アリアCD 新店舗へようこそ

新店舗トップページへ

お買い物の方法  
ページ内の商品チェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ

第57号映像新譜



DG(映像)

76 2801
(DVD)
\3700→¥3390
シェーンブルン・サマー・ナイト・コンサート2011
 シベリウス:鶴のいる風景 op.44-1
 リスト:交響詩《前奏曲》
 パガニーニ/クライスラー編:
  ヴァイオリン協奏曲 1番〜第1楽章
 ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲《展覧会の絵》
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ
嵐のカリスマ指揮者ゲルギエフがシェンブルンの夜に登場!
ニューイヤー・コンサート同様にウィーンの風物詩となっているシェーンブルンの美しき庭園で開かれる夏の夜のコンサート。今年の指揮台に立つのは炎のカリスマ指揮者、ゲルギエフです。今年のコンセプトは「名匠の絵画」。ソリストにベンヤミン・シュミットを迎えたヴァイオリン協奏曲や今年のアニバーサリー作曲家リストの作品もとりまぜ、豪華な夏の夜になることはまちがいなし!日本の震災に寄り添う気持ちを込めて、シベリウスの鶴のいる風景もプログラムに加えられました。世界遺産に登録される美しきシェーンブルンのバロック庭園に15000人の聴衆が集まる壮麗なコンサートの模様は、世界60カ国でTV放映が予定されており、ニューイヤーコンサートさながらのラッシュリリースで現地では6月下旬にリリースが予定されています。録音&収録:2011年6月2日 ウィーン、シェーンブルン宮殿庭園 (ライヴ)
CD同時発売⇒476 4211 \2200→¥1990
73 4635
(2DVD)
\7200→¥6690
ネトレプコ/
 ドニゼッティ:歌劇《ドン・パスクワーレ》全3幕
アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)
マシュー・ポレンザーニ(テノール)
マリウシュ・クヴィエチェン(バリトン)
ジョン・デル・カルロ(バス・バリトン)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:オットー・シェンク
73 4645
(Blu-ray)
\4400→¥3990
昨年のMETライブヴューイングでも大好評だったドニゼッティ晩年の傑作喜劇が早くもDVD&Blu-ray化! シェンク演出&レヴァイン指揮の万全の舞台上で繰り広げられる、ネトレプコやデル・カルロら、声良し芝居良しの妙技をどうぞ。収録:2010年11月 メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク

WARNER(映像)

2564 694806
(2DVD)
\5400
Knowledge is the beginning  ラマラ・コンサート
  モーツァルト:協奏交響曲K.Anh.9 (K.297b) /
  ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/
  エルガー:エニグマ変奏曲より ニムロッド          
ダニエル・バレンボイム指揮、
ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
バレンボイムがイスラエルとパレスチナの平和のために中東の若手音楽家を集めた。オーケストラの企画の階段から、パレスチナ自治区ラマラでのコンサート開催までを追いかけたドキュメンタリーと、そのラマラでのコンサート・ライヴを収録した2枚組。
5046 739212
\3900
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」 
 グラインドボーン音楽祭
レイモンド・レッパード指揮、
ロンドン交響楽団、
ジャネット・ベイカー(MSop)
エリーザベト・シュパイサー(Sop)
エリザベス・ゲイル(Sop)
5144 288102
\3900
Magic in the Air  アイルランド・ウエストコーク国際室内楽音楽祭より
  ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲
   マルク=アンドレ・アムラン(pf)RTEヴァンブラ四重奏団/
  フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番
    マルク=アンドレ・アムラン(pf)レオポルト弦楽三重奏団/
  シュニトケ:ピアノ五重奏曲
   ジョアンナ・マグレガー(pf)RTEヴァンブラ四重奏団、他
ヴァリアスアーティスツ
5186 588712
(4DVD)
\5400
My greatest roles Vol.2  プラシド・ドミンゴ(Ten)ヴェルディ・オペラ名唱集収録曲
  オテロより(コヴェントガーデン歌劇場 ショルティ指揮)、
  エルナーニより(ミラノ・スカラ座 ムーティ指揮)、
  トロヴァトーレより(ウィーン国立歌劇場 カラヤン指揮)
プラシド・ドミンゴ(Ten)

ACCENTUS

ACC 10224BD
(Blu-Ray)
\4700→¥4290
ドヴォルザーク:スケルツォ・カプリチオーソ, Op. 66
シチェドリン:ピアノとチェロの二重協奏曲「空想の捧げもの」(世界初演)
フランク:チェロとピアノのためのソナタ イ長調
ショスタコーヴィチ:交響曲第9 番変ホ長調Op.70
ボーナス:
 シチェドリン、アルゲリッチ、マイスキーの世界初演の舞台裏
マルタ・アルゲリッチ&
 ミッシャ・マイスキー
ルツェルン交響楽団
ネーメ・ヤルヴィ(指)
ACC 20224DVD
(DVD)
\2900→¥2690
アルゲリッチとマイスキーによるシチェドリンの新作世界初演!初演の舞台裏を撮影した特典映像にも注目!

収録:2011 年2 月9-10 日 ルツェルン・カルチャーコングレスセンター、ライヴ
(Blu-Ray)画面:Full HD、音声:DTS Master Audio,PCM ステレオ、リージョン:0、本編:111’36 ボーナス:16’20/(DVD)画面:NTSC 16:9、音声:DD5.1,DTS5.1,PCM ステレオ、リージョン:0、本編:111’36、ボーナス:16’20

マルタ・アルゲリッチとミッシャ・マイスキーという豪華アーティストによるコンサート映像がブルーレイとDVD で発売されます。
注目はなんといっても現代ロシアの重鎮シチェドリンの新作ピアノとチェロの二重協奏曲「空想の捧げもの」の世界初演映像でしょう。シチェドリンはこの作品で西洋クラシック音楽の伝統に再び立ち返り、彼自身初のピアノとチェロの二重協奏曲を書き上げました。「空想の捧げもの(RomanticOffering)」というタイトルはバッハの「音楽の捧げもの」から影響を受けています。作品は3 つの楽章からなり、「Romantic」という言葉に含まれる「愛」「無限」「欲望」という意味をシチェドリン自身の作曲技法で作り上げています。
世界初演に至るまでの舞台裏を捉えた特典映像では、シチェドリン、アルゲリッチ、マイスキーが作品について語る場面や、リハーサルに立ち会ったシチェドリンの様子などが映し出されています。また妻であり現代最高のバレリーナー、マイヤ・プリセツカヤとルツェルンの並木を散歩する映像なども収められています。
このコンサート映像には、シチェドリンの作品の他に、後期ロマン派の主要作品フランク、ドヴォルザーク、そしてネーメ・ヤルヴィ指揮、ルツェルン交響楽団によるショスタコーヴィチの交響曲第9 番が収録されています。ショスタコーヴィチを得意とするネーメ・ヤルヴィの豪快に炸裂する会心の演奏も聴きものです。
ACC 10231BD
(Blu-Ray)
\4700→¥4290
マーラー:
 歌曲集「子供の不思議な角笛」(全曲)
 交響曲第10 番〜アダージョ
【ボーナス】インタビュー:ピエール・ブーレーズ
マグダレーナ・コジェナー(Ms)
クリスティアン・ゲルハーヘル(B)
クリーヴランド管弦楽団
ピエール・ブーレーズ(指)
ACC 20231DVD
(DVD)
\2900→¥2690
収録:2010 年2 月11-13 日セヴェランス・ホール、クリーヴランド
監督:ウィリアム・コーセル/製作:ヘルベルト・G・クロイバー
(Blu-Ray)画面:Full HD、音声:DTS HD Master Audio,PCM ステレオ、字幕:英、仏(本編)、英、独、仏(ボーナス)、リージョン:0、88’06
(DVD)画面:NTSC 16:9、音声:DD5.1,DTS5.1,PCM ステレオ、字幕:英、仏(本編)、英、独、仏(ボーナス)、リージョン:0、88’06

グスタフ・マーラーの生誕150 周年&没後100 周年を飾る映像がブルーレイ&DVDで発売されます。この映像は2010 年2 月にマーラー生誕150 周年を祝い行われたコンサート。ピエール・ブーレーズとクリーヴラント管によって演奏されたのは、歌曲集「子供の不思議な角笛」全曲と交響曲第10 番からのアダージョ。ピエール・ブーレーズは、この演奏会の1 カ月後の3 月26 日に85 歳の誕生日を迎え、年齢を感じさせない美しい指揮姿を見せてくれています。また世界有数の美しさと音響の良さで定評あるクリーヴランド管の本拠地セヴェランス・ホールの素晴らしさを実感できる映像です。
マーラーはこの交響曲第10 番を第9 番作曲終了後の1910 年に作曲を開始していますが、翌1911 年マーラーの死によって未完で終わっています。第10番の作曲中にアルマの不倫が発覚し、衝撃を受けたマーラーの心情が見えてきます。
マーラーの音楽の源とも言える歌曲集「子供の不思議な角笛」では、チェコ出身のメゾソプラノの名手マグダレーナ・コジェナーとドイツのバリトン歌手クリスティアン・ゲルハーヘルが緻密で表現豊かな素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。
ボーナス映像にはブーレーズのインタビューが収められており、貴重な音楽観が語られています。

ARTHAUS(映像)

101581
(DVD)
\3900→¥3590
ブルックナー(1824-1896):
 交響曲第8番ハ短調1887年版(第1稿のノヴァーク校訂版)
《ボーナス映像》
 ディー・ペリー&
 フランツ・ウェルザー=メストによるプレ・コンサート・トーク
クリーヴランド管弦楽団/
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)
ブルックナーの最高傑作、交響曲第8番はまさに「神の領域」に達したかのような荘厳で壮麗な音楽です。1887年に完成されたこの曲は、最初ブルックナーが「我が芸術上の父」として慕った指揮者ヘルマン・レヴィに届けられましたが、レヴィは無情にも「この曲は演奏困難である」と返事をしたのです。そのため、ブルックナーは作品を前面改訂し、曲のほとんど全てに手を加えました。こちらは「1890年第2稿」と呼ばれ、現在は大抵こちらのヴァージョンによって演奏されますが、ウェルザー=メストは敢えて、1887年の初稿版(後に研究者ノヴァークが校訂)によって演奏を行っています。第7番の映像(101481)と同じく、世界で最も美しいと言われるセヴェランス・ホールでのライヴ収録です。2010年8月クリーブランド セヴェランス・ホールライヴ収録/収録時間:本編95分+ボーナス17分/音声:ステレオ2.0/ドルビー・デジタル5.1サラウンド(DVD)/字幕:英語(ボーナス映像)/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク
101389
(DVD)
\3900
ギュヘル・ペキネル&ジュヘル・ペキネル バッハ&ジャズ コンサート・ライヴ
 1-3.《シュヴェツィンゲン音楽祭2001年》
 J.S.バッハ(1685-1750)…ジャック・ルーシエ編曲:
  2台のピアノのための協奏曲ハ短調 BWV1060/
  3台のピアノのための協奏曲ニ短調 BWV1063/
 ヴィヴァルディ(1678-1741)…ジャック・ルーシエ編曲:四季より「夏」
 4.《ロンドンカドガン・ホール2007年》
  J.S.バッハ:2台のピアノのための協奏曲BWV1062
 5.《ルツェルン・ピアノ音楽祭2006年オープニング・コンサート》
  ラフマニノフ(1873-1943):
   2台ピアノのための組曲第1番「幻想的絵画」Op.5
 《ドキュメンタリー》
  2つの生涯(ハンノ・リンケ監修)/
 《ボーナス映像(既発映像101349からの抜粋)》
  プーランク:2台ピアノのための協奏曲ニ短調より/
  モーツァルト:2台ピアノのための協奏曲変ホ長調 K365より/
  ブラームス:2台ピアのためのソナタOp.34bより/
  ミヨー:スカラムーシュOp.165bより/
  ルトスワフスキ:パガニーニ変奏曲より
ジャック・ルーシエ・トリオ…1-3/
イギリス室内管弦楽団/
コリン・デイヴィス(指揮)
…4/ギュヘル・ペキネル&ジュヘル・ペキネル
トルコ出身の双子デュオ、ペキネル姉妹はその並外れた音楽的才能と、驚異の「シンクロ」能力が世界中の音楽ファンを狂気乱舞させています。彼女たちは、全くアイコンタクトをせずとも、「2人だけにしかわからない伝達方法」で意思を確認し合い、音を奏でることが可能であり、そこには生命の神秘すら感じさせるほどの見事な呼吸が伺えます。イスタンブール生まれの彼女たちは、6歳で初のコンサートを開き、3年後にはアンカラ交響楽団と共演、1984年にはカラヤンの招待でザルツブルク音楽祭で演奏、高い評価を受けています。この映像では伝説的名演の一つ、ジャック・ルーシエ・トリオとの共演による「新しいバッハ」とコリン・デイヴィス指揮ロンドン室内管弦楽団との「正統的なバッハ」の2種類の演奏を始め彼女らの魅力的な音楽に触れることができるでしょう。収録時間:150分(コンサート82分:ドキュメンタリー40分:ボーナス13分)/音声:ステレオ2.0/字幕:英・独・仏・西・伊・トルコ・日/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク
101561
(DVD)
\6300
ミンクス(1826-1917):バレエ「ドン・キホーテ」
 プロローグと3幕のバレエ/
 《ボーナス映像》「舞台裏から」
  リハーサル中のダンサーによるボディカム映像と
  プリンシパル・ダンサー&俳優たちへのインタヴュー
キトリ…アンナ・ツィガンコーワ/
バジル…マシュー・ゴルディング/
ドン・キホーテ(踊りなし)…ピーター・デ・ヨン/
サンチョ・パンサ(踊りなし)…カレル・ローイ/
ガマーシュ…ダリオ・メッリ/
ロレンツォ…アルティン・カフティラ/
メルセデス…ナタリア・ホフマン/
エスパーダ…モイーズ・マルティン・チンタス/
ピッキリア…マイコ・ツツミ/
ファニータ…ナディア・ヤノウスキ/
キューピッド…マイア・マクハテリ/
ドルシネア姫…サーシャ・ムクハメドフ/
マリウス・ペティパ&アレクサンダー・ゴルスキ・プロダクション(振付)/
アレクセイ・ラトマンスキ(コレオグラフィーの追加)/
ジェローム・キャプラン(衣装デザイン)/
ジャームズ・F・インガルス(照明)/
オランダ国立バレエ/
オランダ・シンフォニア/
ケヴィン・ローズ(指揮)
101562
(Blu-ray)
\6300
セルバンテスの有名な小説「ドン・キホーテ」から生まれた素晴らしいバレエの全曲盤です。果敢にも風車に挑む老騎士のお話は、誰もが知っているスペインのお話ですが、このバレエはその後半のエピソードが中心となった物語。ドン・キホーテとサンチョが旅の途中で立ち寄った町で起こる騒動を描いています。愛し合う恋人同士を政略結婚により引き裂こうとする父親、ドン・キホーテはその女性を、憧れのドルシネア姫だと思い込み、駆け落ちする2人を追いかけます。風車の場面もうまく粗筋に取り入れられていますが、ドン・キホーテとサンチョは踊ることはありません。あくまでも主役は若き2人の恋人たちです。この公演は、何と言ってもダンサーたちの力強い踊りが見どころですが、衣装や、ドン・キホーテとサンチョの演技もお楽しみいただきたいものです。
2010年アムステルダム音楽劇場 ライヴ収録/収録時間:122分+30分(ボーナス)/音声:《DVD》ステレオ2.0/ドルビー・デジタル5.1サラウンド/《BD》ステレオ2.0/dts-HD マスター・オーディオ5.1/字幕:英語/画面:16:9/REGION All(Code:0)/《DVD》片面2層ディスク/《BD》単層25GB
101565
(DVD)
\6300→¥5690
ベルク(1885-1935):歌劇「ルル」2幕未完版
 フランク・ヴェーデキント原作「地霊」「パンドラの箱」/
 アルバン・ベルク台本
《ボーナス映像》
 ルル〜致命的な被害(ライナー・E・モーリッツによるフィルム)
ルル…ローラ・アイキン(S)/
ゲシュヴィッツ伯爵令嬢…コルネリア・カリッシュ(Ms)/
医事顧問官…ペーター・ケラー(B)/
画家…スティーヴ・ダヴィスリム(T)/
シェーン博士…アルフレッド・ムフ(Br)/
アルヴァ…ペーター・シュトラーカ(T)/
シゴルヒ…グィド・ゲッツェン(B)/
中学生…アンドレア・ベーニヒ(Ms)/
劇場支配人…カタリーナ・ピーツ 他/
チューリヒ歌劇場管弦楽団/
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)/
スヴェン=エリク・ベヒトルフ(演出)/
ロルフ・グリッテンベルク(装置)/
マリアンネ・グリッテンベルク(衣装)/
ユルゲン・ホフマン(照明)
アルバン・ベルクの問題作「ルル」は官能的な愛と破壊的な特質を備えた作品です。ベルクは第1幕と第2幕、そして第3幕の一部を完成しただけでこの世を去ってしまいましたが、その完成度の高さから、この上演のように未完のままで演奏されることも多く、色々な意味で後世を騒がせるオペラとしても名を馳せています(2幕未完版は1937年にチューリヒで初演されましたが、ベルク未亡人の反対により他の作曲家による補筆版は作成されず、F・ツェルハが補筆完成版を出版するのは1979年になってからでした)。このチューリヒの公演は、最初の形である2幕版によっています。一見、露骨な表現やいかがわしさが目につきますが、曲を知れば知るほどに、ベルクの仕掛けた形式や、音の配置を理解することになり、ルルに惹かれる者たちのように、このオペラにどっぷりはまることになるのです。ボーナスとして付されたE・モーリッツによる映像は、この奇妙で魅力的なオペラを理解するのに役立つでしょう。
2002年チューリヒ歌劇場 ライヴ収録/収録時間:本編130分+ボーナス34分/音声:ステレオ2.0/ドルビー・デジタル5.1サラウンド/字幕:英・独・仏・西・伊/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク

