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第54号マイナー・レーベル新録音新譜(2)



LSO LIVE

LSO 0693
(SACD HYBRID)
¥2400→¥1690
ラヴェル:
 (1)バレエ「ダフニスとクロエ」( 全曲 ) *
 (2)ボレロ
 (3)亡き王女のためのパヴァーヌ
ロンドン交響楽団
ロンドン交響合唱団*
ワレリー・ゲルギエフ(指)
ダフクロ ! 亡き王女 !! そしてボレロ !!!すべて注目のゲルギエフ初レパートリー手兵ロンドン響との来日記念盤はラヴェル

(1)録音:2009 年 9 月 20 & 24 日ロンドン、バービカンホール ( ライヴ )、(2)録音:2009 年 12 月 13 & 18 日ロンドン、バービカンホール ( ライヴ )、(3)録音:2009 年 12 月 13 & 18 日ロンドン、バービカンホール ( ライヴ )
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン / エンジニア:ニール・ハッチンソン & ジョナサン・ストークス。DSD5.1 マルチチャンネルステレオ、78’36”

SACD ハイブリッド盤。まさにエネルギッシュという形容がぴったりのカリスマ指揮者ゲルギエフ。2010 年 11 月末から 12 月にかけて、手兵 LSOとともに 2009 年に続き当コンビ 2 度目の来日公演を控えるタイミングでリリースされる最新アルバムは、オール・ラヴェル・プログラム。すべてゲルギエフにとって初のレパートリーとなる注目の内容です。
「ダフニスとクロエ」は、ドビュッシーやストラヴィンスキーなどと同様に、さながら一流作曲家の証明ともいうべき “ディアギレフの委嘱” により、ラヴェルが完成までに 3 年の歳月を費やして書き上げたバレエ音楽。ゲルギエフは 1988 年にマリインスキー劇場のオペラ部門の芸術監督、1996 年にはマリインスキー劇場の芸術総監督に就任して、ここに至るまで、つねに劇場作品をコンサート・レパートリーの中心に据えてきただけに、LSO と本作を取り上げたのは自然な流れといえますが、すでにプロコフィエフやストラヴィンスキー作品などにおいて聞かれるように、スケールとディテール、どちらの表現にも完璧に対応できるすぐれた手腕を示していることからも、出来ばえにはおおいに期待がかかるところです。
一方の LSO も、過去にモントゥー、プレヴィン、アバドといった、その時代の首席指揮者らと、また、ほかにケント・ナガノとも、ここに収録されたプログラムを含むラヴェルの主要なレコーディングを行っていることを踏まえると、ゲルギエフがこのたびのレコーディングに LSO を起用したのは必然なのかもしれません。
さらに、「ダフニスとクロエ」のほか、カップリングの人気曲 2 作品も見逃せないもので、どちらかといえばパワーで押し切る印象を与えがちなゲルギエフが、繊細でしっとりとした表現にもあらためて非凡なセンスをみせる「亡き王女」。さらに極めつきは、いままでありそうでなかったゲルギエフの「ボレロ」。腕っ扱き揃いの LSO のなかにあって、ここでは終始やはりニール・パーシーのスネアドラムが光ります。やがて、狂乱の絶頂で開放されるゲルギエフのエネルギーのものすごいこと。この瞬間こそが、絶大なる人気ぶりの秘密といえるでしょう。
ゲルギエフが LSO を率いて新境地を開くラヴェルの作品集。すでに次回作にはドビュッシーの「交響詩《海》」「バレエ《遊戯》」「牧神の午後への前奏曲」が予定されており、今後の動向には片時も目が離せそうもありません。

MIRARE

MIR 115
¥2600
アーベントムジーク「夕べの音楽」
 シューマン:色とりどりの小品 Op.99
 クララ・シューマン:ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.20
 ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 Op.9
クレール・デゼール (P)
フランスの人気ピアニスト、クレール・デゼールかクララとシューマン、ブラームスの間に生まれた稀有な音楽を憂いと情熱に満ちた演奏で聴かせる!

録音:2009 年 11 月 La Ferme de Villefavard( 仏リムザン地方 )/65mm

同時代に生きた 3 人の音楽家シューマン、クララそしてブラームス。親密で稀有な関係の中から生まれた音楽をクレール・デゼールが繊細かつ大胆なピアニズムで聴かせてくれます。
シューマンの「色とりどりの小品」は、シューマン独特の魅力に溢れた小さな曲集。1 曲 1 曲に緻密に表情をつけた、聴き手を包み込む幻想的な演奏です。
そしてブラームスの「シューマンの主題による変奏曲」は、シューマンの「色とりどりの小品」のなかの< 5 つの音楽帳~第 1 曲>を主題に用いています。
自由な性格をもつ変奏曲で、ときおり出てくる美しいメロディーにハッとさせられます。
ピアニスト、作曲家として独創的な才能をみせたクララ。この「ロベルト・シューマンの主題による変奏曲」は夫ロベルトの誕生日のために作曲されたもの。
美しさの中にも悲哀を感じる主題と多彩な 7 つの変奏による作品。この作品はブラームスの要請により、同じくロベルトの主題を使ったブラームスの変奏曲と同時に 1854 年に出版されています。
複雑に絡まる 3 人の心情が表れた作品をクレール・デゼールの見事な表現で 1 枚のアルバムに仕上げています。

MN RECORDS

MNRCD 118
特別価格¥2100
マイケル・ナイマン:ヴェルトフ・サウンズ
 映画「世界の六分の一」のための音楽(5曲)
 映画「11 年」のための音楽(5曲)
マイケル・ナイマン(指)
マイケル・ナイマン・バント
ナイマンとジガ・ヴェルトフ、70 年を超えたコラボ第 2 弾

DDD、76’30”

「カメラを持った男」についで、旧ソ連の監督ジガ・ヴェルトフのサイレント映画にマイケル・ナイマンが新たに作曲したサウンドトラックの作曲者編集盤。
「世界の六分の一」は 1926 年作のニュース映画。ソ連は世界の陸地の6分の1を占めるという大国意識丸出しの国策映画で、スターリン御大も出演。「11年」は 1928 作。革命から 11 年を経たウクライナに於ける社会主義建設を描くドキュメンタリー。これだけ聞くと、いかにも観たくない宣伝映画のようですが、ヴェルトフの才能恐るべし。ロシア・アヴァンギャルドの影響明瞭で、70 年以上前のものとは思えぬ新鮮さ。通常ならばアレグロで明朗な社会主義リアリズムの音楽が付くはずですが、ナイマンの新曲はオシャレでポップ、一見ミスマッチのようながら、むしろ映像の先進性を際立たせさすが。音楽単独でもナイマンならではの不思議な魅力に満ちあふれています。
MNRCD 204
(CD+DVD)
特別価格¥4000
マイケル・ナイマン:シネ・オペラ
 (1)レーベルのポートレート (CD)
  [ ひかりのまち/マン・アンド・ボーイ:ダダ/リバティーン/
  英国式庭園殺人事 件/プロスペローの本/ピアノ・レッスン/
  ツェランによる歌曲/アクツ・オブ・ビューティ/魔王/
  ラヴ・カウ ンツ/エロティックな歌/MGV/グレア/
  地球最寒の地 ] *いずれも抜粋
 (2)間違っているはずのない 5 万枚の写真 (DVD)
  [ バルセロナ・グラフィティ/本屋/尋ね人/脂肪ビーチ/
  アスファ ルト上の生命/プールの少女/反射/灰色男/酒場の娘 ]
 (3)シネ・オペラ(50 ページ美麗写真集)
(1)マイケル・ナイマン・バンドほか
ナイマン・ワールドへの入門にも最適。音楽・映像・写真のコラボ

DDD、69’53” (CD)、22’10” (DVD)、NTSC 4.3、リージョン0

いまやカリスマ的な存在となったマイケル・ナイマン。彼の芸術を巧くまとめたアルバムで、入門用にも最適。3つの部分から成り、CD では彼の映画音楽と純音楽から聴きどころを 16 曲厳選。さらにすごいのはナイマンによる芸術写真集。DVD ではカメラロール的に多量の写真が次々現れます。
BGM として流れ続けるナイマンの音楽が都会的で超オシャレな雰囲気を醸し出します。また美麗装丁によるミニ写真集も豪華の極み。音楽、映像、写真が有機的に結びついているのも興味津々。ナイマンの世界にはまること間違いなしのセットアルバムです。

NAIVE

V 5175
¥2500
ザック・ミスキン:お客様の安全のために
 ワズント・ザット・ラッキー/
 バット・アイ・グレイブド・ア・ブランチ/
 クロスチェック/イディオッツ/
 オー ヴァー・アナド・アウト/シャディ・ガリー/
 イン・ジ・オーシャン/シートベルト・アッセンブリ/
 ロング・ウィ ンター/アイ・フィール・オフ・ア・クリフ
ザック・ミスキン (Vc)
ニック・ツァムート (Vo、Guit)
トッド・レイノルズ (Vn)
パウル・デ・ヨング (Vc)
ブライス・デスナー (e-guit) ほか
チェロがロックに挑戦。新時代のチェリスト、ミスキン登場

DDD、47’00”

一見全くクラシック音楽ではないアルバム。ザック・ミスキンはニューヨーク生まれでパリ在住のチェリスト。もともとはアラン・ムニエ門下の正統派のはずながら、チェロをクラシックの箱から解き放ちたいと、ポップスらロックのミュージシャンとコラボした革命的アルバムをリリース。ユニット TheBooks のメンバーらのエレキギターやドラムス、ヴォーカルとチェロが不思議な融合を見せています。
V 5239
¥2500
ラフマニノフ:
 『聖ヨハネ・クリソストムスの典礼 op.31(抜粋)』~
  〔洗礼志願者の典礼より〕
   「主よ、わたしの祈りを聞いてください。 (詩篇 102)」
   「王国では(幸福に関する章句)」/
  〔信仰者の典礼より〕
   「ケルビム讃歌」「われらは汝を讃美する(聖餐のカノン)」
   「母なる神への讃歌」「われらの父」
   「天より主を称賛せよ(聖体拝領讃歌)」
 『晩祷 op.37 ( 抜粋 )』~
  「主を讃美せよ、おおわが魂よ(詩篇 103)」、
  「幸いなるかな(詩篇1)」、「おお喜びの火よ」、
  「シ メオンの歌」、「母なる神への讃歌」、「小栄光頌」、
  「大栄光頌」、「汝は墓からよみがえり」、「天なる女王よ」
ロランス・エキルベイ(指揮)
アクサントゥス &エリク・エリクソン室内合唱団
ジョアンナ・ドブラコフスカ (A)
ロマン・シャンピオン(T)
ヴラディミール・ミレー(B)
エヴァ・エリクソン=ベルグルント(S)
世界中を虜にする人気合唱団体アクサントゥス最新盤はラフマニノフの大作、聖ヨハネ・クリソストムスの典礼&晩祷、真摯な信仰の表明、壮麗にして厳粛な響き

録音:2010 年 5 月

無伴奏 4 声合唱のためにラフマニノフが作曲した 2 つの宗教的大作を、世界中を虜にする合唱団アクサントゥスが録音しました。今年 2010 年は、1910年にラフマニノフの「聖ヨハネ・クリソストムスの典礼」が初演されてからちょうど百年目にあたります。ラフマニノフは当初この作品を実際の典礼の際に演奏するための音楽として作曲しました。しかし、スラヴに古くから伝わる旋法とラフマニノフの豊かな書法の融合である壮大なこの作品は、実際の典礼で演奏するにはあまりに壮大で、感動的すぎるために、典礼音楽としてではなく、壮大な合唱曲として残されています。アクサントゥスは、名門団体エリク・エリクソン室内合唱団の助演を得て、総勢 65 名という大規模な陣営で、この作品のもつ美しさ、真摯な信仰の表明、壮麗にして厳粛な響きを、現代を生きる私たちの心に温かく響かせます。
OP 30504
¥2500
ヴィヴァルディ:テノールのためのアリア集
 「ティート・マンリオ」 「アルジルダ」 「勝利した貞節」
 「ティグラーネ」 「ダリオの戴冠」 「試練の中の真実」
 「テンペのドリッラ」 「ファルナーチェ」 「バヤゼット」
  からのアリア(全 18 曲) 協奏曲 RV110
トピ・レーティプー (T)
ディエゴ・ファソリス(指)
イ・バロッキスティ
フィンランドの若き名テノール、レーティプーの歌うヴィヴァルディ!

