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第52号マイナー・レーベル新録音新譜(3)




ANEMOS

スペインのコンテンポラリー・レーベル、アネモス(Anemos)の取り扱いスタート!
スペインの名門古楽レーベル、グロッサ(Glossa)のレコーディング・チーム&デザイナーと、スペイン文化省の共同作業で設立された新らしいコンテンポラリー・レーベル、「アネモス(Anemos)」の取り扱いを開始します!
スペイン現代音楽界の"今"を伝えてくれる「アネモス」は、個性的なプログラムはもちろんのこと、グロッサの録音技術が活かされた優秀録音とハイ・クォリティのブックタイプ仕様(ブックレット56ページ)も大きな魅力
また「アネモス」はカバー(ジャケット前面)がシールになっており、自分だけのデザインを創造することができるというまさにスペイン発の"アート"。スペインから届く刺激的な風、「アネモス」。
ご期待下さい!
C 33005
¥2500
クリストバル・アルフテル:弦楽四重奏曲集Vol.1
 弦楽四重奏のための3つの小品/
 弦楽四重奏曲第3番/弦楽四重奏曲第6番
アルディッティ弦楽四重奏団
アルディッティ弦楽四重奏団登場!アルフテルの弦楽四重奏曲集Vol.1!

ロドルフォ・アルフテルとエルネスト・アルフテルの甥であり、マドリード王立高等音楽院の作曲家教授を務める現代スペイン作曲界の指導者的存在クリストバル・アルフテル(1930−)。
スペインの伝統的手法と現代の前衛的手法を組み合わせた作風を持つアルフテルの弦楽四重奏曲集"第1巻"では、限界を超越する超人アンサンブル、アルディッティ弦楽四重奏団が登場!
コンテンポラリー的な響きの中から現れるメロディアスな旋律や民族音楽風のリズムなど、伝統と前衛を自在に使い分けことのできるアルフテルの突出した才能が生み出した"弦楽四重奏曲集"である。
またアルフテルの作品を徹底的に掘り下げるアルディッティ弦楽四重奏団の凄さに改めて脱帽。

2009年2月、オール・セインツ教会(イギリス)での録音。
C 33002
¥2500
ソテロ:オスクーラ・ジャマ アルカンヘル(フラメンコ・ヴォーカル)
ロベルト・ファブリシアーニ(フルート)
ステファノ・スコダニビオ(コントラバス)
マウリシオ・ソテロ(指揮)
アンサンブル・レジデンシャス
セサル・ソテロの野心作!フラメンコとコンテンポラリーが融合!?

オーストリアの名門ウィーン音楽大学で作曲を学び、ルイジ・ノーノの音楽から大きな影響を受けたマウリシオ・ソテロ(1961−)。
フラメンコ界の逸材アルカンヘルをソリストに迎えたソテロの「オスクーラ・ジャマ」は、スペインのフラメンコとコンテンポラリー・ミュージックの融合を試みた大胆な意欲作。
スペイン期待のカンタオール・フラメンコ(フラメンコ・ヴォーカル)の情熱的な歌声と、アンサンブル・レジデンシャスが繰り出す不協和音、機械的なサウンドとのミスマッチが聴けば聴くほど違和感無く感じられてしまうのだから不思議。

2009年1月、マドリードでの録音。
C 33001
¥2500
ゲレーロ:室内楽作品集
 室内協奏曲/ケフェウス座デルタ星/
 ヴァーダ/結合法/アネモスC/ヒアデス星団
ジョアン・セルベリョ(指揮)
グループ・インストゥルメンタル・デ・バレンシア
ピラール・ユラード(ソプラノ)
ジャクリーヌ・スクアルシア(ソプラノ)
フランシスコ・ゲレーロはフランシスコ・ゲレーロでもルネサンス時代スペインの大作曲家のほうではなく、20世紀のスペインで活躍した現代のフランシスコ・ゲレーロ(1951−1997)の室内楽作品集。
クセナキスの音楽から影響を受けたゲレーロは、数学的書法やアルゴリズムをスペインの作曲界にもたらすという重要や役割を果たした人物でもある。

2007年1月、バレンシアでの録音。
C 33003
¥2500
カマレロ:
 グラスの水を見る34の方法/モノロゴ1/
 モザイコ1/シエテ・イマジェネス・デ・サトゥルノ/
 レベルソ2/モノロゴ2/トライエクト・リキード/
 ノスタルジア・デ・ウン・パイサヘ・フトゥーロ/
 ア・カダ・モーメント
タジェール・ソノロー
セサル・カマレロ(1962−)は、移住先のニューヨークで触れた音楽と、舞い戻った故郷マドリードでフランシスコ・ゲレーロとルイス・デ・パブロから授けられた作曲法を用いて活躍する現代スペインの作曲家。
ポスト・セリアリストとも言われるカマレロは、2006年にはスペイン文部省から国民音楽賞を授与されるなど、次世代のキーマンとして期待されている。

2008年9月、セビーリャでの録音。
C 33004
¥2500

ルエダ:
 ポケットの楽園/マリンバのための練習曲/
 表情豊かな練習曲/ルナ・ヌエバ/常動曲

ミケル・ベルナト(ディレクター)
ドラミング
"折衷主義"と"多様性"をキーワードとしているスペインの作曲家ヘスス・ルエダ(1961−)の打楽器作品集。ルエダは、5オクターブのスティール・ドラムや演奏者自身の体を楽器として使用するといった独創的なアイディアの持ち主として知られている。
スティーヴ・ライヒの作品「ドラミング」をアンサンブルの名前に冠したパーカッション・アンサンブルが、スペイン発の新しい打楽器のための音楽を繰り広げている。

2009年1月、ポルトガルでの録音。
C 33006
¥2500
サンチェス=ベルドゥ:室内オペラ《グランマ》 シモーネ・ストック(ソプラノ)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
ハワード・クイラ・クロフト(バリトン)
トム・ソル(バリトン&ナレーター)
リューディガー・ボーン(指揮)
ルツェルン交響楽団
2006年に作曲された室内オペラ「グランマ」は、中世ルネサンス音楽と同等にイスラムの文化を自らのアイディアの源としているベルリン在住のスペイン人作曲家、ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968−)がミュンヘンの音楽祭ミュンヘナー・ビエンナーレからの委嘱を受けて完成させた作品。
必然?もしくは偶然積み重ねられたカオスが作品全体を支配する現代スペインのコンテンポラリー・オペラです。

2006年5月ミュンヘンでの録音。

AVIE

821936-0036-2
(SACD HYBRID)
¥3700→¥3390
マーラー:管弦楽伴奏付き歌曲集
 さすらう若人の歌/リュッケルト歌曲集/
 《子供の魔法の角笛》より 塔の中の囚人の歌、
 少年の鼓手、
 トランペットが美しく鳴り響くところ、
 死んだ少年鼓手、原光
スーザン・グラハム(メゾ・ソプラノ)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
サンフランシスコ交響楽団
MTT&SFSのマーラー・サイクル最終章!"管弦楽伴奏付き歌曲集"で遂に完結!

マーラーの交響曲全曲録音の最後を飾った「交響曲第8番《千人の交響曲》」(821936-0021-2)が、第52回グラミー賞で"Best Classical Album"、"Best Choral Performance"、"Best Engineered Album"に輝き見事3冠を達成したマイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団。
シリーズ第12作目にしてマーラー・サイクル"真の最終章"としてMTT&SFSが送り出すのは「管弦楽伴奏付き歌曲集」! MTT&SFSのマーラー・サイクルは、グラミー賞3冠に輝いた前作「交響曲第8番《千人の交響曲》」を筆頭として、「交響曲第6番《悲劇的》」(821936-0001-1)、「交響曲第3番」(821936-0003-2)、「交響曲第7番《夜の歌》」(821936-0009-2)もグラミー賞に選出されており、21世紀に誕生した新たなマーラーの名演として全世界から絶大な支持を受け続けている。
マーラー・サイクルの最終巻となる「管弦楽伴奏付き歌曲集」ではソリストに、「大地の歌」(821936-0019-2)でMTT&SFSとの抜群の相性と名唱を聴かせてくれたトーマス・ハンプソンと、アメリカが世界に誇るメゾ・ソプラノ歌手スーザン・グラハムを迎えており、MTT&SFSのハイ・パフォーマンスはもちろんのこと、2人の世界的歌手の歌声との共演にも注目せずにはいられない!
またMTT&SFSのマーラー・サイクルの超優秀録音を支えてきたアンドレアス・ノイブロンナー率いるレコーディング・チーム"トリトナス"はもちろん健在。
2001年9月に衝撃的なスタートを切ったMTT&SFSのマーラー・サイクルが遂に迎えたフィナーレ。ご期待下さい!

※2009年9月23日&25日−26日(さすらう若人の歌)、2009年9月16日−20日(リュッケルト歌曲集)、2007年5月10日−13日(子供の魔法の角笛)、デイヴィス・シンフォニー・ホール(サンフランシスコ)でのライヴ録音。

AV 2158
(2CDs/特別価格)
¥3600

シューベルト・ライヴVol.3
 12のドイツ舞曲D.790/ピアノ・ソナタ第14番イ短調D.784/
 ハンガリーのメロディ ロ短調D.817/
 ピアノ・ソナタ第15番ハ長調D.840/
 4つの即興曲D.899/ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960/
 アレグレット ハ短調D.915
イモジェン・クーパー(ピアノ)

英国の才女イモジェン・クーパー!シューベルト・ライヴ第3弾登場!

ロンドンのクィーン・エリザベス・ホールを舞台として繰り広げられている英国の才女イモジェン・クーパーの"シューベルト・ライヴ"。
"Vol.1"(AV 2156)、"Vol.2"(AV 2157)での名演で、現代最高のシューベルティアンの1人という地位と名声を確固たるものとしたイモジェン・クーパーが贈る"Vol.3"には、シューベルト1825年の傑作にして"もう1つの未完成"、ピアノ・ソナタ第15番(レリーク)を収録!
『 私はシューベルトのスペシャリストと呼ばれることに全く恐れはありません 』と語るイモジェン・クーパー。
"シューベルト・ライヴ"の演奏には、シューベルトの音楽への揺るぎない自信と想い、長き歳月の中でさらに進化した技巧と音楽性、そして楽譜だけでなく内面までを見つめ続けたイモジェン・クーパーのシューベルト観の全てが込められている。
J・S・バッハからトーマス・アデスまでの広いレパートリーを持ちながらも"シューベルト"にこだわり続けるイモジェン・クーパーの"シューベルト・ライヴ"。21世紀の名演にご期待下さい。

※2008年4月15日、2009年4月22日&12月8日、クィーン・エリザベス・ホール(ロンドン)でのライヴ録音。

AV 2190
¥2400
ジョン・ロード:
 フルート、ピアノと弦楽オーケストラのための組曲
  《トゥ・ノーティス・サッチ・シングス》/
 イヴニング・ソング(オーケストラ・ヴァージョン)/
 フォー・エグザンプル/
 エア・オン・ザ・ブルー・ストリングス/アフターワーズ
ジョン・ロード(ピアノ)
コーマック・ヘンリー(フルート)
クラーク・ランデル(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

元ディープ・パープルのキーボード。ジョン・ロードのクラシック作品第2弾!

ダラム大学の創設175周年記念作品「ダラム・コンチェルト」(AV 2145)で"クラシック"の作曲家としてデビューを飾ったイギリスの伝説のハードロックバンド、ディープ・パープルの元メンバー、ジョン・ロード(1941−)。
結成から1976年の解散、1984年の再結成から2002年までディープ・パープルのキーボードとして活躍し、2002年にクラシックの作曲家へと転身を遂げたジョン・ロードの「ダラム・コンチェルト」に続く新作は、"フルート"と"ピアノ"、"弦楽オーケストラ"が織り成す美しき組曲。
この「トゥ・ノーティス・サッチ・シングス」はただの管弦楽組曲ではなく、ジョン・ロードの長年の友人であり2009年に他界したサー・ジョン・モーティマー(1923−2009)に捧げるために作曲された特別な作品なのである。
オーケストラは名門ロイヤル・リヴァプール・フィル、指揮者はRNCMウィンド・オーケストラのコンダクターとして幅広いジャンルを振ってきたクラーク・ランデル、そしてピアノは作曲者ジョン・ロード自らが担当!
前作「ダラム・コンチェルト」はイギリスのクラシカル・チャートで初登場トップ10入りを果たしているだけに、クラシック、ジョン・ロード、そしてディープ・パープルのファンを巻き込み話題となること必至。ディープ・パープル時代とは全く異なるジョン・ロードの雄大な音楽美の世界に身を委ねてみて下さい ——。

AV 2201
¥2400
ヴィヴァルディ:神々、皇帝たちと天使たち
 弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調《コンカ》RV.163
 2つのヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調RV.530
 ファゴット協奏曲イ短調RV.500
 ソプラノ・リコーダー、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ短調RV.445
 2つのヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調RV.526
 リコーダーとファゴットのためのソナタ イ短調RV.86
 ファゴット協奏曲ニ短調RV.482
 ソプラノ・リコーダー協奏曲ト長調RV.312
 ヴァイオリン協奏曲ホ長調《恋人》RV.271
パメラ・トービー(リコーダー)
ピーター・ホイーラン(ファゴット)
サラ・デボラ・シュトゥルンツ(ヴァイオリン)
エイドリアン・チャンドラー
 (ヴァイオリン&ディレクター)
ラ・セレニッシマ

麗しきリコーダー奏者パメラ・トービー登場!ラ・セレニッシマのヴィヴァルディ!