TDKからの移行タイトル

107209
(DVD)
\5400
ダンサーズ・ドリーム ルドルフ・ヌレエフの偉大なるバレエ作品
 1.ライモンダ(収録1999年)/
 2.ロメオとジュリエット(収録1999年)/
 3.眠りの森の美女(収録1999年)/
 4.ラ・バヤデール(収録2002年)
ルドルフ・ヌレエフ、エリザベット・プラテル、
シャルル・ジュド、ローラン・イレールほか…1/
エリザベット・モーラン、
マニュエル・ルグリ、カデル・ベラルビほか…2/
エリザベット・プラテル、
マニュエル・ルグリほか…3/
イザベル・ゲラン、
エリザベット・プラテル、
ローラン・イレールほか…4/
フランソワ・リュション(映像監督)/
ルドルフ・ヌレエフ(コレオグラフィー&舞台監督)
フランソワ・リュションによるドキュメンタリー映像です。伝説的名ダンサーでコレオグラフィーでもあるルドルフ・ヌレエフが振りつけた4つの作品について、オペラ座の代表的なダンサー(エトワール)たちが、その芸術の秘密を解き明かします。リハーサル場面、ダンサーたちへのインタビューなど様々な角度から、作品への解釈を探っていく監督の熱意が感じられる素晴らしい映像です。収録時間:本編363分/音声:ステレオ2.0/字幕:英・独・西・伊/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク
107211
(DVD)
\6300
コール・ポーター(1891-1964):
 ミュージカル「キス・ミー・ケイト」
  音楽&作詞:コール・ポーター/
  台本:サム・スピーワック&ベラ・スピーワック
フレデリック・C・グレアム…ブレント・バレット/
リリー・ヴァネッシ…レイチェル・ヨーク/
ロイス・レイン…ナンシー・アンダーソン/
ビル・カルフーン…マイケル・ベレッセ 他/
マイケル・ブレイクモア(演出)/
ロビン・ワーグナー(装置)/
マーティン・パクレディナス(衣装)/
キャスリーン・マーシャル(振付)
シェイクスピアの戯曲「じゃじゃ馬ならし」の上演の裏側に秘められた、離婚後の微妙な男女の機微。コール・ポーターの最も素晴らしいミュージカルの一つです。劇中劇を演じるフレッド(フレデリック)とリリーは元夫婦。しかし、2人は何となく未練がありつつも他の恋人を持つという微妙な立場です。愛しているなら意地を張らなくても・・・。そんなやきもきも楽しいコメディです。2002年8月ロンドン ヴィクトリア・パレス・シアターライヴ収録/収録時間:本編146分/音声:ステレオ2.0/ドルビー・デジタル5.1サラウンド(DVD)/字幕:英・独・仏・西・伊/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク
107225
(DVD)
\3900
ハイドン(1732-1809):オラトリオ「天地創造」
《ボーナス映像》
 ドキュメンタリー「ハイドン、仕事と出来事」
アーリーン・オジェー(ソプラノ)/
ガブリエレ・ジーマ(メゾ・ソプラノ)/
ペーター・シュライアー(テノール)/
ヴァルター・ベリー(バリトン)/
ローラント・ヘルマン(バス)/
アルノルト・シェーンベルク合唱団/
(エルヴィン・オルトナー…合唱指揮)/
コレギウム・アウレウム/
グスタフ・クーン(指揮)
1808年3月27日、このホールでハイドンの76歳の誕生日を祝い、A・サリエリの指揮により「天地創造」が演奏されました。この演奏は、そんな祝祭的なムードを再現します。緊張感と活力に満たされたグスタフ・クーンの指揮、最高のソリストたち、そしてアルノルト・シェーンベルク合唱団の素晴らしいハーモニー。全てが相俟って最高のひと時を作りあげています。ボーナス映像はハイドンが天地創造を作曲した時期と、1808年の演奏会の模様を絵画と風景で追うドキュメンタリーです。1982年ウィーン 旧ユニヴァーシティ 大ホール ライヴ収録/収録時間:本編114分+ボーナス18分/音声:ステレオ2.0/字幕:英・独・仏・西・伊/画面:4:3/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク
107229
(DVD)
\3900
シューベルト(1797-1828):歌曲集『冬の旅』Op.89, D.911
《ボーナス映像》
 リハーサル風景
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)/
アルフレート・ブレンデル(ピアノ)
シューベルトの晩年の名作「冬の旅」。人々はこの連作歌曲に様々な思いを託します。もちろん、この作品を歌う歌手には多くの事を求め、また歌手たちも思い思いの感情をこの歌曲集に込めるのです。ドイツの名バリトン、フィッシャー=ディースカウもこの例にもれません。彼は経歴の中で、幾度となく音による旅を繰り返し、その都度新しい解釈で、この道行から新たな風景を手繰りよせます。この演奏は1979年1月自由ベルリン放送の録音です。ピアノを演奏しているのはアルフレート・ブレンデル。ディースカウとブレンデルは1975年から1989年の間にしばしば、この曲を共演しています。添えられた56分のドキュメンタリーには、彼らがどのようにこの曲を構築していくかが記録されています。収録:1979年1月、ジーメンス・ヴィラ/収録時間:本編73分+ボーナス56分/音声:ステレオ2.0/字幕:英・独・仏・西・伊/画面:4:3/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク
107231
(DVD)
\6300
ドリーブ(1836-1891):
 バレエ「コッペリア」全2幕…アルベール・アヴリーヌ版
《ボーナス映像》
 「子どもたちの踊り」パリ・オペラ座バレエ学校のドキュメンタリー
アルチュール・サン=レオン(振付)/
ピエール・ラコット&クロード・ベッシー(演出)/
スワニルダ…カリーヌ・ギーツェンダナー/
フランツ…マチュー・ガニオ/
コッペリウス…ピエール・ラコット/
パリ・オペラ座バレエ学校/
デヴィッド・コールマン(指揮)
あくまでもエレガントで俊敏な動き。若きダンサーたちの眩しくも美しい肢体は見る者の心を捉えます。それはドガが描いた少女の姿をも彷彿させます。この公演は1870年5月25日に行われた初演…ナポレオン3世と皇后ウジェニー・ド・モンティジョも臨席した…を再現したもので、古き良き伝統を踏まえつつ、かつ現代的な再演出も施されているため、完成度が高い舞台が表出されています。収録時間:本編67分+52分(ボーナス)/音声:ステレオ2.0/ドルビー・デジタル5.1サラウンド(DVD)/字幕:英・独・仏・西・伊/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク
107237
(DVD)
\6300
ムソルグスキー(1839-1881):歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」全曲 
 七場の歌劇(1869年オリジナル・ヴァージョン)
  アレクサンダー・プーシキン原作/
  モデスト・ムソルグスキー台本
ボリス・ゴドゥノフ…マッティ・サルミネン(バス)/
フョードル…ブライアン・アサワ(メール・ソプラノ)/
クセーニャ…マリー・アルネット(ソプラノ)/
クセーニャの乳母…ステファニア・トジスカ(メゾ・ソプラノ)/
シューイスキイ公…フィリップ・ラングリッジ(テノール)/
ピーメン…エリク・ハルフヴァーソン(バス) 他/
バルセロナ・リセウ大劇場管弦楽団&合唱団/
セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)/
ヴィリー・デッカー(演出)/
ジョン・マック・ファルレーン(装置&衣装)
ロシアの劇場で、史劇が主流に上演されていた1800年の中頃に書かれたこのオペラ「ボリス・ゴドゥノフ」は「芸術は民衆に対して責務を負っている」という社会的通念が反映されています。完成作品は娯楽性よりも、感情表現と性格描写に重きが置かれ、長大になり、問題提起も多く難解。なかなか一筋縄ではいかないものとなっています。政治的配慮などから様々な改訂も試みられたのですが、ここでは初稿版を用いての演奏です。タイトル・ロールを演じるのは大変困難ですが、フィンランドの名歌手サルミネンは余裕のある歌いぶりで、堂々とこの人物を演じ切ってます。2004年バルセロナ・リセウ大劇場ライヴ収録/収録時間:本編152分/音声:ステレオ2.0/ドルビー・デジタル5.1サラウンド(DVD)/字幕:英・独・仏・西・伊・カタルーニャ/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク
107241
(DVD)
\6300
プロコフィエフ(1891-1953):歌劇「3つのオレンジへの恋」全曲
 プロローグと4幕の歌劇(フランス語歌唱)
  カルロ・ゴッツィ原作/
  セルゲイ・プロコフィエフ台本
《ボーナス映像》
 ドキュメンタリー「3つのオレンジに恋する方法」
 (歌手、指揮者、演出家たちの
  この作品に対するアプローチを語り)
クラブの王…フィリップ・ルイヨン(バス)/
王子…シャルル・ワークマン(テノール)/
王女クラリーチェ…ハンナ・エステル・ミヌティッロ(アルト)/
レアーンドル…ギョーム・アントワン(バリトン)/
トルッファルディーノ…バリー・バンクス(テノール)/
チェーリー…ジョゼ・ヴァン・ダム(バス)/
ファータ・モルガーナ…ベアトリス・ウリア=モンゾン 他/
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団/
シルヴァン・カンブルラン(指揮)/
ジルベール・デュフロ(演出)/
ウィリアム・オルランディ(装置&衣装)
超現実的でまるでおとぎ話のようなプロコフィエフのこの作品は、プロコフィエフが亡命先のニューヨークで書いたもので、彼自身「アメリカ人の好みを考慮して」わかりやすく書いたというように、全編聴きやすいメロディが横溢しています。とりわけ「行進曲」と「スケルツォ」が良く知られていますが、どの曲も軽快で抒情的な部分もあり、そして彼らしい皮肉もたっぷり。荒唐無稽さを的確に表現した映像も魅力です。カンブルランの入念な指揮が冴えます。2005年パリ オペラ座 ライヴ収録/収録時間:本編116分+ボーナス30分/音声:ステレオ2.0/ドルビー・デジタル5.1サラウンド(DVD)/字幕:英・独・仏・西・伊/画面:16:9/REGION All(Code:0)/DVD…片面2層ディスク

AVIE(SFS−Media)(映像)

SFS 0041
(2DVDs)
特別価格
\5200→¥4790
キーピング・スコア 〜 マーラー:オリジンズ&レガシー
 ○ドキュメンタリー・エピソード1 〜 グスタフ・マーラー:オリジンズ
 ○コンサート・プログラム1 〜 マーラー:交響曲第1番ニ長調《巨人》
 ○ドキュメンタリー・エピソード2 〜 グスタフ・マーラー:レガシー
 ○コンサート・プログラム2 〜 マーラーの旅
  マーラー:
   さすらう若人の歌*
   交響曲第5番嬰ハ短調より アダージェット
   交響曲第7番ホ短調より スケルツォ
   交響曲第9番ニ長調より ロンド・スケルツォ
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
サンフランシスコ交響楽団
トーマス・ハンプソン(バリトン)*
SFS 0042
(2Blu-rays)
特別価格
\6700→¥6090
MTT&SFSのキーピング・スコア!最新作は没後100周年記念のマーラー!

マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団の"映像"によるドキュメンタリー&コンサート・プロジェクト、「キーピング・スコア」シリーズの8タイトル目は、同コンビの代名詞であり没後100周年記念のマーラー!
「交響曲第1番《巨人》」と「マーラー旅」は2009年9月&10月に行われたデイヴィス・シンフォニー・ホールでのライヴが収録されており、特に「交響曲第1番」はSACD盤(821936-0002-2/廃盤)とは別音源となるだけに、このコンサート・プログラムは話題必至!
定評あるドキュメンタリーには、チェコ、オーストリア、ハンガリーを巡り「交響曲第1番」が初演されるまで、そして1890年代から1911年5月18日までのマーラーの歴史が描かれている。
MTT&SFSの演奏とドキュメンタリーでマーラーの"ルーツ"と"伝説"をたどる「マーラー:オリジンズ&レガシー」。没後100周年を祝うに相応しい充実のプログラムです!

BEL AIR(映像)

BAC 461
(Blu-Ray)
\6300→¥5790
プーランク:「カルメル会修道女の会話」 スーザン・グリットン(S ブランシュ・ド・ラ・フォルス)
エレヌ・ギルメット(S コンスタンス)
シルヴィー・ブリュネ(Ms クロワシー夫人)
スサネ・レースマーク(Ms マリー)
ソイレ・イソコスキ(S リドワーヌ)
アラン・ヴェルヌ(Bs ド・ラ・フォルス侯爵)
ベルナール・リヒター(T 騎士ド・ラ・フォルス)
ハイケ・グレッツィンガー(Ms ジャンヌ)
アナイク・モレル(S マティルド) ほか
ケント・ナガノ(指)
バイエルン国立管弦楽団,
バイエルン国立歌劇場合唱団
BAC 061
(DVD)
\5400→¥4990
鬼才チェルニャコフの衝撃、再び!賛否両論となったミュンヘンでの「カルメル会修道女の会話」DVD とBlu-Ray に!!

演出:ディミトリ・チェルニャコフ/ 衣装:エレナ・ザイチェヴァ/
収録:2010 年3 月、ミュンヘン/(Blu-Ray)HD、16:9、152m、DTS-HD Master Audio 7.1,LPCM2.0、字幕:仏英独西(DVD)リージョン・オール、NTSC、16:9、152m、PCM2.0,Dolby Digital5.1、字幕:仏英独西

今や人気オペラ演出家の筆頭格に位置づけられる、ロシア出身のディミトリ・チェルニャコフ、そのチェルニャコフが2010 年3 月にバイエルン国立歌劇場で手がけたプーランクの大傑作「カルメル会修道女の対話」が映像になりました。チェルニャコフなので、舞台は当然現代。ごくありふれた服を着た女性たちが集うのは教会ではなく、宗教活動の拠点としている木造の小屋(ハウス)。この小屋は、広い舞台の上を、まるで漂流するように移動します。しかし彼女たちは世間からカルトとみなされ、やがて警察に追い込まれていく。チェルニャコフは、このオペラがフランス革命や修道院という舞台設定によってしばしば「時代物」になってしまっていることから、歴史性を一掃し、信仰に生きようと集団生活をする女性たちが、大きな社会の軋みによって死に直面させられる様を、非常に生々しく描いています。しかも、本来全員がギロチンで斬首される強烈な幕切れに、チェルニャコフはもう一捻り入れており、その扱いを巡ってかなりの賛否両論が巻き起こりました。
歌手では、要のブランシュを歌うスーザン・グリットンの熱唱が絶賛を浴びました。また、リドワーヌのソイレ・イソコスキ、侯爵のアラン・ヴェルヌらベテラン、そしてバイエルン国立歌劇場を拠点としている実力派の歌手たちによって、歌、演技ともたいへんにまとまりが出来上がっています。音楽監督ナガノの指揮は、プーランクの繊細さを大事にしつつ、胸を締め付けられるような悲痛の表現にも長けた優れたものです。
度々の上演によって日本でもその真価が広く認められるようになった「カルメル会修道女の対話」、そこにさらに新たな切り口を開いたこの舞台を、鮮明映像でお楽しみいただけます。ことにBlu-Ray は目の覚めるような画質です。

BONGIOVANNI(DVD−VIDEO)

AB 20020
(DVD)
\5400
ドニゼッティ:「呼び鈴」 ロベルト・デ・カンディア(Br エンリーコ)
アルフォンソ・アントニオッツィ
 (Bs ドン・アンニバーレ・ピスタッキオ)
ステファニア・ドンツェッリ(S セラフィーナ)
エレナ・ブレシャーニ(Ms ローザ夫人)
マルティーノ・ダミーコ(スピリディオーネ)
マッテオ・ベルトラーミ(指)
G.ロッシーニ交響楽団,
フォルトゥーナ劇場合唱団
抱腹絶倒のダブルボケ!ドニゼッティお得意の滑稽劇の傑作「呼び鈴」優秀な歌手たちの舞台がDVDに!

演出:マウーロ・アヴォガドロ/装置:サルヴァトーレ・シモーネ/衣装:セレーナ・マージ/照明:エミリアーノ・パスクッチ
収録:2010 年2 月、ファーノ/リージョン・オール、NTSC、16:9、74m、Stereo PCM、字幕:伊英

ドニゼッティは喜劇も得意としていましたが、なかでもファルサと呼ばれる1 幕ものの笑劇には傑作が少なくありません。この「呼び鈴」はドニゼッティのファルサの中でも特に人気が高いもの。物語は単純。金持ちの薬局の主人ドン・アンニバーレは、若く美しい娘セラフィーナと新婚ホヤホヤ、しかし彼女を諦められない元恋人エンリーコが夜になると変装して何度も薬局を訪れ初夜の晩を邪魔する。そうこうしているうちに朝になり、ドン・アンニバーレは出張に出かけてしまう。ちなみにタイトルのIl Campanello とは呼び出しに用いられる「鈴、ベル、鐘」のことで(女性形のcampanella は教会などの立派な「鐘」)、ドン・アンニバーレを邪魔するために鳴らされる呼び鈴を示します。
こういう話ですから、男二人のキャラクターが立っていないと面白くありません。邪魔する側のエンリーコは、バッソブッフォとして大人気のロベルト・デ・カンディア。変装はどれも愉快で、ことにパヴァロッティもどきのオペラ歌手姿は笑えます。気の毒なドン・アンニバーレは、これまたブッフォとして人気のバリトン、アルフォンソ・アントニオッツィ。伊達男だけれどどこか間抜けな役作りで、タイプの違うブッフォ二人のダブルボケになっています。さらに、ステファニア・ドンツェッリのいかにも気の強そうなセラフィーナがアクセントになっています。
マウーロ・アヴォガドロは、1951 年、トリノ生まれの演出家。この上演では、舞台を1950 年代風に据えており、イタリア的な色彩美も映えた優れものです。
イラリア・ナリーチによるクリティカルエディションを使用。
AB 20019
(DVD)
\5400
ロッシーニ:「イタリアのトルコ人」(1820 年ナポリ版) ロレンツォ・レガッツォ(Bs セリム)
シルヴィア・ダッラ・ベネッタ(S フィオリッラ)
フィリッポ・モラーチェ(Br ドン・ジェローニオ)
ダニエレ・ザンファルディーノ(T ドン・ナルチーゾ)
ジューリオ・マストロトターロ(Br 詩人プロスドーチモ)
コンチェッタ・ダレッサンドロ(Ms ザイダ)
マリア・ピーア・モリナーリ(タリンダ)
マッテオ・マルケッタ(ナルブート)
ジョヴァンニ・バッティスタ・リゴン(指)
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団,
コーロ・ドデカントゥス
世界遺産ヴィチェンツァのオリンピコ劇場での上演!ロッシーニの「イタリアのトルコ人」、幻の1820年ナポリ版、初収録!!