録音:2010 年 4、5 月,ルガーノ

トピ・レーティプーは、オーストラリア生まれのフィンランド人テノール。モーツァルト・テノールとして高い評価を得ていて、グラインドボーン音楽祭やザルツブルク音楽祭で歌った「コジ・ファン・トゥッテ」のフェランドは大きな話題となりました。柔らかい声と端正な歌い口が持ち味のレーティプーは、バロック音楽でもたいへんに活躍しており、naive のヴィヴァルディ・エディションでは既に「忠実なニンファ」に起用されています。今回は CD1 枚たっぷりとレーティプーのヴィヴァルディが楽しめます。
伴奏は、スイスが誇るバロック団体、ディエゴ・ファソリスが率いるイ・バロッキスティ。スイスでも最もイタリア寄りのルガーノということで、知性的な堅実さとノリの良さを兼ね備えた素晴らしいヴィヴァルディを聞かせてくれます。
V 5241
(2CD → 1CD 価格)
¥2500
Love Songs
 [CD1]
  ジャック・メルドー:
   (1)it may not always be so
   (2)We Met at the End of the Party
   (3)Child, Child (4)Twilight (5)Because
   (6)Dreams (7) Did You Never Know?
 [CD2]
  (1)レオ・フェレ:時の流れに
  (2)バルバラ:ピエール
  (3)ジョン・ミッチェル:マーシー
  (4)リチャード・ロジャーズ:
   Something Good (何かよいこと) ~「サウンド・オブ・ミュージック」
  (5)ミシェル・ルグラン:マクサンスの歌(ロシュフォールの恋人たちより)
  (6)ジャック・ブレル:懐かしい恋人の歌
  (7)ウォーキング・マイ・ベイビー・バック・ホーム
  (8)オ・アンヨーラ・エン・ブリッガ(桟橋に近づく)
  (9)バルバラ:いつ帰ってくるの
  (10)ミシェル・ルグラン:これからの人生(ハッピー・エンディングより)
  (11)ボブ・テルソン:コーリング・ユー(バグダッド・カフェより)
  (12)ジョン・レノン/ポール・マッカートニー:ブラックバード
  (13)バーンスタイン:いつかほかの時に(on the town)より
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター (Ms)
ブラッド・メルドー (Pf)
第1弾は、ジャズ・ピアノのスター、ブラッド・メルドーとのコラボ!ルグラン、ジャック・ブレル、バルバラ、ジョン・レノン・・フォン・オッターのくつろいだ雰囲気の歌声とメルドーの変幻自在のセンスの魅惑の融合 !!

録音:2010 年 4 月

世界的なメゾ・ソプラノ歌手アンネ・ゾフィー・フォン・オッターが、このたび naive レーベルとの専属契約を結びました。第 1 弾は、オッターが心から愛する曲ばかりが並んだ魅惑のアルバム「ラヴ・ソングス」。彼女のとてもくつろいだ歌声と、ひとつひとつの言葉とメロディを愛おしく味わいなから歌っているのがよくわかります。ピアノをつとめるブラッド・メルドーは、ジャズ・ピアニストして当代一の人気を誇り、ジャンヌの垣根を越えたコラボレーションなどで、常に話題の中心にいる存在。このアルバムでも、抜群のセンスが光る和音やメロディをちりばめた演奏を展開しています。[CD1] はメルドーの作による歌曲集で、オッターのくつろいだ雰囲気の歌声を彩っています。それぞれの曲がまったく違う表情をもっており、メルドーの才能を感じます。[CD2] は「ザ・フランス」的な、フランスの映画人気曲などが並びます。ロシュフォールのマクサンスの歌も映画のオリジナルとは雰囲気が大分違って、極めて素敵な大人の雰囲気。メルドーのピアノも絶妙なハーモニーで彩りを添えます。決してセンチメンタルにならず、詩や音楽に引きずられず、軽やかにさらりと、愛について歌います。大人のリラックスした雰囲気が大変魅力的な 2 枚となっています。
V 5238
¥2500→¥2290
(1)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.16
(2)ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
アンナ・ヴィニツカヤ (Pf)
ギルバート・ヴァルガ(指)
ベルリン・ドイツ響
これは凄い、絶対に聴いて欲しい久々の肉食系女子ピアノ。アルゲリッチ二世か!

録音:2010 年 4 月。DDD、55’00”

1983 年生まれ、2007 年のエリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門で優勝したアンナ・ヴィニツカヤ。待望の協奏曲録音の登場です。一見おとなしそうなロシア美人ですが、演奏は凄まじいのひとことに尽きます。プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番は至難な技巧が要求される大曲ですが、ヴィニツカヤは曖昧さのかけらもない大柄な演奏を繰り広げ、急速で強靭な第2楽章も物凄いエネルギーを放ちます。たっぷり歌わせる所や叙情性も申し分なく、切れ味最高のラヴェルともども、第2のアルゲリッチ登場かと期待させられます。
V 5201
¥2500
マリー=ニコル・ルミュウ/アリア集
 マスネ (1842-1912):私を拒まないでおくれ(エロディアのアリア)
  〜オペラ「エロディア」(1881 年)より(バス:フラ ンソワ・リ)
 ケルビーニ (1760-1842):ああ、私たちは共に悲しみを(ネリスのアリア)
  〜オペラ「メディア(メデ)」(1797 年)より(バ スーン:フィリップ・アノン)
 アレヴィ(1799-1862):鉄の王笏の下に—つつましい野の娘が(オデットのアリア)
  〜「シャルル 6 世」(1843 年)より
 ベルリオーズ:第 1 のジュリエットの葬送
  〜「ロメオとジュリエット」(1839 年)より
 アンドレ・ウォルムセ (1851-1926):
  アポロを賞賛せよ!—アガメムノンの影に(クリテムネストラのアリア)
   〜クリ テムネストラ(ティボー・ペリーヌによるオーケストラ版)
 トマ:君よ知るや南の国(ミニョンのアリア)〜「ミニョン」(1866 年 ) より
 マスネ:<手紙の歌>ウェルテル、ウェルテル・・・誰が言うことができたでしょう
  (シャルロッテのアリア〜「ヴェル テル」(1892 年)より
 ビゼー:恋は野の鳥〜「カルメン」(1875 年 ) より
 ベルリオーズ:私は死ぬだろう(ディドンのアリア)〜「トロイア人」(1863 年)より
 サン=サーンス:あなたの声にわたしの心も開く(ダリラのアリア)
  〜「サムソンとダリラ」(1877 年)より
マリー=ニコル・ルミュウ(コントラルト)
フランス国立管弦楽団
パリ少年少女合唱団
フャビアン・ギャベル(指揮)
ルミュウがコントラルトの抜群の歌唱でフランス・オペラアリアを魅せる!名曲アリアほか、珍しい作品も多数収録!

録音:2010 年 7 月

2000 年にエリザベート王妃国際音楽コンクールでカナダ人として初めて優勝し、一挙に世界の注目を集めたマリー=ニコル・ルミュウ。アルトというと、ともすると深く掘り下げすぎた声もありますが、ルミュウの声はやわらかさと甘さと深さが絶妙のバランスで共存しており、聴いていて実にリラックスできるもので す。このアルバ ムで はアルトのための名アリアのほか、アレヴ ィの「シャルル6世」など珍しい作品が収められているのも魅力。1875年にローマ大賞を受賞したウォルムセの作品の題名となっているクリテムネストラの名前は R. シュトラウスの「エレクトラ」でお馴染みですが、夫アガメムノンを殺して夫の影(亡霊)に苦しんでいる場面のアリアで、極めてドラマティック。ルミュウの歌唱力の高さを堪能できます。終曲のダリラの有名なアリアは、ダリラの妖艶さというよりも、女性としての優しさを感じさせる歌唱となっています。なお、ディスクの最後のトラックには、おまけの楽曲も収録されています。
V 5248
(4CD)
特別価格¥3000
[CD1]「アクサンチュス」〜トランスクリプション集(V 4947)
 バーバー:「アニュス・デイ」、
 マーラー:交響曲第 5 番第 4 楽章アダージェット、
 ショパン:練習曲変ホ短調 Op10-6 他、
 クラシックの名曲を原曲とした混声合唱編曲集
[CD2]「アクサントゥス」〜トランスクリプション集 2 (V 5048)
 ヴィヴァルディ:冬〜「四季」より、シューベルト:「死と乙女」より他、
 クラシックの名曲を原曲とした混声合唱編曲集
[CD3] フォーレ:レクイエム Op.48(1893 年版)、ラシーヌの賛歌 Op.11
[CD4] きよしこの夜〜アクサントゥス・クリスマス・アルバム
 (1)パッヘルベル:カノン (2)バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
 (3)バッハ:「歓呼の声を放て、喜び踊れ」クリスマ ス・オラトリオより
 (4)バッハ/グノー編:アヴェ・マリア (5)ブクステフーデ:アレルヤ
 (6)ヘンデル:ひとりのみ どりごがわれわれのために生れた〜「メサイア」より
 (7)ヘンデル:ハレルヤ〜「メサイア」より
 (8)サン=サーン ス:ベネディクトゥス〜「クリスマス・オラトリオ」より
 (9)フランク:パニス・アンジェリクス
 (10)モーツァルト: アレルヤ〜「エクスルターテ・ユビラーテ」より
 (11)ビゼー:ファラドール(組曲「アルルの女」より)
 (12) Minuit, chretiens〔オー・ホーリー・ナイト(さやかに星はきらめき)〕
 (1)3三人の天使(クリスマス)(14)きよしこの夜
ロランス・エキルベイ(指揮)
アクサントゥス
[CD1〜CD3]
 ロランス・エキルベイ(指)
 アクサントゥス,
  サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
 ステファン・デグー(バリトン)
 管弦楽:フランス国立管弦楽団のメンバー
日本未発売のクリスマス・アルバム「きよしこの夜」(CD4)も含むアクサントゥス・スペシャル・ボックス

クラシックの名曲を無伴奏混声合唱に編曲し、柔らかな響きの新しい世界を私たちに聴かせてくれるアクサントゥスの名盤がお買い得ボックス化。
CD4 のクリスマス・アルバムは日本未発売でしたが、お買い得ボックスで登場です。きよしこの夜、オー・ホーリー・ナイトなど、うれしい名曲揃いです。
V 5227
(3CD)
特別価格¥2500
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
 [CD1] ピアノ協奏曲第 1 番&第 5 番
 [CD2] ピアノ協奏曲第 4 番、五重奏曲 変ホ長調 Op.16
 [CD3] ピアノ協奏曲第 2 番&第 3 番
フランソワ=フレデリク・ギィ(ピアノ)
フィリップ・ジョルダン(指揮)
ラジオ・フランス管弦楽団
[CD2]
 〔エレーヌ・デュヴィユンヌ (Ob)
  ジェローム・ヴォアザン (ClI)
  アントワーヌ・ドレイファス (Hrn)
  ジャン=フランソワ・デュケスノワ (Fg)〕
渋さと華やかさが共存した名手、ギィのピアノ協奏曲もボックスに!

