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第56号マイナー・レーベル歴史的録音新譜(1)



ALTUS

ALT 101
\2600→¥2390
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
 ルーセル:『バッカスとアリアーヌ』組曲第2 番 作品43
 ヘンデル:『水上の音楽』〜アンダンテ、アラ・ホーンパイプ
シャルル・ミュンシュ( 指揮)
ボストン交響楽団
幻想といえばミュンシュ!ミュンシュといえば幻想!今回の幻想もとてつもない盛り上がり!

録音:1960 年5 月5 日、日比谷公会堂、ステレオ、ライヴ、初CD化
ALT 102
\2600→¥2390
ベートーヴェン:交響曲第5 番 ハ短調『運命』 作品67
ブラックウッド:交響曲第1 番 作品3
ワーグナー:
 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より
  前奏曲、徒弟たちの踊り、名歌手の入場
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 作品20 よりスケルツォ(管弦楽編曲版)
シャルル・ミュンシュ( 指揮)
ボストン交響楽団
聴衆仰天!ボストン響の黄金期のものすごさパワー炸裂!これはすごい。ミュンシュ面目躍如!

1960 年5 月22 日、日比谷公会堂、ステレオ、ライヴ、初CD化
ALT 100
\2600→¥2390
(1)君が代
(2)星条旗(米国国歌)
(3)ピストン:交響曲第6番
(4)バーバー:メディアの瞑想と復讐の踊り 作品23a
(5)ドビュッシー:交響詩『海』
(6)ベルリオーズ:『ラコッツィ行進曲』
シャルル・ミュンシュ( 指揮)
ボストン交響楽団
大音量!音の洪水!それでもこの透明感、ミュンシュ&ボストンの至術!君が代はこんなにも壮絶な曲であったとは!

録音:(1)(2) 1960 年5 月4 日、旧NHK ホール、(3) 1960 年5 月5 日、(4)(5)(6) 1960 年5 月29 日、日比谷公会堂、ステレオ、ライヴ、初CD化

ミュンシュといえば、パリ管デビューの幻想(ALT 182) が大変印象的ですが、手兵ボストン管との当演奏も壮絶無比でストレート!本当に驚いてしまいます。また得意の運命の迫力。ワーグナーのパワー全開の音響洪水など、ボストン響黄金期の名人芸を堪能できます。また、当時ニュービート派の重要人物として名を上げていたブラックウッドの交響曲は現代音楽に冷ややかな山崎浩太郎氏をして必聴の名曲といわしめ、ピストンの6 番も思わぬひろいものとのこと。アメリカ政府の押した曲だけあり現代曲とは思えぬわかりやすさで楽しめます。

ANDROMEDA

ANDRCD9090
(2CD)
\2000→¥1790
デ・ヴィート(ヴァイオリン)の芸術 「シャコンヌ」1957年録音
CD. 1
 ①ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
  オイゲン・ヨッフム指揮
  バイエルン放送管弦楽団 1956年ミュンヘン
 ②ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 二短調 op.108
  ティート・アプレーア(ピアノ) Tito Aprea 1957年10月3日ローマ
 ③ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番 ニ長調 HWV.371
  トゥリオ・マコーギ(ピアノ) Tullio Macoggi 1959年3月11日ローマ
CD. 2
 ④バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003
  1959年3月11日ローマでのライヴ
 ⑤バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 二短調 BWV.1004から
  「シャコンヌ」  1957年10月3日 ローマでのライヴ
 ⑥コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ 二短調 op.5 から
  第12番「ラ・フォリア」
  アントニオ・ベルトラーミ(ピアノ) Antonio beltrami 1954年3月14日ローマ
 ⑦ジャン=マリー・レクレール:ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 op.5から第6番
  トゥリオ・マコーギ(ピアノ) Tullio Macoggi 1959年3月11日ローマ
ジョコンダ・デ・ヴィート
録音年代がばらばらで、音質の統一感はありませんが、全体的にとても良い音質です。
ANDRCD9091
\1200
ミトロプーロス指揮 メンデルスゾーン:交響曲第3、5番
 メンデルスゾーン:
  ①交響曲第3番「スコットランド」 イ短調 op.56
   ベルリン・フィル 1960年8月21日
  ②交響曲第5番「宗教改革」 二短調 op.107
   ケルン放送交響楽団 1957年7月19日  
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ミトロプーロスが得意とするメンデルスゾーン2曲の交響曲。熱演です。 待望の復刻。
ANDRCD9092
(2CD)
\2000
ブルーノ・ワルター指揮ブルックナー:交響曲第8、9番
CD. 1
 ①ブルックナー:交響曲第8番
  ニューヨーク・フィル 1941年4月26日
  ※全体的にマスターに起因するSurface noiseが、聴かれます。
  お気をつけ下さい。 とても貴重な演奏の復刻です。
CD. 2
 ②ブルックナー:交響曲第9番
  ウィーン・フィル 1953年8月20日 ザルツブルグ
ブルーノ・ワルター
ところどころ傷が聴かれます。とても貴重な演奏の復刻です。
ANDRCD9087
(2CD)
\2000
ブルーノ・ワルター指揮 マーラー:交響曲第1番、第2番
CD. 1
 ①マーラー:交響曲第1番「巨人」 ニ長調
  ニューヨーク・フィル 1950年2月12日
 ②マーラー:交響曲第2番「復活」 ハ短調 第1楽章
CD. 2
 第2楽章から終章
   1948年9月16日
ブルーノ・ワルター指揮
マリア・チェボターリ(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(アルト)
ウィーン・フィル、
ウィーン国立歌劇場合唱団
注意) ジャケットの表記では、1948年9月16日と成っておりますが、この演奏は日本で良く知られた1948年5月15日のものと思われます。ヨーロッパでは、この演奏を1948年9月16日と記載している既存の媒体が複数ありますので、それに近いところから入手したマスターかと考えます。メーカーに確認したところ、現在この問題に対してジャケット等の記載変更は行わないとの事。ご了承ください。
ANDRCD9088
\1200
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)が歌う、オペラ・アリア集
 モーツァルト:
  歌劇「魔笛」、歌劇「フィガロの結婚」、「コシ・ファン・トゥッテ」から
 ヴェーバー:歌劇「魔弾の射手」から、
 ワーグナー:歌劇「タンホイザー」から
 オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」から、
 グノー:歌劇「ファウスト」から
 トマ:歌劇「ミニョン」から、
 ヴェルディ:歌劇「オテロ」から 全17曲
ヴィルヘルム・シュヒター指揮
アルトゥール・ローター指揮
フリッツ・レーマン指揮
リヒャルト・クラウス指揮
ベルリン・フィル、
RIAS交響楽団、
ベルリン放送交響楽団、
ベルリン交響楽団、
ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団
とても良い音質です。1951-1957年録音
ANDRCD9089
(2CD)
\2000
デル・モナコ ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」
  1960年11月27日ナポリ
マリオ・デル・モナコ(エルナーニ)
エットレ・バスティアニーニ(ドン・カルロ)
ニコラ・ロッシ=レメーニ(ドン・ルイ・ゴメス・シルヴィア)
マルゲリータ・ロベルティ(ドンナ・エルヴィラ)
フェルナンド・プレヴィターリ指揮
サン・カルロ劇場管弦楽団、合唱団
音質は残念ながら、良くありません。初心者向けではありません。しかし、現在ではこのアルバムでしか、この素晴らしいキャストによる名演奏を聴く事ができません。その意味で、貴重な復刻です。※以前、MELODRAMレーベルから発売あり。
ANDRCD9085
\1200
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)が歌う、歌曲集
 モーツァルト:
  「春の初めに」K.597、「夕べの想い」K.523
  「ひめごと」K.518、「すみれ」K.476
 シューベルト:
  「ズライカ」D.717、「美と愛がここにいたことを」D.775
  「憩いなき愛」D.138、「子守唄」D.867、「春の想い」D.686
 ブラームス:
  「エオルスの竪琴に寄せて」op.19-5、
  「森に囲まれた丘から」op.57-1
  「ひめごと」op.71-3、「乙女」op.95-1
 ヴォルフ:
  「進軍のラッパが鳴っている」、「我が恋は胸のうちに」
  「口さがのない人達には、いつも悪態の限りをつく」
  「私を花で覆って下さい」
  「私は巻髪に包まれて」
   1958年5月30日 ドイツ・シュヴェツィンゲン
ボーナス・トラック:
 シューマン 1953年ベルリン、
 シューベルト 1956年ベルリンでの歌曲集を収録
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)
フーゴ・ディーツェ(ピアノ)
全28曲を収録した、楽しいアルバムです。1911年に生まれたドイツのソプラノ、エリーザベト・グリュンマー(Elisabeth Grummer 1911-1986)の、よくのびる歌声と深い感情表現を気品ある演奏が堪能できるアルバムです。今回同時に発売されるANDRCD9088 オペラ・アリア集もよろしくお願い致します。
ANDRCD9086
(2CD)
\2000→¥1790
ギュンター・ラミン イン・モスクワ 1954年ライヴ 完全収録
CD. 1
 ①ヘンデル:シャコンヌ ト長調
 ②バッハ:パルティータ 第4番 ニ長調 BWV.828
 ③バッハ:半音階的幻想曲とフーガ 二短調 BWV.903
 ④バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロの為のソナタ第2番 ニ長調 BWV.1028
 ⑤ヘンデル:組曲第3番 二短調
CD. 2
 ⑥ギュンター・ラミン:3つの主題による即興曲
 ⑥バッハ:フランス組曲第6番 ホ長調 BWV.817から抜粋
  ベルンハルト・ギュンター(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ボーナス・トラック:
 バッハ:カンタータ第41番「イエスよ、今ぞ讃えられん」 BWV.41
  ギュンター・ラミン指揮
  ライプツィッヒ・ゲバンドハウス管弦楽団、
  聖トーマス教会合唱団 1950年
ギュンター・ラミン(ハープシコード)
1954年6月19日モスクワ音楽院小ホールでのライヴ 1954年6月19日、当日のコンサートをマスター・テープから完全収録しました。
ANDRCD9080
(2CD)
\2000
ヨッフム指揮
 バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245
ピーター・ピアーズ(EVANGELIST)
ハンス・ホッター(バス)
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)
マルガ・ヘフゲン(アルト)
ヨーン・ファン・ケステレン(テノール)
キート・エンゲン(バス)
オイゲン・ヨッフム指揮
バイエルン放送交響楽団、合唱団
1960年4月1日ライヴ以前、GOLDEN MELODRAMから発売あり。音質良好です。今ではスタイルの古い演奏ですが、温かみのある大きな演奏です。
ANDRCD9082
(3CD)
\2400
カラヤン指揮
 ヨハン・シュトラウス:オペレッタ「こうもり」 1960年ライヴ
エーベルハルド・ヴェヒター(アイゼンシュタイン)
ヒルデ・ギューデン(ロザリンデ)
エーリヒ・クンツ(フランク)
ゲルハルト・シュトルツェ(オルロフスキー公爵)
ジュゼッペ・ザンピエリ(アルフレッド)
ワルター・ベリー(ファルケ博士)
ペーター・クライン(ブリント)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
1960年12月31日ウィーンでのライヴ※以前、RCA=BMGから発売あり。2幕のガラ・コンサートではディ・ステファノがオ・ソレ・ミオ(カプア)、君は我が心のすべて(レハール)を歌います。音質はとても良いです。渦巻く拍手、歓声に沸く観客の興奮が、この演奏の楽しさを伝えます。
ANDRCD9083
(2CD)
\2000
カラヤン指揮
 ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
オーゼ・ノルドモ=レフベルイ(レオノーレ)
ヴィルマ・リップ(マルツェリーネ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(フロレスタン)
ハンス・ホッター(ドン・ピッツァーロ)
ヴァルター・クレッペル(ロッコ)
マレイ・ディッキー(ジャキーノ)
オットー・ヴィーナー(ドン・フェルナンド)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
1960年11月27日ウィーンでのライヴ※以前 GOLDEN MELODRAMから発売あり。とても良い音質です。
ANDRCD9084
(2CD)
\2000
クリップス指揮
 ワーグナー:歌劇「リエンツィ」(演奏会形式)
セット・スヴァンホルム(リエンツィ)
アンネ・ルント・クリスティアンセン(イレーネ)
クリスタ・ルートヴィヒ(アドリアーノ)
パウル・シェフラー(ステファノ)
ヴァルターベリー(オルシーニ)
ヨーゼフ・クリップス指揮
ウィーン交響楽団、
ウィーン楽友協会合唱団、
ウィーン少年合唱団
1960年ウィーンでのライヴ※以前 GOLDEN MELODRAMから発売あり。とても良い音質です。歌手陣の素晴らしさは、言うまでもありません。

