8/12までの紹介分
ACTE PREALABLE
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マルチン・コプチンスキ(1973-):一人の人間、いくつかの影
思い起こしたまえ、聖母よ Op.44(2007)(*)
悲しみ、涙を流し Op.38a(2005)(*)
受胎告知 Op.27a(2004)(*)
私はあなたの穿たれた両手を崇め Op.30(2004)(*)
聖母マリアの感覚は幸福である Op.40(2006)(*)
ラクリモーサ Op.1 No.1(1990)(*)
この世で最も価値ある元后 Op.48(2008)(*)
ギター室内協奏曲「3つの印象」Op.41(2006)(+)
ピアノ・ソナタ第2番 Op.19(1999)(#)
ピアノ・ソナタ第4番 Op.49(2008)(**)
ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.17(1999、2006)(++)
録音:2009年3月1日(*)、6月(+)、2010年7月8日(#)、11月25日(**)、
イノヴロツワフ音楽学校(*/+/#/**)
2006年11月14日、ビドゴシュチ音楽アカデミー、ライヴ(++) |
イングリダ・ガーポヴァー(ソプラノ(*))
クシシュトフ・メイシンゲル(ギター(+))
カロリナ・ヴルベル=クシシュトフォルスカ(ヴァイオリン(++))
マルチン・コプチンスキ(ピアノ(*/++))
バルトゥオメイ・ヴェズネル(ピアノ(+))
ラドスワフ・ソプチャク(ピアノ(#))
マルタ・オソフスカ=ウトリスコ(ピアノ(**)) |
マルチン・コプチンスキはポーランドのイノヴロツワフに生まれ、同地の音楽学校とビドゴシュチ音楽アカデミーで学んだ作曲家。現在は両母校で教えています。アルバムの前半を占める宗教的歌曲の作曲を彼は「愛の労働」であると語っています。世界初録音と表記されています。 |
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王の狩の音楽 コルノ・ダ・カッチャのための音楽
ジャン・ジョゼフ・ムーレ(1682-1738):サンフォニー組曲第1番
から ガヴォット
ルイージ・ケルビーニ(1760-1842):ソナタ第1番
ヘンリー・パーセル(1659-1695):トランペット・チューン
ジャン・ジョゼフ・ムーレ:サンフォニー組曲第1番
から メヌエット,アレグロ
ウェーバー(1786-1826):オペラ「魔弾の射手」から
狩人の合唱
ヘンデル(1685-1759):水上の音楽 から
序曲,アラ・ホーンパイプ
カリヨン(+)
テレマン(1681-1767):トランペット協奏曲ニ長調
ハイドン(1732-1809):ホルン協奏曲ニ長調
から 第1楽章(*)
録音:2010年10-11月、シェルクフ(ポーランド)近郊、聖ロザリー教会(*以外)
2004年、ワルシャワ、聖アンナ教会(*) |
ヤツェク・スモチンスキ(コルノ・ダ・カッチャ)
クアルテット・ダ・カッチャ(弦楽四重奏(*以外))
アンナ・カチマレク(第1ヴァイオリン)
ヘレナ・マトゥシェフスカ(第2ヴァイオリン)
ユリア・ハナシュ(ヴィオラ)
ツェツィリア・スタネツカ(チェロ)
ヤン・ボクシュチャニン(オルガン(*)) |
コルノ・ダ・カッチャ(狩猟ホルン)は現在のホルン(フレンチホルン)の原型となった金管楽器。ヤツェク・スモチンスキはポーランドの狩猟学校と音楽学校で学んだ狩猟家にして狩猟ホルン奏者というユニークかつ、ある意味徹底した人物。 |
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ユリウシュ・ウーチュク(1927-):オラトリオ「泉のほとりの歌」(1996)
録音:1996年8月17日、ロックム(ドイツ)、修道院教会、ライヴ |
ボジェナ・ハラシモヴィチ=ハース(ソプラノ)
ヤツェク・ラシュチコフスキ(テノール)
ヤヌシュ・ボロヴィチ(バリトン)
クラクフ・ポーランド放送合唱団
クラクフ・ポーランド放送室内管弦楽団
ジョゼ・マリア・フロレンシオ(指揮) |
様々な宗教的背景を持つ14人の作家の作品からテキストを採ったドイツ語歌唱のオラトリオ。世界初録音と表記されています。 |
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コシェフスキ、シェリゴフスキ、パヌフニク:ピアノ三重奏曲集
アンジェイ・コシェフスキ(1922-):ピアノ三重奏曲(1950)
タデウシュ・シェリゴフスキ(1899-1963):ピアノ三重奏曲(1956)
アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):ピアノ三重奏曲(1936)
録音:2009年10月25-28日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1 |
ポズナン・ピアノ三重奏団
ラウラ・ソボレフスカ(ピアノ)
アンナ・ジューコフスカ(ヴァイオリン)
ダグニ・チャルネツカ(チェロ) |
世界初録音と表記されています。 |
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リスト(1811-1886):
「巡礼の年・第3年」から エステ荘の噴水
「詩的で宗教的な調べ」から 孤独の中の神の祝福,葬送、1848年10月
ラヴェル(1875-1937):鏡/水の戯れ
録音:2010年12月28-30日、クラクフ(ポーランド)、
ヴワディスワフ・ジェレンスキ国立中等音楽学校コンサートホール |
パブロ・ミロ(ピアノ) |
パブロ・ミロは1981年ドイツのカールスルーエに生まれた、スペイン、チリ、フランス、ドイツの血を引くピアニスト。カールスルーエ音楽アカデミーで学んだ後パリでドミニク・メルレに師事。2009年よりポーランドのクラクフの初等・中等音楽学校で教職に就いています。 |
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ポーランドのポズナンで活躍する作曲家たちのフルートのための新作集
バルバラ・カシュバ(1983-):Geysir
マリア・チフィクリンスカ:ポーランド民謡による2つのフルートのための変奏曲(*)
アルトゥル・クロシェル:トラヴァース・モデュレーション(*)
ヤヌシュ・スタルミェルスキ(1959-):三人の羊飼い(*/+)
録音:2011年2月15-16日、ポズナン(ポーランド)、アウラ・ノヴァ |
エヴァ・ムラフスカ(フルート)
アウスヒルドゥル・ハラルズドウッティル(フルート(*))
グルー・サンヴィーク(フルート(+)) |
世界初録音と表記されています。 |
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ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):ヴァイオリンとピアノのための作品全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.13
ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ長調 Op.37(1911)
ロマンス Op.20(1919)
アウグスト・ヴィルヘルミ編曲:メロディ(Op.1
No.1;1888/1889)
アルフレート・カイザー編曲:オバド(Op.8
No.3;1891)
録音:2011年2月25-26日、3月5日、カトヴィツェ国立音楽学校 |
イレナ・カリノフスカ=グロフス(ヴァイオリン)
バルバラ・パクラ(ピアノ) |