若手ながら、いぶし銀のような渋さ、そして華も共存する名手ギィのベートーヴェンの協奏曲もボックスに。フィリップ・ジョルダンの指揮の音楽の見通しのよさが、ギィのピアノを引き立てています。ラジオ・フランスの面々も好演。
OP 30512
(4CD)
特別価格¥3000
ヴィヴァルディ:宗教音楽集
 [CD1]
  グローリア ニ長調R 589,協奏曲ニ短調R 128,
  マニフィカトR 611(ヴェネツィア版),
  2 本のトランペットとオーボ エの協奏曲ニ長調R 781(旧 563)
   リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb &指)
   デボラ・ヨーク、パトリツィア・ビッチーレ (S)
   サラ・ミンガルド (A) アンドレア・ミオ (Ob)
   ガブリエーレ・カッソーネ (Tp)
   コンチェルト・イタリアーノ&アカデミア(合唱団)
    [OP 30448]
 [CD2]
  (1)協奏曲ハ長調「聖ラウレンティウスの祝日のために」R 556
  (2)モテット ヘ長調「明るく輝く星」R 625
  (3)ヴァ イオリン、チェロとオルガンのための協奏曲ハ長調R 554 a
  (4)葬送協奏曲変ロ長調R 579
  (5)セクエンツィア ヘ短調「スターバト・マーテル」R 621
  (6)協奏曲変ホ長調「聖墓に寄せるソナタ」R 130
   リナルド・アレッサンドリーニ(指,Cemb,Org) サラ・ミンガルド (C-A)
   コンチェルト・イタリアーノ
    [OP 30488]
 [CD3]
  モテット「草原にて歌え」R.623,モテット「汝ら不屈に戦うべし」R.628,
  モテット「闇の恐怖の長い苦しみ」R.629,
  モテット「まことの安らぎはこの世にはなく」R.630,
  モテット「おお天にても地にても清きもの」R.631,
  モテット「あな たがたの聖なる元首に」R.633
   アレッサンドロ・デ・マルキ(指) アンケ・ヘルマン (S)
   ラウラ・ポルヴェレッリ(Ms) アカデミア・モンティス・レガリス
    [OP 30501]
 [CD4]
  協奏曲ハ長調「フランス風」R 117、カンタータ「愛よ、お前の勝ちだ」R 683、
  チェロ協奏曲イ短調R 422、協奏曲(シ ンフォニア)ホ短調R 134、
  カンタータ「やめてくれ、もうやめてくれ」R 684、
  ヴァイオリン協奏曲ニ短調R 249
   (ヴァイオリン協奏曲集「ラ・ストラヴァガンツァ」Op.4 より第 8 曲)、
  協奏曲ト長調「田園風」R 151
   [OP 30447]
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb &指)
サラ・ミンガルド (C-A)
コンチェルト・イタリアーノ
ヴィヴァルディの宗教音楽作品集もお得なボックスに!
バロック・ヴォイス・シリーズで再発されたヴィヴァルディの宗教音楽作品集をまとめたボックスセット
OP 30509
(4CD)
特別価格¥3000
[CD1]J.S. バッハ:カンタータ集第 2 巻 (E 8544--- 廃盤 )
 カンタータ「われはよき羊飼いなり」BW V85,「彼は羊らの名を呼びたもう」BW V175,
 「彼らは汝らを追放せん」BW V183「,わが心は血にまみれ」BW V199
   バルバラ・シュリック (S) アンドレアス・ショル (C-T) クリストフ・プレガルディエン (T)
   ゴットホルト・シュワルツ (Bs) クリストフ・コワン(指, ピッコロ Vc)
   アンサンブル・バロック・ド・リモージュ,コンチェルト・ヴォカーレ・デ・ライプツィヒ
[CD2] J.S. バッハ:カンタータ集第 3 巻 (E 8555--- 廃盤 )
  カンタータ「わがもとにとどまれ、はや夕べとなれば」BW V6,
 「イエスよ、いまぞたたえられん」BW V41,「かくのごと く神は世を愛したまえり」BW V68
   バルバラ・シュリック (S) アンドレアス・ショル (C-T) クリストフ・プレガルディエン (T)
   ゴットホルト・シュワルツ (Bs) クリストフ・コワン(指,ピッコロ Vc)
   アンサンブル・バロック・ド・リモージュ, アクサンチュス室内 Cho.
[CD3]J.S. バッハ:カンタータ集 (E 8893--- 廃盤 )
 カンタータ「装いせよ、おお、わが魂よ」BWV 180,「われは生きて汝をこがれ求む」BWV 49,
 「備えて怠るな、わが霊よ」 BWV 115
   バーバラ・シュリック (S) アンドレアス・ショル (A) クリストフ・プレガルディエン (T)
   ゴットホルト・シュヴァルツ (Bs) クリストフ・コワン(ピッコロ Vc /指)
   コンチェルト・ヴォカーレ・デ・ライプツィヒ,アンサンブル・バロック・デ・リモージュ
[CD4] J.S. バッハ:アリア集 (AM 198)
 「笑いはわれらの口に満ち」BWV 110,
 ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第 2 番ニ長調 BWV 1028,
 「泣 き、嘆き、憂い、怯え」BWV 12,トリオ・ソナタ第 6 番ト長調 BWV 530,
 「ものみな汝を待てり」BWV 187,イタリア 協奏曲ヘ長調 BWV 971,
 「われらと共に留まりたまえ」BWV 6
   アンサンブル・アマリリス
    【エロイーズ・ガイヤール(リコーダー,Ob) ヴィオレンヌ・コシャール(Cemb,Org)
     オフェリー・ガイヤール (Vc)】
   コルマール青少年聖歌隊
コワンのチェロと指揮が冴えわたる、バッハ名作集
アストレ・レーベルから発売されていたバッハの名盤を集めたボックス。豪華ソリスト、そしてコワンのチェロと指揮がほっとする響きを醸し出します。
OP 30511
(4CD)
特別価格¥3000
モンテヴェルディ:マドリガーレ集
 [CD1] 第 2 巻 (OP 30487)
 [CD2] 第 4 巻 (OP 3081)
 [CD3] 第 5 巻 (OP 30166)
 [CD4] 第 8 巻「戦と愛のマドリガーレ集」(1638)第 1 集(OP 30465)
アレッサンドリーニ
コンチェルト・イタリアーノ
アマリッリが入った第 5 巻など充実の 4 枚組。バロック・ヴォイスシリーズからのボックス化です。
OP 30510
(4CD)
特別価格¥3000
ヘンデル:オペラ・アリア、オラトリオ、カンタータ集ボックス
 (1)ヘンデル:オラトリオ「時と悟りの勝利」
 (2)ヘンデル:オペラ・アリアとカンタータ集
 (3)ヘンデル:アリア集
  「シピオーネ」「オルランド」「ジューリオ・チェーザレ」
  「パルテノーペ」 「アマディージ」「アレッサンドロ」
  「ロデリンダ」「ファラモンド」 「タメルラーノ」
  「デイダミア」「クレタのアリアンナ」からのアリア
(1)デボラ・ヨーク (S)、
 ジェンマ・ベルタニョーリ (S)、
 サラ・ミンガルド (A)、
 ニコラス・シアーズ (T)、
 リナルド・アレッサンドリーニ(指、Cemb)
 コンチェルト・イタリアーノ
(2)マリア・バーヨ (S)
スキップ・センペ(指)
 カプリッチョ・ストラヴァガンテ
(3)サンドリーヌ・ピオー (S)
 クリストフ・ルセ(指)
 レ・タラン・リリク
OP 30440 (2CD) E 8674、E 8894 のボックス化。ピオー、バーヨらの美声をとことん楽しめるセットです。
OP 30506
(3CD)
特別価格¥2500
ヴィヴァルディ・エディション オペラ・ハイライト・スペシャル・ボックス
 [CD1] ヴィヴァルディ:オラトリオ「勝利のユディータ」R 644
 [CD2] ヴィヴァルディ:オリンピアーデ RV 725(抜粋)
 [CD3] ヴィヴァルディ:試練の中の真実 RV 739(抜粋)
[CD1]マグダレーナ・コジェナー(ユディータ;S)ほか
 アレッサンドロ・デ・マルキ(指)
 アカデミア・モンティス・レガリス、
 聖チェチーリア国立アカデミア室内合唱団
[CD2]サラ・ミンガルド(A、クレタ王子リチダ)ほか
 リナルド・アレッサンドリーニ(指)
 コンチェルト・イタリアーノ
[CD3]ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト、ダミラ)、
 サラ・ミンガルド(A、メリンド)ほか
 ジャン=クリストフ・スピノージ(指)
 アンサンブル・マテウス
ヴィヴァルディ・エディションハイライト(OP30450, 30451, 30452)のお買い得ボックス化。ヴィヴァルディ・エディションの
V 5216
¥2500
きよしこの夜〜アクサントゥス・クリスマス・アルバム
 パッヘルベル:カノン、きよしこの夜等
  (V 5248 ボックスの disc4 と同内容)
ロランス・エキルベイ(指揮)
アクサントゥス
V 5248 ボックスの CD4 の分売

PREISER

PRCD 90786
(SACD HYBRID)
¥2300→¥2090
メンデルスゾーン:劇音楽「真夏の夜の夢」Op.61(全曲)
 [テキスト:フランツォーベル]

クリスティアーネ・エルツェ (S)
ミシェル・ブリート (Ms)
ニコラス・オフチャレク(語り)
ウィーン楽友協会合唱団女声合唱
ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団
 (現ニーダーエステライヒ・トンキュンストラー管弦楽団)
クリスチャン・ヤルヴィ(指)

クリスチャン・ヤルヴィ&名門トーンキュンストラー管メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」全曲