APR

APR 7501
(5CDs/特別価格)
\5200
パーシー・グレインジャー〜
 コンプリート・ソロ・78rpm・レコーディングス
  シューマン:ピアノ・ソナタ第2番、交響的練習曲Op.13
  ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、ピアノ・ソナタ第3番
  ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番
  リスト:
   ハンガリー協奏曲第2番、ハンガリー協奏曲第12番、
   ハンガリー協奏曲第15番
  グレインジャー:
   シェパーズ・ヘイ、モリスもどき、岸辺のモリー、
   カントリー・ガーデンズ、ガムサッカーズ・マーチ/他
パーシー・グレインジャー(ピアノ)
没後50周年を迎えたパーシー・グレインジャー(1882?1961)。歴史的録音の良質な復刻でヒストリカル・ファンから多くの支持を集める"APR"からのアニヴァーサリー・アルバムは、"ピアニスト"グレインジャーの記録。
膨大な数の作品と比べ、演奏家としてのグレインジャーにスポットライトがあたる機会は決して多くないため、APRからの復刻は"ピアニスト・グレインジャー"を知る絶好の場となることだろう。

1908年-1945年の録音。

ARBITER

ARB 159
(2CD)
\4400→¥3990
トーテンベルク/ローマン・ トーテンベルクの芸術
 CD1
  1.ブラームス:ヴァイオリンソナタ第3番ニ短調Op.108
  2.ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
  3.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調BWV.1003
  4.パガニーニ:カプリス第24番
  5.ベートーヴェン:
   弦楽四重奏曲第11番ヘ短調Op.95《セリオーソ》〜第2、3、4楽章
 CD2
  1.コープランド:ヴァイオリン・ソナタ
  2.ダラピッコラ:2つの習作
  3.ウェーベルン:4つの小品Op.7
  4.シェーンベルク:幻想曲
  5.ストラヴィンスキー:デュオ・コンチェルタンテ
  6.ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
ローマン・ トーテンベルク(ヴァイオリン) 
ディーン・サンダース(CD1‐1、2)
WQXR四重奏団(CD1‐5) 
スリマ・ストラヴィンスキー(CD2‐1〜5)
佐野志津恵(CD2‐6)
伝説の巨匠の生誕100周年記念盤

1911年にポーランド生まれ、カール・フレッシュの愛弟子として早くから活躍したローマン・トーテンベルク(1911‐)は、シマノフスキとのジョイント・リサイタルや、ルービンシュタインとの演奏旅行、ミヨーの協奏曲第2番を作曲者と初演するなど、その業績は枚挙に暇がありません。イダ・ヘンデル(彼女はトーテンベルクの生誕100年を祝う祝祭コンサートをボストンで開催)らを育てた高名な教育者でもある彼は今なお現役で、毎週6人の生徒にレッスンを行う矍鑠ぶりだそうです。この度、彼の生誕を祝って企画された当盤には、1943〜86年に彼が残した録音の中から名演を選りすぐり、十八番のJ.S.バッハからウェーベルンまで幅広いレパートリーと妙技を聴かせてくれます。共演者も多才で、かのストラヴィンスキーの末子で彼の長年のパートナーでもあったスリマ・ストラヴィンスキーや、アメリカで活躍する邦人ピアニスト佐野志津恵らが伴奏を務めているのも聴きどころです。

ARCHIPEL

ARPCD0516
\1000→¥890
①マーラー:交響曲第1番「巨人」
 1960年9月11日 ヴェネツィアでのライヴ
ボーナス・トラック:
 ②マーラー:さすらう若人の歌
  アルフレート・ペル(バリトン) Alfred Poell
  ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
  ウィーン・フィル 1952年11月30日
ロリン・マゼール指揮
ヴェネツィア・ラ・フェニーチェ歌劇場管
若き日のマゼール指揮 マーラー:交響曲第1番「巨人」
「巨人」の音質はとても良いです。演奏上のバランスの乱れも聴かれますが、躍動感あふれるきびきびとした、熱演です。
ARPCD0523
\1000→¥890
マイナルディ(チェロ)、ゼッキ(ピアノ)による名演奏集
 ①ベートーヴェン:
  モーツァルトの「魔笛」から
   「娘か女か」の主題による12の変奏曲 ヘ長調 op.66
     1959年4月1日 ローマ
 ②シューベルト:
   アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
    1958年4月6日ローマ
 ③ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 op.99
    1959年4月1日ローマ
 ④ドビュッシー:チェロ・ソナタ 二短調
    1958年4月6日ローマ
エンリーコ・マイナルディ(チェロ)
カルロ・ゼッキ(ピアノ)
音質は、とても良いのですが、ところどころマスターに起因する”ぱちぱち”音が入ります。ご了承くださいますよう、お願い致します。1897年ミラノに生まれ主にドイツで活躍したエンリーコ・マイナルディ(Enrico Mainardi 1897-1976)による美しくよく歌う音色と厳格さを併せ持つ味わいの深い演奏集です。
ARPCD0524
\1000→¥890
チェリビダッケ指揮ベートーヴェン、シューベルト、J.シュトラウス
 ①ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 ヘ長調 op.68
  RAIミラノ交響楽団
  1960年1月8日ミラノでのライヴ
ボーナス・トラック:
 ②シューベルト:6つのドイツ舞曲 D.820
 ③J.シュトラウス:ウィーン気質 op.354
  RAIミラノ交響楽団  1960年2月22日ミラノでのライヴ
セルジウ・チェリビダッケ指揮
ARPCD0525
\1000→¥890
ブラームス:ドイツ・レクイエム op.45 イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ジョージ・ロンドン(バス)
ブルーノ・ワルター指揮
ニューヨーク・フィル
1954年12月16日ニューヨークでのライヴ 録音年代の古さを感じさせ、所々に傷が聴かれる音質ですが、この偉大な演奏を鑑賞するに支障はございません。
ARPCD0507
\1000
イワン・コズロフスキー(テノール) リサイタル集 Vol.1
 ロッシーニ:歌劇「セビーリャの理髪師」から「空は微笑み」
 ヴェルディ:歌劇「リゴレット」から「あれかこれか」、「女心の歌」 他
 ヴェルデイ:歌劇「椿姫」から「パリを離れて、いとしい人よ」 他
 プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」から「もう帰らないミミ」 他
 レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」から「おおコロンビーナ」
 ワーグナー:歌劇「ローエングリン」から「快い歌声は消えて」 他
 全26曲
イワン・コズロフスキー(テノール)  他
ソリスト
指揮:
サムイル・サモスード、
アレクサンドル・オルロフ、
オニシム・ブロン
管弦楽表記は無し
20世紀前半ソビエト時代の最高の歌手の1人、イワン・コズロフスキー(1900-1993)が残した膨大な記録から選曲された26曲を収録したアルバムです。全体的に音質は録音年代を考慮しても驚くほど良いですがところどころ、POP音などの傷、高音域の際”音のびびり”などが聴かれます。ご理解くださいますよう、お願い致します。録音は1930年代、1940年代。
ARPCD0518
\1000→¥890
初出 ギュンター・ラミン 
 バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV.243
Erika Rokyta (ソプラノ)
ローレ・フィッシャー(アルト)
ハインツ・マルテン(テノール)
ヨゼフ・グラインドル(バス)
ギュンター・ラミン指揮
ライプツィヒ・ゲヴァンドハウス管弦楽団、
トーマス教会合唱団
1944年11月24日ライプツィヒ※1918年ライプツィヒ聖トーマス教会のオリガニストとなり、1940年から師シュトラウベの後任としてバッハ以後12代目のトーマス・カントルを務め1956年に亡くなるまで、オルガニスト、ハープシコード奏者、指揮者として活躍し、ドイツにおけるバッハ演奏の伝統を守ったギュンター・ラミンによる、今回初出となるバッハの演奏です。音質は、こもりがちで、決して良いとは言えませんが価値のあるアルバムです。   ボーナス・トラックとして:バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV.1068オットー・クレンペラー指揮 Otto Klempererバイエルン放送交響楽団 1957年ミュンヘン ※音質はとても良いです。
ARPCD0519
\1000→¥890
ケンペ指揮 
 マーラー:交響曲第5番
ルドルフ・ケンペ指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
1948年11月3日 ライプツィヒ※ところどころに、原盤に起因するノイズなどの傷が聴かれますことご理解頂けますよう、お願い致します。全体的には良い音質です。貴重な録音の登場です。
ARPCD0514
\1000→¥890
マーラー:交響曲第9番 ニ長調 ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ニューヨーク・フィル
1960年1月23日ニューヨークでのライヴ ※名演奏の復刻です。音質は多少こもりがちですが、この名演奏を聴くに支障はありません。
ARPCD0515
\1000
マーラー:嘆きの歌
ボーナス・トラックとして:
 シューベルト:歌曲「美しい水車小屋の娘」
  ユリウス・パツァーク(テノール)
  ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ソーニャ・ドラクスラー(アルト)
ユリウス・パツァーク(テノール)
クルト・リヒター指揮
ウィーン放送交響楽団、
オーストリア放送合唱団
1960年ウィーンでのスタジオ録音(放送用録音かと思われます) 1944年 ※マーラーの音質は、とても良いです。独唱陣、合唱ともに白熱した演奏です。
ARPCD0517
(2CD)
\1600→¥1490
ミトロプーロス最後のコンサート マーラー:交響曲第3番 二短調
 1960年10月31日ケルン
ボーナス・トラックとして:
 a ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 op.90
  コンセルトヘボウ管弦楽団
   1958年8月10日ザルツブルグ
 b ドビュッシー:「海」
   ベルリン・フィル 1960年8月21日ザルツブルグ
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
ルクレティア・ウェスト(アルト)
ケルン放送交響楽団
マーラーは待望の復刻。ミトロプーロスは1960年11月2日ミラノで同曲のリハーサル中に急死しました。聴き応え十分な3曲を収録したお買い得なアルバムです。音質はとても良いです。