ストヨフスキはクラクフでパデレフスキらに、パリ音楽院でドリーブ、デュボワらに師事したポーランドの作曲家・ピアニストで、1905年にニューヨークに移住、以後この都市を拠点に合衆国で活躍しました。近年再評価の動きが著しく、ヴァイオリン協奏曲を収めたCD(AP
0221)は当レーベルのベストセラーの一つとなっています。世界初録音と表記されています。 |
AFINAUDIO
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ポルトガルの吹奏楽系レーベル、AFINAUDIOの扱いを開始いたします。
今回はポルトガルの「テューバの怪人」セルジオ・カロリー。
第2回以降は新しい順にある程度のタイトル数をまとめてご案内する予定です。 |
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スティール・アライヴ! セルジオ・カロリーノ
ジョルジェ・サルゲイロ:テューバとブラスバンドのための協奏曲(※)
[cONCERTO fOR tUBA & Brass Band]Op.136(2006)
〔dEAPTHS / bEATHING / cADENZA / fANTASY
/ fIREWORKS〕
セルジオ・カロリーノ(テューバ(*))
スイス・ナショナル・ユース・ブラスバンド
ロバート・チャイルズ(指揮)
録音:2006年7月、インターラーケン(スイス)、ユングフラウ音楽祭、ライヴ
ジム・セルフ:Duh-Suite(2つのテューバとドラムスのための;1998)
〔Duh Intro / Duh Blooze / Duh Yaz
/ Duh Ko Da〕
セルジオ・カロリーノ、アンネイェレ・フィッサー(テューバ(*))
レオナルト・シュミディンガー(ドラムス)
録音:アルトミュンスター(オーストリア)、
ロー・ブラス・マスタークラス・2006、ガラ・コンサート
ティエリー・カンス:
Mr. M.C.(テューバ、シンフォニック・ブラス・アンサンブルと
打楽器のための協奏曲;1990)
セルジオ・カロリーノ(テューバ(*))
ポルトガル・ユース・シンフォニック・ブラス・アンサンブル
ジョアン・パウロ・フェルナンデス(指揮)
録音:2004年11月、コインブラ(ポルトガル)、ジル・ヴィセンテ劇場、ライヴ
ジェリー・グラント:Time Cycles(テューバとM.I.D.I.(CD伴奏)のための;1998)
セルジオ・カロリーノ(テューバ)
録音:2005年、ポルト(ポルトガル)、聖ベント・ダ・ヴィクトリア修道院
マイケル・デイヴィス:
Eagles Landing(ユーフォニウム、テューバとCD伴奏のための;1998)
トーマス・リューディ(ユーフォニウム)
セルジオ・カロリーノ(テューバ(+))
録音:2005年2月、ポルト(ポルトガル)、ライヴ
マイルス・デイヴィス/エスタルダリャソ・ブラス・バンド編曲):
All Blues(スーザフォン、トランペットとトロンボーンのための)
セルジオ・カロリーノ(スーザフォン(#))
ジョアン・モレイラ(トランペット)
ルイス・クニャ(トロンボーン) 他
録音:2006年4月、ヴァラド・ドス・フラデス・ジャズ・フェスティヴァル(ポルトガル)、ライヴ
セルジオ・カロリーノ(1973-):DidjiriTUBAzz...
(テューバ独奏のための;2004)
セルジオ・カロリーノ(テューバ) |
ポルトガルの「テューバの怪人」セルジオ・カロリーノのソロ・アンソロジー。まさに超絶技巧のフルコースです。(※)はセルジオ・カロリーノの委嘱による彼への献呈作品。使用楽器:Yamaha
822 Custom F tuba rawbrass(*) Yamaha 826
"York" rawbrass 6/4 CC tuba(+) King
BBb(#) |
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ア・ポルトゲザ
テルモ・マルケス:Guide to the glory(テューバと吹奏楽のための;2009)(*)
ジョルジェ・サルゲイロ:
テューバ協奏曲[cONCERTO fOR tUBA]Op.139(2006)
〔dEAPTHS / bEATHING / cADENZA / fANTASY
/ fIREWORKS〕(*)
サクソフォン・クアルテット協奏曲 Op.160(2009)(#)
ルイス・カルドゾ:
テナーサクソフォン、テューバと吹奏楽のための二重コンチェルティーノ
Op.22(2008)(+/*)
パソ・ケブラド[Paso quebrado](パソ・ドブレ)
ルイス・カルヴァリョ:幻想的変奏曲(吹奏楽のための;2006-2009)
アルフレド・ケイル:ア・ポルトゲザ[A Portuguesa](ポルトガル国歌;1890) |
セルジオ・カロリーノ(テューバ(*))
マリオ・マルケス(テナーサクソフォン(+))
ポルト・サクソフォン・クアルテット(#)
ポルトガル交響吹奏楽団
フランシスコ・フェレイラ(指揮) |
録音:2009年8月、ポルト(ポルトガル)、音楽館、スッジア・ホール |
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どこまで低く行けるかい? ポルトガル・テューバ・アンサンブル
ホルスト(1874-1934):火星(組曲「惑星」より)(**)
ロドリーゴ(1901-1999)/ハッリ・リドスレ編曲:
アダージョ(アランフエス協奏曲 より)(*)
トシュテイン・オーゴー=ニルセン(1964-):Treplusstre[Three
plus three]
マーティン・エレビー(1957-):Epitaph
VI, Phoenix rising
ロランド・セントパーリ(1977-):Earth
voices(+)
ヤーノシュ・マズラ(1970-): くじゃく[Peacock](++)
レタス/ジョン・ハンセン編曲:Relax - Mr.Yancey
- Salute(#)
ジャック・ボロネージ(1947-):Maria Alm(#) |
ポルトガル・テューバ・アンサンブル
セルジオ・カロリーノ(テューバ、スーザフォン(#)、指揮(**,++以外))
アヴェリノ・ラモス(指揮(**))
ホセ・ラメウ・シルヴァ(指揮(++))
[ゲスト]
ハッリ・リドスレ(テューバ(*))
ロランド・セントパーリ(テューバ(+))
ロジャー・ボボ(ナレーション(+))
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セルジオ・カロリーノが創設したポルトガル・テューバ・アンサンブル(ユーフォニウム、テューバと打楽器)のデビューCD。レタスはニューヨークのファンク・バンド。ジャック・ボロネージはフランスのアコーディオン奏者。
録音:2009年8、9月、ポルト(ポルトガル)、エレナ・サ・エ・コスタ劇場 |
ARS PRODUKTION
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ARS 38096
(SACD Hybrid)
\2400
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室内楽珍曲集 Vol.3
パガニーニ(1782-1840):ヴァイオリンとチェロのための3つの協奏的二重奏曲
第1番変ホ長調/第2番ト短調/第3番イ長調
ハインリヒ・アントン・ホフマン(1770-1842):
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲ホ長調
Op.10
フリードリヒ・ヘルマン(1828-1907):
ヴァイオリンとチェロのための華麗な大ぬ重奏曲ト短調
Op.12 |
ヤンサ・デュオ
クリスティーネ・ロクス(ヴァイオリン) クラウス=ディーター・ブラント(チェロ) |
