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第54号マイナー・レーベル歴史的録音新譜(2)



IDIS

IDIS 6602
¥1800

スクリャービン:
 ピアノ・ソナタ第 3 番 嬰ヘ短調 Op.23、
 ピアノ・ソナタ第 9 番 Op.68「黒ミサ」、
 練習曲 変ロ短調 Op.8-11、練習曲 嬰ハ短調 Op.42-5、
 前奏曲 ハ長調 Op.11-1、前奏曲 ト長調 Op.11-3、
 前奏曲 ホ長調 Op.11-9、前奏曲 嬰ハ短調 Op.11-10、
 前奏曲 変ト短調 Op.11-13、前奏曲 嬰ホ短調 Op.11-14、
 前奏曲 変ロ短調 Op.11-16、前奏曲 ロ短調 Op.13-6、
 前奏曲 嬰ヘ短調 Op.15-2、前奏曲 ロ長調 Op.16-1、
 前奏曲 変ホ短調 Op.16-4、前奏曲 ト短調 Op.27-1、
 前奏曲変ニ長調 Op.48-3、前奏曲 イ短調 Op.51-2、
 前奏曲 Op.59-2、前奏曲 Op.67-1、
 前奏曲 ニ長調 Op.11-5、前奏曲 嬰ト短調 Op.22-1

ウラディミール・ホロヴィッツ (P)
全盛期のホロヴィッツ、スクリャービンを弾く

録音:1953 年、ライヴ(Op.68、Op.8-11、Op.42-5),1955 年(Op.23),1956 年(Op.11-5、Op.22-1),1955 年(それ例外)/ADD、MONO、60'28

ホロヴィッツお得意のスクリャービン集。
IDIS 6603
¥1800
アンドレス・セゴビアの芸術 第 6 集
 ミラン:パヴァナ第 1 番,第 2 番
 サンス:パヴァナ 不詳:カンツォーナ,サルタレッロ
 ヴィゼー:オントラーダ,ジーグ,ブーレー,メヌエット
 ヘンデル:サラバンド,メヌエット
 グルック:精霊の踊り
 トローバ:ソナタ イ短調
 エスプラ:2 つのレヴァンテの印象
 マネン:幻想ソナタ
アンドレ・セゴビア (G)
録音:1944-56 年/ADD、MONO、56'40

ギターの神様、アンドレス・セゴビア(1893 - 1987)の 50 代を中心とした録音。スペインの作曲家が多く収録されています。
IDIS 6601
¥1800→¥1690
シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.47
フォーレ:ピアノ四重奏曲 ハ短調 Op.15
ニューヨーク四重奏団
 ミェチスワフ・ホルショフスキ (P)
 アレクサンダー・シュナイダー (Vn)
 ミルトン・ケイティムス (Va)
 フランク・ミラー (Vc)
ホルショフスキ率いる幻のニューヨーク四重奏団、シューマンとフォーレが復活!

録音:1953 年。ADD、MONO、58'57

貴重な録音が復活しました!「百歳のピアニスト」として日本でも人気の高かったミェチスワフ・ホルショフスキが中心となったニューヨーク四重奏団の録音です。ニューヨーク四重奏団は、ホルショフスキの他、ブダペスト弦楽四重奏団の第 2 ヴァイオン奏者で、カザルスと親交が深かったことでも知られるアレクサンダー・シュナイダーや、ウィリアム・プリムローズの後任として NBC 交響楽団の首席ヴィオラ奏者を務め、またシアトル交響楽団の音楽監督を 22 年間務めた指揮者としても有名なミルトン・ケイティムス、そして NBC 交響楽団とシカゴ交響楽団で長きに渡って首席チェロ奏者を務めたフランク・ミラーと、非常に豪華な四人です。これほどの団体にもかかわらず、録音は少なく、この復刻 CD はたいへん貴重です。
IDIS 6600
¥1800
ジョン・ウィリアムズ/デビュー録音
 バッハ:無伴奏組曲 ト長調 BWV.1007(原曲 無伴奏チェロ組曲第 1 番)
 D . スカルラッティ:ソナタ ホ短調 K11
 A.スカルラッティ:ガヴォッ
 ソル(セゴビア編):モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
 アルベニス:朱色の塔
 ポンセ:3 つのメキシコ民謡(小鳥売り,わが心よ、君ゆえに,バレンティーナ)
 デュアート:カタラニア民謡による変奏曲
 セゴビア:祈り,練習曲第 1 番 ホ短調
 タンスマン(セゴビア編):舟歌
 グラナドス:ゴヤのマハ
ジョン・ウィリアムズ (Gt)
ギターのプリンス、ウィリアムズのデビュー録音

録音:1958 年。ADD、MONO、65'18

「ギターのプリンス」と讃えられたオーストラリア出身のギタリスト、ジョン・ウィリアムズのデビュー録音です。ウィリアムズは 1958 年、17 歳の時にロンドンのウィグモア・ホールでデビューリサイタルを催していますが、この録音はその直前にフランスの Delyse社に行われたもの。セゴビアが絶賛した若者のギターが楽しめます。

MARSTON

54001-2
(4CD,3枚価格)
¥7200→¥6590
「ロマンティックなショパンの一世紀」

CD1(79:47)
 練習曲集Op.10
  練習曲 ハ長調 Op.10-1 モーリツ・ローゼンタール 1929年4月4日,ニューヨーク
  練習曲 イ短調 Op.10-2 アルフレッド・コルトー 1933年7月4日,ロンドン
  練習曲 ホ長調 Op.10-3 「別れの曲」 ロジータ・レナルド 1949年1月19日,ニューヨーク
  練習曲 嬰ハ短調 Op.10-4 シドニー・フォスター 1952年4月27日,インディアナ
  練習曲 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」 シドニー・フォスター 1961年10月2日,インディアナ
  練習曲 変ホ短調 Op.10-6 ヴィルヘルム・バックハウス 1928年1月5日
  練習曲 ハ長調 Op.10-7 フランシス・プランテ
   1928年7月3−4日,フランス,モン=ド=マルサン
  練習曲 ヘ長調 Op.10-8 ニコライ・オルロフ 1945年12月20日,ロンドン
  練習曲 ヘ短調 Op.10-9 ソロモン 1942年9月16日,ロンドン
  練習曲 変イ長調 Op.10-10 ギャリック・オールソン
   1996年10月,ニューヨーク,パーチェイス
  練習曲 変ホ長調 Op.10-11 アイリーン・シャラー 1933年7月21日,ロンドン
  練習曲 ハ短調 Op.10-12 「革命」 アルトゥール・ルービンシュタイン
   1974年1月13日,ニューヨーク
 練習曲集Op.25
  練習曲 変イ長調 Op.25-1 「エオリアン・ハープ」 クラウディオ・アラウ
   1929年1月23日,ベルリン
  練習曲 ヘ短調 Op.25-2 グリゴリー・ギンズブルグ 1952年頃,モスクワ
  練習曲 ヘ長調 Op.25-3 アルトゥール・ルービンシュタイン 1974年1月13日,ニューヨーク
  練習曲 イ短調 Op.25-4 ロジータ・レナルド 1949年1月19日,ニューヨーク
  練習曲 ホ短調 Op.25-5 ゲザ・アンダ 1943年5月,ベルリン
  練習曲 嬰ト短調 Op.25-6 ヨゼフ・レヴィーン 1933年2月23日,ニューヨーク
  練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7 エフゲニー・スヴェトラーノフ 1980年,モスクワ
  練習曲 変ニ長調 Op.25-8 ロジータ・レナルド 1949年1月19日,ニューヨーク
  練習曲 変ト長調 Op.25-9 「蝶々」 イグナツ・フリードマン 1928年2月10日,ロンドン
  練習曲 ロ短調 Op.25-10 デイヴィッド・サパートン 1952年,ニューヨーク
  練習曲 イ短調 Op.25-11 「木枯らし」 アルフレッド・コルトー 1942年11月4日,パリ
  練習曲 ハ短調 Op.25-12 「大洋」 エミール・フォン・ザウアー 1940年頃,ベルリン
 新しい練習曲(全3曲)
  練習曲 ヘ短調 ロバート・ゴールドサンド 1975年7月23日,ニューヨーク
  練習曲 変イ長調 アン・シャイン 1958年,ニューヨーク
  練習曲 変ニ長調 デイヴィッド・サパートン 1952年,ニューヨーク
 即興曲 変イ長調 Op.29 シモン・バレル 不明
 幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 マグダ・タリアフェロ 1934年,パリ
 子守歌 変ニ長調 Op.57 ワルター・ギーゼキング 1938年8月10日,ベルリン

CD2(79:32)
 バラード ト短調 Op.23 アール・ワイルド 1981年11月1日,ニューヨーク
 バラード ヘ短調 Op.52 ホルヘ・ボレット 1972年1月5日,ニューヨーク
 タランテラ 変イ長調 Op.43 シューラ・チェルカスキー
  1991年4月10日,ミネソタ,セントポール
 スケルツォ ロ短調 Op.20 ナタン・ブランド 1983年,アーモスト,マサチューセッツ
 スケルツォ 変ロ短調 Op.31 アイリーン・シャラー 1932年12月5日,ロンドン
 スケルツォ 嬰ハ短調 Op.39 カール・ウルリヒ・シュナーベル 1955年頃,ニューヨーク
 前奏曲 ハ長調 Op.28-1,前奏曲 イ長調 Op.28-7,前奏曲 ヘ長調 Op.28-23
  ミッシャ・レヴィツキ 1929年11月21日,ロンドン
 前奏曲 ホ長調Op.28-9,前奏曲 嬰ハ短調Op.28-10,前奏曲 ロ長調Op.28-11,
 前奏曲 変ニ長調Op.28-15「雨だれ」,前奏曲 ヘ短調Op.28-18,前奏曲 ハ短調Op.28-20,
 前奏曲 ト短調 Op.28-22 ギオマール・ノヴァエス 1966年10月22日,ニューヨーク
 前奏曲 嬰ハ短調 Op.45 アルフレッド・コルトー 1949年11月4日,ロンドン
 ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」−第3楽章(葬送行進曲)
  イグナツ・フリードマン 1927年3月1、2日,ロンドン
 ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」−第4楽章 レオポルド・ゴドウスキ
  1930年4月25日,ロンドン
 ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58−第3楽章 モーリツ・ローゼンタール
  1935年3月23日,ロンドン

CD3(79:57)
 ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21−第2楽章
  ヨーゼフ・ホフマン ジョン・バルビローリ(指揮)交響楽団
   1936年12月27日,ニューヨーク
 舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 ベンノ・モイセヴィッチ 1939年3月17日,ロンドン
 マズルカ 変ロ長調 Op.7-1 アレキサンダー・ブライロフスキー 1927年,ベルリン
 マズルカ 嬰ハ短調 Op.30-4 ジョセフ・ヴィラ 1993年,ニューヨーク
 マズルカ 嬰ハ短調 Op.41-1 ウラディーミル・ソフロニツキー 1948年頃,モスクワ
 マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3 サムイル・フェインベルク 1952年,モスクワ
 マズルカ ヘ短調 Op.63-2 ウィリアム・カペル 1947年3月21日,ニューヨーク
 マズルカ 嬰ハ短調 Op.63-3 アントニエッタ・ルッジェ 1934年7月25日,ブラジル
 マズルカ ハ長調 Op.68-1 ヨーラ・ギュラー 1956年6月28日,パリ
 ポロネーズ イ長調 Op.40-1「軍隊」 ソロモン 1932年11月30日,ロンドン
 ポロネーズ 変イ長調 Op.53「英雄ポロネーズ」 イグナツ・フリードマン
  1927年3月1、2日,ロンドン
 ワルツ 変ホ長調 Op.18 「華麗なる大円舞曲」 アルテュール・デ・グレーフ
  1926年3月24日,ロンドン
 ワルツ 変イ長調 Op.34-1 アルトゥール・ルービンシュタイン 1950年,ハリウッド・ボール
 ワルツ イ短調 Op.34-2 ウラディミール・ホロヴィッツ 1979年11月4日,トロント
 ワルツ ヘ長調 Op.34-3 ヤン・スメテルリン 1929年,ベルリン
 ワルツ 変イ長調 Op.42 アーサー・レッサー 1925年2月19日,キャムデン,ニュージャージー
 ワルツ 変ニ長調 Op.64-1「小犬」 ミカエル・フォン・ツァドラ 1929年,ベルリン
 ワルツ 変ニ長調 Op.64-1「小犬」(ツァドラ編) セシル・スタウブ・ジェンハート
  1943年4月6日,ニューヨーク
 ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2 モーリツ・ローゼンタール 1929年5月29日,ベルリン
 ワルツ 変ト長調 Op.70-1 ワルター・モルス・ルンメル 1943年1月,ベルリン
 ワルツ ホ長調 ディヌ・リパッティ 1950年7月7−12日,ジュネーヴ

CD4(79:51)
 夜想曲 変ホ長調 Op.9-2 モーリツ・ローゼンタール 1935年3月29日,ロンドン
 夜想曲 変ホ長調 Op.9-2 ラウル・コチャルスキ 1937年7月,ベルリン
 夜想曲 変ニ長調 Op.27-2 フランチェスコ・リベッタ 2003年12月13日,フロリダ
 夜想曲 ロ長調 Op.32-1 アリシア・デ・ラローチャ 1932年6月3日,バルセロナ
 夜想曲 ハ短調 Op.48-1 マルセル・シャンピ 1929年6月15日,パリ
 夜想曲 変ホ長調 Op.55-2 イグナツ・フリードマン 1936年11月23日,ロンドン
 夜想曲 ロ長調 Op.62-1 ファニア・シャピロ 1982年10月,ユトレヒト
 夜想曲 ホ長調 Op.62-2 レイモンド・レーヴェンタール
  1978年9月23日,セントポール,ミネソタ
 夜想曲 ホ短調 Op.72-1 ウラディミール・ド・パハマン 1927年11月3日,ロンドン
 夜想曲 嬰ハ短調 トーマス・マンシャルト 1980年6月13日
 マズルカ イ短調 Op.17-4 イグナツ・ヤン・パデレフスキ 1911年7月,モルジュ,スイス
 マズルカ イ短調 Op.67-4 アルフレート・グリュンフェルト 1902年,ウィーン
 ワルツ 変イ長調 Op.42 セルゲイ・ラフマニノフ 1919年4月18日
 ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2 アレクサンダー・ミハオウスキ 1906年1月16日,ワルシャワ
 夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15-2 フェルッチョ・ブゾーニ 1922年2月27日,ロンドン
 夜想曲 嬰ハ短調 Op.27-1 ベラ・バルトーク 1939年
 夜想曲 ホ長調 Op.62-2,ワルツ 変ニ長調 Op.64-1「小犬」  パウル・パプスト
  1895年2月12日

コルトー/バックハウス/
ソロモン/オールソン/
A.ルービンシュタイン/
アラウ/ギンズブルグ/
アンダ/
スヴェトラーノフ/
I.フリードマン/ザウアー/
シモン・バレル/
タリアフェロ/
ギーゼキング/
ワイルド/ボレット/
チェルカスキー/
シュナーベル/ゴドウスキ/
ヨーゼフ・ホフマン/
モイセヴィッチ/
ブライロフスキー/
ソフロニツキー/カペル/
ヨーラ・ギュラー/
ホロヴィッツ/リパッティ/
デ・ラローチャ/
ド・パハマン/
パデレフスキ/
ラフマニノフ/
ブゾーニ/バルトーク/
他全65人によるショパン演奏
 (全90トラック)
ショパン・イヤーにもの凄い企画!総勢65人のピアニストによるショパン、4枚組全90トラック!

録音:1895-2003年、ADD、5h19m7

ショパン・イヤーを祝って、MARSTONからたいへんなアルバムがリリースされた。CD4枚、全90トラック、時間およそ5時間20分という、とてつもない量のショパンの録音である。古くは1895年のシリンダー録音から、新しくは2003年まで、108年に渡るショパンの録音が集められている。様々な時代、様々な国のピアニストの演奏を聞くことによって、20世紀のショパン演奏がほぼ俯瞰できる内容である。中には他で聞くことの出来ない貴重な音源もあり、ショパン好きならば必携のセットである。
52062-2
(2CD)
¥4800→¥4390
「ヴェリズモの創唱者たち」〜20世紀初頭のイタリア・オペラよりアリア・抜粋
 CD1(70:50)
ジョルダーノ:「フェドーラ」/ ボーイト:「メフィストーフェレ」/
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」/
ヴェルディ:「トラヴィアータ」/ からのアリア
ジェンマ・ベッリンチョーニ(ソプラノ)
サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ)
 1903年、ミラノ
ヴェルディ;「トラヴィアータ」,「オテッロ」/
ボーイト:「メフィストーフェレ」/
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」/
プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」/グノー:「ファウスト」/
ビゼー:「カルメン」/トーマ:「ミニョン」 からのアリア
ジェンマ・ベッリンチョーニ(ソプラノ)
ピアノ伴奏
 1905年,パリ
チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」/
ボーイト:「メフィストーフェレ」/
モーツァルト:「フィガロの結婚」/からのアリア
ゴダール:フロリアンの歌/タウベルト:浜の木陰に
アンジェリカ・パンドルフィーニ(ソプラノ)
サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ)
 1903年,ミラノ
ボッテジーニ:「エーロとレアンドロ」/
ポンキエッリ:「ジョコンダ」/
フランケッティ:「ゲルマニア」/
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」/
プッチーニ:「トスカ」 からのアリア
アメリア・ピント(ソプラノ)ピアノ伴奏
 1902年4月11日,ミラノ
 CD2(79:39)
ジョルダーノ:「マルチェッラ」,「シベリア」 からのアリア アメリア・ピント(ソプラノ)管弦楽伴奏
 1908年11月,ミラノ
シチリア民謡(ファヴァーラ編):バルセロナの女,聖スタニスラフの祈り アメリア・ピント(ソプラノ)管弦楽伴奏
 1914年5月1日,ミラノ
プッチーニ:「マノン・レスコー」,「ボエーム」/
ボーイト:「メフィストーフェレ」/
グノー:「ファウスト」 からのアリア,場面
チェジーラ・フェラーニ(ソプラノ)
ピアノ伴奏
 1902年,ミラノ
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」,「イリス」/
マスケローニ:「ロレンツァ」/プッチーニ:「トスカ」/
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」,「フェドーラ」,「シベリア」/
マスネ:「マノン」 からのアリア,場面
エンマ・カレッリ(ソプラノ)
サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ)
 1903年,ミラノ
ジョルダーノ:「シベリア」抜粋(9曲) ロジーナ・ストルキオ(S,ステーファナ)
ジョヴァンニ・ゼナテッロ(T,ヴァッシッリ)
ジュゼッペ・デ・ルーカ(Br,グレビ)
アントーニオ・ピーニ=コルシ(Br,ミスキンスキ)
オレステ・ジェンナーリ(Br,アレクシス)
ヴィットーリオ・ポッツィ=カモーラ(Br,ワリツィン)、
ほか ラッファエーレ・デッリ・ポンティ(Pf)
 1904年,ミラノ
20世紀初頭ヴェリズモ歌手たちの貴重な録音

ピアノ伴奏、管弦楽伴奏、録音:1903年〜14年、ミラノ、パリ ADD、157m27

20世紀初頭のイタリア・オペラの録音を集めている。いずれもヴェリズモ・オペラで活躍した人たちばかりで、その創唱役の録音が聞けるのが貴重である。
ジェンマ・ベッリンチョーニ(1864−1950)は、ヴェリズモ・オペラの幕を切って落としたマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」初演でサントゥッツァを歌ったことで名高いソプラノ。ジョルダーノ「フェドーラ」初演のタイトルロールでもある。彼女の全録音が収録されている。
アンジェリカ・パンドルフィーニ(1871−1959)は、チレーア「アドリアーナ・ルクヴルール」初演でタイトルロールを務めたソプラノ。1908年には引退してしまい、録音はここに収録された5曲しかない。
アメリア・ピント(1876−1946)は、トスカニーニから重用されたソプラノで、ことにスカラ座で歴史的成功を収めた「トリスタンとイゾルデ」のイゾルデとして知られる。やはりトスカニーニの指揮で、フランケッティ「ゲルマニア」初演でリッケを歌っている。
チェジーラ・フェラーニ(1863−1943)は、プッチーニの出世作「マノン・レスコー」初演のタイトルロール。プッチーニから高く評価されていたと言われる。
エンマ・カレッリ(1877−1928)は、ドラマティック・ソプラとして知られ、ヴェリズモ・オペラだけでなく、ワーグナーのソプラノ役、さらにはシュトラウス「エレクトラ」ローマ初演のタイトルロールを務めた。マスカーニ《仮面》初演のうち、ミラノ公演でロザウラを歌った。
さらにジョルダーノ「シベリア」の初演キャストによる抜粋録音が収録されている。ロジーナ・ストルキオ、ジョヴァンニ・ゼナテッロ、ジュゼッペ・デ・ルーカ、アントーニオ・ピーニ=コルシは、いずれも当時の大歌手ばかりである。