ARTE VERUM

CYP 9612
(12CD)
\10000→¥8990
エリザベート王妃国際音楽コンクール1951-2001
 過去に開催されたコンクールの実況ライヴ(一部受賞者記念コンサート音源を含む)
[CD1]
 ・1951年ヴァイオリン部門第1位/レオニード・コーガン(1924-1982)
   パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番〜カデンツァのみ(1951年5月23日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1955 年ヴァイオリン部門第1位/バール・セノフスキ(b.1925)
   ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ(ピアノ:ウジェーヌ・ドゥ・カンク)(1955 年5月26日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1955 年ヴァイオリン部門第2 位/ジュリアン・シトコヴェツキ(1925-1958)
   イザイ:ヴァイオリン・ソナタop.27-6(1955 年6月8日(入賞者記念コンサート)パレ・デ・ボザール)
 ・1959 年ヴァイオリン部門第1位/ジェイム・ラレード(b.1941)
   ミヨー:ヴァイオリン協奏曲第3 番「国王のコンセール」op.373(ベルギー国立管弦楽団、フランツ・アンドレ指揮)
   (1959 年5月28日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1963 年ヴァイオリン部門第5 位/チャールズ・キャッスルマン(b.1941)
   ジョンゲン:ヴァイオリン協奏曲 ニ調(ベルギー国立管弦楽団、フランツ・アンドレ指揮)
   (1963 年5月23日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)

[CD2]
 ・1952 年ピアノ部門第1位/レオン・フライシャー(b.1928)
   ブラームス:ピアノ協奏曲第1番(ベルギー国立管弦楽団、フランツ・アンドレ指揮)
   (1952 年5月26日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1956 年ピアノ部門第5 位/ラザール・ベルマン(b.1930)
   プロコフィエフ:トッカータop.11(1956 年5月29日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1960 年ピアノ部門第1位/マルコム・フレージャー
   マルセル・プート:ピアノ協奏曲(ベルギー国立管弦楽団、フランツ・アンドレ指揮)
   (1960 年5月25日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)

[CD3]
 ・1956 年ピアノ部門第1位/ヴラディーミル・アシュケナージ(b.1937)
   リスト:ピアノ協奏曲第1番(ベルギー国立管弦楽団、フランツ・アンドレ指揮)
   (1956 年6月1日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1964 年ピアノ部門第3 位/ジャン=クロード・ヴァンドン・アインデン(b.1947)
   シューマン:交響的練習曲(1964 年5月25日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1964 年ピアノ部門第1位/エフゲニー・モギレフスキ(b.1945)
   ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(RTB/ BRT交響管弦楽団、ダニエル・シュテルンフェルド指揮)
   (1964 年6月12日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール)

[CD4]
 ・1963 年ヴァイオリン部門第1位/アレクセイ・ミフリン(b.1938)
   ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 op.77(ベルギー国立管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス指揮)
   (1963 年6月13日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール)
 ・1967年ヴァイオリン部門第1位/フィリップ・ヒルシュホルン(1946-1996)
   ラヴェル:ツィガーヌ(ベルギー国立管弦楽団、ルネ・ドゥフォッセ指揮)(1967年6月9日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール)
 ・1967年ヴァイオリン部門第3 位/ギドン・クレーメル
   シューマン:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 op.131(ピアノ:マリーナ・ボンダレンコ)
   (1967年5月25日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1980 年ヴァイオリン部門第2 位/ペーター・ザゾフスキ(b.1945)
   フレデリク・ファン・ロッスム:ヴァイオリン協奏曲第1番(ベルギー国立管弦楽団、ジョルジュ・オクトロス指揮)
   (1980 年5月27日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)

[CD5]
 ・1968 年ピアノ部門第5 位/アンドレ・ドゥ・グロート(b.1940)
   ラフマニノフ:パガニーニの主題に基づく変奏曲op.43(ベルギー国立管弦楽団、ルネ・ドゥフォッセ)
   (1968 年6月5日(受賞者記念コンサート)パレ・デ・ボザール)
 ・1968 年ピアノ部門第1位/エカテリーナ・ノヴィツカヤ(b.1951)
   ムソルグスキー:展覧会の絵(1968 年5月31日(第1位受賞者記念リサイタル)パレ・デ・ボザール)
 ・1975 年ピアノ部門第3位/ユーリ・エゴロフ(1954-1988)
   シューマン:謝肉祭op.9(1975 年5月27日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)

[CD6]
 ・1968 年ピアノ部門第10 位/内田光子(b.1948)
   ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3 番(RTB/ BRT 交響管弦楽団、ダニエル・シュテルンフェルド指揮)
   (1968 年5月21日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1978 年ピアノ部門第1位/アブデル=ラーマン・エル=バシャ(b.1958)
   プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番(ベルギー国立管弦楽団、ジョルジュ・オクトロス指揮)
   (1978 年5月31日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1987年ピアノ部門第1位/アンドレイ・ニコルスキ(b.1959)
   ショパン:舟歌(1987 年5 月13 日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)

[CD7]
 ・1971年ヴァイオリン部門第5 位/エディト・ヴォルケールト(1949-1992)
   バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2 番(ベルギー国立管弦楽団、ミヒャエル・ギーレン指揮)
   (1971年6月2日(受賞者記念コンサート)パレ・デ・ボザール)
 ・1980 年ヴァイオリン部門第1位/堀米ゆず子(b.1957)
   ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 op.7(8 ピアノ:ジャン=クロード・ヴァンデン・アインデン)
   (1980 年5月30日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1976 年ヴァイオリン部門第1位/ミハイル・ベズヴェルフニー(b.1947)
   ショスタコーヴィチ/ツィガノフ:ヴァイオリンとピアノのための4 つのプレリュード(ピアノ:ベッラ・ラーコヴァ)
   (1976 年5月29日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)

[CD8]
 ・1975 年ピアノ部門第1位/ミハイル・フェールマン(b.1955)
   チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(BRT 交響管弦楽団、イルヴィン・ホフマン指揮)
   (1975 年5月31日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1983 年ピアノ部門第1位/ピエール=アラン・ヴォロンダート(b.1962)
   ブラームス:4つのバラードop.10(1983 年5月27日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1987年ピアノ部門第4 位/ヨハン・シュミット(b.1964)
   ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ(1987年5月27日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)

[CD9]
 ・1971年ヴァイオリン部門第1位/ミリアム・フリード(b.1946)
   シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(RTB/BRT 交響管弦楽団、ルネ・ドゥフォッセ指揮)
   (1971年5月17日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1985 年ヴァイオリン部門第1位/ナイ・ユアン・フ(b.1961)
   ジャン=マリー・シモニス:ヴァイオリンとオーケストラのためのカンティレーヌ(録音データなし)
 ・1993 年ヴァイオリン部門第1位/戸田弥生(b.1968)
   ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ(ピアノ:ダナ・プロトポペスク)(1993 年6月4日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1997年ヴァイオリン部門第1位/ニコライ・ズナイダー(b.1975)
   イザイ:ヴァイオリン・ソナタop.27-2(1997年6月3日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)

[CD10]
 ・1972 年ピアノ部門第1位/ヴァレリー・アファナシエフ(b.1947)
   シューベルト:ピアノ・ソナタ第13 番 イ長調 op.120 D664(1972 年6月1日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1983 年ピアノ部門第4 位/ダニエル・ブルーメンタール(b.1952)
   ドゥヴレーズ:ピアノ協奏曲第4 番(ベルギー国立管弦楽団、ジョルジュ・オクトロス)
   (1983 年5月23日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1991年ピアノ部門第1位/フランク・ブラレイ(b.1968)
   モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 KV332(1991年5月31日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1991年ピアノ部門第1、2、3 位/ブラレイ、ステファン・プルツマン、ブライアン・ガンツ
   ラフマニノフ:6 手のためのロマンス(1991年6月18日(ガラ・コンサート)パレ・デ・ボザール)
 ・1995 年ピアノ部門第1位/マルクス・グロー(b.1970)
   ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110(1995 年5月13日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)

[CD11]
 ・1989 年ヴァイオリン部門第1位/ヴァディム・レーピン(b.1971)
   チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(ベルギー王立音楽院、ジョルジュ・オクトロス指揮)
   (1989 年5月29日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1999 年ピアノ部門第1位/ヴィタリ・サモシュコ(b.1973)
   ショパン:バラード第4 番(1999 年5月15日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
 ・1999 年ピアノ第2 位/アレクサンドル・ギンジン(b.1977)
   リスト:ピアノ・ソナタ(1999 年5月13日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)

