8/12までの掲載分
IDIS
|
|
クレンペラー、1960年のベートーヴェンチクルス第3弾、強烈な名演の第9番!!
ベートーヴェン:
交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」
「プロメテウスの創造物」序曲 Op.43 |
オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニア管弦楽団 |
録音:1960年6月7日(「合唱」),1960年6月2日(「プロメテウスの創造物」) ADD、76'06
1番3番(IDIS 6610)、2番5番(IDIS 6612)に続く、1960年ウィーンでのクレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団のベートーヴェン・チクルス、第3弾は第9交響曲です。IDISは今回も良質な音源を見つけ出したとのことです。余白に「プロメテウスの創造物」序曲
を収録。 |
|
クレンペラーのベートーヴェン・チクルス、第4弾!
ベートーヴェン:
交響曲第6番 ヘ長調 Op.68 「田園」
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60 |
オットー・クレンペラー(指)
フィルハーモニア管弦楽団 |
録音:1960年6月2日(第6番)、5月31日(第4番)、ウィーン ADD、77'54
クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団がウィーンに乗り込んでのベートーヴェン・チクルスの第3弾は、「田園」と第4番。標題性にこだわらない「田園」も見事なら、冷静かつ広い視野の音楽作りが映える第4番と、クレンペラーの素晴らしさが堪能できる2曲です。
|
|
グールド、初期カナダ時代の貴重な録音
バッハ:
パルティータ第5番 ト長調 BWV.829
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
前奏曲とフーガ第7番 変ホ長調 BWV.876
前奏曲とフーガ第22番 変ロ短調 BWV.891
前奏曲とフーガ第9番 ホ長調 BWV.878
前奏曲とフーガ 第14番 嬰ヘ短調 BWV.883
クラヴィア協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052 |
グレン・グールド(P)
アーネスト・マクミラン(指)
トロント交響楽団 |
グレン・グールド、初期カナダ録音集
録音:1954年10月4日、トロント(BWV.829),1952年10月21日、トロント(BWV.971),
1955年3月29日,1952-1954年(前奏曲とフーガ) ADD、70'23
グールドのカナダ時代の貴重な録音です。ここには「獅子の子、猫に非ず」を証明する強い個性の放出がすでに見て取れます。 |
|
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調
D.385
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2 |
アレクサンダー・シュナイダー(Vn シューベルト)
ヨゼフ・シゲティ(Vn ベートーヴェン)
ミエチスラフ・ホルショフスキー(P) |
録音:1957年4月(シューベルト),1951年3月(ベートーヴェン
Op.96), 1949年3月(ベートーヴェン Op.30-2) ADD、74'07
名ピアニスト、ミエチスラフ・ホルショフスキーが、二人の偉大なヴァイオリニストの伴奏を務めた録音。シュナイダーとのシューベルトは、プエルト・リコでのカザルス音楽祭でのライヴ録音。ベートーヴェン2曲は米Columbia録音。 |
MELODIYA
|
|
ロシアの芸術 20世紀の伝説 ヤコフ・フリエール(1912-1977)
モーツァルト(1756-1791):幻想曲ハ短調
K.475(1785)(*)
シューマン(1810-1856):幻想曲ニ長調 Op.17(*)
ショパン(1810-1849):(+)
ポロネーズ変ホ短調 Op.26 No.2/夜想曲ホ長調
Op.62 No.2
ワルツ変ニ長調 Op.64 No.1/夜想曲ハ短調
Op.48 No.1
マズルカ嬰ハ短調 Op.30 No.4/舟歌嬰ヘ長調
Op.60
録音:1969年9月17日(*)/1972年3月2日(+) |
ヤコフ・フリエール(ピアノ) |
ヤコフ・フリエールはモスクワ音楽院でコンスタンチン・イグムーノフに師事したユダヤ系ソヴィエト(ロシア)のピアニスト。リヒテル、ギレリス、ベルマンらに匹敵する実力と人気の持ち主でしたが、西側での華々しい活躍の前に亡くなってしまい、旧共産圏以外では「幻の巨匠」となってしまいました。シューマン、ショパン、リスト、ブラームス、ラフマニノフ等のロマン派音楽を得意とし、モスクワ音楽院教授としてロディオン・シチェドリン、ヴィクトリア・ポストニコワ、ミハイル・プレトニョフ、レフ・ウラセンコ、ベーラ・ダヴィドヴィチらを輩出しました。 |
|
リヒテル、もうひとつの平均律第1巻
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第1巻
BWV846-869
録音:1969年4月20-21日、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
あのBMG録音、そしてインスブルック・ライヴに先立つこと数年、リヒテルが残していたもうひとつの平均律第1巻。ロシアン・レヴェレーションなどで発売されていたが、入手困難になっていた。 |
MELCD 1001849
(2CD)
\3400
|
プロコフィエフ(1891-1953):
オペラ「修道院での結婚」Op.86(1940)
録音:1966年 |
ニーナ・イサコワ(メゾソプラノ)
N・コルシュノフ(テノール)
イワン・ペトロフ(バス) 他
モスクワ・スタニスラフスキー&
ネミーロヴィチ=ダンチェンコ音楽劇場合唱団&管弦楽団
ケマール・アブドゥラーエフ(指揮) |
|
チャイコフスキー国際コンクールに捧ぐ
ヴァン・クライバーン(ピアノ) |
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57(*)
リスト:愛の夢 第3番(+)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調
Op.23(#) |
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(#)
キリル・コンドラシン(指揮(#))
録音:1958年、モスクワ音楽院大ホール、
ライヴ(*)1958年(+/#)
|
ワレリー・クリモフ(ヴァイオリン) |
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
Op.64(*)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