ハインリヒ・アントン・ホフマンはマインツに生まれ、フランクフルト市立劇場の音楽監督を務めたドイツの作曲家・ヴァイオリニスト・指揮者。ヴァイオリンを含む編成のための楽曲や歌曲等の作品を残しました。フリードリヒ・ヘルマンはメンデルスゾーン門下のドイツの作曲家・ヴァイオリニスト。ライプツィヒ音楽院のヴァイオリン科教授を務め、またペータース版における多くのヴァイオリン曲の校訂を行いました。録音:2010年9月 |
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プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.7
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための協奏交響曲ヘ長調
Ben115 No.2(1802)(*)(※)
交響曲ハ長調 Ben151(1800)(※)
交響曲イ短調 Ben155(1803) |
コルネリア・レッシャー(ヴァイオリン(*))
ウィリアム・ヨン(ピアノ(*))
カメラーラ・プロ・ムジカ
パウル・ヴァイゴルト(指揮) |
録音:2008年1月4日 好評のシリーズ最新作。(※)世界初録音と表記されています。
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ARTESMON
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シモナ・シャトゥロヴァー グローリア
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「ヨシュア」から
Oh, had I Jubal's lyre
J・S・バッハ(1685-1750):
カンタータ第151番 BWV151 から Susser
Trost, mein Jesus kommt
クリスマス・オラトリオ BWV248 から Flosst,
mein Heiland
カンタータ第208番 BWV208 から Schafe
konnen sicher weiden
ヘンデル:
オラトリオ「メサイア」から Pifa(器楽)
/ Rejoice
オラトリオ「サムソン」から Let the bright
Seraphim
「Gloria in Excelsis Deo」(偽作)から
Gloria
ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729):パストラーレ
イ長調(器楽)
モーツァルト(1756-1791):主日の晩課ハ長調
K.321 から Laudate Dominum
ズビニェク・マチェユー(1958-):Ad Te
タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665):子守歌による宗教的カンツォネッタ
ズビニェク・マチェユー:Ad Te Domine |
シモナ・シャトゥロヴァー(ソプラノ)
コレギウム・マリアヌム
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ブラチスラヴァ(スロヴァキア)生まれのソプラノ、シモナ・シャトゥロヴァー。これまでの録音にはハイドンのアリア集(Orfeoレーベル)、ハイドンのミサ(Hansslerレーベル、ヘルムート・リリング指揮)マーラーの交響曲第2番(Ondineレーベル、クリストフ・エッシェンバッハ指揮)等があります。コレギウム・マリアヌムは17世紀音楽の演奏のため1997年にプラハで創設されたピリオド楽器アンサンブル。録音:2010年8月10-12日、プラハ、鎖の聖母教会 |
BASSUS EDICIONES
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BED 001
\2700
【未案内旧譜】
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スペイン・ロマン派のクラリネット音楽 Vol.2
クラリネットとピアノのための19世紀の作品集
エミリオ・アリエタ(1821-1894):アリア(1859)
フランシシコ・アセンホ・バルビエリ(1823-1894):4つの小品(1863)
パスクアル・ラマヨン(?-?):悲歌 Op.18(A管クラリネットのための;1864)
カミロ・マホン(1797-?):アダージョ(1823)
ホアキン・バルベルデ(1846-1910):クラリネット独奏曲(1874)
ミゲル・ウィルツ(?-?):クラリネット練習曲(1808頃)
アントニオ・ロメロ(1815-1886):8つの練習曲(1845)
エンリケ・カルビスト(?-1897):15の練習曲(1880) |
ペドロ・ルビオ(クラリネット)
アナ・ベナビデス(ピアノ) |
録音:2008年8月1-3日、ジャフレ・デ・テ(スペイン、ジロナ県)、
アナクルジ・スタジオ・ラウディトリウム Vol.1は
ANACRUSIレーベルから発売されております。(前項でご案内。) |
BLUTHNER
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1853年ドイツのライプツィヒで創業したヨーロッパを代表するピアノ・メーカーの一つ、ブリュートナー社が自主制作するCDの扱いを開始いたします。
ブリュートナー・ピアノ。
「ブリュートナーは、真にピアノで語ることが出来、最も美しい声で歌うことの出来る楽器である。」・・・かって、ウイルへルム・フルトヴェングラーはこう語った。
スタインウェイやベヒシュタインと同じく1835年に創立された歴史あるピアノ・メーカー、ブリュートナー・ピアノ。同じドイツということで西のベヒシュタイン、東のブリュートナーといわれることもある。多くの王族、貴族が愛用し、アインシュタインは彼のヴァイオリン演奏の伴奏楽器としてブリュートナーを選んだ。ショスタコーヴィチ、オルフ、エック、ワーグナー、レーガーもまたブリューナーを愛したという。
人々がブリュートナーを愛好するのはそのふくよかで暖かみのある音による。・・・実はそのふくよかな音は、特別な仕掛けのせいである。それはブリュートナーだけが採用している「アリコート・システム」と呼ばれる機構。ピアノは通常1音に対して3本の弦を張るが、このメーカーは中音から上の音にかけて、3本弦の横にもう1本同音の弦を張り、その弦をハンマーでは叩かず共鳴させるためだけに用いた。こうすることで音色は深みと奥行きをもつことになったわけである。
その反面高価であること、維持・調弦が大変であることはご想像のとおり。だから本当に裕福で音楽を愛する人のみがブリュートナーを持つことができるといわれるのである。
そんな名器ブリュートナーだが、残念ながらこのピアノを用いたCDの数は多くない。LINNでピツァロが数枚、あとはCambria
Master Recordings とHANSSLER などから少し出しているくらい。
この「BLUTHNER」が企画するレーベル、アリアCDでもかつて一度だけ単発でご紹介しましたが、これからは比較的安定して入って来そうです。 |
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アレクサンダー・パレイ ブレイズ・ブリュートナー
リスト(1811-1886):即興的ワルツ
メンデルスゾーン(1809-1847)/ラフマニノフ(1873-1943)編曲:
「真夏の夜の夢」より スケルツォ
リムスキー=コルサコフ(1844-1908)/ラフマニノフ編曲:クマバチの飛行
チャイコフスキー(1840-1893)/ラフマニノフ編曲:子守歌
J・S・バッハ(1685-1750)/ラフマニノフ編曲:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調
BWV1006 より
前奏曲,ガヴォット,ジグ