[CD12]
 ・1988 年声楽部門第1位/アガ・ウィンスカ(b.1964)
   ヴェルディ:椿姫より「ああ、そはかの人か〜花から花へ」(モネ王立歌劇場管弦楽団、シルヴァン・カンブルラン指揮)
   (1988 年5月28日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・1992 年声楽部門第1位/ティエリー・フェリックス(b.1965)
   モーツァルト:フィガロの結婚より「すべて準備は整った〜少しばかりその目を開け」
   (1992 年5月24日(ファイナル)モネ王立歌劇場管弦楽団、マルク・シュストロット指揮)
 ・1996 年声楽部門第1位/ステファン・サルターズ(b.1970)
   レスピーギ:夜(ピアノ:ヨゼフ・デ・ベーンハウウェル)(1996 年5月15日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
 ・1996 年声楽部門第2 位/アンナ・カメリア・ステファヌスク(b.1974)
   フィリップ・ベースマンス:季節の夢(ピアノ:アンドレイアナ・ロスカ=ゲアマナ)
   (1996 年5 月16 日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
 ・1996 年声楽部門第3位/エレーニ・マトス(b.1966)
   マーラー:私は真っ赤にやけたナイフを(さすらう若人の歌より)(ピアノ:ダニエル・ブルーメンタール)
   (1996 年5 月16 日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
 ・2000 年声楽部門第3位/オルガ・パシフニク(b.1968)
   モンテヴェルディ:dal mio permesso amato(オルフェオより)
   (アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック、ポール・グッドウィン指揮)(2000 年5月17日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・2000 年声楽部門第2位/マリウス・ブレンシウ(b.1973)
   ヴェルディ:マクベスより「ああ、父の手は」( モネ王立歌劇場管弦楽団、マルク・シュストロット指揮)
   (2000 年5月25日(ファイナル)パレ・デ・ボザール)
 ・2000 年声楽部門第1位/マリー=ニコル・ルミュウ(b.1975)
   ロッシーニ:アルジェのイタリア女より「ひどい運命よ」(モネ王立歌劇場管弦楽団、マルク・シュストロット指揮)
   (2000 年5月20日(セミ・ファイナル)パレ・デ・ボザール)
   ショーソン:リラの花咲くころ(ピアノ:ダニエル・ブルーメンタール)
   (2000 年5月19日(セミ・ファイナル)ブリュッセル王立音楽院)
歴史あるエリザベート王妃国際コンクールの貴重な記録ボックス!1951年から2000 年までの決勝時のライヴ録音をメインとした気魄に満ちた演奏がギッシリ。クレーメル、内田光子、レーピン、ブラレイに戸田弥生、フライシャー、コーガンも!さらに伴奏指揮者もギーレンなど注目!!

世界の三大コンクールのひとつとも言われるエリザベート王妃国際音楽コンクールの50 年にわたる貴重な記録。エリザベート王妃国際コンクールは、ベルギーが生んだ偉大なヴァイオリニスト、イザイの名を冠したウジェーヌ・イザイコンクール(1937 年に第1 回が開催) の後身として、1951 年に記念すべき第1 回(ヴァイオリン部門)が開催されました。これを皮切りに、ピアノ(1952 年〜 )、作曲(1953 年〜 ) 部門が設立、1988 年からは声楽部門も設立されました。1 年につき1 部門、各部門は4 年毎に開催されています。このボックスには、第1 回の優勝者コーガンの録音から、2000 年開催の声楽部門の記録までがギッシリ詰まっています。コンクールのライヴ録音というだけあって、どれも独特の緊張感と気魄に満ちた演奏ばかり。コーガンのもの以外はすべて全曲収録されています。若き音楽家たちの真剣勝負にじっくり耳を傾けたいセットです。
CYP 9613
(3CD)
\2700→¥2490
エリザベート王妃国際音楽コンクール1951-2001
 過去に開催されたコンクールの実況ライヴ
(CYP 9612 の抜粋/
 ミリアム・フリード、 ヴラディーミル・アシュケナージ、堀米ゆず子、フランク・ブラレイ、
 フィリップ・ヒルシュホルン、ヴァレリー・アファナシエフ、
 マリー=ニコル・ルミュウ、アブデル=ラーマン・エル=バシャ、
 ヴァディム・レーピン、ヴィタリ・サモシュコ

AUDITE

AU 95619
¥2000→¥1890
ストラヴィンスキー:「ペルセフォネ」(ドイツ語) フリッツ・ヴンダーリヒ(T)
ドリス・シャーデ(語り)
ディーン・ディクソン(指)
ヘッセン放送交響楽団
ヘッセン放送合唱団、
南ドイツ放送合唱団
シュヴァンハイム少年合唱団
ヴンダーリヒのストラヴィンスキー!幻の名指揮者ディクソンの貴重な記録でもあるストラヴィンスキーの「ペルセフォネ」!

録音:1960 年 11 月 11 日、フランクフルト・アム・マイン(ライヴ・モノラル)/48'57

名テノールフリッツ・ヴンダーリヒがストラヴィンスキー作品で歌っている珍しい録音が発掘されました。「ペルセフォネ」は、1933 年にパリで初演された3 部のメロドラマ。テノール・ソロ、合唱、語りをともなった作品で、初演時にはバレエが用いられて舞台上演されている。音楽そのものはカンタータ風で、題材ともども、新古典主義時代のストラヴィンスキーらしい作品。ヴンダーリヒの美声が生えています。なおここではフリッツ・シュレーダーによるドイツ語訳で上演されています。
この録音のもう一つの価値は、ディーン・ディクソン(1915 -1976)の指揮。卓越した指揮者であったにもかかわらず、アフリカ系ということで米国での活動がままならなかったディクソンは、1950 年代からヨーロッパやオーストラリアに活路を見出し、エーテボリ交響楽団の首席指揮者を務めるなどかなりの活躍をしましたが、録音はあまり多く残すことはありませんでした。この幻の名指揮者の力量を知る上でも貴重な録音です。
AU 21406
(3CD)
\4500→¥4090
「セルジウ・チェリビダッケ / コンプリートRIAS録音集1948−57」 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
[CD 1] 70’12”
 ・ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
   ゲルハルト・プッヒェルト(P)、RIAS交響楽団
    録音:1948年10 月20 日ベルリン=ダーレム、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
 ・ラヴェル:スペイン狂詩曲
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1948年10 月14 日ベルリン=ダーレム、ティールアレー・ゲマインデハウス(セッション・モノラル)
 ・ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲Op.35a
   ジークフリート・ボリース(Vn)
    録音:1949 年5 月9 日ベルリン=ダーレム、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
 ・ケルビーニ:「アナクレオン」序曲
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1949 年3 月7日ベルリン=ダーレム、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
[CD 2] 80’48”
 ・ヒンデミット:ピアノ協奏曲(1945) 【ドイツ初演】
   ゲルハルト・プッヒェルト(P)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1949 年9月5 日ベルリン=ダーレム、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
 ・ハラルト・ゲンツマー(1909−2007):フルートと室内オーケストラのための協奏曲(1944)
   グスタフ・シェック(Fl)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1950年12 月9 日ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会(セッション・モノラル)
 ・コープランド:バレエ「アパラチアの春」
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1950年4 月4 日ベルリン=ダーレム、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
[CD 3] 65’15”
 ・ハインツ・ティーセン(1887− 1971):ハムレット組曲Op.30
   合唱団
    ベルリン放送交響楽団
     録音:1957年10 月7 日ベルリン=ダーレム、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
 ・ティーセン:サランボー組曲Op.34a
   ベルリン放送交響楽団
    録音:1957年10 月7 日ベルリン=ダーレム、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
 ・ティーセン:交響曲第2 番Op.17「死してなれ」
   ベルリン放送交響楽団
    録音:1957年10 月7 日ベルリン=ダーレム、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
 ・ラインハルト・シュヴァルツ=シリング(1904 −1985):弦楽オーケストラのための序奏とフーガ【世界初演】
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1949 年4 月11 日ベルリン=ダーレム、ティタニア=パラスト(ライヴ・モノラル)
ついにRIASオリジナル・マスターより望みうる最高の音質でのCD 化が実現!「ベルリン時代のチェリビダッケ」

モノラル

抜群の高音質復刻で評判を呼ぶaudite の「ドイチュラントラジオ・クルトゥーア・エディション」に、またまた大物が登場します。チェリビダッケがベルリン・フィルほかを指揮したCD3 枚組セットの内容は、1948 年から1957 年の間にRIAS によってライヴならびにセッション収録されたすべての音源を集めたものです。
♪チェリビダッケとベルリン・フィル♪
セルジウ・チェリビダッケ(1912 − 1996) は、地元ルーマニアの大学で哲学と数学を学んだのち、1936 年にベルリンに赴き、ベルリン音楽大学で、フーゴ・ディストラーに対位法を、クルト・トーマスとフリッツ・シュタインに音楽理論を、ヴァルター・グマインドルに指揮法を、そしてハインツ・ティーセンに作曲を師事しています。
フルトヴェングラーを心から尊敬していたといわれるチェリビダッケは、第2 次大戦後に指揮活動を禁止されたフルトヴェングラーの代役として、1945 年にベルリン・フィルの首席指揮者として迎えられ、以後7 年間ベルリン・フィルを指揮、1952 年にフルトヴェングラーが終身首席指揮者として復帰した後も支え、1954 年までベルリン・フィルの復興再建に尽力しました。
♪キャリア初期の貴重なドキュメント♪
チェリビダッケはごく少数の例外を除いて、レコーディングには否定的な立場を取り続けたことでもユニークな存在でした。ようやく死後に解禁された晩年のライヴ演奏では、ミュンヘン・フィルとのブルックナーなどに代表されるように、入念なリハーサルによる徹底して磨き抜かれた表現と、極端に遅いテンポの採用に特徴が顕著ですが、ここでは、オケに厳しいリハーサルを要求した「完璧主義者」チェリビダッケの一貫した姿勢が垣間見られると同時に、まだ比較的まともなテンポ設定で演奏が行われている点にも気付かされます。
♪ガーシュウィン、ヒンデミットそしてラヴェル♪
録音嫌いのチェリビダッケの遺したRIAS のアーカイヴはキャリア初期のドキュメントとしても貴重なのはもちろんですが、その収録内容もベルリンで活躍していた時期ならではともいうべきたいへん興味深いものとなっています。
ピアノの即興演奏などからも知られるように好んでいたガーシュウィンや、精妙なグラデーションにより、かねて得意なことで有名なラヴェル。演奏効果の上がることから、チェリビダッケがコンサートのオープニングのプログラムに組むことが多かった「アナクレオン」序曲のほか、ナチ政権下で演奏を禁じられていたヒンデミットと、その弟子ゲンツマーの作品などが取り上げられています。
♪「チェリビダッケの師」ティーセンによる作品♪
上記のように、ベルリン音楽大学でティーセンに作曲を学んだチェリビダッケは、1957 年、師ティーセンの70 歳の誕生日の機会に、ベートーヴェンの第7 交響曲をのぞいて、すべてティーセンの作品のみを演奏するためにベルリンへ帰還しました。
ハインツ・ティーセン(1887 − 1971) は、チェリビダッケに意見できる数少ない人物のひとりで、米兵の誤射でレオ・ボルヒャルトが死亡し、ベルリン・フィルの首席指揮者が不在となった際に、チェリビダッケにベルリン・フィルの首席指揮者のオーディションを受けるように勧めたとも云われています。表現主義への傾向を強めた作風により、やはりナチによってマークされていたティーセンですが、こうして直弟子チェリビダッケの演奏で聴けるのは思いがけない喜びといえるでしょう。
チェリビダッケが、すでに疎遠になっていたベルリン・フィルではなく、ベルリン放送響を指揮したこのコンサートは、1992 年にシャウシュピールハウスでベルリン・フィルを指揮してブルックナーの第7 交響曲を演奏するまでの間、結果的にチェリビダッケにとっての“ベルリン告別” 演奏会となりました。
♪ベルリンRIAS 正規マスターを初めて使用♪
ブゾーニ、ケルビーニ、ヒンデミットなど、別のレーベルから出ていたことのある演奏も含まれていますが、このセットのために、RIAS のアーカイヴよりオリジナル・マスターテープが初めて利用可能となり、その結果、望みうる最高のクオリティのCD 化が実現しました。
なお、時折、低域にブーンというノイズの混入がみられることがありますが、これは1948 年6 月24 日から1949 年5 月12 日にかけて、いわゆる「ベルリン封鎖」によりティタニア=パラスト上空が大渋滞を起こしていたことによるもので、この演奏が行われた当時の時代背景をなまなましく感じさせるものといえるでしょう。