Op.35(+) |
ソヴィエト国立交響楽団(*)
マクシム・ショスタコーヴィチ(指揮(*))
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ドミートリー・キタエンコ(指揮(+))
録音:1967年(*)/1977年(+) |
ナターリャ・シャホフスカヤ(チェロ) |
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38(*)
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調(+) |
A・アメンターエワ(ピアノ(*))
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(+)
マクシム・ショスタコーヴィチ(指揮(+))
録音:1982年(*)/1969年(+) |
ジェーン・マーシュ(ソプラノ) |
ヴェルディ:
オペラ「オテロ」から デズデモーナの場面、アリアと祈り
モーツァルト:オペラ「魔笛」から パミーナのアリア
プッチーニ:オペラ「トゥーランドット」から
リューのアリア
チャイコフスキー:
オペラ「エフゲニー・オネーギン」から
タチアナの手紙の場面
ヴェルディ:オペラ「オテロ」から オテロとデズデモーナの二重唱(*) |
ウラディーミル・アトラントフ(テノール(*))
L・ファー(ピアノ)
ボリショイ劇場管弦楽団
マルク・エルムレル(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
ボリス・ハイキン(指揮)
録音:1966年/1966年、
モスクワ音楽院大ホール、ライヴ |
ウラディーミル・アトラントフ(テノール) |
ボリス・シェレメチエフ:ぼくは君を愛した
チャイコフスキー:
昼の光が満ちても/ただ憧れを知る者だけが
ドン・ファンのセレナード/太陽は沈んだ
アレクサンドル・グリーリョフ(1803-1858):鐘
ビゼー:オペラ「カルメン」から ドン・ホセのアリア
ヴェルディ:オペラ「アイーダ」から ラダメスのアリア
レオンカヴァッロ:オペラ「道化師」から
カニオのレチタティーヴォとアリア
プッチーニ:オペラ「トスカ」から カヴァラドッシのアリア
エドゥアルト・ナープラヴニーク(1839-1916):
オペラ「ドゥブロフスキー」から
ヴラディミールのレチタティーヴォとロマンス
ボロディン:オペラ「イーゴリ公」から
ウラディーミルのレチタティーヴォとカヴァティーナ
チャイコフスキー:オペラ「スペードの女王」から
ゲルマンのレチタティーヴォ、アリア、アリオーソ |
ボリショイ劇場六重奏団
F・ハリロワ(ピアノ)
ボリショイ劇場管弦楽団
マルク・エルムレル(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
ボリス・ハイキン(指揮)
録音:1966-1973年
|
|
|
世界革命の歌 2
ラ・マルセイエーズ(ルージェ・ド・リール作詞作曲) 〔フョードル・シャリアピン〕
インターナショナル(ウジェーヌ・ポティエ作詞/ピエール・ドジェーテル作曲) 〔パリ・フォーク合唱団 グループ17〕
エルンスト・テールマン(ドイツ共産党指導者)の演説
秘密裏の行軍(エーリヒ・ヴァイネルト作詞/ハンス・アイスラー作曲) 〔エルンスト・ブッシュ 管弦楽団〕
中華人民共和国国家(田漢作詞/聶耳作曲) 管弦楽&合唱
リエゴ賛歌(エバリスト・サン・ミゲル作詞/ホセ・メルチョル・ゴミス作曲) 〔アンサンブル・グレナダ〕
ドロレス・イバルリ(スペイン共産党指導者)の演説
第十五国際旅団万歳(伝承歌) 〔アンサンブル・グレナダ〕
ベラ・チャオ(イタリアのパルチザンの歌) ヌオーヴォ・カンツォニエーレ・イタリアーノ
パルミーロ・トリアッテ(イタリア共産党指導者)の演説
「大十月社会主義革命の国際的意義」
赤旗(伝承歌) 〔アンサンブル・グレナダ〕
エルネスト・ゲバラ(チェ・ゲバラ;キューバのゲリラ指導者)の演説
アスタ・シエンプレ(カルロス・プエブラ作詞作曲) 〔アンサンブル・グレナダ〕
チェのサンバ(ルベン・オルティス作詞作曲) 〔ビクトル・ハラ〕
フィデル・カストロ(キューバの革命指導者)の演説
この革命(伝承歌) 〔アディディ(ベニン共和国のフォーク・アンサンブル)〕
人民連合(セルヒオ・オルテガ作詞作曲) 〔アンサンブル・グレナダ〕
サルバドール・アジェンデ(チリ大統領)の演説
ベンセレモス(クラウディオ・イトゥラ作詞/セルヒオ・オルテガ作曲)
〔インティ・イリマニ(チリのフォルクローレ・グループ)〕
われわれは動かない 〔ティエンポ・ヌエボ〕
録音:1911-1987年 |
第1弾が異例のヒットとなった世界革命の歌 、早くも第2弾が登場!今回はシャリアピンに始まり、ゲバラやカストロまで登場。これまたかなり話題を呼びそう!
|
世界革命の歌 1〜インターナショナル〜
『第3インターナショナル』 (レーニンの演説)/
インターナショナル/ラ・マルセイエーズ/
ワルシャワ労働歌/『ソ連について』 (トロツキーの演説)/
ブレイブリー、コムラデス、イン・ステップ/
フォワード、フレンズ/我らは鍛冶屋/
ブレイブリー、フレンズ/
『ソヴィエトの力とは何か?』 (レーニンの演説)/
赤旗(せっき)/同志は倒れぬ/
『女性労働者へ』 (コロンタイの演説)/
アワ・ロコモティヴ、フライ・フォワード/
インターナショナル “インストゥルメンタル版” |
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、
ボリショイ劇場管弦楽団/
アレクサンドル・ガウク(指揮)、
モスクワ放送交響楽団/
アレクサンドル・スヴェシニコフ(指揮)、
ロシア国立合唱団/
アレクサンドロフ・アンサンブル/
アレクサンドル・ユルロフ(指揮)、
ロシア国立合唱団/
ウラジスラフ・ソコロフ(指揮)
国立モスクワ合唱団/他 |
録音:1918年−1966年
メロディアから秘蔵音源満載の「革命アルバム」登場。
世界で最も有名な革命歌「インターナショナル」。ここではロシア語バージョンの代表的演奏であるガウクの凄演に、インストゥルメンタル版はなんとロジェヴェンの爆演を収録!他にもMelodiyaの秘蔵音源が誇る、スヴェシニコフやアレクサンドロフ、ユルロフ、ソコロフなど旧ソ連の国家的アーティストたちによる革命歌を集める。
更にこのアルバムに強いアクセントを加えているのは、3人の偉大なる革命家による伝説的な演説。
ロシア革命の主導者であったレーニンの歴史的な演説で始まり、十月革命における指導者の1人であり、赤軍の創設者として知られるトロツキー、ロシアの女性革命家コロンタイらによる魂を揺さぶる程の熱の入った演説を収録。3名とも人々の心を引きつける演説の上手い革命家としても知られている。
安易に革命を叫びたくはないが、ロジェヴェン・ファンにも、ロシア音楽ファンにも、革命家・共産趣味者にも見逃せないアイテム。 |
|
MUSIC&ARTS
|
|
バドゥラ=スコダのモーツァルト初出!
シュタインとの25番、初CD化セルとの22番!