MELODIYA

MELCD 1001697
(2CD)
¥3400
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「イオランタ」
エフゲニー・ネステレンコ(バス:プロヴァンス王ルネ[レネ])
ユーリー・マズロク
 (バリトン:ブルゴーニュ公ロベール[ロベルト])
ウラディーミル・アトラントフ
 (テノール:ブルゴーニュの騎士ヴォーデモン伯)
ウラディーミル・ヴァライティス
 (バリトン:モーロの医師イブン・ハキア)
アレクサンドル・アルヒーポフ
 (テノール:ルネ王の従者アルメリク[アリメリク])
ワレーリー・ヤロスラフツェフ(バス:王宮の門衛ベルトラン)
タマーラ・ソローキナ(ソプラノ:ルネ王の娘イオランタ)
ニーナ・グレゴリェーワ
 (アルト:ベルトランの妻でイオランタの乳母マルタ)
クララ・カディンスカヤ
 (ソプラノ:イオランタの友人ブリジット[ブリギッタ])
ラリーサ・ニキーチナ(メゾソプラノ:イオランタの友人ラウラ)
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団、
マルク・エルムレル(指揮)
録音:1976年、モスクワ、ボリショイ劇場
MELCD 1001701
¥2000
ロシアとブルガリアの教会音楽
 アレクサンドル・グレチャニノフ(1864-1956):
  私は信ずる/熱意ある嘆願
 ドブリ・フリストフ(1875-1941):主の御名をたたえよ/今こそ
 アポストル・ニコラーエフ=ストルムスキー(1886-1971):
  大栄頌
 ペテル・ディネフ(1899-1980):賢い悪漢
 パーヴェル・チェスノコフ(1877-1944):
  私の青年時代から/
  夕べのいけにえ/12人の泥棒の伝説
エフゲニー・ネステレンコ(バス)
モスクワ室内合唱団
ウラディーミル・ミーニン(指揮)
録音:1985年、スモレンスク大聖堂(ロシア)
MELCD 1001706
¥2000
ハチャトゥリアン・コンダクツ・ハチャトゥリアン Vol.1
 アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978):
  交響曲第2番「鐘」
  バレエ「ガヤネ(ガイーヌ)」から 3つの断章
  バレエ「スパルタクス」から アダージョ
  バレエ「ガヤネ(ガイーヌ)」から レズギンカ
ソヴィエト国立交響楽団
アラム・ハチャトゥリアン(指揮)
録音:1977年2月15日、モスクワ音楽院大ホール

MEMBRAN

FABFOUR 233031
(4CD)
\1200
モーツァルト:
 歌劇「フィガロの結婚」(抜粋)(1955年)
  ローランド・パネライ、リタ・シュトライヒ、ハインツ・レーフス、
  テレサ・シュティッヒ=ランダル
 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」(抜粋)(1957年)
  テレサ・シュティッヒ=ランダル、テレサ・ベルガンサ、
  マリエッラ・アダーニ、ルイジ・アルヴァ、ローランド・パネライ
 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(抜粋)(1958年)
  テレサ・シュティッヒ=ランダル、コンスエラ・ルビア、
  アントニオ・カンポ、ローランド・パネライ
 歌劇「後宮からの逃走」(抜粋)(1954年)
  テレサ・シュティッヒ=ランダル、ニコライ・ゲッダ、
  カルメン・プリエット、ミシェル・セネシャル
  ハンス・ロスバウト指揮 パリ音楽院管弦楽団
  エクサン・プロヴァンス音楽祭合唱団
FABFOUR 233033
(4CD)
\1200
マーラー:
 交響曲第2番「復活」
  ジョー・ヴィンセント(S) キャスリーン・フェリアー(A)
  オットー・クレンペラー指揮
  アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団  1951年
 交響曲第3番
  キャスリーン・フェリアー(A)
  サー・エードリアン・ボールト指揮
  BBC交響楽団  1947年
 交響曲第4番
  リーザ・デラ・カーザ(S)
  フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団  1958年
 交響曲第8番「千人の交響曲」
  フランシス・イーンド(S) ウタ・グラーフ(S)
  カミラ・ウイリアムズ(S) マーサ・リプトン(M.S)
  ユージン・コンリー(T) カーロス・アレグザンダー(Bs)
  ジョージ・ロンドン(Bs)
  レオポルド・ストコフスキー指揮
  ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
  パブリック・スクール少年合唱団、ウェストミンスター合唱団
  ニューヨール・スコラ・カントールム    1950年
233021
(10CD)
\1600
フリードリヒ・グルダ(pf)名演奏集
CD 1
MOZART:PIANO CONCERTO NO.24 K.491
Igor Markevitch, RIAS-Symphonie Orchester
WEBER:CONCERT PIECE OP.79
Volkmar Andrae, Wiener Philhamoniker
recorded:1953, 1956
CD 2
BEETHOVEN:PIANO CONCERTO NO.1 OP.15
Karl Bohm, Wiener Philharmoniker
PIANO SONATA NO.26 OP.81 LES ADIEUX
recorded:1951, 1950
CD 3
BEETHOVEN:PIANO SONATA NO.29 OP.106 HAMMERKLAVIER, NO.28 OP.101
recorded:1950, 1951
CD 4
CHOPIN:PIANO CONCERTO NO.1 OP.11
Adrian Bold, London Philharmonic Orchestra
BALLADE OP.23, OP.38, OP.47, OP52
recorded:1954
CD 5
CHOPIN:24 PRELUDES OP.28
BARCAROLE OP.60
recorded:1959
CD 6-7
DEBUSSY:PRELUDES BOOK1,BOOK2
SUITE BERGAMASQUE, POUR LE PIANO
LLSLE JOYEUSE
IMAGES1:REFLETS DANS LEAU
ESTAMPES:SOIREE DANS GRENADE
IMAGES2:POISSONS DOR
recorded:1953,1955,1957
CD 8
RAVEL:VALSES NOBLES ET SENTIMENTALES
GASPARD DE LA NUIT, SONATINE
Recorded:1953, 1957
CD 9
R.STRAUSS:13 LIEDER
Hilde Guden
R.STRAUSS:BURLESKE
Anthony Collins, London Symphony Orchestra
recorded:1956, 1954
CD 10
FRIDRICH GULDA AT BIRDLAND
GULDA:QUINTET, INTROVERT, TEHERAN, COOL HILL
E.HEYMAN/J.GREENE:OUT OF NOWHERE
G.SHEARING:LULLABY OF BIRDLAND
J.KERN:ALL THE THINGS YOU ARE
B.MILLER/STOLLER/LEIBER:BERNIES TUNE
recorded:1956
233077
(10CD)
\1600
アルトゥール・ルービンシュタイン(pf)名演奏集 
CD 1
Sergej Rachmaninow (1873-1943)
Piano Concerto No. 2 in C minor op. 18
Rhapsody on a Theme By Paganini op. 43
Chicago Symphony Orchestra, Fritz Reiner conductor
recorded in: 1956
CD 2-4
Frederic Chopin (1810-1849)
Piano Concerto No. 1 in E minor op. 11
London Symphony Orchestra, Sir John Barbirolli, conductor
recorded in: 1931
Nocturnes
B-flat minor op. 9,1, E-flat major op. 9,2
B major op. 9,3, F major op. 15,1
F-sharp major op. 15,2, G minor op. 15,3
C-sharp minor op. 27,1, D-flat major op. 27,2
B major op. 32,1, A-flat major op. 32,2
G minor op. 37,1, G major op. 37,2
C minor op. 48,1, F-sharp minor op. 48,2
F minor op. 55,1, E-flat major op. 55,2
B major op. 62,1, E major op. 62,2
E minor op. posth. 72,1
recorded in: 1937
Scherzo h-Moll op. 20, cis-Moll op. 39
Andante spianato et grande polonaise brillante op. 22
Barcarole - Fis-Dur op. 60
Impromptu As-Dur op. 29
Valse - As-Dur op. 34,1
Arthur Rubinstein, piano
recorded in: 1928, 1932, 1935, 1946
CD 5
Johannes Brahms (1833-1897)
Piano Concerto No. 1 in D minor op. 15
Chicago Symphony Orchestra, Fritz Reiner, conductor
recorded in: 1954
Camille Saint-Saens (1835-1921)
Piano Concerto No. 2 in G minor op. 22
Cesar Franck (1822-1890)
Symphonic Variations for Piano and Orchestra
New York Philharmonic Orchestra, Dimitri Mitropoulos, conductor
Cesar Franck (1822-1890)
Prelude, CHORAL & Fugue
recorded in: 1952 , 1953
CD 7-8
Ludwig van Beethoven (1770-1827)
Piano Concerto No. 3 in C minor op. 37
NBC Symphony Orchestra, Arturo Toscanini, conductor
Franz Schubert (1797-1828)
Impromptu - Ges-Dur op. 90,3, As-Dur op. 90,4
recorded in: 1949, 1950
Ludwig van Beethoven (1770-1827)
Piano Concerto No. 4 in G major op. 58
Royal Philharmonic Orchestra, Sir Thomas Beecham, conductor
recorded in: 1947
Piano Trio op. 97 ”Archduke“
Jascha Heifetz, violin, Emanuel Feuermann, cello
recorded in: 1941
CD 9
Peter I. Tschaikowsky (1840-1893)
Piano Trio in A minor op. 50
Jascha Heifetz, violin , Gregor Piatigorsky, cello
Johannes Brahms (1833-1897)
Sonata for Cello and Piano in E minor op. 38
Gregor Piatigorsky, cello
recorded in: 1936, 1950
CD 10
Maurice Ravel (1875-1937)
Piano Trio in A minor
Jascha Heifetz, violin, Gregor Piatigorsky, cello
Franz Schubert (1797?1828)
Piano Trio in B-flat major op. 99
Jascha Heifetz, violin, Emanuel Feuerstein, cello
recorded in: 1941, 1950             
233078
(10CD)
\1600
フリッツ・クライスラー(Vln)名演奏集
CD 1
KREISLER:
CHANSON LOUIS XIII & PAVANE
LA PRECIEUSE, SCHERZO
J.S.BACH (arr.Kreisler):GAVOTTE from BWV1006
SCHUBERT(arr.Kreisler):BALLETMUSIC from Rosamunde
TCHAIKOWSKY(arr.Kreisler):ANDANTE CANTABILE
R.KORSAKOW(arr.Kreisler):CHANSON HINDOUE
DVORAK (arr.Kreisler):HUMORESQUE OP.101-7
GLASUNOW(arr.Kreisler):SERENADE ESPAGNOLE OP.20-2
WEBER (arr.Kreisler):LARGEHTTO
TRADITIONAL(arr.Kreisler):THE LONDONDERRY AIR
SCOTT (arr.Kreisler):LOTUS LAND OP.47-1
recorded:1930-38
CD 2
KRISLER:STRING QUARTET
CAPRICE VIENNOIS Op.2
TAMBURIN CHINOIS Op.3
SCHON ROSMARIN, LA GITANA
LIBESLEID, LIBESFREUD
POLCHINELLE, RONDINO
recorded:1930-38
CD 3
BRAHMS:VIOLIN CONCERTO OP.77
John Barbirolli, London Philharmonic Orchestra
SCHUMANN (arr.Kreisler):ROMANCE OP.94-2
Michael Raucheisen piano recorded:1936,1927
CD 4
BEETHOVEN:VIOLIN CONCERTO OP.61
John Barbirolli, London Philharmonic Orchestra recorded:1936
CD 5-8
BEETHOVEN:VIOLIN SONATA COMPLETE
Franz Rupp piano recorded:1935,36
SCHUBERT:VIOLIN SONATA D574
GRIEG:VIOLIN SONATA NO.3 OP.45
Sergei Rachmaninow piano recorded:1928
CD 9
MENDELSSOHN:VIOLIN CONCERTO OP.64
Landon Ronald, London Philharmonic Orchestra
MOZART:VIOLIN CONCERTO NO.4 K.218
Malcom Sargent, London Philharmonic Orchestra recorded:1935,1939
CD 10
KREISLER:
VIOLIN CONCERTO IN THE STYLE OF VIVALDI
Donald Voorhees, Victor String Orchestra
J.S.BACH:CONCERTO TWO VIOLIN BWV1043
Streichquartett unter der Leitung von Walter B.Rogers
PAGANINI (arr.Kreisler):CONCERTO IN ONE MOVEMENT
Eugene Ormandy, Philadelphia Orchestra
recorded:1945, 1915, 1936                                     
233079
(10CD)
\1600
エトヴィン・フィッシャー(pf)名演奏集
CD 1
Ludwig van Beethoven (1770-1827)
Piano Concerto No. 4 in G major op. 58
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
Eugen Jochum, conductor
recorded in: 1951
Piano Sonata No. 30 in E major op. 109
recorded in: 1952
CD 2
Ludwig van Beethoven (1770-1827)
Piano Concerto No. 5 op. 73 ”Emperor“
Philharmonia Orchestra London, Wilhelm Furtwangler, conductor
recorded in: 1951
Trio for Piano, Violin and Cello op. 70,1 ”Ghost“
Wolfgang Schneiderhan, violin, Enrico Mainardi, cello
recorded in: 1952
CD 3
Ludwig van Beethoven (1770-1827)
Piano Sonata No. 8 op. 13 ”Pathetique
Piano Sonata No. 23 op. 57 “Appassionata”
Piano Sonata No. 31 op. 110
recorded in: 1935, 1938, 1952
CD 4
Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
Piano Concerto No. 20 in D minor KV 466
Philharmonia Orchestra, Edwin Fischer, conductor
recorded in: 1954
Fantasia in C minor KV 475
recorded in: 1941
CD 5
Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
Piano Concerto No. 25 in C major KV 503
Philharmonia Orchestra, Josef Krips, conductor
recorded in: 1947
Piano Sonata No. 11 in A major KV 331 ”Alla Turca“
recorded in: 1933
CD 6
Johannes Brahms (1833-1897)
Violin Sonata No. 1 in G major op. 78
Violin Sonata No. 3 in D minor op. 108
Gioconda de Vito, violin
recorded in: 1954
CD 7
Johann Sebastian Bach (1685-1750)
Piano Concerto in D minor BWV 1052
Piano Concerto in A major BWV 1055
Edwin Fischer Kammerorchester,
conductor: Edwin Fischer
recorded in: 1933, 1936
Brandenburg Concerto No. 5 in D major BWV 1050
Philharmonia Orchestra, conductor: Edwin Fischer
recorded in: 1952
Fantasia in C minor BWV 906
recorded in: 1947
CD 8
Johann Sebastian Bach (1685-1750)
The Well-Tempered Clavier, Part 1 (excerpts)
Prelude and Fugue BWV 847, BWV 848, BWV 851, BWV 853, BWV 857, BWV 858, BWV 864
The Well-Tempered Clavier, Part 2 (excerpts)
Prelude and FugueBWV 870, BWV 876, BWV 877, BWV 881, BWV 883, BWV 889, BWV 892
recorded in: 1933-1936
CD 9
Franz Schubert (1797-1828)
Four Impromptus D 935
6 Moments musicaux D 780
recorded in: 1938, 1950
CD 10
Franz Schubert (1797-1828)
An die Musik (Schober) D 547
Im Fruhling (Schulze) D 882
Wehmut (Collin) D 772
Ganymed (Goethe) D 544
Das Lied im Grunen (Reil) D 917
Gretchen am Spinnrade (Goethe) D 118
Nahe des Geliebten (Goethe) D 162
Die junge Nonne (Craigher) D 828
An Silvia D 891
Auf dem Wasser zu singen (Stolberg) D 774
Elisabeth Schwarzkopf, soprano
Edwin Fischer, piano
recorded: 1952
Four Impromptus D 899
recorded in: 1938
233080
(10CD)
\1600
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)名演奏集
CD 1
Robert Schumann (1810-1856)
Humoresque in B-flat major op. 20
Forest Scenes op. 82
recorded in: 1956
CD 2
Robert Schumann (1810-1856)
Fantasy Pieces op. 12 (excerpts)
recorded in: 1956
Johannes Brahms (1833-1897)
Sonata for Cello and Piano in E minor op. 38
Mstislaw Rostropowitsch, cello
recorded in: 1950
CD 3
Franz Schubert (1797-1828)
Piano Sonata in A minor D 845
Moment musical C-Dur D 780,1
Impromptu Es-Dur D 899,2, As-Dur D 935,2
recorded in: 1950, 1952, 1957
CD 4
Franz Schubert (1797-1828)
Piano Sonata in C minor D 958
Frederic Chopin (1810-1849)
Etude op. 25,5 e-Moll
Sergei Rachmaninoff (1873-1943)
6 Preludes
C major op. 32,1, B-flat minor op. 32,2
B-flat major 23,2 , D major op. 23,4
G minor op. 23,5, C minor op. 23,7
recorded in: 1952, 1958
CD 5
Ludwig van Beethoven (1770-1827)
Sonata for Cello and Piano in A major op. 69
Sonata for Cello and Piano in C major op. 102,1
Mstislaw Rostropowitsch, cello
recorded in: 1950
CD 6
Peter I. Tschaikowsky (1840-1893)
Piano Concerto No. 1 in B-flat minor op. 23
Czech Philharmonic, Karel Ancerl, conductor
recorded in: 1954
Grand Sonata in G major op. 37
recorded in: 1956
CD 7
Modest Mussorgsky (1839-1881)
Pictures At An Exhibition
recorded in: 1958
Cesar Franck (1822-1890)
Symphonic Poem for Piano and Orchestra
Moscow Youth Orchestra, Kyrill Kondrashin, conductor
recorded in: 1953
CD 8
Sergei Rachmaninoff (1873-1943)
Piano Concerto No. 2 in C minor op. 18
Symphony Orchestra of Warsaw National Philharmonic
Stanislaw Wislocki, conductor
aufg.: unbekannt, verm. 1958
Sergei Prokofieff (1891-1953)
Piano Concerto No. 1 in D-flat major op. 10
Prague Symphony, Karel Ancerl, conductor
recorded in: 1954
CD 9
Johann Sebastian Bach (1685-1750)
Harpsichord Concerto in D minor BWV 1052
Czech Philharmonic, Vaclav Talich, conductor
recorded in: 1954
Ludwig van Beethoven (1770-1827)
Piano Concerto No. 3 in C minor op. 37
Staatsphilharmonie Brunn, Bretislav Bakala, conductor
recorded in: 1956
CD 10
Alexander Scriabin (1871-1915)
12 Etuden
C sharp minor op. 2,1 (Andante)
E major op. 8,5 (Brioso)
F-sharp minor 42,2
C-sharp major op. 42,3 (Prestissimo)
F-sharp major op. 42,2 (Andante)
C-sharp minor op. 42,5 (Affannato)
D-flat major op. 42,6 (Esaltato)
B-flat minor op. 8,11 (Andante cantabile)
E-flat major op. 42,8 (Allegro)
Allegro fantastico op. 65,1
Allegretto op. 65,2
Molto vivace op. 65,3
recorded in: 1952
Sergei Prokofieff (1891-1953)
Sonata for Cello and Piano in C major op. 119
Mstislaw Rostropowitsch, cello
recorded in: 1950                    
233082
(10CD)
\1600
ヴァルター・ギーゼキング(pf)名演奏集
CD 1
MOZART:PIANO SONATA NO.3 K.281
ADAGIO K.540
10VARIATIONS "UNSER DUMMER POBEL MEINT" K.455
PIANO SONTA NO.17 K.576
FIVE SONGS K.308, K.476, K.519, K.520, K.523
Elisabeth Schwatzkopf recorded:1953-55
CD 2
MOZART:QUINTET FOR PIANO & WIND K.452
Philharmonia Wind Ensemble
PIANO CONCERTO NO.24 K.491
Herbert von Karajan, Philharmonia Orchestra recorded:1953,1955
CD 3
BEETHOVEN:PIANO SONATA NO.23 APPASIONATA, NO.30 OP.109, NO.31 OP.110
recorded:1953, 1956
CD 4
BEETHOVEN:QUINTET FOR PIANO & WIND OP.16
Philharmonia Wind Ensemble
PIANO CONCERTO NO.5 EMPEROR
recorded:1951, 1955
CD 5
SCHUMANN:PIANO CONCERTO OP.54
Herbert von Karajan, Philharmonia Orchestra
SYMPHONIC ETUDIES OP.13
recorded:1951, 1953
CD 6
SCHUBERT:MOMENTS MUSICAUX D780-2,4
BRAHMS:PIANO SONATA NO.3 OP.5
RFANCK:SYMPHONIC VARIATIONS FOR PIANO & ORCHESTRA
Herbert von Karajan, Philharmonia Orchestra recorded:1948, 1951
CD 7
GRIEG:PIANO CONCERTO OP.16
Herbert von Karajan, Philharmonia Orchestra
LYRIC PIECES
recorded:1949,1951
CD 8
DEBUSSY:IMAGES SERIE II
12 ETUDES
recorded:1953,1954
CD 9
DEBUSSY:DANSE BOHEMIENNE
MAZURKA, VALSE ROMANTIQUE
NOCTURNE
DANSE TARANTELLE STYRIENNE
BALLADE, DUN CAHIER DESQUISSES
LLSLE JOYEUSE, MASQUES
LE PETIT NEGRE, LA PLUS QUE LENTE
BERCEUSE HEROIQUE
recorded:1953, 1955
CD 10
RAVEL:PAVANE POUR UNE INFANTE DEFUNTE, JEUX DEAU, MIROIRS
LE TOMBEAU DE COUPERIN
recorded:1954