BONGIOVANNI

GB 1219
\2400
マリオ・フィリッペスキ 第3集
 (1)プッチーニ:「トゥーランドット」抜粋
 (2)ロッシーニ:「グリエルモ・テル」抜粋
(1)アデリーナ・カンビ(S トゥーランドット)
 マリオ・フィリッペスキ(T カラフ)
 ロゼッタ・ノーリ(S リュー)
 アフロ・ポーリ(Bs ティムール)
 ヴィンチェンツォ・ベッレッツァ(指)
 管弦楽団,合唱団
(2)パオロ・シルヴェーリ(Br グリエルモ・テル)
 マリオ・フィリッペスキ(T アルノルド)
 アンナ・マリア・ロヴェーレ(S マティルデ)
 ラッファエーレ・アリエ(Bs グワルティエーロ)
 ニーノ・サンツォーニョ(指)管弦楽団,合唱団
高音王、マリオ・フィリッペスキの貴重な録音!「トゥーランドット」は初出!!

(1)録音:1957 年7 月,ナポリ(2)録音:1954 年、ミラノ/ADD、79'51

輝かしい高音で根強いファンのいるイタリアのテノール、マリオ・フィリッペスキ(1907 − 1979)の貴重な録音集第3 弾。「トゥーランドット」は、おそらくこれが初出となる音源。1957 年7 月に、ナポリのアレーナ・フレグレアで行われた野外上演のライヴ。オーケストラと合唱団はサンカルロ劇場のものと思われます。「グリエルモ・テル」は、RAI ミラノへの放送用録音。全曲盤も発売されたことがあります。
HOC 056
(2CD)
\3200
ポンキエッリ:「ジョコンダ」 ルシール・ウドヴィッチ(S ジョコンダ)
フラヴィアーノ・ラボー(T エンツォ・グリマルド)
アルド・プロッティ(Br バルナバ)
ノーマン・スコット(Bs アルヴィーゼ・バドエロ)
ミニョン・ダン(Ms ラウラ・アドルノ)
カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指)
管弦楽団,合唱団
ウドヴィッチ、ラボー、プロッティ!!!録音に恵まれなかった名歌手たちの熱唱がスゴイ「ジョコンダ」!

録音:1960 年、ブエノスアイレス

1960 年7 月28 日、ブエノスアイレスのコロン劇場での上演のライヴ録音と思われます。イタリアの名バリトン、アルド・プロッティ(1920 −1995)は日本でも人気がありますし、1960 年代を中心に活躍したフラヴィアーノ・ラボー(1927 − 1991)も、ヴェルディ・テノールとして高い評価を得たテノール。しかし米国生まれでイタリアで活躍したソプラノ、ルシール・ウドヴィッチ(1930−1999)となると、日本ではほとんど知られてないでしょう。
しかしこの三人はいずれもたいへんな実力の持ち主です。さらにメトの万能バス、ノーマン・スコット(1921 − 1968)、まだ20 代だったメッゾソプラノ、ミニョン・ダン(1931 −)と、実は相当に良いキャストが集っています。しかも名匠カルロ・フェリーチェ・チラーリオの指揮。実力のある人たちが舞台に集った時だけに味わえる興奮がしっかり収められています。音は、1960 年の南米のライヴの標準よりはいくらかよいか、というくらいです。興奮のライヴをぜひ。

CASCAVELLE

スイスの名門カスカヴェル・レーベルよりまたも注目のシリーズ
—ヨゼフ・クリップス・エディション開始—

VEL 3156
\1700→¥1590
モーツァルト:
 アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
 レクイエム ニ短調 K.626
ヨゼフ・クリップス( 指揮)
アグネス・ギーベル、マルガ・ヘフゲン、
ハンス・ウルリヒ・ミールシュ、
ボリス・カルメリ、
フランス国立放送管弦楽団、
フランス国立放送合唱団、
ルネ・アリックス(合唱指揮)
これはすごい!クリップスといえばモーツァルト、モーツァルトといえばクリップスと言われただけあり、この美しさはひとしお。モノラルながら分離もよく美しい録音です。

録音:1965 年12 月2 日( ライヴ)、パリ/モノラル、ライヴ

クリップスの十八番であるモーツァルトだけあり、その美しさは群を抜いております。レクイエムとアヴェ・ヴェルム・コルプスの格調高さを再認識できる名演でモノラルながら分離も非常によく美しい録音でございます。
VEL 3155
\1700→¥1590
(1)ヴェーバー:オベロン序曲
(2)シューベルト:交響曲第9番 ハ長調「ザ・グレイト」D.944
ヨゼフ・クリップス(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
フランスの楽団ならではのとろけるホルンとチェロ声部がエレガントに歌いまくる絶品の味わい!グレイト1 楽章のコーダの崩れる寸前のテンポ感が見事!これは大歌舞伎

録音:(1)1957 年10 月10 日( ライヴ)、(2)1954 年10 月4 日( ライヴ)、パリ/モノラル、ライヴ

クリップスがフランスのオーケストラ特有のとろけるようなホルンと声部がエレガントなチェロを歌わせ、それでいて決して音色がぼやけることはなく絶妙にコントロールされた絶品の演奏です。シューベルトのグレイト、第1 楽章のコーダでは崩れる寸前のテンポ感が見事、これは大歌舞伎です!
VEL 3154
\1700→¥1590
ベートーヴェン:
 (1)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
 (2)コリオラン序曲 作品62
 (3)交響曲第1番 ハ長調 作品21
ヨゼフ・クリップス( 指揮)
フランス国立放送管弦楽団
(1)アイザック・スターン(ヴァイオリン)
巨匠スターンの30 代の力強さと人間味あふれた演奏!そしてクリップスとフランス国立との相性も抜群のベト1 交響曲にも注目

録音:(1)(2) 1958 年9 月18 日(ライヴ)、(3) 1965 年8 月28 日( ライヴ)、パリ/モノラル、ライヴ

アイザック・スターン38 歳の力強さと語りかけるような人間味あふれた演奏。スターンはグァルネリ・デル・ジェスを愛用し、この録音では1737 年製『Viconte de Panette』(1947 年〜 1994 年所有) 使用していると思われます。生涯通じるスターン独自の音色をもち、音楽への誠実さ素直さはこのときからすでに確立されております。またカップリングの交響曲第1 番ではクリップスとフランス国立との相性抜群です。
VEL 3152
\1700→¥1590
リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団
発病前の生気爛爛フリッチャイ!DGに録音しなかったブラームス1番冒頭から異常ボルテージで変幻のテンポに釘づけ!コーダの表現は正に巨大の一語!圧倒的大団円でございます!貴重!フリッチャイの爆演ブラ1!そして注目!チッコリーニの煌びやかなリスト第2番

録音:1956 年2 月8 日、ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ/ライヴ

フリッチャイの貴重なブラームス:交響曲第1 番のライヴ!収録は56 年とのことですので白血病を患ったとされる前年、フリッチャイがバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任した年です。彼はヴァイオリン、ティンパニ、トロンボーンほか多くの楽器を習得しており、それぞれの楽器を知り尽くした上での表現は非常に深くまた情熱に満ちております。とりわけ弦の歌わせ方、効果的なティンパニのダイナミクスなどは希有の才能をもってして、と言えましょう。
そして注目のもう一つのプログラムは、チッコリーニのリストのピアノ協奏曲第2 番のカップリング。日本でも人気の巨匠チッコリーニですが録音当時は30 歳。1949 年にロン・ティボー国際コンクールに優勝してから5 年が経ち、名声を広めはじめたチッコリーニ若かりし貴重なライヴ録音です。決して力任せではない深い低音と繊細なまでも美しい高音が魅力のチッコリーニですが、30 歳にして完璧なまでに表現しております。フリッチャイの好サポートも得た名演と申せましょう。

