世界各地への客演指揮で優れたオーケストラ・トレーナーとしても高い評価を得ました。しかしレコーディングは隙間を埋めるレパートリーが求められるきらいがあり、意外と範囲が限られます。その上至芸に磨きのかかった最晩年の名演はBISの「ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス」が知られるくらいなので、今回のリリースは驚きと喜びを持って迎えられることでしょう。「ドラティとマーラー」というとあまり馴染みがないようにも思われますが、最後の来日では読売日響と「巨人」を演奏、他にプライヴェート盤でも第5番があったとされています。この「マラ9」は剛直そのものの演奏で、歌いに歌って嘆き節に陥る部分などまるでありません。リズム重視の規律正しい側面はショルティに共通するところもあります。それでいて、演奏タイミングを見ればお分かりの通りかなり遅めのテンポが採用されております。これはフレージングを恣意的に伸ばしたり縮めたりして効果を揚げるのではなく、むしろ遅めのインテンポを基調とした直球勝負の結果と言えます。第2楽章、第3楽章など、手綱を厳しく締めているからこそ狂気の踊りが浮かび上がってきます。この当時ベルリンフィルが流麗、繊細に傾斜していったのと対照的に、ベルリン・ドイツ響は辛そうなトランペットの音色をはじめとして、深刻な感情が折り重なるような弦楽合奏の厚み(もちろん第4楽章が聴き物です)といい、正にドイツの(しかも北部の)オケらしい非楽天的で強靭なサウンドを聴かせてくれます。アンサンブルに死角がないのは、ラインスドルフのトレーニングの置き土産であることは申すまでもありません。
※演奏タイミング:[28:20][16:37][14:15][26:00]
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。録音:1984年5月30日ベルリン・フィルハーモニーに於けるライヴ録音 |