「バドゥラ=スコダ・プレイズ・モーツァルト:ピアノ協奏曲」
(1)ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503
(2)ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482 |
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)
(1)ホルスト・シュタイン(指揮)
ウィーン・フィルハーモー管弦楽団
(2)ジョージ・セル(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
(1)録音:1978年6月15日、(2)録音:1959年12月19&20日
(ウィーン・フィル、ORFとの共同製作) ADD、65:59
バドゥラ=スコダが中堅ところとして元気だった1978年、ホルスト・シュタイン&ウィーン・フィルとの録音が初出となります。またカップリングとして初CD化のセル&コンセルトヘボウの22番も収録。こちらはまだ気鋭のピアニストとして売り出し中の1959年の録音です。 |
OPUS蔵
|
|
バルビローリの最高傑作《金と銀》2 種録音を含む
1950年代前半の燃え上がるような録音の数々
レハール:ワルツ『金と銀』作品75 (1952HMV
&1957PYE)
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 (1953
年録音)
チャイコフスキー:
バレエ『白鳥の湖』組曲 (1950 年録音)
第2幕より 情景、4羽の白鳥たちの踊り、白鳥の女王の踊り
第1幕より ワルツ 第3幕より ハンガリーの踊り
シャブリエ:狂詩曲『スペイン』(1954 年録音)
ドニゼッティ:歌劇『ドン・パスクヮーレ』序曲
(1954 年録音)
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲作品34
(1953 年録音) |
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
ハレ管弦楽団 |
音源:金と銀 EP(HMV,PYE)、他は10 インチ
LP(HMV)
これこそ真実の“価千金” と言うべきか。オーパス蔵の音楽性重視による卓抜無類の名復刻によってよみがえった《バルビローリ/ハレ管弦楽団による》レハールの『金と銀』を聴いて、その演奏の、魅惑そのものというほかない弦が歌いあげる流麗のフィーリング。そして、生き生きと、はずんで聴くものの全身をゆりうごかせるワルツのリズムに、驚きあわてました。1950
年代というハレ管弦楽団が目覚ましい発展の上り坂にあった時期の、バルビローリの全身をゆりうごかせるワルツのリズムに、驚きあわてました。1950
年代というハレ管弦楽団が目覚ましい発展の上り坂にあった時期の、バルビローリのできる親しみ深い1枚となっています。(小林利之) |
|
トスカニーニの残したプッチーニのオペラ録音集《ラ・ボエーム》全曲
(1)プッチーニ:ラ・ボエーム(全曲)
(2)プッチーニ:
歌劇「マノン・レスコー」間奏曲と第3幕全曲 |
(1)アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC 交響楽団
ミミ:リチア・アルバネーゼ(S)
ロドルフォ:ジャン・ピアース(T)
ムゼッタ:アン・マックナイト(S)
マルチェルロ:フランチェスコ・ヴァレンティーノ(Br)
ショナール:ジョージ・チェハノフスキー(Br)
コリーネ:ニコラ・モスコーナ(Bs)
ベノア/アルチンドロ:
サルヴァトーレ・バッカローニ(Bs) 合唱団/
ウィロウスキー指揮
(2)アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
マノン:マファルダ・ファヴェロ
デ・グリュー:ジョヴァンニ・マリピエロ
レスコー:マリアノ・スタービレ
点灯手:ジュゼッペ・ネッシ
船長:カルロ・フォルティ
|
(1)録音:1946 年2 月3、10 日、スタジオ8H/音源:
ラ ボエーム: UK-HMV LP(ALP)
(2)録音:1946 年5 月11 日、ミラノ・スカラ座/音源:
マノン・レスコー :Private LP
歌劇<ボエーム>は、「主たるテーマが青春群像で、ある意味、一種のアンサンブル・オペラとしての性格上、指揮者の棒によって語られるところが多い」といわれている。そこで、登場人物の誰の歌がどうだということ以上に、ドラマの内容とその進行を、指揮者が音楽でどのように描いてくれるかという点にその成果の大半が懸かってきます。すなわち歌劇《ボエーム》というオペラ全体が、歌とオーケストラの微妙なバランスによって構成される作品になっています。そのあたりを、この全曲盤のトスカニーニの指揮で聴いていると、いま舞台に立っている誰が何をどう思っているかなどということを、オーケストラの精緻をきわめた動機の出現、モチーフの微妙な調性の変化などで完璧に表現されていることがわかります。(小林利之) |
ORFEO D’OR
|
|
初出!!!
ケンペ、バイロイト、1967 年「ローエングリーン」ステレオ録音
ワーグナー:「ローエングリーン」 |
ジェイムズ・キング(T ローエングリーン)
ヘザー・ハーパー(S エルザ・フォン・ブラバント)
ドナルド・マッキンタイア(Br フリードリ・フォン・テルラムント)
グレイス・ホフマン(Ms オルトルート)
カール・リッダーブッシュ(Bs 国王ハインリヒ)
トーマス・ティプトン(Br 軍令)ほか
ルドルフ・ケンペ(指)
バイロイト祝祭劇場管弦楽団,合唱団 |
録音:1967 年7 月30 日/ADD、STEREO
ORFEO 夏の恒例バイロイト音楽祭エディション、今年は1967
年の「ローエングリーン」が登場です。この年は、1960
年代前半に「指環」を担当した名匠ルドルフ・ケンペが復帰、ヴォルフガング・ワーグナー新演出の「ローエングリーン」を担当しました。当時57
歳のケンペの奏でる音楽は実に美しく、ことに「ローエングリーン」は得意とした作品だけに、精緻な美しさが映えています。1967
年にケンペがバイロイト音楽祭で指揮をした「ローエングリーン」の録音は、7
月21 日の初日の録音が海賊盤で出回ったことがありますが、7
月30 日の公演がステレオ放送されたというのはケンペ・マニアの間では有名なことで、長らく発売が待たれていたものでした。その貴重な録音がようやく日の目を見たわけです。今までまったく発売された形跡はなく、これが完全な初出。
ここではタイトルロールが名ヘルデンテノール、ジェイムズ・キングというのも嬉しいもの。実は本来のローエングリーン役はシャーンドル・コーンヤだったのですが、不調のため初日だけで降板、残りの公演をキング、ジェス・トーマス、ヘルミン・エッサー、ジーン・コックスの4
人が分担したという珍しい事態になりました。前年からジークムント役でバイロイトに出演していたキングは当時42
歳、歌手として絶頂期な上に、ケンペとの相性もよく、まさに理想のローエングリーンになっています。この年は、キング、オルトルートのグレイス・ホフマン、軍令のトーマス・ティプトンが米国、エルザのヘザー・ハーパーが英国の北アイルランド、フリードリヒのドナルド・マッキンタイアがニュージーランドと、英語圏の歌手が大活躍。中でもこれがバイロイト音楽祭初出演だったマッキンタイアは、ここでの成功をきっかけに20
年以上もバイロイト音楽祭で活躍することになります。
蔵出し音源で音も上々、なによりこの年代のライヴ録音でステレオというのはありがたいものです。ライヴらなではのケンペの魅力をご堪能ください!
|
OTAKEN
|
|
ワルターのトスカニーニ追悼エロイカ未通針見本盤より復刻!