1994年に結成された"ヴィヴァルディ"と"北イタリアのバロック音楽"のスペシャリスト集団ラ・セレニッシマのアヴィー第8弾は、ソリストに麗しきリコーダー奏者パメラ・トービーを迎えてのヴィヴァルディの協奏曲集!
神聖ローマ皇帝カール6世に献呈された「ラ・チェトラ」Op.9からの協奏曲=『皇帝たち』、海の神トリトンの法螺貝とリンクさせた「コンカ」RV.163=『神々』、ヴィヴァルディが教師を務めたピエタ院の女生徒たち=『天使たち』の3つの要素がアルバムのテーマとなっている。
リコーダーのパメラ・トービーやヴァイオリンのエイドリアン・チャンドラーたちが生み出す音色が、時には神々や皇帝たち、また時には天使たちへと表情を変えながらヴィヴァルディの音楽を1つ1つ語ります。

AV 2160
¥2400
ヴィルトゥオーゾ 〜 無伴奏チェロのための作品集
 ボッタームント(シュタルケル編):パガニーニの主題による変奏曲/
 クレンンゲル(ウェン=シン・ヤン編):
  シャコンヌ形式による奇想曲Op.43/
 イザイ:無伴奏チェロ・ソナタOp.28/カサド:無伴奏チェロ組曲/
 コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタOp.8

ウェン=シン・ヤン(チェロ)

24歳という若さでバイエルン放送響の首席チェロ奏者に就任し、同オーケストラのシェフを務めたマゼールから最大級の賛辞を寄せられた台湾人チェリスト、ウェン=シン・ヤン。
最新録音となる「無伴奏チェロたのための作品集」には、シュタルケルの代名詞コダーイの「無伴奏ソナタ」や、シュタルケルがアレンジを加えたボッタームントの「パガニーニの主題による変奏曲」など、19〜20世紀の無伴奏作品を収録。
15年間在籍したバイエルン放送響時代に共演を重ねたコリン・デイヴィスやサヴァリッシュ、ビシュコフ、ヤンソンスといった世界的名匠たちから太鼓判を押されたヴルトゥオーゾ、ウェン=シン・ヤンの研ぎ澄まされた技巧と音楽性が、5つの無伴奏作品の真価を引き出します。

AV 2181
¥2400
ファゴットのための作品集
 ブートリー:アンテルフェランスI
 アンドレ:晩秋の歌
 サン=サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調Op.168
 ミルデ:アンダンテとロンドOp.25、ポロネーズ
 グリエール:ユーモレスクOp.35-8
ジュディス・ルクレア(ファゴット)
グレッチェン・ファン・ホエセン(ハープ)
ジョナサン・フェルドマン(ピアノ)

カーラ(Cala)の"ニューヨーク・フィルの首席奏者たちシリーズ"以来となるニューヨーク・フィルの首席ファゴット奏者ジュディス・ルクレアのソロ・アルバム。
数多くの巨匠たちと共演を重ねてきたルクレアが新しいソロ・アルバムのためにチョイスしたのは、パリ・ギャルドの第8代楽長ロジェ・ブトリーの「アンテルフェランス?」やサン=サーンスの「ソナタ」などファゴット奏者にとって大切な作品ばかり。
ピッツバーク響の首席ハープ奏者ファン・ホエセンや、前作(CACD 0515)でもデュオを組んだジョナサン・フェルドマンなど共演者たちもルクレアに負けず劣らず強力。ルクレアの妙技が"ソロ楽器"としてのファゴットの地位と知名度をさらに向上させてくれることだろう。

AV 2177
¥2400
シューマン:ピアノ作品集
 ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.14/
 3つのロマンスOp.28/幻想曲ハ長調Op.17
フェリペ・スカリウシ(ピアノ)

アヴィー初登場となるサンパウロ出身のブラジル人ピアニスト、フェリペ・スカリウシは、生まれ故郷のサン・パウロとニューヨークのマンハッタン音楽院でピアノ学び、アイルランドでは名手ジョン・オコーナーに師事。
2005年9月にはカーネギー・ホール・デビューを果たすなど、偉大なる先人ネルソン・フレイレに続く存在として期待を集めている。そのフレイレが得意としているシューマンを敢えてデビュー・プログラムに選んできたチャレンジ精神が頼もしい。

AV 2186
¥2400
チューダー朝の音楽
 バード:まことのおからだ/パワー:至福なるかな、天上の女王/
 ダンスタブル:あなたは美しい/スミス:フロス・レガリス/
 作曲者不詳:フロス・レガリス/
 タリス:追われし鹿が流れの水を求めるごとく、
  おお来たれ, 唯一の神を称えよ、祝福されし者は疑いなく、
  神はわれらに恩寵を与えたまい/
 スミス:キリストよみがえりぬ/
 コーニッシュ:喜びたまえ、キリストのみ母になる乙女/
 フォレスト:クアリス・エスト・ディレクトゥス/
 タリス:我は天の声を聞きぬ/ランビ:天の星/
 タリス:神が威厳持ち立ち上がり、何故異教徒の面前にて/
 スミス:茨の冠を主にかぶせて/
 タヴァナー:4声のマニフィカト/タイ:平安のうちに
ニューヨーク・ポリフォニー

2006年の結成以来、活動拠点のアメリカ(ニューヨーク)とイギリスの両国で、急速に評価を高めている男声4重奏のア・カペラ・アンサンブル、ニューヨーク・ポリフォニー。
バードやタリス、タヴァナーの音楽にノルウェーで活躍するリヴァプール生まれの作曲家アンドルー・スミス(1970−)の音楽が加わり時空を超越した"チューダー朝の音楽"でのハーモニーは、英グラモフォン誌や英BBCミュージック・マガジン誌で激賞された前作以上に神々しく神秘的。

AV 2182
¥2400
ハンス・ガル:ヴァイオリンのための作品集
 ヴァイオリン・ソナタ変ロ短調Op.17
 ヴァイオリンとピアノのための組曲ト長調Op.56(世界初録音)
 ヴァイオリン・ソナタ ニ長調(遺作)
アネッタ=バルバラ・フォーゲル(ヴァイオリン)
ユハニ・ラーゲルスペッツ(ピアノ)

ユダヤ系ハンガリー人の医師一家に生まれたハンス・ガル(1890−1987)は、ナチスのユダヤ人迫害から逃れるためにドイツ、オーストリアからスコットランドへと移住し、自らの命とスタイルを守り抜いた20世紀ドイツ語圏の名匠の1人。
ブラームスの孫弟子でもあり、シェーンベルクを筆頭とする新ウィーン楽派とは一線を画した作風は、近年再評価の兆しが高まりつつある。「組曲ト長調Op.56」は今回が世界初録音。プロデューサー&エンジニアは、ピアノ独奏作品全集(AV 2064)と同じくハンス・ガルの孫、サイモン・フォックス・ガルが担当している。


BMS

BMS 430CD
(CD-R)
¥2400
(旧譜)
ピゴット:ピアノ作品集
 ソナタ風幻想曲(ピアノ・ソナタ第1番)
 8つの前奏曲とポストリュード
 ピアノ・ソナタ第2番
マルコム・ビンズ(ピアノ)
20世紀イギリスの知られざる作曲家、パトリック・ピゴット(1915−1990)のピアノ作品集。
その作風はイギリスの民謡を採り入れる手法ではなく、師である名教師ナディア・ブーランジェからの影響を感じさせる。イギリスの名ピアニスト、マルコム・ビンズの好演が光る。

2004年9月−10月の録音。(BMSはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
BMS 422CD
¥2400
(旧譜)
栄光の60年
 サリヴァン:ジュビリー賛歌/ハラ:3人の漁師は航海へ/
 マッケンジー:ドルミ・イェズ/
 ベネット:3つのロマンスOp.14より/ピアサル:4声の合唱/
 アームズ:5声のマドリガル/ハットン:アテネへ/
 バルフェ:歌劇《ロシェルの包囲》より 第2幕/
 ゴス:もし我々がイエスが死んだと思っているならば/
 リチャーズ:牧歌/アルバート:カンツォネッタ/
 マクファーレン:パック、クラウズ、アウェイ/
 キャロル:スター、ネイチャー/マクファーレン:アミティエ/
 バルフェ:サンズ・オヴ・デー/ホワイト:メアリーへ/
 ビショップ:ホーム!スイート・ホーム!/
 マーティン:短い祝典のためのテ・デウム イ長調
ロバート・ウィリアムス(指揮)
イアン・ワス(オルガン)
ミッドランズ・コラール、ジョン・タルボット(ピアノ)
ケイティ・モレル(ソプラノ)
フィリダ・バニスター(アルト)
キャンベル・ラッセル(テノール)
フィオナ・マーフィー(チェロ)
ウィルフレッド・ゴッダード(クラリネット)
ヴィクトリア女王(1819−1901)の即位60周年記念式典(ダイアモンド・ジュビリー)の100周年を記念して行われたコンサートのライヴ録音。
英国音楽協会(BMS)が主催したコンサートは、19世紀のイギリス音楽でヴィクトリア女王在位当時の式典音楽の再現を試みた内容となっている。

1997年11月15日のライヴ録音。

CAPRICE

CAP 21805
\2500
コープランド:エミリー・ディキンソンの12の詩
ニーストレム:ただ彼らとともに、海の歌、ただひとつのもの、願い
R・シュトラウス:
 オフェーリアの3つの歌Op.67、春の祭りOp.56-5、
 お父さんが言いましたOp.36-3
イーダ・ファルク・ヴィンランド(ソプラノ)
マッティ・ヒルヴォネン(ピアノ)
2008年に、カール=マグヌス・フレデリクソンやトビアス・リングボリ、セシリア・シリアクスも受賞者に名を連ねているスウェーデンのソロイスト賞に輝いたソプラノ歌手、イーダ・ファルク・ヴィンランドのソロ・アルバム。
純度が高く気品のあるイーダ・ファルク・ヴィンランドの歌声、コープランド、ニーストレム、R・シュトラウスというセンスの光るプログラムが、スウェーデン声楽界のレベルの高さを改めて教えてくれる。
CAP 21816
\2500
スウェーデン放送合唱団〜ヴィジョンズ・アンド・ノン・ソーツ
 ローレム:イン・タイム・オヴ・ペスティレンス
 リンドベルイ:ヴィジョンズ・アンド・ノン・ソーツ*
 イェンネフェルト:ファランデット
 リンドベルイ:ヴィド・シスタ・ウデーン*
 ハンソン:ライテン・マイン・アイズ
 ヒルボリ:muo:aa:yiy::oum
クリスティアン・リンドベルイ(トロンボーン)*
ラグナル・ブーリン(指揮)
スウェーデン放送合唱団
合唱の神様エリク・エリクソンやカリユステ、また多くの巨匠たちと数々の名唱を創り上げ、2007年からはダイクストラが首席指揮者を務めている北欧の名門スウェーデン放送合唱団。
ローレムやリンドベルイなどの現代合唱作品を指揮するのはサンフランシスコ交響合唱団のディレクター、ラグナル・ブーリン。MTT&SFSのマーラー「交響曲第8番《千人の交響曲》」(821936-0021-2)を大名演へと導いた立役者が、北欧の名門との共演で現代レパートリーをしっかりと聴かせてくれます。

CENTAUR

CRC 3012
\2300
ソロ・チェロ
 コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタOp.8
 ハチャトゥリアン:幻想ソナタ
 ホヴァネス:家持
 アーネル:無伴奏チェロ組曲
アントニー・クック(チェロ)
これまでに1500を超える映画音楽のレコーディングに参加してきたハリウッドの名チェリスト、アントニー・クックが挑む無伴奏チェロ作品。
コダーイでの研ぎ澄まされた集中力、ハチャトゥリアンでの濃厚な民族色の表現など、"スタジオ"での修羅場を乗り越えてきたクックのクラシックのチェリストとしての実力もかなりのもの。多作家ホヴァネスの「家持」などプログラム構成もユニーク。

CRC 3008
\2300

ルミュー:ギターのための3つの組曲
 ギター組曲第1番〜第3番
エリック・ルミュー(ギター)
作曲家、ギタリスト、詩人として多彩な才能を発揮しているカナダのアーティスト、エリック・ルミューの自作自演集。
エリック・ルミューの「ギター組曲」には、クラシカル、ルネサンス、コンテンポラリー、ロック&フージョンの名ギタリスト、アラン・ホールズワース的など、様々な要素が込められている。
CRC 3009
\2300
フランスのヴァイオリン・ソナタ集
 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
 ドビュッシー(ハートマン編):亜麻色の髪の乙女
 リリ・ブーランジェ:夜想曲
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
 プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
リン・ヘ(ヴァイオリン)
グレゴリー・シオルス(ピアノ)
リン・ヘは、イーストマン音楽院で博士号を取得した上海生まれの実力派ヴァイオリニスト。アメリカを活動拠点としているリン・ヘは、ボストン・ルージュ交響楽団の副コンサート・マスター、ルイジアナ州立大学の准教授としても活躍中。
1766年製スティーヴン&ドロシー・チェン財団から貸与されたトマソ・バレストリエリのヴァイオリンで、19世紀〜20世紀フランスの大作曲家たちの音楽をじっくりと響かせます。
CRC 2994
\2300
ザ・ニュー・チェロVol.1 〜 アメリカの作曲家たち
 カーター:フィグメント/ジョンストン:トッカータ/
 スミス:柳/コックス:千里眼/カーター:フィグメント2/
 ジョンストン:2台のチェロのためのデュオ/
 スミス:セイド、ニアリー/コックス:リコイル
フランクリン・コックス(チェロ)
過去20〜30年間に作曲された新しいチェロ作品を発掘するシリーズ"ザ・ニュー・チェロ"の第1巻は、エリオット・カーター(1908−)、ベン・ジョンストン(1926−)、スチュアート・S・ スミス(1948−)、フランクリン・コックス(1961−)といった現役で活躍するアメリカ人作曲家たちの作品集。
ベルリン新音楽室内アンサンブルなど、近現代音楽の専門集団のメンバーでもあるアメリカのチェリスト、フランクリン・コックスが超絶的難易度の作品を次々とクリア!聴き応えあります。
CRC 2992
\2300
エリック・ランドの音楽
 ランド:ミッシング・インテリジェンス/ブレスドB/
 dalla linea dell'arco che esse formano/
 デサント、デブリス、デブリーフ/
 コンフリクト・リゾリューション/アフターマス
アルディッティ弦楽四重奏団
クラッシュ・アンサンブル
スティーヴ・バターズ(ヴィブラフォン)、他
アイリッシュ・タイムズ紙では"劇的で魅力的"と評され、ベルリン・ビエンナーレ国際現代音楽祭でも高評価を受けたエリック・ランド(1958−)の作品集。近現代音楽の"鬼"アルディッティ弦楽四重奏団の存在が、この作曲家の地位を物語っている。

CHAMPS HILL RECORDS(一部CD−R)

CHRCD 003
\2400
コール・ミー・フロット
 ブッシュ:それは恋人たち/プーランク:気まぐれ/
 ブリテン:気まぐれ/ホルダー:緑の木の下で/
  グノー:泉は川と交じり合い/アーン:ぶらんこ/
 サン=サーンス:桜の木がある農場/ホプキンス:憂鬱な歌/
 カワード:イフ・ラヴ・ワー・オール/
 カーン:ユー・キャント・メイク・ラヴ・バイ・ワイヤレス/
 ドリング:ナイトクラブの女性オーナーの歌/
 バーバー:辺鄙なホテル/バーリン:ホワットル・アイ・ドゥ?/
 ポーター:オティス嬢の後悔は/マスト:連祷/
 ウェア:ザ・ボーイ・イン・ギャラリー/
 カワード:マッド・アバウト・ザ・ボーイ/
 ブリス:ザ・リターン・フロム・タウン/ポーター:フィジシャン/
 バーナーズ:カム・オン・アルジャーノン/
 フランダース&スワン:ア・ワード・オン・マイ・イヤー/
 バーリン:アイ・ラヴ・ア・ピアノ/
 カーン:コール・ミー・フロー/ノヴェロ:ビーズ・アー・バジン/
 ハプフィールド:レッツ・プット・アウト・ザ・ライト/
 カワード:ザ・パーティーズ・オーヴァー
フェリシティ・ロット(ソプラノ)
グレアム・ジョンソン(ピアノ)
英国の大ソプラノ、フェリシティ・ロット登場!新レーベル、チャンプス・ヒル・レコーズ始動!