Membran 4CD Box FABFOUR Series

233130
(4CD)
\1200
ティヌ・リパッティ(pf)名演奏集
JOHANN SEBASTIAN BACH (1685-1750)
Nun komm der Heiden Heiland,BWV 599 (arr. Busoni)
Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ,BWV 639 (arr. Busoni)
Jesus bleibet meine Freude‘ aus Kantate /
 from Cantata ?Herz und Mund und Tat und Leben‘, BWV 147 (arr. Hess)
Siciliana:from Sonata No. 2 for Flute and Harpsichord, BWV 1031 (arr. Kempff)
PARTITA NO. 1 IN B FLAT MAJOR, BWV 825
recorded in: 1950
PIANO CONCERTO NO. 1 BWV 1052 (ARR. BUSONI)
Concertgebouw Orchestra, Eduard van Beinum,conductor
recorded in: 1947
DOMENICO SCARLATTI (1685-1725)
Sonata L.23, L.413, L.387
recorded in: 1941, 1947, 1950
WOLFGANG AMADEUS MOZART (1756-1791)
PIANO SONATA NO. 8 IN A MINOR, KV 310
recorded in: 1950
FREDERIC CHOPIN (1810-1849)
SONATA FOR PIANO NO. 3 IN B MINOR, OP. 58
recorded in: 1947
FRANZ LISZT (1811-1886)
Petrarca Sonette No. 104 No. 5 from ?Annees de Pelerinage, II‘
recorded in: 1947
JOHANNES BRAHMS (1833-1897)
Waltzes For Four Hands, op. 39 (selection)
Nadia Boulanger recorded in: 1937
MAURICE RAVEL (1875-1937)
Alborada del gracioso No.4 from ?Miroirs‘
recorded in: 1948
FREDERIC CHOPIN (1810-1849)
WALTZES NOS. 1-14
Mazurka No. 32 in C sharp minor, op. 50, 3
recorded in: 1950
Barcarole Fis-Dur, op. 60
recorded in: 1948
Nocturne Nr. 8 Des-Dur, op. 27, 2
recorded in: 1947
ROBERT SCHUMANN (1810-1856)
KONZERT FUR KLAVIER UND ORCHESTER A-MOLL, OP. 54
Philharmonia Orchestra, Herbert von Karajan, conductor
recorded in: 1948
EDVARD GRIEG (1843-1907)
KONZERT FUR KLAVIER UND ORCHESTER A-MOLL, OP. 16
Philharmonia Orchestra, Alceo Galliera, conductor
recorded in: 1947

MUSIC&ARTS

M&ACD 1241
¥2200→¥1990
「ブルーノ・ワルター/NBC交響楽団1939年ライヴ」
 ワーグナー:《ファウスト》序曲
 ワーグナー:ジークフリート牧歌
 マーラー:交響曲第1番《巨人》
ブルーノ・ワルター指揮
NBC交響楽団
最新リマスタリングによるワルター2タイトル!

録音:1939年4月8日(モノラル) マスタリング:アーロン・Z・スナイダー(2010年)

ワルターはトスカニーニの招きで度々NBC響の指揮台に立っているが、このライヴがNBC響との最後の客演となった。2010年最新マスタリングによるリリース。
M&ACD 1243
¥2200→¥1990
「ブルーノ・ワルター・イン・ロンドン」
 ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調
ブルーノ・ワルター指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
イゾベル・ベイリー(S)
カスリン・フェリア(A)
ヘドル・ナッシュ(T)
ウィリアム・パーソンズ(Br)
録音:1947年11月13日ロイヤル・アルバート・ホール・ライヴ(モノラル)、A.ローズとA.Z.スナイダーによる2010年デジタル・リマスタリング

1980年にブルーノ・ワルター協会よりLP(BWS-742)として、1992年にCD(Music&Arts CD-733)としてリリースされた音源を新たにデジタル復刻。
M&ACD 1244
(4CD,3枚価格)
¥6600
「アドルフ・ブッシュ&ルドルフ・ゼルキン・デュオ、1939-1950年ライヴ集」
 CD1)
  (1)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタK.380(K.374f)
  (2)ヴァイオリン・ソナタK.481
  (3)シューベルト:ロンドD.895
  (4)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
 CD2)
  (1)J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番BWV1016
  (2)アドルフ・ブッシュ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
  (3)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
 CD3)
  (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタOp.96(初出音源)
  (2)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番
  (3)シューベルト:ヴァイオリン・ソナタD.385(初出音源)
  (4)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタBWV.1001
 CD4)
  (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタOp.30-No.3
  (2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタK.379(初出音源)
  (3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
  (4)シューベルト:幻想曲D.934(初出音源)
アドルフ・ブッシュ(Vn)
ルドルフ・ゼルキン(Pf)
録音:CD1)1942-1949年 CD2)1943/1946年 CD3)1934-1950年 CD4)1943-1950年 2010年リマスタリング

以前Music&ArtsでCD877として出ていたもの。今回の再発売に当たって、初出音源を加え新たにリマスタリングを行った。
M&ACD 1237
(2CD)
¥4400
モンテヴェルディ:
 歌劇《オルフェオ》(ヒンデミット校訂編曲版)
パウル・ヒンデミット指揮
ウィーン交響楽団のメンバー
 (古楽器演奏、アーノンクール、他)
ウィーン・ジング・アカデミー、
P.ブリントン、G.シニムベルギ、
U.グラーフ、ほか歌手陣
録音:1954年6月3日ウィーン芸術週間におけるライヴ(モノラル)

先ごろアーノンクール生誕80年記念としてORFからリリースされたCDと同一音源。
M&ACD 1238
(2CD)
¥4400
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV.245 フリッツ・レーマン指揮
ウィーン交響楽団のメンバー
ウィーン・ジング・アカデミー
ウタ・グラーフ(S)
マルガ・ヘフゲン(A)
ユリウス・パツァーク(T)
ジェラール・スゼー(Br)
ワルター・ベリー(B)
録音:1955年4月6日ウィーン・コンツェルト・ハウス大ホールにおけるライヴ(初期ステレオ)

フリッツ・レーマン(1904-1956)はバロック音楽を得意とするドイツの指揮者でバッハの受難曲を度々取り上げ、後続のバロックをレパートリーにする多くの指揮者たちに大きな影響を与えた。ジュラール・スゼーほか充実の歌手陣によるライヴ。

MUSICAL CONCEPTS

MC109
\1000→¥890
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(ハース版) フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル
1944年10月17日 ライヴ現存するフルトヴェングラーの戦時中のレコーディングの中では最高の演奏とされています。
MC128
(2CD)
\1400
ジョルジ・シャンドール/バルトーク&コダーイ
 バルトーク・ピアノ編曲集:
  アッツォリーノ・ベルナルディーノ・デラ・チャイア(1671-1755):
   ソナタ ト長調
  ドメニコ・ツィポーリ(1688-1726):パストラーレ ハ長調
  ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ ハ長調
  attr. ゲオルグ・ムッファト(1653-1704)
  [orig. attr. ジローラモ・フレスコバルディ]:フーガ ト短調
  ミケランジェロ・ロッシ(1601-1656):トッカータ第1番 ハ長調
  ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):ソナタ 変ロ長調
  ミケランジェロ・ロッシ(1601-1656):
  コルレンテ ヘ長調、トッカータ第2番 イ長調
 バルトーク:
  ピアノ・ソナタ Sz80、戸外にて Sz81、アレグロ・バルバロ Sz49、
  2つのルーマニア舞曲 Sz43、小組曲 Sz105
 コダーイ:
  マロシュセーク舞曲、9つのピアノ小品 op.3、小ワルツ集、
  クロード・ドビュッシーの主題による瞑想曲、7つの小品 op.11
ジョルジ・シャンドール(P)
バロック、古典派の知られざる作曲家にスポットを当てたバルトークの編曲集は貴重です。シャンドールならではの偉業です。

MYTO HISTRICAL

253
(2CD)
\2000
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」(英語版)
 1951年12月22日メトロポリタンでのライヴ録音
チャールズ・カルマン(アイゼンシュタイン)
レジーナ・レズニク(ロザリンデ)
クリフォード・ハーヴォー(フランク)
ブランシュ・シーボム(オルロフスキー)
ジョン・ブラウンリー(ファルケ)
ユージン・オーマンディ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
256
(3CD)
\3000
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」
 1941年1月4日メトロポリタンでの録音
エマニュエル・リスト(ヘルマン) 
ラウリツ・メルヒオール(タンホイザー)
ハーバート・ジャンセン(ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ)
キルステン・フラグスタート(エリザベート)
エーリッヒ・ラインスドルフ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
既に複数のレーベルから発売あり。スケールの大きな堂々たる演奏です。
123
(2CD)
\2000
ヴェルディ:歌劇「二人のフォスカリ」 ジャン・ジャコモ・グェルフィ (フランチェスコ・フォスカリ)
ミルト・ピッキ (ヤコボ・フォスカリ)
レイラ・ジェンチェル (ルクレツィア・コンスタリーニ)
アレッサンドロ・マッダレーナ (ロレダーノ)
トゥリオ・セラフィン指揮
ヴェネチア・フェニーチェ劇場管弦楽団、合唱団
1957年12月31日 ヴェニスでのライヴ※ALKADIAレーベル他から発売あり。セラフィンの指揮が見事です。音質は良好です。
127
(2CD)
\2000
バスティアニーニの名唱
 ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
レイラ・ジェンチェル (レオノーラ)
マリオ・デル・モナコ (マンリーコ)
フェードラ・バルビエーリ (アズチェーナ)
エットレ・バスティアニーニ (ルーナ伯爵)
フェルナンド・プレヴィターリ指揮
RAIミラノ交響楽団
1957年5月29日ミラノでの録音。オペラ映画のサウンド・トラック盤。
※ALKADIAレーベル他から発売あり。バスティアニーニが見事です。音質は良好です。
262
(2CD)
\2000
マリア・カラスによる
 ベルリーニ:歌劇「ノルマ」マリア・カラス (ノルマ)
クルト・バウム (ポリオーネ)
ジュリエッタ・シミオナート (アダルジーザ)
ニコラ・モスコーナ (オロヴェーゾ)
グィード・ピッコ指揮
メキシコ・ベラスアルテス劇場管弦楽団、合唱団
1950年5月23日 メキシコでのライヴ
※MELODRAMレーベル他から発売あり。全体的にレコード針音のようなパチパチ音が聴かれ、所々に音の歪みもあり音質は残念ながら良くありません。歴史的遺産の復刻です。
264
\1200
マリア・カラス イン アテネ 1957年8月5日のライヴ
アントニーノ・ヴォットー指揮
 アテネ祝祭管弦楽団との9曲
 ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」から
  Venne, Lasciami、D'amor sull'ali rosee
 ヴェルディ:歌劇「運命の力」から
 Pace,pace,mio Dio
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から
  Dolce e calmo(愛の死)
 ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」から
  Regnava nel silenzio、Quando
 トマ:歌劇「ハムレット」から
  Ai vostri giochi、Ed ora voi cantero una canzon
ボーナス・トラックとして
 オリヴィエーロ・デ・ファブリティース指揮
  RAIトリノ交響楽団との1952年2月18日のライヴ録音7曲を収録。
マリア・カラス
アントニーノ・ヴォットー指揮
アテネ祝祭管弦楽団
一部(トラック14)にマスターに起因するノイズがあります事ご了承ください。全体的に音質はとても良いです。カラスの名唄を堪能できるアルバムです。イタリア語で歌われるワーグナー:愛の死(優しくかすかな彼の微笑み)は聴き応え十分です。

ナクソス・ヒストリカル 1CD¥1100

8.111357 ラフマニノフ・コンダクツ・ラフマニノフ交響曲 第 3 番他
 1.交響詩「死の島」 Op.29/
 2.ヴォカリーズ Op.34-14(ラフマニノフによる管弦楽版)/
 3-5.交響曲第 3 番イ短調 Op.44
フィラデルフィア管弦楽団/
セルゲイ・ラフマニノフ(指揮)
20 世紀最大の作曲家ラフマニノフは、ピアニストであると同時に偉大なる指揮者でもありました。彼はボリショイ劇場では優秀なオペラ指揮者として信頼され、数多く行った演奏会では、自国の作曲家、チャイコフスキーやボロディンの作品を積極的に紹介し、評論家たちからは大絶賛されています。ロシアを出国後は、ボストン交響楽団からも演奏会の申し出を受けたほど(結局実現することはなかった)当時の注目指揮者でもありました。ここでは彼自身の指揮による3 つの作品をお聴きください。ピアノとは違う表現の幅を体感できることでしょう。録音: 1929 年4 月20 日…1-2, 1939 年12 月11 日…3-5 フィラデルフィア・アカデミー・オブ・ミュージックマーク・オーバート=ソーン復刻
8.111381 グレート・ピアニスト・シリーズ/コルトー 1929-1937 年録音集
 1-4.パーセル(1659-1695):組曲ト長調
 (A.M. ヘンダーソンによるピアノ編)
 <メヌエット/シチリアンヌ/ガボット/エア>(録音1937 年10 月26 日)/
 5-7.J.S.バッハ(1685-1750):オルガン協奏曲ニ短調 BWV596
  (原曲-ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 RV565)
  (A.コルトーによるピアノ独奏編)(録音 1937 年5 月18 日)/
 8.J.S.バッハ:ピアノ協奏曲ヘ短調 BWV1056 -第2 楽章ラルゴ
 (A.コルトーによるピアノ独奏編)(録音 1937 年5 月18 日)/
 9.メンデルスゾーン(1809-1847):厳格な変奏曲Op.54
 (録音 1937 年5 月19 日)/
 10.メンデルスゾーン:無言歌集第 1 巻より
  Op.19-1 ホ長調(録音 1937 年5 月19 日)/
 11-13.フランク(1822-1890):前奏曲、コラールとフーガ
  (録音 1929 年3 月6、19 日)/
 14-16.フランク:前奏曲、アリアと終曲(録音 1932年3 月8 日)/
 17.サン=サーンス(1835-1921):6 つのエチュード集より
  Op.52-6「ワルツの形式で」(録音 193)1 年5 月13 日
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
稀代のショパン弾きとして知られるコルトーですが、彼のレパートリーは実に多彩です。このアルバムには、メンデルスゾーンとフランクが中心に収録されており、その才能の一端を遺憾なく知ることができるでしょう。例えば、コルトーは「フランクの第1 人者」として知られていたことをご存知ですか?フランクのピアノ曲は作品自体が地味で、あまり演奏される機会も多くないのですが、コルトーほどの名手の手にかかると、複雑な対位法や、きっちり構築された和声の素晴らしさと、味のあるメロディを心から楽しむことができるでしょう。ロンドン アビーロード・第3 スタジオ…1-10.14-16/ロンドンクイーンズ・小ホール…11-13.17 ウォード・マーストン復刻
8.112056
\1100
グレート・シンガーズ・シリーズ/
 マッコーマックマッコーマック第 8 集
 1918-1920 年アコースティック録音集
1.サリヴァン:私のアイルランドの歌/
2.バーリー(1866-1949):私の小さな母/
3.サンダーソン(1878-1935):神は今宵わが息子たちと共に…1918 年3 月録音/
4.ライス(1891-1947):私の親愛なるオールド・パル/
5.ウッド(1882-1959):愛する庭のバラの花/
6.ヘッド:いつかあなたは私を思い出す/
7.サンダーソン:神は今宵わが息子たちと共に…1918 年5 月録音/
8.バーリン(1888-1989):小さな少年兵の夢/
9.コーハン(1878-1942):あなたが戻ってきた時/
10.メトヴェン:あなたがバラの心を見たら/
11.ウッド:ピカデリーのバラ/
12.カーン(1885-1945):夏の最初のバラ/
13.シュナイダー:あなただけ/
14.ローア(1871-1943):わが心のバラ/
15.ハンブレン(1877-1962):あなたが私を連れてきた道/
16.サンダース(1882-1956):アスローンの壊れそうな小屋/
17.デル・リエゴ(1876-1968):ありがとう、庭の神/
18.バターフィールド(1837-1891):マギー、若き日の歌を/
19.ウォーターズ:どこかに/
20.ブロウフス:あなたの瞳は私にこう語る/
21.ボール(1878-1927):あなたに似ている、私が愛するアイルランドの少女ティス/
22.メサジェ(1853-1929):名誉と愛/
23.クラキシトン(1885-1971):ロンバルディアの月の下/
24.ワールドロップ(1885-1951):スウィート・ペギー・オニール/
25.伝承曲:アルマーの吟遊詩人/
26.ウッド:何と不思議な世界のロマンス
▼ 録音: 1918 年-1920 年ウォード・マーストン復刻
ジョン・マッコーマック(テノール)/
ビクター管弦楽団/
ジョセフ・A・パステルナック(指揮)
世紀のテノール、マッコーマックの美声をとことんお楽しみください。当盤は第一次世界大戦が終焉を迎えた年から戦後の混乱期にかけての、アメリカの人々に希望を与えた26 曲を収録。「カルーソーよりもレコードを売る人気者」の面目躍如たる輝かしい歌声が聴けるものです。クラシックから民謡まで幅広いレパートリーを誇った彼ですが、ここでのポピュラーソングに老いも若きもが熱狂している様子が目に浮かびます。