カール・チェルニー(1791-1857):トッカータ
ハ長調
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調/ローレライ
モーツァルト(1756-1791)/ショパン(1810-1849)/アレクサンダー・パレイ編曲:
変奏曲ロ長調「La sie darem」
録音:1998年9月25日、ライプツィヒ、ブリュートナー社
使用楽器:記載なし |
アレクサンダー・パレイ(ピアノ) |
アレクサンダー・パレイは1956年現モルドヴァ(当時は旧ソヴィエト・モルダヴィア)の首都キシナウに生まれ、16歳でモルダヴィア国内コンクール優勝、モスクワ音楽院でベラ・ダヴィドヴィチとヴェーラ・ゴルノスターエワに師事したピアニスト。1988年に合衆国に移住、1998年にはカーネギー・ホールでのデビュー・コンサートを高く評価されました。Naxos、Marco
Poloレーベル等に多くの録音があります。外装・本体の規格番号表示は「CD
19991 A」となっております。 |
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マリア・イワノワ オン・ブリュートナー
リスト(1811-1886):ダンテ=ソナタ(ダンテの読後に)
ベートーヴェン(1770-1828):ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調
Op.7
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」
録音:ライプツィヒ、ブリュートナー社 時期記載なし
使用楽器:Bluthner Konzertflugel Modell 1
(280cm) |
マリア・イヴァノワ(ピアノ) |
マリア・イワノワは1971年モスクワに生まれ、セルゲイ・ドレンスキー(モスクワ音楽院)、ハンス・レイグラーフ(ザルツブルク・モーツァルテウム)、エヴェリンデ・トレンクナー(リューベック音楽大学)に師事したピアニスト。外装・本体の規格番号表示は「CD
2003 MI 101」となっております。 |
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フロリアン・クルンペック オン・ブリュートナー
シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調 D.960
ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664
録音:2005年、ウィーン、スタジオ・トーナル
使用楽器:Bluthner Konzertflugel Modell 1
(280cm) |
フロリアン・クルンペック(ピアノ) |
フロリアン・クルンペックは1978年ウィーンに生まれのピアニスト。14歳でルドルフ・ブーフビンダーのマスタークラス受講を許され、さらにゲルハルト・オピッツ、エリーザベト・レオンスカヤにも師事。17歳の時、チューリヒのトンハレでウラディーミル・フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団と共演しコンサート・デビュー。その後は世界的に活躍しています。またダニエル・バレンボイムの助言により指揮活動も開始するとたちまち才能を発揮、2011/2012年シーズンよりロストック北ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団およびロストック国民劇場の音楽監督に就任しました。 |
BLT-AP 10011
(2CD)
\2400
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アレクサンダー・パレイ オン・ブリュートナー
ショパン(1810-1849):
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調
Op.38
バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ヘ短調
Op.52
スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/スケルツォ変ロ短調
Op.31
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/スケルツォ第4番ホ長調
Op.54
録音:2005年、ライプツィヒ、ブリュートナー社
使用楽器:Bluthner Konzertflugel Modell 1
(280cm) |
アレクサンダー・パレイ(ピアノ) |
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ティムール・セルゲーニア オン・ブリュトナー
J・S・バッハ(1685-1750):幻想曲とフーガ
イ短調 BWV944
シューベルト(1797-1828)/リスト(1811-1886)編曲:
住みか/魔王/さすらい人/水の上で歌う
スクリャービン(1872-1915):夜想曲嬰へ短調
Op.5 No.1
チャイコフスキー(1840-1893):18の小品
Op.72 から 瞑想(No.5)
ラフマニノフ(1873-1943):6つの楽興の時
Op.16
録音:2005年、ライプツィヒ、ブリュートナー社
使用楽器:Bluthner Konzertflugel Modell 1
(280cm) |
ティムール・セルゲーニア(ピアノ) |
ティムール・セルゲーニアは1969年ベラルーシの首都ミンスクに生まれたピアニスト。3歳でミンスク国立音楽院の英才児童学校に入学、4歳で自作を弾いてコンサート・デビュー、7歳で協奏曲デビューという神童ぶりを発揮。ミンスク音楽院に進んだ後、モスクワ音楽院でナウム・シュタルクマンに師事。コンスタンチン・イグムーノフのマスタークラスに参加した最後の一人となりました。1999年にドイツに移住、2005年よりベルギーのゲント音楽院客員教授を務め、2008年にはベルギーでオーケストラ「Timur
and His Team」を創設して指揮者兼ソリストに就任しています。 |
BORGATO
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イタリアの新興ピアノ・メーカー、ボルガートの自主制作レーベル。 |
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「ドッピオ・ボルガート」によるペダルピアノのための音楽
ベートーヴェン(1770-1827):
音楽時計のための5つの小品 WoO 33 から
アダージョ
シューマン(1810-1856):
ペダルピアノのための6つの練習曲 Op.56
ペダルピアノのための4つのスケッチ Op.58
フランク(1822-1890):前奏曲、フーガと変奏曲
Op.18
J・S・バッハ(1685-1750):
私はあなたを呼ぶ、主イエス・キリストよ
BWV639
今こそ来たれ、異教徒の救い主よ BWV659
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582 |
ミルコ・ブルゾン(ペダルピアノ「ドッピオ・ボルガート」) |
イタリアの新興ピアノ・メーカー、ボルガートが現代に復活させたペダルピアノ「ドッピオ・ボルガート」(英語でダブル・ボルガート)を使用した録音。ペダルピアノとはパイプオルガンの足鍵盤と同じ配列の足鍵盤を持つピアノで、通常のピアノの下に足鍵盤で鳴らされるもう一台のピアノが置かれたような形をしています。パイプオルガンの練習用として作られたペダルチェンバロ(ペダルハープシコード)から発展したもので、バッハ(ペダルクラヴィコード)、モーツァルト(ペダルフォルテピアノ)もこのタイプの楽器を所有したことがあります。19世紀に入ってからもメンデルスゾーン、シューマン、アルカン、フランクらが興味を示しいくつかの作品を書きましたが、珍しい楽器の域を出ないまま終わってしまいました。