2009年秋に設立されたイギリスの新レーベル、"チャンプス・ヒル・レコーズ(Champs Hill Records)"の取り扱いを開始します。
今後のリリースはイギリスの大ソプラノ、フェリシティ・ロットの新録音や、旧録音の復刻、またASV音源の復刻などが予定されています。ご期待下さい!
これまでに数え切れないほどの名唱を生み出してきた"英国声楽界の女王"フェリシティ・ロットのチャンプス・ヒル第1弾は、ブリテン、プーランク、サン=サーンスから、コール・ポーターやアイヴァー・ノヴェロ、カワード、バーリンなど、選りすぐられた美しき歌曲たち。齢を重ねてさらに磨きがかかったフェリシティ・ロットのビューティフル・トーンと表現力、名伴奏者グレアム・ジョンソンの知性と品格を感じさせてくれるピアノが奏でる27曲の歌曲。幸せなひと時を運んできてくれる素敵な歌曲集です。

CHRCD 001/002
(2CD/特別価格)
\4000
テュイレ:室内楽作品集
 ピアノと木管五重奏のための《六重奏曲》変ロ長調/
 ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための《三重奏曲》変ホ長調/
 ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.20*/ピアノ五重奏曲ト短調*
ロンドン・コンコルド・アンサンブル
フォーク・クヮルテット*
トメル・レフ(ピアノ)*

"ピアノ+木管五重奏"の重要作品として演奏家たちから重宝されている「六重奏曲」を含むルートヴィヒ・テュイレ(1861−1907)の室内楽作品集。
BBC響、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管、フィルハーモニア管、ヨーロッパ室内管の首席奏者などの名手たちによって結成されたロンドン・コンコルド・アンサンブルによるテュイレの「六重奏曲」はやはり一級品。2003年4月&2004年7月&2002年3月の録音。

CHRCD 004
(CD-R)
\2400
フランク:
 ピアノ五重奏曲ヘ短調/ヴァイオリン・ソナタ イ長調
シューベルト・アンサンブル
結成26年という長い歴史を持ち、シャンドスでのフォーレ(CHAN 10576)やマルティヌー(CHAN 10551)が好評を得ているシューベルト・アンサンブルは、オーケストラ・アンサンブル金沢のコンサートマスター、サイモン・ブレンディスが率いるイギリスの弦楽四重奏団。このシューベルト・アンサンブルのフォーレは、ASV Goldレーベルからの移行&リマスターによる新装復刻盤。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

CHRCD 005
(CD-R)
\2400

バウワーマン:作品集
 ファンファーレ/《聞きたまえや、わが祈りを》による即興曲/
 スピリチュアル・ファンタジー/
 2つのシェイクスピア・セッティングス/
 アイ・ノウ・ア・バンク/エクアールの音楽/
 アイランド・ファンタジー/プロムナード/コラール前奏曲/
 オー・スリープ・オー・ジェントル・スリープ/夜想曲/
 ジャクリーヌの思い出/3つの季節の前奏曲/
 ガイティングパワーの即興曲
フェリシティ・ロット(ソプラノ)
グレアム・ジョンソン(ピアノ)
グールド・トリオ
アンナ・リーズ(メゾ・ソプラノ)
スティーヴン・デ・プレッジ(ピアノ)
アンドルー・エアリス(ピアノ)
イッタイ・シャピラ(ヴァイオリン)
ジェイコブ・フィケルト(ピアノ)、他
デイヴィッド・バウワーマン(1936−)は、理学士の学位を取得した農家であり、独学で学び続けた音楽を定年後から本格的にスタートさせたという異色の作曲家。難解な書法ではなく親しみやすい作風が特徴的で、ロットやジョンソン、グールド・トリオなど参加アーティストも実力者ばかり。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

CHANDOS

CHSA 5079
(SACD HYBRID)
¥2400→¥1890
マーラー:交響曲第7番ホ短調《夜の歌》 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ハーグ・レジデンティ管弦楽団
長老ネーメ・ヤルヴィ驀進中!マーラーの"快速"交響曲第7番!

ハーグ・レジデンティ管弦楽団とのシリーズ第1弾、ブルックナーの「交響曲第5番」(CHSA 5080)では、演奏時間約62分という超特急演奏で衝撃を与えてくれたヤルヴィ一族の長老ネーメ・ヤルヴィ。
2005年から首席指揮者を務めているハーグ・レジデンティ管とのリリース第2弾は、前作ブルックナーに勝るとも劣らぬ注目のプログラム、マーラーの「交響曲第7番」!!
マーラーの交響曲の中でも最も謎で最も難解な作品とも言われる「交響曲第7番」。ここでのネーメ・ヤルヴィとハーグ・レジデンティ管の演奏時間は、これまた超特急の約70分!
ちなみに各楽章の演奏時間は、第1楽章:20'40"、第2楽章:12'53"、第3楽章:9'10"、第4楽章:9'54"、第5楽章:17'09"となっており、クレンペラー&ニュー・フィルハーモニアの演奏(約100分)との差はなんと約30分。
快速テンポとオーケストラを豪快に鳴らすヤルヴィのスタイルがどのようなマーラーの「交響曲第7番」を創り出すのか、要注目です。
2人の息子パーヴォとクリスチャンを凌ぐネーメ・ヤルヴィの圧倒的快進撃は、もう誰にも止められません!
CHAN 10608
¥2400
レイトン:管弦楽作品集Vol.3
 交響曲第1番Op.42
 ピアノ協奏曲第3番Op.57《夏の協奏曲(コンチェルト・エスティーヴォ)》
ハワード・シェリー(ピアノ)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
ケネス・レイトンの管弦楽作品集第3巻!

作曲者とレーベルの母国、イギリスの音楽誌だけでなく、ここ日本でも好レビューを獲得するなど、高い評価を受けたシャンドスの「ケネス・レイトン管弦楽作品集」。第1集(CHAN 10461)、第2集(CHAN 10495)で指揮を振ったリチャード・ヒコックスからタクトを受け継いだのは、"英国音楽の達人"の後継者の1人マーティン・ブラビンズ。
大戦後を代表するイギリスの作曲家であり、伝統的なロマン派の書法と12音技法の共存を目指したレイトンの「交響曲第1番」と「ピアノ協奏曲第3番」は、両作品とも貴重な音源となるだけに前2作と同じく高い注目を集めることだろう。
CHAN 10602
¥2400
マルティヌー:チェロとピアノのためのソナタと変奏曲集
 チェロ・ソナタ第1番H.277
 スロヴァキア民謡による変奏曲H.378
 チェロ・ソナタ第2番H.286
 ロッシーニの主題による変奏曲ニ長調H.290
 チェロ・ソナタ第3番ハ長調H.340
ポール・ワトキンス(チェロ)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ)
"ポール"と"ヒュー"のワトキンス兄弟、マルティヌーのチェロ作品集で共演!

20世紀チェコの巨匠、ボフスラフ・マルティヌー(1890−1959)のチェロ作品を弾くのは、イギリスの超人集団ナッシュ・アンサンブルのメンバーであり、近年は指揮活動にも情熱を注ぐ英国の名チェリスト、ポール・ワトキンス。
ナチスの侵攻から逃れるために渡ったアメリカで1952年に作曲を行った「チェロ・ソナタ第3番」、胃癌を患ったマルティヌーの祖国への望郷の念が込められた最晩年の「スロヴァキア民謡による変奏曲」など、チェコ、ボヘミアの旋律やリズムが溢れ出る傑作をワトキンス兄弟が大切に、そして感情豊かに奏でます。シャンドスのマルティヌー作品集は名盤揃いなだけに名演の予感大。
CHAN 0771
¥2400
〔Chaconne〕

ハイドン:ピアノ三重奏曲集
 ピアノ三重奏曲第25番ハ長調Op.75-1,Hob.XV-27
 ピアノ三重奏曲第26番ホ長調Op.75-2,Hob.XV-28
 ピアノ三重奏曲第24番嬰ヘ短調Op.73-3,Hob.XV-26
 ピアノ三重奏曲第22番ニ長調Op.73-1,Hob.XV-24

トリオ・ゴヤ
〔カティ・デブレツェーニ(ヴァイオリン)
 セバスチャン・コンベルティ(チェロ)
 マギー・コール(フォルテピアノ)〕
ピリオド・アンサンブル"トリオ・ゴヤ"初登場!

ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンなど、スペインの画家フランシスコ・ホセ・デ・ゴヤ(1746−1828)と同時代を生きた作曲家たちの作品をレパートリーとしているピリオド・アンサンブル、トリオ・ゴヤのシャンドス・デビュー・タイトル。
メンバーは、名工ポール・マクナルティ製作のワルター・モデルを弾くマギー・コール、ヴァイオリンのデブレツェーニ、チェロのコンベルティとかなり強力。ザロモン・セットと同じくロンドン滞在時代に作曲された4作品は、ハイドンのピアノ三重奏の中でも傑出した完成度を見せている。アンサンブルのコンビネーション、ポール・マクナルティのフォルテピアのサウンドに期待!
CHAN 10609
¥2400
ダンス 〜 ギター四重奏のための作品集
 ジスモンチ:やくざなバイヨン
 マルティン:ハスタ・アリシア・バイラ
 スコット:7つの踊りと"ノー・ルッキング・バック"(世界初録音)
 ボッケリーニ:前奏曲とファンダンゴ
 伝承曲:ねえ覚えてるかい?ミリツァ、パイドゥースカ
 ピアソラ:天使の死/マッケイ:白鳥"LK243"
 伝承曲:マラゲーニャ・サレロッサ、タランテラ
 ラグレーン:メイド・イン・フランス
アクアレル・ギター四重奏団
アクアレル・ギター四重奏団の第2弾はダンス・コレクション!

シャンドスと専属契約を結んだ本格派ギター・クヮルテット、アクアレル・ギター四重奏団のセカンド・アルバムは「ダンス」!
マンチェスターのRNCMでクレイグ・オグデン、ゴードン・クロスキーに学んだギタリストたちによって結成されたアクアレル・ギター四重奏団のダンス・コレクションは、伝承曲、ボッケリーニから、ジスモンチ、イギリスのサクソフォン奏者アンディ・スコットの委嘱作品など豊富なバラエティが魅力。時代や形式に束縛されることなく、クラシカル・ギターの新境地を開拓し続けるギター・クヮルテットが奏でる喜怒哀楽のダンスをお楽しみ下さい!
CHAN 10606
¥2400
ドーヴ:教会オペラ《トビアスと天使》(世界初録音) デイヴィッド・チャールズ・アベル(指揮)
ヤング・ヴィク・コーラス&インストゥルメンタル・アンサンブル
英国の中堅作曲家ドーヴの教会オペラ!

オペラ、合唱、劇場、映画、管弦楽、室内楽など幅広いジャンルで活躍するイギリスの作曲家ジョナサン・ドーヴ(1959−)のオペラ録音第3弾。
世界初録音となるこの「トビアスと天使」は、旧約聖書外典の「トビト書」を題材として作曲され、1999年に初演、2006年に改修されたロンドンのヤング・ヴィク劇場で上演された最初のオペラでもある。
CHAN 10605
¥2400→¥2190

カゼッラ:
 交響曲第2番ハ短調Op.12(世界初録音)
 スカルラッティアーナOp.44

マーティン・ロスコー(ピアノ)
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
BBCフィルハーモニック

秘曲の伝道師ジャナンドレア・ノセダが燃える!ムジカ・イタリアーナ最新作はカゼッラ!