NEWTON

8802020
(2CD)
\2600
バード&タヴァナー:ミサとモテット集
CD1:《バード(1540-1623)》
 1-4.3 声のミサ曲/5-9.4 声のミサ曲/
 10-14.5 声のミサ曲/
CD2:
 1-2.グレート・サーヴィス/
 3.アヴェ・ヴェルム・コルプス/
《タヴァナー(1490 頃-1545)》
 4.王のキリエ/5-9.西風のミサ/
 10.安息日終わりし時/
 11.よき羊飼イエス・キリストよ/12.キリストの御母
ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団/
サー・デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)
録音 1959 年7 月…CD1.10-14,1963 年3 月…CD1.1-9,1961 年8 月…CD2.4-12 キングス・カレッジ教会
ルネサンス時代の2 人の巨匠、タヴァナーとバードの宗教作品集です。ヘンリー7 世の統治中に活躍、存命中は「人々から最も尊敬された音楽家」と言われたタヴァナーは、多くの合唱作品を残しました。彼の最も有名なミサ曲「西風」(中世イングランドの俗謡を元にしたメロディが使われている)は、当時の作曲家たちもの多大なる影響を与えています。彼の50 年後に生まれたバードも素晴らしい音楽家で、当時混迷していたイギリスの宗教戦争に巻き込まれたが故に、両方の典礼音楽を数多く書くことになり、その功績は高く評価されています。キングス・カレッジ合唱団の音楽監督を長い間務めたイギリス合唱界の重鎮、ウィルコックスが紡ぎ出す完成度の高いアンサンブルでお聴きください。
8802022
(4CD)
\3800
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン・ソナタ集
CD1:
 1-3.ヴァイオリン・ソナタハ長調 K.296/
 4-5.同ト長調 K.301/
 6-7.同変ホ長調 K.302/8-9.同ハ長調 K.303/
 10-11.同ホ短調 K.304/
 12.フランスの歌「羊飼いセリメーヌ」の主題による12 の変奏曲/
CD2:
 1-2.同イ長調 K.305/3-5.同ニ長調 K.306/
 6-8.同へ長調 K.376/9-11.同へ長調 K.377/
CD3:
 1-3.同変ロ長調 K.378/4-5.同ト長調 K.379/
 6-8.同変ホ長調 K.380/9-11.同変ロ長調K.454/
CD4:
 1-3.同変ホ長調 K.481/4-6.同イ長調 K.526/
 7-9.同ヘ長調「初心者のために」K.547/
 10.フランスの歌「ああ、私は恋人を失った」の主題による6 つの変奏曲 K.360
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)/
イングリッド・ヘブラー(ピアノ)
録音 1969 年9 月&1972 年1、5、9 月ザルツブルク・モーツァルテウム
ヘンリク・シェリングとイングリッド・ヘブラー。この2 人によるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタの「一つの最良の形」をお聴きください。ユダヤ系ポーランド人として生まれ、後にメキシコに帰化したヴァイオリニスト、シェリングは、暖かみのある音色と、品のある解釈で人気の高い人です。彼は数多くの録音を残し、また近現代の作品にも造詣が深く、中でもバッハの無伴奏や、このモーツァルトなどは無類の人気を保っています。このモーツァルト、初期の作品は「ヴァイオリン伴奏のクラブサン、またはフォルテピアノのためのソナタ」も含んでいて、ピアノ・パートが重要な役割を担っているのですが、そこは稀代のモーツァルト弾きであるヘブラーが、香気とニュアンスに満ちた演奏を聴かせており、まさにため息もののモーツァルトとなっているのは見事です。
8802023
\2000
ヴァッセナール(1692-1766):コンチェルト・アルモニコ集
 1-4.第1 番ト長調/5-8.第2 番変ロ長調/
 9-11.第3 番イ長調/12-15.第4 番ト長調/
 16-19.第5 番ヘ短調/20-22.第6 番変ホ長調
イ・ムジチ
録音 1979 年7 月スイス ラ・ショー=ド=フォン
ネーデルラント連邦共和国の貴族ヴァッセナール(ヴァッセナール伯)は、国の大使として重責を担いつつも、プライヴェートではアマチュア作曲家として高い才能を有していました。彼はこのコンチェルト・アルモニコを作曲するも、貴族であるために自らの名前を冠せずに出版、そのため、これらの曲は長らくペルゴレージの作品として知られ、ようやく「ヴェッセナールである」と確定されたのは、彼の自筆譜が発見された1979 年以降の事でした。このイ・ムジチの録音もその1979 年。ちょうどそんな頃の演奏です。
8802024
\2000→¥1890
ラフマニノフ(1873-1943):交響曲第 3 番イ短調 Op.44 他
 1.ヴォカリーズ(作曲家による管弦楽編)Op.34-14/
 2-4.交響曲第3 番イ短調 Op.44
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団/
レオポルド・ストコフスキー(指揮)
録音 1975 年4 月28,30 日、5 月1 日ウェスト・ハム・セントラル・ミッション
20 世紀の偉大なる指揮者ストコフスキー。彼はアメリカのオーケストラを発展させ、また同時に様々な理由で祖国を離れ、アメリカに活動の拠点を求めた作曲家たちの作品を進んで初演、彼らの曲を浸透させることに成功したのはご存知の通りです。ラフマニノフについては、1920 年に「鐘」のアメリカ初演、1934 年に「パガニーニの主題による変奏曲」の世界初演を行い、またラフマニノフ自身のピアノで第1番のピアノ協奏曲も初演しています。1936 年に完成された交響曲第3 番も、当然ストコフスキーが初演するものと思われましたが、この頃フィラデルフィア管弦楽団の共同指揮者であったオーマンディも、初演に名乗りを挙げたため、争いの結果、ストコフスキーが初演の権利を勝ち取ったというものです。とはいうものの、その後ストコフスキーがこの「交響曲第3 番」を指揮することはなかったのですが、93 歳になってこの奇跡的な録音が実現したのですから、これは驚きと言うほかありません。
8802025
\2000→¥1890
ストコフスキー名演集
 1.ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958):
  トーマス・タリスの主題による幻想曲/
 2.パーセル(1659-1695):
  歌劇「ダイドとイニーアス」より
  ダイドの嘆き(ストコフスキーによる管弦楽編)/
 3-7.ドヴォルザーク(1841-1904):
  弦楽のためのセレナードホ長調 Op.22
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/
レオポルド・ストコフスキー(指揮)
録音 1975 年8 月16,18-19 日ロンドン アビー・ロード第 1 スタジオ
「音の魔術師」レオポルド・ストコフスキー。彼は多くの作品を初演し、また映画に出演し、また、多くの作品を華麗なる音色に書き換えて演奏、全ての人々に音楽を聴く喜びを与え続けた人でした。このアルバムは、そんな彼の「ストコフスキー・サウンド」を存分にお楽しみいただける珠玉の1 枚です。この録音が成された時、彼はすでに93 歳。波乱に満ちた彼の生涯の全てを表現し尽くすかのような、静かな叫びに満ちた演奏です。耽溺するような弦楽器の音色に思わず耳を欹てる「タリスの幻想曲」、彼自身の編曲による「ダイドの嘆き」での連綿たる弦のむせび泣き、そしてこの録音が彼にとって初(!)となったドヴォルザークの澄み切った響き。今まで抱いていたストコフスキーのイメージ(華美、ゴージャス・・・)が覆されることでしょう。静かな感動をお届けいたします。
8802014
(3CD)
\3600
J.S.バッハ(1685-1750):平均律クラヴィア曲集
CD1:
 第1 部前奏曲とフーガ 第 1-20 番/
CD2:
 第1 部前奏曲とフーガ 第 21-24 番/
 第2 部前奏曲とフーガ第 1 番-10 番/
CD3:
 第2 部前奏曲とフーガ 第 11-第24 番
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)
「ピアノのために書かれた作品を全て演奏できる」・・・そんなキャッチフレーズを引っ提げて、世界各国で大活躍したピアニスト、ギーゼキング。録音も数多く、ドイツ音楽からフランス印象派、現代曲までと多岐に渡ります。1950 年にはバッハの没後200 年を記念して、ドイツ、ザール放送協会へ全鍵盤音楽を録音しているのですが、これらは本来商用リリースは想定しておらず、その時限りのものでした。しかし、以降彼はバッハの平均律をコンサートで演奏することもなく、いつの間にか、この録音は「貴重なもの」として認識されるようになったのです。彼の弾くバッハは、名演として君臨するリヒテルやグールドとはまた違った、リズミカルで柔軟な解釈が魅力的なもの。一度は聴いておきたい演奏です。録音 1950 年3 月,4 月
8802015
(2CD)
\2600
ショパン(1810-1849):ピアノ作品集
 CD1:
  1-4.ピアノ・ソナタ第 1 番ハ短調 Op.4…
   録音 1968 年4 月/
  5-8.ピアノ・ソナタ第 2 番変ロ短調 Op.35…
   録音 1958年6月/
  9-12.ピアノ・ソナタ第 3番ロ短調 Op.58…
   録音 1965 年4月/
 13.舟歌嬰ヘ長調 Op.60…録音 1965 年4月/
 CD2:
  1.スケルツォ第 1 番ロ短調 Op.20…
   録音 1958 年10 月/
  2.スケルツォ第 2 番変ロ短調 Op.31…録音 1961 年10 月/
  3.スケルツォ第 3 番嬰ハ短調 Op.39…録音 1960 年9 月/
  4.スケルツォ第 4 番ホ長調 Op.54…録音 1958 年10 月/
  5.幻想曲ヘ短調 Op.49…録音 1958 年10 月/
  6.バラード第 1 番ト短調 Op.23…録音 1967 年9 月/
  7.バラード第 2 番ヘ長調 Op.38…録音 1962 年12 月/
  8.バラード第 3 番変イ長調 Op.47…録音 1963 年5 月/
  9.バラード第 4 番ヘ短調 Op.52…録音1962 年12 月
アダム・ハラシェヴィチ(ピアノ)
1932 年、ポーランド生まれのピアニスト、アダム・ハラシェヴィチ。彼の名前は今でこそ「知る人ぞ知る」になってしまいましたが、1955 年の第5 回ショパン国際ピアノコンクールで、アシュケナージを抑え優勝するという快挙を成し遂げています。そんな彼が最も得意とするショパンの名演集です。当盤は1958 年から1974 年にかけてPHILIPS に録音したものの1 部ですが、今、改めて聴いてみると、その力強さと輝かしさに圧倒されることでしょう。ポーランド屈指のピアニストとして永遠に愛され続ける人であることは間違いありません。

NIFC

NIFCCD 000
¥2500→¥2290
ラウル・コチャルスキ 〜
 ヒストリカル・ライヴ・レコーディングス1948
  ショパン:
   前奏曲第2番イ短調Op.28-2/夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2/
   マズルカ第5番変ロ長調Op.7-1/子守歌変ニ長調Op.57/
   幻想即興曲嬰ハ短調Op.66/ワルツ第1番変ホ長調Op.18/
   バラード第1番ト短調Op.23
ラウル・コチャルスキ
(フォルテピアノ/プレイエル1847)
ショパンの孫弟子ラウル・コチャルスキ。最晩年1948年の録音が"NIFC"から復活!

ショパン直系の孫弟子であり、神童、天才ショパン弾きとして讃えられたラウル・コチャルスキ最晩年の演奏がNIFCレーべルのナンバー"000"として復刻。
コチャルスキが弾いている1847年製のプレイエルは、ショパンが1848年に滞在していたスコットランドのカルダー・ハウスで演奏したと伝わる銘器中の銘器。ショパンのピアニズムを受け継いだコチャルスキの高度な技巧をベースとした創造性豊かな演奏には"自由"というテーマが良く似合う。

※録音:1948年2月21日、ベルヴェデーレ宮殿ポンペリアン・ルーム(ワルシャワ)/ポーランド放送のアーカイヴからの復刻。マスターに起因するノイズがございます。予めご了承下さい。

ORFEO D’OR

ORFEOR 813102
(2CD)
¥4600→¥3590
ベートーヴェン:「フィデリオ」 マルタ・メードル(S レオノーレ)
アントン・デルモータ(T フローレスタン)
パウル・シェフラー(Br ドン・ピツァロ)
ルートヴィヒ・ウェーバー(Bs ロッコ)
イルムガルト・ゼーフリート(S マルツェリーネ)
ワルデマル・クメント(T ヤキーノ)
カール・カーマン(Bs ドン・フェルナンド)
カール・テルカル(T 第一の囚人)
アルフレート・イェーガー(Bs 第二の囚人)
カール・ベーム(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
ついに正規盤発売!ベーム、ウィーン国立歌劇場再建記念の「フィデリオ」!音質、格段に改善!!

録音:1955 年 11 月 5 日,ウィーン/ADD、(C 813 102 I)、127'53

カール・ベームのライヴ録音の中でも特に大きな意義を持つ、ウィーン国立歌劇場再建記念の「フイデリオ」が、ついに ORFEO から正規盤で発売です!1955 年、第二次世界大戦で破壊されたウィーン国立歌劇場が再建され、一連のたいへん豪華な記念上演が行われました。当時の音楽監督ベームはベートーヴェン「フィデリオ」、R.シュトラウス「影のない女」、ベルク「ヴォツェック」、モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」(ドイツ語)を上演。さらにクナッパーツブッシュが「バラの騎士」、クーベリックが「アイーダ」(ドイツ語)、ライナーが「ニュルンベルクのマイスタージンガー」。そしてこけら落としの上演こそが、11 月 5 日の「フィデリオ」でした。「フィデリオ」に思い入れのあるベームは、残された「フィデリオ」の録音すべてが名演ですが、中でもこの 1955 年の再建記念公演は気合の入り方が違います。長いベームの音楽歴においても、特筆すべき名演です。
歌手がまた大物揃い。フルトヴェングラーのお気に入りのドラマティック・ソプラノで、彼が EMI 録音でもレオノーレのに起用したマルタ・メードルがここでもレオノーレ。ウィーンのモーツァルト・テノールとして名高いアントン・デルモータがフローレスタン、偉大なバリトン、パウル・シェフラーが凄みのあるピツァロ、ワーグナー・バスとして一世を風靡したルートヴィヒ・ウェーバーが味のあるロッコ、そして名花イルムガルト・ゼーフリートがマルツェリーネ、ウィーンの人々に愛されたテノール、ワルデマル・クメントがヤキーノと、まさに 1950 年代のウィーンを代表する歌手ばかり。まさにオールスターキャストです。
海賊盤では LP 時代から有名だった演奏ですが、音の状態が芳しくない盤ばかりで、演奏の真価が伝わってきませんでした。今回の ORFEO の CD は、オーストリア放送とウィーン国立歌劇場が所有していたテープを用いており、海賊盤よりも音質が格段に鮮明になっています。ベーム一生に一度の晴れ姿、素晴らしい上演を蔵出し音源でお楽しみください!

ザルツブルク音楽祭ドキュメント

ORFEOR 826103
(3CD)
¥6900→¥6290
「エリーザベト・シュヴァルツコップ /
 シューベルト & ヴォルフ:歌曲の夕べ
  ~ライヴ・レコーディングス 1953 - 1963」
[CD 1] 77’ 53”
 ・ヴォルフ:「ゲーテの詩による歌曲」
  現象 / つれない娘 / 改宗した女 / アナクレオンの墓 / 花の言づて /公現祭
   ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (P)
   録音:1953 年 8 月 12 日ザルツブルク・モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
  ガニュメート / めぐりくる春 / 羊飼い / フィリーネ
   ジェラルド・ムーア (P)
   録音:1958 年 7 月 27 日ザルツブルク・モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
 ・ヴォルフ:「メーリケの詩による歌曲」
  春に / 妖精の歌 / さようなら / 眠れる幼な子イエス
   ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (P)
   録音:1953 年 8 月 12 日ザルツブルク・モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
  クリスマス・ローズに / 癒えた者が希望に寄する歌 / 明け方に / 眠りに寄せて /
  夜明け前の楽しいひととき / 飽くことを知らぬ恋 / 子供とミツバチ /
  コウノト リの使い / 風の歌 / 問わず語り / ネズミ捕りの呪文
   ジェラルド・ムーア (P)
   録音:1957 年 8 月 19 日、1958 年 7 月 27 日、1963 年 8 月 17 日
    ザルツブルク・モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
エリーザベト・シュヴァルツコップ (S)
[CD 2] 62’ 00”
 ・ヴォルフ:「アイヒェンドルフの詩による歌曲」
  夜の魔法 / ジプシーの少女
   ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (P)
   録音:1953 年 8 月 12 日ザルツブルク・モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
 ・ヴォルフ:「ゴットフリート・ケラーの 6 つの詩による昔の歌」
  お入りなさい、気高い戦士たち / 恋人はフィンクのように歌うと /
  青臭いお坊ちゃん / 朝霧のなかを私はさすらう /
  炭焼きの女房は酔っている / 明るい 月のなんと輝かしいことか
   ジェラルド・ムーア (P)
   録音:1958 年 7 月 27 日ザルツブルク・モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
 ・ヴォルフ:スペイン歌曲集 ( ハイゼとガイベルの訳詩による )
  宗教的なリートより
   罪を負い、辛苦の果てにわたしは来ました /
    主よ、この地には何が芽生えるのでしょう
  世俗的なリートより
   花でわたしを覆ってね / 君のあんよを痛めたのはだれ /
   鳴れ、鳴れ、わたしのパンデーロ / 進軍のラッパが鳴っている /
   わたしの恋人を誘惑した人なんか / 愛を信じてはだめよ /
   口さがない人たちは / わたしの髪の陰で / さあ、もう行かなくちゃ、わたしの恋人
    ジェラルド・ムーア (P)
    録音:1957 年 8 月 19 日、1958 年 7 月 27 日、1963 年 8 月 17 日
     ザルツブルク・モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
 ・ヴォルフ:イタリア歌曲集 ( ハイゼの訳詩による )
  どんなに長い間わたしは待ち望んでいたことでしょう / 何をそんなに怒っているの /
  まあ、お若いかた / 恋人がわたしを食事に招いてくれた
   ヴィルヘルム・フルトヴェングラー (P)
    録音:1953 年 8 月 12 日ザルツブルク・モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
  だれがあなたを呼んだの / さあ、仲直りしようよ / もう乾いたパンなど食べないわ /
  まあ、お若いかた / ああ、もしあなたの家が透けて見えたら /
  言ったわね、 わたしが侯爵夫人でないくせにと / ちょっと黙ってておくれ /
  奈落にのみ込まれるがいい / ペンナにわたしの恋人がいる
   ジェラルド・ムーア (P)
   録音:1957 年 8 月 19 日ザルツブルク・モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
[CD 3] 67’ 59”
 ・シューベルト:
  どんなに慕っていることか D 510 / さすらいびとの夜の歌 D 224 /
  水の上で歌う D 774 / 愛は裏切った D 751 / 至福 D 433 /
  孤独な人 D 800 / 鳥 D 691 / 緑 野の歌 D 917 /
  付随音楽「ロザムンデ」よりロマンス「満月は丘の上に輝き」D 797/3b /
  糸を紡ぐグレートヒェン D 118 / 君はわが憩い D 776 /シルヴィアに D 891 /
  わたしのクラヴィーアに D 342 恋はいたるところに D 239/6 /
  ガニュメート D 544 / 恋人のそばに D 162 / 漁師の歌 D 881 /
  子守歌 D 498 / 音楽に寄す D 547 / 野薔薇 D 257
   ジェラルド・ムーア (P)
   録音:1960 年 8 月 13 日ザルツブルク、モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
【ボーナス】
 シューベルト:「美しき水車小屋の娘」より、いらだち D 795/7
  ジェラルド・ムーア (P)
  録音:1956 年 8 月 7 日ザルツブルク、モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
ピアノはフルトヴェングラー、ムーア。女王シュヴァルツコップによる輝かしいドキュメント

収録:ロート・ヴァイス・ロート放送グループ (1953 年 )、ORF(1956 - 1963 年 )。ADD、モノラル、207’16”

20 世紀を代表する偉大なソプラノ、シュヴァルツコップは、1953 年から 1964 年にかけてザルツブルク音楽祭の期間中、モーツァルテウムで 10 回のリサイタルを行っています。そのうちの大部分がヴォルフの歌曲に充てられ、唯一 1960 年だけがオール・シューベルト・プログラム。1956 年と 1962 年はヴォルフとシューベルトはもちろん、ブラームスや R. シュトラウスといった複数の作曲家の作品を歌っています。1960 年のシューベルトの夕べのほか、もっとも重要なヴォルフをたっぷり収めた、この 4 枚組のセットは、ザルツブルク音楽祭におけるシュヴァルツコップの輝かしきハイライトと呼べる内容です。
すべてのリサイタルで伴奏を務めたムーアのピアノがまたすばらしいのですが、大指揮者フルトヴェングラーがピアノ伴奏を受け持っているナンバーが聴けるのはなんともぜいたくなかぎり。まるでオケのように雄弁なピアノが、シュヴァルツコップの破格の歌をさらに濃いものにしています。
ORFEOR 809113
(13CD)
¥14000→¥10990
ワーグナー:「ニーベルングの指環」 ハンス・ホッター(Bs-Br ヴォータン,さすらい人)
アストリッド・ヴァルナイ(S ブリュンヒルデ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T ジークフリート)
グスタフ・ナイトリンガー(Bs-Br アルベリヒ)
レジーナ・レズニク(S ジークリンデ)
ラモン・ヴィナイ(T ジークムント)
ヨゼフ・グラインドル(Bs ファーフナー,フンディング,ハーゲン)
パウル・クーエン(T ミーメ)
ヘルマン・ウーデ(Br ドンナー,グンター)
イーラ・マラニウク(Ms フリッカ)
マリア・フォン・イロスファイ(A エルダ)ほか
クレメンス・クラウス(指)
バイロイト祝祭管弦楽団,合唱団
ついに正規発売!クレメンス・クラウスのリング!!!「新バイロイト」を切り開いた名演がオリジナルマスターから蘇る!!ヴィントガッセンもホッターもヴァルナイも、みんな最高だ!