CLASSIC ARCHIVE

CA038-2
\2000→¥1890
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
 1-4.ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ協奏曲 第5 番「皇帝」(トラック1 は拍手)
 5.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ニ長調 L.461
 6.スカルラッティ:ソナタ ハ短調 L.352
 7.スカルラッティ:ソナタ ロ短調 L.449
 8.モンポウ:歌と踊り 第6 番から「歌」
 9.ショパン(1810-1849):ワルツ 第17 番 変ホ長調 遺作
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
ローマ・イタリア放送交響楽団
マッシーモ・フレッチャ(指揮)
TAHRA レーベルからも発売されているミケランジェリ1959 年12 月12 日「皇帝」のライヴ録音です。ミケランジェリ特有の粒立ちの良い明るい音色が巧く捉えられている録音です。攻撃的とも思えるフレッチャの棒も魅力的です。彼が生涯愛した「皇帝」の革新的な姿がここにあります。同時収録の小品も貴重なものばかりで商業盤としては初出になります。スカルラッティの3 曲は1949 年の録音。想像以上のクリアな音で、流麗闊達な音楽が目の前に立ち現れます。モンポウの歌は「歌と踊り」第6 番より歌のみですが、TESTAMENT盤の演奏とは違うものです。ミケランジェリが生涯愛した作品の数々をお聴きください。
なお、オリジナル・テープに起因すると思われるノイズ、編集ミスと思われる個所があります。ご了承ください。
録音 モノラル 1959 年12 月2 日 ローマ RAI オーディトリアム…1-4 1949 年 ナポリ スタジオ(詳細不明)…5-7 1959 年9 月9 日 アレッツォ アウラ・ディ・パラッツォ・プレトリオ…8-9

チェコ放送ラジオサービス

CR 0510-2
(2CD)
\2600→¥2390
グレート・アーティスツ・イン・プラハ ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
 J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲(全曲)
  第1番ト長調 BWV1007(*)/第2番ニ短調 BWV1008(*)
  第3番ハ長調 BWV1009(*)/第4番変ホ長調 BWV1010(+)
  第5番ハ短調 BWV1011(+)/第6番ニ長調 BWV1012(+)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
録音:1955年5月26日(*)、27日(+)、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール、 「プラハの春」音楽祭、ライヴ、モノラル(+)
※Supraphonレーベル、SU 4044と同一音源です。ご注意ください。

DOREMI

DHR 8006/8
(3CD)
\6900→¥6290
「アイダ・シュトゥッキVol.2 / 放送用ライヴ録音集」
 (1)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1 番ト長調Op.78「雨の歌」
 (2)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2 番イ長調Op.100
 (3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3 番ニ短調Op.108
 (4)ブラームス:弦楽四重奏曲第2 番イ短調Op.51-2
 (5)シューマン:ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲ハ長調Op.131
 (6)ハイドン:ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲ヘ長調Hob.XVIII-6
 (7)ブラームス、シューマン&ディートリヒ共作:F.A.E. ソナタ
 (8)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第27 番ハ長調 K.303
 (9)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10 番ト長調Op.96
 (10)ドヴォルザーク:テルツェット ハ長調Op.74, B 148
(1)〜(3)アイダ・シュトゥッキ(Vn)
 ワルター・フライ(P)
(4)アイダ・シュトゥッキ、ジュゼッペ・ピラッチーニ(Vn)
 ゲルハルト・ヴィーザー(Va) ヴァルター・ヘフェリ(Vc)
(5)アイダ・シュトゥッキ(Vn)
 ロルフ・ラインハルト( 指揮)
 シュトゥットガルト・プロ・ムジカ管弦楽団
(6)アイダ・シュトゥッキ(Vn)
 ハンス・アンドレーエ(Cem)エーリヒ・シュミット(指揮)
 チューリヒ放送管弦楽団
(7)アイダ・シュトゥッキ(Vn) ピナ・ポッツィ(P)
(8)(9)アイダ・シュトゥッキ(Vn) ピナ・ポッツィ(P)
(10)アイダ・シュトゥッキ、ジュゼッペ・ピラッチーニ(Vn)
 ヘルマン・フリードリヒ(Va)
待望の続篇! 豪華3枚組!!高弟ムターがこよなく敬愛するヴァイオリニストアイダ・シュトゥッキの放送用ライヴ録音集

(1)〜(3)録音:1972 年チューリヒ放送スタジオ(放送用ライヴ)、(4)録音:1971 年チューリヒ放送スタジオ(放送用ライヴ)、(5)録音:1953 年11 月23 日(Vox-Period音源復刻)、(6)録音:1960 年(ライヴ)、(7)録音:1956 年(パリ・ラジオ・フランス・ミュジクによる放送用ライヴ)、(8)(9)録音:1962 年(スイス・イタリア語放送による放送用ライヴ)、(10)録音:1969 年(チューリヒ放送による放送用ライヴ)

ドイツ・レコード批評家賞を受賞した、モーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲全集& ソナタ集」(DHR.7964/9) につづく、DOREMI のアイダ・シュトゥッキ第2 弾。前作に引き続きこのたびも大半を占めているのが、シュトゥッキの母国スイスの放送局を中心に収録した放送用ライヴ音源の数々。同じスイスの名手フライと組んだブラームスのソナタ全曲ほか、「ピラッチーニ=シュトゥッキ・クヮルテット」として知られるアンサンブルの演奏なども含まれ、充実の復刻内容となっております。
「私にとっての特別な先生は、生涯を通じて私にインスピレーションを与え続けてくれています」
9 歳のときにアイダ・シュトゥッキに師事することになった、世界的なヴァイオリニストのアンネ=ゾフィー・ムターがこのように敬愛してやまないシュトゥッキの魅力に浸れるすばらしいセットといえるでしょう。

DUTTON

SJB 104546
(2CD)
\2600→¥2390
イヴリン・ロスウェル(Ob) 誕生100年記念アルバム(2CD)
 G.ブッシュ:オーボエ協奏曲
  ジョージ・ウェルドン指揮 ハレ管弦楽団 1956/8/27
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:
  オーボエと弦楽のための室内協奏曲 op.146
   ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団 1950/10/6
 マルチヌー:オーボエ協奏曲
  ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団  1959/8/24
 モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
  ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団  1959/8/15
 ルッブラ:オーボエ・ソナタ ハ長調 op.100
  エドムンド・ルッブラ(ピアノ) 1959/1/18
 R.シュトラウス:オーボエ協奏曲 ニ長調
  ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団  1950年頃
 ヴォーン・ウィリアムズ:オーボエ協奏曲 イ短調
  ジョン・バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団  1955/6/4-5
 ワーズワース:オーボエ四重奏曲 ニ短調
  ロバート・マスターズ弦楽三重奏団  1958/6/24
ボーナス・トラック:
 ロスウェルへのインタビューとコンサート・プレビュー
  (1951年メルボルン、ABCラジオ収録)
イヴリン・ロスウェル(Ob)
SJB1047
\2200→¥1990
モーツァルト:
 交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
 交響曲第29番 イ長調 K.201 (186a)
 歌劇「魔笛」序曲
  1956/12/11,1959/4
ジョン・バルビローリ指揮
ハレ管

GALA

GL100677
(4CD)
\3300
フェルッチョ・タリアヴィーニ (T)/In Opera And Songs
 マスカーニ:歌劇「友人フリッツ」より
 オレフィス:歌劇「ショパン」より
 ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」より
 ビゼー:歌劇「真珠とり」より
 グノー:歌劇「ファウスト」より
 ジョルダーノ:歌劇「フェドーラ」より
 マスネ:歌劇「マノン」より
Arias and Songs from:
 Giulio Caccini - Christoph Wiilibald von Gluck -
 Stanislad Gastaldon - Raynaldo Hahn - Giacomo Puccini -
 Paolo Tosti - Vincenzo D’Annibale - Giuseppe Verdi -
 Arrigo Boito - Giacomo Meyerbeer - Osman Perez FreireSongs from the Movies:
 Voglio Vivere Cosi - La Donna ? Mobile -
 L’Angelo Del Crepuscolo - Vergiss Mein Nicht
フェルッチョ・タリアヴィーニ (T)
GL100815
(2CD)
\1800
ジョーン・サザーランドの初期録音集
 ヘンデル:歌劇「アルチーナ」
 モーツァルト:
  歌劇「後宮からの誘拐」、「魔笛」、
  モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」
 ハイドン:
  Pieto Di Me, Benigni Dei、Se Ti Perdo
 ベッリーニ:歌劇「ノルマ」、「清教徒」
 ドニゼッティ:
  歌劇「リヴァプールのエミリア」、
  「ランメルモールのルチア」
 ロッシーニ:フィレンツェの花売り娘
 シュポア:歌劇「ゼミールとアゾール」
 ヴェルディ:歌劇「椿姫」より
ジョーン・サザーランド

GLYNDBOURNE

GFOCD 010
(3CD)
\6000
R.シュトラウス:「バラの騎士」 モンセラート・カバリエ(S 元帥夫人)
テレサ・ツィリス=ガラ(Ms オクタヴィアン)
エディト・マティス(S ゾフィー)
オットー・エーデルマン(Bs オックス男爵)
ジョン・モデノス(Br ファーニナル)
アンジェラ・ジェンキンス(S マリアンネ)
デイヴィッド・ヒューズ(T ヴァルツァッキ)
アンナ・レイノルズ(Ms アンニーナ)
ジョン・アンドルー(T 歌手)ほか
ジョン・プリッチャード(指)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
グラインドボーン合唱団
なんとカバリエの元帥夫人!ツィリス=ガラ、マティス、エーデルマンと超豪華キャストの「バラの騎士」完全初出!

録音:1965 年5 月30 日、グラインドボーン/187'43

グラインドボーン歌劇場の歴史的録音のシリーズ、新刊は1965 年の「バラの騎士」です。驚くべきことに、元帥夫人は大プリマドンナ、カバリエ!実はこれは意外でも何でもなく、カバリエは若い頃、スイスのバーゼル、さらにブレーメンの歌劇場に所属していて、バーゼル時代にはサロメも歌っています。
この前月に伝説的なドニゼッティ「ルクレツィア・ボルジア」の復活上演を成功に導き、一気にイタリアオペラのプリマドンナとして注目を浴びますが、この頃はまだドイツオペラを頻繁に歌っていました。32 歳のカバリエは、歴代の元帥夫人で声の美しさでは一二を争うほど。他のキャストがまた凄い。ゾフィーには、27 歳のマティス。ベルリン・ドイツオペラ来日公演のケルビーノが話題となった2 年後のことです。オクタヴィアンは、ポーランドの美声メッゾ、ツィリス=ガラ。彼女も30 歳という若さ。3 役を50 歳前後のベテラン歌手が占めることも少なくない「バラの騎士」で、この若い歌手による上演はとても魅力的。その上で、オックス男爵を「極めつけ」のエーデルマンが実に達者に演じ歌っています。英国が誇る名オペラ指揮者、プリッチャードの指揮も見事にツボを突いたもの。音の状態も比較的良好。かつて抜粋が一度海賊LP になったことがあるだけで、全曲はこれが初出。素晴らしい上演を蔵出し音源でお楽しみください!