演出:フランチェスコ・ミケーリ
収録:2009 年6 月,ヴィチェンツァ/リージョン・オール、NTSC、16:9、Stereo PCM、153m

世界遺産として高名なヴィチェンツァのオリンピコ劇場で上演されたロッシーニの「イタリアのトルコ人」の映像です。パッラーディオの名建築での上演というだけで貴重なところですが、この上演、さらに重要なのが、1820 年にナポリで上演するためにロッシーニが改変を加えた版を用いていること。
通常のものと比べると、いくつか特徴があります。まずレチタティーヴォ・セッコを用いず、地の台詞を用いています。いくつかの曲が差し替えられており、フィオリッラの登場のアリアやナルチーゾの最初のアリアはいずれも聞き覚えのある別の曲です。さらにタリンダとナルブートという道化が二人据えられています。ロッシーニ・マニアなら、ぜひともチェックすべきもの。
歌手は優れた人選です。セリムは、日本でもすっかりおなじみのバス、ロレンツォ・レガッツォ。ヒロインのフィオリッラは、地元ヴィチェンツァ出身のソプラノ、シルヴィア・ダッラ・ベネッタ。優男のドン・ナルチーゾには、近年ロッシーニ・テノールとして注目されているダニエレ・ザンファルディーノ。
気の毒な夫のドン・ジェローニオは、フィリッポ・モラーチェ。その他、若手の優秀な歌手が集っています。フランチェスコ・ミケーリの演出は、現代の詩人がコンピュータで打ち込んだ物語が舞台になるというもの。あのオリンピコ劇場の舞台が本当に舞台として用いられている様子は、ちょっと感動的です。

C MAJOR(映像)

70 3408
(2DVD)
\5200→¥4190
アルフレート・ブレンデル・オン・ミュージック〜3つのレクチャー
 1.クラシック音楽は真面目でなければならないのか?
  ・音楽の中の笑い・笑いの常套手段・構造の違反・形式と心理の相互作用
  ・一段上の笑い・人生が愉快であるならば、芸術は真面目であるべきだ
 2.音楽的な性格の例証〜ベートーヴェンのピアノ・ソナタで
  ・性格と構造・性格と主題材料・多様性・ソナタOp.53「ワルトシュタイン」
  ・ソナタOp.28「田園」・3 つのソナタOp.31・音楽的な性格の理解・性格とテンポ
 3.解釈の光と影
  ・音楽の解釈・解釈の見地・演奏の習慣・和音グループとディミヌエンド
  ・強拍に関するアクセント・フレージング・トリル・装飾・テンポの選択
  ・フェルマータ・ピアノの音響とバランス
ブレンデルの大好評レクチャーDVD、引退後のブレンデルのピアノに向かう貴重な姿、日本語字幕付き

出演者:アルフレート・ブレンデル/ 監督:マーク・カイデル
収録:2010 年9 月25、26 & 27 日ザルツブルク/224mm、画面:NTSC 16:9 カラー、音声:PCM ステレオ、DTS5.0、言語:英語、字幕:英、仏、西、伊、韓、中、日本語

演奏活動から2009 年に引退してしまったブレンデル。この映像は2010 年ザルツブルクで3 日間に渡って行われたブレンデルのレクチャーDVDです。
レクチャーの内容は、テーマに沿ってブレンデルが説明し、必要な個所はピアノを用いて弾きながらレクチャーしていくというプログラム。演奏するのは楽譜1 ページほどの短いものですが、演奏活動を引退したブレンデルの貴重なピアノに向かう姿を観ることができます。レクチャーの中心は音楽理論的なことではなく、演奏者は作曲者の心理的意図をくみ取っていかなければならないということ。これまでのブレンデルの演奏活動の答えを垣間見ることができる映像です。
この3 つのテーマのレクチャーは大成功し、ドイツ、スイス、イタリアなど世界中で行われています。
70 5804
(Blu-Ray)
\5700
ヘンデル:「テオドーラ」 クリスティーネ・シェーファー(Ms テオドーラ)
ベジュン・メータ(CT ディディムス)
ヨハネス・マルティン・クレンツレ(Br ヴァレンス)
ヨゼフ・カイザー(T セプティミウス)
ベルナルダ・フィンク(Ms アイリーン)
ライランド・デイヴィス(T 使者)
アイヴァー・ボルトン(指)
フライブルク・バロックオーケストラ,
ザルツブルク・バッハ合唱団
70 5708
(2DVD)
\5200
ヘンデル晩年の傑作オラトリオ「テオドーラ」ザルツブルク音楽祭での舞台上演が映像に!シェーファー、メータにフィンクだ!

演出:クリストフ・ロイ/舞台:アネッテ・クルズ/衣装:ウルズラ・レンツェンブリンク
収録:2009 年8 月,ザルツブルク/(Blu-Ray)リージョン・オール、HD、16:9, 189m、dts-HD MA 5.1,PCM Stereo、字幕:英独仏西 (DVD)リージョン・オール、NTSC、16:9, 189m、DTS 5.1,PCM Stereo、字幕:英独仏西

「テオドーラ」は、ヘンデルの晩年、1749 年に作曲された英語のオラトリオで、1759 年に亡くなったヘンデルのオリジナルの声楽大作としては「イェフタ」の一つ前に位置する作品です。物語は、4 世紀初頭のエジプト、アレキサンドリアにいたとされるキリスト教徒テオドーラの殉教の伝説。時はローマ帝国皇帝ディオクレティアヌスの治世、増大する一方のキリスト教徒に手を焼いた皇帝は、キリスト教徒を迫害する一方、ローマ人の繁栄のため婦女には出産を義務付け、反したら罰則の政策を取っていた。ローマ人貴族の血を引くテオドーラは、キリスト教に改宗し、信仰に生きるため結婚もせず処女を通していた。やがてテオドーラにも弾圧の手が及び、彼女は罰として売春宿に送られる。ところが、やはりキリスト教に改宗した兵士ディディムスが彼女を救いに現れ、衣装を交換して彼女を逃がしてやる。しかし今度はディディムスが死刑を宣告されてしまい、それを知ったテオドーラは、ディディムスと共に処刑されることを選ぶ、というもの。ヘンデルのオラトリオもほぼこの流れに沿っています。当時のオペラ、オラトリオではハッピーエンドがお約束だったのにもかかわらず、「テオドーラ」では二人が処刑へ引っ立てられるという悲劇的結末になっているのが大きな特徴です。しかしその新機軸が仇となって、1750 年3 月16 日の初演は失敗に終わってしまいました。今日では、ヘンデル晩年の意欲作としてむしろ高い評価を得ています。
ここに収録されている2009 年のザルツブルク音楽祭での上演は、クリストフ・ロイの演出によるもの。背景に巨大なパイプオルガンを据え、人々は基本的に黒い簡素な衣装で、売春宿送りにされたテオドーラだけ赤いドレス。この簡素な舞台作りによって、殉教へと向かう弾圧を受ける者の悲しみが静かに広がる、印象的な舞台になっています。歌手では、テオドーラを歌うクリスティーネ・シェーファーの集中力のある歌と、いまやトップ・カウンターテノールとして大人気のベジュン・メータのディディムスが絶賛されました。また、テオドーラのキリスト教徒仲間アイリーンがベルナルダ・フィンクというのは贅沢な配役です。アイヴァー・ボルトン指揮のフライブルク・バロックオーケストラは、演出の方向性にあわせた抑えの効いた透明な音楽作りで、感動を守り立てています。
晩年のヘンデルの意欲作を、ぜひ鮮明画像でお楽しみください!
70 6008
(2DVD)
\5200→\4790
ベルリオーズ:「トロイアの人々」 ランス・ライアン(T エネ)
エリザベーテ・マトス(S カサンドル)
ダニエラ・バルチェッローナ(Ms ディドン)
ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ(Br コレブ)
ジョルジョ・ジュゼッピーニ(Bs パンテ)
ステファン・ミリング(Bs ナルバル)
ズラータ・ブリチョワ(Ms アンナ)
ディミトリ・ヴォロパエフ(T イラス)
アスカル・アブドラザコフ(Bs プリアム)ほか
ワレリー・ゲルギエフ(指)
バレンシア州立管弦楽団,
バレンシア自治州合唱団
70 6104
(Blu-Ray)
\5700→\5290
ベルリオーズがスペース・ファンタジーに!ラ・フラ・デルス・バウスによる豪華絢爛「トロイアの人々」ゲルギエフも燃えに燃えてます!!

演出:ラ・フラ・デルス・バウス
2009 年10,11 月,バレンシア,芸術館
(DVD)リージョン・オール、NTSC、16:9、240m +ボーナス21m、DTS 5.1,PCM Stereo、字幕:仏英独西中韓 (Blu-Ray)リージョン・オール、NTSC、16:9、240m +ボーナス21m、DTS-HD MA 5.1,PCM Stereo、字幕:仏英独西中韓

大きな話題となった「バレンシア・リング」に続き、バレンシアの芸術館から強烈な映像が届きました。ベルリオーズの大作「トロイアの人々」。今回もカルルス・パドリッサ率いる舞踏集団、ラ・フラ・デルス・バウスによる演出がスゴイことになっています。まるで某有名映画を思わせる未来的スペースファンタジー仕立て。
奇抜なデザインの衣装、豪華な装置、巨大なスクリーン投影、宙吊りのダンサーなど、「バレンシア・リング」で大きな評判となった要素はここでも存分に活用され、見応えたっぷり。
指揮は、近年「トロイアの人々」を盛んに取り上げているワレリー・ゲルギエフ。2011 年2 月14 日、雪の東京、サントリーホールで「トロイアの人々」を演奏会形式で日本初演し、大成功を収めたのは記憶に新しいところ。ここでも集中力に富んだ、エネルギッシュかつ細かい感情表現に優れたベルリオーズの音楽を生かしています。
歌手も豪華です。難役ディドンには、ロッシーニ・メッゾの女王、ダニエラ・バルチェッローナ。前半の要であるカサンドルは、ポルトガルのプリマドンナ、エリザベーテ・マトス。出ずっぱりな上に至難の歌唱が続くエネには、カナダ、ホワイト・ロック出身で、2010 年にはバイロイト音楽祭でジークフリートを歌った英雄テノール、ランス・ライアン。コレブには、度々の来日で日本でも人気の高いイタリア、ルッカ生まれのバリトン、ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ。またズラータ・ブリチョワは、日本初演でもアンナを歌って好評を博していました。
ベルリオーズ渾身の大傑作の充実した上演が映像化されたのは、たいへん喜ばしいことです。ことにBlu-Ray Discでの鮮明画像は圧倒的な迫力。ぜひ大画面でお楽しみください。
70 5908
(2DVD)
\5200→\4790
ワーグナー:「パルジファル」 ポール・エルミング(T パルジファル)
リンダ・ワトソン(S クンドリ)
ハンス・ゾーティン(Bs グルネマンツ)
ファルク・シュトルックマン(Br アンフォルタス)
マティアス・ヘレ(Bs ティトゥレル)
エッケハルト・ヴラシハ(Br クリングゾル)
リチャード・ブルンナー(T 第一の聖杯騎士)
シャーンドル・ソーリョム=ナジ(Br 第二の聖杯騎士)
サラ・フライアー(Ms 第一の小姓)
ジェーン・ターナー(Ms 第二の小姓)
ヘルムート・パンプフ(T 第三の小姓)
ペーター・マウス(T 第四の小姓)
アンドレア・ベニッヒ(Ms 天からの声)
ジュゼッペ・シノーポリ(指)
バイロイト祝祭管弦楽団,合唱団
待望のリリース!!シノーポリ、バイロイト音楽祭での最大の成果、1998 年の「パルジファル」、ついにDVD に!

演出,装置:ヴォルフガング・ワーグナー/衣装:ラインハルト・ハインリヒ
収録:1998 年7 月6-13 日,バイロイト/リージョン・オール、NTSC、16:9、PCM Stereo,DTS 5.1、268m、字幕:独英仏西

待望のDVD 化が実現しました!!1998 年のバイロイト音楽祭で収録された、ジュゼッペ・シノーポリ指揮の「パルジファル」です。シノーポリは、1985年にバイロイト音楽祭にデビュー、以来「タンホイザー」(1985 −1987、1989)、「さまよえるオランダ人」(1990 −1993)、「パルジファル」(1994 −1999)と出演を続け、ついに2000 年には「指環」全曲の指揮を任されます。翌2001 年もシノーポリが「指環」を指揮する予定が、その年の4 月20 日に帰らぬ人となってしまいました。生きていればさらに何年もの間バイロイト音楽祭に出演し、さらなる黄金時代を築き上げていたことでしょう。「パルジファル」は1989 年以来続いているヴォルフガング・ワーグナーのプロダクションですが、シノーポリの鋭利に切り込む音楽によって、新たな世界を獲得することに成功しました。この映像はその5 年目の時のもの。隅々までシノーポリの意図が染み渡っており、ことにオーケストラがクッキリとした明晰な響きを奏でつつ、音楽に熱気が宿っているのは、まさにシノーポリならでは。シノーポリのワーグナー演奏の頂点としてこの映像は語り継がれていくものでしょう。
歌手は、ベテランと中堅に、若い世代が加わっています。ベテラン勢では、グルネマンツのハンス・ゾーティン、クリングゾルのエッケハルト・ヴラシハ、ティトゥレルのマティアス・ヘレあたりは、安心して聞くことのできるもの。ことに1975 年からバイロイト音楽祭で多々グルネマンツを歌ってきたハンス・ゾーティンはさすがの貫禄。デンマークの英雄テノール、ポール・エルミングは、シノーポリがバイロイト音楽祭で指揮した「パルジファル」すべてにおいてタイトルロールを務めました。一方、クンドリーのリンダ・ワトソンは、この時がバイロイト音楽祭初出演で、この成功によって音楽祭に不可欠のワーグナー・ソプラノに成長しました。
もう二度と生では聞くことのできないシノーポリのワーグナー、それがこうした優良な収録で残されたのは幸運だったと言えるでしょう。音楽祭期間中のライヴ収録ではなく、総練習を兼ねた開幕前の上演の収録で、カメラワークの制約が少ないので映像に無理が少ないのも利点です。
70 6304
(Blu-Ray)
\5700→\5290
プッチーニ:「蝶々夫人」 ラッファエッラ・アンジェレッティ(S 蝶々夫人)
マッシミリアーノ・ピサピア(T ピンカートン)
アンヌンツィアータ・ヴェストリ(Ms スズキ)
クラウディオ・スグーラ(Br シャープレス)
トーマス・モリス(T ゴロー)
エンリコ・コッスッタ(T ヤマドリ公)
エンリコ・イオーリ(Bs ボンゾ) ほか
ダニエレ・カッレガーリ(指)
マルケ地方財団管弦楽団,
マルケ「ヴィンチェンツォ・ベッリーニ」合唱団
70 6208
(DVD)
\3900→\3590
ピッツィの美しい舞台がHD 収録で!マチェラータでの「蝶々夫人」「蝶々夫人」のBlu-Ray はこれが初めて!

演出,衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ/ 振付:ロベルト・ピッツート
収録:2009 年8 月/(Blu-Ray)16:9、HD、150m、DTS-HD MA 5.1,PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓(DVD)リージョン・オール、NTSC、16:9、HD、150m、DTS 5.1,PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓

夏の野外オペラ祭の中でも、意欲的な取り組みを続けていることで知られている、イタリア、マチェラータのスフェリステーリオ・オペラ・フェスティヴァル(通称マチェラータ音楽祭)。その2009 年の演目から、プッチーニの「蝶々夫人」が映像になりました。音楽祭の監督も務め、日本でも人気の高い演出家ピエール・ルイージ・ピッツィの格調高い美しい舞台が堪能できます。蝶々さんのラッファエッラ・アンジェレッティは、ここ数年でメキメキと頭角を現してきたトリノ出身のソプラノ。蝶々さんはウィーン国立歌劇場で2007 年から毎年のように歌っているほど高く評価されています。ピンカートンのマッシミリアーノ・ピサピアもトリノ出身。プッチーニ・テノールとして、ドイツ、イタリアでは既にたいへん人気が高い人です(Dynamic 社からトッレ・デル・ラーゴのプッチーニ音楽祭での「ボエーム」の映像が発売されています DYNDVD33564)。ことにピンカートンはデビュー時の役で、ここ数年の出演の半分がピンカートンという、まさに当り役。日本でも2009 年の新国立劇場で歌っています。シャープレスのクラウディオ・スグーラは、新世代のヴェルディ・バリトンとして今最も注目されている人。1974 年、ブリンディジ生まれ。2010 年の「ガラ・ドミンゴ」に抜擢され、ドミンゴを相手にイヤーゴ、エスカミーリオなど三役を歌って賞賛されたのはまだ記憶に新しいところでしょう。こうした適材適所の歌手たちを、カッレガーリのイタリアオペラのツボを押さえた指揮が絶妙にまとめています。
巨匠ピッツィは、自ら美術、衣装を手がけ、美意識を徹底させたもの。ある程度まで日本人が見ても違和感が少ないくらいに様式を尊重しつつ、その上で独自の視点や美学を盛り込んでいて、見応えのあるものとなっています。
美しい舞台を、HD 収録でますます綺麗に楽しめます。もちろんBly-Ray ではなおさら。「蝶々夫人」の映像は既に多々ありますが、意外なことにBly-Rayでの発売はこれが初めて。イタリアの夏の夜の野外音楽祭に飛んでいった気分になれるでしょう。
70 5608
(DVD)
\3900→¥3590
ドキュメンタリー:カルロス・クライバー
 「アイ・アム・ロスト・トゥ・ザ・ワールド」
世界中から熱狂的な支持を集める伝説の指揮者、カルロス・クライバーの実像に迫るドキュメンタリー映像

監督:ゲオルク・ヴューブボルト/ 共同製作:BFMI and ZDF/3sat
60mm、画面:16:9、NTSC、カラー/ モノクロ、音声:PCM ステレオ、字幕:仏、西、日本語、言語:独、英

2004 年に逝去した伝説のカリスマ指揮者、カルロス・クライバーのドキュメンタリー映像。取り上げるレパートリーを極端に絞り込み、少ない演奏会、決して多くはない録音ではありましたが、ひとたび舞台に上がると聴く者すべてを魅了する演奏をした、生きながらにして伝説の指揮者でありました。
この映像は、関係者、楽団員らの興味深い証言とバイロイトの「トリスタンとイゾルデ」のオーケストラピットでの映像など、クライバーのカリスマ性、音楽性を垣間見ることのできる貴重な内容となっています。また有名なウィーン・フィルとのベートーヴェン交響曲第4 番の第2 楽章のリハーサル中に起きた「テレーズ事件」の音声や、リッカルド・ムーティ、有名なオペラ演出家のオットー・シェンクらのインタビュー、父エーリッヒへの尊敬と葛藤についての話など、完璧主義であったそれゆえに苦悩した天才カルロス・クライバーの実像が克明に描かれています。

CORO(DVD−VIDEO)

COR 16083
(DVD/NTSC)
\2700→¥2490
ヘンデル・セレブレーション
 ヘンデル:
  シバの女王の入場
  戴冠式アンセム《汝の御手は強くあれ》HWV.259
  オラトリオ《セメレ》HWV.58より
  戴冠式アンセム《王は歓呼する》HWV.260
  オルガン協奏曲第4番ヘ長調Op.4-4(原典版)
  戴冠式アンセム《司祭ザドク》HWV.258
  戴冠式アンセム《わが心はうるわしい言葉にあふれ》HWV.261
  ようこそ天の女王HWV.241
  ハリー・クリストファーズへのインタビュー
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーン
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
アラステア・ロス(オルガン)
2009年BBCプロムス・ライヴ!