灼熱のマエストロ、ジャナンドレア・ノセダが母国イタリアの知られざる音楽を発掘、紹介する"ムジカ・イタリアーナ"シリーズ。
レスピーギ、ヴォルフ=フェラーリ、ダラピッコラが登場してきた"ムジカ・イタリアーナ"に新たに加わるのは、両大戦間のイタリア音楽界で大きな影響力を誇ったアルフレード・カゼッラ(1883−1947)!
オペラが隆盛を誇っていた19世紀〜20世紀イタリアの中で、交響曲や管弦楽曲の作曲に取り組んだカゼッラ。
パリ音楽院への留学時代にはフォーレに作曲を師事し、ラヴェルやエネスコと親交を深め、さらにはドビュッシー、ロシア国民楽派、マーラー、R・シュトラウス、バルトーク、シェーンベルク、ストラヴィンスキーといった作曲家たちの作品からも影響を受けるなど、オペラに偏っていた当時のイタリア以外の音楽と積極的に接した作曲家なのである。
エネスコに捧げられたマーラーからの影響を思わせる約50分の大作「交響曲第2番」は、このノセダ&BBCフィルの演奏が世界初録音。
また母国イタリアの先人スカルラッティの音楽をベースとしたピアノと管弦楽のための「スカルラッティアーナ」には、英国の名手マーティン・ロスコーがソリストとして参戦するなど、カゼッラの管弦楽作品集に好奇心をくすぐられること必至!
知られざる名曲秘曲の伝道師ノセダの熱きタクトが、プッチーニ後のイタリアを支えたカゼッラの音楽を現代に解き放ちます!

CHAN 10604
¥2400→¥2190
モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ
 〜 ボッケリーニ:交響曲集
  交響曲第3番ニ長調G503
  交響曲第8番イ長調G508
  交響曲第21番ハ長調G515

マティアス・バーメルト(指揮)
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ

モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ最新作!シリーズ第24弾はボッケリーニの交響曲集!

ライバルのサリエリや父レオポルト、M・ハイドン、クレメンティなど、天才モーツァルトと同時代に生きた作曲家たちの管弦楽作品を取り上げ続けてきたシャンドスの"モーツァルトと同世代の作曲家シリーズ"。
昨年結成60周年を迎えたロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ(LMP)とマティアス・バーメルトのコンビで積み上げ続けてきたシリーズの第24弾は、イタリアの天才ルイジ・ボッケリーニ(1743−1805)の「交響曲集」!
天才作曲家、天才チェリストとして名を馳せていたボッケリーニの作品と言えば、弦楽五重奏曲や弦楽四重奏曲などの室内楽曲や器楽曲、チェロ協奏曲などが思い浮かぶところだが、ここでシャンドスが着目したのは「交響曲」!
バーメルトとLMPは、1771年にスペイン王子ドン・ルイス王子のために作曲された「交響曲第3番」と「交響曲第8番」、1786年にプロイセン国王フリードリヒ・ヴィルヘルム?世に捧げられた「交響曲第21番」の3作品を収録。
意外(?)にもその生涯で20曲を超える交響曲を遺したボッケリーニの知られざる一面が見える興味深い演奏の登場です!

CHAN 0770
¥2400
〔CHACONNE〕
フィリップス:
 年間の主だった祝祭と聖人共通典礼のための聖歌集(1612)
  聖歌集第1巻/聖歌集第2巻

リチャード・マーロウ(指揮)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団

ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団、ピーター・フィリップスの聖歌を歌う。

エリザベス朝〜ジャコビアン時代において、ウィリアム・バードに次ぐ多くの作品を発表したイギリスの作曲家ピーター・フィリップス(1561/61−1628)。
フィリップスは少年時代にはセント・ポール大聖堂少年聖歌隊に所属するなどエリート・コースを歩みながらも、ローマ・カトリックへの信仰を貫くためにローマ経由でアントウェルペンへ移り住み、アルベール大公に仕えブリュッセルで没するという波乱の生涯を送っている。
1612年に作曲され69曲の聖歌を収めた5声の「聖歌集」は、聖母マリアに献呈され反宗教改革的姿勢を打ち出したピーター・フィリップスの傑作である。
英国屈指の名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団と名匠リチャード・マーロウが、同世代のバードとは異なる道を歩んだ大作曲家の「聖歌」を崇高に響かせます——。

CHAN 10601
¥2400
レイトン:ピアノ独奏作品集
 ソナタOp.64/前奏曲集/組曲《夏の情景》(世界初録音)/
 ソナタ第3番Op.27(世界初録音)

マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)

レイトンの知られざるピアノ作品の魅力を名手フィンガーハットの両手をが解明する!

今は亡き英国音楽の達人リチャード・ヒコックスが2007年〜2008年にかけて2枚の管弦楽作品集(CHAN 10461/CHAN 10495)を発表し、国内外で好レビューを数多く獲得した20世紀英国の作曲家ケネス・レイトン(1929−1988)の音楽。
ロマン派のスタイルと12音技法の共存というとてつもないスケールのテーマに挑んだレイトンのピアノ作品は、管弦楽作品以上に歴史に埋もれたままとなっている。
それだけにシャンドス初期から意欲的なレパートリーを引き続けていた名ピアニスト、マーガレット・フィンガーハットの演奏はレイトンのピアノ作品の魅力を解明する重要な鍵となることだろう。英国音楽ファン要チェックです。

CHANDOS CLASSICS

CHAN 10603X
¥2000

シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調

ルイ・ロルティ(ピアノ)
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団

ロルティのシューマン&ショパンが新装復刻!

"ロルティ・プレイズ・ショパン"(CHAN 10588)で、イタリアの銘器ファツィオーリをパートナーとして久々のシャンドス復帰を果たしたフランス系カナダ人の名ピアニスト、ルイ・ロルティ。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターを施されシャンドス・クラシックスから新装復刻となるシューマン&ショパンのコンチェルト集は、ロルティの協奏曲録音を代表する名演の1つ。
シャンドス史上最高のピアニストとの呼び声も高いロルティと父ヤルヴィのタッグもポイントでしょう!1991年11月13日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル(ロンドン)での録音。

CHANDOS OPERA IN ENGLISH

CHAN 3172
(2CDs)
¥4000

モンテヴェルディ:
 歌劇《ポッペアの戴冠》(英語版全曲)

ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
トム・マクドネル(バリトン)
ロバート・ファーガソン(テノール)
キャスリン・プリング(メゾ・ソプラノ)
バーバラ・ウォーカー(ソプラノ)
クリフォード・グラント(バス)
アン・コリンズ(メゾ・ソプラノ)
エミール・ベルクート(テノール)
ジョン・ブレックノック(テノール)
イリス・サンダース(ソプラノ)
ノーマン・ウェルスビー(バリトン)
シャーリー・チャップマン(ソプラノ)
エリザベス・ゲイル(ソプラノ)
レイモンド・レッパード(指揮)
サドラーズ・ウェルズ歌劇場管弦楽団&合唱団

ジャネット・ベイカーが歌う"ポッペアの戴冠"!

シャンドスとピーター・ムーア財団の共同制作による"シャンドス・オペラ・イン・イングリッシュ"。本国イギリスで驚異的な支持を得ているシャンドスの英語版オペラのヒストリカル・シリーズ"アーカイヴ・エディション"より、ジャネット・ベイカーがポッペアを歌うモンテヴェルディの「ポッペアの戴冠」が24-bit/96kHzデジタル・リマスターで復刻!
ジャネット・ベイカーが英語で歌うポッペアに出会えたり、グッドオールの「マイスタージンガー」(CHAN 3148)やボールトの「エイシスとガラテア」(CHAN 3147)などの秘蔵音源が飛び出してくるオペラ・イン・イングリッシュ・・・侮れません。

1971年11月27日、ロンドン・コロシアムでのライヴ録音。


CHANNEL CLASSICS

CCSSA 30310
(SACD HYBRID)
\3100→¥2890
ペンデレツキ:
 ホルン協奏曲《冬の旅(ヴィンターライゼ)》(世界初録音)
 ヴァイオリン協奏曲第1番
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
ロベルト・カバラ(ヴァイオリン)
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)
シンフォニエッタ・クラコヴィア

ソリストはラドヴァン・ヴラトコヴィチ!世界初録音!ペンデレツキのホルン協奏曲!

2008年6月にヴラトコヴィチのソロとペンデレツキの指揮で、東京都交響楽団と日本初演、大阪センチュリー交響楽団とは関西初演が行われ、ペンデレツキのファンや金管関係者の間で話題を呼んだ「ホルン協奏曲《冬の旅(ヴィンターライゼ)》」が遂に登場!
世界初録音のソロはもちろん現代ホルン界を代表するトップ・ホルニスト、ラドヴァン・ヴラトコヴィチ!!
2008年に作曲&初演が行われた「ホルン協奏曲」。トーンクラスターや不協和音連発の現代作品ではなく、ネオ・ロマンティックな作風を特徴とした作品であり、ペンデレツキがその生涯で初めて書いた管楽器のための協奏曲である。
高音から低音までの幅広いレンジ、安定感のある弱奏部、圧巻の技巧、そして最大の魅力でもある美しきサウンドなど、ヴラトコヴィチの存在がこのホルン協奏曲を"完成"させたと言っても過言ではないはずだ。
ペンデレツキ1977年の大作「ヴァイオリン協奏曲」でソリストを務めるのは、ポーランドのレジェンド、ウミンスカとダンチョフスカの門弟ロベルト・カバラ。第9回ヴィエニャフスキ国際コンクールの入賞経験や、ペンデレツキのヴァイオリン協奏曲第2番「メタモルフォーゼン」の名演を残しているポーランド歴戦の勇士である。
ヴラトコヴィチのホルンとカバラのヴァイオリン、ペンデレツキの指揮、チャンネル・クラシックスの優秀録音。
三拍子どころか、四拍子、もしくはそれ以上のファクターが揃ったペンデレツキの協奏曲集です!

※2009年9月、カトヴィツェ・シロンスク・フィルハーモニック・ホール(ホルン協奏曲)&2009年6月、クラクフ・フィルハーモニック・ホール(ヴァイオリン協奏曲)の録音。

CCSSA 29610
(SACD HYBRID)
\3100
ユトレヒト条約のための音楽
 ヘンデル:
  ユトレヒト・テ・デウム ニ長調HWV.278、
  ユトレヒト・ユビラーテ ニ長調HWV.279
 クロフト:ユトレヒト条約のための頌歌(世界初録音)
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)
オランダ・バッハ協会
ニッキ・ケネディ(ソプラノ)
ウィリアム・タワーズ(アルト/カウンターテナー)
ヴォルフラム・ラットケ(テノール)
ジュリアン・ポッジャー(テノール)
ピーター・ハーヴェイ(バス)

フェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会最新作!ヘンデル&クロフトの"ユトレヒト条約のための音楽"!

1713年にスペイン、フランス、イギリスなど関係各国の間で結ばれたスペイン継承戦争の講和条約"ユトレヒト条約"。
徹底した時代考証と研究をベースとして再現したバッハの演奏で世界的名声を得たフェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会が、
来る2013年に迎えるユトレヒト条約締結300周年記念のために取り上げたのは、ヘンデルとクラフトの"ユトレヒト条約のための音楽"。
数多くの国々を巻き込み多くの無益な血を流した継承戦争を終結させた"ユトレヒト条約"を祝うために作曲されたヘンデルの「ユトレヒト・テ・デウム」&「ユトレヒト・ユビラーテ」。
この2作品が書かれた当時ヘンデルが滞在していたのが"ユトレヒト条約"で最も大きな利益を得た国、すなわち"イギリス"だったというシチュエーションも実に興味深い。
ヘンデルのイギリス国教会のための作品には、大きく分けて"個別の礼拝堂用"と"国家的な典礼儀式用"があり、ユトレヒト条約のための2作品は後者を、そしてロンドン滞在時代のヘンデルを代表する傑作である。
また同世代のイギリス人作曲家ウィリアム・クロフトが書いた"純イギリス"の祝祭音楽「ユトレヒト条約のための頌歌」にも要注目。
フェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会、当代屈指のソリストたちが総力を結集した"ユトレヒト条約のための音楽"。
オランダ・バッハ協会の"ヘンデル"も話題必至です!


CRYSTAL CLASSICS

N 67014
(3CDs/特別価格)
¥5100→¥4690
モーツァルト:ハルモニームジークのための音楽
 歌劇《魔笛》(ハイデンライヒ&タルクマン編)
 歌劇《後宮からの逃走》(ヴェント編)
 歌劇《フィガロの結婚》(ヴェント&タルクマン編)
 歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》(タルクマン編)
 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》(トリーベンゼー&タルクマン編)
リノス・アンサンブル
復活!リノス・アンサンブルのモーツァルト!

"室内アンサンブルのために"編曲されたマーラーの「交響曲第4番」やブルックナーの「交響曲第7番」の演奏で世界の管弦打楽器奏者たちを驚かせたドイツのスーパー・アンサンブル、リノス・アンサンブル。
マーラーやブルックナーと並ぶリノス・アンサンブル快挙、モーツァルトの"室内アンサンブル版"オペラがセットになって復刻登場!
ハイデンライヒやヴェント、トリーベンゼーの手によって施されたモーツァルトの存命当時、18世紀後期のアレンジをベースとしているところも、このリノス・アンサンブル盤の魅力の1つである。
N 67003
¥2500
J・S・バッハ協奏曲集
 三重協奏曲イ短調BWV.1044*
 ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041#
 ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042#
 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043+
パウル・マイゼン(フルート)*
ライナー・クスマウル(ヴァイオリン)*
ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)*
クリスティアン・アルテンブルガー(ヴァイオリン)#/+
エルンスト・マイヤー=シールニンク(ヴァイオリン)+
ヘルムート・ヴィンシャーマン(指揮)
ドイツ・バロック・ドリステン
マイゼン!クスマウル!アスペレン!