録音:1953 年 8 月 8,9,10,12 日,バイロイト。ADD

ついに「クレメンス・クラウスのリング」が ORFEO D'OR から正規発売になりました!
この 1953 年のクラウスのリングは、名演あまたのバイロイト音楽祭の「指環」の中でもとりわけ素晴らしい演奏だったと語り継がれているもの。それはただ単に名歌手、名指揮者が集った豪華な上演というばかりではありません。バイロイト音楽祭 1951 年に再開されてから手探り状態だった「新バイロイト主義」が、この1953 年になってようやく方向性が定まり、それによって後に大物となる若い世代の歌手たちと、ウィーンの名指揮者クレメンス・クラウスの素晴らしい指揮、そしてヴィーラント・ワーグナーの演出がオペラならではの “化学反応” を起こし、輝かしい爆発を起こしているからです。
クレメンス・クラウスのバイロイト出演は、ヴィーラント・ワーグナーと対立したハンス・クナッパーツブッシュが出演辞退したため巡って来ました。クラウスの生み出すワーグナーは、明るく美しくしなやかで、躍動感と熱気に満ち溢れています。ドイツ風のドッシリガッシリしたワーグナーと異なり、旋律を伸びやかに歌わせ、場面に合わせてテンポを柔軟に動かして音楽を煽るので、雄弁かつドラマティックな、とてもエキサイティングなワーグナーです。クラウスのバイロイト出演は大好評になりましたが、翌 1954 年 5 月にクラウスが急死してしまい、彼のバイロイトはこの一年だけ「、指環」は第 2 チクルスの 1 回だけに終わってしまいました。その意味でもこの「指環」は貴重な録音です。
1953 年の「指環」上演では、1951、52 年からの引継ぎ歌手に加え、多くの新しい世代の歌手が投入されました。そして彼らの多くは 1950、60 年代に活躍する偉大なワーグナー歌手へと成長していきます。特に絶賛されたのが、名ヘルデン・テノール、ヴォルフガング・ヴィントガッセン。この年初めてジークフリートに大抜擢されたヴィントガッセンがいかに新鮮な驚きだったのかは、「ジークフリート」での聴衆の熱狂ぶりで明らかです。39 歳のヴィントガッセンは、後の録音と比べて声がずっと若く瑞々しく、たいへん魅力的です。ヴォータン/さすらい人にはハンス・ホッターが初めてフル起用されました。「20 世紀の後半の」という括りを入れなくても「最高のヴォータン」と言って過言でないホッター、彼もまた後年よりも遥かに声に張りとツヤ、そして力強さと威力があり、ことに「ラインの黄金」は圧巻。全盛期のホッターがいかに物凄い歌手だったかを証明してくれます。ブリュンヒルデのアストリッド・ヴァルナイは、いまだ「録音で聞ける最高のブリュンヒルデ」に挙げる人も少なくない名ソプラノ。ことに女性らしい感情描写は、その後のブリュンヒルデでヴァルナイを凌ぐ人はいないでしょう。1950 年代末になると高音に翳りが出るヴァルナイも、1953 年は素晴らしく美しい声で、持ち前の体当たり的歌唱と相まって最高です。バイロイトで実に 1975 年まで 20 年以上に渡って頻繁にアルベリヒを歌った「極めつけのアルベリヒ」であるグスタフ・ナイトリンガーもこの頃が全盛期。朗々と響く美声と暗く屈折した感情表現が見事に融合しており、ホッターとの丁々発止はスリリングきわまりありません。ジークムントには、既にオテッロで世界的大成功を収めていたドラマティック・テノールのラモン・ヴィナイを起用。暗く力強い声によってジークムントの悲劇性がいや増しています。他にも、ヨゼフ・グラインドルとルートヴィヒ・ウェーバーの二大名バス、クールでニヒルなエーリヒ・ヴィッテのローゲ、演劇的上手さではいまだこれを凌駕するミーメはないというほど巧いパウル・クーエン、今だったらヴォータンとして引っ張りだこになりそうな素晴らしいバリトン、ヘルマン・ウーデのドンナーとグンター、名コロラトゥーラ・ソプラノ、リタ・シュトライヒの森の小鳥、など、とにかく隅々まで充実したキャストです。
今回はバイエルン放送協会所蔵のオリジナル・マスターを使用しています。1953 年としてはかなり良好な録音で、従来出回っていた盤よりかなり音質向上が感じられます。また従来の CD の多くでは、初出 LP のマスターを転用したためか、LP の面に合わせて切ったテープを再び接合したためにできたと思しき継ぎ目で不自然な空白が生じていましたが、今回はオリジナル・マスターを使用したことで、そうした邪魔な継ぎ目はほぼ一掃されています。
1956 年のクナッパーツブッシュが指揮した「指環」が、新バイロイト様式が安定した時期のこの上なくスケール雄大な演奏だとすると、このクラウスの「指環」は、新時代への扉が開かれた時特有の、出演者と観客が興奮の渦に巻き込まれるような熱い演奏。クラウスも含め初出演者が多いことであちこちでミスが散見されたりするものの、それでもかまわず新時代へと突き進もうとする演奏は、ワグネリアンはもちろん、あらゆるオペラファンに聞いてもらいたい、奇跡的な名演です。
ORFEOR 819101
¥2300→¥2090
バーンスタイン:交響曲第 2 番「不安の時代」*
ショスタコーヴィチ:交響曲第 5 番ニ短調 Op.47
シーモア・リプキン (P) *
ニューヨーク・フィルハーモニック
レナード・バーンスタイン( 指 )
バーンスタイン & ニューヨーク・フィル、ザルツブルク音楽祭デビュー正規完全初出!ショスタコーヴィチ「革命」&自作「不安の時代」

録音:1959 年 8 月 16 日ザルツブルク・旧祝祭劇場 ( モノラル・ライヴ )[ORF 収録 ]。ADD、モノラル、79’45”

1959 年夏、バーンスタイン率いるニューヨーク・フィルはヨーロッパ・ツアーの最中にザルツブルクに立ち寄り、センセーショナルな音楽祭デビューを飾っています。これは旧祝祭劇場最後の年におこなわれた、そのコンサートの模様を収めたもので、すべて正規完全初出、とにかくものすごい内容です。
ここでは冷戦下という政治情勢を反映してか、アメリカとソビエトとの作品を並べることによって政治色をも滲ませたプログラム構成となっているのが注目されるところ。( 当日はほかにバーバーの「管弦楽のためのエッセイ第 2 番」も演奏されています。)
まず、これより 10 年前の 1949 年に 31 歳のバーンスタインが作曲した交響曲第 2 番は、半音階主義的、ロマン的、十二音主義、そしてジャズと、自由に手法を組み合わせた作風により、若き才気が爆発した出世作。バーンスタインにとってザルツブルクは、現代アメリカを代表する、成功した作曲家としての自身をヨーロッパでアピールする絶好の機会だったと考えられ、大胆にも自作を持ってくるあたり、いかにもバーンスタインらしい自信の顕れといえるでしょう。超絶技巧を要するピアノ独奏は、ニューヨーク・フィルの副指揮者 (1959 - 1960) でもあったシーモア・リプキン。
そして、作曲者のお墨付きを与えられたというショスタコーヴィチの交響曲。バーンスタインとニューヨーク・フィルは交響曲第 5 番を、この 2 カ月後の 1959 年 10 月 20 日に、ボストン、シンフォニー ・ ホールでステレオ・セッション録音、さらに 1979 年 7 月に東京文化会館大ホールでライヴ録音しています。とりわけ、後者は緊張感と燃焼度の高さでたいへん有名な内容ですが、バーンスタイン 41 歳、前年 1958 年にニューヨーク・フィルの音楽監督、首席指揮者に就任してこれからという時期におこなわれた当演奏は、3 種のうちもっとも快速で、特別な空気と気迫に圧倒される壮絶な仕上がりとなっています。

[1959 年 8 月 / ザルツブルク・ライヴ ]16’31”+4’47”+14’52”+8’42”=44’52”(*実測値)
[1959 年 10 月 / ボストン・セッション ]16’16” + 4’55” + 15’35” + 8’56” = 45’42”
[1979 年 7 月 / 東京文化会館・ライヴ ]17’43” + 5’23” + 16’01” + 10’12” = 49’19”
ORFEOR 820102
(2CD→1CD特別価格)
¥2300→¥2090
[CD 1] シューベルト:交響曲第 4 番ハ短調 D.417「悲劇的」
[CD 2] マーラー:大地の歌
ヒルデ・レッセル=マイダン (Ms)
ヴァルデマール・クメント (T)
ラファエル・クーベリック(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クーベリック&ウィーン・フィル正規完全初出!マーラー「大地の歌」& シューベルト「悲劇的」

録音:1959 年 8 月 30 日ザルツブルク、旧祝祭劇場 ( モノラル・ライヴ ) [ORF 収録]。ADD、90’22””

ザルツブルク音楽祭開始以来、最初の 40 年間というもの、マーラーを取り上げることは作曲家の直弟子でもあったワルターのほとんど専売特許でした。1960 年まで、ワルター以外でマーラーを指揮した例はわずかに 2 度しかなく、そのいずれもがクーベリックによるもので、1952 年に第 5 交響曲を、そして、ここに収録された 1959 年の「大地の歌」を指揮しています。
翌年 1960 年のマーラー生誕 100 周年を控えた 1959 年に行われた、クーベリックとウィーン・フィルの顔合わせによる「大地の歌」ライヴ。世界初演も果たしたワルターによる 1928 年の音楽祭初演より 30 年以上を経ての再演ということでもおおきな注目を集めましたが、この模様については1959 年の音楽祭を締め括るにふさわしいみごとな出来ばえであったと、当時、ウィーンの Die Presse も最大級の賛辞を寄せています。
こののち、クーベリックは手兵バイエルン放送響との実演ならびに、セッション録音による全集シリーズを通じて、マーラー演奏のあらたな時代を切り開く役割を担うことになる訳ですが、じっさい、ここでの演奏はそうした未来を先取りするもので、マーラー指揮者としてのたしかな適性を示すに十分な内容といえるでしょう。
なお、カップリングは、当日前半に演奏されたシューベルトの「悲劇的」。シューベルトとマーラー、互いに「歌曲」が作風の重要なキーワードであることをあきらかにするプログラム構成が秀逸で、翌 1960 年に行われた EMI へのセッション録音に通じるウィーン・フィルならではの美しい音色もたいへん魅了的。
すべてオーストリア放送収録の正規音源による完全初出の内容です。
ORFEOR 823104
(4CD)
¥9200→¥7990
「エドヴィン・フィッシャー / ライヴ・レコーディングス 1946 - 1954」
 [CD 1] 67’ 09”
  ・モーツァルト:ピアノ協奏曲第 25 番ハ長調 KV.503
  ・モーツァルト:ピアノ協奏曲第 22 番変ホ長調 KV.482
 [CD 2] 63’ 30”
  ・モーツァルト:ピアノ三重奏曲ハ長調 KV.548
  ・ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第 7 番変ロ長調 Op.97「大公」
 [CD 3] 64’ 34”
  ・シューマン:ピアノ三重奏曲第 1 番ニ短調 Op.63
  ・ブラームス:ピアノ三重奏曲第 1 番ロ長調 Op.8
 [CD 4] 71’ 41”
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第 32 番ハ短調 Op.111
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第 15 番ニ長調 Op.28「田園」
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第 21 番ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
[CD 1]
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 エドヴィン・フィッシャー(P & 指)
[CD 2]
 エドヴィン・フィッシャー (P)
 ヴォルフガング・シュナイダーハン (Vn)
 エンリコ・マイナルディ(Vc)
[CD 3]
 エドヴィン・フィッシャー (P)
 ヴォルフガング・シュナイダーハン (Vn)
 エンリコ・マイナルディ(Vc)
[CD 4]
 エドヴィン・フィッシャー (P)
歿後 50 周年記念リリースようやく正規初CD化、ザルツブルク音楽祭のエドヴィン・フィッシャー

[ ロート・ヴァイス・ロート放送グループ収録 ]。ADD、モノラル、267’54”
[CD 1]録音:1946 年 8 月 7 日ザルツブルク、モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
[CD 2]録音:1952 年 8 月 9 日ザルツブルク、モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
[CD 3]録音:1953 年 8 月 8 日ザルツブルク、モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )
[CD 4]録音:1954 年 7 月 28 日ザルツブルク、モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )

2010 年に歿後 50 周年を迎えるエドヴィン・フィッシャー (1886 -1960) はバーゼルに生まれ、ドイツ・ピアニズムを代表する名教師マルティン・クラウゼに師事したのち、ドイツで活躍した名ピアニスト。バドゥラ=スコダやブレンデル、バレンボイムの師としても知られるフィッシャーの演奏は人間性あふれるもので、内面的であると同時に深い音楽性がその特徴として挙げられます。
このたび ORFEO より登場する 4 枚組のセットに収められた演奏はそうしたフィッシャーの特徴がよく反映されたものとして、フィッシャーのファンにはよく知られている内容です。クーレンカンプ亡きあとに加わったシュナイダーハン、マイナルディとフィッシャーが組んだ黄金のトリオ演奏、ベートーヴェンのソナタはすべて別のレーベルから CD リリースされていますが、ようやく正規音源での初出となります。
当音楽祭の名物プログラムであった、ウィーン・フィルとの “弾き振り” スタイルのモーツァルトの協奏曲もともに EMI より CD 化されていますが、こうした形でまとめて聴けるのはなによりです。
ORFEOR 825101
¥2300→¥2090
ニコライ・ゲッダ/ザルツブルク音楽祭リサイタル・デビュー
 ピッチンニ:おお夜よ、神秘の女神よ
 ファルコニエーリ:きれいな、かわいい燃えるような瞳よ
 レスピーギ:夜 / 真っ赤な美しい唇 / ストルネッロを歌う女
 バリッラ・プラテッラ (1880 - 1925):ラ・ストラーダ・ビアンカ
 フランク:行列 WV 88 ・ドビュッシー:美しき夕べ / マンドリン
 フォーレ:ネル Op.18-1 / 捨てられた花 Op.39-2
 グリンカ:舟歌 / ああ、かわいい美しい娘
 チャイコフスキー:
  かれは私をとても愛していた Op.28-4 / ドン・ファンのセレナード Op.38-1
 リムスキー=コルサコフ:ニンフ Op.56-1 / モミと棕櫚 Op.3-1
 ラフマニノフ:ここは素晴らしい Op.21-7 / ああ、わたしの畑よ Op.4-5
 ムソルグスキー:牡山羊 / 星よ、おまえはどこに
 ショスタコーヴィチ:
  「ユダヤの民俗詩」Op.79 より、みじめさについての歌 [ アンコール ]
 ラフマニノフ:「アレコ」より、若いジプシー娘のロマンス
 ロシア民謡:鐘の音は単調に鳴り響く / 道に吹雪が吹き荒れて
 シューベルト:夜と夢 D 827
ニコライ・ゲッダ (T)
エリク・ヴェルバ (P)
名テナー、ゲッダのザルツブルク音楽祭リサイタル・デビュー

録音:1959 年 8 月 18 日ザルツブルク・モーツァルテウム ( モノラル・ライヴ )[ORF 収録 ]。ADD、モノラル、72’01”

1925 年ストックホルムに生まれ、一世を風靡した名テナー、ゲッダがザルツブルク音楽祭に初登場したのは 1957 年。「後宮からの逃走」のベルモンテを歌い、セル指揮ウィーン・フィルによるリーバーマンの「女の学校」の世界初演 (ORFEOR.429962) にも参加しています。
そして、1959 年には「コジ・ファン・トゥッテ」のフェランド役ですっかりザルツブルク音楽祭の顔なじみとして存在感を示すと同時に、ゲッダは待望のソロ・リサイタル・デビューを果たしました。
ここでは、バロック・アリアに始まり、レスピーギのレアなナンバー、ドビュッシーやフォーレといったフランスもの、ラフマニノフやショスタコーヴィチまで広大なレパートリーを誇ったゲッダの姿を垣間見ることができます。なかでもロシア歌曲は、ロシアの血を引く父を持ち、ロシア語も堪能だったゲッダならではのプログラムといえるでしょう。いずれの作品でも、やわらかく、わかわかしく伸びのある声がたまりません。
ザルツブルク音楽祭ドキュメント
ORFEOR 821102
(2CD → 1CD 特別価格)
¥2300→¥2090
マゼール & ウィーン・フィル初顔合わせ1963 年
[CD 1]
 ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
[CD 2]
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第 1 番ハ長調 Op.15
 R. シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」Op.28
ゲザ・アンダ (P)
ロリン・マゼール(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
正規完全初出!マゼール & ウィーン・フィル初顔合わせ1963 年ラスト・オーケストラ・コンサート完全収録!

録音:1963 年 8 月 24 日ザルツブルク祝祭大劇場 ( モノラル・ライヴ )[ORF 収録 ]。ADD、モノラル、97’28”

33 歳の若きマゼールがデビューした 1963 年のザルツブルク音楽祭は、まさしく「マゼールのための年」でした。この年、予定されていたフリッチャイによるあたらしいモーツァルトのチクルスが健康上の理由でキャンセルとなり、急遽代役を探す必要に迫られた音楽祭事務局によって白羽の矢を立てられたのがマゼールで、グスタフ・ルドルフ・ゼルナーのプロダクションによる「フィガロの結婚」を見事に成功へと導きました。また、チェコ・フィルとのコンサートでは J.S. バッハのブランデンブルク協奏曲第 4 番のあと、マゼール自身の“弾き振り”でモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第 3 番を演奏、ベートーヴェンの第 5 交響曲を振り終えると聴衆のハートをわしづかみにしたのです。
さらに、音楽祭の大詰めでもアクシデントが発生。こんどはウィーン・フィルと共演予定のショルティが突然の出演キャンセルとなり、またしてもマゼールは事務局とオケの双方から代役を任されることになります。
マゼールとウィーン・フィルとの初顔合わせとなった第 10 回、1963 年のファイナル・オーケストラ・コンサート。まず前半、スコアの完璧な読み込みに裏付けられ、驚くほど変幻自在に姿を変える「幻想交響曲」から、すでに会場は熱狂状態。後半に入り、ピアニストのエリク・ヴェルバが「いま、なにか特別なことが起きている」と評した名手アンダとのベートーヴェンの第 1 協奏曲。そして、マゼールの天才的なバトン・テクニックが冴えに冴える「ティル」がまた圧巻というほかなく、決定的な成功を疑う余地は微塵もありません。
このアルバムは、そのスリリングな一夜の模様をすべて収めたもので、半世紀近い時を経て初めて日の目をみる最高の内容です。すべて拍手入ります。
ORFEOR 818101
¥2300→¥2090
ベートーヴェン:「エグモント」序曲 Op.84
マーラー:交響曲第 4 番ト長調
イルムガルト・ゼーフリート (S)
ブルーノ・ワルター(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ゼーフリート独唱、ワルター&ウィーン・フィル、正規初 CD 化!1950 年のマーラー第 4 番「エグモント」序曲は完全初出!

録音:1950 年 8 月 24 日ザルツブルク、旧祝祭劇場 ( モノラル・ライヴ )[ ロート・ヴァイス・ロート放送グループ収録 ]。。ADD、モノラル、62’46”

「大地の歌」と第 9 交響曲の初演を務め、キャリアの初期よりマーラーの直弟子として作曲者と特別ゆかりの深かったことで知られるワルターですが、ザルツブルク音楽祭も初めの 40 年間は、マーラーといえばほとんどワルターの独壇場でした。ワルターは 1926 年に音楽祭でウィーン・フィルと初めて第 4 交響曲を指揮、その 2 年後には「大地の歌」のザルツブルク音楽祭初演をおこなっています。ワルターは、マーラーのより良い理解の促進にはこのふたつの作品が最適だと考えていたようで、1931 年と 1934 年に「大地の歌」、1933 年と 1936 年に第 4 交響曲という具合に、1937 年までの間、幾度もこの 2 作品を取り上げています。なお、マーラー歿後 25 周年にあたる 1936 年には、後世名高い第 3 交響曲の演奏も行っています。
このような指揮者の考えを反映してか、ワルターによるマーラーの第 4 交響曲は現状での録音点数も 13 種を数えますが、1950 年のウィーン・フィルとのライヴ演奏は、かねてより有名な内容でようやく正規音源より初 CD 化となります。ほかに 2 種あるウィーン・フィルとの第 4 交響曲ライヴも、1955 年のギューデン、1960 年のシュヴァルツコップと、それぞれソリストの個性が花を添えていますが、やはりここではザルツブルク音楽祭の常連だったゼーフリートが凛とした佇まいで格別の魅力です。
カップリングの「エグモント」序曲はおそらく完全初出。ワルターにはほかに 4 種の別演奏が存在しますが、ウィーン・フィルとはこれが唯一のものとなります。

OTAKEN RECORDS

鏡面復刻CDで甦るシューリヒト&クリュイタンスのベートーヴェン3タイトル!