ソールドアウトとなりロイヤル・アルバート・ホールが熱狂に包まれた2009年BBCプロムス「ヘンデル・セレブレーション」のライヴ!
英グラモフォン賞で2冠に輝いた「戴冠式アンセム集」(COR 16066)に代表されるように、ザ・シックスティーンのヘンデルは名演揃い。
「司祭ザドク」の余韻が消えるのと同時にロイヤル・アルバート・ホールに広がる感動の空間。ザ・シックスティーンのヘンデル、「戴冠式アンセム」は映像でも格別です!

※録音:2009年、ロイヤル・アルバート・ホール(BBCプロムス/ライヴ)

DYNAMIC(映像)

DYNDVD 33586
(2DVD)
\4600
ヴィヴァルディ:「モテズーマ」 ヴィート・プリアンテ(Br モテズーマ)
マリー=エレン・ネシ(Ms ミトレーナ)
ラウラ・ケリーチ(S テウティーレ)
フランチスカ・ゴットヴァルト(Ms フェルナンド・コルテス)
テオドーラ・バカ(Ms ラミーロ)
ジェンマ・ベルタニョッリ(Ms アスプラーノ)
アラン・カーティス(指)
イル・コンプレッソ・バロッコ
失われたオペラがついに映像に!ヴィヴァルディの「モテズーマ」

演出:ステーファノ・ヴィツィオーリ/収録:2008 年1 月、フェラーラ
リージョン・オール、NTSC、16:9、153m + bonus、LPCM 2.0、字幕:伊英独仏西

幻になっていたヴィヴァルディのオペラ「モテズーマ」が、ついに映像になりました!「モテズーマ」は1733 年11 月14 日にヴェネツィアで初演されました。
その存在は知られていたものの、台本しか残っておらず、長いこと音楽は「紛失」とされていました。そのため、台本に既存の他のヴィヴァルディの音楽を当てはめた捏造に近い復元上演もあったほど。ところが2002 年、突如「モテズーマ」の楽譜が発見されます。手稿譜がベルリンの蔵書にあったのですが、その存在を知られないまま蔵書ごとソ連の手に渡り、2001 年になってようやくベルリンに返却、蔵書内容の調査によって偶然「モテズーマ」の筆写譜だと確認されたのです。音楽が欠落した部分を慎重に修復し、ついに2005 年6 月11 日、ロッテルダムでの演奏会形式上演で「モテズーマ」は長い眠りから目覚めたのです。その後舞台上演も演奏会形式上演も多数行われ、また全曲録音も行われました。
物語は、エルナン・コルテスによるアステカ帝国の滅亡に基づいたもの。かつては未開人を文明化したと評価されていたコルテスも、18 世紀には優れた文明を破壊し原住民を圧制で苦しめたことによる悪評も広まっており、功罪相半ばする評価でした。それを受けて、このオペラは一種の「暴君もの」になっており、高慢な征服者フェルナンドと、メキシコ皇帝モテズーマ(史実のモテクスマ)との間でまざまな事件がおこった後、フェルナンドが徳を見せる、という筋立てになっています。
今回登場するDVDは、2008 年1月25、27日にイタリアのフェラーラ市立劇場で上演された際の映像。全曲録音での指揮者も務めたアラン・カーティスは、2007 年4 月にリスボンでこの作品を初めて取り上げて以来、ウィーン、パリ、バリャドリッド、バレンシア、ビルバオ、セビリア、ピアチェンツァ、モデナなどで、舞台、演奏会形式合わせて20 回近い上演を手がけています。
歌手は全員バロック音楽を得意とする人たちです。モテズーマのヴィート・プリアンテは、イタリアのバス。この役は、カーティスが演奏する時は、全曲録音も含め、すべてプリアンテが受け持ってきました。フェルディナンドのフランチスカ・ゴットヴァルトは、1971 年、ドイツ、マルブルク生まれのメッゾソプラノ。バッハの声楽作品のソリストとしても知られています。テウティーレのラウラ・ケリーチは、トリノ出身のソプラノ。娘役を得意としています。ラミーロのテオドーラ・バカとミトレーナのマリー=エレン・ネシはともにギリシャを代表する古楽系歌手。脇役のアスプラーノを、名古楽メッゾ、ジェンマ・ベルタニョッリが受け持っているのには驚かされます。
一度完全に失われたと思われていたヴィヴァルディの音楽が、こうして見事に復活したことは、奇跡と言ってもよいでしょう。その奇跡を、ぜひ映像でお楽しみください。

ヴィヴァルディ「モテズーマ」あらすじ
第1幕
メキシコ。スペイン人フェルナンドの軍勢に敗れたメキシコ皇帝モテズーマが湖畔まで逃れ、彼の妻ミトレーナも追いつく。さらに彼らの娘テウティーレが、フェルナンドの軍勢が近づいていることを知らせる。モテズーマは、何かあれば自害するよう短剣を与える。テウティーレが自害しようとした時、フェルナンドが現れ、彼女を人質として捕らえる。モテズーマは弓でフェルナンドを射ると、湖に飛び込んで消える。フェルナンドの弟ラミーロはテウティーレと恋仲だが、今や彼女から裏切り者と呼ばれ、ラミーロは苦しむ。スペイン人に変装したモテズーマは、テウティーレとラミーロに出くわす。モテズーマは敵と恋仲の娘を殺そうとするが、ラミーロに止められる。フェルナンドがやって来るのでモテズーマは隠れる。フェルナンドは弟に、湖に率いる多数の船が見えたので調査するよう命じる。それはフェルナンドとの講和に臨むミトレーナだった。物陰に潜んでいたモテズーマはフェルナンドを襲おうとするが、ラミーロの短剣を奪われてしまう。ところが剣を持ったラミーロを見てフェルナンドは裏切り者だと誤解する。そこにモテズーマが出てきて、フェルナンドを罵倒、モテズーマは捕らえられる。引っ立てられるモテズーマの姿にミトレーナは取り乱す。
第2幕
テウティーレは父と恋人の両方を心配している。ラミーロはフェルナンドの圧政を咎める彼の兄は耳を傾けない。ミトレーナがフェルナンドの残虐さを非難し、夫と娘を自由にするよう求める。鎖につながれたモテズーマが連れて来られ、フェルナンドに決闘を申し込むと、フェルナンドもそれを受ける。決闘が始まる。敗れそうになったモテズーマが助けを求め、やがて両軍の戦いになる。テウティーレはラミーロに、モテズーマは傷つき、フェルナンドは捕虜となって塔に幽閉されたことを告げ、ラミーロに逃げるよう促すが、ラミーロは兵を率いてフェルナンド救出に向かう。絶望したテウティーレは自害を試みるが、母に止められる。そこにメキシコの将軍アスプラーノが、テウティーレと一人のスペイン人の男の生贄によって帝国は救われる、との神託があったことを告げる。テウティーレは覚悟を決める。ミトレーナはスペイン男の生贄をフェルナンドにするため、アスプラーノに塔の放火を命じる。
第3幕
ラミーロは塔から兄を救出する。そこにやって来たモテズーマが様子を探りに塔の中にはいると、ラミーロは鍵をかけてモテズーマを塔に閉じ込めてしまう。
そうとは知らぬアスプラーノが塔に火を点けると、モテズーマが塔にいるので驚く。何も知らず、ミトレーナは燃え盛る塔を見て喜ぶ。テウティーレは生贄になる準備をしている。そこにアスプラーノが、燃える塔の中にモテズーマがいたと報告、あまりのことにミトレーナは取り乱してしまう。さらに兵士を率いたラミーロがテウティーレを連れ去り。ミトレーナは悲嘆にくれるが、そこに非常口から無事逃げ出したモテズーマが戻ってくる。二人は、広場でメキシコをスペインに引き渡すと宣言しているフェルナンドとラミーロに襲い掛かるが、止められる。フェルナンドは、スペイン王に忠誠を誓えば、ラミーロとテウティーレの結婚を「生贄」として、モテズーマの統治を認める。一同の喜びで幕となる。
DYNDVD 33670
(DVD)
\4200
ボッテジーニ:「エーロとレアンドロ」 ヴェロニク・メルシエ(S エーロ)
ジャン・ルカ・パゾリーニ(T レアンドロ)
ロベルト・スカンディウッツィ(Bs アリオファルネ)
アルド・サルヴァーニョ(指)
ピエモンテ・フィルハーモニー管弦楽団,
クラウディオ・モンテヴェルディ合唱団
コントラバスの神様は素晴らしい作曲家でもあった!ボッテジーニの「エーロとレアンドロ」初収録!!

演出:ラウラ・ボレッロ,グレゴリオ・ズルラ
収録:2009 年10 月、クレーマ/リージョン・オール、NTSC、16:9、102m、LPCM 2.0、字幕:伊英仏独西

ジョヴァンニ・ボッテジーニ(1821 − 1889)というと、今日では19 世紀のコントラバスのヴィルトゥオーソというのが一般的な理解で、彼の作曲したコントラバス曲は今でもこの楽器の重要なレパートリーです。一方オペラとの関わりでは、ヴェルディの「アイーダ」世界初演をカイロで指揮したことが知られている程度。しかし実はボッテジーニは、パリのイタリア座の監督を3 年務め、自作のオペラも舞台にかけていたという立派な経歴を持つ人物です。
全部で7 作のオペラを書いたと伝えられており、その中で最も成功を収めたのが1879 年、トリノで初演された「エーロとレアンドロ」です。登場人物は三人だけですが、という。3 幕仕立て、1 時間半を超える立派なオペラです。台本作家は、なんとあのアリーゴ・ボーイトです。「メフィストーフェレ」が失敗に終わり作曲家を断念したボーイトは、台本作家活動に本腰を据え、1876 年初演されたポンキエッリ「ジョコンダ」の台本を手掛けていました。ボーイトらしく常套的なオペラ台本とは一線を画した知的な捻りのあるものです。物語は、ギリシャないしはビザンチン神話のヘロとレアンドロスの話に基づいたもの。ヘレスポントス海峡(=ダーダネルス海峡、チャナッカレ海峡 トルコ西部)の面するセストスにいる巫女ヘロに会うために、対岸の町アビュドスの若者レアンドロスは海峡を泳いで渡っていたが、ある日嵐に巻き込まれて命を落としてしまう、というもの。これを基にボーイトは支配者の横恋慕を加味したドラマティックな悲恋を作り上げています。なおこのボーイトの台本は、およそ20 年後にルイージ・マンチネッリ(1848 − 1921)が再びオペラ化していることでも知られています。
三人の歌手は、若い歌手、中堅、ベテランが組み合わされています。ヴェロニク・メルシエは、ローザンヌ出身のソプラノ。イタリアで学び、主として娘役、コロラトゥーラ・ソプラノとして活躍しています。ジャン・ルカ・パゾリーニは、アドリア海沿いのリッチョーネ出身。30 歳で歌を学び始めたといいます。
近年ではイタリアにおけるモーツァルト・テノールとして活躍しています。そしてイタリアのバスの大御所、ロベルト・スカンディウッツィが大きな存在感を示しています。
ボレッロとズルラによる舞台は、シンプルな中にセンスの良い美しさを盛り込んだものです。

簡単なあらすじ
ヴェーネレ(ヴィーナス、アフロディテ)に仕える巫女エーロは、恋愛を禁じられていた身にもかかわらず、文武に優れた青年レアンドロと愛し合うようになった。
そうとは知らず、トラキアの支配者アリオファルネはエーロに言い寄る。だが拒まれるや、彼女を塔に閉じ込め、嵐の予言に従事させる。レアンドロはアリオファルネを攻撃しようとするも、海峡の向こう町に飛ばされてしまう。塔の中でエーロが悲しく歌っていると、レアンドロが海峡を泳いで渡って来る。抱き合って喜ぶ二人だが、アリオファルネが手下を連れてやって来るので、逃げ場のないレアンドロはバルコニーから飛び降りてしまう。アリオファルネは、嵐が起きたのにエーロが何も知らせなかったことを咎める。その時稲光がおき、岩場で死んでいるレアンドロの姿が照らし出される。悲しみのあまり、エーロも息絶えてしまう。
DYNDVD 33662
(2DVD)
\4600
ロッシーニ:「チェネレントラ」 ホセ・マリア・ロ・モナコ(Ms アンジェリーナ)
マキシム・ミロノフ(T ドン・ラミーロ)
ロベルト・デ・カンディア(Br ダンディーニ)
ニコラ・ウリヴィエーリ(Br アリドーロ)
パオロ・ボルドーニャ(Br ドン・マニーフィコ)
エレオノーラ・チッリ(S クロリンダ)
アレッサンドラ・ヴォルペ(Ms ティスベ)
エヴェリーノ・ピド(指)
バーリ・ペトルッツェッリ財団管弦楽団,合唱団
アバドの息子が演出したロッシーニ「チェネレントラ」若手歌手の活躍する南イタリア、バーリの舞台がDVDに!

演出:ダニエレ・アバド
収録:2010 年4 月,バーリ:/リージョン・オール、NTSC、16:9、LPCM 2.0、168m、字幕:伊英仏独西

ロッシーニの傑作オペラブッファ「チェネレントラ」に素晴らしいDVD が加わりました。大指揮者クラウディオ・アバドの息子ダニエレ・アバドは、近年たいへん注目されている演出家。2008 年にペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルで上演されたロッシーニ「エルミオーネ」はたいへんに話題になり、これは既にDYNAMIC からDVD になっています(字幕付:KKC9006, 直輸入盤:DYNDVD33609)。そのダニエレ・アバドが2010 年4 月にバーリのペトルッツェッリ劇場で演出した上演が収録。「チェネレントラ」は、シンデレラのお話ですが、魔法の要素が一層されているので、舞台が現代化されるのはしょっちゅう。この演出でもシステムキッチンが中央に据えられて、1970 年代っぽい雰囲気です。
チェネレントラことアンジェリーナを歌うのは、スペイン、カターニャ地方出身のメッゾソプラノ、ホセ・マリア・ロ・モナコ。小柄な美人のメッゾです。
2007 年1 月のベルガモ・ドニゼッティ劇場来日公演の「アンナ・ボレーナ」でスメトンを歌い、耳の鋭いオペラファンから評判になっていました。王子ドン・ラミーロは、ロシア出身のロッシーニ・テノール、マキシム・ミロノフ。この役は既にグラインドボーン音楽祭で歌って好評を博しているお得意のもの。
2010 年7 月のトリノ歌劇場来日公演にも参加したニコラ・ウリヴィエーリは、2000 年のロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでアリドーロを歌っていました。新進バッソブッフォのパオロ・ボルドーニャは、同じ年の8 月のロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルでもドン・マニーフィコを歌うことになります。
そして日本でも二度ダンディーニを歌って大好評だったロベルト・デ・カンディアがここでも十八番を披露。
もう一つの売りが名匠エヴェリーノ・ピドの指揮。ロッシーニやドニゼッティがお好きな方なら知らぬ人のいない名指揮者ながら、録音は極めて少なく、彼の生き生きした音楽が聞けるのはたいへん貴重です。
DYNDVD 33685
(3DVD →特別価格)
\4800→¥4390
ビゼー:「カルメン」
 収録:2008 年7-8 月,マチェラータ
ニーノ・スルグラーゼ(Ms カルメン)
フィリップ・ド(T ドン・ジョゼ)
シモーネ・アルベルギーニ(Bs エスカミーリオ)
イリーナ・ルング(S ミカエラ)
ニコラ・クルジャル(Bs ズニガ)
フランシス・ドゥジアク(Br ダンカイロ)
エマヌエーレ・ダグアンノ(T レメンダード)
アンベータ・トロマーニ(バレリーナ)ほか
カルロ・モンタナーロ(指)
マルケ地方財団管弦楽団,
マルケ“ヴィンチェンツォ・ベッリーニ”合唱団
演出、装置:ダンテ・フェレッティ/
衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ
振り付け:ゲオルゲ・イアンク
ヴェルディ:「トラヴィアータ」
  収録:2009 年3 月,リエージュ,ワロン王立歌劇場
チンツィア・フォルテ(S ヴィオレッタ)
サイミール・ピルグ(T アルフレード)
ジョヴァンニ・メオーニ(Br ジェルモン)
フェデリーカ・カルネヴァーレ(Ms アンニーナ)
ティネケ・ヴァン・インヘルヘム(S フローラ)
パトリック・デルクール(Bs ドビニー侯爵)
クリス・デ・ムーア(Br ドゥフォール男爵)
クリスティアーノ・クレモニーニ(T ガストーネ)
ロレンツォ・ムッツィ(Bs 医師グランヴィル)
パオロ・アッリヴァベーニ(指)
ワロン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
演出:ステーファノ・マッツォニス・ディ・パララフェーラ/
装置:エドァルド・サンキ
衣装:カート・ティレイ
ドアティ:「ジャッキー・オー」
  収録:2008 年7 月2-4 日,ボローニャ
フィオナ・マクアンドルー(S ジャッキー・オー)
ノラ・スルジァン(Ms マリア・カラス)
シモーネ・アルベルギーニ(Bs アリストートル・オナシス)
アリス・クィンタヴァラ(S リズ・テイラー)
エリザベス・グライソン(S グレイス・ケリー)
ポール・キャリー・ジョーンズ(Br アンディ・ウォーホル)ほか
クリストファー・フランクリン(指)
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団,合唱団
演出:ダミアーノ・ミキエレット/
装置:パオロ・フアンティン/
衣装:クラウディア・ペルニゴッティ
振付:ロベルト・ピッツート
まだ新しいオペラDVDが、3 枚で特別価格!超お得なセットが登場!スルグラーゼのカルメンは、ボローニャ歌劇場来日公演でも歌う予定!

