ALTUS
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ALT 179
\2600→¥2390
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ワーグナー(1813-1883):
(1)楽劇『ローエングリン』
〜第1幕への前奏曲
(2)楽劇『ジークフリート』
〜森のささやき
(3)楽劇『神々の黄昏』
〜ジークフリート ラインへの旅
(4)楽劇『タンホイザー』
〜序曲とバッカナール
(5)楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
〜第1幕への前奏曲
リハーサル
(6)楽劇『神々の黄昏』
〜ジークフリート ラインへの旅 より |
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC交響楽団 |
1954年、鮮烈ステレオ・ライヴ! トスカニーニ・ラストコンサート
『このCDに収められているのはトスカニーニ生涯最後の演奏会のライヴ録音である。
2つしか現存しないトスカニーニのステレオ録音としてその音響的価値ははかり知れない。』—山崎浩太郎—
録音:1954年4月4日、カーネギーホール、ニューヨーク(ライヴ録音)、ステレオ
復刻のノイズの無さ正確な音質に定評がある名人、中山実氏の復刻音です。モノーラル・イメージが強烈なトスカニーニですが、広がる大音響に驚きで音そのものは、きつさの無い自然な音質です。マイスタージンガーのティンパニーの迫力は流石!と申せましょう。おどろきました。
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ALT 182
¥2600→¥2390
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(1)クロード・ドビュッシー(1862-1918):
交響詩『海』
(2)ルイ・エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):
幻想交響曲 作品14 |
シャルル・ミュンシュ(指揮)
パリ管弦楽団 |
パリ音楽院管解体!フランス・オーケストラ革命。1967年新星のパリ管弦楽団、衝撃のデビュー公演ステレオ・ライヴ!
かの幻だったミュンシュ・パリ管誕生。発足ライヴ完全初出、10年に1度の大新譜!ステレオで音質も抜群!想像以上の熱狂熱演!やはりミュンシュはすごかった。
フランス・オーケストラ革命の張本人アンドレ・マルロー文化相も臨席。話題を極めたパリ管デビュー当日の門外不出の録音がついに陽の目。
録音の優秀なこともびっくりで、ミュンシュ・パリ管の大音量を見事にとらえきっております。
録音:1967年11月14日、シャンゼリゼ劇場でのパリ管デビュー・コンサート
音源提供:国立フランス視聴覚研究所
ステレオ、ライヴ 、 日本語解説付
これは人間の演奏ではない。神と悪魔が手を組んだ饗宴である。大爆発、驚天動地、未曾有、空前絶後、千載一遇−こうした言葉をいくつ並べてもこの演奏の凄さを言い表すのに十分ではない。
トリカブトの百万倍の猛毒を持った極めて危険なライヴ録音。私はこれを聴いて、本当に精神が錯乱する人が出るのではないかと心配している。(平成の盤鬼—平林 直哉)
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ANDROMEDA
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ANDRCD5143
(2CD)
\2000 |
ヴェルディ:歌劇「オテロ」 |
マリオ・デル・モナコ(オテロ)、
ガブリエラ・トゥッチ(デスデモーナ)
ティート・ゴッビ(イアーゴ)、
マリアーノ・カルーソー(カッシオ)
アルベルト・エレーデ指揮
NHK交響楽団、合唱団 |
1959年2月4日 東京宝塚劇場ライヴ このアイテムや、このレーベルの商品に全て関する著作権はイギリスの管理団体である”MCPS
ロンドン”への著作権料支払によって正しく発売が許諾されています。 |
ANDRCD9047
(2CD)
\2000 |
ビゼー:歌劇「カルメン」(イタリア語) |
ジュリエッタ・シミオナート(カルメン)、
ガブリエラ・トゥッチ(ミカエラ)
マリオ・デル・モナコ(ドン・ホセ)、
シピオ・コロンボ(エスカミーリョ)
ニーノ・ヴェルキ指揮
NHK交響楽団、
NHKイタリア・オペラ合唱団 他 |
1959年2月19日 東京宝塚劇場ライヴ このアイテムや、このレーベルの商品に全て関する著作権はイギリスの管理団体である”MCPS
ロンドン”への著作権料支払によって正しく発売が許諾されています。 |
ANDRCD9053
(3CD)
\2400 |
チェリビダッケ指揮 ブラームス:交響曲全集 他
ブラームス:
①交響曲第1番 ハ短調 op.68
②交響曲第2番 ニ長調 op.73
③交響曲第3番 ヘ長調 op.90
④交響曲第4番 ホ短調 op.98
RAIミラノ交響楽団 1959年3月
ミラノでのライヴ
⑤アルト・ラプソディ op.53 マルガ・ヘフゲン(アルト)
RAIトリノ交響楽団 1959年1月23日 トリノでのライヴ
ボーナス・トラック:
⑥交響曲第4番 ホ短調 op.98
シュトゥットガルト放送交響楽団 1958年9月11日 |
セルジゥ・チェリビダッケ指揮 |
ANDRCD9055
(2CD)
\2000 |
クーベリック指揮 ハイドン:オラトリオ「天地創造」
ボーナス・トラック:
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」 ホ短調 op.95
クーベリック指揮 デニッシュ放送交響楽団
1959年2月27日 コペンハーゲンでのライヴ |
テレサ・シュテッヒ=ランダル(ソプラノ)
ペトレ・ムンテアヌー(テノール)
フレデリック・ガスリー(バス)
キム・ボルイ(バス)
ラファエル・クーベリック指揮
RAIローマ交響楽団、合唱団 |
1959年5月2日 ローマでのライヴ |
ARCHIPEL
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ARPCD0432
\1200 |
チェリビダッケ指揮 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
①ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 変ホ長調 op.55
RAIミラノ交響楽団 1959年3月27日 ミラノ・スタジオ録音
②モンテヴェルディ:聖母マリアのための晩歌から「マニフィカト」
RAIローマ交響楽団、合唱団 1959年ローマ |
チェリビダッケ指揮 |
音質は良好。「英雄」は若きチェリビダッケの颯爽とした名演奏です。 |
ARPCD0439
(2CD)
\2000 |
フルトヴェングラー指揮 1954年「合唱」とリハーサル