TKC-333
¥2300
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調「ジュノーム」K.271
カール・シューリヒト(指揮)
(1)パリ音楽院管弦楽団
(2)シュトゥットガルト放送交響楽団
(2)クララ・ハスキル(ピアノ)
録音:(1)1957年12月18&20&23日,パリ・サル・ワグラム、(2)1952年5月23日,シュトゥットガルト=デゲルロッホ、ヴァルトハイム
TKC-326
¥2300
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調「田園」
(2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
カール・シューリヒト(指揮)
(1)パリ音楽院管弦楽団
(2)シュトゥットガルト放送交響楽団
(2)クララ・ハスキル(ピアノ)
録音:(1)1957年4月30日, 5月2&6日,パリ・サル・ワグラム、(2)1956年7月4日,ルートヴィヒスブルク城、バロック=テアーター
TKC-327
¥2300
(1)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」
(2)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
アンドレ・クリュイタンス(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1958年3月10,11&13日(2)1957年2月、ベルリン、グリューネヴァルト教会(ステレオ録音)
鏡面復刻CDで甦るシューリヒト&クリュイタンスのベートーヴェン3タイトル!

鏡面CDとは、一言で言えばCDの信号面のポリカーボネートを取払ったCDのことで、レーザー光線が金属面に埋め込まれた信号を直接読み取るため、実に驚嘆すべき音が再現されます。ただ残念なことに、鏡面CDは今のところ持ち運びが出来ず、再生にも諸々の制約があって、あくまでも工場内での実験的試聴に限られています。そこでこの鏡面CDの音をデジタルコピーし、それをマスターにして通常のCDにするだけでもかなりの効果があるのではと実験したところ、この度、データ上でも聴感上でも鏡面CDにほぼ遜色ないCDの製作に成功いたしました。音源は鏡面CDの性質上、どうしてもスクラッチノイズを避けることが出来ないアナログディスクは不向きで、今回は提供されたデータ音源を使用させていただきました。まずは、シューリヒトとクリュイタンスのベートーヴェン。既出盤とは異次元の鮮明な音というだけではなく、彼らの棒によってベートーヴェンの音楽が立体的に構築されていく様が、如実に見て取れます。音質の向上が指揮者を格上げさせている好例と言えましょう。今回不思議なのは、マスターから直接CD化するより、いったん鏡面CDに落としてからCD化する方が格段に音が良いという現象で、デジタルオーディオの奥深さを感じさせます。ぜひ貴方様の御耳でお確かめ下さいませ。尚、シューリヒトの余白に収めさせていただきましたハスキルとのモーツァルトの今回のリマスタは、ハスキルのピアノをきわめて明瞭に捉えた稀有のもので、ゲネプロで全力を出し切り本番は不発、というハスキルの汚名を返上するのに十分なものでしょう。末永く聴いていただくに足るCDであることを保証いたします。(オタケン・レコード 太田憲志)

PRAGA DIGITALS

PRDDSD 350054
¥2600→2390
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
(2)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.16
ヤコフ・ザーク (Pf)
クルト・ザンデルリンク(指)
レニングラード・フィル(1)
モスクワ放送響(2)
これぞロシア・ピアニズム。第3回ショパン・コンクール優勝者ヤコフ・ザークの至芸が登場

(1)録音:1949/52 (2)録音:1951/53/ADD、モノラル、78’13”

1937 年に開催された第3回ショパン国際コンクール優勝者にしてアファナシエフやヴィルサラーゼの師として高名ながら、その演奏に接する機会の極めてすくない巨匠ヤコフ・ザーク (1913-1976)。リヒテルやギレリスと同世代で、彼らに勝るとも劣らぬ実力の持ち主ながら、海外公演等を制約され、セッション録音も少ないため正当に評価されていません。そのザークの芸風を堪能できるアルバムの登場です。師ネイガウス譲りの深々としたタッチと悠然とした表現で、ロシア・ピアニズム最良の例を聴くことができます。2曲とも難曲中の難曲ですが、技術的にも余裕。指揮をクルト・ザンデルリンクが務めているのも魅力で、ブラームスはことに絶品。

PREISER

PRCD 89623
¥2300
アントン・デルモータ 初期録音集
 モーツァルト:
  「ドン・ジョヴァンニ」,「コジ・ファン・トゥッテ」,「魔笛」
 J.シュトラウス:
  「女王のレースのハンカチーフ」,「ヴェネツィアの一夜」
 レハール:「ジュディッタ」,「微笑みの国」
 ドニゼッティ:「愛の妙薬」
 ヴェルディ:「リゴレット」,「トロヴァトーレ」,「運命の力」
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
 プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」,「蝶々夫人」,「トゥーランドット」
 マスネ:「マノン」
アントン・デルモータ (T)
ヴァルター・ルッツェ(指)
ベルリン・ドイツオペラ管弦 楽団
ルドルフ・モラルト(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
エルヴィン・バルツァー(指)
ウィーン・オペラ管弦 楽団
録音:1939-1943 年

第二次世界大戦後、ウィーンでことにモーツァルトテノールとして活躍した、アントン・デルモータ(1910 -1989)。クロパ(現在はスロヴェニア北部)で生まれ、リュブリャナ音楽院で学んだ後、1936 年にブルーノ・ワルターに見出され、ウィーンに移ります。以降は永きに渡ってウィーンを代表する美声テノールでした。ステレオ録音も多く残されているものの、デルモータは既に 40 代後半を過ぎた頃。この CD には 1940 年前後の Telefunken録音が集められ、ワルターを驚嘆させた若き日のデルモータの甘い声がたっぷり収録されています。お得意のモーツァルトや、シュトラウス、レハールはもちろん、ヴェルディやプッチーニなどのイタリアオペラがたっぷり聞けるもの楽しみです。「トスカ」、「愛の妙薬」のみイタリア語、全てドイツ語の歌唱。
PRCD 89695
¥2300
ハンス・ホップフ アリア集
 ベートーヴェン:「フィデリオ」
 ワーグナー:
  「リエンツィ」,「さまよえるオランダ人」,「ローエングリーン」,
  「ニュルンベルクのマイスタージンガー」,「ワルキューレ」
 ヴェルディ:「ドン・カルロ」
 レオンカヴァッロ:「道化師」
 プッチーニ:「マノン・レスコー」,「西部の娘」
 スメタナ:「売られた花嫁」 からのアリア,場面
ハンス・ホップフ (T)
ルドルフ・モラルト(指)
 ウィーン交響楽団
ヴィルヘルム・ロイブナー(指)
 ウィーン交響楽団
エーリヒ・クライバー(指)
 ケルン放送交響楽団
オットー・アッカーマン(指)
 ケルン放送交響楽団
ルドルフ・アルベルト(指)
 バイエルン放送交響楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
 バイエルン放送交響楽団
録音:1952-1956 年

ヘルデンテノールとして活躍したハンス・ホップフ(1916 - 1993)は、ニュルンベルク生まれ。第二次世界大戦後すぐにワーグナーの諸役で人気を博し、1951 年のバイロイト音楽祭再開公演にも「マイスタージンガー」に参加。またこの時のいわゆる「バイロイトの第 9」のソリストとしても有名です。
1960 年から始まったヴォルフガング・ワーグナー演出の「指環」でジークフリートを務めました。これほどのテノールにもかかわらず、録音はあまり多くありません。この CD には、1956 年にルドルフ・モラルトの指揮で PHILIPS が録音したアリア集を中心に、放送録音も加えています。全てドイツ語歌唱。
PRCD 89640
¥2300
ヘルベルト・ヤンセン アリア集
 ロルツィング:「皇帝と船大工」,「刀鍛冶」
 ワーグナー:
  「タンホイザー」,「トリスタンとイゾルデ」,
  「ニュルンベルクのマイスタージンガー」,「パルジファル」
 グノー:「ファウスト」
 プッチーニ:「蝶々夫人」 からのアリア,場面
ヘルベルト・ヤンセン (Br)
フリッツ・ツヴァイク(指)
 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
ゼルマー・マイロヴィッツ(指)
 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
カール・エルメンドルフ(指)
 バイロイト祝祭管弦楽団
ゼルマー・マイロヴィッツ(指)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指)
 コロンビア・オペラ管弦楽団
ポール・ブライザッハ( 指 )
 メトロポリタン歌劇場管弦楽団
マックス・ルドルフ( 指 )
 メトロポリタン歌劇場管弦楽団
ロベルト・キンスキー(指)
 ケルン歌劇場管弦楽団
録音:1923-1947 年

ヘルベルト・ヤンセン(1892 - 1965)は、ケルン生まれのドイツのバリトン。1939 年以降ニューヨークに定住したので、ハーバート・ジャンセンと呼ばれることもあります。1920、30 年代のベルリンでワーグナーバリトンとして活躍し、米国に移ってからはメトロポリタン歌劇場にも頻繁に出演しました。この CD には、1923 年の彼の最初の録音から、1920 年代の様々な録音、そして米国時代の米 COLUMBIA の録音が収録されています。
PRCD 89734
¥2300
ボリス・クリストフ アリア集第 4 集
 ベッリーニ:「ノルマ」,「夢遊病の女」
 ヴェルディ:
  「ナブッコ」,「運命の力」,「シモン・ボッカネグラ」,
  「ドン・カルロ」,「アイーダ」
 ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」からのアリア,場面
 ムソルグスキー:サウル王,風は激しく吹く,ゴパーク,蚤の歌
ボリス・クリストフ (Bs)
ヴィットーリオ・グイ(指)
ローマ歌劇場管弦楽団,合唱団
イサイ・ドヴロウェン(指)
フランス国立放送管弦楽団
ジョルジュ・ツィピーヌ(指)
フランス国立放送管弦楽団 ほか
録音:1954-57 年

20 世紀最大のバスの一人、ボリス・クリストフ(1914 -1993)のアリア集第 4 集。クリストフはブルガリアの生まれですが、若くからイタリアに留学していたことで、ブルガリアの力強さとイタリアの旋律美を兼ね備えたバスになりました。この CD には 1950 年代の全盛期の録音が集められています。
PRCD 89739
¥2300
クラウディア・ムツィオ アリア集
 ベッリーニ:「夢遊病の女」,「ノルマ」
 ヴェルディ:
  「トロヴァトーレ」,「トラヴィアータ」,
  「運命の力」,「オテッロ」
 ボーイト:「メフィストーフェレ」
 マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
 プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」
 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
 チレーア:「アルルの女」,「アドリアーナ・ルクヴルール」
 レフィーチェ:「チェチーリア」 からのアリア
クラウディア・ムツィオ (S)
録音:1935 年

クラウディア・ムツィオ(1889 - 1936)は、イタリアのパヴィア出身の 20 世紀前半の偉大なプリマドンナ。1910 年にデビューするや、瞬く間に大スターになり、スカラ座、パリのオペラ座、ロンドンの王立歌劇場、メトロポリタン歌劇場などで活躍。ことにプッチーニのヒロインで名高く、1918 年、メトでの「外套」の初演でジョルジェッタを歌っています。潤いのある情感豊かな声は今聞いてもとても魅力的です。ここには1935年の英Columbi(a=EMI)録音を収録。中でも「チェチーリア」は、リチーニョ・レフィーチェ(1883 -1954)がムツィオのために書いたオペラで、彼女の魅力が存分に引き出されています。
PRCD 89740
¥2300
アルバート・ダ・コスタ アリア集
 ベッリーニ:「清教徒」
 ヴェルディ:「アイーダ」,「オテッロ」
 ポンキエッリ:「ジョコンダ」
 レオンカヴァッロ:「道化師」
 ワーグナー:
  「ローエングリーン」,
  「ニュルンベルクのマイスタージンガー」,
  「ワルキューレ」,「ジークフリート」
 アレヴィ:「ユダヤの女」
 マイヤベーア:「ユグノー」,「預言者」,「アフリカの女」
 グノー:「ファウスト」
 ビゼー:「カルメン」 からのアリア
アルバート・ダ・コスタ (T)
アルバート・ダ・コスタ(1927 - 1967)は、ニューヨーク生まれのテノール。ロシアとジャマイカの血を受け継いでいると言われています。ジュリアード音楽院で学んだ後、1949 年にバリトンでデビュー。数年後テノールに転向し、1955 年にメトロポリタン歌劇場にデビュー、1957 年に《マイスタージンガー》のヴァルター・フォン・シュトルツィングで成功を収め、以来メトでは伊独仏いずれのオペラでも大活躍をします。1960 年代に入るとヨーロッパで歌う機会が増え、チューリヒやケルンの歌劇場に進出。しかし名声を確立し始めた 40 歳の若さで亡くなってしまいました。早世したため録音が少なく、ブルーノ・ワルターが 1959 年に録音したベートーヴェンの第 9 交響曲のテノール・ソロを務めているのが有名なくらい。この CD には、Allegro Royale や Concord といった米国のマイナーレーベルから発売された LP から採られています。幻の名テノールの歌をお楽しみください。
PRCD 89741
¥2300
クルト・バウム アリア集
 ベッリーニ:「ノルマ」
 ロッシーニ:「グリエルモ・テル」,スターバト・マーテル
 アレヴィ:「ユダヤの女」/マイヤベーア:「ユグノー」
 グノー:「ファウスト」
 ヴェルディ:「トロヴァトーレ」,「運命の力」,「アイーダ」
 ビゼー:「カルメン」/ポンキエッリ:「ジョコンダ」
 レオンカヴァッロ:「道化師」/ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
 プッチーニ:
  「マノン・レスコー」,「ボエーム」,「トスカ」,「トゥーランドット」
 R.シュトラウス:「ばらの騎士」 からのアリア
クルト・バウム (T)
クルト・バウム(1908 -1989)は、プラハ出身で米国のメトロポリタン歌劇場で活躍したテノール。若い頃はアマチュア・ボクシングでチェコスロヴァキアのチャンピオンになったこともあるといいます。1933 年にチューリヒでデビュー。ヨーロッパで活躍した後、1941 年 11 月にメトロポリタン歌劇場に初出演、1940、1950 年代に幅広い活躍をしました。太く逞しい声の持ち主でありながら、ハイCも楽々出せ、ことにヴェルディ「トロヴァトーレ」のマンリーコを得意としていました。残された録音はほとんどがメトのライヴ録音で、それ以外は僅か。この CD には、Remington と AllegroRoyale で LP 発売されたバウムの貴重なアリア集から得意の歌が収録されています。
PRCD 89742
¥2300
マヌエル・アウセンシ アリア集
 モーツァルト:
  「フィガロの結婚」,「ドン・ジョヴァンニ」,
  「コジ・ファン・トゥッテ」,彼に目を向けてください K.584
 ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
 ヴェルディ:
  「リゴレット」,「トラヴィアータ」,「仮面舞踏会」,「オテッロ」
 ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
 レオンカヴァッロ:「道化師」/グノー:「ファウスト」(イタリア語)
 ビゼー:「真珠採り」(イタリア語)
 トーマ:「ハムレット」(イタリア語)
 マルティン・イ・ゲレロ:「モンテリア」
 セラーノ:「神の魂」 からのアリア
リカルド・ラモテ・デ・グリニョン(指)
大交響楽団
インダレシオ・シスネロス(指)
大交響楽団
アタウルフォ・アル ヘンタ(指)
マドリッド室内管弦楽団
マヌエル・アウセンシ(1919 - 2005)は、バルセロナ生まれのバリトン。1946 年にデビュー、翌 1947 年の暮れにはバルセロナのリセウ大劇場に初登場、以来二十年以上に渡ってこの劇場の花形バリトンでした。1973 年に引退。長いキャリアと広大なレパートリーを誇る万能型バリトンですが、残された録音は少なく、メジャーな録音は、DECCA にヴァルヴィーゾの指揮で録音した「セビリアの理髪師」のフィガロくらいでしょう。ヴェルディを中心としたイタリアオペラ、フランスオペラ、そしてサルスエラと、お得意のアリアが並んでいます。
PRCD 89743
¥2300
チェーザレ・シエピ コール・ポーターを歌う
 ポーター: 「陽気な離婚」-夜も昼も
  「ケイトよ、私にキスしてくれ(キス・ミー・ケイト)」
    -それほどあなたを愛している,素晴らしい
  「踊るために生まれた(踊るアメリカ艦隊)」
    -あなたはしっかり私のもの
  「何か大声で叫びたいこと(サムシング・トゥ・シャウト・アバウト)」
    -家に帰ってあなたが居てくれたら嬉しい
  「七つの活き活きとした芸術(セブン・ライヴリー・アーツ)」
    -いつもさよならを
  「記念祭」-ビギンを始めよう(ビギン・ザ・ビギン)
  「踊るために生まれた」-すぐに恋するのは
  「全てが移ろう」
    -あなたから刺激を喰らった,吹くんだ、ゲイブリエル、吹くんだ
  「メキシコ逃避行」-君を愛する
  「ロザリー」-夜の静けさに
 トスティ:魅惑,君なんてもう愛してない,セレナータ,最後の歌
 デンツァ:妖精の瞳
 ロトーリ:私の花嫁は旗
 ビッリ:こおろぎは歌う
 ブロージ:ヴェネツィアの風景
ローランド・ショー管弦楽団
チェーザレ・ガッリーノ(指)
RAI 室内管弦楽団
録音:1948 年

今年亡くなった名バス、チェーザレ・シエピ(1923 - 2010)は、ポピュラー名曲でもたいへんな人気を博した人でした。この CD には、シエピがコール・ポーターのヒットナンバーを歌った録音と、トスティを始めとするカンツォーネものを収録。シエピのこの上なく滑らかに美しいバスの美声を堪能しましょう。
PRCD 93457
¥2300
ヴォルフガング・ヴィントガッセン オペラ名場面集
 ワーグナー:
  「タンホイザー」,「ワルキューレ」,
  「ジークフリート」,「神々の黄昏」
 ダルベール:「低地」
 ロルツィング:「密猟者」
  からの場面
ヴォルフガング・ヴィントガッセン (T)
アストリッド・ヴァルナイ (S) ほか
フェルディナント・ライトナー(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
アルトゥール・ロータ(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
フェルディナント・ライトナー(指)
ヴュルテンベルク国立歌劇場管
レオポルト・ルートヴィヒ(指)
バイエルン放送交響楽団ほか
若きヴィントガッセンの名唱!