リージョン・オール、NTSC、16:9、139M + 156M +93m、LPCM 2.0、字幕:英独仏伊西

DYNDVD 33614、DYNDVD 33642、DYNDVD 33605 で単売されているもの。
「カルメン」は、この2、3 年で急速に人気の高まったメッゾソプラノ、ニーノ・スルグラーゼが、ようやく主役を張れるようになったばかりの頃の映像。この9 月のボローニャ歌劇場来日公演でカルメンを歌うほど、立派に成長しました。そんな逸材を抜擢した音楽祭も、それを抜かりなく収録したDYNAMIC 社も、さすが目利き。
ヴェルディの「トラヴィアータ」は、美人ソプラノ、チンツィア・フォルテのヴィオレッタと、今やヨーロッパ各地で引っ張りだこの人気テノール、サイミール・ピルグの若々しいアルフレード、そして美しい舞台が「トラヴィアータ」にぴったりと評判になったもの。
「ジャッキー・オー」は、話題の新作オペラを、気鋭の演出家、ダミアーノ・ミキエレットが手がけたもの。この5、6 月、新国立劇場での「コジ・ファン・トゥッテ」でも話題にならないはずがないミキエレットの意欲的なプロダクションです。
この3 本がセットになって、なんと1DVD 価格!まさかまさかの仰天価格は、製造元在庫のある限りでございます。お早めにどうぞ。
DYNDVD 33684
(3DVD → 1DVD 価格)
\4600
プッチーニ・コレクション
 プッチーニ:「蝶々夫人」
  ダニエラ・デッシー(S 蝶々夫人) ファビオ・アルミリアート(T ピンカートン)
  ファン・ポンス(Br シャープレス) ロッサーナ・リナルディ(Ms スズキ)ほか
  プラシド・ドミンゴ(指)チッタ・リリカ管弦楽団,合唱団O
   演出:ステファノ・モンティ/ 舞台美術:アルナルド・ポモドーロ
   衣裳:メゾン・ガッティノーニ/ 収録:2004 年5 月28、30 日,トッレ・デル・ラーゴ
 プッチーニ:「ボエーム」
  ノルマ・ファンティーニ(S ミミ) マッシミリアーノ・ピサピア(T ロドルフォ)
  ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ(Br マルチェッロ) ドナータ・ダヌンツィオ・ロンバルディ(S ムゼッタ)
  マッシミリアーノ・ヴァッレッジ(Br ショナール) アンドレア・パトゥチェッリ(Bs コッリーネ)
  フランコ・ボスコロ(Bs ベノワ,アルチンドロ) リッカルド・デル・ピッキア(T パルピニョール)
  ステュワート・ロバートソン(指)プッチーニ音楽祭管弦楽団,合唱団
   演出:マウリツィオ・スカパロ/装置,衣装:ジャン=ミシェル・フォロン
   収録:2007 年8 月,トッレ・デル・ラーゴ
 プッチーニ:「トスカ」
  アントーニア・チフローネ(S トスカ) ステーファノ・セッコ(T カヴァラドッシ)
  ジョルジョ・スルヤン(Bs スカルピア) リッカルド・フェッラーリ(Br アンジェロッティ)
  マッシモ・ラ・グワルディア(T スポレッタ) フランコ・ボスコロ(Bs 堂守)ほか
  ヴァレーリョ・ガッリ(指)プッチーニ音楽祭管弦楽団,合唱団
   演出:マリオ・コルラーディ/ 装置,衣装:イゴール・ミトライ
   収録:2007 年8 月9-18 日,トッレ・デル・ラーゴ
完全限定発売!トッレ・デル・ラーゴ・プッチーニ音楽祭ライヴ!プッチーニの有名オペラ3作のDVD セット!!完全限定発売!!!お早めに!!!

リージョン・オール、NTSC、130m+118m+124m、字幕:伊英独仏西

DYNDVD 33457、DYNDVD 33564、DYNDVD 33569 で発売されているもの。いずれも、イタリアの夏の名物音楽祭、トッレ・デル・ラーゴでのプッチーニ音楽祭でのライヴ収録。デッシー&アルミリアート、ドミンゴ指揮の「蝶々夫人」、ファンティーニがヒロインのミミを歌う「ボエーム」、スルヤンが貫禄の悪役を演じる「トスカ」と、豪華です。DVD3 枚で、なんと1DVD 価格!お買い得です!!完全限定発売で、在庫なくなり次第終了となります。お早めに。
DYNDVD 33683
(3DVD → 1DVD 価格)
\4600
ヒストリカル・コレクション
 アルフレード・クラウス ラス・パルマス・ライヴ
  ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」序曲/ドニゼッティ:「ルチア」−祖先の墓
  ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」序曲/チレーア:「アルルの女」−フェデリーコの嘆き
  マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
  オッフェンバック:「ホフマン物語」−クラインザックの歌/プッチーニ:「マノン・レスコー」間奏曲
  マスネ:「マノン」−消え去れ、優しい面影よ/ウェーバー:「オベロン」序曲
  グノー:「ロメオとジュリエット」−昇れ太陽よ/ヴェルディ:「運命の力」序曲
  マスネ:「ウェルテル」−春風よ、なぜ私を目覚ますのか
  セラーノ:「女たらしたちの結託」から/ヴェルディ:「リゴレット」−女心の歌
   ホセ・コッラード(指)グラン・カナリア・フィルハーモニー管弦楽団
   グラン・カナリア、ラス・パルマス、ペレス・ガルドス劇場でのライヴ収録
    収録:1995 年
 レナータ・スコット 東京ライヴ
  ヘンデル:「リナルド」−私を泣くままにさせてください
  A. スカルラッティ:愛しく甘く,愛する美しい人/ロッシーニ:約束,羊飼いの娘
  ヴェルディ:
   詩人の祈り,あなたの赤ん坊に,徽章,人生は苦悩の海,主よ、憐れみ給え,ストルネッロ,
    「ドン・カルロ」−世の虚しさを知る神よ
  リスト:平和を見出せない,天使のようなあの人を見て/レスピーギ:溜め息,庭のなかほどに
  プッチーニ:太陽と愛,「エドガール」−これはあらゆる悲しみのうちで一番大きな悲しみ
  マスカーニ:「ザネット」−聞いて、坊や/プッチーニ:「トスカ」−歌に生き恋に生き
  マスカーニ:愛しているか愛していないか/プッチーニ:「蝶々夫人」−お前なの?
   レナータ・スコット(S)、トーマス・フルトン(P)/収録:1984 年9 月6 日,東京簡易保険会館
 ボリス・クリストフ ルガーノ・リサイタル 1976 年
  ロッシーニ:「セビリアの理髪師」,モーツァルト:「後宮からの逃走」,
  ヴェルディ:「ドン・カルロ」,ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」からのアリア
  ムソルグスキー:ゴパーク
   インタビュー
    ボリス・クリストフ(Bs)
    ブルーノ・アマドゥッチ(指)RTSIスイス放送管弦楽団
     収録:1976 年、ルガーノ
クラウス、スコット、クリストフの貴重なリサイタル映像!

リージョン・オール、NTSC、84m+69m+94m

DYNDVD 33607、DYNDVD 33476、DYNDVD 33471 をセットにしたもの。アルフレード・クラウス、レナータ・スコット、ボリス・クリストフという三人の名歌手のリサイタルでの映像。DVD3 枚で1 枚価格という超お買い得です。DYNAMIC 社の在庫がなくなり次第終了ですので、お早めに。

EURO ARTS(DVD−VIDEO)

20 58648
(DVD)
\2900→¥2590
ドキュメンタリー:クラウディオ・アラウ〜皇帝
 ・空港到着・チリ人は常に文化を愛している ・チリに到着後・ベートーヴェンの音楽
 ・私は素晴らしい教育を受けた ・1918 年15 歳の頃・苦闘の数年・アメリカとチリ
 ・アラウのヨーロッパでの経歴の分岐点・ニューヨークでのアラウの静かな生活
 ・待ち遠しい今晩
   監督:ピーター・ローゼン

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5 番変ホ長調Op.73「皇帝」
 クラウディオ・アラウ(P) チリ国立大学交響楽団 ヴィクトール・テヴァ(指)
  収録:1984 年5 月メトロポリタン大聖堂サンティアゴ、チリ
アラウのチリ凱旋コンサート、熱狂の渦に包まれた「皇帝」

画面:NTSC 4:3、音声:PCM ステレオ、リージョン:0、字幕:独、仏、西、言語:英語、85 mm

20 世紀の巨匠クラウディオ・アラウ。東京、ベルリン、パリ、ロンドン、ニューヨークと世界中で演奏活動を行い、最晩年までコンサートと録音を精力的にこなしてきました。
この映像はアラウが17年振りに故郷チリで行った凱旋コンサートの模様。コンサート前後の様子を含むドキュメンタリー部分と演奏部分に分かれています。
この凱旋コンサートは国を挙げての一大イベントとして扱われ、夫人と共に到着した空港には多くのファンが詰めかけ、チケットは2 時間で完売、コンサート会場には5000 人が集まり、会場は熱気の渦に包まれました。まさにアラウはチリの「皇帝」であったのです。
コンサートのプログラムはアラウが得意とするベートーヴェンのピアノ協奏曲第5 番「皇帝」。この時アラウは81 歳、リハーサルも精力的に行い、コンサート本番でも晩年に達した精神性と深みを感じる演奏で、チリの聴衆に感動を与えました。
20 58628
(DVD)
\2900
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」 トルステン・ケルル(T サムソン)
マリアンナ・タラソワ(Ms デリラ)
ニコラ・ミヤイロヴィッチ(Br ダゴンの大祭司)
ミルコ・ボロヴィノフ(Bs アビメレク)
タイル・ファヴェイツ(Bs ヘブライの老人)
ガイス・ヴァン・デア・リンデン(T 伝令)
ほか
トマーシュ・ネトピル(指)
フランダース歌劇場交響楽団,合唱団
まさに逆転の発想!パレスチナ問題を抉り出した刺激的な演出が話題騒然!ケルル絶唱、ネトピル颯爽の「サムソンとデリラ」!!

演出:オムリ・ニツァン,アミル・ニザル・ズアビ/装置、衣装:アシュラフ・ハンナ,アミル・ニザル・ズアビ
収録:2009 年5 月8 日,アントワープ/画面:NTSC,4:3、リージョン・オール、NTSC、16:9、PCM Stereo, Dolby Digital 5.1, DTS 5.1、122m+ ボーナス16m、字幕:仏英独蘭

たいへんに注目の映像が登場です。ベルギーのフランダース歌劇場で上演されたサン=サーンスの「サムソンとデリラ」です。「サムソンとデリラ」といえば、デリラの有名なアリア「あなたの声に私の心は開く」やバッカナールに代表されるように、官能性とエキゾティズムが特徴で、普段ははそこばかりが強調されがちです。しかしこのフランダース歌劇場での上演では、イスラエル人演出家オムリ・ニツァン(語り草になっているサントリーホールでのヴェルディ「ナブッコ」で演出をした人)と、パレスチナ人演出家アミル・ニザル・ズアビの二人が共同で演出を担当、結果、現代のパレスチナ人問題に鋭くメスを入れた舞台になっています。ここでは、ヘブライの民がパレスチナ人、ペリシテ人がイスラエル人と、構図を完全に逆転。したがってサムソンはパレスチナ人の指導者です。冒頭、社交ダンスを楽しむ上流階級の人々を奥に、貧しい身なりのパレスチナ人が嘆き、その中からサムソンが声を上げると、上流階級の人々が露骨に嫌な顔をして去っていく、という場面だけでも、かなり挑発的。アビメレクは白い制服のイスラエル軍人、ダゴンの大祭司は黒い背広姿のイスラエルの政治家。デリラは金だけを信じる娼婦。こうなると幕切れは当然の事態へと向かいます。この舞台の衝撃がいかに大きかったかは、ベルギーで賛否両論になったのみならず、米国でもニューヨークタイムズがわざわざ記事に取り上げたことでも分かります。
刺激的な舞台に目が奪われがちな映像ですが、音楽面での充実も特筆せねばなりません。このオペラはサムソンに存在感がないと始まりませんが、今もっとも脂の乗っているヘルデンテノール、トルステン・ケルルのサムソンが圧倒的。張りのある逞しい声はもちろん、虐げられたものの屈折感まで見事に表現、歴代の偉大なサムソン歌手と比較しても十分立派なサムソンです。デリラは、ロシア、サンクトペテルブルグ出身のメッゾソプラノ、マリアンナ・タラソワ。近年活躍が著しく、2008 年3 月、新国立劇場での「アイーダ」でアムネリスを歌っていました。ダゴンの大祭司のニコラ・ミヤイロヴィッチは、1973 年、セルビア、ベオグラード生まれのバリトン。太く押しの強いバリトンの声と立派な体格で、堂々とした存在感があります。さらに今人気沸騰中のチェコの指揮者、トマーシュ・ネトピルが、切れば血が噴き出すような鮮度の高い音楽を生み出し、サン=サーンスが当時としてはかなり斬新な音楽を書いていたことを改めて実感させてくれます。
陳腐化していた「サムソンとデリラ」に、逆転の発想で刺激を与えたこの舞台、これは見逃せません!
20 53798
(DVD)
\2900
ヘンデル:「セルセ」 ポーラ・ラスマッセン(Ms セルセ)
イサベル・バイラクダリアン(Ms ロミルダ)
サンドリーヌ・ピオー(S アタランタ)
アン・ハレンベリ(Ms アルサメーネ)
パトリシア・バードン(Ms アマストレ)
マルチェッロ・リッピ(Bs アリオダーテ)
マッテオ・ペイローネ(Bs エルヴィーロ)
クリストフ・ルセ(指)レ・タラン・リリク,
ルートヴィヒスハーフェン合唱団
ルセと名歌手たちによるヘンデルの「セルセ」

演出:ミヒャエル・ハンペ
収録:2000 年6 月2、3 日、ドレスデン/リージョン・オール、NTSC、156m、4:3、PCM Stereo, Dolby Digital 5.1、字幕:伊英独仏西

以前、他2 作品と併せてセットになっていた「セルセ」のDVD が単売になりました。「オンブラ・マイ・フ」で有名なヘンデルのイタリアオペラ「セルセ」の初映像として非常に話題になったものです。ラスマッセン、バイラクダリアン、ピオー、ハレンベリ、バードンと、ヘンデルを得意とする女性歌手がずらりと並び、それをバロックオペラの雄、ルセが指揮、ヘンデルのオペラの醍醐味がたっぷりの音楽になっています。ハンペの、堅実かつ知的な視点の冴えた演出も見ものです。
20 58708
(2DVD)
\3600→¥3290
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
 第21番ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53、第3番ハ長調Op2-3、
 第32番ハ短調Op.111、第13番変ホ長調Op.27-1、第30番ホ長調、
 第23番ヘ短調「熱情」Op.57、第14番嬰ハ短調「月光」Op.27-2、
 第26番変ホ長調「告別」Op.81a
クラウディオ・アラウ(P)
クラシック・アーカイヴ・シリーズ/クラウディオ・アラウ、巨匠アラウの演奏が貴重な映像で蘇る!