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ニ短調 op.125
①1954年8月9日バイロイトでの全曲演奏
②第3、4楽章のリハーサル 1954年8月8日 |
グレ・ブラウェンステイン(ソプラノ)、
イーラ・マラニウク(アルト)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール)、
オットー・エーデルマン(バス)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団 |
ARCHIPELレーベルが自信をもって発売する最新リマスターによる「第9」リハーサルをつけての好企画盤です。 |
ARPCD0440
\1200 |
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」 イ短調 |
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ニューヨーク・フィル |
1955年4月10日ニューヨーク・ライヴ 熱気溢れる名演奏の復刻です。 |
ARPCD0441
\1200 |
フルトヴェングラー指揮 1937年「合唱」
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ニ短調 op.125
1937年5月1日ロンドン |
エルナ・ベルガー(ソプラノ)、
ゲルトレーデ・ピッツィンガー(アルト)
ワルター・ルートヴィッヒ(テノール)、
ルドルフ・ヴァツケ(バス)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィル、フィルハーモニー合唱団 |
ARCHIPELレーベルが自信をもって発売する最新リマスターによる「第9」 |
ARPCD0442
\1200 |
クリュイタンス指揮 シェリング(ヴァイオリン) メンデルスゾーン
①メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調
op.64
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
1959年9月20日モントルー・ライヴ
②シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 op.129
モーリス・ジャンドロン(チェロ) 1952年1月1日パリ・ライヴ
③ビゼー:交響曲 ハ長調 1955年9月15日モントルー・ライヴ |
アンドレ・クリュイタンス指揮
フランス国立管弦楽団 |
メンデルスゾーンは全体にハム・ノイズが薄く聴こえますが、ビゼーとともに、音質良好。シューマンは、多少こもった音質です。 |
ARPCD0443
(2CD)
\2000 |
アラウ(ピアノ) ブラームス:ピアノ協奏曲全集
①ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
パウル・クレツキ指揮フランス国立管弦楽団 1959年9月13日モントルー・ライヴ
②ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83
イーゴル・マルケヴィッチ指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ
1956年9月25日モントルー・ライヴ
③ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
カール・シューリヒト指揮
フランス国立管弦楽団 1959年3月24日パリ・ライヴ |
クラウディオ・アラウ(ピアノ) |
重量級の名演。 |
ARPCD0444
\1200 |
①ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
カール・ベーム指揮
ドレスデン・シュターツカペレ 1942年ドレスデン
②ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
エドゥアルド・デル・プエロ(ピアノ)カール・ベーム指揮
RAIトリノ交響楽団 1952年5月8日トリノ |
ベーム指揮
シュナイダーハン(ヴァイオリン)
エドゥアルド・デル・プエロ(ピアノ) |
興味深いカップリングによる2曲。 |
ARPCD0445
(2CD)
\2000 |
クレメンス・クラウス指揮 シューベルト:ミサ
①シューベルト:ミサ曲第6番 変ホ長調 D.950
トルーデ・アイッペルレ(ソプラノ)、
ルイーゼ・ヴィラー(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)、
フーゴ・ヴェルフィング=メイヤー(テノール)
ゲオルグ・ハン(バス)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団 1944年ウィーン
②モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
ヴァルター・バリリ(ヴァイオリン)ウィーン・フィル
1944年4月23日ウィーン |
クレメンス・クラウス指揮 |
録音年代の古さを感じさせる音質です |
ARPCD0446
\1200 |
シューリヒト指揮 ニコラーエワ(ピアノ) モーツァルト
モーツァルト:
①ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K.482
②交響曲第9番 から 第3、4楽章のリハーサル
1956年1月26日ザルツブルグ※音質は良好です。 |
タチアーナ・ニコラーエワ(ピアノ)
カール・シューリヒト指揮
ウィーン・フィル |
ARPCD0466
\1200 |
フリッチャイ指揮 モーツァルト&ドビュッシー
①モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543
②モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
ウィーン交響楽団 1959年11,12月ウィーン・スタジオ録音
③ドビュッシー:神聖な踊りと世俗の踊り
ベルリン放送交響楽団 1957年1月14日ウィーン・スタジオ録音 |
フリッチャイ指揮 |
名演奏の復刻です。 |
ARPCD0467
\1200 |
ワーグナー:管弦楽作品集
①「さまよえるオランダ人」から序曲 ②「タンホイザー」から序曲
③「ローエングリン」から第1幕と第3幕への前奏曲
④「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から第1幕への前奏曲
⑤グノー:歌劇「ファウスト」から 全7曲のバレエ音楽
1959年パリ |
アンドレ・クリュイタンス指揮
パリ・オペラ座管弦楽団 |
名演奏の復刻。ステレオ/モノラル混在です。 |
ARPCD0411