GOLDEN MELODRAM

GM5.0077
(3CD)
\5400
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
  1960年7月24日
エルネスト・ブランク(ドン・ジョヴァンニ)
ジョーン・サザーランド(ドンナ・アンナ)
イルヴァ・リガブエ(ドンナ・エルヴィラ)
ミレッラ・フレーニ(ツェルリーナ)
リチャード・ルイス(ドン・オッターヴィオ)
セスト・ブルスカンティーニ(レポレロ)
レオナルド・モンレアーレ(マゼット)
マルコ・ステファノーニ(騎士長)
サー・ジョン・プリッチャード指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
グラインドボーン合唱団
グラインドボーン・フェスティヴァル
GM5.0078
(2CD)
\3600
ベッリーニ:歌劇「清教徒」
  1960年6月16日
ジョーン・サザーランド(エルヴィラ)
ニコラ・フィラクリディ(アルトゥーロ)
エルネスト・ブランク(リッカルド)
ジュゼッペ・モデスティ(ジョルジョ)
デイヴィッド・ウォード(グワルティエーロ)
モニカ・シンクレア(エンリケッタ)
ジョン・ケンティッシュ(ブルーノ)
ヴィットリオ・グイ指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
グラインドボーン合唱団
グラインドボーン・フェスティヴァル

GRAND SLAM

GS 2061
\2400→¥2190
ヨハネス・ブラームス:
 (1)交響曲第3番 ヘ長調 作品90
 (2)交響曲第2番 ニ長調 作品73
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団
ワルターのブラームス全集の第2 弾!マックルーアの解説は、いよいよ核心部分に触れます!

録音:(1)1960 年1 月11 日、14 日、(2)1960 年1 月27 日、30 日、以上、アメリカン・リージュン・ホール、ステレオ、セッション
使用音源:Columbia(U.S.A.) (1)MQ 323, (2) MQ 371 ( オープンリール・テープ、19 センチ、4トラック)

■制作者より
 ワルター& コロンビア響によるブラームス交響曲全集の第2 弾です。復刻に使用した素材は前回同様19 センチ、4 トラックのオープンリール・テープです。テープ・ヒスは多少ありますが、原テープに記録された瑞々しい音を忠実に復刻しています。
■解説書の内容
 前回の交響曲第1番ほか(GS 2060)に続き、当時のプロデュサーであったマックルーアの手記「ブルーノ・ワルターのリハーサル〜その教訓と喜びと」(その2)を掲載します。(その1)ではワルターの出会いから最初の録音セッションが開始された経過に触れられていますが、今回は実際の録音現場の模様が記されており、いよいよ核心部分へと迫ります。いずれにせよ(その1)と(その2)をあわせて読んでいただければ、この文章がワルターの芸術とその人間性を見事に浮き彫りにしていることが実感されると思います。(以上、平林直哉)
GS 2060
\2400→¥2190
ヨハネス・ブラームス:
 (1)交響曲第1 番 ハ短調 作品68
  (第2楽章のヴァイオリン・ソロ:イスラエル・ベーカー)
 (2)大学祝典序曲 作品80
 (3)悲劇的序曲 作品81
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団
ワルター&コロンビア響のブラームス交響曲全集第1弾、マックルーアの解説とともに蘇る!

録音:(1) 1959 年11 月25 日、(2) 1960 年1月16 日、(3) 1960 年1月8 日、カリフォルニア、アメリカン・リージュン・ホール、ステレオ
使用音源:Columbia(U.S.A.) (1)(2) MQ 337、(3) MQ 373 ( オープンリール・テープ、19 センチ、4トラック)

制作者より
 GS レーベルでは、いよいよワルター指揮コロンビア交響楽団によるブラームスの交響曲全集を発売します。復刻の素材はすべて19 センチ、4 トラックのオープンリールで、豊かな空間的広がりを持つテープの音質を忠実に再現します。
解説書の内容
 ワルターのステレオ録音の立て役者のひとりに、プロデューサーのジョン・マックルーアがいます。彼はアメリカ「ハイ・フィデリティ」誌の1964 年1月号にワルターの追悼記事を寄稿していますが、これにはワルターとの出会い、理想的な録音会場探しと優秀な楽団員の確保、一番最初のセッションへの不安、録音現場の雰囲気と音楽作りの方法、ワルターの人間性などが実に克明に記されています。これはワルターを知るためには最も重要な文献のひとつであり、ワルターの演奏と同等の価値を持つと言っても過言ではありません。このマックルーアの記事「ブルーノ・ワルターのリハーサル−その教訓と喜びと」は1964 年3 月に発売されたハイドンの交響曲第88 番「V 字」、同第100 番「軍隊」のLP(日本コロムビア OS-307)のジャケットに全文の邦訳が掲載されていましたが、このCD を制作するにあたり著者マックルーアおよび訳者掛下栄一郎の両氏の許諾を得て転載します。なお、この交響曲第1番(GS-2060)ではワルターの出会いから最初のセッションまでの部分を掲載し、後半部分は交響曲第2 番+第3 番(GS-2061 発売予定)に掲載します。また、マックルーア氏によると、交響曲第1 番の第2 楽章のヴァイオリン・ソロは、ハイフェッツとの室内楽の録音でも知られる名手イスラエル・ベーカーとのことで、それを明記したディスクは恐らく初めてのことと思われます。(以上、平林 直哉)
GS 2059
¥2400→¥2190
チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 作品 36 エフゲニー・ムラヴィンスキー ( 指揮 )
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
不滅の名盤が 初期LPより蘇る!後期3大交響曲集の第1弾はムラヴィンスキーのチャイコフスキー第 4!

録音:1960 年 9 月 14 日、15 日、ロンドン、ウェンブリー・タウン・ホール/使用音源: Deutsche Grammophon (Germany) SLPM 138657(LP)/ステレオ

制作者より
ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルが 1960 年秋、ヨーロッパでの演奏旅行中に収録したチャイコフスキーの後期 3 大交響曲は、あまりにも有名な演奏です。当レーベルではいよいよその第 1 弾、交響曲第 4 番に着手します。これは初期 LP からの復刻となりますが、いつもの通り初期盤に刻まれた情報を限りなく忠実に復刻しています。なお、当レーベルでは残りの 2 曲も発売を予定していますが、1 曲ずつ CD1 枚に収録し、既存のCDのように 2 枚の CD に分かれないようにします。
解説書の内容
ムラヴィンスキーのチャイコフスキー第4番の総ざらい、この第4番と同時に収録されたロジェストヴェンスキーらの録音スケジュール、さらにはムラヴィンスキーの幻の日本公演プログラム(1958 年)など貴重な資料を掲載します。(以上 平林直哉)

GUILD HISTORICAL

GHCD 2369/70
(2CDs)
\3200→¥2890
トスカニーニ 〜 デビュー&引退コンサート
 デビュー・コンサート(1937年12月25日)〜
  ヴィヴァルディ:合奏協奏曲ニ短調Op.3-11
  モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550
  シベリウス:交響曲第1番ハ短調Op.68
 引退コンサート(1954年4月4日) 〜
  ワーグナー:
   歌劇《ローエングリン》より 第1幕への前奏曲
   楽劇《ジークフリート》より 森のささやき
   楽劇《神々の黄昏》より 夜明けとジークフリートのラインへの旅
   歌劇《タンホイザー》より 序曲とバッカナール
   楽劇《マイスタージンガー》より 第1幕への前奏曲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC交響楽団
トスカニーニの1937&1954ライヴ!デビュー&ラスト・コンサートが復刻!

巨匠トスカニーニ&NBC交響楽団の"1937年のデビュー・コンサート"と"1954年の引退コンサート"がギルド・ヒストリカルから復刻!
多くの期待を背負いトスカニーニが遂にNBC交響楽団の指揮台に立った1937年のコンサート、記憶障害による指揮中断のハプニングが起きた1954年の引退コンサート。
数々の名演を繰り広げてきたトスカニーニとNBC交響楽団の"スタート"と"ラスト"となった2つのコンサートのライヴが、レイノルズ・マスタリングの総帥ピーター・レイノルズのリマスターで蘇る。トスカニーニ&ヒストリカル・ファン要注目!

※録音(ライヴ):1937年12月25日、NBCスタジオ8H(ニューヨーク)&1954年4月4日、カーネギー・ホール(ニューヨーク)/ADD
GHCD 2367
\1600→¥1490
偉大なるピアニストたちVol.2 〜 1945−1958
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488(1945年6月26日/ライヴ)*
 リスト:
  ドン・ジョヴァンニの回想(1952年2月7日)
  ドン・ジョヴァンニの回想(1953年3月5日)**
 R・シュトラウス:ブルレスケ ニ短調(1958年2月9日/ライヴ)***
アレクサンドル・ブライロフスキー(ピアノ)*
セルゲイ・クーセヴィツキー(指揮)*
ボストン交響楽団*
シューラ・チェルカスキー(ピアノ)**
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)***
ディミトリス・ミトロプーロス(指揮)***
ニューヨーク・フィルハーモニック***
偉大なるピアニストたちVol.2!アメリカを舞台とした名手たち。

往年の名ピアニストたちが遺した"名演"を復活させるシリーズ"偉大なるピアニストたち"の第2弾は、ブライロフスキー!チェルカスキー!ゼルキン!
ブライロフスキーの未発表音源となる「モーツァルト」、チェルカスキーが弾く「ドン・ジョヴァンニの回想」の聴き比べ、ゼルキン&ミトロプーロスの「ブルレスケ」からはアメリカを舞台に活躍した3人のピアニストたちの強烈な"個性"が迸る!

※録音:1945年−1958年(ADD)/リマスター:ピーター・レイノルズ
GHCD 2377
\1600→¥1490
ルドルフ・ガンツ 〜 ピアニストと指揮者
 ショパン:ワルツOp.34-1/リスト:ノットゥルノ/
 イェンゼン:つぶやくそよ風/メンデルスゾーン:春の歌/
 グラナドス:スペイン舞曲第5番*/グラズノフ:夜Op.31-3*/
 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女*、ヴィーニョの門*/
 ショパン:夜想曲Op.9-1*/リスト:ミニョンの歌*/
 コルンゴルト:ピアノ・ソナタ第2番ホ長調Op.2より 第1楽章&第2楽章*/
 グリーグ:ホルベルク組曲Op.40#/
 ルドルフ・ガンツの80歳記念インタビュー***
ルドルフ・ガンツ(ピアノ&指揮#)
メトロポリタン・シンフォニー・オーケストラ#
ブゾーニ門下の"アメリカのスイス人"。ルドルフ・ガンツの秘蔵音源集!