録音:2007 年 9 月 3、4&5 日ウィーン・ムジークフェライン(ライヴ)/マルチチャンネル・ステレオ /2.0 ステレオ、78’42”

ハイドンの「パリ・セット」(PRCD.90765)、ベートーヴェンの「第九」(PRCD.90773) につづく、クリスチャン・ヤルヴィ指揮による「トーンキュンストラー・ライヴ」第 3 弾はメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」全曲。
毎年、ウィーン近郊のグラフェネッグ城の敷地で開かれている「グラフェネッグ音楽祭」は、2007 年の夏よりあらたにスタートしたクラシック音楽の国際的な祭典。当初よりトーンキュンストラー管がレジデント・オケを務めていますが、「真夏の夜の夢」は音楽祭より委嘱された初めてのプログラムで、このアルバムはつづいて行われたウィーンのムジークフェラインでの演奏をレコーディングしたものです。
古典から現代作品まで広範なレパートリーに対して、シャープで明解な音楽を聞かせるクリスチャン・ヤルヴィは、ここでヴァイオリン両翼型配置を採用。
木管群もくっきり浮かび上がり、見通しの良い立体的なサウンドがたいへん快適です。持ち前のきびきびとした音楽づくりが最大限に発揮された結果、なによりドラマの流れがすばらしく、メンデルスゾーンの繊細な美感を引き出すことに成功しています。
さらに、記念すべき第1回「グラフェネッグ音楽祭」の呼び物ということで、「語り」のテキストを、オーストリア文壇の旗手 “フランツォーベル” があらたに書き下ろしているのも注目されるところです。フランツォーベルは 1967 年生まれ、ウィーン在住の作家シュテファン・グリーブルのペンネーム。
1991 年にマックス・フォン・デア・グリュン賞、1995 年にバッハマン賞、2002 年にアルトゥール・シュニッツラー賞と数々の権威ある受賞歴を誇るフランツォーベルは “詩的でコミカル、発想と機知に富む” 表現に特徴があるとされているので、まさに “わたしたちの時代のシェイクスピアの代弁者にはうってつけ”。フランツォーベルはこのたび持てる想像力をはたらかせ、クリスチャン・ヤルヴィとともに名作にあらたな生命を吹き込んでいます。
なお、「語り」を含めた数多くの異なる役を演じ分けて怪演ぶりをみせるニコラス・オフチャレクはブルク劇場のメンバーで、1971 年ウィーン生まれの舞台俳優。

RCO LIVE

RCO 10102
(2SACD Hybrid+ボーナス DVD)
特別価格
¥3400→¥3090
マーラー:交響曲第 2 番ハ短調「復活」
 (2006 年レナーテ・シュタルク=フォイト& ギルバート・キャプラン改訂版)
  [DISC 1]
   第 1 楽章 アレグロ・マエストーソ
  [DISC 2]
   第 2 楽章 アンダンテ・モデラート
   第 3 楽章 おだやかに流れる動きで
   第 4 楽章 「原光」:きわめて荘厳にしかし簡潔に
   第 5 楽章 スケルツォのテンポで、荒野を進むように
  [DISC 3] =ボーナス DVD =
   ・マーラー:交響曲第 2 番ハ短調「復活」
    (収録:AVRO television / 監督:ヨースト・ホンセラール)
リカルダ・メルベート (S)
ベルナルダ・フィンク (Ms)
オランダ放送合唱団
セルソ・アントゥネス (合唱指揮)
マリス・ヤンソンス (指)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
ヤンソンス&コンセルトへボウによるマーラーの「復活」豪華特典DVDには2009年12月3日演奏会初日の模様を完全収録!

録音:2009年12月3日、4日&6日[SACD Hybrid]/ 2009年12月3日[DVD]アムステルダム、コンセルトへボウ(ライヴ)。DSD5.0、マルチチャンネル、ステレオ。[ ボーナス DVD]NTSC Region All、PCM Stereo + dts 5.1、字幕なし

マーラーのアニヴァーサリーに合わせてリリースされる RCO Live 最新アルバムは、ヤンソンスによる第 2 交響曲「復活」。2007、2008 年収録の第 5 番以来のシリーズ第 4 作目は、2009 年 12 月、3 日間に亘り本拠地コンセルトヘボウで集中的に行われたコンサートの模様を収めたものです。

【RCO によるマーラー交響曲全曲演奏会シリーズ】
2010/11 年シーズンは、マーラーの生誕 150 周年および歿後 100 年に当たるということで、RCO ではこれに照準を合わせて、2009/10 年、2010/11 年と 2 シーズン連続で、交響曲全曲を演奏する大型プロジェクトが進行中です。これはヤンソンスを含む総勢 9 人の指揮者が、11 の交響曲を時代順に振り分けるというユニークなもので、その内訳はハーディング指揮の第 1 番に始まり、第 4 番をイヴァン・フィッシャー、第 5 番をガッティ、第 6 番をマゼール、第7 番をブーレーズ、第 9 番をハイティンク、「大地の歌」をルイジがそれぞれ指揮し、2011 年 6 月のインバル指揮による第 10 番をもって完結する予定となっています。ヤンソンスは第 2 番のほかに、2010 年 11 月の来日公演曲目でもある第 3 番を 2010 年 2 月に取り上げ (2011 年春リリース予定 )、さらには2011 年 3 月に第 8 番も指揮する予定で、シリーズ中最多の 3 曲を担当しています。

【ヤンソンスによる 20 年ぶりの再録音】
ヤンソンスは RCO とのレコーディングに先立って、マーラーの第 2 交響曲を 1989 年にオスロ・フィルとセッション録音しています。オスロ・フィルの首席指揮者就任よりちょうど 10 年目を迎えた時期におこなわれたこの録音は、ヤンソンス初のマーラー録音でもありましたが、したがって、手兵 RCO とのライヴ・レコーディングは 20 年ぶりの再録音ということになります。
「私は、若いころに演奏したよりも明らかに、マーラーの交響曲のより良い演奏をしたいと思っています。しかし、それは、テンポ1つ取っても、そう簡単なことではなく、端的に言えば、その瞬間に最良と思われるテンポを選択しているのです。音楽においては、絶対的なテンポというものは存在しません。作曲家が楽譜に書いたメトロノームのテンポさえ、全てを表現しているわけではないのです。私はムラヴィンスキーからそれを学びました。彼はいつも言っていました。
『ショスタコーヴィチが楽譜に記したメトロノームのテンポを頭の中から追い払いなさい。』」
マーラーの演奏についてヤンソンスはこのように述べていますが、確かなことは、ヤンソンスが最適なテンポを選択した結果、オスロ・フィルとの録音と比較して RCO 新盤のケースでは、第 4 楽章を除いたすべての楽章で演奏時間が長くなる傾向にあり、全曲では 3 分以上拡大しているという事実でしょう。

【深化を続けるヤンソンスの緻密なアプローチ、名門 RCO と魅力的なソリストたち】
ここでのじっくりとしたテンポ設定が、それだけ細部への彫琢の徹底につながっていることはあきらかで、持ち前の巧みな構成力と緻密なアプローチに磨きをかけたヤンソンスは、マーラー作品の演奏史に燦然と輝く名門 RCO から極上の美観を引き出すことに成功しています。加えて、過去よりも現在、つねにベストのマーラー演奏を追求したいという意欲は使用楽譜にも反映されており、ヤンソンスは RCO との公演に際して、最新の研究成果であるシュタルク=フォイト & キャプランによる校訂譜を採用しているのも注目されるところです。
こうしたヤンソンスの意図をしっかり汲んで、ソリストも一体感を保持したみごとな歌唱で応えます。2011 年 3 月の同シリーズ第 8 番にも参加するリカルダ・メルベートは、ケムニッツ出身のドイツのソプラノ。ウィーン国立歌劇場のメンバーとして活躍したメルベートは、新国立劇場での 2006 年の「コジ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージ、2007 年「タンホイザー」のエリーザベトで日本のファンにもおなじみ。2009 年の「東京のオペラの森」でもロマン派歌曲の夕へで好評を博しています。
また、抑制のきいた表現と深く落ち着いた声質が魅力のベルナルダ・フィンクは、1955 年ブエノスアイレス生まれ。古楽から近現代まで幅広いレパートリーを誇るアルゼンチンのメッツォは、スロヴェニア人の両親を持ち、これまでにドヴォルザークをはじめマーラーともゆかりあるスラヴ系演目のキャリアも豊富。
ふたりは本拠アムステルダムに続き、12 月 13 日ロンドンのバービカン、16 日ウィーンのムジークフェライン、17 日パリのサル・プレイエルのすべてに帯同して公演を大成功に導いています。
最後に、コンセルトヘボウの音響をよく活かした完成度の高い録音もやはり見逃せないところで、このたびのアルバムは総合的にみてヤンソンスが掲げる最高の内容を成し得たものに違いないでしょう

【全曲演奏の音と映像を収めた特典 DVD】
ボーナス DVD には、2009 年 12 月 3 日、本拠地コンセルトへボウでのコンサート初日の模様を完全収録。これはなんともうれしい配慮で、目と耳で追体験できる楽しみも格別ながら、感銘をより強く深いものにしてくれるものとおもわれます。

[ ヤンソンス &RCO / 2009 年ライヴ ] I .22’53” +II .10’41” +III .11’38” +IV .5’26” +V .36’37” = TT.87’15”
[ヤンソンス&オスロ・フィル / 1989年セッション] I.22’27”+II. 9’53”+III.10’41”+IV.5’37”+V.34’50”=TT.83’28”

RICCARDO MUTI

リッカルド・ムーティ~レッスン・コンサート・シリーズ新刊!
【CD とボーナス DVD(PAL) の組み合わせ】
全曲演奏のライヴ 録音を収めたCDと、そのリハーサル映像を収めたPAL方式のボーナスDVDが収められています。ムーティの指導により作品を完成させて行くユース・オーケストラのリハーサル過程を映像で見て、その結果としての本番演奏をライヴ録音で聴くことのできるシリーズです。
DVD の方式が PAL なので、DVD 再生が可能な Windows パソコンや Mac のほか、マルチシステム対応の AV 機器以外では再生できません。こ了承のうえお求めくださるようお願いいたします。
MUTI 5
(2CD + DVD PAL)
¥4500→¥3990
チマローザ:「ドン・カランドリーノの帰郷」
 CD:コンサート・ライヴ
 DVD:ムーティによる作品解説、リハーサル映像
ラウラ・ジョルダーノ(S リヴィエッタ)
フアン・フランシスコ・ガテル(T ドン・カランドリーノ)
モニカ・タローネ(S イレーネ)
マルコ・ヴィンコ(Bs ムッシュ・ル・ブロンド)
フランチェスコ・マルシーリャ(T ヴァレーリオ)
リッカルド・ムーティ(指)
ルイージ・ケルビーニ青年管弦楽団,
ピ アチェンツァ市立劇場合唱団
チマローザ初期の名作がムーティによって蘇った!モーツァルティアンも注目の「ドン・カランドリーノの帰郷」、世界初録音!!