\1200 |
シフラ(ピアノ) リスト:ピアノ協奏曲
リスト:
①ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
フルヴィオ・ヴェルニッツィ指揮
RAIトリノ交響楽団1958年3月18日 トリノ
②ピアノ協奏曲第2番 イ長調
ベルンハルト・コンツ指揮
RAIミラノ交響楽団1959年3月6日 ミラノ
③ダンテを読んでーソナタ風幻想曲(巡礼の年報 第2年イタリアから)
④エステ荘の噴水
(巡礼の年報 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」から)
⑤超絶技巧練習曲集から 他 |
ジョルジュ・シフラ(ピアノ) |
1959年1月22日 トリノ ※このアイテムや、このレーベルの商品に全て関する著作権はイギリスの管理団体である”MCPS
ロンドン”への著作権料支払によって正しく発売が許諾されています。 |
AUDITE
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AUD 10022
\890
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マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」 |
ラファエル・クーベリック(指)
バイエルン放送交響楽団 |
毎年auditeがお試し価格でお届けしているカタログつきCDの2010年度版は、クーベリックとバイエルン放送響によるマーラーの「巨人」。
この1979年11月2日の「巨人」は、1961
年以来1979年までバイエルン放送響の首席指揮者を務めたクーベリックが、ポスト辞任後初めて手兵と
の演奏会に登場したときのもの。緊張感が際立つ点では、やはり、2009
年度版カタログつきCDの内容で、1981年に行われた交響曲第5番のライヴ
(AUD.10020) と同様に、いくつか存在するクーベリックの別演奏との比較でも、別格というべききわめつけの内容となっています。録音:1979
年 11 月 2 日ミュンヘン、ヘルクレス・ザール
( ライヴ・ステレオ ) 音質優秀なステレオ録音。紙ジャケット仕様
※カタログつき CD という性格のため、追加再プレスはありませんのでお早めにお求めください。(※カタログ仕様、4
色 84 ページ。ディスクは AU.95467としてリリースされているものと同内容ですが、レギュラー盤のブックレットは付属致しません。) |
AU 95611
\2000
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「カール・ベーム・エディションVol.8 /
R.シュトラウス作品集」
(1)交響詩「ドン・ファン」Op.20
(2)アルプス交響曲Op.64
(3)「ばらの騎士」組曲より第3幕のワルツ |
カール・ベーム(指)
RIAS交響楽団 |
作曲者とのゆかり深きベームによるシュトラウス
アルプス交響曲、「ドン・ファン」、「ばらの騎士」のワルツ、RIAS響とのセッション録音が正規初出リリース
録音場所:ベルリン=ダーレム・イエス・キリスト教会、79’32”
(1)録音:1954年2月4−6日(セッション・モノラル)、(2)録音:1952年3月28−29日(セッション・モノラル)、(3)録音:1954年2月4−6日(セッション・モノラル)
【カール・ベームとシュトラウス】
巨匠ベーム(1894−1981)は、R.シュトラウスについて「公私にわたり深い親交があり、ゼンパーオーパーの総音楽監督時代に果たした初対面の瞬間は音楽人生でもっとも重要な出会いであった」と認めています。自らの述懐を裏付けるように、ベームによるシュトラウス作品の録音はレパートリーの柱として、長いキャリアを通じて質量ともに圧倒的な内容をみせています。
【作曲者との交流によって培われたきわめつけのプログラム】
「ドン・ファン」は録音の数がそのまま示すとおり、ベームがもっとも得意な作品のひとつ。1939年にゼンパーオーパーでシュターツカペレ・ドレスデンと録音、1957年に同じくシュターツカペレ・ドレスデンとセッション録音、1963年にベルリン・フィルとセッション録音しており、さらにauditeからはすでに1976年におこなったケルン放送響(AU95591)とのステレオ・ライヴ録音もリリースされています。さらに映像作品でも1970年にウィーン・フィルと実演およびリハーサルを収録しています。
ベームが生地グラーツで初めて耳にして、ゼンパーオーパーの音楽監督時代に200回目の記念公演を指揮する栄誉に浴した「ばらの騎士」は、全曲を1958年にシュターツカペレ・ドレスデンとセッション録音、1969年のザルツブルク音楽祭におけるウィーン国立歌劇場管とのライヴ・レコーディングも残しています。また、1963年4月に同じく第3幕のワルツをベルリン・フィルとセッション録音をおこなっていました。
「アルプス交響曲」はベームにとって2種目。1957年9月のシュターツカペレ・ドレスデンとのセッション録音より遡ること5年半前の録音となります。
【聴きごたえ満点。覇気みなぎるベームのアプローチ】
第6集(AU95586)収録の「英雄の生涯」(1951年4月)や「死と変容」(1950年3月)とほぼ時期も重なることもあり、演奏の傾向として、やはり雄渾な表現と気力の充実ぶりが挙げられます。
【オリジナル・マスターから起こした最上のリマスタリング】
ベルリンRIAS収録による放送用セッション音源を、ドイチュラントラジオ・クルトゥーアが正規のライセンスを得て復刻した音質は、モノラルながら驚異的な鮮度。とても半世紀以上を経たものとは思えません。録音も含めた完成度では、名盤揃いで知られる巨匠ベームのシュトラウス録音の中でも今後高く位置づけられる内容とおもわれます。
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BBC LEGENDS
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BBCL 4267
\2400→¥2190 |
(1)ブリス:ファンファーレ(1’38)
(2)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調Op.129(27’00)
(3)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35(33’00) |
(1)ユージン・オーマンディ(指)
ロンドン交響楽団
(2)ダヴィド・オイストラフ(Vn)
ユージン・オーマンディ(指)
ロンドン交響楽団
(3)ダヴィド・オイストラフ(Vn)
マキシム・ショスタコーヴィチ(指)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 |
