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第51号マイナー・レーベル新録音新譜(3)



ABC CLASSICS

ABC 4765942
(2CD/特別価格)
\3700
〔旧譜〕
J・S・バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
 ソナタ第1番ロ短調BWV.1014
 ソナタ第2番イ長調BWV.1015
 ソナタ第3番ホ長調BWV.1016
 ソナタ第4番ハ短調BWV.1017
 ソナタ第5番ヘ短調BWV.1018
 ソナタ第6番ト長調BWV.1019
リチャード・トネッティ(ヴァイオリン)、
ニール・ペレス・ダ・コスタ(オルガン&チェンバロ)、
ダニエル・イアドン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
豪州のトップ・ヴァイオリニスト、トネッティのバッハ第3弾はソナタ集!豪州が誇る世界トップレベルのチェンバー・オーケストラ、オーストラリア室内管弦楽団の音楽監督&リーダーを務める同国のトップ・ヴァイオリニスト、リチャード・トネッティのバッハ第3弾は"ソナタ集"!無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ(ABC 476 8051)、ヴァイオリン協奏曲集(ABC 476 5691)では、そのワールドクラスの実力を自身の手で証明してくれたトネッティ。ガット弦を張った1759年製の銘器グァダニーニと1800年頃に製作されたジョン・ドッドの弓を組み合わせたトネッティとコンビを組むのは、フロリレジウムの創設メンバーである実力者ダニエル・イアドンとニール・ペレス・ダ・コスタ。バッハの録音に臨むにあたり、2人の世界的名手という強力なパートナーを得たトネッティ。オーストラリアの国宝級ヴァイオリニストの至芸が深く大きく、そして美しい感動をもたらします。2006年&2007年の録音。
ABC 4767175
\2400
〔旧譜〕
さすらい人
 アイアランド:3つのメイスフィールドのバラード
 クィルター:3つのシェイクスピア歌曲Op.6
 フィンジ:花輪をささげようOp.18
 ブリテン:サリーの園、霧のかかった露、ああ悲しいかな
 ヴォーン=ウィリアムズ:旅の歌
テディ・タフ・ローズ(バリトン)、
シャロリン・キンモーリー(ピアノ)
ロンドンのギルドホール音楽院でルドルフ・ピエルネイに声楽を師事し、2008年3月にはブリテンの歌劇「ピーター・グライムズ」で念願のMETデビューを果たしたニュージーランドのバリトン、テディ・タフ・ローズ。モーツァルトのアリア集(ABC 472 826-2)と同時期に収録されたもう1つの録音は、タフ・ローズが研鑽を積んだ特別な場所"イギリス"の歌曲集。フィンジの「花輪をささげよう」やヴォーン=ウィリアムズの「旅の歌」などプログラムとタフ・ローズの歌声はどちらも魅力的。2002年8月20日の録音。
ABC 4765965
\2400
〔旧譜〕
ハレルヤ! 〜 バロック時代の合唱作品の祝祭
 J・S・バッハ:主よ人の望みの喜びよ/
 ヴィヴァルディ:マニフィカトRV.610/
 J・S・バッハ:シオンは物見らの歌うのを聞き/
 ヘンデル:オラトリオ《ユダス・マカベウス》BWV.63より/
 パーセル:歌劇《妖精の女王》Z.629より/
 モンテヴェルディ:歌劇《オルフェオ》より/
 J・S・バッハ:汝の行くべき道と/
 ヘンデル:オラトリオ《セメレ》HWV.58より/
 ラモー:歌劇《ダルダニュス》より/
 ロッティ:十字架/
 J・S・バッハ:すべての国よ、主を讃美せよBWV.230/
 ヘンデル:オラトリオ《メサイア》HWV.56より
アントニー・ウォーカー(指揮)、
ブレット・ウェイマーク(指揮)、
カンティレイション、
アンティポディーズ管弦楽団、
シリウス・アンサンブル
南半球、オーストラリアの大地で培われたプロフェッショナルの混声合唱団、カンティレイションのハーモニーで響くバロックの合唱コレクション。バッハの「主よ人の望みの喜びよ」やヴィヴァルディの「マニフィカト」、ヘンデルの「ハレルヤ・コーラス」などの有名どころからラモーやロッティまで。ヨーロッパの超一流合唱団と肩を並べる豪州のカンティレイションが音楽史に輝く名作を感動的に歌います。2001年〜2006年の録音。
ABC 454 505-2
\2400
〔旧譜〕
スカルソープ:太陽の音楽
 メメント・モリ/太陽の歌/太陽の音楽I〜IV/ウルルより
デイヴィッド・ポルセリーン(指揮)、
アデレード交響楽団
現代オーストラリアのリーディング・コンポーザー、ピーター・スカルソープ(1929−)が1960年代中期に完成させた秀作「太陽の音楽」の全曲収録盤。演奏時間は約4分と短いものの1991年に作曲された「ウルルより」は、世界遺産ウルル(エアーズロック)の姿を連想させる壮大なスケールの作品。1995年&1996年の録音。

AEOLUS

AE-10037
(SACD HYBRID)
\3100
モルター:管弦楽作品集
 序曲ハ長調/トランペット協奏曲ニ長調/
 ソナタ・グロッサ ト短調/ヴァイオリン協奏曲ヘ長調/
 シンフォニア イ長調/協奏曲ヘ長調
マルティン・ヨップ(ヴァイオリン)、
ハンス=マルティン・ルクス(トランペット)、
フランクフルト・マイン・バロックオーケストラ
J・S・バッハも通ったと伝わるアイゼナハのギムナジウム、カールスルーエ、イタリアで音楽を学んだ18世紀ドイツの作曲家ヨハン・メルヒオール・モルター。マンハイム楽派、イタリアやフランスの様式を取り入れたモルターの音楽は、カール・ヴィルヘルム辺境伯や孫のカール・フリードリヒ辺境伯に認められ、今日では特に「トランペット協奏曲」の作曲家として知られている。ファッシュ(AE-10017)やヘルテル(AE-10027)のシンフォニア&協奏曲集が好評を得たフランクフルト・マイン・バロックオーケストラのフレッシュな演奏が、モルターの音楽を歴史の中から呼び覚ましてくれます。

AIR NOTE

AIR 001
\2500
ヘンデル:ピアノのための組曲集
 組曲第9番変ロ長調HWV.434より メヌエット
 組曲第5番ホ長調HWV.430
 組曲第3番ニ短調HWV.428より アルマンド
 組曲第12番ホ短調HWV.438
 組曲第8番ヘ短調HWV.433
 組曲第13番ト短調HWV.439
 組曲第2番ヘ長調HWV.427
 組曲第3番ニ短調HWV.428より アリア
 組曲第4番ホ短調HWV.429
ラハ・アロダキ(ピアノ)
フランスのレーベル"air note"最初のリリースは、シリア生まれの女流フランス人ピアニスト、ラハ・アロダキが弾くヘンデル。パリ国立高等音楽院、モスクワ音楽院でピアノを学び、帰国後に師事したマレイ・ペライアから多大な影響を受けたアロダキ。過度な表現を排して楽譜に真正面から向かった・・・そんな印象を与えてくれるアロダキのヘンデルです。

AMESON

ASCP 0517
\2500
シューベルト:
 ミューズの子、戸外にて、さすらい人、夜の曲、
 夜のすみれ、春に、ブルックの丘にて、水の上で歌う、
 漁師の娘、海辺にて、漁夫の愛の幸せ、舟人
マーラー:さすらう若人の歌
クリストフ・ゼクラー(バリトン)、
アンヌ・ル・ボゼック(ピアノ)
カールスルーエ音楽大学の白井光子とハルトムート・ヘルのリートクラスで運命的な出会いを果たしたドイツ期待のバリトン、クリストフ・ゼクラーとフィッシャー=ディースカウから絶賛を受けたアンヌ・ル・ボゼックのデュオによるドイツ歌曲集。1998年のシュトゥットガルト州立歌劇場デビューからメキメキと頭角を現しているゼクラー、ハルトムート・ヘルから招聘を受けカールスルーエ音楽大学とパリ国立高等音楽院の両校で教授を務めるボゼックのシューベルト&マーラーは、新たなスターの登場を予感させてくる。特にボゼックのピアノが抜群に上手い!

AUDIOMAX

946 1573-6
(SACD HYBRID+PAL DVD)
\3700
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13
ベートーヴェン・クヮルテット
ソナーレ・クヮルテットを前身として、2006年にボンで結成された"新"ベートーヴェン・クヮルテットのリリース第2弾。ロシアの偉大なるベートーヴェン・クヮルテットのアンサンブル名を受け継ぐ形となった"新"ベートーヴェン・クヮルテット。第2弾ではその名に冠するベートーヴェンとライプツィヒで繋がるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲をカップリング。ちなみにヴィオラ奏者の小林秀子は、サイトウキネン・オーケストラのメンバーとしても活躍している。
※DVDはPAL方式のため、PAL方式対応のプレーヤー以外では再生できません。ご注意下さい。
903 1574-6
(SACD HYBRID)
\3100
オランダのチェロ・ソナタ集Vol.2
 レントヘン:
  チェロ・ソナタ ロ短調Op.56、5つの小品、
  チェロ・ソナタ イ短調Op.41/
 ゲンス:スケルツォOp.12-2、祈りOp.36、
  メヌエットOp.39-2
ドリス・ホッホシャイト(チェロ)、
フランス・ファン・ルート(ピアノ)
レントヘンのチェロ・ソナタ集!

オランダのチェロ作品を発掘、紹介するシリーズの第2弾は、ライプツィヒの音楽一家に生まれ、後にオランダへと帰化したユリウス・レントヘン(1855−1932)。カザルスの伴奏者としても名を馳せたレントヘンのチェロ・ソナタは、ドイツの後期ロマン派音楽、またどことなくブラームスの香りを漂わせている。中でも「ソナタOp.56」の第1楽章冒頭は絶品!またダニエル・ファン・ゲンス(1858−1904)の愛らしく楽しい3つの小品はアンコール・ピースにもピッタリ。レントヘンの「チェロ・ソナタ」、イチオシです。


AVIE

AV 2192
\2400
ラフマニノフ:
 ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
 ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)、
ワシリー・ペトレンコ(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
若獅子ペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィル!才能と歴史がコラボする"ラフマニノフ・シリーズ"登場!
AV 2188
\2400
ラフマニノフ:
 交響的舞曲Op.45/交響詩《死の島》Op.29/幻想曲《岩》Op.7
ワシリー・ペトレンコ(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
2006年にロイヤル・リヴァプール・フィルの歴史上最年少の若さでプリンシパル・コンダクター(首席指揮者)に着任するなど輝かしいサクセス・ストーリーを歩むロシアの若きマエストロ、ワシリー・ペトレンコ。

着任以降、瞬く間にロイヤル・リヴァプール・フィルを再び世界の第一線に押し上げたペトレンコは、2009年にチーフ・コンダクターへと昇格すると同時に2015年までの契約延長が決定。
さらには2007年には英グラモフォン誌のヤング・アーティスト・オヴ・ザ・イヤーに選出され、英国ナショナル・ユース・オーケストラの首席指揮者に抜擢されるなど、今を輝く若手指揮者陣の中でも特に注目を集めるホットな存在なのである!
ロシア作品に絶対の自信を持つペトレンコとロイヤル・リヴァプール・フィルの"ラフマニノフ・シリーズ"から、「ピアノ協奏曲集」&「交響的舞曲」の2タイトルが登場。
「ピアノ協奏曲第2番&第3番」では、旧ユーゴスラビア連邦の小国マケドニアが生んだワールドクラスのピアニスト、シモン・トルプチェスキとのタッグが実現!
アヴィー(Avie)初登場となるトルプチェスキは、ジンマンやマゼール、デュトワ、ノセダなど多くの名匠たちと共演を重ねる若き天才ピアニスト。
日本でも2006年に大野和士&新日本フィルとのコンビで凄演を繰り広げており、旧ユーゴスラビア連邦崩壊の混乱を乗り越えてきたトルプチェスキの演奏はすでに風格すら漂う。
ラフマニノフがニューヨークで完成させた最後の作品「交響的舞曲」をメインにした管弦楽作品集は、早くも英BBCミュージック・マガジン3月号の"Disc of the Month(月間最優秀賞)"受賞が決定するなどお膝元の英国を中心に凄まじい反響を呼んでいる。
ロシアからリヴァプールに若獅子ワシリー・ペトレンコと170年という長き歴史を持つ名門ロイヤル・リヴァプール・フィルが過ごす蜜月時代。このコンビ、ホンモノです。


BNL

BNL 112957
\2500→¥2290
ヴィエルヌ:
 チェロ・ソナタ ロ短調Op.27/
 ソワレ・エトランジェOp.56/ル・ソワール/伝説
フィリップ・ペナンゲール(チェロ)、
マガリ・ギマール(ピアノ)
19世紀後半〜20世紀前半のフランスにおける大オルガニストであり、オルガン作品の作曲家として高名なルイ・ヴィエルヌ(1870−1937)のチェロ作品集。フィリップ・ペナンゲールは、フランスの超名門ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団のチェリスト(パリ・ギャルドは弦楽器も編成に加えている)。盲目の天才音楽家がカザルスに献呈した傑作をじっくりと聴かせてくれています。

BRASS CLASSICS

BC 3010
\2400
エンブレイシング・ザ・アンノウン
 スワン:プレリュードとファンダンゴ
 ペルヴァゾフ:/dev/jam
 ケニー:エアリアル・カートグラフィ
 ローリン:エンブレイシング・ザ・アンノウン
 マクガイア:ゲスト・ゼクステット
ジョン・ケニー
 (アルト&テナー&バス・トロンボーン)、
カトリオナ・マッケイ(ハープ)、
エジンバラ弦楽四重奏団
アルト・トロンボーンとテナー・トロンボーン、バス・トロンボーンを吹き分けるマルチ・トロンボーン・プレーヤー、ジョン・ケニーとハープ、弦楽四重奏というなんとも不思議な組み合わせ。ローリンの「エンブレイシング・ザ・アンノウン」では3種のトロンボーンを吹きこなすというのだから恐れ入る。しかもギルドホール音楽院と王立スコットランド音楽院のコンテンポラリー部門で教授を務めるケニーはトロンボーンのご先祖様サックバットまで吹いてしまうという・・・。降参です。

CAPRICE

CAP 21795
\2500→¥2290
モーツァルト:
 ディヴェルティメント変ホ長調K.563/
 弦楽三重奏曲楽章ト長調K.Anh.66(フランツ・バイヤー補完)
トリオ・シリアクス・ペーション・ライティネン
〔トリオ・シリアクス=ペーション=ライティネン
〔セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)、
 ヨハンナ・ペーション(ヴィオラ)、
 カティ・ライティネン(チェロ)〕
シトコヴェツキー版、"ゴルトベルク変奏曲"の感動再来!スウェーデンの凄腕女流奏者たちによるモーツァルト!