演出:ルッジェーロ・カップッチョ/舞台:エドアルド・サンキ/衣装:カルロ・ポッジョーリ
収録:2007 年 12 月 10&11 日,ラヴェンナ/CD:135mm、DVD:97mm、画面:PAL、16:9、音声:リニア PCM ステレオ、字幕:英独仏

パイジェッロと並んで 18 世紀後半を代表する人気オペラ作曲家だった、ドメニコ・チマローザ(1749 -1801)。「ドン・カランドリーノの帰郷」は、1778 年のカーニヴァルシーズンにローマで初演されたオペラブッファ。ナポリから故郷に帰ったドン・カランドリーノが、フランス人ムッシュ・ル・ブロンドと、村娘リヴィエッタ(良家のお嬢様を装っている)という娘を巡って争い、あれこれドタバタがおきる。結局ドン・カランドリーノはリヴィエッタと、ムッシュ・ル・ブロンドはイレーネという令嬢と結ばれて、めでたし。
初演の成功を受けて各都市で上演され、1887 年にはウィーンでも上演されています。ちょうどモーツァルトがダ・ポンテと組んでオペラブッファに取り組んでいた頃。モーつぁるティアンにも必聴の作品です。
物語の核となるリヴィエッタは、ラウラ・ジョルダーノ。1979 年、パレルモ生まれで、いわゆるスーブレット役で人気のあるソプラノです。フアン・フランシスコ・ガテル(このディスクではイタリア風にフランチェスコ・ガテルで表記されています)は、1978 年、アルゼンチン、ラ・パルマの生まれ。
チマローザにピッタリの軽く明るい声のテノールです。ムッシュ・ル・ブロンドのマルコ・ヴィンコは、ロッシーニで有名なバッソブッフォ。日本にも藤原歌劇団の「イタリアのトルコ人」のセリムや、サントリーホールのホールオペラ「ドン・ジョヴァンニ」のレポレッロで来日しています。
特典として練習風景、作品解説などを収録した DVD が附属していますが、PAL 仕様ですので、日本の一般的なプレイヤーでは再生できません。対応プレイヤーなどでお楽しみください。
MUTI 6
(CD + DVD PAL)
¥4500→¥3990
モーツァルト:交響曲第 41 番ハ長調 K.551「ジュピター」
 CD:コンサート・ライヴ
  第 1 楽章(11’29) 第 2 楽章(11’26)
  第 3 楽章(4’47) 第 4 楽章(9’18)
 DVD:ムーティによる作品解説、リハーサル映像
リッカルド・ムーティ(指揮)
ルイージ・ケルビーニ青年管弦楽団
ムーティ&ケルビーニ管による「ジュピター」ムーティが磨き上げた純粋で上質な響きを堪能!

録音:2008 年 12 月 18 & 19 日ラヴェンナ/CD:37mm、DVD:133mm、画面:PAL、16:9、音声:リニア PCM ステレオ、字幕:英、独、仏

ムーティが優れた若手演奏家たちのオーケストラ、ケルビーニ管弦楽団と共演したモーツァルト。モーツァルト最後の交響曲「ジュピター」を入念なリハーサルを経て、溌剌としたライヴ演奏を聴かせてくれます。「ジュピター」の聴き所は何と言っても美しい緩徐楽章と見事な構成を持つ終楽章。ムーティ&ケルビーニ管の演奏は生気に満ち、表情豊かで、モーツァルトの音楽の軽快さ楽しさを前面にだした秀演。
特典として練習風景、作品解説などを収録した DVD が附属していますが、PAL 仕様ですので、日本の一般的なプレイヤーでは再生できません。対応プレイヤーなどでお楽しみください。
MUTI 7
(2CD + DVD PAL)
¥4500→¥3990
パイジェッロ:「思いがけない結婚」
 CD:コンサート・ライヴ
 DVD:ムーティによる作品解説、リハーサル映像
アレッシア・ナルディン(S ヴェスピーナ)
マリー=クロード・シャピュイ(Ms サルツァーナ伯爵夫人)
マリオ・カッシ(Br ジョルジーノ)
ニコラ・アライモ(Br トゥルパーノ)
リッカルド・ムーティ(指)
ルイージ・ケルビーニ青年管弦楽団,
ピ アチェンツァ市立劇場合唱団
ムーティがパイジェッロの埋もれた名作を蘇らせた!エカテリーナ 2 世も大笑いした「思いがけない結婚」、世界初録音!!

演出:アンドレア・デ・ローザ/舞台:セルジョ・トラモンティ/衣装:アレッサンドロ・ライ/振付:アンナ・レーディ
収録:2008 年 4 月 19 日,ラヴェンナ/CD:109mm、DVD:97mm、画面:PAL、16:9、音声:リニア PCM ステレオ、字幕:英独仏

リッカルド・ムーティのレッスン・コンサート、第 7 巻はジョヴァンニ・パイジェッロ( 1740 -1816)の「思いがけない結婚」です。「思いがけない結婚」は、パイジェッロがエカテリーナ 2 世の招きでサンクトペテルブルクで活動していた時期(1776 - 1784)の 1779 年に初演されたオペラ。トゥリパーノは息子ジョルジーノを年増のサルツァーナ伯爵夫人と結婚させようとするが、ジョルジーノはヴェスピーナを愛している。あれこれ騒動が巻き起こった後、ジョルジーノはヴェスピーナと、そしてトゥリパーノは伯爵夫人と結婚してめでたし、という物語。
アレッシア・ナルディンはイタリアのソプラノ。マリー=クロード・シャピュイは、スイス、フリブール生まれのメッゾ。ヤーコプスからも重用さており、モーツァルト「ティートの慈悲」(アンニョ役)やテレマンのブロッケス受難曲の録音にも参加しています。マリオ・カッシは、2010 年 1 月のベルガモ・ドニゼッティ劇場来日公演の「愛の妙薬」でベルコーレを歌って好評だったバリトン。ニコラ・アライモは、高名なシモーネ・アライモの甥で、今たいへんに人気のバッソブッフォ。
特典として練習風景、作品解説などを収録した DVD が附属していますが、PAL 仕様ですので、日本の一般的なプレイヤーでは再生できません。対応プレイヤーなどでお楽しみください。
MUTI 8
(CD + DVD PAL)
¥4500→¥3990
ドヴォルザーク:交響曲第 5 番ヘ長調作品 76(抜粋)
 CD:コンサート・ライヴ
  第 2 楽章 Andante con moto(7’35)
  第 4 楽章 Finale: Allegro molto (13’23)
 DVD:ムーティによる作品解説、リハーサル映像
リッカルド・ムーティ(指)
ルイージ・ケルビーニ青年管弦楽団
ドヴォルザークの第 5 番を集中特訓!音楽を作り上げるマエストロ・ムーティの意気込みかダイレクトに伝える 1 枚

収録:2008 年,ラヴェンナ/CD:21mm、DVD:69mm、画面:PAL、16:9、音声:リニア PCM ステレオ、字幕:英独仏

ドヴォルザークの交響曲の中でも牧歌的、田園的イメージが強い交響曲第 5 番。録音の少ない作品ですがムーティ&ケルビーニ管が第 2 楽章と第 4楽章を抜粋して集中的に練習し演奏した盤。チェロの寂しげな旋律から始まる第 2 楽章。わずかな光のみを感じ、スラヴ風の味のある世界が展開されます。第 4 楽章はしっかりとした構成感があり、コントラストをはっきと出した楽章です。ムーティがケルビーニ管を圧倒的に盛り上げ緊張感を高めていきます。
ケルビーニ管の若手演奏家が試行錯誤し、マエストロ・ムーティと音楽を作り上げる過程をじっくりと感じることが出来ます。
特典として練習風景、作品解説などを収録した DVD が附属していますが、PAL 仕様ですので、日本の一般的なプレイヤーでは再生できません。対応プレイヤーなどでお楽しみください。

SDG

SDG 171
(2CD)
¥3400
J.S. バッハ:カンタータ集 VOL.12
 [CD1]
  カンタータ「われ哀れなる人、われ罪のしもべ」BWV 55
  カンタータ「エフライムよ、われ汝をいかになさんや」BWV 89
  カンタータ「備えて怠るな、わが霊よ」BWV 115
  カンタータ「おお永遠、そは雷の言葉」BWV 60
 [CD2]
  カンタータ「幸いなるかな、おのが御神に」BWV 139
  カンタータ「各々に各々のものを」BWV 163
  カンタータ「偽りの世よ、われは汝に頼まじ」BWV 52
  カンタータ「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」BWV 140
  ギリアン・キース (S/ BWV 139, 52)
  スーザン・ハミルトン (S/ BWV 163, 140)
モンテヴェルディ合唱団
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
[CD1]
 ジョアンヌ・ルン (S)
 ロビン・タイソン (A)
 ジェームス・ギルクリスト (T)
 ペーター・ハーヴェイ (Bs)
[CD2]
 ヒラリー・サマーズ (A)
 ウィリアム・ケンダル (T)
 ペーター・ハーヴェイ(Bs)
人気曲 140 番収録ベルクのヴァイオリン協奏曲終楽章旋律でおなじみの 60 番も収録!

[CD2]録音:2000 年 11 月

人気の140 番、そしてアルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲最終楽章の冒頭にあらわれる増 4 度進行の音型が印象的なコラールを含む 60 番を収録。
55 番は、バッハがテノールソロのために書いた唯一のカンタータで、ガーディナーの信頼厚いジェイムス・ギルクリストが感動的な歌唱で聴かせます。55、89、115 番はそれぞれ器楽パートも歌唱パートも充実しています。
SDG 174
(2CD)
¥3400
J.S.バッハ:カンタータ集 VOL.18
 [CD1]
  (1)カンタータ「いと高きところには神に栄光あれ」BWV 191
  (2)カンタータ「キリストの徒よ、この日を彫り刻め」BWV 63
  (3)カンタータ「いと尊きインマヌエル、虔しき者らを率いたもう君候」BWV 123
  (4)カンタータ「人々シバよりみな来たりて」BWV 65
 [CD2]
  (5)カンタータ「いと尊きわがイエスは見失われぬ」BWV 154
  (6)カンタータ「いと尊きイエス、わが憧れよ」BWV 32
  (7)カンタータ「わがイエスをば われは放さず」BWV 124
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
モンテヴェルディ合唱団
(1)(2)クラロン・マックファデン (S)
 ベルナルダ・フィンク (A)
 クリストファー・ゲンツ (T)
 ディートリヒ・ヘンシェル (Bs)
(3)(4)マグダレーナ・コジェナー (S)
 サリー・ブルース=ペイン (A)
 ジェームス・ギルクリスト (T)
 ペーター・ハーヴェイ (Bs)
(5)-(7)クラロン・マックファデン (S)
 マイケル・チャンス (A)
 ジェームス・ギルクリスト (T)
 ペーター・ハーヴェイ (Bs)
なんとも豪華!クリスマスの時期のためのカンタータ集63 番の華やかな合唱曲は必聴、フィンク、コジェナーのソロも注目

録音:[CD1]1999 年 12 月、2000 年 1 月/ [CD2]2000 年 1 月

コジェナー、ガーディナー録音では特におなじみのマイケル・チャンス、そしてアーノンクールとの来日も待ち遠しいベルナルダ・フィンクらがソリストとして参加した豪華 2 枚セット。クリスマスの時期の礼拝のために書かれたカンタータがずらりと並び、特に BWV 63 は冒頭から華やかな合唱曲が鳴り響く人気曲。他の作品ではイエスの受難を思わせる劇的な雰囲気の曲など、ヴァラエティに富んだ充実の 2 枚組です。

SEELENKLANG

JEO 1
¥2400
スッペ:《軽騎兵》序曲
シューベルト:交響曲第7番ロ短調 D.759《未完成》
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品 67《運命》
ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ
 [電子オルガン:金澤素子、田崎祐子、
 岡田良子、奥野由希子]
野口剛夫指揮(JEO 音楽監督)
仰天、エレクトーンのオーケストラによる《運命》《未完成》これぞ、現代の新しいオーケストラの響き !!