とんでもない録音が残されていたものです。作品の献呈者にして初演者である、オイストラフによるショスタコーヴィチの第2協奏曲は、モスクワ初演から間もない1967年11月26日におこなわれた演奏で、西側での初演ドキュメントという歴史的意味でもはかり知れません。オイストラフにはそのモスクワでの世界初演ライヴ録音をはじめ、また、すでにBBC
LEGENDSには翌1968年8月のスヴェトラーノフとのライヴ録音(BBCL4060)などがあり、いずれも緊張感と手ごたえで圧倒的な存在感をみせつけていますが、このたびのライヴもまた文字通り決定盤にふさわしい内容といえるでしょう。この年に手兵フィラデルフィア管と初来日を果たすオーマンディがLSOに客演というのも興味深く、どのような表情をオケより引き出しているのかも注目されるところです。ちなみに、当夜はLSOトラスト(信託基金)を目的としたガラ・コンサートということで、ブリス作曲のファンファーレで幕を開けています。カップリングのチャイコフスキーは、大家オイストラフではやはりいくつもの別演奏を数えるなかでもっとも時期の新しいもの。テクニックはもとより緩徐楽章でのメランコリックな旋律の歌いまわしなど格別の味わいです。すべて音質良好なステレオ録音。(1),
(2)録音:1967年11月19日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ・ステレオ) (3)録音:1972年11月26日ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ・ステレオ) |
BBCL 4264
\2400→¥2190 |
(1)ヴォーン・ウィリアムズ:トーマス・タリスの主題による幻想曲
(2)ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」WAB.104(1878/80年ハース版) |
(1), (2)イシュトヴァン・ケルテス(指)
ロンドン交響楽団 |
名匠ケルテスが1964年3月13日にLSOを振ったブルックナーの「ロマンティック」のライヴ演奏がようやくカタログに復活します。ケルテスとLSOによる「ロマンティック」といえば、この翌年に行われたセッション録音はストレートで歌謡性に富む美しいブルックナーとして、信頼の厚かったLSO時代最良の成果に挙げられる内容ですが、同じ顔合わせによる前年のライヴもまた、かつてBBC
RADIO CLASSICSよりリリースされた際にファンの間で高い評価を得ていました。このたびはオリジナル・マスターからあらたにマスタリングを施して、音質の大幅な改善がはかられています。ケルテスの初レパートリーであるタリス幻想曲は、オケがLSOであることがおおいにプラスに働いているようで、作品に寄せる共感の深さが演奏からひしと伝わってきます。(1)録音:1966年2月15日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ・ステレオ) (2)録音:1964年3月13日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ・ステレオ) |
BBCL 4268
\2400
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(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」
(2)シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960
シューベルト:即興曲第3番変ト長調D.899-3
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(1), (2)タチアナ・ニコラーエワ(P)
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ニコラーエワが最晩年に英国でおこなった、ふたつのリサイタルより編まれたBBC
LEGENDS第2弾はベートーヴェンとシューベルト。ソナタ2曲と
もニコラーエワがセッション録音を残していないレパートリーであることに加えて、優秀な録音状態もポイントで、ニコラーエワの持ち味である透徹したピ
アニズムに酔える最高の内容といえるでしょう。なかでも、静けさと寂寥感を湛えたシューベルト最後のソナタは絶品。彼女の得意としたバッハの宇宙に
も一脈通じる深遠なる音楽を聴かせてくれます。(1)録音:1993年1月18日ロンドン、BBCスタジオ(ライヴ・ステレオ) (2)録音:1991年12月9日グラスゴー、BBCスタジオ(ライヴ・ステレオ) |
BBCL 4265
\2400
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シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番ハ短調D.958
バルトーク:15のハンガリー農民歌Sz.71
シマノフスキ:「仮面劇」Op.34よりシェエラザード、道化のタントリス
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83「戦争ソナタ」
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スヴィヤトスラフ・リヒテル(P) |
レーベル黎明期よりBBC LEGENDSの大きな看板となっているリヒテルのライヴ演奏。このたび登場するのは1970年12月7日のロンドンでのリサイタルを収めたもので、同時期に同一演目を好んで集中的に取り上げるリヒテルらしく、9日にブライトンで行われたリサイタルと、アンコールを除いて同じプログラム構成となっています。おなじみのシューベルトをはじめ、異色のバルトークや初レパートリーのシマノフスキも注目されますが、この日の白眉はなんといってもプロコフィエフ。作曲者の親友として第6番や第9番のソナタとプロコフィエフ作品の初演の機会を得たリヒテルですが、3曲ある「戦争ソナタ」随一の傑作との誉れ高い第7番は、作曲者より初演を任された1943年以来四半世紀以上の歴史を刻んだきわめつけのプログラムということもあるのでしょう。アレグロでのメカニカルで力感みなぎるタッチや、鎮魂の鐘をおもわせるアンダンテのリリシズム。そして熾烈きわまるフィナーレは離れ技の嵐が吹き荒れてまさに圧巻。当時いかにリヒテルがセンセーショナルな存在であったかを知る上でこれに勝るものはありません。録音:1970年12月7日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ・モノラル) |
CASCAVELLE
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VEL 3144
(2CD)
\1600→¥1490
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(1)シューマン(1810-1856):