ドイツのクリスタル・クラシックスが、カプリッチョ・レーベルの膨大な音源の中から発掘してきた大バッハの「協奏曲集」の聴きどころはやはり豪華トリオによる「三重協奏曲」!
幾人もの世界的奏者を輩出するなど指導者としても高名なパウル・マイゼン。ベルリン・フィルの元コンサート・マスター、ライナー・クスマウル。そしてオランダが誇る鍵盤界の巨星ボブ・ファン・アスペレンが組んだトリオの演奏は別格です。
N 67006
¥2500
シューベルト:
 ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898,Op.99
 ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929,Op.100
オデオン・トリオ
 〔クルト・グントナー(ヴァイオリン)、
  アンゲリカ・メイ(チェロ)、
  レナード・ホカンソン(ピアノ)〕
オデオン・トリオは、バイエルン国立歌劇場管、バイロイト祝祭管、ミュンヘン・フィル、ミュンヘン・バッハ管のコンサートマスターを歴任し、2005年からは武蔵野音楽大学の客員教授として後進の育成に取り組んでいるドイツの名ヴァイオリニスト、クルト・グントナーが1972年に結成したアンサンブル。
ケンペやリヒターとの共演など長きに渡って第一線で活躍を続け、ドイツの伝統と音楽を肌で感じ取ってきたグントナーの演奏には言葉では言い表しきれない説得力がある。
1980年6月の録音。
N 67010
(2CDs/特別価格)
¥4000
ボッケリーニ:五重奏曲集
 オーボエ五重奏曲ト長調Op.55-1*
 弦楽五重奏曲ニ短調Op.13-4+
 ギター五重奏曲第2番ホ長調G.446#
 オーボエ五重奏曲ニ短調Op.55-6*
 ギター五重奏曲第4番ニ長調G.448《ファンダンゴ》#
 弦楽五重奏曲イ長調Op.60-3+
 オーボエ五重奏曲変ホ長調Op.55-5*
ラヨシュ・レンチェシュ(オーボエ)*
パリジー四重奏団*
ジャン=ピエール・ジュメ(ギター)#
ディモフ弦楽四重奏団#
ペーターゼン・クヮルテット+
18世紀イタリアの"五重奏曲王"、ルイジ・ボッケリーニの「オーボエ五重奏曲」と「ギター五重奏曲」、「弦楽五重奏曲」を収録した五重奏曲三昧のボッケリーニ・アルバム。
シュトゥットガルト放送響の元首席オーボエ奏者レンチェシュの濃密な響き、ギターと弦楽四重奏の共演、ペーターゼン・クヮルテットのハイレベルな響きなど、多彩な"味"が楽しめます!
1992年−1993年の録音。スリップケース仕様。
N 67011
(3CDs/特別価格)
¥5100
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
 ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271《ジュノム》
 ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414
 ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415
 ピアノ協奏曲第18番変ロ長調K.456
 ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467
 ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
リンダ・ニコルソン(フォルテピアノ)
ニコラス・クラーマー(指揮)
カペラ・コロニエンシス
早くから古楽演奏に取り組んできたフォルテピアノの名手リンダ・ニコルソンと、1954年にドイツのケルンで結成されたピリオド・オーケストラのコンビによるモーツァルトのピアノ協奏曲集。
リンダ・ニコルソンのフォルテピアノから生まれる軽やかな響きで聴くモーツァルトは、録音から約20年が経過した今聴き直すと逆にどこか新鮮。
1989年−1990年の録音。スリップケース仕様。
N 67012
(3CDs/特別価格)
¥5100
ロシアン・ピアノ・レアリティーズ
メトネル:祝祭の舞曲/
スクリャービン:左手のための2つの小品Op.9/
ショスタコーヴィチ:幻想舞曲Op.6-2*/
ラフマニノフ:ロマンス*/メトネル:春/
スクリャービン:
 悲劇的な詩変ロ長調Op.34、悪魔的な詩Op.36、詩曲変ニ長調Op.41/
ラフマニノフ:メロディ ホ長調Op.3-3/ショスタコーヴィチ:ポルカ*/
メトネル:ピアノ・ソナタ変イ長調Op.11-1/
ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3-2《鐘》/
スクリャービン:7つの前奏曲Op.17/メトネル:悲劇的ソナタ/
ショスタコーヴィチ:夜想曲Op.6-3*/
スクリャービン:
 10のマズルカOp.3より 第1番、第2番、第3番、第9番、第10番/
ショスタコーヴィチ:タランテラOp.17-4*/
メトネル:プロローグOp.1-1/スクリャービン:ワルツ ヘ短調Op.1/
ショスタコーヴィチ:2台のピアノのためのコンチェルティーノOp.94*/
メトネル:夕べの歌/
スクリャービン:
 2つのマズルカ風即興曲Op.7、ポロネーズ変ロ短調Op.21/
ラフマニノフ:6つの小品Op.11*
マリア・レットベリ(ピアノ/スクリャービン)
マルガレーテ・バビンスキー
 (ピアノ/ラフマニノフ&ショスタコーヴィチ)
エカテリーナ・デルジャヴィナ
 (ピアノ/メトネル)
ホルガー・ブッシュ(ピアノ)*
メトネル、スクリャービン、ショスタコーヴィチ、ラフマニノフ。ロシアのピアノ音楽を語る上で欠かせない4人の作曲家たちの作品を、スクリャービン弾きレットベリやメトネルの権威デルジャヴィナなどそれぞれのスペシャリストたちが弾き分けた好企画。
ロシアのピアノ作品入門としても強くオススメできるセットです。
2002年&2005年、2008年、2009年の録音。スリップケース仕様。
N 67016
(2CDs/特別価格)
¥4000
シューマン:
 交響曲第1番変ロ長調Op.38《春》
 交響曲第3番変ホ長調Op.97《ライン》
 ピアノ協奏曲イ短調Op.54*
 序奏と協奏的アレグロ ニ短調Op.134*
 序奏とアレグロ・アパッショナート ト長調Op.92*
ネヴィル・マリナー(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
ハイドルン・ホルトマン(ピアノ)*
ステファン・ゾルテス(指揮)*
ベルリン放送交響楽団*
イギリスの名匠サー・ネヴィル・マリナーがシュトゥットガルト放送交響楽団のシェフを務めていた1985年&1986年のシューマン。
マリナーのコントロールが隅々まで行き届いたシューマンが響いてきます。ドイツの名女流ピアニスト、ハイドルン・ホルトマンが弾く「ピアノ協奏曲」もカップリングした充実のプログラム。
1985年2月&1986年8月、1991年9月*の録音。スリップケース仕様。
N 67018
¥2500
グレゴリオ聖歌集
 受難とイースターの祈り
フーベルト・ヴェルテン(指揮)
カントアルテ・レーゲンスブルク
ドイツ、バイエルン州の都市レーゲンスブルクの男声聖歌隊が歌うグレゴリオ聖歌のハーモニーは、まるで神々からのメッセージのように響く。
録音会場となったレーゲンスブルク教会音楽学校のコンツェルトザールの豊かな残響が、神聖な雰囲気を高めている。
1995年12月の録音。スリップケース仕様。
N 67019
¥2500
ミサ・サンクタ
 ウェーバー:聖なるミサ曲第2番ト長調Op.76《祝典ミサ》
 キール:ミサ・ソレムニスOp.40*
ヘルムート・フローシャウアー(指揮)
ケルンWDR交響楽団&合唱団
アンケ・ホフマン(ソプラノ)
メヒトヒルト・ゲオルグ(アルト)
アンドレアス・ワーグナー(テノール)
ヨー=チャン・ナ(バス)
ブリギッテ・リントナー(ソプラノ)*
レジーネ・レットガー(メゾ・ソプラノ)*
エリザベート・グラーフ(アルト)*
トーマス・デヴァルト(テノール)*
カール・フェート(バス)*
輝かしい響きが特徴的な「祝典ミサ」は、「魔弾の射手」や「オベロン」などのオペラや協奏曲の傑作を遺したドイツ・ロマン派の巨匠ウェーバーの珍しい宗教作品。
またウェーバーの次世代の作曲家であり、器楽曲や室内楽曲で知られるフリードリヒ・キールの「ミサ・ソレムニス」もレアな録音。
1999年11月&1996年10月の録音。スリップケース仕様。
N 67020
(2CDs/特別価格)
¥4000
ガーシュウィン:
 ピアノ協奏曲ヘ調*/パリのアメリカ人/
 キューバ序曲/《アイ・ガット・リズム》による変奏曲+/
 《ポーギー&ベス》より/ラプソディ・イン・ブルー*
セシル・ウーセ(ピアノ)*
ネヴィル・マリナー(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
アラン・マークス(ピアノ)+
ハンス=ディーター・バウム(指揮)
ベルリン放送交響楽団
フランスのセシル・ウーセ、アメリカのアラン・マークスがソリストとしてドイツの2つのオーケストラと共演。
フランスやドイツのテイストが加わったガーシュウィンも面白そう。「パリのアメリカ人」や「キューバ序曲」などのオーケストラ作品もしっかり収録!スリップケース仕様。
N 67023
¥2500
スターバト・マーテル
 ペルゴレージ:悲しみに暮れる御母は佇みたもう/
 J・S・バッハ:マタイ受難曲より アリアとコラール/
 ブルックナー:モテット《キリストはおのれを低くして》/
 シューベルト:スターバト・マーテル ト短調D.175/
 ヴェルディ:聖母への讃歌/
 メンデルスゾーン:わが神、わが神、なんぞわれを捨てたまいし/
 ハイドン:
  《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》より グラーヴェ/
 シューベルト:オッフェルトリウム変ロ長調D.963/
 ブルックナー:おおマリア、御身は何と美しく/
 ヴェルディ:スターバト・マーテル/シューベルト:天使の合唱D.440
マーカス・クリード(指揮)
ベルリン放送交響楽団、RIAS合唱団
ヘルマン・マックス(指揮)
ライニッシュ・カントライ
エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア室内合唱団、他
生誕300周年のペルゴレージからバッハ、ブルックナー、シューベルトなど、数々の大作曲家たちの作品で構成された悲しみの聖母、"スターバト・マーテル"。スリップケース仕様。

DAPHNE

DAPHNE 1039
\2500
ロイヤル・ウェディングのための音楽
 グリーグ:結婚式にて/ドミニク:ティレグナン/
 クランツ:Av langtan till dig/
 トーブ:これほど美しい海の光は/ビョルク:バラッド風に/
 ノイマン:愛のワルツ/グスタフ皇太子:ばらの香りに/
 メリカント:Dar Bjorkarna Susa/
 ペッテション=ベリエル:待つときほどいいことは、アスポーケル・ポルカ/
 グリーグ:君を愛す/アルヴェーン:わが心を汝が御手に/
 シューベルト:アヴェ・マリア/プッチーニ:お父様にお願い/
 アーン:クロリスに/ストルム:夏の夜
スサンナ・アンデション(ソプラノ)
フランシスカ・スクーグ(ピアノ)
グリーグの「結婚式にて」や「君に愛す」、アルヴェーンの「わが心を汝が御手に」から、グスタフ皇太子の「ばらの香りに」やモニカ・ドミニクの「ティレグナン」など、美しきメロディばかりを集めた"ロイヤル・ウェディングのための音楽集"。
これからのブライダル・シーズンでこの"ロイヤル・ウェディングのための音楽"をBGMに使えばきっとウェディングの感動もアップ!

DEUX−ELLES

DXL 1161
\2400
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol.1
 (バリー・クーパー新校訂版)
  ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10-1
  ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
  ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
  ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》
マーティン・ロスコー(ピアノ)
バリー・クーパー校訂の新版によるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集スタート!
ハイペリオンでもお馴染みのイギリス人ピアニスト、マーティン・ロスコーの新プロジェクトは、ベートーヴェン研究の大家バリー・クーパーの校訂による新版(ABRSM出版)を使用したベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集!
バリー・クーパー校訂の新版による全集録音はこのロスコー盤が初となるだけに、全9巻での完成が今から楽しみ。各巻にはそれぞれテーマが与えられており、全集のスタートを飾る第1巻のテーマは「悲愴」。名手マーティン・ロスコーの両腕と、バリー・クーパー校訂の新解釈に期待が懸かる。2007年9月15日−16日の録音。

ETCETERA

KTC 1410
(2CDs)
¥5000
ライデンのクワイアブックからの音楽Vol.1
 クレキヨン:思い出したまえ、救い主よ/
 アッペンツェラーのベネディクトゥス:おお、大いなる神秘/
 クレキヨン:主よ顧みたまえ/デ・モンテ:御告げの祈り/
 クレキヨン:アヴェ・サルトゥス・イアヌア/
 クリーフ:わが罪を思い出したまうな/
 デ・モンテ:キリストはよみがえりたまえり/
 ホランダー:われは命の糧なり/クレキヨン:あなたはしもべ/
 リシャフォール:人々は何を語りたるか/
 ゴンベール:
  ミサ曲《主を畏れたるすべての者は幸いなり》(ミサ・ベアティ・オムネス)/
 作曲者不詳:ミサ曲《聖なるマリアよ》(ミサ・サンクタ・マリア)
エギディウス・クヮルテット
 &カレッジ
16世紀の知られざるポリフォニーが現代に甦る!"ライデンのクワイアブックからの音楽"スタート!

画家レンブラントの生地、ライデンの聖ピーター教会のアーカイヴに眠っていたそれぞれが60×40cm、15.5kgというサイズの重厚な6冊のクワイアブック。
オランダのレーベル、エトセトラ(Et'cetera)とエギディウス・クヮルテットが手を携え、16世紀オランダの音楽遺産"ライデンのクワイアブック"に収められた音楽を復活させるというスペシャル・プロジェクトがスタート!
16世紀、ライデンの聖ピーター教会での"時課の祈り"のために編集されたと伝えられるクワイアブック。
第1巻は主に2つのパートに分けられており、クレキヨン、デ・モンテ、リシャフォールなどの"モテット"と、フランドル楽派の巨匠ゴンベールや同時代の作曲者不詳の崇高な"ミサ曲"を収録。
歴史に埋もれたままとなっていた16世紀のポリフォニーが、エギディウス・クヮルテットのハーモニーを通じてクワイアブックから現代へと解き放たれる——。
全6巻のリリースが予定されている「ライデンのクワイアブックからの音楽」で演奏の中核を担うエギディウス・クヮルテットは、トン・コープマンが率いるアムステルダム・バロック合唱団のメンバー4人によって結成された男声ヴォーカル・アンサンブル。
知られざるルネサンス時代のレパートリーに取り組む姿勢、4人とは思えない厚く豊かなハーモニーで、ベネルクス地方を代表するヴォーカル・アンサンブルとしての地位を確立している。

※2010年1月18日−23日、ラウレンティウス教会(オランダ)での録音/ブックタイプ仕様(ブックレット/フルカラー58ページ)
KTC 1403
(2CDs/1枚分価格)
¥2500→¥2290
J・S・バッハ:無伴奏チェロ組曲BWV.1007−1012(全曲) ロエル・ディールティエンス(チェロ)
古楽大国ベルギーの名チェリスト、ロエル・ディールティエンスのバッハ無伴奏!