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55
(2)モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲
(3)R.シュトラウス:交響詩「死と変容」Op.24 |
ワルター指揮
(1)シンフォニー・オブ・ジ・エア
(2)(3)NBC響 |
録音:(1)1957年2月3日 カーネギー・ホールにおけるトスカニーニ追悼コンサート・ライヴ (2)1951年2月24日 コンサート・ライヴ (3)1951年 コンサート・ライヴ/音源:未通針見本盤
このCDの音源となった原盤は、某所より蔵出しされた未通針の見本盤です。
この追悼エロイカは、かのフルトヴェングラーのウラニアのエロイカに唯一匹敵する演奏と言われ、確かに1楽章後半から2楽章の全ては、ことによると、ウラニアのエロイカより、立体的で彫りの深い表現という点では、上回っているかも知れません。ただ残念なことに、これまでの復刻盤は音質が悪く、演奏の真価を正しく伝えるものではありませんでした。今回の見本盤は、レコードと思えないぐらいノイズがなく、おそらく限りなくマスター・テープに近いものとなっており、今後は本CDをもって追悼エロイカが語られることになるのでは、と思われるほどです。もちろんこの復刻をもってしても元のカーネギー・ホール特有のデッドな響きは変わることはありませんが、ここは、変な響きを後付けすることなく、オリジナルを生かした復刻で行きたいと存じます。バイロイトの第九が一期一会の演奏であるように、この追悼エロイカも、巨星の死を目の当たりにしたエアの楽員共々、ワルターの数あるエロイカの中でも、特別な高みに達した演奏です。尚、問題の終演後の拍手ですが、追悼演奏会であるとの主旨を鑑み、起こりかけた拍手をワルターが止めたという言い伝えが事実なら、この見本盤はオリジナルのままが収められております。
(オタケン・レコード太田憲志) |
|
恐るべし!ブライトクランク・マスター、フルトヴェングラー・バイロイトの第9
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
バイロイト祝祭管弦楽団及び合唱団
エリーザベト・シュヴァルツコップ(S)
エリーザベト・ヘンゲン(コントラルト)
ハンス・ホップ(テノール)
オットー・エーデルマン(バス) |
録音:1951年7月29日,バイロイト祝祭劇場における実況録音/音源:ブライトクランク白レーベル非売品見本盤
今回、このCDの音源となったレコードは、厳重空調管理された某盤庫より蔵出しされた未通針と思われるいわゆる白レーベル・非売品見本盤です。
小生が学生時代に聴いたフルトヴェングラーの量産品のブライトクランク盤は、売り払って確認出来ないのが残念ですが、もっと寝ぼけた音だったはずであり、当時の再生装置から今のはグレードアップしているとは言え、その分を差し引いても、今回の見本盤の音は良過ぎです。ご承知のように見本盤は、マスターからスタンパーが起こされ、最初に手動でプレスされた盤のことで、きわめてマスターに近い音が再生されます。この度、ブライトクランクは、当時のマスターにおいて、実に驚くべき音で鳴っていたことが、完璧に保存されていた見本盤によって、実証されました。ブライトクランクは、単なる擬似ステではなく、フルトヴェングラーの実演を聴いたと思われるエンジニアの、その再現を試みた、きわめて真面目な仕事であると言えます。
今回の当CDの復刻においては、特に、従来盤CDに見られたデジタル的ストレスからも開放されており、最高音質と謳われた当社TKC309よりダイナミックレンジも、きわめてナチュラルな広がりを見せております。さらに、えらいこっちゃーと思ったのは、合唱がこれまでのどの盤より明瞭に分離し、演奏のディテールもより克明に聞こえるようになった点です。まさに、あなどるなかれブライトクランクです。何をもって良しとするかによって違いはありますが、このCDを「バイロイトの第九」のベスト復刻とする方も少なくないでしょう。今回も、結局は今のエンジニアの趣味の反映でしかないデジタルリマスタリングは、一切排しておりますので、揺るぎなき往年の音を最上級のクオリティで楽しんでいただけます。是非まずは御一聴の程、宜しくお願い申し上げます。
(オタケン・レコード太田憲志) |
PREISER
|
|
カルロ・ベルゴンツィ 初期録音集
ヴェルディ:
「ルイーザ・ミラー」、「トロヴァトーレ」、
「仮面舞踏会」、「運命の力」、「アイーダ」
プッチーニ:「マノン・レスコー」、「トスカ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」
マイヤベーア:「アフリカの女」
からのアリア
カルロ・ベルゴンツィ(T)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指)ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
録音:1957 年7 月
レオンカヴァッロ:「道化師」から(4 曲)
カルロ・ベルゴンツィ(T カニオ) アルフレード・シモネット(指)RAIトリノ交響楽団,合唱団
録音:1951 年6 月10 日
ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」から(2
曲)
カルロ・ベルゴンツィ(T アドルノ) フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指)RAI
ローマ交響楽団
録音:1951 年11 月21 日
フロトー:「マルタ」
マイヤベーア:「アフリカの女」
からのアリア
カルロ・ベルゴンツィ(T) マッシモ・プラデッラ(指)RAIトリノ交響楽団
録音:1960 年1 月30 日 |
若き日のベルゴンツィの美声が復活!カルロ・ベルゴンツィ
初期録音集
70'20
20 世紀後半の最大のヴェルディ・テノールと言っても過言ではないカルロ・ベルゴンツィ(1924
−)、その比較的初期の録音を集めています。メインは1957
年7 月にDECCA によって録音されたアリア集。DECCA
からCD 化されたこともありますが、廃盤になって久しいので嬉しい復刻です。その他は放送録音からのCD
化。 |
|
半世紀のジョルダーノ「アンドレア・シェニエ」の録音を集めた
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」より |
クラウディア・ムツィオ(S)
ジンカ・ミラノフ(S)
アントーニオ・コルティス(T)
ジャコモ・ラウリ・ヴォルピ(T)
アウレリアーノ・ペルティレ(T)
ベニアミーノ・ジーリ(T)
マリオ・デル・モナコ(T)
ユッシ・ビョルリンク(T)
リッカルド・ストラッチャーリ(Br)
ティッタ・ルッフォ(Br)
ティート・ゴッビ(Br)
エットレ・バスティアニーニ(Br) ほか |
名歌手の歌うジョルダーノの「アンドレア・シェニエ」
録音:1908-1960 年
ほぼ半世紀のジョルダーノの「アンドレア・シェニエ」の録音を集めています。有名歌手がズラリとならんでいるのはさすがPREISER。もっとも貴重なのは、1908
年録音のマリオ・サンマルコによるジェラールの「祖国の敵」。サンマルコは1896
年のスカラ座での初演の時のジェラールでした。 |
PRIMA VOCE
|
NI 7836/7
(2CD-Rs/特別価格)
\3000
(旧譜再紹介)
|
コンチータ・スペルビア 〜 オペラ・アリア&歌曲集
ロッシーニ:
歌劇《アルジェのイタリア女》より 運命のきまぐれに、
歌劇《セビリアの理髪師》より 今の歌声は