チェロ協奏曲 イ短調 作品129
(2)マルティヌー(1890-1959):
チェロ協奏曲(1955)
(3)ショスタコーヴィチ(1906-1975):
チェロ協奏曲 変ホ長調 作品107 |
ピエール・フルニエ(チェロ)
(1)フェレンツ・フリッチャイ (指揮)
(2)ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
(3)ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団 |
チェロの貴公子、フルニエの「充実の50代」「成熟の70代」フルニエとスイス・ロマンド管との歴史が1枚に凝縮。
録音:(1)1957年2月6日,(2)1978年3月15日,(3)1962年12月19日、ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ
(1)(3)モノラル (2)ステレオ
このCDは「チェロの貴公子」と呼ばれたピエール・フルニエ(1906-1986)が1950年代〜70年代にかけてライヴ録音したスイス・ロマンド管弦楽団とのコンチェルト集です。スイス・ロマンド管弦楽団は、1918年アンセルメよって設立され、一躍国際的な地位を築き上げられました。そのスイス・ロマンド管と巨匠フルニエの歴史がここに凝縮!フリッチャイとのシューマン(57年)は上品なポルタメントが美しく、モノラルながらのその堂々たる演奏に惹きこまれます。ホーレンシュタインとのショスタコーヴィチ(62年)では緊迫したメロディを絶妙なアーティキュレーションで熱演!そして、サヴァリッシュとのマルティヌー(78年)ではその明るく快活なメロディを自由自在にコントロールした演奏で、フルニエの妙技が堪能できます。各時代のフルニエの妙技に圧巻でございます。
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CD ACCORD
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ACD 115
\2200→¥1990
〔再プレス〕
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(1)ストラヴィンスキー:春の祭典
(2)チャイコフスキー:
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
(3)ブリテン:青少年のための管弦楽入門 |
イーゴリ・マルケヴィチ指揮
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団 |
伝説の激演!マルケヴィチの「春の祭典」ワルシャワ・ライヴが復活!
録音:1962年1月26-27日,国立フィルハーモニック・ホール,ワルシャワ、ライヴ
「春の祭典」を得意とし録音もスタジオ録音・ライヴ録音と多数残っているマルケヴィチですが、通の間では最も強烈な演奏として語り継がれているのが、このワルシャワ・フィルとの1962年ライヴです。ライヴらしいミスなどもみられますが、金管・打楽器の強烈さは他にはありません。カップリングのチャイコフスキーとブリテンも同様のハイテンションで演奏されています。このCDは2001年のワルシャワ・フィル創立100周年シリーズの1枚として発売されたものですが、メーカーの在庫も切れたり復活したりと供給が安定しておりませんでした。今回再プレスすることになりましたので、改めて案内させていただきます。
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CHESKY
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CHESKY 0302009
(5CD)
\6500→¥5990 |
ベートーヴェン:交響曲全集
CD1:第3番「英雄」、第1番
CD2:
レオノーレ序曲第3番、
交響曲第2番、第5番
CD3:第4番、第7番、トルコ行進曲
CD4:第6番「田園」、第8番
CD5:第9番「合唱付」
1961年 |
インゲ・ボルク(S)
ルート・ジーヴェルト(A)
リチャード・ルイス(T)
ルートヴィヒ・ヴェーバー(Bs)
ビーチャム・コーラル・ソサエティ
ルネ・レイボヴィッツ指揮
ロイヤル・フィル |
DOREMI
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DHR 7970/1
(2CD)
\4600→¥4190
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「マイケル・レビン集成Vol.3 / ヴァイオリン協奏曲ライヴ集」
(1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
(2)グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82
(3)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
(4)ポール・クレストン(1906-85):
ヴァイオリン協奏曲第2番Op.78
(5)パガニーニ:カプリース第9番 |
(1)ソール・カースタン(指)
デンバー交響楽団
(2)エーリヒ・シュミット(指)
チューリヒ・ベロミュンスター放送管弦楽団
(3)エイヴィン・フィエルスタート(指)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
(4)ゲオルク・ショルティ(指)
ロサンジェルス・フィルハーモニック |
【ドナルド・ヴーアヒース指揮NBCベル・テレフォン・アワー・オーケストラとの共演(収録:1956年6月18日)】
エンゲル(ジンバリスト編曲):貝殻
メンデルスゾーン(ハイフェッツ編曲):無言歌Op.19-1「甘い思い出」
プロコフィエフ(ハイフェッツ編曲):「3つのオレンジへの恋」より「行進曲」
サン=サーンス(イザイ編曲):ワルツ形式の練習曲Op.52-6
【オーストラリア・ツアー(収録:1952年7月シドニー・タウン・ホール)】
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ第1番ニ長調Op.4
サン=サーンス(イザイ編曲):序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
(以上1952年7月2日)
パガニーニ:カプリース 第21番、第11番&第16番
スクリャービン(シゲティ編曲):エチュード変ニ長調Op.8-10
クライスラー:中国の太鼓 Op.3
ゴドフスキー(ハイフェッツ編曲):懐かしきウィーン
ラヴェル:ツィガーヌ
チャイコフスキー:秋の歌Op.37b-10
(以上1952年7月8日) |
希有な才能を持ち、不遇の死を遂げたヴァイオリニスト
マイケル・レビン集成 第3集は世界初演を含む充実の2枚組!