2004年にリリースされたドミトリー・シトコヴェツキー版のJ・S・バッハ「ゴルトベルク変奏曲」(弦楽三重奏版/CAP 21695)がスウェーデン・グラミー賞に輝き、映像版までリリースされるなど、世界各国で話題を集めたスウェーデンの女流奏者たちによるアンサンブル、トリオ・シリアクス・ペーション・ライティネン。
バッハ以来となる久々の新録音は、モーツァルト晩年の傑作「ディヴェルティメントK.563」。
フリーメーソンの仲間であり援助者でもあったミヒャエル・プーフベルクからの依頼で作曲され、モーツァルトの数あるディヴェルティメントの中でも唯一弦楽三重奏という編成の「変ホ長調K.563」。
すでに多くの名演が存在するこの「変ホ長調K.563」だが、スウェーデンで誕生した新たな録音も名盤のライブラリーに加われるだけのクォリティと価値を備えている。
3人とも技量の高さは抜群だが、特にセシリア・シリアクスのヴァイオリンは絶品。スウェーデン発のダイヤのように煌めくモーツァルトにご期待下さい!

CAP 21780
\2500
ピアノによるインプロヴィゼーショナルII
 コーネリアス・フリースワイクからインスピレーションを授かったピアノ即興
マッツ・エーベリー(ピアノ)
スウェーデンの"カプリース(Caprice)"が発信する、即興の真髄を徹底的に追求する前代未聞のシリーズ「ピアノによるインプロヴィゼーショナル」。
(1)インプロヴィゼーション(即興)であること。
(2)10タイトル全てで同一のコンサートホール、同一のピアノを使用(ピアニストは各タイトルで変更となる)。
(3)レコーディングの直前(ホールに入ってから)にテーマが提示される。事前提示は一切なし。
(4)セッションは全て真夜中に行われる(人間の脳の活動時間に着目)。

この徹底された4項目がベースとなるシリーズ第2弾のテーマは、オランダで生まれ、スウェーデンでシンガーソングライター、詩人、俳優として活躍したコーネリアス・フリースワイク(1937−1987)。
このテーマに挑むのは、北欧の超絶デュオ"マッツ&モルガン"のピアニスト、マッツ・エーベリー。フランク・ザッパに認められた盲目の天才が、ピアノの鍵盤をステージとして発揮する凄まじい感性と音楽性。これぞ即興!その桁外れのセンスに脱帽です。

CAP 21799
\2500
ピアノによるインプロヴィゼーショナルIV
 ジョニ・ミッチェルからインスピレーションを授かったピアノ即興
オルガ・コンコワ(ピアノ)
「ピアノによるインプロヴィゼーショナル」シリーズの第4弾は、9度のグラミー賞受賞を誇り、1997年にはロックの殿堂入りを果たしたカナダの偉大なるシンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルがテーマ。
"ジョニ・ミッチェル"という壮大なテーマを提示されたのは、ロシア出身でバークリーを経てノルウェーを拠点とする女流ピアニスト、オルガ・コンコワ。コンコワがピアノの椅子に座った瞬間から生まれていく"即興音楽"。"即興"の奥深さに触れることのできる意義深いシリーズです。
CAP 21802
\2500
若き愛
 ペッテション=ベリエル:
  フリードリヒ・ニーチェの詩による歌曲より、
  リカルダ・フッフの詩による歌曲より、ロマンティックな歌曲より/
  シェーグレン:ユリウス・ヴォルフの《タンホイザー》の6つの歌/
  ステーンハンマル:ハイネの《歌の本》による9つの歌曲
マチルダ・パウルソン(メゾ・ソプラノ)、
ベンクト=オーケ・ルンディン(ピアノ)
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867−1942)、エミール・シェーグレン(1853−1918)、ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871−1927)といったスウェーデン音楽ファンにはお馴染みの作曲家たちの歌曲集。
マチルダ・パウルソンは、2008年春にR・シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」でオクタヴィアン役を歌いストックホルム王立歌劇場にデビュー。マルメ歌劇場でのバーバーの歌劇「ヴァネッサ」の北欧初演にも参加するなど、脚光を浴びている注目のメゾ・ソプラノである。

CHANDOS

CHAN 10588
\2400→¥2190
ルイ・ロルティ・プレイズ・ショパンVol.1
 ショパン:
  夜想曲第19番ホ短調Op.72-1
  スケルツォ第1番ロ短調Op.20
  夜想曲第16番変ホ長調Op.55-2
  スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
  夜想曲第18番ホ長調Op.62-2
  スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39
  夜想曲第17番ロ長調Op.62-1
  スケルツォ第4番ホ長調Op.54
  ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》
ルイ・ロルティ(ピアノ)

シャンドス史上最大の名手ルイ・ロルティが遂に復帰!名盤ショパン・エチュードの感動が今ここに再び!

シャンドスの創立30周年を記念してリリースされたBOXセット"マイルストーンズ"。
30年の歴史の中で特に秀でた演奏、重要な演奏のみを集めたこのセットに"唯一"収録されたピアノ・ソロ、ショパンの「練習曲全集」(CHAN 8482)を弾いたフランス系カナダ人の名ピアニスト、ルイ・ロルティが遂にシャンドスに帰還!
復帰を飾るプログラムは、もちろん生誕200周年記念のショパン!!!
1984年の第36回ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで1位に輝き、同年のリーズ国際ピアノ・コンクールで4位入賞を果たしたロルティは、1986年に20年以上が経過した現在でも名盤の誉れが高いショパンの「練習曲全集」でシャンドスからデビュー。
(ちなみにこのショパンは、BBCミュージック・マガジンで「比類なき名ピアニストによる50の名演の1つ」として激賞されている。)
その後もショパン、ベートーヴェン、ラヴェル、リスト、モーツァルトなどシャンドスから30を超える名演を生み出してきたが、近年はレコーディングがリリースされず、その世界屈指と言われる実力の"現在"を知る機会に恵まれてこなかっただけに、久々のシャンドス復帰、しかもショパンの登場は、ロルティの名が再び世界へと轟く一大事件となることは間違いないだろう!
ファツィオーリのプレーヤー・リストにも名を連ねるロルティとシャンドスがショパン・イヤーをさらに彩ります。
ご期待下さい!!

CHSA 5077
(SACD HYBRID)
\3100→¥2890
ワーグナー:
 舞台神聖祝典劇《パルジファル》 〜 オーケストラル・クエスト
  (ヘンク・デ・フリーハー編曲)/
 歌劇《タンホイザー》より 序曲とヴェヌスベルクのバレエの情景
  (1874年ウィーン版)/
 歌劇《ローエングリン》より 第3幕への前奏曲
  (コンサート・ヴァージョン)
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団

ネーメ・ヤルヴィのワーグナー第2弾登場!オーケストラル・クエスト"パルジファル"!

2008年のシャンドス復帰以来、超ハイペースでロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管(RSNO)、イェテボリ響、ベルゲン・フィル、ハーグ・レジデンティ管を振り、息子のパーヴォとクリスチャンも驚く(?)ほどの怒涛の勢いで爆進するエストニアの音楽一家"ヤルヴィ一族"のボス、ネーメ・ヤルヴィ。
ショスタコーヴィチやプロコフィエフ、ドヴォルザークの交響曲など数多くの名盤を送り出し続けた長年の戦友、RSNOとのワーグナー第2弾は「パルジファル 〜 オーケストラル・クエスト」!
エド・デ・ワールトとオランダ放送フィルのために、同オーケストラの打楽器奏者であり、作曲家、アレンジャーとしても活躍するヘンク・デ・フリーハー(1953−)が完成させた"オーケストラのみ"ワーグナー。
"オーケストラ・アドヴェンチャー"と名づけられた1991年編曲の「指輪」に続くフリーハー版ワーグナーの第2弾が、1993年に完成したこの"オーケストラル・クエスト"「パルジファル」。
フリーハーの魔法のようなアレンジで約46分7部構成にまとめられた"オーケストラのみ"の「パルジファル」が語る物語も説得力抜群です。
桂冠指揮者ネーメ・ヤルヴィとロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団のワーグナーの旅はまだまだ続きます!

CHAN 0769
\2400
〔CHACONNE〕
アルビノーニ:5声の協奏曲Op.10より
 協奏曲第1番変ロ長調Op.10-1/協奏曲第2番ト短調Op.10-2/
 協奏曲第3番ハ長調Op.10-3/協奏曲第5番イ長調Op.10-5/
 協奏曲第7番ヘ長調Op.10-7/協奏曲第8番ト短調Op.10-8/
 協奏曲第11番ハ短調Op.10-11/協奏曲第12番変ロ長調Op.10-12

サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン&指揮)
コレギウム・ムジクム90

古楽ファンの好奇心をくすぐるスタンデイジとコレギウム・ムジクム90のアルビノーニ!

急逝した名匠リチャード・ヒコックスの忘れ形見"コレギウム・ムジクム90"が、共同創設者サイモン・スタンデイジに率いられてのアルビノーニで復活!
イタリアに進軍してきたスペイン軍の将軍ドン・ルカ・フェルナンド・パティーニョに献呈されながらも、1961年頃になってその存在が明らかになったアルビノーニの協奏曲「Op.10」。
「Op.10」は第11番第1楽章がフラメンコ形式で書かれるなど、当時のイタリアを取り巻く情勢が反映されており、円熟期のアルビノーニの巧みな書法ががいたるところに発揮された傑作である。
コレギウム・ムジクムにとってスタンデイジのアルビノーニは、ヒコックスのハイドンやフンメルと並び立つ重要作。古楽ファンの好奇心をくすぐる演奏の登場です。

CHSA 5078
(SACD HYBRID)
\3100
ワインベルク:
 交響曲第1番ト短調Op.10/交響曲第7番ハ長調Op.81
トルド・スヴェドルンド(指揮)
イェテボリ交響楽団
ワインベルクの交響曲第1番&第7番!

トルド・スヴェドルンドとイェテボリ交響楽団がガブリエル・フムーラとポーランド国立放送響から引き継いだシャンドスのワインベルク・シリーズ第5弾。
ここではベラルーシの首都ミンスクを経てたどり着いたウズベキスタンの首都タシケントで1942年に完成させ赤軍に捧げた「交響曲第1番」、1964年に"チェンバロと弦楽合奏"という編成のために作曲を行い、あのバルシャイに献呈された「交響曲第7番」をカップリング。
ナチスのポーランド侵攻、ユダナ人迫害から逃れるためにロシアへと亡命した若かりし日の秀作「第1番」と、ジダーノフ批判や反ユダヤ主義という困難を乗り越えて作曲された「第7番」の2作品が、歴史の流れとワインベルク自身の変化を物語る。

CHAN 10596
(2CDs/1枚分価格)
\2400
モーラン:独唱歌曲全集
 スプリング・ゲーテ・オール・イン・ホワイト/
 いつ6月は来るの/青いマントル/たそがれ/
 ラドロー・タウン/2つの歌/若きは喜び/
 心浮きたつ5月/死の夢/来たれ、死よ/
 トロル・ザ・ボウル/あなたはポルカを踊れない!/
 ダイアー婦人/モルトワームス/
 ジェイムズ・ジョイスの7つの詩/
 私が最後にラドローに来たとき/
 ウェンロック・タウンで(Tis timu, I think)/
 はるか西のブルックランドで/この世で一番いとおしい花/
 Oh fair enough are sky and plain(第1稿/第2稿/第3稿)/
 もう泣かないで/スウィート・オ・ザ・イヤー/
 シュロの主日/春の青い瞳/ローズフレイル/ティリー/
 ラホーン/4つのイギリスの抒情詩/
 4つのシェイクスピアの歌/ディアフェニア/
 ロザリン/モンクス・ファンシー/秋の招待/
 神が存在するならば/セイマス・オサリヴァンの6つの詩
ジェラルディン・マクグリーヴィ(ソプラノ)
エイドリアン・トンプソン(テノール)
ロデリック・ウィリアムス(バリトン)
ジョン・タルボット(ピアノ)
過去にはイギリスのリリタ(Lyrita)で巨匠ボールトが取り上げ続けた20世紀英国の作曲家アーネスト・ジョン・モーラン(1894−1950)。リリタが築いた土台を引継ぎさらに発展させたシャンドスが、英国音楽史に刻まれるであろうモーランの独唱歌曲全集という快挙を達成!
ハウスマンやジョイス、オサリヴァンの詩を題材とし、母国イギリスの民謡をふんだんに取り入れたモーランの歌曲は、代表作の交響曲や協奏曲にも並ぶ素晴らしい作品ばかり。
ソプラノのジェラルディン・マクグリーヴィなどイギリスの一流歌手たちが、20世紀英国の音楽遺産、モーランの歌曲を大切に歌います。
CHAN 10583
\2400
ラフマニノフ:歌劇《アレコ》 ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、
BBCフィルハーモニック、
トリノ王立歌劇場合唱団、
セルゲイ・ムルザエフ(アレコ/バリトン)、
エフゲニー・アキモフ(若いジプシー/テノール)、
ゲンナジー・ベズベンコフ(老ジプシー/バス)、
スヴェトラ・ワシレワ(ゼムフィーラ/ソプラノ)、
ナデジダ・ワシリエワ(ジプシーの老婆/メゾ・ソプラノ)

昇り竜ノセダ&BBCフィルのラフマニノフ!若き日の傑作、歌劇"アレコ"登場!