ファリャ編曲:7つのスペイン民謡
ビゼー:歌劇《カルメン》より(抜粋) |
コンチータ・スペルビア(メゾ・ソプラノ)
フランク・マーシャル(ピアノ)、他 |
78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行うニンバスの復刻シリーズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの歌声を聴くことができる貴重な録音。
スペインのロッシーニ・メゾ、スペルビア1930年前後の録音集。1927年−1932年の録音。
※Prima VoceはレーベルオフィシャルのCD-R仕様です。 |
NI 7835
\1800
(旧譜再紹介)
|
ユッシ・ビョルリンク 〜 ファースト・テン・イヤーズ
ヴェルディ:歌劇《イル・トロヴァトーレ》より
恐ろしい炎を
プッチーニ:歌劇《トスカ》より 妙なる調和、星は光りぬ
ボロディン:歌劇《イーゴリ公》より ウラディミールのカヴァティーナ
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》より あれかこれか、女心の歌/他 |
ユッシ・ビョルリンク(テノール)
ニルス・グレヴィリウス(指揮)、他 |
スウェーデンの大テノール、ビョルリンクが本格デビューを果たした1930年代の名唱集。1933年−1939年の録音。 |
NI 7834
\1800
(旧譜再紹介)
|
エンリコ・カルーソー・イン・アンサンブル
ヴェルディ:
歌劇《運命の力》より この厳粛な時に
歌劇《リゴレット》より 美しいお嬢さん
歌劇《アイーダ》より 運命の石が私の上で閉じられている
プッチーニ:
歌劇《ラ・ボエーム》より さようなら甘い目覚めよ
歌劇《蝶々夫人》より 広い世界を/他 |
エンリコ・カルーソー(テノール)
MET合唱団、他 |
エンリコ・カルーソーと、ジェラルディン・ファーラー、アントニオ・スコッティたちの共演集。1906年−1914年の録音。 |
PROFIL
|
PH 09021
(2CD)
\4800→¥3990
|
フレンチ・キャストによる薫り高い名盤の初CD化
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」
(1774年8 月2 日オリジナル・スコアに基づくパリ版) |
オルフェオ:ニコライ・ゲッダ(T)
エウリディーチェ:ジャニーヌ・ミショー(S)
アモール:リリアン・ベルトン(S)
パリ音楽院合唱団(合唱指揮:エリザベート・ブラスール)
ルイ・ド・フロマン(指揮)
パリ音楽院管弦楽団 |
1774 年フランス語版「オルフェオとエウリディーチェ」フレンチ・キャストによる薫り高い名盤の初CD化
録音:1957 年3 月18,20,21,22,25,26,27 日、サル・ド・ラ・ムチュアリテ(パリ)/モノラル、67'30”/38'39”
グルック(1714-1787)の代表作《オルフェオとエウリディーチェ》にはいくつかの上演版があります。ウィーン初演時の「1762
年原典版」(イタリア語)、バレエ音楽を加えたより大規模な「1774
年パリ版」(フランス語)、そしていくつかの折衷版です。このCD
は「パリ版」初演時オリジナル・スコアに基づくもの。カストラートを好まなかった当時のフランス聴衆の趣味に合わせてオルフェオ役はオートコントル(高音テノール)が歌っています。演奏は、ニコライ・ゲッダの名唱でCD
化が望まれていたもの。モダン楽器演奏にもかかわらずイネガル奏法も登場、スウィング感があり、独特の軽やかさは今日でも十分魅力的です。 |
TAHRA
|
|
「ウラニアのエロイカ」ついにTAHRAからSACD
化!!!!
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」 |
フルトヴェングラー(指)
ウィーンPO |
録音:1944 年12月19/20 日/53’07
24bit192khz 新マスタリングで「ウラニアのエロイカ」の真実の姿が、今ここに明らかになりました!演奏についてはすでに語りつくされているフルトヴェングラー壮年期の、最も劇的な「エロイカ」。
ドイツ放送アーカイヴのオリジナルアナログマスターテープコピーからピッチを修正し、新たにマスタリングし直され、hybrid
SACD で甦りました。
ムジーク・フェライン・ザールの豊かな残響がSACD
で楽しめます。
第一楽章終結の猛烈なアッチェレランド、雄弁でドラマチックで精神的な葬送行進曲、まさに英雄の進軍を思わせるスケルツォのトリオ、ぐんぐん集中していくテンポが見事な血沸き肉躍るフィナーレの特になだれ込むような迫力のコーダ。どこをとっても「エロイカ」を聴く醍醐味ここに極まれり!というような素晴らしいSACD
の登場でございます。
今後もTAHRA レーベルのフルトヴェングラーの名盤がSACD
で発売される予定です。 |
TRANSART
|
|
パウル・バドゥラ=スコダ自らが選んだ/1965-83
ベスト・コンサート・ライヴ集
1. ラヴェル:水の戯れ (1974年3月)
2. ラヴェル:ソナチネ (1970年10月)
3. ラヴェル:夜のガスパール (1974年3月)
4. ラヴェル:トッカータ(クープランの墓より)(1974
年3月)
5. ベルク:ソナタop.1 (1983 年プラハの春音楽祭ライヴ)
6. ショパン:ノクターン op.72-1 ホ短調
(1974年3月、フィラデルフィア)
7. ショパン:練習曲ハ長調op.10-1 (1974年3月、フィラデルフィア)
8. ショパン:練習曲イ短調op.10-2 (1974年3月、フィラデルフィア)
9. ショパン:練習曲変イ長調op.10-10 (1974年3月、フィラデルフィア)
10. ショパン:練習曲変ホ長調op.10-11 (1965年3月、マディソン郡)
11. ショパン:練習曲ハ短調op.10-12「ハ短調」
(1965年3月、マディソン郡)
12. ショパン:スケルツォ第3 番(1965年3月、マディソン郡) |
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ) |
ウィーンの巨匠バドゥラ=スコダ自身のセレクションによるベスト・コンサート・ライヴ録音集、典雅なテクニック、ベルク作品の熱と知性の絶妙なバランス
バドゥラ=スコダが、1965 年から1983 年に行ったコンサートの中から自身で選んだ「ベスト」の演奏会のライヴ録音集。1927
年に生まれたスコダはラヴェル(1875-1937) と同時代に生きているわけですが、ラヴェルを知ったのは1946
年、ジュネーヴのコンクールの課題曲だったといいます。結局このコンクールでスコダは成果を上げることはできませんでしたが、その後ラヴェルを大切に演奏するようになったと自身語っています。気品溢れるラヴェル独特の世界が実に巧みに再現されています。ラヴェル、マルタンと並んでスコダが最も愛する20
世紀の作曲家が、アルバン・ベルク。無調と調性の間をさまようような情熱的な半音階に満ちたベルクのソナタを熱く高貴に響かせます。ショパンのスケルツォ第3
番の最後のコーダのもっていきかたは圧巻。
ショパンの練習曲の典雅で軽やかな世界も見事。人間味溢れるテクニックに酔いしれる1
枚です。 |
UNITED ARCHIVES
|
長い間リリースのなかったユナイテッド・アーカイブス・レーベルが活動を再開致します。
赤と白のシンプルでインパクトのあるジャケット、黒いアナログ盤を模した黒いディスク、巧みなリマスタリングで貴重な音源を復活させるユナイテッド・アーカイブス・レーベルが再始動。もちろん今回もすべてお買得価格!