ブリュッヘン、ヘレヴェッヘ、デ・レーウ、ポンスたちからの信頼も厚く、ソリストとしてだけでなくアンサンブル・エクスプロラシオンの創設者&音楽監督としても活躍するベルギーの名チェリスト、ロエル・ディールティエンスが永遠のバイブル、バッハの「無伴奏チェロ組曲」を取り上げる!
「無伴奏チェロ組曲」の楽譜を1から見つめ直し正攻法のアプローチでありながらも、ダイナミクス、フレージング、テンポなど、全ての面にこれまでの経験に基づいた独自の解釈を採り入れたディールティエンスのバッハ。
エトセトラ・レーベルも大プッシュするベルギーの名手の秀演です。

2009年4月7日−9日、アミューズ(アントワープ)での録音。
KTC 1418
¥2500
音楽の諧謔と哀歌
 ホルボーン:アルマンド、クーラント/
 ロビンソン:パッサメッツォ・ガリアルダ/
 ヒューム:音楽の諧謔 〜 エアー集第1部より/
 シンプソン:ムジカ・ブリタニカ/
 ファン・エイク:ダフネによる変奏曲、ダウランドの《いにしえの涙》による変奏曲/
 ダウランド:ウィルビー卿ご帰館/マスクとダンス(4曲)/
 シンプソン:
  トレブル、ヴィオール、バス・ヴィオールと鍵盤楽器のためのディヴィジョンIII&II/
 パーセル:シャコンヌ ヘ長調/ブロウ:ソナタ第3番ト長調/
 マテイス:ディヴィジョンズ/
 コルベッタ:ソナタ風変奏的スケルツォ、王宮のギター/
 パーセル:パッサカリア
ラール・デュ・ボワ
ラール・デュ・ボワは、2004年に6人の若き古楽器奏者たちによって結成された中世、ルネサンス&バロック音楽を専門とするドイツのピリオド・アンサンブル。
リュート、リコーダー、ヴィオラ・ラ・ダ・ガンバの六重奏という編成に合わせた選曲とアレンジ、洗練された演奏は、2006年のファン・ヴァッセナール古楽コンクール特別賞、2007年のゲッティンゲン古楽コンクール第1位、ジェノヴァ国際古楽コンクール第2位、2009年のブルージュ国際古楽コンクール第2位&聴衆賞に輝くなど、ヨーロッパの古楽シーンに新たな風を吹き込む存在として注目を集めている。
KTC 1407
¥2500
オランダ・コネクション
 スミット:ピアノと木管五重奏のための《六重奏曲》
 ペイペル:ピアノと木管五重奏のための《六重奏曲》
 エッシャー:無伴奏フルート・ソナタOp.16
 スヴェーリンク:木管五重奏のための民謡《わが青春はすでに過ぎ去り》による変奏曲
 シャティン:ピアノと木管五重奏のための《オケゲム変奏曲》
ヘクサゴン・アンサンブル
オランダの主要オーケストラのメンバーたちによって1991年に結成された"木管五重奏+ピアノ"の六重奏団、ヘクサゴン・アンサンブルの作品発掘の旅は、ロシア、ドイツ、フランス、イギリスを巡り母国オランダに帰還!
フルート奏者のヴァウト・ファン・デン・ベルグによって整備された4000曲(!)にも及ぶレパートリーの中からは、20世紀のペイペルやエッシャー、北ドイツ・オルガン楽派の巨星スヴェーリンクなどの音楽が選ばれており、オランダ室内楽の歴史探求をハイレベルの演奏で楽しめる。アンサンブルの新レパートリー発掘にもきっと役立ちます。 

EXTRAPLATTE

EX 751-2
¥2500
トリオ・コローレ・ヴィーン
 バーカー:ファンファーレ、ジーグとマーチ/
 パーセル(カンデル編):金管三重奏のための4つの楽章/
 ハイドン(トリオ・コローレ編):6つのウィーン三重奏曲第2番より/
 ベートーヴェン(ワッツ&トリオ・コローレ編):ソナチネ/
 モーツァルト(トリオ・コローレ編):ディヴェルティメント変ホ長調K.439b/
 プーランク:ソナタ/ネリベル:金管三重奏曲/ ツィブルカ:組曲第11番
トリオ・コローレ・ヴィーン
 〔ヨハネス・ホフマン(トランペット)
ペーター・ホフマン(ホルン)
アンドレアス・ポインドル(トロンボーン)
1995年に結成されたトリオ・コローレ・ヴィーンは、現在オーストリアで唯一という常設の金管三重奏団。
超定番プーランクの「ソナチネ」やハイドン、ベートーヴェン、モーツァルトといった大作曲家たちの作品のアレンジ、「交響的断章」の作曲者ネリベルの「金管三重奏曲」など、金管三重奏のためのフルコースをウィンナ・サウンドでご堪能あれ!

2008年3月の録音。
EX 757-2
¥2500
シューマン:子供のための歌のアルバムOp.79 アンナ・マリア・パンマー(ソプラノ)
クレメンス・ゼイリンガー(ピアノ)
ウルスラ・ウィンコール(ソプラノ)
ベア・ロベイン(メゾ・ソプラノ)
来日経験も持つアンナ・マリア・パンマーは、1995年にのザルツブルク音楽祭とライプツィヒ歌劇場で上演されたウド・ツィンマーマンのオペラ「シューフーと空飛ぶお姫さま」で大成功を収め、2007年にはリンツ・ブルックナーハウスのアーティスト・イン・レジデンスに選出されたリンツ出身のソプラノ歌手。
アンナ・マリア・パンマーの美しく深みのある歌声、豊かな表現力、クリアな発音が魅力的なシューマンです。
EX 791-2
¥2500
バヤン・マエストーソ
 ビゼー:歌劇《カルメン》より/
 シューベルト:楽興の時ヘ短調、セレナード、即興曲/
 スカルラッティ:
  ソナタ ハ長調K.406、ソナタ ヘ短調K.19、
  ソナタ ニ短調K.9、ソナタ ヘ長調K.107/
 マルチェロ:アダージョ/モーツァルト:トルコ行進曲/
 ブクスデフーデ:シャコンヌ/
 ショスタコーヴィチ:ワルツ第2番/ピアソラ:バチンの少年
アレクサンドル・シェフチェンコ
 (バヤン/ロシア式アコーディオン)
ウクライナ出身のバヤン(ロシア式アコーディオン)奏者、アレクサンドル・シェフチェンコが、バヤン1台で繰り広げるクラシック・ワールド。1台のバヤンから響く相性抜群の「カルメン」や「トルコ行進曲」、まるでグランド・オルガンのサウンドのように荘厳なブクステフーデは衝撃的。
EX 872-2
¥2500

カールハインツ・ミクリン 〜 ソロ
 ソプラノ・サクソフォン/アルトフルート/
 テナー・サクソフォン/アルト・サクソフォン/
 バス・クラリネット/テナー・サクソフォン/
 ソプラニーノ・サクソフォン/テナー・サクソフォン/
 アルト・サクソフォン/フルート/
 アルト・サクソフォン/バス・クラリネット

カールハインツ・ミクリン
 (サクソフォン&フルート&クラリネット)
クラシック音楽家以外で初めてオーストリアの権威ある"Karl-Bohm-Interpretationspreis"を授与されたクラーゲンフルト出身のジャズ・サクソフォン・プレーヤー、カールハインツ・ミクリン(1946−)。この"ソロ"は、ミクリンが1人でソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テナーのサクソフォン、フルートとアルトフルート、バス・クラリネットを吹き分けてしまった驚きのソロ・アルバム。
EX 840-2
¥2500
22世紀、アルプス地方の伝承音楽 バルバラ・ローメン(ダルシマー)
ギュンター・シュナイダー(ギター)
22世紀からタイムスリップしてきた(という設定の)、未来のアルプス地方の伝承音楽集。ツィター属の弦楽器ダルシマーとギターという伝統楽器のデュオと、コンテンポラリー・スタイルの音楽が手を携えた全く新しい"伝承音楽"。

GLOSSA

GCD 920310
(2CDs/特別価格)
¥3800
カルダーラ:歌劇《絶大なる名声》 マリア・エスパダ(ソプラノ)
ラケル・アンドゥエサ(ソプラノ)
マリアンネ・ベアーテ・キーラント(メゾ・ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
アグスティン・プルネル=フレンド(テノール)
エミリオ・モレーノ(指揮)
エル・コンチェルト・エスパニョール
モレーノ&エル・コンチェルト・エスパニョール最新作!カルダーラ、スペイン時代の偉大なる功績"絶大なる名声"!

18世紀オーケストラでヴィオラ・セクションのリーダーという大役を務める名手エミリオ・モレーノが創設したスペインのピリオド・オーケストラ、エル・コンチェルト・エスパニョール。
貴重な記録となった"1800年頃スペインのトナディーリャと大衆音楽劇"(GCD 920309)に続いてエミリオ・モレーノ&エル・コンチェルト・エスパニョールが取り上げるのは、イタリア・バロックの巨匠アントニオ・カルダーラ(1670−1736)の知られざる歌劇「絶大なる名声」。
ヴェネツィアで生を受け、マントヴァ、バルセロナ、ローマ、ウィーンに大きな足跡を残したカルダーラ。
スペイン継承戦争真っ最中の1708年、ローマのオットボーニ枢機卿の公邸での歌劇「聖カテリーナの殉教」の上演後にスペインのバルセロナへと向かったカルダーラが、同地で後の神聖ローマ皇帝カール6世の婚礼を祝うために上演した作品がこの歌劇「絶大なる名声」なのである。
エミリオ・モレーノは初めてスペインで演奏されたイタリア・オペラと伝わるカルダーラの「絶大なる名声」を上演するために、カウンタテナーのロビン・ブレイズや、スペインのソプラノ、マリア・エスパダ、ノルウェーのメゾ・ソプラノ、マリアンネ・ベアーテ・キーラントなど欧州各国の名歌手たちをソリストに招くなど陣容もかなり強力。
カルダーラのスペイン滞在時代の功績が、モレーノ&エル・コンチェルト・エスパニョールの演奏で明らかになります。

※2009年11月、オーディトリ・エンリク・グラナドス(リェイダ/スペイン)でのライヴ録音。
GCD 921527
¥2500
ヘンデル:イタリアン・カンタータ集Vol.7
 カンタータ《アポロとダフネ》HWV.122
 カンタータ《死に瀕するアグリッピーナ》HWV.110
 カンタータ《穹窿のごとく天はおおい》HWV.98
ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
トーマス・E・バウアー(バス)
フリオ・ザナシ(バス)
ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ&ディレクター)
ラ・リゾナンサ
遂に完結!ヘンデルのイタリアン・カンタータ集!

2006年のスタート以来、イタリア滞在時代(1706年〜1710年)に作曲された100曲のカンタータの中から、"器楽伴奏付き"のカンタータにスポットライトをあて続けてきたファビオ・ボニッツォーニ率いるラ・リゾナンサのヘンデル"イタリアン・カンタータ集"がいよいよ完結!
第7巻には、イタリア滞在時代後半の1708年に作曲された「死に瀕するアグリッピーナ」と「穹窿のごとく天はおおい」、1710年に作曲された「アポロとダフネ」の3作品を収録。
中でも2人のソリストを要し、1幕のオペラと同様の様式、規模を持つ「アポロとダフネ」はヘンデルのカンタータを代表する傑作として名高いだけに、シリーズのフィナーレを飾るのに相応しいプログラムと言えるだろう。
名鍵盤奏者ファビオ・ボニッツォーニ&ラ・リゾナンサと共演するソリストは、シリーズの顔となったイタリア・バロックの歌姫ロベルタ・インベルニッツィ、初登場となるドイツのトーマス・E・バウアー、イタリアのフリオ・ザナシの3人。
世界の第一線で活躍を続ける古楽唱法の名手たちが、イタリアの文化や音楽を吸収して成長したヘンデルの姿を描きます。

※2007年1月&2009年6月、デン・ハーグ・イギリス教会(オランダ)&ティエランシェ・サン・ミッシェル(フランス)での録音
GCD 922501
¥2500
ヘイズ:ザ・パッションズ、音楽のための頌歌 エヴェリン・タブ(ソプラノ)
ウルリケ・ホフバウアー(ソプラノ)
上杉清仁(カウンターテナー)
デイヴィッド・マンダーロー(テノール)
リサンドロ・アバディエ(バス)
アントニー・ルーリー(指揮)
ラ・チェトラ・バロックオーケストラ・バーゼル
バーゼル・スコラカントルム合唱団
グロッサとバーゼル・スコラ・カントルムのコンビが実現!"バーゼル・スコラ・カントルム"シリーズ始動!
英国古楽界の名匠アントニー・ルーリー登場!新シリーズ第1弾はウィリアム・ヘイズの音楽。ソプラノはエヴェリン・タブ!