ラフマニノフの孫アレクサンドル・ラフマニノフが1999年に設立したセルゲイ・ラフマニノフ財団の全面的なサポートを受け、灼熱のマエストロ、ジャナンドレア・ノセダが盟友BBCフィルハーモニックと共に全身全霊を傾けている"ラフマニノフ・プロジェクト"。
「交響曲第2番」(CHAN 10589)に続くのは、ラフマニノフ最初のオペラ「アレコ」!
モスクワ音楽院でアレンスキーに師事していたラフマニノフが卒業作品として1982年に完成させた最初のオペラ「アレコ」。
このプーシキンの「ジプシー」を題材とした「アレコ」はチャイコフスキーにも認められ、過去にはコレシチェンコとタネーエフにしか与えられていなかった金メダルを獲得するなど、ラフマニノフの出世作となった若き日の傑作である。
ノセダの"ラフマニノフ3大オペラ"レコーディングの最後を飾る「アレコ」は、マンチェスターでのセッション録音だった前2作とは異なり、2007年から音楽監督を務めるトリノ王立歌劇場の合唱団を起用したトリノでのライヴ録音!
またソリストにもロシアのマリインスキー劇場やボリショイ劇場で活躍する旬の歌手たちをズラリと揃えるなど布陣も万全。
トリノ王立歌劇場でオペラ指揮者としても飛躍を続ける昇り竜ノセダの「アレコ」。要注目!

※2009年9月7日−8日、オーディトリオRAIアルトゥーロ・トスカニーニ(トリノ)でのライヴ録音。

CHSA 5080
(SACD HYBRID)
\2400→¥2190
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ハーグ・レジデンティ管弦楽団

ネーメ・ヤルヴィの圧倒的快進撃!ブルックナーの"交響曲第5番"登場!

2人の息子、パーヴォ・ヤルヴィとクリスチャン・ヤルヴィをも凌ぐ驚異の快進撃を展開しているエストニアの名音楽一家"ヤルヴィ一族"の長老ネーメ・ヤルヴィ。
イェテボリ響とのベートーヴェン&ブラームス(CHAN 10564)、ベルゲン・フィルを振ってのハルヴォルセン(CHAN 10584)がリリースされたばかりのネーメ・ヤルヴィだが、早くも2005年から首席指揮者を務めるオランダのハーグ・レジデンティ管弦楽団とのブルックナーの「交響曲第5番」が登場!!
コンセルトヘボウ管やロッテルダム・フィルと並ぶオランダのトップ・オーケストラの1つであり、"ハーグ条約"で知られる平和と司法、文化の都市ハーグの顔でもあるハーグ・レジデンティ管。
オッテルローやフォンク、スヴェトラーノフ、ズヴェーテンといった歴代の首席指揮者たちからバトンを受け継いだネーメ・ヤルヴィが振るブルックナーは、ハーグ・レジデンティ管の新たな代名詞となることだろう。
また、オーケストラをしっかりと鳴らし豪快に響かせるネーメ・ヤルヴィとブルックナーとの相性も楽しみなところ。
ちなみに息子パーヴォ・ヤルヴィがフランクフルト放送響とブルックナー・チクルスを進めており、互いのプライドを懸けた(?)父と子の"ブルックナー"の聴き比べも面白そう。
衰え知らずの巨匠ネーメ・ヤルヴィの快進撃はまだまだ続きます!

※2009年9月17日−19日、ドクター・アントン・フィリップザール(オランダ)での録音/スペシャル・プライス設定です!

CHAN 10590
\2400
スーザン・グリットン、ブリテン、フィンジ、ディーリアスを歌う
 フィンジ:ディエス・ナタリスOp.8
 ブリテン:イリュミナシオンOp.18、4つのフランスの歌
 ディーリアス:去り行くひばり
スーザン・グリットン(ソプラノ)
エドワード・ガードナー(指揮)
BBC交響楽団

スーザン・グリットンが歌うイギリス歌曲集!ENOの音楽監督エドワード・ガードナー登場!

イギリスが世界に誇るリリック・ソプラノ、スーザン・グリットンが歌うオール・イギリス・プログラム!
牧歌的、またどこか陰のある深い美を持ったフィンジの音楽とグリットンの歌声が紡ぐ傑作「ディエス・ナタリス(降誕祭)」。当代屈指の"ブリテン歌い"によるブリテン14歳の作品「4つのフランスの歌」と「イリュミナシオン」の全曲。
トーマス・ビーチャムとエリック・フェンビーによって校訂され、現在唯一のソプラノ版となるディーリアスの「去り行くひばり」など、グリットンが歌う4作品はどれも20世紀イギリスの声楽曲を代表する傑作ばかり!
グリットンの共演として、イングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)の音楽監督sエドワード・ガードナーが専属契約締結後2度目の登場!ENOで辣腕を振るう若きマエストロとグリットンを組み合わせてきたところからも、この歌曲集に懸けるシャンドスの本気度がうかがえる。
フィンジ、ブリテン、そしてディーリアス。心を揺さぶる素晴らしき音楽が響きます ——。

CHAN 10593
\2400
ボーウェン:ピアノ作品集Vol.4
 パルティータOp.156/かわいい組曲Op.39(組曲第4番)/
 組曲第3番Op.38/3つのスケッチOp.43/
 ソナチナOp.144/3つのノヴェレッテOp.124/
 ポロネーズOp.26-2/気まぐれOp.19-2
ヨープ・セリス(ピアノ)
ソロ、室内楽、協奏曲など、新たな録音が続々とリリースされ再評価が進む"イギリスのラフマニノフ"ことヨーク・ボーウェン(1884−1961)。
一足早くボーウェンの発掘に乗り出したシャンドスのボーウェン第4巻に収録されたキャリア初期の20年間と後期の1949年〜1960年に作曲されたピアノ作品は、一部を除きほとんどが世界初録音。
ハイペリオンのダニー・ドライヴァーと同じくボーウェンの音楽をこよなく愛するヨープ・セリス。師であるバドゥラ=スコダ直伝の奏法と、研究に研究を重ねた解釈によって、さらに解明されるボーウェンの音楽の真価に期待。
CHAN 10592
\2400
バーゴン:
 ヴィオラ協奏曲《ゴースツ・オヴ・ザ・ダンス》(世界初録音)/
 歌曲集《残酷な美》*/チェロ協奏曲(世界初録音)#
フィリップ・デュークス(ヴィオラ)
ジョゼフィーヌ・ナイト(チェロ)#
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)*
ラモン・ガンバ(指揮)
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
テレビ番組や映画音楽のサウンド・トラックが大ヒットとなり、英国の幅広い層から支持を集めている熟練の作曲家ジェフリー・バーゴン(1941−)。
ハイペリオンからリリースされた合唱作品集(CDA 67567)に続く"クラシック"の作品集には、1996年〜97年に作曲された歌曲集と世界初録音となる2つの協奏曲を収録。
ザ・シックスティーンのメンバーでもあり、シューマン歌曲集(CHAN 10492)での美声が印象深いサラ・コノリーの歌声、英国音楽の達人ラモン・ガンバの統率力が聴きどころ。
CHAN 0768
\2400
〔CHACONNE〕
A・スカルラッティ:カンタータ&室内楽作品集
 聖女の名を持つ美しき貴婦人/まこと、君ゆえ愛に身を焦がし/
 協奏曲第9番イ短調/かの心地よき平安は/
 カンタータ・パストラーレ《常になく我が心を占めるはいずれか》
クララ・ロットソルク(ソプラノ)、
テンペスタ・ディ・マーレ・
 チェンバー・プレーヤーズ
ドメニコ・スカルラッティの父にしてナポリ楽派の生みの親、またヘンデルに多大な影響を与えたイタリアの巨星アレッサンドロ・スカルラッティ。
現在ではオペラとカンタータの作曲家として有名な父スカルラッティの"カンタータ"と知られざる"室内楽"に着目したのは、フィラデルフィアのピリオド・アンサンブル、テンペスタ・ディ・マーレ。
リコーダー、2本のヴァイオリン、チェロ、テオルボによる5重奏が、小編成ならではのスマートな演奏や各声部の動きを通して"カンタータ"はもちろんのこと"室内楽"の作曲家としても優れていたスカルラッティの技法を楽しませてくれます。
CHAN 10584
\2400→¥2190
ハルヴォルセン:管弦楽作品集Vol.1
 ロシア領主たちの入場/
 ヴァイオリンと管弦楽のための《アンダンテ・レリジオーソ》*/
 《仮面舞踏会》からの組曲/メランコリー/交響曲第1番
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、
マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)*

ネーメ・ヤルヴィの新シリーズ!ハルヴォルセンの管弦楽作品集!

息子のパーヴォやクリスチャンに負けじとエネルギッシュな活躍を繰り広げ、ハイペースで新録音を送り出し続けているエストニアの音楽一族"ヤルヴィ家"のドン、ネーメ・ヤルヴィ。
シャンドスを舞台として新たにスタートする父ヤルヴィの新シリーズは、ベルゲン・フィルとのコンビで贈るノルウェーの国民的作曲家ヨハン・ハルヴォルセン(1864−1935)の管弦楽作品集!
ベルゲン・フィルのコンサートマスターから首席指揮者に抜擢され、1899年にはクリスチャニア国立劇場の指揮者に就任するなど、ヴァイオリニスト、指揮者としても高名だったハルヴォルセン。
作曲家としては、グリーグやスヴェンセンが確立したノルウェー国民楽派の後継者であると同時に、フランスのロマン派音楽を彷彿とさせる輝かしいオーケストレーションを描くなど、その多彩な作風が持ち味であり魅力である。
シリーズのスタートとなる第1集には、ハルヴォルセンの管弦楽作品の中で特に知名度の高い「ロシア領主たちの入場」から貴重な録音となる「交響曲第1番」など5作品を収録。
その実力と相反するかのように、作曲者の母国ノルウェーのレーベル以外では接する機会に恵まれてこなかったハルヴォルセンの「管弦楽作品」がヤルヴィのタクトによって表舞台に登場します!

CHAN 10585
\2400→¥2190
ダンディ:管弦楽作品集Vol.3
 交響的変奏曲《イスタール》Op.42/
 サクソフォンと管弦楽のための《コラール変奏曲》Op.55*/
 交響曲第3番《ガリア戦争の小交響曲》Op.70/
 地中海二部作Op.87
ラモン・ガンバ(指揮)、
アイスランド交響楽団、
シグルズール・フロサソン(サクソフォン)*
ダンディの管弦楽作品集第3集!"交響曲第3番"の新録音登場!

今は亡きヒコックスやハンドリーから秘曲発掘の遺志を受け継いだラモン・ガンバと、北欧の小国の素晴らしきオーケストラ、アイスランド交響楽団が創り上げてきたヴァンサン・ダンディ(1851−1931)の管弦楽作品集に第3集が登場!
第1集(CHAN 10464)がグラミー賞にノミネートされ、第2集も英グラモフォン誌2009年6月号でエディターズ・チョイスに選出されるなど高い評価を受け続けてきたダンディの管弦楽作品集。
第3集最大の聴きどころは、何と言っても久々の新録音登場となる「交響曲第3番」!この第一次世界大戦のフランス本土での戦いが由来となっており、ダンディの祖国に対する愛国心が込められた1916年〜18年の大作である。
アイスランド・ジャズ界の最高峰、シグルズール・フロサソンを迎えてのサクソフォン版「コラール変奏曲」や「イスタール」、再婚後の充実期に書かれた「地中海二部作」など、収録4作品はどれもダンディの魅力を知るのに最適。
ヴァンサン・ダンディの音楽が本格的な復権を迎える日は近い ——!