録音:2008年2月18,19日 ヤマハエレクトーンシティ渋谷

ピリオド楽器によるオーケストラが許されるなら、現代の最先端の楽器を使ったオーケストラがあっても当然だ。ジャパン・エレクトロニック・オーケストラは、1999 年の創立以来、オーケストラの名曲をカットなしで脅威の演奏を行い、マスコミにもたびたび取り上げられている。2001 年に発売されたブルックナーの 8 番、9 番 ( 廃盤 ) の演奏を聴いて、驚愕した方も多いはずだ。指揮者と 4 台の電子オルガン(ヤマハ=エレクトーン)は、同じ総譜を見て演奏する。最新のエレクトーンを用いていても、その音楽作りは、奇をてらわず極めて正攻法であり、情熱あふれる迫真の演奏となっている。今回の CD に収められているのは《軽騎兵》《未完成》《運命》とスタンダードな名曲。演奏者名をふせられてサンプル音源を聴いた人の中には、「こんなに音の良いフルトヴェングラーの録音があったのか?」と錯覚した人もいたという。オーケストラ好きの人は必聴のアルバムである。
~ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ (JEO) について~
ジャパン・エレクトロニック・オーケストラ(JEO)は、エレクトーン4台のアンサンブルによる電子オーケストラです。1999 年に創立されて以来、これまでベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの交響曲などオーケストラの名作をカットなしの本格的な音響で再現し、NHK、朝日新聞、音楽雑誌各誌で取り上げられ好評を博してきました。電子オルガンによるクラシック音楽の演奏はもはや珍しくなくなりつつあります。協奏曲やオペラの伴奏に使用されるようになり、オーケストラ作品もソロで演奏されたりします。JEO の基本編成は4人の電子オルガンです。4 人の電子オルガン奏者は、それぞれ主として高弦楽器、低弦楽器、木管楽器、金管楽器を担当し、全員がオーケストラ・スコアを見ながら演奏します。指揮者と同じ譜面を全員が見ることによって、作品全体への洞察、他のメンバーの演奏への共感を高めることができ、演奏を精緻かつ有機的なものにします。100 人によるオーケストラはすばらしいものではあるが、もはや現代の思考には馴染まない点も多くあります。そこにこそ電子オーケストラが入っていき、オーケストラの伝統を進めていくという希望があるではないでしょうか。この現代の新しいオーケストラの響きを、ぜひ多くの人に体験していただき、電子オーケストラのクラシック音楽への適応性と魅力がいっそう理解いただけることを願っております。( 以上、野口剛夫 )

SIMAX

PSC 1303
¥2500
シューマン:子供のためのピアノ曲集
 子供のためのアルバム 作品 68 より 33 曲
 子供の情景 作品 15
リヴ・グラーセル (フォルテピアノ)
[楽器:ゴットリープ・ハフナー製(ウィーン、1830 年頃)]
何という美しさ!グラーセルのフォルテピアノで聴く「子供の情景」

録音:2009年9月20日-24日 ヴァクスダール教会 (ヴァクスダール、ホードラン郡、ノルウェー)/ 制作・録音:エーリク・ガルド・アムンセン/63’59

ノルウェーを代表する女性ピアニスト、リヴ・グラーセルのフォルテピアノによるシューマン作品集。
1960 年代、明日を期待される若いノルウェーのピアニストとしてグリーグの抒情小曲集の最初の全曲録音に起用されたリヴ・グラーセルは、2010 年、75 歳を迎えました。その記念すべき年のために、モーツァルトのソナタ全集を初め、彼女の数々の録音に携わってきたプロデューサー、エーリク・ガルド・アムンセンは、素敵な企画を用意しました。ロベルト・シューマンが、愛するクララ・ヴィークのために書いた《子供の情景》、そして、結婚したふたりの間に生まれたマリーの 7 歳の誕生日に贈るために作った《子供のためのアルバム》。「シューマン一家の生活を垣間見るような」( リヴ・グラーセル談 )2 つのピアノ曲集です。
クレメンティ工房で作られたフォルテピアノをコピーした楽器でクレメンティのソナタとソナティナを弾いた『あらゆる世代のためのクレメンティ』(PSC1258)、10巻の《抒情小曲集》から選んだ18曲を1853年製エラール・グランドピアノで弾いた『エドヴァルド・グリーグの抒情の旅へ』(PSC 1291)、ウィーンのゴットリープ・ハフナー製作の楽器を弾いたシューマン。ピアノにまつわる優しい想いを愛するすべての人にグラーセルが贈るアルバムです。

SKARBO

DSK 11088
(2CD)
特価¥2300
J.S バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ/ マリンバ編曲 全曲
  ソナタ第 1 番ト短調 BWV1001(14’23)
  ソナタ第 2 番イ短調 BWV1003(19’39)
  ソナタ第 3 番ハ長調 BWV1005(16’35)
  パルティータ第 1 番ロ短調 BWV1002(14'21)
  パルティータ第 2 番ニ短調 BWV1004(28’03)
  パルティータ第 3 番ホ長調 BWV1006(15’35)
ジャン・ジェフロイ(Marimba solo)
バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ、チェロ組曲がマリンバ・ソロで! DDD、123’30
DSK 11077
(2CD)
特価¥2300
J.S バッハ:無伴奏チェロ組曲 / マリンバ編曲 全曲
 組曲第1番ト長調 BWV1007(13’33)
 組曲第 2 番ニ短調 BWV1008(15’09)
 組曲第 3 番ハ長調 BWV1009(19’12)
 組曲第 4 番変ホ長調 BWV1010(18’07)
 組曲第 5 番ハ短調 BWV10011(19’57)
 組曲第 6 番ニ長調 BWV1012(22’37)
ジャン・ジェフロイ(Marimba solo)
DDD、108’

日本にもたびたび来日して名技を聴かせてくれているジャン・ジェフロイが、バッハのオリジナルの楽譜を 1 音たりとも変更せずにマリンバ独奏で弾き切った注目の録音。
大バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータと無伴奏チェロ組曲という、それぞれの楽器の旧約聖書ともいわれる究極の作品をマリンバとはいえ、一人で演奏してしまったのは初めてではないでしょうか?!!

SOLO VOCE

SV 8553203
(2CD)
¥4600→¥4190
ヴェルディ:「トラヴィアータ」 ダニエラ・デッシ(S ヴィオレッタ)
ファビオ・アルミリアート(T アルフレード・ジェルモン)
クラウディオ・スグーラ(Br ジョルジョ・ジェルモン)
アンヌンツィアータ・ヴェストリ(S フローラ)
キアーラ・ピエレッティ(Ms アンニーナ)
ルカ・コザリン(T ガストーネ)
マルコ・カマストロ(Br ドゥフォール男爵)
アンドレア・カステッロ(Bs ドビニー伯爵)
アンジェロ・ナルディノッキ(Bs 医師グランヴィル)
ジョセプ・ルイス(T ジュゼッペ)
フローラの侍従(Bs アフルレード・ステファネッリ)
グラツィアーノ・ダッラヴァッレ(Bs 使者)
ジョン・ネシュリング(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団
ピアチェンツァ市立劇場合唱団
デッシ&アルミリアートの「トラヴィアータ」名匠ネシュリングを迎えてのセッション録音!

録音:2010 年 1 月,パルマ/DDD、127'11

今イタリアオペラ界で一番熱いコンビ、ダニエラ・デッシとファビオ・アルミリアートがヴェルディの「トラヴィアータ」を録音、しかもライヴではなくセッション録音です。デッシのスケールの大きな歌と、アルミリアートの体当たり的な歌がよく噛み合っています。もう一人の注目はジェルモンのクラウディオ・スグーラ。1974 年、南イタリア、ブリンディジ生まれ。まだ 30 代半ばですが、若い世代のイタリア人のヴェルディ・バリトンとして非常に高い注目を浴びており、この 10 月にはパルマのヴェルディ・フェスティヴァルで「トロヴァトーレ」のルーナ伯爵を歌っています。指揮は、サンパウロ交響楽団の音楽監督として大きな話題を振りまいたジョン・ネシュリング。細かい部分にまで目を配った音楽作りで、ヴェルディのこの作品への思い入れを引っ張り出しています。ノーカットの演奏で、通常短縮されがちな第 2 幕のアルフレードのアリア、ジェルモンのアリアもカットなし。たっぷりお楽しみください。

SUPRAPHON

SU 4040
¥2000
アルビノーニ:アダージョ ト短調
ハイドン:ロンド
リーグラー:ジプシー・ダンス
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
パガニーニ:カプリース第 24 番
ブラームス:ハンガリー舞曲 第 5 番 , 第 12 番
リスト:ハンガリー・ラプソディ第 2 番
カルマン:コム・テガーヌ
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第 8 番 ,「わが母に教え給いし歌」
スロヴァキア・ツィンバロン・バンド
スロヴァキア・ツィンバロン・バンド満を持してクラシカル・アルバムをリリース!