まずは復活リクエストの特に多かった3タイトルがリバイバル発売(旧盤はすべて廃盤となっていました)。さらに、AROIS音源のシャピュイによるバッハ・オルガン作品全集が新たにリリースされます。 |
|
フランスの宝、ミシェル・シャピュイによる名盤バッハ:オルガン作品全集、
偉大な業績が今ここに甦った!
J.S.バッハ:オルガン作品全集
[CD1]トリオ・ソナタBWV 525 - 529(録音:1967
年)
[CD2]トリオ・ソナタBWV 530 / BWV 590 -
568 - 588 - 584 - 579 - 582 - 572 - 589(録音:1967
年)
[CD3] BWV 565 - 574 - 566 - 551 - 570-
578 - 583 - 575 - 563 - 569 - 564(録音:1967
年)
[CD4]BWV 538 - 546 - 541 - 539 - 543 -
545 & 534(録音:1967, 68 年)
[CD5]BWV 542 - 537 - 536 - 544 - 549 -
550 - 533 & 531(録音:1967, 68 年)
[CD6]BWV 540 - 532 - 535 - 562 - 547 -
548(録音:1967, 68 年)
[CD7] オルガン小曲集BWV 599-644(録音:1968
年)
[CD8-9]
クラヴィーア練習曲集第3 部BWV 552, 669-689、BWV
802-805 /カノン風変奏曲BWV 769 /
クリスマスのためのコラール集
BWV 701, 700, 738, 713, 699, 724, 703,
698, 704, 722, 697, 729, 696, 732, 710
(録音:1969 年)
[CD 10-11]
ライプツィヒ・コラール集BWV 651-668a
/
コラール・パルティータ BWV 766-768 (録音:1966,
1969 年)
[CD 12]
コラール集
BWV 720, 714, 727, 690/ 691, 728, 737,
735, 736, 725, 734, 706,
730/ 731, 721, 709, 726( 録音:1969
年)
[CD 13] 協奏曲BWV 592-596 /シュープラー・コラールBWV
645-650 (録音:1970 年)
[CD 14]
様々なコラールBWV 733, 715, 711, 717,
694, 712, 718, 695, 653b, 741 /
作品集 BWV 591, 1027a, 573, 586, 587,
577/ O Lamm Gottes/
プレリュード、トリオとフーガ 変ロ長調/幻想曲
ハ短調 (録音:1970 年) |
ミシェル・シャピュイ(オルガン)
|
オリジナル盤プロデューサー:ミシェル・ベルンシュタイン/
リマスタリング:Art&Sons, パリ
[CD1, 2, 3, 7, 10, 11]Redeemer 教会( コペンハーゲン)
/アンデルセン・オルガン
[CD4, 5, 6] 聖ミヒャエル教会( オランダ) /アルプ・シュニットガーオルガン
[CD8, 9] 聖ポール教会( ウェストファリア)
/ベッケラート・オルガン
[CD12] 聖ニコラス教会( アルテンブルク) /クラップマイヤー・オルガン
[CD13, 14] 聖ベネディクト教会( デンマーク)
/アンデルセン・オルガン
録音:1966-1970 年
フランスの宝、国宝級オルガニスト、ミシェル・シャピュイによる幻のバッハ・オルガン作品全集の復刻盤の登場!
このボックスセットは、1966 〜1970 年にかけてヴァロワ(Valois
/現在はナイーブ傘下)がリリースしたもの。1999
年に一度ナイーブでも復刻リリースされましたが、その後まもなく入手不可能となり、実に10
年以上お蔵入りになっていたものです。まさにこれしかないと思わせるストップの選び方、フレージングの見事さ、ドラマチックな色彩感、目のくらむようなテクニック、そして各声部の横の動きと縦の和声の動きがくっきりとした、他では得られない名演奏。ユナイテッド・アーカイブスの丁寧な仕事ぶりが光るリマスタリングも見事です。ブックレットはBWV
順、タイトル順のインデックスもついており、使い勝手もよい充実のボックスです。
=ミシェル・シャピュイ=
1930 年フランスのドールに生まれ,11 歳にしてフランスの歴史的なオルガンを有するコレギアル教会のオルガニストに就任。17
歳で数々の賞を受賞。
パリの主要な教会のオルガニスト,ストラスブール音楽院,スコラ・カントルム,ブザンソン音楽院,パリ国立高等音楽院の教授を歴任。ヴェルサイユ宮殿礼拝堂名誉オルガニスト。
|
|
ブダペスト四重奏団のベートーヴェンSQ 全曲
コロンビア盤のデジタル・リマスタリング
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲(全曲) |
ブダペスト四重奏団
【ジョセフ・ロイスマン、
アレクサンダー・シュナイダー(Vn)、
ボリス・クロイト(Va)、
ミッシャ・シュナイダー(Vc)】 |
録音:1951 - 1952 年 *オリジナルLP:ML4576
〜 ML4587(コロンビア盤)
ブダペスト四重奏団はハンガリーで創立された弦楽四重奏団で、1917
年に第1 回演奏会を開き、以降メンバー交代もありながら50
年ほど活動を続けた名門四重奏団です。この録音当時は、第2
代目のリーダー、ロイスマンがリードしていた頃のもので、まっすぐな輝きに満ちた完璧なアンサンブルの団体として、世界的に名声を得ていました。ブダペスト四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲の録音は、1951
〜 1952 年にかけてコロンビアで録音されたものと1958
〜 1961 年にかけてソニーで録音された二種類あり、今でもソニーのものはCD
でも流通していますが、コロンビア盤はop.18
以外はCD 化されておらず、聴くすべがありませんでした。そんな貴重なコロンビア盤のCD
盤。当時の室内楽界のみならず音楽界をもリードする存在であったブダペスト弦楽四重奏団の、音よし、演奏よし、アンサンブルよし、すべてそろった全曲録音をおたのしみください。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲集は今や数多の録音がありますが、原点のひとつといえるこの名盤にたちかえってみると、また新しい発見があります。
いまから四半世紀ほど前。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集といえばブダペストSQ、という時代だった。
LPの全集自体が数えるほどしか出ていなかった頃とはいえ、どの評論本でも絶賛されて、決定盤として君臨していた。店主も親から小遣いを前借りしさらに兄貴の小遣いと合わせてこの高価な全集を買って、数ヶ月間聴き続けた。で、誰に聞かれても「ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集?アア、それならブダペストSQだね」と偉そうに言っていた。
そんなとき、もっと詳しい人にショッキングなことを言われた。
・・・「それは1958年のほう?1951年のほう?」
な、なに・・・ふたつあるのか?