CHAN 10586
\2400
ハイドン:ピアノ・ソナタ集Vol.1
 ピアノ・ソナタ第39番ニ長調Hob.XVI-24(第24番)
 ピアノ・ソナタ第47番ロ短調Hob.XVI-32(第32番)
 ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Hob.XVI-46(第46番)
 ピアノ・ソナタ第49番嬰ハ短調Hob.XVI-36(第36番)
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
バヴゼはフランス音楽だけじゃない!ハイドンのピアノ・ソナタ集スタート!

シャンドス移籍後最初のプロジェクト、全5巻にわたるドビュッシーの"ピアノ作品全集"を完成させた現代フランスのトップ・ピアニストの1人ジャン=エフラム・バヴゼ。ドビュッシーに続く形でフランス路線を継続するかと思いきや、バヴゼが選んできたのはなんと古典派の巨人ハイドンのソナタ集。
バヴゼはシャンドスのベストセラーとなったドビュッシーや、移籍前のラヴェルの印象が強いため、フランス音楽専門のピアニストと受け止められがちだが、昨年行われた新日本フィルとの共演でのリストや、このハイドン・シリーズへの進出など、"フランスもの以外"のレパートリーも幅広く演奏も間違いなくワールドクラス!
ハイペリオンであのアムランが突如としてハイドンを弾いて全世界を驚かせたように、バヴゼが弾くハイドンが世界中のリスナーに衝撃を与える可能性は非常に高い。要注目!

CHAN 10587
\2400
ハウエルズ:セント・ジョンズのマニフィカト
 聖ミカエルへの続唱/バビロン河のほとりに/汚れなき薔薇/
 グロスターシャーのマニフィカトとヌンク・ディミッティス/
 詩篇第142番/
 A Grace for 10 Downing Street(ダウニング街10番地)/
 我がただ一つの望み/ライク・アズ・ザ・ハート/
 セント・ジョンズのマニフィカトとヌンク・ディミッティス/
 めでたし女王/テ・デウム
アンドルー・ネスシンガ(指揮)、
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団、
ポール・ウィーラン(バリトン)、
デイヴィッド・アダムス(ヴァイオリン)、
アリス・ニアリー(チェロ)
トリニティ・カレッジ合唱団やキングズ・カレッジ合唱団、クレア・カレッジ合唱団とケンブリッジの名門、セント・ジョンズ・カレッジ合唱団がシャンドスと3年間の専属契約を締結!2007年に音楽監督に就任したアンドルー・ネスシンガの指揮によるシャンドスからのリリース第1弾は、グロスターシャー大聖堂のオルガニストを務め、20世紀イギリスの合唱音楽の発展に大きな影響を与えたハーバート・ハウエルズの合唱作品集。20世紀の英国合唱音楽の中でも根強い人気を誇るハウエルズの作品を、名門の歌声で聴けるのはうれしいところ。今後のリリースにも期待。
CHAN 0767
\2400
〔CHACONNE〕
ヘンデル:デュエット集
 歌劇《ラダミスト》HWV.12aより Se teco vive il cor
 歌劇《ロデリンダ》HWV.19より わたしはあなたを抱きしめる
 オラトリオ《ソロモン》HWV.67より 夜明けよ、ようこそ
 オラトリオ《テオドーラ》HWV.68より 喜びの流れは永遠に
 歌劇《オットーネ》HWV.15より 愛しい夜よ!
 オラトリオ《テオドーラ》HWV.68より 汝、栄光なる富の息子よ
 歌劇《アリオダンテ》HWV.33より Bramo haver mille vite
 オラトリオ《ベルシャザール》HWV.61より 偉大なる勝者よ
 歌劇《タメルラーノ》HWV.18より 君のためだけに生き
 歌劇《ソザルメ、メディアの王》HWV.30より 苦難の門をくぐり抜け
 歌劇《アグリッピーナ》HWV.6より No, no, ch'io non apprezzo
 歌劇《ジュリアス・シーザー》HWV.17より 慕わしいお人!美しいお人!
ローズマリー・ジョシュア(ソプラノ)、
サラ・コノリー(メゾ・ソプラノ)、
ハリー・ビケット
 (ディレクター&チェンバロ&オルガン)、
イングリッシュ・コンサート
イングリッシュ・コンサート登場!ヘンデルのデュエット集!

創設者ピノック、マンゼ、そしてビケットへと音楽監督のポストが受け継がれてきたイギリスのピリオド・オーケストラ、イングリッシュ・コンサートの新しいヘンデル・コレクションは、輝かしい活躍を見せる2人の女流歌手たちと共演によるデュエット集。
大英帝国勲章(CBE)の受勲者であり、シューマン歌曲集(CHAN 10492)で名唱を聴かせてくれたサラ・コノリーと、「パルテノーペ」や「セメレ」など数々の作品でタイトル・ロールを担ってきたウェールズのソプラノ歌手ローズマリー・ジョシュアの12曲のデュエットは、イングリッシュ・コンサートのサポートも加わり、キャスト、演奏ともにかなりの充実度。ヘンデリアン必聴です。

CHAN 10589
\2400→¥2190
ラフマニノフ:
 交響曲第2番ホ短調Op.27/幻想曲《岩》Op.7
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、
BBCフィルハーモニック

ラフマニノフ・プロジェクト第4弾!熱きノセダが遂に"交響曲第2番"を振る!
BBCフィルハーモニックの首席指揮者、トリノ王立歌劇場の音楽監督として、全世界を舞台に獅子奮迅の活躍を見せる灼熱のマエストロ、ジャナンドレア・ノセダ。「フランチェスカ・ダ・リミニ」、「交響曲第1番」、「けちな騎士」と続いてきた"知られざる名曲秘曲の伝道師"ノセダ&BBCフィルのラフマニノフ・プロジェクト第4弾として名作中の名作「交響曲第2番」がいよいよ登場!悲劇的とも言える「交響曲第1番」の初演失敗から不死鳥の如く甦り、「ピアノ協奏曲第2番」や、「チェロ・ソナタ」、「けちな騎士」、「フランチェスカ・ダ・リミニ」などを続々と完成させたラフマニノフがたどり着いた「交響曲第2番」。ロシア・ロマン派音楽の全てが凝縮されたラフマニノフの「交響曲第2番」は、濃厚かつエネルギッシュでエキサイティングな音楽創りとタクト捌きが持ち味のノセダにとって最高のレパートリーと言っても過言ではないだろう!恩師ゲルギエフ直伝の解釈、そしてマリインスキー劇場の首席客演指揮者として本場で培った経験はノセダの大きな武器。またラフマニノフの孫であるアレクサンドル・ラフマニノフが1999年に設立したセルゲイ・ラフマニノフ財団の全面的なサポートも心強い。ノセダがラフマニノフの濃厚で濃密な"美"の世界をどのように描くのか ——?ノセダ入魂のラフマニノフの登場です!2008年11月24日(岩)&2009年11月11日−12日(交響曲第2番)、マンチェスター新放送センター・スタジオ7での録音。

CHANDOS CLASSICS

CHAN 10599X
\2000
ドホナーニ:
 ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.5
 ピアノ協奏曲第2番ロ短調Op.42
ハワード・シェリー(ピアノ)
マティアス・バーメルト(指揮)
BBCフィルハーモニック
クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父であり、バルトークと同世代のハンガリー人作曲家、エルンスト・フォン・ドホナーニ(1877−1960)の没後50周年を記念して製作されたピアノ協奏曲集。
ブラームスの伝統を受け継ぎながらも、表舞台に出ることの少なかった作曲家ドホナーニの"ピアノ協奏曲"にシェリーとバーメルト&BBCフィルがスポットライトをあてます。ドホナーニ愛好家には、ハイペリオンのマーティン・ロスコー盤(CDA 66684/RPCシリーズVol.6)との聴き比べもオススメです。
24bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売。

CHANNEL CLASSICS

CCSSA 30010
(SACD HYBRID)
\3100
ドヴォルザーク:
 交響曲第7番ニ短調Op.70/組曲イ長調Op.98b
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団

イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管弦楽団!新録音は"別格"のドヴォルザーク"交響曲第7番"!

ラフマニノフ、マーラー、チャイコフスキー、ブラームス・・・。これまで以上に多彩なレパートリーを駆使し、快進撃を続けるハンガリーの鬼軍曹イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管弦楽団。
フィリップス時代に収録した「交響曲第8番&第9番」から約10年という月日を経て、"奇跡のコンビ"がいよいよドヴォルザークのもう1つの傑作「交響曲第7番」を取り上げる。
ブラームスの「交響曲第3番」の初演に触発されたドヴォルザークが1885年に完成させ、"ドイツ的"、"絶対音楽的"と評される「交響曲第7番」。
イヴァン・フィッシャーも着目した冒頭から終始"ニ短調"が楽曲を支配しながらも、第4楽章の最後の6小説で"ニ長調"へ転調させるというドヴォルザークの大胆で劇的な手法は、この「交響曲第7番」を"傑作の域"にまで押し上げた1つの要素と言えるだろう。
またイヴァン・フィッシャーとブラペスト祝祭管は「交響曲第7番」の内面に秘められた"民族色"を見事に引き出すなど、作品への熱意とこだわりは相当なもの。
やはりこの"奇跡のコンビ"のドヴォルザークは別格です!

※2009年7月、ブダペスト芸術宮殿(パレス・オヴ・アーツ)での録音。

CCSSA 90110
(SACD HYBRID)
\2400
ドヴォルザーク:
 交響曲第9番ホ短調Op.95《新世界より》
 交響曲第8番ト長調Op.88
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団
ドヴォルザークの交響曲第8番&第9番が復刻登場!

フィリップスからリリースされていたイヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管の名盤、ドヴォルザークの「交響曲第8番&第9番」がチャンネル・クラシックスから新装復刻登場!
これでイヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管の演奏で"後期交響曲"の3作品が揃います!
SACDハイブリッド・マルチチャンネル仕様&特別価格設定です!

※2000年2月29日−3月3日、イタリアン・インスティテュート(ブダペスト)での録音。

CCSSA 29810
(SACD HYBRID)
\3100
ペルゴレージ:
 スターバト・マーテル/フルート協奏曲ト長調/
 チェロと通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調/
 サルヴェ・レジナ ヘ短調
エリン・マナハン・トーマス(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
アシュリー・ソロモン(フルート)
ジェニファー・モルシェス(チェロ)
フロリレジウム
フロリレジウムのペルゴレージ!

あふれんばかりの才能を持ちながらも、病によって26歳という若さでこの世を去った悲劇の天才作曲家ペルゴレージ。
ナポリの"悲しみの聖母騎士団"からの委嘱によって作曲された最後の作品「スターバト・マーテル」は、数ある同名の作品の中でも最上に位置する不朽の名作である。
英国古楽界に彗星の如く現れたソプラノ歌手エリン・マナハン・トーマスと、BCJのソリストとしても馴染みの深い世界有数のカウンターテナー、ロビン・ブレイズ。
あのポッジャーも在籍していたイギリスの古楽アンサンブル、フロリレジウムとアシュリー・ソロモンのソロなど、キャストの充実振りも頼もしい。
キリストを失った聖母マリアの悲しみが、美しき歌声と繊細なアンサンブルの音色に姿を変えて天上からの声のように降り注ぎます ——。


CHRISTOPHORUS

CHR 77310
\2500
プラッティ:
 リチェルカータ第1番/ソナタ第4番/リチェルカータ第2番/
 リチェルカータ第3番/ソナタ第3番/リチェルカータ第4番
ノイマイヤー・コンソート
18世紀ドイツのヴュルツブルク宮廷で宝石のように輝いたイタリア人作曲家プラッティのチェロ作品を、ドイツのピリオド・アンサンブル、ノイマイヤー・コンソートが発掘!ジョヴァンニ・ベネデッティ・プラッティ(c.1697−1763)は、その活躍の場となったドイツで"ベートーヴェンの先駆者"とも称された"かなりドイツ的な"イタリア人作曲家である。チェロ作品から満ち溢れる活気に満ちた旋律やリズムは、確かに一級品。
CHR 77311
\2500
ドイツ・ルネサンス時代の歌曲集
 ラッスス、ゼンフル、イザーク、レヒナー、
 グライター、ホフハイマー、オトマイヤー、
 パミンガー、プレトリウス、デ・ヴェントの歌曲を収録
シュティムヴェルク
シュティムヴェルクは、ドイツ期待のルネサンス音楽の申し子、フランツ・ヴィッツムを中心として2001年にミュンヘンで結成された男声4重唱のア・カペラ・グループ。"「聖エメラムの写本」からの音楽"(AE-10023)に続くシュティムヴェルクの新たなプログラムは、ルネサンス・ギターやルネサンスリュートを伴奏に加えてのドイツ・ルネサンス時代の歌曲集。4人という小編成の男声のみで織り成すシュティムヴェルクの崇高なハーモニーが、ドイツの宗教音楽界の新たな象徴となる。
CHR 77312
\2500
聖マリアを崇拝する中世の巡礼者たちの歌
 モンセラートの朱い本より
 聖母マリアのカンティガスより
クリスティン・ヘーフェナー(メゾ・ソプラノ&ディレクター)、
アンサンブル・カンティカ
黒い聖母マリア像の存在で知られるスペイン、カタルーニャ州のモンセラート修道院。このモンセラート修道院に古くから伝わり、巡礼者たちによって歌われたとされる「モンセラートの朱い本」からの音楽を女声ヴォーカル・グループ、アンサンブル・カンティカのハーモニーが聖母マリアへの祈りとして捧げる ——。
CHR 77313
(SACD HYBRID)
\3100
パレストリーナ:
 教皇マルチェルスのミサ/ガリラヤ人たちよ/
 すべての民よ/主を畏れたるすべての者は幸いなり/
 神は昇りたまいぬ/ガリラヤ人たちよ−神は昇りたまいぬ/
 わが肉体は/イエスはこの宴にて
ウィルフリード・ロンバッハ(指揮)、
アンサンブル・オフィチウム
パレストリーナの大作「教皇マルチェルスのミサ」の曲間にモテットを導入して構成を行ったディスク。演奏はハイデルベルク大学で教会音楽、グレゴリオ聖歌の指導を行っている指揮者、オルガン奏者のロンバッハとルネッサンス音楽、グレゴリオ聖歌を得意とするアンサンブル・オフィチウム。CHR 77275からのフォーマット変更(SACD Hybrid)による移行再発売。
CHR 77314
\2500
ヒルデガルト・フォン・ビンゲン 〜 作曲家と神秘家 アウグスブルク古楽アンサンブル
修道女、神秘家であり、古代ローマ時代以降の歴史上で最初の女流作曲家とされているヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098−1179)の作品とフランスの神学者ペトルス・アベラール(1079−1142)作と伝わる音楽を、アウグスブルクの中世音楽のスペシャリストたちが解読する。CHR 74584からの移行再発売。