収録:1970、1977 年ベートーヴェン・フェスティヴァル、ボン(ライヴ)/画面:NTSC,4:3、音声:PCM ステレオ、190mm、リージョン:0

20 世紀の巨匠ピアニスト、クラウディオ・アラウ。そのアラウが最も得意としていたベートーヴェンのピアノ・ソナタ8 曲を収録。1970 年と1977年にベートーヴェンの街ボンで開かれたベートーヴェン・フェスティヴァルでの貴重なライヴ映像です。
アラウが醸し出す温かな雰囲気は、まるでピアノが呼吸しているように自然に音楽が響いてきます。ベートーヴェンの作曲の真髄を表現し、作品の奥深い所まで芸術を追求し続けたアラウならではの世界に引き込まれます。
20 58698
(DVD)
\2400→\2190
J.S.バッハ:イギリス組曲ト短調BWV808
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲、ピアノ・ソナタ第29番
フリードリヒ・グルダ(P)
クラシック・アーカイヴ・シリーズ/フリードリヒ・グルダ、鬼才グルダの音楽の真髄ベートーヴェンを聴く

収録:1970 年ベートーヴェン・フェスティヴァル、ボン(ライヴ)/画面:NTSC,4:3、音声:PCM ステレオ、79mm、リージョン:0

ジャズに情熱的に取り組み、作曲・即興にも優れ、多彩な活動を続けた20 世紀を代表するピアニスト、フリードリヒ・グルダ。この映像は1970 年ベートーヴェン生誕200 年を記念して行われたベートーヴェン・フェスティヴァルのライヴ映像です。このフェスティヴァルのメイン・アーティストとして登場したのがウィーンっ子であるグルダでした。グルダはジャズに傾倒するなど風変わりな一面もありましたが、彼が最も大きな影響を受けたのはベートーヴェンの音楽でした。そのベートーヴェンの生誕200 年を祝う演奏会でグルダはピアノ・ソナタ第29 番「ハンマークラヴィーア」を選曲し、生き生きとした躍動感溢れる演奏を聴かせてくれています。
20 50349
(DVD)
\2900
トン・コープマン プレイズ・バッハ
 【第1部:オルガン作品集】
  「覚めよと呼ぶ声が聞え」BWV.645/
  コラール「来たれ、異教徒の救い主よ」BWV.659/
  小フーガ ト短調 BWV.578/
  コラール「装いせよ、わが魂よ」BWV.654/
  トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 〜トッカータ
 【第2部:アット・ホーム・ウィズ・バッハ】
  「エホヴァよ、われ汝に向かいて歌わん」BWV.452/
  トッカータ ト長調 BWV.916 - Presto/
  ジョバンニのアリア「お前の心をくれるなら」BWV.518/
  「天にましますわれらの父よ」BWV.683/
  「ある喫煙家の念頭を去来する人生訓のさまざま」BWV.515/
  「不実な愛」BWV.203/
  「ただ愛する神の摂理にまかす者」BWV.691/
  「われは満ち足れり」BWV.82/
  トッカータ ト長調 BWV.916 - Allegro/
  「我が身の上を、神よ、み心のままになしたまえ」BWV.514/
  「おまえがわたしのそばに居てくれるなら」BWV.508/
  メヌエット ト長調 BWV Anh.II 116/
  「すべての善きものの源泉」BWV.445/
  「照り輝く愛する太陽」BWV.446/
  トッカータ ト長調 BWV.916 - Adagio/
  「イエス、われらの慰めと命」BWV.475/
  メヌエット ト長調 BWV Anh.II 114/
  「われ汝に喜びあり」BWV.465/「来たれ、甘き死よ」BWV.478
 【ボーナス】舞台裏の特典映像
【第1部】
 トン・コープマン(Org)
【第2部】
 クラウス・メルテンス(B)
 トン・コープマン(Cemb)
【第1部】収録:2000 年6 月16 日聖マリア大聖堂、フライブルク【第2部】収録:2000 年1 月6-8 日、ゴーリザー邸ホール、ライプツィヒ
画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:0、字幕:英、独、仏、84 mm

オルガニスト、チェンバリストとしてのコープマンを捉えたバッハ作品集。第1部ではオルガン作品を、第2部では鍵盤楽器の伴奏でのカンタータや歌曲集。大聖堂の壮麗なオルガンなど映像としても見所があります。
20 50759
(DVD)
\2900
J.S.バッハ:室内楽作品集
 【フーガの技法/ ジェルジー・クルターク】
  「フーガの技法」BWV1080 より「コントラプンクトゥス第1曲」、
  「コントラプンクトゥス第2曲」、「コントラプンクトゥス第3曲」、
  アンドラーシュ・ミハーイへのオマージュ(弦楽四重奏のための12のミクロリュード) 作品13、
  「フーガの技法」BWV1080 より「コントラプンクトゥス第4曲」、
  「コントラプンクトゥス第6曲」 、リガトゥーラy、J. S. バッハへのオマージュ、
  無窮動、「フーガの技法」BWV1080 より「コントラプンクトゥス第9曲」、 遠方よりIII、
  「フーガの技法」BWV1080 より「コントラプンクトゥス第11曲」、
  小オフィチウム(アンドレ・セルヴァンスキーをしのんで) 作品28、
  「フーガの技法」BWV1080 より「コントラプンクトゥス第18曲」、リガトゥーラy
   ケラー弦楽四重奏団/収録:大気科学アカデミー、ブダペスト
 【無伴奏チェロ組曲】
  無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007、無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011
   アンナー・ビルスマ(Vc)/収録:聖バルトロマイ教会、ドルンハイム
画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:0、字幕:英、独、仏、115mm

ケラー弦楽四重奏団によるJ.S. バッハと現代作品の融合、そしてチェロの名手・ビルスマによる無伴奏チェロ組曲からの抜粋を収録。ハンガリーの現代作曲家、ジェルジー・クルタークらに師事したケラー弦楽四重奏団が、バッハの「フーガの技法」とクルタークの弦楽合奏用作品を取り混ぜて演奏しています。スケール感大きく、懐深く響くビルスマの無伴奏も必見です。
20 53299
(DVD)
\2900
サマー・ナイト・ミュージック2003「ラヴ・ソングス」
 「ジャンニ・スキッキ」〜私のお父さん、
  ハニー・パイ、白鳥、時の過ぎゆくままに、
  スピーク・ロウ、ふたつの月、
  アディオス・ノニーノ 他
ディー・ディー・ブリッジウォーター(Vo)
ミッシャ・マイスキー(Vc)
ロビー・ラカトシュ(Vn)
キングスシンガーズ
ミージア(ファド)
クリスティーナ・ガリャルド=ドマス(S)
マイテ・マルティン&ベレン・マヤ(フラメンコ)
ロドルフォ・メデーロス(バンドネオン)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
アンドレイ・ボレイコ(指)
収録:2003 年7 月マーケット広場、ライプツィヒ/画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、字幕:英、独、仏、148mm

ミッシャ・マイスキーやロビー・ラカトシュ、キングスシンガーズなど世界的なミュージシャンが集まって行われた野外コンサートの模様。クラシック界以外にもジャズ・シンガーのブリッジウォーターやフラメンコ、ファドのアーティストが出演し「愛」をテーマに名曲を演奏しています。
20 58328
(DVD)
\2400
「もし金持ちだったら」 ジャン・ピアースの生涯 ジャン・ピアース
アイザック・スターン
ほか
名テノール、ジャン・ピアースの貴重な映像!!インタビュアーはなんとアイザック・スターン

60mm、リージョン・オール、NTSC、4:3、カラー/白黒、59m、PCM Stereo、言語:英語

ジャン・ピアース(1904 − 1984)と言えば、1940 年代から1950 年代を中心に活躍した米国のテノール歌手。ことに大指揮者アルトゥール・トスカニーニがピアースを度々重要な役に起用したことで知られています。両親はベラルーシ人で、ピアースが生まれれる前年に米国に移住したばかりでした。ユダヤ人だったので、シナゴーグの聖歌隊で活躍、その美声は若い頃から知れ渡っていました。本格的に声楽を学ぶや、すぐにトスカニーニに認められ、メトロポリタン歌劇場を始め国際的に活躍。またミュージカルを始めポピュラー音楽の分野でも活躍しました。
この映像は、名ヴァイオリニスト、アイザック・スターンがピアースにインタビューする映像を中心に、ピアースの貴重な映像を集めたものです。若い頃の颯爽とした歌ももちろん素晴らしいのですが、1980 年、なんと70 代半ばで歌ったチャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」のレンスキーのアリア(ロシア語歌唱、オーケストラ伴奏、カラー映像)の、年齢が信じられない歌は驚くべきものです。また一瞬ですが、1958 年4 月の来日時と思しき映像も収録されています。なお、タイトルの「もし金持ちだったら」は、ミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」の主人公テヴィエが歌う曲のタイトル。ピアースは1971 年にブロードウェイでこの役を歌っており、最後にこの曲を歌う姿が収録されています。
20 55648
(DVD)
\2900
〔旧譜・輸入再開〕
マーラー:交響曲第6 番イ短調「悲劇的」 クラウディオ・アバド(指)
ルツェルン祝祭管弦楽団
20 55644
(Blu-ray)
\4700
〔旧譜・輸入再開〕
アバド&ルツェルン祝祭管/ マーラー「悲劇的」DVD 取扱い開始!ブルーレイ輸入再開!

収録:2006 年8 月10 日 ルツェルン・コンサートホール(スイス)
(DVD)画面:NTSC、16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:0、89mm/(Blu-ray)画面:16:9、1080i Full HD、音声:PCM ステレオ、DTS HD Master Audio、89mm

アバドがあらたに取り組んでいるマーラー・シリーズ。2006 年ルツェルン音楽祭でのマーラー「悲劇的」のライヴ映像。コンサートマスターにコーリャ・ブラッハー、チェリストにナターリャ・グートマン、クラリネットにザビーネ・マイヤーらとアバドを信頼する世界一流のアーティストが集まり、華麗な演奏を披露しています。マーラーの音楽を見事に描写したアバドの手腕が炸裂し、オーケストラの一体感が音の洪水となって聴き手に迫る名演です。

HARDY CLASSICS(映像)

HCD4047
(DVD)
\3400→¥3090
フェニーチェ歌劇場 ニューイヤー・コンサート2011 
 フェニーチェ歌劇場2011
 イタリアの兄弟(マメーリの賛歌)
 ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界」
 ベッリーニ:《ノルマ》より序曲
 ヴェルディ:《十字軍のロンバルディア人》より
  〈主よ、生まれ故郷の家から〉
  《リゴレット》より〈あの娘の涙が見えるようだ〉
 モーツァルト:《フィガロの結婚》より〈もう飛ぶまいぞ、この蝶々〉
 ヴェルディ:《椿姫》より〈花から花へ〉
  《オテロ》より〈喜びの炎よ〉
 ロッシーニ:《セヴィリアの理髪師》より〈かげ口はそよ風のように〉
 プッチーニ:《ジャンニ・スキッキ》より〈わたしの愛しいお父さま〉
 ドニゼッティ:《愛の妙薬》より〈私は金持ち、あんたは美人〉
 ロッシーニ:「音楽の夜会」より踊り(ナポリのタランテラ)
 ヴェルディ:《ナブッコ》より〈行け、思いよ、黄金の翼に乗って〉
  《椿姫》より〈乾杯の歌〉
   2010年1月1日 フェニーチェ歌劇場(ヴェネツィア)におけるライヴ収録
デジレー・ランカトーレ(ソプラノ)
アントニオ・ポーリ(テノール)
ルカ・ピサローニ(バス・バリトン)
指揮:ダニエル・ハーディング
フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団
ハーディングのニューイヤー・コンサート! 旬の若手ランカトーレとピサローニが出演した華やかな新春の舞台!
2011年1月1日、恒例のヴェネツィアのニューイヤー・コンサートは、指揮者に日本でも熱烈な人気を誇る若手実力派ダニエル・ハーディングを迎え、ソリストにデジレー・ランカトーレ、ルカ・ピサローニ、アントニオ・ポーリといった勢いのある若手を起用。フレッシュで活気にあふれた顔ぶれとなりました。イタリア・オペラの名アリアを並べたプログラムの最初と最後を、本家イタリア国歌と第2国歌といわれる〈行け、思いよ、黄金の翼に乗って〉で束ね、最後はおなじみ〈乾杯の歌〉で華々しく締めくくります。DVD製品仕様:収録時間 全プログラム107分 字幕:なし ヴィデオ仕様 16:9 カラー 音声仕様   ①リニアPCM ステレオ ②DTS5.1chサラウンド ③ドルビーデジタル5.1chサラウンド ディスク仕様 片面2層

HMF

HMD 9809028
(Blu-Ray)
\5700
ヘンデル:「ベルシャザル」 ケニス・ターヴァー(T ベルシャザル)
ローズマリー・ジョシュア(S ニトクリス)
ベジュン・メータ(CT サイラス)
クリスティーナ・ハマーストレム(Ms ダニエル)
ニール・デイヴィス(Br ゴブライアス)
ルネ・ヤーコプス(指)
ベルリン古楽アカデミー,
RIAS 室内合唱団
HMD 9909028
(2DVD)
\5000
ヘンデルの「ベルシャザル」、映像初登場!なんとヤーコプスとベルリン古楽アカデミー!!しかもBlu-Rayでもリリース!!!

演出:クリストフ・ネル/ 収録:2008 年7 月,エクサン・プロヴァンス
(Blu-Ray)HD、16:9、PCM Stereo、2h46m、字幕:英独仏 (DVD)リージョン・オール、NTSC、16:9、Dolby Digital 2.0,Dolby Digital 5.1、2h46m、字幕:英独仏

ヤーコプスのヘンデルがついに映像になりました!2008 年7 月に、エクサン・プロヴァンス音楽祭で上演された「ベルシャザル」です。「ベルシャザル」は1744 年に作曲されたオラトリオで、英語で歌われます。初演は1745 年3 月27 日に行われました。ヘンデルのオラトリオは演奏会上演を前提としていますが、多くのオラトリオは物語性が強く、この「ベルシャザル」も十分舞台上演が可能な程度です。物語は、名高いペルシャの王キュロスによる新バビロニア王国滅亡に基づいており、旧約聖書のダニエル記などに描かれているエピソードから台本が作られています。ベルシャザルとは、新バビロニア王国最後の王の王子で、ここでは王として描かれています。
ヤーコプスがヘンデルを指揮すると熱が入るのが常です。ここでも音楽はじつにダイナミックで、ヘンデルならではの生々しい感情描写が存分に楽しめます。
もちろん歌手も高水準。中でもサイラスのベジュン・メータ、至難なアリアも惚れ惚れするほど見事に歌い切り、圧倒的。さらに近年モーツァルト、ロッシーニのテノールとして活躍する米国のテノール、ケニス・ターヴァーのベルシャザル、英国の美声古楽ソプラノ、ローズマリー・ジョシュアのニトクリス、スウェーデン出身でやはり古楽畑で活躍するクリスティーナ・ハマーストレムの神秘的なダニエル、そしてヤーコプスが「メサイア」のソリストにも起用したウェールズのバス=バリトン、ニール・デイヴィスのゴブライアスと、ヤーコプスらしいこだわりの強い配役です。
演出のクリストフ・ネルは、1944 年、シュトゥットガルト生まれの、今非常に人気のある演出家です。ここでは、様式化された城壁を広げた舞台に、古代風の衣装と現代風の衣装を混ぜ込んだ舞台作りをしており、楽しめる舞台になっています。
「ベルシャザル」のDVD は初めて、もちろんBlu-Ray でも初めて。鮮明映像でヤーコプスのヘンデルをお楽しみください!

「ベルシャザル」 簡単なあらすじ
第1幕
宮殿で、バビロニア王ベルシャザルの母ニトクリスはバビロニアの崩壊が近いことを感じ不安になっている。捕囚されているユダヤ人の預言者ダニエルは、すべてを神に委ねるべきと告げる。その頃ペルシャ王サイラス率いる軍はバビロンの町を睨んでいるが、堅固な城壁に守られ、食糧備蓄も豊富なため、バビロニア人たちは彼らをあざ笑うばかり。サイラスは、バビロニア人の祭に浮かれている時に、干上がったユーフラテス川を抜けて攻撃することを思いつく。ダニエルは、バビロニア滅亡の預言をする。そんなこととは知らぬベルシャザルは、宮殿で豪勢な宴を催し、ユダヤ人たちの警告も母ニトクリスの注意にも耳を貸さない。
第2幕
ユーフラテス川が干上がり、サイラスは攻撃を決意する。一方ベルシャザルは祭の日に大祝宴を催している。すると突然、壁に手が出現、謎の文字を書き残す。
バビロニアの賢者たちはそれを解読できない。ニトクリスによって呼ばれたダニエルが、それがバビロニアの滅亡の預言であることを解読する。城壁の外では、サイラスが総攻撃を始めようとしていた。
第3幕
不安に苛まれているニトクリスをダニエルが落ち着かせていると、サイラス軍が城内に押し寄せたことが報告される。ベルシャザルはサイラスを迎え撃ちに出る。戦い。サイラスは勝利を収める。ニトクリスは民を助けるよう懇願し、サイラスもそれを請合う。捕囚のユダヤ人を解放すると宣言するサイラスを、ダニエルたちが讃える。

IDEALEAUDIENCE

30 79294
(Blu-Ray)
\4700→¥4290
ベートーヴェン:
 コリオラン序曲、交響曲第4番、第7番
ウラディーミル・ユロフスキ(指)
エイジ・オブ・インライトゥンメント管弦楽団
30 79298
(DVD)
\3200→¥2890
今最も勢いのある若手指揮者ユロフスキ、エイジ・オブ・インライトゥンメント管によるベートーヴェン

収録:2010 年2 月4 日シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(Blu-Ray)画面:1080i Full HD、16:9、音声:PCM2.0、PCM5.1、リージョン:All、89mm
(DVD)画面:NTSC、16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:0、89mm

才気に満ち溢れた若きロシアの俊英指揮者ウラディーミル・ユロフスキ。若さと勢いに満ち溢れた輝かしい才能を武器にグラインドボーン音楽祭の音楽監督、ボリショイ劇場の正指揮者、ロンドン・フィルの首席指揮者として活躍中の今最も注目されている指揮者の一人です。
このブルーレイ&DVDは2010 年2 月シャンゼリゼ劇場で行われたユロフスキ&エイジ・オブ・インライトメント管のベートーヴェン・プログラム映像です。
ユロフスキはイヴァン・フィッシャー、サイモン・ラトルらと同じくピリオド楽器のオーケストラ、エイジ・オブ・インライトメント管の首席アーティストです。
懐深く音楽を前進させる推進力、勢いのある好演を聴かせる交響曲第7 番、知的で切れ味鋭い生き生きとした第4 番と古楽器的な音色の持ち味を引き出した快演です。

KULTUR(DVD−VIDEO)