イタリアのピアノ製作家ルイジ・ボルガート(1963年生まれ)はペダルピアノに魅力を覚え、ボルガートの最高級コンサートグランドピアノ「BORGATO
L282」(単体価格:171,800ユーロ、約2,000万円)に37の足鍵盤で演奏する第2のピアノを加えた「DOPPIO
BORGATO」(合計価格:260,750ユーロ、約3,000万円)を完成、秘められたレパートリーの演奏を可能にしました。
ミルコ・ブルゾンはパドゥア音楽院でピアノをフランコ・アンジェレーリ(エンリコ・ガッティのパートナーを務めたこともあるピアニスト)に、オルガンをフランチェスコ・フィノッティとジャン・ギューに師事し1992年に卒業。2000年よりボルガートの契約ピアニストとして活動しています。当録音のための調律はルイジ・ボルガート自身が行っており、これはまさに「純正ボルガート」のアルバムと申せましょう。録音:2010年7月、モンティチェロ・ディ・ロニーゴ(イタリア、ヴェネト州ヴィチェンツァ県)、
聖アポッリナーレ教会
ボルガートのウェブサイト 参考動画(YouTube) |
BORGATO
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L 07112007
【未案内旧譜】
\2300→¥2090
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使用ピアノは最高級コンサートグランドピアノ「BORGATO
L282」約2,000万円なり
ローマ法王ベネディクト16世に捧げる
J・S・バッハ(1685-1750):主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ
BWV147 より)
モーツァルト(1756-1791):
幻想曲ニ短調 K.397/幻想曲ハ短調 K.475
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 BWV457
グラスハーモニカのためのアダージョ
ハ長調 K.356
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27
No.2
シューマン(1810-1856):
子供の情景 Op.15 から 見知らぬ国と人々について/トロイメライ
シューベルト(1797-1828):
即興曲変ホ長調 Op.90 No.2/即興曲変ト長調
Op.90 No.3
シューベルト/リスト(1811-1886)編曲:アヴェ・マリア |
ロベルト・プロッセダ(ピアノ) |
ピアノ音楽を愛し自分でも弾くというローマ法王ベネディクト16世(本名ヨゼフ・ラッツィンガー)に捧げられたアルバム。法王お気に入りの作曲家が取り上げられています。当録音に使用されたピアノはイタリアの新興ピアノ・メーカー、ボルガートの最高級コンサートグランドピアノ「BORGATO
L282」(価格:171,800ユーロ、約2,000万円)。調律は社長兼製作家のルイージ・ボルガート自身。ロベルト・プロッセダ(1975年生まれ)はDECCAレーベルへの録音でおなじみのイタリアのピアニスト。録音:2007年9月3-4日、モンティチェロ・ディ・ロニーゴ(イタリア、ヴェネト州ヴィチェンツァ県)、聖アポッリナーレ教会 |
CORNETTO
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ザムエル・カプリコルヌス(1628-1665):食卓と娯楽の音楽
ソナタ第1番(3声)/キューピッド/
ソナタ第2番(4声)/Per belli potatores
ソナタ第3番(3声)/Castiri pom/
ソナタ第4番(3声)/バルトロメウス
ソナタ第5番(3声)/O quanti labores/
あなたの親しみをこめた眼差し
ソナタ第6番(3声)/美しいヴィーナス |
イ・カプリコルニ
マリアンネ・ロネツ(ヴァイオリン)
ドロテア・ヤッペ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ミヒャエル・ヤッペ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エルンスト・クビチェク(オルガン)
カントバレーノ=クアルテット
シルヴィア・マティーレ=エッゲンベルガー(ソプラノ)
エレーナ・ビュルクリ(アルト)
ミヒャエル・アイゼル(テノール)
エルヴィン・ノルト=シュトレーベル(バス)
ミヒャエル・ヤッペ(チェロ)
ジャン=マリー・トリコトー(オルガン) |
ザムエル・カプリコルヌスはボヘミア出身の作曲家。プレスブルク(現ブラチスラヴァ)教会音楽監督、シュトゥットガルトのヴュルテンベルク宮廷楽長を務めました。 |
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コンラート・パウマンとその時代 ゴシック期のオルガン音楽
1380-1511
コンラート・パウマン(1410-1473):
Redeuntes/無題曲/Ich beger nit mer/
Bekenne myn klag/Jeloymors
ヘルマン・エルデラウアー(1430年頃):3つの無題曲
ゼバスティアン・フィルドゥング(1465-1515頃):
O heilige unbefleckte zart innige Jungfrau
Maria
作曲者不詳の作品(35曲) |
ライムント・シェーヒャー(オルガン) |
コンラート・パウマンは生来盲目にして生地ニュンベルクの聖ゼーバルト教会、ミュンヘン公アルブレヒト3世宮廷のオルガニストを務めた人物。残された作品は数曲にとどまりますが、当アルバムでは数々の原典から同時代のドイツのオルガン作品が集められています。ブックレットによれば1500年頃に新しいオルガン音楽の様式が生まれたとされており、それ以前がゴシックとして括られているものと思われます。インレイカードの一部(前背表紙にあたる部分)に「COR
10014」とミスプリントされている可能性があります。ご注意ください。録音:2010年6月8日、オーストハイゼン(オランダ)、大教会 使用楽器:15世紀初頭(推定)、不詳作者製 |
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シューバルト、シュトライヒャー:ピアノ作品集
クリスティアン・フリードリヒ・ダニエル・シューバルト(1739-1791):(*)
チェンバロまたはピアノのための13の変奏曲(1788)
ソナタ第2番ハ長調(1781)/ロンド ハ長調
コラール「イエス、私の確信」(1791)
ヨハン・アンドレアス・シュトライヒャー(1761-1833):(+)
イギリスの歌「リッチモンド・ヒルの娘」による
チェンバロまたはピアノのための8つの変奏曲(1796)
ロンドまたは奇想曲(1796) |
クリストフ・エーム=キューンレ(ピアノ) |
シューバルトはドイツの詩人・ジャーナリストで作曲家・鍵盤楽器奏者でもあった人物。シュトライヒャーはモーツァルト一家と親交を結び、ヴォルフガング・アマデウスの息子フランツ・クサヴァーを住み込みの弟子にとっていた作曲家・鍵盤楽器奏者。録音:2009年(+)、2010年(*)、ヘレンベルク(ドイツ) |
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バルト海沿岸諸国に関わりのある作曲家たちのピアノ四重奏曲
ヴァルター・フライマン(1886-1945):ピアノ四重奏曲ト短調(1916)