CLARINET CLASSICS

CC 0061
\2400
人騒がせな娘
 〜ラテン・アメリカとウィーンのクラリネット作品集
  マルケス:サラバンド変ロ長調
  ドゥゼンヌ:クラリネット・ソナタ、人騒がせな娘
  モンティーリャ:レジストロ・デ・パハリージョ
  アイゼンベルク:アーキコリーニョ
  プリンツ:クラリネット・ソナタ
  エレリアス:ニエブラとセメント
  ピアソラ(モンティーリャ編):眼を閉じて聴け
ホルヘ・モンティーリャ(クラリネット)、
ハミルトン・テスカローロ(ピアノ)
全世界から注目を集めるベネズエラの音楽教育システム"エル・システマ"の卒業生であり、シモン・ボリバル交響楽団の首席クラリネット奏者を務めるホルヘ・モンティーリャのエキサイティングなラテン・アメリカ・プログラム。
メキシコ、ベネズエラ、ブラジル、アルゼンチンの作品に加えて、長きにわたりウィーン・フィルの首席クラリネット奏者として君臨し続けた往年の名奏者、アルフレート・プリンツが2002年に作曲した「クラリネット・ソナタ」が!!クラリネット関係者必聴!
CC 0042
\2400
メルカダンテ:
 クラリネット協奏曲変ロ長調Op.101
 フルート、クラリネットとホルンのためのコンチェルトーネ第1番ヘ長調
 フルート、2つのクラリネットとホルンのためのコンチェルトーネ第2番ヘ長調
 フルート、2つのクラリネットとホルンのためのコンチェルトーネ第3番ヘ長調
 クラリネット協奏曲ヘ長調Op.76
ルイジ・マジストレッリ(クラリネット)、
ラウラ・マジストレッリ(クラリネット)、
エレーナ・チェッコーニ(フルート)、
アルフレード・ペドレッティ(ホルン)、
ピエランジェロ・ジェルミーニ(指揮)、
ラリオ室内管弦楽団
ロッシーニやベッリーニに続くイタリア・オペラの大作曲家サヴェリオ・メルカダンテ(1795−1870)の"オペラ作曲家"としてではなく"器楽作曲家"としての姿と芸術を収めたクラリネット協奏曲集。ソリストのルイジ・マジストレッリは、ディーター・クレッカーやカール・ライスターのマスタークラスで学び、イタリアのサンレモ交響楽団で首席奏者として活躍中。また国際クラリネット協会イタリア支部のチェアマン、名門ミラノ音楽院の教授として後進の育成にも力を注いでいる。2002年7月の録音。弊社初紹介。
CC 0044
\2400
シンプル・システム・クラリネットの100年
 ウィリアムズ:つかの間の思い
 オーバーテュール:甘い夢Op.300
 サマヴェル:ロマンスOp.4
 ハーフォード・ロイド:デュオ・コンチェルタンテ
 ジャーマン:牧歌とブーレ
 ウォルシュー:4つの瞑想曲
 プラット:イスファハーンの思い出
 ホルブルック:夜想曲Op.55-1
 グリーヴス:牧歌
 ラヴロック:ロマンスとワルツ
 カース:ハッピー・チューン
 ユイレ=スミス:ガヴォット
 ダンヒル:幻想的組曲Op.91
コリン・ローソン(クラリネット)、
フランシス・ポット(ピアノ)
現在主流となっているベーム式やエーラー式のキー・システムではなく、バセット・ホルンでもない1900年頃に製作されたアルバート式(シンプル・システム)のクラリネットの音色を楽しめるクラリネット・アルバム。
1850年から1950年の間に作曲されたクラリネット作品を吹くコリン・ローソンは、英国王立音楽大学の学長を務めるイギリス・クラリネット界の大御所。ピリオド奏者としても高名であり、高度なテクニックを要するアルバート式クラリネットでも安定感抜群の演奏を聴かせてくれる。2002年9月の録音。弊社初紹介。

COBRA RECORDS

COBRA 0019
\2500
ボッケリーニ:スターバト・マーテル*
ペルト:スターバト・マーテル#
モーナ・ユルスルー(ソプラノ)*、
フィリップ・グラファン(ヴァイオリン)*/#、
堀米ゆず子(ヴァイオリン)*、
ロジャー・チェイス(ヴィオラ)*/#、
ユルン・ルーリング(チェロ)*/#、
エイミー・ノリントン(チェロ)*、
タニー・ウィレムスタイン(ソプラノ)#、
エルスベス・ヘリットセン(アルト)#、
アレックス・フェルミューレン(テノール)#
"ボッケリーニ"と"ペルト"。2つのスターバト・マーテル。
18世紀イタリアのルイジ・ボッケリーニと現代エストニアのアルヴォ・ペルト。
時代も国も作風も違うボッケリーニとペルトの「スターバト・マーテル」がその特徴でもある「ソリスト+弦楽器による室内楽」という編成でリンクする。
サン=ナゼールの音楽祭"コンソナンス2005"で上演されたボッケリーニでは、ブリュッヘン&18世紀オーケストラの名演、モーツァルトのレクイエム(東京芸術劇場ライヴ/GCD 921105)でソプラノ・パートを歌ったノルウェーの名花モーナ・ユルスルーが祈りの歌声を響かせる。
また弦楽器のメンバーにも、フランスのヴィルトゥオーゾ、フィリップ・グラファンや日本の堀米ゆず子、英国ヴィオラ界の重鎮ロジャー・チェイスなど世界各国の一流奏者たちが揃う。
18世紀と現代の2つの「スターバト・マーテル」。祈りと悲しみが込められた崇高な聖歌が心を打つ ——。2005年9月23日のライヴ録音。
COBRA 0032
\2500→¥2290
ファースト・ステップス
 ブルックナー:ロンド ハ短調
 ブリテン:弦楽四重奏曲ヘ長調
 プッチーニ:弦楽四重奏曲ニ長調
 グリーグ:フーガ ヘ短調
 ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第1番
 ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩除楽章
 シェーンベルク:プレスト ハ長調
ロイスダール弦楽四重奏団
これはユニーク!ブルックナーからシェーンベルクまで。各時代や流派の中心を担ってきた7人の作曲家たちの"初期作品"ばかりを集めた弦楽四重奏曲集"ファースト・ステップス(初めの一歩)"。これが「月に憑かれたピエロ」と同じシェーンベルクの弦楽四重奏曲?イタリア・オペラの巨匠プッチーニの弦楽四重奏曲?ウェーベルンの「緩除楽章」はやはり美しい!ハーグ王立音楽院の卒業生たちで1996年に結成されたロイスダール弦楽四重奏団が、7人の巨匠たちの知られざる1面を教えてくれます。
COBRA 0023
\2500→¥2290
チェロが歌うロシア歌曲
 グリンカ:
  すばらしい時を覚えている、ひばり、
  血は熱い思いにわきたち、故なく私を誘うな、疑い
 チャイコフスキー:
  騒がしい舞踏会で、ただ憧れを知る者だけが、セレナード、
  恐ろしい瞬間、早春のことだった、夜は明けるだろうか、
  なぜ?、もう忘れられて、またもとのように私はひとり
 ラフマニノフ:
  神秘の夜のしじまに、歌わないでおくれ美しい人よ、
  何とすばらしい所、孤独、哀しき夜、
  私は悲しみのために恋をした、ライラック、春の洪水
ディミトリ・フェルシュトマン(チェロ)、
ミラ・バスラウスカヤ(ピアノ)
ディミトリ・フェルシュトマンは、モスクワ音楽院ではナターリャ・グートマンに師事し、1967年にはグリンカ弦楽四重奏団を創設した1945年生まれのロシア人チェリスト。現在はソリスト、アムステルダム音楽院の教授としてオランダで活躍するロシアの名チェリストが、祖国への畏敬の念を込めてチェロでロシア歌曲を歌う。ロシア人だからこそ表現できる"歌心"に感嘆。ブックタイプ仕様。
COBRA 0031
\2500
ロシアン・ジェネレーション2
 チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第2番へ長調Op.22
 プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調Op.92
 G・プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番
ロイスダール弦楽四重奏団
チャイコフスキーとプロコフィエフ、そしてプロコフィエフの孫ガブリエル・プロコフィエフ(1975−)の"弦楽四重奏曲"を取り上げた"ロシアン・ジェネレーション"の第2弾には、それぞれの作曲家の弦楽四重奏曲"第2番"を収録。
第1集(COBRA 0024)に収録されている弦楽四重奏曲"第1番"から、3人の作曲家の作品がストレートに次のステップへと進む構成力は演奏に負けず劣らずお見事!
COBRA 0030
\2500
アンドリーセン:
 チェロ・ソナタ/ヴァイオリン・ソナタ/
 ヴァイオリンとチェロのための《3つのインヴェンション》/
 ピアノ、ヴァイオリンとチェロと《三重奏曲》
アムステルダム・ブリッジ・アンサンブル
ルイ・アンドリーセンの父親であり、20世紀オランダ楽壇の牽引者の1人として名を遺しているヘンドリク・アンドリーセン(1892−1981)の室内楽作品集。20世紀のイギリスで異彩を放ったフランク・ブリッジの名を冠したアムステルダム・ブリッジ・アンサンブルは、アムステルダム・シンフォニエッタ、シェーンベルク・アンサンブルの主力メンバー、ローゼモンド(vn)とホッホシャイト(vc)、ピアニストのファン・ルートによって2005年に結成されたオランダの新しい室内楽団。

COLLEGIUM

CSCD 520
\2000→¥1890
フォーレ:レクイエム(ジョン・ラッター校訂1893年版)
 アヴェ・ヴェルム・コルプスOp.65-1
 タントゥム・エルゴOp.65-2/アヴェ・マリアOp.67-2
 マリア、マーテル・グラティエOp.47-2
 ラシーヌ賛歌/小ミサ曲
キャロライン・アシュトン(ソプラノ)、
スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)、
ジョン・ラッター(指揮)、
ケンブリッジ・シンガーズ、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニアのメンバー
ラッター版フォーレの"レクイエム"。新リマスターで新装復活!英国の合唱の神様ジョン・ラッターとケンブリッジ・シンガーズの最高傑作であり、コレギウム・レコーズ(Collegium Records)の大ベスト・セラー、フォーレのレクイエムが新リマスターを施され、さらにグッド・プライスになって新装登場!ジョン・ラッター自身の手によって1893年に校訂された楽譜を使用したフォーレの「レクイエム」は、数ある同曲の録音の中でも五指に数えられる至高の名演として絶大な評価受け続けているまさに"名演"である。また「レクイエム」だけでなく「ラシーヌ賛歌」のあまりにも素晴らしいハーモニーも、聴き手の心を揺さぶり"感動"という感情を与えてくれる。合唱関係者必聴必携のフォーレです。1984年&1988年の録音(新リマスター)。
※COLCD 109は廃盤となります。

CYBELE

SACD AB006
(SACD HYBRID)
\3100
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの音楽