(1)録音:1960年2月9日(2)録音:1968年3月3日(3)録音:1964年10月29日(4)1960年11月17日
世界初演 (5)1970年1月20日, ニューヨーク,WQXRラジオ【The
listening room】
希有な才能を持ち、36歳で不遇の死を遂げたヴァイオリニスト、マイケル・レビン(1936-1972)。目の付け所が心にくいDOREMIの大好評シリーズ、第1集(DHR
7715)第2集(DHR 7951)に続き、嬉しい第3集の登場です。
音楽一家に生まれたレビンは幼少よりその才能を開花させました。名教師ガラミアンがその才能を認めた、ただひとりの門人としても有名です。細かく繊細なヴィブラートと驚異的な音程の良さ、そして自由自在なボーイングは、ハイフェッツの技巧とD.オイストラフの甘美な音色を持ち合わせたヴァイオリニストと申せましょう。
第3集ではショルティとのポール・クレストンのヴァイオリン協奏曲第2番の世界初演ライヴをはじめ、ファンの間では有名なチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、また10代で録音した小品集など、充実の2枚組となっております。その音色を聴けば、きっと忘れられないでしょう。今回も見逃せません!
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GOLDEN MELODRAM
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GM1.0084
(2CD)
\3600 |
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
1960/3/5 |
レオニー・リザネク(ゼンタ)
ベレン・アンパラン(マリー)
カール・リーブル(エリック)
ジョージ・ロンドン(オランダ人)
ジョルジョ・トッツィ(ダーランド)
ウィリアム・オルヴィス(水夫)
トマス・シッパース指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団 |
GM5.0075
(2CD)
\3600 |
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
1958/9/19 |
グレ・ブルーウェンスティーン(レオノーレ)
ハンス・ホップ(フロレスタン)
パウル・シェフラー(ドン・ピツァロ)
アルノルト・ヴァン・ミル(ロッコ)
オルガ・シュヴァライン(マルツェリーネ)
マレイ・ディッキー(ヤキーノ)
エンジェル・マッティエロ(ドン・フェルナンド)
サー・トーマス・ビーチャム指揮
コロン劇場管弦楽団、合唱団 |
GRAND SLAM
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GS 2045
\2400→¥2190
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ベートーヴェン
(1)交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」
(2)交響曲第7番 イ長調 作品92 |
カール・シューリヒト(指揮)、
パリ音楽院管弦楽団 |
シューリヒト&パリ音楽院管のベートーヴェン
貴重な片面テスト・プレス盤より復刻!
録音:(1)1957年4月30日、5月2,6日、(2)1957年6月11,12日、パリ、サル・ワグラム
(使用音源:EMI(フランス) (1)FALP575,(2)FALP576(片面テスト・プレス盤))、限定盤
■制作者より
シューリヒト指揮、パリ音楽院管弦楽団によるベートーヴェンの交響曲全集は言わずと知られた歴史的名演ですが、その中でも特に傑出していると評判の高い第6番「田園」と第7番を初期LPより復刻しました。しかも、復刻に使用したのは片面にカッティングされたそれぞれ2枚組のテスト・プレスです。
このテスト盤は録音されたあと、一番はじめににカッティングされたもので、言うならばオリジナル・マスターが最も活きの良い時に制作されたものです。
しかも裏面は溝が切っていない平面ですので、ターンテーブルとの密着度が高く、両面にカッティングされた通常盤よりも音がいっそう安定しているとも言われています。
■おことわり■
交響曲第7番の初出盤、フランスのEMIのFALP576は第1楽章の211〜216小節が欠落のまま初回プレス分が出荷され、これは当時の雑誌にも指摘されていました。このテスト・プレスも欠落がありますが、いくらオリジナルとはいえ、6小節の欠落のまま復刻するのは鑑賞上適切ではないと判断し、このディスクではその欠落部分を通常プレスのFALP盤で補っています。とはいえ、普通に聴いていれば違和感を感ずることは全くありません。
■解説書の内容■
ベートーヴェン全集の録音に関する文献を二種類(翻訳と当時の雑誌記事)掲載いたします。
(以上、平林直哉)
(制作上の都合により原則として初回完全限定プレスとなります。)