1933年に創設されたスイスの古楽専門音楽大学バーゼル・スコラ・カントルム。
グロッサとバーゼル・スコラ・カントルムの共同作業による新シリーズ"バーゼル・スコラ・カントルム・シリーズ(SCBシリーズ)"の第1弾では、同校で16世紀、17〜18世紀のアンサンブル、ヴォーカルアンサンブル専攻の教授を務める英国の名匠アントニー・ルーリーがウィリアム・ヘイズ(1708−1777)を取り上げる。
「ザ・パッションズ、音楽のための頌歌(The Passions, An Ode for Music)」は、啓蒙時代のイギリス、主にオックスフォードを活躍の場としたウィリアム・ヘイズが、同世代でオックスフォード大学出身の詩人、ウィリアム・コリンズの作品を題材として1750年にオックスフォードで完成させた"劇的なオラトリオ"。
後期バロックの語法やギャラント様式、古典派の到来を予感させる作風、当時の芸術と科学に偏在していた"人間の情熱と感情"というテーマを巧みに表現したヘイズの音楽を再評価へと導くキーマン、アントニー・ルーリーの手腕に期待が懸かります。

※2008年10月、フォルクスハウス・バーゼル(スイス)での録音。
GCD 922502
¥2500
聞きたまえ、エウテルペよ 〜 17世紀初期のイタリアン・モノディ
 カッチーニ:東の門から/カプスベルガー:トッカータ第1番/
 カッチーニ:愛よ、私は去り行く/カプスベルガー:アルペジアー第2番/
 ピッチニーニ:トッカータ第5番/フレスコバルディ:さよなら、愛しい人/
 カッチーニ:聞きたまえ、エウテルペよ/
 ディンディア:スクアリド・エ・オスクロ、聖母マリアの悲しみ、私の涙に獣たちも/
 フェラーリ:この世から消え去りたい/カプスベルガー:ガリアルダ/
 フレスコバルディ:アルド・エ・タッシオ/ペッレグリーニ:チャッコーナ/
 フェッラーリ:恋する男達よ、私は君達に言いたい
ローザ・ドミンゲス(メゾ・ソプラノ)
モニカ・プスティルニク
 (アーチリュート&
  ルネサンス・ギター&オルガン)
ドロレス・コストヤス
 (テオルボ&バロック・ギター)
アルゼンチン・トライアングルによる17世紀のイタリアン・モノディー!

1602年に出版された歌曲集「新音楽」で、音楽とテキストの新しい関係"モノディ様式"を提案したジュリオ・カッチーニ。
このカッチーニの音楽を中心に、鍵盤作品の巨匠フレスコバルディや当時有数のマドリガリアンだったディンディア、ヴェネツィアとウィーンで作曲家、詩人として活躍したフェッラーリなど、17世紀初期のイタリアで花開いたモノディーを歌うのは、エルンスト・ヘフリガーやルネ・ヤーコプスから教えを受けたアルゼンチンのメゾ・ソプラノ歌手ローザ・ドミンゲス。
バーゼル・スコラ・カントルムで共にホプキンソン・スミスから薫陶を受けたアルゼンチン生まれの古楽器奏者、プスティルニクとコストヤスとのアルゼンチン・トライアングルが奏でるイタリアン・モノディーからどのような香りが漂ってくるのか楽しみなところ。

※2008年9月、カプローナ・サンタ・ジュリア(イタリア)での録音。
GCD 922503
¥2500
ザンクト・ガレンの音楽と詩
 〜ラトペルト(d.890)、ノートケル(d.912)、
  トゥオティロ(d.913)の作品
   聖ガルス/降誕/福音史家ヨハネ/イノセンテス/
   主の公現/ヴェルスス・アド・プロセッショネム/
   復活祭/安息日IV/キリストの昇天/聖霊降臨
ドミニク・ヴェラール(ディレクター&テノール)
アンサンブル・ジル・バンショワ
ヴェラール&アンサンブル・ジル・バンショワ!9世紀に生まれたザンクト・ガレンの音楽と詩。

中世、ルネサンス音楽を専門とする世界屈指のヴォーカル・グループ、アンサンブル・ジル・バンショワの主宰であり、スイスの古楽発信地バーゼル・スコラ・カントルムでは、中世、ルネサンスのアンサンブルと声楽の教授という要職にあるドミニク・ヴェラール。
この「ザンクト・ガレンの音楽と詩」は、西暦613年に聖ガルスにより設立されたスイスの文化遺産、ザンクト・ガレン修道院に保管されているセクエンツイア集の写本(381)とトロープス集の写本(484)に収められた9世紀の音楽集。
ヴェラール率いるアンサンブル・ジル・バンショワのハーモニーはもちろんのこと、音楽史の資料としても非常に価値の高い音源と言えるだろう。

※1996年4月、ロマンモティエ教会(スイス)での録音。HMC 905239(Harmonia Mundi)からの移行発売。

GUILD

GMCD 7343
¥2400
フリビンス:室内楽作品集
 ピアノ三重奏曲
 弦楽四重奏曲第1番*
 チェロ・ソナタ+
 クラリネット五重奏曲**
アンゲル・トリオ
アレグリ弦楽四重奏団*/**
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)+
ジョン・ヨーク(ピアノ)+
ジェームズ・キャンベル(クラリネット)**
ピーター・フリビンス(1969−)は、17歳で王立音楽アカデミーの奨学生に選ばれ、ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校とノッティンガム大学で学び、ドイツの巨匠ハンス・ヴェルナー・ヘンツに作曲を師事した英国のエリート。
難解な作風に傾倒せず、旋律や調性を完全に放棄しなかったフリビンスの作品の中では、ここでもアレグリ弦楽四重奏団やウォルフィッシュが取り上げるなど室内楽作品への評価が特に高い。
GMCD 7345
¥2400
パラフレーズ・ブリランテ
 〜フルートとピアノのためのヴィルトゥオーゾ・オペラティック作品集
  ポップ:リゴレット幻想曲Op.335
  クラカンプ:《椿姫》による幻想曲Op.248
  レミュザ:《椿姫》によるカプリース
  レミュザ&ルデュック:
   ロッシーニの歌劇《シンデレラ》の主題による華麗な幻想曲
  ラフ:2つのパラフレーズOp.70
  ガリボルディ:ファウスト
  ドゥメルスマン:
   アレヴィの歌劇《ユダヤの女》のモチーフによる華麗な幻想曲
  ボルヌ:《カルメン》による華麗な幻想曲
ミリアム・テラーニ(フルート)
カトリーヌ・サラシン(ピアノ)
フルートやクラリネットなどの木管楽器奏者のレパートリーとして欠かせぬヴェルディやロッシーニなどのオペラからのアレンジ作品たちを集めたフルート・アルバム。
フルートのミリアム・テラーニはダグラス・ボストックが首席指揮者を務めているスイスのオーケストラ、アールガウ交響楽団のソロ・フルート奏者。ペーター=ルーカス・グラーフ、フェリックス・レングリから学んだ"笛"の音色がなんとも華麗で美しい。
GMCD 7344
¥2400
プーランク&エワーズ
 〜フルート、オーボエとピアノのための作品集
  プーランク:
   オーボエ・ソナタ、メランコリー、フルート・ソナタ
  エワーズ:
   フラウタンド、チンボラソ、カイト、雨の日と休日、
   ソリティア、フォローイング・オン
フィボナッチ・シークエンス
〔イレアナ・ルーエマン(フルート)
 クリストファー・オニール(オーボエ)
 キャスロン・スタロック(ピアノ)〕
"ホルン"や"ファゴット"、"ハープ"を主役としたユニークな録音をイギリスのレーベル、ドゥーゼル(Deux-Elles)からリリースしてきたフィボナッチ・シークエンス。
フルート、オーボエ、ピアノという編成で、20世紀のプーランクと組み合わせたのは、21世紀イギリスの作曲家ティム・エワーズ(1958−)のアンサンブル作品。どこかプーランクの響きを意識しているかのようなエワーズの作品がスパイスのようにジワジワと効いてくる。

HORTUS

HORTUS 070
\2500→¥2290
ロシアの管弦楽作品トランスクリプション集
 (編曲:ジャン=ピエール・アルノー&マリーネ・ペレス)
  リムスキー=コルサコフ:サトコ
  ムソルグスキー:禿山の一夜
  リムスキー=コルサコフ:道化師たちの踊り
  ムソルグスキー:展覧会の絵
アンサンブル・カルペ・ディエム
ジャン=ピエール・アルノー(ディレクター)
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ハープ、フルート&ピッコロ、オーボエ、ホルンの八重奏+打楽器という編成のアンサンブルのためにアレンジされたリムスキー=コルサコフ&ムソルグスキー。
シュトゥットガルト・フィルのフルーティスト、マリーネ・ペレスなど各メンバーの高い力量が、フルオーケストラ→九重奏へとスリムになり難易度もグッと上昇したリムスキー&ムソルグスキーの名曲をしっかりと聴かせてくれます。
HORTUS 068
\2500
ブラームス:
 4つのバラードOp.10/主題と変奏 ニ短調/
 ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調Op.5
ニコラ・スタヴィ(ピアノ)
ニコラ・スタヴィは、パリ音楽院でジェラール・フレミー、クリスチャン・イヴァルディにピアノを師事し、2000年のショパン国際ピアノ・コンクール特別賞、2001年のジュネーヴ国際コンクール2位、2002年のジーナ・バッカウアー・コンクール4など数々の受賞歴を誇るフランスのピアニスト。
カツァリスも弾いていたドイツのハンドメイド・ピアノ、シュタイングレーバーのコンサート・グランドE-272から生まれるブラームスの響きが注目ポイント。
HORTUS 069
\2500
ラフマニノフ:
 ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36/楽興の時Op.16/
 前奏曲ト短調Op.23-5/前奏曲変ホ長調Op.23-6/
 前奏曲ロ短調Op.32-10/
 練習曲《音の絵》Op.33より 第3曲ハ短調、第1曲ヘ短調、第5曲ニ短調
ミハイル・ユルコフ(ピアノ)
フランス人アーティストの起用が多いオルトゥス(Hortus)レーベルから、珍しくロシア系ピアニストの録音が登場。
ミハイル・ユルコフは、1969年ベラルーシの首都ミンスク生まれ。ミンスク音楽院、モスクワ音楽院でピアノを学んだ後、現在はフランスを拠点に活動を展開している。母国のミンスク・フィルやベラルーシ国立室内管からも定期的にソリストとして招聘されているベラルーシのスターである。
HORTUS 066
\2500
1900年、オルガンの落成式
 ルフェビュール=ヴェリー:演奏会用ボレロ、聖体奉挙
 グノー:教皇行進曲
 デュボワ:
  天の女王よ、汝はペトロ、ジャンヌ・ダルクの行進、
   カンターテ・ドミノ、アヴェ・マリア
 ルトカール:ヴェルセ、入場
 ヴィエルヌ:アンダンティーノ、ウェストミンスターの鐘
 ボエルマン:ノートルダムのピエール
 ソヴァージュ:即興曲1900
フィリップ・ソヴァージュ(オルガン)
クレア・ルーシェ=デトレモ(ソプラノ)
エルヴェ・ラミ(テノール)
カヴァイエ・コル・ヴォーカル・アンサンブル
フランスの名工シャルル・ ムタン(1861−1931)が1900年10月29日に完成させたヌイイ・サン=ピエール教会のグランド・オルガンが、完成当時に演奏されていたオルガン作品を響かせる。フィリップ・ソヴァージュは、1989年にヌイイ・サン=ピエール教会のオルガニストに就任し、ピュトー&ブルイエ音楽院で育成にも携わっているフランスのオルガン奏者。1900年当時の作風を反映させた自作の「即興曲」も収録。

HORTUS 072
\2500

ローラン:
 サン・ジャン・ド・ローヌのオルガンのための3つの練習曲
デ・マック:カプリッチョ・ソプラ/
カベソン:《騎士の歌》によるディフェレンシアス/
ロベルデ:フーガ第2番/クープラン:前奏曲、幻想曲、フーガ/
カバニーリェス:ティエント/マルシャン:レチタティーヴォ/
パーセル:ヴォランタリー/J・S・バッハ:フゲッタ/
フローベルガー:奇想曲第8番/ムファット:トッカータ第7番
ジャン=ピエール・ローラン(オルガン)
フランス、サン・ジャン・ド・ローヌのサン・ジャン・バプティスタ教会に設置されている1768年製の歴史的オルガンによる作品集。
フランス北部のドゥエ地方音楽院でオルガン科教授を務めるジャン=ピエール・ローランの「3つの練習曲」は世界初録音。18世紀に製作されたオルガンは、存在自体が芸術そのもの。

HYPERION

CDJ 33121
¥2400
ブラームス:歌曲全集Vol.1
 別れOp.19-2/異郷Op.19-3/永遠の愛Op.43-1/
 恋人のもとへOp.48-1/裏切りOp.48-2/
 乙女の愛の嘆きOp.48-3/黄金は愛にまさるOp.48-4/
 涙の慰めOp.48-5/幸福と平和は私から去ったOp.48-6/
 秋の気配Op.48-7/おお来たれ、やさしい夏の夜よOp.58-4/
 たそがれが降りて来るOp.59-1/湖上にてOp.59-2/
 わが恋は緑Op.63-5/にわとこの木に夕風がOp.63-6/
 サロメOp.69-8/夕べの雨Op.70-4/テレーゼOp.86-1/
 野の寂しさOp.86-2/夢にさまよう人Op.86-3/
 荒野を越えてOp.86-4/思いに沈んでOp.86-5/
 私の思いはあなたの許でOp.95-2/別れの時にOp.95-3/
 狩人Op.95-4/あの下の谷の底ではWoO.33-6/
 月はこれより輝かないでWoO.33-35/可愛い人WoO.33-12/
 お母さん、ほしいものがあるWoO.33-33

アンゲリカ・キルヒシュラーガー
 (メゾ・ソプラノ)
グレアム・ジョンソン(ピアノ)

ハイペリオンのブラームス歌曲全集がスタート!第1巻はアンゲリカ・キルヒシュラーガー!

歌曲大国ハイペリオンを代表する歴史的偉業、シューベルトとシューマンの歌曲全集。
この2つの歌曲全集を完成させたハイペリオンからいよいよ新たなシリーズ、ブラームスの歌曲全集がスタート!
第1巻を歌うのは全世界の歌劇場から引く手あまたのオーストリア人メゾ・ソプラノ歌手、アンゲリカ・キルヒシュラーガー。
名盤奏者グレアム・ジョンソンとのデュオという新シリーズの幕開けに相応しい豪華なキャストの実現はハイペリオンならでは。
またシューベルトやシューマンの歌曲全集でも見られた作品番号順や年代順という括りにはこだわらない独創性豊かなプログラミングは、新たに始まるこのブラームスでもしっかりと踏襲されており、色々な角度からブラームスの歌曲や人生を旅することが出来る。さあドイツ・ロマン派の美しき花々、ブラームスの歌曲を最高の演奏と素晴らしいプログラムで ——。ご期待下さい。

CDA 67829
¥2400→¥2190
コダーイ:チェロのための作品集
 無伴奏チェロ・ソナタOp.8/ソナチナ(ギンスブルク編)/
 9つのエピグラム/叙情的なロマンス/アダージョ

ナタリー・クライン(チェロ/グァダニーニ1777)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)

美しき天才ナタリー・クライン初登場!ハイペリオン第1弾はなんとコダーイ!