ウルリッヒ・トゥクール(語り)、
イェルク・ワスチンスキ(ソプラノ)、
マルティン・シュメディング(オルガン)、
コンチェルト・ロイヤル・ケルン

ドイツの俳優ウルリッヒ・トゥクールの語りとヘンデルの音楽によるオーディオ・ブック。ドイツ語の勉強にも役立つかも!?
3SACD KiG 001
(3SACDs HYBRID/2枚分価格)
\6200
ハルトマン:弦楽四重奏を伴う作品全集
 弦楽四重奏曲第1番《カリヨン》/弦楽四重奏曲第2番/
 弦楽四重奏と打楽器のための小協奏曲/
 クラリネット、弦楽四重奏と弦楽オーケストラのための《室内協奏曲》/
 ハルトマン一族の語り
  (カール・アマデウス&エリザベート&リヒャルト)
ドゥーレン弦楽四重奏団、
ヴィルベルト・グローテンブール(打楽器)、
アルヤン・ワウデンベルフ(クラリネット)、
コンラッド・ファン・アルフェン(指揮)、
シンフォニア・ロッテルダム、
カール・アマデウス・ハルトマン(語り)、
エリザベート・ハルトマン(語り)、
リヒャルト・P.ハルトマン(語り)
"演奏+オーディオブック"という新しいスタイルのシリーズ第1弾は、20世紀ドイツ屈指のシンフォニスト、ハルトマン。オランダ勢の屈強な演奏による"弦楽四重奏"のための作品全集に加えて、ハルトマン夫人エリザベート・ハルトマン、子息のリヒャルト・P.ハルトマン、そして1962年頃に収録されたハルトマン自身の語りを収録。ハルトマンの肉声を収めた音楽的資料としても価値のあるタイトルです。
SACD 060.701
(SACD HYBRID)
\3100
ベッカー:オルガン作品全集
 3つのオルガン小品/ジョスカンの思い出に/
 インタポレーショネン/メテオロン
マルティン・シュメディング(オルガン)
ギュンター・ベッカー(1924−2007)は、ドイツのライヴ・エレクトロニック・グループ、"メガ・ヘルツ"の創設者であり、国際現代音楽協会ドイツ部門の会長を務めた20世紀ドイツを代表する作曲家の1人。20世紀ドイツの知られざるオルガン作品にスポットライトをあてた好企画は音質もかなり優秀。全曲世界初録音。

DAL SEGNO

DSPRCD 047
\2400
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.82
バックス:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調
タスミン・リトル(ヴァイオリン)、
マーティン・ロスコー(ピアノ)
イギリスの名女流奏者タスミン・リトルとマーティン・ロスコーのデュオによる"エルガー"&"バックス"という英国音楽ファン垂涎の名演が復活!接すれば接するほど深みを増すタスミン・リトルが弾くエルガーの「ヴァイオリン・ソナタ」。これほどまでにエルガーのヴァイオリン・ソナタを見事に描くことのできるヴァイオリン奏者は世界広しと言えどもそう簡単には見つからないだろう。1999年7月15日−27日の録音。gmn.comレーベルからの移行再発売。

DANACORD

DACOCD 680
\2500→¥2290
デンマークの女性作曲家のロマンティック・ピアノ作品集
 リープマン:情熱の主題と変奏曲
 モー:6つ教則の習作Op.6より 、教則の習作Op.9
 セーエステズ:ピアノ・ソナタ変イ長調
カトリーネ・ペネロプ (ピアノ)
知られざる3人のデンマーク人女流作曲家、ナナ・リープマン(1849−1935)、ベナ・モー(1897−1983)、ヒルダ・セーエステズ(1858−1936)のピアノ作品集。北欧の香りとロマン派の作風を併せ持つピアノ作品を弾くのは、3人の作曲者たちと同じデンマークの女流音楽家カトリーネ・ペネロプ。この録音がデビュー・レコーディングとなるペネロプが、19世紀〜20世紀のデンマークで花開いた女流作曲家たちのピアノ作品を大切に奏でています。

DAPHENEO

Dapheneo A711
\2500
〔旧譜〕
シュトックハウゼン:黄道十二宮 ラボリントゥス
様々なスタイルで演奏されるシュトックハウゼン1974年の作品「黄道十二宮(ティアクライス)」。ここでは、ハープ、クラリネット、フルート、打楽器、2台のチェロとナレーションなどの多種多様な表現によって12の星座が描かれている。いつの間にか惹きつけられてしまう12星座の旋律は、シュトックハウゼン入門としても好適デス。2006年&2007年の録音。
Dapheneo A210
\2500
〔旧譜〕
サクソフォンのための無伴奏作品集
 カサップ:バルバニク/
 ベイテルマン:メランコリックな花園のフラグメント/
 カサップ:イゼヤ/キロー:楕円/
 ソラル:ピース・ド・コレクション/
 エスケシュ:ルッテ/
 ズバー:Cinq Clairs-Obscurs/ジャノー:モノディー
ジャン=ピエール・バラグリオリ(サクソフォン)
フランスの超名門ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団のソロ・サクソフォン奏者、ジャン=ピエール・バラグリオリの無伴奏アルバム。重音などの特殊奏法を駆使しながら1つ1つ現代の無伴奏作品を完成させていくバラグリオリのハイレベルなテクニックは、さすがギャルドの首席。2002年の録音。
Dapheneo A803
\2500
〔旧譜〕
エリク・フィッシャー:
 弦楽四重奏のための《オー・ヴァン・アシェル》/冬の時代/
 弦楽四重奏曲/アルビオン/小品−2005年6月25日
ボリエール弦楽四重奏団
現代作曲家エリク・フィッシャー(1960−)の弦楽四重奏のための作品集は、4つの弦楽器が生み出すカオスの世界。「弦楽四重奏曲」と「小品」を除く3作品はフランスの出版社から楽譜も出版されている。2007年&2008年の録音。

ET’CETERA

KTC 1404
\2500
モーツァルト&ペトリーニ:初期ソナタ集
 モーツァルト:
  ソナタ第11番変ホ長調K.26、
  ソナタ第12番ト長調K.27、
  ソナタ第13番ハ長調K.28/
 ペトリーニ:ソナタ第3番ハ短調Op.3/
 モーツァルト:
  ソナタ第14番ニ長調K.29、
  ソナタ第15番ヘ長調K.30、
  ソナタ第16番変ロ長調K.31/
 ペトリーニ:ソナタ第6番変ロ長調Op.3
長澤真澄
 (シングルアクションハープ/J-M・ウォルターズ1785年製)、
寺神戸亮
 (バロック・ヴァイオリン/ジョヴァンニ・グランチーノ1690年製)

日本の古楽界を牽引する"長澤真澄"と"寺神戸亮"のデュオ!ハープとヴァイオリンが誘うモーツァルトのソナタの世界。
長澤真澄と寺神戸亮。日本の古楽界を牽引する2人の世界的名手が、"バロック・ハープ"と"バロック・ヴァイオリン"で奏でる神童モーツァルト初期の「ソナタ」集!
10歳のモーツァルトが1766年2月にオランダのハーグで完成させた"ハーグ・ソナタ"(K.26〜K.29)。
"ヴァイオリン・ソナタ"と呼ばれながらも実際には"ヴァイオリン伴奏付きピアノ(チェンバロ)・ソナタ"という特徴を持つモーツァルトのソナタと、"ハープ"&"ヴァイオリン"というデュオとの出会い。
"弦楽器"という共通点で結ばれハープという伴侶を得たことにより、"伴奏"という鎖から解き放たれ輝きを増すヴァイオリン。
神童の音楽が持つ計り知れぬ魅力と、長澤真澄と寺神戸亮の息の合った素晴らしい演奏は、この「ハーグ・ソナタ」が本当は"ハープ"と"ヴァイオリン"のために書かれた作品なのではないかと感じさせてくれるほど。
また、モーツァルトと同世代のイタリア系ドイツ人音楽家、フランチェスコ・ペトリーニ(1744−1819)のヴァイオリン伴奏付き「ハープ・ソナタ」が、ハープという楽器の存在感の大きさを物語る。
長澤真澄と寺神戸亮が、聴き手をモーツァルトの新しい「ハーグ・ソナタ」の世界に誘います ——。2009年5月、ローン改革派教会(オランダ)での録音。

 

GLOSSA

GCD 921620
(2CDs/特別価格)
\4000
グレトリ:音楽悲劇《アンドロマケ》 カリン・ドゥシェー(ソプラノ/アンドロマケ)
マリア・リッカルダ・ウェッセリンク
 (メソ・ソプラノ/ヘルミオネ)
セバスチャン・グーゼ(テノール/ピュロス)
タシス・クリストヤニス(バリトン/オレステス)
エルヴェ・ニケ(指揮)
コンセール・スピリチュエル
ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団

鬼才ニケ&コンセール・スピリチュエル最新作!グレトリの音楽悲劇"アンドロマケ"が蘇る!

去る2月の来日公演で上演されたパーセルの歌劇「アーサー王」が"音楽中心の公演だった"、"音楽だけで十分作品を堪能させた"として高く評価され、その優れた演奏能力を改めて示してくれたエルヴェ・ニケとコンセール・スピリチュエル。
ヴェルサイユ・バロック音楽センターとパラツェット・ブル・ザネの協力を得て、フランス・バロックの埋もれた音楽悲劇(トラジェディ・リリック)の復活再演を実現させてきたニケ&コンセール・スピリチュエルが取り上げるのは、ベルギーのリエージュで生まれ、18世紀後期のフランス・オペラ界に大きな功績を遺したアンドレ=エルネスト=モデスト・グレトリの音楽悲劇「アンドロマケ」!
17世紀フランスの名作家ジャン・ラシーヌ(1639−1699)の「アンドロマケ(アンドロマック)」を原作としたグレトリの音楽悲劇。
マリー・アントワネットの庇護を受け、ナポレオンからはレジオン・ドヌール勲章を授けられるなど栄誉を極めたグレトリの生涯や、ギリシャ神話やギリシャ悲劇に登場する「アンドロマケ」を主役としたストーリー。
これらの知名度の高さとは相反するかのように、ほとんど知られてこなかった音楽悲劇の"音楽"の部分が、マレやデトシュ、リュリの音楽悲劇を見事に蘇演させてきたニケ&コンセール・スピリチュエルによって蘇る ——!

※2009年10月、ブリュッセル・ボザール・パレスでの録音。

GCD 921112
(2CD/特別価格)
\4000→¥3690
J・S・バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232 ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、
パトリック・ファン・ゲーテム(アルト)、
ヤン・コボウ(テノール)、
ペーター・コーイ(バス)、
フランス・ブリュッヘン(指揮)、
18世紀オーケストラ、
カペラ・アムステルダム

ブリュッヘン&18世紀オーケストラ最新作!20年振りとなるJ・S・バッハの"ロ短調ミサ"!
モーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲集」(GCD 921108)、ハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」(GCD 921109)、モーツァルトの「ホルンのための作品集」(GCD 921110)を続々と発表してきた巨匠フランス・ブリュッヘンと18世紀オーケストラ。
"グロッサ"と専属録音チーム"グランド・ツアー"の強力タッグが全世界に向けて発信する新録音は、なんと20年振りとなるJ・S・バッハの「ロ短調ミサ」!
フィリップス時代の1989年3月に収録した1度目の「ロ短調ミサ」という名盤の存在がありながらも、敢えて2度目の録音を決意したブリュッヘン&18世紀オーケストラ。
録音のリリースにも一切の妥協を許さぬ厳しい姿勢を保ち続けているブリュッヘンが認めた新たな「ロ短調ミサ」。
それは、飽くなき探究心と好奇心、衰えぬ鋭い洞察力、そして20年という長き歳月を経て進化と変化を遂げた巨匠が創り上げた"新たな奇跡"なのである ——。
2009年3月、新たな「ロ短調ミサ」の舞台となったポーランドのワルシャワには、ミールズ、ゾマー、ゲーテム、コボウ、コーイといった世界屈指の古楽系歌手たちと、ブリュッヘンも信頼を寄せるオランダの合唱団カペラ・アムステルダムが集結!
旧録音を上回る充実の布陣によるこの「ロ短調ミサ」では、ブリュッヘンが目指す"18世紀の傑作に相応しい名演奏"と"作品初演時の感動の再現"が現実のものとなったのである。ワルシャワで生まれた"新たな奇跡"。大反響必至!乞うご期待!
録音:2009年3月、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ/ライヴ)

GCD 920916
(3CD/2枚分価格)
\4000→¥3690
モンテヴェルディ:
 歌劇《ポッペアの戴冠》(ナポリ稿)
エマヌエラ・ガッリ(ポッペア/ソプラノ)、
ロベルタ・マメリ(ネローネ/ソプラノ)、
ホセ・マリア・ロー・モナコ(オットーネ/メゾ・ソプラノ)、
セニア・マイヤー(オッターヴィア/メゾ・ソプラノ)、
イアン・ハニーマン(アルナルタ/テノール)、
ラファエレ・コンスタンティーニ(セナカ/バス)、
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)、
ラ・ヴェネクシアーナ

鬼才カヴィーナ&ラ・ヴェネクシアーナ最新作!モンテヴェルディの"ポッペアの戴冠"登場!

モンテヴェルディの「マドリガーレ集」全集完結という偉業を果たし、さらには「オルフェオ」、「倫理的、宗教的な森」、「音楽の戯れ」を続々と取り上げるなど、モンテヴェルディの音楽の奥深くへと歩み続けるクラウディオ・カヴィーナ&ラ・ヴェネクシアーナ。
"ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009"への出演やグロッサ(Glossa)のモンテヴェルディ・シリーズの成功により、日本での評価と知名度を一気に高めているラ・ヴェネクシアーナの次なるモンテヴェルディは、「オルフェオ」から35年後に初演された最晩年の傑作「ポッペアの戴冠」!
古代ローマ帝国の皇帝ネロとポッペアを描いたモンテヴェルディの「ポッペアの戴冠」は作曲者自身の自筆譜が遺されておらず2つの筆写譜、いわゆる"ヴェネツィア稿"と"ナポリ稿"という形で現代に伝えられており、その真の姿は現在もベールに包まれている。
鬼才カヴィーナとヴェネクシアーナが「ポッペアの戴冠」の演奏のために用いたのは、より音楽的に優れているとされる"ナポリ稿"。
この"ナポリ稿"は、モンテヴェルディ自身の音楽に、弟子のフランチェスコ・カヴァッリ(1602−1676)、ベネデット・フェラーリ(c.1603−1681)、フランチェスコ・サクラーティ(1605−1650)たち(と思われる)の音楽が加筆されており、当時のイタリアで隆盛を誇った多くの才能が結集された"師弟共作"なのである。
現代の古楽シーンで綺羅星の如く輝くソプラノ、エマヌエラ・ガッリとロベルタ・マメリをポッペアとネローネ(ネロ)役に据え、鬼才カヴィーナが繰り広げる「ポッペアの戴冠」。見逃せない要注目盤の登場です!