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GS 2042
\2400→¥2190
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『驚異のコロラトゥーラ・ソプラノ、アラ・ソレンコワ』
〜アラ・ソレンコワ・イン・ジャパン
(1)何故に夜のふけるまで(ロシア民謡)
(2)R=コルサコフ:オリエンタル・ロマンス(うぐいすとバラ)
(3)なつかしきヴォルガ(ロシア民謡)
(4)ハチャトゥリアン:やなぎ
(5)ブーニン:美しき君よ
(6)ドルハニヤン:つばめ
(7)シューベルト:アヴェ・マリア
(8)グノー:セレナーデ
(9)サン=サーンス:白鳥
(10)モニューシコ:黄金の魚
(11)アリャビエフ:うぐいす
(12)さくらさくら
(13)箱根八里
*ボーナス・トラック
(14)アリャビエフ:うぐいす
(15)ドニゼッティ:私は心の光(歌劇「シャモニーのリンダ」より)
(16)モーツァルト:復讐の心は地獄のように(歌劇「魔笛」より)
(17)ドリーブ:鐘の歌(歌劇「ラクメ」より)
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アラ・ソレンコワ(ソプラノ)
(1) - (13)エフゲニー・カンゲル(ピアノ)
(14)グレゴリー・ストリャロフ指揮、
モスクワ放送交響楽団
(15) - (17)キリル・コンドラシン指揮、
ボリショイ劇場管弦楽団
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「CDプレーヤーが故障したか!?」と驚くはずの『なつかしきヴォルガ』
旧ソ連時代「ソレンコワの声は人間の出せるものではない化学だ」と評された超絶技巧と驚異の美声の持ち主、アラ・ソレンコワ、その日本録音が完全な形で初めて復刻!
録音:(1) - (13) 1957 年 12 月 17 日、東京・築地、ビクター吹き込み所、(14)
- (17) 1954 年頃 ( 初発売:1956
年 )
使用音源:(1) - (10)、(12) -
(14) (17)新世界レコード
SH 7679、(11)新世界レコード PH
14、(15)(16)メロディア
D 3344 (1) - (13) ( 初発売:新世界レコード
PLS-39、1958 年 4 月 )
ステレオ
■制作者より
水晶にもたとえられる美声、そして驚異的な音域を持つコロラトゥーラ・ソプラノ、アラ・ソレンコワ。その彼女は
1957 年 11月に来日し、全国各地で
13 回の公演を行って多くの人々を感動させました。しかも離日直前、ソレンコワとピアノのカンゲルはビクター吹き込み所で
13 曲をスタジオ収録し、 これは後日
LP 発売され大いに話題となりました。
残念ながらこの日本録音のマスター・テープは失われていますが、2005
年 7 月、LP 復刻盤『ソレンコワ・リサイタル』(新世界レコード、SRCD-0007)として久々に復活しました。しかし、その
SRCD-0007 には残念ながら日本録音の1曲が欠けていましたが、この
GS-2042 では初めて全13 曲を完全復刻しています(新世界レコードは
2007 年に廃業していますので、SRCD-0007
の再発売はありません)。
さらに、ボーナス・トラックとして名唱として名高いメロディア音源を
4 曲加えました。このうち、ドニゼッティとモーツァルトは世界初
CD 化です。
■解説書の内容
公演のチラシやチケット、プログラムに掲載された写真、日本公演記録、舞台に接した人の証言など、盛りだくさんの内容です(ただし、歌詞は大意
のみで、対訳は付きません)。(以上、平林 直哉)
●ソレンコワ略歴
アラ・ソレンコワは 1928 年、ロストフ州ミレロヴォ市生まれ。モスクワ高等音楽院でバラノフスカヤに師事。その後は軽音楽の分野で活躍し、1956年(57
年説もある)にボリショイ劇場の専属歌手となる。水晶にもたとえられる美しい声質と驚異的に広い音域を持ち、アリアや民謡など、レパートリー
は 600 曲以上もあったと言われる。来日後、数年で引退したと伝えられている。
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GS 2043
¥2400→¥2190
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ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
(1)ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
(2)大学祝典序曲 作品80
(3)悲劇的序曲 作品81
(4)アルト・ラプソディ 作品53 |
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(4)ルクレティア・ウェスト(アルト)、
ウィーン・ジングアカデミー男声合唱団 |
クナのステレオ第4弾はいぶし銀のブラームス!ミュンヘンのラスト・コンサートを聴いた中野氏の証言&秘蔵プログラム付き!