録音:1950-1956 年

偉大なヘルデン・テノール、ヴォルフガング・ヴィントガッセン(1914 - 1974)が、1950 年代に DG に録音した様々な録音を集めています。ヴィントガッセンは亡くなる直線まで舞台に立っていましたが、1950 年代半ばから末くらいまでの若々しい声はたいへんに美しく、1960 年代のものとは違った魅力があります。お得意のワーグナーの作品や、ダルベールの「低地」、ロルツィングの「密猟者」といった珍しい作品まで、ヴィントガッセン節が楽しめます。
PRCD 93460
(2CD)
¥4600
マルタ・メードル アリアと歌曲集
 グルック :「オルフェオとエウリディーチェ」
 ベートーヴェン :「フィデリオ」
 ヴェルディ:「マクベス」,「ドン ・ カルロ」
 ビゼー:「カルメン」
 ワーグナー:
  「トリスタンとイゾルデ」,「神々の黄昏」,
  「パルジファル」
 ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」
  からのアリア,場面
 ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
マルタ ・ メードル (S)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン (T)
ヨハンナ・ブラッター (Ms)
ルドルフ・ショック (T)
ハンス・レーヴライン(指)
ベルリン市立歌劇場管弦楽団
アルトゥール・ローター(指)
ベルリン市立歌劇場管弦楽団
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
NWDR 管弦楽団
ヨゼフ・カイルベルト(指) ケルン放送交響楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)NWDR 管弦楽団
ハンス ・ クナッパーツブッシュ(指)
バイロイト祝祭管弦楽団
録音:1950-1958 年

バイロイト音楽祭で活躍した、ソプラノ、メッゾソプラノのマルタ・メードル(1912- 2001)の全盛期の録音。最も有名なのは、Telefunkenに録音した「トリスタンとイゾルデ」の抜粋で、第 1 幕の「タントリスの歌」、第 2 幕の愛の二重唱、第 3 幕の愛の死と、計およそ 1 時間たっぷり収録。ト切れが 20 分超収録。どちらも名匠アルトゥール・ローターの指揮がまた素晴らしい。カイルベルト指揮によるヴェーゼンドンク歌曲集も聞きもの。ヴェルディの「マクベス」と「ドン ・ カルロ」、ビゼーの「カルメン」、さらにはムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」という珍しいレパートリーも貴重。全てドイツ語による歌唱です。
PRCD 93461
¥2300
アニー・シュレム アリア集
 モーツァルト:「フィガロの結婚」(ドイツ語)
 ウェーバー:「魔弾の射手」
 ロルツィング:「ウンディーネ」
 ニコライ:「ウインザーの陽気な女房たち」
 トーマ:「ミニョン」(ドイツ語)
 オッフェンバック:「ホフマン物語」(ドイツ語)
 スメタナ:「売られた花嫁」(ドイツ語)
  からのアリア
アニー・シュレム (Ms)
ヴィル ヘルム・シュヒター(指) 管弦楽団
フェルディナント・ライトナー(指)
バンベルク交響楽団
ヴィクトール・ラインスハーゲン(指)
バンベルク交響楽団
フェルディナント・ライトナー(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ハインリヒ・ホルライザー(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
フリッツ・レーマン(指)
バイエルン放送交響楽団
録音:1953-1955 年

アニー・シュレム(1929 -)は、ドイツ、フランクフルト・アム・マイン近郊のノイ・イーゼンブルクに生まれたメッゾソプラノ。1946 年、僅か 17歳でデビュー。1950 年代にベルリン国立歌劇場に所属、また各地の歌劇場に客演し、卓越した歌と演技で活躍しました。当たり役の一つに「さまよえるオランダ人」のマリーがあり、ウォルデマール・ネルソンが指揮したバイロイトでの上演の映像と、ヴォルフガング・サヴァリッシュが指揮したバイエルン国立歌劇場でのライヴ映像の 2 種に出演していました。長い期間、様々な役を歌い、録音を残したシュレムですが、脇役が多いのであまり目立ちませんでした。このアリア集では彼女の全盛期の素敵な歌を聞けます。
PRCD 93463
¥2300
ジョージ・ロンドン アリアと歌曲集
 グルーエンバーグ:「皇帝ジョーンズ」
 マスネ:「タイス」
 ヴェルディ:「リゴレット」,「オテッロ」,「ファルスタッフ」
 ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」
 ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
 モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」,
  からのアリア,場面
 ムソルグスキー:「死の歌と踊り」
ジャン・モレル(指)
コロムビア交響楽団
ルドルフ・モラルト(指)
ウィーン交響楽団
ポール・ウラノフスキ (P)
録音:1955 年

重厚な声で幅広いレパートリーで活躍したバス・バリトン、ジョージ・ロンドン(1920 -1985)が 1955 年に米 COLUMBIA 社に録音したアリア集を中心としたもの。1955 年というと、ロンドンがカール・ベームに引っ張られてウィーン国立歌劇場再建記念公演の「ドン・ジョヴァンニ」のタイトルロールを歌った年で、この後ますますヨーロッパでの活躍が活発になっていきます。ルイス・グルーエンバーグの「皇帝ジョーンズ」は 1933 年にメトロポリタン歌劇場で初演されたオペラ。
PRCD 93471
¥2300
ヘルマン・ウーデ アリア集
 ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」(ドイツ語)
 ウェーバー:「魔弾の射手」
 ヴェルディ:「リゴレット」(ドイツ語)
 ビゼー:「カルメン」(ドイツ語)
 ダルベール:「低地」
 ワーグナー:
  「さまよえるオランダ人」,「ローエングリーン」,
  「ワルキューレ」
   からのアリア,場面
ヘルマン・ウーデ (Br)
フェルディナント・ライトナー(指)
ヴュルテンベルク国立歌劇場管弦楽団
フェルディナント・ライトナー(指)
バンベルク交響楽団
アルトゥール・ローター(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
バイロイト祝祭管弦楽団
ヨゼフ・カイル ベルト(指)
バイロイト祝祭管弦楽団
録音:1952-1957 年

バイロイト音楽祭で活躍したドイツのバリトン、ヘルマン・ウーデ(1914 -1965)。ライヴ録音は多数残されているものの、セッション録音はほとんど復活しないままでした。この CD は 1950 年代前半の DG 録音が中心になっています。得意のワーグナーから、チェーザレ、リゴレット、エスカミーリョなど、珍しい役の録音も含まれています。
PRCD 93472
¥2300
フェルディナント・フランツ アリア集第 2 集
 (1)レーヴェ:バラード集
  海を駆けるオーディン Op.118,オイゲン王子 Op.92,
  鳥刺しハインリヒ Op.56-1,
  アーチボルド・ダグラス Op.128,詩人トム Op.135,
  小さな所帯 Op.71,時計 Op.123-3,
  海の光 Op.145-1,水の精 Op.129-2
 (2)R.シュトラウス:「サロメ」から
 (3)プフィッツナー:「パレストリーナ」から
(1)フェルディナント・フランツ (Br)
 ハンス・アルトマン (P)
(2)フェルディナント・フランツ(Br ヨカナーン)
 インゲ・ボルク(S サロメ)
 フランツ・フェーリンガー(T ナラボート)
 クルト・シュレーダー(指)ヘッセン放送交響楽団
(3)フェルディナント・フランツ(Br ジョヴァンニ・モロネ)
 アルフレート・ペル(Br ルーナ伯爵)
 オットー・ヴィーナー(Br 司教エルコレ・セヴェロルス)
 ルドルフ・ケンペ(指)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(1)録音:1956 年 10 月 22-23 日(2)録音:1952 年 5 月 9 日(3)録音:1955 年 8 月 1 日

PRCD 90490 に続く、フェルディナント・フランツの第 2 集。フェルディナント・フランツ(1906 -1959)はドイツのバス・バリトン。1927 年にデビュー。
1943 年から亡くなるまで、バイエルン国立歌劇場に所属し、ここで大きな名声を得ました。フルトヴェングラーが、1950 年のスカラ座での「ニーベルングの指環」、1953 年のローマでの「指環」、そして 1954 年の EMI への「ワルキューレ」の録音、いずれでもヴォータンにフランツを選んだことで知られています。オペラの録音は比較的多数残されていますが、レーヴェのバラードは貴重です。
PRCD 93473
¥2300
ゴットロープ・フリック アリア集第 3 集
 ベートーヴェン:「フィデリオ」
 マイヤベーア:「ユグノー」(ドイツ語)
 ワーグナー:
  「ローエングリーン」
  「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
 ヴェルディ:「運命の力」(ドイツ語)+
 コーネリウス:「バグダッドの理髪師」
 ヴォルフ:「お代官様」
 プフィッツナー:「パレストリーナ」
  からのアリア,場面
ゴットロープ・フリック (Bs)
ヴィル ヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ロベルト・ヘーガー(指)大ウィーン放送管弦楽団
ハインリヒ・ホルライザー(指) 大ウィーン放送管弦楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
ハンブルク NWDR 交響楽団
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
ハンブルク NWDR 交響楽団
ルドルフ・ケンペ(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・エルメンドルフ(指)
ザクセン州立歌劇場管弦楽団
リヒャルト・クラウス(指)ケルン NWDR 交響楽団
録音:1944-1956 年

ドイツの偉大なバス、ゴットロープ・フリック(1906 -1994)のアリア集第 3 集。第 1 集は PRCD 93443、第 2 集は PRCD 93452。この第 3集では、「フィデリオ」,「ローエングリーン」,「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は EMI による全曲録音から、「お代官様」,「ユグノー」,「運命の力」,「バグダッドの理髪師」,「パレストリーナ」は放送曲による全曲録音から採られています。
PRCD 93475
¥2300
グスタフ・ナイトリンガー アリア集
 ワーグナー:
  「ニュルンベルクのマイスタージンガー」,
  「ラインの黄金」, 「ワルキューレ」,
  「ジークフリート」,「神々の黄昏」
 R.シュトラウス:「ばらの騎士」
 ヴェルディ:「運命の力」(ドイツ語)
 モーツァルト:「恋の花作り」,「ドン・ジョヴァンニ」
  からのアリア,場面
グスタフ・ナイトリンガー (Bs-Br)
ロルフ・ラインハルト(指)
トンシュトゥディオ管弦楽団
レオポルト・ルートヴィヒ(指)
北西ドイツ放送交響楽団
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
北西ドイツ放送交響楽団
ルド ルフ・ケンペ(指)
ベ ルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィル ヘルム・シュヒター(指)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クレメンス・クラウス(指)
バイロイト祝祭管弦楽団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
バイロイト祝祭管弦楽団
ヴィル ヘルム・シュヒター(指)
ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団
録音:1950-1958 年

グスタフ・ナイトリンガー(1910 -1991)といえば、1952 年から1975 年の長きに渡ってバイロイト音楽祭に出演、ことに極めつけのアルベリヒとして有名だったドイツのバス・バリトン。ここでも 1953 年の「ラインの黄金」と「ジークフリート」、1957 年の「神々の黄昏」とバイロイト音楽祭でのアルベリヒが聞けます。一方「ワルキューレ」にはアルベリヒは登場しないはず。なんとここではヴォータンの告別を歌っています。悪役を得意としたナイトリンガーですが、若い頃はむしろコミカルな役所が多く、ここでも「ドン・ジョヴァンニ」のマゼットや「運命の力」のメリトーネ神父を聞くことができます。「恋の花作り」は、1950 年の米国の Period レーベルから発売された初の全曲録音から。
PRCD 93476
¥2300
アンネリース・クッパー アリア集
 モーツァルト:
  「フィガロの結婚」(ドイツ語)
  「ドン・ジョヴァンニ」(ドイツ語)
 ワーグナー:「タンホイザー」
 ヴェルディ:「アイーダ」(ドイツ語)
 ダルベール:「死んだ眼」,「低地」
 コルンゴルト:「死の都」
 R.シュトラウス:
  「ナクソスのアリアドネ」,「ダフネ」,
  からのアリア,場面
アンネリース・クッパー (S)
フェルディナント・ライトナー(指)
ヴュルテンベルク国立歌劇場
ヘル ベルト・サンドベリ(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ロベルト・ヘーガー(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
アルトゥール・ローター(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
フリッツ・レーマン(指)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
リヒャルト・クラウス(指)ベルリン放送交響楽団
ゲオルク・ショルティ(指)バイエルン国立管弦楽団
ヴィクトール・ラインスハーゲン(指)
バンベルク交響楽団
録音:1949-1957 年

アンネリース・クッパー(1906-1987)は、オーストリアのグラーツに生まれたソプラノ。1946年から1961年までバイエルン国立歌劇場に所属、幅広く活躍しました。この CD に収録されているものは、いずれも DG による録音で、初発売以来まったく復活していないものも多く、貴重です。
PRCD 20062
(2CD)
¥3200
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」 パウル・シェフラー(Br ドン・ジョヴァンニ)
エーリヒ・クンツ(Br レポレッロ)
シュザンヌ・ダンコ(S ドンナ・エルヴィーラ)
カルラ・マルティニス(S ドンナ・アンナ)
アントン・デルモータ(T ドン・オッターヴィオ)
ローレ・ホフマン(S ゼルリーナ)
グスタフ・ナイトリンガー(Bs マゼット)
ルートヴィヒ・ホフマン(Bs 騎士長)
レオポ ルト・ルートヴ ィヒ(指)
ハンブルク北西ドイツ放送管弦楽団,合唱団
シェフラー、クンツ、デルモータ!名匠ルートヴィヒの「ドン・ジョヴァンニ」、復活!

録音:1951

これはかなり強力な「ドン・ジョヴァンニ」です。ドン・ジョヴァンにパウル・シェフラー、レポレッロにエーリヒ・クンツ、ドン・オッターヴィオにアントン・デルモータと、ウィーンで活躍していた名歌手が三人参加。さらにベルギーの名ソプラノで、エクサン・プロヴァンスでの「ドン・ジョヴァンニ」でドンナ・エルヴィーラが絶賛されたシュザンヌ・ダンコがここでも素晴らしいエルヴィーラ。またこの翌年からバイロイト音楽祭でアルベリヒ役として大活躍するグスタフ・ナイトリンガーが弱腰マゼットを歌うなど、非常に豪華。レオポルト・ルートヴィヒは、1951 年から 1970 年までハンブルク国立歌劇場の音楽監督を務めた名匠。放送用のスタジオ収録、オリジナルのイタリア語歌唱です。1980 年頃にイタリアから LP で出た後、あまり芳しくない CD が出ただけでしたので、PREISER からの発売は歓迎されるでしょう。
PRCD 20058
(2CD)
¥3200
ヴェルディ:「アロルド」 ヴァスコ・カンパニャーノ(T アロルド)
マリア・ヴィターレ(S ミーナ)
ローランド・パネライ(Br エグベルト)
ジャンフェリーチェ・デ・マヌエッリ(Bs ブリアーノ)
トゥルッカート・パーチェ(Ms エレナ)
アルド・ベルトッチ(T ゴドヴィーノ)
トンマーゾ・ソレイ(T エンリーコ)
アルトゥーロ・バジーレ(指)
RAI トリノ管弦楽団,合唱団
ヴェルディのレアもの、「アロルド」!

録音 :1951 年 10 月 24 日

おそらくヴェルディのオペラの中でも最も録音が少ないのが「アロルド」。1850 年に初演された「スティッフェーリオ」が不評に終わったため、設定を大幅に変更して改作、1857 年に初演したもの。どちらも主人公が不在の間にその妻が不貞を働いたことが話の中心ですが、「スティッフェーリオ」では主人公が牧師だったことが問題視されました。「アロルド」では主人公は十字軍に参加した騎士と違いはありますが、大筋は同じ。1960 年代になって「スティッフェーリオ」が復活すると、「アロルド」の上演は下火になってしまいました。ライヴ録音以外の録音は僅かで、これはその一つ、1951 年、トリノでの放送用録音です。歌手は若き日のローランド・パネライ以外は日本ではなじみの薄い人たちですが、スカラ座で「トゥーランドット」のカラフを歌ったこともあるヴァスコ・カンパニャーノや、ヴェルディのヒロインで活躍したマリア・ヴィターレ(1924 -1984)など、実力ある人たちばかりです。
PRCD 20061
(2CD)
¥3200
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」 ジョゼ・ルッショーニ(T サムソン)
エレヌ・ブヴィエ(Ms ダリラ)
ポール・カバネル(Br ダゴンの大祭司)
シャルル・カンボン(Bs アビメレク)
アンリ・メデュス(Bs ヘブライの老人)
ほか ルイ・フレスティエ(指)
オペラ座国立管弦 楽団
パリ・オペラ座合唱団
「サムソンとデリラ」の古典的名盤ルッショーニを知らずしてサムソンを語れず!

録音 :1946 年 9 月 17-27 日,シャンゼリゼ劇場

仏 Pathe(= EMI)録音。「サムソンとデリラ」の古典的名盤です。ジョゼ・ルッショーニ(1903 -1978)はコルシカ出身のテノールで、1930,40 年代にフランスを中心に大活躍。「カルメン」のジョゼはオペラコミーク劇場で 500 回も歌ったといわれます。この「サムソン」は彼の代表的録音。エレヌ・ブ ヴ ィエ(1905 - 1978)は、1930年代から1960年代まで長く活躍したフランスのメッゾソプラノ。フランスとアルゼンチンで活躍しました。ポール・カバネル(1891 - 1958)はこの時代のフランスを代表するバスバリトンで、デゾルミエールが指揮したドビュッシー「ペレアスとメリザンド」でアルケルを歌っています。ルイ・フレスティエ(1892 -1976))は、オペラコミーク、オペラ座、メトロポリタン歌劇場で活躍した優れた指揮者でしたが、戦後は早々にパリ音楽院の教授に収まって第一線から退いてしまったため、国際的な知名度が広がりませんでした。この録音ではフーレスティの実力がしっかり捉えられています。
PRCD 20059
(2CD)
¥3200
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」 フランチェスコ・メルリ(T マンリーコ)
ビアンカ・スカッチャーティ(S レオノーラ)
エンリコ・モリナーリ(Br ルーナ伯爵)
ジュゼッピーナ・ジネッティ(Ms アズチェーナ)
コッラード・ザンベッリ(Bs フェランド)
イーダ・マンナリーニ(Ms イネス)
エミーリオ・ヴェントゥリーニ(T ルイス)
ほか ロレンツォ・モラヨーリ(指)
ミラノ・スカラ座管弦 楽団,合唱団
録音:1930 年 11 月

これはなんと言っても名ドラマティック・テノール、フランチェスコ・メルリ(1887 - 1976)のマンリーコを楽しむ録音でしょう。メルリは1920 ,30 年代を代表するドラマティックテノールで、スカラ座を中心にオテッロ、カニオ、そしてカラフなどで人気を博しました。この「トロヴァトーレ」はメリル全盛期の代表的録音。輝かしく朗々と響き渡る力強い声に酔えます。
PRCD 20060
¥1600
レオンカヴァッロ:「道化師」 フランチェスコ・メルリ(T カニオ)
ロゼッタ・パンパニーニ(S ネッダ)
カルロ・ガレッフィ(Br トニオ)
ジーノ・ヴァネッリ(Br シルヴィオ)
ジュゼッペ・ネッシ(T ペッペ)
ロレンツォ・モラヨーリ(指)
ミラノ・スカラ座管弦 楽団,合唱団
録音:1930 年 3,4 月

COLUMBIA(= EMI)録音。PRCD 20007(廃盤)で出ていたものと同一内容。この録音は、当時のスカラ座のスター歌手、フランチェスコ・メルリ、ロゼッタ・パンパニーニ(1896 -1973)、カルロ・ガレッフィ(1882 -1961)という三人が集められたことに価値があります。ことにパンパニーニは、トスカニーニのお気に入りのソプラノと知られ、初演以来 21 年ぶりとなるスカラ座での「蝶々夫人」をトスカニーニの指揮で歌って大成功を収めた名ソプラノ。

SMC

SMCCD 0034
¥2000→¥1890
リヒテル&ザンデルリング
 ラフマニノフ(1873-1943):前奏曲(*)
  嬰ヘ短調 Op.23 No.1/イ長調 Op.32 No.9/ロ短調 Op.32 No.10
  嬰ト短調 Op.32 No.12/変イ長調 Op.23 No.8/ヘ長調 Op.32 No.7
  ハ長調 Op.32 No.1/変ロ短調 Op.32 No.2/変ロ長調 Op.23 No.2
  ニ長調 Op.23 No.4/ト短調 Op.23 No.5/ハ短調 Op.23 No.7
 ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調 Op.1(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
モスクワ放送交響楽団(+)
クルト・ザンデルリング(指揮(+))
録音:1954年12月4日(*)、1955年2月16日(+)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ、モノラル
SMCCD 0037
¥2000
リヒテル&オーマンディ
 プロコフィエフ(1891-1953):ピアノ協奏曲第5番ト長調 Op.55(*)
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲第5番ニ短調 Op.47(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(*))
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)
録音:1958年5月29日(*)、30日(+)、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ、モノラル
SMCCD 0115
¥2000
ゴリデンヴェイゼル(1875-1961) 生誕135年記念
 ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ集
  第14番嬰ハ短調「月光」Op.27 No.2/第6番ヘ長調 Op.10 No.2
  第27番ホ短調 Op.90/第21番ハ長調 Op.53
アレクサンドル・ゴリデンヴェイゼル(ピアノ)
録音:1940年代終盤−1950年代初頭、モスクワ音楽院、ライヴ、モノラル