2009年9月、サン・カルロ教会(モデナ)での録音。


GUILD

GMCD 7338
\2400→¥2190
ブルッフ:
 ヴァイオリンと管弦楽のための《コル・ニドライ》
  (ヴァイオリン版世界初録音)/
 ヴァイオリンと管弦楽のための《ロマンス》/
 歌劇《戯れと悪知恵と復讐》Op.1より 序曲(世界初録音)/
 スウェーデン民謡によるセレナーデ/
 ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
アレクサンドル・ダ・コスタ(ヴァイオリン)
ギラド・カルニ(ヴィオラ)
トーマス・レスナー(指揮)
ビエンヌ交響楽団
マックス・ブルッフのチェロと管弦楽のための名作「コル・ニドライ」。この「コル・ニドライ」を作曲者自身がヴァイオリンと管弦楽のためにアレンジしたヴァージョンの世界初録音盤!「コル・ニドライ」の約10分という演奏時間の中に込められた儚くも美しいブルッフのメロディを、"チェロ"ではなく"ヴァイオリン"の音色で味わってみて下さい。チェロとは違う「コル・ニドライ」の世界が広がります ——。
GMCD 7333
\2400
東洋と西洋の出会い
 J・S・バッハ:
  カンタータ第93番《ただ神の摂理にまかす者》BWV.93/
 サーフィーの音楽:ネイの即興、祈り、プロフェットの祈り、
  おお我が神アラーよ、我が言葉を聞け、タンブーリ・タクシム、
  日夜は回る、行け我が神よ、カーヌーンとケマンの即興/
 J・S・バッハ:
  カンタータ第107番《汝なんぞ悲しみうなだるるや》BWV.107
ポケット・オペラ・カンパニー・スーフィー/
バッハ、ブルハン・オチャル
 (リーダー&クュドュム)
この"東洋と西洋の出会い"は、ペルシャ、イスラムの神秘主義者サーフィーの伝承音楽と大バッハの音楽を結びつけてしまったという大胆な企画。"西洋"バッハの「カンタータ第93番」と、その後に現れる"東洋"サーフィーの「音楽」との作風、響きの違いが東洋と西洋の垣根を超えた神秘的な雰囲気を醸し出しているのが面白い。ジプシー音楽で有名なトルコの国民的アーティスト、ブルハン・オチャルの参加も強力。
GMCD 7341
\2400
ダウランドとクロトンのリュート歌曲
 ダウランド:
  プレリュード、眠れ定まらぬ思いよ、死に急いではならぬ、
  愛の神よ, かつて出会ったことがあるか、今こそ別れねばならぬ、
  行け, 輝く涙、時間は静止して、御婦人むきの小間物屋、
  悲しみよとどまれ(リュート独奏版)、悲しみよとどまれ、
  彼の金髪も時が銀色に変えてしまった、流れよわが涙、
  一日中、来たれ深き眠り
 クロトン:
  失われた時を求めて、While you here do snoring lie、
  目覚め、静けさ、いまぞ別れの時か
テレジア・ボーテ(ソプラノ)
ピーター・クロトン(リュート)
デレク・リー・レイギン(カウンターテナー)
スイスの名門、バーゼル・スコラ・カントルムで教鞭を執るリュート奏者ピーター・クロトンが、ダウランドの作品に世界初録音となる自作5作品を織り交ぜたリュート歌曲集。アイルランドとドイツの血を引くカナダのソプラノ、テレジア・ボーテのビブラートを抑えた歌声とストレートな表現がクロトンのリュートと共に美しく自然な"歌"を奏でる。

HYPERION

CDA 67662
\2400

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》
 ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》
 ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
 ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53《ワルトシュタイン》

スティーヴン・オズボーン(ピアノ)

スコットランドの風雲児オズボーン見参!ハイペリオンの威信をかけたベートーヴェン!

1991年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝、1997年のニューヨーク・ナウンバーグ国際ピアノ・コンクール優勝、2009年度の英グラモフォン賞協奏曲部門賞受賞(ブリテンの「ピアノと管弦楽のための作品全集」/CDA 67625)など、数々の栄誉に輝いてきたスコットランドの風雲児スティーヴン・オズボーン。
これまでカプースチンやアルカン、ティペットなどのレア・レパートリー、ドビュッシー、ラフマニノフの前奏曲を弾いてきたオズボーンの新録音は、なんとベートーヴェン!
ハイペリオンのベートーヴェンで真っ先に思い浮かぶのは、ヒューイットがファツィオーリを弾いてのピアノ・ソナタ全集。
ヒューイットの全集録音が進行中という状況の中で意外とも思えるこのオズボーンの録音の登場にはワケがある。
イギリスでのオズボーンの人気、評価はハイペリオンの三本柱、ヒューイットやアムラン、ハフを凌ぐとさえ言われており、
このベートーヴェンのピアノ・ソナタ集の存在自体が、ハイペリオン、メディア、リスナーがオズボーンを新世代のベートーヴェン弾きとして認めたという証しなのである!
また、NHK交響楽団や東京都交響楽団との共演、レコーディングの高評価によって日本でのオズボーンの知名度も急上昇中。
ピアノ王国ハイペリオンが威信をかけて送り出すオズボーンのベートーヴェン。
本物のベートーヴェン弾きが誕生する瞬間をお聴き逃しなく!
※2008年9月13日−15日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)での録音。

CDA 67814
(2CDs/1枚分価格)
\2400
クレメンティ:ピアノ・ソナタ全集Vol.5
 ピアノ・ソナタ ハ長調Op.34-1/ピアノ・ソナタ ト短調Op.34-2/
 段階的な6つのソナチネOp.36〔ソナチネ ハ長調Op.36-1/
 ソナチネ ト長調Op.36-2/ソナチネ ハ長調Op.36-3/
 ソナチネ ヘ長調Op.36-4/ソナチネ ト長調Op.36-5/
 ソナチネ ニ長調Op.36-6〕/ピアノ・ソナタ ハ長調Op.37-1/
 ピアノ・ソナタ ト長調Op.37-2/ピアノ・ソナタ ニ長調Op.37-3/
 ピアノ・ソナタ変ロ長調Op.46
ハワード・シェリー(ピアノ)
ハワード・シェリーのクレメンティ!ソナタ全集第5巻に"ソナチネ"が!?

ピアニスト、指揮者として大活躍中の名匠ハワード・シェリーが取り組んできたクレメンティの"ピアノ・ソナタ全集"もいよいよ佳境に突入!
第5集では、1790年代後半に出版された「ソナタ」と「ソナチネ」(Op.46のみ1820年出版)を通じて、ピアニスト、作曲家、そして教育者として完成されたクレメンティの実力が、ハワード・シェリーによって描かれる。
ピアノ・ソナタ全集の中に忽然と登場した「段階的な6つのソナチナOp.36」の音楽的内容、学習者のためのエチュードとしての完成度の高さは言うに及ばず。
この不朽の傑作「Op.36」と、その同時期に書かれたソナタ「Op.34」&「Op.37」、そして晩年の「Op.46」との対比こそが、クレメンティの「ピアノ・ソナタ」を再評価へと導く貴重な機会となるだろう。
名手シェリーの"両手"に期待。「ソナタ」だけでなく「ソナチネ」の演奏も純粋に楽しみ。

CDA 67784
\2400
ナポリのフルート協奏曲集
 デ・マーヨ:フルート協奏曲ト長調
 ナヴァ:フルート協奏曲ロ短調
 プロタ:フルート協奏曲ハ長調
 ヨンメッリ:フルート協奏曲ニ長調
 パレッラ:フルート協奏曲第2番ト長調
カルロ・イパタ(バロック・フルート)
アウセル・ムジチ
イタリア・バロックの申し子アウセル・ムジチ。18世紀ナポリのフルート協奏曲集!

ボッケリーニの「フルート五重奏曲集」(CDA 67646)でハイペリオン移籍デビューを果たし、昨年2009年にはチェスティの歌劇「愛の不幸」(CDA 67771/2)の復活再演を成功させてきたイタリア・バロック音楽の申し子カルロ・イパタとアウセル・ムジチ。
ハイペリオンからのリリース第5弾では、バロック・フルートの世界的ヴィルトゥオーゾでもあるリーダーのカルロ・イパタ自身がソリストを務め、ナポリの"フルート協奏曲"を探求!
イタリア後期バロックの大家ポルポラと同じ時代を生き、18世紀イタリアの音楽発信地"ナポリ"で活躍した5人の作曲家たちのフルート協奏曲は、当時の"ナポリ"がどれだけ豊かな音楽的土壌であったかを音楽で物語っている。カルロ・イパタのソロ、アウセル・ムジチのアンサンブルに要注目。

CDA 67730
\2400
チェコのピアノ三重奏曲集
 スメタナ:ピアノ三重奏曲ト長調Op.15
 マルティヌー:ピアノ三重奏曲第1番《5つの小品》
 エベン:ピアノ三重奏曲
フロレスタン・トリオ
2000年には栄誉あるロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽部門賞に輝くなど、結成以来イギリスを代表する常設のピアノ・トリオとして絶大な支持を得てきたフロレスタン・トリオ。
ベートーヴェンやハイドン、シューベルトなど王道を歩んできたフロレスタン・トリオが、チェコ国民楽派の始祖スメタナ、その流れを現代に引き継いだペトル・エベン(1929−2007)、そしてマルティヌーといったこれまでのレパートリーとは一味違った"チェコ"一色のプログラムを披露。
濃厚な民族色の表現に成功したドヴォルザークの「ピアノ三重奏曲集」(CDA 66895&67572)での実績があるだけに、フロレスタン・トリオの新たなチャレンジが素晴らしい音楽をもたらしてくれることだろう。ハイペリオンは室内楽も絶品です。
CDA 67761
\2400
ムリュ:御母は栄え、ミサ曲《天使ガブリエルが遣わされ》、
 平安に、ミサ曲《アルマ・レデンプトリス・マテル》/
ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲《天使ガブリエルが遣わされ》
スティーヴン・ライス(指揮)
ブラバント・アンサンブル
合唱指揮者、音楽学者としても高名なスティーヴン・ライスが率いるフランドル楽派のスペシャリストたち、ブラバント・アンサンブル。
クレキヨン、ゴンベール、フィノなどの知られざる音楽を紹介してきたブラバント・アンサンブルがベールに包まれたフランドルの作曲家ピエール・ムリュにスポットライトをあてる。
ジョスカンの同名のモテットを題材としたパロディ・ミサ「天使ガブリエルが遣わされ」など、フランス王室礼拝堂に奉職していたとされるフィノの作品にはジョスカンからの影響が見られ、師弟関係にあったという説も残されている。
CDA 67798
\2400→¥2190
ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズVol.8
 ヴュータン:
  ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調Op.37《ル・グレトリ》
  ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調Op.31
  ファンタジア・アパッショナータOp.35
ヴィヴィアン・ハーグナー(ヴァイオリン)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィヴィアン・ハーグナー、ヴュータンで初登場!ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト第8弾!
ハイペリオンが世界に誇る"3つ"のロマンティック・コンチェルト・シリーズの1つ、"ロマンティック・ヴァイオリン・コンチェルト・シリーズ(RVnCシリーズ)"。
サン=サーンス、スタンフォード、フバイ、カルウォヴィチ&モシュコフスキ、コールリッジ=テイラー&サマヴェル、アレンスキー&タネーエフと続いてきた"RVnC"シリーズの第8集は、ベルギーの天才ヴァイオリニスト&作曲家、アンリ・ヴュータン(1820−1881)!
その超絶技巧と優れた作品でパガニーニやベルオーズを驚嘆させ、パガニーニの次の世代を代表するトップ・ヴァイオリニストとして称えらたヴュータン。
ロシアでは宮廷ヴァイオリニスト、サンクトペテルブルク音楽院の指導者として活躍。ベルギー帰還後に教授として着任したブリュッセル音楽院ではイザイを育成するなど、演奏家としてだけでなく教育者としても桁外れの実力を発揮したヴァイオリン界の巨匠である。
ヴュータンの7曲のヴァイオリン協奏曲(第7番は弟子のフバイが補完)の中でも特に高度な技巧を要求される「第4番」と「第5番」に挑むのは、ハイペリオン初登場となるヴィヴィアン・ハーグナー!
知性と技巧、音楽的才能、熱き情熱を兼ね備えたミュンヘン生まれの逸材が、1717年製ストラディヴァリウス"サセルノ"を携えハイペリオンの"RVnC"シリーズに衝撃と新風を吹き込みます!2009年7月8日−10日、フリッツ・フィリップス音楽センター(アイントホーフェン)での録音。
CDA 67764
\2400→¥2190
ショパン:後期ピアノ作品集
 舟歌嬰ヘ長調Op.60/マズルカ ヘ短調Op.63-2/
 マズルカ ト短調Op.67-2/マズルカ 嬰ハ短調Op.63-3/
 マズルカ ヘ短調Op.68-4/幻想ポロネーズ変イ長調Op.61/
 夜想曲ロ長調Op.62-1/夜想曲ホ長調Op.62-2/
 ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58/子守歌変ニ長調Op.57
スティーヴン・ハフ(ピアノ)