世界的チェリストとしての実力と美しき容姿。天からニ物を与えられたイギリスの女流チェリスト、ナタリー・クラインがハイペリオン初登場!
これまで録音ではショパンやラフマニノフ、エルガーなどをリリースしてきたナタリー・クラインのハイペリオン第1弾はなんと意外にもコダーイ!
"ナタリー・クライン"と"コダーイ"。大胆な方向転換、もしくはコントラストのようにも思える組み合わせだが、難曲中の難曲として有名なコダーイの「無伴奏チェロ・ソナタ」でハンガリー民謡の旋律と超絶技巧を全身全霊で描くナタリー・クラインの圧倒的なチェロに衝撃を覚えずにはいられない。
また「9つのエピグラム」や「叙情的なロマンス」、「アダージョ」から聴こえてくる"歌"の美しさも特筆もの。新境地に到達した新しいナタリー・クラインのチェロがここにあります。

CDA 67786
¥2400
C・P・E・バッハ:鍵盤楽器のためのソナタ集
 ソナタ ト短調H.47 Wq.65/17/
 ソナタ イ長調H.29 Wq.48/6/
 ソナタ変ロ長調H.25 Wq.48/2/
 ソナタ ハ短調H.27 Wq.48/4/
 ソナタ変ホ長調H.50 Wq.52/1
ダニー・ドライヴァー(ピアノ)

ボーウェンの申し子が弾くC・P・E・バッハ!

ピアノ協奏曲集(CDA 67659)やピアノ・ソナタ集(CDA 67751/2)など、"イギリスのラフマニノフ"ヨーク・ボーウェンのピアノ作品を徹底的に弾きこんできた"ボーウェンの申し子"ダニー・ドライヴァーが、大バッハの次男C・P・E・バッハのソナタ集を取り上げる。
自身の舞台を20世紀から18世紀へと一気にタイムスリップさせたドライヴァー。ギャラント様式や多感様式を発展させるなど独創的で大胆なスタイルを築いたC・P・E・バッハの音楽と、ドライヴァーのテクニック、音楽性がシンクロした演奏は魅力たっぷり。
アムラン、ヒューイット、ハフ、オズボーンを擁するピアノ王国ハイペリオンで頭角を現し始めたドライヴァー。要マークです。

CDA 67778
¥2400
ブリテン:歌曲集
 素敵な娘レマディ/つばめのような娘/
 アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー/
 トム・ボウリング/
 ウィリアム・ブレイクの歌と格言Op.74/
 ティト・フォー・タト/真夜中に/毒の木/
 夕べ/朝/夜/白い岩場のダヴィズ/
 グリーンスリーヴス/クロコダイル/
 デフ・ウーマンズ・コートシップ/鳥刺しの歌

ジェラルド・フィンリー(バリトン)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)

2008年のバーバー歌曲集(CDA67528)と2009年のシューマン歌曲集(CDA67676)で英グラモフォン賞歌曲部門賞の2年連続受賞を達成し、ラヴェル歌曲集(CDA 67728)もグラモフォン誌やサンデー・タイムズ誌で絶賛されるなど、絶好調継続中のカナダ人バリトン歌手ジェラルド・フィンリーが選んだ新たなレパートリーはブリテン!
ドイツの大バリトン歌手ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのために作曲され献呈された「ウィリアム・ブレイクの歌と格言Op.74」や民謡からの編曲作品でフィンリーの歌声が深いリリシズム、ドラマティックな描写をしっかりと感じさせてくれることだろう。

CDA 67749
¥2400

ヴィラールト:
 ミサ曲《心を尽くして》、あなたに賛美がありますように、
 すべてのものの創り主なる神、
 おお光りよ, 私たちの救いの証しよ、善き甘き御言葉、
 酔ったのではない/
ジョスカン・デ・プレ:心を尽くして/
デ・ローレ:Concordes adhibete animos

チンクエチェント

アドリアン・ヴィラールト(c.1490−1562)は、フランドル地方のブルッヘ、もしくはルーヘラーレで生を受け、フランドルのポリフォニー様式をイタリアへと持ち込みヴェネツィア楽派の始祖となったルネサンス時代の重要作曲家の1人。
ジョスカンのモテット「心を尽くして」に基づくヴィラールトとミサ曲「心を尽くして」とモテットを歌うのは男声ヴォーカル・アンサンブル、チンクエチェント。ファートやルニャール、モンテのミサ曲で聴かせてくれた高貴なハーモニーはここでも健在です。

CDA 67808
¥2400
ブリッグス:
 ノートル・ダム・ミサ/われは見上げて/
 トリニティ・カレッジ・サーヴィス/
 テ・デウム・ラウダムス/
 トッカータ・オン・テ・デウム・ラウダムス/
 おお神よ、我らを助けよ
スティーヴン・レイトン(指揮)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
デイヴィッド・ブリッグス(オルガン)

デイヴィッド・ブリッグス(1962−)は、フランスの名オルガニスト、ジャン・ラングレの門下生であり、セント・アルバンズ国際オルガン音楽祭のコンクールで英国人として初のトゥルヌミール賞(最優秀即興演奏賞)に輝いたオルガニスト、作曲家。
グローチェスター大聖堂の名誉オルガニストであると同時に多作家としても有名なブリッグスの合唱作品は英国で注目度急上昇中という。ブリッグスが弾くオルガンとレイトン&ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団のコラボレーションが劇的なサウンドを創造しています。

CDA 67797
¥2400→¥2190
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.3
 ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26《葬送》
 ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
 ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
 ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ/ファツィオーリ)
鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット降臨!ベートーヴェンのソナタ集第3弾は"月光"!

鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットが愛器ファツィオーリと共に創造を続けるベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。
「熱情」の第1集、「田園」と「悲愴」の第2集に続く待望のリリース第3弾は、3大ソナタの1つ「月光」を含む4作品!
第1集と第2集では作品番号順や年代順ではなく、「熱情」や「悲愴」などの名作と初期の秀作をバランスよく組み合わせるなど、プログラミングにも深いこだわりを見せてきたヒューイット。
ヒューイットが熟考を重ねて創り上げた第3集のプログラムでも、4曲それぞれの持つ特徴のコントラストが楽聖のピアノ・ソナタの神髄を伝えてくれる。
ヒューイットが銘器ファツォーリで弾く「月光」、また去る4月に行われた東京オペラシティでの来日公演で聴衆に深い感動を与えてくれた「ピアノ・ソナタ第6番」など、4作品はどれも魅力的。
明快、知的で優雅、そして詩心と情熱を持ったヒューイットのベートーヴェン。天上の音楽のような美しき調べが響きます ——。話題必至!

※2009年8月30日−31日&9月1日−2日、クルトウアツェントルム・グランド・ホテル(ドビアコ/イタリア)での録音。
CDA 67753
(2CDs/1枚分価格)
¥2400
メンデルスゾーン:歌曲&デュエット集Vol.5
 私の父親の誕生日を祝う歌/貧しいジャネット/
 最初の喪失Op.99-1/少女の歎き/
 穏やかな夕方の風の中で/さすらいの歌Op.57-6/
 森の城/誰も知らないOp.99-6/
 シャルロットはウェルテルに/
 6つのスコットランド民謡の編曲/アヴェ・マリア/
 憩いなさい、兵士よ/民謡/愛の歌Op.47-1/
 Es rauscht der Wald, es springt der Quell/
 問いOp.9-1/告白Op.9-2/進め、休みなく/
 クリスマスの歌/Von allen deinen zarten Gaben/
 子守歌/Vier trube Monden sind entflohn/
 Lieben und Schweigen/ズライカ/So schlaf in Ruh/
 領主の死の歌/期待/Und uber dich wohl streut der Wind/
 Weinend seh' ich in die Nacht/
 Ch'io t'abbandono in periglio/民謡Op.47-4 
キャスリーン・ブロデリック(ソプラノ)
ハンナ・モリソン(ソプラノ)
アンナ・グレヴェリウス(メゾ・ソプラノ)
フィンヌール・ビャルナソン(テノール)
シュテファン・ローゲス(バリトン)
ジェームス・ルーサーフォード(バリトン)
ユージン・アスティ(ピアノ)
ギルドホール音楽院の教授を務めるメンデルスゾーンの歌曲の開拓者ユージン・アスティが10年以上の歳月を費やしてきた「歌曲&デュエット集」の完結編。
第5集では、10歳のメンデルスゾーンが父親に贈ったバースデー・ソングや、6つのスコットランド民謡からの編曲など、珍しいメンデルスゾーンの歌曲とデュエットが数多く取り上げられるなど、アスティの研究成果がストレートに反映されたこれまで以上に濃密なプログラムとなっている。
キャスリーン・フェリアー賞に輝いたブロデリックやエヴェリン・タブの愛弟子モリソン、アイスランドのテノール、ビャルナソンなど、アスティ率いる強力チームの歌声が"リート作曲家"としてのメンデルスゾーンの名声を高めることになるだろう。

2008年11月8日−12日、ワイアストン・コンサート・ホールでの録音。

HYPERION DYAD

CDD 22063
(2CDs/1枚分価格)
¥2400
ボイス:トリオ・ソナタ集(第1番〜第15番) ピーター・ホルマン(指揮)
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
18世紀イギリスの音楽ウィリアム・ボイス(1711−1779)の「12のトリオ・ソナタ」に、ケンブリッジのフィッツウィリアム・ミュージアムに所蔵されている未出版の3曲を加えた"15曲版"トリオ・ソナタ集。
1979に結成されたイギリスの古楽アンサンブル、パーリー・オヴ・インストゥルメンツが奏でる英国音楽は絶品です。

1995年10月15日−20日の録音。CDA 67151/2からの移行再発売。

HELIOS

CDH 55359
¥1500
セント・ポール大聖堂のための音楽
 ヘンデル:
  ユトレヒト・テ・デウム ニ長調HWV.278
  ユトレヒト・ユビラーテ ニ長調HWV.279
 ブロウ:私は歓喜した
 ボイス:主よ、あなたはわれらの避難所である
ジョン・スコット(指揮)
セント・ポール大聖堂聖歌隊
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
ソフィー・デイヌマン(ソプラノ)
ジュリア・グッディング(ソプラノ)
エドワード・バロウズ(トレブル)
ティモシー・バート(トレブル)
アラスター・クック(トレブル)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
アシュリー・スタッフォード(カウンターテナー)
ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)
マーク・ル・ブロック(テノール)
アンドルー・デール・フォーブス(バス)
1666年のロンドン大火で消失してしまい、サー・クリストファー・レンにより1710年に再建されたセント・ポール大聖堂。再建300周年記念の復刻リリースに選ばれた「セント・ポール大聖堂のための音楽」には、ロビン・ブレイズやロジャーズ・カヴィ=クランプなどの超一流歌手たちがズラリ。
セント・ポール大聖堂のために1697年〜1755年に作曲された4つの祝祭音楽が再建300周年を華やかに祝います。

1997年10月13日−17日の録音。CDA 67009からの移行再発売。
CDH 55342
¥1500
サン=サーンス:チェロ・ソナタ集
 チェロ・ソナタ第1番ハ短調Op.32
 白鳥
 チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.123
 白鳥(ゴドフスキー編曲版)
マッツ・リードストレム(チェロ)
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ)
マッツ・リードストレムは、スウェーデン王立歌劇場管、ノールショッピング響、ロイヤル・フィルなどの首席を歴任したスウェーデンの名チェリスト。
2曲の「チェロ・ソナタ」での優れた演奏は言うに及ばず、やはり気になるのは"ゴドフスキー版"の「白鳥」!

1999年4月10日−12日、セント・ジョージ、ブランドン・ヒルでの録音。CDA 67095からの移行再発売。
CDH 55339
¥1500
ダウランド:ラクリメ、または7つの涙
 いにしえの涙/再生された涙/嘆きの涙/悲しみの涙/
 凝縮された涙/愛の涙/真実の涙/
 常にダウランド、常に悲しき/
 ニコラス・グリフィス氏のガリアード/
 ジャイルズ・ホビー氏のガリアード/
 ジョン・スーチ卿のガリアード/
 ジョン・ラングトン氏のパヴァン/バクトン氏のガリアード/
 トーマス・コリアー氏のガリアード/
 ディゴリー・パイパーのパヴァン/
 ディゴリー・パイパーのガリアード/
 エセックス伯のガリアード/ヘンリー・ノエル氏のガリアード/
 デンマーク王クリスティアン4世陛下のガリアード/
 デンマーク王のガリアード

パーリー・オヴ・インストゥルメンツ

ヨーロッパ全土での大ヒットにより、同時代の他の音楽家たちの手が加えられたものも含め様々なヴァージョンが生まれたダウランドの名作「ラクリメ」。
その中でダウランド自身が決定稿として送り出したのが合奏曲集「ラクリメ、または7つの涙」である。英国の古楽アンサンブル、パーリー・オヴ・インストゥルメンツとダウランド演奏の権威ポール・オデットのリュートが心に響きます。

1992年11月12日−14日の録音。CDA 66637からの移行再発売。

CDH 55346
¥1500
ブラームス:モテット集
 2つのモテットOp.29/惜しみなく与えよOp.30/
 3つの宗教合唱曲Op.37/詩篇第13番Op.27/
 3つのモテットOp.110/2つのモテットOp.74/
 アヴェ・マリアOp.12/祭典と記念の格言Op.109

マシュー・ベスト(指揮)
コリドン・シンガーズ
ジョン・スコット(オルガン)

幅広いレパートリーの中でも、ブルックナーのミサ曲やレクイエム、メンデルスゾーンの合唱作品集などドイツ音楽の演奏にも定評のあるマシュー・ベスト&コリドン・シンガーズ。
ハイペリオンの初期を支えた実力派合唱団が歌うブラームスのモテット集も、初発売時に高く評価された名唱の1つ。

1989年10月20日−22日の録音。CDA 66389からの移行再発売。





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