「できれば1951年のほうを聴いておきたいよね」
な、なに・・・1951年のほうがいいのか・・・。
で、急いで家に帰って、もっている全集の録音年を見た。
1958−61年。ぎゃ、違うほうだ・・・。
そんな。
ここまで死ぬほど愛して聴き続けた録音が、悪いほうだとは・・・ひどい、ひどすぎる。もうブダペストSQなんか2度と聴くもんか。
ということで単純馬鹿な店主はそれ以来ブダペストSQを聴かなくなってしまった。あれ以来どこかのレーベルからひょっとしたら1951年のほうの全集が出たことがあるのかもしれない(出ていないと思う)。でも見て見ぬふりをしていた。調べようともしなかった。
しかしあれから25年。・・・そろそろその呪縛も解けてきただろう。ようやく出たのだ。ブダペストSQの1回目のベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集。
虚心坦懐、いまなら楽しめるような気がする。(昔のコメントから) |
|
|
ワルター&ニューヨーク・フィル怒涛のベートーヴェン交響曲全曲!
ベートーヴェン:交響曲全集
[CD1]
(1)交響曲第1 番 ハ長調Op.21 / 1947 年11
月29 日、カーネギーホール
(2)交響曲第2 番 ニ長調Op.36 / 1952 年3
月17 日、30th Street Studio
[CD2]
(1)交響曲第3 番 変ホ長調Op.55「英雄」/
1949 年3 月21 日、4 月16 日、5 月4 日、30th
Street Studio
(2)交響曲第5 番 ハ短調Op.67「運命」/
1950 年2 月13 日、30th Street Studio
[CD3]
(1)交響曲第4 番 変ロ長調Op.60 / 1952
年3 月24 日、30th Street Studio
(2)交響曲第7 番 イ長調Op.92 / 1951 年3
月12 日、30th Street Studio
[CD4]
(1)交響曲第6 番 ヘ長調Op.68「田園」/
1946 年1 月10 &12 日、アカデミー・オブ・ミュージック
(2)交響曲第8 番 ヘ長調Op.93 / 1949 年3
月13 日、カーネギーホール(Live broadcast)
[CD5]
交響曲第9 番「歓喜の歌Ode an die Freude」ニ短調Op.125
/ 1949 年4 月16 日&1953 年3 月7 日(終楽章)
[ボーナスCD]
(1)交響曲第3 番 変ホ長調Op.55「英雄」/
1941 年1 月20 日、リーダークランツ・ホール
(2)交響曲第5 番 ハ短調Op.67「運命」/
1941 年12 月15 日、リーダークランツ・ホール |
ブルーノ・ワルター(指)
ニューヨーク・フィル,
フィラデルフィア・オーケストラ
(CD4(1)田園のみ)
[CD5]
フランシス・イーンド(S)
マルタ・リプトン(A)
デイヴィッド・ロイド(T)
マック・ハレル(Bar)
ウェストミンスター合唱団
(John F.ウィリアムソン(合唱指揮) |
宇野氏も「円熟、円満のかぎり」と手放しで絶賛、1949
年の「英雄」、ワルター&ニューヨーク・フィル怒涛のベートーヴェン交響曲全曲!ボーナスCD
には最初期の英雄も収録。骨の髄までワルターを味わいつくす!
王道中の王道、ワルター&ニューヨーク・フィルのベートーヴェン全集。ワルターは、1930
年代からニューヨーク・フィルをしばしば指揮していたワルターが、いよいよ同オーケストラを手中におさめたのが1940
年代半ばでした。宇野功芳氏も「円熟、円満のかぎり」と手放しで絶賛している、1949
年の「英雄」をはじめ、オケを手足のように自由に操っているさまは、今聴いてもやはり圧巻です。第7番は、「彼のいわゆるデュオニュソス的な一面を披瀝した演奏」と宇野氏が評価している、爆発系の名演奏。さらに、1941
年の貴重な音源をボーナスCDとして収録しているのはファンにとっても嬉しいかぎりです。
至れり尽くせりのボックスセットとなっています。 |
|
これこそ人類の宝!!!〜The Well-tempered Musicianよく調えられた音楽家〜
ワンダ・ランドフスカ/ヨーロッパ録音集1928
−1940
[CD1]1928 − 1930 年
(1)J.S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV
988 (2)バード:ウォルシーの荒野 (3)J.S.
バッハ:イギリス組曲第3 番より「ガヴォット」
(4)ランドフスカ:オーヴェルニュのブレー第2
番 (5)ダカン:かっこう (6)J.S. バッハ:ファンタジー ハ短調
BWV 906
(7)J.S. バッハ:イギリス組曲第5 番より「パスピエ」 (8)クープラン:恋のうぐいす (9)スカルラッティ:ソナタ ニ短調L.413
録音:(1)1933 年11 月18,19,20 日 (2)−(5)1928
年4 月 (6)−(9)1930 年4 月
[CD2]1934 年
クープラン:クラヴサン曲集より (1)第8
組曲より「パッサカリア」 (2)第3 組曲より「お気に入り」
(3)第6 組曲より「収穫をする人々」「心地よい恋やつれ」「さえずり」「牧歌(ロンドー)」「おしゃべり女」「羽虫」
(4)第11組曲より「貴族とメネストランディーズ会員」「ヴィエール弾きと乞食」「熊と猿を連れたジョングルールと軽業師と大道芸人」
(5)第13 組曲より「純潔」「恥じらい」「希望」「忍耐」「媚」「年老いた伊達男と時代後れの守銭奴」「気のよいかっこう」
「無言の嫉妬」「狂乱、または絶望」
(6)第15 組曲より「子守歌、またはゆりかごの中のいとし子」「居酒屋のミュゼット」「花咲く果樹園」
(7)第18 組曲より「修道女モニク」 (8)第19
組曲より「信心男と信心女、または小屋芝居の一こま」
(9)第20 組曲より「タンブラン」,ラモー:(10)クラヴサン曲集第3
組曲より「歓喜(ロンドー)
(11)第5 組曲より「トリコテ」「メヌエット」「雌鶏」「未開人」,シャンボニエール:(12)チャコーナ ヘ長調
(13)ロンドー ヘ長調,ダカン:(14)クラヴサン組曲第1巻 第2組曲より「つばめ」,
リュリ(ダングルベール編):(15) Les
Songes Agreables d'Athis
録音:(1)(4)1934 年4 月 (2)、(5)−(15)
1934 年4 月10 日 (3)1934 年4 月10 日、6
月27 日
[CD3]1934 年のスカルラッティ/ 1935 年のヘンデル
(1)スカルラッティ:20 のソナタ≪ト長調L.232
/ト短調L.488 /ハ長調L.104 /ヘ短調L.438
/イ長調L.132 /
ヘ長調L.384 /ヘ短調L.475 /ロ短調L.263
/ニ長調L.463 /嬰へ短調L.294 /ニ長調L.208
/ホ短調L.257 /
嬰ハ短調L.256 /ホ長調L.375 /ト長調L.527