英国の名手ハフから"ピアノの詩人"へのメッセージ。美しく深くロマンティックなショパンの世界。才気あふれる世界的な名ピアニストたちが集うピアノ王国"ハイペリオン"の三羽烏、アムラン、ヒューイット、そしてハフ。原点回帰のラフマニノフやリサイタル・プログラムでの凄演、またRPCシリーズ第50集のソリストという大役を担うなど目下絶好調のスティーヴン・ハフが贈るショパン生誕200周年記念盤は、後期のピアノ作品集!39年間という短い生涯の中で、まるで魔法のように次々と珠玉のピアノ作品を生み出していったショパン。「ピアノ・ソナタ第3番」や「幻想ポロネーズ」、「舟歌」、青年期からの作風の変化が刻まれた「夜想曲」や「マズルカ」には一歩一歩、しかし確実に生涯の終焉へと向かっていたショパン晩年の成熟した手法によって生まれた美しくも深い世界が広がっている。これはピアノの詩人の音楽と、英国の名手の底知れぬテクニック、豊かな想像力のコラボレーション。スティーヴン・ハフが本当にロマンティックなショパンを聴かせてくれます。

CDA 67697
\2400
ストラヴィンスキー:
 バレエ音楽《妖精の口づけ》/バレエ音楽《バレエの情景》
イラン・ヴォルコフ(指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団
ヴォルコフのストラヴィンスキー第2弾!イラン・ヴォルコフとBBCスコティッシュ交響楽団(BBC SSO)の新シリーズ、ストラヴィンスキーのバレエ音楽集第2弾は、"ストラヴィンスキー"と"チャイコフスキー"がテーマ。ロシアの名バレリーナ、イダ・ルビンシテインからの依頼で作曲された「妖精の口づけ」。このバレエ、ストラヴィンスキーの完全なオリジナルではなく、チャイコフスキーの歌曲やピアノ曲をベースとして作曲されており、両者のカラーが顔を出すユニークな作品として知られている。対する「バレエの情景」は、1944年にハリウッドで作曲されたオリジナル作品。約16分という短い演奏時間、新古典主義的な作風が特徴である。「火の鳥」、「ペトルーシュカ」、そして「春の祭典」以外を取り上げ続けるヴォルコフとBBC SSOの熱意と気迫を全身でを受け止めて下さい!
CDA 67699
\2400→¥2190
ドホナーニ:
 ヴァイオリン・ソナタ嬰ハ短調Op.21、
 ハンガリー牧歌Op.32c、
 ロマンツァ(ハイフェッツ編)
ヤナーチェク:
 ヴァイオリン・ソナタ、ドゥムカ、ロマンス、
 アレグロ、散り行く木の葉(ステドロン編)
ハガイ・シャハム(ヴァイオリン)、
アーノン・エレツ(ピアノ)
フバイ、ブロッホ、ヴェイネルなど東欧のヴァイオリン作品を続々と取り上げてきたハガイ・シャハムとアーノン・エルツ。イスラエル・デュオがひた走る東欧路線の続きは、ハンガリーのドホナーニとチェコのヤナーチェク!ドホナーニ、ヤナーチェクそれぞれの「ヴァイオリン・ソナタ」から小品、そしてハイフェッツがアレンジを施したドホナーニの「ロマンツァ」など、じっくりと練りこまれたプログラミングも東欧音楽ファンにはたまらない。シャハムとエルツ。ドホナーニとヤナーチェク。東欧の音楽でイスラエルの熱きパッションがぶつかり合う!
CDA 67807
\2400
ロジエ:
 ミサ曲《我は在りて在るところの者なり》/
 博士らは星を見て/オルガンが奏でられるとき/
 私の眼は曇った/われは舌にて語りぬ/
 わたしは嘆き疲れ/言葉は肉となり
デイヴィッド・トレンデル(指揮)、
キングス・カレッジ・ロンドン合唱団
時のスペイン国王フェリペ2世に認められ、スペインを活躍の場としたフランドルの作曲家フィリップ・ロジエ(c.1561−1596)。没したド・ラ・エールの後任としてフェリペ2世の宮廷楽長にまで上り詰め、ポスト・ジョスカンの筆頭とまで称されながらも過小評価され続けてきたロジエの音楽に再評価の機会が訪れた!ロジエのミサとモテットを歌うのは、ハイペリオン初登場となるトレンデル率いるロンドン・キングス・カレッジ合唱団。スペイン帝国の名君からも一目置かれたロジエの合唱芸術が今、再び輝く。
CDA 67792
\2400
われらが主をたたえよ
 チャイルド:われらが主をたたえよ/
 ブロウ:ヴォランタリー、神はわれらの希望、来たれ/
 ターナー:詩篇第113番/
 ブロウ:ヴォランタリー ニ短調/
 パーセル:サーヴィス変ロ長調Z.230、おお主よ万軍の神よ/
 ブロウ:ヴォランタリー ニ短調、この世の救い主よ/
 パーセル:主よなぜにすべての民はさからうや、
  ヴォランタリー ニ短調、主よ願わくばわが祈りを聞きたまえ/
 ターナー:詩篇第54番/
 パーセル:ヴォランタリー ハ長調、
  主よいかに永く怒りたもうや、ヴォランタリー ト長調
ジェイムズ・オドンネル(指揮)、
ウェストミンスター寺院聖歌隊、
ロバート・クウィニー(オルガン)
イギリス国教会の教会であり世界遺産にも登録されているウェストミンスター寺院。2005年にハイペリオンに加わったウェストミンスター寺院聖歌隊にとって8枚目となる録音は、王政復古時代の教会音楽集。パーセルやブロウ、チャイルド、ターナーといった王政復古の時代を生きた4人の作曲家たちの崇高な聖歌を、長き伝統を持つウェストミンスター寺院の聖歌隊が歌う。2000年に音楽監督として着任した元ウェストミンスター"大聖堂"聖歌隊の指揮者オドンネルの手腕にも期待。
CDA 67711/2
(2CD)
\4800→¥4390
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第50集
 チャイコフスキー:
  ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
  協奏的幻想曲ト長調Op.56
  かつてのように私はひとりにOp.73-6(ハフ編)
  ただ憧れを知る者だけがOp.6-6(ハフ編)
  ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44
  ピアノ協奏曲第3番変ホ長調Op.75
  ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44より 第2楽章(ジロティ編)
  ピアノ協奏曲第2番ト長調Op.44より 第2楽章(ハフ編)
スティーヴン・ハフ(ピアノ)、
オスモ・ヴァンスカ(指揮)、
ミネソタ管弦楽団

栄光の第50集はスペシャルな"チャイコフスキー"!

ピアノ王国ハイペリオンが絶対の自信を持ってのロングセラー・シリーズ、知られざるロマン派の"ピアノ協奏曲"の宝庫"ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCシリーズ)"。
1991年にリリースされた第1集から現在までに、131曲のピアノ協奏曲、59曲の世界初録音を世に送り出してきたRPCシリーズも遂に第50集に到達!
2010年で創立30周年となるハイペリオンが打ち立てた大いなる金字塔、栄光の第50集は、なんと意外にも王道中の王道チャイコフスキー!
「あのRPCシリーズでチャイコフスキー?」という声が聞こえてきそうな意外な選曲だが決して侮ることなかれ。
満を持して登場するチャイコフスキーは「第1番」から「第3番」までの協奏曲3作品はもちろんのこと、「協奏的幻想曲」、第2番第2楽章のアレクサンドル・ジロティ編曲版(約7分)、そして第2番第2楽章のスティーヴン・ハフによる編曲版(約14分)までを網羅するなど、チャイコフスキーの"ピアノ協奏曲"を徹底的に追求した他とは一味も二味も違う"RPCシリーズ"ならではのスペシャルなプログラムなのである!
第50集のソリストという大役を担うのは、アムラン、ヒューイットとピアノ王国ハイペリオンを支える三本柱の1人、イギリスの名匠スティーヴン・ハフ。
サン=サーンスの「ピアノ協奏曲全集」(CDA 67331/2)が英グラモフォン誌の「グラモフォン・ゴールド・ディスク賞(過去30年間で最高の1枚)」に輝き、さらにはセンチメンタル・アプローチを排し、作曲者自身の演奏、スコアの原点に立ち帰ったラフマニノフの「ピアノ協奏曲全集」(CDA 67501/2)が全世界で絶大な評価を獲得するなど、名実ともにイギリスのトップ・ピアニストとして君臨するハフが記念すべき第50集のソリストに選ばれたのも必然と言えるだろう。
創立30周年を迎えたハイペリオンが、レーベルの誇りと威信を懸けた"RPCシリーズ"第50集のチャイコフスキー。必聴必携です!!

※スリップケース&シリーズ・カタログ付き特別仕様

HELIOS

CDH 55322
\1500
グリンカ:悲愴三重奏曲ニ短調
チャイコフスキー:
 ピアノ三重奏曲イ短調Op.50《偉大な芸術家の思い出に》
モスクワ・ラフマニノフ・トリオ
"偉大な芸術家"であり親友だったニコライ・ルビンシテインの追悼のために作曲されたチャイコフスキー唯一の「ピアノ三重奏曲」と、ロシア国民楽派の祖グリンカの「悲愴三重奏曲」をカップリング。モスクワ・ラフマニノフ・トリオは、ラフマニノフやグレチャニノフなどロシアのピアノ三重奏曲を専門するロシアのピアノ・トリオ。モスクワ音楽院やグネーシン音楽院で会得した本場の解釈が聴ける。2000年3月12日−13日&4月22日、25日の録音。CDA 67216からの移行再発売。
CDH 55349
\1500

アルビノーニ&ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲集
 ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調RV.560/
 アルビノーニ:2つのオーボエのための協奏曲ト長調Op.9-6/
 ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲ヘ長調RV.455/
 アルビノーニ:
  トランペット、3つのオーボエ、
  ファゴットと通奏低音のための協奏曲ハ長調、
  オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2、
  2つのオーボエのための協奏曲ハ長調Op.9-9/
 ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調RV.559

ポール・グッドウィン(オーボエ)、
ロバート・キング(指揮)、
キングズ・コンソート
アメリカのマジック・フルート誌では「なんと新鮮な空気なのだろう!」と称賛された、バロック・オーボエのスペシャリスト、ポール・グッドウィンのアルビノーニとヴィヴァルディ。イングリッシュ・コンサートやロンドン・クラシカル・プレイヤーズの首席奏者としても活躍したグッドウィンの美音はもちろんのこと、ロイ・グッドマンやサイモン・スタンデイジが名を連ねるキングズ・コンソートのメンバーも豪華。1990年1月6日−8日の録音。CDA 66383からの移行再発売。
CDH 55344
\1500
グランド・ツア
 16〜17世紀イタリア、スペイン、ドイツの金管音楽
 ブオナメンテ:6声のソナタ/
 マリーニ:シンフォニア・グラーヴェ、
  4本のトロンボーンのためのソナタ、6声のソナタ/
 メールラ:シャコンヌ/デ・マック:第2ストラヴァガンツァ/
 バッサーノ:野も丘も/カステッロ:第12ソナタ/
 ブオナメンテ:6声のカンツォーナ/
 ペニャローサ:おお、聖母マリアよ/
 作曲者不詳(ロバーツ編):
  ラッパの歌、エントラーダ、ラッパのカンシオン、
  もうひとつのカンシオン・コン・エコ、ラッパのカンシオン/
 アラウホ:第2音のティエント/
 シメネス(ロバーツ編):バタッラ/
 ヴェックマン:トッカータ第3番ホ短調/シャイン:パドアーナ/
 フィーアダンク:
  ソナタ第31番《かつて喜びを得たとき》、ソナタ第28番/
 シャイト:カンツォーナ《それはマルスの神》、戦いのガイヤルド
ヒズ・マジェスティーズ・サックバッツ
 &コルネッツ
ヒズ・マジェスティーズ・サックバッツ&コルネッツは、1982年に結成されたコルネットとサックバットによる英国のバロック金管アンサンブル。同アンサンブルがハイペリオンに行った最初のレコーディング「グランド・ツアー」は、16世紀から17世紀にかけてイタリア、スペイン、ドイツの3ヶ国で誕生した金管アンサンブルのための音楽。華麗で高貴なサウンドが輝く音楽の旅にご招待!

1993年8月16日−18日&1995年11月25日の録音。CDA 66847からの移行再発売。

CDH 55335
\1500
パレストリーナ:
 ガリラヤの男たち/ミサ曲《ガリラヤの男たち》/
 おおほまれ高き王/ミサ曲《おおほまれ高き王》
ジェイムズ・オドンネル(指揮)
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ハイペリオンの黎明期を支え名唱を生み出したイギリスの名門ウェストミンスター大聖堂聖歌隊。
現在ウェストミンスター寺院の音楽監督を務めるジェイムズ・オドンネルが振ったパレストリーナは世紀を越えても全く色褪せない。

1988年6月22日−24日、ウェストミンスター大聖堂での録音。CDA 66316からの移行再発売。





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