TACET

181
(2CD)
\5000
エドヴィン・フィッシャーの演奏(ピアノ・ロールでの再現)
1923(1909?)の演奏を再現したもの
 ①バッハ:平均律クラヴィア曲集第1集からBWV.849,867,850
 ②ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」 ハ短調 op.13
 ③ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 op.10-3
 ④ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
 ⑤モーツァルト:幻想曲 ハ短調 KV.396
 ⑥モーツァルト:ピアノ協奏曲 第22番 KV.482 から 他
エドヴィン・フィッシャー(ピアノ)
エドヴィン・フィッシャー Edwin Fischer (1886- 1960):ドイツ正統派のピアニストとして、ライプツィヒ派とよばれる偉大な伝統を誇る表現方法に近代の知性と構成力を加え、表現芸術としてのピアノ演奏において、ひとつの時代を築いた大家です。このアルバムに記録された演奏年代は不確かですが、いずれにしても自ら学び、その教授に就いたベルリンのシュテルン音楽院の時代から(1909-1914まで)からベルリンを離れロンドン、リューベックやミュンヘンでピアノのみならず指揮者としても多くの演奏活動をしていたフィッシャー若き日の演奏記録です。

TAHRA

TAH 714
(2CD)
¥5000→¥4590
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第 2 番変ロ長調
(2)チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
(3)マーラー:交響曲第 1 番ニ長調「巨人」
パウル・ファン・ケンペン(指)
(1)ヴィルヘルム・ケンプ(Pf)
フランス国立管
(2)アムステルダム・コンセルトヘボウ管
(3)トリノRAI管
出たっ!!ケンペン、新発見のなんとマーラー「巨人」!
(1)1955 年 9月1日、ブザンソンフェスティヴァル (2)1951年7月17-18日、(3)1955年5月20日
パウル・ファン・ケンペン (1893-1955) はコンセルトヘボウやベルリンフィルとのベートーヴェン、チャイコフスキーの交響曲、ケンプのバックのベートーヴェンのピアノ協奏曲等で力強く男性的で豪快な演奏を聴かせてくれていました。ケンペンのマーラーは実に珍しいもので 1949年の第 4 番が当社発売予定の、巨大なディスコグラフィー (DHR.7300) で聴けるだけですが、晩年はヒルヴェルスムで最初の 5 曲と「大地の歌」を演奏し、客演のプログラムには「巨人」と4番をしばしば取り上げています。ブラームスやチャイコフスキーのフランス国立管、コンセルトヘボウ管といった一流オケとはさすがに同一に語るのは難しい、トリノ RAI 管ではありますがケンペンはメンゲルベルクの元でコンセルトヘホウでヴァイオリンを弾いていた経歴もあり、トリノのメンバーにコンセルトヘボウのマーラー演奏の伝統を叩き込んだようです。マーラー・イヤーに聴き逃せない演奏の登場です。
TAH 694
(3CD)
¥5300→¥4790
シュミット=イッセルシュテット キャピトル録音集
 (1)モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク KV525
 (2)ハイドン:交響曲第 94 番「驚愕」
 (3)シューベルト:交響曲第5番D485
 (4)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第 3 番 OP.37
 (5)ブラームス:交響曲第 2 番 Op.73
 (6)シューベルト:ロザムンデより間奏曲第 1&2 番、バレエ音楽第 1&2 番
 (7)ワーグナー:「ニーベルングの指環」より
  「ラインの黄金」~ワルハラへの神々の入場
  「ワルキューレ」~ワルキューレの騎行、魔の炎の音楽
  「ジークフリート」~森のささやき
  「神々の黄昏」~ジークフリートのラインの旅、ジークフリートの葬送行進曲
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
北ドイツ放送響
(4)ヴェンチスラウ・ヤンコフ(Pf)
シュミット=イッセルシュテット キャピトル録音集。アナログマニアが血眼になって探し回っていたLPのCD化!!

録音:(4)(5)1955年4月13〜20日 (1)(2)(3)(6)(7)1955年12月7〜15日。ADD

シュミット=イッセルシュテットの Capitol(ヨーロッパでは Odeon)録音。
モーツァルトに心酔していた(彼の博士号論文は「モーツァルトが同時代に与えた諸影響」)S=I の「アイネ・クライネ」は何も足さず何も引かぬ、古典美の極致と言うべきものでハンブルクの弦の美しさも相まって哀しくなるほどの充実感を与えてくれます。ハイドン、シューベルトの古典的な交響曲でも常に音楽的で貴族的な香りを湛えております。若手のピアニストと共演することを好んだベートーヴェンは、ここではブルガリアのヤンコフとスケールの大きな名演を成し遂げ、特別な親しみを覚えていたブラームスでは、ブラームスの街のオーケストラと、このセットでの白眉ともいうべき演奏を繰り広げます。ワーグナーではエーリヒ・レーンとアルトゥール・トレースターに率いられた弦楽セクションと特に木管(ゲアハルト・オットーのフルート、とりわけルドルフ・イルミッシュのクラリネット!)の美しさが際立っております。残念なことにフンパーディンクの編曲を使用したため「ライン下り」で 2 分程度のカットがありますが、50 年代のドイツの音楽家たちのムジツィーレンはいかにも豊かで深い味わいに満ちておりまする。

URANIA

URANIA-WIDESCREEN COLLECTION

WS121.100
(2CD)
\1600
LEONARD BERNSTEIN
 ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」 1958
 リムスキー=コルサコフ:シェエラザード 1959
 ストラヴィンスキー:春の祭典 1958
 プロコフィエフ:ピーターと狼 1960 
レナード・バーンスタイン指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
WS121.101
(2CD)
\1600
SVIATOSLAV RICHTER
シューマン:
 ピアノ協奏曲
 (ヴィトルド・ロヴィツキ指揮 ワルシャワ国立フィル  1958)
 森の情景 op.82 (1956) 幻想小曲集 op.12 (1956)
 行進曲第2番 ト短調 op.76 (1956) トッカータ op.7 (1959)
 ノヴェレッテ第1番 ヘ長調 op.21 (1959)
 序奏とアレグロ・アパッショナート op.92
  (スタニスラフ・ヴィスロツキ指揮 ワルシャワ国立フィル 1959)
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
WS121.102
(2CD)
\1600
THE COMPOSERS CONDUCT/自作自演集
 ラヴェル:ボレロ(1930)、ピアノ協奏曲(1932)
  コンセール・ラムルー管弦楽団 マルグリット・ロン(P)
 ルーセル:バレエ「くもの饗宴」 管弦楽団 1929
 ルーセル:5つの歌曲
  クレール・クロワザ(M.S) アルベール・ルーセル(P) 1928-1929
 シュミット:バレエ「サロメの悲劇」
  ワルター・ストララム・コンセール管弦楽団 1930
 エルガー:子供の魔法の杖(第1組曲、第2組曲)
  ロンドン交響楽団  1928

VENEZIA

CDVE04391
\1500
メルジャーノフ、ベルマン(ピアノ)スクリャービン:練習曲
スクリャービン:
 ①12の練習曲 op.8
  ヴィクトル・メルジャーノフ(ピアノ) 
  1969年スタジオ録音
 ②8つの練習曲 op.42
  ラザール・ベルマン(ピアノ)
   1961年スタジオ録音
 ③ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 op.6
  ラザール・ベルマン(ピアノ)
   1977年スタジオ録音
CDVE04392
\1500
プロコフィエフ:「ピーターと狼」「3つのオレンジへの恋(抜粋)」
 プロコフィエフ:
 ①交響的物語「ピーターと狼」(ロシア語によるナレーション付き)
   1970年スタジオ録音
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立交響楽団
②歌劇「3つのオレンジへの恋」から抜粋(ロシア語によるナレーション付き)
   1970年スタジオ録音
ジェーマル・ダルガート指揮
全同盟放送大交響楽団、合唱団、
及びソリスト
ダルガートによる「3つのオレンジへの恋」はLP時代に全曲盤としてすぐれた名演でした。今回はナレーションを入れた抜粋盤との事です。収録された2曲ともに、ナレーションが入っています。お気をつけください。
CDVE04393
\1500
ギヤ・カンチェリ:「風は泣いている」、交響曲第1、7番
 ①ヴィオラ協奏曲 「風は泣いている」
 ②交響曲第1番
 ③交響曲第7番「エピローグ」  
スヴャトスラフ・ベロノゴフ(ヴィオラ)
フョードル・グルシチェンコ指揮
モスクワ国立交響楽団  
1992年スタジオ録音 ギヤ・カンチェリ は1935年グルジア生まれ。ECMレーベル等で作品は多く発売されています。冷たく、美しい「風は泣いている」を中心に、初期の交響曲第1番と1985年に書かれた交響曲第7番を収録。
CDVE04394
(2CD)
\1800
ロジェストヴェンスキー指揮ストラヴィンスキー作品集
 ストラヴィンスキー:
 CD. 1
  ①「兵士の物語」
   国立交響楽団アンサンブルからソリスト達
    1963年9月12日録音
  ②3楽章の交響曲
   全同盟放送交響楽団
   1962年2月24日録音
 CD. 2
  ③組曲「牧神と羊飼女」 op.2
   ネジェージダ・ユーレネワ(ソプラノ)
   全同盟放送大交響楽団
    1970年10月29日録音
  ④バレエ音楽「妖精の口づけ」
    ソビエトRTV大交響楽団
   1966年4月1日録音
    (スタジオ録音)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
若きロジェストヴェンスキーがソビエト時代にスタジオに残したストラヴィンスキーの名演奏集4曲です。

VISTA VERA

VVCD 00218
¥2000
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.18
 ボロディン(1833-1887):小組曲
 リャードフ(1855-1914):
  前奏曲変ロ長調 Op.46 No.1/
  同ホ短調 Op.39 No.2/同ト長調 Op.36 No.3
 ラフマニノフ(1873-1943):
  前奏曲ニ長調 Op.23 No.4/同ト長調 Op.32 No.5
  絵画的練習曲ロ短調 Op.39 No.4
 スクリャービン(1872-1915):
  練習曲嬰ヘ短調 Op.42 No.2/
  同嬰ヘ長調 Op.42 No.3/ソナタ嬰ヘ長調 Op.30
 プロコフィエフ(1891-1953):束の間の幻影 Op.22 から
  Nos.1-3, 7, 11
 カバレフスキー(1904-1987):ソナティナ ハ長調 Op.13 No.1
 メンデルスゾーン(1809-1847):練習曲イ短調
 ドビュッシー(1862-1918):風変わりなラヴィーヌ将軍
 ショパン(1810-1849):練習曲変ト長調
 スクリャービン:
  詩曲嬰ヘ長調 Op.32 No.1/前奏曲変ト長調 Op.32 No.1
  同変ホ短調 Op.11 No.13/同変イ長調 Op.11 No.14
  同変ホ短調 Op.39 No.4/練習曲変ニ長調 Op.31 No.3
 ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32 No.12

ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)

録音:1954年6月11日、モスクワ音楽院マリー・ホール、リサイタル、ライヴ
VVCD 00219
¥2000→¥1890
ニコライ・ゴロワーノフの北欧レパートリー
 グリーグ(1843-1907):
  抒情組曲 Op.54(A. Zeidel管弦楽編曲)
  「ペール・ギュント」組曲第1番 Op.46/同第2番 Op.55
  4つのノルウェー舞曲 Op.35
 スヴェンセン(1840-1911):ノルウェー民謡の旋律 ホ長調
 シベリウス(1865-1957):悲しいワルツ ト短調

モスクワ放送交響楽団(++以外)
KR交響楽団(++)
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮)

録音:1950年5月16日(*)/1952年6月4日(+)/1953年2月20日(#)/1949年(**)/1949年11月24日(++)
VVCD 00217
¥1700
ブラームス(1833-1897):ドイツ・レクイエム Op.45 N・スホヴィツィナ(ソプラノ)
L・ペトロフ(バリトン)
ロシア共和国合唱団
アレクサンドル・ユルロフ(合唱指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
カルル・エリアスベルク(指揮)
カルル・エリアスベルク(1907-1978)はミンスク(現ベラルーシ共和国首都)に生まれたソヴィエトの指揮者。レニングラード放送交響楽団首席指揮者、ソヴィエト国立交響楽団次席指揮者を務めました。ブラームスは彼のお気に入りの作曲家で、当レーベルから発売された「交響曲第3番」と「二重協奏曲」のCD(VVCD 00138)は好評を博しました。当盤では名合唱指揮者アレクサンドル・ユルロフ率いる名門ロシア共和国合唱団との共演。原語のドイツ語で歌われています。

WALHALL

WLCD0319
(2CD)
\2000
ヴェルディ:歌劇「オテロ」(ドイツ語) ハンス・ノッカー(オテロ) 
エルンスト・グートシュタイン(イアーゴ) 
アニー・シュレム(デズデモーナ) 
他ヴァーツラフ・ノイマン指揮 
ベルリン・コミッシェ・オパー管弦楽団、合唱団
1959年10月11日 ベルリンでのライヴ録音 放送用音源です。冒頭にドイツ語によるナレーションが入ります。とても良い音質です。早めのテンポでグイグイ押していく気合の入った熱演です。
WLCD0322
(2CD)
\2000
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
 1959年2月28日 メトロポリタンでのライヴ録音
ジャン・ピアース(リッカルド)
ロバート・メリル(レナート)
アントニエッタ・ステッラ(アメリア)
ジーン・マデイラ(ウルリカ)
ローレル・ハーリー(オスカル)
トーマス・シッパーズ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団

WEITBLICK

SSS0113-2
¥2300→¥2090
(1)メンデルスゾーン:「フィンガルの洞窟」序曲
(2)芥川也寸志:
 弦楽のための3楽章(トリプティク)より第1楽章、第2楽章
(3)ベートーヴェン:交響曲第4番
朝比奈隆(指揮)
スウェーデン放送交響楽団
朝比奈隆ヨーロッパ・ライヴ第3弾ヨーロッパでの活動最初期のスウェーデン・コンサート!

(録音:1956年12月1日ライヴ,モノラル)

巨匠朝比奈は1953年にヘルシンキ・フィルへ初客演して以降、ヨーロッパでの指揮活動を活発化させていきます。1956年6月にはベルリン・フィルに初登場、その年の12月にスウェーデン放送交響楽団に出演したライヴがここに登場します。曲目もベルリン・フィル・デビューで取り上げた十八番のベートーヴェンの第4番です。当コンサートは、日本とスウェーデンの指揮者交換という試みで、仲介役はあのクルト・ヴェス。スウェーデンからは、ステン・フリクベリが来日、朝比奈はスウェーデン放送響、エーテボリ響に客演しました。
「フィンガルの洞窟」からしてエキサイティングな演奏で、当時の朝比奈の情熱の迸りには圧倒されます。そして後年はほとんど指揮しなかった芥川作品(クルト・ヴェスが委嘱・初演)もスウェーデンに紹介、極めて遅いテンポによるユニークな演奏です。そしてベートーヴェン、これは朝比奈がフルトヴェングラーの影響下にあったことの証明とも言える演奏です。ただし、朝比奈は既に晩年に見せたインテンポを基調とした悠然としたベートーヴェンを確立していることも事実です。重厚な低弦は朝比奈ならではで、朝比奈はこの頃から十分に大指揮者の資質があったのではないでしょうか?
このコンサートは長らく1956年11月27日の演奏とされてきましたが、新たな調査の結果当時の出演料支払い明細までもが見つかり、12月1日と判明しました。
注目の音質ですが、保存状態が極めて良好で、当時のレコード用スタジオ録音と比較しても遜色のないもので十分に観賞用として楽しめます。
※英語、日本語、独語によるライナーノート付(ヘンリー・フォーゲル,元シカゴ響総裁)。

WEST HILL RADIO ARCHIVES

WHRA-6034
(11CD,7枚価格)
¥15400→¥13990
「ピエール・モントゥー&ボストン交響楽団
 1958-1959年シーズンのコンサートから」
  CD1)
   (1)ベートーヴェン(ワインガルトナー編):大フーガ/
   (2)ドビュッシー:聖セバスティアンの殉教/
   R.シュトラウス:(3)死と変容,(4)ドン・ファン
  CD2)
   ブラームス:
    (1)ヴァイオリン協奏曲/(2)大学祝典序曲/
    (3)ラヴェル:ラ・ヴァルス/(4)ワーグナー:イゾルデの愛の死
  CD3)
   (1)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番/
   (2)ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ
  CD4)
   グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲/
   チャイコフスキー:交響曲第4番/ ミヨー:エウメニデス/
   ドビュッシー:夜想曲
  CD5)
   「ワーグナー・コンサート」 パルジファルより前奏曲/
   「私は子供を見た」/ ローエングリンより前奏曲/エルザの夢/
   リエンツィ序曲/ さまよえるオランダ人より序曲/
   ゼンダのバラード/ ジークフリートより森のささやき/
   タンホイザーより「厳かなこの広間よ」/ワルキューレの騎行
  CD6)
   ベートーヴェン:
    (1)プロメテウスの創造物/ (2)ヴァイオリン協奏曲/
    (3)レオノーレ序曲第3番
  CD7)
   (1)ブラームス:悲劇的序曲/(2)ヒンデミット:気高き幻想/
   (3)R.シュトラウス:ドン・キホーテ/
   (4)R=コルサコフ:金鶏より序奏と行進曲
  CD8)
   (1)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/
   (2)ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲/
   (3)チャイコフスキー:交響曲第5番
  CD9)
   (1)バッハ/レスピーギ編:パッサカリアとフーガ ハ短調/
   (2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲/
   (3)ブラームス/トンプソン編:コラール前奏曲Op.122
  CD10)
   メンデルスゾーン:
    (1)交響曲第4番、(2)ピアノ協奏曲第1番
    (3)シューマン:マンフレッド序曲/
    (4)シューマン:序奏とアレグロ・アパッショナート
  CD11)
   ベートーヴェン:フィデリオ序曲、交響曲第6番、第5番
ピエール・モントゥー(指揮)
ボストン交響楽団
ピエール・モントゥー&ボストン響1958-59録音集成

CD1)録音:(1)-(3)1958年1月10日、(4)1959年7月24日
CD2)(1)レオニード・コーガン(Vn)、録音:(1)1958年1月10日、(2)1958年7月20日、(3)1958年7月25日、(4)1959年8月1日
CD3)(1)レオン・フライシャー(P)、録音:1958年7月20日
CD4)録音:1958年7月25日
CD5)M.ハーショウ(S)、録音:1958年8月3日
CD6)(2)B.セノフスキ(Vn)、録音:1958年8月9日
CD7)(3)S.メイエ(Vc)&J.D.パスクァーレ(Va)、録音:(1)-(3)1959年1月23日、(4)1959年7月19日
CD8)(2)N.H.シュヴァイツァー(P)、録音:1959年7月19日
CD9)(2)アイザック・スターン(Vn)、録音:1959年7月24日
CD10)(1)(4)ルドルフ・ゼルキン(P)、録音:1959年8月1日
CD11)録音:1959年8月8日

全てボストン・シンフォニー・ホールおよびタングルウッドにおけるライヴ。アイザック・スターン、ルドルフ・ゼルキン、フライシャー、コーガンらソリストも豪華。奥行きのある良質なモノラル。
WHRA-6033
(4CD,3枚価格)
¥6600→¥5990
「ジョン・バルビローリ・イン・ニューヨーク
 〜1959年カーネギー・ホール・コンサート」
  (1)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
  (2)エルガー:ジェロンディアスの夢
  (3)エルガー:序奏とアレグロ〜弦楽四重奏と弦楽のための
  (4)ハイドン:交響曲第88番ト長調
  (5)マーラー:交響曲第1番
  (6)バルビローリ編:
   エリザベス組曲(フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブックより)
  (7)ホルスト:組曲「惑星」より(火星、金星、水星、天王星、木星)
  (8)ヴォーン=ウィリアムズ:交響曲第8番
サー・ジョン・バルビローリ
指揮ニューヨーク・フィル
(1)B.セノフスキ(Vn)
(2)R.ルイス(T)、
 M.フォレスター(A)、
 M.メレディス(Br)、
 ウェストミンスター合唱団
(3)J.コリリアーノ(Vn)、
 L.リブ(Vn)、W.リンサー(Va)、
 L.ヴァルガ(Vc)
ニューヨークに帰ってきたバルビローリのライヴ

録音:(1)1959.1/18、(2)1959.1/25、(3)1959.1/3、(4)-(6)1959.1/10、(7)1959.1/18、(8)1959.1/3 カーネギー・ホールでのライヴ

1936-41年常任を務めていたニューヨーク・フィルをバルビローリが振った、1959年1月にカーネギー・ホールで行われたライヴ。得意のマーラーやイギリス物がずらりと並んでいる。ちなみにエルガー作品に登場するヴァイオリンのジョン・コリリアーノは作曲家ジョン・コリリアーノの父。



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