イヴァン・クノール(1853-1916):ピアノ四重奏曲変ホ長調
Op.3
クールラント公グスタフ(1780-1821):ピアノ四重奏曲
ヨハン・フリードリヒ・デ・ラ・トローベ(1769-1845):
ディヴェルティメント第2番ト長調 |
マリンコニア・アンサンブル
ラミン・トルンペルマン(ヴァイオリン)
マルクス・エルテル(ヴィオラ)
ヘルムート・ショインヒェン(チェロ)
ギュンター・シュミット(ピアノ) |
バルト海沿岸諸国に関わりのある作曲家たちを多く取り上げているマリンコニア。チェロ&ピアノ(COR
20006)、ピアノ三重奏(COR 20010)に続いてピアノ四重奏編成での登場です。ヴァルター・フライマンは現ラトヴィアのリガ、イヴァン・クノールはメーヴェ(現ポーランドのグニェフ)生まれ。グスタフはラトヴィア西部に存在したドイツ人国家クールラント公国の君主。ヨハン・フリードリヒ・デ・ラ・トローベは英国に生まれリヴォニア
(現在のラトヴィアの東北部からエストニアの南部)で活躍しました。 |
HENRYK WIENIAWSKI MUSICAL SOCIETY
(ヘンリク・ヴィエニャフスキ音楽協会)
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バルテク・ニジョウ・プレイズ・ヴィエニャフスキ
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
ポーゼンの思い出 Op.3(*)/華麗なポロネーズ
ニ長調 Op.4(*)
モスクワの思い出 Op.6(*)/創作主題による変奏曲
Op.15(*)
エチュード=カプリス(第2ヴァイオリンを伴う)Op.18(+)
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22(#) |
バルテク・ニジョウ(ヴァイオリン)
ダニエル・スタブラヴァ(ヴァイオリン(+))
アンジェイ・タタルスキ(ピアノ(*))
シンフォニア・ヴァルソヴィア(#)
グジェゴシュ・ノヴァク(指揮(#)) |
CD ACCORDレーベルとの共同制作。第10回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(1991年)優勝者、ポーランドのバルトゥオメイ・ニジョウ(1974年生まれ)。近年はニックネームのバルテクを名乗って活動しているようです。録音:2001年3月、ワルシャワ国立フィルハーモニー・ホール(+) 1996年6月(#)、2001年6月(*)、ワルシャワ、ポーランド放送、ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(*/#) 発売:2005年 前出:CD
ACCORD, ACD 024(#), ACD 106(*/+) |
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ヴィエニャフスキ クラシック・ジャズ・クアルテット
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
ポーゼンの思い出(+)/エチュード ホ長調
Op.18(*)
エチュード イ短調 Op.18(*)/協奏曲ニ短調
Op.22 から ロマンス(+)
クヤヴィアク イ短調 Op.3(#)/伝説 Op.17(#)/夢想
嬰ヘ短調(+)
華麗なポロネーズ ニ長調(+)/協奏曲嬰ヘ短調
から 祈り(*)
ヘンリク・ヴィエニャフスキ&ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):
ソナタのアレグロ Op.2(#)
編曲:ピオトル・カウジニ(*)/ヴォイチェフ・オルシェフスキ(+)
ボフダン・ヤルモウォヴィチ(#) |
クラシック・ジャズ・クアルテット
リディア・シェチコフスカ(フルート、アルトフルート)
ピオトル・カウジニ(ピアノ)
ズビグニェフ・ヴロンベル(ベース、ベース・ギター)
クシシュトフ・プシビオヴィチ(ドラムス)
スペシャル・ゲスト:マチェイ・ストシェルチク(エレクトリック・ヴァイオリン) |
録音:2006年6月13日、スープスク(ポーランド)、
ポーランド・フィルハーモニー・シンフォニア・バルティカ |
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ノット・オンリー・モーツァルト
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):室内管弦楽のための組曲ト長調
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調
K211(*)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調
K.218(+) |
杉村香奈(ヴァイオリン(*))
アガタ・シムチェフスカ(ヴァイオリン(+))
ポーランド放送管弦楽団アマデウス
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮) |
※外装に規格番号表記がございません。 |
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イザイ(1858-1931):6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
Op.27 |
バルテク・ニジョウ(ヴァイオリン) |
録音:2008年8月、ポズナン(ポーランド)、アダム・ミツキェヴィチ大学ホール |
REINER WALDECK
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新リュート曲集
ヨハン・ゴットフリート・コンラディ(18世紀):
新リュート曲集(1724)から 組曲ニ短調/組曲ハ長調
ヨハン・テオドール・ヘロルト(1660頃-1720):
ハルモニア・クアドリパルティータ(1703)から
パルティータ第2番ト短調
ヨハン・ゴットフリート・コンラディ:新リュート曲集
から 組曲イ長調 |
ライナー・ヴァルデック(リュート) |
録音される機会が多いとは言えないドイツ後期バロックの二人の作曲家を取り上げたリュート・ファン向けのアルバム。ギターからリュートに転向し、佐藤豊彦、ホプキンソン・スミス、アントニー・ベイルズの指導を受けたライナー・ヴァルデック(1950年生まれ)の自主制作盤です。
※本体、外装ともに規格番号表示がございませんが、「WALDECK
2008」として管理いたします。ご了承ください。録音:2007年9月、場所の記載なし
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SEDEM
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18世紀後半スペイン音楽において最も注目すべき作曲家の一人
ホセ・パロミノ(1755-1810):
2つのヴィオラを伴う6つの弦楽五重奏曲(1780)から
第1番/第2番/第3番
録音:2010年6月、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア・フィルハーモニー管弦楽団本部 |
オルナティ弦楽四重奏曲
セルヒオ・マレロ、アドリアン・マレロ(ヴァイオリン)
アドリアナ・イリエバ(ヴィオラ) カルロス・リベロ(チェロ)
ホセ・アルバルド(ヴィオラ) |