/ト短調L.338 /変ホ長調L.142/ホ長調L.23
/ヘ長調L.474 /ヘ長調L.479
(2)ヘンデル:組曲第2 番ヘ長調 (3)ヘンデル:組曲第5
番ホ長調
録音:(1)1934 年9 月10、11,12 日
(2)1935 年2 月25 日 (3)1935 年2 月25、26
日
[CD4]1935 年のヘンデル/ 1936 年のバッハ
ヘンデル:(1)組曲第7 番ト短調 (2)組曲第10
番ニ短調 (3)組曲第14番ト長調,
J.S. バッハ:(4)パルティータ第1番変ロ長調BWV825 (5)6
つの小プレリュードBWV933-938
(6)半音階的幻想曲とフーガBWV903
録音:(1)1935 年2 月1 日 (2)1935
年2 月26 & 3 月1 日 (3)1935 年3 月1 日 (4)1935
年7月9 日、1935 年10 月17 日
(5)1935 年7 月11 & 16 日 (6)1935
年7 月17 & 10 日
[CD5]1936 年のバッハ
J.S. バッハ:(1)トッカータ ニ長調BWV912 (2)フランス組曲第6番ホ長調BWV817 (3)イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
(4)小プレリュード ハ長調BWV 924 (5)小プレリュード ハ長調BWV
939 (6)プレリュード ハ短調 BWV 999
(7)小フーガ ハ短調 BWV 961 (8)イギリス組曲第2番イ短調BWV
807,
パッヘルベル:(9)第2旋法によるマニフィカト(ト短調) (10)第8
旋法によるマニフィカト(ト長調)
録音:(1)1936 年9 月28 日 (2)1936年9
月24 日 (3)1936 年9 月25 & 26 日、1935
年7 月17 日
(4)−(7)1936 年9 月25 日 (8)1936
年9 月23 & 25日 (9)(10)1936 年9 月26 日
[CD6]1937 年- 協奏曲集
(1)ヘンデル:チェンバロ協奏曲Op.4-6 変ロ長調/ウジェーヌ・ビゴー指揮 (2)ハイドン:チェンバロ協奏曲Hob.XVIII-11
ニ長調
ウジェーヌ・ビゴー指揮
(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第263番「戴冠式」K.537ニ長調(カデンツァ:ランドフスカ)
ワルター・ゲール指揮/録音:(1)1937
年4 月21 日 (2)1937 年4 月19 日 (3)1937
年3 月
[CD7]1937 年− 1938 年
(1)ヘンデル:アリアと変奏変ロ長調 (2)ハイドン:ソナタ嬰ハ短調Hob.XVI.36(第49
番)よりメヌエット
(3)ハイドン:Ballo Tedesco (Hob. GR.
IX no.22) (4)モーツァルト:幻想曲 ニ短調
K.397 (5)ラモー:組曲ホ短調
(6)J.S. バッハ:チェンバロ協奏曲第1 番ニ短調 BWV
1052
ウジェーヌ・ビゴー指揮/録音:(1)-
(3)1937 年4 月21 日 (4)1937 年3 月 (5)1938
年7 月5、6 日 (6)1938 年12 月2、5、6 日
[CD8]
スカルラッティ:20 のソナタ≪ニ長調L.206
/ロ短調L.449 /ニ長調L.213 /ハ長調L.102
/イ短調L.138 /ヘ短調L.382 /
ヘ長調L.supp L.20 /ニ短調L.422 /ト短調L.49
/ニ短調L.423 /ニ長調L.418 /ニ長調L.14
/ニ長調L.461 /
変ロ長調L.497 /ヘ長調L.228 /ヘ短調L.187
/ト長調L.103 /ハ長調L.255 /ニ長調L.56
/変ロ長調L.97/
録音:1939 年1 月9,11,12 日、1940
年3 月8,9 日 |
これがチェンバロ!?信じ難いまでの表現力が、最新リマスタリングで鮮やかに蘇った。
ワンダ・ランドフスカ (1879-1959) は、ほぼ絶滅していたチェンバロという古楽器を20
世紀に復活させた立役者にして、この楽器の女王。彼女がチェンバロで奏でるバッハを聴き、ショックを受けた有名人にはブゾーニ、トルストイ、チュルリョーニスといった鋭敏な感受性を持つ芸術家も多く、世の中への多大な影響という点で、まさにチェンバロ革命を行なったと申せましょう。彼らも聴いたほど太古に生きたランドフスカの録音は、数が多いわりにクオリティが低く、せっかくの神業がイマひとつ実感できずにきました。しかし、ユナイテッド・アーカイヴ社が入念なマスタリングを施した結果、驚くほど鮮明な音質に蘇り、トルストイが聴いた音楽を私たちも体験できることとなりました。
チェンバロという楽器は音量に乏しく、音色の変化もない欠点があったため、ランドフスカはプレイエル社に特注して、ピアノの機能を応用したモダン・チェンバロを生み出しました。これは今日古楽関係者たちから忌み嫌われていますが、典雅で艶のあるチェンバロの音が、ある時にはオルガンのように壮麗に、ある時はピアノのように表情豊かに変幻する様は、あたかも魔術のよう。また、ランドフスカならではのリズム感の良さとフレージングの斬新な切り方が、超新鮮に響きます。まさに神業と申せましょう。ランドフスカが珍しくピアノを演奏しているモーツァルトの戴冠式協奏曲も、音が格段に明快となり、繊細な表情の変化など、モシュコフスキ門下だったランドフスカの名人芸がたっぷり味わえます。 |
WEST HILL RADIO ARCHIVES
|
WHRA 6035
(2CD)
\4400→¥3990
|
リヒテル・ボストン・デビュー・ライヴ録音!
ミュンシュと共演のベートーヴェン&ブラームス!
CD1(46:36)
(1)ベートーヴェン:プロメテウスの創造物Op.43
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
CD2(51:22)
(3)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
(放送のアナウンスも収録) |
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団 |
録音:1960年11月1日ライヴ エンジニア:キット・ヒッギンソン
(オリジナル・モノラル・ハイファイ・テープから初商品化、演奏会の演目全て収録)
1958年ミュンシュ&ボストン響がソ連へ楽旅した際に、ミュンシュは初めてリヒテルに会い、演奏を聴きました。いたく感激したミュンシュは早速ボストン響に客演するよう提案し、2年後ようやく実現したのが、この演奏会です。ベートーヴェンの協奏曲は、このコンサートの翌日RCAがsession録音も行っています。
この記念碑的演奏会が、今回初めてオリジナル・テープから復刻されることになりました。以前にも出ている音源ではありましたが、音質面で多いに期待できそうです。 |
|