録音:2009 年 10 月、2010 年 3 月、ブラチスラヴァ、ARS スタジオ/DDD

おとぎ話においてジプシー音楽は「悪魔」と称されますが、この音楽は誰もが心躍るであろう魅力的なものです。演奏のスロヴァキア・ツィンバロン・バンドは国内を問わず、ドイツ、イギリス、フランス、カナダと海外公演を成功させ、伝統的な奏法を基盤にクラシックからジャズ、ポップスと幅広いジャンルを演奏しております。その中で彼らのレパートリーで最も重要であるクラシックのサラサーテをはじめ、ジプシー音楽にインスパイアされ作曲されたブラームス、リスト、ドヴォルザークの作品が本アルバムに収録されております。明るいアプローチの演奏は名曲の新たな一面を垣間見ることができるでしょう。
SU 4038
¥2000
ドヴォルザーク:
 弦楽四重奏曲第 13 番ト長調 Op.106, B 192
 弦楽四重奏曲第 12 番ヘ長調 Op.96, B 179「アメリカ」
パヴェル・ハース四重奏団
当代の旗手パヴェル=ハース・クァルテット最新録音ド ヴ ォルザークの「アメリカ」&第13番

録音:2010年6月3、6、29 & 30日プラハ、ルドルフィヌム(デジタル・セッション)/DDD、ステレオ、63’14”

2004 年にフィレンツェでヴィットリオ・E・リムボッティ賞、翌年 5 月にはプラハの春の国際コンクールで優勝、さらにその翌月には世界三大弦楽四重奏コンクールのひとつパオロ・ボルチアーニ・コンクールでも優勝と、圧倒的な実力で次代を担うアンサンブルとしておおきな注目を集めるパヴェル=ハース・クァルテット。第 4 弾アルバムは 2010 年 6 月にセッション収録されたばかりの最新録音で、かれらのルーツ、ドヴォルザークを取り上げています。
「新世界交響曲「」チェロ協奏曲」と並ぶアメリカ時代の最良の成果で、親しみ易いメロディから当ジャンル屈指の人気曲「アメリカ」。そして、パヴェル=ハース・クァルテットが 2009 年秋のツアーを通じて完璧に仕上げてきた「第 13 番」は、ドヴォルザークのアメリカ帰還後に着手され、休養明けに完成させた最高傑作。いずれの演奏も、敬愛するドヴォルザークへの深い共感を背景に熱い意気込みを強く感じさせるもので、あらたな時代の到来を告げるにふさわしい内容といえるでしょう。
SU 4032
¥2000→¥1890
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」( 全曲 ) プラハ・フィルハーモニア
ヤクブ・フルシャ(指)
2010 年プラハの春音楽祭ライヴ、期待のフルシャ& 手兵プラハ・フィルハーモニア、スメタナの「わが祖国」

録音:2010 年 5 月 13-14 日プラハ、ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホール ( デジタル・プラハの春国際音楽祭ライヴ )。DDD、ステレオ、78’58”

ことし 2010 年も恒例のスメタナの「わが祖国」全曲演奏で幕を開けた第 65 回プラハの春国際音楽祭。スメタナの命日である 5 月 12 日の市庁舎スメタナ・ホールでのオープニング・コンサートに引き続き、ルドルフィヌムにおいて 2 夜にわたり、この看板プログラムを指揮する大役を任されたのは、1981 年生まれ、チェコ期待のヤクブ・フルシャ。
新日本フィルほかへの客演を通じて、入念なリハーサルに裏付けられた音楽づくりが評判を呼び、日本のファンを着実に増やしているフルシャですが、ここでも由緒ある伝統に敬意を払いながらも、まず、忠実かつ練り上げた譜読みに集中する姿に好感が持てます。
若者らしいしなやかな感性の発露がすがすがしい「モルダウ」、すさまじい迫力で描かれる「ターボル」、「ブラニーク」など、圧倒的な成功を収めた内容からは、オープニング・コンサートにヴァーツラフ・ノイマンに匹敵する若さで抜擢されたのもおおいに首肯されるところです。
SU 4030
¥2000
ショパン:
 ピアノ・ソナタ第 3 番ロ短調 Op.58
 スケルツォ第 1 番ロ短調 Op.20
 スケルツォ第 2 番変ロ短調 Op.31
 スケルツォ第 3 番嬰ハ短調 Op.39
 スケルツォ第 4 番ホ長調 OP.54
イヴォ・カハーネク (P)
2010 年アニヴァーサリー・イヤー最新録音、とめどなくあふれる詩情、カハーネクが世に問う意欲的なショパン

録音:2010年5月& 6月プラハ、アカデミー・オブ・ミュージック、マルチヌー・ホール(デジタル・セッション)。DDD、ステレオ、62’59”

1979 年チェコ生まれ、2004 年プラハの春国際コンクール・ピアノ部門の覇者イヴォ・カハーネク。ヤナーチェク、マルチヌー、カベラーチといった母国ものを収めたリサイタル・アルバム (SU3945) で注目を集めていますが、アニヴァーサリー・イヤーに合わせてショパンに挑みました。
カハーネク自身の開設する WEB サイト (http://www.kahanek.estranky.cz/) では、彼の弾く同じショパンのバラード第 1 番のライヴ演奏を聴くことができますが、磨き抜かれた音色を武器に思いのたけをぶつけ、きわめて情熱的なショパン像を打ち立てています。同様に、スケルツォ全曲に、カハーネクがレパートリーの要に据えているソナタ第 3 番を取り上げた、このたびのセッション録音でもすぐれた内容が期待できそうです。ヤン・エキエル新校訂のショパン・ナショナル・エディションによる演奏。
=サー・チャールズ・マッケラス追悼特別企画=
チャールズ・マッケラス“チェコ音楽に捧げた生涯”オペラ以外の SUPRAPHON 全録音が廉価 BOX で登場!「ドヴォルザーク& スメタナ篇」「ヤナーチェク&マルチヌー篇」2 タイトル同時リリース !!

ヤナーチェクをはじめ、チェコ音楽の紹介に終生尽力したサー・チャールズ・マッケラスは、2010 年 7 月に 84 歳の生涯を閉じました。その偉大な功績に敬意を表して、ここに 1978 年より 30 年以上に亘りパートナーシップを組んできた SUPRAPHON が、マッケラス指揮による全録音 ( オペラ作品をのぞく) を「チェコ音楽とともに歩んだ生涯」と題して、ふたつのセットにまとめてお求め安い価格でリリース致します。
「ドヴォルザーク& スメタナ」篇には、廃盤で入手できなかった「スラヴ舞曲集」が含まれているほか、Gramophone Awards 2010 管弦楽部門受賞の栄誉に輝いた最新アルバム、ドヴォルザークの「交響詩集」が収められているのもうれしいところですが、ここで初出音源の序曲「自然の王国で」を収録しているのもポイント。
「ヤナーチェク & マルチヌー」篇では、2010 年 2 月に行われたマッケラスへの貴重なインタビューがボーナスとして収録され、そのなかで、音楽と自身の人生、指揮、オーケストラや、ドヴォルザークとヤナーチェクに対する情熱について語っているのもおおいに注目されるところです。
マッケラスが、プラハでヴァーツラフ・ターリヒに師事した最初期に出会って以来、その世界に惚れ込んだヤナーチェクはもちろん、名門チェコ・フィルらとともに作品への熱い共感と愛情を寄せた演奏はいずれも評価の高いものばかり。また、デジタル収録で音質もすぐれており、広くおすすめできる内容となっております。ぜひ、この機会にご鑑賞ください。
SU 4041
(6CD)
¥6000→¥5590
「サー・チャールズ・マッケラス /
 チェコ音楽と共に歩んだ生涯~ドヴォルザーク & スメタナ篇」
  [CD 1]
   ・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第 1 集 Op.46, B 83( 全曲 )
   ・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第 2 集 Op.72, B 147( 全曲 )
     録音:1999 年 4 月 8 - 11 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
  [CD 2]
   ・ドヴォルザーク:交響的変奏曲 Op.78, B 70
     録音:2001 年 10 月 7 - 8 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
   ・ドヴォルザーク:交響曲第 6 番ニ長調 Op.60, B 112
     録音:2002 年 10 月 17 - 18 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・ライヴ )
  [CD 3]
   ・ドヴォルザーク:交響曲第 8 番ト長調 Op.88, B 163 #
   ・ドヴォルザーク:交響曲第 9 番ホ短調 Op.95, B 178「新世界より」 #
     録音:2005 年 9 月 10 - 13 日プラハ、市庁舎スメタナ・ホール ( デジタル・ライヴ )
  [CD 4]
   ・ドヴォルザーク:伝説曲 Op.59, B 122
   ・ドヴォルザーク:スケルツォ・カプリチオーソ Op.66, B 131
     録音:2001 年 3 月 17 - 25 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
   ・ドヴォルザーク:序曲「自然の王国で」Op.91, B 168 #【初出】
     録音:2005 年 9 月 10 - 13 日プラハ、市庁舎スメタナ・ホール ( デジタル・ライヴ )
  [CD 5]
   ・ドヴォルザーク:交響詩「水の精」Op.107, B 195
   ・ドヴォルザーク:交響詩「真昼の魔女」Op.108, B 196
     録音:2008 年 12 月 11 - 12 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・ライヴ )
   ・ドヴォルザーク:交響詩「金の紡ぎ車」Op.109, B 197
     録音:2001 年 6 月 14 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
   ・ドヴォルザーク:交響詩「野ばと」Op.110, B 198
     録音:2009 年 9 月 9 - 10 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
  [CD 6]
   ・スメタナ:連作交響詩「わが祖国」( 全曲 )
     録音:1999 年 5 月 12 日プラハ、市庁舎スメタナ・ホール
#プラハ交響楽団
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
サー・チャールズ・マッケラス (指揮)
( デジタル・第 54 回プラハの春国際音楽祭オープニング・コンサート・ライヴ )/DDD、ステレオ、441’08”
SU 4042
(4CD+1DVD)
¥5400→¥4990
「サー・チャールズ・マッケラス / チェコ音楽と共に歩んだ生涯
 ~ヤナーチェク & マルチヌー篇」
  [CD 1]
   ・ヤナーチェク:嫉妬 (「イェヌーファ」のオリジナル前奏曲 )
     録音:2003 年 5 月 22 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
   ・ヤナーチェク:「利口な牝狐の物語」組曲
     録音:2002 年 10 月 17 - 18 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・ライヴ )
   ・ヤナーチェク:「シャールカ」序曲
     録音:2000 年 8 月 16 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
   ・ヤナーチェク:タラス・ブーリバ
     録音:2003 年 5 月 22 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
  [CD 2]
   ・ヤナーチェク:「カーチャ・カバノヴァー」序曲、第 1 幕 & 第 2 幕の間奏曲
     録音:1997 年 3 月 21 - 27 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
   ・ヤナーチェク:「シュルークとヤウ」( ゲルハルト・ハウプトマンの劇のための音楽 )
     録音:2002 年 10 月 20 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
   ・ヤナーチェク:シンフォニエッタ
     録音:2002 年 10 月 17 - 18 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・ライヴ )
   ・【ボーナス】マッケラスへのインタビュー [ 聞き手:ペトル・ヴェべル ](12’ 27”)
     録音:2010 年 2 月 17 日ロンドン ( チェコ放送 )
  [CD 3]
   ・ヤナーチェク:グラゴル・ミサ
      エリーザベト・セデシュトレム [ ゼーダーシュトレーム ](S)
     ドラホミーラ・ドロブコヴァー (A) フランティシェク・リヴォラ (T)
     リハルト・ノヴァーク (Bs) ヤン・ホラ (Org)
     プラハ・フィルハーモニー合唱団
   ・ヤナーチェク:アマールス~独唱、混声合唱と管弦楽のためのカンタータ
     クヴェトスラヴァ・ニェメチュコヴァー (S)レオ・マリアン・ヴォディチュカ (T)
     ヴァーツラフ・ジーテク (Br) プラハ・フィルハーモニー合唱団
      録音:1984 年 1 月 27 - 30 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
  [CD 4]
   ・マルチヌー=ズビニェク・ヴォストジャーク編:「ジュリエッタ」組曲~大オーケストラのための
     録音:2008 年 12 月 5 - 6 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
   ・マルチヌー:戦場のミサ~バリトン独唱、男声合唱と管弦楽のための
     ヴァーツラフ・ジーテク (Br) プラハ・フィルハーモニー合唱団
      録音:1984 年 1 月 20 - 21 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
   ・マルチヌー:二重協奏曲~ 2 群の弦楽オーケストラ、ピアノとティンパニのための #
     ヨゼフ・ルジツカ (P)、ヤン・ボウシェ (Tim)
   ・ピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画 #
     録音:1982 年 2 月 15 - 16 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・セッション )
  [DVD]
   ・ヤナーチェク:グラゴル・ミサ ( 原典版 )
     エヴァ・ウルバノヴァー (S)、ベルナルダ・フィンク (A)、
     レオ・マリアン・ヴォディチュカ (T)、ぺテル・ミクラーシュ (Bs)
   プラハ・フィルハーモニー合唱団
    ヤン・ホラ (Org)
     録音:1996 年 3 月 21 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・ライヴ )
   ・嫉妬 (「イェヌーファ」のオリジナル前奏曲 )
     録音:2003 年 5 月 22 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・ライヴ )
   ・タラス・ブーリバ
     録音:2003 年 5 月 22 日プラハ、ルドルフィヌム ( デジタル・ライヴ )
#プラハ放送交響楽団
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
サー・チャールズ・マッケラス (指揮)
DDD、ステレオ、330’29”