「チューリッヒ中央図書館所蔵の歴史的録音シリーズ」からは、アメリカで活躍した20世紀スイスのピアニスト&指揮者、ルドルフ・ガンツ(1877−1972)の貴重な録音が登場。
フェルッチョ・ブゾーニの下で研鑽を積み、バルトークやコルンゴルトの音楽に逸早く取り組んだガンツ。指揮者としてはセントルイス交響楽団を大きく飛躍させるなど米国の楽壇に大きな足跡を残す"アメリカのスイス人"である。

※録音:1920年&1913年*&1948年#(ADD)/リマスター:ピーター・レイノルズ
GHCD 2368
¥1600→¥1390
トスカニーニ 〜 ガラ・コンサート1945
 ハイドン:交響曲第101番ニ長調《時計》Hob.I-101
 レスピーギ:交響詩《ローマの松》
 シベリウス:トゥオネラの白鳥
 ワーグナー:楽劇《神々のたそがれ》より ジークフリートの葬送行進曲
 ウェーバー:歌劇《オイリアンテ》序曲
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
トスカニーニの1945年ライヴ!圧巻!豪快!ローマの松!

ギルド・ヒストリカル&レイノルズ・マスタリングによるトスカニーニ放送音源復刻の最新リリースは、1945年11月13日に行われたニューヨーク・フィルとのガラ・コンサート!
トスカニーニのニューヨークフィル音楽監督就任時と同じプログラムが組まれたガラ・コンサートの最注目は、やはりレスピーギの「ローマの松」!
トスカニーニのローマ三部作と言えばNBC響との演奏があまりにも有名だが、終始ハイテンションをキープし、高速テンポで突き進むNYPとの「アッピア街道の松」も圧巻。
クライマックスでの豪快なリタルダンド、縦の線の乱れなどはお構いなしの突進力は迫力十分!ピーター・レイノルズのリマスターにも期待!

※録音:1945年11月13日、カーネギー・ホール(ニューヨーク)でのライヴ
GHCD 2376
¥1600→¥1390
グーセンス 〜 リムスキー=コルサコフ&ムソルグスキー
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》Op.35
 ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲《展覧会の絵》*
ユージン・グーセンス(指揮)
ロンドン交響楽団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団*
グーセンスの情熱は死なず!晩年のロシアン・プログラム!

イギリスとオーストラリアの楽壇の架け橋的存在として重要な役割を果たしたユージン・グーセンス(1893−1962)。
1959年の「シェエラザード」、1957年の「展覧会の絵」は、1956年に起きたポルノ写真所持のスキャンダル後の録音であり、指揮者生命が風前の灯となっていたグーセンス渾身の演奏が繰り広げられている。
ピーター・レイノルズのリマスターによる復刻は、グーセンス晩年のスタイルを知る資料としても歓迎されることだろう。

※録音:1957年(ステレオ)&1957年9月26日&28日(モノラル)*/シャールヴェヒター・コレクションのLPからの復刻

GUILD LIGHT MUSIC

GLCD 5175
\1800
軽音楽の黄金時代Vol.75 〜 紙吹雪
 ケイパー:紙吹雪/クーン:シャンゼリゼのカフェ/
 ファ—ノン:マンハッタン・プレイボーイ/
 ディニク:ホラ・スタッカート/
 ハルテル:ムジーク・クリングト・ドゥルヒ・ディエ・ナハト/
 マクヒュー:私の思い出に/ロペス:リナ/
 ポーター:あなたに夢中/カマラータ:ピチカート・ルンバ/
 ヴェッツォーリ:ノータ・ペル・ノータ/
 クーン:ヴィア・アマルフィ/
 ロジャース:ゲッティング・トゥ・ノウ・ユー/
 クーン:モンテビデオ・ボレロ/スタンリー:ブルーベル・ポルカ/
 リーズマン:ジョーイズ・ソング/
 リーヒ:トワイス・アラウンド・ザ・アイランド/
 シーベルト:ビーズ・ア・バジン/カーゾン:ミスチーフ/
 ワッターズ:ガダバウト/ファン・デル・リンデン:ユートピア・ロード/
 ビゲリー:ヴァイオリンズ・イン・ヴェルヴェット/
 ジョセフス:マーケット・デイ/デニス:トレブル・チャンス/
 フレンチ:チャンピオンのパレード/デフランチェスコ:フローレラ/
 伝承曲:誰がこまどり殺したの?/
 パー・デイヴィス:ディア・ミス・フェーベ
ジョニー・グリーン&
 MGMスタジオ・オーケストラ
ロン・グッドウィン&
 ヒズ・オーケストラ
クルト・レーフェルト&
 シュトゥットガルト放送管弦楽団、他
"ライト・ミュージック(軽音楽)" の黄金時代、1940年代〜50年代に録音された音源を復刻する"ギルド・ライト・ミュージック・シリーズ"の第75巻。
紙吹雪のように様々なカラーを持つ27曲のライト・ミュージックが、当時の雰囲気と共に21世紀にやってくる——。貴重音源も多数収録!リマスターはアラン・バンディングが担当。
GLCD 5176
\1800
軽音楽の黄金時代Vol.76 〜 ヴィンテージ・ヴォールトより
 モンクトン:アルカディアンズ序曲/コンフリー:道化師/
 エルガー:ロンデル/フィッシャー:アルパネッタ/
 ファンタジー・イン・ブルー/キング:ララバイ・ランド/
 ラトケ:ドワーフ・パトロール/ポピー:オリエンタル組曲/
 ヴォ—ン=ウィリアムズ:台所用品の行進曲/
 リッター:ジプシー・ワイン/
 ハイケンス:スプリングタイム・セレナーデ/
 ユーイング:イン・プレイフル・ムード/
 ミレッカー:ガスパローネ/ギルバート:プップヒェン/
 ビング:ナポリの1日/シュトルツ:モン・ビジュー/
 マーティン:ソングス・オヴ・ザ・フェアー/
 パーヤン:サンタ・クルスの夏の夕べ/
 ロブレヒト:ナイアガラ/スーザ:スーザ・マーチ・メドレー
アーサー・ウッド&ヒズ・オーケストラ
ハイドン・ウッド&
 ライト・シンフォニー・オーケストラ
フレッド・ハートリー&
 ヒズ・クィンテット
ジャック・ヒルトン&
 ヒズ・オーケストラ、他
シリーズの第76集は、ヴィンテージの保管室から解き放たれたライトミュージックたち。
"主演者"エルガー、ヴォ—ン=ウィリアムズ、フィッシャー、キング、そしてスーザたちの音楽をどこか懐かしくレトロな響きで・・・。「スーザ・マーチ・メドレー」がおススメ!
GLCD 5173
¥1800
軽音楽の黄金時代 〜 スポットライトの中のピアニスト
 ヤング:ラブレター/クレイグ:ニアー・ユー/
 カーン:ビコーズ・ユアー・マイン/
 ローズ:コンチェルト/ノーマン:シリー・ビリー/
 アディンセル:インヴィテイション・ワルツ/
 ワイル:私の船/他
ジョージ・グリーリー&オーケストラ
ロジャー・ウィリアムズ&オーケストラ
ポール・ウェストン&ヒズ・オーケストラ
モートン・グールド&ヒズ・オーケストラ、他
"ライト・ミュージック(軽音楽)" の黄金時代、1940年代〜50年代に録音された音源を復刻する"ギルド・ライト・ミュージック・シリーズ"の第73巻。
オーケストラがメインだったこれまでとは一味違い、タイトルの通りスポットライトにあたるのは"ピアニスト"!ライト・ミュージックの黄金時代を生きた名ピアニストたちの妙技がぎっしりと詰まったアルバムです。アラン・バンティングのリマスター。
GLCD 5174
¥1800
軽音楽の黄金時代 〜 ロスト・トランスクリプションズVol.1
 ガーシュウィン:ストライク・アップ・ザ・バンド
 カーン:スウィング・タイム・セレクション
 クレイポール:ラギング・ザ・スケール
 ローズ:バタフライ・アンド・アリゲーター
 コーツ:組曲《3人の男》/他
シドニー・トーチ&RAFコンサート・オーケストラ
パーシー・フェイス&ヒズ・オーケストラ
デイヴィッド・ローズ&ヒズ・オーケストラ
ファヴィアン・ダン(指揮)
ロイヤル・マリーンズ・オーケストラ
シリーズの第74巻は、歴史の経過と共に"失われた"トランスクリプション集。
カセットテープの登場前の"トランスクリプション"は、ライヴ録音の放送後にマスターテープの再利用として消去されてしまったものが数多い。シドニー・トーチ、パーシー・フェイス、ジョージ・メラクリーノの名アレンジが、元BBCの敏腕エンジニア、アラン・バンディングのリマスターで復活する!

HAENSSLER

94 207
\1600→¥1490
(1)ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
(2)バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2 番BB 117, Sz 112
イダ・ヘンデル(Vn)
ハンス・ミュラー=クライ(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団
SWRアーカイヴの正規マスターより復刻、音質優秀!イダ・ヘンデルの弾くハチャトゥリアン& バルトーク

(1)録音:1962年2 月5 日シュトゥットガルト、ゼンデザール・ヴィラ・ベルク(放送用セッション・モノラル)、(2)録音:1967年11 月23 日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ・ステレオ)/ADD、77’20”

SWR アーカイヴのオリジナル・マスターテープより続々と復刻されるイダ・ヘンデルの協奏曲録音。ブラームス& メンデルスゾーン(94.202)、チャイコフスキー& ドヴォルザーク(94.205) に次ぐ第3 弾は、ハチャトゥリアン(1940 年) とバルトーク(1937 − 1938 年) と、ほぼ同時期に書かれた20世紀を代表するヴァイオリン協奏曲の傑作をカップリングしたもので、現状、ヘンデルがセッション録音を残していないレパートリーという点でも注目の内容となっています。
1928 年生まれで、カール・フレッシュとジョルジュ・エネスクに師事し、第2 次大戦後の20 代からバリバリ活躍したヘンデルにとって、両作品ともにまだまだリアルに同時代の音楽であったわけですが、ほかにもルイージ・ダッラピッコラやアラン・ペッタションの初演も手掛けている事実も示すように、同時代作品への関心と造詣の深いヘンデルの姿を伝える貴重なドキュメントといえるでしょう。
これまでのリリース同様に、ヘンデルの良きパートナーであったクライ率いるオーケストラもきわめて優秀です。




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