■制作者より
クナッパーツブッシュのステレオLP復刻第4弾はクナの遺産の中でも最も渋いと言われるブラームス演奏集です。このブラームスはなぜか初期LP時代にイギリス・デッカよりステレオLPが発売されませんでしたが、デッカ・プレスのアメリカ・ロンドン盤等、一番最初にステレオで発売されたLPを復刻の素材としています。
■解説書の内容
まず、元ケンウッドの取締役であり、NHKのFM放送等でもおなじみの音楽プロデューサー、中野雄氏によるクナッパーツブッシュの想い出を掲載します。何と中野氏はクナのミュンヘンのラスト・コンサートを目撃した数少ない日本人のひとりで、この証言は極めて貴重です(当日のプログラムとチケットも掲載)。さらに、制作者秘蔵のプログラムを2つ。ひとつはクナと共演した唯一の日本人である諏訪根自子の出演したもの(1943年)、もうひとつはブラームスの没後50年の記念演奏会(1947年)でジネット・ヌヴーが出演したものです。
録音:1957年6月10日〜15日、ウィーン、ゾフィエンザール(ステレオ)
使用音源:(1)〜(3)ロンドン(アメリカ)
CS
6030、(4)デッカ(イギリス) ECS
701
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GUILD HISTORICAL
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GHCD 2356
\1600
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フリッツ・ブッシュ〜 R・シュトラウス&モーツァルト
R・シュトラウス:
ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずらOp.28
(1934年3月5日−6日)、
交響詩《ドン・ファン》Op.20(1934年7月6日−8日)*
モーツァルト:
交響曲第36番ハ長調K.425《リンツ》(1934年3月5日)、
歌劇《ドン・ジョヴァンニ》K.527より
序曲
(1936年6月29日−30日)+、
歌劇《フィガロの結婚》K.492より
序曲
(1935年6月28日)+、
歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》K.588より
序曲
(1935年6月28日)+ |
フリッツ・ブッシュ(指揮)、
BBC交響楽団、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団*、
グラインドボーン祝祭管弦楽団+ |
ドイツの巨匠フリッツ・ブッシュ。イギリスでの録音が復活!スイスのレーベル"ギルド"(Guild)が、カールスルーエ・マックス・レーガー研究所のブリューダー・ブッシュ・アーカイヴからフリッツ・ブッシュのイギリスでの録音を復刻!アーヘン市の音楽総監督、シュトゥットガルト国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場の音楽監督などのポストを歴任しながらもナチス政権の樹立と同時に国外に活躍の場を求めたブッシュ。渡英後の1934年にはグラインドボーン音楽祭の音楽監督に就任するなど、離独後のブッシュにとって北欧と並ぶ重要な舞台となったイギリスでの記録の復刻はファン、コレクターから注目を集めることだろう。デンマークでの第九(GHCD
2343)、ニューヨークでの録音(GHCD
2354)に続き、定評のあるピーター・レイノルズのリマスターでフリッツ・ブッシュの至芸が甦ります。 |
GUILD LIGHT MUSIC
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GLCD 5161
\1800
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軽音楽の黄金時代 〜 ヨーロッパの旅
ウィリアムズ:ヴォイス・オヴ・ロンドン/
ガーツェ:チボリのメロディ/
エヴェリット&ハーグリーヴス:ルクセンブルクのワルツ/
ローズ:セヴィリアの祭/
アーランド:
ホエン・イッツ・スプリング・イン・バーデン=バーデン/
リー:スイスの休日/
ジロー:パリの空の下/
オーリック:Sur Le Pave de
Paris/他 |
チャールズ・ウィリアムズ&
ヒズ・コンサート・オーケストラ、
ロバート・ファーノン(指揮)、
デンマーク王立放送管弦楽団、
ハンス・ロスバウト(指揮)、
バーデン=バーデン交響楽団、他 |
1940年代〜50年代にかけての" ライト・ミュージック"
の黄金時代に録音された懐かしの音源を復刻する"
ギルド・ライト・ミュージック・シリーズ"。シリーズ第61集は、ライト・ミュージックで1940年代〜50年代のヨーロッパ各国をめぐる音楽旅行。 |
GLCD 5162
\1800
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軽音楽の黄金時代 〜 殿堂Vol.3
フリード:雨に唄えば/
ハーバート:スペインのセレナーデ/
ルイパールツ:ヴィヴレ/
レハール:《メリー・ウィドウ》より
ワルツ/
ウィリアムズ:悪魔の踊り/
ビンジ:エリザベス朝風セレナード/
パンズーティ:窓を開けて/
アディンセル:ワルシャワ・コンチェルト/他 |
バディ・ブレグマン(指揮)、
コンラッド・サリンジャー・オーケストラ、
モートン・グールト&ヒズ・オーケストラ、
フレディ・マーティン&ヒズ・オーケストラ、
ロン・グッドウィン&ヒズ・オーケストラ、他 |
Vol.1(GLCD 5120)、Vol.2(GLCD 5124)に続く"殿堂"シリーズの"Vol.3"がギルド・ライト・ミュージックの通算62枚目のタイトル。「雨に唄えば」、メリー・ウィドウの「ワルツ」や「悪魔のギャロップ」などライト・ミュージックの黄金時代を彩った"殿堂入り"作品がギッシリ。 |
GLCD 5163
\1800
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1930年代への再訪
コーツ: 序曲《メリーメーカーズ》/
カーン:煙が目にしみる/
ポーラ:ダンシング・タンバリン/
フィリップス:エスカペイダ/
ロブレヒト:ファタ・モルガーナ/
キュンネッケ:舞踏組曲より
終曲/他 |
エリック・コーツ(指揮)、
ロンドン交響楽団、
ルイス・レヴィ&ヒズ・オーケストラ、
ジャック・ヒルトン&ヒズ・オーケストラ、
アンブローズ&ヒズ・オーケストラ、
エドゥアルド・キュンネッケ(指揮)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、他 |
第63集はライトミュージックの黄金時代、1940年代〜50年代を少しだけ遡った1930年代に収録された珠玉の録音の数々。コーツ&ロンドン響の自作自演、キュンネッケがベルリン・フィルを振った自作自演などの注目音源も! |