数年前にご案内したときはRegion Code 1(US Code)でしたが、以下の3タイトルは最近Region Codeが「All」に変更されておりましたので、再度ご案内いたします。
D1101
\2600
〔再案内〕
ハイフェッツ&ピアティゴルスキー
 ヴィターリ:シャコンヌ
 バッハ:前奏曲 ホ長調
 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
 ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテッラ、ポロネーズ
 パガニーニ:24の奇想曲
 メンデルスゾーン:甘い思い出
 ブラームス:ソナタ断章、ハンガリア舞曲第7番
 グルック:メロディー
 プロコフィエフ:行進曲(3つのオレンジへの恋)
 ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
 バッハ:無伴奏チェロ組曲 ハ長調よりブーレ第1番、第2番
 ショパン:チェロ・ソナタより緩除楽章
 プロコフィエフ:仮面(ロメオとジュリエット)
 ルビンステイン:ロマンス
 チャイコフスキー:ワルツ
 シューベルト(ピアティゴルスキー編):序奏、主題と変奏曲
グレゴル・ピアティゴルスキー(VC)
88分 モノクロ 英語
D1102
\2600
〔再案内〕
アルトゥール・ルービンシュタイン
 メンデルスゾーン:紡ぎ歌
 リスト:愛の夢
 ショパン:
  ワルツ 嬰ハ短調、ポロネーズ イ長調、
  前奏曲嬰ヘ短調、マズルカ 嬰ハ短調、
  スケルツォ 嬰ハ短調、
  夜想曲 嬰ヘ長調、ポロネーズ 変イ長調
 シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調〜第1楽章
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調
 (第1楽章〜第3楽章)
74分 モノクロ 英語
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) 
グレゴル・ピアティゴルスキー(VC)
D4639
\3900
〔再案内〕
THE ART OF VIOLIN
この『アート・オブ・ヴァイオリン』は、貴重な記録映像とインタビューによって、20世紀のヴァイオリン芸術と、最も傑出した演奏を幅広く展望しようとしたものである。…筆舌に尽くしがたい大きな喜びをもたらしてくれた発見もあった。後で音を合わせて編集することになった幾つかのサイレント・フィルム、ジネット・ヌヴーが演奏するショーソンの『詩曲』の幻のような数分間、サイレントでありながらその動きが感動を呼ぶクライスラーやイザイの映像、メニューインの最上の演奏を伝える若き日の姿、そして、オイストラフが弾くショスタコーヴィチの協奏曲第1番のカデンツァを1台のカメラで撮ったフィルムが見つかったのだ! 〜ブリュノ・モンサンジョン

MODE(DVD−VIDEO)

MODE 232DVD
(2DVD)
\6600
Roger Reynolds/Sanctuary (2DVD)
for percussion quatet & live electronics
 1. スタジオでのパフォーマンスを完全収録。会場では見えにくい細かな動きをカメラが捉えている。
 従来のコンサート・ドキュメンタリーとは異なり、4人の演奏者に3人のカメラマンがついて、スコアを見ながら撮影した。(74:15)
 2. ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー・オブ・アートでのライブパフォーマンスを完全収録。
 室内装飾が施された会場での演奏。(78:33)
 3. カルフォルニア州サルク生物学研究所の近未来的建物に囲まれた中庭でのアウトドア・パフォーマンスから抜粋。
 海を臨み、夕陽をバックにした演奏。コンポーザーのコメントがちりばめられている。(18:46)
ボーナスフィーチャー:
 5.1サラウンド・ミックス(DTS、Dolby)、
 ステレオミックス
「Finding Sanctuary:
 Roger Reynolds Making Modern Music」
 レイノルズのドキュメンタリー (29:36)
ロジャー・レイノルズが2003-07年まで4年を費やしたパーカッション・アンサンブルとライブエレクトロニクスによる作品「サンクチュアリー」の3つのバージョンを収録。Chatter/Clatter、Oracl、Songの3楽章からなる。Chatter/Clatterはレイノルズのコラボレター、スティーブン・シックのパーカション・ソロ。ステージを移動しながらゴング、ボトル、ボウル、箱などのサウンドソースを使って軸となるメロディーを描く。セカンド・ムーブメントのOracleではステージ中央でクァルテットredfishbluefishが対話し、疑問を投げかけあう。パーカショニストとOracleとの対話、パーカショニスト間の対話、音楽が循環して作品の輪郭を描き、テーマへと発展していく。最後のSongではクァルテットは、前の楽章をもとめ探し当てる。自分たちが発展させてきたメロディーを最高潮にまで引き上げていくと、Songが現れてくる。作品は演奏会場、演奏者、テクノロジーの進化ととともに進化している。この進化がわかるように3つのバージョンを収めた。
スティーブン・シックはアイオワ出身の打楽器奏者。アイオワ大学、フライブルク音楽大学に学ぶ。さまざまな作曲家に新作を委嘱。アメリカ国内だけでなく世界各地の音楽祭で初演を重ねている。現在カリフォルニア大学サンディエゴ校教授。Redfishbluefishはカルフォルニア大学サンディエゴ校のレジデント・アンサンブル。多くの新作パーカッション作品を演奏している。

OPUS ARTE(映像)

OA1051D
(DVD)
\6000
ブリテン:歌劇「ビリー・バッド」
 グラインドボーン音楽祭2010
 特典映像:
  ●キャスト・ギャラリー
  ●イントロデュース・ビリー・バッド
  ●ビリー・バッドのデザイン
ヴィア艦長:ジョン・マーク・エインズリー
ビリー・パッド:ジャック・インプライロ
クラッガート:フィリップ・エンス
レッドバーン氏:イアン・パターソン/
フリント氏:マシュー・ローズ
ラトクリフ大尉:ダレン・ジェフリー/
赤ひげ:アラスデア・エリオット
ドナルド:ジョン・ムーア/
ダンスカー:ジェレミー・ホワイト
新入り:ベン・ジョンソン/
スクィーク:コリン・ジャドソン
甲板長:リチャード・モスリー=エヴァンス
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
グラインドボーン音楽祭合唱団
指揮:マーク・エルダー
演出:マイケル・グランデージ
OABD7086D
(Blu-ray)
\6000
かつて、《ルクレティアの陵辱》や《アルパート・ヘリング》のプリテンのオペラを初演するなど、ブリテンのオペラとの結びつきにおいて跨らしい実績を有するグラインドボーン音楽祭で、《ビリー・パッド》が初めて舞台にかけられた2010年の公演。英国の軍艦インドミタプル号で起こる善と悪、純真と堕落とのせめぎ合いをスリリングに語る、男性ばかりで演じられるこのオペラを、英国きっての演出家、トニー賞受賞のマイケル・グランデージが手がけ、若き水夫ビリー・バッド、思慮深いヴィア艦長、邪な憲兵曹長クラッガートの間に生ずる抜き差しならない緊張感を、丹念に描き出します。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮するのはマーク・エルダー。英国オペラ界に絶大なる影響力を跨る巨匠がタクトをとった、記念すべき100回目のオペラ・プロダクションは、音楽を深く掘り下げ、圧倒的な力で感動のクライマックスを形作る、迫真の演奏を生みました。2010年6月8日、11日グラインドボーン音楽祭(イギリス)におけるライヴ収録
DVD製品仕様:収録時間  全プログラム200分 字幕:英・仏・独・西 ヴィデオ仕様16:9カラー 音声仕様  ①リニアPCMステレオ   ②DTS5.1chサラウンド
Blu-ray製品仕様:収録時問  全ブログラム200分 字幕:英・仏・独・西 ヴィデオ仕様1 6 : 9  1080i High Definition カラー 音声仕様  ①リニアPCMステレオ
      ②DTS-HD MasterAudio 5.1chサラウンド
OA1040D
(DVD)
\4000→¥3590
ヴェルディ:歌劇《椿姫》
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場2009
ヴィオレッタ・ヴァレリー:ルネ・フレミング
アルフレード・ジェルモン:ジョセフ・カレヤ
ジョルジョ・ジェルモン:トーマス・ハンプソン
フローラ・ベルヴォア:モニカ=エヴェリン・リーヴ
ドビニー侯爵:コスタス・スモリギナス
ドゥフォール男爵:エディ・ウェイド
グランヴィル医師:リチャード・ウィーゴールド
ガストーネ、レトリエール子爵:ハォイン・シュエ
アンニーナ:サラ・プリング
ジュゼッペ:二—ル・ギレスピー

指揮:アントニオ・パッパーノ/コヴェント・ガーデン王立歌劇場&合唱団
演出:リチャード・エア
OABD7076D
(Blu-ray)
\5000→¥4490
1994年に初演されて以来、コヴェント・ガーデン歌劇場で屈指の人気を誇り、変わらぬ賞賛を受けているリチャード・エア演出による《椿姫》。2009年の上演には、その美声と情感豊かな歌いぶりで世界のオペラ・ファンから広い人気を獲得するルネ・フレミングが登場し、コヴェント・ガーデンにおいて初めてヴィオレッタ役を披露、絶賛を博しました。それに対する男性陣も、ジョセフ・カレヤとトーマス・ハンプソンというスター・キャスト。アントニオ・パッパーノの指揮は、このオペラを不朽の名作としている美しいメロディーとドラマティックな力を雄弁に描き出しています。2009年6月27日、30日、コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ロンドン)におけるライヴ収録
DVD製品仕様:収録時間   全プログラム154分(本編135分) 字幕:英・仏・独・西・伊 ヴィデオ仕様 16:9 カラー 音声仕様   ①リニアPCM ステレオ ②DTS5.1chサラウンド ディスク仕様 片面2層 Blu-ray製品仕様:収録時間   全プログラム154分(本編135分) 字幕:英・仏・独・西・伊 ヴィデオ仕様 16:9 1080i  High Definitionカラー 音声仕様   ①PCM 2.0 ②DTS-HD Master Audio 5.1chサラウンド ディスク仕様  BD50
OA1049D
(DVD)
\5000→¥4490
ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》
 ネーデルラント・オペラ2010
ダーラント:ロバート・ロイド
ゼンタ:キャアスリーン・ネイグルスタード
エリック:マルコ・イェンチュ
マリー:マリナ・プルデンスカヤ
操舵手:オリヴァー・リンゲルハーン
オランダ人:ユハ・ウーシタロ
ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団
ネーデルラント・オペラ合唱団
指揮:ハルトムート・ヘンヒェン
演出:マルティン・クシェイ
OABD7084D
(Blu-ray)
\6000→¥5490
挑戦的なクシェイの演出が、感動的な結末を呼び覚ます。ヘンヒェンの透徹した表現も光る新時代の《オランダ人》!
マルティン・クシェイによる演出は、愛と贖罪をテーマとしたこのワーグナーのオペラに挑発的で刺激的なまなざしを向けて、登場人物の動きと音楽をクシェイ独特のいくぶん奇妙なやり方で結びつけてゆきながら、洞察力豊かに物語の真の姿を抉り出してゆきます。幾層にも重なる舞台空間と雄大な情景の中を行き来する歌手と合唱団の動きは、優れた効果を発揮しています。ヘンヒェンは丹念にスコアを読み込み、その透徹した表現によってオーケストラから圧倒的なパフォーマンスを引き出し、ネイグルスタード、ロイド、ウーシタロら歌手陣もヘンヒェンの指揮のもと感動的にドラマを歌い上げています。2010年2月、ネーデルラント・オペラ(アムステルダム)におけるライヴ収録
DVD製品仕様:収録時間   全プログラム167分(本編 分) 字幕:英・仏・独・西・蘭 ヴィデオ仕様 16:9 カラー 音声仕様   ①リニアPCM ステレオ ②DTS5.0chサラウンド ディスク仕様 片面2層 
Blu-ray製品仕様:収録時間   全プログラム167分(本編 分) 字幕:英・仏・独・西・蘭 ヴィデオ仕様 16:9 1080i  High Definitionカラー 音声仕様   ①PCM 2.0 ②DTS-HD Master Audio 5.0chサラウンド ディスク仕様  BD50

PIANO21(DVD−VIDEO)

P21 035-N
(DVD-Video/NTSC)
\3700→¥3390
ライヴ・イン・上海2007
 ペルー 〜 パブロ・チャベス・アギラール(1899−1952):
  4つのインカの前奏曲
 パラグアイ 〜 アグスティン・バリオス・マンゴーレ(1855−1944):
  悲しみのショーロ(カロル・A.ペンソン編)
 ブラジル 〜 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887−1959):
  コラール、アリア、ブラジルの魂
 ブラジル 〜 エルネスト・ナザレ(1863−1934):
  オデオン、嵐のような口づけ、7月9日、頑張れ, カバキーニョ!
 キューバ 〜 イグナシオ・セルバンテス(1847−1905):
  ソレダー(母に捧ぐ)、アディオス,キューバ
 アルゼンチン 〜 アルベルト・ヒナステラ(1916−1983):
  アルゼンチン舞曲第2番
 アルゼンチン 〜 アストル・ピアソラ(1921−1992):
  ラ・ミスマ・ペナ、アイ短調のミロンガ、グアルディア・ヌエバ、
  チキリン・デ・バチン、天使のミロンガ
 ウルグアイ 〜 ヘラルド・マトス・ロドリゲス(1900−1948):
  ラ・クンパルシータ(カツァリス編)
 メキシコ 〜 エルネスト・エロルドゥイ(1853−1913):熱帯
 メキシコ 〜 アルベルト・フラチェッバ(1883−?):
  クリオーヤの踊り
 メキシコ 〜 マヌエル・M.ポンセ(1882−1948):間奏曲
 メキシコ 〜 ルーベン・M.カンポス(1876−1945):
  メキシコの旋律より 6つのアリア、みぞれ、ラ・パロマ、
  シエリト・リンド、ソン・ミチョアカノ、メキシコの歌
 メキシコ 〜 ホセ・アントニオ・ゴメス(1805−1870):
  メキシコのハラベの主題による変奏曲(カツァリス編)
 ロベルト・シューマン(1810−1856):アラベスク ハ長調Op.18
 フレデリック・ショパン(1810−1849):
  ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
カツァリスのライヴ・イン・上海2007!日本語ナレーションはカツァリス本人!

超絶技巧ピアニストの始祖シプリアン・カツァリスが繰り広げる中国、上海音楽院国際ピアノ・フェスティヴァルのライヴ第2弾!超絶のラテン・アメリカ・プログラム!
2007年10月2日に上海音楽院を舞台として次々と披露されたカツァリスが弾く中米、カリブ海、南米のピアノ音楽。
その他の追随を許さぬマニアックなプログラムはもちろんのこと、さらなる驚きと衝撃を与えてくれるのが前代未聞(!?)の"カツァリス本人による日本語ナレーション"!!
レアなラテン・アメリカ・プログラムの曲目詳細を"日本語"で解説してしまうカツァリスのナレーションは、ファン&マニア必聴必携です!

※録音(ライヴ):2007年10月2日、上海音楽院(中国)/収録時間:106分/スクリーン・フォーマット 4:3/DVD9/リージョン・フリー

VAI(DVD−VIDEO)

VAIDVD 4528
(DVD)
\5000
チャイコフスキー:「チャロデイカ」 ラリッサ・ジェリャノヴァ(S ナスターシャ、通称クーマ)
ウラディーミル・ステパノフ(Br クリャツェフ公爵)
リュドミラ・コルザコヴァ(Ms 公爵夫人)
ヴァディム・ヴァリュータ(T ユーリ)
アレキサンドル・プラヴィロフ(Bs マミロフ)
ほか
パヴェル・レズニコフ(指)
ニジェガローツキー国立劇場管弦楽団、合唱団
チャイコフスキーの珍しいオペラ「チャロデイカ」、初の映像が登場!

収録:1984 年、モスクワ/リージョン・オール、NTSC、4:3、157m、MONO、字幕:英仏露

チャイコフスキーは10 以上のオペラを書き残していますが、今日頻繁に上演されるのは、圧倒的に「エフゲニ・オネーギン」、次いで「スペードの女王」、あとは「イオランタ」くらいでしょう。しかし他の作品もそれぞれに魅力があるものばかり。「チャロデイカ」は、1885 年から1887 年にかけて作曲されたオペラ。チャロデイカとは魔女のこと。主人公である宿屋の女主人ナスターシャがあまりに魅力的で男たちが言い寄ってくることに由来します。ナスターシャはふとしたことからクリャツェフ公爵から愛されるようになるが、彼女はそれに応じない。公爵夫人の様子から父の行いを知った息子のユーリは、ナスターシャを殺害しようと寝ている彼女のもとに忍び込むが、彼もナスターシャに魅せられてしまい、二人で逃亡してしまう。怒り狂った公爵夫人はナスターシャに毒を飲ませ殺害。さらに嫉妬に駆られた公爵は息子を殺してしまう。かなりドロドロした物語ですが、チャイコフスキーは地方色も生かし、うまくバランスを取っています。「チャロデイカ」は、録音が非常に少なく、1954 年にサムエル・サモスドが指揮したもの(PREISERPRCD9053)と、ごく最近CD 化された1978 年のゲンナジー・プロヴァトロフが指揮した録音しかありませんでしたので、この映像は歓迎されることでしょう。ニジェガローツキー国立劇場はモスクワ近郊の劇場。有名な人はいませんけれど、小劇場らしさがたっぷりの上演です。
VAIDVD 4534
(DVD)
\3800
ロンバーグ:「砂漠の歌」 ネルソン・エディ(レッド・シャドー、実はピエール)
ゲイル・シャーウッド(マーゴット)
オットー・クルーガー(ビラボー将軍)
ジョン・コント(ポール)
サルヴァトーレ・バッカローニ(アリ・ベン)
ほか
チャールズ・サンフォード(指)管弦楽団
ロンバーグの傑作「砂漠の歌」の歴史的映像がDVDに!