モーツァルトより一年早く生まれ、ボッケリーニやハイドンの同時代人でもあるホセ・パロミノ。現在では知られざる存在と言えますが、18世紀後半のスペイン音楽において最も注目すべき作曲家の一人とされています。マドリードに生まれ、父フランシスコ・マリアノ・パロミノにヴァイオリンを、アントニオ・ロドリゲス・デ・イタ(1722-1787)に作曲を師事、15歳の若さで王宮礼拝堂楽団の第1ヴァイオリン奏者となりました。パロミノの弦楽五重奏曲は当時のヨーロッパの室内楽においても最高水準にあり、ハイドン、モーツァルト、ボッケリーニの同編成の作品との比較には非常に興味深いものがあります。 |
VELUT−LUNA
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イタリアの高品位録音レーベル、VELUT LUNAの扱いを開始いたします。
今回は2011年新譜と古楽系の旧譜をご案内。第2回以降は新しい順にある程度のタイトル数をまとめてご案内する予定です。 |
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ヴィブラツィオーニ・コンソナンツィ(協和する振動)
トランペットとピアノのための音楽
ジャン=バティスト・アルバン(1825-1889):
「ヴェニスの謝肉祭」による幻想曲と変奏曲
アンリ・トマジ(1901-1971):三部作〔スケルツォ/ラルゴ/サルタレッロ〕
ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):田舎風/アリア
ジャン・ペヌカン:演奏会用小品
アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):エール・ド・ブラヴール
サン=サーンス(1835-1921):幻想曲変ホ長調
ジャン・フランセ(1912-1997):ソナティネ〔前奏曲/サラバンド/ジグ〕 |
アルベルト・フルゴーニ(トランペット)
イレーネ・フリーゴ(ピアノ) |
録音:2011年4月2-3、5日、プレガンツィオル(イタリア、ヴェネト州トレヴィーゾ県)、
マジステル・アレア・スタジオ |
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クラリネット・アンサンブルのための音楽
ガーシュウィン(1898-1937)/ステファノ・ベルガミーニ編曲:
「パリのアメリカ人」から ブルース
ピアソラ(1921-1992)/ステファノ・ベルガミーニ編曲:リベルタンゴ
ピート・スウェルツ(1960-)/ステファノ・ベルガミーニ編曲:
シリム、クレズマー・ラプソディ
グリーグ(1843-1907)/ジュリアーノ・フォルギエーリ編曲:
組曲「ペール・ギュント」
〔スールヴェイ[ソルヴェイグ]の歌/アニトラの踊り/朝
ペール・ギュントのセレナード/オーセの死/山の魔王の宮殿で〕
クラーク・マカリスター(1946-):In a Clearing〔行列(晩)/夜と夜明け〕
ファリャ(1876-1946)/ジュリアーノ・フォルギエーリ編曲:
「恋は魔術師」から 火祭りの踊り
バルトーク(1881-1945)/ステファノ・ベルガミーニ編曲:ルーマニア民俗舞曲集
アルフレッド・ジェイムズ・エリス/ジャコ・パストリアス/
ステファノ・ベルガミーニ編曲:ザ・チキン
録音:2011年1月8-9日、プレガンツィオル、マジステル・アレア・スタジオ |
ヌビラリア・クラリネット・アンサンブル
ジュリアーノ・フォルギエーリ(クラリネット、E♭管クラリネット)
マウリツィオ・ロッシ、
ジェンナロ・フォルミコーラ、
アンドレア・ボンディオーリ、
ロレーナ・スカッケッティ、
クリスティアン・カルツォラーリ(クラリネット)
マウリツィオ・フィオリーニ(クラリネット、アルトクラリネット)
アンドレア・ポンツィ(クラリネット、アルトクラリネット、バスクラリネット)
ステファノ・ベルガミーニ(バスクラリネット) |
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ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
ファゴット・ソナタ&チェンバロ曲集
L'Imperieuse(クラヴサン曲集第3巻 から)(**)
ファゴットと通奏低音のためのソナタ ホ短調
Op.50 No.1(+/#/**)
La Rustique(クラヴサン曲集第2巻 から)(**)
ファゴットと通奏低音のためのソナタ ト長調
Op.50 No.2(*/**)
La Veloutee(クラヴサン曲集第4巻 から)(**)
ファゴットと通奏低音のためのソナタ ニ長調
Op.50 No.3(+/#/**)
La Serenissime(クラヴサン曲集第2巻
から)(**)
ファゴットと通奏低音のためのソナタ ニ長調
Op.50 No.4(*/**)
La Marguilliere(クラヴサン曲集第1巻
から)(**)
ファゴットと通奏低音のためのソナタ ハ短調
Op.50 No.5(*/**) |
パオロ・トニョン(ファゴット(*/+))
クラウディオ・ベル(ファゴット;通奏低音パート(#))
ピエトロ・パスクイーニ(チェンバロ(**))
使用楽器:
1795年頃、リヨン、Rust & Dubois製(*)
1995年、ブティニー、O.Cottet(モデル:1760年頃、パリ、T.Prudent製)(+)
1999年、ブティニー、O.Cottet(モデル:1760年頃、パリ、T.Prudent製)(#)
2010年、ブレーシャ、William Horn製
(モデル:1638年、アントワープ、J.Ruckers/Taskin、フレンチ=フレミッシュ)(**) |
ピリオド系ファゴットの第一人者として数多くのオーケストラ、アンサンブルに引っ張り凧状態の名手パオロ・トニョンが、ラモーと並ぶフランス後期バロックの大家ボワモルティエの「ファゴットと通奏低音のための5つのソナタ
Op.50」を録音。古楽ファン、ファゴット・ファンは要注目。録音:2010年12月7-9日、プレガンツィオル、マジステル・アレア・スタジオ |
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17世紀のヴィルトゥオーゾ・ファゴット・ソナタ集
バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(1580/90頃-1638以後):
ファンタジア第10番(1638)(*)
ジョヴァンニ・アントニオ・ベルトーリ(1598-1645以後):ソナタ第1番(1645)(*)
フィリップ・フリードリヒ・ベデッカー(1607-1683):「ラ・モニカ」よるソナタ(1651)(*)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
カンツォン第7番「ラ・スペルバ」(1628)(*)
ダリオ・カステッロ(16世紀-17世紀):
ヴァイオリンとファゴットのためのソナタ第7番(1644)(+)
バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ:ファンタジア第8番(1638)(*)
不詳(G.A.S.;?-?):ソナタ(モデナ、エステ図書館所蔵の手写本より;1646)(*)
ビアージョ・マリーニ(1587-1665):2つのファゴットのためのソナタ第8番(1626)(#)
バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470-1535):
美しい処女(パオロ・トニョンによるディミニューション)(#)
バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ:ファンタジア第9番(1638)(#)
ビアージョ・マリーニ(1587-1665):2つのファゴットのためのソナタ第9番(1626)(#) |
パオロ・トニョン、
クラウディオ・ベル(バス・ドゥルツィアン[ファゴット=コリスタ])
ニコラ・ダル・マーゾ、
アレッサンドロ・バレス(ヴァイオリン)