TALKINGHOUSE

〜新規レーベルのご案内〜
クロノス・クァルテットの創設メンバーだったチェリスト、ジョーン・ジャンルノーのソロ・アルバムをリリースするレーベルです。
=私が初めてチェロを手にしたのは、他の10 人の子供たちがヴァイオリンを奏でている教室でした。この日から、私はチェリストになる、そしてアンサンブル奏者になるのだと思い込んでいました。20 年にわたるカルテット活動を終えて、スタジオでチェロと一人で向き合ってみることにしました。電子やループを試してみて、大きな音を作り出すことにこう見がわいてきました。そして、すべて自分で監修した音とアンサンブルを組んでみようと思ったのです。電子音のほかに、自然音、語り、珍しい楽器などの様々な音を求めて世界を旅しました。このディスクは、過去7 年にわたる私の探求の結晶です。=
THR 0806
¥2000
ストレンジ・トイズ
 (1)スリング・ショット (2)AXIS(チェロと効果音のための)
 (3)カレイドスコープ
 (4)トランジション(2つのチェロと2つのヴィオラ・ダ・ガンバのための)
 (5)戦いのタグ
 (6)ダルヴィッシュ (イスラム教の禁欲苦行派の修道僧。スーフィー)
 (7)インクのしみ~チェロのための (8)青い凧 (9)自由
 (10)ウェイティング  (11)雨の子 (12)エア&エンジェルズ
 (13)ヴァーモント・ルールズ (14)トロットラ
ジョーン・ジャンルノー(チェロ)
オリエンタル、ミニマル・ミュージック・・・ パンチの効いたジャンルノーのチェロの音色にノックアウト!様々な要素が凝縮された魅力の1枚

プロデューサー:PC ムニョス

オリエンタルな味わいとミニマルな味わい、そしてところどころに電子音のパンチも効いた刺激的な 1 枚。6 曲目のダルヴィッシュは、イスラム教の禁欲苦行派の僧で、白いスカート状の衣服を身にまとい、くるくると回り続ける儀式で知られる僧をモデルにした曲。目を閉じるとトランス状態になりそうな不思議な作品です。民族楽器などの音色もすべて効果的に用いられています。すべての曲がミニマリズム風味、オリエンタル風味、様々な魅力にあふれた楽曲たちを、パンチの効いた確かな語り口のチェロで、本格的に楽しむことができます。
0610074243854
¥2000
POP-POP
 (1)33 1/3 (2)ノイズ (3)レイモンドはどこ?
 (4)パナマ運河 (5)REVEILLE
 (6)スネイク (7)ヘリコプター (8)ホッパー
 (9)ダイヴ (10)フリークビート
ジョーン・ジャンルノー(チェロ)
PC ムニョス
 (電子ドラム、ドラム、打楽器)
完全なる電子の世界

こちらは完全に電子音楽系。チェロも電子チェロを弾いていると思われ、モワモワした独特の音色など様々な音が聴こえます。ジョーンの腕が確かなので、電子チェロでも非常にクラシカルに響くから不思議です。

WAON RECORDS

WAONCD 200
¥2300
甘き喜びのうちに In dulci jubilo
 富山鹿島町教会 礼拝奏楽より ~アドヴェントからクリスマス~
 〈礼拝の開始と御言葉に耳を傾けられるようにとの祈り〉
  1. 中世のキャロル:「甘き喜びのうちに」
  2. J.M. バッハ:「甘き喜びのうちに」
  3. J.C.H.リンク:「いとも尊いイエスよ、われらはここにて」
 〈待望(I)〉
  4. J.S. バッハ:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」
  5. コラール:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(和声:J.S. バッハ)
  6. G.M.トラバーチ:第3旋法による3つの主題によるリチェルカータ
 〈預言〉
  7.コラール:「一輪のバラの花が萌え出で(エッサイの根より)」
  8. J.ブラームス:「一輪のバラの花が萌え出で」
 〈天使による良い知らせ〉
  9. J.S. バッハ:「高き天よりわれは来たれり」
 〈天使、羊飼いの讃美〉
  10. C.ウェスレー:パストラーレ
  11『. 讃美歌 21』278 番「暗き闇に星光り」(松原葉子 編曲)
  12. J.S. バッハ:「ほめ讃えられよ、汝イエス・キリストよ」
  13『. 讃美歌 21』259 番「いそぎ来たれ、主にある民(神の御子は今宵しも)」
   (松原葉子 編曲)
  14. O.ギボンズ:ヴォランタリー
 〈マリアの讃歌、すべてのものらの礼拝と讃美〉
  15. D.ブクステフーデ:「マニフィカト(わが魂は主をあがめ)第9旋法」
  16『. 讃美歌 21』255 番「生けるものすべて」(松原葉子 編曲)
  17. J.S. バッハ:「全能なる神に讃美あれ」
  18. E.クレンケル:「いざ歌い、喜べ」
  19. B. カー:シチリアの歌に基づく変奏曲より
  20. O. アーベル:「われは汝の馬槽の前に立ち」
 〈待望(II)と成就〉
  21. J. ボワヴァン:第4旋法による容易なプレリュード
  22. 松原葉子:「久しく待ちにし」による前奏曲
  23『. 讃美歌 21』231番「久しく待ちにし」
 〈讃美と安らぎ、平和〉
  24. G.P.チーマ:カンツォーン第4番「安らぎ」
  25『. 讃美歌 21』264 番「きよしこの夜」(松原葉子 編曲)
松原葉子 - リードオルガン
一人の教会オルガニストがリードオルガンで綴る、クリスマスへの静かな祈り

録音:2009 年 9 月 28 日、12 月 7 日、2010 年 5 月 6 日、6 月 21 日 日本基督教団富山鹿島町教会礼拝堂(富山市)

一人の教会オルガニストが、日々礼拝を営む際に使用するオルガンを用いての、待降節~クリスマスにかけての音楽集。リードオルガンのストレートに心に響く音色、松原の真摯な歌心がすべて捉えられた優秀録音。「きよしこの夜」の、天上から降り注ぐ天使たちの合唱を思わせるような雰囲気は感動的。クリスマスの時期に、こうした音楽を聴いて心静かな時を過ごすのも大変よいものです。
=松原葉子(オルガン)=
1973 年、富山生まれ。幼少の頃よりピアノを始める。15 歳より教会での礼拝奏楽に携わり、教会音楽の学びを志す。フェリス女学院大学音楽学部楽理学科卒業。
オルガンを林佑子、宮本とも子、三浦はつみ、作曲を岡島雅興、松本日之春、土田英介、音楽学を寺本まり子、秋岡陽 の各氏 に師事。2000 年「立教学院創立 125 周年記念教会音楽作曲コンクール」3 位入賞。日本オルガン研究会、日本リードオルガン協会、日本賛美歌学会会員。日本基督教団富山鹿島町教会オルガニスト。

WAON RECORDS(DVD−ROM)

WAONXA 046
(2DVD-ROM)
¥4600
通常のCD,SACD,DVD プレーヤーでは
再生できません
「オランダ・バロックの愉悦」
 (1)ヤコブ・ファン・アイク:おどけ者
 (2)作者不詳:朽ちた風車
 (3)作者不詳:アメリカ
 (4)作者不詳:アイルランドの王子
 (5)作者不詳:3 つの小さなブランド
 (6)ヤコブ・ファン・アイク原曲:パヴィアの戦い
 (7)ジョヴァンニ・ ジャコモ・ガストルディ原曲:武器を取って集まれ
 (8)スウェーリンク:緑の菩提樹の下で
 (9)ピエトロ・アントニオ・ ロカテッリ:ソナタ作品 2‐4 ト長調
 (10)アンドレアス・ハンマーシュミット原曲:イントラーダ
 (11)ワセナール 伯ユニコ・ウィルヘルム:ソナタ第 1 番ヘ長調
 (12)ニコラス・ヴァレット:物乞いのファンタジー
 (13)ヤコブ・ファン・ アイク:ダフネが美しい娘だったとき
 (14)ワセナール伯ユニコ・ウィルヘルム:ソナタ第 3 番ト短調
 (15)作者不詳: 菩提樹の下で
 (16)ヤン・ピータースゾーン・スウェーリンク(?):まぬけなサイメン
 (17)ワセナール伯ユニコ・ウィ ルヘルム:ソナタ第 2 番ト短調
 (18)ピーター・マイヤー:イギリスのイントレ
 (19)作者不詳:ファンタジア
 (20)作者不詳:宮廷のサラバンタ
ルストホッファース
好評のハイレゾリューション・オーディオデータCD をはるかに凌駕するハイサンプリングと高ビット深度が、溢れる音楽の熱情とともに広大な音場の空気感までを再現します。

STEREO WAVE、PC-AUDIO

※ WAONCD 041 のハイレゾ・オーディオ盤。DVD-ROM を読み込み可能なディスクドライブを接続したパソコンと、適切なソフトウェア、オーディオ・インターフェース機器をご用意いただく必要があります。通常の CD,SACD,DVD プレーヤーでは再生できません。再生するには、適切なソフトウェアとオーディオ・インターフェース機器を搭載したコンピュータをご用意いただく必要があります。
★オランダのバロック音楽を中心としたプログラム。現在もそうですが、17,18 世紀、オランダは海に開かれているという土地柄もあり、ヨーロッパ各地の多様な人種が行き交っていました。そのなかで様々な文化交流がなされ、音楽活動もきわめて盛んでした。そんなオランダで生み出された音楽を集めたこのアルバムからは、バロック器楽の生きた姿が色鮮やかに浮かび上がってきます。ルストホッファースの名前は、ファン・アイクの「笛の楽園(DerFluyten Lust-hof)」から取ったもので、「楽園の住人達」の意です。本村睦幸、櫻田亨、上尾直毅、3 人の気鋭の古楽奏者たちによる超一級のアンサンブルにどっぷり浸かれる、たのしい一枚です。




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