制作、監督:マックス・リープマン
収録:1955 年5 月7 日/リージョン・オール、NTSC、4:3、白黒、75m、MONO

「学生王子」で知られるシグマンド・ロンバーグ(1887 −1951)は、ハンガリーに生まれ、ウィーンを経て米国に移住。1910、1920 年代に米国でオペレッタ作曲家として絶大な人気を誇りました。ロンバーグは、ヨーロッパのオペレッタと米国のミュージカルを繋ぐ人物として、ボヘミア出身のルドルフ・フリムル(1879 −1972 蒲田行進曲は元々フリムルのオペレッタの曲)とともに非常に重要な人物なものの、今日ではそれゆえに、ミュージカル・ファンからは古典過ぎる、オペレッタ・ファンからはアメリカナイズされている、と立ち位置が微妙になってしまっています。今日では彼らのオペレッタは、ウィーンやベルリンとは異なった、ブロードウェイのオペレッタとして独自の魅力が再評価される傾向にあります。
「砂漠の歌」は、若き日のオスカー・ハマースタイン2 世とオットー・ハーバックが歌詞を担当、トライアウトの後、1926 年11 月30 日にブロードウェイのカジノ劇場で初演され、465 回という大成功を収めました。モロッコを舞台に、謎の義賊レッド・シャドーとマーゴットの恋を描いた物語で、エキゾティックな雰囲気がたっぷり盛り込まれています。
このDVD に収録されているのは、1955 年のテレビ放送の映像。かなりの部分が「生放送 Live Telecast」だったと伝えられており、たしかにアフレコ特有の口の動きと声にズレは目立ちません。「砂漠の歌」は人気作だったにもかかわらず、まとまった長さの録音がありませんでしたので、短縮版とはいえこれは非常に貴重です。主役のレッド・シャドーを歌うネルソン・エディ(1901 −1967)は、ミュージカルに映画にナイトクラブに大人気だった歌手。男っぽいバリトンの声が魅力です。ヒロインのマーゴットを歌うゲイル・シャーウッドは、エディと長年組んでおり、息もピッタリ。オペラマニアには、かつてのメトの名バス、サルヴァトーレ・バッカローニが歌う太守の姿も貴重でしょう。同年代の映画と比べると鮮明とは言いがたい映像ですが、マックス・リープマンの巧みな舞台作りが面白く、十分楽しめるでしょう。
VAIDVD 4535
(DVD)
\3800
ポーター:「キス・ミー・ケイト」 アルフレッド・ドレイク(フレッド・グレアム)
パトリシア・モリソン(リリー・ヴァネッシ)
ジュリー・ウィルソン(ロイス・レーン)
ビル・ヘイズ(ビル・カルフーン)
ほか
フランツ・アラーズ(指)管弦楽団
ご存知ポーターの傑作ミュージカル「キス・ミー・ケイト」オリジナル・ブロードウェイ・キャストのドレイクとモリソンが出演した1958 年のテレビ映画がDVD に!

制作、監督:ジョージ・シェーファー
収録:1958 年/リージョン・オール、NTSC、白黒、4:3、78m、MONO

コール・ポーター(1891 −1964)の名を不動のものにした傑作「キス・ミー・ケイト」は、今でも人気の高いミュージカル。録音、映像とも多数ありますが、このDVD はとりわけ貴重なものです。というのも、1948 年12 月30 日に始まったブロードウェイでのオリジナル・プロダクション(1070回の上演)のうち、主役の二人、フレッドのアルフレッド・ドレイク(1914 −1992)とリリーのパトリシア・モリソン(1915 −)が出演しているのです。
さらにロイスのジュリー・ウィルソンは、1951 年3 月8 日から始まったロンドンのウェスト・エンドでのプロダクション(これも400 回の上演を数えた)に出演していて、良い所取りしたキャストです。さらに指揮は、1956 年の「マイ・フェア・レディ」のブロードウェイ初演を成功に導いた巨匠フランツ・アラーズ。
この映像は、1951 年に開始されてから今日まで続いている米国のテレビシリーズ「ホールマーク・ホール・オブ・フェーム」の一つ。人気も評価も高い番組だったにもかかわらず、1950、1960 年代の映像で商品化されたものはごく僅か。当時の米国のテレビ舞台を見意味でも貴重です。同年代の映画と比べると鮮明とは言いがたく、所々に乱れもある映像ですが、ミュージカルマニアならこれを楽しまない手はありません!

WAHOO

WAH 001
(DVD)
\3900
グレトリー:「嫉妬深い恋人」 マガリ・レジェ(S レオノール)
クレア・デボノ(S イザベル)
マリリン・ファロット(S ジャサント)
フレデリク・アントゥン(T フロリヴァル)
ブラッド・クーパー(T ドン・アロンズ)
ヴァンサン・ビリエ(Bs-Br ロペス)
ジェレミー・ロレ(指)
ル・セルクル・ドゥ・ラルモニ
モーツァルトはパクったのか?グレトリーの傑作「嫉妬深い恋人」、映像登場ヴェルサイユ宮殿歌劇場での上演!

演出:ピエール=エマニュエル・ルソー/ 美術:ティボー・ウェルクラン/ 衣装:ピエール=エマニュエル・ルソー,クロディーヌ・クロラン ほか
収録:2009 年11 月,ヴェルサイユ宮殿歌劇場/リージョン・オール、NTSC、16:9、1h20、Dolby digital stereo/DTS5.1、字幕:仏英独西

たいへん興味深いDVD の発売です。フランス革命期の前後に大人気を博したフランスの作曲家、アンドレ・エルネスト・モデスト・グレトリー(1741 −1813)の中でも、とりわけ人気の高かった喜劇「嫉妬深い恋人」の映像です。このオペラは1778 年11 月20 日、ヴェルサイユ宮殿内の歌劇場で初演され、大きな人気を博しました。物語も音楽もよくできており、気楽に見てもとても楽しいオペラです。
一方、モーツァルティアンには別の楽しみ方があります。「嫉妬深い恋人」の台本には、衣装部屋に閉じ込められた「愛人」、夜の庭での「密会」など、ボーマルシェ、ダ・ポンテの「フィガロの結婚」と酷似した場面があり、そうした箇所の音楽では、モーツァルトはグレトリーの音楽を参考にしているのではないかと言われているのです。たとえば、第1 幕、衣装部屋に隠れていた人物が女性と分かった後、三拍子のからかうような音楽が用いられているのは「フィガロの結婚」でも同様。
また第3 幕の夜の庭でのアンサンブルも、「フィガロの結婚」第4 幕とどことなく似ている気がします。
この映像の大きな特徴が、初演場所であるヴェルサイユ宮殿歌劇場での上演であること。ヴェルサイユ宮殿に歌劇場があるというのはわりと有名ですが、そこで実際にオペラが上演されることはなかなかありません。この歌劇場は1770 年に作られ、後のルイ16 世とマリー・アントワネットの結婚祝賀公演でこけら落としされた由緒ある劇場です。ピエール=エマニュエル・ルソーはその点を尊重し、品の良い書割と伝統的衣装を用いており、初演時の雰囲気を醸し出しています。
その上で、幕切れを完全なハッピーエンドにせず、少し苦味を残すところが見事です。
レオノールのマガリ・レジェは、フランスのソプラノ。古楽系ソプラノとして活躍する一方、近年はリヨン歌劇場でも活躍しています。クレア・デボノは、マルタ島出身のソプラノ。バロック音楽からモーツァルトなどで人気を博しています。フロリヴァルのフレデリク・アントゥンは、フランス系カナダ人のテノール。モーツァルト・テノールとして人気急上昇です。ドン・アロンズのブラッド・クーパーは、オーストラリア、シドニー出身のテノール。主に英語圏で活躍しています。
この「嫉妬深い恋人」には、もう一つ有名なエピソードがあります。第2 幕でフロリヴァルが歌うセレナード「なにもかもが眠る間」は、単独で歌われることも少なくない名曲として知られています(ロベルト・アラーニャもアリア集で歌っています)。この曲にはマンドリンが用いられていますが、マンドリン弾きの間では、この曲で初めてマンドリンのトレモロ奏法が用いられた、というのが通説になっています。話には知っていても曲は知らないというマンドリン・ファンも多いでしょう、ぜひ実際に耳にしてみてください。

あらすじ
舞台はスペイン、カディス。裕福な商人ドン・ロペスには、若くして未亡人になってしまった美しい娘レオノールがいる。彼は、娘が貧乏貴族ドン・アロンズと恋仲なのが気に入らず、家政婦ジャサントに二人の間を注意するよう命じる。ロペスが去った後、アロンズの妹でレオノールの親友であるイザベルが士官のフロリヴァルとともに部屋に駆け込んで来る。彼女は、路上で嫌いな求婚者に言い寄られていたところをフロリヴァルに助けられ、レオノールの館に逃げ込んできたのだった。
フロリヴァルが助けた女性の名前をジャサントに尋ねたところ、彼女は勘違いして「レオノール」と答えてしまう。フロリヴァルと入れ替わりにレオノールが駆けつけ、イザベルは彼女にことの顛末を語る。そこにレオノールに会いにアロンズがやって来るので、イザベルは衣裳部屋の中に隠れる。嫉妬深いアロンズは、衣装部屋から物音がする、愛人が隠れている、と怒り出してしまう。ロペスも加わって大騒ぎになった後、衣装部屋から出てきたのはベールを被った女性(=イザベル)。誤解は晴れるが、レオノールは嫉妬深いアロンズに嫌気が差してしまう(コロラトゥーラの名アリア「私は鎖を断ち切る」)。一方フロリヴァルは、彼が助けた女性を探しに再びロペスの館にやって来る。様子を探りながら、フロリヴァルはロペスに秘密を明かそうとするも、思い止まり去っていく。アロンズはレオノールに許しを乞うが、彼女はまだ怒っている。レオノールの気持ちが鎮まり、いいムードになったところで、窓の下からフロリヴァルが「レオノール」に歌うセレナードが聞こえて来て、アロンズの嫉妬が再燃、二人は口論になる。夜の庭。ジャサントを介してフロリヴァルに逢引を伝えたイザベルが小屋で待っていると、フロリヴァルが現れ、二人は再会を喜び合う。そこに喧嘩腰のアロンズがやって来るので、イザベルは隠れる。さらに物音を聞きつけロペスも起きて来る。アロンズのみならず、フロリヴァルまでもが愛する人を「レオノール」というので、ロペスは仰天。レオノールが現れ、誤解を解く。アロンズはレオノールに平謝り。アロンズに叔父の遺産が転がり込んだという知らせに、ロペスも娘の再婚を認める。一同が、もう嫉妬に燃えるのはやめよう、と声を上げて幕となる。

映像・コロムビア(DVD−VIDEO)

COBO-6017
(DVD)
¥1995

ゲルギエフ指揮&ウィーン・フィル〜ザルツブルク音楽祭2000
 プロコフィエフ:交響曲 第1番 ニ長調「古典交響曲」作品25
 シュニトケ:ヴィオラ協奏曲(ヴィオラ独奏:ユーリ・バシュメット)
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》全曲(1910年版)
●特典映像:
 ゲルギエフとバシュメットのインタビュー
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィオラ独奏:ユーリ・バシュメット
当代切ってのカリスマ指揮者ゲルギエフが凄まじい集中力を発揮、圧倒的な《火の鳥》が必聴の2000年ザルツブルク音楽祭のライヴ映像。【このDVDは、TDBA-8018の再発売商品です】【収録】2000年8月20日 ザルツブルク祝祭大劇場におけるライヴ
2000年オーストリア作品/本編99分+特典24分収録 片面2層, チャプター有り, メニュー画面, 特典映像字幕:日本語・英語 16:9 カラー 音声:1)リニアPCMステレオ 2)ドルビーデジタル5.1ch 3)DTS5.1ch(特典映像ドルビーデジタル ステレオ)

COBO-6018
(DVD)
¥1995

アーノンクール指揮&ウィーン・コンツェンツゥス・ムジクス 〜
 アドヴェント・コンサート2000
J.S.バッハ:
 カンタータ第61番「いざ来れ、異邦人の救い主よ」BWV 61
 カンタータ第147番「心と口と行いと生活」BWV 147
 マニフィカート ニ長調 BWV 243
指揮:ニコラウス・アーノンクール
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
アーノルト・シェーンベルク合唱団
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
アンナ・コロンディ(ソプラノ)
ベルナルダ・フィンク(アルト)
イアン・ボストリッジ(テノール)
クリストファー・モルトマン(バス)
「主よ、人の望みの喜びよ」で知られるカンタータ第147番他、バッハの名曲たちを巨匠アーノンクールが指揮した荘厳な修道院でのライヴ。シェーファー、ボストリッジら人気歌手らが厳かに歌い上げます。
【このDVDは、TDBA-8034の再発売商品です】【収録】2000年12月8日 メルク修道院(オーストリア)におけるライヴ
2000年オーストリア作品/82分収録 片面2層, チャプター有り, メニュー画面, 字幕:日本語・原語(ドイツ語、ラテン語) 16:9 カラー 音声:1)リニアPCMステレオ 2)ドルビーデジタル5.1ch 3)DTS5.1ch

COBO-6019
(DVD)
¥1995

アーノンクール指揮&ウィーン・コンツェンツゥス・ムジクス〜
 万聖節コンサート1981
 J.S.バッハ:
  カンタータ第161番「来たれ、汝甘き死の時よ」BWV 161
 モーツァルト:レクイエム KV 626
指揮:ニコラウス・アーノンクール
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ウィーン国立歌劇場合唱団
ラシェル・ヤカール(ソプラノ)
オルトルン・ヴェンケル(コントラルト)
クルト・エクヴィルツ(テノール)
ロベルト・ホル(バス)
アーノンクールが宗教曲を多く取り上げる発端ともなった、1981年ウィーン楽友協会におけるモーツァルト《レクイエム》のライヴ映像。カメラが捕えたその激しい身振りと戦闘的な姿は見る者全てを圧倒する。
【このDVDは、TDBA-8130の再発売商品です】
【収録】1981年11月1日(万聖節) ウィーン楽友協会大ホールにおけるライヴ
2000年オーストリア作品/75分収録 片面1層, チャプター有り, メニュー画面, 字幕:日本語・原語(ドイツ語、ラテン語) 4:3 カラー 音声:リニアPCMステレオ リージョンコード:ALL

COBO-6020
(DVD)
¥1995

シモーネ指揮&イ・ソリスティ・ヴェネティ
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》全曲 (リイシュー)
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》全曲
 ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 RV 269 《春》
 ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV 315 《夏》
 ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 RV 293 《秋》
 ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調 RV 297 《冬》
●特典映像
 1) 太陽と月の聖堂—ヴェネト州のヴィッラ巡礼
  16世紀に活躍し人気を博した建築家アンドレーア・パッラーディオ設計の
  ヴィッラを中心に、パッラーディオ以前、
  パッラーディオ以後の貴重な建築物を加えた、
  映像で巡るヴェネト州世界遺産紀行
 2) クラウディオ・シモーネ《四季》を語る
指揮:クラウディオ・シモーネ
イ・ソリスティ・ヴェネティ
ヴァイオリン独奏:ルチオ・デガーニ(春・冬)
キアラ・パリーニ(夏・秋)
バロック音楽の泰斗クラウディオ・シモーネ率いるイ・ソリスティ・ヴェネティによるバロック音楽の代表作、ヴィヴァルディ《四季》。
収録場所として選ばれたのは世界遺産として知られるパッラーディオ様式の四つのヴィッラ(邸宅)。秀麗なヴィッラにおけるヴェネト地方の四季折々の姿が、本当の《四季》を伝えます。
【このDVDは、TDBA-80900の再発売商品です】2003年イタリア作品/
【収録】2003年 パッラーディオ設計のヴィッラ(ヴェネツィア)における収録
DVD片面二層/本編16:9カラー, /本編45分+特典65分/音声:1)リニアPCMステレオ 2)ドルビーデジタル5.0ch 3)DTS5.0ch(特典映像ドルビーデジタル ステレオ)/特典映像字幕:日・英/リージョンコードALL

COBO-6021
(DVD)
¥1995

ミンコフスキ指揮&フォン・オッター 〜パリ・シャトレ座2001
オッフェンバックの夕べ (リイシュー)
オッフェンバック:
 《ジェロルスタン女大公殿下》より
  〈銃を担え!…ああ!軍人さんが大好き〉
  〈将軍さん…あの人に伝えてください〉〈軍隊の唄〉
 ワルツ《エクス=レ=バンの思い出》
 《ファンタジオ》より〈ご覧 黄昏時の〉〈この魅力的な囁きは?〉
 《レヴュ・カルナヴァル》より〈未来の交響曲—婚約行進曲〉
 《女大公殿下》より〈アルファベットの六重唱〉
 《ホフマン物語》より〈舟歌〉
 《美しきエレーヌ》より〈これは若き娘たちの義務です〉〈崇高な愛!〉
 《青ひげ》より〈村の羊飼いの娘たちは〉「大オーケストラのための序曲」
 《リッシェンとフリッツヒェン》より〈私はアルザス生まれ / 僕はアルザス生まれ〉
 《パリの生活》より〈我らはここに来て…私は未亡人なのです〉
 《鼓手長の娘》より〈鼓手長の娘のシャンソン〉
 《ラ・ペリコール》より〈ほろ酔いのアリエット〉
 《地獄のオルフェ(天国と地獄)》より〈地獄のギャロップ〉
指揮:マルク・ミンコフスキ
グルノーブル・ルーヴル宮合唱団&音楽隊
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾソプラノ)
マガリ・レジェ(ソプラノ)
ステファニー・ドゥストラック(メゾソプラノ)
ジル・ラゴン(テノール)
ロラン・ナウリ(バス)
ジャン=クリストフ・アンリ(テノール)
ジャン=クリストフ・ケック(テノール)
クリストフ・グラプロン(バリトン)
オッフェンバック・ルネサンスの代名詞ミンコフスキ&シャトレ座がお贈りするオール・オッフェンバック・プログラム。フォン・オッターら豪華歌手陣がパフォーマンスたっぷりに歌う、活気あふれる愉悦の一夜。
【このDVDは、TDBA-80930の再発売商品です】【収録】2001年12月22日 パリ・シャトレ座におけるライヴ
DVD片面二層/16:9 カラー/86分/音声:1)リニアPCMステレオ 2)ドルビーデジタル5.1ch 3)DTS5.1ch/字幕:日・仏





ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD 新店舗トップページへ



Copyright(C) 2011 ARIA−CD.All rights reserved.82