ピエル・ルイジ・ポラート(リュート)
ピエトロ・プロッセル(テオルボ)
ピエトロ・パスクイーニ(ヴァージナル) |
ファゴットの前身楽器バス・ドゥルツィアンの魅力とパオロ・トニョンの技巧を堪能できる一枚。古楽ファン、ファゴット・ファンは要注目。録音:1997年1-2月、パドヴァ(イタリア)、聖母マリアの下僕会教会礼拝堂(*)
1996年5月、パラッツォ・ピニャーノ(イタリア、ロンバルディア州クレモナ県)、
聖マルティノ教区司祭教会(+) 2009年3月、プレガンツィオル、マジステル・スタジオ(#)
使用楽器:1993年、ギュータースロー(ドイツ)、
B.Junghanel製(モデル:時期不詳、ベルリンの製作家による) |
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ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764):
12の合奏協奏曲 Op.1 (Vol.1)
第1番ヘ長調/第2番ハ短調/第3番ヘ長調
第4番ホ短調/第5番ニ長調/第6番ハ短調
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ラ・フォッリーア・バロッカ
エンリコ・カザッツァ(第1ヴァイオリン・ソリスト)
マルチェッロ・スカンデッリ(チェロ・ソリスト)
シルヴィア・コッリ、
ジュリア・パンツェーリ(第2ヴァイオリン・ソロ)
エレーナ・コンフォルティーニ(ヴィオラ)
チェチーリア・ミコリ、
コゼッタ・ポンテ、
スティーヴン・スレイド、
アレッサンドロ・ヴェスコーヴィ(ヴァイオリン・リピエーノ)
アレッショ・デ・パオリ(コントラバス)
ジョルジョ・ファッブリ(チェンバロ)
アレッサンドロ・バレス(ミュージカル・アシスタント) |
エウローパ・ガランテ等のピリオド楽器オーケストラで活躍したエンリコ・カザッツァ(カルロ・キアラッパ、グランコ・グッリ、ジュリアーノ・カルミニョーラに師事)らを中心に創設されたラ・フォッリーア・バロッカのデビューCD。録音:2006年11月2-5日、サルニコ(イタリア、ロンバルディア州ベルガモ県) |
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ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764):
12の合奏協奏曲 Op.1 (Vol.2)
第7番ヘ長調/第8番ヘ短調/第9番ニ長調
第10番ハ長調/第11番ハ短調/第12番ト短調
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ラ・フォッリーア・バロッカ
エンリコ・カザッツァ(第1ヴァイオリン・ソリスト)
マルチェッロ・スカンデッリ(チェロ・ソリスト)
ラウラ・カヴァッツィーティ、
伊左治道生、
コゼッタ・ポンテ(第2ヴァイオリン・ソロ)
エレーナ・コンフォルティーニ(第1ヴィオラ・ソリスト)
アリーチェ・ビザンティ(第2ヴィオラ・ソリスト)
スティーヴン・スレイド、
ウルリケ・スローヴィク、
アレッサンドロ・ヴェスコーヴィ(ヴァイオリン・リピエーノ)
アレッショ・デ・パオリ(コントラバス)
ジョルジョ・ファッブリ(チェンバロ) |
録音:2008年10月31日、11月1-2日、ヴィッロンゴ・サン・フラストロ
(イタリア、ロンバルディア州ベルガモ県)、ロマネスク教会 |
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クラウディオ・メルロ(1533-1604):
おお、祝福された十字架よ モテット&リチェルカーレ集
5声のための聖歌集第1巻(1578、ヴェネツィア)から
Haec est Domus Dei / Tribulationem
et dolorem / O crux benedicta
Domine, si adhuc populo / O admirabile
commercium / Hodie Spiritus Sanctus
Ricercare decimo a 4 / Hodie Spiritus
Sanctus / Tanquam aurum in fornace
Maximum hoc omnium / Vos qui reliquistis
omnia / Ricercare primo a 4
Ascendes Christus in altum / Ascendes
Christus in altum / Sancte et Justi
Ave Maria / Ricercare vigesimo a 4
/ Pax vobis, ego sum
Haec est Virgo prudens / Gaude, felix
parens Hispania |
クオニアム(ドゥルツィアン・アンサンブル)
パオロ・トニョン(ソプラノドゥルツィアン、ディレクター)
マルコ・フェッラーリ(アルトドゥルツィアン)
ダンテ・ベルナルディ、
フランコ・ペルフェッティ(テナードゥルツィアン)
ステファノ・ソマルヴィコ・ベルクイエル(バス・ドゥルツィアン[ファゴット=コリスタ])
ヴィットーリオ・ツァノン(オルガン)
デ・ラビリント(声楽アンサンブル)
ナディア・カリスティ(ソプラノ)
ブロニスラヴァ・ファリンスカ(アルト)
ファビオ・フルナーリ、
マルコ・スカヴァッツァ’(テノール)
ヴァルテル・テストリン(バス、ディレクター) |
珍しいドゥルツィアン(ファゴットの前身楽器バス・ドゥルツィアンを低音系に持つダブルリード管楽器)のアンサンブルによる演奏をメインとするアルバム。録音:2000年12月6-8日、キュッパーノ(イタリア、ヴェネト州ヴィチェンツァ県)、市立ホール |
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トバイアス・ヒューム(1569頃-1645):
ヴィオル独奏のためのエア集第1巻 から
Harke, Harke / Peters Pleasure &
The second part
Twickendlum Twickeldum / A Humorous
Pavan / A Galliard 3
A Meditation / A Merry Conceite / A
Carels humour
A Souldiers Maske / Souldiers March
A Caveleiros humor & The second
part / A Souldier's Gailard
Give you good morrowe Madam
My Mistresse humor when she hath &
The second part
Tom & Mistresse fine / My Mistress
hath a pretty thing
She loves it well / Hit it in the middle
Polish Ayre / Polish Vilanel / Polish
Ayre / Polish Vilanel
The Duke Holstone Almayne / Duke John
of Polland his Gaillard
The Lord Beccus Almayne
Beccus, an Hungarian Lord, his daughter
& The second part |
ブルーノ・レ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
録音:2005年3月11-13日月、プレガンツィオル、マジステル・スタジオ
使用楽器:17世紀、イタリア、不詳作者製 |
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